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鹿児島県 霧島市

平成21年第2回定例会(第3日目 6月10日)




平成21年第2回定例会(第3日目 6月10日)





             平成21年第2回霧島市議会定例会会議録





 
1.議事日程は次のとおりである。


                       平成21年6月10日(第3日目)午前9時開議


┌──┬──┬────────────────────────────┬──────┐


│日程│議案│   件                  名     │ 備  考 │


│  │  │                            │      │


│番号│番号│                            │      │


├──┼──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 1│  │一般質問 脇元  操君(95ページ)           │      │


│  │  │      ・市内における防災対策について       │      │


│  │  │      ・郷土民芸保存会(郷土芸能)の踊り,太鼓,棒│      │


│  │  │       踊り,太鼓踊りを育成する計画はないか。  │      │


│  │  │     下深迫孝二君( 105ページ)          │      │


│  │  │      ・高齢者福祉対策や福祉行政について     │      │


│  │  │     徳田 和昭君( 118ページ)          │      │


│  │  │      ・インターネット上のいじめやトラブルについて│      │


│  │  │      ・消防団員の確保と支援策について      │      │


│  │  │     尾崎東記代君( 123ページ)          │      │


│  │  │      ・霧島高原国民休養地の桜,ツツジの花見の入村│      │


│  │  │       料の廃止について             │      │


│  │  │      ・国道 223号沿いの花木植栽園の除草,管理につ│      │


│  │  │       いて                   │      │


│  │  │      ・花の名所としての霧島高原の整備について  │      │


│  │  │      ・「健康きりしま21」の推進体制について  │      │


│  │  │     松元  深君( 130ページ)          │      │


│  │  │      ・農林業振興策について           │      │


│  │  │      ・新地方公会計制度導入について       │      │


│  │  │     栫井 成孝君( 140ページ)          │      │


│  │  │      ・内閣府が4月に発表した地域活性化・経済  │      │


│  │  │       危機対策臨時交付金の活用について     │      │


│  │  │      ・学校,教育問題について          │      │


│  │  │     池田 綱雄君( 152ページ)          │      │


│  │  │      ・子育て支援策について           │      │


│  │  │      ・学校教育について(天降川小学校)     │      │


│  │  │     木野田恵美子君( 165ページ)         │      │


│  │  │      ・児童生徒の朝食の欠食状況について     │      │


│  │  │      ・「食べよう朝ごはん」条例の制定について  │      │


│  │  │      ・霧島地区の新たな観光地の整備について   │      │


│  │  │     久保 史郎君( 174ページ)          │      │


│  │  │      ・南部し尿処理場建設工事の損害賠償提訴につい│      │


│  │  │       て                    │      │


│  │  │      ・定額給付金の支給状況について       │      │


│  │  │      ・まちづくり緑化対策の取組について     │      │


│  │  │      ・学校教育現場の緑化取組について      │      │


│  │  │      ・(仮称)こどもセンターの建設について   │      │


└──┴──┴────────────────────────────┴──────┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君      2番  松 元   深 君


    3番  秋 広 眞 司 君      4番  池 田 綱 雄 君


    5番  有 村 久 行 君      6番  徳 田 拡 志 君


    7番  山 浦 安 生 君      8番  神 園 三 郎 君


    9番  厚 地   覺 君     10番  徳 田 芳 郎 君


   11番  宮之原   稱 君     12番  黒 木 更 生 君


   15番  新 橋   実 君     16番  仮 屋 国 治 君


   17番  林 薗 澄 男 君     18番  脇 元   操 君


   19番  植 山 利 博 君     20番  上 鍋 正 光 君


   21番  塩井川 幸 生 君     22番  久 保 史 郎 君


   23番  岡 村 一二三 君     25番  木野田 恵美子 君


   26番  山 神 生 人 君     27番  池 田   守 君


   28番  下深迫 孝 二 君     29番  栫 井 成 孝 君


   30番  吉 永 民 治 君     31番  今 吉 歳 晴 君


   32番  尾 崎 東記代 君     33番  木 場 幸 一 君


   34番  浦 野 義 仁 君     35番  池 田   靖 君


   36番  細山田 為 重 君     37番  蔵 原   勇 君


   38番  田 代 昇 子 君     39番  前川原 正 人 君


   40番  窪 田   悟 君     41番  川 畑 征 治 君


   42番  深 町 四 雄 君     43番  時 任 英 寛 君


   45番  西 村 新一郎 君     46番  宮 内   博 君


   47番  徳 田 和 昭 君     48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


   24番  島 廻 一 心 君





4.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長    上 原 勝 己 君   議事調査課長    満 留   寛 君


 議事調査課主幹兼  新 窪 政 博 君   書    記    隈 元 秀 一 君


 議事グループ長


 書    記    吉 村 祐 樹 君





5.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長   前 田 終 止 君   副  市  長   南   洋 海 君


 副  市  長   福 永   腋 君   総 務 部 長   今 村 恭 一 君


 企画部長兼     山 口   剛 君   生活環境部長    南 田 吉 文 君


 行政改革推進監兼


 大学跡地利用対策監


 保健福祉部長    平 野 貴 志 君   農林水産部長    萬 ? 茂 樹 君


 商工観光部長    柳 田 秀 徳 君   建 設 部 長   篠 原 明 博 君


 工事監査部長    大 井   正 君   消 防 局 長   後 庵 博 文 君


 会計管理部長    東   邦 雄 君   霧島総合支所長兼  川 野 茂 樹 君


                       地域振興課長


 税務対策総括監   末 野 賢 了 君   危機管理監     宇 都 克 枝 君


 企画部次長兼    川 村 直 人 君   生活環境部次長兼  川 畑   巧 君


 企画政策課長                生活環境政策課長


 商工観光部次長兼  細山田 孝 文 君   総 務 課 長   宗 像 成 昭 君


 商工観光政策課長


 安心安全課長    尾 堂   守 君   財 政 課 長   塩 川   剛 君


 収 納 課 長   川 ? 秀一郎 君   共生協働推進課長  久 保 隆 義 君


 市 民 課 長   越 口 哲 也 君   衛生施設課長    前 田   理 君


 保健福祉政策課長  花 堂   誠 君   生活福祉課長    町 田 正 一 君


 児童福祉課長    隈 元   悟 君   長寿・障害福祉課長 荒 木   敏 君


 健康増進課長    宮 本 順 子 君   農林水産政策課長  木野田   隆 君


 農政畜産課長    冨 永 克 義 君   林務水産課長    山 下   晃 君


 企業振興課長    池 田 洋 一 君   観 光 課 長   横 手 航太郎 君


 建設政策課長    下 拂   勉 君   土 木 課 長   中 村 順 二 君


 都市整備課長    川 東 千 尋 君   契 約 課 長   上 原 良 仁 君


 消防局警防課長   蔵 元   悟 君   霧島総合支所    岩 重 芳 人 君


                       産業建設課長


 教  育  長   ? 田 肥 文 君   教育総務課長    東 郷 一 徳 君


 学校教育課長    村 田 研 史 君   保健体育課長兼   藤 山 光 隆 君


                       隼人給食センター所長


 生涯学習課長兼   山 下   修 君   文化振興課長    川 原 和 昭 君


 隼人図書館長





6.会議のてん末は次のとおりである。





              「開 議  午前 9時00分」


○議長(西村新一郎君)


 これより本日の会議を開きます。一般質問に入ります前に,昨日の宮内博議員の一般質問に対して,平野保健福祉部長より発言を求められておりますので許可します。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 昨日の宮内博議員の一般質問の答弁の中で,一部修正をお願い申し上げたいと思います。まず,1点目の市民生活防衛についての答弁の中で,本市独自の小口の生活福祉基金の貸し付けに伴います保証人が2名必要とご答弁を申し上げましたけれども,1名必要でございます。また,3点目の新型インフルエンザ対策について,発熱外来が県内に22か所設置をされているとご答弁を申し上げましたけれども,6月8日現在,県内には24か所の発熱外来が設置されておりましたので,それぞれ訂正をさせていただきたいと思います。大変申し訳ございませんでした。





  △ 日程第1 一般質問





○議長(西村新一郎君)


 それでは,昨日に引き続き,一般質問を続けます。18番,脇元操議員より2件通告がされております。したがって,脇元操議員の発言を許可します。


○18番(脇元 操君)


 皆さん,おはようございます。本日もトップバッターでやりますので,よろしくお願いいたします。簡潔に行います。先日の質問で市長,次はどうするかという質問に対して,市長も美しい霧島,住んでよかった霧島ということで挑戦するということでございます。一応頑張ってもらいます。よろしくお願いします。それでは,入ります。急激な景気低迷で県内への進出企業が相次いで撤退し,深刻な状況の中で,本市の民間企業においても派遣社員の削減,現状はまことに厳しい状況であります。先の見えない中で,新型インフルエンザで国内発の感染者となった大阪府内の男子高校生2人,男性教諭の3人が大きく報道され,パニック状況であります。本市においても,観光霧島の観光業界においても,旅館,ホテル等など,新型インフルエンザ,景気低迷で周りの環境は厳しく,感染等が数多くあると聞いております。新型インフルエンザの感染に留意し,景気低迷の早い持ち直し,安心・安全なクリーンな霧島市発信を願いつつ,質問に入ります。1点目,市内における防災対策について,1,森林伐採で嘉例川,中福良地区は土砂災害が発生するような危険な場所と指摘され,早くも1年になります。梅雨入り前に早目の防災対策を講じるべきと思うがどうか。2点目,中福良小学校周辺,住宅地周辺は危険箇所をチェックし,常にパトロールする必要があると思うがどうか。3点目,地区住民は安心・安全が第一と思われている。自治会と防災対策の予定はないか,伺うものであります。4点目,他の地域にも危険箇所等があった場合,各総合支所でチェックすることができないか伺うものであります。大きな2点目,郷土民芸保存会(郷土芸能)の踊り,太鼓,棒踊り,太鼓踊りを育成する計画はないか,お伺いするものであります。1点目,市に点在する民芸保存会(郷土芸能)の数はどのくらいか。昔から伝承され,民芸は貴重な存在である。現状は少子高齢化で過疎化が進み,伝統行事においても運営上苦心されている。今で育成を怠ると消滅すると思うが,どのような考えか,伺うものであります。以上をもちまして,第1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 皆さん,おはようございます。脇元操議員から2点につきまして,ご質問でございました。1点目,1につきましては私のほうから答弁させていただきます。2点目につきましては,教育委員会が答弁をいたします。そのほかにつきましては,危機管理監がご答弁させていただきます。市内における防災対策についての1点目,嘉例川,中福良地区,森林伐採の防災対策についてお答えをいたします。当現場は,山林,約253haのうち120haの杉,ヒノキを伐採した民有林でございます。昨年は,伐採直後ということもあり,地域住民の方々から梅雨や台風時の土砂崩壊が心配であるとの声が上がり,市民の安全を守るという立場から,土砂災害の専門家に依頼をして,現地調査などを実施し,急傾斜地につくられた作業路等跡地や残材が積まれた排水路周辺など危険な場所などを指摘していただきました。その結果を地域の皆様に報告させていただき,情報を共有するとともに,地元と連携を図りながら,市といたしましては,定期的にまた豪雨時には随時巡回パトロールを実施してまいりました。現在までのところ土砂崩壊箇所はございません。今年に入ってからも定期的に巡回パトロールを実施いたしておりますが,去る5月11日には,私が先頭に立ち,両副市長をはじめ関係部課職員で市内の災害等が懸念される危険箇所を点検させていただきました。中福良地区は,伐採後,約1年が経過をし,全体として草木等が生い茂り,自然回復の兆しがありましたが,梅雨入りを前に,昨年と同様,地元と連携を図りながら,危険箇所の巡回パトロールを随時実施し,危険箇所の早期発見や危険要因の除去など,災害の未然防止に努めてまいります。伐採後の植林につきましては,3年以内に杉,ヒノキを植樹する計画でございましたが,現在まで全く進んでおりません。そのようなことから,市といたしましては,2月と5月に文書で具体的な植林スケジュールの提出を求めるとともに,口頭でも所有者に植林を求めておりますが,いまだに植林スケジュールが提出されておりませんことから,今後も強く要請をしてまいります。いずれにいたしましても,万一の災害に備え,人命を守るためには住民の避難は必要でございます。昨年,自主防災組織も結成されましたことから,地域住民の安全を守るため,その機能を十分発揮していただきたいと考えているところでございます。


○危機管理監(宇都克枝君)


 2点目についてお答えいたします。中福良地区の小学校や住居周辺の危険箇所のパトロールにつきましては,必要に応じ,地元消防団,市の林務グループ等が地域を巡回し,異常があれば,直ちに関係者に通知することとなっております。また,何らかの異常を地元の人たちが気づいた場合も同様に,関係者に連絡,通報することにより,速やかな対応ができる体制を整えております。次に,3点目の自治会と防災対策についてお答えいたします。中福良地区では,自分たちの命は自分で守るという自助の精神を持って自主防災組織が昨年結成されております。現在,地区の自主防災訓練の実施に対する支援要請や防災講座の申し込みはありませんが,要望があればいつでも対応したいと考えております。最後の4点目についてお答えいたします。中福良以外の霧島市の他の危険箇所につきましては,本庁の安心安全課の防災グループ,土木課,林務水産課及び耕地課をはじめ各総合支所の地域振興課や事業課の職員がそれぞれの地域の危険箇所を把握しており,異常や危険がないか,常日ごろから情報を収集したり,現場を確認,点検しております。


○教育長(?田肥文君)


 郷土芸能についてお答えをいたします。本市は天孫降臨の伝説地として,また大隅国の中心地域として,国府,国分寺が置かれ栄えてきたところでございます。このように独特な地勢や文化的位置から本市にはさまざまな郷土芸能が数多く伝承されてきております。現在,44団体の保存会が五穀豊穣や無病息災祈願のため,それぞれで奉納や地区行事の場で披露するなど,活動がなされております。議員ご指摘のとおり,近年の社会情勢の急速な変化の中で,継承者不足や会員の高齢化が進み,その運営に苦慮している団体も見受けられます。このような現状を踏まえ,本市としましては保存会への活動助成や活動の活性化を図るため,公的行事や地域でのイベント等に積極的に参加をお願いいたしております。現在の取組としましては,伝統文化が持つ教育力を活用して,子ども会や文化財少年団の活動の一環として,隼人浜下りに参加させたり,生涯学習事業の取組の一つであるきりしまチャレンジャーでは,初午祭や霧島神楽へ参加させたりしております。また,中津川小,三体小,竹子小学校では,棒踊りが児童に受け継がれ,同校の運動会やふるさと祭りで披露されるなど,学校教育の場で体験学習等を通じ,郷土民芸の継承に努めているところであります。今後におきましても,保存会への助成と併せ,郷土芸能の発表機会の拡充や映像による記録保存にも取り組んで,霧島市の郷土芸能が長く受け継がれるよう,努めてまいりたいと考えております。


○18番(脇元 操君)


 先ほどは梅雨入り前と申し上げましたが,もはや鹿児島南部地方は梅雨に入ったそうでございます。したがいまして,今後,急激な雨,あるいはもろもろの箇所の土砂崩れ,その他いろいろと起こる季節でございます。先ほどおっしゃいましたが,答弁の中で嘉例川地区の全体的な植林がなされてないということでございましょうが,本当に3年間のうちに植樹をやるということであったと思います。私も巡回してみますと,ただただペンペン草等が生えて,そのままの状況であります。今の天候というのは,なかなか突発的な豪雨が襲ってくる,非常に危険であります。そこからして早い植樹を期待するものでありますが,今答弁のように,再三要望しても植樹がなされてないということでございましょうが,ひとつ相手側の事情もありましょうし,しかしこと災害が起これば,それで済む問題じゃないというふうに思っております。何とか早い時期に植樹されるよう努力してもらいたいと,このように思っておりますが,何回ぐらい要請されましたか,お伺いするものでございます。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 相手に対する植林の要請ということでございますけれども,先ほど市長が答弁申し上げました2月と5月というのは,現在の所有者に対しての要請でございます。実は,昨年の11月に土地売買の届け出が出されまして,11月に新しい所有者に変わったということでございます。ただ,この新しい所有者は,やはり前の所有者と同じ系列の親会社の関係者ということでございますので,同じグループということでございます。それで,植林につきましては,昨年の伐採協議の中で,大体平成20年の8月末には伐採が完了するということでございましたので,その当時の山林所有者に対しまして,8月20日に具体的な植林計画を出してくださいという形で要請をいたしました。所有者から地元の森林組合のほうに,どれくらいかかるだろうかというようないろんな問い合わせがあったというのは,森林組合のほうから情報をいただいているところでございます。しかしながら,実際植林計画は提出をされなかったことから9月4日,それから10月9日に,文書にて植栽の計画書提出をお願いしているところでございます。したがいまして,現在までに文書でのお願いは5回しております。また,口頭でも所有者に対しまして,植林の要請をいたしているところでございます。


○18番(脇元 操君)


 この点については,本当にもうご苦労でございましょうけど,再三要望されることをお願いいたしておきます。次に,一括して質問に入りたいと思いますので,よろしくお願いします。この2番目の中福良小学校の周辺ですね。私は見た限り,非常に危険な場所という認識でおるわけでございます。小学校の裏も住民の方がたくさん住んでおられます。この辺の河川もありますね。したがって,ここにもろもろのものが堆積して詰まった場合,非常に危険な箇所と思いますが,どうお考えでございますか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 昨年,土砂崩壊の専門家の方に見ていただきまして,先ほども市長の答弁がございましたとおり,危険箇所として非常に急斜面な部分に集材路と作業路等,そういうのがつくられて,その後,土が戻してあるんですけれども,やはりそういったところは土壌をかくはんしておりますので,現在においても草木が生えていないということですね。そこについては非常に危険だと。それともう一つ,残材が積んであります排水路周辺,その辺が危険だというような2つの指摘を受けております。そういった面で,私ども職員が伐採を終わりましてから,今日まで約20回以上の巡回を行っているわけですけども,やはりそういった指摘のあった危険箇所について,特に注意を払いながら巡回しておりまして,例えば排水を阻害するような,そういう障害物等が見つかりましたら,直ちに除去するとか,そういう対応をとりながら,警戒を続けていきたいというふうに考えているところでございます。


○18番(脇元 操君)


 先ほどの答弁でも巡回はくまなくやっているということでございます。しかし,ただただ巡回するだけじゃなくて,やっぱり地区の住民とコミュニケーションをとるというようなことをやってほしいわけですね。ただ,回るだけじゃ分からない住民がいらっしゃいます。したがいまして,そのようなことをやると住民の方々が安心される,やっぱり安心・安全ですから,巡回されたときは,住民の方々といろんな世間話でもいいじゃないですか。だから,そういうようにしてコミュニケーションをとってもらうということをお願いするわけでございます。いかがなものでしょうか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 議員がおっしゃるとおりだと思います。私どもも今まで20回以上ずっと巡回パトロールをしてまいりましたけど,ただそれについては自分たちでずっと回って異常がないということで帰ってきておりました。ご指摘のとおり,やはり地域の方,あるいは公民館長さん,そういう方々に声をかけながら,今日も異常なかったですよとか,やっぱりそういったコミュニティを,要は会話をすることが地域住民の方に安心を与えるということでございますので,やはりこれからは巡回パトロールが終わった後,また始めとか,そういった声かけはしてまいりたいというふうに考えております。


○18番(脇元 操君)


 嘉例川地区というところは,細い路面,道路,いっぱいありますね。急激な上り,あるいは下り,したがいまして,残材の,例えば木の枝とか,そういうもろもろが側溝あたりに詰まった場合,これ非常に危険な現象が起こるということでございますので,この辺はやっぱり徹底してやっておられますか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 先ほども答弁申し上げましたとおり,やはりそういった排水路の周辺の残材ですね。これがその排水路に流れ込んで,それがせきとめて,ダム化して,それが原因で土砂崩壊につながるとか,そういうこともございますので,ただ巡回に当たっては,やはりそういったものを注意しながら,もしそういう現象が見られましたら,残材を除去するとか,そういった取組をしていくということでございます。


○18番(脇元 操君)


 これから梅雨に入っていきますと相当な,幸いにして昨年はそんなに雨量がなかったと思うんですね。だけど,それでも路面を巡回してみますと,やはり軽石,ああいうものが相当流れ込んでいたと記憶しておるわけですよ。したがいまして,やはり土砂ですから,本当に土石流とは違うと思うんですけど,やはり土のうなり,そういうのを危険箇所においては積む場合があると,補修する場合があると思うんですよ。そういう土のう,そういう備えは準備されておりますか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 建設会社等やっぱりそういった災害の場合の協定を締結しておりますので,そのような状況が発見されましたら,直ちに業者のほうに指示をして,土のう等の準備をいたしたいと思います。


○18番(脇元 操君)


 あの地区の危険箇所というのは,もうほとんどチェックなされていると思うわけでございますが,大方どのぐらいそういう危険箇所はありますか。


○危機管理監(宇都克枝君)


 現在,土砂災害の危険箇所としましては,霧島市内で1,489か所がございます。先ほど萬?部長からありましたとおり,各地区,シラスとか溶結凝灰岩とかいうような火山の由来する,そういった土砂で非常に崩れやすい土質,そういったものを霧島市全域に抱えておりますので,各水防倉庫等におきましてもいろんなそういった何か起きたときの土のうとか,くいとか,そういったものはそれぞれの地域で備蓄しておるところでございます。


○18番(脇元 操君)


 梅雨に入りますと,頻繁に雨,あるいは急激な突発的な雨量で降ると思うわけですね。したがいまして,全体的にパトロールが自然と増えてくると思うんですよ。そこで,ご苦労ではございますけど,私の要望としてできるだけ回数を増やしてパトロールして,チェック体制をとってもらうということをお願いするわけです。そういう体制は整っておりますか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 今のお尋ねは,市全体のという形ですね。私どもの場合は,農林水産部ということで農道,林道,そういった箇所のパトロールをしてるわけですけども,毎月定期的に巡回パトロールをしておりまして,そういった障害物が落ちていないかとか,いろんな面で正常に通行できるかというのを定期的にずっと巡回をいたしております。当然,豪雨時とか,災害が心配されるようなときには,必ずずっと回って,点検等を実施しております。これは,農林水産部だけじゃなくて,市道にいたしましてもすべて市内ではそういう対応をしているところでございます。


○市長(前田終止君)


 脇元議員より市内の全般的な梅雨時における安心・安全対策,それの準備等をしっかりやってるかと,あるいはまた特に嘉例川,中福良地区の土砂災害の懸念等についての質疑でございますが,特に私も一緒に当然先頭に立って,現場の危険箇所をずっと回りました。また,この嘉例川地域の山林の中にもみんなと身を置いて,歩いて目の当たりにさまざまな状況も見ました。切った後の下草や新芽の芽吹き,そういうものも1年過ぎてみますと,しっかりと全般的に緑で覆われ尽くし,これがどんどん成長していくのかなという印象は持ちました。しかしながら,一方,新しく土をユンボで道路をつくって,杉,ヒノキなどを持ち出された搬入,搬送路これの跡地,それはまた丁寧に埋め戻しもされてるんですが,新しい土ですから,植物が芽を吹くまでかなり時間がかかるわけですね。そういうところは,むき出しの状態の土が散見できました。そこへの不安というものを強く感じました。それで,文書で当事者に5回要請をし,口頭でもしておりますし,巡回等についても地域の人と連携を持ちながらやってるわけですが,私は市民の安心・安全を守っていく,最高の責務の立場にありますので,皆様方のご指摘のような不安,そういうことに対する取組は,的確にやはり不安除去に対応していかなければならないということを考えますときに,今後,時と場合によっては,直接,私自身が当時者と会って,約束のことから1年がたったところであるが,その後の植林計画,あと若干時間残ってるけれども,一体どういう具体計画があるのか,それについてみんな地域住民が不安であるということを率直に伝えて,将来の不安除去へ努力することを申し上げておきたいと思います。


○18番(脇元 操君)


 ただいま市長自ら防災対策には万全を尽くすということでございます。次の問題に入りたいと思います。霧島市においては,ただいま44団体が民芸保存会ですか,あるという答弁でございましたが,なかなか昔から代々継承された芸能というのは,非常に貴重なものと,私はこう認識しております。したがいまして,いろんな催し等を眺めて見ると,夏祭り,これなんかほとんど太鼓ですよね。なぜ貴重なすばらしい芸能があるのに出演できないんだろうかな,いつもこう思ってるわけです。あるいは,その地域の保存会等の方々に聞いてみますと,「いや,それどころじゃないんだ」と「もう予算の関係で非常に難しい問題だ」と,こういうふうなことを聞いております。したがいまして,この貴重な郷土芸能というものが,恐らく消えるんじゃなかろうかというふうに私も危惧しているわけでございます。したがいまして,貴重なこういう郷土芸能というものは,やはり市も何らかの形で助成していく,あるいは育成していくというのが非常に大事かなと思うわけですね。このあたりの認識はどうなんですかね。


○文化振興課長(川原和昭君)


 芸能保存団体の補助のあり方でございますけれども,先ほど44団体,霧島市内で活動しているということでございましたが,教育部のほうで17団体に補助,それと商工観光部のほうで11団体に補助を行っております。教育部の補助のあり方でございますけれども,基本的には補助金申請に基づいて交付をするわけですけれども,基本的な考え方といたしまして,1団体当たり1万5,000円,それに練習のときに1回当たり1,000円,それと発表のときに1回当たり5,000円という形の積み上げをいたします。なお,限度額といいますか,練習につきましては10回までです。それと発表については4回までという形にしておりまして,1団体最大4万5,000円の補助が限度額になります。しかし,今,議員がおっしゃるとおり,いろんな団体の実情もありますので,調整額という形の中で若干新たに復活したところでありますとか,前年に比べてその減額幅が大きいところについては,調整という形で補助金の上乗せ等を行っているところでございます。


○18番(脇元 操君)


 一概に団体と申しますが,これ微妙に助成体制が違ってきているというふうに思っているんですよ。その辺,商工観光部はどのようなお考えですかね。


○商工観光部長(柳田秀徳君)


 すみません。ちょっとよく聞こえなかったものですから,もう1回,すみません。


○18番(脇元 操君)


 いろいろと太鼓踊り,棒踊りといろいろあるわけですね。その中で商工観光部が担当されている,抱えている団体はどのような団体ですか。


○商工観光部長(柳田秀徳君)


 私どもが商工観光部で伝統芸能といいますか,そういうことで携わっているのが天孫降臨霧島祭がございます。こういう郷土芸能を生かした形で観光にいろいろつなげて霧島をアピールといいますか,そういうことでやっていくということは非常に大事なことであると考えております。


○18番(脇元 操君)


 つまり大きな祭り,いわゆる鈴かけ馬のことですか。


○商工観光部長(柳田秀徳君)


 大きなものは,鈴かけ馬,初午祭があるわけですけれども,そのほかに天孫降臨霧島祭もございまして,8月,今年は22日から30日までですか,4日間,22日,23日,29日,30日という形で第4回になるんですけれども,郷土芸能という形で,神楽とか太鼓祭りとか,そういう形ののも広く市民にもですし,県外の方にも広くアピールをしているところでございます。初午祭につきましては,もちろん補助をしておりますし,大きな450年以上ですか,の伝統あるものとして捉え,広く霧島市の伝統芸能としてこれからもやっていくというふうに思っております。


○18番(脇元 操君)


 この44団体の中で,本当にこの芸能はという,いわゆるすばらしい芸能というんですかね,特殊な芸能,こういうのはこの団体の中で幾団体ぐらいありますかね。


○文化振興課長(川原和昭君)


 現在,市が無形文化財として指定をしておりますのが,8団体ございます。そして,県の指定が1団体,合わせて9団体が無形文化財ということで指定をしてるというような状況でございます。


○18番(脇元 操君)


 民芸保存団体は,旧隼人町ではやっておりましたが,ほかの旧市町村はどのようになっておったんですかね。


○文化振興課長(川原和昭君)


 地区別で申し上げますと,牧園地区が天孫降臨霧島九面太鼓,それから火流し,それから霧島地区のほうで田口の棒踊り,枦田の棒踊り,桂内の棒踊り,あと狭名田の棒踊り,それから隼人のほうで馬踊りになると思います。それと川尻琉球人踊りというのを市の指定としているところでございます。


○18番(脇元 操君)


 私は隼人町の出身ですけど申し上げるんですが,いわゆる馬踊り,初午祭ですね,あるいは浜下り,これも盛大に行われておりますが,この浜下りのこれはボランティア精神で一生懸命やっているという話も聞いております。これは非常にいいことだと思います。あの1日限りの浜下りの祭りに何人ぐらいの参加者がいらっしゃいますかね。


○文化振興課長(川原和昭君)


 参加者の人数はちょっと押さえておりませんけれども,その会員といいますか,その部分については大人が350,それから高校生が10,それから中学生が40,小学生が150,合わせて550というような,そういう形になっております。


○18番(脇元 操君)


 いろいろと44団体あると,こういうことでございますが,非常に貴重な郷土芸能であると,こういうふうに思っておりますが,非常に台所が苦しいということも聞いておりますので,ひとつ市も本当に育成ということで一生懸命やってもらいたいと,この育成をですね,こう思うわけですが,この育成ということについてどうお考えでしょうか。


○文化振興課長(川原和昭君)


 継承のためには,いくつかの課題があるというふうに考えております。一つにはそこの地区のリーダーになるべき人をやっぱり育てなければならないだろうという,その部分。それと伝統文化ということで,どうしてもこの地域性といいますか,ほかからなかなか参加がしにくいというような部分もあろうと思います。そういうところを一つ一つ解決していくことが郷土芸能の継承につながっていくんじゃないだろうかというふうに考えるところです。


○18番(脇元 操君)


 やはり当霧島市にも先ほどから言うておりますが,すばらしいこの芸能があるわけです。ましてや私は観光に生かさん手はないというふうに考えているんですが,今後,そういうすばらしい芸能を育てて,観光方面にもひとつ出演願って,観光客を歓迎するというようなことはできないものだろうかと,いつも考えてるわけです。市長はその点,どうお考えですか。


○市長(前田終止君)


 郷土芸能,そしてまた地域の伝統文化,そういうものをしっかりと地域で大事にしていくということは,本当にすばらしいことだというふうに思います。特に,1市6町7自治体が合併をして,小さな地域で長い伝統,歴史文化を持った郷土芸能等が結果として厳しい運営を強いられ,あるいはまた運営ができなくなっていくということは,大変寂しいことであります。そういうことに対して,むしろ合併をしたからこそ手を差し伸べて,地域の伝統文化が継承され,郷土芸能等がまた大事にされ,それが今度は地域の活性化を呼び,そしてまたそういうところに地域の観光資源としての視点,それを生かしていくこともまた大事だというふうに思います。今までのこの3年半の間に,私どもはお互いにいい知恵を出し合ってまいりました。天孫降臨ふるさと祭,こういうところではそのような出番を民間の側からいろいろと工夫をして,お互いに舞台を務め合うということも,常に毎年チャレンジが続いており,多くの訪れる人たちやら地域の人たちに感激,感動や元気を与えてもらっているということでもあります。また,建国記念日,これを建国神話のふるさと,私どもの霧島市でございます旧国分がこれをずっと長い間,催されておりましたけれども,これを持ち回ろうじゃないかということで,この動きも開始いたしました。天孫降臨の舞台の中の本舞台の地,霧島町に入って,建国記念日の日には,それこそ神楽,これも新たに,あるいはまた伝統芸能とは違いますけれども,地域の学び,子どもたちをまたたくましい青少年を育成していくということで,示現流等も機会ある都度,こういうものに合わせて行われてもおります。そして,また横川では,四方踊り,あるいはまた溝辺では棒踊りが復活して,またこれを披露なさるとか,あるいは隼人においては建国記念日では,今後また回ってくるわけでございますけれども,小浜の太鼓踊り,あるいはまた棒踊り,こういうのも本当に毎回見させてもらっておりますけれども,すばらしいものだというふうに思っております。市行政といたしましても,継承者不足,あるいは会員の高齢化等,あるいはまたその活動のあり方にできる限りの知恵を出して,一緒になって盛り上げていく覚悟を持っております。そしてまた,さまざまな公的な行事でございますとか,いろんな機会をとらまえて,激励申し上げたいと思います。つい先日の日曜日には,全日本の民謡の指導者講習会というのが熱海市で開かれました。私は隼人町の馬踊り,この方々が17名,選ばれて参加をされました。昨年は国分の道化踊りでございました。これは日本全体の民謡,これを普及される団体でございまして,これをCD化されまして,指導者たちが集まる1,000名規模の大会でございました。地域の歴史的なことに詳しい藤波先生と,それから私は市のアピールということで,自慢のはっぴを持って行って,それでトップセールス,そしてまた来年の馬踊りには全国からそのような歴史伝統460年も引き継いでいる。その場に来てくれという要請活動までし,そしてまた幹部の一部の方は,よしそこを見に行ってみようと,そしてツアーを組もうと,毎年どこかにか,この踊りに関心のある地方の伝統文化に関心のある,そういう人たちが来ますよ。だから,次はこの霧島市,そういうセールスまでやってきました。あと反応がどうあるか,楽しみだなというところでもございます。以上,精いっぱい,地域の伝統文化,郷土芸能等,私ども行政の側もさまざまな知恵,工夫を出しながら,頑張ってまいることを申し上げておきたいと思います。そういうものこそが次の時代にしっかりと継承され,この地域にしかない,やはり個性,また活性化への道探りを今後とも努力をしていかなきゃならない,大事な命題だというふうに思ってます。


