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鹿児島県 霧島市

平成21年第2回定例会(第6日目 6月26日)




平成21年第2回定例会(第6日目 6月26日)





             平成21年第2回霧島市議会定例会会議録





 
1.議事日程は次のとおりである。


                       平成21年6月26日(第6日目)午前10時開議


┌──┬──┬────────────────────────────┬──────┐


│日程│議案│   件                  名     │ 備  考 │


│  │  │                            │      │


│番号│番号│                            │      │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 1│ 54│霧島市火葬場の設置及び管理に関する条例の一部改正について│環境福祉常任│


├──┼──┼────────────────────────────┤      │


│ 2│ 56│訴えの提起について                   │委員長報告 │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 3│ 55│請負契約の締結について(牧園中学校屋内運動場改築建築工事)│産業教育常任│


│  │  │                            │委員長報告 │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 4│ 52│霧島市営住宅の設置及び管理に関する条例及び霧島市営単独住│建設水道常任│


│  │  │宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について     │委員長報告 │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 5│ 57│平成21年度霧島市一般会計補正予算(第1号)について   │総務常任委員│


│  │  │                            │長報告   │


│  │  │                            │環境福祉常任│


│  │  │                            │委員長報告 │


│  │  │                            │産業教育常任│


│  │  │                            │委員長報告 │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 6│陳情│陳情書(市道鎮守尾〜上之原線鎮守尾橋一帯の道路・橋梁整備│建設水道常任│


│  │ 4│について)                       │委員長報告 │


├──┼──┼────────────────────────────┤      │


│ 7│陳情│霧島市福山町中央地区・大廻地区・小廻地区の災害発生時に於│      │


│  │ 6│ける避難者の誘導及び災害対策車両通行のための道路の整備に│      │


│  │  │ついての陳情書                     │      │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 8│  │請願第1号の取下げについて               │      │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 9│陳情│陳情書(九州電力の川内原発3号機増設反対に関する決議につ│      │


│  │ 2│いて)                         │      │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 10│陳情│陳情書(川内原発3号機増設に関わる環境影響評価の県民合意│      │


│  │ 3│を図るとともに,増設反対を求める意見書の採択について) │      │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 11│陳情│陳情書(川内原発3号機増設に係る環境影響評価の県民合意を│      │


│  │ 7│図る公聴会開催を求める意見書の採択について)      │      │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 12│陳情│認定こども園の新設問題に関する陳情書          │      │


│  │ 8│                            │      │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 13│陳情│認定こども園設置の促進を求める陳情書          │      │


│  │ 9│                            │      │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 14│陳情│大霧地域の地熱開発促進に関する陳情書          │      │


│  │ 10│                            │      │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 15│  │今定例会中における所管事務調査の報告          │総務常任委員│


│  │  │                            │長報告   │


│  │  │                            │産業教育常任│


│  │  │                            │委員長報告 │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 16│  │霧島市活性化対策調査特別委員会の最終報告        │霧島市活性化│


│  │  │                            │対策調査特別│


│  │  │                            │委員長報告 │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 17│  │所管事務調査の閉会中の継続審査申出書について      │      │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 18│  │議員派遣について                    │      │


└──┴──┴────────────────────────────┴──────┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君      2番  松 元   深 君


    3番  秋 広 眞 司 君      4番  池 田 綱 雄 君


    5番  有 村 久 行 君      6番  徳 田 拡 志 君


    7番  山 浦 安 生 君      8番  神 園 三 郎 君


    9番  厚 地   覺 君     10番  徳 田 芳 郎 君


   11番  宮之原   稱 君     12番  黒 木 更 生 君


   15番  新 橋   実 君     16番  仮 屋 国 治 君


   17番  林 薗 澄 男 君     18番  脇 元   操 君


   19番  植 山 利 博 君     20番  上 鍋 正 光 君


   21番  塩井川 幸 生 君     22番  久 保 史 郎 君


   23番  岡 村 一二三 君     25番  木野田 恵美子 君


   26番  山 神 生 人 君     27番  池 田   守 君


   28番  下深迫 孝 二 君     29番  栫 井 成 孝 君


   30番  吉 永 民 治 君     31番  今 吉 歳 晴 君


   32番  尾 崎 東記代 君     33番  木 場 幸 一 君


   34番  浦 野 義 仁 君     35番  池 田   靖 君


   36番  細山田 為 重 君     37番  蔵 原   勇 君


   38番  田 代 昇 子 君     39番  前川原 正 人 君


   40番  窪 田   悟 君     41番  川 畑 征 治 君


   42番  深 町 四 雄 君     43番  時 任 英 寛 君


   45番  西 村 新一郎 君     46番  宮 内   博 君


   47番  徳 田 和 昭 君     48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


   24番  島 廻 一 心 君





4.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長    上 原 勝 己 君   議事調査課長   満 留   寛 君


 議事調査課主幹兼  新 窪 政 博 君   書    記   有 村 真 一 君


 議事グループ長


 書    記    隈 元 秀 一 君





5.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長   前 田 終 止 君   副  市  長  南   洋 海 君


 副  市  長   福 永   腋 君   総 務 部 長  今 村 恭 一 君


 企画部長兼     山 口   剛 君   生活環境部長   南 田 吉 文 君


 行政改革推進監兼


 大学跡地利用対策監


 保健福祉部長    平 野 貴 志 君   農林水産部長   萬 ? 茂 樹 君


 商工観光部長    柳 田 秀 徳 君   建 設 部 長  篠 原 明 博 君


 工事監査部長    大 井   正 君   消 防 局 長  後 庵 博 文 君


 会計管理部長    東   邦 雄 君   水 道 部 長  迫 間   勇 君


 溝辺総合支所長兼  岩 切 正 信 君   横川総合支所長兼 福 原   平 君


 地域振興課長                地域振興課長


 牧園総合支所長兼  間手原   修 君   霧島総合支所長兼 川 野 茂 樹 君


 地域振興課長                地域振興課長


 福山総合支所長兼  福 盛 安 美 君   企画部次長兼   川 村 直 人 君


 地域振興課長                企画政策課長


 総 務 課 長   宗 像 成 昭 君   財 政 課 長  塩 川   剛 君


 教  育  長   ? 田 肥 文 君   教 育 部 長  阿 多 己 清 君


 教育総務課長    東 郷 一 徳 君





6.会議のてん末は次のとおりである。





              「開 議  午前10時00分」


○議長(西村新一郎君)


 これより本日の会議を開きます。





  △ 諸般の報告





○議長(西村新一郎君)


 議事に入ります前に,諸般の報告をします。お手元に地方自治法の規定により市長が専決処分した事件の報告2件,国分西小学校区内信号機設置に関する要望書,霧島市土地開発公社及び財団法人霧島市しみん学習支援公社の経営状況を説明する書類,また総務,環境福祉,産業教育及び建設水道常任委員会の行政視察報告書を配付しておりますので,お目通し願います。以上で諸般の報告を終わります。それでは,お手元に配付しました議事日程に基づき,会議を進めてまいります。これより議事に入ります。





  △ 日程第1 議案第54号 霧島市火葬場の設置及び管理に関する条例の一部改正に


               ついて及び


    日程第2 議案第56号 訴えの提起について一括上程





○議長(西村新一郎君)


 日程第1,議案第54号,霧島市火葬場の設置及び管理に関する条例の一部改正について及び日程第2,議案第56号,訴えの提起についてを一括し,議題とします。この議案2件については,環境福祉常任委員会に付託となっておりましたので,委員長の報告を求めます。


○環境福祉常任委員長(新橋 実君)


