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鹿児島県 霧島市

平成19年第3回定例会(第5日目 9月14日)




平成19年第3回定例会(第5日目 9月14日)





              平成19年第3回霧島市議会定例会会議録


 
1.議事日程は次のとおりである。


                   平成19年9月14日(第5日目)午前9時開議


┌──┬──┬───────────────────────────┬─────┐


│日程│議案│   件                 名     │ 備 考 │


│  │  │                           │     │


│番号│番号│                           │     │


├──┼──┼───────────────────────────┼─────┤


│ 1│  │一般質問 新橋 実君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・学校給食について            │     │


│  │  │      ・有害鳥獣保護区内で起こった死亡事故のその│     │


│  │  │       後の経過について            │     │


│  │  │     山浦安生君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・霧島連山の自然環境について       │     │


│  │  │     吉永民治君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・危機管理体制について          │     │


│  │  │     岡村一二三君(★ページ)          │     │


│  │  │      ・地方自治法第242条(住民監査請求)の取扱い│     │


│  │  │       について                │     │


│  │  │     脇元 操君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・土木行政について            │     │


│  │  │     田代昇子君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・高齢者対策について           │     │


│  │  │     秋広眞司君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・新教育基本法下の教育改革について    │     │


│  │  │      ・国保税の引下げについて         │     │


│  │  │      ・自治会への未加入者対策について     │     │


└──┴──┴───────────────────────────┴─────┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君      2番  松 元   深 君


    3番  秋 広 眞 司 君      4番  池 田 綱 雄 君


    5番  有 村 久 行 君      6番  徳 田 拡 志 君


    7番  山 浦 安 生 君      8番  神 園 三 郎 君


    9番  厚 地   覺 君     10番  徳 田 芳 郎 君


   11番  宮之原   稱 君     12番  黒 木 更 生 君


   14番  四 元 寿 満 君     15番  新 橋   実 君


   16番  仮 屋 国 治 君     17番  林 薗 澄 男 君


   18番  脇 元   操 君     19番  植 山 利 博 君


   20番  上 鍋 正 光 君     21番  塩井川 幸 生 君


   22番  久 保 史 郎 君     23番  岡 村 一二三 君


   24番  島 廻 一 心 君     25番  木野田 恵美子 君


   26番  山 神 生 人 君     27番  池 田   守 君


   28番  下深迫 孝 二 君     29番  栫 井 成 孝 君


   30番  吉 永 民 治 君     31番  今 吉 歳 晴 君


   32番  尾 崎 東記代 君     33番  木 場 幸 一 君


   34番  浦 野 義 仁 君     35番  池 田   靖 君


   36番  細山田 為 重 君     37番  蔵 原   勇 君


   38番  田 代 昇 子 君     39番  前川原 正 人 君


   40番  窪 田   悟 君     41番  川 畑 征 治 君


   42番  深 町 四 雄 君     43番  時 任 英 寛 君


   44番  中 村 幸 一 君     45番  西 村 新一郎 君


   46番  宮 内   博 君     47番  徳 田 和 昭 君


   48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


   な  し





4.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長   前 田 終 止 君   副  市  長  南   洋 海 君


 副  市  長   福 永 いたる 君   総 務 部 長  西 重 正 志 君


 企画部長兼行政   山 口   剛 君   生活環境部長   南 田 吉 文 君


 改革推進監


 保健福祉部長    今 村 恭 一 君   農林水産部長   東   邦 雄 君


 建 設 部 長   秋 窪 直 哉 君   工事監査部長   大 井   正 君


 消 防 局 長   中 村   昭 君   会計管理部長   池 田 和 弘 君


 水 道 部 長   濱 崎 幸 嗣 君   税務対策総括監  末 野 賢 了 君


 危機管理監兼    宇 都 克 枝 君   商工観光部次長  柳 田 秀 徳 君


 安心安全課長                兼商工労政課長


 建設部次長兼    塩入谷 政 秋 君   消防局次長兼   西 尾   潔 君


 建築住宅課長                総務課長


 広報広聴課長    間手原   修 君   財 政 課 長  平 野 貴 志 君


 税 務 課 長   川 畑   巧 君   収 納 課 長  山 下   修 君


 企画政策課長    馬 場 勝 芳 君   共生協働推進課長 横 手 航太郎 君


 行政改革推進課長  濱 ? 正 治 君   環境衛生課長   川 村 直 人 君


 市 民 課 長   宗 像 成 昭 君   保険年金課長   坂 元 良 行 君


 社会福祉課長    後 庵 嘉 文 君   児童福祉課長   隈 元   悟 君


 高齢・障害福祉課長 西     剛 君   林務水産課長   山 下   晃 君


 耕 地 課 長   馬 場 義 光 君   観 光 課 長  後 藤 辰 美 君


 都市整備課長    篠 原 明 博 君   隼人総合支所   荒 瀬 美 行 君


                       総務課長


                       隼人総合支所


 隼人総合支所    東 村 茂 子 君   土木課長兼都市  久 永 哲 士 君


 福祉課長                  計画課長


 隼人総合支所    矢 野 昌 幸 君


 建築課長





 教  育  長   ? 田 肥 文 君   教 育 部 長  吉 永 冨城夫 君


 教育部次長兼    野 村   望 君   教育総務課長   東 郷 一 徳 君


 生涯学習課長


 学校教育課長    村 田 研 史 君   スポーツ振興課長 中 重 喜 衛 君





 代表監査委員    大 山 東 生 君   監査委員事務局長 小 濱   泉 君





5.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長    藤 田   満 君   議事調査課長   上 原 勝 己 君


 議事調査課課長   満 留   寛 君   書    記   福 永 義 二 君


 補佐兼議事係長


 書    記    井 上 寛 昭 君   書    記   米 元 利 貴 君





6.会議のてん末は次のとおりである。





              「開 議  午前 9時00分」


○議長(西村新一郎君)


 これより本日の会議を開きます。





  △ 一般質問





○議長(西村新一郎君)


 昨日に引き続き一般質問を続けます。15番新橋実議員より2件通告がされております。したがって,新橋実議員の発言を許可します。


○15番(新橋 実君)


 皆さんおはようございます。一般質問もいよいよ最終日になりました。執行部の皆さん,議員の皆さんお疲れでしょうけども,また,私の大きな声を出しますので,しっかりと聞いてください。よろしくお願いします。ただいま発言の許可をいただきました。通告に基づき質問をいたします。夏休みも終わり子どもたちも元気よく学校へ通っているようです。休みの期間中大きな事故や災害もなくホッとしております。先日の新聞報道では熱中症の影響で体育祭が中止に追い込まれた所もあったようです。子どもたちの安全管理については,教育委員会,学校が連携を図りしっかり対応していただきますようお願いをいたします。それでは,質問に入ります。今,世間では食品の賞味期限切れ販売や食肉偽装問題等々住民の暮らしを脅かす大きな問題が数多く報告されています。何年も前から繰り返されてきたことが内部告発などにより問題化しています。これ以上国民に嘘はつけないといったことだと思いますが,非常にやり切れない思いがいたします。多くの良識ある事業者の皆さんにとっても非常に残念な迷惑なことだったのではないかと感じておりますが,一部のこうした事業者の偽装問題で私たち市民も食材について真剣に考えていく必要があると感じております。これまで諸外国の偽装や薬物汚染等大きな問題も報告されておりましたが,わが日本でもこうした事実が報告されたことにより国民の皆さんが相当な不安を持っていると感じております。学校給食で使用されている食材の中で外国産の鶏肉を国産と偽って北海道の業者が販売していたことも報道されました。そこで学校給食についてお伺いをいたします。霧島市の学校給食は自校方式とセンター方式に大きく分けられております。自校方式も,センター方式についてもその食材の納入に当たっては入札により購入されているとお聞きしております。食材についても多くの種類があると思いますが,納入業者の入札はどのような形で行われているのか。また,市は入札で決定した業者の実情,場所や設備,人員,安全管理面など把握しているのかお伺いをいたします。二つ目に自校方式である国分地区ではドライ式とウェット方式が取り入れられておりますが,職員の異動及び給食調理員の異動等もあり,担当者が替わるたびに指導内容も変わるといった話もよく聞きます。学校給食を作る上でのマニュアル整備はされているのか。給食を作る上で十分な対応ができているのかお伺いをいたします。三つ目に安心安全な給食を子どもたちに食べさせるために夏休み期間中には給食調理員を対象とした食育についての勉強会等も開催をされているようです。今年も8月26日に鹿児島市の県民交流センターで行われているようです。大変大事なことだと思います。そこでお伺いをいたします。市は給食を作っている現場を実際見たことがありますか。また,学校給食に対してはすべて学校と栄養士の先生に任せているのか。市としてどのように関与しているかのをお伺いをいたします。次に,2項目目の質問に入ります。3月議会でも質問をいたしました有害鳥獣保護区内で起こった死亡事故についての経過についてであります。未だ議会に対しても,私個人に対しても経過が報告なされておりません。昨年10月に農家の方からイノシシによる農作物被害届が提出され,市の職員が立ち会い事実関係を確認し,死亡した男性たちが所属する猟友捕獲隊に市当局が有害鳥獣駆除の指示書を出された。捕獲隊はその指示書に従い城山公園内の下側にある児童の森公園内にある山林の中で事故が発生したとの報告でした。その説明の中では「駆除のための捕獲については鳥獣保護区内でも実施は可能である。」との答弁でしたが,本当にそうした場所で猟犬を使い発砲することができたのか今でも疑問に思っております。3月議会においては農林水産部長は答弁の中で「警察が捜査中であり,まだ実態を把握していない。状況把握ができない状況であり,報告に時期を失っている。」とのことでありました。昨年11月の事故であり,はや9か月半が過ぎました。亡くなられた方には奥さんと3人のお子さんがおられます。当時会社員だったとのことでしたが,現在は収入も激減していると思われます。生活も大変ではないかと想像するわけですが,市としての対応を含め経過をお伺いいたします。以上,壇上からの質問を終わり,答弁によっては自席から再質問をいたします。


○市長(前田終止君)


 皆さん改めましておはようございます。新橋議員から2点につきましてご質問がございました。2点目につきましては私の方から答弁をいたします。1点目につきましては教育部長が答弁をいたします。2点目の質問は有害鳥獣保護区内で起こった死亡事故その後の経過についてでございました。昨年の事故発生から約9か月が経過をしたが,その後の経過を問うということでございました。有害鳥獣保護区内で起こった死亡事故のその後の経過についてお答えをいたします。昨年の10月に国分の重久の農家からイノシシによる農作物の被害届が出され,現地調査をした結果,被害が確認されましたので,国分地区の捕獲隊に対しまして有害鳥獣捕獲の指示を出しました。その捕獲の実施中に城山公園下の山林地内で捕獲隊員が発砲された弾が一緒に従事されていた捕獲隊員に当たり,その隊員が死亡するというあってはならない事故が起きてしまいました。指示を出した市といたしましてもこのことにつきましては十分問題意識を持ち,その後猟友会や捕獲隊などの関係機関とも安全確認につきまして協議を重ねてきたところでございます。また,亡くなられた捕獲隊員には心からご冥福をお祈りいたしますとともに,再発防止に万全の注意を払ってまいりたいと考えております。さて,ご質問のその後の経過でありますが,警察によりますと,今回の事故は過失事件のために認定作業に時間がかかり,まだ取調べが続いており,検察庁へ送致されていない状況であると伺っております。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 学校給食の1点目についてお答えします。食材の納入については,安全な食材の仕入れ,安定供給,安定価格の面から,米,冷凍食品の肉・魚介類は,鹿児島県学校給食センターから仕入れを行っております。その他の食材については地産地消の観点から地元の組織,個人などできるだけ地元に依頼して納入してもらっております。入札につきましては,共同調理場においては2箇所が毎月入札を実施しております。他の共同調理場については価格安定や安全な食材等の条件を付けて納入業者を選定しております。国分管内の調理場については規格書に基づいて各学校で納入業者を選定しております。次に,2点目についてお答えします。共同調理場におきましては,3給食センターがウェット式,3給食センターがドライ方式を採用した調理場となっています。旧国分市管内では,単独調理場14校のうち10校がウェット方式,4校がドライ方式を採用した調理場となっています。ウェット方式に比べドライ方式は床面に水を流さないという利点があります。したがいまして,調理の作業手順等も各学校で違っております。調理方法や作業工程の確認等は日々栄養教諭と調理員の相互確認がなされております。また,アレルギー対応食については学校からの要請により臨時調理員を派遣しております。次に,3点目についてお答えします。霧島市教育委員会が主催する研修会としましては,栄養教諭,栄養職員を対象にした学校栄養教諭等研修会や教職調理員を加えた学校給食研修会を夏季休業中に実施し,安心安全な給食,食育の推進に努めております。栄養教諭,栄養職員と調理員との連携につきましては,学校給食の狙いである食生活の合理化,栄養の改善及び健康の増進を図ることや食料の生産,配分及び消費について正しい理解に導くこと等を踏まえて各学校及び各センターとも献立確認の場を設定したり,給食の実施される前日の午後か当日朝にミーティングを行ったりして衛生面や作業工程等の確認を行っており,効率的・衛生的な給食調理に努めております。また,学校では,衛生管理に関する校内での研修を実施し,衛生管理体制の整備や学校給食従事者の健康管理等の徹底を図っております。さらに校内献立検討会を毎月実施して児童・生徒がおいしく,安心して食べることができる魅力ある献立を目指して努力しているところでございます。


○15番(新橋 実君)


 今日は学校給食ということで質問したわけですけども,給食という面では保育園の方も給食があるわけですけども,保育園についてはどうでしょうか。まずお伺いします。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 霧島市内には12の公立保育所がございましてそれぞれに調理場がございます。それでそれぞれの園が随意契約で地元業者に発注しております。


○15番(新橋 実君)


 はい,ありがとうございました,急な質問だったんですけども。先ほどお伺いしますと,一応学校給食でもセンター方式,自校方式,この中でも自校方式のある学校は,市は全然,その食材の納入等については学校に任せて全然タッチをされてないということで理解していいんですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 市全体としまして学校給食運営審議会という組織をつくっております。その中で今ご指摘のありました「学校給食用の物資調達の方針について」とか,あるいは「学校給食の栄養改善と啓発指導」といったようなことを含めて給食全体について審議,協議をする場を設定をしているのが一つございます。


○15番(新橋 実君)


 そこについては市教育委員会からどなたが出席をされている,何人ぐらい出席されておりますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 給食担当の二人と,それから私と3名は出席をしております。


○15番(新橋 実君)


 ということは,納入についてはでしょうけども,その金額,各学校ばらつきもあると思うんですけども,その面についてはいかがですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほど教育部長の答弁にもありましたように,それぞれ入札を行っているセンター,それから契約会を開いている場所,それから規格書に基づいて契約をするというようなこと等でありますので,統一してというところまでは至っていないところでございます。


○15番(新橋 実君)


 やはり食材を納める側としても,やっぱり市がこういった子どもたちが安心して食べられる食材を納めていただいている業者に対してはやっぱり直接足を運ばれるか,場所とか,やっぱりそういった安全面の確認をしっかりとされた方がいいと思うんですけど,その辺はいかがですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 霧島市内に設置されております六つの給食センターについては当然センターの職員等が直接出向いて実地での調査をするというようなこと等もございます。ただご指摘のとおり,いわゆる自校方式の学校については,納入業者について私どもが直接出向いてといったようなことはまだ実施しておりませんので,今後そういったことも考えていきたいというふうに思っております。


○15番(新橋 実君)


 やはりそこは今後,食肉偽装とか,いろいろありましたけども,私たちの所はそうではないと思うんですけども,やはり市としても,責任は最終的には教育委員会の方か市の方に来ると思うんですよ。その辺の確認はしていただきたいと思いますが,もう1回お願いします。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほど来ご指摘のとおり,学校給食に限らず,いわゆる食材について様々に指摘があり,そして大きな課題が浮上しているというような現状がございます。幸いなことに本市においては食材に関してそういった課題が起きたということはまだ聞いておりませんけれども,しかし,事前にそういった課題が起きないように今後は十分検討をしていきたいというふうに考えております。


○15番(新橋 実君)


 よろしくお願いします。やはり安心安全な食材を学校へ運搬されている業者がどういった業者なのか。やはり自校方式の学校はなかなか目に見えないところもあると思います。その辺をしっかりと今後は調べていただきたいと,よろしくお願いします。それでは,栄養士の先生や給食調理員の方々から納められた食材の見た目や品質などについて話を聞いたことはございませんか。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほど申し上げましたように,例えば,入札あるいは契約会というようなことを事前に行っておりますので,そういった所でのまずは確認をしていただく。そして,また,毎日直接物資の納入については検収に立ち会っておりますので,そういった所で確認はできているかというふうに思っておりますが,いわゆる異常があったというようなこと等については今のところ私どもの所には届いておりません。


○15番(新橋 実君)


 確かに異常があってからでは遅いわけですよね。その前にやっぱり対応していかなきゃいかんと思うわけです。今後,横浜市等では市が直接食材納入する所もあるわけですね。そういったことも含めて今後市が直接食材を購入してすべての学校に配付するとか,そういったことを考えていることはございませんか。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほど部長の答弁の中にもございましたけれども,冷凍食品等々安心安全,そして安定価格での供給が図られるようにというようなことで県の学校給食センターの利用を既に行っております。すべての食材について市がということはなかなか難しいとは思うんですけれども,やはり品質管理等については今後一層努力をしていく必要があろうというふうに考えております。


○15番(新橋 実君)


 先ほど「国分管内の調理場においては規格書に基づいて」ということだったですけど,どんな規格になりますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 ある学校の内容を申し上げますと,例えば,青果に関する規格書,それから食肉に関する規格書,そういったことで具体的には,例えば,青果で言いますと,じゃがいもは大きさはこれ以上ですよと。あるいは日焼けとか,緑化,発芽等がない品物でなければなりませんよというようなこと。大根については鬆が入っていない大根に限りますよというようなことで,仮にそれに合わない内容であった場合には,これはもう返品,交換というようなことが前提になりますというような内容でございます。それから,例えば,食肉については,先ほど議員も触れられましたけれども,まずは国内産であるということ。それから新鮮であり云々というようなこと等も入っております。今ののは豚肉でございます。それから鶏肉あるいは牛肉についても同様でございます。


○15番(新橋 実君)


 しかし,やはり食材が来て,「鬆が入ってどうこう」とか言われますけども,実際現場に来た物はなかなかこう返品というのはできないんですよ。確かにそういった食材もあるらしいんですよ。それを今から持って帰ってまた持ってこいというようなことも言えずに,それを使ってる現状もあるんですよ。そういったことは市は全然知らないんですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 課題のある食材をそのまま使って,例えば,衛生管理上非常に大きな問題があるというものについては,当然,今申し上げましたように,返品をして,そして交換をしていただく。あるいは代わりの品物を納入していただくというようなことで,なかなかこう線引きは難しいとは思うんですけれども,食材として使えない物をあえて使うというようなこと等は実際には起きていないというふうに理解しております。


○15番(新橋 実君)


 それがあるんですよね。品物が来ればやはりその,これは野菜に限らず,いろんな食材がございます。だから,私は,そこで学校としても,給食,その学校教育課長もですけども,しっかりその食材がどういうふうな物が来て使われているか抜き打ちでも私は見てほしい。それがあったわけですよ,今回の質問の中にはですね。やはり栄養士の先生もいらっしゃいます。給食調理員の方もいらっしゃいますけども,職員の方はもう二人で,二人ですよね,ほとんど,後でまた聞きますけども。やはりその中でこの品物を本当使っていいんだろうかと思っても,それを本当に,もう持ってきていればなかなかこう使わざるを得ないような状況もあるわけです。だから,その辺をもうちょっと徹底していただくためにももう少し市としても対応していただきたいと思うんですが,いかがでしょうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほども申し上げましたように,センター方式の箇所につきましては直接そういった確認ができるかというふうに思います。ご指摘のとおり,自校方式の内容については私どもも,抜き打ちといいましょうか,抽出をしてでも品質の状況等について今後確認をしていきたいというふうに考えます。


○15番(新橋 実君)


 先ほど言いましたけども,事故は今現在は発生してないわけですけども,もし事故が発生したら最終的な責任はどこになるんですかね。


○学校教育課長(村田研史君)


 以前このことについては話題になったかと思いますけれども,いわゆる給食費,食材に,給食費の徴収については学校長の責任においてということになりますけれども,例えば,その給食全体についてはやはり教育委員会のいわゆる責任を問われるということも当然考えられると理解しております。


○15番(新橋 実君)


 教育委員会もですけど,やっぱり市もなんですよ。市も責任を問われるんですよ,だから。だから,教育委員会に任せてるんだったら教育委員会の方でしっかり対応していただきたいと思いますので,今後よろしくお願いいたします。先ほど申しました夏休みを利用して今回も食育についての勉強会が行われたということでした。各学校ではやはり担当者が替わるとその指示される内容が非常に変わるらしいんですよね。その人その人によって違うらしいんですよ,教え方もですね。だから,私は,こういった夏休みという休みの時期があるわけですから,こういった時期を利用して,先ほども言われておりましたけども,何か話し合いがあるようなことですけども,本当に下の方までこう伝わってるのかですね。やっぱり栄養士と職員,調理員を含めた,他の学校等もすべて含めた交流会,勉強会等必要だと思うんですけども,その辺については今の現状で足りていると思いますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 十分であるかどうかということを問われますと,全く100%足りておりますということはなかなか言いにくいかとは思います。しかし,今ご指摘のように,調理員の方も含めての研修会というものについては実施をしているところです。それから,先ほど担当者が替わるとそのいわゆる作業工程が異なってなかなか難しいというようなご指摘がありましたが,やはり担当者としてもより安全で,そしておいしく,そして効率的な作業を進めたいというような意図があるわけですので,当然そういった所には工夫がなされ,改善が図られていくということになるのではないかなと理解しています。


○15番(新橋 実君)


 できるだけ理解が図られるように今後教育委員会としてもタッチをしていただきたいと思います。ちょっとお伺いしますけど,先ほど自校方式,センター方式の学校の数をもう1回ちょっと教えていただけますかね。


○学校教育課長(村田研史君)


 自校方式で給食を提供しているのは旧国分地区でございまして14校でございます。そしてあとの旧町について,6旧町についてはすべてセンター方式でございます。


○15番(新橋 実君)


 このそしたら学校ごとにこの栄養士の数,職員の数,嘱託調理員の数を示してください。生徒数も分かりましたら,お願いします。


○学校教育課長(村田研史君)


 すべて学校ごとでよろしいでしょうか。(「はい,国分だけでいいです。」と言う声あり),国分だけですね。国分北小は供給数が513でございます。それから職員については5名,ウェット方式でございます。それから,青葉小が供給が760,職員が5名でございます。ウェット方式ですけれども,職員の工夫によりまして一部ドライ方式になっております。木原小学校が供給数が34,職員が1名でございます。ウェット方式です。川原小40食,職員が1名,ウェット方式でございます。国分小721食,5名の職員が当たっております。ウェット方式でございます。向花小が386食,職員が5名でございます。ドライ方式です。上小川小182食,3名で対応しておりましてウェット方式でございます。国分西小が1,046食,5名ないし6名で対応をしております。ウェット方式でございます。平山小が20食で1名で対応,ウェット方式でございます。塚脇小が21食,1名で対応,ウェット方式です。国分南小が492食で5名で対応をしております。ドライ方式でございます。国分中が704食で5名で対応をしております。ウェット方式です。木原中が38食で,先ほど申し上げました1名でこれは両方の学校に対応しておりましてウェット方式であります。それから,国分南中が670食で5名で対応をしておりましてドライ方式であります。舞鶴中学校が681食で5名対応のドライ方式でございます。


○15番(新橋 実君)


 今現在いろいろその生徒数,それと職員の数ということだったですが,これ職員でも嘱託調理員というこれ職員になるんですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 今申し上げました調理員数は正規の職員と臨時の職員,それから特に繁忙期に,例えば,西小学校につきましては5名ないし6名と申し上げましたけれども,どうしても既定のと言うんでしょうか,従来の人数では賄い切れないという時に配置をする職員も含めてでございます。


○15番(新橋 実君)


 今,木原小が約70ぐらいですね。川原40と,そして小さい学校,平山20,塚脇21ということで,ここは職員が一人で対応しているということなんでしょうけども,今のこの数,この嘱託調理員の数です。職員の数等含めて適材適所に配置をされていると思いますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 私どもはこの調理員の配置につきましては,一応規則に沿ってと言うんでしょうか,最低これだけの調理員が必要ですよというものに沿って配置をしております。しかしながら,現在では,例えば,アレルギー体質の子どもがかなり増えてまいりまして,その対応に苦慮しているというようなのも現実でございます。そういったことでこの調理員の数の調整については今後十分こう検討をしていく必要があるというふうに考えているところです。


○15番(新橋 実君)


 やはりこの見ますとドライ方式が少ないわけですね。ドライ方式,ウェット式,これは後で質問しますけども,その中でこの現在その嘱託と言われる給食調理員の雇用,この実態はどういうふうになっていますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 雇用の実態でしょうか。どのようにお答えすればいいでしょうか。


○15番(新橋 実君)


 すいませんね,私が余り簡単に言い過ぎましたかね。結局,普通嘱託というのは1年雇用とか,いろいろあると思うんですけども,例えば,学校によって替わられるわけ,嘱託調理員もどんどん替わっていくわけですね。替わっていく中で何を基準に,その1年とか,半年とか何かあると聞くんですけども,その辺をお伺いします。


