議事ロックス -地方議会議事録検索-


鹿児島県 霧島市

平成20年第2回定例会(第5日目 6月13日)




平成20年第2回定例会(第5日目 6月13日)





             平成20年第2回霧島市議会定例会会議録


 
1.議事日程は次のとおりである。


                    平成20年6月13日(第5日目)午前9時開議


┌──┬──┬────────────────────────────┬───┐


│日程│議案│件                 名         │備 考│


│番号│番号│                            │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 1│  │一般質問 田代 昇子君 (258ページ)          │   │


│  │  │      ・環境問題について             │   │


│  │  │      ・用水路,道路行政の整備について      │   │


│  │  │     時任 英寛君 (268ページ)          │   │


│  │  │      ・原油高騰の影響について          │   │


│  │  │      ・特別支援教育について           │   │


│  │  │      ・安心,安全なまちづくりについて      │   │


│  │  │     新橋  実君 (283ページ)          │   │


│  │  │      ・建設資材の高騰に対する公共事業対策について│   │


│  │  │      ・がん・脳卒中・心臓病等3大疾病や交通事故等│   │


│  │  │       の救急を要する,市内の医療現場の整備状況に│   │


│  │  │       ついて                  │   │


│  │  │     有村 久行君 (297ページ)          │   │


│  │  │      ・農業振興対策について           │   │


│  │  │      ・少子化対策について            │   │


│  │  │     山浦 安生君 (306ページ)          │   │


│  │  │      ・環境教育と環境学習の推進について     │   │


│  │  │     山神 生人君 (318ページ)          │   │


│  │  │      ・霧島市の観光行政について         │   │


│  │  │      ・省エネ・環境対策について         │   │


│  │  │      ・幹線道路の整備計画について        │   │


│  │  │     脇元  操君 (330ページ)          │   │


│  │  │      ・春山緑地公園事業について         │   │


│  │  │      ・スポーツイベント等の誘致について     │   │


└──┴──┴────────────────────────────┴───┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君      2番  松 元   深 君


    3番  秋 広 眞 司 君      4番  池 田 綱 雄 君


    5番  有 村 久 行 君      6番  徳 田 拡 志 君


    7番  山 浦 安 生 君      8番  神 園 三 郎 君


    9番  厚 地   覺 君     10番  徳 田 芳 郎 君


   11番  宮之原   稱 君     12番  黒 木 更 生 君


   15番  新 橋   実 君     16番  仮 屋 国 治 君


   17番  林 薗 澄 男 君     18番  脇 元   操 君


   19番  植 山 利 博 君     21番  塩井川 幸 生 君


   22番  久 保 史 郎 君     23番  岡 村 一二三 君


   24番  島 廻 一 心 君     25番  木野田 恵美子 君


   26番  山 神 生 人 君     27番  池 田   守 君


   28番  下深迫 孝 二 君     29番  栫 井 成 孝 君


   30番  吉 永 民 治 君     31番  今 吉 歳 晴 君


   32番  尾 崎 東記代 君     33番  木 場 幸 一 君


   34番  浦 野 義 仁 君     35番  池 田   靖 君


   36番  細山田 為 重 君     37番  蔵 原   勇 君


   38番  田 代 昇 子 君     39番  前川原 正 人 君


   40番  窪 田   悟 君     41番  川 畑 征 治 君


   42番  深 町 四 雄 君     43番  時 任 英 寛 君


   45番  西 村 新一郎 君     46番  宮 内   博 君


   47番  徳 田 和 昭 君     48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


   20番  上 鍋 正 光 君     44番  中 村 幸 一 君





4.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長    上 原 勝 己 君  議事調査課長   福 永 いき子 君


 議事調査課課長補佐 満 留   寛 君  書     記  吉 村 祐 樹 君


 兼議事グループ長


 書     記   米 元 利 貴 君





5.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長   前 田 終 止 君  副  市  長  南   洋 海 君


 副  市  長   福 永 いたる 君  総 務 部 長  今 村 恭 一 君


 企画部長兼     山 口   剛 君  生活環境部長   南 田 吉 文 君


 行政改革推進監


 保健福祉部長    平 野 貴 志 君  農林水産部長   萬 ? 茂 樹 君


 商工観光部長    長 崎   薫 君  建 設 部 長  篠 原 明 博 君


 工事監査部長    大 井   正 君  消 防 局 長  中 村   昭 君


 会計管理部長    東   邦 雄 君  水 道 部 長  迫 間   勇 君


 危機管理監     宇 都 克 枝 君  生活環境部次長兼 川 畑   巧 君


                      生活環境政策課長


 総 務 課 長   阿 多 己 清 君  管 財 課 長  津 曲 正 昭 君


 財 政 課 長   塩 川   剛 君  安心安全課長   田 中 修 一 君


 企画政策課長    川 村 直 人 君  共生協働推進課長 宗 像 成 昭 君


 行政改革推進課長  濱 ? 正 治 君  環境衛生課長   西     剛 君


 保健福祉政策課長  花 堂   誠 君  児童福祉課長   隈 元   悟 君


 健康増進課長    宮 本 順 子 君  農林水産政策課長 原之園 丈 二 君


 農政畜産課長    浜 田 健 治 君  耕 地 課 長  馬 場 義 光 君


 観 光 課 長   横 手 航太郎 君  建設政策課長   岡 元 邦 昭 君


 土 木 課 長   中 村 順 二 君  都市整備課長   川 東 千 尋 君


 契 約 課 長   山 下 英 男 君  消防局総務課長  田 中 義 春 君





 教  育  長   ? 田 肥 文 君  教 育 部 長  藤 田   満 君


 教育総務課長    東 郷 一 徳 君  学校教育課長   村 田 研 史 君


 保健体育課長兼   六 反 良 一 君


 隼人給食センター所長


6.会議のてん末は次のとおりである。





              「開 議  午前 9時00分」


○議長(西村新一郎君)


 これより本日の会議を開きます。





  △ 日程第1 一般質問





○議長(西村新一郎君)


 昨日に引き続き一般質問を続けます。38番,田代昇子議員より2件通告がされております。したがって,田代昇子議員の発言を許可します。


○38番(田代昇子君)


 皆さん,おはようございます。最終日になりました。お疲れのことと思いますが,よろしくお願いしたいと思います。今日はトップバッターで質問させていただく幸せを感じております。それでは,議長の許可をいただきましたので,先に通告いたしておりました2件についてご質問を申し上げます。その前に,5月に発生したミャンマーのサイクロン被害,中国四川省における大地震の被害は6万9,000人,また,多くの負傷者が出て10万人とも言われております。人ごとではなく,いつ,どこで起きるか分らない災害ではなかったかと改めて思うことでございました。被災地の皆様に心からお見舞いを申し上げ,1日も早い復興を願うものです。また,去る4月30日に亡くなられた,霧島市名誉市民である元国分市長谷口義一様に心からご冥福を申し上げるものです。また一方,社会問題として,身勝手な無差別傷害事件など,まことに痛ましい限りでございます。そこで,質問に入りますが,当局の簡潔なご答弁をお願い申し上げます。まず1点目は,環境問題についてであります。地球の温暖化は,世界規模での喫緊の課題であることは皆知るところでございます。7月には洞爺湖サミットが開催されます。日本にとって,とても大きな課題であるかと受けとめております。CO2の削減については,京都議定書で温室効果ガス削減の約束期間,第1約束期間が,2008年から2012年が始まっております。日本は,2005年度の排出量はCO2で13億5,900万t,1990年度に比べ,CO2の換算で排出量が7.7%増加しているとも言われますが,既に8.1%増加しているとも聞きます。従来の気象庁予測より,世界の平均温度は1.1から5.4度上昇も予測され,温暖化は,農産物,特に穀物が減少し,それにバイオ燃料の需要拡大などは食糧不足をもたらし,世界的な大きな問題であります。日本の食料自給率は39%と言われますが,牛,豚,鳥など国内産が多いようでも,そのえさは海外からの輸入に頼っていることを考えると,自給率,牛は11%,豚が9%,鳥が7%であり,パーセントが低くなる現状であります。このことを考えるとき,環境対策を急ぐ必要があるのではと考えるものです。また,昨年の6月議会の秋広議員の質問のご答弁の中で,地球温暖化防止実行計画を策定中であると述べておられます。さらに,太陽光や風力エネルギーなどのクリーンエネルギーについては,小規模,地域分散型で利用されるのに適している学校施設などの整備に利用可能とも述べておられます。地域特性を考えるとき,太陽光発電が最も適しているのかなと考えるものですが,市長のご意見をお尋ねするものです。それでは具体的に入りますが,1,これまでの温暖化対策の取組の現状をお尋ねするものです。2番目に,太陽光発電設備への補助の現状についてお尋ねいたします。3番目に,牧園中学校への太陽光発電設備は考えられないかについて,今議会に議案として提出されておりますが,どの程度の施設整備をされようとしておられるのかお聞きするものです。4番目については,温暖化対策推進法で行う国の政策を取り入れるべきではないかについては,霧島市総合計画の中に,平成20年度から29年度達成年度として,自然環境の保全の中に施策と基本事業の体系内容などが掲げられておるようです。すばらしい内容であると思いますが,しかし,新聞記事から見ますと,温暖化の影響は予測よりスピードが加速していると受けとめておりますが,市長,どのようにお考えなのかご意見をお尋ねするものです。国も温暖化対策推進法で,自治体の推進計画をつくる各都道府県温暖化対策推進センターをつくる,あるいは温暖化対策推進地域協議会をつくってもよいなどが示されていると聞きます。それ以外にも自治体は,省エネ,新エネを普及する新省エネルギービジョンをつくる取組に国から補助金が出るなどあると聞きますが,活用がなされているのかお尋ねするものです。大きな2番目に入りますが,松永用水路から取水している用水路の調整がとれなくて,広瀬地区用水路,広瀬328番の15と16,広瀬328番の11,12が,市道福島広瀬線との交差する地点付近で水稲の作付時期から収穫前まで用水路がわき出し,市道は水浸しになって四,五年になります。この2か所は,広瀬3丁目,4丁目から通学している小学生の通学路であり,また南中への通学路でもある交差点であります。この周辺は,ここ四,五年宅地化され,人家が増え,国道10号線に接続するため車の往来も多く,道路も荒れているのが現状。この間1回ほど取水口を狭くされた経緯もありますが,市道を横切る暗渠が小さいのが原因とも思われます。調査された経緯があるのか,抜本的な改良が必要と考えますが,市長のお考えをお尋ねするものです。以上で壇上から質問を終わり,答弁によっては再質問をお願いして終わりたいと思います。


○市長(前田終止君)


 皆さん,おはようございます。田代議員から2点につきまして質問がございました。1点目4につきましては,私の方から答弁をいたします。1点目3については,教育部長が答弁をいたします。そのほかにつきましては,関係部長にそれぞれ答弁をいたさせます。環境問題についての4について答弁をいたします。21世紀は環境の世紀と言われております。今日の生活様式を確立してきた,これまでの経済発展,技術発展により,私たちは快適で,大変便利な生活を送ることができるようになりました。その一方で,大気汚染や水質汚濁などの従来の公害問題から,地球温暖化をはじめとする地球環境問題に至るまで,さまざまな環境問題が顕在化してきました。このまま地球温暖化が進みますと,想像もできない現象を引き起こし,生態系,食糧生産,水資源,人の健康へ深刻な影響を与えるおそれがあり,私も大変危惧いたしているところでございます。霧島市といたしましても,霧島市環境基本計画や霧島市地球温暖化対策実行計画を策定をし,地球温暖化防止に着手いたしたところでございます。ご質問の国の政策についてでございますが,本制度は,地域がみずからの発想で具体的な温暖化対策のビジョンの策定等に対して補助を行うものでございます。3月に策定をいたしました霧島市環境基本計画でも,循環型社会における施策として,太陽光や地熱,バイオマス等を活用した新エネルギーの利用可能性と将来性を検討するようにいたしております。ご質問のありました補助事業の導入,これの可能性を含めて,今後ともさらに検討をしてまいりたいと存じております。


○生活環境部長(南田吉文君)


 地球温暖化対策については,昨日の植山議員のご質問に答弁させていただきましたとおり,今年度から地球温暖化の原因である二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を,基準年の平成18年度に対して,目標年次の平成24年度までに6%削減することを目標とし取組んでおります。具体的な取組といたしましては,クールビズによる冷房温度の調整や電化製品の待機電力の節減により,国分庁舎の二酸化炭素排出量は,平成18年度に対して19年度はマイナス5.6%となっており,成果が出ているところでございます。また,議員のご質問のテーマの一つでもございます太陽光などの自然エネルギーの利用につきましては,環境基本計画において自然エネルギーの利用を検討していくなど,新エネルギーの活用についても意識啓発を図ってまいります。また,低公害車の購入補助金については,今年度も予算化をいたしているところでございます。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 環境問題の2点目,太陽光発電設備への補助の現状についてお答えいたします。住宅用太陽光発電システム設置費の補助につきましては,平成6年度から,一般家庭への太陽光発電の普及拡大を促すために,国,財団法人新エネルギー財団でございますけれども,こちらの補助制度がありましたが,所期の目的がほぼ達成されたという理由等で,平成17年10月の募集を最後に廃止されたところでございます。本市関連では,旧国分市において,平成10年度から国の補助制度に上積みする形で補助を行っており,合併後の霧島市に引き継ぎましたが,国と同様に,本市の補助制度も平成17年度をもって廃止いたしたところでございます。


○教育部長(藤田 満君)


 環境問題についての3点目についてお答えをいたします。現在建設中の牧園中学校におきましては,今後の計画といたしまして,平成22年度に校舎南棟の西側の屋上に容量が20kwの太陽光発電を設置いたしまして,校舎の一部の電力を賄う計画でございます。試算では,校舎で使用する電力量の10から15%程度を太陽光発電で賄えると考えております。また,温暖化対策のため,校舎南棟東側の屋上を緑化するよう計画をしております。今後整備する学校につきましても,財政状況等を勘案しながら検討してまいりたいと考えております。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 大きな2点目の用水路,道路行政の整備についての1点目にお答えいたします。ご質問の場所は,かんがい用水路と市道が交差するところで,用水があふれ,通学や地域住民の通行に支障を来している箇所が2か所ございます。2か所には,それぞれ両サイドに用水路があり,計4本の用水路が市道を横断しています。この用水路は,広瀬地区のほ場約20haをかんがいしております。水稲の作付期になりますと,大量の用水を必要としますことから,農家の方々が松永用水からの取水口を最大にあけ,その結果,勾配の変化点である市道交差部においてよどんだ水があふれているようです。これまでも下流の用水路のかさ上げや取水の調整などの管理を行ってまいりましたが,抜本的な解決には至っておりませんので,部分的な改修ではなく,用水路全体の見直しが必要と考えられます。市道交差部の改修とあわせて,今後検討してまいります。


○38番(田代昇子君)


 それぞれご答弁をいただきました。順次再質問をさせていただきたいと思います。1番の環境問題について,順次これも質問させていただきますけれども,公害車あるいは生ごみ処理機とか,庁舎のクールビズなんかに取組んで,それぞれCO2のパーセントが5.6%となって,成果が出ているということでございましたけれども,これで十分とは言えないし,せめて今,CO2の排出量が増えている中で,もう少しスピードを上げていく必要があるのかなと考えるのでございますけれども,今後も基本計画の中で進めたいというご答弁をいただきましたので,是非積極的に取組んでいただきたいと,これは要望しておきたいと思います。それから,地球温暖化防止推進を基本計画の中で育てていきたいと,積極的に支援に努めたいともありますけれども,制度を進めるためには,行政の後押しは欠かせない部分ではないかと考えるものですが,推進員を具体的にどんな形で育成されようと考えていらっしゃるのかお聞きしたいと思います。


○環境衛生課長(西  剛君)


 今議員がおっしゃるように,地球温暖化の防止ということで,霧島市としましては,低公害車,それから電気自動車について,環境に優しい生活,あるいは限りある資源に資するために,霧島市の低公害車購入費補助金要綱というものを策定をいたしまして,その購入に対しまして補助をしているという状況でございます。また,生ごみ処理機購入補助につきましても,家庭から排出される生ごみの自己管理というものを推進をするということによりまして,ごみの減量化,資源化を図るということで,これも環境保全協会の方から購入補助要綱を定めまして,それぞれ購入に対して補助を行っている状況でございます。当市といたしましては,市報あるいはホームページ等掲載をいたしまして,定期的に周知を図っているところでございます。この低公害車等につきましても,購入者と一緒にカーディーラーの方も一緒に来られ,周知を図ってるということで承知をいたしているとこでございます。


○38番(田代昇子君)


 生ごみ処理機も補助事業としてされていると思いますけれども,どのぐらい使っていらっしゃるのかなという,私は疑問を持っている者の一人ですけれども,事後調査というのはされたことないのかどうか。うまく処理ができてるのか,活用されてるのかという面で調査される気はないのかお尋ねしたいと思います。


○環境衛生課長(西  剛君)


 生ごみ処理機につきましては,17年度に合併をいたしまして,17年,18年,19年と調査をしておりますが,17年度につきましては98基,額にしまして136万3,000円,18年度につきましては78基136万7,000円,19年度につきましては61基103万9,000円が実績でございます。ただ,17年度に購入をした方に,抜き打ちではないんですが,電話でお聞きをしたこともございます。ちゃんと使用していると,重宝しておられるということで,現在も使用されているようでございます。


○38番(田代昇子君)


 使用されているということでございますので,一安心でございますが,そういう補助事業も,せっかく補助をされてしているのでございますので,たまには事後の調査というのを一遍ぐらいされてみてもいいのかなと,そんな気でおりますので,是非前向きに取組んでいただきたいと思います。先日,環境基本計画の冊子をいただいたわけですけれども,20年度から29年度までの数値目標が設定されております。温暖化は予想を上回る30年,40年速いスピードで進んでいるとも言われておりますが,もっと早目に進めることが今求められているのではないでしょうか。その辺の把握というのは,市長どのように捉えていらっしゃるのかお聞かせいただきたいと思います。


○市長(前田終止君)


 温暖化対策についての多くのご指摘でございますが,議員ご指摘のとおり,地球環境,この問題について,本当にさまざまな形で私ども人々にメディアは警告を伝えられているとおりでございます。テレビにおいても,新聞等においても,諸関係雑誌等においても,日本の国内の動き,海外の動き,あるいはまた,南極,北極,そういう地域の地球環境の大きな変化,特集が組まれて,もう本当に大きく様変わりしていく状況が伝えられており,ご指摘のとおり,しっかりと自分たちの住んでいるこの地域,ここが地球の一部である,そういう認識に立ちながら,行政も当然のことながら先頭に立って,国民たる市民の皆さん方に,その情報を提供して差し上げ,そしてまた,地域,企業,団体,組織,学校,1個人,みんな力を合わせて地球の未来のために,次世代のために,いい地球環境を残す最大の努力を今後も徹底して,人類全体で取組んでいかなきゃいけないものと確信をいたしております。


○38番(田代昇子君)


 ありがとうございました。基本計画の中に地球温暖化防止対策の推進の目標,1人1日当たり削減量1kgのCO2を29年度目標で設定されておるようでございます。その中に,私のチャレンジ宣言を参考にして,私もチャレンジしてみました。1日1,150gから1,300gのCO2の削減を私自身がしておりました。これは,数字的に見て大変やりやすくて,挑戦できやすくて,非常にいい資料が載っておりました。私は市民向けに,施策としてお金がかからないで取組んでいただいて,市民の認識を上げていただくためには,非常にいいことではないかなと思いますけれども,それに挑戦される制度として,施策として取り上げられるお考えはないのかお聞きしたいと思います。


○生活環境部次長兼生活環境政策課長(川畑 巧君)


 今おっしゃられました基本計画の中で,事実そのものを載せております。こういう「めざせ!1人,1日,1kg」ということでですね。今ちょうど議員もしていただいたように,これも市報とか,市民に配っていきたいと思います。そしてまたさらに,CO2等を減らすために,エコドライブの奨励とか,それからいわゆる環境家計簿の作成ですとか,そして我が家のチャレンジ宣言というものとか,それからグリーン購入の励行ですとか,またNPO等が実施しておりますキャンドルナイト・イン云々というようなものにも参加していただくような形での広報等もしていきたいと考えております。


○38番(田代昇子君)


 広報してまいりたいということでございますが,私は,広報しただけじゃなくて,今年度は例えば300人調査するよとか,あるいは500名調査するよということで,市民を参画させながら,参加させながら調査することが,非常に具体的な削減につながっていくのかなと。そういう意味でご質問させていただきましたので,是非金もかからない制度でございますので,できたらチャレンジ宣言町にも名前を上げたらいかがでございましょうか,市長,お願いしたいと思います。


○市長(前田終止君)


 今議員ご指摘の,一人一人が意識を持って事に当たっていくという,このことを促しておられるんだろうというふうに思いますが,大変大事なことであろうというふうに思います。一人一人の意識こそが大きな流れをつくっていき,そしてそのことがまた大きな成果を,ちりも積もれば山となるで出てくるものと,成果が出てくるものというふうに思います。この皆さんの手元に届けられました市の環境基本計画,多くの方々からすばらしい提言や,また関係各位専門的な立場も含めて,いい計画をまとめていただきました。これを絵に描いた餅にしないためには,今おっしゃるような市民一人一人が,ここに書いてあるようなことをとても大事に思う取組を,いかに腰をしっかりおろして,みんなで参加意識をあおることができるか。そしてまた,現実的にそのことに参加をしていく喜び,そして変わっていく姿,成果を確認をしていく,そういうことをかみしめながらやっていくことがとても大事じゃないかなと。これは,もう子どもさん方も,また男女を問わず,このふるさとに暮らす人はみんな参加できるというようなたぐいなものだというふうに認識をしております。またよりよい協議を重ねながら,いずれそのような機会を,みんなの知恵を出して,市民全体が盛り上がっていくような,市民13万総参加みたいな気持ちでやっていくようなものが幾つかの分野でチャレンジできたらいいなと思ってるとこでございます。


○38番(田代昇子君)


 今,市長のご答弁いただきました。是非市としても,そういう検証をしていただきながら,そうすることが市民への非常に強いアピールになっていくのかなと,そんな気がしておりますので,是非前向きに取組んでいただきたいと思います。それでは2番目に,太陽光発電の設備の補助の現状については,先ほどご答弁いただきまして,簡単に言えば,国の補助がなくなったので,目的達成ということで制度がなくなったということでございますけれども,日本の太陽光発電は,自然エネルギーの中で唯一世界をリードした分野ではなかったのかなと聞いております。政策の欠点と申しましょうか,まずさがあったと専門家は指摘されておりますが,例えばドイツは2000年に太陽光発電を導入し,20年にわたって電気代を約60円という優遇した価格で購入することを定めて,そして既に2004年には,その価格をまた90円に値上げして,その結果,飛躍的な普及がなされ,設置量が日本の倍になっていると言われておりますが,地元には大企業の京セラさんもあります,設備機器については日々開発が進んでいると思うことですが,市長,全国に先駆けて制度を考えられる気はないのか。私は,本当に国分時代はすばらしいことでございました。一番クリーンエネルギーとしてはすばらしいシステムだと思うのでございますが,そこ辺のお考えをお聞かせいただきたいと思います。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 太陽光発電につきましては,おっしゃるとおり,ちょうど2週間ぐらい前でしたでしょうか,テレビの中で,ドイツの場合は10年ぐらいで元が取れると,電力を売ることによって元が取れるというようなこともお聞きしました。そういったところの制度的なのが,日本が進まなかった原因ではないかというようなテレビもたまたま私も見ておりました。ちょうど今月の9日に総理が記者会見で,日本の温室効果ガス排出削減の中期目標というのを出しておられます。この中で,2005年度比で14%のCO2削減を目標に,2020年までにするというようなことを言われております。そしてそのためには,自然エネルギーの比率を50%以上にしないと,これは達成できないというようなこともその中で述べておられます。とりわけ太陽光につきましては,現状の10倍にするというようなお話も出ているようです。補助事業というのも大事だと思いますけれども,補助事業では,1つのきっかけにはなりますけども,ずっと将来に向かって,それがなかなか定着するためには,補助事業1つじゃなかなか難しいのかなと,これは個人的な感想でもございますけれども,そういったことを考えております。総理そのものが,そういったことで,太陽光を現状の10倍にするというようなことも言っておられますので,政府としての仕組みづくりをこれからできていくんじゃないかなというふうな期待も持っております。また,今後,洞爺湖サミット等もございますので,そういったものに向けて具体的な取組が国として出てくるんじゃないかというふうに考えております。環境問題は地球規模の問題でございますので,国としての取組が重要ではないかというふうに考えているところでございます。


○38番(田代昇子君)


 これから前向きに国も取組んでくれるだろうということでございますので,それに期待したいと思います。次に,中学校への太陽光発電は考えられないかということにつきましては,昨年6月議会の中の秋広議員への答弁の中で,牧園小学校が1時間40kw,学校が使用する電力のおおよそ70%を賄っていると。舞鶴中学校では20kw,年間使用料の7.6%を賄っている。昨日は,牧園中学校は20kwと,西小学校は検討中というご答弁があったようでございますが,非常にこの中で考えるのは,初期の段階での計画の中に,なかなか積極的な取組の姿が見えないというのを感じることでございます。非常に舞鶴中学校の20kwは,霧島市じゃなくて,国分の時代にできたんだろうと思いますけれども,20kwでは非常に小さ過ぎたのかなと,そんな気持ちを持っている者の一人でございます。特にこの下場は,国分でもこの下場が日照時間が長いという大変特徴があります。是非そういうものの活用というのを公共施設の中でしていただくことが大切かなと,そのように思っております。それで,学校現場で太陽光発電設備を設置するときは,建設費の中に一括して入ってるものか,特別太陽光発電を設置するのに対する別枠で補助をもらわれるのか,もし分かってましたらお聞かせいただきたいと思います。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 太陽光発電設備を小中学校に設置するときには,どのようにして設置をするかというご質問だと思いますけども,まず太陽光発電につきましては,新設小学校,中学校,それと改築事業等におきまして設置をするわけでございますけども,今まで私どもが行った工事につきましては別途発注で行っております。つまり,本体工事と別に発注しているようでございます。それと,補助制度につきましてのご質問でございますけども,小中学校に太陽光発電設備を導入する補助事業につきましては2つほど考えられます。まず1つは,独立行政法人新エネルギー産業技術総合開発機構,いわゆるNEDOと申しますけども,そちらの方で行っている事業が2つほどございます。新エネルギーフィールドテスト事業,これは新技術の共同研究,開発を目的としております。補助率は事業費の2分の1でございます。また,地域新エネルギー等導入促進事業,これは新エネルギーの普及促進を目的としております。これも事業費の2分の1以内または定額補助でございます。どちらか安い方が適用されます。それから,2点目でございますけども,文部科学省の補助制度がございます。これは,環境を考慮した学校施設,エコスクールの整備促進に関するパイロットモデル事業でございます。この補助率につきましては,環境教育の教材として活用できる学校施設の整備促進を目的としておりまして,新増改築事業の補助単価に2.5%が加算されます。


○38番(田代昇子君)


 今聞かせてもらいましたけれども,大変いい制度があるんだなということを感じることでございました。そうであるならば,学校規模が大きいのであれば,もう少しkwをたくさんにしていけばいいのかなと,是非そういうものを活用しながら,いい施設を造って,クリーンなエネルギーの役に立たせていただきたい,していただきたいという,そんな思いでございますので,よろしくお願いしたいと思います。それでは,1の4番目に入ります。先ほど市長がおっしゃってましたけれども,21世紀は自然エネルギーが果たす世代だとも言われております。欧州では,特にドイツは,自然エネルギーに対する目標をクリーン電力で12.5%,しかも,4年前倒しで達成して,2030年までには割合を45%にするという目標が上積みされておると記されておりますが,その自然エネルギーによる産業経済効果というのは2.6兆円に上るとも言われております。それほど電気の,太陽光発電の普及は進んでいると思うことでした。そしてまた,それだけじゃなくて,それをすることによって,雇用効果というのは急成長しているとも言われております。環境基本計画の中身を,先ほどもおっしゃってましたようにすばらしいものでございますが,その中の重点施策も掲げられ,具体的に示されておりますが,これを生かす手立てを考えて,積極的な取組をされるお考えはないのかどうか。先ほど少し市長も触れていただきましたけれども,是非前向きな制度として是非取組んでいただきたいと思います。参考になりますが,地方自治体の新しい挑戦として,東京都が太陽エネルギー普及会議を立ち上げております。そしてまた,滋賀県では買取価格上乗せ補助などのほかに,何か所か出ておりましたけれども,長野県の飯田市が日本初の地域環境エネルギー事務所づくりを試みております。それにヒントを得た社会モデル事業がなされ,広がりを見せているとも書いてありました。地元には京セラというすばらしい会社もありますので,是非連携をとりながら,霧島市のために,そして日本のために,世界に通用する会社でございますので,チャレンジしていただきたいと,そのような思いでございます。市長,どうでございましょうか,ご意見をお願いしたいと思います。


