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鹿児島県 霧島市

平成18年第2回定例会(第5日目 6月15日)




平成18年第2回定例会(第5日目 6月15日)





             平成18年第2回霧島市議会定例会会議録





 
1.議事日程は次のとおりである。


                     平成18年6月15日(第5日目)午前9時開議


┌──┬──┬────────────────────────────┬─────┐


│日程│議案│   件                  名     │ 備 考 │


│  │  │                            │     │


│番号│番号│                            │     │


├──┼──┼────────────────────────────┼─────┤


│ 1│  │一般質問 木野田恵美子君(★ページ)          │     │


│  │  │      ・薩摩義士の顕彰について          │     │


│  │  │      ・キリシマミドリシジミの飼育の取り組みとアカ│     │


│  │  │       ガシの保護と植樹について         │     │


│  │  │     山浦安生君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・特色のある教育活動の推進について     │     │


│  │  │      ・災害復旧工事(2次災害)防止の取り組みにつ│     │


│  │  │       いて                   │     │


│  │  │      ・地域防災・減災と自治体の役割について   │     │


│  │  │     秋広眞司君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・行財政改革について            │     │


│  │  │      ・中心市街地活性化対策について       │     │


│  │  │      ・災害,環境問題について          │     │


│  │  │      ・地場産業の育成について          │     │


│  │  │     島廻一心君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・松原墓地周辺の農道整備について      │     │


│  │  │      ・生活道路の整備について          │     │


│  │  │      ・交通安全対策について           │     │


│  │  │     仮屋国治君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・構造改革特区構想と地域再生計画について  │     │


│  │  │      ・共生・協働の地域社会づくりについて    │     │


│  │  │      ・消防法改正に伴う住宅用火災警報器の設置義務│     │


│  │  │       について                 │     │


│  │  │     中重真一君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・行財政改革について            │     │


│  │  │      ・常勤顧問弁護士制度について        │     │


│  │  │     山神生人君(★ページ)            │     │


│  │  │      ・行政改革について             │     │


│  │  │      ・霧島市立医師会医療センターについて    │     │


└──┴──┴────────────────────────────┴─────┘





2.本日の出席議員は次のとおりである。


    1番  脇 元   敬 君      2番  松 元   深 君


    3番  秋 広 眞 司 君      4番  池 田 綱 雄 君


    5番  有 村 久 行 君      6番  徳 田 拡 志 君


    7番  山 浦 安 生 君      8番  神 園 三 郎 君


    9番  厚 地   覺 君     10番  徳 田 芳 郎 君


   11番  宮之原   稱 君     12番  黒 木 更 生 君


   13番  中 重 真 一 君     14番  四 元 寿 満 君


   15番  新 橋   実 君     16番  仮 屋 国 治 君


   17番  林 薗 澄 男 君     18番  脇 元   操 君


   19番  植 山 利 博 君     20番  上 鍋 正 光 君


   21番  塩井川 幸 生 君     22番  久 保 史 郎 君


   23番  岡 村 一二三 君     24番  島 廻 一 心 君


   25番  木野田 恵美子 君     26番  山 神 生 人 君


   27番  池 田   守 君     28番  下深迫 孝 二 君


   29番  栫 井 成 孝 君     30番  吉 永 民 治 君


   31番  今 吉 歳 晴 君     32番  尾 崎 東記代 君


   33番  木 場 幸 一 君     34番  浦 野 義 仁 君


   35番  池 田   靖 君     36番  細山田 為 重 君


   37番  蔵 原   勇 君     38番  田 代 昇 子 君


   39番  前川原 正 人 君     40番  窪 田   悟 君


   41番  川 畑 征 治 君     42番  深 町 四 雄 君


   43番  時 任 英 寛 君     44番  中 村 幸 一 君


   45番  西 村 新一郎 君     46番  宮 内   博 君


   47番  徳 田 和 昭 君     48番  川 畠   暁 君





3.本日の欠席議員は次のとおりである。


   な し





4.地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。


 市     長   前 田 終 止 君   助     役  南   洋 海 君


 助     役   福 永 いたる 君   総 務 部 長  西 重 正 志 君


 企 画 部 長   藤 田   満 君   生活環境部長   林   兼 行 君


 保健福祉部長    福 盛 安 美 君   農林水産部長   東   邦 雄 君


 建 設 部 長   秋 窪 直 哉 君   工事監査部長   大 井   正 君


 まちづくり調整監  内   達 朗 君   消 防 局 長  中 馬 達 己 君


 会計管理部長    池 田 和 弘 君   総務部次長兼   南 田 吉 文 君


                       総務課長


 危機管理監     宇 都 克 枝 君   行政改革推進監  山 口   剛 君


 生活環境部次長   杢 田 耕 一 君   保健福祉部次長  今 村 恭 一 君


 商工観光部次長   柳 田 秀 徳 君   建設部次長    塩入谷 政 秋 君


 兼商工労政課長


 財 政 課 長   平 野 貴 志 君   税 務 課 長  川 畑   巧 君


 収 納 課 長   横 手 航太郎 君   行政改革推進課長 濱 ? 正 治 君


 地域振興課長    馬 場 勝 芳 君   市 民 課 長  宗 像 成 昭 君


 環境衛生施設課長  前 田   理 君   市立病院管理課長 小 濱   泉 君


 林務水産課長    山 下   晃 君   耕 地 課 長  馬 場 義 光 君


 土 木 課 長   中 村 順 二 君   建築住宅課長   牧   國 夫 君


 都市整備課長    篠 原 明 博 君   消防局予防課長  村 田 勝 幸 君


 教  育  長   古 川 次 男 君   教 育 部 長  吉 永 冨城夫 君


 教育部次長兼    石 塚 義 人 君   学校教育課長   村 田 研 史 君


 教育総務課長


 生涯学習課長    末 野 賢 了 君   国分図書館長   木佐木 美 月 君





5.会議に出席した議会事務局の職員は次のとおりである。


 議会事務局長    成 枝 靖 夫 君   議事調査課長   谷 山 忠 憲 君


 議事調査課課長   山 元 春 行 君   書    記   赤 塚 孝 平 君


 補佐兼議事係長


 書    記    井 上 寛 昭 君   書    記   米 元 利 貴 君





6.会議のてん末は次のとおりである。





              「開 議  午前 9時00分」


○議長(西村新一郎君)


 ただいまの出席議員は47名であります。したがって,定足数に達しておりますので,直ちに本日の会議を開きます。





  △ 日程第1 一般質問





○議長(西村新一郎君)


 昨日に引き続き一般質問を続けます。25番木野田恵美子議員より2件通告がされております。したがって,木野田議員の発言を許可します。


○25番(木野田恵美子君)


 改めまして皆さんおはようございます。今日は1番バッターということで大変緊張をしております。ただいま議長のお許しをいただきましたので,先に通告いたしました2件につきお尋ねをいたします。当局のご答弁をよろしくお願いいたします。初めに薩摩義士の顕彰についてお尋ねいたします。平成18年4月25日,海津市の治水神社で行われた薩摩義士春季慰霊祭に私も初めて参列をさせていただきました。千本松原に沿って流れる広大な長良川,揖斐川の緩やかな川面を眺め,義士たちのお手植えとの250年の老松を感慨深く仰ぎ見ることでございました。今から252年前に水害に苦しむ人々のために,幕府の命を受け,1,200?も離れた縁もゆかりもない美濃の地に,幕府の役人のむごい仕打ちを受けながら,血と涙と汗の土木工事を成し遂げた薩摩義士の尊い偉業にはただ感涙させられます。己を捨ててでも困難に立ち向かう真の勇気と忍耐を,そして今の時代に生きる私たちに人の縁の大切さを連綿として伝えてくれる貴重な遺産であると思っております。歴史の事実をしっかりと認識してこれからも語り継いでいかなくてはならないとの思いを新たにしたところです。これまでは旧国分市と旧海津町が姉妹盟約を結んでこられ,他町であった私どもは関わりがなく,どのような交流が行われてきたのかも,薩摩義士についてもそれほど詳しくは知りませんでした。合併して霧島市となり,新しく姉妹盟約を締結した今日,記念事業の一つと銘打ってみんなの拠り所となる公園,義士公園とか,あるいは治水公園を造っていただいて薩摩義士の顕彰に努めたらと思うのですが,市長は薩摩義士の顕彰についてどのような見解をお持ちか。お尋ねいたします。次に,歴史に詳しい先輩や教職のOBの方などで薩摩義士の語り部として講演活動をする人材の掘り起こしは考えておられないものかお尋ねいたします。現地岐阜県の人に比べ鹿児島では,一部の人を除いて,私もそうでございましたが,薩摩義士のことが余り知られていないことは誠に残念なことです。薩摩義士の遺徳を偲び,功績を後世に伝えるためにテレビドラマ化の誘致はできないものか。お尋ねいたします。次に,キリシマミドリシジミの飼育の取り組みとアカガシの保護についてお伺いいたします。平成12年,鹿児島の昆虫同好会の亀山充先生にふとしたご縁で巡り会いまして霧島に森の宝石とも言われる美しい蝶のいることを聞かされました。亀山先生は「柔らかい心が固まりかける小学校の大事な時期に子供たちに夢と感動を与え,生き物の命の大切さ,それを育てる優しい心を育んでほしい。」と熱心に話され,早速霧島小学校の子供たちに動機付けをしてくださったのです。霧島ハイツ周辺の森のアカガシに産み付けた卵を採取し,それを学校に持ち帰り,飼育容器の中で観察をしながら大事に大事に育てるのです。幼虫からさなぎ,成虫,羽化と幾度もプロセスを経て美しいキリシマミドリシジミ蝶が誕生します。蝶になったキリシマミドリシジミを卵を採取した森にみんなで持っていって帰してやります。平成14年の放蝶の時は私も見学に行きました。蝶は子供たちの手の平でかすかに体を震わせながら,しばらくエンジンの調整をしてから,エメラルドグリーンの雄とブルーに茶色の雌が羽根を一気に広げて大空に向かって飛び立ちます。その瞬間は子供も,大人もみんなが感動です。霧島小学校がこの学習活動に取り組んだのが平成13年でしたので,今年で6年目を迎え,ほぼ定着してきております。合併して霧島市となり,山麓の他の小学校にも飼育の呼びかけをして命を育てる優しい心と喜び,感動を一人でも多くの子供たちに味わってもらえたらと思うのですが,どうでしょうか。山麓一帯にミドリシジミが乱舞するようになりますと,蝶の愛好家たちが訪れて観光資源の一つにつながらないものかと思うのです。それから,ミドリシジミの餌となるアカガシの木の伐採をやめていただいて保護を求める手だてはできないものか。お尋ねいたします。これで1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 皆さん,改めましておはようございます。木野田議員から2点につきまして質問がありました。1点目については私の方から答弁をさせていただきます。2点目については教育長と農林水産部長が答弁をいたします。薩摩義士の顕彰について,1点目,宝暦治水が縁で霧島市として新しく姉妹盟約を締結した今日,薩摩義士の顕彰について市長は今後どのような見解をお持ちか。お尋ねいたしますということでございました。薩摩義士の顕彰については,旧国分市で行われてきました青少年交流や関係する団体の相互交流をさらに市内全域に広げますとともに,平田公園で開催をされている慰霊祭への市民参加を促すこと等により薩摩義士の偉業と海津市の方々の持つ薩摩義士への報恩感謝の気風を市民に今後も伝えてまいりたいと思っております。また,旧隼人町で行われてきました隼人の薩摩義士山元八兵衛の調査研究等を引き続き実施するとともに,市民への啓発を図ってまいりたいと思っております。新たに志學館大学と岐阜聖徳学院大学との交流による木曽川治水工事と薩摩義士に関する教育・研究及び市民への公開講座の実現に向けての支援を行いますとともに,市民に薩摩義士の偉業と遺徳を顕彰するための組織として霧島市薩摩義士顕彰会の組織づくりに着手をし,県薩摩義士顕彰会の活動とも連携を図ってまいりたいと考えております。2番目に歴史に長けた先輩方を薩摩義士遺徳の語り部として折に触れ講演活動をする人材の掘り起こしは考えられないかというご質問でございました。薩摩義士の語り部につきましては旧海津町長の故伊藤氏が有名であられ,その後を引き継いで薩摩義士顕彰奉賛会の加藤氏が語り部として活躍されているとお聞きしており,旧国分市にも3回ほど語り部をお呼びしたと伺っております。おっしゃるとおり,本市における薩摩義士の語り部の必要性は感じておりますけれども,薩摩義士の講演につきましては海津市の方にお願いをいたしているのが現状でございます。本格的に薩摩義士の話を語るとなると薩摩義士について専門的に学ぶ必要があると思われますが,子供たちなどに簡単な経緯等を話すことは歴史を勉強されている方なら可能かと思われますので,薩摩義士の顕彰にご理解のある方や志學館大学等が実施する公開講座等の受講生などの中から語り部を掘り起こすことも可能ではないかと考えております。また,百聞は一見に如かずとも言いますので,海津市との姉妹都市交流事業の中で交流生として派遣した方についても語り部として活躍いただくことも勘案して選考してまいりたいと考えております。3番目に現地の人に比べ鹿児島では,一部の人を除いて,余り知られていないことは誠に残念なことでございますと。薩摩義士の遺徳を偲び,功績を将来に伝えるためにテレビドラマ化ということは考えられないかというご指摘でございました。お尋ねのテレビドラマ化については,一昨年NHKの大河ドラマで放映をしてほしいとNHKに対して姉妹県盟約をいたしております岐阜県と鹿児島県の両県民が署名活動をいたしましたが,テレビドラマ化への夢かなわず,大河ドラマとしては放送されませんでしたが,昨年「そのとき歴史は動いた」で取り上げられることとなり,放送され,全国的に脚光を浴びたところでございます。今後も両県一体となりテレビ・ドラマ化に向け努力をいたしておりますので,本市としても協力をしてまいりたいと考えております。


○教育長(古川次男君)


 2点目のキリシマミドリシジミの飼育の取り組みとアカガシの保護と植樹についての(1)についてお答えをいたします。霧島小学校では特色ある学校を目指し,平成13年度から6年生の,総合的な学習という時間がございますが,この時間にキリシマミドリシジミを飼育いたしております。その学習を通して子供たちに霧島の自然の美しさに気づかせ,自分たちの身近な環境に興味を持たせ,環境を守り続ける必要性について考えさせたりしております。キリシマミドリシジミの飼育を霧島山麓の他の小学校にも広げられないかというご質問でございますが,各学校におきましてはそれぞれ独自の生物の飼育活動や栽培活動,ボランティア活動などを実施しております。そのような中でこの蝶の取り組みにつきましては各学校の実態を考慮しながら今後検討してまいりたいと考えております。今朝ほどはその資料をいただきましてありがとうございます。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 2点目の(2),アカガシの保護と植樹についてお答えいたします。山林の植樹につきましては,これまで杉,檜などの針葉樹が主でしたが,現在は広葉樹が見直され,また,今後はアカガシも含めて広葉樹の植林も増えてくると考えます。霧島市といたしましても市有林を含めて針葉樹と広葉樹の混交林を推進していきたいと考えております。霧島神宮より海抜の高い所であればアカガシも,キリシマミドリシジミも育つことから,公有林,神宮林を含めた民有林を問わず,関係機関とも協議しながら,キリシマミドリシジミがアカガシの新芽しか食べないことも考慮し,植樹について検討してまいりたいと考えております。以上でございます。


○25番(木野田恵美子君)


 薩摩義士の顕彰につきまして霧島市に公園を造ってくださるお考えはないのか。それを一つお尋ねしたいと思います。


○市長(前田終止君)


 薩摩義士の縁を大事にして霧島市に,千本松原等のことを念頭に置いて,市民の皆さん方が薩摩義士との私たちの地域との関わり,そういうものを念頭に置いて千本松原の種子等からですね育てていった松を私どものこのふるさとの適切な地に,今松が本当に少なくなっておりますけれども,育ててみたらどうかというような意味だろうかというふうに理解をいたしているもんでございます。私も木野田議員さんと全く一緒でですね,初めて海津市という所に姉妹盟約の関係で行って,地域の方々と接してみて,多くの方々のお話をお伺いをし,千本松原に身を置きですね,252年の前の時代に思いを馳せて本当にすごいことだったんだなあということをつくづくと感ずることでございました。そういうことが私ども13万市民,あるいは,また,鹿児島県民全体にですねやはり広く継承されていくには,今ご提案のような千本松原の種子から育てた松が,例えば,天降川の適切な河川敷公園周辺に,様々な問題点を克服しながら,海津市のそういうことに対して関心をお持ちの方々もグループとして既に存在もされていることも私も知っております。そういう方々と連携をとりながら将来のそういう可能性というものを私も一緒になってですね積極的に考えてみたいと思っております。やはり歴史を大事にするということはとても次世代に対して私ども今を生きる者として私は大きな責務があるというふうに認識しているところでございます。


○25番(木野田恵美子君)


