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鹿児島県 霧島市

平成20年第3回定例会(第6日目 9月19日)




平成20年第3回定例会(第6日目 9月19日)





             平成20年第3回霧島市議会定例会会議録


 
1.議事日程は次のとおりである。


                    平成20年9月19日(第6日目)午前9時開議


┌──┬──┬────────────────────────────┬───┐


│日程│議案│件                 名         │備 考│


│番号│番号│                            │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 1│  │一般質問 脇元  敬君(253ページ)           │   │


│  │  │      ・周辺地域活性化,地域間格差軽減への対策につ│   │


│  │  │       いて                   │   │


│  │  │     徳田 拡志君(267ページ)           │   │


│  │  │      ・市長の経済状況の認識について       │   │


│  │  │      ・税制について               │   │


│  │  │      ・PFI事業について            │   │


│  │  │      ・市民電話相談室設置について        │   │


│  │  │     秋広 眞司君(280ページ)           │   │


│  │  │      ・大分県教委における教員汚職事件について  │   │


│  │  │      ・公民館施設について            │   │


│  │  │      ・市営住宅対策について           │   │


│  │  │     時任 英寛君(289ページ)           │   │


│  │  │      ・特別支援教育について           │   │


│  │  │      ・緑のカーテン事業について         │   │


│  │  │      ・地デジ放送について            │   │


│  │  │     仮屋 国治君(300ページ)           │   │


│  │  │      ・移住・定住促進策について         │   │


│  │  │      ・政府の緊急対策「五つの安心プラン」について│   │


│  │  │     岡村一二三君(316ページ)           │   │


│  │  │      ・「放課後子どもプラン」について      │   │


│  │  │      ・教育行政について             │   │


│  │  │     下深迫孝二君(323ページ)           │   │


│  │  │      ・市営住宅について             │   │


│  │  │      ・喫煙について               │   │


│  │  │     田代 昇子君(335ページ)           │   │


│  │  │      ・生涯学習について             │   │


└──┴──┴────────────────────────────┴───┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君      2番  松 元   深 君


    3番  秋 広 眞 司 君      4番  池 田 綱 雄 君


    5番  有 村 久 行 君      6番  徳 田 拡 志 君


    7番  山 浦 安 生 君      8番  神 園 三 郎 君


    9番  厚 地   覺 君     10番  徳 田 芳 郎 君


   11番  宮之原   稱 君     12番  黒 木 更 生 君


   15番  新 橋   実 君     16番  仮 屋 国 治 君


   17番  林 薗 澄 男 君     18番  脇 元   操 君


   19番  植 山 利 博 君     20番  上 鍋 正 光 君


   21番  塩井川 幸 生 君     22番  久 保 史 郎 君


   23番  岡 村 一二三 君     24番  島 廻 一 心 君


   25番  木野田 恵美子 君     26番  山 神 生 人 君


   27番  池 田   守 君     28番  下深迫 孝 二 君


   29番  栫 井 成 孝 君     30番  吉 永 民 治 君


   31番  今 吉 歳 晴 君     32番  尾 崎 東記代 君


   33番  木 場 幸 一 君     34番  浦 野 義 仁 君


   35番  池 田   靖 君     36番  細山田 為 重 君


   37番  蔵 原   勇 君     38番  田 代 昇 子 君


   39番  前川原 正 人 君     40番  窪 田   悟 君


   41番  川 畑 征 治 君     42番  深 町 四 雄 君


   43番  時 任 英 寛 君     45番  西 村 新一郎 君


   46番  宮 内   博 君     47番  徳 田 和 昭 君


   48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


   44番  中 村 幸 一 君





4.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長    上 原 勝 己 君  議事調査課長    福 永 いき子 君


 議事調査課課長補佐 満 留   寛 君  書     記   米 元 利 貴 君


 兼議事グループ長


 書     記   吉 村 祐 樹 君





5.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長   前 田 終 止 君  副  市  長   南   洋 海 君


 副  市  長   福 永 いたる 君  総 務 部 長   今 村 恭 一 君


 企画部長兼     山 口   剛 君  生活環境部長    南 田 吉 文 君


 行政改革推進監


 保健福祉部長    平 野 貴 志 君  農林水産部長    萬 ? 茂 樹 君


 商工観光部長    長 崎   薫 君  建 設 部 長   篠 原 明 博 君


 工事監査部長    大 井   正 君  会計管理部長    東   邦 雄 君


 水 道 部 長   迫 間   勇 君  溝辺総合支所長兼  境 田 秀 紀 君


                      地域振興課長


 税務対策総括監   末 野 賢 了 君  商工観光部次長兼  柳 田 秀 徳 君


                      商工観光政策課長


 総 務 課 長   阿 多 己 清 君  管財課長      津 曲 正 昭 君


 財 政 課 長   塩 川   剛 君  税 務 課 長   中 村   功 君


 企画政策課長    川 村 直 人 君  共生協働推進課長  宗 像 成 昭 君


 情報政策課長    上脇田   寛 君  行政改革推進課長  濱 ? 正 治 君


 環境衛生課長    西     剛 君  市民課長      越 口 哲 也 君


 保健福祉政策課長  花 堂   誠 君  児童福祉課長    隈 元   悟 君


 高齢・障害福祉課長 荒 木   敏 君  健康増進課長    宮 本 順 子 君


 農林水産政策課長  原之園 丈 二 君  農政畜産課長    浜 田 健 治 君


 企業振興課長    細山田 孝 文 君  建築住宅課長    矢 野 昌 幸 君


 区画整理課長    下 拂   勉 君  管 理 課 長   岩 下   剛 君


 溝辺総合支所    森 田 重 三 君


 市民福祉課長





 教  育  長   ? 田 肥 文 君  教 育 部 長   藤 田   満 君


 教育部次長兼    野 村   望 君  教育総務課長    東 郷 一 徳 君


 生涯学習課長


 学校教育課長    村 田 研 史 君  保健体育課長兼   藤 山 光 隆 君


 文化振興課長    野 村 定 美 君  隼人給食センター所長





6.会議のてん末は次のとおりである。





              「開 議  午前 9時00分」


○議長(西村新一郎君)


 これより本日の会議を開きます。


 ここで,前田市長より台風の件についてご報告をいたしたいということで申し出がございます。許可したいと思います。


○市長(前田終止君)


 皆さん,改めましておはようございます。ご苦労さんでございます。昨日,警戒体制を台風13号の接近によって整えて,そして,午前中に,その11時半にはその体制整えたんですが,午後には避難所の開設をいたしまして,迎える体制をつくり上げました。そして,私もお互いに市民生活,安心・安全ということを念頭に置いて,午後からの議論が持ち越しになったわけでございますけれども,今朝は台風一過,もうまさにうそのようにきれいに晴れ上がって,すばらしい秋晴れの好天となっておりますが,当席より台風13号の本市への影響等についてご報告申し上げたいと存じます。まず,被害の状況でありますけれども,県道隼人溝辺線,国道223号の水天渕から中福良への入口部分あたり,ここにおいて1か所でございますが,落石がございました。現在,通行止めとなっておりますが,それ以外の被害については,現在のところ報告は1件もございません。回復のなお見通しでございますけれども,県関係と県の管理でありますことから,県の関係と今打ち合わせを昨日の今日でございますから進めておりまして,今後の工事の手法等,しっかり対応していただいて,当分の間,通行止めということになるみたいでございます。次に,市民の皆さん方の避難状況についてご報告申し上げます。一番多いときで27世帯,37名の方が避難をされ,避難所で一晩を過ごされた方は,8世帯,14名でございましたが,その方々も本日19日,6時30分には全員自宅に帰宅をされたところでございます。以上,ご報告を申し上げます。


○議長(西村新一郎君)


 次に,山口企画部長より発言の申し出がありますので,許可いたします。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 昨日の植山議員の水力発電の関係で補助率を「2分の1ないし3分の1」と申しましたけれども,「2分の1以下ないし3分の1以下」と訂正させていただきたいと思います。それと,営利を目的としない民間団体ということで申し上げましたけれども,一部営利を目的とする民間団体も条件によっては可能ということでございますので,あわせて訂正させていただきます。よろしくお願いします。





  △ 日程第1 一般質問





○議長(西村新一郎君)


 それでは,昨日に引き続き一般質問に入ります。1番,脇元敬議員より1件通告がされております。したがって,脇元敬議員の発言を許可します。


○1番(脇元 敬君)


 皆さん,おはようございます。昨日の台風13号は,特に大きな災害等なかったとご報告を受けました。何よりでございます。はからずしも本日のトップバッターとなりました。満を持しての登場でございます。熟慮に熟慮を重ねた質問を本日の台風一過の青空のように晴々しく,また,さわやかに行いたいと思います。よろしくお願いいたします。ただいま議長の許可をいただきましたので,先に通告しております1点,4項目について質問いたします。霧島市が誕生してまもなく3年,私がこの霧島市議会の議場に足を踏み入れてから3年が経過をしようとしております。初めて経験するものばかり,また,ぎりぎりまで迷いに迷う場面の連続,いまだに勉強勉強の日々ではありますが,世界の霧島を目指して,ここに暮らす人々が,また訪れる人々が幸せになれる,笑顔になれる霧島市を思い描いて,そして,子どもたちが誇りを持つことができるふるさとを思い描いて,微力ではありますが,努力してきたつもりでおります。私は,初めての質問から一貫して合併し誕生したばかりの霧島市において,まずは情報の共有,意識の共有,価値観の共有を図らなければならない。一日も早く一体感を持てるようにと,その趣旨の質問を続けてまいりました。まさに,市長が掲げる市民総親和そのものであります。そのふるさとづくりの思いをどう具体化し,どう実現していくかというものでした。そのふるさとの先輩とも言うべき篤姫の物語がNHK大河ドラマとして放送されています。最近では,視聴率が27%を超えるなど好評を得ているようであります。そのドラマの中で,本家島津家の養女となるかなるまいかと思い悩む篤姫に,養育係の菊本という女性が贈った,こういうせりふがありました。「女の道は一本道にございます。定めに背き引き返すは恥にございますよ」。このせりふは女の道でしたけれども,現代人にももちろん男性にも当てはまると,私は感じました。定め,運命と申しましょうか。この同じ時代に同じ霧島市に,この議場において議論する私も皆さんも,そして,市民の皆さんも同じではないでしょうか。我々市民は,霧島市として一体となる,一つとなる道を選びました。住みたい,訪れたい,人々があこがれる日本一のふるさとを目指すと決めました。我々が進む道は一本道です。定めに背き引き返すは恥どころか,あってはならないのです。市民,行政が一体となって,この道をまっしぐらに歩んでいけるように私もさらに努力してまいります。その決意を胸に今回の質問に入ります。周辺地域の活性化,地域間格差軽減への対策についてです。皆さん,ご存じのとおり,ふるさと納税がスタートいたしました。当然,霧島市にも納税が行われたものと思います。この制度の背景には,中央と地方の地域間格差の問題があり,その是正ということが趣旨の一つであります。同じように,霧島市においても,周辺部には合併が要因として早まった感のある人口減少や少子高齢化,地域経済の衰退など,さまざまな地域間の格差が生じ,不安材料となっているようです。活性化の根本とも言うべき人口の問題,そして,経済の問題,情報の格差などの対策について質問をいたします。霧島市は,本年4月から霧島・元気なふるさと再生事業として定住移住促進制度補助事業を実施しています。マスコミにも大きく取り上げられ,問い合わせも多く寄せられていると聞いています。さらには,国の「頑張る地方応援プログラム」に全国で11の市の一つとして選ばれ,地域力創造アドバイザー派遣事業も行われようとしています。つまり,大きな関心,ニーズがそこにあることを示しているようです。そこで,4月からの問い合わせの件数,要件を満たし,補助対象となった件数など実績を示してください。また,今回の補助事業も含め,実際に移住を決断された方々にとって決め手となった要因は何だったのか,それとは逆に,問い合わせ等検討しながらも,踏み切れなかった問題点は何だったのか,伺います。続いて,2点目,市内には,独立行政法人雇用能力開発機構が設置をしている雇用力促進住宅が3か所存在しています。先の同僚議員の質問にもあったように,機構は全国にあるこの雇用促進住宅を積極的に地元自治体に売却する方針であると聞いています。市に売却の打診は実際あったのか。また,市営住宅として利用する意思はあるのか,確認のためにもう一度伺います。次に,3点目,安心・安全の地域づくりの観点からも公平・公正な地域づくりの観点からも,住む地域によって情報格差やタイムラグがあってはならないのは言うまでもありません。しかし,現実的に同条件とは言いがたい状況があります。その是正,対策として,市内全域をブロードバンド化する計画が本年度の予算として7,324万8,000円が組まれています。今年度内の計画だと思いますけれども,現在の進捗状況はどうなっているのか,また,他の情報化対策の現状もあわせて伺います。最後に4点目,先日,霧島市は,隼人に進出する予定のAZとの間に地域貢献活動協定を結びました。なかなか工事が進んでいないようでしたので,どうなっているかと思っていましたが,これで進出が確定的となりました。また,国分の中心市街地には,山形屋とパークプラザを結ぶ歩道橋が完成間近,マンションがどんどん建設され,ジャッグルパーク跡地には,フレスポが建設工事中であります。このように,市街地,中心部,下場と呼ばれる地域は,県下でも最も元気な霧島市を象徴するかのように,見る見るうちに発展しています。ところが,周辺部においては,1点目でも申し上げたように,補助をしてまで住んでもらおうとしなければいけないのが現状です。人が住むことが,何よりの地域活性化だと思いますが,生活環境が整っていなければ,同じ霧島市内であれば,利便性が高く,市街地に近い下場に目が向く,これは当たり前のことだと思います。そんな中で,周辺地域の経済を支え,生活環境を維持しているのが,多くの中小の事業所,特に,小さな事業所だと思います。その小さな事業所が安定した経営ができるための支援,アドバイスをしているのが商工会だと思いますが,その商工会に対する支援,育成,どうなっているのか,どういう状況であるのか伺います。以上,申し上げ,明快で簡潔な答弁を期待しまして1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 脇元議員より1点に絞り込んでの質問でございました。その中における3番目につきましての質問は,私から答弁をいたします。そのほかにつきましては,関係部長がそれぞれ答弁をいたします。お答えいたします。周辺地域の活性化,地域間格差軽減への対策についての質問についてでございますが,今回の計画は,市内のブロードバンド未整備の7地域において補助事業を活用をして,ADSL方式での高速ブロードバンド環境の整備を進め,本市内の情報通信格差の是正を図るものでございます。7月には,プロポーザルによる整備主体として,関西ブロードバンド株式会社に決定をいたしております。今年度中にブロードバンドの整備を整え,平成21年3月以降,ブロードバンド環境によるインターネットサービス等を開始する予定となっております。また,ほかの情報化対策の現状でありますが,携帯電話サービスエリアの拡大促進としましては,市内全域の公民館,避難所,小中学校,事業所等の携帯電話の通話状況調査を実施をして,携帯電話不感地域の実態把握を行った上で,通信事業者へ携帯電話不感地域への鉄塔整備等の要請を行い,携帯電話サービスエリアの拡大促進を現在全力を挙げて努力をしている真っ最中でございます。地上デジタル放送への対応促進といたしましては,アナログ放送が終了いたします平成23年7月までに住民の方々が地上デジタル放送を視聴できるようにテレビの共同受信施設の管理組合へ説明会の開催,ホームページ,市の広報紙へ地上デジタル放送関係記事の掲載,地上デジタル放送の受信状況調査等を実施しているところであります。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 1問目の周辺地域活性化,地域間格差軽減への対策についてのご質問のうち,1点目の移住定住促進制度に関する実績及び移住に至った原因,至らなかった問題点についてお答えいたします。移住定住促進助成制度に関するお問い合わせは,条例施行後の4月から8月末までの間に269件ございました。このうち実際に申請書提出に至った件数は6件で,既に交付決定したものが5件ございます。次に,移住に至った要因でございますが,本市のすばらしい自然環境をはじめ,空港,高速道路インターチェンジを初めとする交通の利便性,温泉の存在などが考えられます。また,霧島市民の心温かいおもてなしを挙げられる方もかなり多いようでございます。移住に至らなかった問題点でございますが,これまでのところ,特に,何か問題点があったから霧島市には移住しないといった事例等については把握はいたしておりません。


○建設部長(篠原明博君)


 続きまして,2点目にお答えをいたします。霧島市内にある雇用促進住宅は,国分重久宿舎,隼人宿舎及び牧園宿舎の計6棟,240戸でございます。本年2月にこれら宿舎の譲渡と開始時期等について独立行政法人,雇用能力開発機構から通知があり,関係部署と連携しながら,これまで市営住宅や福祉施設等の活用ができないか,現地調査等も含めいろいろ検討を行ってまいりました。その結果,建物の状況,現入居者の住まい確保や市営住宅の入居待ち解消のために市営住宅としての活用が可能であると考えられますので,現在,価格面を含め譲渡条件,譲渡後に必要な修繕等の経費や諸問題について検討を続け,本年度中に譲渡に対する結論を出す予定でございます。


○商工観光部長(長崎 薫君)


 4点目についてお答えいたします。中小企業の健全な発展と地域経済の活性化に取組む商工会に対しまして,商工会育成補助,商店街活性化対策補助などを行っているところであります。まず,商工会育成補助につきましては,経営改善普及事業,総合振興事業,商業振興事業及び観光振興事業などに係る事業の助成であります。次に,商店街活性化対策補助につきましては,商品券,シール会,スタンプ会などに対する助成であります。なお,それぞれに対する事業の2分の1以内で補助を行っているところでございます。


○1番(脇元 敬君)


 それぞれ答弁いただきました。それでは,自席から再質問をさせていただきます。まず,移住政策についてですけれども,答弁におきまして,移住に至った要因というものは挙げていただきましたけれども,問題点を把握していらっしゃらないというところでしたけれども,この事業を推進していく上で,本当にこの問題点を把握しないでよろしいんですか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 それぞれ個々に,まだ例えば早いとか,そういったのなんかもございますし,ちょうど2か月ぐらい前でしょうか。東京の銀座で鹿児島県が主催して,県内の市町村が3か所だったでしょうか。それぞれアピールをして,その後,各ブースに来ていただいていろんなお話をさせていただいたことがございました。そのときに,やはり霧島というと,ものすごくすばらしいところだというのは分かっているんですけれども,例えば,今はまだ56〜57歳で,後3年後に移住するとか,それから,まだ時期でない方なんかもいたようです。それから,帰ってきたときに,自分の今までのキャリアをどう生かせるのかというのなんかで,例えば,情報関連のとこに行ってるんだけど,こっちに帰ってきたとき,そういった生かせるところがあるかとか,そういったところなんかで不安を持っておられる方などもおられたようです。それから,こちらに来て,農業をしたいけれども,実際,どうなんだろうかとか,いろんな部分があって,それが直接,じゃやめたという話ではなくて,現段階では,もうちょっと先送りしようかとか,そういった部分でございますので,一つ一つの事例の中で,いやこれが駄目だから今のところ移譲しないと,そういったお話としては把握していないというような意味での把握していないということでございます。


○1番(脇元 敬君)


 その問題点を把握するべきではないかと申しますのは,その問題点が,そのまま周辺部における市民生活の問題点そのものだと思われるからでございます。それでは,伺いますけれども,市として中心部だけではなく,周辺部にも目を配って,活性化,振興を図るんだという方針をお持ちなのかどうか,確認をさせてください。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 今回,霧島に関する各種事業が,中山間部に対する事業にかなり力を入れているつもりでございます。やはり中心部と中山間地域が一緒に発展していきたいというのが今の総合計画の中を貫いている,いわゆる横串でございますので,当然,中山間地域の活性化というのを目標に入れた施策を行っているところでございます。


○1番(脇元 敬君)


 今の答弁の意思を是非お忘れにならないように,これからも取組んでいただきたいと思いますし,本日の質問にも答えていただきたいと思います。周辺部で生活する上で,教育という環境もとても大事なことなんですけれども,今回,県立高校全日制普通科の通学区域が改正されました。平成23年度からの実施だそうですが,これは,子育て世代にとっても,また,何より子どもたちにとってとても大きな変化です。今回の改正を教育委員会,教育部はどう捉えていらっしゃいますか。


○教育長(?田肥文君)


 今回,普通科高校の進学の学区が,これまでの12学区から7学区へ変更になりました。このことは,霧島市として1市6町が合併しました。その中で分断されていた感がありました。これを一つの霧島市として,同じ通学区域にするかということでありますと,そうしますと,今度は,今まで姶良学区にも行けた子どもたちが行けなくなる場面が今度は出てまいります。そういう意味では,今度,伊佐姶良学区と合併をいたしまして,大きく7学区になったということは,子どもたちにとってもまた,子どもを持っている親にとっても非常に機会が広がったということでよかったことというふうに私は捉えております。しかしながら,学区が広がったことによりまして,この霧島市にある県立高校,公立高校ございますが,そういう高校の募集定員が減ってしまった,応募の子ども数が減ってしまうと。すなわち欠員の状態が出るということは,これは問題であろうと思っておりましたので,この霧島市内にある公立高校の高校の校長先生方との連絡協議会を開こうと今呼びかけておりまして,来月ぐらいには,その連絡会を開いて,どう生徒を確保できるかということについて,いろいろ協議をしたいと思っております。そういう意味で,この霧島市がさらにこういう公立高校の進学の部分でも伸びていってくれればと考えているところでございます。


○1番(脇元 敬君)


 今までは同じ市内に住みながら受験できる,進学できる高校が違っていたわけですので,当然不自然な現状でありました。それが,改善されることになったわけですけれども,通学可能なエリアが拡大されたことで,新たな交通手段に対する問題が生じてくると思われます。いずれ交通体制の整備も望まれてくると考えられますけれども,近い将来起こり得るこの問題に対して今現在どう捉えていらっしゃいますか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 今回の学区再選は,全日制の普通科の関係でございますので,関係する学校といたしましては,大口高校,それから,蒲生高校,加治木高校,国分高校,福山高校というのがあろうかと思います。それが,高校に行けるようになると,一定枠以外でも行けるようになるということから,今交通体系を考えてみますと,特に,国分と加治木の間はJRが通っております。あと,横川,牧園,それから,溝辺,こういったところから国分高校へ来られる方がいるときには,この部分がちょっと今のところではカバーできていないと。それから,福山,牧之原の方々が,例えば加治木高校とか,そちらに行くとしたときも,現段階では,なかなか厳しい状況があろうかと思っております。そういったことから,その部分を交通体系の中でどうしていくかというのも念頭に置きながら今後の計画はつくっていかなきゃならないと思っております。


○1番(脇元 敬君)


 先ほどもありました,今までとは違う学区で,霧島市外からも霧島市内の高校に通ってくるということもあります。また,逆のこともあります。この交通体系を早目にその時点でしっかりとできるようにお願いをいたします。地域の力,活動の支援ということで,本年度から市民活動支援事業など行われているわけですけれども,同じように,大きな市民運動になり得るのではないかと。その可能性を持っていると思われるのが,よかとこ案内所の設置事業だと私は思っています。この事業のこれからの展開を伺いたいと思います。


○商工観光部長(長崎 薫君)


 よかとこ案内所につきましては,今年7月100か所設置いたしました。その場所につきましては,霧島,旧霧島町ですけど13,横川8,国分15,隼人18,福山16,牧園17,溝辺13,全部で100か所でございます。このことにつきましては,霧島を訪れる観光客に道案内や観光地,それから,観光施設などを紹介し,パンフレットなどの配付をしていただくものでございます。今後につきましては,同じ情報を同時に持っていることができるとか,そこで発信できるものなどが必要だと考えております。行政主導でなく,何かを探していきたいと,観光地として何かあるかということを両方で民間の方と一緒になって探していきたいと考えております。


○1番(脇元 敬君)


 この事業は,市長のマニフェストから生れた事業だと思いますけれども,だからというわけではないんでしょうけれども,今回,行政主導の色がちょっと濃かったかなというふうな気がします。これからの展開の中でもありました。是非これから勉強会,講演会など,さらにその設置というか,その認定先というか,その方々を,そういう機会をつくることで,また,その方々のいろいろな意見,また考え方を述べる場を創出していただいて,まず,この100か所から地域への自信,誇り,そして,もてなしの心,これが生まれてくる。そして,その各地に散らばっている,その100か所から発する力が地域の力,市民活動へ,地域づくりへ,市全体へ,ふるさとづくりへとつながると思いますが,そのマニフェストを示された市長,いかがでしょうか。


○市長(前田終止君)


 観光立市という自治体を目指すという意味では市政の幾つかの重要な柱の一つにこの観光という柱を持って,具体策として私といたしましては,例えば,よかとこ案内所100か所,100か所とは,たくさんという意味に捉えてもらっても結構なんですが,そういう範囲で,とりあえずおっしゃるようなご指摘の目標,また,目線,そういう気持ちでこれをみんなで検討していただいて,そして,旗を上げて,意識をつくってもらって,この私たちのふるさとよかところでしょうという形で訪れられる,多くの市内外,県内外の方々に優しくもてなすホスピタリティー,そういうものがあふれるまちをつくる一つの素地にしたいと,こういう思いを込めてスタートをさせました。まだ,始まったばっかりで,道半ばも半ばでございます。私自身としては,この100か所を道路を使って通る都度,1か所ずつ1か所ずつ,1つでも多く寄って,何か問題がないですか,どんな反応ですか,どげなふうですかと,頼んもんでなという形で連帯感を今後もフットワークよく一緒になって力をつけてまいりたい。そしてまた,行政の組織的には,共通する,そういうおよそ100か所の方々の会議,そういうものを通じて,またなすべきことをお互いに道探りをしながら頑張ってまいりたいと思います。


○1番(脇元 敬君)


 今回のこの100か所の認定先といいますか,依頼先は,地域のリーダーの方であるとか,また,急進力のある施設であるとか,そういうところばかりでした。今回の展開次第では,とてもすばらしいムーブメント起こるんじゃないかなと期待いたします。しっかりとやっていただきたいと思います。今回の補助事業,定住移住の補助事業ですけれども,人口増のための市外から移住してもらうというのが目的ですけれども,それでは,この人口増という観点を少し取り除いて,単に周辺部の活性化,人口の確保という観点で提案させていただきます。昨日,池田議員も少しお話された部分ですけれども例えば,元々市内の周辺部の出身,現在,中心地,市街地に近く下場というところへ住んでるという方が相当数おられると思います。そういった方々,両親が今でも周辺部に住んでおられて,もう同じ霧島市内やねと。父ちゃん,母ちゃんも年をとってきたから,もう一緒に住もかいと。土地はあるから,その周辺部のところにそこに2世帯でも建てようかと。そう考えた時に,この市内間で移住をしようとした時に,今回のような補助事業があれば,何かのきっかけになるかと思いますけれども,そういった考えはないでしょうか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 正確な数字はつかんでおりませんけれども,霧島市全体で約もう朽ち果てたのも含まれているかもしれませんけれども,約6,000戸ぐらいの空家があろうかと思っております。周辺部も確かにそういった人口減になってるんですけれども,この中心部でもかなり空家が目立っている状況です。そういった施策をしたときに,中心部をじゃどうするかという議論をしていかなければならないと思います。そういったところのバランスを考えながら,そういった部分を考えていくべきだというふうに考えております。


○1番(脇元 敬君)


 私もそうですけれども,どうしても上場に住んでおりますと,下場に目が行きがちでございます。今申しました逆のパターンというのも実際あるかと。また,そこに価値観を求められる方もいらっしゃるのかなと思います。同じ霧島市内,霧島市になったから考えられることでもありますし,市外からの移住,つまり縁もゆかりもない方よりは,その地域への溶け込み方,また,その地域への理解度,それも当然あります。何より周辺部の活性化に対し,今現実性が広がるように,高まるように思われます。是非ご一考いただきたいと思います。その周辺部,特に,牧園,霧島地区には,多くの別荘と言われるものが存在しています。その多くが別荘地と呼ばれるエリアに立っていますけれども,その別荘地のエリアに移住されて,居を構えて,実際に生活をされているという方が多いのも事実です。しかし,この別荘地というのは,避暑地的な発想なんでしょうけれども,勾配がきついところであったり,道路アクセスが悪かったり,冬場になるとなかなか不便だというところが多いです。これから,移住を促進していけば,こういう土地にも当然移住されてくると思われます。もしかしたら,こういう場所から望まれていくのかもしれません。こういう地域の生活環境を整えるためのこれから道路整備,アクセスのことなどをどう考えていらっしゃるのか伺います。


○建設部長(篠原明博君)


 今おっしゃいました周辺道路の整備でございます。いろいろな形で民間の方々が開発をされまして,特に,牧園のところにつきましては,別荘その他,いろんな施設を構えた施設がございます。その周辺の道路につきましては,すべて市道というわけではございませんけれども,やはり市の公衆用道路として残っている箇所も多々あるようでございます。それらにつきましては,今後,そういった住宅等が立ち並んで,そういう集落内道路としての位置づけをなすようであれば,今後そういう住宅の進捗状況を見ながら整備をしていきたいと思っております。


○市長(前田終止君)


 脇元議員の定住移住策の問題点ということでの今交通部分で質疑があるわけでございますが,部長も一部答えましたけれども,ただ,私の立場からしまして,もう一つ,こういういい機会でございますから,あえて意見も述べさせていただきますと,まだ,私も部長やら関係担当グループ長,もっと熱心に議論を高め,深めてまいらないといかんと思ってもいるんですけれども,具体的にやっぱり問題点は,医療,あるいは教育,あるいはまた福祉,そして,また交通等々,もう微に入り細にわたり徹底して検証すると,移住してからも問題がないというわけじゃ全くないわけで,現在,生活しているといっても同じ問題が,もう既に横たわってるわけですし,実際,私が知っているある場所のあるご高齢の方の,ご高齢といっても74〜75歳ですけれどもね。移住されてきて,もう6年,7年ぐらいの方です。結果,自分も年をとってくる。免許を返すか返さないかで迷ってる。自分の子どもたちに若干の問題が都市部で暮らしているけれどもあられる。そして,妻は事故で若干のけがをして足が不自由。病院に行くことがあるんだけど,距離がある。ですから,選択して来てしまったものの,なかなか都市的な機能,地下鉄あるいはさまざまなバスの利便性,もう大都市部に比べたら全く負けちゃう。これは日本中のふるさとが日本中どこもやっぱりうちだけじゃなくて言えると思うんですよ。そういうことも,やがて80歳になる自分が見えてる。それを超えても生きたい。そうすると,とりあえずまだ子どもたちがいる。覚悟してやがて昔自分たちがいた場所に帰るという人が残念ながら1組の家族がございました。それもまた現実問題として分かるんです,私も。向き合って語らいもしましたけど,もうそう言わずにと言えない部分があるんですね。ですから,問題点があるとすれば,そういうことも,これはうちに限らず,日本中の全ふるさとで定住移住促進してみても,そのような状況もあるということですね。それで交通の部分についても今部長が答えましたけれども,やっぱり日常生活感,そして,腰を据えてみて,もうやっぱりそういうことをこつこつと一般的な市民生活の中においても,あるいはまた,新しく新市民となっていただく方にとっても課題は共通という点がありますので,あるいは若い世代が来られたら私たちの地域は,上限を200万人プラス,中学校以下の子どもたちがいたら1人20万助成するという格好になってますが,それは周辺部の山間部がいかなければそうならないわけで,そうすると,今度は,通学ということに対して交通の問題,学校の迎え入れるだけの状況づくりというものをお互いがしっかりかなりやっていかなければいけない。つまり,結論としては,課題はたくさんありますよと。そういうところを分かってお互いが努力をして迎えにきて,また一歩前進させていくと。しかし,結論になりますが,私たちの霧島市こそが成功しなくて,ほかの全市町村,周りにあるところに負けてなるものですか。ブロードバンドの未整備地域に果敢にチャレンジしていき,あるいはまたここほど便利な偉大なるいいふるさとはない,そういう場所なんだと自信を持って僕は問題があってもほかには負けんぞ,負けないよ,それが環境あるぞということをやっぱり吹聴しながら,みんなで頑張って道を切り開いていきたいと思っています。


○1番(脇元 敬君)


 先ほどの道路の件で話をしますと,人がいるから整備をするのか,生活環境がいいのか,逆に移住してくるのか,どちらが先か分かりませんけれども,実際,こういう状況が生れるかもしれないというのは認識をしておいていただきたいと思います。それでは,雇用促進住宅についてですが,今年度内に検討し,購入した場合には,市営住宅として提供したいということを確認させていただきました。先の質問にもありましたけれども,加治木町,垂水市では,実際に購入をされて,定住促進の住宅として運営されているようです。加治木のものは,60戸中59戸入居されています。しかし,霧島市内の雇用促進住宅においては,何よりも心配なのは,今現在住んでおられる方々のことです。実際,牧園の雇用促進住宅については,80戸のうち60世帯が入居しているそうです。2年契約だそうですが,売却の方針が打ち出されてから契約の更新がしてもらえない。つまり,出ていかなければならないという事態が起こっています。そして,住むところがなくなり引っ越してしまっているというのです。周辺部にとっては,この60世帯,大きな財産です。さらに言えば,これまでのように,雇用保険の問題や収入の制限がない。市営住宅となり利用しやすくなれば,今空いている部屋も当然埋まってくるのではないかなと思います。目の前にある老朽化が進んでいる市営住宅の問題もあります。新しく建てるよりは投資も少なく住む,何よりも周辺部の活性化につながると思います。そこで,市内の3か所の施設があるわけですが,これはまとめて購入しなければならないのでしょうか。とりあえず1つの施設だけでも優先的に購入できるのか伺いたいと思います。


○建設部長(篠原明博君)


