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鹿児島県 霧島市

平成20年第3回定例会(第5日目 9月18日)




平成20年第3回定例会(第5日目 9月18日)





             平成20年第3回霧島市議会定例会会議録


 
1.議事日程は次のとおりである。


                    平成20年9月18日(第5日目)午前9時開議


┌──┬──┬────────────────────────────┬───┐


│日程│議案│件                 名         │備 考│


│番号│番号│                            │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 1│  │一般質問 池田 綱雄君(213ページ)           │   │


│  │  │      ・職員の勤務管理について          │   │


│  │  │     新橋  実君(217ページ)           │   │


│  │  │      ・学校体育施設開放事業について       │   │


│  │  │     植山 利博君(227ページ)           │   │


│  │  │      ・新エネルギーに対する霧島市の対応を問う。 │   │


│  │  │      ・AZマキオのオープンについての環境整備につ│   │


│  │  │       いて                   │   │


│  │  │     池田  靖君(238ページ)           │   │


│  │  │      ・温暖化対策の取組みについて        │   │


│  │  │      ・休館中のローカルエネルギー館の有効活用につ│   │


│  │  │       いて                   │   │


│  │  │      ・周辺地域の活性化対策について       │   │


│  │  │      ・茶畑の防霜用電線の盗難対策について    │   │


└──┴──┴────────────────────────────┴───┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君      2番  松 元   深 君


    3番  秋 広 眞 司 君      4番  池 田 綱 雄 君


    5番  有 村 久 行 君      6番  徳 田 拡 志 君


    7番  山 浦 安 生 君      8番  神 園 三 郎 君


    9番  厚 地   覺 君     10番  徳 田 芳 郎 君


   11番  宮之原   稱 君     12番  黒 木 更 生 君


   15番  新 橋   実 君     16番  仮 屋 国 治 君


   17番  林 薗 澄 男 君     18番  脇 元   操 君


   19番  植 山 利 博 君     20番  上 鍋 正 光 君


   21番  塩井川 幸 生 君     22番  久 保 史 郎 君


   23番  岡 村 一二三 君     24番  島 廻 一 心 君


   25番  木野田 恵美子 君     26番  山 神 生 人 君


   27番  池 田   守 君     28番  下深迫 孝 二 君


   29番  栫 井 成 孝 君     30番  吉 永 民 治 君


   31番  今 吉 歳 晴 君     32番  尾 崎 東記代 君


   33番  木 場 幸 一 君     34番  浦 野 義 仁 君


   35番  池 田   靖 君     36番  細山田 為 重 君


   37番  蔵 原   勇 君     38番  田 代 昇 子 君


   39番  前川原 正 人 君     40番  窪 田   悟 君


   41番  川 畑 征 治 君     42番  深 町 四 雄 君


   43番  時 任 英 寛 君     45番  西 村 新一郎 君


   46番  宮 内   博 君     47番  徳 田 和 昭 君


   48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


   44番  中 村 幸 一 君





4.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長    上 原 勝 己 君  議事調査課長    福 永 いき子 君


 議事調査課課長補佐 満 留   寛 君  書     記   福 永 義 二 君


 兼議事グループ長


 書     記   米 元 利 貴 君





5.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長   前 田 終 止 君  副  市  長   南   洋 海 君


 副  市  長   福 永 いたる 君  総 務 部 長   今 村 恭 一 君


 企画部長兼     山 口   剛 君  生活環境部長    南 田 吉 文 君


 行政改革推進監


 保健福祉部長    平 野 貴 志 君  農林水産部長    萬 ? 茂 樹 君


 商工観光部長    長 崎   薫 君  建 設 部 長   篠 原 明 博 君


 工事監査部長    大 井   正 君  消 防 局 長   中 村   昭 君


 会計管理部長    東   邦 雄 君  水 道 部 長   迫 間   勇 君


 税務対策総括監   末 野 賢 了 君  危機管理監     宇 都 克 枝 君


 商工観光部次長兼  柳 田 秀 徳 君  総 務 課 長   阿 多 己 清 君


 商工観光政策課長


 財 政 課 長   塩 川   剛 君  企画政策課長    川 村 直 人 君


 共生協働推進課長  宗 像 成 昭 君  情報政策課長    上脇田   寛 君


 行政改革推進課長  濱 ? 正 治 君  環境衛生課長    西     剛 君


 農林水産政策課長  原之園 丈 二 君  農政畜産課長    浜 田 健 治 君


 建設政策課長    岡 元 邦 昭 君  土木課長      中 村 順 二 君


 建築住宅課長    矢 野 昌 幸 君  区画整理課長    下 拂   勉 君





 教  育  長   ? 田 肥 文 君  教 育 部 長   藤 田   満 君


 教育部次長兼    野 村   望 君  教育総務課長    東 郷 一 徳 君


 生涯学習課長


 保健体育課長兼   藤 山 光 隆 君


 隼人給食センター所長


6.会議のてん末は次のとおりである。





              「開 議  午前 9時00分」


○議長(西村新一郎君)


 これより本日の会議を開きます。





  △ 日程第1 一般質問





○議長(西村新一郎君)


 昨日に引き続き一般質問を続けます。ここで,篠原建設部長より昨日の久保議員の質問に関し発言の申し入れがあります。許可いたします。


○建設部長(篠原明博君)


 おはようございます。昨日の久保議員の一般質問の中で市営住宅の木造住宅戸数についてのご質問がありましたのでお答えをいたします。平成20年8月末現在で霧島市内の木造平屋の一戸建て住宅は278戸であり,そのうち入居は241戸であります。そのうち,国分・隼人地区は112戸あり,現在の入居戸数は95戸でございます。


○議長(西村新一郎君)


 それでは,一般質問を続けます。4番,池田綱雄議員より1件通告がされております。したがって,池田綱雄議員の発言を許可します。


○4番(池田綱雄君)


 皆さん,おはようございます。今日のトップバッターとして,また後半のトップバッターとして,元気にまいりたいと思います。また,台風13号が接近中であります。簡単にまいりたいと思います。執行部も明快な答弁を期待いたします。それでは,先に通告をしておりました1件について一般質問をさせていただきます。さて,日本列島の各地で局地的に集中豪雨が発生し,大きな被害をもたらしておりますが,これも地球温暖化の影響でしょうか。災害は忘れた頃にやってくると言われておりますが,そろそろ忘れた頃ではないかと思います。接近中の台風13号は,風よりも雨が心配されます。土砂災害など十分な注意をしていただきたいと思います。また,市としても,危機管理についてはどのような災害にも対応できるよう準備が必要かと思います。さて,今年4月から後期高齢者医療制度がスタートしましたが,その中身についてはめちゃくちゃな制度であり,少しずつ見直しがされておりますが,今後,大幅な見直しか,あるいは廃止すべき制度であると思います。その中身の一つとして,後期高齢者医療制度では人間ドックが受けられなくなっており,助成金も廃止になっておりましたが,6月議会で人間ドックに対する助成金を復活する質問に対し,前田市長より前向きに検討する旨の答弁がございました。市民の中には,前田市長の決断力,リーダーシップをとやかく言う人もおりますが,6月議会から数か月後の今議会に,後期高齢者の人間ドックの一部助成として前年度実績50人分の125万円が計上されております。前田市長の素早い決断力を高く評価するものであります。今後とも,健康に十分留意され,多様化する市民ニーズに対し的確な決断力とリーダーシップを発揮され,霧島市政発展に努めていただきたいと思います。それでは,質問に入ります。職員の勤務管理についての1点目の合併後の途中退職者の年度ごとの人数とその理由についてお伺いします。合併以前は,定年前に退職する職員は,結婚などの理由のほかはほとんどいなかったと思います。合併による人事交流などで人間関係や地域性など職場の環境の変化に,若い職員に比べ中高年の職員は順応できないことも理由の一つではないかと思いますが,それにしても,以前と比べ現在では年金の支給年齢も上がり,またこの不況の中では再雇用先も見込めず,生活にも困ると思いますが,それでも辞めるということは何か大きな原因があると思われますが,その原因と年度ごとの人数をあわせてお尋ねいたします。2点目の現在長期療養休暇者はどれぐらいおるのか,またその主な原因や理由は何か,その対応策はどのようにしているか,お尋ねいたします。長期療養者についても,合併前はあまりいなかったと思いますが,今まで元気な一家の大黒柱が長期休暇となりますと,その家庭,家族にとっては大変なことであり,それが心の病であれば,周りの人はもっと大変であります。これも前の質問と一緒で,職員にとっては合併による環境の変化などによる弊害であり,今後増えるものと思います。ベテラン職員が長期休暇をとることは,行政にとりましても大変な損失であります。その原因と対応をどのようにされているか,お尋ねいたします。3点目の総合支所などで支所長,課長全員が今年度定年退職を迎えるが,事務に支障はないか,伺います。これについては,昨日の深町議員の質問と一部重複しますが,霧島総合支所では支所長を含む5人の課長職の全員が,また福山総合支所では6人の課長職のうち4人の課長が来年3月で定年退職と伺っております。合併前の霧島町や福山町時代なら,全職員が町内の地理や地域性,事務事業の流れが分かっており,全課長が一遍に代わっても支障はなかったかもしれませんが,現在では,両総合支所とも旧市町間の人事交流が盛んに行われており,霧島総合支所では職員46人のうち20人が町外から,福山総合支所では50人のうち13人が町外の職員と聞いております。このような中で,課長の全部やほとんどが代わることは,新しい課長はもちろんですが,職員にも負担がかかり,1点目,2点目のような職員が出ないか心配するものであります。このような職員の配置で事務に支障がないか,お尋ねいたします。4点目の事務が複雑多様化する中で,税務職や福祉などを専門職にする考えはないかについては,年々市民のニーズも多様化してきており,また行政の事務も複雑多様化しております。特に,税務課の徴収職員などは,滞納者に対し差押さえを敢行する現在,悪質な滞納者に対する説得などについては十分な説明能力や高度の専門知識が必要と思います。また,福祉の職員についても,法がくるくる変わる現在,これに対応するには専門職にするべきではないかと思います。これから地方分権が進んでまいりますと,事務もますます複雑多様化してくると思いますが,専門職の採用か,採用後,専門職に育てる考えはないか,お尋ねいたします。以上,壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 皆さん,おはようございます。池田議員から1点に絞ってのご質問がございました。その中の4番目の質問につきましては私のほうから答弁をいたします。そのほかにつきましては総務部長が答弁をいたします。職員の勤務管理,この4点目についてお答えをいたします。職員採用につきましては,少子高齢化,情報化,国際化の進展等に伴う広範な行政需要に対応していくために,広い視野や時代の変化に即応する能力を持った人材の確保が必要であると考えております。ご質問の専門職に対する考え方についてでございますけれども,税務職や福祉職に限定しての採用は現在のところ考えておりません。採用後でありますが,基本的には,職員の皆さんにはさまざまな行政事務に対処するための資質,能力が必要とされ,職員個々の適正や能力に着目して配置しなければならないことから,同一ポストの在職は3年ないし4年を目途に異動を行っております。しかしながら,職種によっては高い専門性の必要なところや長期にわたる在職者を必要とする部署もありまして,そのようなものにつきましては現在も考慮をしながら人事異動を行っているところでございます。今後も,職員の皆さんが個々の持つ能力を十分に発揮することで住民福祉の向上に資するのであれば,税制や福祉制度等の改正や権限移譲の状況を勘案しながら柔軟に対処していきたいと考えております。


○総務部長(今村恭一君)


 職員の勤務管理についてお答えします。まず,1点目の合併後の途中退職者数とその理由についてお答えします。途中退職者数の状況でありますが,合併以降の平成17年度退職者55名中,勧奨退職31名,普通退職者等7名の計38名であります。また,平成18年度退職者52名中,勧奨退職23名,普通退職等9名の計32名であります。平成19年度退職者68名中,勧奨退職21名,普通退職者等4名の計25名となっております。途中退職の理由でございますが,本人の健康上の理由,家族の介護等家庭の事情,あるいは転職,さらには合併後の職場環境の変化等,さまざまなことが要因となっているようでありますが,一身上の都合との理由で退職願が提出されるため,詳細には把握しておりません。2点目の長期療養休暇者とその対応策でございます。平成20年4月から8月までに1か月以上の病気休暇を取得した職員は11名であり,9月1日現在の病気休暇者は4名になっております。また,9月1日現在の地方公務員法第28条第2項第1号の規定に基づく休職扱いの職員は2名となっております。なお,病気休暇者及び休職者の内訳についてでありますが,身体的なものとメンタル面のものとがありますが,詳しい内容につきましては控えさせていただきたいと存じます。対応策でありますが,総務課職員厚生グループに主に職員の心身的な悩みの相談に応じるため保健師の資格を持つ職員を配置し,毎月1回,職員健康相談を実施し,保健師,管理栄養士による体の相談,精神保健福祉士による心の相談等を行っております。3点目の総合支所についての質問にお答えします。人事異動につきましては,職員の行政経験等を総合的に判断し,適材適所の配置を心がけておりますが,結果的に,霧島総合支所では,来年3月で定年を迎える課長等が7名中6名と集中してしまいました。ほぼすべての課長が同時に退職するということになりますが,影響が最小限に抑えられるよう対策をとってまいります。また,福山総合支所におきましても,6名中4名の課長が定年を迎えますので,霧島総合支所同様,万全の対策をとりたいと思います。


