議事ロックス -地方議会議事録検索-


鹿児島県 南九州市

平成 22年 第 2回定例会( 3月) 02月23日−01号




平成 22年 第 2回定例会( 3月) − 02月23日−01号









平成 22年 第 2回定例会( 3月)



 平成22年第2回定例会会期表

 1.会期日程表
月   日曜日       程
 2・23火 本 会 議(開会)
 2・24水 休  会
 2・25木 休  会
 2・26金 休  会 議会運営委員会
 2・27土 休  会
 2・28日 休  会
 3・ 1月 常任委員会
 3・ 2火 常任委員会
 3・ 3水 休  会
 3・ 4木 休  会
 3・ 5金 休  会
 3・ 6土 休  会
 3・ 7日 休  会
 3・ 8月 本 会 議
 3・ 9火 本 会 議
 3・10水 休  会
 3・11木 休  会
 3・12金 常任委員会
 3・13土 休  会
 3・14日 休  会
 3・15月 常任委員会
 3・16火 休  会
 3・17水 常任委員会
 3・18木 常任委員会
 3・19金 休  会
 3・20土 休  会
 3・21日 休  会
 3・22月 休  会
 3・23火 休  会
 3・24水 休  会
 3・25木 休  会
 3・26金 本会議(閉会)





 1.付議事件
 議案第 2号 南九州市国民保護協議会条例等の一部を改正する条例の制定について  (原案可決)
 議案第 3号 南九州市職員の勤務時間,休暇等に関する条例及び南九州市職員の給与に
        関する条例の一部を改正する条例の制定について           (原案可決)
 議案第 4号 南九州市長及び副市長の給与等に関する条例及び南九州市教育長の給与,
        勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について     (原案可決)
 議案第 5号 南九州市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定に
        ついて                              (原案可決)
 議案第 6号 南九州市違法駐車等の防止に関する条例の一部を改正する条例の制定につ
        いて                               (原案可決)
 議案第 7号 南九州市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について      (原案可決)
 議案第 8号 平成21年度南九州市一般会計補正予算(第9号)          (原案可決)
 議案第 9号 平成21年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)  (原案可決)
 議案第10号 平成21年度南九州市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)    (原案可決)
 議案第11号 平成21年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)   (原案可決)
 議案第12号 平成21年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)    (原案可決)
 議案第13号 平成21年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)    (原案可決)
 議案第14号 平成21年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)   (原案可決)
 議案第15号 平成21年度南九州市水道事業会計補正予算(第3号)        (原案可決)
 議案第16号 南九州市情報公開条例の一部を改正する条例の制定について      (原案可決)
 議案第17号 南九州市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定に
        ついて                              (原案可決)
 議案第18号 南九州市公民館条例の一部を改正する条例の制定について       (原案可決)
 議案第19号 南九州市公営住宅条例の一部を改正する条例の制定について      (原案可決)
 議案第20号 南九州市一般住宅条例の一部を改正する条例の制定について      (原案可決)
 議案第21号 平成22年度南九州市一般会計予算                 (原案可決)
 議案第22号 平成22年度南九州市国民健康保険事業特別会計予算         (原案可決)
 議案第23号 平成22年度南九州市老人保健事業特別会計予算           (原案可決)
 議案第24号 平成22年度南九州市後期高齢者医療特別会計予算          (原案可決)
 議案第25号 平成22年度南九州市介護保険事業特別会計予算           (原案可決)
 議案第26号 平成22年度南九州市簡易水道事業特別会計予算           (原案可決)
 議案第27号 平成22年度南九州市農業集落排水事業特別会計予算         (原案可決)
 議案第28号 平成22年度南九州市公共下水道事業特別会計予算          (原案可決)
 議案第29号 平成22年度南九州市水道事業会計予算               (原案可決)
 議案第30号 川辺小学校東側校舎耐震補強及び大規模改造工事請負契約の締結について(原案可決)
 議案第31号 南九州市国民健康保険高額療養資金貸付基金条例及び南九州市奨学金貸付
        基金条例の一部を改正する条例の制定について            (原案可決)
 議案第32号 和解及び損害賠償の額を定めることについて             (原案可決)
 議案第33号 和解及び損害賠償の額を定めることについて             (原案可決)
 議案第34号 平成21年度南九州市一般会計補正予算(第10号)         (原案可決)
 議案第35号 南九州市夢・風の里アグリランドえい条例の一部を改正する条例の制定に
        ついて                              (原案可決)
 発議第 1号 交通事故防止に関する決議について                 (原案可決)
 発議第 2号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書について        (原案可決)
 選挙第 1号 鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙
 陳情第 1号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める陳情書              (採択)
 諮問第 1号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて       (適任)
 諮問第 2号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて       (適任)
 諮問第 3号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて       (適任)
 学校給食センター建設調査の件




 本会議1号     (2月23日)
   出席議員     24名
1番議員  峯 苫 勝 範        13番議員  内 匠 秋 夫
2番議員  菊 永 忠 行        14番議員  山 下 つきみ
3番議員  山 本 森 満        15番議員  柚 木 茂 樹
4番議員  浜 田 茂 久        16番議員  松久保 正 毅
5番議員  大 薗 秀 己        17番議員  蔵 元 慎 一
6番議員  田 畑 浩一郎        18番議員  塗 木 弘 幸
7番議員  深 町 幸 子        19番議員  薗 田   誠
8番議員  竹 迫   毅        20番議員  加治佐 民 生
9番議員  永 吉 義 輝        21番議員  下 窪 一 輝
10番議員  東   兼 喜        22番議員  西   良 仁
11番議員  今 吉 賢 二        23番議員  森 田 隆 志
12番議員  満 留 秀 昭        24番議員  田之脇   厚
   欠席議員     0名
───────────────────────────────────
 地方自治法第121条による出席者
市     長  霜 出 勘 平    行政改革推進室長  吉 永 正 博
副  市  長  鶴 田 康 夫    商工観光課長    田 代 良 民
副  市  長  山 内 廣 行    知覧特攻平和会館長 松 元   正
教  育  長  小 野 義 記    市民生活課長    折 田 盛 彦
総務部長兼知覧
    支所長  海江田   操    福祉課長      君 野 悦 郎
市民福祉部長   有 水 秀 男    農林水産課長    東   利 文
農林水産部長   伊瀬知 正 人    耕地課長      山 下 由 海
建設部長     大 坪 三 郎    茶業課長      鮫 島 信 行
会計管理者    新 留 和 人    建築住宅課長    厚 村 善 人
教育部長     和 田 二三男    水道課長      神 薗   誠
頴娃支所長    永 谷 岩 男    教育総務課長    小 園 和 幸
川辺支所長    土 喰 行 夫    学校教育課長    大 木 節 夫
総務課長     中木原 重 孝    社会教育課長    鬼 塚   仁
危機管理室長   有 村 壽 内    公民館長兼図書館長 古 市 博 信
財政課長     上 野 勝 郎    川辺支所建設課長  東     篤
企画課長     金 田 憲 明                   
───────────────────────────────────
 事務局職員出席者





事務局長  中 薗 浩 二    議事係長  浜 田 純 一
庶務係長  堂 園 政 利    議事 係  川 ? 弘一郎






第2回定例会議事日程(第1号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.会期の決定
 第 3.諸般の報告
  (1)議長報告
  (2)平成21年度(第2回)南九州市土地開発公社事業計画資金計画の変更及び予算の補正
  (3)平成22年度南九州市土地開発公社事業計画資金計画及び予算
 第 4.学校給食センター建設調査の件
 第 5.選挙第 1号
     鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙
 第 6.発議第 1号
     交通事故防止に関する決議について
 第 7.諮問第 1号
     人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
 第 8.諮問第 2号
     人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
 第 9.諮問第 3号
     人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
 第10.議案第 2号
     南九州市国民保護協議会条例等の一部を改正する条例の制定について
 第11.議案第 3号
     南九州市職員の勤務時間,休暇等に関する条例及び南九州市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 第12.議案第 4号
     南九州市長及び副市長の給与等に関する条例及び南九州市教育長の給与,勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 第13.議案第 5号
     南九州市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 第14.議案第 6号
     南九州市違法駐車等の防止に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 第15.議案第 7号
     南九州市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について
 第16.議案第 8号
     平成21年度南九州市一般会計補正予算(第9号)
 第17.議案第 9号
     平成21年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
 第18.議案第10号
     平成21年度南九州市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)
 第19.議案第11号
     平成21年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)
 第20.議案第12号
     平成21年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)
 第21.議案第13号
     平成21年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
 第22.議案第14号
     平成21年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)
 第23.議案第15号
     平成21年度南九州市水道事業会計補正予算(第3号)
 第24.議案第16号
     南九州市情報公開条例の一部を改正する条例の制定について
 第25.議案第17号
     南九州市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 第26.議案第18号
     南九州市公民館条例の一部を改正する条例の制定について
 第27.議案第19号
     南九州市公営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
 第28.議案第20号
     南九州市一般住宅条例の一部を改正する条例の制定について
 第29.議案第21号
     平成22年度南九州市一般会計予算
 第30.議案第22号
     平成22年度南九州市国民健康保険事業特別会計予算
 第31.議案第23号
     平成22年度南九州市老人保健事業特別会計予算
 第32.議案第24号
     平成22年度南九州市後期高齢者医療特別会計予算
 第33.議案第25号
     平成22年度南九州市介護保険事業特別会計予算
 第34.議案第26号
     平成22年度南九州市簡易水道事業特別会計予算
 第35.議案第27号
     平成22年度南九州市農業集落排水事業特別会計予算
 第36.議案第28号
     平成22年度南九州市公共下水道事業特別会計予算
 第37.議案第29号
     平成22年度南九州市水道事業会計予算
 第38.陳情第 1号
     改正貸金業法の早期完全施行等を求める陳情書


平成22年2月23日 午前10時0分開会





△開会



○議長(田之脇厚)  ただいまから,平成22年第2回南九州市議会定例会を開会します。

    ────────────────────



△開議



○議長(田之脇厚)  本日の会議を開きます。

    ────────────────────



△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(田之脇厚)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,議長において,山本森満議員,浜田茂久議員を指名します。

    ────────────────────



△日程第2会期の決定



○議長(田之脇厚)  日程第2,会期の決定の件を議題にします。

 お諮りします。本定例会の会期は,本日から3月の26日までの32日間にしたいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。会期は,本日から3月26日までの32日間に決定しました。

    ────────────────────



△日程第3諸般の報告



○議長(田之脇厚)  日程第3,諸般の報告を行います。

 まず,議長報告については印刷して配付しておきましたので御了承願います。

 また,市長から平成21年度第2回南九州市土地開発公社事業計画資金計画の変更及び予算の補正並びに平成22年度南九州市土地開発公社事業計画資金計画及び予算の提出があり,配付しておきましたので御了承願います。

    ────────────────────



△日程第4学校給食センター建設調査の件



○議長(田之脇厚)  日程第4,学校給食センター建設調査の件を議題とします。

 学校給食センター建設調査特別委員長の報告を求めます。

  [学校給食センター建設調査特別委員長今吉賢二議員登壇]



◎学校給食センター建設調査特別委員長(今吉賢二)  おはようございます。学校給食センター建設調査特別委員会が実施した調査の経過と結果を御報告申し上げます。

 当議会は,議会全員協議会で執行部から学校給食センターの建設計画について報告を受けましたが,統合新設と既存施設の改造・改修の事業費比較や現在の雇用者の身分保障はどのようになるのかなどについて議会に明確に説明されず,情報提供の少ない中,建設計画が進められていることから,これらを調査するため特別委員会を設置し,委員会を5回開催したところであります。

 当委員会は,平成21年12月22日,第1回目を開催し,今後の調査日程などについて協議を行い,また12月28日の第2回委員会は,執行部の出席を求め,市内3学校給食センターの現地調査を行っております。

 頴娃学校給食センターは,昭和48年に設立され,敷地面積2,103平方メートル,鉄骨スレート平屋造りで,建築面積471平方メートル,給食数1,193食で,調理は直営,配送業務は委託で行っております。

 次に,知覧学校給食センターは,昭和44年に設立され,平成元年度に改築し,敷地面積2,015.87平方メートル,鉄骨スレート造りの建築面積582.61平方メートル,給食数1,181食で,大成ビルサービスに調理,配送業務などを委託しております。

 次に,川辺学校給食センターは,昭和53年に設立され,敷地面積2,265.25平方メートル,鉄骨スレート造りの建築面積797.4平方メートル,給食数1,268食で,川辺学校給食会に調理,配送業務などを委託しております。

 委員会としては,3学校給食センターの中で,頴娃学校給食センターは,雑排水処理対策の浄化施設や天井がなく,また老朽化が著しいなど,特に早急な対応が望まれることを確認したところであります。