 はい,ありがとうございました。東京の三州倶楽部という会員制をとっておられる方が,二人の方が,一人は,昨年の5月でしたっけ,本を書かれた橘一昭さんという,鹿児島の平田公園の所で生まれられた方が東京に今40年ほど住んでおられて,その方も電話で「霧島市が新しく盟約を結んだのならば,もっと顕彰する何か活動を始めたらどうですか。」と言って,もう一人の方もまたそのようなことを私に一生懸命おっしゃることでございました。それで私は平田公園の本当のところを,恥ずかしいことながら,知りませんでしたので,9月1日でした。飛んで行ってみました。大きな平田靭負の銅像と記念碑,いろいろと歴史のことを書かれたことが建立されておりまして,ああ,ここに子供たちも来れば,これを読んで子供たちがきっと理解をしてくれるだろうと。私もそれを,あそこに1時間ぐらいたたずみましていろいろと勉強をさせていただいたものですから,是非これが国分市にも小さな公園でいいんだから造ってもらいたいなあとすごく感じて帰ってきたことでございます。前海津町長の語り部の伊藤先生のことをお話しくださいましたが,霧島市にはそういった校長のOBの方とか,歴史に詳しい方はお願いはできないものなんでしょうか。私は是非この霧島市にそういう方を,志學館大学の先生でも,鹿児島の原口泉先生なんかはお願いできないのかなあと思ったりもしておりますけれども,どういうものでしょうか。


○市長(前田終止君)


 薩摩義士のことについて子供たちや多くの市民,県民の方々にその顕彰,語り継ぐ。そういうことをしっかりと市としても受け止めて語れる人をつくるべきじゃないかということですね。おっしゃるとおり,いろんな考え方があろうかと思います。例えば,紙芝居あるいは絵本,副読本,こういうことをしっかり,海津市の方にたくさんの資料がそれなりに既に整っておろうというふうに感じております。ですから,例えば,若い青少年交流をずっと繰り返してきておる歴史もありますし,そして訪ねた人たちが青年層である一定のそういうことを学習して,そして今度は地域の子供たちに,春休み,夏休みの,冬休みとかね,そういう時期を利用して紙芝居等で伝えていくとか,あるいは,また,将来,これはしっかり予算もかかることではございますけれども,この地域の,新しく合併をしたばっかりの私たちのこの地域でございますから,地域に関わる歴史を知る手だてとしての人物とか,地域の歴史とか,こういう薩摩義士のこと等も含む視点で郷土の歴史を知る入口部分みたいなね子供たち向けの教本,小冊子,そういうことも考えられないこともないなとも思います。一番現実的な対応といたしましては,答弁でも申し上げましたけども,霧島市薩摩義士顕彰会ということを関心のある方々でお互いに声をかけ合ってですね,市もまたこれに呼応するような動きをしっかりとしながら,そういう方々と共に,今,木野田議員おっしゃるようなこと等も含めてお互いが一歩ずつ築き上げていく努力をしていくところに地域の歴史を大事にしていく。そして,また,両地域の姉妹盟約を,また,その実を上げていくということにつながっていくんじゃないだろうか。報恩感謝の気持ちと道義高揚というところが接点になってのそれこそ姉妹盟約の歴史の原点があるわけでございますから,将来またそういうこともお互いが大事にしていく両市で,あるいは,また,市民であってほしいなと思うもんでございます。


○25番(木野田恵美子君)


 了解いたしました。春と秋の2回岐阜の海津市で慰霊祭が行われるということでございますが,この霧島の議会からも慰霊祭には毎年参加をされるつもりなのでしょうか。その辺のこともお尋ねしたいと思います。


○市長(前田終止君)


 議会が毎年その機会があれば行くのかどうかということですか。


○25番(木野田恵美子君)


 霧島市としてですね参加をされるおつもりなのかということをちょっとお尋ねしてみたいと思います。


○総務部長(西重正志君)


 お答えします。旧国分市におきましては,春,秋ともですね一般の方あるいは児童,生徒,中学生だったですかね,そういうのを毎回送ってまた交流はいたしております。今後もそういうことで,議会の方のみということじゃないんでしょうけど,一般の市民を含めて,子供も含めてそういう春,秋の慰霊祭には参加はいたしております。今後もそういうつもりでおります。今,議長から指摘がありました。議会は代表の方がまいっていらっしゃるそうです。


○25番(木野田恵美子君)


 次に,キリシマミドリシジミについて,教育長の答弁で大体ご意向が分かりましたけれども,その他の小学校では大体どのようなことに取り組んでいらっしゃるのか。分かれば,お話をしていただきたいと思います。


○教育長(古川次男君)


 学校には指導要領というのがございまして,その指導要領で学習する時間が示されておりますが,その時間を使いましてですね,例えば,大田小学校ではですね,この霧島小と同じように命の大切さ,心の豊かさを育む活動といたしましてスズムシの飼育,それからカブトムシの飼育,それから鯉,魚の鯉ですか,ああいう飼育に学校全体で取り組んでおります。これが大田小学校です。それから,もちろん動物だけじゃなくて,イモの栽培とか,稲の栽培,そういう生命というものに気づかせる。そういう活動をしております。それからボランティア活動として高齢者との交流,それから永水小学校ですが,これも同じテーマで,「命の大切さ,心の豊かさを」というテーマ,そういうのを必ずするようにこう指導要領で義務付けておりますが,そのことで永水小学校では,イモ植えやミニトマトの栽培,それからソバ植えの栽培,それから体を鍛えて自然に親しむということで短期山村留学生としてのこのキャンプを行ったりしております。手篭川での魚のつかみ取りとか,そういうこともやっております。それから,特認校としては里親の場所で農業や畜産の体験もさせております。それから,冬にはぐるりグルメ歩こう会ということで地元でとれた食材を地元で調理してもてなすと,こういうようなこともやっております。それから,霧島中学校では同じテーマでホタル,ホタルですね,あれの,ちょっと,この蝶と同じようなシステムでちょっとこう飼育をして放すというような活動もやっております。


○25番(木野田恵美子君)


 以前はキリシマミドリシジミが霧島の山に非常に乱舞していたそうでございますが,いろんな気象条件の変化でその蝶が少なくなったと,亀山先生の話によりますと。だから,これを,命の大切さを子供たちに植え付けるためにも,また,感動を与えるためにも是非1校でも多くにこれを広めていただきたいというような話をされましたので,このことを取り上げてみました。それで霧島の中学校はホタル池というのを造ってみんなでホタルを育てておりますし,私もホタルの役員にもならせていただいておりますけれども,霧中の校長先生もこのミドリシジミにすごく興味を持っていらして,一人で山に行ってとってきて飼育して,自分で山に放蝶したというお話もしてくださいまして大変うれしく思ったことでございます。そういったことでそれぞれの学校でそういった指導要領に基づいて学習をされているのであればですね,希望があれば,その亀山先生はどこまででも飛んできますということでございましたので,もしそういう学校でもございましたら,是非また広めていただきたいと思っております。


○教育長(古川次男君)


 亀山先生のお話も聞きましてですね,そういうような学校の教師以外のですね人材を活用するということもまた学校の大きな狙いでもございますから,そういう先生をですねそれぞれの学校に呼んで,そしてお話を聞いたりですね,そうする活動も非常に教育委員会としては推奨しておりますので,是非そういう先生をちょっと利用させていただきたいと,こんなふうに考えております。それでそういうような霧島山麓だけじゃなくてですね,下場の子供たちでもそういう興味を持っている子供がおりますと,やっぱり同好会みたいなのをつくらせましてそういうような学校での教育を推進していきたいと思います。ただこのこれにつきましてはですねアカガシしか食べないということで,非常にこの,林務水産課の話によりますと,ちょっとそれカシをまず増やさないと非常に難しい面もあるやに聞いておりますので,連携をとってそのようなことに挑戦はしてみたいと思います。


○25番(木野田恵美子君)


 ただいまそのアカガシの木の芽しか食べない蝶々であるということで,霧島小学校でその餌取りに大変困っておられたそうですが,一つだけ私,先日3回ほど小学校に赴きましたので,その時校長先生がとてもいいお話をしてくださいましたので,紹介したいと思います。近くのおじさんが子供たちが餌取りに困っているのを聞いて,5回ぐらい山に行って取ってきてくださったんだそうです。そしてそれを冷蔵庫にちゃんと入れて,ミドリシジミも人様と同じような物を,冷蔵庫にポカリスエットを入れたり,ポカリスエットで羽化すると育てるのだそうですので,ポカリスエットとそのアカガシの木の根をいっぱい冷蔵庫に詰めているんですよって,そのおじさんが「どうか子供たちのために使ってください。」と言って3回,4回か5回か持ってきてくださったということなんです。それこそ地域が育てる私は教育力につながるのではないかなあと思って大変,校長先生がもう本当に喜んでお話ししてくださいましたので,そのことを一つだけ紹介しておきたいと思います。以上で終わります。〇議長(西村新一郎君)


 以上で木野田議員の一般質問を終わります。ここで昨日の神園議員に対する答弁が持ち越しになっておりました。村田学校教育課長の方から答弁をしたいと申し出がございましたので,答弁をお願いしたいと思います。


○学校教育課長(村田研史君)


 昨日,神園議員から県の学校給食会関連についてのご質問をいただきましたので,追加で報告をいたします。鹿児島県学校給食会,これは鹿児島県の教育委員会の認可を受けまして,独立行政法人日本スポーツ振興センター法,かつての日本体育学校健康センター法によって設置をされております。そしてこの会の目的は県内の学校給食用物資を適正・円滑に供給することなどが挙げられております。本年度の役員組織は,理事17名,評議員17名,幹事が2名ですけれども,このメンバーは,学校給食実施校の関係者,関係行政機関・団体の役職員,そしてPTAの役員等を含む学識経験者などから成り立っております。職員は,理事長,常務理事,事務局長,総務課,そして業務課,物資課,食品検査係,24名でありまして,ほかに専門員,臨時職員が若干名いるということでございます。それから,理事長については,17名の理事である学校給食実施校関係者あるいは行政関係,学識経験者の中から選任をされ,本年度は前の鹿児島中央高等学校の本田弘信氏があたっておられます。5月末からでございます。それから,給食用の米につきましては経済連から給食会が購入しますけれども,この給食会では,安全を期するためにDNAの検査とか,あるいは細菌検査等も実施し,かつ規格や価格の安定を図り,学校へ納入しているということでございます。品種につきましてははなさつま等でありますけれども,1?313円で納入をしているということです。こういったことから学校給食用の米は給食会からの購入が多く占めているようでございます。六者会議についてもお尋ねでしたけれども,これにつきましては,米飯給食に関する国の補助がなくなる際,対策を講じるために設置されたということでございまして,教育委員会の保健体育課,農政部,経済連,経済連の上部団体である中央会,そして当時の食糧事務所,そしてこの学校給食会で組織されていたようでございます。以上です。


○議長(西村新一郎君)


 次に,7番山浦安生議員より3件通告がされております。したがって,山浦議員の発言を許可します。


○7番(山浦安生君)


 おはようございます。通告に従いまして3点ほどお尋ねをいたします。市長は先に所信やマニフェストの中で未来への持続可能な社会づくりの一環として我が市における特色ある教育の展開を提起されております。今,教育をめぐる状況は,学級の崩壊,不登校,児童の非行化,ゆとり教育に端を発した学力の低下問題,さらに教育基本法見直しの政治日程化など戦後教育の在り方について重大な岐路に立たされております。教育は現在を次の世代へ発展的に継続させていくための不可欠の資本であります。これらの改善,実践にあたりましては,すべての人々の知恵と協力が必要であることは当然でありますが,とりわけ教育や教育行政に携わる専門的人々の責務は極めて重大なことであります。私は教育について門外漢でありますが,一つ言えることは,学校教育の本質と目的の最も大事な点は,一つにすべての児童に対して基礎的・基本的な学力を確実に身につけさせること。二つには社会の変化に対応できる主体的・創造的な学習能力を身につけさせることであると思います。つまり学校教育の第一義は学校は勉強をする所であるということであります。従来地方教育行政は,ややもすると学習方法や教育課程,教育内容については,文部科学省を中心とした国の指導方針に委ねられ,自らは環境整備や条件整備に視点を注がれていた傾向があります。しかし,1998年に出された中教審の答申にも見られますように,今日では国においてすら地方教育行政に対しては,地方分権とともに,学校の自主性・自立性の確立を求めております。今こそ地方教育行政は地方分権と規制緩和の中で21世紀の知識社会にふさわしい学力水準の向上を目指して主体的な教育行政を展開していく必要があると思われます。もちろん教育とは学問がすべてではありませんが,一人一人の学力の向上,全体としての学力水準の向上につながっていくものだと思います。このような状況の中で今,地方教育行政は,各学校が学力水準の向上に意欲的かつ真剣に取り組めるよう学校の自助努力を促進させる仕組みをつくり上げるため何が必要なのか。何ができるのか。何をしなければいけないのか。専門的知識を駆使して努力すべきであります。もちろんそのためには各界各層の住民の理解と協力,そして首長,議会の支援が必要なことは言うまでもありません。私は以上の観点に立ちまして次の質問をいたします。一つ目に学校教育の目的についてどう考えるか。二つ目に地方教育行政の在り方について,その1,地方教育行政の本市の役割について,その2,地方教育行政法と本市の教育委員会規則について,その3,全国レベルとの学力比較値はどうなっているのか。その4,郷中教育について,その1,郷中教育の中で知育に関する点でどのように評価をされているのか。その2,国分兵子について教育資料の提示はできないか。誠に申し訳ございません。この「国分兵子」の漢字が「子」という字が間違っておりました。訂正させていただきます。次に,三つ目に,郷中教育の中身を教育行政の中に取り入れ,教育行政主導による積極的な取り組みは考えられないか。5番,教育行政の新たな展開についてをお尋ねいたします。次に,災害復旧工事(二次災害)防止の取り組みについてであります。昨年の台風14号による豪雨は,鹿児島,宮崎両県で18人の死者を出す大災害になりました。霧島市の各地でも多くの被害があり,その傷跡は9か月経過した今でも生々しく残っている所もあります。霧島観光の中心になります牧園町丸尾地区においても数箇所に被害が出ました。国立公園内にある県道1号線(小林えびの高原〜牧園線)では,山側の斜面が高さ最大20m,幅100mにわたって崩れ,谷側の1車線は長さ25m崩れ落ちています。また,この現場近くにホテルがありますが,ホテルの裏山では地滑り現象の亀裂が見つかりまして大変な心配がされております。緊急地滑り対策協議が開かれております。手洗地区では大規模な土砂崩壊が谷を埋めて土石流を起こし,その先端は集落の500m近くまで迫っております。二次災害を恐れた地域住民より緊急陳情が提出され,関係者間で協議が持たれています。上記3点についてお尋ねいたします。一つには県道1号線の災害復旧工事について,その1,災害発生から工事着手までの経緯とその時とられた処置,今後の取り組みについて,その2,丸尾の滝上流へ流れ込んだ転石,流木の処置について,二つ目に,2番であります。同じ牧園町にあります国際ホテル裏山の地滑り現象の現在の状況と今後の取り組みについて,3番,牧園町手洗地区の土砂崩壊と二次災害防止のためとられた処置と今後の取り組みについて分かりやすく説明を求めます。次に,3点目でございますが,地域防災・減災と自治体の役割についてをお尋ねいたします。鹿児島県は非常に災害の発生する要因が多く,日本でも災害多発県となっております。災害が発生することを前提とした防災対応を常に意識することが大切とされております。私たちの地域では新燃岳や高千穂峰御鉢が活動しておりまして大雨や台風災害のほかに火山による災害にも備える必要があります。このような地域に住んでいる私たち市民や自治体は防災危機管理というテーマを避けて通ることはできませんし,また,生活の中に多くの危機を抱えていると言っても過言ではありません。自治体は,市民の生命,財産を守るため,災害や危機に対し,迅速に対応しなければなりませんが,しかしながら,自治体は組織の特性とも言うべき法律や手続きが重視され,非常時に臨機応変に動くことは不得手で多くの自治体の防災危機管理体制は極めて危ういのが実情であると言われております。しかしながら,不得手では困るわけであります。災害はいつ,どこで,何が起こるかわかりません。地震や火山噴火は発生するのを止めることはできません。私たちにできることは被害を少なくすることであります。でありますから,自治体は,地域特有の自然条件,社会条件を基にして地域でどんな災害がどのように発生するのか検討をし,被害想定し,これに対処するための基本的方針を定めるべきであります。むろんこのことは行政だけでできるものではありませんが,地域においても住民自ら救護・避難活動等を行う自主防災組織の必要性が出てまいります。それも災害時において具体的な活動,役割分担などの明確化がなされた実効性のあるものが望まれます。また,当市では活動火山を抱えており,火山災害軽減のため,霧島火山を熟知し,日頃から火山監視のできる研究者,つまりホームドクター的人材,報道機関などとの連携を図り,住民の安全を守るため,専門家との協議機関の制度化を図るべきであります。このような防災体制をつくり上げるには強力なリーダーシップのとれる人材が欠かすことのできない要素であります。平常時の備えの中でも防災対策推進には自治体の防災担当者の指導力が大きな鍵となります。また,今の自治体の体制では全くの異動なしということでは非常に難しいとしましても,防災については専門的知識を持ち,経験を積んだ専任職員がその任にあたるべきだと考えます。自治体は,地域防災の担い手として地域住民を災害から守るため,その役割を十分に認識され,職務を全うしていただくことを願って通告にあります火山防災体制と自主防災組織についてお尋ねをいたします。以上で1回目の質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 山浦議員より3点につきまして質問がございました。3点目,2については私の方から答弁をいたします。1点目については教育長が答弁をいたします。そのほかについては関係部長にそれぞれ答弁をいたさせます。地域防災・減災と自治体の役割について,その1番目に自主防災組織の数とその活動内容はどうなっているのか。次に,防災対策の推進には自治体の防災担当者のリーダーシップが大きな鍵となるが,どうかという質問でございました。自主防災組織についてお答えいたします。まずその数でございますが,18年6月1日現在,災害対策基本法第5条の解釈による自主防災組織は霧島市全体で173組織ございます。この中で規則を定め,組織図や役割分担など決めているのは89組織でございます。今後市としては,防災組織率の向上や活性化を図るため,地域で指導的役割を担える人材の育成,リーダー養成に努め,自分たちの地域は自分たちで守るんだと,こういう自主防災本来の意識を育てていきたいと考えております。また,活動内容といたしましては,平常時には,地域の災害危険箇所の把握,火気使用設備機器の点検などに努めますほか,災害発生時には,災害情報の収集及び住民への迅速な伝達,避難誘導,被災住民の救護,給食,給水などを行うことが期待をされているところでございます。次に,防災担当者のリーダーシップの件でございますが,かねて市民の生命,身体,財産を守り,安心・安全な生活を送っていただくためには,担当者として防災知識や経験則を持ち合わせていることは大変に大事なことだと思っております。その上で関係職員や市民の信頼,また,関係機関などからも絶大なる協力を得られるリーダーの存在は,山浦議員のご指摘のとおりと考えております。そこで霧島市としては平成18年4月に危機管理監を配置したところでございます。そして私自身はこの危機管理監といつでも連絡がとれる体制というものを常に心がけ,つい先日の地震の際も,また,今朝ほどの大雨豪雨予測についても朝早くから連携をとらさしてもらっているところでございます。


