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鹿児島県 霧島市

平成19年第1回定例会(第3日目 3月 6日)




平成19年第1回定例会(第3日目 3月 6日)





             平成19年第1回霧島市議会定例会会議録


 
1.議事日程は次のとおりである。


                     平成19年3月6日(第3日目)午前9時開議


┌──┬──┬───────────────────────────┬─────┐


│日程│議案│   件                 名     │ 備 考 │


│  │  │                           │     │


│番号│番号│                           │     │


├──┼──┼───────────────────────────┼─────┤


│ 1│  │一般質問 山神生人君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・行財政改革について           │     │


│  │  │      ・安全,安心なまちづくりについて     │     │


│  │  │      ・道路改善について            │     │


│  │  │      ・一般廃棄物処分場について        │     │


│  │  │     島廻一心君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・農地の整備について           │     │


│  │  │      ・河川整備について            │     │


│  │  │      ・グラウンド整備について         │     │


│  │  │     尾崎東記代君(★ページ)          │     │


│  │  │      ・環境保全対策について          │     │


│  │  │      ・市税,国保税及び住宅使用料の滞納整理対策│     │


│  │  │       について                │     │


│  │  │     下深迫孝二君(★ページ)          │     │


│  │  │      ・本市の滞納状況について         │     │


│  │  │     徳田拡志君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・人材育成について            │     │


│  │  │      ・新設小学校について           │     │


│  │  │     今吉歳晴君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・組織機構再編計画について        │     │


│  │  │     脇元 敬君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・観光未来戦略計画の策定について     │     │


└──┴──┴───────────────────────────┴─────┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君      2番  松 元   深 君


    3番  秋 広 眞 司 君      4番  池 田 綱 雄 君


    5番  有 村 久 行 君      6番  徳 田 拡 志 君


    7番  山 浦 安 生 君      8番  神 園 三 郎 君


    9番  厚 地   覺 君     10番  徳 田 芳 郎 君


   11番  宮之原   稱 君     12番  黒 木 更 生 君


   15番  新 橋   実 君     16番  仮 屋 国 治 君


   17番  林 薗 澄 男 君     18番  脇 元   操 君


   19番  植 山 利 博 君     20番  上 鍋 正 光 君


   21番  塩井川 幸 生 君     22番  久 保 史 郎 君


   23番  岡 村 一二三 君     24番  島 廻 一 心 君


   25番  木野田 恵美子 君     26番  山 神 生 人 君


   27番  池 田   守 君     28番  下深迫 孝 二 君


   29番  栫 井 成 孝 君     30番  吉 永 民 治 君


   31番  今 吉 歳 晴 君     32番  尾 崎 東記代 君


   33番  木 場 幸 一 君     34番  浦 野 義 仁 君


   35番  池 田   靖 君     36番  細山田 為 重 君


   37番  蔵 原   勇 君     38番  田 代 昇 子 君


   39番  前川原 正 人 君     41番  川 畑 征 治 君


   42番  深 町 四 雄 君     43番  時 任 英 寛 君


   44番  中 村 幸 一 君     45番  西 村 新一郎 君


   46番  宮 内   博 君     47番  徳 田 和 昭 君


   48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


   14番  四 元 寿 満 君     40番  窪 田   悟 君





4.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長   前 田 終 止 君   助     役  南   洋 海 君


 助     役   福 永 いたる 君   総 務 部 長  西 重 正 志 君


 企 画 部 長   藤 田   満 君   保健福祉部長   今 村 恭 一 君


 農林水産部長    東   邦 雄 君   商工観光部長   長 崎   薫 君


 建 設 部 長   秋 窪 直 哉 君   工事監査部長   大 井   正 君


 まちづくり調整監  内   達 朗 君   消 防 局 長  中 村   昭 君


 会計管理部長    池 田 和 弘 君   水 道 部 長  濱 崎 幸 嗣 君


 総務部次長兼    南 田 吉 文 君   行政改革推進監  山 口   剛 君


 総務課長


 企画部次長兼    福 原   平 君   おじゃんせ霧島  波 平 和 光 君


 企画政策課長                推進監


 農林水産部次長   外 山 幸 喜 君   商工観光部次長  柳 田 秀 徳 君


 兼農政畜産課長               兼商工労政課長


 建設部次長兼    塩入谷 政 秋 君   職 員 課 長  津 曲 正 昭 君


 建築住宅課長


 財 政 課 長   平 野 貴 志 君   収 納 課 長  横 手 航太郎 君


 行政改革推進課長  濱 ? 正 治 君   環境衛生課長   川 村 直 人 君


 市民課長      宗 像 成 昭 君   社会福祉課長   井 上 洋 一 君


 児童福祉課長    阿 多 己 清 君   市民病院管理課長 小 濱   泉 君


 耕 地 課 長   馬 場 義 光 君   観 光 課 長  後 藤 辰 美 君


 土 木 課 長   中 村 順 二 君   管 理 課 長  中 村   功 君





 教  育  長   古 川 次 男 君   教 育 部 長  吉 永 冨城夫 君


 教育部次長兼    石 塚 義 人 君   学校教育課長   村 田 研 史 君


 教育総務課長


 スポーツ振興課長  中 重 喜 衛 君





5.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長    成 枝 靖 夫 君   議事調査課長   谷 山 忠 憲 君


 議事調査課課長   山 元 春 行 君   書    記   赤 塚 孝 平 君


 補佐兼議事係長


 書    記    井 上 寛 昭 君   書    記   米 元 利 貴 君





6.会議のてん末は次のとおりである。





              「開 議  午前 9時00分」


○議長(西村新一郎君)


 これより本日の会議を開きます。





  △ 日程第1 一般質問





○議長(西村新一郎君)


 昨日に引き続き一般質問を続けます。26番山神生人議員より4件通告がされております。したがって,山神議員の発言を許可いたします。


○26番(山神生人君)


 おはようございます。トップバッターですので,元気よくまいりたいと思います。ただいま議長に発言の許可をいただきましたので,先に通告いたしました4項目につき質問いたします。昨日来皆さん方お金を使う質問が非常に多いですが,私は今日はお金の要らない,お金を生む質問をしたいと思いますんで,執行部の方々の簡潔な答弁をお願いいたします。県下第2の人口を有するわが霧島市もはや合併して1年4か月が経過いたしました。合併当時の夢と希望に満ちた「サービスは高く,負担は軽く」のうたい文句も実際とは大きくかけ離れた厳しい財政運営でのスタートとなり,市民の方々の不満は,収まるどころか,大きくなってる部分もあるのではないでしょうか。市民の方々は早くこの現状を何とかしてほしい。合併当時はおおむね10年は要すると言われていた多くの課題は10年では遅いのでは,早く何とかしてほしいと願っているのです。もちろん行政だけではありません。議会と行政が一体で両輪となり,早く合併効果が出るように祈っているはずであります。このような中,先に述べられた前田市長の施政方針は,「開かれた市政」,「活力ある市政」,「公正で公平な市政」の三つの基本姿勢を堅持しながら,選択と集中で本市の組織全体でグループ制の導入で15課43係の削減を図る組織機構の改革や185項目からなる集中改革プランの策定,10%の職員削減計画,総合支所方式の一部見直しや様々な改革を示す発表がなされたところであります。内容的には大いに評価するものであります。今後は早急な体制の構築と早急な実現に向けて市長強いリーダーシップを発揮していただきたいと願うものであります。それでは,質問に入ります。行政改革についての質問の一つには,改革に取り組んで1年が経過いたしました。その成果と課題をお示しください。二つには,市長の改革に対しての意気込みと職員間との目的に関しての共有化と職員のやる気を促す手法をどのように考えていらっしゃるのか。お伺いをいたします。今回多くの改革を打ち出しました。プランの段階としては大いに成果が期待されますが,要は今からの実施段階での様々な弊害が職員間で予想されるのではないでしょうか。温度差のある組織内の舵取りが実現を左右するものと考えます。もちろん市長自らが真っ先にリーダーシップをとられるわけでありますが,私が言うまでもありませんが,やる気だけでは難しいと思います。地道な計画と職員間との話し込みを並行して行いながら職員の方々の意見の吸い上げと改革に対しての共有化を図ることが大切かと考えます。三つ目には,財政運営と予算執行をどのようにとらえ,長期的視野で健全で力みなぎる霧島市を構築したいと考えていますか。私は厳しい財政の中で早急に財政改革を目指すなら思い切った手法が大事かと思います。昨年市報でも紹介されました霧島市の財政状況では,このままで推移すれば平成23年度は危機的状況になるので,財政シミュレーションした結果,平成19年度の歳出を491億円にすべきとの具体的な数字も出ております。今年の予算では492億5千万円となっておりますが,たったの1億5千万円と思われるかも知れませんが,これぐらいの数値ならもう一踏ん張りして合わせてほしかったと思います。行政も最近では行政経営という言葉が聞かれるようになり,関心が高まってきていますが,もう少し数字にこだわってほしいものであります。私は行財政改革調査特別委員でもあり,当課題について協議していますが,重大な課題であるためにあえて取り上げて質問をいたすものであります。市長の見解をお聞かせください。次に,安全,安心なまちづくりについて質問をいたします。安心,安全な霧島市を目指して各自治会が大きな成果を上げて貢献しておりますが,行政の役割と市民との一体的な取組活動は考えられないか。お伺いいたします。各地域に66団体もの組織ができて活動していると聞いております。ここに行政が加われば事故,犯罪は大きく減り,それこそ安心で安全で住みよい街,市長の言葉を借りるならば日本一の住みよい霧島市に近づくと思いますが,いかがでしょうか。例えば,公用車にステッカーを張るとか,いかがでしょうか,市長。次に,道路改善についてお伺いいたします。舞鶴中学校の通学路でもあり,長年の課題でありますヤマダ電機前の交差点改良と道路整備の進捗状況をお伺いいたします。この件につきましては私を含め他の議員からも質問があったところであり,霧島市で一番の事故発生場所とも聞いております。早急な対応が必要かと考えます。既に行政ではこの件については重要課題ととらえて取り組んでいただいているとはお聞きしておりますが,ご覧のとおり,いつ重大事故が発生しても不思議ではない状況でもあります。早急な完成を望むものでございます。次に,最後の質問となりますが,一般廃棄物処分場について質問をいたします。旧国分市の時に県に1箇所もない産業廃棄物処分場を建設しようと計画がなされて,白紙になってからまだ1年余りしか経過しておりません。当時私は建設推進派で多くの市民の方々と協議を重ね,確信を持っていたわけでございますが,市長の政治判断で白紙となりました。それはそれで仕方がありませんが,当時の産廃の定義と今回の一般廃棄物の定義につき疑問を抱いておりますので,質問いたします。その疑問とは,財政の厳しい折,なぜ自前で建設をしないといけないのか。なぜ県と一体となってより安全で周辺の環境まで配慮した建設ができないのか。県とタイアップすればお金は要らないのに,なぜ膨大な経費を要する建設を選択したのか。お伺いいたします。また,現在の焼却場では一般廃棄物と産廃とを焼却していると思います。以前も焼却灰や下水道から発生する汚泥等を捨てる場所がないので,産廃場が必要かと聞いたと思います。一廃と産廃の定義,すなわち対象品目が最近変わったのかどうなのか。また,今後,産業廃棄物最終処分場は考えていないのか。併せて答弁をお願いいたします。以上で壇上からの質問を終わりますが,答弁次第では自席からの再質問を議長にお願いして終わります。


○市長(前田終止君)


 皆さんおはようございます。山神議員より4点につきましてご質問がございました。1点目につきましては私の方から答弁をいたします。そのほかにつきましては福永副市長及び建設部長にそれぞれ答弁をいたさせます。1点目,行財政改革について,3点にわたるご質問でございます。その1,2点目,一つには,改革に取り組んで1年が経過をしたが,成果と課題は何か。その2点目は,市長の改革に対しての意気込みと職員との考え方の共有化とやる気を促す手法をどのように考えているか。これからお答えをいたします。1点目でございますが,施政方針の中でも申し上げましたとおり,市長に就任をいたしまして霧島市の課題は何なのかを探ることに多くの労力や時間を注いでまいりました。そういった中で私ども市長,執行部が課題としてとらまえて,そして整理をいたしましたことは,経営健全化に関すること。また,県下第2の人口を擁する地域中核都市としての行政サービスのあり方,そして組織機構と定員管理に関すること。この三つが喫緊の課題であると認識をいたしております。そういった中,今回この課題を解決するための集中改革プランを策定できましたことは,これからの課題解決に向けての貴重な一歩だと考えております。特に今回平成19年度当初予算額は前年度と比較いたしまして7.1%減の緊縮型予算といたすことができ,経営健全化に向けてその第一歩が踏み出させたことが大きな成果であると考えております。また,5年後の組織機構のあるべき姿を定めた組織機構再編計画も同時に策定することができ,4月にはその第一弾として一部グループ制の導入などができることも大きな成果と考えております。次に,2点目についてお答えいたします。今回の課題を探る中で市長と語イもんそ会や市長とランチで語イもんそ会などに部長,課長なども同席をさせながら,霧島市市内津々浦々での住民の皆様方のご意見を聞かせていただくことができました。その中で課題は何なのかを部長,課長と共有しながら探ることができましたことは,私にとっても,執行部一同にとっても大変貴重な経験であったと考えております。今後はこの課題解決のために職員と一丸となってその解決策などを探ってまいりたいと考えており,平成19年度に策定予定の市の基本方針となる霧島市総合計画の中でお示しできるものと考えております。なお,平成19年度は各部長に部長マニフェストを策定をさせ,その実現に向けてそれぞれ職員が各部,課別に問題意識を持って取り組んでもらえるものと期待をいたしているところでございます。質問の3点目でございます。財政運営と予算執行をどのようにとらえて長期的視野で健全で力みなぎる霧島市を構築したいと,どう考えているのかということでございます。お答え申し上げます。本市の財政運営につきましては先の施政方針の中でも申し上げましたところでございますが,地方交付税の縮減や積立基金の取崩し,また,税等の自主財源の大幅な増収が期待できないなど大変厳しい財政状況の中で,平成19年度の予算編成に先立ち,いち早く霧島市経営健全化計画を策定をし,さらに霧島市補助金等理念条例や霧島市補助金等交付指針などを策定をし,健全な財政運営に努めることを市民の皆様にお示しをいたしたところでございます。新年度の予算編成はこれらに基づき徹底した事務事業の見直しや歳入の身の丈に合った予算編成を心がけ,将来にわたって健全財政を堅持できるシステムを構築することはもとより,限られた財源の効率的・効果的な配分に努めながら,本市の将来が展望できる独自の施策を積極的に推進するための予算編成を行ったところであります。その結果,平成19年度一般会計の予算総額を492億5千万円とし,霧島市経営健全化計画に示しております予算総額496億円より3億5千万円を減額したものといたしました。また,平成18年度当初予算と比較いたしましても7.1%減の緊縮予算とし,財政健全化への第一歩が踏み出せたものと考えております。


○副市長(福永いたる君)


 第2点目の安心,安全なまちづくりについてお答えをいたします。防犯パトロール隊は,各自治公民館や自衛隊,消防団,郵便局,京セラ株式会社など現在66隊結成をされております。霧島市の平成18年中の刑法犯認知件数は平成17年と比較いたしますと214件減少しており,14.7%の減少率でございます。これは県の平均の9.2%の減少率に比べますと大きく減少をしており,パトロール隊の成果が表れております。このようなことから霧島市の安心,安全なまちづくりのためには防犯パトロール隊の存在はなくてはならないものであると言えます。ご質問の職員の取組でございますが,66のパトロール隊の中で地区の隊員として協力している市の職員もおりますが,合併前の平成17年8月に通勤途中での不審者や不審車両の通報を行う通勤防犯パトロール隊を旧国分市役所職員30名で結成して,そして現在も続けておりますが,このパトロール隊への参入を職員に呼びかけまして市の職員の防犯意識を高め,職員自ら地域の,ひいては市の全体の安心,安全のまちづくりのために取り組んでいきたいと思っております。ご質問の中で公用車のステッカーのこともお触れになりましたが,そのようなことも取り組んでいきたいと思っております。


○建設部長(秋窪直哉君)


 3番目の道路改善についてお答えいたします。ヤマダ電機前の市道川跡〜松木線の交差点改良と道路整備につきましては,平成17年度から事業に着手し,平成20年度の完成を目指し事業を進めているところでございます。平成17年度には用地測量を実施し,現在用地交渉を行っておりますが,用地の取得の進捗率は約40%であります。引き続き地権者及び関係者等と粘り強く交渉し,早期完成ができるように努力してまいります。また,ヤマダ電機前の交差点改良につきましては,交差点部の用地が済み次第早急に整備を進めてまいりたいというふうに考えております。


○副市長(福永いたる君)


 一般廃棄物の基本的考えについてお答えをいたします。廃棄物は廃棄物の処理及び清掃に関する法律によりその処理体系から一般廃棄物と産業廃棄物に分類をされます。一般廃棄物は家庭から出されるゴミやし尿等の産業廃棄物以外の廃棄物であり,市町村によって原則処理することとなっております。また,国や県では廃棄物の分類はその発生時点で決定をされ,それが廃棄物である限り分類は変わることはないと整理されております。このようなことから一般廃棄物の中間処理施設であります敷根清掃センターから最終的に排出される飛灰は一般廃棄物という取扱いをしております。その最終処分場については,現在セメントを固化した後,飛灰固化物として宮崎県知事の一般廃棄物搬入承認を受けて都城市の民間処分場に搬出している状況でございます。また,産廃については現在県が進めておりますが,いずれにいたしましても一般廃棄物につきましては,自分のゴミは自分で処理するということが原則であります。したがって,現在霧島市は最終処分場がございませんので,それに向けて検討をいたして進めているところでございます。


○26番(山神生人君)


 それぞれ答弁をいただきました。それでは,順次再質問をさしていただきますが,まず,行財政改革についてお伺いをいたします。私はまず,褒めるわけじゃないんですけども,行政で行政経営というのが最近よく使われるようになったというのは非常にいいやなあというふうに思っています。今回そういう中で立派な改革案がいろいろと目白押しで打ち出されました。それはそれで非常に評価すると先ほども壇上から言ったんですけども,問題は,今プランの段階でして,あと実施のドゥーの段階とやっぱり計画をする中での評価の段階をどうしていくかということが問題かと思うんですよね。だから,一般的には企業ではPDCAと言いますけども,この最後のチェックの所をきちっとやっぱいやれるようなシステムをやっぱいつくっていかないといけないのではないかなあと。だから,計画倒れにならないために,せっかくいい計画書ができたんだから,今からのやり方でこの計画が生きるかどうかというのが決まってくるだろうと思うんです。そこのところをきちっと私は押さえていただきたいなあというふうに思っているんですよね。そこらのところを市長よく考えていかないと,ここのところの押さえをきちっとどういう形で押さえていくかと。大体中間中間で,ポイントポイントでだれがチェックしていくのかとか,だれがそれをフォローしていくのかと。市長一人がされるわけじゃないですよね。もちろん市長はトップダウンでそのリーダーシップをとられるわけですけども,日常の作業の中ではそういうポイントポイントのところでどういうチェック体制をしていって,それが早く進んでるのか,進んでないのか。やり方が方向が右に行かんないかんのが,左に行ってるのかどうか。それを方向修正せんないかんというところを,これをどういうふうに考えていらっしゃるのか。ちょっとお伺いいたします。


○市長(前田終止君)


 非常に大事な立ち上げの段階についてのご指摘でございました。私どもが合併をして1年約3か月そこそこの中で,答弁でも申し上げましたけれども,本当にお互いに無我夢中で合併の事実を受け止めてどうこの新しいふるさとをみんなで力を合わしてつくり上げていくか。特にこの行財政改革どう取り組んでいくのか。本当に一生懸命で,今も,それは当然これからもまた続いていくわけでございます。そういう中で実に185項目にわたって今課題と見える点について集中改革プランをお示しを申し上げたわけでございまして,これが,議員ご指摘のとおり,言わば絵に描いた餅に終わらせないための具体的な取り組み,このことはあくまでも,ご指摘のとおり,プランでございますから,こういうふうに執行部としては一応とらまえて,問題点をとらまえていますよと。そして向こう5か年でこういう計画ですよ。そしてこの点についてはまだ重要と思っていますが,方針がまだ出し切っていませんよと。そういうことともに,一つずつやっぱり市民の皆さん方の評価,そういうものをいただいて,これを年次的に,計画的に実行をしていかなければ,まさに絵に描いた餅になろうかと思うわけでございます。そこの今後のこと等も含めて詳しくまた担当の者に答弁をいたさせます。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 この集中改革プランを実施していく中で一番大事なのはやはり職員のマンパワーだというふうに考えております。そういった意味ではまず職員の意識を高める,能力を高めるという作業をしていかなければなりません。そういった中では1年目の平成19年度はまずマネジメント研修,部長層,課長層の経営研修,そういったのに力を注いでいきたいというふうに考えております。そして平成19年にはこの霧島市の理念であります総合計画が出来上がります。これが出来上がりますと皆同じ方向に向いて仕事ができるものというふうに考えております。外部に向かいましては,この進捗状況を常に実施状況を市民の皆様に公開することによって説明責任,こういったものを果たしていきたいというふうに考えております。これ以外にもまた職員提案制度,そういったのもしながら,いい意見はどんどん入れながら集中改革プランの精度を高めていけたらというふうに考えております。


○26番(山神生人君)


 これを成功させる秘訣は何だと思われますか。ちょっと端的に一つか,二つ答えていただきたい,一番重要な所から。


○市長(前田終止君)


 これは私としては私自身の強い,ぐらつかない,ぶれない,ずれないやる気,自信,そして,また,何よりもこの全職員のこのことに対するしっかりとしたとらまえ,そしてもう一つは,市民全体がこのことに対して批判もしっかりいただきながら,一緒にやっていくぞという意識を共有することだと,こう思います。


○26番(山神生人君)


 まさにその強いリーダーシップがやっぱり左右すると思っているんですね。ただ問題はそこのところでやっぱり考えておかないといけないのは,私が心配するのは,やっぱりその職員の方たちのメンタル的な面のフォローをやっぱりピシッとやっていかないといけないという。1,400名以上いらっしゃる職員の方たちが全く市長のレベルじゃないですよね,失礼ですけども。いろんな温度差がありますよね。だから,その中でやっぱりいろんな不平不満も出てくるだろうから,そこらあたりのいろんな面のフォローをしていくようなそういう体制も整えていただきたいというふうに思っております。そこらあたりでやっぱり是非お願いします。それとその数値を意識してほしいということを壇上から私言ったんですけども,せっかくこの長期的な霧島市の財政はこうあるべきだという数値も市報でもいろいろと発表されたかと思うんですけども,そこらを守ってほしいと言ったのはどういうことかと言いますと,予算的に今年は税収が増えて非常にいい状態であるというのは,非常にこれはいいことですけども,私は一番問題なのは,一番難しいは,そういうときにどういう判断するかが一番大事なポイントだと思ってるんです。悪い時はそんな難しくないんですよ,削るだけですから,ねえ。だけど,いい時にどれだけ抑え込んで辛抱していくかということのいい時の,財政がいい時のその数値の決め方というのが私はポイントだと思っているんですよ。いいから腹いっぱい食えと言うんじゃなくて,いいから,悪い時もあることのことを考えてやるという意味からしたら,いい時にどれだけみんなの方,それぞれに意識してもらうかということが大事だと思いますんで,この辺をもう少し私は意識してほしかったなあと,ねえ。長期的数字がたった1億5千万とおっしゃるかも知れない。その数値を守れるか,守れないかというのが私は非常に大事なところだろうと思っているんですね。これ1億5千万の差というのは,霧島市の健全化計画でねえこのままいったらこういうことになるんで,こういう数値の方が妥当なんだよという数字を出されたんだったら,それをやっぱりきちっと守っていくべきじゃないのかなということを言ってるんですけど,その辺どうですかね,市長。


○市長(前田終止君)


 財政事情が順調で好調な時にこそ将来を考えてそれに備えるような姿勢というものを財政運営においてしっかりと考えていくべきことだと,そういうことのご指摘だと思いますが,全く同じような気持ちでおります。ただ,今それこそ合併をした直後,そしてその中で今年としては精一杯お互いに,今までの合併直後の立ち上げに力の要ること,それを順調ならしめるための予算づくりを今回の場合行ったとご理解いただければ幸いでございます。


○26番(山神生人君)


 是非その辺を今後視野に入れてやっていただきたい。いい時にこそ将来のそういう災難に備えていろいろ計画を立てていくことが長期的な健全で素晴らしい霧島市を築くことだろうというふうに思っております。この辺の財政運営に関しては今からいろんな形で取り組まれる中ですんで,今の段階で細かい所がまだやってないことに対してああだ,こうだと言うつもりは毛頭ありません。是非,多くのいろんな改革案を示されました。これを絵に描いた餅でないように,先ほど市長がおっしゃいましたように,ピシッと一つ一つ計画どおりに進むように是非やっていただきたいというふうに思ってますんで,そこらと,また,先ほど言いましたように,やっぱり厳しいことをいろんな方たちにお願いしないといけないそういう状況の中で,やっぱり職員のメンタル的なものもピシッとやっていきながら,先ほど提案制度の話もありましたね。非常に私はいいことやと。昔提案制度の一般質問をさしていただきましたけど,要は職員の方からそういう声が上がってくるような雰囲気を,そういう雰囲気をつくっていただきたいということで,是非そうして早く霧島市がよそに負けないような素晴らしい,名実ともに素晴らしい霧島市の財政運営を目指してやっていただきたいというふうに思っています。それから,2点目の安全,安心なまちづくりで,もうこれはもういろんな所が各地域で頑張っていらっしゃいますね。おかげで犯罪も減ったんかと思うんですけども,私は,市長車にあのシールを張れとは言いませんけども,議長車ぐらいはいいかなあと思っているんですけども,そういうのをそれぞれ公用車に張って,公用車はもういっぱいあっちこっち走り回ってますよね,山ん中から,どっから。そういう張ってやっぱり少しでも宣伝をしていく。目立つ,目立つというか,こういうのは目立つ方がいいですよね。そういう活動をしていただきたい。予算がちょっと伴いますけど,あれ大したお金じゃないそうです。千何円だそうです,1枚がね。だから,そういうものをやっぱりどんどんどんどんより一人でも多くの方にね,そのうち我々議員も自分の車に張らんないかんのかなあと思っているんですけども,そういうことをしながら,やっぱりみんなでやっぱり犯罪,いろんな事故を減らしていくということを私はやるべきだろうという。この分はお金が要りますけど,市長どうですかね。


○市長(前田終止君)


