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鹿児島県 霧島市

平成18年第3回定例会(第4日目 9月14日)




平成18年第3回定例会(第4日目 9月14日)





             平成18年第3回霧島市議会定例会会議録





 
1.議事日程は次のとおりである。


                      平成18年9月14日(第4日目)午前9時開議


┌──┬──┬────────────────────────────┬─────┐


│日程│議案│   件                  名     │ 備 考 │


│  │  │                            │     │


│番号│番号│                            │     │


├──┼──┼────────────────────────────┼─────┤


│ 1│  │一般質問 吉永民治君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・行財政改革について            │     │


│  │  │      ・財政計画について             │     │


│  │  │      ・人材育成について             │     │


│  │  │     脇元 操君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・防犯対策について             │     │


│  │  │      ・霧島市立医療センターの小児科医の動向につい│     │


│  │  │       て                    │     │


│  │  │     久保史郎君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・隼人町嘉例川簡易郵便局存続について    │     │


│  │  │      ・子育て支援策について           │     │


│  │  │      ・交通弱者対策について           │     │


│  │  │     徳田芳郎君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・市の関連外郭団体との関係について     │     │


│  │  │      ・指定管理者制度の運用について       │     │


│  │  │      ・職員の賃金について            │     │


│  │  │      ・事務執行と組織体制の見直しについて    │     │


│  │  │     木野田恵美子君(★ページ)          │     │


│  │  │      ・ことばの文化,方言(鹿児島弁)を後世に残す│     │


│  │  │       取り組みについて             │     │


│  │  │     尾崎東記代君(★ページ)           │     │


│  │  │      ・丸尾地区,県道1号線迂回避難道路建設への具│     │


│  │  │       体的取り組みについて           │     │


│  │  │      ・手洗地区,大規模崩壊箇所2次災害防止対策に│     │


│  │  │       ついて                  │     │


│  │  │     田代昇子君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・農林業関連の補助事業で整備した飲雑用水施設│     │


│  │  │       について                 │     │


│  │  │      ・男女共同参画について           │     │


│  │  │      ・西小学校問題について           │     │


│  │  │     徳田拡志君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・セミナー型観光について          │     │


│  │  │      ・登山者の安全について           │     │


│  │  │      ・薩摩義士顕彰公園建設について       │     │


│  │  │      ・国・県の出先機関の誘致について      │     │


└──┴──┴────────────────────────────┴─────┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    2番  松 元   深 君      3番  秋 広 眞 司 君


    4番  池 田 綱 雄 君      5番  有 村 久 行 君


    6番  徳 田 拡 志 君      7番  山 浦 安 生 君


    8番  神 園 三 郎 君      9番  厚 地   覺 君


   10番  徳 田 芳 郎 君     11番  宮之原   稱 君


   12番  黒 木 更 生 君     13番  中 重 真 一 君


   15番  新 橋   実 君     16番  仮 屋 国 治 君


   17番  林 薗 澄 男 君     18番  脇 元   操 君


   19番  植 山 利 博 君     20番  上 鍋 正 光 君


   21番  塩井川 幸 生 君     22番  久 保 史 郎 君


   23番  岡 村 一二三 君     24番  島 廻 一 心 君


   25番  木野田 恵美子 君     26番  山 神 生 人 君


   27番  池 田   守 君     28番  下深迫 孝 二 君


   29番  栫 井 成 孝 君     30番  吉 永 民 治 君


   31番  今 吉 歳 晴 君     32番  尾 崎 東記代 君


   33番  木 場 幸 一 君     34番  浦 野 義 仁 君


   35番  池 田   靖 君     36番  細山田 為 重 君


   37番  蔵 原   勇 君     38番  田 代 昇 子 君


   39番  前川原 正 人 君     40番  窪 田   悟 君


   41番  川 畑 征 治 君     42番  深 町 四 雄 君


   43番  時 任 英 寛 君     44番  中 村 幸 一 君


   45番  西 村 新一郎 君     46番  宮 内   博 君


   47番  徳 田 和 昭 君     48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君     14番  四 元 寿 満 君





4.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長   前 田 終 止 君   助     役  南   洋 海 君


 助     役   福 永 いたる 君   総 務 部 長  西 重 正 志 君


 企 画 部 長   藤 田   満 君   生活環境部長   林   兼 行 君


 保健福祉部長    福 盛 安 美 君   農林水産部長   東   邦 雄 君


 商工観光部長    長 崎   薫 君   建 設 部 長  秋 窪 直 哉 君


 工事監査部長    大 井   正 君   まちづくり調整監 内   達 朗 君


 会計管理部長    池 田 和 弘 君   隼人総合支所長  川 野 茂 樹 君


 総務部次長兼    南 田 吉 文 君   危機管理監    宇 都 克 枝 君


 総務課長


 行政改革推進監   山 口   剛 君   企画部次長兼   福 原   平 君


                       企画政策課長


 生活環境部次長   杢 田 耕 一 君   保健福祉部次長  今 村 恭 一 君


 商工観光部次長   柳 田 秀 徳 君   建設部次長    塩入谷 政 秋 君


 兼商工労政課長


 職 員 課 長   津 曲 正 昭 君   秘 書 課 長  萬 徳 茂 樹 君


 財 政 課 長   平 野 貴 志 君   税 務 課 長  川 畑   巧 君


 収 納 課 長   横 手 航太郎 君   行政改革推進課長 濱 ? 正 治 君


 地域振興課長    馬 場 勝 芳 君   市 民 課 長  宗 像 成 昭 君


 児童福祉課長    阿 多 己 清 君   高齢・障害福祉  西     剛 君


                       課長


 健康増進課長    宮 本 順 子 君   林務水産課長   山 下   晃 君


 耕 地 課 長   馬 場 義 光 君   観 光 課 長  後 藤 辰 美 君


 土 木 課 長   中 村 順 二 君   牧園総合支所   橋 元   修 君


                       建設課長


 教  育  長   古 川 次 男 君   教 育 部 長  吉 永 冨城夫 君


 教育部次長兼    石 塚 義 人 君   学校教育課長   村 田 研 史 君


 教育総務課長


 生涯学習課長    末 野 賢 了 君   文化振興課長   野 村 定 美 君





5.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長    成 枝 靖 夫 君   議事調査課長   谷 山 忠 憲 君


 議事調査課課長   山 元 春 行 君   書    記   赤 塚 孝 平 君


 補佐兼議事係長


 書    記    井 上 寛 昭 君   書    記   米 元 利 貴 君





6.会議のてん末は次のとおりである。





              「開 議  午前 9時00分」


○議長(西村新一郎君)


 ただいまの出席議員は46名であります。定足数に達しておりますので,直ちに本日の会議を開きます。まず最初に大井工事監査部長から昨日の深町議員の答弁に対する説明を追加したいということでございますので,大井工事監査部長の発言を許可いたします。


○工事監査部長(大井 正君)


 おはようございます。昨日の深町議員への答弁の中で一般競争入札の制度のデメリットの説明をいたしましたが,その補足説明の方で一部説明が足りなかったということで説明いたします。下請における公共工事の質の低下をもたらすという意味の答弁をいたしましたけれど,これは本来の意味は,実態がなく,施工能力を全く有しなくて,いわゆるペーパーカンパニー,こういうふうな業者が落札した場合のことを意味しておりますので,補足さしていただきます。よろしくお願いいたします。


○議長(西村新一郎君)


 次に,福盛保健福祉部長より訂正発言の申し出があります。許可いたしたいと思います。


○保健福祉部長(福盛安美君)


 議案の訂正についてお願いを申し上げたいと思います。去る9月5日に市長の方からご提案申し上げました議案第285号,姶良・伊佐地区介護保険組合規約の一部変更についての議案の中で誤りがございましたので,お手元の表のとおり訂正をお願いを申し上げます。訂正理由といたしまして,今般の組合規約改正の内容でございます一部事務組合の経費の支弁の方法については地方自治法第286条第2項で「県知事への届出事項」というふうに規定がされております。今回提案済みの議案については「同法同条第1項に基づく県知事の許可事項」というふうにいたしておりましたが,誤りでございましたので,別紙の対照表のとおり訂正方お願いを申し上げます。


○議長(西村新一郎君)


 以上で発言の申し出を終わります。





  △ 日程第1 一般質問





○議長(西村新一郎君)


 これより昨日に引き続き一般質問を続けます。30番吉永民治議員より3件通告がされております。したがって,吉永議員の発言を許可いたします。


○30番(吉永民治君)


 おはようございます。こうして壇上に立って質問できるということは我々議員に与えられた特権でもありますが,議員冥利に尽きるといいますか,執行部と丁々発止できることは非常に喜びを感じるところでもございます。さて,わが霧島市も合併してはや10か月を数えますが,2月の総務常任委員会所管事務調査や3月議会における当初予算審議で明らかになった組織・機構の問題点,財政危機の問題をどのように解消していくのか。議会としてもその責務上問題解決のため行財政改革調査特別委員会を設置し,委員の方々には熱心な調査研究,協議のご努力をいただいているところですが,正常な行財政運営が1日も早くできるようにとの思いは48人議員全員が思うところであります。合併の本来の目的は行財政改革でありますが,果たしてその目的が達成できるのか。現状では到底おぼつかない状況にあります。それもこれも合併協議会で十分な論議がなされず,合併のための合併協議,つまり合併ありきで協議事項のほとんどが新市において協議すると先送りされてきたことに起因すると言っても過言ではありません。私は今回の合併については,皆様もご承知のとおり,慎重にすべきとの立場をとってきました。その理由の一つは,政府が言うところの税財源の移譲が不確かなものであり,地方交付税の減額だけが先行して地方自治体が自立できる財源保障がされていないという理由によるものでした。平成16年3月市民に示された財政シミュレーションによると,18年度税収約136億4千万,地方交付税約165億4千万となっており,18年度当初予算と比較した場合,税収で約9億,段階補正や三位一体の改革による影響もあり,地方交付税は約40億,合計49億の歳入見込み違いがあり,地方交付税は平成28年以後は激変緩和でさらに減額され,税増収は見込めないまま,平成32年には標準交付税額92億円まで減額されることが予測されております。また,特例債であるが,取り崩しによる基金残高不足やあるいは公債費比率を抑制するため,額面どおり予算化できない状況にあり,このままでは,社会基盤整備を図るどころか,再建団体に陥ることは火を見るより明らかであります。合併した今は12万8千市民が納得できる市政運営のために執行部と議会が英知を結集し,この難局を乗り切らなければなりません。行財政改革大綱が策定されていないので,より具体的な質問はできませんが,改革大綱策定に少しでもお役に立てばとの思いで通告に従い次の3点について質問いたします。まず1点目,行財政改革についてですが,組織・機構改革は早急に進めるべきであるが,具体的な計画はどのように考えているか。2点目は財政計画についてであるが,交付税や税収増は期待できないが,どのように健全化を図ろうと考えているのか。3点目,人材育成についてでありますが,行財政改革を進める上で欠かせないのが人材の育成であります。職員の能力の向上,意識改革は当然のことでありますので,ここでは余り深く触れないでおこうと思っておりますが,市民の意識改革についてどのように考えているのか問うものであります。以上3点について再質問の必要がないよう簡潔,明瞭な答弁を期待しまして,求めてと言った方がいいですかね,壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 皆さんおはようございます。吉永議員から3点につきましてご質問がございました。3点目については私の方から答弁をいたします。そのほかについては関係部長などにそれぞれ答弁をいたさせます。人材育成について,職員の意識改革というのは当然のことと思うけれども,市民の方々の意識改革,これについては一体どう考えているんだというご指摘でございました。ご答弁申し上げます。近年,行政需要が多様化をし,急速な少子高齢化が進展しているわけでございますけれども,行政と市民が共にこの協力し,支え合う共生・協働による活力ある地域社会づくりが必要になってまいったと考えているものでございます。霧島市といたしましては,まず地区自治公民館に対して市民の方々が主体となって自分たちでできることは自分たちで行うという考えの下に地域独自のまちづくり計画を策定をしていただき,地域と行政が連携,協力をしながら計画の進行管理を行っていく地域まちづくり支援事業を設けております。また,ボランティア団体やNPOなどの市民団体が行う公益性や社会貢献度の高い自主的活動に対する支援制度も今後さらに構築してまいりるつもりでございます。これら地区自治公民館やNPO活動などの市民団体の活動に市民一人一人が積極的に参加をしていただくことにより,議員ご指摘の行政任せあるいは行政頼みといった市民の意識は改革できるものと期待をしているところでございます。そのためには新市まちづくり計画に住民参画の都市づくりとして共に生きる共生・協働を掲げておりますので,市民の皆様に対し,県内外の地域づくりの事例などの情報を提供させていただきながら,共生・協働の趣旨を十分にご理解いただくことが必要と考えております。また,職員は市民の皆様以上に共生・協働について理解を深めることが必要でございます。そのためには,現在,県総務部市町村課共生・協働推進室と鹿児島県内23市町で共生・協働推進かごしまネットワークを組織し,職員のための共生・協働の地域社会づくりハンドブックの作成に取り組んでいるところでございます。市長が一人でこの強いリーダーシップを発揮して,そして幾ら声高に声を高くして叫び続けてもですね,なかなかこの行政というものも,市民の方々もこう動いていただくというところが難しい点もあろうかと思います。そういう意味で私は私自身の努力といたしまして私と職員の間の相互信頼,理解関係,そういうものを縮めていく努力,それを私自身がしっかりとやっぱり行いながらリーダーシップも発揮すべきかなと思っております。また,同時に,私ども,私自身とまた執行部と,市行政と言い換えてもいいんですけれども,市民の皆さんとの距離関係,こういうものをそれこそどう縮めていくか。それも大きな課題ですね。こういうことを,問題意識をしっかりそれこそ私自身と市の執行部,行政職員全体が持ちながらですね市民の皆さん方と向かい合っていく。そういう気持ちを大事にしていけばですね,私は吉永議員ご指摘の点についてですね一歩も,二歩も踏み込んでいくことができるはずだと信じております。そして具体的なもっと手法を問われるならば,例えば,全世帯に行くはずの市民広報きりしまですね,こういうもので特集も,先般の指摘もありましたけれども,組みながら,さらに意識改革を共にやはり自己を高めてまいろうと,しっかりしていこうという呼びかけなども創意工夫したいなというふうにも思っているものでございます。いずれにいたしましても厳しい財政事情等を考慮いたしますと,職員,そして,また,市民の方々の意識改革が必要なことは議員ご指摘のとおりでございます。また,これからの地方分権時代にはこれまで以上に市民の皆様の発想による施策を大事にしていくことが必要でございまして,そういったことからも私が常々申し上げておりますように,市民一人一人が自己決定,自己責任,自己完結の意識を持って行動することが最も大切なことであるというふうに思っております。また,職員の諸君たちは何事にあたってもですねコスト意識,こういうものをですね欠落したままに動いちゃ駄目,やっぱりしっかりとしたどれだけ,どういう形でこうなるということを認識をしながらねやっぱり動いていく。そういうことが大事かなと強く思っているもんでございます。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 行財政改革についてお答えいたします。本市は,昨年11月に合併し,本庁と総合支所という事務所の形態をとっておりますが,この方式は,合併協議を進める段階においてはこの本庁及び総合支所方式が良い方法であると考えられておりました。しかし,合併してから行政改革推進法が制定されたことや国から行政改革のさらなる推進のための指針が示されるなど,より一層の積極的な行財政改革の推進が求められるようになり,また,本市の財政状況は非常に危機的な状況にあることや,それに関連し当初計画よりも多くの職員削減に取り組まなければならないなど本市を取り巻く社会環境は合併協議の時点とは明らかに変化しております。また,地方分権社会が確立している今日,行政はこのような社会環境などの変化に対し迅速かつ適切に対応することが求められております。そのようなことから現在はこれからの総合支所の形態と役割はどうあるべきで,何をなすべきかの議論を今のうちに深めることが大切です。今後はそのようなことを整理しながら定員適正化計画と連動した組織機構の改革に関する計画を策定し,組織改革にあたっていきたいと考えております。


○総務部長(西重正志君)


 財政計画につきましてお答えいたします。霧島市の財政状況につきましては,税等の大幅な増加などによる自主財源の早急な確保は当面見込めない状況にあることや国の三位一体の改革に伴う地方交付税の縮減などにより歳入の大幅な増加は見込めない大変厳しい状況にあります。また,これまでに合併前の旧市町において地方債を活用した単独事業を積極的に実施してきたことなどにより地方債残高が増加する一方,不足する財源を積立金の取り崩しなどで対応してきたため,基金残高は大幅に減少してきており,また,現状のままの財政経営を行うこととした場合,財政再建団体への転落も予想され,市民サービスの大幅な低下は必至と思われます。このような状況に鑑み,今般霧島市経営健全化計画を策定いたしたところであります。本計画は,限られた財源の効率的かつ効果的な配分により合併による最も効率的な行政効果を発揮するための財政健全化の方策を示し,行財政の構造改革を積極的に進め,将来にわたって健全財政を堅持できるための方向性を定めたものであり,具体的な取り組みについては,霧島市行政改革推進委員会などの提言を踏まえ,毎年度の予算編成において検討することとしております。また,具体的な取り組み状況については毎年公表することとし,その成果について市民の皆様に積極的に情報公開を行うことといたしております。


○30番(吉永民治君)


 それぞれご答弁をいただいたところでありますけれども,この設問3点というのはやはり行財政改革ということですべてが関連してくるものと思われます。そこでこれからの再質問というのはどこへ飛ぶか分かりませんので,ひとつ皆さん心してですね聞いとっていただきたいなというふうに思います。まず第1点目はですね行財政改革を行っていく上でやはり基本となる指針を示していただきたいということですが,行財政改革大綱ですね,この作成について,昨日までの質疑の中でいつ頃出来上がるのかというのが,まだはっきりと明確にですねお示しになっていないわけですけれども,推進監,いつ頃この大綱は出来上がりますか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 大綱の策定に向けまして現在行政改革推進委員会を開催しております。現在まで5回開きまして,来週(P


 で訂正あり)の金曜日に最終的な答申がいただけるものというふうに考えております。この答申を受けまして,庁内にあります行政改革推進本部でその内容を検討いたしまして,11月末ぐらいを一つの目途にして現在策定を考えているところでございます。


○30番(吉永民治君)


 国づくりは人づくり,人づくりは教育というふうなことは基本でありますね,昔からこれは言われております。私もよく口にする言葉が城は石垣,国は人と言いますかね,こういう言葉が大好きなんですけれども,やはり基本は人づくりだと思うんです。質問の趣旨といいますか,職員の能力アップとか,あるいは市民の意識改革,こうした中でやはり地域リーダーを育てたりすることも必要でしょうし,また,共生・協働,今答弁にあったとおりでございますが,市民の意識というのが果たしてその共生・協働というのをそしゃくできるだけの素地ができているかなというふうに思うと,私,この最近日本の国の人心の乱れと言いますかね,その中でなかなか難しいことじゃないかなというふうに感じておるわけですね。だから,この人づくり,これを考えていきますと,やはり職員の皆様方の意識を変えていくのも,やはり市民の意識がどう変わっていくかによっても,職員の皆様方の意識も相当変わってくるんじゃないかなというふうに思うんです。そして,また,この共生・協働というものを推進できるような環境というのが出来上がってくると思うんですよね。だから,今はやはり我々がなすべきことというのは,これは国そのものもそうなんですけれども,やはり国民の意識というものをどう変えていくかというところに重点的なこの施策というのを打ち出さなきゃならんのじゃないかなというふうに思います。今朝のテレビでも小学校のですね教育問題といいますか,ちょっと触れておったようです。校内暴力が38%でしたかね,増えていると。先生を足蹴にしたりですね,そういった状況が生まれている。学級の破壊といいますか,そういうものも進んできているというような話が出ておったようです。よく言われるのが親も教育せないかんということ等がよく話されるわけですけど,ちょっと話が飛びますけどね,教育長,どうしてこういう状況になったんだろうというふうに思われますかね。


○教育長(古川次男君)


 一言でどうしてこうなったということは非常に難しいと思いますが,戦後の教育の欠陥もあるかと思いますが,一般的にはやっぱり戦後の日本の考え方ですね,そういうのが大きく変わってきたというふうにも考えられております。全体日本は昔から儒教の国でございまして,そういうようなものが,今は非常にこの非難されますけれども,私など教育勅語というので育ってきておりますが,その中のですね「夫婦相和和し,朋友相信じ,恭儉己れを持し,博愛衆に及ぼす」という言葉がピシャッとこの頭に入っておるんですよね。そういうような言葉が今の若い親たちにはもう全然欠けていると。もちろん教育勅語そのもの全体はいろいろな批判の余地もありますけれども,そういうような人間的なですね道徳の基本になる儒教精神が失われたということが私は一番現代の教育の欠陥であると,こんなふうにかねてから考えてきております。


○30番(吉永民治君)


 私もまさに教育長のおっしゃったとおりだと思うんですね。やはり今の学校教育もそうですが,一つこの筋の通ったものがないんじゃないかなと。私がPTA会長をしている時代でも先生が子供たちに結局毅然とした姿勢を示さずに,態度を示さずに,生徒に媚びると言いますかね,友達感覚という言葉も使いますけど,媚びる姿があるんじゃないかなというふうに感じております。果たしてそれでいいかなあということですけど,この教育問題についてはまた改めていろいろとご質問さしていただきます。そうした中でですねやはり戦後培われてきた日本国民のその体質といいますか,先ほど市長の言葉にもありました。甘え構造ですよね,要するに行政依存型,行政依存症といいますか,何でもかんでも行政がしてくれる。あるいはさせなきゃならないような,させるべきだとか,そういう権利主張というが非常に強くなって行政にすべてを何でもかんでもさせようと,また,そういう風潮をつくったのは行政にも責任がある。住民の要望に,国民の要望にすべて応えていこうというようなことで,もう手取り,足取り,それこそ生まれてから墓場までといいますか,非常にこのいろんな面で,一言で言えば優遇措置と言いますかね,そうしたものが問われているんじゃないかなと。要するに行政が国民に,住民にそれこそその,何といいますか,妥協すると言うか,歩み寄ると言うか,行政の姿勢というのが非常にこう曖昧と言いますかね,そういったところがあるんじゃないかなあというふうに強く感じるわけですよね。だから,やはりこの共生・協働というのは,この県も示しておりますけど,この事業を成功させてくれ。意識を変えていくためには,行政そのものがやはり毅然とした姿勢を示してですね,甘い行動というものから脱却しないとこの目的は達成できないんじゃないかなあというふうに思うんです。もう一度ですね,市長その辺はどのようにお考えになっているか。お答えいただければなというふうに思います。


○市長(前田終止君)


 行政頼み,あるいは,また,行政に対して何でもかんでもこのそれこそ頼り過ぎる傾向みたいなことをおっしゃっているのかというふうにも理解するんですが,ただですねもう一つ言い方を換えてみると,そのお任せ民主主義みたいな感じもこうありますよね。それではなくて,例えば,やっぱり市民の皆さん方は行政に対してですねそうじゃありませんよという人たちもたくさんいらして,言わば行政の取り組みに対して大きなこの批判をいただき,チェックをなさっていく努力,そして,また,例えば,市長に対してもですね選んだ側は選んだ責任があると思うんですよ,ね。そして今度は議会の皆さんに対しても有権者の皆さん方は議会のお一人一人を選んだ責任があると思うんですよ。ですから,その4年間選ばれた市長がしっかりいい仕事をしているかどうか。選ばれた議会の方々がいいそれこそ仕事,取り組みをやっているかどうか常にこのチェックをし,激励もし,監督もし,そして,また,提言もお互いにこうしあっていく。聞き合っていく。そういう関係というものがですね市民の皆さん方とまたこの行政の絡みの中にもですね十分に私は必要だと。だから,その耳に痛い様々な苦言,提言などなど,それは避けてはならないと。私は常に職員の諸君たちにもですね真正面から逃げずに全部聞かなきゃ駄目よ。そしてその聞くことによってですね問題点というのは,一通り全部お聞きしますと,どこが本当に核心の部分なのか冷静にお聞きをすればですね分かって,見えてきます。それに対してですね問題点解決のできる最大の努力を私を含めてですねそれこそ執行部,職員は大きな行政の立場としての責任があろうと,こう思っております。ですから,市民の皆さん方もですねそういう意味では決して吉永議員のおっしゃっているような甘えの言わば構造みたいなものは,むしろ今日的になりますとオンブズマン活動まで含めてね本当に世の中全体が,一人一人が物を言う時代になってきて,むしろ国民総評論家,また,市民総それこそ問題意識をしっかりお持ちになられたねレベルのものもかなりこの底上げされているんじゃないかと。メディアの発達もございますし,もう氾濫する情報もありますしね,そういう意味では意外とですね,問題提起をし,様々な呼びかけをすると,それなりの反応をいただけるんじゃないかと,そういう私としては期待も持っているところでございます。


○30番(吉永民治君)


 まさにおっしゃるとおりですよね。やはり先ほどのその共生・協働という組み立てをしていく上でもですねやはり市の方から情報を提供してやっぱり市民の理解を得る。そして市民を参画さしていくという作業も必要だと思うんです。だから,この間,所管事務調査で行きました時,そこでそういうのを,住民をどう意識改革して参加させるかということで,これは職員の意識改革にもつながっていくと思うんですけれども,要するにパブリックコメントと言いますかね,こういった方式をとっているわけですね。その辺のことで,これは行政改革につながるわけですけど,推進監,当市としてはそういった考え方というのはお持ちでないかどうかお尋ねしておきます。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 市民参画の具体的な手法としてよく言われるのが四つあろうかと思います。まず一つ目が審議会などへの付議,これが一つでございます。それから意見交換会等の開催,これは,例えば,市長と語イもんそ会とか,こういった意見交換会の開催,それから,三つ目がワーキングショップなどを開催する。そして最も有効なのがこのパブリックコメント制度というふうに言われております。霧島市は発足以来このパブリックコメント制度をつくりまして,早速,環境基本条例の時に確か使ったと思っておりますけれども,大変有効な手段であるというふうに考えております。


○30番(吉永民治君)


 わが当市でそのパブリックコメント制度を導入されたというのは私ちょっと知りませんでした。どうもすいませんでした。要するに今,市長の方からも話があったように,また,行政監の,推進監の方から話があったように,やはり市民の意識をどうこの市政発展のためですね意識改革していくか。この市の行政といいますか,これに本当に市民がどういう理解してくれるかというそこを考えますと,やはりこのパブリックコメント制度というのは非常によろしいんじゃないかなというふうに思うんですね。また,そうした中で市民のその,何といいますか,参加意識の中での発言,また,いろいろ意見等提言があったりすると思うんですけれども,それを取り入れていくということでまたより市民が分かりやすい行政というのが運営できるんじゃないかなというふうに思いますので,そこら辺についてはさらにですね進めていただけるようにお願いしておきます。加えてこの職員のその意識改革ということになりますと,今言ったようなこともありますが,やはり推進監がこれまでに何度もお話になっておりますけれども,グループ制の導入と言いますかね,こうしたこともやはり本当に必要なことだと私は思うんですね。昨日,黒木議員からもお話がありましたですけれども,市民が来ていろいろ相談に来た時,その応対に出た者が答えられない場合があると思うんですね。そして担当がいないからというふうに逃げてしまう。そうしたことが多々あってやはり市の職員は何をしているんだというような批判も出てくる可能性が十分あるわけですけれども,このグループ制をとっておりますと常にそういう応対も可能になるんじゃないかなというふうに思うんですね。だから,職員の意識も相当変わってくる。そうしたことを考えますとやはりこのグループ制の導入も必要かと思うんですけど,いま一度ですねこのグループ制度というものについてのご説明,あるいは職員のその意識改革においてですねどれだけ必要なものであるかというようなことでですねお話いただければなというふうに思いますけど。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 グループ制に関する説明がございますので,少し読まさしていただきます。「グループ制とは,課の事務を最も効率的に行える職務ごとに分け,それを担当する職員とグループリーダーをもって編成するグループ,いわゆる集団で執行する仕組みである。」というふうにございます。例えば,やはり組織論からいきますと,例えば,課であってやはり20人ぐらいが最も機能しやすい課と言われております。また,係であれば4〜5人以上いるのが最も機能しやすいと出ているんですけれども,例えば,総合支所などでは1人係長とか,係員も1人しかいないとか,そういった中で出張する。休む。そういったときにどうしても対応できないような状況が出てこようかと思います。グループ制を導入しますと,セクト主義,自分の領域はここまでだと,こういったのがまず排除されるかと思います。それから,やはり組織は,よく言われますけど,柔軟な組織でなけりゃならないと言われております。そういった意味ではこの特に少ない係,課,こういった所でグループ制を入れることによって柔軟な,そして,また,縦割り行政というのがなくなっていくのではないかというふうに考えており,もし導入できるとしたら非常に有効な手段であるというふうに考えております。


○30番(吉永民治君)


 このグループ制の導入というのはやはり,また後で触れますけれども,総合支所等において導入すればですねやはりその支所のですね機構改革といいますか,これに大いに役立つんじゃないかなというふうに思いますけど,また後ほど触れさしていただきます。人材育成というのは一口で言ってなかなか難しい問題です。だから,行政としてどう取り組んでいけばいいかという,このなかなか取り組んだ姿というのも見えてきづらいわけですけれども,やはり基本的にはこの行政の仕事というのをどう理解させるか。どう参画させるかというところでですね住民の意識を変えていかなければならない。そのためにはやはり情報提供,先ほど言いましたようなそういうパブリックコメントといった住民からの意見を聞く。政策に,決定する前にですねそういう意見を聞いていくという形も必要じゃないかなというふうに思いますんで,ひとつそれをさらに高めていくようにですねご努力いただいて,これについての質問は終わります。次に,財政改革ですけれども,こういう言い方は大変失礼な言い方なるかも知れませんが,5日の本会議開会直前にですねこの,何といいますか,霧島市経営健全化計画ということでその指針を示していただいております。一般質問をするにあたってですねいろいろこう考えておったわけですけど,出鼻を挫かれたような感じでですね,ご説明を受けますと,これはもう説明を受けたので,質疑するのをやめとこうかなというふうに気持ちになってしまって,さすが平野課長,策士だなというふうに感じたりもしたんですけどね,それはともかくとしまして,その中でですね1〜2点やはりお尋ねしておこうと思いますが,この行政改革,これはもう財政改革もこれは一体になるわけですけれども,まあ簡単に言いますと行政改革をしていくのは,特にこの合併したまちですと職員の数を減らすとか,要するに歳出をどう抑えるか。そして歳入をどう増やすかというのが基本ですよね。そしてそれを有効にどう生かして市民サービスといいますか,提供していくかということになってくるわけですけれども,その歳入は期待できないというふうになりますと,どうしても歳出を抑えなきゃならんということになってくるわけですね。じゃあその中で何が一番大きいかと言うと人件費になるわけですけど,これをどう抑えていくかということで,ここに,計画の中に確かにうたってありますが,推進監の話で昨日あたりまでの説明ですと人員削減5年間で8%ですかね,というような説明といいますか,答弁なされたと思います。じゃあその適正規模といいますか,その職員数はこの霧島市としては本当にどの数が適正かということを考えた場合,例えば,シミュレーションでは2割削減して960人ぐらいがいいだろうというような説明がなされたわけですね。また,合併協議会でもそういう協議がされておりますけれど,果たしてそれが適正なのかという問題もあると思います。そして,また,それにはもちろん消防は入ってないわけですけど,人員削減の中に消防の数を入れるというのはちょっとどうかなというふうに私も感じております。だから,一般職だけで考えていきますと1,240ぐらい,8%と言いますと百十何名ですかね,の削減しかできない,5年間で。私がこれは総務常任委員会でこの間行政視察行った時,京丹後市ですかね,5年間で24%削減というようなことを打ち出してるわけですよね。そしてそれに向けて突き進んでおりますよ。京丹後市ではどういったやり方をしているかと言うと,この間の行政視察報告の中に書いておいたと思うんですが,職員の仕事への取り組む姿勢,意識改革として今まで5人でしていた仕事を4人でやろうと。できない者,不満のある者は去れというような強い打ち出し方をやってるわけですね。そして,また,新規採用を抑制して,抑えてですね,勧奨退職制度を積極的に活用していこう。そういった中で24.3%ですか,の削減を進めていくというような強い姿勢でやっております。推進監の昨日までの話で8%,百十何名と言いますと,果たしてそれで財政がもつのかなあというような感じもするわけですね。だから,その8%という数字を出されたのは,昨日国の動向とか,その指針の中で示された数字が六点何%でしたかね,そうしたことを基にしてはじき出された数字なんでしょうけれども,霧島市として果たしてそれが適正な数字なのかどうか。そうしたことを考えますとちょっと私疑問を感じるわけですね。それよりもっと大きく,5年間で財政事情も改善していくということになりますと,この人件費をどのくらい削ったらいいんだろうかということを考えますと,もうちょっと増やしてもいいんじゃないかなあという,職員の方々には誠に耳の痛い話なんですけれども,進めていくべきじゃないかなというふうに思います。その辺はどういうふうにお考えになっていますか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 まず8%という数字は,これを達成したら他市並みになったということでございます。現在の全国の13万都市,他市並みになったということでございます。他市はさらに,もし同じレベルの所があれば,さらに今行革でこの人員削減を取り組んでおりますので,他市並みでいいのかというお話があろうかと思います。行政改革大綱,行政改革推進委員会の方で近く答申が出ますけれども,恐らくこの中で8%以上という答申になろうかというふうに今考えております。そうなりますと行政改革推進本部の中でじゃあどの程度がいいんだろうかということが出てこようかと思います。あくまでも8%は基本であって,その上に努力目標が出てくる可能性がございます。それを達成するためにどういう手法があるのかと。この手法を使ったらあとこれだけできますと。霧島市にとってここも削減できる。この手法がありますよねというのを積み重ねていくことによって8%プラス努力目標というのが出てくるんではないかというふうに考えております。