 委員会は,本市3学校給食センターの現状を把握した後,第3回委員会を1月13日に開催し,鹿屋市及び志布志市の学校給食センターについて視察研修を実施しております。

 まず,鹿屋市立南部学校給食センターについて申し上げます。

 当センターは,鹿屋地区の24小中学校を対象として,平成21年10月に着工し,現在建設中でありますが,鉄骨造りの建築面積2,732.8平方メートル,調理能力は1日6,000食のドライシステム方式で,調理・配送業務などは民間委託の予定とのことでありました。

 事業費約17億2,600万円のうち,各学校受配施設改修費,土地購入費,配送車両購入費,文化財発掘調査費などに要する経費を除く,実質建設にかかる事業費は約14億1,300万円となっております。

 委員から,残された給食センターの利活用や雇用されている方々の処遇について説明を求めたところ,2センターは老朽化が進んでおり,使えない。また,雇用者は10年前からの建設計画であり,職員を補充しないでパート,嘱託に移行しており,意向調査として働く意志があれば委託業者に働きかけたいとのことでありました。

 委員から,地産地消について説明を求めたところ,JAや商工会議所などの理解を得るため,地産地消協議会を立ち上げ,全体会議や品目ごとの分科会を開催し,十分な協議を行ったとのことでありました。

 次に,志布志市立学校給食センターについて申し上げます。

 当センターは,小学校14校,中学校6校,幼稚園1園を対象として,平成20年9月から給食を開始し,鉄骨造りの建築面積2,148平方メートル,調理能力は1日3,000食のドライシステム方式で,調理は嘱託調理員による直営,配送業務はシルバー人材センターに委託しております。

 事業費約8億6,700万円のうち,配送車両購入費及び受配施設改修費に要する費用を除く,実質建設に係る事業費は約8億1,900万円となっております。

 委員から,2カ所の給食センターで運営していることについて説明を求めたところ,松山学校給食センターは,平成2年に建設され,1,000食対応のドライシステム方式である。新設された給食センターは3,000食対応で,2つのセンターで現在の給食人数に対応でき,今後の児童,生徒数の減少を考えると,将来は松山学校給食センターを閉鎖し,新設のセンターで賄いたいとのことでありました。

 委員から,地産地消について説明を求めたところ,志布志市立学校給食センターは,地元産56%,県内産20%,計76%が県内産であり,松山学校給食センターは,地元産59.3%,県内産18.8%,計78.1%が県内産である。地元産だけでは安定的な食材が1年を通して納入できず,献立に影響が出ることから県産県消というスタンスで考えているとのことでありました。

 委員から,特産品活用学校給食事業について説明を求めたところ,牛肉,豚肉,ハモ,ウナギ,メロン,米などの地元産を活用しやすいように市が助成してるとのことでありました。

 なお,本市学校給食センターは,小学校21校,中学校5校,幼稚園2園を対象として,鉄骨造りで建築面積2,518平方メートル,調理能力は1日3,500食で,事業費約13億300万円となっております。

 本市学校給食センターの現状把握及び先進地視察研修などを踏まえ,1月20日に第4回委員会を,また2月9日に第5回委員会を開催し,執行部の出席を求め,調査を実施したところであります。

 委員から,旧頴娃町時代の学校給食センター建設計画についてただしたところ,旧頴娃町第4次総合振興計画の後期計画において,実施計画として総事業費3億1,300万円で計画されていたが,財政的な面などもあり先送りになった経緯があるとの答弁でありました。

 委員から,厨房システム機種選定に当たりプロポーザル方式を採用し,業者を選定した経緯についてただしたところ,学校給食センター整備計画検討委員会の先進地視察研修先がプロポーザル方式を利用していた。業者選定については,専門性を有する事業の場合,価格の安さだけで選定することは使い勝手が悪いこと等もあり,過去に実績のある業者から選定するプロポーザル方式が有利だと考えた。厨房システム機種が決定されないと,給食センター本体の建設計画が先に進まないため,指名推薦委員会において5業者を指名した。なお,選定に当たっては,現場で働いている調理員,栄養士の意見を参考に業者を決定したとの答弁でありました。

 委員から,学校給食センターを改修した場合の検討及び残された3カ所の土地の活用策について説明を求めたところ,学校給食衛生管理基準が厳しくなり,各センターともこの基準に沿った施設とはなっておらず,現在地での3施設の改修では対応できないため,3センターを全面的に新築した場合の検討をした。統合した場合の各センターの敷地の活用策については,他の部局とも協議し,今後慎重に検討していきたいとの答弁でありました。

 委員から,新学校給食センターの運営及び川辺学校給食会の対応についてただしたところ,調理,配送業務は民間委託としたい。また,川辺学校給食会とも話を進めているが,統合した場合には大成ビルサービスを含め,雇用が図られ解決できるような方向で考えているとの答弁でありました。

 委員から,新学校給食センター事業費の財源内訳について説明を求めたところ,国の安心・安全な学校づくり交付金1億1,800万円,50%が交付税措置される合併推進事業債10億6,600万円及び一般財源1億1,800万円程度を見込んでいるとのことでありました。

 委員から,学校給食センター整備計画検討委員会は,保護者や一般市民の意見を集約するシステムになっているのか説明を求めたところ,委員会は,各機関及び各地域の保護者から構成されており,その方々の意見を聞いている。なお,市民からの意向調査はしていないとのことでありました。

 以上の調査結果を踏まえ,委員会は次のとおり意見などの集約を行いました。本市の学校給食センター建設計画について,まず,委員共通の見解として3点を申し上げます。

 1点目に,事業費については,視察研修した鹿屋市及び志布志市の学校給食センターの規模,内容と比較し,事業費が極めて高額となっており,事業費削減が望まれる。

 2点目に,川辺学校給食会及び大成ビルサービスの雇用者の身分保障及び雇用を確保すること。

 3点目に,学校給食センターにとって安心安全な食材の確保は基本である。また,地産地消の取り組みは,食育や地元食材の活用面からも極めて重要であるが,市民,生産者団体,商工会及び農協など関係機関との協議の場がなく,理解が得られていない実情であり,十分な協議を求める。

 次に,各委員からの個別の意見を申し上げます。

 まず,3給食センターとも老朽化が著しいことや,行財政改革の観点から3給食センターを1カ所に統合して建設すべきである。

 次に,頴娃学校給食センターは老朽化が著しいことから,新たに建設することとし,残りの2給食センターは施設改修により,3地域にセンターを維持すべきである。

 次に,鹿屋市立南部学校給食センターは10年かけて計画し,建設に着手しているが,本市の建設計画はPTAや地域住民の意見を取り入れずに,建設を急ぎ過ぎてはいないか。

 次に,執行部は,新衛生管理基準に適合しないので衛生上の問題があり,給食センターを新たに建設するということでドライシステム方式を前提で進めている。ウェットシステムについては,ドライ運用を図ることで新衛生管理基準に適合することから,短期間の検討で,事業費13億円という事業着手は財政を圧迫することとなり,少ない経費で改善を検討して,一本化は中期的な視点に立ち,進めるべきである。

 次に,予算が決定していないのにプロポーザルにより業者が内定しているが,本来は予算が議決されてから選考委員会を設置して内部検討すべきである。また,選考委員会の回数も少なく,このような進め方は適正であるべき業者選定において誤解を招くおそれがある。

 次に,財源充当に当たっては,過疎債を含め,十分協議し,より有利な事業を導入すること。

 次に,学校給食センター建設に当たり,議会への情報提供が少な過ぎる。住民から質問を受けても,それに答えるだけの資料がないため,住民への説明もできない。

 以上,共通の見解及び個別の意見を述べてまいりましたが,議員各位により見解が異なることもあり,学校給食センター建設の是非などについては特別委員会としての判断を示さなかったところであります。

 これで,学校給食センター建設調査特別委員会の報告を終わります。



○議長(田之脇厚)  これをもって,学校給食センター建設調査特別委員長の報告を終わります。

 これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。

 しばらく休憩します。

午前10時19分休憩

───────────

午前10時20分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。

 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 これから討論を行います。まず,報告に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,報告に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから学校給食センター建設調査の件を採決します。この表決は起立によって行います。学校給食センター建設調査の件については,委員長の報告のとおり了承することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。学校給食センター建設調査の件については,委員長の報告のとおり了承されました。

 これをもって学校給食センター建設調査を終了します。

    ────────────────────



△日程第5選挙第1号鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙



○議長(田之脇厚)  日程第5,選挙第1号鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。

 今回,鹿児島県後期高齢者医療広域連合会議会議員の市議会議員区分に2人の欠員が生じたため,候補者受け付けの告示を行い,届け出を締め切ったところ,3人の候補者がありましたので,広域連合規約第8条第2項の規定により,選挙を行います。

 この選挙は,同条第4項の規定により,すべての市議会の選挙における得票総数の多い順に当選人を決定することになりますので,会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち,当選人の報告及び当選人の告知は行えません。

 そこで,お諮りします。選挙結果の報告については,会議規則第32条第1項の規定にかかわらず,有効投票のうち,候補者の得票数までを報告することにしたいと思いますが,御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。したがって,選挙結果の報告については,会議規則第32条第1項の規定にかかわらず,有効投票のうち候補者の得票数までを報告することに決定しました。

 選挙は投票で行います。

 議場の出入り口を閉めます。

  [議場閉鎖]



○議長(田之脇厚)  ただいまの出席議員数は24人です。

 次に,立会人を指名します。

 会議規則第31条第2項の規定によって,立会人に大薗秀己議員,田畑浩一郎議員を指名します。

 候補者名簿を配ります。

  [候補者名簿配付]



○議長(田之脇厚)  候補者名簿の配付漏れはありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  配付漏れなしと認めます。

 投票用紙を配ります。

 念のため申し上げます。投票は単記無記名です。

  [投票用紙配付]



○議長(田之脇厚)  投票用紙の配付漏れはありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  配付漏れなしと認めます。

 投票箱を点検します。

  [投票箱点検]



○議長(田之脇厚)  異状なしと認めます。

 ただいまから投票を行います。

 1番議員から順番に投票願います。




  [議員投票]
    ────────────────────
       1番  峯 苫 勝 範 議員     2番  菊 永 忠 行 議員
       3番  山 本 森 満 議員     4番  浜 田 茂 久 議員
       5番  大 薗 秀 己 議員     6番  田 畑 浩一郎 議員
       7番  深 町 幸 子 議員     8番  竹 迫   毅 議員
       9番  永 吉 義 輝 議員     10番  東   兼 喜 議員
       11番  今 吉 賢 二 議員     12番  満 留 秀 昭 議員
       13番  内 匠 秋 夫 議員     14番  山 下 つきみ 議員
       15番  柚 木 茂 樹 議員     16番  松久保 正 毅 議員
       17番  蔵 元 慎 一 議員     18番  塗 木 弘 幸 議員
       19番  薗 田   誠 議員     20番  加治佐 民 生 議員
       21番  下 窪 一 輝 議員     22番  西   良 仁 議員
       23番  森 田 隆 志 議員     24番  田之脇   厚 議員
    ────────────────────






○議長(田之脇厚)  投票漏れはありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  投票漏れなしと認めます。

 投票を終わります。

 開票を行います。

 大薗秀己議員,田畑浩一郎議員,開票の立ち会いをお願いします。

  [開票]



○議長(田之脇厚)  選挙の結果を報告します。

 投票総数24票,有効投票24票,有効投票のうち池田守議員20票,大津亮二議員2票,崎田信正議員2票,以上のとおりであります。

 議場の出入り口を開きます。

  [議場開鎖]

    ────────────────────



△日程第6発議第1号交通事故防止に関する決議について



○議長(田之脇厚)  日程第6,発議第1号交通事故防止に関する決議についてを議題とします。

 本案について趣旨説明を求めます。



◎議員(森田隆志)  今回,交通事故防止に関して議会の意向を表明するため,決議案を提出したものであります。よって,ここで朗読して決議文といたします。

 交通事故防止に関する決議,昨年,県下の交通事故による死者は101人で,前年よりプラス13人と大幅に増加している。本市においては,昨年3人の方が交通事故で亡くなったほか,本年1人の方が既に交通事故の犠牲になっており,交通死亡事故を初めとする交通事故防止は喫緊の課題である。安全で安心して暮らすことができる地域社会を実現することは,市民の付託を受けた我々の重大な責務である。交通死亡事故は一瞬にして大切な命を奪い,その家族や知人,友人を深い悲しみに陥らせることから,市民が悲惨な交通事故に遭わないため,市民と一体となった交通安全への取り組みが重要である。よって,本市議会は市民の安全で安心な暮らしを守る立場から,日本一交通事故の少ないまちを目指し,警察や関係機関,団体と連携し,市民と一体となって交通事故防止に対する姿勢を明確にするとともに,すべての市民が交通事故の被害に遭わない,起こさないための防止策を積極的に推進することを決意するものである。以上,決議する。平成22年2月23日,南九州市議会。



