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鹿児島県 霧島市

平成19年第3回定例会(第3日目 9月12日)




平成19年第3回定例会(第3日目 9月12日)





             平成19年第3回霧島市議会定例会会議録


 
1.議事日程は次のとおりである。


                     平成19年9月12日(第3日目)午前9時開議


┌──┬──┬───────────────────────────┬─────┐


│日程│議案│   件                 名     │ 備 考 │


│  │  │                           │     │


│番号│番号│                           │     │


├──┼──┼───────────────────────────┼─────┤


│ 1│  │一般質問 宮内 博君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・高齢者福祉について           │     │


│  │  │      ・教育行政について            │     │


│  │  │      ・国保税について             │     │


│  │  │      ・隼人駅東土地区画整理事業について    │     │


│  │  │     前川原正人君(★ページ)          │     │


│  │  │      ・街づくりについて            │     │


│  │  │      ・市民サービスセンターについて      │     │


│  │  │      ・環境保全について            │     │


│  │  │      ・保育行政について            │     │


│  │  │     尾崎東記代君(★ページ)          │     │


│  │  │      ・県単林道整備事業の導入について     │     │


│  │  │      ・高千穂地区運動場の整備確保について   │     │


│  │  │      ・市民サービスセンターの利用状況に対する認│     │


│  │  │       識と対応について            │     │


│  │  │     栫井成孝君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・水道事業について(簡易,集落給水施設等含│     │


│  │  │       む)                  │     │


│  │  │      ・道路橋について             │     │


│  │  │      ・学校教育について            │     │


│  │  │     池田綱雄君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・道路行政について            │     │


│  │  │      ・教育行政について            │     │


│  │  │     松元 深君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・農業振興について            │     │


│  │  │      ・市有財産の取扱いについて        │     │


│  │  │     久保史郎君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・(仮称)第二国分西小学校の建設計画につい│     │


│  │  │       て                   │     │


│  │  │      ・開発公社及び市,所有の未利用地,有効利用│     │


│  │  │       対策について              │     │


│  │  │      ・総合支所の権能について         │     │


└──┴──┴───────────────────────────┴─────┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君      2番  松 元   深 君


    3番  秋 広 眞 司 君      4番  池 田 綱 雄 君


    5番  有 村 久 行 君      6番  徳 田 拡 志 君


    7番  山 浦 安 生 君      8番  神 園 三 郎 君


    9番  厚 地   覺 君     10番  徳 田 芳 郎 君


   11番  宮之原   稱 君     12番  黒 木 更 生 君


   14番  四 元 寿 満 君     15番  新 橋   実 君


   16番  仮 屋 国 治 君     17番  林 薗 澄 男 君


   18番  脇 元   操 君     19番  植 山 利 博 君


   20番  上 鍋 正 光 君     21番  塩井川 幸 生 君


   22番  久 保 史 郎 君     23番  岡 村 一二三 君


   24番  島 廻 一 心 君     25番  木野田 恵美子 君


   26番  山 神 生 人 君     27番  池 田   守 君


   28番  下深迫 孝 二 君     29番  栫 井 成 孝 君


   30番  吉 永 民 治 君     31番  今 吉 歳 晴 君


   32番  尾 崎 東記代 君     33番  木 場 幸 一 君


   34番  浦 野 義 仁 君     35番  池 田   靖 君


   36番  細山田 為 重 君     37番  蔵 原   勇 君


   38番  田 代 昇 子 君     39番  前川原 正 人 君


   40番  窪 田   悟 君     41番  川 畑 征 治 君


   42番  深 町 四 雄 君     43番  時 任 英 寛 君


   44番  中 村 幸 一 君     45番  西 村 新一郎 君


   46番  宮 内   博 君     47番  徳 田 和 昭 君


   48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


   な  し





4.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長   前 田 終 止 君   副  市  長  南   洋 海 君


 副  市  長   福 永 いたる 君   総 務 部 長  西 重 正 志 君


 企画部長兼行政   山 口   剛 君   生活環境部長   南 田 吉 文 君


 改革推進監


 保健福祉部長    今 村 恭 一 君   農林水産部長   東   邦 雄 君


 建 設 部 長   秋 窪 直 哉 君   工事監査部長   大 井   正 君


 消 防 局 長   中 村   昭 君   会計管理部長   池 田 和 弘 君


 水 道 部 長   濱 崎 幸 嗣 君   溝辺総合支所長  境 田 秀 紀 君


 税務対策総括監   末 野 賢 了 君   農林水産部次長  外 山 幸 喜 君


                       兼農政畜産課長


 商工観光部次長   柳 田 秀 徳 君   建設部次長兼   塩入谷 政 秋 君


 兼商工労政課長               建築住宅課長


 総 務 課 長   阿 多 己 清 君   管 財 課 長  津 曲 正 昭 君


 財 政 課 長   平 野 貴 志 君   収 納 課 長  山 下   修 君


 企画政策課長    馬 場 勝 芳 君   行政改革推進課長 濱 ? 正 治 君


 環境衛生課長    川 村 直 人 君   市 民 課 長  宗 像 成 昭 君


 保険年金課長    坂 元 良 行 君   児童福祉課長   隈 元   悟 君


 高齢・障害福祉課長 西     剛 君   林務水産課長   山 下   晃 君


 耕 地 課 長   馬 場 義 光 君   企業振興課長   細山田 孝 文 君


 建設調整課長    西 田 静 男 君   土 木 課 長  中 村 順 二 君


 都市整備課長    篠 原 明 博 君   区画整理課長   迫 間   勇 君


 区画整理課参事   岡 元 邦 昭 君   契 約 課 長  山 下 英 男 君


 管 理 課 長   中 村   功 君   水 道 課 長  今 吉 近 見 君


                       隼人総合支所


 溝辺総合支所    重 丸 修 三 君   土木課長兼都市  久 永 哲 士 君


 地域振興課長                計画課長





 教  育  長   ? 田 肥 文 君   教 育 部 長  吉 永 冨城夫 君


 教育部次長兼    野 村   望 君   教育総務課長   東 郷 一 徳 君


 生涯学習課長


 学校教育課長    村 田 研 史 君





 農業委員会     岡 留 和 美 君


 事務局長





5.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長    藤 田   満 君   議事調査課長   上 原 勝 己 君


 議事調査課課長   満 留   寛 君   書    記   福 永 義 二 君


 補佐兼議事係長


 書    記    井 上 寛 昭 君   書    記   米 元 利 貴 君





6.会議のてん末は次のとおりである。





              「開 議  午前 9時00分」


○議長(西村新一郎君)


 これより本日の会議を開きます。昨日の浦野義仁議員の一般質問に対する答弁の訂正が前田市長より届いております。前田市長の発言を許可いたします。


○市長(前田終止君)


 昨日の浦野議員への私の答弁の部分で食育基本法の成立,それを「今年の6月」とこう申し上げたんですが,それは私の手持ち資料の部分で「平成17年」とあったんですけれども,これを「平成19年」と私が読み違い,勘違いしまして発言をしましたので,訂正をしてお詫びを申し上げます。したがって,正確には「平成17年」です。





  △ 一般質問





○議長(西村新一郎君)


 それでは,昨日に引き続き一般質問を続けます。46番宮内博議員より4件通告がされております。したがって,宮内博議員の発言を許可します。


○46番(宮内 博君)


 おはようございます。私は日本共産党を代表する市議団の一人として質問をさせていただきます。7月に行われました参議院選挙は,安倍政権が進める戦後レジームからの脱却,過去の侵略戦争を正当化し,憲法改悪を最優先とした政治や貧困の拡大,政治腐敗に対し,国民の厳しい審判が突き付けられ,与野党逆転の結果となりました。わが党は一致できる政策での野党共闘に取組み,平和と暮らし優先の政治実現のために奮闘する決意であります。質問の第一は2008年4月から始まります後期高齢者医療制度に対する市長の政治姿勢についてであります。後期高齢者医療制度は75歳以上のすべての高齢者が加入する新たな医療制度であります。現行制度では75歳以上の高齢者は,国保など公的保険に加入し,老人保健制度の適用を受けておりますが,これを廃止をして新制度に移行しようとするものであります。その対象者は全国で約1,300万人,県内で約27万人であります。この制度の特徴は75歳以上のすべての高齢者が保険料を支払うことになるということであります。現在年収180万円以下で子どもなどの扶養家族として生活をしている高齢者は保険料負担を免除されておりますけれども,後期高齢者医療制度ではこの方たちにも保険料の負担義務があります。保険料を世帯単位で徴収する現在の仕組みから高齢者個人からの保険料徴収に切り替えられるのであります。その保険料額は平均で年7万4,400円と言われ,老人医療費が高い鹿児島県ではそれ以上の負担が求められようとしております。また,同時に資格証明書の発行など滞納者に対する制裁措置も強化されようとしています。これらは今後開かれる連合議会で提案されることになります。そこで市長に伺います。高齢者への新たな負担増や制裁措置の強化などの問題が指摘されております後期高齢者医療制度について連合議会議員としてどのような姿勢で臨まれるのか答弁を求めるものであります。次に,先日隼人町の市営住宅で寝たきりの奥さんを介護されていたご主人が病に倒れ,奥さんも亡くなられるという高齢者をめぐる悲しい事件がありました。まず心からお悔やみとご冥福をお祈り申し上げるものであります。この事故を教訓に再発防止のための対策が求められております。そこで伺います。市内の老老介護の実態はどのように掌握をされているのでしょうか。その問題点は何でしょうか。市内での事故を受けての教訓,再発防止対策について答弁を求めるものであります。次に,教育行政についてです。質問の第一は(仮称)第二国分西小学校の建設計画についてであります。今回市長は追加議案として福島一丁目にある旧山久製陶所跡の土地3万7,744?を6億8,163万円で購入する議案を提案しております。市長は先月27日の全員協議会において全体面積6万7,496?について全地買収を行うとの考えを表明された経過があります。当初計画の新川地区製材所跡地の購入予定地の面積は2万7,657?でありますが,その2.4倍の土地を必要とする理由をまず明確にしていただきたいと思います。次に,今回の土地は土壌汚染の原因となる化学物質の投棄を心配する声がありました。昨日の議論の中で約700?の土地に鉛が投棄されている事実も明らかになったところであります。その調査と対策をどのように考えているのか答弁を求めるものであります。次に,みそめ館の施設管理についてです。みそめ館では研修室や図書室など空調施設の故障に悩まされております。この間,夏休みに子どもたちの活用の多い図書室の空調施設の故障が長期にわたり改修されず,子どもたちは別室で学習を余儀なくされました。質問通告後に「改修のための予算が確保された。」との連絡を受けましたが,今後の早急な対応を求めておきたいと思います。次に,放課後児童クラブについてです。厚生労働省は2007年度の当初予算内示に当たり総合的な放課後児童対策の創設を掲げ,「各市町村において教育委員会と福祉部局が連携を図り,放課後児童クラブと文部科学省が実施するすべての子どもを対象とした放課後子どもプランを創設をして両省連携の下,放課後の子どもの安全で健やかな活動場所の確保を図る。」としております。そこで伺います。放課後児童クラブは教育委員会と福祉部局の連携が不可欠だが,その取組の状況はどうか。また,今後の対策をどのように考えるか。次に,向花小児童クラブは毎年のように引っ越しを繰り返し,安心・安全な施設でのクラブ運営ができない状況にあります。市はこの解決のために努力をしておりますけれども,年度内の施設整備にこぎ着けることができるのか答弁を求めるものであります。次に,国民健康保険税の問題です。7月から新しい税負担方式による国保税の納入が始まっております。先日姶良地域社会保障推進協議会による国保110番が取り組まれ,私も相談員の一人として参加をいたしました。当日市内から5件の相談が寄せられました。37歳の男性は「昨年27万円の国保が33万円になった。今年市民税とで13万円払わなければならない。体調がすぐれず,収入も不安定で生活費がない。」,46歳の男性は「昨年21万円の国保税が27万円になった。体調が悪く6月で仕事を辞めた。病院に行きたいが病院代を払えない。国保税も払えない。」と切実に訴えております。そこで伺います。霧島市が実施しております国保税滞納者に対する資格証明書の発行についてであります。資格証明書は病院窓口で医療費の全額を支払わなければならないという社会保障の土台にも関わる大きな問題であります。霧島市では昨年3月に151件の資格証明書の発行が,本年2月では349件に2倍以上も増えております。3月議会でも資格証明書の発行について質問をいたしましたけれども,子どものいる世帯に対しては,児童福祉法第2条にある「国及び地方公共団体は,児童の保護者とともに,児童を心身ともに健やかに育成する責任を負う。」との規定のとおり,資格証明書の対象から除外すべきであります。その現状と対策はどうか。3月議会以降改善されたのか答弁を求めるものであります。次に,国保税などの納税方式についてです。霧島市の納税方式は,市民税4期,国保税8期などとなっております。旧隼人町では集合税方式,10期納入方式を長年続けてきた経過があります。現行方式より1回当たりの負担が軽減できる納税方式への改善を求めるものであります。次に,隼人駅東土地区画整理事業についてです。この事業は旧隼人町からの継続事業であります。しかし,これまで隼人町で実施してきた区画整理と大きく違うのが高い減歩率であります。区域内で進められる計画は,幅員18mの日当山線,20mの駅東線,新たに都市計画道路として追加をした隼人駅北線などの幅員の広い道路が減歩率を引き上げる要因でもあります。私は隼人町時代から道路や公園など公共施設に要する土地について,すべて減歩で賄うのではなくて,市の財源の投入による住民負担の軽減を求めてきた経過があります。そこで伺います。27.72%の減歩率は地権者の合意を得て事業に着手できると考えるのか。市民負担軽減の対策をどのように考えているのか答弁を求めます。次に,隼人駅北線の道路計画についてです。地元からは白紙撤回と見直しの陳情書が市長に提出をされ,通行車両の増加による騒音や交通事故に対する住民の不安の声が寄せられております。これらの声に応える計画変更を求めるが,どのように考えるか答弁を求めましてまず最初の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 皆さんおはようございます。宮内議員より4点につきまして質問がございました。1点目1につきましては私の方から答弁をいたします。2点目2につきましては教育部長が答弁をいたします。そのほかにつきましては関係部長等にそれぞれ答弁をいたさせます。1点目は高齢者福祉についてでございました。08年4月に始まる後期高齢者医療制度は75歳以上のすべての高齢者を対象とした医療制度であり,高齢者への新たな負担増や制裁措置の強化など問題点も指摘をされていると。市長は連合議会議員としてどのような姿勢で臨む考えであるのか。その見解を問うというご質問でございました。お答えいたします。平成14年健康保険法の改正に伴い現役世代と高齢者世代の負担の不公平が指摘をされました。今後急速な高齢化と老人医療費の増加が予想されております。平成15年度の医療保険制度の加入構造を見ますと,全体では国保と被用者保険との加入割合は4対6でございますけれども,75歳以上では8対2となっております。多くの高齢者を抱える一方で,それを支える現役の世代が少ない国保は財政が逼迫していくことは避けられません。国民皆保険の最後の砦である国保が破綻することがないように国保が抱えている高齢者の医療費を国民全体でどのように公平に負担していくか大きな議論がなされました。その中で医療費の現役世代と高齢者世代の負担というものを明確化して国保財政の安定化と高齢者の心身の特性や生活の実態を踏まえた公平で分かりやすい新たな制度としての後期高齢者医療制度が創設されることとなりました。今回の医療制度における高齢者と現役世代の負担割合については,世代間の負担の公平を維持するため,人口構成に占める世代間の比率の変化に応じて負担割合を変えていく仕組みが導入されるようでございます。私は市長選出区分の議会議員の一人として,高齢者の医療の確保と安定をした財政運営に努めて高齢者の方々が安心して医療を受けることができるよう議会議員として努力をしていく所存でございます。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 高齢者福祉についての2点目についてお答えします。世帯全員が65歳以上の世帯は8月30日現在1万3,970世帯で,このうち世帯構成員が二人以上で要介護認定を受けている方の世帯が1,057世帯であります。これらの世帯がいわゆる老老介護の可能性が高いと思われます。老老介護の場合,介護疲れによる虐待等の発生や介護していた側が病気等を発症し,生活自体できない状況になることなどが懸念され,このような状況を防ぐためには介護保険のサービスや福祉サービス等を利用して介護する側が頑張り過ぎない介護を行うことが大切であると考えております。介護保険サービスは利用料金の1割が利用者負担とされておりますが,世帯や本人の収入の状況により負担金月額の上限が決められており,超過した場合は一旦支払っていただき,後日市から払い戻す形で利用者の負担軽減を図っております。併せて本市では高額介護サービス費等資金貸付基金から限度額超過額の支払いに要する資金を貸し付ける制度を設け,低所得者の方でも介護保険サービスの利用がしやすいように配慮いたしております。今後ともケアマネジャー等を通じてこの基金の利用により低所得者の方でも安心して介護保険のサービスを利用いただけるよう広報に努めてまいります。また,本市では従前から災害及び急病等に対応するための緊急通報体制整備事業や介護保険事業の配食サービス活用事業を実施しております。平成16年度以降の緊急通報体制整備が215世帯,本年7月の配食サービス活用事業の利用者が314人でありますが,そのほか民間の配食サービスを受けている方もおられますので,今後はこれらの事業の推進を図りながら,民生委員の方々の日常の見守り活動の推進,在宅福祉アドバイザー制度の活用,地域包括支援センターなど啓発していくことが大切なことだと考えております。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 教育行政の1点目についてお答えいたします。新設小学校の建設に当たっては,学校用地の確保はもとより,学校周辺及び取付道路などの整備も必要となりますが,市議会でも陳情が採択されました(仮称)住吉橋の架橋に伴う道路整備につきましてはかなりの数の沿線住宅の移転が必要と思われることから,今回あらかじめこれらの代替用地の確保を行うことにより道路整備事業を円滑に進めたいと考えております。また,先の議会では放課後児童クラブにつきましてもご質問をいただいたところでありますが,加えまして,この地域は住宅密集地であるにもかかわらず,公園,広場等もないことから,これらの用地につきましても学校用地とは別に確保したいと考えております。一方,学校周辺の環境整備の観点から閑静な住宅地における無秩序な開発を抑止するとともに,市民の皆様に優良な宅地の供給を行うため,土地開発公社におきまして分譲を前提とした一定区画の用地の確保も行いたいと考えているところでございます。なお,土壌汚染につきましては法律に基づき土地所有者が専門の業者に依頼して行った調査結果の報告を受けており,それによりますと学校用地以外の区域で建設予定箇所から最も遠い角地の一部に土壌汚染が確認されておりますが,汚染範囲は区域内に特定されており,現在は表面にアスファルト舗装が施され,地下水への影響は確認されておりません。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 次に,2点目のみそめ館の空調施設不具合が相次いでいるが,図書室の空調施設の改善計画はどのように進められるかについてでございます。みそめ館は平成5年10月に旧溝辺町に開館し14年が経過いたしております。みそめ館の空調機修繕につきましてはこれまで年次的に対応してまいりました。合併後につきましては,平成18年度に事務室の圧縮機交換,冷媒ガス補充を実施し,本年度は,ホール楽屋,第二・第三研修室の基板等の交換を行っております。9月7日に図書室の圧縮機交換,冷媒ガスの入替えによる修繕を行ったところでございます。今後も突発的な修繕につきましては十分調整しながら検討してまいりたいと思っております。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 次に,教育行政についての3点目についてお答えします。霧島市放課後児童健全育成事業で実施している放課後児童クラブにつきましては,民家利用が6,保育所内が6,公有財産利用が3,教会所有の施設利用,お寺利用,学校法人の施設利用,学校法人敷地内の児童クラブ施設,学校敷地内の児童クラブ施設,小学校の空き教室,小学校敷地内の公営の専門施設がそれぞれ一つずつの計22クラブございます。このように霧島市の放課後児童健全育成事業は様々な施設,形態で実施しており,各関係機関の協力の下で現在取り組んでおります。本事業は,小学校の余裕教室や小学校敷地内の専用施設のほか,児童館,保育所や団地の集会室などの社会資源を活用して実施することが考えられるため,教育委員会のみならず,あらゆる関係機関と引き続き協力しながら今後推進していきたいと考えております。また,放課後児童クラブの施設整備につきましては現在の学校の空き教室や公共施設等の空き部屋の活用を第一とし,それがない所につきましては,施設を新設し,用地等はできるだけ現有する公共用地等を活用する方法で整備を進めていきたいと考えております。向花小児童クラブの施設整備につきましては,向花小に空き教室,空き部屋がないということでありました。そこで現有する公共用地等を含め候補地を選定し関係機関と協議をしてまいりました。しかしながら,様々な問題もあり,調整がうまくいかず難航しておりましたが,若干の課題は残っているものの,平成19年度中には建設できる目途がついたところであります。


○生活環境部長(南田吉文君)


 国保税の1点目についてお答えいたします。資格証明書は,国民健康保険法第9条の3項に「厚生労働省令で定める期間が経過するまでの間に保険税を納付しない場合,災害その他の政令で定める特別な事情があると認められる場合を除きまして保険証の返還を求める。」などと規定されており,保険証の代わりに交付するということになっております。ただし,同法施行規則第5条の5に規定されておりますとおり,18歳未満の子どもさん方に関しましては療育のために施設等に入所している場合など世帯主の申請があれば除外対象となります。その場合には通常の保険証を交付しているところでございます。資格証明書の交付は被保険者間の負担の公平を図るための一つの手段でありますので,このことをご理解をいただき,納税相談などをお受けしながら適切に対応してまいりたいと,そういうふうに考えております。


○税務対策総括監(末野賢了君)


 国保税についての2点目についてお答えをいたします。納税者が納税しやすい環境を整備するため,現在国民健康保険税と市県民税について平成20年度からの納付の改善に向け,関係各課及び市税等確保推進ワーキンググループ,それに歳入確保対策本部で鋭意協議を進めているところでございます。


○建設部長(秋窪直哉君)


 隼人駅東地区土地区画整理事業についての1点目についてお答えします。隼人駅東地区土地区画整理事業については,平成18年3月に都市計画決定を行い,現在事業計画の策定中であります。都市計画決定に先立つ説明会の中で事業計画の素案を示し,公共減歩21.98%,保留地減歩5.74%,合算減歩27.72%と説明した経緯があります。その説明会の中でも関係者や地権者から減歩率を少しでも下げてもらえないかとの要望もあり,区画整理地内の道路や公園等の配置等を検討しております。負担軽減対策については,現在の整備水準をある程度維持しながら減歩率を再度検討してまいります。次に,2点目についてお答えします。隼人駅北線は隼人駅を中心とする市街地と国道223号及び国分中心市街地を東西に結ぶ交通ネットワークとして重要な幹線であり,旧隼人町が平成12年3月に作成した都市計画マスタープランにも幹線道路として位置付けられております。今年4月都市計画決定のため,道路延長約300m,幅員14mの計画で計画案の地元説明会を行いましたが,地元の理解を得るには至りませんでした。この路線については,見直しや白紙撤回を求める意見もある一方で,地元や周辺住民より早急に整備してもらいたいとの意見もあり,今後は地権者及び近隣住民との話し合いや説明会を行い,都市計画決定に向け地域住民の協力が得られるように努めてまいります。


○46番(宮内 博君)


 それぞれ答弁をいただいたところですが,再度お尋ねをしておきたいというふうに思います。順不同でまいります。まず教育行政の関係からお尋ねをしておきたいというふうに思います。当初計画の2.4倍の土地が必要とする理由については今後の新設の橋梁などによる移転等の土地の確保も必要だということでありますが,そういう説明は27日の全協の中ではなさっていないわけですね。実際上このこれらの土地を確保するという決定をなさったのはいつの時点だったのかというのを再度お聞きをしておきます。同時に,答弁の中にありますように,今後の道路工事等による移転のための対策等も含めて決定をなさったのかどうかですね。その決定の時期を明らかにしていただきたいと思います。


○副市長(南 洋海君)


 最終的な決定をいたしましたのは8月の初旬でございます。


○46番(宮内 博君)


 後段の部分の今後の家屋移転等の用地等として確保するという決定までしているわけですか。


○副市長(南 洋海君)


 そのとおりでございます。


○46番(宮内 博君)


 当初計画の2.4倍という中で余りにも負担をする経費というのが大きくなっているということを感じるわけですね。それで財政課長にお尋ねしますけれども,地方公共団体の経費の原則はどういうふうになっていますか。


○財政課長(平野貴志君)


 公共団体におきます土地の取得の方法でございますけれども,まず単年度の歳出予算で直接市が購入する方法,それから土地開発公社に依頼をして先行取得をする方法,これにつきましては債務負担行為等の設定を行う。それから,これらの二つを合わせて取得する方法等が考えられますが,今回の場合は単年度の歳出予算化したものと土地開発公社の債務負担行為等を合わせて取得しようとするものでございまして,地方公共団体の経費の負担という点では,地方自治法上,地方財政法上可能な範囲であるというふうに考えております。


○46番(宮内 博君)


 経費の原則についてお尋ねしたんですけれども,回答がないようですけども,この地方財政法第4条には「地方公共団体の経費は,その目的を達成するための必要且つ最少の限度をこえて,これを支出してはならない。」というふうに明記されていますね。この原則に反しないんですか。


○財政課長(平野貴志君)


 ただいま申し上げましたように,それぞれの予算化をした中で購入をするということでございますので,それについては抵触しないというふうに判断をしているところでございます。


○46番(宮内 博君)


 私はこの地方財政法から見ても余りにもその広大な土地ではないのかと。もう最初から全地買収というのが前提条件にあってこの計画が進められたというのは昨日の議論の中でも明らかになってますよ。どうもその後の土地の利用については後から考えて付けたのではないのかなというそういう感触を持ちました,それは私の主観でありますけれども。残地については開発公社の方で先行取得するという計画であるということも明らかになっているんですけれども,それは開発公社が業務の範囲としている公拡法のどこの部分に該当しますか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 開発公社は取得依頼に基づいて先行取得する場合とプロパー事業とございます。この今回の場合は,例えば,道路用地とか,それから公園用地,また,移転住宅の用地という部分につきましては,市の先行取得という部分に入ろうかと思います。そして一部には土地開発公社のプロパー事業としての宅地の供給事業というのも考えているところでございます。


○46番(宮内 博君)


 それから,その開発公社に対する取得の条件等を示して市長の方から発信をするということがなければ開発公社自身も動けないということになるんですけれども,それはどういう形で出してますか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 プロパー事業以外の部分につきましては取得依頼を出しているところでございます。


○46番(宮内 博君)


 いつの時点ですか。


○企画政策課長(馬場勝芳君)


 取得依頼につきましては,今,部長が申し上げましたが,訂正させていただきます。まだ取得依頼はしておりません。当然学校用地の方の今回出されている議案が可決されてからでないとそういったことはできないと思いますので,まだしておりません。


○46番(宮内 博君)


 そうしますと昨日の答弁は修正の必要があるんじゃないかというふうに思いますけども,どうなんですか。


○議長(西村新一郎君)


 暫時休憩といたします。


               「休憩  午前 9時41分」


               ──────────────


               「再開  午前 9時42分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。答弁を求めます。


○副市長(福永いたる君)


 昨日の答弁と食い違うのではないかということだったですかね。昨日すべての土地を買うというそういう答弁を申し上げたかも分かりませんが,あそこを,小学校用地を今回のこの議案で土地取得をいたしまして,あの残地につきましてはこれからのまちづくりのためにということで先行取得を開発公社の方に依頼するということで今計画を進めておりまして,この議会の動向によりまして即先行依頼をいたしたいと思っております。


○46番(宮内 博君)


 この問題はあと何人か質問しますので,後に譲りたいと思いますが,とにかく財政問題も絡む行革についてもこれまでかなり議論をしてきている中での土地取得の在り方についての問題です。私は,この最少の経費で最大の効果というのは,これまで酸っぱく,口が酸っぱくなるほど議論をしてきたわけでありますから,やはり行政の日常の姿勢としてそれを貫くということを申し上げておきたいというふうに思います。もう一つは土壌汚染の問題の関係です。鉛は特定有害物質に指定をされております。トリクロロエチレンとか,砒素と同じ有害物質としての指定であるわけでありますけれども,もうこの土壌が北西部700?で汚染をされている地域に存在をしているということで,先ほどの,昨日の議論でもその除去費用を含めて坪単価を決定をしたということでありました。そこでお尋ねですけれども,除去費用をいかほど予定をしているのか。その結果,坪単価は幾らになるのかお聞きします。


○副市長(南 洋海君)


 処分の仕方につきましてはいろいろな方法がございますから,最終的な決定ではございませんけれども,一番高額になった場合が1億数千万といたしております。


○46番(宮内 博君)


 その結果,この旧製材所跡との坪単価の比較ではどうなりますか。


○副市長(南 洋海君)


 そこを加えましても3.3?,平米当たりの単価につきましては相当安いものでございます。


○46番(宮内 博君)