○学校教育課長(村田研史君)


 合併後については特に大きく異動をしたということはございません。


○15番(新橋 実君)


 いや,私はそういうんじゃなくて,雇用の日数ですよ。例えば,4月から何月まで,4月から1年間を雇用するのか。それとも,聞くところによると半年とかいう話を聞くわけですけども,その辺はどうですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 雇用形態について,例えば,日数等については,ちょっと時間をいただいて,後でお知らせするということでご理解を,ご了解をいただきたいんですが。


○15番(新橋 実君)


 これがないと私も後が続かないんですけども,実際聞くところによりますと半年ごとに雇用されるらしいんです。4月から9月で打切り,9月から3月になっているらしいんですよ。なぜそんな半年ごとに嘱託調理員を替わられるのかですね。半年経ったらもう言えば辞めてもいいよというようなことですよね,実際言われれば。調理員の方も非常に不安を持っていらっしゃるわけです。これについてはどうしましょうかねえ,議長。そっちは分かりせんか。雇用契約期間ということで,私は日数と言いましたので,期間ということでお願いします。


○学校教育課長(村田研史君)


 ちょっとそのことについても確認をさせていただきたいと思うんですが。


○議長(西村新一郎君)


 このことがなければ次に進めないということでございますが,すぐ対応できますか。しばらく休憩をします。


               「休憩  午前 9時36分」


               ──────────────


               「再開  午前 9時39分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。新橋議員の一般質問を続けます。


○15番(新橋 実君)


 先日,西小学校の給食用の食器等の保管場所の問題等も指摘をされておりましたですね。私もあそこ,西小学校に行く機会があるんですけども,やっぱり感じておりました。食器が廊下にこうずうっと置いてあるわけですね。今回改善されるとのことでしたが,衛生面も問題がないようになりますか。どうでしょうか。どういうふうな形でされますか。


○教育長(?田肥文君)


 今の状況は庇を出してあったり又は庇の下に置いてあるという状況ですので,囲う方法をとらないとならないのかなというふうに今検討をしているところです。


○15番(新橋 実君)


 やはり学校側がどういうふうな状況であるかというのは行ってみないと分からんわけですね。やっぱりそういった問題を含め,今後環境の問題等も含めて,人数面に関してもしっかりと対応していただきたいと思います。いかがでしょうか。


○教育長(?田肥文君)


 今年度の予算ではちょっとどうなるのか。まだそこ辺を検討させていただきたいと思います。どうしても今の状態では衛生面にやはり問題があるというふうに感じております。


○15番(新橋 実君)


 やはり教育長も見られて安全面はやっぱり不安だということですので,そこは市長早目に予算をつけていただいて補正でも組んでやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。先ほど言いましたように,国分地区の場合ですが,各学校職員は一人はいるわけですね,小さい学校,上場地区の学校。こういった学校はやはり職員が一人で対応してる。三十数名,二十何名,何とかこう下場の学校でやっぱり給食を作って配達をするといったことなど考えたことはないですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 ご指摘の点ですけれども,確かに一人で対応している学校については急に休まざるを得ないというような状況が出てきた時に代わりの調理員を配置するというようなことで大変苦慮しているところもあるわけです。そういったこと等も含め,それから施設の安全等も考えながら,以前も話題になりましたけれども,いわゆる単独校については今後センター方式等も含めて検討をする必要があるだろうということは話題になっております。


○15番(新橋 実君)


 センター方式,それもなかなかすぐにとはいかないと思うんですよ。やはりこういったことをすることによって職員がそっから空いてきた場合,下の学校,そういう少ない学校に,今でもいっぱいいっぱいでやってるわけですから,そういった所に配置をされるとより安全安心な給食ができるかと思いますので,その辺についてもよろしくお願いします。聞くところによりますと,この自校方式の学校ですけども,食材の納入に当たっては地区ごとにばらつきもあるとお聞きいたしました。例えば,ある地区においては一部の事業者は食材の納入に当たって運賃を取るというようなことも聞いておりますけど,この運賃は,これは給食費に入っているんですかね。どうなんですかね。


○学校教育課長(村田研史君)


 その運賃まで入っているということについては初めて伺ったわけですけれども,以前の議会の中においても給食費はどのように使われているのかというようなお尋ねがございました。そうしたときには確か食材に充てておりますというふうにお答えしたかと思います。基本的にはそのように考えております。


○15番(新橋 実君)


 だから調べてもらいたいんですよ。食材の納入に当たってその食材を持ってくる運賃まで取ってるとこもあるんですよ。やっぱりそういったところはそれに含めるとか,やっぱりそういった形で,それが当たり前じゃないかと私は思うんですけども,その辺をしっかりと。センター方式の学校ではもうそういうことはないわけですよね,センター方式の所ではですね。


○学校教育課長(村田研史君)


 当然その運搬については経費がかかるということもございますので,全般的にそのようなことも含めて確認をしてみたいと思います。


○15番(新橋 実君)


 そこでやっぱりこう何年かごとに替わられるこの栄養士の先生というのは,これまでの経緯があるもんですから,なかなかそういったことに対して言えないんですよね。そして,この間は,私が所属する南小学校の栄養士の先生は今回鹿児島からみえられたということで,もう自分でその食材を納めてる所を回られたらしいです。アポもなしで行かれたからびっくりされたらしいんですけど,やはり栄養士の先生もそれぐらい心配されているところもあると思うんですよ。そういったことを教育委員会も一緒になってやることは大事だと思いますけど,どうですか,そのことについては。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほどご指摘のあったこととも重複するかと思いますけれども,例えば,今紹介していただいた学校に限らず,本市16人の栄養教諭,栄養職員が配置をされておりますが,非常に資質の高い方々です。意識も高いです。そういった意味では子どもたちへ安心安全な給食を届けるという意味からかなり努力をしていただいているというふうに感じております。そういった方々と一緒に私どもも安心安全な給食が今後一層運営できるように努力をしたいというふうに思います。


○15番(新橋 実君)


 先ほど申しましたドライ方式とウェット方式があるということですね。この根本的な違いというのは,ウェット方式は常に床が濡れている状態で作業をすると。場所については一部改善がされてるようなことを言われておりましたけども,蒸気が充満して湿度が上がり食中毒を起こす環境が非常に多いということですよね。ドライ方式は床や調理台が常に乾燥した状態で食中毒の原因の繁殖を抑えるといったことですよね,それは間違いないと思いますけども。また,今,学校の給食法によりますと,ドライ方式は四つの部屋に区分けされて,特に下処理室と調理室の間にはエアーシャワーという空気でゴミを飛ばす部屋を通ることが義務付けられているそうですが,間違いありませんか。


○学校教育課長(村田研史君)


 そういったことについても努力をしたいというふうに考えておるわけですが,今のところそこまで行き着いていないと。先ほど申し上げましたように,完全なドライ方式に移行しているセンターあるいは学校についてもまだ限られているというような状況であります。


○15番(新橋 実君)


 やはりドライ方式となると,これを義務付けるようになってるわけですよね。それもされてないんですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 ドライ方式で給食を実施している所についてすべてその確認をまだしておりませんでしたので,急ぎ確認をしてみたいというふうに思います。


○15番(新橋 実君)


 やはりこの子どもたちが安心安全で食べられる食材が入って,そこで給食を作るわけですので,やはりそこはもう,教育課長だけの問題ではないですけども,やはりできるだけ早目にそういった対応策をとっていただいて,ウェット方式がいけないというわけではないんですけど,これまではウェット方式が多かったわけですけども,ドライ方式に変えるか。あるいはもうセンター方式にするか。その辺は早目に検討していただきたいと思います。よろしくお願い,そういう形でよろしいですかね。


○学校教育課長(村田研史君)


 今るるご指摘をいただきましたけれども,学校給食はもう当然子どもたちが安心して安全な食事ができるということが大きな目的でございますので,総合的に課題については解決できるような方策を練っていきたいというふうに考えます。


○15番(新橋 実君)


 それでは,この食用油の回収についてはご存じないですかね。


○学校教育課長(村田研史君)


 業者に依頼をして回収をしていただているというふうに理解しております。


○15番(新橋 実君)


 それについてはすべての学校,センター,すべてですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 基本的にはそのように理解をしております。


○15番(新橋 実君)


 また,その聞くところによりますと,その回収された油は車のガソリンに替わる油として利用されてるとこもあるようです。また,その見返りに,それで作った石鹸ですかね,そういった石鹸をくださるというようなこともあるようですが,ご存じですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 どこでそのようなこの流れをつくっているということについては確認をしておりませんけれども,そういう情報は得ております。


○15番(新橋 実君)


 そのもらった石鹸をどこで利用しているかということもこういう質問をしたかったんですけど,まだなかなか分かってないようですので,石鹸をもらっているらしいんですよね。これ給食費で使用した油だから食材費で出されてるわけですね。これ使ってるのは,何か自分たちの手洗いかなんかに使ってるというようなことを聞くわけですけども,これは食材として還元された方がいいんじゃないかと思うんですけど,いかがでしょうか,食材費としてですね。


○学校教育課長(村田研史君)


 今おっしゃるようなこの流れをつくるためには相当な経費や時間が必要になろうかというふうに思います。食材としての還元ができるかどうかということについてはまた検討してみたいと思います。


○15番(新橋 実君)


 話は変わりますけども,教育委員会の方には学校側から給食室の改善のための予算等が毎年要求されてると思いますが,どういった予算の中身が多いかですね。安全性に直結する問題はございませんか。


○学校教育課長(村田研史君)


 今,議員の方からも指摘がございましたけれども,できればウェット方式からドライ方式に変更をしてほしいというようなことが一番大きな内容ではないかなあというふうに思いますが,そのほかに,例えば,食器の乾燥機が傷んでいるとか,あるいは冷凍庫がなかなかその温度が下がらずに基準まで至らないというようなこと等について相談をいただいておりますので,そういったことについてはできるだけ対応ができるように努力をしているところです。


○15番(新橋 実君)


 それがなかなか対応できてないという話を聞いております。予算がない。予算がないということでなかなかできてないというようなことを聞くわけですけども,その例えば,そういった出された予算が来ますよね。予算というか,お願いが来ますよね。それについてはどれぐらいの割合で執行が今なされていますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 いわゆるその何割というような数字では今表わすことはできませんけれども,やはりその緊急度の高い内容から順次対応をしていくというような努力をしているところです。


○15番(新橋 実君)


 市長なかなか,給食というのは,今言いましたように,子どもたちの安心安全な給食の,給食の内部のことなんですよ。本当に,今言われたように,冷凍庫が壊れたり,そういったのに対して,そこで対応できないと,どっかにか持っていったりせんないかんわけですよ。どうですか。予算措置でそういったのはすぐとってもらえませんか。どうですか。


○市長(前田終止君)


 ご指摘の点等について担当の者からしっかりとお話も伺いながら現実的な対応,できるところをやってみたいと思います。


○15番(新橋 実君)


 やはり作ってる側としてはすぐでも対応してほしいと前々から言ってるんだけど,なかなか対応してもらえないというようなこともあります。教育委員会の方でもうこれとこれから先にせんがいかんがというようなことでなってると思いますけども,これは市長交えて,今,市長も言っていただきましたので,しっかりと伝えていただければ,厳しい予算の中ではあると思いますけども,対応していただけると思いますので,よろしくお願いします。私が今回学校給食の問題について質問したわけですけども,食材の調達,入札の問題など今後は本当に市も積極的に関与していただき,安心安全な給食管理体制をとっていただき,栄養士と調理員の連携がスムーズにいくような適材適所の配置などにも留意されることをお願いしてこの質問を終わります。次の質問に入ります。昨年の事故から先ほど申しました9か月が経過しました。まだ報告は,今いただきましたけども,警察がまだ検察庁に送ってないと。これは過失であるというようなことですけども,それだけで市の方に対しては何のあと説明もないんですか。こちらが聞いただけですか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 先ほども答弁をいたしましたとおり,こちら側から,役所の方から警察の方に問い合わせをさせていただくんですが,答弁のとおり,まだ決まっていないというか,答えが出ないということでのその報告だけしか受けておりません。


○15番(新橋 実君)


 私は3月議会でも両罰規定,この話もしましたよね。その時の「現時点ではする,しないについては検討していない。」とのことでしたが,今もそれは変わりませんか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 3月議会でもそういうふうにご答弁申し上げました。とにかく答えが出ない限り,私どもとしてもどういうふうに判断してよいのか。その判断のしようがないということで現在でもそのままの状態になっております。


○15番(新橋 実君)


 ということは,例えば,警察から検察庁に送られたと。どういった判断があった場合は対応するんですか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 今回この事件につきまして私どもも初めての経験でありまして,そういう意味であくまでも私どもとして判断しかねるという観点から警察のその結果待ちということでずっと,そういう意味では皆様にご迷惑をおかけしてると思っております。今ご質問のありました内容等につきましても,現実どういった答えが出てきた場合,それぞれ想定はされるとは思いますけれども,私どもといたしましては,先ほど申し上げましたとおり,初めての経験であって,その時点でどのような,逆に言えば今度は行政の責任といいますか,それがどういうふうに判断されるのかを受けない限りは,我々としても判断のしようがないというふうに現時点では考えております。


○15番(新橋 実君)


 確かに過失なんですよね。事故があった場所は猟期もしないように,また,200m以内に住宅が存在する場所では発砲してはいけないという法律の中で行っているわけですから過失なんですよ。だけど,これをその猟友会だけの問題にするのにはどうかなと思うんですけども,そこについてはある程度市は責任は感じておりますか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 先ほども申し上げました答弁でもありました。あってはならない事故であったということではそのように認識しております。非常にこう難しいところでありまして,私どもはそういう意味で答弁書にも書きました。とにかくその有害鳥獣捕獲ということでボランティア団体にお願いをしている立場上,この安全という面について十分に配慮していただくようただ,とにかくそのことについてその事件後も幾度となく話し合いを進めながら,その安全確保に今後は十分に配慮していくと,努めていくと,そういう方向で努力をしているところであります。


○15番(新橋 実君)


 なかなかこう対応が全然見えてこない。もう9か月経ってるわけですけども,家族の方々に対してはその後何か報告がされましたか。対応はされましたか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 家族の方々にも,先ほど,こちらのその議会にも報告ができないと同様,いたしておりません。


○15番(新橋 実君)


 ということは,今後も警察,この警察の調査の進展が終わるまで静観をされるつもりですか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 私どもも決していい気持ちはいたしておりません。というか,静観していることをよしとしているわけではありませんので,たださすがにこれほどまでに警察の調査といいますか,取調べが長くかかるというふうには想定はしておりませんでしたので,一刻も早く答えが出ることを望んでいるわけですが,その間,ご家族,ご遺族の方々の心中を察すれば,このまま放置しておくわけにはいかんという気持ちでもあります。そのことについては,これまでも何らかの方法で,要するに救済するというか,そういった方法がないのかを探してまいりましたけれども,また,保険の問題もあるとは思いますが,何らかの形で救済ができないのかは今一生懸命努力して研究している最中であります。


○15番(新橋 実君)


 今保険も出ましたけども,じゃあ今こうした事故,事故が起きた場合のこの保険というのは加入はされていたわけですか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 銃砲をお持ちの方,要するにハンター保険と言うんですか,猟友会としてのその保険加入義務と,それから要するに捕獲隊として組織されてる方々はまたそれぞれに団体保険に加入されておられます。


○15番(新橋 実君)


 私が言うのは,市がそういった事故が起きた場合に保険に加入されて,そういった保険に加入されていますかということです。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 有害鳥獣捕獲に対する特定の保険には加入いたしておりません。


○15番(新橋 実君)


 ということは,これについては市の方からはこの保険では,そういった保険では対応はできないということで理解していいんですかね。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 先ほど申し上げましたとおり,その有害鳥獣駆除,捕獲に対する保険という特定保険には加入してないんですが,先ほどちょっと保険のことと申し上げました。行政,自治体自体が加入しているその保険というのもありまして,その中でこの対象になるか,ならないかというところを今検証をしている最中であります。あるかも知れないということです。


○15番(新橋 実君)


 私はそこなんですよ。だから,9か月も経っているのにその辺の検証もされてないんですか,まだ。検証を今されていると言われるけど,どれぐらい検証されたんですか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 内容的にこれは保険側の判断でありますので,要するに報償費,その捕獲作業に対しての支払いをしたのか,しなかったのかという。実際報償費を払ってるわけなんで,そこで保険として対象になるか,ならないかのその時点でまだ時間かかっているというところであります。


○15番(新橋 実君)


 やはり被害者の方も今現在はまだ警察の捜査の進展を待ってると思うんですけども,被害者と加害者との間では今裁判,裁判というか,裁判,調停ですか,そういったことが行われるという話は聞くわけですけども,先ほどから言いますように,両罰規定ということで,市がそれなりの対策を講じていたら市は全然関係なかったわけですよね。それが最初でもう,これは3月議会で説明したわけですけども,しっかりと対応策を講じとれば市には責任はなかったかも知れんけど,ある程度の見舞金は必要だったかも分かりませんけど,それがされてなかったからこんな大きな問題になってくるわけです。やはりやっぱり今後はしっかりとその辺の対応もしていただくようにお願いしたいと思いますけども,これは市長,これ農林水産部だけの問題じゃないんですよね。やはり市としての責任が問われているわけですけども,市長はどうお考えですか。


○市長(前田終止君)


 3月議会に引き続いて新橋議員からこの件でしっかりと市としての対応というものをご指摘をいただいております。現場の者としても,今やりとりの中でお分かりのように,いろいろとご批判や不満はあられると思うんですが,それなりの対応はしているということではございます。ただ私はこのご指摘等を受けながら,このご主人が死亡され,保険も今のところない中で,家族4人,中学生3年,1年生,お二方,小学校5年,この4人の生活をお母さんが1人で,高校進学を控えながら,不安な日々を送りながら頑張っておられるということでございます。法的なこの結論が出ない中で担当の者も本当に苦慮しながら対応してるわけでございますが,これは私が乗り込んでどれほどの成果が得られるか分かりませんが,関係各位と直接的な話し合いもしながら,また,県内外このようなケースを追いながら,市としても何か救う手だて,そういうものはできないかの対応まで研究も調査もしてはいるみたいでございますけれども,私自身もこの中に加わって将来対応も含めて,ご指摘の不安などの対応への取組がどこまでできるか努力をしてみたいと思っております。


○15番(新橋 実君)


 はい,よろしくお願いします。今回こうした猟友会の方々,これはもう本当にボランティアでされてる,活動されてるわけですね。それ1匹捕ったからといって,尻尾を持っていって6千円ですかね,それぐらいの本当ボランティアでされてるわけです。市からの指示書によって起きた事件であるということはしっかりと考えていただいて,その指示書の出し方等,また,法令遵守などをしっかりとこの猟友会のメンバーの方等にも徹底させていただいて二度とこういうことが,事故が本当にしないように,発生しないようにしっかり今後お願いしますよ,部長。もう1回そこをお願いします。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 もうご指摘のとおり,とにかくあってはならない事故であったということで,指示を出す以上,私どもの責任も十分にあるというふうに認識しておりますし,事故発生後,霧島市に合併したこともありまして各旧1市6町にそれぞれあったそれぞれの隊についても最終的には一本,一元化を図らなければならないという状況等もありまして,今,全体的なその捕獲隊の見直し,また,その中におけるその規則,規定等の見直し等についても作業を進めておりますので,議員ご指摘のとおり,万全の体制がとれるよう努力をしてまいりたいと思います。


○15番(新橋 実君)


 確かに捕獲隊も専門家なんですよね。免許を取って何年かしないとこの捕獲隊には入れないというような話も聞いております。そういった中でもこういった事故は起こるわけですから,やはり農林水産部としてもやっぱりこういった指示書を出されるのであれば,今後はしっかりと対応していただくようにお願いしまして,先ほどの学校給食の方に返りますけども,答弁はできますでしょうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 議員先ほどお尋ねの6か月の雇用の方についてですけれども,地方公務員法の第22条を受けまして霧島市の臨時職員雇用規程で「6か月を超えない範囲で雇用をする。」という定めがございます。これに則って実施をしているというような状況でございます。


○15番(新橋 実君)


 臨時職員と嘱託の違いは何ですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 今,臨時職員の雇用のことについて確認をしましたので,嘱託のことについてはもう一遍確認をしてお知らせをしたいと思います。


○15番(新橋 実君)


 ということは,給食調理員は,嘱託ではなくて,臨職ということになるわけですね。


○学校教育課長(村田研史君)


 曖昧なお答えをするわけいきませんので,もう一遍ピシッと確認をしてからお示しをしたいと思います。


○総務部長(西重正志君)


 我々行政の方,一般行政の方では臨時職員というのは嘱託と,日額も,嘱託職員も一応臨時職員ということにはなっています。特別臨時職員が嘱託,日額の臨時職員が我々は一般的に使う臨職,臨時職員というような呼び方で,嘱託と日額とのこう言葉の使い分けはしております。一般的には両方とも臨時職員でございます。


○15番(新橋 実君)


 臨時職員が,例えば,月給とか,嘱託は日給とか,その辺についてはどうですか。


○総務部長(西重正志君)


 その日額と月額との法的なということですね。雇用形態の問題で特に問題があるとは思っておりません。


○15番(新橋 実君)


 いや,問題があるとか,そうじゃなくて,給与体系というのは月給ですか,ということは。「臨時職員についても,嘱託についても一緒だ。」と言われたですけども,それは月給になるんですかね。


○総務部長(西重正志君)


 嘱託職員は月額でございます。日額臨時職員は1日の給与,給与と言うんですか,賃金が決まってますので,その出勤日数によって日額の臨時職員の給与は決まっています。


○15番(新橋 実君)


 ということは,給食調理員は日額になるんですかね。


○総務部長(西重正志君)


 雇用形態によって違ってきます。嘱託職員,いわゆる月額の職員についてはいわゆる月給と,日額のもしそういう給食調理員がいらっしゃれば,その方は1日につき幾らという賃金が出ることになります。


○15番(新橋 実君)


 嘱託職員というのは当たり前の職員のことでしょうか。違うんですか。職員じゃないんですか。


○総務部長(西重正志君)


 正規の市の職員ではございません。あくまでも臨時職員でございます。


○15番(新橋 実君)


 さっきの嘱託調理員の中に,人数が5名ずうっと言われたわけですけども,そん中で嘱託調理員,職員も入ってるわけですよね,確か,栄養士のほかにですよ。そこをちょっとお伺いします。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほど申し上げました数字の中には,栄養教諭,栄養職員は入っておりません。市の雇用の方々だけでございます。いわゆる調理員ということで数字をお示しをしました。


○15番(新橋 実君)


 ということは,この調理員の中にはすべて臨時職員ということでいいんですか,今の考え方でいくと。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほどお答えをいただきましたけれども,いわゆる臨時職員という中で日額の方もいらっしゃれば,月額の方もいらっしゃるということです。


○15番(新橋 実君)


 そしたら先ほど言われた平山小,塚脇小,これはもう一人ずつだったですけど,これはどちらに当たりますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 平山小は正規の職員,それから塚脇小学校も正規の職員です。


○議長(西村新一郎君)


 以上で新橋実議員の一般質問を終わります。次に,7番山浦安生議員より1件通告がされております。したがって,山浦安生議員の発言を許可します。


○7番(山浦安生君)