○4番(池田綱雄君)


 本当はこれで終わりますと言いたいんですが,ちょっと再質問をさせていただきます。途中退職者についてですが,答弁によりますと,定年退職と勧奨退職者を除く普通退職者が3年間で20名となっておりますが,その理由は,合併によるそういう市町間の異動になった人たちなのか,その辺をお尋ねいたします。


○総務課長(阿多己清君)


 普通退職者は,主に40歳以下の職員が主でございます。退職の区分としては自己都合となりますために,詳細には把握できないわけですけれども,先ほども部長が申し上げました理由もありますし,結婚であったり,転職であったり,病気などによるものが考えられております。この普通退職者の20名のうち,異動が理由になっている者はいないようです。ただ,勧奨退職者の中に若干いるようですので,その数字を申し上げますと,平成17年度はおりませんけれども,平成18年度に勧奨退職者23名のうち9名,そして平成19年度は勧奨退職者21名おりますけれども,このうち7名,この16名が何らかの異動,当然本庁への異動も含めてですけれども,何らかの異動によっている者が16名対象になります。ただ,実際この異動が直接の原因かどうかは把握できていないところでございます。


○4番(池田綱雄君)


 16名ですか,そういう環境の変化で辞めたということですが,これはおいおい,もう合併3年,4年になれば,それに順応してもらわないかんことは分かっているんですが,そういう環境になじまない人もおると思いますので,その辺も十分考えて異動していただきたいなと思います。それでは,2点目の長期療養休暇者についてですが,9月1日現在,休職扱いの職員は2名ということですが,私はもっとたくさんいるのかなと思って質問をいたしたんですが,その中で対策として,毎月1回,職員健康相談を実施されておりますが,毎回どれぐらいの職員がそこを利用しているのか,お尋ねいたします。


○総務課長(阿多己清君)


 現在,総務課では,先ほどもご答弁申し上げましたけれども,保健師1人,それから外部からお願いいたしております精神保健福祉士によって健康相談を毎月平日の午後を利用して2時間ないし3時間程度ですけれども,相談を実施しておりす。その実績としては,平成18年度が111名,平成19年度が137名,本年度が8月まででございますけれども,61名でございます。その1回当たりをしてみますと,大体10.6名ほどが受けているという状況でございます。


○4番(池田綱雄君)


 2年度で200人ぐらいの人が利用しているんですが,今後も心のケアというのは必要な,そういうのが必要な職員は増えてくると思います。そのような職員が気軽に利用できるような相談所にしていただきたいと思います。3点目の総合支所の課長のほとんどが同時に定年を迎えるわけですが,それについて,私は事務に支障はないかという質問をいたしたんですが,答弁では支障があるもないも全く書いていないわけでございますが,しかしながら,影響を最小限にしたいということは,差し支えがあったのかなと,影響があるのかなと思うんですが,そこで,影響を最小限に抑える万全の対策をとるということですが,その万全の対策とはどのようなことか,お尋ねいたします。


○総務部長(今村恭一君)


 影響を最小限に抑える対策としていは,まず引継ぎをしっかり行うこと,それから残った職員の意識を高めること,それに地域にも配慮した適正な職員配置というようなことを考えておりますが,そういうことを総合的に判断して対処してまいりたいと考えております。


○4番(池田綱雄君)


 壇上からも言いましたように,霧島と福山の支所では職員の交流が非常に進んでおると思います。これは非常にいいことでもあると思います。しかしながら,霧島支所では46人中20人,半分近い人たちが町外から来ているわけですよね。そうした場合に,課長も全部よそのよそって言っても,今は霧島市ですから一緒ですけど,支所外に住んでおられるわけですよね。そうしますと,今盛んに局地的に大雨が降るんですが,例えば霧島で土砂降りだったと,福山では全く降っていなかったと,もう知っちょらんかったと,土曜,日曜,休みの日なんかは知らんかったと,そういうようなこともあるというような話も聞くわけですよ。そして,46人中20人,課長もほとんどと,そういう地域にやっぱり課長以上がいなくて大丈夫かなと思うわけです。全部とは言いませんけど,何人かはやっぱりその地域に詳しい課長を据えるべきだと私は思うんですが,今後十分配慮していただきたいと思いますが,万全とは,昨日辞典を引いてみましたら,少しも手落ちのないことと,万全の対策で臨みたいという答弁ですが,今,部長が言いましたのは万全な対策とは思わんですが,ここで言えない万全な対策の秘策があるんだろうなと期待をして,この質問を終わります。4点目の専門職についてですが,現在のところ,そういう採用は考えていないという答弁です。しかし,採用後の職員については,税制や福祉制度などの改正や権限移譲の状況を勘案しながら柔軟に,これもちょっと分からない言葉ですが,柔軟に対処するということでしたので,そのようにしていただきたいと思います。壇上からも言いましたように,ちょっと簡単にやりたいということで,時間もまだ大分ありますけど,今回の質問はあまり突っ込んで質問ができないようなタイトルでございましたので,心残りがありますけど,これで質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で池田綱雄議員の一般質問を終わります。次に,15番,新橋実議員より1件通告がされております。したがって,新橋実議員の発言を許可します。


○15番(新橋 実君)


 皆さん,おはようございます。昨日からちょっとのどの調子が悪くて,今日もあまり声が出ないと思いますけれども,分かるようにはやりたいと思います。池田議員が本当に早く終わりまして,まだちょっと動揺しておりますけれども,よろしくお願いいたします。それでは,通告に基づき一般質問を行います。その前に,本年8月28日に開催されました鹿児島県消防団操法大会において,我が霧島市から姶良・伊佐支部代表として,小型ポンプの部で溝辺方面隊竹子分団,ポンプ自動車の部で国分方面隊第5分団下井部が,初めて2つの部に出場を果たしました。このことは,我が霧島市にとりまして非常に名誉なことであります。その中でも,竹子分団は優勝という輝かしい成績をおさめました。私も現場で操法を見学しておりましたが,小型ポンプの竹子地区の操法は,他に抜きんでて非常にすばらしいものでありました。自動車ポンプの部で出場した下井部も,おしくも入賞はかないませんでしたが,他の地区代表に負けない操法を見せてくれました。消防の基本はやはり操法であります。溝辺・国分地区方面隊の大会から霧島市の大会,姶良・伊佐支部大会,県大会と,溝辺地区においては約9か月間,国分地区においては4か月間の長きにわたり訓練を積まれ,仕事が終わった後から夜遅くまで,ほとんど休みなしで操法の練習をされており,大変ご苦労さまでございました。霧島市から2チームが県大会に出場したこと自体,大変すばらしいことだと思います。市長にここで少しお伺いしますが,これまで市長は消防団の操法大会にはほとんど顔を出していたようですが,霧島市になってほとんど顔が見られないといった声をよく聞くようになっております。消防団は,地域のボランティアとして一生懸命頑張っている団体だと考えておりますが,市長はどのように考えているのか,そのことを含めて,後ほど市長の感想も聞かせていただければと思います。姶良・伊佐支部大会,県大会には,福永副市長,中村消防局長など,多くの消防署員並びに消防団長以下消防団員も応援に駆けつけておられました。選手の操法大会にかける意気込みも大変激しいものだったと聞いております。選手,方面隊の役員,分団員の皆様,また家族の皆様方も,本当にお疲れさまでございました。この場をおかりして,お祝いとお礼の言葉を申し上げます。これからのご活躍をご期待申し上げます。今回は,ポンプ自動車の大会の優勝チームが東京での全国大会に出場することになっておりましたが,2年後は小型ポンプ操法の全国大会が予定されております。竹子地区に限らず,霧島市すべての消防団員が一丸となって頑張れば,それもかなうのではないかと感じております。どうか,そのときは予算もしっかりと組んでいただき,しっかりと訓練に取組める体制づくりをしていただきますように要望をして,質問に入ります。霧島市学校体育施設開放事業についてお伺いをいたします。現在,霧島市では,学校が開いている時間帯を利用して,近隣の住民に対して学校体育施設開放を行っております。地域住民にとって非常にありがたいことでありますが,この施設利用について,一部の市民から不公平感があるのではないかといった意見が寄せられております。施設の問題,場所の問題,設備の問題など,今回は教育委員長に対して質問を行いますが,市長におかれましても,市民の声としてしっかりと聞いていただき,対応していただきますようお願いいたします。この施設開放には,利用層として少年層,青年層,婦人層,青壮年層,高年齢層とあるようですが,参加している団体はいくらあるのか,お伺いをいたします。次に,小・中スポーツ少年層と他の団体との施設利用状況はどのようになっているのか,お伺いをいたします。3点目に,使用する場所,時間帯はどのようになっているのか,お伺いをいたします。4点目に,各団体で利用するために使用する資機材はどのようにされているのか,貸与しているのか,各団体が所持しているのか,お伺いをいたします。5点目に,屋外を使用する団体と屋内の体育館等を利用する団体との施設利用時に発生する光熱費等はどのように対応しているのか,お伺いをします。最後に,各学校によって照明施設などいろいろとあると思いますが,各学校ごとに1時間当たりの光熱費はいくらか,お伺いをいたします。以上で壇上からの質問を終わりますが,答弁によっては自席から再質問を行います。先ほど池田議員が申しておりましたけれども,台風13号が近づいておりますので,私も早目に質問が終わりますように頑張りますので,答弁もよろしくお願いいたします。


○議長(西村新一郎君)


 新橋議員の中に,この届けによる質問以前に消防団に関するお祝い言葉がございました。このことに対して市長に質問をしますという言葉もございましたけれども,通告制をとっておりますので,このことに対する答弁は控えていただきたいと思います。要望として受けとめておきたいと思います。それでは,答弁をお願いします。


○市長(前田終止君)


 新橋議員より1点に絞っての質問でございました。総括的な部分については私のほうから答弁をいたします。そのほかにつきましては教育委員会が答弁をいたします。新橋議員より,学校体育施設開放事業,このことについての全般的なご質問でございました。各項目ごとの詳細につきましては後ほど教育委員会が答弁をいたしますが,概要等につきまして私のほうから答弁をいたします。学校体育施設開放事業の実施にかかわる経緯でございますが,昭和47年の太陽国体の成功をきっかけにして県民のスポーツ活動への関心が高まったことから,県は昭和49年に公立小中学校における学校開放の促進についての通知文を出しております。また,昭和51年には,当時の文部省,現在の文科省が,各都道府県教育委員会あてに通知文を出しており,それによりますと,国民が健康で文化的な生活を営むためには,日常生活におけるスポーツ活動を活発にする必要があるが,近年,生活水準の向上や自由時間の増大等により,スポーツ活動に対する国民の要求は急激に高まりつつある。このような地域住民の要請に応えるためには,公共のスポーツ施設を計画的に整備していくとともに,学校教育に支障のない限り,学校の体育施設の効率的な利用を促進する必要がある。そのため,学校体育施設開放事業を推進するものとすることとされております。これを受けまして,合併前の旧市町は,小学校及び中学校の施設の開放に関する規則を制定し,事業を実施いたしております。合併後におきましても,霧島市立小中学校体育施設開放事業実施要綱を定めまして,教育委員会においても引き続き事業を推進させてもらっているところでございます。学校教育活動に支障のない範囲で学校教育施設を地域住民のスポーツ活動に開放しておりまして,地域の方々や各種団体等に大変喜ばれている事業だと認識をいたしております。


○教育長(?田肥文君)


 学校体育施設開放事業についての1点目から6点目までは関連がございますので,一括してお答えをいたします。本事業は,子どもの安全な遊び場や地域住民が団体で継続的に行うスポーツ活動,レクリエーション活動の場を確保することにより,社会体育の普及を図ることを目的として実施しているもので,現在,合併前の旧市町での取扱いを継続しております。まず,1点目でございますが,市内の学校体育施設開放事業に登録している団体は,平成19年度で226団体ございます。次に,2点目についてでございますが,利用状況は,単一のスポーツ少年団が週二,三回程度,一般の1団体が週一,二回程度であります。次に,3点目についてでございますが,学校体育施設として開放を行っているのは,市内41小中学校の体育館及び運動場等でございまして,時間帯につきましては,学校教育に支障のない範囲での利用となっております。次に,4点目についてでございますが,利用団体が競技等を行う中で使用される機材等につきましては,学校の備品であるものや団体の持ち物であるものなどもございます。次に,5点目についてでございますが,光熱費につきましては,体育館は各学校の電気料として教育委員会で支払いを行っております。照明使用料につきましては,地区により異なっております。運動場の野外照明につきましては,国分地区が各地区自治公民館,隼人,牧園,霧島地区は教育委員会で支払いを行っており,照明使用料はそれぞれのところへ納入されております。次に,6点目についてでございますが,各施設の1時間当たりの光熱費につきましては,先ほども申し上げましたように,各体育館の電気料は各学校施設の電気代と一緒に支払いを行っておりますので,正確な数字は把握できないところでございます。運動場につきましては,施設ごとに1時間当たりの使用料が設定されており,国分地区は,市内居住者が使用した場合,1時間当たり1,000円から1,800円,うち小学生は1時間当たり600円となっております。牧園,隼人地区が1時間当たり800円,霧島地区が1時間当たり300円となっております。現在,市の歳入確保対策本部におきまして,使用料,手数料等の見直しに取組んでいるところでございまして,学校体育施設開放事業に係る使用料等についても,今後,関係機関との連携を図りながら十分な検討を行い,本市としての整合性が図れるように努めてまいりたいと考えているところでございます。