○30番(吉永民治君)


 おっしゃることは分かるんですよ。ただ,今,この霧島市の財政というのは非常に危機的な状況にあるわけですよね。だから,5年間で8%とか,あるいは努力目標をそれに多少上乗せして,昨日ちょっと話に出ましたかね,12%とかというような,ただ他市の状況がこうだから,うちは8%でいいだろうとかという問題じゃないと思うんですね。霧島市としてはどうしてもここまでしなきゃならんという数字というものをですねやはり目標設定しなきゃいかんと思うんです。それも協議会で話しされたように,向こう10年間とかという問題じゃなくてですね,できるだけ早くそうしたスリム化といいますか,を図っていかないと,霧島市そのものが再建団体に陥った場合は住民にそれこそ迷惑をかけるわけですよね。住民サービスどころじゃなくなってくるわけですよ。そこを考えるとやはりある程度は強い姿勢で臨むべきじゃないかなというふうに思うんです。もう一度その辺の設定をですね,その本当はこのくらいはほしいんだけどなという所があればですね,正直に言ってほしいんですね,その数字的な問題はですね。というのは,この健全化計画の中にもそういう数字的なものは,ほとんど具体的な数字というのはうたい込まれてないわけです。だから,その行政改革大綱を出された時どの程度のものが出てくるか。本当はそこでですね,あるいは逆にその大綱がもっと早く出てればもっと違った形の質問もできると思うんですけど,今はできないわけですよね,大綱が示されてないですから。だから,この健全化計画に基づいた推測の上での話しかできないというのは非常に残念な思いもするわけですけれども,推進監としては本音ではこのぐらいじゃないかなという所があればですね,示していただきたいと思います。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 いろんな本なんかを見てみますと分権時代の自治体の組織はこうあるべきというのがございます。それに3点ほど載っておりますけど,まず簡素で効率的なものであるということが1点目,それから,2点目が,内外の環境変化に適応しながら適切な行政サービスが提供できるよう柔軟性を有していることというのが2点目,3点目が必要に応じて大胆な組織改革も実行すべきである。この3点が載っております。この大胆な組織改革を実行することによればかなりの職員削減ができると思います。聞くところによりますと,ある関東の市では半分でいいというふうに試算された所もあるようでございます。ただ霧島市はこういうふうにまた大きな面積もございますので,じゃあどの程度かというのは,やはりこれから一つ一つ精査して霧島市のあるべき人数というのを探していくべきであろうかというふうに考えております。


○30番(吉永民治君)


 おっしゃることはよく分かります。また,霧島市の現状というものを考えますと,おっしゃるとおり,広過ぎるということもあるんですね。私らが慎重にすべきであると言ってきたのはそこもあるんですよ。広過ぎると,やはりそのランニングコストといいますか,そうしたコストアップにつながるんじゃないかという面もありますよね。だから,総合支所を置かなきゃならん。私はこの総合支所を置くということは非常に欺瞞的な協議会の姿勢だったと思うんです。要するに合併ありき,合併するためだけのですね進め方であったと。ある意味では住民を欺いているんです。総合支所方式というのはそういう姿だと思うんです。だから,できるだけ早くですねこの総合支所方式というのはなくしていかないと,もちろんそこにサービスという問題が出てきますけれども,住民が納得できるサービス体制というものを置かなきゃならん。そこに必要になってくるのが先ほど申し上げましたグループ制だと思うんですね。だから,1日でも早くですねこの総合支所方式というのはなくしていかなきゃならんと私は思うんです。本来の姿というのは本庁方式ですよ,行政というのはですね,と私は思います。やはり,なぜかというと,この合併というのは効率化を狙ったやつですよね。財政効率をどう,要するにコストダウンとか,いろいろありますけれども,図っていくかということがこの合併ですよ。であれば,総合支所方式というのは現に二重構造を生み出してですね非常に無駄なもんが多いじゃないですか。そして,さらにはですね追及していきますと,例えば,市長はマニフェストの中で「公平公正」ということを言っております。ただ総合支所方式をあくまでも,例えば,10年間でも維持しなさいという,ある意味ではですね住民エゴですよ。本当にそのサービスというのは総合支所方式でなくても提供できるわけですから,何もその1市6町ですね本庁機能を備えた総合支所を置く必要はないわけですね。サービスが十分行き届ければ,総合支所方式でなくても,十分対応できる体制がとれればですねいいと私は思っています。それが本来の姿だと思うんです。総合支所方式というのはあくまでも欺きですよ,住民に対するですね,と私は考えております。だから,この総合支所方式は早急にですね廃止していただきたい。その公正公平という言葉は非常にきれいですよ。ただそれがためにですねこの住民エゴに振り回されるようではいかんと私は思います。住民エゴに振り回された本当の,真の意味での公平公正というのはあり得ないわけですから,と私は思うんですよ。市長,公平公正というのをどのようにお考えになってマニフェストにうたわれたか。ご説明願いたい。


○市長(前田終止君)


 このマニフェストで議員仰せの公正で公平な市政,広く市民の意見を取り入れて,不正や偏りのないまちづくりを努めてまいりたいということで私の大事な公約の柱とさせていただきました。何を行うにしてもやっぱりトップとして公に正しく,そして,また,1市6町七つの自治体が合併を大きな形で大きな困難を乗り越えてやったわけでございますから,公平感ということも非常に大事だと,そのことを努めてしっかりと責任を持って事にあたってまいりたいと,そういう気持ちで公平公正という言葉を使わせていただきました。


○30番(吉永民治君)


 先ほど言いましたように,この総合支所方式というのは行政改革の理念である財政の効率化に反する形でありますんでね,できるだけ早目に廃止していただきたい。そしてこの総合支所がですねエゴの温床と化してしまったらどうしようもなくなってしまうんですよね。だから,早目にですねこの総合支所方式は廃止すべきじゃないかなあというふうに思います。ただ過去振り返ってみてもそれがあると思うんです。やはり地域エゴというのがですねどうしても出てくるんですね。そこに本庁機能を備えた総合支所があればですね,そこが住民エゴの温床と化してしまう危険性というのは多分にあるわけですよね。だから,そういう意味からもですねこの総合支所というものは私は廃止していく必要がある。その代わり機能的なですね本当に住民サービスができる機構改革というものを真剣にですね考え,取り組んでいただきたい。このように思います。それともう一つ,この経営計画の中で,昨日深町議員の方からも質問がありましたが,再々質疑というようなことでですねちょっとお尋ねしておきたいと思います。この経営健全化計画の中で,例えば,投資的経費圧縮40%とあります。72億事業費を見込んでいるというようなご説明もあったわけですが,やはりこの普通建設事業費,これをどうコストダウンしていくか。削減していくかということを考えますと,やはりこの入札制度の見直しというのは必要じゃないかなというふうに思います。これは,例えば,時限的であっても,一時的であってもいいです。一般競争入札を導入するとか,私が前々から言っているのはこの予定価格の公表をですね,これはやめるべきじゃないかなあというふうに思います。予定価格の導入されたいきさつというのもあるわけですけれども,大井部長,この予定価格の廃止というのは考えられませんか。


○工事監査部長(大井 正君)


 お答えいたします。昨日の深町議員の中でも申し上げましたけれども,いわゆる公共工事におけるコスト縮減,これにつきましては現在庁内におきますコスト縮減部会を立ち上げております。その中で工事の計画の見直しとか,あるいは,また,設計,発注の効率化,あるいは工期の短縮,それから製品の長期寿命化,それから品質向上,それから新技術の導入と生産性の向上というふうなものを諸々検討してまいりたいと思いますが,今その予定価格の公表あるいはそういうようなものについてもこの中でいろいろと協議をしてきたいと思っておりますので,いましばらく時間をいただきたいと思います。


○30番(吉永民治君)


 それともう一つは,そのことに関してですけど,昨日の答弁の中でですね業者の積算能力の話も出ましたよね。積算能力が高まれば高まるほど落札価格というのは予定価格に近づいていくんだというようなお話でしたが,私は逆じゃないかなと思うんです。というのは,競争原理が働いてないからですね予定価格に近い数字が出てくるわけですよ。全く競争原理が働いていない。私はそういうふうに思います。だから,競争原理を一時的にでも働かせるその期間というのを設ける必要があると思うんです。だから,時限的に一般競争入札にすべきじゃないかなというふうに思いますけど,それについてはどうですか。


○工事監査部長(大井 正君)


 それを含めましていろいろと今後検討してまいりたいと思います。よろしくお願いします。


○30番(吉永民治君)


 「検討していく。」と言われますと,なかなかそれ以上突っ込みようがなくなってくるような感じがするわけですけどね,やはり私は業者のその辺も,甘えだという言葉を使ったんですけど,甘えがあるんですよ。本当にじゃあ業者が積算しているかと言うと,してないんですよ。予定価格導入した理由というのもそうなんですね。業者が一々積算,その各入札に参加する業者が人手をかけて積算していく。その無駄を省くために予定価格を公表するというのが建設省なんかの考えですよ。本当にそれが業者を育てることになるかということですよね。だから,設計事務所あたりに恐らく問い合わせをしてどのくらいなるんだろうかというような,あるいはその積算した書類をあるいはもらっているかも知れませんよ。そうしたものを基にただある意味では,これは証拠がないから言えないことですけれども,談合的なことがあってですね頭からほんなら何%ぐらい落としてこのぐらいのあれでお互い順番どおりこれやっていこうかというようなですね話もあるんじゃないかなと推測私しております。だから,こういう入札制度はですね一時的にでも改めていく必要があるんじゃないかなあと。競争原理を働かせる意味で一般競争入札にすべきじゃないかなというふうに思います。というのは,私は地場産業の育成という立場で物を今日まで言ってきておりますけれども,やはり地場産業を育てるということは指名競争入札,そういう形が本当はいいんでしょうね。例えば,電子入札とか,一般競争にしますと,地域外,要するに霧島市外からいろんな業者が入ってきますよ。そうするとそっちで仕事を取っていかれる。これは霧島市の財布からですね金が出ていってしまうわけですよね。地元には金が残らないわけですよ。そうするとその波及効果というのはどうかということを考えた場合はやっぱり地元業者が取った方が地域のためには非常にいいわけですね。だから,そういうことを考えまして一般競争入札の導入というのをもう1回ですねご答弁願います。


○工事監査部長(大井 正君)


 競争原理が働いていないというふうなご指摘でございましたけれども,今,建設工事に関しましては積算根拠としまして入札,その参加する業者におきましては積算の内訳書を提出していただくようにいたしております。それが一つの根拠という形に確認をして出しております。なお,また,一般競争入札制度の導入でございますけれども,昨日もお答えしましたように,いろいろ検討を進めてまいりますので,いましばらく時間をいただきたいと思います。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 先ほど「行政改革の答申が来週の金曜日」と申し上げましたけど,再来週の金曜日,9月29日に最終答申が出る予定でございます。訂正さしていただきたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(西村新一郎君)


 以上で吉永議員の一般質問を終わります。次に,18番脇元操議員より2件通告がされております。したがって,脇元操議員の発言を許可いたします。


○18番(脇元 操君)


 皆さんどうもおはようございます。私にとりまして当選以来1回目の一般質問を執り行いますので,よろしくお願い申し上げます。先の選挙で私も隼人の選挙区から出馬いたしまして,激戦を戦い抜いてここに同僚12名が議場にいらっしゃいます。住民のためにこの12名で一生懸命頑張りましょうということでここにまいりました。ひとつよろしくお願いいたします。また,市長におかれましては先の選挙で圧倒的な数字でご当選,遅ればせながらおめでとうございます。今後大きな山が控えております。一生懸命お互いに歯骨をかむつもりでかん千切るぐらい頑張りたいと思います。よろしくお願いします。それでは,冒頭ではございますが,先般市長は第2回行財政改革調査特別委員会において霧島市における行財政改革の現状について7項目の要旨説明がなされました。本市の財政状況は,基金の大半の取り崩し,非常に厳しい財政状況であることは言うまでもございません。改革に関し一刻の猶予もない状態であります。本市にとって最も重要課題であると思います。早々の行政改革の推進を求めるものであります。それでは,本題の質問に入らしていただきます。私は,新市の安心・安全,住みよいまちづくりという観点から子供の安全及び医療の充実がどう図られているかを質問いたします。1点目,防犯対策について,1,安全灯整備事業の設置計画はどうなっているか。2番目,防犯灯の設置も必要と思うが,増設の計画はないか。2点目,霧島市立医師会医療センターの小児科医動向についてお伺いいたします。1,市長は医療の充実を掲げているが,小児科医二人の派遣医師については来年3月までに引き揚げると聞いております。小児医療と二次医療が充実しているこそが医療の基本と考えるが,どうか。2番目に医療センターは霧島市の中核病院として市民にとっても最も重要な病院であるということであります。医師不足の影響で医師確保の望みはないか。お伺いするものでございます。今日の日程上,議長の要望がコンパクトにやってくれということでございましたので,以上をもって終わります。


○市長(前田終止君)


 脇元議員より2点につきまして質問がございました。2点目については私の方から答弁をいたします。1点目については生活環境部長に答弁をいたさせます。2点目の質問でございますが,霧島市立医療センターの小児科医の動向について2点お尋ねでございます。その1点目は,市長は医療の充実を掲げているが,小児科医二人の派遣医師については来年3月までに引き揚げると聞いている。小児医療と二次医療が充実してこそ医療の基本と考えるが,どうか。2点目に医療センターは霧島市の中核病院として市民にとって最も重要な病院であると。医師不足の影響で医師確保の望みはあるのかと,この2点でございます。2点ともにですね関連がございますので,併せて答弁をさしていただきます。霧島市立医師会医療センターの小児科医につきましては,現在鹿児島大学医学部から2人の医師を派遣していただき診療を行っているところでございます。鹿児島大学によりますと,16年度から始まった新臨床研修制度などの影響により医局の入局者が減少をしたことなどにより,現在大学が派遣をしている病院に対して,「産婦人科を併設していない。」「周囲に小児科の診療所がある。」「2人体制の病院である。」については派遣を中止をし,その結果,南九州病院に現在4人いる小児科医を1人増やして5人体制で地域の二次救急医療の拠点病院として充実をすると,この方針が示されたところでございます。このことから市立医師会医療センターの9月末退職者と来年3月末退職者予定の後任については派遣できないということでございます。私も医療の充実を公約に掲げて地域で完結できる医療サービス体制ができるよう努力をしているところでございますけれども,全国的な医師不足,特に地方の小児科医の絶対数が不足をしている状況にあることは承知をいたしているところでございます。幸いにして現在医療センターで実施しております準夜間帯の小児一次救急は姶良郡医師会のご協力で従来どおり継続できることになっております。また,二次救急体制につきましても南九州病院と連携をして対応できる体制を整えております。今後,医師確保は大変に厳しい状況ではありますけれども,地域中核病院の位置付けの下でほかの大学病院等も視野に入れて医師会と協議をしながら医師確保に努めてまいりたいと考えているところでございます。


○生活環境部長(林 兼行君)


 防犯対策についての1点目をお答えいたします。全国的に子供が犠牲となる悲惨な犯罪が多発している中,本市におきましては平成17年度から特に子供の安全確保の観点から,周囲に民家や街灯がなく,犯罪の発生が懸念される集落間の指定通学路等に防犯灯を補完するための安全灯を設置いたしております。平成17年度は旧国分地区内に69基を設置いたしたところでございます。この安全灯は,行政が設置をし,維持管理を行うものでございますが,将来設置場所が自治公民館に吸収された時点で自治公民館に防犯灯として維持管理をお願いするものでございます。平成18年度は7月に市内の各中学校に安全灯の設置要望書の作成を依頼いたしました。現在要望箇所の現地調査を行っているところでございますけれども,要望箇所は24箇所あり,国分地区の積み残し分が6箇所ありますので,合計箇所数で30箇所となる見込みでございます。今後は早期の工事着工を目指し整備を進めてまいりたいと考えております。次に,防犯対策についての2点目についてお答えをいたします。防犯灯の設置は各地区防犯組合連絡協議会が設置をし,電気使用料,維持管理については,各自治公民館や自治会が負担いたしているところでございます。設置要望については各地区自治公民館長が取りまとめを行い,予算の範囲内で設置数を決定いたしております。平成18年度の防犯灯の設置要望基数は193基でございまして,設置予定数を150基とすることが先の防犯組合連合会役員会で決定をいたしており,各総合支所で現在作業を進めているところでございます。今後も防犯灯の設置につきましては計画的に整備を進めてまいりたいと考えております。


○18番(脇元 操君)


 ただいま一応一通り答弁がございましたが,全国的に子供,いわゆる幼児,本当に事件が多く発生しております。その観点から本市霧島市もいわゆる中学校,高校あるいは幼稚園,あるいは保育園,3歳児未満と,幼児ということで2千人ぐらいの数字になると思うんですが,その子供たちの数字が。学校によっては,各学校によりましてスポーツ少年団と,あるいは中学校におきましては部活で一生懸命運動なされると。いわゆる帰りも遅くもなるということでこの安全灯は非常にいい設置だというふうに思うわけでございますが,この山間部地区のですねいわゆるこういう設置というのはどういうふうにやっておりますか。


○市民課長(宗像成昭君)


 お答えいたします。山間部というご質問でございますけれども,各中学校に設置要望箇所の取りまとめを7月にお願いしたところでございまして,各中学校の方から要望が上がってきているところでございます。ただ霧島中と国分中についてはまだ要望書の提出がないところでございます。したがいまして,山間部の中学校におきましても要望が上がってきているところでございます。


○18番(脇元 操君)


 当初計画では450ということでございましたね,3月議会でですね。


○市民課長(宗像成昭君)


 18年度の安全灯の整備の予算は450万円でございます。


○18番(脇元 操君)


 失礼しました。金額でございましたね,はい。そこでですね子供の安全を守るという観点から今後もですね増設されますか。お伺いします。


○市民課長(宗像成昭君)


 安全灯につきましてはですね,個人的な見解ではございますけれども,短い期間で整備を進めていくことが大切なのではないかと思っております。10年,20年かけて整備をするものではなくて,短期間で整備を進めていった方がより効果があると考えております。


○議長(西村新一郎君)


 ちょっと注意をいたしますが,ここは議場でございますので,個人的な見解の対応じゃなくて,やはり執行部として責任ある答弁を求めるところでございます。


○18番(脇元 操君)


 いろいろと答弁をいただいておるわけでございますが,いわゆる国分・隼人地区はですね非常にその若者,いわゆる小学生,中学生,土・日になると周辺からですね非常に多くの子供さんたちが出掛けてまいる。あるいはショッピングをするという形になっておるようです。私もですね土・日になりますと,私隼人駅前なもんですから,ちなみに隼人駅行ってみるんですよ,10時頃。そうするとどんどんどんどん電車で降りていらっしゃいます。あっ,こんだけどっから来るんかなあと思うと,いわゆる姶良地区の方面,いろんな方面からこう降りてくるわけですね。そうすると帰りもですねすごく遅く帰っていくわけですよ,もう丸1日遊びますから。だから,この暗がり,これは非常にですね危険度が大きいというわけですね。もうこの辺をですね,やっぱり執行部の方々もですねたまには夜のその,何と言うんですか,巡回と言いますかね,自分で確認してみると,確かめてみるというようなことも行った方が今後その設置問題についても非常にいいのじゃないかと,こう思うんですが,どうでしょうか。


○生活環境部長(林 兼行君)


 先ほど安全灯につきましては30箇所の要望箇所があるということでございますが,設置基数については約120基程度になろうと思います,安全灯につきましてはですね。それと市内の防犯灯が約5,900灯ございます。市民課長とも事前に協議をいたしておるところでございますが,安全灯の設置場所については事前に調査を,現場の確認はしたいというふうに考えておるところでございます。


○18番(脇元 操君)


 国分地区ではまだ申請がなされてないということでございましたね,先ほど。これはどういう観点からですかね。


○市民課長(宗像成昭君)


 申請が出されていないのは国分中学校で,ほかの中学校については要望が出されているところでございます。


○18番(脇元 操君)


 このいわゆる集落間から中心部あるいは中心からこの集落間のその中間点,暗がりですね,恐らくこういう所に設置の要があると思うんですよね。子供たちの部活を終えて帰る様子を私もちょこちょこ見てみるんですが,やはり明るい所に集結してこう帰っていくようですね。だから,やはり安全灯はやっぱりいいなと,これはもういわゆる防犯灯でもですね明るいとこがいいなというふうに思うわけです。往々にして国分・隼人地区はこの犯罪率,もうワーストワン,ツーですよね。一番多い地区でございます。これは鹿児島市を抜いてるわけですね。市長もご存じのとおり,防犯パトロールの宮内校区の会場でその内容はこうだと,いわゆる自転車盗が一番犯罪率が多いんだということで安心いたしましたけど,やはり全国的な流れを見てみますと,どうもその児童,いわゆる幼い子供が狙われているということでございまして,非常にこの何でかなといつも新聞等を眺め,見ながら思うわけでございますが,ひとつしっかりと子供を守るということで今後もですねそういうことを率先してまた増設なりをお願いしたいと,こういうふうに思っております。どうですか。


○市長(前田終止君)


 脇元議員より子供たちの安心・安全な就学状況を期待をする意味でですね防犯灯の設置,また,特に山間部等におけるですね,市内の山間部における地域の子供たちの安全性確保のためにも防犯灯のさらなる設置推進を頼むと。そして,また,その言わば様々な犯罪,特に子供をめぐる,女性をめぐる,そういう弱者に向かうような犯罪,そういうものについてもしっかりと取り組まれたいと。どう考えているかということでございますけれども,私といたしましては当選してですねマニフェストにも示しておりましたわけでございますが,やはり私たちのこの新しいふるさと霧島市が安心・安全の地域でなければならないと。そうでなければ本当にこの地域の人口増も,あるいは,また,企業の誘致も,観光客のまた誘客もなかなかままならないことになりますよと。やっぱりこのまちで子供,家族をつくってですね,子供を生み,育て,学ばせ,そしてここで働き,ここで暮らしたい。そう思えるまちをしっかりとつくっていかなきゃならんわけですね。そういう意味で私はもう当選当初よりですね是非防犯パトロール隊をつくってですね地域の子供たちの安全を守っていこうということをもう機会ある都度にですね訴えさしていただきました。その結果,ここまできましてですね大方の旧1市6町の市町のエリアで,一部を除いて,8割以上,9割近く前後はですねカバーできる防犯パトロール体制ができました。そして,また,確実に,その先ほどご指摘のあった県都の鹿児島市より犯罪発生件率が人口1万人あたりに置き換えると高いんですよと,分かってますかというご指摘でございましたけれども,これが減っております。そしてそれこそ過去は一番悪かったのは人口1万人あたりの犯罪発生件率は国分でございました,旧国分ですね。そして2番目に悪かったのは旧隼人でございました。でも,一番新しいこの夏の統計発表によりまして県都の鹿児島市に一番悪い結果はお譲りして県下で2番目に悪い結果になっております。でも,これは本当に一歩前進なんです。そしてこれからですねまた来年の夏発表されますけれども,大きく私は飛躍できると確信をいたしております。それこそ防犯パトロール隊は限りなく全体を網羅する形でですね,自治公民館活動を中心として自主的な防犯パトロール隊がですねさらに磨きがかかっていくはずでございますし,また,ない所については,もう既にすべてのエリアでですねスクールガード,子供たちがいわゆるその通学する地域のお父さん,お母さん方が立ち上がって自分たちの子供は自分たちの手で守ろうということでですねもう既にそのエリアは,未結成の自主的な自治公民館の防犯パトロールがなくても,カバーが一応はできています。でも,子供だけが狙われる時代ではなくてですね,それこそ女性の方々,あるいは,また,お年寄り,一人暮らしの方々などに向かってですね,男性であろうと,女性であろうと,あるいは,また,お年寄り特有を狙ったですね犯罪もあります。そして,また,その実態におきましては,性犯罪等の声かけ事案,そして,また,おっしゃるですね自転車,あるいは,また,オートバイなどの窃盗などを中心にこの犯罪が今も繰り返されてるわけでございます。しかしながら,この防犯パトロール隊の全体的な高まり,およそ9割近くがですねもうほぼ結成を終えたことによって,今一番新しい情報では,県警からですね,横川及び国分署からいただいております情報によりますと,確実に犯罪の発生件率が,途中経過でありますけれども,減ってきていることを申し上げておきたいと思います。


○18番(脇元 操君)


 先ほどのこの安全灯の維持管理,私の聞き違いだと思うんですが,後々自治公民会の方で維持管理してもらうということをおっしゃいましたかね。その辺はもう少し詳しく。


○生活環境部長(林 兼行君)


 安全灯の設置基準につきましてはまず学校と集落間の指定通学路ということでございます。それから,時代が流れて集落が形成され,自治公民館の管理の方がよりいいんじゃないかという時の時点に自治公民館の方の管理に移行すると,その間は維持管理については本市で行うという状況でございます。


○18番(脇元 操君)


 続きまして防犯灯の件につきましてですねお伺いしますが,いわゆるこのどこの住宅地,いわゆる集落でもまだまだ暗いとこいっぱいあると思うんです。またあります,実際に。したがいまして,このいわゆる防犯組合とですね協議をして設定するということでありますが,これはそうですか。


○生活環境部長(林 兼行君)


 これは旧1市6町におきまして総合支所の方から各自治公民館に設置の要望箇所を募ります。それをもって全体の要望箇所としてまとめるわけでございます。それが全体の1市6町の防犯組合連絡協議会の中で設置基数の決定をやったと。結果,190の要望箇所数に対しまして,本年度につきましては150基の設置が確定をいたしたという状況でございます。


○議長(西村新一郎君)


 脇元操議員の質問中でございますけれども,先日取り決めをいたしまして1時間半程度で10分間程度の休みを取るということでございますので,誠に恐縮ですが,ここでしばらく休憩をしたいと思います。


               「休憩  午前10時30分」


               ──────────────


               「再開  午前10時43分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き脇元操議員の一般質問を続けます。


○18番(脇元 操君)


 安全灯,防犯灯ということで質問しているわけでございますが,このわが隼人町,旧隼人町はですね嘉例川地区,意外と子供さんが,高校生の子供さんが乗り降りして通学していらっしゃいます。したがいまして,私も行ってみましたが,まだまだ明るさが足りないということですね。したがいまして,観光スポットにもなると思いますからね。これは市長のおはこだと思いますが,どうですか。もっと明るくですね伸び伸びとこう子供さんたちがですね歩いて帰れるような,単車あり,徒歩ありあると思うんですよ。だけど,聞いてみると,歩いて,この結構暗いんですねえ,自宅まで帰る道のりが。やっぱりそういう所もあるわけです。どうですか。


○市長(前田終止君)


 私も連日走り回っているわけですね。最近日が暮れるのが早くなりましたね。それであちこちこう回っておりますと,特に山間部の方にまいりますと暗い所が多いわけですね。そしてライトの向こうに中学生,高校生と思われる子供たちが歩いて帰っていく姿をお見受けするわけです。ジャージ姿等であったりしますと部活で遅くなったのかなと,こうも思いながらですね走るわけでございますけれども,やっぱり議員仰せのとおり,なるべくその地域地域の隅々まで明るいこのまちづくりが当然にして,ご指摘のとおり,進んだ方がいいに決まっていることはもう強く念じているところでございます。


○18番(脇元 操君)


 なかなか財政難でございましょうけど,ひとつ子供の安全という意味合いでですねやっぱり今後も一生懸命取り組んでいただきまして,2番目の医療関係に入りたいと思います。先般この医師会医療センターのいわゆる「小児科医二人鹿大の方へ引き揚げ」という新聞等を見ましてですね非常に私ショックを受けております。あんだけですね周りの人が,周りの住民がですよ,若い親御さんたちがですよ,この幼児というものは,子供はこの夜方に熱を出したり,意外とそういう時間帯が多いわけですよ。そうすると個人病院に行くのもやっけだし,夜中なっせえですね。もう迷惑かかるというようなことなんですよ。急に引き揚げてしまえばどうなるかというふうに思うわけです。これはもう重大だと。その間いろんな手尽くし,いわゆる企業体で言うと事業努力ですかね,これはなされたもんですか。これは非常に切羽詰まった問題です。どう思いますか。


○市長(前田終止君)


 現在の医師不足の背景,これは議員もご承知かも知れませんけれども,全国的なものでございます。地域医療のこの現場では議員ご指摘のような現象がもう全国津々浦々で起きているのが事実でございます。そういう意味では私どものここまで含めて地域医療の現場というのはもう大きな危機感があるわけですね。その背景は,いろいろ関係の資料等を情報収集してみましたけれども,大学の医学部医局の影響力がですね低下をし,医局を窓口とした医師派遣の仕組みが壊れたことや2004年度にスタートをした新臨床研修制度などがあると指摘をされています。それで特に新研修制度では研修医がですね自由に研修先を選べるようになって,そして,また,若手医師の地方離れが加速してしまった。そして,また,さらに,民間病院志向による研修医の不在で医局自体の人員が不足をし,大学病院から地方の病院への医師派遣というものはもう全国的に打ち切られているケースが相次いでいると,こういう事情があるわけでございます。そういう中で日本中の過疎地を特に持つような離島医療,へき地などですね,こういう所はもう本当に医師確保へ自治体長はもう血眼になっているというのが全国的な事情であり,また,私どもの鹿児島県も同様の事情にあるわけでございます。よってですね,しからばどうしなきゃならないのかということになるわけでございますけれども,結局地元の鹿児島大学,ここと私どもはそれこそ県とも連携をさらに高めながらそれこそ医師の確保というものを短期的にも,中期的にも,長期的にもしっかり備えていかなきゃならないということでございます。そういう意味ではですねそれこそ今,県は鹿児島大学と十分な話し合いをなさりながら鹿児島大学にこの地域枠,これを設けて,そして将来的なこの医師の確保,そういうものを県のレベルでしっかりと行う努力をされております。そして,また,奨学金制度,推薦枠を設けて,そして地元の人材の出身者の医師を養成していきますよと。そしてそれに,それはもう試験はもう推薦枠ですよ。それでその奨学金制度を設けて,県内に残る医師,そういう者にしっかりとした就学支援をやりますと。そして本当にしっかり腰を据えてもらったら,一定のつまり条件を満たせばもう全額免除にしますよと,ここまでやらなけりゃもう医師がもう確保できない。そういう時代に突入していることを我々はお互いに認識をしながらですねこの病院経営に参画していかなきゃならんというふうに思っているわけでございます。ただ,今,私が申し上げたその背景とか,取り組みはまさに10年後に向かう期待であってですね,効果であって,今直ちにですねその医師不足解消にどうするんだと。これが今,私どもにとっても本当につらいとこなんです。ですから,私は今後やはりこの13万市のトップとしてですね常に医師確保,これはもう皆さん方のですね多くの情報を議会あるいは市民の方々いただきながら,常に不足している分野については,それこそ産婦人科からこの多くの順番にこう考えられるケースの医師確保をですねもう全国を巡ってでももう確保しなきゃならんともう強い決意をいたしております。そして医師会ともそれこそ本当にもう会うたびにいけんかならんなというお話をしながらきてるのが現状でございます。状況によっては皆さんと組んでどこまでも走るぞと,あるいは,また,状況によってはもう自らあちこちセースルして回ってですね医師確保に努めるような状況まで確保しなきゃならんかと思っているところでございます。


○18番(脇元 操君)


 本当にこの切羽詰まったものでございますが,せめてですね今の体制ですね,二次医療まではですねちゃんと確立してこのわが霧島市のですね中核病院として,やはり住民が本当に頼りにしておるわけでございます。その辺を考えますとですね,あの新聞等に出ていた記事を読まれた方は,若いお母さんたちは,特に市長も相当なパーセントで子供の育て資金を回すという相当な決意を持ってですね臨んでおられるわけですので,やはりこのわが霧島市のこのいわゆる中核病院としての考えの下にですね,やはり安心して暮らせる安全なまちづくりという観点からですねこれはもう非常にこの難問題を抱え込んでしまったというふうに考えているわけですよ。今,わが医療センターにおいてはやはりこの紹介型医療ということでございましょうが,例えば,急々にその医療センターで診てもらうということになった場合ですね,ああ,こら,こんな,おたくの病状は軽いですよと。個人病院のあそこに行きなさいとか言われるとやっぱりショックなんですね。だから,信頼して医療センターに来られているのに,そういうことがあれば,あっちゃならんことなんです。したがいまして,やっぱり医師会とですねこの医療センター,いわゆる今,医師会が主に取り仕切ってやっているわけでございますが,本当にこれを,先の同僚議員の質問でありますが,この指定管理者制度になったと,なってると。また,新たに4月1日からやり直したということでございましたが,これはもうそういうわけですかね。


○保健福祉部長(福盛安美君)