○市長(前田終止君)


 先ほど来の質問でも答えたとおりでございますが,私どものこの霧島市という地域は,まさに環境という問題を一番大きな地域のあり方として問いかけていかなきゃならない状況があるのかなと思います。それは,この日本列島全体の中で,東京湾と並ぶ大きさを持つこの鹿児島湾,その湾奥に約13万という市民が住んでおり,そして何よりも日本最初の国立公園をいただいていると。そして,そこに降った雨が,一滴の雨が大地にしみ込んで川となり海に注ぐ。そしてまた,雲となり,雨となり,循環という生態系機能があるわけですね。そういう中で13万市民が暮らしており,世界的企業であります京セラさんやソニーさん,トヨタ車体,ファナック,いろんな企業が立地をいたしており,今ご指摘のようなことに対しても一緒になって,地域,社会全体で,この霧島宇宙というような考え方で取組める環境がございます。ですから,私といたしましても,本市の環境基本計画をしっかりみんなで考えあって示しきり,そしてまた,地球温暖化対策実行計画,こういうものもしっかりまとめきって,これを本当に一つ一つ丹念に物にしていきたいと思っております。議員ご指摘のとおり,国内外でそれぞれの地域の特徴ある,こだわられた取組がいろいろあるわけでございますけれども,私たちもいろんなところの先進地の取組に学び,そしてまた,霧島流を編み出してやっていかなきゃならないのかなと思います。中学校が14,小学校が34あるわけでございますが,幼いころに頭にしみついた学び,体に覚えたことなどは,環境という視点から見ても,とても生涯を支配するような,影響するようなことにもつながっていくと思いますし,そういう意味では,学校教育,そういう中での環境教育であったり,あるいは学校の施設そのものを,先ほどから議員がご指摘のとおり,さまざまな視点で初期投資をする段階で先を見て,本当になるべくコストを少なくできるならば工夫をして,その中で学びの,まず最初の知識に対する,あるいは技術に対する導入の展開,これができることがとても大事だと思うんです。ですから,例えば先ほど牧園中学校で,もっと大規模でやられたらよかったのにという指摘も気持ちとしてはありがたく,またよろしいんでございますが,予算は限られている。そういう中で,最小限のいわば教育の中における気づき,それの展開するには,例えば電力についてはこういうシステムで,学校で使う1割ぐらいのこのシステムで賄ってますよとかいうことですね。幸い牧園の場合は,地熱があり,水力の発電があり,そしてまた温泉熱もあり,そしてまたこうして太陽熱もある。そして,今度は温暖化に対する屋上緑化,こういうことをやる。あるいは天からいただいた,中学校の屋根にいただいた雨水は,すべてといいますか,可能な限り地下のタンクに貯めて,そしてまたそれを上手に飲料水以外は校庭にまいたり,あるいはまた花壇にまいたり,そういう水を上手に使う仕組みを最初から設計の中に取り込んで,環境という問題が学習できる基本的な最初の入口を,小規模だけど賄っていく,あるいは風の力でも電気は起きますよということなんかも学ぶ。そういうことが,入口だけですけども,大規模じゃありません,中規模でもありません,極めて小規模ですけども,教育の導入の入口,これを学び始めることは私は大事であろうと。すべてを賄うというのは,なかなか大きなコストがかかりますし,そういうことで,今私といたしましては,さまざまな分野に情熱を持って,議員ご指摘の環境という問題をしっかり特徴ある霧島市,環境モデル都市,そういうものに近づけるような市経営を目指してまいりたいと思っております。


○38番(田代昇子君)


 市長の熱い思いを聞かせていただきました。霧島は地熱があり,水力発電があり,そしてまた日照時間が長いという特徴もあります。是非そういうものを生かしながら,前向きに,積極的に取組んでいただきたい。そこは市長の英断が必要だと思います。そのことを希望してこの件は終わるわけですけど,先ほど申し上げましたように,金のかからない,市民にPRができるエコチャレンジのまち宣言でもされてみたら大変いいのかなという,これは要望として申し上げておきたいと思います。それでは,次に入らせていただきますが,用水路の件につきましては,前向きに答弁していただいたのかなと受けとめておりますが,この松永用水の支線の1つであります,4線あるわけですけれども,この1線について,どのぐらいの農地の面積がこの用水で賄われているのか,分っていましたらお聞かせいただきたいと思います。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 先ほど4路線で約20haの水田をかんがいしてると申し上げました。それぞれの水路の延長が異なりますことから,計算いたしますと3haから7haの水田をかんがいしてるということでございます。


○38番(田代昇子君)


 ありがとうございました。私も地図帳で計算してみましたら,7から8haあるのかなという,そのような計算をさせていただきました。取水線が少し途中で狭くなったんですけれども,どうなのかなという気がいたします。今先ほどから温暖化のことについても質問申し上げておりますけれども,最近,温暖化によって穀物の収穫が減少しつつあるように聞いておりますが,そうなりますと,用水の水というの私なりに考えるわけですけれども,今までと違って少し水が多く要るのかなと,そんな気がしておるわけですけれども,そこ辺はどのように捉えていらっしゃるのかお聞かせいただきたいと思います。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 当然,地球温暖化によりまして気温がどんどん上がっていきますと,必要な水の量というものも増えてくるのではないかと思います。しかし,今のところ,気温がさほどまだ上昇はしておりませんので,今の段階では余り影響はないのかなというふうに考えております。


○38番(田代昇子君)


 影響がないと,大変幸いでございますけれども,是非長期的な視点に立った抜本的な改良をお願いするものでございますが,是非ひとつやっていただきたい。そして,いつごろに工事は,いつも毎年聞かれるんだけど,田植え時期に入ると工事はしやならんでやな,いっとっまっちゃいといってもう四,五年に既になってるわけですけれども,いつごろになるのか,もう一回聞かせていただきたいと思います。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 今議員がおっしゃいましたように,水稲時期になりますので,今からの工事というのはちょっと無理ですけれども,全体的な見直しとなってきますと,予算的にもかなりかかりますので,やはり財政状況もございます。そういった面から,有利な補助事業を導入して整備していきたいというふうに考えておりますので,県とも協議をしながら,できるだけ早く導入できるように努めていきたいというふうに思ってます。


○38番(田代昇子君)


 有利な補助事業を導入してということでございますが,そうなりますと,思うようにいかない部分が出てくるのではないのかなと感じたことでございました。いかがでございましょうか,来年の植えつけ時期までに間に合うのかどうか,もう一遍積極的なご意見をお聞きしたいと思います。


○耕地課長(馬場義光君)


 北側に用水路がありまして,そこがいつも大きくあふれているようでございます。その部分だけでも何とかできないかということも今は考えているところでございますけれども,今部長が申し上げましたように,全体的な計画をつくった後,手戻りのない形で修復を図っていきたいと考えます。


○38番(田代昇子君)


 1か所だけでも早急にしたいということでございます。是非やっていただきたいと思います。というのは,小学生が特に雨降りとか,水がたまったところで通学していると,一般の方々が自動車で通られて,あそこはいけんかならんかと,かわいそうだよねというような声を聞かせてもらうときは胸が痛いです。是非そのようなふうに前向きにご検討していただいて,抜本的な改良をお願いして,私の質問を終わりたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,田代昇子議員の一般質問を終わります。次に,43番,時任英寛議員より3件通告がされております。したがって,時任英寛議員の発言を許可します。


○43番(時任英寛君)


 ただいま議長の許可をいただきましたので,通告に従い質問いたします。第1点,天井知らずの原油高騰,1バレル139ドル,2005年当時1バレル30ドル前後であった時期からいたしますと,破格の高騰となっております。途上国の経済発展,投機マネーの流入や産油国の増産が見込めない現状においては,ガソリン1L200円時代が目の前に見えてまいりました。昨年の12月定例会では同様の質問をいたしましたが,当時の執行部の所管データで予測推計での答弁であり,その予測をはるかに超える,いわゆる想定外の今日の状況であります。したがって,大幅な修正を余儀なくされる歳出科目が予想されます。再度,原油高騰での本市の影響額について,12月定例会の質問項目ごとにお伺いをいたします。その1,平成20年度当初予算と今後の燃料費及び光熱費を比較し,どの程度の影響額が発生するか。具体的に,大幅増の顕著な施設,事案等があれば例示をいただきたい。その2,給食費については,12月定例会において,当時の教育部長から,平成20年度においては値上げをしないと胸を張って答弁をいただきました。さらには,市長からも子育て支援の一環として最大の努力をするとの力強い後押しがありましたが,一部の学校給食センターで今年度から値上げが実施されました。従来,各学校給食センターにおいては統一された給食費ではなく,それぞれに設定されており,価格差もあったことも事実であり,値上げをして他校,他センター並みとなったと理解することもいたしておりますが,まず食糧の安定確保は国家の最重要課題,政策であります。食料自給率39%の我が国の現状,60%以上を外国からの輸入に依存している状況は,非常に不安定であり,突き詰めますと国民の生存の権利を侵すことになりかねない事案であり,国家の存亡にかかわる重大案件と認識をいたします。原油の高騰に続き,オーストラリアでの大干ばつ,バイオ燃料の需要拡大に伴い穀物の作付面積の減少,食糧輸出国の輸出規制など,食糧高騰となるさまざまな要因が重なり,今日の状況が発生をいたしております。また最近は,原油同様,投機マネーが従来にも増して食糧市場に流入し,高騰に拍車をかけております。したがって,今後の食糧高騰の予測も大変難しい判断となりますが,給食費を年に2回,3回と値上げを実施するわけにもまいりません。答弁しにくい事案でありますが,見通し及び負担増を抑止する具体策は検討されているかお伺いをいたします。その3,建設資材においても原材料の値上がりが続いております。12月定例会においては,建設単価の見直しについては,県が見送るとの見解であり,本市においても見直しはしないが,材料ごとの単価見直しについては,個別に柔軟に対応するとの答弁がなされましたが,現時点においての対応策,具体策は検討されているかお伺いをいたします。その4,指定管理者への委託料でありますが,管理,施設の内容により同一視はできませんが,原油高騰に続き,電気,ガス料金も値上げとなりますが,委託料の見直しは検討しているのか,運営協議会での話題とならなかったかお伺いをいたします。その5,ふれあいバスの料金が150円と統一され運行されることとなりましたが,原油高が今後影響することは容易に理解できますが,料金値上げ見直しについてどのように見通しておられるかお伺いいたします。さらには,本市として,この原油高騰における諸物価の上昇に対し,取組むべき対応策をどのように検討されているかお伺いをいたします。第2点,特別支援教育についてであります。特別支援教育が完全実施2年目に入りました。各学校においては,校内研修をはじめ,教育委員会,関係団体主催の各種研修会にも積極的に参加され,発達障がい児はもとより,それぞれの障がい児に対する認識が深まってきていると思います。また,小中学校のPTAの各種会合において,その都度,特別支援教育の説明がなされ,保護者の皆さんへの理解を深める努力もなされております。しかし,発達障害者支援法,特別支援教育法の施行後まだ日が浅く,まだまだ課題も山積みしていることも事実であります。過日の新聞報道で,発達障がい理解進まずとの記事が掲載されておりましたが,いまだにさまざまな障がいに対しての差別,偏見が存在することも事実であり,全国で見ましても,そのことでいじめ,不登校へと進む事案は決して少ないものではありません。特に,見た目で分らない発達障がいに対しては,差別,いじめがやまないとの内容でありましたが,本市の現状はどうかお伺いいたします。次に,学校現場での理解は進みつつあるものの,広く市民の皆さんへの周知は進まずであります。理解不足からの差別,偏見であると考えますが,理解を深めるための具体策,課題があればお伺いいたします。本年度から本格実施となりました支援員制度でありますが,今後,各学校の要請があれば,すべてに対応できる制度となっているか,拡充策についてお伺いをいたします。第3点,安心・安全なまちづくりであります。全国で青少年が犠牲となる痛ましい事件,事故が多発しております。さらには,東京秋葉原において無差別通り魔殺傷事件が発生し,何の罪もない,将来を期待される若者を含め7名の方の尊い命が失われ,10名の方が重軽傷となり,残忍で悲惨な事件でありました。犠牲となられました皆様のご冥福をお祈りいたしますとともに,お見舞いを申し上げます。2度と起こしてはならない事件でありますが,全国で発生している事件,事故は,決して対岸の火事としてとらまえてはいけないと考えます。全国どこでも起こり得る事案として,常に危機感を持たなければならないと思います。本市には,公立,私立の小学校34校,中学校15校,高等学校,特別支援学校,高専,短大,専門学校,大学等13校が設置され,約2万人の児童,生徒,学生が学んでおります。毎日多くの児童,生徒が通学路を通り通学いたしております。今般,改正道路交通法の施行により,自転車の歩道通行が制限されることとなりました。本来,自転車は軽車両でありますから,車道通行が正規の通行形態でありますが,現実問題として,車道幅が狭く危険なため,歩道通行の緩和措置がなされておりました。昨年,警察庁の調査で,自転車通行可能標識のない歩道1,259区間8,352kmのうち約22%に当たる1,800kmで,日常的に歩行者との接触事故の危険性があると指摘。また,車道でも,全国2万1,010区間約2万7,680kmで,車道幅が狭い上,自転車の交通量が多く,自転車の通行に危険があることも公表されました。本市においても同様の状況にあると認識をいたしております。保護者は,子どもの登下校の安全確保が最大の関心事であります。登下校時の不審者声かけ事案は,防犯パトロール隊の充実に伴い減少傾向にあるものの,思いがけない時間に,思いがけない場所でいまだに発生いたしております。特に中高生の部活動を行いますと,日が暮れて帰宅することも少なくありません。もとより通学路は,道路の中でもより公共性が高く,さらに安全性については言うまでもありません。安心・安全な通学路において,歩道の改良,整備,防犯灯,安全灯の設置,ガードレール,ガードパイプの設置などなど,子どもの安心・安全対策についての見解をお伺いいたします。次に,青色防犯灯でありますが,イギリスで取組が始まり,防犯抑止に効果があると紹介され,報道もなされ,全国でも一部地域,自治体で設置がなされ,また,本市においても一部,地区公民館,自治会で設置されておりますが,その効果についてどのように認識しているかお伺いをいたします。効果が目に見えるような状況であれば,購入補助を設けてまでも青色防犯灯の設置を推進すべきと思いますが,いかがでしょうか。さて,ミャンマーのサイクロン災害,中国の四川大地震は未曾有の被害が発生し,多くの尊い人命が失われ,また,いまだ避難所生活を強いられている方々も数知れずであります。心から追悼の意を表しますとともに,1日も早い復興を祈念いたします。さて,隣国の災害に対し,その発生要因,被害状況,2次災害の危険性,衛生管理などなど,さまざまな角度から報道がなされておりますが,我が国においても今年に入り,マグニチュード6以上の地震は11回発生し,中規模地震においては連日速報が流されております。今定例会においても学校の耐震化に対しての質問がなされており,関心の高さがうかがえます。このような大災害発生直後にこそ危機管理意識を再確認する機会と捉えるべきではないでしょうか。そこで,自治体の危機管理の理念,さらに自主防災組織への周知,連携,平時,平素からの意識づけが重要と認識いたしますが,現状及び課題とともに,行政と住民との連携を具現化する市総合防災訓練の成果と課題について重ねてお伺いをいたします。以上で壇上からの質問を終わりますが,答弁のいかんによっては,自席からの再質問を議長にお願いいたします。


○市長(前田終止君)


 時任議員から3点につきまして質問がありました。3点目1につきましては,私の方から答弁をいたします。そのほかにつきましては,教育長,教育部長及び関係部長等がそれぞれ答弁をいたします。安心・安全なまちづくりについての1点目についてお答えをいたします。全国で青少年が犠牲となる事件,事故が,議員ご指摘のとおり多発いたしております。それを踏まえてのご質問だと存じますが,私は市長選挙のマニフェストにおいて,合併前の旧国分,旧隼人が人口1万人当たりの犯罪発生件率ワースト1とワースト2だったことを踏まえまして,子どもさんやお年寄りの皆さんが,あるいは地域の市民全体が安心して暮らせるふるさとづくりを目指すことを約束をして戦いました。そして,快適で魅力ある,安心・安全な霧島市をつくろうということで,防犯,そしてまた交通の安全,こういうことをしっかりと市長の立場から市行政として,この2年半呼びかけさせていただきました。特にこの防犯につきましては,6月本日現在で82団体8,755名の防犯パトロール隊及び隊員が結成をされ,市内で活動をいたしてもらっております。恐らくこれは鹿児島県内でもトップレベルの,全霧島市域を二重に,三重にカバーできる地域自主防犯パトロール隊の存在であろうというふうに思いますが,この活動により,平成19年度の刑法犯認知件数が平成18年に比べ約115件減少をいたしておりまして,鹿児島県内の毎年発表されます市町村犯罪発生率において,かつての合併直前の平成17年度のワースト1から,現在はワースト第5位と確実に改善の方向に向かっております。これもひとえに,私ども市の呼びかけに応じていただいた自治公民館の方々や各種企業,団体,そしてまた議会の皆さん方,市民総力を挙げて取組んでいただいた結果だと,心から感謝を申し上げております。今後とも,さらにお互いに頑張って,やがてはこのワースト,今5でありますけども,ワースト10を抜け出して,ベスト10入りを目指して,安心・安全のふるさとづくりを必ず将来成し遂げていきたいと思っております。お尋ねのこの通学路の安全確保の件でございますが,本市では,通学路の道路環境整備を図るための交通安全施設の設置,道路の改修,改善や危険箇所該当パトロールの実施,また,児童,生徒の通学路の安全を確保するための安全灯設置事業等に取組んでいるところであります。前年度は,通学経路として指定をされました道路に,安全灯63基を設置させていただいております。今後も交通事故や犯罪のない,安心で,安全に暮らせるふるさと霧島市づくりに全力を挙げて頑張ってまいりたいと考えております。


○危機管理監(宇都克枝君)


 安心・安全なまちづくりについての2点目についてお答えいたします。青色防犯灯の効果につきましては,犯罪の減少につながる公的な資料はありませんが,イギリスの景観対策として導入された青色防犯灯により,犯罪の発生を抑制する効果があったと言われており,地元では最近,新町の地区自治公民館で青色防犯灯を導入された記事が新聞に掲載されておりました。防犯に対する取組をしているという広報効果があることも踏まえ,青色防犯灯の導入も検討してまいりたいと考えております。続きまして,3点目の自治体の危機管理の理念でありますが,これの第1は,危機の未然防止であり,第2には,危機発生に対する迅速な対応,第3には,危機の対応に応ずる実効性のある体制の確立,第4には,状況の変化に応じた体制移行,第5には,関係機関との密接な連携であると考えております。次に,自主防災組織への周知,連携につきましては,市の広報紙,ホームページ,出前講座等を活用して周知を図り,地区自治公民館や自治会等と連携していきたいと考えております。最後に,市総合防災訓練の成果と課題でありますが,まず成果の面では,参加機関14団体約600名の参加者が19種目の訓練項目を整斉と訓練でき,隼人地区における災害対応が円滑に実施できることを検証できたことです。課題としては,訓練に参加した市民の方々以外の人に対して,いかに防災に対する意識を高めていただくかという点だと考えられます。


○教育部長(藤田 満君)


 天井知らずの原油高であるが,本市の影響について問うの2点目についてお答えをいたします。平成19年12月議会において時任議員から,原油高における本市の学校給食への影響について,時期を得た質問をいただいたところでありました。市教委といたしましては,各給食センターや学校からの意見をもとに,当時,現時点では20年度の給食費の値上げは考えていないこと。また,今後の原材料費価格の動向によっては,21年度以降の給食費について検討していかなければならない状況もあると予想していること等について答弁したところであります。しかしながら,議員のご懸念のとおり,その後の想定以上の燃料費や原材料費等の高騰により,本市の学校給食費におきましても,4月から給食センター1か所,単独調理場11か所において,100円から200円の給食費の値上げを余儀なくされている状況であります。原材料費の中には,価格が決まっている物と日々価格の変動する物があります。最も値上がりの大きい物は揚げ物用の食用油であり,18L缶で3月末3,000円だったものが,4月3,600円,5月3,900円と値上がりしており,6月からも上がる見込みであります。今後の見通しでありますが,原材料費等の動向によっては,それぞれの学校や給食センターの実情によって検討されるものと認識をしてるところでございます。


○工事監査部長(大井 正君)


 建設資材等の値上げによる単価の見直しについてお答えいたします。霧島市が発注する公共工事につきましては,鹿児島県が定める公共事業設計単価により積算を行っております。建設工事等における使用頻度が比較的多い資材につきましては,経済状況により公共単価が見直されております。また,建築資材の中で公共事業単価がない物は,毎月,財団法人建設物価調査会が発刊いたします価格刊行物,いわゆる建設物価版,そしてまた,見積もり等を徴集し積算をいたしております。公共工事は入札により契約額が決定されますが,最近では業者が受注後,資材の値上がりがあり,採算悪化を招いているケース等があるとのことで,現在,国土交通省が資材の値上がり額が工事代金の一定割合を超えた場合,また,受注後数か月間の資材単価上昇率が一定額以上になった場合の基準づくりを進めており,今後はこれらを参考に検討してまいりたいと考えております。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 原油高騰の影響についての指定管理者への委託料見直しについてお答えします。霧島市が公募により指定管理者制度を導入している施設につきましては,基本協定書で,物価変動により当初合意された指定管理料が不適当となったときの対応として,指定管理料の変更の申出があった場合においては,それぞれの施設における影響額等を考慮しながら協議をするとしております。4月に開催された霧島市指定管理者運営協議会,これは公募による指定管理者と行政の施設担当者で構成しておりますが,この協議会におきまして燃料費高騰の影響についてが議題となり,経営に影響がある場合は,個々に資料を整え協議を行うということで確認をいたしました。現在のところ,温泉施設神乃湯を管理する霧島市社会福祉協議会から申出があり,平成20年度の指定管理料について見直しを行っております。なお,その他の施設においては,現段階では協議の申出は出されていない状況でございます。次に,1問目の原油高騰の影響のうちの5点目のふれあいバス料金についてお答えいたします。ふれあいバスの料金につきましては,本年4月から定額150円に改定し,市内全域での運行を開始いたしたところでございます。今回の料金改定は,あくまでも財政面,受益者負担の原則等の観点から見直ししたものであり,原油高騰を主因とするものではございません。したがいまして,現時点では燃料高騰による料金の値上げは考えておりません。


○総務部長(今村恭一君)


 原油高騰の影響についての1点目の1,当初予算との比較における影響額について及び2点目の今後の対応策について,あわせてお答えします。最近の原油価格につきましては高騰が続いており,石油情報センターの価格情報によりますと,6月2日現在の県内の平均小売価格は,レギュラーガソリンで174円30銭となっております。本市の燃料契約単価におきましても,6月のレギュラーガソリンで172円となっており,今後の契約単価も上昇する公算が大きいと予想しています。平成20年度予算における燃料費につきましては,参考単価及び消費見込量をもとに算出していますが,例えばレギュラーガソリンでは,最近の単価172円と平成20年度予算編成作業で参考としました単価144円と比較しますと,約1.19倍,28円の値上がりとなっています。燃料費の高騰は,特に燃料を大量に消費する施設等において影響が大きいものと考えています。また,電気料金等の光熱水費につきましても価格の上昇が予想されます。原油価格の動向につきましては先行き不透明な点もあることから,今後もその動向に留意しながら,引き続き予算の執行に当たりましては,例えば公用車の乗り合わせの利用や節電など,経費の節減に努めてまいりたいと考えております。


○教育長(?田肥文君)


 特別支援教育の1点目についてお答えをいたします。発達障がいに対する理解を深めるために,市教育委員会としましては,夏の未就学児就学相談会について広報紙で広報をしたり,各小学校では就学児健康診断等を行ったりしまして,保護者が適切な就学への判断ができるように努めておるところでございます。また,小中学校におきましては,全児童,生徒の約6%の発達障がい児がいるという文部科学省のデータに基づき,発達障がいに関する実態調査を行い,保護者と教育相談を行ったり,特別支援教育を推進していくコーディネーターの指名,特別な配慮を必要とする児童,生徒への対応の仕方を検討する校内委員会の設置等を行い,保護者に対しまして,学校だより,PTA,研修会等を通して,特別支援教育への理解を得ることや啓発に努めております。しかし,発達障がいに対する市民の理解や広報活動が十分でないという指摘がありますので,今後一層啓発の方法について工夫してまいりたいと考えております。特別支援教育の2点目の理解を求める方策についてお答えをいたします。市教育委員会といたしましては,先にも述べました,8月の幼稚園,保育園の園児と,その保護者を対象にした未就学児の相談会,11月に小学校,中学校の児童,生徒と,その保護者を対象にした就学相談会を実施し,適切な就学に結びつくように努めております。また,8月には教員を対象とした児童,生徒を診断するために行う心理検査の実技研修,特別な配慮が必要な児童,生徒への対応策を検討する研修会等も行い,特別支援教育に対する教員の資質向上に努めております。平成19年度からは,健康増進課,高齢・障害福祉課と連携を図る発達障がい者支援担当者会を行っており,健康増進課には,地区別就学指導委員会,各種相談会等で,幼児の就学について意見をいただいております。さらに,本年度は高齢・障害福祉課と連携を図り,年2回の講演会を実施し,保護者,教員に発達障がいに対する理解を深める予定であります。また,今年度から文部科学省の発達障がい早期総合支援モデル事業,これは県内で1か所でありますが,その指定を受け,相談機関,療育機関,医師会等との連携を図る連携協議会の設置や霧島市における特別支援教育の相談体制等のネットワークを構築していく方向で検討を進めておるところでございます。特別支援教育の3点目についてお答えをいたします。特別支援教育支援員は,現在,小学校10校に9名,中学校4校に4名の計13名を配置しております。支援員の拡充につきましては,今後,各小中学校の特別な配慮が必要な児童,生徒の実態把握を綿密に行いながら検討してまいりたいと考えております。市教育委員会といたしましては,通常学級に在籍する特別な配慮が必要であると言われる約6%の児童,生徒に適切な指導が展開できるよう,保護者の理解を求めながら特別支援学級の新設を検討したり,講演会等を通した啓発を行ったりして,一人一人のニーズに応じた教育を実践してまいりたいと考えております。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま時任英寛議員の壇上からの質問に対する答弁を終わったところでございます。


 ここでしばらく休憩をし,再質疑は休憩後再開したいと思います。


               「休憩  午前10時30分」


               ──────────────


               「再開  午前10時47分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。時任議員の一般質問を続けます。


○43番(時任英寛君)


 それでは,答弁をいただきましたので,答弁のいかんによってということで,再質問をさせていただきたいと思います。その前に,今定例会でもありましたけど,執行部の方,議長に対して,挙手,発言を求めるときに,声が小さいようでございます。挙手もしっかりと手を挙げるということを,これは,今日子どもたちもテレビ見てます。手の挙げ方というのは,非常に重要であります。特に教育委員会,見ていて,手の挙げ方がいいのは,農林水産部長,それから耕地課長はしっかりと挙げている。そして,議長という,大きな声で発言の許可をもらっていらっしゃいますので,そのあたりは,しっかりと,議論の場でございますので,ルールをつくっていきたいと思います。それでは,原油高騰についての1点目から入ってまいります。総務部長の方から,ガソリン単価につきましての比較がなされましたけれども,さらにさらに高騰する可能性というのは,大でございます。その中で,節電,また乗り合わせ等の節約をしていくというようなことでございましたが,総合支所からの決済,そういうのも,しっかりとスケジュールを立てまして,効率よい決済ができるようにすれば,大分これもガソリン代というのを軽減できるんではなかろうかと考えております。それと,市長が先の定例会で申された自転車公用車,これが現実味を帯びてくるんじゃないかと思いますけれども,そういうものも含めて努力をいただきたいと思います。ただ,いずれにいたしましても,補正を組まざるを得ない状況になるということも懸念されますが,いかがでしょうか,総務部長。