 具体的に数字を出してるはずですけど。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 新川の土地に,地区の土地につきましては相手様と交渉をいたしただけでございまして,交渉した価格の公表はできないと思いますが,私どもが議案として提案いたしました土地は平米で2万800円という鑑定の価格から汚染対策費等を減じましたときが1万8,059円,これを坪でと申しますと5万9,700円で購入しようということで今議案の提案を行っているところでございます。


○副市長(南 洋海君)


 今購入予定地の単価につきましては部長が答えたとおりでございますけれども,元製材所跡地につきましては,鑑定価格でございますけれども,道路を挟んで2団地ございましたので,若干鑑定価格が違いますけれども,多い方に,広い方でございますけれども,土地代だけの鑑定が3.3?当たり7万8,677円ということになっております。それから,もう1箇所ございましたけれども,3.3?当たり8万5,950円になるようでございます。それに加えまして製材所跡地につきましては現在,ご承知のとおり,資源ゴミの処理工場等もございます。それから元工場跡地のいわゆる基礎部分でありますコンクリート埋設物等も含まれておりまして,それに相当額の補償費を加算をしなければ取得ができなかったという経緯がございます。


○46番(宮内 博君)


 私はこの先ほど申し上げましたように,6万7,496?という土地は必要ないと。最低限その学校用地として必要なやつを取得をするという方針に転換すべきだというふうに思います。そういうことを申し上げて,時間の関係で次に移ります。向花小の児童クラブの問題についてです。市長は昨年児童クラブの問題を議論をした後に現場に足を運んでいただきました。すべての児童クラブを訪問されたということでありますけれども,この引っ越しを繰り返している向花小学校の児童クラブの問題,これは何とかして解決をしなきゃいけない最重要の課題として認識をしてこられたということですけれども,そういう認識に変わりないんですね。


○市長(前田終止君)


 ご指摘のとおり,本市における児童クラブの実態を実感としてこの市のトップとして分かる意味で一通りずうっと回らさせていただきました。特に向花小,ここにつきましては,いろんな所を見させてもらった中でも,この後の運営というものに対してこれは大変だなということをもう率直に感じ,一番最初の段階でどうかにして差し上げなきゃならないそういう気持ちを強く持って最初から取り組まさせてもらっています。地域事情が土地に対してもう非常に狭隘な道路,あるいは,また,土地条件,様々なまた土地の周辺の環境との絡みもあり非常に交渉が難航していることも事実でございます。


○46番(宮内 博君)


 先ほどの答弁で「平成19年度中には建設ができるめどがついた。」ということで関係者の皆さんも安堵しているというふうに思いますが,残されている課題というのがちょっと気掛かりです。どういう課題があって,どのように取り組むつもりなのかお聞きをしておきます。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 先ほども答弁いたしましたが,向花小の児童クラブにつきましては用地の問題で転々としてなかなか決まらない状況でございました。ある程度めどがついておりますけれども,そこの場所も児童クラブを設置した場合に子どもの遊ぶ敷地が狭いということや,周辺に住宅がある関係上,ちょっと子どもの声がうるさいとか,そういうことも考えられますし,そういう面で若干の課題が残っているところでございます。


○46番(宮内 博君)


 そういうような課題が当然考えられることですので,やはりこれから先引っ越しを繰り返すことがないようにきちんとそういうようなのを,不安材料については取り除く努力をしていただいて3月までに完成ができるように力を注いでいただきたいということを申し上げて次に移ります。次に,駅東の土地区画整理事業の問題についてでございますけれども,「今後も減歩率を再度検討していきたい。」ということでの回答をいただいたわけでありますけれども,まずこの狭い23haの地域に18mやあるいは20mの道路,あるいは二つの公園,これはもう都市計画上設置をしなければいけないというふうに義務規定になってますから,そうされているわけでありますけれども,すべて減歩によって賄うと,こういう計画になっているんじゃないですかお聞きしておきます。


○区画整理課参事(岡元邦昭君)


 区画整理事業についての公共施設については,幹線道路等については基本事業費として算出しておりまして,それに対応する用地や補償費は全部補助基本額としてその部分については国費が出ておりまして対応しております。


○46番(宮内 博君)


 いや,面的整備の関係で確保する面積について申し上げているわけですよ。


○区画整理課参事(岡元邦昭君)


 それについては,先ほど申し上げましたように,公共減歩という形で減歩によって算出しております。


○46番(宮内 博君)


 これまで議論がありましたように,その駅は交通の結節点であって多くの人や車が集中すると。だからこそ広い道路や歩道が必要だということをこれまで繰り返し答弁なさってるわけですね。逆に言えばそれだけ公共性が高いということですよ。それに対してたまたまそこに土地を持っていらっしゃる方たちにすべてそれを減歩という形で負担をさせるということについては公共性の確保から言っても問題があるというふうに私は思うんですね。そこでお聞きしますけれども,減歩というのは,これは義務規定ですかお聞きします。


○区画整理課参事(岡元邦昭君)


 減歩については,減歩については公共減歩と,先ほど申し上げましたように,保留地減歩に大きく分けて分類されます。公共減歩についてはそういう公共施設を造るための減歩という形になってまいります。それと減歩についてはそういうことで主に従前の地価総額が完成後の地価総額より上回ると予想される場合については減歩を取りなさいということになっております。


○46番(宮内 博君)


 いや,法律上義務規定になってますかということを聞いてるわけです。


○区画整理課参事(岡元邦昭君)


 減歩というのは法律用語にもありません。結局従前の公共用地率,それと従後の公共,公共減歩については従後の公共用地率,それの差でございます。


○46番(宮内 博君)


 確かに減歩という表現では使ってないですよね。ただ受益者負担という形でそれは法律上は明記をされています。それはどういうふうになってますか。


○区画整理課参事(岡元邦昭君)


 公共,結局都市計画法,3月議会でも申し上げましたように,都市計画法の75条において受益を受ける範囲内で減歩をするという,減歩率をもって充てることができるという形になっております。


○46番(宮内 博君)


 今,回答がありましたように,できるという表現ですよね。しなければならないということではなくて,義務規定ではなくて,任意規定だということが法律上は明記をされてるわけです。公益性の高いその駅周辺の整備についてそれだけの公益性を強調しながら,すべての減歩をこれに充てるということについてはやはり,旧隼人町時代にも当時の津田和町長が「減歩率の引下げについて努力をしていく。」ということをきちんと議会でも答弁なさってるわけですから,それを具体的に分かる形で地権者の皆様方にも示すべきだというふうに思うんです。「区画整理事業の計画には賛成だけれども,この減歩率が余りにも高いと。何とかなりませんか。」というのが共通した声ですよ。実際姫城の地域の減歩率は私の記憶では19.05%だったのではないかと思いますが,また,浜之市の区画整理事業も当初計画では23%が計画をされておりまして,その後引下げをされているわけですけど,それぞれどういうふうになってますかお聞きします。


○区画整理課参事(岡元邦昭君)


 姫城地区については76.5haで19.1%となっております,減歩率について。浜之市地区については19.14%となっております。これは何度も言いますように,従前の公共用地率に大きく関係してくるわけでございます。浜之市地区については従前地に約14.29%の公共用地率がありました。それで駅東地区においては6.68%の公共用地率しかないと,従前がですね。そこに約7%ぐらいの差が出てくるというこの差が出てるというふうに感じております。


○46番(宮内 博君)


 確かに従前のその公共用地が少ないということが減歩率の引上げの大きな原因になってるということでありますけれども,市全体のまちづくりをどういうふうにしていくかということの中で隼人駅周辺の整備をどうするのかということでこの計画も合併後は進められてるわけですね。それだけ公共性が高いということはたびたび強調しているところであるわけです。そこで市長にお尋ねをいたしますが,2005年の6月議会で当時の津田和町長は「この引下げを進めていくことに努力をする。」ということで答弁してるわけです。23haという狭い地域に公共用地,現在の公共用地は6.7%ぐらいしかないということでありますが,それをそのまま減歩に充てるということであれば当然減歩率は引き上がるということになるわけですけれども,公共性の高い駅周辺の整備事業ということも含めて,また,これまで取り組まれてきた姫城地区やあるいは現在取り組まれている浜之市土地区画整理事業など20%以下の減歩率で整備をしてるわけですね。そういう方向で今後進めていくための取組を求めますが,市長見解をお聞かせください。


○市長(前田終止君)


 この隼人駅東土地区画整理事業,これについては私どもの合併をいたしました新市霧島市にとって,JRの駅が11あるわけでございますが,その中でも国分駅,そしてこの隼人駅,これは鉄路の中における二眼レフ,そういう構造の重要な公共性の交通の要の位置として位置付けを私自身基本に考えております。それに伴う都市計画区画整理事業でございますからこの極めて公共性が高いそういう視点から将来の構想,まちづくりというものと関連させながら考えていきますと,地域の方々の言わば減歩率に対する非常に高いんじゃないかというご指摘等今日までの中で私の所までちゃんと伝え聞いております。よって,私といたしましては,道路の問題,あるいは,また,公園の問題等いろいろと横たわっておるわけでございますが,また,駅という公共性の高いものとのまちづくりとの関係ございますけれども,その整備水準というものをしっかりよく意見交換をしながら減歩率を検討をしてまいりたいというふうに思っております。


○46番(宮内 博君)


 次に,隼人北線の関係についてでありますけれども,4月15日に住民の皆さんへの説明会が行われております。突然その計画を知らされて,住民の皆さんは,騒音とか,振動とか,交通事故の心配など,現在の良好な居住環境が阻害されるということで市長に対して陳情書も,白紙撤回を求める陳情書も提出をされている経過があります。私も地域の皆さんとお話をお聞きをいたしましたけれども,去年からこの家のローンの返済が始まったという方など「隼人はこの県央に位置して大変どこに通勤するにも便利な所,そして静かな所だから,この場所を選んだんだ。」というふうにおっしゃっていらっしゃいましたけれども,「もうその環境が壊されるような計画には絶対反対だ。」とこういう声が寄せられたところであります。現在の踏切の部分を拡幅しての計画というのは当初からあったんですけれども,その後隼人北線の計画が組み込まれてきてるわけですね。なぜ踏切を拡幅したという形で整備はできないのかですね。その件についてお尋ねしておきたいと思います。


○区画整理課参事(岡元邦昭君)


 当初においては,現在の踏切については接点,ポイントの関係がありましてなかなか,JRと協議をした結果,「今の現位置での2車線化は不可能という,困難ということでありまして,それを約20mぐらい駅寄りにすれば約9mの幅員の新設の踏切ができるよ。」というJRとの回答は得てたんですが,諸機関,特に公安委員会ですが,交通安全上立体交差が望ましいというふうになりまして,また,県都市計画課等に協議をした結果,都市計画道路として立体交差ですべきであるということで今回の北線の立体交差案ということになったわけでございます。


○46番(宮内 博君)


 「JRの方から『ポイントがあるので,踏切の拡幅はできない。』,そういう回答を得ている。」というのは,これ間違いありませんか。


○区画整理課参事(岡元邦昭君)


 現段階では現道の拡幅による9mの踏切はできませんという形でございます。


○46番(宮内 博君)


 私実は一昨日JR鹿児島支社の工務課に確認をいたしました,ポイントがあるから拡幅できないんだというお話をお聞きしてたんでですね。そこで信号担当の専門の方にお尋ねをしたんですけれども,この現在の踏切の端っこから最も近い所にあるポイントの距離までが約16mなんですよね。最低,そのポイントと踏切の距離は最低幾らあればいいですかということでお尋ねをいたしましたけれども,4〜5mあれば十分だと。いわゆるポイント部分の移動部分が踏切にかからないのであれば支障はないと,こういう話を直接お聞きをしてるわけです。としますとこれまで説明を受けていたのと食い違ってくるわけですよね。4〜5mということでありますと片側でも10m拡幅できますよ。もう一方のこのポイントは34m離れてますから,駅側の方は。そういうことも含めて再度検討する必要ないですか。


○区画整理課参事(岡元邦昭君)


 当初の段階でも平面交差はできるよという形だった。これで協議をしたわけでございます。ただし,県公安委員会等に協議して,県都市計画課,県公安委員会に協議した時にはもう立体交差でしてくださいという形でそういう意見が出たということでございます。


○46番(宮内 博君)


 道路法上は「その新設の踏切については立体交差とする。」という規定がありますけれども,改修についてはそういうことにはなってないですよね。私はそういうふうに認識してるんですが,どうですか。


○区画整理課参事(岡元邦昭君)


 確かに「国道等については立体交差にしなさい。」,また,「高速道路,特定区間については立体交差にしなさい。」というふうになっております。だから,新設道路についても交通量等を勘案して平面交差,それが立体交差でなければならないということはありません。


○46番(宮内 博君)


 であるなら,現在その道路があって踏切があるそこを有効に活用するという方向に,これだけ住民の皆さんの反対の声が強いわけですから,変更すべきだというふうに思いますけれども,市長どうですか。


○市長(前田終止君)


 まちづくりをするということは,地域の関係する方々とよくお互いに説明責任,そういうものを果たし合いながら,語り合いながら進めていく時代だというふうに私は認識いたしております。そして,また,なお,全体としてこの道路を造る。この公園を造る。あるいはこういう形で街路事業を進める。そういう大きなその観点に立ってのことは大所高所からの判断もまた一方必要かなと,こう思います。そしてその結果,投じた公共投資が本当に地域の方々に喜ばれるものであるかどうか。また,それも地域と共に全体という目でも見ていかなければなりません。ある場合は鳥の目,ある場合は虫の目,そういう視点での判断をしっかりしながら地域づくり,まちづくりというものを私としては進めていきたい。よって,ここの場所についての議論も,私も市長となってから何回か説明を受けながら,そして現場での説明の混乱,いろいろと聞いておりますけれども,今,議員ご指摘の点など真剣に伺いながら,今後は,必要な改善,改革等あれば,しっかりと私の方もさらに勉強させていただきまして,そしてまた,地域の声もさらに聞きながら適切に判断をしてまいりたいと思っております。


○46番(宮内 博君)


 住民の皆さんにきちんと情報公開をして,そして理解と協力が得られるそういう取組を進めていくべきだということを申し上げて,時間の関係で次に移ります。次に,国保税の関係についてでありますが,児童福祉法を引用して申し上げましたけれども,18歳未満の児童を育てている世帯に対する保険証の交付については,申請があればしないということでありますが,申請がなくてもこれはやらなきゃいけない問題ではないですか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 今,議員がご質問されましたのは国民健康保険法施行規則第5条の5のことだろうと,その関連してでしょうか。それをお聞きしておきたいと思います。申請がなければできない。申請がなければできないと言いました。申請がなくても減免する必要があるんじゃないかというような意味でしょうか。すいません。


○46番(宮内 博君)


 先ほど申し上げしたように,児童福祉法第2条にある子どもたちを育てるための,もちろん保護者の責任があるけれども,自治体に対してもきちんと義務規定として明記してるわけですね。そういうことで申し上げておるわけですよ。


○生活環境部長(南田吉文君)


 国民健康保険法あるいは施行規則等で予定しております児童の対象者というものは,今,議員がおっしゃいました児童福祉法の2条は残念ながら規定は,想定はされておりません。5条に,施行規則5条の5に規定されておりますのは,児童福祉法の20条第2項あるいは24条の20第1項,これらが規定されている。これらは申請によってそういう措置ができるということでございます。


○46番(宮内 博君)


 現在状況はどうなっていますか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 資格証明書交付世帯で通常の保険証を交付しているものは10歳未満の施設入所者3名でございます。


○46番(宮内 博君)


 18歳以下の子どもを育てている世帯にはどういうふうになっているんですか。


○生活環境部長(南田吉文君)


 先ほど申しました適用除外の子どもたち,児童であれば資格証明書を発行しているという状況でございます。ただし,いきなり資格証明書の発行ということにならないで,この間には納税相談,あらゆる手を尽くしながら納税証明書の発行というところに至るわけでございますんで,その過程というものはどうぞご理解をいただきたい,いきなり資格証明書を発行しているわけではございませんので。そういうことでございます。


○46番(宮内 博君)


 資格証の発行というのは,これはこのもともと税金払えないわけですから,医者代10割払ってくださいという無理な相談をすることに当然なるわけですね。まさに社会保障の土台を揺るがす大きな問題だというふうに思います。ましてやその子どもを育てている,この未来のある子どもたちを育てている世帯に対するそういう仕打ちは早急に改めるということを再度こう求めておきたいというふうに思います。それから,納税方法の改善についてでありますが,どういう方向で改善をしていこうとされてますかお聞きします。


○税務対策総括監(末野賢了君)


 先ほどもご答弁申し上げましたように,納期を延ばして納めやすい条件を整備していきたいというふうに考えています。


○46番(宮内 博君)


 集合税方式ですか。それともその現在のように,国保税,市民税など別々に徴収するそういう方法なんでしょうか。そういうことをお聞きをしておきたいと思います。


○税務対策総括監(末野賢了君)


 現在検討いたしておりますのは,国民健康保険税と,それに市県民税のこの二つを検討いたしているところでございます。従来どおりの納付書ということになろうかと思います。それを集合して納付書にまとめるということは今のところ考えておりません。


○議長(西村新一郎君)


 以上で宮内博議員の一般質問を終わります。次に,39番前川原正人議員より4件通告がされております。したがって,前川原正人議員の発言を許可します。


○39番(前川原正人君)


 私も宮内議員に引き続きまして日本共産党市議団の一人として,市民から選ばれました一人として質問をするものであります。市当局の明快な答弁を求めるものであります。霧島市が合併をいたしましてから1年9か月が経過をいたしました。特に国分・隼人地域につきましては瞬く間にマンション建設が進み景観が大きく変化をしていることは行政当局も認識されていると思います。景観を守ることは,街づくりを進めるための計画と問題点の認識,その方向性と解決のための市民の理解があることが大前提でございます。今後自治体が街づくりをどのように進めていくのかが問われているのであります。まず最初の第1問目に街づくりについてであります。昨年以来県内では景観行政団体として県知事の同意を得て8市5町が景観団体となりました。昨年12月1日に霧島市も景観行政団体となりましたが,霧島市の景観を保全をし,街づくりを進める上で問題点は何なのか。景観行政団体と指定された経過と今後の取組,予想される問題点は何を想定しているのか。また,都市計画区域以外の農村部も含めて景観保全のための規制誘導を行うことが容易になりましたが,今後の取組をどのように考えていらっしゃるのか答弁を求めるものであります。二つ目の質問に市民サービスセンター,現在の国分パークプラザについてであります。この施設は平成11年に策定された当時の国分市中心市街地活性化基本計画及び平成12年の国分中央地区市街地総合再生計画策定調査などに基づいてこれまで進められてきた経過がございます。このような中で今年19年度予算の初期投資で約1億円という巨額の税金が投入をされました。この市民サービスセンターの当初計画と開設後の市民の利用状況はどのように推移しているのでしょうか。また,山形屋とを結ぶ歩道橋建設は地元商店街の振興につながっていくのか。商店街への影響と活性化をどのように分析をされているのか答弁を求めるものであります。三つ目の質問に環境保全についてであります。これまで私も所属をいたしております産業教育委員会の現地調査で手篭川の堆積している寄洲土砂や,旧霧島町にゴルフ場建設が予定をされていましたが,開発途中でやめられている現状を見させていただきました。その時の感想は上流にある旧霧島町で開発されたゴルフ場建設予定地の土砂流出も大きな原因の一つではないかということが大方の委員の認識であります。手篭川の土砂の堆積は2級河川ということで県の事業でこれまで撤去をされてきましたが,今後どのように進められていくのか。大量の土砂堆積の原因とその対策をどう考えていくのか答弁を求めるものであります。最後の質問に保育行政についてであります。今年1月9日に「霧島市行政区域入所受付及び取扱いについて」という文書が霧島市福祉事務所長名で「現在入所している児童に限り入所を認め,新規入所希望者には区域外入所は認めない。」という文書が出されました。特に旧福山町の牧之原地域では旧輝北町と旧大隅町が生活圏との関連で隣町に預けられてきた。こういう経過もございます。先月8月10日には園長外保護者の皆さんが行政当局に対して地域の実情を踏まえ区域外入所を認めていただきたいとの要請をいたしました。その結論として当分の間区域外入所を認めることになりましたが,保護者の皆さんからは当分の間とは,「当分の間とはいつまでなのか。」という声も出されたことも事実であります。この問題は,牧之原地区に限らず,周辺部の溝辺や横川,牧園でも起こり得る問題であり,柔軟な対応が求められているわけでありますが,今後どのように対処をしていくのか答弁を求めるものであります。以上4項目にわたって質問をいたしましたが,市当局の明快な答弁を求めて私の壇上からの第1回目の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 前川原議員の壇上からの質問が終わりました。ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午前10時40分」


               ──────────────


               「再開  午前10時47分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。前川原正人議員の質問に対する答弁を求めます。


○市長(前田終止君)


 前川原議員から4点につきまして質問がございました。1点目につきましては私の方から答弁をいたします。そのほかにつきましては関係部長にそれぞれ答弁をいたさせます。1点目の質問は街づくりについて,霧島市の景観を保全をし,街づくりを進める上での問題は何かと。景観行政団体として指定をされた経緯とその取組,問題点は何か。2点目に都市計画区域外の景観保全についての取組はどのように考えているのか。おおむねこういう意味の質問でございました。お答えをいたします。霧島市の街づくりを進める上で景観の保全,形成は本市における重要課題であると認識をいたしております。本市は風光明媚な霧島屋久国立公園を有し,観光地としての恵まれた自然環境と優れた景観など多様な地域性を有しておりますので,これらを保全をし,あるいは,また,観光資源に生かし,交流人口の拡大等も図っていく必要があると考えております。そのような中,平成16年6月に景観法が制定をされ,市町村が景観行政団体となり積極的に景観形成に取り組むことが重要であるとされておりまして,本市も県の同意を得て平成18年12月1日に景観行政団体となっております。また,今回の景観法においては,都市部だけではなくて,都市計画区域外の区域においても景観計画の対象とされております。地域のそれぞれのふるさとの個性,そういうものを生かし,良好な景観形成を図っていくことは観光振興や地域振興の観点からも重要なことでございまして,都市計画区域内だけでなく,行政区域全体での合意形成が必要でありますことから,今後,総合計画や都市計画マスタープランとの整合性を図りながら基本計画を策定することといたしております。


○生活環境部長(南田吉文君)


 市民サービスセンターについての1点目についてお答えいたします。7月6日にオープンいたしました市民サービスセンターコア・よかの当初計画についてでありますが,この施設は,かねてから課題となっておりました土曜日,日曜日,祝日及び平日の午後5時以降の窓口業務あるいは収納業務について住民サービスの向上を目的に開設したものであり,全国的にも先進的な取組であります。時間外での業務を望む多くの市民の声にお応えして開設したもので,利用者数の計画は特に立てておりません。次に,利用状況でありますが,7月は,証明関係が171件,収納関係が89件,合計260件であります。8月は,証明関係が355件,収納関係が50件,合計405件となっており,7月と比較いたしますと145件の増加となっております。今後の利用の推移につきましては,オープンから2か月経過いたしましたけれども,今後も引き続き市民の皆様への周知を図ることで利用者の増加へとつなげてまいりたいと考えております。


○建設部長(秋窪直哉君)


 市民サービスセンターについての2点目についてお答えいたします。今回,中心市街地の回遊性の確保や市民の利便性の向上を図るため,まちづくり交付金事業として歩道橋を計画しており,国分パークプラザ北側,市道町の下3号線を延長し,県道国分〜霧島線を歩道橋で横断し,市民会館東通り線へつなぐ市道として認定するものであります。これにより,交通量が多く,県道国分〜霧島線を横断するのに大変危険であり,また,横断に多くの時間を費やしていることから,安全性を向上させるとともに,雨天時においても雨に濡れずに横断できるようになることで商店街としても買物がしやすい状況が整い,商店街の振興につながるものと期待しております。また,それに合わせた形で国分パークプラザ側ときりしま国分山形屋については企業において施設からこの歩道橋に各々連結される予定でありますので,ますますその利便性は高まり,中心市街地の活性化が図られるものと考えております。次に,環境保全についてお答えいたします。県が管理します河川の堆積土砂の除去につきましては毎年県単河川等防災事業により治水上危険で緊急性の高い箇所から計画的に実施していただいております。手篭川も県管理の河川でありますが,平成18年度において天降川との合流地点付近及び主要地方道都城〜隼人線第二重久橋付近で,本年度は郡田川との合流点付近で堆積土砂の除去を実施していただいているところであります。これらの河川上流付近にはシラス台地を流れる渓流が多く,豪雨時に土砂が河川に流れ出し,その土砂が川の流速が遅くなった箇所に堆積され,それが寄洲になって形成される傾向があるようです。その土砂流出を防止するための事業といたしまして砂防関連事業があります。現在国分台明寺地内の天降川水系,手篭川上流の永谷川におきまして砂防ダムを建設するため,通常砂防事業を継続して実施していただいているところであります。流域の砂防関係事業が必要な箇所については今後とも県に事業実施を要望してまいりたいと考えております。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 保育行政についてお答えします。保育の実施は保護者や同居の親族などが仕事又は疾病等の保育の実施基準により保育することができないと認められる場合に行うことになっております。現在霧島市内には,公立保育所が12箇所,私立保育所が20箇所ありますが,基本的に霧島市在住の方はこの霧島市内の保育園に入所していただいております。なお,勤務先,介護先,通勤経路,里帰り出産等の理由がある場合は行政区域外の保育園に入所できることになっております。ただし,必ず相手の自治体と協議することが必要であり,自治体に保育園の空き状況を確認し,入所可能であるという同意書をいただかないと入所は認められないことになっております。つまり保育所とのやりとりだけでは入所決定はできないことになっております。さて,行政区域外入所の取扱いにつきましては,合併前は旧福山町のみ無条件で行政区域外入所を認めておりましたが,平成19年4月から勤務先が区域外であるなど事由がなければ行政区域外入所は認めないと統一をいたしました。ただし,旧福山町については経過措置を設け,現在入所している児童及び兄弟の入所はできることとしました。しかし,平成19年8月に,旧福山町には私立保育園が1箇所しかないため,保護者などよりこれまでどおり行政区域外への理由を設けず近隣市町への入所の選択ができるようにしてほしいとの要望があり,旧福山町の行政区域外入所の取扱いの経緯等を踏まえ,平成19年9月1日から当分の間旧福山町においてはこれまでどおりの入所取扱いとしたところでございます。ご質問の市周辺部などへの柔軟な対応が求められるが,どのように考えるかにつきましては,現在行政区域の境界付近に住んでおられる方で要望はございません。しかし,今後そのようなケースが出てきた場合は行政区域外の理由に該当するか個々に検討することとなります。


○39番(前川原正人君)


 それぞれ答弁をいただきました。2問目以降の質問に入らせていただきたいと思います。まず,順番どおりにいきたいと思います。まずこの景観行政団体の問題で街づくりについてなんですが,景観法の中で110条第1項のただし書事項の中で「県知事と協議をし,同意をする手続きとなる。」ということが明記されてるわけですね。その内容というのが「今後の景観形成の施策の方向性とスケジュール,規定に基づき行おうとする事務の内容,事務を行うための組織体系などが双方協議をされて同意をする。」というふうになっているんです。そこでお聞きをいたしたいと思うんですが,それは霧島市の方からモーションといいますか,手を挙げられたのか。それとも県の方から霧島市になったので,こういう法律があり,何らかの手だてをとらなければならないのでということでこういう経緯になってきたのか答弁を求めます。


○建設部長(秋窪直哉君)


 この景観団体のことですが,県から市の方に説明がありまして,それを受けまして市としては同意をしたわけでございます。


○39番(前川原正人君)


 そうしますと,ずっと調べていきますと,知事の同意があったのが,同意日が平成18年,昨年の10月27日,そして景観団体になった日が12月1日ということなんですが,だとするならば同意して約1か月間しか時間がなかったわけですけれども,いつの時点でこういう話が県の方からあったわけですか。


○都市整備課長(篠原明博君)


 景観法の景観行政団体になることについてのいろいろな条件等の説明が県の方からございまして,その10月27日の移行前に全市町村にそういう説明がございました。それらを踏まえまして市としてやはり必要だと。合併してやっぱりこういう自然的なもの,歴史的なものを守るべき景観法に則った景観行政にならないといけないということで早速手を挙げまして県の同意の申請をいたしました。その後同意を得て12月1日に至ったということです。


○39番(前川原正人君)


 県の方からということで今おっしゃいましたが,ただし書事項の中では「大体景観形成の施策の方向性とスケジュールを市町村がもって同意をする。」となってるんですね。なぜそれが逆になったんですか。


○都市整備課長(篠原明博君)


 県からの説明というのは,景観法が制定されまして,通常は中核市であります鹿児島市,それと鹿児島県が制定すべき景観計画でございますけれども,こういう地域の非常に特性を生かした鹿児島県においては市町村が手を挙げてどんどん地域に密着した景観を進めるべきと,そういう指針が示されましたので,市としてはそういうものを踏まえてスケジュールを自治体として,市として検討して,それらを踏まえて県に要望したということです。


