議事ロックス -地方議会議事録検索-


鹿児島県 霧島市

平成18年第4回定例会(第3日目12月 6日)




平成18年第4回定例会(第3日目12月 6日)





             平成18年第4回霧島市議会定例会会議録





 
1.議事日程は次のとおりである。


                      平成18年12月6日(第3日目)午前9時開議


┌──┬──┬────────────────────────────┬─────┐


│日程│議案│   件                  名     │ 備 考 │


│  │  │                            │     │


│番号│番号│                            │     │


├──┼──┼────────────────────────────┼─────┤


│ 1│  │一般質問 植山利博君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・学校給食について             │     │


│  │  │     川畑征治君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・公益的機能発揮のための豊かな森林づくりにつ│     │


│  │  │       いて                   │     │


│  │  │      ・全国健康福祉祭鹿児島大会について     │     │


│  │  │     尾崎東記代君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・農大跡地の活用への取組みについて     │     │


│  │  │      ・牧園地区柳ヶ平植樹祭開催地の駐車場設置につ│     │


│  │  │       いて                   │     │


│  │  │     浦野義仁君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・前田市政1年の総括について        │     │


│  │  │      ・行革大綱について             │     │


│  │  │     久保史郎君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・市長の政治姿勢について          │     │


│  │  │      ・霧島市の財政再建策について        │     │


│  │  │      ・市有財産の処分について          │     │


│  │  │     栫井成孝君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・防犯活動について             │     │


│  │  │      ・学校問題,教育問題について        │     │


│  │  │      ・里山整備と植林参加について        │     │


│  │  │     徳田芳郎君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・学校現場におけるいじめについて      │     │


│  │  │      ・行財政改革について            │     │


│  │  │      ・飲酒運転による処分について        │     │


└──┴──┴────────────────────────────┴─────┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君      2番  松 元   深 君


    3番  秋 広 眞 司 君      4番  池 田 綱 雄 君


    5番  有 村 久 行 君      6番  徳 田 拡 志 君


    7番  山 浦 安 生 君      8番  神 園 三 郎 君


    9番  厚 地   覺 君     10番  徳 田 芳 郎 君


   11番  宮之原   稱 君     12番  黒 木 更 生 君


   14番  四 元 寿 満 君     15番  新 橋   実 君


   16番  仮 屋 国 治 君     17番  林 薗 澄 男 君


   18番  脇 元   操 君     19番  植 山 利 博 君


   20番  上 鍋 正 光 君     21番  塩井川 幸 生 君


   22番  久 保 史 郎 君     23番  岡 村 一二三 君


   24番  島 廻 一 心 君     25番  木野田 恵美子 君


   26番  山 神 生 人 君     27番  池 田   守 君


   28番  下深迫 孝 二 君     29番  栫 井 成 孝 君


   30番  吉 永 民 治 君     31番  今 吉 歳 晴 君


   32番  尾 崎 東記代 君     33番  木 場 幸 一 君


   34番  浦 野 義 仁 君     35番  池 田   靖 君


   36番  細山田 為 重 君     37番  蔵 原   勇 君


   38番  田 代 昇 子 君     39番  前川原 正 人 君


   40番  窪 田   悟 君     41番  川 畑 征 治 君


   42番  深 町 四 雄 君     43番  時 任 英 寛 君


   44番  中 村 幸 一 君     45番  西 村 新一郎 君


   46番  宮 内   博 君     47番  徳 田 和 昭 君


   48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


  な し





4.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長   前 田 終 止 君   助     役  南   洋 海 君


 助     役   福 永 いたる 君   総 務 部 長  西 重 正 志 君


 企 画 部 長   藤 田   満 君   生活環境部長   林   兼 行 君


 保健福祉部長    今 村 恭 一 君   農林水産部長   東   邦 雄 君


 建 設 部 長   秋 窪 直 哉 君   工事監査部長   大 井   正 君


 まちづくり調整監  内   達 朗 君   消 防 局 長  中 村   昭 君


 会計管理部長    池 田 和 弘 君   牧園総合支所長  山 下 弘 文 君


 総務部次長兼    南 田 吉 文 君   行政改革推進監  山 口   剛 君


 総務課長


 企画部次長兼    福 原   平 君   生活環境部次長  杢 田 耕 一 君


 企画政策課長


 農林水産部次長   外 山 幸 喜 君   商工観光部次長  柳 田 秀 徳 君


 兼農政畜産課長               兼商工労政課長


 建設部次長兼    塩入谷 政 秋 君   職 員 課 長  津 曲 正 昭 君


 建設住宅課長


 秘 書 課 長   萬 徳 茂 樹 君   広報広聴課長   間手原   修 君


 管 財 課 長   山 下 英 博 君   財 政 課 長  平 野 貴 志 君


 行政改革推進課長  濱 ? 正 治 君   地域振興課長   馬 場 勝 芳 君


 市 民 課 長   宗 像 成 昭 君   高齢・障害福祉  西     剛 君


                       課長


 林務水産課長    山 下   晃 君   耕 地 課 長  馬 場 義 光 君


 建設調整課長    西 田 静 男 君


 教  育  長   古 川 次 男 君   教 育 部 長  吉 永 冨城夫 君


 教育部次長兼    石 塚 義 人 君   学校教育課長   村 田 研 史 君


 教育総務課長


 隼人出張所教育   阪 口 吉 範 君


 総務課長





5.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長    成 枝 靖 夫 君   議事調査課長   谷 山 忠 憲 君


 議事調査課課長   山 元 春 行 君   書    記   赤 塚 孝 平 君


 補佐兼議事係長


 書    記    井 上 寛 昭 君   書    記   米 元 利 貴 君





6.会議のてん末は次のとおりである。





              「開 議  午前 9時00分」


○議長(西村新一郎君)


 ただいまの出席議員は47名であります。定足数に達しておりますので,直ちに本日の会議を開きます。





   △ 日程第1 一般質問





○議長(西村新一郎君)


 昨日に引き続き一般質問を続けます。19番植山利博議員より1件通告がされております。したがって,植山議員の発言を許可いたします。


○19番(植山利博君)


 おはようございます。本日ここに平成18年第4回定例議会において一般質問の機会を与えられたことに心より感謝をいたします。国も,地方も大変厳しい財政運営を迫られている今日,霧島市が誕生してはや1年が過ぎました。合併して本当に良かったと実感できる霧島市の建設に向けて,行政当局はもとより,議会も,市民も一丸となって取り組むことが求められています。11月に霧島市行政改革大綱が公表され,近々集中改革プランが公表されると聞いています。これらの理念と具体的な数値目標に整合性のある19年度予算が実現されなければなりません。少子高齢化に伴う年金,医療,福祉,介護など多種多様な事務事業に適切に対応するために,また,財政健全化のための一定の負担増は,すべての行政サービスが住民の税や負担で担われているのだとの認識に立ち,徹底した説明責任を果たし,十分な理解を得ながら,勇気を持って公平・公正の改革に取り組まなければなりません。国保税や上水道,簡易水道,保育料,都市計画税など負担公平の立場で市民が不公平感を持たないような配慮が求められていると思います。予算は首長の政治姿勢そのものを表しているものだと私は考えています。19年度の素晴らしい予算を期待しつつ,先に通告をいたしました学校給食について8項目にわたり順次質問をいたします。当局の簡潔で明快な答弁を求めます。1,霧島市における学校給食は,現在のところ合併前の旧市町の方式をそのまま引き継ぎセンター方式や自校方式が実施されていると思いますが,実態はどのようになっていますか。2,霧島市として今後将来的には学校給食のセンター方式,自校方式についてはどのような展望を持っていますか。3番目,保護者の負担する給食費は一食につきそれぞれの地域でどのようになっていますか。また,そのコストはどうですか。給食費の徴収率と徴収方法はそれぞれどのようになっていますか。4,食育という観点からどのような取り組みがなされていますか。5,食品アレルギー体質者に対する配慮はどのようにされていますか。6,学校給食を受ける子供や保護者が自由に給食を受けることや受けないことを選択できる体制はとれないものでしょうか。7,地産地消や地元業者の育成という視点での取り組みはできませんか。8,学校給食の指定管理,民間委託,民営化などの取り組みは現在のところ考えていませんか。以上で私の壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 皆さん改めましておはようございます。植山議員から1点に絞っての質問がございました。1点目の1,2,8については私の方から答弁いたします。そのほかにつきましては教育長が答弁いたします。学校給食について,その1,霧島市における学校給食は,旧市町から引き継ぎ自校方式やセンター方式が実施されていると思うが,実態はどのようになっているのかと。2番目に今後霧島市としての展望はどのように考えているのかと。それで8番目の質問は学校給食の民営化についての取り組みは考えていないのかということでございました。1番目の答えでございますけれども,霧島市における学校給食は,旧市町では自校方式やセンター方式で実施されていると思いますけれども,実態はどうかについてでございますが,霧島市の学校給食の実施方法につきましては,合併後も旧市町で実施していたその方式をそのまま現在は継続いたしております。国分地区につきましては全校単独校方式で実施をし,ほかの6地域につきましてはセンター方式をとっております。2番目の今後霧島市としての展望はどのように考えているかという質問でございますけれども,ただいま申し上げましたように,現在は単独校方式とセンター方式で実施しております。しかし,財政の実情を勘案すると,今後は国分地区の単独校方式のうち施設・設備の大掛かりな改善を要する箇所につきましてはセンター方式に移行することも一つの方策ではないかと,これはまだ検討中でございます。まだ方針は定まっておりません。8番目の学校給食のこの民営化についての取り組みというのは考えられないか。このことについてでございますけれども,米飯やパンの製造,配達については一部既に民間に委託をしております。学校給食全般についてはさらに今後皆さん方の声を聞きながら私どもも精一杯検討をして参りたいと思っております。


○教育長(古川次男君)


 3点目から7点目についてのお答えをいたします。まず3点目でございますが,一食分の単価はいかがということでございますが,地区によりまして若干差がありまして,小学校は200円から230円,中学校は240円から260円の間で一食を作っております。次に,徴収率でありますが,霧島市全体の徴収率は98.9%であります。次に,その徴収の方法でございますが,昨日の前川原議員のご質問にもお答えいたしましたとおり,口座引き落とし,地区のPTA役員等に徴収してもらって納める形,それから児童・生徒が直接学校へ持参する形でございます。次の食育という観点からのご質問でございますが,今年度から学校には栄養教諭が配置されまして各学校で食育の推進を図っているところであります。具体的には,栄養教諭や学校栄養職員が給食の時間や学級活動,家庭科や保健体育,総合的な学習の時間などで食事のマナー,食事への感謝,偏食の問題点,栄養のバランス,朝食の大切さなどの指導並びに調理実習における栄養指導を行っております。また,学校保健委員会や試食会で保護者を対象に朝食の大切さ,おやつ,砂糖の量などの指導も行っております。さらに地産地消を進めている視点から生産者との交流給食や高齢者とのふれあい給食,誕生日ごとのふれあい給食を実施している学校もございます。今後も学校において学校給食等を通した食育の推進に努めて参りたいと考えております。アレルギー体質者に対する対策についてのご質問でございますが,食物アレルギー体質者に対しては,各学校では児童・生徒の食物アレルギーの実態調査を細かに行い,それぞれの実態を把握した上で,対象者にはアレルギー食材を抜いて別メニュー作りをして,そして給食を提供をしております。今後とも児童・生徒の健康状態や個人差を把握しながら個に応じた対応をしていきたいと考えております。次の学校給食を受ける側が選択できるような体制はとれないのかというご質問でございます。前に申しましたように,食物アレルギー体質者に対しては場合によっては弁当持参等の選択肢は認めておるところでございます。今後も学校給食の目的や意義を踏まえ原則全員に給食を提供したいと考えております。7番目,地産地消,地元業者の育成という視点の質問でございますが,学校給食についてのこの地産地消という観念は,センター,単独校とも十分指導がしてございまして,食材につきましては安心・安全な食材でなければなりませんので,地産地消につきましては安心・安全ということを第一,それから安定した供給がなされること。それから安定した価格の条件等に照らして各地区でそれぞれできるだけ地元産の食材を購入するよう指導しているところであります。各地区には組織もできつつあります。今後ともなお一層努力をしていきたいと考えております。


○19番(植山利博君)


 それぞれ答弁をいただきましたけれども,もう少し踏み込んだ答弁がいただけるのかなという期待をしてたわけですが,それぞれ再質問をさせていただきたいと思います。センター方式,自校方式のことについては,基本的には,市長のお話を聞いてますと,施設の建て替え,老朽化などによる建て替え等が発生する場合はセンター方式に変えていくというような方向が,確定ではないけれども,そういう方向だというニュアンスの答弁だったというふうに理解をするわけですけれども,これはもう私も隼人の時代からセンター方式がいいのか,自校方式がいいのかという議論はかなり教育長ともさせていただきました。非常にこうやはり難しい選択肢があるんじゃなかろうかなあ。センター方式が非常にこの効率的にも,経済的にもいいというふうな理解をされておりますけれども,例えば,私も弁当屋をしておりますので,多くの料理を作る場合に,例えば,同じメニューで2千食も,3千食も作らなきゃならないというような状況で,焼き物を2千食作るというのは大変な設備投資と技術と手間がかかりますね。だけど,自校方式だと非常にコンパクトに,例えば,昼時になると料理をしている匂いが立ち込めてきて教室に,あっ,お昼が近いんだなあというようなそういう観点では食育という,食事を作る姿を子供たちが目にすると,こういう食材を手掛けて料理を作ってらっしゃる方々のたち,働いてらっしゃる姿がこう目に浮かぶと,目につくと,そういうことも食育というような観点も含めて非常に大事なことである。だから,今後はそういうこともしっかりと,決して,その私も行財政改革についてはかなり進めなきゃならないという考え方は持っておりますけれども,そういうようなやはりただ効率性だけを追求していいものかということも含めて十分な検討が必要ではないかと思いますけれども,市長いかがですか。


○市長(前田終止君)


 この学校給食に対するこの考え方,これは私はですね,戦後学校給食が徐々にこの浸透していったわけでございますけれども,結果としてこう半世紀振り返ってみると,アメリカがこの余剰農産物,そういう物の言わば処理を前提にわが日本の学校給食というものが戦後の学校給食充実という名の下にパンと脱脂粉乳,そして,また,おかずからなるこの完全給食,そういうものを基本としてこう流れていったのかなあというふうに思います。しかし,この給食が,復旧した結果ですよ,私ども日本の言わば食事,今欧米型のそういうものへの移行,そしてそのことが国内の農業の衰退,そういうものに発展をしていき,結果として食料自給率まで引き下げてしまったというような気がし,やっと戦後半世紀と言いますかね,61年ですけれども,学校給食が始まって約半世紀,そういう中で本当にこの食育,食農育,こういうところにみんながもう一度改めてこの目線を置いてみようという気になってきて,学校給食,そのことは言わば家庭の食事の延長線にあって本当にこの食べるということが命を養うということ。命をまたいただくということなどなどを考えた上で,その今,議員ご指摘のもう一方の考え方の言わば食事の温かさ,そして食事の持つ意味,そういうものを学校教育の現場の中でしっかりこの視点を置いた部分も,これは否定できないという点もありますよね。だから,必ずしもセンター方式が,そのような歴史的な背景を振り返ったり,あるいは,また,教育,食農教育,そういうものを念頭に置けばですよ,必ずしも効率一辺倒の在り方がいいのかどうか。これはよく議論をして考えていかなきゃならんと,こういうふうに思いますよ。


○19番(植山利博君)


 まさにそういうことだろうと思います。日本がまだ戦後間もなく貧しかった時代に非常に効率のいい大量生産,大量消費というような方向に流れていた時と違って,ある程度こう社会が成熟してきてその個別的な多様な対応ができるような取り組みというようなことも求められているのではないかなあというふうに思っているところです。次に,将来的なその2番目のセンター方式,自校方式ということが今そういうことなんですけれども,次に3番目,この一食のコストのことでここで答弁をいただいておりますけれども,金額は食材のコストということであろうというふうに理解しますが,確認をさしていただきたいと思います。


○学校教育課長(村田研史君)


 そのとおりでございます。


○19番(植山利博君)


 私が通告でもう少し細かく通告をすれば良かったんでしょうけれども,これの食材で一食分ができているわけですけれども,これにかかる人件費であるとか,設備であるとか,水道費であるとか,電気代であるとか,そういうものの試算をされたことはないですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 ここにデータを持ち合わせておりませんけれども,今おっしゃったような内容についてはデータを整理してございます。


○19番(植山利博君)


 それでは違う観点で,今予算では出てくるわけですけれども,霧島市の給食にかかる全体的な予算今どれぐらいなんですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 今その数字を持ち合わせておりませんので,確認をして参ります。


○19番(植山利博君)


 これは最後の8問目の民間委託若しくは指定管理者,民営化という所にもつながっていくわけですけれども,恐らく今ここに示されている金額の倍ぐらいのコストはかかっているんだろうと思うんですよね。民間でやればトータルして食事のコストということは,そういう概念というのはもう常に持ってなきゃならないわけでして,行政がやるからいわゆる給食センターの職員,そこには正職員もおれば,嘱託の方もいらっしゃいます。パートの方もいらっしゃるかも知れん,後でちょっと聞きますけれども。それのトータルコストが幾らになっているかというそういう概念というのはしっかりとやはりその事業に携わっている以上は持つべきだというふうに思うわけですが,いかがですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 おっしゃるとおり,そういったトータル的に計算をするということは必要であろうかというふうに考えます。


○19番(植山利博君)


 私はこの3問目の所でまたそのコストはどうですかというお尋ねをしているわけですよね。ですから,一食の,保護者の負担する給食は一食が幾らですか。そしてそのコストはどうですかということですから,トータルコストはやはり数字として持っていていただいて,ここで示していただく,いただけるんじゃないかなというふうに思ってたわけですけど,教育長どうですかね。


○議長(西村新一郎君)


 それはすぐ計算できるんじゃないですか。それに関する人件費とその学校給食費に関しては足せばすぐ数字は出てくるんじゃないの。


○19番(植山利博君)


 後でよろしいです。それでは次にいきましょう。給食費の徴収率が98.9と示しをいただいておりますが,それぞれのセンターごとに分かりますか,徴収率。溝辺,横川,牧園,霧島,隼人,福山,国分とお示しをいただきたいと思います。


○学校教育課長(村田研史君)


 小・中学校のデータについてお知らせをいたします。まず溝辺地区99.8%,牧園地区98.7%,横川地区99.8%,隼人地区99.5%,霧島地区97.7%,国分地区98.4%,福山地区99.9%でございます。


○19番(植山利博君)


 徴収率は今数字を示していただきました。昨日の前川原議員の議論の中でですね徴収方法がそれぞれ各センターごとにお示しをいただきました。それで,よく議論をされることなんですけれども,口座引き落としにすると徴収率が落ちるのではないかというような議論があるのではないかと思いますが,いかがですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 実はある中学校で引き落とし,方法を変えましたところ,確かに,いわゆる先ほど紹介しました児童・生徒が直接学校に納めるとか,あるいは役員の方々等が徴収して回る方法に比べると徴収率が落ちたという数字が出ております。


○19番(植山利博君)


 それはですね,確かにそういう個別の例はあったんでしょうけれども,全体的にやはり比較をする必要があると思うんですね。そのことが一過性のものなのか。恒常的にそうあるのか。若しくは全国的に口座引き落としが,直接納付する若しくは役員が徴収することよりも口座引き落としが低いのか。その今1校の例だけを挙げられてですね全体を判断するのはいかがかと思うんですが,例えば,今,霧島市の今お示しをいただきました給食費の徴収率を見てみますと,溝辺は,これ全校口座振り込みですよ。今お示しをいただいたのは99.8%,福山も,これも全校口座振り込みですよ。ここも99.9%,今お示しをいただいた徴収率と給食費の徴収方法を見てみますと,口座引き落としがほかの徴収方法よりも徴収率が低いということにはならないと思うんですが,いかがですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 今お示しいただいた地区以外でありましたということです。一つの地区,それから,また,別な地区の学校でありましたということでございます。


○19番(植山利博君)


 それでは,お尋ねしますけれども,今この今お示しをいただいたこれから勘案してですねやはり口座引き落としは徴収率が落ちるというふうに判断をされますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほど植山議員が紹介していただいたような結果もございますし,今,私がここで状況をお示ししましたことから考えると,一概にこちらだということは言えないというふうに考えます。


○19番(植山利博君)


 今ですね,例えば,納税,水道料金,様々なそういう公が徴収するものについては口座引き落とし若しくはコンビニ収納,そういう方向に流れているというふうに私は理解しているんですが,いかがでしょうか。


○総務部長(西重正志君)


 お答えします。議員のおっしゃるとおり,現在,口座振り替えと言うんですか,それを税務課サイドでは進めております。


○19番(植山利博君)


 それはどういう根拠でそういう方向で今進めようとされているんでしょうか。


○総務部長(西重正志君)


 やはり税金を納めるのに窓口まで来てもらうのは大変だと,大変さもあるし,こういわゆる市民から言えば一々そういう手間が省けるというようなことからのことでございます。


○19番(植山利博君)


 いろいろな行政サービスというのはやはり市民サイドに立ってものを考える。市民の方々がいかに便利になって,いかに行政サービスを同じコストで使い勝手のいいものにしていくかという工夫がですね求められているんだろうというふうに私は思います。今現在このそれぞれ学校で役員が,給食費を徴収されている役員が,例えば,どこどこ中学校で何名ぐらいいらっしゃるということを把握をされていますか。


○学校教育課長(村田研史君)


 具体的な人数までは把握はしておりません。


○19番(植山利博君)


 私もたまたま隼人中学校のPTAの役員をしておりましたので,隼人中学校で給食費の徴収に当たってる方が120名いらっしゃいます。子供さんが直接学校に持っていくというのは現金が親から子供に渡って,子供から先生に渡って,先生から事務なり,その担当の方に渡るわけです。そうしますと小学生のまだ小さな子供が親から受け取ったものを先生に渡して,先生から事務と担当者に渡る。何度も現金が人の手を介するわけです。いろんなトラブルが発生します。子供が落とした。子供が使ってしまった。分かりません。親は「子供に渡した。」と言います。子供は「先生に渡した。」と言います。「親から受け取ってない。」と言います。いろんなケースが出てきます。それとPTAの役員の方が徴収に行きます。そうしますとそれぞれ家庭の事情があります。「すいません。明日来てください。明日5時頃来てください。」と言われますと,徴収する人はまた,みんなそれぞれ仕事があったりする方がまた明日5時に行きます。「ごめんなさい。今日もなかった。明後日来てください。」,結果,最悪なのは渡した。受け取ってない。そういうトラブルまで起こるわけです。税金も納税貯蓄組合という形で両隣,その地域で集めて,完納奨励金とかというような対策を講じながら徴収率が落ちない取り組みをされています。だけど,これもプライバシーの問題があったり,法的な課題,問題もあったりしながら今こういう流れにあるわけです。給食費もやはりこの時代の流れといいますか,ニーズに即応しながらあるべき姿,どうあるのかというような形を十分検討する必要があると思います。いかがでしょう。


○学校教育課長(村田研史君)


 確かにご指摘のとおりの面もあるかと思います。ただ,せんだっていわゆる未納の分についてのですね調査をさせていただきました。その中でやはり保護者の責任感あるいは規範意識,そういったものについても是非配慮をしていただきたいという面も併せてございます。


○19番(植山利博君)


 当然その払うべきものは払うというそういう義務感,責任感,これはPTAとしても保護者の方々に十分説明します。それから,今現在大体年度末になって未納がこれぐらいありますということを給食センターから学校の方に連絡があります。校長とPTAも一緒になって,未納の方には直接役員が電話をします。何月何日まで持ってきてくださいというような対応もPTAもしっかりとしているわけですよ。ただ未納の方は,小学校1年の時から中学校3年の時まで1回も支払わずに卒業される。いらっしゃるんですよ。結局同じ人なんです。そういう実態があることをご存じですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 個人の情報については私どもの所には整理はしておりません。


○19番(植山利博君)


 その個人の情報を集金に行かれる方は知ってらっしゃるんですよ。PTAのそれぞれの役員の方なんですよ。個人情報のことで問題があると言うんであったら,120人の徴収員がいると。その方々がそれぞれ徴収に行きながら,徴収に行った時,もう二度目,三度目は親御さん出てこれない。子供さんが出てこられて,「お父さん,お母さんはいらっしゃいますか。」,「いません。」,奥にいらっしゃるんですよ。そういうことを子供も感じなきゃならない。今くしくもおっしゃいましたプライバシーの保護,そういうことをするんであればですねやはりあるべき方法,あるべき対策をとるべきじゃないかと。教育長いかがですか。


○教育長(古川次男君)


 未納の保護者の規範意識という面ですかね,相当議論もあるわけでございますが,今のところ本市ではそういうようなところまでは考えていないわけですが,全国的に見ますと2〜3そういう事例が起こっておる都道府県がございます。いわゆるその強制的に徴収するのを訴える,裁判所等に訴えるというような形でやっておる都道府県も2〜3はございます。目下のところ本市ではそういうようなことは考えておりません。


○19番(植山利博君)


 私が今言ったのはそういうことじゃなくて,そういう状況もあるので,あるべき対策,あるべき姿を進めるべきじゃないかというのは,口座引き落としの方向で進めるべきではないですかということです。教育長いかがですか。


○教育長(古川次男君)


 口座引き落としとか,そういう徴収の方法につきましては,教育委員会なり,学校なりがこう指定しているわけではございませんので,それはもうご自由にされて結構だと私は思います。


○19番(植山利博君)


 じゃあ教育委員会は何らタッチしないということですね。今,教育長の答弁そういうことですね,自由に各学校でやればいいと。それでは給食費を徴収する最終的な責任者はだれだとお考えですか。市長にまず尋ねましょう。市長,給食費を徴収する最終的な責任者はだれですか。


○財政課長(平野貴志君)


 ただいまのご質問でございますけれども,最終的には市が徴収すべきであるというふうに考えております。


○19番(植山利博君)


 ですから,「最終的な責任者は市が」とおっしゃることは市長ということですか。確認をさせてください。


○財政課長(平野貴志君)


 市ということでございますので,今のご質疑のとおりでございます。


○19番(植山利博君)


 いろいろあるんですね。教育委員長なのか,市長なのか。それから,一応給食のあれは給食連絡協議会ですかね,給食のことをいろいろ検討する委員会の中では給食費の徴収責任者は校長だということになっているわけなんですよ。だから,校長だと。私はちょっと見解を異にします。給食費は,校長は校長という学校経営のトップとしてそれ相応の徴収責任はあると思います。しかし,今くしくも財政課長が言われたように,最終的にはですね教育長若しくは市長にあるんじゃないかと思いますが,市長いかがですか。


○市長(前田終止君)


 市の構造から考えて言わば設置責任者という視点からいけばやっぱり私市長という立場にすべての問題は帰するのかなと,こう思います。ただ学校教育的この視点だけで考えていくと教育長及び学校管理者たる校長ですね,こういうことも徐々にこの責任の重さという意味でいろいろ考えられることもありますよね。


○19番(植山利博君)


 私も全く市長と同感です。それは学校長は学校長という立場で学校経営者のトップとしてそれ相応の重大な責任をお持ちだろうと。そして教育長は教育長という立場で重大な,さらに重大な責任をお持ちだろうけれども,最終的には設置者である市長がより責任をお持ちなんだろうなと,私はこういうふうに理解しております。くどいようですけれども,やはり今あらゆるその公金の徴収体制が口座振り替えになろうとしながら,そして今このデータを見ても口座振り替えになってる所がほかのとこより徴収率が低いという実態はどこにもないんですよ。そしてやはりPTA,子供が直接お金を集めていろんなトラブルで仲違いをしたり,今まで友達だった人が仲違いをしたりするようなことを考えると,今後は方向性としては口座引き落としなり,若しくはできればコンビニ収納とか,そういう所まで配慮する必要があるんじゃないかと私は思いますが,いかがですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 それも一つの考え方ではあろうかというふうにとらえたいと思います。先ほども申し上げましたけれども,やはり,残念なことではありますけれども,支払わなくてもよい。それは公表されることもないし,責任を負うこともないというようなまさに責任感の欠如ではないかと思われる学校の保護者が複数にわたってあるということ等も考え併せまして,今後口座引き落としが妥当なのかどうかということについては引き続き検討をしたいというふうに思います。


○19番(植山利博君)


 全く論点が違うんですよ。払わない人は,口座引き落としだろうが,集金だろうが払わないんですよ。そういうことでしょう。100%はどこにもないわけですから,口座引き落としの所であろうが,手集金の所であろうが100%はないんですよ。もちろんPTAも,校長も100%を目指して努力はしますよ。だけど,払う人たちの利便性や集める人たちの利便性を考えると口座引き落としがいいに決まっているんですよ。だけど,今おっしゃる払わない人がいるから,この人の対策のために口座引き落としがいいのかどうかも含めて検討する。論点が私は全く違うと,私はそういうふうに理解しますけど,市長いかがですか,今の議論聞いておられて,管理者として,設置者として。


○市長(前田終止君)


 植山議員よりこの給食費の口座引き落とし是か非かというお気持ちを十分聞かしていただきました。本当にこの技術的にといいますか,この給食費をいただく。そしてきちんとそのことを公平感を持って支払う。そのことを利便性を向上させていく。植山議員のご指摘については私はよく伝わって参ります。一方,教育委員会の方の担当の考え方は,そういう意味では今まで大事にしてきた点というものを念頭に置きながら,もう一歩まだ踏み込む発言はできないのかなと,こう感じているところでございます。