 雇用促進住宅につきましては,今,議員おっしゃいましたとおり3か所ございます。先ほども答弁いたしましたように,この3か所についてどういう形で市が対応できるかというものをいろいろな建築年数であったり維持修繕であったり,あるいは譲渡価格等いろいろ問題がございますので,それらを検討して3か所の対応について結論を出すということにいたしております。当然,仮に譲渡を受けるという形になりますと,その費用の問題等いろいろございますので,それらについては別々に年度を分けて買うか,あるいは,一緒に買うかという議論も含めて今後検討をさせていただきたいと思います。


○1番(脇元 敬君)


 今,ちょっと質問しましたのは,その3施設をまとめて買わなきゃいけないのか。それとも1つだけでも買えるのか,そこを伺っています。


○建設部長(篠原明博君)


 すべて買わなくてはいけないということではございません。1つずつでも買えるということでございます。


○1番(脇元 敬君)


 1施設だけでも優先的に購入ができるということであれば,入居率の高い,これは牧園が75%入っていらっしゃいますので,また,周辺部の活性化という観点からも是非これは優先的に購入していただければなと思うところでございます。何より,今日,明日にも住むところがなくなり,路頭に迷う人が出るかもしれないということを念頭に置いていただいて,早急に対応すべきであると要望いたしておきます。それでは,ブロードバンド化についてですけれども,順調に進んでおり,方式,そして,業者の選定まで行われているようです。今年度内に整備ができるということで,一安心いたしました。この霧島市議会のネット放送も先の6月議会から行われていますけれども,また,さらに3日後ぐらいには,録画の放送も見ることができます。しかし,まだこのブロードバンド化が整備をされずに,ADSL以下の地域においては,この映像も録画もまともに見ることはできないと思います。これは情報格差といわざるを得ません。今年度の目玉事業として市長も年度初め強くおっしゃっていらっしゃいました。年度内と言わずに,これ早急に整備するべきではないかと思いますけれども,いかがでしょうか。


○情報政策課長(上脇田 寛君)


 このブロードバンド整備につきましては,事業者が主体になってやっていただくわけですけれども,手続きがいろいろあります。今度,事業所は関西ブロードバンド株式会社のほうに決定したんですけれども,NTTの施設を使うということで,NTTとの協議というものもございます。関西ブロードバンド株式会社とはできるだけ早くその工事が着工できて,施工ができるだけ早く完了するようにということはお願いしているところでございます。


○1番(脇元 敬君)


 一日も早い整備をお願いしたいと思います。ちょっとネット関係のことで伺いますけれども,この市役所内,シビックセンター内ですね。私もパソコン使おうと思って持っていきますけれども,実際,パソコンを置いて作業をする場所ていうのがなかなかないんですね。また,ネットがつながってるパソコンというのもメディアセンターに3台あるわけですけれども,ワード,エクセル使えますけれども,メールができたりとか,USBが使えたりとか,プリンターがつながってたりという整備がないんですけれども,昨日のように雷が鳴ったりすると,自宅のパソコンが駄目になったりとかすることがよく最近あります。こう市民生活に支障を来しますので,一般市民が使えるようなネットの環境が市役所内にあってもいいのかなというのも少し提案しておきたいと思います。それでは,携帯電話のことですけれども,通話の可能なエリア,これは市内のエリアで言うと,何%ぐらいを占めているのか伺いたいと思います。また,市民の携帯電話の保有率,普及率といいますか,保有率ですね。それはどれぐらいなのか伺います。


○情報政策課長(上脇田 寛君)


 まず,霧島市内の携帯電話のエリアのカバー率でございますけれども,地域情報化計画を策定する際に,携帯事業者3事業者のエリア図を基に大体地図に落としてみました。そこのところで目視をすると約6割程度,といいますのは,霧島市内におきましては山林原野等が6割占めておりますので,なかなかそこの部分までというのは,今のところ難しいと。それと,今ちょっとその携帯電話の保有率については,今ちょっと数字を持っておりませんので,また後もってお示しさせていただきたいと思います。


○1番(脇元 敬君)


 人口が少ないところであるとか,電波を届かせるには不都合な場所というのが当然あって,さまざまな条件で難しい地域があるのは当然だと思います。すべてをカバーするのは不可能だとは思われますので,先ほど答弁にもありました,ピンポイント的に必要な場所,通話ができるように努力をしていただきたいと思います。なかなか周辺部に行くと入らないところが多いわけですけれども,実際,市長のご自宅は携帯電話入りますか。


○市長(前田終止君)


 残念ながら,場所によりまして同じ家の屋根の下でもほとんど通じないというのが実態でございます。それで,ただある場所に行きますと,うまく立ち回れば,ああつながったというような感じの場所もございます。庭に出ますと庭が広いもんですから,かなり移動しますと,いい場所もございます。結構,苦労しているエリアの一つでございます。


○1番(脇元 敬君)


 昨日のような大事なときに連絡がつかないというと大問題ですし,何よりお1人でお住まいでいらっしゃいますので,何かあったときが心配でございます。是非入るところで出ていただきたいと思います。先日,高千穂の峰において,静岡の高校生だったと思いますが,遭難する事故がありました。その彼が携帯電話を実際持っていて,父親に遭難したみたいだと,そして動けないと連絡が来たと。それで,無事であるというのを確認した上で捜索したわけですけれども,こういった山岳事故,相当数発生してると思われます。こういったときに,携帯電話があれば,とりあえず連絡がつきます。しかし,もちろん通話できる状態がその場になければいけません。こういった山岳地帯での通話可能なエリア,こういうのは把握していらっしゃるんでしょうか。


○情報政策課長(上脇田 寛君)


 霧島連山の携帯電話の通話地域でございますけれども,おおむね高千穂河原から御鉢,馬の背,高千穂山頂,そこのところは,auの事業者のほうの携帯はおおむねつながると。ただし,濃霧とかそういう天気に左右されるという話は聞いております。それと,あと韓国から獅子戸岳ですかね,獅子戸岳ですか。あの近辺は聞こえるということなんですが,全体を調査はしておりません。このあいだの高校生の事故で助かったということは非常にありがたい話なんですけれども,捜索された方々にもちょっと話を聞いてみたんですが,やはり山に登る場合は自己責任というのはあるかもしれませんけれども,携帯がつながる地域とつながらない地域,そこのところは今後調査して,それを登山者の方々に情報提供していくというのも一つの策なのかなと。今のところは,その自然公園法の中で,工作物の建設というのはなかなか難しいものがあります。それと,景観上もなかなかどうなのかということもありますので,都心部,生活しているところでは,携帯というのは,本当に必要なのかなと思うんですが,その山岳部にすべてというのはなかなか難しいんではなかろうかと思っています。


○1番(脇元 敬君)


 もちろんすべてのエリアをカバーするのは当然無理でございますので,山岳部ガイドの方や霧島の山の関係者の方,また,そして,自治体もこの通話可能なエリアを把握しておくことは大事だと思います。当然,天気,風向きなどにも関係するでしょうけれども,この登山道が入るとか,入らないとか,あの場所は通じるとか,遭難しても電話が来たということは,あの辺かもしれないというのは,緊急時に大いに役立つと思われます。また,最近は軽装で山に入る方も当然多いですので,登山者にもそのあたりの情報が,先ほど言われましたとおり,提供できればいいのかなと思います。その情報を諸団体と共有していただいて,取り組んでいただきたいとお願いいたします。また,本年4月でしたけれども,横川の方だったと思いますが,行方不明というか,遭難になられて,このときも発見が遅れたために,残念ながらということが事件がありました。このときも携帯電話でお話を実際されて,自分がどこにいるか分からない,助けに来てくれという通話をされたということもお聞きしました。また,その捜索に当たって,その通話記録,また,どこのアンテナで受信したというのを携帯電話の会社から情報提供いただけなかったと伺っていますけれども,そこのあたりはいかがだったんでしょうか。


○情報政策課長(上脇田 寛君)


 横川の事件につきましては,非常に残念な事件だったと思います。私もこの件につきましては,ちょっと安心安全課のほうにもお聞きしましたけれども,携帯をその当日に切りかえられたという話を聞いております。そこで,通常,切りかえた場合には,そのバッテリーがフル充電してないという,そういう状況もあったのかなと。それがフル充電してあれば,何とか,その携帯事業者のほうとの協力の中でやれたんじゃなかろうかという話も聞いているところでございます。


○1番(脇元 敬君)


 その電源が入っていれば,探すことができただろうということですけれども,その通話を実際されているわけですので,その通話記録というのは,情報提供はいただけないものなんですか。


○情報政策課長(上脇田 寛君)


 確認はしておりませんけれども,こういう緊急を要する場合においては,そういう通信事業者は協力いただけるというふうに思っています。


○副市長(福永いたる君)


 横川の件で私も行きましたけれども,個人と個人の通話でありまして,携帯電話のほうから情報提供はたしかもらえなかったような気がいたします。したがって,ああいう遭難とか,いろんなことがあれば,一応警察とか消防のほうにまずは電話が入れば,そっちのほうでは何とかなるのかなと思っておりますけれども,また,ちゃんと確認をしておきます。


○1番(脇元 敬君)


 その情報提供難しいようですけれども,先ほどもありました多くの市民が携帯電話を保有しています。緊急時,災害時にさまざまな情報を流していただくとか,今回のような場合に,その情報の提供をいただけるような協定と,また,そういう取組みというのは,これからできないのか,伺います。


○副市長(福永いたる君)


 その辺を含めまして十分また検討させてください。


○1番(脇元 敬君)


 市民の生命を守る上でもこれは取り組んでいただきたい事業だと思いますのでよろしくお願いいたします。それでは,地上デジタル放送についてですけれども,国において,補助事業なども検討されていますけれども,昨年の9月総務省が公表した市町村別のロードマップによりますと,この市内の難視聴世帯は2,400世帯ということでしたけれども,本年度の公表があったのか。あったのであれば,どれぐらいの数字だったのか,伺います。


○情報政策課長(上脇田 寛君)


 新たな難視聴地域の件でよろしいですか。


○1番(脇元 敬君)


 去年を加えて,今年はどうなったかということですね。今年の数字です。


○情報政策課長(上脇田 寛君)


 まず,中継局の整備ですけれども,平成20年度で末吉支局と牧園局が中継局が開局されます。その後,21年度に横川,山ケ野,それと日当山,万膳,大隅,横川,横川古城,それと場合によって隼人,小田,大隅,福山というのが,その電波状況を見て設置するというふうに伺っております。


○1番(脇元 敬君)


 今,現在のテレビの放送では,緊急地震速報が放送されたりとか,災害時,緊急時の情報を得る手段となっています。来る2011年の7月に見ることができない。また,その情報が得ることができないという地域がないように,しっかりと取組んでいただきたいと思います。それでは,商工会についてですけれども,さまざまな支援,補助等が行われているようでございますが,それでは,先ほど申しました小さな事業所について伺います。先日ありました(仮称)第二国分西小学校の建設の工事の際にもありましたけれども,地場産業育成という観点から6工区に分けて発注をいたしました。また,農業,漁業においても,さまざまな施策が講じられ,国も県も市も施策,そして,支援等行っているようでございます。私はそういうふうに感じます。小売業や小さな商店,商業者における施策というのは,先ほどありました商店街の活性化事業ということなんでしょうけれども,総合計画の実施計画書を見ますと,今年度から実施ということになっていますけれども,予算がついておりませんけれども,この辺の状況はいかがなんでしょうか。


○商工観光部次長兼商工観光政策課長(柳田秀徳君)


 霧島地域は,県内でも有数の大型店の進出地域でございまして,地域の小売店とか,廃業とか閉店に追い込まれている状況にあります。そのような中で商工会におきましては,昨年4月に6町が合併いたしまして,総会員数が1,359名を抱える県内最大の商工会となっておりまして,この当地域の豊かな観光資源や地域資源を生かした形で一生懸命取り組んでおられます。そのような中で,市長のマニフェストにもあるんですけれども,共通商品券の研究といいますか,そのようなこともなされておりまして,私どももその研究会の中に市も入っておりまして,今年度は研究の段階でございまして,来年度におきまして,そのようなプレミアムつきの商品券事業というようなことも考えられておられるようでございます。行政も一緒になってバックアップをしてまいりたいと考えております。


○1番(脇元 敬君)


 第一次霧島市総合計画の実施計画書の中でも商工業の振興は重点施策として掲げられているわけですので,しっかりと光を当てて取り組んでいただきたいと思います。なかなか主たる施策がない中,特にこういった商業者が存在する周辺部をカバーしているのが商工会ということになります。また,活性化の一端を担っていると思われますが,地域のお祭り,また,イベントなども商工会が中心となり行われていることが多いです。今年も各地の夏祭りに伺いましたけれども,子どもたちや高齢の方々が喜ぶ顔,笑顔を見ることができました。それを見たときに,やっぱりこの取組みはいいもんだなと,大事だなと,それを担う役割は大きいものがあるなと感じました。さまざまな諸機関が,支所というものがどんどんなくなっていく中で,各支所を残している商工会でございます。時代の波に乗っていないと言われるかもしれませんけれども,やることが,役割が求められるものがそこにあるから存在しているのではないでしょうか。という観点からも6支所を抱えて,小さな事業所を担当する商工会,その役割はとても大きいものがあると思われます。周辺地域の経済の浮揚,地域としての存続を求めるのであれば,これからも商工会への支援,育成はしっかりと行うべきではないかと思います。しかし,補助金の推移を見てみますと,市は本当にそう感じているのかなというところを疑いたくなりますけれども,どうお考えですか。


○商工観光部次長兼商工観光政策課長(柳田秀徳君)


 ご指摘のとおり,商工会議所も含めてですが,今,先ほど最初に部長が答弁いたしました各種育成補助事業につきまして,ここ数年で減額になっております。これは,市の財政事情もございまして,少しずつ商工会議所を含めまして補助につきましては減額がなされているところでございます。その中でも商工会初め商工会議所も一生懸命取り組んでおられますので,中身を見ながら補助をしっかりやっていって,地域の商店街が廃業とか閉店とか,そういうことにならないようバックアップをしてまいりたいと思っております。


○1番(脇元 敬君)


 本日の質問の趣旨であります周辺部の活性化という観点からも,是非前向きに取り組んでいただきたいとお願いしておきます。冒頭述べました我々は霧島市となって,一体となる道を選びました。進むべき道は一本道。霧島市全体で日本一のふるさとを目指す。市長,行政,議会,市民,一体となって歩を進めていきましょう。以上で私の一般質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で脇元敬議員の一般質問を終わります。次に,6番,徳田拡志議員より4件通告がされております。したがって,徳田拡志議員の発言を許可します。


○6番(徳田拡志君)


 ただいま議長の許可をいただきましたので一般質問を行います。先ほど市長から報告がありましたとおり,心配された台風13号の影響もさほどなく,市民の皆様もほっとしておられることと思います。また,すばやく対策本部を立ち上げ,災害に備えて対処された霧島市の危機管理体制にまずは安心をいたしました。ご苦労さまでございます。それでは,4点通告をいたしておりますので,早速質問に入ります。前田市長は,みずからのこの赤いマニフェスト,私はいつも持ち歩いておりますが,この中で市政は市民のためにあるということを大事にし,公正,公平で偏りのない施策を実現しますと約束をし,合併してよかった,そう実感できるふるさとをつくりたいと述べておられます。市長就任後,各地域を回り,「市長と語イもんそ会」などで市民の多くの声を聞いてこられました。3年経った今,現実はどうでしょう。市長が描くふるさとづくりができているでしょうか。今日は,私は市民の代弁者として率直に市長にお尋ねし,提言申し上げたいと思いますので,前田市長も真剣かつ明確にお答えいただきたいと思います。明治維新に例えれば,薩摩が動けば日本が変わると言われたように,霧島市が動けば日本が変わるというぐらいの政策を期待したいと思います。さて,1項目の質問でございますが,市長は,霧島市内の経済状況,景気状況をどのように認識しておられるのか,お尋ねします。霧島市内の零細事業所や中小企業は,長引く不況で仕事も少なく,ガソリン高や仕入れ材料の値上がりなどで大変苦しい経営が続いている状況にあります。市民生活もまた物価高と増えない収入の板挟みの中でもがき苦しんでいる状態であり,最悪の経済状況下であると私は思います。このような企業活動も市民生活も疲弊し切った現状に,市長はどのように認識をしておられるか,お伺いいたします。また,零細事業者や中小企業者に対する経済活性化あるいは景気対策を,また市民に対する経済,生活支援策をどのように考えているか,お尋ねをいたします。2点目に,税についてお尋ねをいたします。市の歳入において,市民税,固定資産税,都市計画税は,重要な税収入源でありますが,長引く不況下のもとでは,法人も個人も大変な重税感があります。とりわけ本年送達された納付書を見て,税金が高いと感じた市民が多く見かけられるようであります。それは,特に,所得税の財源移譲による市県民税が課税所得金額にもかかわらず一律10%になり,200万以下の低所得者にすれば,負担が倍に増えたことになり,また,昨年改正された国民健康保険税の負担増に加え,公共料金,保育料など,一元化による負担増が原因であると考えられます。サービスは高く,負担は軽くとうたい文句はもろくも崩れ,今や市民からは,負担は重く,サービスは低くなった,合併しなければよかったという声がどの地域からも日増しに大きくなってくるようであります。市長の耳には,どのように聞こえるのでしょうか。合併して税金が高くなり,生活が苦しくなった家庭が増加しております。市長は,お気づきでしょうか。これらを踏まえ,定率減税の復活を求め,国民保険税については,所得割の減免措置を講じるなど,霧島市独自の税減策や減免措置を講じ,また公共料金当の減額政策を実行する必要があると思いますが,市長はどのように考えますか,お尋ねいたします。さらに,固定資産税や都市計画税の課税額の算定の手続き手順は公正,公平に行われているのか。また,地価公示価格は,バブル崩壊後16年連続で値下がりをしているにもかかわらず,全く反映されていないのはどうしてか。また,区画整理事業区域内の浜之市地区や今後予定される見次地区など,土地や建物などの不動産の利活用が制限され,また,建築基準法による制限もあり,企業活動や私有財産の侵害するおそれが懸念されております。この区画整理事業区域内の不動産に対する固定資産税や都市計画税は減免されるべきだと思いますが,どのように考えられるか,お尋ねいたします。3点目に,PFI事業についてお尋ねいたします。PFI事業,プライベート・ファイナンス・イニシアチブは,公共施設の建設,維持管理,運営等を民間の資金,経営能力,技術能力を活用して行う事業で,地方公共団体の事業コストを削減し,公共サービスを効果的に提供するものでありますが,霧島市が健全財政や歳出削減を声高に言うのであれば,この手法を取り入れて,市営住宅の待機者の早期解消や学校の新改築やあるいは社会整備の充実をスピード解決するとともに,財政負担も少なく,住民サービスも低下させずに進められると思うが,活用をしていく考えはないのか,お尋ねをいたします。最後に,市民電話相談室設置についてお尋ねいたします。複雑かつ多様化する現代社会において,社会不安から来る悩みや長引く不況や倒産,リストラによる生活から来る悩みを抱える人が,男女や年齢を問わず増加しております。悩み事も就職相談から生活相談,果ては自殺志願までほのめかすものもあります。霧島市としてどのような相談窓口を設けているか。また,どのような対応をしておられるのか,お尋ねをいたします。以上で壇上からの質問を終わりますが,緊急かつ危急を要するものでありますので,当局の明快な答弁を求め2問目以降の質問は自席よりいたします。


○議長(西村新一郎君)


 徳田拡志議員の壇上からの質問が終わりました。ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午前10時17分」


               ──────────────


               「再開  午前10時31分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。徳田拡志議員の壇上からの質問が終わったところでございます。壇上からの質問に対する答弁を求めます。


○市長(前田終止君)


 徳田議員より4点につきまして質問がございました。1点目につきましては私のほうから答弁いたします。そのほかにつきましては,関係部長等が答弁をいたします。経済状況の認識についてのお答えでございますが,我が国のこの経済は,2002年の初めに景気回復局面に入って,緩やかながらも長期の経済回復を続けてまいりましたけれども,2008年に入り足踏みが見られ,ここ数か月を見ますと,日本経済は後退色を強めているようでございます。一方,地域や業種,企業間格差が顕著となり,地域経済においては景気回復の実感がなく,地方中小企業を取り巻く経営環境というものは依然として厳しい状況であると認識しているところでございます。このような状況の中で,企業に対する経済対策としては,雇用の拡大を図るために工場等を新設,増設した事業者に対して,市独自としてその費用の助成や固定資産税の減免等を行っているところでございます。また,中小企業の健全な発展と地域経済の活性化に取組む商工会議所及び商工会の各種事業に対する補助や中小企業振興対策として商工業資金利子補給補助を行っておりますが,今のところ特別の経済対策は考えていないところでございます。なお,市民に対する経済政策につきましては,現在,原油高や物価高などに対応するため国におかれて検討されている総合経済対策の減税等の動向を見守りたいと考えております。


○税務対策総括監(末野賢了君)


 税制についての1点目のうち税に係る分についてお答えをいたします。平成20年度当初予算における市税は155億886万7,000円で,予算総額の約31%を占めております。その主なものは,市民税が65億1,180万円で13%,固定資産税が72億2,765万5,000円で14.5%,都市計画税が6億4,000万円で1.3%となっており,ご承知のとおり,これらの税収入は,市が提供するさまざまな行政サービスの経費を賄うための最も重要な自主財源となっております。また,国民健康保険税は30億5,320万3,000円で,国民健康保険特別会計予算総額の22.4%を占めております。いずれの税におきましても,法律,条例に基づき賦課しているところでございます。さて,税の減免につきましては,自治体がみずからの判断で一部の納税義務者に対して税を減額,または免除するものであり,慎重な取扱いが必要であります。本市においては,現在,災害などによる一定の要件を満たす場合,条例の定めるところにより減免等を行っております。ご質問の税の減額となりますと,この減免か,税率自体の引下げかになりますが,税率自体を現在採用している標準税率より引き下げることは,市の財政上余裕がかなりないと難しいと考えているところでございます。このようなことから,本市においては,新たに税率を引き下げることによる税の減額については,今のところ考えておりません。次に,2点目についてお答えいたします。議員ご承知のとおり,固定資産税は,毎年1月1日に土地建物を所有している人が,その固定資産の価格をもとに算定された税額を固定資産の所在する市町村に納める税金でございます。また,都市計画税は,都市計画法に基づき行われる道路や公園,施設などを整備する都市計画事業や土地区画整理事業の財源に充てる目的税であり,土地家屋に課税されるものでございますが,本市では国分と隼人の一部の地域が対象となっております。さて,区画整理事業区域内の固定資産税や都市計画税は,不動産の利活用が制限されるので,減税すべきではないかとのご質問でございますが,本市におきましては,霧島市市税の課税免除及び減免に関する規則第3条の固定資産及び都市計画税の課税免除及び減免規定の中で区画整理事業で従前の全部,または一部の収用収益ができない土地に対して課税を免除及び減免する規定を設けております。また,区画整理事業区域内においては,都市計画法第53条により建築物の建築制限を受けることになります。ただし,この場合,従前の土地,建物につきましては,引き続き収用収益ができることから,減免規定は定めていないところでございます。


○建設部長(篠原明博君)


 税制についての1点目の市営住宅家賃についてお答えいたします。市営住宅家賃は,前年度の所得金額を基に算定をいたしておりますので,その後,病気やけがで働けなくなり,収入が大幅に減少した世帯につきましては,本人の申請により減免等を行っております。また,減免の制度につきましては,毎年度の家賃決定通知の際に全世帯にお知らせをいたしております。


○水道部長(迫間 勇君)


 税制についての1点目の後段の公共料金水道の減額についてお答えいたします。本市の水道料金会計につきましては,合併協議による5年間で統一することを前提に旧市町ごとでの料金体系で料金を計算しております。本来,公営企業である水道事業の水道料金は,独立採算制の堅持のため事業運営にかかる費用及び施設設備の維持管理,更新にかかる費用,将来の拡張予定の事業費等を勘案したいわゆる総括原価に基づいた料金体系の設定が必要であります。また,経営に際しましては,事務事業の効率化を図り,無駄をなくし,健全な経営を行うとともに,施設整備についても給水区域内において整備が真に必要な地域や老朽化が激しい設備を優先的に整備していく予定としております。このように,水道事業に必要となる経費は,そのほとんどを水道料金で賄っていくものであり,受益者の皆様に公平に負担をお願いしていくこととなります。ご質問の水道料金の減額につきましては,このような料金設定の過程を経て,新料金体系を設定することとなりますので,一概に減額するという手法はとれないものと考えます。また,新料金体系への移行時の料金負担に係る激変緩和措置につきましては現在検討中であります。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 3点目のPFI事業についてお答えいたします。公共施設等の整備等について,民間の資金,経営能力及び技術的能力を活用するPFI事業を導入して実施することは,効率的,効果的な行財政運営を行っていく上で大変有効な手法の一つであると認識いたしております。したがいまして,霧島市集中改革プランにもPFI手法の活用を登載いたしているところでございますが,PFI事業の導入に当たりましては,財政支出の軽減負担や公共サービスの向上といったメリットだけでなく,事務手続まで時間を要することや,地元企業との調整など解決すべき問題点も多いことに留意し,あらゆる観点から検討することが重要であると考えております。これまでPFI事業についていくつかの提案もありましたが,検討した結果,事業選定までには至りませんでした。なお,建設部が昨年策定いたしました市営住宅ストック総合活用計画において隼人地域の木之房団地木造2階建81戸の建替事業について,PFI事業を導入した場合のシミュレーション(P315に訂正あり)を行った事例等がございます。今後,大型事業等を計画する際は,PFI事業として実施することの可能性を積極的に検討してまいりたいと考えております。次に,4点目の市民電話相談室設置についてお答えいたします。議員ご指摘のように,市民の中にはさまざまな不安や悩みを抱えている方々が増加傾向にあるのではないかと危惧しております。これらの相談窓口の体制としましては,生活上の悩み事のカウンセラーや法律相談などその内容に応じて専門性や知識が必要なことから,本市をはじめ国や県,弁護士会,社会福祉協議会などのさまざまな団体が相談窓口を設け,これらが相互に連携し,相談内容に最もふさわしい窓口対応,相談できるように努力いたしております。相談する側からしてみれば,どこに相談したらよいのかも分からずに,まずは市役所に電話をされ,たらい回しとなったケースがあったのではないかと思われます。このことに対処するためには,最初に電話を受けた者がある程度の相談内容を確認した上で,最もふさわしい部署へつなぐことや他の相談機関等の紹介することが基本であり,その徹底が必要と思いますが,ご提案の市民電話相談室の設置と通常の相談体制との関係を考慮しながら,今後の検討課題とさせていただきたいと思います。


○6番(徳田拡志君)


 4点につきまして,1問目の回答を懇切丁寧にいただきましたので,本来ならばここでという感じがするんですが,ただ抽象的な内容の回答も多うございますので,再度お尋ねいたします。まず市長,1番目の景気状況,私は非常に悪いと思うんですが,答弁書,市長,お読みになるだけじゃなくて,みずからの考え,気持ち,状況どうでしょう。


○市長(前田終止君)


 景気の実感として,市民の皆さん方の日常生活における不安,不満あるいはまた,企業経営者の方々の経営上における不安あるいは国や県,私どもの市に対するご批判,そういうことなども,かねがねの市長という立場の私に率直にご批判をいただくケースもあるわけでございまして,そしてまた,そのほかには大変厳しい経営状況にあるという個人商店あるいは中小の事業の経営者の方々の,本当にもうこの先,どうしていったらいいんだろうというような直接的な声なども聞いており,私どもは公務に携わる者として,私は特に責任ある,13万人のトップして,公務員全体,市民,単に納税者の方々がおられてこそ,我々がこうして日常生活をしっかりしながらこたえていく責務があると。ですから,正しい,いわば税金の使われ方,そしてまた公正,公平感のある使われ方,みんなで創意工夫して頑張らないかんのだということを機会ある都度,認識を持って職員に申し上げてるところでございます。


○6番(徳田拡志君)


 全く,市長,そのとおりですね。私もそう思います。非常に疲弊しております。民間の我々の事業所も福田総理みたいに逃げ出せるものなら逃げ出したいと,夜逃げでもしたいという方が非常に多いです。それで,税金の問題あるいは景気対策,それを苦にした自殺志願の方々,いろいろいらっしゃいます。これが一応4項目,ひっくるめての今回の質問になるわけですが,市独自の経済対策,こういったものをやはり打つべきではないかと考えるんです。国の施策を待つとかいうような話ではない。霧島市独自の景気状況を,目の前に霧島市民がいると,かねて市長はおっしゃっているわけですから,その市民がどのような今,状況にあるか。市長の方に今,資料をお渡ししました。ハローワーク国分,霧島ですね,これ8月の末です。この議会が始まる前に私,お伺いしてお尋ねしました。これ見ますと,そこにいろいろ求職情報書いてございます。まず職種,そして年齢,賃金,どうですか,市長。薬剤師,59歳以下の薬剤師,給与28万で募集しますよ。一般事務経理,年齢不問,15万から18万ですよ。大型運転手,59歳以下,15万から21万,ホテルの接客係,13万から16万,看護師,13万6,000円から13万6,500円,土木施工管理技師,18万9,000円,この給与体系が今,霧島市民の現状なんです。市長はマニフェストの中で,市長の給料を2割,20%カットしましたということで約束されてる。今も実行されていると思いますが,2割カットしてどれぐらい市長カットされてますか。年間でもいいし,月収でもいいです。


○市長(前田終止君)


 詳しくは,後ほど係の者に答弁させますが,私,そして両副市長,教育長,当選と同時に,仕事をお受けしたと同時に1期4年間,完了まで2割カットすることによって,大体総額は約4,000万近くになろうかという推算でございます。あと一人一人の給与について20%減額,それについての金額は詳しく説明をさせます。


○6番(徳田拡志君)


 なぜそのカットの話を聞いたかと言いますと,この方々がハローワークで就職されても,これ正社員ですよ,正社員ですよ。16万5,000円もらっても200万円なんですよ,年収でね。この200万の方々は,恐らく市長の給料のカットで毎月15〜16万,もっと高ければ17〜18万だろうと思うんです。この方々が1か月にもらう収入の分だけなんです。市長から見たら,あるいは副市長,教育長,四役から見たら,カットしていいぐらいのお金を1か月,年間働いてこんだけしかもらってない。これが霧島市の現状なんです。この現状認識をまず共有していただきたい。そして,私たちの議会の中で行財政改革調査特別委員会つくっておりますが,その中で近々の市民の声を聞いたアンケート,こういったものがありますね。市長の方にお渡ししてると思います。この中にもいろんな声が出ております。また,内閣府の国民生活調査においても,生活が大変苦しいっていう国民が24.4%,やや苦しいっていう国民が,33.2%ですね。合計で57.6%,つまり過半数以上の方々が生活が苦しいんだと。恐らくこれを霧島市に当てはめてもそうだろうと思います。そういう中で,抽象的な経済対策あるいは景気状況,後退傾向にあるのがうんたらこんたら,そういう状況ではないという認識をしていただきたい。仕事に行っても15〜16万ですよ。正社員がそうですよ。もう一つ,その裏側を見てください。非雇用,非正規社員,パートですね。このパートの時給,そこに書いてございます。例えば,この霧島市の中でもいろんなパートさん,働いていらっしゃいますが,清掃されるおばさん方あるいはビル管理をされるお父さん方,いろいろいらっしゃいます。このパートの方の賃金,いいですか。例えば,看護師さん,900円から1,000円ですね。これ1,000円っていうのは宿泊もして1,000円だそうです。介護員さん,社会福祉法人の介護員さん,700円。介護してもらって700円。スーパーなんかの弁当をつくったり,惣菜する方々ですね,650円。保育士の補助,こういう方々が学童保育指導員という方,690円,富隈児童クラブ。ホームヘルパーさん,1,050円。こういう状況なんです。こういう状況をしっかり頭に入れて霧島市の運営をしないといけないと思います。また,答弁の中で,各商工会の補助金あるいは助成金削減,先ほど脇元敬議員の質問にもあったと思いますが,そういうことがされております。しかしながら,聞くところによると,補助金の削減をする一方では,これ以上補助金出していいのかっていう補助金も出されるような花火大会が考えられてる,いうふうなことも聞きます。こういった整合性のない,市民から見たら何なんだというような話があるわけです。もっと霧島市の経済状況を的確に把握していただいて対策を打っていただきたいと思います。市長,どうお考えでしょう。


○議長(西村新一郎君)


 その前に,先ほどの数字が用意できたそうでございます。


○総務課長(阿多己清君)


 先ほどは大変失礼いたしました。今,市長の月額が98万円でございますので,減額している額は19万6,000円でございます。その十二月分でございますので,235万ほど減額となります。


○市長(前田終止君)


 議員よりパートの求人情報の資料を手元にいただき,いろいろと詳しい説明もいただきました。大変厳しい雇用状況の中で,時間給も本当に厳しい現実の中で,皆さん方それぞれみずからの生活を確保するために一生懸命生きておられるんだなということも,厳しさも,この一覧表を見ても直感いたしております。私の知り得る関係各位の中にも同様の仕事を幾人も,当然市民の方々として頑張っておられまして,会う都度,最近はそういう厳しさへの話,さまざまな,店舗も,特に中小やってる方の中には1円でも安いところに原材料を求めたり,あるいはまた1円でも安いスタンドにガソリンを入れにいったり,さまざまな努力をしている話を,もう身につまされるような形で実際聞かされております。そういう認識で,私自身も庁議を通じ,市行政を預かる幹部の職員たちと,実際このような実情も本当に全般的に,市政全般的に見て,どう克服していくか,お互いに知恵を出そうじゃないかということを意見交換,今している最中でございます。市政もこういう厳しいときも見ながら,また総合的に元気の出る施策も,一方,決意をしなきゃならないと。そしてまた,一体感というものをみんなで醸成していく必要もございます。そういう点が,例えば市域全体の気持ちをつくっていくための行事であったりするわけでございます。そしてまた,そういうことに対して民間の方々と,一方力を合わせ合う,そういうこともできるだけ今,徳田議員ご承知だと思います。総合的にお互いが,足したり引いたりしながら,いいふるさとづくりをやっていこうということに対して,どうかひとつ寛容性という気持ちを持ちながらお互い頑張ろうじゃありませんか。


