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鹿児島県 霧島市

平成19年第3回定例会(第4日目 9月13日)




平成19年第3回定例会(第4日目 9月13日)





             平成19年第3回霧島市議会定例会会議録


 
1.議事日程は次のとおりである。


                     平成19年9月13日(第4日目)午前9時開議


┌──┬──┬───────────────────────────┬─────┐


│日程│議案│   件                 名     │ 備 考 │


│  │  │                           │     │


│番号│番号│                           │     │


├──┼──┼───────────────────────────┼─────┤


│ 1│  │一般質問 島廻一心君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・児童の不登校について          │     │


│  │  │      ・家庭ゴミの集積場所について       │     │


│  │  │      ・各選挙の投票率について         │     │


│  │  │     深町四雄君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・合併特例債について           │     │


│  │  │      ・各種イベント祭り等について       │     │


│  │  │     時任英寛君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・特別支援教育について          │     │


│  │  │      ・放置自転車について           │     │


│  │  │      ・医療費の削減について          │     │


│  │  │     徳田芳郎君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・市長の政治姿勢について         │     │


│  │  │      ・行政改革と財政健全化について      │     │


│  │  │      ・教育行政について            │     │


│  │  │     植山利博君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・総合計画策定について          │     │


│  │  │      ・霧島市国分夏まつりについて       │     │


│  │  │     木野田恵美子君(★ページ)         │     │


│  │  │      ・観光対策について            │     │


│  │  │     徳田和昭君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・人権問題について            │     │


└──┴──┴───────────────────────────┴─────┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君      2番  松 元   深 君


    3番  秋 広 眞 司 君      4番  池 田 綱 雄 君


    5番  有 村 久 行 君      6番  徳 田 拡 志 君


    7番  山 浦 安 生 君      8番  神 園 三 郎 君


    9番  厚 地   覺 君     10番  徳 田 芳 郎 君


   11番  宮之原   稱 君     12番  黒 木 更 生 君


   14番  四 元 寿 満 君     15番  新 橋   実 君


   16番  仮 屋 国 治 君     17番  林 薗 澄 男 君


   18番  脇 元   操 君     19番  植 山 利 博 君


   20番  上 鍋 正 光 君     21番  塩井川 幸 生 君


   22番  久 保 史 郎 君     23番  岡 村 一二三 君


   24番  島 廻 一 心 君     25番  木野田 恵美子 君


   26番  山 神 生 人 君     27番  池 田   守 君


   28番  下深迫 孝 二 君     29番  栫 井 成 孝 君


   30番  吉 永 民 治 君     31番  今 吉 歳 晴 君


   32番  尾 崎 東記代 君     33番  木 場 幸 一 君


   34番  浦 野 義 仁 君     35番  池 田   靖 君


   36番  細山田 為 重 君     37番  蔵 原   勇 君


   38番  田 代 昇 子 君     39番  前川原 正 人 君


   40番  窪 田   悟 君     41番  川 畑 征 治 君


   42番  深 町 四 雄 君     43番  時 任 英 寛 君


   44番  中 村 幸 一 君     45番  西 村 新一郎 君


   46番  宮 内   博 君     47番  徳 田 和 昭 君


   48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


   な  し





4.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長   前 田 終 止 君   副  市  長  南   洋 海 君


 副  市  長   福 永 いたる 君   総 務 部 長  西 重 正 志 君


 企画部長兼行政   山 口   剛 君   生活環境部長   南 田 吉 文 君


 改革推進監


 保健福祉部長    今 村 恭 一 君   農林水産部長   東   邦 雄 君


 建 設 部 長   秋 窪 直 哉 君   工事監査部長   大 井   正 君


 消 防 局 長   中 村   昭 君   会計管理部長   池 田 和 弘 君


 水 道 部 長   濱 崎 幸 嗣 君   農林水産部次長  外 山 幸 喜 君


                       兼農政畜産課長


 商工観光部次長   柳 田 秀 徳 君   建設部次長兼   塩入谷 政 秋 君


 兼商工労政課長               建築住宅課長


 総 務 課 長   阿 多 己 清 君   秘 書 課 長  萬 徳 茂 樹 君


 広報広聴課長    間手原   修 君   管 財 課 長  津 曲 正 昭 君


 財 政 課 長   平 野 貴 志 君   税 務 課 長  川 畑   巧 君


 企画政策課長    馬 場 勝 芳 君   行政改革推進課長 濱 ? 正 治 君


 環境衛生課長    川 村 直 人 君   市 民 課 長  宗 像 成 昭 君


 保険年金課長    坂 元 良 行 君   社会福祉課長   後 庵 嘉 文 君


 健康増進課長    宮 本 順 子 君   市立病院管理課長 赤 石   透 君


 観 光 課 長   後 藤 辰 美 君   建設調整課長   西 田 静 男 君


 都市整備課長    篠 原 明 博 君





 教  育  長   ? 田 肥 文 君   教 育 部 長  吉 永 冨城夫 君


 教育部次長兼    野 村   望 君   学校教育課長   村 田 研 史 君


 生涯学習課長





 選挙管理委員会   山 下 英 博 君


 事務局長





5.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長    藤 田   満 君   議事調査課長   上 原 勝 己 君


 議事調査課課長   満 留   寛 君   書    記   福 永 義 二 君


 補佐兼議事係長


 書    記    井 上 寛 昭 君   書    記   米 元 利 貴 君





6.会議のてん末は次のとおりである。





              「開 議  午前 9時00分」


○議長(西村新一郎君)


 これより本日の会議を開きます。南副市長の方から昨日の一般質問に対する答弁訂正の発言の申出が届いております。南副市長の発言を許可いたします。


○副市長(南 洋海君)


 昨日の久保議員の質問の中で新川地区の土地,補償費を含めての金額について「3.3?当たり10万6千円程度」と申し上げましたが,念のため精査をいたしましたところ,私の記憶違いで,「10万8千円程度」でありましたので,訂正をさせていただき,お詫びを申し上げます。申し訳ございませんでした。(「議長」と言う声あり)


○議長(西村新一郎君)


 はい,特別に,産業教育委員長からの発言の申出がございます。


○産業教育常任委員長(仮屋国治君)


 ただいま訂正がございましたけれども,予算額を超えていないという点については訂正はございませんか。確認をしたいと思いますが,よろしくお願いいたします。


○議長(西村新一郎君)


 そのことについて訂正の説明についてでございますが。


○副市長(南 洋海君)


 18万8千円でございますので,予算額を超えております。


○議長(西村新一郎君)


 以上で発言訂正を終わります。





  △ 一般質問





○議長(西村新一郎君)


 これより昨日に引き続き一般質問を続けます。24番島廻一心議員より3件通告がされております。したがって,島廻一心議員の発言を許可します。


○24番(島廻一心君)


 皆さんおはようございます。朝のこの清々しい時間帯に本日の一番のトップに質問の機会を与えていただきまして感謝を申し上げます。それでは,質問に入ります。私は先に通告いたしました3点について質問をいたします。執行当局の明確な答弁を求めるものでございます。まず1点目に児童の不登校についてでございます。新聞報道によりますと,「わが国において小・中学校で12万6千人,また,本県においても小・中学校で1,593人の不登校児童がいる。」と報道がなされております。そこでお尋ねいたします。本市において小・中学校でそれぞれ何名の不登校の児童・生徒がいるのかお尋ねをいたします。また,その不登校の原因は何なのかをお尋ねいたします。また,その対策はどのようにとられているのか重ねてお尋ねをいたします。2点目に家庭ゴミの集積場所についてお尋ねをします。国道及び県道に生ゴミの集積箇所が設けられているが,美観上いかがなものかと思うが,その対策は考えてないかお尋ねをします。3点目に各選挙の投票率についてをお尋ねします。国政選挙,その他の選挙において非常に本市は投票率が悪いが,その対策は考えてないかお尋ねします。以上で1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 皆さんおはようございます。島廻議員から3点につきましてご質問がございました。2点目については私の方から答弁をいたします。1点目につきましては教育長が答弁をいたします。3点目につきましては選挙管理委員会事務局長が答弁をいたします。2点目のご質問は家庭ゴミの集積場所についてのご質問でございました。国道,県道に生ゴミ集積箇所が設けられているけれども,景観上いかがなものかと思うが,対策は考えてないか問うということでございました。お答えいたします。可燃ゴミや資源ゴミなどの集積場所,いわゆるゴミステーションにつきましては,家庭系ゴミの収集,運搬を効率的に行い,コストの削減等を図る観点からもできるだけ集約をして設置をし,設置・管理主体は場所の確保を含めて当該する自治会や共同住宅の管理者などとすることを基本的な方針といたしているところでございます。ステーションの設置場所につきましては,住宅密集地や商店街,繁華街など,地域によっては適地がなく用地確保がなかなか難しい状況にあって,ゴミの収集,運搬の便宜上,国道や県道沿いの歩道や花壇の一角などを使用している所もございます。ステーションへの排出は朝8時までに出すように決まっておりますが,回収までの間ゴミが野積みされた状況となりますことから,一部には美観を損ねたり,交通に支障を及ぼす恐れのあるステーションもあると考えられますので,当該ステーションの設置者と連携をしながら,整然と排出されるよう利用者に対して指導・啓発を行いますとともに,場所によっては移転に向けた協議をさせていただくなど,観光立市霧島市でもございますから今後さらに改善に向けた取組を進めて参りたいと存じます。


○教育長(?田肥文君)


 児童の不登校についての1点目の人数についてお答えをいたします。平成18年度霧島市小・中学校における年間30日以上の不登校児童・生徒数は,小学生が15人,中学生が100人でございました。次に,2点目の原因についてお答えをいたします。不登校の原因を一つに特定することは難しい面がございますが,平成18年度末の不登校に関する調査によりますと,不登校のきっかけとしましては,生活環境の急激な変化,親子関係,家庭内の不和など家庭の問題,友人関係をめぐる問題,怠け,無気力など本人に関わる問題,学業不振,入学,編入学,進級時の不適応等が挙げられております。3点目のその対策についてでありますが,各学校におきましては,不登校対策委員会等を設置したり,生徒指導に関する連絡会を定期的に開催したりしながら,全職員が一体となって児童・生徒の実態を把握することに努めております。悩みを抱える児童・生徒に対しましては,担任を中心に学年部職員,養護教諭,管理職などによる支援チームを設置し,その実態に応じて本人並びに保護者への対応に努めております。また,市教育委員会としましても管理職研修会や担当者研修会で対策を協議したり,指導主事が各学校を訪問したり,各学校からの月例報告を基にしたりしながら,いじめ,不登校の実態や学校の対応の在り方について把握し,全校体制で問題の早期発見と早期解決に努めるよう指導を行っております。児童・生徒の状況に応じて県児童総合相談センターや市児童相談室,市教育支援センター等の関係機関や民生委員,児童委員等の連携を図りながら,地域社会と一体となって問題の早期解決に当たるよう併せて指導をしております。さらにスクールカウンセラーや心の教室相談員,子どもと親の相談員等を小・中学校に配置しまして児童・生徒及び保護者,教職員へのカウンセリングを行っております。本年4月からは,悩みを抱える児童・生徒に対しまして24時間応対できるように,いじめ・不登校電話も開設をしております。今後も悩みを抱える児童・生徒に対しまして十分な対応ができますよう不登校問題の解決のためになお一層の努力を重ねてまいりたいと考えております。


○選挙管理委員会事務局長(山下英博君)


 委員長に代わりまして質問の3点目についてお答えいたします。最近行われました各選挙の投票率は,合併後に行われた霧島市長選挙及び霧島市議会議員選挙が72.01%となっております。今年4月の県議会議員選挙,7月の参議院議員通常選挙におきましても選挙啓発チラシの配布,広報きりしまへの掲載,広報車やセスナ機による投票の呼びかけ,大型店舗での選挙啓発放送23箇所,啓発,選挙啓発ポスターの掲示依頼を金融機関,公共施設,企業,大学校等169箇所にお願いし,また,7月21日には,県選挙管理委員会,県明るい選挙推進協議会,学生投票率100%をめざす会,市明るい選挙推進協議会,市選挙管理委員など28名で隼人国分サティにおきまして選挙啓発活動を実施いたしましたが,投票率は,県議会議員選挙が55.51%,参議院議員通常選挙が58.30%であり,県平均より低い状況でありました。各選挙の投票率は全国的に低下の傾向にあり,若者,特に20歳から30歳代の投票率が低い状況にあり,霧島市も同じ傾向でありますので,若者の投票率向上を含め全体の投票率が上がるよう市明るい選挙推進協議会と連携し啓発に努めていきたいと思いますので,ご理解をお願いいたします。終わります。


○24番(島廻一心君)


 それぞれ答弁をいただきましたが,再度質問をさせていただきます。まず順を追って質問を申し上げます。この1番目の児童の不登校の問題でございますけど,本市で,答弁によりますと,「中学校で約100名と,小学校で15名」というような答弁でございます。この中の,この小学校の15名というのはどういう内容で不登校になっているという分析になっておりますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 小学生で申し上げますと,1年生が1名,2年生が2名,3年生が1名,4年生が4名,5年生が5名,6年生が2名というふうな数字になっております。


○24番(島廻一心君)


 この不登校の15名の中の原因というのはどういうのになっておりますでしょうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほど教育長が申し上げましたけれども,幾つかこの不登校の原因というものは考えられます。ただこれが一つだけ原因ということではなくて,やはり友人関係とか,あるいは自分自身の,例えば,学校生活,そういったこの規則に基づいた生活に馴染めない状況があるとか,あるいは学業不振,あるいは入学,あるいは転入学,そういったときの不適応というようなことが挙げられるかと判断をしております。


○24番(島廻一心君)


 この中にはいじめは入ってないんですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 今申し上げましたように,友人関係,先ほど答弁の中にもありましたけれども,友人関係といったことも挙げられておりますので,数としては非常に少なくはありますけれども,いじめの問題等との関連というようなのは確かにあり得るというふうにとらえております。


○24番(島廻一心君)


 実は,いろいろ病気欠席とか,長期欠席のその不登校の方もいらっしゃると思いますけど,今日は特にいじめの問題で私も絞って質問をちょっとしてみたいと思います。まずその前に,旧隼人町で何名いるのか。その辺は分かりませんか,小学校,中学校で。


○学校教育課長(村田研史君)


 この統計については,今申し上げました統計については,いわゆる各旧市町ごとの統計の数字は今ここには持ち合わせておりません。


○24番(島廻一心君)


 私が知ってる今,学校でもいろいろそういう問題が起こりまして,保護者の方から依頼を受けて今回も質問をさせていただいているわけなんですけど,中学校はもとより,小学校関係であるわけですけど,非常にクラスがまとまりがないと,まとまりがないと言うんですかね,その児童の保護者の方からいただいた中にでも学校に行ってない子どもも,この年間30日以上の欠席者がいるということも受けております。その中で各学校のクラスでいろんな先生方が思っていることを何でもいいから書いてくれということで子どもたちに一応,アンケートですかね,それを流したところ,その中の子どもたちが涙を流しながら苦しい胸のうちを発表をしたというその中の一例をご紹介を申し上げますけど,約22名ぐらいのデータになっておりますけど,「授業が楽しくない。」とか,「喧嘩が多い。」, 「いつ喧嘩が起こるか分からない。」,「ほかのクラスに行きたい。」,「暴力を振るわない。」,「授業と休み時間の区別をつける。」,「『殺す』とか,『ウザイ』とか怖い言葉は使わない。」,「クラス全体が騒がしい。」,「クラスが暗い。」,「安心していられない。」,「みんなで仲良くしたい。」というような子どもたちの切実な気持ちを発表したそうです。その点についてどういうふうにお考えですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 先の議会でもこのいじめ問題についてはご質問をいただきました。その中でやはり学校の中で起こっているいわゆるいじめと思われるような内容についてきちっとその把握ができているのか。例えば,担任の所で止まっていることはないのか。あるいは学年や学校の中で止まっていることはないのかというようなご指摘をいただきまして,その後,先ほど教育長が申し上げましたような手だてをとりながら,今,子どもたちの生の声を紹介していただきましたけれども,そういった声が上がるということはやはりいじめ問題にきちっと向き合っているというふうに理解をいたしまして,そういった情報が入りました時には,先ほど触れましたような,例えば,私どもも直接学校に出向いて状況を把握した上で手だてをとるとか,あるいは必要であれば保護者や先生方も交えて対応策を考えるというような手だてをとってきているところでございます。


○24番(島廻一心君)


 その学校の先生たちも一生懸命取組はなされているということは聞いております。ただその指導の方法がどういう指導でされているのか。先生たちもなめられているんじゃないかと思うんですね,この子どもたちから。そのような状態で,先般そのクラスの屋外での体育授業があったそうです。その中で耳元をどつかれたという喧嘩がそこであったと。そしてその状態でその日に病院に一応診察行ったと。そしたらもう何事もなかったからよかったというようなことで,その内容等をいろいろ学校側にその子ども同士でこういう発表会なんかで真実を伝えると,今度はその真実を先生がまたそこに紹介をされると。「誰がそんなことを言ったのか。殺すぞ。」というような会話が飛び交っているという状態でございます。だから,私はもうその話を聞いてこれはクラス崩壊というような状態にあるんじゃないかというふうな見解をしたんです,私個人は。その中のクラスの状態というのが,「先生が話をしたり,指示をすると,『ウザイ』とか言われる。『先生がもう駄目だと,駄目だよ,やさし過ぎたから。』と言われ,もう言うことを聞いてくれない。先生に対して暴力を振るう子がいた。授業を抜け出してしまう子がいる。物を投げたり,大きな音を出したりするため気分が悪くなり保健室に行く子が数名いると,多いと。そして先生へ刃物を向けた子がいる。クラスで被害に遭った子が現在学校に来ることができずにいる。」というようなクラスの状態というのをちょっとここに報告をいただいておりますけど,そういう実態は教育委員会も知っていらっしゃるんですかね。そういう報告も来ているんですか,そっちに。どうですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 今,議員がおっしゃった内容をすべてメモをし切れませんでしたけれども,例えば,そういった好ましくない状況があるということについては,先ほども申し上げましたけれども,学級や学年あるいは学校で止めることがないように,教育委員会にも知らせていただきたいというようなことで,確かに情報をいただいている内容もあります。そういった所については,繰り返しになりますけれども,直接教育委員会の方からも出向いて指導の在り方について担任と話し合いの場を持ったりとか,あるいは管理職が当該の学級に出向いて子どもたちの様子を直接観察をするなり,あるいは指導の在り方について助言をするなりというような手だてはとっているところであります。ただ,今,議員がおっしゃるように,まだそれがすべて明らかになっていないという所があるとすれば,これは非常に残念なことでありますので,私どもも再度そういったことについては事実をつまびらかにしていただいて対応をとっていくように努力をいたしたいと考えております。


○24番(島廻一心君)


 その子どものいじめの問題は非常に見えにくいと,最近の子どものいじめは見えにくいというように言われておりますよね。そういう中で,家庭の問題ももちろんあると思うんですけど,このいじめをする子どもも悪い子じゃないと思うんですよ。もう本当そのしっかりと話をしてあげれば分かる子どもだと私は思っているんです。だから,もうちょっとそういう所を,学校内で起きたことは学校内でしっかりとそういう子どもたちに,いろいろ今,昔からすると学校の立場も非常に指導の問題でなかなか難しい点もあろうかとは承知しております,私も。そういう中で言葉で説得をしないとできない状態が今現在の学校の在り方じゃないかと思うんですね。そのいじめられている子は,非常にやさしい心を持った子どもたちがやられているんです,どっちかというと。だから,そのやった子も今で,小学校,その辺で芽をしとかんと,また,これが中学なればまたひどくなるというような気配もございますよね。だから,今現在学校の先生の言うことより,スポーツ少年団の監督の言うことん方がよう聞きますがね,子どもたちは。だから,家庭,そういう少年団の監督,そういう交えて一緒に一人でもそういう子どもが,とにかく学校は子どもたちが楽しんで行ってくれる所でございますのでね,是非その辺を,教育長どうですか。命を懸けるぐらいの姿勢で取り組んでくださいよ。一人でもそういう登校ができれば,本当これはありがたいことだなというふうに考えるんですが,どうですか,その辺は。


○教育長(?田肥文君)


 ただいま議員のご指摘のありました,例えば,刃物を持って学校に来ているというようなことも,今,お聞きしますと,とんでもないことだというふうに認識をしております。そういうことがこの教育を行う学校であってはならないことでございますので,厳しく対処したいというふうに思っております。


○24番(島廻一心君)


 是非そういうことでみんなで地域,先ほど答弁もありましたけど,保護者やら学校側と一緒になって一人でもそういう子どもが霧島市にはいないんだというような心構えでやっていただきたいというふうに思います。じゃあ次にまいります。2点目の家庭ゴミの問題でございますけど,先ほど市長も答弁をいただきましたが,非常に国道,県道側にそういう場所がなくて今現在出てるということは私も承知はしております。ただ日頃いつも市長は観光霧島を叫んでいらっしゃいます。そういう方面から考えますと,これからの時代はああいう国道,県道に山積み,カツ丼の大盛りぐらいにこう盛ってあるようなああいう姿は,私はあんまり感心しないんです。つい先般東京の方にもちょっと研修で行かせてもらいましたけど,あの新宿のあの中でももうそういう所はほとんどありません。それでどんなふうにしてゴミ集積しているかと言うと,朝早く,6時頃だったと思いますけど,衛生社の車が来て3人ぐらいの係の方がボンボンボンボン1軒ずつお店の前をもう出してくるというふうな状態で大盛りのそういう姿はほとんど見ないんですよね。だから,答弁にもございましたように,その自治公民館の方とよくその辺を協議をいただいてせめてその本通りだけでも何か施策を打ち出していただくというような方法をやらないと,私が今日こういうふうに申し上げてるのにも,市民の方からも要請がありまして,「議会でも言ってくれんか。」ということがありまして今日ここに質問をさせていただいているわけでございます。その辺をもう一度どうでしょうか。


○市長(前田終止君)


 議員よりご指摘の点よく理解できます。やっぱり私どもふるさとは観光立市という側面を色濃く持っております。特に幹線道から議員ご指摘のようなゴミの山積している状態が仮に見えるという場所が多数あるとするならば,せっかくの観光地も興醒めであるということだと存じております。朝8時までに出すような指導というものが打ち合わせとしてしっかりと根づいてはいるわけでございます。また,市民の皆さん方もそういうことでご努力を当番を決めいただいているという実情にはあろうかと思います。しかし,特に幹線道路にあるそのゴミステーションの場所の総チェック,そしてそれの例えば場所の移動などの改善はできないかどうか。あるいは,また,その時間帯の早め方,そういうことは可能かどうか具体的にちょっと検討をさせてもらいたいと思っております。


○24番(島廻一心君)


 あの国道なんかのゴミを置いている中で朝8時には取りに来るというような衛生公社の方もでしょうけど,なかなか,午前中いっぱいに取りに来たというような状態も続いているようでございます。あの県道沿い,国道沿いは,その地域の方がそこに置くということでやっていらっしゃるんですけど,その衛生公社が持って行った後にまた通りがかりの方がポイと二つ,三つ置いて,それがまた何日か置いてあると。夏場になると変な臭いがし出すというような状態でもございます。その辺を総合的に判断されてきれいなわが霧島に是非するためにもその辺を公民会の方とも十分協議をいただいて進めていただきたいというふうに思います。それでは,次に質問をいたします。3点目の投票率の問題でございますけど,「参議院選挙で本市が約58.3%,県議選が55.51%」というような投票率の答弁でございますね。もともとここの国分・隼人が投票が一番悪い地域でもございましたよね,前から。その辺はどうですか。


○選挙管理委員会事務局長(山下英博君)


 さっきの参議院選挙通常選挙でいきますと,国分の投票率は47.86%,それから隼人が38.48%となっております。溝辺が68.14,横川が62.16,牧園が56.29,福山が65.41(P★★に訂正あり)ですので,今,議員が言われたとおりでございます。


○24番(島廻一心君)


 昔からわが旧隼人町で言いますと嘉例川の辺は約80%ばっかいの投票率がありましたが,住吉の辺は,新川の辺は40何%というような数字がまだそのまま生きているような気がいたします。その対策として,どうですか,もうちょっと,少しエリアを小さくした投票率を,大きいとこでは学校なんかに1箇所でこうされておりますけど,答弁にもありましたように,若い人たちが,20代,20から30代ぐらいの方なんかの投票率が非常に悪いと思うんですけど,その辺はどんなもんでしょうか。その投票所の検討ということはいかがなもんですか。


○選挙管理委員会事務局長(山下英博君)


 投票所の件でございますけれども,1投票区,過大投票区ですが,3千名を超える選挙人がいる所は3千人を限度に投票所を分割しなさいということも言われておりますけれども,今度はそれにあてる人員が,投票所の投票事務をする人員というのもいろいろ考えなければなりませんので,今の投票所,全体で108ありますけれども,霧島市内で,その辺が精一杯じゃないかなあというふうに考えております。


○24番(島廻一心君)


 予算の方もそう増やせばそれだけ人員関係とかは出てくるのは確かでございますね。いろいろとその対策はあろうと思うんですけど,この下場の方は特にやっぱり人口が集中しておりますので,年配の方とか,そういう方なんかは,歩いて行けない方なんかはもうおそらく誰か連れていかんことには投票はできませんですよね。そういうためにももうちょっと投票所のこのバランスをもうちょっと考えた,もう一度お考えなった方がいいんじゃないかというふうな気もするんですけど,その中で選挙ポスターの箇所の,掲示板の見直しやら投票所のバリアフリーの問題とか,そういうのもある程度改善はされてきておりますけど,今後そういう対策が必要じゃないかと思うんですが,その点はどうでしょうか。


○選挙管理委員会事務局長(山下英博君)


 投票に来られる人は毎回体の状態というのが違うということは承知しております。投票管理者とか,周りの有権者の方たちから改善が必要だという要望があれば,それに沿って改善をしているつもりでございます。ビニールシートを敷いたり,あるいは車イスが入れるようにステップを付けたり,その都度やっております。


○24番(島廻一心君)


 いろいろと難しい点はあろうかと思いますけど,是非,その30何%とか,そういう数字じゃなくして,その悪い所を徹底的に選挙に行ってもらうように施策をひとつ打ち出していただきたいと思います。以上で私の質問を終わります。


○選挙管理委員会事務局長(山下英博君)


 先ほどの投票率の質問で私は投票所だけの投票率を申し上げました。その期日前投票というのがありまして,その期日前投票を入れておりませんので,ちょっともう1回訂正をさせていただきます。隼人が56.53,国分が57.95,福山62.69,ちょっと順番がおかしくなりましたが,溝辺57.15,横川62.14,牧園59.45,霧島64.84,以上です。訂正をお願いします。


○議長(西村新一郎君)


 以上で島廻一心議員の一般質問を終わります。次に,42番深町四雄議員より2件通告がされております。したがって,深町四雄議員の発言を許可します。


○42番(深町四雄君)