 ご指摘のとおり,医療センターについては委託事業ということで指定管理者制度を取り組むということでございまして,公共施設のですね。指定管理者として従来あれを医師会にお願いしていた関係で姶良郡医師会の方に直接指定という形で指定管理者制度の導入を5年間ということでお願いしたところでございます。これが4月1日からいたしております。


○18番(脇元 操君)


 私どもはですね会派によりまして大分市の中津市立病院に視察にまいりましていろいろと状況を勉強してまいっております。ここは地域完結型医療ということで,いわゆる一般で言う経営ですね,の体系をとっていらっしゃるということなんです。非常に充実した医師のメンバー等を見ますともう素晴らしいものがありました。したがいまして,小児科医8名体制でやっております,24時間体制。これは当地の医師会とですね非常に密に協議なされましてこういう形の病院にしたという説明なんです。やはり今後はですねそういうこの地域完結,完結型医療ということが本当にこれは重要かなあと,こう思うわけですが,その辺は部長どうなんですかね。


○保健福祉部長(福盛安美君)


 大分県の市立,直営で市立でされているということで中津病院の方は小児科医を8名体制でやっているというようなことのようでございますけども,確かにその中津の病院の方,その周辺がどういった医療の体制になるのか。そこあたり存じませんけども,例えば,市長も申しましたように,病院で小児科を経営する場合,やはり最低でも4〜5人はやっぱりですね必要だろうと。ということは,やっぱり勤務体制あるいはそういった夜間の体制,休日体制,そう考えますとやっぱり4〜5名のやっぱり医者は必要だろうというふうに思うわけですけれども,例えば,その病院の中に勤務された方もやはりそういった労働条件等が厳しくなりますとやはり自分でもうやった方がいいよというふうになってしまいます。現状は,今後の霧島市の現状はそういった状況にあるのではないかなと。もう病院で働くより,自分で診療所を開設してやった方がいいよと。もう,中にはその,この霧島市の中にはもう日曜日もやりますよと,月曜日休んで,日曜日診療しますという小児科医もございますよね。平日休んで,日曜日は診療,土,日診療しますという病院もございます。お医者さんの考え方ですので,そこらあたりいろいろあるでしょうけども,やはり病院を経営する以上やはり医師がやっぱり4〜5名,やはり医師の,お医者さんの方々のそういった体制をですね確立していくのも必要でございます。そういった意味でやはり,大分県の場合,この病院の場合はそういった状況にあるのかも知れませんけども,いわゆる一つの診療に特化するということもまた必要なのかも知れません。ただそういう意味でまだ具体的にこの中津病院について存じませんので,評価は分りませんけども,いろんな考え方があるなあというふうに思っております。


○18番(脇元 操君)


 願わくばですねこの二次医療の充実あるいは小児医療の充実ということをお願い申し上げましてですね,もう時間がまいりましたので,これで終わりたいと,終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で脇元操議員の一般質問を終わります。次に,22番久保史郎議員より3件通告がされております。したがって,久保議員の発言を許可いたします。


○22番(久保史郎君)


 本日は早朝より隼人町選出の議員が続いておりますから隼人町デーとでも申しましょうか。私はこの議会において先に通告しました3件について質問いたします。執行当局の明快なる答弁を初めに求めておきます。初めに,皇室においては41年ぶりに男子の皇位継承者が誕生されたことは誠にめでたく,国民の多くが喜んだ明るいニュースでありました。皇位後継者の誕生により,これまで国政の場でも論議されてきたり,また,小泉総理の私的諮問機関皇室典範に関する有識者会議の報告書も白紙となり,皇室典範の改正については今後国民のコンセンサスが得られるような検討が必要であるとのことであります。また,政府においては,自民党総裁選に3名が立候補して20日の投開票に向け選挙戦に入りましたが,小泉総理後だれが総理になろうとも世界の中の日本として信頼される国づくりに全力で取り組んでいただき,特に靖国参拝問題で信頼を失った隣国韓国や中国とは早い段階の関係修復に努めていただきたいと願うものであります。また,国内における事件・事故等のニュースでは,子供たちが関わる事件報道,事故報道が多く,国を挙げて少子化対策に取り組んでいる中での子供たちが犠牲になる事件等には残念な思いがいたします。特に福岡市で起きた市職員の飲酒運転による追突逃走事故では,追突された一家5人の乗る車が海に転落し,3人の幼児が死亡するという痛ましい事故がありました。この事故を受け福岡市では臨時庁議を開き,「飲酒運転をして逮捕された場合,免職という強い規定を設けたい。」と市長が発言し,「今後職員が飲酒運転した場合はすべて免職にするという厳罰方針を表明」と報道がされました。交通戦争との言葉のごとく,交通事故は,被害者の家庭の崩壊を招くのみならず,加害者自身の人生を狂わせ,飲酒運転の事故など取り返しのつかない事態になることを車を使う全員が強く認識すべきであります。前田市長におかれましても,市行政当局には1,400名を超える多くの職員がおり,このような飲酒運転事故など起こさないよう十分に指導対応を願うものであります。また,事故を起こさせないための厳しい規定の検討もしていただくことを願い,質問に入ります。初めに隼人町嘉例川簡易郵便局存続についてであります。現在嘉例川地区には185戸,400名弱の人が住んでいますが,金融機関は地区公民館内にある簡易郵便局が一つであり,地区民にとっては大変重要で必要な郵便局でありますが,来年度郵政民営化により地区公民館を出て新たな局の設置要望が市当局と国分郵便局よりあったそうであります。もとよりこの地区公民館は隼人町嘉例川出張所として取り扱いがなされ,以前は職員も常駐していたとのことでありますが,現在は郵便局と兼任で隼人町と委託契約で運営されてきた経緯があります。今回の市当局の話では地区公民館より別な場所でとの話でありますが,嘉例川地区における局としての重要性,また,別の場所への建設の採算性,これまでの経緯からも現在のままの存続を地区住民の全員が望んでいますので,市長に伺います。嘉例川の地区公民館内にある簡易郵便局は地区民にとって重要な役割を担っており,現在のまま存続すべきであると思いますが,市長の見解を伺います。次に,子育て支援策について伺います。05年度国政調査速報値はわが国が人口減少社会に突入したことを裏付けました。速報値によると05年10月1日現在の人口は1億2,775万8千人で,1年前より1万9千人減少が確定し,10月1日現在の人口が前年を下回ったのは戦後初めてで,「国立社会保健人口問題研究所はこれまで07年から人口の自然減が始まると予測していたが,それを上回る速さで人口が減少に転じた。」との報道がされています。また,少子化,人口減少による影響でまず予測されるのが労働人口の減少,特に若い労働力の減少と消費市場の縮小による経済成長の低迷,これに伴い外国人労働者の導入が大きな課題となり,新聞報道にもあるように,既に外国人労働者の雇用が検討され始めました。また,人口減少は全国一律に進行するわけでなく,人口減少が比較的穏やかな都市部では高齢化,核家族化が進む一方,地方では一層の高齢化と急激な人口減少と地域経済の衰退が避けて通れないと指摘されています。このような現状において子育ては地域にとって喫緊の課題であり,10年先,20年先の霧島市の発展を考えるとき子育て支援策は大切な課題でありますので,霧島市における子育て支援策について伺います。現在運営されている日当山児童クラブは来年度から1年生だけの受け入れを表明していますが,市教育行政として対応策を検討すべきと思いますので,見解を伺います。次に,交通弱者対策について伺います。1市6町が合併し10か月が過ぎましたが,合併前にそれぞれの旧市町では独自のバス運営補助事業が行われてきております。この議会における市長市政運営報告資料では,4月にいわさきグループが発表した赤字路線の廃止計画における経緯や取り組みは示されましたが,合併に伴いこれまで各市町ごとに運行されてきたバス事業の再編,運行計画はどのようになっているのかを伺います。以上で壇上からの1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 久保議員より3点につきましてご質問がありました。3点目につきましては私の方から答弁をいたします。2点目については教育長が答弁をいたします。1点目については隼人総合支所長に答弁をいたさせます。3点目のご質問は交通弱者対策についてでございました。合併に伴ってこれまで各市町ごとに運行されていたバス事業の再編,運行計画はどのようになっているのかというご質疑でございましたけれども,ふれあいバス,コミュニティバス事業については,現在国分,横川,牧園,霧島,隼人地区で運行をされておりまして運行形態に違いがございますが,目的としてはほぼ共通しておりまして市民の皆様の日常の交通手段及び児童・生徒の通学手段として利用をされております。なお,溝辺地区では高齢者にタクシーチケットの交付,福山地区では福祉バス,スクールバスを運行をし,引き続き市民の皆様の交通手段の利便性を図っているところでございます。合併協議会では「旧市町の制度を現行のとおり新市に引き継ぐものとすると。なお,合併後に広域的視点に立って市民の皆様の要望,意見等を十分に反映をさせ,より充実を図る。」となっております。これまで議会の場でもふれあいバス,コミュニティバス事業については平成18年から19年にかけて抜本的な見直し作業を行う旨を説明をしてまいりました。現時点での取り組み状況については,ご承知のとおり,4月に突如計画が示されたいわさきグループの路線バス廃止に対し,今議会初日に市政運営状況で報告をしましたとおり,県,関係市町,バス会社と協議・調整中でございまして,近く最終的な対応策を決定する運びでございますので,その後にふれあいバス,コミュニティバス事業について見直し作業を本格的に行うことといたしております。コミュニティバス等は現在旧市町の形態をそのまま引き継いでおりまして,運営方法,委託内容,利用料金など異なったものとなっておりまして,それらの調整をはじめ,路線の見直し,また,今回の路線バス廃止対策で存続させたバス路線についても併せて再度調整を行い,平成20年度から新たな形のコミュニティバスの運行を予定をいたしております。なお,見直しにつきましては,仮称でございますけれども,コミュニティバス検討委員会を設置をし,広く市民の皆様の声を反映できるよう対処いたしてまいる所存でございます。


○隼人総合支所長(川野茂樹君)


 1点目の嘉例川簡易郵便局存続についてお答えいたします。嘉例川簡易郵便局は,旧隼人町が郵政公社から委託を受け,地元の方に再委託をして運営をしてまいりました。来年10月1日に郵政公社が民営化されることに伴い,直接契約を結んでいないものへの委託はできなくなりますので,公社が現在の受託者を含め公募等により引受手を探すということになります。市としましては現在受託されている方に引き続き引き受けていただくことが最善と考え,直接契約をお願いしているところであります。なお,郵政公社も民営化によりサービスの低下を招かないようにとのことから存続の方向で努力されておりますので,市としましても存続できるように協力をしてまいります。


○教育長(古川次男君)


 子育て支援策についてのご質問にお答えをいたします。本来児童クラブは小学1年生から3年生等を対象に放課後,遊びを主とする健全育成活動を行う地域組織でございます。ご案内のとおり,文部科学省は厚生労働省とタイアップして新規事業として放課後子どもプランなるものを打ち出し,来年度の概算要求をいたしております。市教育委員会といたしましてもこのことを踏まえて,今後の国や県の動向を見極めながら,関係部署と連携し適切に対応していきたいと考えておるところでございます。


○22番(久保史郎君)


 それぞれ1回目のご答弁をいただきましたので,2回目以降の質問に入らせていただきます。まず順番に従いまして初めに嘉例川のこの簡易郵便局の存続問題についてお伺いをいたしますが,この嘉例川地区と類似するあるいは該当するようなこの地区郵便局がそのほかにも存続しているのかということについてまずお伺いをいたします。


○隼人総合支所長(川野茂樹君)


 現在確認をいたしておりますのは,姶良郡内に3箇所ほどは確認をいたしております。


○22番(久保史郎君)


 これは姶良郡内ということですけど,霧島市内にもほかにも存続しているんですか。


○隼人総合支所長(川野茂樹君)


 霧島市内には確認をいたしておりません。


○22番(久保史郎君)


 現在までの嘉例川郵便局がその存続してきたことに対してのですね費用はどの程度かかっておりますか。この点についてお伺いします。


○隼人総合支所長(川野茂樹君)


 郵便局の費用としてはですが,同じく行政事務を委託いたしておりますから,それに対しての費用が月額7万5千円ほどかかっております。


○22番(久保史郎君)


 ただいまその姶良郡内には3箇所ほど存続するということでございましたけれども,その他の所の費用はどの程度かかっておりますか。


○隼人総合支所長(川野茂樹君)


 他の所の費用はこちらの方では調べておりませんので,状況は分かりません。


○22番(久保史郎君)


 費用は分からないということでございますけれども,その他の所はどことどこなのかをちょっとお示し願いたいと思います。


○隼人総合支所長(川野茂樹君)


 湧水町の轟簡易郵便局と姶良町の木津志簡易郵便局,それと堂山簡易郵便局の3局でございます。


○22番(久保史郎君)


 この3箇所の,嘉例川地域を除くですねこの3箇所の存続問題はどのようになっておるか。当局は調べられましたか。


○隼人総合支所長(川野茂樹君)


 まず湧水町ですけれども,これはまだ確定したものではないと思いますけれども,町が受けておりますけれども,郵政民営化後は契約を解除して現在の方にですねその事務は受託者としてなっていただきたいというようなことのようでございます。姶良町の2箇所につきましては町の方が直接運営を,民営化後は直接運営していくというような状況で聞いておりますけれども,これもまだ確定ではないということでございます。


○22番(久保史郎君)


 3箇所ともですねその,この嘉例川を除く所はまだ確定ではないと,今検討段階であるということなのに,どうしてその嘉例川だけがもう今回あの施設を出てですね,そういうことを説明に行かれたんですか。


○隼人総合支所長(川野茂樹君)


 郵政,郵便局の方からですね来年の10月以降は,委託を受けたやつを再委託,現在個人の方へまた再委託をしておりますけれども,それができなくなると。そして直接市が運営はできるわけですけれども,それよりも,やはり今受託をされている方に早い段階でですねこういう形で引き受けていただきたいというのがありましてお願いいたしております。まだ確定ではないんですけれども,郵便局の方もなるべく早くしていただきたいということがございましてですねご相談を申し上げたところでございます。


○22番(久保史郎君)


 今説明のあったところは,その今答弁を聞いておりますと郵便局そのものは存続させるという方向で動いているということなんですね。それで確認してよろしいですか。


○隼人総合支所長(川野茂樹君)


 そのとおりでございます。嘉例川につきましてもですね存続をするということを前提でですね話を進めているところでございます。


○22番(久保史郎君)


 その話のですね双方の話を聞いてみますとかみ合わないわけですよね。ですから,話の持って行き方がちょっとまずかったといいましょうか,そういう関係があったんじゃないんですか。あるいはそのお互いの意思疎通がなされなかったと。その点についてはどのように思っていらっしゃいますか。


○隼人総合支所長(川野茂樹君)


 確かにですねこちらの説明と,それから説明を受けられた方それぞれ行き違いがあったのかなという気がいたしております。また,そこらについてはですねもう1回ですね十分状況の説明等もお願いをしなければならないのかなという気がいたしております。


○22番(久保史郎君)


 この嘉例川の簡易郵便局につきましてはですね,市長にも聞いとっていただきたいんですけども,当初冒頭説明でありましたようにですね,隼人町の嘉例川出張所という形でずうっとやってきた経緯があるわけですよね。それでもう職員を引き揚げる時にその業務委託と併せてこの先ほど言った7万5千円という形の中でですね郵便局業務と一緒にその現在していらっしゃる方にお願いしてきた経緯があるわけですよ。ですから,今,支所長が言われるようにですね,10月1日に郵便局が民営化なりますよと。はい,これまでよというようなところは,やっぱり人間の感情としてですね行政もそのような対応をしてはいけないんじゃないかと私は思うんです。今先ほど姶良,その姶良町のですね木津志と堂山ですね,この簡易郵便局,行ってきました,私。予算もですねこちらの方はですね438万1千円ついているんです,17年度決算のこれ書類ですけれども,2箇所で。ですから,やっぱりそれから見るとですね費用的な面も非常にこう安くでですね今まで見てきていただいた経緯というものがあるわけですよ。ですから,そこら辺はやっぱり住民感情をよくこう理解していただいてですねそういう意見の食い違い等ないように,あるいは,また,これまでの経緯を見るとですね,行政も積極的にですねどうやってこの地域の皆さん方に一つしかないこの簡易郵便局を残してあげようかという強いやっぱり思いのところからのですね対応でないといけないと思いますけれども,支所長はその件についてどのように思いますか。


○隼人総合支所長(川野茂樹君)


 おっしゃるとおりなんですが,残していくということを前提でですね今も協議をいたしておりますから,また,行き違いがあった部分等についてはですねどうしても説明をしていきたいと。ただですね市がするとなるといろんな問題が出てまいります,直接やるとですね。雇用の問題やら出てきます。ですから,できるだけ今の引き受けをされている方がですねやっていただくのが一番ということでございます。まずその件を詰めてですね,あとその場所等のことについてはですね今後まだちょっと協議をさしていただければですねいいのかなと思っております。


○22番(久保史郎君)


 市長にお伺いをいたします。市長も何回かですねあの嘉例川地域には来ていろんなイベントごとにですね顔出してくださっております。それでこの先般,地区公民館長さん,それから名誉駅長さんの方がですね署名を添えて市長の下に陳情を出されたと思うんですけど,この思いをどのように受けていらっしゃるのか。お気持ちをお伺いしておきます。


○市長(前田終止君)


 嘉例川における簡易郵便局の存続の問題について,過疎化,高齢化,こういうものが厳しい中でですねこの隼人の出張所が廃止されて,この支所の言わば動きが地域のそれこそ連携をとってきたことなど考えますと,署名を皆さん方も全員でなさったというふうにお聞きをいたしました。特に100年の駅舎ということでですね嘉例川地域全体として大きなこの地域を輝かそうという取り組みの中でこのような動きということはちょっと残念だなという気もいたしまして,是非ともこれはどうにか,あのお二方の背景等をしっかり説明も聞きですね,ならないか。強く感じたところでございました。


○22番(久保史郎君)


 このですね嘉例川地域はですねまだこの姶良町のですねその堂山や木津志に比べたらですね世帯もはるかに多いんですよ。もう堂山などはですね世帯がですね,木津志が85戸,その地域にあるのは85戸しかありません。それから,堂山の方が約100軒ほどのですね地域住民なんです。それでもですねもう既にその姶良町の行政当局からはですねちゃんと打診が行っているんですね,その前に,民営化になった時にですね後も引き受けていただけますかという打診が行ってるんですよ。そして後私で良ければ引き受けますと返事をしましたという所までやっぱり対応をしていらっしゃるわけですね。ですから,やっぱりいきなり行ってですね,はい,10月1日で終わりですよというような形には私はいかないと思います。それで再度市長にお伺いをいたしますけれども,実質的にですね今,嘉例川地区の,もう全住民と言ってよろしいでしょう,これだけの署名が出てるということはですね。これだけの皆さん方がこの地区公民館にですねあるというのを非常に感謝していらっしゃるわけです。私も行財政改革調査特別委員会の一人ですからですね財政的なものはよく分かってます。実質的にですね分かっている中でもやっぱりその地域においては残すべきものはですね残さなければいけないと思ってるんです。だから,地区公民館のですねそういう建物の趣旨本来,これは地域住民のためのですね建物であるはずなんですよ。10月1日に郵政民営化になりましたって郵便事業が次の日からですね内容が全部変わるわけじゃないわけですので,今まで公共的なですねそういう事業をやってきているわけですから,ですから,やっぱり市長がですねきちっとしたやっぱりそういう地域住民に一番いい方向性ができるまではですねそういう体制でいきなさいよというような思いがあれば,私はそうできると思うんです。そのほかにも何十箇所あると言えば問題がありますけれども,あの地域の人たちのことを考えたときにですね,もちろん10月1日までの間にですねもっといい方法がありですね,こういう方向で後の地域の皆さん方に感謝されたというような思いのとり方ができれば一番いいんですけど,市長はその点についてはどのように思っていらっしゃいますか,その取り組み方について。


○市長(前田終止君)


 これはですね本当にスムーズに,そしてお互いが温かいこの気持ちを通じ合って現実的な対応をですねしっかりやらないかんと思いますよ。ですから,一応支所長の方の説明にもありましたけども,強くやはりこの存続させる方向で,そして,また,向き合ってお互いがですね行政と地域の方々と温かいものを感じながら率直に話せば必ずいい方向に答えが出てくるんじゃないかと私は期待をいたしております。


○22番(久保史郎君)


 市長がそう言ってくださいましたので,是非ともそういう形のですね取り組みでですねやっていただきたいと思います。やっぱり地域の住民の皆さん方にですね感謝されるようなやっぱり市政運営のですね,小さい所であればあるだけやっぱり大切にするという思いはもう市長一緒だと思いますのでですね,そういう取り組みをしていただきたいと思います。それでは,次にですね子育て支援の件についてですねお伺いをいたします。今答弁の中ではですね「今後その放課後子どもプラン等が打ち出されているから,県の動向をですね見ながら対応をしていく。」ということでございますけれども,その実質的に問題が起きていなければですねこれでいいんです。でも,もう来年度からですねこの日当山児童クラブは小学校2年生からは預かりませんよと。新年度で入ってくる1年生しか預からないということを明確に打ち出しているんですね。であれば,教育委員会としてですね県の動静がどうのこうの,国の動静がどうのこうのじゃないと思いますけれども,学校も新しくなりますしですね,今,隼人町の中でもあそこは特にもう一番になるような児童数を抱えているわけですけれども,再度この点は明確に検討すべきじゃないかと思いますけれども,いかがですか。


○教育長(古川次男君)


 お答えをいたします。そういう情報をいただきましてすぐに調査をしましたが,議員おっしゃるとおりでございました。したがいまして,日当山小学校長とも話をし,それから保育園の園長さんにも問いましたら,そのとおりだということで,保護者の動きはどうかという調査もしましたが,学校には今のところ何にも言ってきてないと。ところが,昨日でしたか,一人か,二人,あっちの妙見地区の保護者が何とか学校でできないかというような一人か,二人かあったということで,あとはもう全然音沙汰なしということと,それから,保育園になぜ1年生だけですかというような苦情も来ていないと,こういうことでございます。しかし,やはりこれ調べてみますと,1年生が現在14名,2年生が17名,これが2年生,3年生になりますから,来年度は。今,1年生が14名,2年生が17名,この人たちは今まで預かってもらっとったわけですね。それが来年はもう1年生だけ,新入生だけということになりますので,これを考えなくてはいけないと考えておりますが,実は去年ですね学校の施設で児童クラブを置いた所が1箇所あるんですけど,これが中津川小学校です。これ校長が学校を開放しますという決断をしてくれたので,ああ,良かったというわけですぐに校長を連れて福祉部長の所に相談に行きまして,私も行って,よくノウハウは分かりませんので,ほとんどこれ今のところはこの児童クラブは教育委員会全く知らされておりません。中身は一切福祉関係ですから,いろいろやり方などしますとですね,ちょっと遅かったもんだから県の補助はないわけです。市が単独で補助をしてもらっておりますが,したがって,ちょっと補助も少ない。ところが,今はまだ国の予算が通るか,通らないかの前提ですから,早い時期ですから,もし来年度この文科省の子育てプランが成立しなくてもですね,次回で通らなくても,国会通らなくても,今現行の法で学校を提供すればできますので,そうすると早目に動き出せば来年度は県の方の補助もいただけるんじゃないか。今,中津川の方は県の補助はいただけなかったんです,前もって,ちょっと申請が遅れたというわけですね。そういうことでもう動き出そうと考えているところでございます。


○22番(久保史郎君)


 非常にですねいい答弁いただきましてですね,是非とも私はですねそれはしていただきたいと思うんですよ。このトータルプランの中で,もう別に霧島市だけじゃなくてですね,もう各地域によっては学校をですね開放してですね夕方まで子供たちをですね預かっていただくと。これはもう小学校3年生までに限らずですね6年生まで預かってやってる所ももう出てきているわけですから,ですから,この霧島市がですねやっぱり先駆けてですね子育て支援はやっていくと。安心してお父さん,お母さんに働いていただくと,夕方まではですね。だから,もう,今,教育長が先にその答弁していただくと,あと質問がですねちょっとこうしにくくなるんですけれども,今この廃止したですねそのいきさつのあれが,今回1年生しか受け入れないという文書がここにあるんですよ。それで市当局にも,県にも働きかけをしたけれども,何にも対応してくれなかったからですね,だから,このようにしましたという文章になっております,これを見ますと。というのは,枠が25名しかなかったと,日当山児童クラブですね。しかし,実質は四十何名受け入れておりますと。別な部屋まで使ってやってきたけれども,もうこれ以上は対応できませんと。これは旧隼人町においてもですね,あそこ幼稚園と保育園経営しておりますので,そこを出た子供しか受け入れてもらえないという保護者からのですね苦情が以前からあったんですよ。しかし,実際はそういう意味じゃなくて,もう受け入れる枠がないんですね。これはもう旧隼人町の福祉課においてもですねそこら辺の事情も聞かれた経緯がございます。ですから,今,教育長が言われました少子化トータルプランの中でですね放課後児童の受け皿対策についても,ともに小学校を対象とした放課後児童クラブと地域子ども教室を一体化して小学校6年生まで預かるというような今検討がされてるわけですよ,実質的にですね。それでこの少子化対策の中でですね一番の課題というのは,実はこの日当山放課後児童クラブのほかに受入枠が小さいから,もう一つ造っていただきたいというですね要望がずうっとあったんです,これはもう何年も。しかし,あの日当山小学校の周りはですね空き家がないんです,実質的に。私もずうっと探しました。だから,現在までその新しくですねできてこなかったというですねもう経緯もありますので,今回小学校がですねこういう開設される機会ですので,是非とも教育長にはですねこの放課後の教室を使わせていただくようにですね,これはもうできたら霧島全市内ですね必要な所の特に大規模校等はですねそういう体制を持っていただけたから非常に市民が喜ぶんじゃないかと思います。それで今,市長はですねその団塊の世代,700万人から800万人のですね人をできるだけこの霧島市にも呼び込もうとしていらっしゃいます。また,そういう対応の課もつくっていらっしゃいます,説明は常時あるようにですね。しかし,一方ではですね日当山小学校区においては,結局子供を預ける所がないから,霧島市内より出ていってる保護者がいるというのも事実なんです。というのは働けないから,お母さんが仕事を辞めるか,あるいは自分の親元に帰って,そこから自分だけが仕事に来るかというですね対応を迫られているそういう親御さんがいるというのが事実ですので,ですから,やっぱりこれは両方ですね,そういうこの団塊の世代も来てもらう。特に霧島市内にいる若い人たちは大切に育てていってこの地域のですね力になっていただこうというためにはですね,もう既に例の中ではですね子供が増えている所はですね大抵両方とも働いているという実績が出てるんです。それは一面から言うとそれだけ教育費,あるいは子供が一人あるいは二人増えることによってそれだけお金がかかるというですね中で少子化が今進んでいるわけですので,ですから,今,教育長もそのように答弁してくださいましたので,是非これはですね執念を持って,はい,やっていただきたいと思います。ひとつ答弁ございましたら,お願いいたします。


○教育長(古川次男君)


 今お説のとおり,そういう方向で一生懸命やりたいと思っておりますが,まず学校長を十分説得しましてそういう方向でですね,やっぱり学校も管理者は校長でございますので,私の命令で一斉にこうしろと言うわけにもいきませんので,そういう共通認識を持ちましてですねそういうような方向で動くように努力をいたしたいと思います。ただし,来年度以降はですね,文科省と厚労省がタイアップして法案を出しておりますので,これはもう義務化される。こういうことになります。もし最近またそれが通らなくてもですね,去年の中津川小学校みたいな方策で日当山小の場合は考えていきたいと思いますし,ほかの校長たちにも説得をしてそういうような受け入れ態勢を整えることができるようにいたしたいと思います。


○22番(久保史郎君)


 市長の方にもですね,先般の,これは私どもの新聞ですけれどもですね,「子供はむらづくり」ということで載っておりました。市長見られたかどうか知りませんけれどもですね,長野県の下条村という所がですね,これテレビ報道もされたんです。少子化対策でですね非常に成果を上げていらっしゃいます。それはどのような対応策でですねやってるかと言いますと,1993年から97年で1.80だった出生率は,98年から2002年で1.97に上昇し,村の試算で03年から05年は2.12に達したと。ただ通常で,先般どなたでしたかね,答弁の中で2.08ぐらいがあればですねその増えていくんだという確かありましたけれども,実質的には今の人口を減らさないためには2.1要ると。それからもうその村の施策としてです,施策としてですね若者夫婦の定住を狙ったマシンョン風の村営集合住宅建設と中学3年生までの医療費無料化,2LDKに2台分の駐車場付きで月3万6千円の家賃は周辺相場の約半分という格安さと。9年前から毎年ほぼ1棟,12戸から16戸ずつを建設し,今春9棟目の入居を終えたが,応募倍率は40倍を超えたという,そこに入居を申し込む人がですね。ですから,本当にですね行政がきめ細かく,あるいはそういう子育てをする人たちが何があれば一番望んでいるのかということをですねやはり行政の方はですねよく把握する必要があると思いますよ。それでないとですね,いろんな施策を打ち出してもですね,実質的にそれを望んでいないのであればそういう少子化は解消できないわけですから。そしてここの住宅に入るにはですね条件があります。村営住宅の入居条件は消防団への加入と,若い人たちですから,そういうのが義務付けられているんです。今ですねそれぞれの市町村において市営住宅あるいは町営住宅でも,市ですから市営住宅の入居状況,保証人が二人,それからその収入ですね,所得,結局家賃収入をですねいかにしてピシッと取れるかというような体制ですよ,これは。しかし,こちらではですねその入居条件がそういう,もちろんそういうのは一部あるかも分かりませんけれども,そうやって地域にですね貢献するというのを,地域活動への積極参加に大きな比重が置かれていると。だから,駐車場では毎夕井戸端会議が行われると。それはそうです。みんな子育ての人たちが入っているわけですから,その中にですね。その中でそのように,それで村長がですね丁寧にむらづくりを進めることが住民の絆づくりとなり,それが子づくりにつながるという締めくくりの話になっております。今回,そこだけじゃなくてですね,静岡県の長泉町やら東京の江戸川区やらそれぞれいろいろ載っているんですよ。あるいはある地域によっては保育料は3人目以降は無料と。あるいは病後時のデイケア制度もバックアップ対策きちっとされているというような所はやっぱり人口が増えてるわけですよ。ですから,市長におかれましてもですねやっぱり自主的に今回子育てのための会議が行われましたよね。昨日同僚議員がですね,福永助役ですか,ちょっといらっしゃいませんけれども,福永助役を中心に11名の委員の方がですね,これ新聞に載っておりますけれども,なられて検討して,昨日の説明では4回ほど審議をされて,市長の方に提案をされて,そして市長もこの中でですね「19年度にそれを生かしていきたいと,いい政策があれば。」,そのように言っていらっしゃいます。この審議委員のメンバーはどのような方が,一人は載ってます。会長は志學館大学の先生ですよね。そのほかがどのような方が入っているのかをちょっとお示し願いたいと思います。


○保健福祉部長(福盛安美君)


 先般9月7日に霧島市少子化対策専門会議をまず第1回目の立ち上げを行ったところでございます。そのメンバーとして11人ございますが,大学教授の方がお二人,男の方と女の方ですね,それから企業等という形でお二人,男性の方と女性の方をお願いしております。それから児童福祉施設の方から一人,それから保護者ということで,主婦の方ですが,お二人,それから民生委員・児童委員の児童委員の主任児童委員をされている方がお二人と,それと行政関係で私と助役が入っております。


○22番(久保史郎君)


 せっかく福盛部長が今答弁してくださいましたんでですね,お伺いをしたいと思うんですけれども,昨日の同僚議員の質問の中でですね,子育て政策は,アンケートを取ったところ,94%がですね「国の事業だ。」という答弁をされたんですけれども,ご自身もそう思っていらっしゃいますか。


○保健福祉部長(福盛安美君)


 あれは一例を示しただけでございます。当然国,県,市町村,すべてがですね一致してあたるべきだというふうには考えております。


○22番(久保史郎君)


 部長,そうだと思うんですけど,やっぱりですねこの13万人を擁する霧島市のですね福祉関係に関してはもう部長がやっぱり全責任を持っていらっしゃるわけですから,国からの打ち出しがないとですね,少子化対策はあった分だけやるというようなやっぱり考えではいけないんじゃないかと思うんですよ。市長の片腕としてですねどのように自分がやれば本当にそれは13万市民のためのサービスになるのかと,新しいまちづくりができるのかという,もちろん立っていらっしゃると思いますけどね,そういう観点にですね。そしてその打ち出した事業はですね市長からもやっぱり認められて,そこに予算もつくという思い,市長の先ほど,いろんな所でですねいろんなアイデアがあれば出してくださいと先般も話をされたわけですから,やっぱりそういうトップに立つ方がですねいつでも閃きを持っていただくようなですねそういう子育ての対策をですね是非ともやっていただきたいと思います。昨日の答弁の中でその点がちょっと私引っかかりましたので,今ちょっとお伺いしただけでございますのでですね,かねてから取り組んでいただいていることには感謝をいたしております。あと,次にですねこのバスのですねコミュニティバス,「それぞれある。」ということで答弁いただいているんですけれどもですね,既に合併してから10か月が過ぎたわけですよ。それで答弁の中でも4月にですね特にそういういわさきのですねバスの廃止問題が出てきて,そういうところは分かるんです。この今,霧島市がこのバス事業に出している総計は,金額は幾らになっておりますか。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 先ほど市長の答弁にありましたとおり,コミュニティバスについては旧市町の体系を現在そのまま引き継いでおります。平成17年度の実績で申しますと総費用が5,948万円です。そしてコミュニティバスに伴う収入が713万4千円,差し引き5,234万6千円が市の一般財源で委託料なり,補助金で支給いたしております。