 お互いに自分たちのこのふるさと新市霧島市が安心で安全なふるさとであることはとても大事なことだと思うんです。それで,例えば,企業誘致とか,観光客の誘致,地域の魅力を発信するにしても,安心で安全でない所には,それこそ観光客も,あるいは,また,企業の立地も,あそこは怖い所だからなと,危険だからなということでは,それこそ誘致できないわけでございまして,私はそのことに鑑みてマニフェストにもそれを上げまして,そして,また,この1年余声をからしながらいろんな団体に,まず自治公民館を中心にそれこそ声をかけさしていただきました。そして組織としては,自衛隊,消防団,あるいは,また,郵便局,特に京セラさんも最大規模のそれこそ社を挙げてのパトロール隊を旗揚げしていただきました。これらのことを全部単純に数だけで追いますと66という紹介でございました。そして6,215名の安心,安全の隊員が目を光らしているよと。そしてタスキをかけたり,帽子を被ったり,腕章を着けたり,そういうことをしながらやっているということ自身が私たちの街の安心,安全のイメージをアップして,結果,副市長の方から報告があったとおりの犯罪減につながってきたというふうに思っております。なお,私といたしましては最終的には職員の方々と,職員たちとこれをしっかりさらに話を詰め切って市役所も挙げて安全パトロール隊の意識を持つ方向に,そしておっしゃるこのステッカー等を公用車のすべてにお互いが何かこう利活用しながら,市民にその意識をさらにパワーアップしていただくということも大変大事なことかと思っております。一緒になって頑張ってみたいと思います。


○26番(山神生人君)


 そうですね,市長は是非,悪い霧島市のイメージじゃなくて,いい霧島市のイメージを早くやっぱり確立していくことは大事だと思っていますんで,是非よろしくお願いします。それから,道路改良についてですけども,これはもう前も池田議員とか質問もありました。私もこの件に関しては合併前からいろんな質問もさせていただいたところでございますけど,まだ今進捗状況が土地取得が40%ということもありました。是非今後早い完成を目指して造っていただきたいわけですけども,地域で地域のまちづくり委員会というのがあって,ここでもいろんなこの要望としては出ておりますよね。やっぱりそういう地域からもこういうことをやってほしいということが出ている以上は,いろんなそういう地権者等の協力等の体制も地域の方にも担っていただかないといけないということは私は今後は大事なことだろうと思ってますんで,やっぱりそういうところの地域との連携もとりながらこういう所の道路行政というのはピシッとやっぱり早く進めていくことが大事かなあと思ってますんで,この件に関しましてはどうかよろしくお願いいたします。答弁は要りません。それから,それでは,一般廃棄物処分場についての質問をいたします。ちょっとこれは私は合併前からいろんなこの件に関してはいろいろ勉強もしたつもりであったんですけども,最近何かこの辺がその法律が変わったのかなあと。一般廃棄物と産業廃棄物の違いというのが何か分からなくなってきたような気がするんですけども,その今回その行政が考えてらっしゃるその処分場に持っていくその項目はどういう物を考える。先ほど飛灰という話を,飛灰だけなんですか。どうなんですか。その辺をもう少し,こういう物を持ち込みたい。そういう一般廃棄物処分場だということをもう少し明快にお聞かせください。


○環境衛生課長(川村直人君)


 今回の一般廃棄物の最終処分場の建設へのきっかけにつきましては,先ほど副市長の方からご答弁申し上げましたとおり,従来都城市の民間処分場に廃棄しておりました飛灰の問題でございました。一般廃棄物の最終処分につきましては自区域内処理というのが廃棄物処理法の原則でございますので,現在こういった飛灰を捨てる最終処分場が本市にはないわけですので,まずそういった飛灰については当然最終処分場の中に入れると。それから,現在安定型の処分場もございますけれども,将来そのような処分場に廃棄をしております廃棄物でいっぱいになった場合どうするのか。あるいは災害等が出て多くの災害ゴミが出た時に,その処分はどうするのか。そういう問題もございますので,現在,先にございました環境福祉常任委員会の所管事務調査でもご説明申し上げましたけれども,飛灰がそもそものきっかけではございましたけれども,一般廃棄物全体において処分ができないかというようなことを視野に置きながら現在は検討を進めているというような状況でございます。したがいまして,かなりのその容量の用地が取得が可能であって,また,建設が可能であれば,飛灰だけではなくて,災害ゴミを捨てたりとか,あるいは安定型の管理型と一緒に併設をして,そこに捨てるようにするとか,そういうことも考えられますので,現在のところはまず第一は飛灰でございますけれども,それだけに限らず,将来のことも見据えながら検討をしていきたいと,そういうふうに考えております。


○26番(山神生人君)


 そんな長々答弁しないで結構です。こういう物を捨てるんだと,それだけで結構だと思うんですけども。要はその辺がはっきりしないでおって,その処分場が先にありきでは,私は処分場は造るべきやと思っているんですよ。だけど,こういうことを,こういうものでこういう物を捨てて,こういう処分場を,こういう安全な処分場を造るということが今回のいろんな所では見えてこないからこの一般質問をしたところです。だから,今回の一般廃棄物処分場はこういう物を捨てるんだということがなぜはっきりと言えないのかです。言えない段階で先に進むというのはおかしいじゃないですかと。安全性をまず最優先するんであれば,こんな物を捨てるんですよと。だから,こんな施設が要るんだということが先にあるべきだと思うんです。そういうところないから非常に私は曖昧だなあというふうに思っております。そこらあたりはどうですか。


○環境衛生課長(川村直人君)


 先ほどご説明申し上げましたが,一般廃棄物の最終処分場に捨てられる廃棄物というのは一般廃棄物全体を視野に入れておりますが,飛灰につきましては当然管理型処分場でなければなりません。あるいは遮断型の処分場でなければなりませんけれども,先ほど言いました全体,災害等の対策等につきましても念頭に置きながら検討をしていきたいということでございますので,その辺はご理解をいただきたいと思います。


○26番(山神生人君)


 霧島市から出てる一般ゴミというのはもう大体分かってるんじゃないですか。宮崎にお願いしているゴミは,灰だけじゃなくて,その下水道から出てくる汚泥ももうあそこに持っていかないといけないんだよということがもう何年間も議論されているんであれば,そういう物も捨てないといけないということで,私は大きなゴミとしてはもう分かってるはずだと思ってるんですよ。そういうものをきちっとやっぱり明確に打ち出すべきだろうと思っているんですよ,ねえ。だから,こういう物を捨てたい。一番今困ってるのは汚泥とか,灰とか,こういう物なんでしょうということはもう分かってるわけです。そこらあたりを明確にやっぱり,どうですか,もうちょっとはっきりと打ち出せないんですか。


○環境衛生課長(川村直人君)


 通常はそういった敷根清掃センターで出る飛灰がほとんどの廃棄物になると思います。


○26番(山神生人君)


 そしたらお聞きますけどね,ほんなら汚泥も出てきて捨てないといけなくなったとなった時には,その辺はどうされるんですか,もう既にそういうのは予測されるからと思うんですけど。


○環境衛生課長(川村直人君)


 下水道の汚泥につきましては,現在廃棄物処理法の規定に基づきまして今合わせて,一般廃棄物と合わせて処理をしております。そしてこの一般廃棄物である敷根清掃センターの廃棄物とこの下水汚泥の混合の焼却につきましては,当時建設省の通知で「下水汚泥を処理することは,混合焼却することは可能であって,そして一般廃棄物最終処分場への持ち込みも可能である。」という通達も出ておりますので,この通知に従って現在のところは処理をしているところです。


○26番(山神生人君)


 私はそこが問題だと思っているんですよ,今回ね。だから,私は,この常任委員会で,環境福祉委員会で協議された中の議事録を見さしていただきましたら,飛灰を捨てるから要るんだと。どうせ造るなら,そんな狭い話じゃなくて,一般的なゴミをきちっと捨てられるようなちゃんとしたのを造るべきだと思っているから,捨てる物をきちっと明確にすべきだと,そういうことを言ってるわけなんですよ。それと今おっしゃいましたねえ。「その汚泥は一廃だ。」と。私は,一廃なんですかね。これは県の産業廃棄物ガイドブックに基づいて,この中に「下水道処理の物は産廃」とちゃんと書いてあるんですよね。書いてあるんですよ。だから,私が先ほど壇上から言ったのは,一廃と産廃の品目の分け方はどうなんですかということを先ほどから言う。そこのところが私は疑問だと思う。そこだけをクリアできれば,大いに皆さん方は賛成されれば造って結構だと。反対はしません。だけど,ここらあたりをもう少し,一番大事な所を明確にせずして進めるということに対しては私は疑問があるということを言っているんですよ。その辺はどうですか。


○環境衛生課長(川村直人君)


 先ほども申しましたが,下水道汚泥につきましては産業廃棄物でございます。この産業廃棄物は一般廃棄物と合わせて処理することができるという廃棄物処理法の規定が第11条にございます。その規定に基づいて敷根清掃センターでは処理をしておりますので,何ら問題はないと考えております。


○26番(山神生人君)


 そしたらこの県の資料というのは,これは嘘やということですね。ですねえ。これちゃんと書いてありますよ,こうして,書いてあります。だから,私は県に行ってきました。そしたら県はこう言いました。「一廃は一廃です。産廃は産廃です。」って。「答えにならん。」と私は言いました,ねえ。ゴミもそうでしょう。産業廃棄物として焼却場に持っていった物は,あくまで事業系の人は産廃ですよと。一般から持っていったのは一廃ですよと。あそこで一緒に焼きますよと。焼いた灰は産廃と一廃が混ざりますよと。それを一廃だという理論がいいんですか。どうなんですかと。そういうところをきちっとしてくださいということを言っているわけですよ。灰を分けられますかと。分けられないでしょうと。産廃は産廃,一廃は一廃,分かりますよ。でも,そこの定義の所,私が先ほどから言うように,はっきりとしてくださいと。今回非常に我々は迷ってますよ。前回説明したことと今回違いますということを分かっていただきたいです。だから,この県のこの発行されたこの産廃のこれに 「下水道処理や水道事業から出た汚泥などは産廃です。」と書いてあるんですよ。それが一廃なんですか。どうなんですか。


○環境衛生課長(川村直人君)


 先ほどから申しますように,下水道汚泥は産業廃棄物でございます。そしてこの下水道汚泥につきましては一般廃棄物と一緒に合わせて処理することができるという廃棄物処理法の第11条の規定によって処理をしていると,そういうことを申しております。それから,この一般廃棄物である飛灰と産業廃棄物である下水道汚泥を処理して混ざった残さにつきましては,当時建設省の通知で「一般廃棄物最終処分場への持ち込みも可能である。」と,そういう通知が出されておるというふうに申しておりますので,合わせて処理をして,それを一般廃棄物最終処分場の方に現在持ち込んでいると,そういう説明を先ほどから申しております。


○26番(山神生人君)


 ということは,産廃だけども,一廃として処理できると,そういうことですか。もう少し分かりやすく言ってください。


○環境衛生課長(川村直人君)


 そういうことでございます。産業廃棄物処理法の第11条の2項で「市町村は,単独に又は共同して一般廃棄物と合わせて処理することができる廃棄物,その他市町村が処理することが必要であると認める産業廃棄物の処理をその事務として行うことができる。」と規定をされております。


○26番(山神生人君)


 私もこの第11条は今手元に持ってますけども,私どもが今まで誤解をしていたのか。だけど,この件は旧国分市の頃からこういう説明がなされとったということは大方の国分の人たちは理解をされているはずです。だから,産業廃棄物処理場が必要なんだということで我々も一生懸命推進をしたという経緯があります。ここらあたりが,ということは,今まで我々は行政に対してこういうふうに説明をしたということが間違いであったということを今初めてこう認識しているわけでございます。ということは非常にいいかげんだったのかなあというような気もします。県の書類にも書いています。だから,県の方は「産廃は産廃ですと。一廃じゃありません。」と県も言うてるけれども,ここに「産廃」て書いてあるから,この第11条に合わせ何とかと書いてあるけど,こんなとらえ方言うたら,そしたらこれは産廃は何にもないんじゃないかと。全部一廃に捨てられるんだなあということですね。であれば,もうそこでお聞きしたいんですが,産廃処理場と最終処分場と一般廃棄物の処理場と施設的にはどう違うんですかねえ。ちょっとそこらを教えていただけませんか。


○環境衛生課長(川村直人君)


 一口で説明するには余りにも膨大な量でございますので,簡単にご説明いたしますと,廃棄物処理法がございますが,それの施行令がございます。その施行令にそれぞれの廃棄物を捨てる,処分ができる基準あるいはその方法というのが記載をされております。また,その施行令に基づいてそれぞれ環境大臣が定める告示というのも出されておりますので,それぞれの基準あるいは処分の方法に基づいて整備をされている処分場が,それぞれ産業廃棄物の処分場,それから一般廃棄物の最終処分場ということになるかと思います。


○26番(山神生人君)


 あえて私はそれを聞いたのはなぜかと言いますと,捨てる物は一緒なんだと。一廃になるか,産廃になるかで安全性に大きな差があるのじゃないかなあと私は思っている。であれば,一番安全と思われてる産業廃棄物処分場が一番私は安全なのかなあというふうに思ってるんですね。だから,どうせ造るならば,先ほど壇上から申したように,県とタイアップして産業廃棄物処理場を造って,これでもかというぐらい安全に配慮した施設を造って一廃を捨てればより安全な処理ができるのじゃないかなあということを言ってるんです。おまけにお金も要らない。今朝の新聞に「県は29箇所を調査中である。」と新聞に出てますね。こういうものと私はタイアップしていけば,市民の方々が心配されている大きな問題はより非常に薄まってくるのじゃないかなあと思っている。だから,そういう手法というのをとられたらいいのになあと。変に法律のこの解釈の仕方でどっちか分からんようなことで処分場を造って私はほしくない。もう少し明快にきちっとものを,施設を造ると。安全を二重,三重とかけたものを造ってほしいからこういうことを言う。だから,私は,産廃であろうと,一廃であろうと,いい物ができれば賛成します。だけど,この辺を1年経ったら中身が違うようなそういう,極端に言ったらもう,言い方悪いですけど,ごまかすような説明の仕方で造ってもらっては困ると思っているからあえて質問したとこなんですよ。その辺どうですかね。これはだれが答えていただけるんですか。


○環境衛生課長(川村直人君)


 今,山神議員がおっしゃるように,その廃棄物の種類によって適正に処分する。一番大事なことはやはり安全に処分ができるということが大事だと思います。そのためには,先ほど申しましたように,法令あるいは環境大臣が定める告示等に基づいてきちっとした施設を整備をすることが大事であると思っております。


○26番(山神生人君)


 どうも,私は,経済効果とその自分のこの霧島市の置かれる財政状況と,それから市民の方たちが抱いているその心配,安全に対する心配と,それと今後のその避けて通れないこの大事な処分場の建設をいろいろ鑑みて総体的に判断すれば,おのずと答えは一つになろうかというふうに思っているんですけども,そこがこういう形でなるということは非常に私は残念でならないなあというように思っています。どうせやるならいいのを造ろうという観点からいろいろとこういう考えていけば,私は方法はいろいろ,ねえ,解決策はあるのになあということを思っているんです。是非そこらをちょっと考えて,これ市長,私は,「この財政が厳しい,厳しい。」と言うんだったら,お金を,県が出すのも皆さんの税金ですけどね,この霧島市のことを考えればこの霧島市の財源が手出しが少しでも少ないように考えていい物を造るべきだというふうに思ってるもんですから,そこらあたりをもう少し私は突っ込んで考えていくべきだと思いますけど,どうでしょうかねえ。


○市長(前田終止君)


 13万市民の皆さん方のこの最終処分場,市としては自分たちで出したゴミは自分たちで処理をしていく。この基本をまずはしっかり大事にしていきたいという方針を話し合っているところでございます。そして180万人近いわが鹿児島県民全体の物をどうしていくか。これはまた県の方々ともしっかり協議をしながら進めていくことと考えております。


○26番(山神生人君)


 もう時間もありませんので,もうちょっと議論したいですけども,あれですけども,お願いがあります,市長。この県の産業廃棄物ガイドブックというのが,これは全戸に配られましたね。全戸に配られました。そしてこれを私も何十回もプレゼンしました。この中に「燃え殻も産廃だと。焼却残灰も産廃だと。生活から出る汚泥も産廃だ。」と。だから,こういうものを避けて通れないんで,産廃場を造るべきだということを皆さん方に耳が痛くなるぐらい,タコができるぐらい話をしました。そしたらこれが違うと言うんであればねえ,県に対して私は抗議すべきやと思う。こんないいかげんなので産廃場を造ろうなんてするな。正しいちゃんとした認識で皆さん方に説明をしていただきたいということを私は,これは霧島市が抗議している。それだけのことを今まで苦労してきたんですよ。議論してきたんですよ。私は県に行ってまた言おうと思っています。だから,この燃え殻も産廃ですと,ねえ。生活排水からの下水道産廃ですと。だから,産廃を造らんないかんですよ。皆さん理解してくださいよという話をしてきたわけですから,是非ここらあたりはもう少し分かりやすく,というのは分からないんですよ,これだけじゃ。先ほど説明があったあれも分からないんですよ,ねえ。分からんよ。いや,産廃だけど,こうこうだと分かりません。もう少し分かるように,今後造ると市長が思って造られるんであれば,そこらあたりを明確にして皆さん方に分かる方向で,理解できる方向で説明責任を果たしていただきたいというふうに,そしてできることならばお金の要らない立派な物を造っていただきたいということをお願いいたしまして,時間もきましたんで,終わりますけど,是非そこらはやっていただきたい。でないとまたうまくいきませんよ,ねえ。花火上げただけでまた駄目ですよ。これを,花火を上げたら,これを完成するためには,そこらあたりをきちっと説明責任を果たして理解を求めていい物を造っていくということに全力を投入してやっていただきたいということで厳しいことも言わしていただきますけども,是非今後ともそこらあたりの,曖昧なのじゃなくて,分かりやすく是非,川村課長,その辺も是非お願いします。法律がこうだというのは分かりますよ。でも,法律は解釈の仕方にいろいろあるんじゃないですかと,分かりづらいところも。そういうところを是非よろしくお願いします。最後にひとつ市長この件に関してのその辺の意気込みをちょっとお尋ねします。


○市長(前田終止君)


 県のおつくりになられた説明資料,これも議員ご指摘の側面が,私も見さしてもらっておりますけれども,例えば,その文章とともに,もう一つは絵がありますよね。その絵についても本当に今今日現在この絵づらもこのような理解でいいのか。大分この数年大きく変わってきているんじゃないかと,実態が,国も,世界レベルもですね。そういうこと等も考えながら,やはり時代に合ったもの,未来を本当に少しでも予感させるそういう方向への分かりやすい説明資料づくりというものが,議員ご指摘のとおり,必要かなというふうに認識をいたしております。


○議長(西村新一郎君)


 以上で山神議員の一般質問を終わります。次に,24番島廻一心議員より3件通告がされております。したがって,島廻議員の発言を許可いたします。


○24番(島廻一心君)


 おはようございます。手短く質問をしてまいりたいと思います。それでは,平成19年度の第1回定例会において質問の機会をいただき,3点について質問をいたします。合併から1年4か月が経ちましたが,合併前の期待よりはるかに遠い姿に市民は憤りを感じているところであります。市政におかれましては財政健全化対策に頭を悩ませ,大変なご努力をなされております。市長の施策に敬意を表すものであります。それでは,通告に基づいて質問いたします。執行当局の明確な答弁を求めるものであります。まず1点目に農地の整備についてお尋ねをいたします。旧隼人町の内村地区の農用地の整備は考えてないか。2番目に農業用の専用道路はできないか。3番目にこの水田をまちづくりとして今後どのように位置付けているのかお尋ねをします。2点目に河川整備についてお尋ねします。神宮六丁目の一部に道路浸水,床下浸水等の危険箇所があるが,この水害対策はどのように考えているのかお尋ねをします。また,角之下川の河川整備の今後のスケジュールはどのようにお考えになっているのかお尋ねをします。3点目に海浜公園のグラウンド整備についてお尋ねをします。海浜公園の一部にグラウンドがあるが,内野部分に多くの水溜まりが生じるが,整備はできないかお尋ねをします。以上で1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 島廻議員から3点につきまして質問がございました。1点目については私の方から答弁をいたします。3点目については教育部長が答弁をいたします。2点目については建設部長に答弁をいたさせます。1点目の農地の整備について,その中で3点にわたる質問でございました。内村地区の農用地の整備は考えていないか。農業用専用通路はできないか。この水田をまちづくりとして今後どのように位置付けているのかというご質問でございます。1問目からこの3問目まで関連がございますので,一括して答弁をいたします。内村地区の農用地は約15.4haの農地面積を有しておりますが,道路,水路などが未整備のため,耕作に多大の労力を要している状況であります。このため,早くからほ場整備等の必要性が議論され,近年では昭和62年度から平成13年度まで実施された県営ほ場整備事業宮内原地区の飛び地の工区としてその導入を検討されましたけれども,地権者の同意が得られなかったと聞いております。農地面積15.4haに対しまして土地名義人が120人を超えており,1人当たりの平均所有面積が狭い地域ではありますけれども,昨年2月に改めて地権者から農用地の整備に関する相談が寄せられ,地区の公民館での地権者9名の参加の下,全体面積や地権者数減歩や同意率に関すること。また,合併によりこれまでより工事の受益者負担が低くなったことなどの説明会を開催いたしました。説明会に出席をされた方々が今後土地改良事業の施工について地権者の同意を集めるということでございました。現在その結果を見守っていきたいと考えているところでございます。


○建設部長(秋窪直哉君)


 2点目の河川整備について1点目と2点目は関連がありますので,一括してお答えいたします。2級河川角之下川は,平成13年度に県が行った流下能力調査によりますと,神宮六丁目のJR肥薩線より上流側及び内山田三丁目市道沿いの2箇所で通水断面が不足しているとの調査結果が出されております。そのため,県は平成14年度から河積を広げるため,県単河川等防災工事を実施しており,本年度も引き続き内山田三丁目周辺で整備が進められると聞いております。市では平成19年度より左岸堤防高より低くなっている右岸の市道山成線のかさ上げを実施することにいたしております。神宮六丁目のJR肥薩線周辺では,天降川の合流地点に近いことから本川からの水位の影響を受けやすく,また,堤防が低いことから道路が冠水することがあるようであります。堤防が低い区間の道路高をかさ上げするためには,JR肥薩線の高架橋との建築限界の問題などがあり,一般車両の通行に支障を来す恐れがあります。このようなことから今後も関係機関と協議し,どのような方法があるか検討してまいりたいと思います。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 3番目のグラウンド整備についてのご質問にお答えいたします。ソフトボールグラウンドは昭和60年3月開設しまして以来市民の皆様に利用されてきたところでございます。現在しみん学習支援公社で管理いたしておりますが,グラウンド利用者の方には利用後の整地をお願いし,不陸がひどくなりますれば公社の職員で対応いたしております。また,平成15年12月には土の入替えもしているところですが,一部議員の言われるとおりの部分がありまして,先日土を入れて整備をいたしたところでございます。今後も利用者の協力をいただきながら施設を維持しつつ,市民の皆様のスポーツ振興に努めてまいりたいと思っております。


○議長(西村新一郎君)


 島廻議員の質問中でございますけれども,ここでしばらく休憩をしたいと思います。再開はブザーで連絡いたしますので,ブザーの聞こえる範囲内に待機していただきたいと思います。


               「休憩  午前10時11分」


               ──────────────


               「再開  午前10時23分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。島廻議員の一般質問を続けます。


○24番(島廻一心君)


 それでは,先ほど答弁をいただきましたが,順を追って質問をさしていただきます。ここの水田は,私が旧隼人町時代に平成16年度の9月の議会にも一応お尋ねをした経過がございます。その時の答弁とそんなあんまい変わらんとですね,この点では,答弁が一つも前進があるような答弁にはなっていないような気がするんですけど。市長もご存じのとおり,あそこは旧隼人町でももう1箇所残った未整備の水田でございます。そしてあそこで耕作されている方々がとにかく農道がないと,先般トラクターで入ったけど,トラクターが引っくり返ったとか,いろんなそういう陳情が来ております。そいで残る方がほとんど年寄りの方で,手前の方々が田を植えれば,慌てて奥をバタバタしてやらんないかんというようなのが現状なんですよ。だから,どうにかして,いろんな事業の形態があると思いますけど,そのほ場事業だけじゃなくして,ほかの方の街路事業等とかも検討されて,私の要請するところは道路をとにかく造ってくれということでございますので,そういうところをもうちょっと考えいただいて前向きな姿勢で取り組んでいただきたいと思うんですけど,その点いかがでしょうか。


○市長(前田終止君)


 先日改めてこの内村地区の場所も現場に立って,関係部課も一緒にまいりまして現状も見させてもらいました。議員ご指摘のとおり,この場所はもう本当に農道と言えるようなものが全体に対してもほんの一部しかなくて,これは本当に奥まった所は大変だろうなというところを実感をいたしたところでございました。答弁にございましたとおり,合併によって工事の受益者負担が低くなったことなど説明会を開催をさせてもらっているところでございます。この何よりも地権者の皆さん方の理解,そしてご協力,同意,こういうものが得られなければ何事も進まないということで考えております。どうぞ議員の方からも,関係者ともよく会われると思うんですけれども,当地区の農地の整備さらにどうあるべきかご指導賜りたいと思っております。


○24番(島廻一心君)


 確かにこの名義人が120人ぐらいの名義人の15.4haという中に入っております。しかし,あのままうってったちゅっせえ,もう今耕作される方はもうけしんだいですよ。その,これはもうごぶれさあな話ごわんどんかいな。そしてもうその後継っがおわんとですよ。もうおわんで,そいで今もうとにかくそういう軽トラでん入がなあんどかいというようなのが事実なんですよね。そん同意を,同意を120ののを集めるのを見守っおっちゅいうような今答弁でありますけど,こら10年先じゃいか,20年先じゃいか分からんこっの話ですよね,言ちゃ悪い,失礼ですけど。先般ある地権者の方からも 「市長の方に一応要請はしてまいりました。」という電話もいただいて,もう一踏ん張いいけんかせんないかんと,私もちょっとそういうあいになったんですけど,平成16年の12月にも地権者の方々を一応その当時の町長に要望書も,陳情書も出しております。その時はもう合併前でバタバタしておってもうこいどこいじゃねえというようなのが現状だったんですよね。その時の担当がちょうど耕地課長の馬場担当でございましたので,彼が一番もう1から10まで詳しいはずですから,その辺はお聞きすればいいと思うんですけど,いずれにせよ前向きにとにかくやらんないかんないかんとこいや,その反対者が120人おっても,その過半数でも賛成者がおれば,行ける所まで行くようなそういう市長の姿勢がちょっとほしいんですけど,その辺はどうですか。


○市長(前田終止君)


 現状のお話として大事なご指摘もありました。この地域の120名からの耕作者の方々大変ご高齢でそれぞれがおなりになりつつあると。そして,また,後継者,この方々もなかなか育ってくる雰囲気でもないと。一方,この場所の近くには京セラさん等の企業もあるわけでございまして,まとまったさらなる土地も欲しいというようなお話も一部はあるわけでございます。そして,また,近くにはそれなりの店舗が立地をし,そして,また,JRの駅もあるということなど,将来のまちづくり,将来のこの地域づくりという観点からもやはり総合的にここも考えていかなきゃならない視点もあるのかなと。未来を見据えたらもうそのような実情を考えて,おっしゃるようなご指摘の何年後になるか分からないこの農用地整備に莫大な費用をかけて手枷足枷をつくっていくこともいかがなもんかというようなことも考えられるわけですよね。ですから,私といたしましてはしっかりとその辺を見据えながら,関係各位協議をさらに進めてまいりたいと思っております。


○24番(島廻一心君)