○19番(植山利博君)


 これはここでどこまでいってもそれ以上の答弁は返ってきそうにありませんが,やはり未納の方がいらっしゃるのも事実です。この未納対策は,やはり臨戸訪問して徴収するなり,それはその対策をとること。そして意識啓発をすること。そういう対策もとらなきゃなりません。ただやはり支払う意思があってちゃんと払う人は,手集金であろうが,口座引き落としであろうが,どっちであろうが払われるんですよ。そうしますと,今,役員の方々が,手集金をされる方のトラブルやご苦労を考えるとそういう普通の健全な方々が納める選択肢を広げる努力をすべきではないかな。今,隼人中学校は去年から試行的にやりました。給食センターといわゆるシステムが全く違うもんだから,1から10まで隼人中学校のPTAの役員の方々が,徴収の120人は非常に楽になりましたけれども,役員の担当の方々は大変なご苦労をされ,初めてのことをゼロから立ち上げるわけですからね相当大変なんですよ,立ち上げるまでは。給食センターもこれを立ち上げようと思えばねやはり立ち上げる時は努力が要ります。だけど,やはり我々議員も,執行部の職員の皆さんもやはり改革をすることに勇気を持って,汗を流して,1回やってしまうと,後は楽なんですよ,こういうことは。だから,是非前向きに取り組んでいただきたい。隼人が今,隼人中だけ1校やっておりますけれども,隼人の給食費を全体的に口座引き落としにしようということで,その整備をするための予算要求がしてあると聞いておりますが,されてますか。お尋ねをします。


○教育委員会隼人出張所教育総務課長(阪口吉範君)


 今,議長さんから言われた肩書のほかに給食センター所長という肩書もいただいておりますので,そういう立場で答弁さしていただきたいと思います。今,植山議員申されました予算要求についてはいたしております。一応それについては認められているというふうに理解をいたしているところでございます。今,植山議員のお話の中であったわけですけれども,今,議員の質問に対しての直接的な答弁は今いたしましたけれども,今まで議員質問の中でのことについて直接現場を預かっている者としての意見を言わしていただければありがたいと思うんですけど,よろしいでしょうか。まず給食センターの給食費の徴収の責任者はだれにあるかということでのお話でありました。植山議員もおっしゃいましたように,その責任のあれは学校長にあるということもおっしゃいました。霧島市立学校給食センターの学校給食事業会計運営規程というのがございます。その中にも給食費の徴収責任者はだれかということを明確に第7条でうたっております。「給食費は学校長の責任において徴収する。」というふうにうたっておりますので,私としては学校長の責任をまず明確にうたっているものだというふうに考えております。それから,給食費の口座引き落としについてでありますけれども,口座引き落としについてはいろんな徴収方法の一つの方法であるというふうに考えております。その徴収方法をどのようにするかということにつきましては,各センターごとに運営委員会というのが設置をされております。ですから,教育長が申しましたように,その運営委員会の中で運営委員の皆さん方,主として学校長,それからPTA会長さんがその主たる方々でありますけれども,その中で,そのセンターごとの徴収方法をどうするかということについてはその中で決定していただければいいのではないかというふうに思っております。それから,口座引き落としにすると徴収率が落ちるのではないかと。そのことについては口座引き落としにしても99.何%もあるのではないかというようなご質問もございました。確かにそういった所もございますけれども,払わない人は払わないということでありますけれども,徴収員の方々が,これは一般的に言われていることでありますけれども,徴収員の方々がお見えになると払う。しかしながら,口座引き落としになるともう相手が見えませんし,そういうことであると払わない方も出てくるというようなことも一般的に言われております。県内どこに参りましても口座引き落としという所があるわけでありますけれども,口座引き落とし以前から口座引き落としにした時にどのように変わっていったか。口座引き落としをした時には直接変わらないけれども,それが何年か経つに従ってどのように変化をしていったかということで申し上げますならば,一般的におっしゃっている言葉は口座引き落としをする以前の方が徴収率が高かった。口座引き落としをしていけば徴収率は落ちてきたということをあらゆる研修の場,あらゆる機会でセンター長同士で話し合う場においてはそういう意見を多く聞く場がございます。


○議長(西村新一郎君)


 先ほどですね給食の方の徴収責任者はどこにあるかということで,それぞれ最終的には市長だろうと,教育長だろうと,いろいろありました。今新たな見解が出て参りましたが,こうして一つの規程があって,規程に基づいた話をして報告をしていただいておりますので,そういう場合は担当者遠慮なく挙手をして答弁してください。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほどのその給食費の徴収責任者,「最終的には」という表現がつきましたので,今,センター所長が申し上げましたとおり,ここにいわゆる「この給食費の徴収責任者は学校長としますよ。」ということはきちっとうたわれているということでございます。


○19番(植山利博君)


 だから,私が言っているのは,給食費の徴収責任者は学校長なんですよ。だけど,最終的な責任者はだれですかということを聞いているんですよ。市長どう思われますか。財政課長でもいいですよ。


○市長(前田終止君)


 私は最終的な最後の責任はやっぱり首長に帰するというふうに考えますね。ですから,そのような実態に即して首長はその関係各位と相当なやっぱり努力をして最後の責任をとっていかないかんと,そういう認識でいるべきじゃないかなと思うんですね。


○19番(植山利博君)


 私も最初から給食費の徴収者はだれですかと聞いてないんです。徴収をしなきゃならない人はだれです。これは学校長は学校経営者のトップとして当たり前のことです。だけど,滞納が出たり,それが繰り越していって,これをどう処分するか。若しくはその先ほどおっしゃった滞納をされているような事例もあるという場合の訴訟人はだれになるか,そこが最終的な徴収責任者はだれですかということを最初から聞いているわけですから。先にいきます。先ほどの給食センターの所長の話にも反論は山ほどあるわけですけれども,それはそれとして,担当者の言葉として受け止めておきましょう。それと関連もしますが,多様な対応はできないかということで,答弁では「原則的に全員が給食を受けるということで取り組んでいきたい。」ということです。県外の例を挙げますと,子供たちがその自由にといいますか,極端なことを言うと,来週は給食をとらしてくださいと。その次の週からは要りませんというような対応をしている所もあるやに聞いております。やはり今後はそのような多様な対応の仕方というのも私は考える,考慮すべき一端があるのかな。くしくも市長が言われました。本当に貧しい時代に学校給食の果たしてきた役割というのは大きかったわけですけれども,この飽食の時代になってですね,例えば,地産地消,安定的に供給できるかどうかというのも課題だと。これは2千食,3千食の給食を作るとやはりもう大手の学校給食専門で納めるような業者でないと納められないわけですよ。ただやはりその地域の自校方式でやると横川の商店の方々はやはりその納められる。しかもその地域でとれた野菜や地場の物が使える。これが,例えば,200食,300食,その程度だったら安定供給ができるけれども,2千食,3千食になるとそういう対応はとれない。そういうような視点も,やはり行政をつかさどる者としてはそういうことも配慮すべき時代になってきているんじゃないかな。1市6町が合併しました。総合支所問題もいろいろ取りざたをされております。その根底にあるのはやはり1市6町のそれぞれの地域がですね活力を持って光り輝かなきゃ霧島市全体も光り輝かないです。そのためにはそれぞれの商店街やそれぞれの地域が活力を持つような施策を,給食,学校給食一つとってもそういう農業の問題も,商業の問題も含んだ取り組みができる。やはりその各課横断的な取り組みをすべきだというふうに私は思ってこの地産地消も,業者の育成ということも言ってるわけです。ですから,最初言いましたセンター方式だけがすべてなのか。それぞれやはり小規模校もあれば,大規模校もある。それぞれの対応にしっかりと適切に対応できるような取り組みが必要なのではないか。やはり行政の皆さんには農業も,商業も,やはり地場の産業をしっかりとこう育てるという視点があらゆる事務事業を遂行する中で求められているのではないかなというふうに思うわけであります。それで,そういう取り組みが是非必要だと思いますが,答弁を求めます。


○学校教育課長(村田研史君)


 今,議員幾つか今後の考えられる状況をおっしゃいましたけれども,そういったことを含めて,最初市長答弁の中にもありましたように,例えば,施設設備のこと等もございます。総合的にセンター方式へ移行するのが良いのかどうかということについては今後検討をしていくということでお願いしたいと思います。


○19番(植山利博君)


 含めてですねできるだけ地元で調達できる食材,農家の物も,商売人の物もできるだけ可能な物はそういう配慮をする。それとできるだけ偏らない。2社なり,3社なりから調達をする。そういう配慮も併せて進めるべきだと思いますが,いかがですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 これまでも,おっしゃるとおり,地場産物についてはですね,それぞれのセンターあるいは自校式についても検討をして,そして実施もしてきております。おっしゃるとおり,今後もできる限りの努力はしていきたいというふうに考えます。


○19番(植山利博君)


 是非そういう取り組みを進めていただきたい。それと最後に言いました偏らない。ややもすると給食,納入する業者も,受ける側も特定の所が定まってしまうと,慣れもあります。効率も良くなります。だから,新しくノウハウを,新たな業者にノウハウをするよりですね,慣れてますので,もうこっちの方が便利なことは分かっているわけですよ。だけれども,それを乗り越えて偏らない業者に広くやはり門戸を開けるというような取り組みも必要だと。先ほど言いました2社,3社のですねやはりその広い意味での全体の活性化,育成を図るという取り組みも是非求めたいと思いますが,いかがですか。


○教育長(古川次男君)


 納入業者の選定も,これは先ほど言った運営委員会ですね,あるいは単独校の場合は,PTAの役員を含めて,学校長含めた人たちでこうやりますので,そのような方向でするように指導をして参りたいと思います。


○19番(植山利博君)


 私もその委員会に3年ほど出ております。ですから,その委員会が委員会としての機能を本当に発揮できるような形であればいいんですけれども,やはりそこは行政の育成姿勢というか,そういうものも求められているのではないかという気がいたしております。ですから,そこも含めてひとつそういう取り組みを求めておきます。8番目です。もう時間がありませんけれども,あらゆるその事務事業を官がすべきものか。民がやるべきものか。この辺の精査というのは非常に今後大事になっていくと思いますが,隼人では昭和61年に行政改革大綱をつくっております。第二次行政改革大綱が平成7年にできております。それから改訂第二次行政改革大綱というのは平成11年につくって,もう1回言います。昭和61年が1回目,平成7年が2回目,平成11年が3回目,こういうふうにですね,もう何年前ですか,もう20年以上前からやはり行政改革という取り組みはされておりまして,永遠の課題です。そういう中で給食センターの民営化ということもその第2回目の平成7年の時から議論の中で出てきております。今後やはり効率,それから細かな対応をするためには,私はもう民間委託若しくは民営化で十分対応ができると思うわけですが,いかがでしょうか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 まず法律的な考え方を最初述べさしていただきますと,学校にある給食室につきましては学校教育法,そういった中で「設置者が管理する。」となっております。ですので,指定管理者という部分では少し無理かなあという気はしますけれども,管理する範囲の中で民間委託する,その業務を委託することは可能であろうかと思っております。それから,共同調理場,いわゆるセンター方式につきましては指定管理者などの導入も可能であろうかと思います。そういった中でじゃあどういう方法がいいのかという議論になりますけれども,まず全国的な流れとしてはコスト削減という意味でセンター方式,センターなどの民営化というのはかなり進んでいっております。そういった中でただ,食育とかの問題もございますので,そういった中でいろんなバランスを考えながら,可能であればそういったコスト削減が見込める民営化というのも大きな選択肢の一つではないかというふうに考えております。


○議長(西村新一郎君)


 植山議員の質問の中で答弁の保留がございましたので,あの保留につきましては後ほどこの議場において答弁方をお願いいたします。以上で植山議員の一般質問を終わります。次に,41番川畑征治議員より2件通告がされております。したがって,川畑征治議員の発言を許可いたします。


○41番(川畑征治君)


 平成18年第4回霧島市議会定例会に当たり,先に通告しました2件について一般質問するものであります。まず,時の流れは早いもので霧島市誕生一周年も過ぎ,前田市政は目まぐるしい展開の下に2年目に入りました。合併1年目,厳しい財政状況の下に様々の施策に対応しながらの1年であったと思います。合併して良かったのまちづくりに向けての住民期待の下に展開されておりますが,まだまだ不満の声が募っているようであります。ゆっくりと,じっくりと時間をかけて市民に合併して良かったと喜ばれるまちづくりに向けての市長の手腕に期待するものであります。それでは,1点目から質問いたします。公益的機能発揮のための豊かな森づくりについてということで1点目,現在日本の林業施策は衰退の一途をたどっています。このことを念頭に置いて森林の持つ機能,効果等について触れてみたいと思います。まず地球環境という視点からこの問題が世界の人々の注目と関心を集めている時期はかつてなかったでありましょう。地球の温暖化,大気の汚染,海洋汚染,オゾン層の破壊,酸性雨,熱帯林破壊などなど発展に明け暮れた20世紀の負の遺産として現存しています。発展途上国においてはこのことがまだまだ加速されているのであります。これらの問題解決に向けての糸口を見つけなければなりません。このことを踏まえ地球環境問題として森林,緑の持つ機能が大きくクローズアップされて参りました。森林は経済財としての側面と環境財としての側面を併せ持っています。経済財とは,森林の林業的利用,木材生産がその主たるもので,環境財的側面とは,国土保全,水源涵養,大気浄化,景観保全,保健休養などの国民に対する貢献であり,一般に森林の公益的機能と呼ばれています。このことは,森林は,林家の持ち物でありながら,国民共有の財産であると言われる所以でしょう。このように地球環境問題解決の一助となるべき大切な森林が現在急速に森林破壊へ向かって進行しております。国産材の利用不振と木材価格の低迷や地域の担い手不足,高齢化が主原因で,育林に対する様々な補助制度があるにもかかわらず,採算に合わない山づくりへの林家の施業意欲は減退し,人工林の手入れ不足,施業の放棄につながっているのです。人工林の下刈り,枝打ち,除伐,間伐等の施業放棄,そして主伐を迎えた伐採跡地の再造林化への放棄は重大な森林破壊問題として見逃すわけにはいきません。昨年2月に発行された京都議定書において,わが国に課せられた温室効果ガスの削減目標6%のうち3分の2の3.9%を森林の二酸化炭素吸収で対応することになっておりますが,このままでは十分な機能が見込めない状況が発生することになります。本地域内においても伐採跡地の放置林が増大しております。これからの森林づくり,公益的機能の発揮のために経済財としての森林造成から環境財としての森林造成も必要となってくることと思います。このことは日本全土の問題でありますが,まずは一つ一つの小さな村,町での取り組みが大切でありましょう。緑豊かな霧島市を提唱する上からも積極的な方策が急務,必要と思われますが,いかがでしょう。2点目は,これから育つ子供たちへ,また,市民への緑の必要性についての教育,実践活動についてでありますが,林家の施業意欲を失って荒廃した森林の機能回復のためにはどのような対策をとったらいいのでしょう。地球環境を守る森は国民共有の財産であるの視点に立ち,皆で守り,育てる森づくりについてを伺うものです。次に,2点目,第21回全国健康福祉祭鹿児島大会がねんりんピック2008のネーミングで2008年,平成20年10月に本県で開催の決定がされております。これは高齢者を中心とする国民の健康保持・増進,社会参加,生きがいの高揚を図りながら,ふれあいと活力ある長寿社会の形成に寄与することを目的として毎年各県持ち回りで開催されるもので,本県で21回目ということであります。全国から集える高齢者の大会,60歳以上の国体に匹敵するような行事ではないでしょうか。鹿児島市を中心として総合開会式が行われた後,県下各地に分散しての交流大会と伺っています。多種目のスポーツ交流,文化交流が行われると聞いてますが,本大会へ参加し,種目を誘致することで全国の方々と各種交流が行われ,全国に霧島市の紹介,発信がなされ,ひいては観光振興にもつながるものと思います。わがまち霧島市への誘致種目と大会成功に向けた計画についてを伺うものであります。以上,1回目の壇上からの質問として終わります。


○市長(前田終止君)


 川畑議員から2点につきまして質問がございました。2点目につきましては私の方から答弁をいたします。1点目につきましては農林水産部長に答弁をいたさせます。全国健康福祉祭鹿児島大会,いわゆるねんりんピックと言われておる。これについての質疑でございました。鹿児島県では平成20年10月25日から28日までの4日間にわたり全国健康福祉祭鹿児島大会が開催されることは決定をいたしております。参加予定人員,これは選手,観客を合わせ延べ50万人が見込まれております。開催内容は,スポーツ交流大会,健康フェア等の健康関連イベント,あるいは文化面で美術展,囲碁・将棋大会などの福祉・生きがい関連イベント,あるいは,また,シンポジウム,健康福祉機器展などの健康・福祉・生きがい共通イベントと3部門に分けて県内の10の市,3町の会場で25種目の交流大会が行われます。霧島市では,健康関連イベント部門でスポーツ交流大会のゲートボールが国分の運動公園で,ゴルフが霧島ゴルフクラブ,ソフトバレーボールが牧園のアリーナと3種目の実施が決定をされております。また,本大会を円滑に運営するために平成19年度において同じ時期に県予選を兼ねた種目別リハーサル大会を,1年前になるわけですけどね,リハーサル大会を来年度実施をして競技主管団体との連携やノウハウの習得に努めて,さらには広報活動等を含めて住民の方々の関心を呼び起こし,ボランティアの方々へのまた参加意欲を募るようなそういう雰囲気をつくっていくという計画でございます。また,本市では19年度の適切な時期に実行委員会を立ち上げて大会成功に向け関係団体などと連携を図りながら協議を進めて参りたいと考えております。特に来年はNHK大河ドラマ「篤姫」ですね,これのロケが大体夏場7月下旬からいよいよ配役はもう全部決まって県内で行われるということになります。そして秋口にはこの大会があるということですね。そういう流れを考えますと,私ども観光立県鹿児島県の中の観光文化立市宣言をいたしております市にとっても,合併をし間もない私どもの地域がまずは来年はもう県内全域から何千名という方がお越しになるわけですから,そういう方々を十分にこう迎える体制をつくって,その次の年は今度は全国からの方々を,この3種目を中心にしてではございますけれども,50万人とも言われる人たちが県内各地に離島を含めてお越しになるわけですが,私たちのこの立ち位置のいい南九州3県のど真ん中に当たるこの場所にこそ最も多く宿泊とか,あるいは,また,飲食店効果とか,温泉効果とか,様々なまたこの合併をした私たちの霧島市そのものが高くこう評価をしていただき,迎えられる体制というものを本当に年明けたらしっかりと皆さん方と呼吸を合わせながら頑張らないかんなと,こう思っているところでございます。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 1点目,公益的機能発揮のための豊かな森林づくりについての1項目目についてお答えします。地球温暖化防止対策や水源涵養などの環境保全の上からも森林の適正な維持管理を行うため,国は一定の要件の下,森林直接支払制度を設け,森林所有者に交付金を出す事業を創設しております。また,鹿児島県におきましては,水源の涵養をはじめとする森林の多面的機能を持続的に発揮していくことの重要性に鑑み,森林環境の保全と森林をすべての県民で守り,育てる意識の醸成を目的として鹿児島県森林環境税を創設し,森林の適正な維持管理のための間伐実施や作業路などの整備に役立てております。しかし,議員のご指摘のとおり,近年の森林,林業を取り巻く情勢は,外材の輸入増加,木材価格の低迷,林業従事者の減少・高齢化や林業生産コストの増加などにより森林の荒廃や伐採跡地がそのまま放置されたりする山林の増加など公益的機能が減少することが予想されております。森林を国民共有の財産としてとらえ,森林の重要性を広く市民に訴えながら,荒廃森林の減少に努め,森林の適正な維持管理を推進して参りたいと考えております。さらに多様な森林整備の中で針葉樹林重視の考え方を改め,広葉樹林の整備を一層推進して参りたいと考えております。次に,2項目目の子供たち又は市民への緑の必要性についての教育,実践活動についてお答えします。子供たちへの教育,実践活動につきましては,小学校の総合学習の時間などを利用して山林や緑の大切さについての教育を行っていただいておりますし,また,市内の五つの小学校にありますみどりの少年団の活動などを通しまして森林に親しみ,森林の重要性を学習するよう努めていきたいと考えております。また,市民への教育,実践活動につきましては,市内の森林に関するボランティア団体などとの交流の中で市民が親しく参加できる植樹祭の開催や登山などのイベントを通じて森林の重要性を啓発して参りたいと考えております。


○議長(西村新一郎君)


 ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午前10時22分」


               ──────────────


               「再開  午前10時37分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。川畑議員の一般質問を続けます。


○41番(川畑征治君)


 再質問を自席からさせていただきます。まず1問目に価格の低迷で非常にその森林の伐採等が,管理が遅れていると。それと,また,違法伐採が増えているというような実情でございます。森林法の中に「森林所有者は,地域森林計画の対象となっている民有林の立木を伐採するには,農林水産省令で定める手続きに従い,あらかじめ市町村の長に伐採及び伐採後の造林の届出書を提出しなければならない。」というのが設けられておるんですが,本地域にその伐採届並びに造林への届出等があったものかどうか。どれぐらいの量があったか。まずお聞きいたします。


○林務水産課長(山下 晃君)


 18年度の現在までで,これは森林組合などが行う市の森林施業計画に基づいた伐採は除いたいわゆる森林法の10条関係につきましての件数が35件出ております。


○41番(川畑征治君)


 18年度35件という伐採届が提出されたということでございますが,これは伐採された後,再造林が完全になされているかどうか。その点を把握していらっしゃいますか。


○林務水産課長(山下 晃君)


 植林をするというふうに伐採届の中ではなっております。ただ時期的に1月の末から2月に実施するというふうになっておりますので,現段階ではまだ植林はされていない所がほとんどだと思います。


○41番(川畑征治君)


 提出されたこの35件のうち面積等は把握されていらっしゃいますでしょうか。


○林務水産課長(山下 晃君)


 ちょっと面積等についてはここに資料を持ってきておりません。


○議長(西村新一郎君)


 それも35件は数字を足せばすぐ出ますね。申請書の35件の数字を足しさえすればすぐ面積出ますよね。質問中に後で指示をして答えてください。


○41番(川畑征治君)


 35件,件数としては非常に多い状況なんですが,面積等が果たしてどれぐらいあったものかですね。それで造林については2月,3月ということですので,完全にこれが造林される可能性がありますでしょうかね。本当林家の皆さんは再造林をされてない方々が非常に多いんですが,それ等については,まだこれからのことなんでしょうけれども,再造林がなされるかどうか。お伺いします。


○林務水産課長(山下 晃君)


 伐採届を受理する段階でこれにつきましては申請書のとおりちゃんと造林してくださいということで,了解しましたということで今なっておりますので,していただけるものと思っております。


○41番(川畑征治君)


 非常に違法伐採,こうして届け出た伐採等は把握できるんですが,届け出ないで伐採したというような地域も多々あるようでございます。これは姶良東部地区管内なんですが,ちょっと調査いたしましたところ,約66haもの伐採跡地の再造林化がなされてない地域があるということでございます。これはもう数年前の伐採跡地ということですので,この面積はそのまま放置されるんじゃないかと思うところでありますが,姶良東部森林組合管内,国分,霧島,隼人,福山という4地区でございますけれども,隼人地区が35haの造林されない地域があるということ。それと国分地区が7ha,霧島地区は12ha,福山地区12ha,これは大まかな数字なんですけど,こんなに広い地域がですね伐採後数年もう手付かずのまま,言えばもうそのヤブの状態で放置されているという実情でございます。そのあたり等については把握されていらっしゃいますでしょうか。


○林務水産課長(山下 晃君)


 一部住民とか,そういう方々から知らせを受けまして,加治木農林事務所と行った部分については分かっているつもりなんですが,すべてを把握してはおりません。


○41番(川畑征治君)


 この不再造林地,もういろいろなケースがあろうと思います。森林所有者,それから企業の山とか,いろいろあろうと思うんですが,造林可能な地域には是非造林指導を行ってしていただきたいと思うところでございます。放置林への再造林化ということで何らかの手助けをしていただいて再造林をしていただけたらと思うところでございますが,そこで思うんですけれども,先ほどの答弁の中にもありました「針葉樹林重視の考えを改めて,広葉樹林の整備を一層推進して参りたい。」ということでございますけれども,私先日隼人地区の旧町有林,現在市有林になっておりますが,嘉例川のイチイガシの複層林が植林されている所を案内してもらって見て参りました。受光伐ということで上層木のヒノキを伐採されて,その下にイチイガシを造林されている姿を拝見したところでございますけれども,複層林という形で広葉樹林化するということでございました。県の指導も複層林の,林分の複層林化,そして広葉樹林化というのも訴えられているんですけれども,その林分を見て,市有林がああいう模範的な施業をしていらっしゃることに非常にこう感服したところでございます。そのような形で今後,民有林でできないことを,公有林でこうして模範を示していただけたら,皆さんまたそれに対する造林化もなされるんじゃないかと思うところでございますけれども,その隼人のその市有林を今後も年次的に受光伐されて複層林化されていく計画があるかどうか。


○林務水産課長(山下 晃君)


 隼人につきましては今のところ把握しておりませんけれども,市有林につきましては全体的に再造林といいますか,樹下植栽とか,列状の間伐をして,その間伐をした所に広葉樹を植えたりするように計画をしております。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 ただいまのその隼人地区の受光伐による複層林,これについて今後とも年次的に進めていくのかという,実は私が担当の山下課長と一緒に行ければよかったんですが,都合で私だけが現場を見てますので,ちょっと答弁にちょっと誤差が生じますけれども,これまで隼人地区が,旧隼人町が受光伐を進めることで,現在は市有林ですけれども,非常にいい環境づくりを進めてきたことについては,私もその場に行きまして非常に感銘を受けたところであります。やはり森は,山はかくあるべしというふうな考えを深くいたしました。したがいまして,今後ともですね,隼人地区に限らず,霧島市内のその市有林に関しましてはできる限りそういった形のものへ進めていけるように今後とも努力をしていくべきだろうというふうに思っているところであります。また,そういう民有林にはなかなか進まないところを,そのいわゆる市有林,公有林の方でそういった形を進めていくことも非常に有意義なことである。ただ広葉樹の場合にその経済性を言うと,今度はなかなかそういう難しさもありまして,今,針葉樹についてはいわゆる経済的な面で非常に今まで人工林化を進めてきた経緯がありますので,そのことをすべて否定するわけではないんですが,ただ森というものを考えたときにやはり広葉樹のその重要なところも十分に考えていくべきであるという観点からそのようなことも必要であるというふうに思っているところであります。加えまして,先ほど1問目でご答弁申し上げた所もあるんですけれども,いわゆるその公益性を考えますときに,実は一つご説明を漏らしておりましたので,ひとつご案内申し上げたいと思うんですが,先般植樹祭をさしていただきました牧園地区の柳ヶ平,この場所は実は旧牧園町時代から非常に,環境的には非常によろしい所ということで,森林セラピーという観点からここに森林セラピーロードを設置しようということで積極的に働きかけてこられた経緯がございます。今年度国の実験作業も終了いたしまして,私どもとしては多分国の指定を受けられるだろうということで思っておるんですが,やはり森というもののその持つ公益性というものがますます発揮できるような形でですねこのことについても強く進めていきたいというふうにも考えております。


○41番(川畑征治君)


 柳ヶ平,合併一周年記念で造林,植樹祭があったんですが,その件は後で触れようと思っておりましたので,後ほどまた触れてみたいと思いますが,先ほどの市有林の二段林ですが,平成14年度から今15年,16年,17年とイチイガシ,そして17年度はクスが植えられている現状を見たところでございます。受光伐を30%以上されて,その下に植えられたということで,造林する時点ではですね30%上の上層木を切ると非常にこう透いたような感じ受けるんですけど,その後造林されて3,4,5年と経つに従って上層部がまだ枝を張ってくるという状況でございます。私もあそこに行ってちょっと感じたんですが,上層木をもう少し,あと半分ぐらい切ってやってやらないと,イチイガシは幼樹でありますので,木の陰に入っちゃうとなかなか大きく太らないという状況も発生するんじゃないかと思うんですが,早いうちにですよできるだけその上層木を,残ったやつをあと,もうそれこそ50%ぐらい切ってやらなければいけないんじゃないかと思うんですが,そのあたりどう考えておりますか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 確かに50%,そうですね,やはり木の間隔が3m有余はあったと思うんですが,部分的にはそれを切ってしまう,2mそこそこの部分もあったのかなと。恐らくは除伐,間伐の際にやはりその時の木の大きさでついそのやはり経済性を考えて大きい方を先に切ってしまったというか,小さいのを残してしまった。そこの間隔が非常に短くなってしまったというような所もあったのかなあというふうに私自身は受け取りました。受光伐ですので,やはり光が入らないと意味がないというふうに思っておりますので,今先ほどおっしゃったみたいに,平成14年度から行ってきたもの,今長くて5年経つわけですけれども,5年目に入っているわけですが,状況を見ながらその都度,要するに光の必要な場所には適宜除間伐を行っていきたいというふうに考えております。


○41番(川畑征治君)


