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鹿児島県 霧島市

平成20年第1回定例会(第2日目 3月 4日)




平成20年第1回定例会(第2日目 3月 4日)





             平成20年第1回霧島市議会定例会会議録


 
1.議事日程は次のとおりである。


                    平成20年3月4日(第2日目)午前10時開議


┌──┬──┬────────────────────────────┬───┐


│日程│議案│件                 名         │備 考│


│番号│番号│                            │   │


├──┼──┴────────────────────────────┼───┤


│ 1│3 │霧島市特別会計条例の一部改正について          │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 2│4 │霧島市地域福祉基金条例の一部改正について        │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 3│5 │霧島市国民健康保険出産費資金貸付基金条例の一部改正につい│   │


│  │  │て                           │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 4│6 │霧島市立学校の設置及び管理に関する条例の一部改正について│   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 5│7 │霧島市立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正につい│   │


│  │  │て                           │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 6│8 │霧島市重度心身障害者医療費助成条例の一部改正について  │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 7│11 │霧島市公共下水道事業受益者負担金条例の一部改正について │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 8│12 │霧島市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正について│   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 9│諮問│人権擁護委員の推薦について               │   │


│  │1 │                            │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 10│諮問│人権擁護委員の推薦について               │   │


│  │2 │                            │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 11│1 │霧島市職員の育児休業等に関する条例等の一部改正について │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 12│2 │霧島市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 13│9 │霧島市国民健康保険条例の一部改正について        │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 14│10 │霧島市乗合自動車運送事業の設置及び管理に関する条例の一部│   │


│  │  │改正について                      │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 15│13 │霧島市福山プールの設置及び管理に関する条例の全部改正につ│   │


│  │  │いて                          │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 16│14 │霧島市職員の自己啓発等休業に関する条例の制定について  │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 17│15 │霧島市移住定住促進に関する条例の制定について      │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 18│16 │霧島市後期高齢者医療に関する条例の制定について     │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 19│17 │霧島市自転車等の放置防止及び適正な処理に関する条例の制定│   │


│  │  │について                        │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 20│18 │霧島市出生祝金支給条例の廃止について          │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 21│19 │市道路線の認定について                 │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 22│20 │霧島市特定環境保全公共下水道根幹的施設(牧場クリーンセン│   │


│  │  │ター)の建設工事委託に関する協定の一部変更について   │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 23│21 │平成19年度霧島市一般会計補正予算(第5号)について  │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 24│22 │平成19年度霧島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)│   │


│  │  │について                        │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 25│23 │平成19年度霧島市老人保健医療特別会計補正予算(第1号)│   │


│  │  │について                        │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 26│24 │平成19年度霧島市下水道事業特別会計補正予算(第2号)に│   │


│  │  │ついて                         │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 27│25 │平成19年度霧島市温泉供給特別会計補正予算(第1号)につ│   │


│  │  │いて                          │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 28│26 │平成19年度霧島市水道事業会計補正予算(第1号)について│   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 29│27 │平成19年度霧島市簡易水道事業会計補正予算(第1号)につ│   │


│  │  │いて                          │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 30│28 │平成20年度霧島市一般会計予算について         │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 31│29 │平成20年度霧島市国民健康保険特別会計予算について   │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 32│30 │平成20年度霧島市後期高齢者医療特別会計予算について  │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 33│31 │平成20年度霧島市老人保健医療特別会計予算について   │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 34│32 │平成20年度霧島市介護保険特別会計予算について     │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 35│33 │平成20年度霧島市交通災害共済事業特別会計予算について │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 36│34 │平成20年度霧島市下水道事業特別会計予算について    │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 37│35 │平成20年度霧島市温泉供給特別会計予算について     │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 38│36 │平成20年度霧島市水道事業会計予算について       │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 39│37 │平成20年度霧島市工業用水道事業会計予算について    │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 40│38 │平成20年度霧島市病院事業会計予算について       │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 41│陳情│鹿児島県消防行政広域化に関する陳情書          │   │


│  │1 │                            │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 42│陳情│「霧島徳洲短期大学」(仮称)開学の陳情について     │   │


│  │2 │                            │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 43│陳情│「霧島徳洲短期大学」(仮称)開学の陳情について     │   │


│  │3 │                            │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 44│議提│道路財源の確保に関する意見書について          │   │


│  │2 │                            │   │


├──┼──┼────────────────────────────┼───┤


│ 45│  │一般質問 池田 綱雄君                 │   │


│  │  │      ・市政運営と予算編成について        │   │


│  │  │      ・空家対策について             │   │


│  │  │     塩井川幸生君                 │   │


│  │  │      ・霧島市の農畜林産業対策について      │   │


│  │  │      ・市道・農道整備について          │   │


│  │  │      ・火災報知器について            │   │


│  │  │     宮内  博君                 │   │


│  │  │      ・道路特定財源に対する市長の政治姿勢について│   │


│  │  │      ・後期高齢者医療制度と国保問題について   │   │


│  │  │      ・公営住宅整備について           │   │


│  │  │      ・排水対策について             │   │


│  │  │     下深迫孝二君                 │   │


│  │  │      ・河川の改修について            │   │


│  │  │      ・林業の活性化について           │   │


│  │  │      ・遊休農地について             │   │


│  │  │     前川原正人君                 │   │


│  │  │      ・テレビ難視聴地域の解消について      │   │


│  │  │      ・一般廃棄物処分場について         │   │


│  │  │      ・教育行政について             │   │


│  │  │      ・自治会の維持管理費と生きがい対策について │   │


└──┴──┴────────────────────────────┴───┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君      2番  松 元   深 君


    3番  秋 広 眞 司 君      4番  池 田 綱 雄 君


    5番  有 村 久 行 君      6番  徳 田 拡 志 君


    7番  山 浦 安 生 君      8番  神 園 三 郎 君


    9番  厚 地   覺 君     10番  徳 田 芳 郎 君


   11番  宮之原   稱 君     12番  黒 木 更 生 君


   15番  新 橋   実 君     16番  仮 屋 国 治 君


   17番  林 薗 澄 男 君     18番  脇 元   操 君


   19番  植 山 利 博 君     20番  上 鍋 正 光 君


   21番  塩井川 幸 生 君     23番  岡 村 一二三 君


   24番  島 廻 一 心 君     25番  木野田 惠美子 君


   26番  山 神 生 人 君     27番  池 田   守 君


   28番  下深迫 孝 二 君     29番  栫 井 成 孝 君


   30番  吉 永 民 治 君     31番  今 吉 歳 晴 君


   32番  尾 崎 東記代 君     33番  木 場 幸 一 君


   34番  浦 野 義 仁 君     35番  池 田   靖 君


   36番  細山田 為 重 君     37番  蔵 原   勇 君


   38番  田 代 昇 子 君     39番  前川原 正 人 君


   40番  窪 田   悟 君     41番  川 畑 征 治 君


   42番  深 町 四 雄 君     43番  時 任 英 寛 君


   44番  中 村 幸 一 君     45番  西 村 新一郎 君


   46番  宮 内   博 君     47番  徳 田 和 昭 君


   48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


   22番  久 保 史 郎 君





4.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長  前 田 終 止 君   副  市  長  南   洋 海 君


 副  市  長  福 永 いたる 君   総 務 部 長  西 重 正 志 君


 総務部参事兼   川 野 茂 樹 君   企画部長兼    山 口   剛 君


 隼人事務調整監              行政改革推進監


 生活環境部長兼  南 田 吉 文 君   保健福祉部長兼  今 村 恭 一 君


 生活環境政策課長             保健福祉政策課長


 農林水産部長   東   邦 雄 君   商工観光部長   長 崎   薫 君


 建 設 部 長  秋 窪 直 哉 君   工事監査部長   大 井   正 君


 消 防 局 長  中 村   昭 君   会計管理部長   池 田 和 弘 君


 水 道 部 長  濱 崎 幸 嗣 君   税務対策総括監  末 野 賢 了 君


 おじゃんせ霧島推進監           廃棄物対策監   沼 口 輝 実 君


          波 平 和 光 君


 農林水産部次長兼 外 山 幸 喜 君   商工観光部次長兼 柳 田 秀 徳 君


 農林水産政策課長             商工観光政策課長


 建設部次長兼   塩入谷 政 秋 君   消防局次長兼総務課長


 建築住宅課長                        西 尾   潔 君


 総 務 課 長  阿 多 己 清 君   広報公聴課長   間手原   修 君


 財 政 課 長  平 野 貴 志 君   税 務 課 長  川 畑   巧 君


 収 納 課 長  山 下   修 君   共生協働推進課長 横 手 航太郎 君


 情報政策課長   上脇田   寛 君   環境衛生課長   川 村 直 人 君


 保険年金課長   坂 元 良 行 君   衛生施設課長   前 田   理 君


 児童福祉課長   隈 元   悟 君   高齢・障害福祉課長


                               西     剛 君


 健康増進課長   宮 本 順 子 君   農政畜産課長   浜 田 健 治 君


 林務水産課長   山 下   晃 君   耕 地 課 長  馬 場 義 光 君


 建設政策課長   西 田 静 男 君   土 木 課 長  中 村 順 二 君


 都市整備課長   篠 原 明 博 君   下水道課長    三 嶋 辰 雄 君


 消防局警防課長  吉 村 茂 樹 君   消防局情報指令課長


                               田 中 義 春 君


 消防局予防課長  蔵 元   悟 君   企画政策課課長補佐


                               池 田 鎮 博 君





 教  育  長  ? 田 肥 文 君   教 育 部 長  吉 永 冨城夫 君


 教育部次長兼   野 村   望 君   教育総務課長   東 郷 一 徳 君


 生涯学習課長


 学校教育課長   村 田 研 史 君   保健体育課長兼  六 反 良 一 君


                      隼人給食センター所長





5.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長   藤 田   満 君   議事調査課長   上 原 勝 己 君


 議事調査課課長  満 留   寛 君   主幹兼調査係長  新 窪 政 博 君


 補佐兼議事係長


 書     記  福 永 義 二 君   書     記  井 上 寛 昭 君


 書     記  米 元 利 貴 君





6.会議のてん末は次のとおりである。





              「開 議  午前10時02分」


○議長(西村新一郎君)


 これより本日の会議を開きます。





  △ 諸般の報告





○議長(西村新一郎君)


 議事に入ります前に諸般の報告をします。


 お手元に陳情書,1月25日の陳情第25号についての採決の撤回と再審議を求める,鳥獣被害防止特措法関連予算を鳥獣捕殺ではなく自然林復元と被害防除に使うこと等を求める意見書提出に関する陳情及び「霧島徳洲短期大学」(仮称)開学の要望についてを配付しておりますので,お目通し願います。


 以上で諸般の報告を終わります。


 それでは,お手元に配付しました議事日程に基づき会議を進めてまいります。これより議事に入ります。





  △ 日程第1 議案第3号 霧島市特別会計条例の一部改正についてより


    日程第43 陳情第3号 「霧島徳洲短期大学」(仮称)開学の陳情についてまで一括上程





○議長(西村新一郎君)


 日程第1,議案第3号霧島市特別会計条例の一部改正についてより日程第43,陳情第3号「霧島徳洲短期大学」(仮称)開学の陳情についてまで,以上43件を一括し議題とします。


 これより質疑に入ります。4名の議員より質疑の通告がされておりますので,順次発言を許可します。


○39番(前川原正人君)


 まず,議案第18号霧島市出生祝金支給条例の廃止について質疑をいたします。


 06年度決算では,201人,2,010万円の実績が,出生祝金の実績が出てるわけですが,今回,この条例を廃止し,妊婦健診の公費負担回数を増加させるということで説明を受けたわけでございますが,対象妊婦,受診率,それにかかわる一般財源をどういうふうに見ていらっしゃるのか,これがまず第1点です。


 二つ目には,議案第21号,一般会計補正予算(第5号)の中で,教職員住宅管理で繰り上げ償還のための予算計上とあるわけですが,どの程度の節減効果を期待されているのか。また,高い利率で繰り上げ償還できる可能性のものもあると思いますが,ほかに残されているのか。また,その対策はどう考えていくのかですね。これが二つ目です。


 議案第28号,一般会計の予算です。今回,都市計画マスタープラン策定で本年度で現状把握と,本年度の現状把握と関係住民への意識調査を予定されているわけですが,どの程度の調査内容となるのか。また,その対象地域はどこまでを予定されているのか,この3点を質疑いたします。


○保健福祉部長兼保健福祉政策課長(今村恭一君)


 議案第18号霧島市出生祝金支給条例廃止についての質疑についてお答えします。


 平成20年度は,少子化対策として妊婦健診の公費負担回数を7回にふやす予算を計上しております。妊婦健診の対象者を1,300人,健診受診率は100%と見込んでおります。また,それに係る一般財源は6,949万2,000円を計上しております。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 教育費,教育総務費,公有財産購入費の6,639万3,000円を増額補正して,教職員住宅の譲渡代金を繰り上げて全額を支払うこととしております。


 どの程度の節減効果が期待できるかとのご質問でございますが,公立学校共済組合との教職員住宅譲渡契約締結時の支払い計画では,福山教職員住宅が平成22年度,大田小教頭住宅が平成24年度,大田小校長住宅が平成25年度,永水小校長住宅が平成26年度までの支払いとなっており,平成20年度以降の支出総額は7,270万3,064円になりますが,今回一括して繰り上げて支払うことにより,利息分の631万811円が削減されることになります。


 なお,このような契約の教職員住宅はほかにはございません。


 以上です。


○建設部長(秋窪直哉君)


 議案第28号,一般会計予算についての3点目にお答えいたします。


 都市計画マスタープランは,都市計画法第18条の2第1項にある市町村の都市計画に関する基本的な方針であり,霧島市第1次総合計画や都市計画区域マスタープラン及び国土利用計画を上位計画とし,社会動向等を踏まえた都市づくりの理念や地域ごとのまちづくりの方針に基づき,市の特性を生かした都市及び地域の将来像を描こうとするものであります。


 これを定めるに当たりましては,住民の意見を反映させるとしております。今年度は,これらを踏まえて現状把握と関係住民の意識調査を予定しており,内容につきましては,住民アンケート調査やヒアリング調査の活用とあわせて,計画策定委員会等に住民の意見を取り入れ,また市報等による意見募集等を行い,計画に反映していくことにしております。


 また,対象地区は,現在の都市計画区域内が原則でありますが,現在都市計画区域外であっても,今後都市計画を定めるべき区域として想定される区域も含めて予定しております。


○39番(前川原正人君)


 それぞれ答弁いただきました。


 まず,この議案第18号,出生祝金についてもう一回お聞きをしておきたいと思います。


 先ほどの説明の中で,1,300人を想定して,受診率は100%ということで,一般財源も6,949万2,000円ということで予定をされているわけですが,この厚生労働省は大体その14回程度を実施することが望ましいということで,指針といいますか,方向性を出しているわけですね。今回の霧島市で見ますと,以前からすると大分回数は多くなっているわけですが,その厚生労働省が示している14回程度ということからすると,まだ約半分ということになりますが,これもまだまだふえていくという,そういうことも予想といいますか,期待をしてよろしいわけですか。


 それともう一点は,教職員住宅の関係では,これは国の予算の中で公債費負担軽減対策ということで,07年度から09年度まで3年間に限定をして,年利5%以上の地方債の繰り上げ償還については国の方で予算措置をするという,こういう経過があるわけですが,今回の補正予算を見てみますと,福山だけが7%で,ほかのところがそれ5%にも満たない利率,一番低いところでは1.2%ということが,この中でも,補正予算の中でも明記されているんですが,この5%以上については国の方で対応をすると,それ以外のものについては一般財源の持ち出しということになっていくと思うんですが,その辺についての関連性はどうなのかをお聞きしておきたいと思います。


 それともう一点の議案第28号……。


○議長(西村新一郎君)


 前川原議員,議案の質疑でございますので,いろんな意見がこうして込められて,どう思うかというような質問になっておりますので,質疑に終始していただきたいと思います。


○39番(前川原正人君)


 はい,わかりました。もう一点は,景観の行政団体も本市の場合は定めているということですが,それとの関連性はどうなのか,お聞きをしておきたいと思います。


○保健福祉部長兼保健福祉政策課長(今村恭一君)


 妊婦検診を今回7回にしたわけでございますが,県内の市町村の中で,ほとんどの市町村が5回でございます。その中で7回にしているのは,本市と志布志市と長島町でございます。


 出生祝金の財源を妊婦健診の方に充てて,より多くの対象者に子育ての支援の面から活用するような考えで7回にしたわけでございますが,鹿児島県全体を見ても,7回というのはやはり回数は多いですし,今のところは7回で,ほかの市町村よりも手厚く考えた財源であると考えております。


○財政課長(平野貴志君)


 教職員住宅の繰り上げ償還の関係と財政健全化,いわゆる地方公共団体の財政健全化法との関連の分でございますけれども,この教職員住宅の繰り上げの分につきましては,直接は関係はございません。国が示しておりますのは,あくまでも公債費としてカウントしているものについて,そういう対策をとっているということでございますので,ご理解をいただきたいと思います。


○建設部長(秋窪直哉君)


 景観団体は,都市計画マスタープランの中で必要であれば,それらをちゃんと位置づけていかなければいけないというふうに考えております。


○議長(西村新一郎君)


 以上で前川原正人議員の質疑を終わります。


 次に,46番,宮内博議員から通告が出されております。許可いたします。


○46番(宮内 博君)


 議案第28号,平成20年度一般会計の関係で,まず最初に4点お聞きをしておきたいというふうに思います。


 その第1は,本年度の歳入調定額をどの程度見込んで今回の当初予算に計上をしているのかということが第1点です。また同時に,この留保財源についてはどのように考えているのかということについてお聞きをしておきたいと思います。


 2点目には,本年度着工する(仮称)第二国分西小学校の建設用地についてでありますけれども,元陶器工場跡地のために,隣接地から鉛に汚染された土壌が確認をされております。本年度建設事業費として7億5,694万円が計上されているわけでありますけれども,土壌汚染の可能性は低いとされているわけでありますが,その確認と除去費用はどのように見込んでいるかということについて,2点目,お答えをいただきたいと思います。


 3点目には,県営隼人外港事業,KAM霧島春山公園事業に対する県への負担金の計上が本年度ございませんでした。その理由についてお示しをください。


 4点目には,無料法律相談は,新年度と昨年の同額が計上をされております。市長は多重債務問題にも取り組むというふうに方向性を出しておりますけれども,予算の増額の必要はなかったのか,また,どのような体制で臨むのかについてお答えをいただきたいと思います。


 次に,議案第11号の公共下水道の受益者負担金条例,関連しまして,議案第34号の公共下水道特別会計についてお聞きをしておきたいと思います。


 国分・隼人地区の公共下水道の受益者負担についてでありますけれども,今回区域が拡大をされるということで,受益者負担金につきましても1m2当たり430円,従来の負担金を継続するということで提案がなされているところです。


 この受益者負担金については,前納報奨金の問題が以前から議論をされているところでありますけれども,受益者負担金を一括払いした場合,20%の報奨金が今でも存在をしております。旧国分市が2000年に,旧隼人町が2003年に,住民税などについての前納報奨金制度は廃止をしているわけでありますけれど,その理由の第一に,前納報奨金が現行金利と比較してかなりの高額となっているということが上げられた経過があります。にもかかわらず,公共下水道の分についてはこれが継続をして計上されているということについて,ご回答をいただきたいと思います。


 以上,お願いします。


○総務部長(西重正志君)


 議案第28号,平成20年度一般会計当初予算につきましての1問目にお答えいたします。


 予算計上額と歳入調定額との関連はどのようにしているのかとのことでございます。歳入調定額に徴収率などを乗じて算出するものには,市税や使用料などの自主財源がございます。


 その方法は,まず市税につきましては,課税額である歳入調定額に対して徴収率を乗じて収入見込み額を算出し,その見込み額を予算額として計上しております。また,住宅使用料などにつきましては,同じように歳入調定額を算出し,徴収率を乗じて収入見込み額を算出し,その見込み額を予算額として計上しております。


 そのほかの財源につきましては,例えば国庫支出金,県支出金等は,対象事業費の補助基本額などに補助率等を乗じて算出します。また,一般財源となる地方交付税などにつきましては,歳入調定額をそのまま歳入予定額として,それぞれ計上いたしております。


 次に,留保財源についてであります。当初予算編成の時点では,財源の留保を見込むことは大変難しい状況であります。その理由といたしましては,歳入予算を過大に見込んで予算編成を行った場合,歳入欠陥を招くおそれがあり,当該年度はもとより,翌年度以降の予算編成にも大きな影響を及ぼすことになりますので,慎重な対応が求められるところでございます。


 このようなことから,現時点で把握できる繰越金しか留保財源としては見込めない状況にあり,現時点では繰越金で約8億円を留保財源と見込んでおり,平成20年度の補正予算の一般財源となるものであります。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 2問目にお答えを申し上げます。


 教育費,教育総務費,小学校費,学校施設整備費の(仮称)第二国分西小学校建設事業の建設用地の土壌汚染の確認と除去費用は幾らかのご質問でございます。


 平成19年9月議会におきまして宮内議員のご質問にお答えいたしましたけれども,土壌汚染につきましては,以前の土地の所有者が,法律に基づき平成15年3月と平成17年11月に専門の業者に依頼し,2回ほど調査を行っております。その結果では,山久跡地全体の土地の北側の角地に鉛の土壌汚染が存在していることが判明いたしております。学校敷地は,山久全体の南側ですので,この場所からは100m以上離れております。


 また,現在,市で以前の所有者が行った土壌汚染調査結果の再確認のための調査を実施しておりますが,中間報告で学校敷地には土壌汚染はないということが判明しておりますので,(仮称)第二国分西小学校の建設事業では,土壌汚染の除去費用は今のところ計上しておりません。


 以上でございます。


○建設部長(秋窪直哉君)


 議案第28号平成20年度霧島市一般会計予算の3番目,県営隼人外港事業の本年度の予算が計上されなかった理由でございますが,県営隼人外港整備事業に対する負担金が本年度予算にされなかった理由といたしまして,県営事業としての隼人港外港は,平成19年度の事業評価監視委員会において条件つき継続とされたことから,今後設置予定の検討委員会で検討することとされたところであります。今後,検討委員会の結果をもって,再度事業評価監視委員会にお諮りすることとしており,その間の事業は中断となることから,平成20年度予算は計上しておりません。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 同じく,ご質疑1の3,中山間地域総合整備事業KAM霧島南部地区春山公園事業に対する負担金が本年度予算に計上されなかった理由についてお答えいたします。


 中山間地域総合整備事業KAM霧島南部地区につきましては,平成19年度をもって事業完了としております。したがいまして,春山公園につきましても,補助対象とされている整地工事と排水工事が19年度で完了となりますので,20年度予算には予算計上しておりません。


 以上でございます。


○総務部長(西重正志君)


 4問目の無料法律相談についてお答えいたします。


 多重債務相談につきましては,商工観光部商工観光政策課で行います消費生活改善相談業務の一環として取り組むことといたしております。体制といたしましては,消費生活専門指導員の資格を持つ職員と今回新たに嘱託職員を雇用して,窓口を充実して行おうとするものであります。多重債務相談につきましては,その解決に向けて,弁護士や認定司法書士などの専門機関に引き継ぐための紹介窓口としての事務を行うことといたしております。


 一方,無料法律相談につきましては,ご承知のとおり,鹿児島県弁護士会に委託し,霧島市法律相談センターとして開設しているもので,毎月2回の相談を行っている事業でございます。予算につきましては,ご指摘のとおり,昨年と同額でございます。この事業は,法律問題でトラブルや悩みを抱える市民の方が弁護士に相談をすることで,その解決に向けての一助になればということで実施しているものであります。


 したがいまして,市民の皆さんにとりましては,無料法律相談に加え,多重債務の相談を含め消費生活改善相談の窓口を充実したことにより,解決に向けての相談窓口がふえたということになると考えております。


 以上でございます。


○建設部長(秋窪直哉君)


 議案第11号霧島市公共下水道事業受益者負担金条例の一部改正について,受益者負担金前納報奨金20%の見直しでございますが,受益者負担金額の算定をしますと,1m2当たり430円となりますが,受益者負担金は税金とは違い,1回限りの負担という性格があります。また,前納報奨金の一括納付制度は,何回も分割納付で支払うより,一時的な負担は多額でもよいから1回の納付で済ませたい方に対しての負担の軽減措置であると考えております。


 前納報奨金20%を見直し,負担金を軽減することになりますと,整備が終わり供用開始に伴い,負担金を納付された地域の市民とこれから整備を行う地域の市民には不公平性が生じることになります。今回,前納報奨金の20%に当たりましては,前回整備区域との平等性を考慮するとともに,また,平成8年度から負担金を賦課してきました第1負担区,第2負担区,第3負担区の均等性を勘案いたしまして,今回の第4負担区につきましても,現制度の率20%で運用維持してまいりたいと考えております。


○46番(宮内 博君)


 回答いただいたんですけれど,あと何点かお聞きをしておきたいと思いますが,まず,その公共下水道の受益者負担金の関係でございますけれども,従来と変わらない答弁ですよね。その実際に税金とは違うというふうにおっしゃっていますけれども,滞納すれば,これは強制執行の対象になるというような形で,制裁措置が当然盛り込まれているものであるわけです。


 そこで,お尋ねしますけれども,実際今の銀行の利率からして,これは余りにも,20%というのは高過ぎるという認識はないのかというのが第1点です。


 2点目に,平成20年度の歳出予算を見てみますと,報償費として1,345万3,000円が見込まれているわけですけれども,実際にこれはこの対象となる地域の受益者負担金を納める対象者の何割ぐらいをこの中で報奨金として計上しているのかということについて,再度ご回答をいただきたいというふうに思います。


 次に,この無料法律相談の関係でございますが,別にその窓口を設けて,窓口がふえることによって利便性が拡大をするというご回答であったんですけれども,現実にその無料法律相談はほぼ満杯の状況で,相談できないという,そういう相談も私どもの方にも寄せられているわけです。窓口を広げることによって,さらにこの法律相談の機会がふえてくるというふうに思いますけれども,その辺はどのようにお考えになっておるのか,再度お聞きをしておきたいというふうに思います。


 それから,県営隼人外港の問題についてですが,その条件つきの継続となった,その条件というのはどういう条件になっているのかですね。


 以上の点について再度ご回答ください。


○下水道課長(三嶋辰雄君)