 市長の旧牧園町のあの山間部でさえ行って見れば,これはきれいなもんじゃ,あの田んぼがですね。うちのこの街の中があんなふうじゃ,もう本当見苦しさんごあいような気がすっですよ。それとあそこの内村地区の水田は,将来のあの地区の計画,あれは私が旧隼人町時代に都市計画区域の整備,開発及び保全の方針図というのをちょっとここいただいているんですけど,この中で示されているのは将来住宅地になる計画図なんですよね,今そこが,水田が。そのようなことも旧隼人町ではございましたので,そこもよくお考えになって,そのただほ場整備事業だけじゃなくて,それを含んだ将来の計画でもされたらいいんじゃないかなあと思うんですけど,その点はいかがでしょうか。


○市長(前田終止君)


 住宅地化への検討もいかがかというご指摘でございましたが,先ほど私も申し上げましたとおり,改めてそういうものもあの地の利というのは大きなものがあろうかと,ポテンシャルがあると,潜在価値があるというふうに見える場所でもございます。そういうことも含めて検討をしてしかるべき場所ではあるかなというふうに思っております。


○24番(島廻一心君)


 なかなか,答弁は,するとか,しないとかいうのはなかなか答弁はございませんので,残念ながら答弁の中にももうあんまい出てきませんので,この辺で次に進みますけど,よく本当,隼人町の中ではもうあそこだけしか本当ございませんので,将来良かったなあというような前田市政のプランを一つ示していただきたいと思います。次にまいります。河川整備の件でございますけど,答弁をそれぞれいただきましたけど,あそこの神宮一丁目の今,私が指摘している場所はちょうど肥薩線の下の方なんです。あそこに,答弁にありますように,道路の低い部分と住宅の低い部分が2箇所ございます。そこが,新川の本流が水位が上がると水はそのまま流れないんですよ。逆流してくるんです,水そのものはですね。だから,溜まるのは下の方が溜まります。やっぱり天降川の河川口の方から水は順に上の方に上っていきます。そうするとその住宅が2軒ある所がもう河川幅がなくて低いもんですから,すぐ水位がそこに満水して床下浸水等を起こすというようなのが現状でございます。この今,答弁をいただいたんですけど,課長の方より県との協議の答弁が入っておりますけど,かさ上げをする,実施をする計画をしておりますというふうになってるようですが,これは県との協議の結果でございますか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 このかさ上げにつきましては,現在県と市と協議をする中で冠水する部分についてのかさ上げをするというようなことでありまして,19年度それらを詰めていきたいというふうに考えております。


○24番(島廻一心君)


 かさ上げをするということは,非常にこれは良かこっですよ。私もそういうふうに思ってたんですけどね。予算がかからない方法でどうしたらいいだろうかということを私は私なりに検討をしたんですけど,せめて低い部分を,ガードレールがございますよね,あの河川との境界の所に。あの辺を60から3尺ぐらい上げ込んだら,約40mぐらい上げ込んだら大分その辺が変わってくるんじゃないかなあというような思いをしているんですけど,その部分でございますでしょうか,今その指摘した所は。


○建設部長(秋窪直哉君)


 今,議員の言われた場所につきましては天降川から約550mの地点でございまして,JR肥薩線の下流部になると思います。非常にここの河川につきましては,県が調査した通水断面においては狭隘な場所でありまして,ちょっと流下能力ができないというような場所でございます。よって,河川等の拡幅が一番良いと思いますけど,時間的によりましては一時的に湛水するというような状況でございますので,河川と協議をしてパラペット等を50?若しくは1m程度上げることによって湛水の解除が図れるんじゃないかなというふうに考えています。


○24番(島廻一心君)


 そんかさ上げをするとまた中に水が溜まるあいはあるんですね。それは防災の方でポンプでも付けて汲み上げる態勢を整えばいいんじゃないかと思うんですけど,上流については何かございませんでしたか,県との協議のその中,角之下川の件で。


○建設部長(秋窪直哉君)


 上流部につきましては,さっき答弁申し上げましたように,内山田三丁目周辺の堤防の改良工事でございまして,現在一応拡幅等は県が終わっている状況でございまして,今後もう少しそれらにつきましてもあとかさ上げ等についてちょっと河川水の抑制をしようというような考え方で引き続きまして19年度も整備をするというふうに伺っております。


○24番(島廻一心君)


 全体的に角之下川の主体は県でございますので,是非市の方からも強く働きかけていただいて少しでも早く安全なまちづくりができるように要請をしていただきたいというふうに考えます。今回の件も自治公民館の方からも,市長,要請がございましたので,それも含んで質問をしたところでございます。それでは,次にまいります。海浜公園のグラウンド整備の件でございますけど,答弁をいただきましたが,12月には土の入替えもしているところですがというような答弁がありましたが,そん12月に土の入替えをして,私がつい最近,2〜3週間前に現状を見て今回質問したわけですけど,まだそんな状態だったんですか。その辺はどうですか。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 グラウンドの不陸,土が流れ去って低くなっていた部分についての土の補充をしたということでございます。


○24番(島廻一心君)


 ごめんなさい。下に「先日土を入替え整備した。」と書いてありますね。これはもう私が見落としました。根本的にあそこは非常にきれいにはなっております,サイドは。芝が張ったり,あんまり言うとこはないんですけど,ただその内野グラウンドの部分が非常に勾配が悪いんです,あそこの所の勾配が。だから,勾配のとり直しをやらないと,皆さん,私も65歳になりましたけど,健康づくりで非常に使われるんですよね。つい先般もあそこをお借りして使わしてもらったんですけど,もうちょうどキャッチャーからサード,ファースト,その方面の辺が水が溜まって,前の日に雨が降った状態であったんですけど,明くる日のちょうど1時からということで当日は行ったんですけど,もう水が溜まっとってどうしようもないと。みんな,国分のチームとの練習試合でございましたので,両方からバケツを持っていってバケツで水をみんなとりおったんですけど,もうそれが完全にできなくて,もうこいじゃどうしようもないから,前に,前の方に移動してラインを張るがというふうでまた前に,10mぐらい前上がって一応レフト線とライト線を一応引いてやったような状態だったんですよ。だから,あそこのただ土の入替えではなくて,その勾配をきちっと,サイドはもう側溝が,きれいな側溝がございますので,その側溝に目掛けて芝生の方から勾配さえきちっととればその問題は解決するんじゃないかというふうに思うんですけど,どうですか,その点。


○副市長(南 洋海君)


 先ほど答弁をいたしましたように,先般土を入れまして不陸は直したわけでございますけども,やはり長年使用しておりましてやはりグラウンドの表層と下層の堅さが大分違うようでございます。したがいまして,水はけのいいグラウンドになるように今整備を検討しているところでございます。


○24番(島廻一心君)


 さすがに副市長で答弁がなかなか分かりやすい答弁で,私もそう思います。下が堅くて,だから,おそらく水も引かないと思うんですよね。それともう1点,使った後の管理が非常に私が見た状態じゃ悪いでした。だから,使われる方の後を終わったらきれいにこうならめるなりしとけば,その雨が降ってもその状態がそのままでおちていきますので,凸凹があったままやれば凸凹で今度は堅くなって大変なんですよ,整地が。だから,管理をする上でもそういうところは非常にこのスポーツマンのマナーとして市の方からもそういう点は是非ご指導していただいて,私なんか終わった後はもう10人ぐらいかかってほとんどきれいに整備をして帰ります。それがスポーツマンの常識でございますのでね,是非そのようなことで早急な対策を,そんな金もかかりませんので,ひとつよろしくお願いをしておきたいと思います。以上をもって私の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で島廻一心議員の一般質問を終わります。次に,32番尾崎東記代議員より2件通告がされております。したがって,尾崎議員の発言を許可いたします。


○32番(尾崎東記代君)


 お疲れさまでございます。私は,霧島市が誕生して1年4か月,そろそろ合併効果が市民にも実感していただけるような施策の実現を目指す大事な通年当初予算を審議し,決定する第1回定例議会におきまして通告しております二つの問題について市長に質問いたします。質問の第1は環境保全対策についてであります。1点目として,現在7地区で環境基本計画策定に向けて地区懇談会が開催されております。既に昨年9月議会で環境基本条例が可決され,それに基づいて基本計画策定作業が進められております。条例にもありますように,市としての責務,事業者及び市民の責務がそれぞれ明確に示され,相互に協働するシステムが確立されております。市の責務として「環境の保全及び形成に関する施策を策定するときは,事業者及び市民の意見を反映させ,協力協働して施策の推進を図る。」とあります。これまであるいはこれから実施される地区懇談会の意見を反映するなど,市長が施政方針で本年度中に計画を策定すると明確に示されました。短期間に目標を達成するというその意気込みは分かりますが,極めて厳しいハードなスケジュールをクリアしなければなりません。そこでこれまでの地区懇談会で出された主な意見でこの計画の中に組み入れたい意見は何々であったのか。これらを反映させるなどしながら,今後策定に向けて具体的にどう取り組まれるのか質問をいたします。次に,2点目の不法投棄の問題についてであります。2月17日開かれた道義高揚運動・生涯学習推進大会で牧園地区の環境美化推進員の女性の方が事例発表をされました。その中で「国道223号線沿いや市内各道路沿線及び周辺山林などルールやマナーを守らず不法投棄される空き缶など目に余るものがある。『ポイ捨て禁止』の看板があるにもかかわらず,空き缶,ペットボトル,たばこの吸い殻,買物袋に入った弁当殻など無造作に捨てられている。特にビールの空き缶の多いのに驚くばかりで,酒を飲みながらハンドルを握っている人がいると想像しただけで怖くなる。」とおっしゃっています。人通りの少ない所や山林には依然として日用品,家電製品なども捨てられているとのこと。環境美化推進員が12名体制で月2回美化活動の普及と啓発及び指導とパトロールをしながら,ゴミ拾いも実施している現状を発表をされました。「巡回時間も2時間を目安にしているが,3時間から4時間かかっていることや,たばこの吸い殻が空き缶に突っ込んだり,側溝へ投げ捨てが目立ってとても汚く,拾いにくい。」と苦言も呈しておられます。おかげさまで牧園地区では空き缶やちりなど道路沿いで見掛けることが少ないことに気づきます。国分まで通勤していて特にひどかったのは2月の月でした。霧島から国分までの沿線は買物袋に入ったゴミや空き缶など目に余るものがあり,運転しながら残念でならなかったのでありますが,20日過ぎ,4〜5人のボランティアの方々がゴミ拾いを実施してくださり,今は目立たなくなり,胸をなでおろしております。不法投棄の実態はますます増える傾向にあり,今こそみんなで力を合わせ不法投棄の撲滅作戦に取り組む必要性を痛感いたします。旧牧園町は生活環境美化条例を制定して推進指導員の方々も日夜環境の美化推進に懸命に取り組んでおられます。早急に市全体で生活環境美化条例を制定して強力で効果的な対策を講じるべきと考えます。市長の積極姿勢を伺います。次に,第2の問題は市税,国保税及び住宅使用料の滞納整理対策についてであります。今,全国の県,市町村にとって税,使用料,そして学校給食費の滞納の徴収が大きな課題であることを新聞その他大々的に報道しております。住民として納めるべき税金,国民健康保険事業管理者として納付すべき国民健康保険税,そして住民の負担で建設して提供されている市営住宅に入居して,その家賃に相当する使用料は納付,納入されずに滞納になっている額が相当額に上るというのであります。わが霧島市の実態を見てみますと,去る1月末で市税(市民税と固定資産税)で約9億6,694万円,国民健康保険税で約11億円,住宅使用料で約1億3,540万円,合計しますと約22億円ということでまさに大きな驚きです。市の行政によるいろいろな施策によって受ける恩恵やサービス,また,市民の負担による住宅の家賃相当の使用料は完全に徴収されていないというそういうのが実情であります。これでは市民として負担の公平性,また,市の行政,財政運営,また,事業の運営に支障を与えるわけでありますから,格別の事情のない限り,納入されるべきもの,また,徴収されるべきが当然だと言えます。地方自治法第149条はその第3項で地方税を賦課徴収し,使用料を徴収するのは,自治体の首長,わが霧島市では現在前田市長の責任と規定しているのであります。合併前の1市6町,そして合併後の霧島市,それぞれの方法でそれなりの徴収の努力がなされてきたわけですが,今こそ抜本的,具体的対策が求められております。そこで市長はどのような考えで具体的にどう対処されるのか。先日全員協議会の中で集中改革プランの説明があり,対応の一端が示されました。そして,また,市長が施政方針で力強く「収納体制を全庁を挙げて構築していく。」と決意も示されました。さらに広く市民に分かるように突っ込んだ答弁を求めるものであります。以上申し上げ第1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 尾崎議員より2点にわたる質問でございました。私の方から答弁をいたします。また,2点目の詳細につきましては関係部長に答弁をいたさせます。環境保全対策について2点に分けての質問でございました。その1点目は,今,7地区での環境基本計画策定地区懇談会を開催をされて市民の意見を聞いていると。これまでの懇談会で出された主な意見でこの計画の中に組み入れた意見は何であったかという質問,2点目は,大きな社会問題になって久しいこの不法投棄が,関係者のたゆまない努力にもかかわらず,市内各地で目に余るものがあると。仮称でありますが,生活環境美化条例,罰則をきちんと規定をして制定をし,さらに強力で効果的対策を講ずるべきではないかというご指摘でございます。お答えをいたします。1点目の7地区での環境基本計画策定地区懇談会における意見で計画に反映させる意見はどのようなものがあったかということでございますが,1月30日から2月7日にかけて市内の7会場で開催をされ,361人の市民の皆さんが参加をされました。そして多くの貴重なご意見やご提言などをいただきました。現在その集約作業もほぼ終わりまして内容を精査しているところでございますが,まとめてみますと,まず,環境教育に関する意見,水質保全に関する意見,一般廃棄物の最終処分に関する意見,環境美化条例に関する意見といった分野に関するそれぞれのご指摘,ご意見が多かったようでございます。これらのご意見につきましては計画策定の際には確実に反映させてまいりたいと考えております。次に,2点目の生活環境美化条例の制定についてのご質問にお答えをいたします。環境美化のため,ゴミの投げ捨て禁止に関する条例が全国各地の市町村で次々と制定をされておりますが,道路や空き地などへの不法投棄は一向に後を絶たず,このゴミの投げ捨てへの罰則規定はあっても,なかなか有効なこの解決策が見つかっていないのが現状であるようでございます。先ほど議員の道義高揚大会での発表事例,お話がありました。私もじっくりと聞かさせていただき,一々ごもっとも,納得,本当にご苦労なさりながら地域地域でああして頑張ってもらっているんだなということを説明を聞きながら実感をいたしたところでございました。本市におきましても道義高揚・マナーアップ等の啓発活動や地域美化活動を推進するなど不法投棄撲滅に向けての市民運動に取り組んでいるにもかかわらず,マナーやモラルの低下が要因と思われる不法投棄が後を絶ちません。このようなことから現在策定中である環境基本計画と並行をして,快適な生活環境の確保などを図るという観点から,たばこの吸い殻やゴミのポイ捨て,不法投棄の禁止等を主な内容とする生活環境美化条例の年内制定を目指して作業を進めているところでございますが,実効性のある条例となるよう罰則を規定するなど今後検討を重ねてまいりたいと考えております。また,今後も粘り強く市民の環境美化に関する意識の高揚,また,各戸を訪問しながらお仕事をなさっているという強みを持つ郵便局の方々と,本年度発足をした地域をこの,自分たちの周辺を歩かれる66の防犯パトロール隊,そのほか各種団体,事業者との連携,小・中学校などなど連携を図りながら監視体制の強化を図り,不法投棄の撲滅に取り組んでまいりたいと,このように思っております。2点目でございますが,市税,国保税及び住宅使用料の滞納整理対策についてのご質問でございます。お答えいたします。平成18年8月に策定をいたしました霧島市経営健全化計画に基づき市税,住宅使用料,保育料の滞納整理を行うとともに,自主財源の確保を図るために,両副市長を本部長,副本部長に教育長及び各部長等を委員とする霧島市歳入確保対策本部を平成18年10月に設置をさせていただきました。併せて経営健全化計画の数値目標達成に係わる業務を円滑に推進するために具体的な実施体制として,市税等については市税等確保推進ワーキンググループを設置して管理職等による臨戸訪問徴収や電話催告などを行うなど徴収体制の強化に努力をし続けているところでございます。住宅使用料については,住宅使用料確保推進ワーキンググループを設置をいたしまして,負担の公正・公平性を堅持をし,自主財源の安定的な確保を図るために夜間徴収など積極的な徴収対策に取り組み収納対策を強化いたしているところでございます。さらに本年4月に税金の収納対策など税制に関する課題に適切に対応するため,総務部に税務対策総括監を配置するとともに,収納課に収納対策室を設置をし,年間徴収計画に基づき計画的に滞納整理業務を行い,担当課だけでなく,全庁的な収納体制を構築いたすことにいたしております。市税及び国保税の具体的な滞納整理対策につきましては総務部長に,住宅使用料の滞納整理対策については建設部長にそれぞれ答弁をいたさせます。


○総務部長(西重正志君)


 尾崎議員の市税,国保税に関する点についてお答えいたします。徴収の具体的対策といたしましては,先に,今,市長が答弁したところでございます。一部重複する部分もあるかと思いますけれども,答弁させていただきます。現在2月から5月の間を市税徴収強化月間として設置しまして管理職と関係職員による夜間徴収,一斉電話催促,また,それと同時に口座振替の推進及び納税相談を行っているところでございます。また,4月からは収納率向上の取組といたしまして税務対策総括監を設置し,併せて滞納整理体制をより強化するための収納対策室を設置するなど計画的に滞納整理を実施するとともに,全庁的に収納体制を構築してまいりたいと思っております。なお,さらに収納対策の一環としまして職員を県に派遣して差押えなど法的な部分で専門的に勉強させることといたしております。


○建設部長(秋窪直哉君)


 滞納整理対策についての1点目の住宅使用料についてお答えいたします。公営住宅は住宅に困窮する低所得者に対しての低廉な家賃で賃貸することにより市民生活の安全と社会福祉の増進に寄与しているところであります。住宅使用料の収納につきましては,厳しい社会情勢であることなどから平成17年度までの滞納額は平成19年2月27日現在市全体で1億3,501万9,580円であります。住宅使用料の徴収の取り組みにつきましては,平成18年11月に策定いたしました霧島市行政改革大綱の行政改革基本方針の中の将来にわたり持続可能な健全財政の確立を推進するために霧島市歳入確保対策本部を設置し,その下部組織として建設部内に部長をリーダーとする住宅使用料確保推進ワーキンググループを立ち上げました。現在この組織のメンバーに加えて建設部の全課長,建築住宅課職員,各総合支所の担当職員で夜間臨戸徴収など並びに電話での催告を行っております。今後年度末を控えてさらに収納体制を強化し,徴収率のアップを図ってまいりたいと考えております。


○32番(尾崎東記代君)


 ただいま答弁をいただきましたが,順次質問させていただきます。環境基本条例の第3条で基本理念が4項目掲げてあります。1項,2項で環境の保全及び形成の目的がうたってありますけれども,環境基本計画策定に当たっても同じような基本理念,そんなものになるのかですね。理解してよろしいのかお伺いいたします。


○市長(前田終止君)


 今ご指摘のとおりだと思います。新市,1市6町7自治体,海あり,山あり,谷あり,川あり,平野部ありね,そして企業あり,全体を本当にどうしっかりカバーできるか。街の部分,また,山間部分,観光地部分,いろいろな視点で総合的にこれができますように努力をしていきたいと思っています。


○32番(尾崎東記代君)


 この答弁の中で一応懇談会で出された意見等もご答弁をいただきましたけれども,やはりその地区懇談会ではやはりその生活に密着したそういう地区の中で生活している方々のそれこそ意見であろうということで,これを反映をさせるということでありますので,是非その点についてはお願いをしたいと思います。次に,基本計画の対象範囲,これは非常にこう広範囲にわたっておりますけれども,その中で特に生活環境,この点については排水対策とか非常にこう身近な課題が数多くありますけれども,そこでちょっとお尋ねいたしますけれども,今,下水道が国分・隼人地区と牧園町で進められておりますけれども,牧園地区は61%だと,加入率がですね。非常にこう低いと聞いているんですけれども,ほかの所はその加入率はどれぐらいあるものか。それとこの加入率について,加入の向上対策についてはどのように取り組んでおられるのかお聞かせいただきたいと思います。


○建設部長(秋窪直哉君)


 下水道のちょっとこちらの方に資料を持ち合わせておりませんので,後で答弁さしていただきます。


○32番(尾崎東記代君)


 そこで,それは後でよろしいですけれども,今,ホテル関係の温泉水の排水が大量で,その影響も大きいと考えるわけですけれども,今後その下水道に入れられる計画があるのかどうかということですね。それと温泉水の排水による河川の汚濁はないと,そういうふうに聞いておるわけですけれども,牧園町時代にヒ素の問題で議会でも取り上げられた経緯もあります。そこで水質検査の結果,基準値を下回るものであるよということであれば,その水質検査の結果をお聞かせいただきたいと思います。


○建設部長(秋窪直哉君)


 ちょっと議員の質問に対してのちょっと資料を下水道の方をちょっと持ち合わせておりませんので,またそれについては後で答弁させていただきたいと思います。


○32番(尾崎東記代君)


 後でよろしくお願いいたします。あと下水道計画区域であっても問題になるのがとにかくその合併浄化槽を設置していると,合併浄化槽を設置しているそういう数戸の件数があることであるということなんです。それで下水道に加入する必要があるのかどうかですね。やはりその合併浄化槽を設置すれば下水道と同じような効果があるんだよということでありますので,その辺のところですね。やはり合併浄化槽を設置しとればもう下水道には加入しなくていいんだよと。普通に考えればそういう考えるわけですけれども,その辺のところはどのような取組をされているのかですね。お聞かせください。


○建設部長(秋窪直哉君)


 下水道区域内におきます合併浄化槽の設置でございますが,基本的には区域内におきましては,合併浄化槽,簡易単独槽それぞれいわゆる下水道に接続しなけりゃならないというふうになっております。ただ下水道事業におきましては相当長い期間の工期を必要といたしますので,そこらあたりの区域内における全体計画の中の合併浄化槽の設置の区域については,今後環境課の方と協議をしながら区域を決めていかなきゃならないというふうに考えております。


○32番(尾崎東記代君)


 いずれにいたしましても生活排水対策は非常にこう大事な問題でありますので,今精力的にこう取り組んではいただいておりますけれども,今後は市民にも啓発をして,そして協力要請をして,そして,さらにこの問題については取組を進めていただきたいと,このように考えます。次に,不法投棄についてですけれども,特に駐車スペースのある山林などがひどい状況です。これは市長もそれを強く感じておられると思いますけれども,非常にこうそういったことで厳しく対処する。取り締まりを実施する。あるいは罰則規定を設けて徹底して取り組む。そういう強行手段をとらざるを得ないような状況です。市長は生活環境美化条例を年内に制定すべく準備を進めておられるということですけれども,これはもう急いで取り組む必要があるんじゃないかと,そう考えるわけですがどうですか。


○市長(前田終止君)


 全く同感でございまして,なるべく急ぐように指示を出しているところでございます。なお,この不法投棄についての厳しい措置をと,もう本当にイタチごっこでもう困ったもんだという議員のご指摘だというふうに思いますが,私自身も何度も実感をいたしておりまして,許せない不法投棄,これについて監視の目を光らせ,そして,また,よく捨てられる場所等は,もう決まっているような場所にほぼこういつもその現象が表れると。ですから,その道路の区間とか,その場所に意識啓発のための表示をしていくと。また,罰則規定は厳しく,検察庁とも語らってお互いの戒め,そういうものにもつながるようにしっかりと観光立市にふさわしいまちづくりの一助としたいと,こう思っております。


○32番(尾崎東記代君)


 不法投棄については,市長も今答弁をなさいましたけれども,市と市民と一体となってやはり今後も取組を進めて,そして霧島はそのゴミのない素晴らしくこうきれいな街だと自分たちでこう誇れるようなそういう環境を是非現実のものとしてみんなで協力をしていかなけりゃならないと,このように考えます。そこで次に,税の滞納整理対策についてお伺いいたします。今,市長,それぞれの部長からご答弁もいただきましたけれども,私は,やはりこのここにも示されておりますけれども,その過年度分の非常にこう多額の未納が問題となっております。それで過年度分の多額のその未納分を徴収をどうするかということだと思うんですけれども,部長も示されましたが,市長も施政方針の中で述べておられますけれども,「全庁を挙げて収納体制を築くと。そして滞納整理体制を強化して収納対策室を設置して,そして計画的に滞納整理を実施する。」と明言しておられます。それでここに部長の方から明確に示されましたけれども,やはりその体制づくりを早急に固めるということが大事なことだと考えるわけですけれども,現在の今取組について今どういう,体制づくりについて今どういうふうに取り組んでおられるのかですね。もう1回明確にご答弁をいただきたいと思います。


○総務部長(西重正志君)


 お答えします。4月1日の今人事異動に向けまして,組織もそうですけれども,今準備をしておるところでございます。まだ具体的に固まっているわけではございません。それと先ほど答弁しました県に職員を専門的勉強をさせるために派遣するという件につきましては,本人に打診をして,了解はいただいているところでございます。


○32番(尾崎東記代君)


 あと次に,健康保険税の多額の滞納についてですけれども,支払能力のある人たちが納めない。能力があるのに納めないという,納めなくていいというそういう風潮が広がっていることを耳にするわけです。全くその腹立たしい限りですけれども,この際行政と民間も協力して収納,税収納プロジェクトチームなるものを結成して,そのような悪質な,不真面目な層を洗い出して,厳しい対応と,助け合い制度であるという認識と,負担はみんなの共通の義務であるという意識を植え付けるためにやはりその思い切った強行手段というものをやはりとるべきじゃないかと,このように考えるわけですけれども,このことについて市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 収納対策室のことを少し説明させていただきたいと思います。こちらの方は,先ほど議員がおっしゃられるとおり,過年度の税をどうするかというためにつくるものでございます。短期間に過年度をまず解消しようというつもりでございます。そのためには,先ほど,例えば,差し押さえとか,そういったものなどもしていかなけりゃなりませんので,そのためにはまず資産調査をする能力を高めていきたいと。そして場合によってはもう強行に差押えなどにも行く。そういった能力を高めていきたいと。そして短期間に過年度の解消をしていきたいというための収納対策室でございます。それから,税務対策総括監というのを置いておりますけれども,これは税に関しましては,今,本庁に税務課と収納課,また,総合支所にまたそれぞれ税務課がございますけれども,これらが統一的・組織的に仕事ができるようにということで全体の収納体制の統一化を図るために置いている職でございます。それから,例えば,民間と市が協力してというようなお話もございますけれども,実は税に関しましては徴税吏員という者でなければ税の徴収というのはできません。これは地方税法の中でされておりますので,どうしてもやはりこれは市独自でする以外今の法律の中ではすることはできないということになっておりますので,やはり庁内の体制を強化していく。これが一番の方法だというふうに考えております。


○32番(尾崎東記代君)


 今ご答弁がありましたけれども,とにかく税はみんなが協力し合って納めようと,そういう機運を醸成しなけりゃならない。そして公平で明るいその快適な社会の構築が現実のものとなるように,市長も決意を示されましたので,最大の期待を込めて私の質問を終わります。