 おはようございます。早速質問に入らせていただきます。霧島山が国立公園に指定され約75年が過ぎました。その間,霧島山は勝れた風景地の保全・保護と利用の推進に一定の役割を果たしてきております。近年国立公園を取り巻く社会の動向に変化が起きております。それは自然の価値に対する認識の変化や自然保護概念の変化であり,また,自然との関わりの中で志向の変化でもあります。このような多様な変化に適切に対応すべく,霧島山を取り囲む地域の自治体は,霧島山全般において自然環境の実情調査や施設整備の見直しを行い,自然保護の推進と適正な利用の推進に努めるべきであります。75年の歳月の中で様々な変化がありましたが,原生的な自然環境が素晴らしく,かけがえのないものであり,後世のために保護すべきであるという考え方は大切であり,変わるものではございません。しかしながら,それがすべてではないとする認識が広まりつつあります。人の手が加えられてできました二次的自然環境の保全の推進ではむしろいかに継続的に人の手を入れていくかという全く逆の考えが必要になってまいります。国立公園では自然の保護計画と利用計画が定められております。利用計画では「利用の増進を図り,もって国民の保健,休養,教化に資する。」と規定されており,増加する公園利用者に規制はなかなかできるものではありません。そこで公園利用者が増加することで環境への負荷がかかることを前提とし,かからない方がいいわけでありますが,前提とし,その影響の程度を的確につかみ,回復する手段を講ずることが良策と考えられます。さらに公園利用者の自然との関わり方という基本的な部分でも周遊型から滞在して自然とのふれあいを楽しんだり,地域の風景や歴史文化を味わうといった楽しみ方への変化が見られます。以上のような国立公園を取り巻く状況にあっては様々な制約のある公的組織では扱いが難しく,地域と連携しつつ,主体性を持って動ける自立した組織,すなわち民間事業者であり,地域住民であり,NPO等の民間団体等が必要であります。いずれにしましても国の行政機関だけが管理を行うものではなく,国が主導しながらも,地域の行政や住民,企業等と協力し,自然環境の持続的な管理を行っていくことが望まれております。今年の3月9日に国立・国定公園の指定及び管理運営に関する検討会が開催され,今後の国立・国定公園の目指す姿について提言が取りまとめられております。提言では「管理運営において地域の多様な主体の参画を強く求め,地域の振興と国立公園の適正な管理運営は不可分の関係である。」と示されております。また,環境省自然環境局国立公園課では各地域において地域との新しい関係の構築を進めたいとしており,「19年度からの新規事業として国立・国定公園総点検事業を実施し,一体的に管理運営を行う観点を含め区域の見直しも行うことも検討する。さらに今後2ないし3年の間に国立公園での制度面,運用面でのより一層の充実強化に努めていくつもりであるが,その根本には国立公園が,利用者だけではなく,地域にとって歓迎されるべき存在であるという考えで施策を展開していかなければならない。」としております。このような形で環境省の方向性も示されていることから,私たちの霧島市では霧島山の大切な多くの恵みをいつの時でも,だれでも享受できるように地域らしさを反映し,身近な自然の中で新たな要請に応えるべく,国立公園霧島にもっと深く,深く関わりを持つ行動を起こすべきであります。そこで以下のことについて問うものであります。1,霧島連山の自然環境について,一つ,国立公園の管理運営に積極的に関わりを持つべきと思うがどうか。二つ,山岳地におけるトイレ整備について財源や整備後の維持管理はどのようなことが考えられるか。三つ,諸々の活動の拠点となる山小屋が必要と思われるが,建設に当たって財源の確保や環境省との話し合いの中でどのようなことが考えられるか。四つ,平成22年高校総体登山競技の開催地となっているが,開催地としてどのような効果が期待できるのか。また,配慮すべき点は何か。以上4点について答弁を求めて最初の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 山浦議員から1点につきまして質問がございました。霧島連山の自然環境についての絞り込んでの質問でございましたが,4点にわたっておりますけれども,1,2,3につきましては私の方から答弁をいたします。4点目の質問につきましては教育部長が答弁をいたします。お答えをいたします。1点目から3点目までは関連がございますので,一括してのお答えになります。霧島連山は国立公園として日本でもその歴史が最も古く,今から73年前に遡りますけれども,昭和9年3月16日に雲仙や瀬戸内海国立公園とともに指定を受けて今日に至っております。自然公園法では,勝れた自然の風景地の保護と利用の増進を図って,もって国民の保健,休養,教化に資することを目的にいたしております。この目的に沿うかのように近年自然に親しもうとする国民の傾向は特にシニア層を中心に上昇の一途にあります。もちろん霧島連山は,危険度も少なく,高低差もさほどなく,快適な山歩きができることから県内外の多くのトレッキング客でにぎわっております。このようなブームの高まりの中で霧島連山の大自然の中に雰囲気を壊すような建造物が見受けられるのは確かであります。自然景観保護の観点から今後老朽化等による改修の際は関係機関に自然と違和感のない工法での設置を提案していきたいと思います。また,多くの利用者が入山をする状況下で山の環境は見えない所で年々悪化しているのではないかと考えております。それは登山道崩壊や登山者の排泄物が主なものかと思います。登山道の利用者が増えればそれだけ傷んでいくのは当然でございますけれども,幸い県の行っておられるにぎわい回廊整備事業でここ数年の間登山道整備を手掛けていただいて,特に中岳や大浪の池から韓国岳に至るルートが近自然工法で整備されつつあると聞いております。一方,手軽に歩ける山とはいえ,6時間から7時間を要する縦走路では生理現象を我慢するということが無理なことと思っております。その結果が登山道沿線の汚れにつながっているのではないかと思います。このようなことからトイレの設置は今後検討していかなければならない課題かと思います。ただ財源面や自然公園法上の問題などどのような形で設置できるのか。環境省や鹿児島県などの関係機関・団体と公園の風致の維持のための方策など様々な調整を重ねなければならないと考えております。国内のほかの山岳において設置や管理運営など先進的な取組をしている所もあるとお聞きをいたしております。私たちの霧島市は本年春に森林セラピー基地として認定を正式にされました。山そのものが,森が人々に与える癒しや保養において大きなこの役割を担っている現実を考えますときに,先代から受け継いだ大事な自然遺産の保護や後世への引継ぎなど私どもの重要な使命であると思いますので,今後さらに調査研究を進めてみたいと考えております。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 霧島連山の自然環境についての4点目についてお答えします。現在の取組状況としましては,登山競技の大会日程及び開会式会場,筆記試験会場等の選定,日程調整の作業中であります。また,今後の作業としましては,開催地であります沖縄県全国高校総体準備委員会事務局と連携をとりながら,平成20年4月以降の早い時期に平成22年度全国高校総体登山競技に係る霧島市実行委員会,これは仮称でありますが,を設立する予定でございます。また,ご質問のありました開催地の効果としましては,一つに,大会関係者の選手,競技役員等で約1,200人程度,それに加えて登山の関係者が全国から多数訪れることにより霧島山系を中心とする登山コースのリピーターが今後増えることが期待できます。二つに,地域の小・中学生及び高校生が登山競技をはじめとするスポーツに対する関心,意欲が高められ,地域のスポーツの普及振興が図られること。三つに,霧島市の文化,工芸,特産物等を全国に宣伝する機会になり,市の活性化に寄与することなどが考えられます。さらに開催地の配慮すべき点としましては,国立公園内であることから環境への配慮を含め今後関係機関・団体と協議してまいります。


○議長(西村新一郎君)


 山浦議員の質問中でございますが,ここでしばらく休憩をしたいと思います。


               「休憩  午前10時29分」


               ──────────────


               「再開  午前10時46分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。山浦議員の一般質問を続けます。


○7番(山浦安生君)


 市長お願いがございます。神聖な議会ですから真剣なやりとりが必要だとはもう心得ておるつもりでございます。しかしながら,私は和やかな雰囲気の中で真剣にやりとりをやっていきたいというふうに思いますので,どうかよろしくお願いいたします。では,最初に,7月26日から27日にかけてアメリカの方に訪問,四つの大きな目的を持って行かれておりますが,その目的の中の一つにヨセミテ国立公園を,特に自然に配慮した国立公園の管理を見てくるというふうにありますんで,そのことをひとつ,土産話も含めて長く引っ張っても結構でございますので,よろしくお願いします。


○市長(前田終止君)


 公務出張としてアメリカはカリフォルニア州サンフランシスコ,その先に,約3時間近くかかりますけれども,ソノラというまちがございまして,そしてこのまちに子どもたちと共に訪れ,このまちの市長さんや経済関係の方々,あるいは,また,ホームステイ先の面倒を見られる方々,そういう方との交流をし,そして一連の関係する行事を終えてロサンゼルス移動をして,今度はアルハンブラというまちに行き,6日間の忙しい日程を送らせていただいたわけでございました。子どもたちは1か月間という滞在でございました。その中でそのソノラのまちの存在は,アメリカが世界に誇る三大国立公園という言われ方をされておりましたけれども,それは世界で初めて国立公園の指定を受けましたイエローストーン公園,そしてグランドキャニオン,次が,そしてヨセミテ国立公園,この三つがアメリカが世界に誇っている国立公園でございますが,そのうちの一つヨセミテ国立公園,ここの入口のまちが幾つかございまして,そのうちの一つが私どもが旧霧島町から引き継いだソノラ市でございます。そこで行ってみて,子どもたちの関わるそういう所は全部カットをいたしますけれども,ヨセミテ国立公園の素晴らしさ,これはもう筆舌に尽くし難い感動を覚えるその管理状態,あるいは,また,景観でございました。私どものまちの3倍以上の広さを持つような広大なこの圏域を持つそれこそ国立公園であり,それに関わるレンジャー,スケールのもう違い,日本とのまた風光,気候,そういうものはもう全くその違かイメージを受けました。そして公園内にはもうそれこそ日本みたいに私有地が複雑に入り込んでいるとか,そういうのはもう全くないというような説明を受けました。イエローストーン公園が認められたのは1872年ですからね,かなり日本と違う世界最初の国立公園法を整備して,そしてそれを日本は学びながら法の整備を大正年間にやって,そして大正10年,1921年でございますけれども,日本で国立公園法をこう整備していきながら,全国に16箇所国立公園の候補地をあげつろうて,そして指定第1号を目指す誘致合戦が活発化していったわけでございまして,その延長線に昭和9年3月16日に,1934年ですけれども,私どもの地域が選ばれたんだと。そういうことをアメリカの地を訪問をしながら,こういうとこに日本という国は学びながら,そして日本にふさわしい法の整備をし,そして私たちのこの霧島というエリアの先人たちはあの大正年間に私たちの所こそ,この全国16箇所候補地があるんだけれども,第1号登録の地にしてくれという大変な運動をなさって日本最初の国立公園というその立場を勝ち得たんだなと,そんなことをアメリカのそのヨセミテを見ながら逆に思うことでございました。


○7番(山浦安生君)


 私の質問が悪かったのか,土産話の方がほとんどでございまして,私は国立公園の管理の在り方についてお尋ねしているんです。そのことで行かれたわけでしょう,一つの目的として。ですから,それをどんなふうに感じて,今後どのように反映させていくのかということをお伺いしているんです。


○市長(前田終止君)


 一応その国立公園の管理,あるいは,また,状態,視察の目的として当然持ってるわけでございますが,ご承知いただきたいのは,6日間のうち3泊4日が日本より広いカリフォルニア州におけるさっき言った四つのまちを訪問をする形態になってますよと。その中で滞在時間もう極めて限られていますね。そしてその中で管理についてのみ言及しながらやってその現場を踏まえてうかがい知るというのはもう至難の業です。ですから,私としては,もう子どもたちの研修を受けている様の現場,あるいは今度はホームステイ先に行って「頼みますよ。今まで10年間ありがとう。」というようなことを伝え切ること。あるいはこのそれこそ市長及びその今から7年前に正式に友好盟約を結んだ時の市長,あるいは,また,市民代表の方々との接触,そして現場を最終的に,ここがそのヨセミテ公園の一番の見せ場だ。もうそれぐらいやったらもう軽く2泊少々,もうすぐ移動しなきゃ,もうとてもじゃないけど,深くそこいらを分かり切るというのはもう無理,そして多少資料らしき物は,その訪問をした時の場所でこれも欲しい。あれも欲しいと,私のことですから,買って,そして,また,後日読んだりしながら勉強させてもらってる最中でございます。


○7番(山浦安生君)


 なかなかその国立公園のその管理の仕組みを勉強することはできなかったと。私がヨセミテというふうに聞いた時に思い出すのは,あの千mの岸壁があるとか,それからセコイアの大木があるとか,それから,これは特筆すべきことだろうと思うんですが,トイレの設備がすごくいいらしいですね。気づかれませんでしたか。これはもうここの特徴でもあるそうですけれども,それは見てこられませんでしたか。もしよかったら,企画部長も一緒に行かれていますんで,そのあたりはもしよかったらどうぞ。


○市長(前田終止君)


 そういう話でしたら,大体滞在時間が現場に5時間そこそこですから,移動もありますからね。それで見たそのジャイアントセコイア,あるいはその千mからの岸壁,それはもう言葉じゃあ尽くし難いような素晴らしい景観でありますし,そして,また,当然火を使うとかいうことについての制限,利用の在り方の制限,そういうものもございますし,そして山小屋,トイレなど一通り見させてはいただきました,はい。


○7番(山浦安生君)


 ありがとうございます。もっとほかの答えを期待しておりましたんですけれど,トイレが私にとりましては非常に重要な今日の問題でありますので,お尋ねしたわけであります。私たちは霧島の山を見るときに平面的に見ますよね,大抵車で見るとか。そうしますと霧島の山というのはそれほど,何と言うんでかね,結構大きく感じるわけなんですけれども,上空,飛行機あたりから見たらほんの小さな塊なんですね。ですから,この霧島というのはやりようによってはすごく,管理といいますか,やり方によってはすごく守りやすい。場合によっては壊れやすい要素を持っていると思うんですね。そういったわけで,しかしながら,この小さい山なんですけれども,今も,昔も,そしてこれからもたくさんの恵みを受けていくわけなんですよね。このたくさん受けていく恵みをお金に換算したら幾らぐらいになると思いますか。例えば,これぐらいたくさんあるとか,真ん中ぐらいとか,小さい,これぐらいとか,そういう表現で結構です。


○市長(前田終止君)


 なかなか難しいことですよね。仮に桜島山でも,霧島連山でも平地からこれを人間の力によって造形をするとしたら,それはもうお金に換算できないほどの価値があるのかなというふうに思いますよ。


○7番(山浦安生君)


 計り知れないぐらいの大きいものがあるということでございます。私たちはこうやって自然の恵みはたくさん受けているわけなんですけども,この自然が破壊された時に私たちはどれぐらいのお金を使っているんでしょうか。金に換算したらどれぐらいなると思いますか。ほんの,ごめんなさい。もう質問いいです。ほんのわずかしかないんですよね。受けてる恩と返す恩が全然バランスがとれてない。それは当然だと思います。しかしながら,少しぐらいはそこにお金をかける必要もあるんじゃないかということでお尋ねしているわけなんですが,本当にそうなんですね。長い間に分けてずうっとたくさん受けているわけなんですけれども,壊れてしまうと元に戻らないんですよね。ですから,壊れる前に手当てをすべきであるというふうに思うんですが,霧島の自然についても同じことが言えるんですが,どう思われますか。


○市長(前田終止君)


 非常に大事なことだと思うんですね。私もこういう機会がある時にはよく申し上げるんですけれども,イギリスの産業革命以来本当に地球環境に対して人類は大きな痛手を与え続けてきた。もちろんその代わり便利さとか,様々な豊かさを逆にこう勝ち得てきた。でも,結果,失ったものが余りにも大きいということをやっと最近になって,近年になって気づき始めた。ですから,100年がかりで地球を叩き壊してきた部分に対して,また逆に100年がかりで地球再生への努力をしていかなきゃならない。でも,たとえその努力を,100年かかってまた取り返す努力をしてみても,一度損なった希少種の動植物はもう二度と命をつくることがもうできないというようなことにもなっております。そういう中で私どもの霧島山,これはそれこそ戦後の国が進めてきた施業計画の中で本当に貴重な原生林が,その伐採技術が発達したとともに,また,経済成長とともにもう相当な痛手を,限られた狭い国立公園なのに,私たちの人の手によって大きく損なわれてきたと。ですから,これ以上もう霧島山の自然生態系,こういうものはもう壊しちゃならない。ですから,今,杉,檜,そういうもんに代わってる部分についても,私たちの時代は自然再生への努力を可能な限り常に,30年,半世紀,100年かかってもやっていく努力をし続けながら,次世代に私たちの誇りある霧島山を引き継いでいかんないかんというふうに私はいつも思っております。


○7番(山浦安生君)


 ご存じのように,霧島国立公園は制定されてから75年過ぎようとしています。この長い歴史の中で制度がつくられた時からしますと現在においていろんな変遷があったと思うんですね。その中で今に至りますと,自然による破壊があったり,動物による破壊があったり,あるいは人の手による破壊があったりしていろんな形が目に見えて変化が起こってる。そのことで今,制度の見直しとか,そういうものが行われようとしているわけでありますが,その中で,昨日も出ましたけれども,環霧島会議,その中に出席される時に霧島を取り巻く自治体が一緒になって共通の認識を持って当たっていかなければいけない。そこでお尋ねしたいんですが,市長が考えていらっしゃる自然に配慮した管理運営とはどういうことなのかをお尋ねいたします。


○市長(前田終止君)


 特にいろんなこの分野が想定できるわけでございますが,今日の議論は環境,自然環境についての範囲が中心でございますから,そういう意味では鹿児島,宮崎両県にまたがっている狭いこの国立公園の範囲の中で失われつつある,危険性のある希少種の動植物,そん中でも,例えば,ノカイドウとか,あるいは,また,ミヤマキリシマツツジなどについても盗掘の危険にさらされていると。あるいは,また,蝶・蜂類の中でも希少種があると。シダにおいてもそうだと。ですから,そういう自然にある物の大事さをお互いが認識し合う。そういうことをもし願わくば,お互いの合意が至れば,最初の開催地に私どもの霧島市で汗をかかせていただいて,その後は半年ごとの,この話し合いが成立すれば,持ち回り開催,意識をつくっていくということになりますが,例えば,最終的には,この第1回目の会合までの間に適切な按分を考えて,今,議員ご指摘のことを念頭にしっかり入れ込んだ霧島宣言ぐらいのものを練り上げて,そしてそれこそ昭和9年3月16日がこの制定の日でございますから,霧島の日ぐらいのそういう検討などもし,願わくばそのこういう貴重なお互いのかけがえのない国立公園,そういう自然遺産を守り育てていく。そして持続可能なこの環境をお互いに力を合わせてつくっていこうというようなこと。そして責任を持って今を生きる者として次の世代にこれを受け渡していくんだと。そういうことをこうきちんと大同合意できたらいいけどなということを私としては今悶々と考えながら,事務方の方にもそういうような話を一部して5市2町の関係者を通じてまたトップとの流れをつくっているところでございます。


○7番(山浦安生君)


 先ほど申し上げましたけれど,霧島は小さい山の塊でございます。ということは,人が入りやすい,壊れやすい要素を持った山なんですね。ですから,先ほど申しましたように,長い歴史の中で見直す時期にきていると。その中で人が入り込むことによって壊される自然というのは人が直していかなければいけないかというふうに思うわけであります。だから,そこのところの考えを,しっかりした考えを持ってこういう環霧島会議あたりには臨んでいって,そしてその中で霧島国立公園はこういう管理体制をつくっていくんだよというような指針を示してリーダーシップをとっていただきたいということをお願いしておきます。それでは,ここに出しておりました具体的な質問に移らせていただきます。まず登山道のことでございますが,昨日木野田議員の方から道筋をつけていただきましたので,私はまた違った角度からお尋ねしたいと思います。登山道というのは登山者にとっては,昨日もありましたように,非常に大事な,人間にとりましては動脈に当たるぐらいの大切な部分だろうと思うんです。ですから,今日,昨日にわたって質問するわけなんですけれども,この登山道が今整備事業でよくなっております。確かによくなっております。近自然登山工法というのを使いまして水の流れを配慮したいいものができております。これは壊れて,全体が壊れて,また新たに造るというやり方と,壊れた部分をその都度直していくという部分があるんですね。私たちが思うのは壊れた部分をその都度直していくことが非常に大事なんです。そうすると長持ちもします。経済的にもそんなにかからなくて済むわけですね。人の手がかかるわけなんです,ただし。だから,そういうところを配慮しながらやっていきたいと。この今回の登山道の件に関しましては,崩壊地におきましても植生のマットなんかもすごく木を使った物が使われておりまして自然に配慮された工法で行われているというふうに感心しているところでございます。そういったことで登山道は大分整備がなされてきました。韓国岳から高千穂河原まで縦走されますと,された方もたくさんいらっしゃると思うんですが,大体6時間から7時間ぐらいかかります。その中でもちろん足場の悪いとこもまだ残っておりますけれども,今後改善されていくだろうと思います。その中間部に当たる所が,新湯温泉から登ったあたりがちょうど3時間から3時間半ぐらいかかった所なんです。そこはどうしても人間としまして生理現象の起こるような場所なんです。やっぱり隠れてしたいですよね。ということは,そこを使うというか,生理現象を催した方は大体同じような場所でされるわけですね。ということは,そこにし尿が集まってくるわけですよ。そうしますとどんなことが起こるかと言いますと,生活環境部長どんなことが起こると思いますか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 恐らく肥が利き過ぎて栄養過多と言いますかね,そういったものだとか,そのほかには臭いだとか,そういった,あるいは,また,それを鳥が見掛けてきて生態系が乱れるとか,そういうところが考えられるのかなと。ほかにもたくさんあるかも分かりませんけど,そういうことだと思います。


○7番(山浦安生君)


 もう確かにおっしゃるとおり,そういうことで大変な,下場においては水の汚染さえも始まってくるわけですね。もう屋久島におきましては大腸菌が大変だという話も聞いております。ですから,トイレというのはやはり必要ではないかというふうに思うわけでありますが,市長一言。


○市長(前田終止君)


 私も霧島山を縦走をさせてもらった経験あります。出発前に空っぽにして努めるわけでございますが,人間それぞれ個人差もあるし,生理現象というのは,これはもう否めないと。どうしても大自然の中でそういうことになりますと,屋久島も私もよく行きまして,そして縄文杉登山なども4回,5回ですかね,入っております。ですから,今,議員ご指摘のような屋久島の中におけるトイレ問題などもそれなりに現場を見ながらある程度分かっているつもりです。霧島山の翻って現状から考えますと,その登山道に面してのトイレというのはもう全く現状はゼロですよね。でも,その大体6時間前後かかるその中の中間地点ぐらいの適切な場所に,本当に自然環境を配慮した共生と循環ということが念頭に置かれたトイレ造りというものが国内外では先進地に既に採用をされて,これこそ,これに極まれりという物はまだないとも聞いてはおりますけれども,よりよい物がもし自分たちの山である霧島の中にきちんと位置付けることができたら,増えゆく登山客のためにも,そして,また,将来予定をされております平成22年8月のこのインターハイ,そういうときにもまたいいのかなというふうに思います。


○7番(山浦安生君)


 トイレの必要性はあるというような答えでございます。ついでですから,22年にあります高校総体のことで教育長にお尋ねしますが,トイレは必要だと思われますか。


○教育長(?田肥文君)


 必要だと思います。


○7番(山浦安生君)


 はい,ありがとうございます。大方の意見として必要であるというふうに聞こえてまいりました。そういうふうにとっていいんじゃないかと思います。次に,山小屋の必要性なんですが,なぜ山小屋が必要なのか。これはもういろんな立場で,緊急避難場所とか,遭難救助の拠点になるとか,そういう公共的な役割を果たす。それから,例えば,今,教育長の方から答えがありましたけど,これは自然学習の拠点としても使える。それから,あの場所はあの霧島全体をちょうど臍に当たる部分でありまして大変有効に使える場所であるということ。親しみやすい山ということは,私たち健常者だけが親しむのではなく,体に障害を持った方もあの素晴らしい自然の景観を是非見てほしい。そういった意味からも拠点として山小屋をどうしても私たちは欲しいというふうに思っているんです。それはいろんな形で,例えば,登山道の補修をしたり,トイレの清掃をしたり,そしていろんなその周囲の景観を悪くするような物があれば,それを排除したり,掃除をしたり,そういういろんな役割を持ってる登山小屋や山小屋というふうになってくるわけなんですが,必要性はどう市長お考えでしょうか。


○市長(前田終止君)


 もうずばり願わくば,どうにかなるもんであれば,国も財政事情が厳しいものがある。だけど,これは是非欲しいもんだなと私も思っています。特に私は頑張ってみたいなと思っているのは,平成21年,この年が国立公園になってから丸75年ということがございます。そして22年の夏がインターハイです。流れとして今から頑張って,そしてこういうことの設置の必要性を責任を持ってやっていただく。そういう国・県の関係機関ときちんと話をして,願わくばそういう適正規模の山小屋,そしてトイレ,そういう物が,議員仰せの言わば臍の位置,中心地に恒久的に自然環境に負荷を与えない形で,今だからこそこのレベルの物を造れるよというのをやり遂げたら,これは将来の次世代に対しても後世にいいプレゼントになるんじゃないかなと,意欲を持って取り組んでみたいなともとより思っております。


○7番(山浦安生君)


 ありがとうございます。もう本当に期待するところでございます。じゃあそれをどういう形で進めていくかということになってくると思うんですね。思いだけでは,小屋,トイレはできないんでありまして,一歩進まなきゃ何もできないんですよね。それをどういうふうにやっていこうかということで,私は奈良県の弥山という山に行ってまいりまして小屋をちょっと見てまいりました。そこの小屋は,天川村という,市長ご存じだと思いますが,天川村の坪ノ内という小さな集落が管理してる山小屋なんです。これは大体1億ぐらいかかったそうですが,それはもう立派な建物でした。しかしながら,これは半分は国の補助,それに10%でしたですかね,上乗せがありまして,県が上乗せして,残り40%を過疎債でやっているというようなことで,自分たちの所はわずか,1億の金が,1,200万ぐらいでできたという話です。このことを,林務水産課長よろしいですか。


○林務水産課長(山下 晃君)


 奈良県の天川村という所がありまして,ここはトイレとか,小屋が設置してあります。これの設置につきましては,環境省の直轄の事業で,国の事業で,奈良県が代行して造った施設であります。補助率につきましては,先ほど議員がおっしゃったとおりだと思います。その前にも,10年ぐらい前にその近くにトイレも造られたそうです。これにつきましてはその当時の林野庁の事業で造った物だそうです。いずれにしましても,天川村の担当の方にお聞きしましたけれども,「すぐにはできないと。自然公園法のために協議を幾度となくしなければなかなかできませんよ。」という回答でした。


○7番(山浦安生君)


 やればできない,やればできるんですよね,やれば。ちょっと時間かかると。しかしながら,さっき壇上の方からも話をしましたように,環境省とかいう所でもこういうことを見直しをやろうというふうに今考えているわけなんですよね。見直しをやる時に次の計画に載せられるような資料をつくるべきなんですよ。どこでどういうふうにしてやって,財源はどっから持ってきてるのか。管理はどういう方向でやってるのかということを私は調べて,すぐ提供できるように,すぐ踏み出せるようにそういうことをつくるのが役所の仕事ではないかと思うんですがね,市長いかがなもんですかね。