○22番(久保史郎君)


 路線にして何路線になってますか。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 現在路線数につきましては33路線を抱えております。


○22番(久保史郎君)


 せっかくですね33路線もあるわけですので,もう合併して10か月経ったわけですからですね,早急に私はこの路線のですね検討をしていただいて,やっぱり今までどおりその旧のですね,例えば,隼人町は隼人町,牧園は牧園だけという決められた所だけにこれだけの費用をかけて使うのはもったいないと思うんですよ。もう1市6町の枠組みの中で早急にこの,いわさきがどうであろうとですね,市がこの助成している路線だけは確定して,例えば,このこちらからこちらまで,今までは隼人町から出てなかった分は,牧園まで来た方がその効率がいいとかですね,そういう路線組めると思うんです,検討されたら。ですから,これは早急にそういう路線計画はですねその,市長の出されたこのあれではですねそのいわさきバスのそういう路線が決まってからというようなですね対応じゃなくて,これはあくまでも市がですね助成してですねそれぞれのバス事業をやってるわけですので,やっぱり組んだ方が画期的じゃないかと思いますけれども,いかがですか。


○企画部長(藤田 満君)


 最初に答弁したことにつきましては,合併の協議に基づいてそのようなスケジュールで進めてまいるということにいたしております。合併いたしまして,今報告いたしましたとおり,33という多くの路線も入っておりますし,それから中においてはこのバスを運行されていない旧市町,別な方向で運行された所もあります。それから特に視点として設けなきゃならないのは,やはり旧市町の中でほとんどが運行されておりました。これをやはり新市としてもう少し効率的な視点に立ってどのような運行をすべきかということも新たに入れなけりゃなりません。旧牧園町におきましてはいわゆる医療センターの方までその運行を延ばしておったという経緯もございます。いろいろな方法といいますか,考え方でこのバスの運行系統については調整していかなきゃいけないというふうに思っております。したがいまして,この期間,時間というのが長いのか,短いのか,19年度までがですね。かなり大きな作業になると思っております,調整がですね。そういうことで取り組んでまいりたいと思っております。ただ部分的なものについてできるものについてはですね取り組みをしてまいりたいと思いますが,ただ大きな見直しになりますと,予算とか,あるいは車の確保でありますとか,いろいろな調整も必要になってまいります。そういうことで今のところ私どもとしてはそのような視点を入れながら,ましてまたそのいわさきの問題もクリアしながらですね取り組みをしてまいりたいというのが現在の考え方でございます。


○22番(久保史郎君)


 今その企画部長の方から話があったんですけれども,実質的にはですね,せっかくその33路線もあるのであればですね,例えば,横川の方から医療センターまで来る。医療センターまで来たついでに霧島市役所まで来るというような検討はそれぞれ路線でですね,地域住民がどの路線をどのようにすれば一番便利がいいかというのは,これは検討できると思うんですよ,実質そうなるかどうかは別として。だから,やってみたら足らなかったから,また路線を増やすというんじゃなくて,今あるこの路線をですねいかにして価値的に使うかというところを私は検討をしていただきたいということで質問したわけですけれども,いかがですか。


○企画部長(藤田 満君)


 現実的な部分を見てみますと,運行をされているのが毎日運行されているということでもございません。いろいろ地域によって違いもあります。そして1日の便数も大体2往復程度が一つの基準になっております。そういうことで少ない今確保しているバスの中で可能な限り運行をしております。そこに距離を延長してとかいうふうになりますと,少しその分についての対応は今の状況では厳しいと言わざるを得ないというふうに思っております。そういう意味でもう少し大きな視点で考えていくことになりますと,抜本的といいますか,現行の状況を少し切り替える形で今後視点を,視点をそういう形で切り替えながら取り組みをしていかないといけないということで,やはり少し時間を必要とするというようなことで18,19ということでの検討期間ということにされているというふうに理解をいたしているところでございます。


○22番(久保史郎君)


 以上ですべて終了いたします。


○議長(西村新一郎君)


 以上で久保議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩をいたします。再開は1時といたします。


               「休憩  午前11時54分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時00分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き一般質問を続けます。次に,10番徳田芳郎議員より4件通告がされております。したがって,徳田芳郎議員の発言を許可いたします。


○10番(徳田芳郎君)


 先に通告しました一般質問について質問をさしていただきたいと思います。初めに,戦後61年を過ぎ,北朝鮮のミサイル発射問題で,それを機に戦争について新たな異論があったことに非常に危険を感じているのは私だけでしょうか。先の戦争で世界で唯一被爆国となった日本,そして多くの国民の犠牲を出したこと。中国,朝鮮半島,東南アジアの多くの国々に多大な迷惑をかけ,犠牲者も出していることについてどのように政府として反省させられているのか私は不安でなりません。私は昭和34年に隼人町役場に入職しました。職場の先輩で戦争経験者で中国,朝鮮半島に行っておられた方々からその国々で戦争という名の下でその方々がされたことを話をする機会が何度かありました。戦争は,大砲や鉄砲で人を殺すだけでなく,人には言えないようなことを平気で行われてきたことに対して私は怒りさえ覚えている現状であります。小泉総理が靖国参拝問題で「哀悼の意を表す。」ということで言われておりますけれども,中国や朝鮮半島の方々は,日本軍からいろいろなことをされたことを思うと,軽々しく哀悼の意ということだけで,その国々の方々が思われることについては,私も非常にそういったことでは残念なことであるというふうに思っています。多くの国民の犠牲,多くの東南アジア,中国,朝鮮半島の国々の方に多大な犠牲や迷惑をかけてきた。そうした反省に立ち,二度と戦争はしない。起こさない。それと戦争するアメリカと平和憲法を持つ日本とは価値観が違うのではないでしょうか。そういったことを指摘し,憲法9条はどうしても改正させてならないということを議会の場で話をしたい,していきたい。そして一人でも多くの方々がそういったことを理解してほしいものだというふうに思っております。さて,この議会において補正予算で10億近い額が追加をされ,一般会計予算が544億という大きな予算になりました。市長は議会の行財政改革調査特別委員会で 「本市は市税等の自主財源率が低い。自主財源の大幅な増加が期待できない。毎年継続的に支出される経常的な経費や道路整備などの投資的な経費等を縮減していかなければならない。」と言われました。また,「行財政計画では財政健全化は一刻の猶予もできない状態であります。」とも言われました。しかしながら,行財政改革では財政健全化の位置付けが7番目ということでありました。霧島市の2006年度の544億という予算規模が果たして霧島市の身の丈に合った規模か。議会のたびに膨らむ予算はどうかということを考えるときに非常に私は危惧もしているところであります。4年後からは赤字が予想されるということは,私はそのことに関しては非常に危機感を感じております。皆様はどうでしょうか。心配です。今まで行革等の中で総合支所,人員削減,予算規模などの議論がされましたが,合併する前までにどこで,だれが,どうして決めたのか。そのことが問われていないのではないかというふうに私は感じております。行政,議会,各種団体,住民代表が参加して決めたことが,1年も経たずに大幅な変更をされようとするならば,状況は変わったにしても,いやしくも住民代表が参画されて合併後はこういう方向になるということを,行政サービスはこういうふうにやりますということで決めたんであれば,どんな状況変化があったにせよ,住民にも一緒に参加してもらって,その中で議論を闘わせながらやっていかなければいけないのではないでしょうか。都合のいい時だけに市民総意論にはならないのではないかということを指摘をしておきたい。それでは,質問事項に沿って順次質問をさしていただきます。市の関連外郭団体との関係についてでございます。市と市の外郭団体との関係(連携・指導)はどのようになっているのか。社会福祉協議会・シルバー人材センター・しみん学習支援公社・土地開発公社・観光協会・環境保全協会,それぞれについてどういう形で連携をされているのか伺うものであります。外郭団体には出資金等が市からも出ております。そういった立場での市の関わり方があるのではないかと思いますが,どうでしょうか。3番目にシルバー人材センターのワークプラザの建設についてはどのような計画になっているのか。お伺いします。2番目に指定管理者制度の運用についてでございますが,今,民間企業をはじめ,多くの所で非正規労働者と言われる労働者が企業で働く数が30%を超えるというふうに言われております。そのことで様々な問題が現在は指摘されているのも出てきているところであります。2006年度労働白書でもこの非正規労働者について触れられております。この問題については市はどのように考えておられるか。お伺いします。2番目に,市が発注する事務事業で指定管理者制度導入をされているわけですけども,そういったことに伴う低賃金労働者が雇用されることに対して,受注した企業等が企業で働く労働者に低賃金で雇用することがこれから予想されますが,そういった方々の労働者の生活設計,社会保障,年金財政など様々な問題が今後指摘されております。そういったことでこの2006年度の労働白書の中では厚生労働省は指摘をせざるを得なかったというふうに考えております。そういったことについてどう考えておられるかお伺いします。3番目に職員の賃金についてでございますが,旧自治体間で中途採用者の初任給の格付け,昇給昇格基準の違いなどで比較してみると賃金格差があると思われる問題は早急に是正すべきではないかお伺いします。市長の行財政改革方針について,私はまず事務事業の見直し,そういったものを先行し,まだまだ無駄を省くことがいろいろとあると思われます。そのことを早急に実施し,職員の削減等については今は実施すべきではないと思うが,どうでしょうか。最後に効率的な事務執行や組織体制の見直しは,計画はどのようになっているのか。お伺いして1回目の質問を終わらせていただきます。


○市長(前田終止君)


 徳田議員から4点につきまして質問がございました。1点目,その1,2については私の方から答弁いたします。そのほかにつきましては関係部長などにそれぞれ答弁をいたさせます。1点目の市の関連外郭団体との関係について,その1,市と市の外郭団体との関係はどのようになっているのか問う。社会福祉協議会・シルバー人材センター・しみん学習支援公社・土地開発公社・観光協会・環境保全協会,それぞれについて連携などどうなっているのか。2番目に市は外郭団体に出資金,補助金を出されているが,その立場で市は指導することができると思うが,どうか。市の関連外郭団体との関係についての1点目についてお答えをいたします。市と社会福祉協議会の連携につきましては,運営補助,事業補助及び委託など事業の連携や評議員会への参画などにより事業計画,事業執行及び運用等について意見,情報交換に努め,協力して地域福祉の向上にあたっております。次に,シルバー人材センターと市の関わりについては,高年齢者等の雇用の安定等に関する法律第5条及び第40条の規定に「市は,必要な援助等や就業の機会を提供する団体を育成をし,必要な措置を講ずるよう努めるもの」と定められているところであります。また,指導につきましては,センターは事業の運営においては独立した団体として独自の活動を行うものであり,国や市からの補助金を受け入れる団体であることから,健全な運営のために高年齢者等の雇用の安定等に関する法律第43条の2の規定により県知事が指導監督するよう明記されているところであります。次に,財団法人しみん学習支援公社につきましては,現在役員12名のうち理事長に南助役,副理事長に福永助役が就任いたしており,監事2名につきましても本市職員という構成になっております。また,公社の運営に関する基本的事項について理事長の諮問に応じます評議員会の評議員につきましても14名のうち4名が本市職員という構成になっており,予算,決算の審議はもとより,公社運営に係る基本的事項の決定などにつきまして本市と緊密な連携が図られております。また,霧島市土地開発公社につきましては,現在役員16名のうち理事長に福永助役,理事に私と南助役をはじめ,7名の本市職員が就任いたしており,予算,決算の審議はもとより,公社運営に係る基本的事項の決定などにつきまして本市と緊密な連携が図られております。また,実際に業務の管理運営を行います事務局におきましても事務局職員8名のうち3名の職員が本市から出向となっており,実務面におきましても本市と十分な連携が図れる体制となっております。次に,観光協会,旧牧園町,旧霧島町,旧国分市,そして旧隼人町にございますけれども,平成19年4月を目途に霧島市観光協会としての一本化を目指して現在会長会,事務局長会を開催をし,市と一体となって協議を進めているところでございます。合併に至るまでは協会費の設定や事務局の設置など多くの課題はありますが,関係者の努力によって一本化が図られるものと考えております。また,環境保全協会については,環境保全協会,いわゆる衛生自治団体が7団体あり,合併前の旧市町ごとに組織されていたものが現在もそのまま継続されております。衛生自治団体は本市の外郭団体ではありませんが,環境衛生思想の普及啓発や生活環境の改善向上などに関する活動を組織的に推進をし,住民の福祉増進に寄与することを目的に設置された住民主体の団体であり,各総合支所に事務局を置き,本市環境衛生行政と密接に連携をしながら団体の運営がなされているところであります。次に,市の関連外郭団体との関係についての2点目についてお答えします。社会福祉協議会や観光協会など各種団体に関する指導等につきましては,その団体に補助金などを支出している場合は,地方自治法第221条第2項の規定により,予算の執行の適正を期するため,その状況を調査をし又は報告などを求めることができます。また,この補助金の支出に関しては法的根拠によるものや政策的な考えに基づいて支出をしています。今後政策を担当する部署の充実を図りながら適正な補助金の在り方や指導などを行ってまいりたいと考えております。


○保健福祉部長(福盛安美君)


 1点目の市の関連外郭団体との関係についての3点目についてお答えします。ワークプラザは,シルバー人材センターの会員の方々の活動拠点として作業,研修,会議等の用に供する施設でございます。また,このワークプラザは,市が設置した場合,一定の支給要件の下で国からの奨励金がございます。この支給要件は,面積が40?以上の施設とし,利用日数が年間240日以上見込まれることや,ワークプラザで実施する業務内容が地域の産業の状況等から見て民業を圧迫するものでないことなどでシルバー人材センターに市が無償で貸与するということが条件でございます。現在シルバー人材センターでは,主に受託事業や福祉・家事援助事業など数多くの事業を行っておられており,市民の皆様方に定着しているところであります。これから超高齢化社会の到来を目前に控えてシルバー人材センターの事業の役割は極めて大きくなってきているというふうに思います。また,その事業を円滑に行うためには,会員が働く拠点としてワークプラザの建設が必要な施設として認識しているところでありますが,現在のところ用地の確保も含めまだ具体的な計画とは至っておりません。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 指定管理者制度の運用の1点目と2点目は関連がございますので,併せてお答えいたします。2006年度厚生労働省「労働経済白書」によりますと,近年非正規雇用の割合が増加している状況を示しております。特に製造業など生産見通しの立てにくい業種で柔軟な雇用調整をしやすい非正規労働者が重用されているようでございます。その結果,収入の低い労働者が若年層において増加しており,晩婚化や非婚化も助長し,少子化を加速する一因になっていると白書は分析しております。景気回復に伴い新規学卒者にとっては正規雇用への選択肢は広がってきておりますが,バブル崩壊以降,採用抑制が厳しかった時代に非正規雇用に就いた若年層にとっては正規雇用への移行は依然として厳しい,難しい状況にあり,国においてもこのような若年層の再チャレンジを可能とする柔軟で多様な社会の構築が必要であるとしております。今回霧島市の指定管理者制度導入により指定管理者に雇用された方々の多くは年齢層も50代半ば以降の方が多く,国の言う若年者問題には直接関わらないものと考えております。また,指定管理者制度を導入した施設の指定管理料につきましては,これまで施設に要した管理経費を基準としており,指定管理者は雇用の際に労働条件としておおむね今までと同額を提示され雇用契約を締結しておりますので,特に問題はなかったものと考えております。以上でございます。


○総務部長(西重正志君)


 職員の賃金についての1点目についてお答えします。旧自治体の中には,調理員,学校主事,介護職などの技能労務職として採用された職員の中に,採用試験時に門戸を広げ,人材を広く公募する趣旨で採用試験時の年齢要件を35歳から50歳程度に緩和した例がございました。初任給の決定につきましては,職員として採用される前の職歴を加味し,ほかで勤務した年数に一定の割合を掛けて経験年数の加算をするなどのやり方でございました。その結果,例えば,新規に学校を卒業した者が技能労務職として採用になった場合と比較すると同一年齢の職員間で給料の差が生じることが想定されます。一般行政職員も合わせて今後個々の履歴を比較し,検討してまいりたいと考えております。次に,昇給昇格基準の違いによる賃金格差でございますけれども,塩井川議員の質問にもお答えしたとおり,給料格差は,昇給昇格基準の違いによるもののほかに採用時の前歴期間等によるものもありますので,慎重な取り扱いが必要かと考えているところでございます。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 職員の賃金についての2点目にお答えいたします。本市は合併後多くの事務事業が調整され,それぞれの目的を持って実施されておりますが,ご指摘のように,事務事業の中では,廃止,統合,縮小などを行い,無駄を省くことができるものはまだたくさんあると感じているところでございます。よって,常に改革を進める立場から事務事業の見直しは常時進めてまいりたいと思います。なお,この事務事業の見直しを進めるには定員管理とセットで行うことがより効果的でありますので,今後適正な対応をしてまいりたいと考えております。次に,4点目の事務執行と組織体制の見直しについてお答えいたします。本市の組織体制は本年4月1日現在で本庁と7総合支所において19部121課312の係等があり,職員数は1,408人となっております。この数から見られるように,本市の組織は類似都市と比べ課や係等の数も多く肥大化しているのが現状であります。そのため,効率的で効果的な組織になるためには組織を再構築する必要があります。具体的には職員定数に関しまして定数適正化計画において順次計画的に職員削減を行い,その職員削減と併せて課や係の統合を進めながら組織のスリム化を図ってまいりたいと考えております。


○10番(徳田芳郎君)


 それでは,2問目をしていきたいと思います。それぞれ回答がございました。外郭団体についてまずお尋ねをするわけですけども,私は今回のこの外郭団体を質問をするにあたってはいろいろなことがありましたので,それを総合してすべての外郭団体についてお伺いしようという形で今回こういった質問をしたわけですけども,まず市長,助役,担当の方々にもですね現状を話をしながらこの外郭団体については質問をさせていただきました。特に社協をめぐっては議員の方々からもですね多くの方から社協はいけんなっとよというふうなことを言われて,私も一時期社会福祉協議会に身を置いた者として非常に残念でなりませんでした。そういったことを踏まえて,そういった過ちを起こさないためにも今回きちっとこの外郭団体については,社協だけでなくして,他の団体にもそういったことがあるのならば,改めて,行政側の考え方を改めていただいて,そして運営を,市民の側に立ったそういった外郭団体の在り方をきちっとやっていただくために申し入れをしたところであります。社会福祉協議会においては定款の中にですね,市がやらなければならないような事業がこの定款の中に入っております。そういったことを考えたときには,やはり市と社協はそういった内容についてきちっとやっぱり1年に何回とか,当初予算を組む段階とか,それから中間点とか,決算時とか,そういったときにはきちっとやっぱり打ち合わせをして,その中でやっていくべきではないのかというふうに思います。特に社協の場合は市民から会費をいただいております。額が大きい,少ないの問題では私はないと思います。やはりそういったことを受けた時には,その負託に応えるためにもやはり問題があってはならないというふうに感じております。そこでお伺いしますけども,そういった状況を踏まえて今後はですね外郭団体と市との関わりについては一定のルールといいますか,話し合いの方針を出してですね,そしてあと担当課においていろいろ不足する分についてはされるなりのそういったやり方はできないのかどうか。お伺いします。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 地方自治法の中で外郭団体に対する指導とか,こういったところもできると思いますので,それが統一性を持った指導ができるような指針なりができないか今後検討してみたいというふうに考えます。


○10番(徳田芳郎君)


 検討するということですが,実際ですね,私は今社協を申し上げましたけども,シルバー人材センターについても今回本年から,指定管理者制度を導入するということで公の施設についてそういったことをされた。しかしながら,シルバー人材センターは入札に応募をされなかったというふうに聞いております。そういった,事務局段階でそういったことを,そういった市の高齢者の雇用対策という事業の中でシルバー人材センターは設置された経緯があるわけです。そういったことを考えたときにはやはり市当局なり,そこらあたりについてはこれからの市内の高齢者の雇用についてどうあるべきかというのは相談をした上でシルバーとして協議をされて,そして入札に応募するかどうかというのは,私はそういった方針を立てるべきであったのではないかというふうに思います。そういったことを考えたときにはですね,答弁の中で検討するということでしたけども,早急なその今までの在り方を詳細に分析し,そしてどこが問題点だったのか。そしてどこを変えていかなければいけないのかということを,今の限られた予算の中で効率的な運営を考えるときに,やはりこのことは非常に基本に立って検討されていくべきだと思いますが,もう1回その検討のですね在り方について少し具体的な答弁を求めます。


○保健福祉部長(福盛安美君)


 今シルバー人材センターのことを言われましたけれども,それら各種の団体についてはですね,私の考えるところでは,やはり理事さんもいらっしゃいますし,また,監事の方,あるいはそういった評議員のそういったシステム,いわゆる運営に関するシステムというのは整っているのではないかなというような気もするわけですが,そういった機能を十分発揮していただいてまず運営をあたっていただきたいというのがまず第1点でございます。そのようなことでまた含めてあるいは市長等に相談されること。あるいは私ども担当部局に相談されること。もちろんあれば,もちろん当然のことながら私どももそういった形で絡んでいきたいと思いますし,また,補助金を出しておりますので,補助金交付規則等に基づいて事業報告,事業経過の事業方針あるいは事業実績等含めてですね今後関わっていきたいというふうには思っております。


○10番(徳田芳郎君)


 この問題で最終的な答弁を市長にちょっとお伺いしたいんですが,いわゆる先ほどから申し上げておりますように,社協のいろいろな問題が,市長にも投書が来たというふうに聞いています。私ども議員の方々にもですね何名かの方々に社協の職員から非常事態ような発言の内容がですね文章化されて来たり,そういったことがされてきています。それはそれとして,しかしながら,そういった現実があったということはきちっとやっぱりとらえて,そして今後の外郭団体における市の方針としてですねきちっとやっぱりそのルールを決めて,そして決めていただきたいということと,併せてですね,外郭団体には職員の派遣や,これは天下りも含めてですけども,出資金,補助金,事務所の建物についても市のものを使っていらっしゃる。そういったことを考えたときにやっぱり,中身の細かな所まではともかくとして,やはり外郭団体と市の関わり方についてはきちっと統一すべきではないのかというようなのが1点,それから,もう一つは,天下りをする場合とか,派遣をする場合の職員の,当該の職員の待遇についてはですね一定のやっぱりルールをつくるべきだと思います。例えば,社協は,当時の町長と社協の会長と話をされて,そのことが決まっているにもかかわらず,それが守られなかったというのもあります。それから,開発公社の問題も若干,額が正確に分かっておりませんので,分かりませんけども,また,シルバー人材センターについても若干違うようであります。これはやっぱり市が運営費についても補助をしている以上はですねやっぱりその使い道についてはきちっとしたものを決めて,その中でやっぱりやっていくと。それから,また,天下りなんかについてはやはり市民の方々も非常に注視されておりますので,そこらあたりについてきちっとそういった2点についてですね市の方針を今後はきちっと決めるということを約束できないか。お伺いします。


○市長(前田終止君)


 市の外郭団体との関係についていろいろと大所高所からご指摘でございました。そして,また,代表的なその団体等についてのそれぞれの位置付け,性格などについてお尋ねでございました。改めてお互いのこの認識を持った部分もあろうというふうにも思ったりするんですが,いずれにいたしましても私どものこの市の言わば大事な柱になっているもの,福祉でございますとか,高年齢者の方々の雇用の関係に係りますとか,あるいは,また,環境や観光など,また,大きな市民のこの方々の財産,それに係る関係など本当にこの市政と連動し,密接な係り合いがあるということを考えますと,議員ご指摘の点についてはしっかりとですねこの際整理整頓をしていくべきであろうかというふうに思っております。私自身ですね実は当選直後に是非このシルバー人材センターのトップになっていただきたいと,牧園町から理事として出ていただきたいと,その準備は全部できていると,こういう話を率直なところいただいたわけでございました。でも,私といたしましてはですね首長であるがゆえに多くの兼職を重ねていくことへの言わば在り方に大きな疑問を私なりにかねがね感じておりましたので,この際なるべくその兼職を避けたいと,そして適材適所,そして役割分担,そしてそれこそお互いにその組織・団体にとって本当にこの有益な方々がしっかりといい認識を持ってですねその組織に対してお働きいただくようなリーダーシップを発揮していただく。そういう点を大事にしたいという認識に立ってですね今日に至っているものでございます。そこでですね,先ほど申し上げましたような検討をしっかりこの念頭に入れ,特に私は今回心痛でございましたのは社協の関係の一連の動きでございました。このようなことについて深くはもうこの場で申し上げませんけれども,こういう不安が起きないような努力をしなきゃならないと,おっしゃるとおり。例えば,年間を通す中で適時にですねそれなりに市の立場からチェックをするぐらいの細かな配慮に基づいた連帯感,連携のあるですね,行政と連携のあるお互いのこのそれぞれの外郭団体としての在り方を常にやはりしっかりと求めてまいりたいというふうに思っております。あとまた関係各位としっかりと話し合いをしながら適切に努力をしてまいりたいと思っております。


○10番(徳田芳郎君)


 それから,もうこれは答弁は要りませんけども,シルバーの私は関係でもう一つ問題があったのは,シルバーの役員問題で少し,役員が交代をするという話も聞いていたんですが,もうそこら辺のやりとりの問題が少しどうなったのかというのを危惧しているところであります。その成り行き,どういった方向で,どの場所で決められたのかというのが少し引っかかっておりますので,そこら辺を少し調査していただきたいというふうに思っています。それから,もう1点は,市有地の上に民間事業者の方々が借地されて営業をされていると,そのことの中で問題点はないのかどうかというのが一つ私は感じております。例えば,市有地の中に,そのそこに借地をして,そしてそこで営業を営んで,言えば市に相談もなくいろいろなことをされるということは引っかかるというような感じがありますので,そこら辺についてはですね少しまた改めて議会の場でただしていきたいと思いますけども,そういったのはないかどうかというのは後日調査していただきたいと思います。次に,シルバー人材センターのワークプラザの問題ですが,これについては合併する前にシルバー人材センターから市へ2千万の寄附をされたということであります。だから,現在携わっていらっしゃる方々がどの程度そのことが分かっていらっしゃるのか分かりませんけども,やはりワークプラザについては市が造って,そしてやるということになっているそうですので,そこらあたりについてはきちっとやっぱり約束は守るということをしていただきたいということが1点,それから,計画がないということですけども,やはりそのワークプラザもですね,法人格を持っているのが溝辺,隼人,国分ですか,三つあって,その所については市の補助が出ていると。だったらですね市のいわゆるそのシルバー人材センターの事業運営の在り方の問題,それから営業問題,営業状況はどうなっているのか。それに併せてその,それであれば早急にワークプラザ,建物が必要であるのかどうかという点を総合的にやっぱり判断してこの問題は解決していくべきではないかと思いますけども,そこの点についてはどのように考えておられるかお伺いします。


○保健福祉部長(福盛安美君)


 2千万の寄附をされていたということでございましたが,ワークプラザを造るためのそういった寄附ということでございますが,今後,用地の確保含めまして市の総合振興計画にきちっと協議をしながらですね載せていきたいというふうに思って計画的にですねやっぱり実施しなければならないというふうには思っております。


○10番(徳田芳郎君)


 少し細かく言うと,シルバーワークというのは,これはそのそこに働く方々の福利厚生といいますか,そういったものと,それから会議室なりというのが,いわゆる機材機具を入れるとか,そういったものがあるわけですけども,やはりその中でですね,私はこう市に何で2千万寄附をされたのかというのがよく分からないんですが,ただそのシルバーワークプラザの中に事務所は入らないわけですよね。恐らくそういったことがあって,事務所を,シルバーワークプラザの中に一体的なものを造って,その中で事務所も一緒に造らなければいけないだろうと。そのために事務所の経費については旧国分シルバーから市の行政の方に寄附金を入れて,そしてワークプラザを造ってもらう時に一体としたものを造ってもらうために2千万の寄附があったのかなあというふうに推測はするわけですけども,やはりこの2千万というのがシルバー人材センターの中での位置付けを考えたときですね大きな額なんですね。だから,そういったことを考えたときには早急に造っていただきたいと思いますけれども,今,保健福祉部長の方からでは余りこう,ああ,期待ができないのかなあという思います。確かに財政のことを考えたときには厳しいですが,今実際現実問題として,隼人,国分,溝辺ですか,三つの旧団体ではですねそれなりの収益を上げていらっしゃいます。高齢者が働いていらっしゃいます。そういったことを考えたときにはやっぱり今まで貢献されて,なおかつ高齢者になっても働いていらっしゃる。そういった方々のためにも元気の出る,そういった活力のあるワークプラザを造っていただいて,このことについては前向きにとらえてもらいたいですが,市長どうですか。


○市長(前田終止君)


 関係各位の皆さん方のご指摘等しっかり聞きながら,今後意見交換をし合い,その上で判断をしてまいりたいと思っております。


○10番(徳田芳郎君)


 それでは,次の質問に入らせていただきます。職員の賃金問題ですけども,まず初めに同僚議員の質問に賃金格差については慎重な取り扱いをするというふうに答弁がされております。私は,活力ある職場,こういった厳しい環境であればあるこそ職員にはきちっと働いてもらうためには,そういった格差が全体にあるわけでないわけですから,一部の人ですから,その一部の人であれば,やはりきちっとやるものはやって,そして職員にも,いろいろ言われていることはやってもらわなければいけないのであれば,そのことをやるということでありますから,どうですか。やるか,やらないかを,そこんところを答弁をしていただきたい。


○総務部長(西重正志君)


 先ほどもお答えいたしましたけれども,確かに人によってはそういう格差があるかと思っております。ただ格差があるからといって,単純に同じ年齢,同じ経験だったら同じになるんだというのはどんなもんかと。やはりそういう基準というものがございますので,その中でできるものは努力しながら調整していくというのがこの慎重なというような意味合いもありますので,ご理解をお願いしたいと思います。


○10番(徳田芳郎君)


 私は,やっぱりこの市の総務部長であればもう少し質問の内容を具体的にきちっととらえて答弁してほしかったんですが,少し私は期待外れです。格差というのは,同じ年齢の人が同じ給料でないといけないということじゃないんですよ,この格差の表現は。やはり大体近い所で,いわゆる同じ高校を卒業して,民間の前歴があったにしても,前歴の計算の仕方というのは決まっているわけですよね。そこの所のとらえ方が旧自治体間で違っているわけですから,例えば,いわゆる旧国分市でした人と旧隼人町でした人が,同じ学校を出て,同じ年に卒業して,そして片一方は高校を卒業してすぐ働いたと。一方は民間に働いて,例えば,3年なり,5年なり働いてから入った方々が,その方が同じ賃金でないということじゃないわけです。それを言っているわけじゃないです。きちっとした計算方式があるわけですから,その計算方式を一緒にしてくださいよと。そしてそれの上で賃金を,初任給の格付けをとらえてくださいよというのが私の質問の趣旨ですから,そこの所を理解して答弁,もう1回答弁してください。


○総務部長(西重正志君)


 ちょっと誤解を与えたようでございます。同じ学年,卒業して民間におったと。当然その段階で賃金の方には格差があるのは,もう当然だということでございますよね。高校を卒業してすぐ入った人と,3年間民間で働いた方は,当然同じ年でもあっても,その前歴は丸々見るというわけではございませんので,当然その同じ年であっても給与の差はあるということで,それはご理解いただけると思うんですけれども。


○10番(徳田芳郎君)


 もう1回ですねさっきの質問に対して職員課長が答弁をしてみてください。


○職員課長(津曲正昭君)


 議員のおっしゃるのは経験年数の調整を統一したやり方でやってほしいということだろうと思いますけれども,旧自治体間でそのやり方が若干違っていたのかなあと。そこで差が生じていたのだろうという事実があると思います。ただ統一をするという考え方にも,ほかの職員との均衡とか,必要があるのかというような所を勘案してやらないといけないかと思っております。ですので,先ほどから答弁の中にもありますけれども,個々にちょっと調査をしてみて比較をして,そこが妥当性があるということであるならば,必要性があるというふうに認識をしております。


○10番(徳田芳郎君)


 やるということで受け取っていいですか。その差額についてそういった計算の違いがあるのであれば,はっきりとそのそういった違いがあるということが分かればですね是正をやるということで受け取っていいですか。


○職員課長(津曲正昭君)


 ここでやりますとか,やりませんというのはちょっと,個々の事例を見て検討しませんと申し上げにくいというところがありますので,その点に関しては調査をいたしまして,必要ならばやるということでご答弁といたしたいと思います。


○10番(徳田芳郎君)


 余りそういった何かくどくどく言われないでですね,計算は恐らくされていると思っています,大まかなやつは。そういったのが現実としてあるということは私は認めてますから,それはそういったことがあるんであれば,私は今日やれ,明日やれということは言ってないわけですから,きちっとそういったものは,奥歯に物が挟まったような言い方じゃなくて,きちっとそういったものがあるんだったら,前歴の違いで明らかなですね自治体間の格差というのがあるんだったら,そのことについては,一部の人であれば,きちっとやるということで認めてもらえば,もう何回も立つ必要はありませんので,もう1回その所をお願いします。くどくどくまた立って言いたくありませんから,例えば,もう1回きちっとその人事を含めて総務,助役,市長の所まで上げてですねきちっとはっきりと結論を出すということだけは確認してください。