○18番(脇元 操君)


 最後に,もう市長がおっしゃいましたので申し上げたいんですが,小浜の太鼓踊り,棒踊り,これはもう貴重な,私,霧島市の宝だと,こういうふうに認識しておるわけですよ。ご承知のとおり少子高齢化,どんどん進んでおります。したがいまして,企画部長が計画されておる元気集落,この辺もつながってくるんじゃなかろうかと,私はこう思うんですよ。だから,こういう補助金等があったら,もっともっとそういうところに,あるいは企画,商工観光部,教育部,この三者,いわゆる横断的ないろんなミーティングなりやっていかれたほうがいいんじゃなかろうかというふうに思っておるんですが,企画部長どうですかね。


○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)


 総合計画ができまして,今いろんな施策,政策を行っております。去年まではいろいろ部の中で考えようという考え方をしてたんですけども,今回からは施策ごとに横断的に話をしていこうということで,例えば来年度の予算なんですけども,去年は部別枠配分ということで,部ごとにどんどんやっていこうかと考えていったんですけれども,今計画の段階ですけれども,来年度は施策ごとに,例えば子どもを育てるためには福祉だけじゃなくて,それに関する部とか,いろいろ横断的にやっていきましょうと。ですから,例えば観光であれば,観光だけでなくて,それに関するいろんな部が集まって,その中で考えていこうと,そういうやり方を今作り変えているところでございます。おっしゃるようなふうになっていくものというふうに考えております。


○18番(脇元 操君)


 いろいろな問題点も非常に財政上厳しい状況にはあると思うんですが,やはりこういう貴重な宝と思ってますので,助成の底上げということをお願いしまして,一般質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で脇元操議員の一般質問を終わります。次に,28番,下深迫孝二議員より1件通告がされております。したがって,下深迫孝二議員の発言を許可します。


○28番(下深迫孝二君)


 おはようございます。今日は6月定例会におきまして,市の職員の皆さん方が課長代理ということでたくさんの研修においでになっております。皆さん方はもうじき,このひな壇に座れる方々でございますので,しっかり勉強していただきまして頑張っていただきたいと思います。また,梅雨に入りましたので,どうか災害のない梅雨になりますよう願っているところでございます。それでは,通告に従いまして,質問をさせていただきます。先に通告いたしました高齢者福祉や福祉行政について質問いたします。その前に昨年,米国発のサブプライムローンの破綻により,世界的に大不況となり,会社の倒産やリストラにより,多くの方々が生活苦に追い込まれています中,政府においては経済対策や景気対策を次々と打ち出している中,今度はメキシコ発豚インフルエンザによる新型インフルエンザが発生をし,あっという間に世界各国に広がり,我が国内においても関西方面を最初の発生地として広がりを見せています。幸いにしまして弱毒性のものであるとの報道を聞き,早目の発見,治療をすれば,回復も早いとのことで,多少安心もしたところです。本市には空港もあり,渡航者の往来も多く,感染源がいつ入ってくるか分からない状況にある中で,引き続きチェックをしていくことが大事ではないかと考えます。それでは,質問に入ります。我が国においては,どんどん少子高齢化が進んできており,団塊の世代と呼ばれる昭和21年生まれから25年生まれぐらいまでの大量の退職者を目前に控え,出生率の増大は現在の経済悪化の中では望めない状況です。まず,質問の一つに独居老人の世帯が増えてきていると思うが,世帯数と行政としてどのような取組をしているか。2つに,本市における独居老人の孤独死の数と対策をどのように考えているか。3つに,独居老人が自宅で急病になったときの対策はどのように考えているか。4つに,介護保険料の滞納の状況はどうか。5つに,介護保険の利用数と問題点は何か。6つに,本市の生活保護世帯数はどのようになっているか。7つに,70歳以上の方は新型インフルエンザの予防接種を無料にできないか,お伺いをいたします。以上,壇上からの質問は終わりますが,答弁によりまして自席からの再質問をお願いいたします。


○市長(前田終止君)


 下深迫議員から高齢者福祉対策,福祉行政1点に絞り込んでの質問でございました。私のほうからその1につきましては,答弁をさせていただきます。そのほかにつきましては,保健福祉部長が答弁をいたします。1点目につきましてお答えいたします。市内の独居老人,いわゆるひとり暮らしの高齢者の世帯数は,平成21年6月1日現在で,国分地区3,036世帯,溝辺地区482世帯,横川地区584世帯,牧園地区970世帯,霧島地区532世帯,隼人地区2,440世帯,福山地区631世帯の合計8,675世帯で,全世帯数の約15%となっております。次に,本市の取組につきましては,高齢者福祉担当の市職員や保健師,医師,地域包括支援センター,在宅介護支援センター,民生委員,警察署などで構成しております地域ケア会議の中で,それぞれの状況に応じた介護予防及び生活支援などの検討や虐待に対する対応方針の決定などを行っているほか,市内11か所の地域包括支援センターにおいて,24時間体制で相談や支援を行っております。そのほか民生委員や在宅福祉アドバイザーなどによる声かけ,定期的な訪問活動などの安否確認とひとり暮らしの方へ声かけや見守りなどを行うための配食サービス活用事業等を実施いたしております。さらに,本年3月に策定をいたしました第5期高齢者福祉計画及び第4期介護保険事業計画にあります「新すこやか支えあいプラン」に基づき,ひとり暮らしや寝たきりの高齢者世帯の方が地域の中で孤立することなく,安心して生き生きとした生活を営むことができるよう,地域での見守り体制づくりや在宅福祉アドバイザーの組織化などを行う「すこやか支えあい事業」,さらに緊急時のみならず生活支援等を含めて,24時間切れ目なく確実な対応が期待できるコールセンター方式によります「緊急通報装置整備事業」などを実施することといたしておりまして,関係機関と連携をしながら,それぞれの地域特性を生かして,地域で支え合う仕組み作りを促進をし,安心・安全に暮らしていただける福祉行政をさらに積極的に進めてまいりたいと考えているところでございます。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 高齢者福祉対策や福祉行政についての2点目についてお答えいたします。孤独死の特定は,変死や犯罪の関係から分析されていることから,統計資料としてはありませんが,霧島市消防局によりますと,本市における独居老人等の孤独死と思われる件数は,平成18年1月1日から平成21年5月31日までの間に,国分地区27件,溝辺地区3件,横川地区7件,牧園地区6件,霧島地区6件,隼人地区17件,福山地区5件の合計71件となっております。独居老人等への対策といたしましては,地域とのつながりが希薄化する中で,高齢者の方が生きがいを持って日常生活を過ごしていただき,自宅等への閉じこもりを解消し,地域活動への積極的な参加を促進することが必要でございます。このようなことから,一般高齢者を対象とした通所介護予防事業及び特定高齢者を対象とした生活機能維持強化通所事業など高齢者福祉の諸施策を推進しているところでございます。次に,3点目についてお答えいたします。独居老人が自宅で急病になったときの対策といたしまして,今年度から新たに24時間切れ目なく対応が期待できるコールセンター方式による緊急通報体制整備事業の導入に向け,現在,従来の装置を設置しておられる世帯を担当職員等が訪問し,緊急時のみの対応ではなく,定期的な安否確認や日常生活支援など,さまざまな機能を備えていること等の説明を行うとともに,新たな通報装置の設置についての意向調査を行っているところでございます。この事業の実施により,より一層の安心・安全の確保が期待できることから,できるだけ早い時期にコールセンター方式に切り替え,関係機関と連携しながら要援護対策に取り組んでまいりたいと考えております。次に,4点目についてお答えいたします。介護保険料の平成20年度末の未納状況につきましては,国分地区239人,708万6,100円,溝辺地区26人,66万8,600円,横川地区25人,72万7,000円,牧園地区84人,259万700円,霧島地区44人,153万1,900円,隼人地区197人,512万6,440円,福山地区34人,100万5,700円,市外18人,36万1,020円,合計667人,1,909万7,460円となっております。次に,5点目についてお答えいたします。介護保険サービス利用の前提となる要介護や要支援の認定を受けておられる方は,平成21年4月末現在,国分地区1,650人,溝辺地区351人,横川地区377人,牧園地区575人,霧島地区298人,隼人地区1,313人,福山地区344人,合計4,908人となっております。このうち居宅サービス等を利用されている方は,国分地区1,063人,溝辺地区222人,横川地区237人,牧園地区305人,霧島地区179人,隼人地区880人,福山地区212人,合計3,098人となっております。また,特別養護老人ホーム,介護老人保健施設,介護療養型医療施設の施設サービスを利用されている方は,国分地区268人,溝辺地区76人,横川地区77人,牧園地区134人,霧島地区65人,隼人地区202人,福山地区51人,合計873人となっております。次に,介護保険制度の問題点といたしまして,本年4月から介護従事者等の処遇改善を目的に介護報酬が平均3%引き上げられたことに伴い,介護サービス費用が上昇したため,介護サービス費用の利用者負担1割分が増額したことなど,利用者の負担が増えてしまうことが制度上の課題として挙げられます。なお,本市では高齢者の皆様の負担の増加に配慮して,平成21年度から平成23年度までの介護保険料を従前のまま据え置き,さらに保険料の区分を従来の6区分から7区分に変更して,課税世帯に属する方で,年間の所得額等が80万円以下の方につきましては,実質的に引き下げを行ったところでございます。次に,高齢者福祉対策や福祉行政についての6点目についてお答えいたします。本市の生活保護世帯数について,平成21年3月31日現在で,世帯数は992世帯,保護人員が1,391人となっております。地区別では国分地区409世帯,601人,溝辺地区33世帯,44人,横川地区38世帯,64人,牧園地区122世帯,162人,霧島地区50世帯,63人,隼人地区279世帯,367人,福山地区61世帯,90人となっております。次に,7点目にお答えをいたします。新型インフルエンザワクチン開発の国内の状況について,6月4日に厚生労働省に確認をいたしましたが,ワクチンの開発時期,製造量等については不明な点であるとのことでありましたので,70歳以上の無料化につきましては,現段階では検討しておりませんが,本日の新聞報道等によりますと,厚生労働省は新型インフルエンザワクチンを年内に2,500万人分製造できる見込みであるとのことであります。また,ワクチン接種を公費負担する検討も始めたとのことでもあり,今後,国の動向等を見極めながら対応してまいりたいと考えております。なお,毎年実施しております65歳以上の方を対象とした季節性インフルエンザ予防接種につきましては,引き続き実施率向上に努めてまいりたいと考えております。


○28番(下深迫孝二君)


 ただいまそれぞれに答弁をいただきました。まず,1点目のほうから再度質問をさせていただきます。いわゆるひとり暮らしという数の多さにただびっくりしたということが,私の今現状でございます。こんなにも独居老人世帯が多いのかなということを今思ったところでございますけれども,これに対して今,行政のほうでいろんな在宅介護支援センターとか,民生委員とか,あるいは包括支援センターとか,いろんなところでしていただいておりますけれども,これで十分行き届いているというふうに理解をされてますか。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 現在の対策につきましては,先ほど申しましたような計画に基づきまして行っているわけでございますけれども,それぞれ生活されておる方々の生活スタイル等も異なっていること,あるいはそういう環境,背景等も異なることから,現在の対応は十分とは考えておりませんけれども,現在できる範囲の中で精いっぱいやっているという現状でございます。


○28番(下深迫孝二君)


 とにかく大変な問題だというふうに私もこの問題は思っております。私も民生委員の経験11年あります。やはり自分たちがもうすぐ独居老人になっていくんだ,この中にも恐らく独居老人の親を抱えている方はたくさんいらっしゃると思います。何だかんだ言っても,自分たちもいずれそういう年になってくるわけです。もう目前に来ております。もう私どもも年金の心配しなきゃいけない年になっているわけですので,そういう時期に来てるわけですね。そういった中で,やはりこのお年寄りの方の安否確認ということは,最も私は大事じゃないのかなというふうに思っております。このあともまだ引き続き,この福祉1本に絞って質問させていただいていますので,順次質問させていただきますけれども,もう少しやはり地域の人たちとのコミュニティ,いろんなものをひっくるめて市を挙げて,もう少しこの独居老人の方たちの対策というものを考えていただけないかということを思っております。市長は,やはり霧島市に住んでよかったと言える霧島市をつくりたいというふうにおっしゃってます。これを判断できるのは,我々がこの世をたつ寸前じゃないかと思うんです。このまちに住んで本当によかったなと,いい老後が過ごせたなというふうに思えるのは,若い人たちにはただ仕事があるからいいなとか,あるいは生活しやすいからいいなとかということはあると思います。本当に霧島市に住んでてよかったと思えるのは,やはり自分たちがこの世を去っていく寸前のときになって思えるんではないかというふうに私は思うんですが,市長どのようにお考えですか。


○市長(前田終止君)


 自分たちのまちに住んでよかった,生まれてよかった,ここに暮らせてよかったと,そういうふうに思えるのは,議員ご指摘のとおり確かに人生の総仕上げの時期を迎えて,来し方を振り返って,しみじみとそう思える自分がいるときかもしれませんし,若い方でも今を一生懸命生きて,いろいろ不満もあるけれども,課題も多いけれども,前向きに生きている人生観を持った人は,今でもこのまちに住んでよかったと思っていただける人もおられるかもしれません。そして,福祉ということをいろいろ大所高所からの現実をご指摘いただいて,この認識を共有していこうと,そして支え合っていく仕組みを作っていこうという意味での質疑がなされたわけでございますが,本当に行政ができる範囲,限界というものもございます。何でもかんでも国頼み,県頼み,市町村頼みですべてをもうともかく行政のほうに何か頼って生きていきたい,その気持ちは十分私ども痛いほど分かりますし,またできることはもう精いっぱい,ともにやっぱり手を出し合いながら支え合っていきたいと,こう思ってるわけですが,やはりそこに一番最終的に大事なことは,地域力,支え合っていく地域の愛する人たちが地域,地域の中でしっかりとした思い,そういうものを形にして一人一人が指し示していくことかなと思います。先般,慶祥園の30周年行事に出させていただきました。そこで理事長のお話を聞きますと,福祉は自分でつくるものと,そして福祉は無限というようなお話をされました。福祉実施員の中に,多くの形で身を置かなきゃならない私どもでございます。そういう中で,市民の皆さん方が福祉は無限,そして自分でつくるものという,そういう意識を一人一人の市民がみんなで持ちながら,私ども市行政と,また各種団体と,あるいは地域社会の中で温かい心を手を差し伸べていく,そういう気持ちを持った人とがっちりこの霧島市が全体として気持ちを分かち合える,そういうふるさとをつくれたら,本当にいいなと,ここで暮らしたいなというふうに思えるかと思います。


○28番(下深迫孝二君)


 それでは,総務部長にお伺いいたします。これは福祉のほうだけじゃございませんので,やはり今,市長がおっしゃった地域を挙げて,こういう方たちを支えていくという意味において,総務部長,どのような考えをお持ちで,現在,総務課の担当として各公民館長さん,いろんな会合もございますね。そういうところでどのような手立てをされているか,ちょっとお伺いいたします。


○総務部長(今村恭一君)


 独居老人のひとり暮らしが多い中で,市のほうとしてもいろいろな対策を講じているのは,先ほど答弁で申しましたけれども,やはりそういう市のできる対策については,地区の自治公民館長さんや民生委員,アドバイザー,見回りをする人,そういういろいろな方の助けがないと市独自ではできないと思っております。したがいまして,いろいろな施策を市のほうでも講じておりますけれども,そういう制度や市が行っていることについては,市の広報紙を通じたり,ホームページで啓発を図っていきたいと考えております。


○28番(下深迫孝二君)


 総務部長は,福祉のベテランでございますので,やはり総務部長であっても福祉のほうにも総務部でできることはやっぱり総務部のほうで力を貸していただいて,やはり霧島市は福祉はほかのまちには負けないよと,ほかのこちゃてげであっても福祉は負けないよと,こう言えるぐらい。やっぱり福祉が一番行き届いたところは住みよいまちなんです,これは。ですから,是非頑張っていただきたい。企画部長,あなたのほうから何か。今,おれは関係ないんだというような顔をされてますけど,どうですか,企画部としても。


○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)


 昨年,いわゆる限界集落というところで,私どもは井戸端会議事業というものを取り組んでまいりました。そのとき感じたことを少しお話させていただきますと,いろんな方とお話をする中で,今何が一番困っていらっしゃいますかというので2つ言われました。まず,一つが役員のなり手がないというのが一つの理由であります。それから,安否確認,孤独死,これをどうにかなくしたいと,この2つのこと,これをどこのところでも言われました。そうした中で,それぞれ取り組んでおられるというふうに感じております。例えば,交代で見回りに行くとか,そういった制度なんかをつくっておられるところもありましたけれども,やはりだれが今どういう状況にあるのかというのを知らない方が多いというふうに感じました。例えば,夏祭りに行ったり,運動会に行ったり,私なんかも参加したときに,あの人が来ていないけど,今どうしてるんだろうか,あの人は今,入院しちょっどとか,そういったお話をされるということは,やっぱりそういういろんな,先ほど伝統芸能のお話もありましたけれども,地区でそういったのをいっぱいして,そして皆さんが寄られて,そこでコミュニティをすることによって,そういった情報が共有できてやっていけるんじゃないだろうかと,さっき市長も言われましたけれども,それが地域力だと思います。ですから,市がいろいろ施策を今,福祉部長のほうが言いましたけれども,そうした施策と地域力を高めて,それが一緒になったときに,協働してこういったのが少しでも減らせていくんじゃないかというようなのを感じたことでございました。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま下深迫孝二議員の一般質問の時間でございますけれども,ここでお互いに確認をいたしております午前中の休憩に入りたいと思います。


               「休憩  午前10時23分」


               ──────────────


               「再開  午前10時41分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き,下深迫議員の一般質問を続けます。


○28番(下深迫孝二君)


 休憩を挟んだもんですから,何かちょっと気が抜けてしまいましたけれども,引き続き気を取り直してやりたいと思います。やはり今,企画部長のほうからもお話がございましたけれども,やはり地域のコミュニケーション,これが本当に大事だと思います。80歳を超えた方たちにお話を聞きますと,生きていくのもつらいとおっしゃるんですね。実際だと思います。限界集落になっているところに,大体若い方が65歳,70歳だ,そして80歳だ,90歳だという方たちが,少ないところ,もう私の近所でも五,六軒しかないとこもあるんです。年寄りたちが年寄りたちをいたわりながら生活をしている,そういう状況がございます。とにかくやっぱり市でもいろんな企画を取り入れていただいて,地域のコミュニケーションをとれるというような中で,やはりお年寄りの人たちが暮らしていければ一番いいなというふうに思いますので,今後,やはり今申し上げましたけれども,お金をかけるんじゃないんです。お金をかけるんじゃなくて,市の職員もたまには出向いていってもらうと,そしていろんな情報の提供をしていただくといったようなことで,お年寄りにしてみれば元気が出ることもあるわけですので,是非そういう企画を,市長がいつもおっしゃってる安心・安全なまちづくり,住んでよかった霧島市ということで,なお一層力を入れていっていただいたら,大変ありがたいなというふうに思います。それでは,時間がありますので,1点目は終わります。2点目に,独居老人の孤独死ということで数をあげていただきましたけれども,多いことに本当にびっくり今さらながらしたところでございますけれども,71件ということでございますね,これ。これに対しては,行政としてどのような対策を考えていらっしゃるでしょうか。


○長寿・障害福祉課長(荒木 敏君)


 独居老人等の具体的な対策ですけれども,先ほども部長答弁の中でも出ましたけれども,新すこやか支えあいプランの中で23年度までの計画ですけれども,その事業の中でひとり暮らしや高齢者夫婦のみの世帯の方々が,自宅等への閉じこもりを解消するため,住み慣れた地域で安心して生活ができるように社会参加を促進するために,地域での声かけや見守り活動を推進しようとするものでございます。主な事業といたしましては,一般高齢者を対象といたしました通所事業,これにつきましては,高齢者の方々が,先ほど申し上げましたように,自宅等への閉じこもりを解消して,介護予防とあわせまして,こういった施設に通所することで生き生きとした生活を営んでいただくというのが目的でございます。2点目といたしましては,生活機能維持強化通所事業というのも実際,今年度から始めたところでございます。これも一般の高齢者通所事業と同様に,自立した日常生活を営むことができるように,要支援,要介護状態となることの予防を目的として介護施設等への通所を通じて,そうした事業を推進するとしております。また,あわせまして新規の事業といたしましては,すこやか支えあい事業といたしまして,福祉アドバイザーの組織化並びに独居高齢者等のそうした見守り活動を充実するためのさまざまな新規事業を取り入れて引き続いて独居世帯,高齢者夫婦世帯の,そういった見守り活動を充実させていただきたいというふうに考えているところです。


○28番(下深迫孝二君)


 いろんな事業を今,取り入れてされているということは,答弁にもありましたから,分かるんですが,これだけやっぱり孤独死があるということは,しっかりと受け止めていただいて,一人でも当然これはもう一度は死ななくちゃいけないわけですけれども,やはり同じ死ぬんであっても家族にみとられながらとか,いろんなことがありますね。孤独死というのは,今おっしゃったように元気な方たちがひとり暮らしをしておられて,孤独死になっているわけですね,これは。例えば夫婦世帯がおられて,夫婦であっても両方がもう高齢であって,とにかくやっと支え合っているという人たちがこういう状況にあるわけですので,やはりこれだけの数があるということは,やっぱり行政としてもしっかりと受け止めていただいて,なるだけこういう数が減っていくように,努力をしていただきたいなというふうに思います。それでは3点目に入ります。独居老人が自宅で病気になったときですね。例えば,電話がかけられたり,あるいは近所の人に助けを求められたりできる場合はいいんですよ。これがそういうことができない状況に陥ったときに,例えば近所の方が気づいて行かれた,倒れておられた,そういうときにどのような施策を講じたらいいかということを,実は私,行政のほうにも資料としてはこういうことをということで1部あげましたけれども,救急医療情報キットという,こういうことを東京の港区のほうで取り入れていらっしゃるわけですね。内容としましては,要するに年寄りの方の独居老人の個人情報,例えばかかりつけの病院だとか,あるいはその人の持病というんですか,そういうものとか,あるいは子どもたちの連絡先だとか,いろんなそういう情報を書いたものを冷蔵庫の中にお茶っ葉を入れるああいう筒がございますよね,あの程度の大きさのやつに入れて冷蔵庫に保管しておくと,そしてこれを冷蔵庫の前にステッカーを張っておけば,救急隊が駆けつけたときに,それを見て,まずどこの病院だとか,子どもさんにどこへ連絡すればいいとかという,そういう要するに個人情報が書いたものなんですね,これは,救急医療キットというのはですね。東京の日の出町というところで取り組んでいらっしゃるのが,テレビで放映しておりましたので,私,電話をしまして,こういう資料があったら送ってほしいということで,送っていただいたんです。そして,やはりいい制度だなと思ったわけですよ。民生委員さん方がこういう回られる中で,そういう独居老人の方の情報を聞いて,それじゃこれをステッカーをここへ張っておきなさいというようなことで取組をされているということでした。まだ本市では恐らくされてないんだというふうに思いますけれども,そんなにお金のかかるもんでもないわけですね。これは当然,民生委員さん方の協力も必要です。そして,各自治会長さん方の協力も必要だと思います。ですから,総務部長,企画部長にもご答弁,さっきいただいたわけですけども,やはり自分で元気な方がただ足を折ったとか,手を折ったとかというんだったら自分で電話もできるし,いろんなこともしゃべれるわけです。脳梗塞で倒れておったといったような場合は,全くそういうことができないわけですね。ですから,これ市長,いつも私は申し上げますけれども,我々がこういう提案をすることはできましても,執行権を持っておるのは市長しかいらっしゃらないんですよ。ですから,そんなにお金もかかる仕事じゃございませんので,是非取組をしていただきたいなというふうに思うんですが,市長はどのようにお考えでしょうか。


○市長(前田終止君)


 孤独死の数値を全体的に明らかにしていただきました。本当に議員の感想のとおりですね。こんなにも私たちのふるさとで,また日本じゅうのふるさとでそういう状況が隣近所にあるのかということを重ねて実感をしたところでございます。今の提案,これは非常に大事なご指摘だと直感をいたしております。特に,万が一何かがあったときに,先にだれに連絡をとったら,最も適切にそのことに対応できるか,それが急を要する,もう瀕死の状態の病気だったり,あるいはもう既に亡くなっておられたり,その場合,おっしゃるとおり日常生活に必要不可欠な冷蔵庫の扉に緊急連絡先等しっかり地域の中でそのような仕組みを作り切っていくこと,これはもう本当にすばらしい一つのご指摘だと思います。おっしゃるとおりの,お金もかかりませんし,知恵を出して,それでそういうことだということを市民全体で共有していくということ。もう一つ申し上げますと,昔ですよ,向こう三軒両隣という言葉がありますよね。そのような精神をここまで変わってきた現代であっても,もう一度思い起こして,向こう三軒両隣の精神を地域,地域でしっかり気持ちを持つということも,また支え合うという意味で大事なことかということも感じております。


○28番(下深迫孝二君)


 消防局長のほうもおいでをいただいております。消防局のほうでは,既にもう先駆けて消防のほうでは取り組んでいらっしゃるようなお話もお聞きしましたけれども,やはり合併して1市6町合併しましたさっきのこの数字,聞かれたと思いますけれども,これ恐らく全部はまだ把握しきっていらっしゃらないのかなというふうにも思いましたけれども,もしこれを例えば市長がやろうという提案をされたときに,消防局としましても,局長ご存じでもやっぱり職員,隊員一人一人がこれをやっぱり理解していただかないと,やはり困るわけですよね,やっぱりすぐ乗っけて行ってしまうということも大事ですけれども,やはり消防局のほうと福祉,いろんなところが連携してやっていかなきゃいけないというふうに思うんですけれども,局長どうですか。例えば,取組をされるということになりますと,これはやっぱり消防局,徹底して職員さんにも徹底していただいて,取組をしていただいたほうがいいのかなというふうに思うんですけれども,やはり搬送される側としても,こういうものがはっきり分かってたほうがやりいいのではないかというふうに思うんですが,局長どのようにお考えですか。


○消防局長(後庵博文君)


 ただいま議員のご質問の件ですが,消防局では霧島市に合併いたしますときに,通信指令システムの整備をさらに図りまして,お尋ねになった件ですね,消防では災害弱者というわけですが,災害弱者対策としまして,地域の民生委員さん,あるいは消防団員等からすべてとは申しませんけれども,この方はここの付近に息子さんもだれも身寄りがいないという方等,それと障がいを持っていらっしゃる独居老人,そういう方等をピックアップしまして,平成17年11月の合併時から後方支援システムというんですが,その情報の中に独居老人については独ですね,「独」という字,障がいを持っていらっしゃる方には「障」という形で登録させていただいております。なお,これに関しましては,個人情報なものですから,ご協力いただけた方のみ入れてあります。私は,要りませんという方については,登録してございません。したがいまして,ここに数字が上がっておりますが,すべての独居老人について今消防で把握をしているかといえば,把握してないと思います。今後,また必要があれば,さらに関係機関,各課,あるいは民生委員の方々,消防団員の方と情報を共有しまして,さらにシステムをまた強力なものにしていきたいと思っております。


○28番(下深迫孝二君)


 消防署のほうはかなり情報の把握もされているようでございます。やはり福祉事務所のほうも,これは資料を見ていただいて,そんなにお金,市長かかりません。本当に申し込み用紙とかですよ,あるいはその筒はどこかから取り寄せればそういうのがあるんだそうです。そして,このマークですね,冷蔵庫に張るマーク,そういうものを準備してもそんな本当に限られたわずかなお金でできると思いますので,やはり高齢化社会これだけ進んできておりますと,本当にどんどん減ることはなくて増えてくるわけですので,是非市長,今期の任期のうちに取組をしていただいたらというふうに思いますけど,市長の今期,あと11月までまだいっときありますね,これ。それまでに何とか取組をしていただける考えがあるかどうかだけお聞かせください。


○市長(前田終止君)


 早速,このことに対して取組をするように指示を出したいと思います。


○28番(下深迫孝二君)


 はい,ありがとうございます。それでこそ,さすが住んでみたい霧島市になるんじゃないかというふうに思いますので,よろしくお願いいたします。それでは,次に入ります。4点目,介護保険料の滞納状況ですね。これもまたかなり多いんですね。この滞納状況については,行政としてこれは当然だと思いますが,どのような取組をされているのか,滞納されれば滞納されたなりでただずっときてるのか。例えば,係の方が集金に回られてるのか,そこら辺もひっくるめてご答弁をお願いいたします。


○収納課長(川?秀一郎君)


 介護保険料の未納者に関してなんですけど,一応,市税,国保税すべてありますので,その方と含めて職員が臨戸訪問したり,回ってるというのが状況です。中で納められるのに納めないのか,納められないのかという分析はしてないんですけど,ただこの667名のデータを中を分析してみますと,所得が100万いかない方が約7割いらっしゃいます。それと今まで特別徴収だったのが,普徴に変わって納めるのを忘れていらっしゃる方とか,もう死亡された方,転出された方で未納者がいるというのが現状ですので,確かに個別に回れば納めてくれる方もいらっしゃるのではないかと思いますので,そこら辺も含めて,これからまた徴収体制をちょっと強化していきたいというふうに考えています。


○28番(下深迫孝二君)


 やはり忘れている方もいらっしゃるわけですよ。それを長く放っておきますと,金額が大きくなると払えないということもあるわけですね。これはもう介護保険料だけじゃなくて,国保の保険税にしても住宅にしろ全部そうだと思います。だから,早目のうちにやっぱり手当をしていただくと,そうしないとどんどんたまっていきますと,大きくなれば払えなくなってきて,どっちみち払えんのだからということでなってきますと,市も困るわけですね,これは当然。ですから,やっぱり集金する方は一時的なものじゃなくて,やっぱり定期的に市長,集金回られる方も必要じゃないかというふうに,今回は介護保険料だけで申し上げておりますけど,いろんな滞納がたくさんあるわけですよね。これはやっぱり定期的に集金をしていただくと,一時課長,部長の皆さん方も全員挙げてやっているということでしたけれども,その後は,そこはどうなっておりますかね,どなたか分かられる方がおられましたら。


○税務対策総括監(末野賢了君)


 今お話をいただきましたようなことだろうというふうに認識をいたしておりますけども,特にこの介護保険につきましては,保健福祉部,そういった方のご協力をいただきながら今現在,取り組んでいるところでございます。


○28番(下深迫孝二君)


 そりゃ保健福祉部だっていうのは分かってるんです。分かってるんですけれども,滞納がたくさんある中で,前に市長がおっしゃったことありましたですね。部課長挙げて集金に回ると,定期的にですね,ということだったんですけれども,その後はどのようになっているのかなと,そのときの1回だけで終わったのかなというふうに思いましたので,今確認させていただいたわけでございますけれども,いかがでしょうか,そこは。


○総務部長(今村恭一君)


 滞納については,市のほうで歳入確保対策本部というのを立ち上げております。その中でいろいろな滞納があるわけですけども,その滞納の状況を会のあるごとに報告して,その課,その課でどういう対策を立ててるかというのを毎回,その会の中で検討して,滞納が少しでも改善されるように努力しているところでございます。