 模範林となるような造林がなされているということでですね,この下層木が潰れないように是非管理をしていただいて,ひいては展示林みたいなふうに持っていただきたいなあと,市民の皆さんもそこに行って森林浴とかしていただけばいいなあと感じているところでございます。そこで造林して下刈り,5年間は下刈り補助金等あるわけですね。その後はもうなくなるということで補助金はなくなるが,その後の手入れ,そして,また,下層木,広葉樹を植栽されておりますが,針葉樹に枝打ち補助とか,除伐補助というような補助金制度があるんですけども,これ等が適用できるものかどうか伺います。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 今,議員おっしゃったみたいに,一応5年というのがこれまでのというか,いわゆる補助事業の対象になる,ならないの線であったというふうに私も認識しておりますが,現実,恐らくそこで止めてしまったらどうしようもなくなってしまうというのも予測されますので,私どもといたしましては可能な限りやはり管理をしていく上でそういった作業を進めなければならないというふうに思っています。今,私の知識の中では5年という所に線がいつも引かれているので,6年目からじゃあどうするんだというのがいつも頭の中にあるわけですけれども,様々な手法を凝らして最終的には単独ででもそういったものを行っていかなければならないのではないかというふうにも考えております。


○41番(川畑征治君)


 いろんな施業を施しながらこの後も造林をされるということですので,模範林,展示林となるような方向付けでやっていただきたいと思っているところでございます。次に,先ほどの部長の方からもちょっとありました合併一周年記念事業で,10月28日でしたね,全日空との共催で「私の青空 鹿児島空港 霧島の森」ということで牧園の柳ヶ平で植樹祭が行われたところでございます。素晴らしい景色の下に多数の皆さんが参加しての植樹祭であったんですが,その当日の参加者の人数ですか,それ等についてはどのような状況でありましたでしょうか。


○林務水産課長(山下 晃君)


 すべてを合わせて491人でした。


○41番(川畑征治君)


 最初の趣旨が,林業関係者だけではなくて,教育関係者,漁業関係者等も交えて造林をするということで,市民全体で緑豊かな森づくりに取り組むことによって環境保全等について,山,川,海を総括的にとらえる視点を持ってもらうということで,その趣旨の下に植樹祭が行われたところでございます。このようなことをですねたびたびやっていただいて今後も,この地域皆さん方の認識を深めていただけたと思うんですが,この中に漁業関係者等々あったんですけれども,そのあたり等の人数は把握されてませんでしょうか。


○林務水産課長(山下 晃君)


 漁業関係者につきましては,海の方の漁協と川の漁協合わせて24名の方が出席されていらっしゃいます。


○41番(川畑征治君)


 あそこにああいう形で造林されたところなんですけれども,鹿がいるということで鹿の防護柵等設けられて非常に植林準備するのに大変な苦労があったと思うんですけれども,その防護柵の中に造林が,植林がなされたという状況だったんですが,あの防護柵は,どうですかね,いつ頃まで設置されるものか。永久的に設置されなければならないものかお伺いします。


○林務水産課長(山下 晃君)


 防護柵につきましては今のところ大丈夫なんですが,丸太を使っている関係上,腐ることが予想されます。それが腐る時点でまたもう1回検討して,それで鹿とか,そういう風の災害,強い風に持ち得るまで成長しているのかどうかを見極めながら考え,検討して参りたいと思います。


○41番(川畑征治君)


 造林されていろんな種類ののが,灌木から喬木まで植林されたところでございますけれども,今後の管理はどのようなふうにされていくものか。管理するということに対してもやはり予算が必要だろうと思うんですが,予算計上等考えていらっしゃるかどうか。


○林務水産課長(山下 晃君)


 今回の植樹祭につきましてはできるだけ手作りでしようということで,柵にしましても自分たちで設置した経緯があります。同じ林務関係,林業に携わる者としましてできるだけ自分たちで管理につきましても,7箇所を管理をこれからもしようというふうな話になっておりまして,総合支所も含めた林務関係で当分は草刈りとか,そういうのを考えていきたいと思っております。


○41番(川畑征治君)


 せっかく植えられた地域ですので,職員の方々でしていただくと,非常にこうありがたいことなんですが,これあたり等もうちょっと考えてですね何か方法はないものかという考えるところなんですけれども,近年森林ボランティア活動というのがあるようでございますが,それ等について本地域にどれぐらいの組織があるものか。先日10,9月ですかね,9月末,嘉例川地区で森林ボランティア活動ということで,これは県の事業で行われたところでございますけれども,9月24日に森林ボランティア活動が行われたようでございます。当日参加者,県内からそれこそ12のボランティア団体,170名ぐらいの森林ボランティア団体が参加されまして枝打ちとか,除伐,間伐等各班に分かれて作業をしたということでございます。全然林業に関係のない方々がですね,こうしたボランティア活動されていらっしゃる方々が近年増えているようでございます。地域内においてそのようなボランティア組織があるものかどうか。どんな状況でしょう。


○林務水産課長(山下 晃君)


 正式に森林ボランティアとして県の方に登録されている団体としては当霧島管内では1件だけあります。そして個人的に申し込まれていらっしゃる方が26名いらっしゃいます。


○41番(川畑征治君)


 近年街部の方々がですね森林浴とか,森へ入る楽しみを求めてこうしたボランティア活動の方々もいらっしゃるようでございます。できたらですねこの柳ヶ平の維持管理等をこういうボランティアの皆さん方にお願いして,職員も行ってしていただくのはありがたいんですが,その方々は指導という形で行っていただいて,こういうボランティア団体に声かけられて管理等お願いできたらいいんじゃないかと思うんですが,そのあたりの取り組み等は考えていらっしゃいませんでしょうか。


○林務水産課長(山下 晃君)


 先ほど管理については職員ですると言いましたけれども,もちろんこれらのボランティアの方々との交流の中でのまたそういう話にもなるかも知れませんし,県の方に正式に登録されていらっしゃらない団体も3〜4団体あるようですので,それらの方々ともいろいろ話をしたいと思っております。それとこの前の植樹祭につきましては全日空と共催でしたので,全日空の方とも今後とも何らかの交流,下刈りとか,そういうのができないかということで今協議をしているところでもあります。


○議長(西村新一郎君)


 ちょっと整理の意味で職員で管理をしていくということでしたけども,勤務中で管理をされていくのか。ボランティアで管理をされていくのか。ここは大事な所なんですが,ちょっと整理して答弁をしてください,ここがちょっと曖昧不明な答弁ですので。


○林務水産課長(山下 晃君)


 勤務時間中になりますとなかなかたくさんの人数その現場に行くというのは困難であると思いますので,土・日を利用したいということで今考えております。


○41番(川畑征治君)


 職員の方々が率先してされるのはありがたいんですけれども,やはりこうした森林ボランティア団体とか,地域の皆さん方に是非行っていただいて,仕事をするんじゃなくて,その山に入って楽しむというのを基本に置いてしていただけたらいいなと思うところでございます。先ほどみどりの少年団活動ということで市内に五つの小学校でみどりの少年団が結成されているということなんですが,かつては,五つというと各町に一つずつと言っても,国分,隼人,どんな状況であるか。かつて宮内少年団などは非常に活発なみどりの少年団活動して模範的な少年団だったんですが,それ等は把握していらっしゃるか。それと五つの小学校ということなんですが,地区的にどのような状況のみどりの少年団であるかお伺いいたします。


○教育長(古川次男君)


 みどりの少年団についてのご質問ですが,学校名を申し上げますと,竹子小学校,牧園の三体小学校,横川の安良小学校,霧島小学校,それから福山中学校,現在登録して活発に活動しているのはこの今申し上げた学校でございます。


○41番(川畑征治君)


 五つの団体ということで紹介いただいたんですが,この中には非常にこの歴史の古い活発な活動をしてらっしゃる少年団もあるようでございます。でき得るならですね,七つの自治体があるわけですので,各地域に一つぐらいずつはつくっていただいてですね,国分,隼人も是非つくっていただいてまた活動していただけたらと思うところでございます。子供たちへのみどりの少年団,緑への教育活動が非常にこの役に立つんじゃないかと思うんですが,そのほか学校教育の中でゆとりの教育という時間帯もあるようなんですが,この森に,緑に親しむ教育への取り組み等は考えられてないものか。農業体験とか,いろんな和牛に対する和牛少年団とか,いろいろあるんですが,このみどりの少年団活動じゃなくして,子供たちの緑の教育への取り組み等ないものかどうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 今紹介をしていただいたほかにも各教科で関連した内容については取り扱っているところです。特に理科の学習,それから低学年の生活科の学習,それから総合的な学習の時間,そして心情を養うという意味では道徳の時間,こういった教科等で取り扱っております。


○41番(川畑征治君)


 是非この幼い少年団等に,子供たちに緑の大切さ,そして森林の重要性を小さいうちから教えていただくと森林の公益的機能等分かっていただけるんじゃないかと思うところでございます。申しましたとおり,非常に,昔は木材価格が非常に高いでした。林家が自ら山の手入れをしたんですが,本当に,先ほどから申しますように,もう林家は山を育てることを放棄いたしております。非常に悪いことなんですが,実際採算が合わないですので,活動できないということでございます。このようにただいま申し上げましたボランティア活動,団体等を通じて緑の必要性を是非訴えていただきたいと思います。それでは最後になりますが,2番目,ねんりんピックということでお伺いいたします。2008年ですかね,本市でも三つの種目を導入されているようでございます。ゲートボール,ゴルフ,そしてソフトバレーボールということで非常に多数の方が本市にも訪れられるということなんですけれども,来年19年度に実行委員会を立ち上げられてされるということなんですが,大体このゲートボール,ゴルフ,ソフトバレーボール,三つの種目を行うということで非常に霧島市内大変だろうと思います。1種目をこなすにしても大変な事業でございます。どれぐらいの員数を対応にされる覚悟でおられますでしょうか。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 本大会,20年の大会で見ますと,ゲートボール大会におきましては,選手が約1,200名を予定をしておりまして,大会役員,ボランティア等,観客を含めまして総勢が2,600名ぐらいを予定をしております。ソフトバレーボール大会につきましては,選手が約500名ぐらいを予定いたしまして,大会役員,ボランティア,観客を含めて1,350名を予定しております。また,ゴルフ大会につきましては,選手が180名前後でございますが,そのほか観客等を含めまして660名を予定しております。合計で4,600名ぐらいになるんではなかろうかというふうに思っております。


○41番(川畑征治君)


 実行委員会を立ち上げてこれから話し合われることになっていると思います。非常に多数の方々が日本全国からいらっしゃるということでございますけれども,私たちもですね2003年,昨年一般質問でも申し上げたと思うんですが,徳島大会に参加して参りました。わずか7千名ぐらいの人口の町でしたけれども,もうそれこそ,貞光町という吉野川流域の地域でございましたが,町民挙げて総ぐるみの歓迎を受けたところでございます。前日の前夜祭,そして当日の対応と非常な歓迎を受けてですね,それこそ小学生から中学生,大人,高齢者まで地域の皆さんが総ぐるみの歓迎をしていただいて,すごい感動を受けて帰ってきたところでございますけれども,この三つの種目をするということは非常に大変なことだろうと思います。予算等も非常に多額を要すると思うんですが,どうでしょう。大体半額はその自治体で持たなければならないということですので,どれぐらいの予算を考えていらっしゃいますか。


○高齢・障害福祉課長(西 剛君)


 本大会の20年度につきましてはまだちょっと未定ではございますけれども,来年度19年度につきましては,まだ予算要求の段階でございますが,議員がおっしゃるように,原則2分の1が補助ということで,ただ各種協力団体につきましては100%の補助がございます。ある程度試算をしてみますと700万前後になるんではなかろうかというふうに試算をしているところでございます。


○41番(川畑征治君)


 この700万というのは19年度のことですね。本大会やることによって20年度非常に多額になろうと思います。是非頑張っていただいて素晴らしい大会ができるように,そして市長も申されましたとおり,霧島地域非常に素晴らしい宿泊施設もありますので,歓迎していただいて大会が成功裡に終わるようにお願いしたいと思います。全国からこういう大会に参加されるということは非常に本霧島市観光の面からもPRになろうと思いますが,そのあたり等もう1回市長に答弁を求めて終わります。


○市長(前田終止君)


 私どもの霧島市は合併をして間もないわけでございまして,来年度のこのリハーサル大会,これに合計参加予定人員は2,350名というふうに伺っております。そして次の本大会が,先ほどありましたが,4,600名と,こういう秋の季節ではございますけれども,私ども新市として初めて大きなグループ・団体をお受けするということになります。その前にはNHKの大河ドラマの,先ほど申し上げましたとおり,ロケが始まりまして,大河ドラマ効果というのが風が吹き始めるかなと。これは指宿,鹿児島市も当然これはもう一番の舞台になりましょうけれども,準主役的に小松帯刀が出てきますし,そして坂本龍馬とお龍,これもスポットを大きく浴びるということもNHKの方から聞いておりますし,そうすると我々の霧島温泉エリア,こういうものもそれなりに効果があるかなと。平成2年のNHK大河ドラマ「翔ぶが如く」の時,私たちの鹿児島県は最も大きな観光客のレコードをつくりました。それ以来それをもう破れることがない年々を今日まで送っております。久々のNHKの大河ドラマ効果,それも大きなものがまたあるかなと。そうしますと平成19年度,平成20年度というこの両年にまたがって観光文化立市霧島市が大きな力を予算の面でも,取り組みの面でも,市民の意識的な面でもバージョンアップしていかなきゃならないと。特に霧島市全体では105箇所の宿泊施設がございまして,そして9,886人,約1万人の一晩に宿泊キャパシティーがあるわけでございますから,今後もですねこのような大きなイベント,行事など引き込めるようなわが市であってほしいなと。そういう努力もまたしていかないといかんなと。何よりも一番怖いのは,先ほど前のねんりんピックに参加したことなどもおっしゃいましたけれども,県内外,全国から多くの方々を迎えて本当にあの霧島市という所は良かったと。もう一度行きたい。そういう思いでおもてなしのホスピタリティーと言いますかね,おもてなしの心,そういうものがしっかりとできるわが市でなけりゃならないなと。そのためのまた様々な手法を今からお互いが関係各位プラス市民全体でそういう空気をつくっていかなきゃならんなと,そういうふうに思っております。


○議長(西村新一郎君)


 以上で川畑征治議員の一般質問を終わりますが,先ほどの面積の問題と,あと広葉樹の除伐,間伐に対する補助ということで,課長の方で,部長の方で答えがきちっりなされていませんでしたよね,広葉樹の除伐,間伐に対して補助が,枝打ち等に対して補助がありますかということに対して。それも併せて答弁をいただきたいと思います。以上で川畑征治議員の一般質問を終わります。次に,32番尾崎東記代議員より2件通告がされております。したがって,尾崎議員の発言を許可いたします。


○32番(尾崎東記代君)


 皆さんこんにちは。お疲れさまでございます。早速質問に入ります。私は,霧島市誕生一周年の諸行事をそれなりに有意義に終え,いよいよ2年目に入り,意義あるこの定例会におきまして通告しております農大跡地の活用への取り組みについてと牧園地区柳ヶ平植樹祭開催地の駐車場設置についての二つの問題について市長に質問します。まず第1の農大跡地の活用への取り組みについて申し上げます。この農大跡地の有効活用の問題は旧牧園町時代からの大きな懸案事項でありまして,旧牧園町長としての霧島市長職務執行者への事務引き継ぎの懸案事項の中の最優先事項として引き継ぎをされたとのことでありました。私は,牧園選挙区選出の議員として常に市民の方々の市政に対する生の声,率直な声に議員各位同様に特に耳を澄まして注目しているつもりでありますが,やはり地域住民の声として「あの農大跡地の貴重な財産をどう生かすのだろうか。」,「市長の考えが一向に見えてこない。」,「理解できない。」という率直で真剣な声を聞かされるのであります。去る3月定例会で私は質問したのでありますが,市長は,霧島市の財産というより,九州の南の霧島中央公園的に位置付けてじっくりと時間をかけて構想したいという趣旨の答弁でありました。市長は一方では,地方自治法第2条第4項の規定により霧島市の基本構想,そして基本計画の策定の作業に入るわけですが,この作業と並行して当然この農大跡地の活用の具体的な構想なり,計画を固めなければならないのではないかと考えるのであります。そこで質問しますが,3月定例会のあの質問に対する答弁を踏まえて9か月経過してこれまでどのような取り組みをされてきたのか。そして現時点で具体的な基本的構想なり,計画を立てておられるのか。まず質問いたします。次に,第2の質問は柳ヶ平植樹祭開催地の駐車場設置についてであります。去る10月28日,全日空の協賛を得て実施された「私の青空 鹿児島空港 霧島の森」植樹祭は,霧島市誕生一周年記念事業の一つとして大成功を収めたと私は喜んでいる一人であります。当日は天候にも恵まれ,参加者全員が植樹し,頂上の景勝の地,俗称・命の洗濯場の絶景も満喫されたのであります。その時参加者の何人かの方々から聞かされ,私自身考えたのがこの駐車場の必要性でありました。植樹された約500名の皆様の中には,各自植え付けられた苗がよく根づいてどう成長しているのかそれぞれ大きな関心と期待を寄せておられることでしょうし,恐らく少なくない方々があの現地に足を運んで確かめてみたいというお気持ちであろうと私は考えます。併せて俗称・命の洗濯場と呼ばれている360度眺望できる景勝の地を訪れる方々の受け入れ態勢づくりにもつながる駐車場の整備が必要であると考えます。当初から舗装した駐車場でなくてもよいかと思います。この駐車場を設置する考えはないか。質問いたします。以上申し上げて,市長の責任ある明確,具体的な答弁を期待して第1回の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 尾崎議員より2点につきまして質問がございました。1点目については私の方から答弁いたします。2点目につきましては農林水産部長に答弁をいたさせます。農大跡地の活用への取り組みについて,3月定例会でも質問をした農大跡地の有効活用対策について,その答弁を踏まえてその後どのように取り組み,具体的な構想を計画を立てているのかという意味のご質疑でございました。この有効利用対策,その内容等3月議会で申し上げたとおりでございますが,その後,今後の進め方についてさらに協議,検討をいたさせております。また,総合計画についても現在,行政評価と連動をした基本計画を策定段階でございまして,政策部署との議論を関係各課長の階層でですね行っているところでございます。したがいまして,農大跡地の有効利用対策につきましては,13万市民の貴重な場所,財産でございますので,市民の皆さん方に将来ともにですね説明責任のつく,費用対効果が上がる活用方法を総合計画策定において主要施策の重点事業の一つとしてとらまえて具体的な検討を今進めているところでございます。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 2点目の牧園地区柳ヶ平植樹祭開催地の駐車場設置についてお答えいたします。全日空と共催しての霧島市合併一周年記念植樹祭につきましては,多くの議員の皆様方をはじめ,約500人の参加をいただき盛大に開催できましたことにつきまして深く感謝しております。柳ヶ平は霧島連山や錦江湾などを一望できる眺望の地で,地域の方々の癒しの地として利用されておりますので,植樹祭に参加された方々にとっては,自分たちが植えた木がどう育つのか興味があるでしょうし,また,素晴らしい景観を眺望するために再び訪れることも予想されます。その方々の駐車場についてでありますが,道路脇に現在20台ほど停められるスペースがありますので,当分の間はそこを利用して参りたいと考えております。今後につきましては駐車場の利用頻度を見ながら検討したいと考えております。


○32番(尾崎東記代君)


 ただいまご答弁をいただきましたけれども,順次再質問をさせていただきます。答弁をいただきましたけれども非常にこう内容的にもこれまでとさして変わっていません。前向きに取り組んでいる姿勢が見えないことに失望を禁じ得ません。答弁の中で「有効活用の必要性はだれよりも強く認識していると。今後13万市民のそういった意見等も聞きながら対応する。」ということでありましたけれども,3月議会では市長はそれこそ必要性をだれよりも強くですね認識をしていると。そしてそれこそ南九州におけるまさに霧島中央公園として合併記念事業として位置付けてみたいというような強い意思も示されたあの意気込みがどこへいってしまったのか疑いたくなります。そこでこれまでの,市長の繰り返しになりますけれども,農大跡地の面積は,30haにも及ぶ広大なものです。この中の建物の跡地の部分が9ha,ここを一面にして芝を張り,多目的グラウンドとして活用する。この住民の意向が最も強かった多目的グラウンドの形成は,市長もご存じのとおり,旧牧園町議会でも農大跡地の有効活用対策特別委員会で最終的に町民のアンケートを取った中でもこのことが一番多かったわけですよね。そしてこの多目的グラウンドの形成を実現することによって計り知れない市民に利益をもたらすこと。そして何よりも大切なことは,寂れがちな地域に活気,元気を与えてくれます。それが現実のものとなるのです。基本計画なり策定するのも大事ですけれども,まずこのことを実施して,そして段階的に活用方策に取り組んでいく手法はとれないものかどうか。まずお伺いいたします。


○企画部長(藤田 満君)


 少しその前に現在の作業状況等について説明さしていただきたいと思います。3月のあの質疑を受けまして,私どもとしても,今,市長が申し上げました取り組みをしているというふうにご答弁申し上げました。具体的には早速5月に入りまして市長,助役,それから牧園総合支所を含めまして,私ども企画部も含め関係の職員集めましてこの議会を受けまして検討を行っているところでございます。まず基本的にはこの農大跡地についての位置付けというものについては,この議会の3月議会の中であったやりとりを再認識,再確認したというふうに思っております。そういう中で,答弁の中でも申し上げましたが,総合計画を策定する中で行う土地活用については協議,検討していくというふうに位置付けております。総合計画の策定につきましても現在その作業を進めております。そしていわゆる基本計画レベル,総合計画という基本計画レベルの中でいわゆる公園的な分野についても今いわゆる課長層の所でその作業を進めております。したがいまして,今後そういう中で協議,検討して,この具体的にはまたどのような方向で活用するかということを含めまして検討しなければならないと思っております。そういう中での一つの公園的な活用というのも当然その視点に入ってくるだろうと思っております。やはり総合計画を策定する中でいわゆる市民のニーズといいますか,そういうものがどのようなものがあるのかということがまず一つ大きなポイントになります。特に生活基盤の中では,道路でありますとか,公園でありますとか,いろんな分野がありますけれども,そういう中で公園というものに対するニーズがどの程度あるのかということ。これは大きさの,規模の問題もあれば,それから地域性もあると,いろんな視点からの部分があろうかと思いますけれども,そういうものをきちんと分析,把握しておく必要がまずあるだろうというふうに思っております。新市の総合計画の中ではそのようなところを進めながら今後進めていきたいというふうに位置付けておりますので,現在の取り組み状況ということについて,補足的な説明になりますけれども,今そのような取り組みをさしていただいているというところでございます。


○32番(尾崎東記代君)


 今,部長の方から取り組み状況等につきまして説明もありましたけれども,3月議会の質問の答弁の中で非常にこう財政が厳しいんだということもありました。そういったことはだれしも認識していることなんです。市長が牧園町長時代に700〜800人集まってコスモスを植えたことがありました。ご存じでしょう。そして残念ながら台風で全く駄目になりまして非常に残念な思いをしましたけれどもですね,建物跡地を一面にして,芝を準備しさえすれば,あの時のように呼びかけをすれば,たくさんの方々が「植えますよ。」ということまで言っておられます。そういったのをやはり利用しながらですね,そしてとにかくあそこを活用する第一歩を踏み出すこと。それが私は大事であろうと思っているんですよ。というのは,今,部長がおっしゃったことはこれまで答弁してこられたことで,私も十分分かっております。それでですねそういったことで呼びかけをすれば,グラウンドゴルフ協会の方々もたくさん集まってやってくださいます。そして,また,農大建物を撤去する時の説明会に私は行っておりましたけれども,建設業者の方々もたくさん参加しておられましたが,一面にして芝を張るということについてはそんなに経費もかからないよと,それはいいことだということもおっしゃったんですよ。ですから,建物をですね,箱物を造るというんじゃないんです。ですから,まず第一段階として行動を起こすことだということを私は強調したいんです。そのことによって農大跡地の活用というもうそれこそ牧園町長時代から長年の課題,そういったものが市長の決断があればですね私はスタートできると思うんですよ。どうですか。そのことについてちょっとお伺いいたしたいと思います。


○市長(前田終止君)


 尾崎議員よりこの件につきましてはお互いに旧自治体時代から,そして,また,合併してからも3月の議会でと論議をして参りまして,今,経緯と現況については申し上げたとおりでございまして,おっしゃっている意味のことはもう私はむしろ尾崎さん以上にですね熱い思いますがありますよ。ただ13万市民の自治体のトップとして,やっぱり多くの大,中,小の決断をしていかなけりゃならない。そしてやっぱり市政全体を見ながら物事に対して賢明なる判断をしていかなきゃならない立場におります。何でもかんでもですね判断を拙速にし過ぎて誤ってしまうというようなことがあってはいけないということを常々自らに言い聞かしているところでございます。議員仰せのとおりですね,この問題については少なくとも合併前の旧牧園町時代においてはもう本当にもう議論は尽くされたというふうに強く認識をいたしております。しかしながら,13万市となって市民全体のやっぱり今度は間違いもなく,この場所が大きな場所,資産価値を放つ場所となってるわけでございまして,観光霧島の一番の国道に近い最大の空間地であると。その周りにはゴルフ場がございますし,あるいは音楽ホールがございますし,県立の自然ふれあいセンターがありますし,温泉地帯があると。景観にも優れていると。本当にもう事実わが市有地でそれこそくくることができるという条件下でございますね。ですからこそ皆さん方の新しい声,そういうものも大事にしつつですね,本当にこの場所をどうした方が未来のためになるのかということを慎重に協議も進めてもらっているところでございます。未来,明日のために現在をつくる努力を今しているつもりなんです。もしその中で,今,議員のご指摘の最後の部分が箱物,財政事情が厳しいことは分かっていると。それはもう当たり前の話です。よう自分でも認識していますよ。ですから,何か箱物を造れという意味ではないと。よって,あの場所全体を緑の芝でも張って,取りあえずはいつでも将来,例えば,大きな大学が,あるいは全国に名立たる学校がこの場所で小中高一貫教育をとか,あるいは,また,霧島中央公園構想,これこそがもう極め付けだということで一定の方針を出した。その時にいかようでも利活用できるような形の言わば芝張り,そういう形で当分の間,お金がないんだから,走ったらどうだと。そして多目的にいろいろと利用できるようにしとったらどうだろうと。そういうご指摘が最後の部分かなと聞いておって思ったんですが,それでよかったですかね。そうですか。はい。それであればですね,さらに私としては十分理解できます。今検討をしているところ,さらに一歩今日は進んで答弁をいたし,その方向を見ながら協議をさらに進めたい。こういう気持ちでおります。


○32番(尾崎東記代君)


 今,市長の方から非常にこう思いを込めて答弁をなさいましたけれども,確かに私と同じような非常にこう強い思いを持っておられる。それは分かるんですよ。それで朝晩にあそこを眺めるわけですよね,周囲の人たちは。そういった中で地域住民の方々は口癖のように農大跡地の活用を口にされる。それは一つには,その今,市長もおっしゃったように,私立の高校とか,そういった所のですねやはりそのここの借用願が出ているよといったような噂ですね,これは全く噂ですけれども,荒地の現状でありますと気が気でない。それが住民の感情です。気が気じゃないんですよ。あんままずうっと放置してあります。それこそ拙速に過ぎてはならない。じっくり腰を据えて,もう素晴らしいその活用をするんだという市長のおっしゃることは私なんかもよく分かるんですよね。ところが,周囲の方々は何ごていつまでこうして放置してあるのかよ。そうであれば早くさっき言ったような活用はできないのかということなんですよ。そういう住民感情をですね,やはりそれに応えるためには早い時期での取り組み,私はそれだと思うんですよ。そのことを住民にも見てもらえばですね,ああ,有効活用に向けて取り組んでいるんだなあということを確認をしていただけると思うんですよ。ですから,長期的な計画を立てて取り組むことも非常に大事です。しかしながら,第一段階としてですねスタートを切る。それが私はその地域住民のそういった思いに応えることであると,そのように考えるわけです。少しこう認識のずれがありますけれども,やはりこういった地域の住民の方々の感情があるんだよということを市長にも分かっていただきたい。こう思うわけです。どうでしょうか。


○市長(前田終止君)


 それぞれの1市6町,旧七つの自治体ごとにまさに今のような視点での課題,そういうものが多くの形で市民の皆さん方は期待,夢があります。私は公平公正を胸にしながらそれこそ市政運営を努めておるつもりでございます。そして,また,議員ご指摘のこの場所に対するですね毎日そこでお暮らしの方々が,この場所が返ってきてちょうど1年3か月だと。そして,また,合併をして1年がちょうど過ぎたと。さあどうしてくれるんだろうと高い関心をお持ちであることはよう分かります。しかしながら,値打ちのする場所であればこそ,やっぱりここは拙速に過ぎるですね判断になってはやはりまずいと,慎重な上にも慎重な判断もしなきゃならない事項もございますし,そしてこの地域の今まで順を追いながら合併後議論を重ねてきたことなど議員のおっしゃっているようなご指摘の点を含めてさらに一歩進める議論ができるように最大のまた努力をしたいというふうに思います。先日,日比谷公園にですね,日比谷公会堂で全国大会が,道路財源の問題でございまして行く機会がございました。やっぱり東京日比谷公園あるいは明治神宮の森,あるいは計画的に100年先,1世紀先を見ながら大都市の中に緑をということで造られた公園ですよね。まさに札幌の大通り公園,ああいうものと同様のレベルであの100年の公園が出来上がっているのを目の当たりにして,議員ご指摘の自分たちのこのエリアにおけるこれをやがて半世紀,1世紀以上を睨みながら,北の札幌の大通り公園,あるいは日本の心臓部のああいう日比谷公園とか,神宮の森,そして九州は霧島の霧島中央公園,そういうようなこのスケールでですねやっても耐え得る場所だなというようなことをさらに私としては実感もしたような気持ちもございました。


○32番(尾崎東記代君)