○39番(前川原正人君)


 要するに分かりやすく言うと,県の方が景観団体として,行政団体としてちゃんとやっていた方がいいよと。ああ,そうですか。じゃあそうしましょうと。そういうことで流れてきたわけですね。そうしたときに霧島市というのはまだ総合振興計画,答弁の中でもおっしゃいましたけれども,都市計画マスタープランというのをまだできてないわけですよ。どういうふうに進んでいくんですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 今後のスケジュールになろうかと思いますが,現在総合計画を策定中でございますので,それが終わりますと都市計画マスタープラン等で整合性を図りながら景観形成計画書を策定するというような形になると思います。


○39番(前川原正人君)


 今後,今後ということで後先になってるわけですね,順番から見ると。そうしたときに今度は景観団体として認められた以上,当然,条例の中でもそのことがうたわれていくことになると思うんですね。どういうような計画を持っていらっしゃるんですか。


○都市整備課長(篠原明博君)


 先ほど申しましたように,景観行政団体となって市が住民と協力して今後の景観計画を立てていくというのが大きな目標でございます。当然景観計画をつくるに当たりましては,先ほどお話をいたしましたように,総合計画,都市計画マスタープラン等と整合性を持たすわけですが,ただ急に例えば景観計画をつくりますという形のものでは非常に,こういう新市広い面積を持っております。特に自然景観,歴史的景観あるいは重要な建築物とか,そういう諸々を事前調査,検討をし,そういう景観地区等を定めるのに準備期間が必要だと。そういうふうにしないと,総合計画,マスタープラン等ができた後速やかに景観計画をつくり,条例に持っていくことはできないということで速やかに手を挙げて検討を始めたところでございます。


○39番(前川原正人君)


 このそれは行政手続き上うまくいく部分と,今度は対住民との関係等もあると思うんですね。しかし,この合併をして1年9か月経ってマンションがどんどん建っているわけですよ。そうなったときに景観がじゃあ保全されるのかというこういう問題点出てくると思うんですね。現実上の話では,建築確認申請が出た場合,これ相当な理由がないと,何らかの理由がないと却下できないんですね。出てきた確認申請についてはそのまま大体進んでいくんです。そことの整合性はどういうふうにとられていくわけですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 こういうマンション等若しくは建築物のデザイン,色彩等については,規制誘導の中で今回こういうことを規制するというような条例をつくっていくということになろうかと思います。


○39番(前川原正人君)


 その規制誘導の中でつくっていくことになるというのはよく理解できるんです。しかし,それができるまで何かそういう法的に制限を設けることができますか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 現在の法律では用途地域しか規制はできないというふうに考えております。


○39番(前川原正人君)


 そうなんですね。用途地域だけしか規制ができないんです。だから,逆に考えると,マンションがどんどん建ち出して,高さ制限をある程度今の時点でやってかなければ,景観保全の条例を,行政団体のこの景観保全の条例をつくっても後先になっていくという可能性十分あるんですよ。その辺の対応策については今後どういうふうに検討されていくおつもりでしょうか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 いろんなこの景観団体による条例というのはもう相当幅が広うございます。よって,そういう問題を抽出しながら,今後それらの具体的な施策について検討していかなきゃならないと。現在のところはまだ具体的にあれがこうこうということはちょっと言えないというふうに考えております。


○39番(前川原正人君)


 ちょっと合点がいかない答弁なんですが,最初のボタンのかけ始めを間違えると下にいくと全部間違えるんですね。もう別に指定をされましたので,同意をしたわけですので,それをとやかく言う必要はないんですが,やはりマンションがどんどん建ち出して,行政としてある程度の規制を持っとかないと,景観団体としての意味をなさないといいますか,例えば,ある業者さんが,もう極端な話ですけど,60m,70mのビルを造りましょう。そうなったときに行政団体,景観団体として指定を同意をしてても拒めないんですね。だから,そういうことを想定したときにどうするのかという問題なんです。もう一度答弁をお願いします。


○建設部長(秋窪直哉君)


 マンションについての話でございますけど,高さ,幅,高さによる日照権の問題,いろいろそういう弊害が出てくることも予想されます。よって,景観法で規制するということは大事だというふうに考えておりますけど,これは今後そういうのを詰める中で検討しなければならないというふうに考えております。


○39番(前川原正人君)


 そのちょっと質問の角度を変えたいと思うんですが,では,先ほどおっしゃった都市計画のマスタープランと,そして総合振興計画,まだできてないのが今現実なんですね。いつぐらいを策定,今検討が進められていると思うんですが,住民の皆さんにそういうことが明らかにされる予定なのかどうなのかお聞きをします。


○建設部長(秋窪直哉君)


 さっき申し上げましたように,総合計画を策定し,都市計画マスタープラン等が出来上がって速やかに進めなきゃならないというふうに考えております。


○39番(前川原正人君)


 それともう1点は,先ほど答弁の中でもおっしゃいましたけれども,都市計画区域以外も景観行政団体として権限を持たせて,持つことができるわけですね。その辺についてもまだ不透明だと思うんです。何か計画がありますか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 具体的に考えられることは,駅前商店街地域,歴史的な街並みの地域,観光地,自然公園周辺,棚田などの農村景観,地域のシンボルとなっている河川景観等などが考えられます。


○39番(前川原正人君)


 都市計画区域内と区域外と分けて考えていかなければならないことは,これはもう手続き上そうせざるを得ない部分があると思うんですが,それは並行して進んでいくということで理解をしてよろしいですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 そういうふうに理解しております。


○39番(前川原正人君)


 次に入りたいと思います。まず,次には,市民サービスセンターコア・よかの関係についてですが,このお聞きしたいのは,この私がお聞きをした最新の利用実績ということで住民票などの証明関係で7月と8月で526件,11万8,400円,市民税など収納関係では139件,248万6,600円,合計で665件,金額にして260万5千円というこういう報告をいただいているわけなんですが,これもある意味1年経過をしないと,一概にこの多いとか,少ないとかいうことは言えないんですが,この数字をどういうふうに分析をされているんでしょうか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 同じような形態の所が関東の方にございまして,その市は約50万ぐらいの市だったというふうに記憶しておりますけれども,その第1年目からすると現在では2点数倍に上がっております。1年目のそういった件数と比較いたしますと大体半分ぐらいのようでございます。ただし,その市はほとんどの方が働いてる,就業形態が違いますので,そういった意味ではこの土・日,それから夜間というのは働いておられる方がやはり多いと思いますので,そういった意味ではまあまあ,1か月,2か月目にしては順調に増えてきているのではないかというような分析をいたしております。


○39番(前川原正人君)


 確かにおっしゃるように,まだ3〜4か月しか経ってないということで,そのデータを分析というのは確かに難しいと思うんですね。要は使い勝手がよくてやはり利便性が高まるということが一番その方向で努力をするということは求められていくわけですが,そういう方向に向かうための行政の努力という点から見たときにどういうような施策を計画をされていらっしゃるんでしょうか,周知徹底ですね。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 まず,まだまだ浸透していない部分があろうかと思います。そういったことでコア・よかの店長が各企業の方を回って現在こういった状況でできるんですよというようなお話を申し上げているところでございます。これに関しましてはそういった方々から非常に好評を得ていると。回り始めてから人数が増えているような気もいたしております。それからサービスの充実がございます。現在証明書発行関係,税とか,そういったものの収納関係を行っておりますけれども,現在,来年の4月をめどにパスポートの発行ができないかというのを現在検討しております。この霧島市でパスポートの発行というのは大体年間2千件を上回るような件数でございますので,そういった方々が,パスポートができるようになると,わざわざ鹿児島市まで行かなくてよいというようなこともございます。そしてこのパスポートにつきましては,一旦市役所に来て戸籍などを取って,そしてから県に行くという二度手間になりますけれども,もう1箇所で済むと。そういったこともございますので,現在市と来年の4月を目途にそういった協議を進めているところでございます。


○39番(前川原正人君)


 パスポートも確かに利便性が高まって,二度手間,三度手間が省けて1箇所でできる。これはよいことだとは思うんですが,それは可能性としてはあるんですか。そういう方向として市は考えてて,来年の,あくまでも相手がいることですので,可能性としてはあるという理解の仕方でよろしいわけですか。


○市長(前田終止君)


 この件につきましては県の方と事務方がずっと努力を続けてくれておりまして,なお,私の方も政治的自分の意欲,そういうことをしっかりと県の執行部,特に知事の方にも詰めておりまして,なお,象徴的には知事と語る会があった席上,皆さんのおられる前できちんとその旨の利便性を高めてほしいと。県下2番目の人口規模を持つように合併後なった私どもの市ですが,3番目,4番目の薩摩川内市,鹿屋さん,こういう所ではパスポートの発給ができても,私たちのこの新市霧島市ではできる実情にないじゃないかということ。なお,九州各県,出国率が毎年発表されているわけでございますが,県としても九州全体で宮崎と並ぶもう最下位の出国率であるわが県,もっと広く海外にも目を向けて県民がパスポートを取得しながらこう出て行く時代,そういうものをつくっていく必要性もあるんじゃないかと。よって,県庁及び県民交流センター,あるいは,また,加治木総務事務所,そういう所に足を運ぶ件数が年間2千件少々と伺っておりますけれども,こういうものが市民サービスセンターコア・よかできちんとできるように必ずその方向をやり遂げるという強い意欲を持って私としては最後の交渉をやっているところでございまして,それなりの後手続き,事務やってよかったがと,文字どおりコアよかというふうになるように利用率もまた高めてまいりたい。そういうふうに思っております。


○39番(前川原正人君)


 今おっしゃるように,コアよかっていうようなそういう言葉が出るようなそういう施設にすることは何も異論はないわけです。ただ,車で行く場合,駐車場が250台のスペースがあるわけですね。ところが,この前歩いてみますと入口がどこか分かんないんですよ。どこが,どっからでも入れるという利便性は当然あってしかるべきとは思うんですが,看板がちょっと小さいわけですね。ちょうど雨水タンクがあるちょうど,歩いて行ってこうグルグルは回りませんが,入ってどこだろうという。ですから,もっと分かりやすいそういう看板の設置とか,そういうことも検討すべきと思いますが,いかがですか。


○市長(前田終止君)


 私も設置責任者でございますから何回かチェックに自ら行ったり,そして車も乗り入れてみたりしながら利用者の立場に立って利用者の目線で入ったりもしております。そして改善も申し入れて,そして一部改善をされておりますが,今,議員がおっしゃるのは,道路側から入る入口が,まずそこが分かりにくいよという点ですか。はい。それとあと中に入ってグルグルこう回りながら行って,その2階なんだけども,ビルの構造の関係でちょっとグルグル回った上の3階目ぐらいのイメージになってますもんね。そこいらの分かりやすさをもう一工夫する必要があるのかなとも考えております。なお,この後電線の地下埋設の工事,これをして,歩道橋ができて将来の利便性はなお高まっていくのかなと思っております。そこいらの不便性,あるいは,また,利用の形態のしやすさ,入りやすさ,そういうことについてはさらに議員ご指摘のような点についても努力をさせていただきながら,できる改善からこつこつ進めてみたいと思います。


○39番(前川原正人君)


 それともう1点は市民サポートセンターの関係ですが,この県道から見てちょうど方向で言うと西側になるんですが,出入口の部分です。この下に七つのマンホールがあるんですね。1個は,北側のやつについてはこの防火水槽になっているんです。あとの六つの部分については雨水のマンホールになってるわけです。そうしたときにあの下のスペース,何か今後利用,活用,何かそういう計画がありますか。


○都市整備課長(篠原明博君)


 今ご質問ありましたパークプラザの市民広場の場所だと思います。あそこにつきましては,ご存じのように,地下貯留槽と防火水槽を1基兼ねた施設でございまして,一番北側につきましては常時水が溜まる施設で防火水槽として設置をいたしております。そのほかのマンホールがある所につきましては現在は暫定で舗装をいたしておりますけども,今後歩道橋あるいはイベント広場を設置する計画でございますので,街中のにぎわいの場として有効に活用していくというふうに考えております。


○39番(前川原正人君)


 次に,山形屋とを結ぶ歩道橋の問題ですが,当初予算でまちづくり交付金ということで,延長,長さが27m,用地が30?で,広場の整備600?ということで,この予算というのが福山地区のプールも一緒に抱き合わせて3億6,283万5千円という今回19年の当初予算で組まれて予定をされているんですが,大体歩道橋の総工事費はどれぐらいを想定をされてるんですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 交付金事業で1億5千万を予定しております。


○39番(前川原正人君)


 今答弁をいただきましたけど,大体1億5千万ということで,そのまちづくり交付金で大体それぐらい出て,そして先ほどの答弁ではこの事業,まちづくり交付金で事業として歩道橋を計画をし,そして今度は「企業の責任で」ということで答弁をされたんですが,行政がそのうちのすべてを負担をするのか。それとも企業と例えば商工会議所が按分をして,そしてまだ不足をする分を行政が負担をしていくのか。その辺の財源の振り分けといいましょうか,もう支出の振り分け,どういうようなことを計画をされているんですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 市の行政側としては,さっき説明しましたように,歩道橋を整備いたします。よって,企業の方は市の造った歩道橋に企業の予算によって接続をするということになります。


○39番(前川原正人君)


 ちょっとよく理解できなかった部分があるんですが。歩道橋については市が造るよと。接続については企業がやるよというそういう理解の仕方ですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 国分山形屋,現在建屋はできていますけどね,その前に歩道橋ができた場合,その歩道橋に対して,山形屋が自分の建屋から歩道橋に接続するということで,その予算につきましては山形屋の方が支出するということになっております。


○39番(前川原正人君)


 そうすると,市は1億5千万円しか出さないけれども,あとの不足分については企業が負担をするという理解の仕方でよろしいわけですか。


○都市整備課長(篠原明博君)


 今回の横断歩道橋につきましては,先ほど答弁いたしましたように,市道として県道の横断を計画いたしております。当然県道の横断でございますので,市道から市道へつなぐ。そしてその前後については階段で上り下りする施設でございます。今回あの施設に対して回遊性を確保するために山形屋さんあるいはパークプラザが独自に連結をすると。当然山形屋さんと歩道の間は,今の試算でいくと大体7m40?ぐらい空間ができます。そういった空間につきましては企業者側の方で連結をしていただいて拠点地区として向上を図っていただきたいということでございます。


○39番(前川原正人君)


 要約しますと,本体については市がやるよと。取りあえず1億5千万かかりますよと。その附帯といいますか,ちょうどつなぐ所,その敷地の,県道ではない所,市有地,ここの部分は分けて考えるよというそういう理解の仕方でよろしいわけですか。


○都市整備課長(篠原明博君)


 再度説明いたします。今回の歩道橋は,当然下の平面から上に上がって2階部分相当で県道を横断いたしますね。しますと当然市道が前後認定をいたしまして,その市道から階段で2階部分に相当して上がって横断歩道を渡って下に下りるという構造でございます。そうしたときに現在のパークプラザ側につきましては先行して事業,会議所の事業ですぐ連結できるような形でもうできております。ただし,山形屋さんの方につきましてはまだ空間が残った形でありますので,山形屋さんとしてもその歩道橋に連結をして山形屋さんから2階部分でパークプラザあるいは市道に乗り入れできるような形で造るということです。


○39番(前川原正人君)


 大体理解できました。そこでお聞きをしたいのは,この中心市街地の拠点地域の整備における開発地域ということで,これは旧国分市時代に平成16年3月31日に基本方針というのが出されてるわけですね。そのときにこの中で国分山形屋との連結の方法についても一体的整備に合わせて研究を行うというこういう方針出されてるわけですね。そこでお聞きをしたいのは,その歩道橋を造ることについて商店街などの意見若しくはアンケートなど取られたことがありますか。


○都市整備課長(篠原明博君)


 先ほどの中心市街地の拠点地区整備の基本方針の中にもございますが,やはり商店街の活性化をするに当たりましては,やはりTMOという組織が以前ございました。そういう会議所等を通じ通り会,商店街の方々がまちづくりのためにどういう形がいいかという形でいろいろTMOの方でアンケートを取られ,やはり回遊性がないと駄目だということで,そういう計画の下に一応今の基本計画ができた,基本方針を定めた経緯がございます。当然通り会としても,今先ほど出ました新市街の前については景観整備を兼ねてフラット化にしてなるべく人を回遊させようという取組をされておりますので,そういう形のものに合った整備であるというふうに考えております。


○39番(前川原正人君)


 こういう方針が出された。今から約3年,4年,4年まではいかないですが,大体3年ぐらい前のこういう方針が出されてるわけですね。TMO事業の主体である商工会議所さんがそういうことで意見を集約をして,これがいいだろうという方向で出されてきたわけですが,行政として,市としてそういう独自の取組はされたことはないですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 市といたしましては中心市街地の基本計画に則っていわゆるハード面の事業を実施した経緯がございます。よって,この歩道橋もその計画に則って整備を図るということで現在進めてきていることでございます。


○39番(前川原正人君)


 要は当時の旧国分市の時代のこのTMO事業が一つの基本,土台になって今話が進んでるんですね。先日約10軒近い商店街をずっと歩いてみたらこういう意見が出てました。馬鹿なことをするなと。商店街には恩恵がない。山形屋のために橋を架けるようなものだ。もう1軒は,商店街の活性化を言うなら,歩道橋で人が行きにくくなり,無駄な金を使うべきではない。もう1軒は,山形屋前の,これは賛成意見でしたけれども,歩道ができることはよいことと思うが,橋ができれば屋根が付いて雨に濡れないから大変よろしいと,こういう意見もあります。もう一つのお店は,歩道橋ができてみないと分からないが,できた時の利便性を考えると疑問があると。巨額を使うのであれば,私たちの税金を投入をするんであれば,ほかの通学路の安全ために使った方がよいのではないか。もう1軒は,行政が国分の中心をどうしようとしているのか見えない。今回,ご存じのとおり,この近くにだいわが以前ありましたけれども,これを今取り壊し作業をしてるんですね。例えば,ここの,極端な話だけれども,場所を市が買い取って平面の駐車場を造って人が集まって歩いて行けるようなそういう商店街の在り方の方が活性化の方向性が見えてくるのではないか。架橋については,歩道橋ですが,山形屋が独自で造ればよいのではないか。税金を使うことは疑問だ。こういう賛否両論あるんです。お聞きをしたいのは,住民の,商店街の方がおっしゃったんですが,「大体当時の計画と今の現在,そして将来を見たときに一番懸念があるのは何なのかと言うと,サティの方に,国分の中心地が今まではあったけれども,サティの方に人が流れ出した。今度は隼人にA−Zができてくるとこの辺も空洞化していくんじゃないか。」,こういう不安の声が出てるんですね。だから,これは行政として,TMO事業本体である商工会議所だけに委ねるんではなくて,やはり行政としてここの商店街の活性化をどうするかということでもう一度聞き取り調査をされた方がいいんじゃないですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 議員の指摘は指摘として受けておきますが,この中心市街地活性化というのはもういわゆる中心市街地の活性化を図るということで当時国分市が基本計画を策定して事業を進めた経緯がございます。その中でハード面においてはいろんな道路の歩道等の整備を図る。景観を図った街路樹を植える若しくは駐車場を造るというような形で,それと一番今回の歩道橋で大きな問題は,国分〜霧島線が日交通量大体1万8千台ぐらいの通行があるわけです。そこの道路を東西に横断する安全な道というのはございません。シグナルによる横断歩道だけでございます。よって,1日大体あの周辺で2,799人という,平成14年の商工会議所の調査によりますとそういう人があの周辺を回遊していると。その人たちをあの国分〜霧島線を安全に誘導するというのが大きな目的でございまして,そして,また,あそこの山形屋前にある信号を一応こっちも調べてみました。ボタンを押してから信号機が変わるまで大体1分30秒から3分30秒かかりまして,また,青の時間は17秒から20秒,もう本当,いわゆる高齢者,身体障害者の弱者の方には非常にあの道路は渡りづらい。非常に速くサッサと歩かないとすぐシグナルが変わってしまうというような状況で非常に歩行者には危険な横断道路だというふうに考えておりますので,それらを総合的に考えてこの歩道橋というのは必要であるというふうに考えております。


○39番(前川原正人君)


 私も先日信号機の時間を計ってみたんです。今おっしゃるとおり,大体約4分ぐらい長い時でかかるんですね。問題なのは,安全に人がこの行き来ができるというのは,それはもう当然のことだと思うんです。別にTMOの中心市街地の整備でやらなくても,県に対して歩道橋設置を要望した方が経費的には安く付くんじゃないですか。交通安全対策事業なんかを使えるんじゃないですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 県といたしましてもその今の信号機で間に合うというような判断を示されまして歩道橋というのはできない状況でありました。よって,国の補助事業を使って今回この歩道橋を造るということでございます。


○39番(前川原正人君)


 市長にお聞きします。昨日の浦野議員ではないですが,やはり県には結構顔が利くと思うんですね。だから,経費面を考えると,それは確かに市が1億5千万今後出す。それは入札をしてどういうふうになるかまだ分からないですけれども,まだ安くなるかも知れないですけど。それを考えるんであれば,交通安全対策事業などの県の事業,国の事業等で,県道ですので県の事業になると思うんですが,歩道橋を造った方が,誤解も招かないし,人も回遊させることもできるし,一石二鳥だと思うんですね。それについてやはりもっと検討していくべきではないのかな。それと同時に,旧国分市の事業の計画が今進みつつあるわけですよ。しかし,今現在は1市6町合併をして霧島市になったわけですから,これはやはり方向を,基本的には変えられないかも知れないけれども,一つ一つの部門については再検討の必要があるんじゃないですか。


○市長(前田終止君)


 今までの議論の経過のとおりでございますけれども,今ご指摘の点につきましては,どうにかできる点があるか,ないかよく検討をさせてみます。また,私自身も可能性があれば精一杯努力をしてみたいと思います。


○39番(前川原正人君)


 もう時間がなくなりましたので,次に入りたいと思います。環境保全の問題についてですが,この土砂の堆積というのは渓流の土砂が流出をするということも一つはありますし,この現地調査の中でも明らかになったんですが,大体その旧霧島のゴルフ場建設予定地,この面積がどの程度だったのかお分かりですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 145.2haでございます。


○39番(前川原正人君)


 今答弁をいただきましたように,約145haのゴルフ場がまだ今できてはいないんですが,その土砂の堆積の状況を市長見て,写真を撮影をした1枚は手篭川の堆積の状況です。もう1枚は今申し上げましたゴルフ場予定地の中の土石流の堆積状況なんです。それを見てどういうふうにお思いですか。


○市長(前田終止君)


 議員から資料として写真をいただきました。これを見ますと,ゴルフ場建設予定地の沈砂池になっているんではないかと思いますが,よく写真では分かりにくいんですけれども,かなりの量の砂が溜まっているなあという印象がこれありますね。そしてあとこの手篭川の方の写真でございますが,土砂堆積の跡,そしてそれなりに,葦がそれによく繁殖していると,堆積に沿ってですね。そういう印象の写真だと直感します。


○39番(前川原正人君)


 写真で見ると一部分しかどうしても見えない部分がありますけれども,現実肉眼で見てみると相当なこの,沈砂池と言うんですかね,結構砂が溜まっているというか,流れながら溜まっていっているというのが実情と。お聞きをしたいのは,確かにその行政指導という点ではやはり業者さんにもある程度の責任がやっぱりあると思うんですね。開発を予定をしたという,当然,土地利用計画の同意を,協議書を県と双方印鑑をついて協議をやってるわけですから,その辺についての行政指導,市としてはちゃんとこういう対処をするべきだということで,そういうことが当然求められていくべきだと思うんですが,その辺についての見解といいますか,お考えはないのか。どうでしょうか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 現在ゴルフ場は中断されております。よって,行政といたしましては,毎年梅雨明け前に県と市と業者と立ち会いの下で沈砂池等又は排水路等の調査を行い,不備でございましたら,適切に業者が処理するように指導をしており,現在は土砂の流出はないものというふうに考えております。


○39番(前川原正人君)


 最後の保育行政についてお聞きします。この9月1日付で住民代表,保護者の人たちとも意見交換をしたわけですが,この保育園の問題,区域外の問題ですが,これについて9月1日からちゃんと文書を出すということで明確におっしゃいましたけれども,福祉部長その文書の内容はどういう内容となっておりますか。


○児童福祉課長(隈元 悟君)


 お答えいたします。「保育園の行政区外の入所の取扱いについて」ということで各関係保育園,それとその方々に「今後の保育園の受付取扱いについては,これまでどおり,旧福山町に限ってはこれまでどおりの取扱いにする。」ということで通知を出しました。それと経過につきましてこれまでの協議の協議内容につきましても含めまして説明をして通知をいたしたところでございます。


○39番(前川原正人君)


 私が聞いてる範囲内では当分の間という言葉が入っていると思うんですね。当分の間というのは当分の間ですけど,いつまでですか。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 字のとおり,当分の間でございますけれども,当分の間というのを我々で想定しているのは,児童福祉法の改正により内容がどう変わるか分からないということやら社会情勢の変化によって福山の牧之原の部分に例えば大型の団地ができ,人口が増え,保育所が新たにできる。あるいは少子化の中で各市内の保育所が送迎バスを出して送り迎えをする。そういうような保育所が今現在1箇所しかございませんけども,そういう選択の枠が広がるような社会情勢の変化とか,そういうものがあった場合はまたうちとしても考えなければいけないということで当分の間と入れてあります。


○39番(前川原正人君)


 当分の間というのは当分の間でしかないわけですね。しかし,それをどこまでかというのもちょっと酷な話なんですが,やはりそのケース・バイ・ケースとして対応ができますよということで理解をしてよろしいわけですね。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 そのとおりでございます。


○39番(前川原正人君)


 当分の間というのは大変この日本の難しい曖昧な言葉の表現なんですが,やはり保育がしやすい,育てやすいそういう環境づくりに邁進をしていただき,努力をしていただくことを述べまして私の質問を終わりたいと思います。


○議長(西村新一郎君)


 以上で前川原正人議員の一般質問を終わります。次に,32番尾崎東記代議員より3件通告がされております。したがって,尾崎東記代議員の発言を許可します。


○32番(尾崎東記代君)


