議事ロックス -地方議会議事録検索-


鹿児島県 霧島市

平成18年第4回定例会(第4日目12月 7日)




平成18年第4回定例会(第4日目12月 7日)





             平成18年第4回霧島市議会定例会会議録





 
1.議事日程は次のとおりである。


                      平成18年12月7日(第4日目)午前9時開議


┌──┬──┬────────────────────────────┬─────┐


│日程│議案│   件                  名     │ 備 考 │


│  │  │                            │     │


│番号│番号│                            │     │


├──┼──┼────────────────────────────┼─────┤


│ 1│  │一般質問 木野田恵美子君(★ページ)          │     │


│  │  │      ・空地の活用策について           │     │


│  │  │      ・いじめと不登校について          │     │


│  │  │     上鍋正光君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・過疎債の有効活用について         │     │


│  │  │      ・市道・農道の管理について         │     │


│  │  │     池田綱雄君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・行政改革について             │     │


│  │  │      ・教育行政について             │     │


│  │  │      ・道路行政について             │     │


│  │  │     厚地 覺君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・市営住宅の建替建築計画と管理について   │     │


│  │  │      ・地熱開発調査について           │     │


│  │  │     秋広眞司君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・市長の政治姿勢について          │     │


│  │  │      ・教育行政について             │     │


│  │  │      ・伝統行事の保護育成について        │     │


│  │  │     新橋 実君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・市内巡回バスの利用状況について      │     │


│  │  │      ・教育問題について             │     │


│  │  │      ・消防団組織の活動及び出動態勢について   │     │


│  │  │     松元 深君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・農業振興について             │     │


└──┴──┴────────────────────────────┴─────┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君      2番  松 元   深 君


    3番  秋 広 眞 司 君      4番  池 田 綱 雄 君


    5番  有 村 久 行 君      6番  徳 田 拡 志 君


    7番  山 浦 安 生 君      8番  神 園 三 郎 君


    9番  厚 地   覺 君     10番  徳 田 芳 郎 君


   11番  宮之原   稱 君     12番  黒 木 更 生 君


   14番  四 元 寿 満 君     15番  新 橋   実 君


   16番  仮 屋 国 治 君     17番  林 薗 澄 男 君


   18番  脇 元   操 君     19番  植 山 利 博 君


   20番  上 鍋 正 光 君     21番  塩井川 幸 生 君


   22番  久 保 史 郎 君     23番  岡 村 一二三 君


   24番  島 廻 一 心 君     25番  木野田 恵美子 君


   26番  山 神 生 人 君     27番  池 田   守 君


   28番  下深迫 孝 二 君     29番  栫 井 成 孝 君


   30番  吉 永 民 治 君     31番  今 吉 歳 晴 君


   32番  尾 崎 東記代 君     33番  木 場 幸 一 君


   34番  浦 野 義 仁 君     35番  池 田   靖 君


   36番  細山田 為 重 君     37番  蔵 原   勇 君


   38番  田 代 昇 子 君     39番  前川原 正 人 君


   40番  窪 田   悟 君     41番  川 畑 征 治 君


   42番  深 町 四 雄 君     43番  時 任 英 寛 君


   44番  中 村 幸 一 君     45番  西 村 新一郎 君


   46番  宮 内   博 君     47番  徳 田 和 昭 君


   48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


  な し





4.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長   前 田 終 止 君   助     役  南   洋 海 君


 助     役   福 永 いたる 君   総 務 部 長  西 重 正 志 君


 生活環境部長    林   兼 行 君   保健福祉部長   今 村 恭 一 君


 農林水産部長    東   邦 雄 君   建 設 部 長  秋 窪 直 哉 君


 工事監査部長    大 井   正 君   まちづくり調整監 内   達 朗 君


 消 防 局 長   中 村   昭 君   会計管理部長   池 田 和 弘 君


 行政改革推進監   山 口   剛 君   総務部次長兼   南 田 吉 文 君


                       総務課長


 生活環境部次長   杢 田 耕 一 君   企画部次長兼   福 原   平 君


                       企画政策課長


 商工観光部次長兼  柳 田 秀 徳 君   農林水産部次長兼 外 山 幸 喜 君


 商工労政課長                農政畜産課長


 消防局次長兼    林   兼 哉 君   建設部次長兼   塩入谷 政 秋 君


 警防課長                  建築住宅課長


                       職 員 課 長  津 曲 正 昭 君


 秘 書 課 長   萬 ? 茂 樹 君   財 政 課 長  平 野 貴 志 君


 行政改革推進課長  濱 ? 正 治 君   環境衛生課長   川 村 直 人 君


 耕 地 課 長   馬 場 義 光 君   観 光 課 長  後 藤 辰 美 君


 建設調整課長    西 田 静 男 君   土 木 課 長  中 村 順 二 君


 都市整備課長    篠 原 明 博 君   消防局総務課長  西 尾   潔 君


 牧園総合支所    荒 木   敏 君   霧島総合支所   宮 田 昌 男 君


 総務課長                  総務課長


 教  育  長   古 川 次 男 君   教 育 部 長  吉 永 冨城夫 君


 教育部次長兼    石 塚 義 人 君   学校教育課長   村 田 研 史 君


 教育総務課長


 文化振興課長    野 村 定 美 君





5.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長    成 枝 靖 夫 君   議事調査課長   谷 山 忠 憲 君


 議事調査課課長   山 元 春 行 君   書    記   赤 塚 孝 平 君


 補佐兼議事係長


 書    記    井 上 寛 昭 君   書    記   米 元 利 貴 君





6.会議のてん末は次のとおりである。








               「開 議  午前 9時00分」


○議長(西村新一郎君)


 ただいまの出席議員は47名であります。定足数に達しておりますので,直ちに本日の会議を開きます。





   △ 日程第1 一般質問





○議長(西村新一郎君)


 昨日に引き続き一般質問を続けます。25番木野田恵美子議員より2件通告がされております。したがって,木野田議員の発言を許可いたします。


○25番(木野田恵美子君)


 おはようございます。またまた一番バッターになってしまいました。よろしくお願いします。議長のお許しをいただきましたので,先に通告いたしました2件につきお尋ねいたします。空地の有効利用といじめの問題につきまして先に同僚議員が何人かされましたので,重複する部分があると思いますけれども,その所は答弁はもうよすごわんで,あと,ほかの所をよろしくお願いします。まず1点目は旧霧島東中学校跡地の有効活用策についてお尋ねをいたします。旧霧島東中学校跡地は,平成16年3月26日に旧霧島町が全国共済農業協同組合連合会から地域活性化及び道路行政の事業の円滑化を図るために約4千万円で買い戻しを行った土地であります。総面積2万687.51?,旧東中学校の跡地が1万2,056?,残りは共済連の保養施設大霧荘の大浴場と自炊棟の跡地となっております。現在旧霧島東中学校の跡地では,地域の方々がゲートボールやグラウンドゴルフ場として活用しながら,場内の草取りや周辺のヤブ払いなど維持管理を行いながら使用されております。去る11月9日には総合防災訓練が約800名の人たちが参加して当地で行われ,参加された消防団員の方々や初めて来られた人たちが「素晴らしい場所だ。」と絶賛されておりました。この旧東中学校跡地の有効活用策を市としても是非前向きに検討していただけたらと思いまして質問をさせていただきました。例えば,旧東中学校跡地は現在地域の方々がゲートボールやグラウンドゴルフをされていますので,芝を張って緑地公園として再整備し,残りの土地は駐車場と家庭菜園ができる農地付き分譲地として分譲されたらどうでしょうか。旧霧島町では,平成12年から平成17年まで若者定住促進策として町外からの若者定住者には土地,建物への補助と,子供のいる人にも補助金制度が実施されてきました。霧島市も今年の7月からおじゃんせ霧島推進監を配置され,定年を迎える団塊世代の定住促進を展開されていると聞きますが,当跡地を若者や団塊世代の定住促進策として宅地の分譲を行うなどの対策は考えられないものでしょうか。旧霧島東中跡地は,前方に桜島,錦江湾,後方には高千穂峰と霧島連山を一望できる素晴らしい景観の所です。水道と温泉の配管なども隣接の市道を走っており,徒歩で5〜6分の所には小学校があり,近くに病院もあります。造成費も余りかからない絶好の場所ではないかと思うのです。財政事情の厳しい中ではありますが,できるだけお金のかからない有効活用策をご検討いただきたいと思いますが,どうでしょうか。お尋ねいたします。次に,いじめと不登校についてお尋ねいたします。市内の小・中学校におけるいじめと不登校の実態について教育長はどのように把握しておられるのかお尋ねをいたします。いじめという言葉を聞かない日はないほど連日のように報道され,いじめを苦にした児童・生徒の自殺が相次いで,伊吹文部科学大臣まで全国の子供たちにいじめをやめるようにと異例の呼びかけをされるなど社会問題として深刻な昨今です。霧島市内の小・中学校では,ありがたいことに痛ましい事件だけは耳にしませんが,いじめによる不登校はなかなかなくならないようです。1〜2年前に比べ減っているのでしょうか。それとも増えているのでしょうか。いじめをする子供のほとんどが家庭に問題がある子供だと聞きますが,いじめが発覚すれば学校のイメージが悪くなる。担任の先生の評価が落ちるから報告しない学校があるのではと聞きますが,いじめを苦に学校に行けなくなっている生徒がいるとしたら,そんなことは言っていられないはずだと思うのです。小さなことでももしかしたらいじめではないかなと気づいたら,だれでも,学校,家庭,地域の人が勇気に心を添えて向き合わないといじめは減らすことの難しい厄介な問題だと思うのです。市内の小・中学校でいじめが原因で不登校になった児童・生徒が何らかのきっかけで立ち直ってくれた例などはないものでしょうか。2年前,旧霧島町時代にPTAや地域住民の方から「いじめが原因で学校に行けなくなっている中学2年の男子生徒がいる。いじめがあるのに,学校や行政はなぜ蓋をして隠すのですか。」と私に強く言い寄られ,蓋をして隠すと言われた言葉がすごく気になったのですが,言葉として何も返せませんでした。当時,いじめ,不登校はないと聞いておりましたので,どういうことだろうと本当に驚きました。大衆は大知という言葉があるように,住民は案外よく知っています。母親の立場で住民の声,心情をつかんで行動しようといつも思っておりますので,これは放ってはおけないと思い,それから情報を得ていじめで不登校になっている生徒と関わりを持つことになりました。中学2年生の男子生徒の叔母さんに当たる人がわが子のように面倒を見てくださったことと校長先生が相談に乗ってくださったことが救いで,男子生徒は,ほとんど,週に1回だけ保健室までしか行けず,ずうっと教室に入れないままの状態でこの春卒業式を迎えたのです。家で一生懸命勉強をしたのでしょう。高校入試に合格,初めて会った時,「高校に行きたい。」と私に一言漏らした言葉どおり,4月から念願の高校生になりました。校長先生,おばさん,児童委員の人,カウンセラーの方とみんなが力を合わせて見守ってくださったおかげでやっと心を開いて立ち直ってくれたのだと思います。「合格した。」と電話をもらって飛んで行きましたが,その時見た少年の顔はあの時とは全く変わって明るくてまるで別人のようでした。今は一度も遅刻もせず,欠席もせず,元気に登校していると聞き,こんなうれしいことはないと思います。不登校から立ち直った一例を述べました。いじめも,不登校も人ごとと思わないで,自分のこととしてとらえ,落ち込んでいる当事者のメンタルヘルスをサポートすることが最も大事だと思いますが,教育委員会の先生方は不登校の実態をどのように把握しておられるのでしょうか。次に,学校現場,教師への指導,管理体制についてどのような取り組みをしておられるのか。お尋ねいたします。これも6年前,中学2年の子供のいじめを体験された両親が苦しみを打ち明けてくださいました。許しを得ておりますので,述べてみたいと思います。保護者が担任の先生に「何とかしてほしい。力を貸してください。」と相談に行かれたら,先生いわく「そんな一人の生徒のことを取り上げられない。」と,教頭も同じことを言われて,全然聞いてもらえなかった。お母さんは子供を励ますのが精一杯で,毎日泣いておられた。これはもう家族が守ってやるしかないと思って子供の転校を決断された。「あの時は本当に地獄でした。でも,家族の絆は強くなりました。」と涙ながらに語られました。過去のこととはいえ,学校側の先生の対応の仕方が疑問に思えてなりません。子供を導く教師ではなく,お金を稼ぐただのサラリーマンと言われても仕方がないのではと思ったことです。生徒の生活指導を厳しくしっかりと取り組んでくださる熱血先生が少なくなったこともいじめと不登校が起きる原因の一つではないかと思うのです。社会問題として関心を持って,学校,家庭,地域が力を合わせて取り組まないといけない問題ではないでしょうか。「いじめを見つけて解決した先生には高い評価をするようにしたら」という意見も聞きましたが,どうでしょうか。学校ではこれまで以上に心の教育,人間教育にもっと力を入れていただくように指導していただけないものでしょうか。壇上からの質問をこれで終わります。


○市長(前田終止君)


 皆さんおはようございます。木野田議員より2点につきまして質問がございました。1点目については私の方から答弁をいたします。2点目につきましては教育長が答弁いたします。空地の活用策について,旧霧島東中学校跡地の有効活用策についてでございます。議員がお尋ねであります旧霧島東中学校跡地の有効活用策につきましては,旧霧島町時代も含め現段階では具体的な検討は行っておりませんが,現在地域の方々がゲートボールあるいはグラウンドゴルフなどに活用をいただいておりますので,地域住民の方々などのご意見も伺いながら具体的な有効活用策を検討して参りたいと思います。私も久しぶりにあの場所を,先日行われました災害訓練,これで,約700〜800人でしたかね,みんなであの場所を利用さしていただいて,改めてあの場所の持つこの存在感といいますか,評価を感じることでございました。目の前に美しく高千穂峰が立ち上がっておりますし,深い霧島山麓の緑に囲まれて,そして,また,近くには病院もあると。そしてもう幾十年,幾百年人々が暮らしてきた集落が周りを取り囲んでいると。そして,なお,ちょっと足を延ばせば霧島神宮,赤松並木,そして,また,多くのホテルや宿泊群,そういう物がある。もちろんリゾートマンション,そういう物まであって,私がもし民間の立場であるならば,あの場所を購入をして,あの場所に,例えば,分譲型のマンションとかね,適切な大きさでこう,あれは相当地域の人口増にも貢献するんじゃないかな,そんなこともこう考えたりしました。例えば,今具体的なご指摘として議員は,家庭菜園あるいは団塊の世代対策の土地分譲,市民農園的な利用とかね,いろいろ言われました。お金がない中でコストをきっちり行政サイドは押さえて,むしろそれがお金を生むような方向に知恵をこう出していく検討も必要かなと,こう思ったりしております。ここに限らず,1市6町七つの自治体の旧自治体エリアごとにやっぱり似たような対象地域が何箇所かずつあります。ですから,そういう対策の一つの具体策を模索していく一歩先に出るようなモデル場所みたいな感じで,総合支所などに中心になっていただきながら,議員ご指摘の点など,先の見える結果,こういう方向を打ち出そうというようなことを今ご利用の住民の方々のご意見もよー聞きながら,いい対策を練ってみたいと思っております。


○教育長(古川次男君)


 いじめと不登校問題について木野田議員の質問にお答えをいたします。まず1点目でございます。全国的にいじめによる自殺者が後を絶たない現状に,私も教育に携わる者として議員同様本当に心から心を痛めております。小・中学生がかけがえのない人生に自ら終止符を打つという痛ましい事件が本市において1件も起こらないように,学校と教育委員会が連携を図り,子供や保護者の立場に立った対応を今後も一層努力,配慮していく所存でございます。本市の小・中学校におけるいじめと不登校の実態につきましては,毎月学校から報告される月例報告の中で教育委員会は把握をいたしております。具体的にはいじめを,1,自分より弱い者に対して一方的に,2,身体的・心理的な攻撃を継続的に加え,3番目に相手が深刻な苦痛を感じているもの,なお,起こった場所は学校の内外を問わないととらえ,各学校で起こった事例についてはすべて報告を求めております。また,不登校につきましては,毎月7日以上の病欠,病気で休み,それ以外の,早く言えば病気でない,家庭の事情とか,そういうものを含めてですが,病気以外の理由で欠席したものの数を合算しまして7日以上あった場合は,これは不登校として報告させております。その後不登校が解消されても,その一旦不登校という報告が上がった児童・生徒の氏名はそのまま年間を通して注意深く観察を行うように指示をいたして報告を求めております。今回のいじめの問題で再度各学校では,児童・生徒がいじめと感じているという段階まで掘り下げて調査を行い,いじめの現状を把握し,実態や対処結果について教育委員会に報告をさせております。なお,実態としましては,今回の報告でいじめに関しましては,前申しましたように,小学校で13件,中学校で10件,不登校に関しましては,小学校で8名,中学校で67名の報告を受けております。次に,いじめ問題の2点目についてお答えをいたします。学校現場や教師への指導,管理体制についてどのような取り組みをしているのかというご質問でございますが,これまでのいじめの気づきは,ほとんどが児童・生徒の訴え,あるいは保護者からの報告であります。もちろん報告された事例につきましては誠心誠意対処をしてきたわけですが,今回の一連のいじめ問題で再度各学校は,児童・生徒がいじめと感じているという段階まで掘り下げて調査等を行い,いじめの現状を把握しております。そして1件ずつ担任,管理職,全職員とそれぞれの事例に応じて保護者や相談機関等と連携をとりながら対応をしております。また,いじめに気づく教師の資質の向上のための研修も各学校でお願いをしております。現実に実施されております。不登校についての学校の対応は,各学校でそれを支えるチーム,サポートチームを編成し,全中学校に心の教育相談員,中学校7校に配置されているスクールカウンセラー,小学校4校に配置されている子どもと親の相談員,市の教育支援センターや児童相談所などの関係機関,そして家庭と連携を図りながら対処しております。また,不登校対策委員会や生徒指導委員会,事例研修会など全職員が共通理解を図ったり,対処への研修等を実施したりしております。さらに11月6日から10日をいじめ問題を考える週間というふうにお願いをいたしまして,各学校においては道徳の授業や学級活動の指導の時間にいじめ問題や命の大切なことをテーマに,主題にした授業をすべての学級で実施をさせております。教育委員会としましては,以上のような取り組みを学校に指導して実態や対応の報告を求めたり,また,指導主事等が各学校に出向き直接指導・助言を行ったりしております。また,今回地域,幼稚園,小学校,中学校,高校の保護者に対しましては,いじめに対する意識の向上を図るため,約1万6千枚のチラシを作成,配布していじめ問題に対する意識の啓発とPTA等の話題に身近な問題として取り上げていただくようにお願いをしたところでございます。


○25番(木野田恵美子君)


 市長の答弁をいただきましていろいろと考えたのですが,旧霧島町時代に17年までは過疎地域というのが適用をされておりましたけれども,17年で外されまして,外されましたけれども,それでも人口の減少が続いているわけです。だから,何とかしていただきたいというその思いがとても強いものですから,市長の話を聞きまして,これは財源を伴うことですので,でも,できるだけ芝を張ってお金のかからないそういう公園にしていただくようなことができたら,ちょうどゲートボール協会の方々が霧島町に,2年ぐらい前ですけれども,皆さんでゲートボール場を造ってほしいと強い要望がありまして,議会に要請されたことがありますけれども,とうとうその時も何にもできなかったわけでございます。ですから,跡地は今使っておられますけれども,少し整備していただくと本当にいいのではないかなあと思うところでございます。そして先ほども申し上げましたけれども,いろいろといい条件が揃っているわけでございます。素晴らしい景観であるということや水道,温泉のライフラインの整備があるということ。学校や病院が周辺にあります。また,買物もすぐ下に,10分もかからない所にAマートがあり,また,コンビニもございます。老人ホームはすぐ見える所に造られております。また,造成費がかからないのではないかなあと思うわけです。神話の里公園や下の方にはちょっとこう溜池もありまして,散歩をされる方がそこをこう見物をしながら回られるのには健康づくりにも役立つのではないかなあと。そして霧島神宮にも徒歩の15分で行ける所ですので,こういった好条件が揃っておりますので,そういうことも市長の頭の中に入れておいていただけたらと思います。昔の人が「持たん袖では振れん」と言われたことを思い出すわけですが,どうか,何かこう収入でもできるようなことになりましたときには,まずこれを念頭に置いておいていただき,早い時点でしていただければ大変ありがたいと思います。よろしくお願いしておきます。


○市長(前田終止君)


 今,議員ご指摘の点など念頭に入れながら,総合支所及び本所とも連携をとりながら,どのような課題が横たわっているのか。どうしたらその跡地が最も生かせるのか。真剣にそのことに対応する仕組みをつくってみたいと思っております。


○25番(木野田恵美子君)


 何回も申し上げますけれども,また,中学校跡地の下の今,駐車場になっている部分がすごく広いんです。だから,あの部分を3分の1か,4分の1ぐらいを畑にしていただいて,そして下の,もし分譲地をされます時には菜園付きの分譲地にしていただけたら,いろんなこの頃家を建てられた方々から話を聞くのですけれども,「庭がなくて困る。」とか,「自分で野菜を作って自給自足できるぐらいはしたいんだけど」って言われるんですが,あそこだったら私は畑が,こう3分の1から4分の1ぐらいは畑にしてもいいのではないかなあと思いますので,花を植えたり,野菜を植えたり,趣味と実益を兼ねた大変あそこに住まれる方は喜ばれるのではないかなあと,そんなふうにも思いますので,そのことも頭に入れておいていただけたらと思います。そのことは十分よろしくお願いしておきます。それから,いじめについて教育長に質問をさしていただきますが,3人の方が,同僚議員の方がされましたので,いろいろとお聞きしておりまして,もう分かっているところもございますけれども,私は二つだけ例を述べてさせていただきましたけれども,今はもうそういった先生はいらっしゃらないだろう。本当に頭の下がる素晴らしい先生がいらっしゃることも,たくさんいらっしゃることもよくお見受けしておりますので,でも,この保護者の方が話されたのは,その保護者の方は仕事も熱心ですし,真面目な方で,学校の行事なんかにも参加されていた方なんですけれども,今も,6年経った今でも何かこう不信感を持っていらっしゃるというのが何かこう残念な気がして,お話をしている時にそれは拭い去れないのかなあと思ったことですけれども,今はもうそういった先生は存在されていないのかなあと思いながらお尋ねすることでしたが,どうでしょうか。


○教育長(古川次男君)


 教員の中にそのような,ご指摘のような教師が存在したということ,心からお詫びを申し上げたいと思います。各学校で校長先生が直接人格的な指導とか,授業の実践とか,そういう面と人間的な対応の仕方とか,そういうことについては十分校長,教頭の方でするわけでございますが,なかなか,校長や教頭の指導することを馬耳東風で受け止めるような教師もいないわけではないわけでございますが,しかし,これはやっぱり保護者の方々にそういう不信感を持たれるような教師が1〜2,絶対一人もいませんというふうには,これは申し上げられませんが,そのような教師がいないように全力を挙げて指導いたしたいと思います。教育委員会の指導主事という者は,あるいは私も含めてそういう校長を通して職員を指導するわけでございまして,直接私が学校へ行ってそういうような教師を指導するということは,これはもう越権に当たりますので,校長先生を通して指導するようにいつも厳しくお願いをしているところでございます。そういう教師が存在しないように今後も一生懸命努力をしたいと思っております。


○25番(木野田恵美子君)


 はい,ありがとうございました。いじめを全くなくするということは不可能なことかも知れませんけれども,手をこまねいていては何にもできませんので,4分の1でも,3分の1でも減るようなそういう努力が必要ではないのかなあと思うわけです。まず,子供もですけれども,家庭的に問題があるのではないかなあと思ったりしますので,親御さんの家庭教育学級というようなものも開いていただいて,妊婦さんもその教育をしていただかないと,生まれてくる赤ちゃんが,昔は胎教と言って子供がおなかにいる時が大事なんだということをすごく教えられたものですが,そういったのも今はしておられるのかどうかちょっと分かりませんけれども,妊婦の人たちを集めて胎教から取り組むというようなことも大事ではないかと思いますので,保健師さん方にも,また,その子育てに長けていらっしゃる方,専門の方なんかもいらっしゃると思いますので,そういう方々からいろいろなご指導をいただくということもできるのではないかなあと思います。例えば,“三つ子の魂百まで”と言いますので,小さい時から子育てをしてくださるお母さんがまず意識を持って,叩いたり,しつけだと言っていろんな所で児童虐待をテレビなんかでも報道されておりますけれども,しつけと虐待とは全然違うと思いますので,やっぱりこういった小さな子供の時から,1歳半ぐらいからもう反抗期になり,何かこう自我が芽生えるそうですので,やっぱりそういった小さい子供を持っている方々も教育していただくのが大事ではないかと思うわけです。また,そして,私はいじめられて不登校になっている子供とつき合いながら,その子供が,全然行っても鍵をして出てこなかった人が,何回も何回も行って,そしてもう出てこないから,手紙を書いてみようと思って何回か手紙を書きました。そしたらお母さんが「喜んで読んでいたよ。」と言って教えてくださったもんですから,あっ,これはだれかが自分のことをこんなに心配してくれているということがその子供に分かれば,きっとその貝が少しずつ口を開けるような形で心を開いてくれるのではないかなあと思ったのです。だから,できるだけみんなが関心を持って,そういういじめや不登校の人がいたら,隠さないで取り組んでいかないといけないんではないかと私はつくづく思うことでございますが,その高校生になった子供も一人で家にいて一生懸命勉強したんだろうと思うことです。そして不登校になる子供は頭のいい子供が多いと聞きましたけれども,本当にそうなんじゃないかなあと。高校に入りましてからもそのおばあちゃんがよく私に電話をくださるんです,それで「もうこの頃本当心配事がなくなって良かった。」と言ってですね。それで高校の成績も,私は成績じゃないと思うんですけれども,「今度は3番だった。」って。「今度は4番だった。」って言ってですね,「席次を気にされることはないですよ。」って私も言い方ですけれども,そんなふうに頭のいい子だったんだなあと思うことですけれども,そうして頑張ってくれておりますので。1回だけ有村教育委員とお話をしました時に「何回も行ってみてくださいて。そして夏休みが過ぎると,夏休み前はほとんどの学校に行っていた子供も,夏休みを過ぎるとまた行かなくなるから,それを通り越すと本物ですよ。」って先生がおっしゃったんですね。それでどうなるのかなあと,本当にそのことを気にかけながら何回か行っておりましたら,今も本当に喜んで毎日行っていると聞きまして,ああ,良かったと本当安心しているところでございます。また,次に,中学2年の女の子がまたそのような人がおりまして,これは次々に本当にいろんな,何とかしてあげないといけないと,そう思ってですね今取り組んではいるんですけれども,学校の方でもいろんなことを指導していただいているようですので,少しでもいい方に向かえばいいなあと思いました。私はいつも,この大平光代さんがいじめに遭って,中学2年の時に自殺を図り,極道の世界にまで身を置かれた方が,今,弁護士になっていらっしゃる。その人のことをもういつも話をしたり,その本を持っていって見せたりするんですけれども,そういうのが少しずつこう心を開くきっかけになるのではないかなと思ったりしておりますので,どうか,大変でしょうけれども,よろしくお願いします。学校にもまたそのようなこともいろいろとご指導していただきたいと思います。よろしくお願いしておきます。以上で終わります。


○市長(前田終止君)