 前納報奨金20%を見直し,負担金を軽減することになりますと,前納一括納付者が少なくなり,今後面整備拡大に伴い,滞納件数や金額が増加し,収納率の低下が懸念されます。分割納付者が増加しますと,納付期間中にさまざまな原因により滞納となるリスクが高くなると思われます。今現在においても,滞納の多数が分割納付者であります。それにより滞納整理事務が増加し,多くの時間を費やしております。


 また,この報奨金制度は,平成8年度からこれまで12年間にわたり運用してきております。19年度新たに負担金を賦課しました供用開始地区において,この前納報奨金20%を利用された一括納付者は82.6%を占めております。過去3年,この制度を利用し一括納付されました受益者の割合は,平成17年度が73.5%,平成18年度が80.4%,19年度は82.6%を占めており,年々一括納付率が高くなってきております。


 平成18年度決算で新たに賦課した1年分の負担金の収納につきましては,調定賦課金額が5,697万670円で,そのうち収納金額は5,639万5,000円でありました。その収納率は,前納一括納付分も含め98.99,約99%になっております。それによりまして,納付の促進,事務経費の削減,事務量の軽減が図られております。また,それによりコスト削減にも役立っております。


 ちなみに,県内類似市であります薩摩川内市や鹿屋市においても,前納報奨金は20%で運用しております。


 したがいまして,現段階では,現制度の率での運用を維持していくように考えております。


○総務課長(阿多己清君)


 議案第20号につきましての質問に対しご答弁を申し上げます。


 無料法律相談につきましては,ご存じのとおり,月2回の相談でございまして,その枠も1回当たり6人という限りがございます。予約制で行っている関係もございまして,先ほど議員のご指摘のいっぱいになっている状況もお聞きはいたしております。その内容につきましても,金銭問題の相談も結構多くなってきているという状況にございます。


 今回,多重債務相談につきましては,商工観光部の消費生活相談業務の一環として行うわけでございますけれども,どちらにつきましても,解決に向けて,弁護士など専門の機関への案内業務というのが中心になろうかと思っています。それで,両相談とも解決に向けての第一歩の窓口ということで,お互いに連携をしてしたいと考えております。


 ただ,無料法律相談は,1件当たり30分という時間の制約もありますので,そこらは市民からもし問い合わせがあったら,有料のそういう弁護士等に相談のまた窓口もありますので,そちらの方も案内するような体制もとっていきたいと考えております。


○土木課長(中村順二君)


 隼人港外港につきましては,加治木港の取扱貨物量の補完という形の計画はなされましたけれども,取扱量が減少する中で,隼人港をつくるということは,対費用・効果等を考えれば厳しいものがあるということがありました。


 また,隼人港背後地の土地利用計画等が見えてこないということもございまして,委員会として非常に厳しい県の中で検討しましても,隼人港の建設の重要性をアピールされまして,条件つき継続というふうにさせていただいたところであります。


○46番(宮内 博君)


 その条件が何だったのかと聞いておりまして,条件つきだったというのは,先ほど部長からも答弁がありましたのでわかっていますけれど,そのことをお聞きしていますので,再度お聞きをしておきます。


 それから,公共下水道の受益者負担金の関係でございますが,8割以上の方がこの一括納入をしているということで,単純に計算をしますと,m2当たり430円の16%ぐらい受益者負担金を引き下げても,この事業はできるということが言えると思うんですね。実際一括して納めることができない人たちというのは,生活に困難を来している低所得者の人たちが多いというふうに思いますけれども,負担金を引き下げて,そしてそういった方たちを救済するというようなことは考えていないのか,再度お聞きをしておきたいと思います。


○下水道課長(三嶋辰雄君)


 負担金の納付方法は,分割納付と前納報奨金を利用した一括納付の方法があります。分割納付につきましては,市民生活に与える影響を考慮し,納付しやすくするため5年に分割し,さらに1年を4期に分けて計20回で納付する方法があります。特に,経済的な理由の対象者についての徴収につきましては,戸別訪問によります受益者との面談の中で,事業の必要性や負担金制度に理解をいただき,受益者が納付可能な額で分割納付の協議を行い,無理な負担とならないように徴収してまいりたいと考えております。


○建設部長(秋窪直哉君)


 隼人港の事業評価委員の考え方ですが,評価の視点といたしましては,事業の進捗状況,事業をめぐる社会経済情勢等の変化,事業採択時の費用対効果の分析の要因の変化,コスト縮減や代替案等の立案等の可能性で評価されたものでございます。


○議長(西村新一郎君)


 以上で宮内博議員の質疑を終わります。


 次に,23番,岡村一二三議員から通告がなされております。よって,質疑を許可いたします。


○23番(岡村一二三君)


 私は,通告しておいた議案第28号,平成20年度一般会計予算の中の総務管理費の企画調整費で,市民学習支援公社への1,494万6,000円の補助金についてお尋ねするものであります。


 まず,第1点として,補助金を計上し交付しようとする根拠は何なのか。


 次に,市民学習支援公社へは,公民館費で1,676万3,000円が計上され,さらに指定管理に係る指定管理費がそれぞれ施設ごとに計上されておりますので,この補助金額を算定された詳細な算定根拠を求めるものであります。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 議案第28号平成20年度霧島市一般会計予算についての市民学習支援公社補助金に関するご質問についてお答えいたします。


 まず,1点目の補助金計上の理由につきまして,財団法人霧島市市民学習支援公社は,市と連携して生涯学習の推進を図り,市民福祉の向上に寄与することを目的とした財団法人で,平成8年に市の100%,当時の国分市のですけれども,100%出資により設立されたものでございます。主な業務といたしましては,市民会館や国分海浜公園などの文化施設,体育施設の管理受託事業及び公民館講座の開催等の生涯学習事業を実施いたしております。


 公社の運営にかかわる市からの収入につきましては,委託料と補助金の2種類があり,施設管理受託事業や生涯学習事業のうち,市からの委託に基づくものに関しましては,市の各所管課において,それぞれ委託料,補助金として予算計上いたしております。


 ご質問の企画調整費における補助金を計上した理由につきましては,ただいま申し上げました市の各所管課からの具体的な事業委託等に係る委託料,補助金に含まれない公社本部事務局の管理運営経費について,企画政策課において補助金として予算計上いたしているものでございます。


 次に,2点目の具体的な補助金の積算根拠につきましては,公社の理事会,評議員会への出会時の報酬42万9,000円,本部事務局に勤務する嘱託職員等の賃金720万2,000円などを含む人件費分として計873万1,000円,事務局職員の旅費・交通費1万6,000円,消耗品費15万2,000円,電話代などの通信運搬費12万円,パソコン保守などの委託料36万1,000円,コピー機などの使用料・賃借料39万円,消費税等の公課費475万7,000円などを含む事務費分として計621万5,000円,合計1,494万6,000円を補助対象経費として見込み,予算計上いたしたところでございます。


 以上でございます。


○23番(岡村一二三君)


 ただいまの説明で,この補助金は市民学習支援公社の本部経費だということはよくわかりましたが,あと,支援公社からの補助金申請なんですが,申請受け付けの窓口は企画政策課なのか,それとも財政課なのか,お尋ねしておきたい。


○財政課長(平野貴志君)


 お答え申し上げます。


 予算計上費目が企画調整費でございますので,所管する企画政策課の方に補助金申請をすることになります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で23番,岡村一二三議員の質疑を終わります。


 次に,32番,尾崎東記代議員より通告がなされております。許可いたします。


○32番(尾崎東記代君)


 通告しております3点について,項目ごとに質疑いたします。


 1点目は,議案第28号,一般会計予算書,第2表債務負担行為についてであります。一つには,7ページ,最下段の霧島市土地開発公社の公共用地先行取得の債務負担の内容はどういうものか。二つには,3段目の農業近代化資金利子補給は何名分の何%の利子補給か。三つには,4段目,農業経営基盤強化資金利子補給は何名分なのか。


 2点目は,議案第28号,予算に関する説明書の債務負担行為に関する調書287ページから288ページ,損失補償の分2件を除く20年度以降の支出予定額の合計は幾らか。


 3点目は,同ページ,287ページから289ページ,年度表示の前々年度,前年度及び当該年度の欄は,平成18年度,平成19年度,平成20年度と記載したらどうか。


 以上,お伺いいたします。


○総務部長(西重正志君)


 債務負担行為の1点目についての霧島市土地開発公社の公共用地先行取得についてお答えいたします。


 この債務負担行為につきましては,平成20年度以降に予定しております公共施設整備事業などの事業を円滑に進めるため,公共用地の先行取得を霧島市土地開発公社へ依頼するためのものであります。


 債務負担行為の内訳につきましては,(仮称)第二国分西小学校建設関連市道整備や公園整備等の公共用地先行取得分として,限度額5億円を設定いたしております。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 ご質疑1点目の2,農業近代化資金,この利子補給は何人分で何%かというご質問ですが,本年度見込まれております農業近代化資金の借入希望者を8名といたしまして,平均借入額を1,800万円の総額1億4,400万円と算定いたしております。なお,利子補給は1%であります。


 次に,3点目の農業経営基盤強化資金利子補給についてでありますが,この資金につきましては認定農業者を対象とした資金でありまして,本年度利用見込みを法人1件の1億円,それから個々の認定農家4件が5,000万円ずつ,総額3億円を債務負担行為として計上いたしております。


 以上でございます。


○総務部長(西重正志君)


 2問目の損失補てんについてお答えいたします。


 平成20年度予算に関する説明資料の287ページから288ページにかけての債務負担行為に関する調書中,十三塚原土地改良区の借入元利償還金に対する損失補償と霧島市土地開発公社の土地購入資金に対する損失補償を除いた平成20年度以降の支出予定額の合計は37億523万4,000円であります。


 次に,3問目についてお答えいたします。


 平成20年度予算に関する説明書の287ページから289ページにかけての債務負担行為に関する調書及び地方債残高の見込みに関する調書につきましては,地方自治法施行規則に定められた様式に基づいて作成いたしております。予算に関する説明書につきましては,これまでもわかりやすい説明書を目指して随時見直しを行ってきたところでもあります。今後も,ご質疑の点も含め研究してまいりたいと考えております。


 なお,平成20年度当初予算説明資料,資料1と印刷してある資料の23ページの地方債の状況におきましては,具体的年度を表記して説明いたしているところでございますので,ご理解をよろしくお願いいたします。


○議長(西村新一郎君)


 以上で尾崎東記代議員の通告によります質疑を終わります。


 ほかに質疑はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 以上で日程第1,議案第3号より日程第40号,議案第38号までの質疑のすべてを終結します。


 これより議案処理に入ります。お諮りします。日程第1,議案第3号霧島市特別会計条例の一部改正についてより日程第10,諮問第2号人権擁護委員の推薦についてまで,以上10件については,会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略し審議したいと思いますが,これにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,そのように決定しました。





  △ 日程第1 議案第3号 霧島市特別会計条例の一部改正について





○議長(西村新一郎君)


 それでは,議案第3号霧島市特別会計条例の一部改正について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。


 採決します。議案第3号について原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


            [「異議なし」「異議あり」と言う声あり]


 異議がありますので,起立により採決をいたします。賛成の方の起立を求めます。


                  [賛成者起立]


 ありがとうございました。出席議員総数44名,起立者41名,賛成多数であります。したがって,議案第3号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第2 議案第4号 霧島市地域福祉基金条例の一部改正について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第4号霧島市地域福祉基金条例の一部改正について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。


 採決します。議案第4号について原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第4号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第3 議案第5号 霧島市国民健康保険出産費資金貸付基金条例の一部改正について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第5号霧島市国民健康保険出産費資金貸付基金条例の一部改正について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。


 採決します。議案第5号について原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第5号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第4 議案第6号 霧島市立学校の設置及び管理に関する条例の一部改正について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第6号霧島市立学校の設置及び管理に関する条例の一部改正について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。


 採決します。議案第6号について原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第6号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第5 議案第7号 霧島市立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第7号霧島市立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。


 採決します。議案第7号について原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第7号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第6 議案第8号 霧島市重度心身障害者医療費助成条例の一部改正について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第8号霧島市重度心身障害者医療費助成条例の一部改正について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。


 採決します。議案第8号について原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


            [「異議なし」「異議あり」と言う声あり]


 異議がありますので,賛成の方の起立を求めます。


                  [賛成者起立]


 ありがとうございます。議員総数44名,起立者42名,賛成多数であります。したがって,議案第8号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第7 議案第11号 霧島市公共下水道事業受益者負担金条例の一部改正について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第11号霧島市公共下水道事業受益者負担金条例の一部改正について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。


 採決します。議案第11号について原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議あり」と言う声あり]


 異議がございますので,賛成の方の起立を求めます。


                  [賛成者起立]


 ありがとうございました。議員総数44名,起立者42名,賛成多数であります。したがって,議案第11号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第8 議案第12号 霧島市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正について





○議長(西村新一郎君)


 次に,議案第12号霧島市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正について討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。


 採決します。議案第12号について原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第12号は原案のとおり可決されました。





  △ 日程第9 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について及び


    日程第10 諮問第2号 人権擁護委員の推薦について





○議長(西村新一郎君)


 次に,諮問第1号人権擁護委員の推薦について及び諮問第2号人権擁護委員の推薦について,以上2件について一括して討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。





  △ 日程第9 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について





○議長(西村新一郎君)


 これより諮問第1号人権擁護委員の推薦について採決します。本件の採決は無記名投票をもって行います。


 議場を閉鎖します。


                   [議場閉鎖]


 ただいまの出席議員は44名であります。会議規則第31条第2項の規定により立会人を指名します。立会人に15番,新橋実議員,37番,蔵原勇議員を指名します。


 投票用紙を配付させます。


                  [投票用紙配付]


 投票用紙の配付漏れはありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 配付漏れなしと認めます。


 念のため申し上げます。本件を可とする方は「〇」,否とする方は「×」と記載の上,点呼に応じて順次投票をお願いします。


 投票箱を点検させます。


                  [投票箱点検]


 異状なしと認めます。


 重ねて申し上げます。投票中賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は,会議規則第73条第2項の規定により否とみなします。


 投票を行います。点呼を命じます。


              [事務局長の点呼に応じ順次投票]


 投票漏れはありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 投票漏れなしと認めます。投票を終了します。


 議場の出入り口を開きます。


                   [議場開鎖]


 開票を行います。15番,新橋実議員,37番,蔵原勇議員の立ち会いをお願いいたします。


                    [開票]


 投票の結果を報告します。投票総数44票,うち可とするもの35票,否とするもの9票,以上のとおり賛成多数であります。したがって,諮問第1号は原案のとおり答申することに決定しました。





  △ 日程第10 諮問第2号 人権擁護委員の推薦について





○議長(西村新一郎君)


 次に,諮問第2号人権擁護委員の推薦について採決します。本件の採決は無記名投票をもって行います。


 議場を閉鎖します。


                   [議場閉鎖]


 ただいまの出席議員は44名であります。会議規則第31条第2項の規定により立会人を指名します。立会人に16番,仮屋国治議員,38番,田代昇子議員を指名します。


 投票用紙を配付させます。


                  [投票用紙配付]


 投票用紙の配付漏れはありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 配付漏れなしと認めます。


 念のため申し上げます。本件を可とする方は「〇」,否とする方は「×」と記載の上,点呼に応じて順次投票をお願いします。


 投票箱を点検させます。


                  [投票箱点検]


 異状なしと認めます。


 重ねて申し上げます。投票中賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は,会議規則第73条第2項の規定により否とみなします。


 投票を行います。点呼を命じます。


              [事務局長の点呼に応じ順次投票]


 投票漏れはありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 投票漏れなしと認めます。投票を終了します。


 議場の出入り口を開きます。


                   [議場開鎖]


 開票を行います。16番,仮屋国治議員,38番,田代昇子議員の立ち会いをお願いします。


                    [開票]


 投票の結果を報告します。投票総数44票,うち可とするもの37票,否とするもの7票,以上のとおり賛成多数であります。したがって,諮問第2号は原案のとおり答申することに決定しました。





  △ 日程第11 議案第1号 霧島市職員の育児休業等に関する条例等の一部改正についてより


    日程第43 陳情第3号 「霧島徳洲短期大学」(仮称)開学の陳情についてまで





○議長(西村新一郎君)


 続いて,委員会付託であります。日程第11,議案第1号霧島市職員の育児休業等に関する条例等の一部改正についてより日程第43,陳情第3号「霧島徳洲短期大学」(仮称)開学の陳情についてまで,以上33件については,お手元に配付しております付託表のとおり所管の常任委員会に付託しますので,お目通し願います。


 お諮りします。付託表に誤りがあったときは議長において処理することにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,そのように決定しました。





  △ 日程第44 議提第2号 道路財源の確保に関する意見書について





○議長(西村新一郎君)


 次に,日程第44,議提第2号道路財源の確保に関する意見書についてを議題とします。


 提出者の趣旨説明を求めます。


○40番(窪田 悟君)


 本日提出いたしました議提第2号道路財源の確保に関する意見書について,趣旨説明をいたします。


 お手元に配付してあります意見書を朗読して,趣旨説明にかえさせていただきます。


 道路整備は,市民生活の利便,安全・安心,地域の活性化にとって不可欠であり,住民要望も強いものがあります。


 現在,地方においては,高速道路など主要な幹線道路のネットワーク形成を初め,防災対策,通学路の整備や開かずの踏切対策などの安全対策,さらには救急医療など,市民生活に欠かすことのできない道路整備を鋭意行っています。また,橋梁やトンネルなどの道路施設の老朽化が進んでおり,その維持管理も行わなければならず,その費用も年々増大している。


 こうした中,仮に現行の道路特定財源の暫定税率が廃止された場合,地方においては約9,000億円の税収の減が生じ,さらに地方道路整備臨時交付金制度も廃止された場合には,合わせて1兆6,000億円規模の減収が生じることになる。


 こうしたこととなれば,本市では約4億1,900万円規模の減収が生じることとなり,厳しい財政状況の中で,道路の新設はもとより,着工中の事業の継続も困難となるなど,本市の道路整備は深刻な事態に陥ることになります。さらには,危機的状況にある本市の財政運営を直撃し,教育や福祉といった他の行政サービスの低下など,市民生活にも深刻な影響を及ぼしかねないことにもなります。


 よって,国においては,現行の道路特定財源の暫定税率を堅持し,関連法案を年度内に成立させるよう強く要望するものであり,地方自治法第99条の規定により,衆議院議長,参議院議長,内閣総理大臣,内閣官房長官,総務大臣,財務大臣,経済財政政策大臣,国土交通大臣あてに意見書を提出するものであります。


 以上,会議規則第14条第1項の規定により,霧島市議会議員,窪田悟,浦野義仁,徳田和昭,中村幸一,時任英寛,脇元操,林薗澄男,厚地覺,宮之原稱,神園三郎,10名で提出しますので,よろしくご審議の上,議決をいただきますようお願いし,趣旨説明といたします。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま提出者の趣旨説明が終わりました。


 お諮りします。本件については,会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略し審議したいと思いますが,これにご異議ありませんか。


               [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,そのように決定しました。


 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。


○39番(前川原正人君)


 提出者に2点ほどお聞きをしておきたいと思います。


 まず,12月議会でも同じ意見書の内容ということで,12月にも出されたわけなんですが,今回のものとどう違うのかがまず1点です。


 二つ目には,この間の国民世論等,メディア等を見てみましても,テレビ,新聞等でも,暫定税率は廃止をし,一般財源,いわゆる暮らしにも福祉にも教育にも,当然道路にも使うべきだということで,そういう意見が多くて,一般財源化にすべきということが賛成42%,反対22%という結果が出ているんですが,このこと,こういう世論調査等も含めて,どういうふうに受けとめていらっしゃるのか,この2点をお聞きしておきたいと思います。


 以上です。


○40番(窪田 悟君)


 12月議会も提出し,今回も提出するのはなぜかということですけれども,12月議会時の意見書につきましては,暫定税率の堅持の文言がなかったこと,それからこの税制改正法案が年度内に成立しない場合,本市の歳入に影響が及び,道路整備等に支障を来すことを勘案して,今回も提出したものであります。


 それから,2点目の一般財源化するべきと考えるがということでありますが,今回の決議は,今年度末で期限切れを迎える道路特定財源の暫定税率の延長がその主な目的でありまして,その趣旨は,新年度予算が提案されている中で本市の財政運営や道路行政に多大なる影響が及ばないようにということであります。一般財源化への議論等については,関連法案の成立後,国会において十分に議論がされるべき事柄ではなかろうかと考えております。


 以上であります。


○議長(西村新一郎君)


 ほかにありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 これで質疑を終わります。


 討論に入ります。討論はありませんか。


                [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。


 採決します。議提第2号について原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


            [「異議なし」「異議あり」と言う声あり]


 異議がございますので,賛成の方の起立を求めます。


                  [賛成者起立]


 ありがとうございました。議員総数44名,起立者37名,賛成多数であります。したがって,議提第2号は原案のとおり可決されました。


 ただいま可決されました意見書の字句の訂正,提出手続などにつきましては議長にご一任願います。





  △ 日程第45 一般質問





○議長(西村新一郎君)


 それでは,日程第45,一般質問を行います。


 一般質問は25名の議員から通告されております。順次発言を許可します。


 まず,4番,池田綱雄議員より2件通告がされております。したがって,池田綱雄議員の発言を許可します。


○4番(池田綱雄君)


 ただいま議長の許可をいただきましたので,通告に従い一般質問をさせていただきます。平成20年第1回定例会のトップバッターとして質問ができることを大変光栄に存じます。


 さて,議員の任期もあっという間に2年が過ぎ,後半戦に入りましたが,今後も初心を忘れることなく,市民の皆様の負託にこたえられるよう努力してまいりたいと思います。


 また,前田市長におかれましても,残りの2年間の任期を健康に十分留意され,自信を持って市勢発展のためにご尽力されるようよろしくお願いいたします。


 さて,世の中は毎日のように事件や事故が発生しておりますが,先日,千葉県沖で発生したイージス護衛艦「あたご」とマグロ漁に向かっていた漁船「清徳丸」が衝突し,「清徳丸」の船体が真っ二つに割れるという全く考えられないような事故が起こりました。この事故で,漁船に乗っていた親子2人が今も行方不明になっておりますが,いっときも早い救助が望まれるところであります。


 この事故は,調査が進むにつれ情報も二転三転しており,イージス艦側に全面的な責任があるように報道されており,憤りを感じているところであります。防衛庁から防衛省に格上げされてから,事務次官による汚職事件や今回の事故など,防衛省関連の事件が多数発生しておりますが,これらは防衛省のおごりと日本が平和過ぎるため危機管理が希薄している何物でもないと思います。


 我が霧島市の危機管理体制は大丈夫なのか,いま一度チェックしてみるよい機会ではないかと思います。


 さて,団塊世代が何かと話題になっておりますが,霧島市の職員も団塊世代の定年退職が始まりました。この3月いっぱいで定年を迎えられる40名を含む50名の方々が退職をされますが,長い人は42年勤務されるそうであります。本当に長い間,時には家庭を犠牲にし,また時には市民の皆様の叱咤激励を受けながら,市勢発展に多大な貢献をされたことに対し,心から敬意を表しますとともに,大変ご苦労さまでございました。人生はこれからであり,今後いろんな仕事をされると思いますが,まず健康に十分留意され,今までの貴重な経験を生かし,職場や地域のリーダーとして,霧島市発展のためにご尽力されることをご期待申し上げます。


 それでは,質問に入ります。


 まず,1点目の市政運営と予算編成についての1番目の平成20年度の市政運営と霧島市独自のカラーについては,定例会初日の前田市長の所信表明の中で,霧島市独自の事業として,人口減少が進む中山間地域への市外からの移住者に対する最高200万円の補助制度や,少子化対策の一環として妊婦健診の回数を現在の2回から7回にふやしたことは,妊婦の健康の保持や経済的負担の軽減につながるものであり,霧島市の独自カラーに値すると思います。所信表明で説明不足の点や説明漏れ等がありましたら答弁をお願いいたします。


 次に,2番目の人口減少が進む周辺部への抑制策についてお尋ねいたします。


 周辺の人口は,旧横川,牧園,霧島,福山町の住民基本台帳人口によりますと,合併前2年と合併後2年の4年間で1,663人が減少しております。また,合併後の2年間では1,059人が減少しております。このまま推移しますと,10年後には旧4町で約5,300人が減少することになり,これは旧横川町の現在の人口に匹敵するものであります。そこで,このような状況の中で,周辺部の人口抑制策をどのように考えておられるか,お尋ねいたします。


 次に,空き家対策についてお尋ねいたします。


 日本の人口は,10年後には四国の全人口に当たる500万人が減少すると言われております。鹿児島県でも1年で1万1,469人が減少したと先日報道がありました。今後,どこの自治体でも少子・高齢化による人口減少は避けて通れない課題であると思います。旧国分市でも,新興住宅化が進む近辺の集落では空き家が目立ち始めており,今後高齢化が進むにつれ,さらにふえてくると思います。


 そこで,お尋ねいたします。1点目は,旧市町ごとの空き家の実態について,2点目は,今後ますますふえるであろう空き家対策について行政としてどのように考えておられるか,3点目は,団塊世代の誘致などに空き家を活用し,地域の活性化に役立てることはできないか,お尋ねいたします。


 以上,壇上からの質問を終わりますが,答弁次第では議長に自席からの再質問をお願いし,終わります。


○市長(前田終止君)


 池田議員から2点につきまして質問がございました。1点目につきましては,私の方から答弁をいたします。2点目につきましては,おじゃんせ霧島推進監に答弁をいたさせます。


 1点目の質問にお答えいたします。


 市政運営と予算編成についてでございますが,霧島市の第1次総合計画の中で,人口規模を維持拡大することが霧島市の大きな課題であるととらまえて,この解決策が産業の発展を図るとともに,快適な生活を送る上での課題を解消することにより市民の生活の満足度を向上させることでありまして,これを具体化することで,ほかと違う独自のカラーが打ち出せると考えております。


 まず,産業の発展を図るための具体的な事業といたしまして,霧島茶のブランド確立を図るために,お茶の防霜施設,あるいはお茶の加工研修施設整備など,霧島茶ブランド化推進事業の拡充,本市を全国に広くPRするための霧島大使の設置事業,誘致企業の促進や立地企業の増設促進などを図るための立地企業支援事業の継続,企業誘致推進事業の拡大等がございます。