 お疲れさまでございます。早速本題に入ります。早いもので合併して1年10か月が経ち,やがて2か月足らずで2年目を迎えようとしています。いろいろ諸課題を抱えつつも,13万人市民の福祉の向上と負託に応えるため,その使命を果たすべく日々努力精進していきたいものであります。今回3点の問題について通告に従い市長に質問いたします。まず問題の1点目,県単林道整備事業の導入についてであります。昨年9月定例議会で質問しました県道1号線迂回避難道路建設への取組を質問した後,県単林業振興対策事業の林道整備として県に要請し,対処することを協議,市長もその取組を約束しました。そこで1点目は具体的にどう取り組んできたのかについてであります。迂回路の建設については県の方は難色を示され,そのことを受け,これまで旧牧園町時代から国の林道整備事業としてはその要件を満たさないことから建設へ向けて対応が難しい状況だった経緯があります。昨年の当時の農林事務所長にも現場を確認いただいた後,県単林道整備事業の導入は可能であるとの見解を示していただき,その旨市長にも伝えました。迂回路では建設できないが,市有林の管理道路として実現の見通しがつき,これまでさんざん議会でもこの問題で議論してきただけに,市長も喜んでくださったと私は理解しております。これまでの経過を踏まえても早急な対応が必要な状況から即取組を推進されるものと期待していましたが,未だに具体的な取組の姿勢が見えてきません。事の重要性は市長も重々承知しておられるはずです。そこで市長はこの重要問題に対してどのような認識で具体的にどう取組を進めてこられたのかお伺いいたします。次に,2点目,県単事業として採択のめどは立ったのかについて,この事業の導入に当たっては,農林事務所長の見解からその要件を十分満たしており,市の方で農林道整備事業導入の申請をやって取組みを進める必要があります。このことを協議してやがて1年になります。県単事業として導入の要請はされたのか。されたのであれば,採択のめどは立ったのかお伺いいたします。次に,第二の問題,高千穂地区運動場の整備確保についてであります。高千穂地区では,前町営運動場に高千穂小学校が建設され,また,旧小学校跡地は北消防署の移転が決まっています。新設小学校の校庭は広く地域住民に開放するとなってはいるものの,町営運動場時代は,ソフトボールやサッカー,グラウンドゴルフなど地区住民の楽しみと体力づくりに大いに役立っていました。現在は自由に使える運動場がありません。地区住民の間で自由に使用できる運動場が是非とも欲しいものだという切実な願いが高まっております。そこで旧農大跡地で運動場として存在していた頃,地区住民もたびたび使用が許されていました。現在雑草が生い茂ってはおりますが,整備していただけるのであれば,地区民も全面的に協力することを確認もできております。現状を踏まえ,今策定中の総合計画の中に入れ込んで地区運動場の実現に向けて整備できないものかお伺いいたします。次に,第三の問題,市民サービスセンターの利用状況に対する認識と対応についてであります。今ほど同僚の前川原議員の質問があり,2点目については重なる部分が多く削除いたします。去る8月8日の南日本新聞が市民サービスセンターの「利用者が伸びず」,「市・PRに力入れる」の見出しの記事を掲載しました。そこで1点目,市長はこのことをどう受け止めているのかについて,開設して1か月で早くも新聞等でこのような指摘がなされました。それくらい市民の関心と期待も高く,注目されている証だと思います。利用者の伸びが少ないが,どうするのか。「市としてPRに力を入れる。」と言っているが,どのような効果が上がるのかと暗に問いかけていると私は感じました。市長として当然この記事を熟読されたものと考えますが,どのように受け止めておられるのかまずお伺いいたします。次に,3点目,市長としてどう対処する考えであるのかについて,市民サービスセンターの運営については,ご承知のとおり,反対意見も多いでした。これらの議論も踏まえて今後利用者の確保対策,活性化対策,市民へのより効果的なサービスの提供など盛りたくさんの対応が求められております。これから半年,1年,10年と将来にわたって正常な運営を持続していかなければなりません。市長はこの重要な使命達成と職責にどう取組み,対処していく考えなのかお伺いいたします。以上三つの問題について申し上げましたが,いずれも市民の関心も高く注目する問題です。市長の誠意ある明快な答弁を求め第1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 尾崎議員から3点につきまして質問がありました。2点目については私の方から答弁をいたします。そのほかにつきましては農林水産部長及び企画部長にそれぞれ答弁をいたさせます。2点目の質問は高千穂地区運動場の整備確保についてでございました。高千穂地区では小学校の移転後地区運動場として利用できる広場がなくなったと。農大跡地の旧運動場を利用することとして今策定中の総合計画の中に地区運動場を入れ込んではどうかというご指摘,ご質問だったというふうに思いますが,ご答弁いたします。高千穂地区自治公民館におきましては地域の運動場として利用されていた敷地が高千穂小学校移転のためにスポーツ行事に利用できなくなって不便になったことは十分承知をいたしております。今回農大跡地を利用をした地区運動場の整備をご提案いただきましたけれども,農大跡地の有効利用につきましては,市民の皆さん方の貴重な財産でございますので,現在策定中の総合計画を踏まえながら,平成20年度には基本計画を策定してまいりたいと思っております。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 県単林道整備事業の導入についての1点目,2点目についてお答えいたします。林道整備への取組につきましては,林道事業を実施するためには霧島市の地域森林計画に掲載する必要がありましたので,この林道の整備計画を路線として計画いたしました。その上で県と協議をしてまいりましたが,県の意見としては,利用区域が10ha以上あれば採択可能であるが,県単事業については県の財政も厳しいことから採択が厳しいという見解でありました。そのような状況ですので,現段階では採択につきましてはめどが立っていない状況であります。今後はこの県単事業採択と並行して他の事業で道路整備ができないか検討したいと考えております。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 市民サービスセンターの利用状況に対する認識と対応についての1点目から3点目は関連がございますので,併せてお答えいたします。今回の市民サービスセンターコア・よかを設置したきっかけは,「通常市役所が開いていない17時以降や土曜日,日曜日においても窓口サービスを受けることができるようにしてほしい。」という市民の皆様の声が以前よりあり,課題としてとらえておりましたが,総合計画の市民意識調査などでも聞かれるようになってきたところでございます。このセンターのサービス内容は住民票や印鑑証明書の発行及び市民税等の収納業務を取り扱うもので,市役所の窓口の一部を民間が設置した建物内に設け,民間の各サービスと行政サービスが共同でまちづくりに貢献する全国的にも先進的な取組であると考えております。オープンして1か月後に新聞報道にて利用状況に関する記事が掲載されましたが,直近の8月では対前月比で56%の増となり,また,土・日の利用状況も7月に比べ約2倍となり,さらに最近の土・日では1日当たりの利用件数が最も多い日では39件の実績が出るなど当初に比べると利用者は確実に増えております。このようなことからこのことはもう少し時間を置いて議論したいと考えております。今後はこのセンターのサービス内容の充実,例えば,先ほど申しました来年の4月からパスポートの申請などができないか。そういった充実を図りながら,市民の皆様への周知も積極的に取組み,今現在コア・よかの店長が各企業回りを行っておりますけれども,そういった取組を行いながら,今後市民の皆様に愛され,利用しやすいセンターとして運営してまいりたいと思います。


○議長(西村新一郎君)


 尾崎東記代議員の質問中でございますけれども,ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 零時01分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時00分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。午前中の尾崎東記代議員の一般質問を引き続き続けます。


○32番(尾崎東記代君)


 先ほど答弁をいただきましたけれども,非常に簡単でもう情けないやら本当こう気が抜けたような感じがいたします。しかし,これからは誠意を込めて答弁してください。まず申し上げておきます。順次2回目の質問をいたしますけれども,1点目のことにつきましては,もう市長とこれまで何回もこのことについては議論してきました。それで昨年の9月26日,農林事務所の所長も同伴していただきまして現場を見ていただきました。その時にこれは県単,それこそ国の整備事業では要件は満たせないけれども,県単の林道整備では,これはもう十分要件を満たしているよということを明確に示されました。それを受けて9月27日,市長はものすごく忙しくて分単位で面談の方がいらっしゃいましたけれども,私は申し込んで,午前中に早く申し込んだんですけれども,4時30分から15分間面談の機会がありました。その時に市長にこうして県単で林道整備ができるように私はこう農林事務所の所長から聞きましたよと,そういう方向で進めたらどうですかと。もしそういうことで4mの,制約があったんですよね,幅4mの道路ということで,5ha以上の市有林があれば,これは要件を満たすということまで確認をいただきました,その時に。そしてそのことを市長にも伝えました。そしたら,15分の中でしたけれども,市長はそういうことがあったら進めんないかんねえと。これまでそいこそ牧園町時代からあの道路をどうするかと,どうして整備を進めようかということで議論をしてきましたので,市長も喜んでくださったんです。私はそういうふうに理解をいたしました。それで今,答弁書を見てみれば「10ha以上」というふうになっております。その辺のところを,私はもう本当こう実際に県の方と協議をされてそういう結果が出たのかどうか。まずその点についてお伺いいたします。


○林務水産課長(山下 晃君)


 県単林道事業の採択基準につきましては利用区域内の森林面積が10haであることというふうになっております。ちなみに今考えております林道地域の利用区域面積は25haですので,面積的にはクリアする道路であります。


○32番(尾崎東記代君)


 今の答弁を聞いておりますと県単事業でもこれは要件を満たすというふうにとらえたんですけれども,そいでいいんですかね。


○林務水産課長(山下 晃君)


 利用区域面積では要件を満たします。それと先ほど答弁しましたように,地域森林計画に登載されていることというのも要件を満たします。ただ補助対象外というのも幾つかあります。例えば,用地費とか,補償費につきましては対象外というふうになっております。


○32番(尾崎東記代君)


 一応要件は満たすと。それと答弁でもありますけれども,「地域森林計画に掲載する必要があったということで,これももうこの計画の中に入れたということで,あとその今後その県単の事業採択と並行して他の事業で道路整備ができないかということで検討したい。」ということでございますけれども,昨年の時点でこのことを受けて市長も了解したというようなことまで私は確認をしているんです。それでもうそれこそそういったことで市長も了解されたということで私は即地域の方々にも県単事業でこれは進みますよと。今まで長年にわたって課題であったあの1号線の言わばその迂回路としてはできないけれども,林道として,市有林の林道として建設は可能だよということを確認をしましたよということも皆さんにも伝えたわけです。それで今年も1号線を,市長がいつも言っているように,1号線のあの国際ホテルから上へは整備が第一だということで進められました,県の方もですね。しかしながら,今年も7月の大雨で土砂が流れ出したんですよ,一時的に。あれがもうちょっとこう台風でもきておればまた大変なその土砂崩れにつながったと思いますよ。そしてその箇所は今,修正を今行っております。ですから,あそこはもう十分その対応をしておられるなあということで理解はできるんですけれども,ほかの所はもう台風でもきたらまたどこが崩れるか分からない状況です。そういった中でどうしてもあの,4mしかないですけれども,観光道路として大型は通れません。しかしながら,いざという場合の迂回路としてはこれは使えるわけですので,どうしてもこれを,一応要件も満たすということでありますので,これを推進をすべきじゃないかと,このように考えるわけですが,市長のお考えをお伺いいたします。


○市長(前田終止君)


 尾崎議員さんと私も思いは一緒でございまして,どうにか,あの1本しかない言わば幹線道路,これにまさかの時のために備えるもう1本の迂回路,保険の道路があれば,観光地でございますし,危険なイメージというものが,長い間それこそ通れない。あるいは,また,通れても片側通行であって見ると危険イメージが増幅していくというような状況があったわけでございますから,このような形で,不足ながらも,どうにかできるんであればこしたことはないわけですから,どうにかこれはできるように私の立場からも皆さんと力を合わせてやり遂げたいというふうに強く思っております。


○32番(尾崎東記代君)


 今,市長の方から前向きな答弁をいただきましたけれども,私もあの地権者の方とこのことにつきましてはお会いした時にはいつもお話をしております。それで「今の道路を4mであれば,これは私も了解しますよ。」という地権者の方もおっしゃいます。「あれをずうっとこう当たり前の観光道路として広げてやっていくということについては反対だよと。しかしながら,今の林道を4mに広げて,そこをずうっとされるというのであれば全面的に賛成だ。」と。もう一人の方も「それであれば賛成をしたい。」ということもおっしゃっておりますので,どうか,今,市長もおっしゃったように,これを進めていただきたいと,このように思います。それから,2点目ですけれども,これも,もう私はこれを見て非常にこう誠意がないと。もうそれこそこの最後のその「20年度に基本計画を策定してまいりたい。」というようなことが書いてありますけれども,おかしいじゃないですか。大体6月の農大跡地の活用について質問した時に「今年度中に基本計画を,総合計画を策定して,そして計画に沿って進めていきたい。」ということをはっきりと明確に答弁しておられるんですよ。そういった中でどういうことですか,これは20年度にということは。まずその点についてお伺いいたします。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 農大跡地につきましては昨年の5月に庁内で有効利用の検討委員会を立ち上げてまいりました。それから検討していく中で総合計画がない中での検討というのはなかなか困難であるということで一時棚上げいたしておりました。今,総合計画が作成中でございますけれども,12月までにはできると思います。この間幾度となく現場を見たりいたしながら,副市長なども先日も現場を見ながら,どういった方向が一番いいだろうかという内々での検討はしてまいりました。そして12月にその総合計画ができましたら,それに沿って,おそらく,基本計画をつくるにはある程度の負担も伴いますので,そういった予算等もいただきながら基本計画をつくっていきたいと。それが20年度当初よりかかっていきたいというような考えでございます。


○32番(尾崎東記代君)


 あそこの農大跡地の運動場があったわけですよね。そこは6反歩です。一番広い所です,運動場でしたから。そして両翼が100m以上あります。私どももあそこを借りてソフトボールを何回もやった覚えがあるんですよ。そして昨日見に行きましたらきれいに草を刈ってあるんですよ。それで私は質問する前からもう対応をしてもらったんだなあということで非常にこう喜んだわけですけれども,ほかの所は雑草がものすごく生えているんですよ。そこの部分だけがきれいに刈ってある。それからびっくりして,もうそれこそ後は地域の方で草払いをみんなで協力して払えば,これは使えるなあというふうに思ったんですよ。それであそこをいつ払われたのかですね。まだきれいでした。それでそれだけ運動場としてもう広いです。もう十分使えるんですよ。ですから,今から計画を策定をされて,それであそこの活用をするということではありますけれども,今さっきも言ったように,あの高千穂地区にはないんです。町営グラウンドがあった所には小学校が建ったんですよ。それで小学校の校長先生とも,教頭先生もお話をする中で,確かに地区民に開放すると,運動場はということになっているけれども,しかしながら,今登録をしていただいておりますと。登録をしておられる方々は使えるよということなんですよ,グラウンドゴルフとか,そういったもんに使えるよということなんです。だから,自由に使えるグラウンドはないわけですよ。それで今,町営グラウンドがある時に少年サッカーの子どもたちがもうたくさんもう毎日練習しておりましたよ。ところが,そういった姿は今余り見えないんですよ。ですから,そういった面でも,それと今その運動場のすぐ側にはふれあいセンターのキャンプ場があります。ご存じでしょう。キャンプ場があります。そしてそのキャンプ場の方々もその運動場は使えるんです。ですから,そんなに経費も使えないと思いますので,確かにその計画の中に組み入れて進めていただくということもありますけれども,今,今朝,昨日見て,見た状態ではちょっと草を払えばそういったソフトボールもできるよ。サッカーもできるよと,そういう状況ですので,そういったことで運動場として活用はできるようにできないものかまずお伺いいたします。


○市長(前田終止君)


 つい先日,昨日ですか,行かれて,その場所がきれいに草が,夏草が刈られておってすぐにでも使えるようないい雰囲気だったとご指摘でございました。総合支所のおそらく関係担当絡みが夏草の生い茂った状況の所を管理の意味で対応されたのかなと想像をしているところでございますが,答弁いたしましたとおり,この総合計画,これを策定していく中で平成20年の基本計画の中にきちんと組み込まれるような形で対応をしてまいりたいと。その間の利用についてはいろいろハードルがあるのかも知れません。そういうところをお互いが納得のいくルール等確認ができれば,一定の条件をお互い持ちながら利用が仮に前もってできるのであれば,お互いのこれは財産ですから,話し合った上で暫定的使用という方法なんかもあるのかなとも思ったりいたします。


○32番(尾崎東記代君)


 今,市長の方から前向きの答弁もございました。この答弁の中で「不便になったことは十分承知しております。」とあったわけですよね。私は,この「不便になったことは十分承知しております。」ということであれば,承知しておられるんですから,そういった対応を暫定的でも運動場として使えるように,基本計画に沿った形にはなると思いますけれども,草を払いさえすれば十分利用ができますので,そういった対応をお願いをしたいと思います。次に,3点目につきましてお伺いいたします。この間新聞記事を市長も見られたと思いますけれども,そのPRに力を入れることはもちろんですけれども,指摘のあった施設のファミリーサポートセンター,これなんかも,せっかくそういった子育ての支援をということで計画をしておられるわけですけれども,新聞等でもこのことについても指摘がしてございますけれども,このファミリーサポートセンター,これの活用についてどのような今計画を立てておられるのかですね。ここでは全くその今申込みもゼロだよというのがありましたけれども,現段階での今のその状況についてちょっとお伺いいたしたいと思います。


○児童福祉課長(隈元 悟君)


 お答えいたします。このファミリーサポートセンターの方は児童福祉課から補助金をしみん学習支援公社の方に交付しております事業でありまして,実際はそちらの方で,しみん学習支援公社の方でやっている事業ではございますが,現在聞いております話では,依頼会員が4名,それと提供会員が10名,両方会員8名と,合計22名の方が会員申込みをされているということを聞いております。今後この方々の講習会を開きまして正式に会員ということで認められます。そういう状況でございます。


○32番(尾崎東記代君)


 この開設に当たって費用対効果の面で非常に反対意見も多かったわけですよね。それで運営を危ぶむ声も多く出されたわけです。非常に厳しい私は船出であったんじゃないかと,このように感じております。それでまず一番重視されているのがやはり市民の利便性を図るんだということが基本姿勢にあると思うんですよ。そういった中でやはり公共料金の扱いはできないものか。その点についてお伺いいたします。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 現在は,市の税金とか,保育料とか,そういったものに限られておりまして,それ以外の,市以外の公共料金については扱っていないところでございます。


○32番(尾崎東記代君)


 できればやはりその,私どももそうでしたけれども,市民の立場に立って,そして利便性を図るんだよということを基本に考えておられるわけですので,その辺の公共料金の取扱いについても是非考えていただきたい。このように思います。これは答弁は要りません。今,3点の問題につきましていろいろと申し上げましたけれども,1号線の林道整備,それに運動場の確保,それと市民センターの活性化を図る。そのいずれもが非常にこう重要な問題でありますので,市長も前向きな答弁をいただきましたので,是非実現に向けて一生懸命こう心血を注いでいただきたいということを申し上げまして私の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 いろいろご指摘をいただきました。特に私の方から議員さんに,そして,また,皆さん方にもご理解をいただきたいと強く思っておりますのは,市民サービスセンターコア・よかの開設に対して賛否両論のいろいろなご指摘をいただきながら,おかげさまで最終的にはお許しをいただいてスタートをさせていただきました。そして1か月経ったところでマスコミの皆さん方のそれこそ,特に南日本新聞さんが報道をされました。ここで私がご理解をいただきたい点は,物事というのは石の上にも3年と,そしてせめて三月,半年,1年しっかりやった上で,そしてそれから2年,3年とこうなっていくわけですよね。私どもも精一杯の努力をし,限りないこの挑戦,いろんな可能性に向かって試行錯誤,勇気を持っていろんな議論もし,その前向きに前へ前へという気持ちを持ちながらこの新市霧島市の大合併を成功させていこうという強い意思を持って臨んでいるわけでございます。この市民サービスセンターも市民の皆さん方の認知度,これが高まっていけばさらに私は,ああ,年末年始を除いて,普通役所というのは5時までだけど,9時までその人たちが関わっているんだと。そして大・中・小の会議室を,これはどなたでも,例えば,議会の関係,大きな組織・団体,企業,様々な所が外で何らかの事情で会議室利用する時には,そこを,有料だけど,借りれるんだよと。あるいは,また,7時までだったら納税ができる。あるいは各種証明書もOKだと。しかもそれは土・日,祝祭日一切無関係に,雨が降ってても濡れずに来れるんだと,こういうことに対する認知度が高まってくれば私は,2か月目にグウーンと数字が2倍あるいは2.5倍にその範囲によっては変化をしてまいりました。そして土・日の使う率も高まってまいりました。これから来年の4月,何としても私の強い思いとしては,年間2千件からと言われているパスポート,これをここで安定的に取るような時代がきましたら,ああ,やっぱり先を見て物も言わんないかんなと。マスコミの方方もただ1か月で検査をして何か親の敵でも討つような感じでこうやるんじゃなくて,天下の公器ですからね,やっぱり市民,県民たる市民が元気が出るような,前向きにいくようなそういう手を引っ張って肩を押してほしいなと,こういうふうに思っているところでございます。


○議長(西村新一郎君)


 以上で尾崎東記代議員の一般質問を終わります。次に,29番栫井成孝議員より3件通告がされております。したがって,栫井成孝議員の発言を許可します。


○29番(栫井成孝君)


 ただいま議長の許可をいただきましたので,先に通告いたしております3項目につき質問をいたします。第1点目,水道事業について,人間が生活する上において大切なものは昔から衣・食・住と言われております。その中でも水は最も大事な部位であると思います。地震等の被災地の状況等においても水は大変に重宝がられておるようです。そこで霧島市水道事業の水源地の数,それに伴う給水世帯,人口についてはどうか。次に,各地域において簡易水道の施設がありますが,それに伴う水源地の数と給水世帯,人口はどうか。次に,前記以外に各集落等において給水施設を自分たちで管理,運営している数と人口はそれぞれどうかお尋ねします。次に,霧島市水道事業と簡易水道施設の管理,運営,水質等についてはどうかお尋ねするものであります。次に,各集落施設の管理,運営,水質検査の状況はどうか。霧島市の水道事業と簡易水道の水道使用料金と滞納状況はどうか。滞納状況については一部昨日話があったようでございますが,もう一遍お聞きいたします。次に,各住宅地公営の高架水槽の点検,管理はどのような形で行われているかをお伺いします。次に,市内における指定工事店の数と技術者の数はどうか。これは登録されている分だけで結構です。また,現在指定業者のランク付けがなされているのかお尋ねいたします。なされているとなれば,その内容についてお知らせください。次に,予期しない漏水等における緊急性のある工事をスムーズに行うため当番体制があると聞いておりますが,現状はどうかお尋ねいたします。第2点目,道路橋について,「去る8月1日午後6時,日本時間2日午前8時頃でございます。アメリカミネソタ州のミネアポリスで高速道路の橋が一瞬にして崩壊するという大惨事が発生,ちょうど夕方のラッシュアワーの最中で通行中の乗用車,トラック,スクールバスなど数十台の車が突然に折れ曲がった橋とともに約20m下のミシシッピ川に転落し,9月6日現在死者13人,100人以上の負傷者」と報道されております。「橋は,片側4車線,上下8車線の高速道路に架かり,長さ約180m,鉄筋コンクリート製で1967年に完成し,1日約平均20万台が利用されていた。」とあります。事故の衝撃から冷めぬ中,今度は中国でも全長約288mの建設中の橋が突然崩壊し,多くの犠牲者が出ているようです。相次ぐ巨大橋梁の崩落事故に 「日本の橋は大丈夫か。」という声も出ているようです。「国土交通省によると,日本には現在長さ15m以上の道路橋が約14万本あり,このうち4割以上が1960年代から70年代初期の高度成長期に造られたもので,今後10年以内に約2万8千本が,20年以内にはほぼ半数の約6万6千本もが築50年の更新期を迎える。しかし,今後10年から20年のうちに今ある橋のほぼ半数にわたる6万6千本の橋すべてを架け替えるのは厳しい財政事情が続く中では到底不可能なこと。天井知らずの経済成長神話に任せてなりふり構わぬインフラ整備を急いだツケが回ってきたと言えなくもない。橋の老朽化は様々な形で表れるが,最も象徴的なのが疲労亀裂と呼ばれる現象で,繰り返し大きな力が加わることで橋脚など鋼材をつなぎ合わせた部分に生じるひび割れのようなもので,今回のミネアポリス事故の原因の一つともされている。疲労亀裂は早いうちに発見し,補強などの対策を講じれば問題がない。だが,メンテナンスを怠ったり,見落として亀裂の広がりを許してしまったりすると,やがて溶接部分がはがれ,ついには橋の崩落につながる恐れがあると言われています。正確な数字は不明だが,日本でも相当規模の橋で疲労亀裂が進んでいると見られている。事実首都高速道路公団が2002年に行った調査では2千本の道路橋のうち約3割の570橋脚で疲労亀裂が見つかっていると。事故が起きたミネアポリスの橋は過去にもたびたび金属疲労が指摘されてきたいわくつきの橋だったことが明らかになりつつある。補修を怠った結果の文字通り人災だったと見てもいいだろう。」というふうに報道されています。国土交通省も支援対策を検討されておりますが,「小まめに点検,補修することが最も大事である。」と強調しております。そこで霧島市内における道路橋の数,点検,保守等の管理体制はどうかお尋ねするものであります。第3点目,学校教育について,「学習指導要領の改訂作業を進めている中教審の小学校部会では,30日,小学校3年生以上で週3時間(1単位45分)程度実施している総合的な学習の時間を週1時間程度減らし,国語,算数など主要な5教科の授業時間を全体で1割程度増やす案をまとめました。小学校高学年で週1時間程度英語活動の授業の実施も合意した。」とあります。素案どおりに改訂されれば,低学年で総時間数で週2時間,中・高学年で週1時間程度増加し,1977年以来続いた授業時間数削減の流れを30年ぶりに転換し,ゆとり教育を部分修正することになりました。現行の週5日制は維持する方針であり,素案によりますと,小学校では,国語,算数,理科,社会の各学年に応じて増加,子どもの体力低下に対応するため,低・中学年で体育の授業時間も増やす。高学年ではコミュニケーション能力育成などを重視した体験型の英語活動を週1時間程度実施する。伝統文化や公共の精神を重視した教育基本法と学校教育法改正を受け道徳教育を充実される一方で,総合学習で地域文化伝統を教える必要性を強調しています。現在の小学校指導要領では5教科の授業6年間で約3,481時間が標準で,素案どおりに改訂されれば約350時間増える計算になります。「中教審は10月中にも中間報告をまとめる方針」と報道され,翌31日は「中学校も授業10%増,主要5教科とともに保健体育」と相次ぎ報道されました。小学校6,中学校12項目にわたり骨子が上げられておりますが,現段階における教育長の見解を問うものであります。以上で壇上からの質問を終わりますが,答弁のいかんにより自席からの再質問を議長にお願いいたします。執行部の明快なる答弁を期待いたします。


○市長(前田終止君)


 栫井議員から3点につきまして質問がありました。2点目につきましては私の方から答弁をいたします。3点目につきましては教育長が答弁をいたします。そのほかにつきましては関係部長にそれぞれ答弁をいたさせます。2点目につきましては道路橋についてのご質問でございました。その危険性をいろいろとご指摘いただいた上での霧島市内における道路橋の点検,管理等については一体どうなっているかという趣旨のご質問でございました。お答えいたします。霧島市には延長15m以上の橋梁は147橋あります。点検につきましては,道路パトロールの際などに,不定期ではありますが,目視によるコンクリートのひび割れ,鉄筋や鋼桁の腐蝕状況などについての調査を行っているところでございます。なお,最近では平成18年度に霧島神宮前の市道大鳥居線神橋の高欄補修工事並びに霧島総合支所西側の市道梅北〜堀ノ内線,霧島中央橋の伸縮継手装置補修工事を行っております。本年度は牧園町三体堂の市道牧園中央線大霧橋の塗装工事を計画いたしているところでございます。橋梁の耐用年数につきましては,材質によって異なりますけれども,築50年以上の老朽化が目安と言われておりますので,今後も橋の長寿命化のため,橋の長寿命化修繕計画を策定をし,点検や補修を行い,安全を確保したいと考えております。


○水道部長(濱崎幸嗣君)


 それでは,水道部関係の件についてお答えいたします。第一の水道事業につきまして簡易水道,集落給水施設等含むの(1),(2)は関連がありますので,一緒にお答えいたします。霧島市水道事業の水源地数は,国分14箇所,隼人7箇所,溝辺3箇所の計24箇所であります。簡易水道の水源地は,国分1箇所,横川9箇所,牧園19箇所,霧島11箇所,福山13箇所,計の53箇所で,合計の77箇所であります。上水の給水件数につきましては4万2,385件,給水人口は9万8,119人,簡易水道の給水件数は1万2,097件,給水人口は2万5,426人です。(4)の霧島市水道事業と簡易水道の管理,点検等はどうかについてお答えいたします。国分,隼人,溝辺,福山は水道部本所で,横川,牧園,霧島は牧園支所において水源地及び配水池の流量や濁度,塩素濃度等を機器で集中監視して正常な配水確保に努めています。もし異常を感知した時は職員が現地に行き原因究明と復旧作業を行っています。水質検査については,水源地,配水池,管路等の末端において職員が採水し,厚生労働大臣の認可を受けた業者に委託し管理しております。(6)の各水道の使用料と徴収についてお答えいたします。本市の水道料金につきましては,合併協議で「水道料金は5年間で統一する。」としており,現在旧市町の水道料金体系で水道事業を運営しております。本市の水道料金体系は,旧市町では,用途別,口径別料金体系をとっております。用途別には,専用給水装置,共用給水装置,私設消火栓があり,口径別では口径13?から200?までの区分をしております。そのため料金は旧市町で違います。仮に口径20?で20m3使用した場合,旧国分の場合は2,600円,旧隼人の場合は3,130円,旧溝辺2,100円,旧横川2,215円,旧牧園1,865円,旧霧島2,320円,旧福山2,540円となります。合併協議に基づき水道料金を5年間で統一するように作業を進めているところでございます。徴収につきましては,本年8月末現在での徴収率を申し上げます。下深迫議員にもお答えいたしましたが,17年度以前の上水道が99.9%,簡易水道が99.91%であります。18年度分につきましては,上水道が99.82,簡易水道が99.91であります。水道部では,当月分使用料の,水道料の納付期限の納付がない場合は,翌月19日に督促状を発行しています。督促状を発送しても納付がない場合は給水停止予告書を送付します。給水停止予告に記載した納付期限までに納付がない場合は,水道法第15条第3項と市の給水条例第39条の規定により給水停止を行っているところでございます。給水停止を行った場合は,支払いの連絡が非常に多く,料金納付あるいは納付約束をすることで開栓しております。17年度以前の滞納額に申し上げますと,上水が1,136件の267万5,592円,簡水146件,81万8,970円,合計の1,282件,349万4,562円でございます。(8)の霧島市指定工事店の数と技術者の数はどう登録されているかにお答えいたします。本市の指定工事店は126社,技術者199人であります。内訳は,国分54社,隼人23社,溝辺12社,横川4社,牧園12社,霧島9社,福山12社でございます。その他県内指定工事店は156社で技術者は306人,県外指定工事店26社で技術者は65人であります。合計で指定工事店308社,技術者570人であります。(9)の指定業者のランク付けはなされているかについては,水道の関係についてはランク付けはしておりません。(10)の緊急漏水時の当番制の現状についてについてお答えいたします。旧市町ごとに管工事組合が結成されており,漏水の通報があった場合は,勤務時間内は直接通報を受け,夜間は守衛が連絡を受けた当番の職員に連絡をして,その職員が当番業者に依頼し,職員の立ち会いの下復旧作業を行っているところでございます。以上でございます。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 水道事業についての3点目についてお答えします。市が事業を導入し,現在各給水組合に管理委託している集落給水施設につきましては市内に23箇所あります。その施設の世帯数は610世帯で,給水人口が1,226人となっております。また,平成18年度で市の補助金を利用して水質検査を実施した個人や団体などの実施結果などを踏まえて推測しますと,平野部で上水道と個人の井戸水の両方を使っている人や集落給水と個人で湧水などの両方を使用している人もおりまして把握が困難ですが,75施設で911世帯,給水人口で2,037人程度ではないかと推測されます。しかし,これはあくまでも市の補助を利用して水質検査を実施した数字でありまして,個人的にしたり,実施しなかったりしたものにつきましては分かっておりません。なお,この75施設の中には市が管理委託している23施設のうちの14施設が入っております。次に,5点目についてお答えします。市が管理委託をしている23箇所につきましては水道組合が管理しておりますが,その他の施設につきましては,個人で管理されていたり,数戸で管理されていると考えられます。また,水質検査につきましては,一部施設の聞き取りをしましたが,実施していない施設や時々する施設,定期的にする施設など様々で把握するのが困難であります。平成18年度の補助金の実績で言いますと水質検査を実施した施設は個人も含めて60施設であります。


