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鹿児島県 霧島市

平成21年第3回定例会(第3日目 9月 9日)




平成21年第3回定例会(第3日目 9月 9日)





             平成21年第3回霧島市議会定例会会議録





 
1.議事日程は次のとおりである。


                       平成21年9月9日(第3日目)午前9時開議


┌──┬──┬────────────────────────────┬──────┐


│日程│議案│   件                  名     │ 備  考 │


│  │  │                            │      │


│番号│番号│                            │      │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 1│  │一般質問 塩井川幸生君( 108ページ)          │      │


│  │  │      ・学校教育について             │      │


│  │  │      ・霧島市の農業対策について         │      │


│  │  │      ・景気対策について             │      │


│  │  │     木野田恵美子君( 121ページ)         │      │


│  │  │      ・霧島地区の霧島小学校,霧島神宮周辺の整備に│      │


│  │  │       ついて                  │      │


│  │  │      ・霧島市教育振興基本計画の策定状況について │      │


│  │  │     栫井 成孝君( 131ページ)          │      │


│  │  │      ・水道事業について             │      │


│  │  │      ・学校教育について             │      │


│  │  │      ・学びの情報基地活用について        │      │


│  │  │     浦野 義仁君( 139ページ)          │      │


│  │  │      ・行政評価について             │      │


│  │  │      ・公立幼稚園について            │      │


│  │  │     有村 久行君( 145ページ)          │      │


│  │  │      ・空港を活かしたまちづくりについて     │      │


│  │  │      ・農業振興について             │      │


│  │  │      ・市政運営について             │      │


│  │  │     細山田為重君( 158ページ)          │      │


│  │  │      ・霧島市土地開発公社について        │      │


│  │  │      ・広報について               │      │


│  │  │      ・道路整備について             │      │


│  │  │     厚地  覺君( 168ページ)          │      │


│  │  │      ・牧園総合支所管内の市道について      │      │


│  │  │      ・道路愛護について             │      │


│  │  │      ・市営住宅の補修について          │      │


│  │  │     久保 史郎君( 176ページ)          │      │


│  │  │      ・女性のがん検診等予防対策について     │      │


│  │  │      ・温泉保養券の利用状況について       │      │


│  │  │      ・市道小田〜小浜線について         │      │


└──┴──┴────────────────────────────┴──────┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君      2番  松 元   深 君


    3番  秋 広 眞 司 君      4番  池 田 綱 雄 君


    5番  有 村 久 行 君      6番  徳 田 拡 志 君


    7番  山 浦 安 生 君      8番  神 園 三 郎 君


    9番  厚 地   覺 君     10番  徳 田 芳 郎 君


   11番  宮之原   稱 君     12番  黒 木 更 生 君


   15番  新 橋   実 君     16番  仮 屋 国 治 君


   17番  林 薗 澄 男 君     18番  脇 元   操 君


   19番  植 山 利 博 君     20番  上 鍋 正 光 君


   21番  塩井川 幸 生 君     22番  久 保 史 郎 君


   23番  岡 村 一二三 君     25番  木野田 恵美子 君


   26番  山 神 生 人 君     27番  池 田   守 君


   28番  下深迫 孝 二 君     29番  栫 井 成 孝 君


   30番  吉 永 民 治 君     31番  今 吉 歳 晴 君


   32番  尾 崎 東記代 君     33番  木 場 幸 一 君


   34番  浦 野 義 仁 君     35番  池 田   靖 君


   36番  細山田 為 重 君     37番  蔵 原   勇 君


   38番  田 代 昇 子 君     39番  前川原 正 人 君


   40番  窪 田   悟 君     41番  川 畑 征 治 君


   42番  深 町 四 雄 君     43番  時 任 英 寛 君


   45番  西 村 新一郎 君     46番  宮 内   博 君


   47番  徳 田 和 昭 君     48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


   24番  島 廻 一 心 君





4.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長    上 原 勝 己 君   議事調査課長    満 留   寛 君


 議事調査課主幹兼  新 窪 政 博 君   書    記    隈 元 秀 一 君


 議事グループ長


 書    記    吉 村 祐 樹 君





5.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長   前 田 終 止 君   副  市  長   南   洋 海 君


 副  市  長   福 永   腋 君   総 務 部 長   今 村 恭 一 君


 企画部長兼     山 口   剛 君   生活環境部長    南 田 吉 文 君


 行政改革推進監兼


 大学跡地利用対策監


 保健福祉部長    平 野 貴 志 君   農林水産部長    萬 ? 茂 樹 君


 商工観光部長    柳 田 秀 徳 君   建 設 部 長   篠 原 明 博 君


 工事監査部長    大 井   正 君   会計管理部長    東   邦 雄 君


 水 道 部 長   迫 間   勇 君   霧島総合支所長兼  川 野 茂 樹 君


                       地域振興課長


 危機管理監     宇 都 克 枝 君   企画部次長兼    川 村 直 人 君


                       企画政策課長


 商工観光部次長兼  細山田 孝 文 君   総 務 課 長   宗 像 成 昭 君


 商工観光政策課長


 財 政 課 長   塩 川   剛 君   共生協働推進課長  久 保 隆 義 君


 行政改革推進課長  濱 ? 正 治 君   保健福祉政策課長  花 堂   誠 君


 長寿・障害福祉課長 荒 木   敏 君   健康増進課長    宮 本 順 子 君


 農政畜産課長    冨 永 克 義 君   林務水産課長    山 下   晃 君


 耕 地 課 長   馬 場 義 光 君   企業振興課長    池 田 洋 一 君


 観 光 課 長   横 手 航太郎 君   建設政策課長    下 拂   勉 君


 建築住宅課長    矢 野 昌 幸 君   都市整備課長    川 東 千 尋 君


 契 約 課 長   上 原 良 仁 君   牧園総合支所    久 永 哲 士 君


                       建設課長


 水 道 課 長   今 吉 近 見 君   土木課主幹     長谷川 俊 己 君


 広報広聴課広報   藤 崎 勝 清 君


 グループ長


 教  育  長   ? 田 肥 文 君   教 育 部 長   阿 多 己 清 君


 教育総務課長    東 郷 一 煦 君   学校教育課長    村 田 研 史 君


 保健体育課長兼   藤 山 光 隆 君   生涯学習課長兼   山 下   修 君


 隼人学校給食センター所長          隼人図書館長


 文化振興課長    川 原 和 昭 君   中央高校事務長   邉 田 政 弘 君





6.会議のてん末は次のとおりである。





              「開 議  午前 9時00分」


○議長(西村新一郎君)


 これより本日の会議を開きます。





  △ 日程第1 一般質問





○議長(西村新一郎君)


 昨日に引き続き,一般質問を続けます。21番,塩井川幸生議員より3件通告がされております。したがって,塩井川幸生議員の発言を許可します。


○21番(塩井川幸生君)


 皆さん,おはようございます。真夏日の日照り続きの中,農作物の植付け,稲の水不足等雨頼りの農家の方々,また景気回復を願っておられる企業,建設業者の皆さん,会社勤めの皆様方のご苦労に心痛む気持ちでございます。先の選挙で自公政権に不満が集まり大敗した自民党,不安に思いながら政権をとった民主党,不満と不安の中,この先日本の未来はどのようになるのでしょうか,心配でなりません。国民主体の政治を行ってもらいたいものと思います。では通告に従い,3項目について質問いたします。まず,1項目めに学校教育について。霧島市内の小中高生への部活動支援体制についてお伺いいたします。霧島市内在住の子どもたちは,一生懸命部活動に励んでおり,またインターハイ,国体と出場しております。こういったものへの支援体制を伺うものでございます。2番目に,霧島市の高校生の進学就職状況についてお伺いいたします。現在,進学就職で高校3年生の皆さんが大変悩んでおられます。就職につきましても,進学につきましても親御さんともども大変悩んでおる状況でございます。現在,霧島市の高校生の進学就職状況についてお伺いいたします。3項目めに,霧島市の就職進学対策についてお伺いいたします。現在,霧島市も就職支援員の予算も組んであるようでございますけれども,こういった内容をお伺いするものでございます。2項目めの霧島市の農業対策について。あと2年と迫りました全国お茶まつりについて,霧島市の対策を伺うものでございます。お茶の価格が低迷し,お茶農家にとりましても大変ダメージの大きい問題でございます。ここを全国お茶まつりに向けてどのような対策をとっておられるのか,お伺いするものでございます。2項目めに,農地,農道整備についてお伺いいたします。今,担い手農家の育成,また専業農家の育成にいろいろと苦慮されておりますけれども,私どもの横川とか牧園とか中山間地域におきましては,畑の整備,また田んぼの整備等しないと,小さな広さで能率の上がらない状況にあります。また,農道整備におきましても,中山間直接支払で少しずつ農道整備とかしておりますけれども,どうしても材料代,また手間代のほうで足りない状況でございます。そういった面で市独自の材料支給の制度についてお伺いするものでございます。3項目め,景気対策について。6月議会でも申し上げましたけれども,公共工事の早期発注,これが何としても大事だろうと思います。今,どんどん発注されておる状況でございますけれども,民主党政権になりまして,予算の見直し等いろいろと話が出ているようでございます。まずは決まったものは早目に発注,着工にこぎつけていただきたいものでございます。小さい2項目め,霧島市内の企業等の現状を伺うものでございます。現在,霧島市の企業の状況,また建設業,また大手京セラ,ソニー等々の関連企業等の現状を伺うものでございます。この景気が先行き見えるものになれば幸いでございますけれども,こういったことについて霧島市としてどのような対策をとっておられるのかをお伺いいたします。以上,3項目についてお聞きいたします。答弁よろしくお願い申し上げます。


○市長(前田終止君)


 皆さん,おはようございます。塩井川議員より3点につきましてご質問でございました。2点目の1につきましては,私のほうから答弁をさせていただきます。1点目につきましては,教育委員会が答弁をいたします。そのほかにつきましては,関係部長がそれぞれ答弁をいたします。霧島市の農業対策の1点目についてお答えをいたします。全国お茶まつり大会の平成23年度霧島市での開催につきましては,本年3月25日に主催者である日本茶業中央会より決定のご通知をいただいたところでございます。開催地の決定を受け,早速6月30日に県段階の準備委員会として,「第65回全国お茶まつり鹿児島大会in霧島準備委員会」が開催をされ,本市でも8月19日に市内の茶業関係者や姶良・伊佐地域振興局,イベント等で協力をお願いする各団体等40名で構成をする「全国お茶まつり大会霧島市準備委員会」を開催し,組織体制や今後のスケジュール等について説明をさせていただいたところでございます。今後,会場の選定,イベントの内容など決定をしなければならない事項等がたくさんありますので,早急に検討したいと考えております。また,全国茶品評会に出品する茶園につきましては,市や県の茶専門技術員にJAの技術員が加わり,指導班を組織して,市内各ほ場を巡回し,管理指導を行っているところでございます。今後は,技術指導とあわせて県の準備委員会と連携を密にとりながら,大会開催に向けて万全を期したいと考えているところでございます。茶の値段が昨年から今年にかけまして,2年連続して下落をし,非常に厳しい経営状況となっておりますが,全国お茶まつり大会の開催は,霧島茶のブランド化を実現するためのまたとない機会だと確信をいたしております。日本全国のお茶農家が,この様に大変厳しい時期だからこそ,私たちの霧島市において開催をする計画があればこそ,みんなが力を合わせて最高の栄誉である農林水産大臣賞や産地賞を獲得することが,茶生産者の皆さんに元気を与え,さらに霧島茶を全国ブランドへと導き,茶生産農家の経営安定につながるものと考えているところでございます。また,合併をして4年経とうといたしておりますが,霧島のブランド化,その中で農業の中のお茶,これが機関車役になってほかの農業のさまざまな分野における,いわば一緒になって伸び合っていく,そういう努力にもまたこの取組みが続いていくのかなというふうにも思うものでございます。またそのような導きする努力を農政全体でしてまいりたい,こういうふうにも思っております。また,全国お茶まつり大会に向けて,市民の皆様の関心をどう盛り上げていくかといった雰囲気づくりは,大会の成功を左右する大変大事なことでございます。これまでの全国お茶まつり大会は,茶業関係者だけを対象とした大会でございましたが,今回は従来のテーマに加えてお茶の消費拡大をもう一つのテーマとし,消費者の皆様を巻き込んだイベントを開催したいと考えているところでございます。そのために市内各所に設置してありますお茶の広告用看板を霧島茶に名称を統一するとともに,全国お茶まつり大会開催と地元霧島茶を知っていただくために,本年7月13・14日の両日,シビックセンターの1階にて市茶業振興会と一緒に霧島茶・霧島本かぶせ茶の試飲会を実施いたしました。今後も機会を設けて実施していきたいと考えているところでございます。さらに,今定例会では,議員の皆様のご理解を得てインターネットによる議会放映を活用して,全国お茶まつり大会の本市開催を支援しようと議場での横断幕の設置や,議会中継の休息時間を利用して,全国お茶まつり大会の本市開催と,お茶の消費拡大につなげるおいしいリーフ茶の入れ方のPR映像を放映していただくなどのご配慮をいただき,心から感謝を申し上げております。この議場,私のこの後ろ,議長様のお座りの背中の部分,そしてまた,その私から見まして真正面の壁の部分,「祝平成23年全国お茶まつり大会霧島市開催決定,お茶を一杯どうぞ,霧島茶,霧島市議会」異例の形でこういうような,いわば横断幕を議場に掲げて,そしてこれがテレビカメラを通じて市民全体につながっていくということ,本当に私どもといたしましては,大きな応援であり,温かい理解であり,何としても平成23年,全国お茶まつり大会に向けて最大限の努力をしながら頑張ってまいりたいというふうに思っているものでございます。今後も,多くの皆様にご理解,ご支援いただけるよう情報発信に努めたいと考えているところでございます。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 霧島市の農業対策の2点目についてお答えいたします。国が実施した景気対策のための補正予算を活用して,現在,23路線を工事発注または発注予定であります。また,担い手不足や高齢化に伴う耕作放棄地の解消や農業施設の維持管理軽減等を目的として,現在霧島市では,県営事業15地区と団体営事業1地区を実施しております。本市では農地や農道整備の有利な補助事業として,中山間地域総合整備事業,農村振興整備事業,用排水路整備事業,防災事業として土砂崩壊防止事業,農道保全対策事業,生活環境基盤整備事業,団体営むらづくり交付金事業に取組んでおります。これらの事業は,68%から95%の高率補助となっております。このような補助事業の採択要件は,受益面積,費用対効果,地域の形状,地域指定の有無などが条件となります。県営,団体営など事業によって採択要件は異なりますが,一例としまして,現在,計画しております中山間地域総合整備事業の採択要件は,過疎地域に指定され,農業生産基盤整備実施地域において,林野率50%,かつ主傾斜が100分の1以上の農地の面積が50%以上で,受益面積が60ha以上あると県営事業となり,受益面積が20ha以上60ha未満は団体営事業,すなわち市町村が行う事業となります。今後も市内で補助事業に合致する地区があれば,総合整備事業などを計画的に導入できるよう努力してまいります。


○教育長(?田肥文君)


 学校教育についての1点目の部活動の支援体制についてお答えをいたします。霧島市立の中学校,高等学校に在籍する生徒が,中体連,高体連の主催,共催等する県大会,九州大会,全国大会等に出場する場合,市としての資金的な支援としまして,交通費及び宿泊費の2分の1の補助を行っております。ただし,宿泊費につきましては,県外の九州大会,全国大会を対象にしております。小学生につきましては,部活動ではなくスポーツ少年団としての活動をしており,社会体育の領域に入りますが,スポーツ少年団主催等の九州大会及び全国大会に出場する場合,団体種目については1単位団に対しまして3万円,個人種目につきましては1団員に対しまして5,000円の補助を行っているところであります。次に,2点目の霧島市の高校生の進学就職状況についてお答えをいたします。国分中央高校の平成22年3月卒業予定者,来年3月の卒業予定者でございますが,287名の進路につきましては,進学希望者が145名,就職希望者が142名となっております。進学希望者145名の内訳は,大学17名,短大23名,専門学校105名となっており,そのうち経済的負担を軽減するため,日本学生支援機構大学等予約奨学金を申し込んだ生徒は,第1期申込者が59名,第2期申込者が24名となっております。就職希望者142名のうち,高校生対象の採用試験は9月16日から始まりますが,第一次受験者の内訳は,県内企業が60名,県外企業が34名の計94名となっております。次に,3点目の霧島市の進学就職対策についてお答えをいたします。国分中央高校では,学校経営の重点目標として,「充実した学校生活と夢実現(進路決定率100%)」を掲げ,進路指導部と担任が連携を図りながら取組んでおります。進学就職対策としましては,1つ目に3年間を見通した進路指導,2つ目にキャリア教育の充実,3つ目に進路情報の収集・提供と進路相談の充実,4つ目に職場開拓と就職先あっせんの推進,5つ目に面接指導,礼法指導,作文指導の強化,6つ目に自己実現の意志と進路決定率の向上の6つの努力目標を掲げ,進路指導に取組んでいるところであります。主な取組みは,雇用情勢や求人動向などを掲載した進路だよりの発行,大学等におけるオープンキャンパスへの参加,キャリア教育推進事業,教育講演会の開催,卒業生が後輩に語る会の開催,県内・県外の職場開拓,ハローワークとの情報交換,3年担任による三者面談の実施,教職員による面接指導並びに国分中央ロータリークラブの協力による模擬面接会の実施などで,生徒の夢実現に向けて積極的に取組んでおります。また,今回の9月補正予算に計上しております就職支援員配置事業は,各企業において採用担当,人事担当などの経験のある人を採用し,企業の求人情報収集,新規求人の開拓,生徒保護者の進路相談や就職情報の提供など教職員の進路指導事務を支援することで,就職内定率向上につなげようとするものであります。教育委員会といたしましても,国分中央高校生の進路決定率が向上するよう指導,支援をしてまいりたいと考えております。


○工事監査部長(大井 正君)


 景気対策についての1点目についてお答えいたします。公共工事の発注につきましては,4月の年度初めに工事費250万円以上の工事につきまして発注計画を公表しているところであり,全体で581件,金額にして67億3,341万円の発注を予定しており,上半期で80%の予算執行を目指し,現在,最大限の努力をいたしているところでございます。8月末現在の発注状況を申し上げますと,全体で279件,金額にいたしまして27億2,113万円,上半期の予定からいたしますと63%の執行率となっております。残りが167件,金額にして26億2,279万円となっております。参考までに昨年度の同時期と比較いたしますと,件数において1.5倍でございます。今後設計委託が完了した分の工事発注,また平成21年度一次補正分についての工事発注もなされることから,早期発注による景気対策と雇用対策のために,今後も積極的に取組んでまいりたいと思います。


○商工観光部長(柳田秀徳君)


 景気対策についての2点目,霧島市内の企業等の現状についてお答えいたします。国は景気の基調判断を「厳しい状況にあるものの,このところ持ち直しの動きが見られる」と8月の月例経済報告で発表しております。その中で,「エコカー減税などの経済対策の効果で企業生産は引き続き持ち直しているが,雇用情勢については依然として厳しい状況にある」としております。本市の現状でありますが,大手企業については今年の2月,3月が最悪の状況でありましたが,現在のところ業績のV字回復は困難でありますが,在庫調整も進んできており,L字型から徐々に改善してきている状況にあると伺っております。市内の中小企業につきましては,業種などにより個々に状況は異なりますが,依然として受注の減,雇用情勢の悪化など厳しい状況にございます。そのような中で,ハローワークの求人情報を注視しておりますが,誘致企業の求人募集が6月ごろから徐々に増え始めており,回復の兆しが見られるように思われます。本市といたしましては,今後とも企業訪問等で情報収集を行い,国等の助成制度の周知を図ってまいりたいと考えております。


○21番(塩井川幸生君)


 では,第1項目めから再質問させていただきます。1項目めの部活の支援体制についてでございますけれども,霧島市立の中学校,小学校はこれでいいんですけれども,高等学校は中央高校1校だけのこういう体制になっておると思うんですが,霧島市出身の県立高校,たくさん,高専を入れてたくさんあるわけですね。その霧島市出身で在住者のお子様がこうやって活躍されて,いろいろ大会に出られると,そういった方々への支援体制というものはないものか,お伺いいたします。


○保健体育課長兼隼人学校給食センター所長(藤山光隆君)


 現在のところは,先ほど答弁をいたしましたように,市内の小学校,中学校,高校の部活動,少年団活動等への大会出場への補助だけ行っておりまして,市内から県内,県外の高校へ進学している生徒さん方のそういう大会出場への補助は現在のところは行っておりません。


○21番(塩井川幸生君)


 霧島市の子どもがこうして一生懸命頑張っていて,またいい結果も収めてこられるわけでございますけれども,教育費として霧島市もこういった子どもたちに対しての支援体制というものは十二分にあって私はいいのではないかと思うんですが,同じ霧島市民としまして,霧島市立の学校に行く子どもたちだけにやるのではなく,在住者の子どもたちにも是非支援体制をつくっていただきたいと思うんですが,いかがなものか,お伺いいたします。それと,こうやって横断幕とか,垂れ幕とかいろいろPTAのほうでされたり,学校のほうでされたりされるんですが,こういった喜ばしいことに対しては,県内どこの高校に在籍しておられましても,霧島市の子どもとしてしっかりと総合支所,この庁舎とか,そういった支援は簡単であろうかと思うんですが,この支援体制についてどのように考えるか,お答え願いたいと思います。


○保健体育課長兼隼人学校給食センター所長(藤山光隆君)


 まず,1つ目の市外の高校等へ進学している子どもさん方の支援ということですけども,先ほども答弁申し上げましたように,正直言いまして教育委員会のほうでどの高校にどのような生徒さん方が活動をし,全国大会,九州大会に行っているということが,実際のところ市を離れていきますと把握できない状況でございます。そういう面では,先ほども申し上げましたように,かなり多くの人数,子どもたちがいるということで,ちょっと難しいのかなあというふうに考えております。また,横断幕等につきましても,かなり多くの子どもたちも頑張っているんですけども,地域によりましては,中学校の卒業生ということで中学校のPTAの後援会あたり,または少年団の卒業生ということで,所属するスポーツ少年団の保護者会あたりが,それぞれ地域のそういう民間の施設なり,公共の施設を借用して横断幕等を掲げているような現状が現在もございますので,今のところはそのような推移の中で対応していきたいというふうに考えております。


○21番(塩井川幸生君)


 そういう話をされたらもう前に全然進みませんので,進学にしても,私は一つのものを考えたとき,子どもが一生懸命頑張って,霧島市に住んでるんですよね,住んでる子がそうやって活躍するのに対して,そういう消極的なことでは,今日の新聞にも日本の教育費というものは先進国では尻から二,三番目なんですね。そういう県教委もですけども,霧島市の教育委員会もそのようなことはしっかりと対応していただきたいと,前向きに考えるんじゃなくて,もうそれはできませんと聞こえるものですから,垂れ幕はいくらするんですか。だから,地元の子どもたちは一生懸命,将来を担う子どもは一生懸命頑張っているわけですね。そういったことを助けるのが市長もいつも言われる,きりしまっ子をつくりましょうということにつながると思うんですけども,そういう消極的なことを言われたら,私もどんどん乗っていきますけども,前向きに考えることを子どものために考えてくださいということを私は質問しているわけですから,できなかったらもう,最初から私もしませんよ,これでいいんだったらですね。だから,どのようにやっていくのかと,今現在,子どもに対して小学校の場合は1団体3万円と,個人種目としては1団員に5,000円と,あとは宿泊費の2分の1補助とかいろいろ答弁されていますけども,これで十分だと思われますか。これは霧島市の市立の学校に対してですけども,私はほかの国分高校でも第一高校でも隼人工業でも高専でも,地元の子どもが一生懸命頑張って,霧島市という名前をどんどんグレードアップしているわけですね。そういったことにお金を使わない,知恵も絞らない教育委員会だったら,そっちのほうが要らないと,私は思うんですね。もう一ぺん答弁お願いします。


○保健体育課長兼隼人学校給食センター所長(藤山光隆君)


 議員のおっしゃることも十分分かりますけれども,現在,平成20年度を参考にいたしますと,スポーツ少年団の関係で,そういう大会等に出場する補助といたしまして46万2,900円,それから,中学校,高体連の全国九州大会に補助金といたしまして360万8,500円,それから,霧島市のほうから霧島市体育協会に補助金を流しておりますけれども,その中から競技団体によりましてはそういう全国大会,九州大会に行く選手もいらっしゃいますので,そういう部分で419万8,703円,それから中高校生以外の一般の方々,それから少年団とか中体連でない競技団体が主催する大会への出場補助と,そういう部分で79万5,000円,そういう意味では総額900万円を超える補助金をそういう大会出場のために出しておりますので,今後,予算の範囲内でまた検討できるところは検討していく必要もあろうかというふうに考えております。


○21番(塩井川幸生君)


 もうそういった答弁要りませんので,市長,決定権者に聞かんな,もうこういう話は通じませんので,どういう考えをお持ちですか。


○市長(前田終止君)


 議員のおっしゃるご指摘はよく理解できます。やっぱり霧島市で生まれ育ち,あるいは縁あって我がまちに暮らしておられる。本当に小学校,中学校,高校,大学,成長過程の中で頑張る,そういう子どもたちに対して次代を担う,地域を将来支えていく地域の宝ですからね。そういう人たちに対してよく頑張ったねとか,あるいは九州大会,全国大会に向けて頑張れよという激励のエールを贈る,これは市行政としても大変私は大事なことだと思っております。ただ,今までのルールにおきますと,霧島市立の小学校,中学校,高校,そういうものについてはしっかりそのことを実行してまいりました。しかし,県立でありますとか私立,そういうものについてはちょっと反論があるというようなご指摘かというふうに思います。またもう一つありますのは,市を越えて鹿児島市とか,あるいはまたお隣の加治木だとか,他市町村ですね,そういうところに行って活躍されている人もおりますし,場合によっては,全国に散らばっている,活躍中の方々もいらっしゃるでしょう。ですから,そこいらをのべつ,あまねく全部市民の税金でそのような支援を探してでもやっていくとなりますと,これは相当な予算が,費用がかかるということだと思うんです。ですから,その辺の課題探しをしっかりして,議員ご指摘のような点についてどうこたえていくことができるか,これはちょっと真剣に検討を,2期目与えてください,しっかり考えます。


○21番(塩井川幸生君)


 私は今さっきから霧島市在住と言っていますよね。だから,これは霧島市立中央高校,高校だったら1校だけですよね,だから私は,霧島市在住の子どもたちが一生懸命頑張っているわけです。税金納めてちゃんとやっているわけですよ。だから,そういった子どもが活躍するのはすぐ分かるわけですね。だから,垂れ幕も作ってくれんのかと,また下げてくれんのか,いろんな市民が活躍してるのに,そういう支援体制はできないというふうに今言われるわけですね。こういう消極的で,たった970万でしょう,うちのそういった予算が,それが大きいんですか。どうですか,向こうに聞いてもまた何も前に進みませんから,市長,どうぞ。


○市長(前田終止君)


 大きいか小さいかという考え方よりも,やはりその必要性,それをもう一度私のほうからも行政も一生懸命考えた上での今日までの対応をいたしております。しかしながら,市民の皆さん方の気持ちの中に,議員ご指摘のような点がしっかりあることもまた事実でございますから,そういうことについてしっかり課題探しをして,その中でどのような支援策が,対応ができるか具体的に考えるように指示を出したいと思います。


○21番(塩井川幸生君)


 是非指示をしていただきたいと,このような消極的な考えを持った教育委員会だったら必要性もないと思います。子どもたちがかわいそうですよ。それと,子どものこの支援体制で,就職の関係に移りますけれども,支援員の内容も書いてあるんですが,これはどのような方を今予定されているのか,答弁お願いします。


○国分中央高校事務長(邉田政弘君)


 今回就職支援員の配置につきましては,緊急雇用創出事業臨時特例基金事業を活用して実施いたします。先ほど教育長の答弁の中にもありましたように,企業の人事関係,各企業において採用担当,人事担当などの経験のある人を採用しとうございましたが,そういった方,それから県立高校がキャリアコーディネーター事業とかキャリアアドバイザー事業とか実施しておりますので,過去そういう事業に携わった方を雇用したいというふうに考えております。


○21番(塩井川幸生君)


 霧島市の中央高校だけの例を挙げて答弁をされておるんですが,一次受験者の内訳は県内企業が60名,県外企業が34名,計94名と,就職希望者は142名おるんですが,その残り48名の動向はどのようになっておるのか,教えてください。


○国分中央高校事務長(邉田政弘君)


 就職希望者のうち四十数名がまだ未決定でございます。ただいま担任と保護者を含めました三者面談等を進めながら,就職先を見つける者,それから,この中から進学のほうへ変わっていく生徒も何名かいるということでございます。


○21番(塩井川幸生君)


 是非全員が100%就職できるように頑張っていただきたいと,一人の乗り遅れがないように頑張っていただきたいと思います。この就職進学大変,進学するも大変,就職するもなかなか難しいんですけれども,今現在,どのような企業が就職先として大体希望しているのか,分かっとったら教えてください。


○国分中央高校事務長(邉田政弘君)


 今回94名が第一次受験者として受験するわけですけれども,求人のほうが販売製造のほうが非常に落ち込んでおります。求人企業といたしましては,ホテル関係,レジャー関係,食品製造関係のほうが今求人が来ております。県内の求人で市内の事業所を少し上げてみますと,あいら農協,それから霧島神宮,霧島観光ホテル,霧島ホテル,オートバックス,ハンズマン国分,森三,そういった市内の企業から求人が来ておりまして,その94名のうち何名かはそこを受験するようになっております。