○教育長(古川次男君)


 特色ある教育活動,市長方針の推進についての1番目にお答えをいたします。教育基本法第1条は教育の目的を述べております。それを簡単に述べますと,一人一人の生徒の人格の完成と国民,ここでは霧島市民と考えて良いと思いますが,国民の育成を行うことでございます。教育基本法第2条は教育の方策を述べ,教育基本法第3条は教育の機会均等をうたっております。これらを踏まえて本市では教育行政の基本方向を教育委員会で定めております。それは学校,家庭,地域社会,企業等がそれぞれの役割を担い,連携しながら,教育環境の充実,改善,特色ある開かれた学校づくりを進め,多様な体験生活を通して幼児期からの心の教育の充実に努めるとともに,確かな学力や情操豊かな人間性,健康な身体や体力などの生きる力を身につけた児童・生徒の育成に努めたいと考えているところでございます。その同じ地方教育行政の在り方についての1,県教育委員会と市教育委員会は法律上対等の関係にあり,すべての教育行政の分野においてそれぞれの立場で地域のニーズに応じて主体的に施策を立案できるものであります。地方教育行政の組織及び運営に関する法律により「県教育委員会は,市町村の教育に関する事務の適正な処理を図るために必要な指導・助言又は援助を行うことができる。」とされていますが,この指導等は全国的,全県的な教育の機会均等,教育水準の維持向上を図るために行われるものであり,法令に反しない限り,市段階で立案,執行できる方策に制約はございません。特色ある教育活動の推進についてでございますが,全国レベルの学力と比較して本市の状態はどうなっているかというご質問でございます。お答えいたします。霧島市の小・中学校における学力の状況でございますが,まず,小学校は本年1月実施の学力検査(CRT)の結果を見ますと,1年生,3年生,5年生,6年生はすべての教科が全国平均を上回っております。2年の算数と4年の社会,理科が若干下回っておりますので,今後各学校におきまして指導に力を入れていきたいと考えております。次に,中学校は本年4月実施の学力検査,中学校ではNRTというのを行っておりますが,その結果を見ますと,1年の全教科,2・3年の国語,社会,理科は全国平均を上回っておりますが,2年生と3年生の数学,英語が下回っております。これは県内同じ傾向であり,本年度から県教育委員会が独自に進めています中学校学力向上事業,英語教員スキルアップ研修,英語教員指導力向上研修を本市教育委員会としましても強力に推し進め,生徒の学力向上を図っていきたいと考えておるところでございます。特色ある教育活動の郷中教育についてでございますが,郷中教育についての1点目にまずお答えいたします。郷中教育は有用な人材を育成する教育制度として今でも高く評価されております。さて,ご質問の知育に関する点におきましては,四書,五経を学び,太平記,三国志,忠臣蔵などを読み,自ら高めております。このように己を高めるため,書物を読み,自ら学び,考え,行動するという姿勢は今の教育にも通ずる面もあり,郷中教育に学ぶ点は多々あるかと思います。現在におきましても,教育制度というより,むしろ学ぶ姿勢,意欲を持った子供たちをどのように育成していくかという点で先人の良い点を霧島市の教育行政に生かしていく所存であります。国分兵児についてお答えをいたします。ご承知のように,郷中教育は薩摩藩独自の教育方法で,同じ地域,郷と言いますが,郷の6歳以上の男たちで構成されていました。そこでは年長者は年少者を指導すること。年少者は年長者を尊敬すること。極端に言いますと,三つの言葉がありますが,「負けるな。」「嘘を言うな。」「弱い者をいじめるな。」というようにそういうことなどを中心に人として生きていくために最も必要なことを教えていました。この郷中教育によって鍛え上げられた青年たちのことを兵児と言います。薩摩藩内には各郷に郷中教育の組織を持っていましたが,その中でも特に厳しく鍛えられた国分兵児は,出水兵児,加世田兵児と並んで三大兵児と呼ばれていました。明治時代学制が発布されてより郷中教育による心身鍛練の気風は衰退しましたが,これを憂えた先輩郷士たちによって郷中教育の精神を受け継いだ学舎を新設しました。国分郷には明治31年に国分郷の有志等によって,質実剛健の気風の育成と高揚のため,舞鶴青年学舎として創建し,終戦まで継続して行われました。大正3年,国分小学校の前に舞鶴青年学舎の顕彰,戦没や事変等で失った同志友人を慰霊するため,健児之碑が建てられ,その後毎年7月30日に追悼会を開き,現在に至っておるところであります。次に,特色ある教育活動,市長方針の推進についての4番目,3についてお答えをいたします。ご指摘のとおり,県教育行政では,かつて郷中教育の精神を受け山坂達者を受け入れ,その成果は十分に上げられたと私は考えております。郷中教育は,異年齢集団の中での教育が行われ,地域の人材を生かした取り組みがなされてきたものであり,本市においても,例えば,隼人地区で小・中・大学生の異年齢集団による自然体験授業としてすずかけ冒険塾なるものを開催をしております。指導者としては,地域の人材を発掘しながら,その道の玄人,達人を招聘し,事業を展開しております。今後も郷中教育の良さを特色ある学校づくりに十分生かせるように指導してまいります。最後に教育に関わる,教育行政の新たな展開についてのご質問にお答えいたします。教育に係る構造改革特区としましては,薩摩川内市の小中一貫教育特区,鹿屋市のかのやすくすく特区,福岡県苅田町の未来を拓く子供を育てる教育の町特区,愛媛県新居浜市の伝える力を育てる教育特区など全国各地で様々な取り組みがなされているところであります。本市においても郷土の自然や伝統,文化,歴史,産業,人材等の教育資源や教育力を生かし,霧島のふるさとふれあい教育,仮称でございますが,わんぱく霧島っ子育成プラン,鹿児島の方言を取り入れた教育活動など特色ある教育活動を推進していくことにしております。また,去る6月8日には霧島市教育委員会と鹿児島工業高等専門学校の連携協力に関する協定書を締結し,同校の知的・物的・人的資源を活用し,学校教育や生涯学習,生涯スポーツの充実を図っていくことにしたところでございます。教育活動でのNPO等の活用については,既に牧園小学校において自然体験学習,宿泊学習等において連携した活動が行われているなどしておりますが,今後とも,市のみでなく,民間,その他の団体等の人材や資源を活用した市民との協働による霧島市らしい特色ある教育活動を展開してまいりたいと考えておるところでございます。失礼しました。一つ答弁漏れがございました。特色ある,市長方針の推進についての2の2についてお答えいたします。特色ある教育活動,市長方針の推進についての2番目の2についてお答えします。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条では教育委員会の諸権限が述べられており,第5項では学校の組織編制,教育課程,学習指導,生徒指導及び職業指導に関することについて述べられております。本市でもこの法を受け,霧島市教育委員会の行政組織等に関する規則や霧島市学校管理規則等が対応して決められているところでございます。


○建設部長(秋窪直哉君)


 災害復旧工事と二次災害防止の取り組みについての1点目にお答えします。昨年9月,台風14号により県道1号の道路災害が発生し,一時土砂崩れのため県道が全面通行止めを余儀なくされ,その後片側通行で現在に至っております。道路管理者県栗野土木事務所は全面開通に向けて昨年11月に工事の発注をいたしましたが,災害発生箇所は霧島屋久国立公園内の国有地であるため,関係機関との許認可に時間を要し,本格的な工事着工ができない状況でしたが,本年5月11日にすべての工事認可が下りたということでありました。この間,霧島市といたしましては県栗野土木事務所へ口頭や文書での早期着工のお願いをいたしましたが,事務手続き上の理由でやむなく現在に至っているところです。今後の工事工程を県栗野土木事務所にお聞きしましたが,現在のところ本年10月までが工事期間と伺っております。今後夏場以降行楽シーズンを迎える中,1日でも早く全面通行できるよう現場指導も含め努力していただくように再度県にお願いしたいと考えております。災害復旧工事と二次災害防止の取り組みについての2点目にお答えします。丸尾滝上流の千畳敷へ流れ込んだ転石,流木の処理につきましては,県道1号道路災害で発生した約4tから30tクラスの転石や直径70?ぐらいの倒木が2級河川中津川に散在しており,現地状況を判断いたしますと,処理方法については容易なことではないかと思われます。しかしながら,現地は丸尾探勝路の一部にある千畳敷で,現在進入禁止であり,今後散策される観光客にイメージダウンともなりかねないため,県栗野土木事務所に市といたしましても処理検討をお願いいたしましたが,非常に厳しい状況であるとの見解であります。今後この件に関しましては栗野土木事務所で何らかの対策ができないか。本市といたしましても観光霧島の資源を守る観点からさらに要望してまいります。次に,災害復旧工事と二次災害防止の取り組みについての2にお答えいたします。丸尾の国際ホテル裏山に昨年台風14号で地滑りが現象が発生いたしました。当時裏山の数箇所に地滑り現象が見受けられ,その2日後に各種関係機関を招集し,緊急対策会議を実施したところであります。対策会議3日後に被害が拡大しないように地元消防団で応急対策を実施し,本年3月までに県栗野土木事務所において既存施設の横孔ボーリングの清掃や急傾斜地崩壊防止施設災害復旧工事でかごマット工事等を実施していただきました。また,併せて地滑り現象を生じた裏山周辺の地盤変化を調査するため伸縮計を現地に設置しておりますが,現在までの現場には変調はないようであります。今後は平成18年度県による地滑り対策事業で地質調査を実施していただくとのことであり,調査結果を踏まえて地滑り対策が早期実現できるように今後も県にお願いしていきたいと思っております。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 2点目の災害復旧と二次災害の取り組みについての(3),牧園町手洗地区で大規模土砂崩壊があったが,二次災害防止のためにとられた処置と今後の計画はどうなっているのかについてお答えいたします。この崩壊は民地であります造成地から民地であります山林に崩壊をしたものであり,災害発生以後農林事務所や土木事務所などと何回も現地や事務所で協議をしてまいりましたが,この崩壊箇所が,自然の山林などの崩壊とは違い,造成地であるため,治山事業や急傾斜事業の補助対象とならないとのことであります。しかしながら,議員もご存じのとおり,災害が大きく,しかも下流域には大きな集落があり,このまま放置すればその下流域に被害を及ぼす危険性があるなど二次災害も予想されるところであります。現在崩壊地の二次災害防止のためにビニールシートなどで被災箇所を覆い直接雨水があたらないように応急処置はとっておりますが,下流域の集落の災害防止のために土木関係の他の事業で対応できないか。測量設計などを実施し,国・県などと協議しながら事業採択に向け努力中でありますので,ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。


○総務部長(西重正志君)


 地域防災・減災と自治体の役割についての1点目,火山災害軽減についてお答えいたします。平成15年度から始まった霧島火山における火山防災検討会は,大学教授など専門家,国の機関,県及び周辺市町と共同で検討を行ってきております。この会をベースに18年2月には各種行政機関で構成する霧島火山防災連絡会が設置され,これまで以上に関係機関が相互連携を図り,霧島山周辺の防災体制の充実に取り組んでいくことになっております。連絡会には下部組織として三つの分科会がありますが,災害予測図検討分科会は既に検討も始まっております。他の防災啓発分科会あるいは危機管理検討分科会も体制等が整い次第動き出す運びでございます。また,鹿児島県独自の霧島山監視観測システム運用検討会でも観測機器の整備をほぼ終え,今後運用のための整備をすることになっております。これらの整備や研究,検討が進みますと包括的な防災対策が明らかにされ,また,議員ご指摘の災害軽減の方向性も明示されていくものと期待いたしております。次に,2点目の登山者の安全確保についてお答えいたします。基本的には適切な観測に基づき危険性のある所には規制をかけるということだと思っております。霧島市地域防災計画ができるまでの間は,現在の霧島総合支所で運用している防災対応によろうと考えております。例えば,新燃岳について具体的な規制を紹介いたしますと,火山観測情報レベル2の気象台発表の場合,総務部で情報連絡体制をとり,登山道には火口に近づかない旨の注意看板を設置することになります。なお,今年2月には気象台がレベル2を発表しましたので,早速8箇所12枚の注意看板を設置したところであります。臨時火山情報レベル3になった場合は,警戒本部を設置するとともに,直ちに火口から2?以内は立入禁止区域等とすることになっております。御鉢の場合も同様の基準を持っておりまして,両火山それぞれレベル5までの対応基準を定めているところでございます。いずれにしましても霧島周辺は日本有数の観光地でありますので,登山客や観光客はもちろん,地元観光業者のご理解とご協力をいただきながら最善の対応をしなくてはならないと考えております。次に,3点目の経験を積んだ人の配置についてお答えいたします。住民の皆様方の安心安全,生命財産を守ることを任務とする防災担当は,かねてから幅広い防災知識,技術の習得,連絡調整能力,判断能力等を高めることはもちろんでございますが,やはり様々な経験,体験を積んでこそ住民の皆様方の本当の信頼が得られると思っております。そこで現在,先ほど市長も申しましたとおり,危機管理監の配置とともに,安心・安全のまちづくり体制の見直しや組織改編も含め前向きに検討しているところでございます。次に,4点目の専門家の活用についてお答えいたします。ご存じのとおり,地域防災・減災を考えていく上で連携を図らなくてはならないのが自治体,住民,マスコミ,そして科学者など専門家の四つの組織機関と言われております。幸い霧島火山の専門家が地元大学におられますので,科学的根拠に基づいた研究結果や資料の収集を行い,でき得れば住民の皆様にもその情報を開示し,説明し,そして納得してもらうことが減災につながっていくのではないかと考えております。なお,火山監視については,今のところ観測機器による適切な観測や群発地震など前兆現象を見逃さない。また,民間の方々をも含む体制づくりが肝要だと考えております。以上でございます。


○7番(山浦安生君)


 順次お尋ねしていきたいと思います。発言の残り時間を見まして18分ということになっておりますけれども,今反省というか,後悔しているわけなんですが,時間が足りるのかなあと思ってですねちょっと心配しているところでございます。今,順を追ってお尋ねいたしますが,教育長の方から答えがありまして,いろいろと考えさせられるところがございます。私はこの特色ある教育活動推進についてお尋ねしたのはですね,最初にお尋ねしたのは1条,2条,3条のことでありましたけれども,特に小学校,中学校の生徒さん方に対するその目的等についてですねお尋ねしたかったわけです。そのことがですね,学校教育法第17条には小学校の目的,それから同36条には中学校の目的それぞれ書いてあるわけでありますが,なかなか私どもが読んでもですね分かりづらい所ありまして,このあたりをですね具体的分かりやすく説明していただけないかというふうに思うわけであります。よろしくお願いします。


○学校教育課長(村田研史君)


 先ほど教育長が大きくは人格の形成と,そして国民,身近な所で言いますと霧島市民としての素質を備えることを目的としているというふうにお答えしましたが,もっと中身を申し上げますと,個人の価値を尊びあるいは正義を重んじる。あるいは勤労,責任を重んじる。そして自主的精神に満ちた児童・生徒を育てていくというようなことを大きな目的としているところでございます。