 今度の議会でいじめの問題が皆さん方から,たくさんの議員の方々からご指摘をいただきました。私は,私たちのこのふるさとの,そして日本の次代を担う子供たちが将来ある命が奪われると,損なわれるということについては,本当に悲しい,切ない思いがするという気持ちでいっぱいであります。一方,学校教育の現場の先生方には,そのようないじめに対するこの見抜く力,そういうものを強く教育力向上とともにお願いを申し上げてあるわけでございます。しかしながら,なかなかこういう問題が克服できない現状を思うときですね,これはやっぱりいじめはもう許せないと,根絶していく努力が必要だというふうに思うわけです。そしてやっぱり何よりも人の痛みが分かるそういう人間を育てていく努力がやっぱり必要かなと思うわけでございます。そこで,このことはやっぱり教育委員会,あるいは,また,学校当局,あるいは一人一人の教員の方々,その万が一があった場合はですね,不登校から,いじめに端を発する不登校から,あるいは,また,最終的に自殺などという悲劇があった場合,当事者,関係各位は大きな不手際があった場合などはなおのこと厳しく責任が問われているんだということを私は関係各位に市長の立場から申し上げてきたところでございます。そこで,私は学校教育,特に義務教育における学校でのこの安全対策などなども念頭に入れながら,この私どもの地域に14の中学校,34の小学校,公私ともどもあるわけでございますけれども,そこでいじめ防止のためのホットライン,これをどうにかできないもんかな。そしてこれは,例えばですね,24時間,このふるさと霧島に学ぶ小学生,中学生は,いつでも,どこからでも,だれでも電話を掛けられる。そしてその子供たちにこういうカードを持たせる。このカードをじっと握ってれば安心できる。そして元気出せよと,そういうタイトルを例えば書く。そして美しいどっしりと落ち着いた霧島連山の山々が背景には書いてある。この山を見てると元気が出てくると。そして何かあったら,電話番号書いてある。これを子供たち全員が持つ。いじめられてる人も,いじめてる人もこのカードを持つことによっていじめを根絶していくきっかけをつかむ。そして日中はその電話をしっかりいつでも学校教育課,その職員が懇切丁寧にその話を聞いてあげる。そして24時間ということは夜間もありますから,学校教育課長,夜の部はあんたが引き受ける。ねえ。それぐらいの覚悟を持って私たちのふるさとの子供たちを守っていく。そういうことが私はもう必要だという認識を,これほどたくさんの議員の方々がいじめに対してご指摘をいただき,そういうことを考えるときに,その私どもの小学校,中学校のすべての児童・生徒に,予算をつくって,子供たちよ元気出せ。頑張れよという意味を,ちゃんとアイデアを出さして,それを一人一人に持たして,そして本当に何かあったらその電話を掛ければ親切にきちんと対応する。そういう仕組みをつくりたいと思います。是非ひとつ学校教育課長,教育長,頼みますよ。お願いします。


○学校教育課長(村田研史君)


 木野田議員の非常にこう心に染みるお話を伺いまして,やはり支えてくれる人がいるんだという思いをいじめられている側の子供が実感できるようなそういう取り組みをしたいというふうに本当に考えているところです。そういった意味で既に学校では,例えば,保護者,それから生徒含めて講演会を実施し,その中でも,例えば,生徒がいじめは絶対にやらないんだと,許さないんだというようなそういう決意表明をする場も設定される計画もございます。今そして市長からありましたように,実は,ちょっと見にくいんですけれども,これは県の総合教育センターが発行している内容です。毎年小学校新1年生に配布をしているということでございますけれども,先だって市の教育委員会も,先ほど教育長が答弁の中で触れましたが,「いじめのサインを見逃さないで」というチラシをすべての家庭にお配りしたところでしたけれども,加えて,今,市長がおっしゃったような内容について検討をしていきたいというふうに考えております。


○議長(西村新一郎君)


 古川教育長一言,市長の意思表明に対してコメントしてください。


○教育長(古川次男君)


 市長から直接そういうような指示を受けましたが,非常にこう感謝いたしております。結局学校教育だけの問題ではございませんで,議員の方々,それから部長をはじめ,全職員で私たちのこの霧島市の明日を担う子供たちをみんなでこう守っていこうというふうなことに対して心から感謝を申し上げます。全力を挙げて頑張ります。


○議長(西村新一郎君)


 次に,20番上鍋正光議員より2件通告がされております。したがって,上鍋議員の発言を許可いたします。


○20番(上鍋正光君)


 早いもので合併して瞬く間に1年が過ぎました。予想されたこととはいえ,七つの所帯が一つになることによる弊害や課題があり,事業の引き継ぎなどにより財源が不足し,議会でも行財政改革調査特別委員会を立ち上げ調査・検討しております。霧島市は,空港があり,温泉,IT企業,黒酢,黒牛,黒豚など,工業,農業,観光と自然や立地に恵まれた県内唯一の素晴らしい場所だと思っております。この好条件をどう舵取りし,生かし切ることができるかの手腕が問われています。5年後,10年後を見据えた方向性を議会,行政,市民が一体となって見出すことが必要な,大事な時期だと思っております。私は,そのような現状の中,2点ほど質問いたします。1点目は過疎債の有効利用についてでございます。福山町は過疎地域に指定され,今まで様々な事業を手掛けてきました。財源が少なくても事業ができ,後で交付税として戻ってくる。このような制度を期限のあるうちに是非有効利用していただきたいと思っております。そこで質問しますが,過疎債の利用ができる地域はどこか。過疎債の活用できる事業はどのようなものがあるのか。通常借り入れと過疎債の交付税措置の違いは何か。過疎債の今後の見通しはどうなっているか。2点目としまして市道・農道の管理についてご質問申し上げます。中山間地にとって市道や農道の草払いや路面の補修などの道路管理が一番の問題になっております。各集落とも中心部は盆,正月など何らかの形で,町内一斉の形で清掃や草払いがなされていますが,高齢化の進む中,農道や集落の外までの管理は難しくなっております。福山町では作業班があり,道路管理には不便を感じたことはございませんでした。しかし,予算の関係などもあり,ここ1年草の茂った道路が目立つようになったような気がいたします。3月には作業班がなくなるとのことで大変不安を感じているものでございます。そこで質問いたしますが,作業班のある地域はどこか。草払い時の作業班,シルバー人材センター,業者委託の場合,それぞれの単価は幾らか。作業班の存続はできないのか。この2点を質問いたします。今日は質問の3日目ということで,聞く方,答える方大変疲れていらっしゃるようでございます。簡潔にいきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。


○市長(前田終止君)


 上鍋議員から2点につきまして質問がありました。1点目については私の方から答弁をいたします。2点目につきましては建設部長に答弁をいたさせます。過疎債の有効活用についてでございます。4点にわたる質問でございますが,1点目の過疎債の利用できる地域はどこかとの質問でありますが,本市においては,合併前の旧横川町,旧牧園町及び旧福山町が過疎地域の指定を受けておりまして,過疎地域自立促進特例措置法第33条第2項の適用により合併後も引き続き過疎地域の指定を受けているわけでございます。なお,平成18年3月に霧島市過疎地域自立促進計画を策定をし,議会で承認をいただいているところでございます。2問目の過疎債の活用できる事業はどのようなものかとの質問でございますけれども,過疎債の活用できる事業としては,過疎計画に計上されている事業のうち産業の振興,交通・通信体系の整備及び情報化の促進,生活環境施設等の厚生施設の整備及び医療の確保,教育文化施設の整備,集落再編整備のための用地の取得及び住宅の整備が対象となっております。3問目の通常借り入れと過疎債の交付税措置の違い,これについてでございますが,起債によっては充当率及び後年度の元利償還金に対する普通交付税措置もそれぞれ異なります。その中で過疎債は原則として充当率は100%であり,後年度の元利償還金に対する交付税措置が70%あり,市の負担は30%となっております。なお,償還期間は12年以内となっております。4問目の過疎債の今後の見通しについてのご質問でございます。現在の過疎地域自立促進特例措置法は平成22年3月31日に失効する10年間の時限立法であり,残りあと3年4か月間の適用となっております。今後過疎計画に則り,ほかの地域との均衡を図り,また,財政状況などを見ながら計画的に活用して参りたいと思っております。なお,過疎地域自立促進特別措置法が失効する平成22年4月以降の過疎対策についての国の方針は,合併をした過疎地域指定の市町村の取り扱いを含めて制度の継続など現時点では不明でありますけれども,県や関係市町村と連携をしながら継続に向けて強く国へ働きかけを行っていく所存でございます。


○建設部長(秋窪直哉君)


 市道・農道の管理についての1点目,2点目,3点目は関連がありますので,一括してお答えいたします。現在作業班のある所は,牧園,隼人,福山の3総合支所であります。平成18年度草払い時の日額平均単価は,作業班で7,408円,シルバー人材センターで6,864円,業者委託の設計単価は普通作業員1万3,900円であります。作業班の存続については,市道管理の一元化を図ることから,合併協議会におきまして協定項目の道路橋梁維持管理事業として協議され,具体的な調整結果は,「通常の維持管理については現行のとおり新市に引き継ぎ,将来的にはシルバー人材センターの全面委託を目指し,緊急時については年間業者委託による対応とする。」とされておりましたが,平成18年第1回市議会定例会建設水道常任委員会での関連質問で平成18年度で作業班を廃止し,平成19年度からシルバー人材センター等へ業務委託することを答弁したところであります。なお,作業班の皆さんには,協議会の結果について説明を行い,シルバー人材センターへ加入していただくなどの指導をいたしております。草払いなどの市道の維持管理については要望が多くあり,また,交通安全上の面からも安全で走りやすい道路の適正な維持管理に努めて参ります。また,農道の管理につきましてはそのほとんどが受益者や地域の方々にお願いしております。しかしながら,受益者や地域住民が特定できない箇所や危険箇所についてはシルバー人材センターや業者へ委託しております。今後も地域住民の協力をいただきながら農道の適正な維持管理に努めて参りたいと考えております。


○20番(上鍋正光君)


 この過疎債の件につきましては1番から4番までまとめた形で質問いたします。今回は過疎債だけを取り上げたんですけども,霧島町には辺地債というようなまたいい同じように借りる側には有利な制度があるわけです。充当率100%,そして,また,交付金で70%返ってくるというそのような私どもは本当に活用しない手はないというような思いでいるわけですけども,その点についてはどのように認識されているか。お答えをいただきます。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 ただいま議員の方から質問のありました過疎債と併せて辺地債の活用についてのご質問ですけども,霧島市といたしましても合併前の1市6町それぞれ辺地の指定を受けております。旧隼人町,溝辺町が受けておりません。それ以外は辺地指定を受けておりますので,そういう所での事業につきましてはこの辺地債の活用をいたしておるところです。質問にありました充当率100%,それから交付税措置については80%の交付税措置をされておるところです。


○20番(上鍋正光君)


 そういうような有利の中では,70%の交付税措置の事業と言えば合併特例債等もあるわけですけれども,それらについてはやっぱりひもつきといいますか,いろんな条件があるわけで,その中では是非こういう形を期限のあるうちに借りていただきたいと,有効利用していただきたいという思いでございます。その中で最終年度が21年度までということでございますけれども,その中で今,過疎計画に入ってる事業は何箇所ぐらいありますか。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 先ほど市長が答弁いたしましたとおり,18年3月議会でこの過疎自立促進計画霧島の部分が議会の承認をいただいております。その中でこの過疎計画には,ソフト事業,それからハード事業,それらを含めてあります。細かな件数は別といたしまして,それぞれ年度ごとに事業費ベースで全体で18年度で24億7,600万,それから19年度35億9,100万,20年度35億4,800万,21年度32億3,700万円,これらがそれぞれ計上をされております。


○議長(西村新一郎君)


 件数についても後で必ず報告してください。


○20番(上鍋正光君)


 これはあくまでも計画の段階だと思うわけで,あと3年という期間の中ではもう取り組みをしなければ,承諾書を得,そして,また,取り組まなければ間に合わない期限ではないかと思うわけですけれども,それあたりについてはどんな。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 それぞれの過疎計画の事業の特にハード事業等につきましては年度ごとに各事業課が計画を,事業計画を持っていらっしゃるわけですけども,こういう過疎計画に則り過疎対策事業債の適債事業であれば事業を進めていくということで年次的な計画が示されておりますので,個々の事業課がその年度ごとに計画を進めていくという流れになっております。


○20番(上鍋正光君)


 各事業課が計画して当てはめるわけですけれども,先ほど金額的には相当な金額を言われましたけれども,その3年度計画どおり実施できる見込みがありますか。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 もう既にご承知のとおり,霧島市は8月に財政健全化計画を示しております。なお,また,現在18年度,19年度において総合計画の策定作業にも着手をいたしておりますけども,現在過疎自立促進計画に先ほど上げました総額予算が計上されておりますが,この経営健全化計画及び総合計画策定の中でこの過疎自立促進計画の見直しも当然行っていかざるを得ないのかなあと考えておるところです。


○20番(上鍋正光君)


 今先ほど最初で,冒頭で申しましたように,行財政改革特別委員会までつくってるようなそのような状態の中でなかなかその,今までの持ち寄りの中の各市町の事業をそのままいくというのはなかなか難しい点もあるわけでございまして,その中では重点的に霧島市の中から見たやっぱり事業を効率良く進めるのが前提であるわけでございますけれども,その中で計画だけはもう立つわけですけれども,先ほど言いましたように,もう21年度までであれば,もう実際的には承諾書まで取った段階でないとできないというような事業がほとんどだと思います。ソフト事業は別としまして,道路整備,いろんな面でですけれども,そのような中では3箇所ある,横川,牧園,福山あるわけですけども,具体的に福山町の場合の今の重点的な箇所というのはどこあたりを目指していらっしゃいますか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 過疎対策事業に入れます建設部の道路関係といたしましては,福山町では4路線を現在継続事業として事業を進めているところでございます。


○20番(上鍋正光君)


 その4路線をちょっと教えてほしいんですが。


○建設部長(秋窪直哉君)


 市道池之谷〜国師線,土地改良区21号線,牧野〜柴建線,宝瀬線,4路線でございます。


○20番(上鍋正光君)


 もうこの土地改良21号,はもう今年でもう今工事をして終わるんですよね。そして,また,池之谷線,牧野線,宝瀬線,これについては続行中のことですけれども,私が言いたいのは,こういう事業をする中において,これはもう継続事業で,その中ではまだ承諾もいってない所はもちろんありますけれども,もう継続としてそれは是非もう3年間でやり上げてほしいと。そのほかにこの3年間を利用してこの有利な起債を是非生かしていただきたいという中での重点的な路線はないか。


○土木課長(中村順二君)


 ご質問ございました件についてお答えいたします。19年度の予算編成に向けまして現在調整を図っているところでありますが,福山総合支所からは新たに土地改良区線19号,17号,7号の3路線を新たに過疎対策事業として申請が上がってきているところであります。しかしながら,21年度で事業が完了するということから,延長も長い路線もございますので,十分現地を踏査しながら,地権者の熱意を見ながら検討して参りたいということで進めているところであります。


○20番(上鍋正光君)


 この3路線につきましては先ほどの21号と同じような形でございますけれども,前の,牧之原の大地はボラ土でございまして,そのボラを抜いた所が道路として今生きている。それが改良区線という形で縦横走っているわけでございます。それをこうなども是非していただきたいわけでございますが,先ほどから申しますように,それをやるとして,今の宝瀬線にしても,牧野線にしても21年度までで完成するかどうかというのはまだ難しい情勢のような気がしますけれども,仮に始めるとした場合に,この土地改良区線の7号,17号,19号,これについては今早急に承諾書あたりを取れば来年度あたりからでも始められるようなそういう計画を立てられるものかですね。


○土木課長(中村順二君)


 この新たに新規の3路線につきましては19年度から用地のまず承諾をいただくことが前提となり,その承諾がいただけるのであれば,測量調査等に入る予定で計画をしておるところであります。


○20番(上鍋正光君)


 よろしくお願いいたします。市長にお聞きしますけれども,21年度までで過疎,私は町の指定かと思ったら,地域ということで,地域となれば,先ほど継続に向けて頑張るということもございましたけれども,過疎債,そして,また,辺地債あたりも含めてでございますけれども,これからの見通し,そして,また,今度603km2となりまして広くなり,そしてその中で隼人・国分という街の中心部は今,街路事業とか,区画整理とかいう形で,いろいろな形でできているわけですけれども,その中ではやっぱり山間部といいますか,上場の方においてはこういう道路整備というのはなかなかこれから財源不足の中で難しいわけでございまして,しかしながら,政治の停滞ということは許されないわけでございまして,その中ではこういう過疎指定に向けての意気込み,そして,また,これに向けての着工を早く,21年度までにこの指定されていることは是非取り組んでほしいと思うんですが,その辺はどのように考えていますか。


○市長(前田終止君)


 上鍋議員より過疎債の有効活用について全般的なご指摘いただきながら,将来に対してのこのまちの市長としてどういうふうに考えているんだという質問でございます。私は,議員のご指摘のとおり,この過疎債の有効利活用というのは徹底して生かし切らないかんというふうに強く認識を持ってるもんでございます。そして国分・隼人両地域,言わば平野部はどうにかこうにか未来に向かって勢いを様々な点において持っております。しかしながら,ご指摘のとおり,横川,牧園,霧島,福山,この周辺部,溝辺までね,国分,隼人,溝辺までぐうっとこう勢いはありますよ。しかし,やっぱり山間部,周辺部,この地域は本当に手も引いて,その上に背中も押さんないかん。そういう印象を受ける地域も大変に多うございます。そういう意味では,議員ご指摘のとおり,しっかりと残る3年4か月,このゴールを目指しながら今必要と思われる最大限の努力をし,なおもう一方の手では制度の継続に向けて関係市町村とも連携を高めながら,全県,全国的なうねりをつくっていける最大の努力をしてみたいと思っております。


○20番(上鍋正光君)


 継続に向けても是非よろしくお願いいたします。2点目の市道・農道の管理でございますけれども,このこれにつきましては単価的にやっぱりシルバー人材センターの方が少し安いようでございます。その中で私はこの作業効率なり,そして,また,作業班というのは戦後仕事がない時期に失業対策事業として発足して,その後,町の道路工事などをこなしながら,その後建設事業というのがだんだんできてきまして,その後は道路の管理などについて今に,現在に至っている経緯ではないかと思うわけですけれども,福山町の場合でこの作業班を考えますと,今現在はもう3人にもう半減しておりますけれども,まだ40歳から50歳なんですよね。その中でもう建設課の職員の方とも本当にコミュニケーションがとれておりまして,1言えば10を分かると。そして町内の道路も全部知り尽くしておられますし,逆に作業班に言えば,町の方に言って,そっち方からも早くできるぐらいの機動性と能力を持っていらっしゃいますし,もう本当一生懸命草刈り,そして,また,舗装の修理などをされております。そのような中で今,作業班というものに対する,私はそういうふうな絶賛をしているわけですけれども,これに対する認識といいますか,その辺の評価はどのようにされておりますか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 さっき答弁いたしましたように,3総合支所で作業班があるわけですが,議員のおっしゃるとおり,その作業員の方はその仕事に精通されておりまして地域もよく分かっていらっしゃいます。よって,非常に作業効率はいいというふうに感じておりますが,いかにせん合併協定項目にありました形で今後建設部としては作業班をなくして,シルバー人材センターに移行していっていきたいというようなふうに考えております。


○20番(上鍋正光君)


 今,作業班では重機とか,作業車両などもあるわけですよね。その機械類の後の利用というのはどのような形で。


○土木課長(中村順二君)


 各総合支所が保有しております補修作業機械があるわけですが,これはそのまま各総合支所におきまして保管し,作業班に代わるシルバー人材センターへの作業員を委託するわけですが,その方々において免許を持たれている方にこの機械を使っていただくということで考えております。こういうことは今現在国分総合支所ではこのような措置をし,また,作業を行っておるところであります。


○20番(上鍋正光君)


 そのシルバー人材センターにお願いする場合の,広さも各市町違うと思うんですけど,どのような体系をとられるわけですか。


○土木課長(中村順二君)


 現在,各総合支所といいますか,福山に3名,隼人に7名,牧園に3名作業班の方がいらっしゃるわけですが,今回19年4月1日からは霧島市シルバー人材へ委託するわけです。その体制としましては4人体制による1班編成といたします。なお,二人一組といたします。といいますのが,休みをされ場合,一人では回れませんので,常時2名が20日間道路のパトロールをし,また,道路舗装・補修をし,また,局部的な伐開を行うということを目的としております。


○20番(上鍋正光君)


 答弁では,シルバー人材センターが6,864円,作業班が7,408円と,500〜600円の違いはありますけれども,その中で私はやっぱり危惧しますのは,シルバー人材センターを悪く言う,けなすわけではございませんけれども,人によって相当差があるんですね。その辺はどうお考えですか。


○土木課長(中村順二君)


 現在各3総合支所に置かれる作業員の方々にもそれぞれ年齢差もございますし,体力差もございまして,それぞれ範囲はあろうかと思います。なお,シルバー人材センターにおきましては60歳以上のということがありますけども,福山におかれましては58歳の方がいらっしゃいますので,来年になれば59歳になられます。原則として60歳以上というシルバーの方になっていますので,その点は一人は残っていただきたいという気持ちがありますので,シルバー人材センターの方にまた再度協議をしてもらいたいと思っております。


○20番(上鍋正光君)


 それと,人が入れ替わることで,今までは,先ほど申しましたように,もう1言えば10知るぐらいの3人,福山の場合は3人なんですよ。その中で人が替わることによってやっぱり,シルバーセンターの場合,私どももお願いしたり,そして,また,今度も甘しょの収穫あたりを頼まれた人なんかのちょっと苦情的なことを聞いているんですけれども,「『もう小さいのを入れるな。』ちあいだけ言っても入れた。」と。やっぱりそういうような人によって本当に大きな差がございます。その中では草払いにしても,補修にしても,職員が1から説明し,現場に案内しなければできないような状態がくると思います。そうした場合には,この単価の500〜600円の違いというのは,間接的には,職員のいろんな案内の時間とか,いろんなことを考えたときにはやっぱりそう変わらない単価ではないかと,そういうふうに考えますけれども,いかがですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 シルバー人材センターの人でも非常にこういう建設事業に従事しておって経験豊富な方がたくさんいらっしゃいます。その方をできるだけこの道路関係の方に派遣していただき,また,その現場の対応については維持係から指導をしながら管理に努めていきたいというふうに考えております。


○20番(上鍋正光君)


 私は先ほどから言うように,やっぱり今のある所は残していただきたいというところからの申し上げをしているわけですけれども,今の考え方としては合併前の協議会で決まってるからそういう形に移行するということですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 議員の言っていらっしゃるように,そういう協定項目がありますし,各総合支所の公平・公正を期するためにもやっぱりシルバーの方に移行した方がいいというような考えの下で取り組んでいるところでございます。


○20番(上鍋正光君)


 その合併協のことにつきましては本当に,先ほどから総合支所のことも取りざたされております。おおむね10年が,やっぱりその時代に沿った,また,合併していろんな中で適合したものでなければいけないという根本に返っての取り組みがされているわけでございまして,その合併協で進めたから,進んでいるから,それに沿うということ自体は,私は先ほどから本当に福山町の3人の働きぶり,いろんな職員の方とのコミュニケーション,そして,また,一体化を考えますと,是非こういう形は,やっぱり今あるものでいいものは残していくべきじゃないかと。いろんなプラスマイナス面はあると思いますけれども,是非残すべきではないかと思っているんですが,どう思われますか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 先ほど申し上げましたように,必ずしもこの道路維持修繕につきまして,旧国分市もそういう時代が長くございました。本当に維持管理ができるんであろうかというようなことを心配しながらシルバー人材センターへ移行した経緯がございます。その今後のそういう移行した後の仕事を確認しますと,市道管理においては何ら支障はなく管理されております。よって,そういうような経験の下で平成19年度からシルバー人材センターへ移行しようというような考えの下で取り組んでいるところでございます。ご理解願いたいと思います。


○20番(上鍋正光君)


 それともう一つ,私は,シルバーやら請負業者との大きな違いは,草の払い方は一緒でも,縁石がない所はもう草が,もう中にずうっと芝が入ってくるんですよ。それを作業班の場合はショベルで草を片付けてずうっと路肩を押していくんですね。そうしますともう草はそこでもう全部削り取られるもんだからここ2〜3年は大丈夫なんですよ。今の草払いだけであればもう舗装の上まで,広がった芝の上までずうっと,ただ草刈り一方でいくわけですよね。そうなりますと草を刈る時間はかかりますし,そん中ではいろんな,捨てる所はもちろん,その芝を捨てる所は要りますけれども,その中では全然その後の,白線がある所は白線の外まで削りますから,もう白線が,道路側帯の白線がある所まで芝が伸びた所はたくさんあります。そういうところから考えますと是非,ただ単価だけ,その合併協で決まったからだけじゃなくて,ある所は2段階的な形でやっていただければやっぱりいい形の作業班なり,シルバーセンターの仕事ができるんじゃないかと思っております。それと農道のことでございますけれども,これは市長に伺いますが,市長は福山の中学校区での語イもんそ会で水道の水源地の所は草が払ってないということで見に行かれたと思うんですが,その時は行って,帰りはどっちへ帰られたですか。手前の,そのまま帰られたですか。それとも垂水の方へ帰られたですか。


○市長(前田終止君)


 案内されるままに現地に行きまして確かに現場は踏みましたけれども,どのルートであったかよく覚えていません。ただ感じとしては周辺の道路の管理状態ちょっと気になりました。そういう記憶があります。


○20番(上鍋正光君)


 あそこは農免道路で今までずうっと払っとったんですけれども,なかなか払いができなくて,語イもんそ会で出て,市長が行くということで水道課の方で前の日にきれいに払ったんです,はい,見える所は。私は今朝も行ってきたんですけども,それから先3?ぐらいあるんですけれども,松下病院のあの上の方をずうっと磯脇の方へ走っておるんですけれども,もう実際言いまして半分はもう,真ん中の軽トラが通るぐらいしかもう空いてないんですよね。あとは放って,もう草が生えてきて,そして,もうそうなりますと,いろんな危険物とか,不法投棄がいっぱいあります。そん中では,農道にすれば受益者負担というのは,管理というのは分かっております。しかしながら,部長,受益者負担でありますけれども,今の農道をやっぱり生活道路として使っている所がたくさんあるということはご存じですか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 議員ご指摘のとおり,農道が生活道路として活用されているということは十分に認識しております。


○20番(上鍋正光君)


 そうなりますとやっぱり,農道で造ったわけですけども,先ほど申しますように,高齢化の中ではどうしてももう限界がきている状態でございます。先ほどの市長が行かれた所に関しましても2〜3年前までは地区で払いおったんですよ。だけど,もう払わなくなりましてもう今年で3年目だと思うんですけども,もう本当にもう3年なると手負えなくなります。そういう中では,農道が受益者負担であれば,それを市道に引き上げるという手だては考えられないものか。


○助役(南 洋海君)


 現地は存じておりませんけども,農免道路と言いますとかなり幅員の広い道路であろうかと思います。議員のおっしゃいますように,市民の方々が使う生活道路であって一定の基準を満たすのであれば,議会の議決をいただきながら市道認定はできるものと思っております。


○20番(上鍋正光君)


 よろしくお願いいたします。また,市長,道路も是非通ってみてください。もう私はその前の日に払われたのを見て,私もその時も来てくれということだったんですけども,後,ちょうど行けなかったんですが,市長が来るということで,何かこう皇室かなんかが来る前に払う。それと重ねたんですけれども,やっぱりそれではなくて,本当に生のままを見ていただいた形でのやっぱりこれからの霧島市をつくっていただきたいと思っております。全体につきましてはいろいろとまだありますけれども,作業班にしましても,形のあるものを壊すのは簡単でございます。しかしながら,それをまたまとめるというとなかなかできないわけでございまして,その辺は壊す前にもう1回いろんな短所,長所挙げてもらって,良ければ残す形で是非していただきたいということをお願いしまして終わります。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 先ほど議員の質問に対して答弁を保留をしておった分の件数でありますけども,過疎計画上の件数を申し上げます。18年度が113件,19年度122件,20年度129件,21年度117件であります。なお,この事業は,先ほど金額,そして今回の件数はハード,ソフトそれぞれの事業が含まれておりますけども,ソフト事業だけの件数,事業費を実施計画に基づいて3年間分だけお示しをいたしたいと思います。まず18年度がハード事業が19件であります。事業費にいたしまして8億5,172万7千円となっております。19年度が24件であります。事業費で9億6,853万5千円となっております。20年度が38件,事業費で8億315万9千円,これが現在の過疎計画の中の実施計画3年間分であります。ご了解いただきたいと思います。


○議長(西村新一郎君)


 以上で上鍋議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午前10時38分」


               ──────────────


               「再開  午前10時51分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。次に,4番池田綱雄議員より3件通告がされております。したがって,池田綱雄議員の発言を許可いたします。


○4番(池田綱雄君)


