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鹿児島県 霧島市

平成18年第3回定例会(第5日目 9月15日)




平成18年第3回定例会(第5日目 9月15日)





             平成18年第3回霧島市議会定例会会議録





 
1.議事日程は次のとおりである。


                      平成18年9月15日(第5日目)午前9時開議


┌──┬──┬────────────────────────────┬─────┐


│日程│議案│   件                  名     │ 備 考 │


│  │  │                            │     │


│番号│番号│                            │     │


├──┼──┼────────────────────────────┼─────┤


│ 1│  │一般質問 池田 靖君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・洪水・土砂災害のハザードマップの早期作成・│     │


│  │  │       配布について               │     │


│  │  │      ・小・中学生の基礎学力共通テストの集計結果の│     │


│  │  │       評価とその公表のあり方について      │     │


│  │  │     秋広眞司君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・梅雨及び台風による豪雨災害対策について(鹿│     │


│  │  │       児島県北部豪雨災害を教訓として)     │     │


│  │  │      ・職員の綱紀粛正について(福岡市職員の飲酒,│     │


│  │  │       追突,逃走による3幼児死亡事件の重大さに鑑│     │


│  │  │       み)                   │     │


│  │  │     山浦安生君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・指定管理者制度について          │     │


│  │  │      ・災害防災について             │     │


│  │  │     新橋 実君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・環境問題の施策について          │     │


│  │  │      ・海岸に集積する流出物の処理について    │     │


│  │  │     中重真一君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・奨学資金制度について           │     │


│  │  │      ・道路行政について             │     │


│  │  │     岡村一二三君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・霧島市地域防災対策について        │     │


│  │  │      ・財務会計のあり方について         │     │


└──┴──┴────────────────────────────┴─────┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    2番  松 元   深 君      3番  秋 広 眞 司 君


    4番  池 田 綱 雄 君      5番  有 村 久 行 君


    6番  徳 田 拡 志 君      7番  山 浦 安 生 君


    8番  神 園 三 郎 君      9番  厚 地   覺 君


   10番  徳 田 芳 郎 君     11番  宮之原   稱 君


   12番  黒 木 更 生 君     13番  中 重 真 一 君


   14番  四 元 寿 満 君     15番  新 橋   実 君


   16番  仮 屋 国 治 君     17番  林 薗 澄 男 君


   18番  脇 元   操 君     19番  植 山 利 博 君


   20番  上 鍋 正 光 君     21番  塩井川 幸 生 君


   22番  久 保 史 郎 君     23番  岡 村 一二三 君


   24番  島 廻 一 心 君     25番  木野田 恵美子 君


   26番  山 神 生 人 君     27番  池 田   守 君


   28番  下深迫 孝 二 君     29番  栫 井 成 孝 君


   30番  吉 永 民 治 君     31番  今 吉 歳 晴 君


   32番  尾 崎 東記代 君     33番  木 場 幸 一 君


   34番  浦 野 義 仁 君     35番  池 田   靖 君


   36番  細山田 為 重 君     37番  蔵 原   勇 君


   38番  田 代 昇 子 君     39番  前川原 正 人 君


   40番  窪 田   悟 君     41番  川 畑 征 治 君


   42番  深 町 四 雄 君     43番  時 任 英 寛 君


   44番  中 村 幸 一 君     45番  西 村 新一郎 君


   46番  宮 内   博 君     47番  徳 田 和 昭 君


   48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君





4.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長   前 田 終 止 君   助     役  南   洋 海 君


 助     役   福 永 いたる 君   総 務 部 長  西 重 正 志 君


 企 画 部 長   藤 田   満 君   生活環境部長   林   兼 行 君


 保健福祉部長    福 盛 安 美 君   農林水産部長   東   邦 雄 君


 商工観光部長    長 崎   薫 君   建 設 部 長  秋 窪 直 哉 君


 工事監査部長    大 井   正 君   まちづくり調整監 内   達 朗 君


 消 防 局 長   中 馬 達 己 君   会計管理部長   池 田 和 弘 君


 総務部次長兼    南 田 吉 文 君   危機管理監    宇 都 克 枝 君


 総務課長


 行政改革推進監   山 口   剛 君   生活環境部次長  杢 田 耕 一 君


 保健福祉部次長   今 村 恭 一 君   商工観光部次長  柳 田 秀 徳 君


                       兼商工労政課長


 建設部次長     塩入谷 政 秋 君   職 員 課 長  津 曲 正 昭 君


 広報広聴課長    間手原   修 君   財 政 課 長  平 野 貴 志 君


 行政改革推進課長  濱 ? 正 治 君   環境衛生課長   川 村 直 人 君


 耕 地 課 長   馬 場 義 光 君   土 木 課 長  中 村 順 二 君


 都市整備課長    篠 原 明 博 君   牧園総合支所   橋 元   修 君


                       建設課長


 教  育  長   古 川 次 男 君   教 育 部 長  吉 永 冨城夫 君


 教育部次長兼    石 塚 義 人 君   学校教育課長   村 田 研 史 君


 教育総務課長





5.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長    成 枝 靖 夫 君   議事調査課長   谷 山 忠 憲 君


 議事調査課課長   山 元 春 行 君   書    記   赤 塚 孝 平 君


 補佐兼議事係長


 書    記    井 上 寛 昭 君   書    記   米 元 利 貴 君





6.会議のてん末は次のとおりである。





              「開 議  午前 9時00分」


○議長(西村新一郎君)


 ただいまの出席議員は44名であります。定足数に達しておりますので,直ちに本日の会議を開きます。





  △ 日程第1 一般質問





○議長(西村新一郎君)


 昨日に引き続き一般質問を続けます。35番池田靖議員より2件通告がされております。したがって,池田靖議員の発言を許可いたします。


○35番(池田 靖君)


 皆さんおはようございます。霧島市議会9月定例会の一般質問も4日目で議員の皆さんも,執行部の方々も大変ご苦労さまでございます。朝早くから夕方暗くなるまで務められました一般質問も本日が最終日となります。本日もよろしくお願い申し上げます。毎日暗いニュースが続く中,一昨日は悠仁親王殿下の命名がお決まりになって日本国中が明るいニュースに包まれて喜びました。私も7日に当市役所の1階に設けられました記帳所で慶祝の記帳をさせていただきました。では,一般質問に入らさせていただきます。私はこの第3回定例会に通告をした二つの問題について市長と教育委員長に対し質問します。霧島市が誕生して開かれた4回の定例議会で48名の議員の半数前後の方たちが毎回質問されています。それだけ本市には課題が山積し,それらの問題の多くが未解決である証左と考えます。そこで第1問,洪水・土砂災害のハザードマップの早期作成と配布について市長に質問します。去る8月23日付の南日本新聞によりますと,「日本損保協会などのアンケート調査に回答をした全国の市町村の約6割が住民避難の指針となる洪水や土砂災害のハザードマップ,いわゆる災害予測地図でありますが,これを作成していないことが分かった。」と報じています。当市では8月31日緊急防災会議が開催され,42名の委員のほか,傍聴をした我々市会議員や各地域の自治組織の役員,そのほかの市民,さらには報道関係者など約130名が参加されました。そして避難問題,危険箇所,災害時の組織体制,対応の仕方など真剣に論議されました。当市をはじめ,今回の県北部豪雨災害について具体的な検証とその対策の難しさを私も再認識したところであります。このたびの定例会で同僚議員からも数多く災害対策関連の問題提起や質問がありますが,私はこの住民避難の指針となるハザードマップの早期作成と配布について質問するものであります。私の住んでいる牧園町では合併前の平成8年霧島山火山防災マップが作成され,配布されています。また,土砂災害のため土石流発生危険箇所や避難場所を図示した防災マップが平成15年に配布されています。そこで第1点としてこの霧島市において合併前の1市6町ではこのハザードマップの策定状況はどうであったのかであります。当市において国分・隼人地区の水防洪水対策,また,周辺部の中山間地域での土砂災害防止対策など,新市603km2という広大な地域の中には,山あり,川あり,谷あり,海ありでそれぞれの場所によりその災害の発生状況は異なっております。旧自治体でのこのハザードマップの作成状況はどうであったのかまず質問するものであります。第2点として,このハザードマップ策定の予算も計上されておりますが,現在その作成状況はどのくらいまで進捗しているのか。どのようなスケジュールで作業をし,作成を終えて,そしていつ頃までに全戸に配布できるのか質問するものであります。次に,第2の問題,小・中学生の基礎学力共通テストの集計結果の評価とその公表の在り方について教育委員長に質問します。本市では県下共通の基礎基本定着度調査が1月に実施されて,この集計結果が7月の広報きりしま,お知らせ版で公表されています。これと同じ調査が昨年の1月にも合併前の市町で実施され,小学校5年生と中学校1年生・2年生が対象となって,小学校では,国語,社会,算数,理科の4教科と1学級を抽出して意識調査を実施しています。また,中学校では,国語,社会,数学,理科,そして英語の5教科と,小学校と同様に意識調査を行っています。わが霧島市は小学校34校を含む小・中47校が義務教育の場として存在し,マンモス校もあれば,複式学級のある小規模校もあります。そこで第1点,当霧島市地域には世界的先端技術の京セラ,ソニーをはじめ,優良企業があるテクノポリス指定区域があります。この調査のうち「小・中学校の理数科の定着度において中央地区と周辺地区で格差があるのではないか。」との保護者からの声を聞きます。実態はどうであるのか質問します。第2点として,そのような格差があるとすれば,その原因の一つとして理数科における教材・備品の整っている学校と不十分である学校があるやとの話があります。この点について質問します。読み,書き,計算などの基礎学力の定着状況とは,その学科において児童・生徒の学力が身につくこと。すなわち真の理解をしているのか,していないのかの状況判断をすることであります。真の理解とは一人一人が十分に納得して身につくことであります。この調査目的にも「個に応じた指導方法の改善充実に資する。」となっています。そのためには,文字,文章や言葉だけではなく,教材,教具が極めて重要な働きをするわけであります。例えば,物差しで測り,温度計で確かめ,百葉箱で知識を広げ,さらに天体望遠鏡の観測体験が子供たちの成長を充実させ,身についていくと考えます。この大きな役割を果たすのがこれらの教材や備品であり,その大事な教具,備品の整備状況,すなわち「充足率に差があるのではないか。」との声があります。各学校ごとの理数科の教材・備品の充足率の実態はどうなっておりますか質問します。第3点は,この調査結果を当市の広報7月号で1ページにわたって表示,公表しています。この広報を基にして教育委員会は各小・中学校ごとの調査集計結果を作成してPTA等で説明をし,その結果が学校・児童・生徒・保護者それぞれの励ましとしてさらなる基礎学力向上を図られたらどうかと考えるものであります。以上,学校ごとの集計結果を出して,その基礎基本定着度調査を生かすことは考えておられませんか。教育委員長に質問をするものであります。市長,教育委員長の明快で率直な答弁を期待して私の第1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 皆さんおはようございます。池田議員から2点につきましてご質問でございました。1点目については私の方から答弁をいたします。2点目につきましては教育長が答弁をいたします。洪水・土砂災害のハザードマップの早期作成・配布についてのご質問でございました。去る8月23日付の南日本新聞が「このハザードマップの作成市町村は日本全国で4割にしか過ぎない。」と報道をされた。先の豪雨災害からして当霧島市の市民の多くが大きな関心を持ってる。そういう中で一つには合併前の1市6町におけるハザードマップ作成状況はこれまではどうだったのか。2番目に本市のハザードマップ作成とその配布を急ぐべきと考えるが,どのようなスケジュールで作業をし,いつまでに作成をして全戸に配布ができるのかと,こういうご質問でございました。その1点目についてお答えします。洪水被害の恐れがある浸水想定区域を県知事が指定をし,避難先などを示した洪水災害予測図,いわゆるの洪水ハザードマップについては,平成17年5月の水防法の改正を受けて県が霧島市においては,天降川,手篭川,郡田川を水位情報周知河川とし,現在浸水想定区域等のデータ整備を行っておりまして,合併前のどの市町でも作成はいたしておりません。一方,同じく鹿児島県知事が指定をした土砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域などを表示する土砂災害ハザードマップについては,旧溝辺町が平成17年に作成されており,そのほかの市町においては避難所情報や災害発生時の各種情報などを記載をした防災マップを旧横川町及び旧牧園町で作成をされているところでございます。また,土砂災害警戒区域の区域のみを図面上に記したものを旧国分市では作成をされております。次に,2点目についてお答えいたします。今年度は霧島市の新しい地域防災計画を策定することになっておりまして,それに合わせて洪水・土砂災害のハザードマップを作成することといたしております。先ほども述べましたように,ハザードマップには県知事が指定をした浸水想定区域や土砂災害警戒区域などに関する情報を盛り込むため,県との連携の上,該当する地域住民の方々への説明などを行い,そして,また,今回防災会議の中で見直しを検討している避難所や避難経路などの情報など地域防災計画作成の進捗状況も関係いたしますことから,市内全戸配布は年度末を予定をいたしているところでございます。


○教育長(古川次男君)


 小・中学生の基礎学力共通テストの集計結果の評価とその公表の在り方の質問についてお答えいたします。まず1点目でございますが,全県下一斉に1月の中旬に基礎基本定着度調査を実施しております。霧島市教育委員会としましては合併後市全体としての学力の実態を把握しているところでございます。また,県や姶良地区,市,各学校段階での分析を行っており,旧市町地域間の分析はしておりません。したがって,このテストの結果を受け市全体としての学力向上を図っていきたいと考えておるところでございます。2点目についてお答えをいたします。旧市町の整備計画の違いもあり,理科教材・備品及び算数・数学科教材・備品の整備に差があると認識をしております。霧島市として合併しましたので,現在各学校の備品の状況を把握しており,今後本市教育計画に基づいて整備を進めていき,教材・備品の充足率についても学校間に差が生じないように努力をしていきたいと考えております。2点目の小・中学生の基礎学力共通テストの集計結果の評価とその公表の在り方についての3についてお答えをいたします。学校での基礎基本定着度調査の公表につきましては各学校の校長判断としておりますが,実際は,議員ご指摘のとおり,既にほとんどの学校で自校の結果について公表し,児童・生徒,保護者の励みにいたしております。今後も具体的な指導を通してさらなる基礎学力の向上を図るように努めたいと考えておるところでございます。


○35番(池田 靖君)


 ただいま非常に簡単なご答弁をいただきました。少し細部にわたってご質問をいたしたい。まず第1点のハザードマップ作成は全市にわたることは当然でございますが,私は,そのマップの分割区分といいますか,細かい所まで分かるような区分をされるべきだと考えております。少なくとも市民が自分の住んでいる区域の範囲というのは小学校区単位ぐらいが最適と考えています。以前牧園町では町が全体のものが一つできておりまして,非常にそれが大き過ぎるというか,大ざっぱというふうに感じております。ですから,自分たちがこう歩いていける行動範囲ということを考えながら避難場所なり,避難経路なりを図示していただく必要があるのではないかというふうに思います。その点をまずお伺いをいたします。


○総務部次長兼総務課長(南田吉文君)


 今回作成しようとしておりますマップでございますけれども,今,議員ご指摘の点からまず申し上げますと,牧園町のマップは,これがマップですね。これは全町これに載っておりまして,避難場所とか,地滑りの区域がちょっと示してございます。これがマップでございます。今回作成しようとしておりますマップでございますけれども,今ご指摘の小学校単位とございましたけれども,考えておりますのは,自治公民館,地区公民館ですね,単位でつくろうかと,そういうふうに考えております。したがいまして,90の自治公民会があるわけですけれども,それを約50ぐらいにちょっと整理整頓しまして,その単位でつくろうと。大きさはですねこういった大きさにしようと思っております,A1ですね。かなり細かい所まで網羅できると思っております。と申しますのは,GIS,地図情報というのがございますけれども,それを活用してつくろうと考えております。これは裏面,表面使いまして,裏面等には,先ほど来からいろいろ問題になっております災害時の様々な注意事項とかですね,そういったものを織り込んでいきたいなと,そういうふうに思っているところでございます。以上でございます。


○35番(池田 靖君)


 最近周辺中山間地域では非常に空き家も多くなりましたが,独居老人が増えております。平坦な住宅密集地帯に比べてですね,住宅が転々とある過疎の地域では一人暮らしの高齢者は,災害時でなくても,その安否が大変気になるところでございます。火災を含めて土砂崩れなどその確認をどうしていくのか心配であります。旧牧園町では4年ほど以前から昨年の11月の合併まで地元の牧園郵便局と郵便集配の職員の方たちにですねお年寄りの声かけをお願いしております。一人暮らしの方への声かけは大変好評でございました。これは事業名が高齢者等生活状況確認報告サービスという名前でございまして,郵便局長と町長が契約をして一人暮らしの方の安否に対して声かけをやっておりました。災害時に独居老人がその家屋でどの部屋に寝起きをしておられるか。これを知っているその郵便屋さんがですね真っ先に助け出したという話が地元の消防団員の方から聞いたことがございますが,このような独居老人へのやさしい声かけは全市で再現できないものかと考えております。また,自主防災組織のリーダーとして旧自治公民館長単位,現在の館長さんでありますが,その集落の災害弱者名簿を保管しておられるという話もあります。「ハザードマップは余り広くない面積で」という先ほどのご答弁もありますので,そういう弱者の方のお家をですねこう何とかマップの上に何らかの形で図示していただけないものか。情報をきめ細かくして集落全体でその方たちを見守るという自立する自治区をつくるべきでないかと思っております。自主防災組織としてはですね女性防火クラブ等がありますが,旧国分市は全域を21団体として網羅されているそうであります。旧隼人町には3から4団体あるというふうに聞いておりますが,そのほかの地域ではこういう組織がないそうであります。それだけではなくて,婦人会の存在すらもですね最近は非常に弱くなっておりますので,周辺山間部では横のつながりになる組織の復活ということを是非考えていただきたい。この点については市長はどのようにお考えなのか。ひとつお伺いをしたいと思います。


○市長(前田終止君)


 郵便局の方々,つまり毎日郵便物のある所については1軒ずつご訪問をなさる範囲の仕事をお持ちになる。そして地域と非常に密接,密着した関係をよくご承知であられる。その郵便局の方々と地域行政がしっかりと手を結び合って防犯あるいは防災,あるいは,また,ゴミ関係の不法投棄とか,そのような地域の安心・安全のために力をこう貸していただく関係を構築していくということ。これは,今ご指摘のとおり,池田議員のおっしゃいました旧牧園町では既にこれを実践してまいりました。しかしながら,合併をいたしましてですね,私も初代市長となったわけでございますが,当然このことについて今までの言わば経験を積んでおりましたので,この霧島市の全郵便局のリーダーの方々がごあいさつにも来られて,じっくりとこういう問題の意見交換を持つ機会が実はございまして,その場で私は全体として1市6町のエリアの中の郵便局連合のお集まりを是非つくっていただきたい。こういう姿勢をかねがねしとりますと。それでリーダーの方々がお越しになって,それで今そのことを投げかけさしてもらっておるところです。そしてともにですね,地域とともにその郵便局の在り方,それで私どもとしてはもう得難いそういう立場の方々との連係プレイ,これは本当にですね大事なことと思っております。それとやっぱり特に山岳部,中山間地,こういう地域における独居老人の方々につきましてはですね言えば,まさにご指摘のとおり,災害弱者という意味でも高い認識を地域の消防団,あるいは,また,自治公民館のリーダーの方々,地域社会が全体として本当に気配り,心配りをかねがねからですねしっかりとこの持っていることが大事かなと。もし可能であるならばですね,少し時間はかかってもいいから,そのようなことが察知できるハザードマップを突っ込んでつくることがさらにできたら素晴らしいですよね。でも,それが,例えば,時間的な経過,2年,3年とこう経っていく間にご高齢の方々というのは,大変恐縮な表現でございますが,やがて命尽きられる日がお互いに順番になっているようなこともありまして,それが危険度,あるいは,また,認識を高める意味でどこまでそういうことの必要性というものを地図の上に明記することが必要になるか。その前にむしろ認識として地域の共同体系を高めるということの方がむしろ賢明かなという考え方もあるのかも知れません。あと女性の方々が火を使われるこの可能性というのは男性よりも料理の関係などなどで家庭の食事をとられたりということでですね一般的には多いのかなという気がいたします。そして,また,形態によっては家におられることも高い。そういう意味ではですね,まさにご指摘のとおり,婦人の方々の,女性の方々の防火クラブ,こういうものがご指摘の状況にあるわけでございますが,これはこちらの実態等よくお聞きを申し上げながら,積極的な検討を行ってみる価値は安心・安全を高める意味で必要というふうにも思うわけでございます。


○35番(池田 靖君)


 今お話があるようにですね,防災マップというのは,また,ハザードマップというのは地域に密接したものがいいと私も主張をいたしますが,情報公開とですねプライバシー保護という今非常に両極端なものがございまして,最初から100点満点のものをつくるというのは非常に大変だろうと思っております。そのような意味では災害を防止するという,弱者を助けるという形の中で是非ご検討をいただきたいと思います。防災問題考えるときにですねボランティア的な存在でございます地域の消防団を忘れることはできないと思います。これはあくまで地域,小学校区単位のですね,または,さらにそれ以上にですね細かく結成されて初めて意義が生まれてくると考えております。予防を含めて防災,火事発生後の鎮火を済ました後の地域の相互扶助等はこの自警消防団の存在がなくてはならないものになっておると。そしてこの地域消防団員が機能的に働けるようなハザードマップというのをやはり作成するべきではないでしょうか。それから,消防局のですねプロフェッショナルな署員と消防団員がそれぞれの立場で活動して初めて市民の安全と安心が確立できると考えますが,この消防団の存在についての市長に質問します。


○市長(前田終止君)


 消防団についてのご質問ですが,その前に,こういう機会でございますから,お互い意見交換ということもございますし,この点に集中して議論をした方がいいのかなと思いますんで,まだ当局にも私の方からこれはどうなんだということは申し上げてませんが,私どものこの霧島市はですね,ご承知のとおり,ご指摘のとおり,約600km2という広さがございます。まさにおっしゃったとおり,海あり,山あり,谷あり,それこそ川ありでございますね。その中でも海上わずか10?そこそこの目の前に雄大なそれこそ桜島,後ろにもまた日本最初の国立公園の活火山,こういうものの間に我々はその霧島市が位置付けられ,朝晩の暮らしを営んでいるわけであります。そうした場合ですね,このハザードマップの在り方がほかの自治体と横並びに似たような感じでですねいつも考えているだけでいけないんじゃないかと。つまりその洪水,土砂災害などのみならず,例えば,火山爆発におけるその言わば爆発時の想定される溶岩源氾濫,そういうのが現実に溶岩が霧島山系では歴史的にはですねそれこそきちんと散見できているわけですね。それに最も近い住家などもあるわけです,現実に。そういうこともこう想定すべきじゃないかと。あるいは津波というのを,湾奥の中にありながら,港,河川等あるわけでございますけれども,もう全く永遠にあり得ないと,無視していいんだということに本当になり得るのかどうか。こういうこともしっかりこの念頭に置いて,いいものをお互いにこの地域の安心・安全のためにですね検討もしなきゃならんのかなと,こういうことも申し上げておきたいと思います,そういう認識もあるという意味でね。それであとこの消防団とこの防災,ハザードマップとの関係,これは作成にあたってもですね事前に,やっぱり各消防団ごとの情報,事情などの聴取,そういうことなどをしっかりこの積み上げていって,そしてその総合支所別にですね最もその地域が認識をしっかり今後持てるようなですね地図づくりというものをなしていく必要性というものもあるのかなと。そして,また,私どものこの霧島市全世帯,これは8月1日現在の最新情報によりますと5万6,158世帯あるわけですね。そしてこの手のマップを1枚物にもし仕上げた場合,じゃあこの全世帯分の枚数つくればいいのかと。そうはいかないわけでございまして,やっぱりおおむね7万枚,かねがねに備えてまた中の配布のストックを持ってなければならない。こういうことなどを考えますと,簡単にこのつくると申し上げましても,それなりの経費がかさんでいくわけでございます。ですから,そういう意味では何回も何回も簡単にはつくり直すことはできない。よって,それなりに質の高い,こういう議論もさらに踏まえながら,やっぱり政治の要諦,また,行政としてのお互いの私どもの一番大事なことは地域の住民の方々の生命と財産を守る。それがもう最高にして最大のですね常に念頭に置いてかからなきゃならない重要な課題だと,また,問題だというふうにきちんと認識をしているつもりでございますから,このように考えているところでございます。