○7番(山浦安生君)


 形どおりの回答というふうに言っていいのかどうかわかりませんが,私はですね学校というのは,小学校,中学校というのはやっぱり勉強する所だろうと思うんです。これが最近ではいろんな事件がありまして徳育,そういうもんが,集中的にそっちの方に目が向けられているんじゃないかと。そのことによって学力が低下する。そういう心配があるわけなんです。ですから,やはり小学校,中学校においては学力も大事なんだということをですね認識していただきたいというふうに私は思います。次にまいりますが,地方教育の行政の在り方についてという面につきましてはですね,そのような国からの権限とかですね,そういうものについては記述がありますけれども,我が市においても委員会規則等によりまして設けられているということで,例えば,学習指導については教育委員会が権限を持ってやれるということでございます。そこの確認をしておきたいと思うんですが。


○教育長(古川次男君)


 学習指導要領,教育に関するいろんな法がございますが,その法に外れない限りにおいてやれる部門なり,例えば,学級編制等もですね財政的に余裕があればすべての,1・2年生だけじゃなくて,5・6年生まで全部30人学級にすると,そういうようなことはできるわけでございます。


○7番(山浦安生君)


 私は,市長が述べられておりますように,特色のある教育活動ということでいろいろお尋ねするわけなんですけれども,この教育活動をつくるにあたりましてですねやはり外の枠を取り払ってやりやすい状況をつくっていかなきゃいけないというふうに考えるわけです。こういうふうに考えていきますと,国とか,そういう,ある意味ではですねこの霧島市自体の教育委員会でできる部分が多分,多分にあるんじゃないかと,たくさんあるんじゃないかというふうに思っております。そういった意味も含めてですねこの条件は揃っていると,国の方でもですねそういうやり方について認めているわけでありますから,それとこの,何て言いますか,霧島市には独特のその郷中,鹿児島にはですけれど,郷中教育,そういうものがありまして取り組みやすい状況があるんじゃないかというふうに思うわけです。そういうことをですね考えましたときにやはり教育委員会の方でできるだけそういう取り組みについて詳しく調査なり,研究なりしてですね,やはりそう学校を取り巻く環境をですねうまくやっていってもらいたいというふうに思うわけです。次に,郷中教育についてでございますけれども,郷中教育の持ってる本質的教育価値というのをですね評価をどう把握するかということが大きな問題になってくると思うんですが,先ほど答弁の方にもありましたように,鹿児島県教育誌によりますと,郷中教育の目標は二才咄格式定目というのにありまして,「修学を主とする学事的な習練と山坂達者を目的とする身体の鍛練的な行事に大別することができる。」というふうに載っております。その中でいろんな,学事的な習練ということに関しましては,四書とか,五経とか,今例が挙げられましたけれども,こういうものをですねずっとこう見ていきますと非常にその読むことに対してすごく重点が置かれていたんじゃないかというふうに思います。読むことによっていろんな知識を吸収することで物事の理解力を養い,水準を高めているんじゃないかというふうに思うわけです。私は教育については全くの素人でありますから,そのあたりがどういう形で生かされるのかよく分かりませんけれども,ただ郷中教育の本質的なものもそういうところにもあるんじゃないかと思うわけです。ですから,私たちはなかなかそういう郷中教育の本質とか,いろんなことを勉強する機会がないんです。先ほどの話と一緒なんですけれど,是非郷中教育についてもですねもっともっと調査をされて,研究されて,それを生かすような方法をですねとっていただきたいというふうに思いますが,いかがですか。


○教育長(古川次男君)


 郷中教育につきましては戦前まではですね,学校教育というよりも,その郷でやっぱりやっておったわけです。私はその経験を生かしております。昭和一桁生まれの方で戦前に小学校を卒業された方は全部,これは国分郷,私は牧園でございます。牧園は踊郷と呼んでおりましたが,それぞれの郷でですね教育を集落ごとにやっておったわけです。それが戦後廃れてきましてですね今はありませんが,学校教育の中でですね取り入れる部面はいろんな面で取り入れているわけでございます。特に私はそういうような思いが強うございまして管理職の研修会とか,あるいは校長・教頭先生たちとの会の中ではそのような,いわゆるその郷中教育のですねいい面ですね,心身の鍛練とか,あるいは恥をかくなとかですね,嘘を言うなとか,そういうようなことについての教育はもう徹底してやるべきであると,こんなふうに考えておるところでございます。特に素読ですね,四書,あれは全部素読をしておるわけですが,それらもですね今朝読み,夕読みという形でですねそういうような精神はやはり依然として残っておりますから,それをさらに拡大していきたいと,このように考えております。


○7番(山浦安生君)


 今,郷中教育の中身を詳しく説明していただきましたけれど,全くそのとおりだろうと思います。私もこの質問の機会でですねその郷中教育に勉強させてもらう機会がありましたけれども,これ大変に素晴らしい,私はそんなふうに感じました。でありますから,是非前向きに取り組んでいってほしいというふうに思います。地方教育行政はですね,先ほども申し上げましたけれども,国の法規的にも制度,それから自主的な活動ができるようにですねその権限が付託されているわけであります。本県独特の郷中教育の本質を見極めて現在の教育を活動に取り組んでいただきたいというふうに願いまして次の質問に移っていってまいります。次の質問でありますが,災害復旧工事と二次防止についての質問でございます。最初に確認しておきたいんですけれども,災害対策基本法では,防災のことを被害を未然に防ぐ。災害が発生した場合は,その拡大を防ぐ。3番目に災害の復旧を図るというふうに定義付けております。それともう1点確認なんですが,自治体の責務についてですが,自治体は,市民の生命,自由及び財産を守るため,災害や危機に対して迅速に対応しなければならない義務が,責務があるということは,市長これはもう当然そうだと思うんですが,いかがですか。はい,分かりました。そのことをですね前に前置きして質問に移っていきたいと思います。この丸尾のですね上の方で起きました災害でございますけれども,部長の方から説明がありました。これはですね昨年の台風14号,9月5日に発生した災害でありますけれども,9月5日に災害が発生しまして,それから5月29日までですねほとんど放置されていたわけであります。この間が7か月ございまして,この間に何が行われたのか。先ほどの説明の中では,いろいろとその事務手続き上とか,あるいは森林管理局が木を切ったらいけないとか,いいとか,悪いとか,そういう話が出てまいりましたけれども,この7か月という期間をもっともっと短縮できないのか。短縮する方法はないのかというのをですねお尋ねをいたします。


○建設部長(秋窪直哉君)


 ご承知のとおり,災害復旧というのは,現況の道路が壊れたということで皆さんが利用されてる道路を早急に復旧するというのが建前だというふうに考えております。その中でああいう幹線的な道路の中でですね7か月も認可が下りなくて工事が着工できなかったということは私たちとしては非常に遺憾だというふうに考えております。その経緯につきましてはですね,環境省とですね林野庁,その中でまた林野庁の森林管理事務所と,そういう所の中で木の伐採とか,災害復旧のかかった面積とか,またその復旧方法等についてですね非常にその協議がうまい具合にいかなかったということでこういう形になったというふうに県からお伺いしております。


○7番(山浦安生君)


 災害というのはですねその災害そのものを見てその緊急性というのがどの程度問われるかということが一つの大きな問題になってくるわけでありますが,この災害はですね4日後に片方だけが開通しているわけですね。下の方はまだ現在,今さっき話しをしましたように,7か月も放置されているわけでありますが,市長,このここは観光地でもありますけれども,人が通る,たくさん通る所でもあります。この緊急性ということに対してどんなふうにお考えですか。お尋ねいたします。


○市長(前田終止君)


 この災害が発生をした部分に私も現場に行き,そして関係各位との協議を進め,県道でございますから県土木,そういう所ともしっかり当時なりに連携を図ったつもりでおります。そして特にこれは丸尾の三叉路から側近する直近の場所でございまして,またその上には大きなホテルが2箇所ございますし,また親しまれております自然散策路等もあるわけでございまして,今,議員ご指摘のとおりですねこれがなかなかスムーズに,国レベルの環境省との様々な協議が遅れたことについては極めて遺憾に感じておるところでございます。


○7番(山浦安生君)


 この場所はですね2箇所,3箇所にわたって崩れておりますけれども,1箇所だけですね早い段階で工事が終わった所があるんですけれども,そのことについてお尋ねをいたします。


○林務水産課長(山下 晃君)


 議員のおっしゃられる1箇所につきましては国所有の保安林なんですが,ここは道路敷地,道路の法面と言いますよりは,山林の保安林の部分に入りまして,この工事は保安林を守るための治山工事ということでありまして,当然保安林の解除につきましては協議は必要ないということになります。〇7番(山浦安生君)


 私の住んでいる地域,牧園町でございますけれども,牧園・霧島地域においてはですね国有林があったり,国立公園があったり,環境省関係があったり,森林管理局があったり,それから加治木農林事務所があったり,いろんな省庁が絡んでいる所でございます。こういう問題が発生した時にいつまでもこういう状況で工事が長引いたらですね,その道路を使われる人あるいはその近くに住んでいる方々は大変迷惑を被ると思うんですが,そういった部分を解消するためにですね,こういう災害が発生する以前にそういう関係各省を集めて協議してこういう,何かこういうのがあった時にはできるだけ早くやろうじゃないかというような協議は持たれないもんですかね。どんなもんでしょうか,市長,お尋ねいたします。


○市長(前田終止君)


 議員ご指摘の点ですが,私どもの新市霧島市,その中でも日本最初の国立公園をいただく私どもの特に霧島市の山岳部分,ここにつきましては多くの水系,また,土手,危険な場所等々が火山活動とともにございますし,地域の方々が災害が起きる前にですね,議員ご指摘のとおり,備えあれば憂いなしというような気持ちでそのようなことについてのスムーズな対応ができる将来対応というものは,まさに議員ご指摘のとおりだというふうに率直に感じます。


○7番(山浦安生君)


 そのようなわけで是非前向きに検討していただきたいというふうに思います。次に移ります。丸尾の滝の上の転石と流木でございますけれども,市長は現場の方に行って見られたことありますか,あの川の方に。川までは下りてませんね。川まで下りますとですよこういう状況になっているんです。ちょっと済みませんが,目を通してみてください。非常に,先ほど市長の方からもありましたけれども,ここは遊歩道,自然遊歩道になっておりまして人が入り込む所でございます。そこがこういう形で傷んでおりますとなかなか観光地ということにはいかないんじゃないかというふうに思います。これはですね土木事務所においてはこれはとても無理だというふうな見解でありました。私も行って聞いてみたんですが,「その流れ込んだ流木はですね,これは森林管理局のもので,それは管理局が担当するもんだ。」というふうにも言われました。その今落ち込んでいる転石につきましては,これはなかなか大変でしょう。これも自然の一部として,それは景観としてとることはできますけれども,ただ流木についてはですね,これは処分できるんじゃないかと,処分というよりも,何かこうきれいにすることはできるんじゃないかと思うんですよ。そのあたりをやはり市の方で,行政の方で交渉してですね何とかきれいにする方法をですね是非考えていただきたいというふうに思います。次に移ります。この災害現場とですねすぐ近くにあります国際ホテルの上の亀裂の問題でありますけれども,市長は平成17年1月18日に,黒川先生ですね,温泉と地質に詳しい先生を来ていただいて講演をしていただきました。そういうことでこの地域の地質に対してはですね非常に知識を持っていらっしゃる。そういうふうに私は思っております。この地域は非常に地滑り地域の危険な地域でございまして,いろいろと地図もありますけれども,この何と言うんですかね,災害危険地域ということでですね砂防指定地,地滑り防止指定地,土石流発生危険予想箇所など三重になってですね危険地域ということが記されているわけですね。この場所はですね,以前手洗温泉で水蒸気噴火がありまして,爆発がありましたけれども,それは小規模でありますけれども,その時の,そこの場所とですね地層は全く一緒なんですね。いつ起こるか。いつ滑るか分からないような状況の所でこういう亀裂が生じたわけでありますけれど,それに対して市長はいろんな,実際現場に行かれましてその亀裂を見て,「おお,これは大変だなあ。」ということを言われたそうです。そういうことがありました。その後今までに至っているわけですけれども,先ほどの説明では伸縮計とか,あるいは防護マットでしたですかね,何かそういうのを使って手当てはしていると言いますけれども,ハードの面においてはですねそれでいいと思うんです。あとそういう危険が迫っている所でソフト面はどうなっているのかということをお聞きしたいんですが。誰か,よろしいですか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 こういう災害という非常な危険な状態が発生した場合のですねソフト面というのは非常にこの難しいわけですが,まず考えられるのは,まず住民の避難というのが最優先だというふうに考えております。2番目にはですねその現場の状況を把握するということだろうと思います。その現場の状況の把握によりまして,あとのいろんな人家とか,いろんな公共施設とか,そういうのを守るということのことになっていきますけど,問題は,地域住民との連絡を密にしながら,また,行政機関も連絡しながら対処しなけりゃならないというふうに考えております。


○市長(前田終止君)


 今,議員ご指摘のこの現場にもその事実が発生して直ちに私もまいりました。そして幾度か足を運び,関係各位ですねそれこそ顔を揃えて現場でも協議もさせていただきました。そして,また,場所を変えてですね地域の消防団の方々あるいは県の関係者等々も交えてですねこのことに対する総合協議をやらしていただき,そして,また,伸縮計等を設置をし,そして県としてもですね地滑り対策事業で本当にどこまでどう対応できるか今検討をしてもらっているところではございますが,常に,議員ご指摘のとおりですね,大変地滑りが起きやすい環境といいますか,その地質を持った場所でございますから,かねての備えというものが大変重要かと思っております。


○7番(山浦安生君)


 ありがとうございます。そういうわけでですね私のソフトという部分はですね防災誌をつくって,あのあたりは病院があったり,ホテルがあったり,住宅があったりする危険な状況があるんです。そういったものをですねソフトの面でカバー,当分そのハード面においてはなかなか時間がかかります。お金もかかります。そういった面をソフト面で補えないかということであります。この地域はですね,この写真にもありますように,この災害現場の上の方に前蒼林閣という建物がありまして,ここはこのまま放置されているんです。こういう所をですね植林をしながらその自然体系をきちっとやっていかないと,排水路,側溝とか,そういった物でですねまたその雨水が流れ込んでさらに危険を増すということもありますんで,そういうことも含めて検討をしていただきたいというふうに思います。次に,もう1点でございますが,手洗地区の崩壊による災害防止対策についてでありますが,これは,これもいろんな形で協議はなされておりまして,18年度から調査に入るということでありますけれども,調査に入るのは結構なんです。しかしながら,これがどの段階で,いつの段階,何年後に工事が始まるか。それすら見当がつかないわけでありますから,その前にできることは何かと申しますと,やはり今言ったソフトだろうと思います。ソフトにおいてはですね何か検討されたのか。ちょっとお尋ねします。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 先ほどのソフト面という意味でのご討議の中では直接的に私どもの方から地域の方々への動きというのはまだいたしておりません。先ほど答弁をしましたとおり,ブルーシートで被覆をするのが今の段階では精一杯のところでございます。以上です。


○7番(山浦安生君)


 今日みたいにたくさんの雨が降りますと地域の住民は非常に心配するわけであります。工事は長引くといいますか,やっぱり時間がかかります。その間とるべきことをきちっとやっておかないと大災害につながるわけでありますから,そのあたりのことをしっかりと肝に銘じていてほしいというふうに思います。それから,防災対策,火山活動についてのことでありますが,登山者への安全確保という面でですねいろんな方法がありますけど,一つにはですね山の中に入っている時に噴火が起きたらどうするかということにつきまして,私どもが思うのは,避難,緊急警報と言うんですかね,警報機でもあれば災害,被害を受けなくて済むこともあるかと思います。そういった物を造る考えはないか。お尋ねしておきます。


○総務部次長兼総務課長(南田吉文君)


 登山中の登山客への注意の促し方について,今ご指摘があったのは警報機みたいな物が山の中にあればまた便利ではないかということでございますが,非常に参考になるところでございます。今現在のところですね登山中の登山客に対しては県警ヘリ,防災ヘリの呼びかけとFM放送等による公共施設を検討しているところでございます。以上でございます。


○7番(山浦安生君)


 はい,ありがとうございます。せんだって危機管理局長にお会いしてきました。防災ヘリは役に立たないと,登山者にはですね全然聞こえないわけなんです。そういうところは実践を踏んでいる私どもの方がですねより詳しいんじゃないかと思います。是非そういう機器に対する備えをですねしていただきたいというふうに思います。以上で質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(西村新一郎君)


 以上で山浦議員の一般質問を終わります。次に,3番秋広眞司議員より4件通告がされております。したがって,秋広議員の発言を許可します。


○3番(秋広眞司君)


