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鹿児島県 南九州市

平成 21年 第 3回定例会( 6月) 06月16日−01号




平成 21年 第 3回定例会( 6月) − 06月16日−01号









平成 21年 第 3回定例会( 6月)


 平成21年第3回定例会会期表

 1.会期日程表
月   日曜日       程
 6・16火 本 会 議(開会)
 6・17水 本 会 議
 6・18木 休  会
 6・19金 常任委員会
 6・20土 休  会
 6・21日 休  会
 6・22月 休  会
 6・23火 休  会
 6・24水 休  会
 6・25木 休  会
 6・26金 本会議(閉会)




 



 1.付議事件
 議案第50号 和解及び被害賠償の額を定めることについて               (可決)
 議案第51号 南九州市養護老人ホーム条例を廃止する条例の制定について      (原案可決)
 議案第52号 財産の処分について                          (可決)
 議案第53号 財産の無償譲渡について                        (可決)
 議案第54号 南九州市過疎地域自立促進計画の一部変更について          (原案可決)
 議案第55号 南九州市国民健康保険高額療養資金貸付基金条例及び南九州市奨学金貸付
        基金条例の一部を改正する条例の制定について            (原案可決)
 議案第56号 南九州市地域活性化施設霜出げんき館の指定管理者の指定について     (可決)
 議案第57号 平成21年度南九州市一般会計補正予算(第2号)          (原案可決)
 議案第58号 平成21年度南九州市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)    (原案可決)
 議案第59号 平成21年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   (原案可決)
 議案第60号 平成21年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)    (原案可決)
 議案第61号 平成21年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)    (原案可決)
 議案第62号 平成21年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)   (原案可決)
 議案第63号 平成21年度南九州市水道事業会計補正予算(第1号)        (原案可決)
 議案第64号 平成21年度南九州市一般会計補正予算(第3号)          (原案可決)
 発議第 1号 振り込め詐欺撲滅に関する決議について               (原案可決)
 発議第 2号 国道225号川辺改良の事業継続と整備促進に関する意見書について  (原案可決)
 発議第 3号 教育予算確保に関する意見書について                (原案可決)
 同意第 1号 南九州市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることにつ
        いて                                 (同意)
 選挙第 1号 鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙             
 陳情第 1号 川内原発3号機増設に係る環境影響評価の県民合意を図るとともに,増設
        反対を求める意見書の採択について                 (継続審査)
 陳情第 2号 教育予算の拡充を求める意見書の採択要請について            (採択)
 陳情第 3号 南九州市への「飯塚オート場外車券売り場」進出に反対する陳情書   (継続審査)
 報告第 1号 平成20年度南九州市一般会計繰越明許費繰越計算書について       
 報告第 2号 平成20年度南九州市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書につい
        て                                  
 諮問第 2号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて       (適任)






 本会議1号     (6月16日)
   出席議員     24名
1番議員  峯 苫 勝 範        13番議員  今 吉 賢 二
2番議員  菊 永 忠 行        14番議員  満 留 秀 昭
3番議員  山 本 森 満        15番議員  内 匠 秋 夫
4番議員  田之脇   厚        16番議員  山 下 つきみ
5番議員  浜 田 茂 久        17番議員  柚 木 茂 樹
6番議員  大 薗 秀 己        18番議員  松久保 正 毅
7番議員  田 畑 浩一郎        19番議員  蔵 元 慎 一
8番議員  深 町 幸 子        20番議員  塗 木 弘 幸
9番議員  竹 迫   毅        21番議員  薗 田   誠
10番議員  森 田 隆 志        22番議員  加治佐 民 生
11番議員  永 吉 義 輝        23番議員  下 窪 一 輝
12番議員  東   兼 喜        24番議員  西   良 仁
   欠席議員     0名
───────────────────────────────────
 地方自治法第121条による出席者
市     長  霜 出 勘 平    企 画 課 長  金 田 憲 明
副  市  長  鶴 田 康 夫    商工観光 課長  田 代 良 民
副  市  長  山 内 廣 行    行革推進 室長  吉 永 正 博
教  育  長  小 野 義 記    市民生活 課長  折 田 盛 彦
総務部長兼知覧支所長
         海江田   操    福 祉 課 長  君 野 悦 郎
市民福祉 部長  有 水 秀 男    えい秀峰 園長  坂 口 光 幸
農林水産 部長  伊瀬知 正 人    農林水産 課長  東   利 文
建 設 部 長  大 坪 三 郎    耕 地 課 長  山 下 由 海
会 計 管理者  新 留 和 人    茶 業 課 長  鮫 島 信 行
教 育 部 長  和 田 二三男    畜 産 課 長  三 宅 俊 正
頴 娃 支所長  永 谷 岩 男    建築住宅 課長  福 永 義 和
川 辺 支所長  土 喰 行 夫    水 道 課 長  神 薗   誠
総 務 課 長  中木原 重 孝    教育総務 課長  小 園 和 幸
危機管理 室長  有 村 壽 内    学校教育 課長  大 木 節 夫
財 政 課 長  上 野 勝 郎    頴娃支所建設課長 伊瀬知 博 道
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 事務局職員出席者
事務局長  中 薗 浩 二    議事係長  浜 田 純 一
庶務係長  堂 園 政 利    議事 係  川 ? 弘一郎
 




 第3回定例会議事日程(第1号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.会期の決定
 第 3.諸般の報告
  (1)議長報告
  (2)平成20年度鹿児島県市町村土地開発公社南九州市支社決算書
  (3)平成20年度南九州市土地開発公社決算書
  (4)有限会社川辺やすらぎの郷第10期決算報告書及び第11期事業計画書等について
  (5)社団法人川辺町農業公社平成20年度決算書及び平成21年度事業計画書等について
  (6)所管事務調査報告
 第 4.選挙第 1号
     鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙
 第 5.発議第 1号
     振り込め詐欺撲滅に関する決議について
 第 6.報告第 1号
     平成20年度南九州市一般会計繰越明許費繰越計算書について
 第 7.報告第 2号
     平成20年度南九州市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について
 第 8.同意第 1号
     南九州市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて
 第 9.諮問第 2号
     人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
 第10.議案第50号
     和解及び損害賠償の額を定めることについて
 第11.議案第51号
     南九州市養護老人ホーム条例を廃止する条例の制定について
 第12.議案第52号
     財産の処分について
 第13.議案第53号
     財産の無償譲渡について
 第14.議案第54号
     南九州市過疎地域自立促進計画の一部変更について
 第15.議案第55号
     南九州市国民健康保険高額療養資金貸付基金条例及び南九州市奨学金貸付基金条例の一部を改
     正する条例の制定について







 第16.議案第56号
     南九州市地域活性化施設霜出げんき館の指定管理者の指定について
 第17.議案第57号
     平成21年度南九州市一般会計補正予算(第2号)
 第18.議案第58号
     平成21年度南九州市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)
 第19.議案第59号
     平成21年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
 第20.議案第60号
     平成21年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
 第21.議案第61号
     平成21年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
 第22.議案第62号
     平成21年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
 第23.議案第63号
     平成21年度南九州市水道事業会計補正予算(第1号)
 第24.陳情第 1号
     川内原発3号機増設に係る環境影響評価の県民合意を図るとともに,増設反対を求める意見書
     の採択について
 第25.陳情第 2号
     教育予算の拡充を求める意見書の採択要請について
 第26.陳情第 3号
     南九州市への「飯塚オート場外車券売り場」進出に反対する陳情書
 第27.一般質問




平成21年6月16日 午前10時0分開会





△開会



○議長(西良仁)  ただいまから平成21年第3回南九州市議会定例会を開会します。

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△開議



○議長(西良仁)  本日の会議を開きます。

    ────────────────────



△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(西良仁)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,議長において松久保正毅議員,蔵元慎一議員を指名します。

    ────────────────────



△日程第2会期の決定



○議長(西良仁)  日程第2,会期決定の件を議題にします。

 お諮りします。本定例会の会期は,本日から6月26日までの11日間にしたいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。会期は本日から6月26日までの11日間に決定しました。

    ────────────────────



△日程第3諸般の報告



○議長(西良仁)  日程第3,諸般の報告を行います。

 まず,議長報告については,印刷して配付しておきましたので,御了承願います。

 また,市長から鹿児島県市町村土地開発公社南九州支社,南九州市土地開発公社の決算書,有限会社川辺やすらぎの郷決算報告書等及び社団法人川辺町農業公社決算報告書等の提出があり,配付しておきましたので御了承願います。

 次に,所管事務調査報告であります。

 まず,総務常任委員長の報告を求めます。

  [総務常任委員長竹迫 毅議員登壇]



◎総務常任委員長(竹迫毅)  それでは,総務常任委員会の所管事務調査の報告を申し上げます。

 総務常任委員会が閉会中に実施した所管事務調査事項の「特色を生かした観光振興について」の調査の経過と結果を報告申し上げます。

 まず,当委員会では,4月20日及び5月21日に執行部の出席を求め,本市の観光施設誘致活動及び施策の展開などについての説明を受けたところであります。

 観光施設については,知覧特攻平和会館,武家屋敷庭園及び清水磨崖仏群などの歴史的素材や,森林馬事公苑,岩屋公園及び夢・風の里アグリランドえいなどの遊戯施設があります。

 また,多様化する観光の一つとして,体験型観光が注目され,本市の基幹産業である農業や豊かな自然を利用した農山漁村交流の観光が増加しつつあり,農政部局でその環境整備を行っております。

 20年度の観光客数は,前年度とほぼ同数で,0.1%増の123万人であります。地域別では,知覧地域が平和会館,武家屋敷など106万人,えい地域がアグリランドえいの5万人,川辺地域が岩屋公園,馬事公苑の12万人となっております。

 宿泊施設は,市が管理する2カ所のロッジ及び民間のホテルや旅館など16施設がありますが,観光ツアーの宿泊に対応できず通過型観光となっており,大きな経済効果が得られないことが課題となっております。

 誘致活動については,鹿児島4地区観光連絡協議会などの団体に加入し,旅行エージェント訪問や学校訪問による教育旅行誘致など組織的な活動や,お茶やサツマイモなどの特産品販売と同時に観光誘致活動の実施,空港や駅に広告看板設置,新聞・雑誌への記事掲載など,広報媒体による情報発信などを行っております。

 委員から,2年後の九州新幹線全線開業にあわせて,大阪駅など主要駅への宣伝ポスター掲示など,積極的な広報・宣伝活動を実施すべきとの意見が出されたところであります。

 また,委員から観光ボランティアガイドの人数と謝礼について説明を求めたところ,武家屋敷を案内するボランティアガイドは4人で,知覧町観光協会から交通費として1日1,000円が支給され,月に1万円を限度としてお願いしているとのことでありました。

 本市の観光は,平和を語り継ぐ都市として,あるいは歴史,自然の豊かさで全国的に知名度が高く,また全国有数の食料供給基地としての特性があることから,市としてはこれらを観光に反映させながら,経済効果を伴った新たな観光振興の具現化を図りたいとのことであります。

 委員から,新たな観光振興の具現化にどのように取り組むかただしたところ,年間100万人の観光客を維持していくため,グリーン・ツーリズムを企画し,南薩地区との協力体制を進めていくとの答弁でありました。

 なお,委員から本市の歴史と景観,食の魅力を発信して観光振興につなげるよう,関係部署と連携を図りながら観光行政を進めていくべきとの意見が出されたところであります。

 以上のような本市の実態を踏まえ,委員会は5月13日から15日まで宮城県大崎市と福島県喜多方市で調査を実施しました。

 まず,大崎市について申し上げます。

 大崎市は,宮城県の北西部に位置し,4月1日現在の人口は13万6,785人,面積は796.76平方キロメートルで,ササニシキやひとめぼれなどの米どころであります。

 年間160万人の観光客が訪れる鳴子温泉郷を核として位置づけ,既存の観光資源を有効に連携・活用し,観光客のニーズに対応する魅力的な観光地づくりを目指しております。

 特に岩出山伊達家の城下であった岩出山地域においては,地域づくりの委員会が中心となり,まちづくりの中でそれぞれの施設を点から線,面へと結びつけ,新たな観光客の誘致を目指しております。

 委員から,仙台市から鳴子温泉郷への動線の中で,面的な観光振興をどのように図っているか説明を求めたところ,歴史ある岩出山地域については,観光ボランティア育成とあわせて町並み整備を含め,住民参画の観光づくりを行っているが,市全域の連携,整備については,今後の課題であるとのことでありました。

 観光資源として昭和8年に国の史跡名勝の指定を受けた旧有備館及び庭園がありますが,旧有備館は1677年ごろ岩出山伊達家2代宗敏公の隠居所として建てられ,後には学問所として使用されております。庭園は,池中に島を配した廻遊式池泉庭園で,中には300年以上の桜があり,四季を通じて緑や花などの変化を楽しむことができます。また,岩出山城址は,伊達政宗公が米沢から城を移し,仙台へ移るまでの12年間居城した城跡で,現在は公園として整備され,訪れる人々の憩いの場となっております。

 集客施設として,人間が持つ五感をテーマとした日本初の感性福祉施設「感覚ミュージアム」がありますが,見る・聞く・触れるといった感覚体験を通して感じる力に磨きをかけ,想像力を高めることができ,心地よい刺激と癒しの空間を体験できます。また,「あ・ら・伊達な道の駅」は,新鮮な野菜が並ぶ農産物直売所や地場産品売り場の人気が高く,東北1,2を争う集客力であります。

 委員から,「あ・ら・伊達な道の駅」の来場者数と経済効果について説明を求めたところ,来場者は年間300万人を超え,年商は9億円余りとのことでありました。

 次に,喜多方市について申し上げます。

 喜多方市は,福島県の西北部に位置し,4月1日現在の人口は5万3,668人,面積は554.67平方キロメートルで,農業のまちでありますが,多くの観光客が訪れる観光都市でもあります。

 飯豊連峰を初めとする雄大な自然環境や文化財,蔵などの歴史を感じさせる建造物が多く残され,加えて全国的に知名度の高いラーメンや温泉施設など多くの観光資源にも恵まれ,年間170万人の観光客が訪れております。

 昔から良質の水に恵まれ,米,麦,大豆の生産が盛んで,加工品の酒,みそ,しょうゆの保存に蔵が必要であったことから,4,100棟余りの蔵が散在しております。この地場産業や生活に密着している蔵の景観は,観光にとって極めて重要であり,ラーメンとともに観光行政を進める上で必要不可欠なものとなっております。

 観光客の受け入れ体制としては,喜多方観光協会が5つの観光案内所を設置し,観光客の利便性を図っております。また,観光ボランティアガイドによる観光客への情報提供,観光施設・駐車場への誘致や,蔵のまちガイドによる市内の観光スポット案内などを行うことにより,観光のイメージアップを図っております。

 市では,訪れる方が喜多方で心地よい時間を過ごすため,おもてなし係を新設し,旅行の相談や情報の紹介を行う観光コンシェルジュの養成講座や認定制度の導入,おもてなし向上セミナーの開催,おもてなしの花小径の創出などに取り組んでおります。

 委員から,観光コンシェルジュの役割などについて説明を求めたところ,認定試験に合格した51人が一人一人の観光客の要望にあった旅の楽しみ方や観光コースを提案するなど,よりきめ細かなおもてなしを提供しているとのことでありました。

 市長のリーダーシップにより,鉄橋のライトアップや旧駅舎,昔懐かしい客車に手を入れ,大掃除キャンペーンの開催やイベント会場にするなど,ないもの探しでなく,足元にある宝探しにより観光に結びつけております。

 以上の調査を踏まえ,委員会は5月21日に次のとおり意見の集約を行いました。地域の特色を生かした魅力ある観光地づくりのために,次の4点について提言します。

 1点目に,本市の観光振興は,平和会館や武家屋敷などといった「もの」だけに頼る誘客じゃなく,それをつなぐ「人」や「心」,つまり「おもてなし」にあふれた観光地づくりを基本とすること。

 2点目に,観光まちづくりの活動は,観光地と農山漁村部のグリーン・ツーリズムが各々行われている段階である。次の展開として互いに切磋琢磨しつつ,なお連携し,新たな「融合魅力」をつくり出していくこと。

 3点目に,地域住民,企業,団体,市が協働して観光振興に取り組める体制づくりと,本市の魅力を全国に発信していくために,観光推進の中核となる観光協会などの機能の強化を図るとともに,観光振興に地域と行政が一体となり取り組める新たな仕組みづくりを進めること。

 最後に,本市の広域的な観光ルートの形成を図るとともに,農業と自然を最大限に生かしたグリーン・ツーリズムの推進や,新たなイベントの開催など,市長のリーダーシップをフルに発揮し,観光開発に積極的に取り組むことを要望します。

 これで,総務常任委員会の調査報告を終わります。



○議長(西良仁)  次に,文教厚生常任委員長の報告を求めます。

  [文教厚生常任委員長永吉義輝議員登壇]



◎文教厚生常任委員長(永吉義輝)  おはようございます。文教厚生常任委員会が閉会中に実施した所管事務調査事項の文化財に対する取り組みと活用についての調査の経過と結果を報告申し上げます。

 まず,委員会では,平成21年2月10日及び4月16日に執行部の出席を求め,現地調査を踏まえ本市の文化財に対する取り組みと活用についての説明を受けたところであります。

 本市の指定文化財は,国指定4件,国選択1件,国登録13件,県指定12件,市指定135件の合計165件で,地域別では頴娃地域14件,知覧地域86件,川辺地域65件となっております。

 また,確認されている埋蔵文化財は,頴娃地域95件,知覧地域183件,川辺地域146件であります。

 委員から,有形文化財の維持管理についてただしたところ,知覧地域は臨時職員1人で伝統的建造物群保存地区やポケットパーク等の草払いを中心に管理しており,頴娃地域及び川辺地域は賃金を予算計上し,川辺地域の勝目城跡,頴娃地域の頴娃城跡など,指定文化財を中心に草払い等を行っている。

 なお,他の有形文化財は個人財産であり,所有者や団体が管理しているとの答弁でありました。

 委員から,青戸の飛行場跡地「まのひ」について説明を求めたところ,軍事用飛行場として昭和18年に整備に入ったが,20年に攻撃を受け未完成のまま終戦を迎えており,コンクリート製の小型防御陣地であるトーチカ,戦闘機を敵の攻撃から守る格納庫である掩体壕,貯水槽及び地下壕が残っている。

 なお,特攻基地でありました知覧飛行場跡地とあわせて,貴重な戦争史跡として国の登録有形文化財としての登録に向けて検討中とのことでありました。

 委員から,青戸の飛行場跡地「まのひ」について,当時の状況を把握している人が高齢化しており,早急に聞き取り調査等を行い,文化財として登録できる体制をとるようにとの意見が出されたところであります。

 県指定史跡である清水磨崖仏群は,高さ20メートル,長さ400メートルで,日本一の大五輪塔を初め,岩肌に200基が確認されております。

 委員から,国指定への動きと保存についてただしたところ,調査を平成9年に行い報告書を作成しており,県と連携を図りながら国指定に向けた働きかけを行いたい。保存については,崩落防止に多額の経費を要することから,工法を含めて県などと協議したいとの答弁でありました。

 知覧特攻平和会館とミュージアム知覧は,隣接して設置されております。委員から,両施設の連携について説明を求めたところ,共通券を作成し,県外でのPRも行っているとのことでありました。

 郷土芸能などの無形文化財伝承への助成については,頴娃地域と川辺地域には助成していないことから,知覧地域10団体の保存会への助成を本年度で廃止することとなっております。

 委員から,郷土芸能等の保存のため,保存会への助成を望むとの意見が出されたところであります。

 以上のような本市の実態を踏まえ,委員会は5月12日から14日にかけて,岩手県平泉町及び青森県平川市で調査を実施いたしました。

 まず,平泉町について申し上げます。

 史跡については,国宝中尊寺など8つの史跡名勝があり,年間約200万人の観光客が訪れております。

 文化財の普及活動については,発掘調査現地説明会と町内遺跡報告会の開催や,広報紙での発掘調査等の情報提供を行っております。中でも,町内小中学生を対象とした主要な史跡地において発掘体験学習を実施しております。

 文化財めぐりの交通手段としては,巡回バス,レンタサイクル,一関・平泉エリアフリー乗車バスの運行など,近隣の市と連携して取り組んでおります。

 また,古都平泉ガイドの会21人及び平泉通訳ガイドの会40人が低賃金でガイドを受けておりますが,4カ国語対応できるとのことでありました。

 委員から,平泉中学校の郷土・平泉学について説明を求めたところ,子供たちが小さいころから文化財に接することにより,郷土平泉に誇りと愛情を持つことを目的に,県の補助事業を活用して総合的な学習の時間に発掘体験,平泉を学ぶための遠足,ジュニアボランティアガイド研修や平泉学検定の実施等に取り組んでいる。

 なお,平泉学検定については,平泉の歴史,文化財について勉強したことをどれだけ理解しているか試験を行い,検定認定証を交付しているとのことでありました。

 委員から,文化財巡回バスの運営について説明を求めたところ,民間バス会社が運営しており,各種団体が経費の一部として補助金を交付しているとのことでありました。

 委員から,中尊寺境内での特産品等の販売と観光客の滞在状況についてただしたところ,商工会が中心となり特産品開発に取り組んだが,ヒット商品が生まれず,今後は商工会と町が連携して特産品開発に取り組みたい。また,団体客の利用できる宿泊施設が1軒しかなく,通過型観光になっているとの答弁でありました。

 次に,平川市について申し上げます。

 平川市には,国指定文化財「盛美園」と「藤原氏書院庭園」など127件の文化財があります。国登録有形文化財のリンゴ生産用土蔵づくりの農家蔵は,農村景観百選,かおり風景百選指定の町として全国的に広く知られており,修学旅行や農作業宿泊体験の受け入れを行うなど,文化財の積極的活用により地域の活性化に取り組んでおります。

 また,無形文化財の保存,継承に対する助成として保存団体に対し補助金を交付しておりますが,20年度は7保存会に対し49万3,000円の補助金を交付しております。

 なお,市以外の助成として,3団体に衣装,楽器購入や修繕の経費のため,文化庁の地域伝統文化伝承事業を導入しております。

 委員から,世界一の扇ねぶた作成と事業効果について説明を求めたところ,これといった観光目玉がなかったことから,どこにもないものをつくろうという発想で10年度に約400万円の予算で製作したが,地域の一体感や住民の満足度が向上し,伝統行事の継承を通じた青少年の健全育成,観光客の増加による地域経済の波及効果が大きかった。今後は平川ねぷたまつりを観光資源として,地元のイベントにとどめることなく,全国に発信していきたいとのことでありました。