○35番(池田 靖君)


 今のお話のようにですね,非常にやればやるほど奥が深いということはありますから,消防団の方とか,自治公民館の館長さんが,先ほど弱者のリストアップをされているというようなお話も申し上げましたが,そういう方たちの所で情報が整理されているということも多少必要ではないのか。皆さんにすべてを知らしめるということにも,先ほど申し上げたように,いろいろ問題があろうとすればですね,災害というのは予定してできてるもんではありませんから,その時にどうするかということではないかと思います。そういうことでお考えをいただきたいと思います。次に,県ではですね18年3月に土砂災害防止法に係る土砂災害警戒区域を2,279箇所指定をし,霧島市はそのうち急傾斜地区として446,土石流地区として341を指定しているそうであります。合計787箇所というのは県全体の3分の1でありまして34.5%に及んでおります。市町の中で第1位,最大の第1位で,2位の日置市が480でありますから,その倍近くあるわけです。これらのことを考えましたときに,先ほど「年度末」というご答弁がありましたが,やはりこの策定はですね,完全なものでなくても,早くできるということが一つ大切ではないかということで要望を含めてお話いたします。この指定についてはですね,同僚議員のご質問がありまして,ご答弁の中に旧市町別の危険箇所の答弁をされましたけれども,今回災害も出ました横川町と牧園町の数がなかったように思いますので,その点をご答弁いただけませんか。


○土木課長(中村順二君)


 現在加治木土木管内と栗野土木管内で調査をされておりますが,旧横川・牧園地区については土砂災害防止に基づく危険箇所数でありまして,今回まだ調査をされているところでございます。


○35番(池田 靖君)


 そうすると県は横川と牧園には危険箇所がないという認識なんですよね。ちょっとねその辺をね,やはりこれだけ防災会議を持たれて緊急にもいろいろ対応していらっしゃるんですから,もうちょっと地区についてきめ細かく追及してください。ねえ。そんなことは分かりませんじゃ,あなた防災にならないんじゃないんですか。私は非常にその点は危惧の念を覚えます。それからもう一つですね,今までその地域の消防団,これらがですね旧役場,町役場ではですね総務課だったんですよね,担当が。今回もですねその組織図を見ていきますと総務課でいろいろやっていらっしゃる。だけど,私はですねこの前ちょっと,「モシターン」という地方誌というか,求人誌の特集が非常によく書かれておりまして,霧島消防局というのは素晴らしく充実していると私は初めて知った,不勉強を言うようですが,そんな感じを受けている。そういうことから見てもですね消防局がもっとその中心で,総務の方にタッチされたらいけないとは言いませんけど,総務も大変忙しいとこですから,消防局にいろんなことさせたらどうかなと,機構的にですね。そうすると,危機管理監もいらっしゃいますが,消防局の中にそういうものがあれば情報も一番早く集まるんじゃないですか。その辺の機構の問題についてもですね,防災マップの関係からはちょっと逸脱いたしますが,私は整理をしてこの問題に取り組んでみるとですね,何かその辺に,防災会議にもですね局長一人しか入っておられないとか,そんなことでいいのかなと。先ほどの危険箇所じゃありませんけど,もうちょっと現実に合った,地域は地域でやらなきゃならないことははっきり情報が十分にうまく伝わる。マップも,市長やらここにいらっしゃる偉い方たちはですね全体のものをご存じでないといけませんが,地域の人間は地域のことが分かればいいんですよ。だから,地域で解決しなければならない問題と全体でやらなきゃならない問題を少し整理していただきたい。もうこの点,総務部長さんでもよろしいんですが,市長さんでもご答弁をいただきたい。


○総務部長(西重正志君)


 お答えします。先ほど議員が,消防団の担当は総務課に昔はあったということでございましたけれども,現在は消防団の担当は消防局の中に設置してございます。この中でまた消防団,消防局との連携が深まっていくんじゃないかと思っております。


○35番(池田 靖君)


 ちょっと具体論になりますが,災害の場合のいろいろな対応の仕方,それらがですね,そのハード的な問題じゃなくて,ソフトの面で市とですねそれぞれの地域の建設業の方たちとの防災協定というものが各地域の中で,先ほど申し上げたように,きめ細かく結ばれているものかどうかをまず伺います。それから,鹿児島市ではですね,合併もされたわけですが,12会場でこの防災関係に対する地区別の研修会をしたと,地区でそういう防災についてのきめ細かな説明をしている。地区の問題として取り上げてる。これらは是非真似ていただいて,語イもんそ会も結構ですけど,防災は,やはり災害が起こってからじゃ遅いんですよね。ですから,頻度の高い所は早目にやるというようなことを是非要望をして質問します。


○市長(前田終止君)


 自治体と当該する地域の建設業の方々との防災協定,これが全国的にも,県下的にも少しずつ散見できるわけでございますが,私もこの第一報も当選直後いろいろ知りまして,ああ,なるほどやっぱり建設業の方々は重機,そして,また,即動けるこの言わばマンパワー,そういうものをお持ちでございますし,いい方法だなということを感じまして関係各位の方々に率直なご相談を実は申し上げてございます。ただいろいろ組織のそれぞれの旧1市6町のそれぞれの地域別事情,それがまだ新市霧島市として一元化がされ切っていないということもあり,今,相手さんのご都合等,また,どういう形でこれをお受けするか真剣な協議はしてもらってはいると思っております。お互いに認識も強く持っております。しかしながら,組織再編などのご都合等で,いずれそういう日も,遠からん日にはきて力を合わしていくことになりたいなと強く私どもの方としては期待を申し上げているところです。過去いろいろ体験をいたしておりますけれども,危険の最前線の中でそれぞれの建設業の方々がもう超法規的に本当にその場その場ですぐに対応しなきゃならないお助けをなさっている現場にも過去何度かお見受けをし,その力については熟知いたしているつもりでございます。そして,また,この地域でのこの防災力というものもですね事前に意識を高めていくということは大変に大事な問題だというふうに思います。特にもう一つ突っ込んで申しますと,自主防災意識のしっかりとしたそれぞれの市民の方々が強い意思を持ってですね常にこの備えあれば憂いなしの立場をとるということ。そして一旦何か事ある時にはですね,この物を持って,ここにあって,こうするんだということはですね意識として全市民が実はやっぱり持つべきことであって,そして,また,議員ご指摘のとおり,大体危険箇所などということについては地域の暮らしの中でお互いがもう認識は持っておるわけでございますし,そういうことへの自主防災意識,そういうものを今後の市政運営の中でさらにこの高めてまいる。そして,また,お互いにこの助け合っていく。そういう気持ちをですね,さらにこの私どものかけがえのないふるさとの中で助け合いの互助の精神,まず最初には自助,自らを助く。そしてお互いに互助,そして共に生きていくというような考え方でですねお互い頑張っていけば,防災に対しても,また,いいふるさとづくりに対してもですね意識を十分に持つことができるかなと。また,市政だより等でそういう意識を促す意味でのですね特集なども将来的に意識づくりの意味でですねちゃんと広報啓発されるべきかなというふうにも思っておるところでございます。


○35番(池田 靖君)


 ちょっともう,防災関係では無線のことも伺いたかったんですけど,もう時間がありませんので,教育委員会の方をさせていただきます。各,先ほどのご答弁にありましたように,「学校別でいろいろな評価と伝達,保護者との関連,児童・生徒にも励みにしている。」というご答弁がありまして,私が申し上げるまでもないなというふうに感じてはおりますが,旧市町ごとのものを,合併をした今日,いろいろ問題にするつもりはございませんが,学校別のですね平均の通過率といいますか,それから一番成績の良かったのはどのくらいになって,一番悪いのはどのくらいの人なのか。平均以上は何校ぐらいあるのかと。平均以下が何校ぐらいなのかということについてちょっとお尋ねをいたします。


○学校教育課長(村田研史君)


 ご指摘のとおり,霧島市として合併をしましたので,いわゆる旧市町でのその比較ということではなくて,霧島市全体の学校の子供たちの基礎学力の定着あるいは学力の向上を図っていきたいということで考えているところです。ですから,ご質問にあったような,当初にあったような比較はしていないところですが,平均で申し上げますと,特に小学校の算数,理科はそれぞれ通過率が約72%と76%ということになっております。一番低いとおっしゃいましたけれども,実は極端に児童数あるいは生徒数の少ない所がございますので,そのことについては一応また個人的には情報をお渡ししたいというふうに考えております。ご理解をいただきたいと思います。一番高い所についても同様でございます。それから,中学校の1年生でございますけれども,平均の通過率は,数学が約71%,理科が63.4%という結果でございます。中学校2年生につきましては,数学が約67%,同じく理科も67%というような状況でございます。


○35番(池田 靖君)


 通告をいたしました時の公表の仕方というのは,先ほどご答弁があったように,各学校ごとで児童,保護者という方たちに,このせっかくの学力共通テストが効果的に伝わることの公表を私は伺っているつもりですので,その点は満足しておりますが,最後に一つだけ,通過率という言葉が広報でも出ておりますし,今もお使いになったわけです。通過率というのは,教育委員会でこれどういうことですかと,ちょっと一般にはよく分かりませんがと申し上げましたところ,100%の中の何%が通過,通過という言葉が一般的でないと私思うんですよね。100点満点の何点ですというふうに変えられたらどうかと思うんですよ。これはねえ文科省がそういう指導をしているんだと思いますけどね,中央のお役人というのは今教育の非常に問題の方たちですから,地域でそういう,何といいますか,ことも声を立てていただいたらいかがなものかと。そして広報の方もですね,せっかくいいデータなんですから,1ページじゃなくて,2ページぐらい使って,こう字も大きくしてですね分かりやすくされたら市民の関心も高まるんではないかと思いまして,この点を最後に教育長にご答弁をいただくとして私の質問を終わります。


○教育長(古川次男君)


 用語の使い方,通過率と,100点満点で何点だったと,これが一番分かりやすいと私も思いますが,通過率と言いますと,その結局ある教材をですね児童・生徒が,全部通過できたら,これは全部通過ですから100%になるわけですよね。ところが,何人かの子供たちがそれが理解できていないと,そういうようなのを見るための通過率でございまして,簡単な言い方ですれば100点,全部通れば100点,100ですから,100点満点に換算されても構わないんじゃないか。ただ教育,私たちの用語ではそういうことでございます。それが一つ,それから,もう一つは公表の仕方でございますが,各学校でですねなかなか昔はそういうようなのをしなかったんですが,今は学校の説明責任というのがございますから,私たちはこのように年間を通して児童・生徒に勉強させた結果がこういう結果でございましたということを学校長はですね地域の住民,それから児童・生徒,保護者にですねこう知らせる義務があると,こういうような指導を長年してきております。したがいまして,それがほとんど昨年,一昨年あたりから定着いたしまして,今のところ校区内での発表は完全にどの学校も行っておるところでございます。したがいまして,今度は市民全体にですね知らせるということも必要かと思いまして,今年は広報に1ページいただきましてしましたが,今おっしゃるとおりに,もうちょっと大きな字で,広報係,課長とも紙面がいただけましたら,そのような努力もいたしたいと思います。


○議長(西村新一郎君)


 以上で池田靖議員の一般質問を終わります。次に,3番秋広眞司議員より2件通告がされております。したがって,秋広議員の発言を許可いたします。


○3番(秋広眞司君)


 皆さんおはようございます。私は国分地区選出の秋広眞司でございます。昨今痛ましく暗い事件や事故災害が相次いで起きております。国内では,企業倫理をも問われているエレベーターの死亡事故やガス湯沸かし器,シュレッダーなどの製品による重大事故が発生をしております。また,公務員絡みの飲酒事故,岐阜県庁の17億円の裏金づくり,未青年者や親子間における殺人事件も後を絶ちません。そして,また,豪雨による大災害等もありました。一方,国外との関係では,北朝鮮の拉致の問題の長期化,ノドン・テポドンミサイルの日本海への威嚇発射実験,韓国,中国との竹島,尖閣諸島の領土問題,そしてストローで日本の地下資源を吸い上げるような横取りをしている中国との日本海資源の問題,そしてロシアの警備艇による日本漁船銃撃死亡拿捕事件等が発生をしております。このような暗く,悲しく,痛ましい事故・事件について日本人として憂いを禁じ得ないのは私一人でございますでしょうか。特にロシアの日本漁船銃撃死亡事件には強く怒りを覚えるものであります。本来北方4島は日本固有の領土であったわけでありますが,旧ソ連は1945年,終戦のどさくさに紛れて国際条約である日ソ不可侵条約を一方的に破り,国後,択捉,歯舞,色丹の4島から日本人を追い出し,不法に61年間も占拠している状況であります。4島を日本へ返還するどころか,日本漁船員を銃撃死亡させるという事件を引き起こしたわけであります。これは人道的にも,国際的にも非難弾糾されるべきであります。これに対しほとんど相手の言うまま手を打てない日本政府の外交,防衛政策に怒りと悲しみを強くしているものであります。世界中どこを見ても軍隊を持たない国はないわけであります。かの中立国スイスでさえ国民皆兵制度をとっており,徴兵制の下,国防軍をしっかり持っているわけでございます。確かに戦争は引き起こしてはなりません。ですが,もし日本国が攻められた場合,きっちりこれを守らなけりゃならないわけであります。日本の国を守るために既に実体組織として自衛隊があります。この自衛隊が日本国防衛軍としてはっきりと憲法に明記され,力強く外交防衛政策を展開し,日本国民の命と領土をしっかり守っていただくことを切望するものであります。市民の皆様方にも是非このことをご理解いただき,ご認識をいただきますよう心からお願いを申し上げるものであります。一方,このような暗い世情の中,誠に明るく喜ばしいこともございました。それは数名の同僚議員からも触れられましたように,天皇家に待望の親王様が誕生されたことでございます。初代神武天皇から今上天皇まで125代,2666年間日本の皇位は男系による継承がなされてきました。長い歴史の中で女性天皇も数名おられましたが,されどいずれも男系であります。これほど長い間皇位が一つの血筋で守られ,しかも男系,万世一系を守っていく国は世界に比類なきものであります。天皇家のこの清き血が長く遠く引き継がれたこの深みのある歴史は日本の大事な文化遺産であるとともに,まさに日本人の心そのものであります。悠仁親王様のご誕生は誠にうれしい出来事であり,弥栄とは言いませんが,国民の皆さんと共に静かに深く心からお祝いを申し上げるものであります。さて,市長におかれましては,6月,7月の豪雨水害に際し,いち早く災害対策本部を立ち上げられ,おおむね迅速な対応はなされたと評価するものであります。危機管理監をはじめ,助役,消防局長,各部課長,そして係長,一般職員の方々も含め多分夜も眠れぬ状態が続いたであろうと推測をいたします。市長以下全職員の皆様方に「大変ご苦労さまでございました。」と申し上げるものでございます。しかし,一方では多くの課題や問題点も指摘されましたので,これらも真摯に受け止められ,霧島市地域防災計画の中に反映していかれることを望むものであります。また,9月6日には,親王様お誕生日と同時の記帳所の開設,九面太鼓「和奏」によるお祝いの触れ太鼓等,これもいち早く情報を発信されました。市民の皆さんからも喜びの声も聞こえてきております。そして,また,先日来の市長の答弁の中に行財政改革への強い熱意と揺るぎない信念を感じました。心強く思った次第でございます。市長どうか,季節の変わり目に入りました。ご自愛の上,今期場所をしっかり頼んもんでと申し上げ,ご声援を申し上げるものでございます。さて,通告に基づきまして2問13項目についてお尋ねをいたします。まず第1問目に,去る7月21日から23日にかけて鹿児島県北部豪雨災害が発生し,貴い5名の命と田畑,家屋に多くの被害がありました。被災された方々に心からお見舞い申し上げますとともに,早期の復興をご祈念申し上げるものであります。この県北豪雨は気象学的に大雨を呼び込む湿舌と呼ばれる現象が長時間続いたわけで,この湿舌を押し出している東シナ海側の高気圧の勢いがもう少し強ければわがこの霧島市が大災害となっていたと予想されるわけでございます。そこで第1から第3問まで入りますが,天降川氾濫を想定した場合のシミュレーション,特に被災推定地域とその被災の程度,被災後の対策,避難指示後逃げ遅れた方々の救助対応についてお伺いするものであります。4番目に避難者に対する食事提供の基本的な考え方について伺います。5番目に,県北豪雨で孤立した集落から住民50人を警察や消防と連携して避難させられました東郷町の自主防災組織の津田さんという方がおられますが,新聞紙上で次のように述べておられます。「高齢者が多い中山間地では自主防災組織と行政の連携が欠かせない。日頃の訓練が重要である。」と指摘されておられますが,そういう意味も含め官民一体の防災体制の確立についてお尋ねするものであります。6番目に,防災情報を早く正確に伝達し,また,指揮命令系統をきちっと確保するための大事な通信手段である防災無線の現状と課題について伺います。7番目に天降川,手篭川,郡田川の川底の砂撤去の計画と推移を問うものであります。8番目に,国分市街地で一番低い地域であるタイヨーストア付近,旧山形屋跡地付近の抜本的な排水対策はないか伺うものであります。9番目に大雨のたび随時雨につかっている西瓜川原水田地区保護のための排水ポンプは設置できないか伺うものであります。10番目に水戸川水門の改修と排水ポンプの設置はできないか伺うものであります。11番目に国の激甚災害対策特別緊急事業としての対象と天降川はなり得ないのか伺うものであります。次に,2問目に入ります。去る8月26日福岡市職員の飲酒追突事故により3幼児が死亡するという痛ましい事件が発生しました。その後も各地で相次ぐ公務員の飲酒や酒気帯び運転事故がありました。ご存じのごとく,交通死亡事故が発生すると,その後,被害者はもちろん,加害者も精神的にも,刑事・民事上も大きな苦しい重荷を背負っていくことになり,人生そのものが全く変わっていくことになるわけでございます。そういう意味で市民の模範となるべき公務員の飲酒運転は絶対に許されるべきものではありません。そこで職員の綱紀粛正の観点から当市職員の過去10年間の飲酒運転による物損・人身事故の件数と具体的内容,そして処分状況の推移を問うものであります。第2にその都度の指導状況又は職員への綱紀粛正についてどのような対策がとられてきたか問うものであります。以上,壇上からの質問を終わり,自席からの再質問をさせていただきます。


○市長(前田終止君)


 秋広議員から2点につきましてご質問がございました。2点目については私の方からお答えいたします。そのほかにつきましては関係部長などにそれぞれ答弁をいたさせます。2点目のご質問は職員の綱紀粛正について,まず1点目には当市職員,旧1市6町時代のものも含むという意味なんですが,当市職員の過去10年間の飲酒運転による物損・人身事故の件数と具体的内容,その処分状況の推移を問う。2番目にその都度の指導状況又は職員への綱紀粛正についてどのような対策がとられてきたか。この2点のご質問でございます。お答えいたします。平成8年度から平成17年度の間で飲酒運転による事故は4件ありまして,うち物損事故が3件,人身事故が1件でございました。霧島市誕生後の飲酒による事故の発生はなく,すべての事故が合併以前の事故で,平成11年6月,平成14年1月,平成16年2月及び16年8月に発生をいたしております。処分の状況は5か月の減給処分から3か月の停職処分を実施しております。次に,指導状況でありますが,綱紀粛正を促すために年末年始など長期休暇の前に定期的に文書などで通知を行ったり,交通安全週間などの前には朝礼などで主管の課より安全運転の啓発を行ってきております。また,今回の福岡の事件を受けて再度私の立場で職員に対して直接朝礼等を通じて注意を促したところでございますし,また,文書でもその指示を出したものでございます。


○まちづくり調整監(内 達朗君)


 梅雨及び台風による豪雨災害についての1点目と2点目は関連がございますので,併せてお答えいたします。平成17年5月の水防法改正により天降川,手篭川及び郡田川は水位情報周知河川となり,浸水想定区域の指定及び洪水ハザードマップの作成が義務化されております。これを受けまして河川管理者である鹿児島県が国の技術基準に基づき堤防の決壊や堤防を越える洪水等を考慮し,天降川の氾濫シミュレーションを行っているところでございます。この氾濫シミュレーションによる浸水想定区域の最終的な結果は出ておりませんが,7月の県からの説明資料によりますと,霧島川合流点から手篭川合流点までの天降川両岸及び旧国分市の川跡地区などが浸水する区域として想定されております。2点目の被害後の対策についてでありますが,この氾濫シミュレーションは洪水ハザードマップ作成の基礎資料として堤防の決壊や堤防を越える洪水等を想定したものでありますが,仮に天降川等の氾濫により被害を受けた場合には,県,国とも連携し適切な対応をとりたいと考えております。


○総務部長(西重正志君)


 梅雨及び台風による豪雨災害対策についての3点目についてお答えします。避難指示後逃げ遅れた方がいた場合は,あらゆる手段を講じて救助するのが行政の責務だと考えております。その救助方法につきましては,消防,警察及び自衛隊等関係機関の協力が必要とされる状況であれば,速やかに連絡をとって人命最優先で対応したいと考えております。次に,4点目の避難者に対する食事提供の基本的な考え方についてお答えします。避難の態様には,自主避難,避難勧告による避難及び避難指示による避難の3種類があり,自主避難された方々と避難勧告を受けて避難された方々については基本的に食事の提供は考えておりません。しかしながら,ここで基本的にということで,その例外として考えているのが,災害の状況による避難期間の長短,着のみ着のままで取る物も取りあえず避難したといった避難時の状態,近くに食糧を手に入れる店がなく,交通の便も悪いといった避難所の利便性,さらに避難者が高齢者であったり,病人,障害者等災害時要援護者の方々等については,置かれた状況に柔軟に対応して食事の手配をするのは行政の責務だと考えております。つまり人間としての大いなる常識を持って対応すべきものだと考えております。避難指示による避難については被災者に準じる扱いで食事の提供を考えております。ここで大切なことは自助の考え方,つまり自分の安全は自分で守るという基本的立場から,時間的に余裕のある避難の呼びかけにあたっては,1〜2食分の食糧と毛布あるいは貴重品等を携行することについて市民の方々に理解していただきたいと考えております。次に,5点目の官民一体の防災体制の確立についてお答えします。一般的に言われていることで,個人と地域,それに行政が対等かつ自由な立場でそれぞれの違いと特性,社会的役割を踏まえて共通の目的達成のために取り組むこと。すなわち協働することにより最も効果的な防災や減災が可能になると言われております。このため,行政側から押しつけになったり,市民の方々の自主性が損なわれるような状態では,目的とする効果的な防災対応が期待できないため,地域に根ざした自主防災組織の育成が喫緊の課題だと認識しております。この自主防災組織は,基本的には地区自治公民館の組織がベースになっており,防災のリーダーの育成がその成否を大きく左右するものと考えております。この地域のリーダーを核として様々な防災知識や情報を行政と共に共有し,災害に対処していくことが官民一体の防災体制の確立につながっていくものと考えております。次に,6点目の防災無線の現状と課題についてお答えします。新市霧島市が誕生し,旧自治体が一緒になったことで防災行政無線の整備状況は統一できていない状況でございます。まず防災行政無線の現状は同報系と移動系の無線から構成されておりますが,各世帯まで情報が届く同報系が整備されているのは,旧福山,旧溝辺及び旧横川の各地区であり,それに地域コミュニティ無線がある旧牧園の一部の地域でございます。他の地域では同報系の無線がないため,戸別に巡回したり,電話で伝達しなければなりません。このため課題として本庁から情報を霧島市全域にかつ同時に伝達できないという問題があります。一方,移動系の現状は各総合支所管内を対象とした無線であり,総合支所と総合支所管内の現地とを結ぶ連絡手段として使用されるものでございます。課題としては,周波数が異なるため,他の地域との互換性がなく,到達距離が短いという問題があります。本庁と各総合支所との連絡手段の現状は電話回線による連絡手段のみで,課題としては電話回線が途切れた場合は消防無線に頼るほか手だてがございません。また,県との連絡手段の現状は地上系と衛星系がございます。課題として,県防災行政無線の60MHz周波数帯の使用期限は平成19年11月30日までしか利用できないため,次に予定されている光回線を利用した防災行政無線を視野に入れて整備していかなければなりません。なお,全国瞬時警報システムが整備されることに伴い,その情報の霧島市全域に対する伝達方法についても具体的な対応を考えていかなければならないと思っております。