 今,市長の方から一歩前進して考えていきたいということでありますので,この点につきましては終わりたいと思います。あと柳ヶ平の駐車場についてお伺いいたします。約500人参加をいたしまして,同僚議員もたくさんの方々が参加されて植樹をされました。そしてあの開会式の会場から大型バスでですよ,10台でしたかね,そして送迎をしたと。やはり今後,部長も言われたように,新聞等でも取り上げられましたけれども,森林セラピーの今後認定を受ける可能性もあるわけですよね。そういったこと,そして,また,命の洗濯場ですね,命の洗濯場等もですね,命の洗濯場という場所はどこだろうかと,何かそう話題を持てるような所だし,それこそ川畑議員からもありましたけれども,あそこに私も2〜3日前行ってみましたけれども,シカがいるんですよね。シカがおりました。そして,また,地域の人たちも7〜8人ちょうどあの頂上で楽しんでおられました。その人たちの話を聞けば,「ここに来ればもう眺望が素晴らしいと,毎日来ているんだよ。」ということもおっしゃっておられました。そういったことで,一応今10台ぐらいは置けますよね。以前クロスカントリーに使っとった道路があるんですよね,ずうっと周りに。あそこを少し広げて駐車場は私は可能だと思うんですよ。大型車も可能だと。そういう状況を見てみられたかですね。まずお聞かせください。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 今,議員がご指摘の場所承知いたしております。先ほど20台ほどと申し上げました。取りあえずは現状すぐお使いいただける所ともう少し整地をして台数が増やせるなあというふうに考えているところです。大型バス等の進入,乗り入れができるようなというところまではまだ,今の時点では私もまだそこまでは思いが及んでおりません。私も何度かもうこの場所に行っておりまして,日曜日の午前あたりは老夫婦が車で来られてて犬などの散歩の場所としても利用されているというのも見掛けております。とても皆さん方,来られた方々は非常にいい顔をなさってお帰りになっていらっしゃるというのも,そういう意味では見させていただいております。ですので,先ほどそういったご答弁をさしていただきましたが,先ほど川畑議員の中にもありましたとおり,植樹してまだ間もない。とにかく今,私たちはあそこに設けました七つの山,七つの森をですねとにかく育て上げたいと,その気持ちがいっぱいです。今の時点ではまだその木々を楽しむまでには至っておりません。もうしばらくお時間をいただきたいという考えもございます。きちんと育て上げました暁と言っていいでしょうか,には必ずや,先ほど答弁の中にも加えさしていただきましたその森林セラピーとも兼ね合わせまして,本当にその霧島市民若しくは霧島市以外の方々の癒しの場として,景観も含めて本当に皆さんが楽しみにお越しいただけるそういう場所にしたいものだというふうに思っております。取りあえず今のところそういったもう既にご承知の方々が散歩コースなり,ある種の癒しの場としてもう既にご理解いただいて足をお運びになるそのケースも存じておりますし,その方々程度であれば,先ほども言いましたように,20台程度の取りあえずはそういった駐車場スペースを設けておけば何とか間に合うのかな。ただこれから先,それが口コミでどんどん広がっていくとどうなるのかなというのもありましたので,今後その利用の頻度を見ながらさらに検討さしていただきたいというようなご答弁をさしていただきました。


○32番(尾崎東記代君)


 今ご答弁をいただきましたけれどもですね,今20台ぐらいは駐車できます,確かにかねてはいいですよ。そして正月ですねあそこに初日の出を見に来られる方が多いんですよ。その時の車をどこにやったらいいかとたくさんの方々が迷うておられます。それと菜の花を植栽します。あれがきれいに咲く頃はものすごいんですよ,お客さんが。ですからですね,かねてはその20台ぐらいでいいんだよということですけれども,あと一つその命の洗濯場をやはり生かさなけりゃならないんじゃないか,観光地ですからですね。そしてあそこに看板も立てたりして今後集客を図ると,そういったことのやはり受け入れ態勢,そういったことで,やはり,私が言うのは,多額の経費をかけてきれいに整備をしなさいよというのじゃないんです。確保をしなさい。もう砂利でもいいじゃないですか。少し広げてこういうときのために対応するというそういうことを言っているんです。ですから,やはりこれは必要なことだと,私はそのように考えるわけです。かねてはいいですよ。その受け入れ態勢についてどう考えられますか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 初日の出というのを,すいません,私も初耳でして,確かにそういう場所としてもご利用いただいてるということであれば,確かにそれはその時期的には一時的であろうとたくさんの台数を必要とするのかなというふうにも,それは察しがつきます。私は今までの中でそういったその特別に何か起こり得るという事態を想定しておりませんでしたので,そのことにつきましては,先ほど申されましたその森林セラピーロード場というか,昔その何ですか,そのロード自転車のその周囲をこう道路が回っておりますね。あれの入口あたりとか,まだまだその場所的には確保できる所もあるというふうには認識しておりますので,その辺のもう活用等についても考えていきたいというふうに思います。


○32番(尾崎東記代君)


 市長にですね今のことについてお伺いしたいと思うんですけれども,大分県に10月30日に開通した日本一の久住夢の吊り橋,これは連日その1万3千人というペースで観光客が訪れ,押し寄せているということなんですよね。ですから,市長も私は自慢にしておられると思うんですよ,あの命の洗濯場。この間の植樹祭の時も私はもう市長が自慢にしていらっしゃるそういう姿を目にしました。それでお伺いするんですけれども,命の洗濯場,そういった話題性の高いあの場所を今後宣伝をして,そして今回の植樹祭を機会にして多くの方々に味わっていただきましたのでですね,絶好の機会でありますので,集客を図るためのそういう場所に是非構築していただきたいと。そしてそのためにはやはりその受け入れ態勢ですね,駐車場,そういったものをやはりこれは必要だというふうに考えるわけですけれども,最後に市長の考えをお伺いして私の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 柳ヶ平の一周年記念にみんなで力を合わして,約500名でございましたけれども,植樹をした場所,それをさらに今後,持ち味を生かしていく意味で駐車場をどうしても拡大していく必要があると。確かにそのとおりだと理解ができます。特に命の洗濯場という言葉が出ましたけれども,そのことをよくお分かりにならない人のために申し上げますけれども,牧園町の人たちはあの柳ヶ平の丘の上に立ってですねもうつくづくと360度霧島連山を見,そして,また,錦江湾の方を見て,開聞岳,そして箱庭のごとく錦江湾に浮かぶ桜島,国分・隼人平野,そして,また,一方には連山と,湧水町側を見ますと三体方面に雄大なこのお茶畑,牧園町の場合,国道沿いにお茶畑1行見えないもんですから,まさかこの地が日本最高の,お茶の天皇賞とか,農水大臣賞,産地賞をもらったお茶の産地であると,そういう場所とはもうなかなかこう思えない。でも,あの場所の上に立つと素晴らしい景観でお茶畑から霧島連山,そして私どもの霧島市内エリアが最も親しく簡単にこう見れる360度のパノラマであって,ある人は「命の洗濯になったなあ。」と,こう言って帰って行く場所だから命の洗濯場と言われているわけですね。そこを今度は,恐らく間違いなく私の勘では今までの努力が功をなして来春には森林セラピー基地,森林セラピーロード,これが鹿児島県唯一位置付けられていよいよ,今までの歴史もありますけれども,また,新しいその歴史を重ねていきますよと。森林の持つ多様性,そういうものをあのエリアでも,あるいは,また,霧島温泉の全体として持つ森の魅力,森林浴ですね,それに温泉浴を組み合わせていく場所になりますよと。そしてその前には関平鉱泉がございます。特産品売場があります。そのエリアだけでも年間約7億円ぐらいを前後の売り上げがここで特産品と関平鉱泉とともに生産されている場所でございます。議員ご指摘のそのような場所でございますから,未来を見てその駐車場エリアの確保,ただし,これをいきなり全体として本格的な仕上げをするような予算というのはなかなか厳しいかなと,こう見てますけれども,エリアの確保については,議員ご指摘のことと私ども執行部は十分に認識をしているつもりでございますから,部長が申し上げましたとおり,今の場所をしっかりと確保はしつつ,また,利用そのものもしっかりと見極めながら,また,あの辺の地形,どういう形でどうしたら未来に耐え得る駐車場確保と様々なまたこの公園化,森林植栽,そういうものと併せてどうできるか慎重に考えながらそのエリア確保,これについては一歩も,二歩も踏み込んでみたいと,こういうふうに思っております。


○議長(西村新一郎君)


 以上で尾崎議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩をいたします。再開は1時10分といたします。


               「休憩  午後 零時06分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時10分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。ここで村田学校教育課長より発言の申し出がありますので,許可いたします。


○学校教育課長(村田研史君)


 午前中の植山議員のご質問に対して補足してお答えをしたいと思います。本年度教育委員会が学校給食費関係で計上しておりますのは,人件費,扶助費,管理費,事務局費,こういったことを合わせまして5億1,683万8千円でございます。これを児童・生徒数,それから給食日数で割りますと大体一人当たりの経費が220円という計算でございます。以上です。それから,午前中のお答えした中で「給食費の徴収率は小学校と中学校」というふうに申し上げましたが,幼稚園も含めました17年度分でございますので,よろしくお願いいたします。


○議長(西村新一郎君)


 続きまして東農林水産部長より申し出があります。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 午前中の川畑議員からのご質問の中で2点ほど答弁を残しておりましたので,それについてご報告いたします。1点目は伐採届出件数35件のその面積はいかほどかということですが,届出のありました35件の総面積が167.6haとなっております。それから,もう1点,受光伐のその自家植栽,いわゆる再造林した広葉樹についてもその補助がきくのかどうかという内容だったと思いますが,これにつきましてもスギ,ヒノキ同様に補助対象になるということでございました。


○議長(西村新一郎君)


 以上で発言の申し出は終わります。次に,34番浦野義仁議員より2件通告がされております。したがって,浦野議員の発言を許可いたします。


○34番(浦野義仁君)


 私は通告のとおり質問いたしますけど,その前に市長1年間本当ご苦労さんです。今後もいろいろ続きますけど,よろしくお願いします。それでは,質問に入らしていただきます。日本列島改造論から国政の迷走が始まり,借金の上にバラ色の夢を見て砂上の楼閣を築き,国中が倒産寸前に追い込まれました。その結果,生産手段として平成の大合併が進められ,わが霧島市も産みの苦しみを経て誕生いたしました。市長は今まで経験したことのない初代霧島市長として1年が経過いたしました。前田市政1年の総括としましたが,1年の総括は私も共に厳しいものとなりました。この1年,合併協議会における審議の甘さが歳入歳出のアンバランスを生じ,結果,財政を硬直させ,市民に負担を強いることになったのであります。バラ色の合併を信じて合併に賛同された多くの市民に対し心よりすまないと思っております。今回の条例改正は即市民の負担増になるものがあります。財政の健全化のためにはやむを得ない条例改正であっても,身を切られる思いがするのは私だけではないと思います。市長は所信表明で行政評価制度の導入を表明され,また,施政方針でその実施を強くアピールされました。行政評価の成果はまだ先のことですが,少なくとも行政に携わる者は,計画,実施,検証,改善のマネジメントサイクルの不断の努力が欠かせません。その日々の努力によってのみ行政評価制度は実を結ぶことになると思っております。以上のことを前置きとして順次質問に入ります。質問の1,前田市政1年の総括についてでございます。要旨1,通告のとおりでございますが,小規模自治会において市のやり方に不満が募っております。実態の把握と対応の改善が必要であると思います。市長の考えを聞かしてください。活性化補助金は補助金のために活動を組み立てているのが実情であります。補助金は受け取れば受けるほど持ち出しが多くなり,政府補助と同じで自治活動が忙しくなり,その上持ち出しのおかげで出費がかさむばかりであります。補助裏の金を出すぐらいなら補助金絡みの活動はしない方がよいということであります。しかも書類の再提出,訂正の積み重ねでございます。自治会の自主性を損なうような補助金の在り方は是非とも見直していただきたいというのが自治会の希望でございます。いかがでございましょうか。2番目に人事の異動は地域に密着した人材の配置を優先すべきであり,地域住民が何でも相談できる顔の見えた地域の人材を配置すべきでございます。特に年寄りは顔見知りでなければ本心を出さないものであります。その辺の配慮は最小限行われる必要があると思いますが,どのような考えで異動が行われているか。昨日の同僚議員の人事異動の基本的考え方に関して質問がありましたが,もう一遍言います。また,暴力団まがいの言動で恫喝する職員がおるわけでございます。市長は分限退職の制度をご存じと思いますが,そのような職員及び仕事にならない職員に対しては分限退職制度を適用すべきであると思います。真面目に職責を全うしている大方の職員に対しても市長は英断すべきだと思うが,いかがお考えでしょうか。要旨の3でございますが,市長の出会・出張が多過ぎるとの噂があります。必ずしも市長ご自身が自ら出向かなければならない事件なのか。市長は折に触れ行政改革を言われ,市長が目指す行革は市長と協働して達成されなければならないと思っております。市長自らが無駄を廃し,模範となることが行革のまず第一歩であると思いますが,いかがでございましょうか。次に,2件目の行革大綱についてでございます。一目見て実によくまとめられたそつのない優等生の答案と思いました。しかし,気掛かりなのが何箇所かございまして,大綱策定までの経緯がまず一つであります。職員の意見募集について10月17日から10月31日まで応募者数5名,これには本当に驚きました。本当の数字なのかと疑いました。1,400名のうちの5名,数字だけで見れば行革は一人一人に理解されていないのではと危惧したのであります。原因はどこにあると思うか。お聞かせください。次に,推進体制は,本部長は助役となっていますが,なぜ助役になったのか。本来行革は一番熱心なはずの市長が本部長であるはずであります。次に,肝心な二つの聖域がつくられております。その聖域は是非とも載せてほしかったんですが,この行革大綱の中には出ておりません。立派な画竜であっても,点睛がなければ,その竜は死んでいるのと同じでございます。市長はどの辺が聖域として残っているかご理解していただけるでしょうか。その点についてお聞かせください。以上で第1回目の私の壇上での質問を終わります。次は下で行いますので,よろしくお願いします。


○市長(前田終止君)


 浦野議員から2点につきましてご質問がございました。1点目については私の方から答弁いたします。2点目については行政改革推進監に答弁をいたさせます。1年の総括についてお尋ねでございます。そのうちの第1点目,小規模自治会において市のやり方に不満が募っていると。実態の把握と対応の改善が必要であると。市長の考えを問うということでございます。議員ご承知のとおり,本制度は合併協議会において調整されたものであって,自治会が行う地区活性化につながる事業に対して補助金を交付するものでございます。本年4月から開始された制度でございますけれども,自治会長方は,特に提出書類が多く,申請手続き等が面倒であるといった不満を,ご指摘のように,お持ちのようでございます。このことはほとんどの自治会長が1年交代でありますために申請手続きなど不慣れであるためと思われる点もございますけれども,職員もその点は十分に理解をし,手続きの際には自治会長さん方に極力負担をかけないように対応しているところではございます。それにもかかわらず,自治会長さん方は少額補助の割には申請手続きが面倒といった意識の強い方がいらっしゃるようでございますが,少額の補助金であっても補助金交付規則等に基づき事務を行う以上ですね必要な手続きはやむを得ないことを説明させていただき,ご理解いただくことが重要であると考えております。ただ申請手続きが面倒という不満を少しでも解消をするために今後補助金交付申請事務の流れを精査をし,関係規則と照らしながら可能な点については簡素化して参りたいと存じます。2点目のお尋ねです。本庁内及び本庁と支所の関係の中で人権軽視の発言があると聞くと。あってはならないことであります。市長は問題を把握しているかという点についてでございます。市政の総括についての2問目でございましたけれども,質問にありました件については早速総合支所に事実の確認をいたしましたが,把握をいたしておりませんでした。しかしながら,議員ご指摘のような点があってはならないことと考えております。今後ご指摘のあったような件が発生しないよう全職員に対し庁内の連絡網で厳重に注意を促したところでございます。さらに今後研修などを通じて人権に関する意識の高揚を図って参りたいと考えております。3番目,市長の出張・出会,この多さが問題になることがあると。無駄な出張,無駄な出会は行政改革に反するものであると。市長の考えを問うということでございます。私のこの就任をいたしましてからの1年間でございますけれども,初めにこの出張の件でございますが,市長に就任いたしましてからちょうど1年間で県外等への出張回数は32回で,月平均2.7回であります。ただ10月に6回,11月に7回とこの2か月で13回出張をしておりまして出張が多いと感じているのではないかと思います。10月は,九州市長会,海津市との姉妹都市交流,全国空港フォーラム等定期的な行事が集中をいたし,11月は国への要望活動が集中したことに伴うものでございます。霧島市は旧1市6町が合併をして誕生をしており,旧市町が加入をされておった協議会などそのまま引き継いでおりますことから全国及び九州地区に関する30を超える市町村協議会等に加入をいたしておるわけでございます。1年目であり,それぞれの協議会などがどのような活動をしているのかを把握する必要がありましたことから出席可能なものについてはできるだけ万難を排して参加をさせていただきました。出張を計画するに当たっては,1回の出張を最大限に有効に活用するために日程を調整しながら,複数の協議会に掛け持ちしながら出席をしたり,空いた時間を利用して国や県選出の国会議員への要望活動,情報収集に走り回るなど最小の経費で最大限の効果を上げるように努めているところでございます。なお,出席したことにより主催者となる団体の,例えば,その協議会という団体自身の予算で全国生涯学習市町村協議会のシンポジウムを本年度,これは2月21〜22になりますけどね,これを誘致,私どもの方から金出さないということですね。負担は全国協議会で持ちますよということですね。また,全国民間空港関係市町村協議会の全国空港フォーラムを来年度,これは秋口であります。本市で開催することを提案し,決定をいただくなど霧島市を大いにそういうものに出会をしながらアピールし,そして全国の様々な立場の方々を誘致すると,そういうことによって本市の存在をアピールする。交流人口の拡大,また,ひいてはですね観光客の誘致に努めてきたところでございます。このほかにも国立公園所在の自治体協議会,これも再来年ですかね,もうこちらの方にみんな出てきてくれということが段取りがしてあるわけでございます。また,首都圏霧島市ふるさと会の設立に当たっても上京のたびに関係者と協議を重ねてきた結果であって,今後も出張の機会を最大限に生かしながら,国への要望でございますとか,相談,ふるさと会の立ち上げなど様々な問題解決に取り組んで参りたいと考えております。なお,随行につきましては,出張の目的,内容,例えば,市長を対象としたセミナーの参加の場合,秘書課と調整をして緊急時の対応を打ち合わせた上で単独で上京するなど可能な限りもう経費節減に努める場合もございます。基本的には,出張中といえども,本市での緊急事態発生を想定をし,いつでも関係者と連絡をとったり,日程調整,スケジュール変更などこれに対応できる体制を常に整えておく必要があることから,私の出張に関しては秘書課職員を随行させることと基本的にはいたしているところでございます。可能な限り,でも,私はもう単独でも慣れてますから,バンバンフットワーク良く動くわけで,これを1年,2年,3年,4年繰り返しますとかなり節減に効果的になると確信をいたしております。次に,出会についてでございますが,私は,市民総親和の下,市政は市民のためにを基本に市民が主役の公正,公平で偏りのない市政を進めるため,常に市民の皆様の声に耳を傾けますとともに,現場主義を掲げ,常に現場で皆さんの生の声を聞く努力をし,そしてそのことを市政に反映させるように努めているところでございます。そのため,41回を数えた市長と語イもんそ会の開催,25回開催の市長とランチで語イもんそ会,十数回を数える各種団体等の意見交換会など時間の許す限りどこへでも出向いて私の考えなどをお話さしていただき,また,市民の皆さんのご意見を伺いながら,情報をお互いに共有し,市民の皆さんと一緒になってまちづくりを進めて参る努力をしているところでございます。なお,開かれた活力ある公平で公正な市政をやりますよという基本に立ち,そういう意味ではもう可能な限り365日の日程を,個人保護情報とか除いてでございますが,すべて公開をさせてもらって,今13万市民のトップがどこにいる。すぐ分かるような気持ちをしっかりと指し示しておるつもりでございます。私は今後も時間の許す限り会合や現場に出向いてもうブッ倒れる寸前までやりますよ。それぐらいの気迫を込めてやってみたいなと思ってこの1年を過ごしました。ですから,今後もですねそのような形で会合にも精力的に出て参りますし,また,問題点等を掌握しましたら,現場ももう可能な限り踏んでみたいなと。そして担当者と一緒になって市民の皆さんの生の声を聞かしていただいて問題点解決のできる役所づくりを目指して頑張りたいと,そういうふうに思っております。また,今回策定をいたしました霧島市行政改革大綱に沿って市民の皆さんのご理解をいただきながら全職員が一丸となってですね,厳しい情勢ではありますけれども,選択と集中,自己決定,自己責任,自己完結を基本にしながら,大胆かつ迅速なフットワークのいい行財政改革を強力に推進して参りたいと考えておりますので,どうぞご理解を賜りたいと思います。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 次に,行革大綱についてお答えいたします。今回お示しいたしました行政改革大綱は本市が今後5年間で改革すべき項目について基本的な改革の方向性を示したものでございます。しかし,ご指摘のように,この大綱に対しての意見募集を職員にいたしましたところ,一部の職員からだけにとどまったことは,改革に対する意識が職員全員に浸透しているとは言い難く,改めて組織的取り組みの必要性を痛感しております。行政改革は職員一人一人がその意識を高く持って取り組まなければ成功しません。今後は今回策定いたしました行革大綱を,職員のみならず,住民の皆様にもしっかりと説明し,理解していただく努力を進めて参りたいと考えております。また,行革の推進体制につきましては,大綱にも掲載しておりますが,助役を本部長とする行政改革推進本部において取り組んでいくことといたしております。大綱の実現はもとより,住民の皆様方に直結した窓口サービスなど細部にわたる改革・改善を実現していく中,かなりの時間と労力が必要と考えております。そこで市長の強力なリーダーシップの下,その直属の指揮下にある助役を本部長として市長以下職員全員が一丸となって真剣に取り組んで参りたいと考えております。


○34番(浦野義仁君)


 ご丁寧なご答弁をいただきましたけど,再度質問さしていただきます。その件名1の1についてでございますけど,順次参りますが,この補助金というのは私は大嫌いなんですよね。大体日本政府が中央集権を強めるために補助金制度をつくったものと思っております。民主主義の本当の基礎的自治体である自治会です,小単位の。私は合併協議会の時もこのコミュニティというものを大事にしなければならないということを盛んに言って参りました。この大事な基礎的自治体のコミュニティが補助金のゆえに崩壊するのを私は恐れるわけなんですよ。これは中央政府は地方自治体に補助金行政でがんじがらめにして昭和の大合併をアメとムチで進めたのと同じじゃないかと。やがて地域単位,大きな自治会にしなければ立っていけなくなるのは当然目に見えているわけなんですよ。だから,私が所属する自治会も50以下でございまして,「こんぐらいの補助金なら俺が出すわ。」と言うんですけど,大きな声で言えないわけでございまして,いや,その程度で縛られたくないわけですよ。だから,決算報告はするわけですから,使い道勝手の,大体集落の自治会の行事は年間とにかく同じなんですよ,毎年。ただ決算報告も出すわけですから,どうかひもつきでないですね,どういうことをしなきゃいかないと限定されない,自治会が自主的に動ける交付金にしてほしいというのが私の念願なんですけど,いかがでございましょうか。


○企画部長(藤田 満君)


 この補助金制度につきましては合併協議の所でいろいろと協議をしていただきました。大きくは三つほどの事業があるわけですが,その中の地区活性化の補助金という形でこの今のお尋ねの件だろうというふうに思っております。この補助金の趣旨と申しますのは,いわゆる住民の方々が互いに知恵を出し合い,そして創意工夫しながら地区の活性化に取り組んでいただくと,そういう自治会を対象に補助として我々としては行政の方から支援をしていくというそういう視点でつくった制度だというふうに理解をいたしております。今小さな自治会ということでございました。小さな自治会もそこ10人規模ぐらいの所もございます。そういう中でこのほぼ6割に近いような感じの補助の制度が,言われるとおり,当然持ち出しもあるわけですので,負担になるという事実もあろうかと思います。ただ私どもといたしましてはこの制度を活用していただいて地区の活性化に資していただきたいというこの目的を達成していただければというふうに思っております。一方,その手続き的な面倒くささもとかあるのかなと思っておりますし,そして,また,今最後にありましたとおり,決算という形で自治会の方でもきちんと整理をするんだということでそのきちんとした使い方をするということもあるかと思いますが,また,私どもといたしましても行政を進める上でこの補助金をそれぞれに交付するに当たりましてはそれぞれ市の補助金交付規則制度を持っておりますし,その中で目的等々にきちんと合致しているかどうかきちんと計画を出していただいて,それが確実に実行されたということの確認をしなければこの補助金というのは今のこの制度の仕組みではできないという形になっておりまして,そのような取り扱いをさしていただいております。今度は自治会長さんですね,新しくなりました方々には慣れない仕事の中での書類作成ということで多々お仕事にちょっと大変だと思っておりますが,それぞれ総合支所の方の職員にもできるだけこういう方々に負担をかけないように,申請手続きに当たっては十分配慮した扱いをするようにということでお互い総合支所とも連携をとり合って進めさしていただいているところでございます。いろいろな形の声は聞こえて参っておる部分もございますので,どのような制度がいいのか検討する必要が今後出てくるかと思いますが,スタートした1年目でございます。ただ改善点も幾つか提案するようなことも見えているような部分もありますので,少しまたそこら辺を総括をした上で今後の対策もまた検討して参りたいというふうに現在のところは思っているところでございます。


○34番(浦野義仁君)


 どうも企画部長,合併協議会時代からうまく言いくるめられとるもんですからね,油断がならないと,こう思ってるわけですね。この裏打ちの銭がですよ,補助裏が使えるのは大嫌いだと私は言っているんですよ。これは皆さん全部なんですよ。絶対持ち出しがあるんですよ,6割ですから,でしょう。そういうことをしてもろうたらですね,だれか,こんなのをだれか無理したんですよ,やっぱり,足りませんから。これは永遠に続くということはないかも知れないですけどね,それがこれが続いた場合ですよ,隣の27世帯の集落はもう今年は何じゃいせんど。もう出いがうこないばっかいやっちゅ。現実あるわけですよ。だから,その辺も含めて改善せんないかないとこれはいけないと。今から検討するということですが,きっちりこの自治会の皆さんの気持ちを裏切らないきちっとした対応策を考えてください。どうでしょうか。できますか,そんぐらいは。


○企画部長(藤田 満君)


 なかなか私の一存でやりますということは言いにくい部分がございます。ただいわゆるこの制度は合併前にあった所と,それからなかった所がございます。そういうことで,そして,また,一方では,少し視点が違うかも知れませんが,納税報奨金の制度とか,そういうのがございました。これらにつきましてはやはりこの性格上見直しをしなければならないという納税報奨金制度の分もございまして,いわゆる自治会にとっての自主財源といいますか,確保できる財源が少なくなってきたという事実はまた背景にあると思っております。そういうのを踏まえまして行政としてどのような支援ができていくかというのがこのいわゆる自治会,自治組織に対する支援制度だというふうに思っております。そういう中で補助率が6割という形の組み合わせになっておりますが,これは合併前に持っておりましたそういう所の制度を適用したという合併協議の中での調整だったと思っております。そのような背景もございますので,財政厳しき折,企画部だけが突出というわけには参らない分もあろうかと思いますけれども,そこら辺の状況も踏まえて今後検討するという課題ではなかろうかというふうに考えております。


○34番(浦野義仁君)


 くどいようですけどね,行政改革の半ばですから,お金を出せ,出せと全面的に言っているわけじゃないんですよ。ただずうっと聞いて,やっぱり監査が入るんですよね,違うんですか。そして一番トップは市長さんですから,市長さんは行政改革のリーダーなんですからやはりやりにくいと思いますよ。だけど,金はそんな要らんと,要らないと思うんですよ。どうせ小さい集落ですよ,だれか出すわけですから。その上ですね縛られたくないわけですよ。あくまでも計画表を1年間出すでしょう。何月の何日頃道路清掃,何月何日頃村祭りとか,いろいろあるわけですよ。そういうのは出しても構いません,毎年しているんですけど。だから,旧来とほとんど変わらない行事予定表をつくっているわけですから,その辺をお分かりいただいてですね,100%補助金にしてですよ,そん6割を,あと4割上乗せしろと言うんじゃないですよ。報告には決算報告だけにしてほしいと単純なお願いなんです。だから,その辺は了解していただいた方がですね,大変ですよ,6割しか,4割つくらないかんちゅうことはですね。それで小集落にしても,役場のOBの方とかおられるところはいいんですよ。ところが,お年寄り,うちの集落なんかは40数%年寄りなんです。みんなブーブー言うわけですよ。だから,その辺も勘案されてですね,それは若い者にとっては,役所におられる方にとってはこれぐらいの仕事なんか簡単やと思われるかも知れないですけど,年寄りの自治会長になればあっちこっちに聞き回るんですよ,総合支所に何回も足運んでですよ,もう俺行こごちゃねどとそのたび帰ってくるわけですから。その辺を考慮されて何とか使いやすいやつを,そんな大して金額は要りませんから,その辺を考えてつくっていただきたい。どうですか。つくっていただけますか。


○企画部長(藤田 満君)