○28番(下深迫孝二君)


 これは私の個人的な考えでございますけれども,滞納も減ってはいないだろうなと,増えていってるほうだろうなと,今のこの経済状況を考えたときですね。ですから,やっぱり少しでもこれ以上増えないように,やはり努力をしてください。そうしないとまじめに払ってる人は,払わんでもそういうやかましく言われないのだったら,払わんでもいいじゃないかということになってくれば,これはやっぱり市としても困るわけですから,極力努力をしていただいて,やはり交代ででも集金に回ってください。我々も回っていいもんなら行きますけど,我々は回れないんだそうですから,これはもう仕方がございません。そして,介護保険の問題点ということでは,利用者の負担が増えたということでございますよね。これはただ国の施策ですから,霧島市でどうということは申し上げられませんけれども,やはり介護保険を受けられるという方は,身体に支障がある方,あるいはいろんな面で困っておられる方ですので,極力使いやすい状況で配慮していただきますように,これはお願いしときます。ちょっと時間も余りないようですので,次に行きたいと思います。次に,本市の生活保護世帯数もあげていただきました。6月6日のこれ南日本新聞に載っていたんですが,生活保護受給165万人だそうです,今日本全国で。そして,前年比8万8,000人増ということで,今のこの経済状況から言いまして,リストラやいろんなことで生活保護のお世話になっておられる方いらっしゃるんだと思います。私が申し上げたいのは,生活保護を受けることは決して悪いことじゃないんですよね,これは。一時的に困ったときに国が助けるという制度ですから,その制度を利用していただいて早く立ち直っていただくということが趣旨だろうと思うんですよ。ただ,これが長期的に生活保護を受けておられる方,話を聞きますと,パチンコに行ってるとか,あるいはスナックに飲みに行っているとか,そういう話を聞くわけです。そういうことを生活保護世帯に対して,行政はどのようなチェックをしながら,あるいは指導しながらされているのか,ちょっとお聞かせをいただきたいと思います。


○生活福祉課長(町田正一君)


 生活保護受給者の実態ということで,今まではケースワーカーが生活保護の相談なんかに対しましてはしておったんですけど,今年の4月から福祉総合相談員を配置しまして,面接相談を行っております。そのためケースワーカーも訪問計画なんかが立てやすくなりまして,生活保護の実施に当たっては,保護者宅を定期的に訪問して,生活の維持向上の目的達成に必要な指導指示を行っております。そのほか保護を受給されている方の自立を支援するため,就労が可能とされる方に対しては,毎月訪問をして求職活動状況などを確認し,助言を行ったりしております。そしてまた,ハローワークなんかへも同行しまして,求職登録を行わせたり,稼動能力活用について指導なんかを行って,自立するように勧めております。


○28番(下深迫孝二君)


 いろんな指導もされているということでございますけれども,たまにはパチンコ屋の辺ものぞいて見られることはありますか。


○生活福祉課長(町田正一君)


 パチンコ屋ということで,パチンコをしてると住民から情報などがくるんですけど,ケースワーカー独自で自ら行くことはなくて,その情報提供なんかを頼りに遊技場へ出向いて行って,その中に入って確認なんかができた場合は,外に呼び出して注意をしたり,それでも聞かない場合は,また後日,文書指導などをしております。


○28番(下深迫孝二君)


 私が申し上げているのは,やはり市の職員が行って指導するとか,そういうことでないと,やはり生活保護を打ち切られたら困る人たちであれば,そういうところには行かないわけですよね。そうじゃないですか。生活保護というのは生活のために支給されてるわけでしょ。パチンコをするために支給されてるんじゃないんだと私は思うんですけれども,やはりそこら辺はきちっとやっぱりチェックをしていかれないと,これはもうほんとに税金でやってるわけですから,国も県も霧島市もかなりの借金があるわけですよね,これは。そういった中で,そういう人たちの支援をしているということをやっぱり前提に考えていただいて,やはり定期的な抜き打ちなチェックも必要だと私は思うんですが,今ちょっとおたくの答えになられたのは,チェックはされてるような話は聞こえてきましたけれども,もう1回ちょっとそこら辺,ご答弁いただいていいですかね。


○生活福祉課長(町田正一君)


 今までは住民からの情報提供によって確認などをしておりましたので,これからは年に何回か職員自ら出て行って見回りをしたいと思っています。


○28番(下深迫孝二君)


 やはり住民から通報があってというんじゃなくて,今おっしゃったように自ら,たまには抜き打ちで行ってみられればいいんです,これは。これ市長,仕事ですから,いいんですよね,パチンコ屋に仕事中に出入りしても。ただ,行って仕事中にパチンコだけはしないようにしてください。これはそうしますと,首になったりするといけませんので,ですから,やっぱりそこら辺は住民から通報があったから行くというんじゃなくて,大概行かれるところは決まってるんです,ああいう方たちは。だから,たまには抜き打ちでぽっぽっと行ってみられれば,ああ役所んしがこのごろは出入りをすっでパチンコ屋も行っがならんどねと,それもやっぱり予防策にはなるんじゃないですか。ですから,霧島市のマークの入った服を着て行かれればなおいいと思います。そうすれば,ああ役所んしなんかが巡回しおっじゃねえということが分かるわけですからね。是非,そういうところも頑張ってやっていただいたらというふうに思っております。もう時間がありませんので,最後の高齢者に対しての新型のインフルエンザワクチン,何か今まだ開発中ということで,今お話もいただきましたけれども,やはりこれを無償で提供しても,こんな病気にならなければ,後期高齢者医療の保険料もそう使うことが少ないと思うんですよ。お年寄りが病気になってしまうと,物すごく長引くわけですよね,これは。ですから,そのためにやはり無料でのワクチンの注射をしてあげるということも大事じゃないかと思うんですが,どのようにお考えですか。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 先ほども申し上げましたが,従来の季節性インフルエンザにつきましては,65歳以上の方に対しても公費の負担を行っているわけでございますけれども,お尋ねの新型インフルエンザにつきましては,現在まだワクチンの製造にも入っていない段階でございます。また,国におきましても,1回でいいのか,あるいは2回でいいのか,そういうようなものも含めて現在,検討されているということでございますので,そういう状況等も見極めながら,どのような形でしていくことが予防,あるいは感染の拡大を予防する,そういうものにつながっていくのかというものを対処していきたいというふうに考えております。


○28番(下深迫孝二君)


 先ほどの答弁の中に,2,500万人分製造できる見込みであると,国のほうでもこのようにおっしゃってるわけですね。ですから,やはり予防を先にするということが市の財政も圧迫しないと,逆に言うことになろうかと思いますので,これがもしワクチンができて入ってくるようになったら,いい方向で検討していただきたいということを申し上げておきたいと思います。今回,福祉のほうに1本に1つに絞って質問させていただきました。この救急医療情報キットも市長は取り入れるということも言っていただきましたので,やはり福祉は無限ということを鎌田のお父さんがいつもおっしゃっております,理事長さんですね。私も何度もお聞きしたことがございます。無限でございますけれども,お金のかからなくて早急にできるものは,逐次やはり早く始めていただければありがたいというふうに思いますので,また今回,平野保健福祉部長が,福祉のほうに行かれて4か月ぐらいですか,今。3か月ですかね,なられましたので,激励を込めて1本に絞って質問させていただきましたので,また今後ともひとつよろしくお願いします。私の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君) 以上で下深迫孝二議員の一般質問を終わります。次に,47番,徳田和昭議員より2件通告がされております。したがって,徳田和昭議員の発言を許可します。


○47番(徳田和昭君)


 通告書に従いまして,2件について質問を申し上げます。まず,インターネット上のいじめやトラブルについてお伺いします。社会的な問題となっております携帯電話やパソコンを利用したインターネット上のいじめ等のトラブルが県内各地,そして霧島市でも多く発生していることはご承知だと思います。これは学校関連の裏サイトや生徒個人の開設によるプロフィールサイトによる誹謗中傷が主なものとなっております。また,不特定多数への転送を求めるチェーンメールが届いて困っているという声も相変わらず数多く聞かれます。文部科学省の実態調査によりますと,中学2年生の約14%,高校2年生の約44%がネット上にプロフを公開した経験があり,保護者の大半がその事実を把握していませんでした。このようなサイトが児童生徒間のいじめに利用されており,自殺に至った例も報告されています。また,少年犯罪に発展した例や心ない大人の性犯罪に巻き込まれた例も少なくありません。そのほかにも犯罪の予告に使われることもあります。他の自治体の調査状況について,少し例を挙げますと,埼玉県では公立中高生の8人に1人がネットいじめに遭っていると答えております。札幌市では独自にサイバーパトロールに乗り出し,特定の児童や生徒のプライバシーを暴いたり,人格を攻撃したりする学校裏サイトや出会い系サイトをチェックし,必要に応じて家族に知らせ,サイト開設者やプロバイダーにも削除を求めていこうとするものを実施しております。また,石川県では,県教委の調査の結果,高校生の30.2%がプロフや学校裏サイトに書き込みをしたことがあると答えており,ネット上でいじめや中傷されたことがあると答えた生徒は1,700人以上,他人を攻撃するような書き込みをしたことがあると答えた生徒も1,200人以上に上っています。石川県では全国に先駆けて教員で対策チームを編成し,それに対し県も事業費1,500万円を計上しています。東京都では昨年の7月に実施した調査で,高校生の10人に3人,中学生の4人に1人が中傷の書き込みや迷惑メールなどのトラブルを経験していることが判明しました。それを捉え江東区では直ちに民間業者への委託料347万円を予算化しています。霧島市でも実態を把握し,このような積極的な施策が必要だと思いますが,鹿児島県,そして霧島市の発生状況はどうなっているか,お伺いします。そしてまた,児童生徒への指導と防止策はどうなっているのかを併せてお伺いいたします。次に,消防団員確保策についてお伺いします。県内各地で消防団員の確保に大変苦労しており,霧島市も決して例外ではありません。このような現状を打破するために薩摩川内市消防局では本年5月12日から消防団員と家族が特典を受けられる消防団員サポート制度を導入しております。これは,課題となっている団員の確保,拡充をねらったものであります。県消防協会によりますと,このような消防団員の福利厚生策で,自治体独自による優遇制度を実施するのは,県内では初めてだということであります。このサポート制度は,消防局が同市内の事業所にサービスの提供を呼びかけ実現したものであります。薩摩川内市では計80店が登録をしてスタートしましたが,霧島市でも商工会や商工会議所の協力を得られれば,それ以上の期待を持ってスタートすることができるのではないかと考えます。霧島市でも過疎化のために補充が困難であったり,団員は足りていても高齢化が進み,活動に支障が出るのではないかとの不安があります。また,勤務時間の出動が困難と思われる会社員も増えており,消防団に入団したことを職場に報告したところ,会社をとるか消防団をとるか決めろと言われ,やむなく退団届を出した団員もおります。そのような部では,お互いに連携を図り,極力支障のないように努力がなされていますが,状況は年々厳しくなってきております。地域の住民の安全な生活を確保するには,消防団による地域の防災力の維持は欠かせないものであり,もっと理解されるべきであります。また,団員は平素から火災に備え,水利を確認したり,災害の発生しやすい箇所や危険な箇所を把握するために積極的に活動しており,家族にも大きな負担をかけています。薩摩川内市の協力店はさまざまであり,ガソリンスタンドでは1円から2円の値引き,美容院では技術料の5%値引き,学習塾では入学金を半額にするなどサービス内容は多岐にわたっております。また,協力店にはステッカー等で表示をしてもらうことで,お互いに防災意識を高めていくきっかけになるのではないかと考えております。新たに財政に負担をかける事業ではないので,十分に実現が期待できると思い,このような質問をしております。市長のゴーサインが出ることを信じ,第1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 徳田和昭議員から2点につきましてご質問でございました。2点目につきましては,私のほうから答弁をいたします。1点目につきましては,教育委員会が答弁をいたします。消防団員の確保とその支援策についてお答えをいたします。平成21年6月1日現在,霧島市消防団員は1,156名在籍しておりまして,条例定数1,236名に対し80名の団員不足を生じております。主に過疎地域での団員確保が困難でありまして,地域後援会会長や自治公民館長さん方及び分団長,部長等,団員確保に大変ご尽力をいただいているところでございます。このような問題は,本市霧島市だけのことではなく,全国的に深刻な問題でございまして,その原因の一因には,現代の若者の社会性や協調性,それに時代の背景等もあるものと考えられます。その中で,消防団員やその家族に対しての経済的な支援策でございますが,県内の一部の消防本部が取り組んでおられますけれども,消防団員サポート,つまり優遇制度というのがございます。本市ではこれからでございますが,現在その制度の内容や仕組みなど商工会,商工会議所等と研究を重ねて,霧島市に合った消防団員優遇制度,議員ご指摘のようなことをしっかり念頭に入れまして,積極的に検討をしたいと存じております。


○教育長(?田肥文君)


 インターネット上のいじめやトラブルについての1点目についてお答えをいたします。平成19年度の問題行動等調査によりますと,インターネット上のいじめの認知件数は,鹿児島県全体で小学校4件,中学校43件,本市におきましては,小学校1件,中学校2件が報告されております。平成20年度につきましては,県全体の件数は調査中でありますが,本市におきましては報告されておりません。次に,インターネットの掲示板やブログ,プロフなどの学校非公式サイト,いわゆる裏サイトの状況でございますが,平成20年5月の調査で県全体で小学校9件,中学校159件,本市の小学校で1件,中学校で16件確認をされております。その中で,誹謗中傷や個人名などの書き込みがあり,問題があるとされるサイト数は,県全体で小学校3件,中学校120件,本市では小学校1件,中学校6件が確認をされております。なお,平成21年5月の本市の調査によりますと,問題があると判断されたサイト数は,小学校はありません。ゼロ件であります。中学校4件でありました。発見されたサイトは,すべて削除済みでございます。次に,2点目についてお答えをいたします。学校裏サイトの調査につきましては,本市の74%の小学校,93%の中学校で独自に調査を行っております。また,メディアセンターにおきましては,すべての小中学校を対象に定期的に調査を行い,早期発見,早期対応に努めているところでございます。ネットいじめや学校裏サイトに関する指導や防止策としまして,学校裏サイトを調査することも大切でありますが,それ以上に子どもたちへの情報モラル教育の充実や保護者への情報提供,啓発活動をより一層充実させていくことが大切であると考えております。昨年度は,本市のすべての小中学校で子どもたちへの情報モラル教育と保護者への啓発活動を実施したところでございます。教育委員会では,管理職研修会や担当者研修会での指導をはじめ直接学校へ出向いて指導した例もございます。また,メディアセンターでは,学校へ出向いての情報モラル教育やPTA各種会合等での保護者への情報提供,啓発活動を積極的に行っております。今後ともネットいじめやネット犯罪から子どもたちを守るために,関係機関と協力して,子どもたちに対する情報モラル教育の指導の充実や保護者に対する情報提供や啓発活動等をより一層積極的に行ってまいりたいと考えております。


○47番(徳田和昭君)


 消防の確保策のほうから先に答弁いただきましたので,こっちから改めて質問いたします。消防につきましては,先日,大規模な災害が発生したときに,環霧島会議の構成市町で円滑な応援を行うために,環霧島会議防災総合応援協定を締結されましたが,私も昨年の一般質問で応援協定を締結すべきだと提案をしておりましたので,このことを高く評価いたします。広域化など,国や県の言いなりになるのでなくて,このように独自の応援体制を整えたのは,住民の安心・安全に大きな影響を与えたものと思っております。先ほどの答弁の中で,必ず実施していただけるものと受け止めましたが,常に前線で活動し犠牲を払っているのは消防団員です。今後とも消防団員たちの活動を強く認識してサポートしていけるような政策をしていただくよう指摘をして,この件については終わります。次に,2番目のインターネット上のいじめやトラブルについて,霧島市の発生状況もいただきましたが,この数字からいたしますと,私たちが個人で受けるものとほとんど数字も変わらない。個別に相談に来てくれる子たちのほうが多い年もあります。それだけやはり蔓延してるものと私たちは思っております。自治体によっては,例えば大きいところでは東京都の教育委員会とか三重県教委でも民間委託を始めまして,民間のほうで徹底した調査をしてもらってるというのが実情ですね。しかし,反対に他の市町村に呼びかけて,自分たちで広域なグループを作り,そして係る経費も按分しながら努めている自治体もあります。その中で群馬県の高崎市,京都市,広島市の教育委員会は,保護者と組んで先月から問題のあるサイトというのを自分たちでも探し始めております。そして,共通のデータベースに登録する事業を行っているというのが今現在の状況なんです。このようなことが,例えば警察とかPTA,また住民の方や教員,職員というのを巻き込みながら,自分たちで活動して探し出していくという言い方もおかしいんですけど,徹底してチェックしていくことはできないか,お伺いいたします。


○学校教育課長(村田研史君)


 今,紹介していただきました他県等についての取組の情報も私たちはいただいているところです。先ほど教育長が答弁をいたしました中にも触れましたけれども,学校独自で小中学校ともほとんどの学校でこのサイト等についての調査を独自でやっております。併せて大変ありがたいことに,霧島市にはこれも先ほど答弁の中で触れましたように,メディアセンターを設置してございます。ここは非常に機能の高いメディアが配置されておりますので,そういった意味ではこの裏サイト等についての調査はほかのところよりもかなり積極的に実施しているというふうに考えているところです。実際に保護者等へ対しての研修も実施をしておりますし,定期的にこの裏サイト等についての実態を把握するというような取組も行っているところでございます。


○47番(徳田和昭君)


 先日,教育委員会のほうで発行されました平成21年度の霧島市の教育ですね。この中でもネット上のいじめへの対応として,情報モラル教育及び啓発活動の充実と,今までと同じような文言が載っておりますけど,この内容についてもう少し踏み込んで説明していただけますでしょうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 例えば,子どもたちへの指導についての例を申し上げますと,警察や企業の方においでいただいて,校内で講話をしていただいて,このインターネット等の正しい使い方について指導していただく,あるいは教職員による講話,それから教科や道徳,特別活動の時間に具体的に事例を取り上げまして,子どもたち同士がこの内容についてお互いに検討し合うというようなこと等も含めて実施をしているところでございます。


○47番(徳田和昭君)


 メディア全体で調査してる,内容では例えば各サイトのパトロール的なものもやってきてるんでしょうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 ご指摘のとおり実施をしております。


○47番(徳田和昭君)


 この霧島市内の中学教師の方,数人に聞いてみました。それでできるものなら対応策とか,その事例の手引書みたいなものが発行されていれば,その地区にあったやつが,もうちょっと対応しやすいんじゃないかというのを数名の方からは聞いております。例えば,地域的に都会のほうが,こういうような種類のいじめは多いというふうに今まで認識されておりましたけど,やっぱり人口の少ない,密度の少ない地方ほど増えてきてるというのが実情です。県単位でいけば,最初に驚くほどの数字が出てきた石川県とかは,すぐにその手引書を作ることから取組まして,そこのは確か70ページから50ページというようなかなり厚いものをつくって,県内の教職員,自治体等に配付をしているはずです。私も中身は見たことないんですけど,取り寄せて見る機会があれば,自分でもほしいというふうに考えております。是非,委員会でも機会があったら,そのようにしていただきたいと思います。このネット上の問題だけじゃなくて,まだまだいじめ等については根強いものがありまして,私たち会派の正進会では,独自に相談活動を行っているんですけど,そこにも小学生,中学生本人とか保護者の方から相談があります。我々が3人で受けるもの,また個人的で受けるもの,そしてここでは公表できないものを含めたらかなりの数に上っています。できることなら我々も全力で応援をしていきますので,一つ一つ議会の中で上がった意見や委員会の中で上がった意見も取り上げていただきまして,我々も納得できる施策をしていただきたいというふうに考えております。それについて教育長に一言いただけるなら答弁をいただきたいと思います。


○教育長(?田肥文君)


 こうして皆さん方がいろんな相談活動を受けていただいていることにまず感謝を申し上げたいと思います。私どもも学校の中で,先ほど答弁でも申し上げましたが,このモラルの教育といいましょうか,そういう教育でしか対応がまずできない部分があります。こういう科学技術はどんどん進みまして,昔は電話さえ各家庭にない時代から,いきなり個人が持って歩く,しかも小学生,中学生が持っている状況というのは,想像を超える速さであります。ですから,ここの中から出てくるいろんな生徒指導上の問題というのは,まさに想像を絶するものがありますし,また我々が過去経験をしてきたことのないような事件,事故が発生をしてるのも,この発達の原因だというふうに捉えております。私は,ある先輩の先生とお会いしたときに,もう教育現場でやるべきことはもういろんな対応はしたと,しかしこの携帯電話,インターネットの部分については,法的な規制をしてもらわないことには,もう限界だということをおっしゃった先生がおられました。まさに国を挙げて,こういう対策に対しては法的な規制を含めて対応していただくことが大事だと思いますし,また私たち霧島市もそういうメディアセンターをうちは中心にしながら,いい組織がございますので,そこできちんとした対応をし,またそういう手引書の作成とかというのも検討をしていきたいというふうに思っております。私が記憶が間違いでなければ,メディアセンターはもう既にそういうのを作って,いろいろ配付をしながら,指導に行ってるというふうに理解をしています。


○47番(徳田和昭君)


 メディアセンターが作った手引書等というのは,今日じゃなくてもいいですけど,我々も入手できます。それで,まず子どもたちの情報を入手するのに,何が一番効果が上がっているかと言いますと,他の自治体で上がってるのは,やはり市のホームページ,市全体で取り組んでいるということを前面に出してあるホームページが一番書き込みが多いそうです。そしてまた,そのホームページの中でも,教育委員会サイドだけじゃなくて,市のホームページですね。そこでチェーンメール等のあて先も,例えば問題のない10個ぐらいのアドレスを掲載して,そこに送ってくださいというふうにして,そしたらもうそこでストップしますので,実施している町も結構あります。ですから,努力すればするほど,またいろんな方策は見つかると思いますので,努力をしていただきたいというふうに思います。最後に,県教委と連携を図ったら,緊急雇用交付金ですね,あれを使って県のほうでその種の民間の業者を雇っていただいて,それを市のほうに派遣とか,逆に各市町村から上がってくる要望に対して対応しているとかというのもあるわけですけど,県との対応はどのようにされておりますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 その前に,先ほど教育長がその手引のことについて触れましたけれども,答弁の中で申し上げました管理職研修会とかあるいは担当者研修会等では,既にこの手引といったような内容も示しまして,研修を進めているところでございます。是非,これがすべての職員,あるいは保護者の皆さんにも伝わるような手立てを今後も考えていきたいというふうに思います。それから,県との連携ということですけれども,現在のところでは県の教育委員会とはこの問題については連携を既にとっているところでございますけれども,先ほどから申し上げておりますように,このメディアセンターという非常にすぐれた機能を持った機関がございますので,そことの関連もあわせながら,今,提案をしていただいたことについては検討していきたいというふうに考えます。


○47番(徳田和昭君)


 このようなさまざまな問題に最も解決に近づけるのは,やはり住民の努力よりも行政の施策だと思っておりますので,今後に期待して,これで終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で徳田和昭議員の一般質問を終わります。次に,32番,尾崎東記代議員より4件通告がされております。したがって,尾崎東記代議員の発言を許可します。


○32番(尾崎東記代君)


 お疲れさまです。光陰矢のごとし,今さらながら,この言葉が身にしみる思いがいたします。あっという間に任期も残すところ5か月となりました。これまでを振り返って反省に基づき,さまざまな課題に精いっぱいの努力を傾けて,悔いを残さぬよう,さらに精魂を込めて職責遂行を果たす毎日でありたい。そんな思いでいっぱいです。今回は,4つの問題について市長に質問いたします。まず,第1の問題は,霧島高原国民休養地内,桜,ツツジ,花見料の入村料廃止についてであります。一昨年,指定管理者制度が導入され,即「霧島高原国民休養地内で飲食される場合,入村料が大人200円,子ども150円必要となりますので,管理棟で受付の上,飲食されるようお願い申し上げます」の看板が数か所設置されました。農林省管轄の種馬所時代から桜の名所として大変なにぎわいを呈してきましたが,ひところ老枯れし,花見客も途絶えた時期もありました。新しく植栽され,近年どこにも劣らない見事な桜の名所が復活して,毎年ゴルフ場へ通じる市道の片側は,車の駐車で埋まるほどの盛況ぶりでした。入村料の看板が設置されてからは,花見客が目に見えて激減しました。今年の場合も,管理運営の厳しい状況があるとの理由から,看板は設置のままとなり,たくさんの利用者から「観光霧島の著しいイメージダウンにつながる」,「丸岡公園に場所を移り,仕出し弁当も届けてもらった」,「グループで満開の桜の下で花見を楽しもうとしている矢先,管理者から入村料を請求され,即引き上げた」などなど,苦情が相次いで出されました。県内外の桜の名所で花見料を徴収するところは1件もありません。見事に咲き誇る桜をたくさんの人たちに存分に楽しんでいただく,それが観光地霧島のあるべき姿であると強調したいのであります。先だって,関係者を交え,国民休養地の設置管理条例の第9条,使用料記載の別表をチェック,分析の結果,入村料についてはキャンプをする人たちを対象とするものであることが判明いたしました。このような現実を踏まえ,今後,花見客の入村料は徴収しないことをはっきりと明言すべきです。市長の明確な答弁を求めます。次に,第2の問題,国道223号沿いの花木植栽園の除草,管理についてであります。ここ数日前から整備が進められており,国道223号沿い数か所の花木植栽園もきれいさっぱりとすがすがしい光景が目に飛び込み,心まで洗われる思いがいたします。問題は整備前の状況なのです。優しさが人の心に響くまち,霧島市のイメージが根底からくつがえされるさんざんたる状況でした。旧牧園町時代は,雑草が生い茂り,伸び放題で何とも嘆かわしい見苦しいそんな光景には出くわしたことはありませんでした。財政が厳しくなった昨今の経済状況ではありますが,観光地にふさわしい景観が常に持続されるべきです。市長も事の重要性はどなたよりも強く認識されるのではないですか。管理責任者の県に強力に申し入れるなど対応すべきです。決意をお聞かせください。次に,第3の問題,花の名所としての霧島高原の整備についてであります。5月の初め,生駒高原を訪れ,驚きの目を見張ることでした。秋のコスモス園はすっかり様変わりして,ポピーとリビングストーンの花々が見事に咲き誇って,見渡す限り鮮やかな花のじゅうたんそのものでした。同じ霧島高原のふもとにあって,決して一朝一夕にしてでき上がった今日の生駒高原のすばらしい状況ではない,このことに思いをはせるとき,秋のコスモス時もそうですが,同様のこの盛況ぶりを我らがこの霧島高原にも5年先,10年先を見込んで,例えば柳ヶ平にサルスベリを植栽して,長期計画で名所づくりを実現させたいものと強い気持ちがわきました。花の寿命は3か月と長く,風にも強いのが特徴です。どこを探してもこの花の名所はありません。話題性の面からも集客が見込めます。和気公園の藤の花園同様,今から10年先を見据えて取り組めば,やがて霧島高原,夏を代表するサルスベリの名所が,訪れる人々の心を満喫させてくれるものと確信いたします。生駒高原に劣らない花の名所づくりを具体的に進めて,観客でごった返す盛況ぶりを現実のものとなるよう,今こそ現状維持の繰り返しから大きく飛躍して,仕掛けに踏み切るべきであります。市長の積極姿勢を伺います。次に,第4の問題,「健康きりしま21」の推進体制についてであります。今回,計画策定された「健康きりしま21」は,人生の幸せの根幹となる健康維持増進を図る上で,指針となる的を得た重要施策であることから,すべての市民が健康の喜びを分かち合える環境の整備推進が,まず先決と考えます。そこで,質問の第1点目は,行政内部の推進体制としての健康生きがいづくり推進本部は,いつどのような形で組織したのかについてであります。目的を達成するには,本部として全体を取り仕切る機能を有する推進体制の確立が求められます。推進体制として,役割を果たすための健康生きがいづくり推進本部は,いつどのようにして組織されたのかお尋ねいたします。次に,2点目,まずは市民へのこの計画の内容の浸透が必要であるが,具体的にどう取り組んでいるのかについてであります。事業のねらい,目標を周知徹底して,指針として存分に活用させる,市民一人一人に健康の重要性を認識させ,努力する姿勢を取り付ける。今回の健康増進計画策定が,順調に遂行され,生かされること,目標達成,計画の内容の浸透に向けて,具体的にどう取り組んでいるのか,明確な答弁を求めます。以上,申し上げ1回目の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 尾崎東記代議員の壇上からの質問が終わりました。答弁は休憩後に求めたいと思います。ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午前11時58分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時05分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き一般質問を続けます。32番,尾崎東記代議員の壇上からの質問が終わったところでございます。尾崎東記代議員の壇上からの質問に対する答弁を求めます。


○市長(前田終止君)


 尾崎議員から4点につきましてご質問でございました。1点目,4点目につきましては,私のほうから答弁させていただきます。そのほかにつきましては,関係部長がそれぞれ答弁をいたします。1問目,霧島高原国民休養地の桜,ツツジの花見の入村料についてお答えいたします。霧島高原国民休養地の入村料につきましては,一般の花見客は期間的に短く,入村時間も短いですので,今後は日帰りの一般花見客からは入村料は徴収しないことといたします。次の質問でございますが,「健康きりしま21」の推進体制についての1点目,2点目についてお答えいたします。「健康きりしま21」の策定に当たりましては,各種健康づくり推進団体等で構成する霧島市健康増進計画策定協議会において,市民の方々と協働して協議してきたところでございます。健康生きがいづくり推進本部につきましては,平成19年5月に副市長を本部長とし,関係部長より各総合支所長で構成をし,「健康きりしま21」の推進に向けた協議を行ってきております。具体的な方策として,今年度は旧自治体に1か所ずつの7地区自治公民館で市民の方々の健康増進を図るための健康生きがいづくり推進モデル事業を実施し,今後5年間で89の全地区自治公民館で実施することといたしております。その中で,「健康きりしま21」の実践に向けた学習会や各地域の特性やニーズにあった健康づくりに取り組んでまいりたいと考えております。さらに,母子健診やがん検診などの各種検診や育児教室,生活習慣病予防教室など,各種教室を開催をし,「健康きりしま21」の実践につながることにより,市民へ広く周知できるのではないかと考えております。


○建設部長(篠原明博君)


 2問目の国道223号沿いの花木植栽園の除草,管理についてお答えいたします。国道223号の管理者は鹿児島県でありますことから,県に伺いましたところ,植樹帯の植栽の剪定,除草などの維持管理につきましては,限られた予算の中で年2回程度実施しており,特に通行に支障のある地域,地元からの要望のあった地域については,再度繁茂状況を見ながら実施しているとのことであります。県におかれましては,道路の維持管理につきましては,厳しい財政状況もあるとのことですが,国道223号は観光地霧島の主要道路であることから,県に対して強く要望してまいります。


○商工観光部長(柳田秀徳君)


 3問目の花の名所としての霧島高原の整備についてお答えいたします。柳ヶ平につきましては,見晴らしもよく頂上からは360度のパノラマが広がり,景勝の地でございます。平成18年には全日空との協賛で植樹祭も実施いたしましたが,強風のためか成育も余り芳しくないようでございます。花の名所にというご提言でございますが,気象条件や駐車場の問題などもあり,今後どのような活用方法があるか,検討してまいります。


○32番(尾崎東記代君)


 ただいま答弁をいただきましたけれども,順次再質問をさせていただきます。1点目につきましては,非常にうれしい,心の躍るような,それこそ答弁でありました。市長のほうから今,明確にこれからは花見料は取らないんだということを明言をされましたので,これまで非常にこのことに対して批判的であった地元の方,そしてまた市民の方々も私は喜んでいただけると,このように思います。非常にありがたいことでした。ですけれども,そういった中で,やはり私が提言いたしましたことに対しては,非常に消極的じゃないかなと,そういう面では非常に残念ですけれども,再質問をさせていただきますけれども,2点目の質問に対しましては,市長ももう何回もあの道路を通られて,非常に残念な状況であったということは,把握しておられると思うんですよ。それで,市長が牧園町長時代ではありませんでしたけれども,旧牧園町時代は,ああいう状況は絶対に見られなかったですよ。というのは,歩道と国道との間にツツジがずっと植栽してあります,丸尾までですね。それがもう雑草が生い茂って,それこそツツジの上からたくさん出て,これが観光地かというぐらい疑われるような状態だったんですよ。牧園町時代は,そういった前に必ずきれいに,今してありますけれども,ああいう状況は保持されていたんですよね。ですから,今答弁の中にもありますけれども,非常に県のほうも財政が厳しいですけれども,しかし財政が厳しい状況は牧園町時代もあったわけですから,それで牧園町の強い要請があったと,私は思うんですよ。今のような現状を生い茂って見苦しい状況はなかったということはですね。ですから,やはり特に観光地でありますので,223号沿いについては,何とか県のほうにも強く要請をされて,そして今のようなそれこそすっきりするようなすばらしい状況ですので,そういった状況の保持に努めていただきたい。それで,そういう状況,2回ぐらいですけれども,いろいろ剪定の時期もありますけれども,それを3回にしたとか,そういったものを是非とも強く要請していただきたいというふうに思いますけれども,このことについてはどのように考えられますか。