○建設部長(秋窪直哉君)


 梅雨及び台風による豪雨災害対策の7点目についてお答えいたします。天降川,手篭川,郡田川の寄洲の除去につきましては,治水上危険な箇所について毎年県に要望し,実施いただいております。本年度は天降川については日当山橋下流の東郷水位計設置箇所周辺で延長110m,4,500m3の土砂等の工事を終えており,また,10月中には泉帯堰周辺において工事が発注されると聞いており,手篭川については本年度天降川合流付近で延長70m,土砂1,300m3の工事を実施していただいたところであります。郡田川については青葉小学校近くの久保田地区及び郡山地区コミュニティ広場近くの中洲の河道修正工事を実施していただいてきました。まだほかにも多くの要望箇所がありますが,県の9月補正予算では河川の中洲除去などに充てる河川等防災事業を計上されておりますので,引き続いて県に事業実施を要望してまいりたいというふうに考えております。


○まちづくり調整監(内 達朗君)


 梅雨及び台風による豪雨災害対策についての8点目にお答えいたします。旧国分山形屋周辺の排水対策についてでありますが,当該地区の地域特性から大雨時においては一時的に浸水をしている状況もあります。市といたしましてはそれらを解消するため,旧国分市時代に取りまとめた総合治水対策基本計画に基づき年次的に事業を進めてきております。その一環としての雨水貯留施設の整備につきましては,平成17年度に設置しましたシビックセンター西駐車場に引き続き平成18年度は浸水被害のある中心市街地の旧国分山形屋跡地に整備を行うこととしております。これらにより大雨時においては一定の流出抑制効果が期待され,中心市街地の浸水軽減が図られるものと考えております。市といたしましても今後も総合治水計画に基づき適正な箇所への雨水貯留施設の設置や排水施設等の改修,新設等の整備を進め総合的な治水対策を講じてまいりたいと考えております。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 梅雨及び台風による豪雨災害対策についての9点目についてお答えいたします。西瓜川原地区の水田地帯の排水は手篭川の堤防にある2基の水門から排出をされておりますが,水田地帯が手篭川の堤防高より低いため,手篭川の水位が水田地帯より高くなると自然排水ができない状況になることもあるようであります。現在当地区を含め天降川周辺において旧国分市で行っていた総合治水対策と同様の調査を行うこととし,その調査委託を発注しているところですので,その結果を待ちたいと考えております。なお,地区の西側宅地につきましては,排水効果を高めるため,水門に接続する水路の改良工事を本年度実施することといたしておりますので,排水効果は高まるものと考えております。次に,10点目についてお答えいたします。水戸川樋門につきましては昭和46年3月に現在地に設置され35年が経過しております。この間に維持補修などの工事は行われておりますが,近年施設の一部におきまして劣化や部品の老朽化が見受けられます。このため,月一度の定期点検や気象予報に順応する形で水門の状況を確認して管理に努めておりますが,水戸川流域の土地利用の変化による流下量の増加や頻繁に起こる豪雨に対応するため,瞬時に対応できる樋門の自動化や遠隔操作を含めた樋門の改修が図れないものか県へ相談を行っているところであります。また,排水ポンプの設置につきましては,湛水防除事業完了後において,その状況を見ながら検討する方策の一つであると考えております。


○まちづくり調整監(内 達朗君)


 梅雨及び台風による豪雨対策についての11点目にお答えいたします。河川激甚災害対策特別緊急事業は,1級河川又は2級河川において流失又は全壊戸数が50戸以上あるいは浸水家屋数が2千戸以上などの激甚な被害が発生した地域において河川改良事業を緊急に実施することにより再度の災害を防止するものです。本県におきましては昭和58年に当時加世田市の万之瀬川で,平成5年には鹿児島市甲突川で河川激特事業が採択されております。仮に天降川が氾濫した場合,河川激特事業の採択基準を満たす激甚な災害であれば対象になると考えられます。


○議長(西村新一郎君)


 ここでしばらく休憩をいたします。おおむね10分を目安といたします。


               「休憩  午前10時31分」


               ──────────────


               「再開  午前10時43分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き一般質問を続けます。3番秋広眞司議員。


○3番(秋広眞司君)


 まず第1点目にその天降川のですねシミュレーション,これは県の方から7月にですね説明があったということでありますが,霧島川のですね合流地点から手篭川のこの合流地点までの天降川両岸及び旧国分市の川跡地区等が浸水する区域として想定されているということでございますが,天降川のですね水系の一つである手篭川,郡田川については清水付近のですね浸水が予想されるわけですけども,これについては触れてありませんけども,ここらについてはどうお考えでしょうか。


○まちづくり調整監(内 達朗君)


 手篭川と郡田川についても県の方で検討されておりまして,一部郡田川の所で想定氾濫区域が出ております。ただそのほかの区間につきましては県の7月の説明資料におきましては想定区域が出ていないということでございます。


○3番(秋広眞司君)


 それも県の方からですねいずれそのシミュレーションがですね出てきますので,それに基づいてですね早急にこの災害のハザードマップを作成をしていただきたいということで次に入りますけども,4点目のですね(4)の避難者に対する食事提供の基本的考え方についてということでございますが,まさにですね模範回答をいただいている感じですけども,緊急霧島市防災会議のこの説明資料の中にですねうたってあるとおりのお答えでございますが,問題になっているのはですね,新聞紙上でも報道されましたように,避難勧告において食事提供はしない,基本的にはですね。その例外として4項目あるというような説明の内容であると思うんですが,これ高齢者がですねやっぱり多いわけですから,そして,また,自分のですね家屋がこの危ないと,避難してくださいと。住民の方は避難勧告だか,避難指示だか区別はつかないと思うんですよ。避難勧告,逃げなきゃいけないと。取りあえず避難所にですね逃げるという状況だと思うんです。そこで私はこの食事をですね提供する,しないの問題で,パンと牛乳でもですねどうぞと行政の方から持っていく。そういうこの心の問題だと思うんですね。非常に自分の家が土砂崩れで危ないんじゃないか。洪水が発生するんじゃないか。そういう心配を持って避難されておられる方々はですねメンタル面でですね非常にこう不安に陥っている。そこにですねパンも,牛乳も出ないというのでは,やはりですねこれは心のケアの問題も含めてですね,行政がパンと牛乳を出してくれた。また頑張ろうというような気持ちも起こるわけですから,そこらをくみ取っていただいてですね,できるだけその拡大解釈をしていただいて,基本的には提供しないけれども,実質はもうほとんどやりますよというようなことが私はいいんじゃないかと思うんですが,ここにですね,回答の中にもありますが,「つまり人間としての大いなる常識を持って対応すべきだ。」と。まさにこのことを私はですね申し上げているわけですから,是非そのことも勘案していただいてですね,また,同僚議員の質問もありますので,これはこれで打ち切りたいと思います。次にですね防災無線の現状についてでありますが,いろいろ説明いただきましたけども,もしですねこの停電等でですね有線が切断された場合,無線しか頼ることはないわけですね,無線しか。それで消防無線が一番頼りになるわけですけども,早急にこれはですね無線体制,情報伝達体制,指示命令系統をきちっと無線でしなければ,現地はもし水害が起きた場合には現地の道路は通れない所があるかも知れない。もう無線しかないわけですから,そういう意味でもですね是非停電を想定した上のこの危険というものをきちっと把握していただいてやっていただきたいと思うんですが,戸別にですね巡回したり,電話で伝達しなければなりませんと。これはもう災害が起きた場合には通じないわけです,こういうことはですね。ですから,本庁からの情報をですね霧島市全域にこの同時に伝達するその無線体制をきちっと確立していただきたいと思うわけでございますが,次世代のですねその無線の形はどういう具合になっていくのか。再度お伺いしたいと思います。現在の無線はですね差し置いて,次世代の無線体制はどのような体系になっていくのか。お聞かせいただきたいと思います。


○総務部次長兼総務課長(南田吉文君)


 1答目に現状を率直に書いたところでございます。今,議員おっしゃられますように,それで心もとないというのは,私どもも本部を預かる者として非常に心もとないというのがもう実情でございます。ところで,本市の無線の在り方というもには同報系,それから移動系入っておるわけでございますけれども,アナログ式でございます。平成22年度からデジタル化への移行というものも見込んでおるわけでございますけれども,すべてこの同報系にしましても,移動系にしましてもデジタル化への移行と申しますと多額の費用がかかるのも,これは目に見えております。したがいまして,それが一つ,それから,また,デジタル化へ切り替えた場合,今,戸別の受信機,溝辺町,横川町,そして福山町もありますけれども,それを切り替えていかなくてはいかん。様々な問題も抱えております。その中で先ほど紹介申し上げましたけれども,県との連絡の方法もまた変わっていく。それから,国民保護の関係でジェイアラート(全国瞬時警報システム)の整備も予測される。そういったような三つ,四つ絡んだ中で整備していかなくてはならんということが現実にはございます。合併協議では一定の方向を28年度頃まで第8段階ぐらいにかけて同報系は整備しようというような形でしておりますけれども,これも早急に見直す必要があるというふうに今感じておるところでございます。様々な要素が絡んでおりまして,こうしていくという方針が今出せないというのが実情でございます。


○3番(秋広眞司君)


 しっかりしたですね無線体制が整うにはですねまだ時間がかかるというようなふうにとらえましたが,今あるですね,現在ある機器を駆使して是非この住民の命と財産をですねきちっと守っていくようにですね対応をしていただきたいと思うところでございます。次にですね7番目に入りますが,天降川,手篭川,郡田川の川底の砂撤去ということでですね,県の方から徐々にこの撤去のですね工事が行われているようでございますけども,延長110mとか,延長70mとかですね短い区間しかですねこの撤去がなされない。川底が氾濫源と,寄洲,中洲と言いますけども,氾濫源という形でですね砂がたまって,シラスがたまって川底が上がっているわけでございまして,それによってですねこの増水が速いと,天降川の氾濫につながるという危険性も十分あるわけですから,是非ですね,この引き続いてですね河川の中洲撤去などにあたるですね防災工事が計上されておるそうですので,是非県に強く要望していただいてですねこれも取り組んでいただきたいと思うところであります。次に,旧山形屋跡地あるいはタイヨー付近のですね排水対策についててですねるる述べていただきましたけども,「旧山形屋跡地にですねこの貯水タンクを設ける。」という回答がありましたけど,この貯水能力というのはどれぐらいの規模になるわけですか。


○まちづくり調整監(内 達朗君)


 旧山形屋跡に今年度整備します地下貯留施設は約450m3でございます。ちなみにシビックセンター西駐車場に設けましたものは590m3ございます。


○3番(秋広眞司君)


 450m3ということはですね規模的に言いますとですね非常に小さいですね。警察署横の分もですね,これは山形屋の低地の部分の水をはかすことには役立っていない状況ですから,山形屋跡地のですねこの貯水施設というのは非常に大事にはなってきますけども,まだまだそれでは足りないと思えるわけですね。あそこに用水路が二つ通っております。一つはこの市役所のすぐ裏を通っている用水路で,国分駅のそこを通って向こうからきている用水路です。これが本当の用水に使われている非常に大事な田んぼへの用水に末端は使われております。狭くなっておるんですね,末端がですね。ですから,途中はゆったり流れていて,末端は狭いという状況ですから,あふれる危険性が非常に高いわけですね,雨が降った場合には。末端は詰まったような状態で田んぼに,各田んぼにいっているわけですから。それからもう一つの用水路はですね,これも中央高校の踏切の付近からずうっと上の方から,郡田の方からきているわけですけども,駅のこれも近くを通りまして農協本所の前を,横を通りましてですね,山形屋の横を通って,そして生協病院の所に流れ出ているわけでございますが,これが問題なんです。これがですね用水路としての価値がないんじゃないかなと。私のこの認識違いであったら間違いですけども,排水路であったら一応いいんですけども,用水路として,田畑はですね,田んぼはその用水路の途中にはないわけです。直接あそこの水戸川の排水路につながっているわけでございまして,これは排水路としてとらえるべきではないかなあと思いまして,その排水路の特にタイヨー付近に流れてくる排水路というのは狭うございます。南日本銀行から一天張の所を通って,それから旧だいわのですね横を通ってタイヨーの所に出ているのが,それが先ほど申しましたその舞鶴中学校の横に通ずる,水戸川に通ずる排水路につながっているわけでございまして,非常に狭い状態でございまして,ましてや暗渠になっております。そこらに周辺のですね水が集まってあふれ出ている状況だと。この前の水害でもですね膝下までですねタイヨーの付近はつかったわけですが,まさにその暗渠の状況からですね漏れてきているこの排水対策が総合的に検討されなければいけないと思うんですが,そのような認識はですね,そのような現場を見ておられるのかどうか確認をいたします。


○まちづくり調整監(内 達朗君)


 現場も調査しております。あそこら辺がかなり浸水いたしますのは低いことが第1の原因ではないかと考えております。それで旧国分市時代から総合治水対策として検討しております。例えば,当然いろんな対応がございまして,排水路の改修ですとか,陸地のカット,結局地下貯留によるカット,あるいはバイパス水路などいろいろ検討しております。いろんな対応がありますけれども,とにかく浸水が頻発するということから早く対応できることを現在やっております。今今年度で2箇所地下貯留施設ができますけれども,それで完全に解消できるとは思っておりません。今後もバイパス水路ですとか,もう少しまた貯留施設なども整備しないといけないとは思っております。なかなか財政も厳しいですけれども,いろいろな補助事業を見ながら,できるものを早急に対応していきたいと考えております。


○3番(秋広眞司君)


 この舞鶴中の横のですねこの排水路は排水路の中にですねこんな大きなセンダンの木が横から出て水路をですね阻んでいる状況もありますので,土砂の撤去等も含めてですね整備の方にも力を入れていただいて総合的な,抜本的な対策を練っていただきたいと思います。ポンプの設置もございますけども,是非,農林水産部長おっしゃいましたように,早急に検討をしていただいてですね西瓜川原地区の水田が埋没する状態をこの除去していただきたいと思っておりますし,また,水戸川水門につきましてもですね現在の事業が終わり次第ですね是非この水門の改修と,それから排水ポンプの設置をお願いするものであります。市長に最後にこの河川の氾濫の関係でお伺いしますが,天降川ですね,この防災計画,緊急防災会議のですね資料の中にもうたってありますけれども,満潮というのは1日2回くるわけでございますが,「干潮と重なったから水害が,氾濫がなかった。」という具合にうたわれていますけども,まさにそのとおりであります。地球温暖化でですね1?,2?この海水面が上がってきている状況の中で満潮と1日2回は重なるわけですね。そういう時間帯がありますから,今回は運が良かったと。でも,満潮とまた大潮に重なった場合は必ずこの天降川のですね洪水あるいは堤防決壊,内水によるこの住宅への被害がですね予想されますので,是非この防災対策というものを早急にですね,私は5月ぐらいまでですねその計画なりが立って,そしてそれで6月の災害をですね乗り切ってほかったんですけども,遅れておりますが,是非早く立ち上げていただいて,ハザードマップも整備していただいて,その組織というものをきちっと整えて住民のですね命と財産をきちっと守っていただきたいと。市長に最後に答弁をお願いします。


○市長(前田終止君)


 ハザードマップの作成を速やかに防災に備えて取り組めという趣旨でございます。先ほど,前の池田議員さんからのご質疑等もいろいろございました。そして,また,秋広議員からは今回の一連の災害への対応等大所高所からのまた多くの指摘もございました。ご指摘の点等しっかり念頭を入れましてなるべく速やかな対応ができますように指示をさせたいと思っております。


○3番(秋広眞司君)


 続きまして2問目のですね職員の綱紀粛正についてお伺いしますが,資料をいただきまして大変数が少ないなあと思っているわけでございますが,事故を起こしてないですね,人身あるいは物損の事故を起こしてない飲酒酒気帯び運転でですねこの逮捕された件数等は分かっておりませんでしょうか。


○職員課長(津曲正昭君)


 過去10年間に2件あるようでございます。


○3番(秋広眞司君)


 非常に少ない状況でですね喜ばしいことだと思っているんですが,この処分についてでございますが,この処分を基準をですね定めた根拠法というのはどこに,根拠規定と申しましょうかね,それはどこにあるんでしょうか。


○職員課長(津曲正昭君)


 現在,霧島市の場合でございますけれども,職員の交通事故及び交通法令違反に対する行政処分に関する規定ということで設けてございます。


○3番(秋広眞司君)


 飲酒運転職員のですね氏名,所属の公表というものは,これは情報公開に則ってですねどのように今後なされていくのか。お伺いします。


○職員課長(津曲正昭君)


 現在のところどのように公表するかということは決めてございませんが,今そういうことも含めて準備作業を進めているところでございます。


○3番(秋広眞司君)


 鹿児島県内の状況といたしましてですね運転,この飲酒運転の死亡者というのは,2002年の道交法の改正によるこの厳罰化以後ですね若干減少はしているんですけども,毎年約15人程度の方がですね亡くなられ,本年も7月までですね8名の方が亡くなっておられる。非常に痛ましいこの走る凶器の犯罪だと思わざるを得ないんですが,壇上からも申し上げましたがですね,住民の方々の範を示すべき立場の公務員がですね酒気帯び飲酒運転をすることは絶対許されるべきことではありません。一部の職員のおかげでですね真面目に働いておられる多くの職員の方々の信用も失うわけでございます。福岡市ではですね飲酒,逮捕,免職という措置をですねとったわけでございますが,当市においてはですねこれ懲戒処分の基準の見直しは市長考えておられませんでしょうか。


○市長(前田終止君)


 公に勤める者がそれこそやってはならないことをやるということ。特に飲酒をしてからやってはならない運転をするということは断じてあってはならないことでございます。福岡の市職員のこの事例を聞きますと,わずかその数日前にその職場において厳しい通知があった直後にこういう伝えられるような痛ましいことにつながる飲酒運転事故があったということですね。そして,また,全国的には公務員のこのような飲酒運転等に対するその後の絶えないそれこそ在り方に対して様々なそれぞれのこの基準の見直し,あるいは,また,状況によっては全職員に「私は飲酒運転はもう絶対にやりません。」という宣誓書,こういう,誓約書,そういうものまで出して飲酒運転撲滅のそれこそ誓い,それまでやっている自治体もあるわけでございます。状況によってはもうこれは飲酒運転による交通事故という範囲を超えて殺人であります。犯罪です。そういうようなレベルで私は怒りを重んじたそういう思いでですね,私ども公務に携わる者がお酒を飲んでから,どんな理由があろうとも運転をしてはならない。このことについてしっかりとした規定の見直しを厳しい線に沿ってですねできますよ。また,そのことが自分自身の,公に勤める公務員人生の言わばそれこそ自らを律して自らを守ることになると。なまじっかそれこそ温情のある,あるいはどこかでか必ずこう救えるようなやさしさを言わば広げたばっかりに,むしろ言わばその認識が低くなるというようなことではいけないんじゃないかというぐらい厳しく私自身としては考えています。今そのことどもについて指示を既に出し,全国,県内外の動きなど,そして,また,霧島市なりの判断をしっかりとして自らを律し,守っていくという意味も含めてですね規定の見直しをしっかりとやらさせたいと思っております。


○3番(秋広眞司君)


 この福岡の事件後ですね非常にこの厳しい処分を打ち出す自治体がですね増えているわけでございまして,新聞紙上でも毎日のように,連日ですねこの載っております。佐賀県の多久市ではですね,酒を勧めたり,車に同乗したりした職員も懲戒免職すると。和歌山県ではですね酒酔い運転の職員を即免職にすると厳しいですね処分が出されております。市長がまさに今言われましたようにですね,同胞のこの職員をですね守っていくということにもつながるわけですから,職員自身のことを是非考えていただきまして厳罰の規定を設けていただきたいということをご要望申し上げまして質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で秋広議員の一般質問を終わります。次に,7番山浦安生議員より2件通告がされております。したがって,山浦議員の発言を許可いたします。


○7番(山浦安生君)


 こんにちは。木を植えることが大好きな牧園の山浦でございます。市民の生命と安全を守り,公有財産の保全を図ることは,地方自治法第1条2項に規定された住民の福祉の増進を図ることと同様に,自治体の管理者としての市長が行わなければならない最も重要な課題であります。大型合併後既に10か月が経過する中で市長は4月危機管理監の配置,そして6月議会において指定管理者の導入を提案され,具体化を図ってこられました。これらの政策は市民の生命と公有財産を守る上で極めて重要な政策であると思います。指定管理者制度につきましては初めての試みでありまして,総務省主導による住民の平等利用,施設の効用・効果の最大限の発揮,管理経費の縮減などを指標に模索しながらの新制度への移行であったと推察されます。4月,5月にかけて指定管理候補者の選定,6月には管理者指定議案の提出,議決後指定の告示,指定業者との協定書を締結,約2か月間の準備期間を経て9月1日から管理が開始されたわけでございます。指定管理者制度の導入にあたっては情報が乏しく,今後の運営上の課題や効果,評価の見通しなど不安定要因が数多く残されております。大変心配されるところであります。そこでお尋ねをいたします。第1点目,指定管理者との協定締結の中で管理費用に関する項目があるが,公募時に提出された提案額と協定締結時の金額の差について,2点目,公共性の確保が問われてくるが,どのように指導していくつもりなのか。3点目,市民の財産である公共の施設,備品等の引き継ぎはどのようになされたのか。以上3点について具体的に分かりやすくお示しをいただきたい。次に,災害防災についてでありますが,8月31日に緊急霧島市防災会議が開かれております。その会議の内容は,6月,7月の豪雨災害対応,災害対策の問題点と対策,要注意箇所の現状ということでありました。この会議のことが翌日の西日本新聞にも載っておりました。「霧島市豪雨災害の検証,緊急防災会議開催,市民から強い批判も」と紹介され,「『市幹部や防災関係者の危機意識が足りないのではないか。』と市民の強い批判もあった。」というふうに掲載されております。この会議で配布されました資料の中身を見ましてもこれほども不備な点があったのかと驚いているところでございます。そこで次の3点についてお尋ねをいたします。1点目,県北豪雨災害時における市幹部防災関係者の危機意識について,2点目,実効性のある自主防災組織づくりに市としてどのようにその役割を果たすつもりなのか。3点目,国立公園における災害復旧工事早期着工の関係機関協議はどのように進められているのか。以上お伺いいたしまして壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 山浦議員から2点につきましてご質問がございました。2点目の1及び2につきましては私の方から答弁をいたします。そのほかにつきましては関係部長などにそれぞれ答弁をいたさせます。その質問の第1は県北豪雨災害時における市幹部防災関係者の危機意識について,2番目に実効性のある自主防災組織づくりに市としてどのようにその役割を果たすつもりかということでございました。特に西日本新聞の報道の言わば中から感じられたそれこそ所感を述べておっしゃいました。しかし,議員もその時会場におられたというふうに思いますが,私はその時にそれこそ進行をさせてもらっておったものでございます。果たして西日本新聞に書かれたとおりの状況であの論調であったかどうか。そして,また,それに対しての私どもの備え,それなりに地道な努力もしてきた上での,そして皆さん方にご案内申し上げ,あるがままに本当に自由闊達なそういう意見を求めて言ってきたわけで,ご意見を言われた方々が果たしてそのような論調であったのか。もう一度よーく思い起こしていただきたい。その上で物申していただきたいと思うわけであります。1点目,市幹部防災関係者の危機意識についてお答えします。私はかねてから市政執行の基本姿勢は,何をさておいても市民の皆様の命と財産を守ることこそが第1であると申し上げてまいりました。この考え方は公務員であれば当然に理解していることであり,幹部職員,ましてや防災関係幹部職員ともなりますと日頃から十分にそのことを認識をし,危機意識を持って臨んでいるものと私は思っております。しかし,先般の緊急防災会議の模様を報じた新聞記事の一部に議員ご指摘のような記事内容があったようでございますけれども,私は,委員としての発言の多い,少ないだけから危機意識の有無について判断を下すということは避けたいと考えております。なお,防災委員の選考に際しましては,行政各分野の最高責任を負っている部長級の職員も霧島市のあるべき防災の将来計画策定に参画をし,共通理解を持つべきである。そういう考え方に基づき条例に即して選考したものでございます。どうぞご理解をいただきたいと存じます。次に,実効ある自主防災組織づくりの件についてお答えをします。先般の緊急防災会議におきまして今年6・7月の災害対応における現状と問題点を洗い出しまして,その対策としての案を提案したところでございます。その中で自主防災組織のことにも触れさせていただいております。本市の組織率は94.6%,高い数値ではありますが,議員もご指摘のとおり,実際の活動は低調でございまして,肝心の災害時に有効な活動が期待できないと問題の提起を私自身から申し上げました。また,その対策として自主防災組織を核とした相互扶助的活動を助長し,近隣の皆さんが協力して地域を守る備えと行動,すなわち自助,共助の重要性を上げさせていただきました。今後市の役割としては,例えば,財政的支援,出前講座開催,消火訓練,炊き出し訓練,リーダー研修など行政としてやるべきことを示した上で,地域コミュニティや社会教育などと協働をしながら自主防災組織の充実に取り組まなきゃならない喫緊の課題であると考えているところでございます。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 指定管理者制度についての1点目にお答えします。指定管理料につきましては指定管理者から提案されました金額に基づきまして相互協議の上決定しております。18年度につきましては年度途中での協定であり,市が既に年間契約をした業務については減額を,また,市が執行予定であったが,8月までに未執行のため,指定管理者に引き継いだ業務分については増額等の調整をしておりますので,提案額とは差が生じているところがあります。次に,2点目についてお答えします。首長等は法により指定管理者に対して公の施設の適正な管理を確保するため監督権を行使することができます。よって,協定書に基づいた管理運営がなされているか。住民サービスの向上が図られているかなどを確認するために管理状況や経理状況に関する報告を求め,また,その業務の実施状況を調査し,公共性の確保に努めてまいります。3点目についてお答えいたします。9月よりの指定管理者による公共施設の運営をスムーズに移行するため,8月中旬より施設の運営業務について引き継ぎを行ってきたところであります。同時に施設や設備,備品などの管理業務につきましても現場で実地の引き継ぎを行ったところであります。なお,多くの施設には管理運営業務に精通した職員が再雇用されており,施設管理や事業展開の継続性は保たれるものと考えております。


