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鹿児島県 霧島市

平成20年第3回定例会(第3日目 9月16日)




平成20年第3回定例会(第3日目 9月16日)





             平成20年第3回霧島市議会定例会会議録


 
1.議事日程は次のとおりである。


                    平成20年9月16日(第3日目)午前10時開議


┌──┬──┬─────────────────────────┬──────┐


│日程│議案│件                 名      │備  考  │


│番号│番号│                         │      │


├──┼──┴─────────────────────────┼──────┤


│ 1│59 │請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校校│産業教育常任│


│  │  │舎新築建築工事(1工区))            │委員長報告 │


├──┼──┼─────────────────────────┤      │


│ 2│60 │請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校校│      │


│  │  │舎新築建築工事(2工区))            │      │


├──┼──┼─────────────────────────┤      │


│ 3│61 │請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校校│      │


│  │  │舎新築建築工事(3工区))            │      │


├──┼──┼─────────────────────────┤      │


│ 4│62 │請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校校│      │


│  │  │舎新築建築工事(4工区))            │      │


├──┼──┼─────────────────────────┤      │


│ 5│63 │請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校校│      │


│  │  │舎新築建築工事(5工区))            │      │


├──┼──┼─────────────────────────┤      │


│ 6│64 │請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校屋│      │


│  │  │内運動場新築建築工事)              │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 7│52 │霧島市職員定数条例等の一部改正について      │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 8│53 │公益法人等への霧島市職員の派遣等に関する条例の一部│      │


│  │  │改正について                   │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 9│54 │霧島市職員の勤務時間,休暇等に関する条例及び霧島市│      │


│  │  │消防団員等公務災害補償条例の一部改正について   │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 10│56 │霧島市高齢者等福祉作業所の設置及び管理に関する条例│      │


│  │  │の廃止について                  │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 11│57 │地方自治法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の│      │


│  │  │制定について                   │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 12│58 │霧島市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例│      │


│  │  │の制定について                  │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 13│65 │損害賠償の額を定め和解することについて      │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 14│66 │姶良伊佐環境保全センター管理組合を組織する地方公共│      │


│  │  │団体の数の減少及び姶良伊佐環境保全センター管理組合│      │


│  │  │規約の変更について                │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 15│67 │伊佐北姶良環境管理組合を組織する地方公共団体の数の│      │


│  │  │減少及び伊佐北姶良環境管理組合規約の変更について │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 16│68 │伊佐北姶良火葬場管理組合を組織する地方公共団体の数│      │


│  │  │の減少及び伊佐北姶良火葬場管理組合規約の変更につい│      │


│  │  │て                        │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 17│69 │姶良・伊佐地区介護保険組合を組織する地方公共団体の│      │


│  │  │数の減少及び姶良・伊佐地区介護保険組合規約の変更に│      │


│  │  │ついて                      │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 18│70 │鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の│      │


│  │  │数の減少及び鹿児島県市町村総合事務組合規約の変更に│      │


│  │  │ついて                      │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 19│71 │姶良・伊佐広域市町村圏協議会を組織する地方公共団体│      │


│  │  │の数の減少及び姶良・伊佐広域市町村圏協議会規約の変│      │


│  │  │更について                    │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 20│72 │姶良・伊佐広域市町村圏協議会を組織する地方公共団体│      │


│  │  │の数の増加及び姶良・伊佐広域市町村圏協議会規約の変│      │


│  │  │更について                    │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 21│73 │霧島市土地開発公社定款の一部変更について     │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 22│55 │霧島市営住宅の設置及び管理に関する条例等の一部改正│      │


│  │  │について                     │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 23│74 │平成20年度霧島市一般会計補正予算(第3号)につい│      │


│  │  │て                        │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 24│75 │平成20年度霧島市国民健康保険特別会計補正予算(第│      │


│  │  │1号)について                  │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 25│76 │平成20年度霧島市後期高齢者医療特別会計補正予算(│      │


│  │  │第1号)について                 │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 26│77 │平成20年度霧島市介護保険特別会計補正予算(第1号│      │


│  │  │)について                    │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 27│陳情│「国による公的森林整備の推進と国有林野事業の健全化│      │


│  │8 │を求める意見書」の採択についての陳情書      │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 28│陳情│陳情書(霧島市の発展基盤の主体となる観光協会(四協│      │


│  │9 │会)を早急に統合することの要望)         │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 29│陳情│郵政民営化法の見直しに関する陳情書        │      │


│  │10 │                         │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 30│78 │平成19年度霧島市一般会計歳入歳出決算認定について │追 加   │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 31│79 │平成19年度霧島市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認│追 加   │


│  │  │定について                    │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 32│80 │平成19年度霧島市老人保健医療特別会計歳入歳出決算認│追 加   │


│  │  │定について                    │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 33│81 │平成19年度霧島市介護保険特別会計歳入歳出決算認定に│追 加   │


│  │  │ついて                      │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 34│82 │平成19年度霧島市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決│追 加   │


│  │  │算認定について                  │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 35│83 │平成19年度霧島市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定│追 加   │


│  │  │について                     │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 36│84 │平成19年度霧島市温泉供給特別会計歳入歳出決算認定に│追 加   │


│  │  │ついて                      │      │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 37│85 │平成19年度霧島市水道事業会計決算認定について   │追 加   │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 38│86 │平成19年度霧島市簡易水道事業会計決算認定について │追 加   │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 39│87 │平成19年度霧島市工業用水道事業会計決算認定について│追 加   │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 40│88 │平成19年度霧島市病院事業会計決算認定について   │追 加   │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 41│  │一般質問 宮内  博君(66ページ)        │      │


│  │  │      ・政治姿勢について          │      │


│  │  │      ・公営住宅問題について        │      │


│  │  │      ・防災対策について          │      │


│  │  │      ・子育て支援対策について       │      │


│  │  │     上鍋 正光君(78ページ)        │      │


│  │  │      ・一般廃棄物管理型最終処分場について │      │


│  │  │      ・辰伴集落の水が出ない        │      │


│  │  │      ・牧之原支所について         │      │


│  │  │     今吉 歳晴君(91ページ)        │      │


│  │  │      ・し尿処理場の運営について      │      │


│  │  │     前川原正人君(102ページ)        │      │


│  │  │      ・一般廃棄物管理型最終処分場について │      │


│  │  │      ・学校給食について          │      │


│  │  │      ・福山プールについて         │      │


│  │  │      ・生活福祉資金の活用について     │      │


└──┴──┴─────────────────────────┴──────┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君      2番  松 元   深 君


    3番  秋 広 眞 司 君      4番  池 田 綱 雄 君


    5番  有 村 久 行 君      6番  徳 田 拡 志 君


    7番  山 浦 安 生 君      8番  神 園 三 郎 君


    9番  厚 地   覺 君     10番  徳 田 芳 郎 君


   11番  宮之原   稱 君     12番  黒 木 更 生 君


   15番  新 橋   実 君     16番  仮 屋 国 治 君


   17番  林 薗 澄 男 君     18番  脇 元   操 君


   19番  植 山 利 博 君     20番  上 鍋 正 光 君


   21番  塩井川 幸 生 君     22番  久 保 史 郎 君


   23番  岡 村 一二三 君     24番  島 廻 一 心 君


   25番  木野田 恵美子 君     26番  山 神 生 人 君


   27番  池 田   守 君     28番  下深迫 孝 二 君


   29番  栫 井 成 孝 君     30番  吉 永 民 治 君


   31番  今 吉 歳 晴 君     32番  尾 崎 東記代 君


   33番  木 場 幸 一 君     34番  浦 野 義 仁 君


   35番  池 田   靖 君     36番  細山田 為 重 君


   37番  蔵 原   勇 君     38番  田 代 昇 子 君


   39番  前川原 正 人 君     40番  窪 田   悟 君


   41番  川 畑 征 治 君     42番  深 町 四 雄 君


   43番  時 任 英 寛 君     45番  西 村 新一郎 君


   46番  宮 内   博 君     47番  徳 田 和 昭 君


   48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


   44番  中 村 幸 一 君





4.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長    上 原 勝 己 君  議事調査課長    福 永 いき子 君


 議事調査課課長補佐 満 留   寛 君  書     記   米 元 利 貴 君


 兼議事グループ長


 書     記   吉 村 祐 樹 君





5.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長   前 田 終 止 君  副  市  長   南   洋 海 君


 副  市  長   福 永 いたる 君  総 務 部 長   今 村 恭 一 君


 企画部長兼     山 口   剛 君  生活環境部長    南 田 吉 文 君


 行政改革推進監


 保健福祉部長    平 野 貴 志 君  農林水産部長    萬 ? 茂 樹 君


 商工観光部長    長 崎   薫 君  建 設 部 長   篠 原 明 博 君


 工事監査部長    大 井   正 君  会計管理部長    東   邦 雄 君


 水道部長      迫 間   勇 君  福山総合支所長兼  福 盛 安 美 君


                      地域振興課長


 危機管理監     宇 都 克 枝 君  廃棄物対策監    沼 口 輝 実 君


 生活環境部次長兼  川 畑   巧 君  商工観光部次長兼  柳 田 秀 徳 君


 生活環境政策課長             商工観光政策課長


 総 務 課 長   阿 多 己 清 君  管財課長      津 曲 正 昭 君


 財 政 課 長   塩 川   剛 君  安心安全課長    田 中 修 一 君


 企画政策課長    川 村 直 人 君  共生協働推進課長  宗 像 成 昭 君


 行政改革推進課長  濱 ? 正 治 君  環境衛生課長    西     剛 君


 衛生施設課長    前 田   理 君  保健福祉政策課長  花 堂   誠 君


 児童福祉課長    隈 元   悟 君  高齢・障害福祉課長 荒 木   敏 君


 健康増進課長    宮 本 順 子 君  農政畜産課長    浜 田 健 治 君


 林務水産課長    山 下   晃 君  耕地課長      馬 場 義 光 君


 土木課長      中 村 順 二 君  建築住宅課長    矢 野 昌 幸 君


 水道課長      今 吉 近 見 君  福山総合支所    谷 山 忠 憲 君


                      産業振興課長





 教  育  長   ? 田 肥 文 君  教 育 部 長   藤 田   満 君


 教育部次長兼    野 村   望 君  教育総務課長    東 郷 一 徳 君


 生涯学習課長


 保健体育課長兼   藤 山 光 隆 君


 隼人給食センター所長





6.会議のてん末は次のとおりである。





              「開 議  午前10時00分」


○議長(西村新一郎君)


 これより本日の会議を開きます。お手元に配付しました議事日程に基づき会議を進めてまいります。これより議事に入ります。





  △ 日程第1 議案第59号 請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校校舎新築建築工事(1工区))より


    日程第6 議案第64号 請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校屋内運動場新築建築工事)まで一括上程





○議長(西村新一郎君)


 日程第1,議案第59号,請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校校舎新築建築工事(1工区))より日程第6,議案第64号,請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校屋内運動場新築建築工事)まで,以上6件を一括し議題とします。この議案6件については,産業教育常任委員会に付託となっておりましたので,委員長の報告を求めます。


○産業教育常任委員長(上鍋正光君)


 去る9月10日に当委員会に付託になりました議案第59号から63号,請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校校舎新築建築工事(1工区から5工区))及び議案第64号,請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校屋内運動場新築建築工事)についての審査が終了いたしましたので,その経過と結果についてご報告申し上げます。審査は,教育部と南副市長,工事監査部にも出席いただき慎重審議いたしました。また,審査は,6件の議案を一括して審査を行いましたので,一括してご報告いたします。執行部の説明では,(仮称)第二国分西小学校建築用地については,平成19年第3回定例会において,土地取得議案が可決され,10月16日に所有権移転登記が完了,12月には,小学校敷地測量設計ほか業務委託,地質調査業務委託,校舎ほか実施計画業務委託契約を締結し,平成20年6月末に実施設計を完了,また,平成20年2月12日には,通学区域適正化審議会より答申が出され,平成20年2月14日から2月21日にかけて関係5地区で公民館ごとに新設小学校の通学区域の答申(案)に関すること,及び建設地の概要説明,校舎配置などの基本設計(案)について住民説明会を開催,平成20年2月19日,当産業教育委員会に対し,通学区域適正化審議会の答申の内容と基本設計の内容説明及び平成19年12月5日から市で委託調査をした土壌汚染調査における環境基準以上の土壌汚染はなかったという中間報告の実施,平成20年3月の定例教育委員会で通学区域を決定し,7月25日に校舎新築建築工事1工区から5工区及び屋内運動場,新築建築工事の6件の一般競争入札の公告を行い,その後,8月20日に入札を行い,落札業者が決定をし,8月25日に仮契約を締結したとの経過説明がありました。また,すべての議案は,地方自治法第96条第1項第5号及び霧島市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例,第2条の規定により請負契約の締結について議会の議決を求めるものであり,校舎新築建築工事1工区から5工区及び屋内運動場新築建築工事の工事場所は,霧島市国分福島1丁目1460番地8,契約の方法は,一般競争入札とした。契約金額は1工区2億265万円,2工区2億2,995万円,3工区2億5,725万円,4工区2億5,105万5,000円,5工区2億3,730万円,屋内運動場2億8,295万4,000円。契約の相手方は,1工区,霧島市国分市敷根141番地,鎌田建設株式会社,代表取締役鎌田善政。2工区,霧島市国分新町1丁目4番55号,南建設株式会社,代表取締役南明人。3工区,霧島市国分下井2084番地,株式会社小永吉建設,代表取締役小永吉勝。4工区,霧島市国分松木1291番地1,株式会社ダイサン,代表取締役山口太。5工区,霧島市溝辺町麓513番地1,末重建設株式会社,代表取締役末重堅司。屋内運動場,霧島市国分郡田584番地,徳田建設株式会社,代表取締役徳田浩一。校舎新築建築工事の着工予定は,議会の議決を経た日から起算して2日目より,完成予定は平成21年9月30日まで。屋内運動場新築建築工事の着工予定は,議会の議決を経た日から起算して2日目より,完成予定は平成21年7月31日まで。校舎新築建築工事の概要は,鉄筋コンクリート造2階建て,延べ床面積1工区1,117m2,2工区1,336m2,3工区1,325m2,4工区1,402m2,5工区1,303m2,屋内運動場新築建築工事の概要は,鉄筋コンクリート造平屋建て,延べ床面積1,250m2,入札の状況は,霧島市契約規則により平成20年7月25日に公告を行い,入札参加資格,霧島市内に本社本店を置くもの,工事格付,霧島市格付区分建築一式A級を有しているものという条件で行っており,平成20年8月20日に入札執行,参加業者数は,校舎1工区から5工区まで,それぞれ17業者,屋内運動場,16業者が入札に参加し,それぞれ最低価格の業者が落札したとの説明。主な質疑では,談合情報が新聞に報道されたが,どう対応したかとの質疑には,各業者に事情聴取を行い,そのような事実がないことを確認し,判断したとの答弁。なぜ議会への環境調査の報告が遅れたのかとの質疑には,調査結果は3月末には出ており,安全ではあったが,小学校敷地以外の汚染土壌への対処,現在も調査研究中であり,汚染土壌対策が決定してから報告するつもりであった。学校施設の安全ということに対して議会に報告を行わなかったことは,まことに申しわけなく,深くおわびしたいとの答弁。土壌汚染対策はいつまでに実施しようと考えているのかとの質疑には,学校敷地外の話ではあるが,調査結果を受けて県と協議中である。跡地の利用を明確にすると同時に土壌対策についてもどうするかしっかり決定したいが,さまざまな角度から調査しており,県との協議中でもあるのでご理解をいただきたいとの答弁。学校敷地内の鉛は基準値以下であるから,除去する必要はないのかとの質疑には,基準値を超える鉛は検出されていないので,学校敷地内を処理するということは,現在のところ考えていないとの答弁。小学校予定地は陶器工場跡で以前陶器がらが捨ててあったのを見ている。同じ敷地の開発公社で造成した土地は,沈下したが,小学校敷地内にそのような箇所はなかったのか。また,運動場の土は入れ替えるのか。新しい土を何十cmか盛るのかとの質疑には,造成工事を発注して試掘を行った段階で,陶器がらが一部あり,その確認された部分については,除去を行っている。運動場については,新しい土で盛って浸透しやすい構造にする方法を考えているとの答弁。すべての工事の予定価格と落札率はどうなっているかとの質疑には,消費税抜きの価格で1工区予定価格1億9,918万8,572円,落札率96.89%,2工区予定価格2億2,667万3,334円,落札率96.61%,3工区予定価格2億5,345万477円,落札率96.67%,4工区予定価格2億6,277万477円,落札率90.99%,5工区予定価格2億3,328万7,619円,落札率96.88%,屋内運動場予定価格2億7,565万3,334円,落札率97.76%との答弁。霧島市以外の落札率を見ると非常に低い落札率の市町村がある。今回は,ほとんど96から97%の落札率になっているが,こういう実情について,どう考えるかとの質疑に,業者の方は,企業努力や機械に頼ってそれぞれの会社がこの金額でできるかということで応札している。その中で一番低い業者が落札決定者となる。市民の血税をもとにするわけであるから,安いにこしたことはないが,やはり企業として赤字では何もならないわけであるから,適切な判断で応札されるものと考える。よって,今回の応札については,業者が見積もった金額であり,高い安いについては,コメントしづらいが,できれば安い金額で受注していただきたいという気持ちはあるとの答弁。小学校の周辺道路の整備だが,狭いと聞いている。計画はどうなっているかとの質疑には,敷地の東側道路は10mで車道7.5m,片側歩道2.5m,西側道路は10mで,車道7.5m,片側歩道2.5m,南側道路は8.5mで,車道6m,片側歩道2.5m,北側道路は12mで,車道7m,両側に歩道それぞれ2.5mでいずれも歩道は学校敷地側についているとの答弁。第二西小学校の児童数の推計はどうなっているかとの質疑には,平成22年4月の開校を予定しているが,平成22年604人,平成23年643人,平成24年663人,平成25年709人との答弁。以上,慎重に審査し,採決の結果,議案第59号から64号については,全会一致で可決すべきものと決定しました。最後に,委員長報告につけ加える点として,明確な緑化率を示し,緑豊かな環境の中で勉学に励むことができるような学校建設を希望するとの意見。競争原理が働くような入札システムを構築すべきだとの意見,地元業者をできるだけ育成してほしいとの意見。入札については,市町村の地域性ではなく,霧島市全体として捉えてほしいとの意見。小学校の太陽光パネルの設置に当たっては,発電量がさらに大きいものに計画変更すべきとの意見。小学校計画区域外であるが,鉛が基準値以上に検出されたところについては,早急に除去してほしいとの意見がありましたので,つけ加えまして,以上で報告を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま委員長の報告が終わりました。ただいまの委員長報告に対し一括して質疑に入ります。質疑ありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 質疑なしと認めます。これより議案処理に入ります。





  △ 日程第1 議案第59号 請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校校舎新築建築工事(1工区))





○議長(西村新一郎君)


 まず議案第59号について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。委員長報告は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告であります。議案第59号について委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議あり」と言う声あり]


 異議がございますので,賛成の方の起立を求めます。


                  [賛成者起立]


 議員総数44名,起立者42名,賛成多数であります。したがって,議案第59号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第2 議案第60号 請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校校舎新築建築工事(2工区))





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第60号について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。委員長報告は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告であります。議案第60号について委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議あり」と言う声あり]


 異議がございますので,起立によって採決をいたします。賛成の方の起立を求めます。


                  [賛成者起立]


 議員総数44名,起立者42名,賛成多数であります。したがって,議案第60号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第3 議案第61号 請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校校舎新築建築工事(3工区))





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第61号について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。委員長報告は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告であります。議案第61号について委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議あり」と言う声あり]


 異議がございますので,賛成の方の起立を求めます。


                  [賛成者起立]


 議員総数44名,起立者42名,賛成多数であります。したがって,議案第61号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第4 議案第62号 請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校校舎新築建築工事(4工区))





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第62号について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。委員長報告は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告であります。議案第62号について委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第62号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第5 議案第63号 請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校校舎新築建築工事(5工区))





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第63号について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。委員長報告は,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告であります。議案第63号について委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議あり」と言う声あり]


 ご異議がありますので,賛成の方の起立を求めます。


                  [賛成者起立]


 議員総数44名,起立者42名,賛成多数であります。したがって,議案第63号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第6 議案第64号 請負契約の締結について((仮称)第二国分西小学校屋内運動場新築建築工事)





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第64号について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。委員長報告は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定したとの報告であります。議案第64号について委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議あり」と言う声あり]


 ご異議がありますので,賛成の方の起立を求めます。


                  [賛成者起立]


 議員総数44名,起立者42名,賛成多数であります。したがって,議案第64号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第7 議案第52号 霧島市職員定数条例等の一部改正についてより


    日程第29 陳情第10号 郵政民営化法の見直しに関する陳情書まで一括上程





○議長(西村新一郎君)


 次に,日程第7,議案第52号,霧島市職員定数条例等の一部改正についてより日程第29,陳情第10号,郵政民営化法の見直しに関する陳情書まで,以上23件を一括し議題とします。これより質疑に入ります。5名の議員より質疑の通告がされておりますので,順次発言を許可します。


○10番(徳田芳郎君)


 2議案について質疑をしていきます。議案第53号,公益法人等への市職員の派遣等に関する条例の一部改正の中で第2条第1項第2号の中で「その業務の全部又は一部が本市の事務又は事業と密接な関連を有し」とありますが,この関連というのは,どういった法人を示すのか,お伺いします。次に,議案第58号,条例の制定の提案理由の中では,地方自治法の一部改正となっておりますけれども,これについては,どういった背景か理由があるのか,お知らせ願います。


○総務部長(今村恭一君)


 議案第53号に対する質疑について答弁いたします。条例第2条では,派遣できる団体の定義づけを行い,規則で個別の法人名称を定めることとしております。条例第2条第1項第1号にいう団体は,霧島市土地開発公社と財団法人霧島市しみん学習支援公社の2団体です。お尋ねの第2号に言う市の施策の推進を図るための人的援助を行うことが必要であると認められる団体は,社会福祉法人霧島市社会福祉協議会,財団法人鹿児島県文化振興財団,財団法人鹿児島産業支援センター及び全国市長会の4団体を見込んでおります。これらの団体へは,現在,研修派遣,人材派遣ということで職員を1年から2年の間派遣しております。続きまして,議案第58号に対する質疑について答弁いたします。今回の地方自治法の一部を改正する法律は,平成20年6月11日に成立し,同月18日に公布され,本年9月1日に施行されております。今回の自治法改正については,地方分権改革の進展により地方自治体の権限や機能が拡大する中で,地方議会の果たすべき役割と責任はますます重要なものとなり,これを反映して,地方議会の議員に求められる活動領域も拡大し得るとの実態があることを踏まえ,議員がこれまで以上に積極的に議員活動を展開していくためには,地方議員の位置づけの明確化が必要だということから,衆議院総務委員長の提案による議員立法により定められたものでございます。改正内容の概要は,第1に,議会活動の範囲の明確化で,地方議員は,会議規則の定めるところにより議案の審査,または議会の運営に関し,協議または調査を行うための場を設けることができるものとされております。第2に,議員の報酬に関する整備で,地方議員の報酬の支給と支給方法等に関する規定を他の行政委員会の委員等の報酬の支給方法等に関する規定から分離するとともに,報酬の名称を議員報酬に改めております。以上が法律改正の趣旨であります。この法律改正を受けまして,議会議員の報酬や費用弁償等の条例を今回単独で制定するものであります。


○10番(徳田芳郎君)


 少し内容をお伺いしますが,この条例改正に当たっては,総務省は,議会制度研究会というのを立ち上げて,その中で議論をされたとお伺いしております。そこで,この地方自治法の一部改正に至って,その研究会議の中で議論がどういったことまでされたのか,少し内容が分かっておればお伺いします。


○総務課長(阿多己清君)


 その研究会の資料によりますと,一つは,地方自治体議会議員の新たな位置づけということで,自治体議会の議員の職責または,職務を法令上に明確に位置づけるため地方自治法に地方自治体議会の議員の職責,職務に関する規定を新設せよという提案がなされております。また,一つには,議員が任命職である職員と異なる公選職,いわゆる住民の直接選挙によって公選されて就任という部分でございますけれども,こういう職の身分であることを明確化せよということ,それから,議員の活動に対する評価や期待における議員と住民とのずれの縮小及び不当に狭く解釈されてきております議員の活動領域を適正に定めることによるという部分の環境整備をせよという提案等がなされております。


○議長(西村新一郎君)


 次に,23番,岡村一二三議員から通告がされております。したがって,許可いたします。


○23番(岡村一二三君)


 私は,議案第57号,地方自治法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてまず3点ほど質疑を行います。1点目に,新たな第10条の別表中,報酬の月額並びに日額,さらに統計調査員,1調査区,1回につき2万円以内などということでありますが,以内とはそれより内側,また,距離や時間などでそれより少ない範囲ということになるわけですが,この条例で少ない範囲の明快な算出根拠をお尋ねしておきたい。2点目に,情報公開・個人情報保護審査会会長日額2万5,000円を1万2,500円に,情報公開・個人情報保護審査会委員,日額2万3,000円を1万1,500円に引き下げる理由は何なのか。3点目に,個人情報保護審議会会長,日額1万2,500円,個人情報保護審議会委員1万1,500円が新規設定された理由は何なのか。以上,3点についてまずお尋ねします。


○総務部長(今村恭一君)