○21番(塩井川幸生君)


 分かりました。続きまして,農業対策についてお聞きをいたします。全国お茶まつりについてでございますけれども,熊本でありましたお茶まつり,私も行きましたけれども,大変大盛況でございました。そのころまではちょっと値段も去年,今年みたいじゃなくよかったと思うんですから,お茶農家にとりましては,最悪の状況下にあるんですが,答弁をいただいたとおり事が運んでいったら,それはもう最高にいいんですけれども,私が考えるに,前回もリーフ茶について申し上げましたけれども,溝辺にも,溝辺が主産地なんですけれども,給茶機が倉庫の中に眠ったままであると,そういったことをまた何か対応されたのかなと思ったら,現在もまだ眠ったままだと,こうやってお茶まつりに対して何かこう,そういったことからちょっとずつでもお茶の振興,またリーフ茶の拡大ということを考えるべきであるんですけれども,使えないんだったらもう処分するか,眠っているというから,それがどういう考えで置かれておるのか,ちょっとお聞きいたします。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 給茶機が眠っているというのは,それぞれ本庁に2基あるわけですけれども,これにつきましては現在も今活用しているわけでございまして,溝辺におきましても使ってると思います。牧園につきましては,関平鉱泉を使っているというような,要はPRという形で使っていると思いますけども,私どもとしましては,今,国分の本庁のほうに給茶機が2基あるわけですけれども,目立たないところにあるものですから,やはり23年全国お茶まつりに向けて,市民の皆様にも大会がありますよと,また,霧島茶を知っていただきたいというような形で,今年7月13,14日の両日にかけてそのPRを兼ねて試飲という形で市民に,本庁においでいただいた方々にお茶を振る舞ったということでございます。やはりこういった形で市民に広くPRしていきたいということで,もうちょっと目立つところに給茶機を設置をして,またお茶の効能とかいろんな特徴ですね,霧島茶の特徴とか,そういったものをPRするコーナー的なものを設置できないかという形で今検討をしているところでございます。


○21番(塩井川幸生君)


 そうやってこの庁舎でも余り目につかないような場所で,せっかく全国お茶まつりをするというんだから,そういう対策を,あと2年しかないわけですよね。もうすぐ段取りをして,給茶機が倉庫に入ってるって溝辺もあるんですけども,前にも言いましたとおり,総合支所管内でも人が集まる場所に,お茶まつりに向けて目立つ場所に早急に私はするべきだと思うんですね。だから,溝辺にあと2台ぐらい私は学校に設置してあったと思うから,それが眠ったままになっているんですね。ですから,総合支所にはあるかもしれませんけれども,そういったのをちゃんと確かめて,今,議場にもここに張ってありますけども,これはかねてだれも見ない,インターネットで見るだけなんですね。ですから,それをどこでどうやって市民に伝えていくか,空港とかそういったPRをしていかないと,なかなか難しいお茶まつりになるのではないかと思いますが,この対策は早急にしていただきたいんですが,給茶機を目立つ場所に置いて,各1市6町の各場所に,目立つ場所に置いて普及する,また薬効,効能をしっかりと広める,そういった対策をとる考えはないのか,お伺いいたします。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 以前,この一般質問の中で塩井川議員のほうより,各総合支所に等しく給茶機を設置して,お茶のPRを図るべきではないかというような質問がございまして,それにつきましては非常に維持管理の面,いろんな面でなかなか難しいというような答弁をいたしたわけでございますけども,それにつきましては,当然給茶機を設置し,あるいはお茶についても準備をし,紙コップ,そういったものも準備をし,あるいは給茶機の衛生面も考えて維持管理をずっとしていかないといけないですので,それにつきましては,今後,関係課等も交えて一応研究をしてみたいというふうに思います。


○21番(塩井川幸生君)


 とにかくあと2年しかございませんから,そういったことをして,リーフ茶とかお茶の普及を図って,霧島市に全国から来られて「おお大したものだな」ということがないと,お茶まつりをする意味が何もないですよね。単なるパフォーマンスになってしまいますよ。それで,何ら地元で,お茶の何もこうやっていない,給茶機については,もういけんすおかい,衛生的などうなこうのと言ってる場合じゃないですね。とにかく2年しかないですから,お茶を霧島茶としてブランド化していこうとやっているわけですから,1日1杯運動とか,いろんな方法を考えて盛り上がりをつくっていかないと,こんなのもう単なるパフォーマンスにすぎない祭りになってしまうような感じがしますよね。だから,市民みんながお茶まつり,1日1杯ずつ朝昼晩飲むんだよと,何かそういうこともしていったり,今さっき教育委員会もぼろかす言いましたけど,教育委員会も学校で1日1杯運動をしたり,そういったことをしながら盛り上げていかないと,これはもう本当,開く必要性もないんじゃないかと思うような市の体制に今なっているんじゃないかと思うんですが,市長はどうですか。


○市長(前田終止君)


 全く塩井川議員のおっしゃるとおりだというふうに思います。要するに,一つのお茶の世界の全国大会を受けて立つということは,この13万市民の皆さん方が全国のお茶,これをしっかり2年,3年かけて準備をして,それで迎えてこの大会の成功をする。大会の成功とは,やっぱり霧島市のお茶の生産農家,そういう人たちがしっかり力を付けられるということでもありますし,お茶の消費拡大,そういうことで霧島銘茶ブランド,そういうものができるということにもなろうかと思います。ですから,まず,おっしゃるとおり,私のほうも関係部課長にも厳しく申し上げているわけでございますが,どうも話が地味な説明しかしませんので,実際お互いに納得合意いたしておりますことは,今議員がまさにおっしゃる方向への最大の努力をするぞということになっていますよ。つまり,例えば本庁舎の最も目立ついい部分に,新しい給茶体制をつくりますよと。そこに今度はパネルなどでお茶の歴史とか,日本一の大茶樹とか,そしてお茶の効能とか,そういうお茶を1杯飲んだら,1日3杯以上飲む人たちはがんになりにくいカテキン効果があるとか,そういうものをお茶1杯,目の前でいただきながら,ああそうなんだと,自分たちはいいとこに生まれてるなあと,お茶1杯飲もうと,そういう雰囲気が伝わるような明るいお茶を推進,1杯運動を推進するようなそういうものをやろうと,そうしましょうという話に大体基本的合意になっています。あと例えば溝辺,あるいは牧園,ここは市内の中では最も力を,農家の方々が戸数も多いですし,面積も広い,そしてまた熱心な農家の方々がおられる。そういうところで例えばモデル校をつくって,溝辺と牧園の小中学校,ここでは学校給茶を,お茶の生産農家と語らってもらって,適正な価格で,そしてまたお茶を1杯飲む,その効果がどんなにすごいことか。それを溝辺,牧園の主生産地の集中しているところのすべての小学校,中学校,市のモデルとしてまずやる。最終的には中学校は14,小学校は34あるわけですから,そういうところに小さいころからお茶を飲む習慣,そういうものをしっかり根付かしていく。全国大会のときにはさすがに大会をできるとこだけのまちだなと思ってもらえるような体制を絶対つくりますよ,約束します,2期目,絶対あってこそ私はできると思いますよ。


○21番(塩井川幸生君)


 市長が2期目2期目と言われると,私も2期目頑張らんないかん。市長がおっしゃったそのとおり是非していただきたいと。今さっき部長のほうの答弁が前向きでないものですから,やはり前向きになってることは前向きにやらないと,もう時間がないですから,もうとにかくそういった方向で進めていただきたいと思います。全国お茶まつりが成功裏に終わるようにもう市民総出で実行していかなければならないことだと思っております。では,続きまして農地,農道整備についてお伺いいたします。農地整備につきましては,この事業は余り大きくて,60町歩,また20町歩以上60町歩未満と,こういうようなのはもう大概終わってるわけですね。私が聞きたいのは,1町歩2町歩,それが8枚の畑だ田んぼだとなっているやつを,それを2枚にしたりするような事業をしてほしいと,してもらうためにはどういう方法があるかということを私はお聞きしたいわけです。それと,農道整備につきましては,中山間直接支払のお金は入るんですけれども,あのお金も受益農家が少なかったら農道は長いんだけども,生コン代でも払ったら手間賃も出ないと,お茶代も出ないというような金額ですので,そういったところに対して資材費を支給できないかと,本当の土建屋さんに頼まないといかんような農道ではないわけですね。そういったところの助成はできないものかをお聞きしたいんですが,いかがでしょうか。


○耕地課長(馬場義光君)


 基本的には田んぼが1町歩ありますと,中山間地域においては県単事業という補助事業を活用することはできます。それで,もし1町歩に満たない場合はまたそれなりの方法を考慮しなければなりませんが,単独になろうかと考えているとこでございます。そしてまた,道路等につきましては,延長等が長い,あるいは複雑であるというところについては,基本的には材料を支給させていただいて,地元でしていただくということを原則としておりますが,施工業者の方々にお願いすることもございます。機械借上げ料あるいは修繕料という形でもって予算を有効に活用していくという方法もございますが,1年にすべてを終わらせるということになりますと,かなりの経費も必要になりますので,それを分割しながら数年で完成させるとかいうことを,地元の方々がご理解いただけますならば,そのような方法もとっているところもございますので,また現場を見せていただきたいと思います。


○21番(塩井川幸生君)


 現状を把握して,支援損がないように判断をしていただきたいと。資材費の上限というのはいくらぐらいまで見てもらえるんですか。


○耕地課長(馬場義光君)


 去年も371地区の原材料支給を含めた修繕料等の処理をさせてもらっております。それで,与えられた予算は限られた予算ということになりますので,上限ということは今これだけですということは言えませんが,市内全域に農家の方々に材料を有効に使っていただくという意味からも,そこら辺はちょっと検討させていただきたいというふうに考えております。


○21番(塩井川幸生君)


 状況の不平等さが出ないように,だれがどう頼んでもこういう条件ですよと,それにまた不平等が出たらまたいろいろまた問題が出てきますので,そこの判断は間違わないように指導とか,また材料支給とかしていただきたいと。そこから先になりますともう工事として出さないといけなくなりますので,そこの私は幅をちょっと聞きたかったものですからね,本当に集落また団体営でする場合のそこの調整というものをしっかりと市のほうもちゃんとつくっていないと,むやみやたらに頼んだらそれはもういくらでもとなったら,もう統制がとれなくなると思いますので,そこはしっかりと把握して材料支給等をしていただきたいと思います。続いて,今さっき農地整備で1町歩以上と言われたですね。今1町歩以上というような畑が今新規就農者も後継者も何かしていただきたいと,トラクターもだんだん大きくなって,もう小さい田んぼ畑じゃ能率が上がらないということで,そういう問い合わせも聞いております。ですので,またそこらの1町歩以上の上限というのはどのようになるんですかね。受益者の負担分はいくら,それと県,市はいくら負担になるのか,分かっておりましたらお願いします。


○耕地課長(馬場義光君)


 ほ場整備と暗渠排水,それからシカ柵等におきましては,事業費の5%をいただくというふうになっております。これは県営事業の場合でございまして,それでこれを県単事業に置きかえた場合,県の補助が45%程度ございますので,そのあたりにつきまして同じようなことになろうかと思いますけれども,もう1回検討をしてみたいと思います。


○21番(塩井川幸生君)


 大分農業のほうも若い後継者が今仕事がなくなってちょっと帰ってきたりする傾向にもございますので,是非いい事業等がございましたら推し進めて,また紹介等して,子どもたちが,また後継者が仕事しやすい環境をつくっていただきたいと思います。続きまして,景気対策について,公共工事の早期発注が一番効果的で,6月議会でも申し上げましたけれども,今度民主党が政権をとるようになりまして,工期の見直し等,また補助金の見直し等いろいろと言っておりますので,そういうのにひっかからないうちに,とにかく早く出していただきたいと。残っとったらまた調整見直しをさせられたら大変なことになりますので,もう決まったことはさっと使うと,後はまた民主党が考えておりますので,是非もう宝物じゃないんですから,もうぱっと出して景気対策に効果が上がるようにしていただきたいと思います。部長のほうからあと残りが167件残っているということですが,これはいつぐらいまで出される計画ですか。


○工事監査部長(大井 正君)


 今年の4月初めに経済対策閣僚会議の政府・与党会議で,過去最高水準の前倒しを上半期に8割を目指して最大限努力せよというふうな通達もなされております。それに基づきまして,副市長名でも,全庁内へ向けてこれに向けて最大限努力せよというふうな指示もなされております。先ほど申し上げました数字につきましては,あくまでも上半期の末の目標でございますので,今現在,それぞれの本所,支所におきましても担当職員が日曜祭日を返上いたしまして,残業しながら一生懸命取組んでいるところであります。


○21番(塩井川幸生君)


 是非早期発注を行っていただいて,着工できるように努力をしていただきたいと思います。また,今この計画しているやつでその民主党がいう交付金のカットとか補助金の見直しに関係する工事等はあるんですか。


○工事監査部長(大井 正君)


 内容につきましては,それぞれの担当部署による事業内容に基づいて行われますけど,先ほど塩井川議員のほうからも言われましたとおり,できるだけ政権のかわる前に担当職員のほうも頑張っていって,早期発注に向けて頑張りたいと思います。


○21番(塩井川幸生君)


 是非民主党がまとめないうちに早期発注をするようにお願いをしておきます。それと2項目めに,霧島市内の企業等の現状についてでございますけれども,少しずつ持ち直してきているということでございますけれども,中央高校につきましても,またどこの高校につきましても,地元に残りたいという子どもが多いわけですね。よそに出たら仕事はあるんだけども,どうしてもやっぱり地元に残りたいという3年生が多いようでございます。そういった中で,地元企業が元気が出てこないことにはまた採用も難しい状況でございますので,企業に対してのこういう就職のPRもされておると思うんですけども,現状は,支援体制の現状はどのようになっているか,お伺いいたします。


○商工観光部長(柳田秀徳君)


 今朝ほどの新聞を見てみますと,9月の政府の月例報告では,失業率が過去最高水準となるなど厳しい状況にあるものの,このところ持ち直しの動きがあるということと,全体的な総合判断としては2か月連続の基調判断は据え置きというようなことが出ております。市内の企業の調査をいたしますと,ほとんどの企業が来春の採用は,景気がこれからよくなれば変わってくるとは思うんですけれども,来春の採用は控えるというような状況にあります。中には若干なり採用はするというところもでございますけれども,そのようなことで,私どもといたしましては,景気の一日も早い回復を願っているところです。


○21番(塩井川幸生君)


 3項目質問いたしましたけれども,是非今答弁されたことを直ちに実行できるように努力していただきたいと思います。また,教育委員会にお願いしました子どもがあって,学校があっての教育委員会です。予算はその後についてくるもので,つくるもんなんですね。ないないという気持ちでは何もできませんので,教育委員会も要らないと私は言うのはそういうことでございますので,子どもたちのためにある教育委員会であるようにお願いしまして,私の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で塩井川幸生議員の一般質問を終わります。次に,25番,木野田恵美子議員より2件通告がされております。したがって,木野田恵美子議員の発言を許可します。


○25番(木野田恵美子君)


 改めまして皆さん,おはようございます。議長のお許しをいただきましたので,先に通告いたしました2件につき質問をさせていただきます。その前に一言,今年は殊のほか暑さが厳しい中,先に行われました衆議院議員選挙では,政権交代を口しげく唱えられ,風を吹きまくらせた民主党が政権を担われることになりました。「言うは易く行うは難し」では困ります。こうなりました以上は何よりも国民が安心して暮らせる,国民のための政治を行っていただきたい。景気がよくなりすばらしい日本になることを不安と期待を抱きながら,厳しくしっかりと見極めていきたいものだと思います。それでは,質問に入らせていただきます。まず1点目は,霧島地区の霧島小学校,霧島神宮周辺の整備についてお尋ねいたします。旧霧島東中学校の跡地利用については,平成18年12月議会で一般質問を行い,緑地公園整備と定住促進のための宅地分譲などができないかお尋ねしたところ,「現時点では有効な活用策は検討していないが,今後,地域住民の意見も聞きながら対策を練ってみたいと思う」と市長は答弁をされました。あれから3年近く経過しましたが,いまだに整備はもとより,具体的な活用策も示されておりません。前にも述べましたように,この旧霧島東中学校跡地は,平成16年3月に旧霧島町が全国共済農業協同組合連合会から地域活性化及び道路行政の円滑化を図るために,約4,000万円で買い戻しを行った総面積約2万700m2の広い土地であります。現在,地域の方々がゲートボールやグラウンドゴルフ場として活用しながら,場内清掃や周辺のやぶ払いなど維持管理を行い,親睦と健康増進を目的に利用されております。排水が十分でないため,雨上がりはグラウンドに水たまりができ,使用できない状態であります。地域としても具体的な整備を望んできましたが,これまで市と地域の協議もなされず,いまだその方向性を示されなかったため,地元もしびれを切らし,本年6月に霧島地区の自治公民館や長寿会などの連名で整備の要望書が提出されたところであります。これらの要望書を受け,市としては活用策について検討されたのでしょうか。検討されたとすれば,どのような活用策を考えられたのか,お尋ねいたします。次に,霧島神宮周辺の活性化につながる周辺整備についてお尋ねいたします。神宮周辺の散策道の整備についても,平成19年の9月及び本年6月議会で一般質問を行いましたが,用地や予算の関係でなかなか整備が進まないようであります。合併後の観光地霧島の活性化を願うのは私だけでなく,地元のまちづくりや商工会の方々もその思いは強いものがございます。行政に頼らず,自分たちでできることは自分たちでしようと,今年の7月に霧島ふるさと夏まつり実行委員会を中心に,建友会,神宮前通り会,旅館組合など4つの団体の人たちがボランティアで散策道路の整備を行ってくださいました。またこれまでも霧島商工青年部の人たちは,自分たちの地域を活性化させようと七不思議の一つである文字岩の案内板の設置や,テレビ番組を通して霧島神宮周辺の史跡案内などを行い,市民はもとより,県民に霧島のすばらしさをPRしてきています。さらに,霧島ふるさと夏まつり実行委員会では,独自のホームページを立ち上げ,夏まつり情報,霧島神宮周辺散策道マップの掲載,さらには桂久武と霧島の開拓について情報提供を行い,地域の活性化に向け,霧島の青年部の若者たちには頑張っていただいております。市長をはじめ行政はこれらの活動をご存じでしょうか。また,霧島小学校下の国立公園記念碑周辺についても,7月中旬に地元自治会,老人クラブの人たちによる清掃活動が行われました。これらの活動も地域情報,南日本新聞に記者の目で取上げられていました。霧島地区には年間数百万人の観光客が訪れていますが,素通り型の観光客で終わってしまっているのです。自分たちの地域は自分たちで守ろう,生かそうと取組んで頑張ってもらっている青年部や地域の人たちの自主活動を無駄にしないためにも,市としても観光地霧島の情報発信を行うとともに,観光客などに分かりやすい道路案内板や標識などの設置はできないものか。散策道の未整備部分に対して支援はできないのか,お尋ねいたします。2点目は,霧島市教育振興基本計画の策定状況についてお尋ねいたします。教育基本法第17条に基づき,地方公共団体は教育の振興に関する基本計画を定めるようになっていますが,本市における教育振興基本計画の進捗状況と策定時期についてお伺いします。次に,子どもたちの朝ご飯の重要性を前回の6月議会の一般質問で行いましたが,食育の項目や心の教育なども記載される予定なのか。具体的にはどのような内容・構成を考えておられるのか,その概要についてお尋ねいたします。最後に,計画策定に伴うPTAや保護者など,外部の意見についてはどのように集約され,計画に反映されるのか,お尋ねいたします。以上で壇上よりの質問については終わりますが,答弁によっては自席からの質問をさせていただきます。


○市長(前田終止君)


 木野田議員から2点につきましてご質問でございました。1点目の2につきましては,私のほうから答弁をいたします。2点目につきましては,教育委員会が答弁をいたします。そのほかにつきましては,企画部長が答弁をいたします。1問目の2点目についてお答えいたします。議員ご指摘のとおり,この場所の周辺はかつて霧島を訪れる方々にとって,霧島国立公園の入り口であるというシンボリックな石碑もあるところでございまして,またこの地は高千穂の峰のお鉢から流出した溶岩流の末端と思われる部分に当たり,火山の鼓動にも触れられる場所でもございます。散策コースとなり得る場所には,宮崎県の高千穂峡を思わせる大きな渓谷もあり,見る者を圧倒し,将来ジオパークを目指している私たちの霧島にとって,いわば最も普段着のままで,革靴のままで,背広スーツのままで親しめるジオサイト,そういう可能性を秘めた魅力的な場所の一つでもあろうかと思います。また,この霧島七不思議,そういうものも実はこの台地のもたらす条件,ジオパーク,そういうものと深くつながりのあるものもあろうかと思います。そういうものをしっかり説明できるガイド体制,そういうものが要求されてるなあとも思っているところでございます。これらの神宮周辺の活性化につながる周辺整備,これにつきましては,地域の方々がそれぞれの所有者の,公有地だけであるわけじゃ全くないわけで,私有地も相当数あるわけですね。それぞれの所有者のご理解をいただいて,地域活性化に積極的に取組んでいくことに感謝申し上げているとこでございます。ご質問の案内板の整備でございますけれども,本年7月,県の事業でみやまコンセールと霧島高原国民休養地を案内する道路標識を霧島総合支所敷地内と牧園町の崩渡地区の市道牧園中央線沿いの2か所に設置していただきました。また,同じく7月に,霧島市全域観光地案内の大型看板を,国道223号の緑の回廊近くと溝辺物産館よこでーろ敷地内の2か所に設置をしていただきました。なお,今回ボランティアで整備されました霧島神宮周辺散策道への案内標示板の設置につきましては,今後,その設置について積極的に検討してまいりたいと考えております。さらに,周辺地域の観光情報提供につきましては,既に8月に市のホームページの総合観光案内から,地域団体で作成をされております散策道案内のホームページにリンクするようにいたしておりますし,観光案内所でもチラシの配布を行っており,今後は各種イベントでも情報提供を行ってまいります。また,文化財・史跡等の説明案内板の設置につきましては,年次的に,計画的に進めてまいりたいと考えております。散策道の未整備部分につきましては,民有地でもございまして,整備が可能であるかどうかも調査をしてまいりたいと考えております。なお,さまざまな活動をこの民間の方々を中心に積極的に若い方々から地域社会の集落まで含めて大変頑張ってもらっていることを感謝申し上げております。なお,総合支所あるいは観光案内所,私どもとも深く連携もしていることも申し上げておきます。共生・協働,ともに生き,ともに働くということですよ。


○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)


 霧島地区の霧島小学校,霧島神宮周辺の整備についての1点目にお答えいたします。旧霧島東中学校の跡地利用につきましては,今年6月に地元の地区自治公民館,自治会,老人クラブ,PTAによる署名で連名で要望書が提出されております。内容はグラウンドゴルフ,ゲートボール,ランニングコースや遊具施設等子どもから高齢者まで触れ合える公園広場として整備してほしいというものでございます。また,7月31日には霧島地区地域審議会の委員の皆様も現地視察を行っておられます。これらを受け,跡地利用につきましては,地元の要望を踏まえ,具体的に検討することといたしております。


○教育長(?田肥文君)


 2番目の霧島市教育振興基本計画の策定状況についてお答えをいたします。進捗状況でございますが,現在,教育分野のまちの将来像を具現化するための基本目標について,ほぼその骨格を固めつつあります。また,本計画は教育行政の重点施策分野ごとに10年後のあるべき姿を描くこととしておりますが,現在,素案の作成を終え,今後各分野ごとに分科会を開催し,内容の検討を進めてまいります。なお,年内には原案の策定を終え,パブリックコメントの実施を経て,平成22年2月には最終案をまとめる予定でございます。2点目についてお答えをいたします。食育や心の教育につきましては,これからの教育を進める上で欠くことのできない重要課題であると捉えております。当然に本計画に盛り込む予定にいたしておりますが,現在のところは具体的な内容構成を決めるまでには至っておりません。今後,向こう5年間に集中して取組む事務事業を検討してまいりますので,その際,本市の食育推進計画や道義高揚・豊かな心推進事業と整合性を保った上で,食育や心の教育に関する具体策を協議してまいります。3点目についてお答えをいたします。PTAや保護者などの外部の方々の意見の集約と反映でございますが,まず1つには,アンケート調査を実施いたしましたので,その意向を参考にしたいと考えております。次に,市民と教育を語る会を10月下旬に開催をする予定であります。この語る会では,PTAや保護者のみならず各種団体でご活躍の皆様方や,自主的な学習を継続していらっしゃる方々など,教育行政全般にわたってのかかわりの深い方々にお集まりをいただき,本計画の方向性をご説明申し上げ,直接ご意見をお伺いする予定にいたしております。また,本計画はパブリックコメントも募集をいたしますので,広く市民の皆様のご意見を集約できるものと考えております。なお,いただいたご意見は可能な限り計画に反映させてまいりたいと考えております。さらに,外部の意見という視点では,市民の声を反映する手立てといたしまして,5人の有識者の方々を外部評価委員に委嘱し,逐次,計画案の進捗状況をご報告申し上げ,市民目線でのご意見もいただきながら検討を進めているところでございます。


○議長(西村新一郎君)


 木野田恵美子議員の壇上からの質問に対する答弁が終わったところでございますが,ここでしばらく休憩を挟みます。


               「休憩  午前10時28分」


               ──────────────


               「再開  午前10時45分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。木野田恵美子議員の一般質問を続けます。


○25番(木野田恵美子君)


 旧東中跡地の利用についてですが,要望書にもありますように,霧島地区の人たちは緑地公園広場の建設を望んでおられるわけです。清水地区や広瀬地区にあるようなコミュニティ広場の建設はできないものか,それをちょっとお尋ねしたいと思います。


○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)


 先ほどのご答弁の中でも申し上げましたが,霧島地区地域審議会の中で,先日,現地視察をさせていただきました。その際,委員の方々からいろんな思いがあるようでございます。そういった思いを今後いろいろお聞きしながら,どういったものがいいのかというのを考えていかなければならないというふうに考えております。


○25番(木野田恵美子君)


 霧島地区地域審議会の皆さんが視察に行かれたと,今おっしゃいましたけれども,その委員の方々はあの広い整備をする,造成をする必要もなく,きれいにもう学校の跡地ですのですごくもうきれいにしてあるわけで,少し手を加えてくだされば,本当にいい場所なんですけれども,あれを見てどんなふうの反応があったのかなあと思いますけれども,前向きに考えてくださるような話は出なかったんでしょうか,お尋ねします。


○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)


 当日は場所をまず見て,その現地を見るということが大まかだったものですから,最終的なお話とかまでは至らなかったんですけども,見ながらの話の中では,やはりこの要望書に出ておりますそういったものを,やっぱりお話が出てきたようです。それから,霧島小学校が近いということで,霧島小学校の活性化に何か役立つような方法はないだろうかとか,そういったお話も出てきまして,例えば子どもたちが遊べるような部分とか,それから何か,そこで出た話としてはそういった宅地が何かできるようなのもできないだろうかとか,まだその時点ではいろんなご意見が出ただけで,特にまとまるまでにはいかなかったんですけれども,そういったご意見なども出たようでございます。


○25番(木野田恵美子君)


 皆さん見ていただいて,十分お分かりくださったと思うんですけれども,5分ぐらいで小学校に行けますし,病院も近くにありますし,今のところ霧島小学校が70名ほどの全校生徒でおりますが,5年もしますと複式学級になることを危惧しているわけでございます。ですから,ここに移住定住補助金を活用した温泉付きの宅地分譲地などはできないのかなあと,そんなことも考えておりますが,旧霧島町時代は神宮前に温泉付きの宅地分譲地をもう額を下げて出されたんですが,あれはもう完売しまして,たくさんあそこに何人かの家族の方々が住んでおられます。それも学校の少子化の対策の一つにもなっているのではないかなと思うんです。移住定住補助金を利用した,そういった活用はできないものでしょうか。


○副市長(南 洋海君)


 地域審議会の現地視察に加えまして,私どもも大勢の職員が意見を聞くために参加をいたしまして,現地調査をさせていただきました。2段に分かれておりますけども,いわゆる高いほうがおおむね1haを超える程度の広場かなあと思っております。議員おっしゃいますように,地域のコミュニティ的広場に整備をするとしたら,客土をして排水施設を整えれば事足りるのかなあというような意見もございました。今後,検討をしていきたいと考えております。それから,低いほう,いわゆる下段のほうでございますけども,そこの中でも宅地分譲的なご意見も出されたと伺っております。わきを通ります市道の中に温泉管も通っているということもお伺いをいたしました。議員のおっしゃいます,そういう将来どういう形になるか分かりませんけれども,分譲するのも一つの選択肢ではあるのかなと考えております。今後,十分な協議をさしていただきたいと考えております。


○25番(木野田恵美子君)