 二人続けてちょっと眩しいかも知れませんけど,我慢をしていただきたいと思います。ただいま議長の許可を得ましたので,一般質問をさしていただきます。さて,霧島市が誕生してから1年が過ぎ,一周年記念式典も盛大に開催されたところでございます。私も1年生議員として議会をはじめ,各種行事や会合,さらには市民の皆さんからの陳情や苦情処理などあっという間の1年でございました。これからも市民の声を議会に届けるパイプ役として初心を忘れることなく務めて参る所存でございますので,今後ともご指導のほどをよろしくお願いいたします。さて,最近毎日マスコミをにぎわしているのがいじめと北朝鮮による拉致ではないかと思います。ここ数か月に全国各地で多くの小・中学生がいじめによる自殺で亡くなっております。この少子化の時代に手間暇,そして愛情をいっぱいかけた子供たちを亡くすることは大変な損失であります。教育委員会と学校と地域社会が連携を密にしてわが霧島市からこのような痛ましい事故が起こらないことを望むものでございます。また,つい今まで元気な人が突然いなくなるのがいわゆる北朝鮮による拉致被害であります。わが霧島市国分広瀬にも拉致の疑いが指摘される特定失踪者の家族が住んでおり,懸命に救援活動をされております。そのことを知り,私も昨年10月に新しく発足した救う会鹿児島の会員としてこのブルーのバッジを着け県内各地で行われている街頭募金や署名運動に参加をしておりますが,この拉致の解決には皆様のご理解と温かいご支援が必要であります。拉致された方々が1日も早く全員無事に帰ってくるように皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。さて,合併後1年が経過し,合併前に予想しない様々な問題が生じているようでございます。とりわけ財政面においては平成18年度当初予算で45億円という大幅な基金の取り崩しを余儀なくされております。また,平成19年度予算編成においては市民の生活に最も関係の深い普通建設事業費など一般財源ベースで前年度に比べ40%の減と聞いております。ここへきて旧国分市民からは「合併をせん方が良かった。」というような声を耳にするようになっております。また,財政当局では「このままの状態が続けば数年後には赤字団体に転落する。」と言っております。赤字団体になったらどんなに大変なのか。北海道夕張市民には申し訳ございませんが,新聞等でご案内のとおり,夕張市は財政破綻を来しております。財政破綻した夕張市の再建計画では,職員数を半減した上で給与も3割削減し,また,市民税や公共料金の引き上げなど住民への負担増も求め,20年以上かけて再建するとしております。また,今朝の新聞では「職員の85%が退職の意向」とありました。旧国分市においても昭和32年から38年まで自主再建団体になった経緯があり,当時を経験した先輩から鉛筆は握れないぐらいなるまで,小さくなるまで使ったと。住民もサービスを受けられず,とにかくちっとやそっとの難儀苦労ではなかったと聞かされております。そこで今回霧島市行政改革大綱が示されましたが,この中で本庁と総合支所における業務分担の見直しについてお尋ねします。もともと国分と隼人は同じ平野にあり,その境界線も天降川を行ったり来たりしており,どこが境界か分からない状況にあります。また,本庁と隼人総合支所は直線距離にして2,500m,車で10分以内の所にあります。このような近距離内に同じような業務をする役所が二つ必要でしょうか。私は,住民に直接関係がある窓口業務を残し,そのほかはすべて本庁に集結するべきではないかと思います。また,本庁に集結することで本庁の庁舎を新築や増築をするのでは行革に逆行することになりますので,隼人の総合支所には,現在本庁に入っている教育委員会をはじめ,農業委員会や市民に直接関係のない選挙管理委員会などを集合し,機能の分担を図ることで施設の有効利用や無駄をなくし,厳しい行財政状況に的確に対応すべきと思うが,どうか。お尋ねいたします。次に,定員管理の適正化についてお尋ねします。行革大綱では「団塊世代の大量退職後の職員採用は計画的に行う。」とありますが,私は職員採用については財政改革が一段落するまでの間は必要最小限に押さえるべきと思います。そこで今回の団塊世代の退職者数と,これに伴う採用者数をどの程度考えているか。お尋ねいたします。次に,教育行政についてお尋ねいたします。市長の提案理由の中で「霧島市立小,中学校規模及び通学区域等適正審議会から新設校の設置で答申がされ,この答申を尊重し,保護者や関係住民への説明会の開催はもとより,総合的な見地から検討を加え,長年の懸案事項解決へ向け最大限の努力をしたい。」とありましたが,この審議会の経過についてお尋ねいたします。次に,道路行政についてお尋ねいたします。ソニーや京セラ等におきまして我々この市街地においては大変な渋滞をいたしているところでございますが,加えて鹿児島空港と大隅方面を結ぶ交通の要衝にもなっており,渋滞には拍車をかけているところであります。時間帯によっては最も渋滞をする国道10号と県道野口線の中間付近に当たる自衛隊北側から天降川を渡って隼人町住吉を結ぶ道路は以前から旧国分市マスタープランにも重要路線として位置付けられており,旧隼人町も,旧国分市もこの計画に沿って一部新設や改良が実施されているところであります。また,周辺住民も早くから期待をしている道路であります。合併した今,さらには新設校ができるとなればますます重要な路線ではないかと思いますが,今後の計画や位置付けについてどのように考えているかお尋ねし,壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 池田議員より3点につきまして質問がございました。1点目については私の方から答弁をいたします,1点目の1ですね。2点目については教育部長が答弁いたします。そのほかにつきましては関係部長等にそれぞれ答弁をいたさせます。行政改革について,その1でございますが,本庁・総合支所における業務分担の見直しについて,その1として隼人総合支所は窓口業務を残して,ほかは本庁に統合することはできないかと。その2として隼人総合支所は,有効に活用するため,すべての教育部門や選挙管理委員会を置き,機能分担を図るべきではないかと,このような質疑であります。その1点目についてお答えします。本市の組織形態は本庁と七つ総合支所を有しておりますけれども,その機能と役割は必ずしも明確ではなく,現在効率的な組織運営に向けて調査などを行っておるところでございます。また,今後5年間で職員数を140人以上削減をしていかなければならないなど組織運営を根本的に見直さなければならず,組織機構の改革は急務の課題と考えております。そのようなことから現在各総合支所総務課長を含む庁内の組織・機構検討委員会,この中で効率的で効果的な霧島市の組織は本当にどうあるべきか。これを検討いたしておるところでございます。また,隼人総合支所の機能につきましても,議員のご提案等聞こえて参っておりますけれども,今議会定例会において行財政改革調査特別委員会からも同様の趣旨の報告がございまして,有効な手段の一つであると思いますので,貴重なご意見として今後の検討の参考にさせていただきたいと思っております。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 次に,行政改革の2点目についてお答えいたします。本市職員の退職者数は今後5年間において全体で217人の方々が退職を予定しております。また,その数の中には消防職員や共済適用の臨時職員など33人も含まれておりますが,消防職員の定員管理に関しましては消防力の整備水準を考慮して現在の定数を維持していくことといたしております。また,今後5年間における職員定員管理の適正化は140人以上の職員削減を予定しておりますので,新規職員の採用者数は消防を除いた退職者数184人から削減者140人以上を差し引いた約40人程度となる見込みでございます。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 池田議員の大きな2番目,教育行政についてお答えを申し上げます。教育長から平成18年3月22日付で霧島市立小,中学校規模及び通学区域等適正化審議会に対し,一つ,国分西小学校の適正規模,適正配置についての基本的な考え方とそれに基づく具体的な方策,二つ目に国分西小学校,富隈小学校,向花小学校及び宮内小学校の通学区域についての基本的な考え方とそれに基づく具体的な方策について諮問を行いましたが,審議会においては平成18年3月22日から平成18年10月19日までの5回にわたり審議が行われ,去る平成18年11月7日に答申をいただいたところです。答申書の主な内容は,国分西小学校の規模適正化の方策としては新たな小学校の設置が適切である。新設小学校の設置場所については複数の候補地について検証を行ったが,霧島市隼人町住吉の新川地区内が最も適切である。設置場所を新川地区内とした場合の新設小学校の通学区域は,現在国分西小学校の通学区域である松木地区,広瀬地区,福島地区のそれぞれの地区の一部と,現在富隈小学校の通学区域である新川地区とするのが望ましい。現在向花小学校の通学区域である野口西地区については,新たな小学校の開校に合わせて富隈小学校又は宮内小学校の通学区域に変更すべきであるとなっております。今後教育委員会といたしましてはこの答申を尊重しながら,市長部局とも十分連携をとり,できるだけ早期に児童の望ましい教育環境の整備を図るため,最大限の努力をして参りたいと考えております。


○建設部長(秋窪直哉君)


 3点目の道路行政について,1点目についてお答えいたします。国道10号と北永野田〜小浜線,街路名野口線の中間の道路計画についてですが,旧国分市と旧隼人町において策定しておりました都市計画マスタープランの中でも主要な地方道国分〜霧島線の国分福島から国分自衛隊北側を経由し隼人町住吉へ至るまでの区間を東西の主要幹線道路として位置付けております。当該路線は,国道10号や街路野口線の交通渋滞の緩和を図り,国分・隼人地区の地域連携,連帯道路であるとともに,1市6町が合併した現在では霧島市全体の交通ネットワークを構築する中で検討することも今後の重要課題であると考えております。よって,現在策定している新市総合計画や今後策定いたします都市計画マスタープランの中でこの道路の位置付けや,今後進めるべき事業計画や事業手法等について検討して参りたいと考えております。


○4番(池田綱雄君)


 それぞれ答弁をいただきましたが,再質問をさpていただきます。まず現在隼人総合支所で教育関係と窓口業務を除いた本庁と同じような業務をしている職員の数をお知らせ願いたいと思います。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 隼人総合支所の中の教育事務局と,それと窓口といたしましては,例えば,市民課とか,保健福祉,税務部門,こういった所を除きますと63名になります。


○4番(池田綱雄君)


 それでは,本庁と各総合支所に勤務している教育関係の職員は何名いるか。お尋ねいたします。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 本庁の方におります教育委員会の事務局のうち図書館とか,教育機関がございますので,そういったのを除きますと本庁で51名でございます。それから溝辺総合支所の教育関係が8名,横川総合支所の教育関係が7名,牧園総合支所の教育関係が10名,霧島総合支所の教育関係が7名,福山総合支所の教育関係が9名という数字でございます。


○4番(池田綱雄君)


 ちょっと合計を出してもらえばよかったんですが,そうしますと教育関係が90名ぐらいなりますかね。私の今日提案をしました隼人の総合支所のそういう職員を本庁に集結し,教育部門を隼人の総合支所にとなれば,差し引き30名ぐらい隼人の,現在より隼人総合支所は職員が増えると,そういう認識でいいんですか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 失礼いたしました。全部足しますと92名になります。教育委員会をすべて1箇所にした場合はそういう格好になりますし,総合支所の教育委員会がどのような形態になるかというのも考えながらしていかなきゃならないと思いますけれども,1箇所に集中すると,今,議員のご指摘のような格好になろうかと思います。


○4番(池田綱雄君)


 私は心配しておったんですが,隼人の総合支所が少なくなればちょっとまずいなあと思っておりましたが,これに,例えば,農業委員会とか,あるいは市民に直接関係のない選挙管理委員会とか,そういうのを集結すればさらに増えるということでいいわけですね。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 現在農業委員会の職員が8名,それから選挙管理委員会の職員が4名,計12名おりますので,こちらの方は1箇所に集結することは何ら問題はないというふうに考えております。


○4番(池田綱雄君)


 それでは,水道事業についてですが,もう水道は合併後旧隼人町,旧国分市,旧福山町,もう既に隼人の水道課の方で事務事業を行っているわけですが,これについて広域化されたわけですが,サービスの低下とか,そういう苦情があったものかどうか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 この隼人と国分の水道を統一する問題につきましては,合併前に旧国分市である本庁の所に水道課がなくなるということに対するいろいろな不安がございました。それでも,やはり近くにあるということで一本化して,現在まで住民の方々からのこれに対する不平不満,ご意見,そういったのもございませんし,また,組織内部での問題も,現在のところこの二つが統合したことによる問題というのは発生していないというふうに考えております。


○4番(池田綱雄君)


 私も一切そういう苦情は聞いていないわけでございます。これも相当な無駄が省けているんじゃないかというふうに思っております。次に,ほかの総合支所についてお尋ねしますが,総合支所全体で課長以上の管理職の数と係長,補佐が全部でどれぐらいいるのか。お聞かせ願いたいと思います。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 6総合支所の合計で課長級以上が65名おります。それから補佐,係長が133名おります。


○4番(池田綱雄君)


 課長以上が65名,係長以上が133名,役付が合計で198名ですか,この数字について適当なのか。あるいは多いと思うのか。多いと思えば,その根拠,理由は何なのか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 今,総合支所の課長級,補佐級,係長級の数字を申し上げましたけれども,全体でいきますと課長級以上が147名になります。それから補佐,係長が299名ということになりまして,課長級以上が全体の10.4%を占めております。一般的に組織論でいきますと,大体一つの課が最も効率的に働けるのは一つの課に20名ぐらいというのが言われておりますので,これでいくと1割ですので,一つの課に10人程度の課であるということがまずございます。それから,ご承知のとおり,昨日行革大綱の中でも二重行政になっているというようなお話もございましたけれども,同じ仕事,同じ権限に総合支所と本庁といると。全体的に見ればそういった方々が各総合支所まで含めますと7名いるというようなこともございます。確かに必要な,そういった組織体系が必要な部署もあろうかと思います。そして,また,合併後間もないこともございましてやはりこういったことも仕方のない部分も一応はあろうかと思いますけれども,霧島市の課長以上が147名,10万都市で県内で二つほど新たにできましたけれども,ある市は約100名程度,もう一つの市が120程度,こういったのと比較しますとやはり多いんではないかというふうに考えざるを得ないのではないかというふうに考えます。


○4番(池田綱雄君)


 私も少し多いんじゃないかなあというふうに思っております。そこで私は,合併協議会において総合支所としておおむね10年は残すという,このことは尊重した上で,私は総合支所には支所長は必要だと思います。その下には課長として事務職と技術職それぞれ一人ずつにして,また,係長も幾つかの係を持たせて総合支所全体をスリム化して,そしてより効率よくするべきと思うんですが,そのようなことは検討されたことはないか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 まず総合支所は将来的にも少子高齢化という意味ではやはり担っていかなけりゃならない部門があろうかと思います。そういった部門が確保された上であれば一つの有効な手段であろうかというふうに思います。そういったのも含めまして現在本庁・総合支所も含めましてグループ制,そういったのを検討しているところでございます。


○4番(池田綱雄君)


 次に,それぞれの総合支所の1日の来客数,これを調査しておられたら,お知らせ願いたいと思います。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 今年の2月頃に約1週間かけまして調査をいたしております。1日の平均で本庁で約700人台の来客がございます。それから,少し隼人が多いものですから,隼人を除きますと,ほかの5総合支所で1日約100名程度の来客でございます。それから,隼人総合支所が500名程度の来客でございます。ただこの中には,ちょっと中身を見てみますと,全体の6割から7割が市民課の方に来ておられますので,例えば,証明書の発行とか,そういったのが大部分ではないかというふうに考えております。現在,この詳細にどういった目的で来られるのかというのを再度つかみたいということで現在調査をもう1回行っております。その中では,来庁の目的,それから総合支所に来られた時の,例えば,相談に来られたのか。相談も担当者レベルで済むものなのか。それとも上司の判断が要るものなのか。そういったところまでの今調査を行っておりまして,近く分析したいというふうに考えております。


○4番(池田綱雄君)


 この数字の中にはよその総合支所の方々も入っておりますか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 窓口の方に少し聞いたんですけれども,来られる方は,合併当初はやはりその旧町の,旧市の方々が多かったというふうに聞いておりますけれども,例えば,今,本庁の窓口部門に聞きますと,旧国分市だけではなくて,いろんな所から来るようになってきたというような感想を聞いておりますけれども,実際それがどの程度のものかというような数字的なものは持ち合わせておりません。


○4番(池田綱雄君)


 窓口業務は霧島市内どこの総合支所でもできるわけですよね。ほとんどできるわけですが,例えば,私も地図で距離を測ってみましたが,隼人町の嘉例川駅周辺の方は,隼人総合支所へは9.5?,溝辺町の総合支所へは4?,それから国分の塚脇の住民は,本庁へは12?,牧之原総合支所へはわずか0.8?というようなことで,近くの総合支所を利用するのが一番いいと思います。しかしながら,まだまだ地域の住民は自分の所の総合支所でないといけないように思っている人がたくさんいると思います。そういう人たちに私は市報など通じて啓発するべきだというふうに思います。これは時間の関係で答弁要りません。次に,福山の総合支所,これは私は何で福山町に二つそういう役所が要るのかなあと,何で一つにできないのかなと,これはもう常々思っておりました。これもですね窓口業務を残してどっちか一つにまとめんといかんのじゃないかなというふうに思います。「財政難,財政難」と言っておる。そういう今こういうことについてどのように考えているのか。お尋ねいたします。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 先ほど総合支所の1日の来客数は大体100名程度と申し上げましたけれども,この福山につきましてはちょうどそれが半々ずつ,上と下で半々ずつの50〜60名ずつ来ておられるようです。そういった現実を踏まえながら,近く策定する組織機構の改革計画の中で議論して参りたいというふうに考えております。


○4番(池田綱雄君)


 この財政難を乗り切るには本庁と総合支所の業務分担の見直し,もうこれが私は一番必要じゃないかというふうに思っております。無駄をなくさんといかんというふうに思います。そこで1回や2回の見直しでは十分なことはできないと思いますが,北海道夕張市みたいに財政破綻をもししたら総合支所の何のと言っておれない。私はもう即本庁に集結せんないかんというような事態がくると思います。そうならないためにもひとつ思い切って,主役は市民であるということを忘れないでひとつ前向きに検討をしていただきたい。取り組んでいただきたいと思います。次に,定員管理についてですが,新規採用については,140名団塊の方が辞めて,40人補充するというようなことでございました。できるだけ必要最小限新規採用は抑えていただきまして,また,財政改革が軌道に乗り,豊かになった時点で,どうしてもその年代が必要であれば,途中採用でもしていただければというふうに思っております。そこで溝辺総合支所の区画整理担当職員は何名いるか。お尋ねいたします。


○建設部長(秋窪直哉君)


 5名おります。


○4番(池田綱雄君)


 先日の木場議員から質問がありました麓第一地区土地区画整理事業の保留地処分についてですが,先の決算特別委員会で溝辺総合支所の担当者は年に2区画ずつ処分をするような答弁でした。何区画あるかについては,110区画あると。そうすると2で割ると全部処理,処分するには55年かかるということかということについては,「そうだ。」という答えでした。全く親方日の丸的な発想で,あきれて物が言えないとはこのことだと思いました。そこで私は昨日議会が終わってからこの現場を見に行きました。なるほど先日ある課長が答弁した気持ちとか,理由とか,そういうのが十分分かるような気がいたしました。これからまだ二十数億かかるとも言われております。保留地が処分できなければ,ほとんどを一般財源をつぎ込むことになり,今後の大きな財政負担を伴うことになります。都市計画税など問題も山積していると思います。このような大事業を総合支所に任せることなく,本庁に統合し,建設部を挙げて取り組むべきではないかと思いますが,この問題は専門である南助役に答弁をお願いします。


○助役(南 洋海君)


 今,総合支所のお話がございましたけれども,総合支所の区画整理の担当の職員も,人の財産を扱うという大事な仕事でございまして,昼夜を問わず頑張ってくれていることに対しましては深く感謝をしているところでございます。区画整理と言いますと,霧島市では旧隼人町が早い時期から始められてきておられまして,旧隼人町出身の技術者の中には非常に卓越した技能を持った職員もおります。今,議員の提言でございますけれども,今後総合的に検討をしてみたいと考えております。


○4番(池田綱雄君)


 次に,定員管理についてですが,消防職員については大綱では「現状維持」とありました。組合消防時代に1市4町で団塊の世代を23名引き取った経緯があるんですが,そういうことで団塊の世代は少なくなっているとは思いますが,団塊の世代の職員が今後年次的にどれぐらい定年を迎えるのか。お尋ねいたします。


○消防局長(中村 昭君)


 お答えいたします。本年度18年度でございますが,退職者が6名,19年度が同じく6名,20年度で3名,21年度が5名,22年度が7名,5年間の計で27名の予定でございます。


○4番(池田綱雄君)


 消防の場合は定数がありまして辞めた数と同じ新規採用が必要となるわけでございます。また,この新規採用者は6か月間消防学校で研修が必要だと思います。そういうときの6か月間定数に足りないわけですから,職員のやりくりというのが大変だと思いますが,その辺どうですか。


○消防局長(中村 昭君)


 私が言うまでもなく,元ベテラン消防長の議員のことでございます。心情的には私の方がお伺いしたいような気持ちでございます。今ご質問でございますが,当然新規採用の職員につきましてはまず半年間の消防学校での訓練がございます。以前は年に1回の訓練というか,養成でございましたが,先ほど議員おっしゃりましたように,団塊の世代ということで,現在は前期,後期という,各6か月間でございますが,消防学校で養成されています。当然ながら技術的又は知識的な訓練をして一人前の消防士ということで訓練しております。また,そのほか,ご案内のとおり,最近救急車,高度救命救急車と言うんですかね,高度の機械,それにつきましては当然ながら救命士の乗務は必要でございます。救命士につきましても養成のために約6か月間,それと現場実習諸々をすれば約8か月間の研修が必要ということでございます。


○4番(池田綱雄君)


 私も大変だったような記憶があります。そこで消防職員は普通の職員と違って体を日々鍛えておるわけでございます。そういうことで定年後も4〜5年は十分働けると思います。そこで働く意欲のある人は嘱託職員として採用をし,いろんな時の代役として働いてもらうべきと思いますが,そのようなことは考えていないか。この問題については専門の福永助役に答弁をお願いいたします。


○助役(福永いたる君)


 お答えいたします。災害や火災の現場活動ということになりますと,やはり消防職員として経験のある人というのは大変貴重な戦力であるということには間違いないと思っております。したがって,現在職員定数も増加できない状況の中,そして,また,霧島市という広大な消防力を考えていきますときには,貴重な提言だというふうに受け止め,今後とも検討はさせていただきたいと思います。


○4番(池田綱雄君)


 この財政の厳しい中,幾ら消防といえども定数を増やすことは難しいと思います。不足分については経験豊かな嘱託職員で補い,消防力の低下だけは生じないようにひとつよろしくお願いいたしましてこの問題は終わります。次に,教育行政についてお尋ねいたしますが,審議会の経過もっと詳しく出てくるかと思いましたが,簡単な答弁でございました。今回の分離校ですか,新設校ですか,これに関係のある宮内小学校,富隈小学校,国分西小学校,上小川小学校,向花小学校の今後5年間の生徒の増減,そういう動向についてお尋ねいたします。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 まず大本の国分西小学校でございますけれども,18年度は989,19年度1,005,20年以降はそれぞれ1,024,1,000,1,016,23年度が同じく1,016でございます。向花小学校ですけれども,現在18年度が353,それから順次352,364,365,362,そして23年度が366であります。上小川小学校ですが,現在18年度が165,それから順次167,163,171,177,23年度が173であります。富隈小学校ですが,現在平成18年度748,以下順次722,746,752,745,23年度が743であります。宮内小学校ですが,現在平成18年度が554,以下順次566,572,585,603,そして23年度が610となる見込みでございます。


○4番(池田綱雄君)


 それぞれ五つの小学校が関係があるんじゃないかと思いますが,それぞれここ2〜3年は増加の傾向にありますが,この審議の過程で,今回区域も広瀬,福島,松木,それから富隈近辺を区域にというようなさっきの答弁でございました。そういう考えた場合に上小川小学校はほとんど横ばいというようなことでございます。そんな区域をいろいろこうあっちこっち考えるならばですよ,上小川小学校に西小学校の区域の人たち,例えば,あの近辺の人を区域を変えるとか,そういうのは審議会で出なかったものか。お尋ねいたします。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 今,池田議員の言われた話もテーマとして出まして検討いたしました。そうしますと,子供の安全を考えますと,どうしてもその学校への通学距離がどうかということがまず問題になります。現在西小学校の児童数が大きいわけですから,西小学校から上小川小学校に移すと通学距離が現在西小学校に通うよりも非常にこう長くなってしまうと,それは適正な通学区域の変更とは言えない。そうすると今とさほど変わらずに,上小川小学校に児童を移すとするとさほど西小学校の児童数を減らすことはできないということで,結果として西小学校を分離する,新小学校の建設やむなしというような結論を得られたようでございます。


○4番(池田綱雄君)


 西小学校も,私が持っている資料では3年後ぐらいがピークで,後は減っていくというような資料を持っておるんですが,このさっきの答弁の中でも3年後が1,024人,後は1,016人と減っていますよね。そうすると新築校も幾ら急いでも3〜4年はかかるんですが,出来上がる頃には生徒数が減ってきたというようなこともあるかも知れないわけですね。だから,その辺を,ただ生徒数が増えるから分離するんだよということじゃなくて,天降川を行ったり来たりさせない。そういう交通,通学路,そういうのを重要視したんだよというのなら私も後ほど禍根を残さないと思いますけど,ただ生徒数が増えるばっかいで分けたんだよでは,後々どういう状況があって生徒が減るかも知れない。そういうことのないようにここは十分検討をしてもらいたいなあというふうに思っております。それから,場所について,何かこの答弁では自衛隊の西側の旧小林工業の跡かなというふうに思うんですが,もっとこの区域からいくと南,いや,北側ですか,山久跡地もあったのになあというふうに思いますが,その辺は審議会で出なかったものか。


○教育部次長兼教育総務課長(石塚義人君)


 確かに山久製陶場の跡地も候補地としては挙がって参りましたが,山久製陶場の跡地が虫食い状態であったり,あるいは,また,登記等が完全に直らないというようなことがございまして,そういういろんな諸条件等がございまして却下されたようでございます。


○4番(池田綱雄君)


 市長は提案理由の中で「答申を尊重しながら最大限の努力をする。」ということでした。新設校が開校するには3年から4年は,早くてそんぐらいかかると思います。また,費用も莫大な費用が要ると思います。そのようなことですが,3〜4年かかる間,西小学校の生徒は1千人を超す,超しているわけです。現状も見ていただいたと思いますが,運動場は狭いし,給食室なんかも狭いんです。そういうことも十分考えていただきまして,子供たちには不便を与えないように,公正公平な見地からいろんな対策をしていただきたいというふうに思います。教育委員会は今後そういう建築を進めるにはお金がないところです。そういう点で市長にその辺のことを決意といいますか,答弁をお願いいたします。


○市長(前田終止君)


 この件について大変熱心な議論を重ねていただきまして苦労いただいた結果,答申をいただきました。その答申の趣旨をしっかりと尊重しながら最終判断を教育長の方とも連携を高めてさせていただきたいと思っております。特に議員ご指摘の様々な点しっかりと念頭に置きまして,地域の方々が将来この決定に対して禍根を残さない判断をしなきゃならんというふうに思っております。人口動態に対する将来的な予測,いろいろ県全体とか,各自治体別に予測がされるわけでございますけれども,私たちのこの新市霧島市,特にこの国分・隼人のエリアの将来ということを考えますと,今空いている空間に,市の中心部,あるいは,また,それに側近する市街地形成,郊外などなど本当に様々な将来に対する計画が手が挙がったり,意思表示がございます。多くのマンションの計画でありますとか,あるいは,また,大型店舗等の意欲でありますとか,また,企業の立地でございますとか,大なり小なり手応えを感じながらいるわけでございますが,一般的な人口増加みたいな当てはまる方式では計り知れない部分もほかの自治体と違ってあるのかなというような気もいたしております。そういう意味ではこれから3年,5年,やがて10年,20年とくるわけでございますけれども,そういう未来を見据える最大の努力をしながら賢明なる判断をさせていただきたいと,こう思っております。


○4番(池田綱雄君)


 ひとつよろしくお願いいたします。次に,道路行政でございます。当局が重要路線であるという認識は変わっていなくてホッとしましたが,最近,自衛隊の演習用の車両が高速道路を通っているのをよく見掛けるわけでございます。そこで自衛隊にどのような道路を通って高速道路に乗るのかということを尋ねたところ,予算の関係で隼人のインターからは乗らないんだそうです。自衛隊の正門をまず右へ曲がって国道10号の広瀬西の信号を右へ曲がり,新川橋を通り,国道223入口の信号を右へ曲がり,隼人石油店前を通って西光寺信号を左へ曲がり,溝辺インターから利用するんだそうでございます。帰りは全くその逆でございます。自衛隊車両は大型車でございまして,しかも何台も連なって通るため,そして,また,広瀬西三差路は鋭角になっております。そういうことで一般車両に大変な迷惑をかけることも多々あるわけでございます。今回質問している道路は自衛隊北側から隼人石油前の信号に通ずるため,自衛隊の車両もそこを使えば,時間的にも,距離的にも,また,経済的にも大変助かるんじゃないかなあというふうに思います。私はそこで,この道路は補助率の良い基地周辺整備事業,こういうものを該当して,できないか,整備できないかというふうに思うんですが,このような点についてどうお考えですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 当路線は,先ほど申し上げましたように,市の東西幹線道路として今後策定いたします都市マスタープラン等に位置付け,整備されることにより自衛隊車両の通行も利便性が高くなることから,その事業の手法の一つとして防衛施設庁の自衛隊関連道路として事業採択ができないか今後検討して参りたいというふうに考えております。


○4番(池田綱雄君)