○建設部長(秋窪直哉君)


 さっき議員の方から下水道の戸別でという話がございましたけど,市が持っております資料によりますと,下水道の水洗化率で説明をしたいと思います。牧園町地区におきましては水洗化率が71.2%,国分・隼人におきましては80.5%の水洗化率でございます。続きまして牧園地区におきます温泉の排水状況でございますが,下水道の排水処理でございますが,四つのホテルがございますが,その中で1軒ほど加入しております。その中で下水道の水処理といたしましてのヒ素の水質検査におきましては,現在公共機関による検査によりますと,ヒ素の項目がありますが,基準内のところであるというふうに報告受けています。


○議長(西村新一郎君)


 議長より申し上げますけれども,昨日の一般質問におきましても,本日の尾崎議員の質問にいたしましても後ほどとか,休憩とかということが生じております。本霧島市議会は通告制をとっとりますので,執行部当局におかれまして質疑者において綿密なやりとりをし,この本会議場においての答弁をしっかりと責任持って答弁していただきますように,議員各位におきましてはその問い合わせに対しまして誠実に質問通告をする意思を確認をいたしているところでございますので,それぞれの答弁者の皆さん,部・課長さん方,しっかりとした聞き取りをして対応していただきますようにお願いを申し上げます。明日,明後日において後ほどとか,答弁に休憩を要するようなことないように強く申し述べておきます。以上で32番尾崎東記代議員の一般質問を終わります。次に,28番下深迫孝二議員より1件通告がされております。したがって,下深迫議員の発言を許可いたします。


○28番(下深迫孝二君)


 ただいま議長の許可をいただきましたので,先に通告いたしました1点について質問いたします。その前に,尾崎議員,私の仕事を少し残していただきましてありがとうございます。それでは,質問させていただきます。その前に,合併してはや1年4か月が経過し,今3月定例会に19年度当初予算案が提案されております。一般会計として492億5千万円,その他特別会計として365億2,322万8千円,合計しますと857億7,322万8千円となっています。18年度当初予算の529億9千万円に比べ37億4千万円減となっており,市の公共施設の多くが指定管理者制度へ移行され,まさしく行財政改革が断行されつつあります。18年度については合併当初ということもあり,手探り状態での予算であったと思いますが,1年を経過し,19年度予算案については地に足が着いてきたとの思いがしております。市長の施政方針の中で19年度予算については7.1%の緊縮予算としたことや県からの権限・財源の移譲を県に求め,4月より建築確認など15項目の権限を受けたことや,TMOの駐車場ビル2階に市民サービスセンターを開設し,住民票の発行や土曜,日曜,祝日等でも税金や保育料などが納められるよう環境の整備を行うなど,また,5年間で市役所職員の10%の削減を図ることや,18年4月現在19部局121課312係をグループ制などの導入により23年4月までに11部局80課200グループ程度に簡素化していくとの考えを示されています。そのほかいろいろと改革が示されており,合併後の危機を乗り切っていこうという姿勢が見えてまいっておりますが,財源の厳しい中,滞納に対して職員の方々はどの程度危機感を持っておられるか見えてこないのが現状ではないかと感じているのは私だけでしょうか。本当に支払いが困難な人は救済をしなければいけないと思っています。しかしながら,支払いができる人が横着をして支払わない。これがまかり通るようでは,正直者が馬鹿を見るということになりますと今後滞納者はますます多くなってくるのではと懸念いたします。そこで税の公平性を図るためにも思い切った改善が必要ではないかと考えます。そこで質問いたします。本市の滞納状況についてお伺いします。一つに各学校別の学校給食費の滞納状況はどのようになっているか。件数と金額をお伺いします。二つに旧市町ごとの市営住宅の家賃の滞納状況はどのようになっているか。件数と金額をお伺いします。三つに固定資産税,市民税,法人税,国民健康保険税,その他の税の滞納状況はどのようになっているか。件数と金額をお伺いします。四つに水道料の滞納状況はどうなっているか。金額と件数をお伺いします。五つに保育園の保育料の滞納状況はどのようになっているか。地区別に金額と件数をお伺いします。六つに回収のためどのような努力をし,行動を行っているか。各課ごとにお伺いいたします。七つに未回収分として法的手続きをとった件数と回収不能金額をお伺いします。先ほどの同僚議員の質問と重複した部分もございますが,私は45度ぐらいの角度を変えて質問をさしていただきたいと思います。以上,壇上からの質問を終わりますが,執行部当局におかれましては明快な答弁をお願いし,また,答弁いかんによりまして自席からの再質問を議長にお願いして終わります。


○市長(前田終止君)


 下深迫議員にご答弁申し上げます。ただ1点についての質問でございました。詳細につきましては,教育部長,関係部長からも答弁をいたさせます。本市の滞納状況について1点に絞り込んでのご質問ではございますが,七つの項目に分けられてその質問を指摘いただいております。先ほど尾崎議員のご質問でも一部お答え申し上げたところでありますけれども,本市の滞納対策についてお答えいたします。平成18年8月に策定をいたしました霧島市経営健全化計画に基づき市税,住宅使用料,保育料等の滞納整理を行うとともに,自主財源の確保を図るため,両副市長を本部長,副本部長に教育長及び各部長等を委員とする霧島市歳入確保対策本部を平成18年10月に設置をいたしました。併せて経営健全化計画の数値目標達成に係わる業務を円滑に推進するために具体的な実施体制として,市税等については市税等確保推進ワーキンググループを設置をして管理職などによる臨戸訪問徴収や電話催促を行うなど徴収体制の強化に努めているところでございます。住宅の使用料については住宅使用料確保推進ワーキンググループをつくり,保育料については保育料確保推進ワーキンググループを設置をして夜間の徴収など積極的な徴収対策に取り組み,負担の公正・公平性を堅持しながら,自主財源の安定的な確保を図るために収納対策を強化いたしているところでございます。さらに本年4月に,税金の収納対策など税制に関する課題に適切に対応するため,総務部に税務対策総括監を配置をし,また,収納課に収納対策室を設置をし,年間徴収計画に基づき計画的に滞納整理業務を実施いたしますとともに,担当課だけでなく,全庁的な収納体制を構築することといたしております。ご質問のそれぞれの滞納状況及び取組状況につきましては担当部長にそれぞれ答弁をいたさせます。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 下深迫議員の各学校別の学校給食費の滞納状況についてお答えを申し上げます。学校給食費の滞納についてですが,地区別,年度別に申し上げます。まず,18年度ですが,10月1日現在において,18年9月までの分でございます。溝辺地区23人で43万1,200円,牧園地区36人で27万5,500円,横川地区19人,68万9,256円,隼人地区184人,253万5,097円,霧島地区33人,81万2,890円,国分地区250人,356万2,760円,福山地区49人,43万3,300円となっております。この平成18年度分は年度途中の状況でございますので,年度末には改善されると見込んでおります。平成17年度について申し上げます。溝辺地区2人で7万7千円,牧園地区15人で39万582円,横川地区1人,3万5,200円,隼人地区41人,70万7,485円,霧島地区17人,46万2千円,国分地区133人,417万5,520円,福山地区は滞納はございません。さらに平成13年度から平成17年度までの合計額について地区別に申し上げますと,溝辺地区は13人,46万4,800円,牧園地区71人,194万6,975円,横川地区2人,4万7千円,隼人地区79人,131万2,990円,霧島地区86人,228万5,520円,国分地区442人,1,365万4,347円,福山地区は滞納者はございません。これらの人数につきましては延べ人数でございます。


○建設部長(秋窪直哉君)


 本市の滞納状況はどうなっているかの2点目,市営住宅の家賃の滞納状況を旧市町ごとにお答えいたします。平成19年2月27日現在で国分地区が滞納者数263人,金額が6,721万100円,溝辺地区が4人で79万9,840円,横川地区が9人で41万300円,牧園地区が1人で7万2千円,霧島地区が4人で76万4,400円,隼人地区が185人で6,085万1,580円,福山地区が20人で491万1,360円であります。合計で滞納者数が486人,金額が1億3,501万9,580円となっております。関連がございますので,6番,7番も一緒に説明を申し上げます。本市の滞納状況はどうなっているかの6点目ですが,住宅使用料についてお答えいたします。住宅使用料の取組につきましては,尾崎議員の所でもお答えしましたとおり,平常の徴収担当の徴収業務のほか,平成18年11月に霧島市歳入確保対策本部の下部組織として建設部内に設置しました住宅使用料確保推進ワーキンググループのメンバーに加えて建設部の全課長,建築住宅課職員,各総合支所担当職員で夜間臨戸徴収並びに電話による催告を行っているところであります。今後年度末を控えて徴収体制をさらに強化し,徴収率のアップを図ってまいりたいと考えております。次に,7点目の住宅使用料でございますが,法的手続きにつきましては,旧国分市で16件の支払督促の申し立てを行っておりますが,合併後はいたしておりません。今後の法的手続きにつきましては,滞納整理の手順を踏んだ後に,どうしても納入されない悪質滞納者には法的手続きをとってまいりたいと考えております。また,不納欠損処分につきましては,合併前の平成16年度で旧国分市が290万1,100円,旧隼人町が102万4,200円,旧福山町が61万6,400円を行っております。なお,合併後の平成17年度は1件もいたしておりません。


○総務部長(西重正志君)


 収納関係についてお答えします。17年度の滞納繰越額は,市民税の現年分が3,245件,9,112万283円,過年度分が3,242件,1億8,054万4,711円,合計6,487件で2億7,166万4,994円,法人市民税の現年分が98件で876万8,271円,過年度分が92件,1,181万5,793円,合計190件,2,058万4,064円,固定資産税の現年分が3,298件で2億3,891万6,258円,過年度分が2,093件,7億2,802万4,381円,合計5,391件で9億6,694万639円,都市計画税の現年分が2,217万9,095円,過年度分が6,265万7,092円で合計8,483万6,187円,ただ都市計画税の件数については固定資産税に合算されております。次に,軽自動車税の現年分が2,229件で1,235万5,343円,過年度分が1,380件で1,503万9,077円,合計3,609件で2,739万4,420円,たばこ税は現年度,過年とも0円でございます。また,特別土地保有税の現年度分が0円,過年度分が2件で392万1,740円で合計も同じでございます。入湯税の現年分が8件,57万7,650円,過年度分が0円です。締めて現年分の合計が8,878件で3億7,391万3,900円(P


 に3億7,391万」と訂正あり),過年度分の合計が6,809件で10億200万2,794円,市税の総合計滞納繰越額は1万5,687件で13億7,591万9,694円になります。次に,国民健康保険税の17年度の現年分は3,821件で2億9,966万3,867円,過年度分が3,354件,6億2,812万1,952円で,合計滞納繰越額は7,175件,9億2,778万5,819円となっております。


○水道部長(濱崎幸嗣君)


 それでは,(4)の水道料金の滞納状況についてお答えいたします。6,7も関係がありますので,一括して答弁させていただきます。水道料の17年度までの旧市町ごとの滞納額は,旧国分1,484件,323万3,130円,旧隼人町800件,155万6,435円,旧溝辺町13件,2万4,622円,旧横川町32件,3万1,985円,旧牧園町73件,69万4,590円,旧霧島町70件,8万6,310円,旧福山町88件,17万3,360円であります。水道料金につきましてはメーター検針の翌々月が納付期限でありますが,納付がない場合は督促状を発行しております。それでも納付がない場合は給水停止予告書を送付し,その後水道法第15条の第3項と霧島市の給水条例第39条により給水停止を行っております。18年度実績でございますが,給水停止予告書の発送件数は1万8千件(P


 「1万800件」と訂正あり)であります。このうち停水を実施したのが1,703件でございます。なお,給水停止までの間に電話あるいは自宅訪問し納付を促し,給水停止に至った時は,未納者本人が来庁したり,また,支払いの連絡等が非常に多く,それまでに対処して料金納付あるいは約束をすることで開栓をしております。このような対処の結果,17年度分の本年1月時点では収納率が上水道99.8%,簡易水道99.92%となっております。法的手続きについては,現在給水停止までの間に電話あるいは訪問納付を促しております。水道法第15条第3項と霧島市給水条例第39条による給水停止を行い,料金納付あるいは約束をすることで開栓していますので,民事執行等の手続きは行っておりません。回収不能金につきましては,転居先不明,倒産,死亡など回収不能の理由などが考えられますが,現時点までのこれまでの理由に当たる金額が580万432円でございますけれども,16年度分についてはまだ現在徴収中でございますので,実際は357万528円が滞納となっております。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 滞納状況の5点目,6点目,7点目についてお答えいたします。5点目の保育料の滞納状況ですが,平成17年度までの過年度滞納額は5,386万円でございます。この過年度分は,本年2月26日現在で徴収率23.2%,収納額が1,249万円となっておりますので,差し引き本年度における過年度滞納額は現在4,137万となります。これを地区別に申し上げますと,国分地区の99件,1,648万円,溝辺地区で10件の139万円,横川地区で7件の54万円,牧園地区で5件の71万円,霧島地区で20件の524万円,隼人地区で91件の1,671万円,福山地区で5件の27万円でございます。次に,6点目のどのような回収努力をしたかについて答弁いたします。保育料確保については,平成18年10月に歳入確保対策本部を設置し,保育料確保ワーキンググループを立ち上げ福祉事務所を挙げてその対策に取り組んでおります。目標徴収率や滞納の防止,徴収に向けた取り組みを掲げた保育料確保計画書を基に定期的に収納額や取り組み実績の集計を行い,地区ごとに目標を設定し収納に努めております。具体的には臨戸訪問による夜間徴収を強化しました。二人一組で家庭を繰り返し訪問し面接することで個々に応じた徴収方法に対応ができております。また,昨年11月末から専任の徴収員を1名雇用し,継続的な訪問の強化,分納履行の徹底を図っているところです。これにより,平成17年度における過年度分の徴収率は17.1%でしたが,本年度における過年度分の徴収率は23.2%と非常に効果が出ているところです。また,件数的にはまだ少ないのですが,約束不履行者や無反応者等については勤務先に対して給与調査をした上で給与の差し押さえも行っております。また,児童手当や児童扶養手当等の支払いを窓口払いとし,納入相談を行い,保育料に充ててもらいました。このほか督促状,催告状の通知,口座振替納付の勧奨のほか,各保育園に期限内納付の啓発ポスターを掲示するなど滞納防止の取り組みも行っております。次に,7点目について答弁いたします。勤務先に対しての給与照会については3件実施し,うち給与差押えは1件です。まだ少ないのですが,今後も財産調査を行いながら厳しく対応していきたいと考えております。また,回収不能金額については計32件で770万ございます。主な内容としては,行方不明,自己破産などでございます。今後は滞納の分析を行い,法的に徴収不可能と判断するものについては不納欠損処分等の処理を行っていく予定でありますが,徴収できる分は引き続き粘り強く対応していきたいと考えております。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 給食費につきまして6番目と7番目のご質問にお答えを申し上げます。回収のための努力についてでございますが,滞納者につきましては,PTA会合の場における保護者全員に対する協力の呼びかけ,そして対象保護者本人に対しましては,職員による電話や家庭訪問による説明と納入の依頼,督促状の発送等を行い徴収に努めておるところです。7番目,未回収としての法的手段につきましては,給食費の滞納につきましては現在まで法的手続きはとっておりません。回収不能な額について年度ごとに申し上げますと,平成13年度58人で193万4,410円,平成14年度は39人,116万5,390円,平成15年度は50人,115万5,029円,平成16年度は33人,90万3,403円,平成17年度は26人で58万8,035円となっております。


○総務部長(西重正志君)


 お答えします。まず,お答えする前に,議員の質問に対する答弁が一部不同となってしまいました。お詫びいたします。それでは,6点目の収納課の関係の対処についてお答えいたします。市税徴収の具体的対策としましては,先ほども申しましたように,現在2月から5月の間を市税徴収強化月間として設置して管理職と関係職員による夜間徴収,一斉電話催促,同時に口座振替の推進及び納税相談を行っているところでございます。また,4月からは収納率向上の取組といたしまして,尾崎議員にもお答えしましたように,税務対策総括監を設置し,併せて滞納整理体制をより強化するため,収納対策室を設置するなど計画的に滞納整理を実施するとともに,全庁的な収納体制を構築してまいりたいと考えております。また,先ほども申しましたように,専門的な勉強をさせるために職員を県に派遣したいと思っております。7点目の収納関係についてお答えします。未回収分の法的手続きとしまして収納課では差押えを行っております。19年2月末現在で差し押さえている不動産の件数は市税,国保税合わせて208件でございます。また,合併後の給与,預貯金等の債権を差し押さえ,換価した件数は79件になっております。また,回収不能金額は,17年度の不納欠損額で市税が2億4,543万2,857円,国保税で1億312万3,167円となっております。


○水道部長(濱崎幸嗣君)


 先ほどの1箇所でちょっと訂正をお願いしたいと思います。「18年度実績で給水停止予告書の発送を1万8千件」と言ったそうでございますので,「1万800件」でございますので,訂正してお詫びを申し上げます。よろしくお願いします。


○議長(西村新一郎君)


 以上で答弁を終わりましたけれども,ここでもひとつお願いを申し上げたいと思うんですがね。それぞれの部において報告のあり方が違うんですね。同じ質問でございますので,できたら調整をして同じような形で答弁をしていただいた方が,これは皆さん分かりやすいんではないかというふうに思いますので,ここは宿題としてご協議をいただきたいと思います。ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 零時08分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時09分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。下深迫議員の一般質問を続けます。


○28番(下深迫孝二君)


 それでは,今,各課において答弁をいただきましたので,教育委員会の方から再度再質問をさしていただきます。今,教育委員会の方からいただいた各学校別の資料をいただいているんですけれども,全く0円という所もあるんですね,これは。そして一番大きな所が国分西小学校で110万を超えているんです。まさしくかなりの大きな金額ですよねこれは。それと,大規模校は意外と多いんですけれども,それにしても福山の場合は全校0なんですよ。だから,いかに,校長の取組が強化されているか,されてないかということじゃ私はないかと思うんだけれども,要するに給食費払ってない子供さんたちにも現在,教育課長,食事を与えてますか,与えてませんか。


○学校教育課長(村田研史君)


 全員給食は与えております。


○28番(下深迫孝二君)


 与えていらっしゃるということですけれども,そのお金はどっから出ているんでしょうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 納入している家庭の負担がそれに充てられているという状況でございます。


○28番(下深迫孝二君)


 納入している要するに所の分で払ってない子供たちも食べさせているということですね。当然払っていない子供さんには罪はないわけです,これは。未成年者ですから,保護者の責任ということで当然これは支払わなきゃいけないということですけれども,例えば,今,給食費が幾らかちょっと金額的には存じ上げてませんけれども,例えば,千円だとしますと,払ってない子供たちの分を出すわけですから,千円の食事は与えられないということですよね,これは。私はそういうふうに理解してますけど,教育課長どうですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 おっしゃるとおり,例えば,1日210円の食材費がかかるという場合に,例えば,205円にするとか,あるいは200円に抑えて食事を提供しているということになります。


○28番(下深迫孝二君)


 そうであれば,本来210円であれば210円の物を提供しなきゃいけないということですけれども,ピンはねをしているということですね,これは,言葉は悪いですけれども,払ってない子供たちのためにその分を回しているわけですから。そういう今,親御さんが非常に増えているということで,もうちょっと一月,二月ぐらい前になりますか,テレビで報道しておりましたけれども,「私は給食費をねえ3年間払わずに逃げ切ったよ。」ということを自慢そうにおっしゃっているんです,これ。そしていい車に乗ってあるいはパチンコ屋には行ってパチンコを弾いてという人たちが逃げ切ったことを自慢そうにおっしゃっているんですよ。これはテレビ番組で取り上げておりましたけれども,まさしく,やらせじゃないだろうというふうに思いましたけれども,そういった中で払ってない人たちが逃げ得だということになれば,みんな払わなくなってくるという気がするんですよね,これは。教育長,それで昨日から早くくることをこう待っておられたようでしたけれども,教育長はこういうことについて各学校にどのような指導をされてますか。


○教育長(古川次男君)


 今の学校教育課長が申し上げたとおりの事実がございます。それで,今,福山の例もお話ありましたが,福山は比較的小規模,だから,それも一つの理由になりますが,遅れますと,校長自らが家庭訪問をしたり,あるいは電話で連絡をしたり,そのような手だてをとっております。ところが,大規模校になりますとなかなかそれが手が回らないということで学級担任任せの場合もございますが,学校も一生懸命努力をして,学校が責任を持って集めてそういうことにならないようにするんだということは厳しく校長先生方にお願いをしているところでございます。


○28番(下深迫孝二君)


 時間も都合もありますので,なかなか1箇所に集中するわけにいきませんけれども,今この表を見ますと,溝辺の辺でも1校だけがちょっと滞納があると。そして横川でも1校だけですか,そして国分でも上場の方は比較的滞納はないと。それに上小川小学校あたりもやっぱり,160名ぐらいですか,いらっしゃるみたいですけれども,ここも全く0と。やっぱり学校の私は取組じゃないかと思うんですね,これは。やっぱり取組いかんによってはルーズにもなってくるし,それが当たり前になって,1回,2回人間払わないと遅れているなあという気持ちになってくるんですよ。それで最初の頃は早く払わなくちゃいけない。だけども,そいでもあんまい催促来ないと。ええ,まあうってけばよかということになってきて,3年間払わなかった人は逃げ切ったよというようなことをおっしゃるわけですよ。ですから,やっぱり公平感を持ってもらうためにもやっぱりきちっと,学校の先生たちもそうですけれども,学校だけの問題じゃなくて,教育委員会ですよ,教育委員会の皆さん方ももう少し,学校に任してありますよじゃなくて,やっぱりきちっとした形で,現実指導はされとっても,これだけの滞納があるということは,教育長,間違いない事実なんですよね,これは。であれば,「給食費で法的に手続きをとられたことはない。」というさっき回答でしたよね。何でこれはとられないんですかね。


○教育長(古川次男君)


 法的な手段を全国的に検討している都府県も若干あるというふうにニュースで聞いていますが,正確に調べたことはございませんが,そういう手段は余りとっていないのが現実でございますし,鹿児島県でもまだ1件もそれは聞いたことはございませんし,私も今のところそういうようなことで徴収するというようなことは考えておりませんが,基本的には,食べているわけだから,払ってもらうというのが,これは原則でございますので,先ほど言いましたようなPTAのお父さん,お母さん方にも働きかけるし,あるいは民生委員とか,あるいはいろんな評議員とか,いろんな方にもお願いをしたりすると。必要があれば各単位PTAで未納者の公表もしていただいたらどうだろうか。ところが,何としても,人権侵害だという声がいつも大きくなってきます。私がやかましく言いますとね,それは人権侵害じゃないかというようなこともあります。したがいまして,学校長の中には,私も経験がありますが,自分のポケットマネーで出している校長もおります,現実におります。そういう非常に苦しい中でできるだけ全力を挙げているという事実も分かっていただきたいと思います。今のところ法的手段はとるという考えは持っておりません。


○学校教育課長(村田研史君)


 今,教育長が申し上げました背景が実はございまして,学校給食法の中でこの給食費については,例えば,市町村の歳入歳出に入れるかどうかということについては各市町村の判断に委ねるというような状況でございます。ですから,このことも踏まえて今後どういった対応をしていけばよいか検討をする必要があるというふうに考えているところでございます。


○28番(下深迫孝二君)


 市の一般財源に入れて,そっからはき出しをしてもらうということになれば,それは当然,今,教育現場で集金の云々問題で悩まれることはないというふうに思うわけですけれども,ただやっぱり子供がお世話になってて,義務教育の場合は教育費も取ってないわけですよ。せめて,自分の子供が家におってもご飯は食べるわけですから,きちっとやっぱり支払っていただけるようなそういう啓発も十分やっぱり強化していかないと,今おっしゃったように,法的手段をとらないということになれば,やっぱり逃げ得をしたという人たちが増えてくるのも現実なんですね,これは。ですから,やっぱりどっか1箇所かきちっとやっぱり線引きをして,そして一月に1回ぐらいローラーをかけて先生方も集金に行っていただくとか,あるいは文書を送付していただくとか,だけど,今時の払ってない人は,文書どん送ったって,見もせんでちり箱の中にポンと捨てるのが落ちだろうと思います。ですから,ご苦労でしょうけれども,やっぱり訪問をしていただいてこういう状況ですということをきちっとやっぱり伝えていただくということも大事ではないかと思いますので,ちょっともう時間がありませんので,せっかく教育長とももっとじっくりこう話をしたかったんですけども,あとが支えてますんで,ちょっとこの問題はこれでいきますけれども,ひとつ是非頑張ってやっていただいて,これはシリーズでまた次やりたいと思います。その時までには成果を出しとっていただければ非常にありがたいというふうに思います。次に,建築住宅課の方に少し入らしていただきたいと思います。滞納者もかなりの数に上っていると今先ほど数字も言っていただきましたけれども,まさしくこうなるまでよくほっといたなあというのが私の実感なんですよ。今,この4月からそういうグループ制をつくって全市挙げてやりますよという今,市長の話もございました。当然そうしていただかないと真面目に払ってる人たちとの不公平が生じてくるわけですね。そうしたときに今まで,建設部長,こういうときでないとちょっと顔を面と見てこういうしゃべれませんので,申し上げますけれども,今までにこういう,今,グループ制やらいろんなものをこうされるということですけれども,この前に,例えば,ローラーをかけられたことが1年に何回あるのか。あるいは住宅課専門で集金に出向かれているということですけども,臨職さんたちを使って集金に行かしておられるのがほとんどじゃないかと思うんですよ。そういうときに部長が直々あるいは課長が直々集金に回られたことありますか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 この滞納の問題につきましてはいろいろな各住宅の主管の中では課長以下全課で取り組んでいる状況はもう十分認識しております。その中で新しくこのワーキンググループを立ち上げた中で,そのワーキンググループの中の長が私でございます。部長を筆頭にして建設課全体の取り組みを行い,部長以下各次長,課長,また,担当職員で滞納の夜の臨戸訪問,朝の臨戸訪問,時間を割きながらそれをやっております。


○議長(西村新一郎君)


 行ったことあるか,ないかという質問に対する答え。


○建設部長(秋窪直哉君)


 部長も,課長も臨戸訪問の徴収に行っております。


○28番(下深迫孝二君)


 分かりました。部長,課長も自ら行っていただいているということでございますので,安心もいたしておりますけれども,何せ合併して財政が厳しいというのは,これはもう当然皆さんご承知のとおりなんですよ,これは。そういった中で市の職員さん方,私危機感があんまいないなあという気がするんです。なぜなら,雨が降っても,日が照っても毎月決まった日には給料はきちっと振り込まれますよね。歩合制もないわけですよね。民間はそうじゃないんですよ。私も金融機関の一端の保険代理店という仕事をさせてもらってますけども,民間は即悪かったら,もうそっから切り替えていく。仕事ができないのは土曜,日曜も出てやれというようなことでやらされます,一定のレベルになるまではですね。二つの会社が合併しましたけれども,人数は1箇所におっただけの人数しか与えてくれないんです。それで全体の仕事をやれと,倍の仕事をやれというそういう厳しいこともあるんですよ。ですから,皆さん方はやっぱりこの,例えば,この集金ができないと,その分市の職員さん全体に給料が下がりますよというようなもしことがあれば必死で回られると思うんです,これは。それぐらい大事なことなんですよね,これは。いや,俺どま公務員だから関係はないと言うんじゃなくて,市長がいつもおっしゃっているように,民間的発想ということをおっしゃるわけだから,であれば,管理職の皆さん大変でしょうけれども,例えば,土曜,日曜,ボランティアで出勤してまいけな集金に行たんみおかいということをされた言えばこの中に部長さんいらっしゃいますかね。


