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鹿児島県 南九州市

平成 21年 第 5回定例会(12月) 11月30日−01号




平成 21年 第 5回定例会(12月) − 11月30日−01号









平成 21年 第 5回定例会(12月)


 平成21年第5回定例会会期表

 1.会期日程表
月   日曜日       程
11・30月 本 会 議(開会)
12・ 1火 本 会 議
12・ 2水 休  会
12・ 3木 常任委員会
12・ 4金 休  会
12・ 5土 休  会
12・ 6日 休  会
12・ 7月 休  会
12・ 8火 休  会
12・ 9水 休  会
12・10木 本 会 議
12・11金 休  会
12・12土 休  会
12・13日 休  会
12・14月 休  会
12・15火 休  会 議員懇談会
12・16水 休  会
12・17木 休  会 議会運営委員会
12・18金 休  会
12・19土 休  会
12・20日 休  会
12・21月 休  会
12・22火 本 会 議(閉会)




 





 1.付議事件
 議案第78号 和解及び損害賠償の額を定めることについて               (可決)
 議案第79号 鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び鹿児
        島県市町村総合事務組合規約の変更について               (可決)
 議案第80号 鹿児島県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少につ
        いて                                 (可決)
 議案第81号 南薩地区衛生管理組合規約の変更について                (可決)
 議案第82号 南九州市長及び副市長の給与等に関する条例等の一部を改正する条例の制
        定について                            (原案可決)
 議案第83号 南九州市地域活性化住宅条例の一部を改正する条例の制定について   (原案可決)
 議案第84号 市道路線の認定について                        (可決)
 議案第85号 平成21年度南九州市一般会計補正予算(第6号)          (原案可決)
 議案第86号 平成21年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  (原案可決)
 議案第87号 平成21年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)   (原案可決)
 議案第88号 平成21年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)    (原案可決)
 議案第89号 平成21年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)    (原案可決)
 議案第90号 平成21年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)   (原案可決)
 議案第91号 平成21年度南九州市水道事業会計補正予算(第2号)        (原案可決)
 議案第92号 知覧地区小学校地上デジタル放送対応テレビ購入に係る物品売買契約の締
        結について                              (可決)
 議案第93号 川辺地区小・中学校教育用パソコン及び校務用パソコン整備に係る物品売
        買契約の締結について                         (可決)
 議案第94号 知覧地区小・中学校校務用パソコン整備に係る物品売買契約の締結につい
        て                                  (可決)
 議案第95号 頴娃地区小・中学校校務用パソコン整備に係る物品売買契約の締結につい
        て                                  (可決)
 議案第96号 和解及び損害賠償の額を定めることについて               (可決)
 議案第97号 平成21年度南九州市一般会計補正予算(第7号)          (原案可決)
 発議第 5号 茶道振興に関する決議について                   (原案可決)
 同意第 2号 南九州市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて      (同意)
 同意第 3号 南九州市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて      (同意)
 同意第 4号 南九州市監査委員の選任につき同意を求めることについて         (同意)
 承認第 4号 専決処分の承認を求めることについて                  (承認)
 選挙第 2号 議長の選挙
 選挙第 3号 副議長の選挙
 選挙第 4号 南薩介護保険事務組合議会議員の選挙
 選挙第 5号 南薩地区消防組合議会議員の選挙
 選挙第 6号 南薩地区衛生管理組合議会議員の選挙
 選挙第 7号 指宿地区消防組合議会議員の選挙
 選挙第 8号 指宿広域市町村圏組合議会議員の選挙
 陳情第 4号 勝目地区新保育施設に関する陳情                  (一部採択)

 本会議1号     (11月30日)
   出席議員     24名
1番議員  峯 苫 勝 範        13番議員  今 吉 賢 二
2番議員  菊 永 忠 行        14番議員  満 留 秀 昭
3番議員  山 本 森 満        15番議員  内 匠 秋 夫
4番議員  田之脇   厚        16番議員  山 下 つきみ
5番議員  浜 田 茂 久        17番議員  柚 木 茂 樹
6番議員  大 薗 秀 己        18番議員  松久保 正 毅
7番議員  田 畑 浩一郎        19番議員  蔵 元 慎 一
8番議員  深 町 幸 子        20番議員  塗 木 弘 幸
9番議員  竹 迫   毅        21番議員  薗 田   誠
10番議員  森 田 隆 志        22番議員  加治佐 民 生
11番議員  永 吉 義 輝        23番議員  下 窪 一 輝
12番議員  東   兼 喜        24番議員  西   良 仁
   欠席議員     0名
───────────────────────────────────
 地方自治法第121条による出席者
市     長  霜 出 勘 平    商工観光 課長  田 代 良 民
副  市  長  山 内 廣 行    市民生活 課長  折 田 盛 彦
教  育  長  小 野 義 記    福 祉 課 長  君 野 悦 郎
総務部長兼知覧支所長
         海江田   操    農林水産 課長  東   利 文
市民福祉 部長  有 水 秀 男    茶 業 課 長  鮫 島 信 行
農林水産 部長  伊瀬知 正 人    畜 産 課 長  三 宅 俊 正
会 計 管理者  新 留 和 人    建築住宅 課長  厚 村 善 人
教 育 部 長  和 田 二三男    水 道 課 長  神 薗   誠
頴 娃 支所長  永 谷 岩 男    教育総務 課長  小 園 和 幸
川 辺 支所長  土 喰 行 夫    学校教育 課長  大 木 節 夫
総 務 課 長  中木原 重 孝    川辺支所建設課長 東     篤
危機管理 室長  有 村 壽 内    えい秀峰 園長  坂 口 光 幸
財 政 課 長  上 野 勝 郎    生産流通指導係長 本木下 裕 一
企 画 課 長  金 田 憲 明                   
───────────────────────────────────
 事務局職員出席者
事 務 局 長  中 薗 浩 二    議 事 係 長  浜 田 純 一
庶 務 係 長  堂 園 政 利    議  事  係  川 ? 弘一郎
 
 第5回定例会議事日程(第1号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.会期の決定
 第 3.諸般の報告
  (1)議長報告
  (2)所管事務調査報告
 第 4.承認第 4号
     専決処分の承認を求めることについて
 第 5.同意第 2号
     南九州市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
 第 6.同意第 3号
     南九州市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
 第 7.議案第78号
     和解及び損害賠償の額を定めることについて
 第 8.議案第79号
     鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び鹿児島県市町村総合事務
     組合規約の変更について
 第 9.議案第80号
     鹿児島県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少について
 第10.議案第81号
     南薩地区衛生管理組合規約の変更について
 第11.議案第82号
     南九州市長及び副市長の給与等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
 第12.議案第83号
     南九州市地域活性化住宅条例の一部を改正する条例の制定について
 第13.議案第84号
     市道路線の認定について
 第14.議案第85号
     平成21年度南九州市一般会計補正予算(第6号)
 第15.議案第86号
     平成21年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
 第16.議案第87号
     平成21年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
 第17.議案第88号
     平成21年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
 第18.議案第89号
     平成21年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
 第19.議案第90号
     平成21年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
 第20.議案第91号
     平成21年度南九州市水道事業会計補正予算(第2号)
 第21.陳情第 4号
     勝目地区新保育施設に関する陳情
 第22.一般質問




平成21年11月30日 午前10時0分開会





△開会



○議長(西良仁)  ただいまから平成21年第5回南九州市議会定例会を開会します。

    ────────────────────



△開議



○議長(西良仁)  本日の会議を開きます。

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△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(西良仁)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,議長において永吉義輝議員,東兼喜議員を指名します。

    ────────────────────



△日程第2会期の決定



○議長(西良仁)  日程第2,会期決定の件を議題にします。

 お諮りします,本定例会の会期は,本日から12月22日までの23日間にしたいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。会期は本日から12月22日までの23日間に決定しました。

    ────────────────────



△日程第3諸般の報告



○議長(西良仁)  日程第3,諸般の報告を行います。

 議長報告については,お手元に配付のとおりでありますので,御了承願います。

 次に,所管事務調査報告であります。

 まず,総務常任委員長の報告を求めます。

  [総務常任委員長竹迫 毅議員登壇]



◎総務常任委員長(竹迫毅)  総務常任委員会が閉会中に実施した所管事務調査事項の「公有財産の管理状況について」の調査の経過と結果を報告申し上げます。

 当委員会は,第1回の委員会を7月27日に開催し,執行部の出席を求め,本市の公有財産の状況,未利用財産の利活用及び登記の状況についての説明を受けたところであります。

 公有財産の状況については,20年度末現在の土地が1,530万3,113.09平米で,そのうち行政財産が476万9446.67平米,普通財産が1,053万3,666.42平米であります。また,建物は25万9,989.34平米で,そのうち行政財産が24万1,016.91平米,普通財産が1万8,972.43平米であります。

 行政財産の目的外使用に係る使用料や普通財産の貸付料は,旧3町時代の考え方で料金が設定されているので,今年度中に使用料及び貸付料の見直しを行い,統一化を図っていくとのことであります。なお,平成18年の地方自治法の改正により,行政財産のうち庁舎その他の建物及びその附帯施設並びにこれらの敷地について,その床面積または敷地に余裕があるときは,普通財産と同じように長期に貸し付けができるようになっております。

 委員から,行政財産の許可期間及び普通財産の貸付期間が自動更新となっているものは,年次的に継続すべきか否かを検討しているのかただしたところ,今後貸付料の見直しに合わせて検討していきたいとの答弁でありました。

 施設の指定管理は,合併時に26施設ありましたが,20年度に頴娃地域の頴娃多目的研修センターと畑の郷水土利館が,また21年度に頴娃地域の熊ケ谷放牧場と知覧地域の霜出げんき館が指定管理となり,現在は30施設となっております。

 未利用財産の利活用については,市が保有する公有財産の中に,未利用の財産も多くあることから,昨年5月に未利用財産の利活用方針を総合的に判断する内部機関として「市有財産活用等検討委員会」を設置し,旧瀬戸山小学校跡地など28施設について検討しております。その結果,7施設が継続保有による貸し付けに,19施設が売却処分に,また2施設が自治公民館や公共的団体などの活用ということで方向性を決定しております。

 登記の状況については,19年度末の未登記筆数が3,585筆,20年度中の登記発生筆数が202筆,登記済筆数が610筆で,20年度末の未登記筆数は3,177筆となっております。未登記3,177筆の税関係について確認したところ,正確に非課税措置されている土地が2,853筆で,残り324筆は処理に問題が残されているとのことであります。324筆の内訳を見ると,契約書の登記面積と税の課税面積が異なる土地が91筆,台帳に買収事務名の記載があるが契約書が残っていないため,買収面積が判明せず非課税措置されていない土地が29筆,買収面積は判明していないが税控除されている土地が7筆,購入目的が判明しないが非課税措置されている土地が197筆となっております。

 委員から,未登記の中で非課税措置されていない土地の固定資産税について,今後どのように対処していく考えかをただしたところ,現地を確認し,測量をして境界確定をしていきたいとの答弁でありました。

 第2回の委員会を10月16日に開催し,川辺地域の旧瀬戸山小学校跡地及び川辺農業改良普及センター川辺町駐在跡,知覧地域の旧中福良幼稚園及び園田住宅跡,頴娃地域の三本松工業団地,旧飯山工業団地及び運転免許試験場跡地の未利用財産など7カ所の現地調査及び執行部からの説明を受けた後,質疑を行っております。

 委員から,旧飯山工業団地は,隣接する県道飯山喜入線の拡幅工事が計画されているが,線形が未確定なので,そのまま保有するとのことだったが,早く線形を県と協議し,当団地を有効活用する考えはないかただしたところ,県は,谷場方面,中間付近の改良を先行して工事を実施しており,飯山地区の線形まで及んでいない。なお,県道拡幅工事に伴う宅地などの代替地としての利活用も考えられることから,四,五年は継続保有したいとの答弁でありました。

 委員から,旧中福良幼稚園の施設について,補助金適正化法に基づく処分制限残存年数,残存価格及び利活用の方法についてただしたところ,処分制限期間は60年となっているが,昭和61年2月に建設されており,来年3月末で処分制限残存年数は36年,残存価額は490万8,000円となっている。福祉関係や教育関係に利用すれば補助金返還は発生せず,国への届出で処理できるとの答弁でありました。

 また,委員から,20年度実施のヲヤシ平地区簡易水道事業は,登記前払いにより契約を締結し事業を執行したが,登記の状況はどのようになっているか説明を求めたところ,当事業の水源地用地2筆のうち1筆は,相続人22人のうち1人が所在不明のため登記の手続ができず,未登記で残っている。昨年9月に親族が警察に家出人捜索願を提出したが警察への情報はなく,今後も引き続き相続人と協議しながら,登記に努めていきたいとのことでありました。

 第3回の委員会を10月26日に開催し,当委員会は次のとおり意見の集約を行いました。

 公有財産の適正な管理のため,次の3点について提言します。

 1点目に,未利用財産については,草刈など維持管理経費を毎年予算計上し管理を行っているものもあるが,遊休化した行政財産については,事業目的に即した有効利用の早期実現を図り,また普通財産については,有効利用できないか十分精査し,将来的に保有する必要がない財産は,民間などに貸し付けまたは売却処分し財源確保を図ること。

 2点目に,過年度分とあわせ未登記の筆数は減少しているが,20年度完了した事業で,いまだ登記処理できずに残っているものが見られる。登記事務の進捗を図る上で,地権者などの協力をいただきながら,最善の努力を払い登記事務を遂行すること。また,登記前払いが必要となる事業執行は,厳につつしむこと。

 最後に,未利用財産の利活用方針を判断するため,執行部を構成員とする「市有財産活用等検討委員会」が設置されているが,多岐にわたるさまざまな視点で総合的に判断する必要があることから,別途外部による検討委員会を設置することを要望します。

 これで総務常任委員会の調査報告を終わります。



○議長(西良仁)  次に,文教厚生常任委員長の報告を求めます。

  [文教厚生常任委員長永吉義輝議員登壇]



◎文教厚生常任委員長(永吉義輝)  おはようございます。文教厚生常任委員会所管事務調査を報告申し上げます。

 文教厚生常任委員会が閉会中に実施した所管事務調査事項の「社会体育施設等の整備状況と有効活用について」調査の経過と結果を報告申し上げます。

 まず委員会では,7月27日及び10月21日に執行部の出席を求め現地調査を踏まえ,本市の社会体育施設等の整備及び活用状況についての説明を受けたところであります。

 本市の社会体育施設としては,知覧地域に体育館,武道館,B&G海洋センタープール及び艇庫,平和公園,二松台公園,川辺地域に体育館,諏訪運動公園,森林馬事公苑,頴娃地域に運動公園,農業者トレーニングセンター及びプール,武道館,弓道場,グリーン広場,テニス場,御領体育館が整備されております。

 次に,20年度の社会体育施設の利用者数を見ると,川辺地域が6万3,392人,知覧地域が7万1,772人,頴娃地域が5万2,204人となっております。また,学校体育施設開放による利用者数は,体育館が6万5,767人,校庭が3万5,990人となっております。屋外照明施設利用者は5,869人となっております。

 委員から,B&G海洋センター艇庫の19年度及び20年度の収支についてただしたところ,19年度は収入1,700円,支出434万1,800円,20年度は収入1万7,220円,支出70万5,180円との答弁でありました。

 また委員から,艇庫は20年度で3日間開所され,利用者が150人,21年度も6日間で149人と少ない要因について説明を求めたところ,チラシ配布による利用者促進も行ったが,外海に面し,晴天であっても波が高いため利用できないことも多々あり,参加者が多く見込まれる学校等も利用しにくい実情が見られるとのことでありました。

 さらに,委員から海洋センタープールや艇庫の指定管理者への移行について説明を求めたところ,比較検討した結果,指定管理料が多額となり直営としているとのことでありました。

 また委員から,艇庫施設の廃止が可能かただしたところ,B&G財団としては,施設は自治体からの要請で建設したものであり,安易に廃止は認めないが,利用者がいなくなったり,施設の老朽化で利用不可能となった場合は,市長と財団との協議で廃止は可能と考えられるとの答弁でありました。

 本市には26の小中学校があり,それぞれの体育館及び校庭が施設開放されております。

 委員から,今後も,各種スポーツ大会の会場として,社会体育施設と学校施設を組み合わせて有効に活用し,新たな施設整備は極力抑えるようとの意見が出されたところであります。

 森林馬事公苑は,利用者数が19年度は4,975人で,20年度は3,680人となっておりますが,年間20回のイベントを開催し,利用者増に努めております。

 委員から,直営で運営していたときに比べ指定管理者に移行してから,多彩なイベント等の開催により利用者も増加し経費節減が図られている。今後も,市民の健康増進のためにさらなる有効活用を望むとの意見が出されたところであります。

 体育施設利用料については,武道館,テニスコート,ゲートボール場等は同一料金となっておりますが,体育館及び屋外照明施設については3地域それぞれ料金が異なっており,特に屋外照明施設の時間当たり使用料に大きな差異が見られます。

 委員から,清水,高田及び勝目小学校の屋外照明施設の使用料の違いについて説明を求めたところ,照明等の基数は同数であるが,水銀灯の数が異なることから使用料に差異が生じているとのことでありました。

 また委員から,知覧体育館の午後と夜間の使用時間が5時間と同じであるが使用料が異なる理由をただしたところ,使用料の設定については,開館当初からこのような徴収体系で,当時の経緯が確認できない状況であり,今後見直しを検討するとの答弁でありました。

 体育施設の24年度までの整備計画として,知覧平和公園のグラウンド整地やゲートボール場等の改修,B&G海洋センターの艇庫及びプールの改修,諏訪運動公園のグラウンド整地やトイレ改修,頴娃武道館の屋根改修,市総合体育館建設事業調査設計などが盛り込まれております。

 委員から,知覧平和公園ゲートボール場の利用状況と改修計画についてただしたところ,利用者は9,552人で年間80回程度利用されており,平成4年に整備したが,当時と比べて芝の目詰まりや大きな起伏などがみられ,エアレーションや起伏解消のための整地を実施する計画であるとの答弁でありました。

 委員から,ゲートボール場としての整備計画になっているが,グラウンドゴルフの競技人口も増加しており,併用して利用できる整備計画を行うようとの意見が出されたところであります。

 また委員から,特に利用度の高い各地域の核となる施設の適正な管理や補修などの早急な実施と,施設整備に当たっては,長期的展望に立ち計画的,重点的な事業実施を望むとの意見が出されたところであります。

 以上の調査結果を踏まえ,委員会は10月21日に次のとおり意見の集約を行いました。本市の社会体育施設などの整備と有効活用が図られるよう次の点について提言するものであります。

 1点目は,24年度までの体育施設の整備計画が示されているが,ゲートボール場改修に当たり,グラウンドゴルフも併用可能となるような整備を行うなど,施設の多目的利用を十分検討すること。

 2点目は,海洋センター艇庫は,築14年が経過しており,施設の老朽化が進行し,利用者も極めて少ない状況である。維持管理に多額の経費を要することや事業効果を考えると,本施設の存続について今後十分検討することを要望するものであります。

 最後に,施設の利用者増加や有効活用を考えると,市外の団体等の利用促進を図ることも重要であります。地元協会の方々の熱心な誘致活動により,知覧平和公園では,九州大学選手権大会や県総合選手権など多くのソフトボール大会が開催されております。今後も,施設整備に努めながら,積極的に大会等の誘致に取り組み,施設の有効利用が促進されるよう提言します。

 これで,文教厚生常任委員会所管事務調査の報告を終わります。



○議長(西良仁)  次に,産業建設常任委員長の報告を求めます。

  [産業建設常任委員長内匠秋夫議員登壇]



◎産業建設常任委員長(内匠秋夫)  産業建設常任委員会が閉会中に実施した所管事務調査事項の「お茶の現状と対策について」調査の経過と結果を報告申し上げます。

 当委員会では,本年のお茶価格低迷により,茶業経営が厳しい状況下に置かれていることから,今後の施策のあり方等について調査いたしました。

 まず委員会では,7月27日に委員により調査に当たっての詳細な調査事項を決定し,10月26日に執行部の出席を求め,本市のお茶の生産,販売状況等についての説明を受けたところであります。

 本市の荒茶生産額を見ると,本年度の4番茶までの生産額は97億3,800万円が見込まれておりますが,昨年度の4番茶までと比較すると32億2,400万円と大幅な減額となっております。なお,16年度の生産額が最高で,旧3町で178億9,800万円となっております。次に,本市の茶園面積を見ると,20年度末における面積は3,413ヘクタールとなっており,全国の約7%を占めております。また,茶栽培農家戸数は1,120戸で,うち認定農業者戸数は484戸となっております。なお,地域別の茶工場数については,頴娃地域84,知覧地域39,川辺地域17となっております。

 委員から,今年のお茶価格低迷の要因について説明を求めたところ,本年はお茶の摘採を行う直前に気温が上がらず,品質が低下したことが主な要因である。また,昨年後半からの急速な景気の落ち込みと,ここ数年におけるお茶のペットボトル化によるリーフ茶離れも要因とのことでありました。

 委員から,低温障害対策についてただしたところ,県内の技術員等による検討の結果,中刈り,深刈りを行い,お茶の樹勢を強くすることが重要との答弁でありました。

 また委員から,今後低温に強い品種選定を検討していくべきではないかとただしたところ,本市では問屋が品種で購入する傾向があり,低温被害にあったゆたかみどりは早生品種で問屋の需要が高く,本市で最も多く植えられている。新しい品種を定着させるには長期間を要することもあり,今後茶業振興会等と協議していきたいとの答弁でありました。

 審査の中で,茶の価格安定対策として,価格安定基金の創設を目指して,県へ要望書を提出しており,今後九州茶主要産地市町村協議会で協議後,国への陳情書提出も検討しているとのことでありました。また,お茶の消費低迷及び生産過剰という現状を踏まえ,生産者みずからの取り組みとして,3番茶以降の生産調整も行っております。

 お茶の販売製品における産地銘柄等の表示は義務づけられておらず任意表示となっております。

 委員から,頴娃茶,知覧茶,川辺茶の銘柄は全国においてはまだ浸透されていないと思われる。銘柄表示がされなければ今後も浸透することは見込めない。任意表示の取り決めを行っている日本茶業中央会に対し,銘柄表示を推進するよう要望すべきではないかとの意見が出されたところであります。

 委員から,お茶を活用した新製品が現在全国で開発されており,お茶成分の入った石けん,入浴剤などが肌によいということから人気が高い。行政,茶農家,各種団体と連携して,新製品の開発研究を推進していく考えはないかとただしたところ,茶業女性部において化粧水づくりなどが行われており,今後販売も行っていこうという動きも出ている。また,生活改善グループにおいてもお茶を使用したお菓子やケーキの生地づくりに取り組んでおり,イベント等において試食販売を行うなど,新製品の開発に努めたいとの答弁でありました。