○職員課長(津曲正昭君)


 分かりました。


○10番(徳田芳郎君)


 それから,職員削減の問題ですが,先ほどから総合支所の見直しの問題とかいろいろ行革の中で言われております。確かに私は行革については必要性は認めます。ただし,行政改革なり,いろんなことをやる場合については,合併協議会でいろいろなことを決めてまいりました。そしてその中には,先ほども申し上げましたとおり,行政,議会,各種団体,市民,それぞれがですねそれぞれの肩書の中で加わって最終的な合併協議会の全体の,何名ですか,多くの方々が話し合われて決められたことです。部署部署で決められたことを全体で確認をして決めてきているわけですから,そのことを考えたときに,今までの答弁を聞いていると,定員モデルなり,類似団体なり,そのことが先行をして,そして決めた経緯というものがどこにも出てこない。そのことはどうなのか。例えば,住民サービスというのは,どういった基本に立って霧島市の住民サービスはやりますという方向性を決めた上で,削減をした場合はこういうふうになるというようないろいろなことがあるわけですから,財政の場合についてはすぐシミュレーションということで逃げられますけども,そういった行政サービスもですねその場合についてはシミュレーションみたいな形でそのことを議論をした上で市民に分かるように,市民が納得するような形をもってこのことは議論をしていかなければ,私は納得いけないのではないのかなあと思っています。議会からもいろいろありましたけど,ただ私はそうした経緯をですね,少しそこの所がいろいろな問題点を見てみても抜けているような気がしてならないんですが,そこらあたりについて大きな問題ですので,市長の方から答弁を求めます。


○市長(前田終止君)


 議員ご指摘の点につきましては,やっぱり定員管理,これとセットで行っていくというのが効果的という認識を持っております。それで今おっしゃったような住民サービスについてこういう気持ちで,こういう方向でなどということについてはやっぱり必要なことかなと思いますよ。そういうことも含めながらですねよく理解をお互いに高め合って進めていくことは大事かなと思います。


○10番(徳田芳郎君)


 それから,もう一つはですねその市の行政サービスの在り方について,例えば,私は先日東京に行って学者の方々の意見を聞いた中で,確かに職場の中で,今どこそこを回ってみても,職員の方々が本当に,今のこの三位一体改革という名の下でやられたこの地方交付税カットが,三位一体改革がやったんじゃなくて,それに合わせて国の財政が危機的な状況にあるために交付税カットをしたということになっているわけですから,そのことが,しかしながら,職員の中で,職場の中で全体がですね危機感を持っているかと言われると,それがかなりないというふうにその学者の方は言われました。私も確かに,財政をはじめ,総務部門と言われる方々はそういったことを盛んに言われますけども,実際的にそういったことを,余りそこ辺がうまく伝わってないといいますか,現状はどうなっているのかというのはいま一つ見えてこないというふうに感じています。そういったことを考えたときには,行政改革の在り方についていま一歩また改めて検証していくべきではないかというふうに思いますので,そこら辺については答弁は求めませんけども,そこの所のやり方についてはもう1回庁議なり,そこら辺を含めてですねもう少し検証をしていただきたいと思います。それから,組織体制の問題ですが,私は今回指摘したのは,確かに今,行政改革推進監から答弁がありましたけども,旧七つの団体が合併したことに伴っていわゆる係長以上と言われる方々が相当数いらっしゃいます。そのことで職場が,職場統制をする上できちっとスリム化されているかということについてはいろいろな見方があると思います。確かにそういったことは私も感じてます。であるならば,そこの所についてはどのように考えて今いらっしゃるのか。もう一つ,いま一度お答え願います。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 今スリム化というお話ですけれども,今年の4月1日現在で係長以上の職員というのが31.7%おります。この数字が多いのか,少ないのかというのは,同じく今年の8月1日現在の全国の状態がまだ出揃っておりませんので,これを分析することはできないんですけれども,一つ一つの類似する所と比べてみますとかなりやはり多いというふうに感じております。これをどうするかと言いますと,まず課長補佐,課長,このあたりは今の団塊の世代に固っておりますので,この方々が退職される時にやはりこの組織を縮小していく方法しかないのではないかというふうに考えております。ちなみに大体課長級で120前後おりますけれども,大体10万以上13万ぐらいの都市では80名ぐらいが多いようですので,それが適当かどうかは分かりませんけれども,それと比べると多いのを考えますと,この団塊の世代の時に考えていかざるを得ない状況であるというふうに考えております。


○10番(徳田芳郎君)


 最後に質問になるかも知れませんけども,この前,財政課長の方から財政健全の問題についてかなり詳しく説明をされましたけども,私は,4年後には確実に赤字になるということは,これが寝ても覚めても消えません。このことは非常に私は深刻に受け止めました。多くの同僚議員が質問をしています。このことについてはやはり,議会は初めてこの前明らかにされた数字ですので,この問題についてですねいわゆる今後どういった計画を持って行政改革,そういった問題を進めていかれるのか。最後に財政課長の方に答弁を求めます。


○財政課長(平野貴志君)


 先に策定いたしました霧島市の経営健全化計画の中でお示しをいたしておりますように,平成23年度に,これは歳出の方だけでございますけれども,一般財源で賄うべきそれぞれの経費の一般財源の額を目標値を掲げているところでございます。今,議員がおっしゃいましたように,その今のままではどうなのかと申し上げますと,4年後というふうに申されましたけれども,それ以前に,もう今のままですと平成19年度から収支のバランスが崩れて赤字の収支になっていくと,マイナスの収支になっていくというような状況でございますので,こういった所をなるべく早く是正するために財政の健全化を進めるという意味から経営健全化の計画を策定したわけでございます。平成23年度に収支の見込みがゼロ,いわゆるそういう目標を掲げているところでございまして,なるべく早く収支がプラスになる。そのような財政経営の運営,市政の運営をしていかなければならないというふうに考えておりますので,市民の皆様方,議員の皆様方,それぞれ私ども職員も含めまして一生懸命努力をしてまいらなければならないというふうに考えております。


○議長(西村新一郎君)


 以上で徳田芳郎議員の一般質問を終わります。次に,25番木野田恵美子議員より1件通告がされております。したがって,木野田議員の発言を許可いたします。


○25番(木野田恵美子君)


 ただいま議長のお許しをいただきましたので,先に通告いたしましたことばの文化,方言を後世に残す取り組みについて1件だけお尋ねいたします。その前に,9月6日,秋篠宮家に悠仁親王がご誕生になり,明るいニュースとして日本中が喜びで沸き立ちました。母親として紀子様のお心が伝わり,感慨深く,このようなおめでたいことはございません。健やかなご成長を心からお祈り申し上げることでございます。初日の質問で同僚議員が方言について通告をされておりましたので,ずるっ言っしもやればいけんすかいと私はちょっと心配をしましたけれども,思いやりの心で私に残してくださいましたので,これから質問をさせていただきます。行政問題も8人の方がされましたので,私はちょっと視点を変えて方言のことをお尋ねすることにしました。市長と教育長にご答弁をお願いしますので,よろしゅ頼んみゃげもんで。若い人や子供たちの間で余り使われなくなった方言ですが,最近テレビや新聞などいろいろな所で地方のことばとして方言が見直されてきております。しかし,少数派のことばは,それなりの保存活動をしなければ,自然消滅する恐れがあります。鹿児島は鹿児島語という独特の方言のおかげで徳川の隠密を掠め琉球貿易などで財をなし,明治維新の夜明けを迎えることができたのだと聞きます。7月17日付南日本新聞総合社説の論点で「英語と鹿児島語を大切に」という見出しで客員論説員のK氏が書かれた論文が掲載されておりました。K氏は私とほぼ同世代のような感じで共通する所が多く,興味深く読むことでございました。小学生の頃は学校の壁に「標準語を話しましょう,方言を使ってはいけません。」という張り紙が出ていて,方言を使った人には罰としてカードが渡されたものでした。学校を卒業してふるさとを離れ,日本の国で生きてゆくためには,鹿児島語だけでは駄目なので,標準語を覚えさせようという涙ぐましい努力と思いがあったからだと思うのです。当時学校で使っていたのは鹿児島訛りのアクセントとイントネーションを持った何とも言えない日本語で,私どもはからいも普通語と言い,標準語のことをよそことばと言っておりました。論説員は「是非鹿児島語を保存してもらいたい。私的には無理なので,県庁か市役所で特別予算を組んで保存活動をすべきであろうと。もちろん南日本新聞や鹿児島大学などは全面協力をするに違いない。そのために税金が使われるのなら,郷土文化保存のためだから,適切であると思う。」と提言されております。市長はマニフェストの中でふるさとへの約束として「歴史や文化を守り,育むふるさと,方言の継承」を掲げておられます。市長のキャッチフレーズとも言える「ランチで語イもんそ」とか,「一緒にキバイもんそ」の方言は,鹿児島の歴史や文化,風土をたっぷりと吸収して生き抜いてきた何とも言えない不思議な温かさと不思議なエネルギーを秘めたことばだと思います。大分県の豊後高田市では地方のことばを残すために方言スピーチ大会と銘打ってイベントを開き,毎年盛会を誇っているということです。豊後高田市に見習っていろいろな所に呼びかけ,方言で一口メッセージや寸劇などスピーチ大会なるイベントを開催できたら方言に親しむ人も増え,暗いニュースの多いこんな時こそ,みんなが元気が出て明るいまちづくりにもつながるのではと思うのですが,どうでしょうか。市長は方言の保存活動とその継承についてどのような取り組みを考えておられるのか。お尋ねをいたします。次に,子供たちに教え,育んでほしい方言と継承について教育長にお尋ねいたします。初日の質問で同僚議員が方言について通告をされていましたので,少しは教育長が答弁をされた部分もございました。ふるさとの文化の基本はことばです。ことわざや格言など方言の中には,先人の知恵や教えに学び,語り継ぐべき人生訓がたくさんあります。歴史,文化の一つとして語り継ぐ方言,ことわざや格言などは,後世に残せる唯一の心の財産だと思うのです。小さい頃から事あるごとに祖母や母からことわざ,格言を教えられたものですが,核家族の多い現代社会の中では,祖父母とのふれあいが希薄になり,ことわざや格言を余り知らない子供が多いのではないでしょうか。子供たちが人として大切なものを失いかけているような気がしてなりません。市長のマニフェストの中の伝統の継承としてゆとり教室,総合学習の中で高齢者の方から古き良き時代の教えや遊びなど方言を交えて指導をしていただき,世代間の交流を図るのも大切なことではないかと思うのですが,どうでしょうか。先の同僚議員の質問の答弁で方言教育に取り組んでいる小学校が14校,中学校が6校,文化祭で方言劇を取り組んでいる所が5校あると聞きました。頼もしく思ったことです。ほかの取り組んでいない小学校,中学校などにも取り組んでほしいと思うのですが,どうでしょうか。よろしくお願いします。これで壇上からの質問は終わります。


○市長(前田終止君)


 木野田議員から1点質問がございました。その中で二つに分かれたお尋ねでございますんで,1点目につきましては私の方から答弁をいたします。2点目につきましては教育長が答弁をされます。1点目の1ですが,鹿児島弁を後世に残す取り組みについて,その中で1点目,若い人たちの間では余り使われなくなった方言であるが,最近いろいろな所で地方のことば,方言が見直されてきていると。少数派のことばは,それなりの保存活動をしなければ,もう自然に理解されなくなり,消滅していく恐れがあると。そこでよその県にも呼びかけ方言スピーチ大会なるものは開催できないものなのか。景気が悪く,暗いニュースの多い毎日で,こんな時にこそ元気の出る楽しいイベントができたら,方言に親しむ人も増え,街に笑顔が広がって明るいまちづくりができるのではないかと思うが,どうかということでございます。私たちのことば,鹿児島弁は,私たちのふるさとにおいて,人と人のつながり,助け合いの場でも,生産の現場でも,さらには郷中教育などでもこれを不断に,普通に,日常的に使ってきた歴史があります。西郷さんや大久保さんもその中で育ってこられたわけでございました。午踊りの歌も,田んぼや畑での労働や生産に係る事柄もまた鹿児島弁で語り継がれたものでありましょう。鹿児島弁はまさにそういう意味で文化そのものであったというふうに思いますし,文化だと言えますね。それが,議員のご指摘のように,鹿児島弁の消滅を心配されなければならない時代になっていることを私も痛切に感じている一人でございます。三世代世帯,こういう同居というのももうほとんど少なくなって,特に若い世代には,方言を使うことはもうもちろんのこと,もう聞く機会すら少なくなってきております。この鹿児島弁を守り,後世に残すためには何らかの施策が,具体的な施策が必要になってきていると思うものでございます。一昨日,塩井川議員のご質問に教育長が答弁をされましたけれども,学校教育の場においてはいろいろな形で方言教育が実施をされております。これらの一層の充実を期待しているところでございます。一方,生涯学習の面からは正しい鹿児島弁の伝承者をまず掘り起こしていくことが何よりも大事であると思います。その方の語られる物語や,例えば,侏儒どん話などを収録をし,記録すること。そしてそういう方々に公民館やいろいろな場で子供向けのあるいは若者向けの又は高齢者の方言教室等で指導していただく体制を整備していきたいと,そういうふうに思うものでございます。大人は日常的に使う方言を大事にすると。子供たちは方言を学校や遊びの中で学び,伝承をし,伝えていく活動を広く展開をしていけたらと思っております。そして全県とか,市内全圏域ですね,あるいは,また,場合によっては,よその県にも鹿児島県出身もいっぱいおられますし,鹿児島弁が通用する範囲の隣県もある一定の範囲まではあるわけですからね,そういう方々にも呼びかけた方言スピーチ大会なるイベントのお尋ね,そういう意味だと理解をしておりますけれども,これのお尋ねですけれども,日本のことばの文化を考える位置付けとしてのイベントを皆さんとよく話し合ってですねやってみたいと。私自身はですねもう実は,特に隼人町での各小学校区ごとに行った語イもんそ会,この時にはもう既に多くの皆さん方がもう全会場満員,満員でいきましたんでね,申し上げました。例えば,日当山侏儒どん物語,これを生かせないかと。そして,やっぱりこれは一つのユーモアですよね。とんち話ですよね。そして世の中で生きていくという中でユーモアに富んだ話のできる方,あるいはウィットとか,ペーソスとか,機知に富んだね会話のできる人というのは非常に魅力的ですよね。これはもうどの国に行っても一緒ですよ。ですから,そういう意味では幼い頃からそのようなことについてこの訓練をしていくという意味でもねえそういう笑いの文化,そしてそのことをもうちょっと突き進んで考えますと笑顔のあるふるさとづくり,まちづくり,そういうことにもこうつなげていくことができると思うんです。ですから,例えば,知覧という町が平和ということをしっかりこの自治体の方向付けの重要な柱にされておりますよね。私たちのこの霧島市においては日当山侏儒どん,これはもう,先ほど大分の豊後の吉四六物語,吉四六どんですね,その話をご指摘されました。肥後にはそれこそ彦一とんち話なんていうのがありますよね。それと比べてももう全然遜色ないすごい財産だと思うんですね。日本中でここにしかないもの,それを一つの言わばテーマにして,つまりそれは笑い,そして鹿児島弁,そして地域のことばという文化を大事にする。それをしっかりこの柱に置いて,今,議員おっしゃるようなですね方言スピーチ大会,それを子供の部,大人の部やってですね,ある一定の持ち時間を,例えば,3分なら3分,5分なら5分,そん中でも腹の底から二度以上,三度以上笑わさなければそれこそ賞はやらないよと。審査員にはですね歌之助さんを頼んでもいいですよね。あるいは,また,鹿児島出身の様々なそういうことで活躍をなさっている,笑いの文化のまさに先頭を走っている人も各界におられますよね。そういう方々とこう地域が組む。そして笑顔のあふれる街にしていく。そしてこれは莫大な予算がかかるかと言うと,あんまりかからないですよね。そしてそのことが実は子供たちや大人の世界に笑顔のあふれるまちづくりにもつながっていきますし,また,人生をどうそれこそたくましく生き抜いていくか。そういうことを学ぶきっかけにもなるんじゃないかなというふうに思い,また,指示も関係部署にですね出してどうにか知恵を出してみろということで,今,来年に向かってですねいよいよこの第1回目の霧島市における笑顔をテーマにして笑顔のあふれるふるさとづくり,それに向かう鹿児島弁スピーチコンテストみたいなものをですねいい題を付けてねできないか検討を急いでいるところでございます。


○教育長(古川次男君)


 2点目にお答えをいたします。ことばの文化,方言,いわゆる鹿児島語ですが,これを後世に残す取り組みについての2点目についてお答えをいたします。議員がお話されたように,ふるさとの文化を愛し,これを守り,後世に残すことは教育の重要な使命でございます。新生霧島市の教育方針としまして,この1月,2月の段階で市長のマニフェストも十分研究して,そして霧島市の教育方針を定めました。その中で霧島のふるさとふれあい教育の推進を提唱することにしております。その中に霧島の豊かな人材,風土,自然,歴史,民俗など郷土の教育的な伝統や風土,文化を生かした教育実践を掲げております。その具体的な実践の一つが議員が述べられている方言の教育ではないかと考えます。小学校,中学校における方言を取り入れた教育活動の状況については,一昨日の塩井川議員の質問でもお答えいたしたとおり,学習発表会や文化祭での方言劇や方言を使っての発表,国語,社会,音楽,総合的な学習の時間の授業での取り組みを行っております。また,お年寄りとのふれあい交流の中で取り組んでいる学校もあります。本年度も方言を活用した取り組みを計画している学校,今後取り入れていきたいと考えている学校がありますが,全小・中学校にまでまだ至っておらないところでございます。教育委員会といたしましては,学習発表会での方言劇や高齢者とのふれあい活動,教科や総合的な学習の時間の授業,地域の人材活用等の取り組みを推進し,霧島らしい,例えば,先ほど議員がおっしゃいましたように,鹿児島に残る方言の有名なことわざとか,格言とか,そういうことを通しましてもですね道徳の時間などで取り扱ってもらって,そしてやはりその乱れていく家とか,あるいは長幼の序とか,いろんなことをですねやっぱりこの学ばせていく必要が十分あると私は認識をしているところでございます。ただ教育課程というのがございまして,それを押しのけて鹿児島語を入れるわけには,これは決してまいらんわけでございまして,法律はきちっと守りながらですね,余裕のある時間を何とか見つけてですね,そして子供たちに古き良き私たちの鹿児島のですねことばをですね一つでも,二つでもまず低学年には理解をさせ,そしてそれが文章で言えるようなところまでしていけたら大変いいと思います。ただ,今,市長が考え出されたおじゃんせ霧島推進監ということばをですね中学校に行って何かと聞いたら,絶対だれもこれはどういうことか分からんだろうと思います。だから,そういうようなですね非常にこの困った現象が今,小・中学校起こっている,高等学校以下,30代か,ひょっとすると40代以下かも知れないですね。だから,そういうようなことばをですねいわゆる社会教育の中でも,それから学校教育の中でもこう学習していただいて明るいまちをつくっていきたいと,こんなふうに考えております。


○25番(木野田恵美子君)


 ただいま市長と教育長から大変頼もしい力強い答弁をいただいて私はもう本当に満足しております。それで橋口満さんという,一昨年11月3日に南日本文化賞の特別賞をもらわれた方ですけれども,千葉の今小学校の校長先生をされておりまして,あと1年半で定年になられるそうですが,私が方言に取り組んでいるということを知ってこの「鹿児島に残しておきたい鹿児島弁」という本を送ってくださったり,また,電話でいろいろ鹿児島語で,電話も鹿児島弁,ほかの方言は使わずに,鹿児島弁で話をしてくださるんです。だから,こういった方も一生懸命,「また,定年になったら鹿児島にすぐ帰って私も取り組みますよ。」と言っていただきますので,それもまた心強いことだなあと思っているところでございます。そしてこの新聞をご紹介しました郡山史郎さんという方も,ソニーを立ち上げられた方だとかということで,今,東京にお住まいですけれども,「何か協力することがありましたら,私もやらせてください。」という心強いことをおっしゃっていただきましたので,市長の今答弁を聞きまして,是非そういったイベントをしていただくようなあれができればいいなあと思っているところでございます。お忙しいですので,市長はちょっと見られなかったかも知れませんけれども,8月の18日の鹿児島工業が甲子園でベスト4に進出しました時の情景はご覧になりましたですか。あの時に全国の報道関係者が,もうお立ち台に立って高校のあの鮫島哲新選手が「なんつあならん」と言ったら,それをみんなが「今のことばは何と言うんですか。」と言って分からなかった。それをしきりに説明をした後でまた「なんつあならん」と言ったということで,それは議会,県議の所でも,県議会でも話題になっているそうですけれども,だから,そういった,市長はよく鹿児島弁を使われますが,あの姿を見られるともうきっと感動されたと思うんです。新聞に載っていましたので,8月19日の所を見てください。いっぱい載っておりますので,それを見られたらどう思われるのかなあと思い方ですけど,今,私が話をしましたので,大体どういう情景てお分かりくださったかも知れませんので,これからもますます方言を使って広めていくようにしたらどうでしょうか。


○市長(前田終止君)


 なんちゅあならんという気持ちです。わが意を得たりのですねそれこそご指摘をいただきました。ですから,私は既にですね語イもんそ会で,特に隼人での日当山をはじめとして語イもんそ会では,多分前回で言ったような気持ちなんですが,この笑いの文化,日当山侏儒どん,これに生かそうじゃないかと前段の最初のあいさつの中でですね皆さん方にも呼びかけさしていただきました。それで笑いという文化は,文化に一つとどまらずにですね,本当にこの明るい社会をつくっていきますし,世界中のどんな国でも笑顔のある国あるいは笑顔のあふれる街というのはいいですよね。そしてこの笑うということと医科学的に健康ということとものすごく深い関係があるということをお医者さんからもお話を聞きました。ですから,この笑いの文化,それをしっかりですね市民の皆さん方にも医科学的にもこの理解を高めていくような一作業をするとか,あるいは,また,その先ほどご紹介いただきました南日本文化賞の特別賞をいただかれたこの橋口先生などをはじめですね,鹿児島弁についての相当な深い研究をなさっていらっしゃる方の特別なご講演などを市民としてですね改めて聞いてみる機会を増やしていくとか,あるいは,また,さつま狂句,そういうものも上手にですね学習する機会を増やしていくとか,そういうこととともに,年に一遍の言わばこの鹿児島弁を上手に使った方言大会,これをいい審査員を選んでですね,毎年一人はスペシャルゲストを呼んでですね,ああ,あの人が来やったれば行たんみろかいねえというようなこの感じをですよ市民の方々も持たれて,そしてしっかりした会場を選んで,そして相当な人たち,つまり子供たちも,大人も,場合によっては観光客もですね,あるいは東京や大阪,その福岡あたり,大都市圏にこちらから出向いていらっしゃるそのふるさと出身の方々をはじめ,多くの方々がこういうものに参加をしていただいたりして,状況にしては,聞くだけの参加じゃなくて,ステージにも上がってもらってですね,そういうことで心の底から楽しくなるようなね方言スピーチコンテスト,本格的なものがまだ鹿児島県内では,私の情報不足かも知れませんけれども,余り聞いておりませんので,この日当山侏儒どんという素材を生かして,今,議員ご指摘のような視点を上手に,地域の言わば笑顔あふれるまちづくり,あるいは,また,その結果としてまた方言を大事にしていく。この文化というものを守っていく。そして学校という教育現場の中にもですねもっと教育長殿にですねしっかりその磨きをかけてもらって各34の小学校でしっかりこの,地域大会と言いますかね,各旧自治体ごとにいわゆる7人ぐらい選ばれるわけですからね,選ばれた人が小学校の部では出てくるというぐらいの何かやり方やってみても面白いかも知れませんね。私はなるべくその機会がある時には,標準語は流暢に話しますけれども,おじいちゃん,おばあちゃんと話をする時,あるいは,また,地域の中に,市民の皆さん方に入っていく時にはもう極力鹿児島弁を使うようにしております。ですから,このマニフェストもですねもうこだわって「一緒にキバイもんそ」というような使い方でありますとか,あるいは,また,新しく設けましたポストなどについてもですね,おじゃんせということばがもう小さい世代には首をかしげられるようなことばになりつつあるのかなと,今,教育長の話を聞きながらね思ったところでございますけれども,やっぱりこの親しみというものを持ってですねなるべく公の場でも通用するタッチのことばについては上手にこの使うことができたらなと。ですから,霧島市移動市政と言わずに,語イもんそ会というふうにあえてしたわけなんですね。そんなことで是非一緒になってキバイもんそ。


○25番(木野田恵美子君)


 どうかお願いします。教育長にちょっとお尋ねしますが,小学校で14校がこの方言教育に取り組んでいるということでしたけれども,それは地域のお年寄りが行ってされるんでしょうか。それとも学校の先生が教えていらっしゃるんでしょうか。


○学校教育課長(村田研史君)


 今ご指摘のとおり,小学校では14校鹿児島弁を活用した取り組みをしているということでございますけれども,このすべての学校がですね,例えば,地域のお年寄りをお願いしてということではございません。学校の職員が実施しているという所もございます。しかし,いわゆるこの正しい鹿児島弁と言ったらおかしいかも知れませんけれども,やはりその土地に伝わることばというのはそれぞれの独特な言い回し等もあろうかと思いますので,是非地域の方にですねおいでいただいてそういったご指導もいただければなと考えているところです。


○25番(木野田恵美子君)


 この方言は人と人とのふれあいがすごくこう緊密になれて,標準語は一通りしかことばが意味をなしませんけれども,方言はうれしい時なんか,もうほんにうれしっせえとか,もうもっさんうれしごわしととか,もういろいろこう5段階ぐらいの表現ができますので,だから,これはもう私は,立派な日本語ですので,是非この方言をですねない学校にもできるだけ広めていただくようにしまして,そしてその文化祭で取り組んでいる劇も方言で劇を,方言だけで劇をするんでしょうか。方言だけではない。少し混ぜてするんですか。どんなふうな感じで。


○学校教育課長(村田研史君)


 すべてその方言ということではございませんけれども,一部中に方言劇を取り入れているということでございます。しかし,この間ある校長先生とお話をする中ではですね,英語劇はすべて英語で実施するということもあるけれども,やはり地元のことばでの全くそれを通した方言劇というのもやっぱりやってみたいですねえというようなお話もありましたので,是非そういったことについては広げていたけらなあというふうに思うことです。


○教育長(古川次男君)


 今,学校教育課長が答えましたけれども,ちょっと付け加えますが,14校と言いますのは,今年からこれを打ち出したので,もう去年も,一昨年もやっておったんじゃないわけです。今年から取り入れるように私が要請しまして,そしてそれに応えた校長たちが14校,まだ準備ができない。来年頃から取り入れますというふうなこう広げていく。いっきんこめ広げと言われても困りますけれども,徐々,じわじわこう広げていきたいと思います。それから,格言などでもですね,格言教育などでも大事なことだと思いますが,仕事小皿で飯や丼というようなことを私も親父から言われてですね,そげな人間になったらきかせんどと,仕事小皿で飯や丼というようなことで怒られたことが小さい時から何回もありましてですね,それが今身についてきているような気がしますので,そういうこともですね家庭教育なり,あるいは学校教育を通してですね,せめて意味でもですねそういうようなことを教えるということもいわゆる方言の教育の一環だと,こんなふうに考えておりますので,劇をやるか,いろんなそういう今の学校で教えるかはそれぞれの学校の校長の責任でやってもらいますが,じわじわいきますので,まだ,あひけ行たっみたどん,何じゃいしちゃおいもはんどというお叱りを受けるかも知れませんけれども,それは1年,2年,長い目で見ていただきたいと思います。


○25番(木野田恵美子君)


 大変前向きな答弁をいただきましてうれしい限りです。私一つだけ体験なんですけれども,婦人会活動をしております時に県の方の婦人会の方から,結核予防婦人会というのがありまして,霧島がそれを指定を受けまして,劇をしてくれということになったものですから,みんなで相談して寸劇をしたんですけれども,その時,役場の職員の方々も,保健福祉課の方々が協力をしてくださいまして,男性の職員の方が,こう太った人ですけれども,その方が婦長さんになっていただいて,合う白衣がなかったんですけれども,それを着て,そして楽しい結核予防の劇をしてくださったんです。そしてもう南会長がすごく喜んでくださいまして,もう本当来てくださった人たちも「標準語で言っても分からない所が,ほんの,がっついのことはやっぱい鹿児島弁じゃなあ。」と言ってですね大変喜んでくださったもんですから,それからいよいよ私は鹿児島語大好き人間になりまして,今できるだけ鹿児島弁でお話をしようと思ってですね心がけているところでございます。それと広島空港のロビーでですね10人ほどのグループで旅行をしました時に鹿児島弁でみんな話をしておりましたら,サラリーマン風の紳士が来られまして「鹿児島のことばが聞こえてきたもんだから,もうどうしても行ってみたくて来た。」と言ってですね,「足がこっちに向きました。」と来て話をしてくださったんです。大口の方だったらしく,「もう大口に帰ったような気持ちがした。」と言って,ふるさとは遠きにありて思うものと言いますが,全くそういう感じで喜んで,本当にもう喜んで「ありがとう。ありがとう。」と言いながら去っていかれましたので,皆さんもできるだけこうして鹿児島弁を使うようにしないといけないなあとその時またつくづく思った次第でございます。この高校野球のこれにしましても,高校のこれにしましてもやっぱり是非ですね,鹿児島弁は立派な日本語なんだから,大切にしなければいけないなあと思っております。使わないと死語になってしまいますので,昔はもっといいことばもたくさんありましたし,何千かあったことばが,今900ぐらいにもうなってしまっているということですので,私がまだ子供が小さい頃にあるおばさんに会いましたら,「あら,もう稚児さん大きくないやしたなあと,おごいさあは幾っごわしか。」と言われたんです。あれ,稚児さあ,おごいさあって何だろうかなあと思うような感じでしたけど,今はもう全然死語になって使われなくなってしまいましたので,今の方言もそういうことにならないように是非守っていきたいと思っております。どうかよろしくお願いします。これで終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で木野田議員の一般質問を終わります。次に,32番尾崎東記代議員より2件通告がされております。したがって,尾崎議員の発言を許可いたします。


○32番(尾崎東記代君)


 皆さあまこておやっとさあごわんど。本当に素晴らしい鹿児島弁だと思います。質問に入ります前に,誠に申し訳ございませんけれども,通告書のですね訂正をお願いをいたします。上から2番目のですね「6月豪雨」を「7月豪雨」に,「6」を「7」に訂正をお願いいたします。6月24日の早朝も豪雨であちこち崩れましたけれども,県道1号線が山崩れで通行止めになったのは7月豪雨でありました。それでは,質問に入らしていただきます。霧島市発足以来早くも10か月が経過して第4回目にあたるこの9月定例会におきまして私は通告しております二つの問題について市長に質問いたします。まず一つ目は,丸尾地区,県道1号線迂回避難道路建設への具体的取り組みについてであります。去る3月定例会で私が行いました同じこの質問に対し,市長は,道路の管理者である県に災害復旧や防災措置について抜本的対応を要望してまいりたい。また,避難道路については林道事業で対応するには補助要件に該当しないなど困難である。ただ必要性は認めるとの趣旨の答弁をされました。その後5月2日に市長と関係職員10人,同僚の池田靖議員,私も同行して現地を確認しました。その際迂回路として建設するための諸問題を分析し,実現に向けた可能性を探るよう現場で職員に指示されたのであります。しかしながら,いまだに具体的な取り組みの姿勢もなく,事の重要性を認識しておられるのか疑いたくなります。地区住民の間でもこの問題に対する市長あなたの取り組みが眼に見えてこないと申しております。今回再度この問題を私が質問するのは質問せざるを得ないからです。昨年の台風14号で崩壊した県道1号線周辺は,道路の山側が今にも崩壊しそうな危険な状況であり,現に去る7月22日の集中豪雨では,1号線そのものが土砂崩れのため,7月22日,23日,24日の3日間通行ができませんでした。いわさきホテルと霧島ホテルのお客さんはもちろん,従業員の方々も迂回路を利用するしかなく,「普段10分で通勤できるところを40分もかかる。」と愚痴をこぼしておられました。しかも旧労災病院あたりの道路は狭くてカーブが多く危険です。さらにこの迂回路そのものが去る9月1日から20日まで通行止めとなっております。台風シーズンに入りもしこの間に昨年同様県道1号線が通行止めとなった場合,迂回路もなく,全くお手上げの状況です。今のこの切羽詰まった緊急事態を県にも強力に訴えて迂回路の建設を早急に要請すべきではないかと私は考えます。いずれにしても速やかな対応が必要であります。既に県への要請をされておられるかも知れませんけれども,そうであっても,いま一度強く要請すべきと考えますが,いかがですか。また,この問題への取り組み,経過,市長の考えを地区市民に対してその見通しなど何らかの方法で説明して,了解,納得を得る考えはありませんか。質問するものであります。次に,二つ目の手洗地区,大規模崩壊箇所二次災害防止対策について質問いたします。せんだって行われた防災会議でも要注意箇所の現状で紹介されました。昨年9月4日の台風14号で発生したこの大規模崩壊は,直後に行った下流地域住民10名が現場を調査し,そのすごさに改めて恐怖感を抱き,このままでは二次災害が発生し,自分たちの集落が土砂に飲み込まれてしまう恐れがあることから,即町,県に現場の写真と署名を添えて緊急の陳情を提出しました。これまで土木事務所,農林事務所から対応の経緯の説明があり,地域住民でやるべきことの指摘もいただき,それに基づき土地所有者2名と開発業者の社長二人,それに地域住民代表数名を交え開発業者にも責任の一端を担っていただく確認や,平成9年土砂災害で大惨事となり,21名の貴い人命が失われた出水の針原地区にも数名で出向き,当時の生々しい惨状を説明いただき,災害防止対策の重要性を今さらながら痛感させられました。現在地域住民が最も強く懸念しているのは,崩壊場所がさらにその周辺を巻き込んで崩壊した場合,堰堤で止まっている大量の土砂もろとも500m下方の集落を襲う危険性があることです。平成5年の8・6水害時,下方の集落の家々の庭は川のごとく激流となって脅威を与えました。恐怖を与えました。その時は幸いにして山が崩れてなくて被害も少なくて経過しました。現状は二次災害が発生してもおかしくない状況であります。行政もシートと土のうを提供し,開発業者と土地所有者も協力して敷設作業を完了,応急処置がなされましたが,著しく吹き荒れた台風並みの強風ですべて吹き飛んでしまいました。現在は何らかの対応を検討中とのことですが,台風シーズンを迎え,そのままの状態で経過しており,住民の不安,心配は募るばかりです。確かに行政の厳しい折,多額の経費を伴う復旧作業着手は困難な事情は承知していますが,出水の針原地区を例にとっても,一旦土砂災害が発生すれば,その修復に40億円近い莫大な経費を費やした事実から,今の時点でしっかりした復旧工事を実施することによって安心・安全の確保と早目の対応で結果的には経費も必要経費で済むことにつながります。地域住民の協力も取り付けながら二次災害防止に向け具体的に復旧工事を策定し,取り組むべきであります。以上2点の問題について申し上げましたが,いずれも当面する非常に重要な問題であります。市長も来られておられると思いますが,住民の納得のいく力強い前向きの姿勢,明快な答弁を期して1回目の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 尾崎議員の壇上からの質問を終わりました。答弁は休憩後といたしたいと思います。ここで15分間の休憩といたします。