○市長(前田終止君)


 今の場所ですよね。これは私が県会議員のころでした。観光振興議連の会長もしておりまして,そして県の管理でしたから,私はやかましゅう年じゅう言ったんですよ。観光地の中心部のメインストリートだと,徹底して管理せよと,これを常に私はやかましゅう言っています。そして,よき時代でそれなりにこのような対応ができた時代。しかし今度はやっぱりここまで時代も変わってきますと,財政事情も厳しい折から,今まで年2回なり3回なり対応していたものが1回でもう勘弁してください,全体的に今そうなってしまってる。その中で,私が今感じておりますのは,昨日も桜島,三島,これが見えるビューポイント,そこで本当に管理状態が一時期懸念されているよと,それは毎年,もう最近目につくよという,宮内議員の指摘もございました。私どもの霧島市は,鹿児島県が観光立県ならば,我々の地域も観光立市でございます。ですから,たとえ厳しい財政事情の中にあっても市内のビューポイント,美しい場所,そこについては,いろんな知恵と工夫を出して,そしてこのエリアにおいては,この場所はいつもきちんとしていかなければ,よそからのお客様が相当数お越しになりますよと,そして場合によっては,車のキーを抜いて,写真の1枚撮って帰りたい場所ですよとか,あるいはメインストリートでどうしてもここを通らざるを得ない重要なラインでありますから,このルートについてはもう徹底管理をやろうと,そういうところをある程度,選択と集中,めり張りをきかして,議員ご指摘のようなことが一つでも1か所でも少なくなる市政運営をできないか,観光地の名にかけた努力を今後チャレンジしてみたいと思っております。一定のルールをつくって,予算がない中で,こうしたらこうなるじゃないかと,ですからこうしようというような,例えば草が最も伸びる時期に,もう草との競争,戦いですよね,どこも。そういう中で,この時期に効果的にこう動けばこうなるというようなことを知り抜いて管理状態をよくしていくということ,また盆,正月ということもありますし,旅行シーズンという時期もありますね。そういうことを念頭に置きながら,対応策を考えることが積極検討できないか,指示を既に出したところであります。


○32番(尾崎東記代君)


 ただいまの市長のほうで前向きな答弁もいただきましたけれども,昨日,宮内議員からもありましたとおり,これは基本計画の中でもぴしっとうたってあります。それこそ,いわば魅力ある観光地として,景観の保持,そのことにつきましてもちゃんとうたってありますので,是非ともそういったことで,今のようなすばらしい状況を保持していただくようにお願いをしておきます。3点目についてお伺いいたしますけれども,ここにつきましては,私も檀上からも申し上げましたけれども,生駒高原,一朝一夕にしてでき上がったんじゃないです。ですから,もう旧牧園町時代から,どうして集客を図ったらいいかということは大きな課題であったわけです。それで,1周年記念で植樹祭がありまして,我々もみんな,500名ぐらいが参加して,せっかく1,000本ぐらい植えられました。今見てみますと,非常に残念な状況です。それこそ,シカが入って,シカ対策もしておられたんですけれども,やはり網が破れて,そしてまた雑草がもう生い茂ってます。ですから,非常に植えられて,楽しみにしてこられた,当時植えられた方々は,あの状況を見られれば非常に心が痛まれると思うんです。ですから,私は,それこそ牧園町時代もちょっと提言をしたことがありましたけれども,サルスベリは名所がないんです。私は聞いてみました,造園業の方にも聞いてみましたけれども,確かに国道沿いには植えてありますけれども,サルスベリが2,000本も3,000本も植えてあるところはないということなんです。ですから,あそこの,今非常に,昔はそれこそ採草地で,牧草がきれいに植えてありました,柳ヶ平はすべて採草地で,そして,その状況がすばらしいということで,今柳ヶ平のところに住んでこられた方々は多いです。ところが,今は非常に雑草が生い茂って,もうその方々も,民宿とか,そういったこともやっておられましたけれども,全くお客さんがいないと,そういう状況です。ですから,この答弁の中にもありますけれども,命の洗濯場,もう市長が一番自慢しておられますけれども,命の洗濯場があって,360度すばらしい眺望があります。そして,関平鉱泉を買いに来られる方は,それこそ日曜日なんかはすごいもんです。そういう人たちの,やはりこういう,あそこに寄って,そういった名所ができれば寄って帰られると。そういったことからすれば,造園業の方にも聞いてみましたけれども,1本が大体2mぐらいで,2,000円か3,000円するということなんです。それを3,000本ぐらいは調達できるよということなんです。ですから,今こそやはり名所づくりをうったたんと,それこそ現状維持です。ですから,そのことがもし実現すれば,それこそ夏の涼しい,涼しさを求めて来られる方々は,それこそもう相当観光客の集客が図れると思うんです。ですから,答弁の中にもありますけれども,駐車場の問題とかいろいろありますけれども,私はまずこの事業を,今4周年ですけれども,5周年とか,そういった事業で植樹祭をすると,そうした事業を計画してやったら,それこそ5年先,10年先,霧島高原にはたくさんの人が,もう生駒高原にはもう負けないぐらいの人が集まってくると思うんです。ですから,これをどしてんうったってほしいと,こういうふうに考えるわけです。相乗効果が大きいです。そして,必要に応じて,もうたくさん人が来るようになったら,駐車場もどんどん広げていったらいいんです。生駒高原なんかも,それこそ砂利を敷いてあるだけです。ですから,そういった対応は私は必要に応じてできると,こういうふうに考えるわけです。ですから,今こそやはりそういった発想で,そして今後を見据えてやるべきだと,それこそ市長の得意とするところじゃないんですか,どうですか。


○市長(前田終止君)


 柳ヶ平のあり方ということですが,おっしゃるとおり,あの場所は非常に景観のすぐれた,生かすべき場所と認識をいたしております。関平鉱泉,特産品売り場等が下のエリアの道路沿いで大きな存在価値を持っております。一方,柳ヶ平の丘のほう,これは現在,私も行ってみましたけれども,チェーンが張ってある状態,それで,生かされ切っていない印象をもう当然これ受けます。それで,とりあえず全日空の「私の青空全日空の森」というような感じでの植樹活動をさせていただいたエリアが一部ございます。そういうところのシカ対策などをしてございますけれども,ここのあり方を,森林セラピー基地ロード,これの対応も含めまして,上の360度の展望等をどうまた生かすべきか,駐車場の関係を,下だけでいいのか,上もつくるべきなのか,人とのかかわり,シカとのかかわり,そしてまた草原のイメージと,木を植えたほうがさらにいいのか悪いのか,その種類は,植えたほうがいいとするならば何なのか,これは一概にどうこう言えない範囲の部分もあろうかと思うんです。一部市民の方の指摘も文書でありましたけれども,その方は,もうこれ以上木を植えることはないよと,そして,草原としてのすばらしさを維持管理できる状態できれいに,上まで行けるような仕組み,展望を生かすような仕組み,そういうのでいかがでしょうかというような具体的に提案も届いております。しかし,議員のご指摘は,特にサルスベリという,それを名所化したらどうかという一つのご指摘だというふうには思います。しかし,本当にあるべき姿を,私が今ここで約束できますのは,どうあの場所を生かし切るか,それをしっかりとこの機会に,風が大変強いという気象条件,高度も結構あるということ,そして,どんな生かし方が一番適切か,一番上の場所は,例えばある種の見晴らし台みたいな感じの半恒久的な,あるいはもう永久的なすてきな構築物をつくって,見渡せるような感じのものが最小限必要なのか,一切そういうものは要らないのか,そういうことなどもよく研究をして,生かすべき方向を見つけるべきじゃないかなと,こう思っているところでございます。


○32番(尾崎東記代君)


 市長の話を聞いておりますと,非常に従来の慎重さに基づいた,それも必要なんです。だけども,やはりここあたりで発想を転換してやってみるという,そのためにうったちが大事ですよということを私は申し上げているんです。というのは,いわばあそこをどう生かしていくかということについては,いろいろとこれまで議論してきた中で,なかなか今まで,例えば菜の花をずっと植えられました。そうしたことから,菜の花は確かに見事なもんでした。ですから,そのときには多かったです,見る人も。だけど,私は,本格的にあそこをどのように活用するんだというのは見えてこないような気がするわけです。ですから,牧草を作っておった時代,非常にあそこは整地をされて,そして,その後,そういったことで菜種を植えられた。そして,菜の花がすばらしかった。そして,今はモミジを植えておられます。だけど,モミジも一時ですから,だけど,サルスベリは3か月咲くんです。7,8,9,百日紅と言われております。ですから,夏の間,もうすばらしい,それこそサルスベリが3,000本ぐらい植えられたら,それこそ名所になります。それも一朝一夕にはできません。ですから,私はスタートが大事だと。今こそ思い切ってそういったスタートをやるべきだということを申し上げているわけです。十分このことについては検討をしていただきたいと思います。それから,4点目に移りますけれども,それこそすばらしい健康増進計画ということで作成をされまして,そして,本年度から計画に取り組んでいただいております。そしてまた,こういった概要版も全戸に配布をされまして,健康に対する意識の高揚,そういったものには十分私はつながっていると思うんです。だけど,やはり一番大事なことは,これだけのすばらしい健康の基本,一番大事な,健康のことにつきましてこういった策定がなされましたけれども,一番大事なことは活用されることなんです,活用される。これを配布されましたけれども,やはり市民の人たちが,それぞれが,一人一人が健康に対する,自分は健康をどしてん維持増進させるんだという,そういう意識を植え付けること,それが一番私は大事だというふうに考えているわけです。宝の持ち腐れでは駄目だと,これをすばらしい,それこそ用語も難しいのも解説もしてあります。ですから,そういうことで,機会あるごとにこれを周知徹底して,そういった意識を十分に高揚させるように,私はこれをもう要望として,お願いとしておきます。今回4点につきまして質問をいたしましたけれども,第1問につきましては,非常に大きな課題でしたけれども,市長が決断をしていただきまして,課題の解消ということで非常にありがたいことでした。あと2問,3問,4問までにつきましても,これは私は,市民全体からして,非常に有益な事業でありますので,共通面もあります。協力体制で臨めば,市民の幸せにつながるというふうに思いますので,そういった協力体制を念じながら,私の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,尾崎東記代議員の一般質問を終わります。次に,2番,松元深議員より2件通告がされております。したがって,松元深議員の発言を許可します。


○2番(松元 深君)


 2番の松元深です。平成21年第2回霧島市議会定例会において一般質問の機会を得たことを心から感謝するものです。ただいま議長の許可を得ましたので,2点5項目について一般質問をさせていただきます。私はこれまで一般質問では,農業問題と発達障がい児特別支援教育の件について繰り返し質問してきました。発達障がい児の早期発見とか特別支援教育については,時代の流れなど,さまざまな取組にもマッチしたこともあり,そして,当局の積極的な取組がなされてきたこともありまして,成果があったと思っております。また,霧島市の広報紙でも幾度も掲載され,広く市民にも周知されてきました。あわせて,関係者や支援者を対象とした研修会も繰り返し開催されるようになっております。特別支援教育については,まだそれぞれの学校間での温度差はかなりあるものの,充実した取組が進んでいることを喜んでいるところでございます。この取組に関して,教育委員会,保健福祉部と関係者各位に敬意を申し上げます。次に,農業問題については大変厳しい状況の下でありますが,思ったとおりの進捗がなされていないと思います。今回政府が打ち出した経済対策に今こそ積極的に取り組むときと思い,今回も質問するものであります。それでは,本題に入ります。まず,1点目,農林業振興の1件目,森林整備事業についてであります。市長は3月の施政方針の中で,林業につきましては,地球温暖化に伴う二酸化炭素の吸収源でもある森林の適正な施業や広葉樹などへの転換などにより,森林の持つ多面的機能が発揮できるような森林整備を促進し,健全な森林の育成を通じて,林産物の安定供給や公益的機能の維持,向上に努めてまいりますと言われております。林業整備に対しての予算は,21年度でも高性能林業機械の購入助成や林道整備,竹林整備,また,今回の補正予算でも雇用対策として林道の除草作業が計上されているところですが,今回国会で成立した経済危機対策が実施されます森林関係では,森林資源を核とした地域産業の再生,創造に向け,森林の整備,保全,緑の産業再生プロジェクトなどに取り組むと掲げています。また,今般の経済危機対策には,地方公共団体が国の施策と歩調を合わせ,地域における公共投資を円滑に実施するための2つの交付金,地域活性化公共投資臨時交付金,経済対策臨時交付金が盛り込まれております。これらの交付金を利用して,霧島に対応できる事業を積極的かつ弾力的に取り組むべきと思い,その中で森林整備事業に注目したところであります。当然,森林組合など林業事業サイドの協力も必要でありますが,森林の整備として,間伐の実施,路網整備などが事業として示されております。霧島市として積極的な取組が必要と思います。具体的施策を問うものです。次に,2件目の遊休農地,耕作放棄地の現状と解消策について,20年12月議会でも質問した点であります。その時点では,農業委員会の調査期間中でもありまして,数量的な結果が出ていませんでしたので,まず,その調査結果を問うものです。この結果を踏まえて,耕作放棄地,遊休農地の解消対策について,食料自給率,企業の農業参入,農業法人の設立なども併せて具体的な対策を問うものです。3件,4件目は茶事業についてであります。これまで再三質問してきましたが,霧島茶が全国ブランドとして確立することを願ってのことであります。平成21年の一番茶の取引が既に終わり,今二番茶の最盛期でもあります。今年の一番茶の取引について,昨年との比較を含めて具体的数値を問うものであります。そして,二番茶以降,また来年以降の見通しについて併せて問うものであります。次に,全国お茶まつりに向けて準備するなどの組織編成は考えられないか,問うものであります。大きな2点目として,地方公会計制度の採用について質問します。新地方公会計制度導入の時期になり,総務省より示された基準モデルと総務省方式改定モデルの2つがありますが,本市といたしましては,どちらをどのような理由で採用されるか問うものです。固定資産評価,他団体との連結など,問題点,今後の課題,費用面を含めた採用のスケジュールなども併せて問うものです。これで檀上からの質問を終わりますが,答弁次第で自席からの再質問を議長にお願いいたします。


○市長(前田終止君)


 松元議員から2点につきまして質問でございました。1点目,3,4につきましては私のほうから答弁をいたします。そのほかにつきましては,関係部長がそれぞれ答弁をいたします。農林業振興策についての3点目についてお答えいたします。今年度の本県一番茶の価格につきましては,31年ぶりに平均単価が2,000円を割り込むなど大変に厳しい取引内容となっております。原因につきましては,新聞等でご案内のとおり,消費の低迷だと私も考えているところでございます。そこで,今後の取組についてでございますが,一つには,昨年から今年の一番茶にかけての取引を見てみますと,品質により高値で取引されるものと安く買いたたかれるものの二極化が顕著に現れており,この傾向は今後も続くものと考えられますことから,量を求めるものではなく,品質を重視して,茶商や消費者が好む地域の特色を生かしたお茶づくりに努めることが必要であると考えているところでございます。また,2つ目には,社団法人鹿児島県農業・農村振興協会が安心・安全を保証する鹿児島の農林水産物認証制度において,茶部門では県内初となる認証を霧島市茶業振興会K‐GAP推進部会が取得いたしました。このことにより,今月11日,東京駅構内にオープンいたします鹿児島さつまいもの館東京店のオープン時の接待用の湯茶に霧島茶を指定いただいたり,同14日に開催される東京国際フォーラム青空市場におきまして,消費者が自らお茶を入れて楽しむ茶屋のお茶として使用していただくことにつながってきたと考えているところでございます。今後もこのような安心・安全なお茶であることを消費者にアピールできる認証取得者の拡大を推進することが,霧島茶の販売促進につながるものと考えているところでございます。3つ目には,低迷を続けるリーフ茶の消費拡大を図っていくことが茶業経営の持続につながるものであることから,茶農家,茶商,行政,JA,茶業関係者が一体となって,茶の持つよき効能等を消費者にご理解をいただき,お茶のファンを育てる取組が必要であると考えているところでございます。お茶は本市の農業振興上の重点作物の一つとして位置づけておりますことから,この厳しい状況を乗り切るために最大限の努力をしてまいりたいと考えているところでございます。次に,4点目についてお答えいたします。全国お茶まつりの開催は,私がマニフェストで掲げた霧島ブランド化の実現のための一つでございます。霧島茶を全国の茶商及び茶業関係者に知っていただくことと,全国品評会において最高の栄誉である農林水産大臣賞,産地賞を受賞することで品質日本一を証明をし,そのことがその後のお茶の取引価格を上げて,茶農家の所得向上,経営安定につながるものと考え,平成23年度,本県が開催県となる鹿児島大会を本市霧島市で開催できるように強くこれまでに働きかけてきたところでございます。全国お茶まつり大会に向けての組織編成についてのお尋ねでございますが,先ほども申し上げましたように,この大会開催の意義は,全国品評会で農林水産大臣賞と産地賞を取ることでございます。そのために,昨年度は溝辺地区と牧園地区にある2つの茶加工施設の機械整備を行ったところでございます。本年4月には,3月に退職した茶専門職員を再雇用するとともに,新たにお茶担当者を1名増員し,3名体制といたしました。さらに,平成22年度にはお茶の専門職員を派遣していただくよう県にお願いしたところでもございます。このほか,姶良・伊佐地域振興局やJAあいらのお茶担当職員などの協力をいただきながら,霧島市茶業振興会の皆さんと一緒になって,全力を挙げて,平成23年度全国お茶まつり大会成功に導いてまいりたいと考えているところでございます。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 農林業振興策の1点目についてお答えをいたします。森林は,国土の保全,水源涵養,地球温暖化防止等の多面的機能を有しています。しかしながら,森林所有者の不在村化,高齢化等により,間伐等の森林整備が遅れている森林が見られ,さらに,近年の木材価格の低迷など,山林への投資意欲が失われ,適正な施業が行われず,本来の森林の果たす役割が十分発揮されない山林が見受けられるようになってきています。現在,国においては,京都議定書に基づく二酸化炭素排出量の削減に取り組んでおり,その役割の多くを森林に求めています。今回の経済危機対策で,森林資源の徹底した活用による林業,木材産業の再生に取り組むこととし,間伐及び路網の整備や間伐材の活用,森林境界の明確化に対する支援を行うこととしております。具体的な内容といたしましては,新たに県が基金を造成して,林業関係者等で協議会を設立し,間伐等の森林整備,路網整備,高性能林業機械の導入を含む間伐材の搬出や加工など,それぞれの取組の内容に応じて助成するものがあります。さらに,森林組合等の林業事業体が所有者に代わって実施する間伐,路網整備,里山の再生,森林境界の明確化などの森林整備への取組に対して一定額を助成するなど,工夫次第では森林所有者の費用負担なしで森林整備を行うことができます。このほか,木材,木質バイオマスの利用や施設整備,広葉樹林の再生,木造公共施設の整備などへの取組に対し支援を強化する内容となっています。市といたしましても,林業,木材産業の再生,活性化のため,間伐,路網整備等,必要な事業につきましては,森林所有者への啓発を行いながら積極的に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。次に,2点目についてお答えいたします。霧島市の耕作放棄地面積は全体で913haであり,うち非農地と判断された面積が615ha,農地として判断し,今後解消を図ろうとする面積が298haとなっております。耕作放棄地は,その発生要因や荒廃状況,相続等の権利関係,周辺農業者や受け手となり得る者の様態がさまざまであり,その解決を図ることは容易なことではありません。このため,本年1月,調査により把握した耕作放棄地の現状とその解消の可能性を考慮した上で分類を行い,この解消分類をもとに耕作放棄地解消計画を策定しております。耕作放棄地解消計画では,営農再開を促進する農地を33ha,中山間地域総合整備事業や農地・水・環境保全向上対策事業を導入する農地を9ha,保全管理を行う農地を256haとしており,今後は本年3月に設立した,農業委員会,JAあいら,県,市,土地改良区等で構成する霧島市耕作放棄地対策協議会を活用し,対策を講じることとしています。具体的な対策についてでございますが,まず,営農再開を促進する農地については,農業委員会による所有者及び管理者に対する個別指導の実施,認定農業者または周辺農地所有者への耕作打診を行います。次に,事業導入を行う農地については,事業導入に向けた地域農業者の意見集約のための話し合い活動の実施,農用地区域外の農地については,農用地区域への編入手続を行います。また,保全管理を行う農地については,農地の所有者及び管理者へ草払い,耕起,景観作物の植栽等を促します。いずれの対策を講じるにせよ,農地所有者または管理者の把握,不在地主の特定,相続未登記農地の把握など,解決すべき問題が山積しておりますので,関係機関,団体と十分な連携を図りつつ,市単独事業の農地流動化促進事業や平成12年度から取組を行っています中山間地域等直接支払事業の活用,また耕作放棄地の再生利用に対する取組を支援する耕作放棄地再生利用緊急対策交付金や水田農業の産地確立交付金,水田等有効活用促進交付金等の関連交付金の活用も視野に入れながら耕作放棄地の解消に努めてまいります。


○総務部長(今村恭一君)


 2問目の新地方公会計制度導入についてお答えします。まず,この制度導入の背景でありますが,平成18年3月に総務省から通知された,地方公共団体における行政改革のさらなる推進のための指針である地方行革新指針において,普通会計ベース及び連結ベースの財務書類4表,これは貸借対照表,行政コスト計算書,資金収支計算書,純資産変動計算書のことでありますが,人口3万人以上の団体については,平成21年秋をめどに整備することとの方針が示され,その作成モデルとして,基準モデルと総務省方式改定モデルの2つのモデルが示されました。この2つのモデルの違いは,基準モデルが,導入する初期の段階からすべての資産台帳の整備を必須としているのに対し,総務省方式改定モデルは,地方財政状況調査,いわゆる決算統計のことでありますが,などの既存資料を活用しながら作成するという大きな違いがございます。本市においては,平成19年度決算まで旧総務省方式で貸借対照表及び行政コスト計算書を作成していることや,公有財産台帳の整備及び資産の評価に時間を要するため,総務省方式改定モデルを選択することとしました。


○2番(松元 深君)


 それでは,今,大変農林業振興については詳しく回答をいただきましたが,まず,新地方公会計制度の点からお伺いいたします。今準備期間であると思うんですが,21年秋までに示すようになっているんですが,それまでのスケジュール,準備等はできるのか,お伺いいたします。


○財政課長(塩川 剛君)


 公会計制度の導入の関係のスケジュールでございますが,今回導入しようとしておりますのは総務省方式改定モデルでございます。これにつきましては,決算統計を基に算出するようになっております。したがいまして,現在,平成20年度の決算統計を取りまとめ作業中でございまして,おおむね7月中旬ごろには仕上がるのではないかなと思っております。それを受けまして,公会計のほうの作業に本格的に入っていくこととなろうかと思っております。今年の秋,ちょっと月までは,初めての経験でございますので,月まで何月というのはちょっと今申し上げられる状況にはございませんけれども,秋を目指して作業のほうを進めていきたいというふうに考えております。


○2番(松元 深君)


 総務省から,行政改革のさらなる推進のための指針になると言われているんですが,いろいろ勉強する中で,そういう趣旨になるのかなと思うんですが,財政課としてはどのような考えで今進めておられるか,お伺いいたします。


○財政課長(塩川 剛君)


 公会計の整備につきましての効果というのを3つほど上げられております。まず,1番目が,住民の皆様に対して開示して得られる効果でございまして,これまでの歳入歳出決算の状況に加えまして,資産やコストの情報も含めた状況を公表できるということ,そういうことによりまして,行政の透明性をさらに高めることができるのではないかというふうに考えております。次に,2番目といたしまして,行政経営の活用で得られる効果でございまして,ほかの団体等もこういったような指標を作成しますので,他の団体との比較が可能になりまして,今後の財政運営の方向性を示す検討材料というふうにはなってくるのではないかと考えております。それから,収支ベースだけでなくて,ストックベースでも改革改善を促進できるという点もございます。それから,3番目に整備過程で得られる効果でございまして,資産台帳の整備や資産の評価を行うことによりまして,遊休資産の売却などによります効果的な運用が図られるものというふうに考えているところでございます。


○2番(松元 深君)


 今3番目に言われました,公有財産台帳の整備を行いながら遊休資産の売却等を積極的に進めていって,健全な財政運営を是非お願いしたいところでございます。これにつきましては,まだ私も勉強を始めたばかりで,難しいところですので,また次回にやりたいと思いますので,よろしくお願いいたします。それでは,農林業振興,第1点の森林整備事業でありますが,いろいろ,るる詳しく述べてあるんですが,具体的に,例えば緑の雇用対策,トライアル雇用という制度があるんですが,それについては,具体的取組はされないのか,お伺いいたします。


○林務水産課長(山下 晃君)


 トライアル雇用につきましては,今後というか,近いうちに検討することにしております。ただ,従来行っております緑の雇用担い手対策事業という事業がありまして,その中では,霧島市に関係があります3つの森林組合を中心に,21年度で10名ほど雇用されております。経済対策の雇用につきましては,今後具体的に検討したいと思います。


○2番(松元 深君)


 緑の雇用対策,トライアル雇用についてですが,是非求職者であって,今後森林作業員になれるような方の従事を求めて,積極的に取組んでいただきたいなと思っております。先ほど檀上から申しましたが,市長が施政方針で述べております,森林の適正な施業で広葉樹への転換を行うとなっておりますが,どこか取り組んだ事例があるか,お知らせいただきたいと思います。


○林務水産課長(山下 晃君)


 一番分かりやすい場所でいいますと,牧園地区に高岡山という市有林があります。そこは杉,ヒノキを植栽したところなんですけれども,平成17年度から10か年にかけまして間伐を行いまして,2回間伐をするんですけれども,その後に生えてくる広葉樹をそのまま生かそうという,複層林というのを試験的に実施しております。また,今のところ霧島市有地を中心に徐々にそういう方向で持っていっております。


○2番(松元 深君)


 今日最初の質問の中で脇元操議員が言われましたが,嘉例川の伐採された土地を利用して,まだ計画が出てきてないということですので,是非市のほうからも,例えば花粉の少ない杉の植栽や広葉樹の植栽によりまして,今回交付金も出ると思いますので,そこ辺を進めたらどうかと思うんですが,いかがでしょうか。


○林務水産課長(山下 晃君)


 伐採届けの中では,杉,ヒノキを植えるというふうになっておりますけれども,今言われたとおり,所有者が考えることなんですけれども,相手のほうにはそう伝えたいと思っております。


○2番(松元 深君)


 先ほど答弁の中で,工夫次第では森林所有者の費用負担なしで森林整備を行うことができるとあるんですが,是非この機会にいろいろな工夫を凝らして,まず路網整備から進めていくという考えはないか,お伺いいたします。


○林務水産課長(山下 晃君)


 今議員が言われるように,いくら材を出しても,経費が高くなって,材価は安い割には経費が高くなるという問題もありますので,市といたしましても,路網の整備を急ぐべきという考えのもとで今考えております。それを中心に実施していこうというふうに考えております。


○2番(松元 深君)


 是非取り組んでいただきたいと思います。路網整備ができることによって,将来森林も生きてくるだろうし,間伐もやりやすくなると思いますので,是非今回のこのいい機会ですので,積極的に取り組んでいただきたいと考えます。続きまして,耕作放棄地の件についてでございますが,農業法人の具体的取組について問い合わせ等はないか,お伺いいたします。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 農業法人からの耕作地に対する問い合わせは,今のところ聞いておりません。


○2番(松元 深君)


 この前新聞にも載っておるんですが,例えば生協ひろしまでは,農業参入をやって野菜を作りまして,自分の生協で販売するというような方法もやられておりますので,是非勉強を進めながら,問い合わせ等ありましたら取り組んでいただきたいと思います。続きまして,蒲生町にタイヨーが今度農業参入して野菜を作ることを始めたんですが,この話は最初霧島市にタイヨーから問い合わせがありまして,土地を見つけた経緯があるんですが,なかなか進まず,蒲生町のほうに行かれた,大変残念なことでありましたが,このような大型店舗が今農業参入に積極的に取り組んでいる状況でありますので,是非そういう話がありましたら推進していただきたいなと考えております。それから,耕作放棄地で,今からまた農地に返す事業もあると思うんですが,計画的には,年次計画としてしっかりとした計画が立てられているのか,お伺いいたします。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 先ほども答弁は申し上げたんですけれども,今現地調査を踏まえて,それぞれ営農を再開するところ,それと,基盤整備を入れて営農を再開するところ,保全管理という形に今分類をいたしております。ただ,今営農を再開するとしたところが33haあるわけですけども,ここにつきましては基盤整備が終了したところで,耕作者等が見つけやすい,また比較的営農再開がしやすい条件のところという形で33haをとっております。それと,9haにつきましては,中山間地域総合整備事業等が事業導入の計画のあるところについて,確実なところについて入れております。それで,保全管理と報告いたしましたのが,今後検討をしていかなければいけない地域でございまして,それにつきましては,それぞれの総合支所単位で,農業委員の方々や農協の方々,いろんな方々,農業関係者の方々一緒になって,今後どうしてすればいいかというのを具体的に検討していくという形で,今から準備を進めるということでございます。


○2番(松元 深君)


 それでは,ちょっと視点を変えるんですが,都市部郊外などで兼業農家を中心に,農地を集合住宅や駐車場にする違反転用が08年に全国で8,200件発覚したと報道された経緯があるんですが,霧島管内ではこのようなことはないのか,お伺いいたします。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 農地転用の違反等いろんなものにつきましては,農業委員会が所管,担当となりますので,私どものほうではちょっと,執行部のほうでは。


○2番(松元 深君)


 もし分かりましたら,もう後でもいいです,お知らせいただきたいと思います。それでは,私が前の一般質問,ずっと前なんですが,福山のミカン園の農地についての質問をしたんですが,今はあれは山になってるんですか,農地と,そのままになっているのか,再度お伺いいたします。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 ちょっと把握しておりませんので,後で,調べてすぐにご報告申し上げたいと思います。


○2番(松元 深君)


 まだ今から,耕作放棄については,準備委員会を作りながら今から取り組んでいく事業なんですが,是非異業種からの農業参入とか,農業生産法人の設立育成を進めるべきだと思いますので,今後とも耕作放棄地解消のために,そして自給率,これが自給率向上につながっていくと思いますので,さらなる努力を期待して,この件については終わります。続きまして,お茶の件ですが,私がお茶の,一番茶の大体この時期に質問するときに,もう3年ぐらいずっと安くなって申し訳ないなと思っているところですが,なかなかお茶の生産量も上がらず困っているところですが,県におきましては,今後,お茶の面積を2018年には17%,生産量を25%アップするというようなことを新聞のほうでも報道されておるわけですが,霧島市としてもそこ辺の取組については,今後面積拡大等の考えがあるのか,お伺いいたします。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 今県と一体となりまして,やはりお茶の生産拡大という形で取組をいたしております。したがいまして,お茶につきましても,造園というか,茶園を広げる形,拡大していく形で今のところは計画をいたしております。しかしながら,非常に消費量が減退している,減っている中で,果たして今規模拡大をもっていくのがいいのかどうか,そういうのは一考,検討していかなければいけないのじゃないかと。やはり量よりも質,質にこだわったところでの対策,そういったものが必要ではないかというふうに私個人としては考えているところでございます。ただ,これにつきましては,当然,県の方針あるいは生産者の考え方,またJA,いろいろありますので,その辺は協議をしていかなければならないのかなというふうに考えているところでございます。


○2番(松元 深君)