○市長(前田終止君)


 全く言われるとおりです。私もまたいずれ上京する機会もありますし,そしてそういう攻め壷,大体行き所しっかり心得て,もう早速このインターハイを睨みながら様々ななすべきことを次々仕掛けまくっていこうと思っているところです。


○7番(山浦安生君)


 ありがとうございます。そのように国の制度の方もいっぱいございます。調べれば,トイレでも,山岳トイレもいろいろ種類があります。その場所によっていろいろ違う,タイプが違うわけなんですけれども,いろいろございます。例えば,ここにありますけれども,山岳環境等浄化安全対策緊急事業補助費とか,こういうのもあるわけなんですよ。富士山で使われていますよ。北アルプスで,南で使われています。私は,こういうふうにしてどこで今造られようとしています。本来は簡易トイレを持って,もう山にしないのが一番いい形なんですけれども,時代がそうはさせてくれないんです。登山者が増えてくればどうしても人の手によって自然が破壊されていくわけなんですよ。その破壊されるのを人間の手で止めていかなければいけないというふうに思うんです。ですから,先に先に,どういう結果が生じるか。それを読んで先に手を打っていくということが大事なことではないかというふうに思っております。ちょっと22年に行われます高校総体のことでお尋ねしますけれども,随分簡単な回答が返ってまいりましたけれども,ちょっとお尋ねしてみたいと思います。いろいろと効果については,1,200人程度が訪れるということでございます。1,200人の内訳は,大体半分近くが選手,そして残りが役員,それからその関係者で1,200人ということですね。それに見に来る方もいらっしゃいます。総勢大体3千人ぐらいになるんじゃないかというふうに思うんですが,いかがなもんでしょうかね。


○スポーツ振興課長(中重喜衛君)


 議員のおっしゃるとおりだと思っております。


○7番(山浦安生君)


 3千人の方が山に入って,全部が山に入るわけじゃないんですが,たくさんの方が山に入って自然環境をかなり壊すことが予想されるわけでありますけれども,その自然が壊された分についての維持回復のための予算は組んでありますか。


○スポーツ振興課長(中重喜衛君)


 先ほど部長が答弁いたしましたけど,ただいまの状況が,今年は佐賀でインターハイがございましたけど,職員が,沖縄県の方と高校の登山の専門の方,先生と一緒に同行いたしているような状況でございまして,来年から,一応事務局の方の人員のまずお願いをしているところでございまして,まだそこまでは考慮してないところでございます。


○7番(山浦安生君)


 この資料を見ますと仮設トイレが使用されるということになっておりますけれども,仮設トイレも当然必要なんですが,先ほど教育長の方にお尋ねしましたら,「トイレは別の角度で必要だ。」ということでありました。この仮設トイレを造るのも必要なんですが,本物が欲しいですよね。どんなもんでしょう。できれば,さっき市長の方から答えもありましたように,これができるような方向で進めていただきたいというふうに思います。それから,昨日の話の中,昨日,基本構想七つの指針の中に学力,体力,助け合う心の醸成に努めるというような所がありました。自然学習の場所になったり,それぞれ様々な心の問題解決に非常に役立つわけでありますが,教育長の立場でこのこういったものに対する山小屋の必要性というのをもう一言お願いできませんですか。


○教育長(?田肥文君)


 今回のこのインターハイにつきましては,選手はテント設営によってすべてを1泊をしながら,運営しながらやっていく競技でございますので,今,私どもがその山小屋についてということは,ちょっと私の方からは答弁できません。


○7番(山浦安生君)


 様々なことを,トイレのこと,それから山小屋のこと,登山道のこと,それからまだ一つ聞き忘れておりましたけれども,景観のことがございます。観光課長にお尋ねいたしますけれども,霧島の自然の中に,景観と言いますと,施設を見る時の景観,それから自然を見る時の景観がございますが,施設の中において大浪の池の登山口の所にあります売店みたいな,案内所みたいな建物がありますね。あれと,それからずっと登ってきて大浪の池の入口の左側にコンクリートの建物がありますが,あれはどこの所有になりますか。


○観光課長(後藤辰美君)


 大浪の池の県道脇といいますか,きれいなトイレがございますけれども,これは県の施設でございまして,今,自然公園財団がそれを管理をしているところでございます。それと大浪の池のちょうど登り,40分ぐらいかけて登り切った左側にございますけど,それは昭和38年に県が国庫補助を受けまして国有地を借地をしながら造られておりますけれども,これも当初はトイレがあったかというふうに思います。ただ垂れ流しのために,もう時代のこの変遷でそういうものは使えないということでございましてトイレを閉鎖をしておりますけれども,おっしゃるとおり,もうコンクリート造りで,その当時はそれでよかったのかなと思いますけれども,やはりやっぱり今から造るには周りにマッチした工法でなければいけないのかなあというふうに思っております。


○7番(山浦安生君)


 これも思うだけでは駄目なんです。どういう形で進めていくつもりですか。


○観光課長(後藤辰美君)


 県の方といたしましてもそれをもう感じておられるわけですので,私どもが造ったんであれば私たちの責任の下においてそれを考え,取り壊しとか,そういうふうになりますでしょうけれども,県の方とも,つい先日も県の方の観光の方に出向きましてお話をしたところでございます。


○7番(山浦安生君)


 全体の話を通じて感じることなんですけど,県の問題であるとか,環境省の物であるとか,霧島は私たちの物なんですよ,まず,この地域の物なんですよ。その上に管理として環境省があったり,県があったりするわけなんですが,私たちはもっと地元として関わり持っていく必要あるんじゃないですか,市長,いかがですか。


○市長(前田終止君)


 全く同感ですよ。ですから,山浦さんもそれこそ登山の関係の仲間を組織化なさって霧島山と向かっておられますし,そして,また,観光関係の方々,あるいは,また,NPOで別な立場でまた頑張っておられる方々,それぞれいらっしゃるわけですから,そういう人たちが総合的に,やがて75年になるよねと。あるいは,また,インターハイもくるよと。そして行政の方としては環霧島会議も起こしていくよと。よって,みんなで力を合わせて私たちのかけがえのないふるさとの山を守り育てていくということじゃないかと思います。


○7番(山浦安生君)


 大変前向きな発言で私も本当にうれしく思っているところなんです。ただ問題はいつ踏み出すのか。それを本当に踏み出すことができるのか。踏み出した時にどういう障害が出てくるのか。そういう諸々のことを考えて是非真剣に取り組んでいただきたいというふうに思います。といいますのも,さっき申し上げましたように,もう国立公園の制度,運営管理も転換期にきているわけなんですよね。地元が支えて,地元の企業であったり,地元の住民であったり,地元のNPO関係が支える。そういう時期がきているわけなんですね。それに対する準備をしていかなければ乗り遅れてしまうよということをもう申し上げているわけでございまして,是非前向きにとらえて,そして踏み出していただきたいと。私はこれを担当部署に常時足を運んで今どうなっているのかということでずっと検証をしていきたいと思いますので,そのつもりで取りかかっていただきたいというふうに思います。今日はありがとうございます。これで質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 山浦議員さん,私どもは皆さん方から頼まれて何かこのやっている部分もあるのかも知れませんが,私の提案しているのは,私は仲間たちと語らいながら自らやっぱり働きかけてやっていきますよ。そして逆に国立公園の在り方検討会というのを国レベルもやりましたよ。そしておっしゃっているような点よう分かりますよ。私は逆にお願いをしたいのは,民の側が本当に共生・協働で何ができるかを考えていただきたいと思うんですよ。今みたいな提言を前向きにやってもらって,私どもの行政の方と呼吸を合わせてみんなでやっていくということが大事であると。だから,国立公園のそういう今後の日本全国の在り方も,私どものこの霧島山で取り組むことも,私は,市民の皆さん方,そして関わるその山を愛する方々が自らの問題として逆に協働していく。そういうことが今問われているんだというふうに強く感じてますから,逆に私の方からも,今どうなっているんだよということとともに,こうやろうよという今みたいなこの積極的な提言,そして,また,一緒に行動を起こす。そういう協働を求めておきたいと思います。


○7番(山浦安生君)


 最後というふうに申し上げましたけれども,当然それはもうあるべきことでありまして,私どもが思ってるのは,さっきから申し上げておりますように,環境省がとか,県がとかいうそういう縛りの中で動けない状況にあると。その代わりを民間がやろうではないかという提案でもあります。ということは,そういう縛りの中で動こうとしなかったのが現実じゃないんですか。違いますか。


○市長(前田終止君)


 やはりこの今までの反省は,お互いにその官の側も,民の側もあろうかと思うんです。ですから,私は,この国立公園保護地域についての全国の市長会の協議会もあります。よって,この平成21年適切な時期に日本全体の国立公園の所在する自治体長会議をわがこのまちで,会費を納めてるわけですから,それを取り戻す意味でもねそれこそ日本全体から国立公園の所在地の自治体長会議を招致をして国立公園75周年を祝おうと思っています。そして今までの来し方を振り返って今を分析し,将来何をしなきゃならんか。そういうことをしっかり考えていこうと思っています。


○7番(山浦安生君)


 申し訳ございませんでした。和やかな雰囲気でやるつもりでございましたけれども,声が荒がってしまって申し訳ございませんでした。終わります。ありがとうございました。


○議長(西村新一郎君)


 以上で山浦安生議員の一般質問を終わります。次に,30番吉永民治議員より1件通告がされております。したがって,吉永民治議員の発言を許可します。


○30番(吉永民治君)


 質問に入る前に2点ほどお断りを申し上げておきます。まず1点目が,皆さんの要望で12時までに何とか終えてくれというようなこともあったんですけれども,前のお二人が白熱した議論になりまして予定した時間をかなり食い込んでおりますんで,午前中に終えられるかどうかは非常に甚だといいますか,疑問でございます。ひとつご了承ください。それともう一つは,危機管理についてはわが総務委員会の所管でございます。その所管事務について委員長自らが質問するとは何事だというふうに思いの方も職員あるいは同僚議員の方にいらっしゃるかと思いますが,今後のわが委員会の所管事務のきっかけづくりといいますか,足掛かりというような意味での質問というふうにご理解いただければなというふうに思います。それでは,質問に入ります。災害は忘れた頃にやってくるとよく言われますが,これは時,所を選ばず起きる災難や災害に対し,日頃からいざというとき慌てぬよう対策をしておきなさいとその心構えの教えの言葉であります。近年記憶に新しいところでは,アメリカのハリケーンがもたらした豪雨によるミシシッピ川流域の水没災害,スマトラ沖地震,これは12日もまた起きておるようでございますけれども,この地震による津波災害,そして国内では,阪神・淡路大震災,伊豆大島三原山の噴火,中越地震,鹿児島においては昨年6月県北部の豪雨災害,本年は中越沖地震,この間の台風9号の影響によるまた東海,関東,中部地方の豪雨災害等その被害は甚大であります。財産や多くの尊い人命が奪われており,被災地では今でも復旧ままならず,避難先,仮設住宅などでの生活を強いられている方々も少なくありません。本市においても平成5年8月1日,8・1水害,水害に見られたように,がけ崩れ,土砂災害などによる人命に関わる災害も発生しており,隼人町の天降川流域は毎年雨が降るたび天降川の水位に脅かされる住民の生活があります。中山間部では本県特有のシラス土壌である上に高齢化により林業・農業従事者の減により山は管理不十分で,田畑は耕作放棄され荒れた状況にあり,山の保水力の低下,田畑の調整池としての機能を果たし得なくなっている現状では少しの雨でも山腹の崩落や土砂崩れの危険が増大し,さらに丘陵地の開発が進むことにより雨水の急激な流下による川の氾濫,洪水などますます災害の危険度は増大しております。災害対策は初動体制がいかに速やかに確保できるかが重要であります。さて,本市の防災計画はどうなっているのか。本年5月配付の霧島市地域防災計画は18年度作成されたものであり,隼人総合支所が来年1月1日より教育委員会本庁としてスタートする現状には一部そぐわない不備の部分があります。つまり分庁化後の隼人町の防災体制は全く未定の状況にあります。転ばぬ先の杖,分庁が本格スタートする前に隼人地域防災対策・体制を決定し,その対策・体制を職員,地域住民に周知徹底を図るべきであるかと思います。そこで隼人町の防災対策・体制はどのようになっているのか。どのように考えているのか質問をいたします。次に,高齢者に対する危機管理についてでありますが,霧島市も例外なく少子高齢化が進みつつあります。特に周辺地区においては過疎や高齢化に拍車がかかり高齢化率30%を超える地域も少なくありません。こうした中,いつの頃からか村社会が崩壊し互助の精神が失われつつある状況下で隣近所との交流もなく,社会的に,また精神的にも孤立した世帯が増えております。高齢で体力も落ち病気がちであったり,どこか体に障害があったりで災害時の避難も思うに任せない。こうした災害弱者に対する対策はどうなっているのか質問いたします。通告書では 「高齢者対策は福祉・防災の両面から見てどのように考えているか。」としておりましたが,高齢者福祉の面での危機管理についてはこれまで何名かの同僚議員の質問がありました。また,私の後でもあるようでございますので,防災対策のみに絞ってのご答弁をいただければよいかと思います。以上で壇上からの質問を終わりますが,答弁のいかんによっては自席から再質問をいたしますので,その必要がないよう簡潔,明快な答弁を求めて終わります。


○市長(前田終止君)


 吉永議員より危機管理体制1点に絞っての質問でございました。1点目が隼人総合支所が平成20年1月1日より分庁化されるが,隼人町の防災対策・体制をどのように考えているかと。2点目が高齢者対策は福祉・防災両面から見てどのように考えているのかということでございましたが,これは吉永さん,2点目はいいとおっしゃいましたかね,答弁は。分かりました。はい,危機管理体制についてのこの1点目でありますけれども,分庁につきましては現在庁内において協議を重ねておるところでございます。分庁することによって現在の隼人地区の住民が市の災害対応により生命,財産の安全確保が損なわれることがあってはならないと考えております。これまでの庁内の協議におきまして隼人庁舎にはこれまでどおり引き続き防災担当職員を配置することといたしておりましてこれまでどおりの防災対応は実施可能と考えております。しかしながら,総合支所長をはじめとして土木,農林等の防災関係部署を本庁に統合いたしますため,災害対策本部の在り方や災害現場における事業担当部署の災害対応を円滑にするための体制等について鋭意検討を続けているところでございます。2点目についてお答えをします。災害時における高齢者対策については,もう自分の力ではこの避難することもできないといういわゆる災害時の要援護者という方々がおられるわけでございますが,この災害時要援護者の避難支援等について福祉部局を中心に避難支援プランを作成する予定であります。現在この避難支援プランの作成は,福祉部局と防災部局の調整により,まず霧島市において避難等の際に手助けを必要とする高齢者がどれだけおられるのかという実態把握を福祉部局において民生委員等の協力を得ながら進めていき,その結果を受けて防災関係機関等も含めて個別の具体的避難支援計画を最終的に作成する予定となっております。


○30番(吉永民治君)


 ただいま答弁をいただいたところですが,この答弁において心配ないと,十分そういう配慮はするんだというような一言で申しますと答弁だと思うんですが,やはり防災対策等にとってはやはり,その対策として発生前と発生後と言いますかね,分けて考えますと,発生前はやはり平素より,かねてよりと言いますかね,平素より住民へのその意識啓発と言いますかね,そして,また,予測される災害の予防,例えば,危険箇所の改良・改善とか,そうしたことだと思います。いざこれが発生したとなりますとやはり救援・救助,復旧というようなことになるかと思うんですけど,この体制づくりというのを,初動体制と言いますかね,これがやはり一番大事ですよね。災害時に最も重要なことだというふうに私は思うわけですが,これまでの隼人総合支所は合併前と比べますと,今度の合併によって相当かなり事業課等も人員削減といいますか,本庁への配転と言いますかね,こうしたことがなされて,本当に今後もし災害が起きた場合その体制がとれるのであろうかということを危惧するわけであります。現地対策本部といいますか,その機能を本当に発揮できるんだろうかと。人員的にも無理があるんじゃないかというふうに感じておるわけですね。やはり特に発生時は情報の収集,これは本部に勤めてその情報を受ける立場の人間,あるいはその情報を受けてすぐ現場に赴いてさらに情報を取ってくるというようなこと。やはり人手というのが一番その体制づくりというのは大事な,肝心なことになっていくと思いますけど,そして,また,現状を得て収集してきた状況等を伝達する。あるいは住民へ避難情報あるいはその伝達,これを今の状況から判断していきますと本庁ですべて対応せざるを得ないというふうに私は理解しているんですが,災害発生が予測される状況下における対策・体制のとり方というこの点についていま一度,計画としてまだ発表されておりませんので,どのような考え方でおられるのかお尋ねしておきたいというふうに思います。


○危機管理監兼安心安全課長(宇都克枝君)


 まず最初に隼人地区は霧島市の人口の約30%を擁しておりまして,分庁により約3万7千人の市民の方々の防災対応を本庁で直接行うことの重み,これを強く感じておるところでございます。議員の方から質問のありました防災,初動における防災体制でございますけども,防災対応という視点で人員の体制を説明させていただきます。これまでの協議におきまして来年の1月1日から隼人庁舎に本庁総務部の出先機関といたしまして課長,係長,防災担当職員,これを配置するというふうになっております。この職員により災害の初動体制であります情報連絡体制,大きく三つありますけども,災害対策の場合の体制として三つありますが,情報連絡体制,災害警戒本部体制,そして本来の災害対策本部体制というこの3段階になっておりますが,この最初の情報連絡体制をこの隼人分庁でとらせるということを考えております。この情報連絡体制におきましては,降雨量等の気象情報,また,地元の消防団,関係機関,自治公民館等から被害情報,そういったものの収集を行いまして,集めた情報を分析をしまして一定の評価,人命に関するものとか,緊急性が高いとか,そういったものの評価を行いまして,その情報を安心安全課,本庁の方に伝達するということになります。この最初の情報連絡体制をとるかどうかということにつきましては,隼人庁舎におられる課長さん若しくは本庁におきます総務部長,こちらの方から指示をするということになろうかと思います。次の段階としまして小規模な災害が発生した。そういった場合にとられます災害警戒本部体制でございますけども,それと併せてさらに甚大な被害が出たというような場合におきます災害対策本部体制におきましては基本的に本庁で実施するということを考えております。災害対策本部の設置は,隼人庁舎にこれまで設置されておりました災害対策本部隼人支部ということで設置しておりましたけども,本庁に一本化して設置をいたしましてその中で隼人の災害対応を実施していくことを予定しております。したがって,隼人に現地対策本部を新たに設置することは現在のところ想定をしておりません。また,一方,農林,土木等の隼人総合支所の災害関係部署が本庁に統合されるため,隼人の災害情報,これが本庁に連絡された場合におきまして,安心安全課は本庁にいる事業担当部署と情報を一元的に共有をいたしまして,隼人を熟知をしましたそれぞれの林務,土木等の職員により必要があれば直ちに現場に出動できる体制,こういったものを整えたいというふうに考えております。


○30番(吉永民治君)


 誠に十分な答弁をいただきまして安心しているところでございますけれども,そこで一つだけ気になる点は,今,「課・係あるいは担当職員を置く。」というふうにご答弁をいただいたわけですが,何名ぐらい配置されるのか。その辺がちょっと抜けていたんじゃないかなあと。だから,その人員の数によっては,もちろんその事業課の農林あるいは耕地,林務あるいは土木,建設,そうした職員も含めての数はどのくらいになるのかですね。というのは,今お聞した範囲で判断しますと,初動体制ということで情報収集等については確かにそれほど多くの人員は要らないと思うんですね。そして,また,今のご答弁ですと「隼人町には対策本部は置かない。」,要するに初動体制,要するに情報収集等に限るというようなご答弁だったと思います。そうしますとそれほど多くの人間は要らんのかなというふうに思いますが,やはり現場等に駆け付ける。そして現場の状況等を把握してくる。そういう人員が必要じゃないかなというふうに思いますんで,どういった体制をとられるか。その人員配置体制,もうちょっと細かにお教えいただければ,お考えをですね,と思います。


○総務部長(西重正志君)


 今こういうことでるる調整中でございます。特にまだ何名置くとか具体的な数字はまだ決めておりません。先ほどの答弁にありましたように,遺漏なきそういう対応ができるような職員数を配置していきたいと思っております。


○30番(吉永民治君)


 分かりました。まだ検討中ということでありますので,ただ,今ご質問したことあるいはご答弁いただいたことを踏まえて十分対応できる体制をとっていただきたいというふうに希望してこの件については終わりますが。次に,この隼人町の場合は天降川という川が縦断しております。そして先ほど申し上げましたように,日当山地区,姫城地区,大津地区には排水機場が設置されています。常にこの浸水と言いますかね,これは川が氾濫するという部分への問題じゃなくて,内水,大雨が降った時なんか内に降った雨水が溜まって浸水してしまうという,天降川の水位が上がりますとはけない。だから,排水機場を設けて排水をしておるわけですけれども,これまではこの隼人町の場合,総務課が主体,中心になって消防団との連携をうまくとりながらこの排水機場の管理運営実務と言いますかね,これを消防団に任せてきたといいますか,やってきたわけですけれども,今後その隼人町に対策本部機能がなくなった場合,いわゆる本部との,本庁本部からその指揮命令といいますか,そうしたものはなされるわけですかね。その辺を確認しておきたいと思います。


○危機管理監兼安心安全課長(宇都克枝君)


 まず降雨によりまして天降川,こういったものが氾濫若しくはそれに近いような状態になりました場合につきましては,河川や雨量情報システム等の観測データ,こういったものから判断をいたしまして氾濫の危険性がある場合につきましては早目の避難準備情報を発令しましたり,また,住民に早期の避難,こういったものを呼びかけます。また,氾濫危険水位に達しました場合につきましては避難勧告を,また,氾濫した場合につきましては避難指示をそれぞれ行うことになります。この場合,防災行政無線,これが整備されていない隼人にありましては,防災担当職員をはじめ,所在する職員で防災情報等を自治公民館に電話で連絡することになります。これから情報は伝達手段と,こういったものについて整備をしていかなければならないという課題意識は持っております。必要に応じまして本庁から場合によっては支援要員を派遣をしたりということを考えております。また,氾濫した時点におきましては既に浸水想定区域の住民の方々というものはもう既に避難が完了していなければならないということで,避難されない住民が多いことが過去の災害事例で明らかになっておりますので,こういったことに対して避難することが非常に大切だということをこれからも周知していきたいと考えております。なお,排水機場のことでございますけども,天降川の七つの排水機場,これはもう消防団に委託しておりまして運用しております。水防団待機水位,これまでの指定水位と呼ばれる,これ7mに付きましたらもう自動的にといいますか,マニュアルに則りましてその位置に配置をするようになっております。こういった時点で状況によれば必要な操作をするわけなんですけども,これに対する災害時の指揮命令,これは災害対策本部から実施するということになります。災害対策本部の中には消防局長も含まれておりまして消防活動,こういったものに関するものであれば消防局長を通じまして消防団,現場の消防団員までという指揮命令の流れになろうかというふうに考えます。


○30番(吉永民治君)


 消防団のこの排水機場の管理運営については今ご説明よく理解できます。ただ消防団のこの災害時の行動,活動と言いますかね,これについてはやはり,今申されたとおり,本庁本部から直接指揮命令するのが一番よろしいのかなと。要するにこの災害時等はやはり情報が錯綜したりして消防団の動き,あるいは一般住民の方々もそうですけれども,その行動に迷いが出たりしますと大きなその人命的な被害につながるということもあり得るわけですから,やはりできるだけその簡素化されたスムーズな流れをつくっていただきたいなあというふうに思うところでございます。そして,また,この情報の伝達についても今お話があったわけですけども,自治公民会長に連絡,地区自治公民会長に連絡して,それから各単位自治公民会長が有線等を通じ各戸に連絡するというようなご説明だったかと思いますが,これまでの災害を振り返ってみますと,8・1水害の時でしたかね,旧国分市で国分市姫城,あの城山の麓ですか,あそこが崩れた時,有線放送等の架線も切れて連絡がとれないというようなことで,公民会長さんが何か合羽を着て懐中電灯を持って雨の中を歩いて各戸伝達して回った。そのために人命的な被害を出さずに済んだというようなことも聞いております。問題は,こういう情報伝達する時,状況によっては公民会長がいなかったり,連絡がとれない。そして有線放送の場合は架線が切れて届かない。こういうこともあるわけですよね。だから,形としてはそういう今お話があったとおりかと思いますが,そういう状況を踏まえて判断していきますと,それだけに頼って本当に情報伝達ができるんだろうかというようなところも危惧するわけです。これは後々また別な角度から質問いたしますけれども,やはりその自主防災組織と言いますかね,こういった方々がおられてやはりその時と場合,ケースによっては歩いて伝えることもその緊急の場合は必要になってくるんじゃないかなという状況も考えられますので,その辺をもっと検討してみていただきたいなというふうに思います。そしてやはり今一番問題になっているのは,今,改善されているのかどうかちょっと確認がとれておりませんけれども,この災害弱者と言いますかね,これの把握についてですけど,例えば,自治公民会長さん方,あるいは民生委員の方々,あるいはその自主防災組織であればその組織長の方,あるいはボランティアの方々が,あるいは消防団長なり,その消防部長と言いますかね,この方々がどれだけその,災害弱者といいますか,その要支援者って言いますかね,把握されているかという問題があると思うんですね。だから,やはりこの災害弱者のマップをつくって情報提供をしておく必要があるんじゃないかと。いざというときやはりその避難体制もとりやすいであろうし,情報提供も,伝達もよりスムースな動きができるんじゃないかと思うんですが,その点についてはどうなっているのか。あるいはどのような考えを持っておられるのか。お答えいただけますでしょうか。