○財政課長(塩川 剛君)


 原油高騰の影響によります補正はどうかということですけれども,引き続きまして,そういう執行につきましては,節約には努めてまいりますけれども,こういう原油高の状況でございます。今後は燃料等につきましては,どうしても必要な経費でもございますし,今後はその原油の価格の動向,これと使用量等を見きわめながら,予算措置の方を検討していきたいというふうに思っております。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 自転車公用車につきましては,早速取りかかりまして,現在一部入れております。ただ,放置自転車で使えるものがなかなか少なくて,全体にはまだ入れてないんですけども,3月に放置自転車に関する条例ができまして,使えるような自転車があれば,順次入れていきたいというふうに考えております。各総合支所,本庁においても,どれくらいの需要があるのかも調べまして,今やっているところでございます。


○43番(時任英寛君)


 非常にこの原油高騰につきましては,行政経営の上で,危機感を持って取り組まなければならない事案だと,このように考えております。先ほども申し上げましたように,しっかりと,それぞれの部,課内で1日のスケジュールというのを精査していただきまして,乗り合わせのできる現場,そういうものであれば,しっかりとしたそういう節約というか,軽減対策をおとりいただきたいと,ご提言をいたしたいと思います。それと,建設資材につきましては,次,新橋実議員から同様の質問がなされておりますので,そちらに譲りまして,給食費の値上げについて,お伺いをいたしたいと思います。部長の方からありましたように,想定外であったと,ケーブルテレビで,多くの保護者の皆さんが安堵して見ておられました。20年度の値上げはないということで,それが一転して,PTA総会で,値上げをせざるを得ないという状況になってきたと。しかしここまでの高騰はいたし方ないものと認識をいたしておりますが,さらにまた2回目,3回目の値上げになりますと,やはり保護者の方からも苦情というのが出てまいります。したがいまして,栄養士さんがメニューをつくられるわけですけれども,例えば米飯給食を多くするとか,そういう工夫が必要だと思うんですけれども,この対策について,委員会として,どのような協議がなされておりますか。お伺いいたします。


○教育部長(藤田 満君)


 このような状況にあります。それからまた,本日の新聞報道等も見てみますと,県内の状況もやはり多くの学校で値上げをしたような状況もあるようでございます。私どもも,この状況にどう対応していくかということで,学校や給食センター等々に,いろいろと対応策についての問い合わせもしてみました。そういう中で,やはり幾つかの対策を皆さん,既に考えながらとっておいでになるようでございます。一つには,適正価格かどうか,特に物価が動くような状況ですので,比較,検討しながら,できるだけ安いところから購入するとか。それからでき合いのものを,デザートなんかですけれども,こういうものなんかも,できるだけみずからつくって,できるだけコストを下げるとか。そして,できるだけ値上げが予想されるものについては,値上げ前に早目に,保存可能なものだろうと思いますけれども,安いうちに仕入れをしておくということ,それから炊飯も業者の方へ委託する分と,自校で炊飯できるものもあるようでございます。そういうところ等については,できるだけ低く抑えられる自校炊飯に努めるとか,そのような形で,それぞれのセンター,学校でも努力をしていただいているようでございますので,今後のことについては,まだ胸を張って上げませんということにはならないとは思いますけれども,今はそのようなところで,皆さん,精一杯努力をされておりますので,できるだけそのような効果が上がるように,私どもも見守りをして,またまたいろいろな連絡調整ができればと思っております。そのようなところで取組をしてまいりたいと思っております。


○43番(時任英寛君)


 これは,いろんなところに影響が出てきております。食料自給の問題から発しまして,畜産物,農産物,この高騰によるということでございますけれども,先ほど壇上からも申し上げましたが,特に畜産物につきましては,飼料高騰によって,この価格がどんどん上がっております。国の価格安定制度で,飼料高騰について,補助が出されておりますが,それでも地元のこの霧島の畜産業の皆様方,本当に経費の高騰に窮していらっしゃるわけですけれども,市としても,その飼料,これは食料自給のための,市長がおっしゃいます地産地消,地場でできた,そういう製品を地場で消費していくという発想からいきますと,地場のこういう農家というところも,育成,そして経営安定をさせてあげなければならないと思います。単に給食費の値上げという問題ではないと思いますけれども,新たに市の方でそういう飼料高騰についての,助成制度というのは検討できないものか,農林水産部長,いかがでしょうか。またそういう協議はなされていないか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 今,畜産農家にとりまして,穀物の高騰によります配合飼料の価格が上昇して,それによりまして,畜産の経営が非常に苦しい状態にあるというのは,よく分かっておるわけですけれども,これは一市町村で解決できる問題ではないのじゃないかというようなことで,市長会とかいうものを通して,国へ対策の要望を上げているところでございます。九州市長会におきましても,全国市長会におきましても,その畜産経営の安定という面で,国に要望していくというような形で,今なされております。そういった面では,やはり市町村が一緒になって,このことについては,国を動かしていくということが大事ではないかなと考えております。市町村,霧島市の中で,飼料高騰に伴います畜産農家への支援というものは今考えていないわけですけれども,やはり,どういった支援ができるのか,それについては,金銭的な面でなくても,いろんな検討を進めていきたいと思います。


○43番(時任英寛君)


 現状においては,市町村単位での補助というのは,検討していないというようなことでございますが,市長会等において,国を動かす,そういう流れというものをつくっていきたいと。またそのような要望を出しているということでございますけれども,市長,見通しについてはどうなんでしょうか。緊急的な措置という形での対応は,国の方にできないものでしょうか。


○市長(前田終止君)


 先般,全国市長会の折に,鹿児島県の18市の市長会として,鹿児島県選出の衆参両議院の全国会議員と朝食会がございまして,18市の抱える諸問題を討議をし,要望活動,要請活動等を徹底して行ったところでございます。その中の重要な項目の一つとして,議員ご指摘の点等についても,しっかりと要望をし,そしてまた,国の方におかれては,特に財務副大臣等々を中心になりながら,宮路会長とともに,力を合わせながら,国レベルの畜産農家への支援策,これについて,徹底して力を合わせて頑張ってまいりたいという表明があり,それの行動が今,政府与党で続いているものと思っております。食料の自給率等の確保とともに,なお飼料のこういう分野に対する自給率を高めること,これが極めて畜産王国と言われる私どもの鹿児島県,また私どもの地域においても,大変重要であろうかというふうに思うわけでございますけれども,今後は願わくば,食品残さ,あるいは焼酎かす,こういうものを使った飼料化技術をいろいろ研究が進んでいるみたいで,確立をしていただくとか,あるいはまた,自給飼料のこの生産を高めてまいるとか,耕作放棄地,そういうところの放牧等々,こういうものをしっかりと推進していく努力をすることによって,畜産業を直撃しているこの原油高騰等,あるいは配合飼料の高騰等,こういうものに対する対応が,少しでも前進できたらなと願っているところでございます。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 先ほどの件なんですけれども,今日の新聞に,政府自民党は,12日,2008年度畜産酪農追加緊急対策を決めたということで,738億円の財源を確保して支援をしていくというのが政府の方で決定をされたということでございます。


○43番(時任英寛君)


 私も見まして,少し明るくなったかなと思っておりますが,ただただ,これは緊急的な措置でしかないと。先ほど市長がおっしゃったように,さらに技術革新というものに踏み込んだ形でいかなければ,こういう状況下がまたいつ来るか分からない。その中で,生き残りをかけるというのは,非常に至難のわざではなかろうかと考えております。いずれにいたしましても,大規模農家ほど影響が出てくると。全国的には,そういうこともありまして,大規模農家が廃業に追い込まれているという,絶対この霧島市でそういう事例を出してはならないという決意のもとに,所管部はいろいろと検討,そして協議を行っていただきたいと,ご提言をいたしたいと思います。次に,ふれあいバス,それと指定管理者,これにつきましては,指定管理者の場合は,協議会で申出があれば,対応するということでございますので,その点につきましては,よろしくお願いをいたしたいと思います。また,ふれあいバスにつきましては,原油高騰ではなくて,統一的に料金を設定したというようなことでございますが,ただ,今後は影響が出てくる可能性がございます。それも踏まえて,昨日の一般質問でございました土日の路線とか,そういうのも,見直しとか,平日路線の見直しとかというのを企画部長の方からございましたので,しっかりと各路線ごとにまた,精査をしていただきまして,よりよい運行に努めていただきたいと申し上げておきます。次に,特別支援教育でございます。先ほど部長の方から,発達障害早期総合支援モデル事業,指定を受けましたと,教育長の方からございました。全国で今回10か所,全部で27か所になったと思いますが,ちょっと簡潔に,学校教育課長の方からで結構でございますので,簡潔にその制度内容,そして霧島市が取組むべき課題というものをお知らせいただきたいと思います。


○学校教育課長(村田研史君)


 つけ加えて説明をいたしたいと思いますけれども,市の教育委員会が中心になりまして,発達障害が懸念される子どもたちについて,早期に対応を図っていくべきであるというようなこと等をもとにしまして,学校,それから幼稚園,医療関係,福祉関係,それから保健センター,こういったところで専門家チームをつくりまして,例えば教育相談会とかあるいは講演会,そして相談事業,あるいは具体的に指導するというようなこと等を展開をしていくというような事業でございます。


○43番(時任英寛君)


 全国で10か所新たに指定を受けたということでございまして,これは私,誇るべきことだと思います。今まで,旧国分市,霧島市になってからも,この発達障がい者の支援に対して,今回,霧島市でも支援事業というのを立ち上げられましたけれども,全国に先んじて,取組が早かったから,このモデル事業の指定を受けたということであれば,私は本当,誇れるべきことであると。さらに,このモデル事業は,まず第一歩ですので,ここからどういうふうにしっかりとした施策を構築していくかというのが課題かと思いますけれども,ただ,このことを今日,教育長の方から指定を受けたということをおっしゃるのであれば,ここにやはり,福祉事務所を,健康増進課であったり,その所管の課も,呼ぶべきなんです。その流れというのがございますので。だから,教育委員会が中心になりますけれども,福祉事務所関係も,しっかりとした役割というのが出てくるのがこの事業でございますので,だから,そこからが連携だと思います。この議場に,この事業の関係者がすべて整っておりますというところから始めていかないと,なかなか連携がとれないということになりますので,今後は,特別支援教育ということで,私が質問をいたしましても,当然この事業のもとで行われていますので,健康増進課も来てくださいねという,声かけというのは必要かと思います。それで,あと,今学校関係においては,先ほどから教育長もお話ありました。いろんな形で研修会等を開きまして,この発達障害者支援法並びに特別支援教育の説明が行われてますけれども,なかなか市民の皆様方に周知ができないというのがあります。そこでご提案ですけれども,せっかく全国的に,名をはせている市報きりしまがあります。これで,シリーズ化して,この特別支援教育,また発達障害者支援法というのを紹介したらどうかと思うんですけれども,市長,いかがですか。


○市長(前田終止君)


 自治体広報紙,広報きりしま,これにおいて,特別な取組をさせてもらっておりますけれども,文科省の全国10か所,それも鹿児島県というところで,我が市が1か所,この指定を受けた,そしてこういう機会にこそ,市民の理解と協力,認知をそういうものを高めてまいるということは是非必要だという意味で,ご指摘を受けているのかなと理解いたしますが,是非シリーズというよりも,特集を組んで,この事実をきちんと知らしめて,そしてご理解いただいて,なお,将来の活動において,市民の方々がしっかりと理解,協力できるような,市の雰囲気,そういうものをつくっていくことが大事だと思うので,早速これは,いろいろと毎号計画が,年間を通してある中で,限られた予算,予算とはつまり1ページ,1ページ,全部見えております。その中で入れ込んでいくというような作業をしなければならないという点もございますので,しっかり検討させてもらいたいと,適切な号で,しっかり伝える努力をしてみたいと思います。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 発達障がいの市民の方々への理解がなかなか行き届いていないというようなことで,広報の面では,今市長が答弁を申し上げたとおりでございますけれども,今年度は,新たな取組といたしまして,8月でございますけれども,市民の方々への発達障がいについてのご理解をいただくということで,発達障がい支援講演会というものを多目的ホールで開催をする予定といたしております。こういう講演会がそういうご理解をいただく発端になればというふうに考えているところでございます。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほど議員,連携のことについてご指摘をいただきました。私どもも,そういったことを念頭に,具体的にどういった形で連携をしていけばよいかということについて,今検討しているところでございますので,ご理解をいただきたいというふうに思います。それから,広報につきましては,先ほど広報紙のこともありましたけれども,私どものところでも,これは話題にしまして,是非,例えばホームページ等で,お知らせをするといったようなことで,この発達障がい者への支援の取組といったようなことをお知らせをしていきたいというふうなことも考えているところでございます。


○43番(時任英寛君)


 発達障がい者の方々を,今話題といたしておりますけれども,特別支援教育の場合は,すべての障がい児に対してでございますので,その辺を含めて,しっかりとした広報をしていただきたいと思います。それと,教育長の方から,今後また学級の新設もしていくと,支援員についても,各学校の要望に応えていくとありますけれども,先ほど壇上から申し上げたんですけれども,要望があれば,すべてに対応できるわけですか。例えば枠があって,今年は支援員は5人だと,その範囲内ということで,そういう形で拡充をしていくのか。それとも,要望が10人あったら10人,15人あったら15人という,そういう形で,要望に応じて対応ができる制度になっておるんでしょうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 いわゆる支援が必要な児童・生徒についての実態調査を今後も綿密に行ってまいりたいというようなことで,先ほど答弁も申し上げました。そういったことも含めて,実際に,支援員がどの程度必要なのか,あるいは例えば特別支援学級を開設するにしましても,具体的にどういった形が必要なのかということを,私どもも学校と連携をしながら,調査をした上で,数字等については検討をしていくというような計画でいるところです。


○43番(時任英寛君)


 毎年毎年,子どもたち卒業し,また入学してきます。その学校の状況もどんどんどんどん変わっていくわけでございまして,しっかりとそのあたりは,学校と連携をとっていただきたいと思っております。ただ,あと1点気になるのが,小・中学校,義務教育課程は,非常にしっかりとした体制がとられていくんですけれども,高等学校,当然この特別支援教育というのは,高等学校も対象になっております。中央高校に特別支援教室というもの,または支援員という,そういう配置,これは必要でなければ結構なんですけれども,特別支援学級があることによって,中央高校に入学を希望する方が出てくるという可能性もあると思うんですけれども,教育長,高校への特別支援学級の設置というものについて,どのようなご見解でいらっしゃるか,お伺いいたします。


○教育長(?田肥文君)


 この特別支援教育といいますのは,小学校,中学校に限った話ではございません。今は高等学校におきましても,学校にそういうコーディネーターを置いたり,そういう相談に対応するというのが,この制度であります。ですから,国分中央高校におきましても,校内のそういうコーディネーターの配置というようなことはなされておる状況でございます。ですから,そういう教室をつくるということではなくて,これは高校というのは,自分の専門に従って,入学試験を受けて入ってまいりますので,入ってきた生徒に対しては,そういう対応をしていくということでご理解いただければと思います。


○43番(時任英寛君)


 全国の先進事例では,高校に特別支援学級を設置してあるところもあるんです。だから,ここもまた今後の研究課題,検討課題だと思います。よく精査し,協議を行っていただきたいと思います。特別支援教育につきましては終わりたいと思います。次に,安心・安全のまちづくりでございます。先ほど市長から答弁ございました。この防犯パトロール隊の皆様方には,感謝,感謝と思っております。これだけの刑法犯の件数が減るということは,この日常的なパトロールといいますか,その意識を持っていただくことで,こういう犯罪が減少していくということは,本当にありがたいことであり,さらにまた,この霧島市というのは,ピークがなくて,まだどんどん防犯パトロール隊が増えている状況ということは,市民の防犯意識というのが非常に高まってきているのかなということも実感をいたしております。本当,今後とも防犯パトロール隊,しっかりとした活動を行っていただくわけですけれども,さらにさらに,その輪を広げられればなと思っております。あと通学路の問題でございます。確認をいたしておきたいと思います。馬場課長,中村課長,お見えでございますので,各小・中学校の通学路地図をお持ちでしょうか。


○土木課長(中村順二君)


 各学校の通学経路の図面はいただいてはおりませんが,子どもさんが通学されるところは,通学経路であるという認識の中で事業を進めております。


○耕地課長(馬場義光君)


 耕地課が管理しております用水路,あるいは農道沿い,あるいは里道も含めまして,通学路というところについては,地図をもらって,ここが通学路ですよということは,地図をもらった段階でのことは認識しておりませんが,通学路であるという形での管理はしております。


○43番(時任英寛君)


 学校教育課長,やはり,通学路を教育委員会が地図を持って管理をされるわけですけれども,実際現場で管理をされるのは,土木課であり,それから耕地課であります。明確に,毎年,そこでまたいろんな協議ができると思います。地図の受け渡しをすることによって,ここが危ない箇所がありますとか,ここの改良をやりますとか,土木課または耕地課から,工事現場のあるところ,通学路に当たっておりますところについて,その学校の方に工事を始めますというお知らせはされるんでしょうか。


○土木課長(中村順二君)


 学校周辺の工事をする際に関しましては,学校長の方にも連絡をとっており,また周辺の自治会長さん,それと関係者の方々には事前通知をしております。


○耕地課長(馬場義光君)


 耕地課でも,例えば水戸川の工事等につきましても,上小川小学校とか,近隣の学校の方に,通行止めの予告と合わせまして,十分な注意をしていただきますようお願いをしております。


○43番(時任英寛君)


 そういう連携というのは,非常に大事だと思います。ただ,先ほど田代議員の質問でもございましたように,通学路が冠水するような状況,または今定例会でも損害賠償が出ておりますけれども,自転車で用水路に転落をして,傷を負われたとか,帰宅中に,そういう事案が発生をいたしております。しっかりと通学路という認識のもとで,安全灯の整備であったり,ガードレールの整備であったり,歩道の整備であったりというのをお願いをいたしたいと思います。そうでないと,事故が起こってからであれば,人災だと言われる指摘もありますので,道路パトロール等で,しっかりとそのあたりは注意をされておりますけれども,今後とも危機感を持って,通学路については,対応いただきたいと思うし,また教育委員会の方からも,学校との連携を密にしまして,危険な箇所については,各所管部に連絡をし,協議をし,改良していただくようにお願いしていただきたいと思いますけれども,そういうことはできておりますでしょうか。学校教育課長。


○学校教育課長(村田研史君)


 通学路の安全確保については,各学校で,それからPTA,地域の方々の協力をいただいて,点検作業等を,年間を通してやっていただいているところです。そういった結果については,私どものところにも報告をいただきますし,また関係課にもお願いをし,対応をしていただいているところです。先ほど議員ご指摘のあった,例えば具体的に通学路がどのようになっているかというようなこと,それから安全マップ等も作成をしていただいておりますので,そういった情報等について,今後一層関係課とも連携をとれるようにしてまいりたいと思います。


○43番(時任英寛君)


 最後になりました。危機管理監,自主防災組織,ここを再度,しっかりと行政の方で,点検をしていただきたいと思います。皆さん,いろいろ情報班,総務班と分けていらっしゃいますけど,仕事は何をすればいいか分からないというのが実態でございますので,そのあたりを出前講座等でもどんどん,こちらからお声かけいただいて,認識を深めていただくようにしていただきたいと思いますが,いかがですか。


○危機管理監(宇都克枝君)


 私どもの方におきましても,明日も防災出前講座というふうなことで出ていくわけですけども,そういった場を活用いたしまして,積極的に自主防災組織,そういったものについての取組,あり方,そういったものについて普及,周知をしていきたいというふうに考えております。


○43番(時任英寛君)


 要は,地域防災組織に頼らないといけない部分というのがあります。災害時の要援護者,この支援,ここはその地域にお願いせざるを得ない部分があります。そのことが,理解ができてない方々もたくさんいらっしゃいますので,そういう意味でも,しっかりとこの出前講座を活用して,さらにさらに皆様方の防災意識が高まるように努力をお願いいたしたいと思います。以上で,質問を終わります。ありがとうございました。


○市長(前田終止君)


 安心・安全なまちづくりについてのさまざまなご指摘でございました。せっかくの時任議員のご指摘のこのような機会でございますから,議会の皆さん方にも,また市民の皆さん方にも,是非一つチャレンジしてほしいことが,さらにございますので,是非お聞き届けいただきたいと思います。もう既に募集は始まっているんですが,昨年も皆さん方に挑戦をしていただきましたあんしん・あんぜん検定,この申し込みの受付をやっております。6月10日から8月10日までがその申込期限であります。そして9月7日が受検の日となっております。これは,無料でございます。昨年,100題を出題をして,70点以上の方を合格者といたしました。あんしん・あんぜんマスターというものを日本で初めてやったわけですが,今年もそれをまたさらに精度を高めて,工夫をして,行います。既に,昨年の受験者は申し込んでいただければ,今度はグランドマスターとして,認定をするということで,レベルアップしてまいりたいというふうに思いますので,是非議会の皆さん方も,チャレンジして,市民の皆さんとともに安心・安全のまちづくりの先頭に立っていただきたいなと,この場から市長としてお願いを申し上げておきます。そしてまた,10月3日になりますと,この82団体,8,755名隊員を有するリーダーの方々に大集合をいただきまして,10月3日は,霧島市の安心・安全総合大会,これを警察の皆さん方やら,そういう関係各位と来し方を振り返りながら,さらに安心・安全のまちをつくろうという大きなうねりを起こそうと思っております。よろしくお願いします。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,時任英寛議員の一般質問を終わります。次に,15番,新橋実議員より2件通告がされております。したがって,新橋実議員の発言を許可します。


○15番(新橋 実君)


 ただいま発言の許可をいただきました。通告に基づき一般質問をいたします。執行部の明快で簡潔な答弁をお願いをいたします。今,国内においては,さまざまな商品価格が高騰し,市民生活を圧迫しております。食糧品においては,パンやチーズやマヨネーズ,その他多くの食材が値上がりをし,学校給食についても,保護者に対して,給食費の値上げをお願いしているところがほとんどだと聞いております。また,ガソリン価格に至っては,原油先物価格の上昇により,毎月のように値上げがあり,5月に比較し,6月は12円も小売価格が値上がりをしております。報道等によると,200円を超えるのも時間の問題と言われております。ガソリンに限らず,市民の皆さんに直結するさまざまな商品の値上がりも今後予想されていますが,国もこれまで,何の手当てもされず,ただ見守っているように感じているのは私だけでしょうか。今後の動向も危惧されますが,39%と言われる食料自給率の向上を図り,海外からの輸入に左右されない日本の農業の確立を示し,これからできる対策等を早急に講じて,市民生活の不安を払拭していただきたいものでございます。それでは質問に入ります。建設事業資材の高騰に対する公共事業対策についてお伺いをいたします。現在,石油価格や建設資材の高騰が顕著になっております。工期の長い公共事業については,元請業者や下請業者においても,負担が増えていると思いますが,市当局はどのような対応をされているのか,お伺いをいたします。2点目に,公共事業でも,議会の承認を必要とする事業については,市と設計委託業者との初期段階の打ち合わせから,設計図書が完成し,その後見積りが終了,市と最終調整を行い,設計積算価格が決定をすると思います。その後,施工業者による一般競争入札が行われ,落札業者が決まります。落札業者は,議会の承認が決定するまで,仮契約しか結べず,下請業者に対し,発注措置をとることができません。議会承認後,本契約を結び,やっと発注作業ができると思います。この間,約2か月を有するのではないかと思います。これまでの市場価格なら,そんなに問題もなかったわけですが,現在の資材価格の高騰については,例えば鉄筋などにおいては,2週間ベースで価格が高騰するようなものもあります。見積もったときの価格と比較し,大幅に上昇するものもあるようですが,そのときの対応はどのようになされているのか,お伺いをいたします。次に,設計価格は,県単価,物価本,見積単価,通称3者見積もりによって決定するものと思いますが,現在,霧島市の設計価格は適正な健全価格であると考えているのか,お伺いをいたします。次に2項目目の質問に入ります。がん,脳卒中,心臓病など,3大疾病と呼ばれているものや,交通事故等の緊急を要する市内の医療現場の整備状況についてお伺いをいたします。1点目,鹿児島県第2の都市,霧島市と言われておりますが,市民が大きな疾病にかかったとき,鹿児島市や都城市など,医療体制の行き届いた病院等で検査あるいは入院をされている現状があります。同僚議員の質問にもありましたが,二次医療,三次医療が行き届いていないために,そうした病院を選ばれていると思います。今後の市の考え方として,医療体制をどのように進めていくのか,お伺いをいたします。次に,例えば3大疾病の一つに,心臓病があります。その治療として,心臓カテーテル治療が近年進められております。その治療は,安定した成績を残すためには,年間100件以上の治療をこなす必要があると専門家の間では言われておりますが,また年間300件が技術の維持の基準とされているそうです。そうした病院が,我が霧島市にあるのか。ないのであれば,そうした治療に対応できる病院の整備が必要と考えますが,市の見解をお示しください。ここ数年,健康診断でひっかかったのか,検査入院ということで,周りの友人や知人が病院に入院いたしますが,そのほとんどが鹿児島市内の病院です。また,体調がすぐれず,病院で検査をしても,原因が分からず,何か所も病院を訪ね歩いた方もおられます。それでも,原因が特定できず,最終的には,鹿児島市内の大きな病院で検査をして,原因を特定された方もおられます。すべての方がそうではありませんが,やはり市民の医療体制の充実を思うときに,霧島市内に1か所でもすべての医療の診断ができ,病気の原因究明ができる総合病院の確保が必要だと考えますが,市当局の見解をお伺いをいたします。以上で,壇上からの質問を終わりますが,答弁によっては,自席から再質問をいたします。


○市長(前田終止君)


 新橋議員から2点につきまして質問でございました。2点目につきましては,私の方から答弁をいたします。1点目につきましては,工事監査部長に答弁をいたさせます。がん,脳卒中,心臓病等,3大疾病や交通事故等の救急を要する市内の医療現場の整備状況について,関連がございますので,1点目から3点目まで,あわせてお答えをさせていただきます。がん,脳卒中,心臓病等の3大疾病や交通事故等で,高度な,また専門的な治療を必要とするケースでは,鹿児島市立病院や鹿児島医療センター,大学病院などを受診されたり,搬送されている事例があるようでございます。このような中,少ない医療資源,医師や設備,これを有効に活用をさせていただき,できるだけ住みなれた近くで,専門的な治療が受けられるようにするために,本年3月に,姶良郡医師会や霧島市等で姶良地区循環器ネットワークの立ち上げを行い,心臓疾患等での二次医療圏域内での治療完結を目指しまして,医療センターや南九州病院,国分生協病院等を中心に,消防局と連携を図りながら,スムーズな対応を行っているところでございます。また,脳卒中の急性期治療をスムーズに行うためのネットワーク整備につきましても,郡医師会で検討が行われていると伺っております。霧島市内での心臓カテーテル治療をされている病院は,国分生協病院と医師会医療センターの2施設でございます。平成19年度の実績といたしましては,国分生協病院が46件,医師会医療センターが90件となっております。また,平成19年度,消防局の心疾患病院搬送人員調べによりますと220名の搬送のうち,霧島市内の12医療機関で対応をした方が208名で,市外の病院に搬送をされました方が12名となっております。ほとんど霧島市内で対応をしたことになります。また,総合病院の確保につきましては,鹿児島県保健医療計画によりますと,私どもの姶良・伊佐保健医療圏では,医療法に基づくベッド数が既に過剰になっておりまして,新しく病院を建設をして,病床を確保することは,現時点ではできないものと考えております。


○工事監査部長(大井 正君)