 去る6月9日の本会議において,環境福祉常任委員会に付託されました議案第54号,霧島市火葬場の設置及び管理に関する条例の一部改正について及び議案第56号,訴えの提起について,以上2件の審査が終了しましたので,その経過と結果についてご報告申し上げます。まず,議案第54号について,執行部から,この条例改正は,霧島市国分斎場の火葬業務及び施設の維持管理に関する業務等を指定管理者に行わせるための規定の追加及び開場時間等の運営に関する規定の追加を行うものであるとの説明がありました。審査の中で出た主な質疑では,管外の利用者はどれくらいかの質疑に,平成20年度の火葬実績で管外が約3.7%であるとの答弁。牧園,横川については,菱刈の斎場を利用していたという経緯があるが,今後は国分斎場を利用できるのかの質疑に,平成20年度に1炉増やし計6炉になったので,霧島市民であれば国分斎場を利用できるとの答弁。なぜ指定管理できるような改正を行うのかの質疑に,まず,経費削減につながることや定員管理による職員数が減っていくこと,それから集中改革プランでも指定管理に向かうことがうたわれているため,それらのための条件整備をしておくためとの答弁。指定管理になった場合,個人情報の保護はしっかり担保されるのかの質疑に,現在も職員である場長以外は委託会社が入っており,委託会社で社員の教育はなされていると思っている。社員についても罰則規定は適用される。また,指定管理者を指定する際は,契約時に秘密の保持などしっかりと指導していきたいとの答弁。指定管理者を指定するときは,地元業者を中心に考えられているかの質疑に,募集については公募になる。選考についても,選考委員会が評点数などで選考を行うが,結果的には地元になっていただきたいという希望は持っているとの答弁。その他質疑がありました。討論では,火葬場は個人のプライバシーにかかわる問題を日常的に取り扱うところであり,役所の主要な事業として運営されるべきだと思う。今回の条例改正は,民間業者に委託することができる条項を盛り込んでおり,確実にその方向で計画が進められていくということが議論の中でも明らかになった。地方公務員には守秘義務が法律上担保されているが,民間業者にはそれがない。個人の情報を扱う大事なところに民間委託を導入すべきでないとの反対討論がありました。採決の結果,議案第54号については,賛成者10名の賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。次に,議案第56号,訴えの提起について,執行部から,国分地区住吉クリーンセンター,(現名称 霧島市南部し尿処理場)し尿・浄化槽汚泥高度処理施設建設工事における指名競争入札の損害賠償に係る訴えを提起するものであるとの説明がありました。審査の中で出た主な質疑では,同じような裁判が全国であり,実際に判決が下されたところもあると思うが,その判例等を参考にして10%というのが妥当なのかの質疑に,行政が訴えるのでなく,オンブズマン等が訴えて市に請求をしなさいという判決も出ている。それが大体7%程度に落ち着いているので,弁護士とも相談して10%がいいと判断したとの答弁。平成19年1月に公正取引委員会が談合を認めたわけだが,この時点での公正取引委員会の調査は,期間的にはいつからいつまでの談合なのか。また,他の自治体も結構あると思うがどうかの質疑に,平成16年8月10日から平成17年8月2日までの工事14件に課徴金命令が出ている。その他の自治体の状況は,14件のうち7件が契約約款に盛り込んであった。7件のうち6件が10%,1件が20%,そして契約約款になかったのは霧島市を含む7件であるとの答弁。今回の件を重要な問題と受け止め,今後の入札制度のあり方,指名のあり方について検証していかなければいけないと思うがどうかの質疑に,合併後,損害賠償についての条項を国,県の指導もいただき10分の1の請求ができるように織り込んでいる。これからも市として十分に監視等を強めながら,談合等が行われないような入札の執行をしていきたいと思っているとの答弁。その他質疑がありました。討論では,今回の10%請求は本来であれば損害賠償請求は引き上げて請求できるものではないかと思うが,要綱に沿った形で請求することであるので,満額勝ち取ることができるように積極的な対応を求めたいとの賛成討論がありました。採決の結果,議案第56号については,全会一致で可決すべきものと決定しました。以上で,当委員会に付託になっておりました議案第54号及び議案第56号についての報告を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま委員長の報告が終わりました。ただいまの委員長報告に対し,一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 質疑なしと認めます。これより議案処理に入ります。





  △ 日程第1 議案第54号 霧島市火葬場の設置及び管理に関する条例の一部改正に


               ついて





○議長(西村新一郎君)


 まず,議案第54号について討論に入ります。本件について,39番,前川原正人議員から通告がされております。したがって,発言を許可します。


○39番(前川原正人君)


 私は,日本共産党市議団を代表して,議案第54号,霧島市火葬場の設置及び管理に関する条例の一部改正について,反対の立場から討論に参加をするものであります。本条例には,横川,牧園への受け入れ拡大など,市民の利便性を拡大する措置も盛り込まれておりますが,その主な整備の目的は,霧島市火葬場の運営を指定管理にし,本来自治体の業務である火葬場事業を民間にゆだねるというものであります。また,指定管理の実施予定を来年の1月から実施するという内容であります。反対の理由は,火葬場は人の最後の場所であると同時に,個人のプライバシーにかかわる大切な業務を扱う場所であり,指定管理にした場合,管理者の守秘義務が担保されるのか疑問であります。私の本会議での質疑に対して,担当部長は,個人情報保護条例に基づき罰則規定があるというものでありますが,これまで合併前までは一部事務組合,合併後は霧島市が責任を持ち運営をされ,個人のプライバシーが守られてきた背景があるのであります。また,これまで施設で働いてきた委託職員は,民間業者の方たちではありますが,指定管理制度が導入されることに伴い,委託職員の身分保障も担保できないことが懸念されるのであります。さらには,人の尊厳にかかわる厳正な最後の場所である火葬場を,効率だけが優先される指定管理制度に変更する条例にすることは,市民感情から見ても到底容認できないのであります。以上,反対の理由を述べまして,私の討論といたします。


○議長(西村新一郎君)


 ほかにありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 これで討論を終わります。採決します。委員長報告は,賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告であります。議案第54号について,委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。


                  [賛成者起立]


 出席議員43名,起立者41名,起立多数であります。したがって,議案第54号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第2 議案第56号 訴えの提起について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第56号について討論に入ります。本件について,46番,宮内博議員から通告がされております。したがって,発言を許可します。


○46番(宮内 博君)


 私は,日本共産党市議団を代表して,議案第56号の訴えの提起について,賛成の立場から討論に参加するものであります。本議案は,合併前の国分地区衛生管理組合が平成16年9月30日に入札を執行し,10月13日に工事請負契約を締結をした国分地区住吉クリーンセンターし尿・浄化槽汚泥高度処理施設建設工事における指名競争入札で談合があったと認定されたことを受け,そのことにより霧島市が多額の損害を受けたとして損害賠償請求の訴訟を起こそうとするものであります。本事件は,平成18年5月23日に,全国の自治体などが発注するし尿・汚泥処理施設建設工事をめぐる談合事件で,大阪地方検察庁特捜部が公正取引委員会の告発を受け,独占禁止法違反の容疑で大手プラントメーカー11社を告発し,メーカーの営業担当幹部ら7人が逮捕されたことにあります。公正取引委員会が告発したプラントメーカー11社には,国分地区クリーンセンター建設工事を落札をしたJFEエンジニアリングをはじめ,同建設工事の入札に参加したアタカ工業,荏原製作所,クボタ,住友重機械工業が含まれております。この5社によって施行された住吉クリーンセンターの入札は,36億2,000万円,予定価格にして94.1%でJFEエンジニアリングが落札しましたが,新聞社には当時,事前に談合情報が寄せられ,情報どおりの業者が落札と報じられた経過があります。私は,平成18年6月議会でこの問題点をただし,損害賠償の請求について踏み切るべきことを指摘した経過があります。談合は,落札価格を不当に引き上げ,多額の税金の無駄遣いとなります。公正取引委員会が強制捜査を行った大手プラントメーカー11社を排除して,平成17年1月25日に行われた熊本県八代市の浄化槽汚泥処理施設プラント工事では,予定価格の51.1%で落札している事実からしましても,今回の損害賠償請求は当然のものであります。公正取引委員会は,平成19年1月16日に業者に対し排除措置命令,課徴金納付命令を発したとしており,JFEエンジニアリングは談合の事実を認め,早急に損害賠償に応じるべきであることを指摘を申し上げまして,本議案に対する討論といたします。