 議案第57号に対する質疑について答弁いたします。まず,1点目ですが,今回定めます別表中,学校医から産業医までの報酬額に「以内」を表示しておりますが,現在定めております額で支給しております。合併当時,旧自治体で額が違ったために,その時点の最高額に「以内」の用語がつき,規定したものが現在に至っております。次に,2点目について,今回,情報公開・個人情報保護審査会の会長と委員の報酬額を改定しております。これまでは,会長が2万5,000円,委員が2万3,000円でございましたが,これを会長1万2,500円,委員1万1,500円と,これまでの半額としております。これまで他の行政委員会等の委員の報酬額と比べ,かなり高額となっておりました。これは,当初弁護士を想定しての報酬額だったためで,現状は,大学の教授,司法書士等でございますので,現状等を考慮し引き下げたものでございます。ちなみに,鹿児島市が1万1,200円,薩摩川内市が1万1,500円でございます。次に,3点目ですが,今回,新設しましたのは,個人情報保護審議会の委員報酬です。審議会をこれまで設置しておりませんでしたが,本年7月25日に設置しましたので,未整備でした報酬額を今回お願いしたものです。額については,情報公開・個人情報審査会の委員と同額といたしました。


○23番(岡村一二三君)


 合併前の用語を今回も使用したと,「以内」ということについて,いうことのようでした。さらに,2点目の報酬引き下げ,半額に引き下げた理由は,当初弁護士等を考えていたが,司法書士等を依頼することになったから,ほかの審議会の関係と兼ね合わせて下げたと。あと薩摩川内市,鹿児島市の報酬を参考にして引き下げたということだったようです。あと新しい審議会の会長,情報審議会委員,これについては,新たに今までなかったからつくりましたということでしたが,そこで,2点目と3点目は,関連がありますので,一括して質疑を行いますが,審査会と審議会は,おのずと役割が違うわけですね。審査会は,いわゆる詳しく調べてその適否や優劣などを決めるということなんですが,審議会は,詳しく事の可か否かを議論し検討するということのみであります。この審議会と審査会は,それぞれ考え方も違うんでしょうが,審査会はあくまでも決定を下すわけですので,それが執行部の思いが伝わるような審査会ではいけないわけですね。市民のための審査が行われなければいけないわけなんですが,日額を同額とされた根拠を伺っておきたい。


○総務課長(阿多己清君)


 審査会と審議会の内容につきましては,先ほど議員が言われたとおりでございまして,審査会,審議会につきましては,実施機関の一つの諮問機関という立場でございます。審査会につきましては,5名現在お願いをしておりますけれども,大学の教授の先生と,それから,司法書士2名,あと行政職員が入っておりますけれども,そういう方々でございます。審査会につきましては,実施機関が下した情報公開の開示,不開示等の決定について審査をするという重要な責務があるわけですけれども,そういう5名の方々に委員をお願いしてますが,今回,審議会の委員につきましても,同じようなそういう経験を持った知識のあるという立場の方々でございます。この委員につきましても,志學館大学の先生,それから,同じく司法書士の先生方にもお願いしている関係もございまして,その諮問機関という立場ではございますけれども,額として同じ額を定めております。そういう審議会,それから,審査会,同じようなそういう情報公開という個人情報の保護をする,そういう観点から知識の高い方ということで,同じ方々もいる関係もありまして同額といたしました。


○23番(岡村一二三君)


 審査会が5名という説明でした。最後に,いずれの委員会の委員も専門的知見を有する方をお願いされることになるわけですが,したがって,市内委員さんですよ。市内居住者の目をもって委員を選任されることになるのかということが1点。このことは,過去に指定管理候補者選定委員会の委員さんと情報公開・個人情報保護審査会委員さんについて同一人物がなられて,申し出の適否の優劣を決定された経緯があります。今後もこのようなスタイルをとられるお考えなのか。さらに,先ほど情報公開の審査会会長,それと個人情報保護審査会委員の日額を半額に引き下げたという説明でした。理由は,鹿児島市,薩摩川内市を参考にして引き下げましたよということでした。ということは,ここの自治体は,コピー自治体ということになりますよね。どこかの町がそうしていらっしゃったから半額に引き下げましたよと。全く私,この霧島市の議員としてほかの自治体がこうだったから半額に下げますと言われると,コピー自治体と言われかねませんので,この考え方を,今後もこのようなことが出てくると,やっぱり鹿児島市と薩摩川内市を参考にして引き下げたり引き上げたりされるお考えなのか,最後にお尋ねしておきます。


○総務課長(阿多己清君)


 今回,額を定めました理由は,先ほど部長が申し上げましたように専門的な弁護士が想定されての委員報酬額を定めておりました関係もありまして,現在その大学教授やら司法書士の先生方という委員の現状を踏まえて,今回引き下げたものでございます。現在,日額の報酬額につきましては,最高で学校医とか,そういうお医者さんの関係する委員について1万5,000円前後定めていただいてますけれども,それよりはるかに高額だったものですから,今回引き下げました。その薩摩川内市,鹿児島市の例を申し上げましたけれども,他市の額というのが,それぞれその委員のそういう職という部分で少しは差がありますけれども,額はその同じような額ということで判断をしたところです。それで,コピーと言われましたけれども,私どものほうは,そういう薩摩川内市を見て決めておりません。独自のものを定めようと思っておりますけれども,今回額については,その分は参考に若干しましたけれども,鹿児島市より若干高い額ということでもございますのでご理解いただきたいと思います。それから,委員について,市内の方をそういう委嘱するのかという部分でございましたけれども,知識,識見がある方であれば,当然市外の方々にもお願いする部分もありますし,現在,委員の中には加治木町の方もおられますし,その部分で市内に限らずそういう委嘱をお願いをしていきたいと考えております。すべて市内の方々でカバーするという部分ではございません。よろしくお願いいたします。


○議長(西村新一郎君)


 どの部分の答弁漏れですか。もう一回補足してください。


○23番(岡村一二三君)


 先般,審議会委員と審査会委員が同一人物がなっていらっしゃいましたが,今後もこのようなスタイルをとられるのかということが1点埋もれていましたのでお願いします。


○総務課長(阿多己清君)


 合併早々からそういう条例は持っておったわけですけれども,そういう審議会を設置していなかった関係もあるんですが,今回,合併後初めて,そういう審議会を立ち上げたわけでございます。その委員を選ぶ中でいろいろ課でも議論いたしましたけれども,情報公開,個人情報という部分で知識のある方々が,その今まで経験していただいていた情報公開の委員と重複してしまいましたけれども,初めて設置した関係もあったんですけれども,今後はまたそこらをちょっと中身について検討してみたいと思います。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,岡村議員の質疑を終わります。次に43番,時任英寛議員から通告がされております。したがって,許可いたします。


○43番(時任英寛君)


 ただいま議長より発言の許可をいただきましたので,通告いたしました2点につきまして質疑を行いたいと思います。まず,議案第65号,損害賠償の額を定め和解することについてでございます。この案件につきましては,専決乙第14号と同一案件と理解いたしておりますけれども,過失割合については同じ割合で理解してよろしいか,まずお伺いいたします。とともに,職員に対しての行政処分が課せられたか,お伺いいたします。さらに,市としての職員に対しての処分というものが行われたかをお尋ねをいたしたいと思います。次に,議案第74号,平成20年度霧島市一般会計補正予算(第3号)についてでございますが,歳出,款の2総務費,項1総務管理費,目,霧島ふるさと元気再生事業費,地域力創造アドバイザー派遣事業は,単年度事業であるかということでございます。これについては,市長から提案理由の説明で概要を述べられましたが,第2点,具体的にさらに詳しく内容をお示しをいただきたいと思いますし,この事業そのものが市民参加型の事業であるかをお伺いをいたします。次に,款7商工費,項1商工費,目の4観光費の花火大会の予算において,国分隼人の花火大会が中止されたと,このようにお伺いをいたしております。しかしながら,今回の補正予算におきましては,この2大会分の予算の減額補正がなされておりません。この2大会の中止の経過並びにこの減額をしなかった理由というものをお尋ねをいたしたいと思います。次に,さらに新規花火大会として,霧島市花火大会の予算が1,000万計上されておりますが,これは,この新規事業に対しての補助総額であるのかをお伺いをいたします。また,さらには,この花火大会が新規に開催されるに至りました経過についても重ねてお尋ねをいたしたいと思います。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 議案第65号,損害賠償の額を定め和解することについてご答弁申し上げます前に,本件事故により負傷されました被害者の方々に対しまして多大なご迷惑をおかけいたしましたことを衷心から深くおわびを申し上げます。今後,公用車,私用車を問わず交通安全,安全運転にさらに気をつけてまいりたいと考えております。それでは,まず1点目についてお答えを申し上げます。本件は,平成20年1月16日,午前9時40分ごろ隼人町西光寺240番地付近の国道223号路上で起きた交通事故であります。市道から国道に出るため右折しようとした際,確認不足のため右側からの直進車に気づかず,公用車の前部と相手の軽自動車と衝突し,2名の方が打撲,頸椎捻挫などの負傷をされたものでございます。議員ご指摘のとおり,専決乙第14号と過失割合については,市が90%,相手方10%で同じでございます。次に,2点目でございますけれども,行政処分等につきましては,運転免許停止等の行政処分はありませんでした。


○総務部長(今村恭一君)


 議案第65号に対する質疑の3点目について答弁いたします。当該事故については,本年2月20日開催の霧島市事故審査委員会に諮り,文書注意処分妥当の答申がなされました。これを受け,当事者である臨時職員に2月25日付で処分書を交付し,法令等を十分遵守し,再度,事故等のないように注意と反省を促しております。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 議案第74号,平成20年度霧島市一般会計補正予算(第3号)についてのご質疑のうち,まず,1点目の地域力創造アドバイザー派遣事業に関するご質疑についてお答えいたします。まず,本市の地域力創造アドバイザー派遣事業は,平成20年度限りの単年度事業でございます。次に,この事業は,総務省の地域人材ネットに登録された専門家等を地域力創造アドバイザーとして派遣してもらい,本市が推進しているがんばる地方応援プログラムの中のおじゃんせ霧島推進プロジェクトに対して支援を受けようとする事業でございます。具体的な事業の内容でございますが,一つ目に,霧島市移住体験研修事業や移住定住促進事業などの具体的な手法やPR方法についてのアドバイスを受ける。2つ目が,霧島市における地域おこしについてのパネルディスカッションを実施する。なお,パネラーは,現在市内各地域で地域おこしを行っているリーダーにお願いし,地域おこしを通じて交流移住について今後の施策推進のヒントにする。3つ目が,移住定住に関する施策や方針を議論する関係課のグループ長で組織するきりしま移住政策群や移住者を迎えるための民間団体で組織するおじゃんせ霧島移住連絡協議会の会議,さらには,職員研修及び自治会長研修の講師としてアドバイザーを招き,交流移住についての講演等をしていただく。4つ目が,アドバイザーが推薦する先進地へ官民一緒になってアドバイザーと出向き,事例を視察するといったものでございまして,事業の一部につきましては市民参加型となっております。


○市長(前田終止君)


 まず,議案第74号,平成20年度霧島市一般会計補正予算についてのご質疑のうち,2問目の3点目,4点目,観光費の花火大会の補助金の件についてお答えをいたします。観光費の花火大会への補助金につきましては,国分納涼花火大会と隼人夏祭りの大会運営補助として予算を計上しておりました。この花火大会は,それぞれの実行委員会で自主運営されておりますが,夏の夜の風物詩である2つの花火大会を一本化して,霧島市の新たなイベントとして実施できないかなど昨年度から協議をされてきた経緯がございます。しかしながら,花火大会の開催場所など懸案事項が解消されなかったため,平成20年度に協議が持ち越しになったと聞いております。その後,旧国分市時代から国際交流のあった中華人民共和国瀏陽市に平成19年10月に国際交流訪問を行い,両市友好交流協議書を締結,私以下6名の訪問団は,瀏陽市の特別な計らいにより花火打ち上げを見せていただきました。世界の花火市場の6割を生産される花火都市を実感をし,訪問団一同,すばらしい花火に感動いたしたところでございます。そして,一同,このすばらしい花火を是非13万市民をはじめ,多くの観光客の方々にも見ていただきたいという思いを感じつつ,帰国いたしたところでございます。その後,中国側と連絡をとりつつ,何回も関係各位の会合を重ね,中国花火の実施可能性に向けて平成20年3月,瀏陽市に花火輸入の可能性を調査するため,行政,霧島市観光協会,霧島市国際交流協会など実務者レベルで編成をされた花火誘致調査団5名を派遣いたしたとところでございます。このとき,瀏陽市長から,本市の花火大会に中国元で100万元,日本円にいたしますと約1,500万円相当分の花火を無償提供したいとの打診があり,霧島市との経済交流などさらなる国際交流の振興につなげたい瀏陽市の姿勢に感銘を受け,関係各位の真剣な協議の上に市長としてこれをお引き受けする決意をさせていただいたところでございます。一方,国分と隼人の花火大会の実行委員会では,本市の合併による行財政改革に伴う各種行事や組織団体等の見直しによる一本化に向けた協議などを精力的に検討されておられましたけれども,隼人花火大会の実行委員会では,諸般の事情によりこれまでの花火大会も本年度は開催できないとの協議結果に終わったとお聞きいたしております。また,瀏陽市からの中国花火を含めた霧島市制誕生3周年記念事業としての霧島市花火大会の実施の可能性を国分納涼花火大会の実行委員会にも打診をいたしましたところ,本年度は例年の花火大会を見送り,市制3周年をお祝いするとともに,市民の方々の一体感の醸成を図るため,新たな霧島市花火大会を実施することが協議されたところであります。以上のような経緯から,既存の花火大会補助を霧島市花火大会に運用をし,霧島市商工会議所,霧島市商工会,霧島市国際交流協会,霧島警察署,国分自衛隊など官民一体となった霧島市花火大会実行委員会を組織され,実施いたすこととさせていただきました。この花火大会を近隣都市にない中国花火の特徴ある大会として開催することにより,さらに市民の皆さん方と瀏陽市との交流が深まりますとともに,国際観光文化立市宣言をいたしております霧島市の観光にも大きく寄与するものと思う次第でございます。ご質疑の,減額補正が提出されていないがどうしてか。1,000万円が新規花火大会の補助総額か,でございますけれども,今回開催予定の霧島市花火大会は,全体の事業費を3,000万円と予定されており,市からの助成として1,726万7,000円の補助金を要望されております。したがいまして,既存の補助額726万7,000円に今回の補正として計上いたしております1,000万円を合算した額が補助総額となります。このようなことから,今回の補正では,既定の726万7,000円を減額をし,1,726万7,000円を追加計上すべきところでありましたが,予算計上費目が同一費目,同一節であったことなどから不足する1,000万円を追加計上させていただいたところでございます。今回の件につきましては,ただいま経過等を申し上げましたとおり,本年3月ごろより中国花火の受け入れが可能かどうかなどについて検討を進めてきており,事前に議会の皆様へ説明すべきところでございましたが,全議員の皆様への配慮が不足いたしておりましたことをすべての議員の皆様に私の立場から心からおわび申し上げたいと思います。と同時に,今後このようなことがなきよう,私といたしましては,最善の努力をさせていただきたいと存じます。10月12日,日曜日の花火大会開催に向けて,中国側の市幹部や花火関係者を招いての着々とした準備が市民団体の方々の実行委員会が現在進められておりますので,何とぞご理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


○43番(時任英寛君)


 まず議案第65号でございます。職員に対しての処分がなされて行政処分は科せられなかったけれども,市としての処分を行ったということでございますが,事故を起こしたくて起こす職員はおりませんし,また,そういう方々はいらっしゃらないと思うわけですよね。やはり過労という部分も当然そのことについて考えていかなければならない。したがって,交通事故があった,その脇見であったり,前方不注意であったりしますが,それがやはり人事管理の面でそういう過労的なものがなかったかということも,やはり事故の発生と同時に今後はやはり検討すべきであろうと,そこまで深く掘り下げて物事を考えていくべきであろうと指摘をいたしておきたいと思います。次に,議案第74号でございますが,先ほど企画部長から事業についての詳しい概要をいただきました。年間を通じて市民参加型の事業であるということでございますが,やはり霧島ふるさと元気再生事業です。1年やそこらで元気が出るんだったら,それはもういいんですけれども,これは補助事業として全額補助でまいっておりますが,引き続きやはり単独ででもせざる得ない事業ではなかろうかと思いますが,総務省としても全くその1年限りの事業としてこちらのほうに提案がなされたのか,再度お聞きをいたしたいと思います。次に,花火大会の件でございます。今,市長からるる経過についてご説明がございました。できましたら,これは,最初の議案説明の中でしていただくべきことではなかったのかなと。ただ単に3周年記念の花火大会ということではなく,国際交流が入ってきとる。姉妹都市交流が入ってきとるということであれば,しっかりとそこで説明をすべきじゃなかったかなということを私は思います。ただ,やはり同じ同一費目であったがために,そちらのほうに今回流用するというような今ご説明でございましたが,ただ,総計主義でいきますと,中止になったということを捉えますと,支出負担行為の根拠が消滅した。このことにつきましては,当然新しい実行委員会ができて新規の花火大会ができた。そちらに回すといっても,今までの従来の国分隼人の花火大会に出しておりました補助,これは補助先が全く違うわけでございまして,事業内容も違うわけでございまして,国際交流というのも基本的に入ってきてないわけでございまして,事業自体としては,同じ花火大会の名称があっても,これは一旦減額補正として出して,新たな花火大会として1,726万7,000円でしたか,計上することによって新規花火大会の概要がこの議会に対し,市民に対してしっかりと示されるというようなことでございます。私はその経過というよりも,予算編成上の問題について,今回質疑をさせていただいております。やはり議会が議決したことを執行するのが市長の裁量でありまして,だから,よく目,節になっていきます。執行科目でございますので,執行権の侵害という言葉も出ますが,ただ,議会といたしましては,議会の議決どおり執行されないものについては議決権の侵害であると,このように認識もいたすところでございます。特に,市長は,やはり市民に対して透明化ということもおっしゃるし,今政治が不透明ということで政治不信も高まっているわけですので,この予算というのは,その数字をもってその事業内容をしっかりとお知らせをする場でありますので,監査委員の意見書でも流用が多用してあると。ただし,やむを得ないと認めたという意見がついておりましたけれども,そのことについて考えるならば,あくまでも流用についてはやむを得ない場合に限るということを徹底をしていただきたいと思いますし,また,それが予算総計主義ではなかろうかと認識いたしておりますが,この予算の組み方について,私は財政課長の見解をお聞きをいたしたいと思います。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 地域力総合アドバイザー事業が単年度かということでございます。全国で11市町村今回指定になりましたけれども,平成20年度末を目途に報告書を取りまとめ,その内容を広く情報発信するということになっております。そういったことから,原則として平成20年度の事業とするとなっておりますけれども,対象市町村の取組内容や進捗状況等を踏まえ,事業期間を2か年とすることも可能としますということになっておりますので,今後の展開次第では2か年の事業になることも考えられるというふうに考えております。


○財政課長(塩川 剛君)


 まず,今回の提案理由の中で,花火大会の件が触れておりませんでしたけれども,このことにつきましては,また配慮が不足していたのかなと考えているところでございます。また,ご指摘の予算の関係でございますけれども,一旦減額して計上すべきという,総計予算主義に基づいた計上をすべきというご指摘でございました。まさに総計予算主義で申しますと減額すべきものは減額して追加計上するものは追加計上するといったようなのが原則でございます。しかしながら先ほど説明いたしましたとおり,観光費の中の負担金補助及び交付金,この中で一応旧補助金,今回の花火大会の補助金も計上いたしておりますので,形上はそういう形になっておりますけれども,表上に出てくるのは1,000万円分しか出てこないというようなことで今回の補正を1,000万というふうにいたした次第でございますので,どうかご理解いただきたいと思います。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,43番,時任英寛議員の質疑を終わります。次に,31番,今吉歳晴議員から通告がされております。したがって,許可いたします。


○31番(今吉歳晴君)


 ただいまの時任議員と同じ部分がありますが,議案第65号,損害賠償の額を定め和解することについて質疑いたします。事故の相手方運転手,同乗者に総額221万6,864円という多額の損害賠償額でありますが,私は2つについて質問いたします。1点目は,事故の賠償内容についてと,2点目は,霧島市庁用自動車管理規程で運転者について職員以外の公用車運転については,制限すべきではないかと思いますが,見解をお伺いいたしたいと思います。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 議案第65号,損害賠償の額を定め和解することについての1点目についてお答えをいたします。本件事故により2名の方が負傷をされました。まず,運転者の賠償額の内容についてご説明申し上げます。治療期間は,本年1月26日から5月28日までの134日,実治療26日でございます。軽自動車の損害額9万9,000円,治療費18万8,866円,通院交通費3,900円,休業損害14万8,200円,慰謝料21万8,400円,合計65万8,366円でございます。次に,同乗者の賠償額についてご説明申し上げます。治療期間は本年1月16日から7月15日までの182日,実治療78日でございます。治療費34万6,198円,交通費11万2,100円,休業損害44万4,600円,慰謝料65万5,200円,その他400円,合計155万8,498円でございます。かねてから公用車に限らず自動車等の運転に際しましては,常に安全運転に心がけるよう指導いたしておりますが,今回,このような事故を起こし極めて残念なことであると思っております。今後,さらに安全運転に徹底をしてまいりたいというふうに考えております。


○総務部長(今村恭一君)


 議案第65号に対する質疑の2点目について答弁いたします。霧島市庁用自動車管理規程では,運転資格についての定めはありませんが,臨時職員の公用車運転は,原則認めておりません。ただし,業務上,どうしても運転する必要がある場合は,所属長の判断で運転できるようにしております。これは,正規職員以外の公用車運転を制限いたしますと,正規職員の少ない部署や嘱託職員等でお願いしている児童家庭相談員,介護認定調査員業務など,どうしても必要な部署においては業務に支障が出ますので,このような事態を避けるためにも,臨時職員に公用車の運転を認めているところであります。運転を制限すべきだとのご質疑ですが,以上のようなことから,公用車の運転を許可する臨時職員については,今後も必要最低限の嘱託職員等に制限する形で実施していきたいと思います。あわせて安全運転意識の向上を促し,法令遵守の徹底についてもさらに図っていきたいと考えております。


○31番(今吉歳晴君)


 人員不足によりやむを得ないという場合がありますが,仕事に見合う人員配置はできないのかと思うところであります。庁用自動車管理規程の中で運転手の制限については,許可証なくして普通庁用車を運転しないこと,これだけですが,例えば,職員を制限すれば,この条文も要らないでありましょうし,許可証は要らないし,そもそもこの許可証については,誰がチェックするのか,実際許可証を発行されているのか,それについてお伺いいたします。


○管財課長(津曲正昭君)


 普通庁用車につきましては,管財課で管理をしておる車がございますが,許可証や記録簿等を渡して誰が運転するのかとか,そこら辺もチェックをしながら許可を出しております。


○31番(今吉歳晴君)


 実際に許可証も発行されているということでありますが,私は,この臨時職員を差別する気持ちなどさらさらないわけでありますが,臨時職員につきましては,身分が不安定で十分な住民サービスを提供することなく,例えば,6か月あるいは1年でやむなく辞めていく場合もあると思いますが,責任をこれは明確にするためには,庁用自動車の運転については職員に限定すべきであると思います。また,合併前の町におきましては,職員以外に運転はしてはならないという規則等も設けているところもありましたので,この点について再度お伺いいたしたいと思います。


○総務部長(今村恭一君)


 確かに職員にすれば一番ベターでありますけれども,先ほど申し上げましたように,どうしても臨時職員で運転をしてもらわないといけない業務がございます。そのようなことから,臨時職員については,限定した形で許可を与えたいと考えております。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,今吉歳晴議員の質疑を終わります。次に,39番,前川原正人議員より通告がされております。したがって,許可いたします。


○39番(前川原正人君)


 通告をいたしておりました2点について質疑をいたしたいと思います。まず,議案第56号,霧島市高齢者等福祉作業所の設置及び管理に関する条例の廃止についてお伺いいたします。まず,1番目は,この提案理由の中で工芸教室の指導員不足や高齢化による会員不足ということで示されているわけですが,現在霧島市,どこもそうですが,高齢者が増えていく中で,なぜこの会員不足という表現をされているのか。2つ目には,霧島地区における高齢者の生きがい対策を今後のこの廃止によってどう進めていくのか。そして,廃止以外の選択肢はなかったのか,お聞きをしておきたいと思います。議案第65号,損害賠償の額を定め和解することについてですが,これも先ほど2人の議員から質疑があったわけですが,現在,長安寮の場合で見てみますと,全体の職員が17名と。そのうち正職員というのは事務職の2人しかいらっしゃらないということをお聞きをしているわけですけれども,この長安寮に関係する,これまで行方不明者が出たりとか,死亡事故につながったりとか,こういう問題が発生をしているわけですが,その要因の一つに職員のほとんどがこの臨時職員で運営されていることに関連はないのか,お聞きをしておきたいと思います。2つ目には,業務の臨時職員の皆さんへの過重負担はないのか,お聞きをしておきたいと思います。3つ目には,事故防止の対策のための施策として,具体的にどのような対策を今後検討をされていくのか,お示しをいただければと思います。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 議案第56号の1点目,2点目につきまして一括してお答えを申し上げます。この作業所は,地域の高齢者等が長年の経験で培ってこられた知識や技術を生かすことや,高齢者のふれあいと生きがいを助長するため,伝統技術を継承することを目的に,平成3年度に旧霧島町において設置されたものでございます。開所当時は,工芸教室の会員も20名を超えておりましたけれども,会員の高齢化により通所が困難になったり,さらに工芸教室の指導員が病気のため不在となったことなどにより平成18年度は会員も7名に減少し,施設も使用されない状態が既に2年経過いたしております。近年のグラウンドゴルフやパークゴルフなど健康づくりのために各種のスポーツ活動や文化活動に参加される高齢者の方々が増加していることなどもあり,作業所の利用が減少してきており,また施設の老朽化に伴い,廃止はやむを得ないものと考えております。また,社会情勢の変化に伴いまして,趣味や社会参加活動も多様化してきており,高齢者の方々が健康で生き生きと生活するためには,やはりその時代に即した文化的,健康的な分野での社会活動に参加していただくことが必要でありますので,他の施設を利用した事業を検討してまいりたいと考えております。次に,議案第65号,損害賠償の額を定め和解することについての1点目についてお答えを申し上げます。まず,長安寮の職員の構成でございますけれども,園長と事務職員1名の2名が正規職員であり,生活相談員,看護師,栄養士,支援員,調理員等15名は臨時職員でございます。諸問題が多く発生しているが,その原因は臨時職員が多い中での運営ではないかとの質疑でございますけれども,長安寮におきましても,入所者の意思及び人格を尊重し,常に入所者の立場に立った生活支援を行っているところであり,入所者の生命と財産を守ることが職員に課せられた任務であると考えております。臨時職員も正規の職員とかわることなく,それぞれの立場で重要な職責を担っており,入所者が明るく楽しい園生活ができるよう一生懸命努力いたしているところでございます。次に,2点目についてお答えいたします。今回の事故は,医師会医療センターに入院中であった入所者に対する物資の配達及び病状確認のため出張し,その帰路に発生したものでございますけれども,日常業務の範疇でございまして,職員の正規の業務でございますので,ご理解をいただきたいと思います。