 補助金のその金の分についてはそういうことで先ほどの答弁と変わらないと思っております。ただ手続き等の問題,そして1問目でもお答えいたしましたが,特に自治会長さん方は1年で交代される方々も多々おいでになりますし,それから,また,高齢化といいますか,そういう役割をされる方はどちらかといえばやっぱり年齢的に高い方もおいでになるというのも事実でございます。そういうことで書類の処理的なもの等についても非常に負担になっているということも声が届いております。そういうことで総合支所の方とも連携をとってできるだけ負担のかからない事務処理にしてほしいということでのお互いの連携もとり合っているつもりでございます。さらに今そういう予算を,それぞれ総会を開いて予算を組み,そして,また,年間の計画もそれぞれ今つくっておられる所がほとんどだろうと思っております。年3回まで各自治会でこの申請ができるようになっておりますので,計画が総会等で決められれば,一括してその年間分を申請していただくとか,できるだけ簡素化できる所は簡素化できるような作業に進めて参りたいと。まだ始まって1年目の部分でございます。そういうことも届いておりますので,次に向けてひとつ私どもも検討さしていただきたいというふうに思っております。前向きに可能な限りやっていきたいと思っております。


○34番(浦野義仁君)


 頼んもんでな。それでは,次,これは本当大事なことなんですけど,要旨の2なんですけど,これは実際あったんですよ。タイヨーの駐車場でもあったし,つい最近もあったんです。みんな,私が民間から聞いて総合支所のある人に問いただしたところ,「何もございません。」と言うわけですよ。教育委員会だけじゃないんですね。やっぱり市役所職員の方も隠しているんですなあ。いや,本当です。だから,これは本当大変なことなんですよ。やっぱりこういうことがあったら,1,408名ですか,4月の時点で。職員の方々も同じに見られるんですよね,優秀な方が多いのにですよ。そのように,民間の方が見られたんですよ。だれかと思ったら,ここに札が下がっとったと。「暴力団が来てやってるち思うた。」と言うわけですよ。暴力団なるならなってもいいんですけどね。だから,その辺はこれはやっぱりね,先ほども言ったように,旧町の時代に情実人事でそれは勘弁してやったところが,こういう新市になって,噴き出してきとるんですよ。だから,公務員法もありますけどね,やはり分限退職という制度もあるわけですから,これは市長,市長は1,400名の本当に市長思いの職員に守られた大将ですから,やはり本当の自分の職員がかわいいんであればですね,そういう害のある職員は英断を持ってですね分限退職制度というのを使ってほしい。このように思って願意を趣旨にしたんですけど,要旨にしたんですけど,どうでしょうか。


○職員課長(津曲正昭君)


 質問がありました時に総合支所に尋ねてみました。それで分限処分についてもいろいろ調べてみました。地方公務員法の中に27条,28条に分限処分のことも書いてございます。それでおっしゃるようなことは,職員に必要な適格性を欠くと,地公法の中ではそういうのが該当するのかなあというふうに思います。それから,つい10月13日付で人事院の方が分限処分に関するやり方と,方法をこのようにやったらどうかというようなものを示しております。その中に分限処分は,職員に不利益な身分の変動が生じるものであるから恣意的に行ってはならないよと,客観的な判断をしなさい。それから,適切,合理的な判断を行いなさいというようなことも書かれてございます。それでやり方といたしましては,先ほども答弁の中でありましたけれども,そういう処分をするような対象の職員を出さないというような事前の防止の策というのも必要でしょうし,それから,職員に対してそういうことをやっては,もしあった場合には注意を促して二度とするなというようなことも必要だと。それから,何度も何度も繰り返すようであれば,分限退職の対象になるよと警告書も出しなさいと,そういう段階を踏んで,最終的には裁判例なども見ながら分限退職の対象にできるというようなことも書かれてございますので,そういう場合がもしありましたら,そのような対処ができるのかなと思います。


○34番(浦野義仁君)


 それじゃあですね日本の警察と一緒なんですよ。人が殺されるのを待っとって,逮捕せざるを得ないということなんですよね。そうだったらやった方が勝ちなんですよ。だからですね,そんな注意を促すとかと,そういうことじゃなくして,もう少し強い態度できちっとしてほしいという。過去にもあったんですよ,踏み付けられてブッ倒された。そういう中からですよ。だから,「警察に告訴する。」と言うたんです。それを町長が押さえたんです。その事実もあるんですよ。だから,この霧島市には旧首長さんのそういう情実が受け継がれてきたわけですよ。厄介なのを本庁にやったもんだと私は思っているんですよ。だから,そういう事実がありますから,これ流れているんでしょう,それが見とったらいいんですけどね。だから,その辺を課長きちーっと目を光らしてやらなければ,ほかの職員の方はかわいそうですよ。名前言うわけいかんではな,これ。もうお分かりでしょう,だれというのは。どうか今からですね大きな,だから,そこら辺を腹に据えて人事に当たってほしいと私はお願いするわけなんですよ。お願いですよ,これは,質問じゃないわけです。そのようにできますか。これが質問ですから,よろしくお願いします。


○職員課長(津曲正昭君)


 今おっしゃったようなことも踏まえまして対処していきたいと思っております。


○34番(浦野義仁君)


 3に入ります。市長より答弁いただいたんですけど,やはり行革の大将は市長なんですよ。強力なリーダーシップを図る。私は行革大綱を見てですね本当優等生の市長のいい部下がおるもんだと思ったんですよ。それは違法でも何でもないですよ,助役を本部長にするのは。それは当然のことだと思うんだけど,あれだけ行革,行革ち,一議会でですよ会議の時に何回もおっしゃるわけですよ。であれば自ら進んで本部長になられるのが筋じゃないかと私は思ってたわけなんですよね,市長。それで人に下駄を預けたんかなあと,悪い心ですから,ひねくれてますから,そう思ったわけですよ。だから,その辺がまず第1に目についたわけなんですね。ところが,立派な部下の方は「市長の強力なリーダーの下」と突っ込まれんようにちゃんと書いてあるわけですよ。大したもんですよ。いや,そう思う。冷やかしじゃないですよ。つくづくそう思ったです。市長にとってはこの1年さぞかしですねお忙しい1年だったと思います。慣れない仕事であり,町長さんの経験はありですけどね,町長と桁外れですから,603km2,13万人の市民,大変なことだとは思いますよ。それをつかさどる市長の責務で動かれたと私は思うんです。そのとおりでしょう。だから,行革大綱の中に,先ほど申しましたように,行革大綱だけじゃなくて,行革となればずっと検証が続くわけですよ。いちいち東京出張だ。これ検証して検討して行動移そうとか,検証しようということは,数学の方程式までにはいかないと思いますけど,やはり何が重要か。重要度までお付けになった方が私はよろしいかと思うんですけどね。その上で何が大事か。優先させなけりゃならないか。出会にしてもですよ,鼎の軽重を問わない立派な助役さんもあと二人おられるわけですから,担当部課長もおられるわけでございまして,代理代行をさせていただきたい。というのは,市長,時々聞くんですよ。市長室に行ったらこれぐらい書類が溜まっとった。未決書類が溜まるちゅうことは非常に事務上の停滞を来すわけです。決裁できるのは市長しかいないわけですから,たびたび留守にしてもらっては,ほかが本当はあっさり言えば迷惑するんですよね。市長は霧島市をつかさどる最大の権力者なんです,最高の権力者,その代わり責任もあるわけです。部下が仕事がしやすいように,市長の仕事たるものは霧島市がどこを向いて将来に向けて走っていくか。政治的判断とその決断,もう一つは,言わなくてもいいんだけど,調整能力が市長の価値を決めると思うんです。皆さん部下の方はいろいろ打ち合わせをしながら,秘書課とも調整してですよ上げてくると思うんですよ。でしょう。それがこんなに溜まるちゅうのは,聞いた話ですが,実際見てないですからね,今度は見させてください。だから,そういうことであっては霧島市の事務は停滞すると。これは行革に照らし合わして最大の損失だと思うんですよ。それがないようにきちっとした市長さんになってほしいと。これは願望ではあるんですけどですね,そうなれますかどうか答えてください。


○市長(前田終止君)


 まず決裁事項の処理,この件についてですが,ほとんど1週間,1週間,あるいは毎日,毎日遅滞することはもうほとんどありません。朝一番早く,もう早い時で7時前に家をスタートしますからね。それで夜会合終わってからでもここに来るもことありますし,また,空いてる時間はもう全力投球ですから,今ご指摘の点の決裁等について何日も何日も待たせるということはもうほとんどない努力を1年中繰り返しました。ただ市長の机の上はですね書類がいっぱいになっておることは事実であります。これは私の私しか分からない整理の仕方でございます。私としては出会をする。行事に出る。地域に行く。あるいは県内出張をする。県外出張をする。もう全部オープンですから,どこでも,いつでもチェックできますし,私はまたそのことを含め,昨日はこういう行動を起こしてこうだと,こう思ったんでこうだというのを朝礼で,ほんの3分,5分,長くて10分ですけどね,あんまり長く話すといけませんのでね,いつも短くと思ってますけど,常に私の動きというのを報告をして,そして,また,情報を共有しながら,また私の気持ちも聞いてもらって,そうしながら繰り返し仕事をさしてもらってます。それでこのことはまたこの議会終われば,議会を終わる都度同じ作業にもなりますが,六つの総合支所をですねずうっと回るんです,毎議会ごとに。そしてわが気持ちをまた伝える。また,その時に支所の方の職員の話も前か,後ろかで必要があればお受けすると。あるいは,また,また状況があれば現場にも行くというようなことでございます。よって,結論ですが,私といたしましてはこの1年,年中無休,エンジン全開と,1日一生の思いでねこうやってきました,全力投球で。だから,1年経ったばっかいですけど,何か不思議な気持ちでですね,3年も,5年ももう市長やっているような気持ちがしております。そしてだんだんだんだん,不思議なもので,もうわずか600km2しかないわけですから,その何回も同じ場所に行くようになりましたし,そしていろんな箇所にこう行く結果ですねだんだんだんだんこう見えてくるものがある。ですから,そういう意味じゃあ,ああ,これはまだキバらんないかんなあということをこういつもわが心に鞭打ちながらですね頑張っております。趣味は仕事です。趣味は霧島市ですよ。ですから,霧島市が私の生きがいですよ。だから,何も惜しくない。もう思う存分動いて,すべてをこの霧島市政発展のためになげうつことができたらもう本当にありがたいなと思っております。そういう意味で笑顔のあふれるわがこの持ち味も生かしながら,笑顔のあふれるこの霧島市づくり,元気なふるさとづくりを目指してですねやっぱり頑張ってみたいなとさらに強く思っているところでございます。未来のために,明日のために現在,今をつくると,そういう気持ちで頑張っております。


○34番(浦野義仁君)


 市長の決意はいつも聞くんですけどね,冷やかしじゃありません。本当,田中角栄じゃないけど,趣味は霧島市ちゅうことですね。市長はフットワークが良いちゅうことを信条にされてるわけなんですけどね,時にはあの人はあっちでもこっちでも行くと。身が軽いちゅう言葉があるんですよ。そのたんびエントロピーの法則でエネルギーは使うわけでございまして,静かにしてほしいと思う時もある。いや,本当です。市長,我々議員は親分なし,子分なしの一人なんです。市長は1,400名のですね身内がおるわけなんですよ。守られて威張っとってもいかんわけですよね。やはり1,400名の職員を大事にされてきちっとしたその辺を身を持して,フットワークの良さもいいですけど,落ち着いて事務処理当たってほしいと,このように思っております。我々は一人なんですよ。市長にはもう優秀な,あそこ見たらもう頭の良さそうな人ばっかりいてます。だから,その辺をお願いしたいと思っているんですから,本当大事にされてくださいよ。お願いします。いいですかね,まだ質問ありますから。


○市長(前田終止君)


 今,浦野議員のおっしゃる意味は,私といたしましては,走り回ってフットワーク良く動くのはいいが,やっぱりきちんとこの腰を据えて執務に当たるところは冷静沈着にきちんと仕事はやれよと。そして職員の1,408名,こういう人たちとのゆとりのあるですね対応,そういうものにもしっかり心がけよと。そして,また,市民の皆さん方との接触についてもね,そういうその動くということは大事だけれども,腰を据えるべきは据えてじっくりとやらんな失敗するぞというような意味でご指摘,ご示唆をいただいたんじゃないかなというふうに理解をいたします。もとより浅学非才でございますから,そのような点が一番肝心であろうと私自身いつも思うもんでございます。私の亡くなった母が「男ちゅうのはずしっち構えっおらんないかんもんじゃが。」と年中私の顔を見ては言ってくれたもんでございました。フットワークのいいのが信条でありますけれども,先輩のご忠告しっかり受け止めながら頑張ります。


○34番(浦野義仁君)


 市長はよくお分かりなんですよね。それで次にいきます。改革大綱の所でございます。本当大したもんですね,こういうのをまとめられるちゅうのはですよ。少ない指数で,感心したですよ。だけど,この大綱は今年度18年度から5年間かけておおむねということをうたっておられるわけです。そうすると,この大綱に抜けているのは,市長が聖域になって,議会が聖域になっているんですよ。お分かりになりますか,市長。それが先ほどの答弁,第1回の答弁で聖域のことを言ったんですが,それは市長の口から何が聖域か聞きたいと思うて言うたんですけど,こっちから言うてしまったんですけどね。この大綱で抜けとるのは,市長が一番聖域なんです。次は議会なんです。そうお思いになりませんか。どうぞ,市長。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 先ほどの最初の所にどこか聖域が抜けてるんじゃないかというようなご答弁,ご質問がございまして,国が示しております集中改革プランの指針というのがございます。その中に議論すべき8項目というのがございますけれども,その中に地方議会というのが書いてございます。今回のこの大綱の中では地方議会については触れておりません。


○34番(浦野義仁君)


 これは市長がもちろん強力なリーダーですから,間違いないと思う。議会ももう何人,これは毎回行革に対して一般質問をなされたわけですよ。ところが,本当執行部にとって一番やりにくいのは議会であって,市長だと思うんですよ。私が最初行革に対して質問した時は,聖域はつくるか。つくらないかと,あるのか,ないのかとお聞きしたら,そん時に山口推進監が「行革についてその聖域はございません。」とお答えになっている。たまたまその時は福祉上乗せ予算,法令,法律で決まってないやつの単独の上乗せ予算のことを持ち出したんですけど,本心は本当の聖域は市長だと思ったんです。この市長と議会の聖域に踏み込んで議会はどうあるべきか。市長はどのように身を律して動かれるか。これが本当の行革の基本になると私は思っておったわけでございます。だけど,賢い市長のことだから既にお分かりと思ってその出会・出張のことも言ったわけなんでございます。それでおおむね5年なんですよ。ということはその間選挙があるわけですよ。そうでしょう。議員定数の問題も34みんな決まったみたいに言うけど,それが類団で見たとき適当であるか。多いか,少ないか。その議論もしなけりゃならないと思うんですよ。そうでしょう。今,東京都の何とか区で問題になっている政務調査費にしても,絶対市民は知っておればですね突っ込んできますよ。私は政務調査費は,行革の途中でございますけど,もう私はつけてほしくないわけですよ。というのは,報酬を我々はいただいとるわけですよ。生活給じゃなくて,仕事をした対価として報酬はくるわけでございまして,その,私頭悪いもんだから教えてほしいんですけどね,政務調査費というのは何の部類に入るのかですよ。その点をお聞きするんですけど,みんな教えてくれないんです。その辺があるんですよ。だから,その聖域ちゅうものはですねそれまで踏み込んでいただいて,市長の,秘書課というのは,調整が悪いから文句が出るんですよ,秘書の方,はっきり言いますけどね。何ぼ調整して市長室行っても,いつの間にか出張やちいなくなってるとか,これは実際聞いてるんですよ。市長,分かります。だから,その辺を行革に照らして考えればおかしいじゃないかと私は思うわけなんです。だから,強いリーダーシップをとられて,優秀な助役さん方が本部長であれば間違いなく行革はできると思います。だけど,「聖域は絶対つくらない。」というのが答弁だった,第1回目の私の行革に対する質問にですよ。その辺をもう一遍きちっと絶対つくりませんということを言ってほしいんですけど,いかがですか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 まず今回のこの中で国が言っている中には,例えば,議員の定数とか,それから報酬とか,そういったのについても議論をすることを予定されております。今,浦野議員の言われる例えば政務調査費につきましては,平成12年の地方分権一括法の時に確か一緒に地方自治法が改正になりまして,この中をちょっと見てみますと,「普通地方公共団体は,条例の定めるところにより,その議会の議員の調査研究に資するために必要な経費を云々」と書いてあります。調査研究に資するための必要な経費です。これはやはり地方議会の活性化を図るための趣旨であろうかと思います。そしてこの政務調査費につきましては,行政実例の中に「政務調査費を交付するか否かは各団体の判断に委ねられたところであるが,その制度化に当たっては,各団体における議員の調査研究活動の実態や議会運営の方法等を勘案の上,交付対象にするかどうかを十分検討されたい。」というような行政実例がございます。当霧島市におきましてはこの政務調査費ができましてまだ1年経っておりません。恐らく1年経った時点で精査はして,どのようなのに使われたかというのを精査する予定だと思います。そういったことから考えますと,まだ中身を精査する段階ではなかったということもありましてこの行革大綱の中ではなかなか議論しづらかったところでもございます。聖域はないというお話をいたしましたけれども,1年経ってこの中身が分かって参りますと,それが実際この議会の活性化のために役立っているのか。そして調査研究のために役立っているのかというのをやはり行政評価をして,聖域なく行政評価をして,それに役立っているのであればこのまま続けるべきであるし,いや,そうでない状況が見受けられれば,改革の方向で考えなけりゃならないというふうに考えております。


○34番(浦野義仁君)


 そういう点まで踏み込んでほしかったんです。そうしないと,これはね政務調査費があるちゅうことを知らない市民は多いんですよ。これは耳に入ればそれは大騒動になると思うんですよ。報酬以外に何物だということになるんですよ。福岡でもそういうのが起こったんですよ。わが霧島市においてはですよ行革の最中でございますので,きっちりした行政評価でもっての事務事業の評価がまず第一歩ですよ。事務事業の評価をして,それで進んでいくわけですから,行政評価ちゅうのはですよ。だから,一々の事務事業面倒くさいかも知れないんですけど,そんなに精査に時間はかからないと思うんですよ。この事務事業をまずきっちりしなけりゃ行政評価はできないと思う。だから,その辺をされるなら,こういう聖域じみたいことをしないでおって,何か談合したみたいですよ。このことは言うなと。市長が言われたんかなあと,市長室のことは言うなと。議会のことを言うなとだれか言うたんかなと思うので,私は根性が悪いですからですね。だから,その点をきちっとされて是非とも行革をつくり上げていただきたい。しっかりした答弁をお願いします。よろしく。どうでしょう。


○市長(前田終止君)


 行革について浦野さんの持論しっかり聞かさしていただきました。聖域なき気持ちでおります。全く変わりません。今,山口行政監が申し上げたとおりでございますけれども,私どもお互いに間違いなく時期がくればやっぱり市民の皆さん方の選挙という審判がきっちり待っているわけですね。ですから,この1年,これからまためくりくる3年,しっかりこういうものを示しながら,市民の方々がその間にも毎日,毎年評価をされていきますし,最終的にはまた選挙ということによってしっかりとした結論が出されるものと信じてます。そのためにはやっぱり魂のこもった行財政改革をしっかりお互いが聖域なくですね踏ん張っていくということだと思っております。


○34番(浦野義仁君)


 もう一つ,1分ですから,市長,ドイツの哲学者のベルグソンの言葉があるんですが,もう大分忘れたんですけど,30年前文藝春秋でずっと連載で読んだことがあるんです。ほとんど忘れたんですけど,その中に究極の笑いちゅうのは,何事も過ぎたら笑いになると言うんですよ。だから,もう既に市長は観光のことになったらとうとうとおしゃべりになると。ほかのことは下請に出されると。極端になれば笑いになるわけなんですよ,喜劇に。あや焼酎飲んごろやっどち。焼酎飲みが,本当にこう言ったですよ。極端になれば世間の笑い者になるわけですから,笑いの種になるというのはベルグソンの喜劇の極限なんですよ。ベルグソンのそういう言葉はまだ覚えてるのがたくさんありますけど,念頭にお入れになって答弁の方をよろしくお願いしたいと思いますが,どうですか,市長。


○市長(前田終止君)


 意味が分かったような,分からんような大変,ドイツの哲学者のベルグソンという方ですか,初めて聞く名前ですけれども,はい,いずれにしましてもね私はどんなことに向かっても,観光であろうと,地域づくりであろうと,県内外のことであろうと,どこであってもですね全力投球,どう理解されてもいいですが,精一杯真摯に,真面目にやっていく覚悟を持ってます。


○議長(西村新一郎君)


 以上で浦野議員の一般質問を終わります。次に,22番久保史郎議員より3件通告がされております。したがって,久保議員の発言を許可いたします。


○22番(久保史郎君)


 昼下がりの一番眠たい時間でしょうけれども,しばらくご辛抱をお願いいたしたいと思います。私はこの議会におきまして先に通告を行いました3点5項目について質問を行い,執行当局の取り組み及び市長の見解を伺います。今,「日本全国でいじめ問題が続発し,被害者が自殺した。」との報道が連日のごとくテレビ,新聞等で報道されます。子供たちにとって学校は本来安全で安心して勉強をするという場所でなければならないはずでありますが,その基本が崩れていくことは大きな由々しき問題であり,文部科学大臣においてもいじめられている子供に対し自殺などしないよう異例の呼びかけを行いました。また,一方で官製談合はどこまでも後を絶たず,10月福島県知事が収賄容疑で,11月には和歌山県知事が談合容疑で逮捕,そして県の職員が逮捕され,県議会において辞職勧告決議案が可決され,辞職した隣の宮崎県知事,そして1千万の収賄容疑で逮捕された千葉県成田市市長,さらに県における17億円もの裏金問題で揺れる岐阜県や残高最大2億円とも報道された長崎県など,県民のトップに立ち,県民のための無駄のない県政を行うべき立場の者自身が相次ぐ不祥事に関わっていることに大きな驚きを覚えます。このような不祥事に対し共に県民は大きな怒りを持ち,そして国民の汗と涙の結晶である税金が適正に無駄なく執行されるよう監視していかなければならないと思います。前田市長におかれましても霧島市のトップにおられる以上は常にあらゆる機会に十分に気をつけていただきたいと願い質問に入らせていただきます。初めに市長の政治姿勢について伺います。合併後1年が過ぎ,市当局においては19年度の予算編成にこれから多忙を極めていくことと思いますが,財政破綻を来した夕張市は市民に対し20年間もの長きにわたる多大なる負担を伴う財政再建策を示して市民の怒りの声が報道されました。人口13万人を抱える霧島市の市長として夕張市が財政破綻したこのことに対しどのような見解を持っておられるのかを初めに伺います。次に,霧島市の財政再建策について伺います。議会においても平成18年度の膨脹した予算編成,また,45億の基金取り崩しを踏まえ,行財政調査特別委員会を立ち上げ財政的にも安定した新市の一体的な発展を望むための取り組みをしております。市長におかれましても新市の財政状況を踏まえ,各種補助事業の見直しや行財政改革に取り組んでおられますが,市民に対し,自助,互助,公助と辛抱と負担をお願いするならば,当然市民の理解を得られる執行当局の取り組みと対応が市民の目に見える形でないと協力は得られないと思いますので,伺います。現在市民の声として広報きりしま及びお知らせ版きりしまの紙質が高級過ぎるのではないかとの指摘を多々受けますが,当局はどのように考えておられるのか。見解を伺います。次に,霧島市においては17年度末起債残高が約804億円あり,平成17年度市税収入額140億円の6倍であり,市民一人当たり約63万円の借金であるとの報告がなされております。当局の説明では後年度交付税措置分が約60%ほどあるとの説明でありますが,市税収入額の95%が職員の給料など経常経費で消えることなど考慮すると新たな独自の財源の確保に取り組む必要があると思いますので,お聞きします。現在の財政状況を踏まえ,霧島市の刊行物など利用して企業広告など収入増を図る考えはないのか。当局の取り組みを伺います。次に,未利用地の市有財産の処分について伺います。合併して603km2にもなった霧島市の面積の中でこれまで利用されず,また,国・県より移譲を受けた土地など市の財産として利用価値が低く,管理面の費用などだけかかる市有財産があるのではないかと思いますので,お聞きします。現在未利用地で市有財産として適正でない土地など精査を行い,処分できる所は対応すべきと思いますが,市長の見解を伺います。次に,関連で現在の霧島市においては市の財産として未登記の土地など存在しないのか伺いまして1回目の壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 久保議員から3点につきまして質問がございました。1点目については私の方から答弁をいたします。2点目,3点目については総務部長に答弁をいたさせます。市長の政治姿勢についてというところでございますが,その1番目の答弁でございますけれども,夕張市の財政再建問題につきましては,マスコミで報道されているところでございまして,既にお互いによく承知をしているところではないかと思うもんでございます。夕張市におきましては約360億円の赤字を自らの力で解消することができないために,現在国の管理下のもとに財政再建を進めていく財政再建団体として本年度中に指定を受けるための準備を行われておられるところでございます。財政再建団体になりますと公共事業を行う場合の地方債の発行に制限を受けるなど予算編成にも制約を受けることになり,一義的に歳入の確保,歳出の削減が求められ,例えば,鉛筆1本買うのにも国にお伺いを立てる必要があるといったように市の自主的な施策を実施することはもうできなくなりますと。さらに財政再建のために税金や各種の使用料及び手数料の引き上げなど,住民の方々へのこの負担というものが大変大きくなる。住民サービスにも大きく影響が及ぶことになります。合併前には過去旧国分市におきましては昭和32年に自主再建団体として,そして,また,旧牧園町におきましては昭和34年に財政再建団体の指定を受けて赤字団体としての悲哀を味わってきた経緯がございます。住民,職員,議員などもうすべての方々が血の滲むような努力を重ねられ,両地域財政再建を果たされてこられたわけでございます。一方,現在の霧島市の財政状況につきましては非常に厳しい状況であることをこれまでも申し上げてきているところでございます。現状のままの財政経営を続けますとやがて財政再建団体に陥る危機的な状況になりますことから,本年8月に霧島市経営健全化計画を策定をさせていただき財政健全化に努めることにいたしました。さらに11月には霧島市行政改革大綱,これを策定をさせていただき,将来にわたり持続可能な健全財政の確立を目指して歳入歳出両面にわたる徹底した見直しを行い健全な財政を確立することといたしております。今後は,先人の方々の尊いこの体験や他自治体の様々な事例,そういうものを教訓にですね,今後の市政運営を円滑かつ効率的に行うために持続可能な健全財政の確立に不退転の決意で取り組んで参りたいと思っております。


○総務部長(西重正志君)


 霧島市の財政再建策についての1点目にお答えいたします。一般的に行政の広報誌は堅くて面白くないというイメージがございます。そこで広報誌は大切な行政からの情報ですので,手に取って見て読まれる広報誌をつくる必要があるとの思いで5月号からリニューアルをしたところでございます。リニューアルするに当たりましては,市民に親しみのある,見てもらえて,読んでもらえる。また,13万人都市としての誇りを持てる広報誌を目指して毎号鋭意努力し発行をいたしております。ご質問の紙の質につきましては,環境にやさしい古紙配合率100%の再生紙と大豆油インクを使用しております。紙の厚さは,写真や文字がきれいに印刷されることと本棚に立てて保管してもらうために折り曲がらないように従来より1ランク厚い紙質にいたしました。13万人都市霧島市のスタートに当たり,再生紙の中でも高級感を出すために純白の紙を使用していることや写真を多く取り入れたことなど従来の広報誌にないレイアウトになっておりますので,贅沢なつくりに感じられる方がおられるようでございます。市民の方からは「リニューアルされた今の広報誌を毎号楽しみに待っています。」というお便りも多数いただいております。今後とも今の紙質で発行したいとの気持ちはありますが,厳しい財政事情を考えますとどこかの時点で上旬号とお知らせ版の印刷の在り方など見直す必要があるとの認識は持っているところでございます。次に,2点目についてお答えします。霧島市の財政再建策につきましては,「持続可能な健全財政をめざして」として8月に霧島市経営健全化計画を策定いたしました。この中で歳入については新たな財源の確保を積極的に検討し歳入の確保に努めることといたしております。そしてこれに基づき歳入確保対策本部を設置して具体的な自主財源確保の取り組みをはじめ,新たな財源を検討するワーキンググループも設置いたしました。今後このワーキンググループで市の刊行物等への広告掲載について早急な検討を行い実施して参りたいと思っております。次に,市有財産の処分についての1点目についてお答えいたします。旧里道,旧水路などの法定外公共物は地方分権一括法により平成17年3月までに旧市町に譲与されたものであります。譲与を受けるに当たり,地籍図と照らし,現況確認ができたものを対象としましたが,現在利用形態のないものも見受けられることから,譲渡などの処分の申し出により,公共性のない状況の確認を行い,利害関係者の同意が得られた場合などを条件に処分を前提とした用途廃止の手続きを進めて参りたいと思っております。また,普通財産でおおむね200?以上の未利用地についても今後行政推進上必要とする土地か。あるいは売却など処分が適当であるか。霧島市公有財産取得処分等委員会で検討したいと考えております。次に,2点目についてお答えします。各事業用地として買い入れた土地の未登記は1,847筆であります。未登記となっているのは登記名義人の相続関係が複雑で登記に必要な書類が揃わないのが主な原因となっております。


○議長(西村新一郎君)


 ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 2時36分」


               ──────────────


               「再開  午後 2時48分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。久保史郎議員の一般質問を続けます。


○22番(久保史郎君)