               「休憩  午後 2時58分」


               ──────────────


               「再開  午後 3時15分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き尾崎議員の一般質問を続けます。答弁を求めます。


○市長(前田終止君)


 尾崎議員から2点につきまして質問がございました。1点目につきましては私の方から答弁をいたします。2点目につきましては農林水産部長に答弁をいたさせます。1点目は,丸尾地区,県道1号線迂回路避難道路建設への取り組みについて,3月定例会で質問したこの道路建設への取り組みが地区市民への眼に見えないと。7月豪雨では3日間1号線が通行止めになり,9月1日から9月20日までこの道路の迂回路工事のため通行止めになった結果,また,台風時期に入り地区住民の不安は大きいものがあると。県当局にも要請をして早急に具体的に取り組むべきではないかと。その後の経過,市長の考え,見通しなど何らかの方法で地区市民に説明する考えはないのかということでございました。お答えいたします。県道が災害により全面通行止めになった場合の緊急避難道路の建設につきましては,3月定例会以後5月でございましたけれども,私も議員をはじめ,地元のまた関係の一部の方々,また,私どもの牧園総合支所のまた関係各位,本所からもそれなりの立場の者が参加をしてみんなで起点地から大体この辺までだよねという所を歩いて踏査をし,現状調査を意見を交わしながらしたところでございました。急峻なそれこそ上り道でございますし,左側は市有地でございますけれども,谷に向かって落ちて大きながけと。右側が言わばご相談をしたいと思われているホテルの所有地,そしてその道路にはパイプラインが何本かずっと敷設してあったという記憶でございます。県道1号から旅行人山荘までの約900mのこの進入路につきましてはすべて民間の道路となっております。その先の市有林に隣接をした幅員2m程度の里道は未舗装となっておりまして市の水道管や民間の温泉管が埋没されております。なお,市有林につきましてはすべて保安林となっております。また,里道から旧牧園町道を経由して県道の1号線につながっているわけでございます。このルートを県道のバイパスとして整備すると仮になりますと,当地域は一部が国立公園内でございまして法律に基づく事務手続きが必要となるほか,観光地を通過しますことからそれなりに自然景観に配慮をする必要があろうかと思います。入口部の旅行人山荘までの私道,終点部の旧牧園町道につきましては勾配や幅員の改良の必要性があるという調査でございました。里道区間につきましては,市有林側は急峻な地形でもありますことから大規模な構造物と排水処理が必要となります。さらに道路構造令の勾配を確保するためには道路延長を長くする必要があり,線形的に民有地の大規模な買収が発生をしてきます。また,地滑り危険区域が近接しておりますことから,その対策も必要となる恐れもございます。このようなことから,私は,尾崎議員さんがおっしゃる気持ち,同様の気持ちがね,もう何度も何度も言われて,いやあ,これほど言われると,また人間とは不思議なもので,またああして災害もこうさらに重なってまいりますとね,これはどうにかせないかんなと,同じような気持ち持ってますよ。でも,そうでありますが,今,私がね申し上げましたような事情で,結果,みんなでもう本当にね頭を悩まして,またいろいろご指摘を受けるなと言いながらそれこそ答弁づくりをしたわけでございます。気持ちは一緒ですけれども,結果としてですね緊急時の迂回路の建設は,本当に残念ながら,また反論があれば,もう是非また大いに私もお聞きは申し上げたいと思うんですが,極めて困難と言わざるを得ないということでございます。しかしながら,そうばかりは言っておられませんで,じゃあどうするのということになりますわね。県道1号線,これは霧島市の観光の重要なですね幹線道路でありまして大動脈であります。通行止めは本当にこの地域経済や観光面に大きな影響を及ぼしますことから,今後やはりですね,今,私は県の方にももう本当に強く申し入れているわけでございますが,尾崎議員さんからのこのようなご指摘,そして,また,二度にわたるようなこういう今日までの災害等への対応などを踏まえましてですね申し上げてきたんですが,今後はですね本当に災害に強いその安心・安全な道路整備をですね,抜本的にこの県道1号線の存在そのものをですね強固にですねやっていくということしかないんじゃないかということを念頭に置きですね,そのような交渉を進めてまいっているところでございます。なお,この丸尾地域の全体としてのですね防災対策,これは全体とはですね,前も申し上げたことございますけれども,いわさきホテルさん,そして霧島ホテルさんございまして,ちょっとした岩湯がありますね。あれからちょっと下の方が壊れていますよね。その下の方から霧島キャッスルまでの一連の斜面,これの数箇所においてかねがね私どもが強い不安を感じている点などがございます。地滑り対策でございますね。その辺のことを本当に念頭に置きながら,この地域に限定してのですね地域の防災を本当にどうしていくか。どう今後抜本的にですね不安のないまちづくり,観光地づくりにですね備えていくかということで関係各位,各機関,地域の方々も交えてですねこの地域の総合的な検討会を,議員おっしゃるその根本中の根本の一番のその県道1号線の,そして,また,その左手斜面側の安全性等の確保を考え,丸尾地区周辺防災会議みたいなものをですね,総合的に県の関係,そして,また,市の関係,地元の関係,また,想定できる国レベルの関係各機関も交えて,本当に観光霧島の中心部の心臓部に近接している所でございますから,大きな責任が私にもあると思っておりますので,将来に備えて徹底した将来対策をこれでえぐり出していきたいというふうに思っております。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 2点目の手洗地区,大規模崩壊箇所二次災害防止対策についてにお答えします。本地区の処置につきましては,民間の造成地が民有林に崩壊している現場ということもあり,なかなか整備の方向が見えてこない状況であります。しかし,下流域に集落があることから,市といたしましても整備につきまして県にも強く要望しておりますが,現在県の土木事務所において公共事業として採択されるよう国へ要望していると伺っております。また,崩壊箇所の造成地側の復旧につきましては,今のところ復旧する公共事業が見当たらないため,先般応急処置といたしまして,造成業者と協議し,被災箇所をビニールシートで覆い被害が拡大しないよう処置をしましたが,谷から吹き上げる風のため,すべてはがれてしまっております。何とか応急的な処置ができないか工法などを現在も造成業者と協議中であります。


○32番(尾崎東記代君)


 ただいま市長と,それから部長から答弁がございましたけれども,非常にこう残念でなりません。というのは,現実を踏まえてですね非常にこう消極的であるということなんです。それでまず市長にお伺いいたしますけれども,現在の状況ですね,現在の状況は,それこそ先ほど申し上げたようにですね,今,全面的に通行止めになったあそこがですね,あそこから大体その近い山が崩れてですよ,この間の22日の豪雨でですね大規模なまた崩壊があったんですよ。そして3日間は通行できなかったですね。その時に私は,ああ,よかったなあと,道路まで持っていかなかったなあと,道路まで持っていっておったらですよ,それこそまた,それこそ3日ぐらいじゃ済まなかったですよ。それぐらい危険な所なんですよ。ですからですね,しかもその3日間通行止めになった時に,幸いにして迂回路があったんですよ,迂回路が。迂回路を歩かれたことがありますか,行かれたことがありますか,車で。霧島神宮の方に回って,そしてハイツの所を通って,新湯を通って,そしていわさきホテルさんと霧島ホテルさんに達すると,遠い遠いそれこそ道のりです。それを市長は行かれたのであればですね,どのように感じておられるのか。まずお尋ねいたします。そこを通られてですね,その迂回路の感想を聞かしてください。


○市長(前田終止君)


 当然私も地元でございますから,その22日も現場に行きましたし,そして,また,平成5年夏の大水害,その時ですねこの地域に係るこの地の利の悪さ,これは栗野側からのことでもございましたけどね,経験もいたしております。そして迂回路確かにもうそのとおりですね。もし丸尾を起点にして考えますともう目と鼻の距離だけども,それこそ霧島神宮の方に回れば3倍,4倍しっかり時間がかかることもよう承知をいたしております。しかし,空港からあるいは国分・隼人方面からであれば最初からそのルートを選んで霧島ホテル,あるいは,また,いわさきホテルさんに向かうのであれば,起点地によってはそんなに差はないのかなと。ただ牧園町の丸尾を起点にして考えると,これはもう目と鼻ですからね大変な違いがあることは事実でございます。


○32番(尾崎東記代君)


 このですねそれこそ難儀な遠い迂回路をですね,これが今は通行止めですよね。そして今ですね台風13号が発生しております。この迂回路の通行止めが20日までです。20日までですね。しかしながら,もうそれまでにあの台風がきてですよこの1号線がそんなら全面通行止めになった場合,どうされますか。それこそですねいわさきホテルさんと霧島ホテルさんはですね陸の孤島ですよ。それこそ支配人の方々もそれを心配しておられますけれども,やはりですねこの間の3日間の通行止めでもですね観光客に大変な迷惑をかけたと。そして,また,従業員の方々も苦労された。そして何よりもですね観光客に大変なそのイメージを悪くしたということなんですよ。先ほど市長はおっしゃいましたけれども,非常にこう迂回路としてですね困難な面があるということも十分承知しております。それで地域の人たちでですねそんならどこがあるかということでですねいろいろ検討もしてみましたけれども,例えば,その関平の方にこう回ってもですね,開発の方に回っても橋が要るんですよ,橋がですね。橋を造るということになったら,それこそ多額な経費が伴いますよね。ですからですね,やはりその市長も歩かれて,その時はそういう積極的な姿勢がうかがわれたと私は思っているんですけれども,職員に対してですね実現の方向でこれを検討してみれというような指示もされたと思います。それで地権者との交渉ですね,地権者との交渉,「多額の経費が要る。」ということをおっしゃいましたけれども,それでは1回ぐらいそういう交渉もされたんですか。


○市長(前田終止君)


 まず前段の迂回路の件,そして20日までの肝心のその迂回路が使えない状況にあると。しかも今現在進行形で台風13号,これが17〜18日,進路のとり方によっては,予報によっては大体予測するならば17日か,18日か,このあたりに私どもの南九州に台風13号が上陸する危険性もあると。そういう意味ではですね,もう議員仰せのとおり,私も大きな不安を感じて大事に至らなければいいがなということで本当に懸念をいたしているところでございます。もちろんこの件については,その言わば迂回路の工事対策が伝えられると同時にですね,今のことを想定をして地元の支所と,そして栗野土木と,また,関係各位が呼吸合わせがしてございます。それで万が一に備えてですね対応をするような配慮をですねするような打ち合わせをさせてもらっているところでございます。全く私も尾崎さんと同じような気持ちで,もうあそこに行くたびに,通るたびにですね観光地としての大きなマイナスイメージ,こういうものが,あの崩れた箇所上,下を見るたびにもう本当に胸が痛い気持ちがするわけでございます。そして最後の件になりますけれども,一緒に5月に現場を見たと。そしてそれなりに前向きに検討をどうにかできないか調査研究,検討してやってみろというようなこともお互いみんないる中でですね指示も出しました。その結果,その後話し合って,そしてその後実はおっしゃるですね地権者の方,この方ともですねお話もしてみました。この方が仮にですね,OKということが仮にあってもですね,その次にまた地権者がおられますよね。その方含めて,その方とは私はまだ話はしてませんが,ただ肝心の旅行人山荘の方の地権者の方との私との話によりますと言わば厳しい回答でございました。「協力がなかなかでき得難いと。そして私以上にまたその向こうの行き着いた先も絶対もう駄目ですよ。」ということをはっきりおっしゃいました。


○32番(尾崎東記代君)


 市長のですね答弁をいただきましたけれども,私もですね地権者の方々とはですね話をしてみました。それで旅行人山荘の社長については「どうしてもこれは必要なんだということでですね全面的に協力をするんだ。」ということを町時代からも申しておられました。それから,もう一人の方はですね確かに林田から下の方にですね別荘を持っておられます。別荘を持っておられて,「なぜ私はここに別荘を造ったのかと。やはりその静を求めて来たんだよということでですね,迂回路が側を通ったらもうこれは大変なんだと。もう非常に迷惑だ。」ということもおっしゃいましたけれども,しかしながら,「あなた方もあの1号線の状況はよく分かっているでしょうと。そしてあなた方もあそこが通行止めになったらどうしておられるんですかと。高千穂河原に回らんないかんのでしょう。」と言いましたら,「そのとおりだと。それで必要なことは分かっていることから,市の方から交渉があれば,応じる。」ということも言っておられます。それでですねこれはもう非常にこう大事なことでですね,私はそれと同時にですね,やはり迂回路の一つもないということはですね,今の状況ですよ,私はこれは県の責任じゃないかと,今の状況ですよね。県道1号線は幹線道路ですよね。それに,今は20日まで迂回路はないよと。そして,また,迂回路としてもですね今通行止めになっておりますけれども,あの労災病院のあのあたりは危険な所が多いですよ。今,土石のですね落石の恐れがあるということで工事をしていますけれどもですね,何年か前にもあの林田の上が崩れましたし,もうあっちの迂回路も非常にそういう状態なんですよね。ですから,その辺のところも強く訴えてですね,やはり県としても迂回路の確保は責務じゃないかということでですね,やはり県にもやらせるんだという方向でですね強くですね要請をされたらどうだろうかということで考えているわけですけれども,その辺のところは市長としてそういった要請もされたことはないんですか。


○市長(前田終止君)


 迂回路の労災病院があるあたりの河川沿いに走るあの数百mは確かにがけが立ち上がっておってですね非常に,網が張ってはありますけれども,危険な状態であることは私もよく承知をいたしております。今最初の段階で地権者の方とのお話でございますけれども,尾崎議員さんがお話をなさったら,「旅行人山荘のオーナーは協力をするというような意味合いのことをおっしゃった。」と言われましたけれども,もちろん私はその話もですね,ご本人に尾崎さんがこうおっしゃっているが,あなたは本気で私どもがこうちゃんと交渉来たら,ちゃんと応じてくれますかみたいな意味のことをですね今回のいきさつ等踏まえた上でそれこそお話を申し上げました。「霧島市,いや,霧島市の観光発展,霧島の温泉のまた発展のためには大局に立ってですね話をした場合は確かに理解をせざるを得ないんだというようなことは理解している。」とおっしゃいましたよ。「ただ具体的に今後本当にですね自分の地域内にそのそれなりの面積でずうっとある一定の距離で土地を空けてください。木を切らしてくださいとなった場合,そして仮に今度は道路が出来上がった場合,車両が,それこそ自分の静けさが一番の観光事業をやってる。自然がまた自分は好きだという中でですねまず静けさが損なわれる。そして車が通ることによってですねそれなりの自分たちの観光経営に対して影響を大なり,小なり受けざるを得ないと。そして何よりも自分より,自分の方が仮に妥協をするようなことがあっても,先の方は,もう市長,大変なご反対ですよ。」と。その方は別荘を造るにあたってですね本当にもうここに静かにという気持ちで場所を構えておられるというようなことを私はお聞きいたしました。ですから,このような公共事業を本当に必要と思い,同じような気持ちがあってこう推進して仮にいっても,その肝心要の土地をご所有なさる方々が理解と協力が得られなければですね,このことが一番最善の迂回路対策に,まさかの時の緊急道路としての代替道路になるとしても,願いはかなわないなということでこのようなお話をせざるを得ないということでございます。


○32番(尾崎東記代君)


 市長のおっしゃることもよく分かります。それでですね24日にですね霧島ホテルさんが予定しておられましたロビーコンサート等も中止になったりしてですね大変な迷惑を被っておられるわけです。それで市長がお話になりましたけれども,今の県道線を充実すると。しかしながら,だれが見てもですね,同僚議員が見てももうあっちこっちなんですよ。崩れそうですよ。今にも崩れそうです。だから,そういう所をですねやはりその,もしですよ,通行止めになる可能性は十分あるわけです。そういったときにやはり迂回路をということになったらですね,もう今のそれしかないです。どうですか,市長,それしかないですよ,幾ら考えてみても。そんなら関平の方に回るのは考えられますか。もうそれしかないです。ですから,私は交渉にはですね誠意を示せば,町時代も言いましたがね。誠意を示せば相手も分かってくれますよ。ですから,県とですね協力しながら,地元とも協力をしながら,どしてんこの迂回路の実現に向けてですね最大限の努力をしていただきたいということを申し上げておきます。1問目については以上で終わります。あとですね2問目につきましても,これもですね非常にこう消極的です。本当にこう,もう腹が立ちます。そこでですねお伺いいたしますけど,これも昨年の9月4日の台風14号でですね大規模の崩壊が発生したわけです。その状況はですね部長も把握しておられるとおりですね,それこそ付近の自然林も巻き込んでですよ,そして巻き込んで大木がですね押し流されて,そして堰堤で止まっている。今はそういう状況ですよね。それでですねこれほどの大規模な崩壊がですねどのようにして起こったのか。それを原因を究明されたことありますか,原因をですね。どうして起こったのか。お聞かせください。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 先月31日に防災会議がありまして,1問目で議員からご質問を受けて,ご答弁しました。その時も,その時の前の説明で申し上げたと思うんですが,その原因究明については分かりづらいというあの時も説明をしたと思います。実際上その造成地の側から直接崩れていったものなのか。あのちょうど崩壊したちょうど下側に別な所からもう1本道路がございますね。そちらからもかなりの水量が現在も流れておりましたのを,私が行った時ですから,もう3週間ぐらい前になると思いますけれども,ですので,そちらからの水量が多くて下から崩れていったものなのか。上から崩れていったものなのか。どうも分かりづらいということで,今のところどちらが本当の原因なのかは分かりませんということに申し上げましたが,いまだにそういう意味では原因究明までは至っておりません。


○32番(尾崎東記代君)


 今,部長が答弁なさいましたようにですね,原因は分からないと。だからこそですね不安なんですよ。原因が分かっとれば,そこを修正をすればですね少しは安心ができるわけです。それでですね一応ですね防災会議でもですね要注意箇所として一応危険な状況にあることをですね認識をされて,そして何とかその下流の住民の不安を取り除いて安全を確保したいと,そういう意図は分かるんですよ,意図ですね,姿勢は分かります。お聞きしたいのはですね,県の方では測量もしているんですよ,県の方では。そして部長は「その土地の所有者の所在は分からない。」ということを言っておられますけれども,県の方は測量をしてですね,そしてやはりその危険,急傾斜地域ということでやはり砂防ダムの設置は必要であるというようなこともおっしゃっているわけです。そういった中でですよ,部長の話では,「その土地の所有者が分からない。」ということをおっしゃっておりますけれども,所有者のですね所在を調べるなりですね,探るなりしてですね,そしてその,それこそですねその努力をされておられる。そういう姿が見えてこないんですよ。私はですね,そういったそれこそ時間をかけてでもですね崩壊箇所の復旧工事をやるんだというそういう姿勢があったらですね,それこそ住民の立場に立っての積極姿勢だと受け止めるんですよ。それがない。ですから,その辺のところをですねもうちょっと住民の立場に立ってですよ,住民の立場に立って,そしてこういったことをやるんだよということを示していただかんと,住民の不安の払拭はならないですよ。どうですか,部長。その辺のことについてお聞かせください。


○建設部長(秋窪直哉君)


 今,議員から質問がございましたこの渓流名はですね千畳敷2地区と言いまして,平成17年14号台風で災害を受けたわけですけど,これにつきましてはですね,今,県の栗野土木事務所の方でですね火山砂防事業としてですね県に現在,国の方に要望してございます。それらを踏まえて19年度事業で採択行われたならば,測量設計,用地買収というような段取りになっていく予定でございます。


○32番(尾崎東記代君)


 先ほども申し上げましたけれども,台風13号が接近しております。それでですね,これが上陸すればですねそれこそ大変な被害につながるんじゃないかと。住民はですね大変なそういった不安,危惧を持っているわけです。それに対してですね部長としてはどのような対応をされるつもりか。お聞かせください。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 台風が接近していることは十分に承知いたしております。それから,先ほどその住民の気持ちが分からないのかという,私も人の子ですので,十分に理解しているつもりでございます。ただ先ほどからご答弁申し上げてますとおり,私どもその行政の力で,いわゆる市町村,市行政の力でいかんともし難いものがあると。ここに非常に立場としての苦しさも,これは逆にこれはご理解いただきたいという気持ちもございます。ただその土地の所有者という問題につきましては,いわゆる造成を実施しました業者とはなかなか連絡つかないんですが,担当が一生懸命頑張ってくれて先日12日の午後に一応話がつながりまして,業者の方も,こちら側がシートを準備したことで,業者の方がそのシート張り努力してくれたわけですが,もたなかったということで,さすがにちょっとシートで被覆するのはやはり余り効果がなさそうだということで,今,業者側の方も,せんだって防災会議の中でも申し上げましたけれども,業者の方も種子吹き付けみたいな手法はどうなんだろうかということで今,双方で今また検討を進めているという段階でございます。それから,一応その台風が接近した場合のいわゆる防災面につきましては,防災会議の時も私がもうついでに答えさしていただきましたけれども,基本的には防災担当がおりますし,そちらの方がきちんと指示を下すものと思いますけれども,下流域の住民に対してはそれなりの対応をすべきものとして考えております。


○議長(西村新一郎君)


 一応最悪の状況,台風がコースをとったときには,宇都危機管理監,どういう対応になるんですか。〇危機管理監(宇都克枝君)


 土曜・日曜にかけまして,先ほど市長が言われたように,台風が接近をしております。暴風域といいますか,40mぐらいということで今気象情報出ておりますけども,まずそういう前提としまして現在のあるように,非常に土砂が崩れてる崩壊現場と言いますかですね,そういった所の住民の方につきましては,やはり何といっても早目の避難と,それに尽きるんではないかというふうに考えております。


○32番(尾崎東記代君)


 最後にお尋ねいたしますけれども,部長にお尋ねいたします。先ほども申しましたとおりですね,下流の地域の住民の立場に立って考えていただきたいということでですね,土地の所有者もですね把握をして,そして長い期間かかってもあそこを,今崩壊している場所をですねもうこれ以上崩れないようにちゃんと建設していくんですよというようなことをですねやっていただければですね,そういった見通しができればですね,住民もですね,ああ,なるほど行政の方も真剣に取り組んでいってくれるんだなあというふうに感じることができると思いますので,その辺のところを最後にお聞かせをいただきたいと思います。以上で私の質問を終わります。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 ご指摘のところはもう十分に理解いたしております。私はもう誠心誠意を持ってそのことにあたってまいりたいと思います。


○議長(西村新一郎君)


 以上で尾崎議員の一般質問を終わります。次に,38番田代昇子議員より3件通告がされております。したがって,田代議員の発言を許可いたします。


○38番(田代昇子君)


 皆さんお疲れさまでございます。議長の許可を受けましたので,先に通告しております3件についてご質問申し上げます。その前に,6月以降8月にかけての異常気象は市内を含め県北部や全国各地に大きな災害が起こりました。心からお見舞いと早い復興を願うものでございます。7月28日の南日本新聞の記事によりますと「2006年版水資源白書で日本の年間降水量が100年前に比べて減少する傾向にあるが,年ごとの変動幅は2倍近く広がっていて,豪雨や渇水頻度が増える傾向にある。」と指摘しております。近年の異常気象による災害はあっという間の出来事と聞くことです。備えあれば憂いなしのことわざがありますが,台風シーズンにあたる防災の日の前日に霧島市防災会議が開催されたことを高く評価を申し上げるものです。それでは,質問に入りますが,当局の簡潔なご答弁をお願いいたします。第1点目の農林業関連の補助事業で整備された飲雑用水施設についてでございますが,この件については平成16年9月議会にご質問申し上げた経緯があります。合併後検討していきたい由のご答弁をいただいたと思っております。平成16年の豪雨による災害では飲雑用水施設の見回りで人身事故も起こっております。近年は高齢化が急速に進み,飲雑用水施設のある地域では危機管理すら思うようにならぬのが現状ではないかと思うことです。人が生きている上で水は不可欠のものです。「旧国分市には上場地区に22箇所ある。」と答弁をいただいております。市全体で何箇所あるのか。お尋ねするものです。併せて地域住民との話し合いなどがなされた経緯があるのか。お尋ねするものです。また,管理についてどのようになさっているのか。お尋ねするものです。また,今後の管理の見直しについて検討されるお考えはないのか。市長のご意見をお尋ねするものです。次,2点目に入りますが,男女共同参画について,この件については植山議員から詳しく質疑がなされました。重複する部分もあろうかと存じますが,よろしくお願いいたします。市長のマニフェストや議員の質問の中の答弁で「生き生きと暮らせるふるさと,男女ともに生涯にわたって生き生きと暮らすことができる。ともに男女が尊敬し合い,ともに支え合い,安心して暮らすことができるふるさとを目指す。」と申してくださっております。霧島市の人口を見てみますと,男性約48.3%,6万1,955人,女性約51.7%,6万2,238人であるようです。男女共同参画基本法第2条に「男女が,社会の対等な構成員として,自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され,もって男女が均等に政治的,経済的,社会的及び文化的利益を享受することができ,かつ,共に責任を担う社会」と位置付けられ,施策の在り方について挙げてあります。国の男女共同参画基本計画で11の目標が設定されております。その中で1に政策,方針決定過程への女性の参画の拡大,2020年までに女性の参画を30%程度,県は既に30%を突破しております。2で男女共同参画の視点に立った社会制度,慣行の見直し,意識の改革,そのために支援策の充実,3番目に雇用などの分野における男女の均等な機会と待遇の確保についてさらなる前進をと載っております。また,5番目には,男女の職業生活と家庭,地域生活の両立の支援,まちづくりや観光,環境における推進の面での支援,7番目に女性に対するあらゆる暴力の根絶広報啓発活動の推進の意義の責任の推進が載っております。10番目に多様な選択を可能にする教育,学習の充実などが挙げられております。そこで質問ですが,霧島市における男女共同参画基本計画策定の進捗状況についてお尋ねいたします。2に市職員に占める女性の係長以上の割合は,一昨日のご答弁で「29名,6.7%」と言っていただいております。次に,「霧島市における審議会,協議会で女性の占める割合は,33委員会で653名中158名の24.2%」と述べておられます。さらに今年4月以降にできた審議会,協議会の名称や女性の参画数について問うものです。4番目に男女共同参画推進施策について,植山議員の中でもありましたように,これまで相談事業や基本計画を策定するための調査,セミナーの開催をされておられますが,男女共同参画が言われるようになって久しいですが,意識の改革ができない難しさがあります。積極的な広報や男女が対等の構成員として政策や方針の立案及び決定の場など参画できるような支援などすべきだと思うのですが,市長のご意見をお聞きするものです。次に,霧島市におけるDVの相談件数とその対策については,近年子供への性的虐待,いじめなど目に余る事件も多く,売春,職場の上司の社会的強者から弱者に対するセクシュアルハラスメント,児童虐待,家庭内暴力など大きな社会問題となっています。今月4日か,5日だったと思いますが,南日本新聞に「DV相談件数2005年度で6年前の2倍増の36件に,これは保護相談が36件に増加している。」と出ていました。これまで女性への暴力の多くが隠され,近年女性たちの告発によって表面化してきたものもあるのかと思われますが,そこで霧島市における相談件数が分かっていましたら,お示しください。また,市としての対策などもありましたら,どのようにされているのか。お尋ねいたします。次に,西小学校問題について,これまで数人の議員から切実な課題として多くの質疑がなされております。また,PTA関係者など多くの方が関心を寄せておられます。答弁の中で学習活動や運動場などの使用などについて非常な努力や工夫をなされていると聞いておりますが,何とも1千名近い児童数となると,他の学校と比べ十分なのだろうかと不安があるのも当然のことと思うことです。今なお西小学校周辺の急激な宅地開発が進んでいます。新学期になって児童数の推移はどうなっているか。お尋ねいたします。次に,今年3月霧島市立小中学校規模及び通学区域等適正審議会が開催されているようですが,18年度できちっと答申を出したい旨前に答弁があっております。計画どおり,審議が予定どおりなされているのか。また,答弁ができる範囲で結構でございますので,ご回答の方をよろしくお願いいたします。以上で壇上からの質疑を終わり,ご答弁によっては自席からの再質問をお願いして終わります。


○市長(前田終止君)


 田代議員から3点につきまして質問がありました。2点目の1については私の方から答弁をいたします。3点目については教育部長が答弁をいたします。そのほかについては関係部長などにそれぞれ答弁をいたさせます。男女共同参画について,霧島市における男女共同参画計画策定の進捗状況についてお尋ねでございます。本市におきましては,男女共同参画に関する各施策を総合的かつ計画的に取り組むために平成19年度を目途に霧島市男女共同参画計画,これは仮称でございますけれども,これを策定する予定にしております。まず計画策定の基礎資料とするために平成18年4月から5月にかけて無作為抽出による20歳以上の市民男女2,100名を対象に霧島市男女共同参画に関する市民意識調査を実施いたしました。848名よりご回答をいただいて,回収率は40.4%でございました。現在その分析作業を進めておりまして,近く報告書を作成の予定でございます。また,各種団体など多くの市民の皆さんの声を吸い上げていきたいと考えております。計画策定のための庁内推進体制としましては,助役を会長に関係部課長で組織する男女共同参画推進連絡会議を設置をし,その下部組織としまして男女共同参画計画を具体的に形にするための作業を行う幹事会を関係係長等で設置いたしました。現在男女共同参画推進連絡会議を1回,幹事会を3回開催をし,計画策定に向けて協議を重ねているところでございます。また,市民の皆様の代表15名で組織をされる霧島市男女共同参画推進懇話会を本年4月に設置をさせていただきました。懇話会では男女共同参画社会の実現に向けた計画策定の方向性についてご提言をいただくこととなっております。さらにホームページや広報誌,閲覧等を通して計画案の公表を行い,市民の皆様の意見を聞くいわゆるパブリックコメントをいただくことといたしております。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 農林業関連の補助事業で整備した飲雑用水施設についての1点目についてお答えします。設置箇所につきましては,霧島市飲雑用水設置管理規程に示しておりますように,市内で23箇所となっております。次に,2点目の管理につきましては,23箇所とも市が無料で各箇所に設置された地区の水道組合に委託しております。3点目の管理の見直しにつきましては,高齢化が進んでいる地域の方々などから管理が困難になっているので,市で管理してもらえないかという話が上がってきておりまして,水道部局とも協議をいたしておりますが,23箇所すべてに関連のある問題でもありますので,現在検討中であります。


○企画部長(藤田 満君)