○総務部長(今村恭一君)


 議案第65号に対する質疑の3点目についてお答えします。事故防止対策のための具体的な施策についてでありますが,全庁的には安全運転意識の向上を促す通達を,定期的または随時に出して注意を喚起させるとともに,各所属長においては,日ごろから部下職員の心身の状態の把握に努め,あわせて生活態度にも留意し,常に安全運転ができるよう指導をお願いしております。今後も正規職員,臨時職員を問わず,事あるごとに全職員に向けて安全運転への注意を呼びかけていきたいと考えております。


○39番(前川原正人君)


 それぞれ答弁いただきましたが,まず,この議案第56号について再質疑をさせていただきたいと思います。先ほどの答弁の中で,旧霧島地区においては,平成3年度には設置をされたと。そして,当時は,20名ほどの会員数で,文化伝承だとか,そういう活動をされてきた経過があるわけですが,それが平成18年は7名になってきたと。廃止をせざるを得ないということで答えをいただいたわけですが,それでは,この間,行政当局として,これを存続をさせるための努力,どういう努力をされてきたのか,お示しいただきたいと思います。それと,議案第65号,損害賠償の件についてですが,これも損害賠償するということは,当然,これは責任として,行政の責任として当然のことだというふうに認識はいたしているんですが,本来であれば,業務の内容というのは,臨時職員であろうと正職員であろうと,その職務については何ら変わらないわけですね。やはり一番大切なことは,施設で働く方たちの精神的な安定だったり,そして,しっかりした労働条件の確保というのが必要ではないのかと思うわけですが,その辺についてのこの見解といいますか,考えを,確かに先ほどおっしゃるように,交通安全のための指導とか,それぞれの立場立場でされているとは思いますが,その人としてやはりこの同じ仕事をする中で,臨時職員,正職員という,ある意味格差と言えばちょっと失礼に当たるかもしれない部分もあると思うんですが,同じ仕事をしているのに,やはり身分の保障というのが,一人一人の個人差もありますけれども,その辺をしっかりされるべきだと思いますが,いかがですか。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 作業所の会員数が減ってきている中で,行政はどのような会員確保の努力をしたかということでございますけれども,市といたしましては,会員が減少してまいりましたので,新たな会員を募るなどの方策をとりましたけれども,どうしても高齢化によって,例えば,車で通所をされていた方々が,車の運転ができなくなって通所ができなくなったという,そういうような状況もございまして,会員が増えなかったという状況でございます。


○総務部長(今村恭一君)


 確かに今回の事故は臨時職員が起こした事故でありますけれども,補償としては,臨時職員の公務災害に関する補償や,公用車についても保険に全部入っておりまして,職員と同じような補償がされるわけでございます。先ほども申し上げましたとおり,どうしても臨時職員に頼らざるを得ない職場もございます。その臨時職員が公用車を運転しないとなると,職員が出向かなければいけない状況も現実にはございます。そういう中では,どうしても臨時職員に運転をお願いしないといけないという現状もございますので,保険や補償はちゃんと職員と変わらないようにしていきたいと思いますけれども,臨時職員を正規職員の運転に変えることは今考えておりません。したがいまして,臨時職員のあってはならない事故ですけれども,あった場合には,補償は職員と同じようにできるように考えております。


○39番(前川原正人君)


 議案第56号の高齢者等の福祉作業所の件についてですが,確かにそれなりの努力はされたと思うんですが,市内ではここだけが高齢者のための福祉作業所を持っているわけですね。条例でもしっかり制定をされているわけですが,これまでの使ってきた経過がありますけれども,例えば木工機械とか,いろんな電動工具もあると思うんですね。そういう処分と言ったほうがいいのか,廃止をした場合のそういう備品ですね。そういうのは今後はどうなるんですか。それと,もう一点は,先ほど部長おっしゃったように,この要請がほかの施設など,ほかの施設といってもないわけですけど,ほかの事業を使って生きがい対策事業ということで取組んでいきたいということで答弁をいただいたわけですが,要請がある場合,例えば,やはりこういう伝統的な工芸というのは,やはり残さなければならないという要請があった場合の対応の仕方をどう考えていくのか,お聞きをしておきたいと思います。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 条例の廃止はいたしますけれども,即その施設を取り壊して中のものもすべて処分するというようなものが現時点であるわけでございませんので,とりあえず先ほどご答弁申し上げましたように,まず,施設の利用が少なくなってまいりましたので,また,この施設の老朽化も進んでまいりましたので,高齢者等の福祉作業所としての機能は果たせないということで,まず,条例の廃止をするということでございます。それから,そのような伝統工芸等の教室の開設の要請があった場合は,どのようにするのかということでございますが,市の施設を使って,工芸教室を行っている地域は,ほかにはございませんけれども,それぞれの指導者の自宅あるいは自宅の作業場等でそういう教室を開いていらっしゃる方々もおられますので,そういう方々とのまた交流も深めていただき,そういう希望があれば,自分の趣味を生かしたい,あるいはそういう努力をして技術を身につけたいという方につきましては,民間の,個人のそういうところについてもご紹介を申し上げていく方法があるのではないかと考えております。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,通告による質疑を終わります。ほかに質疑はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 質疑なしと認めます。以上で,日程第7,議案第52号より日程第26,議案第77号までの質疑のすべてを終結します。これより議案処理に入ります。お諮りします。日程第7,議案第52号,霧島市職員定数条例等の一部改正についてより,日程第21,議案第73号,霧島市土地開発公社定款の一部変更についてまで,以上15件については,会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略し,審議したいと思いますが,これにご異議ございませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,そのように決定しました。





  △ 日程第7 議案第52号 霧島市職員定数条例等の一部改正について





○議長(西村新一郎君)


 それでは,議案第52号,霧島市職員定数条例等の一部改正について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。議案第52号について,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第52号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第8 議案第53号 公益法人等への霧島市職員の派遣等に関する条例の一部改正について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第53号,公益法人等への霧島市職員の派遣等に関する条例の一部改正について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。議案第53号について,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第53号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第9 議案第54号 霧島市職員の勤務時間,休暇等に関する条例及び霧島市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第54号,霧島市職員の勤務時間,休暇等に関する条例及び霧島市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。議案第54号について,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第54号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第10 議案第56号 霧島市高齢者等福祉作業所の設置及び管理に関する条例の廃止について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第56号,霧島市高齢者等福祉作業所の設置及び管理に関する条例の廃止について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。議案第56号について,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議あり」と言う声あり]


 異議がございますので,賛成の方の起立を求めます。


                  [賛成者起立]


 議員総数44名,起立者42名,賛成多数であります。したがって,議案第56号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第11 議案第57号 地方自治法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第57号,地方自治法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。議案第57号について,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第57号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第12 議案第58号 霧島市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の制定について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第58号,霧島市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の制定について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。議案第58号について,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第58号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第13 議案第65号 損害賠償の額を定め和解することについて





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第65号,損害賠償の額を定め和解することについて討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。議案第65号について,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第65号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第14 議案第66号 姶良伊佐環境保全センター管理組合を組織する地方公共団体の数の減少及び姶良伊佐環境保全センター管理組合規約の変更について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第66号,姶良伊佐環境保全センター管理組合を組織する地方公共団体の数の減少及び姶良伊佐環境保全センター管理組合規約の変更について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。議案第66号について,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第66号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第15 議案第67号 伊佐北姶良環境管理組合を組織する地方公共団体の数の減少及び伊佐北姶良環境管理組合規約の変更について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第67号,伊佐北姶良環境管理組合を組織する地方公共団体の数の減少及び伊佐北姶良環境管理組合規約の変更について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。議案第67号について,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第67号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第16 議案第68号 伊佐北姶良火葬場管理組合を組織する地方公共団体の数の減少及び伊佐北姶良火葬場管理組合規約の変更について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第68号,伊佐北姶良火葬場管理組合を組織する地方公共団体の数の減少及び伊佐北姶良火葬場管理組合規約の変更について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。議案第68号について,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第68号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第17 議案第69号 姶良・伊佐地区介護保険組合を組織する地方公共団体の数の減少及び姶良・伊佐地区介護保険組合規約の変更について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第69号,姶良・伊佐地区介護保険組合を組織する地方公共団体の数の減少及び姶良・伊佐地区介護保険組合規約の変更について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。議案第69号について,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第69号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第18 議案第70号 鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び鹿児島県市町村総合事務組合規約の変更について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第70号,鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び鹿児島県市町村総合事務組合規約の変更について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。議案第70号について,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第70号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第19 議案第71号 姶良・伊佐広域市町村圏協議会を組織する地方公共団体の数の減少及び姶良・伊佐広域市町村圏協議会規約の変更について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第71号,姶良・伊佐広域市町村圏協議会を組織する地方公共団体の数の減少及び姶良・伊佐広域市町村圏協議会規約の変更について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。議案第71号について,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第71号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第20 議案第72号 姶良・伊佐広域市町村圏協議会を組織する地方公共団体の数の増加及び姶良・伊佐広域市町村圏協議会規約の変更について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第72号,姶良・伊佐広域市町村圏協議会を組織する地方公共団体の数の増加及び姶良・伊佐広域市町村圏協議会規約の変更について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。議案第72号について,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第72号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第21 議案第73号 霧島市土地開発公社定款の一部変更について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第73号,霧島市土地開発公社定款の一部変更について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。議案第73号について,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第73号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第22 議案第55号 霧島市営住宅の設置及び管理に関する条例等の一部改正についてより


    日程第29 陳情第10号 郵政民営化法の見直しに関する陳情書まで委員会付託





○議長(西村新一郎君)


続いて,委員会付託であります。日程第22,議案第55号,霧島市営住宅の設置及び管理に関する条例等の一部改正についてより,日程第29,陳情第10号,郵政民営化法の見直しに関する陳情書まで,以上8件については,お手元に配付しております付託表のとおり,所管の常任委員会に付託しますのでお目通し願います。お諮りします。付託表に誤りのあったときは,議長において処理することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,そのように決定しました。





  △ 追加日程第30 議案第78号 平成19年度霧島市一般会計歳入歳出決算認定についてより


    追加日程第40 議案第88号 平成19年度霧島市病院事業会計決算認定についてまで一括上程





 次に,追加議案が提出されております。日程第30,議案第78号,平成19年度霧島市一般会計歳入歳出決算認定についてより,日程第40,議案第88号,平成19年度霧島市病院事業会計決算認定についてまで,以上11件を一括し,議題とします。提案者の説明を求めます。


○市長(前田終止君)


 追加議案の提案理由をご説明申し上げます。本日ここに本会議が開催されるに当たりまして,追加提案をいたしました議案11件につきまして,その概要をご説明申し上げます。まず,議案第78号,平成19年度霧島市一般会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。平成19年度の我が国の経済は,企業部門の好調さが持続し,景気回復が続くと見込まれたものの,回復の足取りは足踏み状態となり,原油価格の高騰により国民生活,中小企業にもたらす影響が深刻なものとなっているとともに,サブプライム住宅ローン問題を背景とするアメリカ経済の景気後退懸念や金融資本市場の変動等が我が国の経済に与える影響について,今もなお留意する必要があります。このような状況の中で,本市の平成19年度におきましては,霧島市経営健全化計画,霧島市行政改革大綱及び霧島市集中改革プランに基づき積極的な行財政の構造改革に取組んだところであります。歳入面で,自主財源である市税収入の確保や受益者負担の適正化,また,新たな財源として市報等による広告収入などの財源の確保に取組む一方,歳出面では,既存事務事業の徹底した見直しなど,経営健全化計画の目標達成のため,経費節減に積極的に努めながら,日当山小学校,牧園中学校の改築事業や(仮称)第二国分西小学校建設事業などの大型事業や少子高齢化対策など,保健,福祉,教育分野をはじめ,日本一のふるさとづくりを目指してさまざまな市民サービスを積極的に展開をしてまいりました。その結果,平成19年度一般会計決算規模は,歳入総額553億7,850万円,歳出総額521億9,054万5,000円,歳入総額から歳出総額を差し引いた形式収支は31億8,820万5,000円となり,さらに,この金額から翌年度へ繰り越すべき財源1億6,657万円を差し引いた実質収支は30億2,163万5,000円の黒字となりました。平成19年度普通会計決算の地方財政状況調査に基づき分析いたしますと,経常収支比率は,普通地方交付税や臨時財政対策債などの経常的一般財源等が減少したことにより1.9ポイント上昇し,91.5%となりました。起債制限比率につきましては0.7ポイント上昇し,12.6%となりました。そのほか,市の借金であります,平成19年度末の市債現在高は,先入額を償還元金以下に抑制したことによりまして,前年度末に比べ16億7,297万円減少をし,784億4,162万3,000円となりました。一方,市の貯金に当たる積立基金の現在高は,合併特例債を活用しましたまちづくり基金の創設等により11億3,913万7,000円増加をし,120億1,548万1,000円となり,財政調整に活用可能な3基金,これは財政調整基金,減債基金,特定建設事業基金でありますが,この3基金の残高につきましては約2億6,000万円増加をし,約75億6,000万円となっております。このことは,経営健全化計画と比較しますと,市債残高で約15億円減少,3基金で約30億円増加となり,順調に財政健全化が図られているところであります。また,公営企業や出資法人等を含めた会計の実質的負債の標準財政規模に対する比率である将来負担比率など,健全化判断比率の公表等を義務づけた地方公共団体の財政の健全化に関する法律が,昨年制定をされ,本年4月から一部施行をされましたが,この法による実質公債費比率は13.8%,将来負担比率は118.8%となっており,いずれも国の示す早期健全化基準を下回るものであり,財政が比較的健全な自治体と区分されるものの,早期健全化,財政再生への取組を強制される前に,自主的,自立的に改革改善を行う必要があることは言うまでもありません。また,国においては,経済財政改革の基本方針2008で示しているように,今後も歳出全般にわたって,これまで行ってきた歳出改革の努力を,決して緩めることなく,国,地方を通じ,最大限の削減を行うこととするなど,依然として地方公共団体を取り巻く環境は厳しいものがありますため,今後も持続可能な健全財政を確立するため,行財政改革を行うとともに,経営健全化計画に基づいた財政運営に努めることといたします。なお,今回提案をいたします平成19年度霧島市一般会計歳入歳出決算認定につきましては,地方自治法第233条第3項に規定により,監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。あわせて,議案第79号から84号までの霧島市国民健康保険特別会計ほか,5特別会計,議案第85号から88号までの霧島市水道事業会計ほか3企業会計の平成19年度決算認定につきましても同様に,監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。また,先ほど数値を申し上げました健全化判断比率についても,地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき,監査委員の意見をつけて別途報告しておりますので,よろしくお願いをいたします。以上,追加提案をいたしております議案11件につきまして,一括してその概要をご説明申し上げましたが,よろしくご審議をいただきご協賛いただきますようお願いをいたしまして,追加議案の提案理由の説明といたします。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま提案者の説明が終わりました。この決算に関する議案11件に対する質疑は10月2日の本会議で行います。ここでしばらく休憩をいたします。再開は午後1時といたします。


               「休憩  午前11時50分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時05分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き,会議を開きます。





  △ 日程第41 一般質問





○議長(西村新一郎君)


 それでは,日程第41,一般質問を行います。一般質問は24名の議員から通告されております。順次発言を許可いたします。まず,46番,宮内博議員より4件通告がされております。したがって,宮内博議員の発言を許可いたします。


○46番(宮内 博君)


 私は,日本共産党市議団の一人として質問をさせていただきます。市当局の明快な答弁を求めるものであります。9月1日に,福田首相が突然政権を投げ出すという極めて無責任な態度に出ました。安倍政権に続く今回の事態は,この政権が構造改革の名のもとに進めてきた一部の大企業だけ応援し,庶民の生活を痛め続ける政治の行き詰まりを示すものであります。今,国民生活は雇用の問題でも,社会保障の問題でも深刻な危機に直面をしており,我が党は,その打開のために引き続き奮闘するものであります。質問の第1は,パートやアルバイト,派遣や臨時など,非正規雇用の労働者が増え続け1,731万人に達し,労働者全体の3人に1人,33.2%を占めるまでになっている,この現実に対する市長の政治姿勢についてであります。非正規雇用の労働者は,労働者派遣法が施行される以前の1984年2月では,男性7.7%,女性29%でしたけれども,その後1986年の労働者派遣法の施行とたび重なる規制緩和が繰り返された結果,本年3月には男性では18.5%,女性では52.6%が非正規雇用であります。特に99年に派遣労働法の規制緩和による原則自由化は,日雇い派遣という働かせ方をつくり出し,あらゆる職種に広がっており,財界,大企業は,これを機に正規雇用を切り捨て,非正規雇用に置きかえることを戦略に掲げ,2003年には製造業まで派遣対象事業が拡大された結果,2006年度までの7年間で正社員は348万人削減をされ,一方で,派遣労働者は214万人も増えているのであります。市内の製造業の現場でも,ソニー国分工場では3,100人の労働者中,約1,000人が派遣労働者であり,アルバックでは960人中330人が派遣労働者とのことであります。正規職員として働くことができないパートやアルバイト,派遣以外に働く機会がない,若い世代でこの状況が拡大しております。それは,結果的に大きな格差としてあらわれ,2006年度の厚生労働省調査では,正規,非正規別の男性労働者で見る結婚比率は30歳から34歳で,正規労働者の59.2%が結婚しているのに対し,非正規労働者は30.3%にとどまっていると報告されておりますように,結婚できない,子どももできないという事態が広がっているのであります。そこで市長に伺います。低所得,低保障の非正規雇用の拡大が若者の中で顕著になっておりますけれども,未来の日本社会を担う世代に対するこの現実をどのように受けてとめているのか答弁を求めるものであります。また,この問題は,民間だけでなく公務労働の現場にも広がり,霧島市で592人の臨時職員が働き,保育所や学校給食など正規職員と全く同じ労働をしながら1日6,100円から6,300円しか賃金は保障されず,ボーナスもなく通勤手当さえ支給されない状況にあります。この問題は教育の現場でも例外でなく,全国では20万人の臨時教員が雇用,雇用不安や低賃金のもとに置かれ,市内の学校現場でも小学校で34人,中学校では18人が臨時教員として働き,学級担任も持っているという報告を受けております。公務労働の現場における非正規雇用の実態とその改善策についてどのように考えるか,市長,教育長に答弁を求めるものであります。次に,公営住宅問題についてです。市は,8月号の広報紙によるお知らせで,公営住宅の入居申し込みについて,国分,隼人地区では申し込みから入居まで1年から3年の待機期間があり,今後さらに待機期間が長くなる傾向にあるとして,入居申し込み方法を変更し,入居申し込みの受け付けを8月31日で停止していると思います。国分地区では319人,隼人地区では266人が待機中とのことで,重複されている方を除いても300人以上が入居申し込み中とのことであります。この解消は,市政の急務の課題だと思います。この間,市は国分の宮下団地等でも入居制限を行い,あるいは,隼人では木之房団地など,建替えのための政策空き家を実施しておりますけれども,それらの団地の住宅建設計画はどのように進められるのか答弁を求めるものであります。次に,雇用促進住宅の問題についてです。政府は,昨年雇用保険法を改定をして,就職に伴い,その住居を移転する者のための宿舎を設置し,及び運営することとした法第64条1項の規定を廃止いたしました。政府はこれを受けて2021年までにすべての雇用促進住宅を自治体や民間に譲渡,または更地にして売却する廃止を進めることを決定し,2011年までには住宅の2分の1を廃止するとし,公営住宅等の転居を勧める文書が入居者には届いております。既に,国分,隼人,牧園の雇用促進住宅では,廃止を前提として入居制限を行っております。一昨年から入居制限を実施しております国分のサンコーポラス国分重久団地では,80世帯中65世帯が空き家となっております。加治木町では,小山田にある雇用促進住宅60戸を3,841万円余りで購入し,定住促進住宅として位置づけ,本年3月末20戸しか入居していなかった住宅が,現在59戸入居し,竜門小学校では本年4月から3,4年生の学年では複式学級の予定がこれにより改善されるとのことであります。垂水市でも160戸の雇用促進住宅を市で購入したと伺っております。廃止を前提として入居制限をしている雇用促進住宅の公営住宅としての活用について,どのように考えるのか答弁を求めるものであります。また,当局が進めている公営住宅の指定管理制度導入のねらいにつきましても答弁を求めます。次に,嘉例川地区における大規模な森林伐採に対する防災対策についてであります。この森林伐採については,専門家による調査の結果,6月議会でも指摘をした作業路の粗放な構造,修復が確認をされ,その修復部分で崩壊が発生する可能性が否定できないとの結論が出され,伐採後,植林がなされなかった場合,伐採から10年から20年の期間,土石流の発生の可能性が指摘をされたのであります。また,山林内に放置された木材がダム化し,土石流の要因ともなると指摘をされているのであります。これらの指摘を受けた,放置された木材の撤去,跡地への植栽に対する市の取組について,その具体策を示すように求めるものであります。最後に安心して子どもを産み育てる環境をつくる取組についてであります。厚生労働省は,来年1月から出産一時金を現在の35万円から38万円に引き上げる方向で検討に入ったとのことであります。本来多くの人たちから祝福される子どもの誕生が重い経済的負担となり少子化の一因となっているようであれば,その障害を取り除く取組が求められます。鹿児島市では,産後の体調不良や育児の不安のある母子に対して市独自の施策として産後ケア事業を実施し,必要額の2分の1を市で助成をしております。厚生労働省も入院を必要としない程度の体調不良を訴える妊産婦に対して,施設に宿泊してもらい,カウンセリングなどのサービスを提供する(仮称)妊産婦ケアセンターの創設を2009年度から実施するための準備に入ったと報じられております。産後ケア事業など妊産婦の経済的負担軽減について答弁を求めまして,最初の壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 宮内議員から4点につきまして質問がございました。1点目,1につきましては,私から答弁をいたします。そのほかにつきましては,関係部長が答弁をいたします。政治姿勢の1点目についてお答えいたします。正規雇用を望んでいるにもかかわらず,アルバイトやパートタイム,派遣,契約といった非正規雇用として働いている若者が増大していることは,当人や家族にとってはもとより,社会にとっても見過ごすことができない問題として認識をいたしております。不安定な雇用形態,安い賃金で働く人々の増大がもたらす影響は,経済だけにとどまらず,仕事を通して得られる生きがいや達成感等が阻害され,社会の不安定要因となることなど心配されているところでございます。市といたしましては,近隣高等学校,新卒者の地元事業所への就職促進のため,高校,ハローワークと合同で市内企業をはじめ,商工会議所及び商工会を訪問をし,雇用の要請を行っているところでございます。また,本年7月に,地元からの安定的な雇用の確保などを盛り込んだ霧島市大規模小売店舗の地域貢献活動に関する指針を定め,事業所との協定締結に当たっては,地元住民からの採用が優先されるように事業所側に協力を求めたところであります。


○総務部長(今村恭一君)


 政治姿勢についての2点目についてお答えします。定員適正化計画等により合併後毎年数十人単位で職員が減少しており,これを補うために事務事業を見直し,臨時職員による補充,指定管理者等外部に業務委託をするなど,人件費の節減に努めてまいりました。このことにより,行政全体の効率化が図られると考えております。本年4月1日現在で,臨時職員は一般行政部門で344名,教育部門で232名,消防部門で3名,企業部門で13名の計592名を雇用しております。雇用形態としては,週40時間勤務の一般臨時職員と週32時間勤務の短時間臨時職員となっております。賃金額といたしましては,日額が5,300円から9,400円,月額が10万5,000円から25万5,900円の範囲で職種に応じて賃金額を設定しております。賃金につきましては,だいぶ幅がありますが,一部旧1市6町での雇用条件を引き継いだことなどが要因となっており,新市になってから雇用された臨時職員については,職種ごとに統一した賃金を設定しております。改善策としまして,現在,保育士,調理員等の資格が必要な職種は,日額で雇用した臨時職員を一定期間経過後に月額雇用しておりますが,その運用について統一した基準が未整備になっておりますので,賃金面の改善を図る方向で基準等の整備を検討しているところでございます。


○建設部長(篠原明博君)