○15番(新橋 実君)


 さっき議長から言われましたけど,私は感想を求めたと思ったんですけれども,質問とは言っていないつもりだったんですけど,それについては,市長がもし答える場面があったら,そこでお願いしたいと思います。霧島市立小中学校体育施設開放事業,ここに実施要綱がございます。この要綱を見てみますと,市民のスポーツの普及発展とその定着化を図るため,学校教育に支障のない範囲でと,先ほど教育長も申されておりました。学校体育施設を住民の利用に供するとなっており,学校ごとに学校運営委員会を設置し,利用団体の登録に係る審査,登録の取消し,運動競技の種目の徹底など諸事務を行っているようです。また,その中には,学校から推薦された管理指導員は教育委員会で決定し委嘱された者となっております。そこでお伺いしますが,この管理の件ですけれども,管理者は,先ほど言われておりましたが,これは公民館ということでよろしいんでしょうか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 学校体育施設開放事業の管理者は,各学校に学校体育施設運営協議会を設置いたしまして,そこで管理をしているものでございます。なお,そこに管理指導員を置いて,かぎの手渡し等を行っております。


○15番(新橋 実君)


 ということは,管理者は学校ということですか,学校の中の今言われました,管理指導員ということを言われましたけれども,管理指導員が管理者ということでよろしいんですか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 代表として出てくるのは管理指導員がやっておりますけれども,組織としては運営協議会ということでご理解をいただきたいと思います。


○15番(新橋 実君)


 先ほど答弁の中で,運動場の屋外照明につきましては,国分地区は各自治公民館と言われておりました。隼人,牧園,霧島地区は教育委員会で支払っているということは,教育委員会で管理をしているところもあるんですかね。これ教育委員会で支払っているということは,各,いわばその借りて照明代を払うと思うんですけれども,教育委員会のほうでも受け取っているということですかね。そういう理解でよろしいんですかね,これについては。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 屋内の施設,体育館等につきましては教育委員会のほうで支払いをしております。屋外の運動場につきましては,国分地区におきましては地域の地域自治公民館に委託契約をしておりますので,そちらで徴収をしているという状況でございます。


○15番(新橋 実君)


 先ほど答弁の中でも出てまいりました学校体育施設開放運営協議会ですか,これにはどういったメンバーの方が入っていらっしゃるんですか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 メンバーといたしましては,開放する学校の学校長,教頭,それから地域の体育指導員,それからその施設を利用する団体の代表の方,またはスポーツに関心のある地域の方々と,そういうような方々が,それぞれ地域によってさまざまではございますけれども,メンバーとして入っていらっしゃいます。


○15番(新橋 実君)


 その中で会長が決定しているというようなことでしたけれども,会長については,どのような形で,どういった方がなっていらっしゃいますかね。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 学校体育施設開放事業の中の運営協議会の中では,会長については委員の互選ということで,学校長がいらっしゃったり,教頭がいらっしゃったり,体育指導員の方がいらっしゃると,そういうような状況でございます。


○15番(新橋 実君)


 それでは,いろんな方が会長になっているということなんですけれども,ほとんど学校というのは毎日のように利用されております。体育館にしても運動場にしてもですね。ここでまた管理指導員というのが出てきたわけですけれども,この管理指導員についてちょっとお伺いしたいんですけれども,この方が施設を借りるときには必ずそこに来て対応というか,指導されていると思うんですけれども,この施設開放にはすべて立ち会っていらっしゃいますかね。どうでしょうか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 先ほども申し上げましたように,管理指導員につきましては,学校の教頭がいらっしゃったり,地域の方がいらっしゃいますので,すべての開放に立会うというような状況はないかと思います。ただ,教頭先生たちの場合には,ほとんど学校にいらっしゃいますので最初から最後まで,地域につきましては,屋外等につきましてはコイン制を敷いているところもございますので,利用者が行って,スイッチを入れて,終了後,清掃等をして帰ると,そういうような状況もいくつかの施設では行われているようでございます。


○15番(新橋 実君)


 やはりこの管理指導員といいますか,この学校施設を開放しているわけですので,やはり学校の教頭,校長なり,校長はなかなか大変だと思いますけれども,やはり教頭等がそこの管理指導員という形になっているのが私も多いんじゃないかと思うわけですけれども,教頭先生等によりましても,やはり運動場の場合はそんなに問題ないと思うんですけど,体育館であれば,やはり夜夕方6時から,冬場になると5時ぐらいから夜の9時,10時ぐらいまで立ち会うことが多いわけです。そこに行って,わざわざまたかぎを借りて,また返してくると,もちろん責任もあるわけですので非常に大変な仕事だと思うんですけれども,これについてはまた報償費というのは払われておりますよね。これはいくらぐらい払われていますか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 管理指導員につきましては,1日200円,各学校上限年間5万円を上限として支払いをさせていただいております。


○15番(新橋 実君)


 1日200円というのが高い安いかというのは,うちの議員さんも,皆さん考えていただきたいわけですけど,前までは私もたしか500円という話を聞いてたわけですけれども,非常に大変な仕事じゃないかと思うわけです。後々しっかりとチェックまでするわけですので,今後,そういったことも,後で出てきますけれども,ほかのことを含めて対応していただきたいと考えております。あと,この2項のほうで,この事業で取扱うことが望ましい団体は年度途中からでも手続ができると,こういうふうに指導するとなっておりますけれども,実際その辺はなっておりますか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 一応,取扱要綱の中ではそのように規定し,各学校につきましても対応をお願いしているところではございます。


○15番(新橋 実君)


 なぜ私がこの質問をしたかといいますと,今年の5月だったんですけれども,新しい団体が開いている時間帯に屋内運動場,体育館を利用したいという申し出があったそうですが,学校側に問い合わせをしたところ,もうしばらくしたら教育委員会より文書が届くということになっているということで,それから連絡をしますという返事でしたが,待てど暮らせど返事がないと,私にも連絡も何もなかったということで,聞くところによりますと,今年は文書を出していないというようなことでしたけれども,これは間違いございませんか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 間違いございません。


○15番(新橋 実君)


 なぜ今年,例年は出していらっしゃるんですか,それとも今回だけ出していなったんですか,その辺の理由も含めてお願いします。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 昨年度までは,国分地区につきましては従来の学校体育施設開放事業の様式で通知をいたしまして,それぞれの団体の利用受付をしておりましたけれども,合併後,地域性がございまして,統一性がなされていないと,運営協議会の設置もできていない校区等がございましたので,霧島市として平成20年度からは運営協議会の設置や様式の統一化を図ろうということで,教育委員会でも事務を進めてまいりましたけれども,さまざまな各地域での今までのやり方等をうまく調整することができずに現在まで至ったような次第でございます。そのようなことを受けまして,現在も早急にその事務の処理を進めておりまして,今年度中,遅れてはおりますけれども,そのような形で各利用団体の申請,管理指導員等の提出,そのようなことを行っていきたいと考えております。


○15番(新橋 実君)


 ということは,もう今年はできないということですか。来年,今年はまだ申請すればできますかね。どうなりますか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 今年度につきましても,利用したい団体が,先ほど議員がおっしゃいましたように,そういう団体があれば,手続をして,利用者が利用をしたい学校体育施設が学校の利用状況と合えば,許可をする。許可をして,利用していただきたいと考えております。


○15番(新橋 実君)


 だから,そのような形でその団体のほうにも伝えていきたいと思いますけれども,先ほど,校庭を使用する団体には夜間になると照明灯を使用されるということで,その金額が決定していると,場所によってまちまちだったわけですけれども,この金額はどのような形で決定しているのかですね。教育委員会で金額を決定しているのか,その辺をお願いします。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 これにつきましては,霧島市学校施設使用条例及び霧島市学校夜間照明施設の設置及び管理に関する条例の中で徴収をしております。また,国分地区につきましては,屋外の照明がございますので,こちらにつきましては霧島市国分野外運動場夜間照明施設管理規程に基づいて地区の公民館と委託をしておりますので,その形で徴収をしているところでございます。


○15番(新橋 実君)


 先ほど答弁の中で,運動場につきましては1時間当たりの使用料が設定されているということでした。1時間当たり1,000円から1,800円,うち一部小学生は1時間当たり600円と,隼人,牧園が800円ですね。霧島が1時間当たり300円と,いろいろばらつきがあるわけですけれども,この1,800円と600円,この1,800円払っているところも小学校の団体もあるんですか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 国分南小学校の使用料が,一般,少年団とも1,800円でございます。


○15番(新橋 実君)


 この今1,800円,一般も小学生も1,800円ということで,やはり300円というところもあるわけですけれども,なぜそう高くなっているんですかね。そのいろいろと経緯もあると思いますけど,減免とか,そういうことは考えていらっしゃらないんでしょうか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 利用料の差につきましては,特に屋外運動場につきましては建設年度にかなり開きがありまして,その当時の施設の状況とか,それから照度(ルクス),そのような形で使用料には差が出ているものと考えております。また,減免につきましては,霧島市学校夜間照明施設の設置及び管理に関する条例の中で第7条第1項による減免措置をしておりますけれども,国分の屋外照明施設につきましては,地区の自治公民館に委託という中で一部減免をしている学校もございます。


○15番(新橋 実君)


 市長,どうですかね。今回,減免している団体もある。地区公民館ですね。国分地区の場合はあると,減免してないところもあると,公民館が管理者ということでなっているところもあるわけです。公民館のほうから教育委員会に対してお金を払っているというようなところもあるわけですので,やはりその辺は統一性が必要ではないかと思うんですけれども,市長はどう考えていらっしゃいますか。


○市長(前田終止君)


 学校体育施設の開放事業,これに絞り込んでの質問で,さまざまな角度からご指摘をいただいているわけですが,今の質疑のやりとりでお互いよく理解できますように,それぞれの地域の学校の歴史,そしてその施設の程度,それによって,それぞれ時々の事情によって対応の仕方が違っているという現実が事実としてあると,それを願わくば全部この統一すべきじゃないかという意味でよろしいんでしょうかね。私も即座に,どうしたほうが最も市民として,あるいはまた市の行政を預かる関係する機関の長として,そこにどうすればいいという,そのことはなかなか言いにくい点もありますが,現状をしっかりお互いに認識し合いながら,今いろいろ統一化を様式等においてもしている。こういう機会に,またこのような議論を,ご指摘いただいた機会に,もう一度原点にしっかり立ち返って,あるべき姿を関係者集まってみて徹底議論をして,最もよりよい知恵を,お貸しする側,そして利用する側,双方できちんとした語り合いの末に納得度を上げて,知恵を最後に出していくことで調整してみたらいかがなもんでしょう。


○15番(新橋 実君)


 確かにそうなんですよ。だから,これまでは学校運営協議会だけでもう決定しているわけです。あと,教育委員会もそこの中には入って確かにいらっしゃると思うんですけれども,全体で今統一,課長が言われていました統一性を考えて今後進めていくというような話もございましたけれども,だけど,一番の問題は,まだ今から言うことなんですよ。体育館の光熱費ですね。これについては教育委員会が払っているわけですね。一般の市民,もちろん小学生もいます。スポーツ少年団もいますけれども,こういった人からは全然もらっていないんですよ,今現在,光熱費が分からんということで。それについて,教育長,どうですかね。今まではそうなんですけど,その辺も今後の検討課題として入っているのか,それとも,今はまだ,これまでどれぐらいの期間こういう形でやっていらっしゃったのか,その辺もお伺いします。


○教育長(?田肥文君)


 県立学校の場合の体育館の使用につきましても徴収をしておりますので,運動場のみ使用許可,照明料でしょうか,そういうものを取って,体育館は取らないというのは,私は個人的にはおかしいんじゃないかと思っておりまして,今後検討してまいりますけれども,その中では徴収の方向を目指すべきではないかと考えております。


○15番(新橋 実君)