 建設資材の高騰に対する公共事業対策について,それぞれお答えいたします。まず1点目,霧島市が発注する公共工事につきましては,建設工事請負契約約款の中で,発注者または受注者は,請負契約締結の日から12月を経過した後に賃金水準または物価水準の変動により,請負代金が不適当になったと認められるときは,相手方に対して,請負代金額の変更を請求することができるとあります。発注者と受注者が協議して定めることになります。また,12月を超えないものにつきましては,現在のところ,請負代金金額の見直しは行っておりません。2点目についてお答えいたします。積算時と発注時期の時差が生じたとき,例えば設計を工事発注の前年度にした場合は,発注時に再度単価の見直しを行い,積算をいたしております。3点目についてお答えいたします。設計額の算出に当たりましては,公共事業設計単価表,いわゆる県単価及び財団法人建設物価調査会が発刊いたします刊行発行物,通常物価版によります実勢単価,またメーカー及び商社等から徴収した見積書で積算をしており,設計の段階では,適正な価格として考えているところでございます。


○15番(新橋 実君)


 それぞれにご回答いただきましたが,自席から再質問させていただきます。現在,本年度も公共事業が発注をされております。インターネットを見ますと,20年4月から5月29日現在,委託工事が42件,指名入札工事が14件,一般競争入札工事が7件ありました。これまでの経済状況と違い,今は本当にさまざまな資材高騰になって異常事態になっております。市も非常に厳しい財政状況の中で危惧されていることと思います。今までこうしたことはなかったと私は考えておりますが,ほとんどの建設資材が,時には,週単位あるいは月単位で価格が上昇しているわけです。市も入札で落札をされた業者に対しては,覚悟を持って落札をされているとのことで,もちろん見直しをする考えはないとは思いますけれども,その辺もう1回お願いいたします。


○工事監査部長(大井 正君)


 今,議員ご指摘のとおり,そういう状況がございますけれども,大型工事の場合,設計から入札までの期間が,議員も先ほど申し上げられましたように,約2か月程度の時間が要します。その間の物価の変動につきましては,先ほども申し上げましたように,増減の変更は行っておりませんけれども,今後発注後の急激な物価高騰により,資材値上がりをした場合には,請負契約約款に基づきましての再度の見直し,協議を双方して行っていきたい思っております。よろしくお願いします。


○15番(新橋 実君)


 そうだと思うんです。やはり,なかなか厳しい,今までこういうことはない状況だったわけですけれども,先ほどもちょっと言いましたけれども,5月末までにおいては,鉄筋等は,毎日のように価格が上昇していたような事態だったそうです。工事を落札してすぐに,鉄筋などは発注しないと,価格が上がって,またその資材,鉄筋の資材の搬入までの日数が,ロールベース,新しくつくった場合,2か月ぐらいかかるらしいんです。そうすると,工期に間に合うのか,その辺も問題があると思うんです。その価格のツケが,また職員の手間にもはね返ってくるような状況もあるようです。それぐらい市場の価格の変更が厳しい。これはご存じですか。


○工事監査部長(大井 正君)


 6月1日付の朝日新聞の報道等によりますと,国の取組等が報道されております。公共工事の発注後に資材が急に値上がりした場合は,建設業者に支払う工事代金を上乗せする単品スライド条項,いわゆるスライド制,これを適用する方針であるという国の方針が固まっております。そしてまた,昨日の南日本新聞等でも,企業物価指数等が1981年以来,4.7%のアップだというふうなことで,この中でも,鉄鋼関係が17.7%のアップをいたしております。ということでございます。こういうふうなことで,国・県からの通達等が参りますれば,市の方もそのような対応でまいりたいと思います。よろしくお願いします。


○15番(新橋 実君)


 その辺については,国交省とか,そういったところが,見られると思いますけど,やはり市内の状況もしっかりと把握していただけるような形もとっていただきたいと思います。県の単価においては,先ほど答弁ございましたけども,高騰が続く場合は,県単価の見直しをされる,数か月単位で見直しもされると聞いておりますけれども,価格の変更は,市場価格の動向を見きわめてからになると思われるわけですけれども,どのくらい後に,変更されるのか,これまでこうした年度途中での価格の変更の実績があるのか。そこをお伺いしたいと思います。


○工事監査部長(大井 正君)


 先ほども答弁をいたしましたけども,現在までのところは,変動の動向についての変更はいたしておりませんが,こういう今回の経済状況というのは,特異な体質でございますので,先ほども申し上げましたけれども,国・県の通達をもとに実施してまいりたいというふうに思っております。


○15番(新橋 実君)


 先ほどの答弁の中では,12か月を超えないものについては,現在のところ,請負代金の見直しは行っていませんということですけれども,確かに工事を取られた場合は,しょうがないと思うんです。落札をされたわけですから。落札をされた以上は,やはりそこの業者も,それなりの覚悟を持って取られていると思います。やはり,これから発注される事業も多々あると思うわけです。その辺については,そのときの市場の価格を見ながら,国の情勢もありますけども,そういったところを考えていただきたいと思いますけど,その辺はどうですか。


○工事監査部長(大井 正君)


 こういう特異な体質,まれですけども,今後もそういうふうな状況がまた予想されると思いますが,この問題につきましては,発注者側,受注者側が双方協議をして,変更していくという条項もございますので,こういうふうなところで,また対応してまいりたいと思います。


○15番(新橋 実君)


 できるだけそういう形で対応していただければと思います。今,国・県・市においても,公共事業は減少しております。多くはなっておりません。そのような中,特殊業者と言われるところがあるわけです。県の単価にもなく,物価本にも見積金額が記載されていない。先ほど言われておりましたけれども,3者見積もりをとられる。特殊工事や特殊資材などがあります。そうしたメーカーの業者からは,設計事務所は同様の3者から見積書を提出してもらって,その中から業者選定が行われると思いますけども,それはどうですか。そうなってますか。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 それでは,先ほど特殊工事とおっしゃいましたので,私どもの方から答えさせていただきます。プールの例を取り上げさせていただきたいと思います。今年度横川小学校のプールの工事を行うわけでございますけれども,横川小学校のプールにつきましては,平成19年度に実施設計を行いました。それで,設計に当たって,まずプールの仕様を選定を行っております。選定方法といたしましては,プール材質の比較をまず行いました。その内容といたしましては,材質,耐久性,耐震性,維持管理,コスト等,16項目にわたり検討をいたしました。コストにつきましては,3者見積もりを徴収して比較を行っております。それぞれ3者見積もりを取って,平均価格を比較をいたしまして,検討しております。庁内で各項目の評価を行いまして,最終的に,横川小学校のプールにつきましては,ステンレス製に決定をしております。


○15番(新橋 実君)


 例をとっていただきましてありがとうございます。どこも公共事業は減りまして,今の時代本当仕事がないものですから,こういった業者,そういった特殊材料といいますか,特殊資材といいますか,そういったところは,自社の商品を使っていただきたいということで,非常に設計事務所に対して売り込みをされております。また,使ってもらうためには,そうした業者は,本当に原価を割ってでもというようなことで出すわけです。そういうのを設計事務所に見積りを出されるそうです。それはご存じですか。そういったことについては。把握はされてますか。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 コストにつきましては,プールの例をとって申し上げますけれども,FRP製,ステンレス製,それぞれ3者から見積りを取っております。3者の平均価格の比較を申し上げます。ステンレス製が153万1,000円安くなっております。6者の最低価格は,3者がFRP製とステンレス製とございますので,3者ずつ見積もりを取っておりますので,計6者になります。6者の最低価格はステンレス製の見積りC社が2,532万2,000円が最も安く,最も高かったものは,FRP製の2,932万4,000円でございました。FRP製の最低は,2,550万円,ステンレス製の最低は2,532万2,000円で,17万8,000円ほどステンレス製が安くなっております。したがいまして,この時点の見積価格におきましては,適正な価格を出されておったものと私どもは考えております。


○15番(新橋 実君)


 確かに,今から発注される東郷課長がしっかりとそこら辺は調べていらっしゃると思いますから,間違いないと思いますけども,これまでにはそういうことがあったということで,私も聞いたわけですけども,単価が安いことは,非常に,市長,いいことですね。行政もいろんなことにまた使えますから。だけど,そうした特殊工事,特殊資材,設計見積金額は,これは元請業者への落札額にも響くわけです。それを,結局,設計事務所がその資材を指定すれば,そこの商品が使用され,元請業者は,その業者に対して強く言えない現状もあるわけです。特殊な工事のために,その業者しかできない状況もございます。今,東郷課長が言われましたけども,同じような業者3社ぐらいあるわけですけども,それが一番最低で決まっていけば,そこに対しては強く言えない。そこを使わざるを得ないというような状況になるということです。そこから同等品を持ってくるということは,なかなか無理があるわけです。そうした状況について,設計事務所さんとのやり取りの中で,そういう話が聞かれたことは,今のことについては分かりましたけども,これまでのことで聞いたことはないですか。


○工事監査部長(大井 正君)


 そのようなことについては,承知いたしておりません。


○15番(新橋 実君)


 今後,そういうことはないと思いますけども,そういううわさが出てくることもちょっとあれですので,工事監査部,担当部の方はしっかりとその辺も対応していただきたいと思います。先ほどから言いましたけども,経済が成長し,右肩上がりの時代のときには,まだ公共事業も非常に多く,公共事業依存型の業者も非常に多かったようですが,今ではやっていけず,廃業あるいは倒産に追い込まれているようです。そのような中,近年,市の単価が非常に厳しい。元請業者に対しても,下請業者に対しても,経費を捻出していくのが大変だという話も聞きますけども,この辺は,そういった話は聞こえてきませんか。市の方には。


○工事監査部長(大井 正君)


 そのようなことに,状況においても,こちらの方には届いておりません。


○15番(新橋 実君)


 届いてないというか,そういった,話し合いすることはあれですが,そういった業者さんというか,建設業者も地元業者をほとんど使っていらっしゃるわけですので,そういった話し合いも,連絡を取り合って,話し合いも必要じゃないかと私は考えております。それじゃないということであれば,それについては,それ以上申しませんけども,やはり私は,ほかのは物価本,県単価を使っていると。県単価については,今後見直しもされていくというようなことも言われました。その辺を期待しておきます。これについては終わりたいと思います。続きまして,2項目目の再質問を行います。それぞれに答弁いただきましたけども,私の友人が,今年の5月に心臓カテーテル治療を受けることになって,病院を探したそうですが,見つからずに,鹿児島市内の医療センターの方で治療を行うことになりました。友人も,数年前に,横浜市から地元に帰ってきて,これまで安心して生活をしておりましたけども,霧島市の医療体制には疑問を投げかけておられます。合併して,鹿児島県第2の都市と言われながら,鹿児島市や鹿屋市にはそうした病院が整備をされているのに,なぜ霧島市には病院がないのか,不思議でたまらないと言われておりました。先ほどベッド数も言われましたけども,このベッド数のことからお伺いしますけども,各専門,専門のベッド数があると思うんです。いろんな疾病があるわけですから。すべてそれが足りているということで理解していいんですか。


○健康増進課長(宮本順子君)


 姶良・伊佐保健医療圏域には,基準病床数がございまして,基準のベッド数ですけれども,2,688ベッドございます。しかしながら,今現在あるベッド数が3,531ベッドということで,基準病床数に比べまして843ベッドがオーバーしておりまして,この病床数の中身につきましては,現在公表されておりませんので,把握しておりません。


○15番(新橋 実君)


 やはり,ベッド数が足りてても,実際,本当にそういった重い病気にかかったときに対応できるベッドがないとどうにもならないと思いますけども,その辺,把握はされてないということでしたけども,今後も把握されないんですか。それとも,今後把握されていかれますか,どうですか。


○健康増進課長(宮本順子君)


 先日来,県の方にも問い合わせをしているところですので,また県の方と調整をいたしまして,分かりましたら,お知らせできると思います。


○15番(新橋 実君)


 県の方に聞かないと分からないですか。自分たちで調べることはできないんですか。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 基準病床数につきましては,個々のものについては,公表はされておりませんので,それが公表が可能なのかどうかというところについては,この場でお答えすることはできません。


○15番(新橋 実君)


 公表は可能かということじゃなくて,ここだったら,病院は皆さん,もちろん把握されていると思います。そこに行かれて,市の方から調査することはできないんですか。それができないから,今ベッド数だけが多くなって,実際,3大疾病と言われるそういった病気に対応できないような形になっているんじゃないですか。


○健康増進課長(宮本順子君)


 各先生方の方にお電話等でベッド数をお聞きすることは可能だと思っておりますが,公表ということになりますと,やはりきちんとしたものが必要ということで,公表ということになりますと,県の方に聞いているのが現状でございます。


○15番(新橋 実君)


 医師会の方から大分圧力をかけられているのかなと考えますけども,やはり,私たちが行っても,私が例えば生協病院に行ったときに,そこはどういったのがあるかというのは,これはぱっと聞けると思うんです。そういうふうな形で,職員の方も千何百人いらっしゃるわけですから,一つの病院みんな行って,確認してもらえば,すぐそういったことは分かると思うわけです。それぐらいを,市民の,本当に安心・安全を考えたときに,ベッド数だけ足りているからというので,ずっと先送りされているわけです。市長がいつも言われているじゃないですか。霧島市は鹿児島県第2の都市だよと。だけど言われても,実際この方も横浜市から帰ってきました。だけど,実際そういった病院もない。鹿児島まで行かないといかん。普通だったら日帰りでいけるのに,1泊2日もせんないかんと。そういうことを言われているわけです。市長,どうですか,その辺。


○市長(前田終止君)


 議員と私も同じような思いを感じるものではございます。しかしながら,お互いによく考えてみなきゃならない事実経過は,霧島市は,県下第2のまちであると,都市であると言いますけれども,それは2年半という経過があった霧島市でございまして,その前の例えば戦後60年,あるいは戦前を含めて,例えば都城とかあるいはまた鹿屋とか,そういうところは,戦前戦後を通じて,県下でも上位から数えて8万,10万,都城などは,昔は県都であったわけです。歴史が違います。そしてそういうものに対する集積が違います。そして,平成の大合併騒ぎで,7自治体を足し算をして,足し算だけは13万になったんです。それで,県下第2ですと。第2のレベルのものがすべて整ってない,どうなっているんだと。こう言われてみても,ちょっと直ちに,すぐそうしましょうということにはならんでしょう。でも,いわんとされることは,とてもよく分かります。私もそういうふるさとをつくっていきたい。県下第2の霧島市にふさわしいだけの医療体制を整えたい。そして,本音で言いますと,財政事情が許せば,願わくば,県都をしのぐ南九州3県の最大の安心・安全のできる医療体制を充実して,本当にこのまちに暮らしたいという,そういうふるさと霧島市をつくりたいですよ。でも,今それをやれる状況じゃないことをご理解いただきたい。


○15番(新橋 実君)


 時間がないものですから,ちょっと早口になりまして失礼しました。市長の思いは分かります。だけど,いつも言われるのは,霧島市は鹿児島県第2の都市だよと。人口ばかり増えたばかりじゃないよ。そうじゃなくて,今から医療体制も整備していかないけんということも,私の心の中には入りましたので,この辺で勘弁というか,あれします。そこについては,後で質問の中に出てまいりますので,これで終わりたいと思います。先ほど言ったように,その症例も,非常に少ない状況がありまして,医師会医療センターで90例ですか。言われておりましたけども,そこではなかなか対応できないということで,鹿児島市内にどうしても行かざるを得ないと。行ける方はまだいいわけです。行けない方は,そこに行かれるか,地元の方で対応されるかも分かりませんけど,今後は,今市長が言われたことをしっかりと,医師会の方にも伝えていただき,対応していただけるように,これは質問になっておりませんけども。また別の友人は,めまいがするということで,最初耳鼻科に行かれたらしいんです。診察をしてもらったら,原因が特定できずに,次に歯医者に行かれたらしいです。歯医者で診察を受けましたけれども,ここでも原因が分からずに,その後脳外科に行かれたと。脳外科に行って検査を受けたけれども,そこでも異常がなかったということで,どうしてもちょっとおかしいなということで,その後に,その方はたまたま息子さんが熊本の病院の先生をされているわけです。そういったことで,その先生が,お父さん,血液内科で診察を受けたらどうかと話をされたそうです。息子さんから,週に2回,鹿児島市から医師会医療センターに見えるという話を聞いて,市内の先生に血液内科の病院を聞かれたそうですが,そこの医師会医療センターには,そんな診療科はないよと,その先生が言われたらしいんですけど,それについてはどう思われますか。


○健康増進課長(宮本順子君)


 やはり,医師会医療センターの診療科目の宣伝が少し足りなかったのかなというような感じがいたします。今後は,是非とも,広報等を通じて,周知を図っていきたいと考えております。


○15番(新橋 実君)


 診察,患者側が知らなかったらあれですけど,そこに,医師会医療センターに関係する市内の病院の先生が知らなかったというのは,どんなものかなと私も感じております。だけど,その後,この医療センターの方では,予約か紹介がないと,この診察を受けられないということで,先ほど言いましたけど,先ほどの先生にお願いし,予約をとって診ていただいたそうです。先生の診断を仰いだら,血液の病気であることが分かったそうです。しかし,入院するにも,鹿児島市内にしか病院がなかったそうで,また奥さんの負担も増えるということで,息子さんが住んでいる近くの熊本市内の医療センターに入院をされました。現在も半年以上がたって,まだ今でも入院をされております。現在,本人もしっかりと治療に取り組まれておりますけれども,発見が遅れていたら,大変な状況になるところだったようです。こうしたケースが,私の周りだけでも少なくありません。このようなことを考えたときに,霧島市に住んでいて新しい病院の整備の必要性を感じるのは,私だけでしょうか。市長は先ほど言われましたけど,市長,もう1回お願いします。


○市長(前田終止君)


 霧島市に県下第2のレベルにふさわしい総合病院,そういうレベルのものを,やがては是非きちんと持ってほしいというようなことでございましょうか。全く同感でございますけれども,今後しっかりと健全財政化というものをお互いの努力を来る年も来る年も重ねながら,そしてやがて来る3年後,5年後,将来をしっかり見据えて,議会の皆さん方やら,地域医療に尽くしてもらってます医師会の皆さん方とも,また市民の声も,真摯に聞きながら,将来計画をしっかりつくって,先ほどご指摘のあったような面等を念頭に入れ,私ども霧島市が持つ真価,その本当の値打ちみたいなものを生かし切るような医療のあり方を一歩ずつ,少しでも前進できたらと,本当に同じような気持ちで,こういうふうに願ってます。そういうまた努力を,なかなか短兵急には成果を出すことは難しいかと思いますけれども,間違いなくその方向を目指しながら,ともに努力をしてまいりましょう。


○15番(新橋 実君)


 市長には,こういったしがらみがないと,私も思っております。そういったことに対して,先頭を切ってやっていただけると思っておりますので,どうかよろしくお願いします。その中で,先ほど3,531のベッド数を言われておりましたけれども,利用率はどうなんですか,今現在。


○健康増進課長(宮本順子君)


 現在の利用率につきましては,把握しておりません。


○15番(新橋 実君)


 やはり,そういったベッドがたくさんあるんであれば,先ほど言いましたように,本当に必要なベッド,必要でないベッドもと思うわけです。私は。本当に実際に1,000いくらで足りるんであれば,それが3,000幾つもあるわけですから,余っているんじゃないかと思ったりもするわけですが,その辺も,保健福祉部の方で,健康増進課の方でも,把握をしていただいて,また公表していただければと思いますので,よろしくお願いします。先日,ホームページの方に出ておりました市政へのよくある質問のコーナーに,こんな答えが出てました。深夜帯については,重症患者は,夜間に救急車を利用していただきますと,まず霧島市内の病院で対応し,そこで対応しきれない高度医療を必要とする病気や外傷については姶良郡内の病院で対応,そこでも対応できない場合は,鹿児島市へ搬送するシステムになっており,現在霧島市では救急医療体制について,霧島市救急医療検討委員会を設置し,その対策を検討しているということでした。その検討委員会では,どのような検討が今されていますか。


○健康増進課長(宮本順子君)


 救急医療検討委員会は,平成18年度に発足いたしまして,まずは国分にありました土曜休日夜間診療所についての検討を行いました。1年間に200人程度しか受診者がないということで,それを姶良郡医師会,それから各消防局と市民を含めた形で協議をいたしまして,現在,18年の6月から,夜間救急診療事業というのを医療センターの方で行っております。そういう話し合いを経過いたしまして,現在は,今問題になっております二次救急医療をもう少しスムーズにできないかというようなことをいろんな関係機関と話し合いをしております。


○15番(新橋 実君)


 非常に大事なことですので,そちらの方もしっかりと進めていただきたいと思います。また,その質問の後に,答弁の中で,個人病院の多い霧島市では,医師が複数いらっしゃる医療機関が少なく,24時間体制を確立するとなると,医師が寝ないで,次の診療をしなければならなくなるため,難しい現状があると。しかしながら,市民の要望が高いのは,十分に承知していますので,今後も市民の皆様が安心して暮らせますように,医師会等と協議をしながら,救急医療体制のあり方について検討を重ねて,救急医療の体制整備に努めていくと言われておりますが,救急医療体制整備というのは,どういった形になりますか。


○健康増進課長(宮本順子君)


 今現在,夜間の7時から11時までは,365日,医療センターの方で夜間救急診療事業を行われております。しかしながら,11時以降,朝8時ぐらいまでは,全くどこが空いているという病院はございませんで,二次救急医療の病院がございますので,そちらの病院で輪番制で,重症患者については引き受けていただいているというのが,今現状です。ですから,11時以降の深夜帯についての検討というのが,今後必要になってくるのではないかなというふうに考えております。


○15番(新橋 実君)


 それについては,先ほど救急医療体制ですので,消防とも関係があると思うんですけれども,消防はその辺は把握はされておりますか。


○消防局長(中村 昭君)


 課長から答弁がございましたように,私どもの警防課の救急担当も一応メンバーに入って検討をしております。


○15番(新橋 実君)


 やはり,今の健康増進課と,消防というのは密接な関係があると思うわけです。私たちが,先日,八尾と木津の消防局に行きまして話を聞いた中で,今どこの病院が空いて,どういう状況が,結局,ここの病院は空いているから,いつ救急車が来ても大丈夫だよと,そういうふうなことを聞いたわけです。それが分かっているわけです。その消防局の方には,しっかりと今日はこの病院が,こういうふうな状況で空いているんだよと。そういったのを,是非とも,病院との連携,健康増進課とも連携していただいて,どこの病院へ,今日はここが空いているからというのが,ぱっと分かれば,先ほど同僚議員が質問されたように,そこにぱっと向かっていけるわけです。その辺の状況も分かっているわけです。毎日の状況,毎日のとにかく医療体制のどこの病院に対しては,どういうふうだよということを,把握していくようなことをやっていただきたいと思いますけども,その辺についてはどうですか。


○消防局長(中村 昭君)


 議員おっしゃるのは,当然のことでございます。今後そのような体制ができれば,非常にいいと考えております。


○15番(新橋 実君)


 やはりそこは,早急に連携をとってやっていただきたいと,11時以降は二次医療のところにお願いするということもありましたけども,平日でも,昼間でも,やはりどこへ行っていいのか,今だったらどこがいいのかというようなこと毎日病院と連携していただいて,できるように,是非ともこれはお願いしておきます。また,先日の同僚議員の答弁の中に,脳神経外科の開設については,医師の確保が困難なこと,開設にかかる施設整備や専門の人材など,多額の費用が必要になり,さらに後年負担が大きくなるなど,検討すべき課題が多くあるため,開設に至っていないということでした。医師会医療センターのことですけれども。小児科についても,市長みずから,出かけていかれてということは承知いたしましたけれども,それでも医師確保は困難との理由を聞きました。そこでお伺いいたしますけれども,今現在,霧島市内の脳神経外科は,これはベッド数は足りているのかどうか,お願いいたします。


○健康増進課長(宮本順子君)


 現在,どのくらいの患者さんが脳外科を受診されていらっしゃるのか。そういう受療率などが霧島市で取るということが不可能なために,数字的には把握してございませんが,霧島には6か所の脳神経外科を標榜している病院がございます。病院診療所がございます。そして,しかしながら,現状を見ますと,加治木町,姶良町に受診されている現状というのがございますので,市内で完結するという視点から見ますと,不足しているのではないかなと思われます。しかしながら,二次医療圏で,姶良・伊佐保健医療圏で考えますと,10か所の病院,診療所がございますので,そちらの方を受診されていらっしゃるのではないかなと考えております。


○15番(新橋 実君)


 これは,助かる命も助からないというようなこともございますけれども,救急搬送のために,ベッドが空いていないというようなことがあれば,今言われましたように,加治木や鹿児島市に搬送されるわけです。本当に今言ったように,助かる命も助からないと私は思うわけです。今後ベッド数の増や新しく脳神経外科病院に,ベッド数の関係もありますけども,これを誘致する考えがあるのかどうか,お伺いします。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 先ほどもご答弁を申し上げたところでございますが,やはり,ネックになりますのは,どうしても,基準病床というものがございます。その基準病床をまずクリアするということが大前提になってまいると思いますので,そういうところが現在のところ,先ほど答弁しましたように,843床オーバーしておりますので,それがどういう形で,クリアできるのかというところを研究させていただきたいと思います。


○15番(新橋 実君)


 843,確かに多いことは分かるわけですけども,必要なところに必要なベッドがないことには,今言ったようなことです。例えば地元の,今霧島市に6か所あると言われました。脳神経外科,ここが増床をするとか,そういったことについては,市としては,駄目だ,いいんだよとか,その辺は,例えば医師を入れてやりたい。そういったことを言われたときに,できるのかできないのか。そこをちょっとお伺いします。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 どうしても,ご答弁を申し上げる際に,基準病床数を上回っているという現実がございますので,そのものがクリアできないと,やはり増やすということは,現在のところ,現状では無理だというふうに考えています。


○15番(新橋 実君)


 だから,先ほどから言いますように,その基準病床の,しっかりとそのベッド数の確認をしていただいて,本当に必要なところに必要なベッドがあるのであれば,それはそれであれですけども,やはり,確認が必要じゃないかと思いますので,そちらの方も進めていただきたいと思います。移住定住促進のため,先ほどから私も言っております。おじゃんせ霧島を進められている市長です。そのためにも市民が安心して生活できる整備として,24時間医療体制がとれる総合病院の整備が必要と私は思っております。私は旧国分市時代にもこの問題を指摘していました。病院ができれば,その受け皿として地域の病院も立派に成り立っていくわけです。救急で運ばれた患者さんがそこの病院に行けば,その人が少し元気になれば近くの病院に転院をし,リハビリを兼ねた退院もできる。また,ちょっと悪くなればそこの病院の方に行くと。そういった関係で,霧島市はそういった需要がたくさんあるわけです。垂水など,よその地域からもいっぱい来ると思うわけです。やはりそういったことを考えると,これが共存共栄の原則だと思いますけれども,市長いかがですか。


○市長(前田終止君)


 議員ご指摘のとおりだというふうに思います。今までいろいろ議論をされました。そのような現実を踏まえながら,可能性を求めてお互いに頑張ってまいりましょう。


○15番(新橋 実君)


 同じようなことを何回も言ってるようで本当に申しわけないんですけれども,昼も過ぎましたけれども,医師会医療センターの充実は非常に大事なことです。しかし,現在の小児科や麻酔科,脳外科など施設が整っていない現状がございます。今,医師会医療センターには,霧島市から指定管理者契約を受けて診療に当たっていただいております。指定管理料が約14億9,000万ぐらいです。これまでの答弁を聞くと,今後も厳しい状況が続くような気がいたします。脳外科等の設置ができないということでです。是非とも指定管理が終了後には,民間病院を含めた売却等も真剣に勘案していただいて,3次医療までやっていける積極的な病院経営がされるところに総合病院として開設,誘致をお願いしたらと。そうすることによって,ベッド数の空きとその辺も関係なのではないのだろうかと思いますけれども,その辺についてはいかがでしょうか。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 総合病院の設置等のことでございますけれども,やはり現在の医師会医療センターの現状は,今までご答弁を申し上げたとおりでございます。13の診療科目を設定をされた,そういう経緯等もありますけれども,現段階では開設に至ってないもの等もあるわけでございます。そのときの社会情勢あるいは市の財政状況,いろいろなものが変化を変遷をいたしたおりますけれども,現在のところは今の状況の分で指定管理が22年度まで残っております。また,いろいろな状況等を勘案した場合に,現状を維持していくことが最も今の段階ではいいのじゃないかというふうに考えているところでございます。今後,総合病院のそういう誘致あるいは設置,そういうものにつきましては,議員がおっしゃいますように,公立であるかないかは別といたしまして,そういうことも検討していく必要があるのではないかというふうに考えているところでございます。


○15番(新橋 実君)