○議長(西村新一郎君)


 ほかにありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 これで討論を終わります。採決します。委員長報告は,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告であります。議案第56号について,委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第56号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第3 議案第55号 請負契約の締結について(牧園中学校屋内運動場改築建


               築工事)





○議長(西村新一郎君)


 次に,日程第3,議案第55号,請負契約の締結について(牧園中学校屋内運動場改築建築工事)を議題とします。議案第55号については,産業教育常任委員会に付託となっておりましたので,委員長の報告を求めます。


○産業教育常任委員長(上鍋正光君)


 去る6月9日に当委員会に付託になりました議案第55号,請負契約の締結について(牧園中学校屋内運動場改築建築工事)の審査が終了いたしましたので,その経過と結果についてご報告を申し上げます。執行部の説明では,牧園町宿窪田751番地1に鉄筋コンクリート造り1階建て延べ床面積1,134m2の屋内運動場を改築建築するもので,一般競争入札によりヤマグチ株式会社が2億5,500万円で落札,消費税額1,275万円を含めた2億6,775万円で契約しようとするものであるとの説明。主な質疑では,「生徒数は何名で,大きさの基準はあるのか」との質疑に,「生徒数は191名,特別支援学級を含めて7学級で1学級から17学級までが補助の基準である」との答弁。「談合防止のため,電子入札に移行したはずだが,落札率97.8%は非常に高いと思うがどうか」との質疑に,「入札については適正に行われたと思っている」との答弁。審査を終了し,採決の結果,議案第55号については,全会一致で可決すべきものと決定いたしました。以上で報告を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま委員長の報告が終わりました。ただいまの委員長報告に対し,質疑に入ります。質疑はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 質疑なしと認めます。これより議案処理に入ります。議案第55号について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。委員長報告は,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告であります。議案第55号について,委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第55号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第4 議案第52号 霧島市営住宅の設置及び管理に関する条例及び霧島市営


               単独住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正につい


               て





○議長(西村新一郎君)


 次に,日程第4,議案第52号,霧島市営住宅の設置及び管理に関する条例及び霧島市営単独住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題とします。議案第52号については,建設水道常任委員会に付託となっておりましたので,委員長の報告を求めます。


○建設水道常任委員長(窪田 悟君)


 先の本会議において,当委員会に付託になりました議案第52号について,審査が終了いたしましたので,その経過と結果についてご報告を申し上げます。6月15日に委員会を開き,全委員出席のもと,現地調査も実施し,審査いたしました。議案第52号,霧島市営住宅の設置及び管理に関する条例及び霧島市営単独住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について,条例改正理由は,老朽化した市営住宅及び市営単独住宅の取り壊しを行うため,本条例の所要の改正を行うもので,改正内容は,国分の向花住宅を1戸,横川町の今村住宅の木造を1戸,丸岡住宅を1棟2戸,山住住宅を1棟2戸,霧島の旧東中前住宅の簡易耐火構造平屋建てを1棟2戸,そして隼人町の木之房団地を8棟32戸の合計40戸を平成21年度に解体を行うため,今回別表から削除するものです。また,霧島の新梅北住宅を1戸解体し,当団地を廃止するため,今回別表から削除するものであり,また隼人町の木之房団地は,平成22年度以降に全面建て替えを予定しており,敷地南側の簡易耐火構造の住宅8棟32戸の住宅が第1期住宅建設の予定場所に当たるため,今回解体を行うものです。現在は12戸が入居していますが,北側に残る住宅に仮転居をお願いする予定であり,残りの住宅は老朽化がひどく,木造は建設後49年から51年経過しており,簡易耐火構造の住宅は建設後30年から41年経過しているとのことです。向花住宅,丸岡住宅,山住住宅,旧東中前住宅及び新梅北住宅は住宅ストック総合活用計画の中で用途廃止予定団地に,今村住宅は建て替え予定団地に位置づけており,今回解体を行うことにより市営住宅は特定公共賃貸住宅を含めて4,505戸,単独住宅は87戸になるとの説明で,質疑に入り,委員より,「廃止にするということだが,今のままで安く払い下げをするなど,住宅によってはストック活用計画の中でうたい込めないのか」との質疑に,「ストック活用計画の中では用途廃止団地として38団地を今決めているが,その後の土地については,個々の団地で払い下げが望ましいのか,地区の集会所や公園として活用するのかは,現在のところ一つの団地においてどのようにするということはまだ決定していない」との答弁でした。また,委員より,「今回用途廃止をするが,更地にしてからは周辺地域においては新たな用途が見つからず,結局は遊休地として残ってしまう。市有財産ではあるが,払い下げなど前段において検討すべきである」との意見もありました。採決に入り,議案第52号,霧島市営住宅の設置及び管理に関する条例及び霧島市営単独住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正については,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上で議案第52号の報告を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま委員長の報告が終わりました。ただいまの委員長報告に対し,質疑に入ります。質疑はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 質疑なしと認めます。これより議案処理に入ります。議案第52号について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。委員長報告は,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告であります。議案第52号について,委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第52号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第5 議案第57号 平成21年度霧島市一般会計補正予算(第1号)について





○議長(西村新一郎君)


 次に,日程第5,議案第57号,平成21年度霧島市一般会計補正予算(第1号)についてを議題とします。議案第57号については,総務,環境福祉及び産業教育常任委員会に付託となっておりましたので,順次委員長の報告を求めます。まず,総務常任委員長。


○総務常任委員長(山浦安生君)