 各学校によって確かに水銀灯の数も違いますけれども,水銀灯1台当たりの単価というのは,電気業者の専門の業者に聞けば,大体これぐらいかかるよと,1時間当たりですね。それぐらい私は分かると思うんですよ。それだけでこれが置いていかれたというのは,そうではないかも分かりませんけれども,そういうふうな気がしてならないわけですね。屋外を使う人はどんどんお金を取って,屋内で使う人は,はい,備品も使っていいですよ,何も,学校の施設を全部使いなさいと。例えば,屋外で使うサッカーなんかはラインを引く。あのラインも,その石灰ですから,そういったものからすべてそろえておるわけですね。ライン引きもそろえています。ところが,中のほうはほとんど学校の器具を使っている。やはりそういったあいまいなことでは私はいけないと思うんですけれども,これは財政課長,やはり財政は,やっぱり入ってくることに対して,財政から何かそういう話はされたことはなかったんですか,今までに。


○財政課長(塩川 剛君)


 ただいま学校体育施設開放事業の件についての使用料というふうな議論でございますけれども,使用料全体を考えた場合,これまでの流れというようなことでちょっと説明させていただきます。合併当時の協定項目では,使用料につきましては原則として現行のままとする。ただし,同一または類似する施設の使用料については合併までに調整するというふうな協定の調整になっておりました。結果,具体的な調整結果といたしましては,同一または類似する施設のうち,郷土館,歴史民俗資料館等入場料,幼稚園使用料,これは平成18年度から統一されております。それ以外の施設の使用料については新市において検討するというようなことで,実際調整されていないのが現実でございます。その後,本市のほうで行政改革大綱,集中改革プラン,経営健全化計画,これらの中で使用料の見直しというのをそれぞれうたっております。負担の公平を図る観点から,減免制度の見直しや受益者負担の適正化を図る観点から,使用料等の見直しを行うというような,そういう形でうたっております。これを受けまして,本年度に入りまして使用料の見直しを行うということで,歳入確保対策本部の中で使用料の見直しのワーキンググループ等を設置しまして,現在作業を進めているところでございます。主に,その見直しとしましては,受益者負担の原則,類似施設の使用料の調整,それから算定方法の明確化などを基本的な考え方といたしまして,現在,使用料の見直しに係る原価などのコスト計算の拾い上げが大体拾い終わったという状況でございまして,今後,ワーキンググループの中で,これら学校体育施設の使用料等の分も含めて見直しの検討を進めるという作業を今やっているというところでございます。


○15番(新橋 実君)


 今,何か減免もちょっと見直しをされるような話もありましたけれども,一般の方と小中学生,スポーツ少年団ですね。こういったところで使っている方,やはりそこはある程度減免が必要じゃないかなと私は考えるわけですけど,今後,教育委員会並びに財政でそういった話も今後されていくと思いますので,そこにつきましてはしっかりと対応していただくようにお願いします。やはり今まで体育館を使っていた方も大変だと思うんですけれども,外は使って,中は使えないというようなことがあっては,なかなかいろいろ問題もあると思います。今言われました受益者負担という分では非常に大事なことだと思いますので,その辺は説明をすれば,すぐにでも納得していただけると思います。来年の3月までにはある程度の話し合いが持たれて,4月1日からはそういう方向でされると思いますけど,それでよろしいでしょうか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(藤山光隆君)


 先ほど財政課長も申し上げました。また,教育長も最初の答弁で申し上げましたように,今後そのような形で対応していきたいと考えております。


○15番(新橋 実君)


 この学校開放運営協議会,この中にはいろんなスポーツ少年団も入っております。また,霧島市の職員の方が監督とか部長とか,いろんな形で対応していただいて,子どもたちの健全育成のために頑張ってくれております。しかも,そういったことはもちろんご存じだと思うんですけれども,やはりその中でも一つの各小さいこの運営協議会だけの話の中で今回こういう話が出てきたわけですけれども,やはり霧島市全体を考えて今からはいかれるということでしたので,その辺もできるだけ今話がありましたように早目に対応していただいて,子どもたちも安心・安全に施設が使えるような形でお願いしたいと思います。今,この体育施設の中でも非常に危険な体育施設がございます。学校で使用しているもの,その個人で搬入しているもの,特に言いますと,サッカーゴールですね。これなんかは結構ですね。どうですかね。20〜30年経っているのかなと思うような,もうさびがついたり,もう腐れかかってひびが入ったり,いつ倒れてもおかしくないような,ある程度されているようなところはありますけれども,これは学校でも使用されるわけですね。やはりそういったことを考えると,そういった施設の安全面といいますか,その辺も教育委員会でもしっかりとチェックしていただいて,問題がないように,安全に使えるようにお願いしたいと思います。今回,学校によっては古い施設,新しい施設,いろいろあると思いますけれども,その施設に見合った金額を徴収していただくようにしていただいて,平等に学校施設が利用できるような体制をとっていただきますようにお願いしまして,私の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で新橋実議員の一般質問を終わります。次に,19番,植山利博議員より2件通告がされています。したがって,植山利博議員の発言を許可します。


○19番(植山利博君)


 おはようございます。想定外の時間帯に質問をすることになりまして少々戸惑っておりますけれども,頑張っていきたいと思います。本日ここに,平成20年第3回霧島市議会定例会において一般質問の機会を与えられましたことに,心から感謝をいたします。今や,国政においては,福田総理が突然の辞任を表明され,自民党総裁選挙の真っただ中であり,民主党は小沢代表が無投票での再選を果たし,年内の解散総選挙が現実味を帯び,10月26日とか,11月9日などの投開票も日程に上っている混沌とした状況であります。与党も野党も,単に選挙対策のパフォーマンスやリップサービスに終始せず,現在のさまざまな課題解決や中長期的国家ビジョンを明確にした政策論争を展開し,国民の審判を仰いでほしいものであります。また,私たち有権者も,候補者の政策にしっかりと耳を傾け,政治姿勢や資質を見極め,主権者としての責任と誇りを持って一票を投じたいものであります。それでは,先に通告をいたしました2点について質問をいたします。市長及び執行当局の明快な答弁を求めます。さて,先に行われた洞爺湖サミットでも大きな関心事であり,多くの議論のあった地球環境の保全,CO2削減の問題は,世界的規模での課題であり,今後の持続可能な社会の形成と発展のためには越えなければならない高いハードルであります。また,このことにおける先進国と開発途上国とのあつれきは,問題解決にさらなる困難を突きつけています。我が国おいても,経済活動を阻害することなくCO2の排出削減をいかに進め,自然環境の保全を図るかということは,大きな国家的課題であります。国は,93年11月に成立した環境基本法の基本理念にのっとり,環境の保全に関する基本的かつ総合的な施策を策定するため,環境基本計画を策定しました。霧島市は,これらを受け霧島市環境基本条例を策定,その9条に基づき第一次霧島市総合計画に即した環境面でのまちづくりを進めるために,2008年3月,霧島市環境基本計画を策定しました。この環境基本計画を見てみますと,2008年から17年までの10年間としていますが,計画策定5年後の中間年度には見直しも行うとしています。6章から構成され,その第3章の施策展開の循環型社会の形成という項目の2,まちの活力,環境と経済の好環境というテーマの中で,地域特性を生かしたエネルギー活用の推進という項目を設定し,市の取組として,太陽光や地熱,バイオマスなどを生かした新エネルギーの利用可能性と将来性を検討すると表記されています。また,市民の取組として,太陽光の自然エネルギーの利用を検討しましょう。事業者の取組として,太陽光やバイオマスなどの自然エネルギーの利用を検討しましょうとうたっています。化石エネルギーが枯渇するとの将来展望や投機などの対象とし,原油の高騰など大きな社会問題となっていますけれども,エネルギー資源が少ない日本にとって,再生可能な新エネルギーの開発,活用は国家存亡の大きな課題であります。資源エネルギー庁のデータでは,エネルギー資源の確認可能埋蔵量は,石油で43年,天然ガスで62年,ウラン鉱石で63年,石炭では212年となっています。21世紀の中ごろになると,石油を燃やすなどということは考えられないことだと思います。石油は,多種多様な化学製品の原材料としても大変貴重な存在であります。このような状況の中,我が国も,小規模の水力発電や太陽光発電,地熱,風力,バイオマスなどの資源の利活用の推進に本腰を入れて取組を進め始めています。そこでお尋ねをいたしますが,再生可能なエネルギー開発について,霧島市はどのような対応を考えているのか。特に,1,小規模な水力発電について,2,太陽光発電について。次に,第2問といたしまして,AZマキオのオープンに当たり,その環境整備についてお尋ねをいたします。1番目に,AZマキオのオープンに当たり,環境整備をどのように考えているか。2,売上げ,来店者,車の進入などのシミュレーションはどのように想定しているか。そのことから,駐車場のスペースの確保や1日当たりの車の通行量はどのように想定されているか。また,騒音対策や廃棄物の処理計画はどのようになっているか。3,市道野久美田清水線及び隼中北線の整備計画はどのようになっているか。4,国道10号線の拡幅改良について,オープン前の改良が求められていると思うが,このことについてどういう対応がなされているか。以上で壇上からの質問を終わりますが,答弁によっては自席からの再質問を議長にお願いをいたします。


○市長(前田終止君)


 植山議員から2点につきまして質問がございました。1点目につきましては私のほうから答弁いたします。そのほかにつきましては商工観光部長及び建設部長が答弁をいたします。1点目の新エネルギーに対する霧島市の対応についてお答えをいたします。新エネルギーは,再生可能なエネルギーとして,化石燃料等の資源を利用するエネルギーに比べて二酸化炭素など排出が抑制をされ,環境に優しいエネルギーと言われており,本市においても積極的な取組が必要であると考えております。まず,水力発電につきましては,本年4月に新エネルギー法施行令が改正され,中小河川や用水路等の施設を利用して発電される1,000kw以下の小水力発電については新エネルギーに位置づけられましたので,民間開発も含めて,今後調査研究してまいりたいと存じます。次に,太陽光発電につきましては,市内の小中学校等の整備を進める際は施設の設置を前向きに検討いたしてまいりますとともに,先般,国において新経済成長戦略の改定案が公表されたところでございますけれども,改定案では,地球温暖化防止対策の重点的な取組の柱として太陽光発電の導入を大幅に促進することとされておりますので,今後は,国の動向も注視しながら適切に対応してまいりたいと考えております。


○商工観光部長(長崎 薫君)


 AZマキオのオープンについての環境整備についての1点目をお答えいたします。当該店舗につきましては,本年6月25日に大規模小売店舗の届出が鹿児島県知事に対して提出されております。これに基づき,8月には大規模小売店舗法の定めにより地元住民の方々に対する説明会が開催されるとともに,県知事より本市に対し意見が求められましたので,8月29日に提出したところでございます。本市の主な意見といたしましては,一つは,騒音,振動,その他公害防止関係法令を遵守し,周辺地域の自然環境を損ねることがないように十分留意すること,二つ目は,廃棄物の収集運搬及び処分につきましては,廃棄物処理法,市廃棄物処理関係条例を遵守し,適正に処理すること,三つ目は,開店前までに,警察,道路管理者と交通整理員等の配置,誘導方法等を協議すること等を上げております。また,霧島市大規模小売店舗の地域貢献活動に関する指針を作成し,本年7月1日から施行いたしました。これに基づき,AZスーパーセンター隼人店と8月1日に本市初めての地域貢献活動協定を締結しております。当該協定には,店舗敷地内や店舗敷地周辺の積極的な環境対策の推進についても定めており,事業所側の積極的な取組を期待しているところであります。次に,2点目についてお答えいたします。まず,大規模小売店舗立地法の届出書によりますと,来店者数につきましては1日当たり2万5,026人となっております。車の進入などのシミュレーションにつきましては,店舗建設地の半径30km以内を商業圏と想定し,アクセスルートとしましては国道10号,国道223号,県道471号,高速道路の隼人道路,東九州自動車道を考えています。国道10号への交通量の集中が考えられることから,店舗案内誘導看板を設置するとともに,店内広報等により,国道10号及び市道に来店車両を分散誘導し,駐車場へアクセスするものとしています。まず,鹿児島,加治木方面からにつきましては,国道10号を店舗まで直進するコースが68%,国道10号の隼人小浜交差点から県道471号の北永野田小浜線を通り小田簡易郵便局前を右折し店舗まで南下するコースが32%と想定しております。次に,国分,隼人など北側からにつきましては,3コースを想定し,まず県道471号の北永野田小浜線を通り小田簡易郵便局前を左折し店舗から南下するコースが35%,国道223号の山形屋ストアから右折し,さらに大和ハウス工業株式会社鹿児島工場から左折し店舗まで南下するコースが34%,また国道223号を南下し国道10号を店舗まで直行するコースが31%と想定しております。また,駐車場台数の確保につきましては,9か所で1,850台のスペースを確保しております。なお,交通量は,国道10号上の4か所で算出しており,1時間当たりの数値で現状と比較して,店舗前交差点では平日のピーク時で1,064台,休日で1,936台増加し,工業団地入口交差点では平日で462台,休日で840台,隼人港入口交差点では平日462台,休日840台,国道223号入り口交差点では平日456台,休日830台と,それぞれ1時間当たりの交通量が増えると見込んでおります。