 それぞれ1回目の答弁いただきましたので,2回目からの質問に入らせていただきます。まず1問目の市長の夕張市の件に関して市長の決意の方をご返答いただいたわけですけれども,自主的に360億円の赤字は自らで返済もできないから財政再建団体になったということでございますけれども,2006年度の時点でこの夕張市約600億円なんですね。それで,霧島市もそうでございますけれども,804億円の市債残高ということでいきますと,この夕張市においても約60%の後年度措置分があったと,ちょうど360億円なりますので,そういうことだったんだろうと思います。いかんせん夕張市はこの霧島市に比べまして人口が約1万2〜3千ですか,もう今。1万2〜3千人しかいないわけですね。炭鉱の最盛期時代は約12万人ほどいたという所で,その後,市長にとっては若干こう耳が痛いかも分かりませんけれども,炭鉱が閉山になりましてどのような対策をとったかと言いますと,観光客誘致をするための約20にも及ぶ施設建設をそれぞれ第三セクターで行ったり,それら取り組みをしているわけですよ。しかし,実質的にはもうそれだけ金をかけた割には客は呼び込むことができなかったと。テレビ報道でございましたけれども,その中でも特に端的なのが歴史村というのを造っていらっしゃるみたいです。これで約75億円かけて多分炭鉱のそういう歴史の資料館みたいな物を造られたと思うんです。ところが,実質的には今現在は約74億の負債を残してこのような状態になっていると,その建物一つを取ってみてもですね。ですから,やっぱり新市霧島市においてもこのままの状態でいくと4〜5年で財政破綻を来すと,昨日の答弁でもそのような答弁がございましたけれども,この夕張市を本当に,他人事とするんじゃなくして,自分たちがこうならないために,もちろん議会の我々の責任でもありますけれども,やはり市長がそれなりのそれはやっぱりリーダーシップをとっていただかないとですね13万人市民がもう本当路頭に迷うわけですよ。先般恐らく皆さん方も,テレビ報道等で夕張市の市長をはじめ,市職員の皆さん方が住民説明会をされている所が流れております。もう罵声ですよね。市当局に対して罵声を浴びせていらっしゃいます。ですから,そうならないためのですね再度市長のそういう見解だけはお伺いをしておきたいと思います。


○市長(前田終止君)


 夕張市の事例を引いてのもう一言ということでございます。私も機会があってたまたまテレビを見さしていただいておりましたら,一番人口がピーク時で約13万近い人口があったと。わが霧島市の人口とほぼ一緒だったんだなあと,20年以上もう随分前らしいですけどね。それで炭鉱とメロンのまち,そして,また,映画祭のまちと,そういうことで夕張のこのイメージがあるわけですけれども,結果としてですね炭鉱から観光へというその言わばキャッチコピーみたいのをつくられて歴代の首長さん方頑張られたんでしょうけれども,ご承知のとおり,その20を超える様々な公的なその箱物造り,こういうものにこの集中されていき,最終的に,もうまさに民間で言えば倒産状態ということが指摘できるというふうに思います。人口はもう今や,約13万人近い人口だったのが,1万2千台の確か人口かと伺っておりますけれども,一方,その市の職員の数,これは,人口は10分の1に減ったにもかかわらず,現在270人職員ということで半減しかしてないというようなことですよね。日本一の約40%という高齢化比率でもございます。今後も将来へのこの不安からもうこのまちから逃げ出したいというような人口流出の懸念もあって将来にわたる財政,行財政健全化計画,こういうものも本当にこうどこまで実現できるか。もうまさにもう地域崩壊であるというような認識を持っております。私どもはその轍を踏んでは決してならんわけでありまして,ですからこそ皆さん方のご指摘やご激励等いただきながらただちに私どもの市においても財政健全化計画を今市民の皆さん方にもお示しをし,それに向かって一歩ずつ歩き始めているところでございます。ともかく私たちのまちがここと決定的に違うのはやっぱり13万という人口がしっかりおられて,そして厳しい中にもですね私たちのこの場所の持つ力といいますか,位置付けの良さ,薩摩・大隅両半島のど真ん中にあって,南九州3県のど真ん中にあって,鹿児島市は確かに人口は約60万ですが,私たちの地域は,60万どころか,80万,100万人を睨んでいる都市経営というものが商圏という意味で考えても可能なエリア,それはやっぱり市内に5箇所も高速道路のインターチェンジを持っているということ,南九州3県のど真ん中というこの位置付け,ものすごいポテンシャルが大きいものがあるとみております。そういう意味でも,潜在的な発展につながる,やり方一つでですね十分に未来に対して大きな夢実現に向かい,これからむこう3年,5年頑張りぬけばですね必ずできるというふうに私としては強い意思と覚悟を持ちながらこの一身投げうっていこうという気持ちを基本的には持っております。


○22番(久保史郎君)


 今答弁は市長の強い決意をお伺いしましたので,是非ともそのようにですね取り組みをしていただきたいと思います。2点目の財政再建の中でこの今,読まれる広報誌,それから市民に親しみのあるですね,見てもらえて,読んでもらえるということでつくっていらっしゃるということで,再生紙を使っていらっしゃるということでございます。これ総数で何部つくっていらっしゃるんですか。


○総務部長(西重正志君)


 お答えします。毎号約4万7千冊つくっております。


○22番(久保史郎君)


 4万7千部ということでありますと,全世帯数には足らないんじゃないですか。いかがですか。この点については。


○広報広聴課長(間手原 修君)


 お答えします。自治公民館の加入世帯に配布をいたしております。そうしますと霧島市で現在加入世帯数4万3,900程度になっているようでございます。加入率が大体79%程度だというふうに考えております。


○22番(久保史郎君)


 それでは,約80%の世帯数が自治公民館に入っている所ということでございますけれども,通常の自治公民館を通じる広報誌等はやっぱりその公民館の未加入世帯にも配布するようにというような対策をとっていらっしゃると思うんですけれども,この広報及びこのお知らせ版きりしまはそのような対策は全然とっていらっしゃらないということですか。


○広報広聴課長(間手原 修君)


 お答えします。約3千部程度につきましては,市内の公共施設であるとか,大型店舗とか,そういった所で,加入されていない方々にもそういう所で取っていただきたいということで4万7千部を印刷・発行しているところでございます。


○22番(久保史郎君)


 その,例えば,公民館等に加入していらっしゃらない方はそれぞれの地域公民館で,地域公民館と言いますか,隼人町で言えば地区公民館ですよね。そういう所に多分置いてありますということだと思うんですよ。しかし,そこに置いてあるということをどのように広報で出していらっしゃいますか。


○総務部長(西重正志君)


 議員おっしゃるとおり,いわゆる自治会を通しての配布はできませんので,例えば,問い合わせ等がございます。自治会には入ってないんだけども,欲しいんだという,そういうのを電話があった時なんかは,そういうことで今課長が言いましたように,公共施設だとか大型のスーパーとか,そういう所に置いてありますので,自由に取ってくださいというような感じで,そういうことを言ってこう手元に取ってもらうということがあります。それと,また,周り近所に当然自治会に入っている方がいらっしゃいますので,そういう方々もこういう,例えば,広報誌にそういったのを載せれば,こういうことでそういう公共施設とか,大型のストアー等には置いてあるんだよというのが周知はできると思っております。


○22番(久保史郎君)


 できますれば,公共施設等に置いてある所に大体来られる方は自治公民館に入っていらっしゃる方がほとんどなんですよね。だから,入っていらっしゃらないような方はそこにも来られないということ等もございますので,できるだけその入っていらっしゃらない方たちにもお手元に渡るようにいろんな広報等で,先ほど,今,総務部長さんが言われましたように,隣近所の方からでも,ああ,あそこに行けばあるよというようなお知らせが分かるようにいろんな機会を通じてその市民の皆さん方に伝えていただけたらありがたいと思います。なぜかと言いますと,5万6千世帯ぐらいあるんですよね,今,その霧島市は。その中のですね4万7千ですから,9千世帯ぐらい,9千世帯をちょっと超える世帯の方たちは,例えば,こういうのを見ていらっしゃらないわけですよ。せっかくいいのをつくってくださっていらっしゃるのにですね。ですから,せっかくのことですので,無駄にならないようにまずそれを手を打っていただきたいと思います。それから,この今いいのが再生紙でできているということでございまして,その中でこれ単価は大体どの程度になっているんですか。1ページ当たりの単価でも結構です。


○総務部長(西重正志君)


 お答えします。大体上旬号がページ当たり1円68銭,1.68円でございます。大体1冊当たり28ページでございますので,1部当たり50円というような感じになるかと思います。


○22番(久保史郎君)


 これは当然印刷会社の方にはその競争入札でしていらっしゃるんですよね。いかがですか。


○管財課長(山下英博君)


 指名競争入札を年度当初に行いまして年間の契約をしております。


○22番(久保史郎君)


 年間のこのきりしまと,それからお知らせ版とかかる費用は総体的に合計幾らですか。


○広報広聴課長(間手原 修君)


 上旬号がトータルいたしますと約2,800万,それからお知らせ版が1,300万でございますので,合わせて4,100万程度かかることになります。


○22番(久保史郎君)


 金額的には今お聞きして1円68銭という,印刷業界非常にこう安くでできているのはできていますよね,競争入札という原理が働いていると思うんですけれども。これ議会だよりですよね,議会だよりが1円20何銭ということでできているという経緯があるわけですよ。それでこれ今,「お知らせ版とその広報きりしまを2回発行しなければいけないのか。」という声もあるわけですよ。いかがなんですか。


○広報広聴課長(間手原 修君)


 全体的にいろいろ検討しなければいけない部分があろうと思っておりますけれども,霧島市がスタートをしたばっかりでございます。極力早いうちにお知らせをしたいということになります。月に1回になりますとこの情報が非常に遅れていく可能性もあるというようなことで,現段階では上旬号とお知らせ版というようなことで2回いたしております。ただこれ等につきましては,今年度の状況を検証しながら検討してみる必要があるんじゃないかなあと思っております。たださらに2年度目に入っていきます。お知らせを住民の方々にしなければいけない。開かれた市政を推進するためにはどうしても現段階ではこの紙媒体のお知らせが必要になってくるというふうに考えておりますので,そこら辺も含めて検討していく必要があるというふうに考えております。


○22番(久保史郎君)


 一応ですねお知らせ版とこうやって広報きりしまあるわけですよね。そうしますと,私どもはいろんな立場から市民の皆さん方から要望を受けるわけですよ。そうしますと,今行財政改革に取り組んでおりますと。財政が非常に厳しいですということを当然言うわけですね。そうしますと,広報なんかよか紙を使っせえ立派なとが来もんさおち。こう指摘を受けるわけですよ。ですから,今回これで取り上げたのは,そういう市民の偽らざる声をそのままお伝えしたわけです。ですから,これが市長も思われて,例えば,これを,先ほど総務部長の方から答弁いただきましたように皆さん方がこれをきちっと12か月分なら12か月分取ってくださってたら非常にありがたいんです,ほとんどのことが載っておりますので。しかし,大半の方が見られたら捨てられるんじゃないかと思うんです。だから,そこら辺から考えたときに,もちろんこの中にはいい声は載ってますよ。先ほど答弁ありましたように,「素晴らしい内容でですねいいのがつくってくださっている。」という声が載っています。そういう方はものすごく大切にしてくださると思うんです。しかし,中にはやっぱり,大半の方はなかなかそうやって大切にしていただけないという観点から言ったときに,今この4,100万かかっている費用が妥当かどうかというところをですねやっぱり検討はしていただく必要があるんじゃないかと思いますけれども,いかがですか。


○広報広聴課長(間手原 修君)


 紙質で見たいとか,読みたいとかということにつきましては,必ずしも変わるということではないと思っております。市からの情報を,従来の広報誌がよろしくないということでありませんけれども,一般的に言ってなかなか見てもらえないというようなことがありましたので,1円68銭という経費をいただきながらもう精一杯読んでいただける分をつくりたいという考えでつくっておるところでございます。


○22番(久保史郎君)


 一応これがいいとか,悪いとかという次元じゃございませんので,そこら辺は市民の声としてですね,どのように執行当局がやっぱり取り組む姿勢というのがやっぱり市民に私は伝わればいいと思うんです。それが市からの本当に市民に対する思いの刊行物なんだということであれば,私はこのままでも結構だと思いますよ。2回発行されても結構だと思います。しかし,そうするためにはそうやっぱり言えるだけの正当な理由がなければいけないと思うんです。是非それを踏まえた上で今後の取り組みをしていただきたいと思います。それから,次にですね3点目の質問に入りますけれども,その財政の収入増を図る上でこういうものの後ろを利用し,あるいは水道料金の領収書ですか,ああいうのを利用して財源の収入増を図るという点についてをお伺いしたいと思います。今答弁の方では今そういうのを,ワーキンググループを設置して刊行物,「市のそういう刊行物の広告掲載について早急に検討を行い実施して参りたいと思います。」,いつぐらいからこれを立ち上げられて,そしてそういう募集を載せられて収入増を図っていかれるおつもりですか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 霧島市新財源検討ワーキンググループ,設置要領というのをつくりまして,第1回目の会議を10月19日に行っております。現在はいろいろな方策についての資料集めなどをしながら会合を行っているところでございます。


○市長(前田終止君)


 補足して説明しておきます。私の方としては,議員ご指摘の点等念頭に置いて指示を出し,それを受けて今みたいなもう動きが具体的に始まっていますよという理解でいいかと思います。ネーミング・ライツ,命名権,これはそれこそ市民会館とか,あるいは体育館とか,もう1年間を通して市の公共物,建物,そういう中でとても利用度は高いですよと。それを使うたびに新しく命名権を得た所が一定の対価を支払って一定のルールの中で新たなる名前をそれに付けて利用していただけますよと,そういうことでございますね。そういうことの具体検討,ほかにはまたこの広報きりしま,おっしゃるとおりですね,見開きの全面広告を出せば幾らというようなルールをしっかりできるもんならやって,それにまた応えられるその企業探し,そういうことも考えてみるのもいいんじゃないかと。あるいは,また,ホームページ,公用車,市の封筒,そういうものですね,一定のこの広告収入,ガイドラインをしっかりつくって,そして外部の有識者も加えて,わずか13万人しかいない我々のまちだけども,それにいいよと,寄附だと思って市頑張れよというような気持ちも持ちながら,60万鹿児島市じゃないけど,あるいは1千万東京じゃないけれども,大阪じゃないけれども,いいよと,協力するがというようなですね,そこを市民も納得,そして行政もそういうことをしっかり考えた上で一定のルールの中でひんしゅくを買わない範囲,そして,また,公序良俗に反しない範囲,そういうことをしっかりこの柱を立ててやっていけば踏み込むことができるかなというふうに思っててさせてもらっているところです。今懸命にこの後フットワーク良く協議を重ねて,願わくば新年度当初ぐらいからそれなりにしっかりこう広報しながら応募してもらい,将来的に財源確保,そういうことにお互いがいい形でやっていける。安いコストでこういうものもつくれるようにして高い効果を生むようないい仕事につながるようにまたさらに鋭意工夫をさせたいと思っております。


○22番(久保史郎君)


 是非とも新年度からはそういう取り組みで市も取り組んでいるというような形でしていただけたら,これはもう市民にとっても非常にありがたいことだと思います。次にいきます。次に市有財産のこの処分についてということでございますけれども,今答弁いただいた中では旧里道やら旧水路などが地方分権で平成17年度ぐらいからもらっていると。今先ほど市長の方に写真の方を提示いたしました。その1枚目のただ駐車場を見てもどこに市道があって,霧島市の駐車場だけの方です。どこに市道が,市の財産があって,民有地がどこからなのか。もう境目分からないわけですよね。2枚目の方はちゃんとそのようにその進入禁止のガードが付いておりますから,そのコンクリートの塗り目の分かれた所が真っすぐそのまま入っていって市有財産です,霧島市の。それはそれだけじゃないんですね。現地を見ていただけたら分かりますけど,30mぐらい行ったら今度は左側に直角にカーブをして3mぐらい入ってまた直線で10mぐらい真っすぐ行ってる昔の里道です。これは一例ですよ。これは例えば私は例を挙げただけでございますので,そういうのが霧島市内に数多くあるんじゃないかと思うんです。だから,今その駐車場はきちっと砂利を敷いていただいて草も生えておりませんから,市の方にいろんな苦情等も来ないと思うんです。しかし,通常の里道等は市がそのように移譲を受けただけで草が生えて,例えば,衛生の方に草払いしてくれとか,これは市道だというようなやっぱり苦情なんか来るわけですよ。ですから,そうであれば,市長にお伺いしますけれども,実質的に市長こういうのはきちっと全部精査して,隣接して売却できるようなものであれば,もうきちっと片を付けるという行為をやっていかなければ,市にとっては,市の財産ではあるけれども,1円のお金も生まない。なおかつ持ってれば持ってるだけ長きにわたって管理費用がかかる。最終的にはどうなるかと言うと,地権者ともめるという一つの大きなそういう問題点を抱えた土地だと思うんですよ。ですから,是非ともですねそういう所は,例えば,精査をきちっとするプロジェクトチームでも組んでいただいてそのことに取り組むという対策をしていただきたいと思います。それですっきりした形でやっぱり市の財産とそうやってあやふやな所は明確にしていくことをこれは1年でも早くやっぱりしていく必要があるんじゃないかと思いますけれども,市長いかがですか。


○市長(前田終止君)


 私も,議員ご指摘の点,非常に気になっているところでございまして,1市6町が合併をしたこの今だからこそこのようなことを整理整頓して,もう相当な情熱を来る年も来る年も燃やして,合併をした今だからこそ,難しい点等あろうけれども,特別なプロジェクトチームでもしっかり立ち上げて順次一つずつ一つずつ片付けていく。そして行政財産上どうしてもこれは生かしていく必要あるという判断をすべき範囲の場所,もうどう考えてもあと10年,100年経ってももう生かし切ることにはならんだろうと,客観的に考えれば。そういうことを順次に1市6町7エリアごと精査をしていきながら,ご指摘のような方向でどうにかできないものかと積極的に取り組んでみたいなと強く思っております。


○22番(久保史郎君)


 この件については,来年度よりちょうど団塊の世代が退職期を迎えます。それでそうしますと,今いらっしゃる例えば課長さん,あるいは部長さんたちにしてもですね大体今までの経緯を,まだ合併して1年ですので,自分の町の件に関しては担当していらっしゃった方はまだご存じなんですよ。ところが,もう退職してしまって次の方が上がってこられると,図面上しか分からないと。そうしますとそれまでの経緯はどうであったのかというところから全部精査していかなければならないし,隣の地権者との争い事になっていく可能性が非常に大きいです。それと兼ね合わせて4点目にその未登記土地の部分もお聞きしますけれども,実質的に分かっているだけでも1,847筆が未登記であると。それはもう結局財産のそういう相続権を持った人たちが分からなかったりですね,いろんな形で不明な方,そういう,これだけでもそれだけの筆があるわけですね。なおかつそのように地方分権によって出た里道とか,水路とかですね,そこら辺明確にきちっとした形で,これはもう1年でも早くやっぱり取り組んでいく必要があると。それをしなければ,1年遅れたら1年遅れただけややこしくなるこれは問題でありますので,そういう取り組みはもう早急にしなけりゃいけないと思いますけれども,例えば,プロジェクトチームなり立ち上げてそういう専門班をつくるとか,そういうところまで考えていらっしゃいませんか。いかがですか。


○総務部長(西重正志君)


 お答えします。議員の心配されるのはもっともなことだと理解いたします。どのようなそういう処理班をつくるのか。現時点では不明でございますけれども,なるべく早い時期にこのような問題の解決ができるように努力したいと思っております。


○市長(前田終止君)


 補足申し上げます。まだ具体的なこのようなご指摘に伴う取り組みが合併後の私どもの新自治体においてなされていないという認識でございますから,もう立ったこの瞬間から私としてはもう市長という立場からその気に関係各課なっていただきますよと。そして私も町長時代も経験があります。県議の時代も見聞をしていてですね,要するに誰の物か未確定のそういう未利用地が様々な公共事業の推進,例えば,道路を造るとか,あるいは何か物事に取り組む時に大きな障壁になって地域づくりやむらづくり,まちづくりの発展の阻害にもなっているという点もございます。もちろん大変地道な作業で,大変にまた心労の多い,また,莫大な費用と人の手がかかる問題でございます。そういうこと等もありますけれども,どこかの時点できちんと踏み切ってきちんとこれをやっぱり対応していき,よって,それこそ今この分かっているだけでも1,847筆,こういううちの半分だけはとか,3分の1だけはどうにかこうできたよとかね,そういうことがはっきりと前進できる形でですね示す日ができるように今後将来に備えたいというふうに思っています。


○22番(久保史郎君)


 以上で終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で久保議員の一般質問を終わります。次に,29番栫井成孝議員より3件通告がされております。したがって,栫井議員の発言を許可します。


○29番(栫井成孝君)


 ただいま議長の許可をいただきましたので,先に通告いたしております3項目について質問をいたします。第1点目,防犯活動について,自分たちのまちは自分たちで守ろうと自主的な防犯活動に取り組む市町村の自治体や町内会,自治会などの地域団体にパトロールで使う車に青色回転灯の装着を認める制度が04年12月にスタートしております。今では住民パトカーなどの愛称でも親しまれているようです。警察庁の発表によると,青色回転灯を装備した住民パトカーは昨年6月末時点で1,460台だったが,この1年間で6千台近く増え,今年6月末現在では7,211台と約4.9倍にまで急増しているようです。また,住民パトカーを運行する団体は全国で2,360団体,1年前の約3.9倍となり,このうち1,025団体,43.4%が町内会や自治会などの地域団体で,806団体,34.2%が市区町村自治体とあります。一例を挙げれば,神奈川県横浜市磯子区では,住民パトカー等を活用した地道な防犯パトロール活動を継続し,昨年の防犯発生件数を前年比で半減させたことから,今年10月に内閣総理大臣賞を受賞されております。内容を見てみますと,いつも決まった時間パトロールしなければならないのではプレッシャーだけ強く,逆に長続きしません。自分の都合に応じて今日は1時間,今日は30分だけでもと自由にパトロールするから長続きするんですと。防犯指導員の話では,いつも決まってはいない。以前パトロール通過後に空き巣被害が発生したため,一度通ったコースをすぐに再び通る等工夫している。中でも洋光地区では1970年頃に大規模住宅団地が建設されるなど急速に開発が進んだ新興住宅地で,現在約1万5千世帯,2万8千人が居住し,JR洋光台駅を中心に整備が行き届いたまちで利便性が高い反面,犯罪者には逃走経路が確保しやすいとのマイナス面も指摘されておりました。犯罪が増え始めたのは2002年頃から,03年には地区の犯罪発生件数が磯子地区全体の15.7%を占め,04年には16.7%まで増加しました。空き巣,ひったくり,忍び込みなどの身近な犯罪が頻発するようになり,治安悪化を受け,警察に頼るだけではなく,警察と緊密に連携しつつも,自分たちのまちは自分たちで守るという観点が大切と連合自治町内会によるパトロールを強化し,防犯活動本部を設置し,06年から住民パトカー2台で開始され,成果を上げ,受賞されたものであります。わが霧島市においても県内において犯罪発生件数率ワースト2という不名誉な地域であり,1日も早く名誉挽回が必須であります。そこで04年にスタートした同制度の市内における取り組み状況について,同制度の手続きが7月より簡素化とあるが,具体的にはどうか。また,昨年6月よりこの1年間に約5倍に増加しているようであるが,どう思われるか。お尋ねいたします。第2点目,学校問題,教育問題について,まず通学路について,合併して通学路も様々な所があると思います。日々変わる交通事情やまちづくりによる風景の変化等があり,子供たちの目線に立てば危険な箇所が見受けられるのではないでしょうか。現在通学路の見直し,点検等はどれぐらいの期間のサイクルで行われているか。また,その結果はどうか。お尋ねするものであります。次に,自転車通学の生徒に対してどのように指導されているかを問うものであります。無灯火,二人乗り,並列,携帯等が最近特に目立つようです。これらについて以前より罰則規定があることを知らないわけではないと思います。中央高校,各中学校の実態についてお知らせください。次に,自転車免許の交付について,急増する自転車事故を未然に防ぐ目的で全国の各地で本年より小学生を対象とした子供自転車運転免許証の交付事業が始まっています。自転車は手軽で便利な乗り物であるが,ルールやマナーを守らないと予想もしない大事故につながりかねない。04年の警察庁交通局の調査によると「自転車乗車中の事故による死傷者が年々増え続けて交通事故全体の約17%にも上がった。」とあります。総合学習等を利用し授業の一環として行われているようですが,本市の考えを問うものであります。次に,子供の体力の低下について,文科省の2005年調査によると,同調査は1964年度から毎年行われているものでありますが,「85年頃より低下が始まり,依然として子供たちの体力低下に歯止めがかかっていない。」とあります。このことについて日本体育協会スポーツ科学研究室は,時間,空間,仲間という三つの間の減少が大きいと指摘します。今の子供たちには外遊びする時間がない。塾や習い事が忙しくて手帳を持ってスケジュール管理している。また,昔のように外遊びをする空間も減っている。お互いに忙しいので,一緒に遊ぶ仲間もいない。この三つであります。身体や体重といった体格面では20年前より発達し,投げる等の基本動作で軒並み低下しがちであるようです。一例で小学6年生の50m走の全国平均を見ると,男子で8.95秒,女子では9.20秒で,1985年当時の11歳と比較した場合,男女とも0.2秒遅くなっています。もちろんそれぞれ個人差もあることですが,とにかく体を動かすことが少なくなったことにも原因があるようです。そこで本市の各学校における現状はどうか問うものであります。次に,道徳教育について,幼い子供が犠牲になる凶悪事件が頻発しています。また,高齢者を狙った詐欺事件,会社ぐるみで不正,偽造など手口はますます巧妙になってきています。「金で買えない物は何もない。」と豪語する事業家も出てき,これらを見ると弱者を食い物にして自分の欲望を満たそうとする傾向や,額に汗を流さず,楽をして一獲千金を狙おうという邪悪な心情が感じられます。社会の中の多くの人の道徳性の欠如が大変気になります。道徳教育を具体的・計画的に行う場所は学校であり,学校の果たす役割は大変大きいと思われます。本市においてどのような点を重視して推進されるか。考えを問うものであります。次に,学校給食について,家庭や外食産業,学校給食等で食品が食べられずに捨てられる食べ残しの量が増えており,推計で三食のうち一食分が無駄に捨てられているとの報告があります。外食業界,学校などではこの食べ残しの量を少なくしたり,飼料や肥料などにリサイクルする動きが広がっている。2002年の調査では国民一人当たりに供給された食料は熱量に換算して2,599カロリー,そのうち実際に摂取された食料は1,930カロリーで,669カロリーは食べずに捨てられた食料である。この計算でいくと実に1日の摂取量の3分の1が食べずに捨てられるということになる。これは学校においても同じ傾向にあるようですが,本市の現状と対策についてはどうか問うものです。第3点目,里山整備と植林参加について,ドングリ銀行,子供たちへの森への関心を広げよう。秋が深まってくると各地の自治体や民間団体等が開設するドングリ銀行では今年もドングリの預け入れがピークを迎える。同銀行は拾い集めたドングリを通貨に見立てて窓口に持参すれば通帳が発行されて貯金ができる。来春にはその額に応じた苗木などの払い戻しが受けられる。1992年には香川県で取り組みが始まり,その後全国に広がり,子供たちへの自然環境教育のきっかけづくりとして大きな期待が寄せられております。本市の考えをお聞かせください。以上で壇上からの質問を終わりますが,答弁のいかんにより自席からの再質問を議長にお願いいたします。当局の明快なる答弁を期待するものであります。


○市長(前田終止君)


 栫井議員より3点につきまして質問がございました。3点目については私の方から答弁をいたします。2点目につきましては教育長が答弁をいたします。1点目につきましては生活環境部長に答弁をいたさせます。里山の整備と植林参加という視点からドングリ銀行で広げようと全国の各地で取り組みがなされておるけれども,本市ではいかがなものかと。どういうことになっているんだと。その取り組みを問うということでございました。今,議員おっしゃるとおり,ドングリ銀行は,森林を守り育てていくという意味からもこのような活動の展開というものは大変望ましいものだというふうに考えておりますけれども,ただかといってですね即座に市の行政の手でドングリ銀行をすぐ設置いたしましょうという状況にはないと見ております。本市に見合ったような形態で推進していくべきことかなと。ですから,学校とか,あるいは,また,この地域社会,民間のこのようなことに対して理解と協力を得られる方々,そういう方々がそのようなことに対する評価をしっかり持たれてこうこだわって動いていただければありがたいなと。私の立場からとしては,教育長お越しでもいらっしゃるわけですが,私どもの1市6町の合併した霧島市の中に小学校が34ありますね。中学校が14,特に小学校レベルの時代にドングリの持つ親しみ,艶々した日本に20種類もあるというドングリ,それを,親しみを持って秋がくるとそれを手にする。それをドングリ銀行,通貨代わりにお預けをし,ちゃんとした次の年には預金が増えて,払い戻しは苗木となると。それを今度は里山周辺,地域の山に植えることで里山が,森が豊かになっていくということだと思うんですね。特にドングリは20種類の中でほとんどが大体食べると渋い,苦いというようなイメージの物ではありますけれども,私たちの地域には全体として約20種類,そん中でもマテバシイとかした,スダジイとかね,通称コージン実とこの地域の方は言いますが,それは食べられる。即生で生食できるたぐいの物ですよね。イチイガシの実だとかね,こういうものをしっかりこのふるさとの里山を育てていくという視点に立てばね,私は,民間,NPO団体とかね,地域の先輩方が子供たちと出掛けながらやっていったら結構面白い活動になっていくのではないかなと。特に子供社会ではドングリを生かしての様々な工作,弥次郎兵衛とかね, 「どんぐりころころ」の歌とかあってとても親しみがあって,そこから入っていく環境への関心,こういうものが大事であるということは強く認識をいたしております。結論はやっぱりこの民間の方々やら地域社会の先輩方,そして子供たちと接するような団体,学校社会でそういうことに強い指導力を持つような関心をお持ちの先生方,そういう所が頑張ってもらえたら,議員ご指摘のような方向が見えてくるのかなとも思っております。