 以上の調査結果を踏まえ,委員会は5月19日に次のとおり意見の集約を行いました。本市の文化財に対する取り組みと活用が図られるよう,委員会として次の4点について提言するものであります。

 1番目に,平泉町では,郷土平泉学として生徒に総合的な学習の時間に平泉の歴史,遺跡の発掘体験,文化財を学ぶ遠足,ジュニアボランティアガイド研修等を実施しております。郷土への誇りと愛情を育むため,感性が鋭い小中学生が文化財と触れ合うことも重要であり,本市の貴重な文化財を子供たちへの学習教材として活用すること。

 2番目に,平川市は,無形民俗文化財の保存・継承のため保存団体に対し毎年,保存継承補助金を交付するとともに,文化庁の補助事業等を積極的に導入している。本市の保存会も後継者育成や財源確保等に苦慮していることから,財政的な支援を行い,貴重な文化財の保存・伝承に努めること。

 3番目に,平泉の文化遺産を散策するための巡回バス,県,近隣の市町及び商工会が連携し,交通機関に補助し運行している本市においても,文化財を観光資源としてとらえ,文化財めぐりへのコミュニティーバスの有効活用や近隣市及び民間との連携により交流人口を図る施策を講ずること。

 最後に,本市には特攻平和会館や文化財として価値の高い武家屋敷等があり,訪れる観光客も多いことから,文化財と観光の融合を図り,特産品の開発,販売等に手がけて経済波及効果を高めるよう十分検討すること。

 これで,文教厚生常任委員会の調査報告を終わります。



○議長(西良仁)  次に,産業建設常任委員長の報告を求めます。

  [産業建設常任委員長内匠秋夫議員登壇]



◎産業建設常任委員長(内匠秋夫)  産業建設常任委員会が閉会中に実施した所管事務調査事項の「道路の整備と管理について」調査の経過と結果を報告申し上げます。

 当委員会では,日常生活に最も身近な生活基盤である道路の整備と管理の充実により,市民に快適な生活を提供するという観点から調査いたしました。

 まず,委員会では,2月19日及び4月15日に執行部の出席を求め,現地調査を踏まえ本市の道路の整備状況と維持管理についての説明を受けたところであります。

 本市の4月1日現在の市道整備率は,総路線数1,578路線に対し,改良率62.4%,舗装率72.5%であります。

 地域別では頴娃支所管内442路線,改良率94.5%,舗装率93.4%,知覧支所管内622路線,改良率48.1%,舗装率56.0%,川辺支所管内514路線,改良率44.8%,舗装率70.5%となっておりますが,旧町の改良率,舗装率に開きがあるのは,改良及び舗装基準が異なっていたことが原因で,21年度から24年度にかけて道路台帳整備にあわせて基準の統一化を図っているとのことであります。

 21年3月に策定された道路整備計画では,21年度から29年度までの9カ年で65路線の整備が計画されております。

 なお,総合計画の前期基本計画期間に当たる21年度から25年度までの整備路線数は59路線で,うち新規着工予定43路線,完了予定37路線となっております。

 また,橋梁の長寿命化修繕計画を24年度まで策定する計画であります。

 旧町ごとの整備配分については,合併前からの継続路線もあり,単年度ごとのバランスはとれておりませんが,25年度までの5年間でバランスを図っていくこととしております。なお,26年度からは補助事業により橋梁整備を進めることから,大幅な計画見直しが必要とのことでありました。

 橋梁の修繕については,20年度に15メートル以上の橋梁の概略点検を実施しております。21年度から24年度にかけて,詳細点検,計画策定を行い,26年度以降橋梁の架け替え,補修,補強などの工事を行う予定であります。

 なお,25年度までに橋梁の長寿命化修繕計画を作成しないと,補助事業の対象にならないこととなっております。

 委員から,整備箇所の優先度について説明を求めたところ,整備候補路線の妥当性評価調書を事前に作成し,総合的に路線を評価し,優先度を決定していく。

 なお,調書には事業の目的・内容,効果,環境への影響,要望書・同意書を提出の有無,総合計画・過疎計画における位置づけ,補助制度の有無,費用対効果等の項目が設けられているとのことでありました。

 市道管理については,各支所ごとで異なった維持補修を行っておりましたが,21年度から統一しております。

 職員による作業は草払い,軽微なポケット補修,側溝の泥上げ等で,それ以外は業者への委託及び工事で対応しております。

 また,クリーン公社で行っていた業務については,公社廃止に伴い直営で行っております。

 20年度の道路愛護作業実績は,道路延長に対して地域住民が行った割合が頴娃地域52%,知覧地域92%,川辺地域28%で,市内全域では60%とのことであります。

 委員から,地域により実績に大きな開きがあることについて説明を求めたところ,旧川辺町では地域によるボランティア作業となっており,実績が低い。今後も道路愛護作業に対する報償金制度を自治会に十分説明し,協力をお願いしていきたいとのことでありました。

 以上のような本市の現況を踏まえ,5月13日から15日にかけ,三重県亀山市,愛知県弥富市,岐阜県海津市での調査を実施しております。

 亀山市は,17年1月に旧亀山市と旧関町が新設合併し,21年4月現在で人口5万245人,面積が190.01平方キロメートルであります。

 昔から東海道,伊勢別街道,大和街道の結束点で交通の要所となっております。現在でも名阪国道,東名阪自動車道,伊勢自動車道が通る交通の要所で,シャープ等大手の企業が誘致されておりますが,交通量の増加に伴う渋滞などが生じ,交通網の整備が課題となっております。

 道路整備計画については,総合計画,都市計画道路及び県道路計画を考慮し策定中でありますが,一部伝統的建造物群保存地区の指定も受けており,歴史的環境形成総合支援事業を取り入れ,景観に配慮した道路整備も進められております。

 維持補修については,簡易な舗装修繕,側溝清掃,草刈りは技能員2名と保守作業員1名の3名で対応しておりますが,市が原材料を支給し,住民が補修を行う制度も取り入れております。

 また,市民による道路清掃は,8月を道路触れ合い月間とし,自治会単位で草刈り,側溝の清掃を実施しております。

 なお,道路ふれあい月間以外の時期に草刈りを行った自治会に対し,支援事業により報償金を支払っております。道路台帳は旧市町の2台帳を,本年度から2カ年で整備統合するとのことであります。

 委員から,旧市町の改良及び舗装の基準が同じであったかただしたところ,基準に差異があり,今回の道路台帳整備にあわせて統一を図っていくとの答弁でありました。

 弥富市は18年4月に旧弥富町が旧十四山村を編入合併しており,21年4月現在で人口4万4,308人,面積48.18平方キロメートルで,市内のほとんどが海抜ゼロメートル地帯であります。東名阪自動車道,伊勢湾岸自動車道路を初め,国道1号線,23号線など広域交通網が発達しております。

 道路整備については,市街地の骨格となる都市計画道路,幹線道路のほか地元要望が多く事業効果の高い生活道路を優先しております。

 また,市民における清掃活動は,地域のコミュニティー協議会が主体となり,年2回実施しておりますが,そのうち1回は市内の建設造園業協会の協力のもと,側溝整備等も実施されております。

 道路管理については,郵便局員,警察,交通安全推進協議会,防犯パトロール及び市民と職員が交通安全施設や道路の危険箇所の連絡体制をとっております。

 なお,道路の維持修繕については,年度を前・後期に分け,それぞれ1業者と委託契約しております。

 委員から,緊急を要する道路のポケット補修等も業者委託されているか説明を求めたところ,以前はポケット補修等は職員が行っていたが,職員による補修ではまたすぐポケットができるため,現在はすべて業者委託としているとのことでありました。

 海津市は,17年3月に旧海津町,旧平田町,旧南濃町が新設合併し,21年4月現在で人口3万9,592人,面積112.31平方キロメートルであります。

 旧海津町及び旧平田町は,農地が主で県営圃場整備事業により4メートルの幅員で整備された農道が,現在は市道として管理されております。

 また,木曽,長良,揖斐川の3河川が市内を流れており,1,844の橋梁がありますが,昨年から「海津市橋梁点検マニュアル」により,市職員による基本点検を実施しております。

 また,市道の維持管理は市内を4ルートに分け,職員が各ルートを週1回パトロールをし,路面のポケット補修等を行っております。

 道路整備については,幹線道路及び市内巡回バスルートを優先的に行っております。なお,自治会が要望する道路改良や側溝新設等の整備は,採択基準及び設計積算方針を設け,整備しているとのことであります。

 委員から,道路整備事業の予算配分を旧町のバランスに考慮しているか説明を求めたところ,合併当初は配慮していたが,現在は旧町にこだわらず緊急度の高い路線から優先的に整備しているとのことでありました。

 市民による道路清掃は,市全域で年2回一斉美化作業を実施しております。また,側溝清掃は自治会が行うこととし,市が側溝ふた上げ機の無料貸し出しと土砂の除去を行っております。

 なお,通常の道路清掃については,自治会及び市民の自主性にゆだねているとのことでありました。

 以上の調査結果を踏まえ,委員会は5月19日に次のとおり意見の集約を行いました。

 本市の道路の整備と管理が充実されるよう次の点について提言します。

 1番目に,道路整備計画の策定に当たっては,道路現況の正確な把握と住民の意向を取り入れ,地域の実情にあった整備計画とすること,また,毎年ローリングを実施し,計画の見直しを行うこと。

 2番目に,本市コミュニティーバスのルートとなる路線については,通行に支障がないよう早急に整備をすること。

 3番目に,市内の現地調査により,維持補修が必要な路線がまだ多く見られることから,新規の道路改良工事も必要ではあるが,維持補修に重点を置いた道路整備に努めること。

 4番目に,道路愛護啓発のため,年1回か2回日を決め,市民が一斉にボランティアで清掃作業に取り組むような施策を展開すること。

 5番目に,道路愛護作業については,高齢化等により作業が困難な地域も見られることから,今後十分対策を検討すること。

 最後に,道路整備計画については,道路は市民生活に最も身近な社会基盤であり,安心安全はもとより,快適な生活環境を提供するため,総合計画や財政計画との調整を図りながら,計画的な整備と維持管理を要望します。

 これで,産業建設常任委員会の調査報告を終わります。



○議長(西良仁)  これで諸般の報告を終わります。

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△日程第4選挙第1号鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙



○議長(西良仁)  日程第4,選挙第1号鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。

 今回,鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の市議会議員区分に2人の欠員が生じたため,候補者受け付けの告示を行い,届け出を締め切ったところ,3人の候補者がありましたので,広域連合規約第8条第2項の規定により選挙を行います。

 この選挙は,同条第4項の規定により,すべての市議会の選挙における得票総数の多い順に当選人を決定することになりますので,会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち,当選人の報告及び当選人の告知は行えません。

 そこでお諮りします。選挙結果の報告については,会議規則第32条第1項の規定にかかわらず,有効投票のうち候補者の得票数までを報告することとしたいと思いますが,御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。したがって,選挙結果の報告については,会議規則第32条第1項の規定にかかわらず,有効投票のうち候補者の得票数までを報告することと決定しました。

 選挙は投票で行います。

 議場の出入口を閉めます。

  [議場閉鎖]



○議長(西良仁)  ただいまの出席議員数は24人です。

 次に,立会人を指名します。

 会議規則第31条第2項の規定によって,立会人に塗木弘幸議員,薗田誠議員を指名します。

 候補者名簿を配ります。

  [候補者名簿配付]



○議長(西良仁)  候補者名簿の配付漏れはありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  配付漏れなしと認めます。

 投票用紙を配ります。

 念のため申し上げます。投票は単記無記名です。

  [投票用紙配付]



○議長(西良仁)  投票用紙の配付漏れはありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  配付漏れなしと認めます。

 投票箱を点検します。

  [投票箱点検]



○議長(西良仁)  異状なしと認めます。

 ただいまから投票を行います。

 1番議員から順番に投票願います。

  [議員投票]

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1番  峯 苫 勝 範 議員     2番  菊 永 忠 行 議員

3番  山 本 森 満 議員     4番  田之脇   厚 議員

5番  浜 田 茂 久 議員     6番  大 薗 秀 己 議員

7番  田 畑 浩一郎 議員     8番  深 町 幸 子 議員

9番  竹 迫   毅 議員     10番  森 田 隆 志 議員

11番  永 吉 義 輝 議員     12番  東   兼 喜 議員

13番  今 吉 賢 二 議員     14番  満 留 秀 昭 議員

15番  内 匠 秋 夫 議員     16番  山 下 つきみ 議員

17番  柚 木 茂 樹 議員     18番  松久保 正 毅 議員

19番  蔵 元 慎 一 議員     20番  塗 木 弘 幸 議員

21番  薗 田   誠 議員     22番  加治佐 民 生 議員

23番  下 窪 一 輝 議員     24番  西   良 仁 議員

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○議長(西良仁)  投票漏れはありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  投票漏れなしと認めます。

 投票を終わります。

 開票を行います。塗木弘幸議員,薗田誠議員,開票立ち会いをお願いをいたします。

  [開票]



○議長(西良仁)  選挙の結果を報告します。

 投票総数24票,有効投票24票,有効投票のうち,崎田信正議員1票,榎元一巳議員3票,?之上大成議員20票,以上のとおりです。

 議場の出入口を開きます。

  [議場開鎖]

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△日程第5発議第1号振り込め詐欺撲滅に関する決議について



○議長(西良仁)  日程第5,発議第1号振り込め詐欺撲滅に関する決議についてを議題とします。

 お諮りします。発議第1号については,会議規則第37条第3項の規定により,提案理由の説明を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。したがって,発議第1号については,提案理由の説明を省略することに決定しました。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから発議第1号を採決します。この表決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。発議第1号は原案のとおり可決されました。

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△日程第6―日程第7

         報告第1号―報告第2号一括上程



○議長(西良仁)  日程第6,報告第1号平成20年度南九州市一般会計繰越明許費繰越計算書について及び日程第7,報告第2号平成20年度南九州市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書についてを一括議題といたします。

 報告理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  報告第1号,本件は平成20年度南九州市一般会計繰越明許費繰越計算書を調整したので,地方自治法施行令第146条第2項の規定により議会に報告するものでございます。

 次に,報告第2号,本件は平成20年度南九州市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書を調整したので,地方自治法施行令第146条第2項の規定により議会に報告するものでございます。



○議長(西良仁)  これをもって報告理由の説明を終わります。

 これから報告第1号平成20年度南九州市一般会計繰越明許費繰越計算書についての質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 以上で,報告第1号の報告を終わります。

 次に,報告第2号平成20年度南九州市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書についての質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 以上で,報告第2号の報告を終わります。

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△日程第8同意第1号南九州市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることにつ

         いて



○議長(西良仁)  日程第8,同意第1号南九州市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。

 本件について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  同意第1号南九州市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて提出理由の説明を申し上げます。

 本件は,固定資産評価審査委員会委員,谷川泰章氏から,平成21年4月30日付で一身上のつごうにより後任の委員が議会の同意を得られ次第,委員を辞任したい旨の届け出があったことに伴い,下記の者を南九州市固定資産評価審査委員会委員に選任したいので,地方税法第423条第3項の規定により,議会の同意を求めるものでございます。

 住所は,南九州市頴娃町御領5838番地,指名が西牟田隼人,生年月日は昭和18年4月7日でございます。また,任期につきましては,平成21年6月16日から平成23年1月7日まででございます。御審議の上,御決定を賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(西良仁)  これをもって,提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。本件については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから同意第1号を採決します。

 お諮りします。本件については,これに同意することに御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。同意第1号は,同意することに決定しました。

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△日程第9諮問第2号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて



○議長(西良仁)  日程第9,諮問第2号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題とします。

 本件について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  諮問第2号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて,提出理由の説明を申し上げます。

 本件は,人権擁護委員折田英幸氏が平成21年3月31日付で辞職されたことに伴い,その後任に川辺町平山の下之門幸男氏を候補者として推薦したいので,人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。



○議長(西良仁)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。本件については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これより諮問第2号を採決します。

 お諮りします。本件については,議会の意見は適任であると答申することに御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。諮問第2号については,議会の意見は適任であると答申することに決定しました。

    ────────────────────



△日程第10議案第50号和解及び損害賠償の額を定めることについて



○議長(西良仁)  日程第10,議案第50号和解及び損害賠償の額を定めることについてを議題とします。

 本件について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第50号和解及び損害賠償の額を定めることについて,地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により,議会の議決を求めるものでございます。

 本案は,平成21年5月7日,午後4時15分,南九州市知覧町東別府1795番地1付近の県道知覧喜入線の沿線雑草の伐採作業中に石類が飛びはね,走行中の車両フロントガラスを損傷した事故でございます。

 和解の相手方でございますが,住所は鹿児島県南さつま市金峰町新山847番地,氏名が井上幸一で,損害賠償の額を12万2,000円とするものでございます。

 和解の内容につきましては,南九州市は相手方に対し損害賠償額を支払い,相手方は本市に対して損害賠償額以外の一切の請求をしないとするものでございます。

 また,この損害賠償額につきましては,全額を市が加入いたしております全国町村会総合賠償保障保険からの保険金で措置し,支払いを行うということで,この後補正予算議案にて別途提案をさせていただきます。御審議の上,御決定をいただきますようによろしくお願いを申し上げます。



○議長(西良仁)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。本件については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第50号を採決します。この表決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。議案第50号は可決されました。

 ここでしばらく休憩します。

午前11時3分休憩

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午前11時15分開議



○議長(西良仁)  再開します。

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△日程第11―日程第13

         議案第51号―議案第53号一括上程



○議長(西良仁)  日程第11,議案第51号南九州市養護老人ホーム条例を廃止する条例の制定についてから,日程第13,議案第53号財産の無償譲渡についてまでの以上3件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第51号から議案第53号につきまして一括して提案理由の説明を申し上げます。

 まず,議案第51号南九州市養護老人ホーム条例を廃止する条例の制定についてでございます。

 本案は,昨年度策定いたしました養護老人ホーム「えい秀峰園」の民間移管計画に基づき,当該施設を平成22年4月1日に社会福祉法人大川福祉会に譲渡し,同福祉会に施設の管理と運営のすべてを引き継ぎたいため,地方自治法244条の2第2項の規定に基づき,この条例を廃止しようとするものでございます。

 次に,議案第52号財産の処分についてでありますが,「えい秀峰園」を移管先の社会福祉法人大川福祉会の養護老人ホーム用地として当該土地の処分をしようとするものであります。

 所在地は南九州市頴娃町別府2796番地1,地目は宅地で,地積は7641.8平米でございます。処分予定金額を5,043万6,000円で,移管先法人の社会福祉法人大川福祉会と譲渡契約しようとするものであり,南九州市議会の議会に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定に基づき,議会の議決を求めるものでございます。

 次に,議案第53号財産の無償譲渡についてでありますが,「えい秀峰園」の管理と運営のすべてを社会福祉法人大川福祉会に移管することに伴い,当該施設の建物を無償譲渡しようとするものであります。

 無償譲渡する建物は,平成2年度に国,県の補助事業で全面改築した南九州市頴娃町別府2796番地1の養護老人ホーム「えい秀峰園」の建物本体,鉄筋コンクリート造り,奥屋根スレートぶき平屋建て1,790.93平米のほか,倉庫,機械室,プロパン庫,合計延べ床面積1,884.93平米で,養護老人ホーム施設としての目的外使用時の譲渡制限及び物件の返還を無償譲渡の条件と付して,地方自治法96条第1項第6号の規定の基づき,議会の議決を求めるものでございます。

 なお,議案に参考として添付してあります「えい秀峰園」の移管に関する協定書及び市有財産譲渡契約書は,議会の議決後,本協定書及び本契約書となり,それを受けて移管先法人である大川福祉会は,法人の定款変更,養護老人ホーム設置認可申請を県へ届け出ることとなること,あわせて大川福祉会の職員補充のための職員募集の時期も考慮して,本6月定例会に上程するものでございます。よろしく御審議くださいますようお願いを申し上げます。



○議長(西良仁)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから議案第51号南九州市南九州市養護老人ホーム条例を廃止する条例の制定についての質疑を行います。

 発言の通告がありましたので,これを許します。



◆議員(柚木茂樹)  えい秀峰園民間移管に関する設置条例の廃止の提案でありますが,通告がたくさんございます。ゆっくり言いますんで,3回しか質問ができませんので,簡明なる明快な答弁を求めたいと思います。

 まず第1点目,民間移管して入所者のサービスが,市が管理しているより向上するのか。このサービスというのは,民間でなければできないサービスとは何なのか。市はできないが,民間でなけりゃできないサービスという意味であります。

 また,このサービスの向上はどういうふうに担保されるんでありましょうか。

 第2点目であります。民間移管者への市の一般財源充当率は幾らか。要するに,えい秀峰園を管理する経費は幾らか,市の持ち出しは幾らかということであります。

 えい秀峰園が法定上,これは設置基準以上の職員を抱えているのはなぜなんでしょうか,その理由を聞いているわけであります。

 次に,民間移管以外でえい秀峰園の経営改善策は事前に検討されたのか。また,そうであればその内容はどういうことなのかの質問であります。

 次に,同類といいますのは,先に民間移管した旧知覧町の寿楽園のことでありますが,交通事故死亡が発生しております。聞くところでは,これは入所の老人が園外に出て,国道で死んだというふうに聞いておりますが,民間移管との関係はなかったのかという質問であります。

 次は,将来民間移管者が廃止届,認可は県ですから,廃止届を出した場合,再び南九州市が養護老人ホームを運営するのか。また,譲受人が養護老人ホームとして使用しなくなったとき,返還するとあるが,これはどういうことかということであります。

 次に,えい秀峰園の市の職員ですね,14名の今後の処遇はどうなるのかということであります。

 次に,民間移管者へ養護老人ホームの改善方はどこまでできるのかということでありますが,県の認可でありますから,入所者の措置などは市がすると思いますが,改善方を求める場合,市がどこまで県の認可であるその大川福祉会さんですか,にできるのかということであります。

 次に,将来これ平成2年の全面改修ですかね。今後二人部屋を法定上変えて,一人部屋にしなければ,いろいろあるみたいですが,多額の施設の改善,建てかえ等が見込まれるわけですが,そのことに対して市の関係,持ち出しはあるのかということであります。