 おはようございます。去る6月9日の本会議におきまして,分割付託となりました議案第57号,平成21年度霧島市一般会計補正予算(第1号)のうち,当委員会所管部門について審査が終了しましたので,その経過と結果についてご報告申し上げます。今回の補正予算は,総務部,企画部及び消防局関係のものであり,執行部に説明を求め,その後質疑を行って審査をいたしました。まず,総務部の関係では,補正予算の総括といたしまして,今回の補正予算は,景気低迷による法人市民税の還付金,(仮称)こどもセンターの用地取得に要する経費,新型インフルエンザ対策に要する経費,活動火山周辺地域防災営農対策事業による施設整備等の助成及び鹿児島県の緊急雇用創出事業臨時特例基金事業などを主なものとしております。歳入歳出総額7億6,699万4,000円を追加計上し,補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ501億8,699万4,000円とするものであるとの説明がありました。総務部関係の補正予算のうち,弁護士委託料は,今定例会に別途提出されております議案第56号,訴えの提起にかかわる弁護士費用であり,法人市民税の還付金は,20年度下半期の企業の業績落ち込みに伴う返還金であります。質疑では,「訴訟費用281万円について,もう少し詳しく説明を求める」との質疑に,「損害賠償請求は総額で4億290万円,その中で弁護士費用が2,280万円。今回計上した訴訟費用281万円は,この2,280万円の中に入っている」との答弁。「損害賠償請求は10%を超えて請求しようという検討はなされなかったのか」との質疑に,「契約条項の中に損害賠償の請求というのは入っていなかった。今回の件については,業者側の不手際があった場合10%という規定を勘案して,弁護士と相談して10%とした」との答弁。「収納関係で4億6,000万円が計上されているが,今後もこのような可能性があるのか」との質疑に,「企業の下半期の業績落ち込みによる返還金で,法人市民税についてはこれ以上はないと思っている」との答弁がありました。次に,企画部関係の補正予算は,平山小学校の児童が中心メンバーである太鼓隊「平山やまびこ太鼓」が使用する和太鼓3種類9台の購入費用250万円に対する助成経費及び3地区の地区自治公民館連絡協議会が事業主体となり,地域の美化作業時に地域自治公民館で使用する刈り払い機225台の購入費用580万円に対する助成経費であります。いずれも特定財源として,財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業により全額交付を受けて実施するものであります。質疑では,「コミュニティ助成事業を活用して購入する225台の刈り払い機は,国分,隼人,溝辺の3地区の分となっているが,他の地区はどうなっているか」との質疑に,「各地区から要望を取った。牧園はすでに持っているとのことで不要とのことであった。残りの6地区を全部申請したところ,今回の3地区が採択になった。あとの横川,霧島,福山の3地区は22年度に再度申請する予定」との答弁がありました。消防局の補正予算は,中央消防署に配備する水槽付消防ポンプ自動車の購入,及び車両購入に付随する自動車重量税などに要する経費であります。質疑では,「消防車両の購入は増強か,買い替えか」との質疑に,「平成2年に購入した車両の更新である」との答弁。「今回,防衛施設周辺民生安定施設整備事業の補助制度を利用しているが,この制度は本来75%から95%の補助率が高いはずだ。これは33%ぐらいだが,どういうことか」との質疑に,「補助率は3分の2だが,補助対象は極端に言えば自動車本体のみ,実際の現場活動にはほかにいろいろな装備が必要で,購入経費にそういった標準的な装備の費用も含まれている」との答弁がありました。審査を終結し,討論に入ったところ,討論もなく,採決した結果,議案第57号のうち当委員会所管部門については,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上で総務委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 次に,環境福祉常任委員長の報告を求めます。


○環境福祉常任委員長(新橋 実君)


 去る6月9日の本会議において,環境福祉常任委員会に付託になっておりました議案第57号,平成21年度霧島市一般会計補正予算(第1号),当委員会付託分につきまして審査が終了しましたので,その経過と結果についてご報告申し上げます。まず,生活環境部関係で,環境衛生課と衛生施設課が県の緊急雇用創出事業臨時特例基金事業の関係で所管する予算を計上しているとの説明でありました。審査の中で出た主な質疑では,「衛生費の関係で臨時的に今回2名の方を配置し,道路や河川,海岸などの不法投棄の収集や雑草の処理とあるが,この中の海岸とはどの辺の範囲を捉えているのか」との質疑に,「国分地区の広瀬海岸一帯である。下井海岸から天降川の河口までの一帯を考えている。また,海岸という言い方をしているが,テトラポットの中に投棄ごみが相当入っているので,それも除去する」との答弁。「広瀬海岸一帯となっているが,まだ海岸は大分ある。今後の計画は」の質疑に,「今回は環境保全協会の嘱託員2人とペアを組み,4人体制で5か月この事業を行う。今後もこの緊急雇用対策が続くのであれば,海岸線を延長していきたい」との答弁。「5か月間の契約を結んでいて本人に正規の仕事が見つかればどうなるのか」の質疑に,「緊急雇用なので,こちらを退職することは当然可能である」との答弁。その他,質疑がありました。次に,保健福祉部関係では,執行部から,民生費の障がい者福祉費について,従来県が行っていた障がい者相談員設置事業を本年4月から市町村へ事業移行されたことから,霧島市障がい者相談員設置事業に係る費用49万2,000円を計上,社会福祉施設費において,福山老人憩いの家(旧田中別邸)のシロアリ駆除対策等に係る費用136万5,000円,霧島温泉健康増進交流センターの入浴券売機の更新に係る費用78万8,000円を計上。子育て支援推進費については,(仮称)こどもセンター施設整備事業に係る業務委託費及び用地購入費として4,273万1,000円を計上,衛生費の感染症予防費については,新型インフルエンザが発生した場合における要援護者等の非常食を確保するため1,700万円を計上しているとの説明がありました。審査の中で出た主な質疑では,「(仮称)こどもセンターについて,土地取得面積が900m2で駐車場スペースの問題など不便はないか。周りはかなり空いている土地はたくさんあるが,施設の配置によっては柔軟な対応もできると思うがどうか」の質疑に,「駐車場スペースについては,今後の周辺の施設整備の状況等も視野に入れ,必要最小限の確保という考え方で現在進めている」との答弁。「(仮称)こどもセンターの建物の坪数,想定される予定の価格と設計委託料520万円の根拠は」の質疑に,「建物の大きさは延べ床面積が約500m2,設計委託料については本体工事費が約1億円程度で,電気設備・機械設備等が約1,500万円程度である。この金額から設計委託料は積算している」との答弁。「この土地の用途地域は何か」の質疑に,「第一種住居地である」との答弁。「土地代3,623万1,000円について,坪単価13万円は高過ぎると思うが,土地の積算の根拠は」の質疑に,「この土地は土地開発公社が宅地分譲を予定している土地であり,現在工事中である。6月19日までが工期となっており,種々の手続を経て実際の販売をされるのは8月ぐらいになると思うが,それらが終わった後に土地開発公社が宅地分譲の値段を決定すると伺っている。現在は土地開発公社が試算したものが12万五,六千円ぐらいから13万円程度という値段を提示しているので,その範囲内の上限の部分13万円で予算は積算した。また,予算額より実際の購入額が低い場合は,補正予算なりで差額分は減額措置する」との答弁。「福山老人憩い家の管理委託料でシロアリの被害が確認されたということだが,被害の状況は一部分的なものなのか,数か所に及んでいるものか。また,以前の福山町のときにシロアリ被害の駆除はなされなかったのか」の質疑に,「南側部分の和室から蟻道が斜め方向に走っているということで確認されている。福山町のときに改修工事は確かになされているが,シロアリの工事が含まれているかは確認していない」との答弁。「霧島市障がい者相談員設置事業による相談員は,霧島市の中で各地区にそれぞれいるのか」の質疑に,「この事業はもともと県が行っていた事業を引き継ぐものである。これまでも各地区に相談員がいて,特別に変わるようなことはない。今後も地域特性に応じて適正にやっていきたいと考えている」との答弁。「予防費の関係で国のガイドラインに沿って今回1日1万食,14日分を準備するということだが,一定の賞味期限もあるので,いつくらいに確保する考えか」の質疑に,「実際使う時期は今のところは未定だが,新型インフルエンザの感染が広がり,市民の皆様に外出の自粛が要請されると,この要援護者等については自分で食料の備蓄ができないということが考えられる。外出自粛の要請がいつ来るか分からないということで,今回備蓄しようと考えている」との答弁。「今回の非常食の確保は,要介護認定者等の高齢者や障がい者の方々が対象とのことだが,生活困窮者や低所得者等への対応は」の質疑に,「今後検討していきたい」との答弁。その他,質疑がありました。採決の結果,議案第57号,平成21年度霧島市一般会計補正予算(第1号)当委員会付託分については,全会一致で可決すべきものと決定いたしました。以上で報告を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 次に,産業教育常任委員長の報告を求めます。


○産業教育常任委員長(上鍋正光君)