 今日はこの総合病院の建設ということで質問いたしました。市長から私の心に残るような答弁もいただきました。やはりそういった考えを持っていらっしゃることが,やはり大事なことです。是非とも今日言われて答弁ができなかったところに関しては,後ほどまた答弁書をいただいて,しっかりと霧島市の市民が安心・安全に暮らせるような医療体制の確立をお願いいたしておきたいと思います。今日はこれで終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,新橋実議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 零時17分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時20分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。次に5番,有村久行議員より2件通告がされております。したがって,有村久行議員の質問を許可いたします。


○5番(有村久行君)


 元気いっぱいの新橋先輩の後ですから,気おとりがするかと思いますけれども,1巡り半以上年齢差がありますので,ご理解いただきまして,よろしくお願いいたしたいと存じます。台風災害や地震被害,無差別通り魔殺傷事件,政治情勢等につきましては,同僚議員からお話がありましたので省略いたしますが,去る4月30日ご逝去になりまして,5月21日に市葬が営われました元国分市長,霧島市名誉市民,故谷口義一氏に心より哀悼の誠を捧げるものであります。故人のご功績につきましては,市葬や同僚議員からるるお話がありましたので割愛いたします。谷口さんとは,黒木議員とともに青年団活動の先輩,後輩として,昭和31年から50年余りにわたりまして心温かいご指導をいただきました。結婚披露宴の際は,谷口さんの披露宴に私も出席をいたしましたし,私の披露宴にも当時のことでございましたので,自宅で行いましたけれども,国分からわざわざ拙宅までおいでをいただきました。そのような間柄でありましたので,事あるごとに電話で連絡を取合ったりしてまいりました。そして,合併の際も大変適切なご助言をいただいたと思っております。本当に惜しい方を亡くしたというふうに思いまして,心からご冥福をお祈り申し上げるものであります。それでは,議長のお許しをいただきましたので,先に通告いたしておりました2点につきまして質問いたします。まず第1点,農業振興対策について,特に食糧の自給,安定確保対策について問うものであります。今日,地球の温暖化の影響と思われる気象異変による災害が多発いたしております。現に食料自給率世界1位のオーストラリアの赤道寄りの北部農業地帯において,干ばつによって小麦の生産が6割も減収になったと報じられました。また,原油高騰を機に食糧輸出国でありますアメリカが穀物をバイオ燃料エタノールに向けたこと,開発途上国の人口急増や中国をはじめとする新興国の経済発展などによる食糧消費増加により,まずは自国の需要の確保優先の立場から,農産物輸出規制の政策が打ち出され,食糧の6割強を海外に依存しながら,外食産業やホテルなどでは食べ残しが大量に出る飽食の時代をむさぼってきた我が国ではありますが,にわかに食糧危機への対策が大きくクローズアップされてまいりました。食糧の安定確保は,空気・水などとともに近代社会では電気を含めまして,人間の生命維持意に欠くことのできない基本をなす大事なものであり,国家の最重要戦略でなければなりませんが,国だけに任せてよいのか,地方分権の時代,地方自治体といたしましても,しっかりとした理念と施策がなければ,2問目で質問いたします少子化問題のように,後手後手に回るのではないかと危惧するものであります。どうでしょうか。次に,農家に対する指導・支援策につきましてもお伺いいたします。3点目につきましては,私が十三塚原土地改良区の理事長でありますことから,一部議員の間に異論が出たということで,議長から遠慮された方がいいのではないかというご指導がありましたので,私も県の市町村課行政係には事前に打ち合わせをして問題はないというふうに思っておりましたけれども,議員間に異論があるようなことを質問することは本意でありませんので,撤回することにいたしましたが,自席から再質問の際,角度を変えて一部質問をさせていただきたいというふうに思っております。次に2問目に入ります。少子化対策について質問いたしますが,地域の活性化に子どもの果たす役割が大変大きいと考えます。子どもの声のしないところに活気はございません。私は,霧島市を全国で一番子どもの多い活気あるまちにしてほしいと思うものでありますが,市長のお考えはいかがでしょうか。それだけの素地は霧島市には十分にあると思っております。そこで15歳未満の子どもの数,率について全国的に,あるいは県の中で霧島市はどういう位置づけにあるのかお伺いいたします。今日まで子育て支援事業は進めていただいておりますが,金だけかかってなかなか効果が上がっていないと思っております。子育て支援事業として乳幼児の医療補助や妊婦健診費の公費負担回数の増加,保育料の軽減,学童クラブの助成など,幅広い対策が講じられてまいりました。しかし,これらの事業は医療・福祉対策には十分に効果があったと思いますが,少子化対策には必ずしも効果を発揮してないように思います。ちなみに,乳幼児医療費を6歳未満にまで全額助成の拡充措置を講じた4市1町の高齢化率は,いずれも30%を超えております。せっかく授かった幼児を大事に育てようとする姿勢には敬意を表しますが,少子化対策には生かされていないように思いますが,何かそのような子育て支援事業をしたところでデータがあれば,お示しいただきたいと存じます。このようなことから,私は平成19年第4回定例会で,同僚の池田綱雄議員からパークプラザを生かした結婚相談所開設の質問がありました。少子化対策には未婚者の多い現状から1組でも多く結婚していただくため,行政でも若者の出会いの場を設定するなどの根幹にメスを入れる対策が必要ではないかと思いますがどうでしょうか。総務部長に栄転されましたけれども,当時の今村保健福祉部長は前向きな答弁をされたというふうに記憶いたしておりますが,その後どのような検討が内部でされたものかお伺いするものであります。以上,明快・誠実な答弁を期待いたしまして,壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 有村議員から2点につきましてご質問いただきました。1点目の1につきましては,私の方から答弁いたします。そのほかにつきましては,農林水産部長及び保健福祉部長にそれぞれ答弁をいたさせます。農業振興対策についての1点目について,お答えをいたします。今日,世界の穀物価格の変動が直ちに日本の生活に影響を及ぼすなど,グローバル化が急速に進んできております。そのような中,日本の食料自給率はカロリーベースで39%に低下をし,食糧の約6割を海外に依存をしており,先進国の中で最も低い自給率であります。また,農業生産額が全国2位の鹿児島県の食料自給率は85%で,本市は国と同じ39%であります。そのようなことから,本市におきましては農家の経営安定を図り,安心して農作物の生産に取組んでいただくため,ゴボウ,シロネギ,カボチャ,キュウリ,ニガウリの野菜価格安定制度や農業担い手を確保するために,農業経営を目指す新規就農者が農家での実習を支援する農業後継者等育成就農支援事業の実施,認定農業者が規模拡大のため農用地を集積することを支援する認定農業者等農地利用集積促進事業を実施いたしております。さらに水田の裏作活用を図り,稲作との複合経営や農作業の受委託による農家の経営安定,地元市場や直販所を利用した地産地消の推進にも積極的に取組み,食料自給率の向上に努めてまいりたいと考えているところでございます。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 農業振興対策についての2点目にお答えいたします。農業を取巻く状況につきましては,近年の原油や穀物の高騰により,燃料をはじめ農業資材,配合飼料等の生産コスト上昇に伴い,経営は大変厳しい状況となっております。平成19年度に本市において溝辺と国分の施設園芸農家において2件の利用がありました,施設園芸原油高騰対策事業をはじめとする国・県の緊急対策事業につきましては,引き続き推進してまいりますが,原油高騰は市内のすべての産業や市民生活にも影響を与えるものであり,現時点では市独自の支援策は考えておりません。これまでも生産者をはじめ,姶良・伊佐地域振興局,JAあいらとの連携を図りながら,生産コストの削減に取組んでまいり,これ以上の生産コスト削減にも限界が来ているところではありますが,さらにコスト削減に努力するとともに,所得を上げるための販路の拡大や新規開拓及び消費者への地元産のPR等を通して消費拡大を図り,農林水産業の経営安定に取組んでまいりたいと考えております。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 少子化対策についての1点目について,ご答弁を申し上げます。平成19年10月1日現在の推計人口調査によりますと,霧島市の15歳未満の子どもの割合は15.6%,県内の市町村では第7位,都市では第2位でございます。内訳は,国分地区が9,869人,率では17.6%,隼人地区で5,863人,率で15.7%,溝辺地区1,385人,率で15.7%,横川地区688人,率で13.1%,牧園地区851人,率で9.9%,霧島地区597人,率で10.7%,福山地区795人,率で11.9%となっております。県内で1番高い市町村は三島村の17.5%となっており,都市では奄美市が15.8%となっております。一方,県平均は14.1%で全国平均は13.5%となっており,鹿児島県は全国で9番に位置しております。ちなみに1番高い都道府県は沖縄県で18.1%となっております。本市の全国的な位置づけにつきましては,把握していないところでございます。次に2点目についてお答えいたします。子育て支援策といたしましては,新たに策定いたしました次世代育成支援対策行動計画の基本理念にあるとおり,安心して子どもを産み子育てができる霧島市を目指して,全庁的な子育て支援に取組んでいるところです。近年,家庭や地域における子育て機能の低下や子育て中の親の孤独感など,育児不安が生じていると言われており,市内5か所の地域子育て支援センター,集いの広場等での子育てサロンや子育て相談等,各種の子育て支援事業に取組んでいるところでございます。一方,市民サービスセンター内でファミリーサポートセンター事業の運営についての助言・指導をしておりますけれども,本年5月現在で依頼会員69人,提供会員38人,両方会員20人,合計127人の会員登録があり,また平成19年度実績として,保育施設までの送迎など85件の援助活動を行っております。これらの地域子育て支援センターや市民サービスセンター内のプレイルーム等の利用者は,平成19年度延べ2万5,614人,このうち946人の方々から子育て相談をお受けしたところです。相談内容の主なものは,睡眠,食事などの基本的生活習慣に関すること,発育,発達に関すること,しつけ,教育の仕方などの育児方法に関することが多くなっております。さらに,児童手当をはじめとする各種手当の支給など,経済的負担の軽減や共働き世帯など安心して働けるよう,ニーズに応じた各種保育サービス,放課後児童健全育成事業,いわゆる放課後児童クラブの整備などを行っており,平成20年度の次世代育成支援対策行動計画に基づきます事業費といたしましては,約100億円を計上し総合的な子育て支援に積極的に取組んでいるところでございます。少子化対策についての3点目について,お答えを申し上げます。結婚相談所につきましては,これまで議会での議論や霧島市次世代育成支援対策行動計画策定時にも,専門会議で議論された経緯がございます。この計画では,家庭の形成支援に対する施策として,霧島出会いサポート事業,仮称でございますが,この事業の中で男女の出会いの場,機会をつくることを目的に企画・検討することといたしておりますが,行政が関与する結婚相談につきましては,相談者のプライバシーの問題,交際開始後のトラブルに対する責任問題など,さまざまなことが懸念されますので,これらの問題について,今後は民間との連携等も視野に入れながら,引き続き検討してまいりたいと考えております。


○5番(有村久行君)


 まず最初に,日本の食料自給率は,市長からもお話がありましたとおり39%で,最も先進国の中では低いのではないかというふうに言われておりますが,主要国の自給率の状況が分かっておればお知らせをいただきたいと思います。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 1番高いのがオーストラリアで237%,カナダが145%,アメリカが128%,フランスが122%,ドイツが84%,イギリスが70%,イタリアが62%,スイスが49%,韓国が47%でございます。


○5番(有村久行君)


 ありがとうございました。食料自給率の向上と農業の振興のためには,私は農産物価格の安定がまず第1だというふうに考えておりますけれども,このところ農業資材は軒並みに上昇し,霧島市の主要農産物でありますお茶と子牛価格が暴落しております。飼料は大幅に上がって,生産物は暴落をしているという状況でございます。私はお茶と子牛は霧島農業の主幹をなすものだというふうに思っておるのでありますけれども,先日発表されました1番茶の県下の平均が30年振りに2,100円を割ったということであります。実際の価格は2,026円平均だったという報道もされておりますが,霧島市の状況を調べてみますと,県下の平均よりもさらに安いわけであります。お茶につきましては1,761円という平均価格であります。私は経済課長をさせていただいた時代もありました。昭和57年から61年のことでありますけれども,その当時は1番茶は3,000円すればいいと,2番茶は1,500円すればいい,3番茶は1,000円以上すれば,ほかの作物よりもお茶にかなう作物はないというふうに言われておりましたけれども,当時は1番茶は3,500円から4,000円しとったんです。したがいまして,非常に大変な暴落だというふうに思いますが,率にいたしますと25%ぐらい落ちていると思います。こういう状況でありますけれども,子牛価格につきましても,実は調べてみました。18年の10月のころは57,58万円しとったんです。平均で55万円ぐらいしておりました。去勢牛は58万いくらしておった。ところが,つい先日の日当山市場の平均価格は40万7,300円という状況でございます。これも25%ぐらい落ち込んでおるという状況であります。このような状況をどのように市長はお考えになっておりましょうか。


○市長(前田終止君)


 私も市場が開かれるたびに足を運ばさせていただき,生産農家の方々の声も直接お伺いをしたり,あるいはまた近隣の生産農家の方の家を訊ねる機会等もございますので,備品価格の高騰あるいは飼料の高騰など,本当に嘆いておられる状況でございます。お茶についても,議員仰せのとおり30年振りの下落ということで,これからお茶の全国大会をしなきゃならん。向こうあと3年しっかり仕込んでいかなきゃならないという中でのこういうことでございますし,このような厳しい現実をしっかり逆に踏まえながら,力をつけていく地道な努力,そういうことがしっかり必要かなと思っております。しかしながら,私ども市でできる範囲の問題と県・国挙げてみんなで取組んでいかなきゃならない問題等ございますし,また国際的な動きもあるわけでございまして,本当にみずからの日本という国と私たちの郷土鹿児島県霧島市,そういうところの根本的な実力,力をつけていくための地道な施策というものが,やっぱり望まれるのかなということを感じます。答弁に今までの中でこの手のお話があったときに申し上げてもおりますけれども,例えば耕作放棄地等について,徹底してお互いに知恵を出し合ったり,あるいはまた自給飼料の生産,そういうものをさらに行政も情報等を徹底し提供しながら,生産農家,農協,地域社会に関係する人たちが県・国ともしっかり連携を密にしながら,さまざまな研究をし,それに対応する具体策というものを全体として打ち出していかなければ,そう簡単にはできない部分もあるんじゃないかなと認識いたしております。


○5番(有村久行君)


 農産物の問題はグローバル化の時代で,なかなか難しい問題だというふうに思っております。前から出ておりますように,リーフ茶をお茶については伸ばす以外になかなか方法はないのかなと。価格というのは需要と供給のバランスで成り立っておるわけですから,なかなかここで議論をしてみても難しいと思っておりますが,全国お茶まつりを控えておりまして,もうお茶まつりどころじゃなかぞと,こげん値が下がればという農家の声が非常に強く聞こえてくるわけです。したがって,元気の出る方策を農林水産部を挙げて取組んでいただきたいと思います。もう一つ,牛の価格ですが,これは数少ない共済制度があるわけです。農産物で価格保障制度といいましょうか,共済制度がありますのは,米・野菜の一部と子牛価格だろうと思っておりますが,子牛価格については,平均価格が30万を下回ったときは,これは保障制度があるわけですけれども,私は今,農家の人たちが35万でも採算がとれんぐらい飼材が上がりましたよと。自給飼料の支給割合を高めていっても,どうしても親は配合から出産まで10か月,どうしても購入飼料も必要なんだと。したがって非常に採算が合わないという話も出ております。したがって,市長は30万を40万に引き上げていただくような運動も是非取組んでいただきたいと思うんですが,どうでしょうか。


○市長(前田終止君)


 私どもの霧島市における子牛生産等々に畜産農家として携わっておられる方々の声としても聞いておりますし,県レベルまた全国レベルで我が県は特に畜産県でございますし,県出身の国会議員の方々も通じて,一緒になって頑張るべきことかなと思っております。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 子牛の価格保障制度でございますけれども,今の保障基準額が30万5,000円でございまして,今朝ほど申し上げました畜産追加対策の決定,これで7月から31万円,5,000円ほど値上げが決まったということでございまして,ご報告申し上げておきたいと思います。それと,先ほど自給率の数字を申し上げましたけど,いつの数字かデータか申し上げておりませんでしたので申し上げたいと思います。世界の自給率は平成15年度の数字でございます。日本の数字は18年度の数字でございます。よろしくお願いいたします。


○5番(有村久行君)


 今答弁の中で,年度を私も大体15年度ごろのものだろうというふうに想像できましたので質問いたしませんでしたけれども,親切に教えていただきました。この子牛価格の保障制度が30万5,000円が31万円に引き上げられたということですけれども,現在の飼料等の高騰からいきますと,とても時勢に合わないというふうに思っております。これから私どももいろいろ国会の先生方にも運動していきたいと思いますけれども,霧島市としましても,やはり時勢に合わない,もっとこれは時勢にあった保障制度に変えていくべきではないかと。私はここ七,八年,子牛価格は高騰が続きましたから,掛金といいましょうか,大分たまっているのではないか。この保障制度は潤っているのではないか。職員の不正がなければ,不適正な使用がなければ十分に蓄えがあるというふうに思っておりますので,ここはやはり時勢にあった改正を運動していくべきだというふうに思っております。次に,私は今申し上げました農業振興のためには,やっぱり食料自給率の向上のためには,農産物の価格安定というものがやっぱり大事だと。次にはやはり人だろうと。担い手,認定農業者をしっかり育成していくことだろうと思うんですが,それと集落営農をしっかり充実していくと。これもやっぱりリーダーを育てなければ,なかなかうまくいかない。これと機械力をしっかり整備していくということが要点になろうと思っておりますけれども,認定農業者の組織を立ち上げたようなことも言われておりましたが,現在,担い手農業者の組織の一本化と活動の状況はどうなっておりましょうか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 認定農業者の会は,平成19年,昨年ですけれども,8月29日に霧島市認定農業者の会ということで,会員305名で設立をされました。現在は会員数は316名でございます。主な活動といたしましては,先進農家の講演会を開催したり,あとは農業経営法人化のための研修,パソコン簿記講座の実施,パソコンの簿記講座の勉強です,それと家族経営協定の締結の推進ということで,現在は65戸が締結をいたしております。また,先ほど申し上げました農業法人につきましては43組織ができ上がってきております。このほかに本年度は,さらに会員のスポーツ交流とか農作業の安全講習,それと農業機械化の研修会等も行ってまいる予定でございます。


○5番(有村久行君)


 私は認定農業者をしっかり育てていくことが必要だというふうに思っております。認定農業者には,いろんな作物をつくっておられる方がおられまして混在しておると思いますけれども,私はやっぱり同じ同業者だけの会も大事ですけれども,異業種といいましょうか,違った作物をつくっておられる方々の意見交換,そこからヒントを得ていろいろ営農向上対策がねられる場合もあるんだろうというふうに思っておりますので,是非認定農業者の育成については力を入れていただきたいと思います。もう一つ,集落営農,これも高齢化社会を迎えまして,どうしても集落営農は言うはやすくてなかなか人を得なければ組織として活発な活動はできないということが先例として出ておりますけれども,この集落営農組織はその後,どのような数になってどういう状況にありましょうか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 集落営農につきましてお答えいたします。今現在,集落営農に取組んでいる集落が,横川の岩穴地区,牧園中津川地区,霧島の遠見松,福山の比曽木野地区でございます。また,新たに取組もうとしているのが国分の野口地区,溝辺の丹生附木場地区,横川の葛原地区,隼人の松永地区でございます。これらにつきましては,相談員を中心に市の職員,JAあいら職員らで巡回指導を実施をしているところでございます。また,集落営農を進めていくためには,やはりリーダー,核となるリーダーが一番大事でございますので,リーダーの育成という面からも,やはり研修会の派遣とか,そういったものに取組んでいきたいというふうに考えております。また,農作業につきましても,中心となる農家への農作業の受委託とか,そういったものも進めていかなければいけないというふうに考えているところでございます。


○5番(有村久行君)


 私はやっぱり当初にも申し上げましたとおり,リーダーの育成が必要だと思いますので,そういう組織ができましたら,代表の役員の方々を先進地の研修をさせたりして,しっかりした理念を持った組織ができ上がりますように,ご指導をよろしくお願いいたしたいと思います。あともう一つは,農業振興のためには,価格の問題あるいは人の問題,組織の問題を申し上げましたけれども,あとはやはり農地をしっかり整備,確保していく,あるいは農地を荒らさないように,遊休地をできるだけ出さないように努力をすべきだと思いますが,前にも調査されるような話がありましたけれども,遊休地等の調査は農業委員会との連携も必要だと思いますけれども,どんな形になっておりましょうか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 耕作放棄地の調査につきましては,本年度農水省が中心になりまして,全国で耕作放棄地の全筆調査を農業委員会とともに,連携して実施することとしております。内容をちょっと申し上げますと,耕作放棄地を調査いたしまして三つに分類をいたします。一つには草払い等でそのまま早期に耕作が可能なもの。それから基盤整備を行って農業利用すべき用地。森林原野化がされており,農地への復元が不可能な地ということで,三つに分類をいたしまして,2011年度を目標年度に,本年度耕作放棄地の解消計画を策定するということにいたしておるところでございます。


○5番(有村久行君)


 是非しっかりとその辺の調査をしていただいて,資料を整備いただいて適切な指導管理ができるようにしていただきたいというふうに思います。あと農地は農業施設を含めまして,これは農業の基本をなすものでありますけれども,補助事業等で整備をされたものが,やはり老朽化して維持管理ができてない,あるいはこれから更新をしなければいけないというのが,今資料を見ますと霧島市にも七つの土地改良区があるということでありますけれども,各土地改良区あたりのその辺の事情はどうなっておりましょうか。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 市内には,先ほどお話がありましたとおり,七つの土地改良区がございます。それぞれ各土地改良区におきまして,補助事業等で整備された農業用施設等を管理をしていただいているわけですけれども,やはりその中には耐用年数を迎えているものもございまして,施設の老朽化等による補修,改修をしなければならない箇所もあるようでございます。当然,土地改良区の施設につきましては,それぞれ関係農家等に賦課金の徴収をいたしまして,それで通常の維持管理とかいうのが行われるわけですけれども,やはり大規模なものにつきましては,相当の経費がかかります。そのようなことから,やはり多額の費用を要するものにつきましては,土地改良施設の維持管理,適正化事業,それからいろいろ有利な事業がございますので,市におきましても,また土地改良区に対しましても,有利なそういった事業を導入して,やはり施設の補修,更新というのをしていかなければいけないのではないかというふうに考えているところでございます。


○5番(有村久行君)


 私が先ほどから申し上げますように,やはり農業,食糧の自給率確保のためには,農業基盤の整備,維持管理,これは適正に進めなければいけないと思うのでありますが,今,部長のお話では大分老朽化した施設も,あるいは耐用年数が来たという施設もありますけれども,市長はこの辺の問題についてどうお考えでしょうか。


○市長(前田終止君)


 今,部長も申し上げたような認識でおりますけれども,議員ご指摘の4点にわたるような視点,まずは価格安定だと。そして何よりも認定農業者と中心物の人だと。あるいはまた集落営農,これはきちっとやっぱりやって,リーダー,こういう方々にも先進地視察など,さらに意識アップをしてもらう。機械力というご指摘がございました。総合的に今おっしゃったような点をしっかり踏まえながらいきたいと。そして,土地改良のこの件については,部長が申し上げたような方向で頑張ってまいりたいというふうに思います。


○5番(有村久行君)


 しっかり維持管理ができるように,市当局とされましても目配り,気配りをお願いしたいと思います。次に,子育て支援の関係でありますが,一つには保育に欠ける子どもたちが保育園等で保育がされておりますけれども,保育に欠けない子どもたちの中にも,若い夫婦の間では非常に子育てに悩みがあると。専業主婦の間でもなかなか子育てに悩みを持っておられるお母さん方が多いようでありますが,これについてよそではシルバー等も活用しながら,お金を出していただいて,それぞれ保育をしておられるところもありました。霧島市におきましても,隼人町でそのような取組もされておるように思います。補助事業もありますから,シルバー人材センターに,私はやはり少子化対策にはこの辺もしっかり取組まなけりゃいけないのではないかと思っております。お母さんたちが非常に子育てに悩んどったけれども,経験豊富なおばあちゃんたちにいろいろ教えていただいて,面倒見ていただいて,子育てについて自信がついてきた。1人目だけで子どもは要らないと思っとったけれども,2人,3人これであれば産んでもいいなという話も直に聞いたこともありますが,その辺について何か霧島市としてもしっかり取組む姿勢はないでしょうか。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 子育てに対しての保護者の方々の育児と悩みとか,そういうものに対する対応,あるいはちょっとした用事等で子どもさんを預けなければならないとかいったような,そういうときの対処のあり方とか,いろいろなケースが考えられるわけでございますけれども,現在,今議員が言われましたように,一部の地域ではシルバー人材センターを活用した子育て支援が行われております。また,本市におきましては,先の一般質問でご答弁を申し上げたところでございますけれども,介護支援ボランティア制度を活用した制度の取組を始めようとしているところでございます。その制度につきましては,先に申し上げましたけれども,その中で子育て支援のボランティア活動をしていただいた方々に対しても,そういうボランティア制度として認めて,そのポイントを付与するというような,そういう制度等もできないか検討をしているところでございますので,この定例会にご提案申し上げております予算等を議決いただきましたならば,そういう取組についても調査をさしていただきたいと思いますので,そういう取組にも検討しているということでご理解を賜りたいと思います。


○5番(有村久行君)


 実際,私も報告をいたしまして,隼人町の方で取組をしようというような動きが出ておりまして,現に場所を設けてということではないけれども,やはり出張サービスでそのような子育て支援をしていくという話も来ておりますので,よく連携をとって幅広い子育て支援を考えていただきたいというふうに思っております。最後に,結婚相談所の問題等を含めまして,いろいろ数字を上げて非常に親切な回答をいただいて,保健福祉部からはいただいておりまして,感謝をしておりますが,結婚相談所の問題,私はやはり,昔はよかとしごろじゃあせんか,結婚をお前もせんかというようなことが気安く言えたんですが,今日は人権あるいはプライバシーの問題もありまして,そういうことが簡単に言えません。したがいまして,結婚相談所でもあれば,どうかよと,こういう相談所もできておるが行ってみらんかよというお話はできるのではないか。私は生物はいずれ朽ち果てて枯死してしまう。あるいは人間にしても,いずれ年をとって死を迎える。そういった意味では,やはりしっかりとしたそういう体制づくりをしなければ,人権とかプライバシーばっかり言っておったって,私はこの問題は解決をしないでのはないか。やはりこれだけ結婚しない人が多ければ,いずれは人間老いて死ぬんだよと。いつまでも親は元気でないよということを誰か教えてあげる。あるいはそういう指導もなければいけないのではないかと思いますが,どうでしょうか。


○保健福祉部長(平野貴志君)


 結婚相談所のことにつきましては,先ほど行政が関与すべきものかどうかということについては,ご答弁申し上げたところでございます。一方,民間におきまして相談所を開設されたり,あるいはそういう出会いの場を例えばホテル等で計画されたりというような取組がなされているようでございます。ただ,そういうところのお話を聞きますと,やはり女性の方よりも男性の方の方が消極的であるというようなこともございますので,そういうところにつきましては,また民間の方々のお話も聞きながら,行政としてできることはないのかというものも研究させていただきたいと思います。


○5番(有村久行君)


 おっしゃることはよく分かるわけでありますけれども,私はやっぱり現に鹿児島市は取組んでおるわけですから,第2の都市であります霧島市も,やはりもっと積極性があってもいいのではないかというふうに思っております。公的機関で無理があれば,民間でもいいわけですから,結婚相談所が隼人,国分の中心市街地ぐらいに1か所ぐらいずつあってもいいのではないかというふうに思いますので,是非担当部署を決めて,担当者を決めてこの問題に真剣に取組んでいただくことを要望いたしまして,考え方もお示しをいただきまして,私の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,有村久行議員の一般質問を終わります。次に,7番,山浦安生議員より1件通告がされております。したがって,山浦安生議員の発言を許可します。


○7番(山浦安生君)