 皆さん改めておはようございます。先般通告をいたしております二つの件名について質問をいたします。早いもので,私たちは約2年前に定数特例により1市6町によりそれぞれ選挙の洗礼を受け議会活動ができることは誠に感無量で,また,責任を強く感じながら私自身ひたすら走ってきた感じであります。私自身は総務常任委員会に席を置き,委員の皆様より知恵をお借りしながら,微力ながら市政発展のために貢献できましたことを皆様に感謝を申し上げ,また,1市6町の打切決算認定の決算特別委員会副委員長,霧島市最初の決算特別委員会の委員長など委員の皆様に互選され責任を果たすことができましたことに感謝を思いつつ,早いもので,3日の初日の定例本議会で議案の提案説明があり,11日の本会議において追加議案など議案第81号から議案第94号の特別会計決算認定などが提案されておりますが,1年1年が過ぎ去るのが本当に早い。皆様はどのように思われますか。市長におかれましても9月定例議会が終わることによって新たな折り返し点が始まります。私同様にあっという間の約2年間であったのではないかとご推測をしております。折り返し点にかかり,今までの2年間で基礎が終わり,土台が敷かれ,いよいよ本柱の着工が始まり,肉付けが始まります。大事な行政運営を強いられます。決断を誤ることなく,日本一のふるさと霧島市をつくる施策をしていただきたい。そのためにも健康に十分に留意していただき頑張っていただきたいと願うものであります。18年度の決算で財政力指数は17年度よりも0.04%高くなってきており,実質公債費比率も13.8%であり,今後も健全財政化に向け努力は必要でありますが,ただ余りにも健全財政化が前に進み,市民の声は,合併に対する不満,苛立ちが高まってきておるのも事実であります。それでは,質問に入ります。合併特例債について最初にお伺いいたします。アメとムチとはいえ,「合併特例債が350億円の使い道起債限度額から80億円減額の270億円が使える限度額である。」と先般の6月議会において答弁をいただきましたが,余りにも大きい減額であります。すべてとは申し上げませんが,約80億円の減額は道路整備など投資的経費を減額することではないかと思われるが,減額の主な原因について問うものであります。次に,特例債は合併に起因する事業などに限定されるとは分かっておりますが,充当率,交付税算入率の高い地方債でもあります。合併後の霧島市の総合的な発展のために幾ら有利な特例債でも使えなければ何もならない。使える方向に転換を変えるのも行政の責任であると私は思っております。県,国に特例債の使い方について幅広い活用ができるように緩和措置を強力に強く要望すべきと思うが,その緩和対策について問うものであります。次に入ります。「過疎債,辺地債を有効に活用しながら特例債を活かす。」と答弁をいただいておりますが,辺地債は起点に対する点数などの加算の数字で辺地使用を指定し,議会の議決を経てできる仕組みになっておりますが,そうした観点から継続される確率は高いと思われます。過疎債については5年ごとに見直しがある時限立法でありますが,21年度で期限が切れるが,過疎債については今後のことについても非常に大事な部分であるが,議論がされ,情報などを把握しているのかをお伺いいたすものであります。件名の2について質問をいたします。要旨の1,各種のイベント祭りについて質問をいたします。今年も霧島市の各地区でいろいろな祭りなどが企画されていますが,集落ごとの小さな祭りでもその地区のふれあいにもなり,車社会の時代,隣近所の活力,元気を,また,にぎわいを取り戻す贅沢な祭りでもあります。大きな祭りは国分で開催される夏祭りの外,隼人で開催される伝統的な初午祭などほかにもたくさんありますが,実行委員会の主催だが,本年度より祭りによっては入場料を取っているが,入場料を取る祭りと無料の祭りの基準について問うものであります。次に,祭り等については実行委員会が主催者となっておるとはいえ,入場料を取れば,想定外の事故などが発生した場合,責任は発生しないかを問うものであり,また,「霧島祭の中で行われた南九州神楽まつりは,過去9回の祭りの中,今年は900人で例年の3分の1の観客」と報道されましたが,観光客(入場者)の減の新聞紙上での報道は地域の観光のイメージが非常に悪くなりますが,今回の減は入場料の徴収が大きな要因と思われるが,その認識について問うものであります。以上で壇上からの第1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 深町議員から2点につきまして質問がございました。2点目につきましては私の方から答弁をいたします。1点目につきましては総務部長に答弁をいたさせます。2点目の質問は各種イベント祭り等についての質問でございまして3点にわたっておりました。その1点目は今年も霧島市でいろいろな祭りが企画をされていると。本年度より祭りによっては入場料を取っているけれども,入場料を取る祭りと無料の祭りの基準について問うということ。そして2点目の質問は,祭り等について実行委員会が主催者となっているけれども,入場料を取れば,想定外の事故等が発生をした場合,責任は発生しないのかと。3点目は,「霧島祭の中で行われた南九州神楽まつりは,過去9回の祭りの中,今年は900人で例年の3分の1の観客」と報道されたけれども,入場者の減,これは地域の観光のイメージが悪くなると。今回の減は入場料の徴収が大きな要因と思われるけれども,その認識について問うと。この3点でございました。お答えをいたします。市の補助金を受けて開催されるイベントの入場料につきましては市としての基準はありませんけれども,それぞれの実行委員会で決定をいただいております。ちなみに牧園町でやっておられます藤まつり,これはもう以前から入場料をいただいての開催でございます。本年開催をされた第2回天孫降臨霧島祭では祭りをよりグレードの高いものにされましたので,それらの経費を補われるために入場料をいただいたと伺っております。入場料をいただくに当たってはそれに値するものでなければなりませんし,また,入場料をいただくことが可能である会場設営等が必要でありますので,それが可能であった三つの会場で入場料をいただいたようでございます。また,ほかのイベントについては,入場料ではなく,例えば,11年やってまいりました龍馬ハネムーンウォーク,あるいは,また,菜の花ウォーク,こういうものも参加料という形で参加者の負担金を最初からいただいているものもございますが,これもすべて実行委員会で協議をされて決定をされたものでございます。次に,2点目につきましてお答えをいたします。天孫降臨霧島祭におきましては会場内でけがなどをした時の傷害保険と主催者側に責任が生ずる事故に対応した賠償責任保険とそれぞれに加入をいたしております。次に,3点目についてお答えをいたします。南九州神楽まつりは本年より入場料をいただきました。「来場者が減になった。」という報道がされましたけれども,当日の会場の状況は例年と比べて余り変わっておりませんでした。私も昨年もまいり,今年も出席をさせてもらったと。そういう意味では,昨年までの料金を取らなかった時代の主催者発表の入場者の推計,これがやや過大であったのかも知れないと。これはもうそれぞれ主催者の立場,実行委員会の立場,関係者,大本営発表などというような感じでご理解をいただければ,キンカンみたいな話もボンタンみたいにされてもっとこのにぎわいをとりたい。キンボンと言いますけれども,そういう言わば傾向が全体としてどの地域も歴史的に繰り返しされてきたと。私は実際こういうことについてきちんとやっぱりこのなるべく足を運んでおりますので,その変化というものを見ているわけでございます。そういう意味ではこの神楽まつりについて申し上げますと昨年度並みぐらいの印象を強く私としては受けたところでございます。


○総務部長(西重正志君)


 合併特例債についての1問目にお答えいたします。合併特例債につきましては本市の均衡ある発展に資する事業などに合併後10年間で546億円を限度額として活用できることになっております。しかしながら,将来の財政状況等を考慮し,合併前の財政シミュレーションにおいて上限額を350億円に変更したところでございます。一方,平成18年度当初予算編成時点におきまして大幅な一般財源の不足が生じたことから,昨年8月に霧島市経営健全化計画を策定し,持続可能な健全財政を確立するため,一般財源の確保,また,地方債残高の縮減に向けた取組を行っているところであります。この計画の中で地方債残高の縮減を図るため,毎年度の借入額を償還元金の範囲内に抑制することとしたこと。併せて従来の地方債から合併特例債へ変更できない事業もあることから合併特例債の借入上限額を350億円から270億円に減額する見込みといたしました。合併特例債の活用につきましては,充当率,交付税措置率とも高く有利な起債であることから合併特例債事業としての適債性のあるものについては今後も積極的に合併特例債を活用してまいりたいと考えております。次に,2点目についてお答えします。合併特例債につきましては市町村の合併の特例に関する法律第11条の2に規定されております新市まちづくり計画に基づき合併に伴って発生する格差の是正とか,合併に起因する事業など合併に伴い特に必要と認められるものに要する経費に限られており,公共施設の維持補修工事等につきましては合併特例債の対象とはされておりません。合併特例債の緩和措置につきましては,合併特例債を活用した合併後の市町村の振興のための基金造成が,当初その利子分だけ使えるいわゆる果実運用型となっておりましたが,平成19年度以降償還元金の範囲内で取り崩し可能となる措置が講じられたところであります。緩和措置につきましては,法令等の改正,地方債制度の改正など多くの分野での見直しが必要となりますので,大変厳しいものと考えられます。このため,他の地方債と併用できることになど合併特例債の運用面で地域の実情に応じた幅広い活用ができるよう国・県に働きかけてまいります。次に,3点目についてお答えします。現行の過疎地域自立促進特別措置法,いわゆる過疎法は議員立法として成立し,平成22年3月31日までの時限立法でございます。現在本市は,合併前の旧横川町,旧牧園町,旧福山町のみを過疎地域とみなすいわゆる一部過疎として過疎法の適用を受けております。今後過疎地域の対策をどのようにするかは今のところ不透明ではありますが,引き続き現在の過疎法同様の適用が受けられるよう関係団体と連携し国などへ強く要望してまいります。現在の過疎債につきましては現在の過疎法の下で平成21年度まで活用することができますので,現在過疎債を活用している道路整備事業につきましては平成21年度までに完了する予定であります。今後の事業の進捗状況により平成22年度以降に事業実施がずれ込んだ場合には過疎債に代わって新たな財源として合併特例債などが考えられますが,合併特例債につきましては1箇所の事業箇所に過疎債と合併特例債が重複してはならないこととされております。また,現在の過疎法が失効する平成22年度以降に実施する事業の財源といたしまして,現時点では新過疎対策,財源とも不透明ではありますので,それに代わる新たな財源として合併特例債が考えられます。今後は経営健全化計画の数値目標を念頭に置きながら本市の均衡ある発展に資するものに積極的に活用してまいります。過疎地域につきましては,現行の過疎地域自立促進特別措置法第1条において過疎地域とは,「人口の著しい減少に伴って地域社会における活力が低下し,生産機能及び生活環境の整備等が他の地域に比較して低位にある地域」と定義されており,過疎地域の要件としまして財政力,人口の要件があります。霧島市はこの要件には該当いたしませんが,市町村の廃置分合等があった場合の特例として一部の地域が過疎地域となっているわけであります。今後の過疎法の動向についてでありますが,総務省においては過去4回の過疎法により40年近く実施してきた過疎対策においてどのような成果があったのか。また,どのような課題が残っているかなどを整理するため,平成18年10月1日時点における全国過疎関係市町村を対象にアンケート調査が実施され,最近過疎対策の評価と今後の振興方策のあり方に関する調査報告がなされたところであります。現段階におきましては平成22年4月以降の新たな過疎法の制定に向けた具体的な取組は行われておりませんけれども,今後関係機関において過疎地域の要件を含めた議論が行われると思いますので,その動向に注視しながら,引き続き過疎法の適用が受けられるよう関係団体と連携し国などへ強く要望をしてまいります。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま深町議員の質問中でございますけれども,再質疑は,ここで休憩をいたしまして,休憩後といたしたいと思います。


               「休憩  午前10時11分」


               ──────────────


               「再開  午前10時23分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。深町四雄議員の一般質問を続けます。


○42番(深町四雄君)


 通告順に従い質問を,再質問をさせていただきますが,この特例債については要旨で3件ほど質問をいたしておりますが,内容については一つでございますので,順次,前後するかと思いますが,答弁のほどをよろしくお願いを申し上げます。今いろんな角度から部長から答弁をいただきましたが,約546億円,そうした中において350億,そして今回新たに270億,そういう数字が示されておりますが,市長も合併協議会の中で首長として参加され,これが大きな一つの地域の発展になるんだと,そういう思いで協議会に参加されたと,私はそういう思いであります。今これが最初の示された数字から約半額になっておりますが,率直に言ってどういう認識をお持ちか問うものであります。


○市長(前田終止君)


 合併特例債が合併協議会時の350億円から270億円に減額をされた。そのことについての協議経過,あるいはこのまちのトップとしてどのように考えているのかという改めての質問でございます。合併特例債を350億円から270億円に減額いたしました経緯につきましては総務部長が答弁をいたしましたとおりでございますけれども,合併前の旧市町において国の経済対策に呼応をし,社会資本の整備や地域の活性化等を図るため地方債を増発したこと。また,国の三位一体の改革に伴う地方交付税の大幅な縮減,こういうことによって大変厳しい財政状況にそれぞれの日本中のふるさとがなっていったと,こういうことから,合併前はこの財政シミュレーションにおいて合併特例債の上限額を350億円に設定をされておったところでございます。合併後のまちづくりにつきましては合併特例債などを活用をした各種事業が新市まちづくり計画に掲載をされているところでございます。これらの事業につきましては財源の確保がなされないまま調整をされたことによりまして合併後の当初予算編成過程において大幅な不足を生じる事態となったことはこれまでも説明を申し上げてきているところでございます。このため,昨年の8月霧島市の経営健全化計画を策定をし,人件費,普通建設事業費を縮減していく一方,地方債の新規の借入れを償還元金の範囲内に抑制するなど市債残高の縮減を図ることとし,合併特例債の上限額を270億円に変更いたしたところでございます。合併特例債は通常の地方債に比べてその充当率あるいは交付税措置率とも高く非常に有利な起債であるということはもう皆さん方に言うまでもありませんけれども,後年度の財政運営に過剰な負担とならないよう財政状況に配慮しながらこれまた活用していかなければならないということが言えるのかなと考えております。現在持続可能な健全財政を確立していくために霧島市の経営健全化計画,その数値目標達成に皆さん方のご理解を,なかんずく市民の皆さん方のご理解を得ながら鋭意努力をしているところでもございまして,現時点におきましては,選択と集中,自己決定,自己責任,自己完結,こういう気持ちによって一刻も早く新たなる施策に取り組めるような行財政基盤を整えて1日でも早く市民の皆さんが合併をしてよかったと言えるようなまちづくり,ふるさとづくりに積極的に今後も取り組んでまいりたいと考えているところでございます。


○42番(深町四雄君)


 私が質問要旨に書いた部分は3点ほどでございますが,答弁はしっかりと答えていただいて,この文を読むのにも少し理解に苦しむわけでございますが,私が思いのままの質問をさせていただきますが,今この中身を見てみますと「有利な起債のあるものを使いたい。」と,そういうことの答弁でありますが,普通建設事業債でいわゆる交付税率の高い市債と低い市債があると思っております。そうした低い市債,高い市債で交付税で何%ぐらいの開きがあるのか財政課長にお伺いをいたします。


○財政課長(平野貴志君)


 交付税率の高い地方債でございますけれども,辺地債におきましては事業を行います時には100%の地方債が活用をできます。その交付税措置率は80%でございます。霧島市が活用しております地方債の中では辺地債が最も有利であるということでございます。(P★★に訂正あり),それから,低いものでございますけれども,まちづくり等の交付金事業等に使っている地方債につきましては充当率が75%,若干の上乗せがある分で90%程度になりますけれども,交付税措置率は30%程度ということでかなりの開きがございます。ただ辺地債につきましては,先ほどもありましたように,区域が限られております。また,過疎債につきましても区域が限られておりますので,そういった面では特定の所しか活用はできませんということをご理解をいただきたいと思います。


○42番(深町四雄君)


 今,答弁をいただきましたとおり,辺地債等については非常に有利なんですよ。そしてこの合併特例債についても有利,今,先日も新聞紙上で実質公債比率が問われておりますが,18年度の決算書を見ると13.8%で,この比率を見ると危ないと言われるこの18%よりかなり低い数字になっておりますが,今後もこうした特例債を活用することによって実質公債比率等の上昇を私は抑えることはできると思っておりますが,そういう観点から特例債をもう少し活用すべきと思っておりますが,このいろいろとそうしたことに答弁はいただいておるわけですが,そうしたことについて今回18年度の合併特例債事業ということで有利ということで当初予算に31億8,179万4千円計上しながら,地方債の実際活用できるのは23億2,700万となっておりますが,そういう整合性が私はないんじゃないかなあと思うんですよ。一方では予算をたくさんしながら,一方ではこれしか使えないと。その辺にはどういう認識をお持ちかお伺いいたします。


○財政課長(平野貴志君)


 当初予算の地方債の計上額と決算の借入額が差があるので,もうちょっと使えないかということでございますけれども,当初予算編成におきましては地方債を,特に合併特例債を活用した事業等に積極的に取り組むということで予算計上をいたしております。年度途中で,例えば,そういう地方債を活用した事業について別の特定財源等,例えば,国の補助金を使える事業とかいうものがございました場合には,そういうものに振り替えてより有利な財源を活用するという手法をとってきているところでございます。したがいまして,最終的にはそういう財源の調整等を行いまして,また,後年度の財政運営に支障を来さないようにそういう財源調整をしながら運営を行っておりますので,当初予算の段階と決算の段階では差が出てきているという状況にございます。


○42番(深町四雄君)


 「合併特例債事業としての適債性のあるものについては今後も積極的に合併特例債を活用してまいりたい。」という答弁をいただいておりますが,そういう適用されるものはまだ多々あるということですか。


○財政課長(平野貴志君)


 現在平成20年度からの霧島市の全体的なまちづくりを進めるための総合計画を策定中でございます。現在の合併特例債につきましては合併前の新市のまちづくり計画,これに載っていなければ活用ができないことになります。したがいまして,総合計画とまちづくり計画がちゃんと整合性がとられなければなりませんので,総合計画を策定していく段階でまちづくり計画に掲載して合併特例債を活用した事業をしていこうということで適債性のあるものについてはより活用していくというご答弁を申し上げたところでございます。


○42番(深町四雄君)


 当初にお断りを申し上げておきましたが,過疎債を活用して時限立法であると。22年3月で切れるわけですが,説明の中には平成21年度までには完了する予定と,予定となっておりながら,一方では,予定だから,できるか,できないかは分からないわけですよね。そして1箇所のそうした過疎債をしておりながら,予定で完了できなかった場合,そうした所には過疎債,特例債は重複したものにはできないとなっておりますが,そうしたことも想定しなければいけないわけですが,その時はどうされるんですか。


○財政課長(平野貴志君)


 まず過疎債を充当する事業についてでございますけれども,前の議会でもご答弁を申し上げましたけれども,平成21年度までの限定,過疎法は限定でございますので,したがいまして,現在もし取り組んだ場合に21年度までに完了をしないことが予想されるものにつきましては,過疎計画に載っておりましても事業を過疎債では行っておりません。そういう完了しない恐れがあるものについてはもう極力そういう手法をとっております。したがいまして,現在の過疎債で取り組んでおります事業につきましては,特別な事由等が発生しない限りは,21年度で完了をするということでございます。これは,今,議員も言われましたように,過疎債で終わらなかったから,引き続き合併特例債で事業を実施するということが困難なものがございますので,そういう手法をとっているということでご理解をいただきたいと思います。


○42番(深町四雄君)


 そうした過疎債事業についてはもうほとんど終了するんだということで安心をいたしておりますが,この過疎債,「いろんな関係機関と協議しながら進めてそういう方向にしたい。」というような答弁がございますが,今1市6町がなった時点でこの私は,時限立法でありますので,これは切れたかなあというような認識を持っております,21年度まで。私たちも霧島町の時代に過疎債が減少,人口の減少率のわずかなもので過疎債から外れたわけでございますが,今後は,今いろんなものを検討されて,いろんな形で継続されれば一番ベターであるわけですが,そういう議論の中で,私はこの霧島市になった時点でもう切れたんじゃないかなあと,21年で。そう思っておりますが,可能性としてはどうでしょうか。


○財政課長(平野貴志君)


 先ほどの答弁でも申し上げましたように,特に新たな過疎対策についての動きが始まっているわけではございませんけれども,総務省におきましても昨年からいろいろな調査等を行われまして,その報告がなされております。また,一方,全国知事会でもそれぞれ分野を分けて検討を始められるというようなそういう報道等もなされておりまして,また,一方,全国市長会の過疎協議会におきましても次の過疎対策に向けた要望等をなされているところでございますけれども,国の方,あるいはそういう議論の中では現在までの過疎法につきましては過疎債の充当がハード事業に偏り過ぎているというそういうご意見もございます。その中でハード事業からソフト事業にシフトをしていくことも必要ではないかというような議論もされておりますので,一概に今までの過疎地域の採択要件だけではなくて,もうちょっと幅広い議論がされてくるのではないかと。したがいまして,そういうソフトの面では一縷の望みを持って取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。


○市長(前田終止君)


 今いろいろご指摘や,また,部長からも答弁があったわけでございますが,今後,過疎債の対策をどうしていくかということでございますけれども,不透明ではありますが,私といたしましては市長会においても引き続き現在の過疎法が同様の適用が受けられるように関係団体とも連携を高めながら国へ強く要望をしてまいりたいと,こう思っているところでございます。


○42番(深町四雄君)


 「努力しながら継続に向けたい。」という力強い答弁であります。そして先ほど辺地債が一番,おおむね充当率が100と,交付税の措置が80%ということで聞きましたが,これは場合によってはまた辺地債でできるような可能性が私は出てくるんじゃないかなと思っておりますが,そういう具体的な取組については今後計画をするべきだと思っておりますが,そういうところ,起点がある程度示されておるわけですよね,何点以上あったらと。そういうところを再度したらもっといいのかなと思っておりますが,そのようなことについて考えをお伺いいたします。


○企画政策課長(馬場勝芳君)


 辺地対策につきましては,議員ご承知のとおりでございますが,合併によりまして特に溝辺町の一部などもこれに該当するんではないかというようなことで,今もう1回そういった起点から見直して計算などをし直してみたら当然該当になるんじゃないかということで今ちょっと見直し作業をしているところでございます。


○42番(深町四雄君)


 本当に,今言われたとおり,見直しをすれば,こうした有利な地方債ができるんじゃないかなあと思っております。是非ともそういう方向に努力をしていただきたいと思っております。それと,何回もくどくど言うようでございますが,この特例債の対象事業を見ましても道路の整備事業にはほとんど使われていない。それを逆から言いますと霧島市は国道あるいは県道等が通過起点になっておるから便利であるからこれを使えないような気がいたすわけでございますが,市民の声は合併特例債というものが前に350億円進んでおるんですよ。そうしたものについて何もできなかったと不安や苛立ちがあります。「合併しても何もならんじゃったいなあと。あんたは何をしちょっと」というような声が本当に強いんですよ。「保険税,市民税は上がっせえ。」と,そういうことも言われます。しかし,私たちは議会に携わる者として議決したものについてはちゃんと責任も私はいたしております。国民健康保険税等についてあるいは市民税については,聞かれれば,そういうことについては総計予算主義の中でこれは絶対避けられないんだと,そういう説明ができる部分もあるんですよ。そして私どもそうした議決をした責任を共に分かち合いながらしていく。また,国民健康保険等については互助の精神でもあるから理解してくれと,そういうこともしておりながら,この合併特例債は,先も申し上げたとおり,350億円が合併協議会の中でこの霧島市民13万に行き渡っておる。そうした減額については,我々はこうしたやりとりの中で健全財政化の中で進めていくんだと,説明をしようがないわけですよ。健全財政化,それは当然分かっておりますが,決算書を見てみますと基金も当初予算の計画より,健全財政化にはるかに上回った基金がなされております。合併特例債はできなかったら,いろんなそうした基金もいろんなもう少し,貯金だけ,それは当然,不満がなかったらいいですよ。一方では合併して悪かったという印象が強いんですよ。これは私たちにも責任があります。そうしたものについて一方では基金が健全財政化よりも大幅な貯金がされておりますが,そういうところをもう少し私は手厚い保護をするべきじゃないかなあと,そういう観点から辺地債等も,こうした公債比率ですか,実質公債比率が横ばいにならない低額の地方債をするべきだと申し上げておるのであります。市長,健全財政化の中の計画の数字よりも基金は大幅に増えておるんですよ。そして実質公債比率も18%を超えた場合にはいってはいろんなあれがあると。そういう方向について本当に,先ほど私は申し上げましたが,2年間で折り返しになります。今まで市長も一生懸命にされて土台を造っていろんなものを,そしてそこに今本当に実りをつけていかなければいけないんですよ。そういうところについてどう思われるかですね。その辺についての認識を問う。


○市長(前田終止君)


 合併をして,「何ごて合併をしたろかい。」と。「本当にせん方がよかった。」というようなそういう声も私も市長として,かつての1市6町の多くの行事や地域を巡回をし,また,会合等の席で隣に来ておっしゃるには,そういうご指摘も事実あることは否めません。しかしながら,一方,この現実を潔くもう現実としてしっかり受け止めて前に行かなきゃならんという現実も横たわっていることも否めない事実であります。ここはもう本当にお互い腹をくくって前に建設的に新しいこのふるさとの一体感を高めながら,しっかりとした未来を見据えて行財政の改革を断行,揺るぎない決意を持ってお互いが前に進んでいくことだと思うんです。そのためにはこうして市民の皆さん方から選ばれた選良の議会の方々と私ども行政執行部が真正面から向かい合って真摯な議論をしっかりとやり,そしてなるべく間違いの少ない最善の努力をしながら新しいふるさと霧島市をみんなで頑張ってつくっていこうということじゃないかと思っております。また,私自身はこういう有利な様々な制度というものにしっかりとまた目線を持って,そして県とか,国とか,そういう所の段階での発言,みんなとまた同様の課題や同様の利益に向かうことがあれば県境を越えてでも,市町境は当然でありますけれども,力を合わせ合って新しい時代を築いていくということ。特に合併に伴って発生をする格差の是正,合併に関する言わば一体感の高める。そういうことについての特例債の適用,こういうものについてはもちろんその後の将来に対する返還などあるわけでございますけれども,十分にそのことも配慮しながら精一杯積極的に前に前にという気持ちを持ちながら頑張ってみたい。そして願わくばその適用の緩和策みたいなものも,非常に厳しい現実は横たわっているものの,わが県の,また,日本中のふるさとの声としてもっとこの緩やかな合併特例債等の言わば適用,そういう方向を目指すことはできないか研究もしてみたいと,あるいは前向きに発言もしながら国の考え方も問いただしていきたいなと,こうも思っているところでございます。


○42番(深町四雄君)


 今,緩和措置についても答弁をいただきましたが,市民が一番望むことは市道などいわゆる生活道路なんですよ。幅員の狭い道路でも生活道路の維持補修をして白線などが引かれることによってその地区は蘇るんですよ。先日同僚議員も言いました限界集落があると。道路がピシャッとすればそこには人も寄ってくるんですよ。私はそうした道路維持補修をして白線などが引かれることによって本当に蘇りながら,それが生き生きした村になって,町になっていく。それが私は合併効果だと思っております。より効果的に合併が使えるように,市民の期待に応えるためにも,法律で縛られておると。これだけでは理解はできないんですよ。法律を,これを,この霧島市は県都で2番目の大きな市なんですよ。それを市長は今回も環霧島会議なるものを発足をリードしておりますが,それと同じぐらいこの目線をこの霧島市民に向けていただきたい。私はそう思っております。その件については終わりますが,過疎債,辺地債の動向についてはいろいろと前向きな,わずかな望みではあるが,やっていきたいという強い決意でございますが,市債の構成比を見ましても過疎債の約3分の1,少なく,18年度の起債も1億7,490万円程度なんですね,辺地債は。過疎債においては18年度には4億1,160万円で起債されておりますが,交付税措置のある大変有利な地方債でありますが,3日の本会議において20年度を初年度とする霧島市総合計画を,その過程においてまた9月から10月にかけてパブリックコメントで市民の意見聴取を行い,12月議会に提案したいと報告がありましたが,財政健全化のこの部分の基礎的な考え方と,霧島市総合計画中ではありますが,財政課長と企画部長に再度地方債などの活用についてお伺いいたします。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 今現在総合計画を策定中でございますけれども,この中でまちづくりの課題というのを7点ほど挙げております。その一つが中山間地域の活性化ということで大変重要な課題であるというふうにとらえております。本市は市街地と中山間地域において人口動態の二極化が進んでおりますけれども,市街地においては過密化が生じており,中山間地域においては過疎化が進行しております。中山間地域では,青年層,中年層の減少により商業活動やコミュニティ活動などの水準の維持が困難となっている地域がありまして,この地域を活性化させ,そして青年層,中年層を定着させることが大変大きな課題というふうにとらておりまして,今後これらを実現する政策を盛り込んでまいりたいというふうに考えております。