 去る6月9日に当委員会に付託になりました議案第57号,平成21年度霧島市一般会計補正予算(第1号)のうち本委員会所管部門について審査が終了いたしましたので,その経過と結果についてご報告を申し上げます。まず,農林水産部の審査において,執行部の説明では,今回の補正は農事組合法人などへの補助金などの経費,緊急雇用対策事業に係る経費及び森林総合研究所との契約による分収林整備など1億8,666万3,000円増額するものであるとの説明。主な質疑では,「霧島高原純粋黒豚牧場だが,従業員は何名で,黒豚の頭数とこれからの計画はどうか」との質疑に,「組合員は5名で,母豚24頭,雄豚3頭,肥育豚338頭である。将来的には母豚130頭,子豚3,000頭にする計画である」との答弁。「豚の汚水は他の農場でも地元では問題になっているが,処理施設は新設するのか」との質疑に,「1日4.5tの処理能力のある施設を新設する」との答弁。「市内企業のバイオマス利活用とは何か」との質疑に,「学校給食の残さ,雑草木の堆肥化,焼酎のこうじ菌を使った食品残さのリキッド飼料の養豚システム,焼酎かすと鶏ふんによる混合発酵堆肥の製造,牛ふんの固形燃料化,生ごみの資源化などである」との答弁。次に,商工観光部の審査において,執行部の説明では,緊急雇用創出事業臨時特例基金事業委託料252万4,000円の増額補正で,神話の里公園の美化作業,植栽された樹木の管理などで失業者2名を15日勤務で5か月間雇用するものであるとの説明。主な質疑では,「指定管理者制度を受けているところだが,この事業を使って行う理由は何か」との質疑に,「大きな修繕以外は経営努力でなされており,かねて手の行き届かない10町歩ほどをやりたい」との答弁。「日当1万3,300円は,シルバー人材センターなら2人雇える単価だが,高いのではないか」との質疑に,「きつい仕事であり,森林土木設計の普通作業員の単価である」との答弁。次に,教育部の審査において,執行部の説明では,中学校費202万1,000円,社会教育費97万円,保健体育費121万5,000円で,計420万6,000円の増額補正であるとの説明。主な質疑では,「訪問型家庭教育相談体制充実事業は不登校の子どもたちを指導するのか」との質疑に,「現在,家庭教育力の低下が指摘されており,家庭教育支援の必要性からモデル地区を作り,不登校の子どもだけでなく,家庭教育の必要性をこちらからアクションを起こして,いろいろな相談機関を紹介する体制を作り,それを県や国は検証し,新たな体制を模索する事業である」との答弁。審査を終了し,採決の結果,議案第57号のうち本委員会所管部門については,全会一致で可決すべきものと決定いたしました。最後に,委員長報告に付け加える点として,「神話の里公園の施設管理費が計上されているが,指定管理者に出した37町歩のうち,かねて手の行き届かない10町歩を整備するとのことだが,ほかの指定管理に出している施設との整合性を図るためには,指定管理者は全体が管理できる体制で指定するべきではないか」との意見があったことを申し上げ,以上で報告を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま委員長の報告が終わりました。ただいまの委員長報告に対して,一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 質疑なしと認めます。これより議案処理に入ります。討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。議案第57号について,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第57号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第6 陳情第4号 陳情書(市道鎮守尾〜上之原線鎮守尾橋一帯の道路・橋


               梁整備について)及び


    日程第7 陳情第6号 霧島市福山町中央地区・大廻地区・小廻地区の災害発生


               時に於ける避難者の誘導及び災害対策車両通行のための


               道路の整備についての陳情書一括上程





○議長(西村新一郎君)


 次に,日程第6,陳情第4号,陳情書(市道鎮守尾〜上之原線鎮守尾橋一帯の道路・橋梁整備について)及び日程第7,陳情第6号,霧島市福山町中央地区・大廻地区・小廻地区の災害発生時に於ける避難者の誘導及び災害対策車両通行のための道路の整備についての陳情書を議題とします。この陳情2件については,建設水道常任委員会に付託となっておりましたので,委員長の報告を求めます。


○建設水道常任委員長(窪田 悟君)


 先の本会議において,閉会中の継続審査になっていました陳情第4号について,5月28日現地調査をし,6月15日に審査が終了いたしましたので,その経過と結果についてご報告を申し上げます。陳情第4号,陳情書(市道鎮守尾〜上之原線鎮守尾橋一帯の道路・橋梁整備について),執行部の見解を求めたところ,鎮守尾橋は県道大川原・小村線と国道10号を接続する市道鎮守尾〜上之原線にかかる橋梁で,幅員が4mと狭く,大型車両の通行規制を行っている橋梁であり,朝夕の通勤時には車両も多くなり,県道から国道まで距離が短いことや,鎮守尾橋の幅員狭小,また国道10号の交差点部の信号機等により渋滞している状況で,市は平成21年度,市道鎮守尾〜上之原線の概略設計や橋梁の長寿命化修繕計画の委託料を計上しており,鎮守尾橋の改修や渋滞対策について,県や国などの関係機関と協議しながら検討していくとの説明でした。特に質疑はありませんでしたが,委員の意見として,「鎮守尾橋の拡幅という部分が主たる目的の陳情であると思うが,この部分だけでの改良で渋滞を解消できるかは疑問であり,周辺一帯の道路,河川などの地形や通行車両の現状などを考慮し,さまざまな角度でのルートの検討が必要である」との意見も出されました。採決に入り,陳情第4号については,全会一致で原案のとおり採択すべきものと決定しました。以上で陳情第4号についての報告を終わります。次に,先の本会議において,当委員会に付託になりました陳情第6号について,6月15日に審査が終了いたしましたので,その経過と結果についてご報告申し上げます。陳情第6号,霧島市福山町中央地区・大廻地区・小廻地区の災害発生時に於ける避難者の誘導及び災害対策車両通行のための道路の整備について,執行部の見解を求めたところ,当地区は,西を海に面し,東に険しい山地を背負った地形で,過去に同じような地形を持つ垂水地区が豪雨災害により多大な損害をこうむったことは記憶に新しいところであり,そのため災害発生時に地区住民の方々に安心感を持ってもらうために,常に活用できる避難場所を確保しておくことは重要なことであると考えている。このようなことから,地元から緊急避難所として,また平常時に地区のコミュニティ広場として活用するために,旧福山小学校跡地を位置づけてもらい,災害時に消防団,自衛隊,警察等の車両の応援をいただき,高齢者等を避難させるためにその場所への車両侵入路を確保してほしいとの陳情が出されたところである。しかしながら,陳情内容が広範囲にわたっていることから,企画,建設,防災,観光,教育委員会などの関係課と協議し,意見を求めたところであり,今後はこれらの意見を集約しながらどのような整備ができるのか検討したいとの説明でした。質疑に入り,委員より,「緊急避難場所は防災マップ等でどの辺になっているのか」には,「緊急避難場所は聞いていないが,避難所として小廻地区の公民館,福山小学校,福山中学校,それと霧島市の福山総合支所,公民館と中央地区の多目的体育館が今避難所としての指定を受けている。福山地区には全体として10か所ほどが指定を受けていると,安心安全課から資料が来ている」との答弁。また,「下のほうに石垣があるが,余り壊さないほうがいいとの制約があるのか」との質疑には,「文化振興課の資料によると,岩永三五郎がつくった貴重な施設であろうということで,まだ登録文化財としての指定は受けていないが,できるだけ保存の方向で検討してほしいとの意見書が来ている」との答弁でした。また,「陳情内容を見ると,平常時はコミュニティ広場として地区民の交流や健康増進,さまざまな観光資源を生かした地区の活性化促進など多岐にわたっている。また,この地区には大きな空き地がないことから,この広場に侵入路をつくってほしいことが主たる目的であろうと思う。下場のほうから石垣を崩し,侵入路を下場と接するところにつくるとかの検討は可能なのか」との質疑には,「侵入路という形であればまだいろんなルートは想定できるということで,全庁横断的な課題との認識を持って関係課と協議し,一番いいルートを選考して,何案か現地等を踏まえて検討できるのではないかと思う」との答弁でした。また,委員より,「陳情の柱は,災害発生時における避難所の誘導及び災害対策車両通行のための道路整備についてであるが,急傾斜地のこの部分を避難所としてよいのか疑問がある」とのことや,「上部からでも下部からでも勾配が急になることは予想される。一番安心・安全なルートを建設部を中心に関係各課協議を重ね,市有地が有効活用できるように検討してほしい」との意見が出されました。採決に入り,陳情第6号については,全庁横断的課題との認識から,全会一致で趣旨採択すべきものと決定しました。以上で陳情第6号についての報告を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま委員長の報告が終わりました。ただいまの委員長報告に対し,一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 質疑なしと認めます。これより議案処理に入ります。