 公営住宅問題についての1点目についてお答えします。霧島市全体で市営住宅の管理戸数は約4,600戸で,薩摩川内市や鹿屋市の管理戸数約2,000戸と比較して2倍以上であります。国分,隼人地区では,入居待ちが恒常化しておりますが,不景気による収入減や物価高で入居申し込みが増加傾向にあり,また入居者の入居期間の長期化が要因と思われます。この入居倍率の上昇傾向は全国的なため,国は改善策として平成21年4月より入居の収入基準の上限を大幅に引き下げて,より低所得者が入居できるように改善を図る予定でありますので,それを踏まえて市でも対応してまいりたいと考えております。また,現在建替えを前提に空き家対策を行っている団地は,隼人の木之房団地と霧島の大窪団地があります。木之房団地については,基本計画及び解体設計を今年度中に終え,平成21年度以降実施設計等に着手する予定であります。大窪団地につきましては,平成22年度から本格的調査に着手予定であります。次に,2点目についてお答えします。霧島市内にある雇用促進住宅は,国分重久宿舎,隼人宿舎及び牧園宿舎の計6棟240戸でございます。今年2月に,これら宿舎の譲渡と廃止時期等について,独立行政法人,雇用能力開発機構から通知があり,関係部署と連携しながらこれまで市営住宅や福祉施設等の活用ができないか,現地調査等も含め,いろいろ検討を行ってまいりました。その結果,建物の状況,現入居者の住まい確保や市営住宅の入居待ち解消のために,市営住宅としての活用が可能であると考えられますので,現在,価格面を含め譲渡条件,譲渡後に必要な修繕等の経費や諸問題について検討を続け,本年度中に譲渡に対する結論を出す予定でございます。3点目についてお答えします。市営住宅の指定管理者制度の導入につきましては,霧島市集中改革プランの中で予定されております平成22年4月を目途に作業を進めております。入居募集,入退居の手続や施設の簡易的な修繕等を指定管理者が行うことで,経費節減とともに,市は計画的な修繕等を行い,快適な住環境を構築することができると考えております。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 防災対策についてお答えいたします。山林内に放置された木材の撤去につきましては,専門家の報告にもありましたが,特に,急峻な谷部に積み重ねております木材につきましては,これが流出して狭窄部に集積し,それが決壊して土石流となることも心配されるので,取り除いたほうがよいということでございましたので,伐採業者と協議し,危険が予想される急峻な谷部に野積みされている木材等については,先週末から撤去を始めたところであり,専門家から特に指摘があった箇所については,昨日で撤去を終えたところであります。また,伐採跡地への植林につきましては,報告書にも,再造林による森林の回復を図るように書かれており,また,伐採及び伐採後の造林の届け出書や中福良小学校で開催いたしました第1回目の説明会時に,所有者側から植林について回答がありましたことから,伐採完了予定の8月末に,所有者あてに文書で今後の植林計画の提出をお願いしたところでございます。市といたしましては,できるだけ早い時期に,植林に着手していただきますよう鋭意協議してまいりたいと考えております。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 4点目の子育て支援対策についてお答えいたします。霧島市では,産後の体調や育児に不安のある母子に対しまして母子健康手帳の交付の時期から各種の相談に応じ,保健師による家庭訪問指導や地域の母子保健推進委員による地域での見守り活動などを行うなど,また,専門的な相談などはすぐに保健センターで対応できるようにしております。特に,出産後は,保健師,助産師による新生児訪問や2か月児教室時に産後うつなどの要望,早期発見のため問診票を利用するなど相談支援体制を整えております。具体的な相談内容といたしましては,検診費用や出産費用等の経済的相談や母体が出産前後に異常があった場合の,他の兄弟などの世話についての相談,また家事を手伝ってくれるところはないかなどの相談,乳幼児の施設入所の相談,産後うつの相談など多岐にわたっております。状況によりましては,医療機関や子育て支援関係機関などへ紹介するなどの対応を行っております。平成19年度の相談件数は30件で,本年度は8月末現在で23件となっております。厚生労働省の平成21年度予算の概算要求においては,出産前のマタニティーブルーや産後のうつに陥っている妊産婦をサポートするために,精神科の医師や助産師を配置した宿泊型のケアセンターを全国数か所に設立する事業費が盛り込まれておりますので,今後は国等の動向を見きわめてまいりたいと考えております。


○46番(宮内 博君)


 それぞれ答弁をいただいたんですけれども,最初の正規雇用の拡大の問題から順を追って再度お聞きをしておきたいと思います。壇上からも申し上げましたように,99年に派遣労働が原則自由化されたということで,2003年からさらに製造業の現場へもこれが拡大をされて,派遣労働が一気に広がっていると,全国でも特に若い世代に正規の職員になる機会が本当に少なくなっているという報告がなされております。国際労働機関も,非正規雇用の拡大は,短期的には日本に競争優位をもたらすけれども,人的資本の形成がされにくいと,こういうふうに指摘をしているわけです。自治体にとりましても,低所得,低保障の不安定雇用の拡大というのは,国保税やあるいは住民税などの税収の面でも,また,国民年金などの納入率などにもこれが反映されてくるということに,当然なってくる。同時に,今後の社会保障を支える土台がこの揺らいでくる大きな原因になるのではないかと思うんです。そこで,お尋ねですけれども,具体的に,この若い世代の,例えば,国民健康保険税やあるいは年金などの納入率というのは,どのようになっているのか。特に,20代,30代について,まずご回答をいただけませんか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 そういった関連質問があると予想しておりませんでしたので,詳細な資料をここに持ってきておりません。後ほど回答させていただきたいと思います。


○46番(宮内 博君)


 当然資料が示されておりますから持ってきているものと思っていましたけど,持っていないということですが,例えば,いただいた資料を見てみますと,国民健康保険税の平均納入率は,霧島市で89.26%です。ところが,20代の納入率を見てみますと56.68%と,また30代では69.06%という状況です。また国民年金でありますけれども,2年間の納期限内の滞納者,全体で7,810人いるということでありますけれど,実際に20代から29歳までの滞納者が2,918人,30歳から39歳までが1,655人で,実に,全体の58.6%を,これらの世代が占めているという状況にあるわけですけれども,実際,市長このような状況をどのようにお考えですか,お聞きします。


○市長(前田終止君)


 壇上からも,また自席からも議員ご指摘の点,全く同感の部分もあり,ご指摘のとおりかと,私も同様に捉えているところでございます。


○46番(宮内 博君)


 県内でも,こういう雇用の実態に対して,例えば,鹿児島銀行ですけれど,1年ごとの更新だった契約行員279人を一気に正行員に登用をしております。その理由として,正行員化でコストは増えるけれども,優秀な人材を確保できれば,長い目で見たらプラスになると,仕事に対するモチベーションが目に見えて高まってきたと,実はこう報告をしていることがマスコミでも紹介をされているところです。市が誘致をしている企業などに対して,この間,市も特例措置を講じたりして財政的な支援をしたりしているわけでありますけれども,実際に,正規職員の雇用の拡大の機会を増やすという,そういう取組を具体的にどういうふうに進めているのかということについてお答えいただけませんか。


○商工観光部次長兼商工観光政策課長(柳田秀徳君)


 具体的にどのように取組んでいるかということでございますけれども,市内の立地企業の訪問時や立地企業の懇話会時におきまして,一人でも多くの正規社員の雇用をお願いしているところであります。また,議員がおっしゃいますように,この非正規雇用の割合の高い企業ほど将来の人材育成に不安を抱えているようでもありますし,技能を伝える,そのようなことからも正規雇用への移行がマスコミでも報じられていますし,私ども商工観光部といたしましても,先ほど申しましたような,いろいろな機会を捉えて正規雇用へのお願いをしていきたいと思っております。


○46番(宮内 博君)


 私たち,先日市内のある大企業に働く労働者のアンケート調査を実施しました。その調査に回答が寄せられているんですけれども,30代の派遣労働者からの回答ですけれども,常に解雇やリストラの不安を持って働いていると,長時間労働による健康不安の声が寄せられてきております。本当に,こういう実態が民間でも広がり,また同時に指摘をしておりますように,公務の労働の現場でも広がっていると,こう答えていますよね,不安定な雇用形態,安い賃金で働く人々の増大がもたらす影響は,経済だけにとどまらず,仕事を通しても得られる生きがいや達成感から阻害がされて,社会の不安定要因となっていると,市がこう答えているんですけれども,実際に,公務の現場でもそういう事態が広がっているというふうに認識をしておりますか,市長,お聞きします。


○市長(前田終止君)


 私も,この約3年,いろいろな現場を訪ねました。その現場の中でご指摘のような話しを聞く機会もございましたし,あるいはまた,機会があるときに,それなりの人を通じて正職員としての採用とか,同じ仕事をしているのになぜこうなの,そういう話しをいろいろとご指摘もされ,お伺いもいたし,そして,またこの議場でも,幾たびか議論が過去あったところでございます。


○46番(宮内 博君)


 壇上からも申し上げましたけれども,例えば,短期大学などを卒業して,資格を持っていらっしゃる,保育士さんなどの労働の現場の実態ですけれども,実際に,通勤手当も支給をされていない,そして,6,100円という賃金でしか支払われない,ボーナスも出ない,これで本当に仕事に対するモチベーションが高まると,市長思いますか。


○市長(前田終止君)


 同じ職場で,ほとんど似たような仕事をしながら格差が生じているという現実,そういうことを考えますと,同じ職場におる者として実際なぜということが給与の安い方から見ると,当然感情的には出てこられるであろうと理解されます。しかしながら,原点にその当人の方も採用の形態,入り口部分で条件が違うということがお分かりになった上での,いわば積み重ねの上での視点もあることもご理解もいただきたいと思います。


○46番(宮内 博君)


 確かに,採用のときにそういう説明はなされるでしょう。ただ,現実に地方公務員法第22条第2項の中で,臨時的な職員として根拠が示されているわけですけれども,あくまでもこれは緊急避難的に臨時的な措置を講じるために臨時職員として配置をするということが原則だと思うんですね。ところが,現実には,例えば保育の現場でありますけれども,寄せられた回答を見てみますと,全体で124人の保育士が働いているんだけれども,91人,73.4%の保育士が臨時という形で働いているんですよ。こういう実態をどのように思いますか。


○総務部長(今村恭一君)


 実態は議員のおっしゃるとおりでございます。しかし,霧島市の職員の任用に関する規則の中で,選考により採用できる職が規定されておりますので,それ以外はすべて競争試験において採用することとなっておりますので,臨時職員と正職員との差は当然出てくるわけでございます。


○46番(宮内 博君)


 臨時というのは,私が申し上げましたように,一時的な措置でなければならないということですよね。そのルールは間違っていますか。


○総務課長(阿多己清君)


 地方公務員法の22条に,そういう規定が当然あるわけですが,その規定によりますと臨時的任用職員というのは基本的には6か月ということでございます。そして,さらに,それを6か月だけは更新できるけれども,後はできないという地公法の規定もございますので,こういう規定からはちょっと規定からいきますとまずいという状況にはございます。ただ,先ほど申し上げましたように,どうしても定員適正化計画,それから経営健全化計画等をしている部分もございまして,正規職員すべてでカバーできない状況もございます。先ほど部長も答弁いたしましたけれども,日額等で雇用している保育士等につきましては,ある一定期間を置いたら月額にできるように,これも予算の限りがございますけれども,できる範囲内で改善できるような手立てをしていきたいと考えております。


○46番(宮内 博君)


 いただいた資料を見ますと,592人の臨時職員の中で5年以上継続して働いている人が245人いらっしゃいますよね。実際に常態化しているということになっている現実があります。実際に,保育の現場でありますとか,あるいは午前中問題になりましたけれども,養護老人ホームなど,正職員はほとんどいなくて臨時職員だけで回しているというところも現に存在をする。こういう職場で,やはり,実際には官制のワーキングプアと言われる人たちが量産されているという状況があるわけです。これは,やはりきっちり現実に合った対応をしていくと,必要ならば正職員として採用するということが市政の柱の中に位置づけられるということが必要だろうと思うんです。少なくとも,ボーナスだとか,あるいは通勤手当だとか,そういうものはきっちり出していくということが必要じゃないでしょうか,市長どうですか。


○市長(前田終止君)


 るるいろいろと答弁を,事務方からもございましたとおりでございますが,臨時の方々の雇用の改善,このことも私自身も申し上げましたとおり,しっかり入口部分で,その認識を持たれて雇用を契約されているということでございます。ワーキングプアというような視点からのご指摘もありましたけれども,市としても経営健全化計画,それに沿いながらしっかりとした行政のあり方というものを,常に皆さん方と語らいながら進めているところでございます。それなりにおきまして,人件費削減,そういうことなどを総合して真剣に考えました末の今日的状況であることをご理解をいただきたいと思います。


○46番(宮内 博君)


 是非,その実際には働いている職員の皆さんが,この市を支えているということは紛れもない事実であるわけで,労働にふさわしい対価を保証するということを真剣に取組んでいただきたいと強く求めておきたいと思います。また,機会を見てこの問題は取り上げたいと思います。次に,公営住宅の問題についてでございますけれども,今後,雇用促進住宅などについても,公営住宅として確保していくための対策を図っていきたいという回答がなされているわけでありますけれども,確認ですが,本年度中に,その結論を出していくということなんですね,再度お聞きをしておきます。


○建設部長(篠原明博君)


 今年度中に結論を出す予定でございます。


○46番(宮内 博君)


 実際調べてみましたら,先ほど国分の例は紹介をしましたけれど,隼人にも雇用促進住宅があるんですけれども,入居率50%,牧園では75%ほどだとお聞きをしているんですけれども,かなりの空き部屋が現に存在をしているということなんですよね。300人以上の,350人を超えると言われていますけれども,公営住宅の入居待機者が現に存在をしているわけでございますので,まず1戸からでも早く,その対策をとられることを強く求めておきたいというふうに思います。次に,災害対策の問題についてお聞きをしておきたいと思います。山林内に放置をされている木材の中で,危険な場所については,昨日で撤去を終えたということで報告をいただいたわけですが,これは一つ前進だと思いますけれども,あと実際に,専門業者,専門家の目で見た危険箇所というのは何か所か残っていますよね。まず,1つには,作業路の設けられていた斜面で,その修復部分で崩壊が発生する可能性があるという指摘があったわけでありますけれども,このことについては,どういう対策がとられていますか,お聞きをします。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 専門家の報告書の中にもございましたけれども,やはり斜面部分で,特に,角度のきつい急峻な部分,30度を超える,そういった,傾斜部につきましては,崩壊の危険性があるということで,作業路,あるいは集材路につきましては,木材を搬出したり集めたりするために設けられたもので,それが終了した後,それはまた,その作業路をつくるときに,切り盛りという形で,山の斜面の部分を削って作業路をつくって,また作業が終わったあとに,その砂を,また斜面の部分に戻してという形で伐採の作業とあわせながら,集材路,作業路の修復もずっと行ってこられた,ただ斜面の部分を削ってつくっておりますので,またそれ戻したわけですけれども,やはりその部分が,非常に水が浸透してもまたそこから出てくるということで,その削った部分の上部が壊れやすいということでございましたけれども,それにつきましては,植栽をしてくと,植林をしていくことによって修復を図っていくということの指摘でございましたので,その部分については,先ほどもちょっとお話し申し上げましたとおり,所有者と職員のすることで,協議をしていきたいというふうに考えております。


○46番(宮内 博君)


 答弁でも,8月末に所有者あてで,文書で送付をしたと,まだ2週間ちょっとしかたっておりませんので,具体的な返事が来ているかどうか分かりませんけれども,まずそのことを確認しておきたいと思います。どうですか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 8月末に植林計画を出してくださいということで文書で差し上げたわけですけれども,まだそれについての回答は来ておりません。


○46番(宮内 博君)


 実際,植林をされても,専門家の判断では10年から20年までの期間,傾斜のきついところでは崩壊が発生しやすくなるということで問題点を指摘をしているわけです。実際市長が8月24日の現地の説明会で,予算面も含めた防災対策を講じていく必要があると回答しているわけでありますけれども,実際,それはどういうことを想定をされてそのようなことを言ったのか,また,その後,具体的にどのような対策を講じようとしているのか,そのことについてお聞きしておきます。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 専門家の報告書に,恒久的対策として土石流への対応から,治山施設など防災施設の配置の検討が必要であるという形で述べられておりましたわけですけれども,これにつきましては,地域住民の,皆様の不安を取り除くために,必要があれば特別予算をつけてでも,市長が整備をしたいというお答えでございました。それにつきまして,現在,できるだけ早く実施する方向で検討を進めていきたいということで考えておりまして,現在,建設部も含め,県と協議を進めているところでございます。


○46番(宮内 博君)


 具体化はこれからだということでありますが,今回の嘉例川地域のこの大規模な森林伐採,これは旧隼人町時代に,ゴルフ場計画が予定をされたところだったわけですね。旧隼人町の開発公社がそのための土地を買収したという経過がありまして,一層,公的な責任があるということでも取り上げてきたわけですが,これまで,同観光業者は,それ以外にも町内のかなり広い部分に,広大な山林を所有していたというふうに,認識をしておりますけれども,それらが,今後大規模に伐採をされるという心配はないのか,その辺の追跡調査はなされているのかお聞きしておきます。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 城山観光さんに,現在の土地の所有状況あるいは以前お持ちであった物件等について,一応直接お話しを伺いました。そういたしましたら,今現在持っていらっしゃる土地については山林はございませんので,そういう心配はないと思います。あと,既に処分されたものにつきましても,話しを伺いましたところ,そういった大規模伐採による被害,そういったものがあるようなところはないということをちょっとお伺いをいたしたところでございます。


○46番(宮内 博君)


 今回の伐採に当たって,120haという極めて広大な地域で伐採がされたわけですけれども,ほとんど事前に手をつけることができなかったという問題が露呈されたのではないかと思うんですね。これを受けて,今後何らかのこの対策が必要だと思いますけど,考えていますか,具体的に。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 今までいろいろな方からご質問がございまして,その都度ご説明は申し上げてきているわけですけれども,林野庁の見解といたしましては,規制をかけるなら,保安林に指定すべきであると,一部の県で地域森林計画の中で伐採制限を設けているところもあるが,法的に規制するものではなく,あくまでも指導事項としての指針であり,民法206条で,物の所有者が法律や命令の範囲内で,自由にその物を使い,利権を得,処分する権利を持つと定められており,現在の森林法で伐採面積の制限をかけていない以上,所有者は,自分の山林の伐採については,面積の制限を受けることはないと,このようなことから,条例により森林法を超えて伐採面積を制限することは困難であるというような見解を示しております。このようなことではございますけれども,何かよい方法は考えられないのか,今後時間はかかると思いますけれども,調査研究をしてまいりたいと考えております。


○46番(宮内 博君)


 説明会のときにも,若干紹介がありましたけれども,大分県の取組の例は,今部長が回答された例だろうと思いますけれども,私も直接担当者に聞いてみました。実際,森林法の第10条の7に,この規定をしている森林所有者市町村の森林整備計画に沿って施業しなければならないという規定が盛り込まれていることから,担当者はここに着眼をして,市町村でルールをつくることができるんじゃないかということで独自に伐採規制を盛り込んだと,20ha以上の森林伐採については,届け出を義務化するなどの規定を盛り込んだということでありますが,そういうものは当然参考にできると思いますけれども,いかがですか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 先ほども申し上げましたように,林野庁の見解が,やはり上位法であります森林法の中で伐採についての面積の制限指定を行っておりませんので,その地域森林計画の中で掲げても,それはあくまでも指導の指針であるということで,規制は法律的にできない,無理じゃないかということのようでございますので,やはり,林野庁がそういう形の見解を出した以上,なかなか難しいのかなと考えております。


○46番(宮内 博君)


 現実に,現実的に,この4月から大分では森林計画に沿って実施をしているということで4月以降20haを超える届け出はなされていないということで,一定効果を発揮しているのではないかという担当者からの返事も伺っております。是非,その踏み込んだ,具体的な対策をとるように求めておきたいと思います。福岡県の北東部に位置する人口2万7,000人の町でみやこ町というところがありますけれども,そこは,森林伐採のための作業路の開設による災害の防止に関する条例というものをつくっておりまして,森林伐採面積が2haを超える伐採は,町長の許可が必要ということで義務化し,災害防止対策の義務化を明記しております。こういう取組にも学ぶべきだというふうに思いますけれども,いかがでしょうか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 今初めてお伺いいたしましたので,勉強させていただいて,今後の参考にさせていただきたいと思います。


○46番(宮内 博君)


 従来の伐採と違いまして,最近は重機など,現地に投入をして重機で伐採をすると,そのための作業路を開設をして,山も本当に異常なほど荒れたまま放置をされているというのが今回の大きな教訓の1つだったんじゃないかというふうに思うんですね。市長は,常々おっしゃっているように,山は,何でしたっけ,川が,何かおっしゃいましたね,大変山は大事な存在なんだっていうことを市長自身は,当然認識をされている,今,具体的に,みやこ町の例を申し上げましたけれども,こういう取組に学ぶ必要があると思いますが,市長どうですか。


○市長(前田終止君)


 私が申し上げましたのは,海の恋人は山であると,仲を取り持つのは川であると,お互いの関係というものを大事にして正常なサイクルが,生態系が維持されるようなふるさとをお互いに努力をして助け合っていかないかんということを申し上げておりました。そしてまた,私どものふるさと霧島市は,見渡してみると,山ばかりというエリアが大変に広うございます。そして,今後も議員ご指摘のような可能性が急峻な山岳部,そしてまた,民有地等々においてされる可能性もあるということを私も認識いたしておりまして,大分県の実例やら議員ご指摘のみやこ町の条例等,よく勉強もさせていただきまして,私どもの地域で,なるべくこういう結果による不安,そういうものが少しでも軽減できるように,あるいはまた,私たちのふるさとなりのあり方をしっかりと勉強させていただきたいと,そしてまた,適切な判断をしながら対応してまいりたいと思っております。


○46番(宮内 博君)


 次に移ります。最後の子育て支援の対策についてでありますけれども,答弁の中でも,子育てに悩むさまざまな相談が現実に寄せられているということでありました。国は来年度の事業で妊産婦ケアセンターなどを設けて,対策をとっていくということでありますが,今後このような対策が求められるのではないかと思いますけれども,同時に,この出産費用の負担の軽減策,あるいは緊急の貸付制度など,対策が必要だと思いますが,その辺の具体的な計画が是非とも必要ではないかと思いますけれども,その件についてご回答を求めまして,私の質問を終わります。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 市独自での妊産婦等の生活資金等のそういう一時的な支援体制というものの制度は持っておりませんけれども,社会福祉協議会におきまして,独自の制度として貸付制度等を創設されておりますので,そういうところの資金の貸付等につきまして,今後啓発をしていきたいと考えております。


○生活環境部長(南田吉文君)


 若い世代の国保,国民年金の納入率はどうなっているかという質問でございました。まず国民健康保険でございます。19年度課税分で,平成20年5月31日現在でございます。これにつきましては,徴収率でお答えいたします。10代が44.81%,20代が56.68%,30代が69.06%でございました。ここまで一応若い世代ということにしておきたいと思います。それから,国民年金でございます。納入率につきましては,分母がございますので算出できないところでございますが,何らかの理由で未納となっている方の人数をお知らせいたします。まず,平成20年度4月分から6月分,この間に,1か月でも未納のある人を申し上げます。全体では4,706名でございますが,20歳から29歳,ここが1,594人,30歳から39歳,ここが951人でございます。あとは40代以上と。それから,ご存じのように,国民年金納付期限は2年間あるわけでございますが,その間に,何らかの理由があって未納となっている方をお知らせいたします。全体では7,810名でございますが,20歳から29歳の方が2,918人,30歳から39歳の方が1,655人となっております。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,宮内博議員の一般質問を終わります。次に,20番,上鍋正光議員より3件通告がされております。したがって,上鍋正光議員の発言を許可します。


○20番(上鍋正光君)


 3点ほど市長に質問いたします。1点目として,一般廃棄物処分場についてでございますが,4月15日に,福山町の宝瀬地区を候補地にするとの発表があり,突然のことであって,地元としてびっくりしたというのが偽りのない気持ちでございます。その後説明会も実施され,そのうちに当然のことでありますが,宝瀬集落では建設反対の看板を立てたり,反対者の署名を集めたりと,今まで農業を中心にまとまった15〜16戸の集落が大変な騒ぎとなりました。処分場はどこも受け入れたくない施設であり,安全というのが最優先されると思います。市では経過の報告会,地権者や曽於市の方々への説明会も実施されましたが,1番としまして,説明会の状況や反応を,市としてどのように捉えているのか。2番目,環境対策審議会が,候補地の最終決定をされたが,その任期と選考基準はどうなっているのか。3番目,総事業費はいくらを見込んでいるのか。4番目,建設はしても,後々かかるのが修理費や維持費であるわけですが,年間維持費はいくらぐらいを見込んでいるのか。5番目としまして,セメントで固めた飛灰固化物にしたものを埋め立てるのだが,わざわざ洗い出して浸出水をつくって処理しているように理解されるような気がいたします。浸出水を流さないのではなく,出さない構造にはできないのか。2点目,辰伴集落の水が出ないという件でございますが,辰伴集落は,国分塚脇の東側に隣接し,県道比曽木野福山港線下のすそ野に点在する12軒の農家を中心とした集落です。これまで天然の水がところどころにわき出し,天然の水に頼り,水のことなど心配したことのないのどかな農村でございました。しかし,2km先に,高速道路が通り,二,三年前から水源地の周りの杉山が大量に伐採されたりしだしてから,湧水が極端に少なくなってまいりました。1つ目としまして,県道沿いの杉山が1kmぐらいにわたり大量に伐採されたが,面積などは把握されているのか。2点目に,跡地に植林の指導はされているのか。3点目,集落の湧水が激減したという現象があるが,伐採との因果関係は考えられないのか。4点目,急激なことで集落の中には,水のことを考えたら夜も眠れないと訴えるほど心配している人もおります。近くまで市の水道が来ているわけでございますが,市水はつなぎ込めないのか質問いたします。3点目としまして,牧之原支所についてでございます。合併して早いもので11月で丸3年になりますが,牧之原支所も塚脇などの近隣の方々の利用も増え,これも合併効果のあらわれと喜んでおります。しかし,牧之原支所はもともと高校の校舎を利用しており,老朽化が進み,雨漏りがあり,ところどころ傷んでおります。そのような現状の中で,1番目として建替えの話も聞きますが,どのような状況なのか。2点目,建替えた場合,その規模及び課や職員の配置はどうするのか。3点目,福山町の人口の約75%が上場の牧之原に住んでおります。総合支所としての機能や取扱いはどのように考えられるのか,以上,3点について質問いたします。