○6番(徳田拡志君)


 今,市長のカット分が235万円,先ほど私,申しました200万円以下の低所得者層,これ霧島市におおむね20%もしくは25%ぐらいいるんじゃないかなと思っておるんですが,その辺分かりませんか。


○議長(西村新一郎君)


 数字を出せるんであれば,数字を後ほどでもいいから,そのことをだれか答弁していただければいいんだけど。分からないんであれば,分からないで実態をそのまま答えてください。


○税務対策総括監(末野賢了君)


 どのぐらい,何%ぐらいかということでございますけれども,後もってまた資料等がございましたらご提示させていただきたいと思います。


○6番(徳田拡志君)


 つまり,これ全国的なことでも言えますが,2割から2割5分,4人に1人,4世帯に1軒の割合ぐらいで,いわゆる200万以下の年収の方々がいらっしゃると,こういうことなんですね。また,数字も霧島市のも拾ってみてください。おおむね大体そんなもんだろうと思っております。そういう方々から,今回,また税ですね,市民県民税,市民税,こういったものが本年度から倍になったんですよね,200万円以下。つまり住民税の,税の移譲によって所得税が撤廃されたと。これ確認いたしますけど,間違いないですか。


○税務課長(中村 功君)


 19年度の税制改正による税源移譲につきましては,所得税が撤廃されたということではなくて,フラット化する(P335に補足説明あり)ということで,所得税の税率が下がった分,それを住民税に回すという制度であります。


○6番(徳田拡志君)


 撤廃するというんじゃなくて,一元化したということで捉えてよろしいでしょうか。その一元化したことによって,いわゆる霧島市の市民税という形が200万円以下の年収の方々が3%だったものが6%,税率で言いますとね。つまり倍になったという認識でよろしいんですか。


○税務課長(中村 功君)


 税率につきましては,今おっしゃったとおり,住民税については,今までが5%,10%,13%であったものが,一律10%になったということで,改正前の5%が,改正後は10%になる方もいらっしゃいます。


○6番(徳田拡志君)


 今,所得金額の200万円以下の方について確認をしたんですが,そのとおりですか。市長,先ほどから私,申し上げてますが,景気が悪い上に,パートに行って620円のお金をもらって月収で8万から10万なんです。それで,子どもさんが,小学校3年生の子どもさんが1人いらっしゃる方なんですが,生活保護よりもひどい生活をしてる。生活保護世帯が悪いというんじゃないんですよ。そういう方々が,年収200万以下の方々がおおむね霧島市に4分の1近くの世帯の方がいらっしゃると。これ認識されておりますか。


○市長(前田終止君)


 大変厳しい実情で,市民生活がぎりぎりのところの方々がたくさんいらっしゃるということは,かねがねより認識いたしております。


○6番(徳田拡志君)


 そういう認識をお互いに持っていただきまして,景気対策,市民生活支援策,早急に考えていただきたい,このように思っております。じゃ,次に税について詳しく聞いてまいります。今,市民税につきましても,今少しお尋ねしましたが,200万円以下の所得の方々が,先ほど一元化によって税率が倍に上がったという話をしました。これは,700万円以上の年収のある方々は減ったわけですよね,税率が。あるいは税額も減ってきましたね。ところが,先ほどから言いますように,200万円以下の方にとっては倍になったんです,市民税が。その納付書が今年の6月以降,来てます。それを見て霧島市民の多くの方々がびっくり仰天,何だ,これは,霧島市になって税金は上がるけど,サービスは悪くなったと。ここなんですね。市長のところにも届けております。これがうちの議会の調査結果ですね。もう,これ読み切れませんけど,少し読んでみましょうか。聞き方もいろいろあるんでしょうが,合併してよかったと思いますか,悪かったと思いますか。こういう聞き方なんですね。合併してよかったと思う方が6%,少しよかったという方が9.1%ですね。足して15%。つまり100人に15人。よくないという方が36%,少しよくない,少しよくないという言い方も変だと思いますが,余りよくない,よくなかったなと,こういう方が26%,合計で62%。合併してよかったという方が15%,いや,余りよくないなっていうのが62%なんですね。これが今,現実です。今年の8月5日に調査した結果のアンケートですね。その理由は何か。ほとんどが税金が上がった。公共料金が上がった。サービスが悪くなった。ここなんですよ。市民を目の前にして市政をやっていくという姿勢の前田市長でございますので,その中身,少しそこにもありますが,読んでみます。いろんな方がいろんなことを言ってますんで,あまり気になさらないで,少し気になさってください。行政サービスの低下。税,国保税が倍以上になった。市民の財政負担が増加した。それから,税金,固定資産税,市民税が高くなった。以前より公共料金が高くなった。メリットが少しも感じられない。いろんな経費が上がった。うそを言って。単刀直入ですね。各種水道料が合併前と比べて高くなった。19年度の健康保険税が前年度に比べ25%上昇,住民税が90%,先ほど言いましたね。約倍になりますよ。合併してよかったということをいまだ聞いたことがない。いろんな費用が上がって生活が苦しくなった。合併してよかったという実感がない。その他いろいろです。詳しく書いてる方もいらっしゃいます。水道料金が1市6町の中で一番高いところに設定する。ごみ袋が値上がりした。市民税が7,200円から1万700円になった。固定資産税が4,000円上がった。いろいろですね。ですから,市民の声としては景気が悪いのに税金が高い,公共料金が高い,これが実感なんです。その方々が6割近くいらっしゃった。ましてやその方々の収入は200万円以下の方が多いんだ。こういうんですね。ところが,裏を返せば,こういうアンケートに答えてくれる方々,ある意味では熱心に,真剣に市のことを考えてくれてるわけです。市長のファンだと思いますよ。これをやってくれというわけですから。ありがたいことだと思います。我々議員にとってもこういう声が欲しいわけですね。そして,そのかけ橋になってくれと,こういう議会の場で言ってくれと言いました。さあ,市長,どう答えますか。答えてください。


○市長(前田終止君)


 議会の皆さん方がそれぞれのお気持ちを開陳されて,そして市民の皆さん方にこのような,今の時点における市民の気持ちを推しはかった。これは,日本にそれぞれの地方自治体あるわけでございますが,画期的な,意欲的なある種の大きな取組だということを,まず最初に率直に評価をいたしております。ただ,質問の設定とか,あるいはその手法かれこれ,アンケートにつきものの,それなりの考え方がそれぞれあろうかと思います。議員が仰せのとおりでございます。そういう中で,徳田議員のご指摘の,特に,ある程度好意的な,あるいはそれなりのよかったという行よりも批判的に厳しい点を中心に読み上げていただきました。まさに,でもそこに対して,私は時の市長としてしっかりと,おっしゃるとおり受けとめてまいらなきゃならないものと,常に,当選と同時にそのような気持ちを忘れることなく,真正面から向き合ってきたつもりでおります。合併をして,本当にこの時期,いい結果を導き出すことの難しさっていうものを,私自身,もう率直に申し上げてなかなか難しい,厳しいもんだなと。せめて今から10年以上,20年ぐらい前の市町村長選挙があって,そのころ自分がなれていたらもっと違う評価があったはずだと,こうも思ったりもするような瞬間もかなりありますけど,ただ現実的には,今をお互いに生きていかなきゃならない,この厳しい時代を生き抜いていくということでございます。私は,最後になりますが,合併を本当にいい方向に持っていくためには,さらに今,ご指摘のようなマイナス要因の指摘をどう,本当に真剣にお互いが改革,改善し切っていくか,そして市民の一体感,そういうものをやっぱり共感できる,そういうところにもさまざまな分野において努力をしていくべきであると。そしてまた,情報公開等をしっかり進めながら,そして信頼感というものを醸成していく。そのことによって,ああ,こういう厳しい状態が,今までの積上げの歴史の中でできておると。そして,その後を受けて新しい市ができて,こうなんだというところを見ながら,しっかり信頼感の関係の構築を努力をしていくということも大事かなと。そして,自分たちの住んでいる地域全体の,地域づくりへの共通利益に向かう,共益感みたいな気持ちで頑張っていくと,私は合併前よりも,本当に前進していく実感が出てくるんだということをこう思っております。それには,どこかでか,ある部分に対してご批判や不満があろうとも,そこを分かった上でお互いがある程度寛容性を持って,この時期こうだから,もう言うかぎり,お互いの気持ちは分かち合ったと。だったらこういう方向で,寛容性も持って臨もうという点も私は大事だと思いますよ。


○6番(徳田拡志君)


 私も,市長も寛容性は十分あると思います。ただ,市民の実態を申し上げておるのであって,これに速効をすべき施策を打たないけん。明日死ぬかもしれないという,先ほどの市民相談電話室,こういったものもあるんですよね。ですから,あしたやれること,すぐやれることあるんですよ。例えば都市計画税,近隣市町村の倍ですよ。倍といっても大したことないんです。0.2を0.1にするだけなんです。簡単なことでしょう。公共事業,水道料金下げればいいんですよ。家賃も下げればいいんですよ,そういう方が入ってるところは。建設部長,今,家賃の実態どうでしょうか。家賃の実態,市営住宅の。


○建設部長(篠原明博君)


 家賃の実態でしょうか。先ほどからおっしゃいますように,低所得者の方々,例えば何らかの理由で所得が下がったという形で,いろいろうちの条項の中で,そういう方々の措置というのは要綱にのっとってやっております。実績といたしましては,18年度で11件,19年度で12件,今年度で7件ほどそういう対応をいたしております。


○6番(徳田拡志君)


 そういうことを市民の方から言ってこないとやらない。しかもたった11件でしょ。今,緊急事態なんですよ。緊急事態。だから,霧島市の市営住宅,2万円のところ1万8,000円に下げますよ。1万5,000円のところを1万2,000円にしますよ。そういう対策も打てると思いますよ。財源も考えればいいじゃないですか。先ほど言ったようなPFI事業とか,大型プロジェクトだけやると,そこで浮くんですよ。牧園中央公園,100億かかるかもしれない。PFIだったら2割浮かそうと,目標を定めて20億浮かそう。それを回せばいいじゃないですか。もっと進歩的に,発展的に,寛容に考えましょうよ。次,固定資産税いきます。区画整理事業内の固定資産税,区画整理区域内,これの制限はどのようなものがありますか。建設課長あるいは税務課長。


○区画整理課長(下拂 勉君)


 区画整理内の制限につきましては,開発の制限と建物の制限等がございます。建物の制限につきましては,2階以上,地下のあるものについては建てられないことになっております。


○6番(徳田拡志君)


 土地の制限は。


○議長(西村新一郎君)


 徳田議員,もうちょっと補足して。


○6番(徳田拡志君)


 じゃ補足。区画整理区域内,浜之市地区あるいは,今度考えられてる見次地区ですね,この区画整理内の網を張りましたね。その中での建築基準法の建物の制限,不動産の用途の制限,どのようなものがございますか。


○区画整理課長(下拂 勉君)


 先ほども申し上げましたように,建物を新築,改築する場合に都市計画法の53条の規定がございまして,2階以下,地下のあるもの以外につきましては,知事の許可をとらなければならないっていうことで,その建物の制限が加わっていくことになります。土地の用途につきましては区域の部分ございまして,事業計画等によって初めて新しい区画整理が始まったときの用途ができまして,それまでについては建物の制限によってその利用が制限されるということになります。


○議長(西村新一郎君)


 ちょっとまだ意味が解していないようでございますんで,質問時間は止めておりますから,もうちょっと詳しく説明してください。


○6番(徳田拡志君)


 建物の制限は分かりました。2階建てですよと。つまり軽微ですよね。何か道路つくったり,公園つくるか,すぐ壊せるようなものつくりなさいって,そういう意味でしょう。だから,それは分かりました。それ建物ですね。土地ですよ。そこに持ってる人が,例えば売ったり,買ったりするときの制限があると思うんですがね。ないんですか。なければない,あるならあるで答えてください。


○区画整理課長(下拂 勉君)


 今までは分筆等もできませんでしたけど,分筆等もできまして,その土地に売買とか,そういう制限はないものと認識いたしております。


○6番(徳田拡志君)


 売買の制限はないということでしたが,それは今,例えば浜之市地区あるいは見次地区において区画整理事業,網をかぶせましたね。それは区画整理をする間,自由に取引できますか。不動産の取引できますか。


○区画整理課長(下拂 勉君)


 問題ないと認識いたしております。


○6番(徳田拡志君)


 問題ないという回答ですが,例えば見次の新しい区画整理,この間計画しましたね。あの中で,取引しようと思えば,仮換地の処分があったり,ここに道路が通りますよという制限があったり,これは公園の予定地になっておりますんで,というようなことを聞くんですが,自由に取引できますか。


○区画整理課長(下拂 勉君)


 現在の駅区画整理が,この部分で区画整理やりますよという制限が決まっておりますけど,事業計画が決定されて道路とか公園地が,今のところまだ事業計画は決定されておりませんので,そういうことはないものと思っております。


○6番(徳田拡志君)


 事業計画は決定されない,されないのに建物だけは制限があるんですか。


○区画整理課長(下拂 勉君)


 建物の制限があるのは都市計画法の53条ということで,事業計画が定まりますと,それが移行しまして土地区画整理法の制限を超えることになりますけど,今の駅東につきましては,都市計画法の53条ということで建物の建築制限だけになっておると考えております。


○6番(徳田拡志君)


 現実的に,ニシムタ隼人店が9月7日をもって閉鎖いたしました。それは,AZに対抗しまして,たくさん土地を買収して,新しい大型店を計画していたところ,区画整理事業の計画にかかってしまって,それはできないと。広げることはできない。なぜなら後ろの方に道路が通る。公園用地として通路ができるようになってますから駄目です。こういう具体例もあるんですが,土地の取引を制限してると思いませんか。


○区画整理課長(下拂 勉君)


 先ほども申し上げましたように,今後,事業計画決定に向けて,そうなりますとニシムタの今,裏側の方に道路ができる,入れるとか,そういうのは事業計画の中で決定されることでございまして,現在の段階では都市計画法53条の制限がかかってるということで,土地の売買,それについては全然問題ないものと考えております。


○議長(西村新一郎君)


 一応時間にまいりましたけれども,あと1回だけ,ちょっと不備がございまして時間が余ってると思いますので,特別に許可したいと思います。


○6番(徳田拡志君)


 ありがとうございます。最後の質問です。これもいろいろ区画整理事業内,今,規定されてるんですよね。取引の制限はないということですが,9月11日,つい最近ですよ,の新聞で,最高裁の判決出ておりますね。ここは区画整理事業だよというので行政が指定をしました。そうすることによって,市民は,先ほどおっしゃいました建築基準法の制限を受けます。つまり利益を逸するわけですね。それは,今まで行政訴訟ができなかったというようなことが,今度は計画の途中,青写真の段階でも請求ができるようになった。なぜなら計画が決定してから遅い,訴訟が取り上げられない,こういう状態にあるわけですね。そういったところの固定資産税,都市計画税っていうものは侵害されるわけです。売るに売れない,買うに買えない。8階建ての建物と思ってもできない,2階しかできない。これ制限なんですよ。なのに,固定資産税と都市計画税は通常どおり払わされてるわけですね。そういったところも,区画整理事業っていうのは20年ぐらいのスパンになってるわけですから,その間は都市計画税,固定資産税,こういったものを減額すべきではないかということを提案申し上げまして私の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,徳田拡志議員の一般質問を終わります。次に,3番,秋広眞司議員より3件通告がされております。したがって,秋広眞司議員の発言を許可します。


○3番(秋広眞司君)


 皆さん,こんにちは。敬,拡志,眞司ということで3番手でありまして,よろしくお願いをいたします。私は,日の丸と君が代をこよなく愛する国分地区選出の秋広眞司でございます。さて,オリンピックや自民党総裁選,また事故米等の問題で報道されておりませんが,北朝鮮の金正日総書記の重病説が確実視されてきております。日本と北朝鮮の間には拉致という大きな問題があります。そもそもこの拉致の問題は,北朝鮮が日本の領有権を侵し,日本国領土に上陸し,何のとがもない,同胞である一般の日本人を拉致し,北朝鮮へ連れていき,30年間,今もなお数十名が帰国できない状態が続いております。拉致被害者の肉親の方々,特に横田めぐみさんのお母さんの横田早紀江さんの,めぐみを助けてください,お願いします,めぐみを返してくださいという悲痛な叫び声は,私たち日本人の胸にぐさりと刺さります。日本政府の強い対策を望むとともに,願わくばこの際,北朝鮮がかつての東ドイツみたいに,内部崩壊し,独裁国家が解体されることを切に望むものであります。拉致被害者の一刻も早い救出,解放,帰国が実現することを国民の皆様とともに祈念するものであります。それでは,通告に基づき3点,12項目について質問をいたします。まず,1点目の大分県教育委員会における教員採用汚職事件について伺います。この事件は,教育委員会の審議官や元校長等が絡んで,多額の商品券が渡され,不正な教員採用がなされたものであり,まさにあってはならない不祥事が発生したわけでありますが,この事件についての?田教育長の見解を伺うものであります。2つ目に,事件発覚後,汚職防止対策として文科省あるいは県教委等から通達や指導があったのか。あったとすれば,その内容は具体的にどのようなものか。また,それに基づく霧島市教育委員会の今後の取組を伺うものであります。2点目に,公民館施設について伺います。国分西地区公民館は,大世帯であるにもかかわらず,公民館施設を持っておりません。行事の都度,あちこちの施設を借りている実態があります。先ほど行われました敬老会も,総合福祉センターの市民センターという小さなところを借りて実施されております。役員の方々のご苦労は大変なものであります。そこで,一つに,この現状は把握されているのか。また,他公民館にこのような公民館施設のないところがあるのかどうか伺います。2つ目に,これらについて何らか打開策はないのか,解決策の検討はなされているのか伺います。次に,西地区公民館施設として,例えば国分寺跡地横の旧図書館の開放,利活用はできないかうかがいます。次に,国分中央6丁目11の四方田団地公民館施設の修復計画はあるのかないのか,これを伺うものであります。3点目といたしまして,市営住宅対策についての質問に入ります。1つ目として,市営住宅等の暴力団員の利用制限に関する協定書,その内容と協定書に基づく受理自治体が今まであったのかどうかお伺いをいたします。2つ目として,市営住宅ストック総合計画に基づいて,実施計画の進捗状況はどうなっているのかお伺いをいたします。次に,3つ目,市営住宅の空き家解消対策,その1として,市全体の空き家件数と入居希望者の待機世帯数を伺います。その2といたしまして,国分名波町の特公賃住宅,すなわち特定公共賃貸住宅の所得制限緩和対策でありますが,これは,去る3月の議会におきまして,池田綱雄議員の質問の中で所得の基準に達しない方々が退職金や預貯金などを担保にして入居できるよう見直しできないかという設問に,いい提案であると,積極的な検討を行いたいと建設部長と市長が回答されておりますが,その後の検討状況はどのようになっているのかお伺いをいたします。次に,その3として,古い長屋形式住宅の中で,木枠のガラス戸・玄関戸を使用している戸数を伺いたい。また,そのサッシ化への計画について,ないのかあるのかお伺いをいたします。その4といたしまして,市営住宅を物置代わりに使用している自治体があります。人が住んでいない,しかし,家具類は置いてあるという実態がありますが,その対策を問うものであります。以上,壇上からの質問を終え,議長の許可をいただき,自席からの再質問をいたします。


○議長(西村新一郎君)


 秋広眞司議員の壇上からの質問が終わりました。ここで休憩をいたしたいと思います。


               「休憩  午前11時37分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時15分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。秋広眞司議員の壇上からの質問に対する答弁を求めます。


○市長(前田終止君)


 秋広議員より3点につきまして質問がございました。3点目,(1)につきましては,私の方から答弁をいたします。1点目及び2点目,(1)の?については,教育委員会が答弁いたします。そのほかにつきましては,企画部長及び建設部長が答弁をいたします。市営住宅対策についての1点目についてお答えをいたします。平成19年10月3日に霧島市と霧島警察署及び横川警察署と暴力団員の市営住宅の使用制限に関しての協定を締結いたしております。内容としましては,市営住宅から暴力団員を排除するため,霧島市営住宅への入居予定者が暴力団員であるかどうかの情報交換を行うものでございます。しかしながら,入居制限については根拠条例がなかったため,今回,本議会に市営住宅の設置及び管理に関する条例等の一部改正案を提案させていただいております。今後は,入居申込者や同居承認申請者等を協定書により警察署に照会をし,もし暴力団員に該当すれば,条例に基づき入居や同居の拒否または入居者の地位承継の制限を行うことになります。


○建設部長(篠原明博君)


 次に,市営住宅対策についての2点目にお答えをいたします。市では,現在,平成19年度に策定した実施計画に基づき事業を実施しております。そのうち建替事業は,今年度から隼人地区の木之房団地解体工事の設計業務に着手をいたします。用途廃止事業は,今年度末までに19棟25戸の解体を終える予定であります。個別改善事業は,今年度末までに外壁改修7棟,耐震診断24棟,火災警報機設置73団地,地上デジタル放送設備改修18団地を終える予定であります。そして,今年度から給湯設備等の住戸改善を1棟実施することにいたしております。続きまして,3点目について一括してお答えをいたします。まず,8月末の霧島市全体の空家は76戸であり,入居希望者の待機世帯数は412世帯であります。次に,特定公共賃貸住宅,いわゆる特公賃住宅の入居基準所得は,現在,月額20万以上でございますが,所得制限緩和措置として,今後収入の上昇の見込める者につきましては,所得月額20万以下でも入居を認めております。また,平成21年度の特優賃法施行規則の改正が予定されており,来年4月から入居基準所得が月額15万8,000円に引き下げられることから,所得の低い人でも入居可能になる予定でございます。また,3月議会でご提案をいただきました預貯金等を担保として入居できないかという点につきましては,現状におきましては入居基準等があり,なかなか難しい面もございます。よって,これらにつきましても,来年4月からの入居基準所得の引き下げによる入居状況を見ながら検討をしてまいりたいと考えております。次に,長屋形式住宅の中で,木製玄関ドアは445戸で,木製窓建具は745戸であります。特に,玄関ドアは傷みがひどく,防災,防犯上からアルミ建具に交換する必要があると認識いたしておりますので,今後,取替計画を作成し,計画的に改修を行っていきたいと思います。最後に,住宅を物置がわりに使用している件につきましては,入居者が長期不在のときは届出の必要がありますが,未届け出の長期不在につきましては,状況を調査し,住宅を借りる必要がないと判断した場合,住宅の明渡しをお願いをいたしております。


○教育長(?田肥文君)


 大分県教委における教員汚職事件についての1点目にお答えをいたします。教育長の見解をということでございますが,同じ教育の道に携わる者として,このたびの大分県教委の不正事件は決してあってはならない,公教育に対する信頼を著しく裏切る,極めて遺憾なことであると重く受けとめております。霧島市民の皆様の中にも,鹿児島県の教育は大丈夫だろうか,どの県も同じような状況があるのではないだろうかと疑念を持たれた方も少なくないのではないかと察します。それほど本事件が及ぼす教育に対する信用を著しく失墜した行為はないと考えております。鹿児島県の採用試験は,入力作業を外部に委託するなど公正さが確保され,不正が入り込めないシステムが構築をされております。教育長といたしましては,このたびの不祥事を他人事と考えず,霧島市の教育に携わる教育関係者一人一人が自分のこととして真摯に受けとめ,絶対にあってはならないこととして強く認識してほしいと考えております。また,子どもたちを善導するという大人,教師のあるべき姿を再確認するとともに,教育に携わる者としての自覚を持って,霧島市民の皆様の信頼と期待にこたえていかなければならないと意を新たにしているところであります。大分県教委における教員汚職事件についての2点目についてお答えをいたします。事件発覚後,7月10日付で文部科学省から各都道府県へ,これを受けまして7月14日付で県教育委員会から各市町村へ教員の採用等における不正な行為の防止についてという通知文がそれぞれ出されております。通知文の指導の内容は,採用や承認等の人事行政に関して,金銭の授受等の不正な行為が行われることは決してあってはならないことであり,服務規律の維持について,改めて決定し,保護者や住民の信頼を損なうことのないよう適正な教育行政の一層の確保をお願いしますというものであります。市教育委員会としましては,通知文の内容を重く受けとめ,このたびの事件を他岸の石とする意味で,7月15日に開催しました臨時の校長会でも取り上げたところでございます。今後とも市教育委員会が置かれている立場,果たすべき役割を十分認識するとともに,服務規律の厳正確保については,管理職研修会や教職員研修会等で繰り返し指導してまいりたいと考えております。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 公民館施設についての1問目の1点目,2点目についてお答えいたします。国分西地区自治公民館は,国分中央地区共同利用施設が利用できるということで,公民館施設を設置していない状況であります。このような中,予約を早目にしないと共同利用施設を利用できないほか,申請書を書くわずらわしさも感じていらっしゃるようであります。最近は役員会をするにも旧図書館跡も使用できなくなり,大変不便になったとお聞きしております。なお,国分地区におきまして公民館施設を持たないのは,国分西地区自治公民館だけであります。国分西地区自治公民館では,自由に使える事務所を希望されておりますので,問題解決に向けて協議してまいりたいと考えております。


○教育部長(藤田 満君)


 公民館施設の1問目の3点目についてお答えいたします。旧国分図書館の利活用についてですが,現在,学校教育課が国分教育支援センターとして利用し,不登校をはじめとする児童・生徒の教育相談に当たっております。また,文化振興課が国分地区の発掘調査で出土した埋蔵文化財を保管しているところであり,スペースの問題から公民館としての利用は難しいのではないかと考えております。


○建設部長(篠原明博君)


 公民館施設についての2点目にお答えいたします。四方田団地公民館は,昭和48年度建設の鉄筋コンクリート造で,建設後,35年を経過し,外装の汚れ,壁のひび割れ,室内の床,壁及び天井の汚れや傷み等が見られます。このようなことから,今後修繕方法等について検討していきたいと思います。


○3番(秋広眞司君)


 るる回答をいただきましたけども,まず,教育委員会の教員汚職事件について再質問をさせていただきますが,回答の中では,鹿児島県のこの採用システムはきちっと外部に委託してしっかりしてると。それに不正が入り込む余地はないというような回答でございました。また,事後の対策も7月10日付で文科省から,それから7月14日付で教委から市町村へということで,15日に校長会でも取り上げていただいてるというようなことで,事後の対策もしっかりしていただいてるようであります。一般的には,奥様同士のおつき合いとか,あいさつとか,教員同士のあいさつとか,あるいは上司に対する新年のあいさつとかっていうのは,これはどこの職場でも行われているわけでございますが,今回は,やっぱり明確な意図を持って多額の商品券が送られたという汚職事件でありますので,聖職の場にある者として認識の甘さ,あるいは倫理観の欠如がなしたものでありまして,どうかこれからも職員一丸となって,絶対にそのようなことは霧島市からは起こらないように,決意を新たにして取組んでいただきたいと。一つお伺いしたいのは,何も知らずに採用されて,採用取消になった先生方の心情,それから不正採用により不合格となった先生方の心情,それからかかわりのある,これが一番大事なんです。これをお聞きしたいんですが,子どもたちの心情ですね。先生が途中で辞めていく,なぜだろうかと。その心情が非常に痛ましい状況だと思うんですが,子どもたちはどのように捉えているか。教育長の所見でいいですが,お聞かせ願いたいと思います。


○教育長(?田肥文君)


 この事件が起こりましてから,特に夏休みに入るときに校長先生が子どもを前に説明をされました。そしてまた,9月の始業式のときも子どもたちの前で,担任がこうして辞めていく状況が報道をされました。非常にあの場面を見まして,本当に子どもの将来の生き方に大きな影響を与えているということで,私も非常に強い憤りを感じたところであります。子どもたちはそれを乗り越えて,新しいまた担任との出会いがあるのかと思いますけれども,こういうことは絶対あってはならない。大人がそういう見本を見せなければならない立場でありながら,いろんなところで起こっているわけでありますが,絶対,教育の場であるということに対して私は非常に残念で,強く腹立たしさも覚えたところでありました。それぞれ校長先生方は,今回の事件は皆さん,こういうことは二度とあってはならないという意を強くしておられると私は認識をしております。そしてまた,教育という職を預かる者としては,時代の変化に的確に対応していかなければならない資質と,時代が変わっても絶対変わってはならない,そういう資質があるということを認識をしていただきたいと強く思っているところであります。


○3番(秋広眞司君)


 教育委員会は,治外法権的なものもあるというようなことも聞いておりますので,ひとつ今,回答いただいたように,子どもたちの教育のためにもあってはならないことですから,ひとつオープンにできるだけいろんなことをしていただいて,そして教育行政を進めていただきたいと要望いたしまして,これに関しては質問を終わります。続きまして,公民館施設についてでありますが,国分西地区公民館,この施設がないということは,市長はご存じだったでしょうか。


○市長(前田終止君)


 ええ,この地域の新しい通り会等々の動きがありまして,実はこういうことなんですというお話は,市長になってから方針をいただきました。


○3番(秋広眞司君)


 いろいろ公民館活動というものを,市長はマニフェストの中でもしっかりとうたっておられますし,これからは時事を進めていく上には必要不可欠なものでありますので,是非施設も欲しいというのが,この公民館長あたりの役員の方々の意見であります。そこでお伺いしますが,いろいろ協議をして,自由に使える事務所だけは確保していただきたいと,いただけるというような回答もいただいておりますが,もし,公民館を新たに建てるとしたら,新しくですね,大世帯ですから相当規模な公民館になると思うんですが,これ建てるとしたらいくらぐらいかかって,補助金はいくらぐらい出るのか,例えば2,000万ぐらいの規模だとしたら。そこらが分かってましたら教えていただきたいと思いますが。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 今,霧島市の方である霧島地域振興補助金というのがございますけれども,これを使いますと60%の補助で,最高1,000万まで補助ができるという制度がございます。規模によりましていろいろあろうかと思いますけども,最高が1,000万ということでございます。


○3番(秋広眞司君)


 1,000万までのものしか建てられないと。小さな公民館になるわけですけれども,2,000万までとかそういう希望があった場合には,やっぱり自分たちで負担してつくらないといかんということですか。1,000万の6割補助であれば600万ですね。400万と,プラス1,000万して1,400万を,公民館をつくる側が,役員含め,そこに住んでおられる方々が負担しなければいけないということですか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 例えば公民館が1,000万でれば,その6割の600万まで補助するということです。それで,例えば建物が2,000万かかった場合は,もう6割補助の限度の中で1,000万を限度とするということでございます。


○3番(秋広眞司君)


 非常に負担が大きい額になっているわけで,また,いろんな補助の形態もあると思いますので,そこらも調べていただいて,まだ補助ができるようなこのシステムがありましたら,また教えていただきたいと思います。この事務所の関係ですけども,これはまた,公民館等々とも協議をしていただいて早急にやっぱりつくっていただかないと,その都度この借用の届けをしたり,あるいはまた,いろんな書物を持ち込んだり,茶道具を持ち込んだり,その都度,役員の方々はご苦労されているんです。ですから,そこらもよく考えていただいて,これは早急に取組んでいただきたいと思いますが,いつ頃になるか,その予定は立っておりませんでしょうか。


○共生協働推進課長(宗像成昭君)


 国分西地区公民館との協議につきましては,実は,この西地区公民館は,平成11年度に地域まちづくり計画書を策定していただいております。平成16年度に見直し作業もしていただいておりますが,平成21年度のまちづくり実施計画書の中で,この公共既存施設の有効活用はできないかということも取り上げられているところでございますので,これにつきましては,来週,各自治公民館とのヒヤリングを行うようになっておりますので,早速その場でも協議をしてまいりたいと考えております。


○3番(秋広眞司君)


 ひとつよろしくお願いいたします。次に入りますが,四方田団地の公民館の関係でございますけども,市長,お渡ししてありますその写真ですね。写真のナンバー1とナンバー2がこれ該当するわけでありまして,ナンバー1の方は天井がはがれて,さびが出ている状態,それから,壁の方も,本来ならばその一番下の模様のコンクリートの上に壁があるのが,それがはがれ落ちて,さびが出ている,くぎが出ているという状況であります。ナンバー2の方は,同じ敷地,建物内のクラックの状況です。室内の壁の窓の下ですけども,これは。このようなクラックが約20か所見受けられます。外壁も10数か所あります。非常に35年という古い建物でございますので,耐震等も含めてしっかりと手当をしていただかないと,これは非常に危機管理上も危ない状況かなと思っておりますので,そこら辺の取組を,再度いつごろにこれ修理がなされるのか,お聞きをしたいと思いますが。


○建設部長(篠原明博君)


 四方田団地公民館につきましては,先ほどもご答弁申し上げましたように,だいぶ老朽化があるところがございます。よって,早急にそういう形のものを調査し,急ぐものは早急に修理し,あるいは長期的にやらないといけない場合につきましては,早急な計画をつくって対応してまいりたいと思っております。


○3番(秋広眞司君)


 ひとつよろしくお願いします。3点目に,市営住宅対策についてでありますが,暴力団員の関係の使用制限に関する協定書というものが締結されているわけですが,これが去年の10月3日,ちょうど11か月前ですね,締結されておりますが,そして,このたび根拠条例が必要なため今回上程されたという形でございますが,この11か月の間はその入居制限等についての事例はなかったのか,この11か月もかかった理由は何なのか教えていただきたいと思います。


○建築住宅課長(矢野昌幸君)


 入居の際に,こちらの方で判断しまして,この方はどうだろうかというような場合は,内々に問い合わせをすることはあるんですけども,全体的には問い合わせっていうのはまだ行っておりません。それと,実を申しますと,この条例改正につきましては前回の議会で上程するつもりだったんですけども,ほかにもいろいろな見直し等による条例を完璧にするということで遅れまして,今回になったものでございます。