 お茶の流通形態としては,本市のほとんどのお茶が,荒茶としてJAを通じてお茶問屋へ納入されております。

 委員から,近年のペットボトル化による大手飲料メーカーの市場参入やお茶の貯蔵技術の進歩により市場価格に変化が見られ,荒茶の出荷価格が低迷している。今後は仕上げ茶の拡大と直販体制に向けた方策も検討すべきとの要望が出されたところであります。

 委員から,6月議会で補正計上された茶消費拡大特別対策事業の活用状況について説明を求めたところ,10月から11月にかけて5カ所のイベントに参加することとなっており,茶生産者により8件ほど申請が出ているとのことでありました。

 委員から,この事業により茶生産者はみずからつくったお茶について,直接消費者の声を聞く機会が得られ,消費者のニーズをつかめることから,今後の茶生産にも有益であるとの意見が出されたところであります。

 以上,執行部からの説明を受けた後,11月2日に参考人として,お茶の生産者3名並びにJAいぶすき及びJA南さつまの担当職員の出席を求め,生産,流通について意見を聴取したところであります。

 JAの担当者によると,ことしは春先の気象条件によりお茶の品質が低下し,今までにない価格の下落となっており,また近年のペットボトル化による大手飲料メーカーの進出で価格が影響を受けていることもあるが,品質のよいお茶をつくることによりお茶問屋は高値で購入することから,今後さらに肥培管理を徹底し,品質のよいお茶づくりを行っていくことが大事とのことでありました。

 委員から,茶消費拡大特別対策事業によるお茶の宣伝事業の効果について意見を求めたところ,本年度の事業実施により,すぐに効果があらわれるものではなく,継続することにより徐々に成果が見えてくると考える。また,販売経験のない生産者が販売に携わることにより,今後独自での販売活動を行うきっかけになるのではとのことでありました。また,農家緊急対策特別資金利子助成事業の効果について意見を求めたところ,茶生産者は価格が好転するという見通しが立たないため,設備投資に向けた借入が必要と思われる農家も借り入れに踏み込めない状況であるとのことでありました。

 委員から,生産者に対し行政からの助成についての要望等がないか意見を求めたところ,30年ほど前に補助事業で取りつけた防霜ファンが耐用年数を大幅に超え,故障が多く発生し,多額の修繕経費を要する。取りかえるには多額の経費が必要なことから,修繕を繰り返しているが,この修繕経費に対する助成制度を検討してもらいたい。また,10アール当たり1万8,000円補助を受けてお茶の新植,改植に取り組んでいるが,お茶の収穫まで4年程度必要なことから,この間の収益がなく厳しい状況にあり,管理経費に対する助成は考えられないのかとの要望が出されたところであります。

 以上の調査結果を踏まえ,委員会としては次のとおり意見の集約を行いました。

 本市の茶業に対する施策のあり方について,次の点について提言します。

 1番目に,現在お茶は嗜好作物ということから,国における価格安定保証制度が設けられていないところであるが,制度が創設されることにより,お茶の農家の安定経営が図られると考える。今後,さらに全国レベルにおいて,お茶の価格保証制度について国へ強く働きかけること。

 2番目に,お茶の価格下落の大きな要因は気象条件の変化であることから,温暖化による異常気象に対応できるお茶づくりを再検討し,栽培管理の指導に努めること。

 3番目に,お茶のPRにおいて,認証制度取得は産地の差別化にもつながり,本市の茶業振興が有利に展開できることから,今後もお茶農家への推進を図ること。また,茶消費拡大特別対策事業は,単年度で結果が出るものではないと考えられることから,関係所管と連携し,長期間継続し事業効果を高めていくこと。

 4番目に,実施した生産者からのアンケート調査結果を十分に分析し,今後の施策に反映させること。なお,アンケート調査による農家の実情がより把握できることから,今後も継続して行うこと。

 5番目に,お茶の健康面における確かな効能が実証されていないことから,産学官連携による研究開発により効能を確かなものとし,お茶の消費拡大を図ること。

 最後に,茶業の低迷は,税収を含め本市にとって極めて深刻な事態であります。今後,非常事態を乗り切るため,行政としても危機感を持って総力を挙げ,支援策を展開するよう要望するものであります。

 これで産業建設常任委員会の調査報告を終わります。



○議長(西良仁)  これで諸般の報告を終わります。

    ────────────────────



△日程第4承認第4号専決処分の承認を求めることについて



○議長(西良仁)  日程第4,承認第4号専決処分の承認を求めることについてを議題とします。

 本件について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  承認第4号について御説明申し上げます。

 本件は,平成21年度南九州市一般会計補正予算(第5号)を専決処分したことについて報告し,承認を求めるものであります。

 専決処分の内容につきましては,新型インフルエンザワクチン接種に伴う,接種者の費用軽減措置を早急に実施することに伴う必要経費を補正計上したもので,第1条の歳入歳出予算の補正については,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,170万4,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ209億6,573万4,000円としたものであります。

 よろしくお願いを申し上げます。



○議長(西良仁)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。



◆議員(東兼喜)  さきに通告してありましたんですが,ただいま市長が報告をしました専決の第4の第5号の補正予算のことでございますが,その中の予備費の,ページは10ページでございます。この節のところの扶助費です,ここに2,120万5,000円計上してあるようでございます。この基礎になっている優先接種順位,これは11月号の市報にも載っているわけでございますが,この順位による対象者数と,それから,非課税世帯ですね,これが何名なのか,その数字を教えていただきたい。

 それから,2つ目に委託料がここに約5,000万近く計上されておるわけですが,これは主にワクチン並びに医療費の診療費ですか,これが主だと考えております。そこでワクチンは1回が3,600円かかりますよと,これも広報されているわけですが,この診療費はどのくらいの,おおよその単価はどのくらいになっているのか,その診療費の単価を教えていただきたい。もちろん個人差はあると思いますが,その辺の単価がわかっておったら教えていただきたい。

 3つ目に,市民にもう既に11月並びに各家庭にもこの赤紙を広報しているわけでございますが,そこで接種の医療機関は25カ所となっているわけです。そこでワクチンはタミフルだと思うんですが,医薬品はこれは日本製なのか,それと,もしタミフル以外になんか医薬品があるんだったら,それも教えていただきたい。

 以上でございます。



◎市民生活課長(折田盛彦)  ただいまの御質問でございますけれども,新型インフルエンザワクチン接種の優先接種順位による対象者数と,非課税世帯の方の数でございますが,まず優先接種対象者の数が2万1,386人で,うち非課税世帯の方の数が7,963名と推計いたしております。なお,この数には医療従事者の数は含んでおりません。

 そして接種予定者数につきましては,この対象者の8割程度を見込んでいるところでございます。

 次に,委託料1件当たりの診療費でございますけれども,接種費用につきましては,厚生労働省のほうが全国一律の額として指定しておりまして,さっき議員おっしゃいましたように,1回目が3,600円,2回目2,550円となっておりますけれども,これらの費用につきましては,ワクチン接種の実費相当額ということで,問診料,ワクチン代,ワクチンの輸送費及び接種に要する手技料及び消費税の合計額という説明を受けているところでございます。そういうことで,明細までは公表されておりませんで,わかっていないところであります。

 それから,本市の医療機関で取り扱うワクチンは日本製かと,また薬品名がわかっていたらというような御質問でございましたけれども,本市の医療機関で使用されているワクチンは,国のワクチン出荷スケジュールから判断しますと,現在は国内産のワクチンとなっております。

 なお,年明け1月からの出荷分からは,これは未定でありますけれども,輸入ワクチンが入って来るのではないかというふうに考えております。

 それから,今薬品名の話がありましたけど,タミフルという話が出ましたけど,タミフルは罹患した場合に罹患者に飲ませる薬でございます。予防接種でする場合には,注射器で体内に接種するんですけども,これについてはメーカーが主に北里研究所とか,科学血清療法研究所とかありますけれども,薬品名がA型インフルエンザHAワクチンH1N1となっているようでございます。

 以上で,御質問に対する回答といたします。



◆議員(東兼喜)  ただいま説明いただいたところでございますが,そこで今扶助費のことでございますが,ただいま説明では対象者は2万1,380幾らだったですか,それと非課税世帯は7,963名なんだという説明であったようでございます。もちろん,これは今後いろいろ追加もなされていくわけでございますが,そこで対象者ですね2万1,000,これはどういう数字でなされたのか,それを。2万1,000といいますと,現在のところその対象者数は国が示されている段階があるわけです。これに従った数字がそうなのか,その辺をもっと細かく乳幼児が何名なのか,あるいはもう既に医師関係,あるいは医療関係の方々が受けていらっしゃるわけです。その辺の数字がわかっておったら教えていただきたい。

 それと非課税世帯,これをどういうふうに試算しているのか,もっと細かな数字がわかっておったら教えていただきたい。

 それから,あわせて次の医療費のことでございますが,いろいろ今説明いただいたので,一応内容は把握したところでございますが,すべて実費が3,600円なんだという説明であったようでございます。これには,いろいろ説明ができるわけでございますが,例えば早くいえば医療費を医師にすべて任せておるわけです。そのかわり,私どもが,一般の方々が,もちろんこれは順位があるわけですから,順位に従ってさしあたって国が定められた方々が優先的に行っていくわけですけれども,現在のところこれに該当する人員をどのくらい把握を,ここに今先ほど2万1,000と非課税世帯がその中に7,963名おるんだという数字を述べられたんですが,この辺がちょっと私理解できませんので,再度説明していただきたいと思います。



◎市民生活課長(折田盛彦)  優先接種対象者の内訳でございますけれども,妊婦の方が162名,そのうち非課税の方が41名,基礎疾患のある方,これについては市では確認しておりません。これはおそらく大体これくらい要るんだろうという推定でございますけれども,糖尿病であるとか,ぜんそくであるとか,そういった基礎疾患のある方についての対象者が684名,うち非課税の方が114名,それから1歳から小学校3年生までの対象者が2,725名,うち非課税の方が388名,ゼロ歳児の保護者が552名,うち非課税の方が86名,小学校4年生から小学校6年生まで対象者が1,087名,うち非課税の方が149名,中学校,高校生の方の対象者の方が2,404名,うち非課税の方が297名,それから65歳以上の対象者の方が1万3,772名,うち非課税の方が6,888名というような内訳になっております。



◆議員(東兼喜)  数字が今出ましたのでわかりました。

 それでは,次に今接種について我が南九州市でも広報にこういう紙を配っていらっしゃるわけです,もう既に全戸配付されていると思うんですが,ここを見ますと,ここに二十幾らですか,全部で医療機関が発表されているようでございますが,そこで知覧で,私知覧ですので,出身が,知覧の場合を例にとりますが,ここに載っていない医療機関があるんですが,これは医師の,あるいは医療機関の希望によって出されたものなのか,その辺をちょっと御説明いただければありがたいんですが。

 あわせて,ここに記入されていない医者は,もうこれはだめなのか,その辺もあわせて御説明いただきたいと思います。



◎市民生活課長(折田盛彦)  今回の新型インフルエンザの予防接種につきましては,国と,それから医療機関との直接契約によるというものでございまして,いわゆる医療機関のほうが希望しないということであれば,今議員がおっしゃるように入ってないということでございます。要するに希望した医療機関ということでございます。



○議長(西良仁)  もう一般質問じゃありませんから,まだ納得いきませんか。最後。



◆議員(東兼喜)  ありがとうございます。最後になりますが,せっかく知覧町にも知覧管内にも,ほかにも医者がいらっしゃるわけですが,これは医師の届けによってなされるものなのか,それとも行政が指示したものなのか,その辺をちょっと御説明いただければありがたいんですが。再度,ここに載っていない病院名があるわけですよね,これは再度その辺を説明いただきたいんですが。



◎市民生活課長(折田盛彦)  先ほども申し上げましたけれども,この新型インフルエンザのワクチン接種に当たっては,国と医師会,要するに病院との直接契約ということになっておりまして,市町村のほうはそれに関与してないわけです。

 ですから,市町村のほうはこの新型インフルエンザの接種等について,どこどこの医療機関が接種ができますよとか,あるいは国のほうが示した非課税,生活保護世帯を含む非課税世帯にあっては無料で要望接種を受けられるようにしましょうとか,そういったこと等の広報,啓発等が主な業務になってくるのではないかというふうに考えております。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なし認めます。本件については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから承認第4号を採決します。この表決は起立によって行います。本件はこれを承認することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。承認第4号は承認することに決定しました。

    ────────────────────



△日程第5同意第2号南九州市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて



○議長(西良仁)  日程第5,同意第2号南九州市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とします。

 本件について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  同意第2号南九州市教育委員会委員の選任につき同意を求めることについて御説明を申し上げます。

 下記の者を南九州市教育委員会委員に任命したいので,地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により,議会の同意を求めるものでございます。

 住所は南九州市知覧町郡6330番地1,氏名が永??尚,生年月日は昭和15年1月2日生まれでございます。

 また,任期につきましては,平成21年12月1日から平成24年1月7日までございます。

 提出理由といたしまして,平成21年9月30日付で青山巖豪委員が辞職されたため,後任として永??尚氏を南九州市教育委員会委員に選任しようとするものでございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。



○議長(西良仁)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。本件については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから同意第2号を採決します。

 お諮りします。本件については,これに同意することに異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。同意第2号は同意することに決定しました。

    ────────────────────



△日程第6同意第3号南九州市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて

  [教育長小野義記退場]



○議長(西良仁)  日程第6,同意第3号南九州市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とします。

 本件について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  同意第3号南九州市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて御説明申し上げます。

 下記の者を南九州市教育委員会委員に任命したいので,地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により,議会の同意を求めるものでございます。

 住所が南九州市川辺町野間5529番地9,氏名が小野義記,生年月日は昭和18年2月24日生まれでございます。

 また,任期につきましては,平成22年1月8日から平成26年1月7日まででございます。

 提出理由といたしまして,平成22年1月7日付で小野義記委員が任期満了となるため,同氏を引き続き南九州市教育委員会委員に選任しようとするものでございます。

 御審議をいただきまして,御同意いただきますようお願いを申し上げます。



○議長(西良仁)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。本件については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから同意第3号を採決します。

 お諮りします。本件については,これに同意することに御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。同意第3号は同意することに決定しました。

 しばらく休憩します。

  [教育長小野義記入場]

午前10時57分休憩

───────────

午前10時58分開議



○議長(西良仁)  再開します。

    ────────────────────



△日程第7議案第78号和解及び損害賠償の額を定めることについて



○議長(西良仁)  日程第7,議案第78号和解及び損害賠償の額を定めることについてを議題とします。

 本件について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第78号,本件は和解及び損害賠償の額を定めることについて,地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により,議会の議決を求めるものでございます。

 平成21年8月21日午前10時過ぎ,南九州市養護老人ホームえい秀峰園において,入所者の入浴介助中に,入所者を入浴用介護椅子に着座させる際に,右足の打撲及び骨折を発症させた事故でございます。

 和解の相手方でございますが,住所が鹿児島県南九州市頴娃町別府2796番地1,氏名が?田ナミ,そして同人の身元引受人及び代理人である南九州市頴娃町別府2960番地,?田森人で,損害賠償の額を23万9,860円とするものであります。

 損額賠償額につきましては,全額を市が加入いたしております全国町村会総合賠償補償保険からの保険金で措置し,支払いを行いたいということで,後ほど補正予算議案にて別途提案させていただきます。御審議の上,御決定をいただきますようよろしくお願いを申し上げます。



○議長(西良仁)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。



◆議員(森田隆志)  議案第78号は和解及び損害賠償の額を定めることについての議案でございます。市長が今提案理由の説明をなされたわけですが,この損害賠償金につきまして,内訳も書いてありますが,その事故を起こされた方は,恐らく骨折ですので入院して,治療をするということじゃないかと思っておりますが,何日ぐらい入院されるのかというのが1点です。

 それから,補償内容の中に?で慰謝料金が15万9,600円,1番の大きな金額になっておりますが,これは介護される方の過失の度合いでこの金額が決められるのかどうかということをお尋ねします。保険の補償内容というんですか,この辺がよくわからないところですが,補償の内容がこういうセットで出されているのかどうか,それとも過失の度合いということで,こういう金額が出されたのか,それと兼ね合いして,入院治療費という入院というような形をもしとられているのであれば,?の治療費のお金が4万6,000円ちょっとですけれども,この辺がどうも安すぎるような気がしてるんですけれども,その補償内容についてちょっと説明いただきたいと思います。



◎市民福祉部長(有水秀男)  まずこの内容でございますが,入院につきましては31日と,それから,あと2つの医院が,通院が7日間で,計38日というのがございまして,その算定基礎の慰謝料となるのが38日間の4,200円を掛けた分でございまして,これが15万9,600円になります。

 それから,その慰謝料の中身は,要するにこの入院と通院に対する慰謝料ということで,内容については結局精神的な身体的な苦痛を与えたということで,これで保険会社のほうで算定をしていただいたということでございます。

 それから,治療費用でございますが,これにつきましては,2医院とそれから1つの整形外科病院で診療しているんですが,これらの合計が4万6,160円という試算をしていたと,これは医療費でございます。そのほかに諸雑費が3万4,100円ということで,これらを合わせた金額が今回23万9,860円になるということでございます。



◆議員(森田隆志)  要するに病院に入院をされて,治療をするということであれば,入院費,治療費,あわせてこの金額が出たということでいいんですかということです。入院費というのが,今この慰謝料金の中に入院費が入っているのかどうか,慰謝料という科目の中に入院費ということでするのか,その治療費と入院費は別ですか。



◎市民福祉部長(有水秀男)  入院と通院については,医療費の中で支払って,その分を補てんするということでございます。

 それと慰謝料については,通院とそれから入院を,先ほど言いましたように入院が31日,それから通院がトータルで7日で38日と申し上げましたが,これらについての,要するに最初から申し上げますと,この賠償の関係で,損害賠償というのは物的な賠償と人的な賠償がある。その中で今回は人的な賠償ということでございまして,基本的に考えられるのは医療費,これは治療費に要した経費です。それから,あと通院交通費というのがあるんですが,これについては園の職員が行きましたので,これについてはないと。

 それから,あと休業補償というのがあるんですが,これについても本人が働いてないのでないということで,この2項目についてはないんですが,あと諸経費です。これは入院とか通院の日常雑費の相当分ということです。

 それから,5番目の慰謝料,これについては保険会社が示したのは,1日当たり4,200円ということで,算定をしていただいたということで,これらの5項目の中の3項目は該当するということで,積算をしていただいたということでございます。



○議長(西良仁)  ほかに質疑は。



◆議員(竹迫毅)  この件はどなたかの,相手方から損害賠償の請求があったものですか,どうなんですか,そこら辺を具体的に説明いただきたい。



◎市民福祉部長(有水秀男)  これについては,園内で,要するに不注意による事故であるということで,その代理の方から治療費等はどうなるのかという話があったもんですから,それで担当の園長のほうからいろいろ総務課のほうに聞いて,そういった治療費等が出るのかということで尋ねたところ,この保険で一応全国総合賠償保険ですね,町村会の,これでできるかどうかわからないんで,一応申請をしてみると,そうしたところがその中に含まれていたということでございます。そういうことでございます。



◆議員(竹迫毅)  慰謝料というのがありますから聞いているんですが,これも総合賠償保険ですか,それで自動的にというか,セットになってると,そういうことなんですか,どういうことなんですか。



◎総務課長(中木原重孝)  先ほど市民福祉部長のほうから話がございましたが,この保険につきましては人的賠償の関係でございまして5項目あります。そういうことで今回は医療費と諸経費,それから慰謝料と含まれておりまして,相手方が慰謝料を請求すれば対象になるということでございます。



◆議員(竹迫毅)  それではどうなるんですか,慰謝料の請求があったから,先ほど市民福祉部長のあれでは治療費等はどうなるのかと,聞かれたということでしたが,それじゃ慰謝料というのは,この慰謝料について請求があったから,保険会社が払うということですか,どういうことなんですか,そこら辺を詳しく説明いただきたいと思います。

 これはやっぱりいろいろ今後の市の職員だとか,いろいろあった場合には影響があると思いますので,そこら辺を詳しく説明いただきたい。



○議長(西良仁)  最後の質問でしたので,1番わかる方が詳しく,だれですか。



◎福祉課長(君野悦郎)  私のほうから答弁をさせていただきます。

 今回のこの示談につきましては,事故について対象になるのが,保険としては全国市町村総合保険ということでございます。この保険で対処をするとなったときには,先ほど部長の方から申し上げました医療費,通院と交通費,休業補償費,諸経費,慰謝料,これがセットになって支払われる保険でございます。その中で今回の件につきましては,治療費及び雑費,慰謝料が支払いの対象になるということで,その額を算定をしていただいたところ,この今示されております23万9,860円となるということで,すべてがこれがセットになっている保険でございます。

 以上でございます。本人からの請求については,医療費等が出ないのかということでございましたので,等ということが入っておりましたので,その部分について保険会社のほうに医療費のほかにいろんなのが出るのかということであったところ,慰謝料まで出るということが通知があったところでございます。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。



◆議員(大薗秀己)  ちょっともとに戻りたいんですが,せっかくえい秀峰園の園長さんもそこにおられるので聞きます。

 まず,このような事件ちゅうのか,事案というのかよく,事故ですか。事故はふろに入れるのに介護者が足を骨折したということでしょう,この内容がもうちょっと詳しく説明せんことには,よくある話じゃないですか。これをもっとなぜそうなったのか原因をちょっと詳しく教えてほしいのと,このような事件が,事案が,これまで事故があってこのように慰謝料まで請求というか,支払いをした事案があったら,ちょっと説明してください。



◎えい秀峰園長(坂口光幸)  今の質問に対してでございますが,これは8月21日夕方,入所者87歳の?田ナミさんでございますけど,いえいえ,夕方です。?田ナミさんの右足背に皮下出血が見られたため,湿布を張って様子を見ていたんですけども,腫れも見られるようになって,そして町内の病院を受診しましたが,詳細がわからなかったため,さらに指宿市内の整形外科病院を受診したところ,右足背骨折との診断が出されたわけでございます。

 この入所者は会話のできない,そして起立,歩行困難不能な寝たきり者であることから,この原因究明について検討したところ,この異変に気づいた21日,当日午前中の入浴介助時,職員が椅子に着座させ,体をふくため着座させたんですが,その際注意力,危機意識不足により骨折させたと思われ,入所者本人,また家族引受人に対して申しわけないことになってしまったところでございます。

 以上です。

 今まで私7年近くここの施設に勤務しておりますけど,職員による事故というのはありませんですし,聞いておりません。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。本件については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第78号を採決します。この表決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。議案第78号は可決されました。

 しばらく休憩します。

午前11時15分休憩

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午前11時25分開議 



○議長(西良仁)  再開します。

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△日程第8―日程第9

         議案第79号―議案第80号一括上程



○議長(西良仁)  日程第8,議案第79号鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び鹿児島県市町村総合事務組合規約の変更について及び日程第9,議案第80号鹿児島県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少についてを一括議題とします。