○建設部長(秋窪直哉君)


 災害防災についての3点目にお答えいたします。国立公園内において道路が災害を被ると地域経済や観光面において多大な影響を受けることから早期復旧に努めてまいりますが,国立公園内での国有地災害は,国立公園法等に基づく環境省,林野庁との事務手続きが必要となり,これに時間を要しますので,工事の完成が遅れることもあります。今後は国立公園内における災害の諸問題について本年度中に関係機関との検討会を実施する予定であります。


○7番(山浦安生君)


 ありがとうございます。ここに基準価格に見る指定管理料協定額というのがありますが,これは私どもの産業教育委員会で示された資料でございます。これを見ますと,公募された時の提案額よりもですね,協定が締結された時の方のその料金が安くなっております。これはある意味でこの制度が設けられた市民サービスと施設管理費の軽減を図るという意味ではですね非常に努力されて,そしてお互い相互理解の下でされたということでありますので,非常に喜ばしいことだろうというふうに思っております。ただこういう財政的な面がですね余りにも重視されて,指定管理者の意欲といいますか,やる気をなくすようなことがあったらですね非常に困るわけなんですけれども,行政監はそのあたりはどのようにとらえていらっしゃるか。お示しください。


○行政改革推進課長(濱?正治君)


 お答えいたします。議員の方も言われましたとおり,6月28日最終本会議で議決をいただきました。そしてその後各指定管理者の方に指定管理の交付書を7月4日交付いたしております。そして7月7日に全15の指定管理者,そして行政の方の施設を管理する課長,係長たちに集まっていただきまして第1回目の指定管理者協定の協議を開催いたしております。その中でまず全体的な説明を,協定書の説明をさしていただきました。指定がされれば,この協定書を締結するのが重要な仕事であるということで全体的な説明をさしていただきました。そしてあと一つ,18年度の指定管理料について考え方を説明をさしていただいております。先ほど推進監も言いましたとおり,この指定管理料につきましては基本的には指定管理者が提示した額ということで進めておりますけれども,次のような場合については協議をして変更していただきたいというようなことで,このことについては募集要項の中でも「18年度については年度途中からの契約であるので,一部変更することもあり得る。」ということを前段でうたって募集もかけたところでございます。そして具体的には,先ほども推進監が言ったように,18年度は年度途中の指定管理者への引き継ぎであり,市で事前に1年分の契約をしている費用等については提案額から削除する。そして17年度以降に新たに費用が発生した部分については,その費用を基準価格に加算する。そして,また,基準価格において算定していた費用が18年度以降において不用となったものについては削除をするというようなことで説明をさしていただき,その後各施設ごとに分かれて協定書,そしてこの18年度の指定管理料について協議をいただき,8月の半ば以降締結まで多い所では10回ほどその協議を重ねていただいた経緯がございます。それでこの指定管理料につきましてはですね適切な考え方に基づいて処理したということを考えております。


○7番(山浦安生君)


 10回ほどの協議を重ねられて大変ご苦労されていると。非常にこれは複雑な所がありまして,解釈の仕方の違いとか,そういうのがあるわけでありますが。次に,指定管理者側のですね企業努力によりまして出された収益の配分についてでございます。つまり今まで公の施設を使ってやってきて,その業の中で収益が生まれてきたものと新たにこの公募される時にですね新規の事業の計画を出すようにされておりますが,この先ほど申し上げました分と新規の事業についての仕分けはどんな形でされるのか。お尋ねをいたします。


○行政改革推進課長(濱?正治君)


 お答えいたします。自主事業につきましては,応募された時,その計画については聞かさしていただいております。それで今回9月1日で管理が始まっていくわけですけれども,今のところは自主事業については申請をして計画書を出していただいて,そしてそれを承認して,施設が設置目的がより以上に利用されるようにというようなことで,そういう趣旨であれば認定するということで考えておりますので,この指定管理者についてですね利潤については,効果的な管理を実現する観点から,そういうような事業を導入される分については,企業のインセンティブ,運営努力ということである程度の利潤については想定してもいいんじゃないかというふうに考えております。


○7番(山浦安生君)


 非常に難しいところだろうと思うんですが,どこで仕分けをするかというこれ問題が非常にあるわけなんですが,それとですね,分かりやすく言いますと,その収益の上がった利益は次年度にどういう形でその指定管理料に反映されていくのか。ここは今までの施設を使って収益が相当上がったと。その分をじゃあ次年度の指定管理料から差し引くんだよということがあり得るのか,ないのか。それともその,それとですねもう1点は,その新規の事業による収益はあなたの所の企業努力だから,それはもうあなたの所の収益としていいんですよということなのか。


○行政改革推進課長(濱?正治君)


 自主事業等を通じて利益が上がった場合,これについては指定管理者の管理の業務,そして経理の状況から客観的に見て余りに過大な利益が上がったというようなことであればですね,指定管理者と協議を行って使用料,住民が払うお金ですけれども,利用料金ですけれども,これを見直していただく。安くしていただく。そういうような措置等もですね協議をさしていただければというふうに考えております。そしてちなみに今回公募で出した施設についてはですね決算を,16年度決算を見る限りにおいてはですね黒字を出しておる施設はございません。そういうような感じでですねこの施設をできるだけ有効利用していただきたいというようなことで,そして,また,先ほど委員も言われたように,コスト削減も含めてですねできればいいなというようなことでこの指定管理者制度を導入しております。


○7番(山浦安生君)


 多様化する市民ニーズに応えるという大きな目的がございますけれども,一方ではですねこのサービスをさらに大きくするためには,指定管理された業者の方もですね利益を確保することによって,その利益をまたさらに市民サービスへ還元することもできるわけなんです。そのあたりも含めてですね,それはさておきまして,今申されたようなことをですね基本協定,年度協定の中にこれは盛り込まれていますかね。


○行政改革推進課長(濱?正治君)


 具体的にはですね盛り込んでおりません。一番最後にですね「本協定に盛り込んでないもので特定なものについては協議をする。」というようなここで今後協議をしてまいりたいと思います。


○7番(山浦安生君)


 非常に何度も繰り返しますが,大事な部分なんですね。是非こういう基準をですね明文化すべきではないかということを申し上げておきます。でないとですね後でいろんなもめ事が起きる要因になるわけなんです。この基本協定を基準にしてそのいろいろ話が取り交わされるわけですから,大事な部分ですから,是非基準を明文化して出すべきだというふうに思っております。次にまいります。6月議会でですね私ども,同僚議員の質問に対して,こういう質問がありました。制度導入後の課題についてという質問,問いかけにですね,行革推進監がですね「制度導入後は住民が期待するサービス水準にあるかどうか監視する仕組みをつくり上げる考えである。」というふうに答えられております。その中でですね気になるのが住民が期待するサービス水準というのはどういう水準なのか。それと非常に気になるのがこの監視という言葉なんですけれども,私の考えではですね行政と民間事業者,指定管理者は同格ではないかと,対等ではないかというふうに思っているわけでありますが,いかにも,この監視という言葉は見張るというような意味もありましてですね,どうもそのこれからつくり上げるそういう制度をうまい具合に生かすための何と言うんですかね,協働・共生の体制づくりにはちょっとそむくような気がするんですけれども,いかがですか。


○行政改革推進課長(濱?正治君)


 指定管理者制度,これにつきましては,ご存じのように,行政に代わって施設の管理代行をするもので,この制度の成功は行政と指定管理者が相互信頼に基づいて民間協働の成否にかかわっていく。議員が言われたとおりのことでございます。こういうことで今回結んだこの協定第1条にですね本協定の目的というようなことで「協定書は,市と指定管理者が協力して本施設を適正かつ円滑に管理するために必要な事項を定めることを目的とする。」というようなことでうたっております。そういうようなことで協働して今後もやっていきたいというふうに考えております。それと住民の意見をくみ込みながらというようなことの具体的やつですけれども,公共性の確保の一つになろうかと思いますけれども,施設の運営において市民の視点に即した事業展開を図る。もう本当これも重要なことであると考えております。そのために現在思っておるのが,施設利用者を対象に接客対応とか,施設とか,設備等の公共サービスに対する満足度,これについてもですね調査をしたい。その方法として,できれば早い時期,11月から12月頃にですね第1回目のアンケート調査をして住民の方々の意見も聞いてみたいというふうにも考えております。この利用者の声を聞く。このことについては,今後のサービスの見直しとか,新たなサービスの創出につながって,ひいては住民サービスの向上につながっていくものと考えております。


○7番(山浦安生君)


 最初の答弁の中にもありましたように,公の施設の適正な管理を確保するために監督権を行使することができるというふうにあります。ただ山口管理監,この監視というふうな言葉をどういうふうに考えていらっしゃいますか。一言。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 基本協定書と年度協定書というのがございます。その基本協定書の中に,甲はというのは市なんですけれども,「市は,業務報告書に基づき乙が行う業務の実施状況及び施設の管理状況の確認を行うものとする。」というのがまず,私どもはまずこういったことで業務報告書どおりに行われているか。それから最初の提案どおりに行われているかというのをば確認を行うということがございます。そしてその次の所に「甲による業務の改善勧告」ということで,これがそのまま行われていない場合はやはり改善勧告を行っていくと,そういった意味での発言でございます。


○7番(山浦安生君)


 ありがとうございます。基本協定書のですね信義誠実の原則という,第4条ですかね,ここは,ここに書いてあるのは「甲乙互いに協力し,信義を重んじて対等な関係に立って本協定を正式に履行しなければならない。」という項目があります。先ほどずうっと,ちょっとこうどうかなという部分があるんですけれども,私は気分としてですね,監視じゃなくて,お互いにその状況をよく把握して協力してやっていこうやということをですね実は管理監から求めたかったんです。分りました。じゃあ次に移ります。今回のこの公募ではですね三つの候補者が複数の施設に選定されております。この三つの指定管理者はですねそれぞれの施設を一括して管理できるのかどうか。お尋ねをいたします。


○行政改革推進課長(濱?正治君)


 協定書の中にもですねうたっておりますけれども,施設ごとに固有の銀行口座を開設して,その施設施設で管理をしていただきたいというようなことを言っております。


○7番(山浦安生君)


 霧島市が出しておりますホームページがありますけれども,その所に指定管理者の欄がありましてQ&Aというのがあります。その項目にはですね「一括しても可能だよ。」ということが書かれておりますけれども,それはもう当然ご存じだと思いますが,それと,今このことと先ほど話しされたことのどんな関係である。それをちょっとお話しいただきたいんですが。


○行政改革推進課長(濱?正治君)


 例えば,一業者がですね五つ施設を取っております。これにつきましては,利用料金につきましてはその会社の口座に振り込みます。そういうのがですね振り込んで,そして施設施設を一つ一つ管理するにあたっては,また固有の口座を設けていただきたいというようなことで,そういうニュアンスでQ&Aは書いております。


○7番(山浦安生君)


 施設のそのとらえ方がいろいろあるのかも知れませんけれども,ここにはそのようにですね「一括してできる。」ということが書いてあります。それで行政の立場で言えばですね収益の上がる施設,収益の上がらない施設というのがありまして,一括して業者さんにお願いした方が得策ではないかと思うんですけれども,ただ,今みたいに一つ一つその銀行の管理を別々にしてやるというような方法であれば,それごとにやっていけばですね,この施設は今回は非常にもういろんな条件の中で収益が上がらなかったと,次年度は少し話し合いの下でそれを上げていこう。だけど,この施設は非常に儲かった。この利益はどうするんだというふうになった時にですね,一括した方が私はいいような気がするんですけど,いかがですかね。どういう根拠でその別々にされたのかをお話しください。


○行政改革推進課長(濱?正治君)


 今回の施設の公募につきましては15に区分しております。その内容につきましてはですね32程度の施設を組み合わして15に,15のグループにしております。だから,議員言われるようにですね,利用料が上がらない。収益が上がらない。そういう施設と上がる施設はできるだけ組み合わして,近い所はとにかく組み合わしてというようなことで15グループに分けております。


○7番(山浦安生君)


 近いグループを合わせてということであれば一括してもいいんじゃないですか。まあ,まあいいです。はい。次に移ります。公共性の確保ということで移りますけれども,今回の制度の導入の作業にあたりましてはですね,行政の経費削減,それから民間事業者のリスク回避,それから利用者へのサービス評価などをどのように調整し,相互メリットを探ることができるのかが重要な鍵であるわけであります。行政側の都合で書かれた条件を民間業者に示して公募するだけではなくですね,基本的に民間と公共の考え方のすり合わせをしてよりよい条件に詰めていくことが重要になってくるわけでありますが,先ほど答弁の中にもありましたけれども,これはうまくいきましたですかどうか。


○行政改革推進課長(濱?正治君)


 協定書の締結に至るまでは,先ほど言いましたように,多い所では10回ほど協議をいたしてようやく締結にこぎ着けております。そういう意味ではですね,押しつけではなく,両方の意見も言いながら,そして一つ一つ協議をして納得していただいて協定を結んだというふうに考えております。


○7番(山浦安生君)


 丁寧に今10回も協議を重ねてやったことで恐らく間違いないだろうというふうに今私も思っております。それからですね,これもダブるかも知れませんけれども,サービスの水準とかですね,内容詳細,費用区分や収支配分の考え方,民間経営には阻害要因となるような制度上の問題などたくさんありますけれども,そういった意見調整を図るために先ほど言われました10回ほどされて納得がいったというようなことでございます。この制度はですね住民,民間事業者,行政,その三者が一体となった共生・協働の意味合いも多分に含んでいる制度であろうというふうに思っております。是非,これはこれからもですねいろんな形での問題が生じてくると思います。最低線のですねガイドラインをですね明文化する必要があるんじゃないかと思いますけども,いかがですか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 指定管理者を入れる時に指針というのを3月,2月でしたでしょうか,つくりまして,それに沿って第1回目はやってまいりました。私どもも4月から指定管理者を入れて,また,9月から公募による指定管理者を入れて,その中でいろんな問題が生じてきています。そういったところをより精度の高い指針に高めていこうという制度を,作業を今やっております。まだまだ二百幾らの公共施設が残っておりますので,それに対する指針をより素晴らしいものにやっていこうというふうに考えております。


○7番(山浦安生君)


 もう大変難儀がされるだろうと予想されます。しっかりと頑張っていただきたいと思います。次に移ります。公有財産の引き継ぎでございますけれども,合併直後の寄り合い所帯でございます。それぞれの区域において管理のやり方がですね違い,統一されたものがないんじゃないかというふうに思ってるわけであります。この状態の中でですね備品や施設の移管については当然主管課から原則として統一された指導の基準が出されるべきであるというふうに思いますが,最低これだけは現状を保全し,移管するんだというようなシステム又は方針を文書等で各担当部課に出されたかどうか。お尋ねをいたします。


○行政改革推進課長(濱?正治君)


 統一した引き継ぎの文書は出しておりません。


○7番(山浦安生君)


 これから先二百幾つの施設がこういう公募をされて,公募といいますか,民間に引き継がれていくわけでありますけれども,そういう際にですねやはりこういうものはきちんとやっておく必要があるんじゃないかというふうに思います。次に,災害防災についてをお尋ねいたします。まずはですね6月,7月の豪雨で時間外勤務をされた職員の皆様,消防局の職員,消防団員の皆様方,本当にご苦労さまでございました。中には2〜3日来て徹夜された方もおられたとのことで大変な難儀をされたようでございます。おかげさまで大きな被害もなかったようでございますが,先ほど市長の方から答弁をいただきました。市の幹部,防災関係者の危機意識についてということでございますが,7月21日から23日にかけての豪雨時の本庁の対応について,簡単で結構ですから,流れを,一連の流れをお話しください。


○総務部次長兼総務課長(南田吉文君)


 それでは,組織の体制ということで申し上げます。7月21日,一番最初ですね立ち上がりましたのが20時10分横川に警戒本部が設置されました。同日21時本庁に警戒本部を設置いたしました。22時牧園第1配備しております。横川22日の9時10分防災無線,第1回目の自主避難広報,横川10時10分第3配備体制,溝辺11時第1配備,11時15分横川自主避難2回目の広報,11時半鹿児島県が災害対策本部に切り替えております。12時15分横川「避難勧告を出した方がいい状況である。」という旨報告受けています。22日12時10分牧園第2配備,12時57分本庁災害対策本部設置,12時58分横川地区へ避難勧告の発令,13時横川出身の本庁職員も動員をいただき出動要請をかけた。13時牧園第3配備要請,13時55分牧園支部対策本部の設置,(「簡単でいいです。」と言う声あり),ああ,そうですか。ちょっと飛ばします。22日の7時半横川第2配備解除,あとはですね各霧島,溝辺等々自宅待機へ切り替えております。23日,ちょっと飛びますけれども,14時10分横川避難勧告解除の防災行政無線放送,牧園も自宅待機に切り替えるということになっております。16時本庁も対策本部を解散というような形にいたしております。その後は自宅待機ということでございます。そのような状況でございました。


○7番(山浦安生君)


 先ほど市長の答弁の中にもありましたように,一生懸命やっているんだと。それはもう重々分かっております。本当に難儀されたということはですね私も現場に入りましてよく身を持って肌で感じておりますので,それはもう大変なことは分かります。ただですね,この市長の今の先ほどありました答弁の中にも出てまいりましたけれども,その8月31日に行われました霧島市緊急防災対策会議,この中でですね非常にもう本当に正直なことが書かれているんですね。私はこれはすごくその原点に返ってこれからやり直すんだという意気込みを感じるような場所なんです,部分なんです。それを,しかしながら,見ていきますと,この体制が随分なってないんじゃないかと,大きな声で言いませんけれども,なってないんじゃないか。もうちょっと何とかやりようがあるんじゃないかというふうに思うわけです。今度の議会の一般質問の最初の質問者の中にですね市長はこんなふうに,「現場の実態を反映した共通の組織体制をつくる必要があることや情報収集の統一を図りたいことから去る7月7日,助役を座長に本庁及び総合支所の防災担当者会議を持った。」とあります。これは体制づくり,申し合わせ事項,そういったものの会議だったということで,「先般の県北部豪雨災害時には非常にこれらの確認事項が着実に生かされた。」というふうにあるんですね。このこととですね今さっき反省を含めましたこの31日に行われましたこの,いろんなこれが書いてあります。ここにはですね,ちょっと読んでみましょうか。これは防災担当者の機関,相互の情報の共有という部分で「現状,本庁,各総合支所及び消防局(消防団)相互の間での災害情報や配備体制についての連絡通報が円滑に実施されていない。問題点,これまで災害担当者相互の調整会合が持たれていない。災害時の連絡先が相互に特定されていない。対策,市防災会議を定期的に開催し,意思の疎通を図る。災害担当者の連絡網をメールを交換する。」,こんなふうにいろいろ書かれております。これはすごくいいことだと思います。これ是非やってほしいと思います。ただ市長が,市長の認識が今申し上げたようなことをどんなふうにとらえていらっしゃるのか。これはですねもうほんの一部なんです。3なんです。1から4まででしたかね,ありまして,全部反省材料なんですね。そのあたりを市長のさっき,この初日の災害についての質問に対する答弁とですねちょっと食い違うんじゃないかという思いがするんで,お尋ねします。


○市長(前田終止君)


 ちょっとあんまりお聞きになっている意味が理解しにくい点もございますけれど,今回の一連の災害についての私自身の基本的なこの姿勢,認識という意味で問われているのであればですね,特に緊急防災会議につきましてはですね,ご指摘をいただいたような点について,直ちにやはり私どもとしてはもう率直に反省すべきを反省をして,謙虚にそれを受け止めて,そして二度と同じ過ちは,轍は踏まないぞという覚悟を示そうと。そして,なお,今日まで経過としてあったことについてはお互いにもう率直に,ご指摘は素直に聞きながら,それでまた自己反省もしっかりやってですね,その上でしっかりとした間違いの少ない災害の対応の努力をし続けるしかないんだということですね。一方,私自身は市政にとってですね良くも,悪くもすべての面の最高責任者であります。ですから,常に最高の責任を負っていかなきゃならない。よって,このようなまさかの時の災害への時にはですねすべての責任は私がとると。だから,全職員はですね,どんな立場にあろうとも,それこそ全職員は市民の皆さん方のそれこそ安心・安全のための最大の努力をして頑張ってくれと,頼むということを指示を出しているところでございます。


○7番(山浦安生君)


 はい,分かりました。これから話をするわけでありますが,これは個人の責任に期す考えは毛頭ございませんので,行政全体の有様としてお尋ねするわけでありますが,7月7日にありました,防災会議がありましたが,この確認事項というのは,それぞれいろんな体制がございますね。体制に入る時の設置規定を定めたというふうに理解してよろしいですか。


○総務部次長兼総務課長(南田吉文君)


 そのとおりでございます。連絡体制がですね非常にこうばらばらであったということと,それから手持ちの地域防災計画が災害対策本部から入るというような規定がしてございますので,そこまでに至る間の体制づくりを確認し合ったということでございます。


○7番(山浦安生君)


 体制づくり,21日の9時に災害警戒本部が,警戒本部の設置がなされておりますが,この資料によりますと,これは助役の指示の下で設置するんだというふうになっております。それから,総務部長が土木課,耕地課,そういった所に連絡をするんだというふうになっておりますが,この設置された時の記録はございますか。記録っていいますか,会議録みたいのはございますか。


○総務部次長兼総務課長(南田吉文君)


 どういうものを会議録と言われるのか分かりませんけれども,記録は逐次何時何分に設置した。会議をした。指示したというのは記録はとってございます。


○7番(山浦安生君)


 この警戒本部を設置するにあたりましては,その前に情報収集するわけですよね。情報収集体制ができます。その収集された情報を分析して,そしてこういう警戒体制を持っていくわけなんですが,その時にどういう立場で,助役はいらっしゃったんですか。助役の指導の下でというふうになっておりますけれど,いらっしゃいましたか。