○財政課長(平野貴志君)


 総合計画と経営健全化計画,それに伴います合併特例債の今後の活用の方向でございますけれども,ただいま企画部長が申し上げましたように,新たな計画が始まりますので,そういう計画に沿って,先ほどから申し上げておりますように,非常に有利な地方債の一つであるということに合併特例債は変わりはございませんので,後年度の財政負担等に十分に配慮しながら,また,経営健全化計画を策定した時点と若干違いますのは,地方財政健全化法が制定をされまして連結決算,特別会計あるいは企業会計等のそういうものも含めた連結決算ベースのいろいろな指標等のもので分析,公表をする。そういう制度に変わってきておりますので,そういう点にも配慮しながら,できる限り積極的に活用をしてまいりたいというふうに考えております。


○42番(深町四雄君)


 それでは,件名の2点目に移らせていただきますが,祭りには,自主的に市民が参加する祭りと地域に貢献する,また,観光客などに感動を与える祭りがあるんじゃないかなと,私はそう思っております。天孫降臨霧島祭は,地域の観光資源の掘り起こし,活力につながる目に見えないメリットを追い求めておる祭りだと,私はそう思っておりますが,入場料を取らなければならないということは,補助金と委託料の関係が微妙に私は食い違っておるんじゃないかと,そう思っております。補助金と委託料をどのようにとらえておるのかまずお伺いいたします。


○商工観光部次長兼商工労政課長(柳田秀徳君)


 優雅で格調ある祭り,この天孫降臨霧島祭ですが,私も見させていただき感動を受けたところでございます。それに携わってくださった議員をはじめとする神楽まつり保存会,九面太鼓保存会の方々,関係各位の方々にご苦労さまでございました。ありがとうございました。ご質疑の中の委託料と補助金についてでございますけれども,太鼓祭りや神楽まつりなどはこれまで委託料で予算執行していましたが,市が主催して実施するイベント,祭りではないという判断から本年度より実行委員会への補助金に組み替えた経緯がございます。市が補助するイベント等は,組織の自立を促す意味からも全体的にご相談し,入場料や参加料を可能であれば徴収していただきたいとお願いしているところでございます。


○42番(深町四雄君)


 これを議論する前に,市長もいろんな所に,観光戦略,そういう所においてはハッピを着られていろんなものをされております。それは何の目的でされるのかですね。まずその認識を問います。


○市長(前田終止君)


 私がハッピを着ていろんな所でアピールしていると。それは目的が何かという問いでございますけれども,かつて1年9か月少々前まで,1年10か月ですね,もうねえ,1市6町7自治体であった。それが新市霧島市として一つに変わった。その新市の名前,あるいは,また,新市の存在,そして市内外に,特に県外に出た場合はどこにその場所があるのか。そういうことをきっちり県内外の方々にしっかりと認識をしていただく。そして,ああ,そうなんだと。このまちの名前はそういう名前で,こういう特徴があって,こういう場所にその市はあるんだと。7年前までそれこそ3千を超す自治体があった。しかし,それが平成の大合併の結果,1,800少々に変わった。そういう意味で私は全国の特に合併自治体長はまずはそこからだと。そういう意味では私は自分のこの名刺にもちゃんと存在感があるようにPR名刺を作って会う人ごとにPRしてますよと。そして必要とあらば市内での行事でも県内外からお客様を迎える時にはその存在を明らしめるためにようこそいらっしゃいであえてそういうハッピを着て私たちのふるさとを売り込んでいく。そうしてこそ観光客の誘致もあるいは企業誘致も,様々なわがまちの存在もそれから始まっていくと,こう思っています。


○42番(深町四雄君)


 ですから,私も賛成なんですよ。目に見えない所のメリットを追い求めていく。言えば霧島市をそういう文句で売り出す。観光面にもそういうのがあるんじゃないかと。こうした今いろんな天孫降臨で今回行われたこうした祭りも,10何年前と今観光は違っておるんですよ。ですから,私たちは,補助金一律カットじゃなくして,補助金のカットが少ないから入場を取らないとそういうものが少なくなっていく。そしてそこで実行委員会が決められたと。その補助金とそういうものは私はもう,私たちの霧島町時代は委託料でしておりました。是非とも観光面を浮揚させていただきたいと,そういう方向でございましたので,今後,霧島市の観光基本計画を忠実に実行していくためには,また,成功させるためには,あれぐらいの大きな冊子なんですよ。成功させるためには委託料と補助金については再度検討を願いたい。それが私はこのまちが大きく伸びる要素でもある。カットする所はカットすればいいんですよ。大きな基本戦略からそういうものがなされておりますので,そういう区分することは考えられないか質問をいたします。


○財政課長(平野貴志君)


 補助金と委託料の予算計上の区分の仕方の基本的な部分の所でご説明をさせていただきたいと思います。先ほど商工観光部次長が申し上げましたように,まずそのイベント等につきまして市が行うべきなのか。あるいは実行委員会等のそういう地域の方々等の団体が行われるべきなのかというところでまず区分をしていかなければならないというふうに考えております。その市が行わなければならないのでありますれば直接市が予算を計上して執行していく方法も考えられますし,また,そのイベント等を外部の所に委託をするために委託料として予算計上をする必要があろうかと思います。一方,市が直接関与することなく,例えば,地域の活性化でありますとか,あるいはその団体の活性化でありますとか,そういうものを含めた形でイベント等を実施をする場合におきましては補助金として支出をしていただいて,そしてそういう補助金とそれぞれの別途の経費等を組み合わせた形でイベント等を開催していただく。あるいはその中には入場料等もございましょうし,あるいは協賛金等もある場合もございましょうし,そういう区分をしていかなければならないというふうに原則的には考えております。ただそのそれぞれのイベント等につきましては,それぞれの今までの経緯とか,あるいはそういう諸々の条件が異なりますので,それぞれの部分で考慮していく必要があるというふうに原則的には考えているところでございます。


○42番(深町四雄君)


 こういう祭りをすると想定外の事故に対応するため,実行委員会が総合的な保険に加入しておると説明を聞き安心いたしたわけでございますが,こうした霧島神宮のああいう施設はどこからどこまでがこの実行委員会が入場料を取った。なかなか難しいんですよ。そうした祭りの中においては神楽等においては特に焼酎などを飲みながらしていく。そして休憩が設けられるわけですよね,15分程度。そしたらついでに神宮のあの階段を上ってちょっとお参りをしてきようというようなことで階段等でもし事故が起きたと想定,事故が起きなければいいんですけど,そうしたものが起きれば,境内を提供している神宮の皆様も,そして実行委員会の皆様も本当に苦慮するわけですよ。ですから,保険に加入しておるが,そうした後々,補助金は出しておりますが,実行委員会が責任あると言えばそれまででありますが,そういう所にピシャッとした対応等,指導等がなされておるのか,おったのかお伺いいたします。


○観光課長(後藤辰美君)


 すべてのイベントで保険というのは掛けてあるようでございます。今回の霧島祭も6日間行われたわけですけれども,それぞれの場所で私たちの傷害保険,それから損害賠償責任保険ですかね,その部類に二つに分けて掛けてありますけれども,おっしゃるように,どの方が参加されたか。それは分かりませんけれども,例えば,国分の花火大会にしましても,例えば,4万5千という見込みがございましたら4万5千人分の保険金を掛けてあるわけでございますので,そういった保険会社も対応をしていただくようでございます。


○42番(深町四雄君)


 いろいろと質問にならないような質問をさせていただきましたが,私の質問の足らない所は,執行部が十分配慮していただき,いろんな角度から答弁をしていただきましたことに感謝を申し上げ,そして市長共々議会も一緒になりながらキバっていかんなあという心を新たにいたしております。これで私の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で深町四雄議員の一般質問を終わります。次に,43番時任英寛議員より3件通告がされております。したがって,時任英寛議員の発言を許可します。


○43番(時任英寛君)


 大変微妙な時間でございます。皆さんの目が時計が見がなっどかねという目で私を見ていらっしゃるようでございます。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので,通告に従い順次質問をいたします。明快な答弁を求めるものであります。さて,第二次安倍内閣が発足いたしましたが,あれよこれよと国会内外におきまして様々な問題が噴出をいたしました。詳細につきましては昨日の久保議員が申し上げたとおりでございます。それでも我慢強く支えていきたいと,このように決意をいたしておりましたが,昨日支えるものがなくなりました。非常に本日困惑して登壇いたしております。原稿も書き直さざるを得なかったという。やはりどこにそのこの問題が波及していくのかなと思っております。しかしながら,一刻のその空白も今この時期とれないわけでございます。総理総裁が1日も早く決まることを期待をいたすところでございます。質問に入ります。第1点,特別支援教育についてお伺いをいたします。本件につきましてはたびたび発達障害者支援とともに本議場において質問をいたしてまいりました。当局においても前向きに取り組んでいただいているようでございますが,さらなる検討,拡充が求められるものであります。さて,本年度は特別支援教育元年と言われ,特別支援教育が本年4月から全国一斉完全実施となりました。助走期間はあったものの,すべてが順調にというわけにはいきません。現場においては様々な課題を抱えながら,走りながら考える状況にあるのではと思っております。そこで総務省は公立の小・中学校への特別支援教育支援員を配置するための経費として2万1千人相当,約250億円が今年度市町村に対して財政措置がなされました。また,20年度においては3万人の配置に要する経費を措置する計画とのこと。交付税措置であるものの,財政厳しき折,総務省の英断であると認識をいたします。文科省だけではなく,関係省庁が連携し本事業の拡充に取り組む姿勢が見られる中,8月27日,佐賀県市長会は来年度予算編成に関する要望書の中で発達障害児の児童・生徒を特別支援学校で受け入れるよう県に対して要望書を提出されました。「要望書では『普通の小・中学校には発達障害の専門知識を有する指導教師がおらず,設備面でも十分ではなく,障害の子を普通の学校で教育する現制度を批判し,発達障害児のみならず,一般の児童・生徒にも学習生活面で深刻な影響がある。』と指摘された。」と報道されました。私は発達障害者支援法成立後早期発見・早期療育の体制整備では佐賀県が九州一と認識をいたしておりましたが,この報道に触れ,わが目を疑いました。先ほどから申し上げますように,現場では様々な課題があることも事実でありますし,校長先生をはじめ,諸先生方も大変なご努力をいただいていることも承知をいたしておりますが,文科省はじめ,総務省,財務省,厚労省など関係省庁が本事業拡充のために確実に動き出した現在でもまだまだ本事業の趣旨が認識されていないのではと危惧するものであります。そこで市長,私も本事業について様々な角度から質問をいたしました。発達障害の早期発見については県内先進地と認識しております。本県においても予算要望時期でありますが,本県市長会において本事業を対象としての議論がなされ,佐賀県市長会のような動きはないか。また,本事業についての市長の見解も重ねてお伺いをいたします。次に,このような現状を踏まえ,発達障害児の児童・生徒数,対象の児童・生徒の通学学校数など本市の現状及び,各学校により課題は様々と認識いたしますが,支援員の配置など本市の課題と今後の具体的な取組についてお伺いをいたします。第2点,放置自転車についてお伺いいたします。放置自転車については,景観上の問題,交通安全上の問題,防犯上の問題等全国的にも様々な物議を醸しております。本市においても駅前の駐輪場をはじめ,各種公共施設,河川敷,道路敷など様々な場所に放置された自転車が見受けられます。しかし,当局においては,不定期ではありますが,処理がなされております。本市の年間の放置自転車数など現状についてお伺いをいたします。次に,放置自転車の防止の対策であります。各地区ボランティアで環境美化活動を行っておられますが,先ほど申し上げましたように,河川敷,道路敷に放置された自転車が見受けられます。しかしながら,拾得物に関する法律,所有権の問題等処理ができず,そのまま放置せざる得ない状況にもあります。当局においても同様であり,放置の告示をしてから6か月が経過し初めて処理できることとなっております。この期限を短縮する条例の制定は法を超えるもので不可能であります。放置自転車を修理し,リサイクル自転車を市民に還元するシステムはあるものの,6か月も屋外に放置された自転車は,リサイクルどころか,単なる粗大ゴミであり,そのままゴミとして処理されます。中には鉄屑として業者に引き取ってもらう物もありますが,分別ができず単価的には安いが,その処理の経費はかかる状況であると認識をいたしております。そこで全国では放置自転車を管理処分のできる条例を制定している自治体もありますが,本市も検討できないかお伺いいたします。第3点,医療費削減についてお伺いをいたします。昨年第3回定例会において国民健康保険税の改定が可決されました。その後の地区説明会,最高額引上げによるさらなる改定,また,法定減免のほか,市単独の条例減免の措置を講じ,4月から施行されました。先の本会議で上程されました平成18年度の当特別会計の決算は歳入歳出114億6,400万,うち歳入で税収入が30億3,622万円,歳出では保険給付費82億5,590万円,そして平成19年度の当初予算においては歳入歳出129億232万円,うち歳入で税収が38億7,203万円,歳出で保険給付費88億5,307万円,条例改定により税収で8億5千万円程度の増,歳出の保険給付費で6億円程度の増であります。医療費の現状を考えますと,基金積立てどころか,まさに綱渡りの運営にならざるを得ない状況ではないでしょうか。今後歳出に合わせ税率の改定を行うにしても,最高額の引上げがない限り,法定減免,条例減免の制度上新たな増収は望めないものと考えますし,また,たびたびの税率改定は市民の納得のいくところではないと思いますが,いかがでしょうか。今後,当特別会計を維持するためには歳出を抑えることでしか解決の道はないと思います。今真剣に考えなければ到底市民に対し責任を負えるものではありません。当局においても健康増進事業,疾病予防事業,様々な取組を検討されており,また,実施をされておりますが,今後さらなる事業の展開を検討されているかお伺いをいたします。加えて市立病院を持つ本市でありますが,薬価単価を抑えるため,特許が切れた後発性の医薬品の使用の励行等医師会との協議,お願いも重要と認識いたしますが,重ねてお伺いをいたします。以上で壇上からの質問を終わりますが,答弁のいかんによっては自席からの再質問を議長にお願いをいたします。


○市長(前田終止君)


 時任議員から3点につきましてご質問がございました。1点目の1につきましては私の方から答弁をいたします。1点目の2につきましては教育長が答弁をいたします。そのほかにつきましては建設部長及び生活環境部長にそれぞれ答弁をいたさせます。1点目の質問は特別支援教育についてでございました。お答えいたします。特別支援教育は,障害のある幼児・児童・生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち,幼児・児童・生徒一人一人の教育的ニーズを把握をし,その持てる力を高め,生活や学習上の困難を改善又は克服するため,適切な指導及び必要な支援を行うことを目的に本年4月から実施となりました。特別支援教育は,これまでの特殊教育対象の障害だけではなく,知的な遅れのない発達障害も含めて特別な支援を必要とする幼児,児童・生徒が在籍するすべての学校等において実施をされております。お尋ねの件についてでありますが,鹿児島県において市長会から発達障害のある児童・生徒に対して特別支援学校への受入れを要望するという動きについてはありません。県の考え方としては,特別支援連携協議会を設置をし,幼稚園から高校までの発達障害を含む障害のある幼児,児童・生徒一人一人に対して,福祉,医療,労働,教育機関,学校などが連携を図り,ライフステージに応じた支援体制の構築を目指しております。


○教育長(?田肥文君)


 特別支援教育の2についてお答えをいたします。霧島市では,市の特別支援教育の現状を把握するため,6月に各小・中学校における支援を要する児童・生徒について県教委が示した調査項目等に沿って実態調査を行ったところ,小学校258名,中学校54名,計312名が支援を必要とする対象児童・生徒として挙げられております。特別支援教育支援員を必要としている学校につきましては,現時点で小学校8校,中学校4校,計12校程度を考えております。6月の実態調査を基に指導主事等の学校訪問,特別支援教育アドバイザーの巡回訪問,特別支援学校の巡回訪問の機会を活用し,さらなる実態把握に努め,支援員の方向性について検討中であります。また,本年霧島市には,新たに知的障害特別支援学級が2校2学級,情緒障害特別支援学級が2校2学級,計4校4学級に新たに設置されております。課題としましては,多様な障害,重複障害等に対しまして専門性が必要とされるため,学校の研修体制を確立していくことがあります。そのために学校の研修に特別支援教育アドバイザーや特別支援学校の巡回相談員等の外部講師を招いたり,教育センターの校外研修へ参加させたりすることにより専門性の向上に努めているところでございます。また,各学校の特別支援教育コーディネーターの機能化を図るために地区の研修会への参加や幼・保・小・中連携研修会における意見交換等を通しまして学校に還元し,コーディネーターのさらなる資質向上に努めたいと考えております。


○建設部長(秋窪直哉君)


 放置自転車についての1点目にお答えいたします。放置自転車については,道路,公園,河川敷等においてパトロール時に確認をいたしておりますが,簡単に撤去できないのが実情であります。また,市が管理しているJR国分駅と隼人駅の自転車駐車場においては,利用者が大変多く,限られたスペースを確保するため,年間約250台を条例に基づく放置自転車として処分をいたしております。放置自転車の処分につきましては,霧島市自転車駐車場の設置及び管理に関する条例及び条例施行規則により規則に定める事項を告知するとともに,他の広報手段を用いて市民に周知し,告示後6か月を経て処分をいたしております。2点目についてお答えいたします。放置自転車については,交通の妨げや景観への悪影響等に加え,駅前自転車駐車場内での盗難件数も多いため,その対策を講じる必要があります。放置自転車の対策として県内では鹿児島市が自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律の規定に基づき自転車等の駐車対策に関する条例を制定しております。本市でも自転車等の駐車対策に関する条例を制定できないか先進地等の状況を参考として検討しておりますが,放置禁止区域の指定や街中での自転車駐車場の新設,保管場所の確保など課題が残っており,関係機関と協議して条例制定に向けて市民との合意形成を図る必要があると考えております。


○生活環境部長(南田吉文君)


 医療費の削減についてお答えいたします。議員ご承知のとおり,様々な要因の下,医療費が高騰する中,現在全庁を挙げてあらゆる面から対策に取り組んでいるところでございます。まず保険者としての医療費抑制対策としまして疾病の早期発見・早期治療のための人間ドックの助成,生活習慣病の改善のための訪問保健指導事業及び平成20年度から実施される特定健診,特定保健指導によるメタボリックシンドローム対策などがございます。健康づくりでは,市民自らの健康づくりを推進するため,食生活改善推進員や健康運動普及推進員などの健康づくりリーダーの育成や市民健康講座などを開催し健康づくりへの支援を行っているところです。また,各種健診や相談などを実施しまして生活習慣病などの予防,早期発見・早期治療の推進などを行っております。生きがい対策では,生涯学習,生涯スポーツの推進,高齢者の雇用の推進,農政,商工部門などでの生きがい対策などの推進を行っております。また,在宅医療,在宅介護の推進も医療費抑制には効果があると言われております。これらの施策を推進していくため,市では副市長を本部長とする健康・生きがいづくり推進本部を本年5月に立ち上げました。この本部は,市民が健康で生きがいのある生活を送ることができ,健康寿命の延伸及び生活の質の向上を図れるよう関係各部課が連携して健康・生きがいづくりを総合的に推進をするものです。現在庁舎内の関係部の健康・生きがいづくり事業の洗出しを行っているところでございます。今後は関連事業の連携や効果的な事業展開に向けて引き続き協議を行ってまいりたいと思います。なお,後発医薬品の使用につきましては,市立医師会医療センターでも医療費の削減につながるということから患者さん向けポスターを掲示し周知に努めておるところでございます。


○43番(時任英寛君)


 るるご答弁いただきました。まず特別支援教育の方でございます。初めて教育長とやりとりをさせていただくわけでございますけれども,先ほど壇上から申し上げましたように,総務省が250億円という財政措置を行いました。本当に英断ではなかろうかと思いますが,この通知につきましては,昨年既に各市町村教育委員会に通達又は財政部の方に通達がなされておると思いますが,答弁をお聞きする限りでは,「その実態調査をすることによってその支援員の配置の数を決めたい。」というようなことでしたが,一応このような今ご答弁いただいたわけですが,いつから配置をされる予定でいらっしゃるわけでしょうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほど教育長がお答えをしましたように,そして数字をお示ししましたが,今,学校の実態調査の結果,特別支援が必要であるという数字が上がってきたところでございます。そしてこの特別支援員のいわゆる満たすべき要件といったようなこともかなり制限がございまして,そしてそれぞれの児童・生徒に対してどのような支援が必要なのかというようなことも今検討をしているところでございます。そこでいつからという限定した期日を申し上げられないところですけれども,先ほどお話がありましたように,いわゆる地方交付税措置もなされているというようなことですので,早い時期にできるだけ導入はしたいというふうに考えているところです。


○43番(時任英寛君)


 支援員になってくださる方がいらっしゃらないとどうしようもないということでございます。また,「特別支援教育の支援員を活用するために」というパンフレットも届いておると思うんですが,届いておりますでしょうか,文科省から。「特別支援教育支援員を活用するために」というパンフレットが文科省から来ていると思うんですけれども,いかがですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 今ここでちょっと確認ができないところです。


○43番(時任英寛君)


 よく現物は見ておりませんけれども,内容的には非常に濃いものが載っておるというようなことでございます。できましたら,その教育委員会でそれをすべて管理するんではなくて,保健福祉部,やはり保育園を,極端な話をしますと,保育園,幼稚園,このあたりの対応も似たようなことが今後考えられますので,是非そのパンフレットも関係部にはお示しをいただきたいと思います。それで一応公立の小・中学校にこの支援員の財政措置がなされたわけですけれども,幼稚園,保育園,それで教育長,今年の3月まで学校現場におられたわけですけども,高校についてはもう本当にこういう手だてというのはなされてない状況でございます。幼稚園,保育園におきましては財政措置がないもんですから,市町村の単独で介助員という形での設置をしておる自治体もございます。先の定例会で宮本課長の方から各幼稚園等を巡回しながらアドバイザーが回っていらっしゃるということで,今答弁にもございましたけれども,今後はその拡充を求めるにはやはり介助員,やはり幼稚園,保育園にも支援員というのを配置していかなければならないと思うわけでございますけれども,通告いたしておりませんでしたけれども,幼稚園,保育園,この実態もしっかりと今後把握をしておっていただきたいと思います。次に,その高校の方なんですけれども,なかなか高校の場合,校長先生方もこの特別支援教育認識をされていらっしゃらない部分がございます。教育長やはりその高校出身の教育長でございます。今後市立高校を持つ霧島市として高校の実態調査というのも非常に必要と考えますが,いかがでしょうか。


○教育長(?田肥文君)


 私も高校現場におりましたので,その特別支援教育に対する理解を深めるということは,私どもも連合校長会というのがございまして,小学校,中学校,高校,盲・聾・養護学校,今もう特別支援学校と言われるようになっているんですが,そこの責任者といいましょうか,盲・聾・養護学校のその学校のその代表の校長から高校でもこれは確実に必要ですよというふうによく指導もなされました。これは統一して取り組まなければならないというようなことでございましたので,私もこの国分中央高校がございますので,ここにつきましてもやはりそういう実態調査をする必要があろうというふうに理解しております。


○学校教育課長(村田研史君)


 ご指摘の国分中央高等学校について少し補足をさせていただきたいというふうに思いますけれども,現在国分中央高校におきましては特別支援委員会という組織を設置をしまして,そのチーフを中心にして特別支援教育の在り方について検討を進めているというような情報をいただいているところです。学習上あるいは生徒指導,そういったところで特別な配慮が必要な生徒についての対応の在り方を今申し上げました校内委員会で検討を進めているというようなことでございます。


○43番(時任英寛君)


 素早い手だてを打っていただいているなと思っております。とにかく実態が分からないと次の展開ができないということでございます。いずれにいたしましてもまだまだ新しい制度です。走りながら考えなければならない部分は多々あろうかと思いますが,先ほど申し上げましたように,幼稚園の方,それから,また,保育園の方,このあたりの実態もしっかりと掌握をしていただきたいと思います。すこやか手帳ですかね,宮本課長,その手帳を有効に活用していくということ。しっかりと,その市でせっかくつくっておる手帳がございますので,そこをしっかりと持ち上がっていくことで,これは学校の現場もそうですけども,支援員の方々もいろんな手だてが見えてくるんではなかろうかと思いますので,今あるものでいかにこの制度を拡充していくかということを検討をいただきたいと思います。学校教育課長,市が発行しております手帳見られましたか。


○学校教育課長(村田研史君)


 先にそういった話題を提供していただきましたので,私も実物をいただいたところです。


○43番(時任英寛君)


 先ほど島廻議員から不登校の質問がございましたけれども,こういう発達障害の子どもさん方が不登校になっているケースというのも多々ございます。だから,原因が本人にあるというよりも,こういう障害で不登校というのも出てきますので,しっかりとした実態把握をお願いをいたしたいと思います。次に,もうあと10分しかありません。放置自転車について,質問と答弁で10分しかありませんので,急ぎます。放置自転車についてでございますが,先ほど答弁をいただきまして250台という大きなやはり数が出ております。このほとんどが,答弁でもございましたけれども,盗難品というようなことも考えられます。盗ってきて乗り捨てというようなことも考えられますけれども,自分でそこに放置していくというのはあんまいいらっしゃらんと思うんですけれども,当局としてはやはり放置自転車のその原因というのは何かと思われますか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 放置自転車の原因と言いますのは,一番多いのはやっぱり盗難自転車で,それをそのまま乗り捨てにしておるというのが一つ,二つは,余り物に恵まれて,もうそういう自転車などを必要としなくてもうその場所に置き去りにしておくというようなことじゃないかなというふうに考えております。


○43番(時任英寛君)


 要するにやはりモラルの低下ということであろうと思います。ただ窃盗等につきましては,盗難につきましては,これはもう犯罪なんですよね。ただし,警察ももう自転車1台,これを探すのに時間もかけられないということで防犯登録というのがなされております。防犯登録がされておりましても,なかなかその持ち主が確定ができなかったりする部分もございます。やはり今,自転車を購入する時は防犯登録を勧められておりますが,是非ともその防犯登録というのを推奨をしていただくようにと思います。それと並行してそのナンバー,市で自転車にナンバーを付けてみらんかということなんですよ。市が管理をするナンバー,市長がいつも言っておられます。霧島山,霧島山のナンバーをつくればいいんですよ。自転車にまず最初霧島山の「あ」の1番というようなことで持ち主を特定したナンバーを付ける。市長の顔も立ちます,霧島山のナンバーが付いたということでですね。やっぱりそういうふうにして各総合支所単位ででも登録をすると。だから,二重,三重にやはり防犯上の鎖を付けていくということも私は大事だと思うんですけれども,検討できないでしょうか,部長。


○建設部長(秋窪直哉君)


 今,市でも自転車の条例等をいけんかせんないかんということで検討しております。これはもう市長から指示を仰いで今検討しております。いいアイデアをいただきましたので,それらを今後参考にさせていただきたいというふうに考えております。


○市長(前田終止君)