○危機管理監兼安心安全課長(宇都克枝君)


 いわゆる災害弱者と呼ばれます高齢者,身体障害者の方々を災害から守るための取組が社会的にも現在強く求められております。これは2004年の新潟水害,福井,福島,この水害の時におきましても高齢者が多く被害を受けた状況がございます。こういったことを踏まえましてこれの基本的な考え方といいますか,これは福祉部局で民生委員,社会福祉協議会等の福祉関係者の協力によりまして霧島市全体の災害時要援護者,要援護者というのはもう一人では逃げられない。先ほど市長から説明があったとおりでございます。そういった方々の霧島全体の状況を取りまとめまして,この中で避難行動要支援者,要するに独居老人とか,もう目が見えない。障害者の方でなおかつ身寄りが,身寄りといいますか,家族が側に一緒に生活してないということでどうしても支援が必要だという方々,こういった方々を抽出いたしまして,この場合,施設に入所しておって手があるという方とか,家族と同居している方,こういった者は基本的に除いて,次の段階といたしまして福祉部局からこのように抽出された避難行動要支援者の情報提供を防災部局で受けまして,あと消防団員,民生委員,また,自主防災組織の方々との個別の支援,こういったものによりまして避難経路や避難方法,そういったものを定めました具体的な個別支援計画,そういったものをつくっていきたいというふうに考えております。まず作成の優先順位と,そういったことでございますけど,急いでやらなければいけないのはその天降川の氾濫想定区域及び急傾斜地危険区域,そういった所におられるそういう災害時要援護者の方を優先的にやらなければならないというふうに判断いたしております。防災対応といたしましては,災害対策本部からそれぞれの支援の主体となっている自治公民館長や消防団,自主防災組織,福祉関係の団体等に対しまして災害情報提供をして早目の避難といったそういった災害対応を呼びかけたいというふうに考えております。


○30番(吉永民治君)


 次に,この分庁化によって今現在の隼人総合支所は教育委員会本庁となるわけですが,これ教育委員会の方々も何名行かれるのかなあというふうに計算をしてみなきゃ分からんわけですけど,この教育委員会の最高責任者である教育長,これはいざ災害対策本部を設けた場合は本庁本部に上がるようになってます,詰めるようになってますよね。そうした場合,教育委員会のその災害対策体制といいますか,体制はどうなるのかなというふうにちょっとこれまた心配するところですね。その指揮命令系統がどうなっていくのかなというふうに思うわけですけれども,ここらもちょっと説明いただけますか。


○危機管理監兼安心安全課長(宇都克枝君)


 災害対策本部が設置された場合におきましては,教育委員長(P★★に「教育長」と訂正あり)及び教育部長,これは本部会議の要員ということで会議の方に参加していただくことになっております。隼人庁舎の方に教育委員会そのものが分庁されるわけですけども,その中でこれまで本庁,国分の本庁でとっておりました体制をその隼人の中で同じような体制をとるということになります。


○議長(西村新一郎君)


 吉永民治議員の一般質問中でございますけれども,ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 零時04分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時04分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。吉永民治議員の一般質問を続けます。


○30番(吉永民治君)


 一通りその組織体制についての質問をさせていただいたわけですけども,ここで確認しておきますけれども,あくまでもこの災害対策本部は当然のこととして本庁に置かれるわけですよね。それでその指揮命令系統も本庁ですべてを掌握し,統括して行うということ。それから,各総合支所は,対策本部ではなくて,現地の情報収集とかやるわけですけれども,あくまでもその対策本部,支部といいますか,そういう位置付けでの活動,行動をするということでよろしいですか。確認しておきます。


○危機管理監兼安心安全課長(宇都克枝君)


 隼人総合支所の1月1日以降の組織につきましては災害対策本部の現地対策本部は設けないということでございます。現地で対応するのは,あくまでも総務部の出先機関であります職員が災害の最初の段階であります情報連絡体制,この体制をとるということでございます。


○30番(吉永民治君)


 ちょっとどういう形になるのかなあというふうに分かりづらいとこもあるわけですけど,あくまでも隼人総合支所における総務部の出先機関としての位置付けで情報収集等に専念するということで,そういう理解でよろしいですか。


○危機管理監兼安心安全課長(宇都克枝君)


 はい,そうであります。


○30番(吉永民治君)


 それと教育委員会の場合は,これも同じ教育委員会の場合もその対策本部は本庁本部に所属して,隼人町総合支所におけるその教育委員会本庁の役割としては,これもまた情報収集にとどまるというようなことでよろしいわけですか。


○危機管理監兼安心安全課長(宇都克枝君)


 隼人庁舎におきます教育委員会の対応というのは,これまで本庁にありました時と同じような体制を隼人庁舎でとっていただくということでありまして,本部会議,災害対策本部会議,それには従来どおり教育長及び教育部長が参加をされるということでございます。なお,午前中の質問におきまして「教育長」と答えるべきところを「教育委員長」と答えておりました所を修正したいというふうに考えております。


○30番(吉永民治君)


 了解いたしました。それでは,次に入りますが,現在霧島市内に自主防災組織はどのくらいの数で組織されておりますかお尋ねいたします。


○危機管理監兼安心安全課長(宇都克枝君)


 現在パーセンテージ的には約95%,まず,正確な数字は持っておらないでありますが,約95%ほどの組織率だというふうに承知をしております。


○30番(吉永民治君)


 その95%というのはちょっと,何の数に対しての95%か分からないんですけどね,そこをちょっとご説明願えますか。


○総務部長(西重正志君)


 ただいま管理監が申しましたのは,いわゆるそういう組織,要綱をつくってあるという意味ではございません。自治公民館,自治会,それには当然,何といいましょうか,活動の中でそういう防災に関する活動等も当然入ってますので,県の見方としてはそういう組織であっても自治防災組織であるというような見方をしているようでございます。そういう意味から95%と言いました。ただ実際にもう防災組織そのものの組織をつくって要綱をつくってというのは現在,手元には資料はございませんけれども,20足らずの組織率だと思っております。詳細な数字につきましては後ほど報告いたします。


○30番(吉永民治君)


 ということは,今,地区自治公民会といいますか,これが霧島市内に95でしたかね,ありますよね。地区自治公民館ですか,これが95ありますね。それに対しての数字95パーという判断でよろしいんですか。そうしますとその20ぐらいというのが数がどうしても割り出せないということになるわけですけど,その95%を何に掛けるのかということですよね。だから,私は,それはいいです,大体今20前後組織されているということでございますんで。やはりこの災害対策の一番大事なこととしては,例えば,私昨年の9月の,ちょうど1年前のこの一般質問の中で,地域の住民に限らず,日本国民,行政依存症といいますか,すべて何から何でも行政がすべきだというような意識をお持ちの方が非常に多いと。だから,依存症にかかっているんじゃないかというようなことも申し上げた経緯があるわけですけれども,やはりこの災害の場合は,先ほどもお話がありましたとおり,やはり自分の命は自分で守ると。要するに自主と言いますかね,自助といいますか,自主防災,自助,これとまたその隣近所,その地域の方々が互いに助け合う,互助といいますか,共助と言いますかね,これが一番大事なことであり,防災上その対策として一番大事なことじゃないかなあ,鉄則じゃないかなあというふうに思うわけですけど,そうした住民のその意識といいますか,その持ち方によっては,この災害に対する意識の持ち方,これによって,どう向き合っているかによって生死を分ける結果を招くということもあり得るわけですよね。言い換えますと,先ほど言いましたように,自分の命は自分で守り,そして近隣の住民同士が互いに助け合う。これが一番大事であるというふうに考えられるわけですが,そうした意識改革をしていくためにもやはりこの自主防災組織を組織してこの活動を通じた意識啓発,そして,また,まさかの時にそのスムースな避難行動ができるようにやはり効率的に避難をするためにはそういった防災組織がうまく活動と言いますかね,することによって助かる方も多々出てくるんじゃないかなあというふうに思うわけですね。そういう意味で自主防災組織の育成充実のやはり本腰を入れて図っていくべきじゃないかなあというふうに思うんですが,これについてはどうお考えですか。


○議長(西村新一郎君)


 ちょっと念のため,整理のために,「95%」と言われたが,そこを整理してください。


○危機管理監兼安心安全課長(宇都克枝君)


 先ほどの私が約95%の組織率というようなことを言いましたけども,この中身でございますが,組織数,これは平成18年の10月1日現在でありますが,これは174でございます。隊員数が1万6,086ということで,管内世帯数が5万6,279世帯ございまして,この中の組織されておる地域の世帯数が5万3,309世帯でございます。この割合が94.7%ということでございます。


○30番(吉永民治君)


 この組織率についてのご説明,今了解したわけですけれども,その取組,やはり全力を挙げてこの自主防災組織を図っていくべきじゃないかという私の質問にはまだお答えになってないと思うんですけど,それについてお願いします。


○危機管理監兼安心安全課長(宇都克枝君)


 それでは,議員の質問でありますその育成,そういったことについてお答えしたいというふうに思います。自主防災組織は地域の安心安全の要でありまして,これの育成の可否,これがもう災害時における被害の有無,これに直接影響することになります。したがいまして,地域防災組織の活性化を図るため,防災出前講座,これを現在開講しておりまして,自主防の重要性,そういったことを講座の中で説明しておるところでございます。これまでに隼人地区におきましては,姫城,宮内,新溝自治会で開催しているところでございます。現段階におきましては,これからいろんな機会をとらえ自主防災組織の必要性,こういったものについて啓発,普及,こういったものを図っていきたいというふうに考えております。当然その啓発,普及,そういったものが終わった次の段階におきましては,自主防災組織の訓練,また,そういった訓練に参加される自主防の団体の資材,そういった物の充実,そういったものを図る必要があるというふうに考えております。


○30番(吉永民治君)


 是非今お話のあった方向で早目にその自主防災組織が結成できますように力を入れていただきたいというふうに思います。最後になりますけれども,合併して総合支所が設置されて,その時合併協議会においてはおおむね10年ということで総合支所が設置されているわけですけれども,これから随時またその総合支所が支所化されたりしていくと思われますし,またしなければならないと思います。この隼人総合支所の場合は分庁という形ではありますけれども,総合支所がなくなったケースでもありますんで,やはり全市的にこの市民の安全といいますか,そういった対策としては一つの隼人がこのモデルケースと言いますかね,であるというふうに思いますんで,他の総合支所の手本となるような組織体制づくり,そして,また,その指揮命令系統の一本化といいますか,明確な組織の形をつくっていただくということを望みまして私の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で吉永民治議員の一般質問を終わります。次に,23番岡村一二三議員より1件通告がされております。したがって,岡村一二三議員の発言を許可します。


○23番(岡村一二三君)


 私は先に通告しておいたことについて一般質問を行います。地方自治法の目的は,地方公共団体における民主的にして能率的な行政の確保を図るとともに,地方公共団体の健全な発達を保障するということはご承知のとおりであります。霧島市の監査基準では監査委員の使命として民主的かつ効率的な行政の執行確保,住民の福祉の増進と地方自治の本旨の実現に寄与し,また,監査委員の責務として監査委員は,市の財務管理,事業の経営管理,その他行政運営に関し優れた識見を有し,その職務を遂行するに当たっては,常に公正不偏の態度を保持して監査等を実施することになっていることもご承知のとおりであります。今回の質問は住民監査請求についてでありますが,近年住民の自治意識,納税者意識の高揚などにより住民監査請求などが増加の一途をたどっており,1997年の法改正によって主要な自治体に外部監査人制度が導入され,1999年から実施されており,弁護士,公認会計士などの自治体外部の専門家による監査が必要であるとして導入された制度もあるわけであります。当霧島市も例外なく監査請求事案が増加する可能性は否定はできません。質問の要旨として地方自治法242条第2項本文によれば「監査請求は,当該行為のあった日又は終わった日から1年を経過したときは,これをすることができない。」とされております。住民監査請求については,公金の支出全体を1個の行為としてとらえて,その終了時点,すなわち現実の支払いがなされた最後の行為を基準として監査請求期間を計算するべきという包括説があります。当市の監査委員は,当該行為とは具体的にどの行為を意味し,どの時点から1年経過することにより期間の経過を判断されることになるのか。また,242条第2項本文のただし書きは,正当な理由があるときは,例外として当該行為のあった日又は終わった日から1年を経過した後であっても監査請求をすることができるようにしております。平成14年9月12日最高裁第一小法廷判決は,行為が秘密裏になされた場合に限らず,住民が相当の注意力を持って調査を尽くしても,客観的に見て監査請求するに足りる程度に当該行為の存在又は内容を知ることができなかった場合にも正当事由が認められることを最高裁として初めて正面から認めた判決であります。当霧島市の監査委員は正当な理由について具体的にはどのような判断基準をお持ちであるのか。以上の2点について問うものであります。


○代表監査委員(大山東生君)


 岡村議員の地方公共団体の管理職体験を踏まえた傾聴に値するご質問にお答えいたします。住民監査請求の制度につきましては,地方自治法第242条第1項で「住民は,執行機関及び職員による違法若しくは不当な財務会計上の行為等があると認めるときは,これらの事実を証明する書面を添え,地方公共団体に必要な措置を講ずべきことを請求することができる。」と規定され,同条第2項でその請求できる期間について制限が定められていることはご案内のとおりであります。そこで議員がただされた当該行為とは,同条第1項に規定されている執行機関及び職員による違法若しくは不当な,一つ,公金の支出,一つ,財産の取得,管理若しくは処分,一つ,契約の締結若しくは履行,一つ,債務その他の義務の負担,以上4種類の財務会計上の行為ということになります。どの時点から1年を経過したかにつきましては,これら4種類の財務会計上の行為があった日又は終わった日がその起算日となります。そこで公金の支出に伴う手続きは,支出負担行為,支出命令,支払いの三つの行為からなり,三つの行為を一つの行為,包括としてとらえ,現実の支払いがなされた時から期間計算をすべきと理解しています。1年を経過したことにつき正当な理由があるか否かについての判断基準は特に地方自治法では定めてありませんが,判例及び行政実例では,当該行為が極めて秘密裏に行われ,1年を経過した後に初めて明るみに出た場合とか,天災地変等により交通機関等が途絶され請求期間を徒過した場合などが正当な理由があるときとされております。したがって,個々のケースについて判例や行政実例等を参考にして監査委員が合議により判断することになります。


○23番(岡村一二三君)


 ただいま「監査委員が合議により判断する。」ということでございます。そのとおりだろうと思っております。そこで若干これから何点か質問をさせていただきますが,まず初めに平成14年3月に公布された地方自治法等の一部改正法は,住民監査請求,住民訴訟制度の改革など住民が政治に参画することを目的とした主な内容となっているわけです。したがって,先ほど申し上げましたように,今日では全国各地でオンブズマンや住民の監査請求や住民訴訟など直接請求の動きがなぜ広がっていると思考されていらっしゃるのか。なお,住民監査請求制度はだれのために設けられた制度であるとお考えなのか。ここで見解を伺っておきたい。


○代表監査委員(大山東生君)


 「違法行為等を防止し,若しくは是正し,若しくは当該怠る事実を改め,又は当該行為若しくは怠る事実によって当該普通地方公共団体のこうむった損害を補填するために必要な措置を講ずべきことを請求する。」ということで,それに沿うようなことになると思います。


○23番(岡村一二三君)


 代表監査委員さんには誠に申し訳ないんですが,私が質問したことともう全然違うんですけれども,その辺は,私こういう答弁をいただきたかったんですよ。だれのために設けられた制度ということをお伺いしたんですが,回答がありませんでした。納税者並びに住民のためにあるわけなんですよね。そうじゃないですかね。


○代表監査委員(大山東生君)


 ただいま岡村議員が言われたとおり,市民のための制度でございます。


○23番(岡村一二三君)


 併せて現在住民訴訟,監査請求,これらの広がりは,地方議会に対する失望,首長の統率力の欠如,行政機構,公務員への不信,地方自治への認識のずれなどが主な要素だと。そして民主主義の進化の動きであり,チェック機能への不満など幾つか挙げられるということが掲げられているようです。次の質問ですが,今までわが国においては,判例集に載っている限りなんですが,大体1千件を超える住民訴訟の判決が出ているというようなことであります。住民監査請求,住民訴訟というのは,監査委員の監査を経て一つの結論に至るわけですが,その中で市町村長,知事あるいは専決権を持っている方々の責任は結構問われているわけなんですが,一番チェックする役割を持っていたはずの監査委員の責任が問われたケースは全くないわけで,なぜか首長か一般職員の責任にされるわけなんですよね。責任源というものを暫定的に整理すると,政治責任,行政責任,政策責任,公務員の個人責任があるわけです。議会のチェック機能を問われる部分も政治的には問われるとしても,議会が決定した予算を執行するのは行政であり,財務会計上の内部行為は監査委員会が厳正にチェック機関としての責任を果たしてもらう役割となっているわけなんですよね。そこで当霧島市になって款を飛び越えての支出行為など予算の流用の妥当性,随意契約を含めて契約の妥当性など議会として現在の霧島市の決算付属書類だけでは決算について十分な審査は私としては不可能であると考えております。代表監査委員のお手元に資料第2号を参考としてお渡しいたしましたが,監査委員としては監査意見書も出されているわけなんですが,監査委員として議会の決算審査は十分に審査可能とお考えなのか。関連がありますので,ここでお尋ねしておきたいと。


○代表監査委員(大山東生君)


 支出の正当につきましては,一応十分な正当性があると認識をいたしております。


○議長(西村新一郎君)


 決算書類等についての現状の資料で議会のチェックは果たし得ますかということの問いに対しては。岡村議員,いま1回説明してあげてください。


○23番(岡村一二三君)


 分かりやすく言いますと,監査委員の監査結果を踏まえて当議会に決算認定が出されていますよね,監査結果を意見書を付されてですね。そうした中ですべて出された決算事案については付属書類を含めて提示されていることはご存じだろうと思います。したがって,私が先ほど資料を1枚,第2号と書いていますかね。それらがない限り議会として精密なチェック機能を果たせないと,決算審査に私としては臨めないんだという質問なんですよ。したがって,監査委員としてはこれ,今現在霧島市議会に18年度決算認定に関わる書類すべてをご存じだろうと思いますから,それだけで議会として承認するのに十分足り得る資料なのかと,どうですかと。私が差し上げたそれらは必要ではないのかという質問をしているところです。


○監査委員事務局長(小濱 泉君)


 ただいま資料を見させていただきました。この資料につきまして契約等の相手方が黒塗りにしてあるということでございますね。


○23番(岡村一二三君)


 黒く塗ってあるのは特定の名前を消したということですから,その部分は考えなくていいんです。


○監査委員事務局長(小濱 泉君)


 このような資料がないと決算審査ができるかというようなことだと思いますけど,財務会計行為というのは一連の流れがございまして,先ほども代表監査委員が申しましたように,支出負担行為から支出までの一連の行為が財務会計上分かれば別に支障はないものというふうに考えております。


○23番(岡村一二三君)


 今,事務局長は私の答弁を,質問に対して答弁をいただきました。それは旧国分市の考え方だろうと思いますよ。合併前の各町においてはそれらの付属書類が付けてあったわけなんです。ということは,その中で委託料はだれに,いつ何月,契約日が何日で,委託料はだれと契約をしましたよ。終わったのがいつなんですよ。金額は幾らでしたよ。委託契約はだれとしましたよ。いつ契約日しましたよ。幾ら金額はでしたよとすべてが入ってくるわけなんですよね,随意契約はこうでしたと。だから,事業の内訳は全部分かるわけなんです。いわゆる予算書で言うと目の事業費ごとに全部出てくるわけなんです。だから,現在霧島市で議会に提案されている決算認定に関わる付属書類についてはそれで十分なのかと。私としては非常に見づらいということなんです。だから,意見を聞きたい。


○代表監査委員(大山東生君)


 公金を支出する時は,先ほど説明をいたしました支出負担行為,支出命令,また,公金の支払いがあって初めてなされるわけで,一応その請求書にはすべて支出負担行為がなされた事実が添付されております。


○議長(西村新一郎君)


 しばらく休憩をします。


               「休憩  午後 1時40分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時45分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。岡村議員の質問に対する答弁を求めます。


○代表監査委員(大山東生君)


 先ほど申しましたように,監査委員は合議制でございますので,私個人としてはいいかどうかという見解は述べられませんが,そういう意見があるということは3人の監査委員でお話をしたいと思います。


○23番(岡村一二三君)


 3人で是非あった方がいいというふうに決めていただきたいわけなんですよ。そこで先ほどお話をしましたが,休憩時間中にですね。監査委員さんは毎月例月出納監査とかやられて支出負担行為等を見て全部正確になされているという判断をされていらっしゃると思いますよ。だけど,我々は分からないわけです。例えば,もう関連の関連になるわけなんですが,今回当議会に議案第72号で庁舎設置条例が出されています。表決は28日にすることになっているわけなんですが,隼人分庁舎の関係のことです。これは28日表決されることになっているんですが,看板が隼人庁舎でもう立っているわけなんです。支出負担行為はどうなっているのか。その辺はまだ見ていらっしゃらないんですかね。そのことをまず。


○代表監査委員(大山東生君)


 ただいまのご質問のことについては判明はいたしておりません。それと先ほどの決算審査の資料の件ですが,一応議会の方から執行部当局に請求されてはどうでしょうかね。


○議長(西村新一郎君)


 暫時休憩をいたします。


               「休憩  午後 1時50分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時57分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。岡村議員の一般質問を続けます。岡村議員の質問に対する答弁を求めます。


○代表監査委員(大山東生君)


 監査委員が支出命令に基づく支払いの書類につきましては,7月分までの書類しか審査いたしておりません。


○23番(岡村一二三君)


 失礼しました。私はその毎月例月出納監査をやっていらっしゃるから,なおかつ今回は通告をしていましたので,十分ほかの分まで見ていただいたのかなあと思ったもんですから質問をしたような次第です。申し訳ありませんでした。あとまたこの件については別の所でまた執行部の方に質問をしてまいりますので,今回は監査委員さんだけに質問を通告していますので,その件は分かりましたので,次に本題に入ります。今回の質問の件なんですが,霧島市も幾つか似たような委員会が設置されているわけなんですよね。何々委員会,55人委員会とか,いろいろ地域審議会とか委員会が設置されております。委員会に出席された方には報償費として費用弁償が支出されるわけなんですが,1会計年度の同会計区分で数回にわたって会議が開かれ,その都度支出負担行為,支出,支払命令がされる。それを受けて実際の支出がされるという手続きをとる。いわゆるこれら三つの具体的な行為は一連の行為であるわけなんですが,それぞれ実態的及び手続的な要件のある独立の行為であります。また,それぞれの権限を有する期間も異なるわけなんですね。時期的にも別々の時期に行われ得る別個の行為であります。この場合にこれら別個の行為を全体として一つの行為としてとらえて,その最終の行為が行われてから期間を計算するのか。いわゆる包括説があるわけなんですが,個別の行為につき別個にそれらのあった日から期間を計算するのか。いわゆる個別説,どちらを採用されていらっしゃるのかお尋ねしたいと思います。


○代表監査委員(大山東生君)


 最初の答弁で申し上げましたように,公金の支払いについては包括説と認識いたしております。


○23番(岡村一二三君)


 ただいまご答弁は包括説でやっているという答弁と承りました。それでよろしいわけですね。


○代表監査委員(大山東生君)


 公金の支払いが包括的で,あとそれぞれ項目が,先ほど4点説明いたしましたが,それぞれの個別については合議の上起算日をするということです。


○23番(岡村一二三君)


 どうも質問と答弁がこうマッチしないんですが,もう1回ちょっと短くして話をしますね。予算が18年度は4月1日から19年3月31日で執行できる形態になっていますよね,事業費としては。あと会計年度が5月までありますので,その分は別として,4月1日から,この事業費については4月1日から執行できるんだと。そして4月1回,5月1回,6月1回,9月1回,10月1回というふうに支払いがなされてきたと。一つの委員会なら委員会で,55人委員会でもいいじゃないですか。地域審議会でもいいじゃないですか。月ごとにこうなると。そこで,例えば,今日なら今日住民監査請求が出された場合,18年度それらの一くくりの地域審議会なら地域審議会の1年間分の支出行為について疑義があるということで監査請求が出されますよね,例えば,今日付で。そうしたときに1年前と言うといつになりますか。4月はもう飛び越えているわけなんですよね。包括説でいくと同じ事業費だから一くくりなんですよね。個別説でいくと1年前,そうじゃないですよということになりますよね。12か月前までですよと。その関連をお尋ねしているところです。


○議長(西村新一郎君)


 小濱事務局長が分かっていれば,小濱事務局長答弁でもいいわけですよ。


○監査委員事務局長(小濱 泉君)


 公金の支出につきましては,あくまでも支出負担行為,支出命令及び支出の各行為があった日が起算日ということで,これから1年という形になるかと思います。


○23番(岡村一二三君)