○助役(南 洋海君)


 情報等につきましては,今,総務課の防災を担当する方から刻々情報をいただいております。その中で総合的に判断をして指示をすることといたしております。


○7番(山浦安生君)


 今お尋ねしているのは,家にいらっしゃったかどうか。それともその対策本部の中,対策本部というか,警戒本部の設置されたそこにいらっしゃったのかということをお尋ねしている。


○助役(南 洋海君)


 警戒本部の時期には自宅に待機でございます。それから,22日の災害対策本部設置は12時57分でございましたけれども,ご承知のとおり,市長と語る会に出席をしておりまして,1時頃本部に駆け付けたかと思っております。


○7番(山浦安生君)


 こういうふうにしてですね対策,警戒本部がつくる時にはそういういろいろな情報を分析してつくるわけですけれども,情報というのは電話で簡単にできるもんですかね。私はできないと思いますけれども。次にいきます。その時に次長いらっしゃいました。総務部長いらっしゃいました,これつくる時に。危機管理監と担当者3人がいましたよね。それでどういうふうにこの災害警報を設置するに至ったのか。説明をいただきます。


○危機管理監(宇都克枝君)


 私は,その情報収集体制,もう最初の時からずうっとおりまして,もう県の河川情報,それからもう当然市に付いております降雨量,そういったもの,それからインターネット,いろんな所の情報を集約をしまして警戒体制に移行すると。そういった一連の流れの中で市長とも随時連絡を電話でとりながら今こういう状況にあります。各総合支所の状況はこうですというようないろんな情報を取りまとめまして,災害対策における体制がどうあるべきかというようなことにつきまして,助言と言いますかですね,そういった対応をとったところでございます。


○7番(山浦安生君)


 いろいろ細かくですね追及していけば切りがないんです。例えば,次の22日の土曜日なんですが,この10時にはですねもうさつま町あたりが1時間に88?という大変な雨が降っておりました。それから,11時以降,こっちに1時,2時,3時,こっちにかけてはですよ,この横川でも,牧園でも大変な雨量だったんです。そん時に,今おっしゃるように,9時半から11時半まで語イもんそ会に行かれておりました。危機管理監はどこにいらっしゃいましたか。


○危機管理監(宇都克枝君)


 朝の状況は,当初出発する前はまだ小康状態でございましたので,語イもんそ会の方に同行しております。


○7番(山浦安生君)


 市長も話をされております。危機監の役割というような話をされています。正確な情報の提供と的確な助言を行うべき役割を担っているんだと,市長に間違った判断を起こさないように,そういう役割を担ったのが危機監なんですよ。危機監あなたはそこに行かなくてもよかったんじゃないんですか,語イもんそ会には。そのあたりをですねやはりその危機意識が足りないんじゃないかというふうに感じるわけです。2時になりますと天降川の東郷観測所においてはですね9m44?,危険水域が9mですからね,その時どんな情報が入ってきました。市長。


○市長(前田終止君)


 いろいろとその時どうしたという検証でございます。非常に大事なことだというふうに認識いたしております。当日ですね予定どおり結果として移動市政たる語イもんそ会をやりました。そしてこの国分・隼人一帯についてはですねほとんど大きな雨の状況というものが確認できる状況じゃなくて,まあまあこの程度の雨というようなことで,会場にもですねそれこそ多くの方がお越しになっているというような認識で事は始まってたんですね。でも,結果山間部の方,そして,また,県北部の方では大変な状況であった。そのことが私自身のまさに危機管理,あるいは,また,情報の不足等があったのかなと強く反省をいたしているところでございます。下場の状況と上の雨が,あるいはほかの地域での状況というものを認識を高めながら総合判断をしなきゃならんということを学んだと思っております。そして,また,逐次ですね私どもの携帯の方では連絡は来ておりますけれども,やっぱり状況によってですね適切に,例えば,その一番の本部たる場所でみんな大集合,直ちにというようなそういうことを現場で,その本部の現場ですね,お互いがこう認識を高め合う。一番のスタートというのをどういう時期に適切な判断しながらやっていくべきか。その辺反省するところありであります。


○総務部次長兼総務課長(南田吉文君)


 補足をいたします。市長の方にはこのことは報告いたしておりません,その水位のことはですね。このちょうど時点のですね天降川の水位なんですけれども,午前9時6m13,10時が6m29,11時が6m41なんです。この6mというのは,指定水位,これをかなり下回っている水位でございまして,その時点で市長にはまだ報告してないということでございます。ただ9mを達しましたのがですね2時,急激に水位の上昇があったということでございます。その2時間後,2時32分,ここで天降川の最高水位を記録しておりまして,この時点ではもう市長はもう語イもんそ会から帰ってきておられまして,そのことは報告してあるという格好でございます。


○7番(山浦安生君)


 市長はその1時半からその隼人の婦人団体との会合には行かれてないんですね。


○市長(前田終止君)


 それは行きました。それこそあの橋を渡って,そして車をスピードを緩めてもらって,いやあ,これはさっきまでと全然情勢は変わってきたなと。語イもんそ会のそれこそ,その時点には大したことなかったんですね。それで川を渡る時かなりこの増水をしてるイメージを受けまして,いや,これちょっと相当上では降ったなと。それで今度は会場に着きましたらもう引っくり返すような雨が降り始めましてですね,もうこれは1m外に出てももうびっしょりなるというようなイメージがございまして,しかし,ここまで来てですね,まだそういう強い危険認識といいますか,判断できない時期で,ただあの会場ではですね水位が上がったこと。そしてほかでかなり雨が降ったんじゃないかという情報,予想などを言いながら,皆さん方もこの会を終えられたら備えてほしいという意味のあいさつをさせていただいたところでございます。


○7番(山浦安生君)


 ちょうどその頃にはですね隼人の方の役所では避難勧告を出すかどうか検討されていた時間帯ですね。それはいいです。はい,分かりました。次にですね,こういうわけでですね,私はこういう理由で少しばかり危機意識が欠けているんじゃないかということを申し上げたかったわけでございます。できることならですね設置規定等を,今度の19年1月ですかね,できるのは,防災計画は。その時にもそういうものを織り込んでいただきたいというふうに考えます。次に,自主防災組織についてでございますが,何名かの方から質問がありました。私も実効性のある自主防災組織の確立をということで前回要望しております。そのことでですね今回のこの中にも出てきます。実際は全く機能しなかったと。活動が期待できない状況であると。それをですねこれから修復していくわけなんですけれども,94.6%という高い組織率がありますけれども,これは形骸化された何物でもないと。これをさらに原点に返ってですねやり直す必要があると。それどういう形で役所との関わり,先ほど答弁の中にありましたが,押しつけではいけない。その地域の自主性が失われてしまうというようなことがありましたけれど,それだけは済まないような,自治体としてやはり協力しながらその盛り上げにやっていかないといけないというふうに思いますが,市長はどんなふうにお考えでしょう。


○市長(前田終止君)


 自主防災,これは一番基本中の基本は自らの命を自ら守るというねやっぱりそこに立たないかんですよ。それをしっかり一人一人の市民の方々がお互いに持って,そしてまさかの時にどうするか。そこから始まると思うんですよ。そしてその次にはやっぱりお互い助け合っていくということだろうと思うんです。緊急防災会議の時もですねメンバーの方が終わって,ご婦人ですけども,駆け寄って来られました。「自主防災,そして私たちは地域に暮らす者として万が一があったらもういつでも助け合うという意味においての炊き出しなどなど大いにやる気持ちを連帯感持って既に話し合っておりますから,そのことを市長にはあえて伝えておきたい。」というようなことでもございました。今後ですねこの自主防災組織そのものが本当にこの防災意識に対して高い意識を形成していくための様々な手法をですね試みながら将来に備えてまいりたいと思っております。


○7番(山浦安生君)


 全くおっしゃるとおりであろうかと思います。この94.6%というような数字はですよ架空のものであると,役に立たないものであるというふうに認識をしてですね,是非今おっしゃったみたいなことをですね原点に返ってやっていただきたいと思います。これで自主防災組織のことを終わりますけれど,次に,転石除去の件でありますが,「国の土木事務所の見解では非常に厳しい。」ということでありましたけれども,話によりますとその除去する方向であるというようなことが聞こえてきたんですが,部長いかがですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 探勝路の土石及び倒木等の除去につきましては,県の方に出向きまして除去の要望をいたしました。県の方といたしましては9月の予算に計上してあるということで撤去するという方向で進めているようでございます。


○7番(山浦安生君)


 一応除去されるというような方向であろうかと思います。これはその市長をはじめ,いろんな各部署の方々がですね努力をなされた結果だろうと思います。こうやってやればできるんじゃないかという部分があるんですけれども,そのあたりをですねやはり肝に銘じてほしいというふうに思います。本市は合併直後でありまして,旧行政区の歴史性とか,地域性でその統一性が希薄であることはいなめませんけれども,だからこそですね主管部課においてはですね統一された基準を明文化し,制度として確立していくことが重要なのではないかというふうに思っております。このことは市長が提起されている市政の公正公明を確保するものであるというふうに認識をいただき,私の質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(西村新一郎君)


 以上で山浦議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩をいたします。再開は1時15分といたします。


               「休憩  午後 零時14分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時15分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き一般質問を続けます。次に,15番新橋実議員より2件通告がされております。したがって,新橋議員の発言を許可いたします。


○15番(新橋 実君)


 皆さんお疲れさまです。いよいよ最終日もあと3名を残すのみとなってまいりました。今回27名の議員の方が質問されておりますが,私も今日はゆっくりと話をしたいと思いますので,どうか最後までおつき合いください。ただいま発言の許可をいただきました。通告に基づき2点について質問をいたします。霧島市ははや合併して10か月が経過をいたしました。私も産業教育常任委員として旧1市6町の施設及びその現状を把握する中で霧島市の広さも実感しているところであります。今回一般質問の中でも行財政改革についての質問者が8人と一番多く出されております。今後の財政問題を考える上で大変重要な問題であることは間違いはありませんが,私は市民の声を伝える議員として少し身近な問題を質問をいたします。それでは,質問に入ります。まず1点目,環境問題の施策についてお伺いをいたします。旧1市6町どこにでもある問題であると思います。集落内にある過去何年も耕作をしていない土地,いわゆる不耕作地や草などが生い茂っている空き地,空き家になった古い民家など周辺住民が被害を受けている現状があります。私も先月そうした話を伺ったので,ある部署に問い合わせをしたところ,個人情報保護条例との関係で持ち主についても,その人がどこに住んでいのかさえ教えていただけない状況ではありましたが,個人情報保護条例の趣旨に則り適法かつ公正な手段により実施機関に認めさせていただき,開示をさせていただきました。霧島市の中でも旧国分市は市街地やその周辺で田畑がミニ開発や県開発などにより宅地化され,その後隣接にまだ田畑が残っている所が数多くあります。そうした田畑は今後も耕作をされずに不耕作地や荒廃農地となって残ってしまいます。空き家にしても古くなるにつれて瓦が落ちたり,また,家自体が倒れそうになっている所もあり,非常に危険な所が目につきます。火災や台風等の影響などにより心配もされております。そうした所は夏になると害虫やイタチ,ネズミなど出没し,近隣の住宅まで迷惑をかけている現状があります。たまに隣の方がヤブ払い等を行い一時的には良くなりますが,1年を通してそこを管理することは非常に大変なことであります。市長は「霧島市を観光のまちとして1千万人プロジェクトを立ち上げる。」と言われておりました。観光のまちと言われるのであれば,まずはその地域に住んでいる人一人一人が住んで良かった。霧島市は住み良い所だといったようなアピールをすることが大事だと考えます。市長はそうした現状を把握されておりますか。市民のためにもまずこうした所から手を着けていただきたいと思います。どういった施策を考えているのかをお伺いをいたします。次に,環境問題の2点目,今回市長の市政運営の中にもありましたが,霧島市内の小学校の校区単位で開催されていた市長と語イもんそ会が8月30日をもって終了したとの報告がなされておりました。市長,助役はじめ,部長,次長あるいは関係課長の皆様,大変ご苦労さま,お疲れさまでございました。市内のそれぞれの実情が細やかにお分かりになったことと思います。一時は注文取りと言われて苦情もあったとお聞きしましたが,やはりここにはこんな問題があるとか,こうしなければならないといった地域住民の意見を聞くことは大変重要なことだと私も思っております。行政の皆さんが同じような意識を持ち,今後の市政運営に取り組んでいく非常に大事なことだと思います。そこで私も先日地域の南小学校校区で開かれた語イもんそ会に出席をいたしました。50名近い方が出席をされ,市長の少し長いあいさつの後,終了時間まで切れることなく地域の実情や問題点が取り上げられておりました。執行部の答弁もできること,これからやるべきこと,後で報告することなどに分けてそれぞれ簡潔な中にも慎重に議論が交わされておりました。その中で敷根地区の自治館長が海岸の堤防を走る車の中に多くのゴミを積載し,不法投棄をしている者がいるようだ。その解決策として,緊急車両等の通行については考えるべきであるが,その一部を通行止めにしていただけないかといった質問が出されておりました。市長の答弁では後で現場を確認し,報告いたしますといった内容だったと記憶をしておりますが,私がこの質問の通告をする9月6日現在何の返事も来てないとのことで大変驚きました。一部の市民の皆さん方からは「パフォーマンスととらても仕方がない。」とも言われた方もおられました。執行部も50名近い,それも部課長以上の市の優秀な方々が出席をされて,まさかそんなことはあり得ないと思っておりました。そこでお伺いをいたします。市長,この結果とその後の報告はどうなったんでしょうか。また,語イもんそ会のその後の報告体制や内容についてはどういった形でされているのかをお伺いをいたします。また,今回定例会に環境基本条例の制定についての議案が提案をされております。今後基本計画等を定めながら,ポイ捨て条例あるいは不法投棄に対する罰則など様々な分野で細かく施策がなされていくことだと思っております。是非とも早急に市民の皆さんが安心・安全に暮らしていけるよう環境基本計画を定めていただきたいと思っております。また,それが出来上がることによってこうした問題も解決の方向に向かっていくと思っております。その点についてもよろしかったらご回答をお願いしたいと思います。次に,2項目目の質問に入ります。海岸に集積する流出物の処理についてであります。毎年敷根地区においてはボランティア活動として海の日の前後の日曜日午前6時から海岸清掃を行っております。今年は7月16日の日曜日に行いました。例年のごとく様々なゴミが集積をしており,地区民総出で若尊鼻の入口から検校橋団地の下の海岸線をゴミ収集を行いました。小学生は空き缶拾いをしたり,燃えるゴミなどを袋に入れるなど一生懸命手伝ってくれました。中学生においては地域のカーブミラーの清掃を交通安全協会の地区役員と行っておりました。午前8時まで2時間近くかけて清掃作業を行い,とてもきれいな海岸になり,住民の皆さんも満足されて帰っていかれましたが,それもつかの間,7月22日から23日,その後の北薩方面を中心に集中豪雨があり,大きな災害が発生し,その影響でまたもや海岸線は清掃作業をする前よりひどい状況になってしまいました。近隣の天降川や周辺の大きな河川を通して様々な物が海岸に打ち寄せてきました。その状況に自治会の役員外海岸周辺に住んでいる住民の皆さんは唖然とし,今後の対応,対策に頭を悩ましました。合併後新設された港湾係,県の河川港湾係に現場を確認してもらいましたが,県の考えは「まだこれから台風シーズンになる。現在は予算もないので,10月後半まで待ってもらえないだろうか。」との回答でした。せっかくの夏のシーズン,こんな状態で置かれたら地域の住民や漁協関係者も納得しないと何度も掛け合いましたが,なかなか対応をしてもらえませんでした。そんな中,住民の中には早朝から足を運びゴミを処分してくださる方も多数おられました。しかし,簡単には処分できないような,中には長さ15mを超えるような丸太も20〜30本あり,処分に困っておりました。また,この地区では8月6日に子供たちとほったおしという行事を行う予定にしておりました。魚の追い込み漁のことですが,子供やお年寄りなど地域の多くの皆さんが楽しみにしている行事なので,この日までにはせめてその周辺の海岸をきれいにしなければならない状況にあったわけでございます。最終的には8月4日,5日の2日間にわたり業者にお願いをし,2台の大きな重機と住民10名近くの方にボランティアで参加していただき,その周りはきれいにすることができました。しかし,今でも丸太は海岸の端の方に集積をしてあります。今後台風シーズンが終わってから処分していただけるものと考えております。災害は忘れた頃にやってくるといった話もありますが,この頃は毎年のように県内あちこちで災害が発生をしております。前回の垂水での災害の時も今回同様海岸に流れ出した漂流物はなぜか敷根の海岸に集まってくるのです。海岸線に住む住民にはそのたびに残材の処理や後片付けに追われている状況です。住民のボランティア意識もありますが,それだけではなかなか対応はできません。市長,錦江湾は霧島市にとっても大変貴重な財産だと私は思っております。市長も思っていると思います。この湾奥の整備をやらずして観光都市霧島の発展もないように思います。確かに海岸線は県の所管であり,市が介入することができないかも知れません。住民の側に立ってみれば,県でやろうが,市でやろうが,早急に処理してほしい問題だと考えます。市長いかがでしょうか。錦江湾のこの湾奥であるこの霧島市の観光対策として今後どうあるべきなのか。市長のお考えをお聞きし,壇上での質問を終わり,答弁のいかんによっては自席からの再質問を行います。


○市長(前田終止君)


 新橋議員から2点につきましてご質問がございました。2点目については私の方から答弁いたします。そのほかにつきましては関係部長等にそれぞれ答弁をいたさせます。2点目,海岸に集積する流出物の処理について,度重なる集中豪雨や台風の襲来により多くの流出物が海岸に漂着あるいは堆積をし,近隣住民も嘆いていると。市長としてあるいは市としてどのような施策を持っているのかという意味の質問だと理解をいたしました。お答えをします。本市には,県が管理する小浜海岸,そして敷根海岸,福山海岸などがあり,また,市が管理する国分漁港周辺海岸などがございます。このうち敷根海岸では本年1月に県が処理しておりまして,また,7月には公民館のボランティア活動でも海岸清掃を行い除去していただているところでもございます。今年度は集中豪雨などが多く発生をし,例年になく多量の漂着物があり,県も対応に苦慮されており,また,集中豪雨や台風のたびに除去することは困難であるとしておりますが,ボランティア活動では対応できかねない部分もあり,海岸線の美化を図っていく必要性もあることから,早急に除去していただくよう県に要望をしたところでございます。なお,市が管理する国分漁港周辺については,今回の補正予算で100万円計上をし,その対応をすることといたしております。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 1点目,環境問題の施策についての中の集落内の荒廃農地の点につきましてお答えをさしていただきます。耕作放棄地につきましては基本的に民有地であることから,雑草が繁茂し,周囲の農地に影響を及ぼす場合は,土地所有者若しくは耕作者に対し適正な管理を文書又は電話にてお願いしているところでございます。現状といたしましては,耕作放棄地の周囲を耕作する農家からの苦情を受け,土地所有者への文書指導を行うもので,明らかに周辺農地に悪影響を及ぼしていると認められる場合には耕作放棄確認のための巡回指導などを随時行っております。併せまして農業委員の方々による農地パトロールにより耕作放棄地の現地確認も行われております。また,耕作放棄地が市街地や住宅地に隣接し,市民生活上支障がある場合は,環境衛生担当部署と連携しながら対応をしております。


○生活環境部長(林 兼行君)


 次に,管理が適切になされてない老朽化した民家や空き地に係る問題点とその対策についてお答えをいたします。民家や空き地の所有者や管理者等は,防災,防火,防犯及び病害虫発生予防上の観点から当該空き家,空き地を適切に管理し,周辺住民が日常生活を安全かつ快適に営む上で支障を来さないよう努める必要があると考えております。本市では,不適切な管理状況にある空き家や空き地を環境パトロール中に気づいたり,市民の皆様などから通報があった場合は,当該空き地,空き家,空き地の所有者や管理者等を直接訪問したり,電話,文書などにより事情を説明し,ご理解を得ながら早急に善処していただくようお願いしているところでございます。特に火災予防につきましては,本市火災予防条例第24条で「空地及び空家の所有者等は,火災予防上必要な措置を講じなければならない。」旨規定されておりますので,今後も関係機関と連携を図りながら適切に対処してまいりたいと存じます。


○建設部長(秋窪直哉君)


 環境問題の施策についての2点目についてお答えいたします。海岸の堤防道路は管理用の道路でありますので,一般車両は通行できないことになっておりますが,一部生活道路として利用されている所もあることから進入禁止措置が行われていないところであります。そのために不特定多数の方が利用されますので,中にはゴミを放棄している方がいるようであります。特に敷根海岸につきましては,通行止め区間につき地区自治公民会長とも協議済みですので,車両進入禁止要望区間について県に要望いたしました。また,その他の海岸の管理道路につきましては現状を見守りたいと考えております。


○15番(新橋 実君)


 それでは,自席から再質問をいたします。まず初めに集落内における荒廃農地関係の問題でございますけども,私も農業委員会におりましたので,随時農業委員会でですね農地パトロールは実施しますが,これは農地だけですよね。そしてあと生活環境課の方でも連絡があったらするということですけども,実際このそういった苦情というか,そういったのは年にどれぐらい来ているものか。今年,霧島市になってですねどれぐらい来たのか分かりましたら,教えていただきたい。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 手元にちょっとデータがないんですが,私の記憶では,決裁したのが,霧島市になってからでは2件かなと思います。


○環境衛生課長(川村直人君)


 本庁管内の件数でございますけれども,雑草が生い茂っているので,それを何とかしていただけないだろうかと,注意をしていただけないだろうかという通報がですね平成17年度で80件ほどございます。


○15番(新橋 実君)


 やはりですね皆さんももう今この議員の方はほとんど分かってらっしゃると思うんですけども,通報をなかなかできない状況もあると思います。今,市民の方はなかなかですねどこに問い合わせをしていいか分からないという状況もあると思います。また,自分の方で調べるにしても,先ほど申しましたように,個人情報保護条例の関係でですねなかなか教えてもらえないと,そういう問題もありまして,館長さんやらいろんな所にも苦情が行ってですね,館長の方からそちらに話が来るかどうかは別としてですね,やはり本当に危険な所がたくさんあるわけですね。もう空き家になって,例えば,空き家で言いますと,空き家になってもう家が壊れかけて,そこに白蟻が住んでるようだと。本当に草が生い茂ってですねどうしようもできない。ひょっとしたらすぐ火災が発生するかも知れないというような状況の所もたくさんあると思うんですけども,今日ちょっと消防局長が見えておりますので,お伺いしますけども,そういった所で火災が発生した件数等をもし分かりましたら,教えていただきたい。


○消防局長(中馬達己君)


 平成17年度が枯れ草火災が42件,18年度が現在まで22件,それと空き家火災が平成17年度が2件,18年度が1件でございます。


○15番(新橋 実君)


 今聞かれましたようにですね,結構な火災が,霧島市ですので,大きいですので,結構な火災が発生してるわけですね。これはなかなかこう住民の手には負えないと。やっぱり行政の方からしっかりとしてですねやっぱり対応してもらうべきだと思います。これだけの火災というのは,枯れ草火災42件,これはほとんどそこのぼやで済んでるかも分かりませんけども,近隣に住まれている住民にとってはですね非常に怖いと思うんですよね。そこでお伺いしますけども,先ほど私も質問の中で触れましたけども,今後この,環境基本条例ですかね,これをつくられるというようなことですから,今後また基本計画もつくられていかれると思うんですけども,そういったことでこれが,そういった指導とか,そういったのができるようになるんですか。その辺ちょっとお伺いしたいと思います。


○生活環境部長(林 兼行君)


 環境基本条例を本年度に制定をいただくということになろうかと思いますが,個別具体の条例につきましては,先般もお答えしましたとおり,天降川等の保全条例あるいは生活環境美化条例等の中でそういうゴミのポイ捨て,不法投棄等々に対する罰則規定を今後検討していかなければならない。そういうことで環境美化条例の中で考えていきたいというふうに考えます。


○15番(新橋 実君)