○市長(前田終止君)


 上鍋議員から3点につきましては質問がございました。1点目につきましては,私の方から答弁をいたします。そのほかにつきましては,関係部長が答弁をいたします。一般廃棄物管理型最終処分場についての1点目についてお答えをいたします。説明会につきましては,これまで地元住民を対象とした20回の住民説明会及び4回の先進地視察を実施いたしまして,延べ569名の参加をいただいております。また,霧島市全体の地域審議会及び福山地区の地域審議会に対する説明も実施をさせていただきました。説明会の最後の3回につきましては,これまでの説明会で出されました質問や疑問等に対し詳しく説明するための報告会を実施いたしまして,ご理解いただけるよう努めてまいりました。また,本市に隣接する曽於市をはじめ,下流域の志布志市の関係者約140名,さらには曽於市大隈地区の住民の皆様138名に対して2回にわたり施設概要を説明させていただきました。反応といたしましては,地元の3自治公民館ともに,なぜ宝瀬なのか,3期45年は長い,地下水汚染の不安など厳しいご意見もいただきましたが,賛成の表明をされるご意見もございました。次に,2点目についてお答えをいたします。霧島市環境対策審議会は,環境基本法及び霧島市環境対策審議会条例の規定に基づいて設置さております附属機関であり,委員の任期については2年間となっております。委員の選考基準については,学識経験者,関係行政機関の職員,関係団体から推薦された者のうちから市長が委嘱するもので審議会は15名以内の委員で組織することとされています。次に3点目についてお答えをいたします。これまで先進地事例を参考に算出をし,お知らせしてきたところでございますが,最終処分場の基本方針を定めましたので,それにより概算を積算いたしますと約30億円になる予定でございます。次に4点目についてお答えいたします。維持費につきましては,先進事例を参考に算定いたしますと,年間約3,000万円程度が見込まれます。職員については,クローズド式での構造による建設を予定いたしておりますから,外部の影響を受けにくく安定をした維持管理ができますので,敷根清掃センターとの兼務も可能かと考えております。次に,5点目についてお答えをいたします。市といたしましては,乾燥をした飛灰固化物をクローズド式処分場の室内で埋め立てを行うため,処分場の内部の環境保全の観点から,粉塵の発生を防止するとともに,跡地利用のための十分な転圧を行うためにも,少量の散水は必要でありますので,浸出水処理施設を設置したいと考えております。しかし,浸出水は外には出さない構造となります。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 辰伴集落の水の件についての1点目から3点目までは関連がございますので,一括してお答えいたします。福山町辰伴地区では,平成19年度より数箇所にわたり皆伐が行われており,把握している伐採面積は全体で約16.3haであります。植林の指導につきましては,既に完了している箇所が約4.5ha,森林組合等との植林について協議が整っている山林が約4.2haがあり,残りの山林約7.6haにつきましては,現在植林について協議中であります。集落の山水と伐採の関係につきましては,はっきりしたことは分かりませんが,木材の集材搬出のためにつくった作業路等の跡は,作業機械により踏み固められ,雨水の地中への浸透はかなり低くなりますが,それ以外については,地表をかき乱していないため,雨水の地中浸透は伐採前と変わらず,全体としては伐採による雨水の地中浸透への影響はそれほど大きくないのではないかと思われます。以上のようなことから,集落の山水の激減は,必ずしも伐採に起因するとは言い切れないと考えております。


○水道部長(迫間 勇君)


 4点目についてお答えいたします。旧福山町の上場の牧之原地区簡易水道事業と下場の福山地区簡易水道事業はありますが,牧之原地区簡易水道事業の中に福地,川路原,新原,池之谷,牧之原,牧野,比曽木野地区の7つの給水区域があります。ご質問の辰伴集落12世帯の現状は,湧水及びボーリングによる地下水を使用されており,牧之原地区簡易水道の牧野地区の中に含まれます六村地区と近接しておりますが,給水区域外であります。そこで,一番近くの六村地区から辰伴集落に給水するためには人家も点在していることから,配水管の延長も長くなり,しかも高台に送水しなければなりませんので,受水槽の施設,送水ポンプの施設,自家用発電設備,送水管の布設,配水池の築造,電気計装設備,そして,配水管の布設工事等に多大な事業費が見込まれますでの,収益性を考慮いたしますと,公営企業にはなじまないと考えます。そのようなことから,市の水道を導入する予定はありませんので,ご理解いただきたいと思います。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 牧之原支所についての1点目から3点目について,関連がありますので,あわせてお答えいたします。牧之原支所の建替えにつきましては,平成22年度を目標に庁内で検討を進めているところです。その内容は,本年2月に福山地域審議会からいただいた答申を参考に,新しい庁舎が将来に向けて福山地域における行政サービスを提供する拠点施設としてどのような役割と機能を持つことがふさわしいか,その役割と機能を効率的かつ効果的に処理できる組織はどうあるべきかの観点で検討を進めているところであります。現時点では,その具体的な内容の策定までには至っていない状況ですが,大まかには,新しい牧之原の庁舎に機能を集約し,地域特性を考慮するなど,住民の方々に利用しやすく親しみやすいコンパクトで機能的な庁舎の整備を考えております。一方,現在の福山総合支所につきましては,高齢化が進む中での地域住民の方々への影響を考慮する必要があることから,窓口業務を中心とした機能を持つ庁舎として,一部を改修する方向で検討しております。また,その庁舎の取り扱いにつきましては,空きスペースの有効活用などについて,地域の方々の意見なども聞きながら検討をしてまいりたいと考えております。


○20番(上鍋正光君)


 私も処分場の牧之原の説明会にはある程度行ったんですけども,曽於市でもだいぶ激しいやり取りがあったように聞きますけど,その辺の状況はどうだったのか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 基本的には牧之原でいろいろと質疑があったことと一緒だったんですけれども,特徴的には何点かございました。下流域への配慮というものがうたわれておるわけですけれども,これは環境対策審議会から,下流域への配慮をすることとなっているが,下流域とは曽於市を含むのか,含むとすればどの辺までかというような質疑はございました。それから,また,菱田川の源流地域という表現だったんですけれども,正確には菱田川の支流の前川の支流の柚木川の支流の中柚木の源流と,正確にはそういうことなるんですけれども,いわく源流にそういうものをつくるのはけしからんというようなご意見が多かったようでございます。それから,初めて質疑の中で聞いたんですが,再考,再び考えるという表現でございましたけれども,再考し見直すというような検討はできんかと,してほしいというふうなことが盛んに出ておりました,再考してほしいということが出ておりました。そのほかでは,資源化をするべきであるだとか,風評被害が心配であるとか,地下水の汚染も心配と,そういった懸念の声も出ておったようでございます。


○20番(上鍋正光君)


 いろいろな立場をかえた意見もあったようにお聞きしますが,何回か説明会される中で,最初の段階より説明もだんだん違ってきたように思っておりますが,この最初は3期45年ということが前提の中で始まって,後の段階では1期15年,そして,埋め立て終了4〜5年前に地元と協議調査してするという協定書を結ぶというような感じの説明になってきたと思うんですが,この1期15年という形での今の進め方ということでよろしいですか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 基本的には,4つ,5つの基本方針を定めておりますので,基本方針の中にそういうことがうたい込まれております。そういうことを考慮しなくてはならないわけですけれども,3期にこだわっているというわけではございません。それだけの広さがあった方がいいと。それは,市全体から見た場合に,環境行政として,それぐらいの広さがあれば後々40年,50年心配しなくてもいいという観点から申し上げております。ただ,説明会でも申し上げたんですけれども,2期目に入るとき,これにつきましても,次の世代の方々と我々行政の方の執行部と十分話し合いをするべきであると,そういったところも,また担保するためにもさまざまな協定書,覚書なり結びながら,2期目の話し合いをしたらどうだろうかという話をさせていただいたところでございます。それから,だんだんと内容が変わってきたということがございましたけれども,1回目から16回目まではほとんど内容は変わっておりません。と申しますのは,この会場ではこういう話をする,こっちの会場ではこういう話をするというのはいけませんので,1回から16回まではもう通しました。そして,その中で出たさまざまなご意見,そういったものをQ&A,お手元に持っておられるようですけれども,Q&Aとしてまとめて,21点の質問事項ということでとりまとめて,あとの3回ではきちっとそこのところを説明したというようなことでございます。


○20番(上鍋正光君)


 今の時点での判断はなかなか難しいし,いろいろとまだ説明会あたりも進んでいないわけでございますけども,この反応といいますのは,今まで現地に行けば,がられかたが多いような感じを受けましたけれども,全体的に見て造るということに関して,まだちょっと早いのかもしれませんけど,難しいというのか,どうにかならせんどかいというのか,そういうあたりの反応というのは部長としてはどういう感じを受けられたか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 説明会では,選考の過程だとか,それから,施設の概要等について,その安全性について説明してきたわけでございますけれども,最初のうちは,先ほど議員からもございましたように,寝耳に水やと,突然だがというふうな雰囲気の中で説明会でした。したがって,立て看板等があったりと,あるいは陳情が出たりというような状況もあったわけでございます。しかし,最終的には,後半部におきましては,先進地視察等も実施しながら,その中では施設の安全性というものについては,もう十分な理解が得られてるんじゃないかと私は感じております。ただ,安心感と申しますか,そういったものについて,まだ少し十分ではないかなと思うところでございます。私どもの説明に対する誠意が足らないのかどうか分かりませんが,まだ安心感という点で少し不足しているのかなと思っております。したがいまして,今後はそういったような安心感の醸成のために努力していきたいと思っております。


○20番(上鍋正光君)


 次に,環境対策審議会でございますが,任期が2年ということでございますけれども,これの改選時期,そしてまた,更新されるのか伺います。


○生活環境部長(南田吉文君)


 1点目の改選時期ということでございますが,その時期については条例で明記されておりません。ただ,1期目の委員と申しますか,この1期目の委員の任期が今年の7月18日まででございました。すなわち18年7月19日ですか,ここから始まって,20年7月18日で任期が切れているような状態です。早急に諮問したり,あるいは意見を伺ったりという今必要性がございませんので,今2期目の人選をしているというところでございます。そして,更新はするのかということがございましたが,1期目の皆様方にいろいろと造詣の深い方もおられますのでお願いをしたりいたしておりますが,まだ全部が固まっている状況ではございません。ぼつぼつ人選も終わりたいと,今そういうふうな状況のところでございます。


○20番(上鍋正光君)


 私なんかもこの審議会の存在あたりを初めてこういうことがあって知ったわけですけれども,1市6町がある中で福山町からは出てないんですよね。そうした場合に,やっぱりこういうのは全体からも選べるべきじゃないと思いますけども,それあたりはどういう方向性なのか,ほかにもいないところがあるのか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 この環境対策審議会でございますけれども,1期目につきましては,環境基本条例だとか,環境基本計画を策定していただくと,そういった目標があったわけでございますが,現在は喫緊のそういった課題というのは今現在ないわけですけれども,おおよそ環境対策審議会の委員というのは,地域のバランスだとか,そういったものを考慮しながら選定していくということは重要なことであると思っております。ただ,審議会の性格からいたしまして,広い視野でと申しますと語弊があるかも分かりませんが,高所から霧島市全体のことについてご意見をいただくというようなことに主眼も置くべきではないかと考えておるとこでございます。さっき申しましたように,地域のバランスも考えなくてはならんと思っております。したがいまして,今後福山地区の方からも入っていくという可能性はないわけではないと思っております。ほかの地域でもそういう不在のところがあるかということですが,それはございます。


○20番(上鍋正光君)


 是非バランス良い,資格的に難しい面がありますからない方も,該当者にないのかもしれませんけれども,やっぱりこういう形の中では1市6町の中からというのを基本的にしていただきたいと思っております。それと,私どももいろいろと地元と語る中で,そういう委員の方々がやっぱり限度を一廃についても,もうどっちしてでもこれは産廃だよとか,やっぱり第2の候補地は,別のところよりここだというような話をやっぱりされた面も見聞きしたわけでございますけれども,やっぱりこれあたりは委員となりますと守秘義務というのもあるんじゃないかと思いますけど,その辺はどう指導され,考えておりますか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 極めて重要なことを審議していただく,審議といいますか,意見をいただくというために集まっていろいろ議論をしていただくわけでございますので,当然にして守秘義務というのはあると思っております。


○20番(上鍋正光君)


 事業費は30億ということでございますけれども,補助率はどのぐらいですか。


○廃棄物対策監(沼口輝実君)


 交付率は3分の1ということであります。


○20番(上鍋正光君)


 年間維持費は大体3,000万ということでございますが,前の説明会において,大体,水処理の施設については事業費の20%ということで理解しているわけですけども,そうした場合6億ですよね,それで間違いございませんか。


○廃棄物対策監(沼口輝実君)


 総体事業費が30億円ということで,これは測量設計調査費まで含んでおりますので,これを本体工事そのものが約28億円ちょっとかかります。その19%程度ですので,大体4億ちょっとかかると,水処理施設は,そういうことになります。


○20番(上鍋正光君)


 私は,常々やっぱり疑問を持つのは,この今の霧島市の廃棄物はセメントで固めて固化物にするわけですよね。固化物にする費用というのも今の処分場で相当かかっていると思うんですが,t当たりいろんな計算もしにくい面あるとは思いますけども,固化物にするt当たりの費用というのが分かりますか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 敷根清掃センター管理事業費が大体6億ぐらいございます。その中で飛灰をつくるためだけに按分をするというのはできませんけれども,大体飛灰固化物をつくるためには安定化薬剤,それと,セメントを使用しますので,そのあたりの金額だけを見ますと,t当たり大体8,000円程度になるということでございます。


○20番(上鍋正光君)


 t当たり8,000円ですね。そうすると3万tで計算すればいいわけですね。何でこういうことを聞くかといいますと,飛灰固化物にして,それをいえば,コンクリートの厚さが1mも50cmもあるようなプールに入れて,そして,屋根までするクローズ型ですけども,それにしてまで水処理施設が必要なのかというところがちょっと疑問になります。今同じ品物を東和環境はオープン型で埋め立てているわけですよね。それについてはいろんな決まりもあるでしょうし,そういう中では,水処理も必要であると思うんですけれども,クローズ型であれば,もう水はここにも出さないと書いてありますけども,今の埋め立てるところには穴が開いておって,それを水処理の槽に移してするわけですよね。そう考えると,固化物にした場合に,ほこりがするとか,そういうふうな車を入れたときのしめ固めあたりにすれば,散水ぐらいで十分だと思うんです。それをわざわざ水処理の施設というのを4億なのか6億なのか分かりませんけどもかける必要があるのか。


○廃棄物対策監(沼口輝実君)


 水処理施設につきましては,省令の中の一般廃棄物のこの基準の中に一応全部設置をしなさいと,管理型の処分場では,そういうふうになっております。特別に今私たちが国の方にこの前も申しましたように,問い合わせをしたのは,一応,先ほど言われた飛灰の固化物,これは水気もあんまり,保有水というのはたくさん持ってません。それと,クローズド型の場合は水も入らないということで,そういった水処理,浸出水の集配水処理施設ということになりますけども,それを造る必要があるのかということで問い合わせをいたしました。ただ,その中でも,やはりもう市町村の方に任せると,法的に合えば市町村に任せるということでありますけれども,先ほどの回答の中でもありましたように,やはり埋め立てたときのその環境,先ほど言われたその埋め立てをするため,室内環境の保全です,それから,跡地利用のためのしめ固めの問題,それから,やはり不測の事態というのもやはり考えられますので,考えるといけないことなんでしょうけれども,考えて,やはりそういった不測の事態にも備えるということを考えますと,やはりそういった浸出処理水の集排水施設というのは必要なのかなと考えているところです。


○20番(上鍋正光君)


 その辺は,実際出さなくても,もう本体に穴を開けるわけですから,それは出すことになるんですよね,実際的に出せないという中であれば,もう不測の事態というのは,水の上から福山の辺であれば,土砂崩れがして水が入ったとか何とかというのはあるかもしれない。しかしながら,やっぱりそれだけの1mもあるようなコンクリートをして,そして上屋までして,最終的にはふたをすれば,もうサイコロと一緒で,いくら大地震が来ても,志布志までころころいっても,いえばもう一つの固体としてできるようなものになるわけだから,それあたりは国もそういうような方針,オープン型のそういうような規則をここまで金をかけてやるのに守らなければいけないのか,そういった補助の関係があれば補助を受けなければいけないのか,その水をもう全然出しませんよという中においては,私はもう説明会も要らないと思うんです。安全ですと。水をやっぱり出すという,ここには出さないと書いてあるけど,本体からは出すわけです。ただ,水処理のところまでいって,あれはもっていく,そこの過程さえすれば,私はもう説明会をやらんでも,もうこういう形で造りましたという形ができると思うんですけど,その辺はどのように考えますか。


○廃棄物対策監(沼口輝実君)


 私の方から造らないというわけにはいきませんけれども,散水というのは必要であると。そういうことは言えるんじゃないかと思います。散水すればやはり若干ですけれども,水は出てくるということでご理解いただければありがたいと。


○20番(上鍋正光君)


 市長は常々このことは全国から見にくるような,見本になるようなというふうな形でいつも言われます。その見にくるようなということが,ただ金をかければいいということではなくて,理屈的に形だけでもしてと,やっぱりそこの外に出すということ自体が,もう出さないことにならんわけですよね。ただ,出さないようにそういう施設でカバーするだけですから,そういうことを考えると,ただ,気休め的というような気がしますけど,その辺をもうちょっと踏み込んで,もちろん出た水は外に穴を開けて造らなくても,どっか一方下まで隙間のできるところを,普通の埋め立てをするときにパイプを残しておきますけども,ああいう形でやったら,出たときは,それを散水にできるわけですよ。そういうような,やっぱり私なんか民間であればそういう考えがある。やはり行政的なと言うと失礼かもしれませんけども,何かこれだけ安全を言われる,基本的には安全なものを焼いて,安全なものをもってきて捨てるわけだから安全だということなんですけども,やっぱり処理をするやっぱり万が一ということが言葉に出るということは,やっぱりどうかあるんじゃないかという不安を持つわけですよね。そういう中でも,市長も見本になるような,もう法律もこうしてクリアしましたよと,それぐらいの30億もかける中では,やっぱり意気込みというか,施設はできないですか。そういうことがやっぱりもう説明会は中止にしましたというぐらいの施設ができると思うんですが。


○市長(前田終止君)


 安全度という視点からの,特に散水についての強いご指摘でございました。私もこの件についての学問的な専門家的立場ではございませんので,なかなか議員仰せのような視点でしっかり自信を持って言い切るという点を,それほどの勇気を持ち合わせておりません。やっぱり必要なことは今日まで必要な法律,あるいはまた今までの経験,そして,各種のそういう学問的裏づけを持った方々のご指摘,ご指導,そういうことをきちんと冷静に積み上げながら,賢明なる判断をせねばならないという立場でございます。ですから,議員ご指摘の散水について,計画散水,必要最小限,それを責任処理するという姿勢を今のところ貫いてまいりたい。そして,最善を尽くす努力をして,説明の責任を精一杯真摯にし切って,理解を全面的に,最終的に得られないまでも,納得度を上げる最大限の努力をして,何ととしてもこの施設を造り上げたいというふうに考えております。そして,願わくば,その決断,その完成が議員ご指摘の全国にも誇るようなものになったらありがたいという思いを込めて努力をしていまいりたいと思っております。


○20番(上鍋正光君)


 勇気を持ってやってください。あと1年後は市議会議員,市長選もございます。やっぱりいろんなまた複雑な事情も絡んでくるような気がいたします。決断の時期も迫っているような気がいたします。次に,辰伴集落のことでございますけれども,先ほど答弁がございましたが,この水源が,12戸の中の主に2か所の水源があるんですよね。1か所は,取水口といっても岩の間から出る水を井筒で受けとめるような,そういう簡易的なものでございます。1か所のところは,その下流には田んぼがございまして,そして,もういつも湿田になっておりまして,1年中,水鳥が来るようなところでしたけども,そこがもう水が出なくなりました。もう乾田になりました。それと,もう1か所は,やっぱり反対側に,今でも5〜6軒利用しているんですけれども,そこの取水口から100mぐらい下のところを,一,二年前までは養豚場の方がそこから水を引いて取水したんですよね。だけど,それが枯れてしまった。それで,また,その下の方は余った水が谷合いを流れておりまして,その下で魚を趣味で飼っていらっしゃったんですけども,そこももう干上がってしまって,今はもう空の状態でございます。そういう中においては,初期の,それと,1kmぐらい離れたところに比曽木野というところがあって,そこに一軒屋があるんですが,そこが今年の4月に,今まで先祖代々使っておりました井戸が枯れまして,ボーリングをしました。そういうことを考えますと,先ほど今の山水の激減は必ずしも伐採には影響はないという発言でございますけれども,やっぱりこれは一概には言えないんじゃないかと。やっぱりもう山も,私ども現地に行きましたけれども,もう谷合いの先ほどの中福良と同様の災害も心配されます。市長にも来ていただいて,現地も見ていただいて,10号線のトンネルがあるんですけど,そこに流れて水没するんじゃないかということで市長にも見に来ていただきました。そのときの伐採は倍ぐらいになっております。今年になってから相当切られました。そういう状況の中では,井筒の周りをもうほとんど切られております。そうした場合には,因果関係はないというのはちょっと無責任な発言な気がするんですけど,現場には行かれたんですか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 一応現場も見せていただきました。それで,先ほどもお話申し上げましたとおり,一部についてはもう植林が始まっております。それと,伐採と水の関係ということでちょっといろいろインターネットで調べてみたんですけれども,土地の浸透能といいますか,要は単位時間当たり,単位面積当たりの水をしみ込ませることのできる量,土壌の浸透能力,水を蓄え浸透させる能力を調査したものがあるんですが,これによりますと,確かに伐採することによって若干の浸透能に差が出てきます。このデータをちょっと見てみますと,林地で,針葉樹,天然林の場合で時間当たり211mm浸透されると。人工林の場合では260mm,それから,伐採跡地で軽度の撹乱,軽い場合は212mm,時間雨量212mmまではまだ浸透ができますよと。ただ,重度の撹乱となってきますと大体49mm,だから,軽度な撹乱と重度の撹乱としますと,4分の1ぐらいに水が地下に浸透する能力をしていくということでございますので,やはりその山をどれだけいじったかということによって浸透能力に差が出てきますので,先ほども必ずしもという形で表現いたしましたけど,やはりこの伐採に伴います影響というのは当然あるものだとは思います。ただ,現地を見ましたところ,作業路等が入っておりますけど,そんなに全面的にかき乱したような感じではございませんでしたので,軽度の撹乱という形で考えたときに,当然その浸透能力には少しおちてまいりますけれども,全体として見たときに,伐採自体が影響はないのかなというような判断をいたしたところでございます。


○20番(上鍋正光君)


 部長は手前の県道から見られたんじゃないかと思っております。それより水源地の周りが,もうそれこそもう切ったままで,取ってないんですね。もう今は直材だけ曲ったのは全部捨てて,そういう中ではもう取水のためのタンクにも倒れかかっておりまして,ふたを開けられない,ちょうど山くわを持っていたものだから,それで切ってふたを開けて,地域振興課の方と見たような状況でございます。そう考えた場合には,その浸透率といいますか,事実問題として水が出ないという現実があるわけですね。そのデータだけで示せるものではありませんし,そういう中では私は木がなくなったということは,やっぱり直接日が当たって,今までじめじめしておったところが,ほとんどまた乾燥するとなると,それ自体は因果関係はあると認識をしております。そんな中で,現実として私が言いたいのは,水が出ないということを現実としております。今までは,山水に頼って,それこそ水道のことを考えたこともないような地域だったんですけども,先ほどここに給水区域外であるということですけれども,この給水区域というのはいつの段階での判断で,また決定されたのか,それを伺います。


○水道部長(迫間 勇君)


 これは合併前に旧福山町において簡易水道事業の区域が決定をされております。


○20番(上鍋正光君)


 この区域外というのは,福地地区の水道をつくるときにも真ん中あたりに網がかけていなかったということでできなかった現実もあると思うんですが,これ自体,私は市議会議員になってからもう何年も引き込めないかということでお願いもしておったと思うんです。もうその中では,牧野地区のときよりも,厚生省のだからもう余裕はないとか,もう今から無理だとか,そういう話の中であったわけですが,その辺はどの程度理解されていますか。


○水道部長(迫間 勇君)


 今,言われました,比曽木野地区,それから,牧野地区ですか,ここは福山町時代にもう既に入っておりまして,その後,うちの方では今のところどうしようもないといいますか,区域の変更はいたしてないというところでございます。


○20番(上鍋正光君)


 もちろんその区域のことがやる場合に,福山町も水道事業のことでは本当に莫大なお金を使ってもらい,今も水が足りないということでいろいろと迷惑をかけているというのも,本当に重々分かっております。しかしながら,事実問題として,集落は12戸ありますけども,その中で六村地区も隣接しておりますし,そしてまた,内場地区も隣接してるわけですね。この中では,高台にありとありますけども,六村地区の高いところとは大体高さは一緒なんですよ。そうした場合は直線距離した場合は500mぐらいじゃないかと思うんです。そうなった場合には,こういうような事実,水が出ないという,今まではこの給水区域外ということについての,それだけで突っぱねていいものか,やっぱり先ほど2町歩以上とかが届け出という話もございますけれども,17町歩も切られるという,そういう中においては,やっぱり地域の人というのは湧水がずっとあるもんだと,末代まであるもんだという中でやっておるわけです。その中で,現実出ない場合に,そんなら区域外だからもう給水はせんでもいいやという,その辺の関係はどのように判断されますか。


