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鹿児島県 霧島市

平成20年第1回臨時会(第1日目 1月25日)




平成20年第1回臨時会(第1日目 1月25日)





              平成20年第1回霧島市議会臨時会会議録


 
1.議事日程は次のとおりである。





                     平成20年1月25日(第1日目)午前10時開議





┌──┬──┬─────────────────────────┬──────┐


│日程│議案│件                 名      │備  考  │


│番号│番号│                         │      │


├──┼──┴─────────────────────────┼──────┤


│  │              26番  山 神 生 人 議員│      │


│ 1 │会議録署名議員の指名について              │      │


│  │              27番  池 田   守 議員│      │


├──┼────────────────────────────┼──────┤


│ 2 │会期の決定について   1月25日(1日間)        │      │


├──┼──┬─────────────────────────┼──────┤


│ 3 │104 │霧島市立学校の設置及び管理に関する条例の一部改正に│産業教育常任│


│  │  │ついて                      │委員長報告 │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 4 │陳情│牧園・持松地区への「産業廃棄物管理型処分場」建設計│環境福祉常任│


│  │ 25│画と産廃業者への「市有地払い下げ」中止を求める陳情│      │


│  │  │書                        │委員長報告 │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 5 │陳情│霧島市立学校の設置及び管理に関する条例の一部改正に│産業教育常任│


│  │ 28│関する陳情書                   │委員長報告 │


├──┼──┼─────────────────────────┼──────┤


│ 6 │議提│産業廃棄物管理型最終処分場建設(公共関与の屋根付き│ 追  加 │


│  │ 1│)を求める決議                  │      │


└──┴──┴─────────────────────────┴──────┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君      2番  松 元   深 君


    3番  秋 広 眞 司 君      4番  池 田 綱 雄 君


    5番  有 村 久 行 君      6番  徳 田 拡 志 君


    7番  山 浦 安 生 君      8番  神 園 三 郎 君


    9番  厚 地   覺 君     10番  徳 田 芳 郎 君


   11番  宮之原   稱 君     12番  黒 木 更 生 君


   15番  新 橋   実 君     16番  仮 屋 国 治 君


   17番  林 薗 澄 男 君     18番  脇 元   操 君


   19番  植 山 利 博 君     20番  上 鍋 正 光 君


   21番  塩井川 幸 生 君     22番  久 保 史 郎 君


   23番  岡 村 一二三 君     24番  島 廻 一 心 君


   25番  木野田 恵美子 君     26番  山 神 生 人 君


   27番  池 田   守 君     28番  下深迫 孝 二 君


   29番  栫 井 成 孝 君     30番  吉 永 民 治 君


   31番  今 吉 歳 晴 君     32番  尾 崎 東記代 君


   33番  木 場 幸 一 君     34番  浦 野 義 仁 君


   35番  池 田   靖 君     36番  細山田 為 重 君


   37番  蔵 原   勇 君     38番  田 代 昇 子 君


   39番  前川原 正 人 君     40番  窪 田   悟 君


   41番  川 畑 征 治 君     42番  深 町 四 雄 君


   43番  時 任 英 寛 君     44番  中 村 幸 一 君


   45番  西 村 新一郎 君     46番  宮 内   博 君


   47番  徳 田 和 昭 君     48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


  な し





4.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長  前 田 終 止 君   副  市  長  南   洋 海 君


 副  市  長  福 永 いたる 君   総 務 部 長  西 重 正 志 君


 生活環境部長兼  南 田 吉 文 君   総 務 課 長  阿 多 己 清 君


 生活環境政策課長


 衛生施設課長   前 田   理 君





 教  育  長  ? 田 肥 文 君   教 育 部 長  吉 永 冨城夫 君





 教育部次長兼   野 村   望 君   教育総務課長   東 郷 一 徳 君


 生涯学習課長


 学校教育課長   村 田 研 史 君





5.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長   藤 田   満 君   議事調査課長   上 原 勝 己 君


 議事調査課課長  満 留   寛 君   書     記  福 永 義 二 君


 補佐兼議事係長


 書     記  井 上 寛 昭 君   書     記  米 元 利 貴 君





6.会議のてん末は次のとおりである。





               「開 会  午後10時00分」


○議長(西村新一郎君)


 ただいまから平成20年第1回霧島市議会臨時会を開会します。直ちに本日の会議を開きます。





   △ 諸般の報告





○議長(西村新一郎君)


 議事に入ります前に諸般の報告をします。お手元に地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分した事件の報告として,損害賠償の額を定め和解することについてを配付しておりますのでお目通し願います。それでは,お手元に配付しました議事日程に基づき会議を進めてまいります。これより議事に入ります。





   △ 日程第1 会議録署名議員の指名について





○議長(西村新一郎君)


 日程第1,会議録署名議員の指名をします。26番山神生人議員,27番池田守議員,以上2名を指名します。





   △ 日程第2 会期の決定について





○議長(西村新一郎君)


 次に,日程第2,会期の決定についてを議題とします。お諮りします。今臨時会の会期は本日1日限りとしたいと思いますが,これにご異議ありませんか。


                [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,会期は本日1日限りと決定しました。





   △ 日程第3 議案第104号 霧島市立学校の設置及び管理に関する条例の一部改正について





○議長(西村新一郎君)


 次に,日程第3,議案第104号,霧島市立学校の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題とします。この議案については,産業教育常任委員会に付託となっておりましたので委員長の報告を求めます。


○産業教育常任委員長(上鍋正光君)


 去る12月11日に当委員会に付託になり,閉会中の継続審査となっておりました議案第104号についての審査が終了いたしましたのでその経過と結果をご報告申し上げます。まず,12月18日に開催された委員会の審査において,執行部の説明では平成20年度から県立牧ノ原学園に学校教育を導入するために学園内に設置する中学校を牧之原中学校分校,また小学校を塚脇小学校分教室として位置づけるため,条例の一部を改正するものであるとの説明がありました。審査においては,本議案が提出された後,条例改正に対する要望書が提出されており,その要望書の項目ごとに執行部より説明を受けました。19日に地元説明会が開催される予定であったため,その経過を踏まえて審査することとし,20日に委員会を開くことを決め,質疑は行いませんでした。次に,12月20日に開催された委員会の審査において,執行部より,19日に行われた説明会の状況等について説明を受けました。「参加者は塚脇小学校,牧之原中学校を中心とした保護者と公民館長をはじめとする170名程度であった。県より保健福祉部次長,子ども課長以下4名,牧ノ原学園長以下3名,市教育委員会からは教育長以下7名が出席をし,牧ノ原学園における学校教育の導入について,県の子ども課,牧ノ原学園より説明後,質疑を受けた。一番多かった指摘は,地元説明が遅いということであった。このことについては,真摯に受け止め,お詫びをした。」と内容について説明がありました。主な質疑では,19日の説明会における住民の皆さんの声はどうであったのか。との質疑に対し,4月開校については反対の意志を示されていると判断している。出席されていた方も学校教育の導入については理解を示されていると判断しているので,4月開校へ向けてご理解をいただけるような場を設定していただけるとありがたいと考えているとの答弁。4月開校のための議決の期限はいつか。との質疑に対し,市町村立学校の設置については鹿児島県に報告をしなければならず,その関係上1月末であるとの答弁。その他に「議案を取り下げるべきである。」との意見も出されましたが,継続審査とし,協議の場を与えるべきであるとの意見が出され,継続審査となりました。年を明けまして,1月12日に,当委員会は地元のPTA関係者,地区館長,市議会議員,外有志の方々と牧ノ原学園の視察を行い,ビデオで園の生活や活動状況を見て,質疑応答し,その後施設設備を見ました。その後,1月18日に地元説明会が再度開催され,それを踏まえて1月22日に委員会を開催し,1月18日の地元説明会の状況について説明を受けました。説明会の中心になったのは,陳情第28号の3項目であり,1点目の「住民への周知徹底を図ること」については,学園内に学校教育を導入する様々な課題を解決した上で説明するのが妥当であろうと判断していたが,結果的にそのことが地域の方々に多大な心配と迷惑をかけることになったことについては心よりお詫びをした。2点目の校区の違いによる施設のあり方について検討することについて協議の経過を問われ,中学校の分校は,校長が兼務であり,教頭は学園の中の分校に置く,小学校の分教室は,本校の校長,教頭がそれぞれ兼務するということになるため,近くの学校であった方が運営がしやすいということで理解を求めた。3点目の「名称の再検討を図ること」については,学園の名称は県の保健福祉部の管轄であるが,保健福祉部において,県の3月議会へ向けて学園名の変更を考えているとの説明を受け,「分校,分教室名についても変更する方向で考えていきたいと回答をした。」との説明。主な質疑では,地元の方は教育委員会に任せるという了解が得られているのかとの質疑に対し,そのように理解しているとの答弁。名称の再検討ということについて,学園名,分校名,分教室名はどのように考えているかとの質疑に対し,牧ノ原学園の園歌の中にある「若駒」という表現を使いたい。若駒分校,若駒分教室,学園名についても同じ名称でお願いしていきたいと考えているとの答弁。地元から要望的なものはなかったのかとの質疑に対し,上之段や朴木地区を牧之原の学校区に入れられないかとの要望があったとの答弁。質疑の後,委員より修正案が提出され,「霧島市立塚脇小学校牧ノ原分教室」を「霧島市立塚脇小学校若駒分教室」に,「霧島市立牧之原中学校牧ノ原分校」を「霧島市立牧之原中学校若駒分校」に改める。との内容であり,採決の結果,修正案については全会一致で可決,修正議決した部分を除く原案についても全会一致で可決すべきものと決定いたしました。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま,委員長の報告が終わりました。委員長報告はお手元に配布した修正案のとおり修正すべきものとの報告でありました。ただいまの委員長報告に対して質疑に入ります。質疑はありませんか。