 いろんな事業を取り入れていただきたいと思います。この野口線の野口橋と国道10号の新川橋の間は約1,900mあります。その間に橋がないわけでございまして,その付近の住民の方は大変不便を感じているところでございます。どうしても必要な道路であり,橋だと思っております。財政難を言いながら,こういう要望をするのは大変恐縮でございますが,できるだけ有利なそういう事業を取り入れて早期着工をお願いをいたしまして質問を終わります。どうもありがとうございました。


○議長(西村新一郎君)


 以上で池田綱雄議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午前11時53分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時00分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。次に,9番厚地覺議員より2件通告がされております。したがって,厚地議員の発言を許可いたします。


○9番(厚地 覺君)


 ちょうど満腹感を味わって眠たい時間でございましょうけれども,しばらくご容赦願います。私は通告に基づき2点質問いたします。まず霧島市営の市営住宅の建替建設計画と管理についてであります。人が生活する上で一番必要な物は衣・食・住でありますが,経済大国日本と言われるわが国では衣と食は十分に満たされ,むしろもったいないと言われるぐらい飽和状態にありますが,満たされていないものに住の問題が残されております。牧園地区の公営住宅の特定公営賃貸住宅は昭和27年の築54年から築1年と様々で,大半は昭和30年代から40年代に建設され,耐用年数をはるかに超え老朽化が進んでおります。近年建て替えられたグリーンビレッジ牧園の小谷住宅など内装,外装ともに装いも新たにモダンな木造建築に変わり,ほかの住宅団地と比較しても大きな格差があります。住民が結婚しても,また,転入希望者があっても,住宅が不足し,仮にあっても建築年数が古いため,若い人たちは敬遠し,住環境の整った中心市街地へ転居し,ますます地域は人口が少なくなり,周辺が寂れていくのが現状であります。住宅建設については多額の費用を要し,厳しい市の財政状況では厳しい状況にあるとは思いますが,牧園地区に限らず,霧島市の建設計画はどのようになっているのか質問いたします。次に,住宅の管理の問題であります。新しい住宅が建築されれば住宅環境もおのずときれいに保たれますが,建物が老朽化し,色褪せて,屋根瓦など塗装もせず,雨漏り状態で放置しておけば住宅環境も自然とお粗末になってきます。団地と言えば住む人も十人十色で,周辺の清掃や草取りなど積極的にする人,あるいは自宅の裏地内に堂々と空缶,ゴミ袋などを山積みする人,家賃だけ払って,住宅に何年も居住せず,草ぼうぼうにしてよそに生活する人など様々であります。特に空缶,ゴミ類の放置に関しては入居者の間で苦情が絶えず,皆困惑している状態であります。ゴミステーションも近くにありながら,自分で処理しないというのもモラルの問題でしょうが,旧牧園町は環境美化条例を制定しており,合併を機に死文化されたのか。誠にお粗末で,一部の住民のために団地全体が嫌な思いをしないためにも,隣人同士で諍いを起こさないためにも住環境の整備指導を望むものですが,市はどのような指導をとられているのか。お伺いいたします。次に,2点目の地熱開発調査についてであります。昭和48年オイルショックを契機として石油代替エネルギーの一環としてクリーンな純国産エネルギーである地下資源を開発すべく,新日本製鉄株式会社と日鉄工業株式会社は地元の協力を得て牧園町大霧地区において調査を開始し,昭和54年から63年の10年間にわたり電気探査,坑井掘削などによる地下深部の調査を行った経緯があります。この間地熱開発に伴う周辺の環境調査も行い,環境の保全については十分対処が可能と判断し,また,周辺温泉に対しても影響はないものと見通しを得ております。その後も長期試験を実施し,資源評価を行った結果,海抜マイナス300mからマイナス800mの地下深部の貯留層から3万kwの発電可能な良質な蒸気を安定して採取できることを確認し,平成元年九州電力と開発基本協定を締結し,地元との開発同意を得ております。その後日鉄鹿児島地熱株式会社が誕生し,地元に建設申し入れを行い,平成8年,九州の事業用地熱発電所では,大分の大岳,八丁原,鹿児島の山川に続き純国産エネルギーとして3万kwの大霧地熱発電所が稼働し今日に至っております。地熱発電所は,地下1,300mから2千mの深部から熱水を取り出し,地熱流体は気水分離器で完全に分離して化学成分を含有している熱水は地下深部に還元し,その蒸気を発電に利用しており,蒸気は完全無害であります。また,第二段としてNEDO,新エネルギー・産業技術総合開発機構は,平成11年度から14年度にかけ牧園町の白水越で,平成13年度から16年度にかけ霧島の鳥帽子岳で調査井を掘削し,有望な地下資源を確保しております。しかしながら,開発の裏には必ずや反対はつきものですが,このような有望な地下資源があるにもかかわらず,反対運動が起き,調査は中断されております。NEDOの調査はあくまでも地熱量の把握であり,霧島市としても,発電分野にかかわらず,農業,保健,観光の分野での技術利用として,また,霧島市の財産として地熱エネルギーの熱量を把握して今後どう生かし得るか検討すべきであります。その意味では資源価値を見極めることが資源の賦存する霧島市としての責務であります。各種地熱利用産業と温泉業とが両立できることが最善の策ではありますが,利用方法を判断し得る霧島市が調査研究するべきと考えますが,市長の見解をお伺いいたします。以上,壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 厚地議員より2点につきまして質問がございました。2点目につきましては私の方から答弁をいたします。1点目につきましては建設部長に答弁をいたさせます。地熱開発調査について,2点目でございますけれども,牧園の白水越,霧島の鳥帽子岳の地熱調査が中断をされているが,市は今後どのような対応を考えているのかというご質問でございます。地熱開発調査につきましては,合併前の旧牧園町,旧霧島町では有効な地熱資源の活用のための調査を国に要望をし,新エネルギー・産業技術総合開発機構,通称NEDOと言われておりますけれども,そのNEDOにおいて地熱資源量を把握するための調査が実施されて参りました。牧園の白水越につきましては,NEDOの調査結果を踏まえて民間企業が発電所の建設を前提に調査を計画されておりましたけれども,丸尾の温泉地域に近いことから地域住民の理解を得られずに調査は凍結されたままになっております。霧島の鳥帽子岳については,NEDOの調査結果を踏まえて旧霧島町が九州電力と地熱開発調査に関わる覚書を締結し,現在九州電力がモニタリング調査を継続して行っております。8月10日にはモニタリング調査とNEDOが実施をした掘削調査の現場を私も視察をさせていただき現状を確認させてもらったところでございます。また,九州電力においては地域住民の方々への理解活動も併せて行われておりますけれども,鳥帽子岳地区は温泉地域にも隣接をしており,既存の温泉など周辺環境への影響等に十分配慮するとともに,地域住民の理解を得ながら進められる必要があり,私としても状況を見極めながら慎重に対処して参りたいと思っているところでございます。


○建設部長(秋窪直哉君)


 市営住宅の建築計画と管理についての1点目にお答えいたします。現在本市は合併して4,682戸の市営住宅を管理しております。これらの多くは昭和40年代から50年代にかけて建てられたもので,耐用年数も超過した戸数が1,225戸で全体の26%を占めております。種類別では,公営住宅1,204棟,単独住宅21戸,構造別は,耐用年限が30年と短い木造・簡易耐火平屋建の住宅であります。また,中層耐火造住宅では耐用年限は過ぎておりませんが,外壁改修,給水管及びガス管の修繕,屋根防水等の修繕を必要としております。今後これらの既存住宅をどのように活用していくかについて,本年度に地域住宅交付金事業で基礎調査を行い,用途廃止,建替え,全面的改修,個別改善等を含めてそれぞれの住宅の位置付けを明確にした向こう10年間の市営住宅ストック総合活用計画を策定し検討していくことにしております。次に,2点目についてお答えいたします。市営住宅の管理につきましては,公営住宅法第15条で「事業主体の市は,常に市営住宅及び共同施設の状況に留意し,その管理を適正かつ合理的に行うように努めなければならない。」と規定されております。また,入居者は第27条第1項で「入居している市営住宅又は共同施設の使用について必要な注意を払い,これらを正常な状態において維持しなければならない。」と規定されております。この規定に基づきまして市では入居の際に市営住宅入居者心得を配布し,団地内の施設を清潔に保つよう指導を行っているところであります。さらに巡回や住宅使用料の徴収に伺った時には,適正な維持管理がなされてない入居者がいたら,口頭等で注意や指導を行っております。しかしながら,建物の周囲や室内に空缶,ゴミ類等が放置されている団地もいまだに見受けられますので,今後も自治会長と連携をとりながら団地の適正な維持管理がなされるように指導して参ります。


○9番(厚地 覺君)


 市のちょっと戸数と総合支所でいただいた戸数とはちょっと違いはありますけれども,大差はございませんので,総合支所の方でいただいた数字でちょっと説明してみますと,住宅戸数そのものは4,682戸でございますけれども,昭和50年以前に建設された,これは築30年以上,それと昭和20年代の物も含まれておりますけれども,総戸数に対する割合もちょっと違いますけれども,22.99%となっておりますが,数字の上では大したことはないと思われますけれども,要は牧園でございます。牧園の市営住宅の総数は323戸,この中で30年以上経過した物が221戸,総数に対する割合は68.42%と非常に高い数字になっております。この中で昭和20年代の物が11戸であります。この昭和20年代という物もちょっと定かでございませんけれども,恐らく鹿児島種馬所時代の官舎そのものがまだ残っていると思われますので,相当,100年近くあろうかとは思っております。それに30年代は48戸,40年代が150戸以上であります。この中で2番目に高い数字が霧島の46.8%,最も低い数字が国分の9.53%でありますが,牧園では新市まちづくり計画で20年度に2棟8戸の建設が予定されておりますけれども,これも先ほどの過疎計画で話がありましたように,この面で組み込まれておるようでございますが,この計画でいきますといつの時点になるか分かりません。市長の言われる市の方針である安心安全の意味からも計画の見直しを含めて再度お伺いいたします。


○建設部長(秋窪直哉君)


 議員が言われますように,非常に古い住宅等があります。霧島市も合併して1年が過ぎましたけれども,かなり,4,682戸の住宅の管理をしております。その中で今後霧島市がどういうような方向付けで住宅政策をしていくかということになっていくわけです。よりまして現在霧島市既設公的賃貸住宅等活用計画策定委員会を立ち上げまして現在それらの住宅につきまして検討しているところでございます。


○9番(厚地 覺君)


 先ほど申しました築50年以上の物の件でございますけれども,この家に住まれている方々は,ほとんどが内外装ともに改造されておりますけれども,これらの家賃を見ますとわずか1,200円でございます。今後市の修繕費とか,いろいろ見てみますと,今時1,200円というのもどうかと思いますけれども,土地,住宅の売り払い等は考えられないものか。お伺いいたします。


○建設部長(秋窪直哉君)


 昔の戸建ての住宅につきましてはもう何十年というような生活をされている場所でもありますし,その場所につきまして払い下げをするという方法もあるわけです。それらについても現在,その方向性をどういう方向に持っていくかということは現在検討中でございますので,もう少し時間をいただきたいというふうに考えております。


○9番(厚地 覺君)


 払い下げの面におきましては,やはり1,200円という収益よりも,やはり土地,住宅の固定資産税で入れた方がはるかに得策かと思いますので,よろしく検討を願いたいと思っております。次に,また,牧園町の南住宅にはA,B,Cと58戸の戸数がございますけれども,これも42年から45年にかけて建設された物でございますが,昭和45年の建築の建物6棟20戸の件でございますけれども,これは当時スレート瓦葺きというので流行ったものでございますが,現在雨漏りの状況が激しくて,過去瓦の葺き替え,塗装等も1回もなされていないようでございます。全面的な屋根の改修工事などを含めて,やはり家賃を取る以上は住む人に快適な生活をしていただくためにも今後計画に組み込んでいただきたいと思いますが,どのような,計画には持っていかれる方針はないものか。お伺いします。


○建設部次長(塩入谷政秋君)


 先ほど部長が申し上げましたとおり,今回計画をいたしております活用計画の中でそれらについてもどうするかということを決めていくということになります。


○9番(厚地 覺君)


 住宅不足を解消するためでございますけれども,霧島に労働福祉事業団,これは霧島温泉労災病院の職員宿舎3階建てが2棟12戸が平成16年の2月閉鎖と同時に残されておりますけれども,これも旧霧島町議会で話題に上がったことがあったそうでございますが,敷地は地主の寄附だったようであります。それに対して旧霧島町が保証費を支払っていますが,閉鎖後は旧地主に返すという条項が入っているそうでありますけれども,まだ平成に入ってからの建物ですので,市の方で有効利用は考えられないものか。お伺いいたします。


○建設部次長(塩入谷政秋君)


 旧霧島町にありました労災病院の宿舎の利活用についてのご質問でございますが,ただいまありましたとおり,平成16年4月に労災病院は閉鎖をされております。誘致いたしました時の覚書で,ただいまありましたとおり,元の地主の了解を得て霧島町に譲渡するということで申し合わせがされております。それに基づきまして旧霧島町,それから新市になりまして相手方と交渉をいたしておりますが,場所が霧島総合支所から上の方に200mほど行った川沿いにありまして,霧島川と,それから2級河川であります狭名田川の合流地点にありまして,高さが低くて平成5年の水害の時にも浸水をいたしました。それから,そういうことで住宅にするには少し不安な場所でございます。それから,また,交渉の経過の中で譲渡される時に宿舎を残した場合は鑑定評価によります有償の譲渡になるというようなことで,本市といたしましては更地にしていただいた方が後の利活用,その他のことも考えますといいのではないかというようなことで,現在そういう方向で協議をいたしておりますので,市営住宅の利活用ということには無理があるんじゃないかということでございます。


○9番(厚地 覺君)


 厚生労働省の外郭団体と言えば過去においても格安の払い下げ等で問題等がありますけれども,その調子でいけば捨て値ぐらいで買えるんじゃないかと思いますんで,ひとつよろしくお願いいたします。次に,市の住宅の管理についてでございますけれども,以前入居者が団地内の通路に電気製品とか,空缶,ゴミ袋などを放置し,団地住民の苦情が絶えなかった時がございまして,その時旧牧園町に相談いたしまして全部処分した経緯がございますけれども,やはり相変わらず空缶とか,ゴミ類が軒先に積み上げてあるようでございます。このあたりをやはりもう少し強く徹底して指導していただきたいと思っております。また,市営住宅には住まず,ただ家賃だけ払って,裏庭に物を放置して,草ぼうぼうで手入れもせず,やはり見苦しい限りでございますが,この内容を調べてみますと,もう過去10年以上住まわずに,中身は空っぽだというのもございますので,ひとつ市の方で調査して,こういうものはやっぱり退去するとか,いろいろ手を打っていただきたいと思っております。これもやはり霧島市の住宅の設置及び管理に関する条例の第26条の届出あるいは42条の4項等に違反していると思いますけれども,このようにやはり市長に届出をするという条項等が入っておりますけれども,一月以上不在の場合は,実際にそういうものがなされているかどうか。お伺いいたします。


○建設部次長(塩入谷政秋君)


 条例の中で「入居者は,引き続き一月以上使用しない場合は,市長に届けなければならない。」というふうに規定がございますが,現在病気入院あるいは出産等で1か月以上空かされる場合に不在届を出していただいている方もおりますが,全部が全部なかなか出していただいておらないということが現状でございます。これらについて市も全部が全部なかなか把握をすることもできないというので,自主申し出に頼っている状況でございます。ただいまどのようなことをしているかということでございますが,なかなか把握が難しいということもございますが,例えば,住宅使用料を長く滞納をされている場合等には,出向いて,どうしてもこれは不在だというような時には,例えば,保証人あるいは知人の方々に場所等を伺って本人に連絡をとって退去をするようにしております。


○9番(厚地 覺君)


 今後そういう指導は徹底していただきたいと思っております。先月11月の4日夜と5日の深夜,7日の夜と相次いで牧園で火災が発生いたしました。特にその中に市営住宅が含まれておりましたけれども,残念ながら市長はこの現場は見てないということでございますが,現場主義をモットーとする市長にしてはちょっと珍しいことでございますけれども,その時是非見ていただければ,こういう生活の仕方もあるんだと思われたかも分かりませんけれども,この被災者は3人家族でございまして,母親と長女は外出しており,4歳の男の子が一人残されていたそうであります。この家庭は,電気,ガスも供給されずに,生活保護の手も差し伸べられていなかったようでございますけれども,幸いに男の子は逃げ出して無事でありましたけれども,団地内のことでございます。一歩間違えれば大惨事になるところであったわけでございますけれども,私は,この部屋の状況からして,この火災はやはり起こるべくして起こったと思っております。一人残された幼児が,電気もなく,明かりをとるためには,やはりライター一つしかないわけでございます。その部屋の状況からして子供がライターをとればどうなるかということはもう歴然といたしております。この時持ち出した荷物がやはり,荷物じゃなくして,屑類で,ゴミ袋類でございますけれども,軽トラでやはり20台近くあったそうでございます。今後これらに対処するために市長の任命する住宅管理員の権限を強化して条例の第62条の2項の,入居者の承諾の問題はありますけれども,1項の立入検査を強制できるような条例の改正はできないものか。お伺いいたします。


○建設部次長(塩入谷政秋君)


 お答えいたします。ただいまの質問でまず牧園町の事案でございますけども,総合支所では以前からそういうのを苦情等をいただいておりましたので,指導をしておりましたが,残念ながら火災を発生をいたしました。条例の改正につきましては,諸々また検討いたしましてその方向付けをさしていただきたいというふうに思います。


○市長(前田終止君)


 牧園を中心とする市営住宅の管理の在り方についていろいろとご指摘でございます。議員ご指摘のとおり,この火災の現場,私残念ながら現場を踏んでおりません。しかしながら,写真では見さしていただきまして,なるほどと感じたところでございます。この後お約束申し上げますことは,議会のめどがつきましたら,直ちに現場に行ってみたいと思います。遅ればせながら現状も踏まえたいと思っております。そして,今,議員ご指摘の点,特に条例の改正等,牧園に限らず,新市内におけるそのこのようなことに関する現状把握というものをきちっとやってですね,本当に将来どうあった方が最も適切か真剣に取り組んでみたいと思っております。


○9番(厚地 覺君)


 この件に関しましては,入居者の保管義務違反等もございますけれども,やはりそういう生活状態であれば,ない袖は振れぬわけでございますけれども,やはりそれは,その辺は市の持ち出しということで,やはり我々の税金でございますので,今後こういうことが二度と起こらぬように強く指導をしていただきたいと思っております。この件につきまして最後に市営住宅の管理人というのはどのような規模の団地に置かれているのか。お伺いいたします。


○建設部次長(塩入谷政秋君)


 条例の中で管理人という位置付けがございますが,この管理人につきましては入居者の中から市長が委嘱をするというふうになっておりますが,現在のところ管理人を委嘱をいたしておりません。ただし,地区自治会長というようなことの位置付けをされておりまして,文書配布,その他団地周辺の清掃その他については一応管理的なことをしていただいております。


○9番(厚地 覺君)


 次に,地熱開発調査についてお伺いいたしますけれども,先ほどの答弁ではまた調査の先送りの感がございますけれども,平成16年6月の旧牧園町議会において市長は私の一般質問に「企業との意見交換の場を持つ」と答弁されましたが,何回そのような機会を持たれたものか。お伺いいたします。


○市長(前田終止君)


 合併をいたしましてからこの関係のことでやはり現場をきちんと見ておきたいという気持ちでありました。8月10日鳥帽子岳現場に足を,私どもの方からの申し入れで対応をいただき,現場を踏んでいろいろとお話も伺ってみました。


○9番(厚地 覺君)


 合併後はそうでありますけれども,一昨年の6月から昨年の11月と言えば相当な期間があったわけでございます。市長はその間わずか1回会合を持たれたそうでありますが,その1回もわずか5分程度であったようで,後は助役に任して話もできなかったというようなことでございます。せっかくコンタクトを取って会われたわけですから,やはりこういう話し合いは慎重に対処していただくべきだったかと思っております。また,この中で,一般質問の答弁で市長は「霧島温泉の資源を見極めるために地熱開発による温泉及び影響の可否,共存の可能性,温泉による健康や農林水産業への新規活用策,温泉による環境問題と四つの点で利活方法を模索するというような委員会の設置を考えている。」と述べられておりましたが,その立ち上げは恐らくなかっただろうと思っております。資源の賦存する霧島市として,また,市の地下に眠るエネルギー源として考えたとき重要なことと考えておりますけれども,今の市長の考え方をお伺いいたします。


○市長(前田終止君)


 観光地霧島における特に温泉というのは大きな財産であるというふうに考えております。ですから,そういう意味で温泉の利用,これは多面的に期待できるわけでございますけれども,このことを念頭に置きながら,新しく開発される温泉利用等,そして,また,今まで使われているもの様々形態があるわけでございますが,特に大きな開発についてはなおさら慎重な姿勢が必要かなという認識を持っております。


○9番(厚地 覺君)


 ひとつ,霧島市に眠る地下資源でございますので,検討委員会などもやはり立ち上げていただいて,特に環境の問題等もございますので,よろしくお願いいたしたいと思っております。次に,丸尾地区の一つの源泉の寿命は平均約5年から7年と言われております。成分的に見て炭酸カルシウムが多くて,口径が小さいがためにスケールの沈着が激しいものは放置すれば3か月から半年で不能になると言われております。ここに住友金属鉱山が出したデータがございますけれども,この中で「霧島温泉郷の温泉源は,鹿児島県の温泉資料によれば,源泉間の距離が近いものが多いために相互に干渉を起こしていることは明らかである。すなわち揚湯によって泉源は圧力の低下,言い換えれば温泉水の低下を起こし,時間を経るに従って揚湯量の減少あるいは著しい変動が生じている。この変動を予測するために住友金属鉱山株式会社は,公表された温泉データ,新日本製鉄及び新エネルギー・産業技術総合開発機構の構成データを用いて概略の貯留層シミュレーションを実施した。現在行われている温泉の揚湯が継続されれば,泉源は圧力の低下及び温泉水の低下を起こし,最終的25年後には時間を経るに従って揚湯量の減少あるいは著しい変化を生じることが予想される。仮に霧島温泉開発を現状のままとして山之城で1万kwの地熱発電を開発した場合,その各泉源の圧力変化を計算した結果,その場合には霧島温泉郷の既存泉源には全く影響はないと予想された。さらに仮に山之城の地熱発電から熱水の一部20%を霧島温泉郷に集中給湯し,その分泉源から浴湯を拡充することを考えると既存泉源の圧力は低下が始まり,徐々に回復していくことが見込まれた。」と書いてありますけれども,霧島温泉の水位の低下を守るためにも地熱開発をし,その一部を温泉郷に集中給湯するという考え方はどのように考えておられるのか。また,国際ホテルで9月から稼働しているようなバイナリー発電などを市独自で稼働してパライソ等で観光の目玉にするような考え方はないものか。市長にお伺いいたします。


○市長(前田終止君)


 バイナリー発電,これについてはやはりこの地域にある温泉の有効利活用,そういう視点で評価しなければならないというような気持ちが強いものがあります。しかしながら,一方,極めてこの地域に大きな影響を与えかねないもの,それはなかなか学問的に私も専門的にたくさんの知識と情報を持ってるわけではありませんけれども,かなり慎重な判断も一方せざるを得ないのかなというふうに思います。よって,給湯事業等本当にそれを十分に利活用できる条件が整うならば,それはお互いのいい話し合いによって積極的な検討があってもいいんじゃないかなとは思います。


○9番(厚地 覺君)


 お互いのいい話し合いを持つために,仮に地熱発電を断念した場合に,白水越,鳥帽子岳に投資した金額は数十億円あるわけでございますけれども,この投資額もNEDOは自ら掘った井戸にまた埋め戻すのか,ちょっと惜しい気がしますけれども。秋田県の玉川温泉というのをご承知かと思いますが,これは北投石で有名な温泉地でございますけれども,温泉の湧出量は毎分9千リットル,一つの泉源からの湧出量は日本一でございますけれども,酸性でPHが1.2で,非常に酸性が強くて,効能も評価が高くて医学的関係者も注目しているところであり,1日の入浴者数が1,500人いると言われております。この中で白水越の井戸はPHが2.5から2.8と酸性が高いわけでございますけれども,第二の玉川温泉として観光の目玉になると思いますが,市長,調査研究される考えはないですか。


○市長(前田終止君)


 温泉地にとってのそれぞれの今利用をしている温泉,これはやっぱりそれぞれの立場の方々にとって大変に大事な問題であろうと。その一方,今おっしゃるような隣接地域での将来期待をかけた多額の投資,その中に生じた温泉,それが本当に十分な条件を満たして,つまり十分な条件とは,近隣,隣接する地域に営業なさっている方々,そして,また,そのことに取り組まれた方々,総合的にお互いが理解をし合えるならば,このようなことについても,昔の丸尾界隈の温泉のこの水位が昔の状態でなくなっているというようなことなんかをおっしゃるわけですから,そういうもん逆に近くからその生かしていくというようなことのご提案かなというふうにも思うわけでございますけれども,議員ご指摘の秋田県のこの玉川温泉という所ですか,一遍も足運んだことはありませんけども,せめて情報なりもっと詳しく取って,機会があれば,また,近くに出張の折,あるいは,また,状況を見て,必要性迫られたら,これは見てみる必要もあるなあとも思ったりもします。


○9番(厚地 覺君)


 最後に,先月27日と28日,霧島で温泉地域学会が開催されております。その中で市長も懇親会出席されておりますけれども,市長は地熱開発に反対の表明をされたとお聞きしておりますけれども,その意図は何であったのか。そして,また,環境保全のためか。それとも開発が温泉に影響を及ぼす科学的な根拠を持って表明されたのか伺います。いずれにせよ,検討,検討と先延ばしでは,やはり相手もあることでございますので,市長の本音を最後にお聞きいたしまして質問を終わらせていただきます。


○市長(前田終止君)


 温泉学会というのに招かれまして開催地の市長として出さしていただきました。そして私なりの語りかけをさしていただきました。地熱について絶対反対だという発言はしているつもりはありません。ただ慎重な姿勢で臨むという意味のことを私としては申し上げたつもりでおります。かなり慎重という意味での意味合いの中に反対につながる気持ちも高いものはありますよ。なぜかと言うとですね,やっぱりずうっとふるさと住んで暮らして見てみて,深いこの学問的な知識,そういうものは,少なくともこの件について情報はそんなにたくさん持っているわけではないわけですけれども,地域の温泉環境が変わっていくこと。それは過去温泉利用の方々の話等から伝え聞くわけでございますけれども,温泉の,例えば,過去の水位,そういうものがもう大きく変わってきた。あるいは今まで噴煙のなかった所に大きなこう噴煙が立つ。あるいはあった所がもう消えてしまう。この地下の構造のそれこそ状況は,なかなかこの専門的にも,学問的にもそのしっかりとした根拠を持ってそれが説明でき得ない難しさなどがございます。つい先日も,妙見温泉のある地域にもう本当に長い間もう国道側からも見えておったこの湧水がですね,湧出というか,噴出が,自噴が全くもうしなくなってしまったと,こういう事実を伝え聞きまして,現場も見ましたけどね,ああ,やっぱり地下構造というのは,本当に我々素人がどうこう言っても分からん,見えない。専門的な学問の立場の方々に言っても,いろいろと立場立場で持説をお持ちでございます。そういう意味ではかなりその慎重という意味は,反対に近い気持ちを持つような気持ちは正直なところ年々こう強くなっております。霧島地域の自然環境,これについて大きな危機感を私自身は持っております。でも,何もかも駄目だということではありません。十分にお互いに語り合いながら意見を交換をし,足らざる知識も増やして,そして真摯なお互いに協議をしながら,その上でまた慎重に賢明なる判断をしたいと,こういう気持ちでおります。


○9番(厚地 覺君)


 最後と言いましたけれども,今,市長の話を聞いておりまして,温泉地においてやっぱり将来が危惧されるようであれば,温泉業者は自らも戒めが必要かと思っております。やはりシーズンであれ,シーズンオフであれ,1年中蒸気あるいは熱水を垂れ流ししておるわけでございます。使わない時期もあるわけですから,やはりその温泉を守るためには業者自らが姿勢を正してそのバルブを調整するとか,いろいろ考え方もあると思っております。そうすることによって河川の浄化,ひいては魚が住めるような環境に戻っていくと思っております。今や温泉を通過する河川には魚は1匹もいません。それをだれがそういう状況にしたかということをいま一度考えていただきたいと思っております。終わります。


○市長(前田終止君)