○建設部長(篠原明博君)


 AZマキオのオープンについての環境整備についての3点目にお答えをいたします。大規模小売店舗は,多数の顧客を集め,大量の商品等の流通のかなめとなる施設であるため,店舗の立地に伴い,周辺環境は大きく変わるものと考えております。そこで,本年度,市道隼中北線ほか周辺幹線市道の3路線の舗装整備等を行い,来年3月のAZマキオのオープン前までに完成する予定であります。また,市道野久美田清水線につきましては,自治会からの整備要望もあり,平成19年度に測量設計を行い,平成20年7月20日に事業説明会を開催いたしております。なお,本年度は国道10号との取付部の用地を購入し,一部工事に着手する計画であります。続きまして,4点目についてお答えいたします。開発行為の段階で国道10号につきましては国道事務所や公安委員会と事前の交差点協議を終え,その後実施設計に入り,現在は信号機設置等についての公安委員会との協議中であります。その後,国道事務所と協議を行う予定となっております。AZ隼人のオープン前までには,起業者の費用負担により,国道10号の出入交差点やその影響範囲について整備を終えるものとお聞きいたしております。


○議長(西村新一郎君)


 植山利博議員の壇上からの質問に対する答弁をいただきました。ここでしばらく休憩をいたしたいと思います。


               「休憩  午前10時25分」


               ──────────────


               「再開  午前10時43分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。


○19番(植山利博君)


 台風も接近しておりまして,何か間の悪いときの一般質問になったなという気がしておりますけれども,長くならないように,中身をもう少し議論させていただきたいと思います。まず,水力発電についてですけれども,これは重要なことで,新しいエネルギーとして市も取組んでいくと,今後調査研究をしたいということですけれども,市が,今ここには1,000kw以下の小水力発電について新エネルギーという位置づけがされたと,今までは水力発電については新エネルギーという位置づけはなかったということなわけですけれども,市が今後市として取組んでいこうという水力発電はどういう程度のものなのか,今の段階で。例えば,大水力というのは10万kwというような区切りがあるようです。中水力というのは1万から10万,小水力というのは1,000kwから1万,ミニ水力というのが,今ここに言われている1,000kwで,さらに100kw以下をマイクロ水力と,こう言うようですけれども,市として取組もうとしているのはどの辺のところを考えていらっしゃるか,お尋ねをしておきます。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 水力発電につきましては,やはりダムをつくったりすることによって環境破壊があるということから,もともとこういった新エネルギーの中には入っておりませんでした。既存の水路を使うことによって新エネルギーとして認めていこうということから,近ごろ新エネルギーとして認めてこられた経緯がございます。それが1,000kw以下ということでございます。霧島市につきましても,可能性があるようなところも何か所かございますので,そういった1,000kwを,一つの1,000kw以下を目標に可能性調査などを行ってまいればというふうに考えております。以上です。


○19番(植山利博君)


 1,000kwということですけれども,事業費としては大体どれぐらいの規模になりそうですか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 はっきりしたことは申し上げられませんけれども,発電所があって,そこに引いてくる水路とかいろいろあろうかと思いますけれども,少し先進事例を見てみますと,3億円ぐらいではないかなと考えております。


○19番(植山利博君)


 3億円ということですけど,規模にもよるし,地形にもよるんだろうと思いますが,少しインターネットで調べたところによると,kw当たり80万ぐらいというようなことですので,1,000kwだと8億ですか,ぐらいざっとかかるのかなと,1,000kwだとですよ。だから,状況によっては500kwとかいうことらしいです。太陽光は,牧園小学校に20kwが設置をされたということですけれども,大体その1kw当たりが70万ぐらいの大体大まかな単価になると,そうすると,1kw当たり約10万ぐらいこの水力発電のほうが高くつくんですけれども,稼働率から考えると,太陽光の場合は夜は駄目だし,雨が降ったり,曇ってたりしたら効率は悪いわけですから,水力の場合は,この小規模の場合は,今言われたような,そのダムとか,そういうものをつくらずに,自然の形態のものをそのままできるだけ活用しながら水車とかを回して,非常に環境に負荷のないものだと言われているようです。しかも,ほとんどkw単価が10万ぐらいしか変わらないということで,効率から考えると,太陽光よりも5倍から10倍その効率があると言われていると思うんですよ。ですから,国は今非常にこの太陽光を力を入れて進める。これも大事なことです。これは,もう太陽のエネルギーを活用するということは大変大事なことで,この前の委員会でも,委員会の特につけ加えることで,第二西小については20kwが予定されているようだけれども,さらにこのワット数を大きくしなさいというふうな指摘もあったようですので,太陽光も重要ですけれども,この天降川水系を中心に,非常に農業用水とか用排水,そういうものを使ってできる水力発電,特にそのミニ水力はかなりそれでも8億とか5億とかいう金がかかりますけれども,このマイクロ水力,100kw以下になると,非常に安価に,もしくは個人的につくれるというような状況にまで至っているということなんですけれども,そのマイクロ水力発電を市として今後取組んでいく考えはないですか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 水力発電につきまして,いろいろ調べてみましたら,問題点が2つ,3つあるようです。まず,1番の問題が,水利権の問題がございます。どこもこの水力発電をしたところでは,この水利権の問題に対して,かなり苦労されているようでございますので,マイクロ水力発電にしても,やはり水利権の問題は解決しなければならないと考えております。それから,水量の問題がございますけれども,水量も例えば渇水期とかになってくると,なかなか難しい部分がありまして,そういったときに稼動しないと。全体を通して,1kw当たり10円程度で売電をしているようなことでございますので,実際コストがそれ以下でないと,儲けはないということで,そういった部分,コストの問題,そういったものなども考えていかなければならないかと,年間を通じた流量はどのくらいあるのか。そして水利権の問題,こういったものを見ながら,活用できるかどうかというのを検討しなければならないと考えております。


○19番(植山利博君)


 そういう課題はあるということは,私も認識をしておりますけれども,これは太陽光発電にしても,それから火力発電にしても,原子力にしても,今使われている電力には,すべて課題も抱えているわけです。ですから,先ほど壇上から言いましたように,化石エネルギーというのは,あと50年ぐらいしたら,ほとんどのもの,石炭以外は枯渇する可能性をはらんでいるんだということであれば,50年後は,霧島市に水力発電や風力発電や太陽光発電,こういうものが,本当に各家庭に設置をされている時代が必ず来る,50年後か70年後か。だからそういう社会を見据えて,それに対応できる社会づくり,地域づくりを徐々に徐々に始めていかなければならないということは当たり前のことですので,是非こういうことに取組んでいっていただきたい。それから,今答弁の中で,民間開発も含めというような答弁がありましたけれども,ということは,その民間開発の,何か提案とかいうものが,具体的に今あるんですか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 こういったのに対するNEDOの補助がございますけれども,そういった中で,例えばこういった地方公共団体がする場合も含まれておりますし,例えば土地改良区がしたりとか,農協がしたりとか,民間の方がしたりと,そういったのも想定された補助事業でございますので,実際,一,二件,そういったご提案もいただいているところでございます。


○19番(植山利博君)


 NEDOの補助という話も出ましたけれども,これは国家戦略として進められるんだろうと思います。現在の時点での補助率というのは分かっておりますか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 基本的には,約3分の1が補助になっているようでございます。(P237に補足説明あり)


○19番(植山利博君)


 今の段階で,例えば補助率が3割であるとすれば,合併特例債なんかは使えるものですか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 合併特例債につきましては,合併によって生じた問題を解決するための部分だと思いますので,その辺り等考えながら,これは合併によってなのかどうかということと見比べながら,なるものというふうに考えております。


○19番(植山利博君)


 水力発電はこれぐらいにしまして,太陽光ですけれども,今現在も,牧園中に20kw程度の太陽光発電が設置をされていると聞いておりますけれども,これの事業費はどれぐらいかかっているんですか。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 今現在,牧園小学校に40kwの太陽光発電が設置されております。それと舞鶴中学校に20kwの太陽光発電が設置されております。以上,2つの小・中学校に設置されておりますけれども,事業費を申し上げます。牧園小学校に設置されている太陽光発電につきましては,平成11年度に設置されておりまして,7,605万円でございます。それと,舞鶴中学校でございますけども,平成14度に設置されておりまして,容量は20kwで,工事費は2,793万円でございます。


○19番(植山利博君)


 失礼しました。牧園小と舞鶴中ですね。それぞれ40kwと20kwということですが,この牧園小で,小学校の使用電力の何割ぐらいを,以前質問で10%から15%程度と聞いたと思うんですが,もう1回確認させてもらっていいですか。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 牧園小学校で,太陽光発電率が58.9%でございます。それと舞鶴中学校で8.4%でございます。


○19番(植山利博君)


 その(仮称)第二国分西小の20kwを想定をされておりますけれども,これで第二国分西小のどれぐらいを賄う予定ですか。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 (仮称)第二国分西小学校を想定しておりますのは15.2%でございます。


○19番(植山利博君)


 今後,公共施設のような小学校,中学校を除いてでも,公共施設に太陽光発電を設置する予定をされている,具体的に予定をされているのがありますか。あればお示しをいただきたい。


○教育部長(藤田 満君)


 学校関係でございますけれども,牧園中学校が現在改築を進めておりますが,ここにも一応設置をする予定にしておりまして,進捗状況でいきますと,22年度ぐらいになるのかなと思っております。そこでも同じく20kwの容量のものを設置する予定にいたしております。


○19番(植山利博君)


 学校施設以外に公共施設で,例えば本庁舎とか,何かそういう具体的な予定はありませんか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 今現時点では,特に計画は持っていません。


○19番(植山利博君)


 以前,国分は,新築の家とかに補助を出していました。これは国の制度を使ってされていて,隼人でも是非導入をという議論をした時代があったんです。これは国の政策が変わりまして,つくるメーカーの側に資金を入れたという状況がありまして,それと伴って旧国分市もなくなったわけですけれども,今後,やはりそういう個人の住宅に対して,太陽光を設置をする場合に,何らかの補助をしていく必要があると思うんですが,そういうような計画はございませんか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 霧島市におきましては,霧島市補助金等交付指針の中で,国や県の制度による補助は,その制度の終了とあわせて市の補助を終了させると,この方針に基づきまして,前は終了したところでございます。ただし,今回の洞爺湖サミットを機にこういった太陽光発電に対する国の認識も変わってきまして,何らかの補助に向けての動きがありますので,その動きを注視しながら,その詳細が明らかになった時点で,また市としても考えてまいりたいと考えております。


○19番(植山利博君)


 是非,市長会等を通じて,市長の立場で,国・県あたりにもこの太陽光発電に向けての国県の補助を強く求めていく必要があるのではないかと。そしてそれにあわせて,霧島市としても,そのような対応をすべきではないかと,これは求めておきたいと思います。それでは,AZに入りたいと思います。AZの,一番心配をされるのは,交通渋滞ということがまず第1点に心配されると思います。それで,1日の来店者を2万5,026人を想定をされております。それから進入路については,それぞれ細かくパーセントでお示しをいただいたわけですけれども,1日に何台ぐらいの車が結果としてAZに入るという想定はないのでしょうか。


○商工観光部次長兼商工観光政策課長(柳田秀徳君)


 8月10日の説明会の,AZさんが地元の説明会をされたんですけれども,平日と日曜,祝日に分けて,1時間当たりで算出されておりますので,それでお答えいたします。平日は555台,日曜,祝日は1時間当たり1,009台を見込まれております。


○19番(植山利博君)


 これは1時間当たりということは,掛ける24倍というふうに理解してよろしいんですか。


○商工観光部次長兼商工観光政策課長(柳田秀徳君)


 ただいまのはピーク時でございまして,平日は3,854台,休日は7,007台を見込まれております。


○19番(植山利博君)


 ピーク時が555台ということですが,1時間に,そういうことですよね。日曜が1,009台ということで,相当の,これは平均を取った数字だと思うんです。オープン時は,もっとさらに激しい車の流入が想定されるのではなかろうかと。私も川辺に現場を見させていただきました。川辺の商工会で,阿久根が商工会議所です。商工会でいろいろ話を聞きましたところ,オープンから1週間ぐらいは,時間帯によっては全く車が動かないような状況があったという話を聞きました。そのオープン時に向けての対策というようなことは,何か特別に配慮されているものですか。


○商工観光部次長兼商工観光政策課長(柳田秀徳君)