○建設部長(秋窪直哉君)


 水道事業についての7点目にお答えいたします。水道法第34条の2で簡易専用水道の10m3を超える受水槽につきましては,1年以内ごとに1回の清掃,施設の外観検査,給水栓における水質検査,水槽の図面等の書類検査を行うように義務付けられております。また,10m3以下の小規模貯水槽水道の受水槽につきましては,市の給水条例第42条第2項で「水の色,濁り,臭い,残留塩素の有無等の水質検査を行うように努めなければならない。」となっております。このように法的には受水槽の大きさで管理基準が決められておりますので,市営住宅でもこの規定に基づき67基の受水槽及び113基の高架水槽については,簡易専用水道の基準に合った検査を専門業者に委託し,入居者に衛生的に安全な水を供給しているところであります。


○教育長(?田肥文君)


 学校教育についてお答えをいたします。ご案内のとおり,先日中央教育審議会で小学校並びに中学校の教育課程の枠組み素案が提示をされました。小学校並びに中学校に共通する項目としましては,学校週5日制の維持,道徳教育の充実などの内容が示されております。また,総合的な学習の時間などの見直しを行い,必修教科の時間を増やすことが盛り込まれております。特に小学校高学年で英語活動を新設しようと提示されておりますが,霧島市では,既に外国の文化に親しみ,これからの国際社会を生き抜く子どもたちに早い段階から外国語に慣れされることが重要であると考え,全小学校で英語活動の推進に取り組ませております。近年学力低下が指摘されている中,今回の改訂の素案では授業時間の増加が示されておりますけれども,何といっても学校教育におきましては知・徳・体の調和のとれた心身ともに健全でたくましく生きる子どもの育成が肝要であります。教育委員会といたしましても今後も国の動向や中央教育審議会での改訂作業を注視しつつ,学習指導要領の改訂の趣旨に沿いながら各学校の教育課程が適切に編成されるように指導してまいりたいと考えております。


○29番(栫井成孝君)


 それでは,若干漏れたような所もありますので,自席からの再質問を通告の内容で行いますが,外れた場合は答弁は要りません。この橋の問題については,先日の台風9号でございますが,ここで,神奈川県の松田という所があります。台風9号の雨により,十文字橋と言われておるそうですが,これが落ちるということもありました。ちょうどこれを管理され,見回りに行かれたその時点で通行止めにしようかなと思ってたその瞬間に崩れたということで,非常に,この時通行人も,車もいなかったということで幸いにけが人とか,車のあれはなかったということで,非常にその判断がよかったのかなあ。そういう気もいたします。また,その後9月9日にはインドで工事中の橋が崩壊し,これは2年前に着工し,今年の12月に完成する予定と,これはまだどういうあれで壊れたかという原因はまだ分かっておりませんが,「このように1961年から1970年に完成した,要するに50年,この高度成長期に行われた橋にはいろんな意味で規制緩和がなされ,鉄骨においては薄くても,部材を軽くしたり,それからプレートに関しては薄くしてもいいという緩和が出て,そのとおりに造られたのが一番問題だ。」というふうに新聞でも報道されております。ここにおいてこの霧島市の中でこの1961年から70年代に完成した橋があるんですか,現在。


○建設部長(秋窪直哉君)


 霧島市内の橋で15m以上で50年以上のいわゆる老朽化と言われる橋は7橋ございます。


○29番(栫井成孝君)


 先ほどの答弁の中では「随時考え」とありますが,この七つの橋の件に関してどのような形で,また補修とか,そういう計画の中に入っているんですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 この橋の中では霧島の神橋が1回補修してありますけど,他につきましては現在のところ補修計画はございません。


○29番(栫井成孝君)


 その総合計画なりを立てられるわけです。その中においてやっぱりもう,転ばぬ先の杖といいますか,やっぱり私は,介護にしても何にしても予防というのが最近非常に強い言葉になって私らの耳に飛び込んでおります。そういうためには,このまあいいんじゃないかというそういう考えじゃなくて,やっぱり一つずつでも一番古い物から順番にある程度の補修とか,そういうものをする,私はその計画の中に入れる必要があると思うんですが,どうなんですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 こういう大きな橋の事故等を受けまして国土交通省では自治体が管理する橋の老朽化に備えた対策として長寿命化修繕計画の策定をするというようなことが求められておりますので,今後市といたしましてもその方向で検討をしなきゃならないというふうに考えております。また,その計画には費用の2分の1の補助もございますので,そういうことを検討していきたいというふうに考えております。


○29番(栫井成孝君)


 そのようなことを是非行っていただきたいと思います。なぜこうなったかと言いますと,先ほど一つは申し上げましたけれども,二つ目に疲労亀裂に関わる結局溶接技術の問題が一つあるということです。これはもうその規制緩和がなされる前は全面溶接した物を,規制緩和なされ一部分の溶接に終わった。そして一番問題になっているのがこの3番目の交通量の問題,非常に交通量が増加し,そして,また,輸送関係で大型トラック,そして観光関係でバスの急増,そして今どこでも1世帯に2台,3台はあるというこのマイカーの急増によって非常にその傷みが今まで以上に激しくなった。だから,50年と言われておるけども,実際は40年しかもたないかも知れない。そこまで言われてます。だから,非常に,いつ起こるか分からないこの橋の崩落というのは非常に危険な状態を私は抱えるという意味では,そういうことになったら,とにかく,先ほどは目視という言葉が出てましたね,この答弁の中に。私は,その目視も結構だと思うんですが,バスの運転手なんかトラックのタイヤを叩きますよね,パンクの。そういう形でやっぱりこう自分たちの手で叩いてみる。私はその必要もあるんじゃないかと思います。だから,その目視だけではなく,その例えば,40年,50年経ったものは,専門家にお願いして,市の方も一緒に同行して,例えば,その溶接部のレントゲンの検査をするとか,そういうことも私は必要じゃないかと思うんですが,今後こういう可能性はありませんか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 この橋の検査というのは非常に危険を伴います。我々一般の職員等で検査というのはちょっと不可能かなあというふうに考えますので,専門的な業者にお願いしなけりゃならないと。よって,さっき申しました国交省が考えております長寿命化修繕計画ですか,それらの中で検討していきたい,検討していきたいというふうに考えております。


○29番(栫井成孝君)


 非常に橋に関しては,大抵の方が毎日ここに来られる間も一つか,二つか私は通って,通って来られない方もいるかと思いますが,いらっしゃると思います。だから,それこそ我々の日常生活に大事な足の根本になる所ですので,是非そういう管理,点検の面をしっかりお願いしておきたいと思います。次に,水道関係について若干お尋ねしたいと思いますが,「全部で上水道が4万2,385件,人口で9万8,119人」とあります。そうしますとこの後の,私がちょっと心配なのが,集落,農林水産部で行われましたその集落施設の中で,私はこの中にまだ入ってない部分があるんじゃないか。その答弁書の中では「把握し切れない。」というふうな答弁がなされておりますが,この把握し切れないで,私はこの霧島市の同じ市民として水道を平等に受けるという立場が,これはどうなんでしょうか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 先ほど答弁で完全に把握していない状況にあるというふうにお伝えいたしました。このことは水道部とも若干の協議というか,まだその煮詰まるとこまではいってはいないんですが,霧島市全域のこの水道について双方情報等を集めながら全体的な検討をしていかなければいけないのではないかという,現段階ではまだそこまでにしか到達しておりませんが,なるべく早い時期に全体をすべて把握できるような努力をしたいというふうに考えております。


○29番(栫井成孝君)


 同じ質問を水道部長にお願いします。


○水道部長(濱崎幸嗣君)


 今,農林水産部長の方からありましたように,私どもの方といたしましては公共事業,公営企業法に基づいて一応水道事業というふうにやっておりますので,一応そういう集落水道とか,集落でやってることについては一応関知をしていないところでございますけれども,実際そういう,先ほど議員の方からもありましたとおり,水がなくては生活はできないわけですから,市として将来的には考えていかないといけないんじゃないかというようなことは,今先ほど部長の方からも話がありましたとおり,協議を進めているところでございます。


○29番(栫井成孝君)


 次に,この水質検査については,「水源地,配水池,管路等の末端においてその職員が採水」とありましたね。それで「この時に厚生労働大臣認可を受けた業者に委託し管理」,このこれは一応年何回されておるわけですか。


○水道部長(濱崎幸嗣君)


 これに関しましては水質検査の規定がありまして,上水の場合は50項目で年1回,それと源水の場合は40項目で1回,それと上水の9項目で8回,上水の21項目,また,新しい追加項目がありまして,それは3回,それと指標菌といいますか,それが12回,それとジェオスミンと2−メチルイソボルネオールというやつが3回,源水のクリプトスポリジウムというのが1回でございます。


○29番(栫井成孝君)


 その法に基づきちゃんと水質検査を行われているようでございますが,住宅の先ほど数が示されましたが,この高架水槽及び受水槽の点検,そういうものの,これはどういう形で行われているんですかね。例えば,全部水を抜くとか,そういうことがあると思うんですが。


○建設部長(秋窪直哉君)


 公営住宅の高架水槽,受水槽につきましては,すべて水を抜きまして専門業者が中の清掃を行い,その後また水を入れまして,その後また水質検査を行ってやっております。


○29番(栫井成孝君)


 この検査もこれは年1回なんですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 10m3を超える施設については毎年1回やるということになっておりますので,公営住宅も1回やっております。また,未満の方につきましても1回,年1回やっております。検査をやっております。


○29番(栫井成孝君)


 この検査の結果,水源地から出たものの時点とこの高架水槽の中の検査の状況と違う場合がありますか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 今のところその検査の結果によって大腸菌が云々とかいうようなことは報告を受けておりません。


○29番(栫井成孝君)


 ということは,水源地の配水池から出たものと全く水質に関しては変わらないということですね。


○建設部長(秋窪直哉君)


 そういうふうに理解しております。


○29番(栫井成孝君)


 次に,5年後に,合併してから,水道料金のことでございますが,合併して5年後に統一するという。先ほど各旧市町別の同じものの,使用料のものの同じ口径の単価が出されました。それでこれは5年後に統一という形になっておりますが,これは大体どのぐらいに収まる予定なんですか。


○水道部長(濱崎幸嗣君)


 今現在積算といいますか,13?から先ほど申し上げました20?の口径,使用料,そしてその各20?が幾ら,10?が幾らというような戸数とか,そういうのを積算しまして,どの辺に重点を置くかということでいろいろ係数の掛け方も違いますので,はっきりどれぐらいになるというようなことは今のところ断言できません。


○29番(栫井成孝君)


 はい,分かりました。先ほど集落施設の方で「詳しくは分からない。」というふうにおっしゃいましたが,昨日同僚議員から限界集落という言葉が出ましたですね。そうしますとこの各集落で近い将来維持管理ができない私は状態が必ずくるというふうに思いますが,この辺についてその農林水産部の方で何かいい考えがあるんですか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 名案というわけではないんですけれども,現実に集落で,水道組合でもう管理できないというそういった問題が発生した事例がございます。先ほども答弁しましたとおり,全域についてすべてを網羅,すべてを把握した上で何らかの市としてのその水道に関するある一定の見解を出さなきゃならないということはそれぞれに考えてはいるんですが,差し迫った問題でありましたので,一応その集落の方々にはいろいろとご説明申し上げて民間の水道業者さんと契約をしていただいて,当然水道組合としてはそれなりの会計をお持ちですので,その中で民間の業者との管理委託契約を結んでいただいた事例がございます。


○29番(栫井成孝君)


 もちろんその民間の方に委託すれば今までのその組合で持っていた料金より当然高くなることは,これは承知しなければならないと思いますが,そうした中にありながら,先ほど「その各末端までのこの水質検査の件につきましてはしない所もある。」ということもありましたね。そうしますとやっぱりどうなんでしょうかね。私は,この行く行くは本当に1軒1軒私は回って調べる必要があるんじゃないかと。いろんな問題があるわけですけども,そこまでいくには相当な時間も必要だと思いますが,やっぱりそこまでしないと,本当に山間部においてはもう水を飲むのに苦労するという所も私は現実にきていると,そういうふうに思うわけです。だから,こういう質問をするわけでありますが,やっぱりこれをそのやっぱり集落だけに私はもう任せるのは非常に難しい時代がきたですね。こう少子高齢化が進みますと,ますます地元で管理,運営ができなくなると。そうなると当然そういう1軒1軒まで私は目を配る必要があると。また,水質検査についても私は同じことが言えるんじゃないかと。ただ,今まで飲んどって平気だったらいいと,これでは私は済まされない時代に入ってきたと思うんですが,その辺はどうですか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 農林水産部の方で関わるというのはほとんどが補助事業を充当したそういった簡易水道でありますので,当方が事業実施した場所については,これはすべて承知してるわけでありますけれども,そうでないその個人の方々がなされた分については把握がし切れないというそういう答弁をしたつもりであります。昔から井戸水を使ってた方々が毎月じゃあ水質検査をされてたのかという,そういうその知識とか,認識というものをしっかりとお持ちなのかどうかというのは非常やっぱり疑問があると。そういう意味では把握はし切れないということでございます。ただやはり,やはり命の源でありますから,そのことに全く私どもが無関心であってはならないというそういう観点から水道部の方とやはりこれはしっかりと見詰め直さなきゃいけないのではないかということで今話し合いが始まったというところであります。このことについてはしっかり私どもも進め,話を,仕事を進めていきたいというふうに考えております。


○29番(栫井成孝君)


 是非そうしていただき,そしてもう一つお尋ねしますが,先日,ちょっと日にちを忘れました。そして市の名前も忘れましたけど,朝突然に水道管が破裂という事故がありました。これはこのこともその老朽化しており,布設替えの時期に入っていたということです。しかしながら,その計画書の中にうたってなかったということであります。だから,私は,先ほどからその総合計画という話が出ますけど,やっぱり時期的に寿命とか,限度きてるものはちゃんと総合計画の中に私は載せる必要があると思うんですが,霧島市はどうなんですか。


○水道部長(濱崎幸嗣君)


 大体管は40年と,耐久年数がそのようになっていますので,その管路に載ってない所もあったりすることもあります。そういう部分も含めて耐久年数がきた分については替えるように今計画をしているところでございます。


○29番(栫井成孝君)


 是非そうしていただきたい。それでは,教育関係について若干質問をさせていただきます。私はもうちょっと教育長から長い答弁がいただけるものと期待しておりましたが,結局小学校で6項目,中学校で12項目の骨子が新聞でそれぞれ出て,その中身について私は細かい部分まで突っ込んだ話があるのかなあというふうに思っておりましたが,それはもうそれで結構です。そうしますと,まず1点目にお伺いしたいのが,結局ゆとり教育の目玉として総合学習の時間というのが導入されたわけであります。そして,しかしながら,2005年1月,当時の中山文部科学相が「総合学習より国語や算数を重視すべきだ。」という発言をこの2005年の時におっしゃった。このことについてどう思われますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 総合学習よりもその教科の学習を重視するという極端なとらえ方ではなくて,やはりバランスをとった教育課程の展開というのが必要だというふうに私どもはとらえたところです。


○29番(栫井成孝君)


 次に,中教審は今回の素案の中で小学校高学年では約1時間程度の必修化をしておる英語教育,それで「この活動について国語や算数のような成績を付ける一般の教科とは別扱いをする。」というふうに書かれてあります。それでこの点についてはどう考えますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 今回この英語について高学年で導入する予定であるということで今審議中でありますので,そのことを前提としてお答えしたいというふうに思うわけですけれども,これまでも外国の人との積極的なコミュニケーションを図っていくというようなこと。あるいは異なる言語や文化について慣れ親しませたりというようなこと。それから,いわゆる英語嫌いというようなものをつくらないというようなそういったような狙いで今回英語教育が導入される予定であるというふうに理解をしております。


○29番(栫井成孝君)


 今,「コミュニケーション」という言葉が出ました。それでコミュニケーションの中について「能力育成などを重視した体験型の英語活動」とありますが,この体験型の英語活動とある。具体的にはどういうことを考えておられますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 ご存じのとおり,霧島市内では小学校34校を対象にしまして3名の英語の指導助手といったようなことを考えまして雇用をしておるわけです。ですから,教科書あるいは映像等で体験,学習するというようなことではなくて,生の英語に触れるというようなこと等を通しての英語活動を展開するというふうに理解をしております。


○29番(栫井成孝君)


 その今その,3〜4年,もう5〜6年前になりますかね,南小学校が指定校にされて英語の研究を進めて英語活動が始まり,我々もそのALTの先生の増員をお願いした経緯があります。今月の広報きりしまの中にALTの先生方の外国指導助手先生が2名紹介されましたね。この現在このALTのその活動,これは霧島市現在の全般で聞くことですが,どういう,活動状況はどういうふうになっておりますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 主としては13校の中学校の英語学習についての補助をする。あるいは,補助だけでなくて,主になって指導をするというようなことを行っているところです。


○29番(栫井成孝君)


 それでは,もう最後にいたしますが,今回のこの素案の中で非常に体力低下ということがありますね。この体力低下に対応するため,低学年でも体育のその授業時間を増やすということがうたわれておるんですが,ただその時間を増やすだけで私はその体力が増強するとは考えておりませんのですが,この点についてはどうなんでしょうかね。


○学校教育課長(村田研史君)


 いわゆるその授業時数で言えばできるだけそういった体育と言われる教科についての時数も増やしていけるような方向で進めたいというような意図だと思うわけですが,そのほかに各学校では一校一運動といったようなこと等も展開をしておるわけです。例えば,駆け足を続けてやりましょうとか,あるいは縄跳び運動を続けてやりましょうというようなことを推奨して実践もしておるわけです。それから,学校だけでなくて,家庭や地域でもやはり体力づくりには努めてほしいというようなこと等でそれぞれの学校等にお願いをしているところでもあります。


○29番(栫井成孝君)


 いろいろ今回3点について質問しました。非常に私は今後この霧島市発展させるために,また,道路にしましても,これは観光客を呼ぶためにも非常に私は大事な,もう不安だらけだという所にはだれも来ません。だから,そういう点で二重,三重になるかも知れませんが,とにかく予防という点にはとにかく重視していただいて今後の霧島市運営に携わっていただきたいと思います。以上で質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で栫井成孝議員の一般質問を終わります。次に,4番池田綱雄議員より2件通告がされております。したがって,池田綱雄議員の発言を許可します。


○4番(池田綱雄君)


 ただいま議長の許可を得ましたので,通告に従い一般質問をいたします。今回は今までにない立派な前文を考えておりましたが,時間の問題上前文を省略し,早速質問に入らせていただきます。まず道路行政について,市道芦谷〜下川内線の整備計画と進捗状況についてお尋ねいたします。この路線は,市が開発した岩坂工業団地があり,その周辺には誘致企業など9社が操業をしており,最初の企業誘致をしてから20年になろうとしております。この道路は,企業に勤務する約300人をはじめ,木原台地と下場を結ぶ幹線道路でもあります。その重要性からこの路線のほとんどが改良済みとなっておりますが,一部用地交渉が難航し未改良の箇所があります。その未改良区間が今年7月2日の集中豪雨により道路の半分が決壊し通行不能となりました。近くにこの道路を補完するような迂回路はなく従業員の通勤や営業上大変な痛手となりました。市としてもこの道路の重要性から雨の中での突貫工事を行い,わずか1週間足らずで仮復旧を完了し通行可能にしたことに対し,企業各社や地域住民から大変感謝されたところであります。今までこの未改良区間につきましては企業や多くの人から改良の要望がありました。中には自分の会社で設計を依頼し,市に要望をした所もあります。また,平成16年7月には岩坂工業団地内の6社による従来の方法以外での道路幅員確保の要望書を市へ提出しておりますが,その回答書では「ルートの変更は多額の工事費がかかるため,引き続き用地交渉を進めて解決を図りたい。」としております。しかし,今回ルートを変更して計画を進めておられますが,ルートを変更できるのならなぜもっと早くできなかったのか。この道路は岩坂工業団地に立地している多くの誘致企業の進入路でもあります。この道路の改良を今日まで放置したことは,市と誘致企業との信頼関係を損ね,今後の企業誘致に少なからず悪影響を与えるものと思います。かつて企業誘致を担当した一人として大変残念であります。そこで市道芦谷〜下川内線の計画と進捗状況についてお尋ねいたします。次に,教育行政について,(仮称)第二国分西小学校用地変更についてお尋ねいたします。この件については先の2名の同僚議員の質問と重複する部分については答弁は結構であります。この用地の件については平成18年12月議会で私の質問に対し,「霧島市立小,中学校規模及び通学区域等適正化審議会が平成18年3月から平成18年10月まで5回にわたり行われ,新設小学校の設置場所については,複数の候補地について検証を行ったが,霧島市隼人町住吉の新川地区が最も適切である。」との答弁でした。また,今回変更先である山久跡地は候補地として審議会に出なかったかの質問に,「確かに山久製陶所の跡地も候補地として挙がってきましたが,跡地は虫食い状態であったり,登記などが完全に直らない諸条件等があり却下された。」との答弁がありました。そのようことから審議会が適地とした新川地区の用地買収が進んでいるものとばかり思っておりましたが,8月27日の全員協議会で市長より(仮称)第二国分西小学校用地は,新川地区を断念し,山久跡地へ変更する旨の説明を受けびっくりしたところであります。私はかねてから新設校の用地については,地区全体が通学区となる松木地区に近いことやある程度周辺道路が整備されていることなどから山久跡地が適地であると思っておりましたので,この変更についてはよかったと思いますが,どのような理由で変更に至ったのか経緯についてお尋ねいたします。次に,国分西小学校の給食施設の衛生面についてお尋ねいたします。その前に,大規模化する国分西小学校の運動場の整備についてはこれまで多くの同僚議員が繰り返し質問をしてまいりましたが,ようやくその声が届いたのか,今年の夏休み期間中に約200?の運動場の拡幅と今まで邪魔になっていた大きな木が除去され,明るくて大変使いやすくなりました。生徒たちも新しく始まった2学期をうれしそうに,また,元気よく走り回っております。また,長年の懸案でありました桜並木沿いのツツジがばっさり刈り取られ,子どもたちの姿がどこからでも見通せるようになり,子どもたちの防犯面での安全性はもちろんですが,交通安全の点からも見通しがよくなり大変喜ばれております。この点については深く感謝申し上げます。さて,国分西小学校は元来700人規模の学校であり,そこに現在1千人の児童・生徒が学んでおり,運動場をはじめ,すべての施設で300人分が不足していると思います。その不足や未整備がたくさんある中から今回は給食施設についてお尋ねいたします。本来ならば給食室に置かなければならない牛乳を入れる冷蔵庫をはじめ,サラダなどデザートを入れる冷蔵庫や10クラス分の温食庫等がコンクリートの通路に置かれております。牛乳を入れる冷蔵庫は大雨や横雨で濡れる場所にあり,また,たくさんの児童・生徒が通る通路に置いてあるため,風が吹く日など砂ぼこりやゴミが入る状況にあります。最も安全でなければならない給食用の入れ物が通路に置かれていることについて衛生上問題はないのか。私は不足する300人分の牛乳や食器などの入れ物についても衛生面や安全性から部屋の中に設置すべきと思いますが,教育長の見解をお尋ねいたします。以上壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 池田議員から2点につきまして質問がありました。1点目につきましては私の方から答弁をいたします。2点目につきましては教育長及び教育部長が答弁をいたします。1点目の質問は道路行政についてでございました。お答えいたします。去る7月2日から3日にかけての集中豪雨によって3日午前5時半頃,国分川原地区岩坂工業団地南側の市道芦谷〜下川内線の路肩部が延長10mにわたって8m下の芦谷川へ崩落し交通不能となりました。そのため,早急に迂回路を確保するとともに応急工事を実施し,6日午後8時には4t車未満に限り通行できるよう一部通行規制を解除いたしました。その後工業団地内の企業から通行規制全面解除の要請があり,鋼板を使った路面補強を行い,7月26日午後3時に大型車によるテスト走行で安全性を確認した上で通行規制速度10?以下の条件付きで交通規制を全面解除いたしたところであります。なお,本路線は工業団地や木原地区へのアクセス道路で重要な路線でありますことから本年度当初予算で一部未改良区間を整備するための委託料を計上しておりましたので,現在調査測量設計を実施中であります。今後調査結果を基に大型車の通行に支障がない暫定工事を行い,引き続き本工事を計画的に準備してまいります。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 2番目の第二西小学校の土地の取得について昨年12月議会の答弁についての経緯をお尋ねでございました。会議録を見てみますと,確かに池田議員のご質問に対し,「山久製陶跡地は虫食い状態であったり」というようなことが書いてございます。私どもが霧島市立小,中学校規模及び通学区域等適正化審議会第1回を開催したのは18年3月でございます。それ以前に山久跡地の土地所有等についての登記簿による確認をいたしておりますが,2月14日に所有権移転登記がなされているのですけれども,それ以前に資料等を取り確認いたしておりまして,それ以前に確認をいたしておりまして,最新の2月14日の所有権移転登記を確認いたしておりませず,そのままその状況を池田議員のご質問にお答えし,会議録のようなことになっております。誠に申し訳ございませんでした。それと陶器殻等につきましては,会議録を見ますと審議会委員の方から出されております。また,我らもその話は聞いておりました。審議会の記録を見てみますと,土地取得費と同じぐらいの処分費が必要であると聞いているからかえって高くなるのではないかというような質問が審議会の中で出されております。


○教育長(?田肥文君)


 教育行政の2点目についてお答えをいたします。国分西小学校につきましては,ご案内のとおり,児童数,学級数が増加傾向にあり,合併後クラス数で5学級増加をしております。実際に学校を見させていただきましたが,給食に関する施設・設備も限られた条件の中で対応していただいているところであります。しかしながら,給食室に収まらないデザート保冷庫,食器保管庫が軒下及び庇の下に置かれていることにつきましては,ご指摘のとおり,衛生上好ましい状態とは言い難く,今後改善を図ってまいりたいと考えております。


○4番(池田綱雄君)


 私の見積りがちょっと甘く,3時から始まるつもりでちょっと傍聴者が間に合いませんでしたけど,そのようなことから2点目の教育問題,西小学校のこの問題から再質問をさせていただきます。この問題について3人目となりますと,いろんな議員からこいも言え,こいも言えというようなことで厳しい質問もあるかも知れませんが,まず簡単な質問から入りたいと思います。場所が300m変わったわけですね。これについて学区,通学区が変わるのかどうか,まずそこから。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 例えば小学1年生の足ですと,300m違いますと,石を蹴りながらあるいはこう草を摘みながら歩きますと大分時間がかかるかも知れません。また,道路の状況が当初予定した所ともまた違ってまいりました。多分教育委員会の一存で決定するのではなくて,やはりご意見をいただいた方がいいのではないかというふうに思っているところです。


○議長(西村新一郎君)


 池田綱雄議員の質問中でございますけれども,午後2回の休憩をとって時間延長すべしという決め事でございますので,ここで区切りのために暫時休憩をいたします。


               「休憩  午後 2時36分」


               ──────────────


               「再開  午後 2時57分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。池田綱雄議員の一般質問を続けます。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 先ほどの池田議員のご質問に対し答弁不十分な点がございましたので,再度答弁させていただきます。変更の経緯を問うということでございましたので,まずその部分だけを少し読ませてください。新川地区内の土地の交渉の終了を受け,教育委員会としましては,国分西小の過大規模の解消の問題は差し迫った問題であり,また,平成19年6月28日の本会議において「公共用地の取得に際しては,鑑定評価,担保評価及び実勢価格を基本に置いて用地の取得に当たるべきである。用地交渉が難航するようであれば,4箇所の候補地の中から柔軟にかつ効率的に選定すべきである。年内の用地取得を実現するために,教育委員会単独の交渉ではなく,全庁的な取組を望む。小学校の新設は一大事業であり,1日も早い環境整備をし,平成22年4月開校実現のため当局の最大限の努力を切望する。」との産業教育委員長の報告をいただいておりましたので,審議会において候補地の一つとされていた福島地区内の土地の地権者の方との交渉を8月9日に開始いたしました。その後交渉が順調に進みまして8月31日に仮契約を締結いたしましたので,今議会に土地の取得の議案を追加提案いたしましたということが大きな経過でございます。また,ただいま虫食い状態であったということでございますが,これは現在のアズミック,元の山久製陶の持っておられた土地は,過去相続によりまして共有者29名という時代がございまして,それが最終的に山久製陶さんに所有権移転登記がなされ,18年2月14日に現所有者アズミックに所有権移転登記がなされております。以上のことについてこちらの方が確認することが遅れたということが昨年12月議会での池田議員のご質問への答弁に結び付いております。