                 [「なし」と言う声あり]


 質疑なしと認めます。以上で議案第104号の質疑を終結します。これより議案処理に入ります。議案第104号について討論に入ります。討論はありませんか。


                 [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。委員長報告は修正すべきものと決定したとの報告であります。議案第104号について委員長の報告のとおり修正することにご異議ありませんか。


                [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,議案第104号は修正されました。





   △ 日程第4 陳情第25号 牧園・持松地区への「産業廃棄物管理型処分場」建設計画と産廃業者への「市有地払い下げ」中止を求める陳情書





○議長(西村新一郎君)


 次に,日程第4,陳情第25号,牧園・持松地区への「産業廃棄物管理型処分場」建設計画と産廃業者への「市有地払い下げ」中止を求める陳情書を議題とします。陳情第25号については,環境福祉常任委員会に付託となっておりましたので委員長の報告を求めます。


○環境福祉常任委員長(新橋 実君)


 去る,12月11日に当委員会に付託になりました,陳情第25号,牧園・持松地区への「産業廃棄物管理型処分場」建設計画と産廃業者への「市有地払い下げ」中止を求める陳情書の審査が終了しましたので,その経過と結果についてご報告いたします。審査については,12月定例会で中間報告を行いましたが,委員より県から資料として提出されている事前協議書の内容について,審査を行いたいとの要望があり,それに基づき行いました。委員から出た主な質疑では,市長が決断を下すのはいつかの質疑では,予算との絡みもあり,2月初旬あたりを目途にしたいとの答弁。執行部も事前協議書の内容に目を通したと思うが,疑問点があったのであれば紹介できないかとの質疑には,各部課を回覧した中でいくつかの意見が出ているが内容については,まだ精査をしているところであり,現段階では差し控えたいとの答弁。ボーリング調査を行っているが岩盤まで到達する検査を行っていない。シラスかあるいは軟岩の透水性が非常に高いところに造られるようであるが,市としての見解はどうかの質疑には,平成10年に遮水工を二重にするように基準が定められている。法的なものをクリアしていかなければ,クリアする処置を取るように指導するとの答弁。水処理の問題で,都城の処分場よりも安全性を確保した高度な処理を行うよう強調しているが,処理方法はどのような説明がなされたのかの質疑には,水処理については,9工程,10工程ぐらいの処理をする,都城より厳しいというようには受け取っていない。錦江湾の場合は,一般より水質基準が厳しく設定されており,より厳格な処理がされているのではないかと考えているとの答弁。処分場の平面図や鳥瞰図を見ると,かなりいびつな形をしているが,未買収地をよけてあるのかの質疑には,未買収地をよけて,除外をして設計しているとの答弁。平成5年の災害時の降雨量があったときに,耐えられる構造になっているのかの質疑には,8・6水害を想定して,それより少し上の降雨量で設計しているようであるとの答弁。市有地の利活用については,今後どのような計画があるのかとの質疑には,事前協議書を関係部課で回覧する中では,利活用を考えている部課は,一箇所もなかった。また,利活用ではないが入口部分には,学有林があるとの答弁。単価的にはどの程度かとの質疑には,具体的には協議をしたことがないが,通常の売買価格の実例から見て二千万円以下ではないかとの答弁。現在建設が予定されているところの,活断層はどのような状況かの質疑には,事前協議書は平成2年の資料を使っており,計画地付近に活断層は存在しないと考えられるとなっているが,部課の回覧の中で古いのではないかとの意見や最新の活断層の有無についても調査すべきであると意見が出ているとの答弁。事前協議書の提出期限が,予算にも関係があるとの事であるが,どういった影響があるのかの質疑には,仮に,産廃施設が必要であって市有地を払い下げるとした場合,現在進めている一廃の計画,補助申請の期限を考えると,平成20年度の当初予算に計上しなくてはならない,それが最大の理由であるとの答弁。市有地を売り払うと一廃はやめるのかの質疑には,将来にわたっては,一廃は必要である。産廃が仮にできても15年から20年で終わってしまう。市としては,一廃については,40年から50年持つようなものを考えようと計画しているとの答弁。産廃いかんによっては,一廃も計画は変わるのかの質疑には,仮定の話であるが,産廃処分場が霧島市にあれば,そこを利用するのも一つの方法である。自前の一廃処分場を造るより財政的なメリットも大きいが,そこが満杯になれば一廃の処分場は必要であるのでいつの時点でも確保ができるように準備は進めていく。産廃処分場ができれば,財政状況も非常に厳しいのでその間,計画は凍結できる可能性があるとの答弁。この市有地を売る判断の基準は何かの質疑には,通常は経済的価値の保全発揮の観点から行うが,今回の場合は,公共の利益の見地からも判断しないといけない,また一廃との絡みで財政的なメリットだけでは考えられない,様々な住民の皆様の意見も拝聴し市長が判断するとの答弁。施設が閉鎖された後,2年間地下水への影響がなければそれ以降業者の責任はどうなるのかの質疑には,法的には業者の責任はそれで終わるとの答弁。県の結果が出ないうちに市として土地を売る売らないの判断をするのかの質疑には,手続き的にはそのようになるとの答弁。払い下げをしなかった場合,今後受け入れないとなった場合の対応はどうなっているのかの質疑には,20年度から受け入れ先がないという状況がないようにタイムスケジュールは作っており,心配はいらないとの答弁。旧牧園町時代に当時の町有地について業者との話し合いがなされたのかとの質疑には,平成14年11月に第1回目の払下申請が出ているが受理されていない。この年に担当課長と町長が会っている。その後,平成17年合併直前の8月1日に払下申請が正式に受理されているとの答弁。市で処分場を造った場合と比較して,財政的な負担の違いはどれぐらいになるのかとの質疑には,参考であるが,有効期限を15年,埋立容量を3万m3,建設単価を先進地の事例から1m3当たり8万円と想定した場合,直営のほうが単純計算で2億円程度高くなる。また直営の場合には,別途維持管理費が加算されるとの答弁。鹿児島県内でも一廃の管理型処分場を持っていないのは,市では,指宿と西之表と霧島だけだと思うがどうかの質疑には,廃掃法に決められている一般廃棄物の自前処理ついては十分な自覚を持っている。平成14年に満杯になったとき,次なる候補地をなかなか探し得なかった。廃掃法に従った自前の施設が欲しいとの答弁。松永地区の公民館長名で三千人の声を代表して,絶対反対の意見書が提出されているが,市長を交えた検討をしたのかの質疑には,意見書が出されたときに市長は,松永地区代表2人と十分意見交換されたと理解しているが,庁舎内での協議はしていないとの答弁。その他いろいろと質疑がありました。討論の中で,産廃処分場が建設されれば,市が進めている一廃の管理型処分場も必要なくなる。財政難の折,経済効果は大きいのではないか,また地域の活性化や雇用も図られ市有地の払い下げはやむを得ないといった反対討論。市有地の払い下げは産廃建設の成否を分ける重大な問題である。業者の調査で地下水の存在が確認されていないことからも,透水性の高いところに産廃処分場が建設される計画であることが明らかになっている。産廃建設は,市が進めるクローズド式によって市民の合意が得られる安全な地域に公共施設として整備すべきであるとの賛成討論がありましたが,採決の結果,賛成7名,反対3名賛成多数で陳情第25号については,原案のとおり採択すべきものと決定をいたしました。最後に委員から,この陳情書全てに賛成ではない。この払い下げそのものに対して,して欲しくないということであり,市が進めるクローズド型の一般廃棄物処分場に関しては,この湾奥であっても安全なものを造るのは賛成であるとの意見や,産業廃棄物管理型処分場をつくることには,反対ではない。今回の審査で市はほとんどこのことに関しては関与していないことが明らかになった。市が積極的に安全性を市民にPRできるような対策をとった上での提案であれば反対したと思うが,後は県任せである。市有地を払い下げると市はまったく関与できない立場になる。そういった意味から今の時点では,払い下げは反対であるとの意見があったことを付け加え,以上で,当委員会に付託になりました陳情第25号の報告を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま委員長の報告が終わりました。ただいまの委員長報告に対して質疑に入ります。質疑はありませんか。


                 [「なし」と言う声あり]


 質疑なしと認めます。陳情第25号について討論に入ります。討論はありませんか。


○32番(尾崎東記代君)