 川辺につきましては,昨年私どもも4月,役場に行きまして,お聞きいたしましたところ,午前0時オープンで渋滞がすごかったと。2日間,鹿児島,枕崎間が渋滞したというようなことでございました。そこらを含めまして,AZさんにも,特に開店時,それと正月時などの交通渋滞が考えられますので,開店の時間とか市民に対する周知,広報の方法などをよく詰めるようにお願いをしております。例えば,地域指定のプレオープンとか,その方法なども検討をというようなことで,警察や国道事務所をはじめまして,関係機関と十分な協議をしていただくよう,AZに意見を出しておりますし,また機会を捉えてお願いもいたしているところでございます。


○19番(植山利博君)


 それぞれ,進入経路によって,車の進入率を計算されておりますけれども,北永野田小浜線,隼人道路の西インターでおりるケースと,東インター,高速で見た場合は東インターでおりるケースがあろうかと思います。鹿児島から来られた方々を,インターで来られた方々を,東インターと西インターで分散させるような手法というのも必要ではないかと。つまり,西インターで,案内の表示をする必要があるのではないかと思うんですけれども,その辺の協議,もしくは対応はなされていますか。


○商工観光部次長兼商工観光政策課長(柳田秀徳君)


 そこら辺も,説明会の時にも出たんですけれども,西インターを出たところに,看板とか,そういうような設置の方向につきましても検討をいたすというようなことでございまして,国道を直進しますと,そこのちょうど国道も入口とか,非常に混雑しますし,そこら辺も分散化を図った形で検討をするというようなことでございました。


○19番(植山利博君)


 西インターでおりた場合,西インターから北永野田小浜線に入って,それから宮内松山線,いわゆる小野の郵便局のあの前から,工専の西側に割と大きな道路が通っています。あそこに誘導する対策をとること。それから東インターで降りた場合は,10号線に1回出なければ,中の港の,隼人港の中を抜けて,鹿児島神宮の屋敷があるあの前から抜けると,信号が全然ないんです。ですから,少しなれると,あの中の本当に離合ができないような道路に入り込む,生活道路,地元の方々,それを大変危惧されておりますけれども,その辺も何か対策が必要ではないかと思いますが,その辺の対応についてはどう考えられていますか。


○建設政策課長(岡元邦昭君)


 代わりに答えます。隼人東インターよりAZに至る道路については,まだ区画整理区域内ということで,街路等が未整備であります。今後,10号線が混雑すれば,当然ここに買い物等の車両が入ると予想されます。それで,当分の間は,交通案内板の設置や交通誘導員,場合によっては,公安委員会等とも協議しまして,地元車以外については一方通行とか,そういう対策が必要になってくるのかなと考えております。今後については,オープンを見ながら,検討してまいりたいと考えております。


○19番(植山利博君)


 西インター,北永野田小浜線から,今私が言いました宮内松山線に車が入ってくればまだいいんですけれども,野久美田清水線,あれに入る可能性も十分にあるんです。あれは離合ができないような道路で,これは今答弁の中にもあるように,まだ合併前の隼人町時代から,それこそ10年ぐらい前から,毎年のように要望が,離合場所がほしいとか,拡幅整備をしていただきたいという要望があった箇所だと思うんです。これの10号線から北永野田小浜線までの全線の拡幅改良が必要になるのではないかと思います。その辺はどういう考え方を持っていらっしゃいますか。


○建設部長(篠原明博君)


 先ほども答弁いたしましたように,今年度国道10号周辺の道路整備につきましては緊急性があるというようなことで,用地を含めて工事着手し,引続き来年もその接続間については工事をする予定でございます。それから,今おっしゃいましたように,鹿児島,加治木方面からそういうAZ方面への近道というようなこともございます。あるいは地域の方々の離合ができない道路であるということも含めまして,またそういうAZの開店に伴いまして,いろんな交通事情も変わってくるということも想定いたしておりますので,それらの状況を見ながら,今後検討してまいりたいと思っております。


○19番(植山利博君)


 その辺の,先ほど万全とはという,池田議員からもありましたけれども,万全とはいかないでしょうけれども,可能な限りの対応をすべきだろうと。それと,あと最後に残されたのが,肝心な10号線です。これは市が及ぶところでないわけですけれども,最も急がなければならないのは,10号線の区画整理の西端から,それから三島ドライブインまでの整備,これは一番最もここが渋滞したら,まさにどうしようもないところなんです。多分ここが一番の課題になろうと思いますので,これはやはり,国あたりと早急に協議をしながら,速やかな対応が求められる,区画整理で10号線は拡幅になりますけれども,その後は極端に狭いということがあってはならないわけですから,このAZのオープン,もう間もないわけですけど,それまでにはとてもではないが,対応はし切れないとは思いますけれども,このことを足がかりにして,1日も早い整備につなげる必要があると思いますが,いかがですか。


○建設政策課長(岡元邦昭君)


 国道10号の拡幅改良については,昨年12月の定例会において,議会でも陳情書の提出がなされて,全会一致で可決されたところでございますが,地元からも国道事務所及び九州地方整備局に陳情書が出されておりまして,都市計画された未整備な区間1,170mについて早急な整備をしてほしいという,これは地元の切実な願いでございます。それを踏まえまして,国道事務所と協議をいたしておりますが,国道としては,全面改良について,18mの全面改良については,今のところ予定はないという回答でした。歩道設置,今小浜地区で進めている歩道設置については,可能性があるということでありまして,今後も引き続き当分歩道設置だけでもいいですのでということで,そういう早期に着手できる整備手法について,要望してまいりたいと考えております。


○19番(植山利博君)


 これは,是非市長にも国としては18mの全面改修するつもりはないと言っているわけですから,是非これはオープンしたら大変な状況になると思いますので,人よりもひとつ努力をしていただきたいと思います。それから最後になりますけれども,AZが3月ぐらいなのか,オープンするでしょう。オープンする以上は,霧島市も地域貢献協定を結ばれたということでありますので,このことについては,高く評価をしたいと思います。ですから,出てくる店は,地元の企業だという意識を持ってもらって,お互いが相乗効果でうまくいくような体制がとれるのかどうか,本来なら商工会なり商工会議所と良好な関係がつくれることを願っておりますけれども,この前の説明会に行ったときには,商工会に入る予定はないと,商工会議所もしくは商工会に入る予定はないと,はっきりと明言をされたようです。だけど,今後も行政としても,その辺のところは,地域とやはり地域の商工業者,通り会,そういうところと共存共栄するような道を探るべく,万全の努力をしていただきたい。そういうような対応をすべきではないかと思いますので,最後に市長の見解を求めて私の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 AZの進出,来年の春と。おおむね3月末ぐらいというような話をお伺いいたしておりますけれども,今いろいろご指摘のあった点,念頭においているつもりでございまして,この話が正式が決まったと同時に,私どもとしましては,各種対応を,今ご指摘いただいたようなこと等を,精力的に離合集散を繰り返しながら,国レベル,県レベル,そしてまた庁舎内の考え方,そういうものをいろいろと地域の声も聞きつつ,今日まで対応させていただきました。国道の考え方につきましては,今後もしっかりとご指摘の点踏まえながら,強力に交渉をしてまいりたいと思います。地域貢献協定,これをいろいろと事務当局が頑張ってくれまして,勢力的な双方の離合集散を繰返しながらの協定第1号という形で,先般協定を結ぶことができました。このAZができるということ,24時間,365日,1年中営業をし,ワンストップショッピングのパイオニアとしてやられるということを考えますと,市民の方々及び周辺の地域の方々の意識も生活スタイルも変わってしまうのかなというぐらい,思っているわけでございますが,一方,3万8,000m2という売り場面積,そしてまた雇用の予定は約400人と聞いておりますけれども,本当にこれは対応はしっかりと地域とともにやっていただくということを,マキオの社長さんとも話し合いをしておりますので,今ご指摘の地域貢献的視点からの要望については,相手あってのことではございますけれども,私の立場からいたしますと,率直にご意見も申し上げ,また協力もいただき,一緒になって地域社会が発展できるように,最善の努力をしてまいりたいと思っております。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 先ほどの水力発電の中で,どういったところが,事業者となり得るかということで,地方公共団体及び民間団体というふうに申し上げたんですけれども,少しつけ加えさせていただきますと,民間団体は,地域密着型の営利を目的としない事業を行う民間団体ということですので,よろしくお願いいたします。それから,補助率につきましては,3分の1と申し上げましたけれども,大体私どもが勉強した部分は3分の1が多いんですけれども,少し要綱を見てみますと,場合によっては2分の1という補助率も採用できる可能性もあるようでございます。(P252に訂正あり)


○議長(西村新一郎君)


 以上で,植山利博議員の一般質問を終わります。次に,35番,池田靖議員より4件通告がされております。したがって池田靖議員の発言を許可します。


○35番(池田 靖君)