 最後に,これは通告してないんですが,よろしかったら答弁ください。国の補助金をもらって建てたということでありまして,恐らくこれは地方債か過疎債かわかりませんが,市の債務があると想像するわけですが,それはこれも支払うべき債務だと思いますが,大川法人さんが払うのか,南九州市が払うのかということであります。

 以上,1回目の質問とします。



◎行革推進室長(吉永正博)  それでは,質問のありました中から,まず民間移管にして,入所者のサービスが市の管理より向上するかとか,またどう担保されるかという件。それから,民間移管以外でえい秀峰園の経営改善策は検討されたか,その内容は何か。それから,将来民間移管者が廃止届を出した場合,再び市が運営するのか。また,譲受人が養護老人ホームとして使用しなくなったとき,返還するとはどういうことか。3問についてお答えいたします。

 あと順次関係の課でお答えいたします。よろしくお願いします。

 まず,民間移管して入所者のサービスが市の移管により向上するのか。また,どう担保されるのかという質問でございましたが,まず民間移管で掲げておりますとおり,現在の養護老人ホームの最大の課題は,多様化する介護ニーズの対応であると思います。

 また,今後の法改正などにも,既に持っている経営手法,専門的技術やその蓄積などの経営手法,それから介護福祉士,ケアマネジャーなどの専門的な人材を適材適所に配置でき,安定した良質なサービスの提供や迅速な対応ができるものと思われます。

 また,移管後の運営につきましては,協定書の7条にありますとおり,他の施設のモデルとなるような模範的な運営は当然のこと,またえい秀峰園民間移管公募要項の第5項,移管にあっての基本的な条件に関する事項及び大川福祉会が希望申請した関係書類に記載されていることについては,遵守されることになっております。

 さらに,今後サービスを受ける場合,特定施設としての認定を受けることで,グループ内の内部にあります介護支援や,そういう方々の状況から,今後の迅速な対応が図られていくものというふうに考えております。

 それから,4番目の民間移管以外でえい秀峰園の改善策は検討されたか,その内容は何かということでございますが,このことについては,えい秀峰園の民間移管検討委員会で検討し,報告の中で民間移管以外に徹底的な歳出の抑制と適切な人員配置と,それから指定管理者制度の導入の選択肢などについて検討しました。

 これを踏まえ,今回の民間移管計画においても,3つの選択肢に基づき考察し,民間のノウハウを導入するためには,民間移管の方法が最善の方向であるということを確認して策定しました。

 それから,将来民間移管者が廃止届を出した場合,再び市が運営するのか。また,譲受人が養護老人ホームとして使用しなくなったとき,返還するとはどういうことかという御質問でございましたが,今後の養護老人ホームの最大の課題であります増加する入所者の介護ニーズの対応を最重点として,選定された移管先法人が事業の廃止は考えられないというふうに思っております。

 相当の理由により事業の廃止の場合は,南九州市及び他の市町が措置している入所者の処遇がまず第一であるというふうに考えております。秀峰園入所者も,他の養護老人ホーム措置施設へ最優先的に入所替えすることになります。

 その後の運営方法につきましては,その時点で協議がなされるものと思っております。

 以上であります。



◎福祉課長(君野悦郎)  私のほうから民間移管者への市の一般財源の充当額は幾らかということでお答えいたします。

 平成21年度予算で計算をいたしますと,措置費合計が入所者負担金,あるいは扶養義務者負担金を差し引いた額の4分の1を市が負担することになりますので,その額が約2,327万2,000円となります。そのほかに,民間になりますと民間加算がつきます。これにつきましては,事務費の額にそこの職員の経験年数,これの平均を掛けた分でございますが,仮にこの6年から8年だということで計算しますと,9%となります。それの12カ月の63人今措置しておりますので,それを掛けますと約673万6,000円となります。この2つを足しました約3,000万円が市の一般財源となります。

 なお,これは交付金で措置をされます。

 それから,寿楽園での交通事故死亡は民間委託と関係はないかということでございますけれども,私どもといたしましては,民間移管が原因で起こった事故ではないと理解をいたしております。

 それから,民間移管者への養護老人ホームの改善はどこまでできるのかということでございますが,施設の経営運営面における指導権限は,県知事がその権限を持っておりますけれども,市町村長は入所措置を行った場合,年1回は入所者実態調査という形で,必要な調査指導を行う必要がありますので,協定8条に規定してありますとおり,私どもとしてはきちっと指導等を実施をしていきたいというふうに考えております。

 それから,将来施設の改善,建て替え等で市の持ち出しはあるのかということでございますけれども,これについては,基本的には考えておりません。

 私のほうからは以上でございます。



◎えい秀峰園長(坂口光幸)  私のほうから,3番のえい秀峰園が法定以上の職員を抱えているのはなぜかについてお答えいたします。

 えい秀峰園の配置基準は,法令で定められた園長,支援員外6名と,事務長,調理員あわせて19名となっておりますが,昨年8月の全協で示した資料の後,定年退職者もいたわけですが,補充を行わずに現在の秀峰園の職員は正規職員12人と,嘱託職員8人,嘱託医1人の合計21人で運営しており,2人多い状況でございます。

 理由としまして,入所者が超高齢化,認知症化,虚弱化,病弱化が進行しており,身体機能が停止した場合,特別養護老人ホームへの入所変更を行うべき待機者が多く,入所者自身が住みなれた生活拠点として入所継続を希望しているケースが多く見られ,それらの入所者へのサービス低下を招かないためには,現行職員体制の運営が不可欠となっているためであります。

 以上です。



◎行革推進室長(吉永正博)  補助事業の中の過疎債のことがありましたが,過疎債の返還については,すべて完了をしております。

 以上,終わりです。



◎総務課長(中木原重孝)  職員の処遇のことにつきまして御説明をさせていただきます。

 まず,職員の配置につきましては,先ほど園長が申し上げたとおりでございます。

 市の職員12名がいらっしゃるわけですけれども,一般行政職が3名,そして技能労務職が9名配置されております。現在,えい秀峰園に勤務する職員につきましては,このような状況でございますが,ことしの4月1日に移管する社会福祉法人大川福祉会と覚書を締結したことから,事務レベルで大川福祉会へ職員を受け入れる場合等の条件等についての協議や調査を行いました。

 その結果を職員及び嘱託職員へ通知いたしまして,各自の意向調査,さらに6月9日と12日は個々に面接も行ったところでございます。

 意向調査,面接の結果,職員12名につきましては,もう1名が来年3月で定年退職を迎えます。その後,残りの11名の方々につきましては,一般職3名いらっしゃいますけれども,この方は通常の異動を考えておりますけれども,支援員といわゆる技能労務職の方がおりますが,現在のところ職員代替を配置してあります学校主事,給食センター等への配慮が考えられるということでございます。

 また,嘱託職員8名につきましては,今後福祉会のほうとの面接を行いまして,合意が得られれば採用される見込みとなっております。現状においては,このような状況でございます。



◆議員(柚木茂樹)  たくさんありますので,私も混乱して究明がなかなか微に入り細にできないかもしれませんが,気づいた点から2回目の質問をします。

 昨年,19年の福祉課長,えい秀峰園は措置費として1億2,400万入っているんですよね。一般財源約2,327万ですか,それに加えて民間合算の分があるから,3,000万ほどあるということでありましたが,民でしようが官でしようが,昔は養護老人ホームは措置費補助金としてきたのを,今後は国の算出基礎による交付金として措置すると。交付税ですね,交付税で措置すると。それではそれで一般財源に入るわけですから,私は一般財源というこの19年度でいうと,1億2,435万7,000円補助であって,これを市がもたなければならないと考えておりますが,そうではないのかという質問であります。2回目ですね。3回しかできませんので。

 それと,さっき行革の方が言われましたが,非常に介護ニーズが高いので,民間にすりゃ介護ニーズができるんだと。養護老人ホームは,もともと介護を対象とした施設じゃありませんよね。65歳以上の元気老人が,介護を対象の人は特別養護老人ホームです。したがって,養護老人ホームには介護サービスをしても,その措置費はないはずなんであります。

 しかしながら,現実には入所者も長くなって,介護認定をされて,介護サービスが必要な人もおるわけですから,放っておくわけいきませんからやってると。そういうことで,どうしても多額の支援が要ったりして,サービスは非常に落ちるので必要なサービスはできなくなるということだと思います。

 民間にした場合,養護老人ホームで認可をされているわけですから,今養護老人ホームでもこれ本人が希望すれば,外からでも介護サービス受けられますよね。ですけれども,本人が希望しなければ受けられないわけですが,措置されない者を民間のほうが,秀峰園さんがサービスをどうやってするのかと。本人がそりゃ希望すれば,ホームヘルパーでも介護メニューにあったのをサービスを受けられると思うんですよ。

 それで,設置基準には19人必要なわけですが,民間にしてもやはりその19人っていう数は同じだと思います。ところが,現場は非常に介護,さっきおっしゃられたように,介護認定を受けた介護養護が必要な食事介護とか,排便介護とか,車椅子を押してあげるとか,いろいろあると思います。要るんだと。大川秀峰園さんがそういうサービスを仮にする義務があるんですか。そのことをお尋ねします。

 次に,民間移管しない以外の検討策はしなかったのかと。したんだと,それは民間委員会ですか,したんでありますが,先般の私の一般質問の中で,これは確かに検討してるんです。ただ,ほとんど1時間か2時間程度の1回だけの検討なんですよね。その結果,その程度の検討で果たして民間移管が妥当かと。市でそのまま運営して,もっとこういう点を改善すればいいという議論はできなかったのかと。

 私は,その一般質問の中でしていないと思ってますから,答弁の中ではですね。非常にアバウトに民間にすればサービスは上がり,行政メリットがあるんだと,行財政メリットがあるんだという報告書ですよ。市で運営した場合の改善策等の検討はなされたのかということを聞きます。

 次に,廃止届を出した場合は,それは考えられないとおっしゃいましたが,それはあなたの考えであって,廃止届を出すか出さんか,大川福祉会さんが決めることなんですよね。

 今後新たな増設等を見込んだ場合も,市の関与は考えていないということでありますから,恐らく全部買いかえるとすると,8億,10億の資金が要りますよ,造りかえると。しかも2人部屋で,もう法定上はそういう部屋に1人に変えなさいと,改善しなさいという福祉法の規定があるわけですから,このような多額な出費をすれば,とてもこの措置費では運営できないということは十分に考えられるわけであります。

 そうであれば,もうこの際,廃止届を出して撤退は考えられるわけであります。そういう場合は,市が再び放っておくわけにいきませんよね,老人を。市が運営するのか,もう一回確認を申し上げます。

 それから,寿楽園の事故は考えていないということでありますが,それは理由になっておりません。なぜ民間移管した場合と,どういう理由で事故は民間移管と関係ないんだと,その理由をもう少し明確に述べてほしいと思います。

 それから,えい秀峰園の職員の処遇ですが,要は事務方は本部に吸い上げて異動しても処理できると,技能労働者は事務経験がございませんから,ほかのところに移すわけですよね。ほかのところに移しても,そこには市の職員がおるわけですよ。それをどうするのか,お尋ね申し上げます。要は,1人は定年退職はやりますが,公務員の総数は変わらないわけですから,全体での人件費の持ち出しは一緒になるはずなんですよ。

 知覧の事例でいいますと,そうやってところてん式に押しきっていって,平和公園の管理はもともとシルバーか民間に出していたんですが,市の職員がそこで総異動してますよ,市の公務員が高い給料でもってですね。そういった事態にならないのかということをお尋ねします。

 それと,民間でなければならないサービス,要は介護サービスの人がおれば,どうであろうが現場はそれやっぱりサービスせんにゃ済まんわけですよ。食事を一人で食べられなければ,横について食事を食べるお手伝いをせんにゃ済まんわけです。それは介護ニーズの話です。

 現在,えい秀峰園に近い方おられると思うんですが,それであれば,民間にした場合にそういう介護サービスをどうやって民間でなけりゃできないのか。私は行政でもできると思ってます。民間でなければできないサービスがあるからこそ,民間移管する意味が出てくるわけです。行政ではできないんだけれど,民間ならできると。そうした場合,これは特別養護老人ホームの設置基準に設置されたところではないですから,どうやってそれがサービスが担保されるのかと,その担保される根拠をお示しください。

 2回目の質問は,以上ぐらいにしておきます。



◎福祉課長(君野悦郎)  一般財源で一般会計の充当額は幾らかということでございますけれども,議員がおっしゃるようなことから考えますと,措置費合計,これが19年度で1億2,400万と申し上げましたかね,その額から入所者負担金及び扶養義務者の負担金,これを引いた額というふうになるというふうに思っております。

 そのほかに,今まではそれだけでございましたけれども,民間加算として事務費の相当額に基本額に,職員が経験年数により変動しますけれども,パーセントで掛けると申し上げました。この額が21年度で計算をしますと,約673万6,000円となりますが,この額は増額をするというふうに思います。

 それから,この事故の原因でございますけれども,これにつきましては,平成20年2月14日に起きた死亡事故でございまして,午後6時30分に園が見回りをしたときには,在園を確認をしていたものでございますけれども,この本人は帰宅願望が非常に強い方でありまして,当日も夕食をとった後,自宅へ帰りたいというようなこと等を申しておったそうでございます。そこで,寿楽園の職員が本人の話をよく聞きながらなだめまして,本人が落ち着いた様子が見られましたので,居室のほうへ連れて行ったということでございます。

 この後,本人が無断で外出をしたということでございまして,職員の夜間の警備につきましても,きちっと法定数を守ってやっておったところでございますけれども,不幸にして職員の目につかない中で出て行かれたということで,私どもも非常に残念には思っておりますけれども,このことについては,民間移管されたからということが原因であったというふうには,思っていないところでございます。



◎行革推進室長(吉永正博)  介護をする義務があるかという質問でございますけれども,これは今後特定施設として認定を受けた場合に,現在の大川福祉会においては,内部にそういう資格を有する方がおりますので,その認定を受けられたことによって,また今後できていくんじゃないかと思いますし,現在の入園者の中でも,やっぱし高齢化による病弱化とか,そういうのがありますし,今後そういう方々が特別養護老人ホームとか,そういうような施設には措置できない部分もあるわけですので,現在の養護老人ホームの中でするとした場合には,そういう資格者がおることによって,いいサービスが受けられているんじゃないかというふうに考えます。

 それから,この改革をする中で,ほかに検討をしたことはなかったかという質問でございましたが,これにつきましては,とりあえず現在の園の中で歳出削減を図るなり,通常の業務の中ではやっておるわけですけれども,そういう中身と,それから指定管理者とか,そういうような制度の導入等の検討の中で検討した部分でありまして,そういう部分でしかやっておりません。

 それから,行政サービスの中でこの施設しかサービスができないのかということに,何で民間でできないことが行政の施設の中でできないのかという質問でございますけれども,現在の秀峰園の中におきましては,いろいろ高齢化とか病弱化で要請されております有資格者が,現在職員の定員適正化とかそういうような関係,それから通常の業務の中で試験等を受けられない状況もあったりして,有資格者がいないというようなこともありまして,今後内部にそういう資格者を有するような方がいる施設等に移管されますと,かねてから入所者の状況等を十分熟知できていることから,今後の介護認定等の申請の代行とか,課題の分析とか,介護サービスの計画等が容易にできて,迅速な対応ができ,それによってまた入所者の健康状態に応じた臨機応変な対応が可能になるというふうに考えております。

 以上です。



◎総務課長(中木原重孝)  技能労務職の職員の配置のことですが,現在給食センターと小学校の学校主事4名の嘱託員が配置されております。これは常勤の臨時職でございます。さらに,来年の3月末で退職者が1人出てきますので,合計5カ所は現業職の受け皿としては一応あるところでございます。

 以上です。



◆議員(柚木茂樹)  3回目の最後に質問します。要は,最後の今職員の異動ですけど,臨時で対応できるところを正職員を置くということですよ。これ非効率を犯すということです,今後は。

 それと,今福祉課長が言われました今までよりも民間加算分がふえるということですよ,市の持ち出しは。そういうことです,結論から言うと,そういうことになると思います。それで間違いないのか,確認をしておきたいと思います。

 それから,今企画の方がおっしゃいました要は養護老人ホームですから,介護サービスは原則する必要はないわけです。養護老人ホームですから,資格者がおるから,現場におるからしてるだけの話であって,しない場合は,この大川福祉会さんはしなければならない義務があるのかということなんです。

 義務がなければ,私は法定人間数いますから,別にそこまでしなくていいですよと言えるわけですから,そこを聞いてるわけです。資格者がおるから,サービスが上がるということじゃありません。資格者がおれば,幾らでもしてくれれば非常にありがたいことですよ。

 それと,最後の質問になりますので,その点をもう一回お答えください。

 それと,今福祉課長にもう一回お尋ねする。現在,福祉のほうでは民間移管の関係,寿楽園の事故は民間移管とは関係ないということでありますが,限りなく特老化してることは事実なんですよね。介護の必要なサービスが要る老人がいることは。寿楽園の法定数は幾らで,今現在何人で対応してるんですか。その点をお尋ねします。

 寿楽園の事例で申し上げますが,寿楽園の法定数は幾らで,現在職員は何人対応しているかということであります。

 委員会で検討した,委員会で検討したって言ってるんですよ。委員会の委員長がおりますから,委員会の委員長さんにお尋ねします。検討されたかされなかったで結構ですが,私は市が経営しながら,3,000万ほど持ち出しが出ておりますが,この分は限りなく民間雇用をしたり,職員の早期退職を市は求めて,その職員を事務方などの援助などに据え付けることで,限りなく改善できると思ってるんですよ。そういう検討をなさったのか。

 行政でした場合に,行政改革に近い効果を上げられるような,民間じゃないですよ,検討委員会の中でそういう検討をしたのか,その点をお尋ねします。



◎福祉課長(君野悦郎)  歳出のところで民間移管した場合の一般財源の額でございますけれども,議員がおっしゃるとおり,民間加算がつきますので,今までよりもその民間加算分だけは増額をいたします。これは間違いございません。

 それから,寿楽園の職員数でございますけれども,今手元には職員数自体は持っておりませんけれども,施設長,看護職員,栄養士,それから主任生活相談員,生活相談員,主任の支援員,これが各1名です。それから,支援員については最低3名というふうに法定でなっておりますので,これを足しました9名プラスことの給食に係る職員が必要なわけですけれども,あそこについては外注をいたしておりますので,ほかの会社が入ってやっておるというふうに思っております。

 以上でございます。



◎副市長(鶴田康夫)  民間検討委員会の中で,いわゆる事務方的な人たちについてのメリットというか,検討したかということでございますけれども,まさにそういう方々につきましても,それなりの職員を据えておけば,そういうようなメリットはあります。

 ただ,私どもの中では,今よりもよりよいサービスをするためには,やはり専門的な技術者,そういう方々を配置する方法等について重点を置いて検討したところでございます。



◎総務課長(中木原重孝)  職員の配置の関係で,臨時職員で対応できるものを正職員を充てると,これは全体の職員人件費にもつながってこようかと思いますけれども,去年の12月に策定いたしました定員適正化計画は,今後の定年退職,組織の再編,施設の民間移管などの時期を考慮して作成されたものでございまして,全体職員の年次ごとの計画が示されております。

 なお,職員人件費についても,職員数に比例して今後は減少傾向になるものと,このようなふうに考えております。



◎行革推進室長(吉永正博)  現在入所してる方々に介護サービスをする義務があるかどうかということでございますけれども,現在の国の通達等で要介護の人だから,入所ができないとか,そういうふうなことも言えないんだろうし,現在の中では,特別養護老人ホームみたいな介護サービスはできないと思います。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。



◆議員(竹迫毅)  昨年になります,20年2月14日かな。寿楽園の入所者が交通死亡事故に遭ったわけですよね。これは先ほどの答弁を聞いていますと,民間移管には関係ないというふうに思っているという答弁でしたが,これは民間移管になったからあったんだとかなかったとか,それは言えないとは思いますが,その管理が十分であったかなかったかとか,そういうことについてはどうですかね。

 私は,これはやっぱり管理が十分でなかったというふうに私思いますよ。そのときの職員が適正だったのかということですよね。適正であっても,そういう事故が起こったということは,管理が十分でなかったと,まずかったということは,もう言えると思うんですよ。まことに残念ながら,入所者の命が失われたわけですよ。私はそのとき思いましたが,これは町でやっとったら,こういうことはなかったのじゃないかなということを思いましたよ。

 その点について,管理が十分であったのかどうか,その点について答弁いただきたい。

 それと,職員のことについてですが,これは3町が合併して職員は減らすのが当然だと私は思うんですよ。それなのに,また嘱託を除いて12名ですか,あぶれてくるわけですよ。先ほど総務課長のほうが定年がいるということでしたが,これは定年退職は,秀峰園を移管しようが移管しまいが,これは関係ないことですよ。もう当然あふれてくるわけですよ。

 先ほど柚木議員も指摘していましたが,給料の高い人が今まで民間がやっていたようなことを,仕事をしてるということですね,そういうことになりますと,私は今いろんなところで民間ありきということで4年前か,小泉総理のもとでそういうことでやられてきてるわけで,そのひずみも出てきてるわけですよ。何かその民間ありきという流れで,余り内容を精査しないで突っ走っているような気がしてならない。

 職員の人件費の節約には,これはならないと思います。そういうことを勘案すると,自然に定年退職が出る,そういうのを見ながら,全然その新採用をしないということも,これは今後の後々ひずみが出てくると思いますから,幾らか補充せんにゃいかんと思います。ですけど,こういうことで職員が余ってくるわけですよ。

 ですから,何も急いでやる必要はないと思うんですよ。その職員の問題についてどうですか,幾ら節約できるのか,むだになるのですか,どういう試算をしていますか。これは当然やっていると思うんですがね,答弁いただきたい。



◎福祉課長(君野悦郎)  管理が十分であったかどうかということでございますけれども,私どもとしては,夜間の保安体制につきましては,寿楽園については,職員1名及び警備員1名で対応をいたしておるということで報告を受けております。その上で,適正な配置がされているというふうに思っております。

 なお,これが適正でなかったかどうか,あるいは手落ちがあったかどうかということについては,この場で私が申し上げるわけにはいきません。適当であったというふうに思っておりますということでございます。それ以上につきましては,裁判とかそこら辺できちっとした判断がなされるべきであるというふうに思っております。

 私どもは,今回の事故が起きたことについて報告書をいただき,その中でこの内容を精査をし,非常に残念な事故でありましたけれども,今後このようなことが起こらないようにということを含めて,十分園のほうにも改善策等も協議をして出させながらしてはおりますけれども,このことについては,先ほど柚木議員のほうにもお答えいたしましたけれども,民間移管が原因で起こった事故ではないと理解をしておるところでございます。