  △ 日程第6 陳情第4号 陳情書(市道鎮守尾〜上之原線鎮守尾橋一帯の道路・橋


               梁整備について)





○議長(西村新一郎君)


 陳情第4号について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。委員長報告は,全会一致で採択すべきものと決定したとの報告であります。陳情第4号について,委員長報告のとおり採択することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,陳情第4号は採択することに決定しました。





  △ 日程第7 陳情第6号 霧島市福山町中央地区・大廻地区・小廻地区の災害発生


               時に於ける避難者の誘導及び災害対策車両通行のための


               道路の整備についての陳情書





○議長(西村新一郎君)


 次に,陳情第6号について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。委員長報告は,全会一致で趣旨採択すべきものと決定したとの報告であります。陳情第6号について,委員長の報告のとおり趣旨採択することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,陳情第6号は趣旨採択することに決定しました。





  △ 日程第8 請願第1号の取下げについて





○議長(西村新一郎君)


 次に,日程第8,請願第1号の取下げについてを議題とします。お諮りします。請願第1号については,請願者から取り下げたいとの申し出がありましたので,これを許可することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,請願第1号の取下げは許可することに決定しました。





  △ 日程第9 陳情第2号 陳情書(九州電力の川内原発3号機増設反対に関する決


               議について)より


    日程第11 陳情第7号 陳情書(川内原発3号機増設に係る環境影響評価の県民


               合意を図る公聴会開催を求める意見書の採択について)


               まで一括上程





○議長(西村新一郎君)


 次に,日程第9,陳情第2号,陳情書(九州電力の川内原発3号機増設反対に関する決議について)より日程第11,陳情第7号,陳情書(川内原発3号機増設に係る環境影響評価の県民合意を図る公聴会開催を求める意見書の採択について)まで,以上3件を議題とします。陳情第2号,陳情第3号及び陳情第7号については,総務常任委員会に付託となっておりましたが,委員長から会議規則第104条の規定により,お手元に配付しました申出書のとおり閉会中の継続審査の申し出がなされております。お諮りします。陳情第2号,陳情第3号及び陳情第7号については,委員長からの申出書のとおり閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,陳情第2号,陳情第3号及び陳情第7号については,閉会中の継続審査とすることに決定しました。





  △ 日程第12 陳情第8号 認定こども園の新設問題に関する陳情書より


    日程第14 陳情第10号 大霧地域の地熱開発促進に関する陳情書まで一括上程





○議長(西村新一郎君)


 次に,日程第12,陳情第8号,認定こども園の新設問題に関する陳情書より日程第14,陳情第10号,大霧地域の地熱開発促進に関する陳情書,以上3件を一括し,議題とします。陳情第8号及び陳情第9号については環境福祉常任委員会に,陳情第10号については総務常任委員会にそれぞれ付託し,閉会中の継続審査とすることとしたいと思いますが,これにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,陳情第8号より陳情第10号については,閉会中の継続審査とすることに決定しました。





  △ 日程第15 今定例会中における所管事務調査の報告





○議長(西村新一郎君)


 次に,日程第15,今定例会中における所管事務調査の報告であります。まず,総務常任委員長の報告を求めます。


○総務常任委員長(山浦安生君)