 皆さんが早く済まれまして,皆さんからおまえも早く済ませるようにというご要望がありますが,なるべく,台風の関係もありますので,早く済ませたいとは思っております。私は,第3回定例会で通告をした4つの問題について市長に質問をします。まず第1の質問は,先ほど植山議員から再生可能なエネルギー開発への対応というご質問と重なるところもありますが,私は,地球温暖化対策の見地から質問します。7月の洞爺湖サミットの主要テーマとなったこの問題は,最も切迫した全世界的課題であります。世界での国家間のグローバルな議論も重要でありますが,当霧島市として市民が取組むべき問題でもあります。本市でも,既に各面にわたって対応されております。最近の原油価格が高騰している原因として,エネルギー需要が増え続けることが考えられますが,これは世界の人口増と経済発展が起因しております。すなわち,ここ150年間に世界の人口は5倍に増え,1人当たりのエネルギー消費量は8倍に達したと言われ,世界エネルギー機関IEAでは,20年後の2030年には,世界全体で現在の1.5倍もの石油の消費をすると予測しております。一方,供給側では,石油の生産量が減少しています。生産量が最大となるピークを迎えるその後,減少を始める,いわゆるピークオイルは,アメリカでは1970年に産油量がピークに達し,イギリスでは1999年に,メキシコでは2004年に迎えたと言われ,生産量がピークを迎えました。同じことが地球規模で起ころうとしているわけで,世界全体のピークオイルは,2010年,何とあと2年という世界的学者の予想警告があります。ところで,日本はエネルギーの82%を輸入である化石燃料に依存し,残りの18%の大部分を輸入ウランに頼っている現実は,温暖化対策からも緊急な課題と考えます。植山議員の質問にもありましたが,再生可能エネルギーが,日本にとっても,特に本市にとって,まだあまり利用されていない現実があります。特に,本市自体,有望な資源を保有しているのではないでしょうか。すなわち,日照条件のよいところでは太陽光を,風の強い地域は風力を,農業用水や川を利用し,また山からの水道を引いている落差を使った小水力,地下資源を活用した地熱発電,そして森林面積を広く持つ本市ならではのバイオマス等,再生可能な新しいエネルギーのポテンシャル,すなわち具体的可能性について注目すべきであります。現に,本市では,3万kwの大霧地熱発電所が平成8年から24時間稼動し,民生電力で人口2万人規模の需要を満たしております。また,霧島温泉丸尾のホテルでは,余分な温泉の蒸気を利用して,220kwの小型発電でホテル全館の電力使用を3分の1賄っています。これはバイナリー発電と呼ばれる小型発電で,国内で初の先駆的なものであります。このような新エネルギーシフトを進めるべきであります。そこで,市としては,どのような取組を考えておられるのか,質問します。第2の質問は,休館中のローカルエネルギー館の有効活用についてであります。昨年4月から休館している公の施設であるこの館の再開の目途もなく,何と1年6か月もの間,しかもあのような一等地にありながら,閉館しております。条例を見ますと,第2条の2で,市長は特に必要と認める場合,臨時休館することはできると規定しております。これは月曜日と年末年始の本来の休館日に加えた,あくまでも臨時休館のことでありまして,1年6か月もの長期間,しかも再開の目途もない休館は,条例上許されないものと私は解釈します。このことについて,本日は指摘するにとどめ,市長の良識ある判断による措置に任せることとしまして,この館の有効活用について伺います。まず,ローカルエネルギー館という名称を変更したらどうですか。地球温暖化対策,低炭素社会づくりにふさわしい,例えばエコエネルギー館といった現在の課題にマッチした名称に変更して,内部施設には教育啓発や実用化普及の施設にしたらどうかと考えます。本市には,世界に通用する京セラ,ソニーの大工場もあり,トヨタ自動車のシンクタンクもあります。これらの優良企業とのタイアップにより,この公の施設の再スタートを期待するものであります。そのことで,市民はもちろん,県内からも多くの人が集まり,県外,そして海外からの観光客を呼び込む内容のある施設に充実発展させたらどうか。そしてこのような施設の充実ができれば,本市の有望な特産品をまとめる協会事務所,また統合間際と聞いている霧島市観光協会の事務所を館内に併設することも意義あることではないかと考えます。市民に親しまれ,喜ばれ,有益な施設として活用する考えはないか,質問します。第3の質問は,周辺地域の活性化対策についてであります。昨年12月の議会から,連続して4回目の質問であります。それは,この大事な課題が解決できていないと考えるからであります。まず第1点は,総務省が集落支援制度を設けて,過疎地域や合併市町の周辺集落の振興対策として,その地域活性化への取組,すなわち公務員のOBや農業委員経験者等を非常勤職員の集落支援員に任命して,集落の活性化対策の調査や話し合いを行って,その事業に要する経費や支援員の人件費を地方交付税の特別交付税としてこの12月から支給し,自治体の周辺集落の活性化対策を財政的に支援することにしたと,8月14日の南日本新聞が報道しました。たまたま本市では,去る7月31日,霧島元気ふるさと再生事業が15名の委員で発足しました。この報道された総務省の集落支援制度を導入する考えはないのか,質問します。2点として,市内の7つの地区に設置された地域審議会は,本年度,任期による交代もあって,新たにその活躍が期待されるところであります。牧園地区では,6名の新しい方が加わって,本年度に入って,7月1日,8月8日,9月10日と3回の開催をみております。昨年同様,新年度予算に対する要望等,市長の諮問に対しての協議がなされております。ところで,地域審議会に再任された一委員から,市長の諮問に対して,真剣に協議,検討して,いろいろと要望,意見などを答申の形で提出をするが,なかなか採用されない。答申する意味がないという不満の声を聞かされております。市長は,各地域審議会からの答申,意見に対して,採用できない理由など,親切丁寧に文書で回答して,納得,了解を得る努力をされているのか,質問します。また,これまでも質問してきていますが,市長からの諮問に答えるだけでなく,審議会からの市長に対して積極的な意見を述べる権限の行使をどう指導,助言しているのか,改めて質問します。第3点は,本年度スタートした移住促進補助制度についてであります。この制度も市民や市外の皆さんからご理解をいただいて,順調に進んでいるようです。そこで,私は長期間にわたって,その周辺地域の田畑や山林,河川を守ってきたお年寄りや高齢者の親族やその集落の出身者の帰郷する,いわゆるUターンをもっと促進されて,周辺集落の活性化を図れないかと考えます。以前にも申し上げたことですが,周辺地域では,過疎,高齢化によって,その集落の存続が危ぶまれている現実があります。今年の5月1日現在,本市の高齢化率が21.77%でありますが,これを地域別に比較すると,国分地区が最低で17.1%,牧園が最高で34.5%と大きな格差が生まれ,横川,霧島,福山の4地区が30%を上回っております。この過疎,高齢化の進んだ地区では,独居老人の家庭も多くあり,さらには空家となって,立派な植木や果樹もある宅地が見かけられます。その上,不耕作の畑も年々増加している状況であります。この実態に対して,U,I,Jのターンの,都市部からの,この政策を高く評価されるところではありますが,ゆかりのない方たちが入られる場合,それなりの問題や抵抗があります。そこで,それらの方たちに加えて,血縁,地縁等の地域に顔なじみの帰郷を促進する手立てで,この制度をさらに拡大運用するならば,この政策がさらに成果が上がり,周辺集落に活力を与え,集落の人口減解消に進められたらどうか,市長の率直な見解を質問するものであります。最後に,第4の質問は,茶畑の防霜用電線の盗難対策であります。去る9月1日未明,牧園町の2軒の茶農家で,再び盗難が発生しました。昨年来,本市を含む県下8市町で,すなわち旧川辺町,志布志市,お隣の湧水町などでありますが,65戸の農家で48件の被害が報告され,その被害面積は37haに及んでおります。これは,本年2月までの数字であります。本年1月末から2月中旬まで,本市でも茶農家自体,盗難防止のための自警団を組織して,毎晩パトロールを実施しましたが,予測の立たない事件でもあり,長期にわたる自警団の活動は不可能であります。先日の盗難は久しぶりの発生とはいえ,今後の不安もあります。加えて,本年,茶農家は,価格の暴落,生産資材である肥料,そして燃料等の値上がりで,経営を直撃しております。経済的不安だけでなく,精神的ダメージを受けております。これらに対して,市長は,どのような措置,対策を講じられたかを質問します。以上,申し上げて私の1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 池田議員から4点につきまして,質問がございました。3点目の1につきましては,私のほうから答弁をいたします。そのほかにつきましては,企画部長及び農林水産部長が答弁をいたします。周辺地域の活性化対策についての1点目についてお答えをいたします。平成20年度当初予算におきまして,周辺地域の活性化対策として,霧島・元気なふるさと再生事業群の予算を措置いたしております。この事業は,中山間地域の短所を改善をして,長所を生かし,地域のよさを市街地の住民にアピールをし,交流人口の拡大による地域活性化につなげるとともに,可能な限り定住を促進するというものであります。この事業群で行う元気なふるさと再生委員会,井戸端会議モデル事業,マンパワー支援事業は,集落支援制度と同様の趣旨に基づくものであります。この事業の成果をもとに,現状を把握をし,何ができるか,具体的な対策を検討することとしておりますので,まずはこの取組を進めてまいりたいと考えておりますが,集落支援員や集落点検につきましては,今後元気なふるさと再生委員会等において,検討してまいりたいと考えております。なお,集落支援員の設置及び集落点検の実施に要する経費について,平成20年度においては,特別交付税による措置を行う旨の通知が国からされておりますけれども,現時点では,具体的な手続等は示されておりません。今後の国等の動向については,さらに注視していきたいと考えております。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 周辺地域の活性化対策についての2点目についてお答えいたします。平成18年2月24日に設置された地域審議会は,最初の2年間の任期が終了し,現在改選された新たな委員により運営されております。これまで各地区の地域審議会においては,地区の現状と課題,将来像,将来に向かって取組む基本方針を整理した各地域ごとの地域計画を策定し,昨年12月18日に各地区の会長から提言という形で市長に提出されております。今年度は,さらにこの計画の実現に向けての具体的な方策について,テーマを絞り,それぞれの地域審議会で協議され,地区の活性化対策について取りまとめ,市に対して提言していただくことになっております。提出される提言につきましては,総合計画の実現に向けて有効性などを検証しながら,十分尊重してまいりたいと考えております。次に,3点目,本年度スタートした移住促進補助制度を親族の帰郷にも適用して過疎集落の活性化対策を進めてはどうかというご質問についてお答えいたします。この制度は,本年4月からスタートいたしましたが,新聞等でも報道されたことなどから反響も大きく,これまで250件以上のお問い合わせがあり,既に5件は交付決定に至っております。補助対象者の範囲は,霧島市移住定住促進に関する条例の第4条で規定いたしているとおりでございますが,一定の要件を具備いたしますと,転入された移住者の方が地域にお住まいの方の親族であるか否かを問わず適用されることになりますので,ご理解賜りたいと存じます。なお,この制度は,本市の人口増加対策を目的としているため,市外からの移住者を対象としておりますが,過疎集落の活性化対策には一定の効果が期待できるものと考えているところでございます。次に,1点目の温暖化対策の取組についてお答えいたします。国においては,本年7月に低酸素社会づくり行動計画を閣議決定し,温室効果ガス削減の大きな取組として,新エネルギーと言われる再生可能エネルギーの積極的な導入を行うこととしております。本市におきましても,霧島市環境基本計画の中で,地球温暖化防止対策の推進を重点施策の一つとして位置づけ,温室効果ガス削減などの具体的な取組を行うとともに,新エネルギー,省エネルギーの情報提供を行うなど,地球温暖化防止に関する普及啓発を促進してまいりたいと存じます。また,議員ご指摘のように,本市内で活用可能なエネルギー資源につきましては,現在民間での開発や調査等も行われておりますが,本市といたしましても,これらの資源を有効に活用できないか,今後も引き続き調査,研究してまいりたいと考えております。次に,2点目の休館中のローカルエネルギー館の有効活用についてお答えいたします。ローカルエネルギー館は,昭和63年にローカルエネルギー資源に恵まれた国分,隼人地域のローカルエネルギーモデルランドの中核施設として建設されましたが,平成18年度実施した行政評価及び55人委員会による外部評価により,一定の役割は終わった。他への転用が有効との理由から,現在休館いたしているところでございます。その間,これまで有効な活用策を模索してまいりましたが,本年6月には,国による補助対象財産の財産処分の弾力化等の方針転換も示されたこともあり,一定の方向性が決まりつつあります。現段階では,新エネルギーを中心とした市民の環境に関する活動拠点とし,次の3つのコンセプトを考えているところでございます。一つ目が,新エネルギーに関する知識を分かりやすく伝える場とする。2つ目が,青少年が理科の楽しさを実感できる場とする。3つ目が,新エネルギーや省エネルギーへの取組方法等を地域全体で共有する場とする。これにより,環境に関する情報や知識を地域全体で共有し,市全体での環境に関する意識の向上が図られるものと考えております。本年度中には,その活用策をお示しできる予定でございます。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 4点目の茶畑の防霜用電線の盗難対策についてお答えいたします。本市のお茶につきましては,現在690haが耕作され,その面積は年々増加しており,霧島市を代表する主要作物でございます。今回,防霜ファンの電線が2か所で盗まれる事故が行ったことは,大変許しがたいことでございます。ペットボトル茶は順調な販売を続けているものの,本来のリーフ茶の消費が減少し,荒茶の価格が低迷し,茶農家の経営が大変厳しい中での今回の盗難事故は,精神的にも経済的にも大変な痛手であったと思います。昨年の12月と本年の2月に,これと同様な被害が出ており,職員,茶業振興会で夜間パトロール等を実施したり,パトロール実施中の立て看板を設置するなど,その防衛策を実施してまいりましたが,残念ながら犯人逮捕までは至っておらず,今回の再発となってしまいました。今回の盗難発生後も,直ちに茶業振興会を通じて,お茶農家に被害発生を周知し,注意の呼びかけ並びに不審者情報提供を依頼いたしました。立て看板は既に設置していることから,今後は夜間の侵入者に対する感知照明の設置や広報紙による不審者情報の提供依頼など,考えられる防護策を茶業振興会及び姶良農業協同組合と一緒になって検討してまいりたいと考えております。


○議長(西村新一郎君)


 池田靖議員の壇上からの質問に対する答弁は終わりました。ここでしばらく議会運営委員会開催のため休憩をします。


               「休憩  午前11時44分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時00分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。池田靖議員の壇上からの質問に対する答弁が終わりました。自席からの再質問を許可します。


○35番(池田 靖君)


 今,休憩中に,おまえ,山の上に住んでいるんだから,早く終わらないと,帰れなくなるぞという皆さん親切なご助言がありますので,なるべく早く済ませたいと思いますが,明快なご答弁をいただけば,私のほうも終わらせるつもりでございますので,ひとつ市長もよろしくお願いいたします。まず,順不同でお答えがありましたので,順不同の質問をお許しいただきます。ローカルエネルギー館につきましては,2つほど私が壇上から言ったことに対するお答えがなかったので,まずこの点をお伺いいたします。特産品協会の拠点的なまとめをする組織を図る場所として,この場所を使ったらどうかということと,それからもう統合が間近であるということを伺っております観光協会の事務所として設置をする。そういう場所をローカルエネルギー館にしたならどうだということをご提言いたしましたが,市民の身近なものとして,人が集まりやすい場所というようなことからいくと,その2つのことは非常に重要だと私は考えますので,この点のお答えをいただきたい。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 議員のご提案の中で,例えば修学旅行とかのお話もあったかと思います。先ほど申しましたコンセプトの中に,例えば理科の楽しさを実感できる場というのが,青少年が,そういったところから考えますと,そういったところもつけていくこともできようかと思います。そういった意味では,今申された例えば観光協会などもその全体のコンセプトにあった中で,考えていった中で,可能性は十分あろうかといった気がいたします。


○35番(池田 靖君)


 周辺地域の集落の問題の住民政策のことについて,共生協働課とのお話を承っておりますが,元気ふるさと再生会議といいますか,委員会,それでいろいろなご検討をなさって,現時点ではまだ,先ほど私が申し上げました集落支援員の制度については,国からの通知がまだ具体的になってないというお話がございましたが,私は,再生委員会の資料も見せていただきましたが,それ以上に,私が先ほど申し上げた支援員制度のほうが,きめ細かく,チェックシートをつくったり,地域の活性化のためにいろいろ具体的に進められるのではないかなと考えます。そうしたときの,先ほどのご答弁の中にもあったかもしれませんが,住民政策のコンセプトが人口増を基本としているのではないかと。私は,やはり確かに人口増をすることは重要なことでありますから,それをやっていけないなんてことは申し上げるのではありませんが,現在住んでいる人の質を高める,そういう生きる力を高めていくということが,地域政策の基本にあるのではないかと。その辺のところが,人が増えれば,よくなることも確かかもしれませんが,現在いる人が元気になるような視点を是非持っていただきたい。このふるさと再生会議の事業と,今回の国が示されている集落支援員制度,国が財政措置もするという制度との違いはどんなふうにお考えでしょうか,その辺を伺っておきます。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 今年度この霧島・元気なふるさと再生事業群を今年度予算に上げるときに,昨年度末,庁内でいろいろ検討いたしました。その中で,実は今回出ているこういった集落支援員制度みたいなのも国に先駆けて,自分たちの中でも議論したところでございます。それも,やっていったらどうかと,議論する中で,いろいろ高まった中で,今言う今回の再生事業もつくっております。ですから,今度は財政的な国の裏づけもできましたので,今やっている分に,こういった制度がもしここに追加してやっていけるのであれば,そういった部分も考えていければと考えております。