 「考えていく。」ということなんですけども,だから,その中でですよそういったのは考えていかれるんでしょうけども,実際入っていくのかどうか。それが今,そのことをされることによってですね実際これがなくなるかどうか。そこをまずお伺いしておきたいと思います。


○生活環境部長(林 兼行君)


 ちょっとさっきの答弁につきまして補足もさしていただきたいと思いますが,本市霧島市につきましては安心安全まちづくり条例を次の議会にお願いをしたいというふうに考えておりますが,その中で規制はできないのか等も考えております。それと今ご質問の規制等についてはですね,関係の自治体等に今まで情報を得る限り,やっぱりその条項を設けておられるようでございますので,今後検討さしていただきたいというふうに思います。


○15番(新橋 実君)


 「今後検討する。」ということですけど,その検討の中にこれが入るようにですね是非ともやっていただきたいと思いますが。先ほど,私たちも農業委員の時にですね農地パトロールを行いまして確かにチェックをしてですね農業委員会の方に提出をするわけです。その後農業委員会といいますか,農林水産部長さん,部長の方ですね,その後どういうふうな対応をされているのか。毎年ですね同じ所がそのままなっているような気がするんですけど,本当に指導がされてるのかどうか。そこをちょっとお伺いします。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 農業委員の方々が農地パトロールされて一応そのそういった遊休農地等の確認をなさるということは存じておりますが,その後一応データとしてはこちら側もお受け取りはするんですが,その後双方共々というところまでまだ作業的には至っておりません。取りあえずは特に目立ってそういった荒れ地になるような,荒れ地になっているような部分についてこちら側で管理をお願いしているところに今のところとどまっております。


○15番(新橋 実君)


 ちょっと最後がよく聞き取れなかったんですけども,やはりですね田んぼ周りずっと作ってるわけですね。その中に,もう農振地でもどこでもいいですけども,やっぱりそういう耕作がしてない所はあるわけですね。本当に周りに迷惑かけてるわけですよね,やっぱり虫がいたり,いろんな形で。何とかですねこれ,せっかくの農地パトロールです。今日は農業委員会の方からは見てないんですけども,これは農林水産の方でも大事なことだと思いますけど,今後ですねやっぱりしっかり対応していただいて,その耕作されてない方,やっぱりそういった方にですねしっかり除去してもらうかですね,今聞きますところによると,山口県の方では牛の放牧をされてると,何かそういう電柵を囲ってですね,そこに牛を入れて半年から1年間にかけてですねそこに,そういった雑草を食べさせるというような施策もあると聞いておりますが,部長はもちろんご存じでしょうけども,そういった中で,そういったのもあるんだよと。それ鹿児島県も今回から何かそういった方向に進まれるのかどうか分かりませんが,その辺も分かっておりましたら,教えていただきたいんですけども,そういった施策もあると思いますが,どうでしょうか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 牛の放牧等によって耕作放棄地を管理していこうというのが,他県ではというか,すべての県というわけではないですが,情報としては当然承知いたしております。加えまして国の方も農水省の方から各県にそういった制度を設けて事業として取り組めないかというようなそういった指示がなされているのも承知いたしております。現実に霧島市になってからも県の方からそういった相談がありまして,何とか取り組めないものか一応私らも畜産担当の方で検討をさしていただきましたが,残念ながら,そのいわゆる遊休農地はあっても,実際そこに今度は家畜が入っていくというところまでなかなか踏み込むことができなかったというか,条件が整わなかったということで,今年度においてはその事業の導入はできませんというお答えを県の方にいたしております。県としては,もしどこかあれば,来年度でも是非やっていただきたいというような相談を受けております。いずれにしましても特にその農振農用地内,ここはもう基本的には本当に農地を守っていかなければならない場所ですので,今後ともその,一部にやはりその耕作放棄というか,管理ができなくなってしまった,自らが勝手に野放しになさっているわけではないんですが,いろいろなご事情がおありになって,要するに病気とか,それからちょっと家族に不幸があったりとかで管理ができなくなってしまった等の農地等は確かにございますので,そういった方々におきましては,私どもがそういった情報を得てからは,とにかくそのご兄弟なり,友人の方にお願いしてとにかく周囲に迷惑をかけないような指導をさしていただいております。


○15番(新橋 実君)


 最初からはですねなかなか,今出たばっかり,山口県ではもうやってるわけですけども,鹿児島県では今回初めてそういうことを取り組みをしたらどうかということできたわけです。なかなか,この間の共進会の方でも話が出てましたよね。一般のやっぱり普通の草をかせんないかん。やっぱり,何ですか,その飼料ばっかりかせおってはいかんですって,草をかしてくれというようなことを言われておりました。やっぱりそういった普通の何ですかね,その田畑に生えてる草やらその堤防沿いに生えてる草,ああいうのを食べさせることによってですね肉質も上がったり,やっぱりいいようになるということを言われておりましたので,今後はですね,検討課題でしょうけども,そういうような形でですねまた進めていっていただければと考えております。その中で先ほど出ましたこれ,今,部長が言われたのは農用地とか言われてました。農用地というか,農振地というか,そういった所を言われたわけですけども,一番困ってるのは住宅周辺にある農用地というか,そういう田畑ですよね。そういった所が一番害虫が出たりですね本当困ってらっしゃるわけです。草は刈っても,またちょっとすれば生えてくるわけですよね。そん中で害虫ですね,このイタチとか,ネズミとか,本当いろんな虫が発生しております。それは草を刈ったばっかりではなかなかできないんですけど,こういった駆除はですよだれにお願いすればよろしいんですかね。


○生活環境部長(林 兼行君)


 廃棄物の処理及び清掃に関する法律においては,まず清潔保持に努めなければならない。それと同時に自分で所有する,あるいは,また,管理する農地,土地等についても善良な管理をもって清潔の保持に努めることというこれは国民の責務でございます。そういうことでございますので,原則的にはその土地の管理者,所有者になろうというふうに思います。


○15番(新橋 実君)


 それでは,先ほど苦情はあんまりなかったようでしたけども,これまで苦情があってですよ,その所有者にですね連絡をされて,その所有者がしっかりと対応をされておりましたでしょうか。どうでしょうか。その辺お伺いします。


○環境衛生課長(川村直人君)


 大体近くであれば直接訪問をしてお願いしたり,文書等でご連絡いたしております。大体の所有者あるいは管理者の方々からはご理解をいただきまして処理をしていただている所もございますけれども,100%というわけにもまいっておりません。したがいまして,今後もできるだけご理解をいただくようにですねそういった所有者等の人たちとは連絡をとって適切に処置をしていただきたいと思います。ただしですね,居所がなかなか分からなかったり,連絡がつかない場合もございますので,そういう場合につきましては,通報者の方々にもそのような事情を説明してご理解はいただいているところです。また,私有地ですので,立ち入りというのもなかなか無断では難しいですので,その辺についても慎重に対応していかなければならないもんですから,その辺については難しい面というのもございます。


○15番(新橋 実君)


 今,私も言おうと思ったんですけど,確かに調べてもらうんですけども,その所有者がどこにいるか分からないというのが本当あるんですよね。やはり,今言われましたように,勝手に立ち入りもできないというようなことでですね本当に困っております。だけど,これは税務課の方でですよ,私たちでは調べはできないんですけども,税務課の方ではですね税務課の台帳か何か見れば市の方でですよ対応,場所を確認してもらうんであれば,その辺から対応できるのかなあとは思ったりはするんですけども,その辺でもやっぱり分からないんですか。今,川村課長が言われるように,分からないんですか,それでも。


○環境衛生課長(川村直人君)


 そういった個人情報はですねなかなか,同じ役所内でも制限がございますので,また,仮に所有者が分かったとしてもですね,その住所におられなかったりする場合もございます。したがいまして,可能な限りはですね追跡はしていきます。法務局に聞いたりですね,そういう登記がしてある場合なんかは分かるんですけれども,全くその登記者とは違う,実際の人が違ったりとかですね,そういう場合もありますので,可能な限りは追跡はしておりますけれども,やはり物件によりましては限界というのもございます。


○15番(新橋 実君)


 今,縦割りみたいなことが出ましたけども,市長,その辺ですね市長はどうお考えになりますか。


○市長(前田終止君)


 空き家,あるいは,また,この耕作の放棄地,確かに新橋議員ご指摘のとおり,私どもの霧島市のどこの地域に行っても大なり小なりですねそのような事実が散見できているわけでございます。私どもの県は観光立県,私どものこの霧島市は観光立市を目指しております。議員ご指摘のとおり,例えば,その地域地域の目立つ場所に本当にこの家の持ち主は一体どういう人なんだろうと。この田畑の持ち主はどんな気持ちでこういう状況になっているのかと心痛めるですね状態があることも私も認識もいたしております。旧牧園町長時代,1年半そこそこしか最後の町長としては務めておりましでしたが,やっぱり同じようなご指摘等ございまして,私といたしましてどう対処していったか具体的に申し上げます。警察,消防,地区の自治公民館長,私,そして行政の担当者一緒になってですね,その例えば危険家屋の場合,台風を前にして,あるいは豪雨とか,そういうことを前にして危険箇所をこう回るのと同様の気持ちでもう周辺の方々にも声をかけて,そして持ち主はおられないんですが,そこに行って,みんなでですねその状況を確認をし,そしてその持ち主等きちんと調べられる範囲,徹底して調べて,文書でもってそれこそご忠告を申し上げると。そして会うことができることの可能性のある人については私が訪ねていく。あるいは役場に訪ねてきてもらって,仕事の都合とかいろいろあるもんですから,具体的に会って向き合って協議をする。そして聞いてみますと,もう分かってるけれども,もう自分たち家族が食ってるだけでもう精一杯だと。もう本当にそう言われてもどうしようもありませんと。もう町でもらってくださいと。もらうと,今度はその処理代がですね数百万,見積もりをもらってみますと,かかるんです。もらえない。それで今度は状況によってはですね,私は,その持ち主が東京の方だと。東京,公務出張はただではいかないなと。そういうとこに今度は,住所は分かってますから,そこに今度は訪ねていきました。そしてその本来の管理者と今度は会いました。そしてそこでですね,人間としてですから,誠実に,もう本当にみんなもう地域は嘆いてます。悲しんでます。もうこの後もし大変なことになったら,あなたは責任をとらないといけませんよと,こういう話をトップとしてしたわけですね。そしたら何とおっしゃったかというと,「ともかく今自分の会社の経営はもうほとんど収入がないと。これだけのことを開発してこうこうだよ。こういう災害の危険性の状況は分かっているけれども,もうどうしようもない。」と。しかし,あなた後本当に大変なことになったら責任とられると。もう今できる最大限の誠意を人として,企業人としてね示してくださいよと,こういう交渉をした経緯があり,結局その方は,もう私の要請で,ともかく現場に来てくださいと,私はもう町民を代表してね,当時ですから,申し上げました。それでなきゃもう,私もねもう地域からものすごいことをいろいろ言われてねもう本当に困っておると。よって,その方としてはですね誠意ある,今の段階でできること,じゃあそのひびの入った部分にそれこそ土のうを積んで,そしてもう最小限の誠意を示してお帰りになったと,こういう現実等もあるわけです。ですから,問題になっている箇所は,本当に問題を含みながら荒れ放題の土地になったり,家になったりしておって,その問題を克服する努力というのはものすごいエネルギーがやっぱりかかるもんだということを学習をいたしました。しかし,いずれにいたしましてもですね,私は生活環境美化条例,これは自然環境だけじゃなくて,生活環境もやっぱり考えていかなきゃならんし,また,そういうものでどこまでカバーできるか分からないけれども,ほかの条例や法律等照らし合わせながら,今度示すものでですねもっと深い立ち入りをしながら,知恵を絞って,議員のご指摘の点,全く同様の歯ぎしりをするような悔しい思いをいたしておりますし,観光立市としてもですねやっぱり風格のある本当にいいまちだなと,それでこのまちに住んで良かったなと,その集落ごとに,校区ごとに,旧エリアごとにですね誇れるやっぱりふるさとを限りなく目指す努力をしていかなきゃならんと強く認識をいたしております。同様の気持ちでございます。


○15番(新橋 実君)


 私が言ったことはまたちょっと違った形だったんですけども,縦割りということでですよ,税務課と今,生活環境課ですか,そちらの方の,言えば生活環境課では調べられないのが,税務課だったら調べられるんじゃないかと,その辺のこれを調整をですねうまくしていただけないかというようなことで話をしたんでしたけど,市長の気持ちはよく分かりましたので,そこはですね今後市の方でもですね積極的な取り組みをしていただければと,また,環境基本条例等でですね取り組んでいただければと思います。それとあと,消防局長の方がせっかく見えましたので,先ほどですね枯れ草火災も42件あったと。これは非常に大きいことですよね。やはり消防署もですねこの頃は火災がないというようなことで大分嘆いていらっしゃったことはないと思いますけども,ないことは非常に大事なことです。やっぱり予防というのがですね,私も消防団ですけども,予防は非常に大事だと思います。やはりそういった意味でですねたまにはですよ消防署員も草払機を持ってですよそういった所を掃除をするということはできないとは思うんですけども,やはりそういった所を見掛けた場合は,館長なり,だれなりにですよ消防の方からですよ,消防局の方からまた言っていただいて,そっからまた市の方に上げるとか,消防局から直接市の方にということもできるんですけども,その辺はどういうふうにお考えですかね,この火災の件数等含めてですね。


○消防局長(中馬達己君)


 職員が随時地理あるいは水利調査等に毎日のように出掛けております。そういった状況の中でそういう空き家等もすべて把握はできていると思います。枯れ草につきましては,やはり気がつきましたら,環境衛生課の方と調整をしながら持ち主の方に連絡をするというような連携はとっておるところでございます。


○15番(新橋 実君)


 ありがとうございました。次の問題ですけども,海岸の方の問題ですね,堤防の問題ですけども,市長が就任されてからですね私が最初の議会で若尊鼻の問題を取り上げましたらですね,市長はその後すぐにですね視察に来ていただきました。やはりそうしたことが非常に大事だと思うんですよね。今回1か月近くですねそのまま放棄されて,今回私が質問をするとなってからですね行政の方で動いていただいて館長やらいろいろ連絡して要望書等も取られたようではございますけども,やはりせっかくの語イもんそ会がですねそれではどうかなあというようなふうに考えます。せっかく行政がですね同じ立場にしてですね皆さん同じような考えを持たれたと私は思うんですよね。やはり今後ですねそういったこともないようにですねしっかり,言われたことに対してはすぐ,即対応していただくというようなことをですねどうかお願いしたいと思います。先ほどもちょっと話をしましたが,敷根地区はですね清掃センターがある影響で本当に近隣に不法投棄がされております。やはり,特に海岸線は人通りもなくですね,大型のゴミを本当に捨てているわけですね。今回要望書は出て,それがいつできるのかということもありますけども,毎月のように私たちは,私たちの地域のあるグループがですねそこを清掃をしているわけですね。ところが,2〜3日するともうすぐまたゴミを捨ててると,大きなゴミを捨ててるというようなことがあるわけです。やはり市長,どうですか,この辺。今の語イもんそ会のその結果もですけども,そのこともですね,今のことについてもどうお考えでしょうか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 市長と語イもんそ会で地区館長さんから堤防の通行止め,ゴミとの関連で話があったわけですけど,建設部の私の方から担当課に指示をいたしまして早急に県の方に対応をしていただきたいということで県の方には連絡を申し上げております。それにつきまして,いろいろ堤防を閉め切るということにつきましては,非常に地区との問題,また,管理上の問題,いろいろ支障があるということで聞いておりました。ただ市といたしましてもそういう大きなゴミ問題を抱えている観点からどうしてもその通行止めの必要性を感じておりますので,再度文書にて県の方に要望しているところでございます。この通行止めの箇所といたしましては,高橋川の右岸の橋梁部の所が1箇所,それから市道脇元2号線の堤防の交差部の所を2箇所一応通行止めをするということで現在,協議が整っておりますので,近いうちに県が対応してくれるものというふうに考えております。


○15番(新橋 実君)


 よく分かりました。先ほど私は質問の中で市長にまたお願いしたんでしたけども,今この語イもんそ会ですよ,これの連絡報告体制ですね,これはどうなっている。今のこの問題だけじゃなくて,今までのいろんな所からご意見が出たと思うんですけど,それを先ほどこの答弁の中ではちょっと聞いてないんですけど,どういうふうになっていますかね。


○広報広聴課長(間手原 修君)


 お答えします。語イもんそ会の会場の中で後もって検討して報告をしますというような件もございます。これにつきましては,基本的には担当課があれば,担当課の方から発言者の方に報告をするというような方法をとっております。8月いっぱいまで語イもんそ会を取り急ぎ終わっておりますが,その都度対応をいたしておりますけれども,再度ここら辺を検証してみたいというふうに考えております。


○市長(前田終止君)


 語イもんそ会,これを2月初めから8月末までかけて約7か月にわたって41回今努力をし続けて,執行部全体が動いてですね皆さん,市民の皆さん方と幾千名という方々と向かい合ってきたわけです。単純にパフォーマンス程度でできる努力じゃございません。それこそ何十件ということを対応をし,そして答えを出せというのが私は原則でございますから,やってまいりました。そして納得できない問題については現場を踏むと,これを繰り返してまいりました。そしていかなることについてもですねそれこそ連携をとりながら答えを出していく努力をしました。ただ人というのはですね,私自身を何をしても,何を言ってもなかなかこの素直な評価をいただけない方も世の中にはいらっしゃいますし,そして,また,職員とその質問をされた本人がそれ相当の努力をしてつながり,また,会話をあっても,また,説明をして,ある程度納得をいただいた範囲が仮にあっても,文書でもらわんやったと,後からまた三五十五してからまたそういうことも言いたい方もおられますし,そして,また,みんなの前で言わなきゃ気の済まない方もまたいらっしゃいますし,もう本当に多士済々でございます。私といたしましては本当に誠心誠意ですね真心を込めてこの執行部一同で最大の努力をしながらですね思いを込めてやっているつもりでございまして,本当にその軽いパフォーマンス程度をですねやるようなことではありません。素晴らしいパフォーマンスをしたい。パフォーマンスという意味分かりますか。本当に思いを込めてですね皆さんと向かい合い,そして真摯にですねいろいろと率直にかなう努力を重ねていく。そして夜の時間,土,日,祝祭日,日中の仕事をしっかりやった上のねそれこそ超過勤務,一切なしですよ。それでやって,またなおかつ現場に行って答えを出す。そういう努力の果てで,何かその一部の方がああだ,こうだとおっしゃる。私もまたその人に向かい合ってみたい。そして私がやった。あるいは,また,係が頑張ったことを伝えたい。そういう努力をやってますよ。そして,例えば,新橋さんには伝えたけれども,その方に伝えるのはちょっと時間がずれたとかね,そういうこともやっぱりあるんですよ。ですから,ただ頭から叩っ切るんじゃなくてですね,それこそ地道なそういう努力も評価をしてくださいよ,みんな頑張ってねやっているんですから。


○15番(新橋 実君)


 いや,私がそういうふうに思っているんじゃないんですよ。そういう方もいらっしゃるということ。やはり一部はやっぱりいいことをしてもですね,そういうふうに考えられる方もいらっしゃるということです。私じゃないということは考えて。それでですね次の質問に入りますけども,先ほど海岸線は,市にはですね小浜海岸,敷根海岸,福山海岸があるということでいただきました。ほかの所はどういった状況ですか,海岸は。把握されてますかね。


○建設部長(秋窪直哉君)


 霧島市の海岸線というのは約32?ございます。それぞれの福山海岸,国分海岸,隼人,小浜というような形で海岸があるわけです。この海岸の管理につきましては基本的には県の方が管理をするという形になっております。その中で今いろいろ漂着物のいろんなそういう処理の問題というのは,これはですね取っても取っても,いろんな災害等の要因によりましてそういう流木等が漂着するというような状況の中で,県もですね単独の事業費で処理をせんないかんというようなことで,一地域だけというわけにはいかないで,加治木も,重富もずっと加治木管内もあるわけです。その中で非常に単独費で処理をせんないかんということで県の担当の方も非常に苦慮されている状況でございます。それらにつきましては,部分的に相当ひどいような箇所については緊急な対応をしていただきたいというふうに再三にわたり要望している状況でございます。


○15番(新橋 実君)


 部長はそう言われますけども,敷根はですね,鹿児島で捨てたやつも敷根にくるんですよ。垂水のやつも敷根にくるんですよ。もう一番,もうあそこに漂着するようになってるんですよ。漁港ができてから特にそういうふうな形になっているんですけども,あの漁港をどうかしてほしいなあと。これは余り言ったら私も怒られますので,言いませんけども,そこまでは言いませんけども,やはりそれぐらいですねもう集積をするような所になってしまったんですね。だから,今ここがほとんどだと思います。加治木とか,姶良の方にはあんまり揚がったという話は聞かないんですけども,例えば,人が海に流された時もですね,こっちの方に来れば絶対出てくるというようなことも言われているぐらい敷根の海岸は有名なんですよ。そういうことです。そん中にですね,先ほど言いましたように,毎年のように豪雨や台風により海岸に潮の関係でその漂流物がくるわけですね。そのたびに住民の方から片付けの依頼を公民館にお願いをされると。公民館としては予算もないということで,市や県にお願いをするわけですね。ところが,予算の関係ですぐには対応はしてもらえないという状況があるわけです。市も,私たちの旧国分市の時代には港湾係というのはなかったんですけども,隼人町が持ってたということで港湾係が新しくできまして,ああ,これはいいのができたなあということで話をしたんですけども,予算がないと。予算がない港湾係でですねなかなか大変だと思います。担当の方も大変だと思うんですけども,先ほど申しましたように,海岸はあくまでも県の管轄ですよね。霧島市はですね,だけど,県だけに任せといて本当にいいもんかなあと。先ほど言われました。32?の海岸線を持っているということでしたけども,海岸線の維持管理費をですよ例えばもらって,国道のヤブ払いと一緒のような形でですよ市の方で1年に1回とか,2回とか,そういうことはできないのか。いつ災害が発生するか分からない状況ではあるんですけども,その辺は県の方にはやっぱり言えないですか。どうでしょうか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 この維持管理というのは,非常にこういわゆる一番市民の方がこう目につく場所でありますし,身近な問題だというふうに感じているんです。その中で,これだけの海岸の中でですね,海岸線の中で市が予算を計上して県と分担してということになればですね相当なそういう予算というのが必要であるというふうに感じておりますので,市の方でそれらを云々ということになればちょっと難しいというふうに考えております。


○15番(新橋 実君)


 私が言うのは,市がお金を出すんじゃなくて,県からもらうということですね。県の方からその管理費をもらうというような形でですねできないかということだったんですけども,これもちょっと無理かなあと思ったりもしております。だけど,市長,私たち住民もですねできる限り市当局へ負担をかけないようにですね本当に住民の皆さんが出て自助努力をしているんですよ。ボランティア精神もしっかり持っております。しかし,すべてをボランティアでといったらなかなかできるものではございません。今回は地域の問題を取り上げてまいりましたけども,霧島市をみんなで良くしようという考えを持っているのは市民も一緒だと考えております。今後は先ほど申しました環境基本計画等をつくっていただき,罰則等も含めたですね条例もつくっていただければ,霧島市が本当に住んで良かった。安心・安全なまちづくりになると思いますので,是非とも早急につくっていただいてよりよい霧島市の発展のために頑張っていただくようにお願いいたしまして私の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で新橋議員の一般質問を終わります。次に,13番中重真一議員より2件通告がされております。したがって,中重議員の発言を許可いたします。


○13番(中重真一君)