○4番(池田綱雄君)


 さっき通学区は変わらんかという質問に対して,「皆さんの意見を聞いて」ということで変わるような答弁でございましたが,どうなんですか。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 先ほど申しましたように,300m程度でございます。大きな変更は当然ないと思いますが,やはり,特に小学校の保護者とか,校長先生とかご意見を聞いた方がいいのかなというふうに思っております。


○4番(池田綱雄君)


 ここで一応用地については後回しにして,従来どおり1番目から再質問をさせていただきます。道路行政についてですが,この前災害が起こって2筆ほど田んぼが被害を被りましたが,あの用地についてはその後どうなったかお尋ねをいたします。


○建設部長(秋窪直哉君)


 いわゆる災害の路肩決壊による崩土で田んぼが,水路が埋まり田んぼは川となって災害を受けたわけですが,今回の復旧におきましてどうしても下の用地の取得をせねばならんというようなことで一応所有者の方にお願いしたなら協力をいただけると,道路用地として提供していただけるというような了解をいただいているところでございます。


○4番(池田綱雄君)


 仮復旧はできたわけですが,今後二度とあそこが災害でもあった場合,私は復旧に相当時間もかかるし,金もかかると思うんですけど,だから,用地交渉が進み次第,現地での打ち合わせどおり,今の道路を補強をする。そういう工事を引き続いてやるんだというようなことでしたが,その辺については変わっておりませんか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 現在復旧している工事は全く応急工事でございまして工法的に非常に不安定な状況でございます。よって,今9月の議会に暫定工事の予算をお願いしているところでございます。その予算が通り次第本格的な復旧に入っていきたいというふうに考えております。


○4番(池田綱雄君)


 企業の方々等の無理なお願いによりまして鉄板を敷いて大型車を今通してもらっているんですが,それについて大丈夫ですか。壊れるようなことはありませんか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 復旧した後,議員も現地に来ていただきました。企業の方も立ち会いをしていただきました。その中で10t車のトラックに満載したトラックを通行させ,その揺れ具合,路肩の安定具合,それらを確認しておりまして,現在鋼板をし,また,その上にまたアスファルト舗装もしまして補強を図っているところでございますので,今のところは特別な豪雨等の,大きな地震等がない限りは大丈夫だというふうに考えております。


○4番(池田綱雄君)


 災害等が起こらない前に補強工事を是非していただきたいと思います。それから,壇上でも申し上げましたが,ある企業が自分の自費で測量を設計をお願いして市の方に提出をしていると思いますが,今本体工事の測量設計に入っていると思いますが,その辺も取り入れた工事になるのかどうかお尋ねいたします。


○建設部長(秋窪直哉君)


 いわゆる前,企業の方から提案がございました図面等を精査しましたところ,非常に工法的に無理がございました。かなり金もかかるということで,今回の場合は下の田んぼの用地を取得して土羽等を主な工法といたしまして水路を付け替えて工事の改良をやりたいというふうに考えております。


○4番(池田綱雄君)


 本体工事の今調査設計と測量設計ということですが,本工事のスケジュール,いつ完成するのかお尋ねいたします。


○建設部長(秋窪直哉君)


 この道路は長いこと放置されておったわけです。今回の災害を受けて一段とその道路の改良の必要性というのが出てきたというふうに思っておりますので,できるだけ早い時期に完成に持っていきたいというふうに考えております。


○4番(池田綱雄君)


 企業振興課にお尋ねいたしますが,企業誘致という点からこの道路が非常に遅れたわけですが,その辺についてどのようにとらえているかお尋ねいたします。


○企業振興課長(細山田孝文君)


 ご質問の市道芦谷〜下川内線は岩坂工業団地への進入路としまして大きな役目を持つ道路であると認識いたしております。岩坂工業団地は昭和61年から62年にかけまして整備がなされまして,現在6社が操業をしております。この道路につきましてはこれまでにいろいろな事情によりなかなか整備が進展しないという状況でありました。これまで企業交流会等での要望,また,道路幅員確保についての要望書が出されるなど何度か要望がありまして,今後の企業誘致業務に心配される要因でもありましたので,早急な解決を望んでいたところでございます。各企業には本当に申し訳なく感じているところでございます。ただ先ほどの市長の答弁にありましたとおり,今後の整備計画の方向性というものも出ましたので,企業各社にその旨ご報告方々ご理解・ご協力を得てまいりたいと考えているところでございます。


○4番(池田綱雄君)


 私には,7月2日の道路が決壊した朝7時頃だったと思いますが,ある企業の社長さんから「道路が壊れて従業員が通れないと,困っている。」というような電話があり,私もすぐ現場へ行ったんですが,企業振興課の方にもそのような連絡が来たのかどうか。そして,また,どのような措置をされたのかお尋ねいたします。


○企業振興課長(細山田孝文君)


 企業からの連絡はまず土木課の方へありまして,その土木課の方から報告を受けました。また,その後に連絡もいただいております。現地調査を兼ねまして企業訪問,また,電話等のやりとりもさせていただきました。その後の苦情・相談件数は4件ありまして,担当部署へもその都度報告し,対策の検討をお願いしたところでございます。


○4番(池田綱雄君)


 最初に土木課の方に来たということですが,同時に企業振興課の方にも連絡が来るぐらいなってもらわんないかんというふうに思います。仮復旧が終わって途中から安全性の面から大型車を通さないため,市はガードレールを道路の真っ真ん中に設置をして完全に大型車は通れないようにしたわけですが,この道路を利用する多くの企業は大型車をほとんど使っております。そのようなことで経費面で相当かかるとか,あるいは土砂運搬の企業なんかは,通常20回運べるのに,迂回路を使えば8回しか運べないと。もうそんならもう営業をやめた方が,営業を中止した方がいいというような相当な苦情があったわけです。そういう騒動があったんですが,その時は企業振興課としては企業へ対してどのような措置をされたかお尋ねいたします。


○企業振興課長(細山田孝文君)


 ご質問の通行規制,また,迂回路の件につきましも相談はありました。企業訪問をしまして長期にわたる工事事情,また,安全管理の点についてご説明も申し上げましたところ,企業の方からは,迂回路と言っても大型車では走行が厳しい所もあると。4t車に分けて搬送することで対応したいが,4t車以上も通行止めとなり運搬経費も倍以上かかる。また,こういった状況が長期になると経営状況が窮地に陥ってしまうなどの苦情,相談がありました。担当部署にも1日でも早く解決できる何かいい方法はないだろうかとお願いしたところでございます。結果につきましては先ほどの答弁のとおりでございますが,これまでに議員におかれましてはこの解決に至るまでに本当にご尽力いただいたことに感謝を申し上げます。


○4番(池田綱雄君)


 私の経験から企業は知らない土地に大きな不安と社運を懸けて進出してくるわけです。そういう関係で市に対する信頼関係というのが最も大きいものと思います。何か起こったらすぐ駆け付けることはもちろんですが,かねてから月1回ぐらいは企業を回り信頼関係を,そこで信頼関係が生まれまして,そのことにより企業が企業を呼んでくれるようになれば,それが本格的な企業誘致,本物だというふうに思います。今回の道路決壊により誘致して20年になる企業3社から連絡を受けたことをうれしく思う反面,非常に責任を感じたところであります。この道路の重要性をもう一度再確認をされ,1日も早い完成をお願いいたしますが,市長もう1回強いこの道路に対する決意をお聞きしてこの質問を終わりたいと思いますが,どうですか。


○市長(前田終止君)


 企業誘致,そして行政,そして,また,市民,このふるさと全体との関係,そういうことをしっかりともう一度この念頭に置きながら市政運営というのを頑張ってまいらなきゃいけないなと感じました。なお,この岩坂工業団地6社立地をこの20年間の間にいただておりまして,この道路が本当に大動脈であるわけでございますが,なるべく早い時期に本工事に着手ができ,そして安定的な企業運営が,操業が,経営ができるように市としても努力をしてまいりたいと思います。なお,ここだけに限らず,市全体にわたって似たような事例等あったら大変でございますから心配りをしてみたいというふうに思っております。合併後14社立地協定を結んでおります。せっかく来ていただいた企業にきちんとしたやっぱり仕事をしていただき,そして,また,これから3年,5年,やがて10年と将来にわたって大きく成長をいただき,ふるさとにも貢献をしていただきたいと。そして,また,私たちもそういう信頼を損なわないような行政努力を続けていかなきゃならないと思っております。また,担当の者も,あるいは,また,私自身も含めてこういう企業の皆さん方のニーズに常にこの目配り,心配り,気配り,そういうものがこの通い合う行政の在り方を努力をしてみたいと,頑張ってみたいと思っております。


○4番(池田綱雄君)


 よろしくお願い申し上げます。それでは,2点目の第二国分西小学校用地問題について再質問をさせていただきます。昨日来「最初の用地交渉地は電話も含めて11回交渉をした。」というふうにありましたが,電話で何回されたのか。直接交渉を何回されたのか。その11回の内訳をお願いいたします。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 新川地区の交渉経過についてお答えいたします。全体で11回交渉を行いました。そのうち電話での交渉が5回でございます。残り6回がお会いしての交渉でございます。


○4番(池田綱雄君)


 電話で5回,実際6回と,数字的には11回とたくさん交渉したなと思いますが,実質6回かなというふうに思いますが,これで十分断念するそういう決断,十分だと思いますか,その交渉で。十分だったと思いますか。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 私どもは,大型の取引でございまして,議会の議決を得,市民の了解をいただける価格であるということが大前提でございます。その価格と言いますものは,私どもとしてはこれだけの大型取引になりますとやはり鑑定価格というものを基礎に置いた交渉をしたいということでございました。地主さんの方は過去に自分の売却された実績等とかございまして,なかなかその価格の面でちょっとこう歩み寄ることができませんで,もう致し方なかったかなあというふうに思っているところです。


○4番(池田綱雄君)


 12月の私の質問に,先ほどからありますように,「山久跡地は虫食い状態だ。」と。それから「名義が直らん諸条件もあって却下されました。」という強い文面があるんですが,昨日のこの追加議案の中にこの図面がありますね。この図面で5筆ありますが,どの部分が虫食いだったのか。虫食いというのは1箇所じゃないと思いますが,複数以上を虫食いと私はとらえておるんですが,どの部分が虫食い状態であったのか。そして,また,どの部分が,どの地番が名義が直らなかったのかお尋ねいたします。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 先ほど部長がご答弁申し上げましたように,虫食い状態という言葉が当てはまるかどうか分かりませんけども,福島一丁目2248の1,この細長い土地でございますが,この土地が29人の持ち分ということをお聞きしております。今,私が申し上げました2248の1,この部分が名義がたくさん,29名の方の名義になっておりまして,これが直らないということで,私どもが調査した時点におきましてはそのようでありました。


○4番(池田綱雄君)


 そうしますと,昨年の12月の議会ですから中頃ですよね。ここが虫食い状態であると。いつの時点でそんならこれが虫食い状態でなくなったんですか。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 平成18年1月13日に山久製陶所に所有権移転登記がなされており,その後平成18年2月14日に現所有者に所有権移転登記がなされておりますけども,共有者29名というここの部分につきましても平成18年1月13日に時効取得を原因として山久製陶所に所有権移転が登記がなされております。


○4番(池田綱雄君)


 18年2月ですか。私が質問したのは18年12月ですよね。ということは,もう私に答弁した時には虫食い状態じゃなかったということですか。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 そのとおりでございます。申し訳ありませんでした。


○4番(池田綱雄君)


 審議会の中でそこは虫食い状態であると。登記が直らんというようなことからそこの場所は却下されたというような答弁ですよね。それがそういう時点でそうでなかったらもっと審議会の内容が変わってきたとは思いませんか。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 審議会の会議録を追ってみますと,この山久製陶跡地が候補地から外された主な理由と言いますのは,例えば,読んでみますと,「福島の候補地は産廃や薬品が埋められているという噂があり,土地の買収費と同じぐらいの対策費が必要になるというふうに言われている。」とか,「福島地区の候補地は不安を残しながらあの住民,市民に説明しなくてはならないから説得力がない。」とか,そういった意見で第一候補はあの新川地区の方に決まっていったのではないかというふうに推察いたします。


○4番(池田綱雄君)


 住民の不安というようなことですが,そういう住民の不安があるにもかかわらず,今回すんなりあの山久側に変わってますよね。その辺はどういうことですか。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 私どもは,その審議会の段階では,その汚染の実態とか,そういったことは承知しておりませんでした。その新川地区の方と,地権者とその交渉をしている間にアズミックさんの方がこちらにおいでになりまして買いませんかという話がございまして,その時点でアズミックさんの方から実はこれだけの調査をし,汚染は北の隅の700?であり,処分費はこれぐらいかかるというような試算等を持っていらっしゃいまして,であれば学校建設あるいはその他の公共用地に十分使えるものというような判断をいたしたところでございます。


○4番(池田綱雄君)


 こういう最も大事なことですよね,そういう。鉛の汚染なんというのは私も初めて昨日知ってびっくりしたんですが,そういう所を学校用地にするということは,せっかく審議会を5回も,6回もされておりますけど,そこのメンバーにこうなりましたよというそういう説明は要らないんですかね。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 学校ができる部分というのは汚染土壌からは一応遠い所でございます。一団の土地の中で離れている所でございます。今おっしゃったその必要性があるかどうかまた検討し,必要があれば,審議会の委員の皆様方にお伝えしたいというふうに思います。


○4番(池田綱雄君)


 これ以上言ってもいい答弁はないと思いますが,今からそんなら審議会に言って,いや,あそこはいかんよ。そういう鉛汚染とか,そんなのがあれば,そはもうあっこはいかんぞとなれば変えるんですか。変えないんでしょう。これはこれで終わりますが,買付証明書の法的根拠は何か,まずそこから。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 買付証明書ではなくて,8月9日にアズミックさんにお渡ししたのは不動産買受商談申込書でございました。商談を申し込むという書類でございました。これは法律的に根拠がある書類ではありませんで,市はもうアズミックさんの土地が欲しいと。アズミックさんの方も交渉の土台に乗っていただけませんかという申込みの書類でございました。


○4番(池田綱雄君)


 抵当権は設定されていなかったか。このすべての土地についてお尋ねをいたします。


○教育総務課長(東郷一徳君)


 この時点に,8月9日の時点におきまして商談申込みをしたわけでございますが,その時点におきまして抵当権が設定されておることを確認しております。


○4番(池田綱雄君)


 全部でどれぐらいの抵当権設定ですか。


○議長(西村新一郎君)


 時間かかりますか。議長の方でも苦慮しているところでございますが,昨日の答弁と食い違っている点が多々あるようでございます。ここにつきましては後ほどしっかり協議をしていただいてこの本会議の席において統一した見解をこれは示していただくということが大事かというふうに思います。ちょっと暫時休憩をいたします。


               「休憩  午後 3時30分」


               ──────────────


               「再開  午後 3時41分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。先ほどの池田綱雄議員の質問に対する答弁を求めます。


○副市長(南 洋海君)


 昨日の一般質問の答弁から混乱をいたしまして誠に申し訳なく思っております。今年の8月9日に作成をいたしました文書の正式な名称は不動産買受商談申込書でございまして,昨日申し上げました「不動産買付証明書」は誤りでございますので,訂正をさせていただきます。それから,抵当権の金額でございますが,12億3,500万円でございます。


○4番(池田綱雄君)


 正確に数字も答えていただきたいと思います。固定資産税を払っているのかどうかお尋ねいたします。


○副市長(福永いたる君)


 ただいま固定資産税の件でございましたが,この件につきましてはもう秘密に関する事項でございまして,市民に公表するということは,地方税法あるいは地方公務員法により差し控えさせていただきたいと思います。ご了解をいただきたいと思います。


○4番(池田綱雄君)


 可能性があるということですか。


○副市長(福永いたる君)


 市が諸々のいろんな契約をする場合は,当然相手方の納税関係とかというのはちゃんとこちらとしては調査をいたします。


○4番(池田綱雄君)


 私なりに払っていないだろうなという感触で受け止めたいと思います。次に,先ほどの答弁で「処理費に1億数千万円かかる。」という今朝ほどの答弁でしたが,これについて私は1億数千万も1億1千万から1億9千万まであると思うんですが,先の答弁で「評価額が平米2万800円,処理費を差し引いて平米1万8,059円で買った。」と。その差2,741円,これを全体面積の約6万7千円に掛ければ1億8,364万7千円というようなふうになるんですが,この1億数千万は1億8,300万ぐらいでいいんですか。


○副市長(南 洋海君)


 正確な数字はちょっと今言えませんけども,いろんな今,所有者の調査をされた見積書,それから専門のいわゆるそういう関係の業者の方からもこういう状態の時の数量等をお示しをいたしまして見積書等をいただいて参考とした次第でございまして,1億数千万と申しましたけども,議員のおっしゃるそういうものであると認識をしております。


○4番(池田綱雄君)


 これについては鉛汚染だけですか。それともその陶器のかけらの処分も含まれておるんですかお尋ねいたします。


○副市長(南 洋海君)


 両方を含めての試算でございます。


○4番(池田綱雄君)


 700?ですよね。今朝私も現地を見てきたんですが,20mに35mぐらいの大きさかなあと思ったんですが,中に入れずに,道路から見た感じによれば舗装がちょっとこう新しく感じたんですが,いつ頃舗装をされたのか。どこがしたのか。ちょっとお尋ねいたします。


○副市長(南 洋海君)


 県との協議で施工日は分かりませんけども,承認を受けられたのは本年度の3月の末の方だったと思っております。


○4番(池田綱雄君)


 おそらく鉛汚染の方に処理費がたくさんかかると思うんですが,わずか700?の面積での処理,それを1億何千万かかるというようなことですが,どのような処理をすればそんぐらいかかるのかなと。たったそんだけの面積をどれぐらい掘り下げるのか。あるいはその土をどこまで持っていくのか。分かっておったら,教えていただきたいと思います。


○議長(西村新一郎君)


 ちょっと池田議員,昨日の面積「700?」とおっしゃいましたよね。昨日は700?はなかったと思うんですが,そこらあたりの数字の確認もきっちりしとった方がいいと思いますが,それ含めて副市長の方で答弁してください。


○副市長(南 洋海君)


 今,議員のおっしゃいますように,敷地内の北西部の角地にございます鉛汚染対象地域は700?でございます。その状況等につきましては昨日も申し上げましたけども,全体といたしましていわゆる6万7千?の敷地の中を30mメッシュでずっと土壌調査をいたしまして,そしていわゆるそういうものが発見された所につきましては10mメッシュでボーリング調査をされて土壌調査をされております。したがいまして,そのボーリングによったそのコアを資料として土壌調査をされておりますので,この位置では,地下3mとか,2mとか,そういう柱状図をいただいております。


○4番(池田綱雄君)


 あの土地については,私ももう何十回,何百回とああいういろんな物を捨てる状況を見ておりますが,周辺の方々も一緒だと思います。周辺の方々が納得するようなひとつ調査をしていただきたい。そして,また,処理をしていただきたいというふうにお願いいたします。部長さん方も眠い頃ではないかなあと思いますが,今から私が質問する問題については全部長さんに答えていただきたいと思いますので,よーく聞いておいていただきたいと思います。今後開発公社が買う約3万?の利用については,午前中の宮内議員の質問に企画部長は「周辺道路用地や自衛隊裏門から隼人町への道路拡幅による移転用地,児童クラブ用地,公園用地に利用する。」ということでした。ここまでは私は非常に結構なことだというふうに思います。しかし,土地開発公社による宅地分譲については疑問を持っておるものでございます。というのは,現在霧島市には開発公社の分譲地もたくさん売れ残っております。また,溝辺町の保留地分の100区画もあります。加えて国分の舞鶴中学校付近は異常とも言える民間活力による宅地開発が行われております。これも売行きが鈍化しているというふうに言われております。また,少子化により霧島市も今後人口は減少していくと見込んでおりますが,また,口を開けば「財政が厳しい。」と言っている中で市が開発する分譲地が本当に必要なのか。それぞれの部長さんにお尋ねいたします。


○副市長(南 洋海君)


 まず総括をいたしまして説明をさせていただきます。いわゆる小学校敷地以外の敷地につきましては,広大な面積があるわけですけれども,この6月議会で,仮称でございましたけども,新住吉橋の多くの陳情等がなされ採択をされました。やはり市といたしましても取り組むべき重大な業務でございますので,現在基本計画を策定中でございます。今,自衛隊の駐屯地の北側から隼人町の223号線までの接続をする道路になるわけですけども,左岸側,すなわち天降川の東側につきましては住家が密集をしております。ざっと,概算ではございますけれども,センターで道路確保を行った場合にはおおむね50戸程度が影響を受けると想定をされております。今からの計画でございますけれども,最低限,南側の方が住宅が少ないですので,南側だけに拡幅を行った場合でも16戸はもう確実に住居移転をしなければ道路としては成り立たないであろうという想定をいたしております。過去に経験でございますけれども,やはり住居の移転をしていただくというのは非常に難しい交渉要件でございまして,至近の距離にある所にまず用地を確保しようというのが第一条件でございました。それから,議員のおっしゃいました児童クラブ,それから校長住宅等もございますけれども,それに公園等も含め開発をした方がいいのではないかということもございます。それから,当該地は工業地域でございます。工業地域でございますといろんな土地の規制がございますけれども,やはり学校の近くに建設するにはふさわしくない,ふさわしくないと言えば語弊があるかも知れませんけれども,良好な住環境を保つには少し問題があるかなあということもございますので,今回はこの工業地域から第一種住居地域に変更をして良好な環境を保ちたいというものが基本的にはございます。


○4番(池田綱雄君)


 先に部長の方から答弁をもらいたかったんですが,副市長が答弁をした後に,部長はそれに反論もできないでしょうから,部長の答弁はもう結構です。今,副市長が言われたその移転を50戸ということでございました。なるほど3万?のうちの1万?ぐらいを公園にして,あと2万?残って,その半分ぐらいが,道路なんかも必要ですから,その半分ぐらいが住宅用地かなと思います。そうしますと1万?ですね。そうすると大体60坪で200?ですか,割りますと50戸,なるほどなというふうに思います。その点についてはそういうのに使うなら私もいいだろうと思います。ただ住宅地としては,さっきのいろいろ言ったそういう諸々の関係から私は市が造るべきじゃないと,分譲地を今さら開発すべきじゃないというふうに思っております。この分譲地は中心市街地といろんな意味で周辺部との格差を早めることにならせんかなあと,住宅地にした場合ですよね,住宅地を専門にやった場合。そう思いますけど,市長はその辺はどういうお考えですか。


○市長(前田終止君)


 皆さん方の議論によってこの位置付けをしっかりいただいたとするならば,この地域にしっかり,学校,そして,また,通学路の道路整備,あるいは,また,仮称でございますが,先ほど申し上げましたように,住吉橋に係る道路整備やその住宅移転用地の確保並びにその児童クラブの用地とか,公園用地とか,あるいは,また,地域活動のこの拠点地づくりとか,そして,また,学校のあの辺の環境をこうじいっと見てみますと,例えば,それなりの規模,適正規模で生活の利便性を向上させるための店舗,小さな金融機関など想定できるんじゃないかと期待もできるわけですね。ですから,そこいらをこうしっかり考えて学校及びその周辺が学校が新しく位置付けられることによっていい場所に大きくこの高まっていけばいいがなと。そういう意味で南副市長が中心になってこの件をまとめてくれておりまして,私自身も随時報告を受けながら適切に判断をし今日に至っているところでございます。


○4番(池田綱雄君)


 新設校が開校するまでに,学校がもしできますと小学生の通学路が大きく変わってくると思います。今でも見通しの悪い所がたくさんあって事故の多い交差点もあるわけでございますが,開校までにその辺を十分調査をしていただきまして信号機や横断歩道の設置をひとつよろしくお願いいたします。時間がありませんので,まだこの後,久保議員がこの件については質問をされるようでございますので,後はよろしくお願いをいたしましてこの質問を終わります。2点目の小学校の給食施設の衛生面を問うということでございましたが,先ほどの答弁の中で,教育長も現場を見ていただいたんですが,衛生上よくないということを認めていただきまして,そのような部屋を造るまでは言っておられませんでしたけど,そのようなふうに設置をしたいという前向きな答弁でありました。食中毒なんかが発生しないうちにできるだけ早く解決をしていただきたいというふうに思います。新設校が完成をして実際に分離できるのはもう早くても3年はかかるわけですよね。その間生徒や先生たちにはいろんな意味で窮屈な思いを強いられるわけであります。市長がいつも言われる公平公正という言葉を使われますけど,この西小学校についてはその公平公正さから言いますと大きく懸け離れているというふうに思っております。西小学校についてはまだまだ問題点が多くあります。できるものから改善をお願いいたしまして質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(西村新一郎君)


 以上で池田綱雄議員の一般質問を終わります。次に,2番松元深議員より2件通告がされております。したがって,松元深議員の発言を許可いたします。


○2番(松元 深君)


 ただいま議長の許可を得たので,先に通告いたしました2点について質問をいたします。先に行われました参議院選挙で自民党は大敗し,民主党の大勝利により,また,テロ特措法の継続問題が引き金となり,本日安倍首長が辞任を表明しております。日本の政治も大きな転換期が訪れている中であります。また,官僚である農林水産大臣の複数にわたる交代劇には,農業政策に注目し,霧島の農政問題にも一生懸命取り組んでいる我々市議会議員としても遺憾を露にするものです。本市の基幹産業の一つである農業でありますので,農業の振興も本市の発展に大きな影響を持っているものです。しかし,農業の将来展望は決して明るいものではないことは事実であります。少子化,少子高齢化,グローバル化の進展等経済社会構造が大きな変化に直面する中で,生活の中で欠くことのできない食料の安定供給の役割を担うわが国の農業・農村について,時代の変化や国民の要請に的確に対応しつつ改革を行っていく必要があるということで12年3月に食料・農業・農村基本計画に沿って食料の安全確保,農業の持続的発展,農村の振興の実現に向けて各般の施策が展開されてきましたが,最近の農業,食料,農業,農村をめぐる情勢は,輸入農産物の急増,農業の担い手の減少,高齢化が進展する中で消費者の農産物に対する安全・安心志向の高まり等により大きく変化しています。17年3月25日新たな基本計画を策定し,効果的・効率的で分かりやすい政策体系の構築,消費者の視点の施策への反映,農業者や地域の主体性と創意工夫の発揮の促進,環境保全を重視した施策の展開,農業・農村における新たな動きを踏まえ,攻めの農政を展開するという基本視点を踏まえ施策の展開を図ることが重要です。生命を維持するのに不可欠なのは食料であり,その食料を生産確保する農業,漁業が押しなべて不振であり,後継者に悩んでいることは憂慮するべき現象であります。平成19年前半の農業を振り返りますと,葉物,根物ともに価格面で低迷が続き厳しい状況でありました。お茶は平年並みではありますが,2〜3年前からの価格低迷で農家には厳しいものがあります。たばこ農家にしても台風の被害が収益に大きく影響を与えております。果樹農家においても今最盛期を迎え,今後台風襲来のないことを望んでいるところであります。水田では今稲穂も出揃い,果樹農家同様,今後台風襲来のないことを祈るところです。次に,畜産関係では5年に1回開催されます和牛能力共進会が10月鳥取で開催されますが,霧島市内から1頭の出品もできなかったことはとても残念であります。また,今月28日に地元で開催されます鹿児島県共進会には横川の久留須重幸さんの生産された1頭のみの出品であります。久しぶりの地元開催だけに残念であります。今後の行政の支援強化を望むところであります。また,子牛価格,豚肉価格ともに堅調に推移しているものの,今後の政府によるWTO交渉等が目が離せない状況であります。鹿児島県の豚肉共進会において本市の竹ノ内秀征さんが農林大臣賞を,また,全国茶品評会30?煎茶の部で末重良規さんが農林大臣賞を受賞されたことを紹介いたしまして先に通告しておりました質問に入ります。まず1点目の農業振興について,小規模農家,高齢者農家への支援策についてであります。本市の農業形態のほとんどが小規模,高齢者農家になっている状況と考えます。市として現状をどのようにとらえておられるのか伺うところです。次に,農業委員会でも積極的に取り組んでおられます本市の遊休農地,耕作放棄地の現状と今後の取組について伺います。次に,昨日同僚議員の質問と重なる所もあるかも知れませんが,担い手の育成など本市特有の施策が必要と思いますが,今後の農業振興にとって最も重要なことととらえていますので,所信を伺うところです。本市としても集落営農への取組も推進しておられますが,スタートしたばかりで今後の動向が注目されるところであり,必ず成果が上がらないと今後の農業振興に大きな影響をもたらすものと考えられますので,現在ある集落営農支援チームの活気ある活動を期待するものです。次に,2点目の市有財産の取扱いについてでありますが,現在使用されてない建物など遊休施設と遊休の土地の状況と今後の活用についてお伺いいたします。これで壇上からの質問を終わりますが,答弁次第によりまして自席からの質問を議長にお願いいたします。