○3番(秋広眞司君)


 事例はないということで,口頭で相談したということでしょうけども,この中身についてちょっとお伺いしますが,こちらから答弁では,様式1号によって暴力団員であるかないかを警察の方に調査をお願いするわけですね。様式2で,これは違いますと。そして,3,4で,それは暴力団員ですよという知らせ,通知と回答と,3,4がですね,なっておりますけども,この3と4の違いですね。警察から暴力団員ですよという通知と回答という様式が違ってるんですが,この違いは何でしょうか。これは後で教えていただければ結構ですので,ちょっと分からなかったものですからお聞きしただけですので。次に入りますけども,暴力団員の定義についてお伺いしたいんですが,暴力団員,団員は団員ですね。準構成員とか,あるいは暴力団まがいの人がおられるわけですけども,ここにうたってある,協定書にある暴力団員という定義はどのような定義がなされておりますでしょうか。


○建築住宅課長(矢野昌幸君)


 暴力団員と,いわゆる準構成員ってことですか,ついては,見解としましては暴力団員である場合とはちょっと異なるということで,今回の暴力団排除についての中からは排除の対象とはしませんということです。しかしながら,その方が不正行為等を行った場合については,やはり明渡し請求や排除をすることができると,解釈としてはなっております。それと,それ以外の方につきましても,やはり暴力団員であるかどうかという判断ですけども,やはり難しいかと思います。


○3番(秋広眞司君)


 ちょっと趣旨が分かんないんですけども,この協定書の中には「暴力団員等」とかうたってないですね。暴力団員の場合に,これ該当して排除するこの条例が出されているわけですから。私が伺いたいのは,準構成員っていう方ですね。そこの定義がどうなっているのか。暴力団員というのは警察がきちっと把握してるわけでしょうけども,準構成員あるいは,おれは組の者だとか,誰の舎弟だとか,そういうまがいの,組合員まがいの方もおられるんですよ。そこらの区別はこの協定上はどこに入ってくるかと。まがいの方は準構成員には入らないのか。入った中での協定書なのか。


○建築住宅課長(矢野昌幸君)


 ちょっと説明が悪くて申しわけありませんでした。暴力団員という方も,結局それ以外の,先ほど言われました方につきましては,暴力団員ではないということでございます。


○3番(秋広眞司君)


 これ結構です。押し問答になってきますから。定義をしっかり把握して,そしてこれに基づいて警察等対応していくわけですから,定義をしっかり把握していただきたいと思うんですね。と言いますのは,私が申し上げたいのは,自治会あたりで暴力団まがいの人がいて,自治会の役員あるいは理事会の総会等でいろんなごり押しをしてきている実情は聞いておりますので,そこらの関係があるもんですから申し上げているところでございますので,しっかりその定義あたりを勉強していただいて,もし定義が分かれば,しっかりした定義があれば回答を後ほどしていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。次に,空家解消対策についてお伺いしますが,3点目の古い長屋形式の関係のサッシの関係ですけども,今度は市長,写真のナンバー3で,お示ししておりますけども,これ四方田団地の市営住宅で,この窓ガラスの下にベニヤが張っているところなんですけども,これもベニヤを押すとぼろぼろして,中にばっと手を突っ込めるような状態なんですよ。大変,防犯上も風通しはいいし,冬は寒いわけですが,冷暖房上の関係も効率が悪いですし,防犯上もかぎをつけるのもベニヤですから弱い,そしてまた地震や台風にも非常に苦労されている実情があるわけですよ。憲法第25条で,すべて国民は健康的で文化的な最低限の生活をする権利があるとうたわれておりますので,サッシ,一般の家庭でサッシでない網戸のところもっともないわけですよ。市営住宅だけだと思うんです,ほとんど。だから,これが,時代によって最低限の生活っていうのは変わりますけども,私はそれをサッシ化することが最低限の生活保障することにつながると考えておりますので,ひとつ低賃金で弱者の方しか,この四方田団地なんか住んでおられるんですね。生活保護受けたり,お年寄りだったり,身障者の方だったり,低賃金の方が肩を寄せ合って一生懸命生きておられますので,そこらの弱者の方を助けるという意味でも,是非この表だけの戸を変えるというぐあいに回答書では言っておられますけども,このガラス戸を私は変えていただきたいと思うんです。表玄関のほうはかなりしっかりしてるんです。かぎ一本かけりゃあきちっととまりますから。このガラス戸のほうはすき間はあるし,かぎはねじ込み式の昔のやつです。クーラーをつけるとすりゃあすき間があくんです。そこからしか管を通せないからです。非常に苦労をされておりますので,こっちのほうを重点にやっていただきたいと思うんですが,いかがでしょうか。


○建設部長(篠原明博君)


 ただいま議員がおっしゃられるように,生活上非常に防犯上そういう形で苦労されるということでございますので,そういったところが見受けられる所につきましては早急に現場を調査して,そういう所から対応してまいりたいと考えております。


○3番(秋広眞司君)


 是非再調査をしていただいて,そういう所からきちっと直していただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。次に,物置代わりにこの市営住宅を使っておられる方,これナンバー4に示してありますけども,ナンバー4と5です。これですね,人が住んでおられるんです。電気のメーターはないですね,ないのに人が住んでおられると。家賃も払っておられるみたいなんですけども草ぼうぼうで,これは物置代わりにしか使ってない証拠ですよね。29棟の2号の〇〇さんですけども,ひとつこのような実態がありますので,空家対策の上からもこれ,こういうのは排除していかなきゃいけないんじゃないかなと思うわけでありますが,この実態は把握しておられましたでしょうか,お伺いします。


○建築住宅課長(矢野昌幸君)


 ここの件につきましては,うちのほうでも明渡しを再々お願いはしておりますけども,一時的にちょっと別な場所にということで,帰ってくるからということで,まだどうしても明渡しに至ってない場所でございます。電気につきましては,やはり向こうのほうで電気代を払いたくないということで外したものと思われます。いろいろ接触はしております。


○3番(秋広眞司君)


 いろいろ努力されて,明渡しの要望は出しておられるみたいですけども,電気がなければろうそくで生活するわけじゃないですから,常時生活するための市営住宅であるわけですから,市営住宅としての定義にも反すると。空家を待っている人もいっぱいおられるという状況ですので,是非きちっとそこらは取組んでいただくことを要望しまして,この件につきましては終わります。あと,もうなかったわけですけども,ナンバー6と7ですね,市長,お示ししてありますように,ナンバー6と7の写真です。やはりこれは四方田団地のこのクラックが走っている写真ですけども,至る所にこういう実態が見えますので,きちっと矢野課長もその都度来ていただいて一生懸命やっておられるんです,見ていただいたりして。予算の関係もありますでしょうが,ひとつここらの手当をしっかりとしていただきたいと思いますが,最後に市長のお考えをお示しをいただきまして,私の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 戦後間もない時期に,それぞれの市町村別にこのような公営の住宅が着手をされて,早いものではもう50年近く経とうとしているものも一部はあるわけでございます。議員ご指摘のような住宅が私どもの市域にも散見できます。しっかり四方田団地も,今担当の者がいろいろと申しましたけれども,私といたしましても実態をさらに詳細に掌握しながら,具体策を一歩ずつ進めてまいりたいと思っております。


○建築住宅課長(矢野昌幸君)


 先ほどの分で協定書の件につきましてお答えいたします。協定書の中で第4号というのがありましたけども,この4号につきましては,市が結局依頼をしなくても,向こうで分かった場合は通知をいたしますと。そして,それ以外につきましては,こちらから照会をしまして向こうから回答がくるということになると思います。それと,先ほどの暴力団員の定義ですけれども,これにつきましては,暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律ということで,第2条第6号に規定する暴力団員ということでも,この中では,先ほど申しました準構成員とか元というような形の方は入らないとはっきりとうたってあります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,秋広眞司議員の一般質問を終わります。


 ここで,2名の方から答弁の申し出がございます。順次許可したいと思います。上脇田情報政策課長より求められております。どうぞ。


○情報政策課長(上脇田 寛君)


 先ほど脇元議員のほうから,霧島市内の携帯の保有率のことを質問されたんですけれども,その回答を申し上げます。携帯電話,PHSの保有率としまして,平成18年11月に霧島市に情報化計画を策定するときのアンケート調査ということで,その時点で全体で79%の保有率でございます。ちなみに世代別でいきますと,40歳代までは9割以上の方が携帯電話を保有していると。50代が85.6%,60代になりますと66.5%,70歳以上で48.3%と,そういう保有率でございます。


○税務対策総括監(末野 賢了君)


 先ほどの徳田拡志議員の質疑の中で答弁漏れがございました。収入金額200万円以下の方,人数でいきますと8,827名,率で22%でございます。よろしくお願いいたします。


○議長(西村新一郎君)


 以上で発言の申し出を終わります。次に,43番,時任英寛議員より3件通告がされております。したがって,時任英寛議員の発言を許可します。


○43番(時任英寛君)


 ただいま議長より発言の許可をいただきましたので,通告に従い順次質問をいたします。台風13号の被害も大事なく,本日は台風一過,見事な秋晴れとなりました。ほっといたしております。さて,福田総理の突然の辞任会見で政局が大きく,かつ大胆に動こうといたしております。しかしながら,この政治の停滞の時期を横目に,アメリカでの大手金融機関の破たんによる世界日本経済へのマイナス影響,景気減速への不安,懸念は必至であります。国内においても食の安全を脅かす汚染米の不当転売,相変わらず消費者を欺く行為が発生し,この事案の被害額も数十億円とも言われ,いまだ実態が把握できない状況であり,高齢者施設,保育園等の給食にも加工物としてではなく米飯として使用されたのを報告もなされました。政府として早急な対応を望むものですが,与野党を超えて原因究明,再発防止,安全策の確立の議論を高めるべきと,与党の一員として切に望むものであり,責任を痛感いたします。質問に入ります。第1点,特別支援教育についてでありますが,先の定例会でも質問をいたしました。ただ通告で,特別支援教育と題すれば勢い教育委員会となり,答弁者が限られてまいりますが,今回は特別支援教育を含め発達障がい者支援の総合的施策の拡充についてお伺いをいたします。本定例会での市政運営状況の中でも市長から障害福祉について,自閉症や学習障害,注意欠陥多動性障害など,発達障がい害者及びその疑いのある方々の相談会や発達支援教室,講演会等を実施することとし,その一環として8月17日に発達障がい者支援講演会を開催したとの説明がなされました。市としても発達障がい者支援について前向きな,そして先進的な取組につきましては高く評価するものであります。現在,福祉事務所において発達障害支援の担当窓口を開設され,対応の一元化を取組んでおられます。しかしながら,特別支援教育は教育委員会対応であり,必ずしも完全一元化については課題として残っております。特別支援教育の拡充策については,先の定例会でさまざまな角度から取組が述べられました。そこで,今後の拡充策においては総合的な対応策として,保健福祉部,教育委員会の垣根を越えて,単に相談受付窓口ではなく,受付相談・協議・対応と実務までを網羅できる部署の新設を含め,さらなる拡充策をお伺いをいたします。次に,発達障害特別支援教育について市民への周知理解を深める手立てとして,市民講座の開催,開設はできないかお伺いをいたします。第2点,緑のカーテン事業についてであります。今年は例年にない猛暑となりました。全国でも,また本市においても熱中症が多発し連日報道もなされたところであります。本市の公共施設,なかんずく学校施設については空調施設の整備,特に小中学校においての暑さ対策については扇風機で対応されております。しかし,今年の猛暑に対しては焼け石に水の状況でありました。そこで,今エコ運動の一環として,地球環境に優しい事業として,緑のカーテン事業が全国的に普及しつつあります。ニガウリ,アサガオ等つる科の植物,農作物を窓際にはわせ,いわゆる緑のカーテンを設置するというものであります。この事業を設置することで,幾分の差はあると思いますが,おおむね3度室温が下がると言われますが,本事業について本市においての導入の検討及び見解についてお伺いをいたします。また,既に導入が図られている施設がありましたら,お知らせをいただきたいと思います。次に,第3点,地デジ放送についてであります。2011年7月より地上デジタル放送化完全実施に向け,本市の取組についてお伺いをいたします。まず,地デジに個別に対応するためには,新たに地デジ対応のテレビ購入,または既存のテレビへ地デジチューナーの設置の手法,選択肢があるかと思います。当然自己負担が発生することは事実であります。しかしながら,チューナーにおいても低額ではありません。国においては生活保護世帯に対しては考慮するとの見解は出しているものの,具体的には示されておりません。とともに,生活保護世帯以外の低所得者世帯に対しての設備,整備の補助は検討していないか,さらには高齢化世帯等,事業の内容を理解でき得ない方々に対し,どのように周知していくのかお尋ねをいたします。次に,公営住宅等公共施設への対応ですが,施設備品整備等にかかわる予算規模はどの程度積算されているのか,さらに整備計画,年次計画について,どのような協議がなされているかお伺いをいたします。次に,溝辺地区ケーブルテレビについてでありますが,受信料有料化の議論も議会においてなされております。地デジ完全実施を契機として,ケーブルテレビからの脱退も懸念されます。難視聴地区におきましては,旧来共同アンテナを設置し受信されておりました。行政の事業導入により全戸ケーブルテレビに移行された経緯があり,有料化に伴う脱退があれば個別受信用のアンテナの整備を行政の責務として行うべきと考えますが,市当局の見解をお伺いをいたします。以上で壇上からの質問を終わりますが,答弁のいかんによっては自席からの再質問を議長にお願いいたします。


○市長(前田終止君)


 時任議員より3点につきまして質問でございました。2点目につきましては私のほうから答弁をいたします。1点目については教育委員会が答弁をいたします。そのほかにつきましては企画部長及び総務部長が答弁をいたします。緑のカーテン事業についてのお尋ねでございます。お答えいたします。アサガオやヘチマ,キュウリ,ゴーヤなど,つる性の緑の植物を窓際にカーテン状にはわせることで,部屋に当たる直射日光を防ぎ,屋内外の温度を下げる効果がありますことから,地球温暖化対策やヒートアイランドの対策の一つとして緑のカーテンが注目を全国的にされておりますが,本市といたしましても有効な手段の一つとして考えておりまして,市内の小学校では既に8校が取り組んでおります。学校での取組には教室内の温度調整だけではなく,環境学習,暮らしの学習,光合成などの理科の学習,土づくりから植物を育てる命の教育,野菜を収穫し家庭科で使う食育,記録をし発表をする国語の学習など,幅広い教育的効果がありますことが期待をされております。ほかの公共施設においては室内の照度への影響や管理体制などの検討余地がございますが,市内の企業での取組が新聞報道で紹介されるなど,緑のカーテンに対しての関心も高まっておりまして,引き続き出前講座をはじめさまざまな機会を通して,緑のカーテンの啓発と普及に市としても努めてまいりたいと思っております。


○教育長(?田肥文君)


 特別支援教育の1点目についてお答えをいたします。特別支援教育の本格実施も2年目を迎え,市教育委員会としましては,小中学校や幼稚園に対し,その趣旨の理解を深める啓発や具体的な体制づくりを指導してまいりました。その結果,小中学校や幼稚園におきましては,それぞれの実態に応じた特別支援教育が展開されつつあると捉えております。市教育委員会の施策としましては,小中学校,幼稚園に特別支援教育支援員を配置したり,特別支援学級の新設,増設,各種相談活動,大学等との連携,関係部署との連携を進めたりしているところでございます。今年度は新たに7月に発達障害に関する研修会を専門の講師を迎え実施をし,県内各地から幼稚園,保育園,小中学校,特別支援学校,関係者も含め350人を超える参加がありました。また,保健福祉サイドの取組といたしましては,8月に発達障害への理解と対応に関する研修会を市民向けに実施をされ,発達障害への理解を進めておるところでございます。現在,市教育委員会は市長部局と協議しながら,発達障がい等のある幼児,児童,生徒の支援を教育,福祉,医療等が共同して進める,霧島市特別支援連携協議会の設置に向け調整を図っているところでございます。今後,この会を核とし,霧島市内の相談体制のネットワークを構築していきたいと考えております。また,各学校とは十分な実態調査等をもとにしながら,次年度の支援体制のあり方について協議を行い,特別支援教育の充実に努めてまいります。次に,2点目についてお答えをいたします。本市の市民講座の中に教育委員会が所管しているものとしましては,公民館講座を主に市民の皆様に,いつでもどこでも誰もが学習できるよう学習の機会を提供しております。公民館講座におきましては,社会生活を営む上で必要な知識や技術に関する学習,趣味,教養など生きがいとしての学習,現代社会が直面している課題に関する学習など,さまざまな講座を開設するよう計画をしているところであります。講座の形態としましては,1年間を通じて学習をしていただく定期講座と,例えば暮らしの中の法律豆知識のように,テーマを定めて学習していただく短期講座を実施しているところであります。発達障害について理解を深めることは今日的な課題の一つであり,市民に啓発を図る上からも今後講座開設について検討をしてまいりたいと考えております。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 地上デジタル放送についての1点目の低所得者への対応についてお答えします。まず,地上デジタル放送についての市からの周知については,年度当初の各地区公民館長,自治会長会にて説明を行っており,また広報紙,ホームページにて行っているところでございます。しかしながら,地上デジタル放送への完全移行は,高齢者の方々を含め全世帯対応していただく必要がありますので,今後もっときめ細やかな周知が必要と考えております。次に,低所得者への補助等についてお答えいたします。地上アナログ放送から地上デジタル放送への完全移行については,国の政策によって行われるものであり,基本的には国が責任を持つべきものと考えております。そこで,現在国が進めている支援策についてご説明させていただきます。平成20年7月24日に総務省より地上デジタル放送推進総合対策が発表されました。その内容としましては,平成21年度から平成22年度にかけて生活保護受給世帯に対し,簡易型のデジタルチューナーを無償で配付するというものです。また,高齢者や障がい者等へのサポートとして,説明会の開催や販売店,小売業者の紹介等を行うことにより,当該世帯が確実に地上放送のデジタル化に対応していただけるようにするというものです。地上デジタル放送推進総合対策が発表されたばかりであり,スケジュール等を示されておりませんので,具体的になりましたら地上デジタル放送への完全移行がなされるよう対応したいと考えております。次に,3点目,溝辺地区ケーブルテレビの対応についてお答えいたします。個別受信等に切替えに伴う共同アンテナ設置の工費負担につきましては現在のところ考えておりません。旧溝辺町では,町の約半分の地域がテレビの難視聴地域であったことと,ブロードバンドによるインターネットサービスの利用できない環境にあり,ブロードバンド環境の構築は将来的にも民間事業者による設備投資も見込めない状況にありました。このような背景から,テレビの難視聴地域の解消と情報格差の是正等を図る目的で,総務省の補助事業等を活用してケーブルテレビ事業の導入がなされております。現在,溝辺地区のほとんどの世帯がケーブルテレビに加入され,テレビを視聴いただいております。また,溝辺地区ケーブルテレビは,地上デジタル放送を視聴できる環境も整っているところです。有料化については避けて通れない課題ではありますが,溝辺地区ケーブルテレビの導入経緯も踏まえながら,共同受信アンテナを設置するといった話にならないよう配慮してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。


○総務部長(今村恭一君)


 地上デジタル放送についての2点目についてお答えします。市の施設における地上デジタル放送対策につきましては,今後それぞれの関係各部におきまして,受信するための設備の施工,チューナーの購入,またはテレビの買いかえなど,必要な工事や経費を調査しまして整備していく予定であります。


○43番(時任英寛君)


 それぞれにご答弁をいただきました。まずは,特別支援教育から入らせていただきたいと思います。先の定例会でもいろいろとやりとりをさせていただきました。そして,学校教育課長から,今後のさまざまな施策,まあ施策として上げられたことが,本定例会において市長の提案理由の説明でもう出てまいりました。したがいまして,この発達障がい者支援,または特別支援教育にかかわる本市の姿勢というのは非常に前向きではなかろうかと。担当課長が提案した,またそういう構想を市長がしっかりと政策として議会に報告をされるというのは,連携がしっかりととれていると,このような認識をいたします。今回お伺いしたのは,先の定例会で述べられました,学校教育課長からありました,専門家チームをつくるんだと,それ今日教育長のほうからありました特別支援連携協議会,さまざまなそういう連絡会,そしてまたプロジェクトチームみたいな形で立ち上げをされるわけです。であるならば,常設でその部署をつくれないかというご提案をしているところなんです。そのたびそのたびに専門家を,チームをつくって,事案ごとに検討するんではなくて,かねてから常設的にさまざまな相談をそこで受けて,そこにそのスタッフが常駐する。そこでもう実際の話解決ができていくと,そしてまた専門的な部分になりましたら,現場での対応になりましたら,各課にそこからそういう情報を提供し,またその情報をもらうと。したがいまして,今これを設置してお金がかかるかと,今いらっしゃる職員でその新部署をつくれば,予算的にはさほどかからないんではないかなというような考え方で提案をいたしたところなんですけれども,教育長,いかがでしょうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほどの教育長の答弁の中で,霧島市特別支援連携協議会の設置に向けて今準備を進めておりますというような内容の答弁をいたしました。今,議員がおっしゃるその特別な部署を置いてということとは少し意味合いが違うかもしれませんけれども,私どもとしては,せんだっての議会の折に紹介をいたしました,発達障害早期総合支援モデル事業,これのいわゆる一番の基になる組織というようなことで,今申し上げましたような協議会を是非設置をしようというようなことで取組んでいるところです。


○43番(時任英寛君)


 したがいまして,私申し上げたいのは,この連携協議会,これがあるわけです。この内容を処理する事務局といいますか,だから保健師さんであったり看護師さんであったり,そして学校の先生であったり,そしてまたコーディネーターの方であったりというのが,そこにみんなが机を並べて座っている部署が常設されていると。であれば,いちいち日程調整をしながらいろいろと協議をする必要もないと。そこですべての情報を共有し個別に対応ができると,結論も出せるというような対応ができないかというような提案でございます。ただいきなり今日言いました。そうしもんでと言える立場ではお互いないと思いますし,ここは当然予算はかかりませんよという形で申し上げましたけど,当然幾分かの予算もかかってまいりますし,教育委員会から先生を派遣していただかないといけないと,そういう事案も発生いたしますので,しっかりと市長部局といろいろとやりとりをしていただきたいと思うんですが,せっかく文科省のこのモデル事業を県内で1か所指定を受けたという一つの実績づくりというか,今後のやはり先進的な取組をするんだなということを,また全県下にも,全国にも発信をすべきではなかろうかと認識をいたしまして,このようなご提案をさせていただいたところでございますけれども,教育長,いかがですか。今,まあ海のものとも山のものとも知れないような提案でございましたけれども,ただ実務的にはそこがあればいちいちあっちこっち主管課を,ここ発達障害特別支援教育になりますと,それぞれの主管課がありまして,それぞれに飛ばさないといけないということで,そこの部署である程度のものがまとめ上げられるとなれば,職員もやりがいができるし,そこで訓練を受けた職員がまた現場に帰って,知識を持って対応もできていくと。このように認識をいたしておりますが,いかがでしょうか。


○教育長(?田肥文君)


 このモデル事業は,2年間の私どもの委託事業でございますので,まだそういうシステムをつくり上げておりませんので,この2年間そういうところで議論をしながら,そういう必要があればまた市長部局とも相談をするということになろうかと思います。


○43番(時任英寛君)


 実は,滋賀県が,これはもう県を挙げてなんですけども,非常にそういう先進的な取組を,今申し上げました,ご提案したような取組を県が主導として行っていらっしゃるそうでございます。また,できましたら滋賀県ともやりとりをしていただいて,いいものはどんどん導入していくと。そして,できるだけ予算のかからない方式というのがあるということもご理解いただきまして,取組んでいただきたいと思います。それと,市民講座につきましては,前向きに検討するとご回答をいただきました。是非とも,これは先の定例会でも市長が周知ということで,いろいろと検討するということでもございましたので,どれだけのニーズがあるかということも当然考えていかなければならないわけですけれども,是非前向きに捉えていただきたいと,このように考えます。次に,緑のカーテンです。市長からご答弁をいただきました。霧島市ですから,実際学校によっては緑のカーテンだらけという学校もあります。まだいいがよと,緑のカーテンがというところもありますけども,やはり市長の答弁にありましたように,いろんな教育っていうか,子どもたちの情操を養うのに非常にいい,そういう取組ではなかろうかと,このように思っておりますし,できたら作物については給食で使うとか,またいろんな創作料理に使うとか,いろんな子どもたちの,また成長の糧になっていこうと思っております。プラス室温を下げていくということでございますので。ただ,学校はもう既に8校ぐらい取組をされていらっしゃるというご答弁がございました。ほかの公共施設は確かに暗くなったりするわけですけども,こういうシビックセンター,これはコンクリートの固まりです。見るからに緑というのがなくて,あるのは赤のあのモニュメントですね,赤のモニュメントと,もう緑ちゅうのは全く,まあ街路樹がありますけれども,なかなか施設自体に緑がはえていないと。やはりそこに清涼感のある緑というものが入ることによって,中の室温も下げるけれども見た目の涼しさを感じると,このように考えますけれども,このシビックセンターについて,そういう緑のカーテンの考え方っていうのはないのか,これはもう担当課長で結構です。


○管財課長(津曲正昭君)


 庁舎の構造や設置場所や管理のことを考えますと,国分庁舎では公民館や図書館の周辺が適当な場所の候補ではないかなと考えております。緑のカーテンの設置に向けて,庁舎の環境保全対策委員会というのがございますけれども,そういう場所で協力体制の整備とか,あと設置可能な場所の選定,規模などを検討してまいりたいと思っております。


○市長(前田終止君)


 この緑のカーテン事業とともに,やっぱり私どもはお互いに考えていかなければならないのは,公的施設や空間,公園も含めますよ,教育施設もあればさまざまな場所があるわけですが,緑のカーテンとともにやっぱりこの緑陰,緑の陰,そういうものも含めて今後こつこつと努力をしていって,無機質なセメントむき出しのそういう建物を,結果として幾年もの努力の過去にそういうものを今自分たちは向き合っていると,そこに新たなる施設の利用のあり方ということを考えて,ヒートアイランド現象とか地域の公的施設の使いやすさ,そういうものが緑の陰をつくることによって市民生活に潤いがあるとするならば,今ある,例えばこのシビックセンターの前の広場のあり方も,本当に未来永劫に今のままのセメントだらけのいわば景観でいいのかと,もっと市民がこれから5年先も10年先も利用するということを考えると,今の施設そのものに手を加えながら改善策っていうものも,緑陰も含めて考えてみてもいいのかなと思っています。いずれにしても,取組む知恵,そしてまたそれにかかる予算等あるわけでございますが,よくその辺も考えながら,将来の課題と私としては考えています。


○43番(時任英寛君)


 本当,市長おっしゃるとおりでございまして,私反省をいたしております。シビックセンター建設調査特別委員長は私でした。私がもう少しそういう,今市長がおっしゃったことを配慮してれば,まだまだ緑豊かなシビックセンターができたんじゃなかろうかと,非常に猛省をいたしておりまして,その委員にいらっしゃったのが議長でありましたんですね。その責任は重大ではなかろうかと思っておりますが。今本当市長がおっしゃったとおり,そのときはそういう考え方でよかったと思うけれども,時代とともに環境というもの,自然というものに対して皆さんの意識も変わってきているというのをとらまえて,次の政策というものを打っていかなければならないと思います。特に,この緑のカーテンにつきまして,行政ですべてお願いしますよっていうことを申し上げるつもりはございませんし,学校であってもPTAの奉仕作業をしていただきます,その一環としてしていただいて結構だと思うし,地域の方々がニガウリの苗を持ってきてこれを植えてと,そういう形での地域とのやはり連携というのも私は大事なことであろうし,そしてまたこの霧島市には霧島市立国分中央高等学校がございます,教育長,この園芸工学科がございます。ここの生徒たちに来ていただいて,近隣の小中学校でしたら,この高校の子どもたちと,そして小学校の子どもたちと一緒に苗をつくったりというのも,一つのまた新しい教育の総合的な学習の一環ではなかろうかと思います。はっきりいって,ニガウリの苗がいくらするのかといえば,もうあげるからというくらいのお金なんです。あとはそれをどうやって皆さんが資源として生かしていこうかという同じ思いに立ったときに,今市長が申されたような形ができていくんではなかろうかと思います。いずれにいたしても,この事業というのは全国的に今始まったばかりでございますので,本当に意識をしてもっていけば,私はこの事業というのも市内において普及ができるものと思いますし,また商工観光部長,市の施設で観光地にある施設なんか,特にこういう緑のカーテン事業というのを,もう景観事業の一環としてやはりニガウリを学校は植えますけど,そういう観光地になるには,アサガオ,ヒルガオ,緑の葉に赤の花に黄色の花という,やっぱりそのぐらいの発想もしていっていいと思うんです。こういう失礼な言い方ですけども,商工観光部長は花は余り似合わんですけども,やっぱりそのぐらいのイメージをもって,やっぱり霧島,花は霧島と言うぐらいですから,そういう施設の考え方,運用,運営というのも考えていただきたいと思いますが,いかがですか。


○商工観光部長(長崎 薫君)


 グリーンカーテンの実施可能な場所につきましては,商工観光部で検討いたしまして,13か所を管理している所があるわけですけども,その中でも二,三か所はあるというふうに考えております。今後,今議員の言われましたように,花のある,またグリーンの陰のある場所をつくっていきたいというふうに考えております。


○43番(時任英寛君)


 さすが商工観光部長,私は緑のカーテンと言ったら,グリーンカーテンちゃったですね,市長と私は緑のカーテンでやりとりをしよったんですけど,さすが国際観光都市霧島市の商工観光部長だと思っております。いずれにいたしましても,やはり印象というのは非常に大事であります。花は霧島のまちに来たという実感を施設においても,先ほど市長からありました無機質なものがそこに建っているんではなくて,花は霧島という鹿児島小原節を裏づけるような施設であっていただきたいと,こういうことを望みたいと思います。次に,地デジに入ります。地デジ放送につきましては,先ほどいろいろとご答弁をいただきました。まだまだ普及が足らないというか認識がない。実は,せんだって敬老会がございました。私の地区公民館におきまして100名ぐらいの方がおみえになられまして敬老会されました。あいさつをさせていただきました。もうあいさつの中身というのは,地デジと火災報知機の設置でした。というのが,周知はされているんですが,内容を理解されてないご高齢の方々,どういうことかったら,地デジをご存じですかっていったら,まずピンときやらんとですね,地デジを。地デジを知っちょいやいなち言えば,たもったこちゃあるっちゅうわけです。あくまきとまっごっおいやっとですね,ちまきと,たもわならんちゅうわけですね,だからといって地上デジタル放送ちゅうても意味は分からないんですね。だから,簡単に言えば,おばさんもういっときすれば水戸黄門が見やないごなっせー,暴れん坊将軍も見やならんごなっどと,そういう説明の中から,なぜかということを教えていかないと,全然意味が分かってません。ひとんげぇこっなんですね,だから心配したのは,そういう高齢者の方々に対応する周知,ここで答弁で先ほどいろいろと述べていただきましたけれども,敬老会とかあるいは舞鶴大学校,こういう所での啓発,周知というのは非常に私は有効な手段ではなかろうかと,分かりやすく。だから,いろんなチラシ,広報等ありますけれども,どこを基準にしてそのチラシ,広報をつくっていくのかというのが重要ではなかろうかと思います。先ほど答弁でございましたように,高齢者,障がい者へのサポートとして説明会の開催や販売店,工事業者の紹介を行うとなっておりますけれども,これは具体的に一つの計画書的なものがもう既にある程度のたたき台はできているんでしょうか。


○情報政策課長(上脇田 寛君)


 先ほど部長が説明しました対策につきましては,地上デジタル放送推進総合対策の中で書かれていることでございます。それで,これが霧島市でこういうことを行うということじゃなくて,この対策の中に書かれていることを記載しております。それと,特に要介護世帯や高齢者のみの世帯につきましては,この対策の中では個別訪問により地上放送のデジタル化への対応をサポートするとなっておりますので,アナログ放送終了の前に確実に対応をとっていくという,国の方針が示されているところです。ただ,具体的にどういうふうにやっていくのかというのはまだ示されてませんので,先ほどの答弁になっております。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 先日,総務省のこのまさに担当される方と意見を交わす機会を得ました。その中で,やはり総務省の方も,いわゆる高齢者の方,高齢者の方にとってはテレビというのは非常に重要な情報手段なんですけども,この方々が一切その日から見えなくなるということを認識していないということにかなり危機感を持っておられました。そのお話を聞きながら,あと3年あると思ってたんですけど,もう3年しかないという認識を持って,なるだけいろんな方法で,特に高齢者の方々に分かっていただくような,そういった施策をとっていきたいというふうに考えております。


○43番(時任英寛君)