 それは当然1段目の答弁でもらって分かっているんですよ。ただし書きがありますよね,242条の2項本文でただし書きが,「正当な理由がある場合は」というようなことがあります。だから,先ほどの委員会が開催された。それぞれの支払日が監査請求日から1年を経過しているから単純に監査委員としては棄却とするのかという話なんですよ,私が聞きたいのは。だから,今日出せば,19年9月ですから,18年8月の支出前の分は事案に当該しないと,そういう話になると思いますよ。そうじゃないと思うんですよ,正当な事由とは。私は先ほど代表監査委員に判例を資料第1で渡してあります。それを読んでみてください。14年の判決ですよ,最高裁の。ピンクの螢光ペンで囲ってあります。そこを読んでください。


○議長(西村新一郎君)


 どちらが答弁なさいますか。


○代表監査委員(大山東生君)


 公金の,先ほど申しました支出負担行為,支出命令,支払い,それらの3点を含めた行為を一つの行為としてとらえた包括的で現実の支払いがなされた時から期間計算をするという認識であります。


○議長(西村新一郎君)


 しばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 2時06分」


               ──────────────


               「再開  午後 2時15分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。岡村議員の一般質問を続けます。岡村議員の質問に対する答弁を求めます。


○監査委員事務局長(小濱 泉君)


 それでは,岡村議員が提出されました資料第1号により朗読をいたしたいと思います。これは最高裁,平成14年9月12日,第一小法廷判決という中の一部でございます。その中の判旨,「破棄差し戻し,同項ただし書きにいう正当な理由の有無は,特段の事情のない限り,普通地方公共団体の住民が相当の注意力を持って調査した時に客観的に見て当該行為を知ることができたかどうか。また,当該行為を知ることができたと解される時から相当の期間内に監査請求をしたかどうかによって判断すべきものである。そしてこのことは,当該行為が秘密裏にされた場合に限らず,普通地方公共団体の住民が相当の注意力を持って調査を尽くしても,客観的に見て監査請求をするに足りる程度に当該行為の存在又は内容を知ることができなかった場合にも同様であると解すべきである。」,次に解説でございますが,その一部です。「従来の最高裁判決は,正当理由の判断については,財務会計上の行為が秘密裏にされた場合であって,住民が相当の注意力を持って調査した時に客観的に見てその行為を知ることができたかどうか。知ることができたかどうか。知ることができたと解される時から相当の期間内に監査請求をしたか否かによって判断すべきであるとしていた。これは最高裁判決の昭和63年4月22日」ということでございます。


○23番(岡村一二三君)


 今具体的に事務局長の方でお渡しした資料を読んでいただいたわけなんですが,事務局長,今回つくり替えられた自治六法,黒表紙の方,これをお持ちですかね。


○議長(西村新一郎君)


 持っていますか。もうそれだけ答えてください。


○監査委員事務局長(小濱 泉君)


 自治六法のことでしょうか。はい,持っております。差替えのやつは持っておりません。


○23番(岡村一二三君)


 持っていらっしゃらないということなんですが,これもう近頃私の所に第一法規から送ってきた分です。事務局では多分どっかにあると思います。そこの144ページ,付けとってください。144ページに判例が書いてあります。その平成14年9月12日最高裁,その内訳の中身がそれですから,先ほど「合議機関だ。」とおっしゃいましたので,どうなのか。やっぱり,答弁はこうなさっていますので,「判例や行政実例などを参考にして監査委員が合議により判断することになります。」とおっしゃっていますから,そういったものをもう1回よく見ていただいて合議による的確な判断をしていただきたいと思います。あと2点ほどです。納税者である住民は適切かつ有効に税金が使われたのかどうなのか。自分の労力と自分のお金を使って監査請求,そして住民訴訟を行うわけなんですが,そういったことを考えますと行政執行部,いわゆるシンクタンク集団である行政執行について限られた監査委員の専門的職員数は現在充足してるとお考えなのか。また,監査委員事務局職員と行政執行部との人事交流があった方がよいとお考えなのか。この点も伺っておきたい。


○代表監査委員(大山東生君)


 職員については鋭意努力をいたしておりますので,過不足については認識はいたしておりません。現体制でやっていける覚悟であります。


○23番(岡村一二三君)


 はい,分かりました。もう最後になります。もう何回議論をしても合議機関がということですので,もう本当に最後の質問なんですが,方向付けも回答できない部分もあったようです。そこで事務補助員,監査委員の事務補助員の心得として第5条がありますよね。(1)から(6)までの関係なんですが,監査請求事案が提出される以前の問題として,請求事案が提出される以前の問題なんですよね,監査委員さんの仕事は。的確に監査をしていただいております。以前の問題として例月出納検査を含めて,私監査委員ではありませんから,どうなのか正確には申し上げられませんが,款を,款,項,目てあるわけなんですよ。款を飛び越えての事業費の支出行為は行われていないのかとか,事業目的に沿った適切な支出負担行為であるのかとか,また,先日の同僚議員の一般質問で遊休施設,遊休地の質問で主なものだけ執行部から答弁が行われているわけなんですが,ほかにも数多くの問題視する行政財産なんですよね。行政財産があります。それに付随する費用負担が想定できます,横から見ていても。合併2年になります。今後より一層の監査委員の公正不偏のご活躍を期待し本日の私の質問を終わります。


○代表監査委員(大山東生君)


 大変貴重なご意見をいただきましたので,十分岡村議員の意を体して監査をしていきたいと考えます。ありがとうございました。


○議長(西村新一郎君)


 以上で岡村一二三議員の一般質問を終わります。次に,18番脇元操議員より1件通告がされております。したがって,脇元操議員の発言を許可します。


○18番(脇元 操君)


 それでは,ただいまより,3点通告いたしておりましたので,質問をいたします。簡潔に質問いたします。前文もありますが,省いて早速やりたいと思います。「美しい日本」と提唱した人も消えていきました。「日本一のふるさとをつくる。」と言った人はここにおります。東西南北あるいは我々眠っている時間帯にアメリカまで行ってすぐ帰ってくるという非常に我々にはできないような軽業的なことをやる人もこの人でございます。本当に今年も夏も温暖化の関係で非常に暑い日が連夜連日続いておりましたが,お体には十分留意されましてわが市民のために一生懸命頑張ってほしいというふうに思っております。それでは,質問に入ります。土木行政,道路改良でございますが,私は隼人町の出身でございますので,要望,ご意見たくさんまいっておりますので,この点について質問いたします。隼人町宮内地区の神宮通り会の皆様方から要請がありました美しい街並みの道路改良をやってほしいということで質問いたします。旧隼人町内の各道路状況は,集落の生活道路,また,主なる幹線道路においても老朽化が激しく進んでいる状況であります。市道東郷宮内線,鹿児島神宮入口周辺から神田橋間の歩道・路面の改良整備又は石體神社周辺から蛭児神社間の道路改良計画についてお伺いいたします。宮内地区都市計画整備事業以来約35年以上経過した舗装道路であります。歩道をカラーブロックに改良できないかお伺いするものでございます。2点目に路面,車道のことでありますが,舗装等も老朽化しひび割れ等が無数にはびこっている状況であります。舗装整備の計画があるか,ないかお伺いするものでございます。3点目に石體神社周辺より蛭児神社間の道路は狭い道路であります。周囲には住宅も年々増えて生活道路,子どもたちの通学路,車での通勤道路でもあります。凸凹道で離合もできないものであります。急速な改良整備が必要と思うが,整備計画がありましたら,説明,問うものであります。以上の3点について演壇からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 脇元議員より土木行政について1点に絞ってのご質問でございました。そのうち,3項目にわたっておりますけれども,3につきましては私の方から答弁いたします。そのほかにつきましては建設部長に答弁をいたさせます。3点目,これは市道東郷宮内線,鹿児島神宮の入口周辺から神田橋間の歩道・路面の改良整備,石體神社周辺から蛭児神社間の改良計画,その中で石體神社周辺より蛭児神社間の道路は狭い道路で,周辺には住宅も年々増えて生活道路,子どもたちの通学路,車での通勤道路でもあると。道が非常に凸凹で離合もできないと。早急な改良整備が必要と思うが,整備計画があるのかという趣旨の質疑でございました。お答えいたします。本路線は市道宮内山ノ口線でありますが,石體神社周辺から蛭児神社までの延長1,400mにつきましては現在実施設計中であります。当区間の沿線には,史跡,名所が多くありますので,周辺の環境にも配慮した整備を図る計画といたしております。なお,事業の実施は平成20年度以降となります。


○建設部長(秋窪直哉君)


 土木行政についての市道東郷宮内線,鹿児島神宮入口から神田橋間の歩道・路面の改良整備の1点目及び2点目は関連がありますので,併せてお答えいたします。この道路につきましては郵便局前交差点から神宮入口までの約1千mであり,平成16年度に隼人駅前通り会の要望を受けて,通り会,県及び旧隼人町で協議した経緯があります。郵便局前交差点から神田橋までの県道部分約700mにつきましては平成17年度から県により整備が進められております。市道部分約300mの歩道のセミフラット化及びカラーブロックへの改良や車道舗装整備については,現在整備中である県道整備の進捗状況や,当該路線が下水道事業による管渠を埋設する予定の路線であり,管渠の埋設と同時に歩道及び車道の改良を行うことで経費削減が図れるため,今後下水道事業と調整するとともに,財政状況も勘案しながら検討していきたいと考えております。


○18番(脇元 操君)


 ただいま一通り回答をいただきまして,非常に財政的にも非常に困難をしておる。苦しい状況であるということでございましょうが,この集落の生活道路,いわゆる里道,こういう旧隼人町では非常に遅れております。どこを回っても狭い道路で非常に離合もできないというような道路あるいは生活道路いっぱいございます。したがいまして,今回石體神社から蛭児神社間の約1,400mにつきましては設計実施中であるということでありましょうが,できる得るならば早い時点で着手してもらいたいということを申し上げておきます。この問題等は旧隼人町の議会等で私が14年度に質問しております。あるいは同僚の宮内議員も一生懸命この問題等には関わってきたと。看板もまだ立っております,凸凹道やと。もう昔の道路だと。里道だということですね。一方ではこの周辺の水環境事業で非常に宮の杜ふれあい公園ということが整備されました。我々小さい時分にはこの蛭児神社等においては非常にあの流れにおいて,用水路の改良工事終わった以降余りにもあのホタルが減少いたしまして余りにもこの,何と言うんですかね,ホタルの餌になるビナ等がいなくなったということでございます。非常にこれはもう残念な思いでございますが,これも整備事業でやった関係で水の流れも,用水路の流れもよくなって田畑も潤っておる状況でありますから仕方がないと思いますが,この石體神社蛭児間のこの小さな細い約1,400mの道路は,里道と言うんですかね,非常に,我々は小さい頃本当に貴重な遊び場の道路で,いわゆる水環境整備事業で整備されましたが,宮内小学校の梅園,梅を5〜6月になるととっておったもんです。環境も非常によくなりました。市民の方々も朝夕ジョギングをなさる方,あるい散歩で朝方来ていらっしゃる方々,また,あるいは,朝方本当にこの,この道路はこう見えても非常に車の通りの多い道路でございます。上は溝辺地区の方面,あるいは生活道路として,住宅も増えてまいりました。あるいは子どもの通学路ということでございますので,ひとつ,20年度ということでございますが,できるならば早い時点で着手なされますようお願い申し上げます。この点はこれで終わります。次に,順不同でございまして本当申し訳ないですが,次に,東郷宮内線あるいは崎森隼人線,これは私ども駅前通りのことでございますが,この点につきましても私が14年度に一般質問でやっております。したがいまして,いろいろと事情がありまして,町の執行部の方々が骨を折っていただきましてああいう「16年度において県の単独事業でやると,改良工事を,歩道工事をやる。」ということで回答がございました。このことについては前町長から私に直接あったわけでございますが,この下りがいわゆる崎森線,いわゆる朝日,溝辺に行くあの道路でございますが,あそこから神宮の入口まで約300mございます。「この区間は町の単独工事でお願いしますと。でないと崎森隼人線はやらないよ。」ということでございました,県の回答が。そこは旧隼人町の執行部の方々が一生懸命汗をかいてもらいまして今実現して,17年8月に着手して現在のああいう素晴らしいきれいな外形のいい歩道あるいは路面に生まれ変わっております。したがって,神田橋から以降,いわゆる市道,神宮入口まで,周辺まで約300mということでございましょうが,この件については部長いかがなもんでしょう。計画がないもんでしょうか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 さっき答弁いたしましたように,現在県の方で工事を進めていらっしゃいます。それでこの300mの区間につきましては,ちょうど下水道の計画の管渠工事が計画をされております。よって,歩道工事をする,舗装の打ち直しをする諸々の工事をやった場合は大変な手戻りが生じるということでございますので,できるもんなら下水道の工事と一緒にした方がコスト縮減に当たり,また,周辺の商店街の方にも迷惑をかけないのじゃないだろうかというようなことで,そこらを見分けながら今後計画していきたいというふうに考えております。


○18番(脇元 操君)


 この周辺のいわゆる神宮通り会というのが設置されました。今まで宮内通り会と申しておりましたが,これ消滅いたしまして,今,神宮通り会ということで新たに設置されまして,ご承知のとおり,街路灯,貴い補助をもらいましてきれいな街路灯がついております。本当に生まれ変わったみたいでございます。したがいまして,この街路灯と歩道,いわゆる車道路面,この3点セットで非常に明るい,明るい道路,見映えのする道路でないといけないと,こう思っているんです。というのは鹿児島神宮がございます。年に1回の初午祭もございます。1日20万,これは天気が晴天の日であれば20万は確実に方々からいらっしゃいます。あの今の現状を,あの路面を見ますと非常に老朽化してひび割れ,もう鹿児島弁で言えばなんちゅわなんような道路になっております。できるならば市民サービスという観点から早急に手直し改良をしていただきたいと,こういうふうに思っておりますんですが,市長もう1回ひとつ。


○建設部長(秋窪直哉君)


 この東郷宮内線非常に300mという,距離的にはそんなに長くないわけですが,今話がありましたように,鹿児島神宮というそういう史跡がございます。できるもんなら早くやればいいわけですが,さっき説明を申し上げましたように,下水道との関係でちょっと今のところは無理かなと。下水道と一体的に整備を図った方がいいというふうに考えております。ましてや歩道等の整備ですが,神宮通り会ですか,そういうのができましたので,実施の時にはそういう団体と協議をしながら色と材料等を決めていきたいというふうに考えております。


○18番(脇元 操君)


 この下水工事,これ一応何年度から着手される予定でありましょうか。分かっておったら,ひとつ。


○建設部長(秋窪直哉君)


 一応この地域は平成20年度から事業認可を国よりいただきまして,その後事業計画を立てまして仕事をするという段取りになると思います。


○18番(脇元 操君)


 非常に路面舗装ということになりますと経費もかかると,お金も要るということでございましょうが,初午祭,たった1日あるいは前夜祭を含めて2日間祭りが,初午祭が行われるわけでございますが,それこそ隼人駅,いわゆる当時はいわゆる通行止めになる関係で非常に電車等で来られるお客さんが,人が多いわけですね。したがって,隼人駅前から神宮まで歩いて行かれるというふうな方々がいっぱいいらっしゃいます。今年も,駅前はよくスマートになりました。聞いてみますと,「ああ,霧島市は本当に年々年々よくなりますねえ。」と,こうおっしゃいますね。やはり街の形態を変える。どこかを変えていかんないかんということでございますので,やはりこの,それにはどうして応えていくか。これはお金もかかりますよ。だけど,これはやっぱり地域の皆さん方も非常に切実たる思いで「とにかく脇元さん,きれいにしっくいやせんよ。」ということでございます。市長,市長のお考えを聞きたいと思いますので,ひとつよろしくお願いします。


○市長(前田終止君)


 脇元議員より隼人の駅前,そして鹿児島神宮,あるいは,また,蛭児神社までの道程,この地域の持つ特性を生かした道づくり,まちづくりを是非市におかれても地域の声を聞きながらしっかりと対応せよという趣旨の質問だというふうに思います。あの地域は,おっしゃるとおり,大変に私ども霧島市全体から見ましても千年単位の歴史ある神社,その周辺地域でありますし,JRの駅,あるいは,また,旧隼人時代の拠点地にもなっておりますし,今後の私どもの霧島市全体から見ても駅,行政の拠点地と,そして蛭児神社までの一流れ,日当山温泉とこれまたつなげてもいいエリアで,千本桜の並木道,梅林,本当に歩いてもいいですし,ジョギングをしてもいいし,道路事情,これを今実施設計を,設計を検討中という時点でございますから,今,議員ご指摘のようなことも踏まえながら,今後計画がもっとスピードを上げてという期待はあるんでしょうが,前後のことを考えながらこつこつと進めている最中でございますから,皆さんのご指摘についてはそれなりに深く理解をさせてもらっているつもりでおります。


○18番(脇元 操君)


 一応皆さん,執行部の方々から回答があったわけですが,本当に苦しい財政状況の中,本当に大変でございましょうが,我々宮内区の市民の方あるいは神宮通り会の方々も本当にそういう改良工事,環境のいい通りということで,そういうことを望んでおりますので,ひとつ,一生懸命皆さん方もこの気持ちをくんでもらいまして実現できるようにひとつよろしくお願いいたします。短いんですが,これで私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。


○議長(西村新一郎君)


 以上で脇元操議員の一般質問を終わります。次に,38番田代昇子議員より1件通告がされております。したがって,田代昇子議員の発言を許可します。


○38番(田代昇子君)


 皆さんお疲れさまでございます。もう間もなく終わりますので,しばらく我慢して聞いていただきたいと思います。議長の許可を受けましたので,1点についてご質問申し上げます。質問の前に,先ほど吉永議員から質問についてお詫びがなされましたが,私も同じ思いでございます。1点に絞りましたので,よろしくお願い申し上げます。先の7月には新潟県中越沖地震で多くの死者と負傷者が出,大きな災害となりました。心からお見舞いを申し上げます。また,政治的には,参議院議員選挙に伴う内閣改造,次いで安倍総理大臣の所信表明演説がなされ国会論戦がこれから開始されようという直前,急に退陣表明され,政治はにわかに混沌となりました。政治の空白が長引かないよう願うものでございます。また,環境面では今年の暑さにはだれもが地球の温暖化を身近に感じた夏でございました。環境問題は人類が生きていく上に直接影響を与えてきているのではないかと感じておりますが,市民一人一人がライフスタイルを変えていかなければなりません。加えて条例とか,クリーン対策など市民みんなで知恵を出し合い実践していくことの大切さを思うことでございます。市長に対しても長期的視点に立って施策をご期待申し上げるものでございます。それでは,高齢化問題について1点についてご質問申し上げます。執行部の簡潔なご答弁をお願い申し上げます。また,同僚議員から同じような質疑がなされておりますが,視点を変えてご質問申し上げますので,重複する部分についてはカットしていただいて結構かと思います。先月25日老老介護の夫婦死亡が報道されておりました。75歳の夫が心筋梗塞で23日頃,残された寝たきりの奥様は熱中症と見られる症状で後を追うように亡くなられ,誠にお気の毒としか言いようがありません。心からご冥福を申し上げます。急速に進む高齢化は一人暮らしや高齢者所帯が増加しております。お年寄りの生活は危険と隣合わせで,事故のあった時点の8月24日は最高気温33℃,高温時期でありました。また,その夜は8時以降も30℃,午前零時でも28.5℃に上がっていたということでございます。さぞ室内ではもっと上がっていたのではないかと思うことでございます。鹿児島県の高齢化率は,2005年の国勢調査によりますと,高齢者夫婦が全所帯の13.1%,また,65歳以上単身所帯の割合も13.4%と最も高いと言われております。5年後は団塊世代が65歳になるとその倍とも言われます。また,同僚議員から限界集落についても質疑が多く出されておりました。霧島市の現在の状況はどうなのかお聞かせください。また,介護保険の導入で高齢者に対しきめ細かなサービスは十分であると思っておられるのか。市長のご意見をお尋ねするものです。次に,緊急通報システムについては高齢者にとってはまさかのときの命の綱であります。安全で快適な生活が送れる鍵でもあります。霧島市の緊急システムの現状はどうなのか。また,現状の中で課題はないのかお聞かせください。次に,在宅アドバイザー制度について現状をお尋ねいたします。「県は,在宅福祉アドバイザーをスキルアップさせ,安心パートナー養成に乗り出し,カウンセリングなどして研修を受けさせ,高齢者の相談相手になってもらう。」と報道されております。具体的に把握されておられるのかお聞かせください。次に,24時間365日安心と安全救急通報システム,サポートシステム「さすがの早助(サスケ)」などがあると聞きます。最近のシステムは,緊急通報のほかに相談通報,生活サポート,安否確認,介護予防型などがあり,管理報告まで数多くのシステムが組まれていて高齢者が安心して生活できるのではと考えます。一方,アンケート調査の結果でも高齢者の気掛かりなのは,自分や配偶者の病気や介護のことで不安のトップ,また,緊急システムを望むことがまたこれもトップと聞いております。ますます高齢化社会が増加する中,検討に値する必要な感じがするものですが,把握されておられるかどうかお意見をお聞かせいただきます。以上で壇上からの質疑を終わり,ご答弁次第により自席から再質問をお願いして終わります。


○市長(前田終止君)


 田代議員から高齢者対策1本に絞ってのご質問でございました。その1につきましては私の方から答弁をいたします。そのほかにつきましては保健福祉部長に答弁をいたさせます。高齢者対策の中で隼人町での老老介護の死亡者の状況について問うというご質問でございましたけれども,この件は質問に当たって個人の方のプライバシーと密接に絡んでおりますので,答えられる範囲で答えさせていただきたいと存じます。お答え申し上げます。本件は,新聞,テレビでの報道のとおり,本市隼人町の市営住宅において訪問型の介護保険サービスを定期的に利用しながら長年居住しておられた高齢者夫婦の夫が心筋梗塞を発症して死亡され,残された寝たきり状態であった妻が心肺停止状態となり,訪問をした近親者の方が発見をされ,病院に救急搬送したものの,死亡されたという残念な事故でございました。本件につきましては,去る8月25日土曜日の午後2時頃,市役所の警備員を通じて警察からの第一報を職員が受け,警察に情報提供などを行っております。今回のような事故や,一人暮らしの高齢者の方が地域から孤立をし,だれにも看取られずに自宅で死亡をなさる孤独死が社会問題化しており,その防止が課題となっております。有効な防止手段といたしましては,本市でも実施しております緊急通報システムの設置などの通信技術を活用をしたシステムの設置や訪問介護等の介護保険サービスの定期的な利用,地域ボランティア団体等による訪問活動などであります。また,高齢者自らが地域の自治会活動や趣味の同好会等の地域コミュニティに参加することも有効な防止策となると言われております。現在国においても高齢者等が安心して暮らせるコミュニティづくり推進会議を設置をして今年度末までに国民向けの提言をまとめることとしておりますほか,平成20年度予算の概算要求の中で一人暮らしの高齢者などへの見守りや声かけなどの活動の活性化を図るためにコミュニティソーシャルワーカーを小学校区等に設置するモデル事業の実施を新たに打ち出しております。本市の高齢者の皆様に対する施策につきましては,私のマニフェストに沿って介護保険制度によるサービスや緊急通報体制整備事業をはじめ,生きがい対応型デイサービス事業や生活支援型ホームヘルプサービスなどのサービスを提供する事業,老人クラブや高齢者教室等の社会参加の機会を広げる事業などを積極的に実施しております。これらのほか自治会組織やNPO,ボランティア団体の育成支援や協働により地域における互助意識の醸成を図る事業や地域の高齢者を講師としてその知識や経験を子どもたちに伝える事業,コミュニティバスなど移動手段の確保など様々な事業を行い,生涯にわたって生き生きと安心して暮らせるふるさとを目指しているところでございます。今後とも市民の皆様の意向や国・県の動向,社会経済情勢などを注視しながら,高齢者の方々が独居や高齢者のみの世帯となっても安心して住み慣れた地域で暮らし続けられるよう着実に推進をしてまいります。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 2点目についてお答えします。緊急通報システムは,高齢者及び障害者の災害及び急病時に対応するため,いざというときにボタン一つで緊急を知らせる通報装置であります。対象者はおおむね65歳以上の一人暮らしの高齢者世帯,高齢者のみの緊急対応が困難な世帯,障害者のみの世帯であります。装置についてはNTTのレンタルサービスで行っております。設置の費用3,045円につきましては市が負担をいたしますが,月々のレンタル料380円と電話料金その他の必要な費用については自己負担となります。設置状況につきましては,平成16年度以降現在までに215機が設置されておりますが,そのうち平成19年度につきましては9月1日現在で22機の設置をいたしております。3点目についてお答えします。本市の高齢者世帯は,8月30日現在65歳以上のみの世帯数は1万3,970世帯で,これは全世帯5万6,717世帯の24.6%,また,65歳以上の一人世帯は8,214世帯で全世帯の14.5%であります。このような状況の中で在宅福祉アドバイザーは,一人暮らしや寝たきりの高齢者あるいは障害者など援護を必要とする人々に対し,声かけや見守り活動で安否確認などを行っております。在宅福祉アドバイザー事業は,霧島市が社会福祉協議会に委託し,現在371名の方がボランティアとして活動しておられます。地域別では,国分80名,溝辺70名,横川30名,牧園39名,霧島16名,隼人100名,福山36名となっております。また,アドバイザーは知識や経験を身につけるために研修や福祉施設の視察や先進地のアドバイザーとの勉強会を実施しております。高齢者対策についての4点目についてお答えします。緊急通報システムや高齢者の見守りシステムにつきましては,多数の企業がそれぞれシステムを開発し,販売しております。ご質問のシステムもその中の一つであります。このシステムの特徴は,緊急発信をした時,24時間対応のコールセンターにつながり,コールセンターの担当者が緊急事態の状況を聞いて必要な連絡や手配をしてくれるシステムの構築が可能ということであります。現在本市におきましては,それぞれの製品の性能や特徴,導入,維持コストなどを検討してNTTの緊急通報システムを採用しております。