 私は陳情第25号,牧園・持松地区への「産業廃棄物管理型処分場」建設計画と産廃業者への「市有地払い下げ」中止を求める陳情書に反対の立場で討論に参加いたします。文面から,処理水を放流することによって,貴重な生態系や農業や観光資源をも破壊するとあります。確かにそのような風評や懸念が一般的で,住民の反対されるほとんどの方々がこれらの想定に基づいて判断しておられるように見受けます。実際,私自身,以前は汚水を放流することなど断固として許せないという強い感覚を持っていました。この半年間でこれまで5箇所の一廃・産廃処分場を視察して,これまでの感覚を一掃させられました。いずこの処分場でも安心・安全をまず第一に重視され,特に排水については十分に充実した水処理装置で処理なされ,真水にして放流しておられる現実を確認いたしました。東亜環境が経営しておられる都城の産廃処分場も想像を絶するような大量の雨が降っても処理場に降った雨は全て堰き止め,広大な貯水池が設置してあり,すべて処理して放流しておられました。今回,産廃処分場が建設されれば約30億円という多額の経費を伴うものであり,その後の維持管理費も数十年自前で調達しなければならないことを考える時,その必要はなくなり,財政難の折,経費節減にもつながり,経済効果が大であります。また雇用も図られ,何よりも企業誘致にも有利となり,地域の活性化にもつながります。数年前,旧牧園町時代,建設計画が事前協議書など不備もあって県が許可しなかったと聞いております。今回はボーリング調査など国の厳しい建設の基準をクリアして市の対応待ちの状況です。県も後々責任を問われる重大決定になるようです。これも市有地払い下げが条件となります。公共関与型が望ましい。それは誰しもが望むところです。しかし,それを言っても実現できる可能性は何年先になるか分かりません。必要性は恐らく全市民が認識しておられます。そうであれば,公共関与型にとらわれず,民間関与型でも建設実現に向けてあらゆる問題を克服しながら力を合わせて最大限の努力を払っていくべきであります。そのような観点に立ってこの陳情に反対の意志を明確に表明して反対討論といたします。皆様のご賛同を賜りますよう切にお願い申し上げます。


○議長(西村新一郎君)


 ただいまの討論は市有地払い下げ中止を求める陳情書に対する反対の立場からの討論でした。賛成の立場からの討論はありませんか。


○3番(秋広眞司君)


 国分地区選出の秋広眞司であります。私は,陳情第25号,牧園・持松地区への「産業廃棄物管理型処分場」建設計画と産廃業者への「市有地払い下げ」中止を求める陳情書について賛成の立場から討論に参加するものであります。この処分場建設計画についての問題点は次のとおりであります。まず第一点目に安全性の問題があります。示されている産業廃棄物管理型最終処分場は構造上大きな問題点があります。例えば,持ち込まれる有害物質を包み込む遮水シートはビニールかゴムでできておりますが,二重になるにしろ,1?以内の厚さであります。その寿命は10年あるいは50年とも言われておりますが,実績はないため分からない状況であります。また,サンドイッチ方式であるので野積み,雨ざらしの状況となります。次に地盤,地層の問題点があります。予定地は霧島火山帯の直下であり,未確認の活断層が走っていると言われております。また姶良カルデラの縁にも当たり,今もなお小鹿野滝から小鹿野発電所にかけて崖の崩落が続いている状況があります。30数年前,この予定地から5kmも離れていない犬飼滝付近で地震があり田畑が陥没し温泉が出なくなったのも活断層が原因であると言われております。また,ボーリングにより調査された予定地の地層は岩盤の上に1.5mから8mの軟弱なシラスが堆積している状況であります。霧島川からも1kmしか離れていないという状況であります。次に第二点目の問題点として,この管理型産業廃棄物処分場に持ち込まれる有害成分の問題があります。水銀,カドミウム,鉛,ヒ素,PCB等の毒性については既に皆様ご承知のとおりでございますが,ここでは一例といたしましてダイオキシンについて述べます。これは12月議会の一般質問の中でも私が述べたものでありますが,ダイオキシンは物を燃やす時発生する塩素の化合物であります。正確には四塩化ダイオキシンであります。千℃を超えて物を燃やすとダイオキシンは分解して発生はありません。しかし,家庭の焼却炉は千℃に達しないため使えなくなったのであります。敷根の焼却炉で飛灰の中にダイオキシンが残るのは焼却炉の中が均一に千℃以上にならず,どうしても千℃以下の場所があるのでダイオキシンが発生しているわけでございます。またダイオキシンの致死量は1gで1万人と言われております。持松の予定地には15年で66万5,400tの飛灰が持ち込まれる予定であると聞いておりますが,これが全部燃え殻や,ばい塵等であるとすれば,約2千万人分の致死量に相当します。これは厚生省令による計算方法によるものであります。次に第三点目の問題点として,日本国内における各地の汚染の状況があります。インターネットで拾った国内重金属関連ニュースの中から平成19年度だけでもこの産廃関連の汚染が10数件報告されております。例えば,昨年の9月7日,神奈川県茅ヶ崎市下寺尾の廃棄物最終処分場観測井戸から環境基準を大幅に上回るダイオキシン類が検出されたとの報告があります。原因は処分場からの水の漏えいがあったためと発表されました。また環境基準を超える鉛も検出されたとあります。その他過去,遮水シートの破損による有害成分の漏れが報告されているものに,東京都八王子市戸吹処分場,同じく日の出町谷戸沢処分場,神奈川県横浜市神明台処分場,千葉県銚子市の民間処分場,同県八千代市処分場,これらの処分場で破損により有害成分の漏えいが報告されております。八千代市処分場におきましては遮水シートの亀裂で補修に55億円かかるという試算も出されております。しっかりしたクローズ型でないと安心できないわけであります。以上三点の問題点を考慮した上での観点から,地球温暖化による大型台風や豪雨の多発等,あるいは天降川活断層,敷根活断層ほか,目に見えない活断層による地震の発生により,あるいはまた業者の過失等により重大な事故が発生した場合,松永用水路に関わる国分平野,天降川水系,あるいは温泉や水道水,しいては錦江湾への影響等測り知れない被害となる恐れがあります。一方,先ほども報告にありましたように霧島市内に処分場は絶対に必要であります。しかし,地盤の安定した地下水等への影響のない平地に作るべきであります。また処分場の構造形態も遮へい型屋根付きとし,跡地利用を魅力的なものにするなど,市民に歓迎されるようなものにすべきであります。霧島市で進めている一般廃棄物最終処分場計画を市民と一体となって進められるよう求めるものであります。民間有識者で組織する環境対策審議会があります。その中での意見もこの持松予定地について反対意見が大多数であったと聞いております。また長年自前の手弁当で県の産廃建設について調査研究され,反対をされてこられた国分川内地区の市民の方々とお話をする機会がありました。同じような条件下にある持松の方々や下流地域の方々のことを考えると人事とは思えないという声も耳にしました。先祖代々守り続けてきたこの我々の郷土の大自然をきちっと守っていくのが我々の責務であります。50年先,100年先,200年先,あるいは1千年,2千年先の我々の子孫のために負の遺産を残してはならないことを訴え申し上げ,提出された陳情第25号についての私の賛成討論といたします。議員各位のご聡明なご判断のもとご賛同いただきますよう心からお願いを申し上げるものであります。


○議長(西村新一郎君)


 次に,反対の討論はありますか。


○42番(深町四雄君)


 私は,陳情第25号,牧園・持松地区への「産業廃棄物管理型処分場」建設計画と産廃業者への「市有地払い下げ」中止を求める陳情書に反対の立場を明確にするため討論に参加します。この件については市有地の払い下げがなければ計画自体が成立しなくなると,県の廃棄物・リサイクル対策課で言っておりますが,逆に払い下げを決めた場合は業者と県において法における書類審査,また協議対象者との意見の調整等が義務付けられており,市有地を払い下げてもなんら問題にならないと私は思っております。現在,霧島市においては都城に施設のある東亜環境株式会社に溶融炉残さを年間約7千万円の委託料を支払い,処分をお願いをしております。行政がお願いしておることは,この施設が産業廃棄物管理型処分場として何も問題がないからお願いができるのであります。自分たちの市に施設を造れば根拠のない反対やまさに総論賛成各論反対になるわけであり,陳情書に賛成であれば明確な反対の根拠を示すべきであると私は思っており,私には確かな反対の根拠を示すことはできないわけであります。市長が市有地の払い下げについて20年度予算編成前に結論を出すと言っており,私たちが陳情書の内容をよく理解しながら,東亜環境株式会社の都城の施設の放流先等についても何が問題があるのか,ないのかについて徹底的に調査しながら結論を出すべきであります。委員長の報告の中で,委員の意見として公共関与型の施設に触れられましたので,例えばクリーンコアたかざき程度のクローズド式で建設をするとすれば,総事業費が32億円かかり,そのうち国庫補助金は県の交付金を合わせても約20%の5億9千万円で,残りの金額は起債すなわち借金が20億円,一般財源が5億6千万円の事業費が必要であると伺っております。また,その他に必要経費すなわちランニングコストが年間3千万円を超える計算になっております。公共施設は民間施設よりも必要経費が最低でも倍から2.5倍はかかるものと予想され,霧島市においても財政において大変厳しい状態におかれております。そのために議会においても行財政改革調査特別委員会も設置されております。今,私たちのこの市においてもいろいろ不満が聞かれており,今後,少子高齢化に伴い福祉の施策においても多額な財政の支援が必要になると予想されます。安全上何も問題がない以上は,民間でできることは民間で,PFIでできることはPFIに任せることも一つの選択肢であると私は思い,よって私は陳情第25号,牧園・持松地区への「産業廃棄物管理型処分場」建設計画と産廃業者への「市有地払い下げ」中止を求める陳情書には反対の態度を明確にするため討論に参加をいたしました。議員各位のご賛同を心からお願いし,私の討論を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 賛成の方の討論はありますか。