○35番(池田 靖君)


 それでは,そういう支援員制度を今のいろいろやっていらっしゃる上に,さらに充実をさせるという方向でやっていかれると理解をいたします。もう一つの問題であります地域審議会のことでありますが,もう既に牧園地域では3回行われて,相当な議論があるわけであります。そういう中で,私ども地域から今選出されている議員にも,地域審議会がどんなことをなさっているかということが,よく分からない面があります。私は,審議会長さんと是非お願いをしたいというのは,同僚議員にもお話をしておりませんが,地域から選ばれている議員とその地域審議会が,一度はやったんですが,またいろいろ話し合う機会を持っていただけないかと。そういうことによって,よりこの地域の問題が具体化されて,一つの形になって,課題を解決する上にいいのではないかと思っておりますが,そういうことについて,どのようにお考えだろうかと。その地域審議会の検討されているご意見やら,そういうものは,どのような形で,具体的な政策,行政の具体的な仕方で示されるのか,それともこういうご意見があるけれどもということで,何か広報みたいな形で示されるのか。どちらになるのか,その辺をお答えいただきたい。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 まず,地域審議会の一連の流れを少しご説明申し上げますと,まずこの2年間で,地域の課題などを拾い上げて,地域のあるべき姿とはどうあるべきか,そのためには何をすべきかというのをつくり上げたのが地域計画でございます。今年度,第2期目に入りまして,その地域計画の中で,特に,例えば何々地区を活性化するために,この部分が大事だというのを今抽出作業をしていただいております。その議論をしていただく中で,それを解決するためには何が必要だ,そのためにはどういった予算が必要だという,今ご議論をいただいておりまして,それを今度出したものが,市の総合計画と,地域の総合計画と比べながら,本当にこれがこの地域に役立つものだというものに対しまして,予算をつけていく。そういった格好になっていこうかと思います。その中で,こんな部分につきましては,どうしても予算がつかなったと,そういった部分については,昨年度の部分などもですけれども,総合計画とかない中での話なんですけれども,これにつきましては,こういうことで,予算がつかなかったというのも地域審議会の中でまたお話してご審議いただいているような,そういう格好の中でございまして,議会と話し合う機会とかいう,さっきお話もございましたけれども,確かに地域審議会の中でそういったご意見も出ております。基本的には,地域審議会の地域のために何が一番,どういう方法をとるのが一番いいのかというのは,やはり地域審議会で議論すべきでございますので,その中で,こういった方法をとりたいというのがあって,それぞれご同意いただければ,そういった方法などもとれるのではないかという気がいたします。


○35番(池田 靖君)


 この問題については,やはり今同じことを考えているわけですから,協議をするということは,無意味ではないと私は考えます。それで,やはり専門的で組織化できる人たちを地域の中では求めているわけですから,地域を大事にするということをどう具体的にするかということだろうと思うんです。それを皆さん,地域の住民なり,その地域の人たちに分かるようにするというのが,今分からないから,何か絶望的なご意見も出てくるわけですから,是非これについては,本庁のほうもご理解をいただきながら,それから私たちもそのかけ橋になりながら,やっていくことを是非ご理解いただきたいと思います。それで,もう一つ,やはり先ほどのローカルエネルギー館にちょっと戻りますが,いろいろお話になったことは,いつごろ具体化できるのでしょうか。それと,もう1年半もの間,なぜこんなに長い間,あんな優秀なものを無駄にされたんですか。その辺の率直なご意見は,市長のほうがいいかな。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 昨年4月に休館いたしまして,それからまずローカルエネルギー館という補助金に沿った使い方をずっと考えてまいりました。その中で,ある程度,今のローカルエネルギー館を生かした考え方がまとまってきつつあったんですけれども,昨年末ぐらいに施設の補助金が10年間で,もしかしたら,前の使い方にとらわれなくても,補助金を返さなくてもいいというような情報が入ってまいりました。その情報が現実のものとなったのが,年を明けてからでございます。そして,最終的にいいですよとなったのが6月でございます。そうなってくると,今までのローカルエネルギー館を基調とした,それにとらわれたものではなくて,もうちょっと大きくやっていこうとしたところから,先ほど申しました,例えば知識を分かりやすく伝える場というような,こういった部分の中で,ローカルエネルギー館にとらわれなくてもいいよねというようなことから,少し話を広げていきました。そして,先ほど最初の質問の中でも,例えば本市には,そういったソーラーなどをやっておられる大企業などもあるんではないかというようなのも言われましたけれども,だったら,そういった地元にある企業の方々も巻き込んで何とかできないだろうかと,今までの補助金適化法の中ではなかなかその部分が縛りがあったんですけど,そういった縛りが抜けるんであれば,せっかく地元にそういったいろんな資源があれば,そういった人的資源などもお貸し願えないだろうかということを少し広がっていった中で,現在に至っております。最終的なコンセプトが決まりましたので,これを今度はそういった方々にご提案させていただいて,協力していただくところは協力していただきながらも,民と官が一緒になってつくり上げていく,そういったローカルエネルギー館,旧ローカルエネルギー館にしたいということから,この時期まで至ったところが現実でございます。


○市長(前田終止君)


 事務的な流れについては,そのような,今部長の答弁があったとおりですが,若干,認識,誤解がローカルエネルギー館に対して,池田議員さんにあるんじゃないかと思いますのは,あんなに立派ないい場所の施設をなぜ1年半も放置しておったかという言われ方をなさいましたけれども,このことについては,今までも,今も,本当にこの状態でいいのかということを,昭和63年,ずっと運営をしてきて,そしてだんだん利用者が少なくなって,合併前もかなりでございましたし,合併後もそれを真剣にみんな考え合ったわけです。そして,行政評価という形でこのことを内部でも相当検討した。そして,結果,55人委員会による外部評価というところにも協議をしてもらったわけです。そして,全体の最終的に得た結論としては,開館以来,ある一定の役割をほぼ一区切りついたんじゃないかと,ここは,開館しているだけで,1年間のランニングコスト,そういうものがおおむね1,000万近い金が,アバウトな話です。近くかかるので,いろいろ経費節減の折から,そしてまた,本当にあるべき姿というのをどうしていいかという協議を精力的にやりよったんです。そして,ご承知のとおり,ネックになっておりました補助対象事業返還金,それを途中から目的を,例えば,おっしゃるとおり,特産品協会と観光協会をその中に入れたら,目的外使用で駄目でしょうと。返してくださいというような時代がありました。それをちょうどいいタイミングで,本年6月に,国より補助対象財産の財産処分の弾力化,そういう方針が確認できた。だったら,今,議員ご指摘のそういうこと等もしっかり腰を据えて議論をし,しいてはことを仕損じるという話があるじゃないですか。ですから,しっかり練り上げて練り上げて,ちゃんと準備をさせようと,そういう配慮がありますから,1年半もほったらかしてと言わんでください。


○35番(池田 靖君)


 私も池田節だと言われますけれども,市長もちょっと同じような……。それはそれで,議論をするつもりはありませんが,次に,私はあくまでも地域の活性化ということを,これはどうしても言っていかなければいけないと,そういう中で,移住促進補助制度ですが,これに目をつけられた市長なり行政の幹部の方たちも,立派だと思います。ただ,どんどん先ほど高齢化率も申し上げましたが,どんどん人が少なくなってきている。それをどうするか,中心だけよければいいじゃないかという考え方は,やはり私どもは強く否定をしていかないと,なかなか霧島市全体がうまくいっていかないように思いますので,その中で考えますことは,現在,独居老人でいらっしゃる方,それからもういらっしゃらないけど,その地域からはあそこの息子がもう帰ってくればいいのになというようなのもいるわけですから,確かに今の制度の中からは,私は同じようにしろとは言いませんが,同族の人なり,地縁のある人なりが,その地域に帰ってこれるようなことを,行政がもうちょっと考えたらどうかと,PRをしていただいたらどうかと。それから,同じ市内の中でも,中心部と周辺部と分かれるわけですから,その辺のところを,何らかの手立てを,この制度の実効も上がっているわけですから,それをひとつ是非市長には考えていただいて,地域がそういう人が来ることによって,さっきも言ったように,人口が増えたり,その地域に何人かいればいいというんじゃなくて,その人たちが,その周辺部を生きたものにするように,そういうご配慮を是非していただきたいと思いまして,この制度で緩和できるところは緩和をしていただいて,やはりあの小さいときにいたやつが帰ってきたらということもありますので,ひとつそういう制度を受け入れていただくようなことができないものか,お尋ねをいたします。


○市長(前田終止君)


 議員おっしゃりたいことは,現在,私たちのこの隅々でふるさとで暮らしている人たち,そういう人たちが,なお元気が出て,新しい人をまた迎えて,人口移住定住もさらに促進をしていくということをしっかりとやりなさいよと。そして今,国レベルの動き,こういうものと,自分たちで知恵を出し合って,今編み出しているものと,ソフトに合流をさせて,施策をさらに磨き直すところがあれば直して,取組まれたいという期待をしているよという理解でよろしいですか。


○35番(池田 靖君)


 はい。


○市長(前田終止君)


 おっしゃるとおりだと思います。私は,市民の皆さんが中心部に住んでおられても,山間部の隅におられても,夢と希望の持てる我々のふるさとでなければいけないと。そういう地方分権の創造でなければいけないんだということを強く思っております。国際化がどんなに進んでいっても,地域主権,地域主流,地域への流れというものを私たちがどうやってつくっていくか,そのことが大事に,地方の政治には問われているといつも思います。安い米や,あるいはまた外国産の食材,入ってきます。しかし,輸入はできるけれども,三笠フーズの問題じゃないけれども,安心・安全の食糧,ましてや,今秋ですけれども,赤トンボや彼岸花のあるああいう風景というのは,輸入できないじゃないですか。ですから,そういう意味では,蛍とか,そういうところを,例えば農業とか中山間地とか山村集落とかいうものが絶対大事なんだと,この日本からそういうのは失われちゃいけないんだということを地域の人も大事に思いながら,そして新しく入ってくる人たちと,がっちり,田舎暮らしの豊かさ,よさを感じ合っていくような論理,それを確立していけば私は日本の将来とかふるさとの将来というのは,明るいものが必ず見えてくるんだというふうにいつも思います。ですから,市民の皆さん方が,地域環境とか自然の豊かさとかふるさとのすごさ,すばらしさ,そういうものを一人一人がよくかみ砕いて,心にしっかりつかんで,自信を持って,環境という問題の意識をしっかり持てば,本当にいい国,ふるさとができる,そういう消費者が増えることによって,いい農業やいい山間地経営ができるんだと,そういうことを基本にしっかりいつも置きながら,考えてまいりたい。そう思っています。


○35番(池田 靖君)


 是非一生懸命やってください。最後に,4問目の盗難の件でしつこくは申しませんが,一つだけ私の考えといいますか,泥棒がいつ来るかなんてというのは,予定もなければ分からないわけですから,是非ともお考えいただきたいのは,電線が切れたら,サイレンが鳴るようなことを考えると,余りお金がかからないのではないかと思います。ここに書いてあるように,夜間で照明,感知照明とかと書いてありますが,これも泥棒でないやつが来たときも,感知するわけです。だから,私は,電線を切るというのは,やはり電気を通してないんです,実際には,使うときしか電気は通してないんですが,それを電気を通して,それ,多少お金かかるけれども,取られるよりはいいわけですから,是非,大きなサイレンが鳴れば,みんなを起こして大変だろうけど,取られた人は大変なんです。ですから,それをひとつ市長,そういう痛みを分かるような,これは市の金でやってくれとは言いませんけれど,そういう研究を是非関係者の方たちがお考えにならないと,何もかも,農業は百姓だから,何でも100の仕事があって,やらないかんということもございますけれども,ひとつそういう知恵を行政の方たちは皆さん頭のいい方たちばかりですから,是非ご指導いただくようにお願いをして,私の質問を終わります。ごめんなさい。遅くまで。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,池田靖議員の一般質問を終わります。ここで皆様方に申し上げます。台風13号接近に伴い,当局では本日11時30分,災害警戒本部を設置し,午後2時,避難所が開設されます。議会といたしましても,市民生活を優先させるため,本日の会議は池田靖議員の一般質問をもって終了いたします。なお,残りの8名の質問者については,明日の本会議で行う予定でありますが,災害状況によっては,変更する場合がありますので,あらかじめご了承ください。本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。


              「散 会  午後 1時27分」