 いろいろご答弁をいただきましたが,とにかく前向きに検討していただきたいと思っております。そして,次に観光案内所の下の今市長も言われましたが,渓谷でございますが,7月11日に40人ほどの方がボランティアで参加されまして,本当に一生懸命,途中で雨が降り出しましたけれども,雨にもめげず,一生懸命頑張ってまくら木を並べたり,砂利をまいたり,本当に一生懸命仕事をしていただいて,頭が下がる思いでございました。あそこも大変立派に,きれいになったのですが,それは住民ができる範囲の整備でありまして,もうこれ以上はできないというところまでされたわけでございます。そして,その1週間後の7月19日でございましたが,小学校下の国立公園の記念碑がありますところの周りが,それこそもう記念碑も草が繁茂しておりましたし,昔池があったところも池などどこにあるやらもう全然分からないぐらい草木が生い茂りまして,これは人の手ではちょっとできないのではないかというような話が出ておりましたけれども,バックホーというんですか,建友会の方が2つのバックホーを持ってきてくださいまして,それこそもう大がかりなクリーン作戦が行われました。それこそ老人クラブ,自治会など100人ぐらいの人が出てくださいまして,長寿会の婦人部の方々は炊き出しまでして,弁当130個作ったと言っておられました。その日はちょっと私は2回とも連絡をいただきましたので,うれしくなってはせ参じましたが,小学校下の整備のときには,総合支所の支所長や霧島の総合支所の職員の方々も出て,日曜を返上して頑張ってくださっておりました。市長もちょっとお見かけしたような気がしたんですけれども,それこそたくさんの人がいろんなことを,いろんな思いを話しながら一生懸命頑張ってくださっておりましたので,そこの整備をされた中心になられた方の話によりますと,そこから1週間前に整備した渓谷のところに,橋の川沿いを戸崎橋って言うんですけど,あの橋から左側のほうの川沿いを500mも上ると渓谷に通ずるのだそうです。ですから,中心になって整備された人の話によれば,ここに遊歩道をつくって車いすでも行けるようなそういった観光の名所にできたらいいのだがなあと,でもこれ以上は行政にお願いしないと私たちではできないことだと,用地の交渉があったり,左側は民有地で右のほうは神宮林だそうです。ですから,民有林を持っておられる方も,きれいになるのならということで見学に来ておられました。きっと相談をすればできないことではないのではないかなと思うことでございます。あそこをそういった観光地として売り出すようなきれいな遊歩道にしていただいて,車いすの人でも行けるような,距離にして500mぐらいじゃないかなということでございましたので,そういうことは市長は考えてはいらっしゃいませんでしょうか。


○市長(前田終止君)


 当日,私も一緒に汗をかかせていただきました。あの場所の持つ潜在的な価値というものは大変大きいものがあると,私は思っています。私も小学校のころ,観光バスであの場所に行って,バスガイドさんからこれは溶岩が流れてきた跡ですよという説明を小学生であった私どもにしてくださいました。そして,あっという間に50年たったわけですが,今,国立公園,環霧島会議,これをみんなで頑張っているわけですが,75年前の初指定,そして今度は50年,100年に一度のジオパークへの指定を目指しているわけですけれども,ジオパークという言葉が50年前,全く私どもは知らなかった。しかし,ここまで来て霧島国立公園の玄関の本当にふだん着のままで,そのまま革靴履いてでも行けるようなエリアに,ああいう範囲があるということは,これは心強いというところに私も作業を一緒にしながら気づきました。よって,ジオパーク担当の職員たちにもその感想を述べて,そしてまた,ジオパークの専門的なそういう担当の先生方にも検分をしていただき,助言をいただきながら,議員がご指摘の,もう一回り大きい考え方で生かし切る時代をもう一度やっていかなきゃならんなと。我々はそういう意識を持たなかった時代,例えば30年,50年以上前,戦前を通じてああいうところには実はもともと生かしてた事実があった。それをここまで来てさびれさせてしまった。ですから,あの渓谷にしても,あの周辺の七不思議にしましても,道路がバイパスが新しくできたり,新しい車社会になってしまったり,滞在時間の関係が工夫がされなかったり,いろんな事情があって,もとよりあのエリアに遊歩道もあり,橋もかかっており,階段も上手に整備にされておったけれども,朽ち果ててしまった。だれ一人行くということはなくなってしまった。そういうところにお互いに今,もう一度ふるさと再発見で気づき始めて,そして地域社会が,若者たちが,そしてまた行政も一緒になってともに働く,ともに生きていく,そういう時代を一緒に汗を流しながら実感いたしました。今後,私としましては,そういう認識でございますから,当然のことながら時間もかかりますけれども,思いを込めてもう一度ふるさと再発見,磨き直しという気持ちであの貴重な遺産,これをどう地元がガイドできるか,どう清掃活動をし,どうしてあそこまで高めたものを維持管理していくことができるか,それに対してどのような手当て,例えば看板の設置から印刷物の工程,そして具体的に今度はガイドが来て,それをどのような形で安定的に今度はさびれさせないための努力を,民の力をいただきながら,あるいはまた行政もどういうふうに連携していっていいか,しっかり考えなきゃならんと,こう思っています。


○25番(木野田恵美子君)


 ありがとうございました。私も市長と同じ思いでございます。思い出ですが,小さいころ母に連れられてバスで通りますときに,本当にいいところだなあと子どもながらに池を見ながら魚が泳いでいるのを見たことがあります。それで,地域力,それでこんなにきれいになって,近くの人の話によりますと,30年ぶりぐらいだそうでございます,池が見えるようになったのが。私は,本当に旧霧島町時代からあそこのことをもう本当に何回も何回もどうにかしてもらいたいと言い続けましたけれども,今度あんなにきれいになって,もう本当にうれしくて,一昨日も走っていってみました。ちょうど中心になって一生懸命清掃してくださった方が,また偶然来られて,あの周りの側溝やらこんなところも是非言ってほしいって,側溝が全部崩れて,上のほうが崩れて,機能しないようになってしまっているんです。こういったのは地域ではできないから,是非それもお願いしてほしいということをおっしゃいました。池には水がそれこそたくさんたまっておりまして,そしてある人がメダカを持ってきてすぐ放されたんだそうです。よく見ましたら,もうメダカがいっぱい泳いでいましたし,アメンボウもおりましたし,そしてコイも持ってきて入れてありました。だから,今日は皆さん,霧島はすぐそこですので,皆さんにも是非行ってあそこを見ていただきたいと,本当に強く思った次第でございます。来年の夏には蛍の会の方々がカワニナを持ってきたり,蛍を放すようにしたいという希望を持っておられますので,夏には蛍がにぎわいを見せてくれるのではないかなあと,そんな楽しみも持っております。どうか皆さん,是非一度行ってみてください。そして,遊歩道の整備を地域でできないところを是非,今おっしゃっていただきましたように,なるべく早い時点でそれを検討していただきますようにお願いをしておきたいと思います。次に,それでは教育委員会のほうにお尋ねをしたいと思います。ちょっと言い忘れましたので,ちょっと牧園・横川地区は奥天降川流域調査費というのがついておりますけれども,霧島地区もそういった調査費をつけて,是非あの辺の神宮周辺にはもっと史跡やらいっぱい華林寺の跡だとか,性空上人の墓だとかいろんなのがいっぱいありますので,そういった調査もしていただいて,きっと華林寺の跡などには貴重な史料がたくさん埋もっているのではないかという話も聞きます。調査費をつけていただいて調査をしていただくこともお願いをしておきたいと思います。それでは,教育委員会のほうにお尋ねをいたします。各施策についての努力目標があるのでしょうか。指標を設定される考えがあるのか,お尋ねをいたします。


○教育総務課長(東郷一煢君)


 目標といいますか,霧島市教育振興基本計画につきましては,現在,素案の段階でございますけども,構成としまして5章の組立てを考えております。その中で,第3章の中に10年後を見据えた教育の姿,それと教育分野のまちの将来像,それと基本目標,重点施策というような項目を設けまして,目標を定めております。その中で,現在素案の段階でございますので,この場でこういう基本目標ですということはお答えできませんけども,まず,まちの将来像がございまして,その次に目標,その次に5つの重点施策ということで構成を考えまして,その中で10年後を見据えた教育の姿,それと今後5年間に取組む施策という展開で,今後,目標を定めて実現に向けて基本計画を策定していく予定でございます。


○25番(木野田恵美子君)


 ありがとうございました。22年の4月に最終案をまとめるということですが,22年の4月から実施されるわけですか。


○教育総務課長(東郷一煢君)


 先ほど答弁でもございましたように,教育振興基本計画につきましては,完成が平成22年の2月を目指しておりますので,そこで一応定例教育委員会で決定いたしまして,その後実際に基本計画を策定し,実現していくという段取りになっております。今の考えでございますけども,22年の2月でございますけども,区切りのいいところで4月以降,22年の4月以降に実施していくという考えを持っております。


○25番(木野田恵美子君)


 策定委員会のメンバーといいますと,どのような方がなっていらっしゃるんでしょうか。


○教育総務課長(東郷一煢君)


 庁内に霧島市教育振興基本計画策定会議という会議を設けております。議長は教育部長でございます。委員のメンバーでございます。教育委員会の出張所長まで含めた関係課長,それと市長部局の総務課長,企画政策課長,生活環境政策課長ほか各課長を会議の委員として配置してございます。


○25番(木野田恵美子君)


 分かりました。ありがとうございました。現在,市が進めているジオパークの取組みについては,教育計画の中では位置づけられる考えはないのでしょうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 ご指摘のジオパークの認定を目指してということで今協議を進めていただいておりますし,また私どもも進めているところでございます。そういった中で,先ほどから説明しております基本計画の中にも,その内容は当然入れ込んでいくという計画でございます。


○25番(木野田恵美子君)


 よく分かりました。心の教育というのができておりますが,これはあいさつとか,そういった面の教育のことであるんでしょうか。PTAや保護者の方々が集まられるところで,例えば有意義な講演会とかそういったものは実施される考えはないのでしょうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 霧島市が道義高揚宣言都市ということでうたい上げております。その中で,学校教育を進めていく中でも,今ご指摘の心の教育については推進をしているところです。もう既に各学校では,教育講演会とか,あるいは家庭教育学級とか,あるいは各専門部会等を通して保護者の皆さんにも今おっしゃったような内容についての取組みは進めているところでございます。


○25番(木野田恵美子君)


 霧島市では余りそんなに目立ったことはないと思いますけれども,家庭内暴力とか,あるいはいろんな家庭内で起こるさまざまな心配事があると思うのですが,保護者の方,PTAの方々にそういったことも,子どもを教育するのはやっぱり親がしっかりしていないと,親の姿を見て子どもは育つと思うので,だから子どもの学力や子どものしつけも大切ですので,その前にPTAとか保護者の方々に教育について感動を与えるような,そういった講演会,例えば鹿児島の浜里先生のお話など,本当に感動する面がたくさんありますので,もうあの先生もお年でございますので,80近くになっておられますので,早くそういった先生の貴重なお話をみんなに聞いていただくような手立てはできないものでしょうか。


○生涯学習課長兼隼人図書館長(山下 修君)


 保護者の方へのいろんな講演会というお尋ねですけれど,生涯学習で取組んでおります事業について説明をしたいと思います。生涯学習課では,市内の各幼稚園及び各小中学校におきまして,保護者の方を対象に家庭教育学級というのを開催しております。現在で50校ぐらいで取組んでいるんですけれど,この家庭教育学級の合同研修会と位置づけまして,毎年,全家庭教育学級の学級生を対象に,子育てとか子どもの家庭内教育に関する講演会を開催しております。この講演会には,毎年著名なそういう方々をお呼びしての講演会で,子育てとか子どもの家庭内の教育に関する講演会をしております。また,人権同和教育の視点から「人権セミナーきりしま」と題しまして,講演会を開催しておりまして,市民の皆様方に人を思いやる,優しい心を持つことの大切さを学んでいただいているところでございます。今後とも,これらの講演会等の内容充実を図りながら,保護者を含めました全市民の方に対する心の教育の推進に努めてまいりたいと考えているところでございます。


○25番(木野田恵美子君)


 是非父兄の方々にもそういったすばらしい講演などを聞かせてあげていただくようにお願いをしておきたいと思います。少し時間がありますので,ここで私,30年ほど前になりますけれども,もうずっと心にこびりついている浜里先生のお話がございます。それを少し皆さんにご紹介させていただきたいと思うのですが,よろしいでしょうか。これは教育に関することでございますので,是非PTAの方々にもこういったお話を是非伝えてほしいと思うわけです。太平洋戦争の末期,南方戦線で指揮をとられた,今は歴史上の人物になりつつあるという本間雅晴中将が,戦犯として処刑を受けられるときの逸話でございます。外国人ばかりの異国の法廷にただ一人日本人証人として出廷されたのが,本間婦人だったそうです。婦人は法廷で次のような証言をされた。「私の夫本間は,皆様によると極悪非道の人,非人ということでございますが,私には一人の娘がおります。その娘が成長して,やがて人の妻になると思いますが,そのときは本間のような男性を選ぶに違いないと信じております」。感動を誘う証言をされたそうでございます。本間氏はやがて死刑の判決を受け,婦人と最後の別れをしますが,与えられた30分の間にずっと本間氏の面倒を見てこられたウイリアムという憲兵将校が,規定の時間を自分の何かの都合のように時間を延ばしてくれたと,大変思いやりのある憲兵だったそうでございます。「ゼネラル本間の世話をしましたが,このように心の優しい武人に会ったことはない。このすぐれた日本人をアメリカの同胞が処刑することは,本当に悲しいことである」と言って大変嘆いたそうでございます。父にはおまえたちに残しておくべき財産はほとんどない。しかし,母という偉大な遺産があります。法廷におけるおまえたちの母さんは本当に立派だった。おまえたちにこの母という偉大な遺産を贈ります。母さんを大事に大事にしてください。この夫と妻,この父と母の人間関係,そこからかえってくる人間の自然の綱紀のようなもの,それが教育の原点ではないか。家庭崩壊などがあちこちで叫ばれておりますけれども,霧島市ではそういうことは余り聞かないようでございますが,いつも市長がおっしゃるように,世界一の霧島市,日本一の霧島市を目指して,教育も子どもたちも思いやりのある優しい子どもたちを育てていただくようにしていただきたいものだと,心から願うものです。時々高校生などに会うのですが,ああこんないい高校生もいるんだなあと本当にまだまだ日本は大丈夫だといった,そういった気持ちになることすら何度もございます。是非子どもたちに,これから世代を担ってくれる子どもたちにまず思いやりと,それからあいさつをよくする子どもを育ててほしい。鹿児島弁で教育委員会からもらったのがあるんですけれども「事の初めは会釈から」というのがありましたけれども,あれをいただきましたが,全くそのとおりだと思いますので,やはり私どもがせんだって石川県の能登半島に行きましたが,そのときに航空大学校の生徒さんたちが,会う人会う人本当にもうずっと頭を下げていなければいけないぐらい高校生の人たちがあいさつをしてくれました。本当にあいさつってこんなに気持ちがいいものだなあと,まず「事の初めは会釈から」,全くそのとおりだと思いますので,そういった優しい思いやりのある子どもを育てていただくように,教育委員会の方々も努力をしていただきたいと思います。大変失礼なことなど申しましたけれども,これで終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で木野田恵美子議員の一般質問を終わります。次に,29番,栫井成孝議員より3件通告がされております。したがって,栫井成孝議員の発言を許可します。


○29番(栫井成孝君)


 ただいま議長の許可をいただきましたので,先に通告いたしております3点について質問いたします。第1点目,水道事業の関係について質問いたします。一口に水と言っても,私たちの生活上欠かすことのできない最も大切なものであります。地震,台風,事故等により断水したときなど,改めて水のありがたさを実感するものです。過去にもありましたが,水だけで命を何日間もつないだ事例等もあります。かねてより,水を大切に使うことを忘れてはならないと思っている一人であります。そこで,霧島市の水道事業の現状についてお尋ねするものであります。1つ,水道法の事業の種類はどのように分類されていますか。2つ,その内容と法の規制はどうか。3つ,市水道事業,簡易水道事業以外の集落水道(農政関係整備したものを含む)等の数はどの程度あるのか。4つ,水道法に定める資格(水道技術管理者)を設置する必要のある施設数はいくらか。5つ,水道管理技術者の資格取得に必要な日数,課程,費用はおおむねどのぐらいかかるのか。6つ,管理委託した場合の費用及び地元資格取得の費用の一部を市において助成する考えはないか,お尋ねするものであります。第2点目,学校教育問題について。文部科学省は,8月27日,第3回全国学力テストの結果を公表いたしました。小学校6年,中学校3年の計約222万8,000人が対象とし,市町村別の成績の公表など橋下徹知事のもとで対策を講じてきた大阪府は,小学校国語Bが昨年の45位から34位に上昇した。上位グループは中学生の国語,数学Bで秋田,福井,富山の3県が昨年に続きベスト3に入った。下位グループは昨年と同じ自治体が目立ち,地域差が埋まらない傾向がうかがえたとあります。テストは小学生が国語,算数,中学生は国語,数学いずれも基礎知識を試すA問題と応用力を見るB問題があり,4月21日に全国一斉に実施されました。今年の全国学力テストは小中学校の国語,算数,数学の基礎・応用のほぼすべてで平均正当率がアップして,問題が易しくなったためと言われております。懸案だった応用力には,依然として課題が浮かんだとあります。規則正しい生活を送る児童生徒は成績がいい傾向にあるなど,生活習慣との関連もより鮮明になったと報道されております。そこで,今回の全国学力テストの結果と市教育委員会の捉え方はどうなのか。また報告によると,中学校の方程式理解不足と小学生の資料読取りが苦手と大きい見出しでありますが,市の状況はどうか,お尋ねするものであります。また,今回問題が易しくなったと言われておりますが,市全体で全国平均以上,また以下はどのような結果になっているか,お尋ねするものであります。次に第3点目,学びの情報基地活用についてであります。新聞記事連載の中に「教育ルネサンス」と題し,教育に関するさまざまなテーマを設けて連載されております。先回のテーマで「学びの情報基地」として「動物園や博物館,教育普及への連携」「化石や昆虫 野外で講座」「展示品通じて市民交流」「びっくり実験 科学の目」等新聞同様に,市内においても身近なところに学びの基地があると思うが,どのように活用されているか。また,今後どのような活用をされていかれる考えかをお尋ねいたします。以上,壇上からの質問を終わりますが,答弁のいかんにより自席からの再質問を議長にお願いいたします。


○市長(前田終止君)


 栫井議員から3点につきましてご質問でございました。1点目につきましては,私のほうから答弁をいたします。そのほかにつきましては,教育委員会が答弁をいたします。水道事業について関連がございますので,一括してお答えさせていただきます。1点目の水道法上の事業の種類でありますが,水道法は国民の公衆衛生の向上と生活環境の改善の確保を図るため,供給対象や供給規模,供給形態等によって区分をされ,それぞれに応じた衛生規制等が定められております。大きく分けますと,水道事業は上水道事業と簡易水道事業の2つがございます。2点目のその内容と法の規制でありますが,上水道事業は給水人口が5,001人以上で,また簡易水道事業は給水人口が101人以上5,000人以下となっており,それぞれ水道法が適用をされます。3点目の集落水道につきましては,平成19年4月現在で,霧島市飲雑用水施設設置管理規程により,飲雑用水施設の管理を水道組合へ委託している施設数は23か所,その他水道組合が直接管理運営している施設数は27か所となってございます。4点目の水道法に定める水道技術管理者を設置する必要のある簡易水道の数は,県に届け出がされている特別区の塚脇,上之段,溝辺地区の竹子の3か所であります。5点目の水道技術管理者の資格取得の関係ですが,まず,日数と課程は,福岡会場の学科講習が15日,県内の実務研修が15日,それに会場までの往復等を考えますと,1か月以上になると思われます。また,費用でありますが,平成21年度は学科が14万円,実務が12万6,000円となっており,そのほか交通費,宿泊費,食費等を考えますと,かなりの費用がかかるものと思われます。6点目の管理委託した場合の費用及び地元取得者の費用の一部を市において助成する考えはないかとの質問ですが,本来,その経費については,水道料金として受益者が負担し,運営されるものでありますので,市としての助成は今のところ考えておりません。


○教育長(?田肥文君)


 学校教育の1点目についてお答えをいたします。ご案内のとおり,平成21年度全国学力・学習状況調査は,本年4月21日に全国の小学校6年生を対象に国語と算数,中学校3年生を対象に国語と数学が実施をされ,それぞれに基礎的な分野のA問題と応用的な分野のB問題に分けて出題をされました。その調査結果が去る8月27日に公表をされました。本市の児童生徒の学力は,正当率から見ますと,小学校中学校ともに国語よりも算数,数学に課題があります。小学校では,国語,算数ともに基礎的な力はある程度身についているものの,応用する力がやや不足する傾向にあります。中学校数学の応用分野は,県や全国に比べて正当率が低い現状にあると捉えております。次に,2点目についてお答えをいたします。議員ご指摘の中学校数学の方程式に関する問題では,連立方程式を手順に沿って解く問題は7割以上の生徒が正しく答えておりますが,方程式をつくったり,一次関数のグラフを読取ったりする問題では,正当率がかなり落ち込んでおります。また,小学校国語の資料の読取りに関する問題では,文章の内容を読取るだけでなく,与えられた条件に沿って事実や自らの考えをまとめて書く応用的な問題になりますと,正当率が5割に満たないなどの結果となっております。3点目についてお答えをいたします。小学校では国語は基本的な読む,書く,話す,聞くの分野で,全国とほぼ同程度の結果を残しております。しかし,算数では引き算と割り算が交じった計算や百分率を求める問題などで,全国平均をやや下回る結果が出ております。また中学校では,国語の書く能力を問う問題につきましては,全体的に全国平均を上回る結果ですが,数学の数と式分野では全国平均を下回る結果となっております。市教育委員会としましては,今回の結果を踏まえまして,「児童生徒の問題意識や意欲を高め,問題解決的に学ぶ授業を展開すること」や,「目当てを明確にし,まとめや定着の時間を確保すること」など,さらに授業力の向上を目指して共通した取組を徹底するとともに,各学校の実態に応じた学力向上策の取組みを強く促してまいりたいと考えております。次に,3番目の学びの情報基地活用についてお答えをいたします。学びの情報基地とは,博物館や美術館,動物園などが展示するだけでなく,大学の専門的知識の活用や博物館を拠点に研究を進める市民グループとの連携などによって,本物の魅力やそのおもしろさを学ぶ場として提供するユニークな取組みであると理解をしております。霧島市には,歴史民俗資料館や郷土館,また県立の埋蔵文化財センターや上野原縄文の森などの施設,さらには民間の各種展示場や先人が残した産業遺産,文化財が数多く残されており,これらのすべてが教育や学習の場として捉えることができると考えております。教育委員会といたしましては,郷土館の資料を国分シビックセンター市民ギャラリーに展示する郷土館収蔵品展の開催や,市内に点在する文化財,自然,火山活動などを対象とした市内史跡めぐりの実施,文化財少年団活動を通した発掘現場での体験活動や浜下りなどの伝統行事への参加など,学びの視点も含めながらさまざまな取組みを進めてきているところでございます。また,本年6月には,県立博物館と連携した移動博物館推進事業「博物館がやってきた!」を開催し,動植物の展示や楽しい実験,星空観測,自然観察会などに児童生徒を中心に5,500名もの参加があり,好評を得たところであります。本市としましては,今後ともこれらの市民に市内に点在しているそれぞれの施設や文化財,自然,火山活動を含めた地質遺産などを教育や学びの場として,積極的な情報発信に努めてまいりたいと考えております。


○29番(栫井成孝君)


 最初から順を追ってちょっと詳しく聞きたいところがありますので,再質問をいたします。まず最初に,私は非常に残念に思うのが,今回のこの質問に対して,先般,健康増進課長を通じて保健所にちょっとお聞きしたいと思って連絡をとったんですが,保健所の方からは全部水道課に話してあるから水道課に聞きなさいということでしたが,これはもう非常に残念でありました。そのことをまず言っておきます。最初にこの問題につきまして,市営住宅の方,いいですかね,この水道法の中にいろいろ規制があるようですけども,結局市営住宅の水道,これに関してはどういう規制がなされていますか。


○建設部長(篠原明博君)


 市営住宅の簡易水道の維持管理についてということと思います。市営住宅につきましては,簡易専用水道に基づきます3階以上の住宅に給水を行うための受水槽,あるいは高架水槽を設置した団地を多く持っております。これらの施設は,厚生労働省令及び水道法規則に基づきまして年に1回の検査及び清掃が義務づけられております。本市といたしましては,指定検査機関におきます検査を行い,県に報告するとともに,秋ごろに清掃専門業者によります受水槽及び高架水槽の清掃を行って,末端の給水栓より取水を行い,水質検査を行っている状況でございます。


○29番(栫井成孝君)


 この2点目の問題でありますけど,簡易水道ですね,これは3月議会において同僚議員が数のことに関して質問しておりますが,私が把握している以上,答弁では23か所と27か所とありますが,実際,林務関係で整備した数はもっと私はたくさんあると思うんですが,この数に間違いありませんかね。


○林務水産課長(山下 晃君)


 現在,水道管理規程の中で規定されております地域の給水組合に管理委託をしておりますのが,23か所あります。それと,個人個人のやつはまだあると思うんですけれども,19年の9月に各総合支所を通じて調査したところでは,23か所以外に27か所あるということで答弁いたしました。


○29番(栫井成孝君)


 今のこの27か所につきましては,ある程度人数が制限されていると思うんですが,この27か所については人口で何人以上のところが対象になっていますか。


○林務水産課長(山下 晃君)


 山間部でありまして,戸数が急に減になったりしているところもあるんですけれども,一応調べ方としては5戸以上の戸数があるところについて調査いたしました。


○29番(栫井成孝君)


 それと,水道技術管理者のことでございますが,この技術管理を取るための講習を受ける前に資格が必要ということですが,この資格とはどういうことなのか,教えてください。


○水道部長(迫間 勇君)


 受講資格といたしまして,学校教育法による高等学校を卒業した者,またはこれと同等以上の学力を有すると認められる者となっております。また,旧中学校令による中等学校を卒業した者,またはこれと同等以上の学力を有すると認められる者となっております。


○29番(栫井成孝君)


 先般の話では,実務経験が5年ということもおっしゃいましたですね,それを考えますと,今ここで発表なりました3地区が霧島市内でこの対象になるということですね,技術管理者を置かなければならない。そうしますと,費用,日数,この資格の前の資格,そういうことを考えますと,現にこの3地区の時点で取得することは可能だと思われますか。


○水道部長(迫間 勇君)


 今おっしゃいました簡易水道の3地区につきましては,それぞれ管理者がおられるかとは思うんですけれども,一般的には私どもの水道事業に携わっている者がほとんどが技術管理者を取得しているようでございますので,ちょっとやはり無理かなという気がいたしております。


○29番(栫井成孝君)


 実は,先般,ある地区に保健所の方が立ち入りをされて,100人以上だから管理者を持ちなさいということだったんです。そうしますと,現地区の状態では資格を取りに行く,もし1人の人が行って,不幸なことがあった場合2人行かなきゃいかん。そうしますと,費用,日数,そんなものをいろいろ考えますと,とても地元で負担できるわけがない。そんなことがあるんだったら,公共を引いてもらいたい,そこまでおっしゃった。しかし,それをするに当たっては,民間に委託するか,民間に委託しても,聞いた話だと,大体年間80万ぐらいかかるという話をされた。それに対してこの日数,いろんなことを考えますと,受益者負担ということを市長がおっしゃいましたけど,これは単に受益者負担で済まない問題に私は,だからお互いに水を供給するという意味では,やっぱり資格を取るための前の資格も,先ほどおっしゃいましたけど,5年以上の実務経験を持った者が資格を有する,講習を受ける,あるいは資格を取る,そういうことを考えますと,とても地元の方々でこういう資格を取りに行ける私は状況にない。そうしますと,民間委託にするか,市でもし取りに行く勇気の方ありましたら,助成の一部を私は出す必要があると思って今回質問した。しかし,この助成についてもう一ぺん考え直す必要はありませんか。


○副市長(南 洋海君)


 非常に難しい問題でございますけれども,いわゆる簡易水道,上水道で給水を受けていらっしゃる方は,おおむね各旧自治体誤差がございますけれども,80円から隼人町一番高いですけども,100円から百二,三十円前後の1t当たりの給水を受けて生活をしていらっしゃいます。簡易給水,いわゆる簡易水道,上水道に属さない水道組合等で運営をされている方々のt当たりとか,1か月当たりの給水料の負担金を見てみますと,非常に安価で給水を受けていらっしゃいます。やはり受益者負担の原則ではございませんけれども,その管理組合で管理技術者を雇うだけの費用を捻出できるかどうかちょっと研究してみなければいけませんけれども,ただ一つ言えることは水道組合で給水を受けていらっしゃる方,それから先ほどおっしゃいました林務の予算でつくったやつ,いわゆる公共の予算でつくったやつ,そういうものは各地域の水道組合のほうに管理委託をお願いをしております。その料金等を見ますと,一般の上水道,簡易水道の給水を受けていらっしゃる方と比べますと,格段の差があるのではないかと考えております。もしできることなら,管理組合で料金を調整していただいて,委託ができたら最高かなと思っております。しかし,それで賄えぬのがあるかもしれませんけども,今後ちょっと研究はさせていただきたいと考えております。


○29番(栫井成孝君)


 それなら,いろいろ選択肢はたくさんあると思うんです。助成,それから管理委託するか,また例えば,水道局の方が肩代わりして技術管理者となってその地域を面倒見る。私はこういうことが考えられる。だから,地元の方々とよく相談をしていきたいということをお願いしておきます。次に,学力テストの問題に行きますが,この答弁の中で私は,人数が出てくるのかなと思ったんですけど,当日の欠席者はいなかったんですかね。