◎総務課長(中木原重孝)  職員のことにつきまして,先ほども申し上げましたが,定員適正化の目標というものは掲げておりまして,20年4月1日現在が485人おりました。そして,これを29年4月1日の職員数が430という目標でございまして,結局55名を10年間で減らしていくという計画でございます。

 適正化の方法といたしましては,組織機構の見直し,民間活力の活用,臨時職員の活用,任用がえ制度の実施と,こういうもの等を行いながら,類似団体の平均職員数でございます430人をめどに今後は行っていくということでございます。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  これで質疑を終わります。



◎議員(柚木茂樹)   17番。動議を提出します。ただいま質問をいたしましたが,私はこれはえい秀峰園が一体今どういう状況にあるのか,どういうふうな介護を必要とする人がいるのかということを考えますと,現地調査も要る事項だと思います。とてもこの総括質疑的な3回の中では,とてもとても現実を究明できるものでないと思います。

 そこで,動議を提出します。ただいま議題となっております議案51号について動議を提出します。

 理由を申し上げます。我が南九州市は,委員会中心主義をとっております。委員会中心主義において委員会付託の省略と即決採決は,議案が可否明らかで,調査事項がほとんどない場合に運用されるものであります。本案は調査事項も多く,十分な審議を経て結論を出すべき案件と考えます。

 どのようなことを審査しなければならないのかを,幾つか述べてみたいと思います。

 民間移管すると,入所者のサービスが市の管理よりも向上するのか。向上するとすれば,どのようなサービスか。また,そのサービスの向上はどう担保されるのか。えい秀峰園が設置基準より多くの職員を抱えているのはなぜか。設置費不足分の財源負担には,改善が検討されたか。また,改善の余地はないのか。また,市職員10名の処遇はどうされるのか。同類の施設の寿楽園での交通死亡事故は,民間移管と関連はなかったのか。また,寿楽園は廃止届を出すと,再び市の管理だと先般の本会議の中で答弁していますが,えい秀峰園はどうなるのかなど,多くの調査判明しなければ結論が出せないと考えるものであります。とても総括的質疑などでは究明し得ないものであります。

 そこで,議長を除き,総務常任委員会及び文教厚生常任委員会に所属する議員15名で構成する南九州市養護老人ホーム審査特別委員会を設置し,これに付託して審議されることを求めます。

 最後に,議員は市民に対しその表決には責任を伴います。議会運営委員会では,即決の結論を見ていますが,私から新たな提案が出された以上,それを踏まえて御決定をいただき,その最後の議員の意思こそが市民に責任を負うものであります。

 議運の決定は尊重しますが,そのことよりも大事なことは,慎重審議の上最後の決定に,つまり民間移管すべきかに責任を持つことではないでしょうか。ぜひとも私の提案に御理解をいただき,切に賛同を求めるものであります。

 以上をもって,動議の提出をします。(「賛成」と呼ぶ者あり)



○議長(西良仁)  ただいま柚木議員から,議案第51号について議長を除き,総務常任委員会及び文教厚生常任委員会に所属する議員15人で構成する南九州市養護老人ホーム審査特別委員会を設置して付託することを求める動議が提出されました。

 この動議は,ほかに1人以上の賛成がありましたので,成立をいたしました。

 柚木議員の動議を採決します。この採決は,起立によって行います。柚木議員の動議に賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立少数であります。柚木議員の動議は否決されました。

 本件については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略することを採決します。この採決は,起立によって行います。本案は委員会付託を省略することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。



◎議員(柚木茂樹)  議案51号に反対の立場から討論をいたします。

 養護老人ホームは,原則65歳以上で,環境上の理由及び経済的理由により市町村による措置の設定によって生活弱者が入所する施設であります。

 片や特別養護老人ホームは,要介護認定を受け,施設と利用者の契約によって必要な便宜を提供する施設であります。養護老人ホームの支援員は,入所者15人に対して1人,特別養護老人ホームでは,入所者3人に対して1人が必要であります。えい秀峰園も,初めは見守り,声かけ中心の処遇で十分でしたが,近年入所者が高齢化,病弱化に伴う認知症老人や要介護高齢者が増加し,通院介護,特性に応じた生活援助に加え,歩行介護,入浴介護,用便介護,食事介護などの処遇が必要になっています。

 しかしながら,国から交付金で措置されているえい秀峰園の措置費は,これらの特別養護老人ホームのサービスメニューなのに,養護老人ホームでは措置されておりません。えい秀峰園が設置基準の5人を超えて支援員9人で運営しているのも,この介護の必要な老人の増加にあると思います。

 措置費不足分が出るのは,設置基準19名のうち,市職員給与14名が経費の多額を占めているのと,養護老人ホームの限りない特別老人ホーム化なのであります。民間移管した場合は,法定の配置基準19名を置けば,何らどうこう言われるということはないわけですが,現実には先ほど申し上げたとおり,介護支援の要る老人がそこにいるわけであります。

 民間の移管者は19名以上の職員を配置して,サービスを今までより向上させる以外には手はありませんが,果たしてそのようなことは担保されているのでしょうか。政治の使命は,一番弱い人に救いの手を差し伸べることであります。この案件は,入所者の立場から考えるべきものであります。

 では,全く民間以外に方法はないのでありましょうか。私は,市職員10名を可能な限り臨時職員にかえることだと思います。園長,庶務係長,指導相談員5名は,市の早期退職者を求め,元気な限り第二の職場として提供すれば,措置費の不足分は解消されるはずです。

 また,行財政改革のメリットがあると資料にはありますが,そうでしょうか。市が管理しても民間が管理しても,えい秀峰園の経費のための措置費は,法で一般財源から措置しなければなりません。19年度でいうと,1億2,435万7,653円は,市が大川福祉会に出さなければいけないのです。

 片や,市職員14名は,本部で仕事をしてもらうことになると思いますが,調理員など事務経験のない人には,研修も必要になってまいります。つまり,財政的には全くメリットはないどころか,適材適所の仕事の効率は悪くなります。デメリットの何ものでもありません。

 入所者は生活弱者です。人生最後の場所の人も中にはおります。市が管理するよりも民間移管が入所者に向けてサービスが向上するんだという明確なものがなければ,またそのサービス向上は確実に担保されているものでなければ,認めるわけにはいきません。

 以上の理由から反対討論いたしましたが,私は民間移管のメリットはほとんどないものと考えますが,これに賛成される方は,ぜひとも賛成討論をしていただきたいと思います。私に御教授ください。

 以上をもちまして,反対討論といたしますが,どうぞ御賛同をお願い申し上げて,反対討論といたします。



○議長(西良仁)  次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。

 次に,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第51号を採決します。この表決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。議案第51号は原案のとおり可決されました。

 ここでしばらく休憩します。

午後0時20分休憩

───────────

午後1時15分開議



○議長(西良仁)  再開します。

 次に,議案第52号財産の処分についての質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 本件については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略することを採決します。この表決は,起立によって行います。本件は委員会付託を省略することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。本件については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第52号を採決します。この表決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。議案第52号は可決されました。

 次に,議案第53号財産の無償譲渡についての質疑を行います。

 発言の通告がありましたので,これを許します。



◆議員(柚木茂樹)  無償譲渡約2億500万ぐらいですかね,するということですが,なぜ無償譲渡しなければならないのか,ほかに道はなかったのか,方法はなかったのかというお尋ねしますが,なぜこういうことを質問するかというと,自治法上は財産は時価の対価相当額で処分しなければならないとなってるんですよ。

 ただし,議会の処分でできるわけですが,新しく議会の議決があった場合も,それに対する無償譲渡する理由がなければならないわけでありまして,なぜ譲渡しなければならなかったのかと,先ほど申し上げたほかに方法はなかったのか,質問いたします。



◎行革推進室長(吉永正博)  ただいまありました無償譲渡額約2億円は,なぜ無償なのか,これは他の方策は検討されたかということでございますけれども,建物の処分につきましては,有償譲渡,貸与,無償譲渡等の3点を検討いたしました。秀峰園の建物及び工作物は,そのほとんどが国,県等の助成を受けて設置したものであり,移管に当たっては法令等に基づき,さまざまな制約がされております。有償により移管する場合は,財産の残存価格に応じて国,県等の一部返還義務が市に発生することになります。

 整備された施設を最大限に生かし,適切な福祉サービスを今後も民間法人により継続提供していく観点から,国,県の県費の一部返還義務を発生しない,無償による移管とするものであります。

 なお,貸与の方法につきましては,法人の施設運営に当たって,指導など貸与の面からは有効なものと考えられる反面,市が所有権者としての良好な管理責任を負っていくものであり,完全民営化の基本方針からは外れることとなるということで,よって無償譲渡としたいということでございます。

 以上です。



◆議員(柚木茂樹)  国,県の補助金絡みの補助金適化法に抵触するので,そうしますと補助金を返さなければならないと,こういう理由でありますが,補助金を返せば,有償でもいいという裏を返せばそういうことを含んでいるわけですよね。有償でもいいと,そういうことは検討されたのか。

 または,無償であってもいいんですが,要は私はこれは2億500万ほどの市民の財産だと思っておりますから,市民の財産を表現は悪いですが,ただでくれるということになるわけですよね。無償ですから。市民の理解を得るには,これは時価相当額の寄附を条件としてもよかったんではないかと思いますが,そういう検討はされたんでしょうか。



◎行革推進室長(吉永正博)  方法につきましては,先ほど申し上げたとおりでありまして,3つの方法を検討した結果のことであります。

 以上です。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 本件については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略することを採決します。この表決は,起立によって行います。本件は委員会付託を省略することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。本件については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。



◆議員(柚木茂樹)  先ほど申し上げましたように,自治法上は財産処分は時価相当額をもってしなければならないとありまして,無償譲渡っちゅうことは,その時価相当額ではないわけでありますが,その場合議会のただしということで,議会の議決があればいいということでありまして,要するに議会の議決にかける相当の理由が要るというふうに解しますが,究極的には,私はこの2億のお金は市民のものだと思っております。

 市民の理解を得られて初めて,議会の議決に供するものだと思っておるんですが,先ほども申し上げましたように,補助金適化法に引っかかるであれば,その分幾ら残ってるのか知りませんが,お返しして時価相当額で売却するという方法もあったわけですし,先ほど申し上げましたように,それに対する寄附金を,市民の理解で寄附金をもらうっちゅう方法もあったろうと思います。

 非常に検討が足りなかったんではないかと思います。私は市民の理解を得るには,やはり何らかのそういう財産に対する対価を求めるのが,市民の理解を得られるものだと思っておりますので,その観点から反対の討論をいたします。



○議長(西良仁)  次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。

 次に,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第53号を採決します。この表決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。議案第53号は可決されました。

    ────────────────────



△日程第14議案第54号南九州市過疎地域自立促進計画の一部変更について



○議長(西良仁)  日程第14,議案第54号南九州市過疎地域自立促進計画の一部変更についてを議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。市長。



◎市長(霜出勘平)  議案第54号南九州市過疎地域自立促進計画の一部変更についてであります。

 提案理由といたしましては,本計画について事業の追加及び計画に搭載された事業名称,事業量に変更が生じたため,当該計画の一部変更について議決を求めるものでございます。

 追加となる事業は全部で9件でありますが,まず市道整備につきまして上大久保西線,中福良瀬世線,平山下中央線,野崎清水線の改良舗装事業を追加します。

 水道施設の整備につきましては,中部地区簡易水道の配水管を追加します。

 消防施設整備では,放送施設整備事業補助金,水槽つき消防ポンプ車自動車購入事業,救助工作車購入事業を追加します。

 また,集会施設の整備において,校区公民館建設事業を追加するものです。

 変更となる事業は,基盤整備,市道の整備及び消防施設の整備において事業名称,事業量の変更等の6件であります。

 御審議のほどをよろしくお願いを申し上げます。



○議長(西良仁)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。



◆議員(森田隆志)  質疑に入る前に,けさほど今の提案された議案書について訂正のお願いがあったわけですが,執行部におきましては,慎重に議案を精査していただき,極力訂正のないようにお願いしたいということをまず申し述べておきます。

 それから,31ページです。質疑に入ります。31ページの生活環境の整備のところの(4)の消防施設についてでございます。消防施設の一番上の消防施設等整備事業の防火水槽等の基数が,2基から今回5基に変更になっておるわけでございますが,それにつきまして内容の確認ですけれども,21年度当初予算で計上されたここの予算につきましては,5基ということで計上されておると思いますが,それが過疎債の対象の基数がふえたということで,ここで変更なのかどうかということを確認をひとつしておきます。

 それから,下に3段あるわけですが,放送施設,それから水槽つき消防ポンプ自動車,救助工作車,この辺につきましても,21年度の当初予算で計上されておりますが,今回過疎債を適用するということで,財源区分の変更という形になると思うんですが,その財源区分の変更ということかというものを,ひとつ確認をしておきます。



◎企画課長(金田憲明)  消防施設整備事業についてお尋ねがございました。防火水槽が2基から5基に増加になっております。これにつきましては,当初の過疎計画の中におきましては,頴娃地域におきまして2基ということでございましたが,南九州市全域といたしまして,頴娃地域が2基,それから知覧地域が2基,川辺地域が1基ということで,5基に増加になったこと等から,2基から5基に変更を行ったところでございます。

 それから,2点目の当初予算の関連等でございますけれども,これにつきましては,過疎の変更につきましては,県の議会の議決を得,その以前に県との協議ということが必要となっております。これは5月,6月のころに行っておるわけでございますけれども,今回におきましては,これらの救助工作車,あるいは水槽付き消防ポンプ自動車,それから放送施設整備事業につきまして,過疎債が該当になるということでございましたので,過疎計画のほうに搭載し,そしてまた過疎債のほうの充当を行おうということで,過疎債の変更を行うものでございます。

 以上でございます。



◆議員(森田隆志)  ただいま答弁をいただきましたけれども,今回過疎債の適用を受けるために変更をしたというようなことでございますが,そういうことをやるに当たりまして,当初計画された一般財源で組んであった予算だと思うんですけれども,過疎債の適用で財源区分の変更をするということで,予算執行といいますか,事業の執行について時期的にどうなるか,いつごろどういう形になるのか,若干遅れるのかどうか,この一段下の教育委員会部局のところもひとつ校区公民館もありますが,そこもあわせて適用をするということで,若干その予算の執行時期が遅れる可能性があるのかどうか。

 それと,もし遅れるとすれば,それがどのぐらいの,いつ頃というのがもしわかるようでしたら,その辺もアバウトでいいですから,説明いただきたいと思います。



◎財政課長(上野勝郎)  事業の進捗の関係で,財政サイドからの答弁をさせていただきたいと思いますが,今回お願いいたしておりますのは,財源区分の変更ということで先ほど質問がございましたが,その部分につきましては,指宿地区消防組合の分が今回補正のほうで財源区分が変更されてますが,ほかの分につきましては当初予算でそれぞれ起債のほう,過疎債のほうで対応いたしておりますので,事業執行そのものは財源の問題でございますから,事業につきましてはそれぞれの事業課のほうで適宜執行いたしますので,今回のこの過疎計画の変更に伴いまして,事業の執行に影響があるということではございません。財源区分といたしましての変更でございますので,御了承いただきたいと思いますが。

 そういうことで,財源につきましての変更は,私どもが答弁いたしますが,事業の執行につきましては,担当課のほうで答弁させていただきたいと思います。



◎危機管理室長(有村壽内)  事業の執行についての質問でございますが,防火水槽につきましては,秋から冬にかけてを完成するように事業の執行をしていきたいと。毎年行っているその時期に,梅雨を過ぎてその時期にして,取り組んでいきたいと。

 放送施設整備事業につきましては,去年要望をとりまして,その要望のあった集落長,自治会長さんにお集まりいただいて,それで事業の説明をしまして事業を執行していきますので,もう随時説明がつき次第,その自治会が対応できるところは,即事業は執行できると思います。

 それと,水槽付き消防ポンプ自動車と救助工作車の購入事業は,これは指宿地区消防組合でありまして,当初一般財源で計上しておりましたが,先ほど財政課長が言いましたように,地方債のヒアリングを受けて起債が可能ということで,財源区分の変更をやりますが,この件につきましては,もう指宿地区消防組合のほうで入札をして,購入の発注をして,現在進んでいるところでございます。

 以上でございます。



◎建築住宅課長(福永義和)  それでは,校区公民館について説明させていただきますが,現在9月中旬をめどに設計を進めております。当初の計画どおり,実際の工事に入るのは10月に入ってからを計画いたしております。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第54号を採決します。この表決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。議案第54号は原案のとおり可決されました。

    ────────────────────



△日程第15議案第55号南九州市国民健康保険高額療養資金貸付基金条例及び南九州市奨学金貸付基金条例の一部を改正する条例の制定について



○議長(西良仁)  日程第15,議案第55号南九州市国民健康保険高額療養資金貸付基金条例及び南九州市奨学金貸付基金条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第55号,本案は南九州市国民健康保険高額療養資金貸付基金条例及び南九州市奨学金貸付基金条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。

 政府契約の支払い遅延防止等に関する法律第8条第1項の規定に基づき,政府契約の支払い遅延に対する遅延利息の率を定める告示の一部改正に準じて,所要の改正をしようとするものでございます。よろしくお願いをいたします。



○議長(西良仁)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第55号を採決します。この表決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。議案第55号は原案のとおり可決されました。

    ────────────────────



△日程第16議案第56号南九州市地域活性化施設霜出げんき館の指定管理者の指定について



○議長(西良仁)  日程第16,議案第56号南九州市地域活性化施設霜出げんき館の指定管理者の指定についてを議題とします。

 本件について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第56号南九州市地域活性化施設霜出げんき館の指定管理者の指定についてでございますが,施設の名称は南九州市地域活性化施設霜出げんき館,指定管理者となる団体の名称,住所は南九州市知覧町西本4111番地2,団体名が霜出げんき館管理組合,代表者が組合長,内園三昭,指定管理期間は平成21年7月1日から平成26年3月31日まででございます。

 提案理由といたしまして,南九州市地域活性化施設霜出げんき館の効果的かつ効率的な管理運営を図るため,指定管理者として指定しようとするものでございます。

 御審議の上,議決いただきますようお願いを申し上げます。



○議長(西良仁)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。本件については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第56号を採決します。この表決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(西良仁)  起立多数であります。議案第56号は可決されました。

    ────────────────────



△日程第17―日程第23

         議案第57号―議案第63号一括上程



○議長(西良仁)  日程第17,議案第57号平成21年度南九州市一般会計補正予算(第2号)についてから,日程第23,議案第63号平成21年度南九州市水道事業会計補正予算(第1号)についてまでの,以上7件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。

市長(霜出勘平) それでは,議案第57号から第63号までの御説明を申し上げます。

 まず,議案第57号平成21年度南九州市一般会計補正予算(第2号)についてでございますが,今回の補正は人事院勧告及び人事異動等に伴う人件費,補助事業等の内示に伴う経費及び当面における経費について補正をしようとするものでございます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,211万円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ196億9,661万1,000円にしようとするものであります。

 補正予算の内容につきまして,歳出から主なものを御説明申し上げます。

 まず,総務費につきましては,文書保管書架購入に係る庁舎管理費や,非常用照明設備等の改修に係る文化会館管理費,損害賠償金に係る諸費などの増額補正と,事業決定通知に伴うふるさとづくり事業費等の減額補正であります。

 次に,民生費につきましては,地域行動計画策定業務委託に係る次世代育成支援対策事業費や,入所児童数の増に伴う市立保育所運営費,母子高等技能訓練促進事業費などの増額補正であります。

 次に,衛生費につきましては,感染症対策に係る予防費などの増額補正等であります。

 次に,農林水産業費につきましては,畜産担い手育成総合整備事業費や,施設改修に伴う知覧農業振興センター管理運営費などの増額補正等に加えて,活性化施設霜出げんき館の指定管理委託料を新たに計上をいたしました。

 次に,土木費につきましては,市道維持費や市道補助整備事業費,橋梁長寿命化策定事業費などの増額補正と,県道維持費や市道単独整備事業費などの減額補正であります。

 次に,教育費につきましては,ALTの交代に伴う外国語指導助手設置費や,特別支援教育支援員の増員に伴う小学校教育振興事業費,臨時専任教員の雇用等に伴う准看護学校管理費,伝統的建造物群保存対策事業費などの増額補正等に加えて,子どもの健康を育む総合食育推進事業費や,移動博物館推進事業費,小学校英語教育推進事業費等を新たに計上をいたしました。

 次に,災害復旧費につきましては,農業用施設災害復旧費と公共土木災害復旧費の増額補正であります。

 次に,公債費につきましては,市道補助整備事業,大川門之浦線に係る過疎対策事業債の繰り上げ償還金を増額補正するものであります。

 次に,諸支出金につきましては,平和基金,快適環境整備基金及び学校整備積立基金への積立金の増額補正であります。

 一方,歳入につきましては,見込まれる国県支出金,繰入金,諸収入及び市債等について補正し,不足する財源につきましては,繰越金を充当いたしました。

 次に,第2条の地方債の補正につきましては,災害復旧事業債を追加するとともに,過疎対策事業債に係る限度額を変更するものであります。

 次に,議案第58号平成21年度南九州市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,661万円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,821万円にしようとするものであります。

 歳出につきましては,前年度医療費等の精算に基づく償還金及び繰出金を補正し,歳入につきましては,国庫支出金及び繰越金について補正するものであります。

 次に,議案第59号平成21年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ85万円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億2,345万円にしようとするものであります。

 歳出につきましては,制度周知に係る一般管理費を補正し,歳入につきましては繰入金について補正するものであります。

 次に,議案第60号平成21年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ85万7,000円を減額し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ38億3,214万3,000円にしようとするものであります。

 歳出につきましては,人事院勧告等に伴う人件費及び地域支援事業を補正し,歳入につきましては国庫支出金や支払い基金交付金等について補正するものであります。

 次に,議案第61号平成21年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ78万5,000円を減額し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億4,631万5,000円にしようとするものであります。

 歳出につきましては,人事院勧告及び人事異動等に伴う人件費を補正し,歳入につきましては,繰入金について補正するものであります。

 次に,議案第62号平成21年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。

 歳入歳出の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ13万3,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,293万3,000円にしようとするものであります。