 一般質問を行います。地球温暖化や自然環境の破壊をはじめとする環境問題は,人類の生存と繁栄にとって緊急かつ重要な課題であります。恵み豊かな環境を守り,子孫へ引き継いでいくためには,一人一人が人間と環境とのかかわりについて理解を深め,豊かな自然等の価値についての認識を高めること,環境を大切にする心を持ち環境に配慮した生活や責任ある行動をとること。また,環境問題を引き起こしている社会経済の背景や仕組みを理解することにより,社会経済の構造と環境に配慮した持続可能なものへと変革していく努力を行うことが求められております。このような状況のもと,環境問題や環境の保全に主体的にかかわることができる能力や態度を育成するために,環境教育の重要性はますます高まっております。特に21世紀を担う子どもたちへの環境教育は極めて重要であるとされております。このようなことから,以下のことについて問うものであります。1,環境教育と環境学習の推進について。その1,環境教育の重要性について見解を問う。その2,改正された学校教育法で義務教育の目標の一つに自然体験活動の推進が位置づけされております。このことをどのような方法で具現化しようとしているのか,考え方を問うものであります。その3,市内の各小中学校では,それぞれ独自の考え方で環境教育の取組が行われておりますが,教育委員会としてのマニュアルはあるのか。また,各学校の成果を集約したものはあるのか,お尋ねいたします。4番目に,学習環境の整備は教育委員会の役割の一つでありますが,学校ビオトープ,学習の森とか池とか小川とか,そういうものを指しますが,環境教育や総合的学習の時間等で生きた教材,学習指導の実践の場として設置する考えはないか問うものでございます。以上で,1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 山浦議員から1点に絞っての質問でございました。その中の1につきましては,私の方から答弁をいたします。そのほかにつきましては,教育長が答弁をいたします。環境教育と環境学習の推進,この1点目についてお答えをいたします。21世紀は環境の世紀と言われております。しかし,今日では大気汚染や水質汚濁などの従来の公害問題から,地球温暖化をはじめとする地球環境問題に至るまで,さまざまな環境問題が顕在化してまいりました。それような中で,この7月には環境,気候変動を協議する2008年北海道洞爺湖サミットが開催をされるなど,世界的に環境問題に対する意識が大変高まってきております。霧島市は風光明媚な霧島連山,錦江湾に注ぐ天降川,山麓から平野部に点在をする温泉群など,多様で豊かな自然に恵まれております。この本市の良好な環境を次世代に引き継ぐために,誰がどのように何を守り育てていくのか,環境の保全及び形成に対して目指すべき目標や方向性を示した霧島市環境基本計画を平成20年3月に策定をし,積極的にさまざまな事業に取組んでいるところであります。学校教育においても,子どもたちが環境問題に強い関心を持ち,環境の保全に配慮した望ましい働きかけのできる知識や技能,思考力,判断力に身につけてほしいと願っているところでございます。そして,よりよい環境の創造活動に主体的に参加をし,環境に責任ある行動がとれる子どもに育つよう取組んでまいりたいと考えております。


○教育長(?田肥文君)


 環境教育と環境学習の推進の2点目についてお答えをいたします。市教育委員会としましては,改正学校教育法に則り,教育行政の施策の一つとして霧島らしい体験活動の推進を掲げており,学校では各教科での指導のほか,例えば霧島登山を取入れた宿泊学習,稲づくりやイモづくりなどの体験学習,環境美化活動や老人ホーム訪問などのボランティア活動などを実施しております。また,わんぱくきりしまっ子育成プランにおきましては,豊かな自然環境の中で自然,文化,伝統等を生かした多様な体験活動を通して,心と体のバランスのとれた次世代を担う子どもたちの育成を目指しております。今後は,霧島市環境基本計画に沿って親と子の水辺の教室や子どもエコクラブなどへの積極的な参加を促すなど,家庭,地域との連携を深め,あらゆる機会を通じ,生命及び自然を尊重する精神を育てるとともに,環境美化,環境の保全に寄与する態度の育成を図ってまいりたいと存じます。3点目についてお答えします。霧島市教育委員会独自のマニュアルは作成はしておりませんが,学習指導要領に則った指導資料や実践事例集等を活用しながら,各学校の自然環境や特色を生かして環境教育を実践するように指導しております。各学校で取組んだことは,それぞれの学校で発表会を開催したり,冊子としてまとめたりしております。教育委員会としましては,各学校の環境教育に関する体験的な活動,総合的な学習の時間における特色ある活動,自然体験活動などについての成果を,学校訪問や管理職の面談等を通して把握することに努めております。今回,学校教育法に自然体験活動の重要性が明確に位置づけられたこと,霧島市環境基本計画が作成されたことにかんがみ,市教育委員会としての方向性について検討していく所存であります。4点目についてお答えします。議員ご指摘のとおり,学校の学習環境を整えていくことは,教育委員会として大切な役割であると認識をしております。生活課や理科の学習,環境教育や総合的な学習の時間の体験的な活動を行う場として,また,子どもたちが自然の不思議さや魅力を日常的に発見する場として,学校の敷地内や学校近辺に自然環境について学ぶ場を工夫していくことは,今を生きる子どもたちにとって意義のあることと考えております。市内には48小中学校がありますが,学校の立地条件につきましてはさまざまな違いがあり,当然,周辺の環境も異なっております。川や山,田んぼ等に恵まれている学校では,それらの自然などを有効に活用して,環境をはじめとする体験学習の一層の工夫を図っていく必要があります。一方,自然に恵まれない学校では,生活課や理科の学習,総合的な学習の時間等に体験的な学習が展開できるよう,今後学校の自然環境を工夫していく必要があると考えております。


○7番(山浦安生君)


 市長の方から環境教育に対する重要性の認識が示されたわけでございますけれども,教育長の方にも同じようなことでお尋ねをいたします。


○教育長(?田肥文君)


 環境教育の重要性につきましては,ただいま市長の方からの答弁にもありましたように,世界的な今問題として起こってきております。私は,子どもたちがこういう状態に対してみずから自発的にみんなと力を合わせてどうやっていけばいいのか,そういうことが工夫できる学習を小さいころから積み立てていかせることが必要であるのではなかというふうに考えております。そして,それをただ学ぶだけではなくて,学校から家庭に帰って,それが親と一緒に実践できる,そういう家庭をつくっていってもらえれば,将来的にはみんなでこの地球を守っていく。また,この霧島市をつくっていくという環境保全に役立ってくれるのではないかと考えます。


○7番(山浦安生君)


 ただいま教育長の方から丁寧な説明がございました。全くそのとおりだというふうに思っております。私は,この自席から質問をするわけでございますが,質問の要旨というのは,市長,環境問題を改善するには意識改革が必要なんです。そして,その意識改革を行うには環境教育が必要なんです。環境教育は次の世代を担う,今,教育長の方から話もありましたように,次の世代を担う子どもたちにとりましては,非常に重要なことです。そういう環境教育の中では,体験活動が非常に重要なんですけれども,不足していると言われているわけです。なぜなら,生活様式の変化とか,子どもたちの遊びは自然から遠ざかっているんです。そういう状況の中で,子どもたちに何とか自然を味わっていただきたいと,何らかの方法はないのかということで,身近なところに自然を回復させるような学校ビオトープというのを一つの方策として,このビオトープというのは,観察の森とかホタルがすむとかカエルがすむとかドジョウがすむとか,そういう池とかそういうものを指すわけでありますが,そういうものがあることによって,子どもたちは自然学習ができると思っているわけであります。今ある学校につくるのも十分可能でありますけれども,当面は建設予定の第二国分西小学校がありますけれども,これに是非実現をしていただきたい。この答えがいただければ,私の質問はもう終わったようなものになりますけれども,是非,市長,この今お二方の環境教育に対する重要性の認識というのが示されたわけですので,その証しとして是非実現しますよと,一言言っていただければそれで終わるんですけれども。


○市長(前田終止君)


 今,牧園中学校の学校改築,建築をさせていただいております。そこでも環境,自然ということをしっかり念頭に置きながら,学校の建築が進んでいるわけです。また,この地には議員ご承知のとおり,教育の森構想を民間の善意,ご理解をいただきながら進めている背景も始まっております。議員仰せのとおり,子どもたちに自然体験の機会を周りにいろんな形で提供をしてあげられる環境をつくること,それは非常に大事なことで,特に都会においてはわざわざ学校の敷地内に小川のせせらぎをつくり,そしてまた池をつくり,そしてまたちょっとした湿原みたいなものを小規模ですけれども,つくったりして,子どもたちに自然環境の大事さを訴えたりしております。そこで,今,議員ご指摘の新たにつくる第二国分西小の学校づくりですね。ここの場所へのそのような視点での取組はどうすべきかということなんでしょうけれども,私としては,すぐ近くにそのような環境がありそうでなかなかないということもございますし,あの学校敷地内の適切なエリアにそのような視点での範囲というのを十分に協議をしながら,できる範囲で取組んでみたいと思っております。


○7番(山浦安生君)


 非常に前向きな答弁であろうかというふうに思います。私も市長ご存知のとおり,ホタルの保護活動にかかわりを持っております。かかわりを持っておりますと,いろんな方がホタルを見に来られます。そして大人の方も感動して帰られます。子どもさん方も手に置いて,本当に嬉々としてあの姿を見ると,こちらの方が感動するようなふうになってしまうわけですけれども,そういった部分を見てみますと,やはり自然の与える影響というのは,こんなにも大きいものかなということを,つくづく感じるわけでございます。今日こういう質問をさせていただく背景には,そういうことがあったわけでございます。今,もう前向きな答えをいただきましたので,もうやめようかというふうに思ったんですが,先ほど教育長の方から,しょうがない,お前は思いを語れというようなことで,牧園の特徴だろうがというようなことで,語ってこいというようなことでしたので,語らせていただきます。私たち地球規模で,先ほどにもありましたが,環境問題に対しましては,緊急に対処しなければいけないという認識が高まっています。環境教育も待つことのできない,非常に緊急を要する重要な課題でもあります。環境教育は,社会経済の背景とか仕組みとか,そういったものの知識,取得,理解だけにとどまらずに,みずから行動できる人材を育成するということを,先ほど教育長の方でも話がありました。従来の基本教科とはちょっと違うタイプの新しい分野での教育ではないかというふうに思うんですが,そういった意味でご苦労されることもあるかもしれません。しかし,環境教育の充実というのは大きな教育課題というふうになっておりますので,是非教育長の指導力でうまい方向に持っていただきたいというふうに思っております。地球温暖化の問題というのは,さまざまございますけれども,地球温暖化の問題をはじめとしまして,大気の問題それから水や土壌に関すること,自然環境のこと,これは熱帯林の減少とか生物耐用性の損失,そして化学物質のことや物質循環のこと,さまざまなことがございます。これらの環境問題を解決するには,大きく分けて三つ方法があるというふうに言われております。一つには,環境をよくするための法的規制を加える。そして二つ目には,環境をよくするための技術の革新を行う。そして三つ目には意識の改革を行う。この三つがとても大事なわけでありますが,この三つの中で一番原動力になっているのは,やはり人々の意識を改革するということであるそうでございます。この意識改革がなければ,環境問題の改善は見込めないと言われております。環境をよくするという意識の改革を進めるには,どうしても環境教育が大きな役割を担ってくるわけでございます。ところが日本の中においては,環境教育の現状というのは随分遅れているというふうな話をされている方もございます。そこで,私たちの霧島市の中ではどんなふうにこんなものが進んでいるんだろうかというのが気になるところでもございます。環境教育といいましても,さまざまな年代層がありますけれども,特に次の世代を担う子どもたちには,これが重要だというふうに言われているわけです。そこで教育長にお尋ねいたします。この市内に先ほど48校の小中学校があるということですが,この小中学校の中で現状,環境教育が今どういう現状にあるのかということをご説明をいただきます。


○学校教育課長(村田研史君)


 この環境に関する教育については,先ほどからありますように,法的な改正等も踏まえていかなければならないというふうに考えておりますが,従来もこの環境教育についての重要性ということについては,学校教育の中では指摘をされ,実践をしてきております。ですから,例えばビオトープといったきちっとした環境が整っていなくても,それに類するような自然体験の学習とか,あるいは体験的な学習を含めてですけれども,実施をしてきているところです。その内容については,各教科あるいは特別活動,その他の活動,総合的な学習の時間も含めてですけれども,実施をしてきております。今回,今も触れましたように法的な改正あるいは整えられたということもありますので,一層体系的なあるいは計画的な環境教育の推進ということを考えていくべきであろうと考えているところです。


○7番(山浦安生君)


 ただいま環境教育については,以前からそういうふうに行われているということでございますが,この19年度に新たにこういう自然体験活動推進というのが位置づけられたわけですから,この背景には何かがあるはずです。何があると思いますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほどから議員ご指摘の自然を相手にした体験といったようなこと等が,薄れてきているのではないかというようなこと。それから,もう少しグローバルに考えると環境の悪化といったようなこと。そういったこと等について,もう一度やはり学校教育でも改めて見直すべきではないかというようなこと等が,一部には背景にあると捉えております。


○7番(山浦安生君)


 そのとおりだというふうに思います。これはある周辺地域といいますか,ちょっと町中でない学校の児童生徒の実態ということで,環境教育指導計画に載っておったんですけれども,子どもたちの基本的な生活態度の中で,恵まれた自然環境の中にありながら,自然体験や生活体験が不足しているというふうに言われているそうです。これはやっぱり不足しているんですかね。


○学校教育課長(村田研史君)


 一概に不足しているというふうに言い切れるかどうかは言えないところもありますけれども,やはりそういった体験を仕向ける方策がやや足りなかったのかなというようなこと等は考えられるかと思います。


○7番(山浦安生君)


 方策が足りないということでございます。私はこの点を学校によってはさまざまな取組む姿勢があると思います。よく理解しているところもあれば,環境教育の理解を余りされてないところ。それから,熱意といいますか,そういう態度のあるところ,ないところ,そういうことでやはりその温度差みたいなものが出るんじゃないかというふうに思うんですけど,そのあたりはどんなふうにお考えですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほどこれまでも環境教育等については,各学校取組んでまいりましたというようなことをお話しましたけれども,今,議員ご指摘のとおり,例えばこの34校の小学校,14の中学校の実情を確認をしてみると,やはりかなり力を入れて,あるいは時間をかけて取組んでいる学校と,もう少し時間的にもあるいは内容的にも配慮すべきだろうというようなところ等の違いはあると考えております。


○7番(山浦安生君)


 今,答弁にもありましたように,そういうばらつきがあるんです。ですから,そういうところを高いレベルでの環境教育についての共通認識を持つべきじゃないかと思うんです。それを教育委員会の方で指導していただきたいと考えます。大変にこの体験学習というのは重要なことでありますが,先ほどにもいろいろ体験学習のことが答弁の中に出てまいりましたけれども,この生活体験とか自然体験活動が単なるイベントとか,あるいは単なる年間行事の一つとして消化されてはいけないわけです。身近な体験活動の中から,身近な環境問題の中から,地球規模の環境問題へつながっていることを認識させることが,そしてまた地球の環境を意識した問題解決の意欲,態度,行動力を育てることが,環境教育の最も重要な点でもあります。私が思うには,先ほどの体験活動が示されましたけれども,どうなんでしょうか。本当にあの活動をどうのこうの言うつもりはないんですけれども,余りにも安全性が強調され過ぎて,行き過ぎた過保護が当たり前といったような光景が見られるわけでありますが,私は非常におかしいと。それでは体験学習にならないんじゃないかと思ったりすることがあります。それは私の年代だからそういうふうに感じるのかもしれませんけれども,ただ,5年後とか10年後,20年後,世の中どう変わっていくか分からないわけですけれども,そういう時代を生きていくための,生きていかねばならない子どもたちにとりましては,生きる力,問題を解決する資質や能力などを備えた生きる力,そういうものを持ちつつ,いたわりの心でたくましい子どもたちをつくって,つくるといいますか育成していかなければいけないわけでありますが,それは大人の役割ではないかと思っております。ですから,こういう余り行き過ぎた過保護がないように,我々も勇気と希望と使命感を持って,さまざまな行動に当たっていきたいものでございます。それで,すばらしい取組をされているところがありましたので,ちょっとご紹介をしておきたいというふうに思います。10数校,私の方で話を聞いたり指導計画書をいただきました。どの学校の計画書もよくできておりましたが,横川中の指導計画書は簡潔でよく捉えた評価できるものでありました。また,前向きな取組の実例として,牧園町の三体小学校があります。同校では野菜の栽培をしております。毎日水をかけたり草をとったり肥料をつくったり,継続的にかかわりを持っております。無農薬ですから,虫もとらなければいけません。また,3年生以上の子どもさんにおかれましては,全員が緑の少年団に加入しておりまして,間伐材を使ってベンチをつくったり,そういう作業もしております。それから地域の方の指導で盆踊りの練習もやっております。秋にはそばをつくって,そのそばを食べながら,みんなで祭りをするんだというふうに楽しみにしているそうでございます。また,そこで特筆すべきは幼稚園児とのかかわりでございます。この小さい子どもさん方を一緒になって手を引いて行きながら仲良く行動しているというようなことでございます。このほかにも,もちろん通常の学習があるわけですから,大変だろうというふうに思います。私はこの学校で感じたのは環境教育の重要な部分がこの学校には集約されてるんじゃないかというふうに思ったわけでございますが,児童の環境問題の素地となる物の連鎖とか循環,こういう循環という考え方で,無農薬ということで農業と環境汚染のこと,自分たちの栽培したものを食することで,つくられたところから食卓までを短くする地産地消の考え方,そして日本は約40%の食糧を食料自給率のため,残り60%を輸入しておりますけれども,その輸送に使われる燃料から出る二酸化炭素の排出のこと,また緑の少年団活動の中では,森や木材のことを学びますが,それについても日本の木材自給率は18.2%と低い。しかも,南米,アフリカ,オセアニアといった8,000km以上離れたところから総輸入量の40%も輸入している。これも移送に使われる油から排出される二酸化炭素の量は大変な量であります。ウッドマイレージでいう世界ワーストワンというふうになっております。自分たちの身近な木材を使うことでCO2の排出削減につながります。間伐等で人工林の手入れをすると,手入れされてない人工林に比べ二酸化炭素の吸収率は16%も違います。また,割りばしは木材として切り出された木をそれぞれ使い分け,残った切れ端で,くずで,もったいないということで考え出されたのが割りばしでございます。割りばしを自然破壊だというふうに非難する人がありますけれども,間伐材を使った割りばしをみんなで使い,お金を森に回すことで森林も放置されることなく,森本来の公益的な機能を発揮します。日本の捕鯨は食用をはじめ灯油,薬,香料,細工物,ひげの1本まで余すところなく利用してきました。油をとったかすまで肥料にしてまいりました。山と海の話をしましたが,これは物質循環を基本にした日本の形です。日本の文化はもともと大量生産,大量消費,大量廃棄の使い捨て文化ではなかったはずです。利便性と快適性を求め過ぎた結果,環境破壊が人類の存在さえ脅かす状況になっています。話は飛躍しましたけれども,こんなことを考えさせてくれた学校でもございました。それで,なかなかこのような三体小学校のように,自然環境に恵まれた学校というのは,そうそうあるものではないですが,このような学校の活動や取組,そういうものを集約し成果の発表,情報の提供などをする研修の場はないのかお尋ねをいたします。


○学校教育課長(村田研史君)


 ご指摘のお互いの環境教育についての取組の成果,あるいは課題等について情報交換等をする場というのを具体的に,これは学校が集まってということでは実施をしておりませんでした。ただ先ほどの答弁でもありましたように,例えば学校訪問をしたとき,機会,あるいは面談の折等にそういった成果等を把握することには取組んでおりましたので,今後,今紹介をいただいたような,ほかにも私どもも学校の取組については,個々には把握をしているつもりでおりますけれども,そういった情報が共有できるような場を今後設定をしていきたいというふうに考えます。


○7番(山浦安生君)


 そのように前向きな方向で,そういう場をつくるということでございます。それと,先ほどもありましたように,温度差ということで学校間の格差もあるわけです。それと同時に,先生方の力量の差というのも,これは当然あると思うんです。その先生方の力量を引き上げるための策というのは,方策というのはないものでしょうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 環境教育についての指導力アップを目指した,あるいは意図した研修の場というのは,それぞれの段階で設定をしてございます。身近なところで申し上げますと,例えば初任者研修,新しく学校に赴任をした職員の年間を通した研修の中にも,この自然体験,あるいは環境教育についての研修の場という内容が設定されておりますし,それから県の総合教育センターが主催する短期研修等においても,そういった研修の場が設定をされているところです。


○7番(山浦安生君)


 さまざまなそういう制度があるということでございます。文部科学省でも,環境教育推進するための施策として,教員を対象にした指導者を養成する研修の実施とか,あるいは文部科学省と環境省連携で基礎的知識の取得,体験学習を重視した環境教育の基礎講座等が開かれております。是非こういうものにも市内の学校から何名か派遣するというような,そういう指導的ことをやっていただきたいというふうにお願いしておきます。それでは,学校ビオトープについてでございますが,教育長,舞鶴中学校に当然行かれたことはあると思いますけれども,あそこの特徴といいますか,あそこで何かお感じになったことはございませんですか。


○教育長(?田肥文君)


 舞鶴中学校は,私も2回か3回行きました。今回は4月の入学式にも行かせていただきました。私は中庭の部分を見たり,または体育館でバレーボールをする,そういうのも見ますが,それから周りのプールで大会があるというときにも行きます。私がそこで見た環境というものは,非常に日当たりがよくて,見晴らしがよくて,何ていいましょうかね,まさに町の中にこういう空間があったのかというぐらいの感じを持ってます。周りはまだ田んぼも残っておりますし,非常に自然に恵まれた中で,また近代的な建物であったというふうに思っております。


○7番(山浦安生君)


 今,日当たりがよくて,見晴らしがよくて,周りは田んぼだらけということは,緑が全くないということじゃないかなというふうに思うんですけれども,自然環境は決していい状況ではないんじゃないですか。そんなふうに私,思いますけれども,私もあそこに何回か足を運びました。校庭は,何というんですかね,250mぐらい横幅がありまして,縦にも,縦というか,こっちのほうもかなり広い面積があります。あの中で思ったのは,何と緑の少ないところなんだ,これは砂漠じゃないのかなというぐらいに思った,表現はオーバーなんですけれども,そんなふうに思ったんですけれども,あれだけ完璧な装備,設備が整っていながら,一番肝心な,一番肝心な緑がないんですよ。花壇しかないんですよ,花壇しか。それで,学校が新しいですから,木が小さいというのは当然分かりますよ。しかしながら,緑が少ないんですよ。前の教育長はちょうど1年前,6月,同じようなここでやりとりをしたとき,私は学校の中へ小さな森をつくろうという話の中で,前の教育長は校長先生と話をしている中で,なぜもうちょっと木を植えなかったのだろうか,森をつくらなかったのだろうか,非常にオープンで,今おっしゃるようにオープンですばらしい学校ですけれども,暑くて授業が手につかないというふうに校長先生もおっしゃっているということですね。それから,教育委員会のほうに,総務課あたりにこういうことを,花園もいいけど,もっと大型のものは,木を植えるようなものは予算要求できないかということで,予算要求を指示しております。そして,1本でもいい,2本でもいいから木を植えるように指示をしてるということなんですね。前の教育長も少ないというふうにおっしゃってます。教育総務課長でしたか,その後,そのことを前の教育長から引き継いでいらっしゃると思うんですが,どうなりましたか。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 議員おっしゃるとおり,舞鶴中学校は新設の中学校でございます。平成15年4月に開校いたしまして,その時点におきましては,新設の学校でございますので,木は当然そんなに大きい木がたくさんはございません。しかし,年々,学校,変遷をしてまいりますので,木もだんだん大きくなってくると考えております。それから,先ほど暑いっておっしゃいましたけども,木を昨年も数は少ないですけども,小さい木ですけども,植えております。


○7番(山浦安生君)


 前の教育長は,なぜ木を植えなかったんだろうかとか,なぜ森をつくらなかったんだろうかという反省をされてるんですよ。その反省の上に立って,課長のほうに指示をされたと思うんですよ。それを小さい木を何本か植えましたで私はすまないような気がするんですけれども,それはしようがないことですから,それ以上は言いませんけれども,殺風景で子どもたちがかわいそうですよ,あれじゃ。もっと日陰をつくったり,もっと緑を見て,心が休んだり目が休んだり,そして外からの風を防いだり,いろんな騒音防いだり,そういう場所をつくってやらなきゃかわいそうですよ,いくらなんでも。そういうことで是非ビオトープというふうに戻っていくわけなんですけれども,このビオトープというのは学校ビオトープ,課長,このビオトープというのは施設整備の対象となりますか。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 施設整備の対象とおっしゃいましたのは,補助事業の対象になるかどうかというご質問でございましょうか。補助事業の対象になります。


○7番(山浦安生君)


 この補助事業の対象になるということは,裏を返せばそれほど,これから設備として整えていかなきゃいけないものじゃないだろうかということじゃないかと私は思うんですけど,この整備につきましても二つほど,さっき何でしたっけ,エコ何とかかんとかのところにも出てきますよね。ビオトープについて,観察の森とか屋上緑化,壁面緑化,こういうものを対象にした交付金事業というのがありますよね。先ほど出ましたエコスクール整備事業の中にも出てまいります。環境白書の中にもビオトープのことが出てまいります。それほどビオトープというのは,これから環境教育の中で重要な役割をするということなんです。ですから,是非国分西小学校にそういうようなのをつくっていただきたい。市長,そんなふうに思うわけですよ。どうでしょう。何とか先ほどの,またもとに戻りますけれども。


○市長(前田終止君)


 舞鶴中のご指摘がございましたが,私も同様の感想を,あの地を訪れて学校にも入ってみて思った一人でございます。それで,新しくつくる,今後の私どもの地域の学校,あるいはまたそういうことが足りていないところについては,今議員ご指摘のような点も,またしっかり地域,社会で見つめながら,思いを重ねていかなければ,子どもたちにとって非常に大事な体験活動とか,目の前にあるという大事さが,なかなか恵まれないということになりますよね。私どもの幼いころは毎日が体験活動でした。そういうような現在は本当にかわいそうなぐらい,議員ご指摘のとおり欠かれている。そして,周りに豊かな生態系や自然環境があると思い込んでるけども,結果としてど田舎にいながら,次世代の今の小中学生の子どもたちは,手をとり足をとり,本当に導かない限り,なかなかご指摘のような点についてたどり着けない,そういう現在があるのかなと思います。学校教育の環境の中において,新しく学校教育環境を整えていくところは,まさにそのような点をしっかり見つめて,最初の力を注ぐべきだというふうに私も思っております。


○教育部長(藤田 満君)


 少し具体的なことをご回答申し上げたいと思います。学校教育に今,たくさんの予算を割いていただいている中で,さらにまた現在,国分西小学校を分離して(仮称)第二国分西小,今建設の準備に入ってるところでございます。状況につきましては,先般の一般質問でお答えした状況でございますが,スケジュール的には順調に進んでるところでございますけども,具体的な学校施設の経過につきましては,現在,設計の段階に入ってきております。その中におきましても,学校のビオトープにつきましては,特にこの(仮称)第二国分西小学校につきましては,周辺環境から見まして,なかなか今いろいろな環境という面にしますと,決して恵まれた状況ではないのかなというふうにも考えております。そのようなことでございますので,十分にそこら辺のところを念頭に置いて,予算的な制約もあるわけですけれども,今そういうことでビオトープ設置に向けて十分な検討をしている段階でございますので,いましばらくまたそれについてはお待ちいただければ,また経過する中できちんとしたお答えができるのではないかと思っております。


○7番(山浦安生君)


 財政課長いかがでしょうか。


○財政課長(塩川 剛君)


 教育委員会と十分協議をしながら検討してまいりたいと思います。


○7番(山浦安生君)


 十分というよりはしっかりとやってください。本当に十分やってください。それから,環境学習の視点という点から,今度出されました霧島市地球温暖化対策実行計画の取組の中で緑地の保全というのがありますけども,建設部長,この緑地の保全,保全というのはどういう意味ですか。


○建設部長(篠原明博君)


 緑地の保全といいますと,いろいろな観点から考えられると思います。霧島市,広い地域によっていろんな自然景観を持っております。そういった所につきましては,その地域特性を生かした形で守るというのも,一つの今後の方針であるというふうに理解をいたしております。


○7番(山浦安生君)