 皆さんお疲れさまです。一般質問も残すところあとわずかとなりました。25番目の質問者中重真一でございます。残りわずかでございます。最後までご清聴をよろしくお願い申し上げます。さて,明日からは県民体育大会が開催されます。私もラグビー青年の部で参加しているところでございます。明日は宮之城かぐや姫グラウンドで川薩チームと対戦してまいります。姶良チームの,姶良選手団の健闘を心から祈念申し上げます。さて,2問通告しておりますが,通告の順とは逆に道路行政についてより質問させていただきます。私たちの日常生活において車は必要不可欠な物です。殊に本市のような地方都市では,一家に1台ではなく,一人に1台とも言われております。そしてこのような時代背景の中では市民も道路行政に対して多くの要望を持っております。特に渋滞の解消は多くの市民が望むところです。さて,本市の道路事情を考えますと,特に国分・隼人地区において国道,県道,市道の区別なく渋滞する道路が多く見受けられます。ラジオの渋滞情報の中でも本市の路線が指定席となりまして久しくなりました。霧島市には京セラ,ソニーをはじめとする多くの事業所が存在し,朝夕の通勤,帰宅時の混雑はある程度仕方がない面もあると思います。しかし,南九州の要所に位置し,空港をも備える本市においては,交流人口の増加による交通,通過するだけの交通など市外車の通行量も増加していることが渋滞の原因の一つになっていることも事実であります。ところで,交流人口の増加は大変喜ばしいことです。本市の産業の発展,街のにぎわいにも今後さらなる交流人口の増加が望まれます。ここで私たちが考えていかなければならないのは,市民の利便性のためにも,さらに交流人口が増加するためにも,厳しい財政状況の中でどのような道路施策を進めるかではないでしょうか。そして通過するだけの交通はできるだけ排除しなければなりません。それには新しい道路の建設も必要です。そして同様に重要なことは既存道路をいかに有効活用するかということです。私は先の3月議会で隼人道路の無料化について申し上げました。ただし,それは再質問の中での話でしたので,今回改めてここ壇上から質問いたします。隼人道路並びに東九州自動車道の無料化は本市に大きなメリットをもたらします。アクセス時間の短縮は,購買圏を拡大し,交流人口を増加させ,本市の景気浮揚の一助となります。また,本市を通過するだけの車の減少により渋滞の緩和も予想されます。国道10号の大型車の通行量が減少すれば,下井,広瀬,住吉,浜之市,小浜地区など10号沿いの交通の安全にもつながると考えられます。東九州自動車道においては今後供用開始される末吉財部から先の鹿屋・大隅方面は料金無料の設定になっております。大隅半島から空港までのアクセスの不便性も指摘されていますが,その解消にも役立つのではないでしょうか。南九州西回り自動車道市来〜串木野間は当初から無料通行です。先の議会で述べましたように,国土交通省も一般有料道路の料金値下げ等の検討を始めたとのことです。国が所管する道路ですので,簡単に実現できることではないということも重々承知しております。しかし,地方分権を進める意味からいっても利用者の声をしっかり反映した形態にすることを訴えていかなければなりません。以上のようなことから隼人道路並びに東九州自動車道の無料化について可能性,今後の方向性についてお伺いいたします。次に,奨学資金制度について質問に入ります。私は日頃からまちづくりの基本は人づくりであると考えています。様々な人材を育成すること。それがそのまちの発展に大きく寄与します。子供たちにはいつも夢を抱いてほしい。そう願っています。しかし,残念ながら家庭の経済状況等で自分が進みたい進路を変更せざるを得ない学生が存在することも事実であります。このような状況は社会にとりましても大きな損失です。家庭の事情等に関係なく子供たちが本当に進みたい道を歩かせてあげること。これは私たちに課せられた責務ではないでしょうか。さて,本市の奨学資金制度は,大学,短大,専門学校生に月額4万4千円貸与し,さらに大学院生に8万7千円貸与するなど日本一と言っていいほどの内容になっております。旧国分市時代に提言した内容がこうして霧島市にも生かされていることに喜びを感じております。しかし,完璧なものではありません。募集枠を考えますと,今年度は大学,短大,専門学校の部で40名のところに44名の応募,大学院では4名のところに8名の応募と定員をオーバーしており,利用ができなかった学生も存在します。予算との兼ね合いもありますが,枠の拡大も望まれております。また,進学する上で必要な経費は学費や生活費だけではありません。入学時に必要な経費もあります。特に大都市での一人暮らしを始める場合など新生活を始める上での引っ越し費用などその費用は多額に及びます。入学一時金を求める声もお聞きします。ところで,予算的なことを申しますと全国の先進自治体では寄附金制度も始められています。寄附の手続きを簡素化し,目的を限定した寄附金を募る制度です。奨学資金にこの制度を導入すれば,人材育成のためであればと協力をしてくださる方もいらっしゃるのではないでしょうか。いつも申し上げることですが,奨学資金は給付ではありません。利子は付きませんが,本市にとってそれ以上の対価が入ってきます。これらのことを踏まえて応募枠の拡大,入学一時金制度の創設,寄附金制度の導入など奨学資金制度の今後の拡充,方向性についてお伺いいたします。以上で壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 中重議員より2点につきましてご質問がございました。道路行政については私の方から,もう1点,奨学金制度につきましては教育部長が答弁をいたします。隼人道路・東九州自動車道の無料化に向けた今後の動き・可能性を問うというご質問でございました。まず国が直接整備をした一般有料道路でございます隼人道路の無料化でございますけれども,これにつきましては議員より3月議会でもありましたように,国土交通省でネットワーク型一般有料道路の料金割引が可能かどうかの検討を始めたとのことでございます。その後の経過につきましては県高速道路対策室を通じて情報収集に努めてまいっておりますけれども,現在のところ新たな動きはないとのことでございます。本市といたしましては今後も鹿児島県等を通じて情報をさらに収集していく努力をし,そして議員ご指摘のような視点よく理解ができますので,無料化,料金割引に向けて積極的に関わってまいりたいと考えております。なお,東九州自動車道につきましては通常のETC割引などは適用されておりますけれども,隼人道路と建設をされた経緯が異なっておりますので,無料化は難しいと伺っております。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 中重議員の奨学金制度についてのご質問にお答え申し上げます。本市の奨学金貸付制度は貸与月額等において国・県の奨学資金貸付制度と比べ遜色ないものであり,日本一であるとのご認識をしていただいておりまして誠にありがたいことだと思っております。さて,ご質問の1点目の貸付人員の定員枠の拡大でございますけれども,貸付人員は予算額を基に定員枠を設定しております。平成18年度は62名の応募があり,選考委員会で審査の上,54名に貸し付けを決定しました。貸し付けを受けられなかった方の中には保護者の所得が高い方などもありまして,奨学資金の貸し付けを真に受ける必要がある方につきましてはほぼご要望に応えられたものと思っております。定員枠の拡充につきましては来年度以降の貸し付けを受けられなかった方の数の状況等を見ながら改めて検討をさせていただきたいと思います。ご質問の2点目,大学入学時に一時的に必要となる引っ越し費用,住居費用等の入学準備金の,準備資金の貸し付けについてでございますが,従来の奨学資金とは使途が異なることなど貸し付けを受けられない方との均衡上,新たな貸付制度を設けることは困難であると思われます。市中金融機関において低利子の貸付制度も設けられておりますので,これらの制度の活用をお願いいたしたいというふうに思います。ご質問の3点目,寄附金を利用した基金等の制度の創設についてでございますが,これまでも市への使途を限定した寄附につきましては,その寄附者の意思に沿って活用をさせていただいているところでございます。基金等の創設につきましては,ご存じのような経済状況でもございまして,今後市と市民の皆様の協力の在り方を検討する中でその一環として研究してまいりたいと考えております。


○13番(中重真一君)


 それでは,質問順に道路行政についてから,再質問というよりも,再質問はこの問題はもうほとんどできないんですよね。隼人道路は当時の建設省,今の国土交通省が造った道路ですし,東九州自動車道はあそこの末吉財部までは道路公団JHが造った道路になりますので,市が幾ら頑張ったところで,いきなりじゃあそうしますという返事がもらえるわけでもない問題ということは自分でもよく分かっております。ただ実際そういう地元の声というものをもっと強く伝えていただいて,そうすることによって市民の福祉の向上に必ずつながる問題です。1問目でも壇上からも述べましたように,10号線沿いの歩行者の通行,自転車・歩行者等の通行,前の議会でもいろいろ質問も出されていたと思います。大型車が,本市内を通行する大型車が少しでも減ることによって,10号線が減ることによって10号線沿いの交通安全につながっていくと考えております。市長,前の議会の時には福岡の交通局に行かれたりとか,今後いろいろ努力をされると言われたんですが,何かそういうふうに実際国土交通省やら国道事務所,その他そういう所と協議をされたことはありますか。


○市長(前田終止君)


 県段階では率直な話をしてまいりました。しかし,国段階でこの直接の担当の方とですね向かい合ってそういうことにどうだというような話は正直なところいたしておりません。しかしながら,議員のご指摘のですね考え方,これはよく分かります。それでやっぱり非常に大事な点を突いていらっしゃると思うんです。それはどういう意味かと言いますと,地方からですねやっぱりこの国の在り方を問いかけていく。変えていく。そういう基本がやっぱりあるからですねとても大事な視点だと思います。そういう意味でですね私どももこのかけがえのない,二つとない私たちのこのふるさと霧島市に暮らしておるわけでございまして,その地域での暮らしやすいふるさとづくりということを考えますときに,例えば,こういう分野においてこういう気持ちをですね県に対しても,国に対しても物を申し続けていく。要望活動しっかり今後もですねさらに努力をしてまいりたいと思います。中重議員も一緒になって頑張りましょう。


○13番(中重真一君)


 一緒になってできるように頑張っていきたいと思います。東九州自動車道の方についてはそういう県との協議の上でも無料化は難しいというようなご答弁いただきました。確かに造っている経緯が違いますので,難しい部分もあるかも知れませんが,その南九州西回り自動車道にしろ,住吉財部から先にしろ実際無料化,無料となっている路線もありますし,これからじゃあ逆に鹿屋から加治木まで来るとすれば,住吉財部まではまずただで来て,そっからお金を払うと。何かこう,そういうところも,確かに造られた経緯は違いますが,もっと訴えていける部分というのもあるように感じます。今後是非訴えていただきたいと思います。あと隼人自動車道に関しては,隼人道路に関してはまだETC割引もされておりません。隼人東インターから鹿児島インターまで行けば通勤,帰宅時の半額割引の時間に,通常だと1,100円かかるのが,700円なるんです。半額なのになと思えば,隼人道路の部分の250円だけがそのままだ。計算すればやっぱりそれがちょうど700円になるんだなあと通るたんびに感じて何か寂しいものを感じます。災害の時には隼人西から加治木までも通れましたが,また今後そういう,無料化が無理なら,まず少しでも割り引きしていろんな方が使いやすいそういう形態を目指していただきたいと思います。あとまたその大隅半島から空港までのアクセスということを私さっき申しました。一番近いのは,霧島市内を入って行くよりも,東九州自動車道から隼人道路,加治木まで高速で抜けてしまう。加治木の坂を一本上がればもう空港になります。空港まで純粋に急いでいる方などはそちらを通ってもらった方が,市内,霧島市内の渋滞も減るんじゃないかなと私は思います。是非その辺も踏まえた上でこれからまた動いていっていただきたいと思います。道路行政については終わりまして,奨学資金制度について再質問いたします。この奨学資金制度を考えますときに,私以前から一つだけ疑問に思ってたことがあります。疑問と言いますよりも,実際難しい問題なんでしょうけど,選考の時期の問題です。3月31日までの募集で,4月若しくは5月に選考委員会をかけて,6月ぐらいに4月,5月,6月分まとめて奨学資金を払っているというのが今の現状だと思います。ただ生徒たちの進路に対するいろんな選択肢を考えたとき,仮に高校3年生の春,夏,その辺に奨学金がもらえるということが決まっていれば行きたい進路というのももう少し広がるんじゃないかなと。その行きたい学校,進学するということが決まった時の停止条件という形で給付を始める。そういうふうな制度ができれば,例えば,家計の状況でこれだけだけど,その大学に行きたいんだけど,奨学金がもらえるんだったら私はここまで頑張ってみたい。進路を決める前にこの選考が一部でもできないのか。教育長,お考えをお聞かせください。


○教育長(古川次男君)


 ごもっともなご意見でございます。県や国ではですねそういう制度をとっております。いわゆるその予約制度と申しますが,市でもそういうふうがとれるか,とれないか。ちょっと検討してみたいと思います。


○13番(中重真一君)


 是非検討していただきたいと思います。これを続くとなれば本当に今までの奨学資金の事務量から事務量も大変多くなってきまして,事務も困難だということも分かっておりますが,少しでも学生のそういう可能性を広げてあげるという意味で検討していただきたいと思います。実績の中で大学生が40名のところに44名,大学院生が4名のところに8名,多いなあと思う部分もありますが,13万人の市にしてこんなもんかなあというのも実は思います。これに関しては市のホームページでも教育委員会の一番トップに載していただいてますし,市報等でもいつも出していただいてます。ただホームページを見られる方も少ないです。市報もなかなか,サッと通ってしまえば気づかない部分もあります。後からですね市にこういう制度があったんですかと聞かれる場合もやっぱりあるんです。私はですねこれを解決するには,各学校にもいろいろ教育委員会の方でも連絡されている部分があると思いますし,少しでも努力されていると思いますが,一番いいのは中学校の卒業式,教育委員会の告示の中ででも,保護者もいます。生徒もいます。皆さん高校行って頑張って勉強してくださいと。皆さんが行きたい進路に関しては,市はこういう制度がありますから,市もバックアップしますというような,これは宣伝というよりも,やっぱりこういいアピールの場だというふうに思うんですが,そういうことも考えられるんじゃないかと思うんですが,教育長いかがでしょうか。


○教育長(古川次男君)


 今のご指摘の件でございますが,確かに卒業式等でそういうことも告示の中で話をしてもいいわけですが,それ以前にですね校長を通しまして進路指導担当,指導主事が学校におりますので,その指導主事がもう十分卒業生にですね,進路指導の時間というのが1週間に,年間35時間のうちに何時間はそういう進路指導しなきゃならない時間帯がございます。その中で国にはこういう制度があると。県にはこういう制度があると。わが霧島市にはこんなのがあるということを指導するようになっておるわけですが,これは生徒を対象としておりますので,保護者につきましては,今,議員がおっしゃるようなことがいいのかなとふと思ったところでございますから,検討をしてまいりたいと思います。


○13番(中重真一君)


 高校生,高校の奨学金もありますから,小学校の卒業式での告示も言っていただいてもいいのかなと思いますが,一番思春期の時代,親となかなかうまくコミュニケーションがとれない。それはもうわざとでもなくて,そういう生徒というのも存在します。是非そういう教育委員会と親が直接会話ができる場面,そういう場所を生かしてまた広報していただきたいなと思います。思えばこの奨学資金制度は,私が国分市,旧国分市の時代,国分市議になりまして一番最初の一般質問で当時南教育次長,今の南助役でございます。南助役にいたしましてから,本当に,月額3万円の奨学金が,ここまでの制度になりました。大学院に奨学金を出している自治体というのは本当にないんですよね。医学,先日市長が言われました医学部に対する,医学部生に対する奨学金というのは幾つかの市でやっておりますが,純粋にただ大学院生というとその数もぐっと減ります。今でも日本一と言えるような制度ですが,やはりこの人材育成のためには,厳しい財政状況の中ですが,何とか知恵を絞ってこの子供たちの成長に力添えをしていただきたいと思っております。以上で私の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で中重議員の一般質問を終わります。次に,23番岡村一二三議員より2件通告がされております。したがって,岡村議員の発言を許可いたします。


○23番(岡村一二三君)


 最後になりました。ゆっくり質問をさしていただきたいと思います。私は先に通告しておいたことについて質問を行います。質問の前に,まず先の7月豪雨により被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げ,1日も早い復旧が行われることを願望するものであります。なお,7月21日の夜から避難勧告の解除の23日まで昼夜を問わず被害対策にただひたすらに住民からの苦言を受けながら対応策に心を痛め,奔走してくれた職員の諸君,そして職員異動で総合支所を離れていた職員の諸君が,休日にもかかわらず,献身的に被害対策,処理の応援に駆け付け,それぞれの立場で奔走してくれたことに対して改めて「本当にご苦労さまでございました。」と心からねぎらいの言葉を贈るものであります。それでは,質問に入ります。初めに霧島市地域防災対策についてであります。1点目に新市霧島市の地域防災(水防)計画作成については,去る6月8日に第1回目の会議が行われ,会議後予防計画,応急対策,計画案を部内で検討し,計画案作成を業者にお願いし,以後第2回会議,第3回会議後,19年1月に県と協議を行い,計画案の諮問・答申を受け,計画を作成し,第4回会議後,議会報告というスケジュール(案)が示されており,委員会で議論を踏まえ,計画案が作成されるということになっております。霧島市の地域防災計画の諮問はだれが出されることになってるのか。市長の見解を問うものであります。二つには,第1回防災(水防)会議の議事録はなぜか作成されておりません。しかるに8月31日に行われた緊急防災(水防)会議の会議録は9月6日にいただきました。防災会議における地域防災(水防)計画は,総務部をベースにして議論を経た後,地域性を生かした手作りによる地域防災(水防)計画策定になるのか。または旧市町で策定されていた地域防災計画が業者によりまずローリングされることになるのか伺うものであります。2点目として霧島市事務分掌規則第30条に基づき4月3日付で危機管理監を任命されております。去る7月21日に横川総合支所に豪雨災害に対処すべく災害警戒本部設置,翌22日災害対策本部が設置されましたが,23日の避難勧告解除まで当該危機管理監の姿を残念ながら拝見することはありませんでした。危機管理監は,実際に災害現場などを巡回し,その状況を検証し,地域防災計画の企画に反映すべきと考えるところでありますが,市長の見解を問うものであります。3点目として去る7月の豪雨災害の際,横川総合支所管内の避難勧告に基づき100名程度の市民がそれぞれの避難所に避難され,22日午後横川総合支所が本庁に電話で避難住民への食事提供の伺いを立てたところ,「食事提供は駄目」との回答がなされました。そこで一つには,旧横川町の地域防災計画では,「町は,関係機関の協力の下,避難所への食料や生活用品の迅速な供給システムの整備及びプライバシーの保護,トイレ,入浴の確保など生活環境改善対策並びに迅速な情報提供手段システムの整備に努める。」と,このようになっております。合併協議が何であったのか。それぞれのまちの行政執行部が合併前の住民説明会で発言された「合併するとサービスは高く,負担は低く」のかけ声がなぜか空しく思い出され,行政当局は地域住民へ合併はバラ色と幻想を抱かせたのではなかったのか。理想と現実の姿を直視することになりました。その後8月の新聞等で避難住民への食事提供について,短期の避難なら住民が食事を持参する方が望ましい。あるいはケース・バイ・ケースだが,すべて行政におんぶにだっこはどうか。住民も一定の危機管理意識を持って行動すべきなど総務部次長の話として報道がなされたところであります。9月に入り台風シーズンも控えております。合併協議では霧島市の地域防災計画が策定されるまでは旧市町の防災計画で運用するという協議であったわけであります。合併協議会の委員でもあられた市長のこの合併協議の見解を伺うものであります。二つ目には,霧島市の地域防災計画が策定されるまでは旧市町の防災計画を運用することに合併協議でなされており,その協議結果を踏まえて18年度霧島市の予算,水防防災費の食糧費,横川総合支所5万2,920円の避難勧告者用の予算は総合支所長の権限300万円以内で執行できる権限内の予算ではなかったのか。予算計上提案者の見解を問うものであります。次に,財務会計の在り方についてであります。7月24日県北豪雨被災6市町に関平鉱泉水を贈ったわけでありますが,鉱泉水の運搬に伴う経費9万8,850円のトラック3台分は水防防災費の役務費から支出されております。しかるに鉱泉水の出荷に伴う販売代金74万円の会計処理は行われておりません。横川地区の避難者に食事提供は駄目ということになったところでありますが,地方自治法第1条の2では地方公共団体の役割として「地方公共団体は,住民の福祉の増進を図ることを基本として,地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする。」と,このようになっております。まず市民のことを優先するということであります。そこで今回の総務使用料の関平温泉使用料の取り扱いは自治法に基づく鉱泉水の販売代金の会計処理として適正であるのかどうなのか伺いたいのであります。以上のことについて私の通告しておいた壇上からの質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 岡村一二三議員の壇上からの質問が終わりました。ここでしばらく休憩をし,休憩後に答弁を求めたいと思います。15分間の休憩といたします。


               「休憩  午後 2時53分」


               ──────────────


               「再開  午後 3時12分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き一般質問を続けます。岡村一二三議員の壇上からの質疑に対する答弁を求めます。


○市長(前田終止君)


 岡村議員から2点につきましてご質問がございました。1点目の2につきましては私の方から答弁をいたします。そのほかについては関係部長などにそれぞれ答弁をいたさせます。1点目の2は,霧島市事務分掌規則第30条に基づいて4月3日付で危機管理監を任命していると。去る7月21日横川総合支所に豪雨災害に伴う災害警戒本部及び災害対策本部が設置をされたけれども,危機管理監の姿は見えなかった。このことを市長はどう認識しているのかというご質問でございました。21日に危機管理監を中心に災害警戒本部を立ち上げ,22日午後1時前,横川総合支所長より避難勧告の状況にあるとの報告を受け,12時58分に本庁に災害対策本部の設置を指示したところでございます。災害対策本部では,21日から23日未明にかけて助役,総務部長,危機管理監などを中心に刻々と変化する気象情報の収集分析や各総合支所からの被害状況の把握,市民の皆さん方からの相談などに応じていたところでございます。23日は正午前にかけて雨もやや小康状態となって被害拡大の恐れもなくなったことから災害現場の現状把握と被災者に対するお見舞いや激励,さらに次に打つべき対策へのつなぎとして視察を行ったわけでございました。危機管理監の姿はその時見えなかったということでございますが,先ほど申し上げましたように,大雨の影響もほとんどなくなりましたが,本庁では災害対策本部を設置継続中でありますので,私が災害対策本部を一時離れるにあたり,危機管理監に命じまして不在中の指揮などをとらせるために残したものでございますので,どうぞご理解をいただきたいと思います。


○危機管理監(宇都克枝君)


 それでは,霧島市地域防災対策についての1点目についてお答えいたします。霧島市地域防災計画作成スケジュール(案)には,「県との協議を経て計画を修正した後に防災会議で最終的な計画案の諮問・答申」とありますが,厳密には防災会議の性格として,地方自治法に基づく市の附属機関ではありますが,単なる調査等を行う諮問機関ではなく,災害対策基本法の中で防災計画の作成及びその実施の推進等の実施機関として位置付けられており,執行機関の事務の範囲であるため,諮問や答申は行いません。霧島市地域防災対策についての2点目についてお答えします。まず第1回目の霧島市防災会議の会議録の件についてお答えいたします。会議録につきましては,議員の指摘後,最初の会議で委員の委嘱等形式的な事項が多かったため,会議の次第,会議内容及び質疑の要旨について簡単にまとめております。また,地域防災計画の作成についてでありますが,発注により市が提示した仕様書に基づき素案を作成中であります。以後出来上がった素案を基に霧島地区の特性を考慮した内容となるよう防災関係者で内容を審議し,問題点を整理して次の防災会議で協議したいと考えております。このたびの霧島市地域防災計画を作成することにより最新の法令を踏まえた計画ができるものと考えております。続きまして霧島市地域防災対策についての3点目の1についてお答えします。霧島市の地域防災計画が策定されるまでの間,旧市町の防災計画を運用し防災業務を実施することとされております。旧市町のすべての地域防災計画の食事に関する規定につきましては,被災者である住民の方々に対しては明確に食料の供給について規定されていますが,自主避難,避難勧告及び避難指示による避難の場合における食事の提供についての特段の規定はなく,ただ行政が避難を呼びかける際は,避難用の食料,貴重品の確保,火の用心等避難期間に応じた準備をするよう住民の方々に周知するよう規定されております。


○総務部長(西重正志君)