 本件について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第79号鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び鹿児島県市町村総合事務組合規約の変更について御説明を申し上げます。

 本件は,市町村の合併の特例等に関する法律第13条及び地方自治法第286条第1項の規定により,平成22年3月23日から,鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体から姶良郡加治木町,同郡姶良町,同郡蒲生町,姶良郡西部衛生処理組合及び姶良郡西部消防組合を脱退させ,新たに姶良市を加入させることにかかる組合構成団体の数の減少及び組合規約の一部を変更することについて議会の議決を求めるものでございます。

 議案第80号鹿児島県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少について御説明申し上げます。

 本件は,地方自治法第291条の3第1項及び市町村の合併の特例等に関する法律第13条の規定により,鹿児島県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体から,平成22年3月23日をもって姶良郡加治木町,同郡姶良町及び同郡蒲生町を脱退させ,姶良市を加入させることについて議会の議決を求めるものでございます。

 御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(西良仁)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから議案第79号及び議案第80号について一括して質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。議案第79号及び議案第80号については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。議案第79号及び議案第80号については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから議案第79号鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び鹿児島県市町村総合事務組合規約の変更について討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第79号を採決します。この表決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。議案第79号は可決されました。

 次に,議案第80号鹿児島県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少について討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第80号を採決します。この表決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。議案第80号は可決されました。

    ────────────────────



△日程第10議案第81号南薩地区衛生管理組合規約の変更について



○議長(西良仁)  日程第10,議案第81号南薩地区衛生管理組合規約の変更についてを議題とします。

 本件について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第81号南薩地区衛生管理組合規約の変更について御説明を申し上げます。

 本件は,平成22年1月20日から南さつま市副市長の定数を2人から1人とする南さつま市副市長定数条例が施行されることに伴い,南薩地区衛生管理組合の副管理者を,南さつま市の市民福祉部に関する事務を担当する副市長の職にあるものから,南さつま市の副市長の職にあるものとするため,当該組合規約を変更することについて,地方自治法第286条第1項及び同法第290条の規定により,議会の議決を求めるものでございます。よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。



○議長(西良仁)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。本件については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第81号を採決します。この表決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。議案第81号は可決されました。

    ────────────────────



△日程第11議案第82号南九州市長及び副市長の給与等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について



○議長(西良仁)  日程第11,議案第82号南九州市長及び副市長の給与等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第82号,本案は南九州市長及び副市長の給与等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてであります。

 人事院は民間の本年4月分の給与及び昨年8月から本年7月までの1年間に支給された特別給を詳細に調査し,その結果を国家公務員給与と比較を行ったところ,月例給及び特別給について国家公務員が民間を上回った結果となり,その格差を解消するため給与の引き下げを行うとともに,特別給についても引き下げる内容で衆参両議長及び内閣総理大臣に対して勧告を行っております。

 国はこの勧告を受け,10月27日の閣僚会議で人事院勧告どおり実施することと決定し,本市もこの内容に準じて改正を行うものであります。

 改正内容につきましては,市長,副市長,教育長及び市議会議員の本年12月に支給します期末手当の支給率を0.1月分引き下げ,暫定的に凍結しました6月支給の期末手当とあわせまして,年間支給率を3.1月分にするものであります。

 一般職及び管理職につきましては,本年12月に支給します期末勤勉手当を合計で0.15月分引き下げ,暫定的に凍結しました6月支給の期末勤勉手当とあわせまして,年間支給率を4.15月分にすることと,若年層の給料月額を除き,すべての給料月額を平均0.2%引き下げるものでございます。

 また,それぞれの改正条例を2条に分けて改正しておりますが,本年12月期に支給します期末手当及び勤勉手当の改正と来年4月1日から施行します特別職の期末手当,一般職等の期末勤勉手当の年間支給率は変えずに,6月期,12月期の支給率を国家公務員に準じて改正する必要があったため,2条に分けて改正するものでございます。よろしく御審議のほどをお願いを申し上げます。



○議長(西良仁)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。



◆議員(森田隆志)  第5条関係について説明をいただきたいと思います。ページは30ページでございます。最後に附則を1項加える形で載せられておりますが,給料の切りかえに伴う経過措置というようなことで,これは15でいいんですか,載せられておるわけですが,これをちょっと説明をいただきたいというのと,それから,まず経過措置を行わないといけない減額改定対象職員ですか,この職員が何人ぐらいおられるのか説明をいただきたいと思います。



◎総務課長(中木原重孝)  給料の切りかえに伴います経過措置でございます。平成18年の4月1日に施行されました給与構造改革の給料切りかえによりまして,現給より下がった給料月額となった職員は経過措置ということで,これが110人おります。そういうことで現給との差額を加えて給料として支給する規定でございます。

 今回は21年の12月1日現在におきまして,その差額を受けている職員の給料,新しい給料表とその経過措置を加えた額,これに99.76%,これは人勧が定めた率でございまして,これを乗じた額が給料月額とするということでございます。

 給料が平均で0.2%下がりましたので,18年の3月との給料の差額100%経過措置として支給するのでなく,人勧に基づきまして99.76%を乗じた額を給料とするということでございます。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。



◆議員(東兼喜)  ただいまこの議案の82条ですが,たしか人事院勧告では住居手当は撤廃するというふうに,私は記憶しているんですが,これが全く条例に載っていないのはどういうことだったのか御説明いただきたい。



◎総務課長(中木原重孝)  住居手当は今までも人勧に準じてはしてないところでございまして,県下18市の状況を見てもそれぞれ住居手当の額が違います。南九州市は2,500円,それぞれ違うところですけれども,今のところほかの市もまだ検討中ということでございまして,現在のところは据え置いてさしていただくということでございます。



◆議員(東兼喜)  ただいま説明でわかったんですが,我が南九州市でも職員組合があるわけです。もちろんそれに任意する形でもあるわけですが,その辺の話し合いはなされたものなのか,その辺をちょっと御説明いただければありがたいですが。



◎総務課長(中木原重孝)  当然職員団体との交渉を今回の人勧に基づく期末手当,そして給料の0.2%の減額,そういうもの等も,それから住居手当,これにつきましても組合との一応の話は進めているところでございまして,先ほど申し上げましたように,ほかの市の状況を見ながら,今後考えていきたいというふうに思っております。これは組合とは話は進めております。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第82号を採決します。この表決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。議案第82号は原案のとおり可決されました。

    ────────────────────



△日程第12議案第83号南九州市地域活性化住宅条例の一部を改正する条例の制定について



○議長(西良仁)  日程第12,議案第83号南九州市地域活性化住宅条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第83号南九州市地域活性化住宅条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。

 本案は地域活性化住宅への若年層の定住促進及び地域の活性化や,子育て支援を図るため所要の改正をしようとするものでございます。

 改正内容につきましては,地域活性化住宅の家賃3万円の枠は,現行では小学生のいる世帯となっておりますが,入居者の子育てにかかる経済的負担の軽減を図る上から,今回高校生の同居する世帯までこの枠を適用しようと改正するものでございます。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(西良仁)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。



◆議員(内匠秋夫)  提案理由の中に地域活性化,あるいは子育て支援を図るため小学生を高校生に改めるというものでありますので,二,三教えていただきたいなと思うのですが,まず地域活性化住宅は地域ごとに何戸数あるのか,そして現在の入居の状況はどうなっているか,さらに小学生の児童がいる入居世帯数,そして高校生までいる入居の世帯数はどうなっているかということで教えていただきたい。



◎建築住宅課長(厚村善人)  ただいまの質問にお答え申し上げます。

 地域活性化住宅につきましては,旧川辺町のみにあるわけでして,知覧,頴娃地区にはございません。

 戸数としましては16戸でございます。地域としまして清水2戸,大丸地区3戸,清水宇都2戸,神殿2戸,有木2戸,木場田2戸,野崎松尾城3戸の計16戸でございます。

 それから,入居状況につきましては,全戸入居しておりまして,空き家はございません。

 小学生のいる入居者数ということでございますが,純粋の小学生のみの世帯は5戸でございます。この条例の趣旨は小学生以下の世帯をというのがありまして,それを未就学の子供まで入れた世帯となりますと11戸になります。

 それから,高校生までいる入居者数ということでございますが,高校生がいる世帯は3戸でございます。

 以上です。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。



◆議員(竹迫毅)  小学生と今まであったのを高校生に改めるということですが,小学生となると義務教育だということになります。そうしますと高校生に改めるということになりますと,高校に行っていない大体18歳で卒業すると思うんですが,そこら辺はどのように,高校に行っていない子供がいる場合はどうするのか,そこら辺はどうなんですか,説明いただきたい。



◎建築住宅課長(厚村善人)  現在高校に行っている世帯については調べておりますが,今後高校に入学する場合には,事前に各世帯に届けをしていただくように通知をする予定でございます。

 現在のところ高校生もいろいろ専修学校とか,高校に類する学校もありますので,それから高等専門学校等もありますが,それも高校生までは適用しようという考えでいるところでございます。高校に行かないところにつきましては,適用されません。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なし認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第83号を採決します。この表決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。議案第83号は原案のとおり可決されました。

    ────────────────────



△日程第13議案第84号市道路線の認定について



○議長(西良仁)  日程第13,議案第84号市道路線の認定についてを議題とします。

 本件について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第84号市道路線の認定についてでございます。

 本件は,永田中福良住宅団地の整備完了に伴う団地内道路1路線及び広域農道完了に伴う平山六丁自治会内の旧町道1路線の市道路線認定について,議会の議決を求めるものでございます。どうかよろしくお願いをいたします。



○議長(西良仁)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なし認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第84号は産業建設常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第14議案第85号平成21年度南九州市一般会計補正予算(第6号)



○議長(西良仁)  日程第14,議案第85号平成21年度南九州市一般会計補正予算(第6号)についてを議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第85号について御説明を申し上げます。

 本案は,平成21年度南九州市一般会計補正予算(第6号)についてでございますが,今回の補正は人事院勧告等に伴う人件費や補助事業の内示等に伴う経費及び当面における経費について補正しようとするものでございます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億8,779万4,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ214億5,352万8,000円にしようとするものであります。

 補正予算の内容につきまして,歳出から主なものを御説明申し上げます。まず,人件費につきましては,人事院勧告等に基づく給与や職員手当,共済負担金の率改正等に伴う共済費などについて補正するものでございます。

 議会費につきましては,常任委員会等の管外研修費や議会だより,会議録の印刷代などの不用見込み額の減額補正等であります。

 次に,総務費につきましては,補助金申請件数の増に伴う,移住定住促進対策事業費や損害賠償金にかかる諸費,固定資産税システム整備に伴う総合行政システム改修等にかかる賦課徴収費,住民記録連携プログラム改修等にかかる戸籍住民基本台帳費などの増額補正等と,新たに市民歌制定普及事業費を補正計上いたしました。

 次に,民生費につきましては,障害者自立支援給付事業費やえい秀峰園の空調施設改修経費,実績見込みによりますひとり親家庭医療費助成事業費等の増額補正であります。

 次に,衛生費につきましては,妊婦健康診査の受診回数の一部が次年度となること等による妊婦健康審査関係費等の減額補正と,実績見込みによる各種がん等検診費などの増額補正であります。

 次に,農林水産業費につきましては,事業実績に伴う経営構造対策事業費等を減額補正するとともに,補助事業の内示等に伴う農村集落活性化対策事業費や県単独茶園改植事業費,荒茶加工施設の整備にかかる鹿児島茶産地拡大チャレンジ事業を新たに補正計上するものであります。また,実績見込みによります農地等利用調整対策事業費,茶園新改植事業費などを増額補正いたしたところでございます。

 次に,商工費につきましては,風力発電施設の改修にかかる経費の増額補正と平和の桜植栽落語会開催事業費の新規計上などであります。

 次に,土木費につきましては,道路整備員等の共済費の減額補正等であります。

 次に,消防費につきましては,全国瞬時警報システム整備と防災行政無線の統合に要する経費を新たに計上いたしたところでございます。

 次に,教育費につきましては,補助事業の内示等に伴い,川辺小学校東校舎の耐震補強大規模改造を実施する安全・安心な学校づくり交付金事業費や,旧高城家住宅茅葺屋根改修等にかかる伝建地区公開施設等管理費などの増額補正等であります。

 次に,諸支出金につきましては,頴娃地域の公共施設等の整備のために寄附されました寄附金の公共施設等整備基金への積み立てや,見込まれる基金利子等の積立金の増額補正であります。

 一方,歳入につきましては,国県支出金,財産収入,寄附金,繰入金,諸収入及び市債等について補正をいたしました。

 次に,第2条の繰越明許費につきましては,川辺小学校東校舎の耐震補強,大規模改造にかかる安全・安心な学校づくり交付金事業について,本年度中の事業完了が困難なことから,次年度へ繰り越して執行することができる経費を定めるものであります。

 次に,第3条の地方債の補正につきましては,学校教育施設等整備事業にかかる補正予算債を新たに追加するとともに,過疎対策事業等にかかる地方債の限度額を変更するものでございます。

 以上で,提案理由の説明を終わります。



○議長(西良仁)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。



◆議員(田之脇厚)  私は説明資料によって質問をいたしたいと思いますが,まず29ページです。5款1項3目茶業振興費でございます。当初予算では20ヘクタールの360万ということでありましたけれども,非常に申し込みが多くて,30ヘクタールになったということでございますが,180万の,いわゆる補正の10ヘクタールの180万というふうになっていますが,これ等について30ヘクタールの旧3町ごとの面積をお示しをしていただきたいと思います。

 それから,その次に30ページでございますが,5款1項3目同じく茶業振興費でございます。これを見てみますと,県の単独事業で改植の補助をするということでございますが,743万8,000円計上されておりますけれども,これ等についても各3町ごとの面積をお示しをしていただきたいと思います。

 それとあとの問題につきましては,県のほうで県単事業ということでございまして,なにか条件があるんじゃないかと,このように考えているところでございますが,例えば認定農業者を優先するとか,いろんなことの条件つきの補助じゃないかというふうに考えておりますが,もしあればその条件とはどんな条件がされているのかということです。

 それから,3番目には,この事業は県単事業ということでございますけれども,継続事業なのか,あるいはまた21年度単独事業なのか,この辺をお示しをしていただきたいと思います。

 以上でございます。



◎茶業課長(鮫島信行)  今の質問にお答えいたします。

 30ヘクタールの地区別面積は幾らかということでございますが,茶園の新改植事業費の30ヘクタールの地区別面積は,現在申し込み面積が27.47ヘクタールで,残りの2.53ヘクタールは今後の見込みを計上いたしております。

 現在の申し込み面積が27.47ヘクタールでございますが,うち22.76ヘクタールが改植で,新植が4.71ヘクタールとなっております。地区別で見ますと頴娃地区が12.13ヘクタール,うち改植が10.3ヘクタール,知覧地区では12.43ヘクタール,うち改植が10.04ヘクタール,川辺地区では2.91ヘクタール,うち改植が2.42ヘクタールとなっております。

 続きまして,県単独茶園改植事業費でございますが,申請面積21.25ヘクタールの地域別の面積は幾らかということでございますが,7月末の要望面積が21.25ございましたので,それを計上させていただいておりますが,旧頴娃町が8.6ヘクタール,知覧町が9.85ヘクタール,川辺町が2.8ヘクタールであります。現在わずかではございますが,その後旧知覧町分が1.19ヘクタールの追加がございまして,現在のところ22.44ヘクタールとなっているところでございます。

 それから,事業申請に当たっての条件があるのかと,あるとすればどのような条件なのかということでございますけれども,まず南薩地区茶業振興会員であることが条件でございます。

 それから,当初改植の要望面積を把握するときの説明ではございませんでしたけれども,申し込みが計画面積20ヘクタールに対しまして,これは地区全体でございますので,枕崎市,南さつま市あわせて31.15ヘクタールとなったために,認定農業者であること,それからことし中に認定農業者になることが条件となっています。

 それから,この事業は継続事業なのか,あるいは単年度事業なのかということでございますけれども,この事業は南薩振興局の事業であり,振興局といたしましては5年間の計画で事業化したいということでございますけれども,振興局から県のほうへの申請といたしましては,単年度事業として申請しているということでございます。

 以上でございます。



◆議員(田之脇厚)  茶の情勢等については,昨今の非常に厳しい情勢であるということがいわれております。特に今までは作りさえすれば売れる茶業界であったわけでございますけれども,今後におきましては量よりも質で勝負をしなければいけないというようなことでございまして,5カ年間ということでございますけれども,ひとつ県のほうに働きかけをして,もしこういう補助事業があるのであれば,やっぱり継続的にやっていく方向で,ひとつ要望をするような方向をお願いしたいと思います。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。



◆議員(蔵元慎一)  通告はしていませんでしたけれども,説明資料の5ページの消防費,災害対策費のJ−ALERTの工事,それから無線システムの統合化ということで上がってますけれども,このJ−ALERTは国からの補助ということでなってるみたいですが,親卓を統合するということは,今どういう状況で今不都合があって,これをすることによって,どういった効果が生まれるのかということをちょっと説明していただきたいと思います。



◎危機管理室長(有村壽内)  ただいま質問のありましたJ−ALERTの設備と,3地区の防災行政無線の親卓の統合経費に関してでございますが,今現在本市においては頴娃地域,知覧地域,川辺地域の防災行政無線がそれぞれメーカーが違いまして,周波数が違いまして,それが別個に行政の連絡事項なんかも全部別個に放送しなければならないのが現在でございます。

 今回J−ALERTをつけるという事業が総務省の100%補助の事業のやりますけれども,これがデジタル対応の機械でないとJ−ALERTの設置ができないということで,この3地区の中でJ−ALERTの設置可能な親卓というのが,現在川辺地域にあります防災行政無線の機械がデジタル対応の機械でありまして,それにつけることによって,そこだけで親卓を統合しないと全地域にその通報システムの反応がないということで,この3地区を全部結んで,もし弾道ミサイルとか,緊急地震速報とか,そういうのが東京消防庁のほうから,消防庁のほうから通報が流れたら,3地区同時に流れるように卓の統合性が必要だということで,今回計上さしていただきました。

 それで,この予算につきましては,前からいわれておりましたけれども,政権の交代かれこれで,国の予算の凍結かれこれの問題がありまして,その後12月補正で対応するようにという県からの要望がありましたので,今回この補正でお願いをするところでございます。

 以上です。



◆議員(蔵元慎一)  今デジタルの回線が川辺だけだということですが,今後知覧,頴娃に関して,今ある分であればデジタルに変えていく必要性もあるのかどうかちょっとお願いします。



◎危機管理室長(有村壽内)  とりあえず,J−ALERTをつけることによるJ−ALERT設置可能な機械が川辺の機械でありますので,それに統合しますが,将来的にはデジタル対応の施設整備が迫れているところでございますので,そこの整備になりますと親卓は1機でできますので,3地区それぞれ親卓を入れかえる必要はなくて,本市においては1基の親卓で整備がされると思います。

 以上です。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。



◆議員(森田隆志)  1つだけ質問いたします。18ページです。予算説明資料の18ページです。小さな金額なんですが,保育所関係費でございますが,今回保育所連絡協議会の開催を2回補正計上しておりますが,これにつきまして今必要になった理由です,開催しないといけなくなった理由,そして2回というのは今後どのような計画でおるのか。



◎福祉課長(君野悦郎)  これにつきましては,定期的に開く分じゃございませんで,随時開くようになっております。

 今回,この計上をさしていただいた分につきましては,市内の保育所のほうから定員の増の要請と,それから,過去3年間の状況を見ながら定員をオーバーしている状況がずっとございましたので,そういう点からこの会議を開催をしなければならなくなったということでございます。

 で,1回で結論が出ればよろしいですけれども,結論が出なかった場合等を含めまして,2回分を計上したところでございます。

 以上です。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第85号は各常任委員会に付託します。

 しばらく休憩します。

午後0時5分休憩

───────────

午後1時0分開議 



○議長(西良仁)  再開します。

    ────────────────────



△日程第15―日程第20

         議案第86号―議案第91号一括上程



○議長(西良仁)  日程第15,議案第86号平成21年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてから日程第20,議案第91号平成21年度南九州市水道事業会計補正予算(第2号)についてまでの以上6件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第86号から議案第91号まで一括して御説明を申し上げます。

 まず,議案第86号平成21年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ44万円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ61億9,261万3,000円にしようとするものであります。

 歳出につきましては,一般被保険者保険税還付金について補正し,歳入につきましては,一般被保険者返納金について補正するものであります。

 次に,議案第87号平成21年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ18万5,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億2,572万2,000円にしようとするものであります。

 歳出につきましては,過年度分の後期高齢者医療保険料の還付金について補正し,歳入については,県後期高齢者医療広域連合からの保険料還付金について補正するものであります。

 次に,議案第88号平成21年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,591万7,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ40億4,866万7,000円にしようとするものであります。

 歳出につきましては,今後の給付見込みによる保険給付費の補正や人件費を計上してある地域支援事業費について,人事院勧告等に伴う人件費の補正を行うとともに,歳入につきましては,国県支出金や支払い基金交付金,繰入金を補正するものであります。

 次に,議案第89号平成21年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ69万5,000円を減額し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億5,072万7,000円にしようとするものであります。

 歳出につきましては,人事院勧告等に伴う人件費を補正し,歳入につきましては,繰入金を補正するものであります。

 次に,議案第90号平成21年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3万5,000円を減額し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,289万8,000円にしようとするものであります。

 歳出につきましては,人事院勧告等に伴う人件費を補正し,歳入につきましては,繰入金を補正するものであります。

 次に,議案第91号平成21年度南九州市水道事業会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。

 今回の補正は人事院勧告等に伴う人件費について補正するものであります。

 補正予算第2条につきましては,予算第3条に定めた収益的支出の予定額を16万8,000円減額し,3億1,942万1,000円にしようとするものであります。

 補正予算第3条につきましては,予算第8条に定めた議会の議決を得なければ流用することのできない経費である職員給与費の予定額を16万8,000円減額し,7,126万1,000円にしようとするものであります。

 以上で,議案第86号から議案第91号までの提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(西良仁)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから議案第86号から議案第91号までの以上6件について一括して質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第86号から議案第88号までの以上3件は文教厚生常任委員会に,議案第89号から議案第91号までの以上3件は産業建設常任委員会にそれぞれ付託します。

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△日程第21陳情第4号勝目地区新保育施設に関する陳情



○議長(西良仁)  日程第21,陳情第4号勝目地区新保育施設に関する陳情については,文教厚生常任委員会に付託します。

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△日程第22一般質問



○議長(西良仁)  日程第22,一般質問を行います。

 順番に発言を許します。

 まず,下窪一輝議員。

  [23番議員下窪一輝登壇]



◆議員(下窪一輝)  私は先に通告をしてありました茶業振興対策について市長並びに教育長に質問をいたします。

 私の住んでいる地域は,明治30年頃にお茶栽培が始まり,その後地域の人たちはお茶専業農家として大きな集団産地を形成し,また村づくり活動にも専念をし,発展をしております。