 皆さんこんにちは。私は日本の国旗である日の丸と日本の国歌である君が代をこよなく愛する国分地区選出の秋広眞司でございます。私は現在この青いバッジを着用しておりますが,これは拉致被害者を救う会のバッジであります。皆様既にご承知のごとく,日本全国の拉致被害者のご家庭の方々は,自分の息子や娘を突然北朝鮮に連れ去られ,二十数年間帰してくれ,帰してくれと叫び訴え続けてこられました。しかし,いまだに生死も分からず帰国できない方々が多数おられます。実はこの国分にも特定失踪者として田中さんという方が一人おられます。私を含め日本人の大半の方々は,この北朝鮮の暴挙,日本国民を愚弄し,日本国民の人権を蹂躙しているこの犯罪行為に対し,絶対に許されないと思っておられると思います。一時も早く救い出したい。この救う会の輪を議員活動を通じて広げていきたいと思っています。どうか皆様方これからもこの会にご理解とご協力を冒頭にお願いを申し上げます。さて,前田市長におかれましてはこの霧島市の初代市長として就任され6か月が経過いたしました。市長は,マニフェストや所信表明に基づいて四役給与の20%カットイコール子育て支援対策,55人委員会の立ち上げ,語イもんそ会を43回も実施され,一歩一歩確実にそれを実行に移しておられ,また,自称霧島市の広報営業本部長としてトップセールスにも頑張っておられることに敬意を表するものであります。また,一方では「すいこっが派手やいが。」,「パフォーマンスが過ぎやせんか。」とか,あるいは,また,「助役や部課長に本来の仕事を丸投げしちょっとじゃなかか。」とか,そういう厳しい声も聞こえてきます。これらの声は,これから市長がきっちりと実績を積み上げられ,それを払拭されていくことでございましょう。連日の激務で大変だとは思いますが,健康第一,どうかご自愛いただき,先の議会で林薗議員からもご助言がありましたように,市長ひとつどうかご自身の嫁取りのことなどもですね思いを馳せていただきまして,「これからもしっかり頼んもんど。」と申し上げる次第でございます。さて,本来の質問に入らしていただきます。まず1点目に行財政改革についてでありますが,合併後7か月,「6か月」という具合に記載しておりましたが,訂正をお願いいたします。7か月経過いたしましたが,行財政改革のうち特に民間委託,市の業務の民間委託・民営化,それから事務事業の見直し,組織・機構の見直し,総合支所の見直し,職員定数・人事評価の見直し,国や県からの各種調査事務の軽減方法,議会改革等々について推進状況とその課題についてお尋ねをいたします。2点目に中心市街地活性化対策についてでありますが,これまで商工会議所は,TMOの事業体として縄文きずなカードや八坂市,タウン誌発行,市内巡回バス,空き店舗対策,個店の評価としての一店逸品運動へ取り組み,複合商業施設整備等いろんなことに支援をしてこられたわけでありますが,今回拠点開発とシナリオとしてのAゾーンからFゾーンのうちBゾーン,山形屋跡地の開発について,旧市街地のシャッター化が進む中,一つの起爆剤として,また,他旧市街地へのモデル事業としてこの事業を是非成功していただきたいと,そういう思いから国分地区中心市街地活性化基本計画のこれまでの経過と山形屋跡地利用計画の具体案,特に事業体の性格とその収支予定,採算性について問うものであります。3点目に災害,環境問題についてでありますが,地球温暖化が進む中,海水面の上昇や異常気象が続いております。台風や豪雨の増加現象が続いているわけでございますが,8・6水害では,霧島市各地のシラス台地のがけ崩れ,天降川水系の氾濫,そして国分市街地の低地家屋への浸水等々痛ましい災害となりました。また,前年の台風14号において水戸川水門に材木が挟まれ,海水の逆流で水稲に塩害が発生しました。このことは3月の議会で仮屋議員の方からご指摘があったところであります。そこで豪雨時の河川の氾濫の危険性,特に国分市街地の低地及び広瀬地区の水田地区の排水対策についてお伺いをするものであります。ここで広瀬地区及び市街地の地形と低地の雨の状況について,議長の許可をいただいておりますので,パネル地図でご説明を申し上げます。これが1万分の1の縮図の地図でございます。錦江湾でございます。ここ下井海岸,この丸が水戸川の水門でございます。ソニーがありまして,自衛隊,ここが台地になっておりまして,福島とかですね,広瀬,それからこちら側に上井城跡の山がずうっと京セラの裏につながっております。城山,そして国分駅,市役所は現在ここですね。市街地がこうあります。天降川がありまして,この方向から川等はずうっと流れていたわけでございますが,こちらに新しく人工的に川を造って直線で流れ出ているという状況で,この部分,田んぼになっている部分が低地でございます。低い地域,海抜ゼロに近い地域でございます。測ってみましたら大体4?四方あります,この点線の枠の中はですね。この上井城の跡から,この分水嶺のこの城山からこちらの市街地の方へ全部雨が降った水は流れてきます。この台地からもこっちへ流れてきます。おまけに松永用水路がずうっとここまで流れてきて,これも水戸川に入ります。清水の方からきている郡田のこの用水路も水戸川に入ります。それから,検校川からきている用水路も一部南中学校の所を通って,湊を通って水戸川に入ります。すり鉢状の状態,しかも低地であると。水門は1箇所しかないと。非常にですね地形的にも厳しい状況の地形であるということがお分かりいただけたと思いますが,このような状況でございますので,後は自席から質問をさしていただきますが,次に,第2といたしまして旧敷根清掃センターの大量の埋没物,焼却残さといいますか,の処理の今後の取り組みについてお尋ねをいたします。4点目に地場産業の育成に絡み市立図書館の図書の購入について,現在東京の一書店から80%以上の購入をしておられるわけでございますが,逆にですね地元書店から80%以上購入する方法はないのか。税の関係で地元の循環還元型税制といいましょうか,そういう感じで地元業者の育成の観点からもこの点についてお尋ねするものであります。以上,壇上からの質問を終え,議長の許可を得て自席からの質問をさせていただきます。


○市長(前田終止君)


 秋広議員から4点につき質問がございました。3点目の1につきましては私の方から答弁いたします。4点目については教育部長が答弁いたします。そのほかについては関係部長等にそれぞれ答弁をいたさせます。3点目の災害,環境問題について,豪雨時の河川の氾濫の危険性に伴う特に国分市街地の低地及び広瀬地区の水田地区の排水対策はどうなっているのかということでございます。国分市街地では,これまで排水不良の原因となっていた県道北永野田〜小浜線の暗渠の改築を県に施行してもらうとともに,商工会議所前,国分荘前などの排水路整備を行ったところでございます。これらの整備により昨年9月の台風14号の豪雨でも中心市街地では浸水被害はなく,一定の効果があったものと考えております。また,平成17年度には中心市街地の浸水対策として警察署裏の駐車場の地下貯留施設を設置をし,今年度は旧山形屋跡地にも同様の施設を設置する計画でございます。また,水戸川やその近隣流域排水路につきましては現在県営湛水防除事業やむらづくり交付金事業でその改良工事中でございます。中でも湛水防除事業は平成20年度の完成を予定しておりまして,平成18年度3月末までの進捗率は事業費ベースで約78%でございます。今後もこれら事業の完成を急ぎますとともに,周辺排水路のしゅんせつ,水戸川樋門の維持補修,管理体制の強化を図りながら排水対策に努めてまいりたいと考えております。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 1点目の行財政改革についてお答えいたします。まず1番目の民間委託や民営化につきましては,今年度から公の施設の管理について指定管理者制度を導入し,今議会で議決をいただきますと,直接及び公募による指定をそれぞれ79施設と31施設,合計110施設に進めているところでございます。今後につきましても指定管理者制度や事務事業の民間委託など積極的に推進してまいりたいと考えております。次に,2番目の事務事業の見直しにつきましては,市が行うすべての業務において行政評価を導入し,事務事業の見直しを進めてまいりたいと考えております。次に,3番目,4番目,5番目の関係でございますけれども,霧島市の組織・機構と職員定数につきましては,まず職員定数の適正化につきましては,本年,平成18年4月1日付の職員数を国が示す定数モデルの試算値と比べ分析しましたところ,約8%,約110人超過している状況でございます。また,財政の健全化の観点からもこの職員定数の適正化を今後どのように進めるかが重要な課題でございます。また,職員定数適正化に関連して本市の効率的で効果的な組織とはどのような方式がふさわしいのかの検討も早急に取り組まなければならないと考えております。次に,6番目,国,県からの各種調査事務の軽減につきましては,国と地方を結ぶ総合行政ネットワーク,これの利用活用等により以前と比べまして大きく軽減が図られたところでございます。次に,7番目の議会改革につきましては,これにつきましては,国が示しております行政改革の新たな指針というのがございますけれども,これによりますと,行政改革の進捗状況など執行機関に対する監視機能を自ら高めていくことや住民の多様な意見を把握し,集約反映していくための取り組みを積極的に行うことが望ましいというふうにされております。


○まちづくり調整監(内 達朗君)


 中心市街地活性化対策の1点目についてお答えします。平成11年7月に旧国分市において中心市街地活性化基本計画の策定を行い,JR国分駅周辺地区,大隅国分寺跡,舞鶴城跡の歴史地区及び旧市役所跡地を核とした商業の3地区を重点地区として位置付け,行政とTMO及び通り会や民間商業者が一体となって事業の推進を図ってきております。市においては,主な事業として,JR国分駅周辺の利便性の向上を図るため西口駅前広場や東西自由通路等の整備を現在行っており,平成18年度完成の予定であります。また,シビックセンター周辺につきましては市民駐車場や市民会館広場等を整備し,シビックセンター利用者や商店街への買物客の利便性の向上と憩いの場の提供を行ってきております。さらに県においては県道国分〜霧島線の新市街通りの電線地中化工事を発注されております。一方,商業の活性化につきましてはTMOにおいて平成11年12月に作成したTMO構想に基づきICカード事業や空き店舗対策事業等のソフト事業に取り組んでおられます。さらには旧市役所跡地に先日,5月20日,きりしま国分山形屋が中心市街地活性化のための商業の核店舗としてオープンし,新たな商業の拠点づくりが構築されつつあります。このように基本計画にある事業計画に基づき行政とTMO,通り会,商業者等の関係者が相互に連携し事業を進め中心市街地の活性化を図ってきているところであります。続きまして中心市街地活性化対策の2点目についてお答えいたします。今回の山形屋跡地利用計画につきましては平成16年3月に旧国分市が策定した中心市街地拠点地区整備基本方針に基づき進められるものと理解しております。今回この基本方針に基づきTMOである霧島商工会議所が事業主体となり国の有利な補助事業を活用し整備を進める計画であり,市の土地を賃借し2階建てのテナントビルと5階建て約260台収容の立体駐車場を整備することとしており,民営,民設民営による管理運営を想定しております。次に,その収支予定でございますが,TMOの計画案によりますと,総事業費は約9億円で,内訳は市から今回補正計上いたしております3億円の補助とTMOの自己資金及び国庫補助金を予定しておられ,現在国の補助事業採択に向け協議を行っておられるところでございます。支出につきましては,工事費のほか,建築設計費や工事管理費及び不動産取得税等を計画されております。また,運営計画によりますと,主な収入は賃借料収入と駐車場収入で,支出は施設管理費や市への固定資産税と土地の借地料及び借入金の返済等を想定されておられます。本計画につきましては長期収支計画における損益計算や借入金返済計画からして市といたしましても健全に運営できる計画であると判断しております。以上です。


○生活環境部長(林 兼行君)


 災害,環境問題についての2点目については,先般前川原議員のご質問にお答えしましたが,旧敷根清掃工場に隣接した一般廃棄物最終処分場の埋没物,いわゆる焼却残さにつきましては昭和53年から平成10年までの21年間にわたり約9万t以上埋められてきており,現在最終処分場は満杯の状況でございます。平成15年4月から新しい敷根清掃センターが本格稼働し,焼却残さを掘り起こして溶融処理してきたところでございます。焼却残さの溶融処理につきましては通常搬入されるゴミの量を勘案しながら随時行ってきており,現在までの溶融処理量は約3,400tでございます。敷根清掃センターにおける溶融処理規模は平成21年度のゴミ処理人口11万人を想定して決定されていますが,平成17年11月の市町合併によりまして旧溝辺町のゴミを新たに受け入れることとなりました。このことによりまして現在のゴミ処理人口は想定していたゴミ処理人口を上回る約11万2千人となり,通常搬入されるゴミの処理量が増加し,溶融処理する余裕がなくなってきている状況でございます。なお,最終処分場は平成11年から焼却残さの埋め立てを停止しており,約7年が経過いたしております。この間,処分場に係る浸出水等の調査につきましてはこれまで毎月水質検査を実施してきておりますが,水質はすべて基準値以内の数値で推移しており安定した状況であると考えます。現状での溶融処理ができない状況を考慮しますと,覆土,整形整備等を視野に入れ,周辺環境の美化も必要かと思いますので,今後専門業者による環境調査を実施し,処理方法を検討したいと考えます。以上でございます。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 秋広議員の4問目,地場産業の育成について1点目についてお答えを申し上げます。生涯学習活動の高まりとともに,住民の図書館に期待される情報サービスはより高度で多様化してきております。このような住民の要求に応えるため,国分図書館,隼人図書館においては貸し出しや返却などの利用手続き,蔵書管理,図書検索などを電算処理し,利用者サービスの向上を図っており,また,県立図書館等とのネットワークも構築しております。この電算処理システムやネットワークを運用するにあたっては,図書購入の際,本その物だけではなく,本の書名,著者,出版社等のデータも整備する必要があり,このため,現在の電算処理システムに対応したデータを提供できる東京の書店から図書を購入しているところです。また,東京の書店には図書の管理に必要なバーコードやフィルムコーティング等を本に装備した上で納品してもらっているところであります。したがいまして,現在の購入方法を変更いたしますと電算処理のためのデータの整理や本の装丁のために新たな多額の経費あるいは職員等が必要となることから,当分の間現行の方法を継続していきたいと思っております。以上でございます。


○3番(秋広眞司君)


 答弁をいただきました。自席から質問を継続さしていただきます。まず第1に行政改革についてでありますが,昨日の植山議員の質問を聞きながらですね,ああ,これは二番煎じになるなあと思いながら,思う所が多くてですね,重なる所もあると思いますが,あえて再質問をさしていただきます。改革はやり遂げないとこの霧島市財政破綻するという状況でございまして,民間であれば倒産するという状況,認識を持っておりますが,これについて,私のこの認識について同じかどうか。山口推進監お答えいただけますでしょうか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 今年の予算を見てみますと,市税の歳入が確か127億円だったと思っております。これに人件費の総額が122億円,ほぼ同じ額でございます。そうしますと単純には比べられないんですけれども,この人件費そのものをやはり抑えていかないと,いろんな施策,政策というのは打っていけなくなると思います。これにつきましては霧島市が特殊な事情ではなくて,これ全国どこでも同じような状況が続いております。そういった中で職員の給与,人件費というのを抑える,どうやって抑えるかということでそれぞれ目標を決めておられます。鹿児島県におきましても先行する,合併を先にされた所では約8%を超えるような職員の削減をしておられますし,目標を掲げておられますし,例えば,北海道におきましては人件費を何%カットとかというような道庁の姿勢なんかもあるようでございます。そういったのを考えますとどうしてもこの職員定数というのは避けて通れないものであるというふうに考えております。以上でございます。


○3番(秋広眞司君)


 私の認識と同じ認識だという具合にとらえました。やりとりからですね,昨日のやりとり等からお聞きしておりますと,3本のこの柱というものを感じるわけでございます。一つ目に総合支所の見直しでございますが,これを本庁化する。そして縮小して出張所扱いくらいに下げていくと。それから,職員定数の適正化,今言われましたけれども,「同規模市の比較でも,調整率等ではじいても12%オーバーしていると。国の試算からしても8%,100人ちょっとオーバーしているという状況」ということを言われましたけども,この2点目,それから,3点目に組織・機構の見直し,現在ある部,課がですね,これがこのままの数でいいのかどうか。もうちょっと再編して統合することはできないのか。そして,また,行政特有のこの縦割り行政のこの弊害というものですね,課間,係間の連携の悪さ,忙しい部屋もあれば,暇な部屋もあるというようなところでのこの組織の柔軟性を持たせる協力体制の構築等が大事である。その三つが私はこの行政改革の大きな柱であると思うわけでございますが,総合支所の見直しについてでありますが,隼人を例にとりますと,今度天降川橋,新しい橋もできましたし,交通の便もよくなりました。日当山,松永あたりはもう本庁の方が近いんですね。それをやっぱり住民の方がこの認識をされていない面が多いんじゃないかなあと思うところもあるわけでございます。ですから,ここらの周知,天降川ができて川から向こうの人たちもやっぱりこっちに来やすくなったんですよという市民の方々への周知もですね大変大事なことだと思うわけでございますが,この周知等についてはどのように考えておられますでしょうか。ちょっと補足ですが,結局隼人や,隼人の日当山や松永に住んでおられる方は今までどおり隼人のこの総合支所に行かないと市の業務はやってもらえないんだろうと,そういう認識を持っておられる方が多いと思うんですよ。ですから,本庁に来れば近いわけですから,そこらのやっぱり周知を徹底していただきたいという観点から,もう答えは要りません。観点から申し上げているところでございます。組織・機構の見直しと職員の定数適正化ということでいろいろ絡んでくるわけでございますが,この職員の数を減らす。そうすると職員の負担が大きくなるんじゃないか。そうすると当然職員は能率アップをしなきゃいけない。その意識改革がですね私は一番大事なポイントだと思うわけでございます。民間におきましてはですね,私郵便局に30年おりましたけども,やっぱりお客様には,「きめこ」,「ほうれんそう」という言葉がございますが,気配り,目配り,心配りをして接しなさいよ。そして事務のこの連絡には報告,連絡,相談をしてテキパキとやりなさいよと。そういうですね民間では既に行われることが,この行政の中でもきちっと行われていく。そういう意識をですね職員の方々持つことが非常に大事なことだと思うわけでございますが,その点については市長どのようにお考えでございましょうか。