○生活環境部長(林 兼行君)


 防犯活動についてお答えいたします。まず1点目の住民パトカーの取り組み状況でございますが,霧島警察署にお聞きいたしましたところ,霧島市内では現在3団体19台が認められているということでございます。2点目の手続きの簡素化につきましては,本年7月から保安基準の改正によりまして地方運輸局長からの基準緩和認定の手続きの必要がなくなり,警察からの青色回転灯を装備する自動車による自主防犯パトロールを適正に行うことができる旨の証明を受ける手続きだけで自動車に青色回転灯を装備することが認められました。これによりこれまで手続きに1か月から1か月半の期間を要していた申請期間が約1週間に短縮されたところでございます。3点目につきましては,青色回転灯を装備した自動車によります自主防犯パトロールは,地域住民の防犯意識の高揚や身近な犯罪の抑止などに効果を発揮するものと期待しているところでございます。


○教育長(古川次男君)


 学校問題にお答えをいたしたいと思います。まず第1点でございますが,通学路の安全確認のサイクルはどうかというお尋ねでございます。通学路の安全確認につきましては,4月当初各家庭から通学路の報告と下校指導や家庭訪問時間の情報を基に子ども110番の家や危険箇所を示した地域安全マップの見直し等を行っております。また,小学校の新1年生を対象とした下校が一人になる区間の児童に対する対応策の調査も行い安全確保に努めているところであります。さらに学期ごとにPTAによる通学路の安全点検や集団下校等により年間を通じた通学路の点検を行っております。ところで,本年度から全県的に地域ぐるみ学校安全体制推進事業が実施されておりますが,本市におきましても警察官OBによるスクールガードリーダーを各小学校に配置し,児童等の登下校時の安全確保に努めたり,不審者侵入時に盲点となる場所や避難経路等について指摘をしていただいたりしているところでございます。今後も家庭との連携を図りながら,スクールガードリーダーや地域の安全ボランティア等の協力を得て通学路の定期的な点検,安全確保に努めて参る所存でございます。2点目の自転車通学生の生徒に対してどのような指導をしているのかというお尋ねでございます。本市の自転車通学の現状は,国分中央高等学校が全生徒の約6割,市内中学校が約4割という状況でございます。自転車通学につきましては,自転車による事故等が多いという実態から各学校においては自転車点検や乗り方の安全指導を行っているところであります。具体的には,参加・体験型の交通教室や学級活動における自転車の並列走行,複数乗りの禁止,夜間無灯火の禁止及び夕暮れ時期の早目の点灯などの指導を行っております。また,交通死亡事故抑止緊急対策会議で各関係団体や学校関係者に対して協力を依頼し,全市的に安全確保や交通マナーの向上を図っているところでございます。次に,3点目でございます。本市の小学校では現在のところ,いわゆる免許証,自転車の免許証ですか,そういう物を交付している事例はございません。自転車利用につきましては,各学校ではヘルメットを着用して乗るということ。学年による制限,例えば,1年生,2年生は駄目だと,3年生より上はいいよと,乗車の範囲を校区内以外は乗ってはいけませんよとか,そういうようなですね乗車の範囲を決めたりしております。また,各学校では自転車の正しい乗り方について実地を取り入れた交通教室を実施するなどして安全対策を行っているところでございます。今後免許証交付等も含め,児童の関心を強めるためにさらに安全対策を充実する方策を検討していきたいと考えております。次に,4番目でございますが,本市における子供の体力の現状についてお知らせをいたします。平成18年度の児童・生徒体力運動能力調査の小学校5年生,中学校2年生,高等学校2年の結果を見ますと,小学校5年で全国・県平均を上回ったのは男子にはございません。男子はゼロです。それから,小学校5年女子では筋持久力,投力が下回っております。上回っております。中学2年で全国・県平均を上回ったのは,男子では筋力,筋持久力,投力,女子ではありませんでした。また,高校2年生で全国・県平均を上回ったのは,男子では,投力,女子では筋力,跳躍力であります。次に,社会生活における道徳教育の云々の質問でございます。学校ではどうやっているかということでございますが,教育委員会では本年度霧島のふるさとふれあい教育の重点施策の第1番目に道義高揚宣言都市としての心の教育の推進に努めるところであります。学校においては毎週1時間,年間35時間行われる道徳の時間を要といたしまして児童・生徒と共に考え,悩み,感動を共有していく授業を展開し,学校教育活動全体を通して道徳教育の充実に努めているところでございます。また,善悪の判断や社会生活上のルール,自他の生命を尊重する心や美しいものに感動する心などの道徳性を高めるために教育課程の中に豊かな体験活動の場を可能な限り位置付けるように工夫をいたしております。平成16年度からは市内全小・中学校がそれぞれ心の教育の日を設定し,保護者や地域の方々に道徳の授業を公開をしたり,道徳教育に関する講演会等を開催したりして学校,家庭,地域社会の三者が連携した取り組みを推進しているところでございます。次に,学校給食の食べ残しについての対策をお尋ねでございます。学校給食の食べ残しにつきましては学校によって差がございます。ほとんど食べ残しがない学校と多い所とで残食率およそ9%であります。また,メニューによっても残食率に変動があります。対策としましては,各学校では月曜日は月目標の中に位置付け,1週間ごとにそれぞれ子供たちに目標を立てさせますが,位置付け,残食調査を実施し,個に応じた指導,校内放送による指導,学級担任による指導,また,職員間の共通理解,給食部会での検討,保護者に対しても給食だよりなどを通してお知らせをしています。また,食べ残し残滓につきましては業者に引き取ってもらっておるところでございます。


○29番(栫井成孝君)


 ただいま親切丁寧に回答をいただきました。その中で若干この答弁の中からちょっと再質問さしていただきたいと思うんですが,先ほど申しましたように,霧島市は県で犯罪率ワースト2,その中において現在この3団体ですね,19台というこの台数については多いと思われるのか。少ないと思われますか。


○生活環境部長(林 兼行君)


 本市が安心安全なまちづくりをつくるということで本議会に提案をし,また,自治会等を中心にしながら防犯パトロール隊,現在64組織が設立,結成をされておるところから見ますと,3団体19台は若干少ないのかなというふうに考えております。


○29番(栫井成孝君)


 その今の64団体とありますが,そん中にこの青色回転灯の団体が入ってますか。


○市民課長(宗像成昭君)


 ただいま認められております3団体につきましては,霧島地区地域安全モニター連絡協議会,霧島地区防犯協会,北姶良地区防犯組合連合会の3団体でございまして,防犯パトロール隊に加盟をしているのは地域安全モニター連絡協議会の1団体でございます。


○29番(栫井成孝君)


 先ほど例を挙げましたが,非常にそのパトロールすることによって効果が上がって内閣総理大臣賞を授与された。これはもう非常に全国的にとっても推し進める非常な原因になると思うんですが,現在この青色回転灯装備車の啓発については広報誌等でもまだ私は見たあれがないんですけども,今後こういう活動をその,せっかく防犯組織がある中に活用される傾向等の是非啓発運動のチラシをお願いしたいと思うんですが,この辺はどうなんでしょうかね。


○市民課長(宗像成昭君)


 広報啓発活動につきましては警察署と協議をしながら進めて参りたいと考えております。


○29番(栫井成孝君)


 今の中でですね私はその広報誌等についてもということを言ったんですが,この広報誌についてはどういう考えでしょう。


○市民課長(宗像成昭君)


 警察の方と協議をして載せる方向で検討を進めて参りたいと考えます。


○29番(栫井成孝君)


 是非そうしていただきたい。といいますのは,先ほど説明がございましたように,非常に手続きも簡素化されて,1か月から1か月半かかったのが,わずか1週間程度でできるという非常に簡素化されました。だから,常に防犯意識というのがあればだれでも登録できるそういう,もちろん時間も必要なわけですが,そういう状況が整ってきたわけでありますので,是非啓発の方をお願いしたいと思います。次に学校問題の方にいきますが,まず通学路の安全点検,この順次行っているということであります。そして私はその壇上からその問題点の場所はなかったかということが指摘しておりますが,これは現在この数字は出てきてませんけど,そういう所はなかったんですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 具体的にどの校区で何箇所というところまでは整理をしておりません。現在のところはしておりません。


○29番(栫井成孝君)


 その「現在のところ」とおっしゃいますが,これは私は把握する必要がある。先ほど申しましたように,交通事情も全然変わっております。そして,また,犯罪等いろんな面でその通学路は常に見直す必要があると思いますので,是非ともこれはもう徹底してやっていただきたい。それでこの通学路の中で,もちろん自転車,徒歩,それからバスという手段もあると思うんですが,このバスを使って通学されている学校は何学校ありますかね。


○学校教育課長(村田研史君)


 学校数でございますか。(「はい」と言う声あり)ちょっと数字を確認をいたしますので,時間をいただけませんか。


○29番(栫井成孝君)


 そいじゃあ後で教えていただきたいと思います。現在新聞等でもいろいろ通学時の問題がたくさん載りまして声掛けがあったとか,そういうのがありますが,結局そのたくさんいらっしゃる児童・生徒のこれはもう集団下校,集団登校というのができるわけでございます。しかし,その人数の少ないこういう所に関しては,保護者なり,PTAの方が送って行ったり,また,連れに行ったりしなければならない。この事情にいろいろあると思うんですが,この先ほどありましたその本年度から全県的にこの地域ぐるみ学校安全体制推進事業とありますが,これをもっと詳しく,このスクールガードリーダーとありますが,この辺をもう少し詳しくこの事業の内容を教えていただきたいと思いますが。


○学校教育課長(村田研史君)


 お答えします。地域ぐるみ学校安全体制推進事業というのは,これは警察が中心になって,定期的ということではございませんで,重大事故が発生した場所等に関係の方々が集まりまして,その事故の要因とか,あるいは防止策とか,あるいは対策,そういったもの等について検討をする機会でございます。それから,スクールガードリーダーについては,先ほど教育長が答弁しましたように,警察官のOBの方にお願いをしまして,姶良地区内に6名この方を委嘱してあるということで,そのうち霧島市内は5名の方々がそれぞれの学校区を時間帯を決めていただいて子供の安全確保のためにパトロールを続けていただいているというようなことでございます。


○29番(栫井成孝君)


 それでは,次にいきます。自転車通学の件でございますが,パンフレットは,警察に行っていただけたら自転車の二人乗り,こういうのが警察の窓口にあると思うんですが,これを見ますと非常に私は身震いがします。現在の自転車の通学の方を見てみますとほとんど全部当たってます。携帯をしながら走っております。これはもういつ事故に遭っても不思議ではありません。自分から事故に遭うことをもう宣言されております。だから,そういうことを見ますと,これにですね夜間の無灯火は5万円以下,それから指定場所の一時不停止は3か月以上5万円以下の罰金,それから二人乗りは2万円以下,信号無視は3か月以下,5万円以下の罰金ということがあって,前回,国分高校では全校にチラシを配り,指導会がなされたと思うんですが,中央高校では実際に日にちを決めて指導会がなされたんですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 申し訳ございません。指導がなされたかということでございますか。(「はい」と言う声あり),今,議員ご指摘のチラシはこのことかと思いますけれども,これを使って指導がなされたかということについては確認はしておりませんけれども,それ以前に自転車通学等についての指導はなされているというようなことは聞いております。


○29番(栫井成孝君)


 警察にお尋ねしましたところ,その罰則しようと思えばすぐできる。だけど,その生徒さんたちを罰則するのはいかんだろう。だから,これはもう厳重に学校で注意してもらいたいというのは,もう現実にこういうのがもう毎日見られておるわけです。もう一つお伺いしたいんですが,雨降りの傘に関してはどういう態度なんですかね。例えば,学校によっては合羽でなければいけないよと,そういうのがあると思うんですが,霧島市内の中学校,高校ではどういう基準なんですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 もう基本的にこれはもう傘を差して自転車を運転をするということについては禁止をしておるはずでございます。


○29番(栫井成孝君)


 今「はず」とおっしゃいましたけど,そうしますと自然的に合羽を着るしかないわけでありまして,そういうふうに私は受け取っておきます。次に,小学校の自転車免許証の問題でございますが,非常にこれもその子供たちが自転車に乗って事故に遭う例が非常に多く,もうともすれば想像もしないような大事故につながるということで,全国いろんな取り組みがありました。その中に,先ほどちょっと出ましたけど,1年生,2年生は絶対乗ったら駄目よと。3年生からだと。この中に見てみますと,とにかく学校の教室においては1年生から6年生まで全部文章的な指導を行い,そして3年生になって初めて実技のテストをする。そしてそこで合格した人たちが免許証を与えて,1年,2年は絶対乗らせないというような制度を持っている所もたくさんあるようです。そうした意味で現在のところ取り組みはないようでありますが,特に自転車で小学校,また,これを受けて中学校,高校に通うわけであります。だから,その小さい時からやっぱりそういうしつけ,また,そういう教育をしていけばですね,高校,中学校になってもその自転車の二人乗りをしないとかいうことはあると思うんですが,現在,先ほどの答弁にちょっと出てましたが,学校の中で交通教室を開催されていますね。これはどのようなサイクルで全学校,ほとんど小学校だと私は思うんですが,中学校でもそういうのをされているんですかね。


○学校教育課長(村田研史君)


 各学校では特に年度当初においてこの交通教室等については実施をしております。


○29番(栫井成孝君)


 それでは,次にいきます。子供の体力の問題ですが,これは見てみますと,今,答弁のあったとおりでございますが,日本全国的に体力が低下している。これはその体を動かす時間が非常に少なくなった。もう子供の頃からですねテレビゲーム,いろんなものがありますが,先ほどここにも事例があったように,とにかく三つの間がなくなったということが指摘してある。空間,仲間,時間,これがもうなくなった。その三つの中で,新聞紙上にこの体力増強につきまして効果のある遊びとして鬼ごっこが最適だということも,教育長は恐らく新聞を見られたと思うんですが,そういう結果が出ております。その中で走る,掴む,逃げるというこの本当に体に対してのその基本原則といいますか,この3本の力を伸ばさせる。これ全部入っておるということでその鬼ごっこが非常に素晴らしい運動になるということが紹介されております。とにかくこの結果では,「県平均を上回ったのは,男子では投力,女子では筋力,跳躍」と言われますが,すべての面で,個人差もありますし,すべてを上回るということは非常に難しい。私はそういうことであります。しかしながら,やっぱり全国平均,県平均並みの体力をつけさせるためには,子供たちを思う存分,運動場の面積にもよると思いますが,走り回ってそういう体力をつけさせることも私は必要だと思うんですが,その辺に関してですね今後,その体力の落ちた状況に関してどういう点に原因があると思いますか,教育長。


○教育長(古川次男君)


 様々な原因があるだろうと思いますが,いろんな原因が考えられます。例えば具体的に申しますと子供を学校の門まで自動車で送る保護者が非常に増えてきているんですよね。そういうこととか,あるいはお稽古事とか,習い事とかにも時間をたくさんとられて遊ぶ暇もないような子供もおります。だから,昔私たちが過ごしたように,陣取り競争とか,鬼ごっこをおっしゃいましたが,陣取りも走り回ったもんです,もう地域ではですね。ところが,そういう遊びがもうほとんど今忘れられてしまってその遊び方も知らないというような状況でございますから,昨今そういうお年寄りの方のボランティアでそういう遊び方のやり方などについても指導していただくようにお願いをしている昨今でございます。学校内でのこの運動だけではとても全国平均,県平均を上回るというようなことは考えられないと。もうちょっと地域での遊び,家庭でのこの体力の増進についてですねお父さんも,お母さんも考えていただければありがたいと思っているところでございます。


○29番(栫井成孝君)


 それでは,次にいきます。道徳問題はいいと思います。この学校給食の食べ残しの問題でございますが,これは特にその学校でその食べ残しをしない。させない。こういう面についての対策は何かありますか。されてますか。


○教育長(古川次男君)


 ほとんどの学校は食べ残しは余りないんです,正直言いましてですね。ところが,メニューによってですね食べ残しが多い日,びっくりすることがあります。それが一つ,それから,これも言いにくいことですけれども,無理やり食べさせるとですね保護者から文句が出る。いじめじゃないかと,こういうことでですね。というのは,やっぱり担任教師はですね自分の学級から残滓を残さないように一生懸命努力をするわけです。ところが,残るとですね,担任は,非常にほかの学級を見て,自分の学級は食べないんだろうとやや生徒に強制をしたりします。そうしますともうてきめんに文句が言ってくる。だから,学校の先生たちも非常に苦労しているわけです。できるだけ残滓を残さないようなメニューを作ってもらっておりますが,メニューによっては大変多い日があるようでございます。それを含めて先ほどは説明したわけです。ほとんど残滓がない時の方が多いわけです。


○29番(栫井成孝君)


 ある程度少ないということで非常にいい傾向だとは思います。それでですねここに若干一例がございますけど,ある学校ではいろんな工夫をされているんですね。空腹の日を設ける。そして,そうしますとサツマイモの嫌いな子だった子供がサツマイモはこんなおいしいものだとは思わなかったとか,それから,また,ある学校では1週間の中にですね空腹日などを決め,そして野菜が足りないということで野菜バリバリカレンダー等を,ちゃんとこの日は野菜バリバリ,そういう工夫もなされてその食べ残しにいろいろ工夫されているようであります。そういうことに対して非常に,この9%と非常にいい傾向にあるんじゃないかと。今後もいろんな形で努力をしていただきたい。最後にドングリ銀行について若干,市長にほとんど答えていただきましたので,その中でやっぱり子供さんの協力,地域の協力,そうしますと当然学校の協力も必要だと思うんですが,学校としてはどう思われますか。


○教育長(古川次男君)


 私が答えるような範ちゅうまでもう市長が答えられましたので,余りいいアイデア浮かびませんが,一つの例としまして,牧園町に三体小学校というのがございます。あそこのピアノは,子供たちが昔ドングリを集めて,そのドングリの益金で買ったピアノでございます。そういう意味でですね学校ではそういうような指導も,ドングリを拾って集めて,そして弥次郎兵衛も作ったりします。しかし,同時にこれはあのドングリになるんだよとか,いろんな指導もしておりますし,そのドングリ銀行とまではいきませんけれども,それに類するような指導は学校でもいたしております。


○議長(西村新一郎君)


 ちょっと栫井議員,向こうの答弁ができたようですから。


○学校教育課長(村田研史君)


 まず今のドングリ銀行のことなんですけれども,午前中の川畑議員のご質問の中にもみどりの少年団の例が出て参りました。そういった所での活動の関連というようなことで検討はできないかということを一つ持ち帰りたいというふうに思います。それから,これも触れましたけれども,総合的な学習の時間とか,あるいは生活科の時間,そういったいわゆる教育課程の中での対応ができないのかということで検討したいというふうに思います。もう一つ前に返ってよろしいでしょうか。バス通学のことについて,ただいまふれあいバスとスクールバスが運行しているわけですが,ふれあいバスで小・中学校合わせて11校,それからスクールバスが3校,そしてJRは1校というような状況でございます。


○29番(栫井成孝君)


 今のドングリ銀行は,昨日の質問でも柳生博先生の講演があった時に結局里山整備とか,そういうのが話が出ましたけど,やっぱり子供の頃からその森林を大事にする心を植え付けるためには,ただそのドングリを集めるだけじゃなく,それはきっかけであり,子供たちの森への関心の広がりということですね。そしてそれをどうつなげるかが大切な時間だ。それが非常に,それが学校における役割の時間が非常に大きいんじゃないかということで教育長の方にお願いしたわけでございますが,とにかくこの森への親しみ,里山保全などの自然環境の大切さを伝えることが第一ということで,総合学習の時間とか,いろんな時間を利用したりして,別に,このドングリというのはですね,先ほど食物,椎の実とおっしゃいましたけど,非常に,毎年上野原で縄文の森のマラソン大会があります。その中でドングリを使った料理も現実に出されております。そういう意味で本当にこのドングリに親しみを持ち,里山をですね愛するそういう子供たちに育っていったらなと,私はそう思って今回質問いたしました。


○市長(前田終止君)


 上野原縄文の森,ここでですね縄文時代の人たちはドングリあるいは栗,こういう物を食していたという証拠が生活文化の中で示されているわけですね。ですから,あそこに近い小学校のエリアにおられる方々なんかは,議員ご指摘のような活動に関心を持たれて,幾百年,幾千年昔からそういう文化があって,今もそれができるんですよと。ドングリクッキーとか,ドングリ染めとかね,そういうことなんかも可能なわけですからね,上野原縄文の森周辺であらばこそという私たちの地域独特のねこういう取り組みも可能かなあというふうに思うわけです。それともう1点,その学校給食で食べ残しという問題が出ましたけども,私はやっぱりねえ,午前中の植山議員のご指摘などもこういただきながら考えるんですけれども,学校給食,与えられるものからねつくる,地域が一体となって親や地域社会,そういうものがつくる時代への給食という視点も今後は,1千食だ。2千,3千食となると別ですけれども,周辺の山間部の学校であらばこそそういうところにももう目線を置いていいんじゃないかなと。例えば,地場産米,そういう物が全小学校で使われる。あるいは,また,地産地消で地域の食材という物が本当に優先されて,お茶も含めてすべての34の小学校,14の中学校で使われていくと。子供たちは必ず年に一遍田植えの体験,そして刈り取りの体験,お米というのはどういう形でできていくだと。地域の食とその言わば学校給食を通して命を養っていくとか,そういうものはつくられていく。そしてそういう生産に対する学びというものを持ちながらやっていくと,地場産米が給食でこう使われるとか,あるいは,また,学校菜園で野菜をこう作ってやるとかすると食べ残すということに対しての気構えも変わってくるし,おいしい献立なんというのも本当にねえ地域で,与えられるもんじゃなくて,自分たちでつくっていくようなねそういう学校給食の在り方,そのこと自身が豊かな心を育んでいきますし,生きる力,そういうものを逆に心を耕していくようなものにね通ずるんじゃないかなと。だから,私は,教育委員会がそういうところに関心を持たれて,どっかモデル校でもつくってねえやったらいいと思うんですよね。そういうことを感じます。そのことが私は地域再生,それにもつながっていくと思いますよ。


○議長(西村新一郎君)


 以上で栫井議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩をいたします。


               「休憩  午後 4時13分」


               ──────────────


               「再開  午後 4時30分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。本日の一般質問予定者は次の徳田芳郎議員までといたします。5時を過ぎることが想定されますので,一般質問に入る前に時間の延長をすることを確認をして行いたいと思います。次に,10番徳田芳郎議員より3件通告がされております。したがって,徳田芳郎議員の発言を許可いたします。


○10番(徳田芳郎君)


 本日の最後ということで時間もありますけども,誠意を持ってできるだけ早く終わるように努力をいたします。今,日本はこれでいいのだろうかと本当に心配です。この12月は先の大戦で開戦65年の節目になります。今,国会議員の中には戦争を経験した人がほとんどいないという。ですから,戦争はその方々は知識として分かっている。ですから,戦争を経験されてない方々が戦争の痛み,悲惨さ,そういうのが現実としてどのように分かっていらっしゃるのか私は少し不安を持っています。そういった中で憲法9条,戦争の問題について議論をされておりますけれども,そういった解決についてはどういうふうにされるのか。一つは心配の種にもなっております。さて,今,国会では教育基本法の改正が参議院での審議の山場を迎えようとしております。この教育基本法は教育の憲法と言われております。この教育基本法のどこが悪いのでしょうか。学校の運営のまずさを教育基本法のせいにしているのではないでしょうか。さて,今,2007年度の国の予算編成の真っただ中です。国の財政再建で地方はまさに切り捨てられようとしているのではないでしょうか。今,地方六団体が頑張って,地方交付税の総額確保ということで一生懸命頑張っておられますが,現実はなかなか厳しいのではないでしょうか。国は今いろいろな資料を使って地方にはまだ金があるということで地方交付税の抑制を図ろうとしているのではないでしょうか。地方は自主財源がない中,これからこういう状態がいつまで続くか心配です。それでは,通告の3問について質問をしていきます。学校のいじめ問題ですが,1番目については同僚議員と重複しますので,回答はよろしいです。2問目の学校からのいじめの報告については教育委員会へはどのような方向でなされているのか。例えば,文章か,口頭か。2問目に教育委員会にはいじめなどの対応できる係が配置されているのか。次に,行財政改革について,1問目は,行革大綱での「市民団体や企業等を新たな担い手と協働で公共サービスを提供していく仕組みとは」というふうにうたってありますけども,どういうことなのかと。2問目は,地方交付税減額が引き続き行われる中,新型交付税制度の導入がされれば本市の財政運営はどのような改革ができるのかお伺いします。3問目は,「職員の給与制度の適正と市民の理解が得られるよう適正化に努める。」というふうになっていますが,このことはどういうことなのかお伺いします。4点目に合併協議会でのまちづくり実施計画の調整と行革大綱並びに財政健全化との整合性はどうなるのかお伺いします。次に,飲酒運転による処分の在り方ですが,「霧島市の飲酒運転による処分は厳しい。」との指摘が新聞報道でされましたけれども,この点についてはどう思うか。以上,質問は3点ですが,最後に市長の方にお願いがございます。先日新聞でこういう報道がされました。先日の本会議で給与条例が提案され,その後即決をされました。その翌日新聞報道されたことを受けて改めて市長にお願いをしたい。この4月から霧島市の職員も地域給導入ということで職員の生活設計が大きく後退したという後に,さらにこの一時金カットは,鹿児島県の場合は何千人もの,言えば鹿児島県下の小さな町と全体と同じぐらいの人たちが,また,本市にも1,400人余りの職員に大きな影響を与えました。そこで今後は市長においてはこういう大事な問題は慎重に取り扱い,霧島市にとってはこれから職員一人一人が一丸となって様々な問題解決に向かって進んでいくためにもそういう取り扱いの問題については慎重にお願いし,壇上からの質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 徳田芳郎議員の最後の所はお願いで,質問ではございませんでしたよね。だから,答弁は求めません。


○市長(前田終止君)


 徳田議員より3点につきましてご質問がございました。3点目については私の方から答弁をいたします。1点目については教育長が答弁をいたします。2点目については関係部長等にそれぞれ答弁をいたさせます。3点目は飲酒運転による処分についての質問でございます。霧島市の飲酒運転による処分は厳しいという指摘についてでございますが,交通法令等の違反に対する処分につきましては国の示した指針を参考に平成18年9月末に指針を定めました。その中で飲酒運転をした場合の処分は国の指針よりもさらに厳しい内容としてもう原則として免職といたしました。このことは,罰を与えることが目的ではなくて,事故を起こすと悲惨な結果につながる飲酒運転は絶対にしないという意識を持ってもらうことが最大の目的でありますので,どうかご理解をいただきたいと思います。お互いにその気持ちをキャッチボールをしながらこのルールを確立できたと私としては理解をいたしております。万が一処分をしなきゃならない事態が発生をいたした場合は,状況を的確に把握をして交通事故審査委員会で厳正な判断をいたしたいと考えております。なお,実はアルコール検知器12台をその後協議を執行部でいたしまして配置をして,そして飲酒運転をしないような環境づくりに努めたところでございます。これはお互いアルコールを前の晩,事情お互いにあるわけで,向き合って飲む。そしてついつい深飲みをしてしまって12時もう過ぎてしまったと。そして確かにタクシーで家に帰って,そしてまたしっかり睡眠もバタンキュウで寝てですね,朝きちんとしっかりしたつもりで着替えて職場に行きましたよと。でも,勤務先は消防署です。あるいはとても,この職員の中で常に公用車を立場上運転をするとか,あるいは,また,公務の中で公用車にて現場に行くとかいうことを繰り返さなきゃならない特にそういう度合いの高い職場がございますね。それで途中でしっかり止められて,もう昨夜の匂いがプンプンしてるという,本人はしっかりしているつもりですよね。もう十分に睡眠もとった。でも,体質によって抜け切ってない。そういうこと等をかわいそうな状況にならないためにアルコール検知器12台を改めて購入をしてそういう度合いの高い所に置かさしてもらっております。


○教育長(古川次男君)