○46番(宮内 博君)


 私は日本共産党市議団を代表して本陳情書に賛成の立場から討論に参加をいたします。本陳情書は牧園町持松地区に民間業者が建設計画を進める産業廃棄物処分場の予定地に霧島市が所有する2万317?の払い下げを求めていることに対し,その払い下げの中止を求めて提出をされております。市有地は20筆に分かれ,処分場の進入路部分,中心部分,排水路流末部分と分散をしており,市有地の払い下げが産廃建設の成否を分ける重大な問題であります。予定地は姶良カルデラの外周部に当たり,業者によるボーリング調査でも深い部分まで砂岩の地質であり,水を吸収しやすい地盤であることも明らかにされているところであります。産廃処分場をめぐっては,それを発生源とする地下水汚染の報道に枚挙にいとまがない状況があります。大阪府柏原市では昭和40年代に焼却灰が投棄をされた場所からダイオキシンで13倍,鉛で14倍の汚染が確認されたと昨年11月6日に報道があり,愛媛県今治市では一般廃棄物処分場から環境基準の200倍の水銀が検出されたと11月3日に報道されています。このように産廃処分場に投棄をされる廃棄物は重金属汚染の不安が常に存在をしております。民間業者が計画をする処分場はわずか1.5mmのゴムシート2枚を底盤に敷くオープン式の構造であり,風雨にさらされ雨水によって溶け出した汚染物質が流れ出す可能性を否定できない構造であります。大規模な地震や災害などの危険もあります。天降川の下流では市当局の答弁でも明らかなように約7万人の市民が生活をしております。計画地の下流からは松永用水により,隼人国分平野の359haの水田が耕作をされ,この用水の恩恵を受けているのであります。用水の水は小村新田,広瀬干拓まで広大な地域を潤しております。だからこそ旧隼人町議会が下流域の自治体として2005年9月議会で本計画に対し建設反対を求める陳情書を採択をし,鹿児島県と牧園町に対し,同意見書を送付した経過があるのであります。陳情書が提出をされましたこの間,日当山温泉組合も同陳情書に賛同する署名を寄せているということであります。また,処分場の真下で生活をする松永地区自治公民館の班長会,役員会を開き,その上で松永地区3千名を代表する意見として絶対反対の意見書を提出をしているのであります。これらの声を議会は尊重すべきであり,霧島市の広大な地域,市民に影響が及ぶ可能性の高い地域に産廃処分場を造ってはならないとの意志を明確にすべきであります。公害の危険のある処分場建設は安全な上にも安全であるべきが時代の要請であります。霧島市は一般廃棄物処分場で発生する焼却灰などの処分のために管理型処分場の建設計画を進めております。一般廃棄物の管理型処分場を持たない自治体は少なく,鹿児島県内17市では西之表市,指宿市,霧島市のみであります。焼却灰は発生源である市が責任を持って処理することが法律上も求められており,民間業者に依存をすることなく,市民の合意が得られる安全な地域にクローズド式による公共施設として整備すべきであることを提案をするものであります。よって本陳情書を採択をして,市有地の払い下げを中止をすべきを議会として示すことができるように議員の皆さんの賛同をお願いをし討論といたします。


○議長(西村新一郎君)


 次に反対の立場からの討論はありますか。


○31番(今吉歳晴君)


 私は陳情第25号,牧園・持松地区への「産業廃棄物管理型処分場」建設計画と産廃業者への「市有地払い下げ」中止を求める陳情書について反対の立場で討論いたします。廃棄物をめぐる諸問題はダイオキシン類の抑制,リサイクルの向上や最終処分場の確保など,今や全ての自治体の共通課題であります。最終処分場については一廃,産廃を問わず,その必要性については誰もが認めるところでありますが,身近な場所への処分場建設については環境汚染など心配され,理解が得られない現実があります。今回,牧園持松地区に計画されております産業廃棄物管理型処分場は,廃プラスチック類,繊維くずをはじめ,汚泥,コンクリートくず,燃え殻など,産業廃棄物,一般廃棄物の処分が計画されております。産業廃棄物の中で一番心配されます爆発性,毒性,感染性,その他人の健康または健康に関わる被害を生ずる恐れがある特別管理一般廃棄物,特別管理産業廃棄物につきましては,廃棄物の処理及び清掃に関する法律により厳しい基準が設けられております。基準に適合しないものについては処分場への搬入が禁止されております。05年4月1日施行されました廃棄物処理法施行規則では,産業廃棄物処理業者の優良保全への判断に係る評価制度が導入され,遵法性,情報公開性,環境性の取組のほか,地域融和なども評価基準とされ,処理業者は自らが行う処理の質の高さを率先して情報公開していくことが求められております。特に昨今の環境問題が叫ばれる中では,廃棄物業者には高い企業理念がないと社会から淘汰される時代がくることを期待しております。私は市長がかねてより企業誘致に一生懸命に取り組んでおられることに敬意を表しております。子や孫が職を求めて都会へ行くよりも,企業進出用地を多く抱えるこの霧島市に就職の機会があれば若い人が定着し,活力ある地域づくりが目指せるわけであります。県下第二の霧島市を活性化していくためには,まずは活発な経済活動に伴って生じる一般・産業廃棄物について責任を持って処理できる施設整備が必要であります。私たちは以前,県が市内に計画した処分場建設を白紙に戻した経緯があります。今後,県内で人口の増加が期待できる霧島市にあっては,産業廃棄物処分場問題は行政も議会も市民も避けることのできない大きな課題であります。以上,陳情に対する反対討論といたします。


○議長(西村新一郎君)


 賛成の立場からの討論はございませんか。ほかにございませんか。


○41番(川畑征治君)


 私は,陳情第25号に対し反対の立場で討論に参加するものであります。先日1月21日,私たち霧島市観光振興議員連盟の勉強会講演で,後藤観光課長の講演をいただき,その出だしで,昔懐かしい童謡「ふるさと」の歌を全員で合唱させられました。「兎追いしかの山,小鮒釣りしかの川,夢は今もめぐりて,忘れがたきふるさと」最後の方は「山は青きふるさと,水は清きふるさと」この歌のおかげでこの日の勉強会,古木圭介氏との2名の講演をいただいたのでありますが,2時間以上の勉強会の間,誰一人として居眠りすることもなく,観光振興もですが,まず地域の環境美化についてを考えさせられた勉強会であったと思うところであります。この童謡の中には昔の日本のすばらしい景観,自然の美しさが込められており,そしてこの歌が今現在,忘れられようとしていることに誠に残念でなりません。それでは本題に入ります。私は緑豊かな農村地帯,中山間地域の代表としてこれからの環境美化の原点に返り討論します。それぞれの討論がなされましたので私は重複するところは避け,マクロな形でのゴミ問題一点に絞っての討論といたします。自分の家,庭に出たゴミを,街に出たゴミを他人の生活の場に捨てる時代は既に終わったのです。これから益々都市化が進み,廃棄物の量もそれに比例して増大することは見え見えです。自分の地域の街の問題は自分のところで解決しなければならないそういう時代になっていくことと思います。現在,全国各地に建設されている廃棄物処分場,厳重な警戒,監視の下に管理がなされ,その安全性については莫大な費用のもと事業が実施されているところであります。そこで視点をちょっと変えて提案するものです。私たちのこの広い霧島市,都市化されていく平野部である街部と周辺の自然豊かな農村部,中山間地域の2つに大別されるのではないでしょうか。後者の自然豊かな農山村地帯,広大な面積を有し,地球環境の浄化に貢献していることをまず考えていただきたいのです。このすばらしい自然が今壊されようとしているのです。そして童謡「ふるさと」が忘れ葬られようとしています。その原因は何であるか考えられたことがありましょうか。私たち中山間地域で生活し,農業を守り,森林を守り育てている住民にとって,大変な被害を被っていることをご存知でありましょうか。それは人目のつかない山間部の谷間に捨てられる不法投棄廃棄物であります。シラス台地である本地域,雨水により浸食された数十mの垂直のがれ場は恰好の不法投棄処分場となっているのです。莫大な数に上るその場所,実態についての調査も是非必要であります。この状況は市内全域の人目の届かない谷間での実態であろうかと思います。ここから流れ出る浸出水のことも考えていただきたい。このことを踏まえ一刻も早くの管理型処分場の建設を望むものであります。不法投棄防除解決策の一つとしてもお願いいたします。霧島市の環境美化を守るために,河川環境保全のためにも是非市有地を払い下げし,産業廃棄物管理型処分場の建設を実施していただきたい。最後に今回の地域が駄目なら,まだ深い谷があるよ。恰好の場所がある。自分たちのところに建設してもらえないかなという声もあることを付け加え,本陳情に対する反対の討論といたします。議員各位の皆様方のご賛同をよろしくお願いいたしまして私の討論といたします。