 確かに周辺地域には緑がいっぱいあります。その緑も本物かどうか分かりませんけれども,町中には少ないんですよ。保全では追いつかないんですよ。再生するか回復するかどっちかを選んでいかないと足りないんです,今は。だから,今,例えば家庭に2本ぐらいずつずっと配って,木を植えてくださいというだけでもいいじゃないですか。町の中にビオトープをつくってもいいじゃないですか。子どもたちが遊べるような,それこそ自然学習の場になると思いますよ。そういう点でどんなふうにお考えですか。


○建設部長(篠原明博君)


 私の立場から,建設部の考え方からいたしますと,先ほどおっしゃいましたように公園,一例を挙げますと公園を一応持っております。公園の中にも当然運動広場とか児童広場,休憩施設等がございます。そういったところにつきましては,議員が以前にもご指摘ございましたように,まだまだ足りないというふうに考えております。そういう公園につきましては,いろんな公共事業等の支障木等が結構出てくるわけでございますので,そういう支障木をその地域に合ったものにつきましては,なるべく公園内に植えて,そういう保全,あるいは緑地の確保という形で精一杯頑張っていきたいと考えております。


○7番(山浦安生君)


 ちょっと早口で,怒らんでください。これは前から言ってることですので,公園は緑が少ないんですよ。学校もそうですけど,公園も少ないですよ。前から言ってて全然増えてないじゃないですか。これ増えてないということは,この計画も同じことじゃないかと心配するんですよ。前に進むのが計画だけじゃないのかなと。そんなことを考えるわけですけれども,是非公園にも木を植えてください。そして,公園の中にもビオトープというものをどうだろうかということで,前向きに検討していただきたいというふうに思います。いろいろと話をさせていただきました。環境教育という課題の重要性については,本当に今までの質疑のやりとりの中で十分認識を深めていただいたと思っております。確信しております。今後大切なことは,各学校現場で普遍的にこの課題への取組が展開されるかであります。そのためにはそれぞれの立場で役割を明確にして,その任務を果たすことだろうと思っております。教育委員会という行政体は,現場が共通認識のもと,この課題に取組めるよう具体的な方向性と方策を示すこと,共通の情報を共有できるように努力すること,そして現場が取組みやすいよう,物心両面にわたって十分なサポートをすることが必要かというふうに思います。この環境教育につきましては,新しい教育の領域でございますので,大変苦労が多いかと思いますけれども,是非とも頑張ってほしいものでございます。以上で質問終わります。ありがとうございます。


○学校教育課長(村田研史君)


 すみません。しばらく時間をください。議員先ほどからご指摘のとおり,私,言葉は悪いかもしれませんけれども,環境教育の一環としての自然体験学習というのは,つまみ食いではいけないというふうに考えております。つまり生命のつながりということをきちっと体験できる,それが本物の姿ではないかなあというふうに考えているところです。これが基本にありますので,議員の前でこういったことをお話するのはどうかと思いますが,例えばビオトープという内容については,簡単な表現をすると生き物が自然のままで過ごせる場所というふうに捉えておりますので,私たちがこれからそういった環境がない所につくるのは,人工のビオトープというようなことを考えると,相当配慮していく必要があるだろうと考えているところです。


○7番(山浦安生君)


 確かにおっしゃるとおりでございます。確かにおっしゃるとおりなんです。ただこれは継続性がなければ,今,先ほどいろんなことが示されましたけれども,継続性がないとなかなか身につかないんです。市長のほうからもありました。私が小さいころはずっと山の中が学校だったと。自然教育の場所だったというふうに話をされました。その継続性をどこでできますか,今の子どもさん方に。そういう意味で学校の中に人工ではありますけれども,人工であるけれども,自然に近い状態のものをつくるっていうことが大事じゃないかというふうに。答弁要りません。終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,山浦安生議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 3時07分」


               ──────────────


               「再開  午後 3時24分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。次に,26番,山神生人議員より3件通告がされております。したがって,山神生人議員の発言を許可します。


○26番(山神生人君)


 一般質問も今日で4日目で,あと2人となりました。待つ身のつらさがよく分かりました。次からは早く申し込もうかなというふうに思っております。ただいま議長の許可をいただきましたので,先に通告いたしました3件につき質問をいたします。今年もうっとうしい梅雨となり,連日雨の多い日となりました。この時期になれば,いつも災害が発生しなければと願うものです。災害は忘れたころにやってくるとよく言われます。備えあれば憂いなし,事前防止ともしものときに備えて十分な危機管理体制に配慮すべきだと思うし,またよろしくお願いするものでございます。海外では5月に発生したミャンマーのサイクロン被害,中国四川省の大地震で想像を絶する尊い命が失われました。心よりお悔やみ申し上げますとともに,国を超えての支援の輪が広がり,少しでも早く復興されますことをお祈りいたします。一方,国内では耳を疑うようなショッキングな事件が毎日のように報道されております。農業に関しましては,自給率の向上どころか,輸入原料の高騰に原油の高騰が拍車をかけて,生産意欲をなくするような材料ばかりでございます。国政においては,国民のためと言いつつ,国民そっちのけの派閥争いが横行しているのではないかと腹立つばかりでございます。今大事なことは,派閥を,政党を乗り越えて,日本の将来はどうあるべきか真剣に議論すべきではないでしょうか。現実に目を向けた教育行政サービス施策が今必要ではないでしょうか。少子高齢化社会に拍車がかかっている今日,まさに政治はどうあるべきか真剣に議論し,改革が必要と思います。昨今の日本社会を見るにつけて不正が横行し,一部の政治家官僚の腐敗事件が余りにも多く発生しているのには腹立たしく思います。責任を明確にして,断固とした対応を望むものであります。当霧島市では,このようなことが起こらないように仕組みを整理して,県下第二の都市にふさわしい,市長が日ごろ言われます,他市に誇れる霧島市を市民と行政と議会と一体となって構築していけたらなあと思います。今までは過去の先人たちの結果で,すばらしい今日があります。今のすばらしい霧島市を子や孫に残すのは,今の我々の責任であります。日の当たることのみでなく,日の差しにくい,言いかえれば手の届きにくいところのきめ細かな施策が今必要と考えます。言うのは簡単でありますが,予算が必要となります。可能な限りの改革と施策を駆使して,より多くの市民サービスが可能になるように皆様方と一緒に,是々非々で頑張る覚悟でございます。それでは,質問に入ります。質問の一つに,霧島の観光行政について3点質問をいたします。1点目は,4地区の観光協会の統一についての課題は,行政としてはどういうふうに捉えていらっしゃいますか。2点目には,霧島市として観光協会の統一に関してリーダーシップはとれないのか,とる気はあるのかどうか。3点目には,空港を中心とした観光を当市にどのように活用して,今後の霧島市の活性化に生かしていくのかお伺いいたします。日本で最初の国立公園を有する当霧島市では,現在4地区のそれぞれの観光協会が存在し,合併か否かを含め,現在検討中と聞いております。合併後に新市市長になられた前田市長は,観光を目玉にした施策を数多く打ち出され,成功もしていらっしゃいます。霧島市から4協会に対して,それぞれ補助金も出されております。観光行政を打ち出すからには,それぞれの協会にゆだねているのでは限界があるのではと思います。行政が中心になり,大なたを振るい,あるべき霧島市のあるべき姿を求めて,ここはひとつ汗を流す気はございませんか。前田市長の最も得意とする分野と思いますが,前向きな明快な答弁を求めるものであります。質問の二つ目には,省エネ・環境対策について3点質問をいたします。市が取組んでいる省エネ・環境対策等の事例と効果について,2点目には,今後の取組等はないのか。3点目には,さらには職員を含む市民全体を巻き込んだ計画は考えられないか,お伺いするものでございます。省エネ・環境問題は,今さら言うまでもございませんが,国内を含む全世界でさまざまな取組がなされているのは,皆さんご承知のとおりでありますが,改めて当市の取組をお聞きするものであります。既に当市でも,国分シビックセンター環境保全対策委員会の設置を受けて施行されているのは承知していますが,その内容と結果を示していただきたいと思います。今や環境問題を抜きにしては生きていけない時代です。民間,個人,行政,大きくいえば世界が環境いかんでは破滅する可能性を含んでおります。我々は大きな問題は分かりませんが,せめて身近な当市での中にあっては,可能な限りあらゆる環境に対して目を背けるのでなく,真正面から対処すべきと思います。同時に,細部にわたり具体的な行動を起こす施策が今求められていると思います。大事な大きな課題については,即刻対応しなくてはなりませんが,国分シビックセンター環境保全対策委員会の推進と効果に期待をしております。同時に,その取組をそれぞれの支所にも展開して,より効果の拡大を図りつつ,同時に各職員の方々への意識の向上を図りつつ,幅広く市民に対しての広報を推進して,最終的には霧島市全体の運動へと拡大していけば,大きな成果が望めると思います。最後の質問になりますが,幹線道路の整備について2点お伺いいたします。1点目は,敷根日当山線道路の進捗状況について,2点目には,当道路はなかなか進行していませんが,今後の見通しはどうなっているのかをお伺いいたします。当道路は,旧国分市のときから長年の課題であります。もちろん県事業とは承知のことで質問しております。幹線道路の最たるものであり,多くの市民の期待があるのも事実でございます。よって,早急な完成が望まれていますが,現状では全く進行していないかのように思います。市として,どのような県への働きかけをしてるのか,何が問題で今に至ってるのか明快な答弁を求めるものであります。予算がないのであれば,いつまでにどこまでこうなるなど等の明確な話ができるように,市民に示すべきと思いますが,いかがでしょうか。以上で壇上からの質問を終わりますが,答弁次第では自席からの再質問を議長にお願いをいたします。


○市長(前田終止君)


 山神議員から3点につきましてご質問でございました。1点目につきましては,私のほうから答弁をいたします。そのほかにつきましては,生活環境部長及び建設部長にそれぞれ答弁をいたさせます。霧島市の観光行政についての1点目と2点目は関連がございますので,あわせてお答えをいたします。現在,霧島市には社団法人大霧島観光協会,霧島市国分観光協会,国立公園霧島観光協会,隼人町観光協会の4協会があります。観光協会統合につきましては,観光地を抱える地域と市街地地域との地域性の違い,会費の違い,公益法人と任意団体の合併の方法などをどう調整するかの課題がございまして,これまで幾度となく協議を重ねてまいりましたが,調整できていないのが正直な現状であります。また,4協会には補助金を交付いたしております。効率的な補助金執行の観点からも,一刻も早い協会の合併が必要であり,4協会の合併協議は,今後も粘り強く調整をしていく所存でございます。次に,3点目についてお答えをします。南九州の空の拠点地でございます鹿児島空港は,年間およそ560万人が乗り降りする国内線,乗降客数が第7位に位置する主要空港でございます。この乗降客に乗り継ぎなどの待ち時間を活用し,効率よく空港周辺の地域を周遊できるトランジットツアーの実施や利便性を考慮した空港からの移動手段を策定をし,市内の観光地を手軽に訪れることのできる交通システムの構築を検討してまいります。なお,最近,南九州への外国人観光客も急増をいたしておりまして,その結果,国際線の利用客も増加いたしております。特に韓国からの増加が顕著でありまして,霧島の温泉やゴルフを組み合わせた旅行プランに人気があるようでございます。さらに,今年の4月には鹿児島香港線も再開いたしましたことから,今後も国際線の利用客はますます増えるものと推察しますので,インバウンド観光への対応も強化してまいりたいと存じます。


○生活環境部長(南田吉文君)


 省エネ・環境対策についてお答えいたします。今年度が京都議定書の第1約束期間の始まりの年でございますが,まず先行的に取組んできた事例と効果をお知らせ申し上げます。壇上からございました国分シビックセンター環境保全対策に関する要綱の内容と結果ということでございましたが,まず内容でございますけれども,この要綱は国分シビックセンターの環境保全対策について,組織的取組を行うことによって,地球温暖化防止など環境の負荷の削減に寄与することを目的とするとして,合併と同時,平成17年11月7日に設置されたものでございます。委員長は管財課長,そして副委員長,生活環境政策課長ほか総務課長等12名の委員からなっておるものでございます。次に,結果でございますけれども,この要綱に基づいた地球温暖化防止のため二酸化炭素排出量の削減への取組として,平成19年度では国分庁舎の二酸化炭素排出量を電力及びガス使用量から算定し,その削減数値目標を前年度比2%以上削減として実施したところでございます。その結果,本日の朝の答弁でも田代議員に申し上げましたが,マイナス5.6%削減という目標数値を大きく上回るものとなりました。次に,2点目についてお答えします。今後の取組は国分庁舎だけでなく,総合支所,ごみ処理施設,学校教育施設,温泉観光施設,そして職員の通勤車両を含めまして合計21の施設に分類をし,それぞれの削減数値目標を設定し,目標年でございます平成24年度までに,国が目指す温室効果ガスの排出量6%削減のため,本年3月に策定しました霧島市地球温暖化対策,この計画をもとに推進を図ってまいりたいと思います。次に,3点目についてお答えをいたします。霧島市環境基本条例に基づき策定をいたしました霧島市環境基本計画に掲げております計画,できたての計画でございますけれども,これを広く市民に広く啓発し,市民の皆様とともに温室効果ガス排出量の削減を目指していきたいと考えております。


○建設部長(篠原明博君)


 幹線道路の整備計画についての1点目と2点目についてお答えをいたします。県道日当山敷根線は,平成6年に旧国分市で都市計画決定を行い,隼人町姫城から県道国分霧島線の第一工大交差点までの区間1,620mについて,街路事業新町線として鹿児島県が事業主体となり整備を図っているところであります。そのうち新町交差点から奈良田団地までの区間520mにつきましては,平成16年までに完成をし,供用開始をいたしております。また,隼人町姫城から新町交差点までの区間600mにつきましては,平成16年度から事業着手をし,現在事業実施中であり,平成19年度末の進捗は,事業費ベースで約40%とお聞きいたしております。奈良田団地から県道国分霧島線の第一工大交差点までの区間500mにつきましては,既に道路実施設計と橋梁予備設計を行っており,今後は隼人町姫城から新町交差点までの事業の進捗及び県内の都市計画事業の整備状況を考慮しながら検討していきたいというふうに伺っております。本路線は,鹿屋,垂水方面から市街地を経由し,鹿児島空港へ通ずる産業経済の重要な幹線道路であり,市街地の交通渋滞緩和に寄与することが期待されることから,市といたしましても,県に対してさらなる整備促進をお願いをしていきたいと考えております。


○生活環境部長(南田吉文君)


 補足申し上げます。先ほど国分シビックセンター環境保全対策に関する要綱について,合併と同時に17年11月7日制定というようなふうに申し上げたかと思いますが,これは旧国分市で平成15年から施行されており,合併後も引き継いだものと補足させていただきたいと思います。


○26番(山神生人君)


 まず,順次質問,再質問させていただきます。まず,私がこれを取り上げた理由としましては,なかなかこういう一般質問だとお金を使う質問が多いかと思うんですけど,お金が限られてますので,お金を生む方法を何とかしたいということが一つと,私は観光議員連盟の一員でもあります。それと,今,非常に観光協会に対しての話題も非常にあることから,この問題を取り上げた次第でございます。今年の3月19日に南日本新聞が出した4観光協会合併めどつかずというのが出てますね。この中には一本化されず予定も立たないのは霧島市だけだというふうに書いてあります。3月定例会で市長は最大限の努力を続けたいと,合併に向けて最大限の,一元化に向けて最大限の努力をしていくという話もありました。そういう中で昨日,同僚議員の尾崎議員の質問の答弁の中に,市長はみなと力を合わせて調整をしていくと,統一という言葉は多分使われなかったかと思うんですけども,それと第一次霧島総合計画のこの観光業の振興のところに,現状と課題として,課題は何があるかといいますと,ここに滞在型観光商品を企画する,開発するということと,体験型観光の仕掛けが大事だということの中に,観光協会の統一を図るとともに,観光従事者の観光協会加入を促進し,一体となった宣伝活動を行っていく必要があるということで,この総合計画の中にも一体型が望ましいんだということで明確にうたってあると思います。そこで,そういうことから市長にお伺いしたいんですが,市長は昨日の同僚議員の答弁でも,統一という言葉は使ってらっしゃいませんでしたけども,私も統一がいいのかどうなのかというのは,これは議論の余地があるのじゃないかなあと思っております。統一の仕方もいろいろあろうかと思うんですよね。全体的な統合をして一体化するのか,ある面では表向き一体化,対外的に一体化して分離していって,それぞれの組織の特徴を生かした観光行政というのをやっていくのかと,いろんなやり方の統一というのがあるかと思うんですね。ただ霧島市は,この自然豊かな環境を生かして,観光に力を入れていくんだとなれば,それぞれの4観光協会が独自に活動しては,なかなか行政としてはコントロールできないのじゃないかなと思いますね。だから,そういう意味で,どういう形の統一がいいのかというのを,これはもう少し議論していって,きちっと方向性を見出す必要があるのじゃないかなというふうに,私はそう思ってるんです。だから,例えば外国からお客さん来られたときに,霧島市の観光をするときに,全体の地域の観光協会がどうサポートしていくのかということを考えれば,どういう四つの観光協会の統一がいいのか,一元化がいいのかというのは,市長はどのように思われてらっしゃいますか。お考えをお聞きしたいと思います。


○市長(前田終止君)


 結論から申し上げますと,私は霧島市は一つだという考え方に立って,特に観光という分野は気持ちを一体化させていくべきであるというのを基本的には考えております。七つの自治体があって,そして一番最初は4プラス2の観光協会が大中小あったわけですね。それで,合併前からずっと協議を事実しておられるわけでございますから,しっかり3年以上,向き合いながらの協議もなさってきておいででございます。また,なかなか一元化できない難しさは報道等で,あるいはまたそれぞれのやりとりの中で明らかになってるとおりでございます。そういう中で,私はなぜ観光協会の一元化,一体化が必要かと申しますと,狭い範囲なんですね。それで,観光は遠来の方々があちこちから来ていただいて何ぼの世界というところがございます。もちろんアウトバウンドもありますけれども,そういう意味では私どもの霧島エリア,これは霧島市という中の一体化だけではなくて,県境も越えて,まさに市町境も越えて,時と場合によっては肩を組んでいかなければならない,そういうことまで含んでいくわけですよね。そして,セールスをしていく場合は,距離が遠い所に行けば行くほど,特にまた国境を越えた場合などは,日本という概念やら九州という概念で声をかけざるを得ないところがあるわけですよね。ですから,そういう意味でも,国際観光の振興,あるいは地域のそれぞれの霧島が持つ特徴,それは1足す1を単純に2にするわけではなくて,一元化,一体化することによって3にも5にも,それ以上にも変化もさせられ得るというふうにも私は思うんです。そしてまた,予算の面なんかも,かつて七つの自治体ごとの取組む効果と,それが一つに,この分野について絞り込んでいくと,できるならば,そうすることができるならば効率よく,例えば印刷経費,PRへの協力などなどができる可能性が高まってきます。よって,県境,市町境を越えてでも,必要なときはそういうことを現実的に,合併をしてなくてもやってきた歴史も私たちは知っているわけですね。ですから,そこいらを四つの観光協会のリーダーの方々に是非ご理解をいただいて,お互いの納得度を上げていただいて,何としても願わくば合併3周年を過ぎる,この前後のあたりまでには,時間もたっぷりと経過しつつあるみたいでございますので,是非ひとつよろしくお願いしたい。このような気持ちを関係者に伝えているつもりでございます。


○26番(山神生人君)


 市長は発起人になって,5市1町の環霧島の代表でもあられますね。私もこの前,都城であるときに聞きに行きましたけども,霧島市が中心になって,この国立公園の周辺のまちが一体となって取組んでいこうと,そういうこともすばらしい計画がされて進行中ですけども,そういいながら自分の足元の4協会がなかなか難しいとなれば,これはもう少し何とかしないといかんなあという気持ちになられるだろうと思うんですね。そういう意味では是非ここは市長に頑張ってもらわないといかんわけですけども,先ほども話がありましたように,補助金も出してますよね。ちなみに,補助金はどれぐらい出されてらっしゃいますか。


○観光課長(横手航太郎君)


 19年度の補助金の報告をいたします。国分観光協会,隼人観光協会,そして大霧島観光協会の三つの観光協会に合計で1,782万9,000円,それからもう一つは19年度から指定管理者制になっておりますので,補助金ではなく委託料として国立公園霧島観光協会へ500万円を出しているところでございます。


○26番(山神生人君)


 これは多いか少ないかというのは,これは中身を精査しないと分からないんですが,多くのトータルで2,282万の補助金を出してますよね。これは,霧島市の観光はそれほど重要だと,大事なんだということのこれはあらわれだろうと,私はそう思ってるんですよね。だから,なおさらこういうふうに行政が力を入れて補助金まで出してるんであれば,4協会のいろんなもめごとと言っていいのか,調整に行政が口出すということは,これ当たり前のことだろうというふうに思うんですね。是非そこらも補助金を出してるから云々というつもりは毛頭ありませんよ。これだけ行政も協力して,それぞれ商売をされてる観光協会の人たちも,自分たちの商売を霧島市と一緒になって繁栄させていきたいという,こういうことを理解していただきたいと。であれば,それぞれのところはそれぞれ言い分もあるかもしれませんけども,ここはひとつ大きな気持ちで霧島市と一体となって,この観光のまちを盛り上げていくんだということを是非市長,こんこんと話し込んでいただきたいなあと。そして,これは先ほどおっしゃいましたけども,みんなと力を合わせてじゃなくて,これは一つの市長の力で,是非これをある面では徹底的に早急に何とかしたいと,何とかしないといけないという気持ちはありませんか。


○市長(前田終止君)


 私といたしましては,ここまで来て関係者の話を総合してお聞きしておりますと,もう大体統一する方向への気持ちをお互いが示し合わされて,それに近づく最大の努力が今,既に始まっているのではないかと,こういうふうに風聞をいたしているところでございます。課題もいろいろとまだまだあるのかもしれませんが,賢明なる4人のリーダーの方々でございますから,今ご指摘のような点,十分踏まえられて,その方向を見つける最大の努力を今,最終仕上げの方向に向かっておられるものと強い期待をいたしております。必要ならばおっしゃるような努力も,一つもいとうものではありません。


○26番(山神生人君)


 去年,私も熊本に黒川温泉というところに,何であんな山の中が有名なのかなと,これは変な意味じゃないですよ,行ってきましたら,非常にお客さんが多いんですよね。いろいろと聞いてみたら,行政と一体になって,そこに住む人たちがものすごい努力をして,そういう結果だというふうにおっしゃいました。だから,私どものところも,この4協会はそれぞれの特徴持った,すばらしい環境のもとに皆さんいらっしゃるわけですね。であれば一体となって,そういう特色のある,魅力のある自分たちの温泉街というのをつくっていくんだと。そのためには自分たちだけじゃ駄目ですよね。お客さん来たら1か所だけじゃ駄目ですよ。丸尾に泊まってみたり,妙見に泊まってみたり,下場に泊まってみたり,霧島の山の中へ泊まってみたりとか,いろんなそういう形の観光をすることによって,お客さんは外国からもいっぱいお客さん来られるんだろうと思いますよ。そのことを是非汗をかいていただきたいと。これは4協会の方たちも是非汗をかいていただきたい。市長がそれに対して,市長という立場での物を強く言っていただきたいということを要望するものでございます。いろいろと事情,それぞれの事情があってと,市長もいろんな公益法人とか会費の違い,会費の違いとか地域性の違いとかといろいろおっしゃいましたけど,それ当たり前ですね。同じところじゃないわけですから。要はどういう組織で,体制で霧島市の観光というのはあるべきかということを,それぞれの人が本当に一つの目標に向かっていけば,結論はおのずとすぐ出てくるものだと思うんですよ。是非市長,大なたを振るって,これは一肌脱いでいただきたい。そして,一体なんだと,霧島は一体なんだという,そういう観光行政というのを目指すことによって,より一層外国からも今たくさんの人がいらっしゃいますね。そういう人たちがどんどん増えてくることを私は期待したいと思いますので,そのためにはまず我々一体となるべきだろうと思いますんで,よろしくお願いします。それから次は,省エネ・環境問題について質問させていただきます。今回,国分シビックセンター環境保全対策に関する要綱ということで,各それぞれの課長さんが委員になってやられております。こういうことは非常にいいことだろうと,立派なことだろうと思ってます。そういう一つの目標に向かって,それぞれのこういう組織がちゃんとできて,そういうことがなされている。また,霧島市地球温暖化対策実施計画,霧島市環境基本計画というすばらしいものができてきました。これは皆さん方の知恵がこれに集まってるのかどうか,私も一部疑問なところもあると思いますけども,プロポーザルで一部つくったとこもあるのかもしれませんけども,それにしてもこういうすばらしい計画書ができたということは,まず評価をしたいというふうに思ってます。問題はこれからだろうと思いますね。計画書ができました,これをどこまで実行していくかと。先ほど6%の目標に対して,5.6%達成しましたということでしたけども,これはさらなる推進をしていって,盛り上げてやっていきたいなというふうに思ってます。具体的に私は,細かなところを質問をさせていただきます。市の中で,この霧島市の中で総合支所も含めて,公用車は今何台ぐらいあって,その中に環境車,ハイブリッド車といいますかね,これが何台あるのかお伺いします。


○管財課長(津曲正昭君)


 現時点で把握しております,市全体で保有する公用車数は523台ございます。その中でハイブリッド車と言われるものを6台保有しております。


○26番(山神生人君)


 6台,もう少し私は多くしてほしいなと思ったんですけども,ちょっと高いんですよね,非常に値段が高い。以前は市民の方の車は,これ買うと補助金が出てましたけど,今は補助金出てませんよね。どうですか。


○生活環境部次長兼生活環境政策課長(川畑 巧君)


 市民向けの補助金,予算化は200万しております。ただ該当する車が制約されたということであります。


○26番(山神生人君)


 200万の補助のいろんな規制があって,なかなか対象の人はいないということですけども,最近のテレビを見てると,いろんなこういう関連のニュースが今朝も流れてましたけども,私,余りこのハイブリッド車の購入に関しての補助は,余り制約を設けなくても,とりあえずこういうのに挑戦してみるんだと,お金は高いですね。高いから挑戦してみるんだといって買う方たちに対しての補助というのは,余り規制設けないで,ある程度枠を広げていってもいいのじゃないかなと,まずは増やすこと,意識を高めることが大事だと思うんですけど,その辺は考えられませんかね。


○生活環境部次長兼生活環境政策課長(川畑 巧君)


 霧島市は環境共生宣言をしております。そしてまた,環境に関する条例,環境基本条例ですとか,霧島市生活環境美化条例,そしてまた霧島市天降川等河川保全条例,このいずれの中にもそれぞれ市の責務,市民等の責務,事業者の責務と,いわゆる協働で,協働共生の公共空間を目指そうとした宣言なり条例を持っておりますので,その辺の意識改革については,若干もうちょっとアンケートとか,そういうもの等で追跡していきたいと思いますので,どうかよろしくお願いいたします。


○26番(山神生人君)


 同時に,こういう環境に優しい車を購入するということも推進しながら,一方では523台ある公用車,これを減らしていくということを,いろいろと検討していただきたいなと。今の台数が妥当なのかどうか。いろんなことを駆使して考えれば,本来はまだ相当私は少なくてもいいのじゃないかなと。一般質問でもいろいろと出ましたね,車をなくする方法というのは。そういういろんなことを駆使して,この523台の中で燃料代を削減していくんだということも一つでしょけども,まずもとを減らすということを徹底的にやっていただきたいと。各支所をずっと回っていくと,バスやらマイクロバスやら公用車がすごいありますよね。これがどうなのか,私,利用率は分かりませんよ。だけど,あれをもう少し細かく見ていけば,市長,相当私は減らせるんだろうと。だから,両面からねらっていって削減を図っていくということは,私は大事だろうと思うんですけども,早急にそれは進めていただきたいなと思うんですけど,市長,どうでしょう。


○市長(前田終止君)


 公用車の保有台数,これも徹底して調査をし,本当に必要なもの,必要な形で使うべきじゃないかというご指摘でございます。もっともなことだというふうに思います。先の質問でも省エネ,そしてまたガソリンの高騰など考え,スケジュールをしっかりお互いの総合支所,あるいはまた担当部,課別に示し合って,台数を減らしていく,そして相乗りでうまくできるところについては,そういう最大の努力を,細かい話ですけども,やっていく。あるいはまた,職員数も合併直前の総職員数と現在の職員数は,100名以上は少なくなっているわけでございまして,そういう意味で保有する台数についても,また住民に今ご指摘の点についての検討をしながら,ここに至ってはいると思いますけども,細かい部分も含めながら,さらにそういう検討をしていくと。そしてまた,コミュニティバス通勤,そういうこと等も念頭に入れながら,中長期的に合併のスケールメリット,そういうものも幅広く考えながら,将来も考えて,例えば車通勤,そういうものに対しての物の考え方なども,可能な範囲でチャレンジしていく,そういうことも必要なのかなとも思っております。今議員ご指摘のような点も踏まえながら,今後さらに検討させていただき,具体的に取組むような点については,実行をしてまいりたいと思っています。