○議長(田之脇厚)  これをもって趣旨説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから発議第1号を採決します。この表決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。発議第1号は,原案のとおり可決されました。

    ────────────────────



△日程第7―日程第9

         諮問第1号―諮問第3号一括上程



○議長(田之脇厚)  日程第7,諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてから,日程第9,諮問第3号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてまでの以上3件を一括議題とします。

 本件について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  おはようございます。本定例会,長期にわたりますが,どうかよろしくお願いを申し上げます。

 それでは,諮問第1号から諮問第3号まで,人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについての提出理由の説明を申し上げます。

 まず,諮問第1号,本件は,人権擁護委員,東耕司氏が平成21年12月31日付で任期満了となっていましたが,人権擁護委員法第9条の規定により後任委員が決定するまでの間,現委員がその職務を行うこととなっております。

 今回,その後任に川辺町野崎642番地1,安山茂氏を候補者として推薦したいので,人権擁護委員法第6条第3項の規定により,議会の意見を求めるものでございます。

 次に,諮問第2号,本件は,人権擁護委員,上村敏子氏が平成22年6月30日で任期満了となるため,引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦したいので,人権擁護委員法第6条第3項の規定により,議会の意見を求めるものでございます。

 次に,諮問第3号,本件は,人権擁護委員,浮辺泰祐氏が平成22年6月30日で任期満了となるため,引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦したいので,人権擁護委員法第6条第3項の規定により,議会の意見を求めるものでございます。

 よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから諮問第1号から諮問第3号までの以上3件について一括して質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。本件については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから諮問第1号について討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから諮問第1号を採決します。

 お諮りします。本件については,議会の意見は適任であると答申することに御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。諮問第1号については,議会の意見は適任であると答申することに決定しました。

 これから諮問第2号について討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから諮問第2号を採決します。

 お諮りします。本件については,議会の意見は適任であると答申することに御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。諮問第2号については,議会の意見は適任であると答申することに決定しました。

 これから諮問第3号について討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから諮問第3号を採決します。

 お諮りします。本件については,議会の意見は適任であると答申することに御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。諮問第3号については,議会の意見は適任であると答申することに決定しました。

    ────────────────────



△日程第10―日程第15

         議案第2号―議案第7号一括上程



○議長(田之脇厚)  日程第10,議案第2号南九州市国民保護協議会条例等の一部を改正する条例の制定についてから,日程第15,議案第7号南九州市立保育所条例の一部を改正する条例の制定についてまでの以上6件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第2号南九州市国民保護協議会条例等の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,平成22年4月からの組織再編に伴い,課・室の名称が変更されるため,所要の改正をしようとするもので,危機管理室を総務課に,行政改革推進室を企画課にそれぞれ併合し,市民生活課を市民生活課と健康増進課に分けることから,それぞれの条例の整備を行おうとするものであります。

 次に,議案第3号南九州市職員の勤務時間,休暇等に関する条例及び南九州市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。

 本案は,国家公務員に適用されます一般職の職員の勤務時間,休暇等に関する法律及び一般職の職員の給与に関する法律が改正され,平成22年4月1日から施行されることから,1カ月に60時間を超える時間外勤務手当の支給率の引き上げ及び時間外勤務代休時間の新設等について,関係条例を改正するものであります。

 まず,南九州市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部改正の内容につきましては,1カ月60時間を超える時間外勤務手当の支給率引き上げにかわり,時間外勤務代休時間を指定することができることなどの改正内容となっております。

 次に,南九州市職員の給与に関する条例の一部改正につきましては,現行の時間外勤務手当の支給率は,平日の時間外勤務の場合,1時間当たりの単価に100分の125,平日の深夜であれば100分の150の率を乗じておりましたが,1カ月60時間を超えて勤務した時間につきましては,平日であれば100分の150,平日の深夜であれば100分の175の率を乗じて時間外勤務手当を支給する改正内容となっております。

 なお,この支給率の引き上げにつきましては,時間外勤務代休時間を指定した場合は適用しないものとなっております。

 また,この改正条例につきましては,国家公務員に準じて,平成22年4月1日から施行するものであります。

 次に,議案第4号南九州市長及び副市長の給与等に関する条例及び南九州市教育長の給与,勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。

 本案は,予算編成に当たり,財政の健全化の一環として市長,副市長及び教育長の給料月額を減額するため,所要の改正をしようとするものであります。

 改正の内容としましては,条例本則から,市長については10%を減額し,74万4,300円に,副市長につきましては5%を減額し,61万8,400円に,教育長につきましては3%を減額し,59万4,600円に改正するものでございます。

 なお,期間につきましては,平成22年4月1日から平成23年3月31日までとし,関係条例の改正を提案するものであります。

 また,現在,職員の管理職手当を10%減額しておりますが,これにつきましても,さらに期間を1年延長する改正規則を制定する予定であります。

 次に,議案第5号南九州市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。

 本案は,えい秀峰園を4月1日より民間移管することに伴い,所要の改正をしようとするものであります。

 改正の内容につきましては,えい秀峰園に勤務する職員の特殊勤務手当に関する規定を削除するものであります。

 次に,議案第6号南九州市違法駐車等の防止に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。

 本案は,道路交通法の一部を改正する法律が施行されることに伴い,新たに高齢運転者等専用駐車区間制度の導入がされるため,所要の改正をしようとするものでございます。

 道路交通法の一部を改正する法律は,昨年4月24日公布されて,本年4月19日に施行されることから,対象となる条文の改正,追加をするものでございます。

 次に,議案第7号南九州市立保育所条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。

 本案は,市立上山田保育所の移転建設に伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 改正内容につきましては,名称を市立上山田保育所から市立かつめ保育所へ,位置を南九州市川辺町上山田7,846番地から南九州市川辺町中山田1,884番地へ変更することに伴い改正するものであります。

 以上で,議案第2号から議案第7号までの提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから議案第2号南九州市国民保護協議会条例等の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。

 発言の通告がありましたので,これを許します。



◆議員(柚木茂樹)  議案第2号について質疑いたします。

 この議案綴りの8ページなんですけど,その真ん中より上段の第2行のところに行政改革推進室を企画課に改めるとありますが,これはどういう考え方に基づいてそういうふうになったのかという質問なんですが,確認しますが,行政改革室は,もうこの際取りやめて,企画で行革に関して当たると,こういう確認を含めて御答弁頂きたいと思います。



◎行革推進室長(吉永正博)  ただいま質問のありました行政改革推進室を企画課へ改める理由についてでございますが,議案にありますように行革推進室を企画課に改める理由につきましては,行政改革大綱の集中改革プランによる平成22年4月からの組織改編に当たりまして,少人数課を統廃合して組織のスリム化を図るために行政改革推進室を廃止し,企画課に統合して,今後の事務を引き継ぎながら行政改革委員会の業務等を行なうために今回,行政改革推進委員会設置条例の第7条の行政改革推進室を企画課に改めるものであります。

 終わります。



◆議員(柚木茂樹)  要するに,行政改革推進室は今回,廃止して,企画課で担当すると,こういうことのようでありますが,質疑ですから,このくらいで留め置きますが,企画課では専門担当といいますか,今まで行政改革推進室は何人担当しておられて,集中改革プランに基づいて行革進めてきたと。行政改革推進室が主になって進めてきたと,こういうことだろうと思ってるんだけれども,今度改める,企画課に統合することでは,行政改革室は何人で当たっとって,どれぐらいのスリム化になっていくのか。果たしてこれで行革が進むのかという,後退するんじゃないかと危惧がありますが,そういう点で質問を終わって,その点について人数について質疑いたします。



◎行革推進室長(吉永正博)  行政改革推進室は,当初4人で出発しましたけども,現在,係長と私の2人でやっております。今後,企画課に統合されますと業務は行政改革推進係という係の名のもとに,それぞれ企画課内で連携した業務としてやっていけるように分掌等も考えながらやっていくことになっております。

 以上です。



○議長(田之脇厚)  他に質疑ありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第2号を採決します。この表決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第2号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第3号南九州市職員の勤務時間,休暇等に関する条例及び南九州市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。

 発言の通告がありましたので,これを許可します。



◆議員(柚木茂樹)  これ,勤務時間手当の改正ということだと思いますが,冒頭確認しておきますが,現行では100分の20を掛けた,乗じた,乗じたって言ったっけ,掛けた額で,今回は100分の50に上がるということなのか,まずお答えいただきたい。

 それで,先に通告にありました内容は改正の考え方を述べてほしいということ,近隣市町村はどのような,この改正でどのような時間外手当率になってるかということ。また,本市の民間の時間外手当はどのように把握し,どの程度に当たる,なってるのかという,まず3点をお尋ねします。



◎総務課長(中木原重孝)  南九州市職員の勤務時間,休暇等に関する条例及び南九州市職員の給与に関する条例の一部改正でございますが,まず,今回の改正の考え方を述べさせていただきます。

 総務省の労働力調査によりますと,平成20年の労働時間の現状は,特に子育て世代の男性,30代でございますが,この時間外労働の割合が高くなっており,労働者の健康を保持しながら労働以外の生活のための時間を確保して働くことができるよう,労働環境を整備するということが重要な課題となっております。このため長時間労働者を抑制し,労働者の健康を確保するとともに,仕事と生活の調和のとれた社会を実現することを目的とした労働基準法が改正されたところでございます。改正内容につきましては,1カ月60時間を超える時間外労働に対しまして100分の150以上の率で計算した割り増し賃金を支払うということで,通常100分の125であったわけですが,ここで150に割り増しされるということです。

 それから,割り増しにかえて代休時間を任命権者が指定できるということになっております。これに伴いまして国家公務員に適用されます一般職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律及び人事院規則の一部改正で,1カ月60時間を超える時間外勤務に対しまして,22年の4月1日から,先ほど申し上げました100分の150の率で支払うことと,時間外代休時間が指定できること等の内容で施行されます。そういうことで,本市の関係条例も改正するものでございます。

 それから,近隣市の関係ですが,どのような時間外の率かということですが,現在,現在というのは改正前のことでございますけれども,時間外勤務手当の支給率につきましては,県内18市同じ支給率になっております。60時間前,現状でいいますと,平日で100分の125,平日の深夜で100分の150,土曜日の場合で100分の135,深夜の場合が100分の160と,このような状況でございます。

 それで,ほかの市におきましても60時間を超えた分につきましては,割り増しの率は,先ほど申し上げた率と同じでございます。

 それから,民間の時間外手当率はどのような,どの程度にあるかということでございますが,民間事業所においては労働基準法で定められた率が適用されますので,先ほど申し上げました100分の125,100分の150ですね,これも法律に遵守した率で時間外勤務手当が支払われるというふうに思っております。

 また,先ほど申し上げましたとおり,60時間を超える時間外勤務手当の支給率の引き上げ等は民間事業所にも適用されるため,本市の民間の場合も同じ取り扱いとなるというふうに理解しております。

 ただし,民間事業所におきましては,事業所の規模によりまして当分の間,適用が猶予されるというものがございまして,例えば労働者数でいいますと50人以下,サービス業で100人以下,卸売業で100人以下,そのほかのものにつきましては300人以下のものの事業所におきましては,当分の間は猶予するというような,このような内容になっております。

 以上でございます。



◆議員(柚木茂樹)  法律,労働基準法は,民間もこの額でしなさいということがあるみたいです。しかし,現実にはどうなのかという質問だったわけですけれども,そこまで何か改めて法律に基づいて支払っていいですよと,こういう意味だったと思うんですよ。要は,時間外手当にはそのまちの意思で,南九州市の意思で決める,条例でもう決めるわけですから,例えばまあそういうのはできませんが,阿久根市は,いろいろ労働組合でも持っているみたいですが,児童手当はもう支給していないんじゃないですかね。まちの考えでもうしないと。要は,時間外手当に関しては,県の公務員さん,あるいは地方の公務員さんもう一つ大事なのは,民間を勘案してやっていけばいけないわけですけれども,市長に質問しますが,今回は100分の125を100分の150に上げるということでありますが,市長は労働,公務員さんの職場改善だということでありますが,民間との格差については市長はどのようなお考えお持ちでしょうか。時間外手当の。



◎市長(霜出勘平)  今回の改正は,法律の改正ということで,それに伴っての南九州市の改正になるわけでございますが,できるだけ格差はないほうがいいというふうに思っております。民間がどのような措置をとられるか,これから見守っていきたいと思いますが,まず我々については,やはり人並みに上げて,そしてそれ以上の仕事をしていただくというようなことで,このような改正を行ったところです。



◆議員(柚木茂樹)  ごめんなさい,もう一点。もう一点,課長にお尋ねしますが,今,市長は法律に伴って改正だとおっしゃいますが,これは必ずそういう改正しなければ,何か現実に罰則でもあるような,そういう法律なんですか。だったら,時間外手当も含めて自分たちのそのまちで決定できるような解釈でおりますが,私の考え方間違いでしょうか。