○議長(西村新一郎君)


 田代昇子議員の質問中でございますが,ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 3時09分」


               ──────────────


               「再開  午後 3時26分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。田代昇子議員の一般質問を続けます。


○38番(田代昇子君)


 それぞれお答弁いただきましたけれども,再質問をさせていただきたいと思います。その1点目の中で高齢者の現状ということで詳しく説明していただきましたけれども,何点か聞いてみたいと思っています。全国の介護度認定者数の推移を見ますと,平成12年4月と17年5月では大体要支援と要介護1の伸びは急速に伸びて2.3から2.4ぐらいに増加していると聞いております。そのように数字的にとらえていらっしゃるのかお聞かせいただきたいと思います。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 現在ここに詳細なデータは持ってきておりませんけれども,高齢化社会に伴い介護者の数も年々増えております。一応平成19年8月30日現在の介護の認定をしている方の世帯の数を言いますと,要支援1の一人世帯が501世帯でございます。要支援2が303,要介護1が398,要介護2が270,要介護3が284,要介護4が218,要介護5が199,合計で2,173世帯が介護度の出ている一人世帯でございます。


○38番(田代昇子君)


 ありがとうございました。平成17年成立しました改正介護法,介護保険法は,予防重視とか,特定高齢者の把握に関連した包括的支援が創設されたと思っておりますが,その基本として多様な生活ニーズに対応する不可欠な情報提供や質の高いサービスの活用などの支援と聞きますが,介護法に基づいて地域支援事業の中で特定高齢者に対する3か月サイクルの地域交流センターなどにおいて支援がなされているやに聞いておりますが,現状について,先ほどご答弁の中で自治会の趣味の活動とか,コミュニティに参加するっていろいろ説明がありましたけれども,またそれとは違った視点でこのシステムについてお聞かせいただければと思いますが,よろしくお願いします。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 ちょっと質問の趣旨がよく分からないものですから,もう1回お願いいたします。


○38番(田代昇子君)


 平成17年に成立した改正介護保険法によって予防重視型とか,特定高齢者の把握に関連した包括支援センターの創設がなされていると思いますが,その基本として多様な生活ニーズに対応する積極的な情報提供や質の高いサービスの活用などの支援と聞いております。その中で特定高齢者を対象にした3か月サイクルで地域交流センターにおいて支援がなされていると思うんですけれども,この特定高齢者の支援を3か月で打ち切られるのか。もう少し,やっぱり継続的にそういう方々の支援をしてほしいという地域のニーズがあるんですが,そこら辺をご質問申し上げたのでございます。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 今,議員が言われるのは,国分の地域交流センターで今,介護予防をということでパワーリハビリテーションを行っているそのことを言われているのかなというふうに思います。これにつきましては旧国分市の方から平成15年から始まっておりまして,現在合併してからも継続をして,補助を受けまして継続をして実施をしているところでございます。これは,議員がおっしゃるように,1期3か月でそのサイクル,3期,1年に3期というサイクルで行っているところでございまして,1期当たり12〜13名が対象になって行っているところでございます。この3か月が終了をした時点で終わりかということでしょうけれども,その後は週1回,こういう終わった方々の希望者を募って週1回実施をしているところでございます。


○38番(田代昇子君)


 この特定高齢者の認定なのかよく分かりませんけれども,それを判断するのはどうして,どの時点でどう判断されるのかお聞かせいただきたいと思います。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 拾い上げる段階につきましては,ケアマネジャーがそういう方々を把握をしておられますので,そのあたりから拾い上げて,この施策があるということを本人に通知,通達しまして実施をするということでございます。それでよろしいですか。


○38番(田代昇子君)


 是非そういうところに力を入れてほしいと思うのは,やっぱり身近で本当にこうすれすれの方が非常に最近目につくようでございます。そういう方をどう立ち直らせてあげるかということが大きな課題ではないかなと思うんですけれども,そこ辺をどう思っていらっしゃるのか。このままでいいと思っていらっしゃるのか。お意見を聞かせていただきたいと思います。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 介護認定をされれば介護保険の方でデイサービスとか,それから,その認定をされない方は生き生きデーとか,それから今,私が申し上げましたように,パワーリハビリテーションにつきましては介護認定を受けていらっしゃらない虚弱な高齢者の方が対象になっております。そのほかに閉じこもりの高齢者,それから寝たきりとか,そういう方がいらっしゃいますので,できるだけこういう方に声をかけて外に出てもらうというようなことを推進をしているところでございます。


○38番(田代昇子君)


 それでは,1点目については終わりますが,緊急システムの現状についてお尋ねしました。聞かせていただきましたけれども,現在使用されているのは安心Sシリーズということでされているんだと思いますが,これもボタン一つで通報装置を活用されておりますが,今年度53件分の予算がついてると思いますけれども,先ほど説明の中でこれまで,「今年度今現在22機取り付けた。」とおっしゃってましたが,これまで240〜250機されていると理解してよろしいでしょうか。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 はい,それでよろしいかと思います。


○38番(田代昇子君)


 次に,この取り付けられる方々の対象者,一つは65歳以上の一人暮らしの方とか,あるいは身体障害者の方を限定されているのではないかと思うんですけれども,どうでしょうか。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 この緊急通報体制整備事業という実施要綱がございまして,これに従って対象者を選定をしているわけですが,これにつきましてはおおむね65歳以上の一人暮らしの高齢者世帯,それからおおむね65歳以上の高齢者のみの世帯で,高齢者のみで構成する世帯という方と,それから障害者のみの世帯ということでございます。


○38番(田代昇子君)


 ちょっと私聞き漏らしたけれども,65歳の一人暮らしの方とご答弁いただいたかな。もう1回聞かせてください。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 おおむね65歳以上の一人暮らしの高齢者世帯というふうに申し上げました。


○38番(田代昇子君)


 先ほど1点目の中で65歳の独居老人が8,214世帯あるということで,そして65歳以上のみの世帯で1万3,970世帯ということでございましたけれども,その中で介護認定を受けているのが3,230所帯ということでございましたが,老老介護で亡くなられた方も二人所帯です。そうすると対象外になってくると思うんですが,これから先そういう方が非常に多くなるんじゃないかなあと思うんですが,これでいいのかどうか。そこら辺のお考えをちょっとお聞かせいただきたいと思います。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 今回のことにつきましては,65歳以上のみの世帯数を,介護の認定を受けている方が3,230世帯ということは部長の方で答弁をいたしましたが,その中で二人世帯という方が986世帯ございます。こういう方が入るのかなというふうに思います。市といたしましては,事業で在宅介護福祉サービスとか,それから今申し上げました緊急通報装置とか,それから民生委員で見守りとか,そういう事業を数多く行っているところでございます。できればこういう事業を利用していただきましてもらえればありがたいというふうに思っております。


○38番(田代昇子君)


 先ほど言いましたように,1万3,970所帯の人がおるということでございますが,非常に,付けていらっしゃるのが案外と少ないんだなあということを感じさせていただきましたけれども,安心Sシリーズというのを今活用されているわけですけれども,非常にこのシステムには誤作動が多いとも聞いておりますが,課題として何かありましたら,お聞かせいただきたいと思います。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 このNTT安心S3というのはボタン,押しボタン式でございまして一方通行だということが問題点ではないかなということで状況の確認ができないというのが一つあります。もう一つは,生活支援等の付加のサービスがないというところもございます。このようなところがあるというふうに考えております。


○38番(田代昇子君)


 4番目の質問に関連しますので,またこの点につきましては4番目に関連して質問させていただきたいと思いますが。3番目に入ります。福祉高齢者への声かけアドバイザー制度について先ほど説明いただきましたけれども,この制度ができまして本当に久しいわけですけれども,課題的なものを何か感じていらっしゃれば,お聞かせいただきたいと思います。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 このアドバイザーの方につきましては,答弁でも申しましたように,今,霧島市で371名がお願いをしていただいているところでございまして,ただこの371名の中でこの霧島市全体を把握をしているかと言えば,この人数の中ですべては把握はできておりません。担当としてできておりません。以前安心ネットワークというのがございまして,その中でその地区,自治公民会あたりでそういう見守りとか,そういうことを,事業を行った時にその地域は必要か,必要でないかという何かアンケートも取られたようでございまして,手を挙げられる所,挙げられない所あったようでございまして,その空白地帯というのが現在も残っているということでございます。


○38番(田代昇子君)


 空白地帯があるということでございますが,先ほど非常に研修をしているということも伝えていただきましたけれども,この人たちにネットワーク的なものができると非常にいいのかなあと,そんな気がしておりますが,研修をしているということでございましたが,どんな研修を何回ぐらい年にされているのかお聞かせいただきたいと思います。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 現在在宅アドバイザーにつきましては社協の方に委託をしておりまして,一人当たり9千円ということで,予算につきましては333万9千円を委託料として支払っている状況でございます。その活動といたしましは,中身につきましては,研修経費,それから活動経費,それに広報経費というふうに分かれているようでございまして,研修経費につきましては,年間2回ほど研修をいたしまして,全体の研修,それから各支部ごとの研修を行っているところでございます。そのほか資料代とか,それからその各地域ごとの小地域ネットワークという申し上げますが,それに対しての助成金とか,保険料とか,こういうところで支出をしているというところでございます。


○38番(田代昇子君)


 一人9千円平均の予算が組まれていて,研修費あるいは広報費,それから資料代と,保険代と非常にこうたくさんのものがおぶさっておるみたいでございますが,9千円で何ができるんだろうかなあと。私はねこのアドバイザー制度という非常にいい制度だと思いますし,もう少しこう,福祉のネットワーク的な本当に底辺で支えてくださる方々だと思うんです。何か新聞報道の中でもう少しそれを研修して養成しながら安心パートナーとして育成するんだということが出ておりましたけれども,そこら辺で何か行政として把握されている部分がありましたら,お聞かせいただきたいと思います。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 今,ただいま申し上げましたように,研修経費として支出をしているところでございまして,その研修の中身につきましては,県の社協と連携をとりまして研修,勉強会,それに施設に対しての勉強会等をやっております。それから,ただいま県の方では19年,20年度で安心パートナー養成研修事業というのを行っておりまして,これは近隣保健福祉ネットワークの見守り活動の質的な強化を図るということで,在宅アドバイザー等の中から安心パートナーを養成をいたしましてボランティアとして地域で独居の高齢者等の話し相手として活動をしてもらって,それでその独居老人,独居高齢者の孤独感の解消,それから心的なケアを図りまして高齢者が高齢者を支える仕組みを構築するというのを目的といたしているところでございまして,19年度につきましては試験的に3市町村を選定をいたして今実施をしているところでございます。20年度につきましては,各市町村で手を挙げれば,状況の条件に満たせば採用されるというのがございます。霧島市といたしましては是非手を挙げようかなというふうに考えているところでございます。


○38番(田代昇子君)


 確認をさせていただきたいと思います。養成するのは先ほど19名っておっしゃってましたよね。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 19年度と20年度で養成事業というのは行われておりまして,その人数については,研修の中で,その中で研修を行うようになっておりますので,その受講者については90名というふうになっております。


○38番(田代昇子君)


 県の社協と霧島市の社協が連携してされるのかなあと思いましたけれども,行政としてバックアップされるおつもりはないのかどうか。併せてそのやはりやっぱり市としてもそういう活動にある程度の責任を持って担っていただいてしっかりしたものを,システムを要請していただきたいなと,そんな気がしているんですが,ご意見として聞かせていただきたいと思います。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 ただいま申し上げました安心パートナー養成研修事業というのは,これを市町村が行うことになっておりますので,市の方はバックアップはできるのかなというふうに思っております。そのほか,今申し上げましたように,いろいろな事業がございますので,そちらの方もなお一層推進をしていきたいというふうに考えております。


○38番(田代昇子君)


 何とか後押し少しはするよというふうに感じましたけれども,それでよろしいのかな。それでは,その他の,その4に移りたいと思いますが,先ほど緊急通報システムについてはある程度させていただきましたけれども,ボタン一つで通報ができて素早く対応できるよということでございましたが,このシステムは救急車と近所に通報するそういうシステムであるのかどうか確認したいと思います。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 これは登録をするようになっておりまして,3箇所,だれでもよろしいので,3箇所登録をして,順に,いなかったら2番目,2番目がいなかったら3番目というような順に通報をしていく形になっております。過去救急車の方に登録をされた方がいたというふうに聞きましたけれども,ただ救急につきましては,誤作動が多いことから,それはできるだけ行わない方向で指導というか,お願いはしているところでございます。


○38番(田代昇子君)


 非常に誤作動も多いということで近所の方々に迷惑するので,なかなか取り付けづらいと,そういう面があるのではないかなと思うんですが。それとボタン一つでするので,ボタンがサッと手に触れたり,体に触れたりして,そういうことで誤作動も出てくるのかなあと思いますが,そこ辺はどうなんでしょうか。どうとらえていらっしゃるのかお聞かせください。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 緊急通報システムとは,自分が緊急にどうかある時に,登録を家族あるいは親戚,そういう方に登録をして通報が順番に行くシステムであります。問題点としては,先ほど述べましたけれども,例えば,留守番電話にしていた時に,7回コールで留守番電話になってしまったらもう通じたというような形になってしまいます。それはシステム上の問題で,今,業者の方では留守番電話を,何回コールしたら留守番電話になるんだったら,その前で出ない時には次の人につながるようにというような形をとっておりますので,今のところそのような問題はないと思いますけれども,具合が急に悪くなった時にそのボタンを押せば,それが登録されている人に行くわけです。そしたらその方は折り返しそのボタンを押した方の所に電話をかける。あるいはその人が出ない時には,近所の人にお願いしていて,そこに電話をかけて見に行ってもらうというようなシステムでございますので,例えば,認知症でボタンを頻繁に押したりするという時には少々問題があるかと思います。


○38番(田代昇子君)


 それでは,次に移りたいと思いますが,私が提案しておりました緊急通報システム「さすがの早助(サスケ)」というシステムと今回質問について,このシステムの事情と,それから緊急通報システムの介護予防型を調査させていただきましたけれども,多分行政もそれぞれに把握してくださっているのかなあという気がいたしますが,県内の状況を見てどうなんでしょうか。調査してくださっていましたら,お聞かせいただきたいと思います。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 ご提案申し上げておられます「さすがの早助(サスケ)」というのは承知をいたしているところでございます。このシステムにつきましては,緊急通報,それから相談通報,それに生活のサポートということで分かれているようでございます。これを採用をされている所というのは県内に1市1町,2箇所あるようでございます。


○38番(田代昇子君)


 緊急通報システムの方は調査されてないのかどうか。先ほど言いましたので,よろしくお願いします。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 緊急通報システムの方はちょっと手持ちではございません。


○38番(田代昇子君)


 私は二つの緊急通報サービスについてちょっと調査させていただきました。この「早助(サスケ)」の方は少しお値段も高かったんですけれども,もう一つの緊急通報システムでは介護予防型緊急サービスということで非常に,取付料,使用料含めて非常に,3,150円ということで,リース代ですけれども,その中で県内が,鹿屋市,いちき串木野市,垂水市,さつま町,長島町,肝付町,金峰町があるようでございますが,さつま町ではリース料で千円会費で負担をされておりまして,既に70台取り付けられており,鹿屋市ではリース代として1,575円の会費で負担がされておりまして,少し高いのか,20台しか取り付けてありません。それから,いちき串木野市では500円のリース代で負担して取り付けていれば,既に100台も導入されていて,非常に,このシステムは,専門家がそれぞれ待機されておりまして,相談を受けたり,そして指導をしたり,そして電話のかけ方も練習したり,非常に素晴らしいシステムではないかなあと思いますが。そして,また,家庭の電話の中でちょっとした器具を取り付ければ,それで通用するという非常に高齢者にとって安全で快適な生活が送れるシステムではないかなあということで思うことでございましたが,これからの高齢社会を考えるときにどうしてもその辺を考えていただく要望を強くしたいと思いますが,市長最後にコメントをお願いしたいと思いますが,よろしくお願いします。いかがでございましょうか。


○市長(前田終止君)


 高齢者対策という1点に絞っていろいろな角度からのご質疑でございました。特にこの老老介護,もちろん一人暮らしのこの高齢者世帯,そういうことに対する特に最後の部分では緊急通報システムの設置についてのご要望でございますけれども,やっぱり自分たちもこの年を老いていく。私自身も現在それこそ60歳でございまして,あと5年もしますとそれこそ65歳以上の高齢者という仲間入りをするわけでございますが,やっぱりこの,特に私は一人暮らしでございますからだんだん条件が整ってくるなと思うんですけど,安心してこの年を健康に老いていく。そしてそういうシステムをいろんな知恵を全体が出し合って支え合っていく温かいこのふるさとづくりというのがやっぱり一番重要なことかなあと。今各般にわたってのこの質問の中で様々なこの知恵を出して取組がなされているわけでございますけども,今日いろいろご指摘いただいたようなこと,しっかり係の者とも勉強もさせていただき,この霧島市という所は非常にいいとこだよという形で評価が高まるように努力をしていきたいと,そのように思っております。今後ともいろいろ大所高所からの情報等,あるいは,また,ご指摘等いただきたいと存じます。


○38番(田代昇子君)


 市長様のコメントをいただきました。是非,私は,これからは人ごとじゃなくて,本当に自分たちも目の前にぶら下がっている高齢者でございます。是非そういうものを取り付けられる制度ができましたら本当にありがたい制度だと。早速ご質問させていただきました。是非検討していただきたいと思ってます。それから,先ほど原稿の中に急きょ挿入しまして言葉が足りませんでしたけれども,一部「団塊世代」という所を訂正を議長の方でさせていただきたいとお願いをして終わりたいと思います。以上です。ありがとうございました。


○議長(西村新一郎君)


 そのように対応させていただきます。以上で田代昇子議員の一般質問を終わります。次に,3番秋広眞司議員より3件通告がされております。したがって,秋広眞司議員の発言を許可します。


○3番(秋広眞司君)


 私は国分地区選出の秋広眞司でございます。休憩中断が多かった割には進みが速いなあと思っております。いよいよ最後の一人になりました。議員の皆様方にはいましばらくのご辛抱をお願いいたします。また,声を傷めておりましてお聞きづらい点があると思いますが,この点もご勘弁をいただきたいと思います。先日安倍総理が突然の辞意を表明されました。先の参議院議員選挙での自民党大敗後内閣の総辞職か,あるいは解散総選挙が近いのではと思ってはおりましたが,まさに晴天の霹靂で想定外でありました。いろいろとこの辞意につきましては是非があり,論じられておりますが,安倍総理なりの重い決断であったろうと思うと同時に,不安定な政局の先行きに憂いを深くしているところでございます。総理辞意の一因に健康面のことも挙げられておりますが,前田市長におかれましては,365日年中無休,大・中・小の決断の連続,たまには悪い決断もございますが,激務の毎日であります。どうかご自愛の上今後も強いリーダーシップを発揮していただいて頑張っていただきたいと思います。間違っても安倍総理の決断だけは真似はしないようにという思いでございます。どうかよろしくお願いいたします。さて,本来の質問に入りますが,まず教育の改革からでありますが,昭和22年に教育基本法が制定されてから約60年の歳月を経て平成18年末ついに教育基本法は全面改正されました。まさに画期的なことでありました。その後平成19年の通常国会では教育基本法改正に基づいて教育改革の三法が改正されたところであります。ご存じのように,学校教育法,そして地方教育行政の組織及び運営に関する法律,すなわち教育委員会に関するものであります。そして教育職員免許法及び教育公務員の特例法と教員の身分に関するもの,この三つであります。教育改革は明治以降3回実施されました。第1回目は明治維新後わが国に学校制度が導入されたことであります。第2回目は第二次大戦後GHQの統制化の下での改革がありました。そして第3回目が今度の改革であります。戦後旧教育基本法の下でいろいろな教育改革が打ち出されましたが,第10条の不当な支配の名の下にイデオロギー的闘争を学校にもたらした,持ち込んだ日教組をはじめとする教職員や教育学者などの猛烈な反対運動によって学校現場が大混乱に陥った時期がありました。その一例として全国一斉学力テストが日教組の反対で昭和41年から中止になっており,これが日本人の学力低下の原因とも言われております。また,道徳を週1時間義務化することも日教組の反対で形骸化している現状であります。このような状況を文教行政が過去十数年間放置してきたことの責任も重大であります。このようなことからこの新教育基本法による改革には大きな期待が寄せられているところでございます。今後は新教育基本法の理念に基づき続々と関連法規が改正されることになっており,豊かな情操と道徳心,公共の精神,伝統と文化,愛国心,宗教に関する教養などの諸理念を学校現場で着実に推進していくための法整備や施策が期待されているところであります。さらに国には教育振興基本計画の作成が義務付けられ,今年度中に5か年間の中期の計画が提出されることになっております。そこで第1点目の質問でありますが,このようにして関連法規並びに学校のカリキュラムの基準である学習指導要領の改訂が今年度中に行われていくわけでありますが,教育現場へ下りてくる時期,いつ頃になるのか。いつ頃から現場段階で取り組まれていくのか伺うものであります。次に,2点目は新教育長にそのご見識を伺うものでありますが,1番目に,新教育基本法には教育の重要な目標が掲げられ,国と地方の責任において達成すべきことが明記をされました。この目標を達成するためには,学校の評価,情報公開のシステムが重要であります。既に広島県では実施されておりますが,国旗・国歌の実施形態,道徳の指導内容,教職員の勤務実態と時間数,職員会議の運営状況等50項目の調査と評価,情報公開が行われ,学力向上や学校運営の正常化が図れるようになりました。この結果,広島県では刑法犯少年の検挙人員が平成9年の全国ワースト1位から平成15年には全国16位に,一方,大学入試センター試験の平均点では平成8年の全国45位から平成16年の22位へと大幅に向上いたしました。このほか道徳の授業時間数の適正化が図られ,校内暴力が平成12年からの3年間で43%も減少するなどの目覚ましい成果が出ております。この学校評価制度の導入についてのご見識をお伺いするものであります。2番目に親学についてでありますが,新教育基本法の家庭教育の条項には「保護者は子の教育に第一義的責任を有する。」と明記されました。近年この親の責任が希薄になり,いろいろな問題へ派生をしております。親子の絆や家族の温かい交流は社会の大切な基盤であります。さて,国の内外で取り組まれている親学でありますが,諸外国ではアメリカミズリー州で開発されました「教師としての親」というプログラムがあります。全米50州で使用されております。カナダや英国,豪州,ニュージーランド等の自治体,企業を含め世界の3千箇所に広がって使用されております。国内の自治体でも栃木さいたま市が,大阪,兵庫,奈良などの各自治体でこの親学の具体化が進められている状況であります。この家庭,家族の役割を学ぶために,また,家庭の教育力を高め,学校教育の基礎をつくるために親学の普及本部を国に設置することは教育政策の重要な柱であると思いますが,この親の学び(親学)について教育長のご見識を伺うものであります。次に,2項目目に入りますが,国保税の引下げについて伺います。鹿児島県一高い国保税,加えて一律減税廃止の住民税と市民の皆様は増税感を強く意識をしております。1点目に,国保税の納税通知書を見た市民の皆さんからの意見や苦情,提言等があったと思いますが,どのような内容であったのか。また,分かっていれば件数も併せてお伺いするものであります。2点目に,市長,副市長への直接の意見,苦情,提言等の有無について伺います。また,その内容についてお伺いをするものであります。3点目に,国保税の加入者の50%が65歳以上の高齢者であり,今日まで日本の社会を支えて,そして定年になってゆっくりしたところで,その方々への負担増は痛ましい限りであります。鹿児島市では十数年前から一般会計から繰入れを実施し,市民の皆さんの税の軽減に努力をしているわけでございます。この鹿児島市に見習って霧島市も一般会計からの繰入れを強く求めますが,どうですか伺います。4点目に,国保税滞納額約10億円ありますけれども,この徴収の進捗状況はどうなっているか伺うものであります。次に,3項目目といたしまして自治会への未加入者対策について伺います。1点目に自治会への未加入者の状況,現状についてどのようになっているのか伺うものであります。2点目に自治会への加入者,未加入者間に発生しているトラブルはどのようなものがあるか伺うものであります。3点目に自治会の加入について条例等でその義務化はできないか伺うものであります。また,その是非についての根拠法令,規則等があれば,お示しをいただきたいと思います。4点目に,今後自治会の加入,未加入間のトラブル等の解消のための対策を具体的にどのようなものがあるか伺うものであります。以上,壇上からの質問を終え,議長の許可を得ながら自席からの再質問をしていきたいと思います。


○市長(前田終止君)