 私も,話違うんですが,リーフティーの普及が今後の大切なことだと先ほど市長も申されましたが,具体的取組についてお考えがあるか,お伺いいたします。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 今価格が非常に低迷している一番の要因というのは,やはりリーフ茶の消費が非常に落ち込んでいるということでございまして,やはり,例えば若い家庭においては,お茶を入れる急須がないとか,やっぱりそういった形でなかなか,昔は家に伺いますと,茶一杯という形で非常に茶を親しむという生活習慣があったわけですけれども,現在は例えばコーヒーとか,あるいはペットボトルとかの飲料水とか,そういう形になってまいりまして,消費が非常に落ちているというのが現状でございます。そういった面で昨年,全県一斉にお茶一杯の日という形で,やはり県民の皆さんにお茶を親しんでいただきましょうというような形のイベントもされております。また,本市におきましても,牧園の稼原台地の大茶樹公園で,お茶,要は釜煎り茶を体験することを通してお茶を理解してもらう,またお茶の消費拡大につながるという形で,昨年11月23日にお茶一杯の日という形でイベントも地元の方がされました。また,今年の大茶樹のお茶摘みイベントにおきまして,民間の茶商の方が茶摘み体験ツアーという形で大型バス2台で茶摘みイベントに参加をしていただきまして,近くの茶園で茶摘みを体験され,また,釜煎り茶の体験もされ,また,茶の加工工場でこういう形でお茶ができるんですよという,そういった工場見学もしていただきました。そういった面でやはり消費者の方々に,お茶というのはどういうものでということを,お茶にもっと親しむような機会,そういったものをやっていかなければいけないというふうに考えております。そういった面で,市内で開催されるいろんなイベント,そういったところにお茶の消費拡大のためのいろんな活動をしていきたいというふうに考えております。また,23年の全国お茶まつりに向けて,やはり市民の方々にもっとやはり霧島市のお茶というものを理解していただかなければいけないというふうに思っておりますので,大変来客の多いこの市役所の中でお茶を飲める,そういった場所はできないだろうかというものも今後検討していきたいというふうに考えているところでございます。


○2番(松元 深君)


 是非庁舎内でお茶を飲める場所,早い機会に確保していただきたいと思います。提案ですが,私は前の一般質問の中で,観光地霧島,観光ホテル及び観光旅館等の客室でリーフティーを出せないかということを質問した経緯があるんですが,ホテルの,聞いた話ですが,よいお茶を茶つぼに入れて客室に置くと,お客さんが半分ぐらいが持って帰るということから,今ほとんどパックのやつに変えているということなんですが,先ほど11月23日,お茶一杯の日,牧園の大茶樹公園で行われましたときには,日本茶インストラクター協会の方々のおいしいお茶の入れ方教室等を行い,振る舞われたと思っております。ということで,霧島市の中にもお茶インストラクター協会に加入されている方も多数おられるんじゃないかと思うんですが,協会等の協力を得ながら,是非ホテル,旅館等協力し,例えばホテル,旅館に到着された方々に,正しいといえばおかしいですが,おいしいお茶の入れ方で,おいしいお茶をリーフ茶としてサービスというような取組はできないのか,是非そのような取組をして,当然霧島市内の市民の方々もですが,観光客等に霧島茶の普及を図っていただきたいと思うんですが,いかがお考えでしょうか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 霧島は観光地ということで県内外からたくさんの方がお見えになるわけですけども,やはり霧島はお茶の産地でございますので,霧島のおいしいお茶でおもてなしをするというのは非常に大事なことであろうと思います。ただし,これはホテル側がそういう対応ができるかということもございますし,あるいは,そういうところにお茶を提供するとした場合,やはり通常ホテルで出されるお茶の値段,買われるお茶と,またこちらのほうが例えば100g1,000円とか,非常においしいお茶を提供するとした場合,やはりその辺の差額的なものもございまして,例えばホテルでじゃあ300円ぐらいのお茶を入れて実際出してますよと。それと,こちらのほうがおいしいお茶ということで1,000円のお茶をということになると,差額が例えば700円というのが出てくるわけです。そういった場合,そのじゃあ700円をどこがどういう負担をしていくかと,あるいは地元の茶業振興会あるいはJA,また場合によっては行政もお手伝いしないといけないというような形もございますでしょうから,やはりそれについては関係者と協議をし,そういう形でやっていきましょうということであれば,その結果を踏まえてホテル側と話をしていかないといけないのかなというふうに思ってます。ただ,よそから見えた方にやはりおいしいお茶を飲んでいただいて,ああ,このお茶おいしいですね,土産に買って帰りましょうとか,そういった形になっていけば,また消費拡大につながっていくのかなというふうに思いますので,そういったものについては検討させていただきたいというふうに思います。


○2番(松元 深君)


 そこら辺は是非積極的に検討していただき,やっぱり一歩進まないことには。最後の問題ですが,全国お茶まつりに向けての市民挙げての歓迎,市民挙げてのやっぱり認識というのはなかなか出てこないんじゃないかなと思っております。市長も先ほど言われましたように,いろいろな部署との関係を密にして,是非お茶まつりを乗り切るためにもそのような普及活動を是非行っていただきたいと思っております。準備室については1人増やしてということでありますので,是非1人増員された方をお茶専門職員並みに育てていただきたいと思っております。もう一度最後に,市長の全国お茶まつりの意気込みを,何分でもいいですのでお伺いして,私の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 松元議員より,お茶の全国大会への備え,そしてまたリーフ茶の消費拡大,こういう点について集中的な質問でございました。霧島茶のブランド化,これに私といたしましては,全国お茶まつり大会を目指して,もう精いっぱい無我夢中で,関係各位挙げて頑張ってまいりたいというふうに思っているところでございます。特に消費拡大,お茶のブランド化を目指すには,地道な,本当に人知れずの努力が,お茶農家自身にも,また私たち行政や観光,市民,全体が盛り上げていく機運というものが本当にさらに必要かなと思っているところでございます。例えば,先ほど本庁舎とか役所の中でも霧島茶,リーフ茶の消費拡大に対する取組を,何かそういう工夫をしていけないか,あるいは観光という面からは,ホテル,旅館,そういうところとのさらなる連携,あるいはまた学校教育の中で,特に溝辺,牧園というお茶どころについての小学校で,あるいは中学校で,経費的な面等々いろいろあろうかと思うんですが,課題もいろいろあろうかと思うんですが,消費拡大や認識を高める意味でも,特別な給茶についての取組も研究してみてもいいんじゃないかと。そしてまた,市民各位には,本当においしいお茶の入れ方などチャレンジしてもらってもいいんじゃないかと。私たちのふるさと鹿児島には,まあお茶一杯どうぞということからいろんな交流が始まっていくわけでございまして,これはいつの時代もそういうことがなされてきて,温かいおもてなしというものができたものかというふうにも思うわけでございます。行政といたしましても,専門的な取組をしっかりと全国大会に向けて着々と進めているところでございます。今後さらに大茶樹,これもシンボリックな存在として,日本全国どこでもたくさんあるものではなくて,私たちの地域に100年以上のお茶の木が数本,10本近くあるわけですから,大茶樹公園等,お茶としての大きな引っ張り役になっていただいたらなというふうにも思うわけでございます。しかし,それもこれも,あと半年近くになりますが,任期を超えての話でございますから,何としてもこれは勝ち抜いて,皆さん方とともに次に対する相当な気迫を込めた努力が私自身もさらに要るのかなと,こうも思っているとこでございます。一緒になって頑張りましょう。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 先ほど自席からの質問の中で,農地転用違反の指導件数がいくらあるかということでございましたけれども,農業委員会のほうに確認いたしましたら,平成20年度指導した件数は2件ということでございます。田んぼでございます,田んぼから宅地への無断転用ということでございます。


○議長(西村新一郎君)


 ミカン園は山か農地かという話があったですが,あれはまだ,調べ中。じゃあ後ほど。以上で,松元深議員の一般質問を終わります。次に,29番,栫井成孝議員より2件通告がされております。したがって,栫井成孝議員の発言を許可します。


○29番(栫井成孝君)


 ただいま議長の許可をいただきましたので,先に通告いたしております2点について質問いたします。その前に,去る27日の新聞記事に,霧島市が3度目の入賞と大きく報道されました。全国広報コンクールで広報きりしまが,写真の部,1枚写真で2席,広報紙市部門で入選となりました。市発足4年目で3度目の入賞というすばらしいことで,全国に誇れることです。関係各位に敬意を表するとともに,さらなる活躍をご期待するものであります。それでは,質問に入ります。第1点目の質問は,昨日来の同僚議員の質問に一部出てまいりましたが,まだ全貌を聞いておりませんので,質問をいたします。地域活性化・経済危機対策臨時交付金について,深刻度を増す世界の金融危機と戦後最大の世界同時不況の中で,我が国経済もまた輸出市場の急激な収縮に直面するとともに,金融環境も厳しいものとなっているようです。輸出急減とグローバル企業の在庫調整が重なることで,国内生産水準がつるべ落としのように低下し,雇用情勢や国民全体の消費マインドにも深刻な影響が及んでいます。この時代を受けて,国際機関も09年の我が国の成長率が主要先進国の1.5倍以上のマイナス幅になると見込んでおられます。こうした中で,実態経済の悪化が金融の一層の不安定化を招き,それがさらなる実態経済の悪化を招くといった事態であります。すなわち,経済の底割れのリスクが急速に高まりつつある,また,経済の収縮による悪影響が一部の中小企業,地域経済や非正規労働者等の社会的弱者にしわ寄せされる形で現れ,社会全体の不安心理の高まりが底割れのリスクをさらに助長するという懸念も生じております。また,我が国経済が直面するのは,経済の底割れという短期的な危機だけではなく,世界経済の大調整が避けられない中で,我が国経済は構造的な危機にも直面していると言われ,過去10年余りにわたり世界経済は貿易黒字の国と赤字国間のグローバルな不均等の拡大と赤字国における過剰信用,過剰消費の中で高成長を続けてきました。今回の金融経済危機は,これまで続いてきたこうした構造を崩壊させ,新たな均等を模索する世界経済の大成長を不可避のものとしつつあります。また,危機から回復した後の世界経済を展望すれば,低炭素や健康,長寿といった共通の課題への対応がさらに重要性を増しているものと考えられます。バブル崩壊後の日本経済は,世界全体の高成長を前提に,輸出主導の単発エンジン型の景気回復をしてきました。しかしながら,その前提となる構造が崩れ,世界経済の大成長が進まざるを得ない中で,一人我が国は旧来型品目の輸出に依存した成長軌道への復帰を期待するのはもはや現実的ではないと言われている。また,金融資本市場では,外国人投資家の比重が高いことから,その動向にこれまで株式市場や不動産市場に大きな影響を及ぼしてきました。持続的な成長を支える基盤となるために,金融構造の大胆な変革が迫られております。今回の世界の金融危機は,日本経済が潜在的に抱えてきた現実の構造的な危機として我が国に突きつけるものと言わなければなりません。以上の2つの危機を克服するため,3つの基本方針として,1,国民一体となった対応,2,経済局面に応じた対応,3,多年度を視野に入れた包括的な対応となっています。今回の過去最大規模の経済対策は,景気の底割れを断固防ぐとの政府与党の強いイメージであり,中でも全治3年の景気を回復させるためには,将来を見据えて,包括的,効果的に政策を展開する必要があります。地方公共団体に設置される基金は,上積みを含め15本,金額にして約2兆円に上り,今日まで例のない大規模な取組になっています。基金のほとんどは都道府県に設置されることになっていますので,各市町村は県本部の政策担当者と連携を深めることが必要になります。各自治体は,当局の取組方針なども踏まえて,多くの基金からの重点分野を決めて取組むなどの効果的な対応をし,積極的な取組が急がれます。そこで,本市において,各部ごとの計画,検討事項等について,その内容を問うものであります。また,計画政策の予算,時期等が分かる範囲でお知らせください。次に,第2点目,学校,教育問題について,まず,中学校の部活の現状についてお尋ねするものであります。部活動は,生徒の個性や豊かな人間関係を育む上で非常に重要な教育活動ですが,近年,学校の小規模化や生徒減少などの影響で教諭数が減り,部活動の顧問や専門的指導者が不足,1人の顧問が複数の部活動を担当したり,管理職が顧問を引き受けたりする例が見られるようです。特に運動系の部活動の場合,柔道や陸上などの技術指導ができる顧問は多くないのが実情です。東京都の場合,都内に約630の公立中学校があり,毎年300以上の部活動が休部,廃部しておるようです。現状を改善するため,都教育委員会は,今年度から外部指導員の報償費を補助する新たな制度をスタートさせております。都教育委員会の調査によりますと,都内公立中学校の部活動は約8,500あり,ここ数年は320ないし330の部活動が毎年休部または廃部されている。休・廃部理由の約7割を占めるのは,人事異動などで顧問がいなくなる学校事情,続いて生徒数の減少が約2割を占めている。教諭の人事は教科ごとに行われ,例えば柔道部を指導している英語の教諭が転任,退職した場合,新たに就任されるのは英語の教員,その教諭は柔道を指導できるとは限りません。転任,退職は1年ないし2年後に予定される場合,1年生の入部を断るケースもあるとのことです。都教育委員会に,これまで教員採用の工夫や顧問の待遇改善などを通じ,顧問や指導者の確保に努めてきましたが,学校事情による休・廃部を防止する対策として,今回,区市町村が採用する部活動外部指導員の報償費を半額,上限1時間1,500円を補助する制度を創設されました。スポーツや文化の専門家や有資格者,愛好家などを積極的に外部指導者として採用し,技術面から顧問をサポートしてもらうことにより,学校事情による休・廃部を食いとめていきたいとされる。そこで,本市における中学校の部活,体育系,文化系の運営状況,休部・廃部,指導員の状況はどうか,また,指導員の確保について,外部指導員を要請している学校があるのか,お尋ねいたします。次に,2008年度よりスタートした学校支援ボランティアについて,文部科学省は2008年度より,学校教員の負担軽減を図り,教員が子どもと向き合う時間の拡充のため,各地で地域住民による学校支援活動を促進し,地域ぐるみの子どもの教育の推進や地域の教育の向上などを図る取組として学校地域の支援事業をスタートさせました。既に革新的な取組で話題を呼んでいる杉並区立和田中学校の例もありますが,学校ボランティア支援活動の全国展開には各自治体の積極的な取組が必要であり,学校支援を教育行政の中で適切に位置づけて活用することが求められております。文部科学省は,全国に学校支援地域本部を設置し,学校支援員の育成や学校のニーズに応じた多様な人材の確保,人材派遣の円滑化,NPOによる学校支援など,学校支援の人材派遣システム整備のため,研究調査を実施しておられます。ここで,先進的な取組をしている千葉県木更津市を紹介いたします。同市では,開かれた学校の実現を目指し,1998年度から学校支援ボランティア活動推進事業を展開され,地域の持つ教育力を学校教育に生かす側面を持つ同事業を市内のすべての小中学校で行われており,5年目を迎えております。取組の趣旨は,学校の教育活動について,地域の教育力を生かすために,保護者及び地域の人材がボランティアとして学校を支援する活動を推進し,学校の活性化を図る。具体的なねらいは,1,地域の教育力を学校へ導入をすることにより,学校における多様な教育活動の展開を支援するとともに,開かれた学校の実現を目指す。2,地域住民とともに子ども及び教職員のボランティア活動に対する理解を深める。3,地域に住む人たちの学習成果をボランティア活動の中で生かしてもらう機会と場を提供するの3点であります。募集及び登録,リーフレットの配布などによって,活動範囲が学校ごとの場合は学校へ,市全域にわたる場合は教育委員会へのそれぞれ登録することになっています。教育委員会は取りまとめを行い,ボランティア活動保険加入や学校支援ボランティアリストを作成して,各学校へ配付するとともに,登録完了通知を発行し,今年度は900人を超える登録がなされている。そこで,本市における状況,取組内容,地域本部設置の状況,目的,今後の予定等についてお尋ねいたします。以上,檀上からの質問を終わりますが,答弁のいかんにより,自席からの再質問を議長にお願いいたします。


○市長(前田終止君)


 栫井議員から2点につきまして質問でございました。1点目につきましては,私のほうから答弁をいたします。2点目につきましては,教育委員会が答弁をいたします。内閣府が4月に発表をした「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」の活用についての1点目及び2点目につきましてお答えいたします。政府におきましては,4月10日に決定をされた経済危機対策に基づき,4月27日に平成21年度補正予算を閣議決定し,国会に提出し,5月29日に補正予算が成立したところでございます。この補正予算に関連して,地方公共団体が地球温暖化対策,少子高齢化社会への対応,安心・安全の実現,そのほか将来に向けた地域の実情に応じたきめ細やかな事業を積極的に実施できるよう,「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」の創設が盛り込まれております。当該交付金の交付対象事業は,国の補助事業等にあっては,国の平成21年度一般会計補正予算または特別会計補正予算に計上される国が指定した事業,地方単独事業にあっては,平成21年4月11日以降に地方公共団体の予算に計上をし,実施する事業となっております。また,交付対象事業は,地球温暖化対策等に加え,「地方再生戦略」及び「経済危機対策」と関係づけられるものとなっており,多岐に及んでおります。したがいまして,先の霧島市緊急経済対策や第一次霧島市総合計画に対応した優先順位の高い事業や,これまで財源がなくなかなか着手できなかった事業などについての活用を,行政資源の選択と集中により,現在検討いたしているところであります。次に,3点目につきましてお答えいたします。当該交付金は,地方公共団体が国の施策と歩調を合わせ,積極的に経済危機対策に取り組むことができるよう,地方公共団体への配慮のため講じられたことから,速やかな対応が望まれるところであります。国,県のスケジュールの問題もありますが,場合によっては臨時議会での審議なども含めて早急な対応を検討し,議会へお願いしなければならないものと考えております。


○教育長(?田肥文君)


 学校教育問題についての1点目についてお答えをいたします。本市の中学校における部活動の実態でありますが,本年6月1日現在で,市内14の中学校におきまして,運動系101,文化系20,合計121の部活動があり,3,316名の生徒が活発な活動をしております。顧問につきましては,121の部活動に対して,227名の学校職員が指導に当たっております。また,指導の充実を図るために外部指導者を招いている部活動が18あり,外部指導者は28名になります。これまでに部員の減少や指導者不足などの理由で休部や廃部になった部活動も3つありますが,地域のスポーツクラブに参加することによって活動の継続が図られているところであります。市教育委員会としましては,市の特色ある事業の「ふるさと達人支援プラン」や県の事業であります「地域スポーツ人材の活用実践支援事業」を活用することにより,指導者不足等への対応を図っているところでございます。また,鹿児島工業高等専門学校がクラブ活動指導の問題点を地域と連携して解決しようとする試みとして,「新たな地域連携型クラブ活動支援プログラム事業」を実施しておりますが,中学校が抱えている指導者不足等に対応するために,この事業の活用も含め,今後さらに地域や関係機関との連携を図っていきたいと考えているところであります。次に,学校教育問題の2点目について,ご質問のアからオまでを一括してお答えをいたします。地域の方々がボランティア等で学校を支援する体制づくりを図る,国の委託事業であります「学校支援地域本部事業」は,地域の方々の多様な経験や知識を生かし,週休日などの部活動指導の援助や登下校時の安全指導,さらには夜間の学習支援活動などを行う事業でございます。本市におきましては,現時点ではこの事業は導入をしておりません。この事業の県内,郡内での実施状況でありますが,県内においては8市町が導入し,24本部が設置され,郡内におきましては,本年度より姶良町が導入予定で,1本部が設置される予定であります。この学校支援地域本部事業は,支援地域本部を設置していく上で,例えば卒業生で組織されるOB会や地域に根差した自治公民館,自治会のように,学校を側面から支援していく団体の存在が不可欠ではないかと考えます。また,この事業の受け入れ要件としましては,地域本部の活動範囲が1中学校区という制限がございまして,全市的に実施するには課題がございます。これらのことを踏まえまして,モデル的に取り組んでおられる市町の実施状況を研究しながら,今後の導入については検討をしていきたいと考えております。


○29番(栫井成孝君)


 まず,最初に,市長に確認しておきたいことがあります,そうでないと先に進めませんので。今回のこの経済対策につきまして,一部マスコミ,また野党の間ではばらまきということが報道される,このばらまきということに関して市長はどう思われるか。そしてまた,今回の景気対策,危機対策によってどのような効果を考えておられるか,以上,2点お尋ねします。


○市長(前田終止君)


 今回の政府与党の対応に対する市長の考え方ということでございますが,特にばらまきということについてどのように考えているかということですが,私といたしましては,政府与党の積極的な地方支援策ということを,もう率直に,素直に受け入れて高く評価をし,もう精いっぱいこの際できる努力を,みんなで知恵を出して取り組んでまいりたいと,このように受け止めております。


○29番(栫井成孝君)


 2点目の効果についてはどう考えますか。


○財政課長(塩川 剛君)


 今回の経済危機対策におけます地域活性化・経済危機対策臨時交付金でございますが,この交付金の使い方は,先の平成20年の国の2月補正の生活対策臨時交付金と同じような使い方ができるものでございまして,先ほど市長答弁にございましたとおり,本市の第一次総合計画,また経済危機対策などに基づいた優先順位の高い事業,あるいは,かねてより財源がなく,なかなか実行できなかった事業等に充当できるものでございまして,多いに効果があるものというふうに考えているところでございます。


○29番(栫井成孝君)


 今財政課長おっしゃいましたように,確かにこの答弁では,第一次総合計画の中に積み残し,優先順位の高い事業ということでありますが,この中で今年予算化できなかった,その優先順位の中に漏れた主な事業があれば,各部ごとにお願いしたいと思います。


○財政課長(塩川 剛君)


 現在,地域活性化・経済危機対策臨時交付金の取りまとめの作業をしているところでございます。本市への割り当てが,試算でございますが10億3,500万円でございます。これをどういったような形で予算化していくかというようなことで,現在,各課にその取りまとめの作業等いたしているところでございますので,具体的な事業名につきましては,現段階で申し上げる状況にないということでございます。


○29番(栫井成孝君)


 そうしますと,基金のほとんどが県に積まれるということです。それで,現在まで県との協議,そういう打ち合わせは何回ほど行われましたか。


○財政課長(塩川 剛君)


 今回の地域活性化・経済危機対策臨時交付金につきましては,県へ積み立てられるものでなくて,直接本市に入ってくるものでございます。報道等の情報によりますと,今回の国の補正につきましては,基金の関係が相当入っておりまして,補正予算額の中に46の基金が盛り込まれております。そのうち15の基金が地方向けということで,約2兆円というようなことで言われております。これとは別に地方に対する財政援助ということで,今回,この地域活性化・経済危機対策臨時交付金と公共投資臨時交付金というものもう一つございますけれども,こちらのほうが創設されているということでございまして,ご質問の経済危機対策臨時交付金については,県の基金を通したものではなく,直接国から本市に入ってくるものであるというふうにご理解いただきたいと思います。


○29番(栫井成孝君)


 これを進めていく上におきまして最も留意すべき点は,全治3年という言葉が使われています。だから,3年後はどうなるかということで,結局,今投資しまして,計画を立て,その3年後にまたまた新たな財政出動を生むものではいけないと思うんですが,この4年目のことを視野に入れた場合,最も苦慮される部分というのはどういうことでしょうか。


○財政課長(塩川 剛君)


 今回の地域活性化・経済対策臨時交付金につきましては,恐らく単年度かと思います。もう一方の公共投資臨時交付金の分につきましては,直近の情報では来年も継続してというような情報も若干流れているようでございます。それから,県を通じた基金事業,これも相当ございますけれども,これも単年度でなくて,複数年で活用するという意味合いで基金に積まれているという話でございますので,3年ないし,何年なるか分かりませんけれども,複数年このような事業を経済活性化のために積極的に本市としても活用していきたいというふうに考えているところでございます。


○29番(栫井成孝君)


 今回の場合,学校関係等も相当あるようでございますが,現在,各学校における太陽光発電の導入の状況についてちょっと教えてください。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 学校関係につきましては,舞鶴中学校に20kwの太陽光発電を設置しております。また,牧園小学校におきましては,40kwの太陽光発電を設置しております。今年度でございますけども,天降川小学校に20kwの太陽光発電を設置いたす計画でございます。それから,牧園中学校,来年度でございますが,財政状況を勘案いたしまして,牧園中学校にも20kwの太陽光発電を設置する計画でございます。今のところ以上でございます。


○29番(栫井成孝君)


 先ほども今後の計画は今検討中と話をされましたけども,その中において,各,全国的な統計もございますが,既にでき上がっている学校等に太陽光発電を導入した場合,年間の学校運営の予算というのは相当浮くということが試算されています。その中において,もし霧島市,今回のこの対策の中で,例えば5校なら5校,6校なら6校という形で太陽光を導入する,そういう今の計画とか予定というものは持たれておりませんか。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 太陽光発電の計画につきましては,先ほど,現在のところの予定としましては,天降川小学校と牧園中学校の例を挙げましたけども,まず,教育委員会としましては,今耐震補強工事を積極的に進めている段階でございます。耐震補強工事が完了した段階で,あくまでも教育委員会の計画でございますけども,大規模改造工事に着手したいと考えております。その時点におきまして,太陽光発電を財政状況を勘案して設置するということになるかどうか,今のところは私どもの計画では,その時点でないとちょっと分からない状態でございます。


○29番(栫井成孝君)


 それでは,昨日来から問題になっておりますが,今回のこの危機対策を利用すれば,今まで難問,なかなか先に進まなかった道路新設の問題,また拡張,補修等が私は大幅に予算化できるんじゃないかと思いますが,その辺の考えについてはどうですか。


○副市長(南 洋海君)


 これまで,例えば道路の改良でございますけれども,これまで開設等を続けたやつについては,通常の予算ベースでやっていきたいと考えております。補助事業等を導入したものでございます。今回,例えば20年度の二次補正の分ですけども,先ほど,昨日だったですか,一般質問でございましたけども,非常に補助事業がなくて苦慮していた事業,例えば雨漏り等とか,やはり1か所何千万のお金がかかるわけですけども,トイレの改築とか,非常になかなか補助事業等に該当しなかった事業が今回できるようになりました。やはり今までどこの自治体もそうであったわけですけども,補助事業等は計画的に導入をできますけども,なかなか補助事業に導入できなかった事業,これを単独事業でやりますと,非常に財政的負担が大きかったものですから,こういうものが今回救済できるということ,それに,あと,道路の維持修繕等につきましてもほとんど単独事業でやっておりましたけれども,こういう路面の傷んだところ,そういうものに対して,いわゆる補助事業,全く100%の補助事業でございますから,こういうものを導入をできれば,非常に社会資本の整備が充実するものであるというふうに認識をいたしております。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま栫井成孝議員の一般質問中でございますけれども,ちょうど持ち時間が半分経過したところでございますが,ここで15分間の休憩を挟み,休憩後に行いたいと思います。


               「休憩  午後 2時59分」


               ──────────────


               「再開  午後 3時16分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。栫井成孝議員の一般質問を続けます。


○29番(栫井成孝君)


 最初の問題についてもう1点だけ確認をしておきたいと思いますが,今回の地方公共団体への配慮というために講じられた対策でありますので,非常に早急な対応が望まれる,そういうことに関しまして,市長も,国,県のスケジュールもあるが,場合によっては臨時議会ということも,私も当然そうでなければいけないと思うんです。だから,速やかな対応をこのことについてはお願いしておきたいと思います。次の部活動の問題についてでありますが,現在,部活動において,部活動というのはあくまでも教育の一環であると,私はそう思うんですが,子どもの成長を心身両面でサポートして,私そう思いますが,結局,現在,指導者または監督,いろんな方が援助者いらっしゃると思いますが,その方の現在のマナーとか指導力というものについてどの程度把握されていますか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 ただいまの質問の中ですけども,市内の学校では顧問の先生方が227人,全体の89%と,非常に高い割合で十分クラブ活動の指導のほうには頑張っていただいていると思っております。そういう中で,それぞれ専門分野ではなくても,いろんな立場から個々の先生方が勉強しながら,先ほど議員もおっしゃいましたように,教育的分野から勝利至上主義に走らないような形で常に指導していただいているものと思っております。


○29番(栫井成孝君)


 実は指導者の方で,教育委員会に届いているかどうか分かりませんが,一部の方において,結局,どなり散らすという光景が見られる。これというのは,厳しく熱心な指導の余りかもしれませんけど,だけど,指導とどなるというのは私は別だと思うんですが,こういうことで教育委員会に対して苦情は来ておりませんか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 そのような関係での苦情等は現在のところ教育委員会のほうでは受けておりません。


○29番(栫井成孝君)


 クラブ活動,部活動も非常に盛んなところがありまして,学校は土・日基本的に休みです。ところが,部活動になりますと,ほとんど1か月の4回が,毎週毎週保護者の方の送迎を含めて非常に多忙だという声も聞いておりますが,この校則,学校教員自らこれは厳守することになっていますが,この辺の指導者,監督等の研修会とか,そういうのは行われていないですか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 市内の中学校でも体育系,それから文化系を含めまして,やはり伝統のある部活動を持っている学校も多々ありまして,指導者の先生方は過去の伝統を守るために一生懸命頑張っている部分で,若干時間的な部分で日数等,少し盛んになる部分もあろうかと思いますけれども,各学校におきましては,顧問連絡会等を実施いたしまして,やり過ぎのほうにならないとか,それから指導の方法とか,そういうものを,学校によっては異なりますけれども,月1回または学期に1回実施して,そのようなことがないように努めているところでございます。


○29番(栫井成孝君)


 今そういう総会とかというのが現実的にあると思いますが,しかしながら,現実に現場のところから聞こえてくる声というのは,ちょっとよその人もびっくりするぐらいの発言,行動があるということが現実におこっている。だから,そういうことで今回この問題を取り上げましたけど,やっぱり指導者としてのモラル,監督としてのモラル,その辺のやっぱり徹底指導,これは教育委員会の下にやっぱり教育の一環として行われるんだったら,私はその点が必要じゃないかと思うんですが,これはまた再度そちらのほうで調査していただければ私は分かることだと思いますが,あえてここでは言いません。こういうことを分かりやすくするためには,私は保護者の方にアンケート調査なりをやる必要があるんじゃないかと思うんですが,その辺はどうでしょうか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 先ほどの質問の中で少しちょっと言い忘れましたけども,各学校では,ノー部活デイを実施いたしまして,やはり子どもたちに休養を与えながら指導すると,そういうこともやっております。また,各学校においても,学校の教育活動に対する保護者からの意見をもらうためにアンケートも,これも学期に1回とか,年に1回とかいう,頻度は違いますけれども,部活動も含めまして,学校へのアンケート等もいただいておりますので,そういう部分では部活動関係のご意見等も幾つか出ているというふうに聞いてはおります。


○29番(栫井成孝君)


 そういう意味で,教育委員会,そしてまた保護者,監督などを結ぶそういう中にありまして,そういう制度とか連絡協議会,そういう立ち上げたものでありますか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 各学校を結んだりとか,教育委員会と部活の先生方といいますか,そういう部分で実施している部分はございませんけども,体育主任会とか,そういうようなことも実施しておりますので,極端な場合があったら,そのような中で意見交換とか,そういうことも今後できるし,また校長会,教頭研修会等もございますので,そのような事例がありましたら,今後はそのようなところも考慮しながら,各学校と委員会との連携をとりながら,適切な指導ができるように今後さらに検討してまいりたいというふうに考えております。


○29番(栫井成孝君)


 実は,これは東京の世田谷区のことでございますけども,2006年度に区立学校管理運営規程というものを改定されまして,それまで位置づけがあいまいだった部活動を学校が行う教育課程外の活動として明確にするとともに,学校外の人材が部活動を支える部活動支援員制度を創設し,部活動の拡充に向けて学校と保護者,地域が連携を深めていくための部活動連絡協議会と,こういうのもいろいろ各自治体によっては創設されていろいろ研究されておるようですが,そういうこともひとつ参考にしていただきますと,今日,先ほど言いましたようないろんなモラルの問題とか,どなるとか,言動に出ると,私はそういうことはなくなると,皆無とは言いませんけど,少しでもなくなれば,同じスポーツをやって,練習をしたり試合に行っても,快くできると,私はそう思いますし,こういう機会を作っていただいて,本当の部活動を心身ともに鍛えるという意味で非常に大事なことだと思いますので,よろしくお願いします。それと,一番最後のところに,指導者不足等に対応するためこの事業の活用とありましたが,この事業を今まで活用されて人員を確保されたいうことはありますか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 栫井議員,まことに申し訳ございません,何の事業でしょうか,もう1回お願い申し上げます。