 去る6月16日に行いました所管事務調査について報告いたします。今回の調査事項は2件であり,1件目は,固定資産税の評価替えに伴う評価基準の見直しについて,2件目は,防災行政無線整備に関する取組についてであります。それぞれ担当部課から説明を受け,質疑を行いましたので,その要旨を報告いたします。まず,固定資産税の評価替えに伴う評価基準の見直しについての調査であります。評価基準の基本的な考え方については,固定資産税の評価は3年ごとに評価替えを行うことになっており,また,その評価方法は,地方税法に規定されている総務大臣が告示する固定資産評価基準に基づき,各自治体が評価事務取扱要綱等を策定して行うこととなっている。本市においては,平成17年の合併に伴う合併協議の中で,平成18年度の評価替えまでは旧1市6町方式とし,平成21年度からは霧島市で統一した評価方法で行うことと決定されているので,これに基づき霧島市土地評価事務取扱要綱を策定し,平成21年度から霧島市全域において統一を図り,公平・公正な課税を行ったものである。見直しの概要については,旧市町で評価の基準が異なり,さらに旧市町の中でも不均衡があったため,固定資産税評価基準に基づいた評価を行い,是正した。今回見直し,統一したものは,状況類似地区の再設定,宅地の評価方法の統一,地目の認定基準の見直し,雑種地の評価方法の統一の4つが主なものである。見直し前と見直し後の比較について,状況類似地区の再設定は,今までは旧市町単位で区分けしていたが,状況の変化があったり,市町境での評価差が生じていたりしていたので,旧市町に関係なく,用途や地勢などの状況に応じて市内を521か所の地区に区分けした。宅地の評価方法の統一は,区分けした521か所の状況類似地区内の標準宅地について,不動産鑑定士による鑑定を行い,それをもとに1筆ごとの評価額を算定した。その算定方法は,旧国分市,溝辺町,隼人町で行っていた路線価格方式による評価方法である。これを他の旧町の中心部にも導入することとした。宅地等の画地の設定は,基本的には1筆の土地を1宅地と認定し,評価するのが原則であるが,隣接する2筆以上の土地について,その形状,利用状況から見て,これを一体と認められる部分に区分し,またはこれらを合わせる必要がある場合は,その一体をなしている土地ごとに1画地とすることとなっていることから,今回霧島市土地評価事務取扱要綱に規定した。地目の認定基準の見直しについては,課税地目は毎年1月1日現在の現況地目で認定するものであるが,合併前までは航空写真撮影を実施していない町もあったため,今回の評価替えに合わせて市内全域の航空写真撮影を実施し,航空写真と課税地目が一致しないところについては,現地調査を行い,現況に合わせた課税となるように現況地目を認定した。雑種地の評価方法の統一については,今までは旧国分市,隼人町,溝辺町では近くの宅地の評価に基づき評価しており,その他の町は雑種地に独自の単価を設定し評価していた。このように旧市町により評価方法にばらつきがあったが,今回は宅地に近い状態から荒れ地に近い状態まで霧島市土地評価事務取扱要綱に規定し,宅地に批准する評価方法に統一した。評価額が上昇した世帯と下落した世帯の比較については,平成21年度において土地の固定資産税について1筆ごとの税額が,平成20年度より減少している筆数は1万3,168筆,上昇している筆数は4万5,350筆である。上昇の内訳として,10%以内の上昇が52.38%を占めている。次に,固定資産税・都市計画税に変動のあった納税者については,平成20年度より減少している者が2万8,861人,上昇している者が1万5,720人である。平成21年度5月末日の土地にかかわる調定額は20億6,167万9,105円となっており,平成20年度との対比で見ると8,524万3,842円の増となっている。また,20年度と19年度の対比を見ると6,431万4,877円の増となっており,伸びを比較すると,21年度の伸びは前年度の伸びより約2,000万円の増となっている。また,平成19年度と平成20年度の対比額6,431万4,877円の増の要因は,負担調整措置による増分,それに家屋新築等による地目変更等の増が主であると分析したとの説明がありました。主な質疑として,「地権者は画地の認定について理解できない,割り切れないものがあると思うが,地権者への説明はどのようにしているのか」との質疑に,「画地計算法に基づいて評価を決めていくが,相談や苦情に対しては資料を用いながら説明し,それでも納得できない場合は,現場に出向き,状況の再確認を行い,理解を求めている」との答弁。「今回の見直しは,税収の落ち込みを固定資産税で補おうということが目的ではないのか」との質疑に,「旧1市6町の評価基準がばらばらであったから,公平性を保つ意味での見直しである」との答弁。「なぜ地価が下落しているのに,土地の固定資産税が上昇するのか」との質疑に,「平成6年の評価替えにおいて,固定資産税の土地の評価は地価公示価格の7割程度とすることとなり,平成6年度の評価額は平成5年と比べ,全国平均で約4倍と急激に上昇した。この上昇をそのまま税に反映すると,固定資産税が一度に約4倍になるというようなことになり,このような急激な税負担の増加をできる限り抑えるため,長期間かけ少しずつこの差を埋めていく調整措置が講じられた。この結果,毎年の税の上昇は緩やかなものに抑えられたが,十数年間固定資産税が上昇していくこととなり,いわゆる地価が下落しても固定資産税が上昇するという現象が生じることとなった」との答弁でありました。そのほかにも質疑がありました。次に,防災行政無線整備に関する取組について,現在までに検討した事項及び進捗状況の説明を受け,質疑を行いましたので,その要旨を報告いたします。安心安全課では,平成19年度に防災行政無線の基本構想を策定し,平成21年4月に実施設計業務の契約を社団法人日本農村情報システム協会と結んだが,同協会は基本財産を取り崩し,関係団体に長期にわたり不正流用していたことが発覚し,6月9日に自己破産の申請を決定し,手続中である。現在このことにより防災行政無線整備事業が止まっている状況である。このことで市としては,同協会の動向についての情報収集,委託業務続行不能届の提出依頼などを行っている。今後においては,同協会への賠償請求をする考えであり,早期に実施設計の続行を図るため,新たな入札を行うなどの対応を検討することとしているとの説明でありました。次に,国の経済危機対策で活用できる補助制度については,今回の経済危機対策の中で活用できるのは,地方公共団体への配慮の地域活性化・経済危機対策臨時交付金に当たる部分になり,霧島市への内示額は10億3,500万円となっている。使い道として,市町村防災行政無線の整備も対象事業に入るという内簡が出ているが,実施設計委託が続行不能となっていることで国に対しての実施計画が提示できない状況と考えると,臨時交付金の活用は現時点ではできないものと考えているとの説明でありました。主な質疑としまして,「実施設計委託業務の費用1,120万円は支払ったのか」との質疑に,「支払いは全然行っていない」との答弁でありました。「指名業者の選定に当たってはどのように取り組んでいるのか」との質疑に,「過去の実績等を踏まえながらやっているが,今回の委託先は117市町村も取引関係にあり,3省所管の公益法人ということもあり,信頼性を重視しての委託であったが,不祥事が発覚し,遺憾な状況に追い込まれている」との答弁。「国は緊急経済対策でいろいろな事業を打ち出しているが,今回霧島市に内示された額のほかにも,追加補正を出しているのではないのか。徹底して調査すべきと思うがどうか」との質疑に,「秋には二次の緊急経済対策があるやに聞いている。よく調査してみる」との答弁でありました。「実質的には破産しているのだから,解約の手続を進め,早期に次の業者を選定できる体制を組むべきと思うがどうか」との質疑に,「来年の補助金,交付金のこともあることから,できるだけ早く次の業者を決め,契約したい。入札時に落札価格と同額であったものの,抽せんで外れた業者との随意契約も視野に入れ,考えていきたい」との答弁でありました。委員長報告に付け加える点としまして,「今回の国の経済危機対策臨時交付金については,霧島市のプロジェクトチームをつくり,早急に県へ職員を送り込むぐらいの必要がある。また,防衛施設周辺整備予算等においても,今回のこの対策が100年に1度の未曾有の経済危機への対策であることに気づいていない。もっと認識を高めるべきである」との強い申し出があったことを付け加え,今定例会中の所管事務調査についての報告といたします。


○議長(西村新一郎君)


 次に,産業教育常任委員長の報告を求めます。


○産業教育常任委員長(上鍋正光君)


 去る6月24日,農林水産部の農山漁村活性化プロジェクト支援交付金関連について,農事組合法人霧島高原純粋黒豚牧場の現地を所管事務調査いたしました。執行部の説明では,この事業は全体計画が3億2,107万2,000円,平成21年度分が1億8,521万3,000円で,肥育豚舎3棟,堆肥舎1棟,汚水処理施設1基を建設し,平成22年度に子豚舎,分娩豚舎,交配妊娠豚舎,管理棟,農機具庫を各1棟建設するものであるとの説明。現地において,農場があり,肥育豚舎と汚水処理施設の建設現場について説明を受け,特に汚水処理施設については,川の位置関係についても確認しました。農場に対する主な質疑では,「えさは自分で作っているのか」との質疑に,「今は購入飼料だが,仕上げ時の飼料は地元のサツマイモを10から20%使うようにしたい」との答弁。「糞尿公害の問題があるが,新施設はどのようなものか」との質疑に,「総合ラグーンシステムを導入する。実績のある装置であり,問題はないと思う」との答弁。「後継者についてはどう考えているのか」との質疑に,「高齢化や施設の老朽化で農家が限界に来ていたが,地元にUターンした若者が一緒にやりたいと言っている」との答弁。農場の目標は,農商工の連携を図りながら黒豚を増産し,地区内飲食店や宿泊施設での流通や活用,地産地消を図り,黒豚のブランド化を進めていくことを目指しているとのことであり,今後,霧島市の黒豚ブランドの確立のために役立つ施設になることを期待するところであります。以上,本定例会中における所管事務調査についての報告を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,本定例会中における所管事務調査の報告を終わります。





  △ 日程第16 霧島市活性化対策調査特別委員会の最終報告





○議長(西村新一郎君)


 次に,日程第16,霧島市活性化対策調査特別委員会の最終報告であります。霧島市活性化対策調査特別委員長の報告を求めます。


○霧島市活性化対策調査特別委員長(有村久行君)