○議長(西村新一郎君)


 下深迫議員,部長さん,部長さん級がたくさんおりますんで,これをちょっと問うにはですね。


○28番(下深迫孝二君)


 それであれば,ちょっと手を挙げてお答えしていただければと思います。


○議長(西村新一郎君)


 今,下深迫議員の質問中でございますが,行ったことのある部長さん,ここへおいでの方々で挙手をしていただきたいということでございます。挙手してみてください。今,手を,2〜3人手を挙げていただきましたが,そういう状況と。


○総務部長(西重正志君)


 お答えします。先ほど行政監改革推進監が言いましたように,税収につきましてはやはり徴収職員という資格がないと,だれ,いくら市の職員であってもできないところがございます。ただ現在2月から5月まで収納対策のそういう月間を設けております。部・課長には,我々も今回徴収職員の兼務辞令をいただいております。私で言えば,昨年1回,今年1回夜間に,ほかの部長等もそうですけれども,徴収に回ってはおります。


○28番(下深迫孝二君)


 さすが総務部長でございますね。こうして夜間徴収もされているということですから,今後収納率もかなりアップをしてくるんじゃないかというふうに思いますけれども,ただ不納欠損,さっきもかなり大きな金額が出ているんですよね。不納欠損ということは,これはもう取れないお金というふうに理解をして私はいいんじゃないかと思いますけど,総務部長どうですか。


○総務部長(西重正志君)


 いろいろ検討した結果,これはもうどうしても取れないということで落とすということでございます。


○28番(下深迫孝二君)


 まさしく3億何がしのお金が不納欠損になってる。3億あるんなら,その半分私にでもいただければ本当に毎晩でも取り行きますよ,本当に,実際。だから,それぐらいの大きなお金が焦げ付いているんだと。焦げ付いたら,そんならそれはだれが負担をするんだといったときに,市民の皆さんが負担をしなきゃいけないということですよね,これは。運営をうまくするために市の職員の皆さん方は私たちが責任を持ってやりますよということで市の職員として仕事をしておられるんじゃないかと私思うんですけれども,どうですか,総務部長。あなたが一番,市の総務部長というのは要におられるから,ちょっとあなたの方に今ちょっと振ってますけどね,やっぱりそうしたときにこれだけの焦げ付きが出てしまうということは,あなたたちに任しておけないよと逆に言うということになるわけですよね,これは。そうでないと,市長,先ほど国保も大きい所では50数%値上げをされなきゃならないという状況がきたわけですよね。これはこの後また国保の問題も出てきますけれども,一方では焦げ付かしといて,一方では値上げをしくれと言われても,これはやっぱり市民納得がいかないという思いがするんですけれども,市長どうでしょうか。たまには市長も答えてみてください。


○市長(前田終止君)


 議員より民間人の気持ち,一般市民の気持ち代表していろんなご指摘を受けているかなと。また,公務員との違い,そういう視点での様々な角度からの質問でございました。私もこの街の初代市長として職員の皆さん方に機会ある都度申し上げておりますのは,民間人にはその中で働く者としてノルマがあるよと,競争があるんだよと。そして状況によっては解雇,そういうものは合法的にきちっと経営者はしっかり考えてやってますよと。そして,なお,経営者自身も会社の経営が良くない場合は状況によっては倒産というものも待っているよと。そういうことを耳が痛くなるほど,機会ある都度私たちの市役所の公務員の皆さん方にトップの責任としてお話をさせてもらっております。一方,公務員の皆さん方には,ノルマはどうですか。そして競争どうですか。解雇どうですか。倒産どうですか。そういう問いかけをいたしております。お互いに,それこそ市民の皆さん方が納税者として,また,市民として本当に一生懸命お働きになって納税いただいてこそ私たち,私を含む全員がここで働き,市のために大いなるそれこそ行政サービスしっかりやっていかんないかんよということを常々申しながら意識づくりをお互いにやっているところでございます。


○28番(下深迫孝二君)


 今,市長の方からも答弁をいただきましたけれども,「改革を全面的に取り組んでいく。」という施政方針の中でもおっしゃっています。合併して1年ちょっとですから,なかなか一気にはいかないというのは分かりますけれども,かなり前向きな形での改革に取り組もうとしていらっしゃるなあということは私は感じております。そういった中で本当に,市長がするからやるというんではなくて,職員の皆さん方がやっぱり自ら本当にこの滞納を0に持っていくんだというような意気込みを持っていただかないと,嫌々ながらする仕事はやっぱりきついですね,市長,これは。市長は市長職は好きだと,飯よりか好きだとおっしゃったから,市長になっておられても,こいだけ多忙な毎日をされても元気でおられると思うんですよ。これがやっぱり嫌々ながらする仕事は本当に正直言ってきついです。同じ1時間が2時間にも,3時間にも感じますし,我々会議がある時は,本当に嫌な話を聞くのはきついですから眠気が差してきます。それで会が終わった後に何だったけというようなことでよくある,私もこともあるんですけれども,ただ自分の好きな仕事は本当に3時間やっても1時間ぐらいにしか感じないというのがあるわけですよね。ですから,やっぱり職員の皆さん方が,本当に大変でしょうけれども,合併して,意識の改革をしていただくということが,これは本当に霧島市の財政を救うことにもなるし,市民からも高い評価を受けると思うんです。真面目に税金を払っている人たちは,払おわんしがおって何ごてよと。今,市民の皆さん方の目は議会に対する目もものすごく厳しいです。議員のわがどんがてこうして平気でおっしゃいます。役所しがとかってこういう形でおっしゃるんですよ。なぜならといいますと,今,民間企業もものすごい,景気が良くなってきているとはいえども,まだまだ景気は落ち込んでいるんです。そうしたときにやっと1日働いて7千円だ,8千円だというお金をもらうわけですよ。課長以上の皆さん方どうですか。年間800万以上超える報酬いただいておられるわけです。これは当然30年だ,40年だ勤務されてきて当たり前のことだと私も思いますけれども,ただ,今,民間がこんだけ不景気になってきた今,民間の人たちは本当にそういうのはうらやましくてしようがないんですよ。ですから,批判も受ける。我々当然批判も甘んじて受けながらやっていかないといけないわけですけれども,やっぱりここで本当に一度姿勢を正して,これはもう当然議会も,我々もそうです。やっぱりやっていかないとこの滞納問題というのは解決しないなと。先ほど尾崎議員の方からもお話がございましたけれども,我々が加勢できるんなら本当に集金にも回りたいと思いますけれども,やっぱりそういう収納の許可と言うんですかね,それを持ってないとできないということになれば,当然個人のプライバシーの問題もありますでしょうからできないということで理解をしますけれども,是非,今度はこの住宅の方も,今度は秋窪部長が本部長を務められて住宅課の方されるということですから,シリーズでまた次やる時,おお,もう半分に減ったねえと,こう言われるようにひとつ頑張ってください。もうちょっと時間がありませんので,次の方にいきます。税金の関係ですけれども,固定資産税,市民税,国民健康保険税,いろいろ今数字を出していただきました。これについても差押え等もしたということで今報告を受けたわけですけども,これによりますと,「19年2月末現在で差し押さえている不動産の件数は市税,国保合わせて208件と。預貯金の債権差し押さえた件数は79件になります。」と答弁がありましたけども,これは金額はお幾らだったんでしょうかね。


○収納課長(横手航太郎君)


 市税,国保合わせて208件の金額ですが,不動産の金額が1億3,794万2,906円でございます。それから,預貯金,給与を差し押さえた件数79件に対しましては367万1,139円でございます。


○28番(下深迫孝二君)


 ということは,これは言うならば悪質な人たちを差し押さえされたということです。それとも抜き打ちでされたんですかね,これは。


○収納課長(横手航太郎君)


 悪質というか,滞納をされていらっしゃる,悪質の基準がちょっといろいろとありまして難しいんですけど,滞納を1年以上していらっしゃるとか,そういう人に対して,そして今までの積み重ねでございます。


○28番(下深迫孝二君)


 やはりお金を持ってて払わない人もいっぱいいるんですよ。これは本当に,例えば,奥さん名義にしてしまうとか,子供の名義にしてしまうとか,いろいろあるわけですので,やっぱりそこ辺もきちっと調査をしていただいてやっぱり滞納はきちっと防いでいくということをしていただかないと,やっぱりどんどん溜まってきてから,そんならちょっと悪質なのだけやろうかというのでは,やっぱりこの滞納金というのはもう絶対減らないと思います,今の状況では。やっぱり合併して今こそがこのそういう法的手続きをとっていただく私はチャンスじゃないかと思います。霧島市になったら厳しくなったよねと。ただし,税金の取り立ても厳しいけども,サービスも良くなったよねと,こう言われるようになれば,税を払う人たちはそんな不満はないと思うんですよ。要するにサービスは落てた上,こん税金の取り立ては厳しゅなったよねと言えば,また,不平不満もいっぱい買いますけれども,やっぱりその税金を回収できた分は市民に還元をしていただくというような方向性も考えていただかないといけないのではないかと。やっぱり合併して,うたい文句では「サービスは一番いい所に合わして,そして負担は一番軽い所に合わして」なんていう,それこそ騙されたという感じがするわけですけれども,そんなできないうたい文句だけでやるんじゃなくて,本当に税金のこれだけの回収ができたら,市民にもこういう形での還元ができますよというようなものもしていけないのかということを,今,税務課の課長はお見えじゃないですね。であれば,部長でいいですけども,例えば,この税金をこいだけ還元できたら,今まで市民がたくさん要望が出ている中でできなかったものを,これを還元しますよというようなことは考えておられませんか。


○総務部長(西重正志君)


 お答えします。現在具体的な構想は持っておりませんけれども,例えば,国保税で言えば,当然その分をいわゆる給付費に回せますので,医療負担にかかる件数,額もあるんでしょうけれども,回収が進めば国保税の額は下がっていく。それがまた大きなサービスになっていくんじゃないかと思っております。


○28番(下深迫孝二君)


 今おっしゃったように,そいじゃあ,例えば,今,国保税を今回上げられました。それで全体的統一を市長図られましたですよね。そうしたときに今度はその収納率がきちっとうまくいって払っていただいたから,全体的にほんなら国保税を下げましょうというようなことも考えられますか。


○総務部長(西重正志君)


 今回お願いしたのは,医療費が膨らんでいるので,38億円だったですかね,それをいただかないと19年度の国保の運営はできないということでいただいたものでございます。ただ現在多くの滞納がありますので,先ほどから市長も言ってますように,税務対策総括監,収納対策室等を設けてなるべく短期間にそういう滞納額を,言い方は悪いですけれども,取り返すということになっていけば,将来的にはそれが国保の運営には寄与していくものと思っております。


○28番(下深迫孝二君)


 もうちょっと時間がないんで,あと2項目残っていますんで,是非職員一丸となってやっぱりこの収納率をアップをしていただいて,本当に合併したらちいった税金も安なっきたと言っていただけるような体制を是非つくっていただきたいと。そして悪質な者についてはどんどん法的手段もとっていくという,金額が大きいわけですから,やっていただけば,やっぱり霧島市は本当にやる時はやるよと。こらほんのこて払わないと法的に訴えられて,最後は差押え食うよというような危機感もやっぱり与えることも私は大事じゃないかと思うんですよ。そうしないと,ああ,何回言っ来たどん,払わんな,そいで終わったよというものであれば,ずるいことをする人はやっぱり払いたくないということもあるわけですね。そういう人たちが本当に払えない人たちだけかと言ったら,そうじゃないと思うんです。いい車に乗って,いい家に住んでしておられる方もおるわけですから,やっぱりいい車を持ってる人は,差押えするぞと言えば,取られたくなけりゃ税金を払うんですよ。家だってそう,しかり,そうなんですね。ですから,しっかりとそこら辺,今回グループ制を導入されてするということも市長の施政方針でもうお聞きしてますんで,期待をしてこの問題は終わりますけれども,これもやっぱり連続シリーズでまたさしていただきたいと思います。そして水道の方は至って,水を止められるという特権を持っておられますからそう金額が大きくならずにされているようですね,これは。もう当然,ほかの住宅課なんかと違って水を止めればいいわけですから,それで生活する上で水は当然ないと困りますから水道料を払うということでそうそう大きな滞納はないというふうに理解もしております。ですから,やっぱり早目にきちっと滞納がある所は,言えば金額はそう大きくないわけですので,やっていただくということで今日はおたくの所はもう再度質問はいたしません。時間がありません。それで保育料の方にちょっと入ります,阿多課長がお待ちですので。これもかなりの額が滞納になっておりますよね,1,249万という,これは収納額ですね。滞納額は4,137万,本当にびっくりするような金額です。これは保護者に対してはきちっと連絡をとっていらっしゃるんですかね。


○児童福祉課長(阿多己清君)


 昨年の8月の下旬あたりからだったんですけれども,全件職員を分担して,福祉事務所の職員,3課ございますけれども,3課の職員の協力をいただいて二人一組で全件回っております。


○28番(下深迫孝二君)


 保育料も園を卒業するまで払わないで卒業できたというような話も聞きます。そしてそうなったときにはだれが負担するかと言ったときに,やはり税金で負担していくしかないわけですよね。これはやっぱり子育て支援という観点から考えれば本当は保育料も取らないで預かれれば一番いいわけでしょうけれども,当然これは何がしかの負担は必要になってくると。そのために親御さんが安心して働けるということもあるわけですので,保育料の滞納も,前,私,国分,合併する前でしたけれども,環境福祉の委員長をさしていただいておる時に,今の総務部長が市民福祉部長をしておられる時に1,500万の滞納があるという委員会の報告をさしていただいたことがあったんですけれども,これは今回1市6町分だからこいだけ金額はあるんだと思いますけれども,それにしてもやっぱりかなり増えていってるような気がいたします。ですから,やはり黙ってれば払わない方が得というのが今の保護者が多いんじゃないかという気がしますので,これからやっぱり滞納をした時には少しの時にどんどんやっぱり回収をしていくということを心がけていただきたいと思います。もう時間がきましたので,以上で終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で下深迫議員の一般質問を終わります。次に,6番徳田拡志議員より2件通告がされております。したがって,徳田拡志議員の発言を許可いたします。


○6番(徳田拡志君)


 質問の前に通告書の訂正をお願いいたします。1番の人材育成の欄の1項目目で「医師や看護士」の「看護士」というのが変換ミスだろうと思いますが,「士」という字が「医師」の「師」に訂正をしていただきたいと思います。それでは,一般質問をいたします。皇紀2667年,平成19年弥生3月の第1回霧島市定例議会におきまして議長の許可をいただきましたので,先の通告書に基づき質問をいたします。私はかねてより誇りある国づくりを目指して政治活動をいたしております。昨今の国の内外においてわが国の安心・安全が脅かされ,自虐心に凝り固められたこの国はもはや国家としての体をなしていないのであります。先の6か国協議を見ても分かるように,北朝鮮の核保有を認めさせるためのセレモニーであり,ごね得勝利の宣言の場でしかなかったのであります。参加国の米国,中国,ロシアは大国の利害のみで連携し,韓国は朝鮮人民の同胞として融和政策をとり,日本1か国が蚊帳の外であることが明確になったのであります。安倍総理はこれを受け,「速やかに拉致問題の解決なくして国交正常化なし。」と明言をいたしました。私も拉致問題に取り組んでいる地方議員の一人として安倍総理を強く,高く支持するものであります。誇りある国家をつくるためにはこうした毅然とした態度を明確にすべきだと思います。防衛力を高め,教育を立て直し,人材を育成することが国家百年の大計をなす美しい国日本を再生することにつながるものであると確信をいたします。さて,わが霧島市に目を向けると美しい国日本の原点であります。山水明媚な自然とそこで暮らす人々の営みが安全で安心できるものでなければなりません。子供やお年寄りが安心して暮らせるために医療,福祉の充実が最も大切でありますが,少子高齢化社会を迎えて,高齢者の福祉もさることながら,これからの日本を担う子供たちを生み育てる環境の整備と育児医療体系の充実が急務であります。子供は地域の宝であります。子供たちの元気な笑い声があちこちから聞こえてくる街こそ元気な活力あるまちづくりの源であると信じます。前田市長が言われる霧島市民総意の参画意識で取り組んでいくべきだと考えます。そのためには人材育成や人材の発掘が必要だと思いますが,どのような取組をしておられるのか。とりわけ人材育成に対する投資の観点から2項目につきまして質問をいたします。1番目に霧島市立医師会医療センターの医師や看護師が慢性的に不足を来しているが,その確保や補充対策をどのように取り組んでいるか。また,これらの人材を育成・確保していくために医学部生や研修生を対象にした霧島市独自の奨学金制度の創設は考えられないか。二つ,ものづくり熟練工と言われる職人が不足している。ものをつくる喜びやものを大切にする心を育てる意味からもこれらの人材育成・確保が必要だと思うが,牧園高校跡地に来年開校する新設高校にものづくり学科を創設できないかお尋ねします。次に,新設小学校について質問いたします。去る3月3日付の新聞報道によると,かねてより検討されていた国分西小学校の適正規模,適正配置についての基本的な考え方が,方針が示され,国分西小学校,富隈小学校,向花小学校,宮内小学校の校区境が複雑に入り込んだ通学区の解消をするための具体的な方策について審議の結果が答申され,(仮称)第二国分西小学校の建設が望ましいとなされているが,その答申の内容はどのようなものか。また,この新設小学校の開校時期を平成22年4月とし,通学区域を新川地区及び広瀬,松木,福島地区の一部と定めた答申結果が示されているが,その学校規模と適正をどのように考えているか。国分西小学校の過密状態を解消するとともに,新川地区の通学区域や野口西地区などの通学区域を見直しをすることは,より安心・安全な通学路の確保は児童にとっても,保護者にとっても望ましいことであり,学校の問題が具体的に解決されることは地域住民が長年待ち望んだ答申であると思います。霧島市として合併して良かったと思える教育と医療の環境整備を整えることは将来の霧島市の少子化対策にもつながるだろうと考えます。市当局の積極的な取組と明快な答弁を期待して壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 徳田議員より2点につきまして質問がございました。1点目の1については私の方から答弁をいたします。2及び2点目につきましては教育部長が答弁をいたします。人材育成について,住民参加の霧島市をつくるために人材などの育成や発掘が必要と思うが,どのような取組をしているか。その中で霧島市立医師会医療センターの医師,あるいは,また,看護師を確保する対策として医学部生やこの研修生に対して奨学金制度,そういうものを考えてみたらどうだというご提案でございます。1点目でございますが,人材育成についての1点目,医師は全国的に不足していると言われております。霧島市立医師会医療センターでも13診療科目のうち2診療科目,これは脳神経外科,リウマチ科については診療できない状況であり,また,小児科医が不在になりますことから,私も1月に霧島市民13万人の代表として市民の健康と命を守るために医師会長,医療センター院長と鹿児島大学医学部の教授にお会いをし,医師確保のお願いをいたしたところでございます。教授からは「平成16年度から実施をされた新臨床研修医制度などにより大学医局への入局者の減少で医師派遣は大変に厳しい。」という回答でございました。以上のようなことから現在県のホームページや市,医師会,医療センターのそれぞれのホームページへの医師募集の掲載やドクターバンクへの加入の準備を進めているところでございます。議員質問の霧島市立医師会医療センターの医師確保と看護師確保のための奨学金制度についてでございますけれども,医師確保につきましては鹿児島県が平成18年度から医師修学資金貸与事業を実施いたしております。この事業は,入学金や授業料及び生活費等を県が3分の1,加入する公的医療機関のある市町村等が3分の2を負担をし,鹿児島大学医学部の地域枠,最大で2名ですが,入学者に対して医学修学資金を貸与し,一定期間医療機関に勤務した場合,返還を免除をし,医師を確保していく制度であります。現在12市町村が加入しており,指定管理者制度で委託している医師会医療センターも加入を検討しているところであります。次に,看護師確保につきましては,特に不足している状況ではありませんので,奨学金制度は考えておりません。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 2番目のものづくり熟練工を確保するために新設高校にものづくり学科を創設できないかの質問にお答えをいたします。新設高校の学科につきましては,これまで霧島市対策協議会といたしましては,伝統工芸,木工芸などの地域の特性を生かしたものづくり学習活動を通して専門的な知識や技能を習得できる系列を含む総合学科の設置を提案してまいりました。今後4月には牧園高校に新設高校の開設準備室が設置されますが,具体的な学科内容については地域の意見も取り入れて検討を進めると聞いておりますので,地域のニーズや要望を十分に伝え,ものづくりに係わる人材の育成をはじめ,魅力ある学科を持つ高校となるよう鋭意取り組んでまいりたいと考えております。2番目の新設小学校についてのご質問でございます。霧島市立小,中学校規模及び通学区域等適正化審議会より去る平成18年11月7日に答申をいただきました。答申書の主な内容は,「国分西小学校の規模適正化の方策としては新たな小学校の設置が適切である。新設小学校の設置場所については,複数の候補地について検証を行ったが,霧島市隼人町住吉の新川地区内が最も適切である。設置場所を新川地区内とした場合の新設小学校の通学区域は,現在国分西小学校の通学区域である松木地区,広瀬地区,福島地区のそれぞれの地区の一部と,現在富隈小学校の通学区域である新川地区とするのが適切である。現在向花小学校の通学区域である野口西地区については,新たな小学校の開校に合わせて富隈小学校又は宮内小学校の通学区域に変更すべきである。」との答申をいただいております。2点目についてでありますが,「新設小学校の通学区域は,現在国分西小学校の通学区域である松木地区,広瀬地区,福島地区のそれぞれの地区の一部と,現在富隈小学校の通学区域である新川地区とするのが適切である。」という答申を尊重した通学区域とすることといたしております。次に,開校の時期についてでありますが,平成19年度早期に用地取得が完了するなどが条件ですが,平成22年4月の開校を目標に準備を進める計画であります。


○6番(徳田拡志君)


 それでは,2問目の質問を自席からさせていただきますが,まず1番目の人材育成について,霧島市立医師会医療センターの医師や看護師を確保する対策はどうかという点ですが,「この13診療科目のうち2診療科目,脳神経外科,リウマチ科については診療できない状態である。」という回答でありますが,産婦人科については現在診療できているんでしょうか。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 13診療科目の中に産婦人科は含まれておりません。


○6番(徳田拡志君)


 「産婦人科は含まれていない。」ということなんですが,先日の質疑の中で医療センターへの医師の派遣費,これについては内科医の中に小児科を含むというふうに,答弁されたと思いますが,小児科という診療科目がある以上はやはり診療科目の中での医師を確保しなければいけないというふうに私は考えておりますが,小児科医が不在,本年より不在ということは4月より不在になるということでしょうか。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 そのとおりでございます。現在1名おられますけども,4月から不在になります。


○6番(徳田拡志君)


 この小児科医の不在について霧島市として了解というか,聞いたのはいつ頃の話だったんですか。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 平成18年8月4日に医師会より経過報告がございまして,9月末で2名いる医師のうちの1人が退職され,残り1名も出身地の方に,県外ですけれども,今年の3月までで帰られるということでお伺いしております。


○6番(徳田拡志君)


 「昨年の8月の時点で本年3月で小児科の医者が一人もいなくなるということを了解していた。」という答弁でございますが,私ども環境福祉委員会におきまして医師会の八木会長,それから医療センターの藤?院長並びに事務局の方々を招いて医師会の医療センターについて所管事務を行ったわけですけど,その席上でもらった資料によりますと,「このことは行政当局にも早く知らせておかないと大変なことになるぞ。」という資料の内容が付いてるわけですが,その大変なことになるぞというのは,現在この4月以降一人も医師がいなくなると。しいては霧島市の小児科医療に対して大変なことになるぞと,こういうことを指しているのか。あるいはそういうことは予見できなかったのかお尋ねいたします。


○市立病院管理課長(小濱 泉君)


 お答えいたします。今,部長が時期的なことは言いましたけど,確かに5月ほどから医師会並びにセンターの方には情報として入っていたようでございますが,先ほど言いましたように,市の方にそのような報告がございましたのは7月になってからということで,その間,郡の医師会長並びに院長等がいろいろな手を尽くされて,鹿大の教授に会いましたり,南九州病院の院長に会ったり,そのほか個々に医師の情報をお聞きして,小児科医でございますけど,個々にいろいろ交渉をされた経緯もございまして,その医師がなかなかセンターの方には来れなかったという結果をこの7月に報告に来られて,その後,市としても一緒に,先ほども市長が言いましたように,鹿大の方に出向いたりやっているというような経緯でございまして,まず,二人体制で今年4月からもあったんですが,一人が9月いっぱいで辞めると。その情報と,来年,部長が言いましたように,今年3月いっぱいでもう一人の医師がいなくなると。そのようなことでの情報をお聞きしたところでございます。以上です。


○議長(西村新一郎君)


 今の答弁だけれども,先ほどは保健福祉部長は「18年8月4日」と言ったんですよね。しかし,小濱管理課長は「7月ということを報告あった。」ということですよ。ちょっと統一してくださいませんか。


○市立病院管理課長(小濱 泉君)


 先ほどの部長の言ったのは8月4日,これは運営委員会で委員会より経過報告があったということで,昨年の7月11日にやはり会長以下,この時は市長が不在でしたけど,当時の助役,部長等に連絡が,報告があったということでございます。


○6番(徳田拡志君)


 昨年の7月,8月の頃からこれは大変だということでいろんな対策,手は打ったというようなことでありますが,現実的にこの4月から一人もいなくなるという現実があるわけですよね。そうすると,先ほどの答弁の中で鹿児島県が医師確保について医師修学資金貸与事業というものをやっておりますよというのはご存じだったわけですので,なぜ,この19年度に検討をしているということなんですが,予算として負担金が上がってこないんですか。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 これは18年度で加入を検討しているということで,この県の貸与事業については離島及びへき地の公立の公共医療機関を有している所が加入できるわけでございます。医師会医療センターもへき地拠点病院として位置付けられておりますので,加入はできます。もし入るとなれば,18年度から医師会医療センターの予算の中で加入という形になります。すいません。18年度,19年です。19年の3月末までには加入する予定でおります。


○6番(徳田拡志君)


 「18年末,19年末までに加入する予定であります。」ということは,検討するということで,加入するということで理解してよろしいですか。


○市立病院管理課長(小濱 泉君)


 今内容的なのは部長が答弁したとおりでございますが,この制度に霧島市並びに,霧島市の場合,指定管理者制度を行っている関係上,センターも含めた形でこの事業に参加できるかどうか県の担当課とは昨年から協議を進めているところでございますが,その結果がまだはっきりしないということで,現在検討中ということで,よろしくお願いします。


○6番(徳田拡志君)