 この件につきましては私もいち早くこのことをしっかり取り組んでいかなきゃならんということでもうかつて庁議の席の中で早速条例の検討をしなさいと。そして特に国分駅,隼人駅,あるいは,また,大きな店舗等の周辺で議員ご指摘のような事実が横たわっております。そして本市における犯罪発生件率の窃盗関係,このことについても深く関係が件数として関わっております。よって,私といたしましてはこのことをしっかり対応できるそういう日をつくってまいりたい。そしてこの新市霧島市となった人口1万人当たりの犯罪発生件率,これの中で最も大きい件数にカウントされているような実態に対しても,このことを適切に処置していくことによって件数の減を考えております。それから,いろいろ素晴らしいアイデアをいただいたわけでございますが,そのことについてもちょっとみんなでさらに磨きをかけていい方向で検討できないか早速検討をさせてみたいと。そして,また,このもう一つは,立ったついででございますから申し上げてみたいと思うんですが,まだだれも聞いておりません。この場で初めて申し上げますけれども,この放置自転車を公用車にできないか。この発想,環境への配慮あるいはこの資源の有効活用の観点から行政改革アクションプラン,この放置自転車の活用策,そういうものを公用車として七つの行政拠点地プラスアルファ含めてこれをしっかりその視点で利活用できないもんかなと。例えば,タイヤ,鍵,そういう物の交換,点検はすべて市職員の手によって協力をしてもらってやっていくと。あるいは,また,そのかかった経費は,その防犯登録に必要な,1台500円ですかね,そういうものを含めて10台で1万5千円と。これに対して公用自動車のこの燃料費,そういうもの等をアバウトこう計算していくと年間4万円ぐらい燃料費の節約ができると,こういう見込みを持って既に全国的には取り組んでおられる先進地自治体,そういうものもあるやにも聞いております。そして霧島山,そしてその自転車には安心・安全ステッカー,そういうパトロールのステッカーを張って犯罪防止にもこの役立てていく。そういうのもちょっと検討してみようかなということで考えてみたいと思います。


○43番(時任英寛君)


 「だれにもまだ言ってないんだけど」というのをおっしゃったもんですから,昨日の安倍総理みたいに,もうちょっと心配をしまして,そしたら前向きなご発言であって安心をいたしたところでございますが,ちょっと放置自転車からとんでもない所までどんどんいくなというような気がいたしておりますが,やはり前川原議員が質問されました景観行政団体,この点からも言っても,先ほど答弁にもありましたけれども,景観上もよくないと。そしてやはりそういう盗難から発生する放置自転車,これはもう道義高揚宣言をしている霧島市においては本当恥ずかしいことでもあると,このように考えます。もう私が言う以上に市長がもうすさまじいそのアイデアを出されたもんですから,もうこれ以上言うようがなくなりまして,この問題はもう終わります。続いて医療費削減についてでございますが,様々な取組をなさっていらっしゃるわけでございます。その効果も私は確実に出てきておると思います。ただこういう事業につきましては,今日始めたで,明日その結果が出っというものじゃないと。ただ10年後,15年後医療費が減ったよなあというようなやはり感覚に,そういう考え方でこの事業は継続的に息の長い事業として取り組んでいかなければならないと認識をいたしております。ただ,昨日でしたか,浦野議員の方からフードマイレージという言葉が出ました。非常にはいからな言葉でございますが,この医療費であってもその医療費だけの問題じゃない。救急車で搬送する経費というのはそこに含まれてないんですよね。だから,そこまでこれはやはり含めて医療費というのはどのくらいかかるんだろうということを考えていかなければ,病院から来た請求書だけをもって医療費とやはりするのはおかしいわけでして,そこでやはり消防局の方でも不適正な救急出動というのもやはり歯止めをかけるということも必要であろうと思います。そこで,ここに47名不健康な皆さんが座っていらっしゃいます。旧国分時代は議会に対しても,それはもう負担金もあったと思うんですけれども,健康診断が職員と同様にあったんですよね。一番こう危ない。もう毎年毎年限界集落に近づいていく人たちです。この団体はですね。やはりこういうこぼれている人たちなんですよね,この人たち。どこの団体にも所属せずに結局健康診断はしない人たちになっています。だから,私が申し上げたいのは,この不健康な皆様方だけではなく,やっぱりいろんな健康診断の要望を取られて,そして受診されるんですけども,ただ受診率にいたしますとまだまだ低い数字じゃなかろうかと思いますが,平均して市が行う健康診断の受診率,おおよそで結構です。どのくらいのパーセンテージか教えていただけますか。


○健康増進課長(宮本順子君)


 18年度の受診者が5万3,867人ございまして,平均受診率が43.2%ということになっております。


○43番(時任英寛君)


 やはり半数以上の方が,そうか,会社で受けられる方もいらっしゃるわけですよね。それは入ってないわけですけれども,まだまだやはり年に1回も健診を受けられない方というのもいらっしゃると思うんですよね。やはりそういう告知又はその案内というのも引き続き並行して行っていただきたいなと思っております。今,病院も霧島市になりましてから増えております。医療費が高騰する。病院に行くなということではなくて,まず予防医学ということを,先ほど壇上からも申し上げましたけれども,医師会ともしっかりとしたやはりそういう協議も行っていただきたいと思います。やはり入院すればお金がかかるんですけど,予防であれば,未然にそれが防げればその医療費の削減になっていくと思っております。財政難で非常に厳しい夕張市,市立病院持っております。どこを,どういう部門をメインに取り組んでいくかと。もう予防医学です。もうとにかく健診をしていくと,経費的にはそんなにかからないということで。そいじゃ「早期発見による医療費の抑制ということを念頭に今取り組んでいる。」という報道もなされておりましたけども,やはりそこだと思います。今,市が取り組んでいる様々な健康事業,そして,また,副市長を本部長とする健康・生きがいづくり推進本部が5月にできたとこれは聞いておりましたけれども,いよいよ,それぞれの各部,各課がまちまちに行うんではなくて,市としてこの健康というもの,そして医療費抑制というものを全体で取り組んでいくということが必要であろうと認識をいたしております。いずれにいたしましても医療費が今後高齢化に伴って上がるのはもう必然でございますけれども,そこにどういう努力を行政がしていくのかということを真剣に受け止めていかなければいけない時期であるということを提言をいたしまして,時間となりました。以上で質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で時任英寛議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 零時03分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時05分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。徳田芳郎議員の通告でございますけれども,先ほどの深町議員に対する答弁で平野財政課長より発言の訂正の申出が届いております。申出を許可いたします。


○財政課長(平野貴志君)


 深町議員のご質問の中で交付税措置の最も高いものと低いものは幾らかということでご質問をいただきましたけれども,「辺地債が一番高い」というふうに申し上げましたが,その前提といたしまして災害復旧事業債等を除く,災害復旧事業債の場合が充当率100%で95%の交付税措置というのがございますので,こういう事業に充てる地方債の中では災害復旧が一番高いわけでございますが,「災害復旧事業債を除いて辺地債が一番高い」というふうに修正をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(西村新一郎君)


 次に,10番徳田芳郎議員より3件通告がされております。したがって,徳田芳郎議員の発言を許可します。


○10番(徳田芳郎君)


 通告に従い質問をしていきますけれども,3日目の午後の一番バッターということでこう貴重な時間ですので,しばらくは目を開けておいていただきたいと思います。初めに7月29日行われました先の参議院選挙において参議院では与野党逆転という大きな変革をもたらしました。小泉政権で構造改革の名の下に様々な規制緩和が行われた結果,勝ち組,負け組といった国内において大変な格差をもたらしたのも現実ではないでしょうか。今いざなぎ景気を超すというふうに言われておりますけども,特に大企業を中心に景気の回復があると言われています。しかしながら,地方では,回復どころか,まだまだ悪くなっていく。そういう感じさえしております。小泉改革では金を持っている人からは負担をしてもらうということで特に高齢者などは今厳しい環境に立たされているのではないでしょうか。さらに税制改革ということで高齢者にとってはより一層の負担を強いられているのであります。一方では企業においては減税を図り,地方においては過疎や高齢者等の多い地方自治体では安定した財源が見込めないところに,より一層の不安定な財政運営を強いられております。中央と地方の格差が生じてきていて社会問題化しているところでもあります。さて,霧島市議会では議会のたびに合併して何年何か月と言われてきました。この9月議会を終わると2年になろうとします。最近私たちは多くの市民の方々から聞く言葉があります。それは,市長も述べられましたけれども,「合併しなければよかった。」と言われる言葉を耳にします。残念ですけども,職員の中からもそういった声が聞こえてきます。このことはやはり市執行部,議会も真摯に受け止める必要があるというふうに私は思います。合併協議がなされる頃と今では余りにも状況が違ってきたことがありますが,しかし,合併して2年もなろうとしているこの時期としては非常に残念なことです。この4月から市税,国保税,介護保険,大幅な引上げがなされました。そのことで負担増になったことも大きな要素ではないでしょうか。そのほかに「市役所と市民の間が遠くなった。」というふうに言われる言葉を最近耳にします。また,市内の中小企業を問わず,地方においては働く労働者の方々から今生活が非常に厳しくなったということを問題にされております。このことを指摘しておきたいと思います。私には市内の事業所で働いておる50歳代の方々から「私は月に手取りが10万から13万ぐらいしかないと。ましてやボーナスはほとんどもらってないような状況である。」ということを聞いて本当にびっくりしております。中央では順調に景気が回復しておると言われている中で,地方ではまだまだそういった実感にないということではないでしょうか。今までいろいろ述べてきましたけども,そのほかに様々な要因があり,今回の参議院選挙の霧島市における選挙結果であるというふうに私は見ております。今回の学校問題については私は通告はしておりませんけれども,その関係で答弁は求められませんが,昨日の最後の同僚議員の質問の中で鉛汚染で700?だけでなく,そのほかにもということがありました。私は,学校は,霧島市,日本の将来を背負って立つ子どもたちが学ぶ場であり,6年間そこで過ごすということからして,土壌汚染はその子どもたちが成長する過程で非常に大事な問題であります。今までの答弁では,市は,市が頼んだ業者でなく,土地の所有者が依頼をした業者で,県の受付印があったからということで,その証明,それに基づいて説明をされました。そこで土壌汚染については成長期の子どもたちにとって大変な問題であるので,市の責任においてきちっと調査をする考えはないか。また,今までの4名の議員の方々の質問に対して若干私は答弁が食い違っているような感じがしてなりません。そういったことを受けて市長へ強い要請をしておきます。もう1回きちっとした答弁を述べられるようお願いをしておきたいと思います。それでは,通告に従いまして質問をしていきます。まず1点目は市長の政治姿勢についてでございます。先の参議院選挙で自民党が大敗し,与野党が逆転したことで衆議院とねじれ現象が起きたことであります。国政は様々な問題で議論がなされていくと思いますが,市長はこの参議院選挙の結果についてはどのように思われるかお伺いします。次に,最近はふるさと納税のことは書かれませんけれども,ふるさと納税について市長の見解を伺うものであります。中央と地方の格差問題で地方の財源捻出のためにふるさと納税の導入が話題になっています。この問題については,鹿児島県知事は反対,宮崎県知事は賛成という地方6団体の中でも様々な意見がありますが,市長はどう思われるかお伺いします。次に,行財政改革の問題についてでございますが,今まで様々な取組を実行されてきたが,行革等を進めてきて評価できることと問題点についてどのように分析されているかお伺いします。2点目に行革を行ってその時に現場の声を集約されたのかどうか。また,職員の士気はどのように変わったかお伺いいたします。3点目に,集中改革プランで急激な職員削減,賃金抑制が図られている。その中で非正規と言われる職員について職員数と待遇等について内訳をお伺いします。次に,最後に教育行政についてでございますが,教育現場をめぐっては,いじめ,不登校,虐待,親の所得による学力格差など様々なことが現在言われているが,問題解決に向けて新しく教育長に就任をされた?田教育長はどのような方針で,姿勢で取り組まれるかお伺いします。2点目に学校現場をどのように見ておられるか。現場の教師は忙しくて児童・生徒と接する時間が少なくてということがいろいろ現場から指摘されているが,どうかということでございます。以上,壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 徳田議員から3点につきまして質問がございました。1点目につきましては私の方から答弁をいたします。3点目につきましては教育長が答弁をいたします。そのほかにつきましては総務部長及び企画部長にそれぞれ答弁をいたさせます。1点目は私の政治姿勢についてのご質疑でございました。先の参議院選挙で自民党が大敗をし,与野党が逆転をしたことで衆議院とねじれ現象が起きたと。国政も様々な問題で議論がされていくと思うけれども,市長は参議院選挙の結果についてどう思うかということでございました。2点目はふるさと納税についてでございました。お答えをいたします。1点目の参議院選挙の結果についてどう思うかについてでございますが,今回の結果につきましては,与党としては極めて厳しい国民の審判が下ったものと判断をせざるを得ない結果であったと考えております。選挙前から年金記録のずさんな管理体制や一部閣僚の方々の失言,さらには事務所費問題など政治と金の問題に関わる不祥事での閣僚交代,数を頼みの強行採決に踏み切った国会運営,また,戦後のいざなぎ景気を超えたと言われる好景気も中小零細企業や農業が主力の地方では実感できないといったこの格差の問題,現政権に対する不平不満が国民の間に広がってきましたことから与党にとって大変厳しい選挙であったことは大方予想をされておったんじゃないかなと感じます。結果として与党が衆議院では3の2以上の圧倒的多数を占めていると言っても,参議院では野党が過半数を占めるといったねじれ現象が起きてしまって政府・与党にとっては大変厳しい国会運営を強いられることになりましたけれども,今回の結果を真摯に受け止めて反省をされるべきはされて,国政が停滞することがないよう野党とも十分な協議を行って,国民の利益を第一に考えて政策運営をしっかりやっていただきたいことを期待をいたしておったんですが,昨日来の報道でお互いに一様の驚きをもって今受け止めているわけでございますが,なぜこの時期に安倍総理は辞任なのかということでございます。約2か月前に私どももこの霧島市でお会いをしたばっかりでございますけれども,私も,国・県,総理と知事あるいは市町村長,大きさこそ違え,一つの政治の部門におけるトップとして毎日が大・中・小の決断の連続である。重い決断の連続であって,それがまた責任を問われていくと,こういうことだというふうに思いますが,しかし,一国の総理としてなぜこの時期に辞任なのか。政権を投げ出された格好は理解できない。私から見ますと無責任であり,そして最悪だと言わざるを得ない。辞めるなら参議院大敗の時だったと思いますよ。課題が山積している日本の政治の正念場であったはずだ。テロとの戦いの前に不戦敗であって,そして,なお,敵前逃亡じゃないかと言われてもしようがない。正直言って呆気にとられ唖然といたしているところでございます。私はそれこそ政治の空白というのは一時も許されないことだと。ですから,国レベルの政治に関わる方々は是非この難局を乗り切って国民のためにしっかりとした国政運営を頑張っていただきたい。そういうふうに感じているものでございます。次に,2点目のふるさと納税についてお答えをいたします。ふるさと納税制度につきまして賛否両論あることはご承知のとおりであります。反対の理由としまして,地方税は住民が受ける行政サービスの対価として課税される応益課税が原則であり,住民がみんな共同して負担することが税の基本原則であるにもかかわらず,ふるさと納税は,同じ住民であり,行政サービスを同じように受けながら,ふるさとに税の一部を納めることとなり,負担をみんなで分かち合う形にならないことから税の基本原則に反することになると。また,地方税を地方自治体同士で奪い合うことになることからよくないということも指摘がございます。私は,ふるさと納税の意義が,都会に暮らす地方出身者が生まれ育ち,社会人となるまでの人間形成,教育,技能習得といった大切な時期を過ごしたふるさとへの恩返しといった意味で納税をするということで日本人の精神構造にも合致するものと思っております。持続可能な行政経営を進めるためにあらゆる知恵を出しながら財源確保に努力をしている地方自治体にとりまして財源確保が図られるようなふるさと納税制度が確立されれば大変にありがたいことだと思っております。「現在総務省のふるさと納税研究会においてふるさと納税の原案を10月上旬にまとめられ,これを基に政府や与党の税制調査会で議論をし,来年度税制改正で実現を目指す。」との報道がなされておりますが,是非国において地方6団体の意見も聞きながら,反対の原因となっている諸問題をクリアする方策等も検討していただき,ふるさとを愛する気持ちが形となって実現できることを期待をいたしております。先ほどの質問が突如ございました。黙って降りるわけにもまいらんでしょう。私はせっかくのこういう機会をいただきましたから申し上げますが,議員各位是非ともご理解をいただきたいのは,教育は国家百年の大計ではないか。私たちの合併したばっかりのまちづくり,ふるさとづくり,多くの不満もあれば,期待や夢もある。それに対してお互いが立ち向かっていく。これもわがふるさと百年の大計であります。ですから,今回のこの,仮称でございますが,第二国分西小学校用地の件につきまして,まさに私たちのまちの未来を見据えたそれこそ本市にとっても,首長としての私の市長としての立場も,まさにかねがね申し上げております選択と集中,ですから,この小学校建設予定地とそれを含むこの土地の購入,財政は厳しいものがあっても,一歩先を読み,そして将来を見据えた決断が必要だと,そう判断をいたしまして提案をさせてもらったものでございます。なお,そのご質問の土壌の汚染につきましては皆さん方の多くの議員から質問がありましたけれども,最も大切なことは市民の皆さん方が安全で安心できることであろうかと思っています。ご質問の700?のこの用地は,現在県の指導によって汚染土壌の飛散防止のため,アスファルトの舗装や立入禁止の措置がとられておりまして安全対策はとられております。しかし,今後皆さんの理解と協力をいただいて用地の取得ができましたならば,速やかにその土地利用を明確にして,その段階で県に報告をし,そして,また,指導を受けながら,土壌汚染対策防止法に基づく手続きを行ってまいります。私は市長という立場において責任を持って再度調査を行い,安心・安全な土地利用ができるように万全の対策を講じる覚悟でございます。


○総務部長(西重正志君)


 行政改革と財政健全化についての1点目についてお答えいたします。霧島市経営健全化計画につきましては昨年8月に策定し,これまでこの計画に基づいた予算の執行や平成19年度予算編成を行ってきたところであります。経営健全化計画の評価を平成18年度決算から振り返ってみますと,経常収支比率につきましては平成17年度より2.3ポイント改善し89.6%となっております。主な要因としましては,歳入では地方譲与税や地方交付税の増加により経常一般財源が増加したこと。歳出では,物件費,維持補修費,補助費等,繰出金などへ充当した経常一般財源が縮減したことなど,あるいは職員が歳出削減対策などに取り組んだ結果と分析しております。また,財政調整に活用可能な三つの基金,財政調整基金,減債基金,特定建設事業基金の残高につきましては,前年度より約5億4千万円減少しているものの,経営健全化計画より15億円多い73億円,また,地方債残高につきましても計画より6億円縮減し801億円となるなど健全化に取り組んでいる成果が表れているものと思われます。今後も歳入に見合った歳出構造の再構築を図りながら収支のバランスをとり,地方債残高を縮減することなどを基本とした取組を行ってまいります。しかしながら,地方財政の運営を取り巻く環境は非常に厳しくなっており,本年6月には地方公共団体の財政の健全化に関する法律が公布され,公営企業や出資法人等を含めた会計の実質赤字比率,連結実質赤字比率,実質公債費比率,将来負担比率の四つの健全化判断比率の公表等が平成20年度決算から義務付けられることになりました。これらの比率が悪化した場合,議会の議決を経て財政再建計画を策定し,外部監査要求が義務付けられることとなります。今後の財政運営については,一般会計だけでなく,公営企業会計や一部事務組合,土地開発公社などまで含めた財政運営が求められることとなりますので,十分な留意が必要となります。したがいまして,霧島市経営健全化計画につきましても健全化判断比率や地方債残高を抑制するための繰上償還などにも配慮し,歳出構造の見直しなど改めて試算を行う必要があると考えております。次に,3点目についてお答えいたします。非正規職員数につきましては本年9月1日現在581名を雇用をしておりますけれども,そのうち月額賃金の嘱託職員など特別臨時職員が275名,日額雇用者及び短時間勤務者である一般臨時職員が306名となっております。賃金を含む待遇面は旧1市6町自治体間でこれまで異なっており,一本化に向け平成18年1月に平成18年度より平成20年度までの3年かけて調整する方針を策定し,現在それを基に順次実施しているところでございます。しかし,方針の見直し,特に賃金額の見直しについてのご意見をいただいておりますので,現在平成20年度の賃金確定に向け,先に定めた統一方針の一部を見直し,経験年数を踏まえた賃金体系ができないか。経常経費検討ワーキンググループ会議の作業部会等で経営健全化計画や集中改革プランとの整合性も考慮しながら再度検討しているところでございます。このほか年次有給休暇については,日額雇用者は6か月経過後10日の付与,月額の特別臨時職員は1年間で20日間と労働基準法に基づく付与を行っているほか,社会保険や雇用保険についても法に定めるところにより加入させており,待遇面にも配慮いたしているところでございます。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 行政改革と財政健全化についての同じく1点目についてお答えいたします。本市の行政改革は,昨年11月に行政改革大綱を策定し,本年2月に185項目の集中改革プランを策定したところでございます。現在は市長を改革の最高責任者として位置付け,組織全体で取り組み,職員定数の適正化やグループ制の導入,そして広報誌等への広告掲載など多くの分野において改革を推進しております。なお,現時点では34項目が実施済みで,そのほかの項目においても一部実施など何らかの取組を進めており,当初に見込んでいた目標は順調に達成し,多くの成果を上げていると考えております。一方,このように改革を進めている現状に対し,本市を取り巻く社会情勢は,一向に改善しない国の財政状況,全国規模で懸念されている人口減少問題など対応しなければならない課題が増えつつあり,行革の実施は喫緊の課題で,今後とも改革・改善に力を注いでまいりたいと思います。次に,2点目についてお答えいたします。例えば,組織改革を行いましたが,この場合,すべての部署の事務量調査の実施や,また,本年4月にグループ制の導入を行った時は事前に意見聴取を行うなど現場の意見の集約には可能な限り努めているところです。また,職員の士気の高揚を図ることは改革・改善を行う上で非常に大切で,この部分がおろそかになると組織は大きく変わることはできません。そのようなことから本市では本年3月に人材育成計画を策定し,計画的な人材育成を行うとともに,行政経営に関する研修会の開催や行政評価の導入などを進めており,職員の意識も高まりつつあると考えております。今後とも職員の意識の醸成と一体化に努めてまいりたいと考えております。


○教育長(?田肥文君)


 教育行政の1点目についてお答えをいたします。教育長としての方針をということでございますけれども,教育改革,教育再生という言葉に代表されますように,今,教育への関心や期待が一層高まってきていると重く受け止めております。7月2日に就任して以来,教育委員会各課の課長を中心にヒアリングを行いますとともに,全小・中学校の訪問とすべての校長との面談を実施し,それぞれの課題や今後どういう方向へ霧島市の教育行政を進めてよいかなどについて意見交換をさせていただきました。教育長として私がすべての学校の職員にまずお願いしたいことは教育者としての自覚と信念を持てということであります。また,いま一つは子どものためにということを原点に教育に当たれということであります。このことは教育長に就任して以来,学校訪問や様々な研修会の場で機会あるごとにこれまで教職員に直接訴えているところであります。学校を取り巻く学力の問題や不登校の問題,安全管理の問題等はじめ,様々な課題を解決していくためには,行き着くところ教職員一人一人の資質の向上をいかに図るかということが第一義であります。教職に対する愛着と誇り,そして情熱を持った強い使命感と豊かな指導力のある教師を育てていくことは私は何よりも力を入れてまいりたいと考えております。先人の言葉に一年の計は穀を樹うるに如くは莫し,十年の計は木を樹うるに如くは莫し,終身の計は人を樹うるに如くは莫しとあります。1年を目安とする計画は穀物を植えるのが一番よい。10年を目安とするならば木が植えるのが一番よい。一生を目安とする計画は人を育てるのが一番よいという教えでありますように,まさに教育とは人づくりであると考えております。教師を育てることを通しましてこの未来の霧島を担う元気のある,あらゆることに興味,関心を持ち,学ぶことが大好きな子どもたちを育てていきたいと。そのために努力してまいりたいと考えております。教育行政の2点目についてお答えをいたします。学校の教師は忙しくて児童・生徒と接する時間が少ないのではとのご指摘でございますが,本市の教職員は次の時代の霧島市を担う子どもたちの健全育成のために教師としての揺るぎない使命感と高い職責観を持って日々の職務遂行に一生懸命当たっていると理解をしているところであります。また,教師は日々の教育活動で授業を通して児童とたっぷりと心の交流を図ったり,額に汗して共に清掃をしたり,笑顔であいさつを交わしたり,給食をとりつつ会話を楽しんだりするなど日々児童・生徒とふれあうことが大切であると認識しているところであります。また,学校では,子どもたちと接する時間を生み出すために,これまで平常日に実施していた職員研修をできるだけ長期休業中に移したり,各種データを職員間で共有して事務の効率化を図ったりするなど様々な工夫を行い児童・生徒とふれあう時間を生み出す努力をしているところであります。今後とも質の高い学校教育を推進していくために日頃から教職員の心身の健康の保持・増進について十分配慮しながら,教職員の過重負担にならないように適正な教職員の研修や勤務時間等の在り方について校長を指導してまいりたいと考えております。


○10番(徳田芳郎君)


 それぞれ答弁をもらいましたけども,2回目の質問をさせていただきたい。市長の政治姿勢ということで安倍総理のことまで触れましたので,私も安倍総理が途中で自分の職をなげうって辞められたということについては怒りさえ覚えるものであります。「こういった時期に政治の空白はつくらない。」と言いながら,自分から,自らそういった空白をつくるようなことをされる。そうした人が総理の資質さえないのではないかという疑わざるを得ない状況ではないかと思います。それでは,質問をしますけれども,今回の参議院の結果を見てみますと,県内17市ありますけども,そのうち11市が野党候補が自民党候補を上回ったということになっております。このことはやはり,安倍総理が来たとか,小沢党首が来たとかという問題ではなくして,県内の多くの人たちが今の政治に対する考え方が私は変わった結果であるというふうに思います。特に鹿児島県は保守王国と言われながら,この鹿児島でさえこういった票の行方が大きく変わったということは県民の意識が変わったものとして私は受け取ります。首長として地方政治もそういった観点に立って市民への態度をしっかりと受け止めなければならないと思いますが,市長の考えはどうですか。


○市長(前田終止君)


 国政とこの地方の政治,それは議会制民主主義,政党政治,そういう意味から地方を見る点については私はいささか疑問を考えております。やはり私自身としては立ち位置として市民党というような気持ちで市政に臨んでおりますから,そういう意味では市民全体の公正公平な幸せへの市政を真正面から見据えて,国レベル,県レベル,政治も,選挙もあるわけでございますが,私はただひとえに現在新市霧島というこのふるさとの地方の政治の中でわが一身なげうつ覚悟で真摯な姿勢で精一杯立ち向かっていこうと,こういうふうに思いながら毎日を過ごさせてもらっております。


○10番(徳田芳郎君)


 確かに国政と地方は若干変わりますけれども,しかしながら,先ほども申し上げましたとおり,この4月から地方税の大幅な住民負担が増えたということでは少なからず私は,市民税,国保税,介護保険料,そういった負担が増えたということについてはやはり私は,この選挙に関しては影響があったというふうに私は受け取っております。ともあれそういった政治情勢が変わったことで,また空白ができたということでは,これからさらに地方行政がまた新たなまた難しい問題も抱える心配があるというふうに思わざるを得ないというのが実感であります。ともあれこういった地方でも,こういった霧島市でも大きな逆転現象が起きたということは,私はそういった観点に立って我々も真摯に受け止めてこの改めて市の市政に関わる議会議員としての心構えも変えていかなければいけない。特に市民にすべてのものを明らかにしながら,そして行政も進めていくという体制をとっていかなければいけないというふうに思います。特に私は先般市長の支援者の方から市長が後とから引っ張ったおっどんからな,前せえ引っ張っくるっただいじゃいおらんというような表現のものを私に言われましたので,確かに今,後で申し上げる予定でしたけども,合併をして,しなければよかったとか,もう職員の中にも一部そういった声もあるとかさっき申し上げましたけれども,そういった状況は確かにあります。このことはやはり一番の問題は負担が増えたこと。そして市役所が少し遠くなったというような感じもするという方がいらっしゃるという結果であると思います。そういったことを受けて今後は我々議員としてもやはり市内の隅々まで目の届くような市政をやっていかなければいけないことというふうに警鐘を鳴らされているというふうに理解をしますので,今後ともそういった市長の政治姿勢については,今回の選挙民の行動に対してはきちっと分析をされ,評価もされ,そのことを受けてこれから改めてまた市政に取り組む姿勢というものを,政治姿勢というものをきちっとやっていただきたいということを願っておるところであります。次に,ふるさと納税についてでございますが,市長は賛成ということでございます。私はなぜこのことを尋ねたかと言いますと,地方交付税法第6条で「交付税の総額というのは,所得税,法人税,酒税,消費税,たばこ税の5税の額に対して一定の割合を掛けたものが地方交付税として配分しなければならない。」とうたわれております。まずこのことをきちっと守って,地方交付税が持つ目的というものをきちっととらえて国はやるべきである。ふるさと納税とか,そういった小手先じゃなくて,やはり地方がきちっと財政運営ができる。そういったことをするべきであって,国の借金が増えたから,地方が余裕があるからと言って地方財政計画で抑制をし,交付税の総額を削り,その余った額は国の借金に回すというそういったやり方では私はいけないと思うんです。決まったものは決まったとおりきちっとやれということをやはり市長それぞれの所で行かれた時にはきちっと声を上げてやっていただきたい。そのことがまず先決ではないかということで,そういった趣旨に立って私はこのふるさと納税は,県知事が反対したというのは,税法上決まりがあるわけだから,やはりその決まったことは決まったとおりしていかなければ,その都度その都度こういった小手先を使うようなことをやっていけば将来,こういった地方と中央の格差がある以上は,なかなか埋まってこないというふうに思われますので,そのことをもう1回市長としてはそのこのふるさと納税よりか,交付税の在り方そのものについてきちっと対応をするようなことで中央の方に目を向けていっていただきたいということをお願いしたいんですが,どうですか。