 次に,快適な生活を送るための具体的な事業として,将来の目指すべき都市像や整備方針を描くための都市計画マスタープラン策定事業,地域公共交通の活性化及び再生を総合的かつ一体的に推進するための地域公共交通計画策定の事業,子育て環境の充実として,妊婦健診の回数をふやして健診しやすい環境づくりを行うために,妊婦健康診査の公費負担の拡充等がございます。


 そのほかの施策として,北消防署移転建設事業,一般廃棄物最終処分場の整備のための基本計画策定事業,教育関係では,学力向上,不登校対策のために支援員を配置する「小6・中1かけはしプラン」,「ふるさと達人プラン」や情操教育の一環として,みやまコンセールを活用する「霧島市小中学校音楽の集い」などの実施や霧島国際音楽祭にあわせて「霧島市民音楽の集い」などを開催いたします。さらに,市民サービスセンター窓口業務事業の拡充として,新たにパスポート発給事業などがございます。


 次に,2点目の周辺部への人口減少抑制策といたしましては,中山間地域の政策課題の解決及び活性化策としての予算的配慮を行い,「霧島・元気なふるさと再生事業群」として,コミュニティーバスの事業,ブロードバンド環境整備事業,土地利用計画の策定,限界集落対策モデル事業,そして,これらを定住促進策へと結びつけていくために,霧島市移住定住促進補助などのおじゃんせ霧島移住促進事業の拡充等がございます。


○おじゃんせ霧島推進監(波平和光君)


 空き家対策について,1点目についてお答えいたします。


 民間等の情報によりますと,現時点ですぐに利用可能な1戸建てアパート及びマンションの空き家の軒数は,国分地区247軒,溝辺地区9軒,横川地区2軒,牧園地区11軒,霧島地区18軒,隼人地区133軒及び福山地区7軒,計427軒でございます。これとは別に,すぐには利用できない空き家等も入れますと相当な数があるものと推察されます。


 次に,2点目,3点目についてお答えいたします。


 移住を希望される方の意見を伺いますと,古民家や空き家に興味を示される方がだんだんふえてくる傾向にあります。この現状を踏まえますと,空き家情報をより多く蓄積することは,移住希望者のさまざまな要望にこたえる有効な手段であり,市として取り組むべき大きな施策であると考えております。


 本年4月から全市的に空き家調査を実施し,その情報をホームページ等で発信することにより,団塊世代を含めたあらゆる世代の方々に霧島市への移住,定住を促し,空き家の有効活用を図ってまいりたいと考えております。


 なお,空き店舗につきましても,商工会議所や商工会等,関係機関と協議しながら,その活用を推進してまいりたいと考えております。


○4番(池田綱雄君)


 4番。それでは,それぞれ答弁をいただきましたが,順次再質問をさせていただきます。


 まず,答弁の中で,「霧島・ふるさと元気再生事業」というのがありましたが,これはどのような事業なのか,どのような考え方で計画をされたかお尋ねいたします。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 この事業につきましては,都市の再生事業分ということで,幾つかの事業を組み合わせた1つの物語,ストーリーを考えております。基本コンセプトといたしまして,中山間地域の短所を改善し,そして長所を生かし,地域のよさを市街地の住民にアピールし,そのことによって交流人口の拡大による地域活性化につなげるとともに,可能な限り定住を実現するという1つのコンセプト,ストーリーを考えております。


 まず,第1点目の短所を改善するですけれども,1つには交通インフラ,それから情報通信インフラ,こういったものが不足しておりますので,このあたりにつきましては,コミュニティーバス事業,それからブロードバンドゼロ事業,こういったものを行ってまいりたい。


 そしてまた,基本的なインフラへの不安解消ということで,土地利用がどのように今後なっていくのか,そういったものがまだ不透明なところがございますので,そういったものにつきまして土地利用計画の策定を行っていこう。そうすることによって,産業とか,そういったものを発展させていこうというのが,まず1点目の短所の改善でございます。


 それから,2点目の長所のアピールでございますけれども,中山間地域にお住まいの方などで,自分の長所に気づいていない方々がおられるんではないかと。その長所を気づき,そしてアピールすることによって,交流を促進していこうというような考え方でございまして,まず1つは,これは仮称でございますけれども,限界集落対策委員会というのを設けまして,今いわゆる限界集落にお住まいの方も含めました委員会を立ち上げて,ひとつモデル事業をやってみようと。


 そのモデル事業というのが,井戸端会議モデル事業というのを考えております。昔は,いろんなところでコミュニティーがあって,井戸端会議があって,地域が活性化していたんですけども,そういったものが今は見られないということで,そういったものをもう一回起こしていこうと。そして,その井戸端会議にマンパワーで,その地区にお住まいでない方,例えば下場の方々がそこに一緒になることによって,サポーターとなって,そういった話し合いの場というのを活性化させていこうという考え方でございます。


 そして最後に,定住の実現ということで,おじゃんせ霧島関連事業を含めます,例えば霧島市定住促進条例,今回出しました定住条例などで,上場の方に,中山間地域の方に人々を住まわす,そして人口をふやしていこう,そういった1つのストーリーでございます。


○4番(池田綱雄君)


 今の中で,周辺部の人口抑制先として中山間地域への移住補助事業がありましたが,これはまことに時期を得た,よい施策ではないかというふうに思うんですが,この中山間地域とはどこを指すのか。そしてまた,その地域は霧島市全体の何%ぐらいになるのかお尋ねいたします。


○おじゃんせ霧島推進監(波平和光君)


 まず,中山間地域とは,第1次霧島市総合基本計画によりますと,国分,隼人地区の市街地を除く他の地域を指すというふうな定義がございます。これでは,どこかというのがわかりませんので,この条例の施行規則の中で,案ではございますけれども定めております。


 国分地区,東その山地区自治公民館の中で春山自治会,重久牧内自治会。清水地区自治公民館では毛梨野自治会,芦谷自治会。木原地区自治公民館では全,すべての個自治会。川原地区自治公民館,これすべての自治会。上井地区自治公民館は永迫自治会。川内地区自治公民館は口輪野自治会,見帰・鎮守尾自治会。平山地区自治公民館は全自治会。本戸地区自治公民館は全自治会。上之段地区自治公民館は全自治会。塚脇地区自治公民会は全自治会。溝辺地区につきましては全自治公民館。横川地区につきましては全地区自治公民館。牧園地区におきましては,中津川4区自治会の一部を除く自治会,これはどこかと申し上げますと,旧牧園町で霧島側のところまで,隼人町の松永のところにきておる部分が数カ所,何筆かございますけれども,そこの部分を除く全自治公民館。霧島地区におきましては全地区自治公民館。隼人地区におきましては,小浜地区自治公民館の全自治会。宮内地区自治公民館につきましては朝日自治会,上野自治会。日当山地区自治公民館におきましては西光寺自治会,糸走自治会,表木山自治会,安楽自治会,妙見自治会。松永地区自治公民館につきましては津曲自治会の一部,これは春山のことでございます。津曲の中に一部春山地区がございますけれども,そこの地区を補助対象区域とするということでございます。それから,中福良地区自治公民館の全自治会。それから,福山地区におきましては全地区自治公民館ということでございます。


 それから,何%になるかということでございますけれども,補助対象地区の総面積に占める割合でいきますと,およそ9割が対象地区になるということでございます。ちなみに,そこに住んでいらっしゃる方は,人口で申し上げますと,およそ3割の方が住んでいらっしゃるということでございます。


○4番(池田綱雄君)


 中山間地でない方を聞いた方が早かったような気がいたしますが,私もその地域の地図に入れてみました。こんなふうで,外の方がほんのちょっとなんですが,先ほど約9割が入ってるということでしたが,私も面積を出してみましたが,約88%ぐらいが対象区域になっているようであります。


 そこで,中山間地の中に旧溝辺町は全部入っておるということでございます。現在,溝辺で行われている区画整理事業の保留地が,この制度を使って売れることを大いに期待する一人であります。


 そこで,霧島市の約9割が補助対象になっているんですが,この人口減少については,今後,各県単位で,あるいは隣接する市町間で人の争奪戦が始まるんじゃないかと,もう始まっていると思いますが,そのようなことを考えますと,霧島市外からの移住者に対しては,中山間地だけではなくて,その以外にも何らかの補助はできないかお尋ねいたします。


○おじゃんせ霧島推進監(波平和光君)


 この条例を定めます際の委員会の中でも議論がございました。霧島市全域を補助対象区域にするか否かということでございましたが,今回につきましては,中山間地域の過疎対策のための条例とする結論に至り,今議会に提案しておる次第でございます。霧島市全域に何らかの補助につきましては,平成20年度に策定する予定でございます(仮称)定住移住促進対策プランの中で,霧島市の人口増対策として検討する予定でございます。


○4番(池田綱雄君)


 この対象外の地域では,宅地開発がどんどん進んでいるわけでございます。霧島市内間の移住ではなくて,市外から移住をふやすためにも,ひとつ検討していただきたいというふうに思います。


 次に,コミテバス運行も人口抑制策の一環だと思いますが,新しく導入された地区,路線はどこどこがあるか。また,これで要望のすべてをクリアできているのかお尋ねいたします。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 新たに入ったところは,福山地区と溝辺地区が大きく入ったところでございます。また,コミュニティーバスの延長を利用して,霧島から牧園の方へ横伏という部分を今回入れております。


 それから,これで全部かということでございますけども,前回,12月議会だったでしょうか,コミュニティーバスに関する陳情もございまして,皆様方が満足いく部分までは至ってない,すべての方が満足至っているまでは至ってないというふうに考えております。


○4番(池田綱雄君)


 この地図に,コミュニティーバスや路線バス,いろんなバス路線をすべて入れてみました。このように,もう網の目にみたいに入っているわけでございます。しかし,まだまだ運行されていないバス路線もたくさんあるわけでございます。すべての地域に運行することが公平,公正で,いうことだと思っております。しかし,経費的にも,また時間的にも,そういうことは無理ではないかなというふうに思います。


 そこで,将来的には,旧市町ごとに何カ所かを選んでいただき,そこに待合所などを設けて,そこと総合支所,あるいは中心市街地を1日何回も巡回するような,そういうことは考えられないかどうかお尋ねいたします。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 先ほどお話の中で,すべての方が満足するまでには至っていないということを申し上げたんですけども,そういったことも含めまして,平成20年度に地域公共交通計画というのをもう一回策定することといたしております。でも,この中で,例えば議員が今おっしゃられたようなのは,デマンド交通という考え方でありますけれども,そのデマンド交通は今議員がおっしゃられたようなイメージであろうかと思います。そういったことなども含めまして,最も効率的,効果的な交通体系がどうあるべきなのか,既存のバスなども考えながら,あらゆる可能性を探ってまいりたいというふうに考えております。


○4番(池田綱雄君)


 ぜひ検討していただきたいと思います。


 次に,自主財源の確保に努力されているようでございますが,そんな中,各市町に先駆けて市報や封筒などに民間の宣伝広告を載せておられますが,これは年間どれぐらいの収入になっているのかお尋ねいたします。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 平成19年度は途中からでございましたけれども,3月いっぱいで約600万程度の歳入を見込んでおります。また,急用のはがきにつきましては,はがきを今までこちらで印刷していたものを業者の方に納入していただくというような格好をとっておりまして,こういったのなんかも,例えば小さい額ではございますけれど,15万とか,こういった削減効果も出ております。これを年間でしますと,大体20年度では800万から900万程度の歳入が見込めるのではないかというふうに考えております。


○4番(池田綱雄君)


 まだまだいろんなものにそういう,広げていただきたいと思うんですが,例えば公用車,特にバスなどにも宣伝広告はできないかお尋ねをいたします。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 新財源にかかわる委員会等がございますので,そういったところも,例えば公用車の公的な部分が守れるかどうかというのもいろいろ検討しながら,あらゆる面で考えてみたいというふうに考えております。


○4番(池田綱雄君)


 鹿児島市は,ああいうバスとか,電車に大々的に宣伝してますよね。今,車にじかに書くんやなくて,ぱたっとこう張る,ああいう式がありますので,私は可能じゃないかなと思いますので,ぜひこれも検討してみていただきたいと思います。


 次に,空き家対策についてですが,現在,空き家の状況についてはつかんでいないような気がいたしますが,今後,空き家の調査をしたいということでございます。この空き家の行政については,どこまで介入できるか,非常に難しい問題だと思います。しかし,空き家については,子供たちの非行防止や災害の面からも,また団塊世代の誘致など,今後いろんな活用方法があると思います。ぜひ十分な調査をしていただきたいというふうに思います。


 次に,商業施設の空き家について詳しくございませんでしたが,そこ辺は商工観光部の方で調べていたら答弁をお願いいたします。


○商工観光部次長兼商工観光政策課長(柳田秀徳君)


 お答えいたします。


 19年6月30日現在で,商店街の空き店舗状況調査を商工会議所,商工会が行っておりますので,それによりお答えいたします。商工会議所,商工会管内合わせまして,店舗数が707,うち空き店舗数が96でございます。


○4番(池田綱雄君)


 市長の先ほどの答弁にもありましたが,現在の人口を維持する,あるいは拡大するというのは,雇用の場が必要であると思います。それには企業誘致が一番だと思っております。商業施設の空き店舗などは,企業が進出する際の準備期間等に活用できるんじゃないかというふうに思っております。その辺はどうお考えですか。


○商工観光部長(長崎 薫君)


 おっしゃるとおりでございます。企業振興課としましては,企業訪問の際に,このように使える施設もあるということを提案してまいりたいというふうに考えております。


○4番(池田綱雄君)


 次に,市営住宅の空き家についても答弁をお願いいたします。


○建設部長(秋窪直哉君)


 現在,4,685戸の市営住宅を管理しておりますが,空き家状況は,空き家政策を除いて,国分地区が特公賃住宅16戸,溝辺地区はなし,横川地区が公営住宅20戸,特公賃貸住宅1戸,単独住宅4戸,牧園地区が公営住宅1戸,霧島地区が公営住宅2戸,特公賃住宅1戸,隼人地区はなし,福山地区が公営住宅7戸,特公賃住宅1戸,単独住宅1戸,合計54戸となっております。


○4番(池田綱雄君)


 ただいまの答弁の中で,国分の名波にある特定公共賃貸住宅の空きが目立つようですね。これの建設年度と,そしてまた,その建設した目的は何だったのか,そしてまた,空き家が多いのはどんな理由なのかお尋ねいたします。


○建設部長(秋窪直哉君)


 名波ハイタウンの特公賃貸住宅は,平成10年度から平成12年度にかけて建築された住宅でございます。計画当時は,企業誘致や大学の定員増等で年間1,000人前後の人口増がある中で,公営住宅層以上の所得があり,持ち家所得までは至らない若年一般世帯,あるいは高所得の若年単身世帯等,所得制限や単身であるために公営住宅に入れない世帯のために建設されたものであります。


 空き家が出ている理由といたしましては,特公賃住宅は所得は月20万円から60万1,000円の中堅ファミリー層が入居できますが,この基準がなかなか高いということが1つの理由になっていると思っております。


○4番(池田綱雄君)


 この住宅は,建設当初から20戸前後の空きがずっと続いていると思うんですが,この財政難の中で何か手だては考えていないかお尋ねいたします。


○建設部長(秋窪直哉君)


 空き家解消のために,現在,市の広報紙やホームページで定期的に広報を行い,企業の京セラさんやその他の会社等の営業を行っておりますが,なかなか妙案がないのが現実であります。


○4番(池田綱雄君)


 先日,この特公賃住宅に入りたいという人が,所得が足りないばっかりに入居できなかったというような話を聞いておるわけでございますが,これから団塊世代の人たちが帰ってくると思います。しかし,この人たちも所得という点では,私はこの基準に達しないというふうに思います。しかし,この方々は退職金など,預貯金などをたくさん持っておられる方だというふうに思います。そういう預貯金などを担保にして,入居できるように見直しできないかお尋ねいたします。


○建設部長(秋窪直哉君)


 入居基準につきましては,公営住宅法で所得が基準になっておるわけでございます。幾ら預貯金,不動産等があっても,この公営住宅法では,その入居は現在のところは無理なようでございます。議員が言われるように,こういう預貯金等がある場合は,何かこれらを担保にしてというようなことはいい提案でございますので,何かそれらをうまいぐあいに考えて検討してまいりたいというふうに考えております。


○4番(池田綱雄君)


 この特公賃住宅だけでも全部入居すれば,年間相当長く1,000万を超すんじゃないかという家賃収入になると思います。この財政の厳しい折,のどから手が出るような欲しいお金ではないかと思います。民間的な発想も取り入れて,ぜひ早急に検討していただきたいというふうに思います。市長,どうですか,今の。


○市長(前田終止君)


 行政のこのような範囲の考え方については,むだというものをしっかり見るとか,あるいは今議員ご指摘のような新たな発想に立つとか,そういうことはとてもご指摘のとおり大事だというふうに思います。いろいろ克服しなきゃならない課題等横たわっていると思いますが,私も議員仰せのようなお話を,この2年間の間にお聞きすることもございました。ぜひ,どこまでどう対応できるか不透明な部分もありますけれども,積極的な検討を行ってまいりたいと思います。


○4番(池田綱雄君)


 ぜひ検討していただきたいと思います。


 もう昼もなりましたし,私も腹も減ってきました。皆さんも腹もすいてきたと思いますので,最後にしたいと思いますが,先日,霧島市まちづくり青年協議会による,前田市長のマニフェストに対する検証が行われました。開かれた市政など,4項目についての評価は,市長の自己採点の平均が73点に対し,実行委員は55点と,厳しい判定だったと思います。マニフェストは市民との契約であり,実行しなければいけないと思っておりますが,変化の激しい社会状況の中であります。検証結果を参考にされ,マニフェストにこだわらず,強いリーダーシップを発揮され,今後2年間の市政運営をされることを希望し,質問を終わります。これについて何かコメントがあれば言っていただければいいんですが,なければこれで終わりたいと思いますが。


○市長(前田終止君)


 マニフェストの検証大会を市の青年協議会の皆さん方にご提案をいただき,私もそれを受けさせていただいて,ご承知のとおりの結果でございます。アンケートというのも評価もいろいろあろうかと思います。しかしながら,一定の傾向,そういうものはしっかり,謙虚に受けとめながら,ああ,そういうことなんだなという認識をそれぞれの分野で持って,将来に,むしろこれを厳しいご批判やご指摘であっても励みとして,残るこの任期に対して精いっぱい,また前に向かっていくと。


 議員ご指摘のとおり,このような節目をつくっていただきましたので,任期満了に向かい,今後さらに至らぬ点を自己改革しながら,しっかりとさらに具体策を持って臨みたい。例えば一般職員と幹部職員の認識差の違いとか,あるいはまた,私の掲げております,さまざまな諸政策が市民の皆さん方に伝わりにくい点への,まだ努力が足りんぞということをしっかり受けとめながら,具体策を,例えば市民の皆さんや各種団体長を対象としたような市の市政報告についての年一遍の機会を何か検討してみるとか,あるいはまた,私は職員の皆さん方にその意識格差をしっかりと,もう一つ突っ込んでいくために,1人職員必ず1改革,それについてマニフェストを示せということを考えており,そしてまた,それに対してしっかりとした対応ができることによって認識差の格差も解消もできるかなと,こういうことも今協議中でございます。精いっぱい励みとしながら,将来に向かって頑張ってまいりたいというふうに思っております。


○4番(池田綱雄君)


 はい,ありがとうございました。このマニフェストについては,同僚議員がまた後ほど一般質問をされますので,そこで十分答弁をしていただきたいと思います。


 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(西村新一郎君)


 以上で池田綱雄議員の一般質問を終わります。


 ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 零時10分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時11分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き一般質問を続けます。


 次に,21番,塩井川幸生議員より3件通告がされております。したがって,塩井川幸生議員の発言を許可します。


○21番(塩井川幸生君)


 では,昼から1番ということで,私の方もだんだんもとの1番に近くなってまいりましたが,次回はトップになるように頑張りたいと思います。早速,通告に従い質問をさせていただきます。


 大変高齢化率の進む,私,横川,また牧園,霧島,福山,中山間地域につきまして質問を行いたいと思います。


 まず最初に,霧島市の農畜林産業対策についてお伺いをしたいと思います。


 1番目に,中山間地域の耕地整備の現状についてお伺いいたします。中山間地域の耕地整備の現状について,旧1市6町の圃場整備状況を伺うものでございます。


 2番目に,農業従事者の農政相談会開催はできないものかお伺いいたします。高齢化の進む中山間地域におきまして,現在,農業者に対しての市の対応,また相談等,どのようにされているかを聞くものでございます。


 3番目に,荒廃していく中山間地域での田んぼ,畑の保全対策について伺うものでございます。霧島市としてどのような対策をとっておられるかお伺いします。大変,中山間地域におきましては整備の進んでいない田畑がたくさんございまして,また,高齢化の進む中,遊休農地等々大変ふえておるように思います。この対策についてお伺いいたします。


 4番目に,農畜林産業への市の指針を伺うということで,霧島市として,どのような対策をとって,また,どのような目標に向かって現在進められておるのかお伺いいたします。


 合併協議会の上でも,大変いい,農業従事者が見ましても安心できるような感じで説明も受けておりましたが,現在,なかなかそのように進んでおる状態ではないのではないでしょうか。これから,お茶に対しましては,今年度予算を見てみましても,ちゃんと予算はついておりますけれども,ほかの物につきましては何ら従来と変わらない,単に国県の補助金をそのままして,市としての独自性というものが見えないような気がいたします。農業,畜産,林産業についての市の目標とする指針を示していただきたいと思います。


 5番目に,農振地の除外申請の現状と対応についてお伺いいたします。農振地除外申請の現状,旧1市6町での状況はどのようになっておるのかをお伺いいたします。


 6番目に,農業指導の現状について伺うということで,現在,市の中に農業指導員,また,農業者への適切な指導等,どう行っておられるのかをお伺いするものでございます。


 大きい2番目になりますが,市道,農道整備について。


 これも前回,私が一般質問をして,道路整備については毎回してることでございますけれども,大変中山間地域の道路,トラクターで走りますと,高齢者にとって大変きつい道路でございます。新設道路並みの改良はいかないのですが,オーバーレイ等,簡単に済ませる,また,側溝等も必要な箇所だけつける,こういった,単に今表面が悪いという苦情が大変多く聞かれます。拡幅工事とか,そういったものは望んでいないと。現状の道路が段差がなく,くぼみがないようにしていただきたいという要請をたくさんお聞きいたします。市として,この整備について,市道,農道をどのように考えておられるかを伺うものでございます。


 3番目に,火災報知器について。


 現在,市消防局としましても,この火災報知器の設置について,回覧等で,また広報等で書いてございますけれども,回覧で各回ってくる集落もあるんですが,回覧自体を見ても,さっぱり火災報知器の内容がわからないと。法の施行の方が23年度だったですかね,施行されるということでございますが,市として周知徹底がなされておるのか。大変誤解を招いて,高い火災報知器を買われたり,いろいろ苦情等も出ておるようでございますが,霧島市としての周知,広報は現状のままでいいのか,現状のままではまだ不十分だと思います。このことについて,市の対応を聞くものでございます。


 以上,3項目につきまして私の一般質問でございます。市の答弁をよろしくお願い申し上げます。再質問につきましては,自席から議長の方にお願いをいたしたいと思います。よろしくお願いします。


○市長(前田終止君)


 塩井川議員より3点につきまして質問がございました。1点目の4につきましては私の方から答弁をいたします。そのほかにつきましては,関係部長等にそれぞれ答弁をいたさせます。


 お答えいたします。


 霧島市では,これまで生産基盤の整備を国,県等の補助事業等を活用して行ってまいりましたけれども,中山間地域を中心に基盤整備がなされていない農地や森林等が残存いたしており,農業者の高齢化に伴い,単独で耕作することがもう困難となっている農地が見られます。また,新規就農者については,年間10人程度いるものの,後継者不足や高齢化の振興により,農畜林業者は年々減少しているのが実態でございます。


 このため,各種事業を活用するなどして,経営体の体質向上を図りますとともに,生産基盤のより一層の充実を図る必要があります。また,集落営農の推進を図りますとともに,後継者や新規就労者への支援に努める必要があります。


 今後は,農畜林産業経営体への支援,生産基盤の整備,集落営農の推進,新規就労者の支援,地産地消の推進,ブランド化の推進,観光,農林業の推進を行い,農畜林業の生産条件を向上させ,中核となる農畜林業者や経営体の育成に努めますとともに,新規就農者を確保し,また,地場産品の販売経路の拡大による新たな収益モデルを確立してまいります。


 また,規模拡大,経営多角化,販売戦略などを進める上で農業経営の法人化が注目されており,本市においても経営管理能力の向上,福利厚生,就業条件の充実,社会的信用の確保,円滑な経営継承など,農業経営を飛躍させるため法人化の推進を図ってまいります。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 ご質問の1点目,1問目の1点目についてお答えいたします。


 本市の耕地の平均整備率は,水田75.8%,畑32.4%であります。市内北西部から東部の中山間地域になりますと,水田で約64%,畑地で約35%の整備率となります。旧自治体において,水田,畑地の整備率には,地理的条件など地域特性の違いから大きな差があるようです。このようなことから,迫田,棚田等においても大型機械などでの対応を可能にするため,横川地区で実施中の中山間地域総合整備事業に加え,霧島北部地区など3地区で同様の総合整備事業導入に向けた取り組みを進めているところであり,水田の整備率は向上するものと考えております。


 一方,畑地の整備計画につきましては,別途事業導入について考慮する必要もあろうかと考えられますので,農家の営農意欲に加え,事業の採択基準を満たすことや事業実施に伴う地元負担等について,対象農家との意見交換を十分に行ってまいりたいと考えております。


 次に,2点目と6点目については関連がございますので,一括してお答えいたします。


 本市では,国の方針に基づき,平成19年度に霧島市担い手育成総合支援協議会を設置し,その中で,各総合支所単位で市担当者,JA,姶良・伊佐地域振興局の職員で構成するアクションサポートチームを設け,農家の農政相談や経営改善計画の承認に対応いたしております。


 なお,本庁農政畜産課には担い手農家等に対するワンストップ窓口を設置し,昨年8月より,農協OBの相談員が各種営農相談に応じたり,集落営農の推進に携っております。


 また,霧島市担い手育成総合支援協議会では,姶良・伊佐地域振興局と連携を図りながら,パソコンによる簿記記帳講習や農業経営法人化研修,集落における農家の税務相談会,農業機械事故防止のための研修などを実施しております。