○26番(山神生人君)


 市長は先を走っていらっしゃる方と思うんですけども,市長車も今ハイブリッド車ですよね。乗り心地は非常にいいのかと思いますけど,よろしいでしょ。是非そういうハイブリッド車を広めていただきたいなというふうに思います。次に,今,行政が取組んでるいろんなシビックセンター環境保全対策に関するいろんな取組事例で,今取組んでるもので二,三,こういうことを取組んで,これだけの効果が出ましたよというのを,是非こういう場で発表していただきたいんですが,二,三,発表していただけませんか,事例を。


○管財課長(津曲正昭君)


 先ほども要綱の話が出ましたけれども,それに基づきまして,今年も5月30日でしたか,委員会を開きまして,さらに省エネ,環境に優しい環境をつくろうということで話し合いをしました。今までやってきております具体的な事例でございますけれども,本当に簡単なことです。不要な照明を消すということですね。それから,使用していない電気の機器のプラグを抜くというようなこと,それから空調機ですけれども,冬場は暖房時ですが,19度ぐらいに抑えると。夏場,冷房の場合は28度程度に抑えるということです。それから,夏,日差しが窓から入ってきますけれども,そういうときにはブラインドをおろして日差しを遮るというようなことを今までやってきました。さらに,温暖化防止のためにどんなことがあるかということで協議をいたしましたけれども,20年度は新たに事務に支障のない範囲で,パソコンが1人1台程度ずつありますけれども,使用しないときにはもとを抜くと,電源を抜くというようなこともやれば,かなりまた効果が上がるんじゃないかなということも考えております。それから,昼間ですが,今日のように天気のいい日は窓側の,特に4階から上の部屋については,窓側の電気を消しても事務に支障がないというようなこともございまして,一部それは実行を始めております。そのようなことを皆さんに協力をしていただきながら進めていきたいと思っております。


○26番(山神生人君)


 二酸化炭素の排出量を5.6%削減したといっても,ぴんとこないんですよね。ちなみに,これを削減したことによってどれぐらいの,例えば木に例えたら,これぐらいの木に匹敵するんですよと。もうちょっと一般の人が分かりやすいような表現でできませんか。


○管財課長(津曲正昭君)


 先ほど5.6%,18年度から19年度を比較すると削減をしましたよというような答弁もありましたけれども,18年度と19年度を比較しますと,国分庁舎で電力と都市ガスから計算をして算出をした量でございますけれども,約7万4,982kgの二酸化炭素が減量されたような計算になっております。分かりやすくということでございますけれども,50年生の人工林の杉は,環境省等が出しておる資料ですけれども,1本で1年間に約14kgの二酸化炭素を吸収するということが言われておるようでございます。算出した量で比較しますと,先ほどの7万4,982kgを割り算をしますと,約5,356本の杉が年間に吸収する二酸化炭素の量に匹敵するというような,具体的な数字を申しますとなるようでございます。それだけの量を排出しなかったということは,地球温暖化の防止の一助となっているのかなというようなことになるかと思います。


○26番(山神生人君)


 そういう実績を私は分かりやすくするということと,市報のどっか一覧に,ずっとそういう市民に訴える,そういうことも大事だろうと思う。こういう努力をしてるんだと,だから皆さん方も協力してくださいというような,そういう市報等の活用も大事なのかなと。宣伝も大事ですよね。皆さん方,いつも文句ばっかり言われてるかもしれませんけど,こういう努力をしてるんだということもしながら,市民の方たちの協力もいただくというような,そういうやり方も私は一つはあるのじゃないかなと思いますので,是非市報は非常に全国でも霧島市のやつは有名だと思うんです。そういう内容的にも工夫をされたらどうなのかなと。そして,市民の皆さん方の関心も集めると。シビックセンターでいくら努力しても,それは限界がありますよ。霧島市全体で取組むような,そういうやり方というのはないのかなあというふうに考えます。例えば今企業も取組んでます。壁面緑化とかいろいろ取組んでますね。いろんな,企業もいろんな形で取組んでます。夏場対策をどうするか,そういう問題を,これはシビックセンターだけじゃなくて,霧島市全体で一つの一家庭でもできることですよね。そういうことの取組を行政が中心になって,ちょっと音頭をとっていくというようなことも大事かと思いますけど,どうですかね,市長。


○市長(前田終止君)


 今,ご指摘の点は,例えば現実にやってきた取組,もっというと小さな成功,この事例をもっと市民の皆さん方にきちんと分かりやすくオープンにして,そしてそれがずっと広がっていくような,認識が高まっていくような,そういう努力をしっかりとやりなさいと。特に1軒ずつ配る自治体広報きりしまで特集でもされたらどうかというようなご指摘かと思うんですが,是非そういうことを繰り返していくことだと。そしてまた,一つ一つ細かいことをきちんとできなければ,この対応はなかなか成果を上げ切れないと。そしてまた,約13万近い市民の方々が一人一人意識を持って取組んでいく,そこに訴えていく手段のことをおっしゃってるんだとも理解できますので,限られた紙面,予算でありますけれども,精一杯打ち合わせをしながら努力をさせたいと,こう思ってます。


○26番(山神生人君)


 市長,この壁面緑化はニガウリとかアサガオとかお金要らないんですよ,余りね。家庭菜園の延長線で,昔我々が,昔の人たちはやってた,そういうことをまず今やろうとしてるわけですね。これを皆さん方全員やったら,私は莫大な効果が出てくるだろうと。だから,是非こういう取組を是非市の行政から呼びかけていって,いろんなところに協力をしていただくような努力をしていけば,私は非常に効果は出てくるのじゃないかなと。お金が要ることは簡単です。要らない工夫も大事ですから,是非このあたりをやっていったらどうかなと思います。今,特に都会ではそういうことが計画をされてるだろうと。我々の町でも,そういうことを是非やっていったらどうなのかなというふうに思います。それと,あとこの霧島市環境基本計画ができています。この中をいろいろと見ると,まだまだ中身はプアーかなというような気もしますね。例えば努めますとか,行いますとか,検討しますとかというような形で終わってますよね。これはこれで今できたばっかりですから構わないですけども,是非そこをこういうふうにしたら,こうなりますよというふうな肉づけを是非やっていただければなあと。そうするとまだまだこの環境基本計画が生きてくるのじゃないかなと思います。あえてこれは難しく考えるんじゃなくて,自分たちでできるところからそういう形で取組む,そういう計画書であってほしいと要望しておきます。それと,時間が少ないですけれども,これも昨日,植山議員から進行管理をどうしていくんだという話もありました。行政の中にはプラン・ドゥ・チェック,この三つでよく管理をされてるのかなあというふうに思いますけど,そこにあと4番目に,アクションの絵をつけていただきたいなあというものが,チェックして,よかったか悪かったかというところまではできてますけども,その後,その結果に基づいたアクションをどう引き起こすんかというPDCAのAというのは,これ企画部長,是非これにつけ加えていただいて,この進行管理をぴしっとやっていって,早くこの環境問題,環境計画がスムーズに進むような,そういうものにしていただきたいなあと思うんですけども,どうでしょうかね。


○生活環境部次長兼生活環境政策課長(川畑 巧君)


 環境基本計画のほうでは,先ほど私が申し上げましたように,市が取組むこと,市民が取組むこと,そしてまた事業者が取組むこと,この三者でやっていこうと。そしてまたさらに,それを受けて私どもが霧島市地球温暖化対策実行計画というものを策定しております。これについては数値目標をそれぞれ掲げておりますし,外部評価はしなくても,うちの新たな評価で十分できるかと考えているところです。その中で今議員がおっしゃられる一つの手法として,もし仮に達成できない数値目標があるんであれば見直しもしようと,そういう項目も当然入れております。そして,最終的には市民に公表していこうと,そういう段取りでやっていきたいと思っておりますので,そしてまた基本計画については,確かに努めますとかいう話が出てきますけども,先ほど言いました共生協働のまちづくりの各条例であります3者の責任分野を今後お互い支援していきながら,また市民が持ってる公共的能力を引き伸ばしてあげたいと,そういう形をいろんな形で,例えば農業関係であれば4Hクラブの方々,そしてまた保健の方々であればそれぞれの団体の方々,そのたびにやっていきたいなと考えております。それと田代議員からの提案がありましたけども,チャレンジバッチですとか,その辺も考えていきたいなと考えております。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 先ほどプラン・ドゥ・シー・アクション,アクションの部分ということでございまして,一番基礎になる霧島市総合計画の中の行政経営という流れの中にプラン・ドゥ・シーがあって,それを結果を振り返り,次の企画に反映させるということで,アクションということでなっておりますので,これは最も基礎になるというふうに考えております。


○26番(山神生人君)


 環境問題は,非常にこれからがいろんな大変なイバラの道だろうと思います。それだけ大事な問題ですので,是非今後一緒になって行政や議会,市民総参加のもとに取組んでいく大きな問題だろうと思ってます。これを乗り越えないと行政は成り立っていかないだろうというふうに思ってます。是非そういう面ですばらしいまちづくりを目指すのであれば,環境問題をより一層突っ込んで,今後議論していく必要があるだろうと思います。最後に,道路行政について,幹線道路の整備についてお伺いします。既に14年,計画段階から14年経ってるよと。500mは非常になかなか,今のところは道路実施設計ができてるんだよという話もありました。我々もいつになったらできるのかなあと,非常に市民の方からも,あそこはどうなったんかと,毎回,毎回,よく指摘を受けるところでございます。あそこが貫通すれば非常に下場の幹線道路はきちっとしたものになるんだろうと思いますので,是非これに関してはいろんな課題があるかもしれません。行政だけでは解決しない,協力していただかないといけない面もたくさん多々あると思いますので,是非これは建設部長,是非頑張って県に,これは市の管轄じゃありませんけども,市が県の委託を受けてやる部分が多いにありますので,県に厳しく言って,県は金がない,金がないとよく言われるかと思いますけども,これだけ14年間経ってる道路なんだよと。今,途中でとまってるんだよということを県に強く要望していただきたいなあと。そして,早くこの幹線道路は開通するように努力をしていただきたいなあと思いますけど,そこで部長からそこらあたりの意気込みをお聞きしたいと思いますので,よろしくお願いします。


○建設部長(篠原明博君)


 ただいま議員がおっしゃいましたように,あの区間の完成といいますか,工事ができませんと,その前後の道路が生かされないわけです。市といたしましても,あの道路は交通道路のネットワーク化すると,一番空港への関連の大事な道路であるということで,市長をはじめ何回も県に陳情いたしております。先ほど申しましたように,今,隣の工区を一生懸命やってると,県もそれが終わり次第,何とか次に移りたいということもおっしゃっておりますので,市としてもこの道路の位置づけを最重要課題として位置づけて,今後強くまた県のほうにも要望していきたいと思います。


○26番(山神生人君)


 市長,そういうことですんで,是非市長もバックアップしてもらって,県に強く要望していただいて,あれが早く完成して,この混雑が少しでも解消できれば,従来の本来の交通量に戻るのかなという気もしますんで,是非そこあたりをお願いしまして,私の質問を時間も来ましたので終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,山神生人議員の一般質問を終わります。次に,18番,脇元操議員より2件通告がされております。したがって,脇元操議員の発言を許可します。


○18番(脇元 操君)


 議員諸兄の皆さん,本当にお疲れさんでございます。最終答弁者として,かなりプレッシャーがかかっております。最終ランナーとしては時間を短縮するのが,陸上で言うとそうでありましょうが,私はそういう器用なことはできませんので,ひとつ頑張ってみますので,よろしくお願いいたします。通告に従い,次の2件について質問いたします。災害はいつ襲ってくるか予測ができません。5月に発生しましたミャンマーのサイクロンの被害,または中国四川省で死者約6万人を超えた大地震,各学校の崩壊,子どもたちの尊い命が失われたことは,まことに心の痛むところでございます。心からお悔やみ申し上げ,早い復興を願うものであります。梅雨に入り,嘉例川地区の大規模な山林伐採の現場は,土砂流出の危険があります。雨期に備え災害危険箇所の点検を要望するものであります。それでは,質問に入ります。霧島市は観光地でもあり,そのことも含めて質問に入ります。春山緑地公園用地について,平成6年10月に取得されておりますが,その間,グラウンド建設整備事業が始まるということで,期待をしているものでございます。本市にも大型グラウンド,多目的グラウンド整備が将来にわたって必ず必要ではないかと思うわけでございます。それでは,春山用地取得の年度から現在までの事業内容をお示し願います。整備事業の目的は,多目的グラウンドになると理解してよろしいでしょうか,お伺いします。3番目に,全体事業費は,今後どのぐらいの予算を見込んでいるかお示しください。4番目,完成年度は何年度を予想しているかお示しください。次に,スポーツ等の誘致について質問いたします。本市におけるスポーツ等の誘致については,各スポーツ施設等を利用し,プロサッカーチームや実業団のソフトボールチーム等のチームの合宿地として利用されておることは承知しておりますが,現在,本市には少年サッカースポーツチームが18チーム,霧島市内に在籍しております。姶良伊佐地区少年サッカー連盟加盟チームが約38チーム所在しているものであります。1番目に,競技別に最も盛んなスポーツはサッカーであると,このように思っております。地域スポーツの振興,青少年の健全な育成を思うとき,県内で小中学校のサッカー大会が数多く開催されております。本市に誘致し,開催する計画はないか,問うものでございます。2点目に,国分運動公園,海浜公園グラウンドがありますが,本市においては全体的に施設数が少ない。多目的グラウンドを整備する計画はないかお伺いするものであります。以上をもちまして第1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 脇元議員から2点につきましてご質問がございました。2点目,1につきましては私のほうから答弁いたします。2点目,2につきましては教育部長が答弁をいたします。1点目につきましては,農林水産部長に答弁をいたさせます。スポーツイベント等の誘致についての中の1点目についてお答えをいたします。19年度のサッカー大会の誘致実績といたしましては,九州大会1回,鹿児島県大会2回,地区大会1回,市内の大会3回の計7回でございます。国分運動公園陸上競技場や牧之原運動場,海浜公園グラウンド等で実施をいたしております。霧島市は鹿児島県の中央部に位置して,交通の要衝の地となっており,条件的に大変恵まれております。今後とも日程調整やほかの競技団体との連携を図りながら,地域スポーツの振興,青少年の健全な育成の活性化を強化するためにも,大きな大会等が誘致できますよう要請,努力してまいりたいと存じます。


○教育部長(藤田 満君)


 スポーツイベント等の誘致についての2点目についてお答えをいたします。先ほど市長からも答弁がありましたように,現在の施設においても市内大会から九州大会まで種々の競技の開催に対応している状況でありますが,さらにより多くの大会を開催できるよう,現在,福山地区に多目的グラウンドの整備を進めているところでございます。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 春山緑地公園事業についての1点目から4点目について一括してお答えいたします。春山緑地公園は平成12年度までに用地を取得し,平成12年度から県営中山間地域総合整備事業を導入し,平成19年度に事業は終了いたしました。事業費は市単独事業費1,200万円を含め,総事業費約1億5,100万円を要しております。事業内容としては1.8haの農村公園と3.8haの緑地公園の整備であります。芝広場,東屋,休憩施設,トイレ,駐車場などの整備を行った農村公園は完了いたしておりますが,緑地公園は交流施設である多目的グラウンドとして整備するものであり,県営中山間地域総合整備事業では,交流施設の基盤整備のみが事業対象となっておりますことから,暗渠排水工など基盤工事のみの施工となり,グラウンドの整備は行われておりません。現在,グラウンドを整備するための新たな事業の導入を検討中でありますが,経費節減のため他の公共事業で発生する建設発生土,捨て土等を搬入し,広場の整備ができればと考えておりますので,総事業費と完成時期につきましては,断言できないところでございます。市の事業や県の事業から発生する捨て土を早急に搬入できるよう努力してまいりたいと思っております。


○18番(脇元 操君)


 順不同において質問いたします。まず,スポーツイベント等の誘致についてでございますが,子どもの夢,スポーツをやってる子どもさんたちが非常に一生懸命に,私は今回は特にサッカーについて質問しておりますので,その点についてお伺いします。来月7月12,13日に当地におきまして霧島市長杯争奪U−12少年サッカー大会が開催されるということでございます。各県の優秀チームを迎えてレベルの高い,県内でも屈指の大会にしようということでございまして,協会,大会役員一同非常に頑張っておられます。もちろん市長は大会特別顧問ということで出席されると思いますが,この点についてお伺いします。


○市長(前田終止君)


 市長杯争奪の青少年のサッカースポーツ大会,関係者からお話も伺っておるところでございます。私どもの市は,大変サッカーの県内でも有数な活動を行っている地域でございまして,またすばらしい指導者にも恵まれている場所でもございまして,重ねてまた地域にスポーツ少年団でサッカーに熱を入れておられるチームも数多くありまして,県内のサッカー大会,少年の部ではもうトップレベルを常に走っているというようなこともお伺いしてますし,また新聞等でもテレビ等も通じて,その活躍のほども伝えておりますし,私も可能な限り,このような案内があったら出席をさせていただき,ご声援申し上げるところでございます。


○18番(脇元 操君)


 非常に規模の大きな大会になろうと,こう私は予測しておるんですが,九州管内の優秀なチームを呼んで,ただいまのエントリーが64チームということでございまして,すばらしい大会になろうと思います。国分多目的グラウンド,あるいは牧之原の多目的グラウンド,海浜公園ということで分散して行われると思いますが,できるならば1か所の大きな多目的グラウンドがあれば有効かなというふうに思うわけでございます。その点,どうお考えでございますか,お伺いします。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(六反良一君)


 本来そういった施設があれば,非常にスムーズに競技もいくんだろうと思います。現在,今,吹上の海浜公園等を利用して,そういった大会は実施をされております。できれば霧島市にも一挙に大会ができる,そういったグラウンドが欲しいというのは当然でございます。


○18番(脇元 操君)


 当霧島市は交通のアクセスもいい,3県のちょうど中心部に当たるところでございます。それをもって大きな大会を開催するに当たりましては,九州の優秀チームを招待するに当たりましては,非常に便利のいい所でありますし,できるならば多目的グラウンドの整備を早急にしてほしいと思うわけでございます。その点についてはいかがなものでしょうか。


○市長(前田終止君)


 大きな多目的のビッグイベントがスポーツの分野でも,あるいはさまざまな地域を大きく活性化させていくような地域行事もできるような,そのような大競技場,施設を整備できたら,こしたことはありません。私もそれは請い願うところではあるんですけれども,なかなか現在の行財政大改革,今進めてる真っ最中,今の状況ではまだいつの時期にどうするとかいうことを,残念ながら皆さん方にお伝えする状況にないこともご理解いただきたいと思います。やがてお互いにきちんと財政の健全化をしっかりと目途がつきましたら,将来に向かう,そのような夢ある市政展開をダイナミックに展開できる日も来ようと思っておりますので,請うご期待ということで,よろしくお願いいたします。


○18番(脇元 操君)


 ただいま市長も一生懸命なる思いを答弁してくださいました。本市は観光霧島という名称でもありますし,県外から優秀なチームを呼ぶと,なかなか見れないものがたくさん霧島にはあると思います。したがいまして,優秀なチームほど,大きな大会になりますと,そこに1泊,2泊するわけでございます。したがって,経済効果も増えてくると,増してくるということでございますね。先ほど課長がおっしゃいましたように,加世田の海浜公園ということになりますと,一挙に170チームの試合ができるということでございます,1日目がですね。だから,遠大のチームは少なくとも2泊,3泊と,決勝戦までいくとですね,そういうことになるんですよ。したがって,2週にわたって,2週,3週にわたって大会が行われます。こういう大きな大会でございます。中高校生の大会も数多くありますけど,私もこの多目的,国分の多目的グラウンドで観戦します。いまいち大きなグラウンドがあればいいなあというのが私の感想でございますが,逐次将来に向けて春山のグラウンド,多目的グラウンドと,牧之原のグラウンドということであれば,もっともっと強烈な誘致を展開してやってもらいたいと,このように思うんですが,この辺についてはどうお考えですか。


○教育部長(藤田 満君)


 今,私どもスポーツを預かる立場の者として,それぞれの競技が隆盛するということは大変ありがたいことですし,またそれによるまた経済的な波及効果ということが重なれば,なおまたすばらしいことだろうと思っております。施設につきましては,これも冬場もグリーンになる,いわゆる冬芝を張りめぐらしたグラウンドから,大会をするに当たっても学校のグラウンドでありますとか,いわゆる市のグラウンド,さまざまだと思います。そして,きちんと広さもとれるグラウンド,あるいはそうでないグラウンド,グラウンドも多々あると思うんですけれども,現在,市で管理をしている施設で,サッカーができるグラウンドというのは12面ございます。そして,いろんな大会を開催する場合には,学校のグラウンドでありますとか,いろんなところを活用しながら,特に大きな大会には対応しなきゃならないのかな。そしてまた1回戦,2回戦とかチーム数が多いですと,予選のリーグとか,そういうのもありますので,かなりのグラウンド数が必要になってくるというのは,私ども承知をしておりますし,当然にまたこういう大会を開催される場合には,大会の規模等によって当然にグラウンドの,開催できるグラウンドの確保ということを念頭に置きながら計画をされるものだと思っております。そういうことで施設が充実することは非常にありがたいことでいいことですけども,今そういうことで,まずは福山のほうに今グラウンド整備を進められております。できるだけそういう形に進めば,私ども大変ありがたいと思っておりますので,是非側面からもご支援のほどを,また競技の隆盛に向けてもいただければ大変ありがたいと思っております。


○18番(脇元 操君)


 私の知っている限りは,本市で地場の国分隼人ライオンズクラブ,このクラブのクラブ杯,ライオンズ杯というのもございまして,非常に子どもたちが一生懸命に競技をやってるわけでございます。私はいつもライオンズ杯には観戦,見てみるんですが,非常に子どもたちの一生懸命な姿に感動するわけです。ましてや霧島市は子どもはたくさんおります。あるいは小中学校合わすと,大学までありますし,学園都市と思うわけでございますね。スポーツ精神にのっとったあの姿を見ると,本当に子どもたちの健やかな競技を見てると,本当にストレスがすっ飛んでしまいます,解消になります。霧島市を中心に38チームの連盟の所属チームがありますが,またそれぞれ指導者の方々も一生懸命な姿で指導しておるわけでございます。したがいまして,小さな大会でもいいから本市で,大きな大会に出場できないチームもあるわけです。その子どもたちのためにも,こうして本市で大会の開催をできるだけやってもらいたいというのが願いでございます。この辺はどうでしょうか。


○教育部長(藤田 満君)


 私どももすべての大会を掌握しているわけではございません。それぞれの団体でいろんな地区で開かれております。ざっと大きな大会を見てみましても,これは昨年の実績ですけれども,第13回のふくふくランドの,これは牧之原のサッカー大会ということでも開催されているようですが,会場は牧之原,それから福山総合運動公園等を会場にいたしまして,小学生30チーム,中学生28チーム,参加者が約800名というようなことで,これも8月の3日間の大会を開催されてる大会もあるようです。そういうことで特にサッカーに限定されておりますけれども,サッカーの競技におきましても,たくさんの大会が大小,現在も開催されていると思っております。それにつきましても先ほど申し上げましたとおり,そういう施設に限りはあるんでしょうけども,いろいろな施設を使っていただいて,開催していただいていると思っているところでございます。


○18番(脇元 操君)


 今,部長がおっしゃいましたふくふくランドの大会,この大会と隼人町の夏祭りの大会,あるいは国分の大会,この大会をひっくるめて今回は64チームを集めて第1回目の争奪戦をやろうというのが,今回の7月12,13日の大会だということだそうです。したがいまして,次回から恐らくふくふくランドの大会はなくなるというようなことだと思いますが,その大会を一挙に収縮してやってしまうと,7月の大会ですね。これがそういう大会になるそうです。だから,大きな大会になろうと思います。これは九州管内の優秀なチームも参加するそうですので,鹿児島県屈指の大会になると聞いております。だから,本市もそういう大会を一生懸命誘致してやってもらいたいというのが私の本音でございますので,ひとつ今後ともよろしくお願いいたします。ところで,商工観光部長,ひとつどうですか,今後の見通しをお聞かせください。


○商工観光部長(長崎 薫君)


 3月8日と9日に大霧島旗争奪高校剣道練成大会がございました。西日本の高校が102校集まりまして,宿泊が1,350人でございました。こういうスポーツ合宿等の誘致につきましては,霧島市スポーツ団体歓迎行事実行委員会で誘致活動,歓迎行事等を実施しております。今後におきましても,スポーツ合宿等の誘致につきましては,積極的に進めていきたいと考えております。


○18番(脇元 操君)


 いろいろ観光スポーツということでございまして,なかなかある大会を起こすには非常に大変だと思っております。そこで,市長にお伺いしますが,あるところは商工会議所,商工会,あるいは観光協会と関係団体と一致して,協力し合ってスポーツ観光の推進をやっていると聞いております。こういう立ち上げができないものでしょうか,お聞きいたします。


○市長(前田終止君)


 先ほどの部長答弁にも含まれておったと思いますけれども,私どもの霧島市においては,このことについて既に取組んでおります。そしてまた歓迎をする,そういう体制まで整っております。誘致,歓迎,こういうことの取組む声をつくり上げていく機関,議員仰せの点は,まさにスポーツという分野を通じて観光振興,地域づくり,青少年の健全育成,そういうことに熱意を持って,さらに当たれという意味だろうと思いますが,精一杯お互いに知恵を,力を尽くし合ってまいりましょう。


○18番(脇元 操君)


 次に移ります。春山緑地公園についてお伺いするものでございますが,取得年度から大分経過しているわけでございます。私も現地を視察してまいりました。今,排水工ですか,あれの設置がやっと済んだというものですね。今後,逐次整備されていかれると思いますが,これには予算も相当かかると,私は見てるわけでございますが,当局の今後の整備の,ここにも書いてありましたが,非常に大変だろうと思いますけど,粗方ご説明をもう一回願えませんでしょうかね。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 先ほども答弁申し上げましたけれども,今,多目的グラウンドをつくるための基礎の部分,暗渠排水関係と一部排水の工事が終わったところでございまして,あとそれを使用するためには,上のほうのグラウンドの整備,土を盛って,クレー舗装といいまして,混合土でずっと舗装していくという形になってくるわけですけども,これを単純に単独で最低限の整備をするにいたしましても,約1億8,000万ぐらいかかります。そういったことから,できるだけ経費を安くするために捨て土等を利用しながら整備していくことはできないかと。今,有利な補助事業等も今探してるわけですけれども,当面はそういった捨て土を使って,少しでも後の経費が安くなるような形で準備を進めていきたいと考えているところでございます。


○18番(脇元 操君)


 厳しい事業だというふうに私も考えておりますが,なかなかこの事業は完成年度は予測できませんね。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 まだそういった新しい,新たな事業の導入というところもまだ検討中でございまして,いつ完成しますということは断言できないところでございます。


○18番(脇元 操君)


 大変な予算が要るという工事であろうと思いますが,当局も一生懸命,今後またそういう整備等には頑張って,みんなそういう,将来的には恐らく私は多目的グラウンドと,こう理解しているんですが,それでよろしいんですかね。


○農林水産部長(萬?茂樹君)


 今仰せになったとおり,多目的グラウンドとして整備をする予定で計画しておるところでございます。


○18番(脇元 操君)


 いろいろとお聞きしましたが,この春山緑地公園,多目的グラウンドの整備は,非常に予算もなかなか財政的にも今厳しいことでありましょうし,逐次我が霧島市の市民が憩う場所ということで整備をしてくださることをお願いしまして,早いですが,これで質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で,脇元操議員の一般質問を終わります。これで,通告のありました26名の議員の一般質問のすべてが終わりました。次の本会議は27日の予定であります。本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。


              「散 会  午後 4時55分」