 しかし,最近私たちの地域に不思議な状況が起こっております。以前はあいさつ代わりにお茶の情報交換と楽しい談笑を耳にしておりましたけれども,最近ではその語る言葉にも元気がなく,笑い声を聞けなくなっているだけでなく,茶園を見て回ると手入れされていない放任状態の茶園も目につくようになってきており,若い担い手もアルバイトに出ているような状況であります。

 現状では,来年の見通しさえ見えてこない,このまま何の手だてもしないでこの状況が進むとすれば,さらに農外収入への依存度が高まり,やがて産地は没落していくのではと心配をしております。

 そこで日本一の茶産地として自他共に認識し,一生懸命取り組んでおられる市長は現状をどのようにとらえ,どのような施策を展開をするお考えかお聞かせいただきたいと思います。

 本年,21年産茶も秋冬番まですべて終わりました。昨年,平成20年の茶の価格情勢は,過去30年来最も低価格で推移をいたしました。さらに本年,平成21年の荒茶価格は前年相場をさらに二,三割下回り,コスト割れの生産となり,茶工場経営も生葉生産農家も極めて厳しい局面を迎えているのは実態であります。将来展望が見えない中,若い担い手たちが茶産地づくりに情熱が消え去り,失望感さえ漂い始めている状況でございます。

 そういう状況の中,日本農業新聞紙上に価格低落に対して茶業振興法の制定を急ぎたいという記事が目にとまりました。このような茶業の危機的状況を救うため,茶業の持続的な発展を目的とし,自民党の緊急茶業対策検討プロジェクトチームが決議をした「茶業振興法」(仮称)の制定を国等へ働きかける考えはないか市長にお伺いをいたします。

 日本緑茶は,日本の歴史とともに伝統文化をはぐくみ,農家の所得向上や地域の経済発展のために大きな貢献をしてきました。また,緑茶は多くの機能成分を持ち,昔から百薬の長といわれた時代もあります。現在においても幅広い面で効能があると実証例もあります。そこで緑茶の消費拡大と利活用増進のため,お茶とのふれあい事業,食育及びインフルエンザ予防対策等に積極的に取り組む考えはございませんか。

 最後に,平成22年度本市で合併後初めて開催される県茶業振興大会の取り組み状況をお聞かせをいただきたい。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  下窪議員の御質問にお答えをいたします。茶業振興対策についてという御質問でございます。

 まず,第1点目の茶業の現状をどのようにとらえ,どのような施策を展開する考えかとの御質問でございますが,茶を取り巻く情勢は世界経済の悪化に加え,茶の消費が低迷し,さらに平成21年度産茶は気象的要因も加わりまして,荒茶価格が下落し,危機的状況にあるところでございます。このことは,これまでの茶生産流通販売の形態の中で,茶の生産農家は荒茶生産に重きを置き,鹿児島市内の茶市場や静岡の市場で販売をし,その後流通業者が消費者の求める茶,特に昨今の経済状況におきましては,大手業者があらゆる手段において売りやすい値ごろ価格で購入をし,スーパーで販売されているのが現状でございます。

 一方,生産品におきましては,肥料,農薬,燃料高騰に加え,茶工場の整備,摘採機等の購入等,生産費アップはとまらない状況でございまして,小規模の農家等におきましては,茶専業では難しく,秋冬野菜等を含めた経営となりつつあるのが現状ではないかと思ってるところでございます。

 このような現況を十分踏まえまして,市場性の高い品種への改植や中刈り,深刈りを推進いたしまして,生産調整を図るとともに,アンケート調査の結果に基づき,農地流動化,茶工場の合理的再編を推進し,低コスト優良茶生産を進め,不況下でも安定した経営ができるよう指導に努めてまいりたいと思います。

 流通面では,認証制度など,安心,安全,信頼される茶づくりを進め,小売り茶のシェアを高め,農家自身が直接消費者に販売できる体制や,北九州や青森,関東などでPRし,新たな販路開拓など,流通改善対策を図るとともに,観光地での試飲茶の配付や飲食店,旅館でのお茶のサービスを実施いたしまして,茶の消費拡大対策を図ってまいりたいと考えております。

 次に,2番目の茶業の危機的状況を救うため,茶業の持続的な発展を目的とし,自民党の緊急茶業対策検討プロジェクトチームが決議いたしました「茶業振興法」(仮称)でありますが,これの制定を国等に働きかける考えはないかとのことでございますが,本年7月8日付日本農業新聞にも掲載されていましたように,自民党の緊急茶業対策検討プロジェクトチームの柳沢元厚生労働大臣らが,茶業の持続的な発展に向け,茶業振興法の制定の決議をされたようでございますが,九州管内でおおむね100ヘクタール以上の茶園を有する市町村で構成されております九州茶主要産地市町村協議会でも,先日会長である私と副会長3名で九州農政局に出向きまして,局長に茶業振興法の法制化の実現など要望をいたしたところでもございます。

 今後,全国茶業中央会,全国茶商協連合会など,あらゆる団体にも要望いたし,少しでも危機的状況を脱し,持続的に発展が図られるよう努めてまいりたいと考えております。

 次に,3番目の緑茶の消費拡大と利活用増進のため,お茶とのふれあい事業,食育及びインフルエンザ予防対策の活用等に積極的に取り組む考えはないかとのことでございますが,お茶とのふれあい事業につきましては,県の事業であり,日本茶インストラクター協会鹿児島県支部の方々主となりまして,事業を実施しているところでございますが,本市でも8校が実施しているところでございます。また,本市独自で3年前より松山小学校の3年生を対象に,お茶博士と称し,お茶の勉強会を実施しておりまして,ことしからは浮辺小学校の3年,4年生が知覧茶探検隊と称し,勉強会を実施をいたしております。

 今後,さらに県や教育委員会と連携いたしまして,おいしいお茶の入れ方教室を通じ,食育とあわせ,子供たちにもお茶のおいしさ,楽しさをPRしていきたいと考えております。

 また,インフルエンザ予防対策につきましても,本市といたしましては,マスクの着用やうがいなどの広報を積極的に行っているところでございます。茶業振興会でもお茶でうがいをというチラシを9月10日新聞織り込みで市内に配布をしていただいたところでございます。また,県におきましてもチラシをつくり配布しているとのことでございまして,お茶の持つ殺菌効果など,お茶の機能性やお茶のよさを積極的にPRし,消費拡大に努めてまいりたいと考えております。

 4番目の22年度に本市で開催される県茶業振興大会の取り組み状況でございますが,昨年県より南九州市での開催要望がございまして,茶業振興会や農協と協議をいたしまして開催する運びとなったところでございますが,今までに実行委員会,運営委員会,幹事会等を開催いたしまして,組織体制,事業内容等を協議していただいたところでございます。

 協議の結果,これまでの生産者大会から,消費者を巻き込んだ消費拡大対策を含む大会といたしまして,サブタイトルに消費者のわかりやすい鹿児島お茶祭り2010in南九州市と命名いたしまして,鹿児島市など市街の消費者にも呼びかけまして,消費拡大を図ってまいりたいと思っているところでございます。

 開催場所は知覧文化会館周辺で,平成22年11月14日に開催する予定でございまして,現在開催に向けて各委員会一丸となり取り組んでいるところでございます。

 以上で,下窪議員の質問の答弁とさせていただきたいと思います。



◎教育長(小野義記)  3番目の御質問の緑茶の消費拡大と利活用増進のため,お茶とのふれあい事業,食育及びインフルエンザ予防対策等の活用について,現在小中学校で取り組んでいる現状等についてお答えをいたします。

 お茶とのふれあい事業については,総合的な学習の時間の中で12校の小学校が茶摘み体験,茶もみ体験,お茶ソムリエ士等によるお茶の入れ方体験等を行っていますが,今後とも南九州市の基幹産業であるお茶とのふれあい事業について,さらに多くの学校で実施できるよう指導していきたいと考えています。

 また,昨年から子供たちが休日等に南九州市の自然環境のすばらしさを体験するふるさと体験学習茶レンジ隊による体験活動を実施していますが,その中での茶摘み,茶もみ体験等の充実も図っていきたいと考えているところです。

 お茶による食育やインフルエンザ予防対策についてお答えいたします。頴娃町,知覧町については以前からお茶給食を実施していましたが,ことしから川辺町の学校にもお茶給食を導入いたしました。南九州市内のすべての学校のお茶給食が始まったことになります。

 以前からお茶に含まれるカテキンには抗菌作用があるといわれていましたので,お茶飲用とともにお茶によるうがいを進めていましたが,特にことしの2学期からはお茶によるうがいを強く進めているところでございます。11月16日の南日本新聞には,鹿児島県茶生産協会が緑茶でうがいでインフル撃退のポスターを作成したという記事も出ていましたし,11月19日の南日本新聞にもインフルお茶で吹っ飛ばせという知覧管内の小中学校に関する記事も出ていましたが,今後とも食育の推進とともに,インフルエンザ予防ということからも,子供たちのお茶飲用を大事にしてきたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(下窪一輝)  まず,お断りをしておきたいと思いますが,先ほど午前中に産業建設常任委員会の報告の中で提言がありましたけれども,その提言に同じような質問がありますが,御容赦いただきたいと思います。

 まず,放任茶園,荒廃茶園が市内に散見されますが,その実態を把握されておりますか。



◎茶業課長(鮫島信行)  荒廃茶園につきましては,現在常用型摘採機の導入できないような茶園など,市全体で茶園面積の0.1から0.2%程度の五,六ヘクタールあるのではないかと思っております。



◆議員(下窪一輝)  その荒廃茶園に対して,どのような対応をされておりますか,対策をとっておられますか。



◎茶業課長(鮫島信行)  できるだけ荒廃茶園が出ないように,いろいろと努めているところでございますが,まずいろいろ荒廃茶園が出てくるというところは,やはり区画の悪い茶園,それから面積の小さい茶園等ということで,耕作放棄地が段々出てくると考えるわけでございますけれども,小さなそういうところにつきましては,できるだけ隣の茶園の方々に耕作していただけるようお願いいたしまして,荒廃茶園が出ないように努めてまいりたいというふうに考えております。

 非常にこうして荒廃茶園というもの,今後出てくると思います。アンケートによりますと,茶園規模を縮小したい人というのが,やはり700名ほどの回答者がございましたけども,そのうちの約72名ほどがおられまして,本年度あるいはこの近くでもう縮小したいという人が16人いらっしゃいます。ほとんどの方が賃貸借ということでなっておりますけども,やはり規模拡大をしたい方というのが,そのうち177名おりますので,このような人に積極的に買っていただきまして,少しでも荒廃茶園が出ないように努めていきたいと考えております。



◆議員(下窪一輝)  市長の答弁の中にもありますが,農地流動化を図っていくというようなことも対策の中で答弁をしておりますが,やはり工場の系列等々の方に集積を図っていくというのが,やっぱり荒廃茶園を防いでいくという方向になろうと思いますので,その辺の指導方もお願いをしたいと思います。

 次に,やはり南九州茶業の振興はブランド統一がまず第1ではないかと,答弁の中に含まれておりませんけれども,現在南九州市には川辺茶,知覧茶,頴娃茶,合併間もないというようなことで,この3つのブランドがあるわけでございますが,全国的に有名な宇治茶ブランドは京都府,滋賀県,奈良県,三重県,この1府3県のお茶を宇治茶としております。また,八女茶においては福岡県全域,嬉野茶においては佐賀県全域と長崎県も含めております。

 南九州茶も1日も早く統一ブランドを立ち上げなければいけないと思いますが,市長どのようなお考えでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  全国一の茶産地でございます。これはまた付加価値をつけて販売をするためにも,1日も早いそのようなブランドを統一できればと,このように思っておるところでございます。

 このことについては,やはり茶農家の皆様方が積極的に推進をしていただき,そしてまた行政もそれに答えてお手伝いをしていくというようなことになるのではなかろうかなというふうに思っております。



◆議員(下窪一輝)  やはりこのブランド統一の件につきましては,いろんな先人の方々の思いも含まっておりまして,大変繊細な部分も含まっております。しかしながら,来年本市で開かれる県の振興大会ぐらいまでをめどに,ぜひ統一を図っていって,そして南九州茶の販路拡大,そしてまた南九州茶のファンを1人でも多くするような手だてが必要じゃないかと,このような思いがしております。振興会を含め,また行政側の積極的なリーダーシップもとっていただければと思います。

 それから,先ほど来いろいろ出ておりましたけれども,茶業振興のため現在もいろいろな助成事業,事業等を展開をされておりますけれども,生産者が直接消費者へ販売というようなことで,消費拡大特別対策事業等がありますけれども,これも先ほど来ありますけれども,継続をしなければこの事業効果はなかなか出てこないというような思いがしますが,この事業の今後の計画等についてお聞かせいただきたいと思います。



◎茶業課長(鮫島信行)  茶消費拡大特別対策事業でございますけれども,ことしは緊急対策事業で予算化いたしまして,事業費600万でやっておりますけれども,内容といたしましては北九州市や青森県,平川,それから関東,関西のほうに宣伝販売をやっておるところでございますが,やはり今後とも次年度以降の取り組みということでございますけれども,やはり今後も茶の消費拡大を図っていくためには,また農家みずからが流通販売に力を入れて売れる生産物をつくるため,どうしてもそこらあたりにつきましては,取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。



◎市長(霜出勘平)  このことは大変大事なことでございますので,やはり農家の方々が消費地に出かけて行かれまして,そして自分のところのお茶の評判というものを,自分の耳でやはり確かめる必要があるのではなかろうかなというふうに思っております。

 先般,北九州市で企業祭がありまして,そこに頴娃の生産農家の方も販売に来られておったところでございますが,その方も先ほど議員がおっしゃるように,ブランドを早く統一してくれというような御希望もあったところでございます。だから,1人でも多くの農家の方が,全国各地に出かけて行っていただき,そして消費者のニーズというもの,こういうお茶をつくれば売れるんだなというようなものを実感していただいて,生産に取り組んでいただければ,またそれなりの効果があるんじゃなかろうかなというふうに思っております。

 そういったことで22年度につきましても,この事業はさらに拡大をしながら,続けていきたいと,このように思っておるところでございます。



◆議員(下窪一輝)  前向きに答弁をいただきましたけれども,やはりこの事業に対してそれぞれの小売りを展開をしている農家の方々,それに限った人が何回も行くんじゃなくて,幅広くいろんな人に都会に出向いていって,自分のお茶を,みずからのお茶を販売できるような,同じ人が年2回も3回も行くんじゃなくて,幅広く行くような,そんな手だてをしていただきたい。

 また,今ISOの取得した工場の方々が中国の大連まで行って販路拡大を図るというようなこともやっておるようでございますので,そのような熱い思いの方々にも手だてをお願いをしたいと思います。

 それから,先ほどこれも出ましたけれども,新植,改植,苗木の助成を反当1万8,000円助成をしておりますけれども,今後はやはり改植に軸足を置いていただきたい。先ほど実績の中でほとんどは改植のほうだとお聞きをしまして,ほっとしましたけれども,やはり改植となりますと,5年間あるいは4年間収入がゼロと,投資を大分しなければいけないというようなことでございます。その4年間,5年間投資経費の一部助成は考えられませんか。



◎市長(霜出勘平)  このことにつきましては,いろいろと協議をさしていただきたいと思います。農家の方々も全茶園を改植をされるわけではありませんので,年次的にされていくわけでしょうから,そういった点で収入ゼロということにはならないわけでございますが,このことにつきましては,積極的に協議をさしていただきたいというふうに思っております。

 それから,先ほどの宣伝です,生産者が行って販売すると,このことにつきましては,やはり市の補助なくして,自分の懐からお金を出して行かれた方も,それなりの効果はあるようです。だから,皆さん積極的に行くんだと,そして少しでも小売り部門をふやしていくんだと,そのような気概を持って行っていただければ,必ず成功するのではなかろうかなというふうに,やはりこれは機会均等という言葉がありますので,1人の方がそういう事業を多く享受するんじゃなくて,全体に回しながらやっていき,そしてまた個人でも自分の身銭を切ってでもやっていくというような気概が必要ではなかろうかなというふうに思います。



◆議員(下窪一輝)  先ほどにまたちょっと返りますけれども,やはり同じ懐から出ているお金を頴娃茶の知覧茶の川辺茶じゃなくて,やはり統一を図って販売していくというのがやはり筋だと思いますので,統一も図りながら,小売りの部門にも行政の手助けをいただきたいと,このように思います。

 今後は良質茶をつくるというのは,基本中の基本であります。市長も認証制度などの安心,安全される茶づくりを進めてとありますけれども,ただ推進をするだけか,ISO,J−GAP取得認証に対してはISOで200万から300万経費がかかると,J−GAPでも50万,100万,各いろんな工場の施設によって違うようですけれども,そのぐらいの価格の金を要するというようなことでございますけれども,これらに対しても一部負担は考えられませんか。



◎市長(霜出勘平)  茶業につきましては,これまでの茶業ではないんだよということはもう生産者の方々も実感をされておると思います。私どももそういう受けとめ方をいたしております。これから茶業農家の方々が生き延びていくためには,どのようなことが必要なのかということを,お互いに話し合いをしながら進めていかなければいけないのじゃなかろうかなというふうに思っておるところでございます。

 ここで御提案のことにつきましてやりますということもできないわけでございますが,いろんなもろもろのことを,これからの茶業ということを真剣に皆さんと一緒に協議をしていけたらというふうに思います。



◆議員(下窪一輝)  茶業振興というのはやはり単に茶業者ばかりではなく,地域経済の発展につながり,また市勢発展につながると,このように確信をしているところでございます。若い担い手たちが夢と希望を持って取り組めるように,市長の英断とリーダーシップを発揮をしていただきたいと,このように思います。期待をしております。

 次に,茶業振興法制定についてですが,市長が九州農政局に出向いて要望したというようなことをお伺いいたしまして,まず安心をいたしました。今後もさらに日本茶業,南九州茶業の危機的状況を救うために,日本一の茶産地の市長として先頭に立って,さらに実践行動をとってほしいと,このように要望をしておきます。

 次に,お茶とのふれあい事業,3番目ですが,お茶とのふれあい事業を本市,全校で市長は8校と報告をしましたけれども,教育長は12校とたしか,南九州市全校でこの事業に取り組む用意はございませんか,教育長。



◎茶業課長(鮫島信行)  先ほどの8校につきましては,一応こちらのほうの茶業サイドで調べましたけれども,頴娃の小学校4校,それから,知覧の小学校4校ということでお聞きいたしまして,8校といたしておるところでございます。



◎教育長(小野義記)   今答弁がありましたように,県としての事業では8校と,それ以外に各学校でやっている総合的な学習とか,いろんな授業がありますけど,その中でしているのが12校ということです。

 それで小中学生の場合は,特別な授業をするのでなくて,先ほどお話しをしましたように,給食で全部飲用してますので,これも大きくとらえるとお茶とのふれあい事業ということになりますので,小中学校100%の学校は,お茶とのふれあい事業をしてると考えてもいいんじゃないかなと思っております。

 以上でございます。



◆議員(下窪一輝)  全校で給茶やっていると,今グラム5,000円程度のお茶と聞いておりますけれども,やはりこれをお茶の産地の学校に本当に1番おいしいお茶を提供できないかというような思いがしておりますけれども,やはり子供のうちからお茶ってこんなにおいしいのかという思いを植えつけるためにも,もっと上等のお茶を学校で給茶できないかというような思いがしますけれども,どうでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  私は知覧町時代から,とにかく地元の大きな産地の子供たちが,自分のところのお茶のよさを知らないといけないということで,よか茶を飲ませんにゃいかんぞということを言ってきているんですが,余りいい茶を提供してないんでしょうか。



◎茶業課長(鮫島信行)  非常にいいお茶を進めるようにしておるところではございますが,ただそれにつきましては,以前茶業振興会当たりでもやっていたわけでございますけれども,教育委員会のほうでしていらっしゃいますようですので,こちらのほうもできるだけまた振興会当たりと協議しながら,いいお茶を提供できるように努めてまいりたいというふうに考えております。



◆議員(下窪一輝)  学校で使っているお茶5,000円程度だと聞いておりますけれども,私は5,000円ぐらいは普通のお茶だと認識をしておりますので,それより上等をできたらお願いをしたいと思います。100グラム500円,キロ5,000円ということです。それじゃ,そのようにお願いをいたします。

 お茶とのふれあいというようなことで,アグリランドにある水土利館を利用し,お茶の手もみ体験を小学校課程で1回は体験するというようなことはできないでしょうか,教育長。



◎教育長(小野義記)  この事業につきましては旧頴娃町時代から,その当時は旧頴娃町のすべての学校が2年に1回とか,3年に1回です,アグリランドの水土利館に出かけてお茶もみ体験をするというような形でやっております。まだ全体でどれだけかというのはつかんでおりませんけども,またそういう授業等もふやしていけないだろうと考えております。

 以上でございます。



◆議員(下窪一輝)  日本一のお茶の産地の子供たちが,本当に貴重な体験になると思いますので,ぜひ取り組みを前向きに検討をいただきたいと思います。

 次に,新型インフルエンザが世界的に広がりを見せておりますけれども,茶の産地では感染者が少ないとか,茶の産地の学校では感染者が少ないというようなことで,茶の効能が実証されれば,全国的にダブついてる茶の在庫一掃ができるんじゃないかと,このような淡い期待も持っておりますが,今各学校でのインフルエンザの状況,ほかの学校,県内,南九州市は少ないよとか,そのような実態はございませんか。



◎教育長(小野義記)  このインフルエンザにつきましては,実は夏休みの終わりのころからいろいろ対策をとっているわけですけども,ずっと2学期いっぱいそのことを続けてきたんですけども,ほかの他市町村の子供たちと比べるとパーセント的にはかなり低いと思います。きょう現在で5クラスの子供たちが休んでおりますけども,新聞発表等を見てますと,ほかの市町に比べるとかなり少ないように思います。大体一番多かったので5クラスから6クラス程度です。

 ですから,非常にまだはっきりお茶による効能があるのかわかりませんけども,いろんな新聞の情報等を見ますと,確かにカテキンとか,カフェインとか,ビタミンCとか,ベーターカロチン,フッ素等が抗菌作用があるといわれますので,何らかの形でやっぱり抑止力になってるんじゃないかなということを考えるところです。

 以上でございます。



◆議員(下窪一輝)  市長,市民こぞってこのお茶でうがいをというような運動を展開して,実証ができたら本当に大変なことになると,本当ダブついてるお茶が一掃されるんじゃないかと,このような思いもしておりますので,ぜひそのような運動は展開はできませんか。市庁舎内だけでも結構ですので,何らかの対策は。