○議長(西村新一郎君)


 ほかにありませんか。


                 [「なし」と言う声あり]


 これで討論を終わります。採決します。委員長報告は賛成多数で採択すべきものと決定したとの報告であります。陳情第25号について採択することに賛成の方の起立を求めます。


                    [賛成者起立]


 議員総数45名,起立者32名,よって賛成多数であります。したがって,陳情第25号は採択することに決定しました。





   △ 日程第5 陳情第28号 霧島市立学校の設置及び管理に関する条例の一部改正に関する陳情書





○議長(西村新一郎君)


 次に,日程第5,陳情第28号,霧島市立学校の設置及び管理に関する条例の一部改正に関する陳情書を議題とします。陳情第28号については,産業教育常任委員会に付託となっておりましたので委員長の報告を求めます。


○産業教育常任委員長(上鍋正光君)


 去る12月26日に当委員会に付託になり,閉会中の継続審査となっておりました陳情第28号についての審査が終了いたしましたのでご報告いたします。経過につきましては,先ほどご報告申し上げました議案第104号と同内容でありますので省略させていただきます。討論において委員より趣旨採択すべきとの討論がなされ,採決の結果,全会一致で趣旨採択すべきものと決定いたしました。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま,委員長の報告が終わりました。ただいまの委員長報告に対して質疑に入ります。質疑はありませんか。


                 [「なし」と言う声あり]


 質疑なしと認めます。陳情第28号について討論に入ります。討論はありませんか。


                 [「なし」と言う声あり]


 討論なしと認めます。採決します。委員長報告は全会一致で趣旨採択すべきものと決定したとの報告であります。陳情第28号について趣旨採択することにご異議ありませんか。


                [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,陳情第28号は趣旨採択することに決定しました。(「議長」と言う声あり)


○19番(植山利博君)


 公共関与の屋根付き産業廃棄物管理型最終処分場建設を求める決議を提出する用意がありますので休憩の動議を求めます。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま植山利博議員より休憩の動議が提出されました。お諮りいたします。ただいまの動議に賛成の方の起立を求めます。


                   [賛成者起立]


 所定の賛成者がありますので動議は成立しました。ここでしばらく休憩します。


               「休憩  午前 11時08分」


               ──────────────


               「再会  午前 11時23分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。お諮りいたします。お手元に配布しましたとおり議提1件の提出がありました。この議提を日程に追加し,直ちに議題とすることにご異議ありませんか。


                [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがって,この議提を日程に追加し,直ちに議題とすることに決定しました。ここで追加日程配布のためしばらく休憩します。


               「休憩  午前 11時24分」


               ──────────────


               「再会  午前 11時25分」





   △ 日程第6 議提第1号 産業廃棄物管理型最終処分場建設(公共関与の屋根付き)を求める決議





○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。日程第6,議提第1号,産業廃棄物管理型最終処分場建設(公共関与の屋根付き)を求める決議を議題とします。提出者の趣旨説明を求めます。


○19番(植山利博君)


 それでは本日提出いたしました議提第1号,産業廃棄物管理型最終処分場建設(公共関与の屋根付き)を求める決議について趣旨説明をいたします。お手元に配付をいたしました決議を読み上げて趣旨説明といたします。産業廃棄物管理型最終処分場建設(公共関与の屋根付き)を求める決議,現在鹿児島県は県内に1箇所も産業廃棄物管理型最終処分場がなく,その建設は県政喫緊の最重要課題であり,将来的には県内に3箇所程度の処分場建設を目指しています。一方,地方自治の確立,自主財源の確保などの観点から企業誘致はまちづくりや地域の活性化のための重要な課題であり,名実ともに鹿児島市に次ぐ県下第二の都市であり,県央に位置する霧島市にとって,企業誘致におけるインフラ整備の観点からも処分場建設は必要不可欠であります。本市は閉鎖性の高い錦江湾に面し,その浄化には大きな責任があります。全国的には処理水をほとんど放流することのない堅固な施設が建設されており,将来に向けて安心安全の確保が担保できる公共関与のいわゆるクローズド式産業廃棄物管理型最終処分場を市民総参画で合意形成のできる場所に建設すべきであります。1日も早くその一歩を踏み出すべきであります。よってここに公共関与のいわゆるクローズド式産業廃棄物管理型最終処分場建設を求める決議をするものであります。平成20年1月25日,以上,会議規則第14条第1項の規定により霧島市議会議員植山利博,有村久行,山浦安生,神園三郎,宮之原稱,黒木更生,林薗澄男,脇元操,久保史郎,島廻一心,栫井成孝,吉永民治,池田靖,細山田為重,窪田悟,時任英寛,中村幸一,川畠暁の18名で提出するものであります。よろしくご審議の上決議いただきますようお願いを申し上げ趣旨説明といたします。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま提出者の趣旨説明が終わりました。お諮りします。本件については,会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略し審議したいと思いますがこれにご異議ありませんか。


                [「異議なし」と言う声あり]


 ご異議なしと認めます。したがってそのように決定しました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。


○16番(仮屋国治君)


 産業廃棄物の処分場は大きく,安定型,管理型,遮断型の3つに分かれておりますけれども,一定の基準値を超える廃棄物につきましては遮断型に廃棄するというのが建前であろうと思っております。一定の基準値に満たない廃棄物は管理型処分場に廃棄され,現在洗い出しによる浄化というのが基本であろうかと認識しておりますけれども,あえて管理型処分場の建設の決議の中でクローズド式いわゆる遮断型を提案される理由は何かお尋ねを申し上げます。


○19番(植山利博君)


 ただいまのご質問にお答えいたします。今,仮屋議員の方から遮断型とクローズド型を同じような意味で使われている発言ではなかったかというふうに思いますが,若干,タイトルのところではお示しをしておりますが,公共関与の屋根付きということを求めておりまして,いわゆるクローズド方式と説明文の中では述べさせていただいておりますが,今,県が薩摩川内市に建設を予定しているのは屋根付きのいわゆるクローズド方式ではないかというふうに私は理解をいたしております。ただ,クローズド方式がイコール遮断型であるとの認識は,いささか違うのではないかなというふうに私は理解をいたしております。それで屋根型のクローズド方式というのは私が知るところによると処分場を建設される約50社ぐらいの企業の研究の中で使われている言葉でありまして,県はクローズドという表現はされていない。産業廃棄物の場合は県が使われている場合はクローズド方式という使い方はされていないようでございますので,あえて誤解を招かないように,いわゆるというふうな表現をさせていただいたというつもりでおります。以上よろしいでしょうか。


○16番(仮屋国治君)


 同様に理解しているつもりはございませんけれども,先ほども申し上げましたが,管理型で洗い出しという手法,これをしないということでのクローズド式ということであれば,それにする理由は何かということをお尋ねしているわけでございます。


○19番(植山利博君)


 オープン型でいわゆる雨水で時間をかけて処理をし,処理水を,水処理をして放流する形,また,クローズド型は今ご説明ありましたように,屋根を設けまして,一定の散水はしますけれども雨水は入らない。大量の水を錦江湾の中に大量に処理は,もちろんきれいに処理をして流すわけですけれども,閉鎖性の高い錦江湾に大量な処理水を放流するよりも,できるだけ放流水を少なくし,より安全が将来的にも確保されるのではないかというそういう趣旨で屋根付きの公共関与という形でご提案を申し上げているところでございます。


○3番(秋広眞司君)


 公共関与型ということでありますが,これは具体的に県に求めるものですか。そういう理解でよろしいですか。


○19番(植山利博君)


 産業廃棄物処分場の建設については県が責任を持つといいますか。ということでありますので当然県が設置をすべき施設として捉えているつもりでございます。ただ,霧島市も今,一廃の処理場建設に向けて検討をしておりますし,先ほどの討論の中でも財政状況を勘案すると一廃の建設というのも大きな負担になりますので,今後,県そして霧島市,協議を進めながら,その担うべき姿,あるべき姿を協議をしながら進めればいいのかなと私個人的には思っているところであります。ただ,その辺までは提案者の全ての方と共通の認識がまだ得られている状況ではないと思いますので,一般的には県が設置をすべき産業廃棄物処分場の建設を求めていくということではないだろうかというふうに思っております。


○3番(秋広眞司君)


 県の方で進める公共関与型ということでありますけれども,現在,薩摩川内市で調整が図られている産業廃棄物処分場があるわけですけれども,これと並行して設置を求めるという理解でいいんですか。


○19番(植山利博君)


 今,県は薩摩川内市にまさに産業廃棄物処分場の建設に向けて努力をされております。しかし,県の将来的なビジョンとしては県内に3箇所程度の施設が必要ではないかというような趣旨の考え方のようでございますので,1日も早くこの霧島市にも県が設置するような産業廃棄物の施設の建設に向けて議会,執行部,そして市民が一丸となって取り組む必要があるのではないか。そのような趣旨でご提案を申し上げているところでございます。