○市長(前田終止君)


 税の本質的な部分をしっかり大事にしながらしっかりとした取組,つまり小手先でやるような手法よりも,やるべきことをしっかりと徹底してもっと前に出てやれという意味のご指摘かなと受け取りました。理解は私もし,そして,また,まさにそのとおりだと思える点も多々あります。いずれにいたしましても私は先ほどの答弁で述べましたような方向で今後機会ある都度私自身は主張をしてまいりたいと思っております。


○10番(徳田芳郎君)


 時間の関係がありますので,次にいきます。質問を順番を少し変えさせてもらいます。教育行政についてお伺いしますが,その前に1点だけ市長にお伺いしますが,今回新しい?田教育長を迎えるに当たって市長は?田教育長にどういったことを期待されて教育長としてお願いされたかお伺いします。


○市長(前田終止君)


 1市6町七つの自治体が一つになって本県においてはまさに私は最大の合併を多くの困難を乗り越えてやった霧島市ではないかなと。そしてその初代市長に市民の皆さん方に選んでいただて感動しながら市長職という仕事を毎日頑張らさせてもらっております。さて,そういう中で教育は国家百年の大計と先ほども申し上げましたけれども,合併の前から古川教育長という得難い,尊い教育の経験をお持ちの方が合併の段階からしっかりとその職責を果たされて,合併直後のまた最も立ち上げの難しい時期に一定の時間をしっかりとまた頑張っていただいた。そしてその方が途中で区切りのいいとこで自ら身を引いて新しい教育長を是非市長選んでいただきたいという突然の日が訪れました。私といたしましてはこういう新市をいただいた街の実質新教育長として言わば新市における最初の生え抜き教育長という意味にもつながる部分があるのかなと。まさにそういう意味では古川前教育長殿は,合併前の下準備,そして合併直後の最も困難が横たわっている時期の立ち上げ,そして新教育長殿は,それらのレールを引かれた上,多くのまだこれから発生してくるでありましょう困難の教育課題山積いたしておるわけでございますけれども,それらを,その松明を見事に引き継いで,そして頑張っていただきたい。なお,溝辺で生まれられて,私たちの同じふるさとであります溝辺で生まれて,それこそ大変失礼な言い方かも知れませんが,貧乏人の百姓の小倅に生まれたと。そこで一生懸命勉強をしてふるさとの小・中・高を学んで大学,そして社会人と教育畑をただ一心不乱に歩いてこられて,そして鹿児島県という教育の世界で行政事務レベルではこれ以上ないポストまで上り詰められて,ちょうどこの時期に私たちのふるさとの新教育長として迎えることができましたことは私は大きな喜びであり,また,この新市霧島市においてこれから教育という問題を最高の責任をとっていただきながら一緒にふるさと市政発展ために同じ世代として汗を流せることができることは大きな誇りであり,喜びであると思っています。大いなる期待をいたしております。


○10番(徳田芳郎君)


 市長の期待も大きいですので,?田教育長においては是非頑張っていただきたいと思います。市長からもございましたとおり,?田教育長は県教育庁で事務方のトップとして様々な問題に取り組まれた経験もあり,地方教育問題については十分な把握もされているというふうに私は理解をします。そこで様々な霧島市の教育問題について学校現場,家庭,地域が連携していかなければこの問題解決というのはならないというふうに思います。特に教育長は学校現場のいわゆる学校長とは話をされたということでありますけども,やはり校長だけでなくして,現場の声を聞くという,いわゆる各学校に出向いてそれぞれの学校の教師と話をされるお考えはないかお伺いします。


○教育長(?田肥文君)


 就任以来土曜,日曜も含めまして学校を見させていただきましたけども,その中で学校では子どもたちが部活動をやっていましたり又は若い先生方が出ておられたりしまして直接先生方とも話をさせていただきました。私は,校長だけでなく,あらゆるそういう教員の方々とも話を通じて自分の気持ちを伝えたいと思っております。そして,また,家庭でしょうか,PTAともいろいろな話もさせていただきたいというふうに考えているところでございます。


○10番(徳田芳郎君)


 霧島市内には小・中・高校までありますし,学校数も多いことですが,是非ともその学校回りと現場の声を聞くことについては継続をされて,そして教育改革については一生懸命取り組んでいただきたいと思います。教育委員会としては,せっかくそういった優秀な教育長であればあるこそ,教育委員会挙げてそういったいろんな問題についてやっていただきたいと思います。私の前の質問者が,同僚議員が特別支援教育の問題について質問をされた中で「霧島市はまだ取り組んでない。」ということですが,私の資料によると2007年度,平成19年度から国は総務省が250億予算措置をしているということですよね。このことで予算措置はしてあるけれども,まだその加配,その加配が,支援員の配置はされてないということであればもらい得ということになりはせんかということで,せっかく今,市長,教育長もやる気を持って,新しい教育長を迎えてそういった教育委員会がされなければいけないのにもかかわらず,そういった国は予算措置がもししてあるんだったら,そういった加配,支援員の配置が遅れていることについては非常に残念ですけども,そのことについて答弁はありませんか。


○学校教育課長(村田研史君)


 午前中のご質問の折にもお答えをいたしましたけれども,支援員を配置するということについてはやはり様々な条件をクリアする必要があるというようなことで,せっかく配置するのであればやはりピシッとした対応ができるように準備を整えるということも必要かというようなことで作業を進めているというふうにお答えをいたしました。それから,いわゆる市独自の支援員については既に導入をしておりまして,特に大きな課題と言えば語弊があるかも知れませんけれども,支援を必要とする児童が在籍する学校については市単独の予算の中で配置をしている学校もございます。


○10番(徳田芳郎君)


 例えば,予算措置がしてあるんだったら,今年度中にとか,そういった形である程度の答えを出さなければ,お金はもらうわ,実情のそういった準備作業とか,実態調査とか,そういった問題があるということであれば,私はもう少しその教育委員会の姿勢としてはどうかなというふうに感じるんですが,その点についてはどうですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 繰り返しになりますけれども,きちっとした準備を整えた上で,今朝ほどもお答えしましたが,できるだけ早い段階で導入ができるように,人選も慎重にやる必要があるというようなこと等も含めて考えてまいりたいというふうに思っております。


○10番(徳田芳郎君)


 それから,もう一つ,愛知県の犬山市,教育長はご存じですよね。全国で学力テストを実施をしなかった学校ということで,私は,犬山市の市長と,それから教育委員長,教育長,それから東大の教授の対談の資料をここに持っているんですが,この中で幾つか特徴な所がありますので,教育長にお伺いしますけども,学校は賢い人をつくるのではなくて,やはり,いわゆるエリートをつくるんじゃなくて,落ちこぼれをつくらず,全体をレベルアップさせることの方が今の民主主義の原理原則に合ってるというような表現をされています。このことについては教育長はどう考えられますか。


○教育長(?田肥文君)


 学校はその優れた生徒だけを育てるわけではございません。すべての子どもたちがそれぞれ個性を持っております。ですから,私もこれまで自分の教育の方針としましてはそういう生活にも恵まれない又は学習が余り得意でないそういう子どもたちに目をかけてきたつもりであります。教育というのはまさに文武両道といいましょうか,体を鍛え,心を鍛え,そしてそれがあって初めて学力は伸びていくものと認識をしております。


○10番(徳田芳郎君)


 教育をめぐっては最近使われ出した言葉が親の所得によって教育格差が生じるというふうに言われるようになりました。そのこともご存じだと思いますが,そういった様々な社会情勢の変化に伴って教育をめぐる環境も違ってきました。この犬山市の市長は「この世に難しい仕事が二つある。」と言われています。「一つは政治,一つは教育」というふうに言われています。このことが私は100%かどうかということよりも,そういったふうに言われること自体,今の国内の政治情勢を含めていろいろ問題があるというふうに認識をするものであります。そういったことを考えたときにも今から様々な問題が出てくるわけですので,是非とも,せっかく優秀な人材ということで市長が選ばれた教育長ですので,いま一つ力を一段ランクアップしてこの厳しい環境の中での教育問題についてはきちっと対応をし,現場の声も生かしてもらいながら,そして先生たちが子どもたちと話す機会がないというふうに言われている。そういった様々な問題も含めてもう1回その決意を述べていただきたいと思います。どうですか。


○教育長(?田肥文君)


 先ほども申し上げましたように,教員に求められる資質といいましょうか,これは教師になった以上はこうあるべきだというそういう必然的に求められる資質というものもございます。子どもが好きだとか,またはこの自分の職に対する愛着ですとか,そういうものもございます。またはこうして時代が刻々と変わり,そして,また,いろんな物の考え方の方々がおられる。それにまた適切に対応をしていくものでなくてはなりません。そして,また,地球規模で物を考えられる。そういう広い視野もまた今求められております。そういう意味からも私は,先ほどから市長から熱い言葉もいただきましたので,この霧島市の教育のために全身全霊を傾けていくつもりでございます。そのためにまずは教師自らが使命感を持って働いていただきたいということをまず訴えて,そしてこの元気な子どもたちの育成に力を尽くしてまいりたいと思っております。


○10番(徳田芳郎君)


 次に,2問目の行革の問題についてお尋ねをいたします。それぞれ回答をいただきました。非常に表現のいい言葉がたくさん使ってあります。私は,行革は,表現じゃなくて,やはり今の地方行政をめぐるそういった中での何を,市民サービス,行政サービス,公共サービスと言われるそういったものに対して取り組んでいくか。そのためには,コストだけじゃなくて,市民にきちっとしたものを,サービスをするということが一番の重要なことではないかということに立って質問をさせていただきますけども,国の財政政策の失政といいますか,もうそういったことで多額の国,県,市町村を含めた赤字を抱えるようなそうした財政仕組みになってきています。それのことによって地方には,特に地方には負担の転嫁が多く求められてきているような感じがします。そのことによって地域間の財政力格差が顕在化したというふうに言われております。本市においてもこの4月から市民税,国保税,介護保険料,固定資産税も若干上がっていますけども,そういったものが引き上げられ,そのことによって市民の中から「合併せん方がよかった。」とかいうのが私は言われることだと思います。非常にこのことは私たちも議員として残念でなりません。そういったことからして集中改革プランなり,行革,様々なことをやって経費削減という形でされているわけですけども,その中で一つ心配なのは,いわゆる行政評価をされてみて,その評価点数が低いことに伴う行政サービスの切り捨てはないのかどうか1点目にお伺いします。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 現在行政評価に取り組んでおりますけれども,行政評価の視点というのがございまして,まず目的妥当性,今やってる仕事は目的が妥当なのかどうかということからまいります。目的が妥当であれば有効性,有効であれば,次は効率性,そして公平性というふうに評価してまいりますので,ある意味では,今までは,例えば,効率性だけに着目して切り捨てていった部分もありますけれども,今回私どもが取り入れようとしている行政評価はまず目的妥当性から入ってまいりますので,議員のおっしゃるようなご心配は少ないのではないかというふうに考えております。


○10番(徳田芳郎君)


 私どもも今まで政務調査費というものがありまして,その中で職員よりか私は現場に出て勉強をする機会というのは多いのではないかと思います。そういった点では非常にありがたいわけですけども,そういったことを使いながら,今まで人事評価なり,行政評価なり,そういったものについても勉強をさせていただきました。その中で特にこの行政評価については行った先々で非常に戸惑いを感じていらっしゃる所が私は多く見受けられたということを感じています。といいますのは,やはり,霧島市と同じだったと思うんですが,同じ方式だったのではないかと思いますが,草加市という所に行った時に実際やってみて,その業者が持っている評価制度ではやりにくくて,市独自で改善をしながら取り組んだというふうな感じもありました。その中ではまず一番この評価制度を取り入れる中で作業の問題,作業をすることによって新たな職員に対する負担が多くなって,そのことによって残業が増えたなり,職員の過重な事務量が出てきたというようなことであったと。そのことで一番気にしたのは私はやはり,先ほども質問しましたけども,職員の士気,いわゆる行政評価というその作業をさせられることによって非常に過重な職務が増えたことにより,やはりきちっと職員の方々全体が行政評価に対する考え方なり,職務の仕方なり,そこ辺をされているのか心配しているわけですけども,その点についてはどうですか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 行政評価につきましては最初三重県で取り組んだのが最初だったと思います。それから地方からどんどん行政評価というのは進んでまいりまして,今は国の方に,地方発で国の方に行っているんですけれども,現在その行政評価の手法というのはまだまだ固まっていないのが大方のようでございます。霧島市におきましてもやり方を今いろいろ模索しておりまして,その中で今おっしゃられた職員の過重になってはいけないということをやはり一番気にかけています,作業そのものはかなり大きな作業になってまいりますので。であれば職員がこの行政改革評価をすることに対する意義をまず見出していただいて,そしてこれが大事なんだということを分かって,そして分かることによって,これが過重ではなくて,どうして大事なものであるということを理解していきながらこの行政評価制度というのを行っていきたいというふうに考えております。これが強いては,今よく市長が言われますけれども,行政経営へというふうに変わってまいりますので,是非この行政評価については職員の理解を得ながら行っていきたいというふうに考えております。


○10番(徳田芳郎君)


 それでこの行政評価なり,行政改革なりは,やはり一番の重点に置かなければいけないのは,職員の意識改革が一番大きな成果を上げなければ,幾らいい計画を持っていても前には進まないというふうに聞いているんですが,その点についてはどういうふうに今現在のところでは考えていらっしゃるかお伺いします。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 意識改革につきましては,まず私どもが一番力を入れた所は,いろんな事務事業を行う時にどうしても私どもは行政の側に立って考えてしまうという部分がございました。これを住民の側の視点,住民者起点と申しておりますけども,この住民者起点に立って物事を考えるという動機付け,意識付けを約1年かけてまいりました。そういったことで一つ一つの事業を見る目が今までの行政とは変わってきたというふうに考えております。


○10番(徳田芳郎君)


 次に,行革の中での賃金の問題でありますけども,私は非正規職員と言われる方々の中から何人かの意見が寄せられまして今回こうした質問をしたわけですけども,特に嘱託という身分の中で市の職員のOBの方が何人かいらっしゃると思いますが,私はこのことが少しちょっと疑問にあるんですが,言えば嘱託という制度に,その身分に置かれたというのは,そのOBの方が職員としての経験を生かし,この方ならこの仕事はやれるということで私は嘱託という制度で雇用をされたというふうに思います。そうするならばやはりそこのところについてはその今の賃金の在り方について私は若干低いというふうに認識をするんですが,その点についてお伺いします。


○総務課長(阿多己清君)


 現在嘱託の職員と言われる方が275名ほどいらっしゃるわけですけれども,この中には,当然今,議員が申されたOBの方もおられます。それでそれぞれの市役所OBだけでなく,自衛隊とか,いろいろ各職場からおいでいただいている方もおりますし,その市役所だけに限定しての賃金体系というのは特に組んでないわけでございます。それで先の6月議会の一般質問でもお答えいたしましたけれども,当然今,一度示した方針を持っておりますけれども,先ほど部長が答弁いたしましたように,これを20年度の予算に反映ができるように今内部検討をいたしているところでございます。


○10番(徳田芳郎君)


 回答では「経営経費検討ワーキンググループ会議の作業部会等で云々」というふうなことでありますが,このことは引上げをされる計画でこういったことをされるのか。それとも引下げを考えてのこういったことを,ワーキンググループの作業部会で検討をされるのかお伺いします。


○総務課長(阿多己清君)


 特に引下げという部分は今ちょっと考えてないわけですけれども,全体的な部分で見直すべき額の所があれば当然引上げでの考えもあるわけですけれども,そこらの経験年数を踏まえた形でどうあるべきかという部分を含めて検討していただいているところでございます。


○10番(徳田芳郎君)


 この嘱託の名の付く雇用の中では1市6町それぞれいらっしゃったんですか。


○総務課長(阿多己清君)


 それぞれ旧1市6町の方にそういう方々はおられるようでございます。運転業務,それから守衛業務,道路作業員,あと調理業務,介護員,そういう諸々の業種の方がおられます。


○10番(徳田芳郎君)


 そうすると嘱託というのはおそらく月額だと思うんですが,一番高い所と一番安い,若干その作業内容,いわゆるその方がどんな仕事をしているかによって若干違うとは思うんですが,そこはそれとして,とにかく一番高い所と,嘱託員という身分で高い人の金額と安い人の金額の差は幾らですか。金額はいいです。差額だけの金額を教えてください。後でいいです。最後に,先日もいろいろ質問がありましたとおり,1市6町それぞれあるわけですが,こういった非正規と言われる方々までいろいろな格差があります。そういったものはできるだけ格差のないように是非とも,このワーキンググループ作業部会というのがあるんだったら,すべてのその職員に係るいろいろな格差についても調査をし,そしてどういう形でするのかということを議会の場で明らかにしていただきたいということを最後にお願いをして私の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 先ほどの質疑の答弁を求めます。


○総務課長(阿多己清君)


 失礼いたしました。一番高い方で29万円,それから一番低い方で10万5千円,月額でございます。


○議長(西村新一郎君)


 以上で徳田芳郎議員の一般質問を終わります。次に,19番植山利博議員より2件通告がされております。したがって,植山利博議員の発言を許可します。


○19番(植山利博君)


 本日ここに平成19年第3回霧島市議会定例会に当たり,一般質問の機会を与えられましたことに心から感謝をいたします。昨日安倍総理が突然の辞意を表明され,国政はまさに晴天の霹靂,混沌とした様相を呈し,このタイミングでの辞任は国民不在で政治家の本意を置き去りにしたとしか言えません。というよりも,海音寺潮五郎氏の言葉を借りれば「人間美学」すら失われたとしか言いようがありません。さて,わが霧島市においては合併をして1年10か月が過ぎようとしていますが,自治体経営は大変厳しい状況にあり,行政改革大綱や経営健全化計画,集中改革プランなどが策定をされ,行財政改革に懸命に取り組んでいます。最少の経費で最大の効果が実現できるような工夫と努力が求められています。また,大綱や計画プランは,策定することに意味があるのではなく,その目的を十二分に達成しなければ意味がなく,常にローリングを繰り返しながら,しっかりとした進行管理に全庁を挙げて,また,議会も含めて取り組むべきであります。そして取り組むべき改革をさらに推進しなければなりません。社会が成熟する中で市民のニーズは多様化し,少子高齢化の進展及び都市部と地方の格差の増大,限界集落の課題など対応すべき行政サービスは増加の一途をたどりさらなる財政需要が生じています。一方,地方財政計画においては,国が進める三位一体の改革の中で補助金や交付税は削減,税源移譲は実態が伴わない状況にあります。しかしながら,霧島市においては18年度の決算状況を見てみると,合併算定等により,交付税は17年度が約163億1千万,18年度は165億5千万と約2億4千万,1.4ポイント増加し,税収も平成17年度が139億9千万,18年度は141億6千万,約1億7千万,1.2ポイント増加をしています。また,地方債残高は17年度は約804億円から18年度801億円と約3億円,0.37%減少など,その他の財政指数も経営健全化計画との比較においても好転の兆しを読み取ることができます。合併後初めての通年ベースでの決算としては一定の評価ができるものだと考えます。ところが,定率減税の廃止,所得税から住民税への組替え,国保税や保育料の統一など市民感覚での負担感の増加は否めず,合併をして本当によかったと実感できる霧島市の建設にはまだまだほど遠い感があります。ただこれらのことは国の政策や制度改革が主たる原因であり,一方では自治体としてのあるべき姿を考えたとき,国保税や保育料の統一などは越えなければならないハードルだと言わざるを得ません。今後の自治体経営は,バランスシートや損益計算書,キャッシュフロー,連結決算,外部監査など求められております。これらのことを通じて受益と負担は表裏一体であり,国においても,地方自治体においてもあらゆる行政サービスや事務事業は,そのすべてが納税者の負担によるものだとの認識を市民も,執行当局も,議員も再確認すべき時であります。議会も,執行当局も市民に対し徹底した情報公開の上,十分な説明責任を果たし,市民の理解と合意形成を図る必要があります。今後はさらに効率的で合理的な霧島市の財政運営が求められています。議会も,執行当局も車の両輪として全力を挙げ合併して本当によかったと実感できる霧島市を1日も早く実現したいものであります。それでは,通告に従い大きく2点について質問をいたします。市長をはじめ,執行当局の明快な答弁を求めます。1番目に総合計画策定についてであります。市長は本定例会初日に「総合計画策定は,8月初めに基本構想原案を取りまとめ,8月21日に総合計画審議会に諮問し,8月末から9月初めに各地区地域審議会に基本構想案の意見聴取を行い,9月から10月にパブリックコメントで市民の意見を公聴し,10月に総合計画審議会から最終答申を受け,基本構想案を12月議会へ提案する。」と述べられています。本日も含めてこれまで一般質問等で多くの議論の中で「現在総合計画を策定中であるので,総合計画の中で位置付け取り組んでいきたい。」との答弁が繰り返しありました。総合計画は霧島市のすべての分野にわたりその羅針盤となるべき最重要な柱となります。そこで総合計画の基本構想の概要について各部その基本的な戦略をお尋ねをいたします。また,市民参画という視点から地域審議会の意見やパブリックコメントの内容を総合計画に具体的に反映するためにどのような手法を考えているのかお尋ねをいたします。次に,土地利用マスタープランも近く策定とのことですが,総合計画との関連とその基本姿勢をお尋ねいたします。次に,まちづくりの基本戦略としての中心市街地の活性化と大型商業施設の出店計画,また,まちづくり三法,都市計画法や中心市街地活性化法,大型店立地法との整合性をどのように考えているのかお尋ねをいたします。次に,AZスーパーセンターマキオの出店計画は開発許可等どのような状況になっているのか。また,霧島市としての基本的な考え方をお尋ねをいたします。また,鹿児島市は鹿児島市内に出店又は展開する1万?以上の売場面積を有する店舗と市のまちづくりへの協力や交通,防犯・防災対策,環境,省エネ対策や地元商店街との連携を求める地域貢献協定を結んだと聞いております。霧島市においても既存の店舗や今後出店する店舗とこのような協定を結ぶ考えはないのかお尋ねをいたします。2番目に霧島市国分夏まつりについてお尋ねをいたします。第43回霧島市夏まつりは7月14日,15日の両日に予定されていましたが,台風4号の影響で中止されました。14日の中止は台風の影響から考えてやむを得ないとしても,15日は青空ものぞき,実施するには十分可能な状況だったと思われました。多くの市民や関係者から「なぜ中止にするのか。」という問い合わせや苦情の電話やメールが殺到したと聞いています。中止に至った背景は,漏れ聞くところによりますと,市長の隣のまちで台風による大きな災害が発生しているのに,祭りに浮かれている場合ではないではないか。中止すべきだとの思いから鶴の一声で中止に至ったとの風評があります。その背景について事実関係をお尋ねをいたします。また,このことによりどのような影響があったと考えらるのか。さらにはこのことを踏まえ,今後の対応についてどのように考えておられるのかお尋ねをいたします。以上で壇上からの質問を終わりますが,答弁によっては自席から再質問を議長にお願いをいたします。


○市長(前田終止君)


 植山議員から2点につきまして質問がございました。1点目の1,2,3については私の方から答弁をいたします。そのほかについては建設部長及び商工観光部次長にそれぞれ答弁をいたさせます。1点目の質問は総合計画策定についてでございました。その中の1点目について順次お答え申し上げます。まず1点目の基本構想の概要と今後の進め方についてでありますが,基本構想は2部構成とし,第1部は序論として計画策定の趣旨,役割,構成と期間,進行管理について整理しております。第2部は,基本構想として第1章で市の概要とまちづくりの課題を整理をし,第2章では,まちづくりの基本理念,将来像を示し,将来像を実現する七つの政策と将来人口の見通し及び土地利用の基本方向について整理しております。現在総合計画審議会には基本構想案の諮問を終え,10月末には答申を受けることにしております。また,各地区の地域審議会へは基本構想案の説明を行いましたので,10月中旬には意見・提言書をいただくことになっております。さらに市民の皆様にはパブリックコメントとして9月11日から10月10日まで広聴をし,意見をいただくことにしております。今後はこれらの意見を集約をし,最終的には総合計画策定委員会で取りまとめ,12月定例議会へ基本構想原案を提案する予定といたしております。2点目の土地利用マスタープランとの関連についてのご質問についてでございますが,基本構想の中に土地利用の基本方針として整理をしており,秩序ある土地利用を実現するため,国・県の法令等や計画との調整を図りつつ,土地利用に関する指針として,仮称でございますが,霧島市土地利用計画を策定をすることとしますと位置付けております。3点目のまちづくりの基本戦略としての中心市街地活性化と大型商業施設の出店計画,また,まちづくり三法との整合性についてでありますが,中心市街地は地域の経済及び社会の発展に大きく貢献をしておりますため,その活性化は重要な課題であると考えております。本年11月30日に中心市街地の活性化を図ることを大きな目的としてまちづくり三法が改正されることになりました。この改正により大型商業施設は中心市街地への出店が促進されることとなり,活性化の一つの手段として整合的に位置付けられております。いずれにしましてもまちづくり三法の趣旨を踏まえつつ,霧島市に適した中心市街地の活性化について検討してまいりたいと考えております。


○建設部長(秋窪直哉君)


 総合計画策定についての4点目にお答えいたします。現在AZスーパーセンターマキオにつきましては,平成19年8月21日に県に開発行為の申請がなされ,市に対しては平成19年8月22日付で県より地元自治体への意見照会が出されております。計画によりますと,開発面積は15万5,279.53?,店舗面積は3万6,211.68?であり,農用地の除外,転用予定地も含めて申請がなされております。開発に伴う主な協議事項として予想される交通量増加に対する交通渋滞対策につきましては,適正な交通分散による交通渋滞緩和を図るよう県警察本部等より指導の下,現在AZにおいて交通シミュレーションを行っている状況であります。また,それに伴う国道10号の交差点処理や集落への進入等については国道事務所や県警察本部及び市と協議中であります。その状況に応じては地域住民への説明が必要となることから説明会の実施につきましても市としても要請をいたしているところであります。また,排水対策につきましては,海への直接排水であることや駐車場においては浸透性舗装による流出抑制等の計画がなされており,問題はないと考えております。今後庁内関係課の意見を取りまとめ今月9月10日付で県へ回答しております。市といたしましては各々の管理者協議の中で開発者と十分な協議をしながら進めてまいりたいと考えております。