○議長(田之脇厚)  市長。



◆議員(柚木茂樹)  いやいや,課長でいいんじゃない,市長ではなくて。もう課長がいい,専門的な分だから。特に市長が答弁しなくてそれでいいですよ。必ず守らんにゃいかん話かっていうこと。



◎総務課長(中木原重孝)  地方公務員におきましても,やはり労基法を基準とされたところでなされているというふうに理解しておりますので,それに準じてやっぱりしていくべきだというふうに考えております。



○議長(田之脇厚)  他に質疑ありませんか。(「関連」と呼ぶ者あり)



◆議員(浜田茂久)  要は,地方公務員法にのっとりながら人勧の意向に沿った改革をやったという理解でいいのかな。私は,今の柚木議員の質問の中身は,地域の地域性,自守性,地方自治ですから自治にのっとった独自な考えちゅうものを,阿久根はこれはちょっと極端になってますが,そういうものを求める時代に入ったと。どう動くかというストレートな質問じゃったろうと思いますが。要は,地公法にのって労基法とプラス,最終的には人勧の法に従っているというスタンスかな。確かめですよ。



◎市長(霜出勘平)  そういった数字が示されたわけですので,やはりこれはそういったことで南九州市もそれを踏襲したほうがいいだろうというようなことでございます。



◆議員(浜田茂久)  要は,人勧の方法に乗っていくというスタンスですが,この地域の自主性,主体性っていうものは考えられなかったのかというのを含んでおりましたので,そこの部分だけでも明確な答弁をいただきたい。



◎市長(霜出勘平)  人勧の方針に従ったということで,これが南九州市の私は自主性といってもいいんじゃないかなというふうに思います。



○議長(田之脇厚)  他に質疑ありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第3号を採決します。この表決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第3号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第4号南九州市長及び副市長の給与等に関する条例及び南九州市教育長の給与,勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。質疑はありませんか。



◆議員(大薗秀己)  議案第4号について質疑します。

 提案理由で,市長は減額するということ,それから先ほど壇上では,確認したいんですけど,行政改革の一端というような言い方をされましたが,再度ここを答弁していただきたい。

 それと,本市の本当の市長,副市長,教育長の現状の給与は幾らだったのか。3月,2月,1月でもいいですね。これは当面,当分っていいますか,1年間ということになっておりますけれども,期末手当までつながるということですので,この改正で総額幾らの減額となるのかお知らせください。



◎市長(霜出勘平)  まず,1点目について,私のほうからお答えをいたしたいと思います。

 財政の健全化の一端としてこのようなことをするんだということでございますので,御理解をいただきたいというふうに思います。



◎総務課長(中木原重孝)  今回,10%ということで減額された場合の,本則で定めてある給料と比較いたしますと,市長の場合で136万5,141円,それから副市長の場合で54万3,600円,それから教育長の場合で34万808円と,このようなことになろうかと思います。



◆議員(大薗秀己)  期末手当までつながるといいんですけど,違うんですかね。これは給与だけの減額であると思うんですが,総額で年間,1年間ということですので,この計算はしておりませんか。



◎総務課長(中木原重孝)  ただいま申し上げましたのは給料と,それからいろんな手当等でございまして,期末勤勉手当や共済費の事業主負担金等も全て含まれております。



○議長(田之脇厚)  他に質疑ありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第4号を採決します。この表決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第4号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第5号南九州市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第5号を採決します。この表決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第5号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第6号南九州市違法駐車等の防止に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第6号を採決します。この表決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第6号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第7号南九州市立保育所条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第7号を採決します。この表決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第7号は原案のとおり可決されました。

 しばらく休憩します。

午前11時15分休憩

───────────

午前11時29分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。

    ────────────────────



△日程第16議案第8号平成21年度南九州市一般会計補正予算(第9号)



○議長(田之脇厚)  日程第16,議案第8号平成21年度南九州市一般会計補正予算(第9号)を議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第8号平成21年度南九州市一般会計補正予算(第9号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億9,266万円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ218億5,583万5,000円にしようとするものでございます。

 今回の補正につきましては,補助事業等の内示や事業実績見込みによる経費及び当面における経費の補正に加え,地方公共団体による地域の活性化に資するきめ細かなインフラ整備を支援するため,国の平成21年度第2次補正予算で創設された地域活性化・きめ細かな臨時交付金を財源とした緊急経済対策に係る経費を新たに計上するものでございます。

 この地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業につきましては,公共または公用施設等の建設,補修といった地元の中小企業等の受注に資するようなきめ細かなインフラ整備を行うもので,庁舎や学校,福祉施設,社会教育・体育施設等の整備,市道の維持補修・改良,農道等の整備などが主なものとなっております。

 それでは,補正予算の内容につきまして,歳出から主なものを御説明申し上げます。

 まず,総務費につきましては,川辺庁舎の空調設備改修などの庁舎改修費や頴娃文化会館舞台用道具倉庫の建設費等を新たに計上するとともに,低燃費低公害車購入事業や戦史資料収蔵施設建設事業等の不用額などを減額補正するものであります。

 次に,民生費につきましては,今後の給付見込みによる障害者自立支援給付事業費や私立保育所等運営費などの増額補正のほか,子ども手当支給に係るシステム整備費や児童館改修事業費などを新たに計上するとともに,執行停止された子育て応援特別手当支給事業費や実績見込みによる生活保護扶助費の不用額などを減額補正するものであります。

 次に,衛生費につきましては,実績見込みによる乳幼児等医療助成事業費や国民健康保険事業特別会計繰り出し金などの増額補正のほか,川辺保健センター空調改修事業費や浄楽苑車寄せ増築事業費等を新たに計上するとともに,老人保健事業特別会計繰り出し金や南薩地区衛生管理組合等の一部事務組合負担金の不用額などを減額補正するものであります。

 次に,農林水産業費につきましては,補助事業内示等に伴う県営土地改良事業費や農地防災事業費等の増額補正と,事業実績等による活動火山周辺地域防災営農対策事業費や,かごしま茶産地拡大チャレンジ事業費などの減額補正であります。

 次に,商工費につきましては,実績見込みによる商工振興資金利子補給事業補助金等を減額補正するとともに,アグリランドえい給水ポンプ改修事業費を新たに計上するものであります。

 次に,土木費につきましては,道路橋梁維持管理費や街路整備事業費等の増額補正と,急傾斜地崩壊対策事業費や公共下水道事業特別会計繰り出し金などの減額補正であります。

 次に,消防費につきましては,指宿地区消防組合等の一部事務組合負担金や高規格救急車購入事業費の不用額を減額補正するものであります。

 次に,教育費につきましては,小中学校の施設整備事業費等の増額補正のほか,准看護学校施設整備事業費や平和公園施設整備事業費,頴娃武道館屋根改修事業費などを新たに計上するとともに,事業実績等に伴う学校ICT環境整備事業費の不用額等の事業間組み替えと減額補正を行うものであります。

 次に,公債費につきましては,市債の公的資金補償金免除繰上償還に伴う元金償還金を新たに計上するとともに,市債の平成20年度借入実績等に基づく利子償還金を減額補正するものであります。

 次に,諸支出金につきましては,公共施設等整備基金や学校整備積立基金,体育施設整備基金等への積立金の増額補正と,特攻平和会館使用料の歳入減等に伴う平和基金への積立金の減額補正であります。

 次に,歳入の主なものについて御説明を申し上げます。

 市税につきましては,市民税を減額補正し,見込まれる固定資産税等を増額計上いたしました。

 地方特例交付金や普通交付税につきましては,交付決定額を増額補正するとともに,使用料につきましては,特攻平和会館使用料を減額補正するものであります。

 国庫支出金につきましては,事業実績等による負担金や補助金を補正するとともに,地域活性化・きめ細かな臨時交付金を新たに計上をいたしました。

 県支出金につきましては,事業実績等による負担金や補助金等を補正し,基金繰入金や市債につきましては,充当事業の実績等に基づき補正をいたしました。

 なお,今回の補正につきましては,歳入超過となることから,財政調整基金からの繰入金を減額することで財政調整を行ったところであります。

 次に,第2条の繰越明許費の補正につきましては,地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業など年度内完了が困難な事業について,次年度に繰り越して執行できる経費を追加するものであります。

 次に,第3条の債務負担行為の補正につきましては,中学校生徒通学バス運行業務委託等を追加するとともに,固定資産土地評価統合整備業務委託に係る債務負担行為の設定を廃止し,農業近代化資金利子補給等に係る期間及び限度額を変更するものであります。

 次に,第4条の地方債の補正につきましては,起債対象事業費の増減等により地方債の廃止及び変更を行うものであります。

 以上で議案第8号の提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。



◆議員(満留秀昭)  予算説明資料の14ページの下段,平和基金費ですが,今観覧料の減による積立金の減で,2,354万7,000円の補正がこれだけの,この観覧料だけでこれだけの減となっておりますが,観覧者数は何人の減が見込まれるのか。

 それともう一点,ページ,47,市道維持管理費ですが,用地難航による補正の減とありますが,場所はどこで,またそうなったその経緯をちょっと説明いただきたいと思います。



◎知覧特攻平和会館長(松元正)  知覧特攻平和会館の観覧者数につきましては,当初65万人を見込んでおりましたが,平成20年9月以降のリーマンショック以降の景気低迷や平成21年度初めからの新型インフルエンザ国内流行等による旅行警戒への動きがいまだに続いていることから,10万人減の55万人を見込んでいるところでございます。

 以上でございます。



◎建設部長(大坪三郎)  それでは,お答えさせていただきますが,47ページの市道単独整備事業の用地難航による補正減とあるが場所はどこかということと,またその経緯を説明ということでございます。

 1点目の用地難航によるその場所でございますけれども,旧川辺町から計画をいたしておりましたAZ付近の国道225号線と市道永田下村線の交差点改良事業でございますが,その位置の事業でございます。

 それから,その経緯でございますけれども,本路線の整備につきましては,国土交通省鹿児島国道事務所との協議によりまして,国道225号線のこの改良区につきましては,国道部について右折車線,それから歩道の拡幅等については国土交通省が実施をすると。それから,市道の永田下村線の分につきましては,南九州市が実施施工するということといたしまして協議をいたしまして,平成21年度事業として3,355万円を予算化いたしまして着手をしたところでございます。

 国土交通省におきましては,平成21年度で,これまで旧川辺町でこの交差点改良に伴う計画実施設計をいたしておりましたけれども,この実績経緯を国道設計基準に基づく見直しを国のほうが行い,それから南九州市との調整協議を行った上で,平成21年7月の17日に国道市道の事業地権者及び地域住民を対象とした事業説明会を永田中福良公民館で開催をいたしたところ,関係地権者の反対意見もなかったところでございます。その後,国土交通省が実施した不動産鑑定の結果を受けまして,着工時点で国土交通省と約束いたしました国道部の用地交渉についても南九州市が交渉をするということでございましたので,平成21年8月ごろから開始をいたしたところでございます。

 交渉の状況でございますが,市道部におきましては,土地が1筆,相続の1筆でございます。地権者1名。それから,国道部におきましては,土地10筆,本人7筆,相続関係が3筆,地権者5名となっております。交渉の経過でございますけれども,交渉いたす中におきまして事業用地以外の残地も取得してほしい,それから残地を取得できなければ第三者に売買を斡旋していただきたい。それから,地域周辺に事業用地以外の残地を含めた代替地を斡旋してほしいというなどの諸条件が地権者からなされたところでございます。そういうことで,現時点においては交渉に苦慮しているところでございます。

 このようなことから,今後,用地取得に不測の日数が必要と判断したことと,この予算をば平成22年度へ繰り越しした場合におきましては,用地工事等が22年度中には事業が完了できないということも今の交渉経過の中でございますので,そういうことが危惧されることなどを総合的に判断いたしまして,今回の補正で市道永田下村線の交差点改良事業の既定予算額である3,355万円のうち用地交渉旅費を除く用地補償費,工事請負費等を3,300万円を減額しようとするものでございます。

 なお,用地交渉につきましては,現在,川辺支所建設課で実施をいたしておりますが,今後も引き続き交渉を進めながら,市道部及び国道部の用地取得のめどがつき次第,補正で予算化をお願いいたしまして事業実施してまいりたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(田之脇厚)  他に質疑はありませんか。



◆議員(大薗秀己)  ちょっと細かいことを質問いたします。

 予算説明資料集10ページ,下段,農林業センサスということで,先日から自治会長さんが非常に苦慮されて,あちこち回って回収,それから記録をされておりました。ただ,見方を少し変化しますと受ける側が大変難しい資料となっておりまして,受ける側,いわゆる私たちです,農家の側がこのセンサス,いわゆるアンケート様式になってるんですけども,非常に難しくて時間を食ったところであります。これは,これ国の事業ですので自治会長さんたちにはそれだけの費用が出るわけですが,受ける側も,受ける相手側にも,こういう声がありました,時間をとらせた分だけボールペン1本でもくれないと,難儀ばかりさせてという声があるわけです。この辺何か検討されて,それかそういう国の事業の中では,何もそういうことは考えなくてただアンケートとるという事業だったわけでしょうかね。