○3番(秋広眞司君)


 県が造ったとしても,あるいは市が関与して造ったとしても我々の税金が,国民の皆さんの税金が使われることに間違いはないんですよ。税金が使われるんです。無駄なことじゃないかと思うんですが,そこら辺の考えは,国民の皆さんの税金が投入されるんだと,県民の皆さんの税金が投入されるんだという認識の上に安易にこのような動議を出される理由をもうちょっとはっきりとお伺いしたい。


○議長(西村新一郎君)


 18名の提出者の方々がおいででございます。代表の植山提出者が答えていらっしゃいますけれども,補足して18名の他の方で説明,答弁したい方がおいででございましたら挙手の上発言していただきたいと思います。


○19番(植山利博君)


 当然,公共関与型で建設をすることになれば,県が設置をしようが,市が関与して建設しようが,これは納税者の税金を使って建設するのには紛れもない事実であります。このような長期間にわたって,先ほどからも討論で出ますように,50年後,100年後の安心・安全の確保のためには,やはり税金を投入してでもより安全な,より住民の,多くの市民の理解を得るためには,税金を投入してでも必要な施設ではないかなという考えのもとにご提案を申し上げております。確かに民間でできるものは民間に任すべきでありますけれども,やはりこういうようなどこに公が関わり,どこが民間がなすべきなのかということが今後,環境の問題,こういう問題についてはしっかりと公共が責任を持つ,公が責任を持つというような観点からご提案を申し上げているところでございます。


○46番(宮内 博君)


 お尋ねをしたいと思いますが,今,提案者から必要な施設については税金を投入して整備をすべきだということで今回提案をしたというお話でした。先ほども若干議論がありましたように,産廃は県の許認可権に関する事務ですよね。我々が税金を使って整備をすべきというふうに言うのであれば,鹿児島県内17市の中で指宿市,西之表市以外,霧島市のみが一般廃棄物の管理型処分場を持っていないわけです。特に廃棄物処理法では一般廃棄物の処分については,それぞれの自治体に責任が問われています。であるなら,一般廃棄物の管理型処分場の問題について言及すべきではなかったんですか。そのことについてまずお尋ねをしておきたいというふうに思います。二点目には,合併前の旧1市6町の中で最大の人口を擁していた旧国分市で,当時の国分商工会議所が,産廃処分場の建設の陳情書を提出して,そして市議会はこれを採択をして,川内地区への産廃処分場建設誘致ということになったとこういうふうに聞いております。既に公共関与型の産廃処分場建設の問題については2年前の市長選挙で最大の争点になったわけですね。議会は可決をしたけれども,結果的には市民の多くの皆さんの反対によって処分場を建設すべきでないという今の前田市長がそのことを明確に述べられて当選をされたと,こういう経過があります。私はこの決議をするということは,また新たな政争の火種を残しかねない,再燃させかねない。そういう重大な問題だというふうに思いますけれども,その辺はどのように政治的に考えて提案をなさったのか。以上2点お聞きをしておきます。


○19番(植山利博君)


 産業廃棄物処分場は県が建設を責任を持ってするべきであり,市は一般廃棄物の処分場の建設を責任を持って当たるべきではないかという趣旨だろうと思いますが,この1点目については当然先ほども触れましたけれども,霧島市は今,一般廃棄物の建設について鋭意努力をしているわけでございますけれども,仮に県が進める産業廃棄物の処理場が霧島市内にできるだけ早い時期に出来るとすれば,これは一廃もそこに投入できるということになるわけですので,同じ税金を使うわけですけれども,霧島市の単独の財政的なものにはいくらか負担がないのではないか。その辺も含めた上での提案者の方々との協議はしたところでございます。それから県の建設するものについて議決をするのはいかがなものかというような趣旨も少し含まれていたと思うんですが,これは私どもの議会としての意志,思いを議決をいただくわけでありまして,後は県の対応がどうなるかということは,それは県が判断されることであろうというふうに思っております。ただ議会としての意思を明確にすべきではないかという思いで提案をしているということであります。それから2点目の2年前にもう決着済みではないかと,2年前の市長選挙を通じてそのことは決着済みなのに,あえて蒸し返すことによって政争の具になるのではないかというような趣旨のご質問だったと思いますけれども,市長が当選された直後の議会においても賛否両論ありまして,議会としての意思表示はこの2年の間にはなされていないのではないかというふうに私は思っているところでございます。また市長もあの時,白紙と言われて,今後はゴミ問題プロジェクトなどで,いろんな方の意見を聞きながら,このゴミの問題については,全勢力を傾けて対応をしたいというふうな趣旨の発言だったと思っておりますので,白紙であれば,また市民の合意が得られ,多くの理解が得られるものであれば白紙の上に絵を描くこともできるのかな,そういうような思いで1つは議会の意志を今度の民間の産業廃棄物最終処分場の建設の問題が出た時ですので議会としての立場を明確にすべきだという思いで提案をさせていただいているところでございます。


○46番(宮内 博君)


 後段の部分の既にこの問題については結論を得ている問題であって,また新たな政争の火種を再燃させるような大変大きな問題だということはあえて強調しておきたいというふうに思います。それから実際に産業廃棄物の処分についてはそれぞれ企業の排出者責任というのが明記をされているんですが,そのことについてはどのようなふうに見解を持っていらっしゃるのか。それが第1点,2点目についてですが,例えば霧島市内の最大の企業の1つである京セラなどは産廃についてどういう取組をしているかということなどについてはどのような見解を持っていらっしゃいますか。


○19番(植山利博君)


 今たまたま具体的に一企業の名前が出ましたので,全国的に展開される日本でも有数の企業におかれましてはその企業から出される廃棄物については一時処理なり一定の処理をされてその後処理をされるというふうに聞いております。ですから力のある大企業においてはそれぞれその自社から出た廃棄物については適切な処理をした上でその後の処分をされるというふうに理解をいたしておりますけれども,そこに至るまでの地元の中小零細企業,もしくはそれまでの財政力と言いますか,の至らない企業も今後は進出もされるでしょうから,そういう産業廃棄物の処理もしっかりと担うべきであるし,また鹿児島県に1箇所もないわけですから,当然いずれかに建設をし,県も3箇所程度は必要だと言っておりますので,この霧島市に建設を求めるべきではないかということでどうせ造るのならば,やはり安全性のより担保できる公共関与がふさわしいという趣旨で提案をさせていただいております。


○26番(山神生人君)


 先ほど急にこういう提起をされて,中身がまだ細かく詰められていない状況というのは把握をしているわけですけれども,最後の文章のところで公共関与のいわゆるクローズド式産業廃棄物管理型最終処分場建設を求める決議というところで2点ほどなんですけども,反対賛成の意見をお聞きしていますと,やっぱり最終的には財源ををどうするのかと。税金を投入するのかしないのかということが一つ先ほどから議題となっています。もう少し分かりやすく言うと安全を金できちっと対処するのか。いや金が要るんだったらある程度目をつぶるのか,そこら辺りの税金の投入の仕方が争論の1つだろうと思っています。だからここにおっしゃる公共関与というのはああいう安全をお金をかけてでも守らないといけないんだということの趣旨の公共関与のことなのかということが1点と,クローズド式というのは最近出てきた言葉ですよね。私もいろいろと全国見に行ってまいりました。技術はどんどん発展して産業廃棄物処分場も高度な,より安全な施設が段々段々開発されてきている中の1つのクローズド式ということが私はあるのかなと,クローズド方式でもいろいろありますよね。水を出さないクローズド式,水を循環させるクローズド式,そうして自然に返すクローズド方式といろいろありますよね。であれば,クローズド式であれば逆に税金をかけたらいけないという意見もありますので,逆に民間がクローズド式でより安全なものを造れば,逆に私はいいのではないのかなという気持ちも持っております。全国ずっと回って歩くと非常にレベルの高い処分場も見受けられるようです。皆さん方もそれは経験されていることかと思うんですけれども,であれば両方のことを加味しながら,そこら辺りを今後,今この文章にこだわらず,今後そういうことをもう少し追及していきながら,両方をもう少し歩み寄った形で,逆に,極端に言ったらですよ。民間だったらこのクローズド式だったらいいんだよというのか。そこら辺りの考えがあるのかどうかということを代表者の方にお聞きしたい。よろしくお願いします。


○19番(植山利博君)


 今,山神議員の2点質問にお答えいたします。まず1点目は安全性を税金をかけてでもあがなうのかということでありますけれども,やはり昨今の世上を考えます時に,やはり人の命,地球の環境,そういうものをしっかりと後世に伝えるためには一定の税金を,一定の糧をあがなってでも,これはきちっと守るべきだという風潮といいますか,そういう流れにあるのではないかなというふうに思っております。ですから結果として貴重な税金を投入してでもやはり末代,将来に向けてより安全,安心な方策を選択すべきではないかということであります。それから2番目のご質問でありますけれども,安全性がしっかりと担保,確保されるような施設であれば公共であろうと民間であろうといいのではないかという趣旨の発言ですので,そこまで提案者の皆様方と合意に至っているわけではありません。それは今後,仮に民間で多くの市民や多くの方々が安心・安全だと理解が得られるような提案があればそれはしっかりとそういう提案に取り組めばいいと思いますが,今の段階ではやはり公共関与型でクローズド方式のいわゆる屋根付きですね。いわゆるクローズド方式の建設を求めるのが今の段階ではやはりより安全性が確保されやすいし,市民の方々の理解も得られるのではないかなという判断で今回はこういう形での提案とさせていただいているところでございます。