 歳出につきましては,人事院勧告及び人事異動等に伴う人件費を補正し,歳入につきましては,繰入金について補正するものであります。

 次に議案第63号平成21年度南九州市水道事業会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 今回の補正は,人事院勧告及び人事異動等に伴う給与等に関する経費及び上水道石綿セメント管更新事業に関する経費について補正するものであります。

 補正予算第2条につきましては,当初予算書第3条に定めた収益的支出の予定額を478万円減額し,3億1,958万9,000円にしようとするものであります。

 補正予算第3条につきましては,当初予算書第4条に定めた資本的収入額が資本的支出額に対して不足する場合の補てん内容について補正するとともに,資本的収入の予定額を3,000万円増額し,6,897万5,000円とし,資本的支出の予定額を2,650万円増額し,2億1,960万3,000円にしようとするものであります。

 補正予算第4条につきましては,議会の議決を経なければ流用することのできない経費である職員給与費の予定額を513万3,000円減額し,7,142万9,000円にしようとするものであります。

 以上で,議案第57号から議案第63号までの提案理由の説明を終わります。御審議のほどをよろしくお願いを申し上げます。



○議長(西良仁)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから議案第57号平成21年度南九州市一般会計補正予算(第2号)の質疑を行います。

 発言の通告がありましたので,これを許します。



◆議員(蔵元慎一)  一般会計予算書の30ページ,中学校費の中の使用料及び賃借料,それから委託料というところがありますけれども,これは中学校の通学バスの修理費だということですけれども,この車の故障がわかったのはいつだったんでしょう。



◎教育総務課長(小園和幸)  お答えいたします。

 この補正予算は,市所有の知覧中学校スクールバス3台のうち,平成8年3月27日購入の3号車,現在走行距離28万2,820キロメートルのエンジンが4月以降不調で,エンジンオイルの消耗が著しく,走行時に白煙が上がるような状態もあったことから,エンジンをオーバーホ−ル,分解修繕するための経費でございます。

 オーバーホールする間の代替車両として,借り上げ料も予算計上いたしてあるところでございます。

 以上です。



◆議員(蔵元慎一)  4月の時点だということで,6月補正が通って修理にかかるのが7月ごろと,2カ月間白煙をぼんぼん出して走ってる車が,南九州市って書いてるんですよ。一応市民の指摘もあったようでございます。こういうときに,やはりその予算の関係もあるかもしれませんけれども,もう少し早い対応をしていただきたいと思うんですけれども,その辺は予算的には無理なんですか。



◎財政課長(上野勝郎)  財政的な面はどうかという質問でございます。私どももこの状態を知り得ましたのが,5月ぐらいでした。知覧分室の教育委員会のほうからこういうことで,修繕等が必要になる可能性があるというのは,オイルの消耗も激しいというような問い合わせ等がございまして,そうしたらどういう修繕が必要かということでございましたが,エンジンをあけて見ないとわからないということで,そうすると,中学校の送迎等にも支障があるということでございまして,オイルの消耗が激しい程度であれば,可能な限り使用して,どうしてもっていうときには予備費対応でということで考えておりましたけれども,その間6月補正までそういう形で続いてまいりましたので,今回改めて予算計上を行いまして,皆様方に周知して理解を得た上で修繕を加えてみたいと。

 その結果によって,まだこれ以上の修繕費が必要になることもありますので,それらにつきましては,今後また相談をしながら予算措置してまいりたいというふうに考えているところでございまして,どうしても多額な費用を生ずるということで,予備費充用等につきましては,極力避けたいという意思もございまして,今回このような措置にしたところでございます。



◆議員(蔵元慎一)  また今回のような事例もあるかもしれませんけれども,やはり見ていて格好が悪いですよね。その公用車,しかも南九州市って大きく出てますので,それが自治体としてはこういう地球環境も守らなきゃいけないという責任もあると思いますので,その辺の対応はまた今後検討していただきたいと思います。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。



◆議員(今吉賢二)  説明資料で6ページの上段のふるさとづくり事業費のうちの3自治会が今回採択されてないと,これについての理由と,それと10ページの上段の市立保育所運営費,これで0歳児の増によって保育師が1名増やしたと。0歳児は何名増えて,今後また増えるような傾向であれば,また保育師を増やすのか。

 それと,23ページの上段の外国語指導助手設置費のほうですが,当初継続して終了する予定であったと。これには途中で帰国すると,これに対して個人的な理由で帰国せざるを得ないのか,それとも何かほかの要因があって帰国するのか。それについて説明を求めます。



◎企画課長(金田憲明)  それでは,ふるさとづくり事業について御説明申し上げます。

 ふるさとづくり事業につきましては,今回自治総合センターのほうから助成事業の決定をいただいたのが3つでございます。ここに書いてございますとおり,3自治会の事業については見送られたところでございます。市といたしましては,6つの事業すべてが採択いただけるようにということで申請を行ったところでございますが,全国の枠ということもございまして,3つの事業分だけが採択されたところでございます。

 残された事業につきましては,また自治会のほうとも協議しながら,次年度への採択に向けて努力をいたしてまいりたいと思っております。

 以上でございます。



◎福祉課長(君野悦郎)  保育所の子供の人数について御質問がございました。4月1日現在で0歳児が,古殿保育所でございますけれども,2名おりました。これが今回1人申し込みが来まして3名になったところでございます。

 0歳児の場合は,保育師は児童3人について1人配置をするよう基準となっているところです。古殿保育所の全部を計算をしたところ,4月1日現在では4.25人の保育師でまかなえるということで4人を配置をし,職員の人件費等を組んでおったところでございますけれども,0歳児が1人増えたことによりまして,4.59人の保育師を配置しなければならないという基準になったところです。したがいまして,ここで1名の増員をお願いをするところでございます。

 以上でございます。



◎教育部長(和田二三男)  外国語指導助手設置費の件でございますが,本市にはALTが3名おります。原則契約は1年ということでいたしております。更新する場合もございますが,3名のうち1名が当初の段階からも1年で帰るということで,当初予算のほうにその経費はお願いしておりますが,今回当初は継続する見込みだったんですけれども,契約満了ということで帰国したいということでございます。2名を今回お願いしたところでございます。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。



◆議員(東兼喜)  予算説明書のほうでお開きいただきたいと思うんですが,24ページになりますが,このことにつきましては,先ほど市長も提案理由で説明がなさったところでございます。そこで,子どもの健康を育む総合食育推進事業費でございます。

 食育が叫ばれてから,もうかれこれ10年になろうかと思います。やっと国が動いたかなという感じがしてならないわけですが,この辺の事業の新たな事業でございますけど,事業の趣旨ですね,どういう業務なのか業務の内容等も説明していただけりゃと。

 それと,いま一つ内容の委託業者を選定方法はどうしてなさっていくのか。もうその辺も検討段階に入っていると思うんですが,その辺も御説明いただきたい。

 それから,材料費,つまりこれがもう一番中心になろうかと思いますが,予算も全体の中の5割以上も計上しているような状況でございますが,これは地元産を中心になさっていくものなのか,その辺もわかっておったら御説明いただきたいと思います。

 以上でございます。



◎学校教育課長(大木節夫)  この子どもの健康を育む総合食育推進事業というのは,栄養教諭を中心として食育推進事業,地域食育推進事業委託をするものでございます。国の事業でございます。

 趣旨としましては,最近の子供の食生活の乱れ,それから健康への影響が問題となっている昨今につきまして,子供に食に関する正しい知識と,望ましい食習慣等を身につけるということを目的に,本市で単年度で事業を行うものございます。

 これにつきましては,大まかな計画は立てておりますけれども,この詳細につきましては,今後検討委員会をもちまして決定をしていくというところでございます。予算がつきました時点で,そういった会合を暫時開催いたしまして,その内容につきまして検討してまいりたいと思っております。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  そうしますと,もう内訳もある程度ここに示されておるんですよね。報償費が4万6,000円ですか。それに旅費も東京まで行くかどこか知らないけれども2万6,000円。この辺からすると,もう計画はなさっていらっしゃるわけでしょう。もう委託料まで全部ここに計上してるんだから。だったら,説明ができるはずですよ。

 もうちょっと,もう単年度であるということはわかったんだけど,単年度であればあるほど,ただ1年でここに食育が達成されるもんじゃないと思うんですよ。またその辺も事業の説明も,ちょっと説明していただきたいと思います。



◎学校教育課長(大木節夫)  先ほどの説明に補足を申し上げます。

 その内容につきましては,今後年間の指導計画に基づきまして,年間計画に基づきまして検討委員会等が実施されていくわけですけども,その詳細につきましては,食に関する指導の担当者会とか,それから,そういったものが7回ほど予定されております。それから,その栄養教諭が実質的な資質を高めると,栄養教諭のですね。そのために研修旅費等を組んでいるところでございます。

 この補正内容につきましては,それぞれ金額を上げてございます。その中身につきましては,検討委員会でまた詳細に決定をしていくということで,今後実質的な運営をしていくということでございます。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  内容は,説明その辺でわかるようでわからないような説明であったんですが,それはそれでいいでしょう。

 検討委員会をなされるということでございますよね,この辺の予定ももうわかっているだろうと思うんですが,いつごろから検討委員会を始めるものなのか。検討委員はそれなりの皆さん方のお考えがあるでしょうけれども,何名ぐらいでなさっていくのか,その辺もわかっとったら教えていただきたいと思います。

 以上です。



◎学校教育課長(大木節夫)  検討委員会は計15名でございます。第3回ということで,年3回の予定してございます。

 先ほど,具体的な内容につきましてちょっと説明が不足しておりましたけれども,学校における食に関する指導の充実のための取り組みとか,それから家庭との連携による食に関する指導の充実のための取り組みとか,それから給食センターと生産者・流通者との連携による食に関する指導の取り組みとかを,この大きな3本柱で内容,この検討委員会をもとに実質的な取り組みを進めていくということでございます。

 以上です。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第57号は各常任委員会に付託します。

 次に,議案第58号平成21年度南九州市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)の質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第58号は文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第59号平成21年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第59号は文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第60号平成21年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第60号は文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第61号平成21年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第61号は産業建設常任委員会に付託します。

 次に,議案第62号平成21年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第62号は産業建設常任委員会に付託します。

 次に,議案第63号平成21年度南九州市水道事業会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。



◆議員(森田隆志)  説明資料で質問いたしますが,38ページです。今回の補助事業対象となって,石綿管の布設替に係る補正ということですが,この補助対象事業というのは,どういう事業名なのか。



◎水道課長(神薗誠)  お答えいたします。

 この事業としましては国庫補助事業でありまして,水道施設整備に伴う国庫補助事業であります。

 以上です。



◆議員(森田隆志)  課長,よくわかるんですけれども,そのとおりだと思いますが,事業名が何かあるんじゃないですか。その補助対象に,今この水道会計で,企業会計というんですかね,その補助対象になる事業がどういうのがあるか,そこを質問しておりますので,ちょっと親切に説明いただきたいと思います。



◎水道課長(神薗誠)  申しわけございません。水道施設整備事業に伴う補助事業の中で,今回の分につきましては,上水道石綿セメント管更新事業という補助事業になっております。

 以上です。



○議長(西良仁)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第63号は産業建設常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第24―日程第26

         陳情第1号―陳情第3号一括上程



○議長(西良仁)  日程第24,陳情第1号川内原発3号機増設に係る環境影響評価の県民合意を図るとともに,増設反対を求める意見書の採択についてから日程第26,陳情第3号南九州市への「飯塚オート場外車券売り場」進出に反対する陳情書までの以上3件は,陳情第1号及び陳情第3号については総務常任委員会に,陳情第2号については文教厚生常任委員会に,それぞれ付託します。

 しばらく休憩します。

午後2時10分休憩

───────────

午後2時20分開議



○議長(西良仁)  再開します。

    ────────────────────



△日程第27一般質問



○議長(西良仁)  日程第27,一般質問を行います。

 順番に発言を許します。

 まず,深町幸子議員。

  [8番議員深町幸子登壇]



◆議員(深町幸子)  南九州市が合併し,平成21年から平成29年度の9年間の第一次南九州市総合計画が策定され,子供からお年寄りまで全市民の幸せを願って,霜出市長,2人の副市長,教育長を初め,行政の方々は,日々頑張っておられることに敬意を表します。私自身,まちづくりは人づくりという信念のもとに市民を代表して議席を与えられ,責任の重大さを感じております。

 そこで,先に通告してあります3点について質問いたします。

 南日本新聞の平成21年1月17日の報道によりますと,昨年6月に国会決議した2010年の国民読書年へ向け,文字・活字・文化推進機構が具体的な活動に入っている。昨年11月には,国民読書推進会議が発足し,推進会議は国民読書年行動計画を発表し,学校や家庭,職場での国民総読書量の底上げを図り,国民の不読率の引き下げに努めることを計画の筆頭に上げたと掲載されております。

 インターネットによる日本書籍出版協会50年史によりますと,衆議院子供読書年に関する決議,平成11年8月10日付,内容は,我が国を初め,世界71カ国の元首,首脳が国際連合の子供のための世界サミットに集い,子供を政治の最優先にと誓い合ってから,やがて10年が経過する。しかし,この誓いがいまだ十分に果たされていないことは,世界の子供の現状を見れば明らかであり,我が国はもとより,国際間のさらなる努力が求められている。

 我が国は,平成12年,西暦2000年5月5日の子供の日に,広く世界の子供文化に貢献し得る国立の国際子ども図書館を開館する。本と触れ合うことによって,子供たちは言葉を学び,感性を磨き,表現力を高め,想像力を豊かなものにし,人生をより深く生き抜く力を身につけることができる。

 政府は,読書の持つはかり知れない価値を認め,国立の国際子ども図書館が開館する平成12年,西暦2000年を子ども読書年とし,国を挙げて子供たちの読書活動を支援する施策を集中的かつ総合的に講ずるべきである。右,決議する。平成11年8月10日とあります。

 次に,子供の読書活動の推進に関する法律が,平成13年法律第154号が制定されております。この法律は,子供の読書活動の推進に関し,基本理念を定め,並びに国及び地方公共団体の責務を明らかにするとともに,子供の読書活動の推進に関する必要な事項を定めることにより,子供の読書活動の推進に関する施策を総合的,かつ計画的に推進し,もって子供の健やかな成長に資することを目的とする。第1条にうたっております。

 基本理念第2条,国の責務,第3条,地方公共団体の責務,第4条,事業者の努力,第5条,保護者の役割,第6条,関係機関との連携・強化,第7条,子ども読書活動推進基本計画,第8条,特に第9条には,市町村は子ども読書活動推進基本計画を策定するよう努めなければならないとなっております。

 子供読書の日,4月23日,第10条,最後に,財政上の措置など,第1条に,国及び地方公共団体は子供の読書活動の推進に関する施策を実施するため,必要な財政上の措置,その他の措置を講ずるよう努めるものとするとなっております。

 市町村における子ども読書活動推進計画の策定状況に関する調査が平成20年6月12日,文部科学省からの資料によりますと,平成20年3月31日現在の策定状況は,鹿児島県は93.5%の策定済みであります。南九州市教育委員会よりいただいた南九州市子ども読書活動推進計画案,平成21年7月となっており,行政の子供の読書活動に対する並々ならぬ熱意がうかがわれます。

 以上のようなことから,学校図書館について,1,国においては,公立小中学校の図書整備が進むよう19年度から23年度までの5年間を学校図書館図書整備計画と定めております。

 県義務教育課によると,全国の19年度の地方交付税措置額は約200億円で,市町村等における図書整備費予算の総額は約156億円,予算措置率は78%のことでありました。これらの措置は,使途を制限しない,使途を制限しない一般財源措置であり,その財源を実際に図書購入費に充てるかどうかは,最終的には,最終的には各市町村ごとの予算編成にゆだねられます。

 本市における19年度及び20年度の地方交付税措置額に対する図書購入は何%ですか。

 次,2番目に,私自身学校図書館に勤務した経験がありますが,そのとき感じたことは本は生きていると思いました。きょう並んでいた本は,もうそこにはありません。本が毎日,子供たちが読みに来て,毎日,本棚があちこちあちこち動き回っております。本の案内役となる専門の職員がいることで,学校図書館はより一層その機能を発揮することとなります。文部科学省の資料によりますと,司書教諭を置いている学校は,法律に基づく配置の義務は猶予されている11学級以下の学校を含めると,いまだ全体の6割程度となっています。

 そこで,学校図書館に勤務する司書の身分や給与はどのようになっていますかお尋ねいたします。

 2番目に,学校裏サイトの監視体制についてお尋ねいたします。

 子供たちを有害情報から守るために,青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律が平成21年4月1日に施行されました。平成21年3月議会において,出会い系サイトに関連した事件,ネットによるいじめなどと広がりを見せています。教職員,PTA等の研修会にも取り上げるようにしたい,子供たちへの指導ができる教職員,保護者を育成していきたいと教育長は答弁されております。

 平成21年4月8日の南日本新聞に,いじめや不登校など,子供のトラブルを誘発するとされる学校裏サイトの監視を,専門企業に委託する動きが各地の教育委員会で出始めております。学校現場では,教員が検索に時間をとられ,負担が大きいとの弊害も指摘され,企業に任せることで生徒の指導に専念してもらうのが狙いです。

 東京都江東区は,既に業者に委託,都教委や三重県教委も本年度から委託する。いじめにつながる書き込みや写真など,個人情報の流出が見つかれば,サイト運営者に削除を依頼する。区教委は,委託で教員は生徒指導に力を入れられるとしています。

 そこで,本市は,学校裏サイトの監視を企業に委託する考えはありませんか。

 3番目に,2009年,平成21年3月1日の南日本新聞によると,鹿児島県教育委員会による高校再編の凍結,見直しを求める緊急集会が,28日,関係自治体と高校関係者ら約100人が参加し,教育の機会均等を損なわない再編にすべきだなどとする6項目の決議文を承認し,近く県教委に提出する。県教委は,2004年度以降,15校を統廃合,7校を新設,また08年度中に11年度以降の再編整備計画のあり方の検討委員会を設ける。集会は,現行の高校再編は地域にゆがみをもたらしているとして小規模高校の地元市長らでつくる高校再編関係市町村長が,鹿児島県連絡会が開いたものです。

 このような現状の中,南九州市内5中学校,過去5年間の卒業生の進路状況を調べてみました。頴娃高校に頴娃中から122人,別府中から61人,青戸中40人,知覧中8人,川辺中ゼロ,総計231人,川辺高校に頴娃中2人,別府中18人,青戸中16人,知覧中140人,川辺中248人,総計424人,薩南工業,頴娃中から4人,別府中から5人,青戸12人,知覧中228人,川辺中159人,計408人です。

 市外の高校等に行かれた生徒さんは1,254人,就職は14人であります。過去5年間の推移を見ますと,16年度の合計が495人でしたが,20年度は432人で,卒業生が実に63人の減となっております。

 平成21年度南九州市立各中学校の高校との交流状況をお尋ねいたしました。7月10日に頴娃中学校は,パワーアップ研修で頴娃高校の教諭と連携して英語の授業を,ティーム・ティーチング,つまり授業を進める教師と生徒に個別に対応する教師の2人で教える方法を行います。6月10日,別府中学校は,頴娃高校との中高連絡会,生徒の進学後の様子,進路に関する情報交換をされたそうです。10月9日はパワーアップ研修で,頴娃高校において他校種研修で授業参観を行う。3月下旬は,高校との連絡会。6月17,18日は,青戸中学校で高校説明会があります。6月5日,知覧中学校,高校学科説明会,2年生を対象に3公立高校,専門学校が来校して説明をするということです。

 2学期,薩南工業高校より出前授業があります。5月27日,鹿児島水産高校,出前授業,6月3日,4日は高校説明会,13の高校,私立の高校が来て説明をいたすそうです。11月25日は,フレッシュ研修,川辺中学校の教員が川辺高校で研修の交流状況であります。

 以上,交流をされていますが,私は違った視点から,それぞれ南九州市内の公立高校の高校生と5中学校の生徒たちと音楽を通じた文化交流や武道,体育関係などに興味のある人たちがもっと交流して身近な高校,開かれた高校として関心が深められるのではないかと私は思います。

 そこで,高校の存続について,本市においても少子化の進行などにより定員割れが生じている高校が見受けられます。同窓会や地域住民は高校存続を願っておりますが,存続に向けた方策をどのように考えていらっしゃいますか。

 以上で,登壇による質問を終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  深町議員の御質問にお答えをいたします。

 1番目の学校図書館についてと2番目の学校裏サイトの監視体制につきましては,教育長のほうからお答えをさせていただきたいと思います。私は,高校の存続について答弁をいたします。

 本市内には御承知のとおり県立の高等学校が3校ございます。頴娃地域の頴娃高等学校は,普通科,機械科,電気科,設備工業科がございますが,平成21年度から設備工業科の生徒募集が停止され,現在3年,2年生各4クラス,1年生3クラスの合計11クラスでございまして,生徒数が355名となっております。

 薩南工業高等学校は,機械科,建築科,都市工学科,情報技術科,生活科学科の5学科が,各学年設置されておりまして,15クラスで,生徒数が510名となっておるところでございます。

 川辺高等学校は普通科のみでございますが,3年生5クラス,2年・1年生各4クラスの13クラスで,生徒数468名となっております。

 各高等学校は,それぞれの特徴を出しながら学校経営を行っておりまして,市といたしましても,その活動を援助するため,それぞれの学校内に設置する活性化協議会に対しまして,補助を行っているところでございます。

 このように,市内の各中学校の生徒のみならず,近隣の市からも市内の高等学校に進学を希望するような特色があり,かつ魅力ある学校づくりが必要であることから,今後も各学校の活性化協議会の活動に対する支援を継続して行っていく考えでございます。さらに今後,少子高齢化が進むと,地域全体の子供の数が減ってくることから,高校再編問題は深刻化することも予想されます。

 このようなことから,県内の同じような課題を抱える市町村で組織する高校再編関係市町村長鹿児島県連絡会にも加入をいたしまして,問題点,あるいは解決策などを検討してまいる考えでございます。

 以上で,深町議員に対する答弁とさせていただきます。



◎教育長(小野義記)  それでは,御質問が3つございましたけども,その1番目と2番目について,私のほうで答弁いたしたいと思います。

 1番目の学校図書館についてですが,一つは地方交付税の措置額に対する図書購入費は何%かという御質問でしたけども,学校図書館の整備充実は,学校図書館を,これは昭和28年にできておりますけども,これによって,学校の設置者及び国の任務として明記されてます。