 温泉のですねホテル,旅館経営なさっている方々,これはもう霧島温泉に限らず,県内外,全国の温泉の利用者,それを実際経営としてやられる方,特に私ども霧島市の霧島温泉,地域全体ですね,温泉の今ご指摘の例えば排水,そして最終的に河川にいく。これに本当に大変な,例えば,経済的負担とか,あるいはちゃんとそれが流せる状況の下にあるかとかね,あるいは,また,その自らの事業者としての経営事業努力,そういう中でなすべき責任が私はやっぱりあるんじゃないかなと思うんです。それをしっかりやってもらってこそ地域の河川環境あるいは自然環境,そういうものが守られていくんだというふうに私は信じております。そういう意味では本当に旅館,ホテル経営なさる方々,賢明なる経営努力をされながら今日まで頑張っておるわけでございますけれども,未来永劫やっぱり永続的にですね健全なこの生態系,自然環境との関わり合い等を考えるとコストも大変かかり,あるいは,また,そのちゃんと,自然環境とこの関係,そういうものがどういう形でどれぐらいのコストをかけたらそのクリアできるか。よく私も分からない点があるわけですけれども,しっかりこの辺は将来に向かっていい関係を構築できたらいいのにということを強く感じております。そして,また,議員最後にご指摘の事業者努力,様々な意味での総合的なこの地域の事業者努力というものも必要だということについては全く同感でございます。私ども行政の側も真摯な努力をしながら頑張っていくと。しかしながら,一方,事業者の方々も本当に自己決定,自己責任,自己完結でやられる部分があるわけですから,そこはお互いに頑張らんないかんなということを感じております。


○議長(西村新一郎君)


 以上で厚地議員の一般質問を終わります。次に,3番秋広眞司議員より3件通告がされております。したがって,秋広議員の発言を許可いたします。


○3番(秋広眞司君)


 皆さん改めましてこんにちは。私は国分地区選出の秋広眞司でございます。さて,今国会の中で防衛庁の防衛省昇格の法案が成立の見込みとなりました。この省昇格については平成9年以降政治の場で議論が続けられてきました。平成15年には武力攻撃対処法など三法が成立し,平成16年には国民保護法など七法と三条約の成立をみてきました。まさに防衛省移行に向けての法的な条件整備が整い,今回成立する見通しとなったわけであります。日本外交は,弱腰とか,アメリカ追従とか言われ続けてきました。世界の常識といたしまして防衛と外交は一体のものであり,アメリカ,ロシア,ヨーロッパ,中国,韓国,どの国を見ましても大統領や首相の演説の傍らには軍服姿の将軍や司令官が付いております。残念ながら日本だけはそういう姿はありません。一時も早くそういう姿を見たいものでございます。また,この防衛省昇格により対外的にも日本政府の外交,防衛に対する強い意思というものを,メッセージを表明することになったわけでもあります。そして,また,わが霧島市には郷土部隊として日本一の精鋭部隊と言われる第十二普通科連隊があり,南の最前線部隊としての陸上自衛隊国分駐屯地があります。隊員の方々はその認識の上に日夜訓練に励み,いざというときに備えているわけでございます。この省昇格により自衛隊の隊員,すなわち自衛官の地位の向上にもつながるわけで,隊員の皆様方共々心からお喜びを申し上げるものでございます。これを機に安倍政権が拉致問題や領土問題について力強く外交・防衛政策を展開し,美しい国日本を取り戻していただきたく願うものであります。また,次の段階といたしまして憲法改正問題があります。憲法第9条2項で既に実態組織である自衛隊を国防軍として明記することを政府の中で検討されており,早期改正を望むものであります。このことも含め市民の皆様方,そして議員の皆様方にもご理解をいただき,ご認識を深めていただきますよう心からお願いを申し上げる次第でございます。次に,身近な問題でありますが,現在市庁舎の中で勤務時間中に職員労組の方々が赤い腕章を着用しておられます。窓口を訪問された市民の皆さんから,数人の方から厳しい声をお聞きいたしました。「何の赤腕章な。」,「ストライキかな,また。」と,「何か問題があったとな。」と,「公務員はよかなあ。気楽なもんじゃなあ。」と,そういう声でありました。私なりに解釈しますと,民間の私たちは厳しい競争社会の中で生き残りをかけ一生懸命働いている。会社が儲けないとボーナスも出ないと。公務員の人たちは私たちから比べるといい職業だと思う。休みも多いし,労働条件もしっかりしている。また,私たちが汗水垂らして働いて納めた税金で給料は支払われている。それなのに赤腕章なんかして何を争っているのか。こんないがみ合いの中で本当の霧島市の財政改革は果たしてできるんだろうか。そういう意味合いに私はとらえたわけでございます。このような市民の皆さんの怒りや憂いを収めるためにも早急に赤腕章着用闘争を終結すべきであります。職員の労組の皆さんにお訴えを申し上げます。ご存じのごとく,勤務時間中の赤腕章着用闘争は,最高裁判例等も示されているように,明らかに公務員としての職務専念義務違反,服務規律違反,勤務時間中の労働運動に該当するわけで違法であります。処分の対象にもなり得るものです。また,赤腕章を着用しても結果は変わりません。市民の反感を伴うだけでございます。腕章を着けていない職員の方々も同じように市民の皆さんから見られるわけでございます。どうか前述した一般市民の皆さんからの声に真摯に耳を傾けていただき,旧態依然とした違法闘争は即刻やめていただきたい。職員労組の皆様方に強く訴えるものであります。また,行政当局の方でも,一般職員のこのボーナス0.05カットは県の人事委員会の給与勧告に基づくもので,管理運営事項でもあり,また,組合との合意なくしても実施することは違法ではないわけですし,私たち議員や管理職の俸給の据置措置はこの0.05カット以上の減額措置となっており,比較均衡の面からも妥当であります。しかし,一方では,組合に対しての切羽詰まった中での説明のやり方,打ち切り方等プロセスに配慮不足があったことは否めない事実であります。そのことは率直に反省されるべきことであります。ともかく組織内の不毛の対立からは何も生まれません。市民の反感を買うだけでございます。市民の皆さんや対外的にも見苦しい限りであります。早急に赤腕章闘争の中止の申し入れを行政当局が強くなされることを望むものであります。さて,通告に基づき3問10項目について質問をいたします。1点目に市長の政治姿勢についてでありますが,新霧島市長として1年経過をいたしましたが,どのように振り返っているのか。総体的にあるいは具体的にお伺いをするものであります。2点目に市長のマニフェストについて,その達成度合い,評価,反省,今後の取り組みについてお伺いをするものであります。3点目に平成17年度決算を踏まえて19年度予算にどのように反映させていくか問うものであります。特に予算額と決算額の乖離の額は大きいものがございますし,不用額,流用額,未収納の多さについてもお伺いをするものであります。2番目に教育行政についてお伺いします。教育委員長の教育行政姿勢についてということで1点目に教育基本法改正の三本柱と政府案に対する三点修正の議論についての見解をお伺いするものであります。2点目に,日の丸・君が代東京地裁の判決が出ましたけれども,その地裁判決についての見解を問うものであります。大きな2番目に教育委員会の組織,権限について,人事,指導,処分,俸給等全般について,その組織,権限についてお尋ねをするものでございます。2点目に,全国における一連のいじめ実態を踏まえ,本市におけるその対策について問うものでございます。1点目にいじめ,不登校,自殺の過去10年間における小・中・高校の学年ごとの数字を示していただきたい。2点目にいじめの防止策についての経緯と今後の取り組みについてお伺いをするものであります。大きな3問目で伝統行事の保護育成について,一つ,はんぎり出しの保存について現状と課題をお伺いをいたします。2点目に実施されているその周辺を公園化できないか。お伺いをするものであります。以上3問10点についてお尋ねいたします。以下,答弁を受け,自席からの質問とさしていただきます。ありがとうございました。


○市長(前田終止君)


 秋広議員から3点につきましてご質問がありました。1点目の1,2につきましては私の方から答弁をいたします。2点目については教育長が答弁をいたします。そのほかについては関係部長にそれぞれ答弁をいたさせます。市長の政治姿勢について,霧島市新市長として1年間を経過したけれども,どのように振り返っているかという質問でございます。昨年の11月27日霧島市の初代市長として就任をさせていただきましてからあっという間に1年が過ぎました。24時間,365日,年中無休,エンジン全開,一日一生,こんな思いでですね私は,私といたしましては全力投球で市民の皆さん方とこの市政と向かって参ったという気持ちでいっぱいであります。私といたしましては一言で言えば皆さん方の,つまり市民の皆さんとか,議会の皆さんとか,なかんずくまたこの職員の諸君たちとか,そういうすべての方々の本当に理解と協力をいただきながらどうにかこうにか順調にスタートさせることができたのかなと。そして,また,少しずつですけれども,毎日毎日いろんな決断をしながら,いろいろ不備な点があったのかも知れませんけれども,確実にその足跡を残せる努力をできたかなというふうにも思っております。この1年で取り組んできた事柄につきましては,11月5日に開催をしました霧島市誕生一周年記念式典の際にお配りをいたしました記念のパンフレットの中にそれなりに,あと10項目前後付記ができなかったので,書いてない点もございますけれども,紹介もさしてもらったところでございます。この1年を振り返ってみますと,合併のこの賛否を問う住民投票など産みの苦しみと申しますか,そういうものを乗り越えてこの霧島市が誕生をいたしたわけでございました。その上の1年間でございます。一つの限りない将来目標という意味で,また,本当にそうもあってほしいという思いを込めてやっぱり来る日も,来る月も,来る年もいろんなことがあっていろいろ反省点もあるけど,合併して良かったと一人でも多くの人があるいはそういう少しでも気持ちを持てるような市政運営というものを心がけていくことかなというふうに思います。いかなる時代もいかなる人も100%非の打ち所のない形ですべての市民の方々が満足できるものをやり遂げるということはそう簡単にできることではないというふうに思いますけれども,せめて,自分たちのこのお互いの気持ちの中に,いろいろあったけれども,合併して良かったなということを言えるような努力をやっぱり未来に向かってこつこつ頑張っていくべきことかなというふうに理解をいたしております。初代市長として選ばれた私のそういうことに対する実績をきちんと答えを出していく。問題点を解決していくということは責務であると思っておりますので,この1年は霧島市の現状というものを踏まえ,明日と未来をつくることへの努力を続けて参った所存でございます。特に力を注ぎましたのは,市民の皆様に霧島市の現状と課題,それを率直に語りかけて話し合うことで関心を高めて,そして議論を呼び起こそうと市長と語イもんそ会を開催したことでございます。この努力は,旧7市町の住民が同じ霧島市民として情報を共有をし,そして新市民として一体感を高めていき,そして,また,市民参加と協働により知恵と汗を出し合いながら乗り越えていこうという思いからでございます。市民の皆様も,せっかくの休みのところとか,仕事でお疲れの状況ではありましたけれども,土曜,日曜,祝日,夜,本当に合わせてたくさんの方々に出席をしていただきました。もちろん会場によっては説明役の方が多い会場も1箇所はございました。しかし,押しなべて全体として本当に市民の皆さん方がこの合併に対して多くの期待と,また,不安といろいろな夢,そういうものをお持ちであるということを,幹部職員の諸君たちと共に離合集散を41回繰り返すことによって,一つのこの連帯感みたいなものが非常に短い間にお互いにこう築いていくこともできたかなというふうにも思っているところでございます。本当にそういう意味ではお互いを短時間の間にこういう努力ができたということを私は評価をしたいと感謝を申し上げております。参加していただいた市民の皆さんには市の現状を理解していただき,職員は,地域の現状,課題が自分のいる場所を移動させることによってさらに直接的に理解が高まってきたのではないかなと,短い時間にそれも獲得することができたんじゃないかということを感じております。多くの市政課題が山積しておりますけれども,市政は市民のためにある。これを基本に,また,市民の方々が主役である。公正で公平な偏りのない市政を進めるため,これからも市民の皆さんの声に常に耳を傾けながら,気持ちとしては,私たちのふるさとこそ日本一だぞという意味で本当に真剣に日本一のふるさとづくりを目指して市民の皆さんと一緒になって新たなる価値観や社会システムの構築を進めて参ります。未来,明日のために,現在,今をつくるというような気持ちで頑張ろうと思っております。議会の皆さん方のご指導・ご鞭撻を心からお願いを申し上げます。2番目,市長のマニフェストについてのその達成度,評価,反省,今後の取り組み等についてのご質問であります。私のマニフェストは三つの柱からなる市政への姿勢と69項目からなるふるさとへの約束を掲げております。三つの柱,開かれた,活力ある,公正で公平な市政を限りない努力をして目指していきますよということであります。そして69項目約束を申し上げました。まずマニフェスト達成度としては,予算を伴うものと伴わないものがありますが,平成18年度当初予算にマニフェストが反映されたものは,三つの柱である開かれた市政,活力ある市政,公正で公平な市政の実現については,おおむね職員の諸君の理解と協力を得ながら,市民の皆さん方に協力を,理解を得つつ示すことができたんじゃないかなというふうに思います。私,市長自身に関わる可能な範囲,精一杯オープンにしながら,すべてを本音でさらけ出しながら語り合って,示し合ってきたつもりでおります。ふるさとへの約束69項目につきましては,おおむね60項目がこの1年間で予算に反映あるいは取り組みに着手をさせてもらっております。現時点での達成度はまあまあおおむね順調に,まだ1年ですから,あと丸々3年近くしっかり残っているわけですからね,順調に達成度は進んでいるものと。今後仕上げてもいかなきゃならないし,新たにまた決断をしながら着手しなければならないものもあるわけですからね。ただ立ち上げた1年目が一番私は大事だという気持ちを強く持っておりました。だから,一日一生,24時間,エンジン全開,年中無休,これでいくんだと覚悟をしたわけなんですね。さあこれからです。今後の取り組みにつきましては引き続きマニフェストに掲げた長期的課題に積極果敢に取り組んで参りたいというふうに思っております。


○総務部長(西重正志君)


 政治姿勢についての3点目にお答えいたします。平成17年度決算につきましては,昨年11月7日に霧島市が誕生し,旧1市6町等の予算を引き継ぎ編成した予算の執行に基づく決算となっております。今回の平成17年度決算は言わば過渡期の決算であり,通常の決算見込みの把握が困難であったことから予算と決算の乖離や不用額が大きくなったものであります。また,予算編成の過程において旧1市6町の予算計上や予算執行に多少の差異があり,予算科目の誤りや予算の計上漏れなどにより予算の過不足が生じたことから予算の流用による対応を行ったところでございます。また,収入未済額の主なものにつきましては,市税で約13億7,588万円,公立・市立保育所負担金で約5,391万円,住宅使用料で約1億4,713万円などが大きなものとなっております。この原因は,通常の事務処理に加え,合併に伴う様々な事務の調整など多くの時間を要したことなどにより徴収などの事務が手薄になったものと考えております。このようなことを踏まえまして先般策定いたしました霧島市経営健全化計画に基づき助役を委員長とする霧島市歳入確保対策本部及び霧島市歳出対策本部を既に設置したところであり,歳入歳出両面からの徹底した見直しを進めることとしております。さらに平成19年度予算編成におきましては,行政改革大綱や経営健全化計画に基づき行財政改革を積極的に進めながら,身の丈に合った予算編成に取り組んで参ります。


○教育長(古川次男君)


 教育行政についてお答えいたします。まず第1点目の教育委員長の教育行政の姿勢についてのお尋ねでございます。政府案における教育基本法の三本柱と三点修正の議論についての所見を問うということでございますが,教育基本法の改正の三本の柱とは,国際化や地球環境問題など今新しい時代の学校教育の,新しい環境の時代の中で学校教育の役割を明確にすること。日本の伝統,文化など次代に継承すべきものを尊重し,宗教的な情操を育むこと。理念的な事項だけでなく,具体的方策を規定すべきことなどを述べているところと考えます。教育基本法が昭和22に施行され半世紀以上が経ち,今,教育の根本に戻って教育改革を進めていこうという考え方であろうと理解をしております。また,三点修正の議論として愛国心の問題,宗教的情操という言葉の明記あるいは教育の不当な支配のことについての削除又はそういう議論であることを認識しておりますが,今後の国会の動向を見極めていく必要があると考えているところでございます。次に,日の丸・君が代,いわゆる国旗,国歌の問題でございますが,それについての東京地裁の判決についての所見を問うということでございますが,入学式や卒業式,いわゆる学校の儀式上の取り扱いでございますが,これについての東京地裁の判決が出たことはご案内のとおりでございます。これについての是非を述べる立場にはありませんが,学校教育ではちゃんと学習指導要領に儀式においては,国旗を掲げ,国歌を斉唱するということはきちんと定められておりますし,その趣旨に則って教育行政を進めているところでございます。学習指導要領に従って教育行政を進めて参る所存でございます。次の教育行政の3点目,全国における一連のいじめの実態を踏まえ,本市における対策を問うということで,過去10年間の本市のいじめ,不登校,自殺について,小・中・高,学年ごとの件数を示せということでございますが,お答えいたします。議員からの質問では過去10年間における小学校,中学校,高等学校別の学年ごとの件数を求められておりますが,確認できた範囲でお答えいたしますので,ご理解をいただきたいと思います。まずいじめの件数についてでございますが,平成9年度は,小学校が8件,中学校が9件,高等学校はデータがございません。計17件,10年度は,小学校5件,中学校4件,高等学校はデータがございません。したがいまして,9件でございます。11年度は,小学校5件,中学校6件,高等学校はデータがございません。計11件,平成12年度は,小学校3件,中学校1件,高等学校はデータがございません。計4件,平成13年度は,小学校2件,中学校は0,高等学校が7件,計9件,14年度は,小学校2件,中学校3件,高等学校12件,計17件,平成15年度は,小学校1件,中学校2件,高等学校3件,計6件,平成16年度は,小学校が3件,中学校が0,高等学校も0で,平成16年度は3件でございます。平成17年度は,小学校が2件,中学校がございません。高等学校もございません。計2件,平成18年度は10月末現在,小学校13件,中学校10件,高等学校2件でございます。計25件でございます。10月末現在,次に,不登校の件数についてでございますが,平成9年度は,小学校5名,中学校74名,高等学校はデータがございません。不登校と教育委員会に報告を受けているのは79名でございます。平成10年度はすべてデータが残念ながら残っておりません。平成11年度は,小学校が17名,中学校が58名,高等学校はデータがありません。計75名でございます。12年度は,小学校18名,中学校が81名,高等学校はデータがございません。計99名,平成13年度は,小学校17名,中学校が108名,高等学校はデータがございません。計125名,平成14年度は,小学校16名,中学校112名,高等学校はデータがありません。計128名,平成15年度は,小学校が24名,中学校は102名,高等学校5名,計131名,平成16年度は,小学校が27名,中学校が102名,高等学校が5名,計134名,平成17年度は,小学校1年生が0,ここからは,平成17年度からは学年ごとに把握をしています。小学校1年生が0,2年生が3名,3年生が4名,4年生が3名,5年生が4名,6年生が9名,中学校1年生が21名,2年生が35名,3年生が35名,高等学校が,これは学年ごとには取ってございませんが,3名,計116名でございます。平成18年度は10月末の月列報告までを集計をいたしましたが,10月末現在,小学校1年生は0でございます。2年生も0でございます。3年生も0でございます。4年生が2名,5年生が4名,6年生が2名,中学校1年生が28名,2年生が16名,3年生が23名,高等学校が4名で計79名でございます。次に,自殺についての件数は,平成9年度に家庭内の不和という理由で自殺が中学校で1件ございました。以上でございます。順序が狂って参りました。失礼いたしました。教育行政についての2点目,県・市教育委員会の組織,権限,機能について問うということで,組織や人員,指導,処分,俸給,人事等についてのご質問でございます。お答えいたします。本市教育委員会の組織,権限につきましては,地方教育行政の組織及び運営に関する法律及び霧島市教育委員会の行政組織等に関する規則により定められているところでございます。本市においては教育委員会は5名の教育委員で組織され,うち1名は教育委員会の会議を主宰し,教育委員会を代表する教育委員長,うち1名は教育委員会の指揮監督の下に教育委員会の権限に属するすべての事務をつかさどる教育長となっており,教育長のみが常勤となっております。教育委員の報酬は,教育委員長が月額6万9千円,教育長が月額56万4千円,その他の委員が5万2,300円となっております。教育委員会にはその権限に属する事務を処理させる事務局と学校,図書館等の教育機関が設置されておりますが,本市の職員数は平成18年11月1日現在で事務局が111名,教育機関が1,025名,合計1,136名となっております。教育機関の職員のうち889名は県が給与を負担する小・中学校県費負担教職員となっております。なお,国分中央高校の職員70名の給与は市が負担をしております。教育委員会職員のうち小・中学校県費負担職員を除いた職員の人事及び処分,指導は市教育委員会で行っております。小・中学校県費負担職員については,人事及び処分のうち懲戒処分及び分限処分は県教育委員会が行い,訓告及び指導については,県教育委員会とも協議の上,市教育委員会が行うことになっております。なお,合併前を含め国歌,日の丸・君が代問題に関連した処分の事例はございません。続いて教育行政についての全国における一連のいじめの実態を踏まえ,本市における対策を問うということで,いじめの防止策についての取り組み経緯と今後の取り組みについてのお答えをいたします。いじめの防止策についての取り組み経緯については,まず10月末に全小・中学校にいじめ問題に関する総点検及び実態調査を実施しております。その結果を受けて臨時校長会を実施し,市教育長名で「いじめ問題等への取り組みについて」の通知文を発出し,再度いじめ問題等への取り組みについて関係機関との連携も含めて学校全体を挙げて強化を図るよう指導しておるところでございます。また,各地区の担当指導主事が小・中学校に直接出向き,さらに詳しい聞き取りを担任教諭等から行い,現状を把握し,今後の取り組み等について指導・助言を行っております。さらに市内の公立私立幼稚園,小・中学校児童・生徒の保護者に対し,いじめに対する意識の向上を図るために約1万6千枚のチラシを作成し,配布も行っております。本市教育委員会の今後の取り組みについては,管理職研修会や校内研修,学校訪問等のあらゆる機会をとらえ,各学校のいじめの現状やいじめ問題に対する取り組みについての聞き取りを行い,それに対する指導・助言を一層強め,配慮していく所存でございます。


○商工観光部次長兼商工労政課長(柳田秀徳君)


 3点目の伝統行事の保護育成についての一つ目,はんぎり出しの保存について現状と課題,二つ目のはんぎり出しが実施されている周辺を公園化できないかは関連いたしますので,併せてお答えいたします。はんぎり出しは,近年この伝統行事への参加や後継者不足に苦慮していると伺っております。また,筏組みや網の手入れを行う人手も次第に減りつつある上,桶舟,いわゆるはんぎりでございますが,の製作者も数人と聞いております。本市としましては,この伝統行事を保存・継承するため,3年ほど前から見物客のための簡易トイレの設置並びに水道部の水タンク車による手洗いなどの給水を行い支援を行ってきております。今後も全国でも珍しい伝統行事が絶えないよう関係団体や関係機関と連携を密にしながらこのような支援をして参りたいと考えております。次に,はんぎり出しが実施されている周辺の公園化はできないかについてでございますが,はんぎり出しの行われる潮遊池周辺の公園整備につきましては,魚取組合からの要望もあり,周辺の土地購入や施設整備等も含め調査を実施いたしましたが,184名の共有名義の地であり,整備経費も多額を費やすため,市といたしましては現在のところ施設整備の計画はございません。


○3番(秋広眞司君)


 それぞれ回答をいただきました。まず1問目の市長の政治姿勢について再質問をいたします。新市長として1年間このマニフェストも含め振り返っていろいろと思いを含めお話をいただきました。土,日,祭日なしと,1日一生,その年中無休と,エンジン全開というようなこともありましたけども,どっかでか聞いた言葉だなあと思ったんですが,24時間,数十年使える男というようなキャッチフレーズをちょっと思い出して似ているなあと感じたわけでございますが,今後ともひとつお体に気をつけていただいて風邪など引かれんようにして新しい年度の予算編成に向けて頑張っていただきたいと思います。そこでお伺いしますが,マニフェストですね,達成率について,その長中期,短期ございますけども,大体自己評価で総体的に何%ぐらい達成したかなあと思っておいででしょうか。お伺いします。


○市長(前田終止君)


 マニフェストの取り組み状況,その項目を全部上げて整理もしてみたわけでございますが,マニフェストに掲げたそれぞれの達成率としては,実際まだこれから答えを,着手したけれども,4年間を通じてずっと継続しながらやっていくものという意味のものもありますし,また,そうでないものもあるということです。そういう意味でただ着手をした。そしてそれに取り組んでいるよという意味で全体としていけば80%前後十分に着手ができている状況にあります。それが事実でございます。


○3番(秋広眞司君)


 往々にして自己評価というものは高くなりがちでございます。80%という数字でございます。着手したですね。総体的に見て50%いったかなあという感じもしないではないんですが,その市長が言われましたその評価を対外的に第三者の目でも評価してもらった方がいい数字がこう出ると思うんですが,そこらのお考えはございませんでしょうか。


○市長(前田終止君)


 これはですね評価というのは,自分で自分の評価というのはなかなかできないもんで,議員仰せのとおりだと思いますよ。ですから,ただマニフェストに掲げたことへ本当にこの達成をしようという気持ちを込めて着手しましたよという意味で私は申しているわけですね,それの今度は中身の出来栄え,そういう意味で問われるとするならば,自己評価はどうにか及第点ぎりぎりぐらいの所で頑張っているかなというような謙虚な気持ちでおりますよ。ええ。それでね,ただねえ私はもう余り表も,陰もないも,本当にもうこのまんまですよ。ですから,先の議員の皆さんにも何かいろいろ言われましたけれども,もう趣味そのものが霧島市なんです。そしてその生きがいが僕は霧島市なんですよ。ですから,もう土曜,日曜,祝日一切関係ないと。目が開いている限り,さあどうするか。どうするか。もう寝ても覚めても思っていますよ。ですから,好きなんですよね。ですから,こういう掲げたこと以外,早い話,むしろマニフェストに掲げていないことで,新しいアイデアやら取り組むべきこと,次々とこう打ち出し,決断をし,重ねていく。余り金はかからんけれども,一つ一つ変わっていくぞと,そういうことをもうマニフェスト外の評価もしてくださいよ,いっぱいやっているんですから。それで私は1年を振り返って一周年記念で時の最高責任者としての大体まとめた7〜8割のことは一応文言として出しましたよ。それであとですね2年目がくると思うんです。この時に市民からの評価あるいはこの役所内評価,それは手厳しくいただきたいと思っているんです。50点取るのも恐らく難しいでしょうよ。しかし,やるぞ,見ておれと思ってますよ。はい。そして最終年はねオープンにまたみんなに出してですね,もちろんこの二周年は,鹿児島県でこの首長選挙において本当に本格的な初めてのマニフェスト選挙と1年前言われて私どもは戦いをさしていただいて,そして結果として私が選んでもらった。それから1年ということでございます。そういう意味でその時に公開討論会やら様々なご指摘がある中で主催者側は私に申されましたのは,任期中のどこかの時点で検証大会をやってほしいと,当選した方にそれを求めるというようなことをおっしゃってるわけですから,私としては,一周年はもうやりましたんでね,真ん中の峠を越える時にですねこの2年間を振り返って手厳しいご批判等,ご指導等いただいて結構であります。


○3番(秋広眞司君)


 是非,第三者の評価を,手厳しい評価を受けていただきたいと思っているところでございます。それによって市長自身もこの活力がまた違うでしょうから,そこらはよろしくお願いいたします。次に,岐阜県の17億円のこの裏金づくりから始まって,官製談合,収賄等で知事が次々と逮捕された和歌山県,福島県,昨日は北海道の深川市長が逮捕されました。これは競争入札妨害でございますが,また,隣の宮崎県知事も議会の不信任決議を受けて辞職し,近々逮捕されるんじゃないかという報道もなされておるわけですが,この宮崎県は部課長も絡んで天の声をこの伝える役目をしていたというようなことも報道されました。そこで市長にお伺いしますが,この一連の事件についてどのような感想をお持ちか。やましいことは微塵もないというお気持ちでしょうが,ひとつ率直な感想をお聞かせ願います。


○市長(前田終止君)