◎市長(霜出勘平)  日本一のお茶の産地でございます。かねてから庁舎内の会議につきましては,絶対にペットボトルはいけないと,リーフ茶,急須で入れたお茶をお出ししてくれということで,今お願いをいたしております。それは実行をされております。最近では,女性の方がいない会議でも,男性がなれない手つきで急須にお茶を入れて,それぞれ持ってくる習慣がついております。これはこれからも続けていかなければいけないというふうに思います。

 御指摘のインフルエンザ対策,これもやはりまず市役所が率先してやらなければいけないのじゃなかろうかなというふうに思います。先般振興会の方々が,知覧町内の学校にうがい用のお茶を提供していただきました。それもよく説明をしないと,うちの孫がもらってきたのを娘が飲みまして,全然おいしくなかったという,これはカテキンが,特にカテキンが多い茶を提供していただいた,それは飲むためのものじゃないんだと,うがい用だということを言ったんですけども,やはりそこ辺のところを間違うと,南九州市のお茶はうまくなかったというふうになってきますので,これはうがい用,飲んでもいいんだけども,うがい用なんですよと,飲むほうはまだおいしいのがあるんですよと,そういったこともやはり周知徹底をさせながらやっていかなければいけないのじゃなかろうかなというふうに思います。やはりこれを1回でも多くうがいをすれば,それなりの効果があるということですので,やはり積極的にこのことについては取り組んでいかなければいけないのじゃなかろうかなというふうに思います。



◆議員(下窪一輝)  茶の産地の南九州市は,インフルエンザがいないちゅうぐらいの実証をするぐらいの努力をいただければと思います。

 次に,茶の伝統文化を伝えていただく,茶のアドバイザー養成講座にたくさんの応募があったようですけれども,今後多くの方を育ていかなければいけないと思いますが,今後の計画等についてお聞かせいただきたいと思います。



◎茶業課長(鮫島信行)  アドバイザー養成講座を今年から実施いたしておりますけども,今どうしても今後お茶をPRしていく,広めていくということでは非常にアドバイザー制度が効果があるんじゃないかということで,先日8月の下旬から9月にかけましてちょうど第1回目のアドバイザー養成講座をいたしたところでございますけれども,その中に20人の応募に対しまして50名程度応募がございましたが,先着順ということで,20名ほど一応いたしたわけでございますけれども,そのうち18名の方々が無事5回の講座を修了されまして,無事卒業されたということでございますが,今後も残りの1番初めに申し込みのあった方々を優先にいたしまして,2回目の講座も今後計画いたしているところでございます。

 それから,その養成講座,市として御婦人,あるいは消費者の御婦人の方々,あるいはそうした消費者の方々をということで,計画いたしておりましたけれども,その中に茶農家の方々もやはり申し込みがございましたので,その方々につきましては,また別途もうちょっと上級編の講座も開きたいというふうに考えておるところでございます。

 今後,それも続けていきまして,いろいろとアドバイザーの方々も人数もふやし,またその方々にいろいろなイベント等にも参加していただきまして,お茶の消費拡大をしていきたいというふうに考えているところです。



◆議員(下窪一輝)  ぜひ今後とも続けていただいて,アドバイザーたくさんお茶の効能,お茶のよさを広めていただく方々をたくさん育てていっていただきたいと思います。

 それから,茶の消費拡大のためにお茶を使った料理コンテスト,またはお茶を使った商品開発等のコンテスト等を開ければいいなというような思いがしますけれども,いかがでしょうか。



◎茶業課長(鮫島信行)  非常に料理コンテストにつきましては,今県の振興局のほうで茶業振興会,南薩地区茶業振興会という組織がございますけれども,その中で料理コンテストを現在やっているところでございますが,今回応募があったのが5カ所だったですか,この南九州市にいたしましても,今農協の,あるいは知覧亭,それから富屋旅館の2カ所申し込んでおったようでございますけども,そういったことでこの郡内の方々の旅館,それから飲食店を中心に今やっておりますけれども,今後また県のほうでもまた予算化されるということでございますので,できるだけそちらのほうを利用さしていただきまして,少しでも料理コンテスト,新たな開発ということでやって,また自分たちもそのほうにいろいろと協力をしていきたいというふうに考えております。



◆議員(下窪一輝)  市民や消費者,すばらしい知恵,アイディアがあろうと思いますので,この件についても前向きに取り組んでいただきたいと思います。

 それでは最後ですが,県茶業大会,茶業振興大会についてですが,本年の全国品評会,県品評会,経営改善コンクールすばらしい成績を修めました。来年地元開催の大会においても,ことし以上の成績を修められるように指導体制,指導の充実をさせていただきたいと思います。

 開催場所は知覧の平和会館近辺とありますけれども,視察コース等々についてもバランスのとれた大会になるように配慮をいただきたい。また消費者,観光客を含め南九州茶のファンを1人でもふやす大会にしていただきたいと,このように思います。何かコメントがあったらお聞かせいただきたい。



◎市長(霜出勘平)  せっかくの大会でございますので,本当に経費以上の効果が生まれるように,それぞれ知恵をめぐらし,いろんな形で切磋琢磨していかなけければいけないのじゃなかろうかなというふうに思っております。いろいろな方々の御意見もいただきながら,最高の大会にしていければと,このように思っておりますので,またいろんな形での御協力等もお願いをいたしたいと,このように思います。



○議長(西良仁)  次に,柚木茂樹議員。

  [17番議員柚木茂樹登壇]



◆議員(柚木茂樹)  通告に従い,霜出市長に質問いたします。

 第1点目は,県立保健看護学校について,第2点目はサツマイモの生産振興について,第3点目は,工事進捗の議員への報告についてであります。

 まず,第1点目の県立保健看護学校の沿革を簡単に述べますと,保健師助産師看護師法に基づき,保健師及び看護師を目指す者に対して,必要な知識及び技術を習得し,教育を行う目的で昭和42年開校で,姶良町にあった県立高等看護学校と,昭和49年開設の県立保健婦学校等を統一し開設されたものを,県立知覧高等学校の跡地に平成2年4月に保健学科定員30名と,看護学科定員40名で3年課程として移転開設したものであります。教育環境に恵まれ,木佐貫原台地に鹿児島県としては唯一県立として,現在までに970人を社会に送り出しております。高齢化社会の到来の中,現在でも保健師は別としても,看護師は不足しておりますが,医療現場に多大な社会的貢献をいたしてまいりました。

 また,県立保健看護学校の開設に当たっては,故平山県議や当時の塗木早美町長を初め,先人の甚大な政治的努力の賜と聞いております。なによりも医療現場は,看護師は不足しており,必要なマンパワーの提供施設が県にお金がないからといって,行政改革の名のもとに閉校が22年3月に決まったのは全くもって納得がいかず,残念でなりません。

 そこで平成17年の初めから,県立保健看護学校のあり方検討委員会の委員として,この閉校の決定に携わった霜出市長に対し,政治の責任とは何なのかを考え,総括する意味で,次の2点につき質問いたします。

 まず,その1点目は県立保健看護学校の廃校の経緯及び決定後に施設の活用等について,県にどのような働きかけをなさったかであります。

 次に,その2点目として,跡地の今後のあり方について,どのようにお考えになるのか,その所見を求めるものであります。

 次に,サツマイモの生産振興について質問いたします。

 サツマイモはでん粉カンショ用,焼酎用,加工用,食料を初め,我が南九州市の農業の柱をなすものであり,食糧基地を標榜する本市にあって,市町村別の生産量は全国一位の看板作物であります。また,南薩のシラス台地や,台風等の自然災害にも強く,食糧自給率40%を切る我が国にあって,いざ食糧危機の際は,主食の代替食にもなりうる極めて潜在能力を有した作物であります。かつて飢餓などの食糧危機は冷害等の自然災害で起こりましたが,現在では世界がグローバル化をし,経済戦争などの政治的危機によってもたらされ,食糧の確保は国防にも劣らないほどの国家的政策の課題でもあります。このことからもサツマイモを安定的,経済的に生産することは国益にもかない,本市の農業振興にとっても極めて重要と考えます。

 ところで,自民党政権下では農政の基軸として品目別経営安定対策を実施してまいりました。その政策により,5反歩以下のでん粉カンショ生産農家は,来年より補助金を打ち切られることになっております。政権も民主,国民,社民党連立に変わりました。果たして新政権がいかなる農業政策をとるかは不透明な面も多いのでありますが,この不安定下にあって,本市の基幹作物のサツマイモを,これまで以上に安定的,経済的作物に振興しなければならないと思っております。

 そこでサツマイモに関し次の6項目を霜出市長に質問いたします。

 その1,でん粉カンショに対する国の補助金制度と今後の見通しについてであります。その2,生分解性の現状と今後の見通しについてであります。その3,でん粉工場再編と新工場建設の見通しについてであります。その4,バイオ苗の普及と対応状況についてであります。その5,芋づるの利用の見通しについてであります。その6,サツマイモのバイオ燃料としての可能性についてであります。

 以上,質問をいたすものであります。

 最後に,工事進捗の報告について質問いたします。

 かつて旧知覧町のころ,工事の進捗の状況を議員の控え室のレターケースに入れて報告をいたしておりました。四半期に1度程度でよいのでありますが,工事の進捗状況を議員に報告する考えはないかを,霜出市長にお尋ねします。

 以上,大項目3点,小項目9点につき,明瞭なる答弁を求めて,第1回目の質問といたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  柚木議員の質問にお答えをいたします。

 まず,県立保健看護学校の廃校の経緯でございますが,現在鹿児島県では危機的な財政状況を踏まえまして,平成17年3月に策定いたしました県政刷新大綱に沿いまして,全力を挙げて行財政改革に取り組んでいるところでございますが,その中の県有施設の見直しの一貫といたしまして,県立保健看護学校も取り上げられたものと思っております。

 この見直しに当たりましては,県にあり方検討委員会が設置されまして,審議されましたけれども,平成17年度の1年間という短い期間に,かつ5回という少ない審議会の開催の中で,平成18年3月には知事へ保健看護学校の廃校が提言がされまして,平成21年度末をもっての廃校が決定されたところであります。

 このように県立保健看護学校の見直しにつきましては,当初から廃校ありきで審議が進められた感が否めないものと思っておるところでございます。

 次に,廃校決定後に施設活用等を県へどのように働きかけたかという御質問でございますが,私といたしましては委員会提言がなされる前に,検討委員会の委員長あてに意見書を提出するとともに,地元選出の県議会議員にもお願いをいたしまして,直接知事に意見を申し上げてきたところでございます。

 また,今回県から本市に対しまして,活用策の検討依頼があったのを機に,9月3日には県総務部長に意見を申し上げるとともに,11月13日には知事が不在で面会はできませんでしたけれども,岡積副知事に直接面会をいたしまして,要望書をお渡しして,県においての活用を強くお願いいたしたところでございます。

 次に,2番目の質問でございますが,施設の今後のあり方についての所見でございますが,これにつきましては当該敷地が現在の保健看護学校開校以前に,この敷地を活用していた鹿児島県立知覧高等学校の前進でございます。薩南農業高等学校が鹿児島県立として開校する際,地元である旧知覧町霜出地区の住民の方々が土地を無償で提供するとともに,その後の学校運営におきましてもそれぞれの立場から協力するなど,さまざまな支援を行ってきたところであります。

 このようなことから,貴重な財産を提供した知覧町民,特に霜出地区の住民の方々の心情などを十分に理解していただくとともに,また当該土地は地理的には南薩の中心部に位置していることから,交通アクセスの利便性にもすぐれているとともに,十分な面積も確保されているため,南九州市民を含めた鹿児島県民の皆様からも,有効的な財産活用が求められていると考えておりますので,これらを含めた総合的な観点から,最も有効な活用策を県において検討していただきたいと考えているところであります。

 なお,そのための情報提供や要望等については,逐次,進言してまいりたいと考えております。

 以上で,柚木議員の看護学校に対する質問の答弁とさせていただきます。

 次に,2番目のサツマイモの生産振興についてでございますが,でん粉カンショに対する国の補助制度と今後の見通しについてという御質問でございます。

 平成19年度より,でん粉原料サツマイモの品目別経営安定対策がスタートいたしまして,サツマイモ作付面積が50アール未満の生産者については3年間の特例措置が適用され,国からの交付金を受けているところであります。

 平成22年度以降は特別措置が廃止されますので,50アール未満の生産者が要件を満たすために,平成20年度は作付面積の拡大,また,認定農業者への誘導を図り,平成21年度は委託作業の推進など,関係機関一体となり交付対象者への誘導を図っているところであります。また,あわせて交付金制度の継続並びにでん粉価格の維持を国へ強く要請しているところでもございます。

 2番目の,でん粉工場再編と新工場建設の見通しについてということでございますが,国の方針といたしまして,工場の経営安定,品質向上,生産性向上,製造コストの低減を図ることを目的として実施されているところでございます。

 当地域におきましても,指宿,南さつま,日置の3JA系統による合併拠点型工場の計画がございます。新工場の詳細につきましては,現在,農協で十分検討中であるところでございます。

 次に,生分解性マルチの現状と今後の見通しについてということでございますが,生分解性マルチは土壌中の微生物によって分解されるフィルムで,使用後は土壌にすき込むことによって処理でき,回収コストと廃棄処理コストがかからず,また,環境負荷軽減を図ることができることから,農業開発研修センターにおいて,昨年度より試験展示及び経過報告検討会を開催いたしまして,生産者へ周知を図っている状況にございます。

 現時点では,通常のマルチと比較いたしまして価格が2倍以上と高い点などの問題がございますが,今後は課題を整理いたしまして,関係機関と協議しながら普及を図っていく所存でございます。

 4番目のバイオ苗の普及と現状の対応状況についてということでございますが,青果用,焼酎用,加工用につきまして普及が図られておりますが,でん粉用につきましては,作付面積が少ない生産者及び高齢な生産者などに普及が図られていない状況でございます。現状の対応状況につきましては,頴娃農業開発研修センター,知覧農業振興センターにおいてバイオ苗の供給を行っているところでございます。

 また,そのほかには,農協,種苗会社等が供給を行っているところでございます。今後も,サツマイモの品質向上を図るためにバイオ苗の供給を行っていく所存でございます。

 5番目の芋づる利用の見通しについてということでございますが,南九州市のカンショは約2,600ヘクタール栽培され,産出される茎葉は約5万9,430トンで豊富な飼料資源となりますが,収穫時期が一定期間で,ピーク期間が10月から11月に集中していることや,収穫後の調整に労力と調整費用がかかるため,飼料への利用率は県下で8%と低い状況で,ほとんどがすき込まれている状況でございます。

 一方,畜産農家におきましては,最近の飼料価格等の高騰によりまして,経営の悪化が懸念されている中で,飼料畑の確保も難しい状況であり,地域の未利用資源の活用が課題となっております。

 飼料を利用するためには,人力に頼らなければならないため,規模の大きな畜産農家ではほとんど不可能な状態であります。コスト低減のために畜舎周辺にかなりの面積を有するカンショの茎葉を利用するためには,回収機の開発が望まれるところでございますが,現在,県農業開発総合センター大隅市場及び畜産試験場におきまして,カンショの一大産地である本市や指宿市において,平成20年度から21年度に試験運用を行い,平成22年度以降に実情化を図る見込みであるようでございます。

 これらの回収機械が実用化すれば,カンショ農家と畜産農家との連携によりまして芋づるの利用が進み,畜産農家の低コスト化,カンショ農家の労力低減が図られるものと期待しているところでございます。

 次に,サツマイモのバイオ燃料としての可能性を問うということでございますが,国内でのサツマイモのバイオ燃料の生産につきましては,低コスト栽培技術の確立,適用品種の開発,製造コストの削減,工場の設置など,さまざまな問題点がございます。また,国の研究機関に現状を聞いてみましたが,さきの問題点等が解決されなければ,現時点では可能性は低いと聞いておるところでございます。

 それから3番目の工事進捗状況について報告する考えはないかということでございますが,このことにつきましては,工事関係の議会への報告ということで,合併前の旧3町の取り扱いにおいては,それぞれ差異がございましたが,旧川辺町は報告しておりませんでしたけれども,旧頴娃町は予定価格1,000万以上の工事について入札結果を入札の都度,事業主管課から直接報告をしております。旧知覧町は工事発注後の進捗率の状況を毎月1回総務課でとりまとめて議会へ報告していたところでございます。

 合併以降,現在におきましては,御質問のような報告は行っていないところでございますが,事業主管課におきましても,行程表に基づいたスムーズな施行,進捗状況等を把握確認する必要があることから,今後,報告の内容,方法,様式,時期など,細部につきまして十分検討した上で実施をしてまいりたいと考えております。

 以上で,柚木議員に対する答弁とさせていただきます。



○議長(西良仁)  ここでしばらく休憩をいたします。

午後2時9分休憩

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午後2時20分開議



○議長(西良仁)  再開をいたします。



◆議員(柚木茂樹)  2回目の質問に入りますが,まことに申しわけございませんけど,3点目の工事進捗の分についてから質問をいたします。

 これはなぜしたかと申しますと,建設部中心にいろいろ不祥事という不適切な事態がありまして,我々は議会ですからチェック機関であるわけですけれども,私は今,議選の代表監査もしておりますが,同じチェック機関的な性格を持っておりますが,我々に責任は全くなかったのかというとそうでもなくて,なかなか内容に関しては議会がチェックできるような内容ではありませんでしたが,やはり議会もそういうチェックに関しての提言をやはり考えてケアすべきではないかと,こういう意見で質問したわけです。

 広域になりまして,例えば私は,知覧の中部の議員ですが,頴娃のほうの工事は一体,今,どういう工事が行われているのかとか,川辺の辺がどうなのかといいますと,広域になったがために,我々議員は全体を見なければいけませんが,なかなか認知しづらいというのもあります。

 そこで,四半期,年に4回ぐらいですね,工事進捗をぜひ議員のレターケースに出していただきたいと,こういうことでありますが,これに関しましては,市長答弁は何でしたっけ,ちょっとごめんなさいね。十分検討した上で実施してまいりたいと,まあ実施してまいる方向のようなありがたい答弁ですね。

 実施に当たりまして質問しますが,どのような内容を考えているか。考えていなければ結構ですが,もし考えておったら,どういう内容を報告内容としたいと,そこを質問したいと思います。



◎財政課長(上野勝郎)  ただいまの御質問についてお答えさせていただきます。

 市長答弁でもございましたとおり,旧知覧町のほうで事業進捗状況を報告しておりました。それに倣った形で,現段階で我々といたしましては,様式を定めてやりたいと考えているところでございますが,また,具体的な内容につきましては,旧知覧町時代が工事名,工事場所,請負金額,工期,それから報告時点での進捗率,それから請負業者等のこの5項目につきましての項目につきまして報告しておったとこでございますが,これに倣った形で協議を進めまして報告していきたいというふうに考えておるとこでございます。

 以上でございます。



◆議員(柚木茂樹)  原則,基本的にそういうことでありがたいと思いますが,できましたら,工事の性格,これは拡幅工事なのか新設工事なのか,その辺の工事の性格といいますか,内容といいますか,その辺もあわせて備考的なとこに書いていただければ,なおありがたいと思っております。

 次に移ります。サツマイモの生産振興についてですが,ちょっとごめんなさいね,サツマイモと一概に申しましても,でん粉用もあれば,焼酎用もあれば,加工用,それから食用,いろいろあるわけですけども,でん粉用に関しましては,国の補助金制度に乗っかって初めて価格が生産者にわたっているわけです。ほかの焼酎等に関しましては,この補助金制度はないわけであります。その補助金制度の根幹,一番もとになっているのは,品目別経営安定対策になるわけですが,市長,これへの御認識をありましたらお答え願いたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  詳しいことはよく存じておりません。



◆議員(柚木茂樹)  では,係の方で結構ですが,私は,これは非常に自民党政策での農業基本の根幹の変換政策なんですよね。非常に零細農家,兼業農家,脆弱な経営農家には非常に都合の悪い政策だと考えております。

 と申しますのは,認定農業者は専門の農業を主ななりわいとする,いわゆる農家ですね,にシフトしていこうと。零細農家は畑はもう,そういう人らにつくってもらいなさいと,こういうのを根底に含んだ政策だと思っております。

 それと,認定農業者が国際競争力に勝つ農家に育てていくんだと,こういう考え方に基づいてできた政策で,農業というのは決して専門の農家だけで成り立っているんでなく,むしろ兼業農家であり零細農家が下支えしているんですが,そこを切っていくと,自民党の政権下のやり方では政策転換を図るんだというこういうきれいな言葉になるわけですが,そこを切り捨てていくんだと,こういう政策であると思いますが,そういう考え方で担当の方はわかっていると思いますが,私のこういうので大体正しいでしょうか。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  ただいま柚木議員のほうからもありましたように,この関係につきましては,砂糖の価格調整に関する法律及び独立行政法人農畜産業振興機構法という法律に基づいて,でん粉に関し価格調整を行う仕組みの創設といったようなこと等で,これまではコンスターチ用のトウモロコシなどを輸入する場合に,国内産でん粉の購入を条件に,その関税を無税とする抱き合わせ措置を講じておったということで,議員のほうからもありましたように,国際的な議論の方向性に即しており,透明性の高い制度に移行する観点から,輸入でん粉等から調整金を徴収して,これを財源にでん粉に関する支援を行う仕組みを創設し,19年の4月1日から施行されているという状況下になっているところでございます。



◆議員(柚木茂樹)  ちょっと若干ずれておりますが,でん粉に関する今,制度的なことをおっしゃったんですよね。コンスターチ等の輸入に関税をかけて,その関税分をでん粉の補助金として農家に渡しているんだと,こういう御答弁だったと思っているんですけど,なぜこういう質問をするか。

 来年からは,5反歩以下の農家は,基本的にこのでん粉芋は補助金を切られるんですよ。2週間ぐらいまでの日にちはわかりませんが,南日本新聞にも,農林副大臣がカンショの,カンショだけではございません。カンショも含むんですが,サトウキビのでん粉も,でん粉芋も制度的には。打ち切るんだと。それはそのかわり農業委託等で救っていくんだと。

 農業委託というのはいわゆる5反歩以下の農家はもう補助金は切らないんだけど,5反歩以上の農家につくってもらいなさいと,作業を受託してもらいなさいと。そうしますと,その受託された農家に補助金は出しますから,それで救うんですよということなんですよ。これは5反歩以下の農家はもうでん粉カライモづくりはもうやめなさいということと同じなんですね。

 鹿児島県で,じゃあ,その5反歩以下が,この制度にのっかったら,どれだけいるかというと35%おるんであります。

 ところが,さっき言った国際競争力に勝つための政策でありますから,補助金なくしては,このでん粉用カンショは,経済的に成り立たないと考えておるんです。今度,40キロで1,300円ぐらいしますか。そのうち補助金が恐らく7割,8割で,実際の市場競争は300円ぐらいだと思いますよ。この件に関してはどうですか。私が今,指摘した件は大体正しいでしょうか。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  品種によって若干異なりますけれども,1俵37.5キロを換算にいたしまして1,318円125銭ということでございます。それも,これがシロユタカ,大地の夢,越の誉,また白薩摩,こういった類がそういうようなことでございますけれども,また,紅薩摩とかこういったものについては1,225円ということで補助金を含め,そして議員のほうからありましたように,サツマイモ原料そのものは低いですよと。交付金を含めてこの価格になるということになっています。