○学校教育課長(村田研史君)


 小学校中学校ともに当日欠席をした児童生徒がおりまして,各学校からの聞取りでは小学校が37名,中学校が79名ということでございます。ただ,この子どもたちは後日,同じ内容で調査を受けさせております。


○29番(栫井成孝君)


 もう一つ,通知があったと書いてありますが,同時にアンケート調査が行われたと思うんですが,アンケート調査のことについても分析結果が送ってきているんですかね。


○学校教育課長(村田研史君)


 正式には学習状況調査といった内容で実施をされております。そういった内容については大まかな結果についていただいております。


○29番(栫井成孝君)


 今回の冒頭の中で前回より問題が易しいということがありますが,これはどうして前回よりか問題が易しくなった,そういう経過についてはどういうことでありますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 一概に易しくなったというふうに捉えてよいものかどうか迷うところがございますが,回を重ねるごとに,この出題される傾向についてそれぞれの学校あるいは自治体等でも研究が進んでいったというようなこと等も背景にあるのかなというふうに考えます。


○29番(栫井成孝君)


 ほかの問題に関しては適切に答弁をいただいております。もう1点,このアンケートの中で非常に気になるというか,なるほどという面があるわけですが,規則正しい生活をした方々が主に好成績を収めた傾向が見られる,また成績がよい傾向にあると思われますが,これは霧島市にとっても同様な結果であるものですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 議員ご指摘のとおり,例えば睡眠時間の取り方とか,あるいは食事の終わり方とか,あるいはテレビ,その他ゲーム等のそういったことに費やす時間,そういったこと等については結果に影響があらわれているということは,当初実施されたときからやはり指摘はされているところであり,霧島市の児童生徒についても,同様な傾向があるというふうに理解をしております。


○29番(栫井成孝君)


 それでは,3番目の学びの情報基地についてでございますが,失礼なことかもしれませんが,全国に博物館の種類といいますか,博物館の数がどのぐらいあると認識されておりますか。


○文化振興課長(川原和昭君)


 勉強不足で申しわけございませんけれども,数は把握してございません。


○29番(栫井成孝君)


 新聞に報道されておりますので,後でご覧いただければいいと思います。数的には2008年3月末で4,062施設あるということです。その中に,先ほどちょっと出てまいりましたが,今回,非常にユニークなことで一つだけ紹介させていただきますと,「いつでも,だれでも,自由に学べる」博物館。生き物から標本,歴史資料や学芸術品まで,展示されている実物の魅力やおもしろさを学ぶ「実物教育」の場であると。博物館教育の活用は,小学校,中学校,高校の新学習指導要領にも改めて位置づけられてあります。これはご存じですね。


○学校教育課長(村田研史君)


 ご指摘の内容については,いわゆる机上の学習ではなくて,じかに観察をしたり,あるいは手で触れたりといったような体験を通した学習を一層推進をするというようなことであろうというふうに理解をしております。そういったことについては,本市でも先ほど当初の答弁でありましたように,例えば移動博物館を活用したりとか,あるいは上野原縄文の森を活用したり,あるいは郷土館等を活用したりといったようなことで,機会を設定しているところでございます。


○29番(栫井成孝君)


 今ありましたように,今年の6月に移動博物館が霧島市に来ていろんな催しが開催され,これはそう1年に何回もということは,私はできないと思うんですが,これは大体大まかに何年サイクルで実施できたらというお考えなんですか。


○文化振興課長(川原和昭君)


 基本的に何年ごとにということはないかと思いますけれども,今後につきましては,博物館等と連携を密にしながら,この間も非常にたくさんの方においでをいただきまして,いろんな盛り上がりを見せておりますので,今後三,四年おきには開催ができるような形で取組みができればというふうに考えているところでございます。


○29番(栫井成孝君)


 この霧島市の中に歴史民俗資料館,また郷土館ということがありますが,郷土館は現在,工事中でありますね,これはいつの完成予定なんですか。


○文化振興課長(川原和昭君)


 本市には5つの郷土館等がございますけれども,現在,国分郷土館のほうが大体10月前半をめどに工事を進めているところでございます。


○29番(栫井成孝君)


 この最後の答弁で,火山活動を含めた地質遺産などの教育学びの場,これは現実に今まで火山活動の地質遺産,これを実際行われた経歴はあるんですかね。


○学校教育課長(村田研史君)


 特に理科の学習で取扱っている経緯はございます。今回,特にジオパークの認定を目指してというようなことで,市を挙げて取組んでいただいているところですので,一層そういった内容については子どもたちへの情報提供,あるいは教材化といったようなことで考えていきたいというふうに思っているところです。


○29番(栫井成孝君)


 もう一つ,星空観測会というのがありますね。これはどこの場所を利用されるんですか。


○文化振興課長(川原和昭君)


 これも「博物館がやってきた!」の事業の一環でございまして,お祭り広場を使いまして観察会を開催いたしております。


○29番(栫井成孝君)


 ちょっとがっかりしましたけど,星空観測会,有名な輝北町,そしてまた姶良町にもありますスターランド,私はこういうとこ,でまた,平山の山の中にもありますけども,すい星が発見された場所がある。だから,私はこういうところまで実際に外に出られて観測されたかと思いましたけど,またそういう考えはございませんか。


○学校教育課長(村田研史君)


 今,ご指摘をいただいた非常に恵まれた施設の活用ということについては,十分考えていく必要がございますし,それぞれ学校においては,星空観察会といったようなこと等も独自に実施をしているところもございます。


○議長(西村新一郎君)


 以上で栫井成孝議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午前11時55分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時00分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。次に,34番,浦野義仁議員より2件通告がされております。したがって,浦野義仁議員の発言を許可します。


○34番(浦野義仁君)


 トップになったことは小学校時代から1回もありませんでしたけど,今日は初めて昼からのトップになりました。よろしくお願いします。議長のお許しを得まして一般質問に入りますが,その前に皆さんが国政のことをおっしゃいますので,私も一言だけ言わしてもらいます。民主党が自民党がとおっしゃいますけど,角福戦争で田中軍団が勝ったと私は思っております。前田市長も青嵐会と荒々しいところに席を勧められて,それから田中軍団に入られたわけでございますけど,まあよかったですね,田中軍団勝ちましたから。だから,大したことはないと思っております。それでは,本題に入ります。私は,今回で引退いたします。市長みたいに2期目2期目,皆さんみたい2期目ということは言いません。どうか2期目の方頑張ってください。どうも性に合わない市会議員を続けておりまして,4年間にがんという身内を3つつくりまして,早ようやめんなこれは薬も効かんと思って辞めるようにしました。だから,引退を目前にした議員の一般質問ですから,どうか冷やかさないで,笑わないでお聞き願いたいと思います。通告のとおりの質問です。取材にも丁寧に応じました。優秀な山口部長とか,教育部長,教育長,模範的な答弁より実のある答弁を期待いたしまして,本題に入ります。よろしくお願いします。市長は,「3年9か月が経過した」と申されました。そして,「喜びよりもむしろ苦難の連続の毎日だった」と述べられました。私は,市長は欣喜雀躍,毎日を楽しんで跳びはねておられると思っていたのですが,少々がっかりいたしました。同時に苦労もあったのだなと少々同情いたしました。所信表明,そして施政方針で宣言された行政評価システムの導入は,数多くなされた事業の中でどの事業よりも困難な事業であり,他者が範とすべき輝ける実績であると思っております。欲を言えば霧島市経営健全化計画等ももう少し紙面を割いていただければよかったんではないかと残念に思います。通告の1,行政評価について入ります。(1)は,今は道半ばですが,行政評価事務事業の削減,クラッシュ・アンド・ビルド,簡略化が入り口であり,そのために考えられたシステムであり,今後これからのことですが,念のためにお聞きする内容でございます。(2)は,単なる無機質な費用対効果ではなく,市の未来像を的確に見据え,増大するであろう住民ニーズをやみくもに取入れることなく,妥当性のある為政者としての目線を持ち,ローリングには必ず市長は参加して協議してもらいたい。(3)は,決して特命を否定するものではなく,特命はあるのが当然ですが,底辺には市長自らが宣言して動き出した行政評価システムがあることを念頭に判断していかなければなりません。安易な特命は事務事業の増大を余儀なくし,行政評価の根幹を見失うことになると思います。次,2,公立幼稚園について。幼少教育の重要性については,十分過ぎるほど理解されている。なのに,なぜ預かり保育にゴーサインを出さないのか,大田幼稚園の再開,3年保育の実施,適正な料金による経済負担の軽減,お母さん方これには大変感謝されておられます。しかし,生活の質の向上とともに,子どもの養育費の捻出のための就職活動は預かり保育は認められなければ無理なのであります。今のままの幼稚園教育行政は,やがて行き詰まり,再び閉鎖の憂き目に遭うことが必定であります。そこには民営盛んになりて公立滅ぶの図式を見るわけでございます。市長はどのように判断されるか,お聞かせください。以上で1回目の質問を終わります。2回目は自席からやりますので,よろしくお願いします。


○市長(前田終止君)


 浦野議員から2点につきましてご質問でございました。1点目につきましては,私のほうから答弁をいたします。2点目につきましては,教育委員会が答弁いたします。行政評価についての1点目についてでございます。お答えいたします。行政評価につきましては,平成18年度から行政評価システムの構築を行うこととして,評価手法の研修や実務の作業を進めてまいりました。具体的な事務事業の評価作業につきましては,当初からすべての事務事業を評価したものではなく,年次的に評価対象の事務事業の数を増やしながら作業を進めてきたため,現時点においてご質問の事務事業の増減比較ができる数字は持ち合わせておりません。しかしながら,平成22年度以降は行政評価の事務事業と予算上の事業を統一する予定でありますので,比較が可能になるものと思われます。2点目につきましては,行政評価の本質は,「結果を次の企画や実施に生かす」という組織体質改革であります。現在,事務事業評価シートを使っての結果の振り返りを行い,成果が現れない事務事業につきましては,問題の分析をして改革改善案の検討を行うなどの評価を実施し,これを次年度の事業実施に反映することとして取組んでいるところでございます。また,行政評価の導入の目的の一つである総合計画の進行管理や,予算編成の手段としても活用をいたしております。実施計画のローリングにつきましては,各施策主管部署から提出された原案に基づき,副市長並びに総合計画及び財政担当部署で検討協議した後,私が新たな計画期間の実施計画として決定いたしているところでございます。なお,単年度ごとに年度経過後に実績を取りまとめ,進行管理についても適切に行っているところでございます。3点目につきましては,本市では行政評価を活用した行政経営を行うこととしており,来年度予算の編成作業では,施策評価の結果をもとに行政経営会議において,次年度に向けた基本方針を設定し,その後市政推進会議を経て,私が次年度の行政経営方針を決定することといたしておりますので,ご質問のありました,特命的な新規事業の取扱いにつきましても,施策の問題解決の観点から,事前評価の結果に基づいて取組むことといたしております。


○教育長(?田肥文君)


 公立幼稚園についてお答えをいたします。幼児期における教育は,生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであり,幼稚園教育は学校教育法に規定する目的を達成するため,幼児期の特性を踏まえ,環境を通して行うものであることを基本としております。霧島市立幼稚園は,通常,給食を挟んだ午前9時から午後2時までの4時間の教育をしております。その後の保育時間を延長する預かり保育や,長期休業中の預かり保育につきましては,昨年行ったアンケートや意見交換会で要望がございましたが,現在のところ実施しておりません。また,教育課程の上では幼稚園も小学校と同様,長期休業中は家庭で過ごすことを基本としておりますので,現在のところ実施しておりません。預かり保育を実施する場合,私立の幼稚園や保育園から園児が流入することが想定されますことから,これらの経営を圧迫するおそれもございます。今後,幼稚園教育要領の改正や保護者のご意見を踏まえて,私立幼稚園,私立保育園の理解を得る方向で協議してまいりたいと考えております。


○34番(浦野義仁君)


 立派な答弁をいただきました。それでは,2回目の質問をさせていただきます。特命,私は特命あってしかるべきだと思ってるんです。ところが,市長,この庁舎内うろうろ歩いておりますと,忙しい忙しいって結構席にいらっしゃらない部課長さんがおられる場合があります。これは何かあるかな,市長から特命が出たんかなあと私は根性悪いからすぐ思う。まあ前田市長は昔から結果を重視される方でございました。もう1つ欠点がありまして,昨日のことを今日やろうとするわけですよ。何か月か前のことは案外忘れていらっしゃるわけですよね。結果を急ぎ過ぎると,そういう傾向はだれしもあるんですけど,早急な結果の報告を求めたりする特命というのは,事務事業というのは非常に困難を来すわけなんです。そうじゃないかなあと思う。昔から市長は私は知ってるもんですから,性格上そうじゃないかなと思ったわけです。違うときは勘弁してくださいよ。話は違いますが,今日はこういう質問を何もしないつもりだった。ところが,深町議員が「私も辞めるから最後の質問しようや」というふうに言われて,「おれせんぞ」って,「市長も替わるかもしれないからもうせんぞ」って言ったんです。そしたら教育長あと1年あるとおっしゃるわけですよね。なら教育長に質問せないかんなって,教育長だけじゃ片手落ちだから市長にもしなきゃいかんなと,これが本当だったんです。ただ一番気になったのは,事務事業の特命のあり方について,気を付けていただきたいと,これだけやったんですよ。非常に先ほどの議会の冒頭で市長がお読みになった中で気になったのは,行政評価に関して述べてなかった。一番これを苦労されたと思うんです。霧島市経営健全化計画,それにおいて動き出してあるんです。この(1)番も(2)番もただのつけ足しですよ,これは今することじゃありませんので。だから総合計画を立てられたのも,結局は評価システム,市長も今おっしゃったですけどね,それに基づいて行われる以上は,(1),(2)もちょっとつけとかな格好つかんなと思って付けたわけです。どうか一番特命というのが,この行政評価システムをぶっ壊すもとになった例が,全国で多いわけなんです。それと市長が,お替わりになったときに,自然と消滅しているわけです。だから,今日は市長は2期目2期目とおっしゃった。もう昼からおっしゃらなくてもいいですから,その意気込みでこの行政評価だけは続けてほしい,きっちり仕上げてほしいと,こういう願いを込めております。だから,特命というのは必ずある。これはもう首長しか持たない権限でございますから,あんまり使い過ぎるとせっかく自分で目指しているところを,大上段に振りかぶって所信表明,施政方針演説に述べられたわけです。それによって,霧島市の行政が動き出したわけですから,これも大事にしていただきたいと,そういう思いで,今回の質問になったわけなんですよ。1つは,ジオパークですよ,市長,県からすぐ電話が来たんです。「県も何も対応していない」と,「霧島市は進んでいますね」と,だれが来たって,「あの部長はすぐ走るからな」って言ったんですよね,やはり,きっちり精査されて,これはいい発想ですから,やってほしいと思うんですよ。山口部長とも,この前話したんですけどね,ジオパーク,地球の内部まで調べた,地熱発電所のボーリングですよ,あれが全部残っているんですよ。うちの地層はこうなっていると,出光が掘ったのは妙見なんです,ご存じでしょ,川の向こう,あのとき,たしか四,五十m岩盤を抜いたら,シラスが出てくるって言うんですよ。その中に,私は見たんですよ,木の枝とか入っているわけですよ,その岩盤の下の地層に。それを20mぐらい掘ったら,今度はまた岩盤が出てくるわけです,溶岩の。そういう地層がずっとあるんですよ。しかも地名は言えませんが,「浦野さんここを170m掘ったらマグマですよ」と,「現在も家が建っているんですよ,ずっと,そこら辺は。怖いところですよ」と,私は見に行ったですよ。だから,あの試験井を掘るときの,資料が残っているわけです。そういうものも山口部長,参考にされてジオパークの一端にされたらどうですかって,山口部長と話したんですよね。ここでばらしますけど,どうしても仕上げたいから山口部長に言うたんですよ,だから,その点なんかも総合的に。それから牧園町に,四国の建設局長をしておられた小林さん,その人が大林の開発部長になったんですよ。その部下が,中林,大林におったんですけどね,そのとき500mメッシュ単位の,牧園町と霧島町の植生と地質分布を飛行機まで飛ばして調べた地図,そういうのも探し出してやられたらいいんじゃないかと,霧島町はないんです,霧島町に念を入れて,冊子にして預けておった書類,それがないんです。だから,あのジオパークをやるなら,徹底的に,そういう基礎資料を集められた上でやってほしいという願いから,行政評価が,横道にそれましたけどね,やっぱりジオパークっていうのを行政評価に照らし合わしたら,そういう基礎の段階の準備が足りなかったんじゃないかと,こう思うものですから,この話を持ち出したんですけど,どうか市長,これから新規の事業をするときは,クラッシュ・アンド・ビルド,これは基本ですから,きちっとした,もう事務事業はつぶしていかんないかんという発想じゃございません。やるなら,そこまで徹底して調べた上でやっていただきたいと,こういう願いがある,まあ遺言みたいなものなんですよ,これで終わりますが,本当よろしくお願いします。行政評価も頭のいい皆さんですから,答弁もきっちりして100点満点で,110点ぐらいの答弁でございますので,次,教育委員会,教育長よろしくお願いします。10分で終わるつもりが終わらんようになりましたけど,市が前田市長をはじめとして,それこそ市民の幸せを願い,生活の向上を目指しておられるわけです。それは,皆さん感じているんです。ところが,幼稚園行政に限っては,こういう答弁しか出てこない。町の時代に,文部省が3年保育を打ち出したんです,昔ですよ。鬼塚という幼稚園の園長さんが,「浦野さん,3年保育できるようになった。こんないいことはない」とおっしゃった。町長も,「霧島の大将」とか何とかいう自分で書いた本があったんです。あれを「ちゃんと園長があそこの机の上に置いておられましたよ」って言ったら,どうしても3年保育をせんないかんとこうだったんです。ところが,猛然と反対が起こったんですよ。そしたら,「もうしない」と,そうなったわけです。私は親しかったものだから,しない理由を言えと言ったんですよ。「あそこのお寺は檀徒がうけでやな」と,清き一票が多いっていうことなんでしょう。まさか,霧島市の私がちゃんと尊敬する前田市長はそういうことはないと思うんですけど,教育長のほうから,まず答弁ください。やっぱり首長さんは清き一票で動くわけですよ,我々議員もそうなんです。だから,いっぱい檀徒をつけたりするところがぎゃあぎゃあ言い出すと腰が引けるわけなんですよ。はっきり言われたんですよ,何年前やけど,「あそこはな,檀徒んしがおいやっで票がうけでやなって,今度はそいの分は出さんめや」と,これは事実なんですから。だから,こういうところで言うんですよ。だから,それでなければいいがなと思うんですけど,これは市長に聞かないかんのやけど,まず教育長,答弁してください。このとおりか,票のゆえに,こういう指示があったのか,どっちか言うてくださいよ。


○教育長(?田肥文君)


 一切そういう指示はございません。この預かり保育につきましては,今市が進めております子育て支援の部分は,教育委員会の幼稚園のみならず保育園がございます。そして,またそれは公立もあれば私立もあるというようなことでございまして,私どもが,先ほどは消極的と言われておりましたが,積極的にこれをしようとしますと,なかなかその理解が得られないということがございまして,まずそれなら大田幼稚園を再開するには,何が優先するかとしたときに3年保育をまず優先させようということで,それにまず取組んでいこうということで,預かり保育は,今年の4月から実際に施行ということでございましたので,これはしばらく待とうということで決定をして,今進めている状況でございます。そういうことでご理解をいただきたいと思います。


○34番(浦野義仁君)


 それではいいですか,ここに陳情書があるわけですよ,幼稚園から陳情書が来ておるわけですよね,皆さんご存じですよね,2万円増やせと,ただ,この公立の幼稚園は,園料が安いんですよ,非常に助かっているんですよ。それで,助かって,本当九千何ぼか1万円ぐらいだと,だけど,それは非常にいいし,現実に京セラの社員が霧島に親御さんがおられて,3年保育が始まったもんだから,私は国分に家を建てる予定を,親も近くにおるから,霧島に家を建てるということで建てられたんですよ。そういう影響もあるんですよ,地域の活性化と,いろいろおっしゃるんですよ。立派な政策は,施策として出されているんですけど,やはり,限界集落とか,準限界集落,霧島なんか,あと10年たったら全域限界集落ですよ。その中にあって,若い方々が1世帯でも住み着いてくれれば,本当,私も自治公民館長を12年していましたからありがたいんですよね。その一助のためにも,どうしても通告書には延長保育と書いたんですけど,お母さん方は延長保育っていうんですよ,預かり保育っていう言葉しかないんですけど,だから,その辺を考えていただきたい。もう住み着いたんです,国分のアパートにおられた方が,親も霧島におると,なら霧島に帰ってこようかと,帰ってまいりましたと言うんですよ。だから,地域の活性化とか,少子高齢化とか,いろいろな問題が山積していますが,この幼稚園教育,幼児教育,文科省も一番最初に上げるようになったんですよね,去年の指導要領の,私はここに指導要領を持ってきているんですよ,全部。再三読んでも預かり保育について述べられているわけです。だから,それだけ文科省も言われておる。まあ厚生労働省と文科省と2つ分かれているから,教育行政は,幼稚園教育は難しいんですけど,その点を含めてもきっちりやってください。この答弁には一応夏休みのこと,触れてありますけど,私は当初から幼少教育の重要さは,夏休みがあって当たり前だと,冬休みがあってしかるべきだと,ただ2時までのやつを,せめて就業時間までぐらいは延長させていただきたいというのが私の当初からのお願いだったんです。もう一ぺん,教育長ご答弁ください。


○学校教育課長(村田研史君)


 今,議員がるる述べていらっしゃるように,そして,教育長も答弁をいたしました。やはり,私立の幼稚園,保育園との兼ね合いというようなこともございます。そして,もう1点は,もう現実として幼児数がどんどん減ってきていると,そういった中で,私どもも私立の幼稚園へも補助の関係で努力をしてまいりました。そして,公立の幼稚園については,3年保育ということで拡大をしようと,何とか両立できないかということで努力をしてきましたけれども,なかなか現実としては,今言いましたように,園児数の減少ということが目の前に差し迫っており,そういったことで,ただいま市の教育振興基本計画というものを5年先,10年先を見込んで立てようというふうにしておりますので,そういった中できちっと幼稚園教育のあり方についても,審議会を立ち上げて協議をしていきたいと,これは是非ご理解をいただきたいというふうに思います。


○34番(浦野義仁君)


 本当,民間が預かり保育をずっとやっております。片手落ちだって,その上にあと2万円増やせと,一方は経営でやっているんですよね。公立のほうは経営はないかって,あるんだけど,真から幼児の教育に取組んでいるのは公営だと思っております,公立だと思っております。それで,田舎の場合は,詰込みがあったり,しかも,私は保育園の先生と結婚するなって,うちの息子は結婚したんですけどね,営業の笑顔は抜群によくて,Aコープなんかで会ったら知らん顔されると,ああいうところで教育を受けたらろくな人間にならんぞと,私。ところが,うちの息子が保育園の先生と結婚した。えらい怒ったんですけどね,やめとけって言ったんですけど,そうはいかなかった。いろいろな弊害があるわけですよ,お母さん方もそれをおっしゃるんですよ,Aコープで会ったら知らん顔すると。だから,民間であろうと,何であろうと,子どもの人格形成の上においては,これは全然違う意味ですけど,やはりにこにこするのは,外でもにこにこせえって言いたいんですが,端的に言えばですよ。そうすると,今大田幼稚園の先生方非常にいいというわけです。途中で会っても全然変わらないっていうわけですよ,お母さん方が。子どももみんな喜んでおる。保育園に行くときは,もう行かない行かないって途中から逃げて帰ったりしたけど,自分から行くって,こんな楽なことはないと,お母さん方はおっしゃる,これは皆さん,だから出席率はいいと思うんですよ,あそこは,人数は少ないけどですね。その辺がどこが違うかと,やっぱり指導者たる先生の質だろうなと,一言で言えばそこなんですよね。やはり,それだけ余裕があるわけですよ,幼稚園というところは。だから,その意味も含めて,この問題は,苦悩されると思うんですから,もう1つ質問したかったんですけど,この判断は市長がされたと漏れ聞いたことがあるんですけど,市長さん,今度は市長に質問しますけど,いかがでございましょうか。


○市長(前田終止君)


 政策決定,これをいかなる価値観,それで決定していくのかというような意味の前置きがございました。すべての,私は政策決定,これに当たっては本当に真剣に,当然のことながら大所高所からしっかり考えて,お示しをさせてもらっているつもりであります。県会議員も退路を断切って辞めた,そして,最後の町長,初代市長と選んでいただいた,あの瞬間からもう何も要らないと,我がふるさとのために,私みたいな者だけど,役に立てば。ですから,そういう意味での私心をもう一切捨てて,できる努力を,ここにしかないふるさとのために一身なげうとうと,そういう覚悟を持って臨んでいるわけです。ですから,例えば,票とか,お金とか,あるいはこの団体の長になれば,ひょっとしたら選挙で有利になるかもしれない,違う,それはもうすべて私は自らそういうチャンスがあっても,そういう議論をしましたですよね,私はですから,そういうつもりで,すべてのことに対して一身なげうってさまざまな政策決定をしてまいりました。こういうことについての結論も一緒でございます。


○34番(浦野義仁君)


 市長が勝手に県議をやめられて,ほかの支持者から怒られたです,私は後で。大体話は分かりました。今度教育何とかっていうのをおつくりになるのであれば,きちっとそこら辺を考えられて,考察の上に,公立幼稚園のあり方というものを位置づけてほしいと,よろしいでしょうか,教育長,本当ですよ,そうしないと片一方では民営化にとか,2万円くれとか,でしょ,公立はそんなにしたら民営圧迫だと,勝手なことばっかり言っているわけですよ。ところが,今の安い幼稚園の授業料っていうのは,お母さん方にとっては非常に助かるわけです。これは事実なんです。ところが,中途半端,パートも行けないと,またすぐ迎えに行かないかんという実態が今なんですよ。だから,坊主と蛇は生殺ししたら化けて出るぞと,蛇の生殺しみたいな時間帯というのはつくってほしくない,必ず延長保育なり,預かり保育というものを,きちんと教育何とかに入れ込んでほしい。預かり保育を入れて,そうしないと,これは中途半端なんですよ。私はこれで質問を終わりますけど,答弁がなかなかしにくいと思いますよ。最後の引退する議員の一般質問と思ってお聞きになってください。もう選挙じゃないけど最後のお願いですから,じゃあ,議長終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で浦野義仁議員の一般質問を終わります。次に,5番,有村久行議員より3件通告がされております。したがって,有村久行議員の発言を許可します。


○5番(有村久行君)