 全国の都道府県並びに市町村段階で自治体のトップが関わる,あるいは,また,関わると思われるそのような不祥事が連日この1年と言ってもいいぐらい報道されていることに対して,私も新市霧島市の市長という立場にある者としてしっかりと自ら謙虚にし,そして責任ある姿勢を持って真摯な態度で自らを律していかなきゃならんなということをしっかり肝に銘じておるつもりでございます。やっぱり政治家と金,そして支持を受ける票,こういうものは,お互いに選挙をする立場ですから,それなりにそれぞれの思いがあられるというふうに思います。私も8回しか選挙は自らのやつは経験がございませんけれども,多くの方々のご声援を申し上げたり,選挙というものに取り組んでくる人生の中で酸いも,甘くも,辛くも,いろんなご指導・ご鞭撻いただいて今日があります。ただ前田終止という一つの私自身の地方の政治に取り組む者としてやっぱり1年1年,年々歳々自らを高めていこうと,努力しようと。欠点が多い男だけど,しっかり頑張っていこうというのは私は自分自身にいつもそう思いながら,昨日と違う今日である自分を鍛えていこうと思いながら毎日生きてますよ。それで今やっぱり,県会議員選挙6回戦って,そして最後の町長選,初代の市長選挙に挑んでみて,政治家とこの金,そして願わくば本当にこの政治献金とか,選挙資金,そういうものがほとんどこう負担にならない形で戦ができたら,選挙ができたら,みんな無理をなさらんだろうな。そして自由なスタンスで,フリーハンドでこう物を言えるその立場,議会人であったり,市長であったり,市町の長であったりという立場を持つ。そうすると謙虚な気持ちになって無理をしなくてなるべくこの透明な気持ちで物事が少しずつこう見えてくるんですよ。ですから,私は今回の選挙に向かっては1円も政治献金集めることもなかった。ペコペコもしなかった。もう本当に自分の持てるものをさらけ出して,こんな自分で良かったら支持をしてくれ。一緒に新しいまちをつくろう。そういう気持ちでやってきて,支持団体というものもほとんど少なかった。でも,だからこそ私がね今この1年もう思い切って自分の自由な気持ちを持ちながらこう熟慮をして,判断をして,言葉にして,さあ,どっからでも来いと,こう思いながらね毎日毎日大,中,小の決断をしておる連日ですよ。ですから,そういう意味では全国で伝えられる各種不祥事等,本当に政治の現場というのは厳しいものがあろうかと思いますけれども,そういうところにつながる自分をしっかりと自らを律しながら頑張って参りたいというふうに思っています。


○3番(秋広眞司君)


 このような利権絡みの甘い誘惑というものは世の常であります。どうかそのような誘惑に負けない,また,巻き込まれないような細心の注意を払って清潔で市民k市長としての姿勢を貫いていただきたいと思っているところでございます。もう1点だけ市長にお伺いいたしますが,NHKの大河ドラマ,山内一豊の「功名が辻」がもうすぐ終わります。内助の功は偉大なものがあるわけでございますが,ハネムーンウォークですね,そろそろ準備段階に入っていると思いますが,是非この市長の新妻と一緒に龍馬,お龍の役を演じていかれる。そんな予定はございませんでしょうか。


○市長(前田終止君)


 予定はありません。


○3番(秋広眞司君)


 「霧島市がですね妻である。」とかねがね言っておられますが,団塊の世代のこの独身の方にもひとつ勇気を与えるわけですから,ひとつこの霧島の地から嫁取りを是非お願いしたいということを要望いたしまして次の質問に入りたいと思いますが,次に17年度の決算と19年度予算の関係でございますが,先ほどご説明をいただきましたけども,1市6町の合併,持ち寄り予算によるこの過渡的な状況があったというようなご説明もありましたけれども,一つ気掛かりなのは収入未済額と不納欠損金,これが大きな数字になっているわけでございますが,これは過渡期的な要素はないという具合に理解をしているんですが,それについては,私の理解についてはどのようにお考えでしょうか。


○財政課長(平野貴志君)


 お答え申し上げます。滞納額の件でございますけれども,これにつきましてはそれぞれの1市6町から引き継いだもの,それに加えまして霧島市として誕生いたしまして以降の滞納分が含まれているものでございます。これらにつきましては鋭意徴収の努力をいたしておりますけれども,非常にバブル期のそういう滞納分等の積み残しの部分とかいうものもございまして非常に多額に上っておりまして,こういうものにつきましては,先ほど部長答弁にもございましたように,それぞれ歳入の対策本部を立ち上げて取り組みをしているところでございます。


○3番(秋広眞司君)


 ちょっと質問とずれているんですが,私が申し上げましたのは,その過渡期の状況ですね,1市6町合併による予算編成がなされて持ってきたわけです,持ち寄り予算ですけども,それ,その過渡期の状況における不用額とか,あるいは予算とその決算額との乖離とか,いろいろ問題があるわけですけども,収入未済額と,未納金とですね,未収金と不納欠損額はその過渡期の状況としては関係ないんじゃないかと,その私の認識は間違ってないかどうかをお聞きしているんですよ。


○財政課長(平野貴志君)


 この収入未済額,いわゆる滞納の分でございますが,これにつきましては,先ほど申しましたように,旧1市6町から持ち寄った分と,それに加えまして新たに霧島市になりましてから滞納になった分でございます。あと不納欠損につきましては,これは霧島市において不納欠損の処理をいたしたものでございます。したがいまして,過渡期にあるものもその滞納分の中には含まれるというふうなことでございます。


○3番(秋広眞司君)


 分かりました。収入未済額が一般会計で23億3,900万,それから特会の国保が9億2千万,介護保険と下水道が3千万円近く,それから温泉供給が400万と合計で33億7千万あります。そして,また,不納欠損額が3億6,200万あるわけで,この不納欠損額というのは次の年にはもうこの決算のこの整理書の中で消えていく数字なんですね。言えば儲けにならない,会社で言えば本当の損なお金なんです。ですから,これが毎年毎年次の年には時効を終えて新しいものが不納欠損額として出てくるという形でございますので,何年か累積すると相当な額に上がっていくわけでございます。でありますから,その解消のためにやはり収入未済額というものを減らしていかなきゃいけないと思うわけでございますが,これに対する強い決意の上の取り組みは必要だと思うわけでございます。独自の財産,財源探しも大切でございますが,ここが一番大事なとこだという具合に私は思うわけでございます。具体的なその霧島市として全庁的なそのプロジェクトを組んでそのような取り組みがなされるものかどうか。お伺いをいたします。


○財政課長(平野貴志君)


 先ほど部長がご答弁を申し上げましたように,助役を本部長といたしまして歳入歳出両面からの徹底した見直しを行うために歳入におきましては歳入確保対策本部という庁内の組織を立ち上げております。この中に具体的なそれぞれの費目によって取り組みを行うために,例えば,税の関係で以前税収確保推進本部という組織を立ち上げておりましたけれども,それを税収のワーキンググループとして,そして保育料につきましても同じようにワーキンググループ,また,住宅使用料につきましてもワーキンググループをそれぞれ立ち上げて個々具体の徴収体制の強化に向けた取り組みを既に始めているところでございますので,この推移等を今後見守って適正な徴収の方法を詰めたいと思っております。


○3番(秋広眞司君)


 分かりました。監査委員による審査意見書の中にもそのように「適正なこの収納管理に努めるよう」という意見書もありますし,また,一部ではこの払えるのに給食費や保育費等を払わない人がいると,そのような状況も聞いております。払い損,払わん得というような悪しき慣行とならないように是非一生懸命取り組んでいただきたいと思うわけでございます。次に,2問目をちょっと後にずらしまして,3問目のはんぎり出しについてお伺いをいたします。るる回答いただきましたけども,この公園化するということについてどれぐらいの試算になるものか。お伺いいたします。


○商工観光部次長兼商工労政課長(柳田秀徳君)


 今,はんぎり出しをされている北側と言うんですか,海岸の反対側なんですけれども,ここに空地がございまして約4,200?ぐらいの土地でございますけれども,そこに土砂を搬入しまして芝舗装した場合で約1,700万程度かかると予想をしております。


○3番(秋広眞司君)


 1,700万ということでございます。それに水道,トイレ等を設置するとやっぱり2千万を超えるという認識でよろしいですか。


○商工観光部次長兼商工労政課長(柳田秀徳君)


 その潮遊池,そこに水道を引きまして,また,トイレなどを整備したと仮にいたしますと,水道を引くのに大体400万から500万,それとトイレを男性大小,女性用,それと体の不自由な方のトイレを設置するということを考えますと,そのトイレ部分が約1,200万ほどというふうに見ております。合わせますと,先ほどのその184名の民有地のその用地費は別といたしまして,その芝舗装整備等の1,700万を足しますと3,300万から3,400万,あるいはそれ以上かかるかも知れませんけれども,一応それぐらいかかるのではないかと見ております。


○3番(秋広眞司君)


 多額の費用がかかると。しかも年に1回しかその行事は行われないということで,住宅からも離れているというようなことで公園化は,私自身もこれは難しいんじゃないかなあと思ったんですけども,はんぎり出しというのは,8月13,14,15日,お盆を過ぎて,その間精進料理,肉,魚は食べないわけですが,16日に,その忌明けも含めて8月16日に出世魚であるボラの子エッナを食べるというのが百数十年続いているわけです。地域の大切な伝統的行事でありますので,これからもひとつ市の方で存続の方向に向けて,保存会もあるわけですから,いろんな助言やら,経費も少しは与えていただきまして,是非継続をさセていただきたいと思うところでございます。次に,もう1点目の質問は,ボラはこの泥を食べて,その中から,鯉と一緒で,水分,養分を吸収して生育するわけでございます。あそこの泥のこの検査というものはされたことがありますでしょうか。それから,もう1点,あそこに水が出ているわけでございますけども,その水を子供たちは,ちょろちょろ出てますから,飲む可能性もありますし,私も小さい時は飲んだ記憶があります。その水の検査等はされたことがございますでしょうか。


○商工観光部次長兼商工労政課長(柳田秀徳君)


 お答えいたします。水質検査でございますけれども,今までのところ検査したことはないようでございます。今後検討したいと思います。私どもも今年見て参りますと,そのボラの子エッナのほかに30?ぐらいのチヌがですね5〜6匹に入っとったようでございます。地域のその小村新田沼魚取組合ですか,その方々はもちろんのことですが,遠くは関東,関西から同窓会を兼ねて楽しみで来られていらっしゃる方もおられるようでございます。江戸時代の終わり頃からこう,今,議員がおっしゃるようなことでずっと続いている伝統ある行事でございますので,市の方といたしましても先ほど申しましたようなその簡易トイレなり,水の提供とか,いろいろ花火なんかも打ち上げておりますし,そのようなできる今範囲のことでやって取り組んで参りたいと考えております。


○3番(秋広眞司君)


 近くにし尿処理場もありまして衛生的な面もこの危惧をされている市民の方もおられます。その安全性をやはりきちっとこの,ここは安全なんだと,この魚は食べても大丈夫なんだという安全性をこうPRするためにも是非この泥の検査と水の検査を行っていただきたいと思うんですが,これできますでしょうか。


○商工観光部次長兼商工労政課長(柳田秀徳君)


 関係する機関とも,関係課とも打ち合わせをしながら今後検討して参りたいと思っております。


○3番(秋広眞司君)


 市長にお伺いします。一つこの,もしそれに有毒な物質が含まれていたり,飲んではいけない水だったりするとですね,この市が加勢をしているそのはんぎり出しの伝統行事そのものにやっぱり大変なダメージを与えますので,是非これは検査を実施していただきたいと思います。市長の見解をお聞きします。


○市長(前田終止君)


 この議員ご指摘のはんぎり出しの行事にも私も初めて市長という立場からご案内をいただいて一緒に楽しむ機会を得ました。その時,あるいは,また,それから後も公園整備等の期待,そういうものもあられまして,私も二度ほど現場をその後踏んで地域の方々とも率直な意見交換等交える機会もございました。担当の係の者も,今答弁をいたしましたとおり,今までの公共事業などに取り組む経験等々持ちながら,それを真摯にやっぱりこの協議をして当てはめて,本当に期待に沿うような形でやった場合,幾ら金がかかるか。そういうこともしっかり精査もし,答弁させてもらっているところでございます。そして,また,その中で最後にご指摘をいただいたような部分につきましては,私も複数の方々から「あそこの生の刺身は市長あんまいたもわんほがえど。」というようなことを言われて,ええっと思いましていろいろと根掘り葉掘り聞いてみましら,懸念されるような不安がひょっとしたらあるのかも知れないと,影響を受けた魚もいるかも知れないというようなことで,しっかりこの底ざらえといいますか,そういうものをもしできるならしてくれという期待ある要望もありました。でも,あれだけの広さの所に重機を入れて相当きちんと底ざらいを清潔な感じでやるとかということ,結構な作業量だろうなということを,また,これも大きな費用をそれなりにかけなきゃならんのかなと。公共がする以上はもう当然1円の金からちゃんとしたことをちゃんと企画をしてちゃんと対応をしなけりゃならんわけですからね。ですから,そこいらを考えたところでございました。あとその水の清潔性といいますか,それについてもちょっと不安のあるご指摘もいただいたりしました。よって,先ほどの公園化のお話じゃありませんけれども,あそこの水が本当に未来の生態系のためにも,また,はんぎり出しという江戸の昔からの伝統行事が損なわれないためにも,この両方の水質が健全に維持,あるいは,また,ちゃんと飲用できるか,できないか。そういうことについてきちんと対応をするということでご理解いただきたい。調査をしてみるという意味ですよ。その上でどうするか。また決断もしてみたいと思っております。


○3番(秋広眞司君)


 大事なことですので,是非この検査をしていただきたいと要望しまして次の質問に移ります。教育行政についてでありますが,基本法改正の,今回の改正の三本柱と三点修正について教育長の方からご答弁がありましたけども,1点目におっしゃったことは国を愛する心,愛する姿勢という形で出ておりますが,これはやはりうたってあります。2点目は,ちょっと見解が違うんですが,私は総体的にこれを読んでみまして,現行法が11条ですけれども,18条という具合に多く,この条文が多くなってきておりまして,若干具体的に多くのことが書いてありまして,2番目に,私が思うのは,国の命令,指導がきちっとできることを明記したんじゃないかなあと,これは新教育基本法の案の5条あたりを見れば分かると思うんですが。それから,10条には,3点目に親や家庭のそこの責任,しつけというものがうたわれているように思います。ところで三点修正ということで国会議員の約200名の方々がこの修正議論に賛成をしておられるわけでございますが,それは教育長の言われたとおりでございまして,愛国心というのをきちっとうたうと。それから宗教的情操のこの涵養を求めると。それから「不当な支配」という文字を排除するということ,3点でございますが,民主党案は,大体これに沿った形で民主党の案は出されているわけでございますが,不当な支配ということで,これが一番ネックになってきている。教育,戦後教育の混乱を招いた大きな原因であるというようなことも言われておりますが,この不当な支配ということについて教育長はどのようにお考えか。お伺いをいたします。


○教育長(古川次男君)


 現行の教育基本法で言ういわゆる不当な支配というのは,今度の新しいのにも「不当な支配」という文言は入っておりますが,その後ろの方で「この基本法又はその他の法律云々」というところから若干その辺の今の教育基本法とは違ってくるのかなあという感想を持っております。


○3番(秋広眞司君)


 これは国会の場で論議されることですので,地方議員の私が云々言うことではありませんが,いろんな意味で,今回の東京地裁のこの裁判にも関連をしてきますけども,今までこのような裁判が幾度か繰り返されてきたわけでございますが,初めて原告側が勝訴したという裁判でございます。これもやっぱりその根拠は不当なこの介入になるということでございますので,やっぱりここから直していかなきゃいけないと思うところでございます。裁判所の判例の中で裁判長は「式典での国旗掲揚,国歌斉唱を有意義である。生徒に日本人としての自覚を養い,国を愛する心を育てるとともに,将来国際社会において尊敬され,信頼される日本人として成長させるために国旗,国歌に対する正しい認識を持たせ,尊重する態度を育てることは重要だ。」という具合に判決文で述べておられるんです。それにもかかわらず,国旗,国歌及びこの儀式的行為については,意義をここまで突っ込んで評価しながらも,一方で通達と職務命令が違法であると非常に矛盾した判決の内容が出ております。これもやはり不当な支配ということからきている文言でございますので,東京都知事も,石原知事も「これはもう看過すればいいと,控訴して高等裁判所,それから最高裁できちっとした判決が出るから。」と。教育長の言われるとおり,今までどおり教育のこの指導要領に基づいて指導していくというような言葉でございましたんで,一応私の私見としてどうしても黙っておられないということで述べたわけでございます。次に,日の丸・君が代は,もう時間もありませんし,このような回答で結構でございます。あといじめの関係で各議員がいろいろと質問をされてきました。私は第1点目に,この小・中・高等学校のいじめの数字をいただきましたけども,非常に少ない数字であるという認識をしております。見えない,見えてない所のいじめがいっぱいまだあるんではないかと思うわけでございますが,そこらの認識,見えないいじめ,見えるいじめ,その認識はどのようにお持ちでしょうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 ご質問についてお答えをしたいと思います。これまでも述べて参りましたけれども,やはりまだそのいじめをきちっと見抜くというようなそういう意識が本当に醸成されているかどうかというようなところが関わってくるかと思います。ですから,この数字で私どもは事足れりというようなことは毛頭考えておりません。まだほかにもひょっとしたらあるのではないかというような意識で今後も学校と連携をとっていきたいというふうに思っております。


○3番(秋広眞司君)


 この見えないいじめが一番陰湿で問題なわけです。これをとらえることが非常にこのいじめ対策にとって重要なことだと。見えてるいじめは対策はとれるんです。見えないいじめは対策がとれません。その見えていないいじめをとらえるこの対策をとっている中学校がございます。長崎県の梅ヶ崎中学校という所でございますが,つらい,苦しいこの感情を持っている子供たちにですね,表現としてそれをいじめを受けているということを表現できる子,それから攻撃的になる子がいるんだそうですね,いじめを受けて。その子たちは対応はできると。しかし,表現できない子は対応ができないと。いかにして本音を引き出せるかということで,年3回個人面接をしたり,教員たちの連携をとったりして取り組んでおられるというような事例がありますので,是非,パソコン等で引き出せますから,見ていただいて参考にしていただければ。それから,もう一つの対処例ですが,新潟県上越市の中学校でございますが,35名教員の方がおられて,それを,その方々がパソコンを個人管理している。生徒の数だけその項目を打って管理をしておられる。中学校でありますから教科担任でございますね。その教科ごとに,例えば,体育の先生がこのクラスを入れ替わってくる子供たちをずっと見ておられる。それをパソコンに打ち込んで,そしてみんなで共有して,ああ,今日は元気がなかったよとか,今日は涙ぐんでたとか,あるいは今日一人離れたとか,そういうふうに細かい情報をチェックしている学校がございます。これらもひとつ参考にしていただいて子供たちの信号を見逃さないようにしていただきたい。子供たち,気の弱い子でいじめはないと回答する子ほどやっぱり内に潜んだいじめを感じているという考え方もありますので,ひとつ是非この点を考慮していただきたいと思います。時間がきましたので,これで終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で秋広議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 3時15分」


               ──────────────


               「再開  午後 3時30分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。次に,15番新橋実議員より3件通告がされております。したがって,新橋議員の発言を許可いたします。


○15番(新橋 実君)


 ただいま発言の許可をいただきました。皆さん3時にお茶を飲まれて目もしっかり覚めていらっしゃると思いますので,大きな声でまた質問をしたいと思います。通告に基づき3点について質問をいたします。霧島市になって1年が経過をいたしました。この頃市民の皆様方から「霧島市になって大変厳しくなった。」,「合併はしない方が良かったんじゃないか。」とか,「今後に不安を感じる。」といったご意見が多く聞こえてくるようになりました。財政が非常に厳しいことを市民の方々もしっかり認識をされているようです。私たち議員もしっかりと地域の皆様方の声に耳を傾け,今後のよりよいまちづくり推進のために頑張っていかなければならないと実感をしているところです。そうした中で市民の皆様方には「まだ合併して1年しか経っていません。今後の市長及び当局の行政運営をしっかりと見極め,ご意見,ご要望をお聞かせください。」と申し上げているところでございます。今年の予算規模は,同規模の市と比較すると約200億円近く多い旧1市6町の積み上げ予算であり,今年度の予算の執行状況を鑑みると来年度の予算編成が非常に危惧されております。私は今回の12月の補正予算である程度の減額予算が計上されるものと予想しておりましたが,それもされず,少し不安を感じている一人であります。市長,先日提案され,可決された職員の期末手当の減額予算等非常に厳しい選択であったとは思いますが,出るを抑えることはできても,今後は入りを増やすことに全力を挙げることが重要だと考えます。非常に厳しい財政運営,今後の霧島市のしっかりとした舵取りを市長にお願いし質問に入ります。まず1点目,市内巡回バスの利用状況についてお伺いをいたします。旧福山町,旧溝辺町を除く他の地域においてそれぞれに巡回バスが運行をされております。その地区ごとの利用状況をお伺いをいたします。また,週に何回走り,1日に何便走っているのかをお伺いをいたします。私は昨年の霧島市誕生後の平成17年度第1回定例会においてこのバス路線の整備について一般質問をいたしました。その時企画部長は「平成18年度から19年度にかけて行政内部の検討委員会や市民検討委員会を設置し,市民モニター制度を活用し,広域的視点に立って市民の要望を踏まえ,事業を見直し,平成20年度に霧島市全域で巡回バスが運行できるような視点に立ち新制度に移行していく。」と答弁されておられました。そこでお聞きをいたします。本年の6月議会で提案,可決された霧島市コミュニティバス検討委員会が設置をされております。これまで何回会議が開かれ,どういった意見が出されたのかについてお伺いをいたします。三つ目には,民間バス路線の多くが廃止あるいは便数が激減していることはご承知のことと思います。市民の方から「朝と夕方の便はまだ走っているが,昼間の時間帯にバスが走っていない。朝の用事を済ませた後,バスに乗って市内に行こうと思っても,路線バスが廃止され走っていない。時間待ちをするにも余りにも長過ぎる。かといってタクシーを利用すると多くの出費がかさむ。」といったご意見が寄せられております。市民の中には 「今の運賃を上げてでも便数を増やすことはできないものか。」といった意見も出されております。税金だけに頼るのでなく,市民も公平に負担をしても良いとの要望でありますが,市長はその辺の内容も含めて現状把握をされているのかをお伺いをいたします。2点目の教育問題について質問に入ります。全国的に問題になっているいじめ問題についてであります。今回の一般質問の中にも私を含めて6名の同僚議員がこの問題に対して質問をされております。昔もいじめはあったのですが,現在のいじめは非常に陰湿になっているようです。テレビの影響か,先生でも友達関係のようにタメ口で話し,また,言葉遣いも非常に悪くなっています。そして,また,数の集団で言葉の暴力を浴びせるそうです。暴力を働いたり,金品を取られたりとなるとある程度の証拠は残りますが,言葉の暴力,また,無視するなどといったことは実態がつかめないのが現実だと聞いております。先生方もそういったことでなかなか情報が伝わらないと聞いております。そこでお伺いをいたします。市内の小学校や中学校でのいじめの現状を教育委員会として把握されているのでしょうか。先ほど同じ内容の質問がありましたので,この問題についての答弁は結構でございます。二つ目には,先月いじめ問題を受けて市内小・中学校で緊急アンケート調査が行われております。その調査結果と,それを受けての対応策はどうされたのかをお伺いをいたします。三つ目には教育委員会と学校側との連携及び指導体制はどのようになっているのかをお伺いする予定でしたが,この問題についても先ほど同じような内容の質問がなされておりますので,答弁は要りません。3点目の質問に入ります。消防団の活動及び出動態勢についてであります。霧島市に合併してから消防団の所属がこれまでの総務課から消防局へ移りました。その頃から少し状況が変わってきているように感じているのは私だけでしょうか。市市長部局から消防局に権限移譲がスムーズに行われてきたのか非常に疑問を持っております。財政面を圧縮し,消防団への働きかけが非常に希薄になってきているように感じております。市長は消防団組織に対してどういう思いを持っているのかをしっかりとお聞きしたいと思います。この頃,消防局のサイレンは鳴るのに,どこが火事なのか。また,各分団の詰所にあるサイレンが鳴らないといったことが多くあります。確かに消防局に連絡すれば,どこが火事なのか。どういった出動なのかは分かります。それを身近にいる団員すべてが把握するのは難しいことだと思います。そのためのサイレン吹鳴であると私は思います。消防局には火災発生後いち早く情報が送られます。署員は一番先に火災現場へ到着し,その被害を最小限に抑えなければなりません。しかし,地域にいる消防団の団員もいざ火災となればいち早く現場へ駆け付け消火に当たろうと考えているのであります。現在人家火災等の発生件数は消防局や消防団の防火予防活動等により少なくなってきております。今,消防局の人員も,定員には足りているものの,新入職員が多く,そのほとんどが初任者講習等に追われ,少ない人数で対応されているような話もよく聞きます。消防団は確かにボランティア団体ではありますが,いざというときには真っ先に駆け付ける人たちです。地域の消防後援会からも毎年助成をいただいており,身近な所で火災があって知らないと言って出動もしなかったんだったら心が痛んで参ります。そこでお伺いをいたします。霧島市になってからの火災発生時の各部の出動態勢はどうなっているのでしょうか。次に,地域で火災が発生してもサイレンが鳴らないことが多いが,そのようにされた理由はなぜなのか。三つ目には旧国分市や福山町等で結成をされている女性防火クラブの存続についてお伺いをいたします。これまで地域で消防団と一体となって活動してきている女性防火クラブは,いざ火災となった時には一番身近な存在であると思います。大きな火災になる前に初期消火により未然に防ぐ。そうした活動ができるのも女性防火クラブが充実してこそだと私は思います。多くの女性がここで訓練をし,また,予防の啓発活動等をすることにより,より火災は少なくなっていくと私は考えます。市長は今後この女性防火クラブを他の旧自治体へも広げていく考えはないのかをお伺いをいたします。以上3点について質問を行いましたが,執行部の明快で簡潔な答弁をお願いし,壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 新橋議員から3点につきまして質問がございました。1点目については私の方から答弁をいたします。2点目については教育長が答弁をいたします。3点目については消防局長に答弁をいたさせます。市内巡回バスの利用状況について,その中で3点についての質疑でございました。まずは1点目の路線ごとの利用状況についてお答えをいたします。平成17年度の地区ごとの状況としては,国分地区が9路線で3万5,102人,隼人地区が6路線で2万1,350人,横川地区が9路線で1万9,253人,牧園地区が4路線で1,800人,霧島地区が5路線で4,751人となっており,合計で33路線,8万2,256人が利用をされております。なお,牧園地区巡回バスの運行が平成17年10月からの開始であって6か月の利用者数でございます。次に,2点目の検討委員会をこれまでに何回開いたのかと,この質問でありますが,コミュニティバス検討委員会についてはこれまで1回開催をいたしております。委員の構成は各地区代表の7名と学識経験者4名の計11名からなり,PTA代表,地区自治公民館長,老人クラブ代表,女性連絡協議会代表など多岐の分野からご参加をいただいております。会議では,各地区の現状や特徴などを報告をし,今後のスケジュールの確認,最後に意見交換を行い,いろいろな意見をいただきました。次回の開催予定は明けて2月を予定をし,現行の課題や問題点を出し合い,路線,便数及び運賃等をはじめとして新たな制度へのご意見を伺う計画であります。最後に3点目の早目に巡回バス路線整備を図るべきではないかとのご質問でありますが,巡回バスの抜本的な見直しについては,これまでの一般質問で答弁をしてきましたとおり,現在巡回バス等が運行をしていない溝辺地区,福山地区も含めて平成18年度から19年度にかけて作業を行う計画でございまして,平成20年4月1日を目途に新たな運行体系でのスタートを予定しているところであります。ただし,一部には路線バスが廃止になり,議員ご指摘のとおり,「不便になった。」などご意見をいただいておりますので,これまでの巡回バスの運行形態の見直しと今回の廃止代替バスの調整についても一体的に取り組み,なるべく早い段階で新たな運行体系での巡回バスがスタートできるよう努力をいたして参ります。


○教育長(古川次男君)