○市長(前田終止君)


 松元議員から2点につきまして質問がございました。1点目につきましては私の方から答弁をいたします。2点目につきましては総務部長に答弁をいたさせます。1点目の質問は農業振興についてでございました。そのうちの1点目と3点目につきましては関連がございますので,一括してお答えをいたします。今年4月から国の新たな農政がスタートしておりますが,霧島市では多種多様な営農形態があり,総じて高齢化が進行をし,農家数の大半を零細農家が占めている現状でございます。小規模農家,高齢者農家への支援策の一つといたしまして本市独自に設置をしております農政専門指導員による農家訪問で農家への技術指導や農林水産物の直販所での販売等を推進するとともに,今後中核農家やリーダーの育成,新規就農者の確保を目指すため,集落営農育成活動支援事業により集落の合意形成を図ることで機械の共同利用,労働力不足の解消,収益性の向上,農地の遊休化防止に取り組む,集落営農の組織化,こういうことを推進をしてまいりたいと考えております。担い手育成など本市特有の施策につきましては,認定農業者農用地利用集積促進事業や農業後継者等育成就農支援事業を実施するとともに,今年度より国の担い手アクションサポート事業を導入をし,今年5月に霧島市担い手育成総合支援協議会を設置,9月から嘱託の相談員1名を配置するなど,県,JAあいら,農業委員会等の関係機関と連携をしながら担い手の支援,集落営農支援に現在取り組んでいるところでございます。なお,今後の農業振興につきましては国の施策を受けながらお茶をはじめとする霧島ブランドの確立を推進してまいりたいと考えております。2点目の遊休農地,耕作放棄地の現状と今後の取組についてお答えをいたします。毎年8月に農業委員による農地パトロールを実施しておりまして,無断転用や遊休農地,耕作放棄地の現状把握をいたしております。2005農林業センサスによりますと霧島市の耕地面積4,115haのうち耕作放棄地は266haとなっております。また,昨年度は遊休農地をなくそうという啓発リーフレットを自治会へ配布をさせてもらったり,耕作放棄地所有者又は耕作管理者に対して指導をしてきたところでございます。また,今年度は先ほどの担い手アクションサポート事業の中で農地等利用適正化推進支援事業を計画をし,遊休農地の解消,有効利用に努めてまいりますとともに,農業経営基盤強化法による特定法人貸付事業を利用をして一般企業の農業参入を図るなどの施策を講じてまいりたいと考えております。


○総務部長(西重正志君)


 市有財産の取扱いについてお答えいたします。市有財産,いわゆる公有財産のうち現段階で使用目的などが定まっていない未活用の建物,土地の取扱いについては,公有財産取得処分等委員会において売却,賃貸,霧島市での活用,建物そのものの除去などの手段を含め方針を検討し,それぞれの物件について計画を立て,その計画に基づいて処理する予定で調整を進めているところでございます。ご理解をお願いいたします。


○2番(松元 深君)


 ただいまそれぞれに答えていただきましたが,再度質問させていただきます。第1点目の所で「独自に設置しております農政専門指導員」とありますが,これは野菜だけの専門員なんでしょうか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 先ほど市長が答弁いたしましたサポートの相談員は野菜の専門指導員であります。


○2番(松元 深君)


 ここに「技術指導や農林水産物の販売所での販売を推進する。」とあるんですが,この販売所は各地区にある販売所のことと思うんですが,販売所の経営というのはみんな会員さんの中でもう決まった会員による販売所と認識しているんですが,技術指導,その小農家,小規模農家,高齢者農家への支援策となっているのかどうかお伺いいたします。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 販売所との関わり合いにつきましては,今,議員がおっしゃったみたいにそれぞれの販売所はそれぞれの販売所で会員を定めて運営をなさっておられます。その中すべてに入り込んでいってるわけではありませんが,先ほど申しましたのはサポートチームを立ち上げた中の指導員ということで,今後新たに参加していただく相談員が一人増えましたということと,それから既に2名の嘱託相談員はもう配置されておりますので,都合(P★★に「4名」と訂正あり)3名になるわけですけれども,それぞれの相談員に,その営農指導員というか,そういう形で各農家の方々から要請があった場合は,その指導に入っていくという手だてになっております。


○2番(松元 深君)


 ここで一つ提案ですが,高齢者の経験を生かして伝承活動,農業技術を活用した市民農園等での都市住民との交流,それやら学童農園への指導等を通じた世代間交流などへの取組などが考えられないのかお伺いするところです。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 年次ごとに計画的にというところまでまだ到達してはいませんが,これまでの実績としては県単事業等を導入して学校の中に普及センター共々その農業に親しむ体験学習というスタイルで入っていった経緯もありますし,今後においてもそのような事業等を導入しながらいわゆる学校関係とか,そういった所には入っていきたいというふうに考えております。


○2番(松元 深君)


 そのような中で意欲ある高齢者がその知識と技術を生かした生きがいを持って活動できるよう高齢者農業者による新規就農者や担い手への支援など高齢者への役割分担など継続的に取り組むよう促進すべきではないかと思うんですが,いかがでしょうか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 昨日の塩井川議員からのご質問と同じようなお答えになりますが,その必要性というか,現段階では特にまだシステム上出来上がっておりませんけれども,そのことについては十分に考えていきたいというふうに思っております。


○2番(松元 深君)


 同じようなことですが,農業を希望する者を募集して農業技術を教え込む農業インターン事業の実施は考えれないものかお伺いいたします。都会では全国に発信して農業を希望する者を募集したら,ある地域では大変たくさんの人が来て農業技術を教える農業インターン事業の実施をしているという事例もあると聞いておりますので,いかがでしょうか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 その作業についてはしばらく時間をいただかなければならないのかなというふうに考えておりますが,構想的にはある程度描けるものがあるんですけれども,現実問題として受入れとなる農家なり,基本的にはもう少し,農業生産法人格なるものの組織づくりといいますか,そういったものにもう少し力を入れていかないとこのことは進めづらいというふうな認識を持っております。これも昨日のご答弁の中でもありましたけども,一応新規就農という形で今の国分地区内のあるその法人の1戸の所に農家を希望する者が今1名研修で入っていただいております。そういった形で今後とも霧島市内により多くのそういった受入組織づくりをしていきながら,当然,市内のみならず,市外に向かってもそういった情報を発信をしながら新たな担い手づくりには努力していかなければならないというふうに考えております。


○2番(松元 深君)


 先ほど集落営農も出ましたので,集落営農の今の取組状況,そして課題等ありましたら,お伺いしたいところです。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 集落営農につきましては,当初モデル地区を2地区設けまして,その後2地区増えまして現在4地区においてその作業を進めさせていただいております。一応その集落営農組織につきましては,4地区についてはおおむね話し合いが進展しているというふうに報告を受けておりますが,それ以外にも全体的には,あと6地区が手挙げをされてきているということで,話し合いがうまくいけばもうしばらくすると10地区にこれが広がっていくというふうに思っております。


○2番(松元 深君)


 私もここに資料は持っているんですが,なかなか話し合いが進まず白紙にという声があったり,いろいろ問題があるように思うんですが,まず,やっぱり始まったばかりですので,まず地域の主体性が必要と思うんですが,なかなか難しい問題でありまして,例えば,集落営農支援チームなるものをすべて行政の方々のチームで,支援チームですので,そうなんですが,最初アクションサポート会議なるものは各農家を入れた会議だとあるんですが,そこ辺の意見が一番重要なところ,そして地域の方々のやっぱりまとまりが大事と思うんですが,やっぱり,昨日も塩井川議員が言いましたように,国の施策じゃなくて,一番底辺の,底辺からできる組織の構築,何かいい施策,若い,農林水産にも若い連中もたくさんいますので,その辺の方々との話し合いも必要ではないかと思うんですが,そういう話し合い等できてないんでしょうか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 まさにご指摘のとおりでございまして,今,この支援サポートチームといいますか,一番上は協議会になりますけども,5月に立ち上げて,今やっとその9月から,今月から相談員を配置することができたということで今から本格的に動き出していくものと思っております。当然,いわゆるその従来ありました営農センター,要するに普及員の方々,それから農協とか,私ども行政,そういった関係機関のみで行ってきたものではなくて,当然そういった組織を担っていかれる農家の代表の方々とか,認定農業者とか,そういった方,いろんな方々の知恵をお借りして今後ますます活動が展開できるように努力をしていきたいというふうにまさに考えているところであります。


○2番(松元 深君)


 それでは,今行っている集落営農支援チーム発足しているわけですが,現在どのような活動をされてきたのか少しお伺いしたいところです。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 今のところ,先ほども言いましたとおり,やっとその相談員の設置までこぎ着けたというところで,5月に立ち上げましてから,要するに組織的,まず組織の組織づくりをやりまして,今後自分たちがこの協議会,それからサポートチーム,そういった,要するに組織づくりをきちんと固めた上で,今後自分たちが何をなすべきかのところまでの今話し合いが終わったところです。最終的に相談員を入れて今後実際に展開していくことを今から始めようとしているところであります。


○2番(松元 深君)


 再度繰り返します。昨日も塩井川議員も提案されましたが,国にとらわれない特有の施策について検討する考えはないのか再度,各総合支所の産業振興課の課長の話し合いもあったと思うんですが,今,総合計画が策定中とあるんですが,その中にそのような施策は盛り込めないものかお伺いいたします。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 昨日の塩井川議員の最後の後段の所では私もそのようにさせていただきたいというふうな答弁をさせていただきました。今週いっぱいはちょっと動きがとれないんですけれども,来週以降早速動きたいというふうに思っております。その総合計画の基本構想,基本計画あたりまでは大きな柱として決まっておりますが,その下に下がっていく,ぶら下がってくるその事務事業等についてはまだ十分に検討の余地がありますので,その中に昨日,本日要請されているような事項等についても十分に検討を図っていきたいというふうに考えております。


○2番(松元 深君)


 集落営農制度大変難しいところなんですが,まず小さな所,今,小規模農家,高齢者農家の状況が進んでいる中でやっぱり機械,回答にもありましたが,機械の借入れ,そこ辺を受委託事業から始めるというような方策はないものかお伺いいたします。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 農業機械の共同利用というのは当然考えられる話であるというふうにも思っております。集落によってはその既存所有されてる物が,そこの集落の中にオペレーター可能な方がいらっしゃれば,当然その集落,地域内で十分に機能できると思います。ただ地域によっては,集落によっては逆にもうそういうオペレーター格の方がいらっしゃらない所もあるであろうと。そのことについては外部からそういったオペレーター等が入り込めるような組織づくりをしなければならないというふうに思っております。旧1市6町すべてに農業機械銀行があったわけではありませんので,その後,現在も続いている農業機械銀行等については新たな形を模索していかなければならないと思いますし,それぞれの集落営農の中にやはり農業機械については,高齢化が進んでおりますので,なるべく若手の者がそういった作業ができるようなシステムづくりをすべきであろうというふうに考えております。


○2番(松元 深君)


 昔から田んぼ,畑,自分の田んぼはわいべつくらんないかんという考えがまだまだありましてなかなか私の地区でも進んでないところが現状です。例えば,牧園の中津川ではオペレーターがいらっしゃるんですが,70歳ぐらいの方が2名いるということで,そこ辺のまた簡単な,総合計画の中でもいいですので,そこ辺もまたうたい込んでほしいなあと思います。次に,耕作放棄地でありますが,山林等への転用の可能な場所については推進の必要もあると考えます。しかし,耕作地の中にある放棄地については検討の必要があると思うんですが,どのような対策を講じておられるかお伺いいたします。


○農業委員会事務局長(岡留和美君)


 松元議員の質問に,農業振興についての2点目の遊休農地,耕作放棄地の現状と今後の取組についての,先ほど市長の方から答弁ございましたけれども,農業委員会の取り組んでおります部分,それから把握している部分についてお答えいたします。毎年8月に農地パトロール月間を設定して遊休農地の把握に取り組んでおりますが,本年度は8月に一応終わりましたけれども,まだ集計が上がっておりませんので,昨年度調査をした結果で申し上げますと,先ほどの農業センサスの数とは若干違うわけですけれども,農業委員により確認された遊休農地,耕作放棄地は1,102件の126haであります。この耕作放棄の理由,原因につきましては,調査の時点で個々に聞き取りをしているわけではありませんので,はっきりした理由は分かりませんけれども,耕作に不便であったり,高齢化により耕作できなかったことや不在地主の分などが主な理由と考えられております。解消策としましては,これも先ほど市長の方からありましたように,18年度,今年の2月になりますけれども,「遊休農地をなくそう」というリーフレットを,このようなリーフレットを各世帯,自治会を通して世帯回覧をいたしております。そして農業委員には各担当地区の所有者等に対して指導に当たっていただいたところであります。その結果,農地の斡旋や,場所によっては農地以外への転用,先ほど,今,議員が言われましたように,山林への転用というものも出てますけれども,成果としては余り芳しいものではありません。その要因といたしまして耕作放棄地が集団的に存在していないということや入口が狭くて農機具等が搬入できないなど効率が悪く,集積が難しいので,つくり手,借り手がいないと。さらに,さらには面談のできない不在地主等が多いということなどだろうと思います。今後の遊休農地,耕作放棄地の解消ということでの取組につきましては,農業委員会で既に,もう今年度入ってますけれども,国からの直轄の補助事業で担い手アクションサポート事業というのを導入いたしまして,その中の農地等利用適正化推進支援事業を実施しております。内容は農地の監視活動や不在地主との直接面談による農地利用集積活動などを重点に行い耕作放棄地解消のための活動を行うことといたしております。それから,先ほど,これも市長の方から出ましたけども,解消に努める方法として農業経営基盤強化促進法によります特定法人貸付事業を利用して一般企業の農業参入などを図るというような予定でおります。


○2番(松元 深君)


 今,昨年の遊休農地,耕作放棄地106ha,農業センサスでは266となっているんですが,この160ぐらいの差はやっぱり調査不足なんでしょうか。


○農業委員会事務局長(岡留和美君)


 全市を対象にしてやっていますけれども,農業委員の方たちが回れた実際に把握をした部分ということで,かなり漏れもあるのじゃないかというように思っております。


○2番(松元 深君)


 それでは,遊休農地解消総合対策事業という事業があるんですが,本市霧島市ではそのような使ったことはないんでしょうか。


○農業委員会事務局長(岡留和美君)


 今言われた事業は取り入れておりませんけれども,国の直轄としての今年担い手アクションサポート事業の中での取組を導入いたしました。以上です。


○2番(松元 深君)


 先ほどから部長も,岡留局長も担い手アクションサポートチームですべてが解決するような何か答弁に聞こえるんですが,例えば,高齢者の減少,耕作放棄地が増加している中で耕作放棄地の再生として中山間地直接支払事業も使われていると思うんですが,そのような例があるんでしょうか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 中山間地域等直接支払交付金事業のお話だと思うんですが,一応霧島市内で80の集落協定が結ばれております。


○2番(松元 深君)


 協定は結ばれておる所もやっぱり耕作放棄地,遊休農地が増えている。そこはずっと遊休農地の解消になってるものでしょうか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 中山間地域等直接支払交付金事業はそういった耕作放棄地がないようにするための事業ですので,現実にはありません。


○2番(松元 深君)


 それでは,集落営農の,順番が違うんですが,法人化の推進ということで,稲作だけのこっちは単一経営は少ないんですが,稲作,野菜,果樹,畜産等の組み合わせが複合,多いことから集落営農組織がこっちは少ないのが現状だと思います。まだ,今,四つが今進んでいるということなんですが,集落営農組織を育成するのが今そこ辺の方々は望んでいるんですが,なかなか集落営農制度に取り組めないことなんですが,そこ辺に対しての法人化への勧めというのはどのような方策をとっていらっしゃるのかお伺いいたします。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 法人化まで進められるとベストだというふうに思っております。お答えはまだそこまで余り進められる状況下にないというのが取りあえずお答えになります。ただ行く行くはそういう形に持っていけるように私どもは努力をしたいというふうに考えます。それから,集落営農のその組織化てなかなか難しい。まさにそのとおりで,やはりその地域地域にリーダーさん,要するに役員さんになっていただく方をまず設定するのに非常に苦慮しているというのが現状のようです。先ほども多分議員はご存じでおっしゃられたのでしょうが,まとまりかけて潰れてみたりとか,そして,また,その方々を説得して何とか役員体制をつくり上げてまた前に動き出すようになったとか,いろいろ苦労もたくさんあるようでございます。


○2番(松元 深君)


 まず遊休農地ですが,借りたい農家は結構たくさんいらっしゃるんですが,遊休農地がやっぱり増えている場合,そのほ場の関係,土地の関係等いろいろあると思うんですが,農業委員会としてはそこ辺の要因は分析はされているんでしょうか。


○農業委員会事務局長(岡留和美君)


 遊休農地として出ている所が,先ほども言いましたけれども,その耕作に不便な所,それから歳をとってもうつくれないとか,そういうのが多いもんですから,やはり,農業委員会の斡旋に出てきた分につきましては,認定農業者とか,担い手に対してまず斡旋をいたしますので,その方たちはやはり効率を求めて集団化というようことで求めていらっしゃいますと,これと合わないということがありましてなかなか進まないというのが現状でございます。


○2番(松元 深君)


 それでは,今度県が促してましたが,企業の農業参入制度があるんですが,市としての方針をお聞かせいただきたいと思います。


○農業委員会事務局長(岡留和美君)


 先ほど言いました一般企業の農業参入につきましては,農業経営基盤強化促進法の中に特定法人貸付事業というのがございまして,これは市の農業の基本構想にその耕作放棄地や耕作放棄地になりそうな農地等が相当程度存在する区域を指定をいたしまして,それを借りたい企業に対して貸付けを行うというような事業でございまして,これは今年度もう既に福山地区の方で1件出てきていますけれども,そのような事業に取り組んでいこうということで農政畜産課の方と一緒に今やっているところでございます。


○2番(松元 深君)


 それでは,話変わるんですが,遊休農地を都会の市民,例えば,旧国分市は都会ですので,例えば,その市民を対象とした上場のオーナー制度の導入などいい遊休農地解消にはなると思うんですが,そこ辺の方策なんかは今後取り組む考えはないかお伺いいたします。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 遊休農地が必ずしも求められているようなものではないというところから非常に苦慮をいたしております。ただご承知のとおり,霧島市はおじゃんせ霧島推進監がおりまして一生懸命そのそういう方面のコンタクトの作業を進めております。私どもは,農政畜産課もそうですが,農業委員会事務局も一緒になって,おじゃんせ霧島推進監と一緒になってそういう人たちが求めているものを提供できるような逆に言うとそういう優良な遊休農地を捜しているというような状況であります。


○2番(松元 深君)


 都会,よその東京,大阪じゃなくても,例えば,今の国分なんかのオーナー制度の導入なんかもいい考えじゃないかと思うところです。質問はこれで農業部門に終わりますが,農業経営,高齢化に明るい展望がないと言われておるんですが,昨日も浦野議員の中の質問でありましたように,食料自給率が先進国で最も低い状態でございます。現在これ以上農業を疲幣させるなら,農村ばかりでなく,わが国も存立が危惧されると言って過言ではありません。国民の基礎的食料を供給する農業と農村を活性化しなければならないと思っておりますので,今後とも農業振興に力を注いでいただきたいと思います。それでは,2件目の市有財産についてお伺いいたします。回答では4〜5行書いてあるだけなんですが,実際未活用の建物がどういう状態で何件ぐらいあるか。それと未活用の土地がどれだけあるか数字でお示しいただきたいと思います。


○総務部長(西重正志君)


 未利用の建物の状況でございます。旧溝辺町にあります旧中央公民館,それと旧隼人町にありました感染症指定の病舎の建物,それと旧霧島町の老人の憩いの家というのが現在未利用の建物の状況です。それと土地につきましては200?,いわゆる60坪以上の面積があって貸付け等をしていないものの中で宅地等に活用できそうなものが39筆程度あるようでございます。


○2番(松元 深君)


 溝辺,隼人,霧島それぞれですが,もう全然使えない,溝辺の分は把握しているんですが,隼人,福山ですかね,もう使えない状態で壊さないといけないような状態なんでしょうか。


○総務部長(西重正志君)


 溝辺につきましては議員のおっしゃるとおりでございます。旧隼人町の感染症の指定病舎につきましてはまだしっかりした造りでございまして今後活用はできるんじゃないかと思っております。旧霧島の老人憩いの家につきましては相当傷んでおりまして今後解体する予定ではおります。


○2番(松元 深君)


 それでは,自分で分かっております溝辺の旧中央公民館の件でございますが,取壊しのお願いもしてあったんですが,財政的に通ってないんですが,築40年の建物でありまして,全く人通りのない一番高台にあって青少年育成の観点から,それから防犯の観点から早急な取壊し等必要と思うんですが,どうでしょうか。


○管財課長(津曲正昭君)


 8月3日の日に現地も見させていただきました。話もお聞きしまして,古い建物なので,庇の一部なんかが外れかけているというようなこともございます。そのようなことも勘案いたしまして,改修というのは難しいかも知れませんけれども,取り壊して,後をどのような利用をするのか。例えば,売却をするとか,何かの施設に使うとか,そのようなことも検討をいたしまして計画を立てて処理の方法を決定をしていこうかなと考えております。


○2番(松元 深君)


 後の使途は,是非取壊しをして後の活用を計画していただきたいと思います。先ほど「福山」と言いましたが,霧島老人憩いの家についてもそのような対策を是非講じていただきたいと思います。それと遊休の土地でございますが,今,60坪以上で宅地になるようなのが39筆程度あると。今,行財政改革調査特別委員会でも調査の段階とお聞きしておるんですが,2〜3お伺いいたします。例えば,牧園宿窪田にありますでん粉工場跡地,霧島温泉駅西側とあるんですが,先ほど前川原議員の質問の中にもありました景観行政団体に指定されている観点からも早急な処分等活用が必要ではないかと思うんですが,いかがでしょうか。


○管財課長(津曲正昭君)


 先ほど出ました39筆につきましては,9月中に現地の調査,それから処理の方法,処理の優先順位,処理に要する経費等を調べまして取得処分等委員会へ処分の手段等の案を提示し検討をしてするという予定でございます。それから,処理の方向を検討し,個々の物件について具体的な処分の手続きが決まりましたら順次処理を進めていくということで考えております。


○2番(松元 深君)


 遊休地については,活用されない土地については,霧島市土地開発公社の分もあるんですが,それは次に久保議員が質問されますので,お願いしたいと思います。それと遊休の施設でございますが,ローカルエネルギー館について,これは遊休施設と私は思うんですが,今年の4月に閉館されましてそのままの状態です。前にも何度か産業教育委員会の中でも取上げ,活用について検討されたいということで諮問されているところですが,その後の検討はなされているのかお伺いいたします。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 ローカルエネルギー館につきましては今年の4月から休館に至っているところでございます。まだ補助金等が残っておりますので,補助金は工業再配置再編の関係の補助金がございますけれども,この趣旨に沿った使い方をすれば補助金は返さなくてもいいということがございます。そういったことから,工業再配置というのは,中央にあった工業を地方の方に分散していこうという趣旨がございますので,現在霧島市内にある工業の方々にいろいろなお知恵をいただきながら,何か有効策がないか。そういった検討を進めているところでございます。


○2番(松元 深君)


 前にも仮屋議員の方も申されたと思うんですが,地域再生法の中で国に地域再生伝道師がおられます。鹿児島にも所属されていると思うんですが,そのような方々との検討なんかはされた経緯はないんでしょうか。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 このローカルエネルギー館の再利用につきましてはいろんな見方があろうかと思います。例えば,今その地域再生の関係,それからもともとあったその工業再配置の趣旨に沿ったやり方,それから今年の8月でしたでしょうか,総務省の方から合併して補助金の趣旨に合わなくなった部分についても柔軟な対応をしていいという,しなさいというような各省庁への通知などもございますので,いろんな方面から検討してまいりたいというふうに考えております。


○2番(松元 深君)


 地域再生,これは大変いい制度だと思いますので,今後いい知恵も出ると思いますので,その辺も活用しながら,ローカルエネルギー館一番一等地に建っている建物です。是非早い機会に,もう1年もう5か月経っているわけですので,早い機会に再活用をできるよう要望いたしまして私の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で松元深議員の一般質問を終わります。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 若干訂正をさせていただきたいんですが,松元議員の最初の方で農政専門指導員の数をお尋ねになった所で,私は一番最初勘違いしてアクションサポートの方で答弁して,その後やはり農政だけにこだわって「都合3名」というふうに申し上げましたが,畜産の方も1名おりますので,都合4名ということになります。誠に申し訳ありません。訂正をさせていただきます。


○議長(西村新一郎君)


 そのように訂正をさせていただきます。以上で松元深議員の一般質問を終わります。ここで議事の都合であらかじめ時間の延長をしたいと思います。次に,22番久保史郎議員より3件通告がされております。したがって,久保史郎議員の発言を許可します。


○22番(久保史郎君)


 大変不規則な時間をいただきまして感謝をいたします。私はこの議会におきまして先に通告した3項目について質問いたします。小泉政権の後を受け発足した安倍内閣においては,社会保険庁の年金記録漏れ問題が大きく社会問題になり,国民の多くが将来の生活に不安を起こし,また,閣僚における不適切発言や事務所費使用問題などで大臣が相次ぎ辞任した結果,先の参議院選挙において民主党が圧勝するという国民の厳しい審判が下されました。このような結果を踏まえ,8月27日に新たな組閣が行われましたが,今度は任命された農林水産大臣が自身が組合長理事を務める農業共済組合が共済掛金を国から不正受給しており,任命後1週間で辞任しました。その他閣僚の政治資金収支報告書の記載ミスや経費の二重計上など国民に選ばれた政治家の資質が問われるような問題が続発しています。さらに「社保庁職員による加入者らの納めた年金保険料1億1,300万円もの金額が着服や不正受領された。」との報道など,議員をはじめとして警察,行政職員を含む公務員の罰則強化の法改正が喫緊の課題であり,悪事は割に合わないことを明確にすべきであります。合併後2年を目前に霧島市においてはこのような不祥事などないことを願い質問に入ります。初めに(仮称)第二西小学校の建設計画についてであります。この小学校建設については,昨年11月の小,中学校規模通学区域等適正化審議会の答申を受け,隼人町住吉の小林工業跡地を最適地として選定,交渉してきたが,今回建設予定地が買収できず,別な場所を交渉するとのことでありますが,その理由を伺うものであります。次に,今回用地取得される予定地の面積,購入予定価格等については示された議案書に通告後に入ってきましたので,私は答弁は要りませんが,市民の皆さんは分かりませんので,改めて示していただきます。次に,開発公社及び霧島市所有の未利用地有効利用対策について伺います。議会における行財政改革調査特別委員会の調査において開発公社所有の土地や霧島市所有の未利用地の調査を行ってまいりましたが,総じて結論は,利用できる所は残し,処分できる所は利子等を勘案し早く処分するべきであるとの意見が多かったと思います。今後このような土地の有効利用のためには処分対策を含むプロジェクトチームが必要であると思われますが,設置検討はされないのか伺います。次に,総合支所の権能について伺います。現在霧島市内に7総合支所があり,諸権能について,この問題は合併当初より指摘され,これまで改善されてきたと思いますが,現在の総合支所における決裁権はどのようになっているのかを伺いまして壇上からの1回目の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 壇上からの質問が終わりました。ここで2回目の休憩をさせていただきます。


               「休憩  午後 4時59分」


               ──────────────


               「再開  午後 5時15分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。久保史郎議員の壇上からの質問に対する答弁を求めます。


○市長(前田終止君)