○水道部長(迫間 勇君)


 私どもの方はその事情はよく分かるわけですけれども,何分にも霧島市内には数多くのそのような集落水道というものが存在するであろうと思います。そこで,仰せのその辰伴地区につきましては,もちろんその給水区域外でありますけれども,やはり企業として採算性も考えなければならないとこもあるだろうし,この問題については,市全体でやはり考えるべき問題だろうと思います。


○20番(上鍋正光君)


 この集落水とか山水というのは,国分で言えば平山地区もそういう出水があるわけですよね。スイカを冷やしたりとか,野菜を洗ったりとか,やっぱりもう出しっぱなしの中にする,やっぱりそういう水だったわけですよ。もうその中では,市全体でもちろん考えなければいかん,経費もかかる。だけど,私が言いたいのは,もう水が出ないと,夜も寝やならんという,そういう中において,そんならほっとけるのかと。やっぱりそれであれば,山を切られたというその現実がある中では,もうちょっと踏み込んだ経費の面,また,どの方法が市水として近いのか,そういうような検討もされるべきことではないかと思うんですが,市長はどんなお考えですか。


○市長(前田終止君)


 市民生活において,社会的なこの資本としての命を養う,あるいは健康に直結している,この水,特に上水道という件は,どういう場所に市民の方々が生活をなさろうとも,市行政としては最善を尽くす努力をしなければならないものという基本に立ちたいと思います。いろいろ私どもの行政の担当の者から,現実を踏まえた中での今日までの経験に基づく判断が示されたわけでございますけれども,私といたしましては,このような判断を基本にしながら,この議会,いとまを見て,その水源現場に行って,そしてまた,その現場事情,ご指摘のような距離関係とか,あるいはまたさまざまな手法というものが,どうしたらこの12戸の方々に今の水のない市民生活の状況を克服できるのか,いろいろと検討を親身になって考えてみたいと,このように考えております。


○20番(上鍋正光君)


 ご案内申しますので,基本に立ち返ってよろしくお願い申し上げます。3点目の支所の件でございますけれども,コンパクトな機能を持った庁舎の整備ということでございますけど,どういうような意味合いを持ちますか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 先ほどご答弁の中で平成22年度を目途につくるというふうなことを申し上げました。平成22年度と申しますと,合併からもう6年を経過した時期でございます。実際10年間は総合支所を残すというお話であったんですけれども,やはりもう4年後にはその時期が参りますので,ある意味ではやはり先を見越した組織というのを考えていかなきゃならないというふうに考えております。今,地域審議会の中でもお話を申し上げてるんですけれども,地域審議会の方で少しご議論をいただいております。そういった中で,地域の皆様のアンケートをとった中に,市役所にどういう要件で行かれますかという話を聞きますと,総合支所の方も牧之原の方も約8割から9割が証明書の発行とか申請とか,そういった部分でございます。そうであると,やはりこの部分は残さなきゃならないという今議論をしております。それから,残りの1割ないし2割の方が今どういったことなどで来られるのかというのを分析していきますと,やはり地域特性などに関するご相談とか,そういったものが多いようでございますので,そういった部分も残すべきであるんではないだろうかと,そういった議論もしております。そういったものにつきましても,地域審議会の中で少しご意見をいただきながら,やはり10年後というのを見据えていかないと,10年後の組織を考えないままつくってしまいますと,10年後に無駄になる,そういったことを避けたいということから,できるだけ地域に合った支所にしたいということからこういった表現を使わせていただいたところでございます。


○20番(上鍋正光君)


 それでは,今の段階で課をどうするのかとか,職員あたりをどのぐらいとかいうようなことまでは突っ込めないということですか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 まず,合併してから現在まで107名の職員が減っております。今後大体100名ぐらい減っていくと,これができ上がるころには約200名ぐらいの職員が減るんではないかと考えております。そういった中で,やはり住民サービスを低下させないためには,どういった組織があるべきかというのを今るる検討しているところでございますので,そういった中から今後あるべき福山の総合支所なりをどうあるべきかというのを議論していきたいと考えております。


○20番(上鍋正光君)


 それと,先ほどお伺いしたんですが,総合支所機能としてはもう牧之原を考えてられるということでの認識でよろしいですか。それと,福山の庁舎を総合支所を一部を改修となってますけど,これはどういうのを示すんですか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 さっきも申し上げましたアンケートの中で,やはり2つに機能が分かれていることに対しまして,できるだけ1つにしていただきたいというのが約9割のご意見でございました。そういったことから,福山を見ますと,7割が牧之原の方に,残りの3割が福山の方に行っている現実もございまして,ご意見の中でもやはり1か所に集約していただきたいというのが9割,そのうちのこれは人口比なんですけど,7から3の割で牧之原の方に1か所に集約していただきたいというようなご意見もございました。今の総合支所の中でどういった不便さを感じますかという中に,下の方の総合支所に行かれる方々につきましては,やはり車で行く関係でどうしても駐車場が狭いとか,そういったのに対する不便さを感じておられるというようなご意見もございましたので,そういったのを総合的に勘案して,牧之原の方に1か所に集約したようなものをつくりたいというようなことで今は進めているところでございます。そして,下場の方につきましては,やはり下場の方も約8割ぐらいの方が窓口に行っておられるというような結果が出ておりますので,そういった方々に対しては,やはり窓口業務は残したいという方向で今は進めております。ただ,そうすると,今はいろんな課題がございますけれども,窓口を残すとすると,やはり空きスペースが今後も出てくるんじゃないだろうかと。そこあたりを有効利用できるためにはどうしたらいいかと。場合によっては,ここもより住民の方々に有効利用していただくためには,一部改修も可能性も含めながら検討しているところでございます。


○20番(上鍋正光君)


 先ほど合併効果ということで,塚脇も言いましたけども,上場地区については上之段,そしてまた,永山,塚脇というところが,牧之原という台地に属するようでございます。そういう中では,是非国分,隼人の市街地だけの発展だけじゃなくて,やっぱり各総合支所も同じような形で発展するような,そういう方向性,やり方を是非やっていただきたいと思っております。これで終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,上鍋正光議員の一般質問を終わります。


 ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 3時10分」


               ──────────────


               「再開  午後 3時29分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き,会議を開きます。次に,31番,今吉歳晴議員より1件通告がされております。したがって,今吉歳晴議員の発言を許可します。


○31番(今吉歳晴君)


 私は,先に通告しましたし尿処理場の運営について質問いたします。集中改革プランでは管理運営業務,運転管理業務の民間委託等の導入について,今年の下旬までに方針を決定とのことであります。考え方,運営について問うものであります。霧島市には牧園町にありますし尿処理施設清水館と国分の南部し尿処理場の2施設があります。牧園の施設は平成11年3月に竣工し,現在事務職員1名と現場職員2名,嘱託職員1名,計4名で運転,日々のメンテナンス業務を行い,処理工程で発生する汚泥は乾燥処理し,普通肥料として販売もされております。この清水館の施設運営は職員の持つ技術と仕事への取組を見る限り,少人数で非常に効率的な施設運営がなされていると思います。一方,南部し尿処理場は稼動して日も浅く,現在はメーカーの保証期間中でもあり,メーカー関連の社員が常駐しています。ごみ処理プラント,水処理プラントを問わず稼動し,保証期間後は施工業者の関連会社に業務委託される場合が多いようであります。この施工業者でありますJFEエンジニアリング株式会社は,この南部し尿処理場建設工事入札に際し,談合の不正行為が発覚し,市が損害賠償を請求しておりました民事調停は不成立となり,今後の推移を見守るところであります。現在,し尿処理場は,JFEエンジニアリング株式会社の関連会社が運転,維持管理業務を行っていますが,今後,保証期間後,民間委託先としてこの関連会社への委託は問題ないのかお伺いいたします。次に,し尿処理場から発生する汚泥は現在県外の最終処分場に搬出されているとの説明を受けましたが,下水道汚泥は産業廃棄物,浄化槽汚泥は一般廃棄物としての区分からすると,この浄化槽汚泥は,自区域内処理が原則ではないのか。なぜ汚泥については,敷根清掃センターでの処理はできないのかお伺いいたします。私は,牧園のし尿処理施設見学の折,強く関心を抱いたのが汚泥の堆肥化であります。近年化学肥料や農薬の大量使用によって環境汚染が深刻な問題となっており,環境負荷に配慮した環境保全型農業への取組が行われております。それに,呼応すべく廃棄されていたし尿浄化槽汚泥,下水道汚泥の堆肥化は,従来の水処理施設に乾燥施設,脱臭施設を充実し,この汚泥に生ごみ等有機性廃棄物を加えた汚泥再処理へ取組む自治体,組合も多くなっているようであります。後背地に農村地帯を控える霧島市としては,今後の研究課題として是非取組んでいただきたいものであります。この汚泥肥料は,特殊肥料から普通肥料に位置づけられ,品質表示の義務,届出制から,登録制に移行され,牧園のし尿処理場の汚泥は普通肥料として農林水産大臣に登録されています。将来に向け,廃棄から資源として再利用は考えられないかお伺いいたします。次に,敷根清掃センターし尿処理場の20年度当初予算で,消耗品費は4億円を超える予算規模であります。6月議会の敷根清掃センターに関する一般質問で,消耗品費の内訳は,ほとんどがタクマ製品で特注品であり,98%が随意契約との答弁でありますが,し尿処理場の発注についてはどうなのか,霧島市内には,精密部品製造に高い技術力を持ち,メーカーの要求に対応できる企業はないか,また,タクマテクノス,JFE環境サービスと市内からの調達等について協議されているのかお伺いいたします。以上で壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 今吉議員から1点に絞ってのご質問でございました。その中の1につきましては,私の方から答弁をいたします。2につきましては,生活環境部長が答弁をいたします。1点目につきましてお答えいたします。国分,隼人,霧島,福山の4地区を処理区域とする南部し尿処理場は,平成19年4月に供用を開始いたしました。現在2年目を迎えておりますが,人員体制については,市の現業職員4名と委託先の従業員4名の合計8名体制で運営しております。最新の高度処理設備を適切に維持し,また,公害防止のため運転技術を保っていく必要性から,現行のように専門の現業職員で不足する部分を業務委託で補うという,一部業務委託方式で運営をさせていただいております。ご指摘のありましたJFEエンジニアリングの関連会社は,特殊性のあるし尿処理プラント機器類の使用に十分熟知をしており,施設を安全,安定,効率的に運転管理していく上で必要な業者であると考えております。また,この浄化槽汚泥は,平成19年4月から9月まで,敷根清掃センターでの焼却処分を行っておりましたが,燃えにいくものであるため,溶融炉に対する負担の軽減や資源の有効活用のため,同年10月から堆肥化することとし,その処理も民間業者に委託をしております。


○生活環境部長(南田吉文君)


 2点目についてお答えします。平成20年度の当初予算では,塵芥処理費の消耗品費3億3,192万2,000円のうち,3億3,104万7,000円が敷根清掃センター管理費事業に計上されております。この消耗品の内容は,ごみ焼却施設やリサイクルプラザの各種設備,機械類の消耗部品及び排ガスや水の処理等に必要な薬品類が大半を占めております。消耗部品の調達につきましては,電球やモーターなどといった汎用品は,市内業者にも発注いたしておりますが,ほとんどの設備機械類の消耗部品はメーカーしか製作できないため,市外からの調達が多いという状況でございます。しかし,市内にも高い技術力を持った企業もあると思われますので,品質,性能保証の問題も考えられますが,プラントメーカーとも協議し,今後の課題といたしたいと考えております。また,薬品類の調達につきましては,市内の業者も含めまして10数社に見積り依頼を行い,コスト削減に努めておりますので,ご理解を賜りたいと思います。一方,し尿処理費に計上されております消耗品費7,790万円は,南部し尿処理場及び牧園・横川地区し尿処理場で,し尿処理のために用いる薬剤や活性炭等が主な内容ですが,調達に当たっては市内の業者も含めまして,取扱業者数社に見積りを依頼し,購入しております。


○31番(今吉歳晴君)


 再度質問いたします。メーカーの保証期間,これは何年なんでしょうか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 メーカーの保証期間は2年間となっております。


○31番(今吉歳晴君)


 敷根清掃センターは5年ですね。それから,同じ加治木にあります西姶良クリーンセンター,ここは3年というふうにお聞きしたわけですが,なぜ2年になったんですか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 その契約の仕方によっていろいろあるようでございます。1年というところもございまして,敷根清掃センターは5年ということでありまして,2年というこだわっているわけではございませんけれども,そういう結果になったということでございます。


○31番(今吉歳晴君)


 どうして3年の契約をされなかったんですか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 その当時の契約の仕方がもう2年ということになっておりますので,決められたとおりに契約が行われたということでございます。


○31番(今吉歳晴君)


 決められたんじゃなくて,すぐ前に施工されておりますこの西姶良クリーンセンター,ここは3年なんです。その辺については,今後また十分気をつけていただきたいと思います。敷根清掃センターは保証期限が切れた今年度,消耗品費あるいは修繕料が大幅に増えているわけですが,メーカーに帰因するものについては,保証期間中に十分な施策を講じてほしいと思います。これは要望いたしておきます。それから,民間委託等の導入を検討されている管理運営業務,それと,運転管理業務,これの違いについて説明を求めます。


○衛生施設課長(前田 理君)


 管理運営業務とは,し尿処理業務全般を民間委託で行うと,そういう方法で考えております。それから,運転管理業務とは,今の南部し尿処理場の業務形態のことでありまして,市職員で不足する業務については,一部民間会社に委託し,共同で日常業務を行うという方式でございます。


○31番(今吉歳晴君)


 具体的にいいますと,この運転管理業務,これは現在今JFE環境サービスが行っているこの運転維持管理になるんですか。それから,この管理運営業務,今現在現業職員が4名いるわけですが,この人たちが管理しているのは,これはどちらに該当するんですか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 今現業職員が4名,それから,JFE環境サービスが4名おりますけれども,各1名ずつコンビを組みまして,おのおの勉強しながら毎日業務を行っております。運転管理業務ということで理解しております。


○31番(今吉歳晴君)


 ちょっと私は分からないんですが,これは,例えば,管理運営業務,運転管理業務,一括して民間委託した場合は,もうこれは現在の市の職員4人いる,この人たちは全ていなくなるということですか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 今現業職員が4名おりますけれども,4名がいなくなって,すべてが民間委託になるということでございます。


○31番(今吉歳晴君)


 加治木町にあります西姶良クリーンセンターは南部し尿処理場と規模,建設工事の施工会社も同じでありますが,ここは現在,直営で職員7人で運転と日々のメンテナンスを行って,大規模な修繕,機械の入替え等について外部委託しているとのことでありましたが,これについてはいかがな見解をお持ちでしょうか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 今南部処理場も現在保証期間中でございまして,2年間ということで,まだ1年,半年でございます。その間,2年間につきましては,JFEエンジニアリングの方が契約時すべてその修繕料につきましては負担をするということでございまして,平成19年度から今まで市の方から修繕費を出したことは1件もございません。


○31番(今吉歳晴君)


 これはあれですか,保証期間が過ぎた後は,現在はこの説明でいきますと,専門の現業職員で不足する部分を業務委託で補うという一部業務委託方式で運営されているわけですね,今現在は。今後,これは,民間委託あるいは直営とした場合は,この加治木町のこの西姶良クリーンセンターとは同じ方式を選択されることもあるんですか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 職員全員で行うということでしょうか,南部処理場の。


○31番(今吉歳晴君)


 加治木町の場合は,職員7人で運転,日々のメンテナンスを行って,ここには常駐はしてないわけですよね,社員は。それで,大規模な修繕,機械の入替えのときにおいては外部委託をしてるということですが,今後については,この南部し尿処理場もそういう形態をとられるのでしょうか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 職員の採用というのは見込めないと思っております。といいますのは,やはり職員を採用しますと,ずっと永久に,永久というか定年までは支払いがあるというようなことでございまして,現在の形態がベストではないかということで,やはり,1年1年契約更新いたしまして,運転管理業務につきましては,現業職員4名と,それから,民間委託のその4名で契約をして続けていきたいと,私の方ではそのように考えております。


○31番(今吉歳晴君)


 ということは,この民間委託等については,もう既に結論を出されてる,本年度中に結論出すんじゃなくて,既にこの現在の方式をそのままで運営されているということでしょうか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 私の方といたしましては,今のやり方がベストであろうというふうに思っております。


○31番(今吉歳晴君)


 私は,加治木に行ったとき,この西姶良クリーンセンターを見たときに,職員7人でこういう日々の運転から,日々のメンテナンスまでされていて,先ほどから何度も申し上げますが,大規模な修繕,あるいは機械の入替えにおいては外部委託しているが,そのほかについては,現在職員7人で運営しているということだったわけですが,そうであれば,かえってこの方が形式についてはいいんじゃないかなというふうな考えをするわけですが,いかがでしょうか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 平成19年度で南部処理場,それから,牧園・横川の清水館,それと,姶良西部の1kl当たりの人件費を含まず,人件費を含んでそれぞれ計算をしてみました。運転管理,維持管理です。し尿処理場の運営にかかる経費,それを処理搬入量で割ってみますと,南部処理場が2,182円,牧園・横川清水館が3,944円,それから,姶良郡西部,これが2,428円,姶良郡西部と比べましても,南部の方が146円,1kl当たり146円安いということで,一番南部の方が今すばらしい行政的,経営的にもすばらしい額が出ていると。それから,人件費を含んでも245円南部の方が安いというようなことで,非常にうまくいっているというふうに思っております。


○31番(今吉歳晴君)


 現在は,メーカーの保証期間中であるわけで,今後,来年度になった場合は当然運転の管理委託料は上がるんじゃないですか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 ちょっと誤解があるかと思いますけれども,今は完全に運転管理委託をいたしております。今お願いしてるのは,JFE環境サービスという会社でございまして,これは,JFEエンジニアリングの子会社,孫会社ということでありまして,完全にJFEエンジニアリングから離れておるということで,そこのJFE環境サービスの方にお願いしておりますので,これは,もうJFEが入っているとか,エンジニアリングが入っているとか,そういうことではございませんので,もう今の状態はもうその,2年間になりませんけれども,今それがずっとつながっていると,続いているということでございます。これが平成19年の4月から契約いたしまして,20年度も今既に行われているということでございます。


○31番(今吉歳晴君)


 6月議会でこの敷根清掃センターの件でお聞きしたわけですが,このときは,保証期間が切れて新たな契約が発生したわけですが,その時点で,この業務管理委託料は変更になっているわけですね。運転管理業務委託,委託料は。そうしますと,現在先ほど言われましたその単価については,今後変更を余儀なくされるんじゃないですか。分かりますか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 清掃センターは,5年間の債務負担を組んでおりまして,5年間は平成15年度から平成19年度まで5年間につきましては,5,300万,それぐらいの契約で進んでおりましたけれども,5年間を経って見直してほしいというような要望がございまして,いろいろ経済状況とかありまして,見直してほしいということで,20年度からちょっと見直しております。だから,南部処理場につきましても,平成20年度から見直してほしいという要望があるかまだ聞いておりませんけれども,そこあたりはできるだけ抑えて運転していきたいと思っております。


○31番(今吉歳晴君)


 はい,分かりました。民間委託の導入を検討する中で,例えば,このJFEエンジニアリング株式会社は建設工事の入札談合について損害賠償を請求中でありますが,この関連会社と業務委託するということについては問題はないんでしょうか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 今議員ございましたけれども,これから争いを起こそうという会社の孫会社になるんですけれども,そこに管理業務委託をするというのはいかがなものかということでございます。一般的な社会通念から申しましてもいかがかと私も思います。ただ,先ほど市長が答弁されましたように,このし尿処理場の性格からいたしまして,1日足りとも休むわけにいかない。それから,また,効率的に運転していかなくちゃならないというふうなことを鑑みますと,やはり熟知している,そういったメンテナンス会社,そういったところに委託するのが一番ベストじゃないかとは思いつつも,ほかにもそういった管理をできるような会社があるといたしますと,そういったところも勉強する必要があると,そう思っているところでございます。


○31番(今吉歳晴君)


 JFEエンジニアリング株式会社は,南部し尿処理場入札の談合を認めて,過剰金の支払い金にも応じて排除措置命令が出る前に,このし尿処理施設建設に代わる事業を取りやめているわけでありますが,当時の建設工事請負契約書の中に不正行為に伴う損害賠償の関係条文がなかったばかりに,損害賠償の問題が決着していない状況で,この関連会社と業務委託をするということは,これは市民感情からしていかがなものかという感じがするわけですが,再度お聞きしたいと思います。


○生活環境部長(南田吉文君)


 先ほども申し上げましたけれども,争いをする相手方,直接ではございませんけれども,そこに関連する会社へ委託していくというものはいかがかということを先ほど答弁したとおりでございます。ただ,施設の性格上,やむを得ない面もあるけれども,そういったもの,ほかにもこれに代わるような業者が仮におるとすれば,そういったところも勉強したい。繰返しの答弁ですが,そういうふうに感じております。


○31番(今吉歳晴君)


 次に,お聞きします。南部し尿処理場の計画処理能力は,日量尿が59kl,汚泥が131klでありますが,これは実績としてはいくらあるんでしょうか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 後からまたそれについてはお答えいたします。


○31番(今吉歳晴君)


 実績が分からないということで質問がしづらいとこですが,現在,溝辺町のし尿処理は加治木の西姶良クリーンセンターに処理を委託されているわけですが,この下水道計画,これが100%完成したときは南部し尿処理場で処理が可能となることはないでしょうか,いかがなものでしょうか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 下水道が完了した場合のちょっと計算しておりませんけれども,今現在,南部処理場に運ばれてまいりますのが,去年が1日当たり150kl,それから牧園・横川22klでございますので,溝辺地区のし尿を受け入れようと思えば受け入れられるような今余裕がございますけれども,今2年間まだ経っておりませんので,今後その推移を見ながら,分けて受け入れるとか,南部と牧園・横川清水館のほうで受け入れるとか,そのあたりはまた検討させていただきたいと思います。


○31番(今吉歳晴君)


 すみません,もう一遍,今の数字ですね,先ほどの実績じゃないですよね,今言われた数字は,これは溝辺分の処理量ですか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 私が今申し上げましたのは,溝辺地区のし尿を霧島市で受け入れられないかということでございまして,そういうお答えをしたんですけれども。


○31番(今吉歳晴君)


 私は,下水道計画が100%完了すれば,それぞれ浄化槽から接続されるわけですから,そこには当然余裕が出てくるんじゃないかと思うんですが,そうなりますと,南部し尿処理場で溝辺分のし尿処理についてもできるのではないかというふうな考えをするわけですが,いかがなんでしょうか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 そのように思っております。確かに下水道につなぎ込まれると国分・隼人地区の浄化槽汚泥,生し尿汚泥が少なくなりますので,それは将来的には考えられると思います。


○31番(今吉歳晴君)


 まだ実績は分からないわけですよね,現在,計画実績ではし尿が1日日量59kl,汚泥が131klですが,これが現在の実績としてはいくらか。それと,溝辺地区から姶良クリーンセンターに持ち込まれるし尿,汚泥量はいくらなのか。委託料を当然払っていらっしゃるわけですから,当然それについては分かっていらっしゃるんじゃないかというふうに感じまして,質問いたしているとこでございます。


○衛生施設課長(前田 理君)


 溝辺地区のし尿搬入量,姶良郡西部のほうに搬入しておるわけですが,これが1日当たり19年度で23.9kl,委託料として約5,600万ということでございます。それから,平成19年度南部し尿処理場の搬入量でございますけれども,生し尿については2万2,411kl,それから浄化槽汚泥については3万2,410klということでございます。


○31番(今吉歳晴君)


 日量でないと私ちょっと計算ができないものですから,日量で余裕があるのであれば溝辺地区のをこれにできないのかと思って,そのことで質問いたしているところであります。


○衛生施設課長(前田 理君)


 日量で南部し尿処理場で1日当たり150kl受けております。清水館で22.4kl,し尿,浄化槽で合わせて受け入れております。処理能力に対し余裕が南部処理場で39.8kl,それから清水館で13.6klありますので,合計53kl余裕があります。それで,溝辺地区の搬入量が1日23.9klということでございますので,これを考慮しますと,処理可能であると思っておりますけれども,南部処理場が今まだ2年間経過しておりませんので,そのあたりの推移を見ながら溝辺地区ののも受け入れられるか,受け入れられないか,また検討いたしたいと思っております。


○31番(今吉歳晴君)


 JFE環境サービスから優秀な社員が来てて,現在も正式稼働されているわけですから,その中で現在の実績からいきますと,十分,溝辺地区のし尿処理の受け入れ体制余裕はあるのじゃないのかと思うんですが,いかがなんでしょうか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 今南部処理場,それから清水館では,今,濃縮車というのが走っております。濃縮車といいますのは,大体浄化槽汚泥を回りまして,各家庭の浄化槽汚泥を清掃して持っていくわけですけれども,それが濃縮車ですと,大体4分の1ぐらいになります。だから,今の搬入量が少ないというのはそのあたりで少なくなっておりまして,搬入量が少ないんですけれども,生が濃いわけですね。濃い生が入ってくるというようなことで,また処理量としては,それをまた水で埋め戻せば多くなるというようなことでございまして,その処理能力があるんですけれども,その処理ができるのかどうかいろいろ見比べながらやらないとうまく回らないというようなこともございますので,一応検討させていただきたいということでございます。


○31番(今吉歳晴君)