○29番(栫井成孝君)


 答弁の最後に,鹿児島県工業専門学校,クラブ活動の指導員の問題を地域と連携して解決しようとする試みとして,新たな地域連携型クラブ活動支援プログラムというような,この事業を実施しておりますが,中学校が抱えている指導不足などに対応するため,この事業の活用も含めてとおっしゃいました。だから,この事業を今まで導入されることがありますかということです。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 失礼しました。これにつきましては,鹿児島高等専門学校が隼人にあるということで,近くの学校ということで,隼人中学校のほうに高専の生徒,それから地域の方々が出向きまして,地域と連携できる事業ということで,平成19年度,20年度に取り組んだ実績がございます。これを今後市内の,少しでも多くのそういう指導者不足を解消するための派遣をしていこうというようなことでございます。


○29番(栫井成孝君)


 現在,指導員の数,それから外部支援者の数が示されておりますけど,現在のところ,部活動の運営に対しまして,教育長または学校教育課では指導体制に今の人員で十分だというふうにお考えですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほど答弁の中でも,すべての部活動に人員が足りているかどうかというふうなことのデータをお示ししましたけれども,必ずしも満足できるという状況ではないというふうには理解をしております。ですから,答弁の中でもありましたような,ふるさと達人支援プランといったようなこと,そして,先ほどご指摘をいただいたような事業等も活用しながら,十分対応できるように配慮していきたいというふうに考えてます。


○29番(栫井成孝君)


 それでは,次の問題に行きますが,現在のボランティア事業というものが地域本部を設置してやるようになっておりますが,早速姶良町では取り組んでおるということで,この中にありまして,ずっと新聞等でも連載になっておりますが,地域と学校との関係についてどういうお考えをお持ちですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 学校教育は,いわゆる学校教育法に基づいて学校で実施をすると,そして,その主体となるのは教員と,担当するのは教員というふうに理解はできるわけですけれども,さまざまな生徒指導上の問題とか,あるいは今話題にしていただいている部活動等の内容といったようなこと等を考えると,やはり学校だけが子どもたちの教育に携わるという時代ではないんじゃないかと。やはり家庭あるいは地域等と連携をした学校教育の展開ということが必要になってくるだろうというふうに考えているところです。


○29番(栫井成孝君)


 そうしますと,地域が支える学校または学校が地域を支える,これはお互いの両面で学校繁栄,また地域の繁栄がなされることだと私は思うんですが,こういう現実に島根県の出雲市第一中学校では,校長補佐役,もう非常に校長の任務というのは激務だということで,校長の補佐役というものを市が派遣しておりますが,霧島市内で補佐役というような形で市の職員が派遣されてるところはありますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 市の職員が派遣をされていると,非常に大きな捉え方になるわけですけれども,例えば市の教育委員会には指導主事もおります。そういった立場の者が学校教育の支援のために直接学校に出向くというようなこと等もございますし,先ほどから話題にしております,地域の方々を学校で活躍していただくというような取組等も進めているところでございます。


○29番(栫井成孝君)


 先ほどの中で出てまいりましたが,ふるさと達人,これはボランティアのほうにも私は通じることだと思うんですが,遊びも学びも人材も提供しておるということは,私はこれは非常に地域の方々がかかわっていらっしゃるというふうに思うんですが,こういう遊び,学びの人材提供という面で,霧島市内において特色あるものがあったらお知らせください。


○学校教育課長(村田研史君)


 ふるさと達人支援プランの昨年度の実績について少し紹介をさせていただきたいというふうに思います。例えば音楽,理科,図工,こういった教科での手伝いをしていただく達人というような立場の方,それから体験活動といったようなことから申し上げますと,九面太鼓とか,あるいは登山,あるいは農業体験というようなこと等でお手伝いをいただく,あるいは今議員ご指摘の昔の遊びというようなことで,地域のお年寄り等にお手伝いをいただくというようなこと等もございました。


○29番(栫井成孝君)


 学校によっては授業参観という形で,舞鶴大学校の方々が授業参観等もされて,ともに学校の中で教育活動をされていますが,この中に住民代表として授業診断をされている学校も報道されてますが,そういう住民の方々が,結局,学校の評議員とも関連するかもしれませんが,そういう授業診断を,この五反野小学校はもう5年間ずっと定着しておるわけですが,そういう傾向が霧島市内にありますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 いわゆる議員がご指摘の内容というのは,学校評価のことであろうというふうに捉えたいと思います。この学校評価については大きく2種類ございまして,一つは自己評価,学校の職員とか,あるいはPTAの方々にご意見をいただく自己評価,そして今ご指摘のあったような,それ以外の方々に自己評価が妥当であるかどうかという評価をしていただく,学校関係者評価というふうに呼んでおりますけれども,この内容については,現在もうすべての小中学校で,高校も含めてですけれども,実施をしているところでございます。


○29番(栫井成孝君)


 それと,もう1点だけ確認しておきますが,現在,そういう学校行事または教育活動,授業参観という形に地域の大人が参加することによって,かかわった大人もともに成長するという,これが中野区立沼袋小学校ということで紹介されておりますが,こういう形でやっぱり地域と学校というのは切り離せない,そういうものですが,かかわる大人も成長という面で,教育委員会としてはどういう見解を示されますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほど来,議員もご指摘をいただいているように,学校を支えていただく地域,そして学校は,また地域に開かれた教育を展開するというようなこと等を考えますと,一層この地域と一体となったというんでしょうか,そういう学校づくりを目指すのがこれは必要であろうというふうに考えております。


○29番(栫井成孝君)


 そういう意味で,やっぱりボランティア精神といいますか,そういうのはまた非常に現在こういう世の中になりまして,ボランティアということが非常に重要な重みを増す時代になってきたと思います。だから,そういう意味で,郷土を愛する心ということで,地域と学校を切り離すことはできないというふうに私はそう思ったんです。だから,今後とも学校運営につきまして,地域の方々を大いに活用,また利用していただき,ともどもに,保護者,また住民の方々が成長できる,そういう新しいさらなる霧島市の教育の発展をお願いしまして,質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,栫井成孝議員の一般質問を終わります。ここで,先ほどの松元深議員の一般質問に対して,萬?農林水産部長より発言を求められておりますので,許可いたします。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 先ほどは失礼いたしました。福山町のミカン園の地目の件でございますけれども,基本的にはミカン畑であれば地目は畑であります。しかしながら,廃園をされ,現況は既に山林化されておられれば,農業委員会の一筆調査によりまして,非農地と判断されれば非農地通知書が出されるという形になります。しかし,まだ農地であるという判断をされれば,地目はそのまま畑のままでございます。


○議長(西村新一郎君)


 次に,4番,池田綱雄議員より2件通告がされております。したがって,池田綱雄議員の発言を許可します。


○4番(池田綱雄君)


 ただいま議長の許可を得ましたので,通告に従い,正進会の一人として一般質問をいたします。さて,世界中を震撼させた新型インフルエンザは,6月3日現在,70か国で発生し,感染者数2万人を超え,死者は5か国で124人となっております。国内では400人を超える感染者が発生したものの,大した重症感染者もなく,沈静化に向かっており,一安心というところであります。また,鹿児島空港がある我が霧島市では,他市に先駆け,先手先手の予防策を講じられたことに対し,衷心より敬意を表するとともに,今後も感染者が発生しないことを祈るものであります。さて,前田市政が誕生して3年半が過ぎました。それぞれ環境や政策が違う1市6町が合併した霧島市政の1期目は,だれが市政を担当してもそのかじ取りは大変難しいと思っておりましたが,前田市長は,公平公正を全面に出しながら,経費削減のために指定管理者への移行や総合支所のスリム化,さらには乳幼児医療費の無料化をゼロ歳児から3歳児未満への引き上げ,さらには小学校就学前まで引き上げたことなど,多くの実績を上げられたことについては高く評価するところであります。しかし,一方,前田カラーを出しての思い切った改革という点では,物足りなさを感じている市民も多くいるのも事実であります。前田市長は2期目の出馬表明をされました。阿久根市長選挙を引き合いにしようとは思いませんが,5月31日の選挙投票日の南日本新聞の記者の目に,両候補の手法を型破りと堅実派の対極と評しておりました。結果は,大接戦ではございましたが,民意の審判は大方の予想とは少し違う型破りのほうに下っております。前田市長におかれましても,1期目は手探りの状態で思い切った改革はできなかったことと思いますが,市長は今回の一般質問の答弁の中で,来年にはいろいろな計画をされているようであります。2期目を当選されましたら,1期目の経験や実績をもとに前田カラーを全面に出し,思い切ったリーダーシップを発揮され,市政運営に努めていただきたいと思います。霧島市民の多くがそのことを望んでいるものと思います。とは申しましても,健康が第一でございます。前田市長は市長就任以来,1日も休んだことはないと言われますが,その小さな体のどこにそんなエネルギーがあるのか感心するばかりでございます。どうか残された任期を健康に十分留意され,全うしていただきたいと思います。それでは,質問に入ります。1番目の子育て支援についての1点目,市が関与する結婚相談所はどのように検討されているのかについてお尋ねいたします。この件については,平成19年12月議会で当議員が質問をしております。当時の会議録を見てみますと,前向きな答弁であったように思いますが,いまだに担当する窓口すら決まっていない状況であり,これでは物事が前進するはずがありません。この結婚相談所については,市民の反響も大きく,先日は隼人町の主婦の方から,子育ての前の段階についてお願いしたいとの電話がありました。それは何ですかと尋ねたところ,40歳近くの娘さんがおられるそうで,結婚相談所をつくってほしいとのことでした。その方の話では,鹿児島市が相談所をやっていると聞いて行ってきたと。結果は,鹿児島市に住んでいるか,鹿児島市内に勤務している人が対象で,該当しなかった,是非霧島市につくってほしいということでした。結婚していない娘さんや息子さんをお持ちの親にとっては,子どもと一緒になって必死に婚活,いわゆる結婚活動をしているのが現状であります。霧島市には多くの企業が立地しており,県内でも最も若者の多いまちとして知られております。しかし,結婚をしていない若者も多くおり,理由は出会いの場が少ないためだと言います。昔みたいに若者同士を引き合わせたりする仲人役が少なくなった今,結婚をしたい人たちのために市が関与する結婚相談所をつくり,結婚をしたいできるだけ多くの方に結婚をしていただき,多くの子どもさんを産んでいただき,企業などへの労働者の確保や私たちの老後の介護や将来の霧島市を担っていってもらいたいものであります。この子どもの結婚の話は,市長が市内を回られる中で,お母さんやお父さんから一番多く聞かれる話題ではないかと思いますが,どのように検討されているのか,お尋ねいたします。2点目の(仮称)こどもセンターについて,どのようなものなのか,内容についてお尋ねいたします。3点目に,放課後児童クラブは天降川小学校近くに建設するとのことでしたが,天降川小学校と同時開校ができるのか,お尋ねいたします。次に,2番目の学校教育について,これは天降川小学校についてでございますが,その1点目は,恐らく私たちが生きている時代には,学校の統廃合はあっても,学校の肥大化による分離新設校の建設など考えられないと思います。霧島市にとりましても最初で最後の学校建設ではないかと思います。それだけに観光面を含め,100年後を見据えた学校でなければならないと思います。これから多くの子どもたちが学び育っていく長い長い歴史が始まろうとしている天降川小学校が,現在,屋内運動場をはじめ,校舎の全容が見え始め,屋根の青と壁の黄色の鮮やかな校舎ができ上がりつつあります。その建設工事の進捗状況と今後開校までの工事計画についてお尋ねいたします。次に,2点目の通学路についてお尋ねいたします。新設される天降川小学校周辺は,人家が密集しており,東西南北からの通学になります。また,周辺は車の通行も非常に多く,かねてから交通事故も多い地域でもあります。学校が開校することにより,通学と通勤の時間帯が重なり,交差点等では今まで以上の危険が予想されます。それだけに通学路の決定には,各地区の子ども育成会や地域の関係者と十分な検討が必要だと思います。来年4月の開校までに通学路の問題の箇所を細かくチェックし,子どもたちが安全で安心して通学ができるよういろんな角度から整備が必要と思いますが,どのような検討をされているのか,お尋ねいたします。以上,檀上からの質問を終わりますが,答弁次第では自席からの再質問を議長にお願いし,終わります。


○市長(前田終止君)


 池田綱雄議員から2点につきましてご質問でございました。1点目,2につきましては,私のほうから答弁させていただきます。2点目につきましては,教育委員会が答弁をいたします。そのほかにつきましては,保健福祉部長が答弁いたします。子育て支援についての2点目について答弁を申し上げます。私は,子育て支援につきましては,安心して子どもを産み,子育てができる霧島市を目指して,「次世代育成支援対策行動計画」,いわゆる「きりしますくすく子どもプラン」に基づき,次世代を担う子どもたちが健やかに育つことができるよう,これまで子育て環境の整備,充実などを推進してまいりました。今後も引き続き,総合的な子育て支援,少子化対策を積極的に推進してまいりたいと考えております。ご質問の,(仮称)こどもセンターにつきましては,子育て世帯の相談や悩み事に対応する子育て支援センター,周辺児童の健全育成を図るための放課後児童クラブ,図書室や相談室を備えた地域の子育て拠点施設として整備しようとするものであります。子育て支援センターでは,育児不安に関する相談及び指導や育児講座などの企画運営及び子育て情報の提供,子育てサークル等に対する育成支援などの事業を行うことといたしております。また,放課後児童クラブを設置することにより,共働き世帯の児童を放課後預かり,子どもの安心・安全の確保や保護者の心理的不安が軽減できるものと考えております。敷地面積は約900m2で,建物面積は約500m2の平屋建てを予定いたしております。内訳は,子育て支援センターの遊戯室が126m2,登録児童を約50人と見込んでいる放課後児童クラブが106m2,図書室が40m2,会議室と事務室がそれぞれ36m2,相談室が24m2などとなっております。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 子育て支援策についての1点目についてお答えいたします。行政関与の結婚相談所の開設につきましては,これまで議会や霧島市次世代育成支援対策行動計画策定時における専門会議で議論された経緯がございます。今回,同行動計画中の「家庭の形成支援」に対する施策としまして,男女の出会いの機会を作ることを目的とする,(仮称)霧島出会いサポート事業の実施について検討してまいりたいと考えております。なお,本事業につきましては,施策推進の所管課である保健福祉部保健福祉政策課が担当することといたしております。また,行政関与の結婚相談所につきましては,例えばNPO法人に委託するなど,いろいろな運営手法が考えられますので,民間事業者の男女の出会いのためのイベントの企画等も調査し,事業への協賛あるいは広報など,行政として協力できることはないかなど,併せて検討してまいりたいと考えております。3点目についてご答弁を申し上げます。今議会に補正予算として(仮称)こどもセンター施設整備事業の用地購入費と設計業務委託費等を提案いたしておりますので,議決をいただき次第早急に着手してまいりたいと考えております。その後,工事発注となりますが,天降川小学校の開校に間に合うようスケジュール調整を行ってまいりたいと考えております。


○教育長(?田肥文君)


 学校教育についての1点目についてお答えをいたします。天降川小学校につきましては,平成20年8月20日に(仮称)第二国分西小学校校舎新築建築工事の1工区から5工区,屋内運動場新築建築工事の6件の入札を行い,8月25日に仮契約を締結いたしました。平成20年9月16日に議会の議決をいただきまして,翌日から着工をしております。今年3月末には附帯工事が完了し,現在仕上げ工事を行っております。屋内運動場につきましては7月末,校舎等につきましては9月末の完成を目指して,順調に工事は進んでおります。今後の計画につきましては,プール及び体育倉庫,温室等の屋外附帯施設工事を6月下旬,建物周りの外構工事を7月ごろ,グラウンド整備工事を9月ごろから順次着工していく計画でおります。完成の予定としましては,プールが12月中旬,建物周り外構及びグラウンド整備が来年1月末の完成を予定しております。すべての工事完成検査を来年2月中旬に終了し,3月中旬までには備品等の搬入を完了し,平成22年4月1日に開校する予定でおります。次に,2点目についてお答えをいたします。新設される天降川小学校の通学路の設定につきましては,現在教育委員会で必要な要件を検討しながら準備を整えている段階でございます。ご案内のとおり,天降川小学校の周辺は道幅が狭いところもあり,住宅の増加に伴って,通勤,通学の時間帯は特に交通量が多いところでございます。通学路を定めるに当たり,教育委員会では,地域の実態や状況等を把握するために,通学路として考えられる道路の現地調査や危険箇所点検等を始めております。このような調査点検等の結果や地区自治公民館長,PTA等の地域からの情報等をもとに,児童の安全を最優先に考え,できるだけ早い時期に通学路を決定して,関係部署との協議を進めてまいりたいと考えております。


○4番(池田綱雄君)


 それぞれ答弁をいただきましたが,再質問をさせていただきます。結婚相談所につきましては,担当の課が保健福祉部保健福祉政策課に決めていただいたということは大きな前進ではなかろうかと思います。ありがとうございました。それでは,順次再質問をいたしますが,檀上からも申しましたが,隼人町の主婦の方から,鹿児島市がやっている結婚相談所を訪ねたということですが,その内容が分かっておったら,その経緯と実績についてお知らせ願いたいと思います。


○保健福祉政策課長(花堂 誠君)


 鹿児島市の結婚相談所につきましては,鹿児島市青少年課が所管しております。そちらから要覧というものをいただきまして,経緯等ご報告を申し上げます。その要覧によりますと,まず,昭和25年に,現在の鹿児島市中央公民館というところがありますが,そこで市営の公設の結婚式場が開設されたと。そして,広く県民の利用もあったというふうに聞いておりますが,その後,婦人会などから,婦人のいろんな相談も聞いていただける場としてほしいという要望もありまして,昭和26年10月から婦人相談所というものが設置されております。その後,今度は市民からの要望もございまして,結婚相談にも乗っていただきたいということがございまして,昭和40年4月1日から鹿児島市結婚相談所が設置されて現在に至っているということでございます。なお,婦人相談所につきましては,昭和40年3月末をもって解消されているということでございます。次に,同じように,同要覧,今の要覧から実績を調べましたところ,登録者数につきましては,平成17年度末が総計720名の方が登録をしていらっしゃいます。同じく平成18年度末が総計742名,平成19年度末が総計723名となっております。なお,鹿児島市の青少年課のほうからの要請で,男女別については控えてほしいということでございましたので,ただいま申し上げました総計でご理解いただきたいと思います。それから,年度別の利用者,この利用者と申しますのは,登録者につきましては,申し込みカードに住所,氏名,電話番号,それから職業,年収,それとスナップ写真をつけて申し込まれるわけですけれども,閲覧カードは住所,氏名等個人を特定するものではなくて,職業,年収,それと写真を張り付けている閲覧カードというのがございます。それを登録者につきまして利用することができると。その利用者につきまして申し上げますと,平成17年度が総計で1万7,671名,これは延べ人数でございます。平成18年度が総計1万7,783名,平成19年度が総計1万9,105名となっております。この中から見合いをされた方,それから婚約が成立までいった方につきましては,平成17年度がお見合いをされた方が916名,そのうち成立された方が34名,18年度が936名の方がお見合いをされて,30名成立,そして19年度が992名お見合いをされまして,14名成立ということになっております。なお,20年度につきましては,問い合わせましたところ,ただいま集計をしておりますけれども,若干調整もあるということで,公表は控えさせてほしいということでございました。また,対象は,鹿児島市内に居住している方または勤務されている方ということでございまして,以上のような状況でございます。


○4番(池田綱雄君)


 今の説明で,19年度は14名の人が成立ということで少ないですが,17,18は30名を超している人が結婚されているということですが,恐らくこういう相談所がなければ,この方たちは今も結婚をひょっとしたらされていないんじゃないかなというようなふうに思います。そういう意味では,大変な実績だなというふうに思っております。鹿児島市は市内に勤務している人も対象にしておりますが,霧島市も昼間の人口,昼間霧島市に勤務に来られる方は非常に多いと思いますけど,その辺は何人ぐらいか分かりますか。


○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)


 霧島市から出ておられる方と入ってこられる方の差が,昼間の人口で約2,200人ぐらい増えているようでございます。これは平成17年度の国勢調査によるものでございます。


○4番(池田綱雄君)


 もっと多いかと思いましたけど,2,200人ということです。県も結婚相談所なるものをやっているというふうに聞いておるんですが,これはどのようなものですか。


○保健福祉政策課長(花堂 誠君)


 現時点において,独身男女の出会いの環境づくり等に類する県の事業といたしましては,「世話やきキューピッド事業」というのがございます。その事業の内容は,世話やきキューピッドということでもある程度お分かりかと思いますが,独身男女の出会いや結婚を応援するために,県が委嘱したボランティア活動員,これをいわゆる世話やきキューピッドと言いますが,その方たちを委嘱して支援活動を行っているということでございます。なお,この世話やきキューピッドの選ばれる方々というのは,NPO法人であります鹿児島県地域女性団体連絡協議会というものがございます。そこからの推薦のあった方ということでお聞きしております。なお,この事業開始年度は平成19年度でございますけれども,当初は県下全域で222名が委嘱されたと,そのうち霧島市在住の方が22名いらっしゃったということでございます。直近の委嘱数は平成21年4月1日現在で250名いらっしゃるということで,霧島市在住の内訳はちょっと分かっておりません。このキューピッド隊の方々は,地域内の独身の男女のいる世帯,適齢期のいる世帯を訪問をしながら,イベントが,こういうのがありますよとかの情報提供,それから結婚相談,紹介等を直接受けていらっしゃるようです。なお,事業形態としましては,いわゆる協働という形で考えられておりまして,県の子育て支援策にも位置づけられているようでございます。平成20年度の実績につきましては,県内でイベントが14回実施され,約800名の男女が参加されたと。そして,そのうちカップルが成立した,結婚までいったかどうかは分かりませんが,47組のカップルが誕生したということでございます。なお,霧島市でも平成20年の4月と11月に2回実施されまして,参加人数が62名,うちカップル成立が5組というふうに聞いております。なお,この事業で日常のキューピッドの皆さんの活動も含めた,結婚までいった成婚者は4組というふうにお聞きしております。


○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)


 先ほど昼と夜の人口の差が2,200人程度と申しましたけれども,少し説明を付け加えさせていただきますと,霧島市から外に出て行かれる方が2万3,000人ぐらいおられます。そして,入ってこられる方が2万5,000人ぐらいおられます。その差が昼と夜の人口の差ということで,約2,200人程度になるということで,少し付け加えさせていただきます。


○4番(池田綱雄君)


 今2,200人,今企画部長が言われた,これはどっちが多いんですか,働きに来られる人が多いのか,あるいは学生も行ったり来たりしますよね,2,200人増えるというのはどっちですかね。


○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)


 国勢調査の統計が,従業,通学と一くくりになっておりますので,少しここはどのように,中身というのはちょっとこれでは把握できないところでございます。


○4番(池田綱雄君)


 はい,分かりました。県も結婚についていろんなことをやっておられて,霧島市も4組ですか,カップルができているというようなことですが,霧島市では,旧国分で企業誘致によるそういう懇談会というのをやっていましたよね。それを今もやっているのか,やっておれば,どのような形でやっているのか,お尋ねいたします。


○商工観光部長(柳田秀徳君)


 霧島市でも企業の懇談会等を今もやっているのかということでございます。お答えいたします。現在も毎年,霧島市誘致企業等交流会や上野原テクノパーク懇話会を実施しております。また,この上野原テクノパーク懇話会の事業の一つといたしまして,親睦スポーツ大会,ボウリング等なんですが,企業の方々が集まって大会もやっております。内容等ですけれども,霧島市の誘致企業交流会,これは今年の2月13日にやっているわけですが,誘致企業32社46名,それと市内の高等学校等の,8校なんですが,教諭等が12名,その他各種団体等が,5団体なんですが9名,それと市の関係が9名,合計76名でやっております。それから,上野原テクノパーク懇話会は,これは総会なんですけれども,3月6日に上野原の企業関係者12名と市の関係者合計14名でやっております。親睦のボウリングにつきましては,9月13日に,企業関係者の若い人たちが多いんですけれども,市関係者と合わせまして200名以上で大会等をやっておりまして,親睦を図っているところでございます。


○4番(池田綱雄君)


 懇談会というのはほとんどトップの方が集まってされていると思いますが,今後はそういう若い人たちの集いというか,婚活に向けて,そんなのを考えられることはありませんか。


○商工観光部長(柳田秀徳君)


 親睦ボウリングなどはその一助になっているとは思うんですけれども,改めてうちの企業振興課で婚活の事業というのは考えてないわけですけれども,そのような親睦会への若い人たちへの参加呼びかけや,今回霧島青年会議所がなされておりますこのような企画ですか,特別企画ですか,このようなことを誘致企業へ紹介とか広報とか,そのようなものはできるものと考えております。


○4番(池田綱雄君)


 是非そういう若い人たちの集いもやってもらいたいなというふうに思います。青年会議所が6月21日に,婚活したい人大募集というようなことで今チラシを出しておりますが,これについてご存じですか。


○保健福祉政策課長(花堂 誠君)


 これにつきましては,チラシをいただいた経緯がございまして,存じ上げております。なお,青年会議所のほうに若干今の申し込み状況等をお聞きしましたんですが,今回の事業につきましては,まず,社団法人霧島青年会議所のメンバーの方が,5人程度が実行委員会組織を作って始められたと。目的は,本気で婚活をしたいと,結婚活動,それをしたいと考えている25歳以上の男女を対象にしまして,男性100名,女性100名を募集したと。出会い系のイベント,ホテルを利用したパーティー形式ということでお聞きしているんですが,女性のほうの反響が物すごく多くて,すぐ100名に達して,何で早く知らせなかったのかという苦情処理に追われたという状況だったと。男性のほうは70名ぐらいしか最初集まらずに,ちょっと出足が鈍いということで思われていたそうなんですが,ご存じのように南日本新聞のほうにも掲載されまして,それから非常に伸びまして,既に100名を超えたということでございまして,とうとうどちらも120名ずつに定員を増やしたということでお聞きしております。なお,申し込みの中心年齢層は男女ともおおむね30半ばが多いということでございまして,今回の企画に非常に申し込みが多かった理由としては,やはり一番には口コミではないだろうかと,それと2番目には霧島市という立地条件,それとやはりブランドイメージも,そのホテルがやはりブランドイメージも高いんじゃないかということでございました。


○4番(池田綱雄君)


 市のほうには,恐らくこういうのをするよというのは問い合わせはなかったかと思います。それはなぜかといえば,今まで,どこが窓口なのか決まっていなかったから恐らくなかったと思います。今後はもう窓口が決まりましたので,そういう計画,事業に,イベントに対しては積極的に取り組んでいただきたい。そして,サポートもしていただきたい。そして,さっき男性が70しか集まっていない,南日本新聞に掲載したらすぐ集まったというようなことで,霧島市も広報にテレビ,新聞,何百万,何千万ですか,入れていますよね,こういうのをどんどんそういうので広報していただきたいなというふうに思います。前回市長の答弁で,農家で一生懸命頑張っているけれど,なかなか出会いや付き合う機会がないと,行政で出会いのチャンスを作ってもらえないかという話を相当数聞いているということでしたが,これは市長の答弁で前回あったんですが,そういうことに対して農林水産部長は何か手立てとか,何か対策を立てていますか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 農業後継者の結婚相談というものにつきましては,合併前に旧隼人町,それと福山町がそれぞれ,隼人町のほうが農業後継者結婚祝い金等の支給事業,それから福山町のほうが農業後継者結婚相談所事業という形で実施をされておったんですけれども,なかなか実績が上がらないというようなことで,合併までに廃止をし,必要ならば新市において検討するという合併協のときの調整方針によって廃止されたということでございます。話をいろいろ聞いてみますと,なかなかそういう交流の企画を作っても,まず女性が非常に集まらないということです。それから,男性も非常に口下手といいますか,なかなか会話が進まないというようなことで,主催したほうが非常にもうストレスがたまるような,いらいらするような状況であったというようなことを伺っております。そういった形で,合併してからそういった交流の場というのは企画をしてないわけですが,今回,先ほども話がございました,チャンス・ザ・チャンス実行委員会の方々が今度婚活ということで,したい人大募集という,こういうチラシを持ってきていただきました。やっぱり農業の方だけだと,なかなか話が進まないもんですから,こういった異業種の方々が集まる,そういった機会というのは逆に非常にいいのかなということで,総合支所を通しまして,25歳以上の独身の方々を調べていただいたところ,霧島市内で大体50名ぐらいいらっしゃるというようなことで,早速この50名の方々に今回の企画を,こういう企画がありますよということをお知らせをいたしたところでございます。やはりこういった若い青年会議所とか商工会の青年部の方々が中心になってこういう企画をしていただくということは,農業青年の結婚というものについて進める中で非常にありがたい企画であると思います。だから,是非今後もこういった企画をどしどししていただいて,是非情報を流していただければ,私どもも農業後継者,青年に対してPRをしていきたいというふうに思っているところでございます。


○4番(池田綱雄君)


 結婚相談に対する窓口も決まりましたので,いろんな意味で連携をとって積極的に進めていただきたいと思います。商工会議所がNPO法人を立ち上げるような話をちょっと聞いたんですが,どこかそういう話を聞いている課はありませんか。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 現時点でございますけれども,霧島商工会議所が子育て支援のそういう対策としてNPO法人等の設立も含めた形で検討されているというようなことを伺っております。


○4番(池田綱雄君)


 私も霧島商工会議所に事実かどうか確かめてきたんですが,今現在申請中というか,そういうことだそうです。さっきの答弁の中にも,例えばNPO法人にこの結婚相談所も委託したいというような答弁,そしてまた,前回の私が,一時子ども預かり所,これも市では直接できないと,NPO法人あたりならできるんだがというような,そんな答弁もいただきましたし,そういう意味では,今回NPOが立ち上がるということは,一緒に子ども預かり所ともどもこの結婚相談所も一緒にできるのかな,そしてまた,市役所ではちょっとなじまない,そういう子ども一時預かり所とか結婚相談所については,コア・よかですか,あそこあたりでやっていただければ私はいいのかなというふうに思うところですが,市長,どうですか,この話は。


○市長(前田終止君)


 人口増,これは日本じゅうのどの自治体もやはりどうしてもそういう道を開きたいということです。その中におけるやっぱり結婚という事実が,その地域地域で1組でも多くできることは大いに歓迎すべきだというふうに思いますし,それをいわば民間の非常に社会的な貢献活動をしっかり評価をされたところが中心になってお世話いただくということなどは,本当にありがたいことだというふうに思います。特に今回,今話にありました,婚活したい人大募集,こういうのを反応を見ましても,すごく地域の活性化,また人口増にも貢献できる,そういう範ちゅうのことかなと。なお,その舞台が中心的に,例えば商工会議所のNPO法人等の具体的な結婚相談所の信用ある取組,そしてまた,子育てのさまざまな立場からの支援制度,そういうものを中心になっておやりになるということであれば,また私どもの行政のほうも多いに協働,共生していくことになっていくのかなと期待をいたしたいと思います。


○4番(池田綱雄君)


 是非前向きに検討していただきたいと思います。それでは,次のこどもセンターについてお尋ねいたします。このこどもセンターの中に子育て支援センターも入っておりますが,現在,国分小学校の南側にある子育て支援センター,それとの関係はどうなるんですか。


○児童福祉課長(隈元 悟君)


 現在のふれあいの郷,国分小学校の前にありますが,そこで実施している子育て支援センターですけれども,ここでは今現在,保育士を2名配置いたしまして,子育てサロンの実施や地域子育てサロンの支援,それとか,子育てサークルの支援,それと相談業務等を今行っておりますが,地域の子育て支援の拠点施設として位置づけているところでございます。駐車場が狭いなど,施設利用に支障を来している状況でございます。


○4番(池田綱雄君)


 今現在ある支援センターを直すというふうに聞いておるんですが,そこはどうなんですか。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 現状につきましては,ただいま課長が申し上げたとおりでございますけれども,そのような状況にありますことから,今回(仮称)こどもセンターを整備することによりまして,整備をいたしましたときには支援センターのほうを移転したいというふうに考えております。


○4番(池田綱雄君)