◎企画課長(金田憲明)  農林業センサスについての調査の仕方等についての御質問でございました。

 農林業センサスにつきましては,今年度行っておりますのが世界農林業センサスということで,これは世界的に行われている調査でございます。今,議員のほうからございましたとおり,指導員あるいは調査員の方につきましては報酬っていうのが支払われます。ただ,調査を受けられる農林業を営んでいらっしゃる方についての何らかの手当とかっていうものはございません。これはもう全国一律に行われているものでございますので,そのように御了承いただきたいというふうに思います。

 また,調査につきましては,非常に農家,林業を営んでる方につきまして非常に負担になっているということは十分承知いたしておりますが,そこら辺の国民の声っていうものは,統計を主管する部署については伝えてまいりたいというふうに思います。

 以上でございます。



◆議員(大薗秀己)  再度申し上げますが,このような事業のアンケートというのが年に何回と来ます。もう非常に迷惑です。いわゆる私たちというか,一般住民からすると,もう商工関係もそうでしょうけども,同じようなことをやっぱり書かなければならない,その時間的な配分も含めて断れるものは断っていただきたい。

 それと,相手側にするときには,先ほど言いましたけども,鉛筆1本,それこそティッシュ1本でもいいです,なんか配慮をしないと,今後もうやりたくないと,たたき返したいという声を聞きましたので,ひとつつけ加えます。どのように考えますか。



◎企画課長(金田憲明)  それぞれの調査ですけれども,工業統計調査,事業所統計あるいは22年度に予定をされておりますのが国勢調査でございますけれども,このような調査等が毎年あるいは5年ごとにということで行われます。これらの調査につきましては,今後の県の,あるいは国の姿勢っていいますか,施策の重要な基礎資料となります。この部分につきましては,国民の皆さんといいますか,もちろん南九州市民の方にも御理解いただきまして,調査のほうには御協力をよろしくお願いしたいというふうに思います。そのように,調査については煩雑で非常に御迷惑をかけて,しているということは重々承知はいたしておりますけれども,そのようなこと等を御理解いただきたいというふうに思います。また,そのような意見があるということにつきましては,先ほども申し上げましたとおり,県あるいは国のほうにも伝えてまいりたいと思います。

 以上でございます。(「確認,確認」と呼ぶ者あり)



◆議員(大薗秀己)  拒否してもいいんですか。できないんですか。



◎企画課長(金田憲明)  調査につきましては,協力をお願いしますということでお願いを繰り返しております。どうしてもという部分につきまして,調査員の方が,そのような調査を拒否される方もいらっしゃるみたいなんですけども,その場合につきましては,また市の職員が何とかお願いできませんかというようなこと等でお願いを繰り返しております。そこの部分につきましては,とにかくこの調査につきましては,国勢調査あるいは統計調査については協力をお願いするということで望んでおります。

 以上です。



○議長(田之脇厚)  他に質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第8号は,各常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第17―日程第23

         議案第9号―議案第15号一括上程



○議長(田之脇厚)  日程第17,議案第9号平成21年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)から,日程第23,議案第15号平成21年度南九州市水道事業会計補正予算(第3号)までの以上7件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  それでは,議案第9号から第15号までの御説明を申し上げます。

 まず,議案第9号平成21年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,653万2,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ62億2,914万5,000円にしようとするものであります。

 歳出につきましては,今後の給付見込みによる保険給付費や共同事業拠出金,前年度特定健康診査等補助金の精算に基づく償還金などを補正し,歳入については,国庫支出金,医療給付費等交付金,共同事業交付金,繰入金及び諸収入などについて補正するものであります。

 次に,議案第10号平成21年度南九州市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,334万2,000円を減額し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,486万8,000円にしようとするものであります。

 歳出につきましては,今後の給付見込みによる医療給付費等を補正し,歳入については,繰入金及び諸収入などについて補正するものであります。

 次に,議案第11号平成21年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,722万5,000円を減額し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億9,849万7,000円にしようとするものであります。

 歳出については,後期高齢者医療広域連合納付金を補正し,歳入については,後期高齢者医療保険料及び繰入金について補正するものであります。

 次に,議案第12号平成21年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,402万4,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ40億8,269万1,000円にしようとするものであります。

 歳出につきましては,認定審査会事務負担金や保険給付費などを補正し,歳入については,国庫支出金や支払い基金交付金,県支出金,繰入金などについて補正するものであります。

 次に,議案第13号平成21年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,638万3,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億8,711万円にしようとするものであります。

 歳出については,施設管理費や建設改良費,市債の公的資金補償金免除繰り上げ償還に伴う元金償還金などを補正し,歳入につきましては,繰入金,諸収入及び市債について補正するものであります。

 第2条の繰越明許費につきましては,年度内完了が困難な配水管移設工事について,次年度に繰り越して執行できる経費を定めるものであります。

 第3条の地方債の補正につきましては,簡易水道事業債の限度額を変更するものであります。

 次に,議案第14号平成21年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について御説明を申し上げます。

 今回の補正につきましては,歳入における一般会計繰入金と繰越金の組み替えを行うもので,結果として歳入歳出予算総額の異動はないところであります。

 次に,議案第15号平成21年度南九州市水道事業会計補正予算(第3号)について御説明を申し上げます。

 今回の補正は,市債の公的資金補償金免除繰り上げ償還に伴う元金償還金などの経費について補正するものであります。

 第2条につきましては,収益的支出の予定額を7万6,000円増額し,3億1,949万7,000円にしようとするものであります。

 第3条につきましては,資本的収入の予定額を7,320万円増額し,1億4,217万5,000円とし,資本的支出の予定額を1億1,276万9,000円増額し,3億3,237万2,000円にしようとするものであります。

 第4条につきましては,上水道事業に係る企業債を追加するものであります。

 以上で議案第9号から議案第15号までの提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから議案第9号から議案第15号までの以上7件について一括して質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第9号から議案第12号までの以上4件は,文教厚生常任委員会に,議案第13号から議案第15号までの以上3件は,産業建設常任委員会にそれぞれ付託します。

 しばらく休憩します。

午前11時56分休憩

───────────

午後1時0分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。

    ────────────────────



△日程第24―日程第37

         議案第16号―議案第29号一括上程



○議長(田之脇厚)  日程第24,議案第16号南九州市情報公開条例の一部を改正する条例の制定についてから,日程第37,議案第29号平成22年度南九州市水道事業会計予算までの以上14件を一括議題とします。

 提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第16号から議案第29号までの提案理由とあわせまして,平成22年度施政方針を述べさせていただきます。

 まず,お手元に配付してございます平成22年度施政方針及び当初予算の概要に基づきまして,市政運営につきましての基本方針を申し上げ,議会を初め,市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げたいと思います。

 平成19年12月1日に,南九州市が船出を始めてから2年と3カ月がたとうといたしております。これまでの本市の歩みを振り返ってみますと,議員各位並びに市民の皆様の御協力を賜り,市政は順調に推移してまいりました。

 まず,平成20年度におきまして,本市の進むべき方向を定める総合計画を策定いたしました。自主的にこの総合計画により本市の将来像が明確に打ち出されたと言えます。また,新市の最重要課題として新市の一体化が上げられますが,市民の融合,一体化を図るということで各種の施策を行ってまいりました。その一つが平成21年1月の成人式の合同開催であり,その後,市民体育大会,駅伝大会なども合同開催いたしました。市民の皆様の御理解と御協力のもと,記念すべき大会を成功裏に開催することができました。また,合併前からの念願でございましたコミュニティバスも平成21年9月から運行することができました。心理的にも,地理的にも新市の一体感が高まり,市民一丸となって新しい南九州市づくりに邁進してまいったと感慨深いものがございます。

 さて,視点を変え,目を外に向けますと,社会経済情勢については世界同時不況を招いた2008年秋のリーマンショックから1年余りが経過いたしました。景気は,最悪の状態は脱したと言われ,米国やユーロ圏においては振るわないものの,中国を初めアジアの新興国は世界経済を先導していくものと見られております。しかし,リーマンショックの後遺症はなかなかいえるものではありません。日本国内でも製造業を中心に企業は一斉に雇用や賃金を抑え,設備投資の縮小を図り,厳しい冬の時代に生き残りをかけてまいりました。このため個人消費は落ち込み,需要不足によるデフレが深刻化しております。また,物価が下落しても需要が回復せず,さらにデフレを進展させる悪循環が続くことが心配されております。我が南九州市でも基幹産業である農業への影響は大きく,消費が落ち込み,回復の兆しはなかなか見えてまいりませんが,英知と力を結集してこの不況を打開していかなければならないと強く感じております。

 それでは,本市のまちづくりについて述べてまいります。

 平成22年度においても,総合計画の基本理念であるこの南九州市の豊かな自然の中で,自由で大胆な発想を持って,市民の生活は豊かになり,生きていることのすばらしさを実感できるようなまちづくりを進めてまいります。総合計画の中で述べております具体的な事業について,まちづくり大綱に定められた7つの分野別の基本方向に従い,諸施策に取り組んでまいります。

 まず,まちづくり大綱の1番目の「安心・安全な食の提供と未来を支える農業のまちづくり」について申し上げます。

 生産基盤の整備については,良好な農地の形成や美しい農村景観を維持するとともに,南の食料供給基地を目指した農地の有効活用や農業基盤づくり,事業完了後の農道の砂利路面の舗装整備等を進め,維持管理費の節減と農業経営の安定化に努めてまいります。あわせて,優良農地の確保に努めるとともに,農地の流動化や耕作放棄地解消を推進し,認定農業者,担い手農家等への農地利用集積を図ってまいります。

 生産流通体制の強化については,安心安全な農産物を消費者へ提供するため,隣接農地への農薬飛散を防止する農薬飛散防止対策事業を引き続き市内一円で実施してまいります。あわせて,新規就農奨励金の活用により農業後継者等の育成・確保を図るとともに,担い手農家や集落営農の育成,法人化の支援により地域農業の持続的発展や所得の安定対策に対応してまいります。

 茶業の振興については,国内最大の面積,生産量を誇る本市は,全国茶品評会等において産地賞,農林水産大臣賞など上位入賞を果たし,名実ともに日本一の産地となっており,誇りと責任を持って茶業振興に努めてまいります。具体的には,厳しい茶業環境の中で,さらなる組織育成を初め,市場性の低い品種並びに老齢茶園の解職や,茶関連施設や茶工業の再編整備を進めてまいります。また,安心安全信頼される茶産地づくりのための認証制度の取得や,新たな販路拡大と付加価値を高めた茶の販売や消費拡大を推進し,産地の健全育成に努めてまいります。

 畜産業の振興については,乳用牛導入事業基金の追加造成により畜産基盤の強化を図るとともに,価格保証,補てん基金,ヘルパー制度等への助成の実施により畜産の振興を図ります。

 林業の振興については,森林の基盤整備や低コスト化に取り組み,施業の団地化,集約化を進めるとともに,南薩木材加工センターの整備を行い,さらなる林業の振興に努めてまいります。

 次に,まちづくり大綱の2番目,「活力ある人と物が動く新たな産業づくり」について申し上げます。

 まず,商工業の振興についてでありますが,地域活力の源である商店街の活性化を図るため,商工会等関係団体との連携を図りながら人材育成や経営支援制度を確立し,地域商工業の発展を目指してまいります。特産品についても,地場産品を活用した新商品の開発等により地域特産品のPRと販売に努めます。また,伝統的工芸品である川辺仏壇産業の安定的振興を促進し,新たな市場改革,PR活動の充実や新商品開発を推進します。

 観光振興については,来年春に迫った九州新幹線全線開通や,全国都市緑化フェア開催を見据えた誘致活動を関係機関と連携しながら展開いたします。特に,昨年製作いたしました観光DVDを利用した教育旅行誘致活動や,今度新たに創設する南九州市観光大使の活動にも期待をいたしているところでございます。一方,本市の特色を生かしました農林漁業体験や農家民泊など,いわゆるグリーンツーリズムに関しても窓口を一本化し,受け入れ農家等と連携を密にしながら推進してまいります。

 企業誘致の推進については,昨今の厳しい社会情勢の中において,企業は守りの経営を続けることになりそうです。新しい企業の誘致はなかなか困難な状況でありますが,県かごしま企業家交流協会など,関係機関と連携しながら企業誘致活動を行ってまいります。また,市内の企業等の相互の情報交換,企業活動活性化のための懇話会を開催してまいります。