○市長(前田終止君)


 民間でそれこそ経験を持たれて,そして現在自分の体験の中からおっしゃる話,よく理解できます。私も一民間人という気持ちを持ちながらの人生でございますけれども,おっしゃるとおり,やはり仕事に対してですね指示がある。それに対して今度は報告,きちっと結論,そして問題点は何か。そういうことをお互いがですね仕事をするにあたって大事にしていこうということを私はこの当選と同時にですね機会ある都度職員の皆さん方にも申し上げてきているところでございます。庁議とか,あるいは,また,朝礼とか,あるいは,また,議会が終わる都度に今後さらにですね総合支所との連携,そういうものを合併後よりよい形で少しでも成功させていく最大の努力をするために私としてはですね支所を回り,その支所の中の職員に対しても本所と変わらない形でですね私の思い,市民のまた思いというものがしっかりと伝わるような最大の努力を今さしてもらっている真っ最中でございます。今始まって7か月余り,それこそまだまだこれからと思っております。叱咤ご激励のほどをよろしくお願いいたします。


○3番(秋広眞司君)


 総務部長にお伺いいたしますが,市長が就任時にですねあいさつをきちっとしなさいということで朝礼で言われまして,若干浸透して職員の方々もですね近頃あいさつが非常にこのよくなったなあと思っているんですが,民間におきましてはですね朝礼の後各部課へ,課へ帰ってですね課の中でまた朝礼をして,そしてその中であいさつ言葉の復唱ということをやっております。一人の方が,毎日変わるわけですけども,一人の職員が出てきて「あいさつ言葉の復唱をします。」ということでみんな一緒にですね「おはようございます。」,「いらっしゃいませ。」,「ありがとうございました。」と,こういうことでみんなで気合をかけて今日も一緒に元気でやるぞと,そういう意気込みをですねやっぱり民間の方は既にもう何十年前からやっておられるわけでございますが,そういうことを総務課長やられる,やって職員の意識を高めると,そういうことは考えておられませんでしょうか。


○総務部長(西重正志君)


 現在もですね庁舎内におきましては各課ごとに朝礼をする部門も,部署もございます。すべてとは言いません。ただ,ただいま議員の方から提案いただきました件につきましてはですね,また,検討,研究さしていただきたいと思っております。


○3番(秋広眞司君)


 是非にですね,検討じゃなくて,これは最初は恥ずかしいですけども,やってくればですね声も大きな声が出るようになるし,この体のためにもいいわけですからですね,是非実行していただきたいと要望しておきます。最後にこの問題についての質問でございますが,総合支所の見直し,以前の縛りの中で10年間という縛りがありますけども,これをやっぱり早目に撤去してですね,住民の皆さんのご理解を得ながら早目にこの総合支所を本庁方式にしていくということを望みます。また,職員の定員減につきましても,2007年の団塊時代のですね,世代のこの大量の退職者があるわけですから,それに合わしてやっぱりこの人員を削減していくという方向,それから組織・機構の見直しにしましてもですね,「部課長の数が多いんじゃないか。」ということも言われておりますので,ひとつ,高い給料の方々をカットしてですね,やはりそれも財政の再建に役立つわけですから,それらも含めてこの早急にやっていただきたい。市長は植山議員の答弁でですね,3回確か答弁されたと思いますが,1回目は1年後をめどにひとつやっていきたいというようなことを言われまして,2回目になると今度は2年後をめどにとか,3回目になると3年後をというようなふうに私はとらえたんですけど,私のとらえ方が悪かったんでしょうか。まだ市長も迷っておられるなあという気持ちがしたわけでございますが,これは住民の方のですねきちっとしたご理解を得ながらそれを進めていく。行革推進本部もできましたし,住民代表のその委員会も設置されたわけでございまして,その大綱今年中にこのまとめ上げるということでございますので,是非早目にこの行政改革を断行していただきたい。その決意をですね示していただきたいと思うわけでございます。もちろん職員組合もございます。組合にもきちっと通してですね職員の方々にもご理解をいただきながら進めていっていただきたい。最後に山口行政改革推進監,大変ご苦労が多いと思いますが,今あなたなしではですね行政改革はできません。どうか矢面に立って,自信を持ってこのやっていただきたい。断行していただきたいと要望いたしまして1点目の質問を終わります。次に,2点目についてでございますが,中心市街地の活性化,これもまた全協の中あるいは初日の4名の方々のですね同僚議員の質問がありまして,これもまた二番煎じでございますが,概略ちょっとだけですね質問さしていただきます。1点目に,収支が取れなくて,その第三セクター方式じゃなくて,官民じゃなくて,民民でやるということですので,もしそれがですね,破綻するようなことがあっては絶対ならないと思うわけでございまして,その収支についてお伺いをするわけでございますが,再度お伺いします。駐車場とテナント収入,これを合わして年収幾らになるのか。そして出費ですね,税を含め,固定資産税を含め,借料を含めその出費が幾らになるのか。維持費を含めてトントンでいけるのかどうか。そこらをお伺いします。


○まちづくり調整監(内 達朗君)


 答弁いたします。TMOの試算によりますと,収入といたしまして,今の想定で賃借料収入で約5,700万,年間でございます。駐車場収入で約2,400万,計の8,500万円を想定しております。主な支出としまして施設管理費で約2,600万円,市への固定資産税約1,100万円,土地の賃借料約1,400万円,借入金返済が約2,400万円を想定されております。この運営についてちょっと一言付け加えさせていただきますと,今回のTMO事業は,議員おっしゃられたように,TMOが事業主体となって民設民営でございますけれども,TMOはそもそも中心市街地の商業全体を一体的に運営するための組織でございまして,商業の活性化のため,各種のソフト・ハード事業の企画,調整ですとか,管理運営を行っていくのがTMOでございます。このようなTMOの性格からしまして,今回TMOが整備する駐車場につきましては,それ自体が利益を生むことが目的ではなく,子育て支援施設等と相まって中心市街地に人を呼び込み商店街の活性化につなげることが目的でございます。駐車場自体につきましては,最低限といいますか,維持管理費が捻出できれば良いということですので,通常の民間企業の運営とはちょっとこの点が異なるのではないかと考えております。以上です。


○3番(秋広眞司君)


 了解いたしました。儲からなくてもですね,旧市街地がこの活性化していく起爆剤になればいいわけでございますから,是非これは成功さしていただきたい。そして山形屋が建設されたゾーンがAゾーン,それから山形屋跡地に駐車場が建設されるゾーンがBゾーン,それからC,D,E,Fとゾーンがそれぞれですね連なってこの市街化の活性化計画が将来的にも見込まれているようでございますが,是非ですね,この若者が多い街でございますので,市長,この企画が成功してスムースにですね集客ができてスムースにこの市街地がいい方向に向かってCゾーン,Dゾーンに移っていくわけでございますが,是非その中にですね若者が集えるような映画館とかですね,シアターですね,これらをこう設置をしていただいて,そして若者が集えるような,活性化できるようなですねそういう街に,若者が自然に集まるようなそういう街にしていただきたいと思いますが,是非ですね,このシャッターの下りている鹿屋の大手町とかですね,川内の方にもありますけれども,そういう旧市街地が活性化していくモデル事業としてこの国分のですねこの活性化計画を成功さしていただきたいと思うわけでございまして,是非そういう面でも行政の方からもいろんなお力添えをいただいて近隣の個人の商店も潤うようなそういうですね街にしていって,そして,また,コンパクトシティといいましょうか,その街の中で年老いて本当に,病院もあって,買物ができて,本当に健やかにこう過ごせるというようなそういう街にできたらなあと思っております。そういう私の希望でございますが,それについて市長の感想を。


○市長(前田終止君)


 私どもの霧島市全体にとって若者が特にこの腰を据えて働く。学ぶ。そして地域にそれこそ定住していく。そういうようなまちづくりというものを念頭に置いて市長は頑張れと,こういう意味かなと思ってお聞きをいたしました。隼人の駅周辺,国分の駅周辺,そしてサティがあり,川を挟んでこの新山形屋の展開,そして特に国分の駅から今の山形屋,旧山形屋までの人の流れ,こう考えてみますと,市役所があり,そして市民会館があり,新しい山形屋が構築されたと。その間に空いている所は可能な限り駐車場として整備をし,そして,また,今このTMO構想が推進をされていくと。そうしますと全体として私はですね一体的な一つの流れが大きくこう,周遊性と申しますか,回遊性といいますか,人々の流れができていくのじゃないかなと期待をしているところでございます。そしてやっぱり二つの大学,そして一つの短大,一つの国立高専,また,ソニー,京セラ等でお働きの若い社員の方々,また,市内全体を見てもですね過疎化,高齢化の厳しい山間部も同時に持ってはおるわけでございますが,県内においては,そういう中にあっては私どもの霧島市,若者が本当にたくさんおる街として評価をいただいているところでございます。近隣の市町村からもですね県境をまたいでもあの霧島市の真ん中のあたりに行こうというようなですね風も起きるような都市経営ができたらということも念頭に置きながら,今後皆さんのお知恵もいただきつつ頑張ってみたいと思っております。


○3番(秋広眞司君)


 次に,水戸川の関係でございますが,これも二番煎じでございまして,前川原議員が,昨日ですか,一昨日でしたね,違いましたね,これは一昨日か,一昨日ですね,同僚議員が一昨日質問された内容とちょっと重複しますが,お尋ねをします。県営湛水防除事業というのはどういう事業でございますでしょうか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 お答えします。県営湛水防除事業,今,議員がご質問の中に入れておられました水戸川,これが最終末の排水路になりますが,要するに湛水という意味がですね,もともと水田その物がダムの役割をいたすわけでございます。作物が,基本的に水田ということで水稲作物をいたしますので,水を必要とする物,ある程度水を蓄えて栽培をする物,そういう意味で一時的には要するに水田に水を蓄える,溜める。そうやって一時的に水量が上がったものは,水田でそれを受け止めて,徐々にそれを海へ流していくという基本的な考えに基づいてこの事業をさせていただいております。国分地区内は昭和40年代から土地改良事業を始めまして,ほとんどの平野地域の水田のほ場整備を完了しているわけですけれども,その完了,完備された水田地帯にこの用排水路を通しております。この基幹的な排水路になるこの水戸川がやはり,先ほどもご指摘もありましたとおり,この市街区域内の住宅化が進んだために従来予定しておりました水量以上のものがこの排水路に流入してくるということから,当然当初予定していた湛水時間よりもさらに時間が延長してくるということを危惧いたしまして今この湛水防除事業に着手をした経緯がございます。現実的には昨年,一昨年,湛水のほかに,先ほどご指摘になりましたちょっと塩害まで含めて被害を被ってしまった経緯がありますけれども,一応平成20年度完成目的で今鋭意事業を進めているところでございます。


○3番(秋広眞司君)


 簡単に説明をお願いいたします。ちょっと長いようでございます。俗に言う溜池みたいなもんですね。水を溜めて,そして溜まった物を後ではかしていくという事業でございます。川の改修もありますでしょうし,溝の改修もありますでしょうし,そういうものだという具合に理解をいたしましたが,昨年14号でですね木材がこの流れてですね水門に引っかかって満潮時の海水が逆流して,それが水稲をこの被害を及ぼしたという実態があったわけでございますが,これに対してですね,例えば,網で川にこう仕切って材木がこないようにするとか,監視を強化したってですね,雨のザーザー降る中ずうっと見ておらなきゃいけないわけですから,これはちょっと引っかってからではもう遅いわけですから,海水が逆流してくるわけですから,網でこう塞ぐ方策とか,そういうことは考えておられないわけでしょうか。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 一つのご提案としての網というのがございましたが,逆に常にゴミが引っかかってしまうこと等がありましてちょっと考えにくい状況であります。そういう意味で昨年,一昨年ややそういった逆流を起こしてしまった流木等の処理についてこれまで以上に監視体制を強めていきたいというふうに今は考えております。


○3番(秋広眞司君)


 水戸川の水門はですね,これ地球温暖化で海水面が上がってきますと,私は危惧しているんですけども,いつかは必ず大災害になるんじゃないかなあという危惧をしている。あそこ1箇所しかなくて,満潮の時に海水を止めてある。大雨は流れないという状況でですね満杯になっていく。昨日のニュース,今朝のニュースでもですね沖縄の大雨のこの状況が出ておりましたけれども,どこにどういうふうに大雨が降るか知れないんですね。天候不順のこの温暖化の影響でございましたでしょうけれども,続いているわけでございまして,非常にそれを私は危惧をしているところでございます。どうか総合治水対策の中でですね抜本的なこの対策が取り入れられ,例えば,大浦干拓地みたいにですねポンプを5〜6台設置してですねこう,あそこは海水面より低い土地が干拓地になっているわけでございまして,ポンプを設置して排水をするとか,そういう抜本的なですね対策が必要じゃないかなあと思います。どうか,市長は水門へ行かれたことがございますか。


○市長(前田終止君)


 先般の仮屋議員の質問に対して,私自身合併後の初代市長としてですね質問に対して分からない点,分からない場所,現場,そういうのがあったら,もう直ちに行くという習慣をつけておりまして,仮屋議員質疑の後早速行って関係各位とその場でいろんな角度から今までの経緯,総合的に見聞もさせていただいたところでございます。


○3番(秋広眞司君)


 現場主義のさすがは市長でございます。今後とも水戸川水門につきましてはですね治水対策をしっかりインプットしていただいて,いろんな対策の中でそれを出していただきければと思います。次に,清掃センターの関係でございましたが,これがまた二番煎じの質問でございまして,9万tある残さのうち3,400tですね,しか処理されてないと。その費用も多大なものがかかるというような現状であるわけでございますが,この浸透水のですね溜池がございますけども,4m四方ぐらいの溜池があって,そこに浸透したこの雨水が流れてきて,それをちょっと汲み上げて上の小屋で検査室で検査をしておられるという状況を拝見いたしましたけれども,この浸透水,溜池のですね再整備,蓋もなくて,大雨がきたら雨水が一緒に入り込んでしまうような状況でございますので,この再整備は計画されてないか。また,検査を月1回行っておられますけども,是非これを2〜3回していただきたい。そして頻度を高めて住民の皆さんに安心ですよということをですね知らしていただきたい。例えばですね,その検査室の横に検査した水で鯉を飼ったりですねすれば住民の皆さんが見て安心をされるわけですから,そういう方法もやっている所もありますのでですね,そういう方法も取り入れていったらどうかなと思うわけでございます。どうか,市長この現場へは行って見られましたでしょうか。


○市長(前田終止君)


 はい,現場に行って見ております。


○3番(秋広眞司君)


 まだまだですということを期待しておりましたけど,行かれたそうです。さすがだなあと。是非ですね,持ち出せない,持ち出すことが余りできないこの残さ,業務量の関係でですねできない残さがたくさんあるわけですから,それをきちっとこの安全な形で,浸透水が入っても,それを検査して,そして浄化して流すシステム,そういうのをきちっとしたものを,この下流のこの浸透水の溜池をですね改修されることをご要望申し上げましてこの質問を終わります。4点目につきましてでございますが,図書館の図書の購入でございますが,ベル便というのがございますが,これについてご説明をいただけませんでしょうか。


○国分図書館長(木佐木美月君)


 ベル,新刊急行ベルについてお答えいたします。これはNPOの図書館の学校,ここに新刊情報委員会,18名で構成されております。その方々が人気作家の新作やご要望の高い話題作,そういう物をいち早くキャッチして,また,入手の難しい本を事前に確保していただいております。そのことが住民の方により早く情報提供ができるものでございます。以上でございます。


○3番(秋広眞司君)


 時間がなくなりましたけれども,私の認識ではですねそれはちょっと違うんじゃないかと。TRCがですねベル便という形で約30%の書物を送ってくる。その中にはTRCや本体である石井書店が出版した物が入っておりますし,また,新古本といいますか,そういうのも入っておりますし,お任せ便なんです,向こうのですね。ですから,図書館の方で選択することができない。そのようなシステムになっているという具合に伺っているんですが,もうこれはこれでよろしいです。私は,九州でですね県立図書館が七つありますけども,そのうちで福岡県立,佐賀県立,長崎県立,大分県立,熊本県立,宮崎県立,鹿児島県立だけがそうでないんですが,TRCのこの電算機を使って地元の業者から全部買ってるんですね,ほかの,鹿児島を除いての県立図書館は。そういうシステムをとっているんです。ですから,地元から買うというのは,これは地元の業者を育成する上でですね非常に大事なことだと思っておりますが,そういう面でですね地元のこの循環型,還元型税制といいますか,そういう形からも是非地元から図書を購入していただきたいと,そういう要望を申し上げましてですね私の質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(西村新一郎君)