 一番眠たい時間帯ですけれども,私はユーモアも入れません。我慢してご清聴をよろしくお願いいたします。今回の選挙につきましては,皆さんから触れていただきましたけれども,今回の総選挙は民主党の圧勝,自民党の歴史的大敗北に終わりましたが,自民党に逆風が吹き荒れる中で,我が4区においては継続して当選いただきました地元の小里泰弘代議士に改めまして衷心よりお祝いを申し上げますとともに,ご支援いただきました皆様方に,後援会の役員の一人といたしまして,心から敬意を表し感謝を申し上げる次第でございます。願わくば,小里代議士には,二大政党制確立を目指し,目先の利害にとらわれず,しっかり将来ビジョンと確たる信念を持って自民党再生に全力を尽くしてほしいと念願するものであります。それでは,ただいま議長のお許しをいただきましたので,先に通告いたしておりました3点につきまして一般質問をいたします。私は,今期をもって引退を決断いたしておりますので,率直に申し上げまして,引退する者が最終議会に当たり一般質問してよいものか迷いがなかったとは言えませんが,議員としての職務を全うすべく,4年間を総括して一般質問することにいたしましたので,何とぞよろしくお願いいたします。私にとりましては,最初にして最後の議会となりましたが,合併により執行部から議員に転身をいたしまして戸惑うことばかりでありましたが,おかげさまで創政クラブの皆様をはじめ,議員各位の暖かい友情とご指導により,この4年間,無事に議員としての職務を全うすることができましたことは,生涯の喜びでございます。本当にお世話さまになりありがとうございました。2期目の霧島市議会議員選挙に挑戦なさいます皆様のご健闘と必勝をご祈願いたしまして,早速,一般質問に入ります。まず第1点,空港を活かしたまちづくりについて3項目にわたり質問いたします。1と2につきましては,関連がございますので一括して質問いたします。本件につきましては,先に活性化対策調査特別委員会におきましても取上げ,提言もさせていただきました。また,市長からも開港40周年を前に提案書をいただきましたが,現実に新幹線が全線開業いたしますと,予想以上に大きな影響があると思いますが,事業の創造策がありましょうか。対策の一案として,県とも連携して空港内に事務所を開設して,実態を掌握しながら対策を講じる考えはありませんか。次に,比較的新幹線の影響を受けにくい富士山静岡空港との交流促進策を講じるべきと思いますが,対策がありましょうか。静岡県は,人口が鹿児島県の倍以上の380万人以上おりますし,企業立地も日本で一番多いと聞いております。観光地もたくさんあり,お茶,カツオなど,共通産物がありますが,交流促進策を伺います。次に,第2点,農業振興について3項目伺います。まず,全国お茶まつりは予定どおり開催するとのことであります。開催場所については,これから決めるとのことでありますが,お茶の市況が大変厳しい中,全国お茶まつりに具体的に何を期待し,どのような施策を考えて進められるのかお伺いいたします。また,観光振興策にもつなげてほしいと思いますが対策がありましょうか。次に,お茶は本市農業の主幹作物でありますが,昨年からの引き続く価格低迷で,茶業者の意欲は極端に減退し,生葉生産者の中には,お茶づくりでは採算が合わなくなったから,この際やめようという方が増えております。またお茶工場の中にも廃業しようという方も出てきております。何か救済策を考えておられましょうか。次に,このままでは本市の農業は高齢化が進み,5年,10年を待たず衰退,消滅するところも多く出てくると心配いたしております。特に,お茶畑の耕作放棄地は,この撤去にかなりの費用がかさみ,今のうちから対策が必要でありますが,対策を考えておられればお伺いいたします。このような現状から集落営農の推進や法人化の構想,お茶工場の統合法人化が必要と思いますが,お考えをお伺いいたします。最後の3点目に,市政運営について,職員の給与の問題を取り上げさせていただきました。この件につきましては,同僚議員からも質問がありましたけれども,完全な統一が図られていないと判断し質問するものであります。市長の市政運営の基本方針の1つに,公平,公正な市政運営が掲げられ努力がされてまいりました。しかし,職員給与については完全な統一がされていないため,各総合支所の職員に不満が残り,市政に対する不信につながっているように見受けます。人は等しからざるを憂うのであります。前歴や昇格基準を統一して,再計算を行い,職員の意欲を喚起していくことが1市6町対等合併した市町村のあるべき姿と思いますが,現状と対策を伺います。以上,明快なる答弁をお願いいたしまして質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 有村議員から3点につきましてご質問でございました。1点目につきましては,私のほうから答弁させていただきます。そのほかにつきましては,関係部長がそれぞれ答弁させていただきます。1問目の空港を活かしたまちづくりについてお答えいたします。まず1点目の航空需要の創造策でございますけれども,議員ご指摘のとおり,九州新幹線が全線開業いたしますと,大阪〜鹿児島便等を中心に航空旅客が減少することが予想されます。このような中,航空利用者を確保していくためには3つの大きな要素,すなわち,「時間」,「料金」,「快適性」を向上することが何より大事なことではないかと考えているところでございます。具体的に,まず時間につきましては,バスなどを利用した空港までのアクセスの向上や,空港到着後のチェックインなど,搭乗までの手続のスピードアップなどが考えられます。料金につきましては,航空料金のみならず,地上の料金も含めたトータル料金の低減化,これを図っていくことが重要であります。快適性につきましては,飛行機内だけでなく空港での待ち時間等の快適化を図る必要があろうかと考えられます。これらの課題を,今後それぞれ関係事業者団体ができることから解決していくことが重要であり,また限られた旅行者を航空と鉄道が取り合うのではなく,県や市町村,航空各会社,鉄道会社が共同して南九州への来訪者を増加させる取組みが肝要であると考えており,鹿児島の魅力を全国に発信していく努力を今後とも行ってまいりたいと存じます。次に,2点目についてお答えします。鹿児島空港の利用者の増加策につきましては,空港関係者や鹿児島県,霧島市,航空会社,バスやタクシー,レンタカー等の協会,観光連盟,商工会議所の関係者が相互に連携,協力し,鹿児島空港の利用者の利便性の向上を図るための「鹿児島空港利用者利便向上協議会」や,さらに,報道各社や旅行業者,金融,各種公的団体等を加えた「鹿児島空港国際化促進協議会」等において,かねてから情報の収集,分析をはじめ,各種施策を実施いたしているところでございます。航空機利用者の増加には行政だけでなく,関係する多くの方々の協力が必要であり,今後とも,これらの協議会等を通じた取組みを強化していくことが重要であると考えているところでございます。なお,昨年度は航空会社のシンクタンクが設置をいたしました「空港と地域活性化委員会」に,これは全国レベルでございますけども,私は空港所在都市の市長として意見を述べる機会をいただき,これに合わせて本市におきましても市民,県,空港関係者が会して,課題や問題点,解決策等,意見交換をする場を設けさせていただいたところでございます。最後の3点目についてお答えいたします。鹿児島〜静岡線は7月23日に就航をし,その後の1か月間の平均搭乗率は64.1%と,同路線を運航する航空会社が運航目標とする65%をやや割り込むものの,同時就航した同社3路線の中では最も高い実績を上げておりまして,観光需要が下支えしているのではと同社では分析されておられるようでございます。本市といたしましては,この間,県や空港関係者,県商工会議所連合会,静岡県観光協会などとともに,「鹿児島・静岡線開設記念キャンペーン実行委員会」を組織し,開設記念セレモニーの実施,県内マスコミの現地取材支援,県内旅行会社の旅行商品広告支援などを行ってまいりました。鹿児島と静岡は,お茶やかつおぶし,ウナギなどその特産品が競合するライバルである一方,相互に特色ある富士山,霧島山,また有名な温泉などを擁する観光地でありますことから,今後両県や両県の民間の方々とも協力をし,お互い切磋琢磨し合いながら経済交流や観光交流などを積極的に図ってまいりたいと存じております。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 農業振興についての1点目についてお答えいたします。昨日も市長のほうが申し上げましたが,全国お茶まつり大会の平成23年度霧島市での開催につきましては,本年3月25日に,主催者である日本茶業中央会より決定通知をいただいたところでございます。開催場所につきましては,式典会場,出展茶展示会場,消費拡大イベント会場となる施設の整備状況,大会関係者や消費者が集まりやすい交通の利便性等を総合的に判断し,県や茶業関係者などと協議しながら,今後できるだけ早く決定したいと考えております。全国お茶まつり大会を本市で開催する目的は,全国の茶の主産地が一堂に会する本大会で,お茶どころとしての霧島市の存在と霧島茶の品質の高さをアピールすることにより霧島茶のブランド化を図ることであります。また,ホテルなど観光関係者と連携し,観光地霧島市としてのアピールにも努め,もう一度訪れていただくような企画も検討したいと考えております。次に,2点目についてお答えいたします。2年連続して茶価が低迷し,茶生産農家が大変厳しい経営状況にありますが,市としましては,引き続き品質向上を図るための防霜ファンの設置や摘採機の導入支援を進めるとともに,山間地の気候特性を生かしたかぶせ茶などの商品づくりや消費拡大や販路拡大のための取組みを茶業関係者と一体となって進めていかなければならないと考えております。3点目についてお答えいたします。茶工場については,大変厳しい経営状況の中で,工場としての安定経営を持続するための茶園面積の適正規模を検討する時期に来ており,全国の状況や健全経営を行っている工場の規模などの情報を収集し,県やJA等も含め,工場の統合,法人化の検討が必要であると考えております。また,農業従事者の高齢化が進行する中で,集落の農地を維持していくためには,集落営農の取組みが現時点では最良と考えており,持続するための経営を視点に入れた集落営農への取組みを進めていくこととしております。


○総務部長(今村恭一君)


 3問目の市政運営につきましての1点目,2点目は関連がございますので一括してお答えいたします。職員の給与につきましては,旧自治体の給与条例,規則により適正に運用され,その現給について,合併前日の号俸をそのまま引き継ぎ,合併後は霧島市の給与条例,規則により統一した運用がなされております。旧自治体間におきましては,前歴換算,初任給の格付けや昇給,昇格等の基準が異なることから,若干の差異が見られました。平成18年4月には人事院勧告により地域給が導入され,給料表の大幅な見直しがなされ,中高年層を中心に大幅な給与切り下げが実施されました。あわせて,現給保障も同時に実施されましたが,実質的には昇給がないことにより定年まで同じ給料額が続く職員や相当年数昇給がない職員が多数発生いたしました。この給料表の見直しの際に,昇格等の基準の見直しも行い,それに合わせ旧自治体間の調整を旧給料表の主に4級から6級に在級していた約140名について実施をいたしましたので,これ以上の調整については,今後実施する計画は持っておりません。


○5番(有村久行君)


 ただいまそれぞれ回答をいただきましたけれども,私は新幹線が全線開業をいたしますと,私の試算では,これはあくまでも試算ですけれども150万人ぐらい減るのではないかと心配をいたしております。まず,東京が250万人おりますけれども,ざっと50万人ぐらい減るのではないか,鹿児島市から以西,西の方々は,ほとんど東京まで,行きは新幹線を利用されるのではないかというふうに思っております。帰りはやはり7時間もかかると大変だということで飛行機を利用されますけれども,場合にはよっては,隼人,国分の方々も行きは新幹線で大阪,東京まで行かれる可能性もあるなと,そうしますと,まだこれ以上に減るのかなと心配をいたすものであります。名古屋が,今50万人ざっとおりますけれども,これも10万人程度は減るかなと,それと,大阪が122万人おりますけれども,これが70万人ぐらい減るのではないかという心配をいたしております。福岡が19万人ざっとおりますが,これが13万5,000人ぐらい減るかなと,それに岡山が3万人ですけれども,これが2万5,000人ぐらいになるのかな,これは路線廃止もあり得るというふうに思っております。それから,広島便も5万人おりますけれども,これも4万人ぐらいに減る可能性もある,場合によっては,ここも路線廃止の対象になり得るというふうに心配いたしますと,これはかなり減少してくるというふうに思っております。したがいまして,いろいろ今対策も講じられておる,今答弁でもありましたけれども,やはり,このことを踏まえた深刻な対策が必要だと,実は,私は創政クラブの皆さん方が,先般南日本新聞にANAの総合研究の社長,浜田さんの記事を見られまして,非常に,能登空港が,これは小さな空港だけれども,対策を講じられておるということで研修をいたしました。ここでは,4市4町がそれぞれ組織をつくりましてイベントを開催したり補助金を出したりして利用促進対策を進められておるのですが,やはり,私はそういったことから実は空港内に事務所を開設して,ここは県も中心になって,県と4市4町が合同して事務所をつくっておると,そして,対策委員会も設けまして,実行委員会も設けましていろいろなイベント補助事業も実施をしておるわけでありますが,これは,今回答にもありましたけれども,早急に行くとは思いませんけれども,やはりこんな深刻な事態であれば,やはり実態をしっかり把握をしながら,場合によりましては,空港,飛行機を利用する人,搭乗者,乗降客だけではなくて,イベント等も開催をして,やはり空港の利用者を増やす対策も必要ではないかと思いますが,その辺につきまして執行部の考え方をお伺いいたします。


○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)


 まず,今,能登空港のお話しがございましたけれども,市長のご答弁の中で申し上げました空港と地域活性化委員会というこれは全国レベルの空港所在都市の市長とか,そういった方々が集まって,その中で,この1つの例として,この能登空港の関係も勉強しながら,こういったのを念頭に置きながらいろいろ施策を練ったところでございます。能登空港におきましては,ここの一番の課題が空港からのアクセスがないということで,ここから和倉温泉というところがあるんですけれども,そこまで行く交通機関がないということで,ここは大きく,この能登空港では考えられまして,周りの市町村がここに行くような,何かできないだろうかと,そういったアクセスなどを考えることをいっぱいやったみたいです。そして,イベントなんかをやっていくと,そういうことによって地域の元気を出していこうと,そういったのが成功された事例だということでございます。市長が,この空港と地域活性化委員会の中で一つの方向性を皆さんと出した経過がございますけれども,その中には,そういった能登空港の取組みとか,それから空港でのイベント,そして,地域がどうやったら頑張っていけるかと,そういったのを具体的に検討してまとめた報告書などもつくったところでございます。先ほど申しましたとおり,そういった中からそれぞれの団体がございますので,そういったところが,できることからやっていくことが空港の活性化につながっていくものというふうに考えております。


○5番(有村久行君)


 まず空港のその協議会では,いろいろな,これは今検討段階だろうと,いろいろ問題を把握して今後の対策を講じようということになるんだろうと思いますけれども,そこでも今後そんな中部空港でも新聞に出ておりましたけれども,小学生にジャンボ機を引かせるイベントをやっておりましたね。やはり,能登空港でもそれをやっているんです,小学生にジャンボ機を引っ張ることを計画をしておりましたけれども,やはり,そういったこの協議会で,その辺のイベントまで計画をされるのであれば,あえて即事務所をつくれなんて,そんなことは言いませんけれども,そんなことができるのでしょうか,そこまで考えられておるのかどうか,お伺いいたします。


○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)


 この空港と地域活性化の関係で市長が霧島市の市民の方とか空港関係者,空港ビルの方とか,それから,県とか県の観光関係の方なんかと一緒に意見交換をさせていただく機会がありました。その中でも,例えば,空港ビルの管理者の方々が空港ビルを使って,いろいろ今イベントをやっておられるようですけれども,そういったのをさらに強化していきたいというようなお話しもあります。それから,ちょっとこの委員会の中で出たのが,首都圏の方々のアンケートの中で,鹿児島空港に期待することとして,例えば,地元食材を使ったレストランとか,そういったのがあれば,鹿児島空港の魅力が上がる,そういったアンケート結果なんかも出ておりますので,じゃあ,それに向けて何かできないだろうかと,そういったことなどの話し合いなども市長を中心にそういった話をしているところでございます。


○5番(有村久行君)


 私は,非常に今一生懸命取組みをされているということで,それにも期待をいたしておりますが,これからはやっぱり新幹線と空港が競合する面もありますけれども,やはり,鹿児島の場合は中央から遠いですから,先ほど言いましたように,行きは新幹線で行く,帰りは飛行機,逆に来られる方々は,新幹線で来て飛行機で帰られる,こういう体系も,どうしても構築して乗降客を確保していく必要があるのではないかと思いますので,今後は,新幹線との競合といいましょうか,協調ということにも意を配すべきだと思いますけれども,その辺については,市長の考え方はどうでしょうか。


○市長(前田終止君)


 いよいよこの新幹線が博多まで全線開業というのを控えての諸準備が大詰めというようなことで,有村議員さんにおかれましては,今までの尊い経験の中からいろいろなことを危惧なされて,さまざまなご指摘をいただいたところでございます。我が意を得たりの気持ちもたくさん重なる部分が思いとしてございます。しっかり,ご指摘の点受けとめながら,県とも,また空港ビルとも,あるいは各航空会社とも,観光関係とも報道関係とも徹底した連携を高め,深めながら空港の利用客減に,しっかり,基本的には備えてまいりたいということをお約束いたします。新幹線と空港のいわば関係をよいものに,建設的に持っていく,敵対関係じゃなくて,そういう南九州の,鹿児島県の観光のあり方をアピールすること,これは,特に私どものレベルも,そしてまた県のなおレベルも,航空関係者及び新幹線関係者及びその観光の商品化をなさる部門の方々,そういうところとの徹底した連携,これが必要なのかなというふうに思っているところでございます。なお,空港の利用客減が100万人どころか150万人,あるいはそれ以上のピーク時から今後利用客が減少していくということになりますと,これは今まで私どもが全国にそれこそネットワークとして持っておりました地方空港のいわばトップレベルの経営,あるいはまた運航をしていることが一つ一つ減じられていく,路線がなくなっていく,そしてなお,同じ空港ビルのエリアの中で,経営を,それぞれ市民として,あるいはまたその周辺に住まわれる方として頑張っておる各位が,いわば非常に雇用という面でも大きな悪影響が将来出てくる,状況によっては,全国の地方空港を回ってみますと,なぜこの2階のこのコーナーは何も店舗が出ていないのですかと,聞いてみますと,まさに,その開港当時はここに立派な店がずらっと並んでおったんですが,利用客減によってもう青息吐息の空港ビルの経営でございます。こうなっていくわけでございます。ですから,私は今までの37年間にわたるさまざまな経験,そして,私は提案書も出させていただきましたけれども,さまざまな視点からのチャレンジを南九州的視点,そして,また県政と国政とのつながり,そして,私ども地元としての空港所在都市としてのなすべきことなどをしっかり念頭に入れて最大限の努力をしながら減少に少しでも歯止めをかけ,結論を申し上げれば,今の空港そのものと,もう一つ空港という概念を超えた,「将来的日本の地方空港はこうもあれ」というようなモデル版に持っていくような努力も必要だろうというふうに思っております。


○5番(有村久行君)


 私は,市長の提案書を見まして非常にこの2年後のことにも配慮されて,いろいろ対策を練っておられるという気持ちは十分理解いたしております。この協議会のメンバーに市長も企画部長も入っているんだろうと思いますので,今後,この協議会が,やはり2年後を控えまして有効に機能するように全力を尽くしていただきたいというふうに思います。それと,新幹線も,やはり競争相手という,敵というふうではなくて,鹿児島県の場合,やはり,これがお互いによき関係を保つことが,私は観光客も増やす大事な要件になるのだろうと思いますので,その辺もよろしくお願いいたしたいと思います。あと静岡空港の関係ですけれども,静岡空港は,浜名市など,非常に企業もたくさん入っているんですね。浜名市は中部空港と競合する地域にもあります,県境にありますので,中部空港を利用する方も多いようでありますけれども,いずれにしましても,ここは政令都市にもなっておる大きな80万人を超す市でございますね,82万3,000人というふうに私どもが調査に行ったときはなっておりましたが,いずれにしましても,企業が最もたくさん入って,しかも進んだ企業,電池産業とか,あるいは宇宙航空機産業を誘致しようという,これから詰めていかなければいけない,次世代企業をこれから取り込んでいくという新種の気性をもった,政治姿勢を持ったまちでございましたけれども,いずれにしましても,そういうまちもある静岡県でございます。先ほど言いましたように,鹿児島県の人口倍以上,300万人を超しているわけですね,380万人を超しているわけですから,そういった意味でも静岡空港について,具体的にもお答えいただきましたけれども,静岡空港を是非,交流促進を図るために,今一度市長の熱意を聞かせていただきたい。


○市長(前田終止君)


 鹿児島〜静岡線が開港されました。ここの会社の社長さんとも親しく,何度かにわたって懇談をさせていただく機会もございました。前の県知事,そして,新しいまた県知事さん,このお二方とも,いわば空港所在都市の霧島市の市長という立場で親しくつながりを持つこともできております。そして,また富士山周辺の市長とも,複数親しい関係もございます。ですから,私といたしましては,共通するその分野,例えば,お茶がそれの代表かと思うのですが,そういう分野については,切磋琢磨で,お互いに学び合い,競い合い,伸び合う,そういう努力が,もういやが応もなく今日までも,お互いにつながっていますからね,それは,ご存じのとおり,そして,空でこれが一直線で結ばれたことは,それの夢は,またそれこそ大きいものがあろうかと思います。そしてまた,おっしゃるとおり,先端産業等を中心に静岡空港周辺に多くの企業が誘致され,そして立地され,そして,私どものところとも直接つながっておる企業も現実にあるわけです。そういうところも,さらにパイプを大きくしていく時代が,その事業の発展とともにできたらなと思います。特に,私はこれは市政というより県政がなじむ分野が大きいということになろうと思うのですが,日本一高い富士山のてっぺんに一度は,人として生まれたならば,あのてっぺんに立ってみたいという思いが,日本人のどなたにも,私は元気な人であれば日本一の富士の山のてっぺんに立ってみたい,それを実現するという夢実現,そして,空港所在都市の霧島市として,霧島市で生まれ育った子どもたちが自分たちの庭の空港から日本一の富士山空港と言われる静岡空港にぼんと降りていく,そして,交流のある市,まちがある,そして,富士山についての,例えば,ガイドについては,もう日本一というような人に,私たちの次代を担う子どもたちに,例えば,中学生,高校生クラスでしたらチャレンジして大丈夫ですから,そういう人たちがしっかり地元のガイドを受けながら日本一の富士の山を選ばれた人たちが何らかの選択方法をつくって,そして,毎年定期的に順番に往来をする,向こうはまた,こちらに来ていただいて,交流を,霧島連山に登って回ったり,温泉を静岡との違いを楽しんでもらったり,地域の特産品も,相互に入れかわっていくような,あるいは380万人という県民が日本中の所得番付,各都道府県の全国ベスト3にずっと入り続けている静岡県ですからね,ですから,一国の首都,例えば,ソウル,あるいは中国最大の経済都市上海,そちらともつながって交流する意味と香港とつながることの意味と,380万人,日本語は通じる,それこそ静岡とつながる意味は,私はやり方,経済的なことを考えれば,県も,私ども空港所在都市ももっともっと力を入れながら向こうの出方を待つみたいな感じじゃなくて,お互いにそういうところに対する視点を十分に持ちながら次の一手,具体的なまた一手を打つ必要があると,そして,例えば,神戸路線,例えば,札幌線,例えば,高知路線,過去失ったような轍を歩まない,そういう努力を当然にしてするべきだと思っております。


○5番(有村久行君)


 熱意を聞かせていただきましてありがとうございました。実は,私は合併前に空港前に松元機工というお茶工場の機械を持つ工場に土地を処分したんですよ。ここが買取る条件といたしまして,整備工場をつくる,展示場をつくるということもございまして,取得をしていただいたのですが,そういう土地があることを企画部長ご存じでしょうか。この辺につきましては,実はもう4年たっておりますけれども,何ら手をつけていないんですよ。私も,何回か電話をしまして,やはり,せっかく取得された貴重な土地だから,有効に生かすべきではないかという話をしておりますが,この前も電話がありまして,この情勢では非常に厳しいと,お茶が非常に情勢が悪くなりまして厳しいので即開発はできないけれども,是非前向きに検討はしなければいけないというふうに思っておりますという回答だったのですが,その辺について,何かご存じであれば,これから是非その企業にもアタックをしてほしいと思うのですが,どうでしょうか。承知されてないようでございますのでこれから調査をいただきまして,これを取得したときは,静岡空港もできると,そうすれば,牧之原台地にも大分機械を導入いただいておるので,やはりそことのつながりも考えて私は取得をしていただいたと思っておるんです。その辺も是非整備が,やはりこれから静岡との交流を進める意味からも,是非早期にそれが整備工場あるいは展示場が完成するように努力をいただきたい。それで教育長にお伺いいたしますが,これから静岡とやはり交流促進を図る,ここは非常に伊豆半島もありまして温泉地帯でもありますし,観光地でもありますし,そして,先ほど申し上げましたように富士山もありますし,久能山東照宮といいましょうか,こういった名所もあるわけですが,ここを修学旅行地に,中学生ででしょうか,その辺も考えて交流を促進していく必要があるのではないかと思いますが,その辺について考えをお聞かせをいただきたいと思います。


○教育長(?田肥文君)


 中学生の修学旅行につきましては,今九州内ということで一つのルールといいましょうか,そういうのを持っております。修学旅行で一番難しいのは,生徒数の関係ですね。100名を超える修学旅行になりますと,その定期路線が非常に満杯になってしまうと,そういうことで,臨時便を出すとなります。そうなりますと,相当な1人当たりが10万円を超えるというようなことになります。ですので,もしそういう修学旅行誘致ということでは,大きな学校では無理なことであろうと思います。そして,小規模校ならそれができるかというと,ある程度の何ていうんですか,一つのルール,九州管内というふうに決めておりますので,そういうようなこととの整合性をどんなふうに持っていくかというのが,また検討課題だというふうに思っております。


○議長(西村新一郎君)


 先ほどの質問に対する答弁が,これは承知されていないようでありますというような有村議員のほうがおっしゃいましたけれども,これは市有地になっているわけでしょ,そうでしょ,これを承知していないということでは話になりませんので,どなたかが,その答えをいただきたいと,どこが答えるのか,しっかり答弁は,これはいただきたいと。どこが答弁するのか,ちょっと顔を見合わせたところがございましたので,答弁はいただきたい。


○商工観光部長(柳田秀徳君)


 多分民有地になっているかと思うんですけれども,霧島市の市有地ですか。


○議長(西村新一郎君)


 ちょっと整理をいたしますが,有村議員,これは市有地ですか,民有地ですか。ちょっと有村議員のほうで。


○5番(有村久行君)


 これは旧溝辺町が松元機工に処分したんです。実際は,松元機工と寺田製作所,茶業機械屋ですが,両方で内実は金を出し合ったということでありますけれども,いずれにしましてもこれは民有地ですね,民有地になっているんです,現在は。市有地から民有地になったんです,ごめんなさい。これは買い戻し特約はついておりません。


○商工観光部長(柳田秀徳君)


 そのようなことで,私ども商工観光部におきましては,先ほどお話がありました松元機工でございますが,そのような話,ちょっと今のところ承知していないところでございます。


○5番(有村久行君)


 今後,今明かしましたので,是非検討いただきたいと思います。それと,次に農業関係に入りますけれども,その23年全国お茶まつりの下に,「お茶1杯どうぞ,霧島茶」というふうにうたってございますね,こんな気持ちで私もおるわけですが,どこへ行きましても,特に霧島市の場合,余りいいお茶が出てこないという話があるんです。だから,私はお茶一杯どうぞと言うなら,この茶業振興大会では,市長さんも是非味わっていただきまして,これはというお茶を是非出してほしい,霧島のPRになるようなお茶を是非出してほしいと思うのですが,農林水産部長どうですか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 すみません,確認ですけれども,その出す場所というのは,例えば,よそから見えた方が霧島のホテルで例えばお茶を飲む,そのときおいしいお茶を出すと,そういった意味のということでよろしいのですか。全国お茶まつり大会でということですか。当然,全国お茶まつり大会につきましては,本市で開催するということで,全国各地から茶業関係者の方がお見えになるわけですので,それにつきましては,当然地元のおもてなしとしておいしいお茶を提供するというのは考えているところでございます。


○5番(有村久行君)


 茶業関係者だけでなくて,家族やらあるいは職員の方々,県の職員,いろいろ幅広く見えると思いますので,是非いいお茶を,霧島茶はすごいと,これはやはり是非きりしま茶を飲みたい,あるいはまたもう一ぺん霧島に行きたいとこんな気持ちを起こさせるようにしていただきたいとまず思います。それと,お茶の関係が非常に値段が安くなったと,先ほど申し上げました。生産者の中にも,茶工場がもう返すと,もう耕作できない,あんたの茶園はもう要らないということで断ってきたけれども,どこか茶工場がつくってくれるところはないだろうかと,私にも電話をいただきました。あちこち電話をしたんですけれども,いや,もうこれだけ安ければそれこそ借地料を払ってお茶をつくっても,もう骨折り損のくたびれもうけだということで全部断られました。そんな状態なんです。恐らく,この茶園は,私はあの状態では伐根して処分しようとすればかなりの経費が要るわけです。シルバーにお願いして15万円,業者にお願いすれば20万円,30万円要るんじゃないかと,こんなことですから,非常にこれからお茶畑の耕作放棄地が出てくれば大変なことだというふうに思うのですが,私はこの対策として,もう率直に申し上げますけれども,認定農業者のそれこそ農用地の集積,促進事業というのがありますね,いわゆる貸し借りに補助金を出す制度があるのですが,これは貸し主だけですか,借り手だけですか。そして,反当はいくらぐらい出しているのかお聞きします。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 市が進めております農地集積の促進の事業ですね,これにつきましては,借り手のほうに反当1万円,これは3反歩以上で5年間の契約をした場合補助をするという形で,市の単独事業としてやっているところでございます。すみません,平成21年度から改正をいたしまして,貸し手に対しましても補助をするということでございます。1万円です。


○5番(有村久行君)


 実は,私が心配いたしますのは,非常に茶畑の耕作放棄地が出てしまうと,これは大変なことだと思っておるんです。今,後ほど茶工場の総合法人化の話もいたしますけれども,今実は溝辺には五光という統合して法人化を進めた工場があるんです。ここは非常に健全な経営を進めてきたんですけれども,ところが,私が先般,経営はどうですかと聞きましたら,ひところはよかったけれども,茶が安くなったものだから,高いときに5年,10年の契約を結んでおったと,これは農業委員会を通じて契約しておるものだから,途中で解約はできない,非常に借地料といいましょうか,茶園の借りるお金,これが非常に経営を圧迫していると,実は反当3万,5万出しているわけですね。長期に契約をしておりますから。これを途中で解約もできないし,あるいは,変更契約もできないものだから,非常に経営を圧迫しているという話なんです。したがって,私は,これはやっぱり途中で契約変更を何とかできないものか,これが第1点と,それから,先ほど申し上げました認定農業者に対する農用地集積促進事業,この事業をもっと充実できないかなと。と申し上げますのは,ほとんど溝辺の場合は,畑総区域に入っているわけです,竹子も十三塚原も,これが十三塚原の場合でまだ工事費がありますから,工事費が22年度で終わります,これは。これは反当普通畑で6,800円,お茶畑の定置配管をしたもので反当1万5,600円,防霜ファンをしたところは1万7,000円,これが賦課金として課税されておるんです。これは22年度で終わりますけれども,これが終わりましても,土地改良区を維持していくための負担金,これが普通畑が3,000円,定置配管区域が4,800円,そして,防霜ファンのところが1万3,200円負担金が要るんです。したがって,できればやはり,いわゆる借り手,貸し手に対する助成事業,この促進事業を若干引き上げて対策をしていかなければ借り手もいない,自分ではつくれない,そうなりますと,非常に耕作放棄地が出る可能性があるのですが,先ほどから議員が例えば財政を伴う問題が多くて非常に私も恐縮なんですけれども,やはり,これは溝辺だけじゃなくて,霧島市の基幹作物であるお茶を,23年の,それこそお茶まつりを控えて非常に大事な問題ではないか,これは時限立法でも3年間ぐらいの時限立法でもいいから,やっぱり2万円,3万円に引き上げる対策が必要ではないかと思います。今そのためにどれぐらいのお金を出しておられますか,20年度で。


○農政畜産課長(冨永克義君)


 20年度で1,082万1,000円を出しております。


○5番(有村久行君)