 「現在検討中」ということですが,負担金というのはどのぐらいかかるんですか。


○市立病院管理課長(小濱 泉君)


 内容をちょっと細かくまではちょっといきませんかも知れませんけど,経費負担,これは一人の学生が卒業するまでの経費ということが算出されておりますので,ちょっと報告してみたいと思います。一人につき入学金が28万円,これに授業料年間52万円,これが6年間で340万円です。このうち3分の1は県が負担ということでございますので,残りの3分の2,226万6,667円を,現在12市町村が参加希望しておりますので,現在のところは年間17万4,358円,これと,生活費が月7万5千円で12か月の6年間で540万円,図書購入費が,これは4年生から6年生までが20万円ということで,これが3年間で60万,これは計600万に,生活費と図書購入費で600万になるんですが,この600万につきましては県が立替え払いをしていくと。よって,この市町村が負担するのは入学金と授業料,授業料340万円分を県と構成市町村が負担するということで,大体年8万から9万程度になるのではないかというふうに考えております。


○6番(徳田拡志君)


 検討した結果,加入するとなった場合には年間340万程度,6年間含めて,そういう負担金が必要であるということなんですが,これは私はねえ投資としては非常に安い投資だと思いますよ,それでましては以後医療センターでね勤務していただくという確約ができるわけですから。市長ご存じでしょうかね。1866年,今から140年ぐらい前ですよ,3月7日,明日です。あなたの好きな坂本龍馬が薩長同盟を結んだ日なんですよ。その長州が山口大学工学部の学生を,長州五傑というのがおりますね。それに倣って今回いろんな分野で一人1千万ずつの人材育成ということで海外派遣をしているんです。この日本の基礎をなす薩長が,今その代表であるわが霧島市がこれぐらいの人材に対する人材育成費というものを出せなくてね何が日本の原点だと言わざるを得ないんですが,市長はそういった見解から見ても霧島市の人材に投資をするということはお考えになりませんか。


○市長(前田終止君)


 霧島市を背負っていく人材に対して投資をしていく。とても大事なことだと認識をいたしております。子供たちはその国のまた未来とも言われております。特にこういう現実的なまた問題で直ちにその効果をこう期待したいという側面もあるわけでございますが,この制度は入学なさる時にそういう約束事をつくって,そして卒業なさるまでの7年,8年時間がかかるわけでございますね。将来に対する人材育成ということでございましょう。そういう形では確かに評価できる側面を十分に持ち備えているわけでございますが,全国的にはこのことに対していよいよ実施という時になってお金を全部都合なさって全面的に返還をなさり,とうとう期待に応えることができなくなったというようなことも横たわっているわけでございます。現実的にはこの私どもの医療センターにおいて小児科医4月からいなくなるということへの対応を私としても,当初は医師会の方で自分たちで頑張りますというようなことで頑張ってもらっておられたわけでございますけれども,途中もうどうにもやっぱり厳しい側面がある。行政の方も是非力を貸してくれというようなことで一緒になって行動もまた起こし,そして役所としてもこの人材確保のためのみんなに知恵を出せと号令をかけましてありとあらゆる方法をとりながら具体的にその対策を進めたところで今日に至っております。そして結果,内科医の先生に医師会と十分な話し合いをした上で小児科医の担当もできるそれだけの条件を整えていく努力をし続けていくと。一人,二人また確保できても非常に厳しいもう過酷な状況になることが全国的にはもう多数報告されております。幸いに市内全域を見ますとそれだけのまた医療態勢はあるわけございます。いずれにいたしましても県と,そして,また,医師会と地域の医療態勢をしっかり全体見つめながら市としても人材確保努力をしてまいりたいと,このように思っておるところでございます。


○6番(徳田拡志君)


 しっかりと対応していくということでありますが,これは県のそういった勧告と言うかね,返事を待たないでね,やはり霧島市としてはこういうふうにしてバックアップしてやっているんだぞということをやはり市民の皆様方に安心させてあげたいと,こういうふうに私は思っております。脳神経外科,これも非常に大切な診療科目です。もちろんリウマチ科もそうですね。こういったものについても小児科同様にやっぱり対応策をとっていくべきだろうと思います。そしてこの霧島市の中で医学部を目指す学生もいるはずなんですね。そういう医学部を目指す学生についてはどのような広報活動,あるいは霧島市として奨学金というものはこんなのがあるよといったものを今創設しておられますか。どうでしょう。


○教育長(古川次男君)


 人材育成につきまして今の市長と議員のやりとりを聞いておりまして大変私も必要なことだと考えておりますし,できれば霧島市の市立の病院の先生方は霧島市の出身の方でこう埋まったら素晴らしいなと今ここで考えているところでございます。学校長やら職員を通してそういうような医学部を目指す児童・生徒をたくさん育成するための基礎学力とか,そういうことに全力で取り組むようにお願いをしていきたいと考えています。なお,奨学生資金等につきましては,現在高等学校,それから専門学校,それから大学,それから大学院といろいろランク付けがありまして相当数お金も使っておりますが,そういうような特別なのがあれば,県の方に頼むのも含めてやっぱり優秀な生徒はそのお金で大学等に進学していただけたらありがたいと,こんなふうに考えております。


○6番(徳田拡志君)


 何も医師に限って人材というわけじゃないんですが,とりわけ私たちの生命,健康を守るという意味でお医者さんということを挙げて人材育成についてお話をさせていただいております。もう一つ,2番目にものづくり熟練工が今不足していると。平たく言うと大工さん,左官さんをはじめとする木工,そういう職人,職人が非常に足りないのではないかということを感じるわけですが,今度新しく牧園高校跡に新設高校ができます。単なる総合学科ということで2学級というふうになっておりましたが,その総合学科というこう曖昧なというか,ぼやけた内容の学科ではなくて,しっかりとものづくりという形で定義していただいてその1学級でもできないものかなあと。それは栗野工業に対しても礼儀ではないかなという気がするんですが,まず市長の見解をお尋ねします。


○市長(前田終止君)


 皆さん方に大変お力添えいただきました県立牧園高校跡地に魅力的な新設高校を設置してほしい。そのことが願っての質問でございます。結果として新しい学校には,栗野工業高校の後,歴史を生かすというような意味も含まれておりますけれども,工業科1学級,そして総合学科3クラス,3学級ということでございます。定員が各40名でございます。1学年160名,満杯になりますと500,460名ですか,500名近くの学校に膨れていくということでございます。今現在は,栗野工業,牧園高校とも最後の入学生を募集しておりまして,そして3年経ったら自動的に両校とも廃校ということで,3年後満杯になると。しかし,もう今年の4月から準備室が開設をされますよと。そして来年の4月からはもう新しい校名を冠した学校がいよいよスタートをしまして1期生が入ってきますよということになります。その中でこのものづくりということにつきましても今までの議論の中でも指摘またされておりまして,今後この準備室などの出先ができましてお互いに県との連携をとりながら,地域の声をしっかり聞きつつ,学科の内容,コース,そういうものが固定されていくのかなというふうに存じ上げております。


○6番(徳田拡志君)


 本年4月から準備室ができるということですので,その中で十分に議論していただきたいと,このうに要望をしておきます。次に,新設学校についてお尋ねをいたします。この新設学校について答申の結果を尊重して,「旧隼人町住吉新川地域に新設小学校を設置するのが望ましい。」と,こういうことで答申が出されておりますが,その答申の中身の内容はどのようなものだったのか。お知らせください。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 答申書は,先ほど読み上げました所は,まず1点目は,新たな小学校の設置が適切であるというのがまず大きな1番でございました。その結果として,過大規模校である西小学校は,松木地区,広瀬地区,福島地区,現在の地区が通学区域が分断されると,大きな公民館の地区が分断される。それがまた一つの大きな点でございます。それと直接西小学校とは従来関係なかった向花小学校区である野口西についても同時に解決した方が子供の安全のために適切なのではないかと。大体この三つが大きな答申の柱だったのではないかというふうに思います。


○6番(徳田拡志君)


 ここに先日の南日本新聞の記事があるんですが,学校規模,その他いろいろ書いてございます。この中で周辺道路,通学区域内の周辺整備,この辺については開校までの間にしていくのか。どのように考えておられるかお尋ねいたします。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 学校を建設をしますとどうしても大型の工事車両が通過をいたします。ご承知ですけれども,当該地区は縦横には道路は造られておりますけれども,幅員が極めて狭いというようなことから,周辺にそれほど迷惑をかけないような形で大型車両が通過できる道路の整備が必要ではないかというのが一つございます。それと周辺道路には歩道がございません。それで少なくとも開校までにはそのせめて学校を,学校敷地を取り囲む道路につきましては最低歩道を付けた道路を整備する必要があるというような考え方でございます。


○6番(徳田拡志君)


 この地域は現在でも,旧国分・隼人の境にあった地域でありますので,非常に道路整備が遅れてると。できれば早急に道路整備でも先にやってほしいなということを強い要望が何度も出された経緯があると思います。その当時は国分市側が管理をしているということで,いわゆる新川東線のこの道路が非常に傷んでいるわけですが,今回のこの新設小学校,第二国分西小学校の建設の用地をこの地域に選定されたということは,私は道路整備と学校整備と一石二鳥じゃなかったかなあというふうに思って評価をいたします。そういった中で小学校の区域,現在の区域,今,答弁がございました。松木地区,広瀬地区,福島地区の一部と,富隈小学校の区域である新川地域というのが一部となっておりますが,これを開校した時に新設校としてはこれでいいかも知れませんが,現在非常に通学路も複雑であります,通学区域がですね。これを調整区域という形に認定するためには地域の要望あるいは陳情がないとできないのか。その辺をちょっとお尋ねいたします。


○教育長(古川次男君)


 答申では,富隈小学校,それから第二小学校,それから現在の国分西小学校を大体児童数で600から700ぐらいに想定をしてシミュレーションができておりますので,大体その地域に当てはまる所はそこへこう行っていただかないと,アンバランスになっていくと,せっかく調整を含めて学校を新しく造る意味がなくなると思いますので,できるだけ住民の方々には,この校区をきちんとした形で設定したとこに参加していただく,学校へ登校していただくように全力を挙げたいと,こんなふうに考えておりまして,目下のところどこでも自由に行っていいんですよということには相ならないと,こんなふうに考えております。


○6番(徳田拡志君)


 今後土地の用途の取得ができた後には住民説明会で十分説明をされると思いますが,現在,例えば,野口西地区,野口西地区の方々が,4月から新学期が始まりますね。そうしたときに,この地域に入ってきたときに,3年後は富隈小学校に行けるかも知れないが,じゃああと3年我慢せえということなのか。それともその地域を調整地域としていただいて,もう今,富隈小学校にね,慣らし運転というわけじゃないんですが,そういう形でねもういいですよというそういった調整区域,これは霧島市立小学校及び中学校の通学区域に関する規則第4条2項の中に入っておりますよね。これを採用できないのかお尋ねいたします。


○教育長(古川次男君)


 いわゆる調整地域と言いますのは今3箇所ございます。国分中,それから旧国分市立の舞鶴中,こういう所を調整地域が設けてございます。それから,せんだって,溝辺の石峯地区という所が,陵南小学校,溝辺小,陵南中と溝辺中のこの境の真ん真ん中にありまして,溝辺中へ行くのは極めて,この道路を通って,国道を通っていきますので,極めて危険であるという地元からの強い要請が,全地区全体を挙げての要請がございまして,教育委員会で検討した結果,これは今,議員ご指摘の調整地域に該当するということでそこは許可をいたしました。ところが,現在のこの今お指摘の野口地区は,将来はそういうふうな地区は入れますが,現在,現時点でそういうことは今のところ考えておらないところでございます。前の議会で久保議員からその辺のこともありまして,霧島市全体を含めて子供たちのこの通学,例えば,具体的に言いますと宮内小学校の校区ですが,向花小に来た方が500〜600mで行くのに,宮内小学校まで3?ぐらい歩いていくというようなことがございますので,そういう所は早急に調査をして,今,そういう方向をその都度許可をしていくという段取りを立てて今,学校をこう円グラフでずうっと囲んだ資料を今作成しつつあるところでございます。


○6番(徳田拡志君)


 この新設学校の設置について答申の内容は先ほど聞いたわけですね。その中でいわゆる市町境の境に住んでる子供たち,学校区域が違うから,調整も必要だから,新設の学校も造るんだという答申なんですよね。それを,その答申を尊重してこの地域に新設学校を造ることになりましたということです。それはそれで結構なんですが,じゃあ,その間3年かかるわけですよ,3年後の22年4月に開校ということなんですから。じゃあそれまでの間,調整区域を設けて,その地域を設けて,その中でどうしてもこっちの学校へ一番近いよと。500mしかない所,3?ある所,もうそれを3年先を待たずに,例えば,本年4月から,そんなたくさんいるわけじゃないわけですから,4月からはもうこう行って,こっちに行った方がいいですよと。それで3年後にはここに学校ができますからという地域と,それから野口西みたいにね,サティの南側の人たちはみんな富隈小学校が近いわけですから,そういうふうに調整できないかと。これは一々地域の方が要望書,公民館を挙げて陳情を出さないとできないのか。あるいは教育委員会の主導でやれないのかということをお尋ねいたします。


○教育長(古川次男君)


 今ご指摘のとおりのことも考えますが,学校が,例えば,30人学級というのがございます。30人を1人でも超えて36名以下でありますと二クラスになります。そういうようないろんな複雑な事情がございまして,それを自由にこうさせると,せっかく二クラス予定しとったところが,生徒がこっちへ行っちゃって成り立たないような学校も出てきます。一クラス,二クラスの予定が一クラスになるというようなこともございましてなかなかそう簡単にはいかないわけです。したがいまして,地域の要望もありますが,今のところは現状のまましばらくいって,そして近い将来そういうことで策定した後そういう方向に持っていきたいと,こんなふうに考えておるところです。ただ部活動とか,今度新しく項が一つ増えましたが,例えば,中学校に入るのに,水泳が非常に堪能なんだけども,今度指定されている学校は水泳部がないと。だから,私の子供は水泳部があるあそこの学校へ入れたいというのなんかはその項目に入っていますので,そういうようなことや,あるいは家を近くへ新築するからそっちへ行かせてくれとか,あるいは家をここに新築したが,元の学校へ行かしてくれ。そういうようなケース・バイ・ケースで認めている場合もございますが,今のところ自由にそうしてもよいということまでは考えておりません。


○6番(徳田拡志君)


 それは新しい学校を造るまでの経過措置という形で私は聞いておるんですが,これは野口西地区でそんなクラスを一クラスも移動するような人数が,子供たちがいるとは私考えてないんですが,それどの程度の人数を予測されてますか。


○教育長(古川次男君)


 答申にも,もうちょっと詳しく部長が言えばよかったんですが,こういう答申でございます。「現在向花小学校の通学区域である野口西地区の児童は野口橋を渡って通学しているが,風雨の強い日など通学の安全上問題があるので,新たな小学校の開校に合わせて富隈小学校又は宮内小学校の通学区域に変更すべきである。」と,こういう答申もいただいております。現在のままでやりますと,もう富隈小学校ももうパンク状態なんです。42名です,野口から,西地区がですね。それだけ全部行っちゃったらもうおそらくパンク,富隈小学校が3年間はもう,いっぱいいっぱいですから,教室を一つ増やすかどうかしなけりゃもうというような状態になる場合もあります。


○6番(徳田拡志君)


 そういう事情がいろいろあって新設の小学校を新川地域にということでされたと思うんですが,それまでの間の調整区域というものを指定をして,なおかつその方々,地域にいる方々をこの校区に行きなさいということではないと思うんですよ。「調整区域内に居住する方々の中でその本人を含むその者の保護者が申し出た場合は」というふうに規定されているわけですよね。だから,調整区域は指定するのは私は何ら,そんな42名全部行きなさいということじゃないと思うんですね。できるだけその遠い,向花小から見たら遠い,富隈小にとったらものすごい近い所,そういう方々からの申請があれば,あった場合は,それを認めてもいいのではないかなという気がするんです。42名行きなさいということでは,教育長,ないんです。その地域の指定はできないかと。当然宮内小学校もそうですね。野口西の北については地域の指定をして,そしてもし行くとすれば,こっからここは宮内小ですよと,ここは富隈小ですよということで。人数を42名みんな向こうに行きなさいということではないんですが,その辺をもう1回ご答弁ください。


○教育長(古川次男君)


 先ほど言いました溝辺の石峯地区にしても保護者あるいはもう学校に関係のない保護者やいろんな人たちの,私も晩に会合に行きましたが,いろいろな議論をするわけです。というのは,子ども会がございます。その子ども会がこっちのとこの子ども会はこっから抜けてしまうんですね。だから,そういうのも含めて地域全体でそういうような話し合いをしていただくと調整地域にすると,こういう方針を教育委員会はとっておりますので,ただ一人の人がというようなわけにはちょっと,子ども会の運営とか,やっぱり地域の集会活動とか,地域の,集落のそれなんかにも影響がしてくるから,やっぱり慎重にそれは検討して,地域全体でそうして要請があれば,検討してみる余地はあります。


○6番(徳田拡志君)


 地域全体でそういう要請が,要望があればということなんですが,私,せっかくこれだけ新聞に出て,霧島市民として非常に明るい話題の一つじゃないかなあというふうに考えるわけですよ。そうすると,これ見られた方はもうすぐ,ああ,もう学校はこっちできるんだからよかったなあということで非常に大きな声をたくさんいただいております。しかし,現在学校に行かせている方々,そして引っ越し,転勤を考えていらっしゃる方々,何とかこの調整区域というものを見直していただいて,あるいは調整区域の指定をしていただいて,その保護者が希望をする家庭については検討していただきたい。このように考えるんですが,再度,しつこいようですが,お答えください。


○教育長(古川次男君)


 先ほど申しましたように,地域の強い要請があればそういう調整地域を検討する余地はございますが,こちらの方からこの地域は自由に行ってもいいですよというような決定はいたしません。


○6番(徳田拡志君)


 それじゃあ地域の要望という形で応えていただきたいと思っております。本日は一人5分ずつ短くしてくれということでございましたので,私もこれで終わりたいと思いますが,やはりこの学校の新設ということについては非常に期待が大きいです。地域の方々も長年の夢でありました,この学校の新設というのはですね。それだけ希望も大きいわけですから,是非前向きに,積極的に検討していただいて,また,よりよい適切な規模の学校ができることを期待して私の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で徳田拡志議員の一般質問を終わります。次に,31番今吉歳晴議員より1件通告がされております。したがって,今吉議員の発言を許可いたします。


○31番(今吉歳晴君)


 それぞれ皆さん時間短縮に努められておりますので,私も後の議員に引き継ぐよう時間短縮に努めて参りたいと思います。期待と不安の中,1市6町合併して1年4か月が経過しました。合併では,周辺部が取り残され,町民の声が行政に反映されにくくなるのではないかなど心配の反面,住民負担以上に高いサービスに期待し,合併は1市6町の一体化を促進し,新市全体の均衡ある発展を図るべく対等合併とした経緯があります。合併前は住民の身近に行政があり,職員は住民個々を承知しており,相談にもすぐ対応できた以前と比較し,既に,すぐに回答が出ない現状にかなりの不満があります。そんな折,国民健康保険税の改正による余りにも大幅な負担を余儀なくされた住民から行政に対する不信の言葉を聞きます。国民健康保険税は旧溝辺町では他のまちよりかなり低い負担でありましたが,運営の健全化に努め,合併時点で多額の基金を持ち寄っております。それにもかかわらず,国保税が一挙に10万,20万,それ以上も上がるような国保税の一部改正は住民感情からしてとても許されるものではないと思います。合併当初という特殊事情を勘案し,不均一課税の解消については,保育料統一の問題同様,段階的な見直し措置はとれなかったのでしょうか。今後平成20年度には,旧国分市以外適用している法人税割の標準税率12.3%が旧国分市の制限税率14.7%の適用については合併協議会の合意事項でありますが,協定項目に法的拘束力はないとするならば,制限税率を適用するよう理由も示すべきであります。また,平成21年度までには水道の料金改定が控えております。適正なサービスの提供を受けるためには適正な負担は当然でありますが,地方税や手数料,使用料など住民が直接負担するものについては住民が納得する説明責任を果たす必要を感じます。ところで,12月議会で行財政改革の推進に関する決議を可決いたしましたところ,早速霧島市組織機構再編計画を策定され,本年4月から総合支所のグループ制導入決定の早さにただただ感嘆いたしております。住民説明会では合併しても従来の町役場と同様の機能を持つ総合支所として充実を図る旨の説明でありましたが,当初予想し得なかった支所の姿があります。私はグループ制の内容等掌握しておりませんが,今回の組織機構再編計画は住民が不安を感じない計画に期待いたしております。決議文の中にもありますとおり,地域特性に十分配慮していただきたいと思います。例えば,旧溝辺町の例で申し上げますと産業の中心は農業であり,その代表的なものとしてお茶があります。耕地面積304haを擁し,新品種の積極的な導入や機械化,そして九州茶業大会,県茶業振興大会を開催し,溝辺茶のブランド確立を推進してきました。また,畜産については,年2回の品評会の開催,パドック付きドーム型牛舎の積極的な導入等や各種の助成をし,キャベツ,大根については産地化を目指した各部会の育成,果樹は,品種改良,観光農園への取組など農業振興に対し町も毎年度予算に常に10%を超える農林業費を計上し,積極的な支援をしてきた結果,明日の農業を目指す認定農業者数は市内で最も多く,この勢いを止めることのないような総合支所の組織機構を築くべきであると思います。そこで私は先に通告いたしました3点について質問いたします。組織再編計画についてでありますが,一つ目に総合支所組織再編計画では本年4月のグループ制移行によって住民サービスが低下することはないか。二つ目に平成23年度までは各総合支所を5課9グループとのことであるが,以後の組織はどうなるのか。3点目に12月議会での霧島市行財政改革推進決議を受け,各総合支所の地域特性を十分に考慮した今後の活性化策をどのように取り組むのか。以上お伺いし,壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 今吉議員より組織機構再編計画一本に絞っての質問でございました。私の方から答弁をいたします。その中で3点お聞きでございます。総合支所組織再編計画で本年4月からのグループ制移行によって住民サービスが低下することはないのかというのが1点目です。2点目,平成23年度までは各総合支所5課9グループとのことであるが,以後の組織はどう考えているのかと。3点目,12月議会霧島市行財政改革推進決議を受け,各総合支所の地域特性を十分に考慮した今後の活性化対策をどのように取り組んでいくのかというご質問でございます。1点目にお答えいたします。今回の総合支所におけるグループ制への移行は,従来の係間における縦割りの仕事を改め,より効率的で効果的に仕事を進めていこうとするもので,職員の協力体制がかなり強化されるものと考えております。グループ制の導入により職員一人一人の業務の平準化が進められ,事務処理のスピードアップや担当者が不在の場合の対応も可能となるなど住民サービスの向上につながり,多くのメリットがあると考えております。2点目にお答えします。今回の組織機構再編計画期間は平成23年4月1日まででありますが,この計画期間以降においても社会情勢の変化を踏まえながら職員数の適正化や組織機構改革など行政改革は行っていかなければならないものと思っております。そのようなことから平成23年以降の組織再編につきましては,今回の計画期間の検証を行いながら,必要な時期に新たな再編計画を策定していくこととなると考えております。3点目にお答えします。今後の活性化対策としては,まず総合支所の地域の特性をしっかりと把握する必要があると考えております。その上でそれぞれの地域特性を生かしながら霧島市としての一体とした発展をするための政策を打ち出していくべきだと考えております。そのために本庁に政策を担当する部署の充実を行って,併せて総合支所においてはその地域の特性に応じて職員の重点配分をするなど取り組んでまいりたいと考えております。


○議長(西村新一郎君)


 ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 2時57分」


               ──────────────


               「再開  午後 3時10分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。今吉歳晴議員の一般質問を続けます。


○31番(今吉歳晴君)


 ただいま答弁をいただきましたが,まず1番目の総合支所組織再編計画で本年4月のグループ制移行によって住民サービスが低下することはないかについて再度質問をいたします。短い期間でのこのグループ制が実施されるわけですが,職員は十分このことについては理解されているのか。また,住民が戸惑うことはないのかお伺いいたします。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 この今回のグループ制導入に当たりましては,本庁,それから各総合支所,グループ制の仕事の仕方,そういったものをまず職員に説明に回っております。そして最終的に3月の末には再度仕事の進め方などを研修で回りたいというふうに考えております。それとこのグループ制を最も効率的に,効果的に運営していくためには,どうしても部長,課長のこういった方々の経営能力というのが大事になってまいりますので,このあたりの研修というのもかなり強力にやっていきたいというふうに考えております。


○31番(今吉歳晴君)


 今後また課長,グループ長それぞれ研修されていくということでありますが,グループ制を実施した所でデメリットとして感じているという点として決裁過程でのチェック機能が働きにくくなった。あるいは,また,組織が細分化され市民に分かりにくくなった。また,グループ編成の重度が高まった反面,関連する施設の連携や施策の連携が悪くなったり,連携を保つため,課内の調整業務が増加したなどの問題点もあるようでありますが,この解決としてはいかがな方法を考えていらっしゃるでしょうか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 まずグループ制で連携が,実は今,係制の中で,例えば,Aの係の方がBの係のこと,Bの係の方がいなくなった時,隣の係の方が何も分からないまま例えば留守番をしていると,そういったようなことがございます。今は係に業務が付いておりますけれども,この係はこういった業務をする,この係はこういった業務をするということになっていますけれども,その業務を課に付けることによりまして,例えば,今まで隣の係のお仕事だったのも,自分の係として仕事ができると。そしてそれぞれ主担当というのを決めてまいりますので,責任の所在というのも今までと何ら変わらないと。ですから,実際各総合支所は今人が少なくなってきた中でもうグループ制のようなのを先行してやっておられるような状態でございました。それを実際制度として,グループ制としてやったと。ですから,より仕事がしやすくなり,より責任の度合いがはっきりする。そのためにやってきたというふうに考えております。それから,課が課として最も機能的に動くのが約20名ぐらいというふうに聞いております。ところが,今の総合支所を見ますと,例えば,5人の課があったり,10人以下の課がいっぱいあります。これをば一つ,二つ一緒にしてグループ制にすることによって,例えば,20人の課になってまいりますと,その20人の方々が,例えば,仕事で忙しい時期,そうでない時期,そういったところがうまく埋めながらみんなの力が発揮できるものというふうに考えております。しかし,何と申しましてもやはりこれを統括するグループ長がその能力を発揮しないとなかなか,先ほど言われたデメリットが出てくる可能性がございますので,そういったデメリットを出さないためにも,グループ制をみんながよく理解して,そしてグループ長,課長がこれをうまくマネジメントしていくと,それが一番大切ではないかというふうに考えております。


○31番(今吉歳晴君)