 次,行きます。南部し尿処理場の汚泥の処分は現在県外のほうに搬出されているということでありますが,これはこの処理計画では191klの能力があるわけですが,これは処理工程の中では何tほどになるんでしょうか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 脱水汚泥のことだと思いますけれども,脱水汚泥は大体年間2,200t程度になっております。


○31番(今吉歳晴君)


 私は,牧園の処理施設については堆肥化を聞いたことはあったんですが,この南部し尿処理場から出る,これも堆肥化するために委託料を払っていらっしゃるわけですね。これは初めて聞いたものですから,これは市民は堆肥化されているということはご存じなんでしょうかね。


○衛生施設課長(前田 理君)


 先ほど市長の答弁でもございましたように,最初は敷根清掃センターで焼却処理ということでやっとったわけですけれども,清掃センターの機器に対して不具合があるとか,いろいろ灯油代が要るとか等ありまして,平成20年の8月までは熊本県の民間の堆肥化施設のほうに搬入して出しておりました。それから,今月からですけれども,今月から曽於市のほうにそういう民間の施設ができましたので,そちらのほうに搬入して堆肥化されておるということでございます。


○31番(今吉歳晴君)


 委託されているわけですから,2,200t出されてそれから堆肥になった,これはいかほどを引き取っていらっしゃるんでしょうか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 1tも引き取っておりません。すべて業者のほうが堆肥化して,そこで販売しているというところでございます。


○31番(今吉歳晴君)


 堆肥化することとしてではなくて,そのまま委託されているということですよね。霧島市としては全然タッチされていない,ただ汚泥を曽於市に処分委託されているということじゃないんですかね。


○衛生施設課長(前田 理君)


 そういうことでありますけれども,これの前がございまして,最初あそこの南部処理場をつくるときに,堆肥化処理施設,再生処理施設ですね,それも当然考えておりました。そしてまたあそこで住民説明会する席上,生ごみも捨てこんないかんわけですね。生ごみをまた持ってくる。そして臭い,そしてまた販路も2,000tぐらい出ますので,販路も厳しいんじゃないかというようなことがございまして,とても地元の理解が得られないというようなことで,清掃センターで処分するということになった経緯がございます。


○31番(今吉歳晴君)


 私は市長の答弁を聞きながら,この堆肥化されている。それであれば,牧園町の場合は半年先まで予約が入ってて,肥料が足らないというような話を聞いたものですから,こちらのほうで十分対応できるんじゃないかと感じたとこでありますが,聞いてみますと,全然市のほうはタッチされてなくて,ただ,し尿の浄化槽汚泥を処分されている,ただそのことだけであろうと思いますが,牧園し尿処理場と南部処理場では汚泥処理施設の設備での大きな違いは,牧園におきましては焼却炉,汚泥乾燥機があるわけですが,片方は脱水処理の後搬出されているわけですね。この牧園の施設に聞きましたところ,乾燥後にふたをあけたとき若干のにおいがします。これは表には全然においがしませんということ。それであれば,私は南部し尿処理場もその辺を十分検討されて,焼却炉,乾燥機の設置は考えるべきじゃなかったんじゃないかと考えるんですが,いかがなんでしょうか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 これもちょっと誤解があるようなんですけれども,清水館の肥料は,まず浄化槽汚泥が入ってきますと,そこでもう脱水します。脱水汚泥をつくります。脱水汚泥したのを焼却しております。それから肥料になる分は集中処理設備で微生物処理する過程で生じる余剰汚泥を抜き取り,また高度処理設備から凝集・沈殿汚泥を抜き取って,それから微生物を大量に含む有機物の塊なんですけれども,これを脱水乾燥して普通肥料として販売しております。これが大体搬入量の0.2%になっておるようです。平成19年度の肥料のでき方からいきますと,搬入量の0.2%,そしてまた南部処理場で脱水汚泥として出しているのは4%です。だから,3.8%は南部処理場でもそれは焼却しておるということでございます。


○31番(今吉歳晴君)


 環境負荷に配慮した環境保全型農業,循環型社会の構築は,今後大事なことであると思います。発生する浄化槽汚泥,下水道汚泥,捨てれば廃棄物でありますが,生かせば資源となるわけでありますから,この資源の再利用と農家コストの削減方法については十分今後また検討して,何とか霧島市の中でも堆肥化を進めていただけたら非常に助かると考えております。次に,消耗品費の発注についてお聞きしますが,19年度当初予算でし尿処理費の消耗品費は1億1,250万でありましたが,この中から霧島市内で調達があったのか,お伺いいたしたいと思います。


○衛生施設課長(前田 理君)


 南部し尿処理場の消耗品でございますけれども,これにつきましては97.99%が薬剤費でございます。平成19年の決算案によりますと,消耗品費が4,487万2,000円ございます。この中に薬剤費が4,397万1,000円ということで,97.99%となっています。薬剤のうち主なものでメタノール,ポリテツ,次亜塩素酸ソーダ等6種類ございますけれども,メーカー指定の高分子凝集剤,この1品を除きすべて市内業者を含む10数社から見積りを徴収し,一番安い業者と契約しているということでございまして,随契ということではございません。それから,さっき議員の壇上からの質問でございましたように,平成19年度で98%のタクマと随意契約になっているというご指摘がございましたけれども,これが私の6月議会での説明不足で申しわけなかったんですけれども,これについては,これが平成19年度の決算案でいきますと,消耗品費を9,300万円執行しております。それを使用品目ごとに大まかに分けますと,公害防止等のための薬品費が66.8%,部品等が27.8%,その他の消耗品が5.3%となっております。薬品の調達につきましては,単価契約をするために市内の業者を含む10数社から見積りを徴収し,一番安い業者と契約しております。数量が大量に上るためにローリー搬入というような条件もついております。部品等は消耗品費の中で27.8%でございまして,その中でメーカー指定のためタクマと随意契約となっているものは,部品等の中で19%にすぎないとなっております。ほかの81%は,タクマ以外からの購入でございまして,これも市内の業者が購入できるようなものは市内の業者を含む数社にて見積書を徴収しておるということでございます。それから,その他の消耗品が5.3%ございますけれども,これも市内業者からの購入となっております。98%という私の説明が大きなくくりから申し上げますと,随意契約と申しますのが競争入札と随意契約が2つあるというような考え方で,そういう随意契約と申し上げたんですけれども,随意契約でありましても見積書を徴収して,その中で一番安い業者と契約しているということでございまして,1社から見積書をもらって,それで契約していると,そういうことではございませんので,ご理解いただきたいと思います。


○31番(今吉歳晴君)


 6月議会では,私も随契のことを何回か質問いたしたわけですが,随意契約となりますと,できるだけ2社以上の見積もりを徴収するのがこれ基本であると思います。まず,先ほど言われましたが,薬剤費であれば消耗品費での予算計上は妥当と思うわけでありますが,特注品という説明でありましたので,これは備品購入費で予算計上するべきものではないかとお聞きしたところであります。また,大きいものについては財産購入費で購入すべきものもあるのではないかと考えます。先ほどの話に返りますが,この薬品についてはメーカー仕様ということじゃないわけですね。特注品ということではないわけですか。(「はい」と言う声あり)そうなりますと,地元業者に10数社に見積もり依頼を行ったということでありますが,実績として市内からの落札はあったものですか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 薬剤費がメタノール,ポリテツ,次亜塩素酸ソーダとありますけれども,消泡剤につきまして1社,市内の業者が落札いたしております。


○31番(今吉歳晴君)


 例えば97.99%が薬剤費ということでありましたが,落札されたうちの何%が市内ですか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 2%となっております。


○31番(今吉歳晴君)


 2%というのは随分と少ない数字であるなあと考えるとこでありますが,先ほどこの中で,設備機械類の消耗品等はメーカーしか製造できないということは,特注品ということでありましょうが,私は6月議会でも申し上げましたが,すべて,特注品とは言いませんけれども,これはメーカーの言いわけじゃないのかというふうに考えるところであります。かえって購入単価が引き上がっているということはございませんか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 すべて汎用品であれば,先ほど申し上げましたように市内の業者を含む各業者から見積りをもらって入札いたしておりますけれども,高額になっているとおっしゃられますけれど,それはどうしようもないというか,これだけの価格がかかる。最初からそういう製品が,機械装置がついております。それらについて,メーカーに聞いて市内業者ができるような施設であれば,そういう形で入札を行っておりますけれども,どうしてもそういう特注品というか,特許品ですね,そういうものにつきましては,購入せざるを得ないと考えております。


○31番(今吉歳晴君)


 私は,特注品というのは,これは先ほどから言いますように,すべてとは言いませんけれども,十分その中を精査をしていけば,これは特注品じゃなくて十分ほかのところからでも対応ができるものもあるんじゃないかというふうに考えております。また特注品でも,市内に十分対応できる企業はないのか,その辺については検討されたことはありますか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 先ほど申し上げましたように,確かにそういう高度な技術を持った地元業者もおりますので,そこについては来ていただきまして,そういう見積りもいただいております。


○31番(今吉歳晴君)


 十分積極的に取組んでいただきたいと思います。最後に市長の見解をお伺いいたしますが,建設関係については条件付一般競争入札を取り入れて,地元企業の育成を図っているわけでありますが,今年度塵芥処理費,し尿処理費合わせた消耗品費は4億円を超える予算であります。霧島市内からの調達を基本とするような協議を真剣に考えていただきたいものだと思います。市長の答弁を求めまして,私の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 地元でできる対応は地元でしっかりできる時代を目指して対応しなさいというご指摘かというふうにお伺いいたしましたが,精いっぱいいろいろと今質疑のやりとりがありましたけど,現実を踏まえながら適切に対応する努力をいたしたいと存じます。


○議長(西村新一郎君)


 以上で今吉歳晴議員の一般質問を終わります。次に,39番,前川原正人議員より4件通告がされております。したがって,前川原正人議員の発言を許可します。


○39番(前川原正人君)


 私は,日本共産党市議団の一人として質問をいたします。市当局の明快な答弁を求めるものであります。9月1日に福田首相が突然の辞任表明を行い,昨年の安倍首相に続き,臨時国会の前に政権を投げ出しました。この背景には,自民・公明党の政治の行き詰まりで解体状態ということであります。これまでの問題を振り返ってみますと,アメリカの対テロ戦争支援の新テロ特措法が今年1月11日に参議院で否決をされると,直ちに衆議院で与党による再決議を強行し,3月にはガソリン税の暫定税率期限切れになるや否や,福田首相みずから道路財源の一般財源化を明言したにもかかわらず,4月末には租税特別措置法改定案を衆議院で再可決をいたしました。そして,再値上げを強行したわけであります。さらに,道路特定財源も今後10年間,金額にして59兆円を維持させる特例法も5月に強行をいたしました。この要因として,参議院によるねじれ国会で政権運営も思うようにならず,国民無視の政治が数の力で進められたことにあります。今求められているのは,政治の中身を,米軍への思いやり予算年間約2,500億円米兵1人当たり600万円と,そして大企業大銀行への160兆円の法人税減税,優遇の政治をやめて,庶民の暮らし,福祉,教育のために転換を図ることであります。日本共産党はその実現のために引き続き奮闘することを,まず最初に表明をするものであります。質問の第1番目に,一般廃棄物管理型最終処分場についてであります。これまで市当局は,福山町宝瀬地区にクローズド式の管理型最終処分場の選定予定地を発表しました。この間約5か月が経過をし,地元住民への説明会や先進地視察など取組まれてまいりました。その中でも旧敷根処分場の9万tの焼却残さの処分の問題が繰り返し指摘をされ,平成11年の福山町小廻地区の住民説明会では,現在稼働している焼却施設で今後5年間で埋め立てられた9万tの焼却残さを溶融するということが説明されました。これまでその一部が処理をされましたが,残りの9万t分は整形整備をするというもので,住民との約束は反故にされているのであります。住民の意見としては,宝瀬地区の問題の前に,9万tの焼却残さを処理すべきではないかという意見が出るのも当然であります。そこで伺いますが,焼却残さ9万tの問題を解決をしないままで,市民の皆さんは行政への不信が募るばかりであり,その不信を取り除く責任が市当局にあると考えますが,答弁を求めるものであります。また,2000年当時,「ごみ焼却施設工事仕様書」では,処理能力の余裕のある間,おおむね目標年次,平成21年まで最終処分場の掘り起こし埋め立てごみも対象とするとうたってありますが,この仕様書との整合性をもたせるべきであります。さらには,9月1日,2日に行政区を超えて説明会が曽於市で行われました。そして開催をされた中では,再考,見直しの声がありますが,今後どう対応していくのか,答弁を求めるものであります。2つ目の質問に,学校給食についてであります。1954年に制定をされた学校給食法には,第1条に食生活の正しい理解と望ましい習慣を備える。学校生活を豊かにし,明るい社交性を身につける,食生活の合理化,栄養改善,健康増進を図る,食料の生産,分配,消費について正しい理解をするということが,この法律の目的であります。学校給食は,ただ単に子どもたちに3度に1回の食事を提供すればよいというものではありません。食べることによる直接的な意味と,さらには食べることの先にあるもっと広がりのある意味があると思います。そこで伺いますが,「学校給食は教育の一環」と言われますが,霧島市では学校給食をどのように位置づけているのか,教育長の見解を求めるものであります。また,旧国分市の学校給食は,「自校方式」,自分の学校でつくる方式を堅持をしてきた経過があります。ところが,(仮称)第二国分西小学校では,「自校方式」ではない方法を計画しているということでありますが,その理由は何なのか,答弁を求めるものであります。3つ目の質問は,6月に供用開始となった福山プールについてであります。福山地区のプール建設については,これまでまちづくり交付金などの財源で総工費1億1,883万9,000円の巨額を投じて建設をされました。浄化槽設備については,最新鋭の機械が導入されておりますが,夏休み期間中水の入替えなしで運用されましたが,水の交換はできなかったのか,その理由はどこにあったのか,答弁を求めます。多くの市民の利用者が安心して利用できるように,定期的な水交換が必要と考えますが,そのためには安定した今後の水確保のための施策が求められ,検討すべきと考えますが,いかがでしょうか。福山市民プールの貯水量約400tでありますが,プールの水の確保に伴い家庭用の水道が濁る,水圧低下で水の出が悪くなるなど,地域住民への影響も懸念をされております。この問題を克服するためにも,上水道施設の整備が必要と考えますが,答弁を求めるものであります。最後の質問に,生活福祉資金の活用についてであります。本制度は,国県の事業として社会福祉協議会を通じて低所得世帯や障がい者,高齢者が生活や仕事で独立自活するための資金が必要なときに利用できるものであります。霧島市の場合,これらの制度は有効に活用されているでしょうか。活用状況を見てみますと,2005年,これは11月時点での資料でございますが,生活福祉資金と母子寡婦福祉資金全体で72件という状況であります。活用のための問題点をどのように分析をされているでしょうか。低所得者などの皆さんへの支援ができるように利便性の高い制度に改善すべきと考えますが,市当局の答弁を求めるものであります。以上,4項目について質問をいたしましたが,明快な答弁を求めて,私の壇上からの第1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 前川原議員から4点につきまして質問がありました。1点目,1につきましては,私から答弁をいたします。そのほかにつきましては,教育委員会及び関係部長が答弁をいたします。一般廃棄物管理型最終処分場についての1点目についてお答えをいたします。新清掃センターは,平成12年度から建設を開始し,平成15年4月から本格稼働をしております。建設当時処理能力につきましては,旧国分地区衛生管理組合管内のごみ処理人口を7年後,すなわち平成21年度の人口11万人をピークとして推計をし,設計をされております。それまでの間,処理能力に余力があるとの考えから,一般ごみの処理を行いながら,敷根処分場に埋め立てている焼却残さも処理を行っていくとの考えでありました。しかしながら,平成17年度に市町合併が行われ,敷根清掃センターでは溝辺地区のごみも受け入れることになりました。平成17年度で平成21年度の計画処理人口を超えることになり,現在は毎日搬入されてくるごみ処理に追われている状況でありますので,敷根処分場の焼却残さを処理することは無理な状況であります。平成12年度に敷根処分場内の約7割に当たる面積について整形整備が終了をしており,放流水等の水質についても国の基準値を満たしているところでありますので,当分の間は引き続き水処理等の管理及び水質監視を行い,安心安全を損なうことがないよう適切な維持管理に努めてまいりたいと考えております。


○生活環境部長(南田吉文君)


 2点目についてお答えします。ごみ焼却施設建設工事発注仕様書との整合性をもたせるべきではないかについては,平成11年当時の工事発注仕様書は,メーカーによって処理方式の種類もさまざまで,溶鉱炉タイプ,キルン式,あるいは流動床炉式などある中で,まだ詳細は決定されていない時点での仕様書であります。発注仕様書の計画使用の処理能力になお書きでうたってございますが,施設は処理能力に余裕のある間,おおむね目標年次まで最終処分掘り起こし埋め立てごみも対象とするとなっております。また,当時の組合議会でもそのような答弁をいたしておるようでございます。おおむね目標年次までとは,平成21年度までの7年間と理解しております。平成17年度の途中まで掘り起こしごみの処理を行っておったところです。次に,3点目についてお答えします。再考,見直しにつきましては,現在,候補地を選考した経緯や構造などについて説明している段階にあります。また,立地可能性調査も実施していない状況でありますので,今後とも関係者の皆様のご理解をいただき,立地可能性調査にかかれるよう努力してまいりたいと考えております。


○教育長(?田肥文君)


 学校給食についての1点目についてお答えをいたします。学校給食法は昭和29年に次の時代を担う児童生徒の心身の健全な発達に資する目的で制定をされ,学校給食はこれまで大きな成果を上げてきたと認識をしております。また,同法の第2条においては,学校給食の目標として,1つ,日常生活における食事について,正しい理解と望ましい習慣を養うこと,2つ,学校生活を豊かにし,明るい社交性を養うこと,3つ,食生活の合理化,栄養の改善及び健康の増進を図ること,4つ,食料の生産,配分及び消費について正しい理解に導くことが述べられており,本市におきましても,学校給食法に基づき,学校給食を学校教育の一環として位置づけて,これらの目標に沿う指導の充実に努めているところでございます。一方,平成17年に施行されました食育基本法を受けまして,霧島市におきましては,保健・農政・教育分野をはじめさまざまな分野が連携しまして,平成20年2月に「霧島市食育推進計画」を,3月には「きりしますくすく子どもプラン」を策定し,幼児期からの食育について,地域社会全体で推進することとしております。学校での食育推進につきましては,子どもたちが毎日食べる学校給食を生きた教材として活用しながら指導すること,地産地消の観点から地元でとれた新鮮な野菜や果物などの食材や郷土色メニュー等を取り入れた学校給食の推進を図ること,安全で栄養バランスのとれた豊かな学校給食や望ましい食習慣を形成する学校給食の提供に努めることなどにあわせまして,子どもの食育は,家庭において保護者がその役割を果たすことの重要性等についても,給食だより等で啓発を図り,指導の充実に努めているところでございます。


○教育部長(藤田 満君)


 学校給食についての2点目についてお答えをいたします。国分地区はこれまで自校方式により学校給食を行っておりますが,その中には新設した施設と老朽化した施設が混在している状況であり,また,児童生徒の減少で配食数にも大きな差がございます。そこで,(仮称)第二国分西小学校の学校給食の配食方法につきましては,平成19年11月に学校長,PTA代表者等で構成されます霧島市学校給食運営審議会や,学校給食センター長会を開催し,給食配食について検討をしていただきました。その中で(仮称)第二国分西小学校につきましては,隼人学校給食センターが平成12年度に新築移転され,平成15年度には学校給食優良センターとして文部科学大臣賞を受けるなど,そのすぐれた運営と最大5,000食を目途に建設されました施設であり,配食の余裕もあることから,合併を機に施設の有効利用も考慮し,学校給食センターからの配食を決定したところでございます。このことにつきましては,本年2月に実施いたしました通学区域地域説明会におきましても説明をし,理解を得られていると認識をいたしております。国分地区につきましては,自校方式とセンター方式を並行させつつ,老朽化した給食施設につきましては,今後学校規模や地域性を考慮しながら,また学校給食センターの配食の組替えも視野に入れ,霧島市全体として整備を図っていかなければならないと考えているところでございます。次に,3点目の福山プールについてお答えいたします。福山プールについての1点目及び2点目の定期的な水交換の必要性の有無についてお答えいたします。福山プールは,市の水道水を利用し,プールの開放を行っております。福山プールには砂式のろ過装置が備えてあり,次亜塩素酸ソーダを滅菌剤として使用し,水質の保全及び安全を図っております。このほか,塩素系殺菌消毒剤でありますハイクロンや,プール用浄化剤であるアクアピルを用いてプールの水質管理をさらに強化いたしております。このろ過装置は,6時間で福山プールの水を1循環させる機能を持ち,1日24時間稼働をさせております。現在は福山プールに限らず,ろ過装置の機能充実に伴い,ろ過装置のみで1年間水の入替えなしのプール開放が可能であります。このような状況から,福山プールは3か月の開放でございますので,ご指摘のような定期的な水の交換はしていないところであります。なお,福山プールはカルキ臭いということですが,プールの水は文部科学省などによって策定されたプールの安全標準指針によって遊離残留塩素濃度は1L当たり0.4mg以上,1.0mg以下と定められており,開放日は管理人等の手によって遊離残留塩素濃度が測定され,濃度が不足することがないように管理しているところでございます。また,福山プールは水温が高いというご指摘ですが,屋外プールは太陽の光をまともに浴びるため水温が上昇いたします。水温の上昇等に対しては,水道水を常時注水するなど対策を講じているところでもございます。


○水道部長(迫間 勇君)


 福山プールについての2点目の後段の部分と3点目は関連がありますので,一括してお答えいたします。福山地区簡易水道は,小河原配水池系と中崎配水池系の2つの系統で供給をいたしております。福山市民プールへの給水は,小河原配水池系でありますが,プール容量約400tの水量を確保するため,急遽中崎配水池系から仕切り弁の操作により配水量を増やし,プールの給水にできるだけ支障が出ないよう対応を図ったところであります。しかしながら,福山地区にはこの2つの水源しかなく,両水源とも水量にほとんど余裕がありませんので,合併後,これまでに本管の漏水,ぼやの騒ぎ,降灰による水の大量使用によって給水車でたびたび配水池に上水を補給をしなければならず,しかも配水管に鉄管が使用されたまま今日までほとんど布設替えがなされていないため,老朽化が激しく,漏水調査・工事に多額の費用をかけているのが現実であります。そこで,今後の整備計画でありますが,まずは配水鉄管の布設替えを優先的に行うことにより,漏水量を減らすことで貯水量が確保され,さらには老朽管の内部腐食による赤水対策が解決できるものと考えます。また,合併により国分敷根地区からの送水も可能になりましたので,本年度から布設ルートの選定,中継貯水ポンプ場及び新設配水池等の用地の検討を進めておりますので,早期実現のために努力をしてまいりたいと思います。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 生活福祉資金の活用についての1点目についてご答弁を申し上げます。生活福祉資金貸付制度につきましては,国と都道府県が原資を負担し,都道府県社会福祉協議会が実施主体となり,低所得者等に対し必要な資金を貸し付けることにより,経済的自立や生活意欲の助長,促進等に資することを目的とした制度でございます。活用状況について,霧島市社会福祉協議会に問い合わせましたところ,平成19年度においては相談4件,貸付実行1件で金額200万円とのことであります。なお,そのほか霧島市社会福祉協議会の独自の貸付制度である5万円を限度とする無利子の小口資金貸し付けにつきましては,平成19年度中81件で貸付金額339万5,000円とのことであります。次に,2点目の活用のための問題点及び改善策につきましては,県社会福祉協議会及び市社会福祉協議会に問い合わせましたところ,本制度の趣旨にかんがみ,借受人には借入れの目的に即した資金の使用や民生委員等が行う必要な援助指導により,経済的及び社会的な事実を図り,安定した生活を送れるよう努めなければならないという責務があるものの,相談に来られた方がこれら制度の趣旨を十分理解されておらず,安易に借入れできるという認識があったことから,借入れを断念されるというケースがあるとのことでございます。これらのことから,本市といたしましては,制度の活用啓発のために市社会福祉協議会及び民生委員,児童委員と連携しながら,例えば制度の趣旨を正しく理解していただくための広報等について検討してまいりたいと考えております。


○議長(西村新一郎君)


 前川原議員の壇上からの質問に対する1回目の答弁が終わりました。ここで本日の会議時間のご連絡を申し上げておきたいと思います。本日の会議時間は,議事の都合によりまして前川原議員までといたしたいと思います。あらかじめ時間を延長して,前川原議員の質問を続けさせていただきます。


○39番(前川原正人君)


 それぞれ答弁いただきました。2問目以降の質問に入らせていただきたいと思います。まず,一般廃棄物管理型処分場の問題なんですが,先ほどの答弁でも確かに当時と状況は変わってきたという背景があるのは認識をしているつもりです。ただ,平成12年当時の1市3町で運営されておりました衛生管理組合の第1回の定例会で,焼却残さについて7年間は掘り起こしごみの焼却をし,いわゆる掘り起こしごみというのが焼却残さのことになるんですが,一般のごみと混ぜながら新しく建設をする焼却炉で処分をするということが,当時の事務局長が答弁をされているんですね。9万tという数字はこの場面では出てきていないんですが,しかし,その一部をやって,もうやりましたということにはならないと思うんですが,いかがお考えですか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 今ご指摘ありました平成12年の第1回目の国分地区衛生管理組合の議会で,当時の事務局長さんがそのような発言をされている,私もここに議事録持っておりますけれども,確認できるところでございます。


○39番(前川原正人君)