 私は,霧島市は農業予算が本当は少ないと思っているんですよ,もっと農業の基本的な問題には,金を出すべきではないかと思っております。したがいまして,やはり何らかの救済策もしなければ,これはやっぱり大変なことになりますよというふうに思うのですが,耕作放棄地が普通畑の場合は,野菜農家でもすぐ借り手がおるんです。ところが,先般困りましたのが緑化樹の業者が倒産をしまして,これの対策にも非常に困ったことがあるんです。したがいまして,その辺もしっかり対策を講じていただきたいと思いますが,部長,何とかその辺について決断のある話はできませんか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 今のお話にお答えする前に,先ほど農地流動化促進事業で借り手,貸し手に対して,それぞれ1万円という形でお話しを申し上げました。これは基盤整備の終わったところでございまして,基盤整備が実施されていない地区につきましては,借り手のほうが1万5,000円,それから貸し手のほうが5,000円ということでございますので,よろしくお願いいたします。基盤整備が終わったところは1万円,1万円,基盤整備の終わっていないところにつきましては1万5,000円と5,000円ということで,これにつきましては,当然基盤整備を実施するのに地主さんがお金を使って整備をしていますので,その分が差額がついているということでございます。それと,今そういった畑に緑化樹が植えてあったりとか,あるいは,茶が植えてあって,それを普通畑に戻す場合,かなり経費が要るということでございます。今,国のほうで耕作放棄地の解消という形でいろいろな解消のための,畑,あるいは水田に戻すための,いろいろな事業がございます。この要は荒地といいますか,これを解消するために,補助はあるわけですけれども,この活用ができるんじゃないかというふうに考えますので,これについてちょっと研究をさせていただきたいというふうに思います。ちなみに,金額が少額の場合は,反当3万円から5万円ということでございますけれども,ただ重機等を使って整備を,耕地に戻す場合は,かかった経費の2分の1というようなことでございますので,当然伐根したいという形になれば重機を使ったりとか,経費がかかってまいりますので,これが適用できないかなというのをちょっと研究をさせていただきたいというふうに思います。


○5番(有村久行君)


 是非,やはりそういった国の補助事業等も導入して,あるいは場合によっては市も上積みをして,是非対策をしていただきたい。そして,認定農業者のこの農用地の集積事業,これにつきましても,やっぱり若干拡充といいましょうか,強化策を市長やっぱり講じなければ,これはお茶は主幹作物ですけれども,お茶まつりも控えておりますからね,これは何らかの対策がやはり必要だと思いますけれどどうでしょうか。


○市長(前田終止君)


 お茶まつり大会をよくぞ皆さん方と相談させていただきながら,方向づけていくことができていて,ある意味ではよかったなと思っています。私も霧島市のみならず,鹿児島県土全体,南九州全体,もちろん静岡も,似たような苦しさを全日本中の茶農家が味わっているわけですから,そういう中で,私どもは頑張るだけの理由を持って,皆さん方の理解と協力を得て支援策を講じていくことは,まず基本にあるということは言えると思うんですよ。そういう中で,今有村議員ご指摘のような点について,何としても大会を成功していかなきゃなりませんので,全知全能を傾けた茶業の方々が少しでも苦しい中にも,元気の出る施策を決定していきたいと思います。


○5番(有村久行君)


 実は,昔みたいにお茶まつりで,産地賞とか,農林大臣賞をとる魅力が,今若干薄れているんですよね。昔は農林大臣賞をとるということが,非常に名誉なことということで皆さん頑張ってきた。しかし,最近はどうもそのことによる,余りメリットがないなという気持ちも大分広がっているんです。そのことも承知の上に頑張っていただきたいと思いますが,給与の問題でございますけれども,もう私は昇格基準がまちまちだったわけですから,組合用語で言いますと峰渡りをやっているところと,渡りですね,ところが私なんかやっぱり職員は昇給基準に基づいてやるべきだと,職務の能力,職務の責任あるいは複雑,それこそ,その度合いによって職員は昇格をしていくべきだということで,溝辺町は抑えてきたんですね。そのことで,溝辺町の職員が非常に低かったということで,私は今も恨みを受けておるわけですけれども,住民からも,溝辺の職員は一番給料が安いげながというふうに言われておりますが,私はやっぱり基準だけはみんな再計算を一本にして,あとはやっぱり職員の能力主義とか,実績に基づいた,評価に基づいた人事管理をすべきだという考え方で,前からやってきましたから,非常に,それは大事なことですけれども,基準はまず一緒にして,そして,あとは裁量権の問題というのがあるんだろうというふうに思っておりますが,どうですか,総務部長。


○総務部長(今村恭一君)


 合併と同時に,昇給,昇格基準,前歴換算,特別昇給制度等の統一はなされております。そして,それを現在まで,その霧島市の基準で行ってきておりますけれども,平成18年の地域級が導入されたときにあわせて各自治体の格差の一部を,先ほど答弁しましたように,140名については実施したわけです。したがいまして,同じ答弁になりますけれども,これ以上の調整については,今後実施する計画は考えておりません。


○5番(有村久行君)


 再計算はして調整をされたんですか,それを最後に聞きまして終わります。


○総務部長(今村恭一君)


 調査は現在行っております。現状がどうであるかということを把握するために,調査を今行っております。


○議長(西村新一郎君)


 以上で有村久行議員の一般質問を終わります。次に,36番,細山田為重議員より3件通告がされております。したがって,細山田為重議員の発言を許可します。


○36番(細山田為重君)


 ただいま発言の許可をいただきましたので,先に通告いたしておりました3件について質問いたします。その前に,霧島市が誕生し,早いもので3年9か月が経過し,本市においても昨年の世界的金融危機を契機に少し回復の兆しは見えるものの,いまだ経済雇用情勢の悪化等々,依然として厳しい状況下でございます。今後,さらに健全な財政運営を基本に,市民の方々が一日も早い安心して暮らせるまちづくりを願うところでございます。私ども議員にとりましても,現任期では最後の定例会となりますが,一生懸命務めさせていただきたいと思います。それでは,早速質問に入ります。まず1点目,開発公社処分地の産業廃棄物処理についてでございます。既に,平成22年4月の開校に向けて,天降川小学校の建設工事も着々と進んでおり,また,土地開発公社の宅地分譲地売り出しも始まり,さらに,天降川小学校の北隣に,(仮称)こどもセンターの整備を行うため,土地開発公社と土地売買契約を締結されたとの報告もございました。そのような中にあって,天降川小学校建設の北側一角に,以前の企業による産業廃棄物汚染土壌でございますが,の埋め立てがされている場所がございます。先の3月議会での同僚議員の質問に対しましても,現在のところ検討している最中であるとの答弁でありましたが,今後の処分作業,スケジュール,また処分の執行方法を伺いたいと思います。次に,2点目の広報について伺います。合併後,霧島市の広報紙には特に力を入れられ,全国コンクールでも上位入賞するなど市民の方々からも注目され,また好評をいただいておりますが,そこで1つ目に,以前に比べ充実していると思うが,その要因は何か伺いたいと存じます。2つ目に,以前に比べて費用はどうなっているのか,また,裏面の広告費はいくらぐらい入ってくるのか伺いたいと思います。次に,3点目の道路整備についてでございますが,その1,広域基幹林道国分山麓線,台明寺〜木原間道路改修について問うものでございます。この路線については,木原地区の市民の方々はもちろんのこと,多くの市民の方々が生活する中で,重要路線として位置づけられており,長年にわたる懸案事項でもあり,1日も早い改修を望んでおられるところでございます。そのような中にあって,以前,測量等も進んでいたようでございますけれども,その後の進捗状況を伺いたいと存じます。その2についてでございますが,県道日当山〜敷根線,第一工大周辺でございますが,整備についてでございますが,この件につきましては,以前質問した経緯がありますが,当道路は旧国分市のときからの長年の課題であり,鹿屋,垂水方面から市街地を経由し,鹿児島空港へ通じる重要な幹線道路でもあります。県においては,財政事情も大変厳しい状況下にあることは十分承知している上での質問でありますが,その後の進捗状況を問うものでございます。明快な答弁を願いまして壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 細山田議員から3点につきましてご質問でございました。2点目につきましては,私のほうから答弁させていただきます。そのほかにつきましては,関係部長がそれぞれ答弁をいたします。2問目の1点目でございますが,広報紙は,市政の情報伝達の手段でありますけれども,市民の皆様に市報を読んでいただくため従来の広報紙のように堅いイメージではなく,若い人からお年寄りまでつい読みたくなるような紙面づくりを行うことを努力をしてまいりました。これまで先進地研修をさせるなど,より高いレベルの編集方法を取入れ,情報の収集,現場の取材,デザインを重視し,視覚にも訴える紙面づくりに努めてきたところでございます。また,市民の皆様のご意見も大切にするため,読者のお便りを掲載するページを設け,市政の参考にさせていただくなど,双方向の情報共有に努めましたところ,県の広報紙コンクールでは平成18年度から3年連続で特選,つまり鹿児島県一ということでございます。平成20年度は全国コンクールの組写真で総務大臣表彰を受賞するなど,数々の賞をいただくようになりました。次に,2点目の広報紙の経費についてでございますが,合併前の1市6町の経費と現在の霧島市の経費と発行部数や発行回数に差があり,一概に比べることはできませんが,1市6町の合併前の経費は概算で約3,322万円となってございます。平成20年度の執行額は約3,222万円となっており,約100万円程度の減額となっております。主な理由は,1枚当たりの契約単価が一番低かった旧隼人町で1.63円でしたが,平成20年度の霧島市の契約単価は1.4円となっており,発行部数の増加等により契約単価が低下した結果でもございます。次に,広報紙への広告につきましては,平成19年6月号から取入れておりまして,カラー版である上旬号の裏面に1ページが21万円,下旬号のお知らせが5万2,500円の4枠ですので21万円となっております。平成20年度決算では,カラー版の収入が252万円,お知らせ版が210万円の合計462万円となり,歳出に対する歳入の財源割合は14.3%となっております。県内外で広報紙の裏面利用などの努力をされておる自治体もたまに見受けますけれども,ただ,私ども霧島市が,ほかの自治体と全く違う点は,ほかの自治体さんの多くの自治体は,業者にこの広告をとることへの努力をすべてゆだねられ,そういう傾向がほとんどの地方自治体でございます。でも,私はこの事業に当たりまして,自治体もこれからは財源を自ら稼いでいく,収入を得る,1円稼ぐ,100円,1,000円,1万円,そういう努力を一職員が,担当した者が本当に頭を下げてやっぱりやって何百万円,何千万円というお金の,いわば歳入の確保,こういう努力をしてやはり健全財政化への道のりも歩けるんだということで,うちの場合は,自ら担当者が,このような広告,これもしっかりいただいて毎月その計画をつくりながら計画的にチャレンジさせてもらっているところでございます。


○建設部長(篠原明博君)


 霧島市土地開発公社処分地の産業廃棄物処理についてお答えをいたします。天降川小学校建設地北側,開発公社所有の土地の一角に存在する汚染土壌につきましては,県外の産業廃棄物処分場へ持ち出す予定で,現在まで各関係機関と協議を行い,処分につきましては,土地開発公社で行うことに決定をいたしました。土地開発公社からは汚染土壌の処分スケジュールについて,来年4月に天降川小学校の開校が予定されておりますことから,早急に工事発注を行い,工事に際しましては,雨水,防じん対策はもとより,現場の安全管理を徹底して施工し,年度内には工事が完了する予定であると聞いております。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 道路整備についての1点目についてお答えいたします。広域基幹林道国分山麓線の全体計画区域26.669kmが本年度末に開通する予定でありますが,台明寺〜木原線は,平成19年9月に市道永谷線の一部2,760mを林道に編入した区間であり,以前の法面崩壊箇所を大型土のうなどで応急的に処理をしている箇所があるなど,改良工事の必要な区間であります。このため,事業主体であります県は,この区間を早急に改良すべく,現在,国へ21年度補正予算を要求しており,予算がつけば21年度内に設計委託業務を発注し,設計審査が通れば予算の範囲内で工事を前倒しして発注する予定と伺っております。なお,大きな山林崩壊箇所の工法につきましては,国との協議に少し時間を要することが予想されますので,市としましても県と一体となり,適切な工法検討に向けて鋭意努力をし,一日も早い工事着工,完成に向けて努力してまいりたいと考えております。


○建設部長(篠原明博君)


 道路整備についての2点目にお答えいたします。県道日当山〜敷根線は,街路事業新町線として隼人町姫城から県道国分霧島線,第一工大交差点までの区間1,620mを鹿児島県が事業主体となり整備を図っているところであります。新町交差点から奈良田団地までの区間520mは,平成16年度までに完成し供用開始をいたしております。また,隼人町姫城から新町交差点までの区間600mについて,平成16年度から事業を着手し,現在事業実施中であります。新設道路となる奈良田団地前から県道国分霧島線の第一工業大学交差点までの区間500mにつきましては,県の厳しい財政状況もあり,現在整備中の隼人町姫城から新町交差点までの区間の事業進捗や県全体の都市計画事業の整備状況を考慮しながら検討していくと県から聞いております。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま細山田為重議員の壇上からの質問に対する答弁が終わったところでございます。ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 2時58分」


               ──────────────


               「再開  午後 3時15分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。細山田為重議員の一般質問を続けます。


○36番(細山田為重君)


 それでは,それぞれ答弁をいただいたところでございますけれども,再度自席のほうから質問をさせていただきたいと思います。この開発公社の処分地の産業廃棄物処理については,県外の産業廃棄物処分場へ持ち出すということで,あわせて処分については土地開発公社が行うということの答弁であったようでございますが,ここの部分は,今現在掘出される,処分をするところの面積はいくらぐらいだったのか,それとあわせて,持出す数量はどの程度なのかお示しをいただきたいと思います。


○建設部長(篠原明博君)


 汚染土壌の搬出土量でございますが100m2ごとの土壌汚染状況調査によりまして汚染土壌の対象範囲が8ブロック約800m2とされておりますことから,その区域内でボーリング調査で確認された深さまでの3.5mから最も深いところで5mまででございます。それぞれの面積を,その深さで掛けますと約3,400m3を予定しており,重量に換算いたしますと約6,000tということで考えております。


○36番(細山田為重君)


 6,000tということでびっくりいたしているところでございますけれども,この処分に対するいわゆる経費,どのくらいかかるのか,この点につきましてもお示しを願いたいと思います。


○建設部長(篠原明博君)


 持ち出す費用についてでございますが,試算をいたしまして,現時点では総額で約1億5,000万円程度であるというふうに伺っております。しかしながら,処分費,運搬費用をトン当たりで計上を今いたしておりますので,土壌の含水量によっては重量の増減も考えられます。よって,持出し量に変更があれば費用の変更もあるものというふうに考えております。


○36番(細山田為重君)


 それと,発注の形態と申しますか,当然,掘起こす作業,運搬をしなければならない作業があるわけですけれども,これは発掘と搬送は別々で,業者が別々にされるのか,そのあたりを教えていただきたいと思います。


○建設部長(篠原明博君)


 入札の執行の方法でございますが,今現在開発公社のほうで考え,今やろうといたしている考え方は,一定の一つの工程の中ですべて解決するということで,掘削,積み込みから運搬,処理まで一括して一つの工程として発注をする予定で今やっているというふうに伺っております。


○36番(細山田為重君)


 ちょっと聞きづらいところがあったんですが,確認の意味で,同じ業者が発掘から運搬までされるということで理解すればよろしいのでしょうか。


○建設部長(篠原明博君)


 今考えておりますのは,この持出しにつきましては,いろいろな特記仕様書の中で縛りがございますので,そういったものをすべて一つの工事として含まれて一括発注をするということで考えているということで伺っております。


○36番(細山田為重君)


 当然これは発注につきましては,一般競争入札ということになるのかなと,ちょっと部長ほうから一般競争入札という,ちょっと聞こえたんですけれども,一般競争入札でされるということでよろしいわけですね。


○建設部長(篠原明博君)


 一般競争入札で執行するというふうに伺っています。


○36番(細山田為重君)


 分かりました。この件につきましては,先ほども壇上のほうから申させていただきましたように,こうして来年の4月は天降川小学校は開校いたしますし,それとあわせて,またもう既に土地開発公社が分譲地として売り出しもやっているわけですので,周辺の整備だけはしっかりとしていただきたいというふうに考えているところでございます。最後に,県外の産業廃棄物処分場というふうに,県外に持ち出す予定で現在まで関係機関と協議をいたしているというわけですけれども,そういった県外の処分場は,いろいろあろうかと思いますけれども,近辺の,いわゆる宮崎県とか大分県とかいろいろあるわけですけれども,それは当然入札に入るわけですので,大体入札をいわゆる業者というんですか,入札になるわけですので,大体何社ぐらいの業者を検討されているのか,最後に,ここの部分についてはお聞きしておきたいと思います。


○建設部長(篠原明博君)


 汚染土壌の処分方法としては,今までにいろいろな方法を検討してきて,最終的に一般廃棄物の処分として結果が出たということでございまして,先ほどお話がありましたように,一般廃棄物管理型最終処分場への搬入につきましては,県内の自治体が所有する14か所の一般廃棄物の管理型最終処分場がございます。そこへの搬入依頼も行った経緯がございますけれども,すべての処分場において搬入できないというような結果になりました。そこで,県外,宮崎県,熊本県でございますが,そちらへの産業廃棄物管理型最終処分場への搬入をするために,関係機関といろいろ協議を行ってまいりました。その結果,最終的に処分料等の見積もり等のいろいろなことを考慮いたしまして,宮崎県内の処分場を選択し,搬入することにいたしましたので,積算におきましては,この宮崎県内の処分場に捨てるという条件のもとで積算をし,発注をいたしております。また,一般競争入札でございますので,何社ぐらいがといいますと,霧島市内のそういったランクを持っている土木業者が参加をして一般競争入札をするということで考えているということでございます。


○36番(細山田為重君)


 どうかやはり市民の方々の目もやっぱり鋭い目を持っていらっしゃる方もいらっしゃいますので,しっかりとした持出し等々については,願いたいと思っているところでございます。この件につきましては終わらせていただきます。次に,広報についてでございますけれども,この件につきましては,市民の方から以前の広報紙と比べますと先ほども答弁があったわけですが,カラー写真も多く取入れ印刷紙も上等であると,年間はどのくらいかかっているのというような問い合わせ,お尋ねも実際あったわけで,「そがらしかかっおっじゃらせんな」と。というのも実際は,見れば週刊誌では失礼だけど,豪華なものであるということで,そのあたりを市民の方々は思っていらっしゃるようなことであるようでございます。先ほどの答弁では,私もびっくりするぐらい,そう余計経費がかかっていないんだなというふうに思っておったところでございます。それから,もう1点ですが,作成に当たりまして,この部分は立案作成等々もろもろすべてを市の職員の方々が全部企画立案からされて,そして,いわゆる印刷所,印刷業者にできましたよ,印刷を頼むねというふうに市の職員単独で,職員だけでされているのか,確認をさせていただきたいと思います。


○総務部長(今村恭一君)


 広報紙の作成にはいろいろございます。市の職員が全部作成する方法,あるいは一部は業者に任せて原稿などをつくる方法とかありますけれども,霧島市の場合は,平成18年度からデザインコンペ方式というのを採用しております。デザインコンペ方式は,まず見積もり単価をとるのではなくて,いろいろな広報紙を作成する業者からどういうふうにして広報紙をつくるかというようなアイデアを出してもらう方式でございます。それを21年度で言えば8社からとって,その8社の中を,それぞれの評価する職員やら私やら交えまして,評価をしまして,一番の点数をとったところと見積もりをとって契約をする方法です。ですから,広報紙は最低価格の単価の業者とするのではなくて,デザインの優れた業者とするような形になります。しかし,結果として,一番評価の高かった業者が単価的にも一番安い,1ページ当たりの単価は1.4円でございました。合併する前は,それぞれの市町村で広報紙を出しておりましたけれども,一番安いところが隼人で1.63円でした,1ページ当たり。一番高いのが横川で9.62円でございました。そして,今1.4円でございます。それで,広報紙の単価が100万円安くなったと,先ほど市長のほうで答弁がありましたけれども,イメージがわかないと思います。今28ページ広報紙を出しております。それで,1.4円を掛けると約39円になります。ですから,皆さんのところに届けられる広報紙は約40円ぐらいかかっていると思ってよろしいかと思います。それで1年で12か月を掛けますと480円でございます。広報紙はそうなんですけれども,お知らせも同じように1.4円なんです,2色刷りで1.4円だからお知らせを全カラーにしてもよろしいかと思うんですけれども,それは何でかというと印刷技術が向上して,昔はカラーは高くて2色刷りは安いという傾向にありましたけれども,今では技術が向上して,むしろ2色刷りのほうが高いというような傾向にございます。今霧島市は広報紙もお知らせも1.4円でございます。ですから,高いというような,そういうご批判もあって2色刷りにお知らせをしているわけですけれども,市のほうとしてはお知らせも全カラーでしたいなと,単価は変わらないわけです,と思っているところです。


○36番(細山田為重君)


 今,18年度からデザインコンペ方式というようなことで,非常にすばらしいものですから,職員のほかにアドバイザーというんでしょうか,企画立案をするためのアドバイザーさんが何人かいらっしゃるんじゃないのかなというような話もちょっと聞き及んでおったものですから,私は,それで職員だけでこれだけの広報紙を企画立案から全部されているのかなというふうに感じ取ったものですから,確認の意味でお聞きをいたしたところでございまして,もう1点ですが,この方式をとられて業者との入札ということですが,これは,一業者と年間を通じての入札なのか,毎月毎月の入札をとっていらっしゃるのか,そのあたりちょっとお示し願いたいと思いますが。


○総務部長(今村恭一君)


 これはデザインコンペ方式で業者を決めまして1年間の契約でございます。それから先ほどそのデザインコンペの優れた業者が選定するのには,言われましたアドバイザー,アドバイザーが3人おられます。元某大手の新聞社の記者であった方やら地域の実情に精通しておられる方とか3人おられます。それと,私,企画課長や広報課長,秘書課長,ほかのメンバーでその採点をいたします。その中で,一番優れた業者に見積もりをとって契約をしている状況でございます。


○36番(細山田為重君)


 今部長が,アドバイザーの方が3名いらっしゃるというふうに聞取ったのですが,その3名の中に部長なんかも入っていらっしゃるんですか,じゃないでしょう。別にアドバイザーというのは3名いらっしゃるわけですね。


○総務部長(今村恭一君)


 デザインコンペをする場合は,市の職員,アドバイザー入ってします。そして,今度は広報紙を毎月つくるときには,そのアドバイザーの方から批評をもらいます。ここはこうしたほうがいいとか,写真をどうしたほうがいいとか,その3名がデザインコンペのときも入りますけれども,毎月の広報紙をつくるときにもアドバイスをもらいます。


○36番(細山田為重君)


 大体内容は分かりました。で,さっき私もびっくりしたのは,この広報紙の裏の広告料,月に15万円から20万円程度なのかなと思っておったのですが,年間を通じますと何ぼと言われたですか,462万円ですかね,これは非常に広報紙をつくるに当たってはいいですね,いわゆる財源になるのかなというような思いもいたしているわけですが,ただ,冒頭に申し上げましたとおり,市民の方々が心配されたのは,本当にいい広報紙なんだけれども,相当お金がかかっているんじゃないのかと,財政が厳しいのにかかっておるのであれば,もうちょっと落としてもというような,そういうのも聞こえてくるものですから,あえて今日はこうして質問をさせていただいたところでございます。


○市長(前田終止君)


 私は,初代市長として広報力を高める,市民から選ばれた者として私自身の執行,責任ある執行1市6町7自治体が1つになった中で,誇りあるふるさとだという思いを持っていただくためには,やはり各1軒1軒に配る広報紙,これに力を入れようと,私の口から私の最初のこだわりから始まったことです。それで,表紙を見ていいところだな,1市6町こんなところもあったのかと,ここからまず始まって,そして,ついつい深読みをしていく,しかし,経費は前よりかけるなと,しかし高級感や見やすさ,親しみやすさ,分かりやすさ,このふるさとはいいところだと思うような広報紙をつくってくれ,こういうことを毎号お願いして,懸命の努力をして,そして,財源は自ら稼ぐ,そういう努力もしてくれと,丸投げしちゃ駄目だよと,みんなで頑張れという指示を出して,県一を目指せと,そして日本一を目指せと,今のところ日本一ではありませんが,県一は3年連続,そして,日本の,常に全市町村が入ったコンクールでおおむねベスト5ぐらいには入っていますよ。最初はゼロだったんですよ,そういう努力をしているのに,余りにも豪華過ぎるとか,違う,分かってくださいよ。そういうことを批判はするけど,果たしてあなたにはできるかなとおっしゃってください。安い費用でいい効果を上げていく努力をしている,そこを分かっていただきたい,是非分かってください。そして,ホームページ,約2,000ページに近いものですが,2年連続鹿児島県一ですよ,年々歳々これは工夫をし,情報発信力,新しいふるさとの姿をみんなに私は力を込めて発信をしたい,そう思っています。


○36番(細山田為重君)


 市長は相当興奮をしていらっしゃるようですけれども,私がそう思っているんじゃなくて,市民の方からそういう声があるものですから,あえて質問させていただいたということです。非常に市長は興奮をしていらっしゃるようですけれども,そういうことは決して私はそういうつもりで,はい,了解しました。それでは,この広報紙につきましては終わらせていただきますが,次に,道路整備についてですが,この台明寺〜木原間の道路改修ということでありますが,私もちょこちょこあそこを通るわけですけれども,本当先ほど申し上げましたとおり,通るたびに,雨降りなんかは落ちて来んだろうかと,せわせわで通っている状況です。答弁にもあったわけですが,数か所土のうが積んであるところがあるわけですけれども,ここのところは,特に狭いわけでございますけれども,先ほど国へ21年度補正を要求しておるというようなことで答弁が返ってきたわけですが,ここの土のうを積んでいるところだけでも早急な何かこうした,何ていうんですか,応急措置とか,そういう手立てはできないのかお伺いいたしたいと思います。


○林務水産課長(山下 晃君)


 大型土のうが積んであるところは2か所あります。それで2か所とも結構通常の林道の法面から壊れてきているのではなくて,かなり上のほうから壊れてきております。答弁でも申し上げましたように,とにかく急いでくれというのは,県のほうに再三要望はしておるんですけれども,現場的にすぐにできるようなところではなくて,現在,国とも工法なんかをどうすればいいのか,そういうところで,今国,県のほうも折衝中でありまして,現在の応急措置としましては,大型土のう程度しか,今日現在ではできませんけれども,一日も早くというのは再三県のほうに申し上げているところでございます。


○36番(細山田為重君)


 これは,今答弁がありましたように,県の事業であるわけですけれども,壇上からも申し上げましたとおり,非常にこの地域の方々の切なる願いでもありますし,できるだけ1日でも早い回復に向けて努力をしていただきたいと思います。それから,道路整備についての2点目でございますけれども,県道日当山〜敷根線でございますが,これは県のほうからの状況等が市のほうに伝わってきての答弁でもあると思うわけですけれども,私も19年度の3月議会,それから,その後,同僚議員の山神議員も質問をされた部分でございますけれども,何か答弁が部長を責めるんじゃないんですけれども,何かギアがバックギアに入っているような感じがいたします。というのは,私が質問をしたとき,それから山神議員が質問をされたとき,「道路実施設計と橋梁予備設計を行っておるとの答弁でありました」という答弁を19年度でもされ,20年度でもされ,そして,もう大分進んでくるのかなという思いがあって期待を込めながら質問をさせていただいているのですが,今回の答弁は,道路実施設計とか,予備設計とか,そういうのは一言も答弁の中には含まれていないわけですね。で,再度伺いますが,道路実施設計と橋梁予備設計を19年度と20年度では部長のほうから答弁があったわけですが,これは,もう既に進んでいるのか,いやもうこれは全然止まっておりますよということなのか,部長のほうで分かっている範囲内でお示し願えればありがたいのですが,いかがでしょうか。


○建設部長(篠原明博君)


 県道の新町線につきましては,以前道路実施設計と橋梁の予備設計が終わっているというふうにご答弁をいたしました。内容につきましては,道路部分の道路実施設計が終わり,当然,第一工大付近になりますと,高架橋になりますので即実施設計ではなくて,ある程度の橋梁タイプを検討する設計が必要でございます。そのために橋梁の予備設計というのを実施いたしました。それによりまして,いろいろな工法を検討し,用地面積等も含めて検討をされるわけでございますので,それに基づいて県は進めているというふうに理解いたしております。


 それと,事業としては,当然,道路実施設計の分につきましては,先ほどお話しを申しましたように,新町の交差点から日当山のほうの実施設計に基づく用地を毎年買って用地の進捗率も大分進んできているようでございます。その用地を進捗に伴いまして道路分のほうの工事をなるべく早く工事を進め,そういった工事の進捗を見まして,その次に,その第一工大付近の実施の橋梁設計というふうにかかっていかれるのではないかというふうに考えておりますので,後退しているわけではなくて,前進はしているというふうに思っております。


○36番(細山田為重君)