 お答えをいたします。教育問題の1は答弁不要ということでございますので,省略いたします。2番目,いじめ問題を受けて市内の小・中学校で緊急アンケート調査が行われたようだが,その調査結果と,それを受けての対応はどう行ったのかを問うということでございます。その問題についてお答えをいたします。確かに10月20日現在で市内の各小・中学校で起こったいじめに関する緊急の実態調査を実施しております。その結果は,先にも述べましたように,小学校13件,中学校10件でありました。それを受けて緊急に臨時校長会を開催いたしました。そしてそのいじめ問題等への取り組みについて具体的に指導をしております。まずそれぞれの学校の学級の担任がどのように取り組んでいるかと。朝の学活から子供が帰るまでの子供たちの観察あるいは声掛け,そういう担任の取り組み,それから養護教諭というのがおりますが,その養護教諭の保健室での取り組み,それから担任以外の先生たちの取り組み,それから地域にいらっしゃる民生委員との連絡,お願い,そういうこと,それから保護者との連携,これも電話でなくて,できるだけ家庭訪問をして連携をとるように指導もしてございます。もちろん勤務時間外については校長は命令ができませんので,しかし,時間外であるとか,時間内であるとか,そういうことを言っておれないというようなことも含めてちょっと厳しい指導もしているところでございます。そういうような細かなことを校長会でも2回,3回にわたって校長にお願いをしてそれぞれの学校の指導体制,いじめの把握ができるように万全のお願いをしているところでございます。また,市内の幼稚園,小学校,中学校の保護者に対してもですねいじめ問題を,もちろんテレビや新聞等でもう十分ご承知だと思いますが,さらに意識を高めるためのチラシも,先ほどから申し上げておりますように,1万6千枚のチラシも配布いたしております。そしてごく最近では,12月1日には市の教頭研修会にテーマで自分の学校のいじめ問題発見はこうやっている。対策はこうやっているというようなレポートを出させまして,自分の学校の現状を詳しく討議をさせるための資料を提出させ,そしてそれを基にしてグループを組ませて,その教頭たちがそれぞれ自分の学校で行っている対策を話し合い,ディスカッション,話し合いを終日させて,そして,ああ,ああいうやり方もあるな,こういうやり方もあるなというような現実を踏まえた把握をさせて,そしてそれをまた学校に持って帰って学校でさらに教頭会の研修の結果を各学校で発表するような細かな指導をちょっとさせておりまして,現場の教職員も,折衝まではいきませんが,非常に入れ替わり立ち替わりやっておりますが,どの程度,教育委員会と学校とのこの指導連携が,行き詰まらないような指導をいたしております。心配になりましたので,1〜2の学校の先生たちにも聞いてみますと,「大変だと,もう校長も,教頭もその問題で必死に私たちに働きかけて,私たちも一生懸命頑張っています。」というような声も聞いたりいたしております。以上で,ちょっと余計たくさん申し上げましたけど,終わります。


○消防局長(中村 昭君)


 3番目の消防団組織の活動及び出動態勢についてお答えいたします。まず1点目についてお答えいたします。出動に関する規定でございますが,霧島市消防団組織等に関する規則第11条第1項及び第2項に規定してありますとおり,出動については,第一出動,第二出動の区分とし,災害の規模により消防団の出動要請の可否をいたしているところでございます。基本的には常備消防が出動し,延焼拡大等の恐れがある場合は消防団の出動要請をいたしているところでございます。また,本年4月に作成いたしました霧島市消防計画の中ではその出動区分をさらに細分し,消防団の火災出動を明確にしているところでございます。次に,2点目についてお答えいたします。消防団要請の必要な火災につきましては,前述の出動区分により地域のサイレン吹鳴において団員の方へ出動要請をいたしております。さらに各団長,副団長,分団長へは,NTT回線を使用した順次指令装置により連絡をいたしております。消防団の要請の必要でない火災につきましては,先ほど議員の発言にもございましたが,一般市民も利用できる災害自動案内ダイヤル,これは64−0992でございますが,により火災の情報を流しておるところでございます。次に,3点目についてお答えいたします。女性防火クラブは,現在国分地区を中心に国分地区21部,隼人地区1部及び福山地区1部の合計23部が活動いたしております。女性防火クラブ結成当時は初期消火を目的として設置され,それぞれ当時の日本防火協会より支給されました消防機材を各部へ配備し,活動して参りました。現在は地元消防団との綿密な連携をとり,災害弱者の手助けや地域住民のサブリーダーとして活躍する自主防災組織的な活動を展開いたしております。今後はこの女性防火クラブが自主防災組織として自立し,地域に根ざした伸び伸びと活動できる環境を整えていくとともに,さらにこの組織を市内全域へ普及して参りたいと考えております。


○15番(新橋 実君)


 私もこの,まずバス路線の整備についてから再質問をしたいと思いますけども,旧1市,4町ですね,でバス路線が引かれておりまして,先ほどるる説明がございました。お年寄りや弱者の人にとりましてはこの公共交通機関の充実は非常に大事なことだと思います。先ほどもお話がございましたけども,今年の11月7日をもって民間のバスの多くが路線を廃止し,また,1日当たりの便数も朝夕の時間帯にほとんど限られて参りました。本当に必要な人に行き届いたサービスをするのが市民サービスではないかと思いますけども,市長は現在の利用者の声を聞いたことがございますか。お伺いします。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 路線バスの廃止に関しましては,4月以降計画が発表され,その間総合支所あるいは本庁企画政策課の方でいろいろ利用者の声を聞きながら,また,空港では実際朝,早朝から夕方9時まで調査をしたりして今回の廃止代替の計画案になったところであります。


○市長(前田終止君)


 この件については私自身も市民の方々との,一部でございますけども,話を聞く機会もあり,そして,また,マスコミ等の報道で全県的な立場で客観的にいろいろそれをお伺いする機会もあり,そして,また,逆に私自身がそれをとらまえて指示をし,そして市民の方々の声を広くずっと関係各位,その一番声の聞きそうな所を熱心に聞き歩き,その上でいろんな対応をしてくれということを申し上げてきておりますので,たくさんの方々から直接私がたくさんのこの声をこう聞き回っているということはしておりませんが,職員にはそれをお願い申し上げ,そして,また,市民の声を広く聞く努力を市政としてはやっているということでございます。


○15番(新橋 実君)


 今の問題は巡回バスとはちょっと違いますけども,やはり巡回バスの整備ということでですねお伺いしたわけですけども,本当厳しい状況になっております。先ほど巡回バスの利用状況については説明をいただきました。旧1市4町で,経費につきましては私は資料をもらっておりますけども,運行経費が約5,948万円ですかね,運行収入がその中で713万4千円ということで,市の負担額が4,379万1,180円かかっているように思います。だけど,この中で金額が合わないのは,このうちの隼人地区だけが本来なら1,655万4,149円市が負担するところをですね,800万円に減額されているんですよ。800万円,あとはバス会社の負担ということになっております。なぜ隼人地区だけがそうなっているのか。分かりましたら,お知らせください。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 ただいま議員のご質問のとおり,旧隼人町からのこのコミュニティバスについては費用が1,963万程度,それから運行収入が300万ちょっとですね。差し引きでバス会社として1,600何がしかの赤字を伴っておるわけですけども,それに対して旧隼人町,そして現在の霧島市800万という補助金の打ち切りの制度で運行さしていただいております。これは旧隼人町時代からのそういうバス会社との契約という部分で今のところご理解いただきたいと思います。ただし,今後,先ほど市長答弁にありましたとおり,いろんな制度の見直し,そういう部分では協議をしていかないといけない部分かなあと認識をいたしております。


○15番(新橋 実君)


 それが打ち切りができるのであればすべての路線でそういうふうな形でお願いしていただきたいなあと思ってるんですけども,この隼人地区だけは,ほかの路線はすべて100円ということで,子供たちは50円ということになっているようですけども,一部ちょっと違う所もありますけども,ほとんどが100円になってるわけですね,全区間。ところが,隼人地区だけは初乗り運賃が130円ということですね。あとは区間ごとに最大500円ということで,住民の負担はもちろん多いわけですけども,やはりその辺は,今後バス会社もこの状態ではやっていけないのかなあと。やっていけるんだったら,ほかの旧1市3町にも広げていきたい。また,あとない溝辺,福山にも,こういう形でできるんであれば,やっていただきたいと思いますが,今,次長の方から話がありました。今後検討していくというようなことですので,それについてはまたバス会社ともしっかりと協議をしていただいて,これ以上突っ込めばまた時間が長くなりますので,やめたいと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。あと17年度実績が33路線,一部牧園地区が昨年の10月からということで,利用者が8万2,256人ですよね,ということでした。国分地区でふれあいバスが始まった頃は乗車客も非常に少なかった,少ないでした,最初はですね。今言いましたように,路線バスが廃止されたり,少なくなった影響でですね,今後はまた高齢化社会も迎え,なお一層利用者が増えていくと感じております。国分地区で言いますと,今現在,週2回,1日2回走っているふれあいバスですね,巡回バス,こういった便,この便数をやはり1日3回に増やしてもらったり,例えば,またあるいは週に3回に増やすようなことがこの検討委員会で検討されているのか。まだ1回しかされてないということでしたけども,この1回開催されたその時期と併せて教えていただきたいと思います。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 第1回目の検討委員会は11月21日に行いました。その折にいろいろご意見をいただいて利用状況の,厳しい意見では,「利用者が少ない。」とか,「路線を変更してもらいたい。」とか諸々意見をいただいたところです。その中で便数を増やしてもらたいとか,回数をという意見は具体的にはいただいておりません。ただこれを現時点で仮に国分地区の路線を増やすとか,あるいは週の回数を増やすとなると,現段階では非常に厳しい部分があるのかなあという理解はいたしております。


○15番(新橋 実君)


 私は,それは検討委員会のメンバーが結局免許を持ってたり,老人クラブの代表もいらっしゃいますけども,地区自治館長ですね,こういった方だけの話じゃないかと思うんですよね。本当に必要な方,そういった方の話が本当にこの人たちに届いているのか。この検討委員会で協議される中でその辺を把握されているのか。その辺の話は出てないんですか。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 この1回目の検討委員会の際にある委員の方は実際その地区で2日ほどかけてその路線バスを利用したと。それでその中で実際乗車された方といろいろ意見を交わしてこの1回目の会議に出席をされたということであります。今後随時この検討委員会を行っていきますけども,そういう地域の声,そういうところをこの検討委員の方々から是非出していただきたいと考えております。


○15番(新橋 実君)


 やはり,この検討委員会のメンバーも素晴らしい認識のある方だと思いますけども,やはりそういった声をしっかりと届けていただけるような検討委員会にしていただきたいと思います。あと路線の方なんですけども,例えば,旧国分の塚脇線で言いますと,一番早く乗られる方が普通に走れば30分もかからない,例えば,この国分の方に走ってきて,あそこのいきいき国分交流センターに行くわけですけども,30分もかからない所が,1時間ぐらいかけてグルーッと遠回りをして走ってるんですよね。その中でも市街地に近い所はほとんど乗り手がいないと,こういったことがあるわけです。これに乗られる方というのは本当にお年寄りで足腰の不自由な方も多いです。特に,まだ上場地区で座ってこられる方はいいんですけども,途中から乗られる方は立ってバスに乗っていらっしゃる。そういった方がそういっただれも乗らないような所をこう回っていく。回って,そこで立ってると。何でこんな所を走っおっじゃろかいと,そういったこともあるわけです。その辺について,これも検討委員会で出たのかですね。そしてそういった,今後どうされていくのか。その路線についての考えもちょっとお知らせください。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 特に具体的な路線につきましては,今後,総合支所の方とも連携を図りながらコースの実態調査,それらを手掛けて参りたいと思います。ただ,今,議員の指摘をされました非常に路線ごとの所用時間が長いと,これいうのは,国分地区だけでなくて,ほかの地区でもやっぱし少しでも多くの方に利用していただきたいという部分から路線が長くなるという実態はあるようです。


○15番(新橋 実君)


 やはり,路線が長い。もうこれは仕方がない,今の状態では仕方がないかも分かりませんが,しっかり状況を把握していただいて,本当に必要な路線なのかと,その辺もしっかりと検討委員会等でも話し合いを持っていただきたいと思います。また,11月に1回目を開催されたと,検討委員会ですね。2月にすると。来年度までずっとやっていって,20年度からということですけども,この20年度というのももう,陸運の許可等もいろいろ必要かと思いますけども,先ほど市長の方からは少し早目にやりたいという考えは持っていらっしゃるということだったですけども,どれぐらい早くなる可能性がありますか,今の状況で。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 現在既に各総合支所あるいは企画政策課の方で具体的な実態調査等を行っておるところであります。年が明けまして諸々課題あるいは現状,そういうことの部分での協議を行いまして,3月,それから4月にかけては具体的な路線の設定,それからダイヤ,そういうことを手掛けていく予定であります。先ほど議員のおっしゃいました新たなコミュニティバスとなりますと,路線設定あるいは許認可,こういうことに大分時間を要するわけですけども,なるべく一月でも,二月でも早める努力をいたして参りたいと思います。


○15番(新橋 実君)


 あとこの予算ですね,先ほどちょっと言いかけましたけども,私が決算の方でちょっと確認したところ,霧島神宮から高千穂河原を通ってえびのへ向かうバスですかね,こういったバス路線もあるそうですけど,これは土・日を使って大分安くで住民の,住民というか,市の負担額も少なくなっていると聞いてるんですけども,土・日の日数と,そして1回当たりのバス運賃ですね,1回当たりに関してのバス運賃,もし分かりましたら,教えてください。


○観光課長(後藤辰美君)


 お答えいたします。今,議員のおっしゃったように,私どもは,当初福祉バスとして福祉の分野で,ふれあいバスですかね,運行しておりましたけれども,それがどうしても月曜,火曜日から金曜日まで運行されて,土・日は遊びの状態になるということに目を付けまして,それを貸していただきたいということで林田バスさんと交渉いたしまして,16年度からこれを使わさせていただいております。17年度の実績で申し上げますと,契約を林田バスさんとの間で128万1千円,これ消費税込みでございますけれども,これが4月から翌年の3月まで土・日になります。その土・日分が106日,5月だけは,初年度はその土・日だけでしたけども,やはりこの5月のツツジの状況の時にまだ乗りたいというご要望もあったことから,5月だけは全日さしていただきましたので,合わせて128日でございます。それを運行回数,神宮駅から土曜・日曜に限りまして2便えびのまで運行いたしております。そうしますと,それを割りますと1日当たり,約1万8円と言いますかね,約1万円1回当たりの運行がかかるわけでございまして,1往復当たりになりますと5,004円となっておるようでございます。そうしまして,これが実績で申し上げますと利用者が2,419人,そして1日の運行当たりが19人,運賃収入を差し引いて私たちは林田バスさんの方にお支払いしますので,お支払いしたお金が38万9,760円になりますので,3分の1以下でこの運行をさしていただいたということになっております。


○15番(新橋 実君)


 キロ数がどれぐらいあるかは分かりませんけども,1日2回走って1万円というようなことで非常に安い運賃で走っているようです。やはり,こうやっぱり企画部だけに頼らずに,ほかの商工観光部とか,そちらの方とも話し合いを持ちながらこのバスの金額,路線等についてはしっかりと打ち合わせしていただき,できるだけ持ち出しが少なくなるように,市民のですね,その辺もやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。今後,民間バスも本当に縮小されて,今後はこの霧島市のふれあいバス,巡回バス,こういったバスに力が注がれていかれて,また,高齢者等乗られる機会も多くなると思いますので,できるだけ早目に結論を出していただいてですね,市民の税金を使うわけですので,よりよい,安く,より安くできるようにお願いしてこの問題を終わりまして,次の問題に入ります。教育問題について再質問をいたします。先月の朝日新聞に「教育委員会は必要か」との記事が掲載されておりました。「ある校長が,校長といいますか,具体的な防止策を考えようといじめを目撃した生徒に対して匿名でいいから学校に通報をする制度を先生方に提案したら,『密告を奨励するのか。』と反対されて,やむを得ず全校集会の校長講話でこの校長が話をされたそうです。このやり方を直接生徒に呼びかけたわけですね,講話の中でですね。そうしたところ,その後,講話によるこの抑止効果が抜群で,ある女子生徒からは『いじめられて悩んでいたが,校長先生の話以来ピタリとやんだ。』という手紙をもらわれた。」と書いてございました。「本来教育委員会がこうした防止策を示すべきなのに,本気になって努力しようといった精神論で問題を解消しようとし,責任ある対応をとろうとしない。」ということも書いてございました。教育長,やはり現場で指揮をとられる私は校長,教頭先生方,この方たちが強いリーダーシップを与えていただくことが,そして,また,創意工夫と権限を任せることが重要だと考えておりますが,どうですか,教育長。


○教育長(古川次男君)


 教育委員会としましては仰せのとおりだと,そんなふうに信じております。


○15番(新橋 実君)


 今までやはり校長は教育委員会の顔色を伺うというようなことがございまして事なかれ主義に走っていくような気がしてなりません。先生方が一番身近に接して子供たちはいるわけですね。学校で起こったことは学校に任せるぐらいの決断を与えていただきたいと考えておりますが,もう1回教育長お願いします。


○教育長(古川次男君)


 学校の校長というのは,いろいろなことを教育長に言えば,もう学校のことはそれで済むんだという発想を私はとりません。もっと学校長の権限を強めるというのが霧島市の教育委員会の姿勢でございます。校長先生の力が強まらないと学校というのはうまくいかないという。校長のリーダーシップというのは非常に強いものがあり,例えば,全校朝会というのをいたしますが,私も校長をした経験がございますけれども,直接校長が子供たちに訴えるとねいう,1週間に1時間ですが,その1時間の全校朝会の有様を校長はもう精一杯の懇親の力を込めて講話をいたします。そういう意味でさっきおっしゃったようなそういう子供たちが校長の思いに触れるとそういうような事態が起こってきます。もちろん担任を通して指導する場合もありますが,校長が自ら教職員を指導しますが,なかなか,さっきから言いますように,校長の言うことを聞かない教職員がおります,現実的にですね。しかし,やっぱりそういう場合は校長は,特に中学校,高等学校になりますとそういう直接生徒に訴えて学校の有様をリードするリーダーシップが非常に大事だと,こんなふうに考えております。したがって,教育委員会としましては校長に全面的に信頼して学校のことは任せているところでございます。


○15番(新橋 実君)


 よろしくお願いいたします。本当にやっぱり学校は校長が,やっぱり教頭がいて,あと先生方がいらっしゃるわけですけども,先ほど心の教育相談員とか,そういった方にもいろいろお願いしてるということだったんですけども,今,学校では心の教育相談員に相談される方が先生方の方が多いんですよ,子供たちより。もう先生がやはりなかなか分からないわけですね,こういう状況をですね。昔はこういういじめも多々ありましたけども,やはり今はそういう対応ができてない先生が,今,言われたように,多いと思います。校長先生が顔を赤らめて本当に校長講話でやっぱり言えば,子供たちはしっかり聞くと思うんですよ。それがなかなかできてない。今後はどうしても是が非でもそういった形で,また校長会がございましたら,話をしていただければと思います。私はここに,私の学校ですけど,南中学校のいじめの実態調査アンケートということを持ってるんですけども,「9月1日から現在までを記入してください。」というようなことでですね,「現在いじめはあると思いますか。」とか,「ある。」とか,「ない。」とかですね,そういったことからですねいろんな,「嫌なことをされたり,言われたことはありますか。」とか,「ある。」とか,「ない。」とか,そういうふうな形で書いてございます。なかなか,これだけで判断するというのはなかなか難しいことです。そして最後に「一人で悩まないで,担任の先生に相談しましょう。」となっております。担任の先生が私はだらしないと思う,だらしないと言うかですね,担任の先生だけでは対応できないと思うんですよ。やはりそこを,今言いましたように,こちらは学校教育の指導主事の方も行かれるという話も先ほどから聞いております。やはりそういった形で教育,心の教育相談員,学校長含めてやっていただきたいと思いますが,いかがでしょうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 おっしゃるとおりだと思います。これまで,先ほど新橋議員おっしゃったように,6名の方にいじめ問題を取り上げていただきました。これを機に霧島市では絶対にいじめは許さないと,1件もそういった事例を起こさないというような意識が高まっていけたらなあというふうに思っているところです。そのために,これまでも述べましたように,教育委員会としましても一層努力をしていきたいというふうに思っているところです。そこで先ほど学校内で校長講話の例を出していただきましたけれども,幾つかこれまでもう既に取り組んでいらっしゃる内容を紹介をしたいというふうに思います。校長講話で全校の児童・生徒に呼びかけたという,これはもうほとんどの学校で実施をしていただいております。それから早速保護者会を開いて協議の題目にしたいというようなこと。それから,先ほど紹介していただきましたアンケート等を基に保護者と面談をしたり,あるいは生徒,児童と個々に面談をしたりというようなことも報告をいただいております。それから,管理職が授業参観の回数を増やしたと,そして子供たちの様子をつぶさにとらえて,気になる所については直接担任に指導あるいは児童・生徒に指導すると,そういった諸々のことを実践していらっしゃるということを報告をしておきたいと思います。


○15番(新橋 実君)


 本当そういうことで今進められているということですので,少しは安心しましたけども,私もこの間ちょっと話をしたんですけども,学校にやはり,学校だけでは,もちろん校長だけでは対応できない面もあります。保護者ももちろん大事です。やはり保護者も学校に行きたいけども,この間県民週間がございました,11月1日から7日までの7日間ですね,ありましたけども,そういったときだけ学校に行くんじゃなくて,いつでも学校に行けるようなやっぱり学校も体制をとってもらえれば,保護者が時間がある時は学校に行って,そこでいろんな教育現場を見られるわけですね。そうすることによって先生方,子供たちもまた態度が変わってくると思います。いつでも行けるような学校のやっぱり対応ができたらいいなと思います。これについては私は少しは安心したとこもあります。さっき市長の方が,教育長だけでなく,全庁的に対応するというようなことも言われました。私はこの言葉を聞きたかったんですよ。やはり教育委員会任せじゃ駄目なんですよ。私は校長を言いましたけども,やっぱりそれに対しては市当局も全力で向かってこの子供たち,今から少子化で本当大変なんですけども,この子供たちをいかにして育てていくか。これは大事なことだと思います。本当これを教育長,市長よろしくお願いします。


○市長(前田終止君)


 新橋議員でこのいじめの問題6名の方々の質問をいただきました。もちろん質問という形でない中でも前置き等でかなりの人数の方々がお触れになられました。本当に今,私たちのふるさとにとっても次代を担う本当に少子化の中で大事な子供たちの世界の問題でございます。これは今,議員ご指摘のとおりですね,学校,そして家庭,地域社会,そして関係諸機関・団体など地域社会全体でやっていかなければ,次代を担う子供たちが本当にこのままじゃいけない。危ないという点がございます。よって,いろんな取り組みを教育委員会,関係各課,頑張ってやってるわけでございますけれども,今後も精一杯みんなで力を合わしてやっていかなきゃならない。特に私が木野田議員の時にあえて挙手をさしていただいて具体策として申し上げました。こういうカードを全児童,全生徒,これを持ってれば,いつでも自分の防衛,安心感,そういうものが持てるようにしてさしあげたい。朝見える目の前の桜島山あるいは霧島連山,私はねえ市民だったらいつもこれを見て励まされると思うんですね。そういう背景をこう入れながら,頑張れよと,元気出せよというような意味のことをこう書いて,そして何かあったら電話してくれと。いつでもあなたたちの話聞くよ。そうすると全体が私は,もらった人は意識ができますからね。ああ,これで,いつ,どういう形でそうなるか分からない。こういうことは駄目なんだよという意識が変わる機会になっていくと思うんですね。ですから,具体的にこのことを実行するまた予算もかけて,そしてどういう絵図で出して,どういうふうにやっていくか。1か月も,1日も早い取り組みをしていただきたいというふうに思っておりますんで,教育委員会どうかひとつ頼みますよ。お願いします。


○教育長(古川次男君)


 市の市長のそういうようなご提言をありがたく承りますし,議員諸公の6名を超すいじめの問題についてのご質問,本当に心から感謝をいたします。私も昔いじめられた経験を持っておりますので,いじめられて死を覚悟するような状態に霧島市の児童・生徒がならないようにですね全力を挙げてまいります。


○15番(新橋 実君)


 ありがとうございました。お二人の強い意見を聞いて本当にホッとしております。先ほど市長が言われましたそのカードですね,私の子供も実はもらって参りまして,何のためにもらったのか。ちょっと私は内容を聞いてなかったんですけども,そういうことですので,しっかりとまた子供にも伝えていきたいと思います。では,最後の問題になりますけども,消防団の出動について先ほどるる説明をいただきました。消防団がもちろん活躍する場がそんなにあってはいけません。しかし,消防団に入っている団員は自分たちのまちは自分たちで守ろうと一生懸命取り組んでいるんですよ。先ほど消防局長が言われたことはよく分かります。しかし,私たちも火災にも招集されずに,後でそんな話を聞いた時にどう感じるでしょうか。お金だけの問題じゃないんじゃないですかね。消防団は地域を守るために結成されているボランティアです,先ほどから申しておりますように。地区の消防後援会からも助成もしていただいております。財政が厳しい状況はよく分かりますが,私は,この出動手当云々より,地域で何かあった時は出動できるようなこういった態勢をとっていくことが大事なことじゃないかと思うんですよ。いかがですか,局長。


○消防局長(中村 昭君)


 議員おっしゃるとおり,消防団,その当然団員は地域に密着して防災組織でございます。市民の生命,財産を守るという崇高な使命の下,日々活動していただいておりますし,先ほど申し上げましたその出動につきましては,当然ながら市に合併する前はそれぞれの消防団はそれぞれの本来,通常の,あるいは消防団係といいますか,総務課等にあったわけでございますが,今回の合併により事務区分の見直しで消防局にきております。また,その出動につきましても事務事業調整の中でそれぞれ担当のレベルの方で十分協議がなされたというふうに聞いております。それに基づきまして,先ほどもご答弁申し上げたところでございますが,消防団火災等出動計画ということで,それまで明文化されておらなかった分につきまして出動区分を明文化いたしたところでございます。ちなみに普通の出動と特命区分というような大きく二つ分けまして,その中で第一出動,これは火災を覚知して出動するもの,次は第二出動,現状を確認して出動するもの及び態勢を強化するための出動,第三出動は,先ほど申し上げました二つの以外の出動というようなことでそれぞれ細分化して出動の命令が出るんです。しかし,当然ながら,消防団員の方におかれましては,その消防,火災を覚知されたら,もう駆け付けて消火していただくのがもう当然の話でございます。


○15番(新橋 実君)


 やはり自分の地区で,ぼやであっても何でもあっても,やっぱり火災があって,そういったのがあっても,連絡も何もないと。それがいいのか,悪いのかは別としてやはり知るべきじゃないかなと。そこでお金をもらわなくても,私たち,その出動手当がやっぱり出す,出さないということになっているんじゃないですか。どうですか。そこをちょっともう1回お伺いします。


○消防局長(中村 昭君)


 当然出動していただけますれば,それに伴う費用弁償は発生するわけでございますが,以前合併をする前の市町におかれましてはそれぞれ事情がございまして,例えば,この程度では出動をかけるなというような話もあったように聞いています。それらのことで,先ほど申し上げましたように,事務事業調整の中で調整された部分が出動計画ということになっております。それともう1点言い忘れましたが,現在消防局の方に団員の方でメール登録をしていただければ,一斉にメールのお知らせができる制度も設けてございます。各団員の方には広報もさせていただいているようでございます。そのような部分も活用していただければ非常にありがたいと思っております。


○15番(新橋 実君)


 なかなか,予算のことですので,市長でないとなかなかできないことかなあと。事務事業でそういうふうになったということですけども,市長,私たちはですね,私だけかも分かりません。ほかの団員も多分そうだと思います。自分の地域は自分で守るというそういう精神で消防団員は動いておりますので,その辺もしっかりとくんでいただいて,今後は,行ったら駄目,水を出さんかったらどうかとか,そういう問題じゃなくて,やはり地域を守るその精神だけは感じていただきたいと考えております。あとちょっとこれに,質問じゃなかったんですけども,現在消防団員が不足していると思うんですよね。これまで署員が定年で辞められてから団員になった人が何人いるか。その辺把握されていますかね。


○消防局長(中村 昭君)


 おらないということでございます。


○15番(新橋 実君)


 消防署員というのは今後,先ほど池田議員からも話がありましたけども,まだ60で辞めても体力はしっかり持っております。また,消防団員が今非常に少なくて困っている所もたくさんあります。部もなくなったりしている所もありますけども,やはりそういった所にもできたら,今まで最前線で頑張ってきた人たちであります。訓練も積まれておりますので,今後退職される方は是非とも声掛けをして消防団員に入れるような工夫も必要かと思いますので,どうかそちらの方も,これは要望として言っておきます。最後です。女性防火クラブの扱いで先ほど今後,今現在国分地区で21部,隼人で1部,福山で1部,合計23クラブが活動をしているということでした。おまけにこれ,女性防火クラブが自主防災組織ということで,実際消防署がですね,消防局が今管理しているようですけども,先ほどから話がありますように,消防局は非常に,人数は定員に達してはおりますけども,新入署員が多くてなかなかこの対応が難しいんじゃないかと。ここ何年かすればある程度軌道に乗っていくと思います。そういう中で実際できるのかなあと。今,これ担当は今,消防局になっているわけですよね,総務部長。


○総務部長(西重正志君)


 そのとおりでございます。


○15番(新橋 実君)