 また,農業指導につきましては,本庁農政畜産課の農政係に2人,畜産係に1人の農政専門指導員を配置し,先ほどの相談員と連携しながら,新規就農相談,認定農業者の新規申請の聞き取りや経営改善計画等の相談にも対応しております。


 技術指導につきましても,市内全域を対象に農家の戸別訪問を実施し,栽培管理,集出荷指導や畜産農家の飼養管理指導などを行っております。さらに,姶良地区園芸振興協議会の各種園芸部会の技術検討会などの情報提供も積極的に行っております。


 次に,3点目と5点目につきましても関連がございますので,一括してお答えいたします。


 本市の中山間地域における荒廃地の保全対策の一環といたしまして,農政関係では,平成12年度より中山間地域等直接支払い交付金事業を導入し,中山間地域における田畑の保全や農業生産活動,集落の景観整備等に取り組んでまいりました。平成19年度では,市内の80集落が集落協定を締結し,その対象面積は533.5haとなっております。この事業は,高齢化等で増加した遊休農地の解消や農作業の受委託の推進,集落の景観向上等を図る農業者や集落に対して協定を締結し,5年間事業実施に取り組むことで交付金が交付されるものです。今後とも,一定の条件を満たす中山間地域等においては,耕作放棄の防止等の活動,水路,農道等の管理活動,多面的機能の増進活動等の啓発を進めてまいります。


 また,農振,農用地区域の変更申し出の現状でございますが,除外の相談,申し出につきましては,国分,隼人地域の平野部に集中し,その相談内容は一般住宅が多く,大型店舗や大型の土地開発の相談も同地域に集中しております。


 また,編入につきましては,市の合併に伴う農振計画の見直しの際の中山間地域等直接支払い交付金事業の受益地域の編入漏れが主たるものとなっております。


 なお,用途区分変更につきましては,畜舎や堆肥舎等の農業用施設用地への変更相談,申し出とともに,溝辺地域に集中するなど,その地域性があらわれている現状です。


 ご質問のありました山間部での小面積の農用地につきましては,昨年2月に策定いたしました霧島農業振興地域整備計画書では,農業振興地域における地域の特性に即した農業振興を図るため,その土地の農業上の利用を確保することが必要な土地という位置づけをいたしております。霧島農業振興地域整備計画書は5年ごとの見直しではございますが,今後は中山間地域や周辺の状況に応じた見直しも検討してまいりたいと考えております。


 次に,ご質問の2の市道,農道整備についてお答えいたします。


 中山間地域の市道につきましては,簡易的な舗装による路線も多く,路面の老朽化に伴い,修繕等を含む道路整備の要望が出されております。現在,市道の修繕につきましては,陥没箇所等の簡易的な舗装,補修やオーバーレイ舗装,排水溝などを修繕料や工事請負費で行っております。集落道や農道の維持補修のうち軽微なものにつきましては,原材料を支給して,その維持に努めていただいてるところですが,規模や内容によりましては検討する時間をいただく場合があります。


 また,改良や規模の大きい維持補修の要望につきましては,できるだけ補助事業による整備を模索してまいりたいと思いますが,採択基準に合致しない路線におきましては,地元の要望に応じ,現地を調査いたしまして,その状況を見きわめ,部分補修や計画的な改良により対処してまいります。


 道路整備につきましては,中山間地域を初め,霧島市全体の課題であることから,今後もその必要性や緊急性をより精査することにより,限られた予算の中で計画的に対応したいと考えております。


○消防局長(中村 昭君)


 3点目,火災報知器についてお答えいたします。


 全国で建物火災による死者数のうち,住宅火災による死者数は9割を占め,また,死に至った原因の7割が逃げおくれや高齢者の死者発生率が高いことを踏まえ,平成16年に消防法が改正され,個人住宅についても住宅用火災警報器の設置が義務づけられました。これを受け,本市におきましても,霧島市火災予防条例で,新築住宅については平成18年6月1日からの設置とし,既存の住宅は平成23年5月31日までに設置するように定めております。


 消防法改正後,消防局としましては周知を図るため,まず,平成17年中に直接的関係者である電気工事者並びに建築士会に説明するとともに,消防の広報紙であった消防国分119でお知らせをいたし,平成18年4月には消防霧島119で,住宅用火災警報器の具体的設置場所や取りつけ方法等をわかりやすく説明するとともに,悪質な訪問販売などへの注意を促す保存版として全家庭に配付いたしております。さらには,市内全戸に配付される「広報きりしま」で,平成18年7号,平成19年2月号,平成20年1月号の計3回掲載いたし,周知を図ってきたところでございます。


 また一方,平成18年4月から5月に開催された各地区自治公民館長会にて説明し,地域への周知をお願いするとともに,これまで自治会を初め,婦人会や各種団体の会合,防火教室,そのほか各事業所で行う避難訓練時など,あらゆる機会をとらえ普及啓発に努めてきたところでございます。今後もさらなる周知に努めてまいります。


○議長(西村新一郎君)


 答弁の中で,1の1,耕地整備の現状を旧1市6町ごとにお示し,答えていただきたいということでしたけれども,その旧1市6町ごとにの答弁が漏れてますよね。答弁には,地域特性の違いから大きな差があるようですというような答え方ですが,どう大きな差があるのか,そこを問うてるんじゃないですか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 大変失礼いたしました。各旧1市6町ごとのということでございます。水田と畑と分けて,数値で説明をさせていただきます。


 まず,圃場整備の水田でございますが,旧国分市は853haのうち整備済みが776ha,整備率91.0%。旧溝辺町,整備量が178haに対しまして整備済みが40haの整備率22.5%。旧横川町,要整備量268haに対しまして整備済みが186haで整備率69.4%。旧牧園町,要整備量295haに対しまして整備済みが213ha,整備率72.2%。旧霧島町,要整備量143haに対しまして整備済みが73haで整備率51.0%。旧隼人町,要整備量が440haに対しまして整備済み334haで整備率75.9%。旧福山町,要整備量が222haに対しまして整備済みが197haで整備率88.7%。全体で見ますと,要整備量2,399haに対しまして整備済みが1,819haで整備率75.8%であります。


 次に,畑にまいります。旧国分市は,要整備量461haに対しまして整備済みが88haで整備率19.1%。旧溝辺町,要整備量730haに対しまして整備済みが640haで整備率87.7%。旧横川町,要整備量が208haに対しまして整備済みが19haで整備率9.1%。旧牧園町,要整備量526haに対しまして整備済みゼロ,整備率0%であります。旧霧島町,要整備量が50haに対しまして整備済み2ha,整備率の4.0%。旧隼人町,要整備量350haに対しまして整備済み104haで整備率29.7%。旧福山町,要整備量798haに対しまして整備済み158haで整備率19.8%。合計の要整備量3,123haに対しまして整備済みが1,011haで整備率32.4%でございます。


○21番(塩井川幸生君)


 ただいま答弁いただきました。最初に,耕地整備の状況,今割合を説明いただきましたが,このことにつきまして,農家等々からの要望というものはどのようになってるかお伺いいたします。


○耕地課長(馬場義光君)


 現在,旧溝辺地区の方と牧園地区,福山地区の方で要望が上がっております。そのほとんどが田んぼでございます。


○21番(塩井川幸生君)


 21番。今どこを見ましても畑の方が整備率というのは,溝辺等々は多いのですけれども,ほかのところは畑の整備率が大分低いと。畑で,農業やらどうしても今なかなか利益性の高い物がないといったことでなってるのではないかと思うんですが,この整備する場合の条件として,面積等の制約があるものかお伺いいたします。


○耕地課長(馬場義光君)


 補助事業ということを考えますと,おおむね5haというものを一般的な基準としてございます。


○21番(塩井川幸生君)


 21番。ぜひ今からご要望等ございましたら,まとまってご相談とかございましたら,ぜひ相談に乗っていただきたいと思います。


 続きまして,2番目のこの農政相談,2番と6番が大体似た質問になっておりますけれども,農政相談で,この担い手とか,後継者につきましては,こうやってしっかりと国の,県,また農協タイアップしてやられております。私がお聞きしているのは,もう高齢者が,65歳から以上の方々が,農業を余り大きくしてない,自分の田畑を守っていくために,いろいろな農政についたりご相談等があるということを聞きまして,ここに上げたわけですけれども,現在,この農政相談会で高齢者に対しての相談と,また農業指導等,現在行っている現状をお伺いいたします。


○農政畜産課長(浜田健治君)


 高齢者を対象とした営農相談というような位置づけで,現在そういう会は開いてはおりませんが,以前は営農座談会ということで,JA,普及所,市が入りまして,年に1回,翌年度の肥料注文も兼ねた形での営農座談会等を長年続けてまいりましたが,近年,もう高齢化も進みまして参加者が少ないということで,本年度は霧島地区を最後に,ことしでほとんどこういう形での座談会,営農相談会は中止という形になっております。これが現状でございます。


○21番(塩井川幸生君)


 21番。私がお聞きしていることは,今何をやっていかないかんかと申しますと,高齢者の方々が自分の所有してる田畑あるわけですね。それをずっと守るために,市として,農政として,何かこうやっていく提案とか,相談とか,今課長が言われました,そういった座談会とか,肥料の申し込みとか,そういったたぐいの相談じゃないわけですね。何かこう,霧島市の下場,上場で何かいい作物はないか,これだったら自分たちで小さい面積でも,人数が多くなったらこれだけの種類ができると,そういったことを相談したい場が欲しいという声もあったわけですね。


 今,既存の農政座談会とか,そういった場でもあろうかと思うんですが,大まかに田んぼの米のつくり方,あと畑に対しては余り,私も座談会行きますけども,余り何つくればいいかと聞いても,何も,農協も市の方も何も答えが出てこないですね。何かそういった面の農業指導等をやっていくべきではないかと私は思うんですけれども,そういったことが霧島市にないかとお聞きしているわけでございます。


 なかったら,ぜひ農政相談会というものをつくっていただきたいと。そこで必要なことが農業指導員ということになろうかと思います。特定の担い手農家,それと,もうちゃんと就農されてる方々は,いろんな補助があったり,指導ももらえるわけです。しかし,現実に中山間地域におきましては高齢者が大分多く,限界集落の状況がもう年々ふえていく現状でございます。その中でも,元気が出る高齢者への援助といった面で農業指導をやっていく必要があろうかと思うんですが,そういった考えは,前向きに考えて取り組まれる考えはございませんか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 先ほどの農家の中の,特に高齢者の方々に対する指導体制というところにつきましては,現状が先ほど説明があったわけですけども,議員のおっしゃるような方向で私どもも考えていきたいというふうに思います。


 それから,先ほどご答弁の中でありました営農指導員でありますけども,実際上,今現在,私どもが進めております集落営農の推進とか,それから基本的には担い手をどうやって育てていくかということで,この営農指導員を設けておりますので,そういった意味で,ややもすれば,今議員がおっしゃったみたいに,今一番働き手となっていただく,ある意味では規模を拡大していただく特定の農家という形になってしまう嫌いは十分にあると思います。


 この指導員の方々は,農家から電話がありますれば,その対応と,直接農家に,その農家に出向いていって,いろいろと相談を受けて,その対応をさせていただいているんですけれども,今後のあり方としては,基本的には,先ほどから申し上げてます,集落営農をとにかく確立させていくために,当然その集落には,先ほどお話にも出てきました高齢者の方々もいらっしゃいますので,地域の中で,とにかく全体としていろいろな話し合い,活動を進めていただいて,その地域に一番合った営農というものの相談を受けていきたいというふうな考え方で今進めさせていただいているところであります。


 実際上は,この行政だけではなくて,ここに営農指導員と一緒にJAとか,先ほど申し上げました伊佐,姶良の地域振興局の担当とか,それぞれが連携を取り合いながら指導をさせていただいておりますので,今後とも,ある意味では担い手の規模拡大を含めた,大型へ向けた営農指導もそうですけども,集落営農というような地域一体的な農政指導についても,今後とも十分に努力をしていきたいというふうに考えております。


○21番(塩井川幸生君)


 私が申し上げてることは,農地保全の問題にもなってくるわけですね。新規就農者の,また担い手農家といって大型になっていっても,農家の戸数はどんどん減っていくわけですね。認定農業者,専業農家でその農地を守っていけるかといったら,もう限界来てるわけですね。


 そのために一番健康を取り戻すためにも,何か楽しみのある作物の奨励とか,農業指導をしていくとか,相談会を設けるとかいうことで,物すごく人数的にもすごい多いわけですね。今高齢化で何をするかいうと,グラウンドゴルフばっかりせんで,何かやりたいといっても,何をつくろうちゅう,作物がわからんわけですね。じゃ山にするのはもったいないから,ブルーベリーを皆さんで一緒に植えて,ジャムから何もかもつくりましょうかとか,何かそういう相談をできる会とか,指導員とか,私が言うのは高齢化の方々へのそういうのはできないかと。


 今,部長の答弁は,もう担い手農家とか,国,県が決めてることの,それの助成なんですね,助言なんですね。私は高齢者に限って今質問してますので,そういう対策は霧島市として何かやるべきであろうと思うんだが,農政相談会とか,指導員の配置とか,指導員の体制を今後こうやっていくとか,そういう考えはないかをお伺いしてる,そこはどうですか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 先ほどと重複してしまいそうな気がしますけれども,今まで高齢者,高齢農家を特化してという体制はつくっておりませんでした。先ほども少しはお答えしたかと思いますけども,今後はそういった問題についても十分に検討していくことをお約束したいと思います。


 それから,これは今に限ったわけではないんですけども,一部の高齢者というか,新しい作型まで行き届いたかどうかわかりませんけれども,各地区に農産物の直販所を設けられておりますけども,ここに出される方々もかなり,今議員がおっしゃるような方々もたくさん参加されておられます。この方々の作型等につきましては,このスタート時点においては,かなりそれぞれの地域での営農指導というのがなされた結果として,今その直販所がかなり繁盛してる,その成果ではなかろうかというふうにもとらえております。


○21番(塩井川幸生君)


 ぜひ元気の出る霧島市の高齢者対策をぜひ実行していただきたいと思います。


 この4番目の農業,畜産,林産業への指針では,市長の方がお答えになったんですが,具体的に,お茶はもう話は聞きませんけれども,お茶はちゃんと何らか準備をされておりますので,あとほかのよさですね。うちの横川で言ったら,キュウリのみどりちゃんですね。そういったものでやってるんですが,もう実際,専業農家もどんどん減っていくわけですね。減っていく上に,今まで大型農業しとった人も今度もうサラリーマンに帰られたわけですね。そうしたら,幾らでも農地が余ってくるわけですよ。新規就農10人ぐらいで答弁されておりますけれども,その数じゃ,とってもじゃないけど耕地を守るちゅうことがもう不可能になるわけですね。


 ですから,今さっきから言っておりますとおり,荒れんでもいい山にしたい,田んぼやったらブルーベリーとか,何とかかんとかこう,0mから1,700mまであるわけですから,作物もその地域によってみんなで頑張ろうとやっていったら,何か福山はこれ,霧島はこれ,牧園はこれ,横川はこれ,溝辺はこれと,何かこうできるわけですね。暖かい下場では下場でまたできるわけです。そういったことの何かちっちゃい面積でも頑張っていけることをやってもらいたいんですが。


 今,市長のこの答弁書を見ますと,詳細なこれをやるんだと,これを農業ではこれ一番やりなさいと。それはお茶抜きでですよ。それで,畜産では,これを霧島市独自の方でやっていきますと。林業では,こういうものに向かってやっていきますと。そういう指針をしっかりと持って,それに向かっていかないと,合併協議会の最初のひな形,立派なものができておりましたけども,なかなか現実とかけ離れておると。そういったことから,この3つの指針を聞いたわけでございますが,これを詳しく,こう考えてるんだということはないですか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 お茶を除いてですか。先ほどの答弁からもおよそ察しはつかれてると思いますけども,お茶を除くとなると,かなり苦しくなるんですが,まず農政というか,農業につきましては,このほかにも野菜等が出てくるんですが,いわゆるブランドに乗せたいという1つの戦略みたいなものに乗せこもうとすると,まだまだ面積的にどうしても不足するものがあって,なかなか地域の中の,特に霧島市の中の特産というところまで持ち上げきれないのが現状であります。そうこうする中に,実際上,生産農家がどんどん高齢化していくという問題等で,いずれも残念ながら面積が減少していく方向にこそあれ,増加する方向にないというのが実情でありまして,非常に私どもも頭の痛い問題であるというふうに思っております。


 あとは,議員がおっしゃる,少量であっても特徴的な作物を何か探してというところで,今のところまだ私ども役所の方でこれにしましょうというところまでは到達しておりませんが,1つの今農業後継者たちが1つ着目したのが,もともと当地で生産されていた大根を,国分大根と横川大根とがあるそうですが,その中の国分大根に一応着眼しまして,かなりもう品種的にばらつきというか,交配が雑種の方に進んでしまってますので,それを今もとの品種に戻すように,今時間をかけて栽培を繰り返している最中であります。彼らとしては,そういったほかにない,ほかの地域にない作物の品種を確立させることで,当地域の野菜の1つの目玉にできないかということで,今頑張ってもらってる最中であります。そういう形で,ほかにもまだあるのかもしれませんので,それは私どもも一緒になって一生懸命探していきたいなというふうに考えております。


 畜産業は,これも頭数規模でいきますと,県内の中ではさほど大きな産地にはなり得ませんが,しかしながら,肉用牛におきましては,今の子牛価格は非常にいい位置にありまして,畜産農家,特に肉用牛,子牛生産の農家の方々には,かなり年を召されていながらも頑張っていただいてるところであります。非常にありがたいことだというふうに思っております。


 これも以前のこの会議の中でご質問があって,ブランド化というお話もありましたが,さすがに霧島牛というところまではなかなかこぎつけられないので,県と一体となって鹿児島牛という形で,でもなおかつ,管内にあっては価格のいい価格で子牛が売れるような,そういう指導体制をやっていきたいというふうにもご答弁申し上げたかと思いますが,今後ともそういう形で進めさせていただきたいというふうに思っております。


 ブロイラーは承継ですので,あと養豚がありますが,これもかなりの頭数は承継,もしくはJA系列系になってしまいます。一部に黒豚ということで頑張っていただいてるグループがございまして,この黒豚は生産性を申し上げますと,ほかの白豚に比べるとやや落ちるというか,子牛の産子量や,それから産子数等に不利益なものがありますので,なかなか難しいものもありますが,最近,ここも高齢化に伴ってグループがだんだん縮小化していく中で,あえてレストランを経営されてる方が,ご自身もその代表になって法人化されて,この黒豚を何とかやり抜いていこうというような決意を最近新たにされたケース等もございまして,私どもも可能な限り,こういった方々への支援を強めていきたいというふうに考えております。


 それから,林業ですが,これも木材価格の低迷が非常に長い間続いておりますので,なかなか林業の振興というものにも苦慮いたしておりますが,間伐材,間伐を推進する中で,国庫事業等を導入いたしまして,補助金等を利用しながら間伐推進は進めさせていただいておりますけれども,間伐材の利用等におきまして,森林組合等のご協力をいただきながら,今後ともこの大きな森林面積を,山林面積を有する霧島市の山林が廃れることのないように努力を続けてまいりたいというふうに思っております。


 特にこれといったものもなくて,ただ現状申し上げただけで,まことに申しわけないんですが,私どもといたしましては,今後ともあらゆる角度で,いろいろなものを模索しながら,議員が申されるようなことの答えを探すべく,また見つけるべく努力してまいりたいというふうに考えております。


○21番(塩井川幸生君)


 市長,今答弁がございましたけども,先の見えないことしか出てこないですね。ですから,私は,ことしから政策課ができるということで,そこでしっかりとやるためにつくられたとは思うんですけれども,こういう農地保全のためにも,高齢者対策が一番いいと思うんですね。そういうことが順繰り順繰りまた続いていくわけですから。また,涵養水のためにも,守っていかないけない農地であったり,畑であったり,田んぼであったりするわけですので,これをひとつ人口的にも中山間地域に大変多い人数がおりますので,そこをひとつ何か政策,何でも1つのプログラムができたら,それが軌道に乗ってずっといくと思うんですが,そういった政策課でそういうことができるのか。


 そういった活力ある農地保全のための農業をどうやっていくか,そういったプロジェクトチームというんですか。今,部長の方が認定農業者,専業農家に対してのこと,それ余った方は集落営農で対応してる,そういったことしか出てこないわけですね。具体例がまだ何もないと。実際,政策課が機能するのかしないのかちょっとわかりませんけれども,今の状態じゃ機能しないような感じがします。特定した,私が今さっきから言います農業指導員とか,それに特化した行動のできる人を置いたら,必ずやうまい運びで進むと思うんですけれども,市長として,政策課では,私はちょっと今の部長の答弁では,もうあそこに預けとっても何かちょっと前には進まんような農業行政に思うんですが,プロジェクトチームをひとつつくる考えはないか。


○市長(前田終止君)


 塩井川議員よりいろいろと,特に高齢化の時代の中の農業,そういう視点でのいろいろご議論でございますけれども,大局と小局という考え方。それで,特に部長が答弁をいたしましたのは,おおむね大局に立って,市全体の農政をこういうあり方でという答弁に終始したかなと思うんです。それで,議員ご質疑の,いわば高齢化の中で本当に,限界集落なんかとも関係をしていきますけれども,お年を召した方々が生きがいを持って,そして地域の中で本当に農業というものがなくてはならない論理,そういうものをしっかりお互いに探していく努力がこのことには必要かなと。


 一方,グローバル化がどんどん進んでいく,そういう中,国,県,市町村レベルの基本性というのが,どう地域支援への流れというものを努力をしてつくっていくのかというところが,今つかれてる点じゃないかなというふうに思うんです。食の安心安全ということも深く絡んでくると思うんです。日本の食料の自給率,これとも私は絡んでくると思うんですよ。


 ですから,そういう意味では,本当に安い米とか,あるいはまた外国産食材,こういう物を輸入はできるけれども,私たちはかなりの覚悟をして食べなければ,安心安全が得られないという点もございますし,そういう意味から考えますと,私は例えばこの地域の農業のある中山間地の山間部の失ってはならない資源として,地域農業の本当にこの高齢化の方々の農業だったり,あるいは兼業の農業の方々だったり,細々とそういうことをやっていく,そういう人たちへの支援システム,そういうものがしっかり今後やっていかなければ,日本のそれぞれのふるさとの元気というものを維持できない,こういうとこにつながっていきます。また,限界集落も克服できない。


 そういう意味では,今議員ご指摘の点につきまして,本当に総合的になろうと思うんですが,限界集落をどうにかする方向での対策会議,これは設置するようにもう具体的にお互いに話し合いをしてるとこでございます。


 ただ,具体的に,議員おっしゃるとおり,高齢化を克服するための農業として,経営指導として,こうしなさい,この作目は年一作で成功できるぞということを言い切る答えがあったら私も知りたい。


○21番(塩井川幸生君)


 21番。大変難しい問題であることは,もう重々わかっております。しかし,市として,そういう対応を前向きにやるということが一番の方策ではないかと思います。農業につきましては,ぜひ高齢者対策に向けて,いい知恵を絞り出していただきたいと思います。また,私の方も考えてみたいと思います。


 続きまして,2番目の市道,農道について,もう答弁書にしっかりと書いてございますので,このとおりしていただいたら結構なんですが,農道,市道等で,どうしても行政が入っていけないところ,材料支給でするところは材料を出すとなっておりますが,この条件はどういう条件があるんですかね。材料支給の条件。


○耕地課長(馬場義光君)


 地元直接施工の原材料支給要綱というのがございまして,それで2戸以上というふうに定めをしてございます。


○21番(塩井川幸生君)


 2戸以上の戸数があって,利用しとったらつくれると。道路が,2戸なくても,大きい道路を通ってるやつあるわけですね。そこに1軒ある,2軒ある。それ1戸だったら,それはだめなんですか。


○耕地課長(馬場義光君)


 その道路の形態,持つ性格,いろんなものがあると思いますが,そういうものによりまして,ふだん耕作道として,あるいは生活道として2戸以上の人が使われるような道路であれば,支給対象としてよろしいですよという考え方を持っております。


○21番(塩井川幸生君)


 21番。ぜひこの農道,市道につきましては,答弁書のとおり,要望をよく聞いていただいて対応していただきたいと思います。


 続きまして,火災報知器についてでございます。市の周知徹底は,こうやってされておると答弁があるんですけれども,今のこれで十分足りてるとお思いですか。


○消防局長(中村 昭君)


 これまで消防局が取り組んできた周知方法については,先ほどご答弁申し上げたとおりでございます。当然ながら設置していただくのが目的でございます。具体的に,地域で信頼のある消防団員さん,また,婦人部ほか協力会の方々もそれぞれの地域で今取り組んでいただいているところもございます。また,これから取り組んでいただくという報告を受けてるところもございます。いろんな方法で今後も普及に努めてまいりながら,住宅火災,その全国で1,000名を超えるという死者数でございますので,本市におきましては死者数の軽減に努めてまいりたいと考えております。


 以上でございます。


○21番(塩井川幸生君)


 この火災報知器につきまして,今,局長が言われましたけれども,この団体,この団体いろいろお願いしておると。この火災報知器も値段がピンからキリまであるわけですね。そしたら,ある団体はこれで取りつけ賃なしで幾らですと,取りつけ賃まで入れてこれだけですと。その幅も大分あるわけです。それと,火災等熱感知ですか,それを備えたやつもあるわけですね。ですから,これをもしそうあって消防団なり消防婦人部なりなんなりこういうようなとき,説明ていうのはなかなか難しいわけですね。これ消防局としてしっかりとここを市民にしっかりと広報,周知徹底する私は義務があると思うんですよね。回覧等でされておりますけれども,私は,消防局の方から今から集落の常会とかございますので,そういったところに職員さんたち来て,しっかりと教えてくださると。これには,組合長会とか組合長だけにはわかるわけですね。でもその人たちが法を全体わかるかと。それがちゃんと教えることができたのかというとまた疑問なんですね。そこを私の集落だったら,こうやって要請をした場合に,来てもらって説明いただくちゅうことはできるんでしょうか。


○消防局長(中村 昭君)