 次に,「人と物の交流を促進する社会基盤づくり」について申し上げます。

 市民が日常生活を快適で安全に過ごすためには,社会資本の整備は必要不可欠であります。このようなことから道路・交通体系の整備については,地域高規格道路,南薩縦貫道の整備促進を関係機関に積極的に働きかけるとともに,国道,県道及び市道等の整備を計画的に進め,市内外の交流を促進する幹線道路の整備に努めます。また,橋梁調査を行い,かけかえや老朽化した橋梁の補修計画を進め,安全な交通環境の確保を図ります。南薩縦貫道につきましては,本年,夏には南九州川辺ダムから南九州神殿インターまでが開通の見通しとなっております。また,昨年3月,整備区間に指定されました知覧道路,延長約5.7キロ区間の測量,地質調査等が進められており,関係機関と一体となってその整備促進に努めてまいります。

 利用者ニーズに応じた公共交通機関の充実につきましては,昨年9月から市内をくまなく走るコミュニティバス,愛称ひまわりバスが運行を開始いたしました。運行を開始してから半年が過ぎ,市民の皆様からようやく親しまれ始めました。とはいえ,まだまだ私どものPR不足は否めません。今後もひまわりバスの利用促進に向けて努力し,市民の皆様の足となるよう努めてまいります。さらに,ひまわりバスは市民みんなのバスであり,自分たちで守り育てる公共交通であるというマイバス意識の醸成に努めてまいります。

 市街地の整備については,街路樹木などの適正な維持管理を行い,良好な市街地の環境保全を図ります。

 市営住宅についても,快適な住環境を維持するため,適切な維持管理に努めるとともに,既存住宅の屋上防水,外壁,屋根等の改修及び給湯設備などの改修について計画的な推進を図ります。また,新たな市営住宅の建設を計画的に進めてまいります。

 公園の整備につきましては,市民の触れ合いと交流の場やスポーツ,レクリエーション施設として塘之池公園の整備と知覧テニスの森公園の改修などを行ってまいります。

 定住促進対策につきましては,昨年同様,移住,定住を促進する制度を継続して実施してまいります。さらに,これまでは移住者に対してはリフォームについての補助がなかったため,その部分について補助枠を拡大して実施してまいります。宅地の分譲につきましては,土地開発公社と協力しながら行ってまいります。

 次に,情報通信基盤の整備についてでありますが,平成22年度に市内全域を対象とした地域情報化計画を策定いたします。また,地上テレビ放送は平成23年7月には完全にデジタル放送に移行することから,テレビ難視聴地域の自治共聴施設改修事業等に取り組んでまいります。また,新たな難視聴地域については,関係機関と協力して調査・支援等に取り組んでまいります。

 まちづくり大綱の4番目,「安全でうるおいのある生活環境づくり」について申し上げます。

 地球環境問題は,すべての人間が責任と自覚を持って取り組んでいかなければならない重要な課題であります。私ども一人一人ができることは小さいことですが,その小さな行動でも集約すれば大きな力となることを確信し,環境問題に取り組んでまいります。

 環境保全及び公衆衛生の向上につきましては,行政広域組合,住民との連携を密にし,快適な生活環境の維持・改善に取り組んでまいります。

 なお,21年度に調査いたしました庁舎内等の二酸化炭素などの排出数値をもとに,削減目標を組み込んだ南九州市地球温暖化防止活動計画に基づいて全庁的な取り組みを進めてまいります。また,一般廃棄物処理基本計画の策定や不法投棄監視パトロールの強化にも努めてまいります。また,新エネルギー対策では,これまで地域の特性を生かして風力発電事業の進出を支援してまいりましたが,本年4月1日から施行されます鹿児島県風力発電施設の建設等に関する景観形成ガイドラインによれば,今後,山の稜線には風力発電施設を建設することは困難になることから,他の新エネルギー対策についても検討を行っていく考えであります。

 公共下水道事業,農業集落排水事業における集合処理区域においては,接続率のさらなる向上に努め,公共用水域の水質保全及び生活環境の改善を図ってまいります。

 水資源の確保につきましては,取水量の不足している地域の調査,開発を行い,水資源の確保と未普及地域の公営水道化の推進を図ってまいります。また,水道事業,簡易水道事業の運営についても健全運営に努めてまいります。

 消防・防災体制の充実については,地域防災計画に基づき,防災会議の開催,災害を想定した避難訓練など災害に強いまちづくりを目指してまいります。また,災害時における自主防災組織の重要性を説き,未組織地域への結成の促進を図ります。結成完了の組織については,自主防災組織独自の防災訓練の実施等を推進するとともに,各自主防災組織の連携を図るため,南九州市自主防災組織連絡協議会の設立に取り組んでまいります。常備消防につきましては,県が推進する広域化について平成24年4月の発足に向けて,本年2月に協議会の設立総会が開催されたところであり,本市としても積極的に推進し,常備消防と非常備消防の連携強化に努めてまいります。非常備消防の資機材及び防火水槽等の消防施設整備については,年次計画により更新整備に努めてまいります。自然災害については,土砂災害の未然防止や防災工事の計画的な推進を図ってまいります。

 次に,交通安全,防犯体制の強化についてでありますが,南九州地区交通安全協会など関係機関と連携し,交通安全教室を開催するなど交通事故防止,特に飲酒運転根絶運動や高齢者の関係する交通事故防止などに努めてまいります。また,防犯についても,南九州地区防犯協会など関係機関及び団体などと連携を図り,自主的な防犯活動の推進を図り,生活に危険を及ぼす犯罪,事故,災害のない明るい社会の建設に努めてまいります。

 まちづくり大綱の5番目,「いきいきと健やかに暮らせる健康・福祉のまちづくり」について申し上げます。

 まず,地域保健・医療の充実については,各種健診の受診率の向上に努めるとともに,関係団体との連携のもと,南九州市健康増進計画を策定し,住民の健康づくりや生活の質の向上を支援します。また,医師会と連携を図りながら救急医療体制の充実に努めてまいります。

 子育て支援体制の強化につきましては,安心して子育てができるように母子保健サービスや乳幼児医療費助成制度等の充実に努めてまいります。また,子ども手当につきましては,月額1万3,000円の支給により子育て家庭の経済的負担の軽減を図ってまいります。保育サービスの充実につきましては,4月1日から,かつめ保育所が運営を開始いたしますが,保育施設の充実を図り,健やかな子供の成長を見守ってまいります。また,昼間,保護者のいない家庭の小学校低学年児童の健全育成を図るため,放課後児童健全育成事業の充実も図ってまいります。

 高齢者福祉の充実につきましては,地域介護福祉空間整備事業,介護基盤緊急整備等臨時特例交付金事業などに取り組むことによりまして,住み慣れた地域や家庭で,快適で安全な生活が送れるよう体制の整備を行うとともに,介護者の負担軽減にも努めてまいります。

 次に,地域福祉社会の構築についてでありますが,地域における社会福祉団体と連携をとりながら,災害時要援護者を地域で互いに支え合う社会の実現に向けて取り組んでまいります。また,障害者・障害児福祉につきましては,地域で安心して自立した生活を営める社会の実現を目指した各種の施策を,方法をPRしてまいります。

 まちづくり大綱の6番目である「心の豊かさと創造力を育む教育・文化のまちづくり」について申し上げます。

 まず,学校教育の充実につきましては,郷土のよさを生かした学習活動を重視し,習熟に応じたきめ細かな指導による学力の向上を図ります。また,一人一人の心に届く生徒指導と道徳教育を中心とした心の教育や体験活動を通した食育を展開し,地域に開かれた特色ある学校づくりを進めます。また,計画的に学校施設の耐震化や大規模改修及び新学校給食センターの建設など,安全安心な教育施設の整備・充実を図ります。学校給食につきましては,学校給食法の目的及び目標を達成するために学校給食センターの運営及び施設の維持管理に努め,安全安心でおいしい給食の提供に努めます。

 次に,社会教育の充実につきましては,社会教育関係団体やボランティア団体等の育成及び活動の支援に努めながら,社会教育推進体制の充実を図ります。また,地域や学校関係機関等とも連携しながら,家庭教育を支援し,さまざまな地域活動及び交流体験活動を通した地域ぐるみによる青少年教育の充実を図ります。

 生涯学習の推進につきましては,市民の多様化するニーズに応じた学習機会の拡充や自主講座等の育成に努め,学習の成果を評価・活用するとともに,生涯学習推進体制の構築を図ります。また,生涯学習の拠点となる中央公民館や地区・校区公民館の機能充実に努め,公民館活動の活性化を図ります。

 生涯体育の推進につきましては,体育協会や競技団体・スポーツ少年団等の育成や支援に努めながら,市民の各種スポーツ活動への取り組みを通した健康,体力づくりを推進いたします。体育イベントにつきましては,第1回の統一大会の反省を踏まえ,より多くの市民が楽しく参加する大会を目指し,地域間の交流に努め,南九州市民の一体化に努めます。

 図書館運営の充実につきましては,特色ある図書館づくりに努めるほか,図書館システムの効率的活用により図書館サービスの向上を図ります。また,南九州市子ども読書活動推進計画の周知・活用により,公立図書館と学校図書館が連携した児童・生徒の読書活動の推進に努めます。

 次に,地域文化の振興についてでありますが,市内の歴史的文化遺産や伝統文化の調査,記録,指定などを適切に行いながら保存に努め,これら文化財の展示・公開などを通して文化財愛護思想の普及・啓発運動を推進します。また,多様な文化芸術に触れる機会として自主文化事業を開催し,市民の文化意識の高揚を図ります。

 交流活動の推進につきましては,国内における交流については青少年交流,文化交流,経済交流などにおいて民間に根づいた交流も展開されるなど,着実に交流の輪が広がっております。今後,さらに民間部門における経済交流の活発化などを目指して働きかけを行ってまいります。国際交流につきましては,民間主導の組織体制の立ち上げについて現在,話し合いを続けております。平成22年度のできるだけ早い段階での国際交流協会なるものの組織化に向けて努力してまいります。

 「平和を語り継ぐ都市」の実践につきましては,世界恒久平和に向けて知覧特攻平和会館を通じ,平和事業の推進と平和学習を展開してまいります。また,旧知覧飛行場跡の現在の状況を撮影し,この記録をもとに戦時中の飛行場を再現する特攻基地関係コンピューターグラフィック映像製作事業に本年度から着手し,来館者向けのわかりやすい説明,展示手法を開発してまいります。

 大綱の7番目,「協働と自立による住民主役の個性的なまちづくり」について申し上げます。

 地域コミュニティの充実につきましては,自治会活動の拠点施設である自治会,集会施設等の整備に係る補助金制度や自治会活動の活性化を図るための自治コミュニティ活動奨励金の交付を引き続き行ってまいります。

 開かれた行政と住民参画体制の確立につきましては,市民の市政への参画の促進につながるよう情報の開示・共有化を推進するとともに,行政嘱託委員会等において地域の要望や地域が抱える諸問題点を情報交換しながら,市民活動の充実,地域の課題解決に取り組んでまいります。

 男女共同参画社会の実現については,平成21年度にその基本となる男女共同参画基本計画を策定いたしました。平成22年度を初年度とする10カ年度の基本計画であり,男女共同参画の視点に立った地域づくりに取り組むことがうたわれております。すべての人がその人権を尊重され,性別にかかわりなく,個性と能力を発揮できる社会の実現に向けて取り組んでまいります。

 地域別の振興についてでありますが,総合計画では地域の特性を生かした振興を図ることとしております。本市は,約20キロメートルの海岸を有しており,この海岸部は自然,歴史,産業などの点において優れた可能性を秘めております。その可能性を引き出し,海岸部の特徴を生かしたまちづくりを進めるため,マネーゾーン基本計画策定事業に取り組んでまいります。また,22年度は市民に親しまれ,郷土に誇りを感じ,未来に向かって飛躍する,そのような南九州市を象徴する市民の歌の制定について努力してまいります。

 効率的な行政運営の推進につきましては,住民サービスの向上を目指し,高度化,多様化する行政ニーズに対応するため人材育成を積極的に行います。また,南九州市定員適正化計画に基づき,経済性,効率性を高める観点から,事務事業や組織体制の簡素化,合理化等により定員の適正化を図り,経費の削減に努めてまいります。

 今日の長引く景気低迷の中,本市においても税収の減少,合併に伴う地方交付税の優遇措置の終了など,今後の財政運営の見通しは決して明るいものではありません。このような状況の中,より一層の健全な財政運営の推進を図るため,自主財源の確保や歳出の適正化に努めてまいります。今後も議会を初め,市民の皆様の御理解を得ながら,最少の経費で最大の効果を上げることを基本に,効率的で持続可能な財政の運営に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