 学校現場におけるいじめについての2問目と3問目にお答えをいたします。本市教育委員会ではいじめに関する報告は次の四つの方法で行っております。一つは毎月の月例報告を各学校から出させるようにしております。月に1回は限らず日を決めて出させます。2番目に緊急を要するいじめについては,その月例報告以外に各小・中学校から口頭でまず一報を教育委員会に報告し,その後の指導と経緯を文書で報告をさせております。3点目は,学校教育課の指導主事が直接各小・中学校を訪問し聞き取りによる実態調査を行い,指導・助言を行っております。4点目は一連のいじめ問題を受けてのいじめに関する総点検・実態調査であります。それから,3点目の教育委員会にはいじめなどに対応できる係が配置されているのかというお尋ねでございますが,本市教育委員会では学校教育課がいじめなどに対する対応する窓口となっております。その中で生徒指導を中心に取り扱う指導主事を特別に配置しておりまして,その係を中心にいじめなどに迅速に対応できるシステムを構築しております。また,学校教育課以外の相談窓口としては,スクールカウンセラー,心の教室相談員などのほか,生涯学習課に青少年育成センターを設置し,いじめ等の相談を面接や電話で受けておるところでございます。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 行政改革についての1点目にお答えします。近年の地方自治は分権型社会システムが進みつつありますが,その背景には,NPO活動等の活発化が進み,地域における住民サービスを担うのは,行政のみではなく,住民自らも担うという認識が広がりつつあります。このことは本市においても同様で,そのような活動も拡大しつつあることから,今後の行政を運営していく上で市民団体や企業等が重要なパートナーとしての位置を占めることとなると思われ,今回の行政改革大綱に盛り込んだところでございます。具体的にはアウトソーシングや指定管理者制度などの民間委託等の推進が中心となると思っております。よって,今後はすべての業務について事業の仕分けなどを行い,民間活力を導入することで効率的で効果的に改善できると思われる業務についてはこれらの制度を積極的に推進したいと思います。次に,行政改革の3点目についてお答えいたします。地方公務員の給与の決定要素につきましては,「生計費,国家公務員給与,他自治体の職員給与,民間給与,その他の事情を考慮して定めなければならない。」とされております。したがいまして,人事院勧告や県人事委員会の勧告などを参考に決定されるべきものと考えます。市職員給与につきましては,広報誌やホームページ等に掲載し,広く市民の皆様にお知らせしております。この中で国などとの比較を行うことにより適正であるかどうかを判断していただく材料としているところでございます。今後も広く市民の皆様に情報を公開し,その意見も聞きながら進めていくことをこの表現の趣旨といたしております。次に,行政改革の4点目についてお答えいたします。行政は市民の方々からいただいた貴重な税金を無駄を省いて効果的に使わなければならない使命があります。そのようなことから市が実施するすべての事業について常に効率性や効果などに関して検証していかなければならず,その検証の結果に基づき効率的で効果的な事業に変えていく必要があります。合併協議において調整された事業についても当然行革大綱や経営健全化の考えの下に検証を進めなければなりません。各事業の改革・改善は当然行政活動の一環として行われることとなりますので,整合性はとれていると考えております。


○総務部長(西重正志君)


 次に,行財政改革についての2点目についてお答えします。総務省が発表した平成19年度の地方財政収支仮試算によりますと,自治体に配分される出口ベースでの平成19年度の地方交付税は地方税の増収などを見込んで15兆5千億円で,平成18年度に比べて2.5%,約4千億円の減となっております。一方,国におきましては基準財政需要額の算定方法が複雑で分かりにくいとされる現行の交付税制度を人口と面積を基本とした簡素なものとする新型交付税を導入することとしており,その基本的な考え方といたしまして1点目に国の基準付けがない。あるいは弱い行政分野から新型交付税を導入する。2点目に人口規模や土地の利用形態による行政コスト差を反映する。3点目に離島,過疎地域など真に配慮が必要な地方団体に対応する仕組みを確保する。4点目に地方団体の財政運営に支障がないよう制度を設計するという方針が示されております。この4点の基本的な考え方に基づき総務省が示した新型交付税の試算の方法に基づき霧島市の新型交付税制度の導入に伴う影響額の試算では,平成18年度の新型交付税への移行対象となる基準財政需要額を下回る見込みでございます。しかしながら,今回の試算の方法は現時点における考え方を整理したものであり,今後地方公共団体と意見交換等を行って制度の詳細を検討することとされておりますので,現時点におきましては影響額は不明でございます。このようなことから平成19年度の普通交付税につきましては見込みを立てることが難しいところでありますが,今年度より大幅に増加することは考えられないところであります。したがいまして,平成19年度の予算編成に当たりましては,本年8月に策定しました霧島市経営健全化計画に基づき新市まちづくり計画の実施計画についても見直し,選択と集中,自己決定,自己責任,自己完結を基本に編成して参りたいと考えております。


○10番(徳田芳郎君)


 それぞれ回答をもらいましたので,2回目の質問をしていきたいと思いますが,まず,いじめ問題でございますが,昨日同僚議員の質問に対して,いじめの報告の件数がありましたけども,教育長はこの件数を聞いて,報告を受けて,小学校34校,中学校9校ですか,そういった学校数,児童・生徒数を見てどう感じられたか。まずお伺いします。


○教育長(古川次男君)


 当初いじめはないというような報告も月例ではずうっと来ておりましたが,いじめがないということは私はないと思っております。文科省のですねいじめの定義というのがあって,それに当てはめていくとないということなんですよね。だから,いじめはいろんな形がありますから,無視するとか,いわゆる暴力を伴って叩く,殴るとか,蹴るとかですね,そういうような犯罪もありますし,全く物を言わないというような心理的ないじめもありますが,そういうのはなかなか発見しにくいんですが,今13と10でありますが,私はまだそれよりも多いんじゃないかと,そういうのまで数えるとですね。しかし,学校が全力を挙げて発見に努めて,そしてそういう目で児童・生徒を見て報告をせよというので,そういうのは上がってきましたから,妥当な線が上がってきたのかな。しかし,まだ見落としているのがあるんだろうと,こういうような認識を持っております。


○10番(徳田芳郎君)


 まず私は,そのいじめという問題についてどういった認識に立って回答されたかというのがちょっと私は不安,ちょっと自分では信じ難い数字だというふうに思います。小学校が34校,中学校が14校,かなりな数ですね。その割にはこのいじめの件数,報告件数は少ないです。そういったこともありましたので,私は,県教委,それから学校現場,先生たちにもお尋ねをして,いろいろな意見もお尋ねしました。いじめというのは,身体,身辺に苦痛を与えるとか,暴力とか,いろいろあるということで,とにかくいじめは親や教師に分からない所でこういったことをするので,分かりにくいということだというふうに一般的に言われています。しかしながら,現実は私はそうばかりは言っていられない。非常に学校現場としては厳しい問題があるというふうに私は受け取っています。といいますのは,発見が遅れるというのは,いわゆるその発見する教師の現場がどういった状況にあるのかというのを教育委員会はどういった認識を持っていらっしゃるか。ちょっと答えにくい問題ですけども,もう少し具体的に教えていただければありがたいと思います。


○教育長(古川次男君)


 どういう,発見しにくいというのは,結局子供がですね親にも言わない。子供もプライドがありますから,だから,親にも言わない。それからましてや担任にも言わないというような傾向を持つ子供もたくさんおります。しかし,訴える子供はやっぱり訴えるわけです,先生にですね,あるいは親に。そういう子もおるわけです。発見しにくいということですが,私はやっぱり教師の力量といいますか,例えば,子供を朝迎えて朝の学活という時間がございます。その時間に子供の顔色やらそういうのを終日見ているわけですから,帰りの時間にも会がありますからね,そういうような子供たちの様子をしっかり見極める時間というのはあるわけでございますから,ただ遊びの,授業時間の,いわゆる遊びの時間に先生たちが全部加わってというようなことはなかなか難しいと。そういう面で見落とすという面もあるかも知れませんが,そういうような状況の中で教師が見落としているのではないかと言われれば,そういうきらいがないわけでもないと。例えば,非常に多忙であって生徒と接する機会が少ないというふうにやいやい言いますから,そういう面も若干あるんだろうというふうに考えます。


○10番(徳田芳郎君)


 私は学校の現場の方々から聞いた中では,やはり今の学校の運営の中でそこに働いていらっしゃる方々がかなり仕事的には,週6日が週5日になったということで,そこら辺の問題を含めて結構忙しいといいますか,そういった問題もあると。もう一つは,学校全体でそういった時々の問題に対する取り組む姿勢といいますか,そういった問題も私はあるというふうに感じています。特にこういった新聞報道されて,今までいろいろな問題が文科省は事実をつかんでなかったというような状況を見たときには,その問い合わせ方が悪いのか。学校現場が受け取り方が悪いのか。そこら辺を含めたときには,やはりもう少しこういった問題が出る前に,最初報道された時などにきちっとした学校側の対応の仕方によってはかなりそういったいじめの問題等については現実をつかめられたのではないかと。特に子供たちの場合は素直ですから,どこかでどんな小さなことでも必ずそういったことがあればサインを出すと思うんですよ,いじめがあった時なんかの問題については,性格が違ったりしてそれぞれ出すサインの仕方は違うかも知れませんけども。もうそういったことを考えたときに学校全体でこの問題に取り組む姿勢というのをきちっとみんなで確認をして,この問題についてはこういったことで取り組もうやということがあれば,私は必ず見つけられるものだというふうに思うんですけれども,そういった点についてはどうですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 議員ご指摘のとおり,全国でいじめによる自殺ではないかというような報道がされ始めましたのが10月の初旬でございました。その報道の最初の直後ですね臨時の校長会を設けまして,これまでいじめについての報告はなされていなかったけれども,本当にそうであったかどうかもう一遍点検をしていただきたいというようなことでですね呼びかけをしまして,結局,臨時校長会は2回設定をしたわけですが,昨日もお答えしましたように,例えば,指導体制はどうだったのか。あるいは教育相談とか,教育活動,家庭や地域との連携というのはどうだったのか。そういった視点でもう一遍見直していただきたいと。その中でも特にいじめをきちっと見抜くんだというようなそういう姿勢を職員一人一人に持たせていただきたいというようなこと等でお願いをし続けてきているところです。それから,臨時の校長会については10月に入ってからというふうに申し上げましたけれども,4月当初からこのことについては機会あるごとにきちっとした発見,見届け,対応,そういったことでお願いをしたいというようなことを繰り返しし続けてきているところであります。


○10番(徳田芳郎君)


 一つの例ですけども,2年前だったと思うんですが,今の教育長が隼人の教育長時代に1回教育委員会に報告をしたことがあったんですが,その内容は隼人中学校で生徒同士がいじめをして,そしていじめられた子は学校から外で万引きをさせられたと,そういった事実がありまして,それで私は父兄から相談を受けて教育委員会にそういった,そこで学校現場はどうしたかと言いますと,学校現場はその子供たちの問題だから,警察に届けて処理をしてくださいという学校側の指示であったという非常に残念な結果です。そういったことを,その時の学校教育課長に報告をしてそういった事実が報告をされていたかということを聞きましたら,いや,されてないと。そしてそれから慌てて現場に行かれて,1回目は「そんなことはない。」と言う。2回目に聞いてようやく口を開いて報告をされたというそういった非常に悲しいそういうような出来事があったというのを聞いた時にはですね,私は必ずしも2年経ったから改善されたとは思っていません。いわゆる学校現場が,先ほども申し上げましたとおり,そういった学校全体として取り組む姿勢がきちっとされておればそういったことはないというふうに思います。特にもう一つの例としては,父兄から相談を受けたのは,中学校の場合ですけども,学年主任がしっかりしておれば,その学年は非常にいろいろなこう伝達をしても,子供の問題にしても非常によくいくと。しかしながら,そうでない場合についてはなかなか子供たちがいい方向にいかない部分もあるというふうに聞いています。ですから,先ほども申し上げましたとおり,学校側の姿勢について,今後はきちっとした対応の仕方について,教育委員会としてはその点についてどう考えていらっしゃるか。お伺いします。


○教育長(古川次男君)


 先ほど学校教育課長が校長会を通して盛んにこう指導しているというふうに言いましたが,その校長会に私も出席しまして冒頭指導するわけですが,そん中で今まで全国的にいじめが発覚して自殺,そういうのが追い込まれているのが,それらを発見する力が教師にないということが一番悲しいことだと。もうちょっと自己の仕事を,そういうのをもうちょっとしっかり認識するようにそれぞれの学校の教職員に指導してくださいと強い口調でこうお願いしておりますので,もう今,どなたでしたかね,学校が教育委員会が怖くて報告をしないのじゃないかというような発言もございましたけど,私はそういうことは決してないと。今のところ霧島市においてはもう月例報告やいろんな面で上げてきますが,全部細かなことまで報告をもらっておりますし,隠すということはもう絶対に今ないと確信をしております。


○10番(徳田芳郎君)


 教育長は学校の現場といいますか,その校長なり,教頭なり,そういった所のレベルと話をされる機会の方が多いと思います。要は学校全体で取り組むようなそういった方向性をするんであれば,やはりたまには学校現場に行って,市長が市内を34小学校区を回られたように,やっぱりこういった厳しい時代であればあるほどトップに立つ人がそういった姿勢を見せれば学校現場も私は変わる要素はあると思うんです。ですから,今後こういったいじめなんかについては,新聞報道されてからはどうしても遅いわけですね,対応は,もう始まった後ですから。そういったことを考えたときにこのいじめ問題についてはきちっと対応をするということについてはやはり知恵と工夫を出して,そしてみんなで汗をかいて子供たちを守っていかなければいけないのではないかと思います。今,学校現場では,画一的な授業,学力をつけること。日常業務などで会議とか,デスクワークとか,もうそういった現場はいろいろな様々な課題も抱えていらっしゃいます。ですから,きちっと目を向けていればいいんですけども,そういったことだけにはならないということもあるという現実だけはちゃんと目を向けて,そして学校全体として取り組む姿勢をきちっとやっていただかなければ,幾らいい指導を伝達をしても,守るのはその現場の方々ですから,そこんところをきちっとやっていくためには,さっき申し上げましたとおり,やはり現場に出て行って,そしてきちっとみんなの前でそういったことを伝えていく。そしてみんなでお互いに頑張ろうやという確認をしていくことが大事ではないかと思いますが,どうですか。


○学校教育課長(村田研史君)


 ただいまご指摘の点についてですけれども,最初の答弁でも申し上げましたように,いじめの発見については大きくは四つの方法で現在考えておりますと。その中でも,例えば,指導主事等が学校を直接訪問をして,これは学校長あるいは教頭先生方だけでなくて,職員とも語り込むという場面も設定をしております。もちろん教育長も,これは定期的にということもありますけれども,学校訪問をしてこういった内容についても話題にしているということもございます。


○10番(徳田芳郎君)


 市内ではお年寄りの方を中心として防犯パトロールといういわゆる市民協働でそういったいろんな問題が取り組まれています。ですから,そういった,地域ではそういったことをやっているわけですから,今後ともきちっとその教育現場に足を向けて,そして現場でそういった取り組みをされることを最後にお願いして次の問題に入ります。行政改革の問題ですけども,この行政改革の大綱をまとめる前に市民に対して市の行政サービスがどのように受け取られているか調査をされた上でこの行政改革に取り組まれたかどうか。まず初めにお伺いします。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 こちらにつきましては二つの組織を利用させていただいております。まず一つは行政改革推進委員会という鹿児島大学の原口先生を会長とする委員会でございます。それとあと55人委員会がございます。こちらの方に行革に対するいろんな,まず質問を,アンケート調査を行いまして,今,行政に対する課題は何かというような調査をいただきまして,それを基に今度は会議を開きましてそれぞれご意見をいただいたところでございます。それと最終的にはパブリックコメントということで,行政改革大綱の案ができた時点でパブリックコメントをいたしております。


○10番(徳田芳郎君)


 市長に1点お伺いしますけども,市長はかねてから,1年の中でいろいろ様々なことを取り組みをされましたけども,いろいろな同僚議員からも質問がありましたけども,行政サービス,負担の問題,そうした問題でいろいろ声が聞かれていると思いますけども,そういった問題がこの行政改革にはどういったふうに取り込まれたか。市長の感想をひとつお伺いします,負担から全部含めて。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 まず行革をしていく中で項目を何をするかということが一番大事だったかと思います。まずいろんな意味で出の関係,入りの関係,そういったのをしていく中で,国が示しました一つの指針がございましたので,その項目を一つ一つを現況を調べ,課題を抽出し,そしてどうしていくかという作業を行ったところでございます。


○10番(徳田芳郎君)


 なぜこういうようなことを聞いたかと言うと,市長は以前牧園町長として,合併協議会の委員としていろいろ協議の中で最高決定をされた所に参画,参加されていたわけです。この合併協議会というのは,人と労力と金をかけ,そしてその中に住民代表も参画され,そして作成されたまちづくり計画であります。いわゆる何年間といいますか,3年間ぐらいなのか分かりませんけども,そういった長きにわたっていろいろなこう段階を経て協議されております。いわゆる事務段階から最高の住民代表を参加させた中でこういったまちづくり計画をつくっていらっしゃる。そして10年間かけて特例債も350億の借金をしてまちづくりをするんですよということをされました。もうそういったことを受けたときにやはり,この行政改革を私は否定するものではありません。きちっとやらなければいけない。だけど,その前段にやはり,市民が合併して,今合併した時に約束をしたことと違うんじゃないかというのが結構,いろいろな方からも質問がありましたとおり,あるわけですね。そういったことをやはりその場では,行政改革大綱を決めるんであれば,その前段に市民にきちっと説明をした中で,そしてこうしたまちづくり実施計画を決めたけれども,しかしながら,今,合併をした時と合併した後からの今の状況では余りにも財政問題を中心としたものが変わってきたと。そのことで約束をしたことがこのように変えなければいけないということを,変えなければいけないと思っている。そのことはやはり市民に発信をして分かってもらう。それから後に行政改革機構,推進委員会なり,いろいろな所で協議をするのが筋ではないかというふうな考えに立って,そういったことで市長の声をお伺いしたかったけど,返事がありませんでした,残念ながら。そういったことを私は考えています。ですから,こういった非常に,同僚議員からもありました。私はこの行政改革大綱のですね中身を見た時に非常にこう素晴らしい作文ができているんですよ,素晴らしい文章が。もうとてもじゃないけど我々には理解ができないような難しい言葉をずうっと,まず読み上げますと,「目的,妥当性,有効性,効率性,公平性,それから優先度,重要度,貢献度を見極め,選択と集中を行うとともに」という,これはだれが見てもこれは学者が書いたんじゃないかと言われるような作文です。そうであればあるほどやはり方向性は市民に前もって話をした上で,どうしてもこの行革大綱をやらなければいけない状況になっている。その内容をまず市民に示してからそういった話し合いをすべきじゃないかというふうに思います。市長とすれば,55人委員会なり,昼食会なり,いろいろなことをされていますから,いろいろな声を聞かれたと思います。ですから,そこら辺の声を聞かれた上で,その声を集約をして,その行政改革の中に市長としてはどういった方向をということは言われなかったのかどうか。お伺いします。


○市長(前田終止君)


 お手元の今紹介のあった大綱の考え方でございますけれども,確かに私もその方針を最終的にこう答申,そして,また,説明を受けながらですね,議員仰せのような点も感じております。これまでに至るまでの過程,これはそれこそ合併協議会の前からずうっとこう,合併の前から積み上げてきたものと,合併してから事実としてそれを受け止めながらきて,そして私としては市民の声を聞く最大の努力を可能な範囲で精一杯して参りましたよと。それが一つは移動市政でございましたし,あるいは,また,今も続けておりますランチで語る会でございますし,あるいは,また,市民全体からあらゆる機会に声をかけられます。そういうときに出て行き,また,自分の気持ちも語り,また,相手の話も聞くというようなことでございます。その上にきちんとした相談を申し上げて,55人委員会とか,この行政改革に対する特別な取り組みの委員会をお願い申し上げ,練り上げていってもらったものということでございます。どうか,この後はこのことをしっかりと市民の方々に理解をしていくご指摘のようなことについての最大限の努力をしていくということになろうかというふうに思うわけでございます。


○10番(徳田芳郎君)


 一定の市長の方針が示されましたので,そこのところは少し分かりましたけども,要するに市長のかけ声がやはり庁舎内,総合支所を含めてみんながそのことをきちっと受け止めてやっていただかなければ,これは改革は進まないと思います。今すべてのものを行政評価制度を使って見直しをするとか,いろいろ書いてございます。ただ,今,庁舎内には残業は恒常化してもう職員がバタバタしている所も結構まだあると思っています。特に2005年度の決算の中で職員手当の中で残業手当が相当な額に上がったというふうに聞いています。そういった中を見た時にはですね,やはりそういったものを,人件費を節約するんであれば,まずそういった正常な形で仕事ができる体制をつくって,その中から行政改革というのをやっていかなければ,道半ばにして,行政改革だけを前に進むということは,非常に逆に問題の箇所が出てくるような感じもしてなりません。その点について,一つお伺いしますが,自主財源が少ないわけですから,事業費の縮減を図る道以外に私はこの財政を立て直す方法はないと思いますが,普通建設事業等の大幅な見直しはいわゆるまちづくり実施計画の大幅な修正につながると思いますけども,その点についてはどうですか。


○財政課長(平野貴志君)


 先に答弁申し上げましたように,8月に策定いたしました経営健全化計画の中で19年度以降の歳入の見込み,そして歳出の標準的な見込み等をお示しをしているところでございまして,一般財源が限られております本市の状況からいたしますと,その経営健全化に示した内容でそれぞれの費目の歳出規模が決まってくるものと考えております。したがいまして,普通建設事業につきましても当然にその計画の試算に基づくものになってこようかと思っております。現段階で申し上げますと,まちづくり計画とシミュレーションの額の比率で申し上げますと約60%程度になるものというふうに考えております。


○10番(徳田芳郎君)


 財政問題で少し,1点だけお伺いしますけども,今先ほど答弁がありました中で新型交付税の話が出てきました。特に私は,学者の方々から聞くと,新型交付税そのものがその中で交付税を削減するものではない。言えば分かりにくかった制度を少し整理をするというのが大きなこの新型交付税の在り方の問題だというふうに聞いています。しかしながら,今,この新聞報道されるのはほとんど地方交付税の抑制策が出るわけですね。いわゆる今度国債の発行額を30兆以下に抑えるということで出された。そのことが言えば地方にとっては減税方針とか,そういったものなんかが出ておりますので,ややもすると自主財源が減る可能性がかなり高くなるのかなあということでありますけども,新型交付税を含めてこれからの財政運営についてはかなり厳しい状況が,その1年,2年ということではなくて,ある程度中期的なものまで難しい,厳しい環境があるのではないかと思いますけども,財政担当者としてはどうお考えですか。お伺いします。


○財政課長(平野貴志君)


 新型交付税の導入が予定をされておりますけれども,新型交付税の影響につきましては,国の方では需要額の大体41兆円の中の約5兆円を新型交付税の方に振り替えるというふうにしております。これは3か年間でということでございまして,率で約10%程度でございます。先ほど答弁の中にもございましたように,仮の試算でございますけれども,やはりその増えることはないのではないかという見通しを立てております。自主財源の中で市税の見通しにつきましては,所得譲与税として譲与されておりますものが,平成19年度から個人住民税へ振り替わって市の方で徴収するというようなそういうことになって参りますと,徴収率等の問題もございますが,そういう税収の関係,それから交付税の見通しでございますけれども,交付税につきましては前年度の税収等の影響が非常に大きいわけでございます。特に本市のような企業等の法人市民税等が占める割合が大きい場合におきましては非常にその税収と普通交付税の場合の交付額に大きな差が出て参りますので,一概に申し上げられませんけれども,ただ税収と交付税の関連でいきますと,その税収が増えている分については交付税が減りますけれども,総体の一般財源としては1年遅れではカバーができると,そういうような状況になってくるのではないかということでございます。したがいまして,総額が減ってきて,地方交付税の総額が減ってきて,例えば,今のような交付税,税収等の状況等が好転して参りますと自主財源の確保という面では若干上向いてくるのではないかと。ただ経営健全化の中ではやはり自主財源の中の一般財源としてやはり41億円の改善をするというそういう目標でございますので,その目標に近づくように,そしてそういう財源を確保し,また,歳出の方は削減をするという努力をしていかなければ財政の健全化というものは見えてこないのではないかということでございまして,そういう面では歳入につきましても,また,歳出につきましても特段の努力を必要とするのではないかというふうに考えているところでございます。


○10番(徳田芳郎君)


 ちょっと順序を変えて,さっきの飲酒運転の関係で少し,1点だけお伺いしますが,私はその飲酒運転の処罰を反対するものではなくて,いわゆる新聞報道でされましたように,厳し過ぎるというところの問題を言いたかったわけです。特に,地方自治は,すべて行政サービスは法律に基づいて行われます。ですから,地方公共団体は法律に違反したものはできないわけだというふうに思います。特にまた裁判でも疑わしきは罰せずという原則があります。そういったことを考えたときに,新聞報道もそういった点に立って恐らく,飲酒運転の関係ではいわゆるプライベートの関係の所まで踏み込んだ処分というものがどうかというふうなニュアンスの報道がされておりましたけども,そういったいわゆる法律の枠内でこの処分というのはやるべきではないかということで質問をしたわけでありますが,もう1回そこの点についてお答えを願います。


○職員課長(津曲正昭君)


 処分が厳しいのではないかというご指摘でございますけれども,今回の霧島市の指針につきましては国の指針を参考につくりました。その中で国とは若干違うのかなと思われる所が2点ほどございます。一つは飲酒運転のほう助者に対する処分ということでございます。これは国には指針の中には入っておりません。ただし,このほう助の件につきましては,道交法の中で飲酒運転のほう助については重ければ禁固刑というようなこともうたわれておりますので,そこで載ってないのかなあと推測いたします。それから,飲酒運転をして,事故を起こさなくて,酒気帯びとかで検挙をされた場合,国には免職というような罰則は入っておりません。この点について霧島市の場合は免職もあり得るというようなことで指針の中にはうたってありますけれども,今,議員がおっしゃいましたように,処分をいたします場合には裁量の範囲内と,任命権者の裁量の範囲内ということもありますし,あと先ほど言われました判例に照らし合わせてということもございますので,すべて免職ということではございませんで,停職又は減給ということもありますということもあります。ですから,原則として免職ですよというような表現にとどめてあるわけでございます。


○10番(徳田芳郎君)


 それから,もう1点,一つ忘れてました。この答弁書の中で「アルコール検知器12台を配置して」ということが書いてありますけども,いわゆる,「環境づくり」ということで結んではありますけども,これまでやらなければいけないというのがちょっと私は理解しにくいんですけども,これはどういった理由でアルコール検知器12台を配置されたのですか。


○総務部長(西重正志君)


 お答えします。先ほど市長の答弁の中にもありましたように,飲み会があって家に帰って,明くる朝奥さんでも送ってもらってきたと。それでもやっぱり残る場合があるんですね。職員がちょっとおかしいなと思った時に確認をしてもらうというような意味で設置をいたしております。本人は「いや,私はもう大丈夫だ。」と言っても,検査してみれば当然アルコールが検出される場合もございますので,今回このような処分の基準を設けたこともあって,そのようなちょっとしたことから職員が検挙されるとか,そういうのがないように職員にもちゃんとした確認をとって運転をしてもらいたいというようなことからでございます。


○10番(徳田芳郎君)


 試しにこれ1台幾らするんですか。


○総務部長(西重正志君)


 お答えします。1台6,200円程度(P★に「9,660円」と訂正あり)でございます。


○10番(徳田芳郎君)


 また戻って行革の中でですね職員の給与問題が「適正化に努め,市民の理解が得られるよう適正化に努めます。」ということと,それから職員の健康管理の問題で書いてありますけど,この二つについてお伺いします。どういったことを目指してこういう文章化されたのか。7ページだと思います。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 まず給与につきましては,先ほど申しましたとおり,地方公務員法の中で生計費,国,それから地方公共団体,そして,また,民間などとの比較の中で適正化を図っていかないといけないということで,例えば,住民の方々には公務員の給与は高いのではないかというようなご批判もございます。実際高いか,低いかというのを公開することによって分かっていただくという作業をまずやりたいということでございます。特に今回少し今までと変わってきたのが,県の人事委員会の話もございますけれども,前は民間との比較は国全体の民間との比較をしておりましたけれども,今回から県の人事委員会そのものも県の民間の給与などがこういう状態にあるというのをお示しされて,それとまた比較するべきというようなことなどもさせておりますので,そういった所との比較とか,それからよくあります特殊勤務手当などがよく話題に上りますけれども,そういったのが霧島市はどういったのがあるのか。それが実際民間の方々から見て適正な特殊勤務手当なのかとか,そういったのを公開することによって判断していただきたいというようなことでございます。そして,また,例えば,給与につきましてはラスパイレス指数とか,いろんな指数がございますので,それをすべて公開することによって住民の皆様方に納得していただくというような作業をしていきたいというふうに考えております。それから,福利厚生事業などにつきましてでございますけれども,こちらの方につきましても,関西のある大きな市で,例えば,制服と称して福利厚生事業の中で制服を支給していたというようなこともございます。これは,例えば,その制服をすることが闇給与ではないかとか,そういったご批判なんどを受けております。それはやはり住民の方々から制服をすること自体が本当にいいのかどうかというお話が出てきたものでございますので,そういった住民の方々から見て納得できる福利厚生事業でありたい。そして,また,給与でありたいということをここに書いたということでございます。


○10番(徳田芳郎君)


 最後に1点だけ,もう1点お伺いします。同じく7ページの中で「福利厚生事業の適正化」というふうにありますけども,その点についてお答え願います。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 これにつきましてはもうまさに適正化が行われているところでございます。旧1市6町の時代は,例えば,市の職員,町の職員が福利厚生事業でスポーツ大会をする時にその部分を援助をしたりとか,いろいろあったんですけれども,そういった部分はすべて霧島市になりまして廃止いたしております。これあたりも住民の方,皆様方から納得いただける福利厚生事業のみの事業になっておりまして,もう適正化が図られているところではございますけれども,今後またそれに反するような新たなものが出てこないようにという抑制の意味でもここに書かさしていただいているところでございます。


○議長(西村新一郎君)


 以上で徳田芳郎議員の一般質問を終わります。これで本日の一般質問を終わります。残りの13名については明日以降の本会議で行います。本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。


               「散 会  午後 5時32分」