 以上で秋広議員の一般質問を終わります。次に,24番島廻一心議員より3件通告されております。したがって,島廻議員の発言を許可します。


○24番(島廻一心君)


 午前中のもうわずかな,昼前でございますけど,もうしばらくお待ち願いたいと思います。それでは,先に通告いたしました三つの点について質問をいたします。執行当局の明確な答弁を求めるものでございます。まず1点目に松原墓地周辺の農道整備についてでございます。この農道は墓地の東側にあり,幅員が2mから2.3mぐらいの農道でございます。近年周囲は住宅街に囲まれ,その中に農地がございます。耕作者の方々から耕作するのに車も通れない。また,水路が昔のままで,毎年水上げをしないと通水ができず,高齢の耕作者の人たちから苦情が寄せられております。平成16年度には7名の地権者の方々から旧隼人町に陳情が出されております。この農道の整備はできないものか。当局の前向きな答弁を求めるものでございます。2点目に生活道路について質問いたします。この道路は以前から何回ともなく旧隼人町において指摘がなされた箇所でもございます。鹿児島神宮から蛭児神社までの区間約1.2?,日頃はこの道は地域住民が朝夕ジョギングコースで,また,宮内小学校の児童のマラソンコースでもあり,早急な整備が急がれております。先の市長と語イもんそ会の中でも質問がなされたところでございます。当局のお考えをもう一度求めるものでございます。次に,3点目に交通安全対策について質問いたします。この路線は日当山の木ノ房から上野までの区間で,最近非常に車の通行が多く事故等も多発しております。何らかの規制が必要じゃないかと思われます。また,この道路は急勾配でカーブ等も多く見通しも悪うございます。対策として追越し禁止区域の設置はできないか。当局のお考えを求めるものであります。これで1回目の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 ここでしばらく休憩をいたします。島廻議員の壇上からの質問に対する答弁は午後再開後といたします。再開は1時といたします。


               「休憩  午前11時55分」


               ──────────────


               「再開  午後 1時00分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。午前中の島廻議員の壇上からの質問に対する答弁を求めます。〇市長(前田終止君)


 島廻議員から3点につきまして質問がございました。2点目につきましては私の方から答弁をいたします。そのほかにつきましては関係部長にそれぞれ答弁をいたさせます。生活道路の整備について,鹿児島神宮から蛭児神社までの区間の道路整備はできないかという点についてお答えをいたします。この道路は起点を隼人町内山田,終点を隼人町東郷とする実延長2,605mの市道宮内〜山口線であります。鹿児島神宮から蛭児神社までの約1,400mにつきましては,神宮,神社などの史跡名所があり,また,この路線と平行して流れる宮内原用水路沿いの桜並木を地域振興の核として周辺整備を図るため,道路整備に向けた予備調査及び設計を7月中に発注する予定でございます。その結果を基に平成19年度以降計画的に整備を図ってまいりたいと考えているところでございます。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 ご質問の1点目,松原墓地周辺の農道整備について,墓地周辺の農道整備はできないかというご質問にお答えします。この道路整備につきましては,平成16年12月,関係地権者の連名によります陳情書が旧隼人町に出され,その後地権者の方々と意見交換会を実施いたしております。その内容といたしましては,地権者の方々がどのような道路整備を望まれているのか。また,その用地の調整方法はどのようにすれば良いのかなどを協議したところでございます。併せまして当時町に寄せられていた他の地区の要望内容や件数及び財政状況等も説明いたしております。その結果,道路幅員を4mとし,用地については地権者の方々で調整を行い,すべての地権者の同意を得てから事業計画を進めることで協議が整っておりますので,ご理解を賜りたいと存じます。


○生活環境部長(林 兼行君)


 交通安全対策についてお答えいたします。市道138号線の木ノ房〜上野線は国道223号に接道しており,日当山のクッキーから志學館大学の前を通り,溝辺地区との境界付近の上野地区までの延長3,536m,幅員9mの市道でございます。この区間は交通量が多く,勾配のきつい急坂でカーブも多く,特にスピードの出し過ぎ等で下り車両がセンターラインをはみ出して追越しをかけ,対向する登坂車両との衝突が危惧される路線でございます。このような状況を踏まえ国分警察署と協議をいたしましたところ,今後現場調査を行い,現場の交通実情に即したはみ出し禁止区域の設定を含めた有効な事故防止策の検討を進めたいという考えでありましたので,ご理解をいただきたいと思います。


○24番(島廻一心君)


 それぞれご答弁をいただきました。再度質問をさせていただきたいと思います。まず松原墓地周辺の農道整備でございますけど,先ほどですね申し上げたとおり,非常に耕作される方がもう年寄った方が多くてですね,その農道が,水路の方ですかね,昔のそのままで側溝も入ってないし,その農道に今度はその土を上げるのを,日の照る所,一方ではね上げていらっしゃるんですよ。もう何かああいう姿を見るとですね,こら何とかいけんかせんないかんなというふうな考えになるんですよね。だから,是非ですね忍耐強くひとつ進めていただきたいというふうに考えます。そうした,そうすればですね墓地がですね,あそこの横の墓地が,西側にあるあの農道は旧隼人町で整備をちょっとしていただいたんですけど,その東に,今回申請の箇所はまだ草ぼうぼうで,その土を上げるに,真ん中に土を今度そのはねて上げれば,今度は真ん中が非常にこの高くなってですねもう墓地に行く人も通れないというような状態で現在なんですよね。そして墓地そのものがちょっと地盤が低くて非常に水はけが悪い箇所です。それで前の西側の道路が付いたから幾らかはいいんですけど,向こうの方から墓地の方に流れ込んで非常に墓地も大変でございましたので,今度その整備をなされれば一石二鳥じゃないかなあというふうに考えております。是非早い期間にですね手を打っていただければ助かると思うんですけど,その辺どうでしょうか,もう一遍。


○耕地課長(馬場義光君)


 お答え申し上げます。旧町の時から用地問題の解決は地権者の方々に委ねてございます。まずそれを今は解決していただきまして,そしてそれが解決した時点で市の,新しい市の抱えております他の要望地区との調整を図っていけたらと考えているところでございます。


○24番(島廻一心君)


 あとはもう行政の方々のあなたたちがやる気があるか,ないかだと私は思っております。だから,一人,二人こういろいろいらっしゃるようですけど,その辺をですね,地権者同士でやると,ややもするとなかなか思うようにいきませんので,行政の方で入っていただいて進めていただきたいというふうに考えます。市長どうでしょうか,その辺は。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 お気持ちはもう本当に,私はこの霧島市になってからこのお話を伺ったわけなんで,先ほど馬場耕地課長がお答え申し上げましたとおり,旧隼人町時代にかなりのいきさつがあるということでこの1件は話を引き継いでおります。取りあえずはその旧隼人町時代にお話し合いになったことについて調整がなされたというふうに引き継いでおりましたので,先ほどそういう答弁をさしていただきました。確かに様々な農道等につきましてもいろいろと私どもも抱えておりますので,できましたらまずはその地域の方々のその意思統一といいますか,お気持ちをまとめていただくことが適切ではなかろうかというふうに思います。何もほっておこうという気持ちはさらさらございませんので,まずはそういう条件を整えることにもう少し努力をしていただけないかなというふうに考えます。


○24番(島廻一心君)


 部長,失礼ですけど,現地を調査を,見られましたか。その辺はどうでしょうか。部長は隼人はあんまい詳しくないと思いますので,ちょっと念のために。


○農林水産部長(東 邦雄君)


 この件について行ってはおりませんが,実は私そこを通った経験ございます。


○24番(島廻一心君)


 是非ですね,合併したわけですから,隼人の方もひとつ力を入れてお願いをしたいと思います。次に参ります。2点目の生活道路の件でございますけど,この点は市長の方で前向きな答弁をいただいておりますので,もうこれ以上は質問はいたしません。ひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。それから,3点目の交通安全関係でございますけど,ここは林部長が答弁をされたとこでございますけど,もう同じ隼人の方でございますので,もう1から10までお分かりの方だと思いますんで,もうご承知のとおり,非常に大雨の時は,急な坂で,その雨も,側溝を流れた水が道路に川のようにあふれてくるような状態でございます。また,冬場になると凍結の心配もある所の場所でございます。そして,また,今回市長の方で何か上の方で立地協定を結ばれた所でもございますよね。そういうことをいろいろと勘案すればですね事故ができるだけないような先手を打った施策をやらんとならんじゃないかなあというふうに考えますけど,1日何台そこを通るか。その辺は把握されておりますかね。〇生活環境部長(林 兼行君)


 道路交通量調査によりましてこの路線につきましては約1日5千台ということでございます。


○24番(島廻一心君)


 非常に10号線が混雑するもんですから,今,国分からこの日当山を通って上野,加治木というような,鹿児島へ行く方なんかが非常に今車の通行量が多いようでございます。そして事故等も起こっております。どんな事故が起こっているのか。ちょっとその辺を把握されていれば,教えてください。〇生活環境部長(林 兼行君)


 平成15年から17年度までの3年間におきまして本路線に係る人身,あるいは,また,物損等の事故については合計で43件でございます。なお,内訳につきましては,人身が19件,物損が24件でございます。以上でございます。


○24番(島廻一心君)


 ただいま部長の方で指摘がございましたような事故等が多発をしておりますし,これからも限りない事故が起こるというふうに予想をしておりますので,是非ですね警察の方とも,公安委員会の方とも協議を進めていただいてですね最善の施策を打ち出していただきたいというふうに考えます。以上で私の質問をもう終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で島廻議員の一般質問を終わります。次に,16番仮屋国治議員より3件通告がされております。したがって,仮屋議員の発言を許可します。


○16番(仮屋国治君)


 16番仮屋国治でございます。先ほども日の丸や君が代の話が出ておりましたが,最近国とは何かを考えさせられる事柄に多分に遭遇いたします。50年前のドミニカ共和国移民団の国を相手取った訴訟問題,「愛する祖国を訴えるのは忍び難かった。」と原告団の事務局長は心情を明かされましたが,不手際を認めない国の対応にはむなしさと憤りを覚えるものであります。また,教育基本法改正に伴う愛国心論議や靖国問題,そしてつい先日はワールドクラシックベースボールに続けとばかりに過熱するサッカーワールドカップドイツ大会の開幕,「日本,日本」の応援もむなしく,初戦は逆転負けに終わりましたが,人生は,物事は最後の最後までどうなるか分からないということを実感させる試合でございました。残り6分からの3点の失点は,相手側に立ってみれば,世の中あきらめずに頑張れば何とかなるものだという教訓を私たちに与えてくれたのではないでしょうか。身近な所では平成の大合併も国のなせる業だったのではないでしょうか。我が霧島市も合併してからはや7か月が経過いたしました。「一生に一度の経験でこんなはずではなかった。」とか,「枠組みが大き過ぎた。」とか後悔の声が聞こえてきたり,即効性を求められる市民の方々がおられたりで行政も,議会も苦難の船出ではございましたが,市民総親和で乗り越えていこうではないかと覚悟を新たにするものであります。「這えば立て立てば歩めの親心」という言葉もありますように,霧島市もようやく這い這いを始めたところでございます。一つでしっかり立てるようになれるのか。二つになるか。三つになるかも知れませんが,市民の皆様には赤子の成長を見守る親のように新市の成長を温かく見守っていただきたいと願うばかりでございます。前田市長も就任以来広報営業本部長を自負しながら現場主義で精力的に職務をこなされてまいられましたが,7月から広報専任のおじゃんせ霧島推進監のポストを創設されるとのことであります。いよいよ本格的に霧島市の総合計画や基本政策に着手されるものと心から歓迎し,ご期待申し上げるものであります。私の本日の一般質問は,広報活動の基になります霧島市の基本政策を策定していく上で必要不可欠と思われる行政手法・手段に関する質問ばかりでございますので,前向きで忌憚のない答弁を要望いたしまして質問に入らしていただきます。それでは,1項目目,構造改革特区構想と地域再生計画についてお尋ねいたします。ご存じのとおり,構造改革特区構想は,小泉首相の「構造改革なくして景気回復なし」のスローガンの下,地域活性化や経済の活性化のため,やりたいことがあるのに,国の規制があってできない場合に,地方公共団体や民間事業者,NPO,個人,どなたでも規制改革の提案を受け付け,要望した規制の特例が実現すれば,特区の認定を受けて事業の開始が可能になるというもので,平成14年8月に特区提案の一次募集が開始され,現在まで特区での規制緩和が202項目,全国措置で321項目の規制の特例が措置され,また,全国に548の特区が認定されております。一方の地域再生計画は,自主,自立,自興の取り組みによる地域経済の活性化,地域における雇用機会の創出,その他持続可能な地域の再生を目的に平成16年1月の地域再生プログラム募集に始まり,現在まで278件のプログラムが認定され,また,平成17年4月,地域再生法の施行により453件の支援措置を伴う地域再生計画が認定されております。私は旧国分市議会におきまして平成15年3月定例会より4回ほどシリーズで両政策への取り組みを提案してまいりましたが,残念ながら有効的な特区の提案,認定申請に至らず,また,地域再生プログラムでは「水と人とがふれあう夢のあるまち国分」の認定を受けたものの,有効的な活性化にはつながっておりません。霧島市の礎を築く大事なこの時期,前田市長の両政策に対する見解をお尋ねするものであります。2点目は,合併前後を問わず,霧島市内で検討された同様の事案はないか。お尋ねいたします。3点目は,今後検討又は申請予定の事案があれば,その内容を問うものであります。次に,2項目目,共生・協働の地域社会づくりについてお尋ねいたします。ご存じのとおり,平成12年4月に地方分権一括法が施行され,地方自治体は,政策形成能力を高め,効率的な行財政運営を進め,自立していくことが求められ,住民にも自らの自治能力の強化が必要になってまいりました。また,平成10年12月の特定非営利活動促進法,いわゆるNPO法の施行により,企業,ボランティア団体だけではなく,NPO法人との協働によるまちづくりも活性化してまいりましたが,多様な地域課題の解決のためには共生・協働の取り組みが必要不可欠な時代になってまいりました。姶良中央地区合併協議会におきましても平成17年9月に共生・協働のまちづくり指針素案を新市における基礎的な資料として作成されております。そこで1点目,地区活性化事業補助金制度について,本年度における現在までの申請件数と補助金の見込額をお尋ねいたします。また,今後の課題も併せてお知らせください。2点目は指定管理者公募施設の応募状況と選定方法の総括並びに今後の課題をお尋ねいたします。3点目は市民活動の支援制度及び拠点づくり並びに庁内推進体制の現状と今後の課題をお聞かせください。最後に3項目目,消防法改正に伴う住宅用火災警報器の設置義務について質問いたします。この改正につきましては,年度初めの公民館長,自治会長会の席上で地域の代表者に説明がなされ,また,消防きりしま119の広報紙で各家庭に周知がなされたものと承知しておりますが,既存の住宅は5年間の猶予期間も設けてあり,市民の皆様への重ねる周知も視野に入れ質問さしていただきたいと思いますので,分かりやすい答弁をお願いいたします。1点目は今回の消防法の改正の概要と見込まれる市内の対象戸数と警報器の設置見込数をお知らせください。2点目は市営住宅の対象戸数と設置予定数並びに設置計画をお尋ねいたします。3点目は警報器のスムーズな設置のために検討されている具体的な方策をお知らせください。以上で壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 仮屋議員から3点につきましてご質問がございました。1点目の1につきましては私の方から答弁をいたします。そのほかについては関係部長等にそれぞれ答弁をいたさせます。構造改革特区構想と地域再生計画について3点お伺いでございます。両政策に対する市長の見解を問う。2番目に,合併前後を問わず,市内で検討された特区提案,認定申請及び地域再生計画の事案を問う。3番目に,今後検討又は申請予定の事案があれば,その具体的内容を問うということでございました。ご答弁いたします。構造改革特区と地域再生につきましては地方分権の時代を迎える中で地域活性化を図る上での有効な制度であると考えております。これまでの補助事業等のように,国から示された統一的なプログラムに合わせて実施するものではなく,それぞれの地域が抱える課題を解決するために自ら考えて地域の実情に即した規制緩和や補助金改革などのアイデアを国に提案をし,国の支援を受けて自らの責任で実現していくことで地域を元気にする制度だと思っております。いずれもそれぞれの地方自治体が知恵と工夫を競い合うものであって,地方分権を先行する制度として霧島市でも積極的な取り組みを進めていきたいと思っております。これまでに具体的に検討,実施された特区,地域再生計画は,平成16年6月に旧国分市の地域再生計画「水と人がふれあう夢のあるまち国分」が国の認定を受けております。なお,霧島市発足時に旧隼人町区域も含めて「水と人がふれあう夢のあるまち霧島」として変更認定を受けております。今後の申請については特区関係で車の霧島ナンバーの実現を検討しておりますが,先進事例として静岡・山梨両県にまたがる富士山ナンバーが同じような考えで既に提案をされておりますので,今後も動向を注視したいと思っております。なお,特区制度については平成19年度から見直しなどを検討されていますので,平成18年度中に提案や認定申請できるものがないか検討を進めていきたいと存じております。