○商工観光部次長兼商工労政課長(柳田秀徳君)


 霧島国分夏まつりについてお答えいたします。霧島国分夏まつりは霧島商工会議所の主催で同青年部を中心とした霧島国分夏まつり実行委員会が企画運営に当たり実施されております。今回ご質問の中止に至った背景は,今年も例年どおり7月14,15日の両日開催する予定で2月から実行委員会を立ち上げ逐次準備されておりましたが,ご承知のとおり,台風4号の通過とそれに伴う災害等を考慮し中止の運びになりました。中止につきましては,霧島国分夏まつり実行委員会が判断し,主催者である霧島商工会議所が決定したものでございます。この中止により市民総踊りや市中パレードへの参画を予定していた市民の皆様や夏まつりを見に来ることを楽しみにされていた方々にとっては残念な結果となったと思いますし,また,出店者や商店街の方々にとっては売上減があったものと考えております。今後も今年のような不測の事態が起こることも予想されますが,主催者の適切な判断に委ねたいと考えております。


○議長(西村新一郎君)


 以上で植山議員の質問に対する答弁を終わります。ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 2時46分」


               ──────────────


               「再開  午後 3時06分」


○議長(西村新一郎君)


 引き続き一般質問を続けます。


○19番(植山利博君)


 それぞれ答弁をいただきました。大体予想をした答弁をいただいたのじゃないかなと思っておりますけれども,自席から質問を続けさせていただきたいと思います。まず,壇上からもお尋ねをいたしましたけれども,総合計画は各課全般に,各部各課全般にわたるわけでありますので,それぞれの部で主なる柱といいますか,構想の柱があろうかと思いますので,答えられる範囲の中で答えていただければというふうに思いますが,いかがでしょうか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 少し総括的な部分を申し上げますと,まず七つの政策があると申し上げましたけれども,これを少し,一つずつ読まさせていただきます。まず1点目が快適で魅力あるまちづくり,それから自然にやさしいまちづくり,活力ある産業のまちづくり,育み磨きあうまちづくり,たすけあい支えあうまちづくり,共生・協働のまちづくり,新たな行政経営によるまちづくり,この七つを政策として上げております。企画部で申し上げますと快適で魅力あるまちづくりの中で交通体系の充実とか,それから地域情報化の推進,そして,また,共生・協働のまちづくりで市民参加によるまちづくり,それから新たな行政経営によるまちづくりの中で行革,そういったものに重点的に取り組んでいけたらというふうに考えております。


○総務部長(西重正志君)


 総務部関係では,今,企画部長が申し上げましたけれども,七つの柱の中で快適で魅力あるまちづくりの中で防災対策の推進,それと交通安全,防犯の推進を掲げております。それと新たな行政経営によるまちづくりの中で健全な財政運営の推進という項目を掲げてございます。


○議長(西村新一郎君)


 それぞれの部長さん方に申し上げますけども,七つのことについてそれぞれの部,ちょっとこうこのことについてということだけで結構でございますので,すべてを触れて言っていただく必要はないかと思います。


○生活環境部長(南田吉文君)


 生活環境部に関わる所を申し上げますと,政策では,2番目の自然にやさしいまちづくり,それから5番目のたすけあい支えあうまちづくり,6番目の共生・協働のまちづくり,三つに属しております。施策では,循環型社会の形成,生活環境,自然環境の保全,それから医療体制の充実,そして人権の尊重などが主なる施策でございます。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 保健福祉部では5番目のたすけあい支えあうまちづくりとして子育て環境の充実,地域福祉の推進,健康づくりの推進,医療体制の充実を掲げております。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 農林水産部ですが,七つの柱のうちの3番目に活力ある産業のまちづくりという柱を立てております。この中でまた七つぐらいありまして,農林漁業経営体への支援,それから生産基盤の整備,集落営農の推進,農林業の新規就農就労の支援,地産地消の推進,ブランド化の推進,観光農業の推進という七つの基本計画を柱に立てております。


○建設部長(秋窪直哉君)


 建設部では,快適で魅力あるまちづくりで総合計画策定についての建設部の政策課題は,交通体系を充実して市内幹線道路等の渋滞を解消するため,バイパス道路等の整備や地域の拠点施設を結ぶアクセス道路の整備等を考えております。主なものは交通体系の充実,それと生活基盤の充実等が考えられております。


○工事監査部長(大井 正君)


 工事監査部といたしましてはこの大きな施策というのは出てきませんけれども,具体的な施策といたしまして公正公明な入札制度の確立ということを掲げております。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 教育部は大きく育み磨きあうまちづくりというテーマで特に子どもたちの学力の向上,体力の向上,そしてお互いを助け合うやさしい心,たくましい心の醸成,それと文化,スポーツの振興を通じて市民一般の体力の増強や交流を図ること。あるいは伝統文化の振興というようなことを目標に掲げております。


○商工観光部次長兼商工労政課長(柳田秀徳君)


 商工観光部では,七つの柱の中の三つ目,活力ある産業のまちづくりの中で商工業の振興,雇用の促進,観光業の振興の三つを掲げております。商工業の振興では主に商工業者に対する経営支援,雇用の促進では企業の誘致,観光業の振興では,観光誘致宣伝活動,観光客の受け入れ態勢の充実などを掲げております。


○消防局長(中村 昭君)


 消防局では快適で魅力あるまちづくりの防災対策の推進ということで火災・救急・救助活動の推進を掲げております。


○水道部長(濱崎幸嗣君)


 水道部の方では安全で良質な水の安定供給に努めてまいることを基本としております。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 今施策が28ありましたけれども,こういった施策の横串を通す意味で男女共同参画の推進というのを横串として考えております。


○会計管理部長(池田和弘君)


 大きな施策の中では特にございませんけれども,先ほど総務部長も申しましたように,新たな行政経営によるまちづくりの中で健全な財政運営の中の一翼を担っていると思っております。


○19番(植山利博君)


 それぞれ各部28の基本的な政策といいますか,出していただきまして,自治体が行わなければならない全般にわたって今現在この霧島市において重要な課題が網羅されているのかなあという気がいたしております。先ほども言いましたように,霧島市の羅針盤となるべき大きな柱ですので,その下にはそれぞれの事務事業がぶら下がってくるんだろうと思いますので,しっかりしたものを最終的につくっていただきたいと思うわけですけれども,そこで地域審議会,それからパブリックコメント,こういうものを行いながら広く住民参画の中でつくっていくということだろうと思うんですが,具体的に今までのいろいろな基本計画やプランをつくる中で,手法としては審議会があって,そして最近ではパブリックコメントをやっていろいろな住民の方々の意見を取り入れるという手法をとるわけですけれども,じゃあ現実にそれが具体的にその反映される形で手を加えられていくかと言うと,なかなかそういかない実態があるのではないかと,私はそういうふうに思っているところです。ですから,やはり住民の方々の声や,例えば,地域審議会の声を具体的にその反映するスペースといいますか,大綱,総合計画の中にそういうスペースをあらかじめこう準備をする必要があるのではないかなという気がするわけですけれども,もちろん反映をしていくんだということだろうとは思いますが,具体的な手法としてはどういうふうに考えられているのかお尋ねをしておきます。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 8月までに案を取りまとめたわけですけれども,この案を取りまとめるに当たっては住民の皆様方のご意見をいっぱい聞きたいということでまずアンケートを取っております。そのアンケートもかなり具体的な部分というのをお聞きしながら案をつくってまいりました。それから,先ほどの徳田議員のお話の中でもあったんですけども,この1年間生活者の視点に立って霧島市にとってどういう課題があるかというのをやはり探ってまいりました。そういった意味では今までの手法による総合計画からするとかなり精度の高い案ができたものというふうに考えております。それを,庁内の策定委員会もさることながら,審議会,そういった中でいろいろご訂正をいただきながら,今パブリックコメントの案までこぎ着けております。この案につきましても各地域審議会の方のご意見をいただきたいということで企画政策課の方と地域審議会の方に一緒にまいりましてそれぞれのご意見も伺っております。そしてパブリックコメントが10月までですので,10月から11月にかけて約1か月間の期間がございますので,この中でいろいろなご意見を可能な限り中に入れ込んでいきたいというふうな考えでございます。


○19番(植山利博君)


 是非しっかりと審議会なり,パブリックコメントの市民の声を反映させる形で素晴らしいものができることを願っておきたいと思います。2点目の土地利用マスタープランについてですけれども, 「総合計画との整合性を図りながら,国・県の法令等に調整を図ってやる。」ということですけれども,この土地利用の在り方について,ほとんどの霧島市の旧霧島を除く中で用途指定がされているのではないかと思いますが,その確認をさせてください。


○都市整備課長(篠原明博君)


 今おっしゃいました用途指定につきましては,旧国分市,旧隼人町,旧溝辺町でございまして,旧霧島町につきましては都市計画区域を定めてないということでございます。


○19番(植山利博君)


 それでは,この土地利用マスタープランを策定する過程の中で今後霧島市の用途指定を全域に網をかけるというようなことは考えておられないのかお尋ねをします。


○都市整備課長(篠原明博君)


 今おっしゃいます都市計画マスタープランに伴います都市計画法上の用途につきましては現在都市計画基礎調査を行っております。当然基礎調査をいたしまして都市計画区域に組み入れるべき所,あるいは人口規模,あるいは産業規模等を判断をいたしまして現在の用途地域を拡大するか。どういう形で広げていくかというのを検討することになると思います。


○19番(植山利博君)


 まだ合併をして1年10か月,間もないと言えば間もないわけですけれども,やはり霧島市全体の位置付けをしっかりと今後も進めていっていただきたいというふうに要請をしておきたいと思います。次に,本日のこの質問の中の核心の部分に触れていくわけですけれども,総合計画がもうできてきます。まちづくりの骨格というのができる中で霧島市は中心市街地活性化法を活用しながら旧国分市の中心市街地のまちづくりを進めてきたという経緯があります。今またまちづくり三法が改正されて,答弁にあるように,11月30日よりそれが施行されるということになるわけですけれども,この三法の意図するところは分かりやすく言えばどういうことなんだろうと思われますか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 まちづくり三法とは,都市計画法,中心市街地活性化法,大規模小売店立地法等のこの法律の改正があったわけです。今までは郊外に大規模な店舗等が乱立するというような形で非常に法律に合わないまちづくりが行われてきたというようなことでありました。今後はこれらを規制するために11月30日以降は1万?以上の店舗等を造る場合は用途地域を決めなければ出店ができないというようなことで非常に郊外にそういう店舗を造るというのは難しくなるんじゃないかと。よって,中心市街地の方にまたまちが整備されていくというような形になると思います。


○19番(植山利博君)


 要するに今までの流れの中で大型店が郊外へ郊外へと出店をする中で中心市街地の空洞化が進められてきたと。そういうことにブレーキをかけようという大きな施策の流れ,それが11月30日から施行されようと,効力を増すという今時代背景にあるわけです。ということは,国もそういう方向を目指している中で,9月10日にAZの出店に対する庁内各関係課の意見を取りまとめて県へ回答されたということですけども,その回答の内容はどういうものですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 都市計画法に基づく開発許可に対する許可ということで,霧島市として関係課の所の協議を終えて,それに対する回答をいただきまして,県の方にこの開発行為はこういう問題があるというような条件を付しての許可をしたわけでございます。


○19番(植山利博君)


 こういう問題があるということを付けて許可をしたということ。こういう問題とはどういう問題ですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 一番大きな問題はやっぱり交通の混雑の問題をどういうふうにして解消するかと。道路なるものが国道10号が一つしかございません。その所からAZの方に進入するというなった場合は非常に大きな交通の混雑が増すというようなことで,県の警察の方でも非常に心配されておりまして,ここにこういう店舗ができた場合の交通シミュレーションを現在やっております。これらの結果を踏まえてまたいろんな交差点等の改修・改良なり,そういうものが出てくるものというふうに考えております。


○19番(植山利博君)


 こういう課題があるということで回答されたということですけども,課題はあるけれども,そのAZの出店についてはもう開発の手続きというのはこれで終わったと,着工できる状況にあるというふうに理解していいですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 市のそれらの意見書を踏まえて県の方で許可をするということになると思います。ただいろんな農地法上等の関係もございますので,一緒にその許可が出るものというふうに考えております。


○19番(植山利博君)


 大きな課題があると,交通渋滞の課題があるのであれば,それの解決策が提案されなければ大変大きな問題を抱えるということになるわけですから,例えば,あの10号というのは夕方の5時を過ぎると今でも加治木まで延々と渋滞するような状況があるわけですね。それから,区画整理が今進もうとしておりますけれども,あの押しボタンの信号までは18m道路がいきますけれども,その後は現道が,10号の西側は急に狭くなると。だから,局部的に改修をするというもう予定がありますけれども,その先はやはり急に狭くなるわけですね,あのカーブの所がですね。だから,そういう意味ではもうあの道路1本しかないわけですから,仮に3万6千?を超える大型店ができる。これはサティの1.5倍ぐらいに匹敵する売場面積です。土・日の集客がどれぐらいあるかということを想定すれば,あそこはもう車が動かないような状態が想定されるのではないかというふうに思うわけですけども,じゃああの国道の局部改修なり,その渋滞緩和の対策はどこがとるわけですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 これはもう道路管理者が,改良する,しないはもう管理者の方で検討するというふうに考えております。


○19番(植山利博君)


 9月11日にこのスーパーマキオの開発の責任者と言われる方と私は商工会で面談をしました。どんな状況ですかという話を,初めて商工会にあいさつに来られたということで,私は別の会議中だったんですけども,電話を事務局長からいただきまして,「ちょっと,AZの方が見えておりますので,ちょっと時間をつくって来れませんか。」という電話をいただきました。ちょうど夏まつりの実行委員会の別の会を抜けて行っていろいろお話をしたんですが,「どんな状況ですか。」とお聞きをしたら,もう霧島市との調整はすべてついて,9月28日ぐらいからは着工できるのではないかなと,9月末ぐらいからは着工できるのではないかなというような話をされておりましたけれども,そういう状況であるということは間違いないですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 さっき話をしましたように,9月10日に市が県の方に進達したわけですから,その後県が許可をするわけですが,あとは農地等の転用等の絡みを見ての許可となるというふうになっていますので,少し時間がかかるというふうに思っております。


○19番(植山利博君)


 この11月30日を超えるともう着工はできない状況にあるというふうに理解してよろしいですか,今の状況では。


○建設部長(秋窪直哉君)


 今の11月30日はそれまでに建築物の着工をしなければならないということでなっております。


○19番(植山利博君)


 つまり国がこれから進めようという政策とは矛盾する事業が今いわゆる駆け込みというような状況の中で進められようとしているんですよ。そういう認識は持たれませんか。先ほど,今言われました農地の許認可は県にあります。ですから,私はこれは6月議会でも議論をしても,「市は何にもまだ連絡を受けておりません。」,市が分かった段階ではもう止めようのない状況になっている。まちづくりの根幹に関わることが,この霧島市の将来を大きく左右しようとするまちづくりの根幹に関わることが市の手を離れた所で,市のまちづくりはこう,総合計画を離れた所で勝手に進もうとしているわけですよ。だから,そういう意味では,例えば,その4条,5条の許認可も本来市がやるべきだと私は思っています。地方分権の流れの中で今市で担おうと思えば担えるというふうに私は理解していますが,どうですか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 鹿児島県が権限移譲のプログラムをつくっておりますけれども,その中に農地法の3条,4条,5条のプログラムは入っております。(P★★に補足説明あり)


○19番(植山利博君)


 時間がありませんのでね,長い議論ができないんですけれども,この前建築確認の権限移譲を県から受けました。これも大事な,いわゆる市長がいつも言われる,自立,自己責任,自己完結ね,おっしゃるように,自分たちのまちは自分たちでつくるんだという。そういうためにはこの建築確認も大事だし,それからその4条,5条の権限を市が県から移譲を受けて,自分たちのまちづくりに最も大きく関わる,根幹に関わるその許認可だと思うんですよ。そういうことを霧島市の農業委員会がしっかりと担うべきだと私は思いますけれども,市長いかがですか。


○市長(前田終止君)


 議員ご指摘の点につきましては全く同感の気持ちも私自身も持っておりまして,しかしながら,民間の方の大きなプロジェクト計画でございまして,そういう中で実は私自身も大きな危機を感じまして市行政,あるいは,また,県,そういう所に一体どうなっているんだと。詳しいその実情等をしっかりと把握をし,相手方の方にも連絡をし,その上でお互いが意見交換をしっかりとやりながら問題点を浮き掘りにして,その上でなすべきをなしていかなければ将来はそれこそこのような大きな構想難しいもんがあるよと。ですから,そのAZさんがしっかりと県や私どもの市,あるいは,また,国レベルに関わる点があれば,そういうことに対してのしっかりとした説明責任,我々はまたそれを聞いて,その上で何が問題があるのか。適切に適時対応していかなければいけないと。だから,総合的にお互い向き合いながら離合集散を繰り返し問題がなきようにしっかりと対応をしなさいと,こういう指示を出したわけでございました。


○19番(植山利博君)


 そのとおりだと思うんですよ。私も6月議会から繰り返し申してますようにね,これ絶対反対で阻止しようという立場で議論しているんじゃないんです。先ほど言いましたように,鹿児島市も大型店の1万?以上の店舗と地域貢献協定というのを結んでいると。要するに来ていただく大型店が,これは消費者にとっては選択肢も増えるし,利便性の確保もできる。メリットもたくさんあるわけですよ。だけど,そのことによって大きな影響を受ける方々もいます。特に大型店の出店については地元企業だという意識をしっかりと持ってもらわなきゃ困るわけです。先ほど言ったように,いろんなイベントや祭りにも積極的に参加をしてもらったり,自分たちの地域の店だと共存共栄できるようなスタンスを明確にするためには,やはり地元の商工会や商工会議所と,そして市長とテーブルに着いて地元の貢献をやりましょうというような調印,協定を結ぶということは大事なことだと思いますけど,市長いかがですか。


○市長(前田終止君)


 全く同感であります。先日鹿児島市は東開町に造られるイオン鹿児島の店舗の植樹祭というのに行きまして,イオン全体の日本のトップリーダーの方々,あるいは,また,それに関係される人たちともちょっと懇談のチャンスがありました。2千人ぐらいの人たちが集まっておられました。そこに谷山の商工会長さんがお越しでございました。私の隣に座っておられました。まさにそのような話をこういう距離でしてまいったわけでございますが,「地域と新しくその大きなプロジェクトとして展開をされるその迎えられる側,同じような視点で危機感もあるし,それにどうしたらいいのか。もう止めようのない動きの中でこの席にも出て来ざるを得ないということで,要は最終的にはもうこの紛れもないオープン間近のこの事実に対して潔く受け止めながら共に地域をつくっていく。そういう覚悟も持たざるを得ない。」というのを谷山の商工会長さんもおっしゃっておられました。私といたしましてもこのAZさんの進出,この計画に対しましては,先ほど来議員ご指摘のような点をしっかり踏まえながら,特にこれが順調に計画を仮に進んで着手をされ,いよいよそれが,24時間というオープンであるというふうにも聞いております。実際それが運用,オープンになっていくとするならば,地域の人たちとのしっかりとしたまちづくりへの連携,そういうこととともに,オープンをしてから,例えば,1週間,10日あるいはそれ以上もう地域の交通が日常生活にも困るぐらい大変な実情になったというようなことが少しでも少なくなるような最大限の行政努力を前もって相当な範囲でやっておかなきゃならないものと思ってもおります。この高速道路のインターチェンジの東西インターチェンジに囲まれたど真ん中ですね。そして皆さん方のまちづくりを本当に進めておられる最も広大な空間に立地されるわけですから,お互いにこの理解と協力,協調,協働していくことは大変に大事だというふうに思っております。


○19番(植山利博君)


 先日お会いした時に,この吉原さんという取締役の方です。その方にも私もお話をしておきました。是非地元の商工会や商工会議所,そして行政も交えていい形でそういう立地協定,まだその時はこの鹿児島のこのことは頭にありませんでしたので,いい形での立地協定が結べたらいいですけどねという話もしておりましたので,是非行政の方もそういう検討を進めていただきたいと思いますが,担当課はどうですか。


○商工観光部次長兼商工労政課長(柳田秀徳君)


 議員のおっしゃる地域貢献協定ですけれども,これを新聞報道等がございましたので,調査してみました。議員のおっしゃいますように,鹿児島市は昨年この地域貢献に関する指針を定められまして,昨年の10月にイオン九州株式会社,そして今年の8月に山形屋,ナフコ,そして9月に株式会社ミスミと四つほどの所と結んでいるようでございます。詳しく申し上げてみたいと思いますが,「店舗面積1万?以上のもので,その大規模小売店の設置者が地域社会の一員としての役割を十分に認識し,地域との共存を図ることにより活力ある地域経済及び地域社会の実現に寄与することを目的とする。」というようになっておりまして10項目ほどからなっております。その中で,議員もおっしゃいましたように,2点目の「地域との連携」というのがあるんですが,これは町内会の祭りなどの各種活動への参加の協力とか,テナント出店の推進とか,福祉活動への参加とか,四つ目の「地域雇用の確保」では,地元優先の,地元の者の優先的雇用とか,若者,障害者,高齢者への雇用促進などがございまして地元にとってはよりよい内容になっているようでございます。そのようなことで私も,昨日ですか,議員のおっしゃった方とも直接お会いしてお話等はいたしました。大規模小売店舗の立地は,市内の既存の小売業者や商店街はもとより,本市のまちづくりや地域経済全体にも大きな影響を与えるものと考えております。将来にわたりまして活力ある地域経済及び地域社会を実現するため,小売,大規模小売店舗の設置者に対し,地域との共存,地域への貢献を求めていくには,議員の言われるように,鹿児島市のような大型店とのこの地域貢献に関する協定というのは有効なものであると考えますので,先ほど申し上げましたように,多くの担当課と関連がございますし,関係課とも調整しながら今後勉強をさせていただき検討させていただきたいと考えております。


○19番(植山利博君)


 今雇用の話も出ましたけれども,この方と何名ぐらい雇用されるおつもりですかとお話をしたら,私のちょっと記憶が正しければ,「約350名ぐらい」と言われました。「そのうちの正規雇用が何名ぐらいですか。」と聞きましたら,100名ぐらいを想定しているということです。ですから,私はその時できるだけたくさん正規雇用をきちっと採用してくださいよと,地元からというような。「もうその正規雇用の方々についてはもう既に本社の阿久根の方で教育に入っている。」というようなことを言われておりました。ですから,そういう雇用が発生するということは非常にある意味では活力につながるわけですけれども,逆に言うとそこに行く労働者は,既存の店舗を辞めたり,働いている人たちが抜けて行って行くという局面があるんですよ。だから,物事にはやはり光の部分と陰の部分があるんだと。そのことによって地元の商店街が労働力を獲得するのが難しくなる。そのことによっても影響を受けるんだというそういう二面性があるということをしっかりとやっぱり認識をしていただいて地元の商工会議所や商工会とその辺の連携をしっかりととっていただきたいというふうに思いますが,いかがですか。


○商工観光部次長兼商工労政課長(柳田秀徳君)


 議員のおっしゃるとおりだと思いますので,商工会議所や商工会等をはじめ,通り会等ともよく協議などをしてまいりたいと考えております。


○市長(前田終止君)


 今ご指摘の点について次長より答弁があったとおりでございますが,私の立場といたしましても,もうご指摘いただくまでもなく,経済界の皆さん方とも,また,地域の何よりも皆さん方と呼吸を合わせていただきながら,このかけがえのない同じエリアに,同じ市内にそれこそ事業を営むということになりますし,新聞等の報道や伝え聞く説明,お話を伺ってますと,年間来客者は600万人とも,700万人とも期待をなさっておられるやにも聞いておりますし,365日年中無休というようなことで,将来はホテル・宿泊部門まで適切な場所に着手したいというような意欲もお示しになっておられるわけでございまして,本当に地域に歓迎される,あるいは,また,連携のとれるまちづくりとのそういう呼吸合わせがなければどちらも成功できないというような気がいたしておりますから,しっかり私の立場からも意欲を伝え切ってなすべきをなしてまいろうと思っております。


○19番(植山利博君)


 このことは活力につながる反面,大変な課題も抱えているんだということを十分認識をしていただきたいと思います。ダイエーのあのスーパーハイマートですか,あれですらたった1〜2年の状況の変化ですぐ撤退ということだってあり得るわけです。そうするとその後はどうなるかということもしっかりと念頭に入れながら取り組んでいただきたいと思います。もう時間がありませんので,夏まつりの次の問題にいきます。答弁をいただきましたけれども,もうこうとしか答弁はできない模範回答だと思います,これはもう最終的に決定をしたのは実行委員会であるわけですからね。これはもうこのとおりなんですが,いろいろ状況を聞いてみますと,市長の強い思いがあったと。それを反映されたんだというような風評があるわけですよ。15日の中止を決めたのが14日の夜だったと。青年部の若い連中はもう中止に至るという決断をしたわけですけれども,40前のいい男が涙を流したという連中もいたということを漏れ聞いております。ですから,私がこのことで申し上げたいのは,市長は非常にこの前向きで即断即決の性格なんですけれども,余り細かいことに一々市長が口を出されると,その火の粉が全部市長に返ってくるわけです。市長は,この前,下深迫議員が言われたように,やはり13万霧島市のやっぱり最高責任者なんですよ。ですから,いろいろな細々としたことで市長に全部火の粉がかかるようなことでは私はよくないんじゃないかと。それなりに担当課もおれば,それなりに実行委員会もあるわけですから,ここに書いてあるように,「主催者の適切な判断に委ねたい。」と,こういう形をやはりとる必要がある。市長の思いは思いでやはり大事にしなきゃいけないと思いますよ。ただそれがダイレクトにいかずに,ワンクッション,ツークッション置いたような形でやはり市長の思いを伝えられるようなシステムをつくった方がいいのではないか,今後のこともありますのでね。そこを市長に言いたかったわけですよ。いかがですか,市長。


○市長(前田終止君)


 議員ご指摘の点,私もしっかりと念頭に置きながら今後の市政運営の中で,この件に限らずね,様々な場面が今後もあろうかと思うんです。もう365日年中無休,そしてそれこそ大・中・小の決断の連続であります。私なりに賢明な判断をしよう。また,両副市長,あるいは,また,19人の部局長,幹部職員などなどいろいろとご助言等もいただきながら,最後は私自身の判断が責任を持って大事になるわけでございますから,なるべく市民の皆さん方に損害をもたらさんように精一杯の努力を真摯な気持ちを持って今後も臨んでまいりたいというふうに思っております。


○19番(植山利博君)


 それはそれとして,この中止をしたことによって,市長の思いは今聞きましたから,具体的にその出店者や商店街の方々,露店商屋ということなんでしょうけども,売上げ減があったという,影響があったということですけど,そのほかにどのような影響があったかというようなことはどういうふうに受け止められておりますか。


○観光課長(後藤辰美君)


 その売上げももちろん,その準備をしてこられたわけですので,それは不用品が出たりとか,いろんな形ですごく痛手はあったことはもう確かだと思います。それとやっぱり人間性といいますか,人間的と言いますかね,子どもたちも一生懸命それに参加に際しては準備を,練習を続けたりしてきましたので,それは今後やはりもうこういう祭りは関わりたくないというそういう思いにならないようにやっぱり今後そこを自分たちはフォローしていかなきゃいけないんじゃないかなあというふうに思っております。


○19番(植山利博君)