 そこなんですよね。これ,だから本来ならば国が本当に綿密なスケジュールを出してこないといけない,国策ですので。それを勢い現場で対応せざるを得ない状況にあるということは,非常に市当局におかれても,まずやはり国を見ながらしないといけないというのもありまして,やはりそのあたりが市としても手をこまねいて見ているわけにもいかんなと,いろんなものがあると思いますが,あと3年後は本当に見れなくなるんですよね。今でもそばのおばさんがやったと,字が消えんち,アナログちゅうとが,これが消えんち,でっせぇち,それも意味が分かっていらっしゃらないんです。アナログちけっあっせぇ,だからそこを本当にしっかりと認識していく。だから,公民館長会,自治会長会で説明をされるわけですが,そこから今度は高齢者の方にはなかなか難しいです。だから,国が一つの対策をとってくるわけですけども,大体もう予想をして,こういうものがくればこういう形で走るということでされておかないと間に合わなかったというような状況も発生しますので,どうかその点については落ち度のないようにお願いをしたいと思います。それと,総務部長から公共施設等についての答弁が簡単にありました。そのとおりなんです。私が何でこの公共施設等の整備についてを問題にしたかと言いますと,少ない数じゃないんです,各学校も各教室にテレビも1台ずつついています。それで,前国分時代にあったんですけれども,扇風機を各教室につけていただいたんです。そしたら,私が一般質問で質問いたしましたら,その事業を政策として入れますと,ただ2期に分けていいですかというのが来たんです。お金がないんですかと聞いたら,違うと,扇風機が足りませんと。在庫がないというメーカーから返答が来たと。そして,今度は工事業者が一気につけられないと。結局手数が足らないということで2期に分けてやったちゅうことなんです。今回,国策でやります。先ほど生活保護世帯の簡易チューナー等もあります。これ全国一斉にそういうのが動き出します。そのときになって数がないというようなことがあったり,または工事が都合がつかないということはあったりしたらいけないですから,公共施設,この行政の機関においては早目早目に整備を終えておいたほうがよろしいんじゃないでしょうかと,そしてまた予算的にもずっと全部の各課のものを吸い上げたら結構な額になったということにならないように,であれば単年度じゃなくて複数年度に分けて予算措置をしなければならない。仕事の状況においては,予算はあるけれども仕事ができないという状況も発生するから,早目早目に対応したほうがいいんではなかろうかということで質問をいたしたところですけれども,企画部長,いかがですか,総務部長,どちらでも結構です。


○総務部長(今村恭一君)


 確かにおっしゃるとおり,23年の7月となりますと予算的には21年度と22年度で要求することになると思います。そういう部品が足りなかったり工事が遅れるというようなことがないように,早目に対応してまいりたいと考えております。


○43番(時任英寛君)


 もうゴールは決まっております。そこに向けて落としのないような形でのスケジュールを。国との絡みがあるんですが,やはりそれはそれとして,市の責任として整備するものをしっかりと早目に対応すべきだと指摘をいたしておきたいと思います。それと,先ほど高齢の方々の周知というのは,一つ懸念をしておるのが,悪徳商法のえじきになるという可能性がある,分かりませんから。おばさん,このチューナーをつけんと見えなくなるんだよと,ただ,今見れます,ほらつけたよ,きれいに写るでしょうと,そういうことで,まがいもんを売りつけていく,これ火災報知機にもいえるんですけども,やはりそういうものに,何ていいますか,そういう悪徳商法にひっかからないようにやはり基礎知識を。だから,この間敬老会で私が申し上げたのは,そういう方々が来られたら,孫ん子に聞いてみっでと,そこを言って帰ってもらってくださいということを言いました。消防署のほうから来た,市役所のほうから来たと,市役所から来たとは,市役所の職員とは言いません,市役所のほうから来た,市役所のほうから歩いて来たちゅうんです。間違いはないんです。それでも,だけど高齢者の方々は分からないわけです。だから,もしそういう人が来たら,孫ん子に聞いてみっでと言って帰ってもらいなさいと。そういうところまでお話をさせていただきました。だから,本当に高齢者の方々をやはり守るという意味からも,しっかりとしたスケジュールで取組んでいただきたいと思います。溝辺のケーブルテレビについてです。私に答弁でございましたように,私,有料化というのを軽々にすべきやないと認識しておりますし,その立場から質問をさせていただいたわけです。これはあくまでも行政が事業として導入したものであって,個人がつけたものではございません。したがいまして,これは好むと好まざるとにかかわらずという言い方はおかしいんですけれども,溝辺の場合はこのような国の制度をもって,事業として導入したわけですので,確かに議会でも議論があります。税の公平さ,公共料金の公平さというのはあるんですけども,ここは別な考え方で見ていかなければならないと認識をいたしております。したがいまして,軽々に有料化という形で結論を出すべき問題ではないと思います。ただ,有料化をしないことによって,この溝辺地域については私は地上デジタル化に対しての移行はスムーズに一番いけるんじゃないかと,このように認識はしているんですけれども,情報政策課長,いかがですか。


○情報政策課長(上脇田 寛君)


 先ほどの答弁でもありましたように,溝辺地区におきましては地上デジタル放送が見れる環境にあるということです。もう98.何%だったと思うんですけれども,加入されておりますけれども,一つのパススルー方式というのがありまして,その方式をとりますと,チューナーさえつければ今の時点でも地上デジタル放送が見れるという環境にあるところです。


○43番(時任英寛君)


 したがって,溝辺地区においてはもうこの地上デジタル放送の,何というのかな,周知っていうか,もうすべてが整った中でやっております。それで,無料か有料かっていう部分があるんですけれども,市長,ここは私は慎重に対応すべき事案だと思っております。行政が自信を持って入れた事業,合併したからこれはもう有料にするよという,そういう次元の問題ではないと認識をいたしておりますので,そこあたりを,ただずっと無料でいいのかっていうのは,やはりいろんな議論があろうかと思いますけれども,ただ,軽々に,もう単に公共料金の統一化,公平化という形で片づけられる課題ではないと認識をいたしております。市長,この件について見解がございましたらお聞かせいただきたいと思います。


○市長(前田終止君)


 溝辺のケーブルテレビの件につきましては,今日までの間にも議論が議会でもなされてきた経緯がございます。そして,また溝辺町と各地域別に,私どもも行政執行部一同一緒になって,語る会も一通りずっと聞いて回った経緯もございます。そして,また今日もこうして時任議員よりもご指摘でございました経過,あるいはまたそういう考え方については,基本的には私もよくご指摘の点理解もいたしておるつもりでございます。よく議会の皆さん方の声,また何よりも市民の皆さん方の声,そして本当にあるべき姿っていうものを,今後真剣にさらに踏まえながら判断をしてまいりたいと思っております。


○43番(時任英寛君)


 終わります。ありがとうございました。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,時任英寛議員の一般質問を終わります。次に,16番,仮屋国治議員より2件通告がされております。したがって,仮屋国治議員の発言を許可します。


○16番(仮屋国治君)


 16番,仮屋国治でございます。赤い花なら曼殊沙華と言いますと,懐かしい響きでありますが,今年も例年のごとく田んぼの土手に赤い彼岸花が咲き誇る季節を迎えました。今年の夏は異常とも言えるほどに雷雨を伴った集中豪雨が頻発し,日本各地に大きな被害をもたらしましたが,幸いにも鹿児島では人命を奪われるほどの大きな災害もなく,梅雨から夏の季節を終えることができました。また,昨日は早速秋台風の第一陣が飛来いたしましたが,大した被害もなくほっと胸をなでおろすことができました。このまま実り多い収穫の秋であってほしいものと願っております。さて,日本の冬の気圧配置は典型的な西高東低型でありますが,私は鹿児島県の事業投下量の分布図も当分の間,西高東低になるのではないかと,若干の懸念を抱いております。ご承知のとおり,県は薩摩川内市に産業廃棄物管理型処分場の建設計画を着々と進め,候補地から整備地へと昇格決定を行いました。新聞報道によりますと,処分場施設整備費は約90億円を見込み,地元自治体の地域振興策に向こう15年間で3億円の助成金を,そして市道や河川等の周辺整備を含めると25億円規模の地域振興費を投入することを明らかにしております。一方,霧島市は福山町宝瀬地区に一般廃棄物管理型処分場の建設を約30億円,うち10億円は補助金を見込んでいますので,実質一般財源約20億円の持ち出しで施設整備を行おうとしております。いまだ両計画とも住民の十分な理解を得られていない状況ではありますが,県の産業廃棄物管理型処分場誘致を白紙撤回した東の霧島市は,自腹で一般廃棄物管理型処分場の建設を余儀なくされ,片や産廃施設の整備がなされた暁には莫大な恩恵をこうむることになる西の薩摩川内市,まさに政治の妙を見る思いであります。産業廃棄物と一般廃棄物,名称の違い,若干の中身の違いはあるにせよ廃棄物に違いはなく,その道のりは同様に厳しいものがあります。また,豊かな郷土の自然環境を次世代に引き継いでいくことは重要な課題でありますが,近代文明の恩恵を受け,快適な生活を享受している私たちにとって,ごみ処理問題は避けて通れない問題でもあります。今後とも多難な道のりが予想されますが,行政当局には霧島市の確固たる廃棄物行政の構築と市民の十分なご理解に向けた最大限の努力を要望するものであります。いつになくやや辛口の思いを述べさせていただきましたが,通告に従い質問に入ります。1問目,移住・定住促進策についてお尋ねいたします。少子化による人口減少は霧島市に限らず自治体経営においては,その根幹を揺るがす最重要課題であります。国の地方交付金の算定基準としても税財源としても,一人でも多くの人口を確保することが,これからの地域の活性化のためには必要不可欠な課題であります。極端な表現をいたしますれば,自治体の生き残りをかけた戦いなのであります。そのような中,第一次霧島市総合計画におきましても,7つの政策群の中の第1位の政策,快適で魅力あるまちづくりの中の第1位の施策,生活基盤の充実の中の第1位の事業として移住・定住促進事業は位置づけられております。ナンバー1,ナンバー1,ナンバー1なのであります。しかしながら,私はこの移住・定住促進事業にはいささか周辺部への配慮として限界集落対策を強調するがあまり,実効性に乏しい制度設計がなされているのではないかという疑問を感じております。移住・定住促進対策の傘の中に限界集落対策は存在すべきであり,決して同一円であってはならないという観点から今回の質問を行いたいと思います。そこで,1点目,本年4月にスタートした移住・定住促進制度の利用状況と課題について,1,現在までの問い合わせ数と利用数をお示しください。2,私は本年3月の定例会において,市街地,農山漁村,限界集落の3地域に区分して制度を設計できないか提案を行いましたが,その検討結果をお知らせください。3,そのほかに発生した課題とその対応策をお尋ねいたします。2点目,霧島市には,国分重久,隼人町内山田,牧園町高千穂の3カ所に雇用促進住宅が存在しておりますが,現在,募集停止の措置がとられています。独立行政法人雇用開発機構の15年をかけて譲渡廃止を行うという決定に基づき,これら3地区の住宅も本年2月にどの機構から霧島市に対し譲渡の申し入れがなされたとのことであります。申し出から現在まで検討を行った経緯と本市の方針をお伺いいたします。3地区の市営住宅の入居率と空室待機者数もあわせてお知らせください。2問目,政府は本年7月,今日我が国の社会保障の現状に対して国民が抱く不安や不満にかんがみ,直ちにこれらの安心につながる国民の目線に立ったきめ細かな方策を検討し,この一,二年の間に着実に実行に移していくことが必要であり,この国に生まれてよかったと思える国づくりを進めるため,1,高齢者が活力を持って安心して暮らせる社会,2,健康に心配があれば誰もが医療を受けられる社会,3,未来を担う子どもたちを守り育てる社会,4,派遣やパートなどで働く者が将来に希望を持てる社会,厚生労働行政に対する信頼の回復という社会保障の機能強化のための緊急対策,5つの安心プランを取りまとめました。こと細かい内容はともあれ,この1から4までの大項目は霧島市の行政にかかわる人間の一人として大いに共感,共鳴いたすところであります。そこで,1点目,このプランはあくまで社会保障という見地から打ち出しがなされておりますが,本日の私の質問は1から4項目に関して末尾の社会という言葉を霧島市に置きかえていただき,本市の現状から早急に対策を講じるべき課題は何であると考えるか,国策の具体的な中身にとらわれることなく,市長と教育長の見解を問うものであります。2点目,今後この課題に対して取組む予定のある具体的な事業は何かあわせてお答えください。口幅ったいことも申し上げましたが,当局の明快なる答弁を求め,壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 仮屋議員から2点につきまして質問がありました。2点目につきましては,私と教育委員会がそれぞれ答弁をいたします。そのほかにつきましては,企画部長及び建設部長が答弁をいたします。ご質問は,政府の緊急対策,5つの安心プランについて,1点目が,市として早急に対策を講ずべき課題は何か,2点目が,今後取組む予定の具体的な事業は何かとのことでございますが,私からは5つのプランのうち1番目,2番目,4番目について,それぞれの課題とあわせて取組む予定の事業をお答えさせてください。ご案内のようにこのプランは,本年7月29日に政府の社会保障の機能強化のための緊急対策として公表をされたものでございます。プランの内容を改めて確認してみますと,5つ目の厚労行政の信頼回復ということを除いて,高齢者対策,医療体制の強化,子育て支援,労働のあり方という,日本の現在と将来を左右する政策課題でありまして,どの項目も地方自治行政抜きでは実現不可能と言えます。さらに,プランの根源となっている,将来に希望を持って安心して働き,安心して子どもを産み育てられること,病気になっても安心して医療を受けられること,幾つになっても安心して働き,住み慣れた地域や家庭で安心して暮らせることは,私のマニフェストにも掲げている政策と相通ずるものでございまして,第一次霧島市総合計画に掲げている政策,施策の一部でもございます。さて,このプランをかんがみ市総合計画に立ち返ってみますと,1番目の高齢者に関するプランと2番目の医療に関するプランにつきましては,市総合計画の助け合い・支え合うまちづくりに,2番目の労働に関するプランにつきましては,活力ある産業のまちづくりの政策に,それぞれ対応するものであると考えます。まず,1番目の高齢者が活力を持って安心して暮らせる社会づくりのための本市の課題といたしましては,一つには,高齢者の社会参加活動を通じた介護予防や地域における見守り活動の推進,2つには,市内の各地域におけるバランスのとれた介護福祉サービス提供事業所等の環境整備や地域ボランティア,NPO等の育成,3つ目には,これら地域ボランティアやNPO支援をし,住み慣れた地域で住み続けることができる地域社会づくりなどが考えられます。これらの課題解決のためには,地域ぐるみで健康,生きがいづくりのためのさまざまな活動を行う健康,生きがい推進事業,高齢者がボランティア活動に参加しやすい環境づくりや生きがいづくりのための介護支援ボランティア事業,ひとり暮らしの高齢者等が地域で安心して暮らせるように見守り等を行う,要援護者等支援事業などを実施してまいりたいと考えております。2番目の健康に心配があれば誰もが医療を受けられる社会づくりのための本市の課題といたしましては,一つには,平日のみならず休日・夜間の緊急体制の積極的な整備,2つには,医師不足の解消,3つ目には,かかりつけ医を持つことの意義,重要性についての普及啓発などがあり,これらの課題解決のためには,夜間救急診療事業のさらなる充実,郡医師会と連携をした医師会医療センターの小児科医等の確保などを考えております。次に,4番目の派遣やパートなどで働く者が将来に希望を持てる社会につきましては,派遣やフリーター,アルバイトなどの非正規労働者の増大は経済的な損失だけにとどまらず,仕事を通して得られる生きがいや達成感などが得られないことから,精神的に疎外感を抱くことになるなど,社会の不安定要因となることが心配をされております。このようなことから,市といたしましても,雇用の場の新たなる創造となる企業誘致の推進と自分の持っている技能を霧島市内の企業で生かし就職につなげていく霧島友愛人材バンク事業の取組や,近隣高等学校新卒者の地元事業所への就職促進のため,高校,ハローワークと合同で市内企業をはじめ商工会議所及び商工会を訪問をし,雇用の養成を行っているところでございます。さらに,霧島市大規模小売店舗の地域貢献活動に関する指針の制定に基づきまして,地元住民からの雇用を優先していただく,地域貢献活動協定の締結などの施策を行っているところでございます。


○教育長(?田肥文君)


 5つの安心プランの3点目の未来を担う子どもたちを守り育てる社会と,(2)の今後の取組む予定のある具体的な事業は何かの2点にお答えをいたします。このまちに住み,安心して子育てができる環境を提供することの一つに,幼児期からの保育や小中学校での安心・安全で信頼できる学校教育,社会教育,家庭教育などの教育が保障されているかどうか,これが大きな関心であると捉えております。そのためには,学校,家庭,地域において,子どもたちに対して私たち大人が意図的にさまざまな体験活動の場をつくり,課題解決能力,社会性や他人を思いやる豊かな人間性を培っていくことが必要と考えます。そこで,本市教育委員会としましては,地域の自然,文化,伝統等を生かした多様な体験活動の場や機会を子どもたちに提供するため,平成18年度に「わんぱくきりしまっ子育成プラン」を策定をいたしました。このプランによる具体的な事業といたしましては,霧島チャレンジャーの霧島連山縦走や無人島体験などの自然体験活動,霧島神楽体験や初午祭への参加など,地域の文化や伝統行事の継承活動などを実施しております。また,子ども公民館教室では,地域の高齢者とのグラウンドゴルフを通しての触れ合いや環境問題を考えるEM菌づくりなどを実施しております。そのほかにも地区子ども会活動,スポーツ少年団活動,文化財少年団活動など市内各地で活動をしております。学校教育におきましても,それぞれの学校が家庭や地域との連携を図りながら特色ある教育活動を展開し,智・徳・体のバランスのとれた,生きる力を備えた児童生徒の育成に努めているところでございます。今年度から,この5つの安心プランにある文部科学省のモデル事業,地域における家庭教育支援基盤形成事業を富隈小学校区をモデル校区としまして採択を受け,地域の教育力の向上と地域の子育て支援に努めてまいりたいと考えております。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 1問目の移住・定住促進策についてのご質問のうち,1点目の移住・定住促進制度の利用状況と課題についてお答えいたします。まず,移住・定住促進助成事業に関するお問い合わせは,条例施行後の4月から8月末までの間に269件ございました。このうち実際に申請書提出に至った件数は6件で,既に交付決定したものが5件ございます。そのほか問い合わせのあった中には,補助対象に該当すると考えられる内容が50件以上ありましたので,今後多くの方々から申請がなされるものと予想いたしております。次に,本年3月定例会において,市街地,農山漁村,限界集落といった地域別の定住促進策を講じられないかという趣旨のご提言をいただいておりましたが,その検討結果についてお答えいたします。本年4月施行の移住・定住促進助成事業は,3月定例会の一般質問の際にもご答弁申し上げましたように,現段階で最も成果が上がる地域として,限界集落など人口が減っているエリアを選定し,補助対象地域といたしたものでございます。この制度は創設してから半年足らずと日がまだ浅いことから,当分の間は利用状況など推移を見守ることとし,制度拡充といった内容の見直しについて現在のところ考えておりません。しかしながら,移住・定住促進につきましては,議員ご指摘のとおりさまざまな角度から施策を講じる必要があると考えており,これまでも関係部課の課長等及び各総合支所の地域振興課長等で組織する定住・移住促進条例の制定に関する会や霧島移住政策郡会議を中心に,移住・定住促進に関するさまざまな検討を行っており,今後も引き続き検討してまいりたいと考えております。最後に,移住・定住促進に関するその他の課題と対応策についてお答えします。移住・定住を促進していくためには,何と申しましても移住・定住を希望する人々のニーズを正確に把握しながら,中長期的な観点から住環境だけでなくさまざまな分野において課題を洗い出し,実情に合った適切な施策を講じていく必要があると考えております。したがいまして,今後も土地利用問題,上場地区が抱える限界集落問題,農業後継者等の問題など,さまざまな角度から総合的に本市全体の活性化のための施策について検討してまいりたいと存じます。


○建設部長(篠原明博君)


 雇用促進住宅の譲渡についての1点目にお答えいたします。霧島市内にある雇用促進住宅は,国分重久宿舎,隼人宿舎及び牧園宿舎の計6棟240戸でございます。本年2月に,これら宿舎の譲渡と廃止時期等について,独立行政法人雇用能力開発機構から通知があり,関係部署と連携しながら,これまで市営住宅や福祉施設等の活用ができないか,現地調査等も含めいろいろ検討を行ってまいりました。その結果,建物の状況,現入居者の住まい確保や市営住宅の入居待ち解消のために市営住宅としての活用が可能であると考えられますので,現在価格面を含め譲渡条件,譲渡後に必要な修繕等の経費や諸問題について検討を続け,本年度中に譲渡に対する結論を出す予定でございます。ちなみに雇用促進住宅の建っている3地区にあります8月末の市営住宅の入居率及び待機者数でございますが,国分地区が入居率100%で待機者319人,隼人地区が入居率100%で待機者266人,牧園地区が入居率98%で待機者6人となっております。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま仮屋国治議員の壇上からの質問に対する答弁が終わったところでございます。ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 3時12分」


               ──────────────


               「再開  午後 3時31分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。仮屋国治議員の壇上からの質問に対して答弁をいただいたところでございます。仮屋国治議員の再質疑を許可いたします。


○16番(仮屋国治君)


 前向きな当たりさわりなくご答弁をいただいたような気がいたしております。若干再質問をさせていただきたいと思います。まず,1番目の移住・定住促進策について,再質問を行います。現在まで交付決定が5件ということでありますが,金額にしていくらぐらいであるか,それと当初予算での何%の達成なのかどうか,お知らせください。


○企画政策課長(川村直人君)


 5件で485万円でございます。当初予算が1,000万円でございましたので,48.5%ということでございます。


○16番(仮屋国治君)


 もう既に予算の半分を達成していらっしゃるということでありますが,先ほどのご答弁では,まだ50件ほどが申請が来るのではないかということでございますけれども,年度内に補正を組まれる予定がございますか。組まれるとしたらいかほどを考えていらっしゃるか,お示しください。


○企画政策課長(川村直人君)


 今のところ,見込みはあくまでも50件程度でございますけれども,今後どの程度が本年度内に来るかというのはまだ正確なところ把握はできておりませんので,今後のあと半年ございますけれども,今後の様子を見たいと考えております。


○16番(仮屋国治君)


 50件というのはちょっと大きいのではないかと思ったもんですから,50件やってきますと5,000万近くを補正組むのかなという思いもしたわけでございますけれども,50件ほどあるならば,いい施策ができたということになるかと私自身は考えておりますけれども,今後を見たいということでございますので期待したいと思います。インターネットでホームページを調べておりますと,グリーン・ツーリズムの走りと思いますけれども,秋の陣,冬の陣という事業が掲載されております。2泊3日で霧島市におじゃんせというのが。これの秋の陣の詳細と現在の予約数をお知らせください。


○議長(西村新一郎君)


 ちょっと時間かかるんであればかかるということで,その話をしてください。


○16番(仮屋国治君)


 私がご答弁申し上げます。ちょっとした農業をやってみ隊・秋の陣というのと,ちょっとした農業をやってみ隊・冬の陣というのが掲載されております。すばらしいのが出てきたなと思って見ておりましたけれども,秋の陣は10月10日から12日,2泊3日,参加費用2万8,000円,宿泊代,食事代です。体験代は無料ですとなっております。内容は,分譲地の案内,歓迎会,梨狩り,稲刈り,陶芸体験,市内観光と書いてあるわけでございますけれども,10月12日といいますと3周年記念事業と同じ日でありますので,その辺と同じ時期をねらわれてされたのかなという思いもあるわけですけれども,これの広報,このホームページだけのものなのか,ほかにも何か媒体を使っていらっしゃるかどうか,分かりましたらお答えください。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 基本的には,ホームページで募集を行っております。あと東京とか大阪に,そういったUターン者の方々に対するアピールのいろんな会がございますので,そういったところに行ったときに,こういったのを発表しております。それから,先ほど秋の農業をやってみたいということで,去年も行ったんですけども,まず去年はこういった宅地などを見せることから始めたんですけども,今年は少し考えを変えて,まず霧島市のいいところを見てもらおうということで,いろんなそういったイベントもございますし,そういったいいところを見てもらって,最後にじゃあこういったところのお住まいもございますというようなのをば見ていただこうという格好で,今年は考えているところでございます。


○16番(仮屋国治君)


 推進監が議場においでになっていらっしゃらないので戸惑いがあられるのかなという思いはしておりますけれども,2番目にそれでは移っていきたいと思います。私の提案しました3地域に分けての制度設計,また最近ホームページを見ておりましたら,薩摩川内市に「よかまちきやんせ倶楽部」というのがございました。非常によくできておりまして,私が提案するものと同じ内容の定住促進制度があるようでございますが,理解をしておられるかどうか,それに対しての感想をお聞かせいただきたい。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 薩摩川内市の場合の移住政策は,全市が対象になっていて,補助金が出ているというふうに理解しております。薩摩川内市の場合は,中心部も含めて人口が減っております。今,このままいきますと10万を切るんではないかという大変大きな危機感を持っておられる中での移住政策ということで,全市を対象にやっているとお聞きいたしております。


○16番(仮屋国治君)


 若干詭弁かなという思いもしないではないわけですけども,中心が減っていくから全体でというお話しですけれども,今回も3人か4人か,この定住促進についての質問がなされておりますけれども,やはり中山間地域で人口が増えようが,下場で人口が増えようが,霧島市とすれば私は同じことだと思うんですよ。霧島市の一市民としてどこかにおいでいただくということが,大事なのではないかなというのが私の質問の要旨なわけでございますけれども,今現在とっていらっしゃるのは,農山漁村まではいきませんね,農業,山,それと限界集落を対象にやっていらっしゃると。これで答弁の中に,最も成果が上がる地域として限界集落などの場所でということをおっしゃるわけですけれども,成果が上がるんじゃなくて,ただ人口比の達成率は上がるかもしれませんけども,数を増やそうと思ったときには,全体でして人口の多いところにまた人口が増えてくるということのほうが成果が上がるのではないかと思うんですけども,考えが違いますか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 まず,この前,福山の佳例川地区で第1回目の井戸端会議事業をしました。その中でちょっと途中ほかの地区にちょっとお呼びして少し取材をさせていただいて,ある地区なんですけども,1世帯の方が移住されてみえたということでした。小さな集落だったんですけども。この集落に1世帯入ったことによって,たった1世帯ですけれども「何か変わりましたか」とお聞きしたら,「ものすごい変わった」と言われたんです。この1世帯がそこに来ることによって,こんなに変わるんだということを思い知ったというお話もいただきました。そういった意味から,そういった中山間地域にまずは誘導したいという,そして人口を増やしたいという考えでございます。そして,人口動態を見てみますと,平成19年から20年の1月1日現在ので見てみますと,国分地区が449名増えております。それから,溝辺地区が21名増えております。そして,隼人地区が166名増えておって,あとは一番多いところでは250名ぐらいこの1年間で減っている地区もございます。そういったことから,やはりここはこの課題を解決するためには,やはり中山間地域にすることによって,また活性化ができるんじゃないかというふうに思っております。家の建築などもやはり下場のほうは多いですので,ちょっと正確な数字は持っておりませんけど,何百軒か毎年建っているようにも聞いております。そういったことから,まずは中山間地域にこういった制度を設けたいということで,今はやっているところでございます。


○16番(仮屋国治君)


 薩摩川内の「よかまちきやんせ定住プラン」というので見ていきますと,関係各課の施策がずらっと出てくるんですよ,こんなこともしますよ,こんなこともしてますよと。うちのホームページを見ていきますと,暮らしのインデックスなんですよね,大半が。制度のほかには暮らしのインデックスは載っているけれども,いろんな支援があったりとか,そういうものは見えてこない。ここのを見てますと,やはり全体的にいろんなとこが連携してやっていきましょうというスタイルが見えてくるわけであります。私が提案したように全土に広げなさいというのは,市街地になった場合,結構県内の転勤者も多いんだと思うんですよ,国分,隼人,この下場のほうも。学校の先生でありましたりとか,警察官でありましたりとか,銀行員さんでありましたりとか,結構短い期間で移られていかれる方がいらっしゃると思うんです。そういう人たちにいろいろ転勤をする中で,永住の地を霧島市にしたいと思っていただくことも,これはとても大事なことではないかと思うんですけれども,教育委員会で転勤の経験のあられる方がお2人ぐらいいらっしゃいますけれども,学校の先生方というのは,こういう定住の地を決めるときに,どういうポイントで探されるものですか,もしそういう制度があったら,そういうこともお考えになるようなことはないでしょうかね,学校教育課長か教育長か,どちらかご答弁いただけます。


○学校教育課長(村田研史君)


 突然お尋ねですので戸惑いもあるわけですが,それぞれ価値観の違いもあろうかと思います。先ほどから紹介をしていただいているような地域が,自分としては永住の地として望ましいというふうにお考えの方もありましょうし,あるいはまた違った考え方もあるだろうというふうに思います。私,個人のことを申し上げるわけにもいきませんけれども,それぞれ考え方はあるのではないかなと,一概には言えないのではないかと思います。


○16番(仮屋国治君)


 急に振ったのにすばらしいご答弁をいただきました。人それぞれ価値観が違うわけですよね。ですから,緑豊かな自然の場所だけを案内しとってもいかんというのが私の思いですけれども,やはり青い火,赤い火が好きな方もいらっしゃるわけでありますので,町中にも移住をしていただく,そういうこともちょっと考えてほしいなと思っております。農林水産部長,新規就農,新規就漁業といいますか,そういう観点から幅を広げていくと,農林水産部でももうちょっと活性化できるようなというようなところはございませんか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 活性化できるというのはちょっとぴんとこなかったんですけれども,やはり霧島のほうに定住していただくと,当然,今新規就農という面でいった場合,やはり中途で新規就農されていらっしゃる方が多いんですけれども,やはりなかなか活性化と言われてぴんと少しこないんですけれども,今私どもが農業を進めていく中で,やはり専業農家という方だけじゃなくて,やはり兼業農家の方々,そういった方々がやはり農業を支えていただいているというようなことでございますので,やはり下場というよりは中山間のほうがやはりそういった農業をしながら働いたりとか,そういう環境というのは非常に整っていくのかなと思ったりはしてますけども。


○16番(仮屋国治君)


 すみません,ちょっと表現の仕方が悪かったようでございます。新規就農者を対象に定住を促進させていく手立ては考えられないかというような質問であったわけですけれども,先日,テレビを見ておりましたら,高知県の窪川アグリ体験塾というのが出てまいりました。3年から1年の中で農業の体験をしていただくと。今現在,8年で350人が受講していらっしゃるそうです。これからの移住者も結構いるんだと,1日研修480円とかいうお話が出ておりました。先日,厚地議員からも営農塾という話がありましたけれども,そういう観点から市長はそのとき中央高校などとおっしゃいましたけれど,私も頭に浮かべるのは春山の緑地公園のあたりとかいろいろあるのかなと思いますけれども,こういう施設もひとつつくって,新規就農と定住と組み合わせた策をつくっていくとか,そういうことも考えていっていただければなと思っております。あとその他の課題ということでお尋ねをしましたけれども,まだ余りそれほど,土地利用問題というのでご答弁をいただいております。私も1人の方から,農振農用地内に家を建てたいんだけれども駄目だと言われたと,何とかならんかという陳情を受けたことがございます。農政課に行きましていろいろ聞いておりましたら,農振農用地の真ん中であると,外周部に接続をしていないと,集団性が損なわれるから絶対あり得ませんよというお答えだったんですけれども,これから今言っていらっしゃる中山間地域でやっていますと,こういう問題は結構出てくるんじゃないかと思うんです。農業の問題からいきますと,農地の確保は大事ですけれども,農地の確保ばっかりしていて担い手の確保ができなくなったら荒れ地になっていくという,10年先,20年先の姿も見えてくるような気がするわけです。農振法で4つの除外条件というのがあって,非常に厳しいとは聞いておりますけれども,農業をするということを条件に何か緩和して,除外して定住して家をつくっていただくというようなことは考えられないものかどうか。規制緩和,その他今までいろいろ小泉内閣からやってきているわけですけれども,こういう事例は全国にはないものでしょうか,お尋ねいたします。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 Uターンしてこられた方が,例えば自分の土地があって,そこに家をつくってというのは当然十分理解できるわけですけれども,ただ私ども農業を進めていく中で,やっぱり農業をずっと守っていく,農地というのは非常にやっぱり大事でございます。そういった面で農業振興地域の中の農用地区域というのを設定して,ここは将来にわたっても農業を進めている中心のところですよという形で進めているわけでございまして,確かにUターンしてきて家をつくって農業をやっていくという中で,たまたま家をつくる場所が農振地域の真ん中であったとした場合,やはり私どもは農業を進めていく中で,やはり集団化,農業がしやすいためにはやっぱり集団化していって,機械化とかいろんな形を進めているわけです。そういう中で真ん中に家ができると,当然農作業をする中でいろんな障害が出てきます。例えば,薬の散布とかいろんなことにしても,人家があると非常に難しい面があったりとかするわけでございますので,やはり土地があれば当然農用地の真ん中は無理ですけれども,例えば農用地のいわば線引きをしたところの境界に接する面とか,そういったところについては除外の対象になっていきますので,やはりそういったところとの土地の交換とか,そういったのをお願いできないんだろうかという形で,いろんな形で方法はあるんじゃないかと。その農振農用地の真ん中に家をつくらなくても,いろんな方法はあるんじゃないかと思いますので,やはりそういったのは検討して,ご理解いただきながらしていただければと考えております。


○16番(仮屋国治君)


 農業振興地域整備計画が19年2月に策定されてりおますけれども,次回の見直しはいつごろ予定されているか,お示しください。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 農振法でいきますと,大体おおむね5年おきにそれぞれ基礎調査をして,社会情勢とかいうようなもので変更が生じるようであれば,その時点でまた見直しをしなさいということでございまして,19年2月で一応見直しを行っておりますので,5年後となると24年の2月,23年度という形になるんですけれども,ただ地域のいろんなそういう経済情勢の変化において,それは必ずしも5年おきにしないといけないというわけではございませんので,それは臨機応変にやっていかざるを得ないのかなと考えてはおります。特に,今年度は土地利用計画を策定するということで,今準備が進められておりますので,その中で霧島市全体の土地の利用という形を検討していかなければならないと思います。その中で当然農用地の見直しも必要ということであれば,そこは見直しを進めていかないといけないのかなとは思っております。


○16番(仮屋国治君)


 この振興計画,整備計画は,2市6町の引き継ぎでそのままできた計画でございますので,このような定住促進制度みたいなナンバー1に準ずるような計画を施策としてやる場合には,こういうところも絡めて制度をできるところは変更していっていただきたいなと思っております。ここのまとめで,3地域に分けた制度ということを言っておるわけですけれども,薩摩川内の場合には,このほかリフォームの補助,それから新幹線通勤補助というのをやっております。月々5,000円とか,あの手この手で人を自分のまちに入れようとやっておるわけでございますけれども,市長に最後,今後この定住促進制度を見直していくお考えがあるのかどうか,お尋ねをいたしたいと思います。