 それでは次に,平成22年度当初予算の概要について御説明を申し上げます。

 歴史的な政権交代を経て誕生いたしました新政権が,子育て,雇用,環境,科学技術に重点を置いて編成した平成22年度の国の予算は,経済情勢の悪化を背景に税収の大幅な減が見込まれる中ではありますが,税収を上回る国債発行により前年度当初と比較いたしまして4.2%増の92兆2,992億円となっております。国家予算の特徴は,公共事業費を大幅削減し,社会保障や文教,科学費を増額するものであり,膨らむ一方の予算は財政問題など多くの課題を抱えているのではなかろうかと危惧いたしておるところであります。このような状況を踏まえると,一時的に増額となる地方交付税交付金及び臨時財政対策債に楽観することなく,本市の財政事情を見通しながら安全かつ良質な公共サービスを確実,効率的かつ適正に実施することができるよう,引き続き自主的に行政改革に取り組むことは重要であると考えております。

 次に,本市の予算編成の基本的な考え方でありますが,健全かつ将来を見据えた財政運営を図りながら,行政改革大綱や集中改革プラン等に基づき,事務事業の見直し,改善等による行政コストの削減や滞納対策,遊休財産の処分等により歳入確保に取り組む一方で,本市の基盤づくりや,さらなる発展のために昨年度,策定いたしました第1次南九州市総合計画に基づいた諸施策を確実に進めていくことを念頭に,住民ニーズに適応した行政サービスの提供を初め,道路や公共施設等の社会基盤の整備にも積極的に取り組んでいくことにしているところでございます。その結果,平成22年度の予算は,本日提案いたしましたとおり,対前年度4.3%増の204億2,000万円となった一般会計に7つの特別会計及び水道事業会計の収益的支出と資本的支出を加えると,総額322億5,011万9,000円となったところでございます。今後,この予算の効率的,効果的な執行により各種施策に積極的に取り組み,市民の負託にこたえてまいりたいと考えております。さらに,本市におきましては,予算はゼロではございますが,市民の皆様と一緒になって取り組むさまざまな事業があります。海岸の清掃作業,ボランティアの皆さんによる桜の植樹,各自治会による道路愛護作業,河川の草払いなどもほとんど予算を伴わず事業が行われております。これらの活動等により市民が一体となったまちづくりが行われていると心から感謝を申し上げております。22年度も市民と行政が一体となって,お互いに知恵と力を出し合ってまちづくりを進めてまいりたいと念願いたしております。

 以上,新年度の施政方針及び当初予算の要旨について申し上げましたが,市民が安心して暮らせる郷土となる基盤づくりのため,全力で取り組んでまいる決意でございますので,議員各位を初め,市民の皆様の深い御理解と御協力を心からお願いを申し上げます。

 以上,私の平成22年度に向けての基本的な方針と当初予算の概要等を説明いたしましたが,具体的な事務事業の内容につきましては,議事の進行に従って御説明を申し上げます。何とぞよろしく御審議の上,議決いただきますようにお願いを申し上げます。

 それでは,議案第16号南九州市情報公開条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。

 本案は,情報公開に伴う公文書の開示の実施に係る手数料及び費用を改定しようとするための条例改正であります。

 現行の情報公開条例では,開示請求手数料を1件につき300円,写しの交付につきましては,写し白黒1枚につき25円,カラー1枚につき50円を加えた額を徴収していますが,鹿児島県を初め,多くの市町村では手数料は無料,写しの交付についても白黒1枚につき10円,カラー1枚につき30円程度となっております。

 つきましては,情報公開制度をより推進していくために,本市においても開示請求手数料を無料とし,写しの交付につきましては,白黒1枚につき10円,カラー1枚につき30円に改正しようとするものであります。

 次に,議案第17号南九州市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。

 本案は,市立学校及び幼稚園における学校医や学校歯科医,学校薬剤師等の報酬額の見直しに伴う改正と,平成22年4月より民間移管いたします養護老人ホーム嘱託医の規定を削除しようとするものでございます。

 改正内容につきましては,本市が委嘱しております地区内の医師会会員である学校医や学校歯科医,学校薬剤師等の報酬額と南さつま市との報酬額に差異があったため,均衡を図ってほしいという要望が医師会等からあり,報酬額の算定方法を見直し,向こう3カ年かけて調整するために改正するものでございます。

 また,養護老人ホームえい秀峰園の民間移管に伴う嘱託医の規定を削除しようとするものでございます。

 次に,議案第18号南九州市公民館条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。

 本案は,川辺地域校区公民館の整備等に伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 改正内容につきましては,平成21年度中に大丸・川辺・高田・田代・神殿の5校区公民館を新築し,また,勝目・清水の2校区は,既存の施設を利用することにより川辺地域の7校区公民館の施設が整うため,条例公民館として社会教育法第24条の規定に基づきまして追加しようとするものであります。

 なお,勝目校区公民館につきましては,既存の川辺農村環境改善センターを利用することから,附則第3項において,休館日の一部について川辺農村環境改善センター条例の一部を改正しようとするものであります。

 議案第19号南九州市公営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。

 本案は,公営住宅への同居親族等のない高齢者並びに身体障害者等の入居資格規定の緩和を行い,入居できる住宅の門戸を広げるため所要の改正をしようとするものでございます。

 改正内容につきましては,南九州市公営住宅第6条第2項の規定により定められている「居室数3以下の住宅とする」旨の規定を削除し,公営住宅に入居を希望する同居親族等のない高齢者並びに身体障害者等が,建物の規模の制約を受けることなく入居できるよう所要の改正をしようとするものでございます。

 次に,議案第20号南九州市一般住宅条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。

 本案は,市一般住宅への入居者資格等の規定緩和を行い,長期空き家の解消を図るため所要の改正をしようとするものでございます。

 改正内容につきましては,南九州市一般住宅条例第6条第1項第3号に規定されている「市外に住所を有し」の規定を削除し,市内に住所を有する単身者が単身者用一般住宅に入居できるよう所要の改正をしようとするものであります。

 以上で,議案第16号から議案第20号までの説明を終わります。

 続きまして,予算の内容について御説明いたします。

 最初に,議案第21号平成22年度南九州市一般会計予算でございます。

 まず,歳入面におきましては,自主財源である市税が,今日の厳しい社会経済情勢を反映して,個人所得や法人の収益が大幅に減少する見込みであることなどから,前年度に比べまして減となる一方,地方交付税と臨時財政対策債につきましては,地方財政対策上,前年度に比べまして大幅な増となっていることから,これらの増に係る本市への影響額が現段階におきまして不明ではありますが,これらを考慮した上でそれぞれ対前年度増で計上いたしたところであります。

 歳出面におきましては,人件費を削減し,一般事務経費の圧縮を図るなど,経常的な経費の縮減を図りましたが,総額で前年度に比べ8億5,000万円増の204億2,000万円となったところであります。

 この増の主な要因といたしましては,子ども手当が創設されたことにより扶助費が5億7,000万円ほどの増となるほか,普通建設事業費が南薩木材加工センターへの施設整備補助,公営住宅建設事業への取り組み,学校の耐震補強大規模改修事業,学校給食センター建設事業など各種事業への積極的な取り組みより増となったものであります。

 なお,普通建設事業費の総額といたしましては,先ほど補正予算でお願いいたしましたとおり,平成21年度事業で,国の第2次補正予算を活用した地域活性化きめ細かな臨時交付金事業を全額平成22年度に繰り越して実施することから,これを加えますと3地域それぞれ11億円以上の総額34億9,409万円となり,前年度に比べまして大幅な増となったところであります。これらの事務事業への早期の取り組みにより地域活性化を図ってまいりたいと考えております。

 また,今年度は全額県補助金である緊急雇用創出事業臨時特例基金事業補助金を活用して,10事業で7,000万円余りを計上いたしております。この事業は,現下の厳しい雇用情勢にかんがみて,離職を余儀なくされた非正規労働者,中高年齢者等の失業者,長期休業者の方々に対しまして,次の雇用までの短期の雇用・就業機会を創出・提供する事業であります。関係の方々への一助となればと考えておるところでございます。

 続きまして,歳入から,前年度当初予算と比較しながら主なものだけ御説明を申し上げます。

 市税につきましては,31億8,639万2,000円で,前年度より2.3%,7,618万4,000円の減でございます。これは,固定資産税が約2,600万円の増額となるものの,厳しい経済情勢を反映して,個人市民税が約5,800万円,法人市民税が約3,100万円のあわせて市民税が8,900万円余りの減となるほか,市たばこ税が現行制度上での積算ではありますが,約1,100万円の減額が見込まれることから減となったものでございます。

 地方譲与税につきましては,本市に関係する譲与税のみで地方財政計画を見てみますと,前年度に比べて4%の減となっているところではありますが,総額で前年度と同額を計上いたしました。なお,地方道路譲与税は,昨年の制度改正で廃止されたことにより,今年度から全額地方揮発油譲与税に組み込まれたところであります。

 利子割交付金から自動車取得税交付金までは,地方財政計画上の収入見込み額等を参考に所要見込み額を計上いたしました。

 地方特例交付金につきましては,平成18年度の減税補てん特例交付金廃止に伴う経過措置として措置されておりました特別交付金が廃止されるものの,子ども手当創設に伴う交付金が新たに措置されることから,所要額を見込み,前年度と比較して3,240万円増で見込み計上いたしました。

 地方交付税は,国の平成22年度の特例措置として,新たに普通交付税の算定を通じて配分される「地域活性化・雇用等臨時特例費」が設けられたことにより,地方財政計画上6.8%の増となっておりますが,この増に係る本市への影響額が現段階におきまして不明であることから,前年度に比べて2.9%,2億3,500万円の増で見込み計上いたしたところであります。

 交通安全対策特別交付金につきましては,前年度と同額の930万円であります。

 分担金及び負担金,国庫支出金,県支出金につきましては歳出に対応する額を,使用料及び手数料につきましては受益者負担の原則に立って見込み額を計上いたしたところでございます。

 なお,使用料の減につきましては,平和会館への入館者が減少していることから2,100万円ほどの減を見込んでおりますが,今後は少しでも入館者が増えるよう観光客誘致活動に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

 国庫支出金の増は,子ども手当の新設に係る負担金約3億8,500万円,別府小学校大規模改修工事と学校給食センター建設工事に係る補助金約1億700万円が主な要因となっております。また,県支出金の増は,南薩木材加工センターが実施します施設整備に対する県補助金4億5,000万円の新規計上が主な要因であります。

 財産収入の増につきましては,本年4月から民間移管されるえい秀峰園の敷地や物品の売り払い収入が約5,100万円新規に計上されたことが主な要因となっております。

 寄附金の減につきましては,特定の団体からの寄附が平成21年度限りで終了することから大幅な減となったところであります。

 繰入金の減につきましては,平成22年度国の施策により地方交付税や臨時財政対策債が大幅に増となったことから,後年度以降の財政需要に対処するため極力取り崩しを抑えたことにより大幅な減となったところであります。

 市債につきましては,22億5,560万円で,前年度に比べまして2億4,750万円の増となっております。今年度も昨年度に引き続きまして,起債総額が20億を超えることとなりましたが,これは普通交付税からの振替分である臨時財政対策債が地方財政対策上49.7%の大幅な増となっていることから,前年度に比べまして1億9,800万円増の9億2,500万円を計上したことが主な要因となっております。

 続いて,歳出につきまして,主なものについて前年度当初予算と比較しながら御説明申し上げます。

 総務費は,2億2,680万2,000円の減となっておりますが,これは平成21年度に実施いたしました戦史資料収蔵施設建設事業や頴娃文化会館改修工事などの多額の費用を要する事業が終了したことが主な要因となっております。実施する事業といたしましては,継続事業はもとより,地上アナログ放送が来年7月で終了するのに伴い,地上デジタル放送を受信できるよう,テレビ難視聴地域の共同受信施設組合が実施いたします既存施設改修経費の一部助成金や市民歌制定普及事業に係る経費も新たに計上をいたしました。

 民生費は,4億4,259万7,000円の増となっておりますが,これは仮称勝目保育所建設事業の終了により減額となるものの,子ども手当に係る経費や介護老人福祉施設などを設置する方への助成金を新たに計上したことなどが主な要因となっております。

 衛生費は,3,223万5,000円の減となっておりますが,これは老人保健事業特別会計の予算総額の減に伴い,同会計への繰り出し金が減少したことが主な要因となっております。

 事業といたしましては,平成22年度も浄化槽設置整備事業補助や不快害虫対策事業などの実施により,引き続き生活環境の改善に取り組むほか,昨年度拡充いたしました妊婦健康診査の助成回数の増や乳がん検診の対象年齢引き下げ,小学校6年生までのインフルエンザ予防接種に対する2,000円の助成,9歳未満までの医療費を全額無料とする乳幼児等医療費助成制度も引き続き実施し,福祉保健の向上を図ってまいります。

 農林水産業費は,3億4,173万2,000円の増となっております。これは南薩木材加工センターが実施いたします施設整備に係る助成金4億5,000万円の新規計上が主な要因となっております。その他の事業といたしましては,基盤整備促進事業や農地防災事業などにおける新たな事業箇所の取り組みにより生産基盤の整備を行うなど,各種補助事業等を積極的に導入するとともに,単独事業も盛り込みながら本市農林水産業の振興を図ってまいります。