 私が言いたいのは,今後もあることなんですよ。ですから,例えば,どういう状況なら中止をしなきゃいけないのかと。私がねえ風評として,風評として耳に入っているのは,先ほど言ったように,垂水市で災害が起きたと,あの郵便局を含めて何軒か流されたと。そういう中で隣のまちでこういう祭りをするのはいかがなものかなというようなことで自重したというように聞いておりますけれども,やはり状況判断,危機マニュアルといいますか,こういう状況ならだれもが整合性を持って納得できるという説明責任が要ると思うんですよね。間の悪いことに垂水は16日の明くる日にシーカヤックのイベントをやっているんですよ,教育委員会の主催で。新聞報道も,南日本新聞の論調も,最近の論調はいかがなものかと思うものもいっぱいありますけれども,それによるとまたそのことが取り上げられて掲載をされているわけですよね,二度も,三度も。そうしますと我々も霧島市民の一人としてどうもすっきりしないものがあるもんですから,あえてこの問題を取り上げたわけですけれども,今後もいろんなイベント,初午祭にしても,いろんなその神楽にしても,太鼓祭りにしても今後もあり得ることなんですよ。ですから,ある一定の合理的なだれもが納得できるような危機マニュアル,こういう場合はやめますよと,災害もこの程度のものがあったらやめますよとか,死亡者が出たらとか,一定の整合性のあるもの,その場の雰囲気じゃなくて,やはりそういう合理性のあるものを準備をする必要があるんじゃないですか,今後はということなんですよ。いかがですか。


○観光課長(後藤辰美君)


 おっしゃるとおりだと思います。いろんなイベントをする時には最初に日取りを決めます。特に屋外でやる時には雨が降ったらどうしようか。台風がきたらどうしようかというふうな一応のその皆さんで話し合いしますけれども,やはり今おっしゃるように,どういう時にはどういうふうになるって,結果的にどう判断するという一つのやっぱりマニュアルはどのイベントにも必要じゃないかなあというふうに思いますので,今後そういうこと等のイベントを開催される所はそういう一つのマニュアル的なものをおつくりいただくように自分たちも調整したいというふうに思っております。


○19番(植山利博君)


 私もいろんな祭りやイベントを主催者として幾つかやってきた経験もあります。雨が降ってやるのか,やらないのか決断するのは本当にこう胃が痛くなるような思いの中でやるわけですけれども,やはり多くの人の声に耳を傾けるというのはね一番大事なことじゃないかと。みんなのコンセンサスの中で物事を判断していくということは大事じゃないかと思いますので,今後はやはりその祭りに関わっている人々,そしてそれに参加をする人々,すべての人の意見は,時間もありませんので,聞けませんけれども,できるだけ多くの方の思いや願いを受け止めて,そして判断をしていただきたいということを今後のこのことを通じてお願いをして私の質問を終わります。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 先ほどの答弁の中で「農地法上の権限が権限移譲プログラムの中に入っている。」と申しましたけれども,一定面積以下に限られておりますので,ちょっと付け加えさせていただきます。


○市長(前田終止君)


 この夏まつりの反省会が実はございました。それで私にも案内がございましたので,これはもう絶対何を置いてでも行かないかんと思って行って,商工会議所の2階,3階ですかね,そこで一番悔しい思いをした,何か月間も,大げさに言うともう前の祭りが終わってから1年近くがかりで準備をしてこられたその青年部を中心とした団体の支えとなった若い方々の集まりプラス幹部商工会の役員の方々でございました。いろんな話を直接やりとりをしながらお聞きをさせていただきました。そういうこととともに,また,ここにその一人一人の反省文などがあるわけです。それでもう痛烈なことも言われたり,あるいは,また,私も一生懸命また答えて,そうしながら皆さん方とのやりとりを実はさせていただきました。そしてこの反省の上に,また,議員のご指摘の点,私もよくこういう祭り事あるいはイベントのもう何十年も中心になったり,あるいは脇役の応援団長に徹したり,いろんな立場で関わってきております。そういう意味では今後もあり得ると思っておりますから,なるべく今回のような後味の悪いような思いのない決断がお互いにできるためのシステムをどのような祭りであっても,大なり,小なり,こういうことへの備え,それを前もって約束事をつくっておかんないかんなということをつくづくと感じております。いろいろご助言いただきましたようなことしっかり念頭に置きながら今後共に頑張ってまいりたいというふうに思っております。


○議長(西村新一郎君)


 以上で植山議員の一般質問を終わります。次に,25番木野田恵美子議員より1件通告がされております。したがって,木野田恵美子議員の発言を許可します。


○25番(木野田恵美子君)


 皆さんお疲れさまでございます。ただいま議長のお許しをいただきましたので,先に通告いたしました観光対策について質問をさせていただきます。その前に,質問に入ります前に,「篤姫」への思いを一言述べさせていただきます。大河ドラマの「篤姫」の放映は,単に鹿児島が観光地として注目を集めるということだけではなく,それ以上に何が起こるやも分からない現在の世の中,混迷する時代に「篤姫」の生き方は教えられることが多く,心動かされるものがあります。私たちの年代までは,今からうん十年前になりますが,私もそうでありましたように,嫁ぐ時は親から「二度とこの家の敷居はまたがないつもりで嫁いだ先の家のために一生懸命尽くすんですよ。」と強く諭されて嫁に嫁いだことを思い出します。薩摩の地から10代で江戸へ嫁いだ「篤姫」の不安はいかばかりだったろうと同性としてその心のうちが思いやられます。徳川第13代将軍家定の奥方となり,激動の幕末を生き抜き,徳川家のため,さらに日本の国の未来のため,江戸城を無血開城へと導いた「篤姫」の強い信念,動かぬ心の見事さをこれからの日本の行方を見定める上でもう一度検証する必要があると論じてのドラマ化であると聞きます。鹿児島市や「篤姫」のふるさとである指宿市はもちろんのこと,このチャンスを何とか観光浮揚につなげたいという強い思いがあります。私も今日は霧島市の観光に波及効果のあることを願いつつ質問をさせていただきます。それでは,本題の観光対策について質問をさせていただきます。2008年のNHK大河ドラマ「篤姫」の放映は,鹿児島にとっては17年ぶりの,「翔ぶが如く」で幕末から明治維新に至る西郷隆盛と大久保利通のドラマで鹿児島が舞台となって以来の好機到来です。県や指宿市では早くから「篤姫」ブームによる観光戦略が繰り広げられていると聞きます。大河ドラマは根強い人気があり,1990年の「翔ぶが如く」の時には鹿児島市や指宿市などは観光客が2割も増えたということです。霧島市としては「篤姫」効果を活用した観光対策や新たな商品開発などは考えておられないのかお尋ねいたします。「篤姫」関連の商品としていちき串木野市の酒造会社が天璋院篤姫という焼酎を売り出されたと聞きますが,霧島市内では商品開発などの動きはないのでしょうかお尋ねいたします。先日霧島のホテルや旅館に出向き観光客の動向や宿泊状況について話を聞いてみました。ホテルの支配人や関係者の話によりますと,ここ数年観光客は下降状態で,今年は特に春からお盆を含め夏休みも最悪だったということです。「このままでは本当にどうなることか。」と厳しい表情で気力のない言葉に危機感を感じました。何とか知恵を出し合って対策を考えなければいけないのではないでしょうか。観光問題に関連して環霧島会議についてお尋ねいたします。8月25日付南日本新聞を見ますと,「観光などの広域連携を行うために霧島連山でつながる鹿児島,宮崎両県の5市2町,県境を越えた広域ネットワークを11月に発足する。」とのことです。具体的な内容についてどのようなことを考えておられるのかお尋ねいたします。霧島を訪れる観光客が霧島神宮の参拝だけで,門前町は素通りして,残念ながら当地には全然お金が落ちないのが現状です。門前町から4〜5分の所に高千穂牧場と夢見ヶ丘がありますが,市道の中央線が宮崎県と鹿児島県の県境になっており,宮崎県側の高千穂牧場の広大な駐車場には常に車が満杯で,日曜,祭日はまた格別です。人気の要因は何なのかと。間近に素晴らしい霧島連山の景観があり,広々とした敷地内で伸び伸びと飛び回れる遊び場があることなど大きな魅力になっているのかも知れません。高千穂牧場に集まる客の10分の1でもいいから門前町や神話の里に流れてくれたら霧島も潤うのにといつも羨望のまなざしで見て通ることです。これまで霧島のホテルや旅館の方々が地場の素材を生かした料理などで客のおもてなしをして宿泊客やリピーターの確保に向けた努力をされてきましたが,観光地としての環境整備,美しい自然が生かされていないのも観光客を呼び込めない原因の一つではないでしょうか。手付かずの自然の場所が眠ったままですので,観光浮揚のためにいいとこ霧島づくりを是非考えてほしいです。市長のマニフェストにある観光客1千万人プロジェクトの中に「いいとこ案内所100箇所設置」がありますが,霧島神宮の旧参道には霧島国立公園の記念碑や高千穂峡にも匹敵するような渓谷など観光名所となる所が埋もれています。そういった所の現地調査を行っていただき,県補助の観光整備事業により整備ができないものかお尋ねいたします。以上,「篤姫」効果を活用した新たな観光対策,観光商品の開発の取組と環霧島会議における具体的な観光の広域連携の取組及び手付かずの観光地の環境整備について3点をお伺いいたします。これで壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 木野田議員より1点に絞っての質問でございました。観光対策についてでございます。2008年のNHK大河ドラマ「篤姫」のこの放映は本市の観光にとって好機到来と考えていると。県と指宿市では既に「篤姫」ブームによる観光戦略が取り組まれていると。本市として「篤姫」効果を活用をした新たな観光対策,観光商品の開発の取組は考えておられないのかというような趣旨の質問でございました。お答えいたします。大河ドラマは,「篤姫」のこの生涯を軸として,幕末,明治維新期における大きな時代の変革を描いたものになりますけれども,ドラマの序盤は鹿児島での生活やエピソードを取り上げた展開になるようでございます。霧島市とドラマの接点は,篤姫と同じ年に生まれ,若くして島津家の家老となった準主役級の幻の宰相小松帯刀であり,帯刀が好んで訪れた島津家の保養地でありました霧島温泉の言わば栄之尾温泉,現在これは霧島いわさきホテル,林田温泉のある場所ですね。その栄之尾温泉や,また,その帯刀と親交のあった幕末の志士坂本龍馬が妻お竜と共に新婚旅行で訪れた塩浸温泉などが取り上げられるものと思っております。この「篤姫」ブームを盛り上げるため,8月1日から特急はやとの風に合わせて霧島温泉駅から霧島いわさきホテルまでバスの増便を行ったところであります。また,最近ではJR九州が「鹿児島スイッチ天降川温泉峠」と題しまして九州管内民放各局を通じて霧島のPRをされております。本市といたしましても,ドラマで取り上げられる史跡だけではなく,国分敷根にある島津藩の火薬庫跡や霧島神宮の別当寺であった華林寺の跡など幕末,明治維新をテーマとした名所旧跡にもスポットを当てて案内標示板の設置や文化財保護審議会委員や市民を対象にした「篤姫」関連の講演会,史跡巡り研修会を予定をしておりまして,これらの名所旧跡を案内をする観光ボランティアガイドの養成にもつなげていきたいと考えております。さらに霧島と「篤姫」に関連のあるパンフレットの作成や市内の主要駅に看板を設置するなど観光客の受け入れ態勢を整えるための事業を進めてまいりたいと考えているところでございます。この質問に関連をされて幾つかのまた関連質問がございました。特に大きな質問といたしましては環霧島会議のことについてもご指摘がありました。そして,特にまた高千穂牧場の盛況ぶりと県境を越えて霧島観光全体に,願わくばすぐ近くの神話の里公園とか,あの周辺の様々な飲食店などなどとうまくこう流れをつくれないのかというような意味の質問もありました。あるいは,また,いいとこ百選,こういうものについての具体的な展開も期待をしたいというようなことについてもございました。そして,また,一方,手付かずの,あるいは,また,本当にいいその観光の素材となり得る可能性があるのに,これが生かされ切ってない。そういうものについてどうしていくんだというような意味のお話もあったかというふうに思います。環霧島会議,これは,ご指摘のとおり,これは私自身が提案者となって5市2町七つの自治体長の方々に直接私自身の責任において働きかけさせていただきました。そして県境を越えて,市町境を越えてお互いに共通する課題,あるいは,また,共通する利益に向かってしっかり肩を組んでこの霧島という地域全体に力を合わせていこうじゃないかと。特に霧島山,これを裾野までしっかりこう見据えて,基礎自治体が,先ほど申し上げましたとおり,5市2町,人口約43万人ございます。私はやっぱりこういう今みたいなご時世であらばこそみんなが力を合わせ合って,先ほど申し上げたような気持ちで力を合わせ合うことは大事なことではないかと皆さん方とお話をさせていただきました。それは特に観光の面でも,あるいは環境の問題でも,あるいは,また,その防災の面でも,交通の面でも,あるいは将来のこのお互いの七つの自治体が持っております大・中・小の様々なイベント,祭り事,そういうことに対して県境を越え,一山越えて,市町境を越えて相互乗り入れをしながらこう刺激をし合い交流人口の拡大,また,地域社会が共通する課題や利益に向かって力を合わせて県なり,国なりにしっかりと物を言い,答えを出していくということが大事であるというふうに思っているところでございます。よって,私といたしましては,今,事務方の離合集散を繰り返してもらっておりますが,11月9日金曜日でございますけれども,私たちのこの霧島市で第1回目のこの会議ができましたらというふうに念じているところでございます。この会議がしっかりと位置付けられることができましたら,お互いの確認によってでございますけれども,でき得れば半年に一遍持ち回り開催ということにして,議員ご指摘のような様々な課題について,特に共通する課題については,利益については,力を合わせて県・国レベルに物を申し上げていき,答えをフットワークよくスピーディーに出していこうという気持ちで今,私は考えているところでございます。特にJR九州のこの地域を取り囲む総延長距離はおおむね134?ぐらいあるわけでございますが,合わせて34の駅がございますけれども,この中で有人駅,無人駅,いろいろありますが,特に無人駅の向こうに限界集落が見えてまいります。しかし,そこにはそれなりの本当に大事な果たさなきゃならない課題があるわけでございまして,そういうことに対しましても一緒に力を合わせ合うことができたらというふうに思っているところでございます。また不足する部分については自席から開陳いたしたいと思います。


○商工観光部次長兼商工労政課長(柳田秀徳君)


 ご質疑の中に新たな観光対策,観光商品開発の取組は考えていないかというのがあったかと思います。観光商品なんですけれども,現在霧島市においては,例えば,大河ドラマ「篤姫」関連の商品の開発はまだされてませんけれども,大河ドラマにちなんだ商品開発というのは民間企業でその動きはあるようでございます。ですが,NHKエンタープライズですか,7月19日の新聞にも出てましたけれども,商標を事前に登録申請をしておりまして,キーホルダーとか,文具類とか,菓子とか,パンとか,清涼飲料,日本酒,この焼酎もですが,このような物の発売に際しては3%から5%の使用料が発生いたします。今後商品開発に関しましては民間企業に期待したいと考えております。観光対策としましては,今,まだこれからですけれども,菜の花ウォークとか,龍馬ウォークとか,これをちょっと見直して一緒にできないかとかいうようなことも「篤姫」に関連して考えているところでございます。


○25番(木野田恵美子君)


 壇上からも申しましたけれども,旅館が「すごくお客さんが少なくて大変だ。」と。市民の方が 「本当に倒産寸前だ。」というようなことをおっしゃるものですから心配になりましてその話を聞いてみようと思って出掛けたわけですが,市長はその旅館やホテルの方々の支配人とか,社長さんなんかと最近お話をされたことはございませんか。


○市長(前田終止君)


 観光関係の方々とは,訪ねてもこられますし,あるいは,また,行事のたびごとに接触をする機会がございます。そしてそれぞれの経営事情,宿泊機能を持つホテル,旅館,民宿,ペンションかれこれそれぞれ事情が違います。ですから,一概に一つをとらえてわが地域の観光がいい,悪いということは言い切れ得ないと思っております。今いろいろと検討させている最中でございますけれども,こういう大合併をし,そして観光立国の中の,立県の中の立市ですから,私といたしましては今後観光統計,今みたいな質問に対する言わばまちまちのとらまえ方,これが一定の方向で真実に悪いのであれば,数字は嘘をつかない。それをしっかりと確認できる仕組みを私どもの市において事実に基づきながら観光統計の手法,これをしっかりと固めていくべきであると。それでこれを毎年ある一定の時期統計をお示しできる時期がきたら,記者会見をして今年はこんなに悪かったと。しかし,こういう事情でこうこうだからこう分析をいたし,そして将来に向かってはこういう努力をしていきたい。そういうことをよくも,悪くも毎年々観光統計等についてお示しするような時代をつくりなさいということを今,事務方にも強く命じているところでございます。


○観光課長(後藤辰美君)


 今,市長からもございましたように,今18年度の分の観光統計の分析をさせてもらっているところでございますけれども,18年度におきましては17年度からしますと0.2%ほどは,若干なんですけども,伸びてはいるんですけれども,市長も申し上げましたように,それぞれホテル,旅館,それぞれの宿泊施設によって入りのいい所,入りの悪い所,いろいろございます。今年度おきましては台風等もそんなに被害はなかったので,ある程度いいんじゃないかなあという期待はしておりますけども,今のところ17年対18年の観光統計を今どうことでこういうふうになったということで考察をしているところでございます。もうちょっとしたら,今,市長申し上げましたように,記者発表という形になるかと思いますので,しばらくお時間いただきたいというふうに思っております。


○25番(木野田恵美子君)


 商品開発のことでございますけれども,今年の初めに霧島のあるお店でも,鹿児島弁でタルトジャッドというお菓子を開発したといって「試食をしてみてください。」と言われて,私もいただいたことがあるんですけれども,せんだって研修で関東の方に行きました時にちょっとお店に走り寄ってみましたら,晋ちゃん饅頭とか,それから純ちゃん最中というようなのがありまして,まあ東京のあたりはこういった物にまで商根性を発揮してこのようにして何とか売り込もうというような心意気でいらっしゃるんだなあと思って私びっくりいたしたんですけれども,昨夜ちょっとそのことでもう安倍総理が辞められましたので,終わり饅頭でしたか,何とか,「そういったことで少し売れ残りがあるから,それを出していると。今までは開発,商品が追い付かないほどよく売れていた。」ということをおっしゃっていましたので,ああ,こういうあの手この手で売り込む作戦を都会の人たちはしておられるんだなあということを感じました。霧島ではそういうのは余り商品については,焼酎も霧島には,霧島神楽というのが10年ぐらい前にできましたですよね。でも,今のところはそういった商品の開発はないわけですね。お聞きになりませんか。


○観光課長(後藤辰美君)


 焼酎にいたしましては,今おっしゃるとおり,霧島神楽とか,霧島連山というのがございますけれども,今お菓子のことを言われましたけれども,今お菓子,製造組合の皆さんですかね,で定例会をされながら自分たちで試行錯誤されて,うちの特産品係とタイアップしながら開発を進めておられるようでございます。それと特産品協会の会長,隼人の特産品協会の会長が植山議員さんでもございますけれども,あそこの今好評を得ているのが浜之市バーガーというのがあるんですけれども,非常にこの軽いタッチのバーガーなんですが,それを引っ提げて,来月,10月ですかね,10月下旬から行われます,北海道で行われます県の観光物産展にそれを持って行って皆さんに試していただこうということで,浜之市から浜之市バーガーを売り出そうというそういうのもお聞きしているところでございます。


○25番(木野田恵美子君)


 その商品のことはもう終わりますけれども,霧島町時代に霧島連山登山道整備調査特別委員会というのがありまして登山道の荒れた所を調査に行ったことがございますが,今はトレッキングガイドの方からちょっとお話を聞きまして新燃や中岳のあたりはすごくよくなっているということでございましたけれども,今度11月に立ち上げられる環霧島会議の中でもそういった登山道の整備なども取り組まれるつもりなのでしょうか。


○市長(前田終止君)


 実は皆さん方も,もう既に新聞等の報道もございましたし,ご承知かと思うんですが,2010年,平成22年8月沖縄でインターハイがあるんです。いわゆる全国高校総体というやつですね。これの夏季登山大会を,沖縄に大きな山が存在しないこともありまして,沖縄県の方から新市霧島市の方に実は是非,沖縄高校総体,インターハイであるけれども,霧島市で夏季の登山大会,日本全国から屈強な若者がそれこそ1,200人ぐらいでございますけれども,相集いますので,受けてくれないかと,委託開催,これを依頼を受けました。私といたしましては,この中で選手団だけでも460人からいるわけでございまして,この平成22年,2010年8月に向かって県境を越えて,市町境を越えて登山道の整備など,トイレとか,各種課題事項等を一緒になって,両県があるいは関係自治体が力を合わすべき一番の課題に,これはやっぱり課題の一つになっていくのかなということで私としては問題意識を持っているところでございます。主として登山道の方の整備につきましては,わが県の側はほぼ問題,課題もありつつも,意欲的に隔年,いや,毎年それなりの努力をしているところでございますが,特に課題の多いのは,大変恐縮ですが,宮崎県側の方にどちらかというと比重が大きいというふうに認識いたしておりますので,今後宮崎県の方にまたさらに連帯感を持ちながらそういうことへの取組も重ねてまいりたいというふうに思っております。


○25番(木野田恵美子君)


 いろいろ答弁をいただきましたが,もう少しお尋ねしてみたいと思います。平成16年だったと思いますが,その特別委員会の委員が7名と,それからトレッキングガイドの方と観光課長と10名で韓国から獅子戸岳に縦走しまして荒れ具合を見たんですけれども,それこそもうその時は本当に風雨に晒された登山道の跡がもう谷に,小さな谷になっていて,「本当にこれでは安全が確保できないと,本当にもうこれでは登山者の安全が駄目なんじゃないかなあ。」と言って本当に心配して帰ってきたんですけれども,その後宮崎県側の高原町の議会の方々と協議をして,一緒に県や国に要望した方がいいんじゃないかというようなことで宮崎県の高原町の方々と,議員の方々と協議をした経緯がございます。今回の環霧島会議に高原町が入っているようですので,またそのことも確認をしながら,そして高原町の方の登山道の所まで連れて行ってくださったんですけど,高原町もその登山のウォーキング大会をやっているということで,向こうの方はそんなに荒れていないようにその当時はおっしゃったんですけれども,霧島の方が私は荒れているんじゃないかなあと,本当にやっと,やっと草につかまったり,木につかまったりしながら下りてきたことを記憶しておりますけれども,「韓国とその獅子戸岳のあたりが荒れていて,今はもう中岳,あっちの方はよくなりましたよ。」てトレッキングガイドの方が4〜5日前に電話で教えてくださったんですけど,高原町も今度それに入っていらっしゃるんでしたら,是非一緒にまたそのことも話していただいて検討していただきたいなあと思います。どうでしょうか。


○観光課長(後藤辰美君)


 登山道のことと,それからその山に関するイベントのことかと思いますけど,それでよろしいんでしょうかね。登山道だけでいいんですかね。はい。以前木野田議員さんがその霧島連山登山道整備調査特別委員会の委員長をされてて,また,木野田議員自身も縦走路を歩かれて本当に大変な思いをされたかというふうに思いますけれども,その時は,市長の方からもございましたけれども,その連山の尾根というのは,宮崎県に入ってみたり,鹿児島県に入ってみたり,だから,やっぱり整備するには両県が協議しないとできないという状況でございます。だから,今回のその環霧島会議でしょうかね,それにやっぱり期待するところは私たちも大きいわけでございますけれども,以前一緒に歩いていただいた時には非常に韓国から下りる,獅子戸岳の方に下りるその所が非常に荒れてて,今おっしゃったように,谷になっているような状況でございました。その後いろんな形で要請を,要望を繰り返しながら,今きれいになっておるところでございます。今回鹿児島県側に,それは宮崎県側でございますので,今度は鹿児島県側におきましては今回の県の事業でおきまして中岳の登り,中間の登り口とか,荒れた所がきれいに整備されている状況でございます。そういうこと等で逐次整備も進んでいるというふうに思っているところでございます。


○議長(西村新一郎君)


 今質問でございまして,皆様方の言わんとされるところはよく分かっているつもりでございますが,新たな観光対策という所に関係が若干あるかなあというようなことで,今,議会運営委員長の顔を見ながら進行いたしているところでございます。木野田議員の方も十分配慮の上,再質疑をしていただければと思います。


○25番(木野田恵美子君)


 答弁をいただきましたけれども,手付かずのことで一つお願いしたと思って,手付かずの自然のことでお願いしたいと思います。市長は,霧島神宮の旧道の記念碑が,国立公園の記念碑が建っております,あの通称戸崎橋と言うんですけれども,あの辺の散策,見られことはございませんか。素晴らしい景観の所なんですけれども,行かれたことはないでしょうか。神宮の旧道でございます。


○市長(前田終止君)


 今のご指摘の場所とは霧島神宮があります周辺のあの近くの坊主墓等がある橋のあたりのことですか。どこでしょう。


○25番(木野田恵美子君)


 霧島小学校の前から,神楽橋と小学校の下の所からこう入って行く所なんですけれども,あそこが本当に,上手には二連の橋が,二連の滝が木立の間から見えまして,左手には神楽橋の大きな橋のアーチをバックに6月ともなりますと藤の花がいっぱい咲き乱れまして本当に素晴らしい景観なんです。そして絵を,霧島の近くで,そこの近くで絵を描いていらっしゃる方が「是非見に来てください,もう素晴らしいから。」とおっしゃるもんですから,行きました。もう本当にびっくりするようなきれいな光景でしたので,それを今度ホテルを回りました時にあるホテルの支配人がそこのことをおっしゃったものですから,「いや,何とか,あそこは本当に癒しの公園ができる所なのに,何であれ,手付かずであのまんましているのはもったいないじゃないか。」と言われるもんですから,私も本当に,前霧島町時代にも1回は質問したことがあるんですけれども,なかなかそういうのが実現できませんでしたので,前田市長はそのことはどうお考えになっていらっしゃるのか。見てくだされば,もう本当に現地調査をしていただけば分かる所だと思うんですけれども,行かれたことはないでしょうか。


○市長(前田終止君)


 指摘の場所にまた時間をつくって現場も見て,その上でいろいろ検討もしてみたいと思います。


○25番(木野田恵美子君)


 いろんなのが後先になってしまいますけれども,今朝ほど9月12日付の新聞を同僚からいただきまして,これに宮崎県のことが書いてございました。東国原知事を目当てで見学者が,非常に宮崎県の県庁を見学する人が10万人を伸びるような人気だということですので,これが朝日新聞に出ておりますけれども,東国原知事はこういった一生懸命取り組んでおられるのに,「鹿児島はニンマリ」と書いてあるんですけど,本当にこれでいいんだろうかと思いながら,鹿児島の人は情報の発信,PRが下手だというようなことを私は聞いたのですけれども,何でも死に物狂いでしないともうこういった観光地などは,霧島は観光地観光地と言われながら,見る所も本当に神宮と神話の里しかないんです。そういうことで,地名度だけは観光地霧島,観光地霧島と言われるんですが,いいとこ霧島のこれを一つぐらい造ってもらえたらなあと思うんですけれども,市長はどうお考えでしょうか。


○市長(前田終止君)


 先日伊藤県知事と話をする機会がありました。それで宮崎県の知事さんと二人で話す機会があったと。それで両県の観光という分野でのお互い意見交換をしたと。東国原知事さんが一生懸命トップセールスやられて,結果,その宮崎県知事さんのおっしゃるには,「うちにはなかなかこのいい温泉が名所としてほとんど少ないと。もうないに等しいと。結局うちにお客さんが来られた人は,泊まる所は,すぐ県境を越えた霧島温泉だったり,あるいは桜島,指宿方面であったり」ということで「鹿児島ニンマリ」ということになっているわけですね。それでただアピール度が,宮崎県知事さんは非常に今日までの特異なキャクターの持ち主であられて売り込んでおられます。私ども県,あるいは,また,私ども霧島市,この宮崎県さんに負けないような努力をまたしてまいらねばならんのかなというふうに思っております。なお,最後になりますけれども,宮崎県知事さんの例えばハッピを着てトップセールス,そして宮崎弁でどげんかせんないかんというあのスタイルは,実は1年前に彼が選挙をする前に私がつくった本家本元でございまして,そして,いや,事実だから,学びに来られて,「どうぞ」と言って差し上げたパターンであります。