◆議員(柚木茂樹)  ですから,正しいかと言ったのは何を確認したいかというと,交付金を除いた,じゃあ,一体幾らの価格なんだということでありますよ。それが実際のサツマイモが持っている競争力なわけですから,国際競争力の実力ですよ,それを聞いているんです。大体300円程度と私は考えておりますが,どうでしょうか。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  そのような感じになります。トン当たり9,190円となりますので,それを37.5キロで割れば三百七,八十になるかと思います。



◆議員(柚木茂樹)  このことからしますと,いかに5反歩以上,今,でん粉も焼酎も大体生産体制は一緒ですから,マルチが出てきました。マルチの最大のメリットは除草剤で,除草の労力はほとんどないということです。もう,つる切り機ができました。あれで大分省力化されました。掘り取り機が出てきました。

 それで多収穫が,夫婦で5町歩なんちゅうのは,もう楽にできますよ。でん粉なんていうのは8町歩ぐらい楽にできます。作っている人は知覧でも20町歩作っていますからね,夫婦じゃなくて臨時的に忙しいときは雇用しますよ,それでも。

 今の価格でいいますと,大体5町歩つくりますと,大体800万の売り上げになります,焼酎で,今の価格だったらですよ。大体500万程度残るんですよ。

 私は,霜出町長に専業農家のあなたが農業振興をする,所得を上げるとおっしゃるが,じゃあ,どれぐらいの所得を上げたときに目標とする専業農家と言いましたが,当時,霜出町長に質問したんですが,霜出町長は考えたことはないとおっしゃいました。私は,最低800万の専業農家をつくらなければ農業政策ではないと言いました。今現在,どういうお考えをお持ちでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  そういうことは詳細に検討したことがありませんので,プロのほうに答弁を任せたいと思います。



◆議員(柚木茂樹)  これは検討課題ではないんですね。市長が行政をとっておるわけですから,私が農業政策をするんであれば,私はこういう所得まで,水準まで引き上げるんだと,その目標値はここなんだと。市長みずからはどうお考えになるんだという質問でありますから,もう答弁はいいですが,私が,今,公務員の給与等を考えますと,やはり専業農家で南九州市が食料基地として成り立つには,一番ベースになる農業の専業の人たちは800万の年間所得を目指すべきだと。

 先ほど申しましたのはなぜ申し上げたか言うと,これ,焼酎芋に関しましては8町歩つくれば500万になるんですよ,裏作をすれば800万農家の経営は可能なんですね,論理的には。現在,そういう人もいっぱいおります。そういう形の人たちに集約していくのは非常に正しい,農業政策として。

 ところが,35%もいるでん粉をつくっている農家の5反歩以下の人たち,この人たちが素直にそういう人たちにスライドするかという話ですね。スライドをするかと,農地を開放するかという話です。

 これの根幹をなすものは,やっぱり焼酎芋ですが,でん粉芋の政策の補助制度なんです。補助制度が切られれば,必然的にカライモをつくる人はいなくなります。当然,焼酎用の芋の価格は下がります,でん粉によって,その下支えによって,焼酎用のでん粉の価格も維持されているわけですから。

 ところが,国際協力からすると,先ほど言った300円しかないんだということになりますと,この品目別安定経営対策は,自民党政権下では3年時限立法でもって,もう来年から打ち切ります,5反歩以下の農家には。

 じゃあ,認定農業者の人たちには打ち切らないんだと,こういうふうな確約はとれるんでしょうか。現時点で不透明であればそれで結構ですよ。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  現段階においては,県を初め,また農協中央会等によっていろいろと働きかけているわけですけども,現在においてはまだ先行き不透明という状況下にあります。



◆議員(柚木茂樹)  まさしくそのとおりだと思います。

 私は,この品目別経営安定対策の考え方をその根底にあるものは国際競争力に打ち勝つ農政でありますから,永遠とだらだらと800円も900円も補助金を1俵に対して流して,そういう政策はやめましょうというこういう政策だと思っておりますから,これは。じわじわと5反歩から補助金を切り,最終的には農業のでん粉カライモに関する補助金も切るんだと,背景に含んでいる施策だと思っております。

 なぜ,今回,こういう質問をしたかというと,政権が変わったんですよ,自民党,これは自民党政権下の政策ですから。

 これは市長にお尋ねしますが,この政策だけ,補助金制度を堅持しないと,鹿児島県の基幹産業である芋産業,これはでん粉に限らず,焼酎,青果用,すべてに影響を及ぼしていますから,これだけはぜひとも堅持しないとならないと思いますが,政治的に霜出市長,働きかけていくべきだと思いますが,その決意をありましたらお願いしたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  これまで,この地域は,サツマイモで生きてきたと言っても過言ではなかろうというふうに思います。

 今回,政権が変わりまして,先ほどの質問の中でも,九州農政局にも行きましたが,その役人さんでさえもこれからどうなるのかというのが,まだつかみ切れないというような状況でございます。

 やはり,このサツマイモのこの補助に対しては,これを堅持していかなければ,本当に議員がおっしゃるように,この地域のサツマイモ農家というものは大変な打撃を受けるんじゃなかろうかなというふうに思っております。

 そういったことでは,いろいろと県とも協議をしながら,そして,あらゆる手段を講じて,国にも働きかけていかなければいけないというふうに思っております。



◆議員(柚木茂樹)  働きかけていくという御決意であります。

 我が南九州市は,新市になって標榜したのは食料基地を目指すと,たしか日本一ちゅうのは書いてはなかったですかね。それはちょっと記憶がありませんが,食料基地を目指すんだと。市町村別で品目別1位が4つもあるんだと,農業関係で,こういうふうなスタートだったと思います。

 霜出市長,ぜひとも,これはもう次の質問に移りゃ答弁要りませんが,むしろ鹿児島県のリーダーシップをとって,このカンショ芋の補助金制度を堅持する。むしろ,これは上げてもらわないかんですよ。このでん粉が1,318円ですが,去年は1,200幾らですよ。要するに関税の掛け率が補助金の財源になっていますから,それが狂うと多分,分配金は違ってくると思うんですけど,むしろげた上げ政策を1,500円にしたら,カライモ一本で鹿児島県は食える農家がたくさんできるんですから,むしろぜひそういう方向で,強くこれは南九州市だけではできません。議員もしなければいけませんが,市長が一番その使命を持っておると思いますから,ぜひお願いしたいと思います。

 次に,でん粉政策の補助金があるという前提で,このサツマイモ政策振興について質問,これは前提です。堅持してもらうと,不透明ですが堅持してもらうという前提です。

 2番目に書いた生分解性マルチの現状と今後の見通しということで質問しておりますが,2倍程度の今,価格差があると,通常のマルチからすると,こういう御報告でありましたが,これを生産している業者等は何社ぐらいいるのか把握しておられますか。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  3社程度ございます。



◆議員(柚木茂樹)  これは先ほど申し上げましたように,いかに生産コストを下げて多収穫を目指すか,それには生分解性マルチは先ほど効果的だということで質問申し上げているわけですが,残念ながら価格は高いんで,まあ倍ぐらいだと,この1回目の答弁にありますが,3社ほどあると。

 価格が低迷な理由は,たくさん売れないからですよね。販路,なかなか使っていただけないから,大量に使っていかれりゃ安くなると。私が業者の営業の方に聞いた話では,現状の1.2倍までにはなるだろうということなんですよ。そういう考え方でよろしいですか。たくさん使ってもらえればメーカーさんは値を下げると,そういう考えでよろしいかという確認であります。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  結構でございます。



◆議員(柚木茂樹)  そこで,政策として申し上げます。これは霜出市長に御答弁願いたいんですが,生分解性マルチが原料の性能がどの程度あるのかという私も若干現状のマルチより劣ると思っていますがわかりません。もう今でも十分使える状況にあるというふうに考えております。

 これは時限,3年なり5年で結構なんですが,この現状価格との差を縮める意で,町単独でメーカーと協議の上,販路を広げると。例えば今,10使っていたのを100使いますから価格を下げると。こういう協議のもとに補助金を移すというお考えはありませんか。



◎市長(霜出勘平)  そのことについては,このことは環境にも大変優しいようでございますので,できればこれを広められたら,また,それなりの価値はあるんじゃなかろうかなというふうに思いますが,今,突然,そういうような質問でございますので,今後,いろいろと協議をしながら,できればこれを使えるような形にできればというふうに思います。



◆議員(柚木茂樹)  できれはそうしたいと,ぜひお願いしたい。

 3社と言いましたが,実は大手もあるみたいですね,そういう対応できるところも。南九州全域で80%つくられれば,現状のマルチとほぼ同価格に私,なると思っていますよ。

 5年で結構なんですよ。5年間補助金を出して普及を促進すると。こういうことをやると,生産者はコスト削減が図られた上に楽になりますから,ナイロンはぎがなくなりますから,機械も要りませんから,巻き取り機の機械も要りませんから,そういう意味では,また反収がつくれるとこういうことになると思いますが,ぜひそういう方向で,積極的に政策として御検討いただきたいとこういうふうに思います。

 次に,でん粉工場の再編と新工場建設についてですが,これは,でん粉工場が聞くところによると,今,霜出にあるでん粉工場で目標が1万トンですか,1万1,000トンぐらいだったみたいで,それになかなか足りない。最終的には12月の末になったら足りるんですかね。1万トンを超えないと採算割をすると,まあ農協さんは赤字と,こういうことのようでありますが,機械が老朽化しまして,もう再編の時期に入っているんですよ。

 行政としてはぜひ国等に働きかけて,振興,まあ補助金があるという前提ですよ,補助金がなかったら,でん粉なんかつくる人はいなくなるんですから,鹿児島県から。あるっていう前提で,そういうことで確認できたら,新工場もつくり変えないといけない。新工場をつくり変えれば,非常にでん粉質の高い,いいでん粉がとれるわけですから,まだ高く売れるわけです,今よりも。

 今,工場がひどいから悪質なでん粉がとれる。まあ20億ぐらいかかるみたいですよ。農協さんもなかなか力がないみたいですからね。この辺も国に強く働きかけて,補助金,昔あったでん粉再編に対する補助金もお願いしたいと思いますが,その辺の働きかけはどういうふうにお考えでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  このでん粉工場につきましては,いろいろ農協さんのほうで進めていっていただけるんじゃないかと,今,協議中であるということでございますので,その辺も我々のこの行政ができることをまた農協さんと一緒になって,これから考えていければというふうに思います。

 やはりこのサツマイモの付加価値をつける意味でも,議員のおっしゃるような最新式の工場で製造をすれば,それなりの成果は十分上がると思いますので,農協のこのような検討中であるということですので,この辺のところを推移を見きわめながら,行政としては私はできることはやっていきたいというふうに思っております。



◆議員(柚木茂樹)  何度も繰り返し申し上げておりますけれども,この補助金制度は,堅持できて初めてでん粉工場もできますし,生分解性マルチも普及も図れるという話なんです。もうこれがないと,鹿児島県からでん粉に関する限りは,生産農家はいなくなるという前提で申し上げているんですが,いずれにしましても,もう工場はがたがたで,もうつくりかえにゃ済まんとですよ,いずれにしましても,農家を守るのかどうかちゅう話なんです。

 農協との協議は確かに大事なんですが,むしろ行政が指導的立場になって国に働きかけてやるべきだと私は思っております,この問題に関しましては。20億,30億ぐらい,鹿児島県全域では,拠点工場にスライドしていくと思いますよ,南薩で1つか2つだと思いますよ,工場は。

 そういうことで,これは広域行政にも関与してきますから,ほかの市町村の首長とも十分御審議の上,零細農家もでん粉農家も堅持していくんだと,守っていくんだという視点に立って,これも強力に政治的役割を果たしていただきたいと思います。

 次に,バイオ苗の普及と対応状況について質問しますが,これは生産技術の向上という意味から質問しているわけですけど,でん粉にしようが,焼酎にしようが,青果にしようが,加工にしようが一緒なんですが,バイオ苗が生産性を上げるちゅう,これ間違いないんですよ。

 ところが,なかなかバイオ苗を使うとコストが農家は高くつきますから,普及が図れないと。その普及をどうやって図って,最終的に農家所得を上げていくかということなんですが,この普及率は,カライモ,焼酎でいいですよ,焼酎とでん粉でいいです。普及率は大体つかんでいますか,農家が使っているバイオ苗の普及率です。1年バイオということでお願いしたい。つかんでなきゃ,つかんでないでいいですよ。



◎生産流通指導係長(本木下裕一)  ただいまの御質問にお答えいたします。

 現在,バイオ苗の普及率につきましては,青果用,焼酎用,加工用についてバイオ苗の購入,農家間でのバイオ苗のやりとり等もございまして,現在,青果用,しょうちゅう用,加工用につきましては,100%の普及が図られているものと思います。

 この100%につきましては,バイオ苗の更新を2年から3年ということでとらえておりますので,ほとんど100%でないかと。また,原料用カンショにつきましては,バイオ苗の購入,農家間のバイオ苗のやりとり等もありますが,作付面積が少ない生産者及び高齢な生産者等に普及が図られていない状況でございます。この原料カンショにつきましては,全体の60%の普及率と考えております。

 以上でございます。



◆議員(柚木茂樹)  私は,データ的に動いているわけじゃありませんが,私も農家ですから,農家の感覚ちゅうものを申し上げとって,私の集落は40戸数の小さい集落でカライモつくっている人,結構知っておりますが,焼酎芋100%と,ただし2年,3年のバイオだということでありますが,2年,3年のバイオで焼酎芋100%,ちょっとあり得ないなと思って,1年にして関していえば,私は感覚では2割程度だと思いますよ,1年バイオに関しては。もうこれ感覚で申し上げている。

 これはデータ的に,いずれにしてもバイオ苗の普及を図って生産性を上げろとこういう質問でありますから,そうなりますと,苗木を提供しているのが十分かということの質問をしたいがために,ここにうたってあるわけですが,そういう1年,まあ2年生,3年生苗のバイオで今おっしゃいましたから,これ意味ないんですよね本当は,2年,3年ちゅうのは。2年はもっと悪くなるし,3年はもっと悪くなる,要するに原種に返りますから。1年バイオの繰り返しでないとあんまり意味ない。

 ですから,1年バイオを毎年使っていくと,そう生産体制にして,それには苗木体制をちゃんとつくるということにしてほしいと思いますが,これはデータがありませんので質問はこの程度にして,もしそうであれば,生産,苗木供給状況対応等も含めて今後検討して,実施に移してもらいたいということでとめ置きたいと思います。

 次に,芋づる利用の見通しについてありますが,これは現在,捨てているカライモのつるを牛,あるいは豚の飼料もしくはそういう鶏も結構ですが,畜産のえさとして使えないかと。ローリングして今する機械があるが,今,試作中だと。

 で,原料の問題点が何かございますか。それから,まあそれから聞きましょう,原料の問題点。



◎畜産課長(三宅俊正)  現在では,一番問題は収穫機が実はまだ実験機だということで,早くて来年度に発売になるかということで,まだ実用機がないってことが一番問題なんですけど,その次に問題点として,収穫期が短いもんですから,現在のところ,芋づる自体が,水分を送って貯蔵に向いてない。貯蔵するためにはどうするかということで,サイレージにまくしかないということで,そのサイレージ関係の総体的な流れの構築が一番問題だと思っております。

 以上です。



◆議員(柚木茂樹)  まだまだ,この問題に関しては,乗り越えなきゃならない問題があるように思いますね。

 時期が短くて,まだ実績につながってない,不安だという話でありますが,非常に潜在能力があることは間違いないんですね,利用して。ただ,私が一番心配しているのは,恐らく牛等に食べさせるには,乾燥も効かしたり,また,2次的な加工もしなけりゃいけないんじゃないかと思っているんですよ。

 そうしたときに,輸入している肥料等えさ等とわらはまあすべてそうなんですが,畜産農家等が買い入れるにしても,そういう経済的なので合うかと,ここが私にちょっとわからないんです。どうなんでしょうか,わかっている範囲で結構です。



◎畜産課長(三宅俊正)  価格的には,要は,栄養的には今,畜産農家で植えているイタリアンと同等の栄養価があると思っております。それで十分使える品だと思っております。

 それと価格的には,実用機が現在,発売されていないんですけど,来年度発売されるとなると,700万から900万ぐらいの範囲だという(「うん」と呼ぶ者あり)700万から900万ですね,ちょっと幅が大きいですけど,その範囲で減価償却を計算しまして,ほかの機械も必要なんですけど,簡単な方法でやりますと大体50ヘクタールでキロ単価2円ぐらい,2円幾らになるんじゃないかという推測をしております。

 そうすると,イタリアンについては,現在植えているわけなんですけど,これは植え付けから施肥から後期植え付け,施肥まで入れるわけですから行程が長いわけなんですけど,これは今現在のとこでは20ヘクタールで大体,これは55馬力ぐらいのトラクター使って減価償却してありますけど,4円ぐらいということで,結構,芋づるの価値は大きいんじゃないかと思っております。

 以上です。



◆議員(柚木茂樹)  単純に言えば,イタリアンと同じ栄養価値があって,2円と4円とまあカライモの方がいいわけですよね。

 残念ながら,カライモには,もっと開発しなけりゃ問題点があるということですから,この辺をぜひぜひクリアして,このカライモ一本で食える農家が何戸か出るかもしらんですよ。これはぜひ実現化してほしいと,この程度でとどめておきます。

 次に,サツマイモバイオ燃料の可能性ということで,ちょっと長いな。簡単にしますから。

 バイオ,結論から言うと,サツマイモをバイオとしたアルコール発酵ですけど,これは可能性は薄いんだということでありますが,これは今言ったのは,市単独ですれば,こういうことが要るちゅうことなんですよ。

 これは国策として今,動いているわけですから,鳩山さんはCO2を25%というばかでかいことを言ったんですよ。CO2は販売できるんですよ,売買。九電みたいなCO2を出すとこに,畑に植えた作物で吸収量はこれだけだと計算して売れるんですよ。

 そういうもろもろのこと,あるいは補助金的なことを含めますと,十分に検討すべき内容だと思っているんです。これに限りません。

 例えば,豚農家は,今,リンが足りなくて肥料は高騰しておりますが,中国から来るみたいですが,豚の小便からリンがとれるんですよ,電気分解で。南九州は,それは厄介もんだとしてお金がかかるということで,やめるという人がおるんですよ。

 風力発電で一生懸命やっておりますが,例えば,今,南薩衛生組合で燃やしてごみを水蒸気化して電気起こしてモーターにして電気を九電と電力会社に行って,利益を上げる自治体もあるんですよ。

 いずれにしましても,ある原材料をもう少し頑張って研究をして,シンクタンクを蓄積して,可能性がないからやめるちゅうことではなくて,そういう前向きな姿勢を市長に求めたいですが,その考え方にして市長,一言だけ答弁,決意に対して答弁はできませんか。



◎市長(霜出勘平)  先ほどもお答えいたしましたが,国のこの研究機関においても,なかなか現時点では難しいというようなことでございます。これを1小さな市がこれに取り組んでも,いかがなものかなというふうに思っておるところです。

 このことについては,国の研究の推移をやはり見ながら,市も対応をしていかなければいけないのじゃなかろうかなというふうに思っております。



◆議員(柚木茂樹)  もう,これでやめるつもりだったんですが,もう一言だけ,答弁要りませんが,そういう消極的な姿勢で,いつまでたっても前向きな展開はできないんじゃないかと。

 岩手県葛巻市は畜産の町ですが,牛の糞からメタンガスに電気分解をして,十分採算性に乗せているという我々は研修を受けましたですよ。

 知覧には畜産いっぱいあります。鶏も,今,一番これは鶏だけど,実は鶏が一番アンモニアは出すんです。ぜひ国がまだだめだっちゅって言うからだめじゃっちゅうんじゃなくて,むしろ国を引っぱり出すぐらいの力で頑張ってもらいたいと思います。もうこれは答弁要りません。

 次に,看護学校のことについて質問申し上げます。

 県の刷新大綱によって看護学校は廃止の方向になったんだと,こういうことであります。県はあり方検討委員会を設置して,5回の短い審議で廃止を決めたと,こういう答弁であります。このことは,当初から廃校ありきで審議が進められた感がいがめないと,市長はこういうふうに1回目,答弁しております。

 17年1月24日に,初めて県から看護学校の今後のあり方について委員会を設置したいと旨の打診があったと思うんですが,そのときの状況を市長にお尋ねします。



◎市長(霜出勘平)  議員のおっしゃるとおり,そういうことで県からこのあり方検討会を立ち上げたいと,その委員になってくれというようなことで要請があったところでございます。



◆議員(柚木茂樹)  市長は,私はこれ,何回か質問しているんですが,そのとき,このあり方検討委員会では,県の財政時の苦しい行政改革の折から廃止を含む議論をするんだと,するんじゃないかと言っているんですね。

 私の記憶によりますと,4月,6月9日,さっきは1月24日に初めて県からの打診があって,6月9日に全員協議会を開いている。で,市長はその前の5月17日は,もう鹿児島県のそのあり方検討会の委員になられている,知覧町から1人。

 それで,委員になられて第1回の検討委員会があった後に,我々に全協で初めて,看護学校のこの問題を提示しているんですよ。そのときに私は質問しております。町長,これは廃止を含む,あるいは意見を含む話じゃないんですかと。それを確認しなさいと言いましたら,霜出町長は,じゃあ,それはそういうことじゃありませんと,こういう答弁しておったんですが,そういうことではないという根拠はどっから来ているんですか。



◎市長(霜出勘平)  この検討委員会は,都合5回開催をされております。1回目が委員の顔合わせ,そして2回目が,この霜出の看護学校を視察して,そこの学校のこの状況等を説明をしてもらうということでございました。

 そして,私が全員協議会で説明したときは,1回目が終わった時点だったというふうに思っております。2回目までは,こういうことで,これから検討をするんだと。それから何だったな,そのことについてこれからいろいろと皆さん方の意見を聞くんだということでありまして,2回目まではそういうような廃止ありきというようなことは,私もそういう話は聞いていなかったところでございますが,後でいろいろ3回,4回,5回と進んでいくうちに,これはもう最初から廃止ありきだったんじゃないかというようなことで,薗田委員長にも,委員長は県とグルになって,このような検討委員会を進めたんじゃないですかというような苦言も呈したことでありますが,2回目まではそういうことじゃないと。廃止でもないし,そしてこれをよそに移転をするというような話ではないんだと。皆さん方の御意見をお聞きして,これからの看護学校のあり方を決めていくんだと,そういうような話でありました。