○4番(池田綱雄君)


 この趣旨説明の中に市民総参画で合意形成のできる場所に建設したいということですが,私は市民総参画でできる場所などありえないというふうに思っています。どのように合意形成を求めていかれるのかお尋ねいたします。もう1点は,現在,市が一般廃棄物処分場の候補地を5箇所に絞り,やがて近いうちに1箇所に絞るというところで進めておりますが,これが採択されれば市は県に期待をし,市が現在進めている一般廃棄物処分場建設が後退するのではないかというふうに危惧いたしているところでございます。その辺の整合性はどのように考えておられるかお尋ねいたします。


○19番(植山利博君)


 今そこにありますように,場所の問題については今の段階でどの場所がいいというようなことは当然特定できるものではありませんし,理想論として1人でも多くの市民の方々のご意見を入れながら,1人でも多くの方々の合意形成ができる場所に選定すべきだという趣旨でありまして,100%,1人の反対もなく,100%全員が賛成をする場所ということは池田議員のご指摘のとおり不可能ではないかというふうに思います。ただ,そこの市民総参画で合意形成のできるというのは1人でも多いご理解がいただける場所という思いであろうというふうに私は理解をいたしております。それから,一般廃棄物処分場との整合性の問題でありますけれども,この一般廃棄物処分場は本当に霧島市が責任を持って建設しなければならない,目の前にきている課題でありますので,これをおろそかにするわけにはまいりませんが,仮にこれまでの委員会でのやり取りを聞いておりますと,民間の処分場ができた場合は一般廃棄物もそこに入れられるので,明確な答弁ではありませんでしたけれども,非常に微妙な言い回しで委員会の答弁もあったのではないかなと,私も委員会を傍聴しておりましたので肌で感じたところであります。ですから私どもは執行機関ではありませんので,本日この提案が決議をされても執行部がどのような対応をされるかということとはまた若干違ったものがあろうかと思います。市長は市長なりの判断を市民の声や議会の声を十分耳を貸しながら判断をすると,これまでも繰り返し述べておられますので,市長が適切に判断されると思いますけれども,その兼ね合い,整合性についても市長が判断をされるべきものではないかなと,また,その過程においては議会の意志としてそれぞれの時に適切に対応すべきであろうというふうに理解をしております。


○10番(徳田芳郎君)


 1点だけお伺いします。今,市が計画を行っている一般廃棄物と,また議員もほとんどの方々が産廃の必要性は認めているわけですので,そういった市の計画に対して議会としてそういったものに対する話し合いの上でこういった決議をされる考え方はなかったのかお伺いします。


○19番(植山利博君)


 ただいまのご質問はこういう形で唐突ではなくて,もう少しじっくりと議論を重ねた上で提案をすべきではなかったかというような趣旨だろうと思いますがこれまで,それぞれの議員がそれぞれの立場で産業廃棄物の問題については取り組まれ,見識をお持ちであろうかと思います。そして,この民間での持松への建設が目の前に来て,今日このことについて建設につながる市有地の払い下げの陳情の処理をする以上は,これを私は先ほどは陳情を賛成の立場で採決に加わりましたので,であればそのことについての対案を示すべきだという思いで,やはり本日議会としての意志を表すべきだという認識で,少し唐突ではあったかもしれませんけれども,18人という皆様と協議をした上で本日提案をさせていただきました。


○28番(下深迫孝二君)


 1,2点お伺いいたします。今,市長は,先ほども出ましたけれども,選挙の時に,反対のあるところには造らないということを明言されたわけですね。そして選挙にも通って来られました。そこで今この提出者の方にお伺いいたしますけれども,大方のと説明されましたけれども,大方のというのは半分以上理解が得られる場所があるというふうにお考えでしょうか,それを1点お伺いいたします。それと公共関与,県は薩摩川内市の方に先ほども出ましたけれども進めておられます。そうした時に,そんなに今,県の財政は私は豊かではないというふうに思っておりますけれども,そうそういくつも一遍に簡単に造れる施設なのか,そこら辺をどのようにお考えなのかということを2点だけお伺いいたします。


○19番(植山利博君)


 まず1点目の過半数の賛成が,新しく公共関与で建設するとなった場合にどこどこの地区,例えばこの特定の地域で過半数の賛同が得られる場所があると考えているかという趣旨の発言だったと思いますが,やはり時間をかけてでも,より1人でも多くの方の理解が得られる土地に,場所に選定をすべきだというふうに思っております。それから今,薩摩川内市で予定をされているのに,同時並行的に霧島市でも2箇所の建設が鹿児島県の財政状況の中で現実的に可能かというご質疑,ご指摘だったわけですけれども,私自身もそれが可能かどうか,そこまでの検証はいたしておりません。ただ,先ほども言いましたように,民間でのこういう建設がある以上,それをただノーと言う以上は次の選択肢を示すべきだという思いで今日皆様にお諮りし,18名の同意をいただいて提案をしたということであります。


○28番(下深迫孝二君)


 もう1点お伺いします。先ほども池田議員がおっしゃいましたけれども,薩摩川内市で今,かなりの反対がある中で,県も一生懸命,今取組をしております。そういう時にまたこちらでそういうものを出すことによって,水を差して,また向こうも壊れてしまうというようなことはお考えでなかったのかということをもう1点だけお伺いします。


○19番(植山利博君)


 薩摩川内市は薩摩川内市で粛々と進められるであろうし,私どもは過去にも候補地として県が建設を目指した経緯もありますので,しかも,くどくなりますけれども,県は将来的には3箇所程度の建設を目指すということでありますので,今後も霧島市の建設については可能性はあるというふうに理解をいたしております。


○34番(浦野義仁君)


 やらないつもりだったんですけれどもすみません。まず第1に公共関与管理型,クローズド型,これが良くて,民間は全部信用できないというふうにまず第1点感じるわけなんですよ。その根拠は何か教えていただきたい。第2点に,先ほども質問がありましたが,県の薩摩川内市の公共関与型の最終処分場建設に至っては最初永徳さんというのが最高責任者,最高は?山大作という部長なんですけれども,もう病院に入院されているんですよね。白髪ビンタに全部なって,今,前田さんという人がなっております。その下が種子島さんという方が現場担当でございます。非常に苦労されて,しかももうみんな手を引きたいと,逃げたいというのが現場の声なんです。これは実際私が聞いたんですよ。間違いございません。県も霧島市の財政ばっかり言っていても,県はご承知のように県の方が霧島市より先に夕張市みたいになる可能性があるんですよ。その中で何もかも公共関与だから県にあてがうというのは無責任なやり方であると思いますが,どう思いますか。それともう1点,18名の議員の方々の署名がございますけど,この18名の方々の合意がありながら,提案者の答弁が長すぎる。もう少し簡潔にできないか。なぜ長くなるか,その点についてこれだけ3つ。


○19番(植山利博君)


 公共関与の安全性がなぜ民間より高いか,その根拠は何かということですけれども,今までの委員会の論議を通じて,やはり皆さんがそういうふうに理解をされているのかなと,完全に閉めた後がどうだとかいう問題になった時,公共関与であれば責任の所在がやはりいつまでも明確なのかなという点,それから財政が県そのものが霧島市よりもある意味では苦しいのに,手を引きたいと思っているということですが,ただ公共関与の施設は県が責任を持って造らなければならない施設ですので,これはやはり県の責任で造っていかれるだろうというふうに思っております。それから答弁が長いということですが,なかなか意を尽くせないので長くなったことはお許しをいただきたいと思います。


○34番(浦野義仁君)


 私は提案者のことを云々するわけじゃないんですけれども,私は昭和50年頃から産業廃棄物に関しては,付きつ離れつ研究してまいりました。その当時,通産省に行ってマニフェストというのを作らんかと,管理票です。これを作れば,各企業企業秘密がある。便の検査と一緒で全部ばれるからこれは出せないというわけです。今政治家の方々が皆さん,市長が一番有名なんです。マニフェストを一生懸命言われるわけです。この管理票というので散々揉めたこともございます。昭和50年ですから,もう30何年ぐらい付かず離れずでやってまいりました。民間のですね。公共関与であれば全て安全かといえばそうじゃないです。また民間であれば全て安全かと,これはまた別なんですよね。ただ技術的には県も民間の技術を拝借しながら指導要綱を作っているわけです。だから公共,公共という言葉の重さというものは,公共は県であれば県民の福祉とサービスに尽くさなければならない議員諸氏はすべからくご存知だと思っております。その上で言うんですが,民間がなぜ悪いかということを示さなければいけないと思うんですよ。公共はなぜ安全かということも理由の1つとしてきっちり説明責任があると思うんですよ。だからこういうのを私も唐突に見せていただいたんですが,18名の議員の中で,その辺がきちっと精査されたものかどうか。その辺もお聞きしたいと思います。