○25番(木野田恵美子君)


 前田市長は自ら広報営業本部長と自称言っておられますので,名刺をつくっておられますので,どうか霧島市の活性化のためにもう少し霧島が観光地としても栄えていくようにちょっともう少し力を入れてほしいと思いますので,その点もよろしくお願いして私の質問はこれで終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で木野田恵美子議員の一般質問を終わります。ここで本日の会議時間は議事の都合によりまして徳田和昭議員までといたしたいと思います。あらかじめ時間を延長します。そのことを確認いたしまして休憩をいたします。


               「休憩  午後 4時44分」


               ──────────────


               「再開  午後 5時00分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。次に,47番徳田和昭議員より1件通告がされております。したがって,徳田和昭議員の発言を許可します。


○47番(徳田和昭君)


 この時間になりますと皆さんのお疲れの顔がかなり冷たく感じるわけですが,しばらくおつき合いください。それでは,通告をしておりました人権問題1点に絞って質問をいたします。まず,人権啓発センターの使用は本来の目的を達成していると思われるかお伺いします。当センターは,昭和54年に同和地域と近隣地域の住民が相互理解と信頼の下に自立意識の高揚と社会的自覚の促進を図るため,各種相談事業をはじめ,保健衛生あるいは教育活動を総合的に行う場として隣保館の名称で建設されたものであります。隣保館が建設をされましてから各種の事業を通じて地域住民との交流も図られ,社会的・経済的にも改善,向上が図られてきました。隣保館は県内市町村の中で11館あると思いますが,その中でも最も有効に,そして活発に活用されているのが当センターだと思っております。人権啓発センターは地区の方々だけの館ではありません。たくさんの方々に利用していただいて初めてその目的を達成できる施設であります。しかし,最近は目新しい事業や利用が少ないように感じられます。そのために交流の幅も限られてきたように感じております。人権の世紀と言われる21世紀をもっと真剣に生き,そして考えるためにより多くの住民が利用するよう啓発するべきであります。そのためには人権活動をはじめとする利用の幅を広げるべきではないでしょうか。それとも市長は既に十分にその使命を果たしたとお考えになっているのかお伺いします。2番目に霧島市でも同和問題をはじめとする差別や偏見があることを認識しておられるかお伺いします。かねての生活の中で未だに差別用語や結婚差別の問題を耳にするのは私だけでしょうか。自分は差別はしていない。だから,自分は関係ないと言う人もおられると思いますが,無関心でいることこそ差別だと感じております。自ら関心を持ち,正しく理解することが大事であると考えます。市長が人権問題を重要な施策の一つであるととらえていれば,自然と気がつき,耳に入ってくると思いますが,どうですか。次に,霧島市として人権宣言をし,人権条例を制定すべきではないかと思いますが,市長の見解をお伺いします。旧隼人町では,平成9年に提出された陳情審議をきっかけとし,部落差別をはじめとするあらゆる差別をなくするために行政や議会,そして住民がどのような取組をすればよいかを明確にするために人権尊重の町として宣言をいたしました。しかし,霧島市となった現在は,合併協議会での申合せは守られることなく,人権尊重のまち宣言はなされていません。何かにつけ鹿児島県第2のまちだと言いながら,誠に恥ずかしいことだと思いませんか。全世界的には,1948年12月10日,国際連合第3回総会において世界人権宣言が採択され,人権は世界中の人々の共有する考え方となりました。その後の人権教育のための国連10年決議や日本政府の取組については私が言うまでもないでしょう。鹿児島県においては平成9年12月に推進本部を設置し行動計画を策定しています。そして同和問題は現実に県内に存在しており,人権問題として県政の重要な課題であることから,その解決のために行政の責務を果たしていくとの基本認識を示しております。また,翌平成10年には県議会が人権宣言に関する決議をし,議会としての責任を明確にしております。この時は市長も県議の一人だったはずです。だから記憶にあると思います。霧島市においても人権尊重のまちを宣言し,住民一人一人の責任を明確にするための人権条例を制定すべきだと考えますが,市長の見解をお伺いします。4番目については,これまでの委員会審議等で何も施策がないということが分かってきましたので,3番目の答弁次第で意見と質問を申し上げたいと思います。6月議会以降に変化があったとすれば示していただきたいと思います。以上で1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 徳田議員から1点に絞ってのご質問でございました。その中における4点ご質問でございますが,3番と4番につきましては私の方から答弁いたします。1点目,2点目につきましては生活環境部長に答弁をいたさせます。人権問題について,その3番目は,霧島市として人権宣言をし,人権条例を制定するべきではないか。人権のまちとして発信できるような抜本的なこの施策,そういうものは考えられないか。こういう質問でございました。一括してお答えを申し上げます。人権宣言につきましては,人権尊重のまち宣言を求める陳情書が提出されているところであり,また,市議会にも同様の陳情がなされているところでございます。市の宣言につきましては,昨年の11月の合併一周年記念式典,この時に五つの宣言を決定をいたしたところでありまして,人権につきましても「道義高揚・豊かな心推進宣言」に含まれていると認識をしております。市の宣言につきましては五つの宣言で十分なのか。また,今後二周年を越え三周年に向かうこの時期,加えるべきほかに宣言はないのかを含めて今後十分に検討をしていく必要があると考えております。人権条例につきましては県内でも制定をされている市町村は少なく,今後先進地の条例等を研究してまいりたいと考えております。抜本的な施策をということでございますが,平成19年度は人権教育・啓発の指針となります霧島市人権教育・啓発に関する基本計画を現在策定中であり,これに基づき啓発を進めてまいりたいと思っております。


○生活環境部長(南田吉文君)


 人権問題についての1点目についてお答えいたします。霧島市隼人人権啓発センターは,厚生労働省が事務次官通知しております隣保館設置運営要綱,また,霧島市隼人人権啓発センターの設置及び管理に関する条例及び同条例施行規則に基づき運営を行っているところでございます。したがいまして,人権啓発センターは地域社会全体の中で福祉の向上や人権啓発の住民交流の拠点となる開かれた施設ということではその目的を達成していると思います。また,現在では広く地域外の住民の方との交流を図るために人権啓発センターが行う各教室生の受講生の募集や人権啓発学習会への参加を富隈校区の方まで広げているというようなところでございます。交流が進みつつあると思っております。次に,2点目についてお答えを申し上げます。霧島市における差別や偏見につきましては着実に解消に向け進んでいると認識はしておりますが,先ほど議員からもございましたが,依然として一部では結婚反対あるいは結婚後,親や親戚との交流がなくなったというようなケース,あるいは,また,就職時の面接等において本籍だとか,家庭環境など聞くといった就職差別につながるような質問もあるというふうに聞いておるところでございます。


○47番(徳田和昭君)


 今,人権啓発センターは建設をされたことでその目的を達成したというような答弁でございますが,施設そのものはあれを活用して初めて目的を達成するものではないかと思いますが,どのようにお考えでしょうか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 建設したことで目的を達成したということではございませんで,建設当時の目的,今,議員の方からも披露がございましたけれども,これは昭和44年特別措置法が制定された時に旧厚生省の事務次官通知で「隣保館の設置及び運営に関する通知」の中で目的が定められていると。その中で同和地域の皆様と,それから近隣地域の住民が相互理解の下に行っていくということにつきましてはまだまだ不十分であるというふうな答弁を申し上げたところでございまして,多くの方々のご努力,鹿児島県をはじめ,そして,また,国,そして現在の霧島市,そして,また,地域の皆さん,そして運動団体の皆様方の地道な努力,そういった努力,その中に隣保館(P★★に補足説明あり)の活用も入っていると思いますが,そういった努力で一定の成果が収められたと,そういう意味で評価をしていると,目的を達成していると申し上げたところでございます。まだまだこれは不十分であるとは思っておるところでございます。


○47番(徳田和昭君)


 「教室等によっては富隈校区の方にその利用を広げた。」ということでございますけど,合併前の隼人町時代でも教室によっては日当山地区あるいは嘉例川地区の方々がたくさん参加をしておられましてむしろ狭まってきているように感じているのですが,認識がおかしいんじゃないですか。もう1回お答えをお願いします。


○市民課長(宗像成昭君)


 人権啓発センターが行っております教室事業につきましては富隈校区まで拡大をいたしましたのは正式には平成18年度からでございまして,それ以前につきましては口コミによりまして地区外の方の参加もいただいておったというふうに聞いております。


○47番(徳田和昭君)


 それは行政の方が住民に遅れてしまっていたということじゃないんですかね。口コミによって広がったというのは,行政の手だてが届かずに,向こうの職員の方々で自分たちで広げていったということじゃないんですか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 先ほど申しましたけれども,こういった運動と申しますか,そういった機会,学習機会の提供というものは,隣保館(P★★に補足説明あり)の皆様方のやっぱりご努力,そういったものがあったというふうに思っております。やはり行政もそれに絡んでいったということはやっぱり事実だと思いますので,そこのところはご理解をいただけないものかと私は思うところでございます。


○47番(徳田和昭君)


 その点についてはそれで了解いたしますが,あそこの会議室等は十分な広さがありますので,今後人権擁護委員会とか,あるいは民生委員会の会議を向こうの方で開催することはできないかお伺いします。


○市民課長(宗像成昭君)


 今,霧島地区で人権擁護委員の方が16名いらっしゃるわけです。16名の方が開く会議には十分な広さもございますので,人権擁護委員協議会の方にもまた連絡をしてまいりたいと思います。


○47番(徳田和昭君)


 民生委員会についてはどうでしょうか。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 民生委員会は各地区に七つ団体がございますけれども,それぞれの協議会の中で場所を決めて開催しております。現在それぞれの団体で開催しているところでありますけれども,そのような要望があったということも民生委員協議会の方に伝えて今後検討してもらうようにお願いいたします。


○47番(徳田和昭君)


 是非そのようにしていただきたいと思いますが,同様に民間の福祉施設や医療施設を借り上げてより現場に近い所で会議等に使用することはできないかお伺いします。例えば,上野地区にありますワークショップ隼人,分かりますかね。志學館大学を過ぎて,ご存じですね。あそこの会議室等もいつでも提供していただくことを約束していただいているんですが,より現場に近いとこという意味では,私はああいう所を利用していただきたいと思うんですが,どうでしょうか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 先ほど「隣保館」と申し上げましたが,あれは旧の名称でございまして,現在は人権啓発センターということでございますので,先ほどの部分的に「隣保館の云々」と申し上げた所はそういうふうに括弧書きでもご理解をいただきたいと思いますが,人権啓発センターの利用は,館長にこの権限が委ねられておりますので,申込みいただければ,館長の判断でそういった利用というのは可能ではないかと,そういうふうに思います。


○47番(徳田和昭君)


 ちょっと答弁がかみ合ってなかったです。私が申し上げるのは,人権啓発センターを利用させていただくのと同様に,民間の施設を使って会議等ができないかということです。


○議長(西村新一郎君)


 暫時休憩します,ちょっとかみ合っていませんので。


               「休憩  午後 5時20分」


               ──────────────


               「再開  午後 5時21分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


○生活環境部長(南田吉文君)


 失礼をいたしました。もちろん大歓迎でございますので,そういった場にも出向いて研修だとか,学習会をする必要もあるというふうに思います。


○47番(徳田和昭君)


 了解しました。また人権啓発センターに戻るわけですが,今以上の事業,また,今やっている事業等を無理なくこなしていくにはあそこは十分な広さがないわけでございます。十分な広さがないと言いますのは,あそこで片付けた机とか,椅子もあの広間に置いてそのままでするわけですね。そのことはもう隼人町時代から何回も要望も上がっておりますし,ご存じのはずです。合併の後すぐに外の方に,片屋根と言うんですかね,造って,収納庫を造る約束になっておりましたが,そのままになっております。前回の審議会の時に宗像課長の方に申し上げましたところ,宗像課長は財政の方に伝えていただきまして,しかし,見積りが出ることもなく却下されております。ただあそこで教室を,あと勉強会とか開くたびにあれだけの机と椅子を子どもたちが移動したり,職員が移動しております。決して安全とは言えませんので,1日も早い解決を願うわけですが,どうでしょうか。


○市民課長(宗像成昭君)


 机と椅子の倉庫につきましては12月補正で予算要求をする準備中でございます。


○47番(徳田和昭君)


 市長,12月議会に上げる準備をするということですが,内容は分かっておられますか。分かっておられないようでしたら,また,後で確認されまして是非これだけはやっていただきたいと思っております。先ほどからハッピの話が出たり,ハッピを誉めてもらっておられますけど,あれ確か1着が1万,100着作られんでしたかね。あれは,市長がよく着られているのは目にします。しかし,その100着がどれぐらいに稼動しているのか。分かっておりましたら,お聞かせください。


○市長(前田終止君)


 ハッピについてお尋ねでございます。1着1万円で100着,合併して間もない時期に気合を入れて作らさせていただきました。そしてこのハッピは全市民にどなた様でもいつでも無料で貸し出しますよと。例えば,地域間交流,あるいは,また,何かのそれなりの組織・団体の主催者の立場を示すような時に,「霧島」と書いてありますから,受付等でよく分かるように,あるいは,また,市内外,県内外で外に出て行って私たちのふるさとを売り込みたい。そういうときにも使ってください。あるいは,また,子どもたちが毎年海外ホームステイなどに出掛けられたりなさいます。そういうときにこのハッピを持って行って日本の伝統文化あるいはふるさとを売り込む,そういう意味で着ているだけで背中で,胸で物を言うということだと。それで一つだけ条件がありまして,無料貸出しですが,次の人のために洗濯をしてお返しくださいと,こういうルールになっておりまして,今その利用状況をしょっちゅうチェックを入れているんですが,非常に好評でぐるぐるぐるぐるそれが回ってる状況で,人で言うと席暖まる間がないというぐらい100着が返されたり,またすぐなくなったり,そういう状況にあるやに聞いております。


○47番(徳田和昭君)


 それでしたら安心しましたので,質問を変えていきたいと思います。市長はどんな時でも即断即決,一度口にしたことは大体実行される方だというふうに私は信じております。その上でお尋ねをするわけですが,私は市長と話をします時に必ずこの人権宣言,人権条例のことを今まで言ってきてますね。その中で市長はいつも私について「自分の考え方は,徳田さんあなたと同じ方向を向いてます。」と言ってくださいます。私の方向というのは,人権宣言をこの霧島市でして,そして一人一人が自分の行動に責任を持つために人権条例の制定をしていただきたいと考えていることであります。先ほど人権宣言については,条例を制定している所が少ないので,もう少しというような答弁をされましたが,正しいことをするのにそんなに躊躇しなきゃいけないのかなあというふうに考えますが,いま一度答弁をお願いします。


○市長(前田終止君)


 私の言わば考え方,そして,また,この件に関して議員ご指摘でございますが,私はお話をさせていただきます時にやっぱり市長という立場がありますから,例えば,条例をつくりますよと真っ正面に向かって徳田さんに言ったことはないと記憶してますよ。そして宣言を必ずやります。これも言った記憶はありません。ただこういうことについてきちんと関心を持って市長にふさわしいそれなりの見識を磨いていくことについては持つということについてはしっかりと持つべきであるということは率直に感じております。そしてこのことについての考え方は先ほどの答弁をさせてもらった基本方針で臨みたいと思っています。


○47番(徳田和昭君)


 確かにねえ市長はやります。制定しますということは言っておりませんけど,「同じ方向を向いている。」ということは言われますよね。私の方向はそっちの方向を向いております。人権宣言ができて条例を制定した時が私の市会議員としての人権活動の始まりだと思っています。ここまでで終わる気はありません。ですから,今日無理やりということは言いませんけど,先日部落解放第2回霧島市研究集会の案内のために実行委員の方々とあいさつに行って市長とお会いしましたよね。2月です,2月24日の研究集会の時,支部長と,それと菱刈の議長と3人でしたね。その時のことですが,私は市長に対して行政主導でやれないのであれば,議員として提案をしていきたいという気持ちも持っているということを話をしました。その時にもう少し勉強した上で時期を見て行動を,行動に移したいというようなこともおっしゃいましたけど,時期を見るにもあと2年2か月しかないです。2期目が約束されているわけでもないです。だけど,それなりの見識を持って動かれたらもちろん続投もあるでしょうし,私たちもそれにも期待もいたします。その中でもう少し勉強をした上で時期を見てということについてどのような気持ちが含まれているか。少しだけでもお願いします。


○市長(前田終止君)


 合併をしてしっかり11月7日で2年目という折り返し地点の節目を迎えます。そして3年,4年とこの1期4年間の任期が近づいていくわけですね。私といたしましてはこの1期目の1年目,一周年記念というのをやりまして,その節目を見ながら五つの宣言,あるいは,また,市民憲章,そういうことをしっかり市民の皆さん方の声を聞きながら整理をしてまいりました。そして,二周年記念というのは要りませんよと。三周年記念式典というのは,これは一つの,1,3,5というような感じで節目ととらえておりますよと。ですから,今までの約2年近い,この約2年と言えばいいんでしょうか,来し方を振り返って,そして五つの宣言をやったよねと。それでこういうことではあったと。そしてこれから3年,4年とこういくけれども,不足しているものはないか。どうして,さらにまたいいふるさとをつくるための必要なことがあれば,この手の範囲に向かって何を補っていくべきか。こういうことをいろいろ関係各位の方々の意見もお伺いをしながら,一度どういうことでございましても宣言をしてしまえば,それに向かって市政を運営していかなきゃならない。こういう責任がございますから,私といたしましてはじっくりと腰を据えながら適切に判断をしてまいりたいと,こう思っています。


○47番(徳田和昭君)


 しばらく市長は休んでてくださっていいです。初めてですので,教育長にお聞きします。今朝ほど一般質問の中で島廻議員がいじめ等について質問をされましたが,その中でいじめに遭っている子どもやそれをなくしたいという子どもたちの悲痛な叫びを聞かされたわけでございます。命の尊さやお互いの人権を尊重することを教えるために行政では現在何をしようとされているのか。学校教育ではなく,社会教育の立場からお聞かせいただきたいと思います。


○教育長(?田肥文君)


 本市の教育委員会では人権問題の解決に果たす教育の役割というのは非常に重要だというふうに考えております。そして,また,それは教育行政の重点項目に私どもは人権教育の充実を掲げておりまして,すべての学校,家庭,地域におきまして地域の実情に即した人権教育を推進をしてきております。学校におきましては,児童・生徒がその発達段階に応じて人権の意義ですとか,内容,重要性についてきちんと理解をさせることが大事だと私は考えております。また,児童・生徒が,自分の大切さと言うのですか,頭で分かっても,他人にそれが示されることができるようになることが非常に大切でありますので,そういう様々な場面や状況下での具体的な態度や行動に表れますよう学校における人権教育を推進をしているところであります。家庭,地域社会におきましては,すべての人々の人権が真に尊重される社会の実現を目指し,すべての教育の出発点であるまず家庭の教育,その充実をはじめ,様々な機会をとらえて人権に関する学習の一層の充実を図っているところであります。私どもも,平成12年にこの施行をされました人権教育及び人権啓発の推進に関する法律というのがございますので,これを十分踏まえながら,すべての人の基本的人権を尊重する教育をそれぞれの学校で推進してまいりたいと考えております。


○47番(徳田和昭君)


 了解しました。期待いたします。少し朗読をさせてください。「人権につきましても差別意識の解消を図る施策については,これまでの同和教育や啓発活動の中で積み上げられてきた成果とこれまでの手法を踏まえ,同和問題を人権問題の大きな柱としてとらえ,人権教育啓発を積極的に推進し,すべての市民が様々な人権問題について正しい理解と認識を深め,人権尊重の精神に徹し,差別や偏見のない社会を構築して住みやすいまちづくりを目指すとともに,人権意識の高揚に努めてまいります。」,どこかで聞かれたことはありませんか。第2回研究集会での市長のあいさつ文です。しかし,次の週に配付をされました3月議会の議案を見てみますと何も出てこないではないですか。委員会の質疑を行ったわけですが,本当にがっかりもいたしました。これまでにどのような事業を進めてきたかという質疑に対しても「人権の花を植えました。」とか,19年度の事業説明では,人権啓発の講演会を1回することと,あと県の事業,県の人権フェスタというのがありますが,これは霧島市が会場になっております。ただし,予算的には市の持ち出しはありません。これだけです。これを聞いて自分のあいさつ文と合わせどのようにお感じになりますか。


○市長(前田終止君)


 人権について考えるということでじんけんフェスタ2007イン霧島がこの8月18日ございました。市民会館で開催をされ,そして私も開催地の市長として会場いっぱいの方々をお迎えする。そういうことでこれにもさせていただきました。その時もいろいろごあいさつもさせていただきましたけれども,議員仰せの言わば視点で何か大きな予算をたくさんつくってどんどんいくというようなそういうことでは私は応えてないのかも知れませんが,少なくとも人権という問題については同じような気持ちで私自身しっかりと真正面から見ているつもりでございます。特に広い意味で女性,子ども,あるいは,また,高齢者,障害者の方々,あるいは,また,この同和問題,外国人,HIV感染者,ハンセン病の元患者の方々とか,こういう範囲でやっぱり人権というものをしっかり市民の皆さん方が考えていく。そういうことをやっぱり気持ちこうつくっていくということが大事かなと。人が人らしく幸せに生きていくための権利みたいなものが大事だなというふうにいつも考えているところでございます。


○47番(徳田和昭君)


 ソフト事業にそんな予算は要らないですよ。ですから,ソフト事業をどんなものが組まれておりますかというのをお聞きしたわけです,3月議会でですね。だけど,これしかないわけです。そしたら人権の花を植えたことでどんな成果があったか答えることができますか。今答えになった答弁とかみ合う形でしてみていただけませんか。


○市民課長(宗像成昭君)


 人権の花運動につきましては主に小学生を対象とした啓発活動でございます。小学生が花の栽培を通じてやさしい思いやりの心を育て,情操豊かにし,より豊かな人間関係を体得することを目的として平成19年度から委託事業として実施しているものでございます。それまでは法務局と人権擁護委員ネットワーク協議会の方が主催していたものでございます。


○47番(徳田和昭君)


 課長の答弁で結構ですけど,私は市長に理解されてますかということをお聞きしたかったわけです。もうこれはこれで終わります。生活環境部長見覚えがありませんか。隼人町がつくりました「企業のための人権ハンドブック」です。これを企業の方々にお配りし,そして関係各課に配って,あと議員,民生委員,人権擁護委員の方にお配りしましたよね。何年でしたかね。平成14年ぐらいでしたかね。この当時は,人権集会とか,研究集会いたしましてもたくさんの方々が企業の方からお見えになっておりました。しかし,去年,一昨年と一人もお見えになっておりません。企業の中でもいろんな問題が起きているはずだと思うわけであります。今後企業に対してどのような手だてをされていくのか。お考えがあれば,お伺いします。


○生活環境部長(南田吉文君)


 確かに研究集会,隼人町で16回ですかね,数えまして。新霧島市になりまして2回。18年の長い歴史,地道ではありますけれども,共に研究進めてきたという実績がありますですね。今おっしゃいますように,年々企業の方々の参加も少なくなるし,また,教職員の先生方も少ない。あるいは自治会ですかね,そういった地域の方々も非常に少なくなっていく中で行政職員への動員をかけなくてはならんというような問題もやっぱり出てきておったわけですね。そういった参加の状況等をこう思い起こしてみますと,解放同盟の方々への少し依存し過ぎていた部分もあるのかなと今ちょっと反省もいたしております。今後企業へのどういうようなPRというようなことでございましたけれども,やはり,市長先ほど少し答弁もいたしたわけですけれども,現在行動計画,法に基づく行動計画も今策定中でございまして,庁内で今ちょうど案の様々な意見を聴取しているところでございます。10月1日からパブリックに1か月かけようと,そういった準備も今いたしておるわけでございますけれども,それらができたらというのは遅いのかも知れませんが,それらの計画を基に,今,議員ご指摘のような企業をはじめ,学校,地域社会,そういった所へ強力なこの啓発と申しますかね,そういったものも進めたいと,今,改めて今考えておるところでございます。


○47番(徳田和昭君)


 動員によってたくさんの方が来てくださっていたわけですけど,私は動員が一番参加だと思っております。動員していただきたいと思います。今回も国分と隼人が何名,あとの支所は,総合支所は10名というようなふうに割当てが決まっていたようですね。それは数を増やすだけでもいいと思うんですよ。職員の方々は地域に帰ったらやっぱり一人一人がリーダー的な存在であり,地域の方は頼りにされております。そのような方々が一人でも多く参加していただくことが私は望みなんです。また,企業に関しましては企業の方で中間管理職の方々とお会いして話をしました。その人たちも自分たちがその下にいる時には,声がかかっても,これは営業会議でもないだろう。仕事でもないだろうということで,会社を出てもそっちの方に足を向かせないことがあったというふうに言っておられました。以前から出前講座というのもあるわけですが,企業には積極的に出前講座を仕掛けていくというのも一つの手ではないかというふうに考えておりますが,どうでしょうか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 啓発していくという中には様々な手法があると思いますが,今おっしゃられます出前講座というのも一つの方法だというふうに思います。


○47番(徳田和昭君)


 「思います。」ということはしないということですか。するか,しないかを聞いております。


○生活環境部長(南田吉文君)


 是非やっていきたいと思います。


○47番(徳田和昭君)


 私は,生活環境部長をはじめ,隼人町時代からどんだけ苦労して,そして職員の方々に声かけをしたり,また,その会そのものを成功させるために第1回からずうっと出て来ておられるのも見ております。やがて20回になろうとするわけですが,その努力は見てきておりますので,今日は質問したような次第ですが,市長の残りの2年2か月に本当に期待をいたします。私はその間に市長がやられるものと信じております。最後に,やる,やらないは言わなくてもいい。本当に人権に対して自分の意思で市政の中で頑張っていく気があるのかどうかもう一言聞かせていただければ,これで終わりたいというふうに思っております。


○市長(前田終止君)


 21世紀の時代というのは人権の世紀とよく言われます。人が人らしく幸せに生きていくための権利であります。だれもが生まれながらにして持っているだれからも侵されることのないその基本的な生きていく権利です。ですから,様々ないわれなき偏見,差別,虐待,そういうことが存在し,それに対してやっぱりお互いがそういう世の中であってはいけないよねという意識を持つことはとても大事だと思っております。そして基本的にお互いが人権を尊重し合う。そういう思いやりのあるまち,ふるさとづくり,それをやはり頑張っていかなきゃならない。そして人権尊重の社会を実現していく。そのために人権教育とか,人権啓発施策の推進,そういうものの指針となる人権教育・啓発に関する基本計画,これを本市としても策定をしていくと。そしてこのことを推進を確実にしていく努力をします。そしてやっぱり家庭とか,地域社会,学校,私たちのこの身の回りには様々な人権問題があると思います。一人一人は違いますけれども,すべての人は平等であって,人権はすべての人に保障されていると思います。ですから,私たち市民が身近な所から人権について考え,あるいは,また,市民の皆さん方もそういう理解を示しつつ積極的に行動をし,お互いのこの人権が尊重をされる住みよいふるさとづくりに努めていくことが大事かなと,こういう理解をいたしておるつもりでございます。


○47番(徳田和昭君)


 差別の事例については先ほどもうお聞きしないというふうに自分の中では決めておりましたが,市長にこの前菱刈の議長と一緒に会った時にいろんな事例が出たはずでございます。あってはならないことでございます。お互いの人権を尊重し,そして正しく理解するためには私はどうしても指針というのが要ると思います。自分の心の中で繰り返すことで我に返ることもあります。市長のあと2年2か月に期待してこれで終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で徳田和昭議員の一般質問を終わります。これで本日の一般質問を終わります。残りの7名については明日の本会議で行います。本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。


              「散 会  午後 5時50分」