 消防の仕事の今取り組んでる大きな仕事でございます。当然ながら要請受けりゃ消火活動に支障のない範囲では,もう必ず出向いて説明申し上げます。


 ただ,議員おっしゃいましたように,その品物につきましても,非常に金額的にもばらつきがございます。電池の寿命2年間ぐらいしかもたないもの,また,五,六年もつもの,また,高級なものは10年もつというようなことで金額にもばらつきがございまして,公が,これがいいというような形がちょっととれない関係で,先ほど申しましたように,地域の婦人防火協力会等さんにおかれましては,入札的なやつをしていただいて,信用のある業者に取りつけていただいてるところもございます。そのようないろんな方法,また今後,協力をいただきながら少しでも普及を図ってまいりたいと考えております。


○21番(塩井川幸生君)


 それと,この設置基準なんですけれども,寝室に1カ所と,それから,2階がある場合は階段室に1カ所取りつけると,そうやって決まってるわけですけれども,寝室の多いところは3カ所,2階だったら4カ所つけないといけないと。でもうちは1個でいいと。そうやってなった場合,消防がちょっと関与した場合,やはり責任が出てくると思いますよ。4カ所つけんにゃいかんのを買う人から見れば1カ所,それ1カ所しか寝らんごとすっでと,口では言うけど3カ所寝たりですね。でもついてないところでもし事故があった場合,消防の方が関与しとったら,その責任ていうのは出てくるような感じがするわけですね。それをちゃんと規定の基準どおりつけたらそりゃ間違いないですけど,つけとって火事とかなんちゅうことがあった場合は,でもそれを4個つけるところを1個つけて事故があった場合の市としての関与の仕方ていうのは大変難しい面があろうかと思うんですが,そこらはどう考えておられますか。


○消防局長(中村 昭君)


 先ほどご答弁申し上げましたが,住宅用火災警報器ていうのは,就寝中逃げおくれを防ぐための本人さんのみずからの命を守るということで,当然ながら本来であれば,自助努力でつけるわけでございます。


 ただ,この基準につきましては,その目的からということで,寝室または2階があるところによりますりゃ,その下から上がってくる煙を探知するための階段,また,2階にはかねて寝室があって,そこでお休みになられるところはつけていただけりゃ非常に万が一火災のときの逃げおくれを防ぐというようなことでございます。


 ただ,今おっしゃいました,どうしてもその金額も張るというようなことで,それについてよろしいですよということじゃなくて,また,家族の命を守るということで進めていただけりゃ非常にありがたいかなと思っています。


○21番(塩井川幸生君)


 大変,難しいあれですので,ぜひ各集落常会がぼちぼち始まりますので,そこらの説明をしっかりとしていただきたいと。してないと,何かこう事故が起こりそうな,別な事故が起こりそうな感じがしますので,ここの周知徹底は,ぜひ要望等がございましたら,出向いてしていただきたいと思います。


 火災報知機につきましては,いろいろ局長も言われるとおり大変難しいところがございます。もしつけなかったら何か罰金があるのかと。いろいろあるわけで,なかなか消防局としても取っつきにくい案件であろうかとは思いますけれども,説明を求められたときには出向いて説明方よろしくお願いいたします。


 私の質問これで終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で塩井川幸生議員の一般質問を終わります。


 次に,46番,宮内博議員より4件通告がされております。したがって,宮内博議員の発言を許可します。


○46番(宮内 博君)


 私は,日本共産党市議団の一人として質問をさせていただきます。


 貧困と格差の拡大はとどまることを知らず,市民の暮らしを直撃をしております。年収200万円以下の労働者は2001年861万人が,2006年には1,022万人へと161万人もふえ,規制緩和による派遣労働者は321万人に急増し,日本の未来を担う若者が不安定雇用の犠牲にされております。


 国民負担はふえ続け,医療保険改悪による負担増,配偶者特別控除や定率減税,介護保険料の定率減税の廃止,介護保険料の引き上げなど,2002年10月から2007年6月までによる家計負担増額は8兆4,484億円に上るとの試算が示されております。


 一方,大企業は,昨年度バブル期の1.7倍に当たる33兆円の利益を計上しています。財界大企業応援の一方で,国民には容赦なく増税と社会保障の負担増と給付削減が押しつけられております。我が党は史上空前の利益を計上している大企業や大資産家にその負担能力に見合った税の負担を求め庶民の暮らしを優先する政治への転換を求めて引き続き奮闘する決意です。


 質問の第1は,道路特定財源についてであります。


 政府与党は,今後10年間で59兆円もの道路整備のために揮発油税などの道路特定財源と暫定税率の10年間延長を目指し,道路中期計画の策定を進めております。この最大の問題は,ガソリン税など自動車関連の税金が道路建設にしか使えないということ,さらに暫定税率が上乗せをさせられ,むだな道路づくりをも加速をさせていることであります。国民生活に本当に必要な道路の計画を積み上げるのではなくて,初めに59兆円を使い切ることを決める。総額先にありきという方式がむだな道路づくりの根源にあると指摘をされております。ガソリンでは,レギュラーガソリン1L155円とした場合,本則税率分28.7円,暫定税率分25.1円など価格の40.8%が税金で占められ,そのほとんどが道路財源として活用されております。我が党は,これら揮発油税などを道路に限定するのではなくて,一般財源化して道路にも福祉や教育にも活用できるように求め,暫定税率を廃止すべきとの立場であります。地方自治体を中心に道路整備を求める声が根強くあることは承知をしております。我が党の提案は,むだな道路整備を中止をして総額を減らし,市民の暮らしに役立つ緊急性の高いものを優先して整備することで一般財源化しても道路整備ができるとの見通しに立ったものであります。世論調査でも54.9%(2月10日現在)の国民が暫定税率廃止に賛成と答えています。世論が二分している中で,霧島市は,市民の税金を使った広報誌で号外まで出して暫定税率の必要性を強調していることに私のもとにも抗議の声が寄せられております。


 そこで,伺います。原油高騰が市民生活を直撃する中で,10年間で59兆円を道路建設のみに限定して使う道路特定財源は,政策の転換を迫られているのではないか。市長の見解を求めるものであります。


 次に,後期高齢者制度と国保についてです。


 2008年度は,一昨年の通常国会で成立をした医療改革法の実施により,療養病床の大幅な削減,後期高齢者医療制度などさらなる医療制度改悪が進められようとしております。後期高齢者制度の問題点は,75歳という年齢を境に国保や健康保険から追い出され別枠の制度の中で保険料徴収が行われ,診療報酬にも包括払い制度により保険医療が制限されることにあり,制度に対する批判の声も大きなものがあります。一昨日,私のもとに40年間がむしゃらに働いてきた。年をとったら医者代も無料だからと希望を持って若いころ税金を納めてきた。今,年をとって,こんなに苦労するとは思わなかったの声が寄せられております。私も,広域連合議員として,その運営主体の議論に参加をしておりますが,保険料の徴収や健康診断など窓口である霧島市の対応が高齢となられた市民の暮らしに大きなかかわりを持つことになると痛感をしております。


 そこで,伺います。健康診査は,メタボリックシンドロームに限定して行われようとしておりますけれども,従来行われてきた疾病の早期発見という観点から実施すべきと思いますが,どうでしょうか。保険料の申請減免は,市独自でも実施可能と考えますけれども,いかがでしょうか。資格証発行は,機械的に行わず,親身な対応と援助を求めるがどうか,また65歳以上の障害者については,制度の違いをよく説明をして,選択による加入ができるということを徹底すべきだがどうか,答弁を求めるものであります。


 次に,国保税についてです。昨年,大幅に引き上げられました国民健康保険税は,市民の暮らしを直撃をしております。7,000人を超えた引き下げ署名に対し,市は広報誌を使ってのキャンペーン実施など市政のあり方に疑問の声が寄せられております。霧島市の国民健康保険税は,徴収率低下による国からの調整交付金約1億円についても一般会計から繰り入れせず保険料に上乗せをして徴収をされております。これまでも繰り返し一般会計からの繰り入れで市民の負担軽減を求めておりますが,どのように検討されたのか,答弁を求めるものであります。


 後期高齢者医療,国保ともに医療費軽減の対策を計画的,組織的に実施することが求められますけれども,高齢者の死亡率が高い肺炎の予防薬として効果が上がっている肺炎球菌ワクチン投与に対する助成,全国平均を下回る保健師を増員することによる予防保健活動の推進,健診受診率引き上げなどの具体的について答弁を求めるものであります。


 次に,公営住宅整備についてです。本件につきましては,昨年6月議会でもただした経過があります。現在,木之房団地は空き家政策がとられ,72世帯中32世帯が空き家のままであります。長期の空き家政策は,環境面でも大きな問題があり,早期に建てかえのための具体策を明らかにすべきでありますが,今後,財政状況など勘案しながら建てかえの順位を決めるとの答弁に終始してきた経過があります。再度の質問を行ったものであります。本年度,解体のための業務委託費が計上されており,今後の計画について答弁を求めるものであります。


 次に,排水対策についてです。2005年9月の台風14号による豪雨災害は,隼人町,東郷,姫城地域で14軒が床上浸水,38軒が床下浸水の被害を受けております。合併後の最初の議会で,この問題について対策を求めた経過があります。天降川は,背後地に広大なシラス台地を抱え,ここから流れ出す大量の土砂の定期的除去と天井川となる天降川へのポンプによる内水排除を可能とする対策が求められます。本年度,総合治水対策事業として予算も計上され,実施計画策定,排水施設の実施設計など盛り込まれておりますけれども,その具体策について答弁を求めるものであります。


 次に,東郷,新溝,中須地域の排水対策についてです。この問題も旧隼人町時代からの懸案事項でありますが,量販店や新築住宅建設が相次ぎ,田んぼなどの果たしてきた水の調整機能は少なくなるばかりであります。国道223号線を横断をして,内水を排水するための対策が急がれますけれども,新市まちづくり計画の中で本年度より実施とされた暗渠部分の拡幅計画の後退の理由と今後の排水対策について答弁を求めて壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 宮内議員から4点につきまして質問がございました。1点目につきましては,私の方から答弁をいたします。そのほかにつきましては,関係部長にそれぞれ答弁をいたさせます。


 道路特定財源に対する私の政治姿勢についてお答えいたします。道路特定財源の見直しにつきましては,国におきまして真に必要な道路整備の計画的な推進として,中期計画の策定及び推進の中で,国際競争力の強化,地域の活性化,安全・安心の確保,環境の保全と豊かな生活環境の創造といった政策課題に対応するため,今後10年間を見据えた道路の中期計画を策定をし,真に必要な道路整備を進めると,計画的に進めていくということが1点でございます。2点目に,計画の推進に当たっては,厳格な事業評価や徹底したコスト縮減により重点化,効率化を図りますとともに,道路に関連する施策の実施や高速道路料金の引き下げ等を効果的に活用するということでございます。3点目に,中期計画の事業量は59兆円を上回らないものとするとされております。4点目に,中期計画は,今後の社会経済情勢の変化や財政事情等を勘案しつつ,5年後を目途として必要に応じて所要の見直しを行うなどの具体策が示されております。現在,国において道路特定財源について審議されております中でございまして,暫定税率の廃止や一般財源化が実施された場合に,地方は道路整備のための財源の大幅な歳入減により道路整備や既設の道路の維持補修,こういうものが困難となるなど,さまざまな影響が懸念をされているところでございます。そのため,全国市長会等の地方6団体や全国市長会単独でも暫定税率維持と一般財源化,この反対を訴えさせていただいてきておるところでございます。なお,これまで私どものこの霧島市議会でも,また平成19年の12月の議会でも議提第12号道路整備の促進及び道路財源の確保等に関する意見書を可決されており,本市といたしましても地方6団体の動きに合わせて暫定税率がもし廃止された場合や,一般財源化された場合,本市における道路特定財源の一つである道路整備への影響を広く市民の皆様にお伝えいたしながら関連法案の審議を見守りたいと,こういうふうに思っているところでございます。


○生活環境部長兼生活環境政策課長(南田吉文君)


 後期高齢者医療制度と国保問題についての1点目についてお答えいたします。


 4月から始まります本制度は,高齢者医療費についての高齢者自身の負担と若年世代の負担の透明性を図るために設けられた制度であり,財源といたしましては,加入者の保険料及び国保及び非被用者保険からの支援並びに公費により賄うということになります。加入者の保険料につきましては,低所得者への軽減措置が設けられており,また,今まで負担のなかった被用者保険等の被扶養者にも保険料が生じることになりますので,2カ年の経過措置ではありますが,負担増に対する軽減策が定められております。健診につきましては,生活習慣病の早期発見を目的に実施してまいりたいと思います。また,保険料の申請減免につきましても,規定に沿って運用してまいります。資格者証の発行につきましては,国民健康保険と同様の取り扱いをすることとなりますが,納付が困難な方につきましては,相談などをお受けし,適切に対応してまいりたいと考えております。65歳以上75歳未満の一定の障害をお持ちで現在老人医療対象者の方につきましては,個人ごとに本姓で加入されるか,現在の医療保険に残られるかの選択をしていただきますよう通知を差し上げるよう,実は2月29日に通知を差し上げたところでございます。


 次に2点目にお答えをいたします。財政調整交付金のカット分に対する一般会計からの繰り入れは考えておりません。


 以上でございます。


○保健福祉部長兼保健福祉政策課長(今村恭一君)


 後期高齢者医療制度と国保問題についての3点目にお答えいたします。


 医療費軽減策としましては,健診,人間ドッグなどを受診することにより疾病の早期発見,早期治療が図られ,医療費軽減の期待ができると考えております。4月からは従来のがん健診に追加して,40歳から74歳の国民健康保険の被保険者に対して行う特定健診や特定保健指導,75歳以上の市民に対して行う長寿健診等を実施し,生活習慣病予防や健康増進に積極的に取り組みます。また,庁内に設置している健康生きがいづくり推進本部の中で健康づくりや介護予防,生きがいづくりなど効果的な医療費軽減策を推進してまいります。


 次に,感染症を予防するためのワクチン接種は,感染症の罹患予防や重症化の予防など,また,ひいては医療費の軽減にも有効だと言われております。現在,65歳以上の高齢者には,予防接種法の定期接種として1,500円の公費負担でインフルエンザ接種を行っております。平成19年度の実績では,対象者2万8,360人に対しまして,1万9,144人が接種し,接種率は67.5%で,前年度の64.1%に対して増加しております。そのほか,肺炎球菌ワクチンなども任意接種で行われておりますが,国は現在,ワクチンの有効性や安全性,副作用などの治験を収集し,定期接種に加えるかどうかの検討中であります。助成のあり方については,国の予防接種法改正の動向を見ながら地域医師会とも協議しながら検討してまいりたいと考えております。


 次に,保健師の増員でございますが,現在,霧島市には26人の保健師が,健康増進部門を中心に福祉職員厚生部門などで業務を行っております。行政改革の推進に取り組んでいる中での職員の増員につきましては,大変厳しい状況にありますので,嘱託職員等の活用を図りながら,集中改革プランの中で保健師や保健センターの今後の効果的なあり方についても検討していきたいと考えております。最後に,健診の受診率引き上げの具体策ですが,今年度4月からの特定健診,特定保健指導,長寿健診につきましては,無料化を前提として検討しております。さらに,市民の方々がいつでも自分のかかりつけ医で健診を受診できるよう市内の医療機関に委託して健診を行うよう予算計上をしております。また,特定健診の健診内容につきましては,国の定めた検査内容に加え,今まで基本健診で行っておりました心電図検査など9項目を市独自の検査として引き続き実施する予定で予算計上しております。今後も幾つかのがん検診を同時実施するセット健診の実施や待ち時間の解消,市民への広報など,受診率向上のための対策を講じてまいります。


○建設部長(秋窪直哉君)


 公営住宅についてお答えいたします。


 木之房団地は,旧隼人町時代から建てかえの計画があり,建てかえのための空き家政策を進めた結果,現在,空き家が32戸に達している状況です。平成19年3月に策定しました向こう10年間の霧島市へ住宅ストック総合活用計画の中でもこのような経過を踏まえて建てかえ団地の位置づけをいたしております。今後のスケジュールにつきましては,平成20年度に現入居者に対する意向調査を行い,それを参考に基本設計を作成し,建てかえ説明会を実施いたします。あわせて解体設定業務委託の発注を予定しております。平成21年度以降につきましては,入居者の移転業務,実施設計の作成,解体工事及び建てかえ工事等について財政状況等を勘案しながら進めてまいりたいと考えております。


 4番目の排水対策についての1点目と2点目は関連がありますので一括してお答えします。


 現在,総合治水対策事業では,隼人町の天降川右岸側の区域を東郷地区,天降川左岸側の地区を姫城地区に区分して,それぞれの地区で対応策を検討しているところであります。そのうち東郷地区の東郷中須,新溝地区の地域の排水対策につきましては,平成14年度に設計業務委託を実施し,平成17年9月の新市まちづくり計画で自然災害防止により平成20年度から実施設計計画の予定とされているところであります。この計画では,国道223号線を横断する暗渠の断面を現在の水路幅1.6mから3.5m,または,5mに拡幅する案が示されておりますが,水路敷きの用地確保,水道導水管500mmなどの地下埋設物への影響などについて検討する必要がありました。これまで居住施設の設置,バイパス水路の新設などの検討を行っており,本年度はこの基本計画をもとに実施計画を策定し,整備計画案を取りまとめることといたしております。


 終わります。


○議長(西村新一郎君)


 宮内議員の質問に対する答弁を今いただいたところでございます。


 ここでしばらく休憩をいたします。休憩後に再質疑を受けたいと思います。


               「休憩  午後 2時41分」


               ──────────────


               「再開  午後 2時59分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き,宮内博議員の一般質問を続けます。


○46番(宮内 博君)


 それぞれご回答いただきましたけれども,まず,その道路特定財源の関係から再度お聞きをしておきたいというふうに思います。市長の答弁では,広く市民への影響を広く伝えながら関連法案の審議を見守っていきたいと,こういうふうに回答をなさっているわけですけれども,実際に,こういうチラシを,市長も当然ご存じですよね。チラシを出して広報誌に号外として折り込みをされました。最近の世論調査でも,この中期計画について,この59兆円を10年間で使うという中期計画について「妥当ではない」との回答が51%です。また,道路財源についても一般財源化に「賛成」が42%,「反対」が22%となっておりまして,一般財源化に賛成するというふうに答えた方が2倍,反対のですね,に上っています。そんな中で,この広報誌に暫定税率問題を特集したようなチラシを配るということは,やはり市民の世論も二分をしているわけですよね。そんな中で,この地方公務員法第36条には,政治的な忠実性を堅持をするということが地方公務員の基本的な姿勢だということになってるんですけれども,その辺はどんなふうにお考えになったのか,ご回答をください。


○市長(前田終止君)


 私ども特に市民の皆さん方とさまざまなこの情報をお互いに共有しながら,時々の問題をしっかり考えていくということ,私とても大事なことだと思うんです。それで,この道路特定財源の問題,これにつきましても,今,この時期,市政がちょうど2年過ぎて3カ月目というあたりですよね。それで,皆様方のおかげさまで第1次の向こう10カ年の本市の総合計画,こういうようなことも市政の羅針盤としてしっかりこの位置づけをいただいたばっかりでございます。そしてまた,新しいそういう中での小学校をつくる。そして,道路,橋など必要,そしてまた,私どもの県土で最も一塊としては広い市の面積を持つ私どもの地域でございます。高規格,国県道並びにこの市の道路ですね。やらねばならぬことばっかりで,まちづくり,これは大変なことだなということで,国レベルのいわば政治の政争の具みたいな,そのことを私はもう全く申し上げておりません。我がふるさとのこの市政の運命について,こういうことでは本当に困るなということを率直に行政幹部職員などと語り合いながら情報を共有して,そして,将来に備えたい。そして,県の市町会,あるいはまた九州全国レベル,また地方6団体,こういうところの動きに公募し,なかんづくまた私どもの市民を代表していただくこの最高の意思決定機関,議会においても決議をいただいた,そういう動きに対して私なりによしという方針を出したわけでございます。


○46番(宮内 博君)


 私がだから,そういう政策的な判断をする場合に,一定の制約ていうのが法律上ありますよねということを申し上げてるわけですね。お聞きをしたのは,その地方公務員法の中の規定をどういうふうにお考えになったんですかと。政治的な中立性というのを求められているけれども,市が出すというものではないんじゃないかと。いわゆる政権与党の自民党や公明党がその政党の名前を出すんだったら,これでいいですよ。市がこの広報誌の中に折り込んで出すような性格のものだったんですかということを聞いてるわけです。


○市長(前田終止君)


 市の地方公務員法に伴う解釈上のその中立性というご指摘でどう考えるかということに答えよということですよね。この裏表見られて,私としてはもしこのガソリン税などの暫定税率がなくなると,こういうことが予想されますということで,その影響等について指し示してありまして,まさにこの政治的にどうこうという意味で言及をした箇所は1カ所もない。そういうつもりでお互いにそういうところには慎重に当然のことながら心配りをしながら,情報を発信させてもらったつもりでございます。


○46番(宮内 博君)


 今後10年間でその59兆円もの資金をこの道路建設のみに使い切るということが非常に問題だということを私どもは指摘をしているわけです。中でも,いわゆる大型道路とか,あるいは横断道路だとか,大規模なこの事業を優先をした政策にこれはなってるということも非常に問題だと。市民の目線で市民の皆さんが求めている生活に欠かせない生活道路の整備あるいは踏み切りの拡張,あるいは通学道路などの,そういう整備費っていうのは,全体枠からすると非常に低いという状況も問題がはらんでるということですね。59兆円を使い切るというもとで,むだな道路整備が本当に進められているという弊害があったということを指摘をして,一般財源化をして,福祉や教育にも使えると。あるいは身近な生活道の整備などにも使うようにしようじゃないかと,こういう提案でありまして,しかも,それを支持する世論の方が今まさってるわけですから,そういう意味では,もう少しこういうものを出していいのかどうかという点で政治的な中立性が図られるかという検討はあってよかったのではないかということを申し上げておきたいというふうに思います。後ほども何人かの議員がこの問題出しておりますので,その方たちに譲っておきたいというふうに思います。


 次に,後期高齢者制度の問題あるいは国民健康保険税の問題についてお尋ねをしておきたいというふうに思います。


 市長も私と同じ後期高齢者の議員として県広域連合での議論をお聞きをなさってらっしゃいます。保険料などの額は,広域連合で決めたわけですけれども,現実にそれを徴収するのは,それぞれの市町村,市町村の役割ていうのを非常に後期高齢者制度については,大きいということが議論の中でも改めて確認をされたところでございます。この制度について,まず市長はどういうふうにお考えになってるのか,お聞きをしておきます。


○市長(前田終止君)


 国全体が地方とともに大変財政事情,厳しい中で,さまざまなこの問題を抱えている。特にこの社会保障制度に関する諸問題,これは国民生活に直結をしているもので,改めて私どもの国のこのようなことに関する持続性,そういうものが本当に問われているのかなと,こういうふうに真剣に考えるものでございます。我が国の社会保障制度そのものは,諸外国に比べると恵まれているというご指摘もあるわけでありますけれども,ただ,今後,一生高齢化あるいはまた少子化が進んでいく,そういう中でしっかり将来を見据えて,この私たち国民たる市民が本当に持続可能で,安心してこの生活ができるような,そういう社会,そういうものを本当に早急に立て直していかなきゃならん,そういう気持ちが強くあるのかなというふうにも思えるわけでございます。そういう意味で私は,この後期高齢者医療制度,これも基本的にそういう視野をしっかりと大事にしたものであるというふうに思います。そして,医療,あるいは保健,福祉などが連携をして,後期高齢者の心身の,特に,心身の特性に即した医療サービスの提供,そういうものを目指しますとともに,この後期高齢者の皆さん方に対するケア,豊かな老後の人生,そういうものを視野に入れた医療制度であるというふうに認識をし,また,そういうふうに対してお互いに議論を尽くしながら努力をしていくべきことかなというふうに私といたしましては認識をさせていただき,市長としても市民の皆さん方にお訴えもしてまいりたいと,こういうふうに思っております。


○46番(宮内 博君)


 今回の後期高齢者制度の非常に大きな問題の一つに,社会保険などの被扶養者となっていた方,年間180万円以下の収入の方が子供さんたちの扶養に入って,保険料を直接払わなくても済むという制度がこれまであったんですけれども,そういう方も含めて国民健康保険に入っている方などもすべて別の医療保険制度に移行するというこの問題があります。実際,今までこの負担のなかった被用者保険の被扶養者は,この霧島市で何人ぐらいに上るものなのか,数字をお示しください。


○保険年金課長(坂元良行君)


 1月現在で812名でございます。


○46番(宮内 博君)


 812人の方が新たに一定期間軽減措置はあるけれども,もう4月から制度に移行するということになるわけです。同時に,もう一つ大きな問題が,これまで国民健康保険などでは,高齢の方や障害者の方などについては,資格証明書の発行というのはできない仕組みになっていたんですけれども,今回,国保と同じように資格証明書の発行が可能になりました。回答書では,納付が困難な方に対しては,相談などをお受けして適切に対応してまいりたいと,そういう回答をなさってらっしゃいますけれども,実際,この資格証明書の発行されるおそれのある方というのは,普通徴収の方ですよね。月額1万5,000円以下の収入しかない方が普通徴収です。また,介護保険料や後期高齢者保険料が収入の半分を超えるおそれのある方が普通徴収ということになります。極めて少ないお金の中で生活をなさっていらっしゃる方たちという方たちが普通徴収ですから,年金のように天引きでございませんので,資格証明書の発行になるおそれがあるというふうに思うんですね。しかも75歳以上の病気にかかりやすい,そういう年代の方たちがそんな状況に置かれたら,病院の窓口で満額,全額この病院代を払わないと治療はできないという,またに医者に行けない状態をつくり出すということになるわけです。一層,細やかな相談活動あるいは生活保護などへの援助,必要になってくると思いますけれども,その辺どのようにお考えになっておりますか。


○保険年金課長(坂元良行君)


 この資格者証の発行問題の内容だと思いますが,これにつきましては,納税等につきまして相談をお受けいたしまして,きめ細かな納付相談等を行い,納税理由や生活状態等を十分に把握して適切に対応していきたいと思います。また,医療生活保護等,公費等ひっくるめた包括的な説明をしていきたいと思います。


○46番(宮内 博君)