 田代議員の男女共同参画についての2点目以降についてお答えをいたします。市職員に占める女性係長以上の割合についてでございます。平成18年4月1日現在の学校の教員等を除く職員数は1,330名であり,そのうち女性職員は304名で22.9%を占めております。また,係長以上の職員数は436名ですが,そのうち女性の係長以上の職員は29名であり,その割合は6.7%となっております。続きまして3点目についてお答えいたします。平成18年9月1日現在の審議会等の数は33ございまして,委員総数653名中女性委員は158名であり,女性の占める割合は24.2%となっております。また,4月以降にできた審議会等は13ございます。名称につきましては,救急医療検討委員会,男女共同参画推進懇話会,55人委員会,健康増進協議会,国民保護協議会,防災会議,市営温泉供給事業運営協議会,メディアセンター運営委員会,明るい選挙推進協議会,観光未来戦略会議策定委員会,環境対策審議会,高齢者施策委員会,少子化対策専門会議を新たに設置いたしております。女性の参画状況につきましては,男女共同参画推進懇話会,明るい選挙推進協議会,少子化対策専門会議,メディアセンター運営委員会は女性が過半数を占めている一方で,国民保護協議会,市営温泉供給事業運営協議会,防災会議では職務指定による委員選任ということもございまして2割に達していない状況でございます。4点目でございます。男女共同参画推進施策についてでございますが,現在旧6町におきまして市民の皆様を対象にした男女共同参画セミナーを開催をいたしております。10月には男女共同参画の立場での市民との協働による地域づくり講演会を開催する予定にいたしております。また,近年家庭内暴力,いわゆるDVやセクハラ等女性に対するあらゆる形態の暴力が急増しているというようなことから,働く婦人の家と隼人総合支所の2箇所におきまして女性のための無料相談を実施いたし,その解決に向けた適切な支援に努めているところでございます。また,男女共同参画について市民の方々に理解を深めていただくための情報提供が重要なことから,国や県における男女共同参画週間をはじめとする関連情報の提供に努めているところでございます。5点目,市内のDVの相談件数とその対策についてお答えいたします。合併後の本市における相談件数は8月末で76件でございました。その中でDVに関する相談は約7割を占めております。相談内容は,DVのみならず,離婚,借金等複雑に絡んでいるのが現状でございます。DVを生み出す社会的背景には,女性に対する差別意識,暴力を振るう男性に対する誤った認識,被害女性に対する社会の理解不足等が考えられますので,その防止と救済に向けた対応には,当事者間の域にとどめず,社会の問題として解決していくことが求められております。市民のだれもが安心・安全に暮らすことができるように関係機関との連携を図りながら相談体制を充実させてまいりたいと考えております。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 田代議員の3番目のご質問にお答え申し上げます。国分西小学校問題について,1番目,18年度になっての児童数の推移でございますが,4月6日現在987名,5月1日現在989名,9月1日現在992名。第2問目です。霧島市立小中学校規模及び通学区域等適正化審議会の経過についてとのお尋ねでございます。国分西小学校の規模適正化についての具体的な方策等について審議をいただいている霧島市立小中学校規模及び通学区域等適正化審議会は,平成18年3月22日に第1回審議会が開催され,去る8月29日までに4回開催されたところです。諮問の事項につきましては,国分西小学校の適正規模,適正配置についての基本的な考え方と,それに基づく具体的な方策についてご提言をいただくということでご審議をお願いしているわけでございますが,この審議会の内容につきましては,審議会の公正中立や委員の自由な発言を確保する上で問題があり,お答えできないことが多々ございまして,誠に申し訳ございませんが,ご理解いただきたいと思います。審議会自体は当初2月,3月の頃までに最終答申をいただくというような予定でおりましたけれども,審議会の答申は非常に進んでおりまして,年内あたり,年内には結論がいただけるのではないかというふうに思っております。近いうちでは9月中に第5回の審議会を開催するという予定でございます。


○38番(田代昇子君)


 それでは,順次再質問をさせていただきたいと思いますが,この雑飲料水の設備についてお伺いしたいんですが,旧国分市が22箇所で,隼人が1箇所というような答弁の内容であったと思いますが,他町にはそのほかこれまでにこのような事業で整備された所はなかったのか。お聞かせいただきたいと思います。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 先ほどお答え申し上げましたとおり,その農林水産関連の補助事業でという範囲ではこの数字になっております。


○38番(田代昇子君)


 それでは,全然これまでにこういうものをされた経緯は全くないと,このように理解してよろしいでしょうか。もう1回,すいません,確認のために。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 別途にですね簡易水道事業で行っている地域とか,それから,これは旧国分市内もございますが,もう地域独自でいわゆる飲雑用水施設をお持ちの所とか,ですので,いずれ議員がいろいろとご意見申されるであろう範囲というのはかなり数多いものがあるということに,結論はそういうふうになりますが,取りあえずこの農林業関連の補助事業ということになると,この23箇所というふうな数字になります。


○38番(田代昇子君)


 少し,関連事業でなくても,簡易水道的なものはあるというようなことをおっしゃっておりましたけれども,それは現在そのまま継続しながら簡易水道的な管理でされているのか。もう一遍聞かせていただきたいと思います。


○議長(西村新一郎君)


 農林水産関係以外の事業でもそれぞれの旧自治体にあるのではないかということだと思いますが,どなたか答弁できますか。結構数はあるでしょう。


○38番(田代昇子君)


 ちょっと追加させていただきたいのは,合併をする以前のものも含めてご答弁いただければありがたいと思います。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 最初にご答弁申し上げました23というのは農林業関連のその飲雑用水施設箇所として合併後のその条例に掲載されている箇所数23箇所ということでございます。そのほかにもその合併前から簡易水道的なものがあるのではないかというそのご質問に対しては,すいません。ちょっと完全な数字は把握いたしておりません。


○38番(田代昇子君)


 水道的には,「把握してない。」ということでございますけれども,こういう事業でしながら簡易水道に移譲された部分はなかったのか。そこら辺のとらえ方は,数字的なものははっきりしなくても,分かってましたら,ご答弁ください。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 そのいわゆる飲雑用水施設を簡易水道に格上げというか,水道課の方になったものがないかというご質疑だと思います。旧国分市に関してはございませんが,他町のものについては,申し訳ないですが,今の段階で私が調べておりませんので,ちょっと分かりません。


○38番(田代昇子君)


 それでは,「分からない。」ということでございますので,また,機会がありましたら教えていただければと思いますが,この水道事業につきましては規定の中で管理については水道組合に委託し,水道料は無料ということでございますが,例えば,修理をするとか,新たに組合に加入した場合は,市の規定では許可を受けなければならないとありますが,修理とか,水道管の布設,新たに布設するなどの費用についてはどうされているのか。お尋ねするものです。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 新たに加入というところでは,一応規定上そういうふうなものを設けておりますが,現実には各地区の水道組合の方々のご判断というふうに,今までそうやってまいったというふうに理解しております。それから,施設の部分的な改修若しくは老朽化に伴う改修等につきましては,地区の水道組合だけでは非常に負担が大きいということで,現在でもできるわけですが,旧国分市においては地域振興の6割補助をご利用いただいておりました。


○38番(田代昇子君)


 この農林水産業関連の補助事業で設置される部分についてはある程度厳しい条件があるのかどうか。そこら辺を聞かせていただきたいと思います。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 厳しい条件というよりは,必要性があったということでその農林業関係の補助事業を適用させたという経緯ですべてが備わっていると思いますので,特に何か厳しい条件をというのは恐らくないというふうに考えております。


○38番(田代昇子君)


 先ほど申し上げましたように,この水道を付けていらっしゃる地域につきましては大変高齢化が進んでいるようでございます。特に本戸地区一つをとってみましても世帯数が35戸で人口59名,高齢者数が65歳以上で45名,うち75歳が23名,率にして高齢化率が約76.2%になっているようでございますが,平均年齢71歳と聞きますときに,このような環境で管理が継続できるのだろうかという思いがするのでございますが,そこら辺はどのようにとらえていらっしゃるのか。先ほど「検討していきたい。」とおっしゃっておりますけれども,そこら辺のとらえ方をどのようにとらえていらっしゃるのか。ご意見を聞かせていただきたいと思います。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 施設の管理についての年齢制限みたいなものは余り考えてはいないんですが,ご指摘の地区の方々はやはりご自身たちがもう既に自分たちのその能力を超える作業になりつつあるというそういう懸念をお持ちになり始めたというふうに伺っておりますので,そういう意味でこの補助事業で整備したこの23箇所,おおむね似たような状況にあるということを判断いたしまして,先ほど若干お答えにならなかったかも知れませんけれども,その23箇所すべてに関わる問題であるということで,1箇所だけの問題としてとらえるにはちょっと大き過ぎるなという判断をしたわけでございます。最終的には水というもの,生命のもとでありますので,それをただ野放しにしておくことは行政の立場として決してできるものではないということでありますが,いわゆる水道事業で行っているものと比較するとかなりいろいろな面で軽減措置が図られているというか,現実は非常に安い価格で楽な形でこれまで飲料水を得てこられたわけなんで,それをいきなり上水道という形に持ち上げますといきなり高額負担を課せられてしまうという状況があるものですから,そこら辺をご理解いただけるのか。加えてそういった老朽化した施設を再度,その市の方で管理する場合に,どこまでその管理,良好な状態に持っていけるのかというような様々な問題を一応クリアするためのある一定の考え方を構築しなければならないだろうということで少し今時間がかかっているという状況です。でも,いたずらにこれを引き延ばすわけにいきませんので,なるべく早いうちに答えが出せるように努力していってる。そういう意味で検討中でありますというお答えをさしていただきました。


○38番(田代昇子君)


 大変前向きなご回答をいただきまして心強いと思います。非常にこの施設については,台風のたびに,大雨のたびにどこも見回りをするのが大変だと。水道料のことは視野にない。もう本当にどうかしてほしいという大変そういう気持ちが強い地域でございますので,早い時期にご検討いただくようにお願いしておきますが,その点では市長どうでしょうか。前向きなご検討をいただきたいんですが,決断をしていただきたいなあと思います。よろしく,ちょっとコメントをいただきたいと思います。


○市長(前田終止君)


 今,部長の方から答弁があったとおりでございますけれども,高齢化,過疎化に伴いですね現地の実情等多々あるとお話も聞いております。また,料金等いろいろ検討もしなければならない点もありますでしょうし,しっかりと実情を聞きながら検討をさしていただきます。


○38番(田代昇子君)


 市長のコメントありがとうございました。是非よろしくお願いしたいと思います。それでは,男女共同参画についてご質問申し上げてみたいと思います。「市職員に占める女性係長の割合について29人・6.7%である。」ということをご答弁いただいておりますが,もっと女性職員を育成してほしいなあと,そのような思いでございます。庁舎内の対応が市民への大きなインパクトになったり,見本になったりするのではないかなあと思うんですが,そこら辺をどのようにとらえていらっしゃるのか。ご意見を聞きたいと思います。よろしくお願いします。


○職員課長(津曲正昭君)


 異動のたびに男女共同参画という趣旨を踏まえながら,できるだけそのように女性の職員の人たちを登用するという気持ちでやっております。適材適所で,これからもそのような考えで進めていきたいと考えております。


○38番(田代昇子君)


 それでは,次に,市の審議会の対応について,「33委員会で653人中153人が女性の委員であると。24.2%である。」ということを昨日植山議員の答弁の中でおっしゃっておりました。県の目標が30%に達して,県は既に達成していると先ほど申しましたけれども,24.2%の中身についてどうとらえておられるのか。目標達成に近いとお思いなのか。そこら辺を聞かせていただきたいのでございますが,昨日下深迫議員へのご答弁の中で「児童・民生委員が257名いる。」ということをおっしゃっておりましたけれども,この中で何%になるのかなあと思ったときに,私は国分しか知りませんけれども,国分で既に55%を女性が占めてるのではないかなあというそういう思いがあるんですけれども,そこら辺に数字が24.2%なっているということで安心していらっしゃる部分があるのではないかなあと,そのような思いがしますが,そこら辺のコメントを,お考えを聞かせてください。


○企画部長(藤田 満君)


 1回目のご答弁の中でも申し上げました。この24.2%をどう見るかということもございます。と申しますのは,それぞれ委員会,審議会等の性格もございます。そして,また,委員会,審議会等によっては女性の方々が逆に50%を上回っている所もございます。一方で,先ほど少し申し上げましたが,防災会議でありますとか,そのような中では職の指定がしてございます。そうしますとどうしてもその立場におられる方が男性ということになってまいりますと,女性の方を選任したくてもできないというような事情等もございましてそのようなばらつきがあるということでございます。審議会等のそれぞれの目的もあるわけでございますので,その中でどれだけ対応ができるかと,そういう視点を持ちながら,どれだけの対応ができるかということが大事だと思いますけれども,その結果がこのような形になっていると現在は思っております。


○38番(田代昇子君)


 ただいまのご答弁の中で「職務指定がしてあるということでなかなか女性が入りづらいよ。」ということをおっしゃってましたけれども,この職務指定はだれがされるのか。もう一遍聞かせていただきたいと思います。


○企画部長(藤田 満君)


 だれがという表現に合うのかどうか分かりませんが,先ほど申し上げましたとおり,それぞれそういう審議会,委員会等の目的がございます。その目的をやはり達成するためにはそれぞれの役割をお持ちの方がやはり委員としておなりになるということ等がまずあると思います。そのような視点でいった場合にそのような職に立っておられる方がどうしてもということになってまいりますと,結果として役職に就いておられる方は現在のところ男性の方の方が多いのではないかというようなことからそのような結果になるのかなあと思っております。ですから,この最初から何も縛りとか,そういう目的とかに合致しないで,委員だけを完全に男性,女性という形で選任していけばそういう形にはならないのかも知れませんが,そのような目的,目標というものがあれば,結果としてそういうふうにならざるを得ないという部分もあろうかと思っております。


○38番(田代昇子君)


 今のお話はよく分かりますけれども,やはり女性が力を付けるためには一つでも,一人でも,二人でもその中に入れていただいて,積み重ねが私は大事だと思うし,そういうことから力が付いていくのかなあと。そのような思いがしておりますので,またそこも何か再検討をしていただきたいなあと思っています。そこで次に,法律で定める委員会,例えば,教育委員会とか,監査委員とか,選挙管理委員とか,そういう中で女性の参画をされている委員会があるのか。幾らになるのか。そこら辺もお聞かせください。なかなか調査されてない部分があるのかなあと思います。まず,それでは,教育委員会の教育長から,教育委員会の委員には女性は入ってないのかなあと思いますが,どのような思いでいらっしゃるのか。聞かせていただきたいと思います。


○議長(西村新一郎君)


 田代議員,教育委員会の教育委員に女性が入っていないということですか。(「そういうことです。」と言う声あり),そういうことですか。はい,吉永部長。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 現在教育委員は5名で,教育委員は5名で教育委員会を構成されておりますが,今の委員の方々は合併の時に暫定という形で旧1市6町の中から一人ずつ,もちろん選ばれなかった町もあったわけですけれども,各町から一人ずつということで暫定的に選ばれてまいられた方が多うございまして,その方々の中には教育委員長なり,教育長とかいう職を前の町でしておられた方が多うございまして,現在5人すべてが男性ということになってございます。


○38番(田代昇子君)


 今ご答弁いただきましたけれども,その他の委員にも多分入っていらっしゃらないのかなあと思います。勇気を持って一人でも参加させていただきたいなと。次の機会には是非そのようなことを考慮に入れながら参加させていただきたいと思います。次に,男女共同参画推進の施策については,先ほどセミナーとか,あるいはいろんな基本計画を立てるための調査とか,先ほどご答弁いただきましたけれども,私は昨日,17日の日に霧島町でありましたセミナーに参加させていただきました。20名ほどの参加でございましたけれども,大変和やかに会が進められていたのかなと思います。開催数が6箇所ということを聞きましたけれども,どことどこなのか。今後どうされようとなされてるのか。そこら辺を聞かせていただければと思います。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 現在男女共同参画推進施策の一環といたしまして,先ほど議員のおっしゃいましたセミナーを6箇所で開催いたしております。8月,9月にかけまして各総合支所単位で実施をいたしておるところであります。最初が8月5日,溝辺町の語らいの駅,ここで実施をし,さらには横川健康温泉センター,それから8月26日,牧園のレストハウスほし,先ほど議員のおっしゃいました9月9日,霧島保健福祉センター,そして今度の土曜日ですけども,隼人の浜之市のふれあいセンターで計画をいたしております。そして最後が来週の土曜日,福山の旧田中別邸で計画をいたしておるところです。大体20名ぐらいをめどにいろんな形で参加を呼びかけて実施をいたしております。


○38番(田代昇子君)


 6箇所ということで今挙げていただきましたけれども,やはりミニ集会と言っていい集会ではなかったかなあと思っています。やはり身近なことで気楽に聞けて,男女共同参画の狙いというのなんかがよく分かったのではないかなあと思います。是非ね,何で国分にはないのかな。国分はもっと大勢の方がいらっしゃるので,たくさんの機会を持っていただきたいという思いをしたわけですけれども,それとその場に講師の最適な方が来ていらっしゃいましたり,もっとこうリーダー的育成をされていかれないのかなあという思いがありますが,そこら辺をちょっと聞かせていただきたいと思います。


○企画部長(藤田 満君)


 霧島町で開催されたセミナーには,私もごあいさつだけで実は失礼さしていただきました。本来であれば同席をして一緒にこのセミナーに参画をしたかったわけですが,ちょっと所用といいますか,ございまして大変失礼したところでございます。この講師の方々につきましては,これまでに各市町で男女共同参画の計画策でありますとか,それに関わってこられた方,そして,また,それぞれこういう講習といいますか,そのようなことなどを受けられた方がこの講師になっておられます。講師の方々につきましてはいろいろな方々が想定されるわけですが,現在のところできるだけ身近な所で基礎的なそういうセミナー,講座といいましょうか,そして,また,膝突き合わせて,今先ほどもありましたように,和やかな雰囲気でというようなことで,肩肘張らない形でのそういうようなセミナーということを目指しております。そして,また,特に霧島町で開催された場合には男性の方も来てほぼ半々の出席だったのかなあと思っておりまして,私も,男性の方々がこの男女共同参画に関心を持って,そして,また,興味を持って一緒にセミナーに参画をしていただいたということで非常にありがたいセミナーだったのかなと思っております。このようなことを踏まえながら今後も進めてまいりますし,また,それ以上のまた部分になりましたら,それぞれまた適宜講師の方については選考しながらこういう男女共同参画の事業に取り組んでまいりたいというふうに思っておるところでございます。


○38番(田代昇子君)


 ちょっと質問が遅くなりましたけれども,先ほど4月以降できました推進会とか,あるいは審議会などの幾らあるかということで例示をいただきましたけれども,その幾つか,たくさんある中で,この中で男女共同参画の推進は2%っておっしゃったかな。もう1回確認させていただきたいと思います。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 誠に申し訳ありません。もう1回質問いただれば,ありがたいんですが。


○38番(田代昇子君)


 さっき,このプリントの中に健康増進協議会とか,あるいは環境対策審議会とか,観光未来戦略会議策定委員会とか,幾つか出ておりますけれども,この中で女性が何人参加されているのか知りたいわけでございますので,ご答弁のほどよろしく。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 それでは,個々の委員さんと,それからうち女性の委員さんが何名かということで報告をさしていただきます。まず男女共同参画推進懇話会でありますけども,ここが委員が15名中9名が女性の方,それから明るい選挙推進協議会,これが14人中7名が女性の方です。それから少子化対策専門会議,委員が9名中6名が女性の方です。それからメディアセンター運営委員会,ここにつきましては6名中3名が女性の方であります。さらに,非常に職務指定の関係で女性の登用率がちょっと今厳しい状況でありますけども,国民保護協議会,ここが委員が14名中2名が女性の方です。それから市営温泉供給事業運営協議会,6名中女性は0です。それから防災会議でありますけども,18人中1人の方が,女性が1名ということで,現状はこのようになっております。


○38番(田代昇子君)


 割と成績がいいなあと思いましたけれども,何か1〜2名,1名とか,2名とか,そういうことをおっしゃっている推進会議がありましたけども,それはやはり職務指定ということで入られなかったのかどうか。もう一遍お聞かせいただきたいと思います。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 先ほど来から部長の答弁にもありますとおりですね,いろんな審議会あるいは協議会の中にどうしても職務指定で委員になっていただく方々がいらっしゃいます。こういう方々がたまたま男性であったりした関係で,先ほど言いました非常にこう女性の登用率の低い部分についてはそういう職務指定の関係で低い,0人とか,1人とか,2人とか,そういう状況になっておるところです。


○38番(田代昇子君)


 今ご答弁いただきまして分かりましたけれど,是非職務指定の枠を私は,1人でもいい,2人でもいい,枠を外していただいてしていただくのが行政の役割ではないかなと思います。是非次はそのようにしていただきたいというのを重ねてお願いをしておきたいと思います。それでは,DVに対する対策についてご質問申し上げますが,主体的には県だと思うことでございますが,子供たちがいたり,あるいは高齢者だったりする場合が多いと思いますが,一時保護を,施設を退所された後の行政の支援というのが十分なんだろうかというのの苦情が大変あるようでございますが,例えば,公営住宅への優先入居や職業訓練校への優先入校などがそれぞれの課と連携を密にされているのかどうか。聞かせていただきたいと思います。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 先ほど部長の答弁の中で件数等についてあるいは内容等については答弁をさしていただいたところです。そうした中でですね関係機関と連携をとるという部分もあったかと思いますけども,これらについては警察署と一緒になって対応をさしていただいたり,あるいは相談件数の中に2件ほどは福祉事務所の方と連携し,鹿児島の方とも,また,県の方とも連携をし,対応をさしていただいたところです。そうした中に保護命令が1件あり,また,都城の方に母子寮がありますけども,そっちへ入所をしていただいていろんな職業の対応とかですね,そういうところまで対応をさしていただいた部分です。また,庁舎内では建築住宅課と連携をとりましてそういう空き住宅での対応とかですね,そういうこともさしていただいたところです。


○38番(田代昇子君)


 ちょっと最後の方聞きづらかったんですけれども,対応をしたよって答弁だったのかどうか。すいません。もう一遍聞かせてください。


○企画部次長兼企画政策課長(福原 平君)


 建築住宅課とも連絡をとり合いながら対応をいたした部分が2件ほどですねあります。


○38番(田代昇子君)


 本当に思わぬ所でこの件は,DVの問題は割と高齢者にも多かったり,あるいは,一番多いのが30代だというふうに記録に載ってますけれども,非常にこう住宅に入りたい。その方々はやっぱり身近な所で別に生活したいというようなご希望が多いようでございますので,是非そこら辺を建築住宅課と密に連携をとっていただきたい。そういうシステムをつくってほしいというそのような思いがありますので,是非そのような対応,対策をとっていただきたいなと思っております。よろしくお願いしておきます。それでは,西小学校の問題について入りたいと思いますので,よろしくお願いいたします。先ほど「児童数については992名になった。」ということでございますが,学級数に変わりはないのかどうか。これからも増加が見込まれるのではないかなと思います。そこ辺のこれから先2〜3年の推移についてはどのようにとらえていらっしゃるのか。お聞かせいただきたいと思います。


○学校教育課長(村田研史君)


 来年度が統計でいきますと1,005名の予定でございます。それから平成20年度になりますと1,024名ということでございます。


○38番(田代昇子君)


 もう一つ,1点,例えば,今,992名でございますが,プレハブ教室を7教室増設しながら対応をされてますが,変わりはないのか。幾ら増えたらプレハブをまた必要なのか。そこら辺を聞かせていただきたいと思います。


○教育部次長兼教育総務課長(石塚義人君)


 現在のところ,今,学校教育課長が申し上げました19年,20年,対応はできるところでございます。


○38番(田代昇子君)


 教室については対応ができるということでございました。「非常に運動をする面,体育館の,西小学校ほど悪い所ないよねえ。もう風通しなくて大変だよねえ。」というのを地域のご婦人の方々がよく言われております。そういう体育館,そして運動場が狭いという大変こう苦慮されている部分というのが非常に多いのかなあと思います。あの横にコミュニティ広場を建設される,10年ぐらい前に,私もその用地については関わったことがあります。あそこに造ることが,西小学校がやむを得ん時は使えるよねえっていうような話なども出ながら,あそこに決定したのかなあって,そのように理解しております。先日中央高校に運動会に行きました。あそこは離れた所にブリッジを架けながら運動場に行き来しておるようでございます。あれほど大きな物は造らんでも,あそこの場合間に合うのかなあってそんな気がしたわけですけれども,そういう物って,あそこは半分,地域の高齢者の方々に理解を求めながら,半分小学校のために使うということは考えられないのか。ご意見を聞かせていただきたいと思います。


○教育部次長兼教育総務課長(石塚義人君)


 お答えいたします。西小学校の語る会がございました時に部長の方からコミュニティ広場の使用について,福島の地区館長さん,それと広瀬の地区館長さん及び老人会長さん等々の協議をしまして,昼時間あるいはその休み時間等にも遊べるように配慮をしていきたいというふうに答えております。とにかく私の方も,あれは都市公園でございましたので,そこに聞きに行きましたら,そういうことで地元の方々と話し合いができるんであれば,いいのじゃないかということで,今度また両館長さん,それに老人会長さんたちと私と話をしてそのように,是非そのようにお願いをしたいというふうに考えております。


○38番(田代昇子君)


 前向き,大変前向きなご回答をいただきましてホッとすることでございますが,是非早急にそのような対策をとっていただきたいなあと希望しながら私の質問を終わります。ちょっとすいません。


○議長(西村新一郎君)


 まだあるんですか。


○38番(田代昇子君)


 よろしいでしょうか。許可をいただけるんでしょうか。


○議長(西村新一郎君)


 はい,いいですよ。


○38番(田代昇子君)


 審議会の方向性については先ほど部長からご答弁があっておりますけれども,仮に今年度中に答弁,答申が出ても,学校は造って,子供たちがその中で学習したり,運動をしたりできるのはどのぐらいかかるのか。お聞かせいただきたいと思います。


○教育部次長兼教育総務課長(石塚義人君)


 今ののは新しい学校ができてということですか。


○38番(田代昇子君)


 すいません。抜けておりましたので,答申が出まして,仮に,今のままではないと想像するわけですけれども,分離か,そこら辺に決定してくれるのかなあと,そんな気がいたしております。その場合でもじゃあ新しい学校ができて,できるまでに何年かかるのか。おおよその推測で結構でございますので,お聞かせいただきたいと思います。


○教育部次長兼教育総務課長(石塚義人君)


 新しい学校では青葉小学校と舞鶴中学校ができておりますので,青葉小学校がですね年でいきますと3年3か月かかっておりまして,年度でいきますともう4年度かかっております。そして舞鶴中学校が4年9か月かかりまして,年度で言いますと5年度かかっております。大体このような期間がかかるんだろうというふうに考えております。


○38番(田代昇子君)


 先ほど運動場の件につきましては前向きにご回答いただいたと思いますが,大変時間がかかることでございますので,是非そこ辺も含めて前向きにご検討いただくように,あそこは,コミュニティと小学校の間は桜の並木もありますけれども,非常に交通量が多いです。だけど,小学校からあそこまでじゃなくても,並木の所からいい場所にブリッジでもしながらしていただくと,ブリッジを架けるとどのぐらいかかるのか。おおよその検討はされてるのか。もう一遍聞かせていただきたいと思います。


○議長(西村新一郎君)


 間もなく5時でございますけれども,本日の会議時間は議事の都合によりましてあらかじめ時間を延長いたします。


○教育部次長兼教育総務課長(石塚義人君)


 幅2m程度でですね延長30mぐらいというふうに歩道橋を想定した場合,工事費が約8,500万かかります。


○38番(田代昇子君)


 大変たくさんかかるんだなあと思いましたけれども,できるだけ安全な方法でいい環境をつくっていただきたいということを,プレハブ一つ造っても4年間で相当な金もかかりますので,是非いい方法でご検討いただくように重ねてお願いして私の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で田代議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩をいたします。おおむね10分といたします。


               「休憩  午後 5時01分」


               ──────────────


               「再開  午後 5時13分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き一般質問を続けます。次に,6番徳田拡志議員より4件通告がされております。したがって,徳田拡志議員の発言を許可いたします。


○6番(徳田拡志君)


 皆さんお疲れさまです。本日最後の質問になるかどうかは,市長をはじめ,当局の回答にかかっておりますので,ひとつ簡潔によろしくお願いを申し上げます。また,今回の質問につきましては市長の大好きな項目だけを並べましたので,ひとつ積極的な回答を求めます。私はかねてより武士道と敷島の道を求め,誇りある国づくりを目指し,活動をいたしております徳田拡志であります。平成18年9月の定例議会におきまして先に通告いたしました4項目につきまして質問をいたしますが,まずその前に,同僚議員も4名の方々からお祝いのお言葉がありました秋篠宮妃紀子様が悠仁親王をお産みになり,皇紀2666年の悠久の歴史の上に新たな歴史が加わったことは誠に喜ばしいことでございます。私たち日本会議霧島市民の会は,悠仁親王のお誕生を祝うとともに,皇室の弥栄とわが国の平和と繁栄を心から祈るものであります。弥栄,弥栄,ご承知のとおり,霧島市は日本発祥の地であるとともに,皇室ゆかりの地も数多くあり,これらの認識の上で質問に入ります。さて,この夏8月24日から8月27日までの3泊4日の日程で霧島市と霧島市教育委員会が後援した全国学生青年合宿教室が開催されました。前田市長も開会のあいさつに行かれましたので,お分かりだと思いますが,この合宿のテーマは「神話のふるさと高千穂に学ぶ」として,「一つ,国の歴史と文化をより深く理解する。二つ,古典や和歌を通して豊かな感性を育む。三つ,世界における日本の在り方を考える。」というテーマで全国各地より250名を超す若者が集い,28班に分かれて真剣なまなざしで学習をしておりました。このようなセミナー型観光が近年霧島市でも行われておりますが,市としてどのように関わり,参加をしていくのか。また,後援をした経緯とその状況をお尋ねいたします。次に,これらのセミナーに参加した若者たちは私と共に最終日の8月27日に高千穂登山をいたしました。当日の天気は曇り時々晴れの予報でした。霧島を題材にした歌を詠みながら登りましたので,私の歌を披露いたします。「高千穂の天の逆鉾拝まんと登り行くらん力の限り」,「高千穂の天の逆鉾拝まんと登り行くらん力の限り」と歌いつつ登って行く道のりは思った以上に険しく,また,一たび霧に包まれると1m先は真っ白になり,立ち止まり,うずくまることでありました。見渡せば頼りにするロープは引き千切れ,階段はあちこちで破損しており,避難所の案内板はなく,登山者には大変不親切であり,かつ危険でありました。また,山小屋も80年以上経過しており,決して快適とは言えず,雷や遭難など緊急の時には避難場所としても施設として十分ではないと思うものでありました。霧島市として近隣の県や市町に働きかけて整備を進めていくべきだと思うが,どのようにお考えか。お尋ねいたします。次に,薩摩義士顕彰公園建設についてでありますが,本年5月に霧島市は岐阜県海津市と薩摩義士の縁で姉妹都市盟約を結びました。海津市では,薩摩義士の遺徳と功績を今でも語り継がれ,市の市章や小学校の校歌や民謡にまで歌われており,薩摩様には足を向けては寝られない。幾ら恩を返しても返し切れないという報恩感謝の気持ちで学校教育や生涯学習に活用されております。この素晴らしい交流が一過性のセレモニーとして終わるのでなく,記念公園を建設し,顕彰碑を建て,永久に後世に伝えていくべきではないかと思いますが,どのように考えるか。尋ねます。最後に国・県の出先機関についてお伺いいたします。先日の9月7日の新聞報道によれば,県は鹿児島県内の保健所や土木事務所など83箇所の出先機関を七つの総合事務所に再編する組織・機構改革で基本的な考え方を明らかにいたしました。それによると,霧島市は,姶良・伊佐地区を管轄とする加治木町に総合事務所を置くと発表され,加治木町に総合事務所が置かれる予定でございます。このことは私たち霧島市民にとっては大変ショックな発表であり,到底納得できるものではありません。昨年11月に合併して以来名実ともに県下第2の都市として発展していくためにも総合事務所はどうしても霧島市に誘致すべき機関だと思うが,市長は誘致に関してどのような努力をされてきたのか。お尋ねいたします。また,県立牧園高校も同様に,県内の公立高校82校を65校に再編するとのことですが,牧園高校跡に再編された高校を存続させる努力をどのようにされているか。お尋ねをいたします。以上,壇上より1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 徳田議員から4点につきましてご質問がございました。3点目の1,4点目の2については私の方から答弁をいたします。そのほかにつきましては関係部長などにそれぞれ答弁をいたさせます。3点目,薩摩義士顕彰公園建設について,薩摩義士の縁で海津市と姉妹都市盟約を結んだ記念として,また,義士の遺徳と功績を永久に後世に伝えるために顕彰公園を建設してはどうか。千本松原の松の里親を募り,育苗し,植樹してはどうかというご指摘でございます。お答えいたします。顕彰公園の建設については,霧島市誕生一周年記念事業の中で当市の誕生一周年と海津市との姉妹都市盟約締結を記念をし,宝暦5年,西暦1755年でございますが,薩摩義士が宝暦治水工事の完成を祝い薩摩から取り寄せて植えた木曽三川千本松原の松の苗の子孫の里帰りを行う事業計画をしているところでございます。これは海津市周辺の有志でつくる木曽三川千本松原を愛する会から当市へ松の苗の子孫を贈ろうとされるものであり,今後継続して贈られてくるものと存じております。徳田議員もご一緒さしてもらった海津市訪問の際,それぞれ関係者と共にお話をさしていただいた。そういうことも深く縁があることも十分にご認識かと思います。このように松の苗が継続的に贈られてくるといたしますと,これらの松の苗を植える適切な場所をどこにするのか。公園をどのような規模で造っていくのかなど,天降川沿いを含めて,霧島市全体を見据えて検討をしていく必要があるものと考えております。次に,千本松原の松の里親を募り,育苗をし,植樹してはどうかにつきましては,姉妹都市交流事業の参加者や来年度から立ち上げを予定いたしております霧島市薩摩義士顕彰会の会員の方々など広く市民の皆様に呼びかけ,松の苗の里親を募集をし,その苗を植樹することにより薩摩義士への顕彰の意識も高まるものと考えております。4番目,国・県の出先機関の誘致にあたってということでございます。その中で牧園高校存続のための努力をどのようにしているのかということでございます。牧園高校存続運動につきましては旧牧園町において種々取り組んできた経緯がございます。1月28日の新設高校を牧園高校跡地へという県教育委員会案の提示の後,ご承知のとおり,両市町の合同協議会を開催できない状況でありますが,旧牧園町における存続運動を継承するものとして,6月30日,県立牧園高校再編整備霧島市対策協議会を設立していただきました。会長には私が,そして副会長には西村議長,古川教育長など5人をお願いをし,活動していただいているところでございます。当日の第1回総会におきまして当面の活動方針として三つの実施すべき事柄を協議,決定をさせていただきました。一つは姶良郡区選出の県会議員の4名の皆さんの協力を得ることとし,これにつきましては去る7月20日,両市町合同の協議会が開催できるように協力をいただくことができました。二つ目は県教育委員会へ要望書を提出することとし,これにつきましては去る8月23日,私と2名の副会長とで県教育委員会に要望書を提出してきたところでございます。三つ目は霧島市民全体を対象とした署名活動を行うことでありますが,これにつきましては,牧園高校同窓会,市内各学校PTA,市職員,そして何よりも全市議会議員の皆様にも署名活動をお願いをいたし,大変なお力添えをいただいているところでございます。それぞれの関係各位の皆様方に心から感謝を申し上げたいと思います。そのほか近日中に県立牧園高校再編整備霧島市対策協議会のメンバー,牧園高校同窓会などに呼びかけまして街頭での署名活動を行うこととしております。