 久保議員から3点につきまして質問がございました。2点目につきましては私の方から答弁をいたします。1点目につきましては教育部長が答弁をいたします。3点目につきましては企画部長に答弁をいたさせます。2点目の質問は開発公社及び市所有の未利用地有効利用対策についてのご質問でございました。霧島市所有の未利用地の調査を行ったが,有効利用のためには処分対策を含むプロジェクトチームが必要であると思われると。その設置検討はされないのかということでございました。お答えいたします。霧島市が所有をしている土地で未だ利用計画のない土地並びに市が土地開発公社に取得の依頼をし,そのまま開発公社が所有をしている土地が数多くあることは議員ご指摘のとおりでございます。これらの土地は合併前の各市町において事業計画に基づき取得されたものの,それぞれに事情があって計画を断念せざるを得なくなったものであります。市といたしましても未利用地の有効利用については大きな課題としてとらえ,庁内検討委員会を設置をして協議を重ねているところでございます。このような大きな課題に対処するための体制整備としてこれまで各種の専門監を配置してまいりましたが,今回いただきましたご意見も踏まえながら,今後どのような体制で対処するのが最も有効かつ効率的であるのかを検討してみたいと存じます。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 (仮称)第二国分西小学校の建設計画についての1点目についてお答えします。(仮称)第二国分西小学校の建設については霧島市立小,中学校規模及び通学区域等適正化審議会より平成18年11月7日に答申をいただいたところです。答申書の主な内容は,国分西小学校の規模適正化の方策としては新たな小学校の設置が適切である。新設小学校の設置場所については複数の候補地について検証を行ったが,霧島市隼人町住吉の新川地区内が最も適地であるとされております。この答申を尊重し新たに小学校を建設することを決定いたしました。教育委員会では答申を基に新川地区内の土地を第一候補地とし地権者又は地権者がお願いされた代理人の方と平成19年4月3日より用地交渉を行ってまいりました。電話での交渉を含め延べ11回用地交渉を行いました。その間,平成19年4月13日に市より不動産鑑定評価額を参考とした買収価格の提示を行いました。地権者からは平成19年5月16日に希望額の提示をいただきました。8月の初めまで交渉を進めてきましたが,教育委員会の提示額と地権者の希望額との差が大きく交渉が難航していましたので,市としては交渉を断念し,お断りのため,8月7日,地権者である企業の本社に私どもが出向く約束をしておりましたが,8月6日に地権者の代理人から新川地区の地権者から金額が合わないのに市から来ていただいても一緒ですから,こちらからお断りしますので,伝えてくださいという旨の連絡がありました。新川地区内の土地の交渉の終了を受け,教育委員会としましては,国分西小の過大規模の解消の問題は差し迫った問題であり,また,平成19年6月28日の本会議において「公共用地の取得に際しては,鑑定評価,担保評価及び実勢価格を基本に置いて用地の取得に当たるべきである。用地交渉が難航するようであれば4箇所の候補地の中から柔軟にかつ効率的に選定すべきである。年内の用地取得を実現するために,教育委員会単独の交渉ではなく,全庁的な取組を望む。小学校の新設は一大事業であり,1日も早い環境整備をし,平成22年4月開校実現のため当局の最大限の努力を切望する。」との産業教育委員長の報告をいただいておりましたので,審議会において候補地の一つとされていた福島地区内の土地の地権者の方との交渉を8月9日に開始いたしました。その後交渉が順調に進みまして8月31日に仮契約を締結いたしましたので,今議会に土地の取得の議案を追加提案いたしました。次に,2点目についてお答えいたします。今回取得について議案を提案している土地の面積は3万7,774.6?,購入価格は6億8,163万9,167円であります。次に,今後のスケジュールについてですが,今議会におきまして議決をいただきましたならば,用途地域の変更の手続きを行い,平成20年5月頃開発行為の申請,同年12月末頃校舎の建物の建設工事に着手し,平成22年1月頃に完成を予定しております。グラウンド等につきましては平成22年6月頃の完成を考えています。学校の開校につきましては,これまで説明をしてきておりますとおり,平成22年4月を予定しております。


○企画部長兼行政改革推進監(山口 剛君)


 総合支所の権能についてお答えします。総合支所における事務処理でその内容が重要と判断される場合は市長又は副市長の決裁が必要となるため,本庁の担当課長及び部長の合議を経て決裁を行うこととなります。このことは本市の行政を経営していく上で重要な問題や課題であるため,本庁と総合支所が一丸となって対応する必要があることからこのような流れとなっているものであります。本庁が中心となって政策や施策の調整を行いながら方針や目標を定め,総合支所は本庁と協力し事業を適切に実施することで霧島市が抱える課題に対処するものであります。次に,総合支所の予算関係の決裁権限につきましては,総合支所長が部長級であることから本庁の部長と同額の1件につき300万円の権限により事務の遂行に当たっているところです。総合支所長の役割は,所管する総合支所の機能と役割を十分に発揮させるために地域の実情の把握に努め,本市の基本姿勢や基本計画に沿って本庁と連携を密に図りながら,市長が行う行政の重要施策の決定を補佐するとともに,総合支所が所管する区域の事務を適切に遂行できるよう配属職員を指揮監督するものであると考えております。


○22番(久保史郎君)


 それぞれ1回目の答弁をいただきましたので,2回目以降の質問に入らせていただきます。今回たくさんの議員さんから負託を受けまして,限られた時間の中で全部消化できるかどうか自信ございませんが,どうしても消化できなければ,明日朝の一番の島廻議員にでもお願いする以外にないと思っております。初めにこの(仮称)第二西小学校の件について,今日はもうたくさんの人からの質問もありまして教育部長などももううんざりしていらっしゃるんじゃないかと思いますけれども,若干お伺いをして,担当部長等にしておきたいと思います。まず,その学校敷地は子どもたちにとって安心・安全の絶対的なまずそういう場所でなければいけないと私は認識しておりますが,担当部長はどのようにお考えでしょうか。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 私どももそのように考えております。


○22番(久保史郎君)


 であるならば,今回それぞれ質問された議員さんたちが一番やっぱり気掛かりなのは,私も当然もうこの事業計画に沿ってそのまま進むことを願っております。特に西小学校の現状を考えたときに1日でも早くやっぱりその悩みを解消してあげなければいけないとおそらく議員さん全員そのように思っていらっしゃると思うんです。ところが,その昨年11月のその審議会より答申のあったその中で,先ほど教育部長が示されましたように,そういう産業廃棄物と言いましょうか,その点が非常に私どもも気にかかる,私も気にかかるところであります。なぜかと言いますと私は現実的にこの場所を見ておりました。素掘りをされてそこに廃液が流されているという現場を見たことがありますので,それでお伺いをいたしますけれども,今回示されたこの旧山久跡地1460の8と1460の9を取得されるということで予算計上されているわけですけれども,もともとの本来山久跡地のその敷地面積を場所を確定したものございますか。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 登記簿で面積の確認はいたしております。


○22番(久保史郎君)


 今言いますのは,この番地がありますよね。そして周りに住宅が建っておりますよね,住宅が。この住宅はもともと山久跡地なんですよね,この自衛隊側のここも。そこに今住宅がもう建っているんですよ。そうしますとこの右側の部分,この下を上にして右側の部分に,ここに住宅建ってますよ,いっぱい。この部分も山久跡地があったんじゃないですか。ありませんでしたか。だから,以前の航空写真とか,そういうのございませんか。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 教育委員会ではその時代のものについては確認をいたしておりません。


○22番(久保史郎君)


 なぜそれを聞きますかと言いますと,私の知っている範囲では,この今,住宅が3棟建ってる南側ですか,自衛隊側の方,こう3列こう並んでますよね。ここは元山久の社員寮があった場所なんですよ,ここは。だから,私がもうあと何年もちょっと行っておりませんでしたので,今あの真ん中に自衛隊側から真っすぐ通ってる所は多分山久の正面入口だったと思います。そして入って行って右側に事務所があったんですね。そうしますと合わせて右側の方にも若干敷地面積があったように思うんです。そうしますと今この住宅地が建ってるここら辺が多分右側の道路だったのかなあと思っているんです。それで今回各同僚議員の質問から聞いておりますと,北側の方にその産業廃棄物の汚泥を溜めてた場所があるということを指摘されるわけですね。そうされます。そうしますとこの東側にもあったんです。大きく素掘りをした所に廃液が長いこと溜めてあったんです。だから,その場所がどこだったのかという,どこまでこの山久跡地が最初の時点ではあったのかということをお伺いをしているわけです。そうしますと現在今非常にこの心配しているこの鉛を含んだ汚泥そのものが一過性ではなかったということになるわけですよ,北側の方にもあったということになりますと。その点を確認したくてお伺いしたんですけど,いかがですか。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 私どもは現在アズミックの所有地となっている面積部分についての確認をいたしております。そしてその部分について地下に隠れております汚染等の報告の数字を確認しているところでございます。


○22番(久保史郎君)


 何年かの間に住宅地になって,それが撤去されていたら非常に問題ないんですけれども,そのままその上に埋立てをして住宅が建っているとなるといろんな問題が今後生じてくる可能性があるわけです。ですから,やっぱり,その果たして今回用地買収をされようとしているその北側の一角だけがそういう貯水池であったのかどうかということも疑わしくなってくるわけですよ。何箇所かあったんじゃないかと思います,長年にわたって工場を操業されていらっしゃったわけですから。ですから,是非そこら辺をまず調べていただきたいと思います。それで併せて,当初小林工業跡地を買収するに当たっては12月ぐらいまでをめどに用地交渉をしようという流れになってたと思うんですけれども,それは違いましたかね。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 そのとおりでございます。


○22番(久保史郎君)


 そうしますと,今回その小林工業跡地がなかなか用地買収が進まなかったと,11回交渉したけれどもということでございますけれども,なぜその8月にこんなにばたばたと決められなければいけなかったのかという点をお伺いをしておきます。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 先ほどの何人かの議員さんの質問にもお答えしましたけれども,現在のアズミックが所有しております元山久跡地は用途の指定がございまして,それを学校,住宅が造れるようにいたすためにも若干の期間が必要でございます。小林工業さんの土地はそういった必要はない土地でございました。


○副市長(南 洋海君)


 12月までに取得をして議会にお諮りをするという予定でございましたけども,価格的に折り合わなかったこと。それから,補償費等を含めてですけども,非常に歩み寄りできない数字であったために断念をしたということでございます。


○22番(久保史郎君)


 本年度の当初予算で土地代が9億3,470万円本年度は当初予算で計上,土地,小林工業跡地を取得するために計上されておりました。それで今このいただいた答弁書を見てみますと,当局からも小林工業さんに金額を提示され,向こうからもその金額の提示があったということでございます。その点について金額は公表できませんか。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 こちら側の提示した額は鑑定評価額,小林工業さんはまたそれとは別に自分で計算され算出された額でございます。小林さんの提示された額については答弁を控えさせていただきたいと存じます。


○22番(久保史郎君)


 こちら側から結局算定基準は,同僚議員の昨日の質問,答弁でしたかね,その場所によって道路を隔てているから違うということで1坪当たり7万8,600円と8万5,950円,この金額だったんですか,提示されたのは。


○副市長(南 洋海君)


 そのとおりでございます。そしてその上に補償費等が上乗せされる単価になるということでございます。


○22番(久保史郎君)


 総計で今計算はしておりませんけれども,その金額は当初の予算のこの9億7千万というこの金額を超えてたんですか,小林工業さん総計金額は。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 予算の範囲であります。(「超えていた」と訂正あり)


○22番(久保史郎君)


 予算の範囲であれば,この適正化審議会が答申した,先ほど同僚議員の答弁の中でもありましたように,吉永部長が答えられましたように,一番そのこの審議会が心配したのはこの産業廃棄物,この件だったんですね。だったと思います。審議会の中でなぜ小林工業跡地にしたのかという。だから,実質的に,同僚議員に答えられた当局の答弁によりますと,あの跡地は,例えば,その製材所跡地のいろんな物があるということでございますけれども,審議会が答申した時点で当然現場は見られてどれぐらいの予算は要るということは検討されたと思うんです。その点はいかがだったんですか。


○副市長(南 洋海君)


 予算は8億9千万円計上をしておりますけども,修正をしますけども,小林工業さんからいただいた大方の見積りにつきましては現予算を超えておりました。修正をさせていただきます。今,部長が答えましたけれども,一応正しくは超えておりましたので,修正をさせていただきます。


○22番(久保史郎君)


 9億7千万ほどでした,9億3千万ほどですよね。そしてその中には用地代,それから実施計画,それから地質調査,そういうのを当年度予算では計上していらっしゃるわけですよ。それで今,副市長が答えられたのはこれを差し引いた金額だということなんですか。


○副市長(南 洋海君)


 用地代と資する予算額を超えていたということでございます。


○22番(久保史郎君)


 実質的に私は,この場所がどうのこうのという問題よりも,やっぱりその,一番冒頭にお聞きしたやっぱりこの子どもたちの安心・安全のためのそういう学校施設は是非とも一番最初に心がけて造っていただかねばならないという思いで今質問させていただいているわけです。一旦学校を造ると,これはもう100年以上そのままその地で未来永遠にわたって私どもの子孫が学んでこの地域あるいは日本を背負っていくわけですので,ですから,やっぱり水俣病等にしても,いろんな公害,粉塵訴訟なんかにしても後々になって多大なる影響を受けてくるというようなことがあっては絶対にならないと思うんです。ですから,やっぱりその当初出された審議会の,通学区域その審議会のその諮問をやっぱり真剣にやっぱり検討していただいて,同僚議員の質問の中で平成11年にはそういう適正化審議会をつくって,小,中学校規模通学区域等適正化審議会をつくって答申を受けていらっしゃるわけですよ。そして変更になったのであれば,部長の話では必要であればまたその人たちにもというようなお話でしたけれども,実際私はこうやって議会で議論される前に当然この審議会の皆様方に諮っていただいて,価格面で折り合わなかったというような点もきちっと説明していただいて,そしてやっぱり議会に提出すべきじゃなかったかなと思いますけれども,その点はいかがですか。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 審議会の中で候補地として挙げた土地は4箇所でありました。消去法みたいな形で二つの候補地が落ちていきまして,最後に残ったのが小林工業所有地,それと旧山久製陶跡地でございました。それぞれの土地を推す人がございました。そして先ほど申しましたのはその,私が申しましたのは,そのやっぱり小林工業跡地がいいとおっしゃる方は,その反対の理由として陶器片があるあるいは薬品が残されているという噂があるということを理由にして反対されたわけですが,賛否はほとんど数は変わらなかったような気がしていますが,決を,挙手で決をとるのではなくて,お互いがそれでは小林工業でいいと。中には「私はそこには反対だ。」という方もいらっしゃいましたけれども,そういった形で審議会の最終の結論が出たと記憶しております。


○22番(久保史郎君)


 今回提案されてそれぞれの調査する中で,当時審議会は昨年の11月にはそういう産業廃棄物,人体に影響がある物があるんではないかという噂程度で決められました。しかし,実際そういうのがあるわけですので,当然そういう審議会の皆様方も現地調査をされたり,それからあの工場跡地,あそこたくさんの人たちが勤めていらっしゃいました,地元の人たち。当然その人たちの参考人的な人たちにもお話を聞かれたらすぐ分かった事実だと思うんですよ,この件は。ですから,審議会から上がってきた時点でも当局もやっぱりすぐ調査すべきだったんじゃないですか。いかがですか。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 審議会ではそこまでの調査を求め,必要とするというような意見は出ないうちに小林工業跡地に決定がされております。中にはこういった意見がございました。これは「山久の方に造るべきだ。」とおっしゃった方なんですが,この方はどういう薬品でどの程度危険なのか調査が行き届いているのか。噂だけなのかと。この問題を突き詰めて調べてみる必要があるとの意見を出されましたけれども,結局審議会としては小林工業跡地を適地というふうにされたということでございます。


○22番(久保史郎君)


 副市長にちょっとお伺いをしておきたいんですけれども,実は昨年11月にその審議会から答申を受けまして小林工業跡地に学校を造るというこれがすぐ新聞に載ったんですね。そうしますとこの審議会委員のメンバーというのは,それぞれのこの学校関係に関わるところの地区公民館長さんであったり,そういう人たちが審議会委員になっていたと思いますけど,違いましたか。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 公民会長さん,学校長さん,そしてPTAの役員さん,そして学識経験者として過去教育関係に従事された方など15名でございます。


○22番(久保史郎君)


 実はその人たちが地域において,あの新聞報道を見てもう小林工業跡地に決定したんだというような話が私の公民館では総会の時に発表されたわけですよ。ですから,まだそういう計画は予定,土地の買収が済んでないわけですから,予定だということは言われないわけですよね,地域においては。新聞報道を見るともうここにできると。だから,今回このような話が出て,9月7日ですか,こうやってまた南日本新聞に載りますと,結局俺たちが審議会で審議したのは何だったんだということになるんです。ですから,先ほど提示された,小林工業が提示された金額,そして当局が,霧島がこれだけなら買いましょうと言われた金額を提示していただかないと,これだけの差がありましたよと。だから,買えなかったんですよということの説明がつかないんです,それをお聞きしないとですね。地元住民みんなそこにできると思っているわけですから,ですから,お伺いをしたわけです。いかがですか。


○副市長(南 洋海君)


 補償費等すべてを入れまして3.3?当たりに換算をいたしますと,約でございますけども,10万6千円程度(P★★に「10万8千円程度」と訂正あり)でございました。


○22番(久保史郎君)


 そうしますと,同僚の徳田議員も質問されましたけれども,2年前にし尿処理場,クリーンセンターを造る時に地域住民にあの公園の一角を買っていただきました。福永副市長よくご存じですよね。その時の金額が坪当たり9万1千円でしたという答弁が確かあったと思います。実際価格としてあの地価が,私どもが非常に不思議に思うのは,今回5万9千幾らですよね,坪当たり。非常に周りのそういう地価に比べて,もちろんそのそこの産廃を,その有害物質を取り除く費用ということが入っているということでございますけれども,非常に金額が安いと思うんですが,実勢価格と比べてどうだったんですか。


○副市長(南 洋海君)


 先ほど池田綱雄議員の質問にもお答えをいたしましたけれども,鑑定価格からそういう作業に要する金額を差し引きましたのが今回の購入価格でございます。したがいまして,この購入価格は,今買う時点では安く感じますけども,限りなく鑑定価格に近い金額であると思っております。


○22番(久保史郎君)


 時間がありませんので,あとこの件について2点だけ聞きますけれども,先ほどの答弁の中でその廃棄物,鉛を含む塗料,色の付いた非常にその汚濁した水が直掘りの所に,素掘りの所に溜められていたわけですから,それでこれが先ほどの同僚議員の質問の中では今年の3月頃そのように処理されたと。あるいはこの上の方にアスファルトですか,池田議員でしたですか,いう説明があったと思いますが,実はここ8月ぐらいに,多分7月末か8月ぐらいに囲いをしてどこかの建設業者がここに入っていたという事実はありませんか。


○副市長(南 洋海君)


 該当の場所は県の指導により今被覆がしてございますけれども,立入禁止にするような指導がなされていたようでございます。


○22番(久保史郎君)


 確認をしておきますけれども,立入禁止になっている所が高いフェンスをして外から見えないようにして中の方に建設会社が入っていたという事実はないですか。


○副市長(南 洋海君)


 所有者が遠隔地でございますので,おそらく諸般の作業をするにはやはり近隣の方々にお願いをされて管理をしなければできないものではないのかなと。台風の後も,後じゃないですけども,どうして管理をさせておられるんですかと聞きましたけれども,東京,いわゆる大阪からは,兵庫ですか,できませんので,地元の方にお願いするような話をされておられました。


○22番(久保史郎君)


 私は通常の管理であれば外から見えないように高い壁を造る必要はないと思うんですよ。私通りましたから,今回6月議会済んだ後ですから,外から見えないわけですよ,何をしているかが。建設機械が入っていることは間違いないんです,その中に。今回,当然,私ども委員会としても調査に行きますから当然中の方に入って調査をさせていただきたいと思いますけれども。ですから,そういうのであれば先ほどの答弁とは食い違ってくるわけですよね。それから,併せましてもう既にここ山久はあそこを工場をやめられてから長い年月経っていると思うんですよ。それがなぜその今年の3月ぐらいになってそのように覆土をして影響がないようにされたのかという点を最後にもう1回聞いておきます。


○副市長(南 洋海君)


 不動産を売買されるために県と協議をされてそういう物があるというものを報告をされ,それから県の指導の下にこのような処置をして県の確認を受けておりますと伺っております。


○22番(久保史郎君)


 もう1回確認をしておきます。そのように県の指導を受けていらっしゃるということは持主から聞かれたのであって,県の方にもどういう状況であったのかということは確認をされましたか。


○副市長(南 洋海君)


 個人情報に関わることでございまして詳しい情報等については県からは聞けませんでしたけれども,おおよその処方についてはお伺いをいたしております。3月末で業者の方が県の方にそういう処理の仕方で受付印をされた書類をいただきましたので,一応そういう形で確認をいたしております。


○22番(久保史郎君)


 もうほとんどこれだけに時間を費やすわけにいきませんので,その最後にもう1点確認しておきたいのは,このままその山久跡地を学校施設用地として推進していかれるのであれば,当然こういう産業廃棄物,子どもたちに影響のあるような物はすべて撤去しなければならないと思いますけれども,その費用はきちっと見てあるということですね,確認をしておきます。


○副市長(南 洋海君)


 先ほど池田綱雄議員にもお答えをいたしましたけれども,そういうものを含めた用地の取得ということにいたしております。


○22番(久保史郎君)


 そこまでは分かるんですけれども,そのそうい鉛物質を含んだ産業廃棄物を受け入れる施設はあるんですか。


○副市長(南 洋海君)


 処理の仕方には今非常にこういうものには進んでいるということでございます。分離をして処理をする方法があるように専門の業者からお伺いをいたしております。


○22番(久保史郎君)


 たくさんの同僚議員から時間をもらったつもりですけれども,残り少なくなっておりますから,次に,その市所有の未利用地の問題についてちょっとお伺いをいたします。今回行財政改革調査特別委員長の冒頭の報告の中でもありましたように,開発公社もその225万2千?のそういう土地があり,金額が45億3,400万,そしてそのうち借入額が35億3,400万で,あと民間資金が26億8,500万という形で借入額のうち年間2,300万円程度の利子が発生していますということを指摘があったわけですよ,毎年。それと併せまして私ども行財政改革調査特別委員会の中でも市当局から出された200?以上の土地も39筆ございました,未だに利用されていない。そこで私が今回取り上げさせていただいたのは,既にその未利用地については私も過去の議会において処分できる所はやっぱり処分すべきじゃないかということで,市長も前向きに取り組んでいくという確か答弁をいただいたと思います。しかしながら,行財政改革の中でお聞きしましたところではまだ今その調査中だというような形なんですよ。ですから,自分たちが与えられたそれぞれの仕事をやりこなしながら,なおかつこういう未利用地の処分にまで関わっていくというのは私は大変な労力を必要とする。あるいはちょっと無理なんじゃないかと思います。そこで市長にお伺いしたいんですけれども,やっぱりここは特別な対策チームあるいはやっぱりそういうプロジェクトチームを組んで必要な土地あるいは売却する土地,きちっとした形で早急にやっぱりそれをまずつくっていかれて,そしてこのように対応できる所,現在分かっている所をきちっと対応をやっぱり1箇所ずつでも早目に対応された方がよろしいんじゃないかと思いますけれども,見解いかがですか。副市長でもどちらでも結構です。


○副市長(福永いたる君)


 今,議員のおっしゃるとおりでございます。したがいまして,私どもは今,土地開発公社の健全化対策ということを立ち上げてやっておりますが,今おっしゃいましたように,具体的にどこはどうということも姿としては見えておりません。ただ開発公社としても開発公社の保有地の管理処分委員会というものを設置をいたしまして,それで具体的に幾らかの土地は公募売却,それもやりました。それと県宅協会との販売促進に関する協定,そういうものも今結んでおりますが,なかなかこの今の情勢で土地の動きというのは難しい状況にあります。今,久保議員がおっしゃいましたように,私どももこういう処分というのが最も大事なことでございますので,何らかの手を打っていきたいと思っております。市長が最初答弁しましたように,やはりそういう特殊なポジションというのも必要ではないかなというふうに思っておるところでございます。まずは,今おっしゃいましたように,借入れが約35億3,400万あるわけですから,このうち民間が26億8,500万あります。これらの利子が毎日毎日積もっていくわけですので,そういうことをやりながら,なるべくこの民間資金借入分を何とかその返済できないかということで,それはやはり一般財源の方で何らかの支援をしていかなければ,これも毎日毎日利子が重なってくるのかなということは思っておりますけれども,しかし,この先行取得した土地についてはやはり市も責任が多いにあるわけですので,早急に今,久保議員がおっしゃったような対策をとっていきたいというふうに考えております。


○22番(久保史郎君)


 最後にその総合支所の権能についてをちょっとお伺いしますけれども,現在1市6町がありまして,同僚議員の塩井川議員も質問の中で聞かれたんですけれども,自主的にその4月からそういう決裁書類等の関係も体制を変えてやってるということですけど,もう少しその内容を詳しくどのように端的にできるようになったのかをお示しいただきたいと思います。


○財政課長(平野貴志君)


 具体的に申し上げますと執行伺の段階で副市長の決裁金額を引き上げております。それから合議の部分でございますが,総務部長等の合議につきましては,修繕料とか,あるいは実施設計,あるいは工事請負等,そういったものを除きまして省略をするという手法,それから副市長の決裁の金額の改正でございますが,例えば,委託料あるいは工事請負費の場合につきましては1千万円未満であったものを5千万円未満,それから,土地購入費あるいは補償費,こういったものにつきましても1千万円未満を2千万円未満というふうにいたしております。それから,貸付金等につきましては現行どおりでございますが,今申し上げました三つの場合以外のものにつきましては上限を撤廃してもう300万円以上を全部副市長決裁というそういうとらえ方をいたしております。それから,負担行為につきましてはやはり市の意思決定をするものでございますので,そういうある面の決裁のものにつきましては従来のままあるいは金額等を引き上げたものがございますけれども,工事が完了いたしまして検査等がすべて終わったもの等の場合でございますけれども,こういうものにつきましては副市長の決裁金額は5千万以上ということで副市長の段階で終結すると。例えば,委託料あるいは工事請負費,それから土地の購入につきましても2千万以上につきましては副市長の決裁で終わるというようなそういう手法等をとっております。それから,補助金等以外の部分でございますけれども,今申し上げました委託料あるいは土地の,工事請負あるいは土地の取得,あるいはその現行のとおりにする補助金等,これ以外のものにつきましては部長決裁というようなそういう取組をしてなるべく簡素化をするという手法をとって4月1日から実施をしているところでございます。


○22番(久保史郎君)


 私がお聞きしたいのは,総合支所長の権能についてお伺いをしたいわけですよ。例えば,今回この本庁の部長と同額の1件につき300万円の権限を持っていらっしゃると言いますけれども,年に総合支所長が自身の権限として決裁を下した金額はどの程度ありましたか。といいますのは,私どもはやっぱり住民からいろんな要望等を受けます。そうしますと,例えば,私隼人ですから隼人総合支所に行くわけですね。そうしますとわずかな金額ののも,例えば,今平成19年ですから,20年度の計画の中に申請をしてやるという実質的に総合支所長が自分で決裁を下せないんじゃないかと,このように感じるんですよ。そうしますと本当にそこの総合支所においてはトップの方が自分で決裁を下せない。そのような内容では本当に責任を持って仕事ができるのかということをお伺いをしたいわけです。ですから,私はこの件については是非ともやっぱり,総合支所長が部長職であるならばその長のトップとして,例えば,市長が全部見るわけにいきませんから,1市6町もあればですね。そうすればあと部長決裁で上がってきたものは,副市長なり,そういう所できちっと市長の方に伝えて,明確に部長としての権能を与えていただきたいと,私はこう思います。いかがですか,その点については,市長。


○財政課長(平野貴志君)


 先ほどお答えを申し上げましたように,総合支所長が部長級でございますので,本庁の部長と同額の1件当たり300万円を上限としているというところでございます。


○22番(久保史郎君)


 であるならば,是非,私も2件ほど隼人総合支所長にあるいは産業振興課にお願いをしてありますから,わずかな金額です。同僚議員がこめこつ言わんなてこう言われるぐらいの金額です。ですから,また確認していただいて,本当に総合支所長が自分の権能で責任を持ってやっぱりやれるというそういうやっぱり権限を是非とも与えていただきたい。これは7総合支所ともすべてにおいてですね。そうしますと当然自分が決裁を出すという強い意思があれば責任感も生じるわけですよ。仕事に対する張り合いも違ってくるんじゃないかと,私はそう思います。今それぞれが総合支所長が各旧町から来て地元のこともよく分からないという中で一生懸命やっていらっしゃるわけです。ですから,そこら辺は本当にやる気が出るような体制も是非とも市長,副市長以下それはやっぱり体制を立ててあげないと,私はやる気は出ないんじゃないかと思います。すべて上の方の本庁の決裁を受けてからというようなのはやる気のない姿勢にならざるを得ないんです。ですから,是非ともそこら辺までは認めていただきたいと,私はこう思いますが,いかがですか。


○副市長(福永いたる君)


 今,久保議員のおっしゃることはよく分かりましたので,十分検分をして迷惑かからないようなちゃんとした決裁ができるようにしてまいります。


○22番(久保史郎君)


 以上で終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で久保史郎議員の一般質問を終わります。これで本日の一般質問を終わります。残りの14名については明日以降の本会議で行います。本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。


              「散 会  午後 6時08分」