 極めて一般的な回答じゃないでしょうか。75歳以上ですよ,加入される方はですね。そんなに自由に役所に来られる方っていうのは,非常に限られているんじゃないでしょうか。実際,役所の方から足を運んで相談に乗るという形が,これは当然,国保の方にもそういう対応していただきたいですけれども,かなりこの頻度としてはふえてくるというふうに思いますけど,その辺のことを想定されてますか。


○保険年金課長(坂元良行君)


 今,言われるとおりだと思います。足を運んでいきたいと思います。


○46番(宮内 博君)


 機械的に,その資格証明書を発行するということは,絶対あっちゃならんというふうに思うんです。国民健康保険についても当然そのことは言えるわけですけれども,国民健康保険の場合は,直接そういう対応なさってますか。


○保険年金課長(坂元良行君)


 今,国保に当たっても足を運んで,また納められないということは,特別事情もありますけれども,それに近い,まだそれよりもきつい方もいらっしゃいます。そのようなことをいろんな話があったら収納課も行きますし,私たちの方も出向いてまいりたいと思います。


○46番(宮内 博君)


 これからではなくて,今までそうして来られましたかと聞いてるんです。


○保険年金課長(坂元良行君)


 病院とか電話があったりしましたら行きました。


○46番(宮内 博君)


 やはり国保の資格証明書につきましても,大変,数的にも少なくはないですよね。今も回答を聞いておりますと,これまで余りその資格証明書の発行されているところに足を運んで懇切丁寧に対応するということはなかなかできていなかったんじゃないかなというふうに思います。私は,前回の議会でも長野県の取り組みというのを具体的に紹介をいたしましたけれども,人口37万9,000人の長野市で資格証明書を発行されている世帯は1世帯のみ。松本市では,人口22万4,000人ですけれども,1件の資格証明書の発行もないと。同じ制度を活用してて,こういう状況があるわけですので,ぜひそういう面では,こういった取り組みに学んで資格証明書はとにかく発行しないように最大努めるという努力を求めたいと思いますが,どうですか。


○保険年金課長(坂元良行君)


 資格者証がなるべく少なくなるように毎日努力したいと思います。


○46番(宮内 博君)


 次に,国民健康保険の関係についてでありますけれども,調整交付金の関係で一般会計からの繰り入れは考えていないという回答をなさっております。実際,一般会計からの繰り入れはこれまでもなされていないわけですけれども,7,000人を超える国民健康保険税の引き下げ署名ていうのは,旧福山町の人口をも上回る方たちがこの署名に賛同して,何とかこの暮らしを守ってもらいたいと,そういう願いを寄せているわけです。


 そこで,お尋ねしますけれども,この調整交付金のカットていうのは,平成17年度の決算を受けて9,771万8,000円という報告がありますけれども,現年度収納率88.56%だったわけですね,平成17年は。平成18年は82.52%ということになってるわけですけれども,調整交付金のこの実績によるカットの予測はいかほどと見込んでおりますか。


○保険年金課長(坂元良行君)


 19年度分でよろしいですね。19年度のカット分が,医療分と介護分で9,500万ほどでございます。


○46番(宮内 博君)


 これがそのまま保険税に上乗せされているという問題は非常に大きい問題じゃないですか。きちんと納めてられる方もこの制裁金を上乗せして納めてるということになるんですけれども,その辺,以前から何回もこれ指摘してますけれども,庁内でどの程度時間をかけて議論をなさったでしょうか。副市長,どうですか。


○副市長(福永いたる君)


 予算を見込むときに,調整交付金のその徴収率が悪いということでカット分という,そのことは考えておりません。


○46番(宮内 博君)


 ただ,現実に鹿児島市などは6億5,700万円,平成17年度決算において一般会計から繰り入れをして,そして市民の負担を軽減するという,こういう取り組みをやってるわけですね。そういったことに学ぼうという,そういう姿勢もないということですか。


○副市長(福永いたる君)


 私どもも保険者の負担金がなるだけ低く抑えられるようにという努力はいたしております。鹿児島市の一般財源の投入額をいつも議会で言われておりますが,私どももそういうのにまず目を向けるのではなくて,やはりその保険者がなるべく負担金を少なくする,そういう保険制度,運営をやっていきたいということで考えております。


○46番(宮内 博君)


 ただ,広報誌などを見てみますと,そういう姿勢はなかなか見えてきませんよね。その1月号の国民健康保険の特集の記事が出されましたけれども,ほかの都市と,ほかの市と比較をした保険税について,冒頭こういうふうに書いてありますよね。「家屋敷と菜園を持つ多くの世帯と比較した税構造」と,こういうふうに書いてあります。多くの世帯がこういう税構造をしてるんですよという前提ではじいた資産がこれですよと。89.1%の世帯がI市より安くなってますと,こう書いてありますけれども,これ正確ですか。


○税務課長(川畑 巧君)


 そのとおり正確でございます。


○46番(宮内 博君)


 その多くの世帯ということになりますと,当然,七,八十%がこういう世帯だということを想定を私はするんですけれども,それでお尋ねしますが,固定資産税を10万円納めている世帯が多くの世帯ですか。


○税務課長(川畑 巧君)


 多くて一般的な世帯かと考えています。


○46番(宮内 博君)


 私,いただいた資料で見てみたんですけれども,固定資産税の10万円というのは課税評価額で714万円に相当しますよね。医療の一般分に係る資産割の平均というのは,1世帯,1万3,790円ですよ。固定資産税じゃ3万2,000円じゃないですか。


○税務課長(川畑 巧君)


 1月号のいわゆる広報いたしました趣旨は,議員がお尋ねになる個々の状態のものでなく,霧島市の一般的な家庭を想定して出しております。ですから,2万6,000通りの国保税の考え方が出てくるわけでございます。


○46番(宮内 博君)


 当然そうですよ,当然そうですよ。にもかかわらずその89.1%の世帯が安くなるていう表現ていうのは,これは全く事実と違うじゃないですか。私が今申し上げましたように,医療一般分に係る資産割の平均というのは,1世帯1万3,790円,固定資産税がそれで計算すると3万2,000円ですよ。少なくとも10万円だというのであれば,平均額の10万円にならなきゃおかしいじゃないですか,違いますか。


○税務課長(川畑 巧君)


 1月号で広報いたしましたこの資料は,先ほども申しましたけれども,こういう世帯であれば80数%の方が霧島市の方が安いということであります。


○46番(宮内 博君)


 やはりきちんと市民の皆さんに伝えるのであれば,この10万円という数字を見つけるのも大変ですよ,この表を見ると。一番下のところに小さな字で,その固定資産税額10万円で試算と,細かく書いてあるじゃないですか。いかにもこれが全体の税構造になってるかのように描くのは,これは本当に負担に苦しんでいる市民の皆さんに目線を向けているという立場ではないと思いますよ。市長,どうですか。


○市長(前田終止君)


 今,関係部課長が答えたとおりでございます。


○46番(宮内 博君)


 やっぱりそれはマニフェストにも反すると思いますよ,市長。市長がそこのところを十分理解をなさって,こういう内容のものを出していいかという判断をなさったんだったら私は今おっしゃるとおりだと思うんですけれども,この10万円固定資産税を納めてる人で試算をした計算だと,それが89.数%だというのはご存じでしたか。


○副市長(福永いたる君)


 その市報は見ておりましたけれども,私どもは宮内議員もおっしゃいますように,市民がなるだけ保険料は少ない保険料で国保会計の運営ができるようにという気持ちは十分持っております。そのためにいろいろと私どもも検討を重ね,協議もしながら運営をしていることはご理解をしていただきたいと思います。


○46番(宮内 博君)


 もっとやっぱり負担に苦しむ市民の皆さんに目線を向けて,その対応すべきだということを申し上げておきたいと思います。


 時間がありませんので移ります。医療費の抑制の件ですけれども,肺炎球菌ワクチンの関係については,大変効果があるということで岡山県の開業医でつくる保険組合でも5,000円の補助を2006年から開始をしております。これは,北海道の瀬棚町になってますけれども,2001年の9月から助成を開始をして,それまで103万8,000円,1人当たりの老人医療費がだったのが,81万9,000円に2003年には低くなっております。こういう効果もあるということが実証されておりますので引き続きご検討方をお願いしたいと思いますが,どうですか。


○健康増進課長(宮本順子君)


 お答えいたします。


 現在,霧島市内でどのくらいの病院が肺炎球菌ワクチンの接種を任意接種で行っているかということを調べてみました。16病院中に実施の病院が11病院ございました。接種料金も5,880円から8,000円までと,ちょっとばらつきがございます。現在,未実施の病院もございますので,そういう部分を姶良郡医師会とまた協議をしながら今後検討させていただきたいと思っております。


○46番(宮内 博君)


 後期高齢者制度も始まって,保健師の果たす役割ていうのは,大変大事になってるんですけど,霧島市のこの10万人当たりの保健師の数っていうのはどういうふうになってますか。


○保健福祉部長兼保健福祉政策課長(今村恭一君)


 霧島市の10万人当たりの保健師の数は20人でございます。


○46番(宮内 博君)


 全国で最低の老人医療費の長野県では,全国平均30.7人に対して50.9人です。20人もこの保健師の数が多いわけですね。鹿児島県内でも27人平均で霧島市の場合は7人少ないと,こういう状況にありますけれども,少なくとも県内17市の平均まで増員すべきだと思いますが,市長,どうですか。


○副市長(福永いたる君)


 今の保健師の10万人当たりの数ですが,他市と比べて低いということでございますけれども,私どもも運営をしていく中で,このすべての全体的な職員構成,そういうものも考えながら,どうしても不足する,運営に支障が出るということにつきましては,やはり嘱託を使うとか,やはりやり方を考えるとか,いろいろな工夫を凝らしながら,今後も進めていきたいというふうに思っております。


○46番(宮内 博君)


 時間がありませんので,最後の排水対策の関係でお尋ねをしたいと思いますが,その中須・新溝地区の排水の関係ですけれども,実際に内水を排水をするという対策をとらないと,これは水害を防ぐことはできないということになるわけですけれども,相まってどのような計画がなされているのか,この暗渠部分の拡幅が難しいというのであれば,ポンプ増設などを含めて対応を考えているのかどうか,その点をお聞きをして終わりたいと思います。


○土木課長(中村順二君)


 お答えいたします。


 部長がご答弁申し上げましたんですが,貯留施設の設置,公民館に貯留施設を設けたり,また,水路が屈曲しておりますので,流れをよくするためにバイパス水路道を設けまして,別なところにはけ口を設けるなり,また,水系を若干変えまして,ほかの水路の方に持っていくという方法等を今考えております。


○議長(西村新一郎君)


 以上で宮内博議員の一般質問を終わります。


 次に,28番,下深迫孝二議員より3件通告がされております。したがって,下深迫孝二議員の発言を許可します。


○28番(下深迫孝二君)


 どうも皆さん,お疲れさまでございます。いましばらくご辛抱いただきたいと思います。


 ただいま議長の許可をいただきましたので,さきに通告いたしました3点について質問いたします。


 その前に3月議会を迎えるに当たり,20年度予算が計上されています。一般会計予算として499億3,000万円,特別会計で約268億4,456万円,合計しますと767億7,456万円が計上されています。今後,各委員会において審査が行われるわけですが,行政当局の皆さん,特に,財政課においては不眠不休の中での作業,大変ご苦労さんでした。行財政改革の折,私ども議会としましても,厳しくきちっとチェックをしていきたいと思います。


 それでは,質問に入ります。第1点目に,河川の改修について質問いたします。


 本市においては,2級河川を含めて数多くの河川があります。普段は水が川底をわずかに流れ,小魚が見えたりしてのどかさを感じます。一方,梅雨どきや台風のときなどは,荒れ狂ったように濁流となり,堤防の決壊などを引き起し,人命を奪ったり,建物や道路の決壊などさまざまな損害を与えています。


 平成5年の81災害や86災害は,想像を絶するものでした。温暖化が進み,いつ異常気象が発生してもおかしくないと思っています。


 そこで質問いたします。1つ,河川内のヨシや雑草の除去の状況はどのようになっているか,2つ目に,土砂の除去はどのようになっているか,3つ目に,両岸の歩行者専用の遊歩道を設置及び階段設置はどのようになっているか,お伺いいたします。


 第2点目に,林業の活性化について質問いたします。


 地球温暖化が進み,集中的な大雨や大型台風の発生時による洪水が世界の各地で多発する中,森林の果たす役割は大変大きなものがあります。一方,住宅産業においては,外国産のハウスメーカーに押され,日本材の木造住宅は低迷しているのが現状であります。今まさしく森林を整備していかなければならない時期に森林は荒れ放題の状況ではないでしょうか。今後,行政として市有林や民有林に対してどのように計画され,指導や協力を求めていかれるのか,問われるものと考えます。


 そこで,質問いたします。1つに,間伐材の利用状況はどのようになっているか。2つに,間伐を進めるため,どのような方策を考えているか,お伺いいたします。


 3点目に,遊休農地について質問いたします。


 先ほど同僚議員もされていたようでございますが,少子高齢化が進む中,米の消費量も減少し,また,農業を担ってこられた方々も高齢者が多くなり,特に,中山間地においては,農地の荒廃地が多くなってきています。現在,食料の大半を輸入に頼っている日本の食の安心・安全は,保たれているのか,不安でなりません。先般より報道されています中国産の輸入冷凍ギョーザ類に付着している残留農薬等,生命をも脅かすものもあります。


 そこで,質問いたします。1つに,農地の保全をどのように考えているか。2つに,農地の利用を進めるため,どのような方策を考えておられるか。3つ目に,農業後継者の状況は,どのようになっているか,質問いたします。


 以上,壇上からの質問を終わりますが,答弁によりまして自席からの再質問を議長にお願いし,終わります。


○市長(前田終止君)


 下深迫議員より3点につきまして質問がございました。2点目につきましては,私の方から答弁をいたします。そのほかにつきましては,関係部長にそれぞれ答弁をいたさせます。


 林業の活性化について,その1点目にお答えをいたします。間伐材の利用状況につきましては,以前は建築足場丸太やくいに利用したり,利用されないで山林に放置されておりました。近年は,縁台,テーブルやベンチ,案内板等や工事の際の木製防護さくなど,土どめ工,こういうものにも多く利用をされております。また,姶良東部森林組合では,オガ粉製造機を導入して,山林内の除伐材などを利用してオガ粉を生産をし,畜舎などの牛床用として販売をされております。さらに,同森林組合では,間伐材を利用した丸棒加工施設を整備をして,その丸太を使用した低コスト牛舎,この建設に取り組んでおられます。


 次に,2問目についてお答えいたします。


 産業としての森林はもちろんのこと,地球温暖化防止を初め,健全で多面的な機能を発揮する森林を育成するためには,間伐は不可欠であります。しかし,木材価格の低迷などによる林業採算性の悪化や森林所有者の世代交代,不在村家の進行等によりまして,手入れの行き届かない森林や適期に間伐が実施されない森林が増加しているのが現状でございます。そのため,間伐を効率的に実施するため,団地化や集団間伐を積極的に推進していく必要があります。さらに,間伐を必要とする地域の立地条件を踏まえ,列状間伐への取り組みや効率的な間伐の実施に必要な林業機械の導入と林道を中心として作業量,あるいは市有材路の開設による一体的な路傍整備を進め,森林施業の効率化や間伐材の搬出が可能となる条件整備を通じて間伐材の生産を強化し,各種木製品等への間伐材の利用を促進してまいりたいと考えております。


○建設部長(秋窪直哉君)


 河川の改修についての1点目,2点目,3点目は関連がありますので一括してお答えいたします。


 県が管理いたします2級河川の堤防などの除草につきましては,堤防と市道との兼用工作物管理協定により路肩よりのり長1mまでの範囲内については道路管理者が維持管理をする必要があることから,生活道路として利用される路線においては市が実施しているところであります。また,地域によっては,地区自治公民館の奉仕作業あるいは地域のボランティア活動等によって管理していただいているところもあります。土砂の防除につきましては,除去につきましては,2級河川では治水量,危険な箇所について毎年県が計画的に実施していただいており,昨年に引き続き本年も3月末までに天降川,手篭川,郡田川及び福山町の菱田川右岸において工事が発注される予定と聞いております。今後も引き続き管理者である県に事業実施を要望してまいりたいと考えております。市管理の準用河川等につきましては,治水量危険で緊急性の高い箇所から対応してまいりたいと考えております。遊歩道及び階段設置につきましては,必要性や安全性を考慮し,関係機関などと協議しながら対応していきたいと考えております。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 ご質問の3点目の1の2,遊休農地についての1点目,2点目,これについては関連がございますので一括してお答えいたします。


 本市の中山間地域における荒廃地の保全対策の一環といたしまして,農政関係では平成12年度より中山間地域等直接支払い交付金事業を導入し,中山間地域における田畑の保全や農業生産活動,集落の景観整備等に取り組んでまいりました。平成19年度では,市内の80集落が集落協定を締結し,その対象面積は533.5haとなっております。今後も一定の条件を満たす中山間地域等においては,耕作放棄の防止等の活動,水路,農道等の管理活動,多面的機能の増進活動等の啓発を進めながら地域の活性化等を図ってまいりたいと考えております。また,農業委員会とも連携の面からは,昨年6月に霧島市担い手育成総合支援協議会を設立し,その中に農政畜産課,農業委員会,JA,姶良・伊佐地域振興局の職員等,農業者団体の代表で構成されるアクションサポート会議を置き,遊休農地の解消策の検討,担い手農家への農地利用集積や集落営農の推進等を行っております。今後は,農業委員会と一体となって,遊休農地の環境整備のための直接面談や農地流動化への取り組みも検討してまいりたいと考えております。


 次に,3点目にお答えいたします。


 本市の農業後継者を含めた新規就農者の就農状況は過去5年間では溝辺,牧園が最も多く,それぞれ12戸,次いで国分9戸,福山7戸で,市全体では54戸となっております。そのうちの41人が農業後継者として就農しております。品目別で多いのは,肉用牛,野菜,茶となっております。農業後継者の方々は,余暇時間には後継者で構成するクラブに所属し,技術研修をされたり,スポーツ交流などを通じて仲間づくりをされておられます。また,市の独自の事業として,農業を始めようとする農業後継者や新規就農者等が6カ月以上の農業研修を希望する場合には,市及び研修先農家が負担し,助成金を交付するなど,就農しやすい環境づくりをつくるとともに,市の農政専門指導員などを中心に農政相談や戸別巡回を積極的に行い,収益の上がる農業としての魅力づくりに努めているところでございます。


○28番(下深迫孝二君)


 今,ただいまそれぞれご回答いただきました。


 まず,河川改修の方から再質問をさせていただきますが,今現在,2級河川,また3月いっぱいには耕地いろいろ土砂の除去等も行うと今部長の答弁でございました。ただ,今部長,この霧島市の私はこの土砂の除去というのは,まあまあそんなにしなくてもいいと思うんです。何でかというと,勾配がありますから,下の方にどんどん流れてくるんですよ。そして,大体この土砂が堆積しているところは,大体平たん地に近いところがかなりの堆積をしております。例えば,検校川の2級河川にしましても,あるいはあれは清水団地前の川ですかね。あれ等もかなりの土砂が堆積している。そして,もし堤防が決壊したら,かなり田んぼとの高さっていうのはそんなにないわけですよね。そうしたときに,何で,この今雨の少ない時期に土砂どんどん除去しないのかなと私は思えて仕方ないんです。国交省あたり河川の緑を残しなさいとか,いろんなことを言ってますよね。ですが,これは都会のことなんですよね,これ。田舎は,こうして役所を中心に見ましてもね,でしょう。緑ばっかりなんですよ。私のところなどは,緑のほかに何もないというぐらいに,絵をかくとすれば,緑の色しか要らないというぐらい,それぐらいに緑がたくさんあるわけなんです。そういうところは,思い切って,やっぱり土砂の堆積したものは,この雨の少ない時期に除去しておかないと堤防を超えたり,水につかったりというのが現実あるわけですよ。この国分でも低いところは現実水につかってるわけですから。ちなみに,私の個人的なことで恐縮ですけど,名波に小さい事務所持っておりますと,ああいう高いところでも水につかるんですから。これはもう何者でもない,川は狭い,あるいは土砂が堆積しているということでなっているわけです。これは,やっぱり早急にやっていただかないと,幾らまちが活性化してきても,借金して家つくっても,水につかったなんて大きな台風が来てなったときには,本当困るのはその市民の皆さん方なんですね。部長,どうですか。今,今回,最後の質問に,議会ということで余り厳しいことは申し上げませんとさっき申し上げたんですけれども,今現在,この下場の河川を見られて,本当にこれ土砂除去がきれいに進んでるなというふうにお思いですかね。


○建設部長(秋窪直哉君)


 この霧島市にはかなりの河川があります。その中で,この土砂の堆積の種類というのは,非常に県も,うち市の方も準用河川の方も苦慮しております。というのは,この土砂というのが,とればとれるほど,また上流からやっぱり流れてきて,またああいう堆積した状況に発生するということでございます。よって,県にも毎年位置図,写真,現況等を把握しながら陳情要望活動をしております。よって,県の方もこの事業に対する補助金等もないもんだから,いわゆる単独の,県で単独にやっております。市の方もこれの対策については市の方で単独事業でやっております。よって,なかなかこの財政の厳しい農家で,その必要性は十分認めておりますが,なかなか思ったとおり進まないというのが現状でございます。よって,県も市もですが,非常に危険な箇所からその部分について,一部についてその土砂の除去をお願いして実施してもらっているという状況であります。


 以上です。


○28番(下深迫孝二君)


 それは,今部長おっしゃったように,厳しい財政状況の中で,なるだけ費用を削減したいというのはわかるんですよ,わかるんですけれども,もし例えば,それじゃ災害が発生したときに,発生,その災害を受けられた方,どこにその矛先を向けたらよろしいんでしょうかね。やはりきちっと管理するところが管理をしていけば,こういう問題は起きないわけですよ。きちっとそういう管理をしていただいてて,もし災害が発生したときには,管理もしていただいてたんだけれどもしようがないなというあきらめもつくんですけれども。もう今は,この下流の方でも今河川改修やってますけれども,土砂が堆積をして,かなりの状況のとこもあります。これやっぱり早急に公共事業の中でも箱物つくるとか,そういうものと違いまして,そうそう費用は私かからないと思うんですよ。ダンプと重機と人間がおればできる仕事ですから。そして,その取った土砂は,産業廃棄物でもなんでもないわけですので,砂利になったりとか,あるいは再利用もできるわけですね,これ,リサイクルも。ですから,これはやっぱり梅雨に入ってからやろうと思ってももうできないわけでして,市長どうでしょうか。これ皆さん方,やっぱり市長の下で働いておられる皆さん方ですから,勝手にどんどんやれというわけにはいかないわけです。市長が思い切ってやれとおっしゃれば,これはできるわけですよ。やはり最善を尽くしていただいて,なおかつ今申し上げたように,家が水につかったとか,いろんなこういう大きな災害になっても,してあれば,まだ救われるんです。してなければ,これは行政の責任じゃないかと,はっきり申し上げて,そういうことを被害を受けた方は言いたくなるんですよ。市長,そこ辺,どのようにお考えですか。


○市長(前田終止君)


 議員仰せのとおり,私もこのことに関しては,大変大きな危機感を抱いております。しかしながら,国レベル,県レベルの,また私どもの市町村レベルの財政の悪化等の中で,ここ近年,振り返るともう5年,10年近く中州,寄り州の除去等々,本当に呼べど,叫べど,言えど,思うように進んでいない,この悔しさ,切歯扼腕の思いがございます。ですから,おっしゃるとおり,そうは言ってみても,本当に平成5年の夏の大風水害みたいなものが仮に近い将来来たら,あのときあれだけ言っただろうと,言わんこっちゃないということにもなりかねない不安を抱えながら毎年この梅雨時を迎えざるを得ない現状があるということですね。そこで,ちょっと勉強をさらにさせてください。そういう認識においては一緒ですから。本当にじゃどうして一番緊急度の高いところからそのような対策をどういう形でできるか。もうちょっと時間をいただいて,今のご指摘と何らかの形でお答えできる知恵も出そうと。最小限の財源で大きな効果を生む市政努力がどの分野においても必要なことでございますので,もうしばらくまた時間をいただき勉強させていただきたいと思います。


○28番(下深迫孝二君)


 前向きなご答弁いただきましたけれども,だけど市長,もう目の前に梅雨時期は来てるんだということもご理解をいただきたいと思います。そういうことで,このものについては,今ちょっと市長の方も努力をするということでございますので,先に進みたいと思いますけれども。


 この河川改修の中で,遊歩道というのが,今まで旧国分の間でも,国分市のときでも両サイド少し,こう人間が通れるぐらい,2mぐらいの幅ですか,残されて,少し段を落された形でつくってらっしゃるわけですよね。そういうものもつくっておかれれば,朝晩ジョギングしたりとか,道路をジョギングしててひかれたとかちゅうこともあるわけですけれども,あの川の中だったら,大雨が来ない限りは流されてということもないわけですので,そういう整備の方もやはり進めていかれるべきじゃないかと。それと,私ども上野段というところでございますけれども,両サイド,コンクリートできちっと間知ブロックちゅうんですかね。あれがこう積んであります。そうしますと,高さがやっぱり3m,4mありますと,なかなか川におりようと思ってもおりられないんですよ,これは。ですから,まちづくり委員会の中でもはしごをつけてほしいと。鉄筋で,何段か階段がついてていう,階段をつけてほしいということで申し上げておりましたけれども,いまだに実行されてない。なぜかと言いますと,消防の水利を我々の地域は,自然水利と言っても川しかないんですよ。だから,そこで火災の場合などは,ホースをおろしたりとか,いろいろしなきゃいけないんです,ポンプをおろしたりとか。これもおりられないんですよ。もう何年も前から言ってあります。恐らく忘れていらっしゃるんだろうというふうに思いますけれども,余り嫌なことを言いますと,上之段にはお金を回すなというふうに言われても困ると思うから,余りきついことは申し上げたくないんだけれども,やはりこういうものは,何カ所もつくるんじゃなくて,本当数カ所でいいわけです。そしてまた,お金もそんなにかかりません。鉄筋棒に,こん小指ぐらいの鉄筋棒に何カ所かはしをつけて,それにコンクリートでアンカーをもんでくっつければいいわけです。これを早急にこれやっていただく予定があるのかないのか。もう何年も前からです。合併前からこれ申し上げてることですが,いかがでしょうか。