◆議員(柚木茂樹)  市長,それは全く違いますよ,全く違います。私は議事録,再三読んで確認したんですが,県の委員会になった折に,委員長に廃止か移転を含むんであれば委員を辞しなさいと,全協のときに言っているんですよ。

 そのとき市長は,これは移転・廃止をする議論じゃない。運営のあり方について審議するんだと,こうはっきり明言しているんです。それを12月のこれいつけ,6月14日の議事録にはそういうことを言っておりますが,廃止・移転をする話じゃないということなので委員になっているんだと,こう言っておるんですよ。

 それで,いつの間にか知らなかったけどなっているちゅうけど,だれかが県が約束しなければ,市長はそう言わないはずですよ。県のだれが移転と廃止は議論にはしないんだと言ったのかと聞いているんです。どうですか,だれが言ったんですか。



◎市長(霜出勘平)  これは,私は今,2回目までの経緯でそのようなことを申したところでございます。その時点では,全然,そういう移転をするとか廃止をするとかそういうことじゃないんですよと。これから,いろいろな状況等も勘案しながら,皆さんの意見を聞きながら,このことは進めていくんだということでありまして,2回目の時点ではそういう話は全然なかったところでしたので,そのようにこれは廃止というような話ではないんですよと。これから,皆さんの意見を聞きながら進めていくんですよということを報告したと思っております。



◆議員(柚木茂樹)  違うとおっしゃっているんだから素直に認めればいいんだけど,2回目ちゅうのは7月7日に開かれているんです。私が質問しているのは,6月14日ですよ。そのときに市長,こう言っているんです。

 この前の全協でも申し上げたように,看護学校をなくするんじゃないんだと。どこかに持っていくんじゃないんだと,このような話でありますので,委員になって推移を見守りたいと,こう言っておるんですよ。

 だから,全協では,市長はそう言うけれども,これは廃止を話をするんじゃないのと,確認はしなさいよと,それは6月9日ですよ。あなたが2回目2回目で7月17日ですよ。それ確認をしなかったんでしょう。ずっと委員になって,最終的には委員ですから,委員として廃止を決めたんでしょう,5回の審議で。

 この県のだれかが言わなきゃ,市長,こういうふうに答弁になりませんよ,本会議で言っているんですよ,もう1回,どなたが言ったんですか。



◎市長(霜出勘平)  だから,2回目のそういうところまでは,そういう話はなかったということですよ。だから,そういうことだから,あなたのほうにも,6月の時点ではそういうことじゃないんですよ。いえ,この委員を引き受けてくれというような要請があったときも,そのような話じゃないんだと,皆さんの意見を聞いて,そして我々は決めていくんですよということでした。

 だから私は,やはり地元の意見というものを言える場を与えていただき大変ありがたいと思いましたので,これは引き受けました。そういったことで,旧知覧町の思い,そしてまた,この看護学校の敷地を提供した皆さん方の思いを伝えられるいい機会だということで引き受けたことであります。



◆議員(柚木茂樹)  1回目に打診の折,2回目の折は,県からそういうふうな方向性は示されなかったと。それが初めて示され,2回目だったと,こういうことで引き受けているんだ。そういう2回目,なら2回目のときにやめりゃよかったんですよ,本当は委員を。

 私が一般質問で委員を辞して,町民を挙げて反対運動に展開すべきだと,これは12月ですけど言っているんです,議事録ありますから,医師会を巻き込んでお願いしなさいと。隣の市町村の首長さんにもお願いしなさいと。鹿児島県で県立唯一の看護学校であり,看護婦は現在,鹿児島県は足りないんですから,これをなくする根拠は県にはどこにもありませんと。それに先頭に立って反対運動をしなさいと,市長に言っているんですよ。

 整理しますよ。あなたがいつまでも認めんから質問がくどくなるけど,第2回目に初めて県からこの話が出たちゅうのは6月13日なんですよ。6月9日に私はこれ質問して,ああごめんなさい,第2回目ですから,7月。第2回目は現地調査ですよね。やっぱり7月7日ですね,言っているんですよ。

 全協で,第1回目の検討委員会のときにも言っているんですよ。時系列があいませんから,時間の経過が。霜出市長,検討委員会に入っているんだけど,これは廃止といって含むんじゃないのと,そうじゃありませんということを第2回目の前に私は質問しているんですから,それを確認しなさい,県にと。もし,それだったらすぐやめなさいと,こう言っているわけですから。

 実は,私は県からそういう打診はなかったんじゃないかと思っているんですよ,本音は。議会をうまく委員になったことを正当性をするためにそういう答弁をしたんじゃないかと,実は疑いを持っているんです。

 それで,じゃあ第2回目,そういう話があれば,第2回目のこれから看護学校をどうするんだというときにやめるべきだったですよ。3,4,5の審議に入るべきじゃなかった。それで,県の知事に対して反対の旗を上げて反対の騎士になるべきだった,本当は。

 だけど,結果的にあなたが委員会で廃止と決めたんでしょう。これは政治的には大変な責任になる問題だと思っているんです。市民に土下座をしても足りないぐらいですよ,この政治判断は。

 町長を辞すべきぐらいだと思いますが,その考え方に対して,これは私ですよ,どう思いますか。



◎市長(霜出勘平)  議員,ちょっと整理をします。

 あなたは2回目でそのような話が出たというふうにおっしゃいました。私は,先ほど1回目は顔合わせだと,2回目は,この看護学校に来て,ここの施設を見て,そして看護学校の今の状況を聞くと,そういうところだったんですよ。

 それから3回目から,この保健学科をどうするかという議論に入ったところです。そして,これが4回目で,保健学科は保健婦は誕生しても,なかなかその保健師として働く場所がないんだということで,そして鹿児島県ではそういう働く場所がなくて,皆,県外に出ているんだと。

 そういうことで,保健学科は,これはもう廃止をすべきだろうというような委員の8人委員がおりましたが,委員長を除いて7人ですよね。その委員の中で6人はそのような意向だったわけです。

 私としては,これ,こういうことで今まで経緯も説明をしまして,こういうことでどうしても残していただきたいんだということを申し上げましたが,3回目で,で4回目でこの保健学科は,もう廃止ということでした。

 それから,今度はそれをまず4回目でそれを決めて,その後は4回目で看護学校の検討に入った。そして,最終回の3月の第5回で看護学校ももう県の仕事は終わったんだというような話でしたので,そのような提言を知事にするんだということでしたので,それでは待ってくださいと。あなた方は,もうこれは,本当に最初から県と結託して廃止ありきで進んできたんじゃないかと,私には,もうそのようにしか見えないというようなことで,どうしても私が対抗できないのであれば,私1人はこれは絶対反対だというようなことで,提言書には書いてくれというようなことを言ったというふうに覚えております。



◆議員(柚木茂樹)  12月の一般質問で少数意見でも書いて載せなさいと言ったのは私なんですよ。

 それなら質問変えますが,全然違うんですけどね,違うんですが,質問変えますが,じゃあ,第2回目に初めて廃止という意見を含む話があったというのは本当ですか。



◎市長(霜出勘平)  3回目です。



◆議員(柚木茂樹)  3回目ですか。はい,それでいいです,3回目ですね。

 3回目から看護学校の慎重審議に入るんですよ,廃止の。なぜ辞さなかったんですか。なぜ辞さなかったんですか。



◎市長(霜出勘平)  何でやめる必要があるんですか。私は,この存続のために,いい機会を与えていただいたと思っていますよ。どうして,これをやめなきゃいけないんですか。



◆議員(柚木茂樹)  もう,これでやめますがね。次移りますけど。

 市長はこう答弁しているんですよ。県立保健学校の見直しにつきましては,当初から廃止ありきということでだまされたちゅうようなことを言っているんですよ。感がいがめないと,今言ったでしょう。それだったらやめるべきですよ,そういうことを言っているんです,もうこれでやめますけれども。

 それで。



◎市長(霜出勘平)  議長,ちょっと言わせてください。



○議長(西良仁)  まあ少し冷静に,2人とも冷静に願います。



◆議員(柚木茂樹)  それで,次の看護学校の話に移りますが,その後,どういうふうな後の,後利用に働いてきたかということは,再三,県議ともやっているちゅうみたいですね。具体的に何かこういうことをしたいというお願いをしたことがありますか。



◎市長(霜出勘平)  この看護学校には意見書というものを薗田委員長あてに出しております。そしてまた,この看護学校の後援会長の長野さんとか,そしてまた知覧町議会でも県立保健看護学校存続に関する意見書,この後援会は嘆願書というようなことを出していただいていたところでございます。それにもかかわらず廃止というようなことになったところでございますが,その後には,やはりこの看護学校の跡地利用というようなことで,知事にもいろいろな会う機会がありましたら,南薩縦貫道路とこの看護学校の跡地利用については,何回か要望をいたしたところでございます。

 それから県議の川原先生とも一緒に県にも出向きまして,この跡地利用を何とかしてもらわんな,これはもう知覧町としては大変なことなんだというようなことを再三,申し上げてきております。



◆議員(柚木茂樹)  何を具体的に何か言ったかと聞いているんですよ。後の質問で同僚の塗木議員も質問しますけどね,南薩地域振興局,まあ廃止になるんであれば,条件をつけるべきだっただろうと思うんです。1番いいのは南薩振興局の誘致ですよ。ところが,その後に3年もたっていますけれども,南薩地域振興局は,耐震検査に入り増築に入って,半永久的には,そこを県は南薩の出先拠点とは考えていないみたいですけどね,まあ入ったわけです。この3年間,なら何をしちょったかという話なんです。

 県に再三申し上げたというけれども,政治は結果ですからね,結果を出さないといけないですよ。これだけ,このように廃止ありきという審議を受けておきながら,蹂躙されておきながら結果を出されないのは,もう情けない話だと私は思いますよ。もうこれは答弁要りませんが,私はそれ提案申し上げます。

 あともって,塗木議員も南薩地域振興局は申し上げますが,私は条件を県にこれから,あの開発については検討をお願いすると第1回目で言っているんですね。県にお願いしたってしませんよ,県は,余計なお金が要るだけですから,こちらから強く乗りこんでいかなきゃ。

 私は,若者があそこは120人が宿泊,泊まれる施設を持っております。現在,若者がなかなか職につけんで困っている。職業訓練校はたくさんあります。溶接とかあります。現代に合った職業訓練校の若者に新しい職につかせる施設であってもいいんじゃないかと思っているんです。

 あるいは,今,若い人,県の公務員志向が強いです。県立で運営する公務員の養成の学校が,2年ぐらいの学校があってもいいんじゃないかと思っておるんです。

 我が知覧町からこういうアイデアを出して,企画あたりで市長と協議して県に臨むべきではないでしょうか,その考えについてはどうでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  まず,この施設は,建物も県,そして寄附をしたとはいえ,もう土地も県のものになっておるわけです。そういったことで,議員が先ほどおっしゃった南薩振興局,これは現在,本庁を南さつまと,そして指宿は分庁というようなことでやってきておるところでございますが,この薩摩半島の真ん中に位置する南九州市でございますので,そういった点では,大変地形的にもいいわけですが,県も一言も南薩振興局をどっかにつくるんだというような話もしておりません。

 我々は,ただこの建てかえるのであれば,ここに建てかえていただければというような希望は持っておりますが,これを南さつまに現在あるものを知覧の看護学校跡地にぜひというようなことは,まだ言えない。

 それと,県の方針といたしましては,南さつま市にこの合同庁舎の敷地を購入してあるわけですね。もうそれも全部白紙にして,県のそうゆうようなところも売却しようというような動きがあるところです。

 だから,いずれ5年後か10年後には,どっかにか新しい合同庁舎をつくらなければいけないときが来るかもわかりませんが,今は人のところにあるものをこちらに持ってこいというようなことも言えません。

 ただ,我々としても,ただ指をくわえて待っているわけにはいきませんので,いろいろと愛郷会等も通じながら,こういう施設があるんだがというようなことで,先般も3人の方々が,大阪からこの看護学校を見に来ていただいた経緯もあります。

 そういったことで,京セラの稲盛会長にも,知覧は平和会館もあるんだと。平和学習にも全国からたくさんの子供さんたちが来ていますと。そして農業体験もできますと。そこには寄宿舎もありますから,京セラの職員のこの子弟をぜひここで生活をさせて,いろんな体験をさせていただけませんかとか。

 それから,それがかなわなかったら,職員の研修施設にも使えますからというようなことも話はしております。これまた,ただ現在,話をしておるというだけのことで,我々としてはそれなりに努力はしております。

 だがら,議員も大変すばらしい見識をお持ちでございます。先の選挙でも,市民のために手となり足となり頑張りますと,身を粉にして頑張りますとおっしゃったわけですので,そういうようなすばらしい持論をお持ちですから,この議員の中にも,いろいろ心配されて県庁まで行っていただいた人もいます。南薩振興局に行っていただいた人もいます。いろんな方々の力を借りながら,これはやっていかなければいけない問題だと思っております。

 能書きもいいんですが,ぜひすばらしい持論をお持ちですので,足を運んでいただいて努力をしていただければ大変ありがたいと思います。



◆議員(柚木茂樹)  議長,申し上げます。今,能書きとおっしゃいましたけど,これは議事録は末梢するように御検討ください。

 最後に申し上げますが,こちらから跡地の使い方を県にすべて判断を任せるのではなくて,京セラは民間ですよ。私が言ったのは,県に対して南九州市はこういう利用の仕方を今,計画しているんですと,どうか県が運営してこういうのをしてくださいということをおっしゃったんです。

 ニートの若者が就職につけないんであれば,そこで2年,3カ年,知識と技術を学ばせて,社会に送り出す施設としても最適じゃないかと。そりゃ,どんなのがいいかわかりませんよ。それ企画があるんだから,企画で我が町で計画してやったらどうかと。

 公務員になる希望の方がおりますが,公務員はなかなか専門的な勉強をしないと通りません。これが県が運営する公務員養成学校として立ち上げることも可能ではないかと,これは案で申し上げている。

 それ以外に,もっといいのがあれば,県にまずやらせるべきだと,これは県がしたんですから,そういうことで申し上げているんです。誤解しないように,答弁が全然ほかのところにいっておりましたが,誤解しないようにお願いしたいと思います。

 以上で終わります。



○議長(西良仁)  次に,深町幸子議員。

  [8番議員深町幸子登壇]



◆議員(深町幸子)  3町が合併して南九州市が誕生し,あす12月1日は3年目を迎える大変意義ある日を迎えます。合併して2年がたち,それぞれ3町の歴史があると思われますが,第1回南九州市民体育大会は,関係者の努力によりすばらしい成果をおさめられたと思います。旧川辺町においても,知覧町,頴娃町に倣って条例公民館が設置され,22年度から本格的な活動になると思われます。

 平成21年11月28日の南日本新聞によりますと,国においても仕分け作業が終了し,財政効果,計1.8兆円を捻出できる計算になると報道されました。延べ9日間の作業状況は,国民の前に予算が見えるようになったと新首相は記者団に成果を強調しています。

 南九州市においても,不況が続く中,農業,商業,工業,その他あらゆる分野において税収は望めない状況であります。22年度に向かい,予算は急激な変化は望めないが,類似事業の一本化などを進め,市民がともに痛みを分け合う予算編成が必要ではないでしょうか。

 それでは,さきに通告してありました2点について質問いたします。

 まず1点目,新型インフルエンザ対策について質問します。

 新聞紙上に,インフルエンザについて掲載されておりました国・県の動きがるる紹介されております。少し皆様に紹介したいと思います。

 10月10日の南日本新聞によりますと,国立感染症研究所は,9日,新型インフルエンザ患者1週間に33万人の患者を鹿児島県の県健康推進課によると,10月2日から8日の1週間に33件,そのうち小学校は12件,中学校9件,高校5件と続くと報道され,大変早いインフルエンザの流行だと驚かされました。

 県では,10月号,県政かわら版に県民の皆様には新型インフルエンザの予防等のための10カ条を参考に,感染予防に取り組んでいただくとともに,正確な情報に基づいた冷静な対応をお願いします。

 そして,インフルエンザ対策の予防などのために,10カ条として感染予防4項目,受診の仕方3項目,せきエチケットで飛沫の発散防止1項目,自宅の療養の仕方2項目が広報をされました。

 また,県健康増進課によりいただいた資料によりますと,10月26日の資料は,10月2日,南九州市,粟ケ窪小学校が新型インフルエンザの患者発生集団として登録されておりました。4人の職員がインフルエンザに対する対応を電話でされているところを見てきました。

 県内においては,平成21年6月14日から7月24日までの間に,新型インフルエンザ患者の届け出について9件の報告があったとのことです。10月26日の資料では,274カ所の集団の新型インフルエンザの患者が発生しています。

 10月27日の南日本新聞の報道によりますと,出水市は新型ワクチン接種,高校3年生以下全額補助,さつま町は中学生以下無料,また,11月2日は,県内の学校が休校,学級閉鎖,学年閉鎖が相次ぎ,修学旅行やスポーツ大会など棄権が続出,また延期され,国内の死者,計43人と報道されております。

 11月8日には,鹿児島県は4日にインフルエンザ注意報が出され,問い合わせや予約が殺到したとのことです。

 11月19日,「インフルお茶で吹っ飛ばせ」という大きな見出しで,鹿屋市の市茶業振興会が深蒸し茶10キロを市内の小学校に送り,南九州市の茶振興会の知覧館内の小中学校8校に4万8,500袋を無償提供されており,お茶に含まれるカテキンが効果があると呼びかけたとのことであります。

 そして,一番新しいニュースでは,11月21日,インフルエンザ患者900万人と1週間で再び増加していると報道され,このように新型インフルエンザについてたびたび報道されております。市民の関心は非常に高いものになっています。

 そこで,新型インフルエンザ対策について,全国的に新型インフルエンザの感染者が大幅に増加しており,10月2日には,本市粟ケ窪小学校においても新型インフルエンザが発生し,運動会が延期された経緯もあるが,本市における新型インフルエンザの状況と対策をお尋ねします。市長と教育長にそれぞれお尋ねいたします。

 次に2点目,(仮称)勝目保育所について質問いたします。

 旧勝目小学校跡地に,区民が待ちに待った(仮称)勝目保育所が建設中であり,その館を子供たちからお年寄りまで大変楽しみにして,かわるがわる見学されております。また,(仮称)勝目保育所の名称募集もあり,11月26日まで必着となっており,子供たちの施設としてふさわしい名称が選定されるよう望みます。

 私は,平成16年3月議会において,勝目地区の保育所建設場所については,地域の意見の調整ができている段階であるので,保育所と幼稚園の一体化施設の整備について,町において基本構想を作成したいと考えていると町長の答弁がありました。その後の経過を私は次の議会でお尋ねしました。

 そのときの答弁は,保育所と幼稚園の一体化施設の整備については,国・県の動向を見きわめながら,現在,検討中でございますが,施設の管理運営体制のあり方など課題もございますが,今年度策定する川辺町次世代育成行動計画の中で,この問題について,次世代育成支援対策地域協議会の委員の皆様方の意見もお聞きしながら,検討は急ぎたいと考えておりますと答弁されております。

 地域の意見を聞く計画はいつかと問うたところ,川辺町の次世代育成支援対策推進協議会設置要綱に基づきまして,10月には会が開かれ,この一体化施設の関係ですが,国において11月ごろに最終的な答申が出るという方向も出ているので,見きわめながら取り組みをしていきたいと考えますと答弁されました。この問題について関係者の方々は前向きに検討されると思い,そのとき私は一安心したものでございます。

 22年4月,来年,6年かけてやっと(仮称)勝目保育所が開所の予定となりました。(仮称)勝目保育所は45名の定員であり,施設の設計など,保育室1歳児から5歳児,乳児保育室,ゼロ歳児室として完成しつつあります。

 少子化の流れはとまらず,平成20年の10月,福祉課の資料によりますと,上山田保育所27名,勝目幼稚園25名,計52名です。勝目の子供たちをぜひきれいな整った施設で伸び伸びと育てたいと願っているのは私だけではないと思います。

 上山田保育所,勝目幼稚園とも大変古く,子供たちは耐震など心配される状況で毎日を送っているとも聞いております。(仮称)勝目保育所が開所する運びとなり,改めて認定子ども園について調べてみました。

 厚労省ワムネット資料によりますと,平成21年3月31日の日付ですが,今後の認定子ども園のあり方について,認定子ども園制度のあり方に関する検討会報告書があります。

 基本的な考えとしては,子供にとって質の高い教育・保育や子育て支援を保障するために,地域の実情に応じて教育・保育・子育ての機能が総合的に提供される仕組みを目指すべきであり,認定子ども園の取り組みはその具体的な実践としての意義を有していると,基本的な考え方を報告しています。

 また,この12月議会には,勝目幼稚園園長と勝目小学校区条例公民館長の連名で,(仮称)勝目保育所を認定子ども園にという陳情が出ていることをつけ加えておきます。

 そこで,10月12日付の南日本新聞によりますと,国は政府方針として幼保一元化を加速するため,認定子ども園の認定基準緩和や手続上の簡素化,地方自治体の担当部署の統一促進などを検討する考えであるが,(仮称)勝目保育所を認定子ども園とする考えはありませんか。

 以上2点について市長と教育長にお尋ねして,登壇による質問を終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  深町議員の御質問にお答えいたします。

 まず,1問目の新型インフルエンザ対策についてということでございますが,南九州市内の新型インフルエンザ感染の集団発生状況につきましては,11月30日現在まで,延べで小学校12校,中学校5校,高校2校で発生がございまして,学級閉鎖や学年閉鎖となっており,市内全域に感染が拡大している状況にあります。

 感染に対する予防対策といたしましては,これまで広報紙や防災無線を利用いたしまして,感染予防のお知らせや公共施設等にアルコール消毒剤の設置を行うなど,対策を講じているところでございます。また,新型インフルエンザの予防接種につきましては,国の接種スケジュール等に基づきまして,市内の医療機関で接種が始まっております。

 今回の新型インフルエンザの予防接種につきましては任意の予防接種でございまして,市が実施いたします予防接種ではありませんが,新型インフルエンザワクチン接種費用の軽減措置といたしまして,接種者に対し費用の助成を行うこととしたところでございます。

 感染予防対策は,まず,市民一人一人が感染に対する危機感と予防に対する行動をとっていただくことが大切と考えております。今後におきましても,引き続きうがい・手洗いの励行や,マスク着用等による感染防止を防災無線等で市民に呼びかけるとともに,新型インフルエンザ予防接種に関する情報提供を適時行い,感染防止に努めたいと考えております。

 次に,2問目の勝目保育所を認定子ども園にする考えはないかという御質問でございますが,保育所の待機児童の解消や子育て支援策の目玉といたしまして,政府は現在,幼保一元化を加速させる方針を固めたとの新聞報道がなされておるところでございますが,その指針は市に示されていないところでございます。

 また,現在,建設中の(仮称)勝目保育所は,旧川辺町議会や先の市議会等でお答えいたしましたとおり,近くに私立の勝目幼稚園もあることから,現在のところ,保育所としての運営しか考えていないところでございます。