 平成5年に文部省施策学校図書館図書整備新5カ年計画が策定され,学校図書館の整備は大きく前進いたしました。さらに,今回の新学校図書館図書整備5カ年計画による学校図書館の整備充実が図られようとしていまして,平成19年度からの5カ年で総額1,000億円の図書整備費を地方交付税で措置しようというものです。

 本市における平成19年度,20年度の地方交付税基準財政需要額は1,132万6,000円,平成20年度が1,073万9,000円となっていますが,図書購入費は平成19年度がその中で553万9,000円,20年度が362万2,000円となっていまして,それぞれ交付税措置の48.91%,33.7%となっています。

 次に,学校図書館に勤務する司書の身分や給与等についての御質問でしたけども,学校には司書補を配置し,学校図書館の整備充実に努め,子供たちの読書活動の充実を図っています。旧3町の司書補の身分,勤務,給与等は若干異なりますが,現在の身分は頴娃町はPTA雇用,知覧町と川辺町は市の臨時職員となっています。勤務条件は,頴娃町は1校1人体制で,司書の仕事とともに,PTA事務や購買部の業務をしている学校がございます。知覧町と川辺町は,大規模校では1校1人体制ですが,小規模校では2校から3校を兼務する体制をとっています。

 給与等は,頴娃町は市のPTAに対する補助金で,知覧町,川辺町は市の臨時職員として対応していますが,3町とも大体同じ額でございます。

 平成22年度からは,頴娃町の司書補も川辺町,知覧町と同じ市の臨時職員として3町すべて小規模校については2校を兼務する方向で検討しているところでございます。このことについては,図書室の整備等への各学校の自助努力を促し,子供たちの読書意欲を低下させない手だてをとっていきたいと考えているところでございます。

 それから,次に2問目の裏サイトの問題にお答えしたいと思います。

 学校の裏サイトの監視体制ということでしたけども,学校裏サイトというのは,各学校が開設している公式ホームページ以外に,生徒などが情報交換等の場として立ち上げた自校に関すると思われる電子掲示板等ですが,日々増減したり,パスワードをかけてあると,存在を確認できなかったりする性質上,児童生徒による発信サイトを正確に確認することは困難であると言われています。

 文部科学省による平成20年3月の調査では,特定学校非公式サイトの数は全国で858サイト,一般学校非公式サイトを含めて2,789という結果が出ています。同じく平成20年5月の県教育委員会調査による本件の状況は,学校非公式サイトを確認した学校は,小学校が8校,1.4%になります。中学校が74校,28.2%,高等学校が46校の56.8%となっています。確認された問題のある書き込みの数は小学校で3件,中学校で120件,高等学校では93件となっていまして,問題のあるサイトの中身はいじめ,不登校,暴力行為,教職員への誹謗中傷等でございます。

 学校裏サイトの業者委託については,平成21年の4月8日,南日本新聞には,東京都の江東区が22校の中学校を対象にした監視を347万円で業者委託にしたという報道され,都教委や三重県の教委も業者委託をすることになっていますが,このような動きは全国的に拡大する方向にあります。

 本市では,これまでに学校裏サイトの確認はされていませんので,現段階では,学校裏サイトの業者委託は考えていませんが,このことについては,携帯電話,パソコン等の正しく安全で人に迷惑をかけないマナーを含めた使い方を指導する中で,学校裏サイトに関する指導もしていかなければならない時期を迎えていると考えています。

 このような研修については,教師や子供たちとともに,保護者にも呼びかけていきたいと考えています。学校職員の研修,PTAの研修会等で取り上げるよう働きかけていきたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(深町幸子)  まず,1番目について質問いたします。

 南九州市立小中学校の蔵書数に関する実態といたしまして,平成21年5月1日現在,教育委員会の資料によりますと,ある小学校の蔵書の達成率は159.3%で,3,014冊を満たしております。反対に達成率79.7%で,2,019冊が不足しております。そういう学校があるわけです。100%以下の小学校は5校あります。中学校においては127.3%で1,660冊を満たしており,ある中学校は81.8%の2,035冊満たしておりません。不足しております。100%以下が5校中2校あります。

 平成20年度南九州市立各小中学校の読書量は,小学校では1人当たり,年間何と189.6冊,特出すべきは,ある学校4年生の237.6冊で,テレビやゲームの時代の流れの中で,担任の先生の指導なのかなと思うところです。その反面,1人当たり年間54.8冊という大変少ない小学校もあります。中学校においては,年間総読書量が37.1冊と多くあるところありますが,反面,5.4冊と,非常に少ない学校があります。

 全体を通して充足率,そして読書量の格差がありますが,この状況,原因は何でしょうか。そして,今後どのような対策をされるのか。先ほどの交付税措置に対して,きちんと図書購入がされたのかお尋ねいたします。



◎教育長(小野義記)  まず,図書の充足率についての御質問にお答えしたいと思います。市内21校と5中学校の蔵書数並びに充足率についてお答えいたしますと,小学校全体の充足率は平均しますと117.2%となっています。が,かなりばらつきがございます。充足率150%以上の学校も5校ございますが,100%に満たない学校も5校ございます。中学校については,3校は100%超えて,2校は100%に達していない状況にございます。

 これ,今御指摘があったとおりでございます。図書の充足率が低い学校への調査もいたしましたが,充足率が100%を切っている学校の原因は,学級増が生じたために蔵書率が下がったり,これも一つの原因です。南九州市になったのを機会に,充足率を考えることなく,思い切って古い本の廃棄処分をしたりした等によるものです。

 今後は,各学校に充足率を考慮した図書の整備に心がけさせていきたいと考えてるところでございます。

 地方交付税措置による図書への充当率が低いということでしたけども,このことについては,今お話ありましたように,一たん交付された地方交付税をどのような使途に使うかについては,地方公共団体の事由にゆだねられておりまして,国は地方自治の趣旨を,本旨を尊重して,これに条件をつけたり,あるいは使途を制限してはならないということになっておりますけれども,平成5年に学校図書館の蔵書の整備目標として,学校図書館,図書基準が設定されまして,これまでに二度にわたる5カ年計画を策定し財源措置がとられてまいりました。これによります全国の平均が小学校では,充足率が45.2%,中学校は全国の平均が39.4%になっております。

 しかし,本市におきましては,先ほどお話をしましたように,本年度末には,図書標準を達成した学校は,小学校が76.2%になります。中学校は60%になりますので,全国と比較して考えますと,学校図書購入は計画的に措置されていると考えているところでございます。

 それから読書量の問題がございましたが,平成20年度の1年間の読書量を月平均でとらえますと,小学校で7.98冊ですね。中学校では1.86冊となっています。これは月平均です。年間の読書量の1人当たりの平均も,小学校1年生では107冊,中学3年生では20.16冊となっていまして,年齢とともに読書量が減少していく傾向にございます。

 ちなみに県の平均が,小学校では18.8,それから国の平均が11.4,それから中学校のほうでは,県の平均が4.8,国の平均が3.9となっていますので,県や国と比べましても,本市の場合,若干低いと。読書量が少ないということになります。

 読書活動には,先ほど御指摘ありましたように,言葉を学び,感性を磨き,表現力を高め,想像力を豊かにし,人生をより深く生き抜く力を身につけることから大事にしなければならないと考えています。

 情報メディアの発達が映像文化を浸透させて,子供たちの読書離れを引き起こしているとも言われますけれども,赤ちゃんのときから,本市でも行っていますけど,ブックスタート運動や親子20分間読書運動の推進,あるいは親子読書グループの育成をしていくことが肝要だと考えているところでございます。

 南九州市では,県内でも最も新しく,充実した図書館が3つでき上がることになります。充実した夢を続けた市の読書推進協議会もございますので,学校と家庭と社会の3者連携による読書活動推進が大事だと考えているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(深町幸子)  まず,教育長にお尋ねいたします。

 この読書量のまず格差ですね。この辺はどのような形でこれから対策を練られる考えでございますか。まず本があっても,まず読まない。この状態じゃ,ちょっと寂しい限りがいたしますがいかがなもんでしょうか。



◎教育長(小野義記)  読書量を増やす方策としまして,今の各学校で,小中学校,大体の学校が朝の読書の時間を設定しています。これ1週間に1回であったり,毎日であったり,学校によって違いますけども,そういう朝の読書の時間をもう校時表の中に設定するということですね,それが一つ。

 あと,やはり家庭との連携で,親子20分間読書運動というのが昔から鹿児島大事にされてますので,それに呼びかけていかなくちゃいけないだろうと思います。それから,やはり読書活動というのは,やっぱり小さいころからのその人の生活リズムの中にこう位置づけられるような,小さいころからのやっぱり習慣化が非常に大事だと思いますので,先ほど言いましたブックスタートとか,あるいは幼稚園,小学校の低学年の段階での読書の時間を設定して,そして教師と親子とともになって読書をするような雰囲気をつくっていかなくてはいけないだろうと思っております。

 以上でございます。



◆議員(深町幸子)  市長にお尋ねいたします。

 交付税で措置されておりますが,本は大事と私は思うんですが,これからの予算をするためにも,これから先,ふやす考えはありませんか。もっとふやす方法で。ある保護者が中学校に行きましたら,本が少ない,あんなに少なかったかなあ,自分達がいたときの学校は。そして古いと言われました。

 だから,本当に真剣に学校図書が充実しているのか。我が南九州市はこれでいいのか。その辺を,市長の考えをお尋ねしたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  先ほどの教育長の答弁の中で,全国平均を本市でははるかに上回ってるというような答弁があったようでございますが,それに満足することなく,やはり次から次にいい図書が,本が発売をされておりますので,教育委員会とも連携をとりまして,この増冊に努めていきたいと,このように思っております。

 最近では,パソコン,テレビ,こういったものが子供たちのこの学習のあれになっておるようでございますので,本を読むということは,いろいろな面からすばらしいことではないかというふうに思いますので,できるだけ子供たちが満足するような本をたくさん購入をするような努力をしてまいりたいと,このように思っております。



◆議員(深町幸子)  それでは,今年の予算を,教育長,どのような学校に対して,小学校は1人当たり幾ら予算を組んだんでしょうか。中学校は1人当たりは幾らだったんでしょうか,お尋ねいたします。



○議長(西良仁)  しばらく休憩します。

午後2時55分休憩

───────────

午後2時59分開議



○議長(西良仁)  再開します。



◎教育長(小野義記)  図書の購入費につきましては,児童1人当たりという計算はしておりません。学校の規模を考えたり,充足率を考慮しながら配当してますので,1人当たりの図書の額は学校によって違ってまいります。

 例えば,頴娃小が,これは児童数が160ぐらいいるんですけども,ことしの図書の予算は12万5,000円,松原小は非常に少ないんですけども15万と,これ充足率が悪いからですね。ということになってます。

 充足率でお話ししますと,実は,この充足率というのは学級数で決まってるんですね。ですから,これをやっぱり児童数で見ていくのも一つの図書の充足の状況の判断の材料だろうと思います。今お話をしました例えば松原小は,標準の達成率でいきますと97.3%で,1人当たりの冊数が25.3になるんですね。しかし,実際,松原小の児童数で図書の冊数を割りますと1人当たりが196冊になります。いわゆる40人学級を一つの単位として配布してますので,松原小今5クラスあるわけですけども,5クラス全部足しても25ぐらいしかいないんですね。一クラスの半分ぐらいしかいないんです。しかし,5クラス分で見て充足率を出してますので,相当やっぱり低下するということになりますので,今の御指摘がありましたように,1人当たりというので見ていきますと,充足率についても,1人当たりの冊数で見ていったほうがいいのかなということ考えております。

 全国と比較しまして,本市の場合は非常に充足率はいいほうだろうというふうに考えております。

 以上でございます。



◆議員(深町幸子)  10年間で1,000億というお金を国は措置したということでありますので,学校の図書の充足率を高めていってほしいと思います。新しい本でですね。だから,子供たちは何も言えないし,本当子供たちは図書館に来たら目がきらきら輝いているし,その図書によって,僕は将来はこう決めたとか,図書の中から決まった子供もおりますね。だから,本ほどすばらしいものはないと私はいつもそのように思っております。

 だから,こうして地方交付税のなかにそれぞれの図書費が組まれておりますので,ぜひ,少しでも多くの予算を図書費の中に組んでいってほしいと切にお願いいたします。それだけはお願いいたします。

 それと,司書についてお尋ねいたします。

 資料をいただいておりますが,先ほど教育長のほうから御説明がありましたように,身分がPTA雇用とか,嘱託員とかあるようでございます。小規模校の3人体制とかありますが,平成22年度からは小規模校は2人体制を検討していくと。知覧,頴娃の学校司書ですね。そしたら,身分は市の嘱託員でございますか。その辺をお尋ねいたします。



◎教育長(小野義記)  そのとおりでございます。



◆議員(深町幸子)  それでは,この給与等を私見てみますと,大きな学校1人体制のところで,資格があって,月12万7,000円,資格がない人で,月12万円ですが,この辺は,このままで検討はされてこれで決まってるんでしょうか。

 それと同時に,2人体制を検討していくとありますが,1人1校体制,月12万のこのそんなに高くはない金だと思いますが,その辺はどうお考えですか。1人体制にする考えはございませんか,お尋ねいたします。それを市長にお尋ねします。予算の関係でございますので。



◎財政課長(上野勝郎)  司書の勤務体制につきましては,教育委員会のほうへ対応していただくことになるかと思いますが,賃金の額につきましては,12万,それからおっしゃったとおり資格を持った方は12万7,000円ということで設定をさせていただいておりますが,これは司書がどうのこうのじゃなくて,市全体の賃金体系のあり方の中で,こういう形で決めておりますので,ここだけ,司書補だけ上げるというわけにはまいりませんので,全体的な見直しの中で調整をしていきたいというふうに考えているところでございます。



◆議員(深町幸子)  それでは,平成21年3月11日の南日本新聞によりますと,指宿市の川尻小学校の図書貸し出しが1人平均190冊突破と,夢の200冊は秒読みであると,大きくこのようにカラーで入っておりました。あっ,すばらしいなあと,私は早速切り抜いております。このように,子供たちが本に親しみ,200冊をほとんどの子供が目標にしてるという,これは私は本当,我が南九州市もこのような御指導をしながら子供たちが本に興味を持っていけたらいいなあと思うところでございます。

 そして,そのときの校長先生はこのようにコメントしております。子供たちは,読書を通じて言葉を大切にする大人に育ってくれると思いますと結んでおりました。

 私は,次に,ひとり暮らしの老人に思うというテーマで,小学校6年生の作文でございますが,最後の一部分を読書に関するものでございますので,原文のままを紹介しまして,学校図書館についてはすべて質問を終わりたいと思います。

 最後の部分です。

 これまで,長い間社会のために働いてこれらたお年寄り,その人たちが一人寂しく世の中から見捨てられていいはずがありません。みんなが幸せになるには,一人一人が困っている人に優しく助けてあげる思いやりの心が大切だと思います。そういう優しい心は読書でも身につくと思います。だから,一層読書に励み,両親を見習って自分にできる親切はしていきたいと思っています。また,1人の力でできない問題は,国や県の政治の力で解決していかなければならないと思います。

 小学校6年生の作文を,私ちょうど手元にあったもんですからあれしました。

 どうか,このような気持ちの中で子供たちが図書の本を喜んで見ると思いますので,読書についてはすべてこれで質問を終わります。

 次に,3公立高校の存続が大変危機感を持って,もう少なくなってからは遅過ぎますので,今が一番大切な時期だと。それぞれの学校の先生方,同窓会,地域の方は頑張っておられますが。

 今,市長がお答えになった中で,これからも支援していくと言われましたが,具体的には何かございましたらその辺をよろしくお願いします。補助金を上げるとか,どんな,何か具体的なものがございましたら,よろしく,その辺を御答弁願います。



◎市長(霜出勘平)  本当に,この高校の存続については,これといった決め手を持っていないところでございます。いろいろ地域の方,そしてまた議員の方,議会の方,いろいろな御意見等をお聞きしながら,この存続に向けて,この南九州市内の3高等学校については再編というようなことがないように,これからも頑張っていかなければいけないというふうに思っております。

 その中で,やはり基本的なものは,南九州市内の中学の卒業生がすべて南九州市内の高校に行ってもらうというのが,これは基本じゃないかなあというふうに思っております。ただ,この我々のところには,旧3町に1校ずつ学校があるところです。

 先ほど深町議員のほうから,頴娃から川辺に,頴娃から薩南に,いろいろこう話がありましたが,やはりこのそれぞれの地域の皆さんはそれぞれの学校に愛着があるわけですので,例えば頴娃から薩南に,頴娃から川辺にというようなことであれば,頴娃地域の方々はおもしろくないと思います。それは,もう知覧の市民の皆さんも川辺の市民の皆さんもそういうことだろうと思います。

 だから,このうち南九州市内で取り合いをしないで,やはり指宿市,枕崎市,南さつま市から来ていただくことが一番いいことなんですが,それには魅力のある学校づくりをしないと来てくれないということだろうと思います。そのためには,やはり学校,行政,それから同窓会,PTA,みんなで力を合わせて,いろいろ協議をしながら,魅力ある学校をつくっていくことしかないんじゃないかというふうに思っております。

 この少子というのは,もうこの南九州市だけに当てはまることではない全国的なものでございますので,今きょうちょっと新聞を見てましたら,私立大学を,全国には591校あるそうですが,定員割れやそのうちの約半分の266校は定員割れ,29校は半数にも満たないというような現状であるようでございます。とにかく子供がいないわけですので,まず基本的に,南九州市内の子供さんたちは,南九州市内の学校に行ってもらうと。これも強制はできないわけですけども,それなりの魅力ある学校をつくっていかなければいけないという。ただ,この補助金だけではこれは解決できないんじゃないかというふうに,みんなのこの知恵を寄せ合って,これからこれに取り組んでいかなければいけないのではなかろうかなあというふうに思います。



◆議員(深町幸子)  私,先ほども申したんですが,人的交流,子供たちの文化的な交流とか,音楽を通じたものとか,体育的なものとか,そのような先生方の交流はしているようでございますが,その辺はできないものでしょうか。教育長,御答弁をお願いいたします。



◎教育長(小野義記)  話が先にちょっと戻りますけども,実は,過去5年間の5中学校の生徒,卒業した子供たちがこの3つの県立,市内の高校にどのくらい行っているか調べてみたんですけども,5年間の中で5中学校の卒業生が進学したのは2,317人です。そのうちで,市内の3つの高校に進学してる子供たちが1,063人ですね。ですから,パーセントでいいますと45.9%になります。ですから,半分に満たないわけですね。半分以上の子供たちが市外に出てるということになりますので,先ほどから市長さんが話をされますように,やっぱり地元の高校に行くような子供たちを育てていかなくてはいけないというのは大前提だと思います。

 そのために,今教育委員会が努力していますことは,一つは今言いました中高連携ですね。中高連携,出前授業とか,お互いの授業参観とか,それから中学校,高校,あるいは小学校も含めた先生方の研究会もしてます。例えば,川辺高校の先生が授業提起をして,それを中学校,小学校の先生が一緒になって授業研究からするとか,そういうのもやってますし,高校の先生が中学に行って部活動の指導をしたり,あるいは理科の授業をしたり,そういうことをやってますし,近々では,8月に薩南工業で夏休みの親子触れ合いものづくり教室というのを何かするときょう新聞に載ってましたけども,そういうのもありますし,子供ももちろん,子供と教師の触れ合いですね。中学校の先生が高校に行く。高校の先生が中学校に行くと。そういうのも大事ですし,教師間の交流と,そういうのが一つです。

 あと2番目に,やっぱり活性化対策協議会での具体的なといいますか,実のあるといいますか,こう本当に実のある何か活動をしていかなくていかないということが一つですね。これは,市民総ぐるみのという形になると思いますけども,そういう形をとっていかなきゃいけないし,あと一つは,やっぱりそれぞれの3つの高等学校の自助努力が必要だと思います。やっぱり魅力ある高校づくりしていかなければ,子供たちは集まってこないと思いますので,そういう側面的な私たちも努力は入れますけども,援助はしますけども,高校自体が,やっぱり自分たちで魅力ある高校をつくるんだという,そういう意識を高めてもらわなきゃいけないだろうというふうに考えております。

 以上でございます。



◆議員(深町幸子)  高校の存続については,それぞれの高校が魅力のある高校をつくっていくと,それはもう確かにそうだと思います。補助金づけでも仕方がないでしょう。子供たちがどう選んでいくのか。それは本当,これからの私たちがこの地域に生きる者として,そしてその高校をつくったそれぞれの先輩の方々の思いを,本当に今こそ私たちは大事にしていかなくてはならない大人の使命だと私は思うところです。

 次に学校裏サイトの問題についても,江東区なんかは,中学校が多くて22校ということでございますね。今のところ心配はないというようなことでございますので,今までどおりPTA,学校の先生方,そして地域の者たちが,この学校裏サイトのこと,いろんなことを学びながら,子供たちを事件に巻き込まれないようにやっていかなければならないと思うところです。

 すべてを,これで一般質問を終わります。



○議長(西良仁)  しばらく休憩します。

午後3時16分休憩

───────────

午後3時27分開議



○議長(西良仁)  再開します。

 次に,東兼喜議員。

  [12番議員東 兼喜登壇]



◆議員(東兼喜)  さきに通告してありました河川の維持管理と介護福祉について市長に質問をいたします。

 まず,我が町,南九州市も合併して1カ年半を過ぎた今日,市民より,市政や議会に対して耳寄りな話や不満な声など耳にするようになりました。私は,それだけに市民が市政に対する注視をしているあらわれだと思っております。市長は,大きな集会の場で,南九州市の基本理念である自然豊かで創造と活力に満ち,暮らし命輝く心安らぐ町という言葉をよく使います。

 私も共感する思いの一つは,言うまでもなく,本市は薩摩半島の最南端中央部に位置し,東西,北に指宿市,鹿児島市,南さつま市のその境界の緑あふるる山々は,豊かな水や湧水をもたらし,大部分は万之瀬川を通じて東シナ海へ,その万之瀬川水系は,麓川,厚地川,永里川,大谷川,神殿川,野崎川,刈川,松薗川の流水であります。

 一方,南部海岸の流れは,加治佐川,竹迫川,永沢川,馬渡川,水成川と,それぞれの役目を果たし,我が市民に潤いと安らぎを与えてくれております。

 そればかりか,川の恵みとすばらしい自然に感謝しているものでございます。しかし自然の猛威は過去の記憶から歴然であり,既に,今年も梅雨期,そして8月,9月は台風シーズン,幸いここ数年台風もなく,また今年の梅雨は空梅雨とか。だが,だれも予想できないのが自然でございます。例年だと,毎年3ないし4回も大雨を伴った台風の襲来を受けております。災害は忘れたころに起こるとか,たとえの言葉もあります。