 土木費は,2,249万4,000円の増となっております。これは事業箇所の終了により道路橋梁費が大幅な減となるものの,まちづくり交付金事業において最終年度に計画されていた諏訪運動公園整備事業に新たに取り組むとともに,公営住宅の建設に今年度から計画的に取り組むことから住宅費が約1億円増となったことが主な要因となっております。なお,社会資本整備には,平成22年度も継続して取り組んでいくこととしているところであります。

 教育費は,6億172万1,000円の増となっておりますが,これは川辺地域における校区公民館建設終了により1億857万6,000円の減となりましたが,年次計画に基づく小学校の大規模改修工事のほか,学校給食センター建設に着手することから増となったものでございます。なお,学校給食センター建設は,平成22年度と平成23年度の2年間の継続事業により,総額約13億円の直接事業費で計画しているところでございます。

 そのほか,学校教育,スポーツ振興,文化振興など教育の振興にも引き続き努めてまいります。

 その他の経費につきましては,年間所要見込み額を計上をいたしました。

 以上で,歳入歳出予算の概要説明を終わります。

 次に,予算書第2条の継続費につきましては,平成22年度と平成23年度の2年間で実施いたします学校給食センター建設事業の総額と実施年度及び年割額を定めるものでございます。

 次に,第3条の債務負担行為につきましては,今年度新たに3件の事項につきまして,期間及び限度額を定めるものであります。

 次に,第4条の地方債につきましては,それぞれの起債の目的別に借入限度額及び借入条件等を定めるものであります。

 次に,第5条の一時借入金につきましては,財政運営上の資金及び状況等を勘案し,借入限度額を定めるものであります。

 第6条の歳出予算の流用につきましては,地方自治法第220条第2項のただし書きの規定により,予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項間の流用措置を定めるものであります。

 以上で,議案第21号平成22年度南九州市一般会計予算の説明を終わります。

 次に,議案第22号平成22年度南九州市国民健康保険事業特別会計予算について御説明を申し上げます。

 予算本文第1条にありますとおり,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ60億7,300万円といたしました。国民健康保険制度は,被保険者全体の相互扶助で成り立つ社会保険制度であり,その財源となる国民健康保険税の収納確保は制度を維持していく上で,また被保険者間の負担の公平を図る観点からも極めて重要な課題であります。しかしながら,医療費の伸びが予想される一方,収納率は年々低下傾向にあることから,長期滞納者や高額滞納者に対しては必要に応じて滞納処分を実施するなど,収納確保に一層の努力を図ってまいりたいと考えております。

 予算の内容につきましては,主なものを歳出から御説明を申し上げます。

 まず,保険給付費につきましては,退職被保険者に係る療養諸費及び高額療養費が大きく伸びることが見込まれることから,前年度に比べまして1億237万円増の42億1,500万7,000円を計上をいたしました。

 一方,後期高齢者支援金等は,前年度に比べまして6,737万9,000円減の5億6,996万1,000円,老人保健拠出金は,8,000万円減の1,010万円の計上となっております。

 介護納付金は,介護保険への保険者負担金を,保険事業費では,被保険者の疾病予防対策や健康づくり推進に要する経費をそれぞれ計上いたしております。

 次に,歳入について御説明申し上げます。

 まず,国民健康保険税につきましては,所得の減が見込まれることから,前年度に比べまして5,483万2,000円減の11億6,926万2,000円となっております。

 次に,国県支出金,療養給付費等交付金,前期高齢者交付金及び共同事業交付金につきましては,歳出に対応する額を計上しました。なお,前期高齢者交付金につきましては,前々年度の超過交付額が今年度交付額において精算されること等から,前年度に比べまして約3億3,000万円の大幅な減となっております。

 繰入金につきましては,本会計の財政基盤安定のための措置である保険基盤安定繰入金や財政安定化支援事業繰入金等の一般会計からの繰入金のほか,財源調整の結果不足が見込まれることから,財政調整基金からの繰り入れを1億円計上いたしたところでございます。

 以上で,歳入歳出予算の概要説明を終わります。

 次に,第2条の一時借入金につきましては,財政運営上の資金の状況等を勘案し借入限度額を定めるもので,昨年度と同様,6億円といたしました。

 次に,第3条の歳出予算の流用につきましては,円滑な保険給付を行うため,予算額に過不足が生じた場合における同一款内でのこれら経費の各項間の流用措置を定めるものであります。

 以上で,議案第22号平成22年度南九州市国民健康保険事業特別会計予算の説明を終わります。

 次に,議案第23号平成22年度南九州市老人保健事業特別会計予算について御説明を申し上げます。

 第1条につきましては,予算の総額を歳入歳出それぞれ480万円に定めようとするものであります。

 予算の内容について,主なものを歳出から御説明申し上げます。

 本会計につきましては,制度が廃止されてから本年で3年目となるため,保険医療機関等からの診療報酬の請求の減が見込まれることから,前年度に比べて4,680万円の大幅な減となったところであります。

 なお,財源につきましては,すべて一般会計からの繰入金で対応しておりますが,具体的な請求があったときには,国・県・支払い基金へ請求することになっております。

 以上で,議案第23号平成22年度南九州市老人保健事業特別会計予算の説明を終わります。

 次に,議案第24号平成22年度南九州市後期高齢者医療特別会計予算について御説明を申し上げます。

 第1条につきましては,予算の総額を歳入歳出それぞれ5億1,790万円に定めようとするものであります。

 予算の内容について,主なものを歳出から御説明申し上げます。

 本会計につきましては,制度の運営は後期高齢者医療広域連合が実施するため,同連合への納付金5億1,550万円が主な経費となっております。

 歳入につきましては,保険料が3億2,520万5,000円,保険基盤安定等に係る一般会計からの繰入金1億9,216万2,000円が主な歳入となっております。

 以上で,議案第24号平成22年度南九州市後期高齢者医療特別会計予算の説明を終わります。

 次に,議案第25号平成22年度南九州市介護保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。

 第1条につきましては,予算の総額を歳入歳出それぞれ40億7,700万円に定めようとするものであります。

 予算の内容について,主なものを歳出から御説明を申し上げます。

 まず,総務費につきましては,南薩介護保険事務組合における構成団体からの派遣職員の構成替えにより,本市からの派遣職員数が増えること等から認定審査会事務負担金が1,359万9,000円の増となったことが大きな要因で,前年度に比べ1,104万7,000円の増となっております。

 保険給付費は,要介護者の介護サービス等諸費,要支援者の介護予防サービス等諸費及び特定入所者介護サービス等費などの経費でありますが,介護報酬の改正や要介護者の介護度の上昇が見られることから,前年度に比べて2億3,600万円の大幅な増となる38億8,600万円を計上をいたしました。

 地域支援事業費では8,530万円を計上し,引き続き介護予防や介護給付の適正化を図るため,介護予防事業,包括的支援事業・任意事業などを実施することにしております。

 次に,歳入について御説明申し上げます。

 まず,介護保険料につきましては,保険給付費は大幅に増加するものの介護給付費準備基金の活用等により,前年度に比べて898万9,000円減の5億2,492万9,000円を計上いたしました。

 国県支出金及び支払い基金交付金につきましては,歳出予算に対応する額を計上いたしております。

 繰入金につきましては,介護給付費準備基金からの繰入金のほか,保険給付の負担分や事務費に係る一般会計からの繰入金等を計上いたしたところであります。

 以上で,歳入歳出予算の概要説明を終わります。

 次に,第2条の一時借入金につきましては,財政運営上の資金及び状況等を勘案し,借入限度額を定めるものであります。

 第3条の歳出予算の流用につきましては,円滑な保険給付を行うため,予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項間の流用措置を定めるものであります。

 以上で,議案第25号平成22年度南九州市介護保険事業特別会計予算の説明を終わります。

 次に,議案第26号平成22年度南九州市簡易水道事業特別会計予算について御説明申し上げます。

 第1条につきましては,予算の総額を歳入歳出それぞれ4億1,510万円に定めようとするものであります。

 予算の内容につきまして,主なものを歳出から御説明いたします。

 まず,総務費は,事務費等の管理経費のほか,各簡易水道施設の維持管理に伴う経費を計上いたしました。

 次に,建設費は,各施設の改良費として配水管布設替え事業,水道管移設事業及び水源地等水道施設の改良事業等に要する経費を計上いたしました。

 次に,公債費は,一時借入金利子を含め,各簡易水道の建設に当たって借り入れを行った長期債の元利償還金を計上いたしております。

 歳入につきましては,水道料金収入及び建設費に対応する市債などを計上し,一般会計繰入金は,基準内繰り入れとして公債費の50%を計上しております。なお,不足する財源につきましては,財政調整基金からの繰入金で調整いたしたところでございます。

 以上で,歳入歳出予算の概要説明を終わります。

 次に,第2条の地方債につきましては,平成22年度に借り入れを予定している簡易水道事業債について,借入限度額及び借入条件等を定めるものであります。

 第3条の一時借入金につきましては,財政運営上の資金の状況等を勘案し,借入限度額を定めるものであります。

 以上で,議案第26号平成22年度南九州市簡易水道事業特別会計予算の説明を終わります。

 次に,議案第27号平成22年度南九州市農業集落排水事業特別会計について御説明申し上げます。

 第1条につきましては,予算の総額を歳入歳出それぞれ7,350万円に定めようとするものであります。

 予算の内容について主なものを歳出から御説明いたします。

 農業集落排水事業費は,知覧垂水及び川辺東部の両地区の施設の維持管理に要する経費であります。

 公債費は,農業集落排水施設建設の際,借り入れをした長期債の元利償還金を計上いたしました。

 歳入につきましては,施設使用料及び一般会計からの繰入金等を計上いたしております。

 以上で,議案第27号平成22年度南九州市農業集落排水事業特別会計の説明を終わります。

 次に,議案第28号平成22年度南九州市公共下水道事業特別会計予算について御説明申し上げます。

 第1条につきましては,予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,810万円に定めようとするものであります。

 予算の内容について主なものを歳出から御説明いたします。

 下水道事業費は,知覧中央浄化センターやマンホールポンプ等の汚水管渠施設の維持管理に要する経費であります。

 公債費は,公共下水道施設建設の際,借り入れをした長期債の元利償還金であります。

 歳入につきましては,施設使用料及び一般会計からの繰入金等を計上いたしました。

 以上で,議案第28号平成22年度南九州市公共下水道事業特別会計予算の説明を終わります。

 最後に,議案第29号平成22年度南九州市水道事業会計予算について御説明申し上げます。

 まず,第2条の業務の予定量につきましては,給水件数を1万1,257件,年間総給水量を275万7,272立方メートル,1日平均給水量を7,554立方メートル予定いたしております。

 主な工事内容といたしましては,拡張工事費として2,913万円,配水管布設工事や各種施設改良工事費として6,659万円を計上いたしました。

 次に,第3条の収益的収入及び支出につきましては,事業収益3億4,529万1,000円に対し事業費用2億9,821万8,000円で,差し引き4,707万3,000円の経常利益が見込まれますが,これにつきましては,今後の建設改良事業等への補てん財源にしたいと考えております。

 第4条の資本的収入及び支出につきましては,資本的収入658万4,000円に対し,資本的支出が1億5,250万1,000円であります。不足する1億4,591万7,000円につきましては,過年度分損益勘定留保資金,当年度分損益勘定留保資金,減債積立金,建設改良積立金,過年度分消費税収支調整額及び当年度分消費税収支調整額で補てんしようとするものであります。

 第5条の一時借入金につきましては,財政運営上の資金及び状況等を勘案し,借入限度額を定めるので,昨年度と同様3,000万円といたしました。

 第6条につきましては,議会の議決を経なければ流用することができない経費を職員給与費と定めるものであります。

 第7条につきましては,棚卸資産の購入限度額について定めるものであります。

 以上で,議案第21号から議案第29号までの提案理由の説明を終わりますが,御審議のほどよろしくお願い申し上げますとともに,これらの予算の効率的な執行によりまして,南九州市活性化のため諸施策の推進に全力で努めてまいりたいと考えておりますので,議員各位初め,市民皆様方の御理解と御協力を心からお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 ただいま議題となっております議案第16号から議案第29号までの審査を一時中止します。

    ────────────────────



△日程第38陳情第1号改正貸金業法の早期完全施行等を求める陳情書



○議長(田之脇厚)  日程第38,陳情第1号改正貸金業法の早期完全施行等を求める陳情書を議題とします。

 本件については,総務常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△散会



○議長(田之脇厚)  以上で本日の日程は全部終了しました。

 次の会議は,3月8日午前10時から開会することとし,本日はこれで散会します。

午後2時12分散会