○市長(前田終止君)


 いろいろ示唆に富む話も含めましてご指摘も賜って,ありがたく感じております。薩摩川内市の具体事例等も十分研究なさっておられるみたいでございますけれども,私どもの霧島市においても,リフォームというのも視点にもとよりあるわけでございまして,上限で200万,ご承知のとおりの状況ではございますけれども,しっかりそれを受益するには,それ相当の条件克服が必要でございます。私といたしましては,事務方の関係,部課長,グループ長,それなりにもう何度も数え切れないぐらい離合集散を繰り返しながら今日に至っているわけでございますが,少なくとも日本全国の市町村のこの手の分野のこの話について,私どものふるさと霧島市の定住・移住促進策は,日本でも全体として見てトップレベルの対応を私はみんなで力を合わせあいながらやってきているものというふうに深い自信を持ちながら,力強く進めてまいりたいというふうに思っております。そして,今後進めていく中で,今日ご指摘のあったような点については柔軟な対応をお互いちゃんと話せば,聞けば,あるいは現実というものがありますしね,それを踏まえて改革改善すべきはそのとおり対応もまたしていく方針でございます。


○16番(仮屋国治君)


 私が学生をやめて最初に就職しました会社で,優秀なマーケッターは3分間ごとに考えを変えるという先輩がおりましたけれども,できたものに固執することなく,やはり定住促進ということがどれほど大事なことかお考えをいただくと,1年でも改めることは可能ではないかと思っておりますので,再度ご要望を申し上げて次の質問に移ります。1の2,雇用促進住宅の譲渡について,これも1人ほどもう質問がなされております。答弁も同様の答弁でございましたけれども,譲渡金額はいかほどで提示を受けておられるかどうか,分かりましたらお知らせください。


○建設部長(篠原明博君)


 現在,譲渡金額を含めましていろんな条件もあわせて,今向こうからの提示を待っている状況でございます。


○16番(仮屋国治君)


 今言うと都合が悪いんですか。


○建設部長(篠原明博君)


 譲渡金額につきましては,詳細に,概算というような報告を受けておりますけども,その金額が中身に入って詳細に積み上げないと大分変わる可能性があるということをお聞きいたしておりますので,現在の段階では公表できないと考えております。


○16番(仮屋国治君)


 宮内議員のときの答弁には,何か前向きに市営団地として活用はできますので,年度内に結論を出していきたいとおっしゃったような気がしておったんですけれども,私の答弁はそのようになっていないんですよね。ですけれども,あそこの件については九州支社のほうにお電話で確認をしております。担当がべらべらしゃっべっていただきました。確認はいたしておりますけれども,不動産鑑定額の半額程度が申出の金額であるというようなことも確認しておりますけれども,いろいろ支障があるのかもしれません。価格交渉をしっかりやっていただいて,採算がとれる中でやっていただきたいと思っております。最初のご答弁の中で,国分,隼人の入居率は100%,待機者が合わせて500何十人とおるわけでございますから,これはもう何を文句のつけようもありません。早急に取りかかっていただきたいなと思うし,牧園地区にいたしましても同様の条件ではないかと考えております。初期投資ということを考えましたときには,非常に利活用がしやすい施設ではないかと思っております。あとはただ家賃が少々高目ではないかという気がいたしておりますが,この辺はもし市営住宅として活用することになった場合に,見直しをされる予定がありますでしょうか。


○建築住宅課長(矢野昌幸君)


 現在の家賃がやはり市営住宅と比較しまして大分割高でございますので,譲渡を仮に受けましたときには,やはり近隣に市営住宅があるわけですから,やはりその額に合わせざるを得ないかと思います。


○16番(仮屋国治君)


 その方向でなるべく早い時期に譲渡,受け入れをしていただければと思っております。よろしくお願いいたします。次に2点目,政府の緊急対策「5つの安心プラン」についてという質問について,再質問を行います。これにつきましては,あらかじめ執行部の皆様におわびを申し上げたいと考えております。幅が広く焦点がぼけて非常にまずい質問をいたしまして,途中で再質問の要旨を通告させていただいたほどでございますので,ただそこで焦点を絞っていただいたと思っておりますので,遠慮なく再質問に入らせていただきたいと思います。それでは,まず1項目目の高齢者が活力を持って安心して暮らせる社会ということで,ご答弁の中でもいろいろお答えをいただいております。地域ボランティアやNPOを支援し,住みなれた地域で住み続けることができる地域,社会づくりなどが考えられますということが出ておりますけれども,私は是非とも地域の活性化のために,高齢者の生きがい事業として総合支所等の空きスペースを利用していただきたいというふうに思っております。この質問はかつても行っておりますが,空きスペースに関しましては,その後あまり進捗が見られないように感じておりますけれども,とりあえず空きスペースに関して総合支所の状況が大ざっぱに報告ができましたらお知らせいただけませんでしょうか。


○管財課長(津曲正昭君)


 空きスペースで現在の用途として使っている例を申し上げたいと思いますけれども,市民フロアで使っているとか,市民交流サロンで使っているとか,民俗資料館で使っているとか,図書室として使っている,それと情報開示室として使っている,それから市民相談室として使っているというのもございますけれども,倉庫で使っているとかいうような場所もございます。それで,空きスペースを使うということで,現地の調査もいたしまして,どのようにしたら活用ができるかということを考えておるわけでございますけれども,なかなかこれといったこういうものに使いたいという要望も上がってこないというような実情も聞いておりますので,広報などを通じて何かいい案がないかなということもできるかなと,打診をしてみたらどうかなということも考えております。


○16番(仮屋国治君)


 限界集落を命名されました大野先生の講演を聞きに行きましたけれども,その中でこの限界集落はもうちょっと危ないよと,準限界集落をとにかく限界集落にしないような予防をしていかなきゃいけないと,そのためには市町村合併も終わったわけだから,JAの跡地であるとか総合支所であるとか,そういうところに高齢者や地域のキャリア人材を活用した,政策提起型の地域づくりを目指したほうがいいのではないかというようなお話もお聞きしております。そういう意味では,普通に営利を伴う事業を展開していただくには非常に困るわけですけれども,地域のボランティアということで高齢者の力をそういう場面に生かしていっていただく。例えば,おそば屋さんをやっていただくとか,工芸品のお店であるとか,特産品の売り場をやるとか,そういう何でもいい,人が交流をする場を各地域に核をつくっていくということが大事なような気がするんですけども,国分に「コア・よか」ができております。ある意味で「コア・よか」溝辺,「コア・よか」横川という感じで,各地域にここはファミリーサポートセンターが進出されております。そういう感じで高齢者の皆さんの力を借りた,何かできませんかというような提案をすることはできませんか,企画部長。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 基本的には,私どもも今例えば今やっている井戸端会議事業,そしてそれを交流の場としたいということで,基本的な考えは全く一緒でございます。そういった中で,個々具体的にしていく中で,そういったものも考えられる可能性もあるんではないかなというふうに思います。


○16番(仮屋国治君)


 2点目に移ります。早いね,壇上が余計でしたね。それでは,ちょっと中身をカットしまして,もう市長に直接いきましょう。前回の新橋議員の一般質問で,市長は県下第2の霧島市にふさわしい医療体制を整えたいが,現状を十分でないとなかなか今難しいというようなご答弁をなさっておりました。3年後,5年後,将来をしっかり見据えて,その方向に向かってというようなこと,3年後,5年後は分かりません,市長,今頑張らんと。マニフェストの中で,市長は24時間体制の救急医療システム,大規模災害に大丈夫な救急医療体制づくり,救急医療情報センターの導入・設置をうたっておられます。進捗状況をお知らせください。


○市長(前田終止君)


 いつでも安心して市民の皆さん方が適切な医療が受けられる,その状況づくりというのは,私どものこの新市にとってもとても大事なことだというふうに思っております。救急搬送された,そういう人たちが休日・夜間,そういう時間帯の対応の整備,これに向かって一生懸命努力をさせてもらっているわけでございますが,医師会の方々との連携,それを今日まで強化しながら,特に子どもさん方のそういう体制については既に実現をし,対応も医療センターにおいていただいているということでございます。今後もさらに充実をしていかなければならないとも思います。具体的にもっと先般の本会議でも質問でも申し上げた事例もありますが,今後はこのかかりつけ医,そういうものを持つことへの意識の普及啓発,これをやっぱり全国的にも私ども地域においても,医師会が今とてもこの視点が細かい視点での対応としては活動として必要なことだということですね。そういうことへの取組もお互いに協議がこつこつ進んでいるところでもございます。また,増加していくこの医療費への抑制,これにしっかり取組むということも考えておりまして,元気市民づくり,そのような視点からの努力も重ねていることもご理解いただきたいと思います。


○16番(仮屋国治君)


 霧島市には個人病院がいっぱいあります。かかりつけ医とおっしゃられますけれども,十分足りているのではないかと,私は考えます。足りないのは救急医療体制なんだと。市長になろうと思ったときに考えられたそのままではないかと思っております。それにはやはり医師の確保と財源というものが必要になってくると思っております。そういう意味で,今年始まりましたふるさと納税制度,これを霧島市の医療体制の整備基金として活用することはできないかどうか,お尋ねを申し上げます。


○市長(前田終止君)


 ふるさと納税制度,これについても積極的に推進をさせてもらっている最中でございますけれども,医療の充実・強化という面については,まさに大事な点だとかねがねから思っておりますので,どのような形でどう対応できるかも研究をさらにさせていただきたいと思います。


○16番(仮屋国治君)


 ふるさと納税制度,そんなに今集まってないと思います。集まらんと思いますよ。ただ,鹿児島は結構親を故郷に置いて出ていらっしゃる方がいっぱいいらっしゃるんです。地元から声をかけられるんです。医療体制をつくるためにおまえも加勢をせえと言えることがあると思いますので,どうかよろしくお願いを申し上げます。次,3点目,未来を担う子どもたちを守り育てる社会,ストレートにいきます。家庭の教育格差による学力低下が不登校,いじめ,非行の温床になっているのではないか,子どもたちの落ちこぼれを未然に防ぐために生きる力,並びに基礎学力を充実させる方策はないかというのが,再質問の要旨でございます。教育長,いかがでしょうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 議員がご指摘の家庭の教育格差,いわゆる教育格差の背景ということについては,所得の格差あるいは価値観の多様化,あるいは核家族化の進行といったようなことが挙げられるのではないかなというふうに捉えます。最近の新聞等で全国学力調査の結果を見たときに,就学援助を受ける子どもが多い学校ほど正答率が低いといったような報道がなされておりますけれども,声を大きくして申し上げておきたいと思いますが,霧島市においては,そういった偏った結果は出ておりません。それぞれに努力をしているというようなことで捉えていただければと思っているところです。一方,子育て支援といったような観点から考えますと,幼児期においては幼稚園に対する就園奨励費の補助事業といったようなこと等を挙げておきたいと思います。それから,せんだっての議員の一般質問の中でもお答えしましたけれども,幼稚園教育の一層の充実を図っていくというようなこと等も柱として考えているところです。そして,家庭との連携といったようなことが一層充実されなければならないというふうなことも考えております。それから,生きる力につきましては,大きく3点考えられるかと思います。一つは,確かな学力,これは基礎学力も包含しておるというふうに捉えております。それから,豊かな人間性,そしてまたたくましく生きるための健康や体力であると捉えているところです。それぞれの学校におきましては,例えば学力向上プランを作成して,学力の向上に努めておりますし,あるいは指導方法改善の加配等を配置する職員配置の工夫,これは教育委員会サイドですけれども,そういったことも実施をしているところであります。それから,新規事業として小6・中1かけはしプランとか,あるいはふるさと達人支援プラン,そういった内容についても取組を始めたところです。心の教育の推進の中心にあいさつ運動を展開したり,あるいは教育支援センター,子どものサポート事業,そういった取組も進めているところです。一方,体力については,1校1運動といったようなこと等を各学校で進めていただいているところです。


○16番(仮屋国治君)


 きめ細かく答弁をいただきまして,反論もしたいところもあるんですがやめます。またに持ち越したいと思います。4点目,将来に希望を持てる社会ということで,雇用の問題が出てきております。これも1年ほど前,労働商工観光部長でしたかね,次世代を担える若者づくりの一環として職業訓練や紹介のできる若者雇用サポートセンター等の設置はできないかと,前向きに検討したいと,そのときはローカルエネルギー間でということでございましたが,検討いただけましたか。


○商工観光部長(長崎 薫君)


 地域のサポートステーションやジョブカフェの設置は重要であると認識いたしております。県内には,鹿児島市内に鹿児島若者就職サポートセンターと鹿屋市に鹿児島県若者就職サポートセンター鹿屋サテライトの2か所の若者サポートステーションがございます。霧島市内にも,このようなものが設置できないか,県にも確認いたしましたところ,鹿屋サテライトを19年6月にオープンして日も浅く,現在のところ新たなサポートセンターの設置予定はないということでございました。このようなことから霧島での出張相談を電話でありますが,要望いたしているところでございます。


○16番(仮屋国治君)


 最後の質問をいたします。総合計画の第2節,まちづくりの課題の1,人口減少の進行と少子高齢化への対応という部分で,「特に若年層の移住・定住のためには,安心して働き,子育てのできるまちとしてほかの市町村に対する優位性を打ち出し,まちの魅力を高めることが必要となります」とあります。「特に若年層の移住・定住のためには」という下りがございますけれども,その中身に若年層対策事業というものを私は何か見出せないんですけれども,総合計画の実施計画も含め,言葉はこう言っておられますが,霧島市の町の中で若者に対して何かこれという事業があるかどうか。それと,先ほど言いましたけれども,若者が希望を持てる施設,施設でなくてもよろしいですけども,何かそういう事業を持ってきてほしいと思っておりますが,最後ご答弁をいただきたいと思います。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 総合計画の中で,まちづくりにおける全庁横断課題ということで,最重要課題というのを挙げております。これはもうすべての施策に横串を通す意味にございます。その中に一つが最良な発展の課題解決策として,農林水産業,商工業,観光業,雇用の促進,これを一つ挙げております。それからもう一つ,快適な生活を送る上での課題解決策として,生活基盤の充実,交通体系等の充実,子育て環境の充実,市民参加によるまちづくりの推進,すべての施策がこれをまず横串を通す中でやっていこうという考え方でございます。それによって若者の住む活気あふれる霧島市になっていきたいということでございます。具体的には,今後実施計画等で具体化していくものと考えております。以上です。


○企画政策課長(川村直人君)


 冒頭の自席からのご質問でちょっとした農業をやってみたい秋の陣の申込者数はどの程度あったかというお尋ねでしたが,現在のところ3組7人の申し込みがございました。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,仮屋国治議員の一般質問を終わります。ここで先ほどの徳田拡志議員の質問に対し,企画部長より発言の申し出があります。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 PFI事業の関係で少し誤解を招く表現がございましたので,訂正させていただきます。ご答弁の中で,「隼人地域の木之房団地木造2階建81戸の建替事業について,PFI事業を導入した場合のシミュレーション」というふうにお答え申し上げましたけれども,正しくは「隼人地域の木之房団地木造2階建81戸を建設すると仮定した場合について,PFI事業を導入した場合のシミュレーション」ということでございますので,訂正させていただきます。


○議長(西村新一郎君)


 次に,23番,岡村一二三議員より2件通告がされております。したがって,岡村一二三議員の発言を許可します。


○23番(岡村一二三君)


 皆さん,お疲れのところでしょうが,私の質問は30分で終わりますので,いましばらくおつき合いをお願いします。それでは,私は先に通告しておいたことについて,これより一般質問を行います。質問の第1点は,まず放課後子どもプランについてであります。近年,働く女性が増加し,それに伴って学童保育などを希望する子どもが増えました。厚生労働省でも全国の放課後児童クラブの運営状況について把握するため,例年5月1日現在で行っている実施状況調査の中に,本年から本ガイドラインの内容にかかわる項目の追加を行う予定とのことで,また規制改革会議の第二次答申においても,各クラブの運営内容がガイドラインの項目に適合しているかについて,利用者が分かるよう,各自治体においても利用者の利便性を考慮した積極的な情報公開を行うよう周知しろということであります。さらに,地域子育て支援拠点事業の活用として,児童館,児童センターの機能強化も掲げております。2007年度からの放課後子どもプランは,簡潔に述べますと従来からある学童保育と,いわゆる全児童対策を一体的もしくは連携して進める新しい仕組みであります。本市においては,総合計画で子育て環境の充実を図るため,子育てと仕事が両立できる環境づくりを掲げ,放課後児童クラブなどを活用した支援の拡充を図るとしております。市長の子育て支援は,どのまちにも負けないように頑張っていきたい,子どもたちに豊かな放課後,働く親が安心して預けられる学童保育をの熱い思いの中,放課後児童クラブの環境整備の一環として,富隈児童クラブの建築工事も始まりました。当市には,合併前の旧市長の子育て支援対策の違いから,放課後児童クラブなどを活用した支援の拡充が図れない地域が何か所かある中の一つに,溝辺・陵南児童クラブ,いわゆる現在のわいわい児童クラブがあります。現在の当該児童クラブの運営は,市長を初め保健福祉部の関係職員の努力で,社会福祉法人光耀福祉会の協力をいただき,運営が行われております。ところが,20年度の陵南小学校の1年生から4年生の児童数は224名であります。今年8月現在の学童クラブ入所児童数は54名であります。クラブの運営内容がガイドラインの項目に適合しているかなど,利用者の利便性を考慮した情報公開がなされているのか,また今後児童数の増加が見込まれる当地域の放課後児童クラブの運営の現状を踏まえ,地域子育て支援事業についてどのように取組むお考えなのか,市長の所信をお伺いします。次に,霧島市の教育行政についてであります。1点は,学校関係であります。平成20年度霧島市教育行政の基本方向として,学校教育課は施策の柱に,道義高揚推進都市としての心の教育と地域の自然,花と緑に囲まれた教育環境の充実を掲げております。本市には,小中48校がありますが,ふるさと納税の問い合わせの中で,ある学校の緑に囲まれた教育環境のお話をいただき,その学校に出向きました。施策の柱に掲げられたとおり,子どもたちがクラブ活動で常時使用している場所以外は緑に囲まれ,敷地の周りにフェンスがありますが,そのフェンスがどこのあるのか分からないほどササダケ,雑草,ツタカヅラなどうっそうと茂ったまことに緑に囲まれた環境で,さらに資源ごみになるのかどうか,物を大切にされているのか,たばこの空き箱,空き缶,ジュース類が入っていたと思われる紙パックなどもあちこちに置いてありました。施設設備について自治体の財産を学校が管理するという観点から,緑に囲まれた環境,物を大切にする心について,教育委員会の教育方針について教育委員長にお伺いするものであります。2点目は,体育施設使用料金に関する施設料金徴収内規についてであります。使用料の徴収に関することは,自治法96条に定められた議決事件であります。しかるに,運動場を使用するに当たり,石灰代,専用スポーツライン水溶液など,霧島市が主催・共催している場合を除き,徴収するという内規をもって徴収されております。使用料を条例の法形式で定めた場合,または条例で定めても,その条例が無効である場合には徴収行為は無効であり,収納した金銭はその地方公共団体の不当利得となるという判例もありますが,以上の2点について教育委員長はいかがお考えか,所信をお伺いし,以上壇上からの質問といたします。


○市長(前田終止君)


 岡村議員より2点につきまして質問がございました。1点目につきましては,私のほうから答弁をいたします。2点目につきましては,教育委員会が答弁をいたします。放課後子どもプランについての答弁でございます。子育て環境の充実につきましては,第一次霧島市総合計画におきまして,重点施策として位置づけ,特に放課後児童クラブの育成は,子育てと仕事が両立できる環境づくりのために極めて重要でございます。また,次世代育成支援対策行動計画に基づき,次代を担う子どもたちが健やかに成長できるよう子育て環境の整備充実を図っているところでございます。このような中,放課後児童クラブに対して,国や県の補助制度に加えて,霧島市独自で運営費の上乗せ助成を行っていますほか,施設整備につきましても緊急性などを考慮して,年次的に整備を進めてきているところでございます。さて,各児童クラブの運営内容につきましては,補助金の精算時に確認をしており,また運営内容の情報提供につきましては,市のホームページで紹介をさせていただいております。一方,厚生労働省が策定をされた放課後児童クラブガイドラインの各項目に基づく情報提供は,現在のところ行ってはおりません。しかしながら,各児童クラブ全体の一層の資質向上を図るためには,市民の皆様や保護者の方々等に運営状況等を周知することも必要であろうと考えております。また,陵南小学校区は宅地化が進んでおり,陵南児童クラブの登録児童数は年々増加傾向にあり,早急な施設整備が必要であると認識をいたしておりまして,施設整備に当たっては保護者等と十分協議する必要があると考えておるところでございます。


○教育部長(藤田 満君)


 教育行政についての1点目にお答えをいたします。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第33条により,教育委員会は学校の管理運営の基本的事項について規則を定めることとなっており,本市ではそれを受けまして学校管理規則第17条で校長を管理責任者と位置づけ,同第19条では,校長は施設及び設備の維持及び保管を図るとともに,必要があるときは修繕,障害の防止,除去並びに使用関係の補正をしなければならないと,具体的な管理方法まで言及をいたしております。したがいまして,教育財産のうち学校施設につきましては,学校長の責任の下に管理させているところでございます。なお,修繕,改修等の必要性が生じた場合は,学校から教育委員会へ要望を上げ,相互で連携をとりながら施設の改修等を行っているところでございます。教育行政についての2点目についてお答えをいたします。霧島市体育施設の使用料につきましては,霧島市体育施設の設置及び管理に関する条例において規定をされているところでございます。一方,石灰代については,内規において私法関係に基づく収入といたして,その取扱いを定めているところであります。また,合併前の各市町における石灰代の取扱いがそれぞれ異なっていたため,合併後指定管理を行うようになってからも,合併前の取扱いがそのまま引き継がれているのが現状であります。したがいまして,今後関係機関等と連携を図りながら十分な検討を行い,石灰代の取扱いについて,本市としての整合性が図れるよう努めてまいりたいと考えております。


○23番(岡村一二三君)


 それぞれ答弁をいただきましたが,まず放課後子どもプランの関係から再質問を行います。私は,合併前,議員としてみずからの見識を高めるために,だれからの呼びかけも受けずに牧園,溝辺,隼人,国分の議会傍聴をさせていただきましたが,この陵南地区の児童クラブのことで,当時の町長は次のように答弁されていたようであります。今の仮設でずっといいとは思っていない。場所についても,これからもっといい場所をしっかり考えていくべきだろうと話をしている。霧島市になっても陵南地区は子どもが増えていく数少ない地域である。これから抜本的な対策が必要になるだろうと思っている。場所についてもあれこれ模索はしているが,合併前に結論が出るような状況にはない。何とか抜本的な対策をしっかり考えていくように引き継いでまいりたいという話をされたようです。したがって,どのように市長,霧島市に引き継がれたかは,合併協議に参加しておりませんので,この件の引き継ぎを市長に確認したいと思います。


○市長(前田終止君)


 今,ご指摘のような形で引き継ぎはあったものと認識をしております。現実問題として,私どもの市に児童クラブが30近く活動をしていただいておるわけでございますけれども,壇上から議員がご指摘のあったとおりでございまして,50名を超える規模の児童クラブ,3か所あるわけでございますけれども,そういう報告から見ますと,この人数というのも54名,合併後もやっぱりこの地域が人口増の傾向を示しているということも含めて,しっかり対応してまいらなならんなという認識を今持っているところでございます。


○23番(岡村一二三君)


 先ほど答弁で,整備が必要だと認識しているということでございました。この合併前,私,横川なんですが,横川は公設で学校の敷地内につくりました。ここの私が質問している場所については,もういろんな話があったようです。ただ,この関係については総合支所の担当課に増設の相談をしたが,支所では無理と,入所希望者の削減を指示がされましたというような話,残念な話があったようなんですよね。したがって,市長先ほど言ったように,市長と本庁の担当課長,支所の課長,それらが一体的になってやっと光耀福祉会にお願いをして,今運営がなされているわけなんですよね。ただ,先ほど言ったようにガイドラインから大幅に外れている部分もあるんですよね。1人当たり児童数の0.8しか面積を持っていません。ガイドラインは1.6いくらでしたよね。ただ,この整備を図るといっても,敷地が狭いわけなんですよね。それとこのプレハブリース料が来年までなんですが,契約されて,これももうご存じのように一般的に考えても高いという指摘もあるようです,年間使用料が。あと合併前に陵南児童クラブ屋外トイレ新築工事として合併前に発注されて,霧島市になってからお金は支払われたと思いますが,ところが現在は公衆トイレですよということなんですよね。発注したときと現在の取扱いが違うもんですから,公衆トイレという位置づけであると,土曜も夜も日曜も平日もずっと空けておかないといけないわけですよね。だから,当クラブは不審者対策もできないわけなんですよね。入口にトイレがあります,立派なトイレが。だけど,工事をしたときは陵南児童クラブの子が行くトイレ,今度は今になると公衆トイレという位置づけですということでした。したがって,不審者対策もできませんよということですよね。さらに,人口はもう増えるということは,もう皆さんご存じだろうと思います。なぜかというと,溝辺・麓第1土地区画整理事業をやっていますので,それが人口増が目的もあったと思いますので,今後ますます増えます。ただ,この都市計画整備は74%と低進捗率なんですが,そこで今の敷地では対応ができなくなることはもう目に見えていますので,早急に安心・安全を図られる場所に補助事業を活用した施設を整備する必要があると思います。このことについて市長どうですかね,この場所じゃあもう対応ができないと思うんですが,その辺を含めて検討されていらっしゃるのか,お考えをいただきたいと思います。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 当児童クラブにおきましては,18年の12月に市長が現地調査をされ,また今年の4月も現状等の調査をいたしたところでございます。今,ご指摘のありますように,設置当初といたしまして現状は大変変わってきておりまして,また先ほどございましたように都市計画事業を実施されておりますので,子どもの数も非常に多くなって,また利用される方々も非常に多くなってきているというのは認識をしているところでございます。しかしながら,先ほど議員からもございましたように,現在の建物はリース方式で平成21年度までの契約となっているようでございます。しかしながら,現状を見た場合におきましては,この今のままの敷地あるいは今のままの建物の状況では,非常に子どもたちにとっては快適な児童クラブの生活じゃないというふうなことも考えておりますので,今後,先ほど市長も答弁をいたしましたように,関係の皆様方と十分協議をして対応していく必要があると考えているところでございます。


○23番(岡村一二三君)


 是非前向きに移転を含めて考えてもらわないと,あそこじゃもうどうしようもないですので,ちなみにプレハブは321m2,年間リース料は133万4,000円なんです。だから,これが高いか安いかは別にしてですよ。さらに,先ほどあくまでもガイドラインなんですが,現在の施設では0.8m2なんですよ,児童の1人当たりの所要面積は。ガイドラインが示しているのは,1人当たり1.65m2確保することが必要と。さらに,子どもが体調の悪いときなどに休息できる専用スペースを確保することと,これは確保することという位置づけになっていますので,その辺も十分判断されて,ここで提言したいんですが,この地域には空港周辺環境整備基金も3億1,400万円あるようです。市長と語る会で,中学生が遊ぶ場所がないという話も出たと思います。都市計画事業をやっている中で,この地域には公園の計画もあるのかどうか分かりませんが,公園もコミュニティ広場もありません。そこで,学校の近くに市が所有するJAS跡地,4,636m2の土地が眠っております。市の管理の土地が。そこを放課後児童クラブを備えた児童館なりを設置して,残りを緑地公園とした環境整備は考えられないのか,市長,このことを考えがあればお聞きしておきたいと思います。


○市長(前田終止君)


 私もこのわいわい児童クラブや,先ほど部長のほうからもあったとおり,現場を踏んでおり,関係者とも1度ならず2度あるいはまたほかの別会合でもいくたびかお会いもし,いろいろと現状のお話も聞いておるところでございます。そして,ご指摘のこの場所等もかいま見たときもございます。ご指摘の点,まさにごもっともという点が多々ございます。今の時点で必ずこうしますという明言は今この場では避けたいと思っておりますが,前向きに積極的に関係者とよう協議をしながら,現状,現実を踏まえて適切によい判断をしていきたいと思います。


○23番(岡村一二三君)


 ここで市長も明言ができないというのは分かっていますので,リースが先ほど部長がおっしゃったように来年度で切れますので,これを目途に方策を講じていただきたい。もう市長の子育てに関する熱意はもう十分分かっておりますので,是非前向きに取り組んでいただきたいと思っております。この件は終わりますが,教育行政の関係なんですが,先般,私がふるさと納税をしたいという話からいろいろ言われまして,その学校に行ってみたわけなんですが,どことは私も申し上げません。48校あります。あと子どもの教育にも問題が生じるといけませんので,教育委員会はもうご存じですから。その後,学校長から2回ほど電話がありまして,「きれいになりました」,そしてまた2度目も「ちりも捨てました,また来てください」。先般運動会でしたか,行事に行ったとき,もう早速また私のところに来て,また「きれいになりました」と,「ああそうですか,今日はゆっくりまた見て帰ります」と私は言いましたけど。まことに私に電話することではなくて自己判断,自己決定なんですよね,その管理者の方は。教育委員会は,今回は大分県のことが散々報道もされました。60億円かけた全国学力調査のあり方も報道されております。児童生徒は家庭にあっては保護者の背中を見て育つでしょうし,学校においては先生の教えを見て育つことでしょうし,今日では新聞,テレビが大いに影響することもあるでしょう。北京オリンピックも終わりましたが,スポーツは心・技・体で競う競技であるはずなのに,北京オリンピックも競技後の選手の放映を見て,我が国の選手ですよ,寂しくお思いの方もいらっしゃったと思います。自分でゲームをした最も神聖なはずのグラウンドに口をすすぎながらぺっぺぺっぺやっていらっしゃった日本の選手の方もいらっしゃいました。いくら立派な成績を上げても,心が備わっていないということなんですよね。だから,こういったことを放映を見て,後に続く子どもたちがまねをしないのか危惧しているわけなんですが,先般あるまちの小学校で霧島市管内の,女性の先生たちが熱い最中,機械器具を使ってツツジなどの手入れをされていらっしゃいました。同じ市立の学校でもこんなに学校を愛する気持ちに格差がある要因は何なのか,教育長,お伺いしたい。


○教育長(?田肥文君)


 私どもは年間5回,校長を対象とした研修会を実施をしておりまして,そのたびに校長としてのあるべき姿,そしてまた子どもへ対する教育という使命感,そういうようなものを話をしているわけであります。今,ご指摘の学校,校長おられますが,私も何度か直接指導はしております。しかし,そういう状況が変わってないというご指摘でございますので,また引き続き指導を続けてまいります。せっかくふるさと納税をしようと思って,我が母校に行ってみて,こんなことならやめて帰ると言われたということを聞きまして愕然といたしまして,せめて盆・正月なりと我が母校を見てみたいと思う人が帰ってこられるわけですので,当然のこととして自分が管理する学校はそれぞれきちっとしてほしいということは,この前も指導をしたところであります。私の指導のいたらなさがここに表面化しているような気がして,さらに強い指導といいましょうか,心に届くといいましょうか,みずから動く校長に育て上げたいと思っております。


○23番(岡村一二三君)


 まことに今教育長がおっしゃるように,ふるさと納税をしようと思う方が,おまえも霧島市になった,もうこのエリアの広い学校を全部知っているのかというおしかりの中からこれが出てきまして,言われた学校に行ったわけです。先日,このような話に触れました。それは事業経営者の本音,こんな社員が欲しい,会社にとって要る社員,要らない社員というお話しです。これは会社のみならず,日本国,住民主権の本音,こんな議員が欲しい,要る議員,要らない議員と聞き方によっては受けとめられるお話しなんですが,紹介しますと,行動計画なき人は評価せずとか,伝統に安住するじり貧社員はもう要らない。リーダーとはイコール責任だと。個人としてもリスクをとって行動しろ。できない理由ばかり言う天才は要らない。後処理のうまい人間より先手を打てる人間になれ。限界を超えたことはするな。自分の能力を見極めよ。どん底を知らない管理職よ,横を見る目を育め。目的論的に仕事を捉え,直ちに朝令暮改できる人というお話しでありました。そこで,先日17日の同僚議員の一般質問の答弁で,大田小学校の立派な校長先生のお話もお聞きしましたが,私が今日取り上げている学校の校長先生の評価は,5段階評価ではどうなのかお聞きしたいのですが,答弁できない質問でしょうから,霧島市教育委員会の置かれている立場として,霧島市全体の学校の管理者はどうあればよいかと,先ほど教育長がお話もされましたが,再度どうあればよいかとお考えなのか,お聞かせいただきたい。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほど教育長が答弁の中でも申し上げましたことが,基本になろうかと思います。やはりまずはといいましょうか,順序立てて言うことはなかなか難しいかもしれませんけれども,やはり強い使命感を持ち,そして熱い情熱を持ち,身を賭して自分が預かっている学校の職員あるいは子どもたち,そして周りで支えてくださっている地域の方々のために,精一杯働き抜いていこうというような思いを持ち続けていただける方が必要ではないかなと感じております。


○23番(岡村一二三君)