 この2問につきましては,後ほどまた教育長のほうからも詳しく答弁がありますので,どうか御参考にしていただきたいと思います。



◎教育長(小野義記)  まず最初に,新型インフルエンザ対策についてお答えいたしたいと思います。

 教育委員会としての対応状況等についてお答えいたします。

 新型のインフルエンザについては,シカゴ在住の6歳の男児が感染し,日本人初の感染者が出たと言われたのが5月9日でした。その日から日本でもインフルエンザに関するニュースが休む間もなく流れています。南九州市内の学校の子供たちについては,夏休みの8月末から可能な限り日々の状況把握を続けて,その時々の状況に応じた対応をとっているところです。

 南九州市内の小学校で,最初のインフルエンザ感染者が9月5日に出ています。それから常時,市内で二,三名の感染者が出る状況にあり,小学校の運動会当日は,粟ケ窪小学校では6年生に2名のインフルエンザ発症,学級閉鎖ということで,大事をとって当校の運動会を1週間延期をいたしました。

 11月に入り若干増加傾向になり,3小学校で6学級閉鎖,2中学校で3学級閉鎖,1学年閉鎖をいたしました。しかし,11月16日の欠席者81名をピークに現在は減少傾向にあります。11月30日現在,小学校4校,中学校1校で学級閉鎖,計5学級も県内では少ない地域のように思われます。

 今後とも,学校・家庭・教育委員会との連携,各学校の校医・保健所との連携をとりながら,その時々の適切な対応策をとり,感染防止に努めたいと考えています。

 それから,勝目保育所の件について,幼保一元化を国が進めているということの中で,そういう状況の中で,教育委員会としての考え方等をお答えいたします。

 この認定子ども園につきましては,平成20年の9月議会で,森田議員からの御質問がございました。認定子ども園設立に関する基本的な考え方は変わっていませんが,昨年の9月には,公立の南九州市立幼稚園を認定子ども園にという観点から答弁いたしました。今回は,公立の南九州市立保育所を認定子ども園にできないかということについてお答えいたします。

 現在,川辺町には3つの公立保育所と2つの私立幼稚園がございます。そのような実情を考えますと,公立の認定子ども園をつくりますと,現在は3歳児からの幼稚園の子供たちも,ゼロ歳児から入園できることになりますので,現在,2つの私立幼稚園にいる子供たちや,来年から私立幼稚園に入ろうとしていた子供たちが,認定子ども園への希望が多くなることは予想されます。

 そうしますと,私立の幼稚園への入園者は減少し,経営が難しくなることが考えられます。その他認定子ども園となりますと,保育所と幼稚園両方の基準を満たす園舎,建物が必要ですし,栄養士がいて調理室のある施設設備,保育士と幼稚園教諭の両資格を持つ職員の配置等,認定子ども園としての条件整備も困難であるということも考えております。

 あと1つは,公立保育所については,民間委託の方向にあるということも考慮する必要があります。国の教育再生会議では,全国に2,000園の早期達成を目指して,平成18年10月からスタートしたものですが,平成21年4月1日現在,全国で358の認定子ども園があり,公立が55園,私立が174園です。鹿児島県では16園あり,そのうち公立は6園が認定されています。

 これは,文部科学省と厚生労働省の管轄になるだろう,運営が難しいということを示しているのではないかとも考えているとこでございます。

 以上でございます。



○議長(西良仁)  ここでしばらく休憩します。

午後3時40分休憩

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午後3時51分開議



○議長(西良仁)  再開します。



◆議員(深町幸子)  今,市長と教育長からるる説明いただきました。11月の26日の南日本新聞で,ワクチンの接種後に感染し,死亡していると。国内初であり,その方は,大隅地域の30代の女性看護師さんであったとの報道でありました。

 厚生労働省などによりますと,ワクチン接種後に新型に感染して死亡するのは全国で初めてだということです。そして,新型の死者は県内2人目であり,全国では72人目であるということも報道されておりました。

 新型インフルエンザについては,国の方針も本当何回も変わり,行政も苦慮された経緯があると思います。南九州市の市民が,幼児から高齢者まで,新型インフルエンザで大事に至らないよう努めてほしいと願っております。

 最後になりますが,市長のインフルエンザに対する決意,もう本当,命に関することでございますので,再度,お尋ねいたします。



◎市長(霜出勘平)  南九州市でもこれが蔓延をいたしておるところでございます。このことについては,1人でも少なく,こういう罹患者が発生しないように努力をしていかなければいけないと思っております。

 ワクチンの投与ももちろんでございますが,また,予防といたしましては,先ほど同僚議員のほうからも質問がありましたように,カテキン等を使ったうがい等も頻繁にやっていただいて予防していただきながら,このことについては我々も真摯に向き合っていかなければいけないのじゃなかろうかなというふうに思っております。

 そういうことで,本市といたしましても,このことについては,このワクチン接種について助成等もやっておるわけでございますので,いろいろな方々の御意見等もお聞きしながら,これからも積極的に予防対策,そしてまた,このワクチンに罹患したときの対応等も考えていきたいと,このように思います。



◆議員(深町幸子)  教育長にお尋ねいたします。

 それでは,子供たちが一番危ないと。高校生以下,19歳以下が危ないということも新聞に出ておりました。

 さて,南九州市の子供たちに対するワクチンのそのありよう,その辺は心配ないんでしょうか。どういう形で計画的にはされているのでしょうか。おわかりでしたらお尋ねいたします。



◎教育長(小野義記)  ワクチンの接種関係についてはちょっと担当外ですので,教育委員会のほうでこれから先,どんなことに気をつけていくかということについて,児童生徒の安全を守るということで考えていることをお話したいと思いますが,具体的には,日々の児童生徒の健康状況の把握,これは毎日今,行っています。それから,持病を持つ子供の把握,あと手洗い,うがい,マスクの着用,そして規則正しい生活やバランスのとれた食生活,あと校医さんとの連携に準じて,仮にインフルエンザ等が発症した場合は,自宅療養と外出の禁止,感染経路の把握,濃厚接触者の出校停止,兄弟関係のある学校への連絡,部活動の自粛。また,感染者への差別や偏見が生じない指導の徹底を図っているところでございます。

 特に,市内全体の子供たちが一同に会して行う行事については,事前の実態把握と当日の対応を入念に検討して実施しています。かぜの症状のある子供やその症状の子供がいる学校については出場停止をする,そういう措置をとりながら実施しているところです。

 先日,行いました幼・小・中の音楽会でも,そういう子供がいる学校では出場を遠慮してもらうという方向をとって,予定どおり行事等を実施しております。

 以上でございます。



◆議員(深町幸子)  それでは,先ほどの質問をその担当部署にお尋ねいたします。



◎市民生活課長(折田盛彦)  接種スケジュールの件だったと思うんですけれども,小学校の低学年等につきましては,12月の下旬ごろから,あるいは小学校の高学年については,明けて1月の中旬ごろから接種の開始ということになっておりますけれども,これはあくまでも今,国のほうが,厚生労働省のほうが示したスケジュールでございます。

 当初,接種回数等につきましても2回から1回と。それから,幼児等につきまして,あるいは小学校低学年についても,前倒しの接種のスケジュールとなっており,これらについても,今後,状況が変わってくるやもしれませんけど,今の段階では,11月号の広報紙でもお知らせしたスケジュールでいくのではないかというふうに考えております。

 以上です。



◆議員(深町幸子)  インフルエンザ対策については,慎重にこれからも市民の皆さまが安心して暮らせるように対応をしていただきたいと思います。

 次に,認定子ども園についてお尋ねいたします。

 私,今,近くに私立の勝目幼稚園がございますからということから市長のお答え,答弁をいただきましたが,今度,出ている陳情は,私立の園長先生とそれから条例公民館長からの2人の陳情書でございます,認定子ども園にしてほしいと。

 そして,その考えを私,きのう,聞いてみましたら,とにかくすばらしい館ができるので,公立とか私立とかだれがするとかそういうのは抜きなんです。子供たちを,勝目の子供たちをこのすばらしい館で育てたいと,その思いしかございません,私も含めて周りの皆さんも。

 だから,何とか努力していただいて認定子ども園にと,今日,明日とか,それは難しいかもしれません,幼稚園の先生もいるだろうし,中身的にもそうですが。

 先ほど私言いましたけど,南さつま市が既にやっております。南さつま市立保育所条例第3条第2項に規定する認定子ども園の設置及び管理に関する規則はできております。身近な認定子ども園です。21年の4月より認定子ども園,坊泊保育所として開所しております。

 ほかのところはできるのに,もう全然やる気がないというようないろんな答えいただきましたので,がっくりしているところですが,保育所としての運営しか考えていないという返事をいただきました。

 でも,近くで平成21年3月31日,規則第10号となっておりますが,趣旨は第1条,この規則は,南さつま市立保育所条例(平成17年南さつま市条例第59号。以下「条例」という。)第3条第2項に規定する認定子ども園の設置及び管理に関し,必要な事項を定めるものとする。

 名称及び位置は,第2条,認定子ども園の名称及び位置は,次のとおりとする。名称は認定子ども園坊泊保育所。

 認定子ども園において保育を受ける児童は,まず第3条で,認定子ども園は,次に掲げる児童の保育を行う。(1)児童福祉法(昭和22年法律第164号。以下「法」という。)第24条第1項に規定する保育を要する児童。2番目に,就学前の子供に関する教育,保育等の総合的な提供の推進に関する法律(平成18年法律第77号)第3条第1項第2号に規定する保育を受ける満3歳以上の児童が対象者でございます。

 このような中のこういう規定をつくり,近くはこの認定子ども園坊泊保育所というのがございました。私は,この話を係の橋口さんという方でしたが聞いたんですが,ああ,すばらしいなと思ったんです。やっぱりその子供たちは2時に帰ると。6時までいる保育所の子供,2時に帰る幼稚園の子供,その家庭に応じた,その地域の実情に応じた,お母さん方に応じた保育をすると。

 今度こそ,私,この勝目にできたこの保育所,何とか認定子ども園にしていく考えはないのか。市長はこんな答えでしたので,私は課長のほうにお尋ねいたします。人を変えます。



◎福祉課長(君野悦郎)  私のほうから,このことについてお答え申し上げます。

 まず,この認定子ども園というのは,保育所の場合は保育にかける子供,それと教育を受けさせたいという幼稚園の学校教育法によるこれの両方が集まったものが認定子ども園でございます。

 で,そのうち認定子ども園となりますと,保育園型の認定子ども園もあれば,幼稚園型の認定子ども園もある。で,それには,保育園型は認定であるけれども,幼稚園のほうは無認可の施設という形,いろんな形がございます。

 で,これは全国的には,一方が認定で一方が無認定の場合には,非常に国からの支援費等も来ないということから,経営を圧迫をするというような状況等も出てまいっております。

 そういうことからもありますように,この勝目には,当初,上山田保育所があった場合には,5キロぐらい離れていたわけですけれども,今回,つくる(仮称)勝目保育所の場所のところには,直線距離にして500メートルぐらいのところに民間の幼稚園がございます。

 私どもとしては,施設のほうを今現在,上山田は45名ですけども,60人規模の保育所を施設としてつくってございます。ですから,いつでも,もしというときには,変化ができるようには施設の対応はしてありますということは,先の議会でも申し上げたとおりでございます。

 ただし,陳情もありますけれども,いつ,どういう形で民間をどういうふうにしていくんだという計画等が,まだ私どものほうに届いておりません。それが出てくれば,認定子ども園として何とか考えていこうかなといういろんな議論もされているところですけれども,そういうのが出てこない以上は,私どもとして,そんなら民間の経営を圧迫するような状態をつくるような,こういうことをやっていきますよということは,なかなかしてはならないんじゃなかろうかというふうに思っているところです。

 ですので,どうぞそこら辺を御理解いただいて,いろんな形に変化ができるような施設としてつくってありますということだけは申し上げて,これは60人規模ですのでできますので,まあ敷地も広大でございますので,地域の負託にはこたえられる施設ということにはなっているというふう思っておりますので,御理解いただきたいというふうに思います。



◆議員(深町幸子)  今,幼稚園があると。幼稚園を圧迫するわけにいかないと。陳情も出ているがと言われました。恐らく幼稚園側としては,何とか認定子ども園にという陳情でございますので,いつでも閉園という形であると思います。

 そのとき,先ほど私は前から何回か認定子ども園についても質問しているんですけど,この幼稚園と保育所が一体化するものをつくるとするとするならば,お互いに話し合いの場を設けてほしいわけですね。

 どう考えているのかじゃなくて,あちらから来ないのでするわけにはいかないとか,それじゃ前に進まないと思うんですよね。ぜひお互いに気持ちをぶつけ合う,幼稚園側とも,この行政側とも。

 そして,本当にこの時代を担う,次の子供たちが路頭に迷わないようにするために,恐らく幼稚園とすれば,ここは保育所ですよといえば,子供たちはバスに乗って,川辺の幼稚園のとこに行かなければいけません。なぜかというと,入所の規定が,お母さん方が働いていないと入所ができないわけなんですよね,25名という子供たちです。

 急遽25名,今,何か1人か2人は仕事を探して,上山田の保育所に預けようという動きがあるようですが,やっぱりそれぞれ家庭には事情はございますので,お互いにトップ同士で話し合いの場を設けてほしいと私は思うわけです。そういうことは考えられないでしょうか,質問いたします。



◎福祉課長(君野悦郎)  私ども,今回の陳情が出ておりますので,その陳情の内容かれこれを十分説明いただいた上で,その上で,何回も勝目保育所の説明も園長のほうにはいたしたところでございますけれども,方向性が,こういう形で考えているんだということまで出てこない段階で,このような回答しかできませんでしたけれども,今後については,そこら辺については十分,私どもの地域の子供ですので,その子供をば路頭に迷わすこというようなこと等はやってはならないという基本原則に立ちながら,十分検討は協議はしてまいりたいというふうに思います。



◆議員(深町幸子)  一緒になって子供たちを守ると,そういう場を設けたいという答弁いただきましたので,本当に今夜,安心して眠れます。

 終わります。



○議長(西良仁)  次に,竹迫毅議員。

  [9番議員竹迫 毅登壇]



◆議員(竹迫毅)  それでは質問いたしますが,時間も押し迫っておりますので,できるだけ短時間に終わりたいと思いますので,前向きな答弁を期待いたしております。

 それでは,通告してあります市道整備について質問いたします。

 頴娃町,知覧町,川辺町が合併して,早いもので,明日で丸2年になろうとしています。南九州市の活性化のためには,市民の一体化が必要であると思っております。そこで,旧3町の中心地を結ぶ幹線道路として,時間短縮を図る路線の整備は重要で,南薩縦貫道(知覧道路)の整備を踏まえ,県道霜出川辺線宮地内から県道頴娃川辺線の内園上交差点,これは通称のようですが,この間の市道宮松崎線,松崎猿山線,峯苫線,瀬世取違線を整備してはどうかと思いますが,答弁をいただきたいと思います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  竹迫議員の御質問にお答えいたします。

 まず,南薩縦貫道知覧道路でございますが,平成18年3月31日,南九州市川辺町から知覧町浮辺まで,約9キロメートルが調査区間に指定をされまして,平成21年3月13日,この区間の約6キロメートルが知覧道路として整備区間に指定されたところでございまして,事業実施に向けて11月8日から11日にかけて,地元事業説明会が4会場で開催されたところでございます。

 県といたしましては,今後,地域の地形・地質を調査いたしまして,道路の詳細な設計を行い,関係機関との設計協議や用地測量を進め,関係者への工事用地説明会を開催し,物件補償を含めた用地買収を行い,工事に着工していくとの説明がなされたところでございます。

 質問の路線につきましては,旧3町の中心地を結ぶ幹線道路として,今後,整備は重要なものと考えております。特に,松崎猿山線と峯苫線を接する山間部は狭隘な幅員とカーブが多く,視距が悪く,通行に危険な状況にあります。

 このようなことから,松崎猿山線につきましては道路整備計画にも登載をしておりますし,今後,道路改築事業の早期整備に努めてまいりたいと考えております。

 また,瀬世取違線の内園上交差点から取違十文字の未整備区間につきましては,南薩縦貫道(知覧道路)の道路詳細設計との調整を県と進めながら,今後,整備を図ってまいりたいと考えております。

 以上で,竹迫議員の市道整備についての質問の答弁とさせていただきます。



◆議員(竹迫毅)  本当,ただいまの答弁を聞きまして,前向きな答弁だと思っているところであります。

 私は,もう数年前,あの線を通ったことはあるんですが,それ以後なかったんですが,最近,AZに行こうと思って,猿山から行ったんですよ。そしたら,案外とこれは近いんじゃないかということも感じたわけですね。

 そういうことで,まあよく考えてみますと,川辺の宮は川辺町の中心地から近いと。そして,それから旧猿山,あそこに出ると。あそこに猿山に出たら,旧知覧町の飛行場台地,あそこに,もう目の前だというようなこともありまして,これはぜひ,そしてまた一方,縦貫道知覧道路,これが浮辺のほうに計画がされていますが,そういうことになりますと,内園の上の交差点のちょっと北寄りだと,縦貫道の説明会に行ったときも思っているんですが,そうしますと,宮のほうから内園の上,あの付近に出て,そしてあの縦貫道に乗って浮辺のほうに行ったら,頴娃町のほうとも相当時間短縮ができるんじゃないかと,そういうことを思ったわけですね。

 そういうことで,先ほどの答弁で高評価しているんですが,あわせて,どうしても,猿山から松崎あの辺は,本当カーブが多くて狭隘だということですね。

 そうすると,私も夕方2回ほど通ったんですが,案外と車が多いんですね。そして,いろいろ聞いてみますと,上別府地区とか霜出あたりの人もそういう方が以前いましたが,その猿山のほうに,そして川辺に行くというようなことも聞いていたことがあります。

 そういうことで,本当,改良をしたら大分距離も短くなるんじゃないかというようなところですよね,あの山の中も。まあ,そういうことで,やっぱり財政も厳しい状況ですから,今すぐということはこれはもう厳しいと思います。ですけど,将来的に向けては,やはり計画路線として確立しておく必要があるんじゃないかと思います。

 そういうことで,それと宮松崎,あっちから上がって,市道の峯苫線から取違線ですか,あそこに出ると,旧知覧町で種苗管理センター,あの土地を4町歩ですよね,4ヘクタール,取得しているわけですが,たしかお金は合併二,三日前に払ったんじゃなかったかなというふうに記憶しているんですが,そのとき,議会にも財産取得で出されたわけですが,1人の方を除いてもう賛成ということで契約できた経緯があります。

 そういうことで,今度の南薩縦貫道の計画とそれから県道沿いに面した4ヘクタールの土地というのは,これはもう貴重な財産だなと,南九州市にとって,そういうふうに私は思っております。なかなか4ヘクタールもの土地をば,端っこに行ったら可能かもしれませんが,交通の便のいいところで取得しようと思っても,これはもう厳しいものがあると思います。

 そういうことで,旧知覧町でも,麓地区からいろいろ行政とか市民の定住とかそういうものは,やはり飛行場台地新町地区を中心にしたところに人口は移っているわけですよね。今後は,こういう現象は,拍車がかかるんじゃないかなというふうに思っております。

 そういうことで,私は,現在は知覧農業振興センターとなっておりますが,道路を挟んで両方にあるわけですが,あの真ん中の土地をまっすぐ,道路を幾らか整備されていますが,まだ未整備のところがありますよね。あれをまっすぐ通したら,ちょうど峯苫線,あそこ辺に行くようです。

 そういうこと等を考えますと,将来的に,本当これはもう南九州にとって貴重な財産ですから,何に南九州市はその土地を利用するにしても,やはり今,私が質問しているこの路線の改良,これはやはりできたら早くやったほうがいいというふうに思います。

 そういうことも含めて,やはり市長,まあ今とは言いませんけど,できるだけ早く計画して,実行しようというような考えがあるかないか,その決意のほどをお聞かせいただきたい。



◎市長(霜出勘平)  この道路につきましては,私が議員をしているころ,やはり川辺町議会との交流もあったわけです。その場所でも,いろいろと要望をした経緯もあります。

 ただ,この道路の線形を,山系というか位置を見てみますと,川辺町にとっては余り重要な道路じゃない。知覧の,頴娃にとっては,川辺高校に通う生徒なんかも,あの辺を通っておったんですよ。そういうことで,大変重要な道路だったんですけども,川辺町さんにとっては余りというようなことで,なかなか乗ってくれなかった経緯もあります。

 それで私も,高校のころは雪が降ると,あの猿山超えをして川辺高校に行ったりしておったんです。整備をすれば,知覧,川辺を結ぶ大変重要な道路になってくると思います。

 そういうことで,何も竹迫議員におべっかを使うわけじゃないんですが,もうこの道路整備計画にも載っておりますので,できだけ早くこの辺のところも整備ができたらというふうに思っております。財政的なものもございますし,できるだけ早い時点にこの整備ができればなと思っておりますので,御理解をいただければと思います。



◆議員(竹迫毅)  本当,市長の答弁のとおりだと私も思います。

 こういうことで,以前はそうだったかもしれませんが,今後は,川辺町の方も大変便利になるんじゃないかと。そして,聞くところによりますと,上別府,あの辺ですね。お茶畑はあの川辺町の方がつくっているのが多いんだそうですね。

 そういうこと等から考えますと,川辺町の農家の方なんかも,これはほんと喜ぶんじゃないかなというふうに思います。そういうことで,やっぱり知覧町で2億5,510万円,取得して二,三日したときはもう,皆さんの南九州市の財産になったわけですよね。そういうことで,やっぱりこれは有効に使える土地だということを思っております。

 そういうことで,ぜひ今の知覧農業振興センターの間の道路をば,まっすぐ峯苫線にぶち抜くというようなことをやってもらったら,やったら,これは本当,新市の人・物の交流に大いに貢献できるんじゃないかというふうに思っております。

 そういうことで,本当この縦貫道路の説明資料の中にもありますが,やはり南薩縦貫道であっても,南九州市の旧町間の交流と連携に貢献するものと期待されていますというような説明書きもあります。

 そういうことで,この縦貫道の整備,そういうものに合わせて,内園の上までの峯苫線から内園の上の交差点,あの整備もですが,先ほど言ったように,農業振興センターの間のあの道路整備ですね,そういうこともできるだけ早くやるべきじゃないかというようなふうに思っているところです。

 もう前向きな答弁で,もう余り早く終わってしまいそうですが,これで大体市長の決意のほどはわかりましたので,ぜひできるだけ早く実現できるようにやっていただきたいということを申し上げて質問を終わります。

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△延会



○議長(西良仁)  お諮りします。本日の会議はこれで延会したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。

 本日はこれで延会することに決定しました。

 次の会議は,12月1日午前10時から開会することとし,本日はこれにて延会します。

午後4時26分延会