○副市長(南 洋海君)


 恐らく自然護岸であったものが,災害復旧等によりブロックが積まれ,なかなか河床の中に入れないという現実かと思います。消防等に利用されるという箇所であれば,市内におきましても数はそう多くないのではないのかなと想定されます。早急に調査をいたしたいと思います。


 以上でございます。


○建設部長(秋窪直哉君)


 河川の遊歩道の質問がございましたが,現在,天降川の左岸の野口橋から天降川橋の区間915m,幅員4mで,現在,ことしから本年度からもう工事を実施しております。数年かかって,一応,天降川のリバーサイドということで整備が進められてるというふうに伺っております。


○28番(下深迫孝二君)


 ありがとうございます。早急に対応していただくということであれば,何も私も長々こうしてやる必要はありませんので,先に進みたいと思います。


 次に,林業の活性化について,足場だとかいろんな形でテーブル,ベンチだとかいろんなことで利用されているということでございました。それと,畜舎の寝床ですか,ああいうものにも利用されているということでございます。これは,のこくず,現実的にはすぐ行っても買えません。それぐらい足りないんだそうです。買うときには1週間もしくは2週間前に予約をしてくださいとおっしゃるぐらいなんですよ。それぐらい一方では利用するところは多いんです。多いのにそれされていない。例えば,養鶏場の下に敷くやつとか,あるいは牛舎の下に敷くやつとか,いろいろこういうものに利用価値はあるわけですよ。そうしますと,どんどんそれは間伐をしていただけば,自然にもいいし,あるいはまた災害にも強い森林もできるわけです。ですから,ぜひそういうことも考えていただいて,森林の活性化に努めていただきたいと思いますけれども,山下課長,さっきから私の番がもう来たなということでお待ちのようですけど,どうでしょうか。


○林務水産課長(山下 晃君)


 議員がおっしゃいましたように,おが粉につきましては,畜舎の床用として結構利用が多いということを聞いております。前,森林組合としましても,今まで切り捨てられておりました材などを利用したり,また製材所の要らなくなった材を利用したりして,今のところ一生懸命取り組んでいるというふうに聞いておりますけれども,なかなか間に合わないのが実情のようです。


○28番(下深迫孝二君)


 それこそ今,課長もおっしゃいましたように,間に合わないぐらい必要性は迫られているんですよ。ですから,やはりどんどん間伐を進めていってすれば,山もきれいになるし,本当に今は山が見捨てられている状況です。ほんの大きなカズラが巻きついてきていても,それをちょっと切り行く人もいない。私の近くにもそういう山がいっぱいあります。それでは何のために植えてここまで育ったのかな,現在杉1本,これはうちの西村議長がもう一番詳しいわけですけども,80年たった木が山で1本1万円しかしない。80年間育てて,そんなばかなことはないなというふうに思いますけれども,先ほども申しましたように,外国のハウスメーカーに押されてなかなか日本住宅の建築は少ないんだそうです。ですから,何とかして,それでも自然環境のためにもいろんな面で山を大事にしていくということは木を植えなくちゃいけないわけですよね,これは。そうしますと災害にも強いまちづくりにも私はなっていくんだというふうに思っておりますので,ぜひそういうことも考慮していただいて,進めていただきたいというふうに思います。そして,今申し上げましたように,間伐を進めていくためにはどのような方策を考えておられるかということもひっくるめて,先ほどちょっとお答えいただきましたけれども,間伐推進ということで,そういうものには山主だけが負担をするということになればなかなかできないわけですよ。森林組合の方でも間伐した場合には補助金制度もあるようでございます。そういったことももっと幅広く広報していただいて,補助金で間伐が進むような形の何とか支援というものも考えていただいたなら,霧島市の山林は私は生き返るんじゃないか,いうふうに思います。今現在,霧島市の面積の恐らく私はひょっと見て8割以上は山林なのではないかなあというふうに思いますけど,ぜひそういうことにも努力をしていただきたいということを申し上げておきたいと思います。


 それと,遊休農地について再度再質問さしていただきますけれども,荒廃地の保全対策の一環としていろんな中山間地直接支払い事業等も導入しているということでございます。さきの,これは農業委員の新聞ですね,これは皆さん方も見ていらっしゃると思います。この中に,遊休地に放牧をするという,これは行政がタッチをしてやっているんですよ。そうしますと,今まで荒れ放題に荒れていた遊休農地が生き返ってくると。これは牛がきれいに草食べてくれて,そして小さい竹なんかも全部牛が入って回りますと,枯れてしまうんだそうですね,やっぱ。そういうことで,何もお金をかけて農地の回復をしなくても,農政の畜産課と農政係だとか,耕地課だとか,そういうところが連携をしてされたら,こういうふうに何も声を大きくして言わなくても,牛が農地を復活させてくれる。そういうのが,これは2月29日の農業新聞にもこうして載っています。これは群馬県が遊休農地解消へ新事業ということで,例えば電柵ちゅうんですか,電気を流してビリッとさわれば牛が外に出ていかないというようなものに補助金を半分ぐらい上げますよというようなことでやっているみたいです。そして,この前の農業委員の新聞にも載っておりましたけれども,農地が生き返ったということで,非常に画期的な私は農地の復元といいますか,これに貢献しているんじゃないかというふうに思いますけども,部長,こういうことは全く考えられたことはなかったですかね。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 議員ご指摘の農業新聞の記事は私も読まさせていただきました。この事業は,実は鹿児島県でももう一昨年,2年前に取り組まれた経緯があります。確かにこの効果があるというふうには私ども認識はしておりますが,その当時,それぞれ探した段階でこの事業に取り組んでいただける農家の方を実は探し切れなかったという経緯がありまして,それと放牧ということが,もう最近は余り行われていないというのもあって,特に,いわゆる遊休農地ということは面積もそれほど大きくないということから,その中に入れる,放牧をする牛の頭数もおのずとある程度限定されてまいりますよね。おおむね生産牛でしたら,1反歩ぐらいのものは必要だという話になっていきますので,そうなってくるとよくて四,五頭ぐらいの牛を飼っていらっしゃるところと。で,こういう方々が実は牛を,まあ場所がよければいいのかもしれませんが,自分の目の前から牛がいなくなることは余り好まれなかったと。毎日手でなでるというか,非常に牛をかわいがりながら生産を進めていかれるというようなところもちょっと作用してか,2年前に推進しようとしたときになかなかうまくできなかったという霧島市の現実がございます。ただ,事業としても十分に有効なものであるとは認識をしておりますので,そういった方々がいらっしゃいましたら,ぜひともそういう方向でまた事業を進めさせていただきたいというふうにも思っております。


○28番(下深迫孝二君)


 今,部長がおっしゃったように,和牛農家というのは放牧というのにかなり抵抗があるみたいなんですね。牛はそれこそ和牛農家にとっては宝というようなこともあるんでしょうけども,熊本県のあの赤牛はもう放牧でずっとされているわけですけども,ですけど,やってみれば手間暇かからなくなってきて,非常に牛の受胎率もよくなってくると,やっぱり草を食うからでしょうかね,これ。というようなことで,この農業新聞に取り上げてあるということは,やはり効果があるからこうして取り上げていらっしゃるんだと思うんですよ。ぜひこういうことも進めていっていただけたらというふうに思います。また,農政課の場合,例えば林務あるいは耕地,今先ほど申し上げましたように,農政係とかというんじゃなくて中で一体して協議をしていただければつながるものって全部あるわけですよね。行政の場合,市長,グループ制ということを前からよくおっしゃっていますけども,まだまだこれは行き届いていないと私はいうふうに思っています。やはり同じ課の中でもそういうふうにつながりがとれていかないと,グループ制どころでは私はないんじゃないか。自分のテリトリーだけが仕事じゃないんだよということで,これはもっと進めていっていただいたら,いろんな面で,福祉にしてもなんにしても,これはそれこそ効率化が図られて私はいいんじゃないかなというふうに思っていますけど,市長,どうでしょうか。


○市長(前田終止君)


 グループ制の話までご指摘をいただきましたけども,まさに私もそういう認識でありますが,なお,グループ制については,さらに4月から全庁的に徹底していく時期に差しかかってくるという認識でおります。議員ご指摘のような点,しっかり踏まえながら職員一人一人の意識改革,これもみんなが力を合わして一人一改革,そしてまたグループ制へもっていって,そういうことを目指して頑張ってまいりたいと,こういうふうに思っています。


○28番(下深迫孝二君)


 ひとつ頑張っていただきたいと思います。もう一つ,土地利用の件でお尋ねをします。これは耕地課長でもいいですかね。例えば,下場の団地に住んでおられる方,あるいは全くサラリーマンで土地を持っていない方ですね,こういう方が野菜をつくりたいとか,いろんなそういうものもあるわけですよね,今これだけ輸入物が安心・安全という面から外れてきますと,やはり自分で朝晩ちょっとつくって食べるのにという方たちもいらっしゃるそうです。先ほど同僚からも聞きましたけれども,そういったときに,例えば行政がそういう中に間に入ってあげて,例えば家庭菜園つくるのにそういう土地あいているところ貸してあげますよとか,いろんなそういう面で努力をしてみられる気はありませんか。


○農政畜産課長(浜田健治君)


 一般の方が農業をしたいという形でございますれば,菜園等につきましてはもう既に国分地区市民農園がございます。そういうところの利用がありますが,農業という形になりますと,農業委員会を通じての農業経営で生活ができる範囲の所得を目的とするという形がありますので,面積の下限面積とかそういう部分がでてまいります。で,あと企業等がいろいろと農業に参画している部分がございますが,農業特区とかそういう部分もありまして,今から先,本市においても検討していく部分になるんじゃなかろうかと考えているところでございます。


○28番(下深迫孝二君)


 今僕が申し上げたのは,農業で飯を食うとか,あるいは特区でやらなきゃいけないとかっていう話じゃないんですよ。家庭菜園といったら,そこに10坪とか,その程度の遊休地を持っていらっしゃる方もそのまましときゃ荒れるわけですから,行政が中に入ってあげて,例えば10坪ぐらいの家庭菜園の貸し出し,そういうものに尽力されてみる気はありませんかということを申し上げているんです。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 先ほど浜田農政畜産課長がご答弁申し上げました。前段が一応その話になると思うんですが,とりあえず農地ということでありまして,どうしても農業委員会が所管している農地法をどうしてもクリアしなければならないという問題が一つ出てまいります。行政がということであれば,今そうそうたくさんではございませんけれども,旧国分市が続けておりました市民農園,こういう形で,旧国分の場合はおおむね市営住宅の近くにそういったものを設けて,そんなにたくさんではございませんけれども,野菜等つくってみられたい方々にそういった農地を提供した。一応これは特定農地として,要するに1人当たりの面積がちょっと,そんなたくさんは取り扱うことできないんですが,済みません,詳細が今言えなくて申しわけないですけども,条件を設けながら行政が中に入って,要するに農地は貸してもいいよという地主さんと市とが特定農地としての賃貸契約を結んだ上で,非農家の方々に農地を貸していくという,その制度は設けられます。で,今のところ,市民農園として利用しているもの,おおむねどの区画もご利用いただいている状況ではありますけれども,今後そういうもっともっと野菜づくりとかをしたいんだというような要望が出てくるようなことがあるのであれば,こちらの方としてはまたそういったしかるべき農地等を探しながらそういう,いわゆる市民農園的な農地の提供というのはできるんではないかというふうに考えます。


○28番(下深迫孝二君)


 行政のおっしゃることは,それはもうよくわかりますよ,一つの法を曲げちゃいけないというのがあるわけですから。ですが,今これだけ中国の野菜,農薬漬けで入ってきてる。今まで知らずに安いからって買ってた人たちも,これはまず私のところも大して裕福じゃないですけども,家内にいつも言ってるんです,中国産だけは買ってくるなよと。やっぱりそうしていかないと,食の安全ということは守れないわけですから,ですから,地元の人たちが地元でつくった野菜を食べる。そうすることによって,荒れた農地も生き返るということになるわけですね,市長。そうしますと,皆さん楽しみながら農園をつくっていく。そしたら子供さんの教育にもいいと思うんですよ,これは,土をいじらせるということは。ですから,ぜひこれはやっぱりそんなお金のかかることでもなんでもないですから,ちょっと行政の皆さん方が努力をしていただければかなうことでございます。ですから,そういうこともひとつ頭に入れていただいて,ああ本当にみんなから喜ばれたなと,300坪借りりゃ,1人10坪ずつお貸ししてもどれだけの方が利用できますか。そして,農地を貸した方も行政を通してあれば,安心して貸していただけるんですよ。だから,そういうこともありますから,ぜひひとつご検討いただいて,前向きに対応していただきたいというふうに思います。農業の後継者も今いろいろご説明がございましたけれども,農業というのは難儀をする割にお金にならないと。私も田んぼをつくっていますからよくわかっています。決してもともと,こうして顔も生まれたときから黒いんじゃないんです。ほとんど外に出て議会がないときは農業もしておりますから,大変な仕事なんです。ですけれども,今申し上げたように安心・安全という面であれば,自分がつくったものですから農薬はどの程度使っているからもう消えているなとか,いろんなそういう点わかるわけですね。野菜の場合,特に青々していますと,あっこれはいい野菜だなと思いますけれども,中国なんか洗剤で洗って野菜を食べるちゅうんです。日本でそういうのがありますか,洗剤で野菜を洗いながら食べるというのが,まずないと思うんです,これは。ですから,ぜひこういうことも頭に入れていただいて,そしてまた私前も申し上げましたけど,畜産の仕事も少しままごとみたいにしてやらしてもらっています。いろんなことを自分がまず経験することも大事だと。周りに仕事がない人がいます。あなたも始めたらどうということで話をしますと,まあ考えてみようかなあ,やってみようかなあちゅう人もいます。そのためにはまず自分が経験しないと言えないんですよ。生き物なんか特に,雨が降ろうが日が照ろうが食わせなきゃいけないわけですから,おかげさまで私体重8kgやせて,現状維持ができています。国民健康保険にも貢献していると思います。メタボリックじゃなくなってきますから,だんだん。ですから,いろんな面で健康づくりのためにもいいと思いますので,そういうことも推進していただいて,農業の後継者も少しでも育っていくように,そしてまた農業にはこういう支援策があるんだよということをもっと市報等で全面的に打ち出していただきたい。いい制度がいっぱいあるのに,市長,知らない人が多いんですよ。それは農業をやっている人,現在やっている人だけしか知らない。ですから,市報等にも総務関係は総務部長ですかね,どうですか,今回市報等にもこういう農業に対する支援策っていっぱいあるんだよということも載せていただけませんかね。


○総務部長(西重正志君)


 広報周知の私の方で担当でございます。農政部門ともよく協力,調整しながらいい記事があったら載していきたいと思っております。


○28番(下深迫孝二君)


 ぜひ市長,市長も広報紙にいろいろ載せられるのは好きですよね,これは。好きだって言えるから市民にやっぱり周知徹底したいというお考えだろうと思いますけれども,せっかくお金を出して援助しているのに,そういうものはないって,知らないっていう人たちがいるということは,まさしく市にとってはマイナスなんですよね,これは。市は精いっぱいの努力をしていますよということもアピールしていただければ,また市のおかげで救われたなという人たちもおられるわけですので,ぜひそういうこともまた徹底していただきたいと思います。いろいろちょっと申し上げましたけれども,今から梅雨時期に入って,もうあと数カ月しますと梅雨時期入ってきて災害等も多い時期になりますけども,我々霧島市では災害は出たけども,最小限に食いとめられたよというようなまちづくりにしていただくためにも,私が今申し上げたことも市長は考えているということをおっしゃいましたので,ぜひ期待して私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。


○議長(西村新一郎君)


 以上で下深迫孝二議員の一般質問を終わります。


 ここで改めてお断り申し上げておきますが,本日は会議時間を延長いたしまして,前川原議員までいたしたいと思っております。前川原議員のご質問に入ります前にここでしばらく休憩をします。


               「休憩  午後 4時23分」


               ──────────────


               「再開  午後 4時41分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 先ほどの宮内議員の質問に対する答弁で,坂元保険年金課長より訂正発言の申し出があります。発言を許可いたします。


○保険年金課長(坂元良行君)


 さきの宮内議員の一般質問の中で,後期高齢者医療制度の国保問題についての中で,社会保険の扶養者の人数を質問され,1月末現在で812と答弁いたしましたが,社会保険の扶養者は把握しておりませんが,1月末現在社会保険の老人医療給付者は全体で2,075人でございます。誤りを訂正し,おわびを申し上げます。


○議長(西村新一郎君)


 次に,39番,前川原正人議員より4件通告がされております。したがって,前川原正人議員の発言を許可します。


○39番(前川原正人君)


 私は,市民から選ばれました日本共産党市議団の一人として質問をいたします。市当局の明確な答弁を求めるものであります。


 まず,海上自衛隊によるインド洋・アラビア海での補給活動を再開する新テロ特措法案が1月11日参議院で否決をされましたが,自民・公明両党が衆議院で再議決を強行し,成立をいたしました。参議院で否決をされた法案が衆議院で再議決をされたのは57年ぶりであります。テロ特措法は,2001年9月11日の同時多発テロに対してアメリカなどが開始した報復戦争を軍事支援するために,03年,05年,06年の三度にわたって延長されてきた経過があります。これまで使われてきた給油は金額にして1,650億円であり,私たち国民の税金が国際貢献の名のもとに何も罪のない外国の子供たちやお年寄りなどを巻き込み,人命が失われてきたのであります。一方,日本国内では高騰を続けるガソリンや灯油,食料品など所得向上は見込めない中,暮らしは日を追うごとに苦しくなり,政治の責任が問われているのであります。我が党は人間が人間らしく生活できる最低限を保障としている憲法第25条に明記しております,「すべて国民は,健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という条項を遵守し,国の悪政から自治体が防波堤の役割こそ求められており,そのために引き続き奮闘することを表明をするものであります。


 質問の第1番目に,テレビ難視聴地域の解消についてであります。2011年7月24日以降,現在のテレビがアナログからデジタル化に移行することになっております。これによって,全国的には30万ないし60万世帯にテレビが見れないという「テレビ難民」が生まれることが指摘をされております。本市の場合,難視聴世帯をどの程度想定をされているのか。また,解消策をどう取り組んでいくのか,答弁を求めるものであります。


 次に,一般廃棄物処分場についてであります。一般廃棄物管理型処分場の建設については,クローズド方式で整備していくこととし,3年後を目途に供用を開始をするということが明らかにされましたが,供用開始までのタイムスケジュールはどのように予定をされているのか。また早い時期に候補地を選定をし,最終判断することも述べられておりますが,その判断基準はどこにあるのか,答弁を求めるものであります。


 次に,教育行政についてであります。教育の指針と言われる学習指導要領はこれまでは8回の改訂が行われてきました。今回の特徴的な傾向は,中学校1年生で数量関係の学習が小学校6年生というように1学年ずつ繰り下げられ,ゆとり教育から詰め込み教育に移行することになります。例えば,理科,数学の時間を小学校の6年間で190時間,約16%,中学校の3年間では165時間の増となり,小学校1年生の4時間授業が5時間授業に変更されます。その上小学校5年生では英語の授業が加わるというもので,その影響は子供たちと現場にいる教職員の皆さんにストレスと困難を与えることが懸念をされるのであります。そこで伺いますが,今回の学習指導要領の改訂について,教育長の見解を求めるものであります。教育行政の2つ目に,子供の食の安全についてであります。学校給食は,育ち盛りの子供たちによりよい食材で安心・安全の給食を提供するということが大前提になることは当然であります。これまで中国製の冷凍ギョウザへの農薬混入で,食の安全に対する関心が大きく問われました。本市の場合,国産品を中心にできる限り地元産食材を使用されていると考えますが,市教育委員会の食の安全に対しての取り組みはどうなっているのか,答弁を求めます。教育行政の3つ目に,福山町牧之原小学校の施設整備についてであります。この施設は,一部ではございますが,昭和57年に建設をされた小学校別館は,現在3,4年生の教室となっております。子供たちが使うトイレは確保されておりますが,担任が使うトイレは職員用のトイレまで相当な距離があり,授業の準備に時間がかかるとトイレに行く時間がないというものであります。施設の改善が求められますが,答弁を求めるものであります。教育行政の4つ目に,市立小中学校で実施をしている奉仕作業後の草木枝などの処理についてであります。奉仕作業は保護者の皆さんが子供たちによい環境の中で学校生活を過ごせるようにということで参加をされ,どこの小中学校でも実施をされていることであります。問題は,学校から出た枝や木,草などの処分を牧之原小学校では個人の敷地に捨てていることであります。このことを法的に見てみますと,地方財政法27条の4の中で,市町村が住民にその負担を転嫁をしてはならない経費の項目で,「政令で定めるものについて,住民に対して直接であると間接であるとを問わず,その負担を転嫁してはならない」と規定をしており,学校から出たごみなどについては教育委員会の責任で捨て場の確保を図るべきと考えますが,答弁を求めるものであります。


 最後の質問に,自治会の維持管理費と地域の生きがい対策についてであります。水源涵養集落,いわゆる限界集落の人口減少は,社会問題となっております。特に世帯数が少ない集落の場合,自治会の運営は財政的にも厳しいものがありますが,行政としての手だてが必要と考えますが,いかがでしょうか。また,人口減少地域の高齢者の生きがい対策など具体的な施策,手だてを考えるべきと考えますが,答弁を求めるものであります。


 以上,大きく4項目について質問をいたしましたが,明快な答弁を求めて壇上からの私の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 前川原議員から4点につきましてご質問がございました。1点目につきましては,私の方から答弁をいたします。3点目につきましては,教育長及び教育部長が答弁をいたします。そのほかにつきましては,関係部長等にそれぞれ答弁をいたさせます。


 テレビ難視聴地域の解消についてお答えをいたします。議員の言われているテレビ難民,言いかえますと新たな難視聴世帯については,地上アナログ放送は受信可能であるが,地上デジタル放送は受信困難と推測される世帯と総務省では定義をされております。平成19年9月13日,総務省が公表をしました市町村別ロードマップによりますと,霧島市内における新たな難視聴世帯は,最大で2,400世帯であります。この市町村別ロードマップにつきましては,机上でシミュレーションをした結果をもとに公表されております。これとは別に,現在,アナログ共同受信施設で視聴している世帯が地上デジタル放送を視聴するためには,現在のアナログ共同受信施設を改修する必要があります。このため,昨年7月から8月にかけて2世帯以上の加入者で運営をされているアナログ共同受信施設がどの程度あるのか市内全域を調査した結果,51のアナログ共同受信施設が存在をし,加入者は約2,000世帯でありました。次に,その解消策についてお答えをいたします。新たな難視聴世帯の対応につきましては,受信アンテナの高度化で,受信可能な地域もあるとのことですので,現在のところ本当に解消策が必要な世帯を把握できていないのが現状でございます。本年6月には,新たに総務省より市町村別ロードマップが公表される予定ですので,注視したいと考えているところでございます。また,アナログ共同受信施設の地上デジタル放送の対応につきましては,デジタル化に要する改修部分の1世帯当たりの負担が3万5,000円を超える場合,国の補助事業の活用も含め,アナログ共同受信施設の管理組合と協議を重ねながら,地上デジタル放送を視聴できるようにしてまいりたいと考えております。


○廃棄物対策監(沼口輝実君)


 それでは,一般廃棄物の1点目についてお答えいたします。現在,建設のためこれまでの補助金に当たります循環型社会形成推進交付金制度を活用するのに必要な循環型社会形成推進地域計画の作成に取り組んでいるところであります。今後,環境対策審議会等の意見をお聞きし,できるだけ早い時期に候補地を1カ所に絞り込み,関係住民への説明会や推進先進地視察を実施し,合意形成を図ってまいります。平成20年度においては,生活環境影響調査や処分場建設基本設計計画を進めてまいりたいと考えております。また,平成21年度には処分場建設実施設計と年度内の工事着工を予定しております。次に,2点目についてお答えいたします。これまで一般的要件であります敷地面積,埋立容量,アクセスの利便性,用地の権利関係などを考慮し,選考してまいりました。最終的には法の規制の関係,地形や断層,建設費や維持管理に係る経費,それとクローズド式で1期15年,3万m3を3期分建設できる場所,跡地が有効に活用できる場所などを考慮して決定してまいります。


○教育長(?田肥文君)