○19番(植山利博君)


 再三同じような答弁を繰り返すことをお許しをいただきたいと思いますけれども,なぜ民間が安全性が低くて,公共が安全性が高いかということは,やはり民間は1つには営利をやはり目的といたします。そして民間の場合はいかなる大企業でありましても,時と場合によっては倒産という可能性すらないことはない。また公共の場合も夕張みたいなこともあるわけですけれども,結果としてはやはり何らかの形で国も責任を取り,公共関与であればより,いくらかは民間よりも信頼ができるのではないかということだろうというふうに思います。18人の合意があったのかということですが,一応,この文章を,提案のお示しをいたしまして,その上でご署名をいただいておりますので,この文章については署名された方は共感を持たれて署名をされたものだというふうに理解しております。


○34番(浦野義仁君)


 今の質問はちょっと要点を外れたと思いますけれどもね,皆さん今までの産廃行政がなっていなかったと思うんですよ。私も議長にも言ったんですよ。2,3日前,議長の山はどっさいあっで,おいげん山も布団も何もかいも10年前からうっせあっどんからん処分がしやならん。おはんげん山がひれでおはんげんうっせさせっくれと言ったんですよ。それぐらいなんですよ。まだ完全には腐れていないんですよ。そういう状態があるんですよ誰かの質問のとおり大変なんですよ。自分が処分したところは県に任せろとかじゃなくて,せめて霧島市の責任で市の廃棄物は処理するというのが人道的な意味を含めて,これは大事なことだと思うんですよ。私は産業廃棄物は一生懸命,千葉県に市川環境研究所というのがあるんです。日本で一番大きな産廃業者です。大分勉強をさせてもらいましたけれども,技術は進んでおります。活断層問題とかいろいろおっしゃいますけれども,これはもちろんありますよ。だけど川内原発の壁の厚さは90?なんですよね。あれで造ったんです。これ以上の厚みのやつで造ったところは多々あるんですよ。だから昭和40年代にできた産業廃棄物最終処分場を例に取られて,事故が起きたのは事実なんですよ,最近になって。それをそのまま引用して最終処分場に対して批判的になるのはいかがなものかと私は思うんですけれども,代表として。


○19番(植山利博君)


 私も民間の施設が必ずしも不安だということを言うつもりはございません。これは法的に全ての手順を踏まれて処理をされておりますので,その安全性というのは確保されているものだというふうに理解をいたしております。ただ,いずれかを選択するのかと言われた時にはやはり公共関与の方がより市民の方々の理解も得やすいのではないかなと,しかも今回建設をされようとしている場所,流末,様々なものを考えた時に,先ほど本霧島市議会としての結論が出ましたので,であれば事前の策もしくは対案を示すために公共関与型で造るべきではないかという提案をさせていただいているところでございます。


○6番(徳田拡志君)


 この求める決議ですが,これまずどこへ造ることを求めているのか。単純な質問ですね。私はこれを霧島市に設置することを求める決議とやはり入れるべきではないかというふうに思います。そしてもう1つは,先ほども同僚議員からもありましたけど,2年前の選挙の時に争点になったものですね。旧国分市議会において決議をしたものを白紙に戻して,県には造らなくていいという意思表示をしたわけですよね。それを今度は産業廃棄物処分場建設を県に求めるという決議を出そうとしている。同じ霧島市にありながら霧島市にもし設置を求めるのであれば,同僚議員が言ったように,まず薩摩川内市は壊れますね。霧島市が決議したんだから霧島市に持って行けという話になると思います。それは時期尚早ではないかなというふうに思います。それが1点ですね。もう1つは霧島市に設置を求める決議ということであれば,じゃ霧島市のどこに設置するのか,候補地もないのに決議を出すということであれば,我々議会の責任も問われる。この点について再度お尋ねいたします。


○19番(植山利博君)


 ここで場所の特定がないということでありますけれども,霧島市議会で決議をするわけですので,霧島市に設置をすべきだという趣旨であります。しかし,その霧島市の中の場所の特定はいたしておりません。その文章の中にありますように,市民総参画で合意形成のできる場所に建設をすべきであるということであります。それから明確に県にノーと言ったんだと,だからそれを蒸し返すことは整合性がないのではないかという趣旨だろうと思いますが,議会としては正式にノーという意思表示をこの2年間の間にした記憶は私はありません。ですから今回こういう形でご提案いたしているところです。薩摩川内市の建設については,県と薩摩川内市と地域の方々が協議をされていることでございますので,私の方からはそこのことについてはコメントはできないというふうに思います。


○議長(西村新一郎君)


 影響はないかということに対する答弁を。


○19番(植山利博君)


 それはやはり人が関わってすることですので,推進の方に影響があるかもしれませんし,それが停滞する方に影響があるかもしれません。それはいずれかは判断が私ではつきかねるところです。旧国分市では断念したと,しかし霧島市議会で決議があったと,であれば薩摩川内市も急ぐべきだというふうに影響がある可能性もありますので,そこは判断が難しいところではないかなというふうに思います。


○6番(徳田拡志君)


 影響があるかないかということが私は一番鹿児島県にとっても大事な問題だろうと思います。必ず影響は出てくるでしょう。その方向性を見てからでも遅くはないと,それと先ほど陳情第25号に対して,陳情書に対する賛成の意見をこの18名の中の方もいらっしゃったわけですが,やはりこれは無責任ではないかなと,責任のあるやっぱり決議を出さないといけないと思います。先ほども何人か出ましたが,民間が悪くて,公共がいいのか。今一番信用できないのは,国と県,市なんですよ。そうでしょう。だからしっかりと責任を持ったことをやる。今回のこの決議だってそうですよ。県が産廃場を造れば市の一廃の最終処分も捨ててもらう。身勝手な話でしょう。自分の腹を切る覚悟はないんですよ。18名の方々に申し上げます。私は霧島市に設置を求める決議とすべきである。これが第1点です。そうなのかどうか伺います。そして県の造ったものに参画するのであれば,県と市と共同設置を求めるこのような決議文にされた方がよろしいのではないかと思いますが,その2点いかがですか。


○19番(植山利博君)


 今,徳田議員のご指摘はもっともなことが多いだろうと思います。しかし,今回は18名の方々によってこの文章を作ったものでありますので,とりあえずこの文章でご判断をいただきたいというふうに思います。


○議長(西村新一郎君)


 他にございませんか。


                 [「なし」と言う声あり]


 これで質疑を終わります。討論に入ります。討論はありませんか。


○46番(宮内 博君)


 私は日本共産党市議団を代表して公共関与による産業廃棄物処分場建設を求める議員発議に対し,反対の立場から討論に参加をするものであります。私が本案に反対する第1の理由は公共関与による産業廃棄物処分場建設については既に市民の審判を受けている問題だということであります。旧国分市議会で商工会議所からの産廃処分場建設の陳情書が提出されたことを受けて,川内地区に建設計画が進められ,それが前回の市長選の最大の争点の1つとなりました。川内地区を中心に1万2,557名の建設反対署名が集まり,地域住民の合意形成のない地域での建設には反対との立場を明確にした前田市長が当選をし,その後の市議会で川内地区への産廃建設計画について白紙に戻した経過があります。第2に廃棄物処理法は一般廃棄物について市町村で処理を義務付けておりますが,産業廃棄物については事業者が自ら処理することを義務付けており,産廃は県の所管に関する事務であります。今,霧島市が取り組むべきは一般廃棄物が安全に処理できる施設の建設であります。県下17市の中で一般廃棄物管理型処分場のない自治体は西之表市,指宿市,霧島市のみであり,我が党市議団は先ほども申し上げましたように市民の合意が得られる安全な地域にクローズド方式による公共施設として一般廃棄物管理型処分場は建設すべきであるということを改めて提案をしておきたいと思います。第3に誘致する企業のためにも産廃処分場は必要と言われますが,自治体として循環型で廃棄物を出さない製造,流通を考えた企業の誘致に努めるべきであります。京セラ国分工場はホームページの中で産業廃棄物について,2000年4月から産廃削減プロジェクトとして排出量の削減及びゼロエミッション達成を目標に取り組み,廃棄物を社内処理する設備の稼働化,可燃物,廃油の燃料化に取り組み,従来100%埋立処理をしていた廃プラスチック類,ガラス類,ゴム類,陶磁器類,くずなど26項目を細分化し,そのすべてを資源化したと報告をしております。今回の議員提案による公共管理型産廃処分場建設推進は霧島市政に新たな混乱の火種を持ち込むことであり絶対反対であります。


○議長(西村新一郎君)


 他にございませんか。


                 [「なし」と言う声あり]


 これで討論を終わります。採決します。議提第1号について原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。


                   [賛成者起立]


 議員総数45名,起立者23名,賛成多数であります。したがって議提第1号は原案のとおり可決されました。これで今臨時会に付議されました案件の全てを終了しました。したがって,平成20年第1回霧島市議会臨時会を閉会します。ご苦労様でした。





               「散 会  午後 零時24分」