 食糧費についての部分についてお答えします。この食糧費につきましては本庁に一括計上された予算でありますが,横川総合支所長が真にやむなしと認めた必要な支出であれば,事後処理を伴いますが,総合支所長の権限で執行できるものと思っております。しかし,7月22日の時点では霧島市として食事提供に対する方針は調整されていない事項であったため,本部と調整する必要があると判断したもので,これは適切な対応だったと思っております。今後は,先の臨時防災会議において市としての食事提供に対する方針が決定されましたので,これに基づいて対応してまいりたいと考えております。次に,2問目の財務会計の在り方について答弁申し上げます。去る7月下旬鹿児島県北部を中心に発生した梅雨前線豪雨災害は各地に甚大な被害をもたらし,多くの方々が被災を受けられたことから,隣接する自治体として人道的立場から関平鉱泉水を被災地に贈ったものであります。今回の対応につきましては,霧島市財産の交換,譲与,無償貸付等に関する条例第3条第1号において「普通財産は,他の地方公共団体その他公共団体において公用若しくは公共用又は公益事業の用に供するための普通財産を他の地方公共団体その他公共団体に譲渡することができる。」と定めております。また,霧島市営関平温泉・霧島市営関平鉱泉所の設置及び管理に関する条例第5条第2項において「市長は,公益上その他特に必要と認めるときは,使用料を減額し又は免除することができる。」と定めております。この二つの条例の規定に基づき関平鉱泉水を救援物資として無償で提供することは可能であると判断いたしたものであります。また,財務上の手続きとしましては,減免措置により所要の手続きを行っており,適正であるものと考えております。


○23番(岡村一二三君)


 もうこの豪雨災害についてはもうそれぞれの議員が何回も質疑をしておりますので,まとめというようなことでもう簡単に答弁をもらえればですね終わります。そこで危機管理監にお尋ねしますが,この第1回の防災会議の説明資料でスケジュール(案)が示されているんです。これはだれがつくられたんですか。「その諮問は行いません。」とここでは今度は答弁はくるんだけど,諮問をしないものをこのスケジュール(案)でですね「諮問・答申」を入れる必要はないんです。だれがつくられたか,1点。


○危機管理監(宇都克枝君)


 お答えいたします。本資料につきましては私がつくりました。議員指摘のとおり,そこには「諮問・答申」と書いておりますけども,これは不適切であります。これは次回の防災会議において訂正をしたいというふうに考えております。


○23番(岡村一二三君)


 併せてですね会議録の話までさせていただきますが,会議録は簡単に,私の指摘を受けて簡単にまとめたというようなふうに答弁をされていますけど,私は聞きに来ただけで,指摘はしてないわけです。1回目ののをいただけませんかと言って来ているだけです。2回目の時もらいましたけど,2回目ののはですね。もう要点記録なんですよね。だから,もらう方は意味不明なんです。私もその緊急会議に行きたかったんだけど,未来館の組合議会がありましたので,市長も当時行かないといけなかったんだけれども,行けませんでしたから,私たち議員は5人行ってるんです。だから,記録が欲しかったわけで,したがって,条例で規定されてる会議ですので,やはり正確に記録する必要があると思うんですが,その点を1点。


○危機管理監(宇都克枝君)


 事後適切に対応していきたいというふうに考えております。


○23番(岡村一二三君)


 適切に対応,処理していただきたいと思います。そこで市長にお聞きしますが,危機管理監は総務部に所管してるわけなんですが,この防災会議のですねメンバーを見てみますと,市長が会長ということですよね。これはそれでいいんですが,総務部長が委員としてなっていらっしゃる。危機管理監は,事務局は総務部に位置しているわけだから,総務部長は事務局だと,私はこういうふうに見解を持っているんですが,市長その辺を,この委員としてならなければならなかった理由ですね。私は事務局だと思うんですよ,危機管理監は自分の部下ですので。その辺をちょっと見解をいただいておきたいと思います。


○総務部次長兼総務課長(南田吉文君)


 鹿児島県,それから鹿児島市,薩摩川内市等を参考にいたしたところでございまして,鹿児島県におきましても総務部長入っております。それから,また,鹿児島市におきましても総務局長が入っております。事務局であるわけですけれども,そういった形で入っております。薩摩川内市も総務部長も入っているというようなことから,その辺を勘案いたしまして総務部長も委員としてお願いしたところでございます。


○23番(岡村一二三君)


 ここは霧島市ですよね。ほかのまちがしていたからこうしたということになると,もういろんなことをですよほかのまちがされてからやっていけばいいじゃないですか。どうですか。


○総務部次長兼総務課長(南田吉文君)


 ご指摘の意味合いもよく分かるんですけれども,霧島市にございます防災会議条例第3条第5項にですね「市長が部内の職員から指名するもの」とございますので,それによったと。先ほど市長も答弁,第1答目されたましたけれども,そのような形でございます。ただほかのまちもやっぱり参考にするという必要もあるというふうに私は感じております。


○23番(岡村一二三君)


 その件でですね,先ほど同僚議員の質問で市長がいろんな人の意見を聞いて防災会議で反映していきたいというような答弁をなされたんですよ。その中で,私は何でこの,総務部長を入れる必要はない。もう外せという意味じゃなくて,うちのですね防災会議の委員としては消防団連合会の会長が1名しか入ってないんです。七つの消防団があるわけですから,その方々にまず入っていただいて議論をするのが当然じゃないかという観点から質問をしているんですよ。その辺について,だれでも結構ですよ。どういう考え方でこういう委員を構成されたですか。


○総務部次長兼総務課長(南田吉文君)


 確かに第3条の第5項によりますと,人数は書いてないんです。消防団長というような規定がしてございまして,何名以内とか書いておりますと分かりやすいんですけれども,残念ながらそういう職名だけ書いているというようなことでございまして,必要とあらば,今7名の消防団長さんがおられますので,そういった追加も可能ではないかなと思います。


○市長(前田終止君)


 今のご指摘でございますけれども,私どもの霧島市は県下で面積においては,一塊においてはもう一番広いエリアを持っております。約600km2という海から山の天辺までございますね。そういう中で,他市の参考というのは必要と思いますけれども,やはり議員ご指摘のような霧島市なりの判断に立ったですねこの委員の選任の在り方,そういうものが,ご指摘のように,検討されていいんじゃないかということを直感いたしました。それでですね1市6町,旧七つの自治体エリアがあるわけで,そこの消防団の幹部の方々がですねせめて一人ずつ席を務めてもらい,全体の体格は大きくなるけども,私たちのふるさとの安全を守るためのですねそれこそお互いの力合わせでございますから,そのような方向で是非真剣に語らって,願わくばそういうふうになるようにですね努めてみたいと思っております。


○23番(岡村一二三君)


 市長の取り組みが理解できましたので,期待しておきたいと思います。入れることは何ら問題はないと思います。あとですね,危機管理監の関係でご答弁をいただいたわけなんですが,その前にですね,この防災計画の関係なんですが,第1回会議をスタートして,あともう業者に委託されていらっしゃいる。そうしたときにこの防災会議は本当に手作りの防災会議にならないわけなんですよね。ただ1市6町の旧防災計画をそれぞれ業者が持っていって業者の感覚でつくって,あと委員会でどうですか,皆さん。ご検討ください。私はやはりですよ,先ほど市長がおっしゃったように,600km2,それぞれ上場,下場あるわけなんですよ。豪雨地帯もありますよ。水害地帯もありますよ。がけ崩れ地帯もありますよ。だから,業者に委託する前に,せっかく防災会議の委員に参画してもらうわけだから,いろんな意見を出してもらって議論をしたのを業者にお願いすると,その方が経費的にも,手作りでまた自分たちがつくったものだということでですね理解しやすいわけなんですが,その辺についてどうですかね。適切であるのかどうなのか,こんなやり方がですよ。


○危機管理監(宇都克枝君)


 業者に発注する前に,仕様書というようなことでいろいろ条件を付けまして業者の方に発注をしております。その中には霧島市の特性,そういったものも含まれておりますけども,事後できてきた素案に対しましても,それぞれ防災関係者集めましてその素案がその霧島市の特性に合った形となるよう問題点,そういったものをもう一度詰めまして,2回目の防災,緊急を含めますと3回目になりますけれども,その場に提出をして協議をしていただこうというふうに考えております。


○23番(岡村一二三君)


 もう発注されていらっしゃいますので,これ以上は言いませんが,この前のですね緊急防災会議の会議録を見ても委員の皆さんは何も質疑はしていらっしゃらないじゃないですか。だから,こういった経過を踏まえてみると,業者が出した。それを事務局がですよ,危機管理監には申し訳ないんですけれども,トップがいらっしゃいますから,トップの方に言ってもらえればいいんだけど,上司もいるから。こういうのは,こんな会議でですよ本当にできるのかと私心配しているんです。もう1回ですねやっぱり上司を含めて議論して,できたら自分たちで立ち上げてですよ議論をして,そして業者に発注する方向付けがいいと思いますが,できるとすればそのようにしてほしいんですよね。出して,委員会で質疑もない。追認委員会と言われますよ。かわいそうですよ,委員の皆さんは。もう1回答弁をお願いします。


○総務部次長兼総務課長(南田吉文君)


 今現在業者は様々な資料を収集中でございます。各総合支所から特性に合ったような資料を今収集しておりまして,業者の方に送っております。9月下旬に業者から一定の素案をいただきまして,約2週間ほどかけまして実務担当者会議等を開きながら素案の検討をしてまいりたいというふうに考えております。それらを,第3回目になりますが,防災会議のメンバーには1か月前に資料を送付するということにいたしております。それから,それらを受けまして県との協議をするわけでございますが,その前に市民の皆様方にいわゆるパブリックコメントといたしましてその素案を提案したい。そういうふうに考えているところでございます。したがいまして,様々な意味で地域特性を反映したような計画書が出来上がっていくのではないかと。また,今回特にどこも想定していなかった地震対策,それから火山対策,そういったものも網羅できるんではないかと思っているところでございます。


○23番(岡村一二三君)


 ゆっくりしたいんですけど,もう時間が,持ち時間がありますので,ちょっと走りますけど,絡めてですよ,先ほど私が消防団の連合団長は1名,5項の6号委員で入っていらっしゃると。あと地域の七つのですね団長さんも入れたらどうかと。入れるという方向付けで考えるということでしたので,こういった方々に入ってもらって,もうやむを得ませんので,早目にですよこの消防団長,各地域の消防団長さんにも委員としてなってもらった上で見てもらってですよ意見をもらう方向付けをしないとですね,ただここでですよ事務局で,それはもうここはシンクタンク集団の集まりですから非常いいのができるかも知れませんけど,実際には,この前の食事提供は駄目と。現場も分からないで駄目ということになったわけですから,ちゃんとやってもらわないと困るわけなんですよ。だから,この5項の6号委員を増員して早目に出していただいた方が手作りの地域防災計画が出来上がると思うんですが,その辺について考え方を。


○総務部次長兼総務課長(南田吉文君)


 議員ご指摘のこと,全く異論はございません。市長等にまたそういったことをお伺いしながら増員していきたいと思っております。そして,また,先ほど申し上げましたけれども,防災会議のメンバーには1か月前にもう資料をお渡ししながら十分検討してきていただいて,その上で第3回目の防災会議を開いていくというようなことにいたしております。この前の緊急会議についてはちょっと資料ちょっと間に合わなかったということもお断りをしながら案内したところでございます。その辺のところもご理解いただきたいと思います。


○23番(岡村一二三君)


 私は緊急防災会議のことは,その配付のことは言っていませんので,この答弁は要らないんですよ,聞かないことは言わなくていいですから。次にですね,今,答弁をいただいたこの危機管理監の姿が見えなかったということなんですが,答弁をいただいております。これを見ると先ほど山浦議員の質疑に対して答弁と合ってこないわけなんですけど,再確認しておきます。市長は22日の午前中は国分で語イもんそ会をやっていたと。そして危機管理監も同行していたというような私,そういうふうに聞こえたんですが,間違いないですかね。


○危機管理監(宇都克枝君)


 語イもんそ会につきましては私も出席しておりました。


○23番(岡村一二三君)


 であると私の答弁書は理解できないんです。だけど,中身は分かりましたので,十分ですね今後危機管理意識を持って,それぞれ600km2あるわけですから,エリアが,やはり総合支所と連帯をとって,こっちの判断だけじゃなくてやっていただきたいと。もう今日からなんですよ,もう台風が見えていますからね,また。今後そういった綿密なですね連絡をとりながら新しい防災計画ができるまで対処されるお気持ちなのかどうか。確認のために伺っておきたい。


○助役(南 洋海君)


 災害等が発生をいたしますと本部にだれか責任ある者を残しておかないといけないというのが一番大事なことでございます。市長と語イもんそ会の時には,今,議員指摘がございましたように,下場の方は本当小康状態でございまして,一応総務課の係長以下は,職員は事務所に残しまして,いつでも連絡体制はとれる準備はいたしておりました。しかも場所が国分小学校でございましたので,5分もあれば帰ってこれる体制であったと思っております。それから,23日の現地調査につきまして,市長は危機管理監は残し,市長と両助役,それから担当の者が現地調査をいたしました。災害が発生した時には,人家のある所はすぐ目に付きますけれども,やはり山間部も抱えております。甚大な被害がいついかなる時に飛び込んでくるかも分かりませんし,やはり事務所とその本部になる所には的確に判断できる職員を置くというのが一番大事なことだと思っております。私過去に経験もございますけれども,平成5年の災害の時ものすごい災害でございまして,旧国分市では7名の方の貴い命が亡くなっておりますけれども,5日間1日も席を離れなかったことを覚えております。そういうことを肝に銘じまして今後はしっかりした本部体制を構築していきたいと思っております。


○23番(岡村一二三君)


 助役のその経験も聞きました。私も経験がありまして,横川地区も大変でしたよ。はい。何名も,死亡者もいらっしゃいましたよ。私も3日3晩自宅に帰れずですね作業をさしてもらいましたよ,当時の課長と宿直部屋でですね仮眠をしながら。その後も何回かありました。だから,経験があるから,私は私の地域がどうであるのを知っているわけなんです。だから,しっかりやってほしいということです。あとですね食事提供の話なんですが,食事提供が駄目だったことでこれは緊急防災会議までしないといけなかったことになったんじゃないかと。新聞で何回も何回もこれは霧島市が叩かれましたよね。原因は食事提供が駄目,このことからなんです。これは8月17日の朝日新聞ですよ。「霧島市以外はOK」なんです。だから,ただ,これは答弁にもいろいろ言われましたが,ここで考えることとこの地域で考える実態は違うんですよね。例えばですよ,横川で21日金曜日のですね9時から警戒本部を設置しましたよね。そしてその晩山ヶ野の活性化センターで避難民がいらっしゃった関係から職員が二人その晩からもう走っていっているんです。翌朝22日には,私は電話がきて支所にも行きました。その職員が二人で交代ということで朝食事を元の町長室で食べていたんです,スーパーで買って帰ってきてですね。ご苦労さんという話をして,また,そうするうちにまた,携帯は便利なようでありまして,また,住民から電話がくるわけなんですよ。いろんな苦情を聞きながら走り回って,私も23日の市長がお帰りになるまでずうっとあっちこっちいましたから知っているんですが,食事提供をですね暗に個々でですね判断はしづらいと思いますよ。例えば,21日の山ヶ野地区ですね,職員が二人留守番に行ってくれた。ここの集落はですね,山ヶ野金山極楽と昔から言うんですが,自治公民館が五つあります。四つの集落は70歳以上の方ばっかりなんですよ,平均年齢が,平均年齢は70歳以上。ただ1集落がですね子供が10人いるために,この5集落で平均年齢が65.42歳に落ちてきているだけで,高齢者,本当に高齢者ですよ。戦前,戦中,戦後を通じてですよ今の日本がありますよね。これに貢献してくださった方々,じいちゃん,ばあちゃんたちばかりなんですよ。どこに逃げることができます。どこで食事を買えますか。実態をご存じないからです。お店はないですよ。それと総合支所,支所も温泉センター避難所があったわけですが,前にスーパーがありますよね。スーパーも架線が壊れて冷凍機が壊れて電気がこなくなった。こういう実態なんです,横川という所は。こことは違うんです。だから,ここで机の上でですねああだ,こうだと言ってもらっては困るわけで,地域のだから総合支所長がよく判断しているわけで,この時の食事の話も夕方でした。担当職員が本庁の担当職員に電話をして,本庁の担当職員から駄目という判断をもらって,支所長に連絡をして,なんちなという話だったんです。夕方になって私総務課長に食事はどうするんだ。出しますという話だったんです。そうしたところが担当係長がうんにゃ出さならんと。なんちゅうということなんですよ。だから,その後横川の総合支所の担当職員が支所長に駄目ちゅうことでしたということで,今度は支所長は走っていってですね食事は出さなあんごっなったがおということ,これが実態なんですよ。だから,その辺はですね,もうちゃんと執行部の方は記憶してですね,食事提供がただ暗にどうとか,こうとかじゃないと。やはりこの件については,牧園であろうと,横川であろうと,福山であろうと,総合支所長に権限を与えないとおかしいと思いますよ,食事提供に。横川のこの,先ほど私質問をしましたが,食事についてもちゃんとそういった経緯を踏まえて予算措置をして,ああ,よかろうということで我々議会にも提案されているんじゃないですか。福山もそうですよ。炊き出し費用が幾らとか,予算書があったじゃないですか。この件について今後どうされますかね。


○総務部長(西重正志君)


 お答えします。議員のおっしゃるように,我々下場で暮らしている者が,判断と言うのはおかしいでしょうけども,横川支所長からのそういう相談があった時に,下場の感覚でということもあったり,あるいはそのほかの避難所との関連もあっていかがなものでしょうかというような返事をしたというのは報告を受けております。今後は,先ほども言いましたように,基本的には出さないということですけれども,諸々の条件を考えながら,そういう高齢者あるいは災害時の要援護者と言うんでしょうか,柔軟な対応でやっていきたいと思っております。それと早速今回もう今までの避難者の人数等を勘案してアルファ米など乾パン等を各総合支所に備蓄をしているところでございます。


○23番(岡村一二三君)


 今,総務部長の話をもらいましたので,この件は質問はしませんけれども,記憶しておいてくださいよ,執行部の皆さんは。「避難住民への食事提供駄目」の報道ですよ。4段あるいは7段付きで報道されましたよね。そしてああだ,こうだというコメントも出されました。そのコメントを考えると,役所があって,そこに職員がいて,その下に市民がいるということなのか。市長に聞きたかったんですが,もう時間がありませんので,よく議論をして今後に対応していただきたいと思います。あとですね財務会計の話です。関平鉱泉水は条例に基づいて,条例を私も知っています。市長が免除できる。ただし,市長の財産なのかどうか私は分かりませんけど。市長にお尋ねしますが,牧園町長も経験していらっしゃいます。牧園町ではどうされていらっしゃったんですか,こういうとき。同じですね条例をローリングしてあるだけのことですよ。お願いします。どうされていらっしゃったのか。


○市長(前田終止君)


 関平鉱泉は,旧牧園町時代は牧園町の貴重な財産,また,現在は霧島市民にとっての貴重な財産でございます。そしてこの水というのはそれこそこのようなまさかの時には一番重要に,救援物資としては効果的にですね相手に伝えることができるということ等を強く認識を私はしておりまして,牧園町時代も同様の考えでですね,町の幹部,是非こういう形でやりたいが,どうかということを相談をし,そして県内外で何かある場合,あるいは,また,地元で何か対応しなきゃならない場合,公的なそういうもの等を十分に考えながら適切に出さしてもらっておりました。


○23番(岡村一二三君)


 牧園町時代はですよ,これもう同じ条例をローリングしているだけですから中身は変わりませんでした。牧園町のことを言いますと,新潟地震であろうと,神戸震災であろうと,福岡の水不足であろうと,ちゃんと会計処理はしてあるんです,予備費から。今回だけ,霧島市になってもう財産じゃないのかなと思ったりしますよ。特別会計であろうと,普通会計であろうと,会計処理はしないと,経費が,74万円の半分は経費なんですよね。だから,何でこれが理解できないのかということですよ。それでですね,併せてですよ鉱泉水のトラックの費用は,もうぶっちゃけて話をします。南田次長が鉱泉販売所に直接電話をされて,総合支所長を通じないでですよ。私が聞いた話ですから,間違っていたら,訂正します。トラックの借上料については本庁から払いますという話でした。そしてこっちはもう出しただけですということなんです。だけど,このトラックのレンタカー代,通信運搬費を使っているわけなんですが,この通信運搬費は155万7千円あるわけなんです。だけど,これにはそれぞれ費用が特定されているんですよ,当初予算は。財政が厳しい中で市長の厳しい査定を受けていられたのに,何でこんなことができて鉱泉水の無料ができるのか。


○総務部次長兼総務課長(南田吉文君)


 この支出につきましては,議員,私メモを渡したわけですけれども,通信運搬費から支出いたしました。9万8,850円でございます。ところで,この細節の通信運搬費は,無線費等の支払いに充てようとしている費目でございます。ところで,同じ節内の委託料のうち,同じ節内でございますが,委託料のうち国分地区の公民館長宅に無線の移設のための委託料を組んでおったわけでございますけれども,これは6地区ございます。今年度は1地区しか交代がなかったというようなことから,したがって,5地区分約15万円が残るというような見込みであったわけでございます。したがいまして,不足する場合にはそちらの方から流用しようと,あるいは,また,それでも足らない場合には最終補正していただこうということで財政とは協議したところでございます。


○23番(岡村一二三君)


 時間がありませんので,最後ですが,地方自治法の第138条の2,210条,231条,この説明を求めて私の本日の質問は終わります。


○財政課長(平野貴志君)


 鉱泉水の配布の件でございますけれども,先ほど部長が答弁いたしましたように,それぞれの条例に基づきまして減免をして配布をいたしたものでございます。減免をいたしましたことから当然に債権が発生しておりませんので,会計処理は要らないということでございます。それから,その210条の関係では総計予算主義でございますけれども,債権が発生しておりませんので,そういう財務的な取り扱いはしていないということでございます。それから,231条でございますが,これは収入の方法のことでございまして,これを,例えば,歳入を受け入れる場合には調定を打つとかいうようなそういう条項でございますけれども,今申し上げましたように,そういう状況に債権が発生しておりませんので,歳出も,歳入もないということでございます。それから,すいません。もう一つは何条だったですかね。


○23番(岡村一二三君)


 向こうから聞かれましたので,もう1回やりますけど,詳しくやりますからね。時間をオーバーしてもすいません。関平鉱泉水のですよ条例施行規則第5条で「経理については,霧島市財務規則の定めるところ」となっているということなんですよ。それで地方自治法の第138条の2,事務管理及び執行の責任,それと210条,総計予算主義の原則,「一般会計年度における一切の収入及び支出は,すべてこれを歳入歳出予算に編入しなければならない。」ということなんです。それと231条では 「地方公共団体の歳入を収入するときは,政令の定めるところにより,これを調定し,納入義務者に対して納入の通知をしなければならない。」というこのことを尋ねているんですよ。もう1回。


○財政課長(平野貴志君)


 138条の2につきましても,同じように減免措置をいたしておりますので,債権が発生していない。したがいまして,会計処理をする必要がないということからこのような現在に至っている状況でございまして,適正な措置をしているものというふうに判断いたしております。


○23番(岡村一二三君)


 特に議長の許可をいただきましたので,この市長の免除する。そういうことでですね債権が発生してないからという答弁をいただきました。だとすればですね,丸岡公園,特別会計なんですが,免除できる規定があるんですよ。食堂で,じゃあですね,市長がお客さんを連れてきて丸岡公園さくら苑の食事をですね無料で提供できると,これもそういうふうに判断してよろしいわけですね。


○財政課長(平野貴志君)


 今回の場合の取り扱いにつきましては,先ほど部長が申しましたように,霧島市の財産の交換,譲与,無償貸付等に関する条例第3条の第1号に基づきましてまず無償譲渡をしているということでございます。そしてそれを,霧島市営関平鉱泉所の設置及び管理に関する条例第5条第2号において 「市長は,公益上その他特に必要と認めるときは,使用料を減免し又は免除することができる。」ということでございます。それから,その財産の条例でございますけれども,第1号につきましては 「他の地方公共団体その他公共団体において公用若しくは公共用又は公益事業の用に供するために普通財産を他の地方公共団体その他公共団体に譲渡するとき」というふうに定めておりますので,この譲渡を無償譲渡したということで,それにつきましては使用料を減免措置をして配布したということでございます。


○議長(西村新一郎君)


 以上で岡村議員の一般質問を終わります。これで通告のありました26名の議員の一般質問のすべてが終わりました。次の本会議は29日の予定であります。本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。


              「散 会  午後 3時59分」