 平成20年第3回霧島市議会定例会において,第3回目の中間報告をいたしましたが,その後開催いたしました霧島市議会活性化対策調査特別委員会の経過と結果について報告いたします。第14回委員会は,平成20年10月7日,田口芳郎県交通政策課長を霧島市議会委員会室に招き,1,鹿児島空港の国際化の促進について,2,空港アクセス(道路鉄軌道)の整備について,3,その他県の交通政策の方向性について説明を求め,質疑を行いました。その中で航空機燃料譲与税制度が現場の実態に合わない現状や,鹿児島空港と新幹線鹿児島中央駅を鉄軌道で結ぶ必要性について議論するとともに,国際化に伴う鹿児島空港のハブ空港化と空港運用時間の延長問題についても質疑を行い,大変有意義な意見交換ができました。第15回委員会は,静岡県島田市,浜松市,愛知県知多市及び東海市の視察調査を2泊3日の日程で行いました。まず,島田市では,空港を生かしたまちづくりを主体に,平成21年6月開港予定の静岡空港について,富士山静岡空港友の会の発足や,アクセス道路の整備状況など,空港を生かした振興策について調査いたしました。静岡空港は,鹿児島空港との路線開設も予定されており,有名なお茶の産地,牧之原台地を有することから,本市とのつながりも深く,交流が期待されるところであり,今後の交流についても和やかで友好的な雰囲気の中で活発な意見交換ができました。浜松市では,新市建設計画や産業の活性化施策について調査を行いましたところ,その中で今後の産業振興策の方向として,宇宙航空機産業を積極的に受け入れようとする姿勢が伺えました。愛知県知多市は,企業誘致と産業振興に向けた取組について調査を行いました。ここでは,計画的な企業産業団地の造成や積極的な企業誘致活動の実態を学ぶことができました。また,これからの企業として水素電池産業や航空機・宇宙産業など,次世代企業へ目が向いていると痛感いたした次第であります。最後に東海市では,中心市街地活性化事業と同まちづくり参加について調査を行いました。ここでは,駅周辺の中心市街地の区画整理事業に取り組んでおり,まちづくりの会等を結成して市民の理解と協力に努めている積極姿勢に感銘を受けた次第であります。第16回委員会は,平成21年1月13日開催し,午前中は企画部長,企画政策課長等の出席を求め,1,空港を生かしたまちづくりについて,2,その他の活性化について説明を求め,また,午後は商工観光部長,企業振興課長等の出席を求め,今後の企業誘致対策について質疑を行い,相互理解がより深まったと考えます。第17回委員会は,平成21年3月16日,総務部長,総務課長,財政課長等の出席を求め,1,職場環境の活性化について,2,市民運動推進事業について,3,平成21年度の主要な事務事業について説明を求め,質疑を行い,実りある意見交換ができました。このほか,数回にわたり本会のあり方や方向性等について委員会を開き,会議を重ねてきたところでありますが,総務部の調査が終わった後の委員会で,6月定例議会で最終報告を行い,解散する方向性を確認いただきました。さらに,平成21年4月28日の委員会で,平成21年6月議会定例会の最終本会議で最終報告を行い,解散することを改めて全会一致で確認するとともに,今日までの貴重な調査研究の成果を踏まえ,各自意見書をまとめ提出し,委員会で整理し,本会議で意見書として提言することを決めていただきました。それでは,取りまとめましたその内容を提言いたします。まず第1点目は,鹿児島空港を生かしたまちづくりを積極的に推進することであります。特に航空機燃料譲与税法の改正に向けた力強い取組を進め,アクセス道路,特に鉄軌道の整備については,具体的に構想を策定して実現を目指すべきではないか,また鹿児島空港を南九州空港に改称することについても県に申し入れを行い,あわせて国際空港としての位置づけを高めるため,ハブ空港化と運用時間の延長問題にも取り組むこと,第2点目は,防衛施設関連の担当を本市では建設部が担当している。建設部は事業所管部である。第2回目の中間報告の提言でも申し入れたが,前向きな回答は得ていない。しかし,自衛隊は,国土と住民を外敵から守り,災害発生時には出動を要請する必要があるなど,大変本市にとって誇りある施設であり,あわせて防衛省関連の事務事業は広範にわたっていることを考えると,企画部が担当すべきである。第3点目は,国が経済危機対策で地方から活性化を期待し,各種の事業や交付金制度を創設しようとしている。この際プロジェクトチームをつくり真剣に取組,当市に取り入れられる事業は積極的に活用すべきである。第4点は,霧島市における最重要課題の一つである霧島中央公園の基本計画を早急に再検討し,実施計画,実施設計を整備して早期に着工にこぎつけ,観光地としての集客力の拡大と活性化を図り,市民に有益な施設として活用すべきである。第5点目は,担い手農家の育成や新規農林業参入者の拡充育成に努めるとともに,集落営農制度の確立に積極果敢に取組,目に見える形で地産地消,農産物のブランド化等,農林業の活性化に独自の活路を見出すよう,最大限の努力をすべきである。第6点目は,企業誘致については,今日のような経済情勢では企業誘致はとても困難,無理とあきらめることなく,市内には工業団地は十分に確保されているので,次世代産業は何か等を研さんの上,積極的に取り組むべきである。第7点目は,関平鉱泉販売所は現在のプラント棟は築後10年以上経過し,施設の劣化が進んでいる。このことについても提言したが,その後も具体的な手が打たれていない。整備計画を早急にまとめ,新工場による森林のいやし効果と温泉,関平鉱泉を連動させた新たな観光資源として拡充策を講ずるべきである。第8点目は,一部見直し等を図りながら継続すべき事業として,ふれあいバスの運行,麓第一土地区画整理事業,特別通学認可制度,定住化の促進事業等がある。特に麓第一土地区画整理事業については,土地所有者全員の同意が得られており,国の経済対策の支援も活用しながら早期に完成させ,地域の活性化と税収の確保に努めるべきである。また,定住化促進事業についても,地域限定を撤廃して周辺地域にも配慮した,柔軟で幅広い改善策を講じ,高齢化の進む地域に光を当てる対策とされたいこと。その他,緊急対策として,雇用,金融安定対策や公共事業等の前倒し執行に一層の努力を払い,政府の施策と呼応して景気の早期回復に努めるべきである。ところで,ブロードバンドの事業執行は極めて時宜を得た適切な事業であったと評価するものであります。今後はせっかくのこの貴重な機器を市民がホームページ等を開設して家業に活用できるよう,特段の配慮を期待いたしたい。今回の政府並びに市当局の緊急経済対策が干天の慈雨となり,早期に景気の回復が図られるよう期待し,念ずるところでありますが,当特別委員会の職務は範囲が極めて広く,その設置目的には十分な成果は上げ得なかったと考えますが,霧島市のさらなる魅力と活性化を呼び起こす一定の方向性は見出すことができたと確信しております。このようなことから,当委員会の設置の所期の目的は一定の終期を迎えたとの認識で,委員全員が意見の一致を見ました。特別委員会の活動期間中に委員の一人として活躍いただいておりました中村幸一議員がご逝去されましたことは,まことに残念の極みでありました。改めましてご冥福を心よりお祈りいたす次第であります。それでは,あとは市長と事務当局が当特別委員会の約2年間にわたる審査・研究の上まとめました提言等を生かして,積極的に市政に取り組まれるよう期待し,今回をもって当特別委員会の最終報告とさせていただきます。長い間お世話になりました。ありがとうございました。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま委員長の報告が終わりました。委員長の報告は,所期の目的を達成したとの最終報告でありました。お諮りします。霧島市活性化対策調査特別委員会については,廃止したいと思います。これにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,そのように決定しました。





  △ 日程第17 所管事務調査の閉会中の継続調査申出書について





○議長(西村新一郎君)


 次に,日程第17,所管事務調査の閉会中の継続調査申出書についてを議題とします。それぞれ常任委員長,議会運営委員長及び特別委員長よりお手元に配付しました申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出がありました。お諮りします。それぞれの委員長の申出書のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,閉会中の継続調査とすることに決定しました。





  △ 日程第18 議員派遣について





○議長(西村新一郎君)


 次に,日程第18,議員派遣についてを議題とします。お諮りします。会議規則第159条の規定により,議員派遣についてお手元に配付しましたとおり,宮之原稱議員を平成21年7月16日から17日まで,熊本県及び東京都で実施される桜島火山活動対策協議会による中央要望活動へ,また,全議員を平成21年8月6日,鹿児島市市民文化ホールで開催される鹿児島県市議会議長会などの主催による平成21年度市町村政研修会へ派遣したいと思います。これにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,そのように決定しました。お諮りします。ただいま決定されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは,その取り扱いを議長に一任願いたいと思いますが,ご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,そのように決定しました。これで今定例会に付議されました案件のすべてを終了しました。したがって,平成21年第2回霧島市議会定例会を以上で閉会します。


              「閉 会  午前11時25分」











 地方自治法第123条第2項の規定により,ここに署名する。








              霧島市議会議長  西 村 新一郎





              霧島市議会議員  深 町 四 雄





              霧島市議会議員  時 任 英 寛