○総務部長(西重正志君)


 セミナー型観光についてお答えします。全国学生青年合宿教室は,社団法人国民文化研究会が,議員が先ほど申されましたように,明日のわが国を担う大学生を中心とした青年をわが国の歴史的・文化的な土壌に根ざし,それを基盤に自分自身の人生観を鍛え,世界のどこに出ていっても恥ずかしくない個性的で心豊かな青年を輩出することを目的に,昭和31年霧島での第1回開催を皮切りに毎年8月に全国各地の大学生及び社会人を対象に開催されております。本年は先月の8月24日から27日までの4日間,当霧島市内のホテルで開催されました。後援をするにあたり地元開催地市長として開会式でごあいさつをいただきたいとのお願いはございましたが,特段霧島市に対し特別な要請はございませんでした。今回の合宿教室には全国から多数の学生,社会人が参加されたと伺っております。鹿児島県内から15名の参加があり,本市からは学生一人,社会人一人の2名が参加されたと事務局より伺っております。募集の方法について伺いましたところ,学生については大学を通して,社会人については国民文化研究会の会員を通して募集されており,自治体に対しての協力依頼はなされていないようでございます。51回の開催の中で霧島市で8回開催されておりますので,次回本市で開催される際には,全国各地の青年との交流等またとない研修の機会でございますので,要請があれば,広報誌等の広報手段を活用し,市内の青年に参加を呼びかけたいと思っております。


○商工観光部長(長崎 薫君)


 2問目の登山の安全についてお答えいたします。日本百名山でもあります霊峰高千穂の峰や韓国岳を中心とした霧島連山には,自然志向の高まりから年間35万人もの登山愛好家が訪れております。年齢を問わず,だれでも親しめる山だけに,登山者が安心して行動できる登山道整備は重要なことであります。霧島連山は鹿児島・宮崎両県にまたがっておりますので,今までも霧島を囲む関係自治体で登山道整備など課題解決を図るため協議を重ねてきたところであります。その結果,荒廃のひどかった縦走路の整備などかなりの改善がなされてきました。さらに鹿児島県におきましては今年度から魅力ある観光地づくりの一環で霧島山の登山道整備等に着手することになっております。また,高千穂の峰山頂にあります山小屋は宮崎県高原町の管轄ですが,自然環境保護の意識の高まりから設置されておりますトイレが使用できないのが実態であるようでございます。現在小林保健所,高原町役場など関係機関で善後策について協議中と聞いております。本市としましても今後とも関係機関・団体と一層の連携強化を図っていまりたいと考えております。


○企画部長(藤田 満君)


 4点目の国・県の出先機関の誘致についての1点目についてお答えをいたします。現在霧島市には,国の機関として防衛庁の施設,空港事務所,職業安定所などがあり,また,鹿児島地方法務局の出先機関として霧島支局があります。県の機関としては,みやまコンセール,上野原縄文の森,姶良保健所,姶良福祉事務所などが本市に設置をされております。今後誘致を検討すべき公的機関として,遺言書,企業の定款などの公正証書作成等に利用されている公証人役場があり,市としましては法務局を通じて積極的に要望を行ってまいります。一方,鹿児島県では,お尋ねにありましたとおり,新聞にも報道されましたが,平成17年12月に組織機構改革方針を策定をされ,その中で出先機関に係る組織・機構改革の方針として所管区域の広域化及び総合事務所化を示され,平成18年度から21年度までに出先機関の見直し,統廃合を実施するとされております。また,総合事務所化にあたっては既存の庁舎を有効活用することを基本とする方針が示されております。そのような状況でございますが,今後誘致可能な機関については適切に対処していきたいと考えているところでございます。


○6番(徳田拡志君)


 それぞれ回答をいただきましたので,2問目の質問を行いたいと思います。まず市長にお尋ねいたします。市長は非常に坂本龍馬がお好きであり,またその権威でもあります。坂本龍馬とお竜さんが霧島の高千穂の峰に登山をされた。この時の経緯の中で手紙を書かれますね,龍馬さんが。その手紙の内容を私はあんまり知りませんが,どのような内容か。次の質問に影響がありますので,端的に詳しくお知らせください。


○市長(前田終止君)


 よくぞ聞いてくださいました。多分狙いは霧島山,そしてあるべき登山道の姿を今改めて問うということだろうとは思います。ただですね,そう聞かれますと,答えねばなりません。慶応2年,1866年,旧暦の3月のことですね,3月29日ですよ。日本の歴史を動かした龍馬とお竜がその新婚登山として高千穂の峰に登るわけですね。そしてあの高千穂河原からそれこそ馬の瀬越え,そして馬の瀬越えからずうっと降りて天辺の天の逆鉾を見んとてということで登るわけですね。登り切って最終的に新婚参拝を霧島神宮に参って,ここにて1泊するわけですね。当時は神仏混淆両方ございまして,それこそ花林寺,「花の林の寺」と書くんですが,その宿坊の最後のお客様になるわけですね。ですから,霧島温泉に泊まり,そして,それは今の硫黄谷温泉,そこに泊まってから新婚登山をして,新婚参拝をして,また帰ってくるというコースをとるわけですけれども,それがちょうど今から140年前ですね。そしてその本人が書いた登山マップ,これが今でも通用するような形で残っております。高千穂河原では「男児でも登りかねるほどきじなることたとえなしと。焼け土サラサラ少し泣きそうそうになると。五丁も登れば履き物の緒が切れる。」と,こういうふうに書いておりますけれども,つまり一歩登っちゃヅルッと滑ったと。そしてある程度歩いたらもうとうとう山草履の緒が切れてしまったと。そうしながらとうとう馬の背越えまで行って,馬の背中みたいな所でございますから,「余りに左右危なく,思わずお竜の手を引き行く。」というふうに書いてありますね。これはつまりちょっと危険な場所でありますよということですね。そしてお竜は京都生まれの絶世の美女,27歳,その時,それで龍馬は32歳,そしてそれを登り切ってから,今度はちょっとしばらく平原みたいなとこを歩いて,いよいよ最後高千穂の峰に移るわけですね。このあたりはもう県境です。そしていよいよ宮崎県が山頂になるわけでございますけれども,こういう感じでずうっと登っていくわけですね。そしてそのルートも実に明確に書いてます。そしてその両側に,「ここに夥しくキリシマツツジの群落があると。まるで作り立てしがごとくきれい也。」と。新暦に直しますと今のちょうど5月の連休過ぎぐらいの時期になりまして,「もうまるで作り立てしがごとくきれい也」とつかの間の安らぎ,ミヤマキリシマツツジの美しさに本当に感動をしたと。そしてご指摘の天の逆鉾,「馬で行ってですね二人してその天の逆鉾を両方からつかまえてエイヤとして引き抜いたと。何と四五尺斗のもの也と。からかね也。また,元の通り収めたりと。左右それこそ天狗の顔が作り付けてあって,鼻が高く,それが柄の形になっていると。そして二人してその天狗の顔を見て大いに笑いたり。」と書いてますね。それで霧島新婚登山は完成をするわけでございますが,この時にガイドがですね「『これにいたずらした者は必ず死ぬ。』と言われているからやめてくれ。」と言ったんですが,それを聞かずにやっちゃったもんですから,それから1年数か月後難に遭ってですね死んだという真相,それがいわゆるお尋ねの龍馬とお竜の新婚登山の落ちであります。


○6番(徳田拡志君)


 非常に参考になりまして勉強にもなりました。今,市長が話しされたことの中でですねキーワードがたくさん出てまいりました。まずお竜と龍馬は新婚旅行の観光だったという目的が一つですね。霊地として逆鉾を拝んだと。そしてあとまた「登る途中が大変険しくて危険である。」という言葉,そういう形でですね龍馬の時代もそうだった。しかし,今現在に至るまで登山者にとってはやはり険しくて危険な山でもあり,かつ,かつ霊地でもあるわけです。しかし,近年やはりお竜さんに倣ったのか,例えば,牧園町の龍馬祭り,ウォーキング,そして観光地としての霧島登山,こういったものが非常に盛んになってきております。ただし,今はけがをさしてはいけない。ましてや死亡事故を起こしてはいけない。こういう時代でありますので,私は早急に登山道の安全な整備が必要ではないかなと思っております。今回の1問目の回答の中で「自然環境保護の立場からトイレが使用できない。」,このように回答をいただいておりますが,自然環境も大切ですけど,人間の自然の生理も大切であり,特に女性については大変な問題であると思いますが,お竜さんと龍馬は用足しはどうだったのか。その手紙の中には書いてありませんでしょうか。お尋ねいたします。


○市長(前田終止君)


 当時は車も1台もありませんし,もちろん携帯もありません。そして歩けりゃ道だったんですね。そして山のこの道というのはとても想像以上に発達をしておったみたいであります。特に稜線を歩くというのは安全性が高い。そういうことでですね山の道は発達をしておった。よってですね,登山そのものは140年前は習慣としてほとんどないわけですね。何がじゃあ山にそういうふうに向かわせるかというと,修験道者等の宗教的なですね山岳信仰等に基づく登山なんですね。ですから,途中で,おお,おおとか言ってですねあいさつをすることも一切ない。ほとんど会う人がいない。そういう時代ですからね,そしてどこの川の水も手酌で飲めた時代ですね。非常に自然環境,生態系豊かな時代だったと思うんです。我々は願わくばあの140年前のその生態系をね取り戻すことは本当にね理想だというふうに思いますよ。そういうところでその山に登る,例えば,戦前の霧島連山,終戦後間もない時期のこの還暦を迎えた戦後の60年間のその前半のまた時代の登山感覚,そして今の時代の感覚,これはですね変わってきていると私は認識しております。例えば,戦前あるいは終戦直後間もない時期はですね,あの霧島神宮の境内が例えば起点地,あそこから,川道からですねずうっと登っていって高千穂河原に出る。とうとう高千穂河原からさっきのルートをずうっと登る。それが言わばもう昔から繰り返されてきた正しい高千穂の峰の挑戦の姿であります。しかし,戦後土木技術等々の発展により山の中にそれこそ高原ルートがえびの高原から牧園林田温泉に至る道,そして,また,高千穂河原に至る道がそれこそ努力によってできたわけですね。そして登山の概念を変えていきました。そして言わば高千穂河原にですね今度はもういきなり公共トイレが設置をされますし,そしてやがてそこに県の自然観察かれこれを含めたビジターセンターが設定をされ,そして,また,土産物,食堂屋ができるわけですね。そして登ってですね上までわずか1時間半足らずですね,そこそこですよ。日本中の最後の山小屋と言われましたけれども,さあ,果たして聖地にですね物を入れる場所を造り,そしてトイレを造り,そして結果として大きな問題が引き起こされましたよ。聖地を汚した。そしてその結果,自衛隊まで出てその片付けをやったわけですよ。分かりますかね,意味が。そして日本中の山で1時間そこそこの山でどれほどにその構築物を国立公園の中の聖地の中にですね造る必要性が本当に迫られているのか。そのこと自身の方がむしろ罪を深くしていくということにならないのか。こういう議論まであったわけでございますよ,近年においては。日本列島の中の特に本土における最後の山小屋云々という議論もありましたけれども,特に私どもの鹿児島県側の山の小屋あるいはおトイレという位置付けになっていない部分もありまして,説明をさせたとおりの状況にはあるわけですが,隣県の方々のこの件に関する見識,どういう形で将来対応されるか。私どもも関心を強く持ちながらですね適切に対応をしてまいりたいというふうに思います。


○6番(徳田拡志君)


 霧島の高千穂の峰は霊山であります。私どもも時々お参りいたしまして祈願をするわけでございますが,商工観光部長にお尋ねをいたします。「霧島山の登山道を整備を本年度からする。」ということで回答をいただいておりますが,霧島山というのは霧島連山一帯を考えてよろしいのか。あるいはその高千穂の峰の霧島山を指すのか。どちらでしょうか。


○観光課長(後藤辰美君)


 申し上げます。ご存じのように,高千穂一帯,そしてあの連山は宮崎県,鹿児島県の境になっておる。それがまた一つの縦走路になっております。どうしても私たちだけの方だけその改善するというわけにもいかずに,宮崎県両県いつも協議しながらやるんですけれども,宮崎県の方側は韓国岳の下りの部分も補修していただきましたし,あと残りが高千穂の今おっしゃった鞍から上の方ですね,山頂を目指すあそこが非常に荒れております。それをやる予定でおりますけれども,宮崎県側は。ただ17年度から環境省の直轄になったもんですから,環境省が今度は直轄になったことによって広く全国を見るという立場から少し遅れておるようでございますので,宮崎県,鹿児島県両県併せて事あるごとに要望を申してまいるということで確認をしております。ただ鹿児島県側が今回整備をさしていただく所は中岳周辺の登山道でございます。


○6番(徳田拡志君)


 本年度から整備をするということで,随時やられると思いますが,何年計画ですべての登山道の整備終わりますか。


○観光課長(後藤辰美君)


 今年度から県の方としては約3か年を霧島の方に向けております。


○6番(徳田拡志君)


 登山道の安全な整備ができれば,これにこしたことはないと考えております。是非ひとつ一生懸命頑張っていただきたいと考えます。この登山の際に私と共に登山をいたしました全国から集まってきた若人がおります。彼らが,「霧島市に日本の心を学ぶ」というテーマで250人の募集に対しまして,実際の参加者が191名ということでしたが,何とこの霧島市からの参加が,学生が1名,社会人が1名,わずか2名であるとの報告であります。これは霧島市と霧島市教育委員会が後援をしたと。後援という名前で一応出てるわけですので,そういう意味でも非常に寂しいと思うのでありますが,霧島市で昨年,2年ぐらい前ですかね,前回あった時もそうでしたけど,この霧島市の取り組みあるいは募集の方法,参加方どのように今後取り組んでいかれるか。教育長の方からお答え願えますか。


○教育長(古川次男君)


 今年行われましたそれやることにつきましてはですね,教育委員会の方には後援は依頼はございましたけど,その他一切こうなくてですね,教育委員会として参加を促すとか,そういうようなことはほとんどしていないのが現状です。今後はやはり,せっかく霧島市でするのであれば,やっぱり教育委員会なりのですね積極的に関わっていただかせていただく。こちらが乗っ取るわけにいきませんので,もうちょっとこの活用をしていただかせていただきたいと,こんなふうに考えます。


○6番(徳田拡志君)


 大変丁寧なご回答をいただきまして,いただかせていただきます。これはですね非常に内容を見ますとね,非常にこの霧島市の考え方に近い内容のテーマで,全国から若者が集まって一生懸命まなざしでもって勉強しております。いろんな交流都市,姉妹都市ありますよね,和気町とか,海津市とかね。それはわざわざ行かなきゃいけない。あるいはわざわざ来てもらって経費もかかる。このようにですね霧島市で200名を超す人たちが集まって3泊4日ですよ,3泊はされるわけですよ。そしてセミナー型の観光をして市内各所,先ほど私,28班に分かれて霧島市市内各所で勉強会をした。一つの班は霧島神宮を一生懸命調べる。一つの班は和気神社を調べる。一つの班は鹿児島神宮,いろんな所で28班に分かれて,私たちよりもこの霧島市のことを詳しくなっておるんです。そういう人たちの輪の中に少なくとも1班につき2名ほどですねこの霧島市の青年たちをですね交流さして今後やっていくと,このようなやはり形がですね必要ではないかな。ただお金を使って交流だ,交流だと言ってですね県外に出ていく。これも大切だと思います。しかし,せっかく来ていただくわけですから,しかもお金を落としていただくわけですから,おかげさまでという気持ちでですね一緒に行動していったらどうかと思いますが,市長その辺どうお考えですか。


○議長(西村新一郎君)


 簡潔に詳しく答弁をお願いいたします。


○市長(前田終止君)


 この件に関してですね50年以上の歴史をこのセミナーは持ってらっしゃるわけですけれども,そのうち8回霧島の地を選んでいただいているわけですね。それで時代もこう変わってきて今日に至ってですねセミナー型観光という形でとらまえて物を真正面からおっしゃっているわけですね。特に学ぶものとしても相当なふるさとの歴史ということについて絶好の,日本全国の大学生,青年たちとの交流を持ちながら,改めてこのふるさとの歴史を知るという意味では絶好のチャンスだよと。ですから,今おっしゃったような形でそれぞれの28班にせめて一人でも,二人でもふるさとの青年,学生がおったならばもっとそれこそいい成果が見えるのにというようなご指摘かなというふうに理解します。これは主催者の側がですねひとえに努力をなさってきた歴史かなというふうに私は理解をいたしております。私も実は大学時代ですねこのセミナーに3回ほど,確か3回だったと思いますがね,機会があって,尊敬する先生もおったりしてですね参加をさしてもらった経緯もあります。あっという間にあれから38〜9年,40年だなあと,こう思いながらですね,この地元の今度は開催地市長としてその思い出の研修会に顔を出したと。全国の学生青年諸君ようこそということで話をさしてもらったわけでございました。そういう意味で私ある程度内部の話を昔は知っておりましたが,もう随分やっぱり時代の変化とともにですね開催の手法も,参加者の顔触れなども変化が見られるみたいに印象は受けました。いずれにしましてもその主催者が地元の大学,青年団体などなどに,私どももしっかりその間に入ってあげたりして,自主努力をもっとなさるべきかなということを率直に感じます。


○6番(徳田拡志君)


 このセミナーのですね主催をされている国民文化研究会,これの先生方とお話しますとね,やはり地元の市,地元の皆さん方とこれから先提携をして大いに若い人たちと勉強を一緒にしていきたいと。特にこの霧島市はそういう環境にある。日本の中で最も優れた環境にある。ましてや日本発祥の地,天孫降臨の地であると自負しているわけですから,是非,後援はしたけど,あとは知らないということではなくて,商工観光も含めてセミナー観光という形でですね積極的に取り組んでいただきたいと思うのであります。


○市長(前田終止君)


 今の最後のね締めでおっしゃいましたけれども,私どもとしても,このセミナー型観光に限らず,やっぱりこうして意欲を持ってですね私たちの地域で開催地として選んでいただいて全国大会,九州大会,あるいは南九州大会,県大会,そういうものを私たちの霧島市でそれこそ開かれる各種団体などですね大いに積極的に温かく迎えてあげて,そして,今,議員ご指摘の点はまさにそういうとこまで発展するんじゃないかと思うんですよ。そういう気持ちで理解と協力を差し上げ,できる手だては精一杯また,間に入ったり,あるいは自主努力も促したりしながらですね一緒になって地域の観光を盛り上げていきたいと考えております。


○6番(徳田拡志君)


 ありがとうございます。次に,薩摩義士顕彰公園について2問目の質問に入ります。ご承知のとおり,薩摩義士の縁で海津市と姉妹盟約を結んだわけでありますが,海津市の方に岐阜三川公園,松原がございます。その松を守っていらっしゃる方々が木曽三川千本松原を愛する会の方々だろうと思います。その方々が非常に苦労して松の手入れをされております。今年も私たちの霧島市も大きな水害に見舞われましたが,岐阜の美濃地方でも大変な水害があったそうです。しかし,254年前に私たちの祖先の,先祖の薩摩義士が造ったこの堤防は1箇所も決壊をせずに松も無事だったと,こういう報告を受けております。私たちが今,天降川の治水工事はどうだ。川内川はどうだ。横川の清水川はどうだ。こういうことは,この薩摩義士が造った,海津に行って造ったあの堤防の造り方,これはいまだに参考にできるものではないかと,このように考えるわけです。したがって,そのミニ三川と言われるような場所があります。それは京セラホテルから新しく天降川橋が架かりました,国分の方に,ソニーの裏の方に回ってきて。天降川を主流とするならば,右手に手篭川,そして左手に角之下川,俗に言う角之下川というのが2級河川であるわけです。この三川が交わる所に,どうしても角之下川は,天降川の主流の勢いが強いために主流の上流の方であふれてしまいます。そこに薩摩義士が取り入れた松原の堤防を100mほど下流に引っ張ることによってその角之下川の中流,上流の洪水も防ぐことができるんじゃないかなと思うわけであります。建設部長は隼人見次のご出身でありますので,よくご存じだと思いますが,そこらをですね,天降川の河川敷を含めてあの場所に国土交通省と連絡をとりながらミニ三川公園みたいな形で薩摩義士顕彰記念公園を建設してはどうかというふうに私は考えるわけであります。そしてその公園に松原を愛する会から贈られてきた苗を植えてそれこそ千本松原の里帰り,そしてこれを後世に伝えていく。これが単なる一過性ではなく,継続性のある事業,交流になっていくのではないかと思いますが,建設部長,場所を分かりなりますか。そしてその期待性というか,あるいは望み,希望というか,もし場所の特定ができましたら,ご感想を聞かしてください。


○建設部長(秋窪直哉君)


 今場所を言われましたけど,天降川と角之下川の同じ県の管理する2級河川の合流地域だと思います。あの地域におきましては,公園を造るようないわゆる荒れ地とか,田んぼとか,そういう非常に面積の大きい場所はちょっとないんじゃないかというようなふうに感じておりますけど,その公園自体は,大きな霧島市全体の地域で天降川,いろいろ手篭川,郡田,いろんな諸々の河川がありますけど,それらを全体的に考えた地域というのが,の公園というのが必要ではないんだろうかというふうに考えております。


○6番(徳田拡志君)


 あの地域に大きな公園は要らないんです。私が申し上げているのは,姉妹都市盟約を記念した事業,記念公園であります。顕彰碑を建てて,海津から来られた方々にそこで来ていただいて薩摩義士のふるさとだ。あそこに,岐阜に行く前にこの天降川で川筋直しをやったわけです。その多くの方々が薩摩義士として岐阜に行かれたわけです。だから,川の中洲,そこに記念碑を建てるだけで結構なんです。大きな広場は要らないんです。例えば,右側に,川の土手を挟んで手篭川の右側にソニーの駐車場になっている北側がございます。あそこに一角,ここはソニーが借りてますよという看板は立ってますが,使われていない一角がございますね。そうですね,3千坪近くあると思います。あそこは貯水池としても使えるわけですね。天降川とか,手篭川があふれた時ですね貯水池として使えるような公園,ただ公園という形での顕彰碑を建てて,そしてそこに記念碑を建てて薩摩義士の云々を書けばいいわけで,そんなに大きなスペースは要らないと思いますが,もう一度建設部長,可能性ございますか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 今,議員が言われた場所はですね天降川の左岸でソニーの北側になる場所でございます。あの区域につきましてはですね地域再生計画によりまして今年度から実施設計に入りまして,護岸と,そういう低水護岸によります遊歩道,散策路,そういうような形の公園を整備しようというような計画は持っております。それらと兼ねまして今言われましたそういう松の里帰りとか,顕彰碑の記念碑とか,そういうのを考えるんであればそんなに難しい話じゃないかなというふうに考えております。


○6番(徳田拡志君)


 今,秋窪部長が積極的なご回答をいただきました。それで結構だと思います。是非そうしていただきたいなあと。顕彰碑建ててですね是非薩摩義士の遺徳を顕彰して功績を称えたいと,このように考えます。次に,県と国の出先機関の誘致についてであります。今,国と県は行政改革の名の下に組織再編をあらゆる所で待ったなしに行っております。鹿児島県も先日総合事務所組織再編を発表いたしまして,私たちの霧島市には残念ながら朗報は聞かれませんでした。総合事務所を加治木に設置する方針を発表いたしました。このことは私たち霧島市民にとって非常に残念なことであります。一方,伊藤知事は,知事選挙の公約の中でも10万都市という合併をした都市には大幅な権限を与える。そして県の出先機関も積極的に誘致をさせる。このような話をされておりましたが,それを鵜呑みにするとすれば当然総合事務所がこの霧島市にあるべきであると私は思うのでありますが,市長はどう,どのようにお考えですか。


○市長(前田終止君)


 県におかれて今までの議論の経緯を踏まえられ,そして最終的に新聞発表になったとおりの会見をなさって発表なされたものと理解をいたしております。旧総合庁舎があった場所に県内全域バランスよく配置をされたという報告でございます。


○6番(徳田拡志君)


 今ここに新聞の見出しがございます。一面にですね「姶良・伊佐は加治木」,「か」とね本当はクエスチョンマークがあるんでしょうし,しかし,大勢の県民の方々が,えっ,何で加治木なの。霧島市じゃないのかという意味合いも込めて「姶良・伊佐は加治木」というふうに載ったと思うんです。今,市長の答弁が非常にいつもよりトーンが低かった。まさかあきらめてはいらっしゃらないだろうとは思いますが,今後どのような形で霧島市に絶対に持ってくる気概がございますか。


○市長(前田終止君)


 このことに関してですね実は加治木総務事務所から説明がその発表の後ですねございました。それでその時執行部も全部立ち会ったんですが,何にも私としてはもう打ち合わせなしで臨みまして,私の本音をぶち上げておきました。簡単に言うと今回はこういう形で整理整頓をなさったんであろうというような理解は取りあえずは示しました。しかし,今後ですね,お互いにこれほど合併が進んできて,つまりこれほどとは,過去私どもが認識では96市町村あってですね,ずうっと長い間それを形に行政というのが展開をし,県内のそれぞれの総務事務所が位置付けられていった。しかし,その自治体数が形を変え,数を変えですね,結果,49ですかね,変化をしてしまった。その先にこのような位置決定をなさったというのは,合併というのをですね,意外と伊藤県政というのは,私から見ると踏み込んで見ておらなかったのかなというこの印象を受けましたよという意味のことも申し上げておきました。それでこれからいろんなものが姶良・伊佐,あるいは,また,姶良郡の範囲のものがここに集まっていくというような説明も受けたわけでございまして,加治木の皆さん方にしますと,自分たちの地域からもとよりあったものがなくなるということは本当に寂しいことで,また町が寂れていく。そういう気持ちとつながっていくと思います。しかし,一方,私どもの霧島市にとりましては1市6町がそれこそ合併をして県下で2番目の広さと人口を持つに至ったまちですよということですね。それで鹿屋あるいは川内,2番目,3番目のまちが出現をいたしているわけでございますけれども,そこにはちゃんと県の出先がしっかりございますよと。しかし,結果として合併という事実は,その鹿屋,川内を追い越してですね大きくなった後には,ここまできてみれば今の矛盾というものを越える決定にはなっていないということですよね。それで将来計画というのをお聞きしましたら,いずれこの場所の言わば館のですね将来改築,これがやってまいりますよという説明などもいろいろ丁々発止お互いに議論をしていく中で確認ができました。県内全体では4番目に古い建物でございますよということでした。私としては,なぜそういう話が出てきたかと言いますと,駐車場の関係,狭隘であると。老朽化もしているんじゃないかと。それに一元化となるといろいろ困ってくる点があるんじゃないかというような点なども申し上げましたら,実は我々より3箇所まだ古い総務事務所が県内にあって,順番からいくと4番目になるやにもお聞きを申し上げました。そういう時期になってですね本当にここに,将来の姶良・伊佐の拠点地としての位置付けが本当に加治木でいいのか。あるいは,また,どこか霧島市の一角,例えば,溝辺の台地のあたりですねよね。あるいは,また,この国分・隼人の平野部のあたりの場所にそれこそ考えられないのか。こういう綱引きも再燃をする可能性が出てくるのかなということも直感もいたしたりしました。一番端は大口,そして菱刈,県境の湧水町吉松,そして市境の姶良町,そして,また,曽於市との境目の福山町,そういうエリアから考え得るその全体としての県政の拠点地ということでございますからね,国の出先,県の出先,また,JAの存在,将来的な位置付けなど本当に県政の将来的発展を考えるならばですね本当に加治木でいいか。もう一度考えをお互いに議論をしてみてもいいのかなという気もいたしております。そのような指摘については市長という立場で申し上げております。


○6番(徳田拡志君)


 何か市長の回答を聞いておりますとね,もう綱引きは終わったんだというような受け取り方もできるわけですけど,私は違うと,これからやるんだと。土俵際まで追い込まれても,徳俵があるじゃないか。そこに踏ん張ってまでも私は今の段階でやるべきだと思うんです。といいますのは,この後の問題でもそうですが,牧園高校の問題にも関わってくると思いますよ。総合事務所も加治木に決まった。じゃあ高校も湧水町に持っていきましょう。霧島市は何もできないんだというレッテルを張られますよ。こっからですよ,勝負は。市長,元気出してくださいよ。いいですか。地理的に加治木が中心だということであれば,10年先も地理は変わらないわけですよ。10年先は姶良・伊佐を飲み込んで霧島市がですね姶良・伊佐を含めた大きな合併に発展するかも知れないんです。その時の中心がやはり霧島市なんです。もし霧島市がまだ有効な手だてが打ててないということであればですね,出身の県議の皆さんをですね一緒に,我々も含めてですね一緒になって話し合ってこういう方向でいこうじゃないか。私は霧島市の,市の行政は旧国分のシビックセンターでよろしい。しかし,県や国のこれから先誘致をする所は,今,都市計画をやろうとしている隼人の駅の東口,あそこに集約すべきだと思うんです。現に開発公社の持っている土地もあるじゃないですか。あそこに県に貸せばいいじゃないですか。総合事務所あそこに造ってくれと,うちの市の土地があるよと。駅も近いよ。鹿児島市内だってすぐですよ。こういう発想でもってですねもう1回チャレンジしてほしいと,このように考えます。市長,決意のほどをお伺いいたします。


○市長(前田終止君)


 今のご指摘や,また,市民の皆さん方の声,また,行政内部の意思統一,そういうことをしっかり重ねながら前向きに検討をしてまいります。


○6番(徳田拡志君)


 是非ですね,市長だけではなくてですね,我々も一緒になってですね霧島市に総合事務所を設置をと大きな垂れ幕をですね市役所のこの前にですね立てられないですか。やりましょうよ。もう1回回答してください。


○市長(前田終止君)


 「垂れ幕立ててやれ。」とおっしゃいますけどね,これはやっぱりお互いに,牧園高校の問題にしてもそうですけれども,この問題にしても相手があっての話ですよね。そして余り拳を突き上げてですね力んで見せるのもいかがなものかということもございます。相手の方には相手のやっぱりそれ相当の言い分というのがやっぱりありますから,ここはやっぱりもっとこの私どもの市民世論といいますか,また,全体のこの意識,意思形成,そういうものをしっかりと持ちながらやっていくということが大事かなと思います。


○6番(徳田拡志君)


 先ほど言い忘れましたので,垂れ幕はですね一つじゃなかったですよ。もう一つ,牧園高校を存在をというこの二つの垂れ幕を立ててやりましょうよ,そしたら。いかがでしょうか,市長。


○市長(前田終止君)


 徳田議員に負けない私もファイトを持ってますよ。ただね力めばいいという話じゃない。ですから,秘めた闘志をね燃やしながら深く静かにまたやっていくという,それでねお互いの軋轢をね,なるべくそこは気持ちをもっとこうゆったり構えて,そしてなおかつこの水面下では頑張るんだと強い意思を持っていけばよろしいんじゃないかと思っております。


○6番(徳田拡志君)


 いいんですかね,そんなゆったり構えとって。2010年には決定するんですよ,集約されるんですよ,高校も,総合事務所も。私はそういうゆったり構える時間はないと思います。ここで議論したことをまた検討されて,そして,相手もあること,もちろん相手があるんです。相手があるけど,こちらの意思表示も大事,大切だと思います。そのことを要望いたしまして私の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で徳田拡志議員の一般質問を終わります。これで本日の一般質問を終わります。残りの6名については明日以降の本会議で行います。本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。


              「散 会  午後 6時24分」