 課長あるいはグループ長のリーダーシップが非常に問われる体制ではないかと思うわけでありますが,例えば,この資料の中に業務マニュアルの作成云々ということがあるわけですが,これについてはいかがなマニュアル,説明をお願いいたしておきます。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 この私どもが考えているマニュアルも幾つかのマニュアルを考えております。例えば,窓口である申請をしてこられた時に,その申請がこられたら,まずどこどこをチェックして,それからどういった添付書類があってというのをすべてマニュアルに記しております。そうしますと,例えば,お客様が見えた時に,すいません。ちょっと担当がいないからとか,例えば,受け取っても,後で電話をしてこういった書類が足りませんでしたとか,そういったのをなくすというまず窓口でのマニュアルを考えております。それから,今,総合支所と本庁の仕事のやり方,ここもある程度,もう前から言われておりました二重行政的な部分がある。そしたらマニュアルをちゃんと決めることによってここまでは総合支所,こっから先は本庁というようなそういった仕事を進める上でのマニュアル,そういったものもピシャッと決めていきたいというふうに考えております。ちょっと時間はかかるんですけども,今年平成19年1年かけてつくりたいと思っております。ただこの1年かけて,できてからグループ制にすればいいんじゃないかというような議論もありましたけれども,これをみんなでつくることによって能力が高まっていくものと。ですから,このグループ制の中でマニュアルをみんなでつくっていきたい。そういった作業をしていきたいというふうに考えておりまして,今現在1年かけてのマニュアルづくりを考えているところでございます。


○31番(今吉歳晴君)


 業務マニュアルは担当,例えば,手続き等については非常にいいんでしょうが,目指すのは,事業課についてはなかなか,このマニュアルは果たして生かされるのかというふうな感じがするわけですが,いかがなんでしょう。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 やはりマニュアルに馴染む部分,馴染まない部分というのがあるかと思います。どうしてもマニュアルに乗っけられない所は出てくるかと思いますけれども,なるだけマニュアル化していく。その作業をやっていきたいというふうに考えております。


○31番(今吉歳晴君)


 この前もらった資料の中で「グループ長は当面市長が任命する。」となっておるわけですが,その後についてはいかがな方法をしますか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 民間で申しますグループ制というのは,グループ長をその都度その都度例えば課長が任命するようなのをばグループ制としておりますけれども,今回の場合は,例えば,もう税務グループとか,もうグループをある程度固定して,最初もう市長の方で任命していくというような考え方をしております。民間の場合は住民の方々が目の前におりませんけれども,私ども行政の場合はまず住民に分かりやすい組織でないといけないものですから,例えば,ある時は税務グループがあるけれども,ある時は税務グループがなくなっていた。そういったことになるといけませんので,今の係を基本にしたグループ長をというのをやはり常に置いて,そして市長の方が任命していくというような形をおそらくとっていくことになろうかというふうに考えております。


○31番(今吉歳晴君)


 現在溝辺総合支所には職員が73人ほどいるわけですが,このグループ制に移行することによって今後5年間でこの職員の人数というのはどう移行するんでしょうか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 私どもはまず一番第一線で働いておられる職員の方についてはなるべく削減しない方向で考えております。ですので,5年間のうちに,例えば,課が120あるのを80にすると言いました。そうしますとここで40人ぐらい出てまいります。それから係で約300あるのを200ぐらいにしていきます,200グループぐらいにしていきます。ここで100名ぐらいおります。そうしますとここに約140名ぐらい,ですので,削減目標の約140名とほぼ同じような数字でございます。ということは,第一線で働く職員の人たちはそのままにして,なるべく上の層を,大きくなった層をスリム化してフラット化していきたい。そういうことでこの組織改革をやっていきたいという考えでございます。例えば,溝辺支所におきましては,例えば,課長,係長は一部少なくなりますけれども,一番第一線で働く方々はそう変わらないんではないかというような今のシミュレーションで行っているところでございます。


○31番(今吉歳晴君)


 山口推進監が昨年9月の議員答弁の中でマネージメントシステムが確立し,目標さえ決めれば幾らでも職員は削減できる。また,集中改革プランの中で平成21年度からの実施が予定されております市場化テスト,これにも触れられておりまして,「民間に任せられるようになると,3分の1がどうか分かりませんが,思う以上に職員の削減ができるのではないか。」との答弁をなされております。このシステムにグループ制を置き換えますと財政の効率性だけが強く求められているように聞こえるわけですが,それについてお聞きいたします。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 まずそのお話は,例えば,窓口であれば,そういった市場化テストをすることによって例えば今の3分の1でもできるんじゃないかというようなお話だったというふうに考えております。全体が3分の1というお話ではないと思います。それから,効率性だけを求めているというようなお話もございますけれども,私どもはやはりこの組織をつくるためには効率的,しかも効果的であるということを考えております。ですので,効率性だけを言ってしまうと住民の方々にサービスに迷惑をしますので,やはり効率性と同時に効果的であるかという部分にも着目しなけりゃならないと思います。効果的という部分で,例えば,民間委託をした場合に,そっちの方が効率的であるけれども,効果的という部分がない場合は,やはり行政が担うべきというふうに考えていきたいというふうに考えております。そういった中で効率的・効果的であれば進めていきたいというふうな考えでございます。


○31番(今吉歳晴君)


 私もまずは効果があるような効率性,それであってもらいたいと思います。次の2番目にいきます。平成23年度までは各総合支所5課9グループとのことでありますが,以後の組織についてはどうなるかについて質問いたします。事務事業については常に見直しをされるということでありますが,平成23年度までの期間中の組織の見直しというのはあるのかお伺いいたします。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 ご答弁の中でも申し上げましたけれども,社会経済情勢の変化をやっぱり踏まえていかなけりゃならないというふうに考えております。現段階では平成23年度,5年後の組織はこうあるべきというような一応のビジョンみたいなのはつくりましたけれども,どこでどういうふうに社会経済情勢が変化してくるかも分かりません。例えば,合併の時に6総合支所も10年間というようなことがございましたけれども,その後,例えば,国の方で地方公共団体における行政改革の推進のための新たな指針と,そういった指針が出てまいりました。そして昨年の6月には行政改革推進法というのが出てきて,いろいろな決めても,その後いろんな社会経済情勢というのは変わってまいりますので,そういった中で新たなそういった変える要素が出てきたらやっぱり変えていくことが出てこようかというふうに考えております。現段階で私どもが考えているのは,23年の4月はこういったふうにいきたいというような考えでございます。


○31番(今吉歳晴君)


 合併では,組織はあんまり変わらない。総合支所方式を10年間保つということでありましたが,合併した途端に財政の効率的な運用をするためにはどうしてもこの見直しが必要ということでいつの間にか早速こういう組織の見直しが出てきたような気がいたします。市長は施政方針の中で農業問題について,認定農業者の確保,集落営農組織の育成,あるいは,また,農地の流動化,地産地消運動の推進や循環型社会の構築を基本とした地域農業の確立,グリーンツーリズム総合推進事業による都市と農村交流の確立やかごしま茶産地総合整備事業による農家経営の安定,新規就農者の支援,認定農業者の農用地集積拡大,そして畜産につきましては優良家畜導入等による畜産経営の安定,そして,また,林業については森林整備地域活動支援交付金の活用等を計画的に促進するなど事業は多岐に及んでおります。組織再編計画の中でそれぞれの総合支所の産業振興課で事業を推進できる範囲であるのかお伺いいたします。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 やはり例えば農業でありますといろんな課題を抱えているかと思います。今おっしゃられたような課題がいっぱいあろうかと思います。これを霧島市としてどう政策を打って,そして施策をつくって,それに向けてやっていくかというためにはやはり組織で考える必要があります。霧島市の政策を考える必要があろうかと思います。そういった意味でやはり本庁にその政策を担う部分を強化いたしまして霧島市のあるべき姿というのをまず探っていく作業をしていきたいというふうに考えております。それからやはり総合支所につきましては,例えば,技術部門とか,そういった部門で,やはり住民の方々とその政策,施策を実行していくのが総合支所であり,そういった部分であろうかと思いますので,そういった所にはそういった職員の方々を重点配分して,政策を本庁がつくって,それを実行するのが各総合支所であろうかというふうに考えておりますので,そのような人事配置,それから組織形態,そういったところに向かっていくものというふうに考えております。


○31番(今吉歳晴君)


 私は,商工業,農業,あるいは農業農村整備,畜産,林業等の施政方針の諸問題をやっぱりこの具体的に事業を進めるには一つの総合支所ではなかなか無理があるんじゃないかというふうに考えます。例えば,横川町と溝辺町の産業振興課を統合することによって効率的でそれこそ効果的な事業の展開ができるんじゃないかというふうに考えるところでありますが,いかがでしょうか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 例えば,鹿児島市ですけれども,谷山に谷山農林事務所というのがございます。あれは谷山地区には農業が,鹿児島市のあの都市部の中で谷山にはそういった農業地帯があると。そういった所には農林事務所を置くとかいった所もございますので,今,議員のおっしゃられたのも今後考えていく一つの大きなヒントになろうかというふうな気もいたします。


○31番(今吉歳晴君)


 やはりこの総合支所が,例えば,産業振興課で5〜6人あるいは7〜8人でこれだけのやっぱり事業を推進するためにはなかなか私は無理があると思うんですが,市長その辺についてはいかがでしょうか。


○市長(前田終止君)


 質問の趣旨はグループ制導入によってどうなるかという意味でしたかね。もう一度,すいません。


○31番(今吉歳晴君)


 私は,やはりこの事業を展開して,市長の施政方針のこの農業問題について事業を推進するためには,一つの溝辺町だけのこの産業振興課だけでなくて,横川の産業振興課,溝辺の産業振興課統合することによって非常にこの事業の推進がうまくいくんじゃないかというふうに考えるわけですが,いかがでしょうか。


○市長(前田終止君)


 失礼しました。私は,この周辺部のそれぞれの地域の総合支所,地域の特性があると思うわけですよね。それで,例えば,おっしゃったように,溝辺においては一番お茶ですよと。市全体で約700haあるわけですけれども,そのうちの300ha以上を溝辺が担っていますよと。これは大きな特徴ですよね。そして,また,牛,これにおいては,黒牛においては福山がまず一番評価できるわけですが,次はもうすぐ追い付き追い越せで溝辺もものすごくやっぱり力を入れて頑張っておりますよと。そして認定農業者においては市内で最も溝辺町がたくさんの方々が今までの行政の積み上げた努力によって存在しておられると。こういう特徴を,私は,その総合支所別に5課9グループという金太郎飴的にこう全部押しなべて同じようなものがずっと並ぶということではなくて,なるべくその地域の特性をしっかりと目に置いた上でこういう基本を持っていけることができたらなということをみんなに相談もしながら進めているところでございます。特に隣の地域と,例えば,横川が溝辺と共に,例えば,企業誘致,そして産業振興などが高速道路を通じながら似たようなこの形態がとれますよと。また,周辺部の言わば特徴ある取組も竹子地域から横川に一流れ,似たようなものがこの山ヶ野まで周辺部として地域の周辺のよさをしっかり持ってますよと。そして,また,牧園と霧島,これは観光というので横に串差しできるんじゃないかなというようなことが見えますよね。そういう所を組織的にどういうふうに創意工夫を最後出し切るか分かりませんけれども,強い連携を持ちながら市又全体としての力を高めることができたらと。そして周辺部のこの寂れ感,寂しさ,そういうことで救う手だてが一歩ずつ応えていくことができるんじゃないかなというような思いで今議論をしている真っ最中でございます。


○31番(今吉歳晴君)


 まず認定農業者数にしても,霧島市で298人のうち溝辺町で95人,そして横川町,合わしますと,44人で,合わしますと148人となりまして半数を占めます。両町に限っては,認定農業者の確保でなくて,この元気な認定農業者の育成を目指す必要を感じるわけであります。両町の産業構造は非常に似ておりますので,産業振興課を一つにまとめることによって両地区の各分野の振興が図りやすくなると思うんですが,副市長いかがでしょうか。


○副市長(南 洋海君)


 それぞれ地域の実情もあろうかと思いますけども,今後の人事配置の中で,議員の貴重なご提言として,今後検討してみたいと考えております。


○31番(今吉歳晴君)


 本庁からはなかなか農業の実態というのは見えにくいと思うわけでありますが,農業に関する限りは,本庁主導ではなくて,上場の農業は上場に任せる体制づくりの是非前向きな検討をお願いいたしたいと思います。次にまいります。12月議会の霧島市行財政改革推進決議を受け,各総合支所の地域特性を十分に配慮した,考慮した今後の活性化策をどのように取り組むかについてお伺いいたします。まず私は少子化対策についてをお伺いいたしますが,少子化への取り組みについては,国分・隼人,中心地域は少子化についてはさほど心配は要りませんが,その周辺部では地域によって児童・生徒の減少が予測されます。溝辺町に児童数63人の竹子小という小規模校がありますが,市内にはそれ以下の小学校が13校ほどあるようであります。こうした地域に保育園に継続して保育料の緩和措置はできないものか。お伺いいたします。


○議長(西村新一郎君)


 今吉議員,質問通告はしっかりと協議なさっていましたか。


○31番(今吉歳晴君)


 よろしいですか。私は少子化対策も,これは活性化策の一環じゃないかというふうに思いますので,質問いたしたところであります。


○議長(西村新一郎君)


 それぞれ専門部の方で答弁。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 保育料については3年間の経過措置で統一することになっております。


○31番(今吉歳晴君)


 調整が,私はこの少子化対策も地域活性化の一環ではないかということでお尋ねしたわけですが,確かにその3年間については,21年度までは緩和措置があるということは分かっているわけですが,この地域について継続してその後の軽減措置はできないものか。


○保健福祉部長(今村恭一君)


 地域を限定してのその後の軽減措置は今考えておりません。


○31番(今吉歳晴君)


 市内に通勤される方にとりましては通勤の途中で便利な下場の保育園に預ける。そうなりますと,下場の保育園に預けますともうそのまま小学校もその地域の小学校に預ける。こういうことが出てくるんじゃないかと思うわけでありますが,やはりこの地域の活性化ということを考えますと何らかのやはりこう対策を講じてもらえないかというふうに考えるわけですが,これは全然検討する余地はないということでありましょうか。


○副市長(福永いたる君)


 今ご質問がありました保育料につきましてはせんだって緩和措置という形で行いました。今答弁申し上げましたように,地域地域に限定したそういう措置は現在のところも考えておりませんし,今年からこの保育園を均一,目的は均一した保育料ということでございますので,ただ,しかし,その合併した関係でちょっと緩和措置をとらなければちょっと厳しいかなということがありましたので,緩和措置をいたしました。今言われましたように,そのことで今どうするということまでは検討もしておりません。


○31番(今吉歳晴君)


 例えば,この今,私が先ほど申し上げましたこういう地区の,校区の子育て家庭についての住宅料の減免措置というのも考えられないんでしょうか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 特別地域を限定した減免というのは考えておりません。災害とか,そういう減免する要件に沿った形の減免は現在もしているところでございます。


○31番(今吉歳晴君)


 ついでにもう一つお伺いいたしますが,例えば,この先ほど申し上げましたその校区に子育て家庭の住宅建設をする場合,これに対する不動産の取得税あるいは固定資産税の減免,そういうものも考えられないでしょうか。


○副市長(福永いたる君)


 それぞれ今地域限定のことをいろいろとおっしゃっていますけれども,合併をして霧島市が一緒になったわけですので,やはりそのサービスも,負担もやはり均一化されていかなければ行政もできないのではないかなというふうに思っております。しかし,合併してすぐそれを均一するというのはなかなかのところもあろうということで保育料につきましては緩和措置をいたしました。今おっしゃいました固定資産とか,住宅料とか,もともとは応益のかかる分は平等ですよね。そういたしますと,固定資産税にいたしましてもやはり地域地域のまた評価も違ってまいりますので,公平ではないかというふうに思っておりますので,原則はその地域に限定した政策というのは合併してとりにくいんじゃないかなというふうに,また,そのことは考えておりませんけど,原則は均一化ということでございます。


○31番(今吉歳晴君)


 はい,終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で今吉歳晴議員の一般質問を終わります。次に,1番脇元敬議員より1件通告がされております。したがって,脇元敬議員の発言を許可いたします。


○1番(脇元 敬君)


 本日最終の質問者だと思いますが,時間はタップリあるようでございますので,しっかりと質問し議論をしていきたいと思います。よろしくお願いします。霧島市が発足し,17年度,18年度の当初予算に次いで第3回目となる19年度の当初予算を審議し,確定の議決を行う大事なこの定例会におきまして通告しております観光未来戦略計画の策定とその実現への取り組みについて昨年6月定例会での私の質問に対します答弁内容も含めて市長に質問します。市長も,また,私たちも事あるごとに多くの資源,素材,要素に恵まれたこの霧島市において観光は主力産業になり得ると認識し,議論してまいりました。市長は先の選挙におけるマニフェストの中で「現代観光需要に即した観光誘致を促進するために観光未来戦略会議を設置します。NPOによる海,山,歴史,文化のガイドシステムを創設するほか,ボランティアふるさと案内人制度の導入,いいとこ案内所の100箇所設置,住民による地域再発見運動の実施で新たな魅力づくり,観光共生体験型観光の創造,グリーンツーリズム,森林セラピー目的の滞在型観光開発などを実施します。」と「観光客1千万人プロジェクト」と題して市民に約束しています。市民も大きな期待を寄せていると言えます。これまで多くの同僚議員が観光に関して質問を行ってきたこと。また,県内でも珍しく観光議員連盟が発足したことがそれを物語っています。これまで「観光未来戦略計画を策定する中で検討する。」という答弁に終始されてきましたが,昨年6月定例会での私の質問に対して「観光未来戦略会議の委員会,幹事会は本年いっぱい,つまり昨年の12月いっぱいをもっておおむね終了させたい。」という答弁がありました。そこで第1点目,観光霧島の構想,行動の中心となる,指針となる霧島市観光未来戦略計画はいつ策定し,その実現に向けてどう取り組んでいくのか質問します。2点目,1963年に制定された観光基本法が44年ぶりに全文改正され,本年1月1日に観光立国推進基本法が施行されました。この法律の趣旨をどうとらえているのか。また,今回の未来戦略計画の策定に反映させたのかを質問します。以上申し上げまして,市長の明確で責任ある前向きな答弁を期待しまして1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 脇元議員より観光未来戦略について1点に絞ってのご質問でございました。私の方から答弁いたします。二つの質問の方向でございました。この観光未来戦略計画,いつ策定をし,その実現に向けてどう取り組んでいくのか。そして2番目に本年1月1日に施行された観光立国推進基本法の趣旨をどうとらえているのか。この計画策定にまたどう反映させられるのかというような趣旨でございました。ご答弁申し上げます。本市の観光振興を将来的にどのように推進していくのかの指針を得るために昨年の6月に霧島市観光未来戦略会議を立ち上げ,これまでに策定委員会,幹事会ともに6回ずつを開催をし,さらに市民の方々からも観光に関するご意見をいただき,昨年の8月にワークショップを実施しながら,現在これらの意見を観光基本計画に盛り込むための取りまとめの段階にきているところでございます。霧島市観光基本計画策定につきましては完成を平成19年5月末の予定といたしております。その施策は平成19年度から平成27年度までを前期,中期,後期,3期に分けて策定をし,その実現に向けて実施主体を明確にしながら年次的に取り組んでまいります。次に,2点目の質問でございますが,観光立国推進基本法は,昭和38年に制定をされた観光基本法が全面改正されたものであり,この間の日本を取り巻く観光の状況や,また,政府が2010年までに訪日観光客1千万人を目指しているビジット・ジャパン・キャンペーンの後押しと,さらにその後の継続的な観光立国実現に向けた基本となる法律で,観光を21世紀における日本の重要な柱として明確に位置付けたものであると承知をいたしております。基本法は第10条に「政府は,観光立国の実現に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため,観光立国の実現に関する基本的な計画を定める。」としており,今後施策のマスタープランでもある観光立国推進基本計画を国土交通省で策定をし,閣議決定をされるものと思われますので,この計画書はこれから作成されますことから,当初における本市の計画策定段階においては反映できないものと思われますけれども,その後の観光基本計画推進の中で当然検討を加えていかなければならないものと考えております。政府は「住んでよし,訪れてよしの国づくり」,この言葉をキーワードにして国際競争力の高い魅力ある観光地の形成,観光産業の国際競争力の強化,国内外からの観光旅行の促進のための環境整備などを推進することとされております。このようなことを踏まえて,わが市も国際観光文化立市宣言をしている市でもございますから,観光立国を目指して観光案内板の整備や,鹿児島空港と結ばれている近隣諸国を対象にしたモニターツアーの実施やビジネス面での交流促進などインバウンド観光への積極的な対応を県観光課や県観光連盟と密接に連携をとりながら推進をしてまいりたいと考えております。


○1番(脇元 敬君)


 それでは,まず確認をさせていただきますけれども,昨年の6月の答弁では「霧島市観光未来戦略計画」という名称でした。本定例会に提出されております19年度の予算説明書,説明資料にもありますけれども,「観光霧島基本構想計画」という文字があります。これの違いといいますか,どう違うのか。これに当たるのかどうかをお聞かせください。


○観光課長(後藤辰美君)


 お答えいたします。霧島市観光未来戦略会議の中で,先ほど市長も申し上げましたように,策定委員会,幹事会を開かさせていただきまして,それを基にしまして出来上がるものが霧島市の観光基本計画でございます。


○1番(脇元 敬君)


 同じく6月の答弁の中で「年内に終えたい。」という言葉がありました。現在もう3月ですけれども,まだ終了していないということなんでしょうか。もしその理由があれば,お聞かせください。


○観光課長(後藤辰美君)


 年内に,12月までに一応委員会の皆さん,それからワークショップを開いていただいてその意見をいただいて取りまとめに入っておりまして,18年の予算の中には,債務負担行為と言いますかね,19年に出来上がるというふうになっておりましたので,それを実は今日も各委員会,幹事会の委員長さん,副委員長さんおいでいただきまして最後のまとめの段階に入っているところでございます。


○1番(脇元 敬君)


 完成は本年の5月末ということの予定ということですね。また予定ということなんですけども,そのできるというのは確率的なものはどれぐらいとお思いでしょうか。


○観光課長(後藤辰美君)


 仕上げてます。


○1番(脇元 敬君)


 100%ということですね,はい。答弁の中に「取りまとめの段階」という言葉がありましたけれども,ということは協議はもう大方終わって,今日もやってるということですが,大方もう終わっているということですか。


○観光課長(後藤辰美君)


 はい,そのとおりでございまして,あとは並び換えとか,字句の修正とか,そういうのに入っているところでございます。


○1番(脇元 敬君)


 また,6月の答弁の中に「策定する計画に基づいて各関係課・機関・団体と連携を密にしながら観光振興を図りたいと。その会議においては参考意見もいろいろ取り入れながらやりたい。」ということでしたけれども,その会議においては広い分野にわたって協議をし,また,様々な分野の専門家から参考意見を聞くということもあったんでしょうか。


○観光課長(後藤辰美君)


 直接は各部長さん方にはお集まりいただいてはやっておりませけども,その間いろんな,例えば,農政部とか,そういう皆さんとは,例えば,グリーンツーリズムとか,そういうもの等が出ましたら,その都度協議をさせていただいたり,例えば,ボランティアガイドとか,そういうのは,私どもの所とか,生涯学習の課の皆さんと協議をさしていただいたところでございます。


○1番(脇元 敬君)


 その実現へ向けてということで伺いますけれども,「平成19年度から27年度までを前期,中期,後期,3期に分けて策定しまして,その実現に向けて実施主体を明確にする。」というふうにありますけれども,その実施主体というのはどういうことでしょうか。


○観光課長(後藤辰美君)


 私ども当然行政でやらなきゃいけない仕事,それから観光協会とか,観光業者の皆さんにやっていただくものとか,そして一般市民団体の皆さんにやっていただくものとか,NPOの皆さんにやっていただくとか,そういうもの等を分けて実施したいというふうに考えております。


○1番(脇元 敬君)


 役割分担をしっかりしていくということでしょうね,はい,この答弁の中に「幾つかの指針を得るためにこの会議を開いた。」ということになっていますけども,この幾つかの指針というのがもう実際得られたんでしょうか。


○観光課長(後藤辰美君)


 私どもは,いただいた中では九つの基本方針というのを付けまして,その中で細かくやっていきたい。例えば,二つ,三つ申し上げますと,秀逸した自然と景観の再発見だとか,温泉の多様性のアピールだとか,それから霧島の食の癒しと情報発信だとか,それから情報の受発信体制の確立とか,そういうもの等九つの分野に分けまして,その中にまた細かく盛り込んでいくという提言をいただいているところでございます。


○1番(脇元 敬君)


 例えば,スポーツという観点からもそういう協議があって,指針は何か得られていますか。


○観光課長(後藤辰美君)


 スポーツは以前国分市でもされておりました。今またキャンプが入っておるところでございますけれども,スポーツ団体歓迎実行委員会という,スポーツ団体の誘致,スポーツ団体歓迎行事実行委員会というのが組織がございます。そこで一番ご存じの所で言えば柏レイソルとか,そういうスポーツ団体を誘致する組織がございますけど,それ今までは歓迎だけでございましたけれども,誘致するというふうに皆さんの委員の中で確認されたところでございまして,これからは,歓迎だけじゃなくて,誘致をしていこうということで,市内に,1市6町の中にはたくさんのスポーツ施設がございます。そのスポーツ施設を網羅したパンフレットもつくりたいというふうに考えておりまして,それを基に,例えば,スポーツ施設と温泉とか,そういうもの等を組み合わせた誘致を行っているというそういう提言を受けてのまた動きを自分たちはとっていきたいというふうに考えております。


○1番(脇元 敬君)


 そのスポーツ観光について,19年度から20年度にかけてねんりんピックが行われるというのは聞いております。大きな経済効果,交流が期待されています。宮崎県の東国原知事が当選されて1週間での経済効果が165億円というふうに報道されていました。その引き合いといいますか,比較の対象として,宮崎県において毎年この時期多くのプロチームのキャンプがあるんですが,その経済効果が出ておりました。117億円ということでしたけれども,前田市長もマニフェストにおいて「プロ・アマチュアキャンプの誘致を積極的に行う。」と述べていらっしゃいます。この実績といいますか,数字的なものとか,今,柏レイソルの話が出ましたけれども,そういうことがあれば教えてください。


○観光課長(後藤辰美君)


 今,プロ,アマのその合宿に来られた方々の直接の費用というのは私どもは把握しておりませんけど,ただ身近な所で申し上げますと,今度の土,日でしょうか,牧園アリーナで行われます剣道大会,これは大霧島旗争奪高校剣道錬成大会が開かれて約2千人の方が来られるということでございます。その約7割が宿泊されるということでございますので,そういうことでスポーツ行事が誘致できたら宿泊にもつながりますので,経済的にも上がってくるんじゃないかなあというふうに思っているところでございます。


○1番(脇元 敬君)


 プロ,アマチュア,そういうマスメディアに取り上げられるようななかなかキャンプは行えないという,地域的なものもあると思いますから難しいということですね。地域に根ざしたそういうスポーツというのをこれからもやっていこうかなという,協議をされたということなんでしょうか。はい。先日NHKを見ておりましたら,後藤課長が九州ネットの番組の中でお話をされていらっしゃいました。10分間ぐらいだと思うんですけど,結構長い時間お話をされていらっしゃいました。初午祭の紹介をされていらっしゃいました。初午祭は450年続く伝統行事,独自性もあってしっかりと地域に根ざしているということから,ああいったテレビの場面でもいろんな質問されても,お答えがしやすかったんではないかなと思うんですけれども,後藤課長いかがでしたでしょうか。