 そこで,先に通告してありました河川の維持管理について3点ほど質問いたします。梅雨期において災害発生が予想されるが,各河川の寄り州除去や堤防修理等の長期的管理計画はどうなってるかお伺いしたい。

 2つ目に,豪雨による災害を未然に防ぐため,2級河川永里川の樋与上橋から横峯橋間の2級河川山仁田川の中州・寄州の除去を県に申し入れる考えはないか。また,流入する準用河川牧添川の護岸対策をどう考えているのかお伺いしたい。

 3つ目に,河川環境の保全のため実施している河川愛護作業は,地域においては高齢化も進んでおります。厳しい状況となっていますが,この取り組みを見直す考えはないかお伺いします。

 続いて介護福祉のことでございますが,平成12年4月にスタートした介護保険制度は,年次に軽度認定者の大幅な増加と介護状態から介護予防を背景に重度化という問題を解消するために,介護サービスの内容や保険料が見直され,また平成18年には,新たに地域密着型サービス等介護予防サービスと合わせ地域包括センターも開設,そして,ことし4月から介護報酬3%の改定がなされ,介護の充実を期待しているものであります。また,3年ごとに行う介護保険料の改定もなされたことは御承知のとおりであります。

 そこで,本市の介護サービスの実態と介護の状況など,今後の取り組みについて4点ほど質問をいたします。

 まず1番目に,認知症を含む介護認定者は何人か。そのうち,特老を含む施設入所者数及び施設入所待機者数は何人か。

 2つ目に,介護施設等を含め,介護サービスが低下しているとの声があるが,実態をどのように把握しているかお伺いしたい。

 3つ目に,外国人労務者を雇用している施設等があるか。ある場合,待遇面はどのような状況なのか,御報告いただきたい。

 4つ目に,市内に新たなグループホームの建設計画はないか。また,高齢化とともに認知症の増加が懸念されているが,行政として住環境支援等の考えはないか。

 以上,第1回目の質問とし,2回目からは自席でいたします。よろしくお願いします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  東議員の御質問にお答えいたします。

 まず,1点目の各河川の寄り州除去や堤防補修等の長期的な管理計画を問うということでございますが,本市には,県管理河川2級河川が16河川,市管理河川,準用河川でございますが35河川,普通河川が102河川,合計153の河川がございます。

 質問の河川維持に関する長期的な管理計画でございますが,県,市におきましても管理計画の作成はいたしておりません。河川維持による寄州除去,堤防補修につきましては,地元要望や現地等を調査いたしまして,県管理河川につきましては,県単河川等防災事業実施要望を県に提出いたしまして,平成21年度は14河川,24カ所の事業実施をお願いをいたしておるところでございます。

 市管理河川におきましても,地元要望や現地等を調査いたしまして,河川寄州除去につきましては河川維持費として,また,河川護岸等の災害的な復旧につきましては,公共土木施設災害復旧費として補修等維持管理を行っておるところでございます。

 次に,2点目の質問でございます。2級河川永里川,山仁田川の中州・寄州の除去を県に申し入れる考えはないか。また流入する準用河川,牧添川の護岸対策を問うということでございますが,2級河川永里川の寄州につきましては,質問のとおり樋与上橋から横峯橋間につきましては,寄州が点在いたしております。寄州上にはアシ等が生殖をいたしておる現状でございます。

 特に,和田橋より上流におきましては両方に堆積土がありまして,河川断面の阻害要因となっているため,今後,県単防災事業実施要望を県に提出をいたしまして,事業実施を強く要望いたしたいと思います。

 また,2級河川山仁田川におきましては,平成の初め,水田が浸食したことから,地元から河川整備要望がなされまして,県により平成14年度から県単河川等防災事業築堤護岸工として,延長1,100メートルの整備が進められておりまして,平成24年度に完了予定となっており,浸水等災害防止に寄与されることになると思います。

 次に,準用河川牧添川の護岸対策についてでございますが,準用河川永里川の合流点から約2.9キロメートルの延長で,河川護岸は玉石等の転石自然護岸となっております。護岸対策をということでございますので,今後現地調査を行い,事業実施できるか調査検討をいたしたいと思います。

 次に,3点目の河川愛護作業は,地域においては高齢化により厳しい状況となっているが,この取り組みを見直す考えはないかということでございますが,河川愛護作業につきましては,現在まで多くの方の参加をいただきまして,河川の環境保全及び災害防止が図られてきたところでございます。

 平成20年度の河川愛護作業実施状況につきましては,2級河川18河川でございます。準用河川14河川,普通河川7河川の合計39河川,河川数に対する割合は25%,自治会数に対する参加割合は50%となっております。

 また,本市の高齢化率は30%を超えておりますが,河川愛護作業に参加した自治会のうち,高齢化率が30%を超えた自治会も約70%の参加があるところでございます。

 このようなことから,いずれにいたしましても,地域の河川環境を守るため,今後も引き続き自治会でできる範囲において,河川愛護作業について堅持していただければと,このように考えておるところでございます。

 次に,介護福祉についてお答えをいたします。

 要介護認定者は現在2,622人でございますが,そのうち介護保険施設に入所している人は,介護老人福祉施設332人,介護老人保健施設162人,介護療養型医療施設43人で,合計537人となっているところでございます。

 なお,施設入所待機者数につきましては,入所受付決定等は各施設にゆだねられておりまして,複数の施設へ入所申請が可能なことから,延べ505人となっており,施設へ問い合わせたところ,実人員につきましては,その半数程度ではないかとのことでございます。

 2番目の介護福祉についてお答えいたします。

 平成17年度の制度改正によりまして介護サービスの内容は,要介護者の状態を把握して,自分でできることは自分で行い,自分でできないことは介護者と一緒にやってもらうことが要介護者の現状の改善や維持につながることから,国において改正がなされたものでございます。この改正によりまして,サービスの低下を懸念する報道等も一時なされましたが,介護施設等へ県や市町村を通じて必要な説明がなされたこと等から,そのような声は現在のところ聞いていないところでございます。

 3番目の外国人労働者を雇用している施設等があるか。ある場合,待遇面はどのような状況かというお尋ねでございますが,最近介護施設等では,離職者等が多いことから,その労働力不足等を補うために外国人労働者を雇用いたしまして,また外国人労働者が介護士資格を取得のため研修を受けている様子等の報道がなされておりますが,南九州市内の介護福祉施設には,平成21年6月現在,外国人労働者の雇用や研修生等を受け入れている施設はないところでございます。

 次に,4番目の市内に新たなグループホームの建設計画はないか。また,高齢化とともに認知症の増加が懸念されるが,行政として支援策に取り組む考えはないかという御質問でございますが,新たなグループホームの建設をするということは,市民に直接支払っていただきます介護保険料に影響を与えることから,南九州市老人福祉計画介護保険事業計画策定委員会で,各種の推計等をもとに計画書を策定し,その計画書に基づき事業所の指定をすることとしております。

 御質問のグループホームの建設計画につきましては,平成21年3月に策定をいたしました第4期介護保険事業計画書では,その計画はないところでございます。

 なお,認知症の方々の支援策につきましては,家族だけの介護には限界があり,市民全体で見守る必要があることから,地域で支え合う徘徊SOSネットワークを本年度市内全域に構築する計画であります。

 以上で,東議員に対する答弁とさせていただきます。



◆議員(東兼喜)  ただいま質問に対しての答弁をいただいたところでございますが,まず河川のほうから2回目の質問とさせていただきますが,いろいろ河川の数もここに出てきたところでございます。御存じのとおり,市長の答弁のとおり,河川は1級河川,2級河川,我が南九州市には1級河川はないわけでございますが,2級河川から準用河川,普通河川,ここ辺になりますと,もうほとんど小さな小川に近いだろうというふうに私も考えているところでございますが,そこで,この境界ですね,特に2級河川の場合でも,例えば,今私が当初質問の中に出ましたいろんな川が万之瀬川に通じております。

 大きな万之瀬川,そのものも2級河川であるわけでございますが,主にそれにつながっている知覧町から言わせれば永里川というのは大きな川になっていくわけでございます。これが恐らく中心になろうと。それと麓川になるわけでございますが,この麓川そのものも,どこまでが起点なのか。

 例えば,そこから麓川につながる準用河川はどこまでなのか。これも,恐らく私も加世田のほうに,河川港湾課のほうにも聞いたら,地図を見てわかりますでしょうということだったんですが,そのぐらい何か知らない返答が情けないなあというところがあるんですが,このように,我が南九州市の関係の方々,恐らく,御回答いただけると思うとるんですが,建設部長,2級河川,あるいは準用河川,普通河川,もう普通河川になりますと,恐らくもう地域の方々も,あの川は何ですかといったら,下の川とか,いやあ,あそこは何とか川と言いますよね,そういう程度に過ぎないわけですよね。

 たとえで,知覧町の話をしますけれども,私もそのほうがわかりやすいと思って言ってるわけでございますが,ちょうど知覧町の中央を流れるふじ川というのがあるんですよね。これも高田を通じて万之瀬川に流れていくんですが,これも大きいんですね,幅は。高田のちょうど,今グループホームがある前に出てくる新しくできたところにあるんですが,大きいんですよね。この川さえも,皆さん全然知らないんですよね。

 だから,まあ一つ,部長さん,教えていただけませんか。どういう表示をしているのか。



◎建設部長(大坪三郎)  河川の起点・終点がわからないと,川も先ほど市長が申し上げますとおり,2級河川,それから市が管理する準用河川,普通河川があるわけでございますが,その中で地元の人たちは,河川名も知らない,起点・終点も知らないということでございますが,この河川につきまして,私どももちろん県におきましても,市におきましても,河川台帳というのがございます。その中に水系とか,河川名,それから起点・終点の,例えば何番地先とか,そういうことの表示をした台帳があって,図面に位置をおとしたのがございますが,その確認をすれば大体わかるんですが,詳細には皆さんわからない,起点・終点わからないと思います。

 そういうことで,閲覧としていただければ,十分その辺はわかっていただけるということになっておりますので,閲覧等していただいて,そういう河川名がわからない,起点がわからない場合には閲覧をしていただくということになるかと思います。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  答弁も苦しい内容のことですが,それはそれでいいでしょう。

 しかしやっぱり,これは今最後の私の質問にもなってくるんですけれども,せっかく愛護作業をやってるのも,これもやっぱりその辺にも関係がしてきますので,その辺を一つ,十分当局も認識をしていっていただきたいと。

 そこで,こういうすばらしい防災計画というのが,市のできておりますよね。この分厚いやつですが,この中にもいろいろ書いてございます。ただし,河川のことについは,さほど触れていないんですよね。河川の場合は,いろいろどういう事情だったか知らないけれども。

 そこで基本的なことは,私は河川のことを申し上げておりますので。災害防止に必要なのは,その処置は県がするわけですよね。特に,私がいろいろ県のほうに伺うと,処置はしてあげますよと。ただし,その巡視,あるいは警戒,あるいは災害の予防は市がやってくださいよという建前なんだというようなことも聞かされた。

 この辺,いろいろこれは県としても次は財政の話が出てくるんですけれども,それはそれとして,準用河川,あるいは2級河川の場合を私は指摘するんですが,そういうどこまでを,早くいえば,具体的にどういうことのためにその処置とか,あるいは災害防災の警戒巡視,それは全部を含めてやってなきゃいけないのか,この辺が私認識がちょっと足らなんだけれども教えていただきたいと思います。部長,お願いします。



◎建設部長(大坪三郎)  河川のそういう災害等の巡視の問題でございますが,防災計画の中に水防関係を網羅した分がございます。それについては,水利の関係とか,そういう監視体制についてはもちろん市のほうでやっておりますが,ただ,その施設等の災害の調査とか,そういうもの等については別に基準というのはないわけでございますけれども,そういう河川,要するに河川法で言われている河川等については,随時我々も災害調査等,そういう水等が,大雨等が降った場合には巡視をしたり,もちろん地域の公民館長さん方にお願いをしたりして巡視をしてもらうというのが実態でございます。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  質問の数が多いので先に行きますが,河川の管理,それから災害防止対策につながることでございますが,管理といいますと,堤防ですよね。それからその次に護岸が出てきますよね。

 その次に,さっきも市長も触れておりました寄州・中州,そしてまた今度は草払いというのが出てきますよね。この草払いも,やはりそういう中に入っているのか。その辺を説明していただきたいと思います。



◎建設部長(大坪三郎)  管理の中といいますか,河川の管理におきましては,もちろん堤防,護岸,草払い等も含まれております。質問のとおり,草払い等については,河川月間ということで,6月,7月に地域の皆さん方にお願いをいたしまして,そういう草払い等の管理はしていただいておりますが,いずれにいたしましても,2級河川と特に川辺地域につきましては2級河川がありまして,堤防敷きも広いというようなことで,いろいろと地域の人たちに協力をしていただいておりますが,県のほうにもそういう草払い等も維持管理ということでございますので,県のほうにも強く今も要望して,県でも直接やっていただきたいということもお願いをしておりますし,草払いを含めて維持管理ということになると思います。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  今いい答弁をいただいたんですが,それであれば,私は後にも出てきますけれども,草払いとの関係も出てきますが,ぜひその辺も県との話し合いも十分した上で,できたら,やっぱりそういうのもはっきりさせてもらって,そしてこの問題も後に出てきますので,十分,その辺も協議をして適切な回答をいただくようにお願いしておきますが。

 次に行きます。河川には,必ず井堰,それから水門がありますよね。それぞれの,恐らくあると思います。今,その私の近くの大きな永里川にも,恐らく川辺の近くからしますと私の自宅の前までも5つですか,それから先も6つ,その先も山仁田川につながる,これも2級河川らしいですから。それまで行くと20ぐらいの水門,井堰がありますよね。この辺のそれぞれの目的を持ってるわけですが,行政としてこの管理指導体制ですね,これはもちろん,川のほうは土木関係,井堰のほうは農林,あるいは耕地関係というふうにするだろうけれども,これも私は連絡が,業務体制ですね。業務連絡はどうしてるのか。なかなかそれが市民に言わせると,どこに話をしようもないと。あのところに行ったらこうだった。あのところに行ったらこうだと。結局はたらい回しで,地元が,あるいは地元といいますと,俗に言う反土ちゅうんですか。その耕作者が一緒に寄り合った一つの組合,そこに話を,結局責任が乗っかってくるというふうなことがあるらしいんですが,その辺を,建設のほうからちょっと井堰,あるいはそういう水門等についての管理体制についての御答弁をいただきたいと思います。



◎建設部長(大坪三郎)  河川には,今言われるように堰とか,水門とかございます。そういうのが接続されておりますが,県が管理する河川等についての水門については,県のほうから市のほうに委託管理という形で管理委託が来まして,市はそれをば,また地域の人たちに委託をして管理をしてもらうということで,水門等,そういう形になっております。

 ただ今言われますとおり,耕地サイドで,耕作用の水田の水利権者のある堰等については農林水産部の耕地課のほうで,そういう堰等の管理台帳というのがあります。そして,それで区域とか,そういう管理者等が定まっておりますので,そちらのほうで,そういう耕地サイドの堰等の耕作用の堰については管理台帳があって指導してるというふうに私は認識をしているところでございます。



◆議員(東兼喜)  経済関係の方がどなたですか。今の答弁を逆から聞きたいんだけれども,耕地関係の方,農林部長ですか。ちょっと御答弁いただきたいんですが。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  ただいまの御質問にお答えしたいと思いますが,今,建設部長のほうから河川のほうからの立場,我々としては,今建設部長からありましたように,当然,受益,耕地を持つその受益の方々が井堰を,川に井堰をして水を引くといったような,その井堰等の管理は当然耕地サイドのほうで管理していかなければならないという中で,いろんな災害等がその水増しによって,その原因がどうであるかということで,災害とか,あるいは管理体制も異なってくるということで,当然,井堰があるがゆえに水増しで田んぼがあふれたとかいったような問題等もあるだろうし,通常の管理については当然その受益者がもって,井堰からずっと引っ張っている水系の管理は当然,その受益者が管理をしていくという考え方でございます。



◆議員(東兼喜)  きょうは,質問がちょっとあとがいっぱいありますので,できれば追求したいんだけれども,今の答弁ではちょっと私,受益者に対する責任を譲渡してるような気がしてならないんですよね。それはそれとして,先に行きます。

 先ほど,市長もお答えしていただきました永里のこの山仁田川の2級河川ですか,ここもですが,ここのことについて,今現在県単事業で2月から確かに6月の6日までかかって事業をしてくれました。これについては地元のほうも非常に感謝申し上げ,しかし,確かに10年がかりで区間を区切って10メートル,20メートルぐらいずつこうやってきてはいるんですね。そこで,この二,三年,早くいえば平成19年11月ごろから,上流に向かって左側は堤防をあるもんだから,その堤防が古いもんだからいろいろ今補修をしているのが,その堤防であるわけです。もちろん,堤防に属する耕地面積もほとんどが水田であり,調べたら約120町歩ぐらいの水田がそれに類しておるわけでございます。

 また一方,反対側,上流に向かって右側は,すべて山の斜面になっているわけでございます。そこで,せっかく県単の防災事業でやってくれておるのに,右側,つまり山の斜面のほうもやってくれたら非常に助かるんだけれども,全然してくれない。しかし,聞いてみると,もう答えを言いますと経済効果が少ないからしないんだという県の方々の答弁でもありました。

 しかし,やはり今まで旧知覧町時代にもお願いしてやってきている部分もあるわけですよね。そして,急にここ数年前から全く右側に,その山のほうに手をつけてない。私は,この辺を強く要望したいんですけれども,その辺の問題を一つ部長の説明でいただきたいということと,今その沿線が山仁田川という名称がついてるわけですが,1,000メートルぐらいあるわけですよね,長さが。まあ,長さはともかくとして。その中間に,ちょうど橋があるんですが,橋から500メートルぐらいの所に昔養鶏を飼った所があるんですね。

 それで,その右側の山の斜面に鶏舎があったわけですが,それももう数年前に経営者がやめて,そしてそこがもう荒地になって,その土が全部その山仁田川に流れ込んで,これが平成19年11月でした。そのまま放置して20年はそのまま,それが放置したもんだから川のほうに中州として流れ込み,そしてだれもそれを手をつけようとしない。もう早くいえば,山の主の責任だと。そのことで,県のほうにも再三行きましたら,もう旧の知覧町時代の担当の方も顔がここにはいませんが,もう申し上げません。

 そこで,それからそのまま放置して,そしたら今回の事業で,県も何とかするということでやった。やったけれども,これには全く手をつけていないんですね。それを一つ,その辺のことも合わせて御解答していただきたい。部長。



◎建設部長(大坪三郎)  まず山仁田川の整備というか,この防災事業での整備の考え方でございますが,これはちょうど14年から着手いたしましたけれども,この整備の段階で,先ほど申し上げますとおり,そういう人家とか,そういうもの等がないということと合わして費用対効果ということ等もありまして,水田地帯と,山手側ということで,山手側についてはこの事業ではやらないという地元の説明会もいたして,地元もそれを了解のもとで,この事業は着手をいたしたと私は思っております。

 そういうことで,この分については,その水田側の築堤のみで,あの山側は自然護岸という状態でございます。これは地元も了解していただいたと私は思っておりますが,あとその500メーターの云々でございますが,これはちょうど市道が,この山仁田川の整備区間の終点から500メートルぐらいのところに市道がありますが,その分については前後整備が致されておりません。これは耕地サイドで,1回,河川の拡幅はやっているようでございますが,河川断面等が足りないということで,今東議員が言われるように昔災害等があったような状況でございます。

 そういうことで,今後,上流等の整備が終わったら,その市道前後の500メーター前後になると思いますが,その改修については進めたいということで県としてもお願いをして考えているようでございますが,いずれにいたしましても,延長が長い割りに県単河川防災事業ということで,大体1億ぐらいの,全体事業費が1億ぐらいの事業費でございますけれども,年に五,六百万とかいうような予算のつきでございまして進捗が悪いということの状況になっております。24年ごろには,完成をさせたいということでございますので,その下の500メートル云々の場所については,それ以降の整備になるかと思っているところでございます。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  ぜひ,もうこれは災害ならば継続事業ということも可能でしょうけれども,もう恐らく,もう数年たちますと災害という整備の中には組み込まないだろうというふうに私も認識しておりますが,ぜひ,あれを完治していただくように,また地元も非常にそれを望んでおりますので一つ要望しておきます。

 それじゃ,先に行きます。そこで寄州のことございますが,もう当局のほうも現状も把握しているようでございますし,くどくどは申しませんが,対策として,先ほど市長も述べていただきましたが,具体的にどういうふうな方法で年次的に計画をなさっているのか。どうか,その辺がありましたらお示しをいただきたいと思うんですが,部長どうですか。



◎建設部長(大坪三郎)  先ほど市長も申し上げましたとおり,この河川等の維持管理に対する管理計画書というのは,県も市も私どもも策定はいたしておりません。地元の要望とか,現地調査等やって,それぞれ県については,県の河川管理の2級河川については県にそういう防災事業等の要望をして実施をしてもらうということでございます。

 うちの市におきましても,先ほど市長が申し上げましたとおり地元要望とか,現地調査等を実施して,河川寄州の除去はやってるというのが実態でございます。

 そのような状況でございまして,先ほど県に21年度事業として昨年要望いたしておりますが,24カ所を要望いたしておりますけれども,それぞれ頴娃,知覧,川辺とございますが,知覧をいいますと,ほとんどが寄州の除去ということになっております。そういうことで,そういう状況を見て要望をして除去等をお願いをしてるというのが実態です。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  ただいま御答弁のように,県のほうも河川については,年間1億2,000万しか,南薩振興局のほうにはないんだという御説明もいただいております。できるだけ,やはり県のほうも活動のほうは恐らく南九州が中心であろうと,河川のほうは。そう思っておりますので,どうかひとつ1割でも,あるいは0.5割でも多く持ってきていただくように極力お願いしたいと思います。

 そこで寄州の問題に入ったんですが,準用河川について,この辺についてはどう考えていらっしゃるのか。寄州,あるいは護岸等についても,先ほど私の当初の質問に牧添川のことも出したわけですが,合わせて,もっと具体的に御答弁をいただきたいと思うんですが,部長どうぞ。