 最後に,体育施設の施設料金の関係なんですが,答弁では関係機関と連携を図りながら十分検討を行い,石灰代の取扱いについて整合性が図れるように努めてまいりたいというご答弁をいただきました。ただ,私がここで問題にしているのは,条例で料金は決めるわけなんですよね,議決事件として。なぜ内規を設けてこういうことをやられているのかということなんです,私が言いたいことは。国民国家の地方制度としての地方自治がありますよね,二元代表制度はいかにあるべきかということなんですよ。これを言わないとまた電子メールで民主主義の小学校とか幼稚園とか言われます,執行部の職員から。だから,議決事件である使用料金を内規で定めるなどとは,甚だ遺憾なんですよ,私どもにとっては。こういった内規をつくること自体,職員の全体の奉仕者としての認識を疑うわけなんですが,二元代表制度を否定して議会制民主主義を冒涜していると私は思うんですよ。したがって,必要な条項のみを直ちに改正すれば問題はないと思うんですが,このことをいかように判断されていらっしゃるのか,お伺いしたい。


○教育部長(藤田 満君)


 1問目のご答弁で申し上げたところもあるんですが,いろいろと合併前の各市町のいろいろの制度を見てみますと,やっぱりこの部分が条例にきちんと明記をされていない部分もあるようでございます。したがいまして,この位置づけは我々も非常に苦労しているという部分があったのではないかと思います。そういうことでの内規ということでもあったのかなと思いますが,条例にうたわれている以外の部分について,先ほどご答弁申し上げましたとおり,実費の徴収ということで,特に石灰代等については,議員のお尋ねもありましたとおり,使用料を超えるような実費がかかるものもあります。それからまた,石灰を実際に使う場合と,それから使わない場合があるというようなこと等もありまして,このような取扱いをされていたところもあったのではないかと思っております。そういう意味で合併後そのまま引き継いでおりますので,現在の状況はそのようになっております。そういうことで今後の中で今歳入の使用料のまた見直し等もさせていただいておりますので,きちんと整理をしてまいりたいというようなことを思っているところでございます。


○23番(岡村一二三君)


 是非見直しをやっていただきたい。早急に条例改正からまずやっていただきたいと私は思うんです。今日でしたか,新橋議員のいろんな使用料金の話もありました。未来を担う我が霧島市の子どもたちが,どう伸び伸びと育っていくかということなんですよ。わずか石灰代ぐらいをお金をもらって,残った分はそこに保管しておきますからなんて,とんでもない話じゃないですか。安い石灰代,1袋700円しかしないのをですよ。私の町の横川中学校の子どもたちが野球部で初めて県大会に出場しました。先般は姶良地区で優勝したそうです。横川の運動場を使いたいという話をしたところが,石灰代をくださいと,ライン引きは貸しますよと。学校にまた帰って,学校の石灰を持っていってしたということでした。早速インターネットで使用料金を引き出してみると,そうした石灰代の話なんか何も載ってこない。だから,一般の人が使用料をいくら設定してあるのかと見たときにないわけだから,石灰も準備はしてあると思いますよ,お金もこの中に入っていると思うじゃないですか。体育館の中はそれぞれ何であろうと,ラインが引いてありますよね。バレーであろうとハンドボールであろうと,それぞれバトミントンであろうと競技をするようにラインが引いてある。運動場は,それぞれまたラインを引かないと競技ができないじゃないですか。それをわざわざこの部分だけお金を別途申し受けるという,甚だ議会議員が知らないものをそっちで勝手にやっていらっしゃるから,我々説明できないわけですよね。ちゃんと議決でしてもらっておけば,条例に載っていれば,いやいくらですよ,こう決まっていますと説明もできます。是非早目に新橋議員の質問もあったように,早目に条例改正をして整備をしてやっていただきたい。まさかこれも薩摩川内市の条例をコピーされてつくられたわけじゃないでしょうから,独自性のある霧島市の条例をやり直していただきたいということを申し上げて,質問残りまだ30分になりませんけど,以上本日3点ほど質問したことが,今後行政職員のための市政でなく,いいですか,行政職員のための市政ではなく,市民のための市政として生かされることを期待して,本日の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,岡村一二三議員の一般質問を終わります。ここでおことわり申し上げますが,本日の会議時間は改めて時間を延長して行います。次に,28番,下深迫孝二議員より2件通告がされております。したがって,下深迫孝二議員の発言を許可します。


○28番(下深迫孝二君)


 発言の許可をいただきましたので,先に通告いたしました2点について質問をいたします。その前に,米国において証券大手のリーマン・ブラザーズの経営が破綻し,負債総額は約64兆円で史上最大と発表されております中,サブプライム住宅ローン問題による米国の金融混乱は,今や世界各国の経済へ深刻な打撃を与えており,日本の金融機関にもかなりの損失が生じており,景気の冷え込みが心配されるところであります。一方,国内においては,食品の偽装が次々と発覚しており,食肉偽装や汚染米の流通は379社に拡大し,県内関係は20社にも及んでいるとの報告です。国のトップや大臣は,常々「食の安心・安全」と口先では言っていますが,本当にチェック機関は機能しているのか,憤りを感じます。今,市民の目は行政,議会に対して大きく目が向いており,不信感があることも事実であります。今まで以上に開かれた行政,開かれた議会を市民の目線に立って,市長は行政運営を,議長においては中立の立場での議会の運営を両リーダーに強く望むものであります。それでは,質問に入ります。1点目に,市営住宅について質問いたします。市営住宅は,持ち家のない方や市外からの移住者,都会からのUターン者,あるいは結婚され入居される方と,いろいろな方に利用されております。また,市営住宅は市の中心部に位置しているため,学校や病院,買物にも便利で,申し込みも多く,名波ハイタウンにおいては100名ぐらいの方が順番待ちとなっているようです。一方,入居されている方の中には,20年あるいは25年と長期にわたって利用されている方も数多くおられるようです。そこで質問いたします。滞納状況について,2つ目に改修を急ぐ市営住宅は何棟か,3つ目に連帯保証人の確認はどのように行っているか,お伺いします。4つ目に,消耗品である畳や流し台など,どのくらいの期間で取替えているのか,お伺いします。2つ目に,喫煙について質問いたします。1つ,各学校の喫煙場所はどのようになっているか。2つ,市役所内やその他の公共施設の設置状況はどのようになっているか,お伺いいたします。以上,壇上からの質問を終わりますが,自席からの再質問をお願いし,終わります。


○市長(前田終止君)


 下深迫議員から2点につきまして質問がございました。1点目,1につきましては,私のほうから答弁いたします。2点目,1につきましては,教育委員会が答弁をいたします。そのほかにつきましては,建設部長及び総務部長が答弁をいたします。市営住宅についての1点目にお答えいたします。平成20年5月31日時点で,過年度の滞納額が1億4,273万9,080円であり,現年度の滞納額は2,530万9,980円の合計1億6,804万9,060円でございます。市といたしましては,分納納付による誓約書の提出,文書や電話による督促,夜間徴収及び連帯保証人への通知をするなど徴収に努めた結果,滞納金930万5,080円を徴収をし,9月1日現在の滞納額は1億5,874万3,980円であります。次に,2点目についてお答えします。改修を急ぐ住宅戸数は何棟か。平成19年3月に策定をいたしました市営住宅ストック総合活用計画で,戸別改善に位置づけられておりました改善の内容は,外壁改修,設備改善,バリアフリー化等,火災報知機設置及び地上デジタル放送設備改修などでございます。その中で,平成21年度以降,外壁改修等が必要な住宅は53棟でございますが,緊急を要するものから順次整備してまいりたいと考えております。


○建設部長(篠原明博君)


 次に,3点目にお答えいたします。連帯保証人につきましては,入居の際,届け出により確認をいたしております。その後,死亡等により欠けた場合は,代わりの連帯保証人を届けるよう入居時に説明をしております。しかし,届出がなされていないケースがありましたので,昨年,8月の収入申告の依頼通知とともに,連帯保証人の確認と再届出の文書を全入居者に送付し,結果として多くの届出を受理いたしました。よって,今年度も確認と再届出依頼書を来年1月に送付する予定でございます。次に,4点目についてお答えいたします。畳表は,入居期間に関係なく,退去時には必ず表がえを行っております。ただ,旧自治体によっては,長期入居者を対象におおむね10年で表がえを行ってきた事例がありました。また,流し台の修繕につきましては,住居人の申し出により個別に判断をし,主に化粧板の張りかえや内部のベニヤの張りかえを行っていますが,最近は,流し台本体を取りかえる事例も出てきております。


○教育長(?田肥文君)


 喫煙についての1点目についてお答えをいたします。学校では,健康増進法の趣旨を踏まえ,児童生徒や職員の健康の保持増進と快適な学校環境の形成をさらに進めるため,平成17年2月9日に県教育委員会よりの通知,依頼をもとに,旧1市6町時代から段階的に敷地内禁煙が進められてきたところでございます。また,学校敷地外での喫煙場所につきましては,地域の環境や立地条件等を配慮するよう指導してきたところでございます。現在,市内小中学校及び国分中央高校での喫煙場所の指定状況につきましては,喫煙者のいない3校及び分煙をしている4校を除きまして,大部分の学校が正門や裏門のほか,駐車場付近などを喫煙場所に指定し,受動喫煙防止に努めておるようでございます。教育委員会としましては,今後も健康増進法の趣旨とこれまでの経緯等を踏まえてまいりたいと存じますが,あわせて喫煙場所については,各学校で工夫し,地域住民の方々のご理解を得られるよう指導してまいりたいと考えております。


○総務部長(今村恭一君)


 喫煙についての2点目についてお答えします。健康増進法第25条では,受動喫煙を防止するため,必要な措置を講じるよう努めることとなっております。これを受け,これまで建物内に設置していた喫煙所を,平成18年5月1日より,国分庁舎では3か所,隼人庁舎,総合支所では,それぞれ3から6か所,建物の外に設けました。その後,平成19年7月に庁舎内に分煙室ができないか検討いたしました。その結果は,室内が狭く,また換気設備を設置しがたいなど,構造的な面で困難な点,換気や火災警報などの設備費用がかかるということ,煙や有害物質を完全に排除できず,廊下や階段に漏れるおそれがあるなどのことから,現在,庁舎内に喫煙場所を設置しておりません。また,その他の公共施設においても,ほとんどのところが建物外に喫煙場所を設けております。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま下深迫孝二議員の壇上からの質問に対しての答弁が終わりました。ここでしばらく休憩をします。


               「休憩  午後 5時08分」


               ──────────────


               「再開  午後 5時21分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。下深迫議員の壇上からの質問に対する答弁が終わったところでございます。質問を続けてください。


○28番(下深迫孝二君)


 今それぞれご答弁をいただきました。私の持ち時間はあと26分でございますので,急いでやりたいと思います。今滞納が1億5,874万3,980円と,今いうことで市長からご答弁をいただきました。これを集計する,滞納が930万5,080円の徴収ができたということですけれども,この徴収をされるのにかかった職員の残業手当,いくらかかっていますかね,これは。


○建築住宅課長(矢野昌幸君)


 今手元に,その数字はつかんでおりません。


○28番(下深迫孝二君)


 そこの数字もしっかりつかんでいただかないと900何万円集金して回るのに,これ以上の経費がかかったんじゃ何もならないわけですよ。ですから,今ちょっとご質問したわけですけれども,大まかどのくらいかかっているということも分かりませんか,1,500万円とか。


○議長(西村新一郎君)


 その質問に対する額は示すことは可能ですか。今この時間帯にできないのであれば,後ほどでもいいのですけれども,その点をお答えいただけませんか。


○建築住宅課長(矢野昌幸君)


 ちょっと相当額ということですが,ちょっと計算をしないと分からないのですけれども,夜間嘱託員にお願いをしているんですけれども,4月から時間で申しますと,延べ時間で320時間です。それと,職員が回りますので,職員の分がちょっと把握ができておりませんので,ここでは今回答できかねます。(P346に回答あり)


○28番(下深迫孝二君)


 今,やはりこの滞納の問題が出たときは,やはり集金をして回る人たちの手数料のほうが大きくなれば,言っていることは分かりますよね,集金した額よりか,出ていったほうが多かったというようなことがあっては,やっている意味がないわけですよ。ですから,私今回保証人の問題で,ちょっと触れたいと思ったのですが,かなり取組んでいらっしゃるなということは思ったんです。そういうことは市長,やはり市営住宅を借りるとき,若い方は二十歳ぐらいで結婚して,借りられて,20年,25年入っていらっしゃる方もいるんですよ。そのときになっていただいた父親だとか,あるいはおじさん,おばさんという方たちが,もしかしたら亡くなっておられるかも分からない。そして,今度はその人たちが順調にいっている間は家賃がきちっと入ってきていますけれども,何かいろいろトラブルがあって出て行かれたり,何かいなくなったりとか,いうことがありますよね,事業主あたりは,特に事業に行き詰まって地元におられなくなったとか,いろいろあるわけですよ。それで,保証人さんには,1年に例えば1回,あなたはこの方の保証人になっていただいていますよという確認の,例えば案内をされたとすれば,保証人さんというのは,常に債務者と同じわけですから,滞納したときには自分が払わなきゃいけないんだという常に緊張感もあるわけですよ。そこら辺は部長どのように考えておられますか。


○建設部長(篠原明博君)


 今おっしゃいますように,保証人の確認につきましては,毎年はいたしておりません。当然,今おっしゃいましたように,途中で亡くなられた,あるいはどこかに転出されたというものもあるわけですので,そういうものを踏まえまして,先ほど答弁申し上げましたように,今回,一律して,すべて連帯保証人の確認をさせていただいて,その結果として100名程度の回答があったということでございますので,今後はそういうのを確実に確認できるような形で随時やってまいりたいと思っております。


○28番(下深迫孝二君)


 今まで,私は議員になる前,1名,そして,我が息子の保証人も親子なら,その議員がなってもいいということでしたので,なっているんですよ。ただの1回,まだいまだに議員になる前ですから,もう10年過ぎています。そういう問い合わせも1回もありません。ということは,今おっしゃったようなことを本当に実行されているのか,というふうに思うんです。そして,滞納がいっぱい進んできた中で,あなたは連帯保証人だから債務者と一緒ですから払ってくださいよと,1年,2年たまってから言ってこられても,全く責任を持てる話しじゃないんですよ,これは。ですから,私が申し上げているのは,1年に1回とか,あるいは1年に1回ぐらいのほうがいいと思うんですよね,これは。はがきで案内さしてもいいと,文書でされてもいいし,そうしたとき金額いくらかかりますか。1億何ぼなんて,こんな滞納を考えたときには,よっぽど安いものだと思いますよ。ですから,今後,今から1年に1回ぐらい,市長される考えがあるかどうか,まずお聞きします。


○市長(前田終止君)


 答弁でも申し上げましたとおりの滞納額でございます。今議員ご指摘の部分について同感の気持ち,極めて大であります。しっかりと私たちとしましても,事務方関係と打ち合わせをし,私も怒りを持って事に当たってはスピード感を大事にしなさいと,事に当たっては,コスト感っていうのをしっかり考えろと,その上で仕事っていうのはせんな駄目だよということを機会あるごと,朝礼とか,あるいは庁議を通じて,あるいはまた遭う,そのような事例に遭遇した場合,常に指示を出している,問題点解決ができる役所づくりをするんだと,こうやっていますが,まだまだ私自身の努力も足りておりません。精一杯今のような点について念頭に置きながら努力をしてまいりたいと思います。


○28番(下深迫孝二君)


 是非,例えば,役所の不備で,これが例えば1年滞納したとした場合には,保証人には請求しないというものを書かれるのなら,これは当然それでいいでしょうけど,連帯保証人と債務者と一緒だということを,常に我々は思っているわけです。であれは,滞納3か月あったときには,きちっと連絡をするというようなことがされないと,まさにこういう大きな金額はなっていて,これはこの金額のほかに法的手続をとられて落とした方もいっぱいいるわけですから,そうしますと,もう2億円あたりとっくに超えているような計算になるんじゃないかという気がいたします。市民の血税でつくっている市営住宅です。使っていただいている方も安い家賃で提供して,そして,平和な家庭を築いていただいているという貢献もしているわけですから,これは必ずやっぱり早目に連帯保証人にも連絡をしていただいて,1年に1回ぐらいは連帯保証人にも確認の案内をするというようなことをきちっとやっていただきたいと思いますけれども,市長は前向きに今ご答弁されました。建設部長,実行できますか。


○建築住宅課長(矢野昌幸君)


 今仰せのとおり,保証人につきましては,やはり年に1回,全員に出すという形に持っていくことを検討したいと思います。ただ,先ほど言う時間がなかったんですけども,滞納の方につきましては,年に500通程度,3か月滞納ができた時点でその入居者の方はその前に出すんですけども,滞納者の方にも保証人になっていらっしゃる誰々さんの分が今滞納になっていますと,それで,支払いを促すようにお願いしますという情況は3か月から5か月の間に,1回ずつは必ず送っております。


○28番(下深迫孝二君)


 それでは,滞納をしておられる方で,今きちっとしているという答弁ですからあえて申し上げるんですよ。例えば,滞納をしておる,保証人さんに連絡をした,したけれども,連絡がつかないという事例はないですか。


○建築住宅課長(矢野昌幸君)


 保証人に通知をした場合,過半の方からは,またそれについてどういう状況なのかということで問い合わせがあるんですけれども,先ほど申されましたように,やはり保証人の方がもういなくなっているというような状況が多々見受けられたものですから,特に,亡くなっている場合は,こちらで把握はできない,出して初めて分かるような情況なものですから,収入報告のときに,先ほど申し上げましたように,保証人が欠けているようであれば,新しい方を見つけてくださいというお願いをしているのですけれども,全員がちょっとこちらのほうで把握はできないものですから,それにつきましては,毎年,何らかの形でやはり保証人がもう連絡がとれないとか,そういう場合は解決するように持っていきたいと思っております。


○28番(下深迫孝二君)


 保証人さんが亡くなったりとか,亡くなっているだけじゃなくて,あるいは今言ったように事業の失敗だとか,勤め先が変わって,あるいは家庭のいろいろな問題でという人たちもいらっしゃるわけですね,これは。ですから,連絡がとれないということもあるわけですよ。ですから,そのためには,やはり1年に1回ぐらいのきちっとやっぱり確認をするということが大事じゃないのでしょうか。そうしないと,例えば,黙っていれば,保証人また頭下げていくのは大変だ,もう亡くなったけれども,そのままにしておこうとか,誰だって思いますよ。払わなくていいものだったら払わないほうがいいわけですから。だけれども,そうはいかないわけでしょ,やはり連帯保証人にきちっと責任を持ってくださいという以上は,やはりきちっと連絡をして,案内もして確認もするということが,私は大事だと思っています。そうすれば,必ず連帯保証人さん,常にそういう意識を持っていますから,滞納がありますよと言ってくれば,すぐ行って言って払わせるわけですよ。そうしないと,今言ったように,ずるずる一人で2年も3年も5年もたまっているということは,そういうことがきちっとされていないから結果的にそういうことが起きているわけやというふうに思いますので,これは,一遍に変えられるものではないと思いますけれども,やはり,民間だったら,そこを変えなくちゃいけないといったときには,先ほどもだれか,どなたかおっしゃいましたけれども,今日気づけばあしたからでも変えれるんですこれは。ということをしっかりと頭の中に入れていただいて,改革もしていただきたいということをお願いしておきます。それと,改修について,ちょっと今質問しましたけれども,昨日だったですか,同僚議員の質問の中で建設部長,たしか1月から2か月というような発言をされたという気がしますけれども,出て行かれた後,きちっと入れるようにするまで,その気持ちは今でも変わりませんか。


○建設部長(篠原明博君)


 昨日の答弁の中で,新たな入居に入るまでの期間を約2か月程度という形で申し上げました。それは,標準的な話しでございます。当然,時期によったり,状況によって変わるわけですので,ただ,その期間を短くするということに対しては,その途中,途中で何らかの方法論があるかもしれませんけれども,あくまでも標準的には,この前答弁いたしたとおりでございます。


○28番(下深迫孝二君)


 これもできましたら参考にしてください。民間のアパート,マンション,1週間でできるんですよ。畳屋さん,電話をすればすぐ取りに来て,その日でも納めてくれます。何でかと言うと3DK当たりの畳の枚数って数えてみればすぐ分かるでしょう。6畳3間にしても18枚ですよ。そんなものは,少なからず今日持っていってもらって,明日届くんですよ。ふすま屋さんの張りかえ,3日かかればできるんです。この中にはペンキ屋さんもいらっしゃいますけれども,塗りかえなんていうのは1日でできるんですよ。そして,乾くまで3日と見れば,本当に,やはり皆さん,自分にその家賃が入ってくるんだという仮定をしていただければ,例えば,1週間,10日でやるんですこれは。ですから,そこら辺も,やはり民間の発想を取り入れていただいて,市長はかねがねそうおっしゃっています,民間発想。民間発想っていうのは,無駄は省くっていうことが一番大事なことですから,それで言えば,長くかかろうと短かろうとポケットに入ってくるものが変わらないってなれば,時間がかかってしまうんです。民間はそうじゃないんです。これが入ってこないと飯が食えなくなるというのがありますから,とにかく,急ピッチで,例えば畳屋さんでも,お宅で1日でできないんだったらほかに頼むよって言えば,いや,寝らずでもやりますということは,こう言うわけですから,仕事がないわけですから。そういうこともひとつきちっと参考にしていただいてやっていただきたいなと思います。これも一応提言しておいて,また次の12月議会でも結果がどうだったかということは,またお聞きしたいと思います。それと,その住宅で,市長,昨日抽選にするということをおっしゃいましたね。私は,それどうなんだろうなとちょっと思ったんです。なぜかといいますと,名波ハイタウン,あそこはやっぱり100人ぐらいの方が待っていらっしゃるわけですね。そうしますと,そこにどうしても入りたいという方は,民間の高い家賃を払いながら,空くの1年ぐらい待っていらっしゃる方もいるわけですよ。それを抽選にされた場合,あした行って申しこんでした人と,1年前から申し込んでずっと待っていらっしゃる方と同じ扱いというのは,私は公平じゃないんじゃないかなという気がしてならなかったものですから,この市営住宅の中の件ですので,あえてちょっと質問させていただきましたが,市長その辺はどのようにお考えですかね。


○建設部長(篠原明博君)


 前回もお話しをいたしましたけれども,公募抽せんにするタイミングといいますか,平成22年3月までの申込みについては,それを利用すると,平成22年の4月以降に公募抽せんに入るということでございますので,今おっしゃったように,明日,明後日の云々については,まだ公募抽せんの対象になっておりません。そういうことで,ある程度今申し込みをされた方々は優先的に,22年の3月までは有効であるというふうに理解しております。


○28番(下深迫孝二君)


 22年までと私は言っているんじゃなくて,これからもずっとそういう形で流れていくような気がするんですよね。そうでないと,家は空いた,きれいにした,例えば,3か月に一遍,そういう公募をされる場合に,抽せんをされる場合に,その間,住宅を空けてなきゃいけないんですよ,ということじゃないですか。今日,例えば住宅があいて,3か月後に抽選をしますよと言った場合は。それこそ,今いったように,民間発想から大きく外れています。その間,家賃は入ってこないんですよ。ですから,順番で待っている人たち,例えば,私は今これあいたけれども,ここは4階,2階がいいんだと言った場合は,まだ並んでいる人の一番前に持っていってあげれば,その人は1つ後ろにずれていくということで,私は理解をしています。そしてまた,新築の場合,新築の場合は,当然これは今おっしゃったように抽せんでないと不公平が生じると思いますけれども,そこら辺,ちょっともう1回,部長どうですかね。


○建設部長(篠原明博君)


 今回,公募抽せんにいたしました経緯は,おっしゃっていましたように,長い人で2年から3年待っていらっしゃると,特に,名波ハイタウンにつきましては100名近くがそういう形で待ちであるというような状況を踏まえまして,今後,例えば,そういう順番待ちで申し込みを受けましても,相当先,あるいはそれ以上になるというようなことで,やはり先ほどおっしゃいましたように,どうしても住宅に入りたいっていう方々がいらっしゃるわけですね。そういう方々を優先的に住居に入っていただくためには,やはり公募抽せん的なものが一番いいと考えて移行するわけです。ただ,先ほどおっしゃいましたその期間の,例えば,3か月の間に,空いた期間についてはどうするかという議論もありますので,そこらあたりは,今後抽せんにするまでに,何らか,そういう期間を短くできるような方法は考えていけるものと思っております。


○28番(下深迫孝二君)


 あれは,1か月に1回,抽選をされればいいんですよ。そうすれば,空いている期間というのはないわけですよね。そうしないと,ただ1部屋だったらいいですけれども,部屋のそういうところが10あいていたとすれば,3か月空けたら大変な数になるわけですね,その間家賃は入ってこないわけです。ということを,私は,これを要望という形で,またこれも次の機会に回して質問させていただきたいと思います。そして,連帯保証人の件は,今申し上げましたので,またこれもシリーズということで,またやらせていただきたいと思います。私はシリーズが大好きな男でございまして,それでやっていきたいと思います。そして,消耗品の流し台とか,あるいは畳,これは当然,畳というのは,私は家賃をきちっと払っている人であれば,まあ定期的に替えてあげてもいいんじゃないかなという気がしているわけです。先ほど10年ぐらいということでおっしゃいましたけれども,今カーペットを敷いたりしていますと,10年ぐらいでもきれいにしています。そこは傷みさえなければですね。そういう形で,長い人は,本当20年とか,25年入っていらっしゃるんですよ,これは。私の知り合いの方でもそういう人はいますから,そうしますと,家賃さえきちんと払っている人は,いいお客さんなわけです,これは,滞納もしないわけですから。そこら辺は部長どのようにお考えですか。ただ,場所によって違いますというようなことでしたけれども,もう何も言ってこなきゃ20年でも取替えはしないと,あるいは,言ってきたら,これはもうやかましいことを言ってくるから取替えてあげようとか,そういう感覚ですかね。それとも,きちっと市の基準で,10年したら取替えますよとか,そういう基準はまだできていないのですか。


○建築住宅課長(矢野昌幸君)


 この件につきましては,合併協議会の中で廃止ということでなってはおるんですけれども,実際,おっしゃられるとおり,床板などにつきましては,老朽化ということで修繕を行っているわけですから,やはり,この畳につきましても,何らかの形でやはり検討をしないと,このままではやはり入居者の方から不満が出てくるだろうと考えております。


○28番(下深迫孝二君)


 ふすまとか,こういうものはやっぱり建具は自分でできるにしても,畳っていうのは,家賃をもらっているので,当然これはもう消耗していくものだろうと私は思います。そしてまた,流し,これは今修理されている方,市の行政の皆さん方行って,先に点検されているのかどうか知りませんけれども,全くひどいものです,これは。要するに,ゴキブリの巣になっているような,上に修理される方が,きれいなベニヤ板をぽんと置かれて,くっつけてある。私は,息子が貸していただいたとき,行って流し台を外してみましたら,ごみ袋でオーバーに言うと,まず4分の1ぐらいのいろいろな巣みたいなのがたまっていました。だから,これはもう撤去してくれと,自分で金は払うということで,言ってしましたら,掃除,まだ国分のころですけれども,いや,これほど傷んでいれば,市で取替えますと言って取替えられました。そんなものも確認しないで,ただ修理でぽんと入れて,ベニヤ板をボンドでくっつけさせてしていれば,そうでなくても,ゴキブリがいっぱい出てくるわけです,床が全部つながっていますから,市営住宅っていうのは。そういうことも,今きちっと点検をされていますか。今点検をしに行って,何日で,どうとかこうとかっていう答弁が,前もされておったようですけれども,行かれたときは,どういう部長は部下に対してチェックをしてきなさいということを指示されていますか。全く,それとも,担当の独断でされているのですか。


○建築住宅課長(矢野昌幸君)


 流しにつきましては,やはり現場でうちの担当の職員が立ち会いまして,どこまで修繕をするかということを,やはり決めまして,その後,修繕ということにして,クリーニングにつきましても,以前はよくなかったというような話しも聞いております。それで,特にもう,今入居される方は,クリーニングが悪いともうすぐ苦情につながっておりますので,クリーニングについても,なるべく念を入れるようにということで指示はしております。


○28番(下深迫孝二君)


 なるだけ,念を入れるようじゃなくて,きちっとした点検をしろという指示をしていただきたいと思います。やはり,今からそこに住んで,たとえ3年なり5年なり,住みたいという気持ちで,そこを応募されて当たって入られるわけですよね。そういう方が入った途端に,水道の水は漏るは,あるいは配水管のところはひびが入っているわというのでは,やはり新しい,せっかく生活をされようとする人たちもいい気持ちはしないわけですので,同じ最初に貸してあげるなら,きちっとした形で提供していただくと,そして,家賃もきちっと払っていただくということでお願いをしたいと思います。それでは,もうこの市営住宅の件は,また次の機会に,時間もあまり残っておりませんので,入りますけれども,この喫煙の件ですね,教育長,今たばこ税が霧島市にいくら入ってきているか,ご存じですかね。


○教育長(?田肥文君)


 私は分かっておりません。


○財政課長(塩川 剛君)


 たばこ税の実績でございますけれども,平成19年度実績で7億6,814万5,000円でございます。


○28番(下深迫孝二君)


 7億円もたばこ税をいただいているんです。そして,今たばこを吸われる方,どこに行きましても,まるで犯罪者みたいですよね。こそこそこそこそ行って,たばこの吸うところに行って,こうして吸われています,気の毒でなりません。吸わない人にしてみれば,煙っていうのは,嫌です。僕も9年ぐらい前までは吸っていましたけれども,飲めば一晩で1箱吸うっていうぐらい吸っておりましたけれども,きちっとたばこを買う金がなくなったらきちっとやめられましたので,今吸っておりませんけれども,やはり,市役所の中も,もう少したばこを吸うところをきちっとつくって,私はやるべきだと思っているんですよ。そうしないと,市長,たばこの好きな人は1時間置きに下まで吸いに行かれています。8時から始まって5時まで,今職員さんの手当,かなり高い手当を給料としては払っていらっしゃると思うんですけれども,随分,無駄じゃないですかね,私はそう思っているんですよ。各階にきちっと換気扇をつけて,前あったように,ああいう機械じゃなくて,換気扇でいいんです,換気扇3,500円ぐらい出したら立派な換気扇が買えます。あれをちょっと壁を破ってもらって取りつければ,煙は全部外に出てしまうんですよ。下で吸われている煙も全部外に消えているんですよ,部屋の中に入ってこないから下で吸いなさいということであの倉庫のところで役所の方吸われているでしょ。今議会の後ろに行ってみてください,たばこのにおいが蔓延していますよ,機械が置いてあっても。なぜかといいますと,それは,機械が吸っても,煙は外には出ていないからなんですよ。あんな高い機械を買うよりか,3,500円の換気扇買ってつけたほうが,よっぽど行政の財政も圧迫しませんし,そして,皆さん方,たばこを吸いたい人も,気がねをせずに吸えるんです。どうですか,これ,各階に,例えば,今言ったような形で,たばこを吸える場所を,きちっと設置されたらどうですか。整備をされませんか,市長。


○市長(前田終止君)


 この喫煙のことにつきましては,私自身も,たばこを実際,この3月いっぱいまで吸っておりました。熱心に,真面目に吸っていました。しかし,4月から思い切って,10数回ですけれども,10数回目ですが,禁煙をいたしまして,今日に至っております。ですから,申し上げたいのは,吸われる方の気持ちは10回以上禁煙をいたしていますからよく分かっております。しかし,一方,健康増進法,この健康という問題をお互いしっかり考えていかなきゃならない。それで,私のところには,市民の方々の目線から見た声というものも寄せられております。もろもろ喫煙に対する考え方,いろいろな指摘をいただいていく中で,やっぱりこの公的空間エリアにおける喫煙の姿については,しっかり考えて対処しなきゃならんと。よって,結論は,私たちの本庁,総合支所,もちろん学校教育関係,そういうことについては,ご承知のとおりの覚悟をして,皆さんにお示しをし,今その状態にあると。そして,もしこれを議員ご指摘のとおりの,いわば手法だけでは,私の検討をさせた考えではそうならないと検討報告を聞いております。1か所当たり,仮に,しっかりした喫煙室を設けるとなると数100万円どうしても囲みをつくって,ほかに受動喫煙にならないようにするには,しっかりした将来に頼るものをつくれば,どうしてもそうなっちゃうということで認識いたしております。そういう意味では,本庁に1か所じゃ少ないから,2か所なり,あるいはもう1か所なりと,隼人と国分にそれをやると,あと総合支所に1か所ずつ全部やると,そうすると,掛けるいくらになりますか,そうなりますと,市民的理解とか,あるいは健康とか考えますと,今の今まで吸って,10回以上禁煙した経験のある私から見ても,なかなか進めがたいという点がある。それを議会が先頭に立って,つくれ,つくれということを私はなかなか,市民的理解は得られないんじゃないかなということを懸念いたしているわけであります。


○28番(下深迫孝二君)


 市民の目から見ればそうでしょうけれども,やはり,たばこを吸う人に,私も聞いてみました。おはんたちはたばこもやめきらんじなと,その人たちがおっしゃるには,おれたちは意思が強いんだと,何を言われてもやめないんだから意思が強いんだとおっしゃるんですこれは。ですから,いくら健康とか,云々おっしゃっても,やはり吸われるんですよ,これは,命がけで吸っておられるということですから,ですから,そう考えれば,やはり,今言ったように,7億6,000万円というたばこ税も入ってきているわけです。せめて犯罪者じゃないわけですから,たばこぐらいは堂々と吸わせてあげればいいんじゃないかなという私は気がしてならないんですよね,これ。それは市長のいろいろな思いもあるでしょう。教育長にお尋ねします。それは外で吸えば,学校,非常に室内には煙もこないしいいと思います。国分中央高校,非常に通りも多いです,先生たちが,あの門の外で時間を気にしながら,こうして吸っておられますね。そしたら,そういうのは,市民の側から見られて,どのように考えられますか。


○教育長(?田肥文君)