○観光課長(後藤辰美君)


 私どもは今までは霧島におりまして見る方でございまして,去年初めて携わった,直接携わった初午祭でございましたので,まだ頭の中にほとんど入っていない状況の中でインタビュー受けても何か本当にうまくいくのかなということでございましたけど,10分間をその全うさせていただいてホッとしているところでございます。今からまだ勉強しながら,1市6町の中にはたくさんのその文化,伝統芸能といいますか,そういうのがありますので,まだまだ全然覚え切ってないところでございます。


○1番(脇元 敬君)


 テレビで見た時よりも今日の方がまたスムーズにしゃべっていらっしゃるなという気がします。先ほどの剣道も含めて,この初午祭もそうなんですが,地域に根ざしているということはとても大事なことなんだろうと思います。特にスポーツ観光に関して気候的な環境が大きな要素になるのは当然なんですが,この時期に行われるプロチームのキャンプ以外に関しては地域的な環境も大きな要素になるのではないかと思います。例えば,宮之城で行われるラグビー,都城市では世界弓道選手権が行われたりとか,全日本女子チームのバレーボールチームの合宿が行われるとか,そのスポーツがその地域に根ざしているということでその地域で行われるということが多いようです。それはその競技が盛んであれば,その当然熱心な指導者,そして選手,理解ある人々,そして地域があるということです。受け入れ態勢があるということではないでしょうか。つまり文化,行事と同じようにスポーツも地域に根ざしていてこそという意味があるんだと思いますけれども,いかがでしょうか。


○観光課長(後藤辰美君)


 全くおっしゃるとおりでございまして,私たちもそれを終極のやっぱり自分たちの目標としてやっていきたいというふうに思っております。


○1番(脇元 敬君)


 それでは,この霧島市で盛んなスポーツと言ったら何があるのかなと思いますけれども,これはだれがお答えいただけますでしょうか。これは通告してないから難しいですか。はい,取り下げます。霧島市で盛んなスポーツと言えば何でしょうかということで,私なりにいろいろ思ったんですけれども,全日本クラスの選手を擁しているソニーセミコンダクタ九州のハンドボールチーム,インカレ,全日本学生選手権,5本の指に入ると言われている第一幼児教育短期大学のバレーボールチーム,年頭の高校サッカーで活躍した神村学園には霧島市内の少年サッカー出身の選手がたくさんいたということも聞いております。先ほど後藤課長も言われましたけれども,この中に剣道も含まれてくるかなと思っております。小学校,中学校では,スポーツ少年団,道場,部活という単位で行われていますけれども,全国規模の大会で優勝するような団体,個人というのがおりまして県内でも屈指のレベルの高さを誇っていると聞いています。また,市内にある志學館大学の剣道部,昨年の九州学生選手権を制するなど九州内では鹿屋体育大学と1〜2を争う実力だと聞いています。先ほど言われました今週末には約100校,延べ3千人が参加して,遠くは岐阜県から,関西圏からまでも参加しますけれども,大霧島旗高校剣道錬成大会が行われます。こういった今現在盛んに行われている競技をしっかりと地域に根づかせて育てていくべきだと思いますが,いかがでしょうか。


○商工観光部長(長崎 薫君)


 今回の観光未来戦略会議の中で基本方針として重点戦略というのがございます。その中でスポーツキャンプの誘致促進というものを掲げておりまして,今後につきましてはスポーツについては積極的に行いたいと思っております。いろんな地域でサッカー,ラグビー,先ほど言われましたように,ソフトボールとか,そういうものもありますので,地域に合ったものを誘致して地域で皆さんと一緒にやっていきたいというふうに考えております。


○1番(脇元 敬君)


 先ほどの志學館大学の剣道部ですけれども,当然ご存じのとおり,キャンパスは隼人町内にありますけれども,剣道部の練習,稽古は鹿児島市内で行っています。もし霧島市内で稽古ができる環境ができれば地域の子供たちと共に稽古をする場面も増えて地域にとっても好影響を与えるのではないかと思われますけれども,そういった環境の整備,手だてはできないものかお伺いします。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 剣道につきましては,お田植え祭あるいは富隈旗とか,隼人町では結構伝統があってスポーツ人口の多い競技でございます。今おっしゃいました志學館大学の学生諸君が練習場を鹿児島で行っているということを聞きまして,私それ,恥ずかしながら,初めて聞きました。練習場自体は市の施設を使っていただければ,予約制になりますけれども,使っていただければできないことはないのではないかというふうに思います。


○1番(脇元 敬君)


 今申しました剣道だけではなくて,スポーツを通して一般,プロの方が大学生を,大学生が高校生を,高校生が中学生を,中学生が小学生を指導するような,もちろん一般の方が小学生を指導してもいいわけなんですが,そういう形,交流する,一緒に練習をする機会が増える,そういう取り組みを,昔のものとは違う,今の時代の郷中教育として霧島市全体を郷と見立てて新霧島郷中教育と名付けて行ったらどうかと思いますが,いかがでしょうか。


○教育長(古川次男君)


 いわゆる青少年を中心とするそういうような郷中教育は私も賛成ですが,高等学校の総体が霧島市に来ることになっております。それから九州の水泳連盟,高校,これも一応話が来ておりまして,そういうのも積極的に各種団体の連盟と教育委員会と話をつけて霧島市の施設を最大限に活用したいと,そうしてくださいということでしておりますし,郷中教育の精神に則ったスポーツもやっぱりこう盛んにしていきたいと,こんなふうに考えます。


○1番(脇元 敬君)


 郷中教育の精神というのはとても私も興味がありまして勉強もしているとこですけれども,今の時代に合った郷中教育ということですから,スポーツを通して目上の者が下の者を指導するという中で行っていくというのが私の提案であります。実際鹿屋の鹿屋中央,鹿屋女子高だったですか,全国優勝したチームは鹿屋体育大学と一緒に練習もする機会があると。第一幼短もそちらに伺って練習しているというふうにも聞いております。そういう形でこの霧島市から日本一を目指すような競技があってもいいんではないか。子供たちがいてもいいんではないか。また,大学に関東まで進まずに,この地域内の大学に進んで日本一を目指す。そういう子供たちがこれから増えてくればなと思っております。それでは,アクセス体系,観光のアクセス体系について少しお伺いしますけれども,企画部を含めて今回の会議の中でそのバス体系について,コミュニティバスも含めてバス体系について協議はされたのかお伺いします。


○観光課長(後藤辰美君)


 もちろん交通のネットワークというのは非常に大事なものでございます。飛行機で鹿児島空港に着いて,1時間半で東京から来て,それから先が時間かかるというような今聞かれておるところでございますけれども,その交通体系とか,いろいろと難しい面もございますけれども,それも取り組んでいかなきゃいけないと考えておるところでございます。


○1番(脇元 敬君)


 今現在霧島温泉駅というがございます,牧園町にあるんですけれども。霧島温泉駅からバスがどういう形かなというふうに調べてみましたら,いわさき産業の撤退もありましてとても厳しい状況にあるんだというのを今回確認いたしました。霧島温泉駅から霧島温泉に向かうバス,朝7時,朝8時10分,夕方16時6分,18時10分,15分,50分,日曜,祝日なし,こういう形です。逆に霧島温泉から空港行きは1時間に1本あるんですけれども,同じように霧島温泉駅行き,霧島温泉から霧島温泉駅行きは,朝6時28分,7時13分,7時30分,7時43分,朝のみですね。日曜,祝日なしです。とてもこう観光客にはやさしくない態勢にあるものですから,しっかりとこれから協議してほしいなと思うんですけれども,企画部長いかがでしょう。


○企画部長(藤田 満君)


 今お尋ねでございましたいわさき産業グループのいわゆるバス,生活路線のバスでございますけども,これに対する県内各地での大幅な見直しがございました。一定の基準を持ちながら,いわさき産業グループとしてもこのバス問題について会社本体に及ぼす影響も大きいと,そういうようなことから思い切った見直しの方針を出されたわけでございます。その経過については今までにもそれぞれの機会でご報告を申し上げておりますので,詳細についてはこの場では差し控えたいと思います。そういう中で霧島温泉駅に関する分についてもございました。ただ私どもが少しその検討する中で視点として一部,欠けてといいますか,先ほどおっしゃった生活路線という視点でございました。そして,また,通勤・通学の視点が主な視点であったと思っております。そういう中で若干,特にいわさきグループさんと,それからJR九州さんの中において,こういう観光においでになった方々への温泉駅と,いわゆる牧園地区のホテル・旅館街と言うんでしょうか,そこへの連絡の部分が若干視点の中から漏れてたという視点は否めない部分があるのではないかというふうに思っておりまして,その後,今回もまたJR九州さんの方から新たなまた観光の商品を売り出すというようなことでここらについての視点で協議もまいっております。特にはやとの風という特急を運行されております。これについての連携というのが特にまた弱い部分があるというようなことで,今,私どもも観光課の方とも連携をとっているところでございます。ただ先ほど言いましたいわさきグループさんの見直しの部分と,それから現在旧牧園町地区で運行されておりますコミュニティバス,これの部分とでいろいろとこう総合支所等も入れながら実態調査もしてやってみるんですが,なかなか今のところこれといった解決のいいものがまだ,ところまでたどり着いていないというのが現状でございます。ただ今後まだ7月ぐらいをめどにJR九州さんも何とか解決をしたいというような考えもございますので,何とかこういう観光においでになる方々に配慮ができる方法はないか今協議検討中でございます。


○1番(脇元 敬君)


 今ありましたはやとの風,JRの商品で来られる方々は,JRからその宿泊施設の方に連絡が来るので,お迎えに行っていらっしゃるそうなんですけれども,ただいらっしゃった方はもう全然,その霧島温泉駅なんて霧島温泉の目の前にあるだろうぐらいの感覚でいらっしゃって,何もそこから交通手段がないということで非常に困っていらっしゃるということ聞いておりますので,そこら辺を含めて協議されたいということですから,6月の会計予算つくられる際にはしっかりとそこら辺を盛り込んでいただきたいと思います。それでは,観光セラピー事業に関して少しお伺いします。第二期森林セラピー基地ウォーキングロードにこの霧島市申請しているわけなんですけれども,その認定のための整理,審議,物理実験調査が昨年の夏に行われたようでありますけれども,調査の結果はどうだったんでしょうか。審査委員会がこの3月2日に行われたようですけれども,その結果が報告がされているのかどうかお伺いします。


○観光課長(後藤辰美君)


 今,議員が申されました。来週になりますけれども,最終的なヒアリングが行われる予定でございます。その時に示されて,その結果等も踏まえながら,そしてそこの場ではその霧島市がいかにその熱意があるかというのを伺うんだということを耳にしているところでございますが,こちらの熱意次第でまたいろいろと変化があるんじゃないかと思いますけれども,取りあえずそのヒアリングの席上でそれが発表されるんじゃないかなというふうに思っているところです。


○1番(脇元 敬君)


 実際の結果はまだ分かっていないということですね。ヒアリングに部長が行かれるんですか。よろしくお願いします。しっかり頑張ってください。霧島市の独自性のある観光を確立するために,その柱の一つとなるんではないかと思われていますこの森林セラピー事業ですけれども,こういった素晴らしい取組も,先ほどのスポーツと同じように,地域に根ざしてこそと私は考えます。そういった意味からも,また,環境基本条例を制定した霧島市だからこそ自然環境へ配慮した市民生活,産業活動,そして教育があるべきではないかと思いますが,市長いかがでしょうか。


○市長(前田終止君)


 観光というのは総合産業であります。ですから,今,議員ご指摘の様々なその視点からの観光の視点がございますが,特に教育,これとも深くつながっている部分があります。やっぱりこの地域に生まれ,育ち,暮らしている人たちが自分たちのふるさとを評価して,やっぱりいいとこだということをみんなで声を出して,そしてこのふるさとにおいでいただきたい。また,その機会あって上級進学,あるいは,また,ほかの学校に行く。あるいは就職をする。そういうときもやっぱりね無料の観光宣伝にもなるわけでございます。交通政策から教育の問題から農業では特産品,そして,また,地域のまちづくりのセンスまで総合的に問われているというふうに思います。もちろん,スポーツ観光の話も出ましたけれども,これも大所高所から言えば,戦略的に本当に高いレベルでの各種施設等の整備,そして,また,プロ,アマを問わず,言わば私たちの地域の利便性,そういうものを十分に踏まえて未来に向かってきちんと招致できるだけの背景をつくっていくことも大事です。もちろんそれが幹ですよと。枝振りばっかり飾っていてもどうしようもない部分もあるわけですね。一緒になって頑張りましょう。


○1番(脇元 敬君)


 牧園中学校で環境教育もやるんだというお話も伺っておりますので,私はもうしっかりと進めてほしいと思っています。構造改革特区を使ってでもやってほしいなと思っている一人であります。福島県の北方市では,農業教育特区でしたか,しっかりととって小学校,中学校で農業をやらせているようでありますので,できないことはないんでしょうから,しっかりとやっていただきたいと思います。それでは,2点目に入ります。観光立国推進基本法のとこですけれども,第4条の第1項に地方公共団体の責務として「基本理念にのっとり,観光立国の実現に関し,国との適切な役割分担を踏まえて,自主的かつ主体的に,その地方公共団体の区域の特性を生かした施策を策定し,及び実施する責務を有する。」とありますが,先ほどの構想,基本構想計画がこれに当たるのかどうかお伺いします。


○観光課長(後藤辰美君)


 私どもも,この観光立国推進基本法の制定が去年の12月13日だったでしょうか,できまして,それ以後,先月実は,全国で十数箇所だったでしょうか,説明会がありまして,説明会を受けたばかりでございまして,実際のところ全部を把握し得てないというところでございます。


○1番(脇元 敬君)


 責務として施策を講じて,策定して実施するということがありますので,おそらくこの基本計画に則ってやっていけるのではないかと思いますけれども,そこの第4条の2項に「効果的な実施を図るため,地方公共団体相互の広域的な連携協力に努めなければならない。」とありますけれども,そこら辺はどうとらえていらっしゃいますか。


○観光課長(後藤辰美君)


 それは私どもの独断でやることではなくて,やっぱり本当に広域的に網羅していかなきゃ,ましてまた,私たち霧島市だけじゃなくて,県を挙げてのことになるかと思いますので,そういう所からご指導をいただきながら,県のご指導もいただいたり,そうしながら推進していく考えでございます。


○1番(脇元 敬君)


 答弁にもありました。「県観光課,また,県観光連盟と密接にやっていく。」という答弁もありました。私は宮崎県との自治体との連携も大事ではないかと思っているんですが,環霧島と言いますかね,霧島山もあるということで,そこら辺はどうお考えですか。


○観光課長(後藤辰美君)


 観光の一部のことでございますけれども,観光の部門の一部的なことでございますけれども,例えば,グリーンツーリズムだとか,体験型観光とかいうのは,例えば,中国とか,それから関西地方からおいでいただいた学生さんは,もう霧島市がポイントじゃなくて,やっぱり霧島エリアというか,小林まで含めた形を予想して来られます。グリーンツーリズムとか,その体験型というのは私たちの所ではでき得ない部分もありますので,この前もそういうやりとりをさせていただきましたり,小林の皆さんの所にまたお願いしてみたり,今,湧水町と私たちの間で体験型のツーリズム協議会というのをつくっておりますけれども,そういうことでやっぱり広域的に協調しながらやっていかなきゃいけないものだというふうに考えております。


○1番(脇元 敬君)


 宮崎との連携ということでお話をちょっとしますけれども,市長はこの霧島のPRということで,その一環として霧島ナンバーを実現するんだというお話をされていました。先日富士山ナンバーが実現したというお話を伺ったんですが,これは山梨県の1市2町3村,静岡県の4市2町が一緒になって富士山ナンバーを実現したというお話がありました。ということは,霧島ナンバーを実現するためには宮崎県との連携が必要じゃないかと思いますけれども,いかがですか。


○市長(前田終止君)


 議員仰せのとおり,富士山ナンバーが多くの困難を越えていよいよ認められるということになりました。報道のとおりでございます。今度私といたしましても上京の予定を見て国の担当の方とも,また,国会議員レベルの方々ともお会いを申し上げながら,このご当地ナンバーのあり方のそれこそ検討,これを,富士山ナンバーを県境を越えて認められた初めてのケースでございますし,それを私どもの霧島山ナンバーというもので置き換えて考えてみますと,いま一つ足りない我々の霧島ナンバーも,霧島山を加えて,わが霧島市だけが利するものではなくて,霧島山を囲む環霧島圏域の自治体が合意を得られるとするならば可能性が期待が高まってくるのかなというような気持ちも持っております。ただやはり何と申し上げましてもそれぞれの自治体の考えもございますし,その霧島山ナンバーで合意するぞということになるかどうか。今後まだ努力が待たれるところというふうに思っております。私といたしましては国レベルの関係各位に今後さらにハードルが低くなるように,そしてご当地ナンバーとして,霧島ナンバーという短いフレーズが一番いいんですが,大連合するには霧島山ナンバー,富士山ナンバーと言いますと似たような響きになるわけでございますが,これで九州を,全国を車があちこち走り抜けるということになればなあというような期待も持っているところでございます。まだまだ大きなハードルがあるでしょうが,頑張っていきます。


○1番(脇元 敬君)


 それでは,次にいきます。19年度の予算の中に,また,施政方針の中でも「いいとこ観光案内所の開設」という言葉がありましたけど,これは一体どういったものなんでしょうか。


○観光課長(後藤辰美君)


 19年度から取り組んでまいりたいというふうに思いますけれども,それぞれ観光案内所というのは,一般的に言えば霧島にある観光案内所とか,パライソ,今の丸尾にある観光案内所とか,そういうものを指しますけれども,どこでも,今やっていただいている,現実的にやっていただいているんですけれども,例えば,ガソリンスタンド,不特定多数の方が寄られる所をそのワッペンとか,あと旗とか,そういうのを張らさしせいただいて,そこの方々が,訪れる方,通過される方,また,トイレをお借りされる方々の質問に,軽い質問と言いますでしょうか,どっちへ行ったらいいだとか,そういうもの等から始め,そういう皆さんの指定をさせていただきながら,そして,また,お加勢を,観光に対してのお加勢を,そこでも簡単なその道案内だとか,ちょっとした観光の案内ができるそういう態勢づくりをやっていきたいということでございます。


○1番(脇元 敬君)


 それでは,新しくつくるわけではなくて,既存というか,民間の所にそういう形でやっていただくというか,そういう意識を持ってもらうということでよろしいわけですか。


○観光課長(後藤辰美君)


 今までなかったものでございますので,新しくなるというふうに思っております。


○1番(脇元 敬君)


 ここに観光ルネッサンス補助制度の手引というのを,36枚にわたるんですが,これを持っています。これは観光に対する国土交通省が補助をするという施策の一つなんですが,この中に「観光案内所の運営等も補助をしますよ。」ということが書いてあります。補助率40%なんですが,もうやると決まっているものに対して,こういう施策もありますので,国としてはしっかりと手だてをしようとしておりますので,そこら辺の情報もしっかりアンテナを張って使っていただきたいなと思います。この観光立国推進基本法ですが,この法律は,21世紀において,また,国際社会にあっての日本の重要な柱として観光を位置付けて推進しようとするものだと思います。つまりビジット・ジャパン,外国人観光客を増やそうという取組を後押しするのが大きな目的ではないかと私は認識しています。では,外国人観光客は何を求めて日本に来るのでしょうか。私たちも国内,国外問わずに旅行に行けばその地域らしさを求めます。その土地らしい風景,その土地らしい食べ物,文化などなどですね。それは外国人の方々も同じではないでしょうか。しかし,価値観が少し違うのかなあと思います。先日ある調査結果を見る機会がありました。日本を訪問中の外国人観光客に「自分のカメラに何を収めましたか。」という質問をしておりました。関西圏では,関西圏の1位は金閣寺,関東圏は雷門,あの大きな提灯がある所ですね。第2位はどちらも同じ答えでした。何だと思われますでしょうか。答えは 「道端に並ぶ自動販売機」だそうです。私もカナダに住んでおりましたけれども,確かに道端とか,ホテル内とかは別として,公共の場には自動販売機はほとんどありません。いろんな理由があるとは思いますけれども,その道端に自動販売機があるというのが日本なんですね。何も歴史や文化,伝統だけが日本らしさではなくて,今の日本人の生活,これも日本の文化,日本らしさになるんではないでしょうか。外国人の訪日する前の日本のイメージは,近代的で工業化が進んだ国,独特な伝統文化,効率的で組織化された国というのが上位を占めるそうです。つまり今の日本らしさというのも売りになるのかなと思います。霧島市には日本でもトップの先端企業が進出をしています。これも観光になるのではないでしょうか。工場見学というのはよくある話ですけれども,そこから一歩進んでこういった取組はどうでしょう。外国人観光客向けの霧島市にある企業の製品,特に電化製品がいいのかなと思いますけれども,その製品を購入する,購入できる場所を造るというのはどうかな。しかも税金がかからない免税店は造れないだろうか。場所は休館予定のローカルエネルギー館はいかがでしょうか。狭ければ,牧園総合支所でもいいんではないかと思います。今回の観光立国基本法が改正されたことでまだだれも試みていない観光行政が行われる可能性があります。積極的に取り組んではと思いますが,いかがでしょうか。


○商工観光部長(長崎 薫君)


 今回新しい法律ができるわけですけれども,素材,宝物がたくさん落ちていると言われております。いろんな所にそういう物が落ちているわけですが,ただ外国人が,先ほど言われましたように,どんな所に目を凝らすかというのがあります。歴史,文化,それから先ほど言われましたように,産業観光と言いまして,そういう京セラだとか,ソニーだとか,そういう中身の方もあるわけですけれども,企業の方もあるわけですけれども,今,韓国,中国からお客さんが入ってきております。この前もうちの方に,「霧島神宮に行く。」と言われたんだそうですけれども,「サティの方がいいと,サティに行きます。」ということで,霧島神宮を断ってサティの方に行かれたということでございます。そういう買物もあると。そのようなことから新しいもの,市長がいつもよく言ってるんですが,新しいものだけでなく,やはり人間としてこういうものがいいのではないか。いろんな,「不易流行」という言葉をいつも市長が言ってるんですが,そこに変わらないものも,変わるものと変わらないものがあると。変わらないものをやはり基本的には認めていくべきではないかというふうに市長が言いますけれども,そういうことでやはり変わらないもの,そういうものがあると思いますので,その辺を目指してやっていきたいというふうに考えております。


○1番(脇元 敬君)


 電化製品,家電量販店というのもあるんですけども,基本的には霧島市内の企業ではありませんので,そのために観光を推進する必要もないかなと。市内にある,企業が進出しているそういう所の製品をしっかり売ってあげるというのも霧島市に進出してくる意味もあるのかなと思いますので,免税店というとても難しいハードルだと思いますけれども,やってみる価値はあるのかなと思います。今朝も報道番組でマイケルジャクソンが訪日をしておりました。どこに行ったかと言えば,家電量販店でした。そうやって外国人の方々,これが日本のブランドなのかな。外国のブランドを買うのが日本人の感覚の免税店ですが,外国人の方から見る日本のブランドは電化製品かな。それがこの地域でもしっかりと売ることができれば,私も,いろんな話がありました大型商業施設のこともありますけれども,私はこれが溝辺にあっても面白いのかなと,工業団地にあってもいいのかなと思っている一人ではあります。観光立国基本法の第7条には「政府は,観光立国の実現に向けて施策を実施するための必要な法制上,財政上又は金融上の措置,その他の様々な措置を講じなければならない。」というふうに定義をしています。また,「国内外からの観光旅行の促進のための環境整備も行う。」というふうに言っています。是非積極的に取り組んでいただきたいなと思っています。この観光立国推進基本法の制定に向けて行われていました観光立国懇談会というのがありまして,その報告書に「観光立国の推進に当たっては観光概念の革新が必要になる。」と言っております。そして政府が示したキーワードは「住んでよし,訪れてよし」です。つまり原点はそこに暮らす人々の生活にあると思います。今までの観光は,有名な景勝地をめぐり,豪華な食事をし,温泉に入るというような非日常を求めていたと言われていました。私は,これから住む人々の生活が,そしてその地域に根ざしたものが観光になると私は考えています。そこに住む人々の幸せな生活を垣間見る,触れる,体験する。そしてそれが自分の幸せになるということをこの地域で感じてもらう。そしてその生活を自分の住む地域に持ち帰ってもらう。新しい日常というものを持ち帰るという観光です。その霧島市の市民生活,根本は私は先日制定されたこの市民憲章にあると思うんですけれども,この市民憲章の最後の一部分,「私たちは,母なる地球の生命体の一員として共生と循環の心豊かな社会をめざし,新たな歩を共に始める。」,この一文あります。私は霧島市民の根本はここに,市民憲章にあると思いますけれども,市長いかがでしょう。


○市長(前田終止君)


 この市民憲章は市民各界各層から真剣にそういう人たちが集まられてつくってもらったものでございまして,この議会でも幾たびか申し上げたことがございますけれども,市民憲章,その前文あるいは後文の条文,あるいは,また,市の宣言ともに今後の市政運営の大きな支柱と,精神的な支柱となるもんだと思っております。今のくだりについても全く同感であります。


○1番(脇元 敬君)


 私は,日本で最初の国立公園があり,屈指の観光地であり,また,最先端の企業,テクノポリス構想が存在し,歴史的にも,また,文化的にも素晴らしい市民生活を営むことができるここ霧島市が世界に先立って,また,モデルとなってこの市民憲章を根本に環境に配慮したまちづくり,産業活動,教育,そして笑顔の生活を実践することができる唯一の地域と信じています。何度も言いますけれども,基本は幸せな市民の生活の中にあります。自然と共生・共存する精神が笑顔の生活の中で,そして幸せになってほしいと考えています。環境に余りとらわれ過ぎると生活はしにくくなりますけれども,しっかりとその精神を心に持ちながら配慮した生活を営み,世界の人々の手本になるライフスタイルをこの霧島市から発信できると私は信じています。観光地だからこそ訪れた方々に笑顔を与えることができ,また,笑顔を返してもらい,その声を聞く機会が増え,褒めてもらえる。うらやましく言ってもらえる。「いいですね。」と言ってもらえる。そこに感動が生まれてさらにその意識が進み,大人たちがその意識を持って生活し,行動することが,子供たちのふるさとへの誇り,自信になると思いますが,いかがでしょうか。


○市長(前田終止君)


 まさにおっしゃるとおりだと思います。総合的に今後お互いに心も砕き,そして,また,行政も,市民も一緒になってやっていかなきゃならないことばっかりであります。いよいよこれからと思っております。


○1番(脇元 敬君)


 観光の原点は,ただ単に名所や風景など光を観る。今までは「観光」と書いて「光を観る」と書きますので,光を観る。これからは,それだけではなく,地域に住む人々がこの地に住むことに誇りを持つことができ,幸せを感じることができることによってその地域が光を示すことだと思います。今回の霧島市観光の基本計画がしっかりとそういった理念を持って実施され,笑顔の市民と,笑顔の市民生活とともに光を示す霧島市になるように期待しまして私の一般質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で脇元敬議員の一般質問を終わります。これで本日の一般質問を終わります。残りの13名については明日以降の本会議で行います。本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。


              「散 会  午後 4時41分」