 自主防災組織と言いますとですね,やはりこれは総務課で所管していただきたいかなあと。なかなか活動等についてはもう消防団員が手助けをしないとなかなかできない部分もありますけども,この管轄がなかなかこうはっきりしないようで,今回も大分補助金等でもめておりました。その辺も今後しっかり検討していただきたいと思いますが,いかがでしょうか。


○総務部長(西重正志君)


 お答えします。先ほどからいろいろご意見承っておりますけれども,この女性防火クラブですか,やはり地域では活動団体と思うんです。初期の消火作業ですね。そういうのを考えればある程度の訓練というのも必要かと思います。我々の総務部の方に移した場合,こういう訓練をするノウハウも持っておりません。そういう意味から言えばやはり消防局の方に所属させていた方が活動そのものは十分なことが,訓練ですね,そういうのができるんじゃないかと思っております。


○15番(新橋 実君)


 いろいろと問題はあるかとは思いますけども,やはり,消防団ともちろん女性防火クラブは同じような形なんですけども,消防局がどうなのかなあという思いがあったもんですから話をしたわけですけど,今後消防局の方でまたさらに,先ほど話がありましたこの組織のない全域へ普及していくということでしたので,やはりこれを消防団員が,消防局がするのか。どこが結局その普及活動をしていくのかですね。そこはどう,どういうふうにお考えですか。だれがするのかですね,これ。


○総務部長(西重正志君)


 お答えします。地域の自主防災組織は総務部の方で担当いたしております,組織を立ち上げるまではですね。そういうことで,それとこの女性防火クラブはまた別の問題だと思います。ただ地区の,地域のその自主防災組織に女性防火クラブが手を取り合ってこう地域のそういう安全安心を守っていくというのはいい方向だとは思っております。


○消防局長(中村 昭君)


 私の方でもちょっとご説明をしておきます。議員おっしゃるとおり,それまで各市町の総務課と言いますかね,それぞれの消防団と言いますかね,そこあたりの担当が持っておったわけでございますが,現在予算的にも局の非常備消防費の方についておりまして,趣旨もいろいろございましょうですが,先ほどご答弁させていただきましたように,これまで少しちょっと紆余曲折もあったようでございます。ただ去る11月27日,局の方で対応をさしていただきまして,今の活動の分やら,また,今後,先ほどもご答弁させていただきましたが,自主防災組織として地域に根ざした女性防火クラブというふうなことも,今後の活動といいますか,目指す方向性も話をさせていただいたところでございます。当面自主防災組織として自立できるまでは消防局の方がお手伝いしながら今後広めて参りたいと考えております。


○15番(新橋 実君)


 総務課の方でこの自主防災組織をしっかりと早目に立ち上げていただいて市内全域がすべて女性防火クラブが誕生するように祈っております。また,消防局の方も大変でしょうけども,そういった訓練等も消防の合間を縫ってしっかりとやっていただきたいと思います。これで質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で新橋議員の一般質問を終わります。次に,2番松元深議員より1件通告がされております。したがって,松元議員の発言を許可いたします。


○2番(松元 深君)


 改めてこんにちは。本日最後の質問となると思います。少し時間でプレッシャーを感じているところですが,最後までよろしくお願いいたします。まず平成18年12月定例議会で一般質問の機会を与えていただいたことに感謝しております。昨年の11月,霧島議会の議席をいただきまして早いものであっという間に1年が過ぎました。真心と誠実をモットーに勉強する機会を求めながら議員としていろいろなことに取り組んでこれたと思っています。また,霧島市も合併1年を経過しましたが,まだまだ財政面をはじめ,職員の給与の較差,地域間の格差,早急に解決しなくてはならない問題,長い時間,スパンをかけて取り組むべき問題,これらの問題をしっかり整理しながら,議会,行政,住民の方々と一体となり,合併一周年記念式典で披露された霧島市民憲章にふさわしい霧島市の形成に取り組んでいきたいものです。今回も霧島市の基幹産業である農業問題について質問させていただきます。農業関係のイベント,会合などでは,主催者や来賓のあいさつで必ずと言ってもいいほど「農業・農村を取り巻く環境は大変厳しいものがあります。」という冒頭の一説を聞くようになって久しいものであります。今年の稲作の作況指数が発表になりましたが,北海道を除くほかの地方においては不況となっております。野菜については,前年17年が大変価格安定があり,18年は作付けが大変増加し,また,気象条件も恵まれたことから全国的に大豊作となり,はくさい,だいこん,キャベツ等廃棄処分を余儀なくされております。県内においてもピーマンの産地として有名になった東串良で数tものピーマンを廃棄する報道を目にして改めて農業の厳しさを痛感するところです。今まさに日本の農業にとって大変な問題に直面しております。政府・与党は日本と食料輸出大国オーストラリアの自由貿易協定の締結の交渉入りの是非を判断する見込みです。農林関係の国会議員や農業団体が求めている米や牛肉など重要品目の完全撤廃の例外扱いの困難な情勢も報道されているところです。このまま交渉に入れば農産物の完全撤廃で国内農業,地域経済に大打撃を受けることは免れません。食料輸出大国オーストラリアとの完全撤廃されることで日本の農業への影響は莫大であり,最近上昇しつつある食料自給率は30%台まで下がるとも言われております。また,肉牛農家8万5千戸に300億円の損失が発生するほか,10万人の雇用にも影響が出るとも言われます。肉牛の関税財源は800億円減り,また,実行税率38.5%の牛肉関税が撤廃されることでオーストラリア産牛肉は今より安い価格で日本に流れ込んできて,競業する肉用牛交雑種だけでなく,今住みわけできている高級和牛にも及び暴落が懸念され,関税収入がゼロになれば,それを財源としている畜産振興策もとれなくなることも考えられます。昨日JA全中の宮田会長が安倍首相へこのオーストラリアとの自由貿易協定の交渉結果によっては日本の農業が崩壊しかねないと強い危機感を伝え,日本の農業を守るため,重点品目を除外してもらわないといけないということで政府一体での最大限の取り組みを訴えております。安倍首相も「内容,問題点はよく分かっている。しっかりと受け止めて交渉に挑む。」と答えております。今後の国の政策によっては日本の農業が潰れると言ってもよいくらいの大きな問題であります。どうしても重点品目の完全撤廃から除外することを政府・与党に委ねるところです。今回霧島ブランドの確立についての質問をしますが,前段のような国を取り巻く環境の中で高齢化が進んでいる霧島の畜産農家に体力が維持できるかとても不安であります。そこらを踏まえて行政としての具体的取り組みについてお伺いいたします。次に,市長は18年度第1回議会定例会所信表明で「農業振興について,新しい霧島市の誕生は本市農業を見直す絶好の機会であり,新たな農業の振興方策を確立する必要があると。特に県下で4番目の作付面積を持ったお茶については質の高い霧島ブランドの確立に向けて生産者一体となって取り組んで参ります。」と話されております。これを踏まえて農産物の霧島ブランド化への具体的取り組みについてお伺いいたします。これで壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 松元議員から1点につきまして質問がございました。私の方から答弁いたします。農業振興についてただ1点に絞られて二つの方からの質問でございます。その1でございますが,畜産農家の現状を踏まえた今後の霧島牛ブランド化への取り組みについてお答えいたします。平成17年1月1日現在で鹿児島県内の肉用牛繁殖飼養頭数は12万4,500頭,肥育飼養頭数は11万7,800頭となっております。霧島市内の肉用牛繁殖飼養頭数は7,800頭で約6.3%を占められております。肥育飼養頭数は3,370頭で県全体の約2.9%となっております。もちろん福山とか,溝辺とか大変熱心な農家の方々が頑張っておることも高い評価をした上での数字の事実であります。このような状況の中で霧島牛として今後徹底して売り込んでいく。そのブランド化を目指す取り組みは余り現実的でない部分があるのかなと,ずばり困難だと思わざるを得ないと。また,子牛生産農家で使用される種雄牛の精液については,そのほとんどが鹿児島県の所有する精液でありますことから,今後とも鹿児島県がブランド指定をしている鹿児島黒牛の確立のため,優良素牛の改良増殖を積極的に行って市場性の高い子牛の生産に努力をして参りたいと考えております。2番目の農産物の霧島ブランド化への具体的な取り組みについてでございます。農産物の霧島ブランド化,全体的な意味で恐らくご指摘なさったんじゃないかと思うんですが,本市では,JAあいらや姶良農業改良普及センター,加治木農林事務所などで構成をされる鹿児島県園芸振興協議会姶良支部の中で根深ねぎやにがうり,新ごぼうを最重点品目に位置付け,関係機関と連携をし,産地育成方策の検討や栽培技術の改善による農家の経営安定を図ることを目的に広域品目としてのブランド産地づくりに取り組んでいるところでございます。そのような中で今年4月には,平成16年度鹿児島県が創設をいたしましたかごしまの農林水産物認証制度で姶良地区では初めて本市牧園町園芸振興会ゴーヤ部会がその認定を受け,関係機関と連携をした取り組みの成果が図られてきたところでございます。また,具体的な取り組みといたしましては,お茶につきまして組織の強化,一元化と(仮称)霧島銘茶ブランドの確立に向けて霧島市茶業振興会連絡会を設置をして各振興会の会長や関係機関を含めた会議などを既に開催をし,(仮称)霧島銘茶のブランド確立のために会員の方々と連携をとり進めているところでございます。全体といたしましては,今後さらに厳しい産地間競争に打ち勝つために,市としても生産団体や品目については,その組織の再編や重点品目の面積拡大,品質の統一化の可能性を探り,生産農家の経営安定と産地のブランド化に向けて特色ある産地づくりや安心・安全で環境にやさしい農産物の生産に努力を重ねて参りたいと思っているところでございます。


○2番(松元 深君)


 今,市長の方から答弁をいただきましたが,「どうしても霧島ブランド取り組み困難である。」という回答ですが,市長が以前,所信表明やら述べておられた,霧島牛のブランド化を市長も言われた経緯があると思うんですが,私は今,市長の言われました優良繁殖牛をどうしてもこの小さな霧島,姶良管内の,地場優良繁殖牛のやっぱり育成が一番大事じゃないかなあと思うんですが,最初市長はこの霧島牛ブランドということで霧島牛をやっぱり松阪牛的考えを持っての最初の所信表明だったのかなあということを一言お伺いしてから次に入りたいと思います。


○市長(前田終止君)


 私どもの霧島市の農工,商工観光,この全体としてのバランスの良さはすごいと思うんですね。その中で農産物の霧島ブランド化,これは私どもお互い夢ですよ。やっぱりやっていかなきゃいけない。やっぱり霧島産の物はすごいねという物をつくっていく努力はお互いに今後していかなきゃならんと思うんです。ただその中で,選択と集中という言葉がありますけれども,一番得意な分野をまず伸ばす。そして次に育てるべきものをまた次の一手,次の一手でお互いに努力をしていく。そういうことかなと思うんです。それで鹿児島県全体の言わば,お茶の世界もそうなんですけどね,鹿児島銘茶と,鹿児島のお茶という形で全国にはこう広く県政としては呼びかけられている。そして,また,この牛につきましても県内では今大体4〜5番目の位置にあるのかなと思ってはおりますけれども,鹿児島の黒毛和牛というような形で全国的にはやっぱり出ていますよね。しかし,そういう中で霧島の物として私たちが地産地消の精神とか,この地域全体の農家の所得向上とか,私たちのふるさとの力がこうつくって,付けていくためには議員ご指摘の方向性というものももちろん必要だというふうに思いますよ。例えば,私はよく頑張っているなと思うのは,「アクネ,うまいネ,自然だネ」というキャッチコピーで阿久根だけの独特の認証制度,それを自ら阿久根の市行政が今日までの長い間の取り組みでしっかり自分たちがコンセプトを持って,たとえ生産の量は少なくても,自分たちが誇りを持って,阿久根産というのはそれこそ一番安心安全の食料だという誇りを持って皆さん方に示すことができますよ。そして顔の見える生産者,そういうものをしっかりそのようにこううたって市がブランド化へ後押ししてますよ。そしてその認証のマークを阿久根独自でつくってやってますよと。こういうのを実際全国で,県内でやっておられますね。ですから,そういう意味では私は議員と同じような気持ちもありますし,持ってる部分もある。農林水産部長あるいは担当課ともそこらを,1年経って,さあ,どう力を付けて,どういうふうに取り組んでいくかねしっかりまたさらに議論も高めながら,まずはお茶が一番そういう意味では,私どもの地域では真っ先にこの,今までの実績もそれぞれにありますし,合併をした効果でそれこそお茶の栽培面積も全体としてはそれこそ増えてきましたし,そして質において日本一のそれこそ天皇賞,農水大臣賞,産地賞,また,今回一番新しい事例として産地賞を続けて2回もらったという私たちの地域は間違いのないこの霧島銘茶への道のりを歩けるだけの自信があれば,ですから,色,味,コク,香り,お茶の持つそれこそ効能,そういうものを,霧島ならではのこの霧深い,また,それこそ特徴を生かしたまずこの機関車役になっていけるように力を付けることができたらなと思っているところでございます。総合的に今後のあと残る任期の間でどこまでそれを皆さんと共に高めることができるか精一杯取り組んでみたいと思っております。


○議長(西村新一郎君)


 ただいま松元深議員の質問中でございますが,改めまして時間を延長することをご理解をいただきたいと思います。松元深議員の一般質問まで本日進めて参ります。


○2番(松元 深君)


 今,市長の方も言われましたように,優良繁殖牛を霧島市内に保留する対策等市としてはとられているのか。お伺いいたします。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 優良繁殖雌牛を市内に保留する制度は既に合併前から各旧7市町それぞれ行っておりましたし,合併後も引き続きその制度を設け,また,その制度の内容も高めながら,加えて導入に対する貸付金の基金造成など,まだこれで十分だというほどには至っていないかも知れませんけれども,畜産農家の方々のために市としても準備をさしていただいているところでございます。


○2番(松元 深君)


 優秀な繁殖牛が,繁殖雌牛ですが,子牛が県外へ大分流出している傾向があるんじゃないかと思うんですが,今言われました,今,優良肉用牛導入保留事業補助金交付要綱ということで市も定めてあると思うんですが,大分前から変わらず,そんな喜ばれるような,県外から大型農家の購買者が来た時に,それにこっちで,こっちの県内,特に霧島市内の繁殖農家がこのぐらいの補助金交付で太刀打ちできるのかという疑問があるんですが,それらをもっと改革,いいふうに改革するような考えはないもんでしょうか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 いわゆる保留補助の増額ということなのかなと思います。確かに現在行っていますのは,郡の保留牛とか,高育種化の候補牛には2万円,それから導入牛では,競りの価格が50万円を超えた分の2分の1,一応最高は15万円としてますけど,そういった制度を設けて保留していただいた方にはそういう助成をさせていただいてます。この辺の額をもう少し上げた方がいいんじゃないかということだと思います。もうこの今回の議会の中でも再三市の財政のことを言ってご説明してるとこなんですが,畜産サイドからすれば少しでも畜産振興発展のためにそういった額の引き上げ等もお願いしたいところなんですけれども,取りあえず農家の方々には今のこの制度があること自体を非常に喜ばれている状況ですので,額の引き上げ等につきましてはもう少しお時間をいただいて慎重に検討してみたいと思います。


○2番(松元 深君)


 前向きな検討されるということを望んでおりますが,都城繁殖素牛促進事業なんかはかなりいい制度を持っていますので,また,そこら辺を参考にしながら財政の厳しい折に大変でしょうが,取り組んでいただきたいと思います。話は変わるんですが,県内の家畜市場の再編統合の話が少し出だしていると思うんですが,具体的構想はまだのようなんですが,1か月当たりのせり頭数大変少ない姶良家畜市場の存続ということは,県の構想がどういう構想になるか分かりませんが,そこ辺の取り組みについてJA等と協議された経緯はないのか。お伺いいたします。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 その件につきましては,正式にというか,表の分野でまだ私自身が直接お話を伺ったことございません。ただ畜産担当者の者たちの間ではそういった話が少し流れていると。この件について,いわゆるJAあいらというか,農協の方にもそれとなくお話を通してみようとした経緯が過去にございますが,実際的な問題としてまだはっきりとした線が出てないということで実際上話し合いにならない状況でありました。ただ私どもといたしましては非常に,今の霧島市の隼人にございますこの家畜市場のこれから先がどういうふうになっていくのかという非常に重要な問題でありますので,絶えずアンテナを張って新たな情報が入ってくるのを一応漏らさないように,取りこぼすことがないように今関心を持って見ているところでございます。


○2番(松元 深君)


 なかなかJAの幹部の方々,組合長をはじめ,参事等もなかなか腰を上げないのを私も実感しているところなんですが,こういうまだ水面下の状態の中で,どうしても姶良家畜市場ですが,そこ辺を姶良に,鹿児島県で五つ構想,本土に五つの構想,三つの構想といろいろ出て話はあるみたいなんですが,なかなか,五つぐらいになった時は何とか可能性もあるかも知れませんが,今の宮之城市場との競合が一番懸念されるところですので,是非JAの組合長をはじめ,幹部の方を巻き込みながら,鹿児島県へもそういう意思を伝えていってほしいなあと思うところです。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 動きが見えて参りましたら,当然この霧島市に家畜市場を残せるように最善の努力を尽くしたいというふうに考えております。


○2番(松元 深君)


 優良繁殖雌牛の件で先ほども市長の方からもありましたように,鹿児島黒牛の確立のためにどうしても霧島管内,姶良管内で優良雌牛を残していくのが先決だと思うんですが,10月5日から6日まで曽於中央家畜市場で第55回鹿児島県畜産共進会が開催されました。この中に当然東部長は来られたと思うんですが,市の市長,それから助役等は参加されたのでしょうか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 市長以下三役はほかに公務がございましてこの県の共進会には残念ながら参加することはできませんでした。私も昼間は公務のために出て行くことができませんで,夕方から参りまして,ちょうど初日の夜,出品された農家の方々の懇親会の場でごあいさつをさしていただいたような状況であります。


○2番(松元 深君)


 優良雌牛のやっぱり祭典であります。そういう席にやっぱり市長をはじめ,幹部の市の三役,是非参加していただきたいです。霧島市の出品牛は87頭のうち3頭しかいなかったから来られなかったのかなあとちょっと寂しい思いをしましたが,ほかの湧水町,加治木町,それからこの姶良農協管内から出ていたわけですが,加治木にしても,湧水にしても垂れ幕,それからのぼり等大変にぎやかな状態でやって歓迎というか,やっておりますが,霧島市においては垂れ幕1本もなかったのがちょっと残念でありますが,今後そういう,どうしても県内で繁殖牛6.3%しかない所ですが,大変霧島管内,姶良管内にはかなりいい繁殖雌牛が生産されていますので,そこら辺をしっかり守っていってほしいなと思っております。畜産についてはこれで終わります。次に,農産物のブランド化ですが,先月,9月の一般質問の中で有村議員もちょっと触れられたんですが,お茶の研修センター,牧園と溝辺にあるわけですが,固定資産税が,今年から大変大きな固定資産税が来て,そこが,私はここに確認すればよかったんですが,この場で減免措置は,申請があったんですが,どうなったか。お伺いいたします。


○総務部長(西重正志君)


 お答えします。その件につきましては,税務課あるいはその両総合支所の担当者に集まっていただきましていろいろ検討はいたしておりますけれども,まだ結論は出ておりません。


○2番(松元 深君)


 是非,今先ほど市長も力強いブランド化に対しての意気込みを示されましたので,是非,一生懸命今一つの振興会として頑張っておりますので,そこら辺をよろしく前向きな方で検討をお願いしたいところです。鹿児島県農林水産認証制度の認定をゴーヤ部会だけ受けておるんですが,今後霧島市内にそのような,受けるような部会等あるんでしょうか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 この認証制度そのもの条件を満たすのがなかなか難しいというふうにも聞いておりますけれども,私が聞いている範囲内で,今,トマト部会の方がこのことについて検討を始めているというふうに聞いております。


○2番(松元 深君)


 認証を受けて長い間存続しないことには,ブランド化としても,また,せっかくブランド化,認証制度をもらっても,消えていくようではよくないと思うんですが,それを指導していく市に技術員等はいらっしゃるんでしょうか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 技術員というか,農政に関する技術員という,正規の職員は残念ながらおりませんが,そういった技術を持って仕事をされてきた方を農政,農産物の方では,作物関係では,お二人ほど嘱託という形で農政畜産課の方に配属をさしていただいております。


○2番(松元 深君)


 JAの職員辞めて1年以上になりますので,正しくは把握はしていないところなんですが,若い,畜産技術員にも言えると思うんですが,若い畜産の技術員,園芸の技術員等が極端に少なくなっているような状況のようでございます。市の茶の技術,技術職を持った職員,それから畜産の技術を持った職員にも言えることでしょうが,今後やっぱり若い後継者を育てる手だて等は何も考えてはいらっしゃらないんでしょうか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 今のご質問は私の所だけでちょっと答え切れるかどうかよく分からないんですけれども,やはり技術関係の職員となりますともうその場所だけということになってしまいますので,いわゆるその人事というか,そういう面でどういうふうなことが起こるのか。私はちょっとそういう意味では申し上げられないような気がいたしますが,取りあえず私どもが今まで進めておりますのは,要は,先ほど農政,農政担当,農政の係ではお二人を嘱託として,それから畜産の方で一人,それからお茶というか,そのお茶に関しましてはもう既に旧1市6町の時代で溝辺と牧園町それぞれに技術を持った職員がおりましたので,取りあえずはそれで何とかカバーできるというふうに考えております。今後につきましては,私どもの方,農林水産部という立場では今までどおり嘱託の形でカバーをしていきたいというふうに考えております。


○2番(松元 深君)


 なかなか,人員のことですので,大変難しいと思うんですが,やっぱり若い,魅力のある農業を目指すためにも若い技術員の採用等も部長の方に,西重部長の方にもお願いしておきたいと思います。農産物の販売方法といたしましてひとつ,鹿児島空港の農産物,県内産の土産等のブースが1階にあるんですが,霧島市の農産物等ほとんどない今の状態です。前田市長は民間空港の理事もされていると思います。「フォーラムを来年19年度に本市で開催する。」と言っておられますが,地元市長の空港に地元の霧島産,土産物ブースに全く霧島産の物産等がないということに,ここ辺をどうしても霧島の物産を特に県外等に広く広めるためには活用をする必要があると思うんですが,いかがでしょうか。


○市長(前田終止君)


 空港の中に空港所在地自治体として物産あるいは観光,そういうアンテナショップといいますか,広く情報発信できるような場所を市として設けるべきじゃないかというご指摘かと思いますが,まさにその指摘は大事なことであるというふうに私も感じております。あの空港ができてちょうど来年で35年を迎えることになります。それで鹿児島県と言わず,南九州全域,特に熊本,宮崎南部を入れて恐らく人口結節点として年間に約1千万人の方々があの空港ビルの中に入って来られるというような認識を持っております。そこの乗降客だけでも六百数十万今まで最高値ではおったわけですからね。ですから,そこへ見送る人,迎えに来る人,中で食事する人,見物に来る人,出入りする業者などなど入れて約1千万と言われているわけでございますが,ここに県内外,また,外国も含めて観光と物産の出先を対価を支払いながら持つという意味は,私はそのように真剣に考えていいんじゃないかなという気がいたしております。ただすべてこのやっぱりそれだけのエリアとそれだけのまた対価,また,それにふさわしい質の高いその県内外に発信してもいいだけの実力を持ってなきゃね,ただ口だけ言ってみても,これは始まらんという点がございますんで,今慎重な私なりの検討,調査を進めているところでございます。もう1点,立ったついでに申し上げますが,さっきの10月の牛の大会があった時私が来なかったということでありますが,私は案内がある限り精一杯,この畜産の関係のそれにも実際行ってですよ,朝早くからそういうその生産するのも直接,あなたとは会ってなくても,関係者等ずうっと声掛けながら,いろんな場所をしながら毎回毎回行っているんですよ。可能な限り行っているんですよ。しかし,どうしても,一人ですから身は一つね。公務出張中だとか,その時にはごめんなさいと。別に軽んじて行ってないわけじゃない。ですから,役割分担で今後また,今までもそうしていますけども,助役もお二人いただいてますし,関係部長もいますしね,精一杯もう牛に限らずどういう種目であっても精一杯私は誠実に応えていく気持ちは持ってますよ。だから,是非その辺は逆に,市長はけしからん,来んやったと一緒になって言わずに,逆に言ってください。いや,僕はそう思いますよ,頑張っているんですから。


○2番(松元 深君)


 これからも頑張ってください。またこの空港の件は一緒に頑張りましょう。市長が昨日栫井議員の答弁の中で「地産地消の取り組みとして学校給食へも茶などを考えられる。」とも発言されました。旧溝辺町では,中学校だけでしたが,給食に温かいお茶をお茶給食ということで提供,半年間ですが,していた経緯もあります。子供たちにも溝辺,霧島の特産品を知ってもらう観点から霧島市の給食に普及できないか。お尋ねいたします。


○教育長(古川次男君)


 検討してみます。


○2番(松元 深君)


 検討されるということですが,なかなか,そのめちゃくちゃ高いお茶でなくていいんで,やっぱり子供たちにもリーフ茶をどうしても,急須からそそる茶を,缶の茶,ペットの茶だけでなくて,そういう体験もどうしても,今,お茶離れも進んでますので,ペットの茶は大変売れてるんですが,リーフ茶が出ませんので,そこ辺を是非学校給食にも取り入れていただきたいと思います。最後になりますが。


○市長(前田終止君)


 いや,そのお茶の件だけでなく,私はやっぱり学校給食の在り方,それで,例えば,地場産米をもう100%近く地産地消の考え方で自分たちのふるさとでとれた物をその必ず米は使うとか,あるいは,また,お茶についてもですね,お茶,品種としていいならば,やっぱりそれを評価して,ここで生まれ育った子供たちが本当にその自分たちの地域の産物を正しく評価できる教育が小学校時代から中学校時代まできっちりあるということ。そして,それには,小学校30,中学校が14あるわけですけれども,それの消費量というのは大変なやっぱり消費量があろうかと思うんですよ。それにふさわしいだけのまた生産とそのルールづくり,コストの問題などなどあろうかと思うんですが,今後やっぱり私たちの地域の給食の在り方については,植山議員からもいろんな指摘がありましたけど,限りなく地域再生とつながっていくような,地域がまた実際評価できる物を幼い頃からそういう評価して食していく。そういう食農教育がやっぱり,市の宣言をした以上,具体的にそれを形として,時間も少しはかかるかも知れない。課題も,問題もいっぱいあるかも知れんけどですね,やっていって初めて,今度はその人たちが卒業して成長したら,それを評価し,社会的にまた実際その売り込んでいく力が付いていくというふうに私は思いますので,どこまでどうできるかチャレンジですね,そう思ってます。


○教育長(古川次男君)


 旧溝辺町と,それから牧園町がやっておって,押せばお茶が出る給茶機があります。目下どっちも止まっておりますけど,学校にはある所もあります。そういうことでこれも活用できたらなと私もその学校訪問をした時にそう思った経緯がございます。給食費の値上げを若干せざるを得ないかも知れませんが,前向きにさっき言った検討しますということでございます。


○2番(松元 深君)


 大変今日の質問に対していい答えをいただきましたが,最後に県外の方々が参集されるイベント等が霧島で開催される機会も大変多くなっていると思います。この今,今日テーマでありましたブランド化の宣伝ということで,開催される時,例えば,鹿児島の黒牛,それから霧島茶のサービスのあのサービス試食,試飲等を盛大に行ってもらえるようなことがブランド化への大変近道だと思うんですが,市長の考えをお聞かせいただきまして質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 議員ご指摘のとおり,やっぱり自分たちの地域の地産地消,それをしっかりこう念頭に置きながら,いいその地域の農産品を作っていく努力をしてもらって,農産品の中では,もうちょっとこう幅を広く掲げてもらうと,私たちの地域には,黒牛,黒豚,そういう物以外に,先ほど言いましたような深ねぎから新ごぼう,トマト,ゴーヤまでありますし,そのほかにはまた黒酢もございますし,そういう物をしっかりこの,様々な県大会,あるいは,また,九州大会,全国大会,そういうものが年間を通ずると相当数ございますからね,私はトップセールスマンとして売り込んでいくだけのハッピもつくりましたし,それもガンガン利用もしてもらっておりますしね,無料貸し出しも随分やっぱり効果が出てますよ。そうしながら今後もしっかり売り込んでいく。先頭に立って頑張っていく覚悟を持っております。


○議長(西村新一郎君)


 以上で松元議員の一般質問を終わります。これで本日の一般質問を終わります。残りの6名については明日の本会議で行います。本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。


               「散 会  午後 5時23分」