 そこで,私,今現在の支援センターは駐車場がないと,狭いと,だから直すんだというふうに聞いておるんですが,900m2のうちの500m2が建物と,周辺も入れて,残りは私は300ぐらいしか残らんのかなと,そこに駐車場といっても何台分しかとまらんのかなと。せっかくつくるのに,将来を見越して,もっとなぜ駐車場をいっぱい取ったようなもっと広い土地が確保できないのかなと思うんですが,どうですか。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 子育てセンターでございますけれども,先ほど申し上げましたように,その業務内容でございますが,育児に関する相談とか,そういうものの利用をされる保護者の方が来られるわけでございます。したがいまして,現在保育士は2名でございますけれども,一遍にたくさんの方がご相談に見えても,お相手ができないというようなことから,そういうことも考慮しまして,駐車場スペースをそれほどたくさん用意していないということでございます。


○4番(池田綱雄君)


 子育てサロンはされないんですか。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 子育てサロンも現在行っておりますけれども,これらにつきましても,従来どおり実施していくということでございます。


○4番(池田綱雄君)


 子育てサロンも新しいところで将来やるんでしょ。子育てサロンというのは,今,福島,有下,広瀬公民館で民生委員の方々が子育てサロンを一生懸命やっておられますよね。最近は口コミで,地域だけではなくて,もう周辺から集まって来られます。1人の親が1台車で乗ってきますよ。車が20台,30台になると思いますけど,だから,そういうのを含めれば,私は狭いし,そしてまた,後でありますけど,児童クラブ,これもここに入れると,50人ぐらいを見込んでいると,それの送り迎え,そしてまた,そういう人たちのちょっとした運動場も必要なんですよ,児童クラブというのは,中ばっかりで遊ばせるんではなくて,外でも遊ばせないといかん。そんなのをあれすれば,私はもっともっと広く,あんな広い開発公社の土地をそういうのを優先に確保するべきで,まずそういうのを優先に確保する。最初あれを求めるときはそういう話じゃなかったんですか,もう1回お願いします。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 今回計画しております(仮称)こどもセンターでございますが,まず,地域子育てセンターとその子育てセンターの中の遊戯室,それから児童クラブ,相談室,図書室,そのようなものがメインでございます。その主なるものは支援センターでございますけれども,そこの活用につきましては,先ほど申し上げたように相談あるいは地域サロンといったようなものも行う予定でおりますけれども,この敷地,用地の囲いにつきましては,現在,先ほど申しましたように,延べ床面積は500m2でございますけれども,敷地面積は900m2程度をとりあえずは確保するという,そういうことで現在予定をしているということでございます。


○4番(池田綱雄君)


 それでいいと言われれば,それでいいんですが,私は近い将来問題があると思いますよ。狭かったというのが。それでいいなら,それでいいです。次に,児童クラブ,放課後児童クラブは来年4月に開校と同時に,天降川小学校と同時に開校するという答弁でございました。これの運営者は,もう決まってるんですか。


○児童福祉課長(隈元 悟君)


 現在のところ,まだ決まっておりません。


○4番(池田綱雄君)


 今後,どのようにして決められるんですか。


○児童福祉課長(隈元 悟君)


 児童クラブの運営につきましては,地域のPTA,それと公民館等の地域の方々で運営協議会なるものを組織化していただくと。そして,運営していただくということを考えております。一部のPTA関係者には,本年度,霧島市が児童クラブの整備を計画していると,そのためには運営協議会が必要になりますというようなことを申し上げているところです。今回の補正予算を可決していただき,その後,工事関係の補正予算をお願いいたしていくこととなりますけれども,併せて今後,地域のPTA,公民館等の方々に対して運営委員会を組織していただけるように支援をしていきたいと思います。


○4番(池田綱雄君)


 是非子育てに熱心で情熱のある,そういう運営者を決めていただきたいというふうに思います。次に,学校教育についての再質問ですが,工事は順調に進んでいるということでございますが,何か住民から苦情などありませんか。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 苦情等につきましては,これまで5件ほどございました。内容につきましては,現場及び周辺道路で,大型車が通過したときに起こる砂ぼこり大気に対しての散水をしてもらいたいというものがほとんどでございます。その他としましては,現場の近くでは大型車は徐行をしてもらいたいというものがございました。それと,対応につきましては,苦情が来た段階で,すぐに市の担当者が現場へ駆けつけまして,状況を確認して請負者に適切な処置を行うように指導をしております。また,対策でございますけれども,常日ごろに,毎週行う工程会議におきまして,近隣の住民の方々に対する配慮を行うように指導も行っております。


○4番(池田綱雄君)


 今,屋内運動場ですか,体育館の外観が見えてきて屋根が青で,そして壁は黄色,きれいな体育館が見えてきたんですが,この屋根の青は今の色をずっと保てますか。どっかでかさびはしないですか。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 建物の仕上げにつきまして,防水工事等の保証期間が10年ということで決まっておりますけども,それ以上になりますと保証ができないということになるんですけども,この塗装等につきましても,屋根につきましてはガルバリウム鋼板という鋼板を使っていますけども,今までに実績がございますので,10年程度につきましては,さびるというようなことはないと考えております。それ以外につきましては,ちょっと私ども,今データを持っておりませんので,今ここで何年ほどもつとか,それはちょっとお答えできないところでございます。


○4番(池田綱雄君)


 ずっとあの青のきれいさがあればいいと思うんですが。あれだけの大工事だったわけですので,まだ苦情もたくさんあるんじゃないかというようなことで,私もちょこちょこあの周辺を,何かありませんかというようなことで回っているんですが,ほこり以外は,もうほとんど何もないというようなことです。これは教育委員会の指導が本当にいいんじゃないかなというふうに思っております。次に,質問にはなかったんですが,関連がありますのでお尋ねいたします。天降川小学校の隣の開発公社の用地ですね。現在,宅地分譲も,もうほとんど完成というか,進んでおりますが,これは何戸数ぐらいの分譲なのか。そしてまた,そのほかにもアパートをつくる用地とか,そういうマンションをつくる,そういう用地も含まれているのかお尋ねいたします。


○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)


 開発公社で分譲を予定している所には,例えば店舗とか事務所等も考えておりますけど,もうそういったのをどの程度になるか分かりませんけれども,住宅用地としては30戸程度の分譲がなされるんじゃないかと思っております。それから,アパート,マンションそういった集合住宅は予定してないところでございます。


○4番(池田綱雄君)


 学校ができるとその周辺は,もう住宅地がもうすぐできるわけですね。よい例が舞鶴中,あそこの周辺にすぐ住宅地が埋まったわけで,今回の開発公社の分譲地,30戸と言われましたけど,これもすぐ完売になると思います。そしてまた,若いお母さん方といいますか,もうそういう方々は新しい学校に自分の子どもも出したいというような,そういう気持ちの人が多いと思いますよ。そういう人たちが周辺のアパートに入ってきたり,それから周辺に家をつくったりして児童が,小学生増えてくると思うんですが,そうした場合に,今の天降川小学校は何名でスタートして,何名まで余裕があるのか。そしてまた,西小学校は何名になって,そしてプレハブをのかした場合に何名まで対応できるのかお尋ねいたします。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 天降川小学校の平成22年4月開校時の実学級数,これは文部科学省の学級数とはちょっと違うんですけども,鹿児島県が小学校1年生から2年生につきましては,30人学級ということでなっておりますので,その実学級数について申し上げますと,特別支援学級を含め22学級から23学級の630名程度でスタートの予定でございます。教室づくりの教室数は,特別支援学級2,普通教室18,普通教室づくりの多目的教室7の計27教室でございます。したがいまして,4教室から5教室は開校時に余裕があるという計算になると思います。児童数につきましては,800名程度まで対応できるということになると思います。それから,母体校でございます国分西小学校の分離後の平成22年4月の実学級数は21学級でございます。仮設教室を除く保有教室は26学級でございますので,したがいまして5教室,余裕があるという計算になります。分離後の母体校の国分西小学校の児童数につきましては560名程度を予想しております。


○4番(池田綱雄君)


 5教室余裕があるということで,大丈夫かなと思うんですが,現在の西小学校も5教室あると。これが対応できなければ,今ならまだ学校のこの区域の見直しもできるんじゃないかなと思いましたので聞いてみました。次に,通学路の関係ですが,通学路の関係については,答弁にありましたように道路の現地調査や危険箇所の点検を始めておると。そういう結果などで自治公民館やPTAなどの情報を得ながら安全を優先にやっていきたいと。もうこれは,もうこれ以上にない答弁でございますので,そのように進めていただきたいと思います。今回,2点について質問をいたしましたが,まず,結婚相談所については,アウソニウスという人は,大変な仕事だと思っても,まず取りかかってごらんなさいと。仕事に手をつけた,それで半分の仕事は終わってしまったのですと言っておられます。今回,担当する窓口が保健福祉部の保健福祉政策課に決まったということは,まさにそういうことではないかというふうに思います。今後は商工会議所のNPO法人が立ち上がればそういうところとか,青年会議所とか,さらには企業,団体,そういうところと積極的にかかわりを持って,広報などできる限りのサポートをしていただきたい。また,先日,NHKが放送していた人口問題研究所の調査では,18歳から34歳の方は,いずれ結婚するつもりだという人が,女性は90%,男性は87%となっております。また,結婚をし,家族がいたほうが寿命は延びるという結果が出ているんだそうです。そういうことから,結婚相談所については早目に取り組んでいただきたいというふうに思います。それから,天降川小学校の通学路についても,来年4月開校に向けて,安心で安全である,そういう通学路の整備をひとつよろしくお願いいたします。以上で質問を終わりますが,今回は途中でエキサイトすることもなく,満足するような答弁をいただきました。ありがとうございました。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,池田綱雄議員の一般質問を終わります。次に,25番,木野田恵美子議員より3件通告がされております。したがって,木野田恵美子議員の発言を許可します。


○25番(木野田恵美子君)


 皆さん,お疲れさまです。議長のお許しをいただきましたので,先に通告いたしました3点につき質問させていただきます。農繁期を迎え,あちこちで田植えが始まるようになりました。6月の7日,日曜日に皇孫ニニギノミコトが初めて水稲をつくられた田であると言い伝えられる狭名田の長田で御田植祭がとり行われ,初めて参列しました。霧島神宮にまつわる数多くの伝承が今日まで語り継がれ,ここ長田は日本最古の水田であると言われています。白装束に赤いたすき,手っ甲に脚はん,ばっちょ笠を品よくかぶり,清楚ないでたちで早乙女,早男たちの田植え風景は,機械化の進んだ現代では何とものどかで,見物人は心をいやされました。地元同僚議員も早乙女にふんして,昔とったきねづかで一株一株植える手つきのよさには,みんな,「まっこてよかふうなあ」と思わず顔がほころびました。平成17年6月に食育基本法が制定されて4年目を迎え,6月は食育月間となっております。食育の推進運動を継続的に展開し,食育の一層の定着を目指して定められたものです。食の安全,安心や地産地消,「早寝早起き朝ごはん」に代表されるように,食の問題は国民運動としての盛り上がりを見せ,学校での取組方,学校教育の中の食育をいかに家庭につなげるか。これは食育を一層根づかせる上で極めて大切な課題なのではと思います。そこで,1点目,児童,生徒の朝食の欠食状況についてお尋ねいたします。市内の小学5年生と中学2年生の朝ご飯を食べない子どもについては,食育推進計画の中で示されていますが,それ以外の児童,生徒の数はどうなっているのでしょうか。そして,学校での食育の指導,普及活動は具体的にどのようにされているのでしょうか。食育といいますと,教科などにおいては家庭科,技術家庭科,体育科の保健領域を思い浮かべますが,それだけではなく,社会科,理科,生活科,道徳,特別活動,さらには総合的な学習なども食育の内容とかかわりがあり,食育は全教育活動を通じて行う教育課題であると言われます。食育の推進は,保護者や地域の人たちの協力が必要なことは言うまでもありません。以前,婦人会活動をしましたとき,県の教育長をされました浜里忠宜先生が,現代の教育を考えるという題で,母と子のきずなについてお話くださいましたことを思い起こしました。心温まるエピソードですので,少し話をさせてください。それは,旧制の第二高等学校,現在の東北大学の教養部だそうですが,そこを出られた,ある著名な学者先生の若いころの話です。昔は高校に入りますと全寮制で,試験があると成績を1番からビリまで全部廊下の壁に張り出されて,全校の生徒が,成績が一目で分かる仕組みになっていたそうです。その先生の思い出話によりますと,ちょうど試験の直後に,田舎からお母さんが息子に会いにこられて大変なことになったということです。お母さんが心を込めておにぎりやおはぎや柿や栗などを煮て,ふろしき包みいっぱい背負って,はるばる仙台のまちの高校にやって来られました。試験の成績が張り出されて,名前と番号が1番からずっと一列に並んでいた。お母さんには何のことか分からないので,我が子の名前はどこにと,丹念に見ていかれるのですが,なかなか出てこない。100番が過ぎ,150番が過ぎ,やっと一番最後にたどり着いたとき,そこに愛する息子の名前が出てきたそうです。お母さんは息子に会うなり不安な面持ちで,「あれは一体何な」と聞かれた。息子は全く血の気の引く思いで,そのときとっさに口をついて出たのが,「ああ,あれな,あれは下駄箱の番号だ」。お母さんはやっと胸をなでおろして,一日寮にいて,おはぎだのおにぎりだの柿や栗など寮の仲間たちにも振舞って,夕方,安心して帰っていかれた。校門の所まで送っていった息子は,白髪まじりの母親が校門を去っていく後姿をじっと見送っていたが,なぜか涙がこぼれてきて仕方がなかったそうです。それからというもの青年は猛烈な勉強を始めて,後に学者として世に出られたと。なお消えることのないのは,おにぎりの味と母親の後姿であると,若き日の思い出を語られた。事,子を思う母の心,ここに母親の不思議な力が存在したのだと思います。食育と現代の親子関係,古きよき時代の親子に学ぶべきところがあるような気がしてなりません。食育にかかわりがあるような気がしましたので紹介させていただきました。次に,2点目,「食べよう朝ごはん条例」の制定について。霧島市版食育バランスガイドが配布されていますが,活用状況について把握されているのでしょうか。先ほど同僚議員も質問されましたように,このすばらしい取組が宝の持ち腐れにならないように健康増進にみんながつなげていきたいものだと思います。青森県鶴田町が制定しているような「朝ごはん条例」を制定し,もっと朝ご飯を食べようという機運を醸成する考えはないか,お尋ねします。3点目,霧島地区の新たな観光地の整備について。白土から霧島神宮下周辺の霧島川沿いの渓谷を新たな観光地として整備する考えはないのでしょうか。以前,戸崎橋の国立公園記念碑の周辺整備を質問しましたが,民芸村と観光案内所駐車場から裏手の道を下ると,切り立った岩と岩の間を流れる美しい渓流があります。高千穂峡を少し小ぶりにしたようなすばらしい景観です。手つかずの埋もれた観光資源だと思うのですが,調査をして新たな観光地として整備はできないものかお尋ねいたします。これで壇上からの質問を終わりますが,自席からの質問もお願いするかもしれません。よろしくお願いします。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま木野田恵美子議員の壇上からの質問が終わりました。本日の会議時間は,議事の都合によりましてあらかじめ時間を延長して行いたいと思います。まず,壇上からの質問に対する答弁は,休憩を挟みまして休憩後に行いたいと思います。しばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 4時53分」


               ──────────────


               「再開  午後 5時10分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き,会議を開きます。一般質問を続けます。木野田恵美子議員の壇上からの質問に対する答弁を求めます。


○市長(前田終止君)


 木野田議員から3点につきましてご質問でございました。3点目につきましては私のほうから答弁させていただきます。1点目につきましては,教育委員会が答弁いたします。そのほかにつきましては,保健福祉部長が答弁をいたします。霧島地区の新たな観光地の整備について答弁いたします。白土から霧島神宮下周辺の霧島川沿いの約1kmにつきましては,現地を調査いたしましたところ,川の流域は自然が残り,美しい渓谷などもあり,非常に景観に恵まれた所であると思っております。しかしながら,川沿いのほとんどが民有地であることや,景観に恵まれた所へのアクセスなどのことなどもありますので,観光地として,今後どのような活用があるか検討してまいりたいと思います。私自身もこの場所には何度か足を踏み入れておりまして,民芸村のあたりからずっと川沿いのほうに下りていって,災害対応への時期もございましたし,そしてまた,地域にやっぱり暮らす者として,民芸村周辺のあの一帯の場所をずっとどう生かすべきか,そういう視点で見て回った時期もございます。非常にいい場所ではあるんですけれども,先ほど申し上げましたとおり民有地が深く絡んでいるということ,現在,手つかず,昔ちょっと手をつけたけども,利用にほとんど供されていない。霧島市内に残る,もっと生かしたい場所の一つではある。そういう点では見ております。今後の課題かなと思っておるところでございます。


○教育長(?田肥文君)


 児童,生徒の朝食の欠食状況についての1点目と2点目についてお答えをいたします。本年5月に市内の小中学校の児童,生徒について,朝食の欠食状況調査を実施いたしました。週3日以上朝食をとっていない児童,生徒の割合は,小学校で1.9%,中学校で2.2%,全体で2%となっております。小学校において1年生が最も少なく,0.9%,2年生から5年生まではほとんど変わらず,平均して1.9%,6年生は最も多く2.9%,中学校におきましては,学年が上がるにつれて欠食率も徐々に高くなっている状況であります。各学校におきましては,学校だよりや給食だよりなどを通して,保護者に対して朝食をとることの重要性について訴えたり,学校保健会や学級PTAの話題として取り上げて意見交換したり,食の専門家を講師として招いての食育講演会を実施したりするなど,保護者への積極的な啓発を図っているところであります。その中心になるのが栄養教諭でありまして,現在,市内に16名おりますが,自分の学校の児童,生徒や保護者への指導,啓発はもちろんのこと,他校からの要請にも積極的に応じて食育の推進に取り組んでおるところでございます。平成18年度に「早寝早起き朝ごはん」全国協議会が設立され,全国的に早寝早起き朝ごはん運動の推進が図られるようになったことで,朝食の重要性についての保護者の意識も高まり,朝食の欠食解消に向けたPTA等の取組も充実してきているところであります。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 「食べよう朝ごはん条例」の制定についての1点目についてお答えいたします。霧島市版食事バランスガイドの活用状況につきましては,本年2月1日,開催いたしました第2回霧島市健康福祉まつりの際にアンケート調査を実施いたしました。その結果では,霧島版食事バランスガイドを知っている方は66%,活用されている方は40%となっております。また,「今後どのような活用をするか」の問いに対しては,冷蔵庫などの目につきやすい所に張って活用したい方が56%と最も多く,次いで,献立の参考にする方が45%,その他旬の食材を買うときの参考にしたい,あるいは郷土料理づくりに挑戦したいなどの順となっております。このようなことから,今後,市民の皆様方に広く活用していただくために,在宅の栄養士,食生活改善推進員,健康運動普及推進員や母子保健推進委員などの直接健康づくりを推進していただく方々や生活研究グループの方々などに対し説明会を開催するなど,市民の方々に対して普及啓発を図ってまいりたいと考えております。特に,今年度は市内の中学校の全生徒に霧島版バランスガイドを配布し,霧島の旬の食材や郷土料理などについて学んでいただき,広く活用していただけるものと考えております。2点目についてお答えいたします。本市では,平成18年11月に,「増健・食農育宣言」を行い,この宣言を踏まえ,市民が食に関する知識と食を選択する力を身につけ,健全な食生活を実践するための取組を総合的かつ計画的に推進するために,平成19年度に霧島市食育推進計画を策定したところであります。この計画策定に当たり,アンケート調査を実施いたしましたところ,特に幼児,小学生,中学生,20代や30代の男性の朝食の欠食率が高かったことが判明いたしました。「早寝早起き朝ごはん」の習慣は,子どもだけでなく,大人にとっても大変重要なことであり,すべての年代を通して実践できるように推進してまいりたいと考えております。今後も「早寝早起き朝ごはん」をキャッチフレーズに市民の皆様の食育の推進に努めてまいりたいと考えております。


○25番(木野田恵美子君)


 質問が前後しますけれども,市長が先に答弁くださいましたので,そのことについて少しお尋ねしたいと思います。民有地であると言われましたけれども,それは持ち主が分かっているのでしょうか。


○商工観光部長(柳田秀徳君)


 すべてではございませんけれども,民芸村の下,ここは民芸村の方がお持ちだと思います。向かい側はまた別な方が持っていらっしゃるようでございますし,その民芸村から下のほうといいますか,神宮大橋から下のほうですね,また渓谷がきれいな所があるんですけれども,そこの所の下から川を上りますと右側ですね,右側の所は民有地でございます。向かい側は,ちょっとまだ調べておりませんけれども,民有地が大分入ってるようでございます。


○25番(木野田恵美子君)


 ただいま答弁をいただきまして,少し理解はしましたけれども,民芸村が最初持っていらっしゃるときに,あの下を手すりをつけたり,少しばかり遊歩道をつくったりして何人かが通っていけるような,そういう道ができているんですけれども,その民芸村の方が,今は何か所有をしておられないとかって聞きましたけれども,どなたかほかの人に渡っているような話も聞いたのですが,そこら辺はお分かりではないのでしょうか。そして,もう一つ,その橋から下のほうは普通の霧島に在住の私もよく知ってる人ですけれども,その方にすばらしい所がありますよねっていうお話をしましたら,その方も本当に見るのも怖いような所があるから,ちょっと遊歩道をつけるだけではいけないと。もう少し手を入れてされるのだったら何か協力するようなお話をされたことがあるんですけれども,その民芸村の持ち主の人が今も所有されているのかどうか。ちょっとどうなのでしょうかね。そこ辺は分かっておりませんか。


○商工観光部長(柳田秀徳君)


 私も,先だって民芸村に行きまして,そこの部長さんっていう方だったですかね,そこの人と直接お話もしまして,また地籍図等もとってみますと民芸村の方と名義は同じであるようでございます,川の所までは。今も年に,今,議員がおっしゃいました,あそこを私もずっと下から歩いて,用水路沿いにずっと歩きまして民芸村の上のほうですか,階段をつくっていらっしゃる,そこもずっと,階段は歩きませんでしたけれども,横をずっと歩いたわけなんですけれども,その通る用水路沿いも年に何回か払っていらっしゃるというようなことでしたので,民芸村の管理と思っております。先ほど言いましたように,その川の向かい側はまた違うようでございます。地元の人がもってらっしゃるようです。


○25番(木野田恵美子君)


 やはり難しいのかなと今,お聞きしながら考えるんですけれども,霧島は観光地観光地と言われながら本当に見る所が少ないんですね。埋もれた観光資源がいっぱいあるんですけれども,本当にあの辺を何とかできたらすばらしい観光地になるのにって,もう私は自分でも何回か見にいきまして思いますけれども,何人かの方々からそういうこと,何とかしたらどうねといつも言われるんですけど,そして,ここに霧島川渓谷という,霧島総局の小園美保子さんって記者が出していらっしゃるんですけれども,コラムを,あるんですけれども,こういったのを見られた方々はまた,私も行ったときに何人か会いました。歩いて来られて,だから新聞を見られたのかなと思いながら,やっぱりもう少しここを何とかしてもらえたらいいのにっていつも思うんですけれども,今のところは,じゃ難しいわけですね。


○商工観光部長(柳田秀徳君)


 先ほど市長が答弁したとおりなんですが,今後,どのような活用ができるか検討してまいりたいということなんですけれども,高千穂峡の小型版といいますか,民芸村の下もですし,先ほど言いました,もうちょっと,白土っていいますか,霧島神宮大橋ですか,新しいバイパスから下のほうの所にも渓谷がございます。ただ,高千穂峡とちょっと違うのは,高千穂峡は川沿いに水辺の所を歩けるんですけれども,ここはもう切り立っておりまして上からしか見えない,望めないんですよね。非常に上から望みますと危険性があるといいますか,歩きにくい,アクセス等も非常に悪うございまして,そこら辺も踏まえなければならないと思います。それで,そのようなことを考えながら,今後どのような活用があるのか検討していかなければならないと思っております。


○25番(木野田恵美子君)


 検討していただくということですので,やがては何とかなるかもしれないと期待を込めて,その時期を待ちたいと思います。それでは,2点目の欠食状況で,学年が上がるごとに欠食の状況が高くなっておりますけれども,これはどういう,何かが原因なんでしょうかね。何で1年生,小学校の低学年はそんなに,これを見ますと高くないのですけれども,上になるほど欠食の率が高いということですけれども,上になるほど食べてもらわないといけないのに,どうして欠食率がそんなに高いのかなと思いますが。先生方,どのように理解されておりますか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 先般,調査いたしました結果で,学年が上がるにつれて,確かに朝食をとる率が下がってはおりますけども,これにつきましては,やはりお母さん,お父さん方がやっぱり小学校に入った時点で,かなり食に関する関心を持って子どもたちに積極的に朝食をとるようなしつけをしているのではないかと思っております。また,高学年になるにつれて,やはり食べない理由という中で,朝,起きるのが遅くなったとか,それから朝食の準備ができていなかったとか,そういうような理由が挙げられておりますけれども,子どもたちがやはり学校での活動とか,それからスポーツの活動とか,そういう部分で,また自宅の学習,そういう部分で若干睡眠が少なくなって,朝起きるのが遅れるとか,そういうことも考えられるのかなというふうに考えております。


○25番(木野田恵美子君)


 私の考えとはちょっと違っておりました。私は,低学年のほうが欠食率が高いのかなと思っていたんです。小学校のある先生にお聞きしましたら,ご飯を食べてこなかったっていって元気のない子が,体操の時間になるともうへとへとに疲れてしまって,もう走り回れなくなってしまい,元切れ状態になってしまうと。そして,「なぜご飯を食べてこなかったの」って聞けば,「お母さんが作ってくれないんだ」なんて言うんだそうです。だから,これは保護者の方に何とかご飯だけは食べさせて学校にやってくださいという指導を強くしてもらわないといけないのではないかなと思うんですけれども,どうでしょうか。


○教育長(?田肥文君)


 先ほど木野田議員が浜里先生のお話,母と子のきずなの話があったんですが,これと似たようなことを私も最近,読ませていただいたのがあるんですが,まさにこの朝食をとらない理由に,お母さんが朝作ってくれてないということですね。このことに対して,こんなことが書いてある文ありました。その昔,我が国は今の若者たちが考え及ばないほど貧乏な国だった。しかし,そのころの家庭にはぬくもりがあり,総じて明るかった。親子の情は深く,長幼の序は厳しく,そして礼儀正しかった。母親は総じて寡黙で,慎み深く,人前,とりわけ子どもの前では父親を立てた。そして,その中で,後に出てくるのが随筆でありますが,樋口清之教授,国学院大学の,随筆ですが,この方の友達という方が,非常に貧乏な方で,それに耐えて勉学にひたむきに努める人だったそうです。なぜその友人が勉学に励んだのかといいますと,それはおやじの弁当であったと。そこの中に書いてあるのをちょっと紹介します。彼は,ある日,母の作る弁当,自分のものと父親の弁当,あるんだそうですが,間違えて父親の弁当を持っていってしまったと。学校に着いて,開けるんですが,おやじの弁当は軽く,おれの弁当は,そのころは重かったと。おやじの弁当箱はご飯が半分で,自分にはいっぱい入ってた。おやじの弁当のおかずは,みそがご飯の上に乗せてあっただけ,自分のにはいつも目刺しが入ってたことを間違えて初めて知ったと。両親はそのことを一切,黙して語らず,肉体労働をしている親が子どもの分量の半分で,おかずのない弁当を持っていく。これを知った瞬間,子を思う親の愛ですね,それが分かり,胸が詰まり,涙があふれ,その弁当すら食べられなかったというふうに書いてあります。彼は,この感動の涙が勉学の決意になって,涙しながら両親への期待を裏切れないというふうに誓ったということが書いてありまして,まさに,今,本当にこの日本,豊かになった日本は失ったものが大きいなというふうにつくづく感じております。ですから,今,私は校長先生方にもよく言うんですが,今,自分が育てられたように今の子どもたちを育てれば間違いはないはずだから,各学校そういうつもりで自分の学校の教育にも,先生方の指導に当たってくださいというふうに今はお願いをしているということです。


○25番(木野田恵美子君)


 ?田先生のすばらしいお話を聞きまして,また感動しました。私どもが育つころは,本当に食もそんなに豊かではなかったものですから,いろんなものを,野山にあるものをとって食べたり,いろんなことをしたんですけれども,私はご飯大好きですので,それこそ朝ご飯を食べなかったことはいまだ一回もないんです。そして,パン食にしてごらんなさいと教えられるもんですからするんですけれども,パン食ではちょっと,ご飯をやっぱり一口食べないと落ち着かないというような,私もご飯大好きな人間です。それで,子どもたちに今,先生がいろいろと指導をしてくださっていることをお聞きしまして本当にありがたいと思うんですけれども,もったいないという気持ちや,それから,いただきます,ごちそうさまっていうのを言わない子どもも今,いると聞くんですが,学校ではそういうことはお聞きになりませんですか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 学校の現場のほうでも栄養教諭の先生等がいらっしゃいますので,今,議員のほうから話がありましたような,残さない,もったいない,そういうようなところで,そういうことがないように十分指導しております。また,アンケート等もとりまして,子どもたちが好むといいますか,そういう残食が少ないような献立等も考えて今,給食を子どもたちに出しているような状況でございます。


○25番(木野田恵美子君)


 今,栄養教諭が市内に16名いるということでしたけれども,それで十分なのでしょうか。そして,新しい取組として,全国で栄養教諭の配置が進んでいるという報道がなされておりました。21年4月にはすべての都道府県に配置され,2,648人が発令されているということで,配置状況は県によってばらつきがあるとありましたけれども,霧島市もそういった配置も,栄養教諭は配置されたんでしょうか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 栄養教諭の配置につきましては,公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員研修の標準に関する法律において定数が定められております。単独実施校で,児童,生徒の数が550人以上で1人,549人以下で4校に1人,共同調理場では,その共同調理場に係る児童,生徒の数が6,001名以上の場合には3人,1,501名から6,000人までの場合には2人,1,500人以下の場合は1人と定められており,霧島市の栄養教諭もその標準法に基づいて,すでに配置をしているところでございます。


○25番(木野田恵美子君)


 承知いたしました。私は学校の数で配置されるのかと思っておりましたが,やっぱり子どもたちの数によって配置がされるわけですね。はい,よく,それは分かりました。そしてまた,例えば学校の先生方が子どもたちに,小学生には特にいろんな,ご飯を食べてくることを勧めるために,例えば,明日はサッカー大会だから,おにぎりをいっぱい食べてきてねと言われる先生もおられるって。そう言われると,子どもは本当にお母さん,明日はサッカー大会だからおにぎり作ってねって言って,お母さんにせがんでご飯を食べられる。そういう子どももいるんだということを聞きましたけれども,そういう指導を先生たちにもっとしていただくように教育委員会のほうからも言ってほしいと思います。どうでしょうか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 栄養教諭の先生方の具体的なお仕事といいますか,そういうのもちゃんと定義はされておりますので,そういう中で,今,議員がおっしゃったような部分も含めて,また今後,市の栄養教諭等の研修会等も開催いたしますので,積極的にそのようなことを先生方のほうには指導といいますか,できるような形でお話をしていきたいというふうに考えております。


○25番(木野田恵美子君)


 先ほど?田教育長の,校長先生の話を聞いて思い出したんですけれども,「がばいばあちゃん」という映画を私は見にいきましたけれども,あれで,先生が,運動会が来ると自分のごちそうをつくった弁当を持っていって,子どもが,梅干しか入っていない弁当を毎日持ってきていたそうです。そして,その運動会が来るたびに先生のおなかが痛くなるんだそうです。そして,その子どもに,おなかが今日は痛いから食べたくない,君の弁当と替えっこしてくれと言って,その子どもに弁当を食べさせるために先生がそういうおなかの痛いしぐさをして替えられていたという,本当にいい先生もいらっしゃるんだなと思って映画を見たんですけれども。そういった優しい先生方もたくさんいらっしゃると思いますけれども,子どもたちにそういうことを,してもらった子どもは一生感動して忘れないだろうと思うんです。だから,そういうことも,先生方にも優しく子どもたちを育てるためには,何とかいい方法でやってもらうように指導をお願いしたいものだと思います。どうですか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 そのようなことが,先生によって十分,違う部分あろうかと思いますけれども,食育によって子どもたちが健全な成長ができるようにしてまいりたいと思います。