 ちょっと実感がわいてこないわけですけれども,新町組さんがございますよね,あそこの部分,全く手がつけられていない部分,用地交渉もされていない部分が約220m程度あるわけですね。そして,今度は今私の方で質問させていただいた部分が約500mあるわけですが,それぞれ補償費がかかるのは私も承知をいたしております。で,今後の市の考え方として,県に要望をする段階で,この新町組さんのあの周辺のところは道路が開通しているわけで,あれは幅員を,幅を広くする工事というふうに受けているのですが,そうしますと,当然補償費が,向こうが何ぼかかるのか,第一工大が何ぼかかるのか私も分かりませんけれども,第一工大周辺のところにつきましては,あそこが,例えばこちらよりも早く開通ができれば,新町組さんのほうは狭いかもしれんけれども,早く,いわゆる全開通というような思いがするわけですけれども,そのあたりを霧島市として,今部長の答弁では向こうのほうから,済んでから,そして,県のほうとしては,それぞれ状況を見ながら進めていきますよと,前回の答弁でもそうあったわけですけれども,霧島市のほうから県のほうに進められる段階で,恐らく,先ほど申し上げました220m程度のそこの部分についても県は考えておられると思うんですね。そうしたときに,そこにも補償費がかかるわけですので,そうしたときに,今申し上げましたとおり,市のほうから県に,すまないけど,こっちも大事だけどこっちのほうからしていただけば全線開通が早く済むんだけれども,こっちのほうから手をつけていただくわけにはいかんだろうかというような要望というのはできないのか,部長,これは部長のほうからはできないと思います,失礼しました。市長でも,副市長でもお答えを願いたいと思います。


○副市長(南 洋海君)


 後退ではないかというご指摘もございましたけれども,今先ほど申し上げましたとおり,議員の言われます新町組の付近の用地交渉に全力を挙げておられるようでございます。第一工大付近の開設につきましては,ずっと毎年,何とかしてください,何とかしてくださいと,これはやはり国費と県費で実施をされるものでございまして,答弁の中に県の厳しい財政事情ということもご答弁いたしましたけれども,やはり,努力はいたします。しかし,県のほうも厳しい財政事情のために,なかなか前に進んでいただけないというのが実情でございます。申し訳ございません。


○36番(細山田為重君)


 これ以上は質問をいたしても答弁は同じだろうと思っております。本当に,もうこれは国分市時代からの本当切なる願いで,既にもう15年,15年たっているんですよ。県のほうの財政事情は非常に分かっております。そういった中で,どこの市町村も奪い合いだろうと思うんですよ。「うちから」,「うちから」というような形の中で。で,ここにつきましては,市長,市長も常に折衝はしていらっしゃると思うんですけれども,ここだけどうにか,とにかく,まげてどうにか,早くしてくれんかというような市長の最後に意気込みを,しっかりとした意気込みをお聞きしながら私の質問を終わりたいと思います。


○市長(前田終止君)


 この路線は,私も毎日当然のことながら利用をさせていただいております。市民の方々が,特に朝は通勤の方も含めて,子どもたちが,もう歩道が満足にない状況の中でずっと自転車で通学もしている姿を毎日見ております。そして,現実的な対応は,今答弁をしたとおりでございますけれども,私といたしましては,合併をして4年,来年はもう5周年ですよ,そして,やがて10年という日も来るでしょう。そういう中で,この路線をしっかりと仕上げていかないかんなというのも,私も県会議員時代からもう強く,15年の時が経過していると,県議時代もこの路線については強い関心を持っておりました。そして,自分で今度は市長という立場になってみて,当然のことながら今副市長も説明したとおり,毎年この路線についても,県に強い要望をしていることも事実でございます。第一工大さんのほうともその関係者とも話をし,協力の気持ちも聞いております。時間がそれこそかかっておりますけれども,今後,県の財政大変厳しい状況にはありますが,私としても執念を燃やして,この道路の全面開通に向けて最大に努力をしたい,これは私たちの市民の,日常的な生活もさることながら,それこそ大隅半島から空港を目指す方々,宮崎県から入ってこられる一部の方々,あるいはまた,高速道路の利用者等々,市民を含めて,一番市内の中で解決していかなきゃならない重要路線の最大課題の一つだと強く認識をいたしています。


○議長(西村新一郎君)


 以上で細山田為重議員の一般質問を終わります。次に,9番,厚地覺議員より3件通告をされております。したがって,厚地覺議員の発言を許可します。


○9番(厚地 覺君)


 後にまだ1人の方が控えられております,前置きはさておきまして,早速質問に入らさせていただきます。まず,通告の1点目,牧園町の道路改良については,平成19年度第4回定例会において質問した経緯がありますが,その後質問した改良区は,ほぼ計画どおり整備が進捗し,21年度完成あるいは22年度完成予定が4路線あり,地域住民の期待は大きなものがあります。しかしながら,牧園町は603.68km2と広い面積の上,山間部を多く抱え,まだまだ改良すべき市道が数多く残されており,通勤,通学,農作業等に大きく支障を来たしている現状であります。そこで伺いますが,落水田〜万膳線においては,本年度の当初予算で測量設計委託費は採択されましたが22年度は実際に土俵に上げ改良工事が行われるのか,18年度で一次の事業完了は,住民が強く待ち望んでいる場所であり,生活道路として地域住民の期待にこたえるためにも是非改良工事に取組むことを強く要請いたします。同じく三体堂線,宿窪田線についても同じであります。特に,宿窪田線においては,春の藤まつりなどに多くの交通量があり,また地域住民の懸案の場所でもあります。是非とも,この2つの路線も新年度の予算に計上を図り,地域住民の期待にこたえていただくことを切に望みます。次に,妙見地区の市道犬飼瀧線について伺います。この道路は妙見の大橋を渡り,和気湯へ通じる市道であります。田中会館の前を過ぎ,その先が直角のカーブであり,軽自動車は一,二回の切り返しで何とか通行が可能ですが,普通車は通行不可能であり,地域の住民は長年不便を被っている地点であります。また,1km先には,和気清麻呂公ゆかりの温泉もあり,誤って進入した車は困惑しており,また,高齢化が進む中,救急車はもとより万一の場合消防車も進入できず,何とか整備をと切実な訴えをいたしております。多額の費用を要するとは思われますが,市民平等の観点から,また住民の重要な生活道路として,さらには和気湯への観光の一環として地域住民の切実な願いにこたえていただくよう市長の誠意ある答弁を求めるものであります。次に,道路愛護について伺います。毎年道路愛護を目的に各自治会や集落単位で市道,農道などの草刈りの奉仕作業が行われていますが,中山間部においては高齢化,過疎化が進み,奉仕の趣旨は理解しつつも維持が難しく,地域によってはやむなく1戸当たり2,000円から3,000円の負担金を徴収し,業者に委託して実施している自治会もあります。市道,農道の箇所が多い地域では,集落から集落を結ぶ生活道路として,また交通事故の防止の観点から負担金を支払うよりはと,高齢の方々も無理して危険な草刈り機で作業を行っています。主要道路は市が委託して作業が行われていますが,委託外の対応は今後どのように市は考えているのか伺います。次に,市営住宅について伺います。現在,霧島市では4,600戸余りの市営住宅を管理していますが,その中で,牧園町は322戸の住宅を管理しています。中には築50年以上のものもあり,大半が昭和30年代から40年代にかけ建築された簡易耐火構造平屋建てが主であります。これらは,耐用年数が30年とされていますが,それをはるかに超え,色あせて場所によっては日当たりが悪く,屋根がわらはコケが生え,雨漏りの激しい住宅が多くあります。合併前,牧園町では新市まちづくりの計画の中で,20年度で2棟8戸の建設計画がありましたが,その計画もかなわず現在に至っております。18年度の答弁の中で,当時の建設部長は地域住宅交付金事業で基礎調査を行い,住宅の位置づけを明確にした向こう10年間の市営住宅ストック総合活用計画を策定すると明言していますが,その総合計画とはどのような計画なのか,住宅の建設には多額の費用を伴うわけですが,建設計画が頓挫しているならば,入居者に快適な住環境を与えるためにも,住宅の外壁工事,生活排水の側溝,トイレの改善はもちろんのこと,屋根の改修工事の年次計画を策定し,該当入居者に趣旨徹底すべきと考えますが,市長の誠意ある答弁を求め1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 厚地議員から3点につきましてのご質問でございました。1点目につきましては,私のほうから答弁をいたします。そのほかにつきましては,関係部長がそれぞれご答弁いたします。牧園総合支所管内の市道について,1点目,2点目についてお答えをいたします。まず1点目の落水田〜万膳線につきましては,計画延長3,419mのうち,今年度までの1期工事区間を改良工事で680m,及びオーバーレイ舗装工事で2,439mの3,119mが完成をいたしております。地域の要望が強い残りの改良工事300mにつきましては,本年測量設計の作業を進めておりますが,工事につきましては,これまで過疎地域自立促進特別措置法による過疎債を財源としておりましたが,過疎地域自立促進特別措置法が期限切れとなることから,新たな財源の充当が必要となります。限られた予算の中でありますが,早期完成に努めてまいりたいと存じております。次に,三体堂線につきましては,計画延長7,356mのうち6,336mが完成をしておりますが,残りの1,020mにつきましては,用地買収に厳しいものがあり,今後もご理解とご協力をいただきながら努力をしてまいりたいと考えております。また,宿窪田線でありますが,延長4,297mのうち2,997mにつきましては,平成8年度から平成16年度において完成いたしておりますが,残されました1,300mにつきましては,排水の流末処理等の問題がありますことから,再度現地調査を行い,道路線形や道路計画の見直し等について,庁内で検討中でございます。今後,排水系統の確認や計画変更に向けた地権者のご理解をいただきながら事業実施に向けた検討をしていきたいと考えております。2点目の犬飼瀧線のカーブ修正につきましては,平成17年度に測量設計業務を行いました。現場は,急勾配で高いがけ地がございまして,また湧水も多いことからかなりの事業費となりましたために,補助事業の導入などについて検討をしてまいりたいと考えております。


○建設部長(篠原明博君)


 道路愛護についてお答えをいたします。道路の草払いは,道路交通の安全と地域の環境美化を図るために市や自治会,道路関係者などのご協力をいただきながら行っているところであります。市道等の草払いにつきましては,幹線道路を主に霧島市シルバー人材センター等に委託を行っているところであります。平成20年度の実績では延長約783kmの草払いを実施しているところであります。しかしながら,道路延長も長いことから,集落周辺の道路につきましては,国の「道路ふれあい月間」などにおける道路愛護作業や自治会の自主事業としての美化活動により,道路の草払いを実施していただいているところであります。本年は,市内の地区自治公民館に,合計225台の草払い機を支給させていただきました。道路の草払いは,自治会や道路関係者のご協力なしでは,広範囲の道路を行うことは難しいものと考えており,今後も自治会,道路関係者との連携を図りながら実施していきたいと考えておりますが,高齢化が進む中山間地域などの草払いを行うことが難しい地域の市道等の管理については,今後検討してまいりたいと考えております。市営住宅の補修についてお答えいたします。平成19年3月に作成をいたしました市営住宅ストック総合活用計画で屋根がわらぶきの住宅については,団地ごとに維持保全,建替え,用途廃止に分類し,判定を行っております。これにより原則建替え団地と用途廃止の団地は,屋根補修程度にとどめ,維持保全の団地については,合併後年次的にかわらのふき替えを行っており,現在まで5団地,88戸を終えております。しかしながら,今後ふき替えの対象となる団地が,まだ多数あり,早急に行う必要があると認識しておりますが,雨漏りの程度や財政状況を踏まえながらふき替え工事を行っている状況であり,入居者に具体的な工事時期をお示しできないのが現状であります。今後全体計画を作成し,入居者に説明できるよう検討してまいりたいと考えております。


○9番(厚地 覺君)


 この道路問題につきましては,過去もやっており,もう2回目は答弁なしというような答弁を期待しておったわけでございますけれども,やはり再質問をせんことには納得がいかない気がいたしております。確かに,この落水田〜万膳線につきましては,1期工事は平成18年度で終え,オーバーレイの舗装工事も今年度で終えておりますけれども,しかし,この霧島市の市道がいかに広しといえども,ここはワースト1ですよ。市長,今度選挙戦で走られると思います,しっかりと舌をかまんように,歯を食いしばって走っていただきたいと思っております。この過疎債も,今年で期限切れとなるわけですけれども,新たな事業を検討しているということですけれども,早期に向けた実現というのは,来年度を目的としているのか,早期という言葉,早い時期です,これが1年も,2年も先は早期とは言えませんけれども,もう1回答弁をお願いします。


○建設部長(篠原明博君)


 今の落水田〜万膳線につきましては,私どもも現地に何回か足を運んでいきまして,前後道路整備が終わっておりますので,引き続き,工事の必要性を感じ,委託設計を発注いたしました。先ほどの答弁の中にもありますけれども,やはり委託設計をし,予算をある程度確保するための図面を作成し,その予算のいろいろな形での財源を見つけていくというのが一番の我々の考えでございます。先ほどの,過疎地域の特別措置法も現在期限切れとなると,ただし,そういったものをまた今後,いろいろな可能性があるわけでございますが,ただ,私ども,その過疎債ではなく,いろいろな形の事業も想定して,今後検討していくと,そういうのが何らかの形で補助事業等があれば,それを何とか早急に実現できるような形で予算の確保に努力するということでございますので,早い時期といいますのは,そういう補助事業を早い時期に見つけて何とか事業実施に向けていきたいというふうにご理解をいただきたいと思います。


○9番(厚地 覺君)


 この路線につきましては,19年度において事業ができなかったという理由の1つに,ほかの3路線を急いだから,予算を向けたからできなかった,いわば田舎は放っておけということですよ。だから,この現状は,去年建設部課長以下大勢の方々に見ていただきまして,そして,また住民の方も三十数名集まっていただきました。その熱意は十分伝わっていると思いますので,ひとつやる方向に検討していただきたいと思っております。また,この三体堂線ですけれども,用地買収は厳しい面があると言われておりますけれども,これはその後用地買収を交渉されたことがあるんですか。


○牧園総合支所建設課長(久永哲士君)


 三体堂線の用地買収の交渉の経過でのお尋ねでございますけれども,改良が終わっていない約1,000mにつきましては,用地のご相談をお願いする土地の所有者が約22名いらっしゃるようでございます。用地のご相談につきましては,平成18年度までにつきましては,再三お願いをしてまいってきております。先ほどの答弁の中で用地交渉には厳しいものがあると申し上げましたけれども,その1つの理由といたしまして,ご承知のとおり周辺部は霧島茶の産地でございます。当然のことながら茶園に対する思いが強いものがありますし,しかしながら,今後工事の工法等を詳細に再検討しまして,土地の所有者の方々のご理解とご協力がいただけますよう精いっぱい努力を重ねていきたいというふうに思っております。


○9番(厚地 覺君)


 この樹園地につきましては,丹精込めた山先をつぶすにはしのびないという,以前はそう申されておりました。しかし,最近は柔軟な態度になられて,もうそこまで反対するわけにはいかないというような状況に変わってきております。その用地交渉に挑むんでしたら,私も同行いたしますので,ひとつ交渉に向けてしっかりとやっていただきたいと思っております。また,この宿窪田線でございますけれども,これも平成16年度以来全くの手つかずであります,改良工事につきましては。昨年でしたか,申し訳程度に2か所程度,ちょっと舗装をやっておりますけれども,これもいろいろと総合支所と中津川を結ぶ重要な路線でございます。先ほど申し上げましたように,やはり春は藤まつりの観光道路ですので,市長,自分のおひざ元としてどう考えていますか。


○市長(前田終止君)


 この路線,かなり私としましてもいろいろな行事があるたびに苦情もまいっておりますし,そして,何でこれから先は進まないんだということを牧園町時代からも言われている路線でございます。特に,藤まつりのときなどの渋滞,そして,よく利用されているエリアでもございますから,私としても関係の担当部課に強く,どうにかこれをいい知恵を最小限のコストで最大限の効果の上がる道路づくりを目指すことはできないか,強く今お願いをしているところでございます。


○9番(厚地 覺君)


 是非実現に向けてやっていただきたいと思っております。次に,この犬飼瀧線でございますけれども,補助事業の導入に向けて検討しますということですけれども,この適当な補助事業というのはあるんですか。


○建設部長(篠原明博君)


 犬飼瀧線につきましては,今現在妙見地区の人道橋前後の道路でございまして,そういった道路の整備につきましては必要な道路だと考えております。今補助事業等の導入ということでご答弁申し上げましたが,いろいろな事業もあるわけですが,1つ考えておりますのが,電源立地の地域対策交付金等の事業なんかも該当するのではないかということで,今具体的にそのような検討をいたしているということでございます。


○9番(厚地 覺君)


 この電源立地の交付金ということですけれども,これは,旧牧園町に与えられた最大の打ち出の小づちですよ。だから,この有効的な利用を図っていただいて,是非これを完成に向けてやっていただきたいと思っております。次に,道路奉仕でありますけれども,これは1つの例ですけれども,牧園の持松校区の一部では,関連する市道,農道,林道は約10km近くあるわけで,これを地区民が,普通のところだったら我々のところだったら実際朝2時間程度で済むんですけれども,この10kmの距離を草払いするのに3日かかっているんだそうです。だから,これでも高齢化が進む中でほとんど若い人がいない,だから,3日もかかっているんですよ。これも高齢者の方が草刈り機を担いで仕事をしていらっしゃる。事故が起きた場合はどうするかということですよ。市長,つい最近,牧園で事故があられたことをご存じですか,奉仕作業で。


○市長(前田終止君)


 奉仕作業で事故があったという報告は受けておりません。


○9番(厚地 覺君)


 ちょっと連携不足だと思いますけれども,これは8月3日,牧園町の万膳で事故が発生しています。当事者は,作業中に三面水路に,側溝に落ちて右足のかかとを複雑骨折したそうです。これは,やはり作業には事故がつきものですけれども,ボランティア保険の加入もあるわけですけれども,これもボランティア保険以外に,市の特別な保険もあるんですか。


○牧園総合支所建設課長(久永哲士君)


 奉仕作業に伴う,今議員のほうから申されました事故については,今おっしゃったとおり,61歳の方が奉仕作業中に,水路の約2mの高さのある水路に,伐採中に落ちて,今おっしゃったようにかかとを骨折され,病院に即入院されております。私どもも,即総合支所長とともに,病院のほうに参りまして,事故の報告等を受けながら,そしてまた地域の館長さんにも現地を見て,どういう状況で事故が発生したのか,そういうのを即座に調査をいたしました。その結果,本人は迷惑をかけて申し訳なかったというようなことでございましたけれども,これはあくまでも道路保護の一環として愛護の一環としてなされていたということで地域振興課等も協議をしながら,あとの対応については,ただいま申されましたようなボランティア保険,それからその他保険につきまして,今検討をしながら進めているところでございます。


○9番(厚地 覺君)


 不慮の事故に備えて十分対策をとっていただきたいと思っております。先ほど,持松の件を申しましたけれども,ここに兎ヶ宇都線というのが約3.3kmあります。これは昭和45年,林業構造改善事業で旧牧園町が45年から開設した道路でありますけれども,これは大半が市有林なんですよ,沿線は。これをどうして地域の住民が払わなきゃならないのか,ちょっと不思議でならないわけですけれども,今後市としては考えないんですか。


○林務水産課長(山下 晃君)


 この林道の兎ヶ宇都線というのは,今おっしゃいましたように3,300m程度あります。ちょっと私,市有林は知らなかったんですけれども,その延長の中には宅地があったり,水田があったり,いろいろな,それと集落と集落を結ぶ幹線的な道路だというふうに考えております。それで,ここの草払いにつきましては,今年度は緊急雇用対策事業で草刈りをする予定です。これまでは集落の方がしてくださっておりまして,多分もう今年も終わられたと思うんですけれども,来年度以降につきましては,幹線的な林道というのを牧園総合支所と一緒に考えて,もうちょっと市のほうで対応できるできないを来年度に向けて検討したいと思っております。


○9番(厚地 覺君)


 やはり,こう長い距離になれば疲れてきますし,高齢者もいらっしゃるわけです。先ほどの事故も申しましたけれども,今後は,市がやる場所,そして集落の方々がやる場所,きちっと線を引いてください。その場合でも,事前に自治公民館等で協議して実施していただくよう強く要望いたしておきます。次に,住宅でございますけれども,この市営住宅のストック総合計画の内容というものはどういうものかお伺いいたします。


○建築住宅課長(矢野昌幸君)


 ストック活用計画につきましては,平成19年3月に作成したわけですけれども,すべての団地を全部調査をいたしまして,面積,構造,設備の内容,傷み具合,そういうもろもろの条件を調べまして,団地を各団地ごとに今後どのようにするかということで,例えば,建替え,全面的改造,個別改善,維持保全というふうに定めまして,その中に団地をいろいろ分けてきたわけです。そして,例えば,建替えとなりますと建替えに向けていろいろ準備をしていくということになります。それと,個別改善となりますと,その住宅に対してどういう改善をするかというのを具体的に団地ごとに決めているわけじゃございませんけれども,いろいろ住民の要望等を勘案しまして,その都度,ここの団地については給湯設備をつけるとか,外壁改修をする,屋根改修をするという形で定めております。工事につきましては,具体的に何年度からどの工事をするという形では定めてはおりません。


○9番(厚地 覺君)


 この住宅の管理を市が行っているわけですけれども,定期的に月1回ぐらいは巡回されているわけですか。


○建築住宅課長(矢野昌幸君)


 住宅につきまして,まず最初に住民のほうからいろいろ相談があるわけですけれども,その都度現場を見て修繕等があれば,それなりに対応をしているんですけれども,それと,例えば,何か道路が悪いとなった場合は,全体的に住宅を巡回して調べております。


○9番(厚地 覺君)


 定期的にやっていれば,いろいろな状況も分かるわけですけれども,この牧園の住宅の中で,宿窪田,万膳,三体の住宅は昭和31年建設で,約53年,ひどいのは中津川の改田口住宅ですけど,これは移転登記がなされず,すったもんだやっている土地でございますが,これも昭和26年ですよ,これら用途廃止に向けて約38団地のストック活用計画では取決めがあるようですけれども,牧園ではどの団地が入っているわけですか。


○建築住宅課長(矢野昌幸君)


 牧園地区で建替えを申しますと,改田口,ひばりヶ丘,牧場住宅,七又住宅,三体住宅,万膳住宅,それから真澄住宅ですかね,それと,小塚原住宅,それと今後募集停止に踏み切るのは田原住宅ですね,それと用途廃止でいきますと宿窪田,三体住宅,万膳住宅,それ以外については,個別改善ですね,これは現在の時点のストック活用計画の中でございますけども,19年3月につくっておりますけれども,それから5年,平成24年になりますと,またその当時の計画がいいのかどうか,もう1回再判断をしまして見直しをするということになっております。


○9番(厚地 覺君)


 この計画に入ってるやつも雨漏りなどがあればやはり修理をせんといかんわけですけれども,やはり屋根がわら,玄関のベニヤ板のはがれとか,雨どい,生活排水の側溝,やるべきことはいろいろ山積みしているわけですけれども,この団地内の道路というのがどこも舗装がはげて汚いんです。カートといいますか,高齢者は買い物とか散歩に行かれる。相当難儀していらっしゃいます。この辺を早急に補修する考えはないんですか。


○建築住宅課長(矢野昌幸君)


 今年の夏前でしたか,市内全域の団地について道路の状況を各総合支所を含めて調査をしております。結局,牧園支所管内でもできれば4か所ほどはどうしてもしたいという要望は出ております。例えば,南牧場につきましては,一部はきれいになってはいますけども,残した部分が汚いというようなこと,傷んでいるというようなことですけども,ここなどについて下水道工事を将来考えておりますのでそれとあわせて舗装工事をすると。部分的に今手持ちの予算で改修ができれば少しずつでも行っていきたいと思っております。


○9番(厚地 覺君)


 高齢者とか障がい者などの目線に立ってやっていただきたいと思っております。去年だったですか,ひばりヶ丘の住宅の入り口にしても見てもらったですけれども,あれとて,やはり何ら改善されていないわけです。今後改善するところはどしどしやっていただきたいと思っております。次に,高千穂地区は下水道の供用区域に入っているわけですけれども,この南牧場団地は下水道だけは先行して工事を行っているわけです。それがいまだにつないでない,供用されていないっていうのはどういう理由なんですか。つなぐ予定はあるんですか。


○建設部長(篠原明博君)


 ご指摘の南牧場住宅の下水道の接続の件でございますけれども,南牧場住宅につきましては先ほどのストック活用計画の中では維持保全を行う団地として現在は位置づけている住宅でございます。そういった観点から当時下水道の引込み工事の実施をいたしまして,それにより引込み,住宅のつなぎを行う予定でございましたけれども,現在おっしゃるように修繕等の工事等で屋根がわらの補修工事を実際今やっている最中でございます。市といたしましては,まずいろんな状況で一番緊急を要するものをまずやろうというようなことで屋根がわらのふき替え工事を今計画的に牧場住宅はやっております。それらの進捗を見ながら今後その下水道について検討をしていくわけでございますが,先ほど答弁いたしましたようにストック活用につきましてはやはり何年かおきに見直しをするというようなこともございます。そういった観点でいろんな住宅事情も変わってまいりますので,その実際の時期になりまして,果たしてその建物を今の計画どおり維持保全という形で位置づけて下水道をつながないといけないかという判断につきましては,やはりそういういろんな状況を見て判断すべきものだと考えております。


○9番(厚地 覺君)


 検討,検討で,やるほうに検討していただければいいんですけれども,どうもやらないほうにいつも検討されているわけですから。これですね,団地はまだくみ取りなんですよ。個人に対してはもうつなげつなげと,浄化槽を持ってるのにつなげと言うんです。これを市の住宅はつながずに個人には強要する,ちょっと解せないんですけれども。これを例えばこの団地には57戸あるわけですけれども,これを全部つないだとしたらいくらという試算があるんですか。


○建設部長(篠原明博君)


 南牧場住宅につきましては,市といたしましても下水道の引き込み工事を計画をして試算をいたしております。試算の中では水洗便所の便器の設置あるいは排水の切り替え工事あるいは下水道の接続等で試算の結果,約2,800万程度を見込んでおります。


○9番(厚地 覺君)


 トイレの問題は重要な問題です。やはり市営住宅の家賃の高いところ,低いところ,格差はありますけれども,家賃の低い所は我慢せいというような状況です。この辺はやはり早急に改善していただきたいと思っております。以上,道路,住宅改修に申しましたけれども,この辺に補助金がないということは重々理解しておりますけれども,やはり住環境の点から快適な暮らしをしていただくためにも是非早急にやるべきことはやっていただきたいと思っております。以上,終わります。


○議長(西村新一郎君)


 厚地覺議員の一般質問が終わりましたけれども,道路愛護について,このような事故が起きたにもかかわらず上司に対する報告のあり方がちょっと指摘されたのではないかと思います。要確認をしていただくように私のほうからもお願いをしておきます。以上で厚地覺議員の一般質問を終わります。次に,22番,久保史郎議員より3件通告がされております。したがって,久保史郎議員の発言を許可します。


○22番(久保史郎君)