◎建設部長(大坪三郎)  先ほども申し上げましたとおり,市の管理河川である準用河川の寄州,そういうものにつきましても,それぞれことしにおきましても,それぞれの地域で寄州除去をば予算化もし,実施をするようにいたしております。

 そういうことで,状況を把握しながら要望していくということで,これにつきましては地元の要望をということでございますので,これは地域の公民館長さん方にそういう寄州等があったら要望していただきたいというのも公文でお願いをして,そういうことで周知をして予算要求をいたしておるところでございます。



◆議員(東兼喜)  ありがたい御答弁ですが,地元が要望すれば,もう地元は早い話が,要望すればできるもんだというふうに認識している自治会もあるわけでございますよね。しかし,河川となりますと,やっぱし川につながる自治会というものは限られてくるわけでございますが。

 そこで私,我が地元のことを言うと笑いの種になるかもしれないけれども,準用河川でも大きい二反田川ちゅうのが流れてるんですよね。これも延長,恐らくどこまでが二反田川というのか私も定かじゃないけれども,2,000メートル以上の延長ですよね。これにも寄州がすごいんですよね。特に,私の自宅周辺のところは,もう堤防近くまで盛り上がってる。いろいろ2級河川につきましては,いろいろ建設課のほうで手厚い御指導いただいてそれなりの成果も上げているところでございますが,いま一度,この準用河川についての寄州,そして合わせて牧添の護岸についての適切な御回答いただきたいと思うんですが。



◎建設部長(大坪三郎)  ただいまいろいろと要望がありましたので,準用河川等の管理体系については十分調査をいたしまして,必要であれば予算要求等もまたしていきたいと考えております。

 それから,牧添川の件につきましては,先ほど市長の答弁の中にもありましたとおり,これは河川改修がされていない玉石等転石の自然護岸となっておりますので,その辺の河川改修が必要であるのか。現地を通して,十分検討をしていきたいと思っております。



◆議員(東兼喜)  寄州の話にまた戻りますけれども,今,この我が本庁舎の裏を流れている麓川ですよね。これにも話を続けますが,もうあとそこの井堰を通って公園があるわけですが,公園を過ぎたらもう寄州なんですよね。

 そして,これが下郡に行きますと,下水道の施設があるわけですよね,下水道の。そこの前一帯は,だれが見ても地域の地元の方がびっくりしてるんですよね。何とかしてくださいよというけれども,県に行ったら,これはもう言っていいことか知れないけれども,地元はあんまり言わない。そんな話も聞いたんですが,その辺をちょっとどう対策を練っているのかお聞かせいただきたいと思います。



◎建設部長(大坪三郎)  先ほども21年度要望を県にして,24カ所をという話を,24カ所の事業場所を要求をしてあるということでしたが,知覧地域のことでございますけれども,ちょうど山田比良のこれ麓川2級河川でございますが,ちょうど山田比良の住宅の橋のところから前後については,これは20年の事業で寄州をいたしております。

 この麓川のその下流のほうについては,一応21年度要望で600メーターの約6,000立米の要望をいたしておりますが,まだ県のほうから,県単事業でございますので一次,二次というような配分があるようでございますが,要望はいたしておりますけれども21年度の配分がまだないんじゃないかと思います。そういうことで要望はいたしております。



◆議員(東兼喜)  それじゃ,先に行きます。

 愛護作業の件でございますが,先ほど市長の答弁で協力している。本当にありがたいことだと思っております。もちろん,合併して1年半ですけれども,過去の自治体によっては差はあったわけでございますが,本年度もそれなりの計画を立て,そしてまた予算もされておるようでございます。

 この辺を,ここに一応先ほど答弁もいただいたんですが,自治体は50%,集落の50%ということは幾らになるんですか。これから見ると約120ぐらいの集落が協力していただいてるという数字になるようでございます。それと,高齢化率が30%の所が協力してるんだというようなことであるようでございます。

 言われれば,確かに行政に協力しなきゃいかないのが自治会でございます。そして,自治会は,これは昔は集落といったわけですが,それに準じて,それなりの計画を立てて,官庁の命令で仕事をするわけでございます。

 わかりやすく私の集落の例を挙げていただきますが,市からもらう報賞金は2万8,000円,作業は集落全員が行うわけでございます。約集落が87ですけれども,実質は七十四,五になるかと思います。そうしますと,集落によって,それは異なっています。うちの集落が70歳以上は免除しておりますので,それ以下の方々の家族は1人が出ていくわけでございます。そうしますと,雨嫌わず行くわけでございますが,大体仕事は半日足らずで終わるわけでございます。

 そして内容はどうかといいますと,経費の面はマイナスなんですね。働いた分は,もちろん何もないわけだけれども,奉仕作業ですから。パンを出し,飲み物を出し,そして草刈りを持った方にはそのかわりとしてお金を払う。これが私の集落の常ですけれども,これは集落によって違いますよ。そういう場合が,私の集落に限らず,どこの集落にもこれが現状だと思うんですよ。

 そういうことを認識して,私はやはり高齢化というものはこれはもう避けて通れない。そしてここにも30%,私はそうじゃなくて,50%はもうそれを切っておるんですよ,実際作業に出てくるのは。集落によっては,もう私の近くの集落,5つあるんだけれども,5つの中の今この例からいえば一つもないです。ほとんどもう50%近いような数字ですよ。

 だから,そういう事態がもう,これはまだ進んでいくと思います。だから,市長どうですかね。私はこの,市長は自治会が協力してありがとうというようなことを書いてありますけれども,この際,何年計画でこういう方向に持っていくという考え,例えば具体的に言わせるならば,私はもうこれは道路の問題も,クリーンセンターが一応なくなりましたけれども,そういった形のかわりに,今私も会員だからというわけじゃなくして,大きな組織がシルバー人材センターというのがあるわけでございます。そういうのを活用しながら,そういう作業に振り向きが,あるいはそういう形を整うような計画の立案はないものなのか。それにいろいろ構想もお持ちでしょうけれども,市長,もう一度御答弁いただきたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  まず,東議員のこの愛護作業に対する考えをお聞かせいただければと思いますが。いやいやこれは,私は,やはり地域を守るためには,住民が率先してやることが大事だろうと。そして先ほどここの南九州市のいろいろなあれを,理念をおっしゃったようでございます。やっぱりそれを実現するためにも,奉仕作業というのは私は大事なことだろうというふうに思います。

 だから無理をしないで,集落のできる範囲でということで先ほどもお答えをいたしておりますが,私はそういった形で,やはりこれは残していくべきだろう。河川愛護だけじゃなくて,道路愛護作業もそういった形でできる限り残していくべきだろうと。一度,これをやめてしまえば,もう復活はできないと思います。

 それで,やっぱり今いろんな形で地球環境のどうのこうのということもあります。やはり自分たちできれいにしたところは汚したくないというのが人情だろうと思います。だから,このことは南九州市の美風として残していくべきだろうというふうに思います。



◆議員(東兼喜)  今,市長からの御答弁もありましたが,私も気持ちはそうなんだけど,地元がですね,地元のことを言ってるわけですよ。個人対個人の話じゃありせんので,市長,その辺は御理解いただきたい。

 先ほども,部長は,県のほうで草払いを見るべきなんだという,見るようになってるんだということも出てたわけですよね。だとするならば,やはり県のほうにもそれなりに,やはりこうこうして,我が南九州市は,私の命令下で一言でやってくれておるから,県も何とかしてくださいというぐらいの気持ちも大切じゃないかなと思うんですよ。その辺どう考えますか市長。



◎市長(霜出勘平)  そういうことで,旧知覧町時代,ずうっと道路愛護作業も続けてきて,県も評価しとるわけです。その結果として,県が権限委譲をして,これこれの区間については,南九州市でやってくださいというような権限委譲も受けたとこです。それは,県がそういったことで,これまでの取り組みに対して評価をされたから,そのような形で返ってきたわけですね。

 だから,これはいずれにしても,この2級河川については県にお願いをしなければいけないわけです。もう寄州・中州については,これはもう住民の方々にお願いをするというのは無理な話で,やはり住民の方々は土手払いとか,堤防の清掃とか,そういったことにとどめまして,大きな仕事は,もうやはり県にお願いをして,重機等を使って除去をしてもらわなきゃいかんわけです。そのことについては,一生懸命,我々は取り組んでいきますが,この今本当に我々が誇りに思っている河川愛護作業,道路愛護作業については,やはり皆さんの許せる範囲で,集落の事情もあると思いますが,できるだけこれは続けていきたいと,このように思ってます。

 こういう寄州・中州等については,県に。そしてまた,市としても,準用河川については市としてもこれを一刻も早く除去するように努力をしていきたいと,このように思います。



◆議員(東兼喜)  続いて,今度は介護のことについて2回目からの答弁とさせていただきますが,まず私,もう憤慨しているんですけれども,この人口調査ですね,依頼したんだけれども,私,早く言えば,福祉は介護関係ですので福祉ですが,それと企画のほうの提出もこの人口推移で出てきているわけですが,これとの差が余りにもあるもんだから,本当に福祉行政がこれでいいんだろうかと,こう思っているんですが,この話も出てきますが,まず,介護認定者数はここにもう20年の9月の集計で2,622人と出てきております。この中の要支援の数,それと介護,つまり要介護も1から5まであります。もちろん1号被保険者もあるし,2号被保険者もあるわけですが,この数字をちょっと教えていただけませんか。担当の方は君野課長で結構ですが,教えていただけますか。



◎福祉課長(君野悦郎)  今手元にある資料が平成21年3月の資料でございますけれども,件数を申し上げます。要支援1,368,要支援2,245,要介護1,324,要介護2,233,要介護3,168,要介護4,84,要介護5,47,合わせまして1,469件の認定を受けておるところでございます。認定者数でございます。



◆議員(東兼喜)  ありがとうございます。そこで,この要介護者の推移のことに触れていきますが,現在,人口は4万926人,これを確認したいんですが,5月の31日現在,間違いないか御答弁いただきたいと思います。人口ですよ。



○議長(西良仁)  しばらく休憩します。

午後4時27分休憩

───────────

午後4時29分開議



○議長(西良仁)  再開します。



◎福祉課長(君野悦郎)  5月31日現在の本市の人口につきましては,4万926名でございます。



◆議員(東兼喜)  そうしますと,この比較の資料に,同時にもらった資料ですけれども,22年の10月1日現在は,4万1,445人になるんだというような推計も出てる。これが企画課長,ちょっとお調べ,御回答いただきたいんですが。



◎企画課長(金田憲明)  今,21年のその人口等が出て今お話があったところでございますが,企画のほうでは総合計画を策定するに当たりまして,その当時の17年,18年の人口をもとに,コーホート要因法という方法で人口を推計いたしております。

 それで,21年のその数値につきましては,推計を行った数値でございますので,実際の21年の5月31日の数字とは若干異なっておるということでございます。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  先に行きたいんだけれども,これはちょっとわからないと,私の質問が高齢者関係のことに触れてきますので,非常に大切になるからこれを念を押しておるわけですから御理解いただきたいんですが。

 そうしますと,あなた方,福祉と企画のほうで全然,企画といったらあんた南九州市のメーンですよ。そこが4万1,445人,520人も増えてくるんですよ。たった1年間の間にふえるんですよ。これを皆さん,もうこの資料は,私がもらってる資料は,もう皆さんの市民の集会,あるいは説明会の場にもこの資料が行ってるんですよ。

 私もある説明会でもあったけれども,そのときに,この数字を私ももらっておるんですよ。これを発表してるんですよ。だから,私はこれを念を押したんですよ。それはそれでいいです。

 それで,そこで私は現在の数字をもとに言いますが,前期高齢者は5,502人,そして後期が8,264人,合計1万3,766人になるんですよ。前期と後期の詳しい内容は言いませんが33.6%,今年ですよ。こうなってるのに,企画の数字は32.5%,5年後がこうなっちゃう。おかしいじゃないのと,私はこれ言ってるわけですよ。高齢者は。何で上がらなきゃならないのが,5年後は32%年寄りが少なくなるんだと,こういう計算に出て。

 福祉も福祉,これを利用して何で福祉の計画が立てられるんだろうかと私は不思議でならんのですが,福祉計画が,一番医療から何からすべて基本になる数字だと思うんですよ。何でこう基本になる数字を。正しい,それに近い数字が出てくるのが当然でしょう。何で,こんなにばかげた数字を参考にしてるのか,この辺,ちょっと課長,どうですか。これで福祉の計画が立つんですか。その辺も含めてちょっと説明いただきたい。



◎福祉課長(君野悦郎)  私どもは,福祉計画を,これを平成21年の3月に策定をいたしましたけれども,今のこの企画が出しておりますいろんな数値につきましては,各種の施策を実施することにおいて人口がふえるというようなこと等も推測されるということから,そのような推測をした数値を使っておるところでございますけれども,私どもが計画をするに当たりましては,それは使っておりませんので御理解をいただきたいというふうに思います。



◆議員(東兼喜)  先へ行きます。それでは,介護の話に入りますけれども,現在,本庁,そして各支所があるわけですが,福祉介護に携わっている。これ私も,職員の名簿をもらってわかっているんですけれども,再度確認しますが,確認じゃなくて部長のほうから言っていただきたいんですが,介護に係る職員は何名いらっしゃるか。臨職まで含めて御報告いただきたい。



○議長(西良仁)  しばらく休憩します。

午後4時35分休憩

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午後4時36分開議



○議長(西良仁)  再開します。



◆議員(東兼喜)  私が何を言いたいかというと,こんなすばらしいのが,私のところに一昨日届いたんですよ。集落によって,これもまた千差万別だと思いますが,すばらしいことを書いてございます。本当に,私もこれを,ああ1週間ぐらい前もこの合併のどこか,これはもう今度も一般質問も介護の関係はしないと思ったんだけれども,20年間も介護の話が全く一般質問で出てきていないもんだから少しは勉強しようかなという気持ちだったんだけれども,それ以上に,私もそれなりに介護については興味があるし,いずれ私もそこに行かなきゃならないものですから。皆さんもそうなんですよ。行かなきゃいかんとですよ。これを通る。だから,これのお書物を真っ黒になるまで見なきゃいかんようなときに皆さんもなるわけだから,私は言うたんです。

 そこで,これすばらしいパンフレットはできましたけれども,数字は出てきていないんですが,私は,これからも,けさほども,施設の介護関係のいろんな話が出てきました。もう半分は本当こう耳をふさいでおるような感じもしましたけれども,在宅を中心にお話をさせていただきたいと思います。質問をさせていただきますが,介護といいますと,介護する者,される者,本当,私はどっちも大変だと思いますよ。秤で計れば五分と五分だと思うんですよ。

 そこで,このホームヘルパーの指導はケアマネジャーがなさっているわけですが,主になる事業所ですね,先ほども出て,けさほどもちょっと出できましたけれども,事業所は,幾つあるのか,市内にですね,それを教えていただきます。



◎福祉課長(君野悦郎)  事業所といたしましては,指定された分が19事業所でございます。



◆議員(東兼喜)  この19カ所の中には,社会福祉協議会も入っているのか。それと,先ほど19と言いましたから計算はされているんですが,常勤,非常勤,ヘルパーは何人いらっしゃるのか,報告いただきたいと思います。



◎福祉課長(君野悦郎)  これにつきましては,社会福祉協議会のほうは,川辺,知覧,頴娃,3事業所が含まれております。

 なお,そこに働くそのヘルパーの数については,私ども把握はいたしておりません。



◆議員(東兼喜)  把握はしていないということですが,一番肝心な窓口になって働いているのは,手先となって働いているのはヘルパーさんですよね。先ほども介護の数字が出てきましたけれども,細かく申し上げたいんだけども,先に行きますが,ヘルパーの常勤,非常勤,それぐらいは把握しておいていただきたい。

 19の箇所を半分ぐらいでも認識,我が知覧町の,あるいは川辺町,あるいは頴娃町の社会福祉協議会のそれぞれの事業所があるわけだから,その辺を,彼らも本当に一生懸命働いていますよ。だから,それぐらいの,どなたと何人ぐらいおるんだというぐらいは,私は把握すべきだろうというふうに思います。

 それでは次に行きますが,介護に当たって,本当に不満があるんですよね。不満があるから皆さんに聞いてるわけだから。それはなぜかというと,そのかかわりですね,介護者とのかかわり,それから介護者に言わせれば,介護を受ける方に言わせれば,その人によってばらつきちゅうんですかね,差があると。だから皆さんも,行政はただ任してんじゃなくて,次に出てきますけれども,皆さんがやっぱりその辺も把握しなきゃ。

 だから,高齢者は,特に介護を受ける方々は大変なんですよ。また,それを介護しておる方も大変だと思うんですが,私はここを強く言いたい。本当に不十分なんですよ。それならば,報酬は3%上がりました。今度改定されまして,もう2カ月過ぎましたよ。その効果が事業所にあらわれているんですかどうなんですか。これは,早くいえば,介護を受ける方々にも負担が強いられてくるわけですからね。それは,十分介護を受ければ,あんたもう保険料からまたとられますよと,こうなるんだけれども,その辺どうなのか,ちょっと御説明いただきたい。



◎福祉課長(君野悦郎)  今回の介護保険料の制度の改正によりまして,3%の改善がなされた部分につきましては,介護の従事者の処遇改善という形で3%の改定がなされたということでございます。

 これにつきましては,それぞれ事業所によりまして,この賃金だけにするところもありますでしょうし,施設の改善とか,いろんなのでする場合もあるだろうというふうに思います。そういうことで,私どものこの把握をしておる中でも改善がなされましたので,市のほうに出向をして働いている方もいらっしゃいます。そういうところからですね。福祉士とかおりますけれども,改善がされましたので,この委託料の改善を,改定をしてくださいという要望等も来ておりますので,それぞれ事業主の考えによって改定がなされている部分等についてはあるということでございます。



◆議員(東兼喜)  せっかくいい法律が改定がなされたわけだから,やはり働いている者,あるいは介護にかかわっている方々にも,そういういろいろこれにも書いてございますが,ひとつできるだけ事業所のヘルパーさんにもそういう恵みを与えるように御指導していただきたい。

 そこで,今地域包括センターというのができまして,もう2年近くになってくるわけですよね。そこで,この地域センターで働く行政の人員は幾らですか。これはもうすぐに御報告できると思うんですが。



◎市民福祉部長(有水秀男)  本庁の福祉課のほうが地域包括で働いている職員については3名です。それから頴娃が1人です。それから地域包括は知覧が4名でございます。これ,職員でございます。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  せっかく,こういう立派な地域包括センターというのが,もう余り,地域包括センターの内容まで話すの,時間がねえ。できておるわけだから,この地域包括センターの職員はヘルパーさんなんかの連携はどうなさっているのか。結構数がいらっしゃるわけですよね。今,御報告していただいただけでも。私,これだけおったら1人でも順繰り順繰り回って事業所を1日で19カ所回れるわけだから。これぐらいのことをなさっているのかどうなのか。

 それと,私,地域包括の職員は窓口のただ対応なんだと。そういう認識があるんじゃないかと。ここには立派なことを書いてあるんですよ。うん。だが,実際には何にも行動しないで,パソコンと遊んでいるんじゃないかなというような気がしてならないんです。どうなのか。



◎福祉課長(君野悦郎)  包括支援センターの職員と,それから事業所で働いておりますヘルパーとの接点はどういうものがあるのかということでございます。

 私どもは,この各事業所のヘルパー等がいろいろ委託を受けました方々の介護のこの計画をつくる場合に,すべてこの私どものほうに上がってきます。

 その中で,問題点,あるいは疑問点,こういうものが生じたときには,指導を行ったり,相談に乗ったりしながら,こういう人の場合はこういう計画のほうかいいんじゃないかというようこと等を合わせて実施をしておりますし,また場合によっては,事業所を訪問をしながら,この疑問点,あるいは相談等がある場合には乗ったりしながら,十分その事業所が効果的なこの介護の計画がつくれるような相談にも乗って実施をいたしておるところでございますので御理解をいただきたいというふうに思います。



◆議員(東兼喜)  実際と行動とが伴っていないような感じも受けてならないんですが,ぜひ今答弁なさったようなことを実行していただきたいと,極力お願い申し上げたいと思います。

 そこで,もう細かくな質問もしたかったんだけれども,グループホームのことを最後に触れて終わりにしたいんですが,今知覧町,あるいは頴娃町,そして川辺町,グループホーム,私も一軒一軒回りました。残念なことに,行政あるいは職員がだれも来てくれない。来てくれたことがないというんですね。私ねえ,残念だったんですよね。もちろん,それはもうグループホームにしろ,これはもう施設ですから。自分で用立てて,そして介護の道を歩いて,施設の勉強して,それなりの処置費でやってるわけでしょうけれども,やはり介護というものは,行政が国の管轄で動いてるのを介護事業じゃないですか制度は。

 そうしますと,やはりグループの方々も,いろいろお正月だけではわからないのがあるんだとおっしゃってるんですね。そして,一度は,あるいは年に1回ぐらい,あるいは2回でも,また行政の社会福祉やら,あるいはケアマネジャーやら,あるいは保健師やら,話もしたいんだと。望んでいるんですね。この辺の計画を今後どのようになさっていくのか。

 そして,合わせて確かに待機者も多いようでございます。介護の関係での待機者の問題で触れたかったんだけれども,時間がありませんが,本当認知症の方々でも聞いてみると,申し込みが多いんですね。もう後は本人との問題ですから。でしょうけれども,私は将来,これは市長,やっぱしね,ただ制度があるからというようなのじゃなくして,けさほどの問題にも関係しますけれども,別に市でグループホームをつくりましょうやという意味じゃないですよ。

 そういう彼らも一生懸命やっています。働いています。そして,本当に介護の方よりも認知症の方々のほうが危険度,災害度が大きいんですね。また,それだけに見張りもしなきゃいかん。余計な気配りもし,御苦労もなさっているようなのも私も拝見しました。どうか,ひとつ,その辺を総合的に,私や,ただ介護だけに力を入れるんじゃなくして,その手前のそれに至らない,あるいは危険の大きい介護の方々の手先となってやるのも大きな老人に対しての福祉の事業じゃないだろうかというふうに考えておりますので,どうか,今後ともグループホームについては,再度,興味を持っていただいて,そしてそれなりの施策を立てていただければありがたいなあということを質問として終わります。

 以上でございます。

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△延会



○議長(西良仁)  お諮りします。本日の会議はこれで延会したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(西良仁)  異議なしと認めます。

 本日はこれで延会することに決定しました。

 次の会議は6月17日,午前10時から開会することとし,本日はこれにて延会します。

午後4時53分延会