 国分中央高校につきましては,私もそれを見まして,校長に早速検討するように,昨年申し上げたところであります。校門付近というのは,非常に見苦しいということで,今,今年4月からは,多分あそこでは吸っていないはずでありますが,吸っておられますか。私は吸っていないというふうに思っております。確かに,この健康増進法という趣旨は,受動喫煙を防止するためなんです。受動喫煙がないようなところで吸うことはいいのではないかと,私は内申思っているんですけれども,これが県教育委員会から出された通知によりますと,学校とか,特に,子どもたちに影響がある学校においては,敷地内禁煙ということになっているものですから,非常に苦慮をしているというところが現状であります。私は,だけど実際校長をやってまいりましたので,産業医に伺いました。産業医は何とおっしゃったかというと,事業所は事業所内で起きたそういうごみとか,いろいろなものは,その事業所が責任を持って処理すべきだと,それを外にまき散らすというのは,言語道断だと言われまして,そうだなという,私も内心は思っておりまして,生徒とか,子どもに影響のない,受動喫煙を防止すればいいという考え方でおります。


○28番(下深迫孝二君)


 私も今それを言おうと思ったんですよ。学校内では吸うなと,それでは学校外で吸った場合は,そこを通られる方は,いやが応でもその煙を吸わされるわけですよ。他人の迷惑を顧みずっていうのは,まさにそんなようなことですね。ですから,やっぱり各学校も,先生方はストレスのたまる仕事だそうです。そして,たばこを吸うことによって,そのストレスを発散して,そして,また楽しく授業ができるという先生方もおられるように聞いております。役所の中にも半分以上がたばこを吸われる方,ストレスがいっぱいたまって,下に走っていって,一生懸命こうして煙と一緒に,それをそこで出しておられるんじゃないかという気がしてならないんですけどね,やはり今言ったように,これは法的に縛りがしてあるわけでもないわけですので,例えば,もう少し,吸われる場所を増やすとかということも考えてみてはどうでしょう。これは,私はそのように考えております。吸うよりか吸わないほうがいいわけですけれども,さっきも申し上げたように,命をかけて吸っておられる方は吸っておられます。これはもうそれを吸わないと体がもたんという方もおられるわけですので,そこらも再度,また検討もしていただきたいと思います。そして,各公共施設においても,当然撤去の形で,ほとんど外で吸いなさいということですけれども,外で吸われても決して他人に迷惑をかけていないということではないですので,やはり,施設内で出た煙は,施設内で処理をする,まさに産廃と一緒だと思います。霧島市で出たものは霧島市で処分をするということで検討いただいて,やはり,たばこを吸う人たち,7億6,000万円の税金も払っていただいていることも事実でございますので,検討していただくようにお願いを申し上げて,時間もありませんので終わります。


○議長(西村新一郎君)


 先ほどの件は,まだ数字は出ませんでしょ,出ていない。以上で下深迫孝二議員の一般質問を終わります。ここで中村税務課長より徳田拡志議員の質疑に対する補足説明をさせていただきたいとの申し出がありますので,発言を許可いたします。


○税務課長(中村 功君)


 徳田拡志議員の質疑の中で,所得税から住民税への税源移譲は一元化かという問いに対し,フラット化ですとの答弁をいたしましたが,誤解される表現となっておりましたので補足説明をさせていただきます。先ほど私が申し上げたフラット化というのは,住民税の税率が,今まで3段階であったものを,一律10%にするというものであります。住民税が増える分は,所得税を引き下げることで住民税と所得税をあわせた税額は税源移譲前後では変わらない仕組みとなっております。よろしくお願いします。


○議長(西村新一郎君)


 次に,38番,田代昇子議員より1件通告がされております。したがって,田代昇子議員の発言を許可します。


○38番(田代昇子君)


 議長の許可をいただきましたので,通告に従い,1点について質問申し上げます。その前に,私はしんがりを務めさせていただきます,お疲れでしょうけれども,もうしばらくご辛抱いただきたいと思います。ただいまの下深迫さんのご質問で少しリラックスされたかなと,そのような気がしております。よろしくお願いいたします。昨日の台風を心配しましたが,今朝ほどの市長の報告がありました大きな災害にならずほっといたしたところでございます。9月1日は,突然の福田総理の辞任表明で日本中が混沌となり,閉塞感が漂い,先行き不透明さを感じずにはいられない思いでございました。早急な,正常な国政運営がなされ,国民が安心した生活ができることを願っております。8月には,中国でスポーツの祭典,オリンピックが繰り広げられました。多くの世界中の人々が感動いたしたことでしょう。特に,霧島出身の前田美順選手の活躍には,多くの人々がさわやかさを感じたことでございました。さらなる活躍を願うものです。10月には,鹿児島県で全国ねんりんピックが開催され,本霧島市でも3つの競技が予定されていますが,成功を願うものでございます。さて,急速に進む少子高齢化は,いろいろな分野では課題が数多く山積しているようです。子ども自身に関する課題,子どもと親をめぐる課題などとして家庭教育のあり方に問題があるのではないかと言われます。また,地域の教育力の大切さが言われます。さらに,青少年の非行も激増しております。安心,安全のまちづくり,市民全体でまちづくりの活動が展開されていることは大変心強いことでございます。近年,行政や市民団体の中で子育て支援がなされつつありますが,さらなる子育て支援の輪が活発になるような環境をつくってやることが大切ではないかと思っております。高齢者に関しては,高齢者が健康で地域の中で阻害されず,それぞれの役割を果たし,自己を発揮しつつ,活動ができていくことだと言われます。特に,まちづくりに,団塊世代の活躍を大きく期待していけるような整備をする必要はないのか考えるものです。これからのまちづくりは,市民が主役だと言われますが,行政にとっても市民の力を活用していくことが求められていると思います。協働,共助の理念が大切です。そして,学習の場や活動の場に子どもたちを巻き込み,ともに活躍していくことが健全育成を促し,社会的波及をし,地域に根ざした教育力の創出をしていくことは,生涯学習のまちづくりに大きく寄与するものです。特に,中高年の生きがいづくりにもつながっていくものと思うことです。それでは,生涯学習についての1点について質問を申し上げます。簡潔なご答弁をお願いしたいと思います。霧島市は,7つの市町が合併しました。現在,それぞれのまちに社会教育の拠点になる条例公民館である中央公民館,地区公民館などがありますが,現状としてどのような体制で生涯学習の指導や運営がなされているのか現状をお尋ねします。その2点目に,公民館は,社会教育の機関の中心的施設であると思います。地域の教育機関としてかけがえのない実践を展開する場ではないかと思うのです。今後の方向性について意見を求めるものです。その3点目,社会教育関係団体の定義についてお尋ねするものです。法人であると否とは問わず,公の支配に属さない団体で社会教育に関する事業を行うことを主たる目的とするものをいうとあります。具体的にどのような団体なのか,指導とか育成などなされているのかお尋ねするものです。人を教える行為が介在しても単に人の知識を豊富にしたり,その関係を高めたりするだけの事業であって,計画的,その達成を図るのでないものは該当しないとありますが,それでよいのか。4点目,社会教育法では,社会教育施設の設置及び運営について,地方公共団体の任務として定めてあります。第一次的には,地方公共団体であると示されているようですが,これからは官と民が一体的に生涯学習のまちづくりを進めていくことが大切ではないかと思っております。教育長のご意見をお尋ねするものです。以上で,壇上での質問を終わり,ご答弁によっては自席からの再質問をお願いして終わります。


○市長(前田終止君)


 田代議員から生涯学習1点につきまして質問がございました。その1につきましては,私のほうから答弁をいたします。そのほかにつきましては,教育委員会が答弁をいたします。霧島市教育委員会が所管をしております社会教育の拠点としての条例公民館は,拠点公民館,いわゆる中央公民館として,旧市町に1つずつの7施設,福山地区に公民館分館1施設,旧国分市以外に地区公民館として26施設のあわせて34施設を管理いたしております。社会教育法第20条において,公民館は市町村,そのほか一定区域内の住民のために,実生活に即する教育,学術及び文化に関する各種の事業を行い,もって住民の教養の向上,健康の増進,情操の純化を図り,生活文化の振興,社会福祉の増進に寄与することを目的といたしております。本市の公民館は,合併前の旧市町7地区それぞれに公民館運営審議会を置き,中央公民館には館長や社会教育における専門職員として,社会教育主事等を配置しております。そのほかには,旧隼人町,旧牧園町の地区公民館に非常勤職員の公民館主事等を配置しております。それらの公民館においては,公民館講座等を中心とした市民の皆様への生きがいづくりや仲間づくり,子育てに関する学習活動の機会の提供など,各種事業を企画,実施をし,地域の社会教育の拠点としての事業を展開しているところであります。


○教育部長(藤田 満君)


 生涯学習についての2点目についてお答えいたします。先ほど申し上げました公民館主事等が配置されている21公民館においては,市民の方々が身近に学習できる中核的施設としてグループ学習など集団で学習する機会が多くあり,学び合う人たちのコミュニケーションづくりに貢献いたしております。7つの拠点公民館では,年間事業計画に基づき,年10回の公民館職員研修会を開催し,市民の多くの皆様に,公平にご利用いただくための指導方策について協議を重ねております。また,公民館運営審議会委員の皆様に,今後の公民館事業のあり方や方向性についてご意見をいただいているところであります。これらのご意見を参考にしながら,今後,市教育委員会が所管する第34条,いわゆる条例公民館の事業推進及び方向性について検討してまいりたいと考えております。3点目の社会教育団体の定義についてお答えいたします。ご質問でもありましたが,社会教育法第3章の第10条に,この法律で社会教育関係団体とは,法人であると否とを問わず,公の支配に属しない団体で,社会教育に関する事業を行うことを主たる目的とするものをいうということでございますが,要するに,幅広い定義といたしまして,本条に規定してありますように,法人であるかないかを問わない,それから,行政の支配下にない,そして,社会教育に関する事業を主目的とすること,この3つの要件を満たしたものと示されております。4点目についてお答えをいたします。生涯学習によるまちづくりとは,学習活動で得た知識を個人や団体が地域活動で発揮し,地域の活性化に生かしていくことと理解をしております。本市教育委員会では,さまざまな学習機会を提供し,市民の皆様が,そこで得た学習の成果を発揮できる場の提供を進めております。例えば,公民館教室では,生け花の講師が手話講座で学習され,その成果を生かして,手話生け花講座を開設したり,また親子体操,リズム体操の講座では,受講生が,その後の講座の講師として活躍をされております。また,官と民が連携した取組といたしましては,大学,高専とのニューライフカレッジ霧島の社会人講座や生涯学習ボランティアセンターが呼びかけて多くの企業や団体,市民が参加しているボランティア活動などがあります。そのほかに,わんぱく霧島っ子育成プランによるリーダー性を持った青少年の育成事業,青少年の海外派遣,地区子ども会活動,スポーツ少年団活動などもあります。教育委員会といたしましては,このように官と民が一体的にまちづくりに取組むことは,とても重要なことでありますので,今後さらに充実してまいりたいと考えております。


○38番(田代昇子君)


 それでは,ご答弁をいただきましたので,順次質問申し上げてみたいと思います。ご答弁の中で,生涯学習の拠点,公民館が7つ,それから福山の分館,それら地域公民館が26あるようですが,それぞれの7地区に公民館審議会を備わっていますけれども,そこの中に,中央公民館には,専門職として社会教育主事を配置し,そのほかに,地区公民館には非常勤職員の公民館主事を配置されているというようなご答弁があったようでございますが,ただ1か所しかない国分中央公民館については,主事の職員は専門職なのかあるいは非常勤職員なのか,ご答弁をお願いしたいと思います。


○教育部次長兼生涯学習課長(野村 望君)


 お答えをいたします。現在,国分地区公民館では,非常勤の専門指導員,学習専門指導員と,それからしみん学習支援公社から派遣されております指導員,そして,管理的な部門を業務としております指導員3名体制でございます。


○38番(田代昇子君)


 今ご答弁の中で,国分地区のことを申し上げましたけれども,指導員は1人ということでございますか。管理をされる方々を含めて3名ということで理解してよろしいですか。


○教育部次長兼生涯学習課長(野村 望君)


 3名でございます。


○38番(田代昇子君)


 私は,指導員のことを,主事か主事補の嘱託で頼んでいらっしゃるのかって質問を申し上げました。管理を含めて3人というようなふうなご答弁だったのかな,そのように理解してよろしいのかどうか,今お尋ねしたところです。


○教育部次長兼生涯学習課長(野村 望君)


 そのとおりでございます。


○38番(田代昇子君)


 それから,条例公民館に,いわゆる中央公民館ですけれども,公民館運営審議会を置くとありますけれども,この審議会のメンバーとして,何名いて,年何回ぐらい会を重ねて,どのような審議をされるのか,そこら辺を聞かせていただきたいと思います。


○教育部次長兼生涯学習課長(野村 望君)


 審議会では旧市町7地区にそれぞれ10名以内の委員で構成されております。そして,全体で60名いらっしゃいます。で,開催は,それぞれ7地区とも年2回開催しております。そして,内容といたしましては,各公民館のあり方や運営などについて十分審議をいただいているところございます。


○38番(田代昇子君)


 各地区10名以内ということでありますけれども,現実として七,八名なのか,地域によって違うのか,そこら辺も聞かせていただきたいと思います。


○教育部次長兼生涯学習課長(野村 望君)


 それぞれの地区10名以内と定めてありますけれども,その10名で構成されております。


○38番(田代昇子君)


 今のご答弁を聞かせてもらいましたけれども,どこの地区は10名,ここの地区は8名とか,そういう差はないのかどうかっていう意味でご質問申し上げたと思っていますけれども,そこら辺どうでしょう。


○議長(西村新一郎君)


 野村次長,それぞれのところの人数を報告してください。


○教育部次長兼生涯学習課長(野村 望君)


 7地区とも10名でございます。


○議長(西村新一郎君)


 ちょっと待ってくださいよ。そうしたら数字が合わないんじゃないの。先ほどの答弁と合わないよ。総体で60名って言われて,それで7地区10名ずつやったら70名になるんじゃない。


○教育部次長兼生涯学習課長(野村 望君)


 失礼しました。今,それぞれの審議会委員の数は把握しておりませんので,後をもってお知らせいたします。失礼しました。


○38番(田代昇子君)


 20年度定期講座の案内を見させてもらいましたけれども,短期講座は別としまして,20年度が151講座あったようでございます,公募がされておりましたけれども,隼人が65教室,それから,牧園が6教室,溝辺が14教室,横川は9教室,福山が6教室,霧島が6教室,国分が45講座がありましたけれども,開設して,施設といたしまして,条例公民館では,隼人が10カ所において65講座が開設されているのに比べて,国分地区は,中央公民館が1か所で開設をされていて,それに自治講座も含めると本当に数が多い中で,公民館自体の混雑というのか,困窮状態が続いていると思いますけれども,申し込みの中で,市内どこの地域で受講してもよいですよということでございますけれども,市民にとっては,日常生活圏に文化的な最低限度の利用ができることが求められているのではないかと思うのですけれども,教育長,その辺のところの格差っていうのでしょうか,そこ辺はどのように最高責任者として考えていらっしゃるのか,ご意見を聞かせていただきたいと思います。


○教育長(?田肥文君)


 この公民館の講座数につきまして,今非常に,国分は人口も多いのに,たった1か所であって講座数も少ないじゃないかというようなご質問かと思います。旧隼人町は,条例公民館が8つございます。で,この旧国分市は,中央公民館1つということで,私ども教育委員会が所管しております公民館としては,隼人の講座数が非常に多いというのは8つを合わせてのことでございまして,1つの公民館で45講座というのは,非常に多く設定をしていると思います。で,その格差といいましょうか,差はどう考えているかということでございますけれども,この合併前に,公民館を私ども教育委員会が所管する公民館を,このように1つ国分はされたということですので,それ以上,私がどうこう答えられるものではございませんので,ご理解いただきたいと思います。


○38番(田代昇子君)


 今申し上げたのは,今こういう状態の中での教育長の気持ちというのか,感想というのか,それをお聞きしたのであって,前からの旧町の引き継がれた部分だと,私もそうちゃんと分かっておりますが,そこら辺をお尋ねしたかったのでございます。ご答弁いただけるかしら。


○議長(西村新一郎君)


 続けてください。


○38番(田代昇子君)


 大変難しいようでございます。これからの課題ではないかなと思っております。それから,7つの拠点公民館でも先ほど職員の研修を年10回ほどしていますよっていう説明がありましたけれども,参加情況っていうのは,どのようでございますでしょうか,やはり,やっぱり市民の人たちが寄って学習するので,やっぱり指導っていうのか,そこら辺が非常に大切は部分ではないかなと,アドバイスっていうのか,そのような意味で研修がどのように反映されていくのかなって,そのような気がしましたので,ご答弁ください。


○教育部次長兼生涯学習課長(野村 望君)


 公民館職員の研修会,その研修会では,年間事業計画に基づきまして,経過情況や実施後の反省,あるいは課題等について,またテーマを絞っての協議とか,意見交換をしております。特に,本年度は,講座や講師の選定,それから,内容等について,今検討を進めております。この研修会は,職員としての認識を高め,そして,資質向上を図るための最良の場であると捉えております。


○38番(田代昇子君)


 今答弁をいただきましたけれども,方向性についてということであったようでございますが,例えば,どのような声があるのか,差し支えなかったらお聞かせいただければ,1点でも2点でもよろしくお願いしたいと思います。


○教育部次長兼生涯学習課長(野村 望君)


 その職員研修会での声といいますか,それぞれの地区での講座を運営していく中で,大変市民の方から好評な講座の感想とか,逆に,また新しい別な,こういう講座を来年は,是非検討していただきたいとか,そういうような市民の皆様からの声が直接届いておりますので,それをまた研修会の中でお互いに出し合いながら,プラスの方向へ進めていっているところでございます。


○38番(田代昇子君)


 先ほど説明の中で,社会教育関係団体の定義については,ご答弁をいただいたわけですけども,具体的に,端的に言うと,どのような団体であるのか,よろしくお願いしたいと思います。


○教育部次長兼生涯学習課長(野村 望君)


 具体的に申し上げますと,子ども会,それから青年団,そして,女性団体,そしてPTA,そのほかに体育協会とか,文化協会などがございます。


○38番(田代昇子君)


 よく分かりました。それでは生涯学習の教育行政から一般行政への切替えについては,地方教育行政法の改正で2006年教育基本法の改正がされておりまして,文化とか,スポーツとか,生涯学習支援に関する事務を市町が担当することを選択できるように方向性が打ち出されているのではないかと思いますが,どうでしょうか,企画部長,そこら辺は把握されていましたらお聞かせいただきたいと思います。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 平成19年3月に全国市長会が,教育における地方分権の推進に関する提案ということで,地域の教育力を高めるためにというのを出しておられます。この中身を少し紹介させていただきますと,教育は,市町村における総合行政の重要な一分野であり,他の行政との関連も深いって前置きがありまして,そして,文部科学省及び教育委員会を中心とした教育の専門機関のみでは対応しきれない課題も多い,したがって,他の行政部門との連携はもとより,経済的,福祉的側面等からの支援など,地域社会における総合的な取組の必要性が,今後ますます高まることが考えられると,そして,特に,昨今生涯学習の重要性がうたわれ,地域住民が生涯にわたって学べる環境を整えることが求められることから,生涯学習については,社会教育も含め,住民に身近な市町村が取組むことが適当であると,こういった提言を全国市長会が出しております。そういったことから,今議員も言われました,地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正が今年4月からなされまして,それまでその法の第24条の中に,スポーツに関すること,文化に関することというのが教育委員会の職務権限として持っておりましたけれども,今回,法改正によりまして選択できると,市町村によって,条例によって選択できるという旨が書かれたと理解しております。


○38番(田代昇子君)


 少し質問が前後しましたけれども,霧島市が誕生して3年になりますけれども,それぞれの団体の合併が非常に問題になっておりまして,もう既にPTAとか,あるいは生活改善グループとか,いろいろ合併しているようでございますが,先ほど社会教育の中に女性団体もということでありまして,そのように私も理解しておりましたけれども,非常に合併することの難しさというものを非常に感じております。ということは,これまで長年地域の中で地道に活動してきた経緯もあって,しかも,こだわりというのがあるのでしょうか,難しさがあります。やはり,そこをきっかけづくりとか,後押しとか,行政の専門的な助言,指導というのが必要ではないかと,かねて感じているわけですけれども,そこら辺を教育委員会どうでございましょうか。


○教育部次長兼生涯学習課長(野村 望君)


 社会教育関係団体の一本化が進みます中で,今議員がおっしゃいましたように,もろもろの事情等があって,なかなか合併へ進めない団体があるようでございます。そういう中で,関係団体が気持ちを一つにしてレールが敷かれるように,今後私ども行政でも努めて指導,あるいはアドバイス,そういうことを進めてまいりたいと思っております。


○38番(田代昇子君)


 努力をしてくださるということですので,是非ご期待を申し上げておきたいと思います。先ほど,子どもの,青少年の育成とか,それから海外派遣とか,地域の子ども会とか,スポーツ少年団なんかが活動しているのをおっしゃっていただきましたけれども,社会教育活動団体と,それと生涯学習の分野の理解,どこまでがどうなのか,線引きが大変難しいところでございますけれども,例えば,青少年の育成事業とか,青少年の海外派遣なんかは,どの分野なのか,もう一遍聞かせていただきたいと思います。


○総務課長(阿多己清君)


 今,言われました青少年の部分は,当然,総務課にも市民運動推進室がございまして,そちらのほうで生涯学習の一部をそういう分野を担っているということでございます。そして,青少年の部分というのは,私どもの総務課では,道義高揚,豊かな心推進事業という部分で,その事業の中で啓発学習事業とか,青少年健全育成事業,それから環境文化事業ということで,大きく3つに分けた事業を展開しております。その青少年健全育成事業の中で,海津市と姉妹都市を結んでいる事業も,その中にも当然入っているんですけれども,私どもの道義高揚の部分では,海津への青少年の派遣ということで,教職員の先生方も含めまして毎年派遣をしている事業でございます。そして,海外においては,国際交流の部分が担う事業がございますので,そちらで展開していることになります。


○教育部長(藤田 満君)


 国際交流の関係が少しございました。教育委員会でも一部実施をしている部分がございます。旧溝辺町地区でスタートしておりました事業を,そのまま新市でも引き継いでおります。韓国釜山にございます培英小学校との交流を溝辺町にあります小学校が一緒になって,そしてまた民間の方々とも一緒になりましての交流が続いているところでございます。今回からは,霧島市全域に広げまして,その交流を新たに始めたというところでございますが,残念ながら,今年は韓国とのいろいろ問題もございまして,この夏に予定をしておりましたが,訪問することができませんでした。改めまして,また状況を見ながら,何とか今年度の中に実施できるように,今その作業を進めているところでございます。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 国際交流の部分につきましては,国際交流協会に補助をいたしまして,アメリカとかマレーシアとか,中国とかに派遣をいたしております。


○38番(田代昇子君)


 条例の中に地方公共団体の任務で,すべての国民があらゆる機会,場所を利用してみずからの実生活に即した文化的教養を積み重ねられるよう連携の確保などが配慮すべきものと示されておりますが,また生涯学習の振興のための施策の推進体制などの整備に対する法律の施行令があり,その中に,一体的かつ効果的な事業を進めるには,教育委員会以外の部局との連携が重要とされているということがうたわれておりますが,このことについて,市長部局のお考えを重なる部分はあるかなあって思いますけれども,再度お願いしてよろしいでしょうか,よろしくお願いします。


○総務課長(阿多己清君)


 今,総務課では,先ほども申し上げましたけれども,市民運動推進室を設置し,道義高揚運動を中心として,いろいろ事業を展開してきております。その市民運動推進室の中に,生涯学習の部門を一部担うという文書をいただいていますので,取組んでいるところなんですけれども,先ほど申し上げました道義高揚運動の関係の事業が,かなり多くございまして,青少年に関すること,それから生涯学習に関する事業っていうのが,若干不足しているのかなという部分は反省をいたしております。ただ,この豊かな心の推進の中で生涯学習の事業も進めているんですけれども,現在,本部役員会,代議員会,そして,学習部会等において,この生涯学習の推進について,話し合いをしていただいているところでございます。現在,他の市では,市長部局にそういう生涯学習の窓口というのを設けて,いろいろ事業を展開されていらっしゃるところが少しずつ増えてきているんですけれども,これは,平成2年に設けられました生涯学習の振興のための施策の推進体制等の整備に関する法律というのが平成2年にできておりまして,これは,国と県が主で,国と県の事業の推進のための1つの法律なんですけれども,これを受けて,各市町村が,それぞれ市長部局等において展開されているところでございます。私どもの霧島市も,そういう事業計画等を整備すべきところなんですけれども,まだ霧島市が,ちょっとそこまで取りかかれていないところでございます。今後は,本来の生涯学習の事業展開する部分で,本来の組織のあり方というのも含めまして,行政改革推進課やら教育委員会事務局と協議を重ねて,本来の生涯学習の推進体制の構築ができるように努力していきたいと考えています。


○38番(田代昇子君)


 前向きなご答弁をいただきました。参考になりますので申し上げてみたいと思います。先月の末に志布志の生涯学習について勉強に行ってまいりました。志布志の生涯学習の歩みは,人づくり,仲間づくり,まちづくりのもとに,人が輝くまちづくり,触れ合い,学び合い,高め合いをテーマで志布志生涯学習センターを拠点にして,すばらしい学びの事業がなされておりました。内容に入りますと,志布志は3万5,000人のまちでございます。生涯学習を生涯学習センターに設置運営しています。市の職員2名,民間の嘱託職員4名と生涯学習推進委員35名が企画委員を兼ねながら事業が進められておりました。その中に,知的学習活動として生涯学習講座が130,生涯学習フェスティバル2,さわやか大学あるいはパソコン講座,土曜キッズディ,まちづくり出前講座などがあり,公的の学習活動で創年市民大学17回,地域アメニティ養成講座,平成子どもふるさと検地などがなされておりました。このような盛りだくさんの事業のほかに,自主講座,短期講座もあり,本当に精力的に事業が進められていました。この事業を進めるには,生涯学習実施母体製図,いわゆる基本計画的なものですけれども,作成しながら施策が進められておりました。予算についても,志布志は生涯学習推進費,19年度で2,550万円,創年市民大学委託料135万円,ボランティア活動センター費29万円,合計約2,700〜2,800万円ぐらい使っていましたが,霧島市の生涯学習費の予算はどのくらいになっているのか,計算ができなかったらよろしいですけれども,確認されておりましたらお聞かせいただきたいと思います。


○教育部次長兼生涯学習課長(野村 望君)


 今予算の質問をいただいたのですが,今ちょっと把握をこの場でしておりませんので,また後ほどさせていただきます。


○38番(田代昇子君)


 本当に志布志は少ない予算で効率的に生涯学習のまちづくりに向けて施策が取組まれて関心することでございました。そして,公的な学習活動で,創年市民大学が開設されておりましたけれども,これはまちづくりの人材育成という意味を大きく持っていたようでございまして,講師の中には,大学教授,九州内の市長,美術館長,民間の活動家など,講師がずらり,年間17回開設されておりました。その他のまちづくり出前講座では,生涯学習課,保険課,環境課,消防署,土木課,水道課,総務課など45回開催されておりました。昨日,市長のご答弁の中で環境エコ問題の出前講座を国分生活学校で開催したことを発表してくださいまして,受講された皆さんは,大変楽しかった,分かりやすかったと喜んでいただいて,エコ活動がこれで実践できるかなというような話しを聞くことでございましたが,もっと出前講座なんかに取組んでいただくと,本当にすばらしい,皆が,市民が分かりやすくていいのかなっていうことを感じることでございました。市長,このような活動をいかが捉えてくださったか,ご意見を聞かせていただきたいと思います。


○市長(前田終止君)


 生活学校等で熱心に長い間仲間がともに頑張られている姿を,年間を通じて何回かご案内もいただいたりして,勉強も,またその場面も見させていただいたりしているところでございます。志布志の事例等をお話しいただきましたけれども,創年市民大学,福留先生あたりが中心になってご指導をなさっているというふうにもお伺いいたしておりますけれども,私どものこの霧島市にとっても,いろいろ今までの事例が,特に隼人を中心として,事実としてやっぱり合併前,多くの努力が重ねられてきた経緯も生涯学習の面においてはあることも率直に評価もいたしております。これを霧島市全体のものとして,さまざまな生涯学習の形態を磨き上げて,教育委員会の側と私どもの市長部局と力をあわせ合いながら,この霧島市に暮らして,住んで,学んでよかったという,そういう方向を目指して頑張ってまいりたいと認識いたしております。


○38番(田代昇子君)


 ただいま市長からご答弁いただいて,先ほど聞けなかった部分を聞かせていただきました。非常に市民にとっては何が原因なのか分からないままに,非常に不満が,隼人と国分の違いとでも申しましょうか,そのようなのを感じ取っている部分が多いようです。是非前向きな取組をしていただきたいなと思っています。私は,ここに参考になりますので,これが言いたかったので質問させていただきましたけど,市町村教育委員会事務局の望ましいあり方を考える特集の中に,社会教育施設から見た市町村教育委員会の問題点と今後の方向性という記事の中に,生涯学習と社会教育は,共通性が多く違いが分かりにくいところがあるんだと,生涯学習という言葉は,一定度定着したが,生涯学習と社会教育の概念の混同があると指摘されていることが多い。また,社会教育を意図的に生涯学習と呼びかけてきたという,これまでの経緯もあるのだと,また,私たち自身も,生涯学習は分かっているつもりでおりましたけれども,この質問をするについて勉強する中に,私も半分,分からなかったんだっていうような思いもさせてもらいましたけれども,また中央審議会答申で,施策を推進するに当たって,行政のあり方が提言されていました。それによると,行政関係者が,それぞれの果たす役割を明確に認識をしながら,お互いに各課の連携をしなさいということが書いてあったようです。志布志に限らずすばらしい活動をしているところも多いようですので,生涯学習のまちづくりに,前向きに検討していただきたいという強い要望をしておきたいと思います。最後に市長のお考えをお願いしたいと思います,どうでしょうか,もう1回聞かせていただければと思います。


○市長(前田終止君)


 先ほど,そのような気持ちを込めて,私の気持ちは申し上げたつもりでございますが,議員が特に志布志の自己研修をされた人づくり,まちづくり,仲間づくりという形で,志布志が「志」の2つあるまちとして一生懸命頑張っておられる姿は,よく見聞もさせてもらっております。そしてまた,私どもも負けじと同市出身の福留強先生,大学の先生で,日本の,この世界のトップリーダーのお一人でもあられますけれども,市長会においても,生涯学習推進協議会っていうのもございまして,私自身もその集まりをこの市で合併後1年目にさせてもらったという経緯もあり,そして,そういうことを地道に積み上げ,重ねながら一体感というものをつくっていくものだと思います。よく申し上げておりますのは,ともに信頼感をつくり上げていって,そして,共通する利益,共益感,そういうものを本当につくり上げていくということがこの新市にとって生涯学習の関係についても,やっぱり私は大事じゃないかなと思うんです。それにはやっぱり本市が本当に1つになっていくということにつなげて考えますと,やっぱりそれなりの時間が各種組織団体にも一本化していくにはかかりますよということもお互い覚悟していかなきゃならんと思います。何もかもがすべて合併はバラ色じゃないことは,お互いによく分かり合いながら今日まで来ているわけでございます。だれがやっても難しい,厳しい,この合併直後の1期4年,精一杯,ともに頑張ろうじゃないですか。どうも。


○38番(田代昇子君)


 すみません,終わりと申し上げましたけれども,最後に1点だけ要望をしておきたいと思います。市長は,やはり一体感の醸成をするために時間をかけてやりたいというような方向性を聞かせていただいて力強いことでございますが,積極的にひとつ取組んで,システムを変えるためには,地域間を格差をなくするためには,少しシステムを変えていかないと,なかなか変えていけない部分っていうのが非常にあるのかなと私は感じておりますが,是非そういう意味で積極的に取組んでほしいという強い要望を申し上げて終わります。


○教育部次長兼生涯学習課長(野村 望君)


 先ほど,7地区の公民館運営審議会の委員の数を間違っておりました。すみませんでした,訂正をさせていただきたいと思います。国分地区が10人,溝辺地区が5人,横川地区が8人,牧園地区が8人,霧島地区が10人,隼人地区が10人,福山地区が9名でございます。合計60名でございます。


○教育部長(藤田 満君)


 先ほどのご質問の中で,予算に関する部分がございました。ご答弁申し上げます。当初予算におきましては,教育費の中で,いわゆる公に当たる社会教育費の部分が総額で7億9,284万1,000円を計上いたしております。そして,その中で目になりますけれども社会教育総務費,それから社会教育振興費,社会教育施設費,公民館費,この目を合計いたしますと5億1,575万2,000円,そのほかの目の中にもそれに関するものはあろうかと思いますけれども,現在予算上で整理をしているのは,このような額でございます。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,田代昇子議員の一般質問を終わります。先ほどの下深迫議員の質問に対して矢野建築住宅課長より発言を求められております。許可いたします。


○建築住宅課長(矢野昌幸君)


 先ほどの下深迫議員ご質問の時間外勤務手当についてお答えいたします。4月1日から8月末日までの職員と嘱託員の時間外の総額は約95万円でございます。


○市長(前田終止君)


 昨日の台風13号による災害の件で,復旧の模様が,一番最新情報が,先ほど手元に届きましたので,今こういう機会でございますから報告をさせていただきたいと思います。県道隼人溝辺線,通行規制の解除についてでございます。本日の会議の冒頭,昨日の台風13号の影響等についてご報告を早速申し上げましたわけでございましたけれども,その中で,県道隼人溝辺線は当分の間通行止めとなる見通しである旨申し上げましたが,ただいま届きました姶良伊佐地域振興局建設部から道路情報によりますと,本日12時30分に県道隼人溝辺線の通行規制が全面解除されたということでございますので,改めてご報告を申し上げておきます。


○議長(西村新一郎君)


 これで通告のありました24名の議員の一般質問のすべてが終わりました。次の本会議は10月2日の予定であります。本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。


              「散 会  午後 6時55分」