 秋広議員から3点につきまして質問がございました。3点目につきましては私の方から答弁いたします。1点目については教育長が答弁をいたします。そのほかにつきましては副市長及び関係部長等にそれぞれ答弁をいたさせます。3点目は自治会への未加入者対策についてのご質問でございました。4項目にわたる質問でございますが,その1は未加入者の現状を問うということ。2点目に加入者,未加入者間のトラブル等問題点を問うということ。3点目に条例等で加入の義務化はできないか。この是非を問うと。根拠法律とか,規制はあるのかという意味ですね。4点目に今後の対策,方向性を問うということでございます。それでは,お答えをいたします。本市における自治会未加入者数の現状は,9月1日現在で全世帯5万6,718世帯のうち1万4,672世帯,25.9%の世帯が未加入となっています。これを一人世帯と二人以上の世帯に分けてみますと,一人世帯では2万1,442世帯のうち9,266世帯,43.2%の世帯が未加入となっています。一方,二人以上の世帯では3万5,276世帯のうち5,406世帯,15.3%の世帯が未加入となっており,一人世帯が未加入率を押し上げております。このことから未加入者の多くは,アパート,マンション等に住んでおられる学生や社会人等の独身者であろうと思われます。加入者,未加入者間のトラブルにつきましては,ゴミ出し,防犯灯の維持費,子ども会活動への参加,自治会費の納入等に関することがあるようでございます。次に,条例等で加入の義務化はできないかでありますが,自治会は,法律や条例で加入が強制されるものではなく,あくまでも任意の団体であり,その加入も任意とされております。しかしながら,共生・協働のまちづくりを進める上では,地区自治公民館,自治会の役割はとても大きなものがございます。本市としましては,アパート,マンション建設時における加入の指導や市役所の窓口で転入者に対して「自治会への加入のお願い」のチラシと「自治会・地区自治公民館のあらまし」という冊子を配布をし,自治会加入へのお願いをしているところでございます。先般ハザードマップを未加入者に対しましても郵送したところでございますが,その際「自治会加入のお願い」も同封したところでございます。また,自治会に対しましてもその役割,活動に対して相互理解を図っていただくようお願いをいたしております。今後とも粘り強く住民の皆様のご理解を得る努力を続けてまいりたいと存じております。


○教育長(?田肥文君)


 新教育基本法下の教育改革1点目についてお答えをいたします。ご案内のとおり,次期学習指導要領につきましては現在改訂作業中であります。報道等によりますと,本年度内の学習指導要領改訂・告示を受け,法改正作業,教科書改訂,移行措置等のスケジュールを経て小学校では平成22年度から実施される予定であります。今現在実施しております学習指導要領が実施されるまで要した期間を考えますと,次の学習指導要領の実施につきましても報じられている時期になるのではないかと推測をしております。教育委員会としましては,次期学習指導要領改訂の内容等が正式に決まり次第,各学校でのスムーズな実施対応に向けて諸準備に取りかかってまいりたいと考えております。次に,2点目の1番目,学校評価制度導入についてお答えをいたします。ご案内のとおり,平成14年4月1日から施行されております小学校設置基準等において学校評価についての自己評価の実施と結果の公表が努力義務化されました。学校評価は,各学校の職員による自己評価及び保護者や児童・生徒に対するアンケートを基にした内部評価と,この内部評価を学校評議員や地域の代表者が適切かどうか評価する外部評価を合わせたものとなります。内部評価につきましては,学校種や学校の実態によって形式は異なりますが,現在市内すべての小・中学校及び国分中央高等学校で実施されております。学校に求められる説明責任を果たす意味からも,より開かれた学校づくりを目指す上からも内部評価を客観的に評価する外部評価を重視しまして評価結果を各学校の教育課題解決や教育活動の改善に役立てていきたいと考えております。また,併せて教育委員会としましても学校評価の結果を基に学校に対する支援や条件整備等の必要な措置を講じていきたいと考えております。次に,2番目の親学についてでございますが,ご承知のとおり,昨年改正されました新教育基本法には,第10条に家庭教育,第11条に幼児期の教育,第13条に学校,家庭,地域住民等の相互連携協力についての条文が新設をされました。特に第10条の1項に父母その他の保護者の責務,第10条の2項では「保護者に対する学習の機会及び情報の提供,その他の家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう努めなければならない。」と国及び地方公共団体の責務が述べられており,家庭の教育力の向上は重要な教育課題の一つでありまして,社会全体で解決していかなければならないものと位置付けられております。このような中,教育再生会議で提言されました「親の学びと子育てを支援する社会へ」についての内容を見てみますと,学校と家庭,地域の協力による徳育の推進,家庭教育支援や育児相談の充実などが盛り込まれております。親子の確かな絆を育む家庭教育や就学前の教育の役割は大変重要でありまして,子どもの成長とともに親も共に学ぶことは子どもの心身の健全な成長に大きく寄与するものと考えております。本市におきましても親が学ぶ家庭教育の充実は重要な課題の一つととらえ,子どもたちの規範意識や「早寝,早起き,朝ごはん」などの生活習慣,あいさつや礼儀作法など家庭でしっかりと子どもに身につけさせることをあらゆる機会を通して啓発をしております。また,父親の家庭教育への参加を促す取組といたしまして多くの小・中学校でおやじの会などが結成され,特色ある活動がなされております。そのほか,国の事業でありますが,家庭教育支援総合推進事業を取り入れまして乳幼児期子育て講座や学童期子育て講座などを開設をいたしております。この事業は,家庭の教育力の向上を図り,すべての親やこれから親となる若い世代に対する家庭教育を支援する取組であります。このような取組はまさに新教育基本法を具現化するものでありまして,今後も学校,家庭,地域社会と連携を図りながら積極的に推進してまいりたいと考えております。


○副市長(福永いたる君)


 国保税の引下げについての1点目についてお答えをいたします。市民からの意見や苦情の内容でございますが,税務課などの窓口におきまして意見や苦情の内容は,市県民税への税源移譲等も今年度はありまして納期が重なるので,1回当たりの負担が軽くなるような納期はできないのですかねえというような要望的なもの,そして自分の収入は増えないのに,なぜ国保税だけが増えるのですかというような内容が主なものでございまして,その都度窓口の方で保険税の仕組みなどの内容についてご説明を申し上げてご了解を願っておるところであります。2点目の市長,副市長への直接の意見,苦情の有無についてでございますが,ホームページのメールで2件,郵便が1件,ご意見箱が2件,合わせて5件ございました。内容については,やはり税務課の窓口と同じように,1回当たりの負担を軽くできないか。納期を増やしてほしい。そして,また,今回減免措置をいたしましたが,あの減免措置の説明,そしてあるいは滞納の分がありますので,住民説明会に回った時に滞納の説明をしておりましたので,滞納の徴収確保に頑張って,まず税率改正はなるべく負担の少ないようなそういうメールで,ご意見箱でございました。以上,回答をいたします。


○総務部長(西重正志君)


 国保税の引下げについての3点目についてお答えします。国民健康保険事業は,地域住民の医療を保障し,住民の福祉を増進する目的のものであります。また,国費と国民健康保険税で賄う国保財政の基本原則を踏まえつつ,これらの財源を保険給付,いわゆる医療費等を主とする特定の支出に充てるものでございます。国民健康保険法第10条において「国民健康保険に関する収入及び支出については,市の一般の収入,支出と区分し,特別会計を設置すること。」とされており,本市におきましても特別会計を設置し運営をしているところでございます。一般会計からの繰出しにつきましては,保険基盤安定制度に係る経費,事務費などに限定されるものであり,国保制度の趣旨からしまして保険税の法令等に基づかない引下げに充てることは想定しておりません。したがいまして,当然に税額引下げに伴う単なる税収の不足分を一般会計から繰り入れることはできないものでありますので,ご理解をお願いいたします。


○税務対策総括監(末野賢了君)


 国保税の引下げについての4点目についてお答えをいたします。国民健康保険税の平成18年度の決算に基づく滞納繰越額は9億8,177万4,864円となっております。その後この繰越額が資格喪失などにより減額更正され,調定額が本年8月末で9億7,024万3,564円となっておりますが,4月から8月までに滞納繰越分を5,856万9,707円徴収をいたしておりますので,8月末現在の滞納額は9億1,167万3,857円となっております。


○3番(秋広眞司君)


 それぞれ回答をいただきました。まず教育改革についてでありますが,学校評価制度でございますけども,現在行われているのは内部評価が中心と。アンケートが中心であるというような回答であるととらえたわけでございますが,外部評価というものは全く今のところはなされていないという理解でよろしいんでしょうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 この外部評価についてのとらえ方が多少曖昧な所があったのではないかなということも考えているところです。大方の学校で,先ほども答弁の中にありましたけれども,いわゆる内部評価の中の,例えば,保護者の評価,あるいは児童・生徒による評価,あるいは地域の学校評議員による評価といったものも実施をしていただいていたわけですけれども,いわゆる外部評価というのは,その学校,職員あるいは保護者,児童・生徒の評価に対する客観性を問うということでありますので,全くやっていないという認識ではなくて,今後一層その趣旨を踏まえた外部評価を実施していく必要があるというふうにとらえているところです。


○3番(秋広眞司君)


 外部評価が一番大事であると思うわけでございます。部外によるきちっとした評価がなされなければ,内部で幾ら評価をしたって,それが出てくる時は変わった形で出てくる可能性があるんです。今までも全国の例を見ますと,いじめの件数の過少報告の問題や,あるいは未履修,教科書の未履修の問題等も過少報告がなされてきたわけでございますから,やっぱりきちっとした外部評価がなされていかなければいけないと。そのための監査の機構を確立していただきたいというのが私のこの新教育基本法における大きな願いであります。どういう形で出てくるか分かりませんけども,まだ今のところはこれを議論する是非はないと思いますので,この辺で終わりにいたします。最後に親学についてでございますが,親の学びについては,?田教育長のおっしゃること,全く同感でありまして,高いご見識に敬意を表するものであります。平成22年度から新教育基本法の具現化していくということでございますが,それまでに先行実施や移行の準備のためのいろんな工程があると思われるわけでございます。これから霧島市教育委員会非常に大きな役割を担っていくわけでございます。文科省と,あるいは県教委の上部との関係やら,あるいは学校現場との関係,先生方の免許制度も取り入れられてきますし,また,家庭や親やPTA,地域社会との絡みも出てきましょう。また,高教組や日教組との組合的なルール的な関係も出てきましょう。何もかも教育委員会に被さってくると。非常に大事なパイプ役となっていただかなければならないわけでございまして,厳しく苦しい現場での本当の意味の教育改革が始まろうとしているわけでございます。大事な試練の4〜5年間になると思います。大変な時期に教育長になられたなあと思っているところでございますが,教育長,健康に留意され,ひとつ粘り強く頑張っていただきたいとエールを送るものでございます。その結果,何年か後にはこの教育改革の成果としてこの霧島市から日本人の心をしっかり持った将来の日本を背負っていく有望な人材が,若者が数多く輩出されていくことを望みまして教育改革につきましては質問を終わります。次に,国保税の関係でございますが,市長の方に,事務方の方でも同じような市民の皆さんから苦情とか,意見とかあったということでございますが,納期を増やすことは,私の方にもそのような市民の皆さんから意見が来ておりまして,一遍に払えないと。もうちょっと細かく分けてもらえないだろうかというような意見でございますが,それについては何か具体的な検討をなされたのでしょうか。


○副市長(福永いたる君)


 現在その納期の関係についてもいろいろと協議をしておりまして,前向きにやりたいというふうに思っております。


○3番(秋広眞司君)


 いつ頃から実施をされる予定ですか。時期は明確でないんですか。


○副市長(福永いたる君)


 できれば新年度やりたいというふうに思っております。


○3番(秋広眞司君)


 「国保税が増えたから納められない。」という悲痛な市民の皆さんの叫びがあるんです。来年度からと言わずに,是非今年度からでも実施できるならばやっていただきたいと思うわけですが,いかがでしょうか。


○副市長(福永いたる君)


 その辺については,言い訳になるかも知れませんけれど,今のところ新年度実施ということで検討をいたしております。


○3番(秋広眞司君)


 それについては何か法的な制約があるんですか,次年度でないと駄目という。


○副市長(福永いたる君)


 制約は,その勉強をすれば何とか解決できると思いますけれども,今年度はそういう方々にとっては,これまでもですが,納期の相談というのではいつも伺っておりますので,そういう対応をしていきたいと思っております。


○3番(秋広眞司君)


 結局できないということですね。


○副市長(福永いたる君)


 今年は納税者のそういう方々ののは納期についてはいろいろと相談に乗って,そして正式に納期を延ばす場合は新年度からやりたいという基本方針でおりますので,今,税の負担が重い。そしてなかなか納期内に納められない。そういう方々については相談に応じますということであります。


○3番(秋広眞司君)


 相談に,ちょっと分かりにくいんですが,個々に相談に行って納期が納められる方は,納期が延ばせられる方は今年度でもできますということですか。そういう理解をしていいんですか。


○副市長(福永いたる君)


 例えば,保険税の最終納期は2月ですけれども,それを3月までというような話がくれば,そこでご相談に応じますという意味です。


○収納課長(山下 修君)


 税金の,国民健康保険税の納期につきましては今年も分納という形で,従来7月から2月までの今8期ですけれど,これでなかなか納めづらいという相談に来られた方に関しましては,基本的に年度内,5月までの間で納期を延ばして払っていただくと,分納の制約をしていただいて分けて払っていただくという手段をとっております。そういう相談には随時応じて対応しているところでございます。


○3番(秋広眞司君)


 ちょっと今,福永副市長が「3月まで」とおっしゃった。今「5月まで」とおっしゃったんですけど,そこをどう違うんですか。


○副市長(福永いたる君)


 話が今そういうふうに聞こえたかも知れませんけれども,例えば,2月までののを3月までなら3月までの納期の相談には応じますよというそういう意味で言いましたが,私の言葉が足りませんでしたら,すいませんでした。


○3番(秋広眞司君)


 分かりました。それでは,続きまして市長にお伺いします。先ほど資料を市長の方にお目通しいただいているんですが,これに基づいてちょっと質問をしていきたいと思うんですが,3枚ございます。1枚目は平成17年度の事業報告,国民健康保険の事業年表でございます,B表ですね。この中で,これ鹿児島市のやつでございます。2枚目が霧島市のやつでございます。3枚目が年度別の税率が,所得割が鹿児島市のやつがうたってあります。1枚目について繰入金のその他の所,2枚目と比較していただきたいんですが,1枚目は鹿児島市のやつです。6億5,700万5千円,2枚目は霧島市のやつです。ゼロでございます。これが市長,当時の,10年ぐらい前の赤崎市長がおられた頃の決断でございます。政治的な決断でここに一般財源から繰入れを行ったという数字でございます。それが現在も,今も森市長の時代になってもそれが続けられていると。赤崎市長の弁を聞いた鹿児島市の職員の方によりますと,これは赤崎市長の政治的な決断であると。できるんだと。やるんだということで決断をされたと。市民の方が大きな税に苦しんでいる姿を見逃すわけにはいかないと。そういうことで実施をされた経緯があり,今も森市長の下で引き継がれて実施されているということでございます。3枚目の平成8年度から8.7%,所得割がですよ。9年度が8.7,10年度から18年度まで9%と,これが所得割の数字でございます。霧島市は13%ですね。4%高いんです。この数字が5億何ぼという形でその他の所で一財から入っている状況になっているわけでございます。市長もいろんな市民の皆さんからメールやらあるいは直接のこの苦情とか,ご意見の中で苦しくなったよと。どうにかしてくれとご意見を受けられたと思いますが,それについての率直な市長のお考えをお聞かせをいただきたいと思います。


○議長(西村新一郎君)


 ここで,秋広議員の質問中でございますけれども,本日の会議時間は議事の都合によりましてあらかじめ時間を延長して行います。はい,答弁を求めます。


○市長(前田終止君)


 国保税の件につきましては,いろいろと市民の皆さん方から直接的に,あるいは,また,電話で,あるいは,また,係の者を通じてこういう状況であるというお話をそれぞれご指摘をいただき,私自身もその軽減策などなど係の者と必死になって打ち合わせをしながら今日までの諸対策をとらさせていただいたわけでございます。そういう中で一般会計からのこの繰出しについてのご指摘が今ございました。議員ご指摘の点につきましては先ほど部長が答弁をいたしましたとおりでございます。しかし,一つの,幾人かの議員さん方からもそういうお話もあり,また,別な反対の意見もあり,一つの課題として今後さらに勉強させていただきたいと存じます。


○3番(秋広眞司君)


 ちょっと視点を変えまして滞納額についてお伺いをいたします。これから年度末までまだ大分あるわけでございますが,どれぐらいの額まで滞納額を減らせるのか。その見通しは立っておりますか。


○税務対策総括監(末野賢了君)


 本年度の徴収目標といたしまして,過去3年間で一番徴収率の高かった平成18年度の約13%でございますけども,これに向けて取り組んでまいりたいと思いますが,仮にそれが実行いたしますと約1億2千万円程度は回収できるんじゃないかとは見込んでおります。


○3番(秋広眞司君)


 それでも8億近く残っていくわけでございますが,やっぱりこれでは市民の皆さんは,部・課長も一緒になって一生懸命滞納解消のために夜間を問わず徴収されているという努力は伺っております。でも,市民の皆さんはまだ滞納が8億もあるのかというとらえ方しかしないんですね。その上に取れる所から国保税をきちっと取ってるじゃないかと。そういう見方しかしないと思うんです。ですから,この滞納額の徴収ももうちょっと強力に進めていただきたい。そしてもう1回市長にお伺いしますが,政治的な判断で一財からこの投入をするお気持ちはありませんでしょうか。これは老婆心ながら申し上げますけど,市長の政治生命にも関わってくるような問題だと思うんですよ。しっかりと市民の声を受け止めていただきたい。回答を求めてこの質問を終わりますが,いかがでしょうか。


○市長(前田終止君)


 ご指摘の点につきましては,今後の国保税に関する重要な課題ということでご理解を願いたいと思います。


○3番(秋広眞司君)


 次に,自治会への未加入者対策についてでありますが,「アパートの多い所,一人世帯の所が比率が高い。」という回答でありました。となるとやっぱり隼人・国分が主体となって公民会に,自治会に入ってない方が多いのかなあという予測がつくわけでございますが,このトラブルが発生をしているわけです,やっぱり加入者と未加入者の間で。特にゴミの問題が一番大きな苦情でございます。私も何件か聞いておりますけども,「『出すな』と言っても出すと。公民会の人が見張りに立っても,いない時を見計らって出している。」と。そういう苦情でございます。どうにかならないもんですか。どうにか対策を打てないもんですかお伺いします。


○環境衛生課長(川村直人君)


 ゴミをめぐりますトラブルにつきましては環境衛生課の方に直接苦情も上がってまいります。そのような場合は担当者が地元の所に出向きましてその相談等には乗っていろいろ解決に向けての努力というのはいたしているところでございます。


○3番(秋広眞司君)


 ある自治会ではゴミ出しだけ費用をもらってゴミは出していいですよというような自治会もあると聞いておりますが,そのような方式でも取り入れられないもんですか。ゴミ出し代だけでもいただいて,維持管理費,言えば,いただいていくという方向はとれないもんですか。


○環境衛生課長(川村直人君)


 ゴミのそのいわゆるステーションにつきましての設置,それから管理につきましては,それぞれの自治会,共同住宅の管理者等にお願いをいたしているところでございます。したがいまして,それぞれの管理方法というのはございますので,秋広議員がおっしゃったように,未加入者からそういった衛生費のような名目で幾らかの金額を徴収してそのステーションを利用していただいているというような所もあるようでございます。そのような方式をとっておられる所も結構あるようで,非常にトラブルを防ぐ意味でもいい方法だと思いますが,この方法につきましてはやはりそれぞれの管理主体でお決めになることですので,ご相談があった時はそういう方法もとっておられる所もあるようですというようなアドバイスはいたしております。


○3番(秋広眞司君)


 もうちょっと踏み込んでそのような方法がありますよと。そうすることによって未加入者の皆さんはその地域に馴染んでいく一歩なんですよ。そして公民会にもやがては入っていただけるというふうにつながると思うんですね。ですから,そういう意味でも是非その勧奨を市の方でも積極的にやっていただきたいと思いますが,どうですか。


○環境衛生課長(川村直人君)


 先ほども申しましたように,それぞれの地域でのやり方というのがございますので,必要に応じ最善のアドバイスをしていきたいと思います。


○3番(秋広眞司君)


 よろしくお願いをいたします。最後に市長にお伺いいたしますが,6月16日に自治会長会議がございました。私も出席をいたしましたけども,その中で,市長に対する質問の中で道義高揚宣言の霧島市が転入された方は自治会へ入会をしてほしいという規定を何らかの形でつくってほしいという要望だったと思うんですが,それに対して市長は,転入の時に自治会入会のこの窓口で意識を持っていただくように行政として仕組み,制度見直しをご指摘のとおりに精一杯やりますというような回答をされて,誤解を招くような回答だと思いますが,これを聞いてますと,言ってはおられないんですけども,そのような条例や規程をつくれますともとれるんですね,質問者の方には。これについてはどうですかお伺いいたします。


○市長(前田終止君)


 誤解を招くということでありますれば,その点についてはお詫びを申し上げたいと思いますが,私といたしましては未加入者の方々に一人でも多く理解をいただいて加入促進を図りたい。そういう努力をしたい。行政としても精一杯努めたいという気持ちの表れということでご理解をいただけたらありがたいです。


○3番(秋広眞司君)


 これからますますこの市街地は都市化が進んでアパート,マンションが多くなります。未加入者が増えるのはもう必然であります。どうにかこれをやはり,一番最初に質問しましたが,その中でもありましたように,教育基本法の中でも社会的な地域の方々,地域社会と一緒になって教育を進めるんだという方針も打ち出されております。公民会に加入していただくことでそれも達成できるんじゃないかなあと思うわけでございます。これからもひとつ加入へ向けての力強い勧奨といいますか,それを心からお願いを申し上げまして私の質問を終わります。


○税務課長(川畑 巧君)


 ちょっと議員の国保に対する評価の仕方が若干違うかのように思います。質問事項の2番の(3),いわゆる国保加入者の50%が65歳以上,ここは正しいですね。ただ負担の増は痛ましい限りであるという,これは議員の内的意思なのかどうなのかですね。その辺の状況を私の方で詳しく説明いたします。確かに50%以上の方が2万3,303名いらっしゃいます。その中で法定減免7割に該当する方が82%,5割に該当するが4%,そういう形で圧倒的に法定減免7割に該当しています。その方々の霧島市の国保税は1万7,900円です。旧隼人町でその一番安かった所で1万6,200円です。いわゆる1,700円上がっているわけですね。ここを痛ましい限りなのか。許容範囲であるのかという問題があろうかと思います。それと13.0というパーセント,全国で20%を超える団体が四十幾つもあります。ですから,国保というのは他市町村保険者を比較するものでないという形で,あくまでも保険料が高くても保険者は,国保の世帯の安全安心を守っていくのが保険者の責任だろうと,そういうふうに考えるのが妥当なのかなと考えています。それと私に直接,納付書が届いてから,溝辺の方です。「川畑さん,住民説明会の時はすごく反対したけど,あなたはすごいことをやってきたんだねえ。」という。結局溝辺の市民の納付書をかなり検証されたと思います。そして帰り間際に「ただ医療費が安かればなあ。川畑君幾らだったっけ,医療費が17年度水準で。」,「9.4%ですよ。」という話をしました。そして,また,南日本新聞社が「国保110番」というあたかも500人ぐらい相談が見えるようなことを言ってましたけども,そこの新聞の発表では7名の方,でも,主催者の発表では,5名が市内の方,2名の方が市外の方,ですから,確かに議会事務局を通し,議運を通し議会の自立権でこういう質問事項をされたと思いますけども,私は,秋広議員がその1,700円,1,700円上がったこと。旧国分で言えば2,500円上がったこと。これが多分痛ましいのかなと考えていろんな答弁をつくったところですが,お聞きしていると内的意思なのかなと思ったところであります。それと今後の引下げについては,霧島市長,前田市長も九州市長会という一つの団体でいろいろ働きかけています。一つには56万が59万に上がっていくでしょう。一つには2割減免,申請減免がいわゆる職権適用になっていくでしょう。そういう努力はうちの市長もしております。その辺も斟酌され,そしてさらに霧島市の国保健全財政の在り方を考えていってほしいと考えているところであります。以上,釈明でした。


○3番(秋広眞司君)


 あえて川畑課長と,一生懸命やってこられた川畑課長と議論を避けたのはまさにそこでございました。私は,鹿児島市でやっている。それを市長はどう思うか。鹿児島市みたいにできないか。政治的な決断はできないか。その1点に絞ったつもりでございますので,ご理解をいただきたいと思います。終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で秋広眞司議員の一般質問を終わります。ここで西重総務部長の発言の申出を許可いたします。


○総務部長(西重正志君)


 先ほど吉永議員の質問の中で自主防災組織の数が出ました。報告します。規則などをつくって組織化されている自主防災組織は90組織ございます。私の認識がちょっと甘かったのか。住民の皆様方の防災意識が急速に高まってきているんじゃないかと思っております。以上,報告します。


○議長(西村新一郎君)


 これで通告のありました26名の議員の一般質問のすべてが終わりました。次の本会議は28日の予定であります。本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。


              「散 会  午後 5時04分」