 そうしますと,そのことが一つの根拠になって,小廻地区でも住民説明会されているんですね。そういうことになると思うんです。ところで,この当時,24時間で,今現在使われている敷根の炉になるんですが,この処理能力を見てみますと24時間で162t,建設当時,今もそうですが,大体11万人規模を想定をしたということが見てとれるわけですが,住民感情としてはちょっと話が違うんじゃないかと,5年間で溶融処理をすると言ってたわけですが,しかし,最初の説明と全く違うわけですね。そこについてどうお考えなんですか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 このことにつきましては,説明会でも,そしてまた福山地区の審議会でもお尋ねがございまして,時系列に追いながら説明したところでございます。すなわち,福山地区の住民説明会は平成11年にあって,そして今,質問されていますのは平成12年2月の時点でのお話でございます。それから,その次は平成12年5月に仕様,入札もしておりまして,その間いろいろ協議がなされたのではないかと,そう思うところでございます。仕様書等見てみますと,これが一番最新のものでございますよね,したがいまして,先ほど紹介申し上げましたとおり,おおむね余力のある期間行うと,おおむね目標年次まで行う,そのように書いてございます。それが7年間ということでございまして,この仕様書等にはt数だとかは記載していないということでございます。私はそういう見解を持っているところでございます。


○39番(前川原正人君)


 今仕様書ということでおっしゃったんですが,一つお聞きをします。仕様書というのは,その工事を請負う業者が契約書と同等のものじゃないんですか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 そういうことであると思います。


○39番(前川原正人君)


 そうしますと,工事仕様書というのは例えば橋をつくる,例えば住宅をつくる,何か施設をつくるということになると,入札の前にある程度こういう条件を行政が示して,それにちゃんと合致した設計と仕様書に基づいて完成をさせますよという一つの契約なんですね。だから,逆に言うと契約不履行じゃないんですか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 契約ではないと思いますけれども,これらの発注仕様書に基づき応札されるわけでございますので,契約書ではないと思います。ただ,今おっしゃいましたように,不履行ということでしたかですかね,契約不履行,ではないと思います。と申しますのは,平成14年の途中から現に掘り起こしごみを溶融しようということで,取りかかっております。ただ,さまざまな不都合もあったということで,計画どおりには履行されていないというのも事実でございます。ただ,問題なのは,現実的な対応を迫られたということではないんでしょうか。現実的な対応というのは,平成21年を設計の目標年次にしておった11万人という人口規模が,既に4年前,5年前に前倒しで11万人を既にオーバーしてしまったと。これは合併,それを予期しなかったということでございますけれども,12年当時は予期されてなかったわけですけども,17年11月には既に,11万強の人口のごみを処理しなくてはならぬということになったわけでございます。したがいまして,約4,000人オーバー分が毎日毎日積み重なって,この現実的な処理に追われ,掘り起こしごみは実際できずに今来ていると,そこまでは確認できるのではないかと。このことは以前,宮之原議員の質問にもございまして,そういうふうにお答えしているところでございます。


○39番(前川原正人君)


 今おっしゃるように,そういう約束はあったことはお認めになられるわけですね。ただ,資料要求をしていただいた資料の中に,こう書いてあるんです。ごみ焼却施設建設工事発注仕様書なんです。発注をするときにこの内容で建設をしますよ,ただしその焼却残さについても処分をしますよということが,この中にしっかりうたってあるんですね。読んでみますと,施設が処理能力に余裕のある間,おおむね目標年次まで,これ平成21年度ということになりますが,最終処分場掘り起こし埋立てごみも対象とするって書いてあるんです。することができるとは書いてない。対象とするんです。だから契約不履行ではないのかということを問うてるわけです。どうですか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 でありますから,目標年次というのは平成21年までということですよね。それは確認できるわけですけれども,ここに量が書いてないですよね。何tする,どの広さをする,どのあたりを掘るというのは書いてないんです。ただ,思いますに,現実的には最終処分場の掘り起こしごみを処分しておるわけでございますから,そこのところはご理解いただきたい。先ほど申しました現実的対応が迫られたということも,これ事実でございますので,いかんともしがたいと,現在は。したがいまして,平成12年の組合議会でもそのようなことを申し上げ,そして住民の皆様方から要望のあった整形整備等も急いでやってくれというようなことで,12年度の予算で7割程度整形整備をしたというようなことでございます。


○39番(前川原正人君)


 大体埋め立てごみも対象とするってなっているわけですね。確かに現実的な対応というのは確かにありますよ。部長の立場もよく分かります,板挟みで。上からは言われ,下からは言われ,逃げ道がないと思いますよ。でも,これ議事録にしっかり出ているんですね。こういう考え持っている。このことは一つの根拠となって仕様書ができているわけですので,まあほんの一部とは言いませんが,大体一部,大体量にして3,700tですか,溶融処理をした事実はあります。事実はありますが,それをやったということを事実として,それはもう事実ですのでそれは認めますよ。でも9万tと書いてないから,じゃあそこの一部分だけをやればやったということにならないと思いますよ。どうですか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 さっき言いましたように,9万t掘り起こすとかは言っていないと思いますので,そういう意味では実際に掘り起こしごみの溶融をしようしたという事実があるということだけは言えるんじゃないでしょうか。


○39番(前川原正人君)


 平行線ですので,これを見ていらっしゃる市民の皆さんがどういう判断をされるか,私は一応これぐらいにここはとどめておきたいと思います。次に,曽於市での説明会,これまで,先ほど部長が同僚議員の質問に対して答弁をされたんですが,再考,白紙見直しとか,こういう声も出たんですね。で,普通行政区を超えて霧島市内ならともかく,曽於市に出向いてまで住民説明会,それは誠意を見せるという点では評価ができると思います,理解度,納得度を上げるという点ではですね。しかし,その中でも曽於市の議員さんがいらっしゃいましたけれども,その質疑の中で,いろいろ大正時代に通水をした土地改良区の事業で先人の人たちが努力をしてきたと,そういう下流域に当たると。一人の住民の方は,曽於市の市長がもしこれでオーケーを出せばリコールだと,こんな話までもう過激な発言も出ましたけれども,こういう発言をお聞きになってどう感じられましたか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 議員も会場におられたんですかね,そういったやりとりの状況というのはもうお分かりだと思いますけれども,確かにそういうような過激な発言もございました。ただ,そのことにつきましては,私がコメントする立場にございませんので,コメントはしなかったわけでございますけれども,直前に水利組合の総会等があって,総会の中で再考,見直しを求めるというような決議もなされたという紹介があったところでございます。ただ,そこで私回答申し上げたんですけども,今宝瀬地区が候補地として選考された段階で,それを今お話をしている状況でございます。これからさまざまな詳細なこと,水質であるとか,あるいは地質の問題であるとか,大気環境の問題であるとか,そういったもの細々としたものを調査させていただいて,そして情報を共有しながら,その中で最終的に建設地へ格上げしていくのか,そういった協議はこれから残されているわけでございますということを話をしたところですよね。ですから,私は曽於市の市民の皆様を説得するというような気持ちでもちろん言っていませんで,今の状況を素直に事実を述べたというような感想を持っているところでございます。


○39番(前川原正人君)


 市長にお聞きします。先ほどの同僚議員の質問と答弁をお聞きをしていますと,理解度,納得度を上げていくんだということで言われたんですが,霧島市民だけの問題じゃなくて,隣の行政区を超えてまで納得度,理解度が,それは職務上それはそれでいいと思いますけど,例えばもし,駄目だと,曽於市から決議が上がった場合,もしくはこれ以上進展がない場合,やはりそれでも理解度,納得度を上げるという,そういう理解の仕方でよろしいんですか。


○市長(前田終止君)


 この件につきましては,この場所への意志決定を定めたときに,当然想定をしまして,前の本会議等でも説明をした経緯もありますけれども,地元におきます下流域への配慮,そういう意見付きということもございましたし,私としましては曽於市,そしてまた志布志市,これを訪ねて,私から訪ねていって,理解と協力というものを要請もしてきた経緯もあります。そしてまた,関係各位,私どものほうでいつでも説明に伺う用意がありますということも明快に説明をしてきたことも事実でございます。もちろん,お互いの日程を調整をしてそのような機会をつくってやるということでございます。そしてまた,その前に関係各位が曽於市,志布志市ともに市長さんをはじめ議会の代表の方々,地域の代表の方々お越しになり,私もその場に立って誠意ある説明等々をさせてもらった経緯もございます。まだ地元中の地元の牧之原宝瀬地区の方々へのご理解,ご協力,そういうものを求めている真っ最中でございます。お隣のほうに対しましても,そういう誠意ある説明責任を精一杯させていただくことに,今後も努力をしてまいりたいというふうに思っております。


○39番(前川原正人君)


 もう一回お聞きをします。確かに努力はすべきだと思う。がしかし,懸念材料というのを結構あるわけですね。それでも納得度,理解が得られなくて,駄目なものは駄目なんだというふうにもしそういう決議なり,そういう声なりが出た場合どうされるおつもりなんですか。それでもごり押しをされるんですか。


○市長(前田終止君)


 地元の納得,これはもう一番最前提だろうと。そしてまたその努力をしつつ,お隣のことについても配慮をする,できるだけの配慮はできる範囲でする努力をそれでもしなきゃならんのかなと思っております。


○39番(前川原正人君)


 次に入りたいと思います。次に,学校給食についてなんですが,国分西小学校のマンモス校の解消というのは,旧国分時代からも懸案事項としてその当時の議員の皆さんからも質問が出ていた経過があるわけですが,そのことで今度は今回,(仮称)第二国分西小学校の建設に伴う自校方式の国分の今までのやり方を堅持をするという,そういう議論はなかったんですか。


○教育部長(藤田 満君)


 特にそういうものがあったとは聞いておりません。


○39番(前川原正人君)


 ということは,議論は何もなくて,ただ一方的に教育委員会部局でPTA関係者,それぞれの関係団体の人たちに,これこれこういう形で自校方式ではなくて,センター方式をやりますよとされたんですか。


○教育部長(藤田 満君)


 第1答目でもお答えをしたところでございますが,給食の配食方法につきましては,学校長,それからPTA代表者等で構成されます霧島市学校給食運営審議会,それから学校給食センター長会,このようなものを議論を経ながらこの方針を決定したということでございます。その結果を受けまして,地域の方々にこの新設学校についていろいろとご説明をする機会の中で,この方法についてもあわせて申し上げたという経緯でございます。


○39番(前川原正人君)


 先ほど答弁の中でも言われたんですが,今年の2月に霧島市食育推進計画,そしてすくすく子どもプラン,これも策定をされまして,この中でも子どもたちが毎日食べる給食を生きた教材として活用と,地産地消の食材,郷土のメニューなど取り入れた給食の推進と充実などを図って重点施策というふうにうたわれているわけですが,学校内で子どもたちの給食をつくってもらっているという意識が教育の中での生きた材料ということにもなると思いますが,そういう価値というのも考えていくべきではないかと思いますが,いかがですか。


○教育長(?田肥文君)


 当然そのことは図りながら進めていきますけれども,私どもが今回審議会,それからセンター長会で出ましたのは,1市6町となっておりますけれども,ほかの6町は給食センター方式でやりまして,特に問題はないし,また地場産の生産物もたくさん,こうして納品をしてもらって使っておるというようなこともございまして,今回新しくできます第二国分西小学校についてはどんなふうにしたほうがいいだろうかという話をしました。そこで一番問題になりましたのは,衛生管理面の問題でございます。もう既にウエット方式のものをドライ方式に変えなさいと。ウエット方式というのは水を流して調理場を洗う方式ですが,これは保健所からの指導がずっともうなされております。O─157事件のあのころからずっとこれをドライ方式に切りかえなさいという指導がなされているにもかかわらず,ずっとウエット方式でやってきております。これを何とかしないといけないというのが,審議会での大きな議題でありましたので,こういう方式をとらしていただくということになりました。


○39番(前川原正人君)


 先ほど壇上からも申し上げたんですが,学校給食における地域の食材の活用状況,これは数字的に見て大体ゼロのところもあると思うんですね。牧園の給食センターでは野菜もゼロ,果物もゼロ,そして米,全くゼロじゃないですが,米,シイタケ等については大体75kgを消費をされているわけですが,ゼロというのを少しでも地場産業の消費に向けていくという努力が必要と思いますが,その手立てをどのように検討されていくおつもりですか。


○教育部長(藤田 満君)


 私ども学校給食の食材の提供に当たりましては,できるだけ地産地消という視点から地元の食材を活用していただくということを前提にしながらやっております。今,ご指摘のありました一つの地区につきまして,野菜類,それから果物類とかいろいろ私どもも食材の仕分けをしながらやっているところなんですが,そういう中で牧園の給食センターが活用ができていない部分がございます。ただ,そのほか米でありますとか,シイタケでありますとか,そのようなものについては活用させていただいております。いろいろと給食センターの実情を聞かせていただきました。やはり長い歴史があってるような状況もあるようでございます。私どもとしてはそのような方針を持っておりますということだけのお話はしておきましたが,今早急にこうしますという形では今のところはないのかなと思いますが,常にそれを念頭を置きながら進めてまいりたいと思っております。


○39番(前川原正人君)


 センター方式よりも自校方式のほうが子どもたちにもつくるところが見えているわけですね。だから,せっかく巨額を投じて建設をする学校の中で,食育基本法も制定をされて,霧島市の食育計画プランも制定をされて,そのことがしっかりと,ただ地場産業の地元産の農作物も当然消費をしていくということになるわけなんですが,ただ問題はそのことが本当に担保できるのかという,不透明な部分もあると思うんですね。例えば,給食の食材を,これは業者さんだけの問題じゃなくて,農家だけの問題じゃなくて,例えば政策的に農政課と連携をさせるとか,そのことうたってあるわけですね。ただ,今後の課題としてこういうことも検討すべきだと思いますが,いかがですか。


○教育部長(藤田 満君)


 できるだけ幅広いところから調達をするという視点も当然入ってまいります。ただ,やはりその時期時期に合った作物を,そしてまた計画的につくっていただかなければなりません。即,すぐ何がないから納めてくれというわけにはまいりません。そうしますと,当然に今,それらを受け入れていただく個人なり,団体の方々がおいでにならないと契約的な,計画的な栽培ができないということもございます。そういうこと等もありますので,実態を見て私も調べてみますと,いろいろと個人の方,それからちょっと言葉は悪いかもしれませんが,少し現役を終えられて楽しみで農業をやりながらそういう食材を提供していただく方,それから専業としていろいろと果樹でありますとか,そういう生産物をつくっておられる方,いろんな方々から食材を提供していただいております。まだまだそういうものがもし拡大できるものがあれば,またそういうところは検討していかなければならないと思いますが,それぞれ今まで積み上げてきた経緯等もありますので,そういうような一つのルールといいますか,部分を余り壊すことはまた運営上どうかという面もありますので,そういうところは十分念頭に入れながら,さらに拡大できる分があれば検討はしてまいりますけども,現状は今そのようなところで食材の提供をいただいているところでございます。


○39番(前川原正人君)


 拡大できるところは検討していくということですが,教育委員会サイドだけの問題じゃないと思うんですね。農林水産部と連携をとりながら調達,調達の方法論は別として,どういう作物がどういうところにある,それをどういうふうに供給していくということが求められていくと思うんですが,農林水産部長,いかがですか。技術的にはできると思うんですが,政策的に,すぐにということはできないと思います。例えば時期を見たり,猶予期間を設けたりとか,少しずつ少しずつそういう方向に持っていくということは可能だと思いますが,いかがですか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 今,前川原議員が言われたことは非常に理解できるわけなんですけれども,当然給食の材料として提供する場合,当然単価的なものがございます。給食,話を伺うところによりますと,給食費の単価かなり低いということで,その辺のところを含めて農家の方々やら協議をしていかないといけないのかなと考えておるところでございます。


○39番(前川原正人君)


 それともう一点は,給食センター方式で(仮称)第二国分西小学校,これはそういうふうに移行をしていくことになるんですが,一番懸念をされるのは,集中改革プランの中でもうたわれております,14ページですけど,給食センター6施設の民間委託等の検討ということが入っているわけですね。これが一番心配されるのは,安い給食にならざるを得ないんではないかという,そういう懸念がありますが,そういうこともそのための引き金を引くようなそういう気持ちがしますが,いかがですか。


○教育部長(藤田 満君)


 最初のところでもお答えを一部いたしました。いろいろな給食の提供の仕方については方法,そしてまた活用の仕方,現施設の活用の仕方等でありますとかあると思います。そしてまた私どもは合併をして1市6町が霧島市になりまして,そしてセンター方式,自校方式,そのままの状態を今引き継いできていると思っております。そういう中で,もう少し広範な見直しをしなければならない部分も,これは当然にあります。そうしますと,旧市町単位での給食の提供のあり方については,基本的には立ち返って,そして効率的で,できるだけそういう経済性を求められる給食の提供をしていくというようなことがございますので,決してお尋ねの視点だけで私どもはこの給食の配食方法について見直しをしているということではございません。そこのところをご理解いただきまして,特にまた(仮称)第二国分西小学校の配食に当たりましては,そのような視点の見直しも,それぞれの給食施設の処理能力等もあわせながら,見直しをしなければならないものと今のところは考えております。


○39番(前川原正人君)


 是非やっぱり地元産を有効に使って,そして子どもたちに自分たちの地域の人たちがつくったんだ,つくっていただいたんだっていうそのことが一番大切だと思いますので,そういう方向で取組んでいっていただきたいと思います。次に行きます。福山プールについてですが,一昨年ですか,プールではなくて水の確保の問題で,旧大隅線のトンネルを利用をして,通水したらどうかというご提案を申し上げた,こういうことがあったわけですが,こういう提案を以前したんですけれども,この問題の解決の方向性というのは,トンネルを利用してということが前提になっているんですか,それともほかの別な方法でというふうな理解の仕方でよろしいですか。


○水道部長(迫間 勇君)


 確かに平成18年の9月議会,トンネルの件も一つの案だというようなことで答弁しておりましたけれども,私どもが今考えておりますのは,トンネルというのもコンクリートでできておりますので,いずれまた耐用年数やらの関係でまずいんじゃないかというようなことで,今は国道の220号,それから敷根のトンネルの手前からあそこに農道みたいのがございますので,そこを利用して持っていったほうが費用的にも安くなるだろうし,管理もよろしいんじゃないかというようなことで今資料を収集をいたしているところでございます。


○39番(前川原正人君)


 旧福山地区の下場のほうはもうご存じだと思うんですが,配管布設も石綿管の除去とかやってきた経過があるんですが,どうしても地理的な問題で入り組んでいるんですね,配管がですね。だから,図面にない配管があったりとかいうところも現実あるわけです。やはりそういうのが,それは時々の時代背景ですので,それをどうこうとやかく言う必要はないんですけど,プールに水をためるために,地域の住民の,例えば家庭用の例え風呂だとか,台所だとかいうところにどうしても濁り水が発生をするという,こういう事例も発生をした件があるんですが,合併をして旧行政区が一緒になりましたので,敷根方面から布設をして通水ができるということで,先ほど答弁いただいたわけですけれども,大体どれぐらいの,まだ検討段階だと思うんですが,概算でどれぐらいの総工費を予定をされているんですか。分からなければいいですけど,大体でいいです。


○水道部長(迫間 勇君)


 本当の概算でございますけれども,恐らく10億円近くの多額の費用はかかるんじゃなかろうかと思っております。それも先ほど答弁をいたしましたけれど,まず旧管の鉄管を何とか先にしないと,濁りというのはもう消えないと思うんですよ。まずそっちのほうの整備をしながら,こっちから敷根地区から送る送水というのを追っかけて考えておりますので,どうかそのように思っていただきたいと思います。


○39番(前川原正人君)


 あくまでも概算ですので,それは当然ライフラインですので,お金で換算できない部分もありますけれども,その辺は十分検討していただいて,そういう方向で取組んでいただきたいと思います。次の生活福祉資金についてお伺いをいたしますが,これは国県の一つの事業として,県・国を通じまして社会福祉協議会を介して利用をということになっているわけですが,進んだ自治体では,例えば生活保護の福祉事務所の中で,一緒になってこういう制度もありますよ,こういう利用もできますよということで,先進的な自治体では取組んでいる事例もあるんですが,霧島市の場合はもう福祉事務所だけに頼っているわけですね。だから,本来であればここも政策的に市長がよく言われる子育て支援だったり,人口の増加のための施策という点で,例えば今現在お産費用というのが約45万円程度かかるというふうに言われております。現在は35万円の健康保険からの補助金と,祝い金になりますけど,出されているわけですが,この費用であれば不足をするわけですね,45万ですので,大体10万円ぐらいが不足をするわけですが,この福祉資金の中には50万円を限度に出産費用の貸付制度があります。しかし,今まで活用された実績が統計資料を見てみましてもゼロになっているわけですね。やはりここは市長が言われる子育て支援だったり,人口増加対策ですので,こういう対策が必要だと思うんですが,いかがですか。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 現在の経済状況と社会情勢を見ますと,やはり今日の生活の資金がないというような,そういうようなことがよく報道等でされておりますけれども,現在の霧島市の窓口での相談でございますと,まず,経済的に非常に困っておられる方につきましては,生活保護の相談等にお見えになります。この貸付制度になりますと,貸付でございますので,当然後で返していただくということになりますので,そういうその時点では能力もないという方は当然に貸付制度は活用されないことになります。また一方では,県におきましても,こういう貸付制度を利用していただきたいというようなことで,パンフレット等を作成して啓発に努めておられますけれども,なかなか実態としては直接貸付に結びついていないというような実態があるようでございます。本市におきましては,先ほども申し上げましたように,霧島市の社会福祉協議会で小口の貸付等も独自で設けておられますので,そういうところを利用していただきたいと。市が直接的に貸付をするのは,災害援護資金の貸し付けしか現在はございませんので,今後社会福祉協議会等とそういう貸付につきましては,十分協議をしていく必要があると。これは貸付の実態,あるいはそういう状況等を見て協議をしていく必要があるのではないかというふうに考えているところでございます。


○39番(前川原正人君)


 今部長がおっしゃるように,確かに制度的には,こういう言い方したらいかんのですが,行政はノータッチの状態です,今の状態ではですね,国県を介して社会福祉協議会を通じて貸し付けますよということですので。お聞きをしたいのは,例えば社会福祉協議会だけの窓口じゃなくて,行政の中にもそういう原資が多少違う部分もあるんですが,金が要るわけじゃなくて,そういう配置できないものですか。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 相談窓口の設置と,それから窓口の相談業務に携わる職員といいますか,社協の職員も含めてでございますが,そういう配置はできないかということであろうかと思いますけれども,これにつきましては,そういう総合的な相談をする窓口がどういう形がいいのかというのも含めまして,また,そういう個別の資金貸し付け等の窓口もどうあるべきかというものにつきましても,直接の現在の担当でございます社会福祉協議会等と十分協議をしてまいりたいと考えております。


○39番(前川原正人君)


 逆に言うと,例えば行政というのは,市役所というのは市民の役に立つところですので,ややもすると,市民の方が例えばどうしても困ったと,今先ほど部長がおっしゃるように,何とかならないかっていう,借りるとなると当然返済が伴いますけど,それは相談の中でいろんなそういう情報を共有できると思うんですね,窓口にいらっしゃる職員の方が,それを今度は逆にこういう制度がありますよ,社会福祉協議会に行ってくださいと言うと,住民感情としては,たらい回しにされたという,そういうのがあるんじゃないですか。だから,原資は確かに出どころ違いますが,先進地域では生活保護課の福祉事務所の中にそういう窓口を持っているわけですよ。門を広げてあるんです。だから,そういう効率的な運用といいますか,対応ということは可能だと思いますが,できませんか。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 相談をされた窓口で直接資金をお貸しするということはできないと思っております。これは社会福祉協議会のあくまでも資金でございますので,市の資金ではございませんので。ただ,現在は市の窓口にそういうご相談にお見えになったときには,市ではそういう制度はございませんけれども,社会福祉協議会のほうにはこのような貸付制度がありますということでご案内を申し上げております。で,その窓口を仮に市役所のほうの担当の部署で対応いたしたといたしましても,その資金はやはり社会福祉協議会に行っていただかなければお貸しできないとなっていると思いますので,その件についてはもしそのような方法をとるのであれば,先ほど申しましたように社会福祉協議会との協議が必要になってきて,どのような方法がいいのかというものも含めまして,協議をしていかなければならないというふうにご答弁申し上げたところでございます。


○39番(前川原正人君)


 多分最後の質問になると思うんですが,私が問いたいのは,社会福祉協議会が確かに運営を主体としてやっているんですが,誰とは言いませんけど,こういう制度がある自体知らない職員さんもいらっしゃったんですよ。だから,逆に言うと,いやそんな制度はあるんですかみたいなことを言われるんで,そうじゃなくて,ただ周知の徹底も,住民への周知の徹底もそうですけど,まずは役所の職員の皆さんにも認識をしていただいて,こんな制度もあるんだ,是非こういうことですのでって言えば,また違うと思うんですね。本当に困った人たちが一時借入でも,とにかくその場で何とか改善をしたいという方たちを,助けるという言い方はしたくないですが,今こういう世の中になってきましたので,やはり市民の皆さんが一番頼りにできる行政という,そういう方向で取組んでいっていただきたいと思います。言うなれば,市長,本当はもう一回お聞きをしたいんですが,お願いします。本当であれば,行政として本当に小口のもう緊急的に駆け込めるような,そういう制度というのも今後は必要になってくると思いますが,そのことを答弁求めまして,私の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 議員仰せのとおり,役所とは役に立つところと書きます。しっかりと関係の社会福祉協議会のほうとも打ち合わせをしながら,できる対応を進めてまいりたいと思います。


○議長(西村新一郎君)


 以上で前川原正人議員の一般質問を終わります。ここで申し上げます。明日9月17日から19日の会議は,議事の都合により,会議の開始時間を1時間繰上げて午前9時から開くことといたします。本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。


              「散 会  午後 5時34分」