 お疲れさまでございます。前回に引き続き非常に微妙な時間をいただきまして,今任期最後でございますので精一杯させていただきたいと思います。私は,この9月定例議会におきまして先に通告の3点,4項目について質問し,市当局の取組みと,また見解を伺います。初めに,先の衆議院議員選挙において民主党が単独過半数を超える議席を獲得いたしましたことは,これまでの政治家に対する失望や国民生活の将来に対する不安が政権の交代を望んだ結果であったと思います。私ども公明党もこの選挙結果を真摯に受け止め,市民や国民の皆様の負託にこたえるべく新たな決意に立ち,さらなる取組みを行ってまいります。さて,霧島市議会においても早いもので2か月余り後には最初の4年の任期満了を迎えます。これまで市当局に対して市民の声をどこまで届け,また,市民の負託にこたえられたか私どもも検証して,広く市民に伝えていかなければならないと思います。残された期間わずかではありますが今任期中最後のこの議会で通告しました質問に入らせていただきます。初めに,保健福祉対策の中の女性のがん検診予防対策について伺います。先の新聞報道にも取上げられましたが,長寿国日本の死亡原因第1位はがんであり,さらに増加しつつあるとのことであります。また,その中で注目すべきところは日本と米国の野菜摂取量の比較であります。95年を境に米国が野菜摂取量において日本を上回り,その年のがん死亡率は日米間で逆転し,そして現在,日本ではがん発生が増え続け,一方,米国では減少し続けているとのことであります。このような現状を踏まえ私ども公明党では女性議員を中心にがん検診無料化の署名活動を行い県や国に届け,今回特に女性の乳がんと子宮頸がんについては定期的無料検診の充実が図られることになりましたので,現在,霧島市においての無料クーポン券によるがん検診取組みの進捗状況を伺います。次に,温泉保養券の利用状況について伺います。現在,霧島市においては,高齢者の健康増進政策として,はり・きゅう券の配付と温泉入浴券の支給が70歳以上の方と障がい者を対象に行われていますが,温泉入浴券の利用状況が低い傾向にあり,その理由として過疎地の独居高齢者や近くに温泉のない地域など入浴券を受給しても温泉までの交通の便が悪いという現実があります。そこで対象者として長年にわたり温泉券を使用されない方に対しては平等な他の対策も検討すべきではないのか当局の見解を伺います。次に,市道小田〜小浜線について伺います。開通した市道小田〜小浜線は,旧隼人町のガーデンシティ建設計画のもと道路整備事業として取組みがされたものと聞いていますが,隼人塚交差点の改良も行われ,また今後,隼人駅東地区の区画整理事業の関連からも霧島市内中心部からの加治木町・鹿児島方面への道路として利便性の高い道路であります。一方,国道10号においては現在,土曜・日曜など鹿児島方向において朝夕,加治木町より小浜まで渋滞が当たり前になっている現状であり,その中に開通した市道,小田〜小浜線が進入して混雑に拍車がかかります。開通した小田〜小浜線はこのような現状からも国道10号の混雑緩和策にはなっていない現状であり,また県道と連結した直線である小野浜トンネルを含む国道10号までの一部だけが市道であることもおかしく,市道小田〜小浜線を早急に県道とすべきであると思いますが,当局の見解を問うものであります。次に,この道路を県道として昇格後,小野浜トンネル先より直線で加治木10号バイパスに連結することにより霧島市,また加治木町にとっても町なかの渋滞緩和策になると思いますが当局の見解を伺いまして1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 久保史郎議員から3点につきましてご質問でございました。1点目につきましては私のほうから答弁をいたします。そのほかにつきましては関係部長がそれぞれ答弁をいたします。1点目の女性のがん検診等予防事業についてお答えいたします。女性特有のがん検診推進事業につきましては,がん検診の受診率が低いことから特定の年齢に達した女性に対して子宮頸がん及び乳がん検診に関する検診手帳の交付及び検診費用が無料となる女性がん検診無料クーポン券を送付し,受診の促進とがんの早期発見を図ろうとするものであります。具体的には子宮がん検診の対象者は,平成20年度には20歳,25歳,30歳,35歳,40歳になった女性3,893人であり,そのうち受診率を30%,受診者を1,167人と見込んでおります。乳がん検診の対象者は同じく平成20年度に40歳,45歳,50歳,55歳,60歳になった女性4,353人で,そのうち受診率を30%,受診者を1,306人と見込んでおります。集団検診の開始時期につきましては,9月17日から11月7日までの31日間とし,検診場所は市内の保健センター等で実施する予定となっております。この期間に検診の受診機会を逃された方は本年度内に鹿児島市や姶良地区などの医療機関でも10月1日から受診できるように姶良郡医師会や医療機関と委託契約を締結する予定としております。また,無料クーポン券と検診手帳を9月11日から地区ごとに随時発送をする予定であります。今後も市民への受診率の向上や早期発見,早期治療の重要性について啓発に努めてまいりたいと考えております。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 温泉保養券の利用状況についてお答えいたします。温泉保養利用料に対する助成事業は,高齢者や障がい者の健康保持と福祉の増進を図ることを目的に旧溝辺地区を除く地域で実施されていた類似の事業を合併後も引き続き全域で実施している事業であります。平成20年度の実績は満70歳以上の高齢者及び障害者手帳等の所持者である対象者が2万6,015人で,そのうち48.9%に当たる1万2,723人に温泉保養券を交付いたしております。また,使われた枚数は9万6,410枚で,交付枚数に対する使用率は63.1%となっており,このうち高齢者への交付率は52.3%で,交付枚数に対する使用率は63.9%となっております。高齢者の方々が温泉保養券を利用することにより利用者ご本人が健康であると感じられることや,温泉施設で友人と触れ合う楽しみ,生きがいづくりなど一定の事業成果があるものと考えております。しかしながら,交付対象者に対する使用率は33.4%であり,対象者の約6割以上の方が利用されていないことからアンケート調査の実施や事業内容の検討を行い,制度の利用促進や改善等を図り,高齢者等の健康の保持や介護予防,福祉の増進を一層推進してまいりたいと考えております。


○建設部長(篠原明博君)


 市道小田〜小浜線について1点目,2点目は関連がありますので一括してお答えいたします。市道小田〜小浜線は,隼人ガーデンシティの宅地開発関連道路として,また霧島市の西の玄関口として国道10号と県道北永野田小浜線を結ぶバイパス道路として整備されております。この路線については,幅員及び本路線の位置づけなどを考慮すると県道にすべきとの意見があり,県とも協議いたした経緯があります。しかしながら,現在の県道は高速道路に接続しているため,市道への移管及び主要地方道への昇格も難しいものがあり,現在に至っているところであります。また,開通後の交通量調査を行ったところ1日約9,200台の交通量があり,国道,県道の車両通行の分散化が図られ,鹿児島方面からは進入しやすくなっているなど整備の効果が現れたものと考えております。しかしながら,霧島市から鹿児島市方面へは国道10号との合流地点で,時間帯によっては渋滞しているようでありますので,議員が言われますように小田〜小浜線を加治木バイパスに連結することにより国道10号の渋滞がより緩和されるものと考えており,これまでも県や加治木町とも協議した経緯がありますので,今後も引き続き協議していきたいと考えております。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま久保史郎議員の壇上からの質問に対して答弁をいただいたところでございます。本日の会議時間は議事の都合によりまして,あらかじめ時間を延長いたします。久保議員の質問を続けます。


○22番(久保史郎君)


 それぞれ答弁をいただきましたので,若干,2回目以降の質問をさせていただきたいと思います。まず,がん検診についてでございますが,分かる範囲で結構でございますけれども,実は霧島市においては8月に山田邦子さんをお迎えして予防講習会を開かれたわけでございます。あわせまして伊佐市のほうはこれは乳がんのほうでございましたよね。伊佐市のほうでは向井亜紀さんを迎えられて,これは子宮頸がんのほう,どちらともご自身が体験された,特に向井亜紀さんは子どもさんまで亡くされていらっしゃるとのこと,子宮頸がんでです。それで山田さんのほうは乳がんを克服されたということで,この参加者はどの程度あって,そして多分アンケート等をとられたと思うんですけれども,どのような内容があったのか分かっていらっしゃる範囲で結構でございますので,まずその点を示していただきたいと思います。


○健康増進課長(宮本順子君)


 山田邦子さんをお呼びしました乳がん予防講演会は,霧島市民会館で約1,000人入りまして非常に好評でございました。山田邦子さんの講演会のときのアンケートでございますが,非常に好評で,またこのような講演会を開いていただきたいということとか,それから山田邦子さんの話ぶり内容等に感銘をされた方が非常に多く,そのときに同じようにアンケートで検診の登録制をやっておりますので,その登録に申し込みを是非ということでとっておりましたが,約二百数十名の方が新しく登録をされました。そして,また,9月17日から行われます乳がん,子宮がんの女性検診の実施月日などもお知らせして非常に好評だったというふうに思っております。


○22番(久保史郎君)


 たくさんの方が講演会を傍聴に来られまして,やっぱりそれだけ今日本の死亡率のトップに立ったこのがん,今日皆さん方が大変,特に女性の方は危機感を持っていらっしゃると,我が身に降りかかることでございますので。それで今回,答弁いただいた中で非常に受診率が低いということでございまして,それよりちょっと前に,今回無料クーポン券ということで診察をそれぞれ5年ごとですね,5歳ごとに,子宮頸がんは20歳から25歳,30歳,35歳,40歳,それから乳がんの方は40歳から45歳というようなそれぞれの年代で,非常に子宮頸がんのほうが20歳から30歳ぐらいの女性がかかる率が高いということでございます。これを診察する医療機関ですよ,医療機関を示されたのは鹿児島市や姶良地区などの医療機関でも10月1日から受診できるようにということで,大体その医療機関はどのようなところが何か所ぐらいですね,これは無料クーポン券は恐らく日本全国だと思うんです,統一された。そうしますと,例えば霧島市内の方が東京・大阪に行かれた向こうのほうでも受けられるというものになるんじゃないかと思う。まずそこら辺についてはいかがですか。


○健康増進課長(宮本順子君)


 この医療機関の委託でございますが,鹿児島県全域と委託契約をしたいと霧島市のほうは思っておりましたけれども,なかなかその準備が整っておりませんで,霧島市のほうが医療機関をお願いしましたのは鹿児島市,それから霧島市はもちろん姶良郡加治木町,姶良町の子宮頸がんが18医療機関,乳がんが14医療機関でございます。議員おっしゃるように将来的には全国どこでも受けられるというのを厚生労働省のほうは希望しておりますので,そのように進んでまいりたいと考えております。


○22番(久保史郎君)


 例えば無料検診を受ける場合,無料クーポン券ということでございますので安心して受けに行くことができるわけですけれども,ただ病院の設備によってはきちっと発見できるかどうか,その検査体制ですよね。例えばいろんな医療機器があると思うんです。聞くところによればマンモグラフィでちゃんと調べるところとか,あるいは乳がん等については保健所等であれば触診というんですか,そういう形に多分なるんじゃないかと思いますけれども,そこら辺は統一されたそういう医療機関ということの判断でよろしいですか。


○健康増進課長(宮本順子君)


 まず,霧島市が委託をいたします医療機関はすべて鹿児島県の乳がん検診,子宮がん検診の精密医療機関というふうに認定された医療機関でございまして,医療器具等につきましても検査につきましてもマンモグラフィとかコルポスコープ等とかいろいろありますが,そういうものについてもすべて管理されているところでございます。


○22番(久保史郎君)


 次に,受けられた方に対しては検診手帳というのを発行されると思うんですけれども,この検診手帳というのは今回の検診を受けられた方だけなんですか,それとも今までのそういうがん検診を受けられた方なんかも持っていらっしゃる手帳なんでしょうか。


○健康増進課長(宮本順子君)


 今までの手帳は健康手帳というのをがん検診のときには発行しておりました。今回は子宮がん,乳がんのこの対象者の方に検診手帳という子宮がん,乳がんのことだけを書いてあるいろいろな普及啓発,そういうようなものの入った予防策なども入りました検診手帳を別に交付する予定でございます。


○22番(久保史郎君)


 今回,霧島市では40歳になった女性が3,893人,そのうちの受診率を30%と,1,167人,それから乳がんのほうが女性が4,353人で同じく受診率を30%と,非常にせっかくのそのような死亡率トップを占める中でも特に女性が今回先にこのようながん検診で受けて病気治療をしていただきたいという対策なんですけれども,これをもうちょっと受診率を引き上げなければ何の意味もないと,せっかくのものをそうやって無料にまでして受けていただきたいということで取組みがされているわけですけど,この受診率を上げる対策についてはどのようなことを考えていらっしゃいますか。


○健康増進課長(宮本順子君)


 この検診の受診率を今までちょっと低い位置にあるわけなんですけれども,個別通知ですべて通知のほうは差し上げております。それから,今回から子宮がんと乳がんを同時に集団健診等では実施できますので,両方とも一緒に受けられるという利便性があると思います。それから,医療機関委託にしたことによりまして霧島市のほうは10月1日から来年の3月31日まで好きな時期に受けられるということですので,そういう利便性に配慮いたしまして,このように設けたわけなんですけれども,後ほどまた広報等で受診勧奨等も行ってまいりたいと考えております。


○22番(久保史郎君)


 せっかくそのようないい制度でございますので受けていただいて,今回ちょっと名前は忘れましたけれども,ある歌手の方が幼い子どもさんを残されて亡くなりました。ドキュメンタリー的な番組でやっておりましたけれども,七,八歳のかわいい女の子を残したまま亡くなるということは,そういう我々の年代になるとそれぞれの子どもがもう20代,30代になってるわけですから,やっぱり子どもさんを先に亡くするというのは親にとっても大変辛い思いでありますし,またそれを検診を受けることによって助かるわけですので,そこら辺をやっぱり取組みとして当局は大いに全面的に推進をして,まずいただきたいと思っております。それから,この件に関しまして答弁は要りませんけど,今回厚生労働省が8月31日にワクチンを薬事審議会のほうに諮問をされたということでございます。それは子宮頸がんに対して非常に効果があるということで世界の96か国ですか,それでもう使われているということでございまして,この薬事審議会がこれを認めますと,多分認めるということになると思うんですけれども,そうしますとそのワクチンを打つことによってもうほとんど90%から100%が抑制されると。特に子宮頸がんについては。まことにありがたいことでありまして,ちょっと言葉が舌をかみそうなですね,子宮がんの主な原因はヒトパピローマウイルスと,HPVと通常言うそうですけれども,それに対しての20歳から25歳の女性500人を対象に2年間にわたり実施された臨床試験ではワクチン接種によりHPV感染が約90%から100%抑制されたということでございますので,今後近いうちにそういうワクチンの接種が広まってくるんじゃないかと思います。世界の約96か国ではもう認められて使ってらっしゃるということでございますので,そうしますと当然国も対策をとってくると思いますけれども,市長のほうにもちょっとお伺いします。このようなワクチンが来たときにはやっぱりそういう少子化の中で若い20代から30代の女性が助かるということですから投資的な経費として市のほうでも大いに助成をするなり取組みをしていただきたいと思いますが,市長の見解をちょっと,その点についてだけお聞きしときます。


○市長(前田終止君)


 いろいろとご指摘をいただきました。私も山田邦子さんの講演会に最初から最後まで参加させていただき,いろんな話をお伺いする機会を得ました。そして,20人に1人の割合でがんにかかる,そういう率を初めて参加してみて知ったわけでございまして,多くの方々が会場いっぱい,熱心に聞いておられました。そこで今新たな情報等でございますけれども,そのような動きにつきましては担当の関係部課としっかりと打合わせをしながら積極的に対応を進めてまいりたいと存じます。


○22番(久保史郎君)


 あと先ほど壇上のほうから言いましたけれども,がんの発生には食生活が大きくかかわっているとのことであります。それで霧島市内における食の改善普及推進員という方たちがいらっしゃると思うんですけれども,それぞれの1市6町のそういう改善推進員の皆さん方の人数と,そして内容的な取組みはどのようなものをしていらっしゃるのかというのがお示し願えたらお願いいたします。


○健康増進課長(宮本順子君)


 今手元にちょっと1市6町の分がちょっとございませんが,全体で134名の推進員がおります。さまざまなこの推進員さん方の活動内容でございますが,食育の推進,それから郷土の味の活用,健康きりしま21の推進,プラス1,000歩運動,それから今議員おっしゃいますように生活習慣病の予防のための野菜の摂取,それから牛乳等の摂取とかさまざまな食生活についての普及を行っております。平成20年度の実績で集会を催して活動したものが173回,1万6,488人の方に推進しております。対話訪問で5,371回,1万951人の方に推進をされておられます。


○22番(久保史郎君)


 是非ともそういう食の改善推進員の方々にも,がん受診を,行かれたところであわせて進めていただくように,該当者の方に対してはですね。そういうところまで手を打っていただけたらありがたいなと思います。先日の南日本新聞の中にフランス人はドイツ人やイギリス人に比べて脳梗塞や心筋梗塞になる率が極めて低いことが知られているということで,客員の論説員の方が書いていらっしゃいます。その理由は,フランス人が日ごろから好んで赤ワインを飲んでいるからだと,このように書いてあります。鹿児島県も焼酎が出てくるようであれば非常に私どもも飲みやすいんですけれども,この中で赤ワインに含まれているブドウの赤色の部分には強力な抗酸化物質のポリフェノールが含まれているからだというようなことで,非常にこういうのを見ますと,かねての食生活の中でそういうがん対策についても大きな影響を受けているんだなということを私どもも今回この質問の中で私もそのように思ったわけでございます。どうか是非ともこの無料クーポン券で該当する方は全員の方が受診されたというところまでの取組みができたら一番すばらしいんじゃないかと思います。是非そのような取組みをお願いをしたいと思います。それから,次に,温泉保養券の件について入らせていただきます。今回,温泉保養券の件につきましては同僚議員も6月議会でいろいろ質問をしていらっしゃいました。それで私もやっぱり各地域を回る中で温泉保養券について数名の方からやっぱり同じような内容の質問を受けたもんですから今回取上げさせていただいたんですけれども。その中では今後制度の利用促進や改善等を図り高齢者の健康の保持や介護予防,福祉の増進を一層推進してまいるということでございます。先ほど保健福祉部長が示された中で交付対象者数が2万6,015人と。これは障がい者も含んでいますよね。障がい者も含んで,それでこの対象者がそれだけいる中で交付者数になりますと1万2,723人ということ,もう48%,50%を切るんです,交付する段階で。そして,さらに今度はその中で使われた方が,15万2,676枚の入浴券を交付しまして9万6,410枚使っていらっしゃいますので,約6割の方しか使われないという。だからこれを全体的に見ますと約3割ぐらいになるんじゃないかと思うんです,該当者からいきますと。そうしますと,単純でいきますと数の多いのは難しいですが,100人の該当者がいて30人の方は非常に感謝されて温泉入浴券を使っていらっしゃると。あと70人の方はほとんど使っていらっしゃらないしあるいはもらっても使えないからという方もいらっしゃるということになりますと,やっぱり,これは非常にいい制度だと私思うんです。はりきゅう券あるいは温泉のこの入浴券,高齢者の健康維持のためにあるいは医療費削減の面からも,まず何とかできるだけ多くの方に利用していただくということがまず第1点です。それから,どうしてもその中で先ほど壇上から申しましたように交通手段がなくて行けないと。ある方はタクシーを使えばタクシー代のほうが高くなると,当然そうなります。1枚が150円の入浴券でございますので。ですからそこら辺をまずもうちょっと利用率を高める検討,そのようなものは何か対策はとれないのかどうかお伺いをいたします。


○長寿・障害福祉課長(荒木 敏君)


 ただいま実際の交付対象者に対します使用率が全体では33.4%ということでご答弁を申し上げましたけれども,その使用率を高めるための何らかの対策はないのかということでございますけれども,実際に私どもがちょっと分析をした中では低い要因としましては入浴以外にもそれぞれ個々にそういった健康増進に努めておられる方がいらっしゃいますし,また地域におきましては集落で,いわゆる集落湯のある地域も多々あるようでございます。そういうことで若干使用率が低い要因ともなっているのではないかというふうに考えていますけれども,先ほども部長がご答弁を申し上げましたように今後制度の趣旨を再度検討しながら利用率を高めるために協議・検討を重ねてまいりたいと思っているところでございます。


○22番(久保史郎君)


 今説明がありましたようにそういう方も多分いらっしゃると思います。ただそれは相談があったのは一部かも分かりませんけれども,ただ1か所からのそういう声じゃなくてあちこちからちょっとそういう声が聞こえてくるもんですから,「何か別な方策はないんですか」と,「私なんかがもらってもちょっと使えないんですよ」ということがございましたので今回そのように,どうしてもそういう方たちがいらっしゃるのであれば市長言われるように公平・公正な立場からその人たちには健康増進のために役に立つような,金額的には安い,どちらかというと安いですよね,150円の12枚ですから。しかしそれを長年にわたって使いたくても使えないという人がいらっしゃるということもまた現実でございますので,そこら辺は踏まえてまた検討をしていただきたいと思いますがいかがですか。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 今議員からご指摘もありますし,また私どもも実績を分析する中では非常に高齢者の方々の健康の保持増進等については効果があるというふうには思っておりますけれども,実績としましては3分の1の方しか使われていない。あとの3分の2の方は何らかの事情があるにいたしましても使われていないという現状がございますので,先ほどご答弁申しましたように使いやすい方法,その趣旨を踏まえて利便性の向上,そして使っていただきやすいそういうものに取組んでいきたいというふうに考えております。


○22番(久保史郎君)


 では次に,市道小田〜小浜線についてを若干ちょっとお伺いいたします。答弁ではこれまでも加治木町とも協議した経過があるというようなことでございます。そのような話も別途に私もお聞きいたしました,あの道路ができる前から,いや,計画段階からそういう検討があったということは,やっぱりこれが加治木町の場合もそのところにつないだら一番便利のいい道路だったということを当局も認識していらっしゃったと思うんです。その点についてはいかがですか。


○建設部長(篠原明博君)


 小田〜小浜線につきましては,今おっしゃいましたように計画段階において加治木町とも協議をし,何とか加治木町のほうまで延伸して整備できないかという事前協議をした経緯もございます。当時いろんな事情がありまして加治木町のほうが整備がちょっとできないというようなことで現在の位置に取付けられた経緯があります。それ以降も開通いたします前後からも再度また交通量が相当増えてまいりますという予想ができましたので,その後,加治木町にも行って是非新たな政策として道路をつなげてほしいというようなことで協議を行っておりますので,今後一つの大きな交通ネットワークとして加治木町のほうにも強くまた協議をしていきたいというふうに思っております。


○22番(久保史郎君)


 加治木町も来年3月に姶良市ですか,一つの市になるわけです。それで市長もこの小田〜小浜線の開通式に来られました。ですからあのときにあの道路を見られて,これはまっすぐ加治木に直接連結できたらすばらしい道路じゃないかと思われたと思うんですけど,市長はどのようなあのときの開通式では見解をお持ちでしたか。


○市長(前田終止君)


 この路線につきましては,何としても1年でも早く開通する方向で,正直なところ前倒しで政治決定して,今まで生かしきれなかったもの,本当に心血を注いでみんなで頑張ってもらっておおむね2年早く前倒しができた事業でございました。それで,その過程において今のご指摘の点について何とも悔しいという点がございました。ですから開通に当たっては私のこだわりで,とにかく山を越えた向こう側の方々,加治木町さんや姶良町さん蒲生町さん,実際この道路を使っていただくであろう可能性のあるお立場のある方々,それぞれの首長さんや議会の代表の方々にも全部声をかけてくれと,その上で将来に対して今ご指摘の不安な点について,種をもう一度まき直そうと,そして何としてもこれをやがて来る未来に対してはしっかりとしたつなぎができる効果の上がる,そういう方向をもう一度挑戦しようということで,行政事務上も事務方同士もしっかりとそこいらをつなぐように指示を出しながらあの開通式を迎えたわけでございます。今後も今説明ありましたとおり情熱を持って,そのような不満に対して,ご批判に対してどうにか,やがてできないか,その道筋をつけてまいる努力をしたいと思います。


○22番(久保史郎君)


 市長の思いも聞かせていただきました。これは単に霧島だけの問題じゃなくて恐らく加治木町さんも困っていらっしゃると思います。あの国道10号,非常に短い距離の中に信号が加治木町いっぱいございます。よってあの加治木を降りる坂のところからずっと隼人町側も詰まってくるわけでございますので,来年3月に新しい首長さんが誕生されるでしょう,姶良市のです。是非とも首長同士のトップのそういう話の中でこのことは早急に何とかお互いに,お互いのまちのために取組みできないかというようなことでまず首長同士で話し合いをしていただきたいと思いますが,その決意のほうはいかがですか。


○市長(前田終止君)


 是非その方向で,さらに引き続いて継続する力を押したいと思いますが,何せ11月15日がありますので,それを越えなければそのことが実現できません。ですからもうやらねばならぬ課題だらけであります。ですから何としてもそういう方向に向かって頑張ってまいりたいと正直そう思っています。


○22番(久保史郎君)


 私もうっかりしておりまして,市長,お互いにきばいもんそという話から入らなけりゃいけなかったんじゃないかと思います。是非ともそうしていただきたいと思います。あともう1点部長にお伺いしますけれども,この今現在,小田〜小浜線を高速道路の入り口のほうに行ってるから向こうのほうが県道になってるわけですよね。その明確なる小田〜小浜線を県道に昇格できないという一つの理由的なものがあるんですか。こういう理由があるからもうできないんだという,その点があればお示しください。


○建設部長(篠原明博君)


 現在の県道が高速道路へインターチェンジでつながっておりますので,その県道を市道にというのはちょっと難しいというのが第1点でございます。それから,この県道を,今の市道を延伸して県道として位置づけるためには当然県道が2つ併用されるわけですので,この今のどちらかを主要地方道という形で県道の上の格付を上げないといけないということになってきます。そうなった場合にやはり相当主要地方道となりますと交通量あるいは道路の必要性というもので位置づけをやはりしないといけないということでございますので,全然難しいということじゃなくてある程度県道が,さっきおっしゃいましたように仮に10号バイパスの4車線化がなされております,ああいったものが仮に将来その位置に,この小田〜小浜線の延長につながり一つの骨格と,主要地方道という位置づけができてくれば主要地方道を位置づけし,その下の一般県道という形のものも想定できますということでございます。今の現状で2つの路線を県道として位置づけるというのは非常に難しいというご理解をしていただければと思います。


○22番(久保史郎君)


 そういう道路関係専門でございませんので,今の説明で分かったような,分からないような,私捉え方をしてるんですけれども。ちょっとお伺いしますけれども,今の説明からいきますと1つの道路から2つの県道というのはあり得ないというような説明なんですね。通常,各地方道においてはバイパスができますよね。そうしますとそれはバイパスのままやっぱり国道であったり県道であったり2つの路線になってますけど,それとの関連はどのようになりますか。


○建設部長(篠原明博君)


 県道の場合も国道もそうですけれども,基本的には新たな県道,国道ができますとそちらのほうが県道という形あるいは国道というふうな位置づけになってくるかと思います。それでそういう形をするときに当然県道が重複しますけども,基本的には一方のほうを市道とかそういう形に格下げをして市道の管理になっていくというふうに理解をいたしております。


○22番(久保史郎君)


 ちょっと私のほうも調べてみないと分からないんですけれども,例えば国道3号のバイパスなどがある所は両方とも国道3号というたしか看板が立っていると思うんですけれども,これはどちらかが一方が県道に格下げになったり,あるいは県道の場合は市道に格下げになったりするという今説明に聞こえたんですけれども,そういう考え方でよろしいですか。


○建設部長(篠原明博君)


 基本的な原則的な考えはそういう形で,例えば今の国道10号にいたしましても新たな10号線ができますとその旧道につきましてはその下の県道,市道に位置づけをされて,格下げをして位置づけをしております。おっしゃいましたように重複した形で現道のまま,例えば10号線あるいはその旧道もまだ現状として残っている場合もあるかもしれませんけれども,基本的には国の考え方は国道ができてバイパスができますと,その旧道につきましては県道ないし市道に格下げをしてその地方自治体に管理をしていただくというのが原則だというふうに理解をいたしております。


○22番(久保史郎君)


 もう1点だけお伺いします。そうしますと,例えば今,市長のほうにもそれぞれ新しい姶良市の首長さんが出たら是非ともこれを進めていただきたいということで要請したわけですけれども,市道から加治木町のあの10号線バイパスの高速道路の所です,あそこは非常にバイパスで高速にも劣らないような広い道路が来ているわけです,並行して,鹿児島方面からこう来ますとですね。そしてあの溝辺に上がるあの通りの所で今とまっているわけですけれども。あそこにつなぐ,今要望してるのは小田〜小浜線をまっすぐ直結で行けないかということで要望してるわけですから,市道からつなぐということは可能なんですか。私はそれがあるからあの道路を,小田〜小浜線を県道に格上げできないかということで今回質問させていただいてるんですけど,その点についてはいかがですか。


○建設部長(篠原明博君)


 今市道の延長を,今現在市道でございますので,新たに市道の延長を先ほどの4車線のバイパスの周辺に結ぶとなりますと,現道においては加治木町道と市道を結ぶという状況でございます。そういうことです。それで今おっしゃったようにインターチェンジにある県道が新たな主要地方道という格付け,どちらかが格付けされて新たな県道という形で,バイパスによって新たな県道という形で位置づけができれば当然県道として位置づけて整備もしていただくのも可能かもしれません。ただ,現状においては今の市道の状況では県道の格上げはできませんので,将来例えば国道のバイパスの4車線までつくる計画ができて,それらを国道,県道として位置づけができさえすれば当然県,国で実施可能な計画もできるんじゃないかと思っております。ただ,現状において今国,県の状況からいたしますと新たにそこを県道として位置づけて工事をするというのは難しいと。というのが今国道10号バイパス4車線化につきましては,今計画の段階では今の東九州自動車道に連結するというようなことで計画をされ,そちらのほうに分散をするというような大きな計画を持っておりますので,現在の状況では県道として新たに路線認定をして整備をするのは非常に難しいのではないかと考えております。


○22番(久保史郎君)


 もう1件だけ。今,東九州自動車道の件が出ましたのでお伺いしたい。これは旧隼人町からも同僚議員が10号バイパスとして東九州自動車道を無料にという話が出たんです。それで幸いにして今回政権が変わりました。民主党さんが高速道路は無料にすると。もうこれがその当時してくだされば,あえてバイパスにつなぐ必要は何もございません。ただ,この件についてはアンケートで約6割の国民の皆さん方が反対だと。これはもう明確に選挙以降にもアンケートで出ております。ですから,これがなれば私どももこういうようなあえて無駄な質問もする必要はないんですけれども,ただこれがどうなるかまだ流動的でございますので,民主党さんにとってはこれはもうマニフェストの中の一つの大きな公約でございますので,是非ともこれはやっていただかなければいけない。恐らく国民の大半が無料になると思っていらっしゃいますから。ですから,そうなれば一番いいんですけど,ただ霧島市あるいは加治木町あるいは鹿児島市に向かう道路については,せっかくあの道路ができたのであれば,より価値的なそういう道路建設に向けての,その建設に入った当時はあの道路を加治木に直接つなぐことはできなかったという,もう事情はもうよく分かっております。小野浜トンネルも新聞でたたかれました,10年ぐらいつくったまま何にも通ってないということで。そういう経過もあるわけですけど,まあ非常にすばらしい道路であることは間違いありませんので,より以上のそういう価値的な道路にしていただくために当局並びに市長である前田市長にも取組んでいただきますようこれは要請をして私の質問を終わります。


○健康増進課長(宮本順子君)


 先に質問のございました食生活改善推進員の地区ごとの人数でございますが,国分が45人,溝辺が3人,横川が12人,牧園が8人,霧島が17人,隼人が41人,福山が8人,計134人でございます。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,久保史郎議員の一般質問を終わります。これで本日の一般質問を終わります。残りの15名については明日以降の本会議で行います。本日はこれで散会します。


              「散 会  午後 5時22分」