○25番(木野田恵美子君)


 それでは,「ご飯を食べよう条例」というのをつくってほしいと,先ほどお願いをしたのですが,青森県の鶴田町の条例は,単なる思いつきで登場をしたものではないと。2000年に子どもたちを対象に健康調査をされたところ,朝食をとらずに,肥満など体の不調の原因となっていることが判明して,そこで食生活改善や食育推進などを目的とするために条例を制定して,条例に基づき朝ごはん運動が活発に開始され,その結果,欠食児童,生徒数,肥満児割合,塩分摂取,野菜摂取量がそれぞれ改善されるなど,大きな成果が出たと。朝食抜きの子どもは,条例前には11.3%だったのが,5年たった2005年には6.8%に減少したことが明らかになったということで,条例の効果が大変出ているそうでございますが,霧島市も「朝ごはん条例」を制定し,朝ご飯を食べようという機運を醸成する考えはないのかお尋ねいたします。


○健康増進課長(宮本順子君)


 私も鶴田町の条例を見させていただきました。「鶴の里健康長寿の町」宣言というのをされておられまして,その中で内容的にもご飯を中心とした食生活の改善や早寝早起き運動の推進,安全及び安心な農産物の供給,鶴田町において生産された農産物の消費,食育推進の強化,米文化の継承というようなことを目的としてつくられた条例だというふうに見えました。さらに,私どものほうでも,18年11月に「増健・食農育宣言」をしまして,19年度に食育推進計画を策定しておりますが,この中でも鶴田町とほぼ同じような取組を現在させていただいているところでございます。条例とまではいきませんけれども,当面の間はこの推進計画のほう,24年度まで目標値を持って推進するとしておりますので,地道な活動を今後も続けていきたいと考えております。


○25番(木野田恵美子君)


 課長の答弁をいただきまして,おおよその考えは分かりましたので,「健康きりしま21」というこの立派な冊子をつくっていただいておりますので,これに基づいていろいろなことが推進されるだろうと思っておりますので,それでは,ごはん条例も今のところは,じゃちょっと考えたほうがいいということでございますね。


○健康増進課長(宮本順子君)


 食育推進計画でも「早寝早起き朝ごはん」をすべての年代のキャッチフレーズにしております。やはりこれは非常に大事だということは,もうすべて分かっておりますので,是非今の食育推進計画と「健康きりしま21」のこの計画の中で,当面の間は進めさせていただきたいと考えております。


○25番(木野田恵美子君)


 とにかくみんながご飯を食べて,元気な霧島市をつくるために条例を作ってほしいなと思ったんですけれども,それでは,今のところはそういう考えであるのでしたら了解をいたしたいと思います。それでは,これで終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,木野田恵美子議員の一般質問を終わります。次に,22番,久保史郎議員より5件通告がされております。したがって,久保史郎議員の発言を許可いたします。


○22番(久保史郎君)


 皆さん,こんばんは。今議会,29名の方が一般質問の通告をされていらっしゃいます。本日,私でちょうど15番目,折り返し点でございます。最後になると思います。お疲れでしょうけれども,しばらくよろしくお願いいたします。私は,この議会におきまして,先に通告いたしました5項目について質問し,当局の答弁を求めるものであります。初めに,心配された新型インフルエンザも終息の方向に向かっているようであり安堵していますが,市としても今回,インフルエンザ拡大に対して要介護者などに対応するため,食料備蓄など対応策を予算計上されたことは高く評価をいたします。また,サブプライムローン問題で引き起こされた世界同時不況は,車社会でアメリカ国内はもちろん,世界経済をリードしてきた3大アメリカ自動車業界のうち,クライスラーに続き,ゼネラルモーターズも破たんし,これまでアメリカ政府が2社関連事業に500億ドル,日本円で約4兆8,000億円支援したにもかかわらず,さらに300億ドル追加,これ以上の支援は無理との判断から,アメリカ連邦破たん法第11条で,政府管理下に置き,経営を再建するとの新聞報道でありましたが,日本国内もまだまだ不況を克服できていない中,さらに今後,国内で取引のあった自動車業界など,多大な影響を受ける企業が出てくることが予測されます。このような中で,2009年度補正予算が歳出総額13兆9,300億円で,補正予算としては過去最大規模で成立いたしました。政権与党として公明党の政策が大きく取り込まれ,特に社会保障費の中で日本人の死亡原因の現在1位であるがんに対して,今回は女性特有のがん対策として子宮頸がんと乳がん検診に無料クーポン券配布が予算計上されました。このがん検診無料化については,公明党女性局が中心になり,署名活動を行い,鹿児島県においても53万人以上の署名簿を鹿児島県知事と国に提出し,実現を要望した結果であり,霧島市においても多くの署名協力をいただいた方に感謝申し上げるものであります。この成果で多くの女性ががんの早期発見により救われるものと確信いたします。また,幼児教育無償化への第一歩として,昨年の補正予算で支給された就学前3年間の子ども第2子以降に,今回は第1子から3万6,000円の支給が本年度限りではありますが,行われることになっています。その他,環境対策や雇用中小企業対策,医療介護職員の給与引き上げ,また減税対策など,公明党の提案した国民の側に立った政策が実現しています。一つ一つを財源まで示しますと一般質問になりませんので終わりますが,このような国の政策を行政当局におきましては,霧島市民のために限りなく最高に活用して取り組んでいただきたいと願うものであります。一方で,国政側においては,衆議院議員任期を目前に控え,国民の目線に立てない政権争い的な政争が行われていることは残念なことでありますが,霧島市においては市長以下,行政も議会も市民の声をしっかり受け止め,対応していきたいと思うものであります。そこで,今回の質問に入ります。初めに,公共工事発注における契約のあり方について質問いたします。この議会に提案された議案第56号は,南部し尿処理場建設に関して建設を請け負ったJFEエンジニアリング株式会社に対しての損害賠償提訴の費用でありますが,このような提訴を行わなければ解決できなかった原因は,契約のあり方に問題があったのか,また,この問題を受け,霧島市における契約条項の見直しは検討されたのかを伺います。次に,定額給付金の支給状況について伺います。この定額給付金は08年度の補正予算75兆円の緊急経済対策のうち2兆円を,急激な不況により国民の生活を守り,また経済の活性化を推進するため,国民全世帯1人当たりに1万2,000円と2万円を支給されたものであります。私ども公明党が政権与党として国民のためこの政策を掲げた当初は,野党の民主党をはじめ,多くの識者やマスコミなど,連日のごとく非難中傷を浴びせましたが,実際に本案が通り,自分の手元に給付金が届くと,多くの人が喜ばれたのが実情であったと思います。そこで,この定額給付金の支給は,開始より6か月間が給付期間であったと思いますが,現在までの支給状況はどのようになっているのか伺います。また,定額給付金と並行し,市が3,000万円助成し,総額3億3,000万円のプレミアム付き商品券の販売結果と購入した市民の反応,また霧島市における経済波及効果をどのように捉えていらっしゃるのか伺います。次に,まちづくり緑化対策について伺います。地球温暖化対策が喫緊の課題として世界的に対策が求められており,これまで京都議定書の中にも入らず,最大排出ガス国のアメリカがオバマ政権に変わり,温暖化対策に取組む姿勢が見えてきましたことは,まことに喜ばしいことであります。霧島市におけるまちづくり構想の中でも緑化の取組が求められていますが,実際に取り組む計画はどのようになっているのか伺います。また,霧島市における学校教育現場など,広い面積でグラウンドなど有しておられますが,特に,明年4月開校する天降川小学校グラウンドなど芝生化の検討はされていないのか伺います。次に,(仮称)こどもセンターの建設について伺います。天降川小学校の完成に合わせ,隣接地にこどもセンターの建設が計画されていると思いますが,その規模と子どもたちに対する内容はどのようになっているのかを伺いまして,壇上からの1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 久保議員から5点につきましてのご質問でございました。3点目については,私のほうから答弁をいたします。4点目につきましては,教育委員会が答弁いたします。そのほかにつきましては,関係部長がそれぞれ答弁をさせていただきます。まちづくり緑化対策の取組についてお答えいたします。まちづくり緑化対策につきましては,今年の第1回定例会におきましても,緑豊かな都市景観形成についてご指摘をいただき,私といたしましても長期的な展望に立った都市景観の改善の必要性を感じているという趣旨の答弁をさせていただいたところであります。昨年,策定いたしました霧島市環境基本計画の中でも,市の取組として緑地公園の整備や公共施設の緑化などを掲げておりますが,一つの事例といたしまして,この3月には緑の少ない市街地にある国分本庁舎前の広場の一角に,市民の皆様とともに広葉樹の苗木を植樹いたしました。また,温暖化対策の一環として積極的に推進をいたしております「緑のカーテン事業」につきましても,その取組が各ご家庭や企業に広がっていけば,緑化や景観という観点からも今後の市民意識の向上に大いに役立つのではないかと考えているところであります。市街地の道路や公園,そのほかの公共施設の緑化につきましては,合併以前に策定をされていた旧国分市と旧隼人町の「緑の基本計画」という緑化計画の中で継承できる事業につきまして,霧島市としても重点的に実施をいたしております。市街地の緑化,植栽につきましては,剪定,除草作業や防虫作業などの費用に加えて,周辺住家への対策も要しますことから,十分な検討と計画的な実施が必要と考えておりますが,今後,策定を予定しております「霧島市緑の基本計画」におきましても,市民の皆様のご意見やご協力をいただきながら,より具体的な緑化対策の取組について検討してまいりたいと考えております。


○工事監査部長(大井 正君)


 1問目についてお答えいたします。入札等における不正行為につきましては,これまで細心の注意を払ってきたところでございますが,今回の談合事件に関しまして,発注者側といたしましては大変遺憾に思っているところでございます。霧島市といたしましては,合併にあわせ,「霧島市建設工事請負契約書標準書式」の内容の見直しにつきまして協議を重ねてまいりました。また,県の助言もいただき,新たに「不正行為に伴う損害賠償の予約」の条項を追加し,現在に至っているところであります。その内容につきましては,請負者が独占禁止法に違反した場合,霧島市に請負代金の10分の1に相当する額を賠償金として支払わなければならないということを織り込んだものであります。今後,このような事態を招くことがないよう,さらに細心の注意と監視を強め,万全の態勢で臨みたいと考えております。


○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)


 2問目の定額給付金の支給状況についての1点目にお答えいたします。支給期間を6か月間とする本市の定額給付金は,対象世帯数5万7,257世帯,総額19億7,804万8,000円でございます。支給状況は,5月末現在で5万1,030世帯,18億3,047万6,000円の給付が完了しており,給付率は世帯数で89.1%,金額で92.5%となっております。


○商工観光部長(柳田秀徳君)


 2問目の2点目,プレミアム付き商品券の販売結果等についてお答えをいたします。まず,霧島商工会議所と霧島市商工会が共同で行うプレミアム付き商品券の販売結果につきましては,4月22日に総額3億3,000万円分の商品券を発売開始し,5月1日には完売いたしました。購入者総数は7,586名で,発売した3万冊の地域別内訳は,商工会議所及び商工会隼人本所の下場のほうで2万4,939冊,率は83%に当たります。そのほかの上場地区5支所で5,061冊,17%という結果でございました。購入された方々からは大変好評を得ているところでございます。換金状況につきましては,この1か月間で総額の約49%に当たる1億6,200万円程度が使われ,換金されております。その内訳として,大型店舗の占める割合が約59%であり,残る41%程度は地元商店街等で消費されているものと思われます。次に,経済波及効果につきましては,商品券の有効期限が10月21日までとなっておりますので,これからの換金状況やお中元商戦等との動向を見た上で判断しなければなりませんが,好評のうちに完売し,既に半分程度が各地域満遍なく使用されておりますので,経済効果はあるものと考えております。


○教育長(?田肥文君)


 学校教育現場の緑化の取組についてお答えをいたします。霧島市内の各小学校に学校の芝生化について聞き取り調査を行ったところ,芝生の管理のためグラウンドが使えない時期がある。芝生のグラウンドは野球やソフトボールなどのスポーツを行うのに支障があるなどの回答が大半でありまして,グラウンド部分は芝生より土のほうが利用しやすいとのことでありました。天降川小学校のグラウンドは,スポーツ少年団や学校開放等でスポーツを行うなどの利用が多くなることが予想されますことから,芝生化は難しいと今のところ考えているところであります。しかしながら,校内緑化は重要な設計条件として位置づけ,敷地周辺部の芝生化を含めた緑化を検討し,校舎と校舎の間の中庭部分は,通路以外の部分をすべて芝生化し,また校舎敷地周囲につきましては,芝生と四季を感じることのできる落葉樹も常緑樹とともに植栽をするよう計画をしているところでございます。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 (仮称)こどもセンターの建設についてご答弁を申し上げます。今回,天降川小学校の開校に合わせ,周辺児童の放課後健全育成を図り,さらに子育て世帯の相談や悩み等に対応するため,放課後児童クラブや子育て支援センター,図書室や相談室などを備えた地域の子育て拠点施設として(仮称)こどもセンターを整備することといたしております。放課後児童クラブを設置することにより,共働き世帯などの児童を放課後預かり,子どもの安心・安全の確保や保護者の心理的不安が軽減できるものと考えております。また,子育て支援センターでは,育児不安に関する相談及び指導や育児講座などの企画運営及び子育て情報の提供,子育てサークル等に対する育成,支援などの事業を行うことといたしております。この施設の敷地面積は約900m2で,延床面積は約500m2を予定しており,内訳は放課後児童クラブ部分が106m2,子育て支援センター部分が126m2,図書室40m2,会議室と事務室をそれぞれ36m2,相談室を24m2などの床面積を予定いたしております。また,放課後児童クラブの対象児童として1年生から6年生までの約50人を予定しているところでございます。


○22番(久保史郎君)


 それぞれ答弁をいただきましたので,2回目以降の質問を若干させていただきます。今回質問の中では,同僚議員がもう重複して質問された項目等もございますので,その部分は,必要なところだけ質問をさせていただきたいと思います。初めに,公共工事の発注契約のあり方についての質問をいたしますけれども,今いただきました答弁の中では,独占禁止法に違反した場合に霧島市に請負代金の10分の1に相当する額ということでございますけれども,この契約条項の中では,その他,いろいろなことがあるわけですね。例えば手抜き工事であったり,本来の使うべき材質が使われていなかったりと,そういう場合にもすべてこの含まれるということなんでしょうか。確認しておきます。


○工事監査部長(大井 正君)


 はい,そのとおりでございます。(4日目,P190に修正発言)


○22番(久保史郎君)


 この件に関しましては,今回,市のほうがこの発注者に対して談合があったということで10%の損害賠償の提訴を行うということでございますので,議会のほうが市当局の足を引っ張るような質問できないわけでございます。今からの問題でございますから,ただ,お聞きしておきたいのは,実は私,旧隼人町におきましてもガーデンシティー建設計画という膨大な面積,47町歩ぐらいでしたか,ここの土地の契約条項が買い戻し条項なども入っていなくて,非常に隼人町で苦慮した経緯がございます。それで,今回,またこのような霧島市議会においても提訴しなければならないというような問題が起きたことを非常に心配しましてお聞きしてるわけですけれども,実際このJFEが受注したところは,この霧島市のこの南部し尿処理場だけではなくて,日本全国に何か所かあって,その中の契約条項の中に,その市町村においては,ある市町村だと思うんですけれども,それでもうその10%とか15%,違約金を払ったというようなことも聞いておりますけど,それは事実ですか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 JFEエンジニアリングが契約したところが,その公取委の課徴金命令の出たところは2件でございまして,2件ともそういう契約条項に盛り込まれていない関係上,支払われておりません。


○22番(久保史郎君)


 それでは,実質的に,これちょうど合併前でしたよね,1市3町の一部事務組合の中のそういう契約でございましたので,そのときにはこの10%のそういう違約金の支払いという条項は盛り込まれていない契約書であったと,そういうことでございますか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 はい。その契約時は1市3町の組合で行っておりまして,契約条項にそういう損害賠償の請求が盛り込まれていなかったということでございます。現在は,それを踏まえまして,新たに見直しをいたしまして,そういう損害賠償の請求はできるということになっております。


○22番(久保史郎君)


 今回,提訴しなければならなかったということで,調停の話し合いも若干されたようなお話も聞いたんですけれども,その内容も詳しいところは結構でございますけれど,なぜ調停がきちっとこのように金額の多い工事を受注をさせていただきながら,相手もその責任を認めようとしなかったのか。そこら辺の話を少し示していただきたいと思います。


○衛生施設課長(前田 理君)


 過去4回,調停をいたしております。その調停の結果が,霧島市といたしましては10%を要求しておりました。それがJFE側としては,最初1から3%ぐらいしかもうけがないというようなことで主張しておられまして,それが平行線でずっと行ったもんですから,もうこれは調停はできないなということで裁判,請求するということでございます。


○22番(久保史郎君)


 契約のほうでちょっとお伺いしますけれども,というようなことであれば,今回,この10%という,見直しされたわけですよね,この経過を踏まえて。これ10%でなければいけないという法的なものあるんですか。


○工事監査部長(大井 正君)


 法的な根拠については,確認はいたしておりません。


○22番(久保史郎君)


 今回の金額は40億弱ですよね,この工事が。であれば,公共工事は非常に,民間企業の仕事から比べたときに,ちゃんと請負側のほうの利益の分まで計算していただいたような公共工事なんですよね。ましてや支払い期日が来た場合には,きちっとお金は入ってくると。民間の工事の場合には,散々値切られ,たたかれ,あげくの果てには発注側が倒産して集金できなかったというようなこともあり得るわけですよ。それから比べた場合に,こういう談合なんかがあったときの損害賠償金の10%というのは限りなく低いんじゃないんですか。私は20%でも30%でも,こういう違約金は掲げてあってもいいと思うんですけど,例えば,日本全国こういうような,この10%統一されたような状況なんですか。中には20%というようなところの条例を設けてるところはないんですか。いかがですか。


○工事監査部長(大井 正君)


 先ほど10%の率につきましては,確認はいたしておりませんというふうに答弁申し上げました。今回,このような事案が継続的に起こっておりますが,その事案等の各市町の請求っていいますか,見てみますと,大体10%というふうなものが多くあったというようなことだったと思いますが,当時の経緯についてはちょっと私も確認をいたしておりません。


○22番(久保史郎君)


 これは南副市長ですか,それとも,どちらですか,担当のほうは。どちらが。福永副市長のほうでよろしいんですか。この契約条項のこの10%というこの金額。例えば,談合をされたら市民の負担が,税金ですよね,税金の負担が10%やそこらじゃ私はきかないと思うんですよ。だったら,もしこういう違約が発覚した場合には,10%払えばいいというような,企業は全然責任をとってるって形にならないんですよね。ですから,是非ともそういう法的な制限がないのであれば,霧島市は20%はちゃんといただきますよという条項を掲げられても私は問題ないんじゃないかと思うんですけど,その点についてはいかがですか。


○工事監査部長(大井 正君)


 先ほども答弁,第1回目の答弁で申し上げましたが,県の指導もいただいたというふうなことで,県の基準も10%というふうになっているようでございます。それに準じて霧島市の場合も10%に決めたということです。


○22番(久保史郎君)


 県のそういうところも,指導もいただいたということですけれども,この損害賠償について県は一銭も出してくれないわけですよね。そうでしょう。県が出してくれるんだったら10%でいいですよ。これはやっぱり霧島市は,是非,調べていただいて,20%というところはないのか。それ以上のところですね,10%以上。あれば,是非ともやっぱりそういう市民の財産を守るという側に立った取組をしていただかないと,国の指導はこうでした,平均的に10%ですと言って,それではやっぱり責任ある立場には私はならないんじゃないかと思いますので,是非それは一応調べていただいたその結果で結構でございますので取組をしていただきたいと思います。それでは次に,今回,定額給付金の件に関しましては,同僚議員ももう質問されまして,ほとんどもう聞くところがないぐらい,いろいろ聞いていただきましたので,また説明のほうも明確に現在までのが出ておりますので,先ほど壇上からの話の中で申し上げましたけれども,非常に当初は,この定額給付金については批判が大きかったです。実際辞退された方はどれぐらいいらっしゃいますか,現在まで。


○企画部長兼行政改革推進監兼大学跡地利用対策監(山口 剛君)


 ご答弁の中で申し上げましたとおり,現段階では約92.5%の方が申請をされております。残り8%弱の方が残っておられますけれども,この方々がどういう状況でしているのか,まだ出せない状況なのか,それとも申し込みが半年間という猶予もございますので,そういった中でどのようなお考えなのかっていうのは,まだ把握できないところでございます。月曜日にそれぞれ,まだ出しておられない方に,是非出していただくような連絡を差し上げておりますので,その中身を見ながら,また今後検討して,どういう理由で出しておらないのかっていうのも分かってくるんじゃないかというふうに考えております。


○22番(久保史郎君)


 この定額給付金については,もう昨日でしたか,企画部長がもらって非常にうれしかったという言葉を述べていらっしゃいますので,それにもうすべてが表れているんじゃないかと思いますので,ちなみに市長以下,三役の方たちは,いただかれてどのような使い方をされたのか,お聞かせ願えますか。市長から,まず。それから副市長,それから教育長。


○市長(前田終止君)


 私のほうはおいしいものを消費するということで,ちょっとお食事をさせていただきました。


○教育長(?田肥文君)


 私のほうは1万2,000円×2,2万4,000円でプレミアム商品券を買わせていただきました。


○副市長(南 洋海君)


 孫にとられてしまいました。


○副市長(福永 隋君)


 2万円いただきまして,うまいものを食べたり,ちょっと本を二,三冊買いました。


○22番(久保史郎君)


 それぞれ答弁ありがとうございました。有効に使っていただいたようでございます。もう定額給付金の件についてはこれで結構でございます。あとプレミアム付き,市が3,000万円助成した,この金額の件について,3月議会におきまして私とそれから同僚議員もう一人がこのプレミアム付き商品券の3,000万円という金額について,市当局の取組をお伺いしたわけでございます。私も,金額はともかくとして市当局がこのプレミアム商品券の金額について,これを助成されたことは非常にすばらしいということで申し上げたわけですけれども,実は,市長,この3,000万円という金額,例えばこれは,仮に1億,霧島市は助成したというようなことになると,南日本新聞のトップに私は載ったんじゃないかと思うんですよ。それでも3,000万円してくださったわけですからね。ですから,それが1週間程度で完売したと。あるいは,聞くところによりますと,もうないんですかという声が非常に後から多かったというようなことも聞いております。ですから,3,000万円出したことに対して,今,ああ1億にしておればよかったなというような思いはなかったですか。いかがですか。


○市長(前田終止君)


 全国の,この手の取組の一部をちょっと自分なりに情報収集もしてみますと,今,議員ご指摘のような思い切った,この手立てを進められた地域が,全国には何件か,散見できます。こんなことだったら,もう一気張りしとけばよかったかなというような思いも正直なところございました。


○22番(久保史郎君)


 私は,市政のトップを預かる思いとして,そういう市長に思いがあれば,私はもうそれで結構だと思います。プレミアム付きの商品券の件についても,それで終わります。次,まちづくり緑化対策の取組について若干お伺いをいたします。実は,これ3月議会で,エコタウン構想ということで質問をさせていただきました。その中でやっぱり緑化のそういう取組をどうしてもしていかなければいけないときに来ているんじゃないかということで質問をさせていただいたんですけども,残念ながら時間切れで,私のほうの,もっと詳しく説明をしたり,また当局の声を聞かせてもらうことができませんでしたので,今回,もう1回取り上げをさせて,別な形で,緑化対策という形で取り上げをさせていただいたんですけれども,霧島市が発行していらっしゃる新市まちづくり計画,これは平成16年ぐらいに合併協議会の中でも一つの課題として,自然と共生した定住環境づくりというのが載っております。これは恐らく,もうそんな皆さん方持っていらっしゃらないんじゃないかと。こういう合併協議会の中でも,それから,平成19年の5月に出された観光基本計画の中の19ページに,街路樹や草花などによる緑化を推進し,道路ごとに案内板のデザイン,街路樹の樹種,草花などの統一を図り,親しみやすい道路景観の形成を誘導しますという一文が載っております。それから,平成20年の3月に環境基本条例を出されまして,この中では身近な緑を保全し,快適な緑地環境を創出しますと。そして,この中では数値目標を掲げてございます。公園や街路樹などのまちの緑の多さに関する満足度を平成29年度までに50%という数値目標が明確に出されております。それで,なかなか市長に理解してもらうのは難しいのかなと思うのは,市長はどちらかというと,牧園の中津川の,もう緑に囲まれ過ぎたぐらいの,そういう環境に多分いらっしゃると思うんですよ。しかし,この市街地のほうに出てきますと今,非常に緑が失われつつあると。実は,先般5月でしたか,高原町で第4回目でしたかね,環霧島会議がありまして,私も参加させていただきましたけれども,あそこの建物,あの会場の建物,昔の江戸時代の建物みたいな,非常にしゃれたというか,中身が非常に近代的で,その外見は。私は,内容ももちろんそうでした,東国原知事も来られまして聞かさせていただきまして,そこで一番感動したのは,あそこの庭に樹齢何十年というような木が立っておりましたよね,何本か。私は,こういうのを残されてすごいなと,あれにも感激をした経緯がございます。それで,今,このような,環境基本条例やら,その環境基本計画やら見たときに,やっぱり今,例えば市長がこの霧島市の前の道路は何号線であると,市道何号線であるとか,市道何々から何々線というのがありますよね。しかし,これは市民にとっても非常に分かりにくいんです。ですから,私はいろんな道路行政をするときに金をかけてじゃない,道路をどうしてもつくり直さなければならないときに,あわせてそういう計画をしていただいて,そして例えばイチョウ通りならイチョウ通りという名目をつけるなり,桜通りなら桜通りという名目をつけるなり,非常に市民にとってもその通りがわかりやすいという,そういうまちの緑あふれる景観をあわせて一緒につくっていただきたいと思うんですよ。市長,いかがですか,そういう計画は。


○市長(前田終止君)


 大賛成であります。今後,新しく道路をつくる計画が将来的にしっかりと位置づける年,月がありますときには,是非ともその視点に立って都市計画,街路事業,なぜここにこの木なのか,そしてそれに対する将来的な木の樹形,その形,そういうものを念頭に置いた街路事業を,30年,半世紀先を見るような,そういう都市計画,緑のまちづくりというものが私は今後の一番大事な点だというふうに認識いたしております。


○22番(久保史郎君)


 是非ともそういう捉え方の中からしていただきたいと思います。実は,鹿児島に,鹿児島大学のあの通り,甲突川から行く通りがあります。ここはずっとクスノキが植えてあります,大きなクスノキが。それで,電線がそのクスノキの下を通ってます。大きな木ですから,もう電線は下を通す以外にないわけですね。あわせまして見ますと,223号,通常観光道路,隼人の浜之市のあの交差点の所が,日当山の入り口までですけど,ツバキが植えてございます。もう春先になるとかわいそうなぐらいしっかり刈り込まれて,何十年経っても大きくなりようがない,あれ。ですから,このような木を植えて,木も生き物ですから,やっぱり大きく,是非とも私はやっぱりしていただけるような対策をとっていただかないと,理由はいろいろあるでしょ,毛虫がつくとか,花が散るとかいろいろあるでしょうけれども,せっかく植えた以上は,その木はどこまでも伸ばしてやるというような発想に立っていただきたいと思います。天保山で松の木を,のかすかのかさないかという問題ありましたよね。現在,あそこ,歩道の一角に松の木が出てきております。人がよけて通らなければなりません。私はこれが,もうこれからの取組だと思うんですね。ですから,是非そういう今後取組を。それから,併せてこの緑化対策の中では,今,一般家庭から非常に大きな木がなくなっています。なぜかといいますと,かつて今までは,例えば100坪の土地に1軒家が建ち,庭があり,木を植えておりました。しかし,高齢化してくると,木が邪魔になるわけですよ。よって,何十年も,せっかく大きく育った木を惜しげもなく切り倒す。だって,切り倒さなければ高齢化した自分が対応できない,その木に。あわせて,新しい住宅地になっていきますと,もちろん土地価格もありますから50坪,60坪,70坪という土地に家を建てますと,もう木を植える場所がございません。そういう感じで,本当にこの市街地の住宅からは,そういう緑が消えてきてるような状況でありますので是非ともこれはまた,今申し上げたとおり,この霧島市街地においては樹木の名前でその通りが分かるという通りをずっと何十年かけても結構でございますので,できるだけお金をかけないようにして取組をしていただきたいということ,これは要望をしておきます。よろしくお願いします。それから,教育委員会のほうに,この学校のグラウンド緑化の件について,もう時間ありませんけども,ちょっとお伺いいたします。実は,5月の,私ども政務調査で文科省の担当者とお話をさせていただきました。それで,今回,当局からの答弁では,いろんなスポーツ関係等もあるから芝生化にすることはなかなか難しいと。しかし,その代わり周りのほうは芝生化にしたいと考えていますというようなことでございますけれども,文科省の担当官の話では,学校のグラウンドの緑化などは各市町村まで通達が行っているはずだということでございましたけれども,それは来ておりますか,いかがですか。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 文部科学省に通達は出されているかどうかというご質問でございますけれども,私ども県の学校施設課に確認をいたしましたところ,そういう通達は出ておりませんということでした。しかしながら,安全・安心な学校づくり交付金の屋外教育環境整備事業やエコスクールパイロット・モデル事業により,校庭芝生化等を推進しているという回答はいただいております。


○22番(久保史郎君)


 私は今回,6名の,私以下,5名の同僚議員と行きました。ですから,今この件について文科省の担当者がそのように言われますから,間違いなくそれは市町村の教育委員会まで学校のグラウンドの芝生化の通達は行っていますかということを,念を押して確認をいたしました。間違いなく行っているということだったんです。であれば,どこかで,どちらかが連絡は来なかったのか,うそを言っていらっしゃるのか,どちらかということなんですよね。これはもう同僚議員も聞いていらっしゃいますから,私,確認を,それをいたしましたので。ですから,実は,今回のこの予算案の地域活性化と経済危機対策臨時交付金の中でも,小学校の運動場芝生化の推進事業というのがあるんですね,ちゃんと。入ってるんですよ。している学校もあります。だから,恐らく日本全国ではもう多くの学校が今,取り組む,あるいはもうすでにしているという所があると思うんです。そこで芝生化,小学校,中学校に関しまして学校が幾つかあったっていうのは調査されましたか,いかがですか。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 先ほど,私,答弁いたしましたように,文部科学省から芝生化しなさいというような通達は出てきておりません。しかしながら,従来より文部科学省におきましては補助事業で,例えば,先ほど申し上げました安全・安心な学校づくり交付金,これ従来の補助金と同じようなものなんですけども,それと屋外教育環境整備事業,それとエコスクールパイロット・モデル事業というような環境整備についての補助事業がございますので,それらを通じて芝生化を推進しているという,そのようなふうで文部科学省の方は議員の方々におっしゃられたと解釈しております。それから,先ほど教育長のほうから答弁いたしましたように,私ども学校に聞き取りを行いました。その結果,76%の学校についてグラウンドについては芝生化をしないほうがいいというような回答を得ております。その結果を受けまして,グラウンドの中自体には芝生化はしませんけども,周辺につきましては,天降川小学校で学校の森ほか,それと中庭,記念植樹のスペース,合計で約2,500m2程度,芝生化をするように計画をしております。それと,牧園中におきましても,中庭,屋上緑化等で1,691m2,1,700m2程度でございますけれども,芝生化を検討しております。


○22番(久保史郎君)


 時間もございませんので,最後にさせていただきますけれども,この学校教育の中で,ただ単にその芝生化だけじゃなくて,緑化運動に取り組んでいらっしゃる事例があればお示しをしていただきたいと思います。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 先ほど,私,天降川小学校,それと牧園中学校の改築事業,新設小学校の分について,今,新規事業について報告を申し上げましたけども,例えば,舞鶴中学校におきまして,木の本数にしまして大体65本程度植樹をしております。それと,各小中学校におきまして,十数校ほど緑のカーテン事業というようなのを学校と協力しまして推進しております。


○22番(久保史郎君)


 以上で終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,久保史郎議員の一般質問を終わります。これで本日の一般質問を終わります。残りの14名については明日以降の本会議で行います。本日はこれで散会します。


              「散 会  午後 6時33分」