 教育行政の1点目についてお答えをいたします。3月に告示予定の改訂学習指導要領は,現行学習指導要領の基本理念であります,生きる力の育成を引き継ぐことになります。加えまして,今回の改訂には,学力を確立するために必要な授業時数の確保や学習意欲の向上,学習習慣の確立などが明記されております。我が国の未来を担う子供たちに必要な学力を確実に身につけさせることは,重要なことであると考えております。つまり,知識・技能の習得だけでなく,みずから思考・判断しながら身につけた知識や技能を活用・応用する力の育成が学力定着の両輪であると考えております。また,生きる力の理念が引き継がれますことは,学ぶ力を初めとします知・徳・体のバランスのとれた子供の育成がますます重視されることを示しているものと考えております。そこで,市教育委員会としましては,教職員一人一人が学習指導要領改訂の趣旨やねらいを十分に理解した上で実態に即した指導方法を工夫しながら,子供たちの生きる力を育成するために,各学校の特色や地域のよさを生かした教育を展開できるよう指導してまいりたいと考えております。教育行政の2点目,食の安全対策についてお答えをいたします。市教育委員会では,学力・体力の向上を図る教育の推進を重点施策に掲げ,健康教育の充実を図るため,学校栄養教諭や養護教諭等と連携した給食指導の充実と食育の推進を図っております。このような観点から,子供の食の安全対策につきまして,とりわけ学校給食の食材の選定,購入に際し,メーカー名や産地の表示があるものや地元産の食材を購入したりするなど,安心・安全な食材の確保に心がけているところであります。昨今,食品の偽装問題を初め食に対する信頼が揺らいでおりますけれども,今般,中国から輸入された冷凍加工食品において農薬が検出されたの報道を踏まえ,指摘のあった冷凍加工食品の全品目について,霧島市の各給食施設における使用状況を緊急に調査を実施いたしました。その結果,霧島市の全給食施設において,指摘のあった品目の使用はなかったとの報告を受けております。また,学校給食用食品の選定に当たりましては,学校給食衛生管理基準に基づき安全性の確保に細心の注意を払い,安全な給食の実施に万全を期すよう指示したところであります。今後とも迅速な情報収集を行いますとともに,学校給食全般にわたり安全対策の徹底を図ってまいりたいと考えています。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 教育行政の3点目についてお答えいたします。牧之原小学校は昭和48年度に設置され,平成19年1月現在の学級数は通常学級で12,特別支援学級1の計13学級です。児童数309名,職員数22名です。校舎は昭和48年,49年,56年及び平成4年度に建築しております。東校舎別館は昭和56年度の建築であります。ご質問の職員専用トイレの整備についてですが,現在,東校舎には児童,職員両方が利用できるトイレが各階に設置されておりますが,職場環境の向上を図る上から職員専用トイレの整備が必要なのか,学校側と協議してまいりたいと思います。教育行政についての4点目についてお答えいたします。教育委員会としましては,校内PTA奉仕作業時のごみは,一定の条件を満たせばごみ処理場へ搬入できますことを校長会,教頭会等の会を通じて周知しているところです。さらに,各学校からの事前の申し込みで3校以上まとまった場合は,日曜日でも敷根清掃センターに受け入れをお願いしているところです。平成19年度市内の小中学校の奉仕作業時のごみの処理状況ですが,敷根清掃センターへ搬出した学校は15校,その他の方法で処分した学校は牧之原小学校も含め32校ございました。その他の処分の方法は,PTA保護者の私有地に許可を得て処分している。肥料として校内に保管している。農家の方が肥料として引き取っている。学校林に肥料として処分している。可燃ごみとして指定袋に入れてごみ出しの日に処分しているというようなものでありました。教育委員会としましては,今後も公共の処理場へ捨てるなど,PTAの特定の保護者に負担がかからないような方法で処分するよう指導してまいりたいと考えております。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 自治会の維持管理費と生きがい対策についてお答えいたします。霧島市には,いわゆる限界集落と呼ばれる地区自治公民館が5カ所存在し,準限界集落も多数あります。現在,地区自治公民館活動に対しての補助制度は,その運営に対する地区自治公民館運営補助金,活動に対する地域まちづくり支援事業補助金,施設等の整備に対する地域振興補助金の3種類があり,有効な手段であるものの,高齢化等により話し合い活動が十分できない限界集落にとっては,この制度が活用されていない状況であります。市といたしましても新たな施策が必要であると判断し,5カ所のいわゆる限界集落にお住まいの方々との意見交換を実施した結果,共通する課題,固有の課題等が見えてまいりました。そこで,本年度は高齢者の生きがい対策も視野に入れたモデル事業を実施し,それを検証することによって問題解決に向けて取り組んでまいりたいと考えております。


○39番(前川原正人君)


 それぞれ答弁いただきましたが,まず2問目以降の再質問をさせていただきたいと思います。答弁の中で,今後総務省の動向を見て,そしてまた改修部分の1世帯当たりの負担が3万5,000円を超える場合,国の補助事業の活用も含めて今後取り組んでいくという答弁をいただいたわけですが,まだ約3年ちょっと実施までは時間があるわけですが,大体時間があるのは現実の問題で,市としての今後の独自の取り組みというのは具体的にはまだ出てはいないわけですか。


○情報政策課長(上脇田 寛君)


 具体的な取り組みにつきましては,今新たな難視聴世帯については,具体的にちょっと取り組みをしていないとこです。そして,アナログ共同受信施設の件につきましては,昨年,総務省の九州総合通信局の方をお呼びして,先ほど申しましたけれども51のアナログ共同受信施設がございます。そこの中でNHKが整備した受信施設を除く39の組合の方々にお声かけしまして,一応説明会等を開いております。そこの中で補助事業等もあるということでご説明を申し上げているような,そういうところが取り組み状況でございます。


○39番(前川原正人君)


 取り組みといってもまだ漠としているのが現実だと思うんですが,大体情報の収集をしていかなければならないと思うんですが,要は今までのテレビ放送とは違いまして,デジタル化になることで,当然共同受信施設をつくることで負担が出てくる。そして今度は機械等についても購入しなければならないということになってくるんですが,その時点での,例えば市独自の取り組みというのも十分可能性としてはあるという理解の仕方でよろしいわけですか。


○情報政策課長(上脇田 寛君)


 今の県単位の取り組み状況でございますけれども,県内の中で来年度事業されるところがちょっと聞いてみますと,南さつま市さんなんかはされるという話を聞いております。そこの中で,市の取り組みにつきまして,南さつまの方では国の方の補助事業を活用しながら市の方も補助をしていく考え方を示されています。霧島市におきましては,県内の状況等も踏まえながら,また庁内におきまして市の補助のあり方についてまだ議論をしていないとこです。ただ,国の補助つき分の中には国の補助分と残りの部分について共聴組合,もしくは自治体の方も関与というふうな形でのスキームの書き方はしてあります。


○39番(前川原正人君)


 テレビ難民が出ないということを前提に取り組んで,この問題はいただきたいと思います。


 次に入りたいと思います。次に一般廃棄物の処分場についてなんですが,まだ今後計画を進めて,20年度で環境影響調査,いわゆる環境アセスですね,それと処分場建設基本設計計画ということで,まだ段階が一つ一つ階段を上っていくことになっていくわけですが,大体これまで公表されておりませんが,5つの候補地というのはどこを想定をされていらっしゃるんでしょうか。


○廃棄物対策監(沼口輝実君)


 5カ所の場所の確定については,これまでもちょっとまだ公表しておりませんので,ご遠慮させていただきたいと思います。


○39番(前川原正人君)


 遠慮させていただきたいということでおっしゃったんですが,遠慮をさせていただきたい理由は何ですか,公表できない理由です。


○廃棄物対策監(沼口輝実君)


 これまでも全部そういった形で公表してまいればよかったんでしょうけども,これまで民地とか公有地いろいろございますので,そういったところについて検討をして絞り込みをしてきております。そういうことで,いましばらく待っていただければその場所についても絞り込みをしていくということですので,5カ所についてはちょっと公表を差し控えさせていただきたいと思います。


○39番(前川原正人君)


 じゃ,質問の角度を変えます。いつになったら公表できますか,時期的に。


○廃棄物対策監(沼口輝実君)


 近々,近日中に環境対策審議会,そういったものを開きまして,そういった中から中の勉強をしていただきまして,そこで委員会のご意見をお聞きしながら絞り込みをしていくという計画を持っておりますので,その審議会の意見を聞いた上で我々の方としても最終的な絞り込みをしていきたいというふうに考えているところであります。


○39番(前川原正人君)


 では,場所的な問題は最終的に1カ所に絞っていくことになるんですね。5カ所全部につくるわけじゃないですから,最後の1つを判断に決定をされていくわけですが,環境審議会の中では場所は公表されるわけですか。


○市長(前田終止君)


 この件につきましては,皆さん方経過を説明をしてありますけれども,旧自治体エリアごとに数十カ所,もう本当に総合支所別に上げやって,最終的に5カ所に場所を絞り込んでまいりました。私自身もその5カ所については関係者とともにいち早くずっと一つ一つ丁寧に現場を見さしてもらっております。そして,最終的にこれは学識経験者あるいはまた市民を代表させていただいても,審議会の委員の諸メンバーなどに5カ所の中から複数カ所絞り込んで,5カ所のうちから複数カ所絞り込んで,そしてそれを1カ所に絞り込んでいただく作業に市民の皆さん方を代表させていただいて,もう率直な意見をいただきながら絞り込んでいただくと。その過程まではいたずらな混乱を招かないためにも,どうぞひとつ,いま一つ,時間を私どもに与えていただきまして,しっかりとそのような情報等の提供を関係各位でしっかりとした協議をし,そして絞り込んだ後にちゃんとした形でいずれ発表できるかと思っております。


○39番(前川原正人君)


 余り細かく,小ちゃく聞くといろいろ支障が出ますので,大局的にしか聞けない部分があると思うんですが,もう1点お聞きをしたいのは,いわゆる今現在9万tの焼却残さがあるわけですね。これも当然処分をするという方向性で新しいクローズド型の処分場に搬入をするという,そういう予定になっているんですか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 9万tの焼却残さでございますけれども,現在のところ9万tにつきましては,新しい処分場に搬入するという計画ではございません。


○39番(前川原正人君)


 今9万tの問題が答弁いただいたわけですが,平成11年7月,2回にわたって,地域でいいますと小廻地区では,焼却残さの分については5年間で新しい処理施設,今度できるやつじゃなくて,当時つくろうとして今現在使っているところで,5年間のうちに余力を使って処分をしますというふうに言われてるんですね。そうすると,確かに炉の状態とか,合併をしてごみの量がふえてきたという,そういう条件等も重なったわけではありますが,9万tの焼却残さの分については,今後どういうふうな取り扱いをされていくんですか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 9万tにつきましては,今ことしその整形・整備につきましてどうするかということで,設計測量が終わりましたので,今後また地元説明会等を開いて,その後に決定をして,整形・整備をしていくと,そういうことになっております。


○39番(前川原正人君)


 念のためにお聞きしますが,整形・整備というのはもう更地にするということなんですか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 はい。今のところはそのように考えておりますけれども,そうなるかと思っております。


○39番(前川原正人君)


 そうしますと,住民への約束違反なんですね,これは。最初のつくるときからの約束として,5年間の中で余力を使って処分をするというのが住民との約束なんです。そうしますと,一般廃棄物の問題の中のまた廃棄物の処理になっていくわけですから,今の答弁の解釈の仕方では,更地にして何もなかったよという,そういうふうな方向で持っていかれるおつもりなんですか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 まだ説明会において,今のところ清掃センターで処理するちゅうことは非常に難しい状態ですので,今地下水につきましても安定しておりますので,ダイオキシンとか出ておりませんので,そのあたりは安心できる施設でございますので,そのあたりを理解をまた,地元に行きまして理解を得て,話し合って理解を得ていただきたいと思っております。


○39番(前川原正人君)


 大体最初と話が違うわけですね。それともう1点は今までの経過の中で,ビニールシートが敷いてあるということで,設計当初もどうなのかと言ったら,なかなかないわけです。本当に安心だという根拠がどこにありますか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 先ほど申し上げましたように,やはり水質が一番だと思うんですね。水質で判断するしかないと思います。そのあたりを水質がちゃんと安定しておりまして,すべて基準値内を満たしておりますので,安心であるという,思っております。


○39番(前川原正人君)


 今は安心かもしれません。しかし,10年,20年,30年後を考えたときどうなのかということも十分考慮をしていただきたいと思います。これだけで時間をとるわけにもいきませんので次に行きたいと思いますが,教育行政の問題についてお聞きをしておきたいと思います。


 まず,今回,教育長もご答弁いただきましたとおり,基本理念としては生きる力ということで今回言われているわけなんですが,今度は以前の学習指導要領から見ますと,学年が1個ずつ,先ほど1問目でも申し上げましたとおり,中学校1年生で習っていたやつが6年生,6年生は5年生というぐあいで,小学校5年では英語が出てくるということになっていくんですが,大体教員の人たちというのも,こんなにころころ変わるとどういうふうに1年間のカリキュラムは消化をしなきゃいかん。そして今度は生きる力ということでさまざまな取り組みをしなければならないということで,混乱が出てくるという,そういう意見もお聞きをしているわけですが,ある意味,現場ではある程度の余力といいますか,余裕を持った,裁量を持たせた,そういう指導法というのも可能になりますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 学習指導要領につきましては,3月に告示がされるというふうに計画としては伺っております。その示される学習指導要領の内容については,今回は最低基準であるというような表現がしてございます。そういったことを踏まえますと,学校で独自に工夫をした教育課程を組む内容等も考えられるというふうに判断をしております。


○39番(前川原正人君)


 申し上げておきたいのは,子供たちが,例えば1回聞いてわかる,2回聞いてわかる,30分聞いてわかる,理解度でもあるわけですね。ですから,ある程度基礎的学力を身につけるという視点で取り組んでいただきたいと思います。次に行きたいと思います。次に,食の安全についてなんですが,何とか答弁でも言われたように地元産の食材を購入して安心・安全な食材確保に心がけているということですが,大体自校方式の場合で国分の場合やられて,ほかの旧町については給食センター方式でやられたりとかで,その形態はさまざまなんですが,大体地元産のパーセンテージ,県内産,地元産あるわけですが,どれぐらいを今数値を示しているのか,その辺についてはいかがなんでしょうか。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(六反良一君)


 お答え申し上げます。地元産を2.78%利用しております。


○39番(前川原正人君)


 今ご答弁いただいたように,現在総合計で2.78%,3%にちょっと足らない程度の地元産ということなんですが,例えばもう少し目標値を高く持ってそれに近づけるとか,そういう努力も当然必要だと思うんですが,そのためには計画生産計画出荷ということが前提になるわけですが,その辺についての農家との協議っていいますか,どういう取り組みをされているのか,お聞きをしておきたいのです。


○保健体育課長兼隼人給食センター所長(六反良一君)


 地産地消をもうちょっとパーセントを上げてみたらということですけれども,これについては基準に合格しないとだめということ等がありますから,今現状では3%近くの率が妥当かなというふうに思っております。また,種類をそろえられないとか,そういった状況も出てくるものですから,今ののが現状が精いっぱいかなと思っています。


○39番(前川原正人君)


 私の考えとしては給食センター方式でやる分と自校方式でやる分というのはまた当然段取りも違ってくると思うんですね。1カ所でつくる,自校方式の場合だとそこの学校でつくるということですので,ある意味やりやすい部分,やりにくい部分一長一短あるわけですが,もう少し地元産を使うとか,それにこしたことはないんですが,もうちょっと確かに品質の管理の問題,形とか色とかいろいろ食材に対する規制があるわけですが,その辺についてももっと努力をしていただきたいということを申し上げておきたいと思います。次に入ります。教育の行政についての施設整備についての問題ですが,今後,学校側とも協議をして何とか職員専用トイレの整備が必要なのかということを協議をしていきたいということで答弁をいただいているわけですが,これは学校の施設の場合,子供たちが使う場合は学校の設備と,教育施設になるんですが,教員の場合,今度は労働安全衛生法に適用になると思いますが,いかがですか。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 ご答弁いたします。議員ご指摘のように,労働安全衛生法の設置基準等に下がってくるという問題でございます。それで,詳しく説明をさせていただきますと,牧之原小学校の大人の男性職員は10人,女性職員は12人でございます。それで牧之原小学校の教職員用の便所は専用で男女別々でございます,1カ所ございますけども。で,男子用トイレには小便器が2カ所,便房,これはトイレブースのことでございますが,2個,女性用のトイレには便房2カ所が設置してございます。労働安全衛生法の事務所衛生基準規則によりますと,事業者定めにより便所を設けなけりゃならないとうたってあります。それによりますと,まず1点目,男性と女性に区別すること。次が2点目が,男性用大便所の便所の数は,同時に就業する男性労働者60人以内ごとに1個以上とすること。3点目が,男性用小便箇所数は,同時に就業する男性労働者30人以内ごとに1個以上すること。女性用便所の便房の数は,同時に就業する女性労働者20人以内ごとに1個以上とすること,あります。牧之原小学校はいずれの条件につきましても満足しているということになります。


 以上でございます。


○39番(前川原正人君)


 トイレの問題は別館の場合後からできているんですね。確かに基準値では今おっしゃるとおりなんです。ただ今利便性の問題なんです。例えば現場の教員の人たちの話をお聞きをすると,一般的には今現在ある音楽室の廊下をちょっとなくして,壁を取っ払ってとか,そういうような話もあるですね。しかし,今後子供数が減っていくとかいうことも勘案をしなければならないわけですが,しかし,何とか臨時的にも,臨時的な対応策とれないですか。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 何とか臨時的にも対応はとれないかというご質問でございますけども,我々全市小中学校47校管理をしております。その中で,ここで牧之原小学校を含め数字を申し上げますけども,何校か教職員用の便所がないところもございます。牧之原小学校につきましては,1カ所職員用の便所がございます。それで私どもの考えとしましては,学校側と当然予算を組むときには協議をいたしまして,学校がどのような設備を一番望まれているかというようなふうで,全部聞き取りを行います。その段階で,学校側と協議をいたしまして,学校が最優先で便所をつくっていただきたいということであれば,学校側と協議をいたしまして検討してまいりたいと思います。しかしながら,今のところ先ほど申し上げましたように,全体的なこともございますので,そこら辺を考慮しまして検討してまいりたいと考えております。


 以上でございます。


○39番(前川原正人君)


 次に入りたいと思います。次に,教育行政の4点目の問題ですが,奉仕作業の問題ですね,これは答弁でも述べられているんですが,各学校から事前の申し込みで,3校以上まとまった場合,日曜日でも敷根清掃センターに受け入れをお願いをしているということなんですが,例えば1校の場合,同じ日にすべてができればいいんですが,各学校の行事等も関係がありますので,1校でも敷根清掃センターの方に搬入ができないんですか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 3校といいますのは,私らの方からお願いしておるわけでございます。と言いますのは,47校ありまして,47校が日曜日すべて,極端な話ですけれども,ばらばらに持ってこられますと,そのうちに3台か4台しか運ばれてこないのに,清掃センターの職員が日曜日ごとに47日間は出ないといけないというようなことでございますので,できるだけまとまっていただきたいということで,とりあえず3校という形でお願いしております。


○39番(前川原正人君)


 確かに清掃工場の都合もあると思うんです。でも学校の都合もある。ですから,例えば以前お聞きをしたところでは,合併前ですけど,旧隼人町の日当山小学校でしたか,日曜日に奉仕作業をやったらその明くる日でも,月曜日でも業者の方が取りに行ってというか,草木枝を業者の方が清掃会社のトラックで来られて,それを持っていくというふうにしているということもお聞きをしたんですが,そういう柔軟な対応というのはできないんですか。


○衛生施設課長(前田 理君)


 もとより搬入を拒否するものではございません。それは日曜日以外であれば土曜日の午前中,それと祝日はやっておりますので,営業というか,開業しておりますので,日曜日以外であれば月曜日持ってこられても何ら差し支えございません。


 以上です。


○39番(前川原正人君)


 答弁の中で述べられているんですが,PTA保護者の私有地に許可を得て処分をしているという,こういう文言も答弁もいただいているわけですが,以前,現実起こった話ですが,小学校の場合専門部というのを持っているわけですね。例えば牧之原小学校でいいますと,総務部,研修部,環境生活部,それから保健体育部4つあるわけです。奉仕作業を管轄する専門部というのは,環境生活部が引き受けているわけですね。そのときに,必ず今までの経過の中で出てきた言葉というのは,まず,奉仕作業後の枝木草の処分場があなたの家にはありますかというのが役員の条件になっていたんです。だから,これは地方財政法の中の法律に照らし合わしたときに,公共物の,まあ一般的にいうごみです,このごみをなぜ個人の家に捨てさせなければならないのかという異論が出たわけです。それも途中,自分も役員をしていた経験がございましたが,そのときにも旧福山町の当時の教育委員会の課長さんでしたけど,それぐらい子供が学校にお世話になっているんだから,そんぐらいやってもいいんじゃないのというこんな議論もあったんです。そしてあくまでも奉仕作業ですから,しなければしないでいいわけですね,奉仕ですので。我々が言ってるのは奉仕作業しないがための理由じゃなくて,捨て場の確保をお願いしますという,こういう経過があったわけなんです。だから,もう1回平たく申し上げると,公共施設から出たごみについては,なぜ個人の家に処分をしなければならないのかということが一番の問題なんです。ですから,そこはやはり臨機応変に取り組んでいただきたいと思いますが,いかがですか。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 先ほど私答弁いたしましたように,処理場の方で引き取ってくれますので,それは校長先生にも教頭先生にも伝えてございますので,牧之原小学校でそこらはきっとうまく伝わっていなかったのではないかというふうに思います。今,地球温暖化防止で我々の市の職場でも電気を,消費電力をどのように減らそうかとか,公用車のガソリンをどれだけ減らそうかとか,いろいろ研究に入っているところでございますけれども,できましたら学校というのはある程度の広さがございますので,庭の隅にでも積んで堆肥にすると,あるいは希望者がいらっしゃいましたら山に行って持っていって,山の肥やしにすると。できたらそういった方法をとっていただければ地球のためには一番優しい方法かなというふうに思ったりもするところでございます。


○39番(前川原正人君)


 言葉を返すようですけど,尋常な量じゃないんです,それが。確かに今おっしゃるように子供たちが使う植物を栽培するときの肥料,堆肥にしたりとか,確かにそういうのもされているんです。ですが,一番時期的に多い量というのが,夏場の奉仕作業時の木枝草なんですね。だから,全部が全部ということではなくて,やはり使える分については大いにリサイクルで使って,それ以外のものの処分のあり方というのを,四角四面に言ってるんじゃなくて,臨機応変にという,そういう意味でのことですので勘違いをなされないようにお願いをしておきたいと思います。


 次に入りたいと思います。次に,自治会の維持管理費と生きがい対策についてですが,今まで旧自治体のときと合併してからの公民館自治会の行政からの財政的支援というのは,どういうふうに推移をしていますか。


○共生協働推進課長(横手航太郎君)


 自治会の財政的支援の推移ということでございますか。自治会の支援には運営補助と,公民館へに対する運営補助というのがございます。運営補助は18年度が,例えば議員の出身は福山でございますので,福山を例に例えますと,18年度は均等割が1万5,000円で世帯割が60円で計算しておりましたけれども,19年度になりますと,均等割6万円,それから世帯割は100円掛ける世帯数という推移になっておりますので,ある程度の増はしておるかと思っております。そしてそれからもう一つ,公民館長さんへの行政事務の委託料というのがございますけれども,それにつきましては議員の出身の福山は18年度はゼロでございました。19年度は一律に24万円という公民館長さんへの支給をしておりますので,これも増になっているのではないかと思っております。また,この自治会長さんへの行政事務委託料というのがございます。これは,均等割が福山の場合は1万3,000円,それから世帯割が2,600円でございましたけれども,19年度になりますと統一されて均等割が6,000円,世帯割は2,640円ということになっておりますので,均等割の分若干減っておるかと思っております。


○39番(前川原正人君)


 この例えばわかりやすく今答弁を例を挙げてしていただいたんですが,旧福山の,これは比曽木野地区というとこですが,ここは全世帯で大体62戸と,町の時代は行政委託金年間40万円あったと。今度からは今おっしゃるように均等割6,000円,戸数割2,460円となると。年間大体戸数が少ないために15万円程度では公民館運営ができないと。一方,ある意味では公民館の合併浄化槽の維持管理費,それから光熱水費,これは行政が見るということで便宜を図っていただいているわけなんですが,もう少し実情に合わせた地域の行政補助金を検討すべきだと思いますが,いかがですか。


○共生協働推進課長(横手航太郎君)


 確かにそういう声もございますけれども,これを決めたのが合併前の合併協議会で意見を何回も何回も繰り返し討議して決めたことでございますので,当分の間は現状維持でやっていきたいと思っております。


○39番(前川原正人君)


 せっかくですので,熊本県の山都町というところを紹介させていただきますが,ここは面積約545km2です。霧島市が約604km2ですね,大体似たり寄ったり,ちょっと若干霧島市が広い感じは受けるんですが,熊本県山都町というところでは均等割年間29万円です。戸数割600円の配分と。ここは3町が合併をした自治体なんですが,限界集落と準限界集落,どこもそういう状態になっていきつつあるのが今現状なんですが,こういうほかの類似自治体などのこういう経験といいますか,こういう実態なども随分検討をして協議をここはしていただきたいということを申し述べておきたいと思います。で,もう1点は,生きがい対策の問題として,どこもここの比曽木野地域でいきますと,大体ほとんどが70歳台ちょっと手前ぐらいの年配の方たちがたくさんいるんですが,その中で出てくるのが役所の職員の皆さんにもっと生きがい対策としてスポーツ面だったり,園芸をほとんどやられている,野菜づくりをされているというのがほとんどの集落,どこもそうなんですが,もっと産業振興課の職員の皆さんに,俗に言うかゆいところに手が届くような,そういうきめ細やかな施策が欲しいということも要望として出てるわけですね。だから,ただ金銭面だけ,財政的な部分も確かに大切ですけど,そういう物心両面というんですか,そういうのも今後は検討すべきと思いますが,いかがでしょうか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 けさほどの最初のご質問の中で,「霧島・元気なふるさと再生事業群」というのをお話し申し上げたと思います。その中で,それぞれの限界集落の長所をアピールするというお話を申し上げた中に,自分たちの長所ちゅうのを探していこうと。その探す作業というのを自分たちで井戸端会議をやってもらって,そこでみんなで話し合って,コミュニティーをもう1回再生しようという考えを示したというふうに考えております。それには,自分たちだけではなくて,マンパワー支援事業ということで,例えば市の職員とか,市の職員だけで限界がございますので,例えば企業に入っておられる社員の方とか,そういった方々にも呼びかけながら,下場と中山間地域の交流を促進していって,その中でいろんなことをやっていきたいと。そういったのを一つのモデル事業として,それをば限界集落に今お住まいの方に委員になっていただきまして,実際それをどうやったらよりうまくいくのかというのをば,みんなで考えていこうやというような制度を今回考えておりますので,その中で生きがい対策なども考えながらやっていければというふうに考えております。


○39番(前川原正人君)


 最後の質問になると思うんですが,やはり1市6町合併をして604km2,この周辺部と町部というのがドーナツ現象が今起きているのも現実だと思うんです。ですから,同じ霧島市にいて,同じ行政サービスを受ける。そしてまた同時に,集落公民館の活動も大いに行政としてもバックアップしていただいて生きがい対策などもきめ細かな対応を求めまして,私の質問を終わりたいと思います。


○衛生施設課長(前田 理君)


 すみません,議員先ほど処分場を更地にするという発言でございましたけれども,確認のため申し述べさせていただきます。整形・整備といいますのは,まず敷きならしをして,ごみの敷きならしをしまして,そこに覆土をする。覆土をして最終的には更地になるというようなことですけれども,そういう過程が,プロセスがあるということでご理解いただきたいと思います。


 以上です。


○議長(西村新一郎君)


 以上で前川原正人議員の一般質問を終わります。これで本日の一般質問を終わります。残りの20名については明日以降の本会議で行います。


 ここで申し上げます。明日3月の5日から7日の会議は,議事の都合により会議の開始時間を1時間繰り上げて午前9時から開くことといたします。


 本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。


              「散 会  午後 5時45分」