○企画部長(藤田 満君)


 2点目の1番,(1)と(3)についてお答えをいたします。1点目の地区活性化補助金につきましては,当初予算ベースでの見込件数約1,400件に対しまして現在114件の申請があり,申請額にいたしまして195万5千円となっております。また,今後の見込みにつきましては,合併初年度で予測が難しいところでございますが,単純に現在の申請件数のペースから算定いたしますと約600件の申請が予想され,最終的に当初見込みの5割程度に相当する700件,1千万円程度の補助金額になるのではないかというふうに思っております。今後の課題といたしましては,本制度の内容については各地区ごとに説明会を実施し,また,各地区で開催された自治会長会等において総合支所とも連携しながら説明を行ってまいりましたが,今後自治会の皆様方に対する本制度の趣旨,内容のさらなる周知を図り,有効かつ適正に活用していただくこと並びに申請手続き等の簡素化について検討を行うことであると思っております。3点目でございます。新市の共生・協働まちづくり指針の素案の中に記載されております市民活動の支援制度につきましては,自治会等の自治組織に対する補助制度は整ってまいりました。また,NPO,ボランティア団体等への支援制度及び拠点づくりに対する具体的な取り組みを行うための庁内推進体制として本年4月1日に地域振興課自治振興係を新設し,NPO,ボランティア団体等に対する窓口を明確にいたしました。一方,南のふるさとづくり推進協議会加入の地域づくり団体の事務局としても連携を図っております。さらに鹿児島県もこの4月から地方課が市町村課になり,共生・協働推進室も設置され,今後共生・協働について県と連携を図っていく上でも推進体制は充実してきたものと考えております。今後の課題につきましては,霧島市内のNPO,ボランティア団体等の組織数やその内容については把握をいたしておるところでございますが,今後各団体の具体的な活動状況等を取りまとめることと,それからこれらの団体が行政へどのような要望を持っているかなど把握するためアンケート等意向調査を行いながら,それを基本に市民の考えるまちづくりについて共生・協働のまちづくりを進めてまいりたいと思っているところでございます。以上でございます。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 次に,共生・協働の地域社会づくりについての2点目についてお答えいたします。公募施設16区分32施設について3月22日より4月14日まで指定管理者を公募し,49の団体等から応募がありました。一方,選定方法の総括につきましては,外部委員5名,内部委員5名の10名で指定管理候補者選定委員会を設置し,公共性の担保,施設の効用・効果,管理経費の削減,安定的な経営基盤などの角度から総合的に協議いたしました。特に現在より行政サービスが向上するのか。経費が縮減されるのかを重点に評価し,候補者を選定いたしました。制度導入後の課題につきましては住民が期待するサービス水準にあるかどうかを監視する仕組みがどのようにつくり上げるかであると考えております。以上でございます。


○消防局長(中馬達己君)


 消防法改正に伴う住宅用火災警報器の設置義務についての1点目と3点目についてお答えをいたします。まず1点目の法改正の概要と見込まれる市内の対象戸数と警報器の設置見込数についてお答えをいたします。法改正の概要でございますが,住宅火災による死者数の減少を図ることを目的に国は平成16年に消防法の改正を行い,新築住宅は平成18年6月1日から,既存住宅は霧島市火災予防条例により平成23年5月31日までにすべての住宅に住宅用火災警報器の設置・維持が必要となってまいります。住宅用火災警報器は,逃げ遅れ防止等の観点から一般的に一般住宅の寝室及び2階に寝室がある場合は階段の2階部分に取り付けることが義務付けられております。市内の対象戸数でございますが,専用住宅,併用住宅,小規模共同住宅,大規模な共同住宅等が該当いたしますが,平成18年6月1日現在の霧島市の世帯数は5万6,298世帯となっておりますので,これがすべて対象戸数になってくるものと思っております。また,設置見込数につきましても,1世帯に複数の寝室があったり,それぞれの世帯により構造が違ってまいりますので,現在のところ把握ができておりません。3点目の警報器のスムーズな設置のために検討されている具体的な方策についてお答えをいたします。住宅用火災警報器の設置対象となる住宅数は,先ほど述べましたように膨大なものであり,また,基本的には個人自ら設置・維持するものであるため,広報普及啓発が最も重要になってまいります。特に高齢者世帯については地域に密着した団体等による活動が望ましいことから,地域の民生委員あるいは消防団等へは機会あるごとに私どもが出向いていって各種広報活動を展開をしているところでございます。今のところ設置については自己責任分野における設置ということであり,罰則規定もないことから,徹底した周知を図ることが普及促進につながるものと思っております。


○建設部長(秋窪直哉君)


 消防法改正に伴う住宅用火災報知器の設置義務についての2点目にお答えいたします。市営住宅の対象戸数は4,586戸で,設置予定数は約1万3千個になります。設置金額は現段階では約8,500万円の試算をしております。設置時期ですが,平成23年5月31日までに設置を完了する必要性から,平成19年度より平成22年の4年間を予定しております。


○16番(仮屋国治君)


 ご答弁ありがとうございました。緊急事態が発生するといけませんので,逆順に消防法の方から再質問をさしていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。先ほども申し上げましたように,自治公民会長会,館長会ですか,自治会長会,あの席上で私も初めてこの話を耳にいたしました。私も,小さなビルですけれども,いろいろあるもんですから,いろんな法律が変わるたんびに何をしなさい。あれをしなさいという話が結構出てまいるんでございます。今回の場合は各家庭にそれぞれ付けなければいけないと。これは5年間の猶予期間があるとはいえ,最初からしっかりしていかなければいけないんではないだろうかという観点からご質問を申し上げる次第でございます。今,消防長の方から,消防局長の方から全体で5万6,298戸,1世帯2個平均としましても11万3千個の火災報知器が販売なされていくわけでございますけれども,これを5年間と思っていますと,そのうち,そのうちで日が暮れまして,最後の1年に集中するというのが物事の道理ではなかろうかというふうに考えております。そこでまずお尋ねしたいのは,市営住宅,これが約8,500万ということでございますけれども,1台あたりの単価が幾らで見てらっしゃって,これは市が設置するものなのか。入居者が設置するものなのか。それと取り付けは業者に委託される予定なのかどうかをちょっと聞かせてください。


○建築住宅課長(牧 國夫君)


 試算で今8,500万ということでいたしておりますけれども,1台あたり6,500円で現在計算をしております。設置につきましては市でありまして,また,業者に一応委託するということで予定をいたしております。


○16番(仮屋国治君)


 新築の場合はもう既に6月1日から設置義務が生じているわけですけれども,建設関係への連絡といいますか,伝達はどのような形でなされておるでしょうか。


○建設部長(秋窪直哉君)


 建築の確認の際におきまして当然この建築設計事務所等が関わる仕事になってきますから,この消防法による改正というのは十分承知されているというふうに思っております。ただこれが急に出てきた話ですので,当分の間はうちの設計審査の方でチェックをして確認をしていきたいというふうに考えております。


○16番(仮屋国治君)


 先日消防きりしま119という広報紙が,何か消防からこういうのが回ってきたのは初めてだったのかなあという気がしないでもないんですけれども,一つけちを付けさしていただきますと,ここに 「訪問販売に注意」と書いてございます。私は親の代からですね訪問販売を何十年もやらしていただいて生業とさしていただいております。できましたら悪質な訪問販売に注意とご配慮を賜ればありがたいかと思っております。この中にですね,これは概要ございますが,NSマークというものが重要,「このNSマーク付きなら合格している製品です。」というふうに書いてありますが,この辺のところのもう少し詳しい説明と,市内の販売店にはこのNSマークの商品しか置いてないものなのかどうか。ほかにもマークが付いてない物も置いてあるものなのかどうか。その辺の状況が分かっておりましたら,お知らせください。


○消防局長(中馬達己君)


 消防きりしま119を全戸に配布をいたしておりますが,その中にNSマークが付いてございます。この警報器を設置する場合は日本消防検定協会が鑑定をしたという物でございまして,それについてはこのNSマークが付いているということでございます。それと販売店でございますが,種類が相当数ございます。ですから,その中にはこのNSマークが付いてる機種も置いてございますが,中には外国製品とか,そういう物も置いてございます。したがいまして,買われる方が注意して買っていただければ確かな物が買えるんではないかというふうに思っております。


○16番(仮屋国治君)


 公民会長会でもですねそれぞれの公民会でまたまとめ買いをされたらどうですかというようなお話があったんです。それを聞いて僕も,カチッとはきませんけれども,あれっと思ったもんですから,今回の質問に至ったわけですけれども,公民会長さんも普通の民間の方ですので,市営住宅の話も今日お聞きしましたのは,どうせ市営住宅に対して市が設置をしていかなければいけない,いくのであれば,まず市が早目に,4,586戸ですか,これ分の設置をしていただく。4,586戸もくると6,500円の見積もりが幾ら安くなるんであろうかと思うわけであります。そして全体でいきますと5万6千戸,これが1戸あたり2個,2個設置したとした場合でも11万3千個ですか,これを6,500円で掛けますと3億6,500万円になります。これをですね早く付けたばっかりに高かったとか,遅く付けたから安かったとか,こういう不公平が出てくるのではないかと思うわけですが,これを市の方で,市営住宅にも付けなければいけないということもあるんですけれども,その辺のところから,ボリュームディスカウントといいますか,そういうことをして年に1回ずつでも市民の皆様に斡旋をしていくというような方策はとれないかどうか。お尋ねを申し上げます。


○消防局長(中馬達己君)


 外郭団体としまして消防局の中に防火管理者協議会というのがございます。そういう所で斡旋をしていく方法もあるのではないかというふうには考えております。まだ具体的には動いておりませんが,全国的にはやはりそういう外郭団体を利用して販売をしているというケースがもう幾つかあるようでございます。


○16番(仮屋国治君)


 消防の外郭団体ということですけれども,これ総務部長,市でこういう取りまとめをして販売するということは不可能なんですか。違法なんですか。


○消防局長(中馬達己君)


 やはり市で斡旋していく,消防局の方で斡旋していくとなれば,やはりそこに営利があればまた問題が生じてきますので,営利が生じない範囲での斡旋というのは可能ではないかなというふうには思っております。まだ法的にそういうことが可能であるかどうかは確認ができておりません。


○16番(仮屋国治君)


 余りしつこくするつもりはありませんけれども,総務部長と申し上げましたのは,消防局もあって,建築住宅課もあって,いろいろあるわけですけれども,総務部にも防災係というのがあって,やはりこれは共通の項目ではないのかなと。全体をもし考えていく場合に総務部あたりが取りまとめをして安く市民の皆様に買っていただくことができるんであれば言うことはないんではないかなと私自身は考えております。どうか今後の課題として,多分まだ庁内での検討はなされてないだろうと思いますけれども,1日も早くご検討をお願いしておきます。それでは,続きまして2点目の共生・協働の地域社会づくりについてご質問を申し上げます。先ほど114件,195万5千円の申請が今出てきているというお話でございました。年間では600から700件,1千万程度なるんではないかということでございましたけれども,具体的にはどのような内容の申請が多く見受けられるか。お知らせをください。〇地域振興課長(馬場勝芳君)


 お答えいたします。まず五つのメニューがございましたけれども,一番多うございますのが地区住民の健康増進のための事業というようなことでグラウンドゴルフ大会だとか,バレーボール大会だとか,そういったスポーツ関係の事業,行事が多くございまして,これが34件でございます。それから,高齢者・障害者支援のための事業というようなことで,これが20件ございます。それから,環境衛生のための事業というようなことで清掃活動あるいは防犯パトロール,こういったものが57件ということで114件でございます。ちなみに各地区の件数でございますが,これにつきましてはやはりこれまでの自治組織の体系が異なるために,自治会レベルで活動されている所,そして,また,その上の自治公民館単位で活動されている所がございまして件数が非常にばらつきがございます。国分地区で15件,溝辺地区で2件,横川地区で47件,牧園地区で27件,霧島地区で3件,隼人地区で15件,福山地区で5件というような内容になっております。


○16番(仮屋国治君)


 確かに少ないですよね。初年度とはいえ,申し込みが今少ない。少ない原因は,今後の課題の所でおっしゃっていらっしゃるように,申請手続き等の簡素化とか,こういう所も一つなのではないかなと思っておりますが,しかしですね,いろんな所に出向いていきますと聞こえてくるのがですね, 「年間行事計画を出せちょわんで,もう間に合わんでやね。」と言ってらっしゃるんです。年間行事計画を出せおらんなったで,今年ゃもうしがならんどねえという話を2〜3人私はお聞きしましたけれども,確かにこの申請手続きの中に「年間行事計画を出して30日前に申請をすること。」というふうに記入して,記載してございます。この辺は柔軟な対応ができるのかどうか。お知らせください。〇地域振興課長(馬場勝芳君)


 これにつきましても自治会で例えば総会をされて年間行事計画に載せていらっしゃる。そういった所はよろしいんですけれども,自治会につきましては,もう総会とか,そういったものがなくて,年間行事計画もないというような所もございます。そういった所がございまして,そのような自治会につきましては,またそれぞれの自治会で新たに集まっていただいて,そしてこういった事業を行うということでそれぞれの自治会の総意の下で決まった事業につきまして,またこちらに提出していただければ,それが年間行事計画に代わるものとしてOKですというようなことで,今各地区の総合支所の担当にもそのように申し渡して,住民の方々にもそのようなご理解をいただいているところでございます。


○16番(仮屋国治君)


 今「それぞれのその事務作業に不慣れな公民会には」とおっしゃいますけれども,実際はつかめないんだと思いますよ,申請されてきていらっしゃいる所しか分からないわけですから。いま一度全体に,すべての自治会にこういうことでこうこうできますという内容のものを送っていただくなりしていただけませんでしょうか。せっかくいい制度ですので,予算もいっぱい取ってあるようでございますので,ひとつよろしくお願いをしておきたいと思います。地域住民との協働体制については余り申し上げることはありません。旧国分市の時代からまちづくり支援事業をはじめ,いろいろと地域と一緒になってパートナーシップ体制がとれてきているというふうに思っております。ただこれからまた進化していかなければいけないんではないかと。合併をしまして霧島市になりまして協働を超えた今度は住民自治という観点で自助というところも大分お願いをしていかなければいけないんだというふうに思ってるわけですけれども,近場に先進地として,串良町の柳谷自治公民館ですか,豊重哲郎さんという方がいらっしゃるんですけれども,ご存じでしょうか。知ってますよね。


○地域振興課長(馬場勝芳君)


 はい,よくご承知,知っておりますが,社会教育の時代でも公民館の関係で何度も姶良地区の方にも来ていただいて講演もしていただいた経緯がございます。


○16番(仮屋国治君)


 私も議員になりましてから敷根の公民館でセミナーがありました時に初めてお話を聞かせていただきまして,もう目から鱗が落ちたような話でございました。自分たちの手で山の木を切って公民館を建てて,土着菌を何かつくって販売して,地区の子供たちに,小学4年までの学力をつけさせなければ落ちこぼれになるからといって公民館で,補習ではないですけれども,勉強を教えてあげたり,夜放送を使って県外に出ていらっしゃる方の手紙を子供に朗読させたりとか,朝はみんなであいさつ運動をしたりとか,この前は新聞に出ておりましたけども,おソバ屋さんを今やってらっしゃるみたいですね,公民館の皆さんと。各家庭に1万円ずつのボーナスが出たというような素晴らしいお話でございまして,「行政に頼らないむらおこしの実践」ということで本も出ておるようでございますけれども,是非ですね,霧島市になりましたけれども,まだ知らない方も結構いらっしゃるんじゃないかと思うんです。地域の代表の方とか,そういう方を対象でも構いませんので,一度講演に来ていただくとか,そういうこともこれからの仕事の一つに是非取り入れていっていただきたいと,これはお願いを申し上げておきます。2番目ですけれども,指定管理者の公募施設の応募状況と選定方法についてということでご説明をいただきました。「選定の基準が公共性の担保,施設の効用・効果,管理経費の削減,安定的な経営基盤などの角度から総合的に協議いたしました。」とございますけれども,評点が千点満点になっていると思うんですけれども,この4項目の千点という理解でよろしいでしょうか。


○行政改革推進課長(濱?正治君)


 お答え申し上げます。一人持ち分が100点でございました。それで10人の合計点が満点で千点というようなことです。


○16番(仮屋国治君)


 項目的には何項目あったんですか。


○行政改革推進課長(濱?正治君)


 項目的にはですね大きく分けて四つに分けております。そして細目ではそれをまた八つに分けておりました。


○16番(仮屋国治君)


 施設の効用・効果という点が一番大事な点ではなかったろうかと思うわけでございます。行政サービスが向上するのかという点もおっしゃってますけれども,こういうところで自分たちが予想していた以上の内容のものがもし出ておりましたら,具体的にこういうものがあったということをお示しいただけませんか。


○行政改革推進課長(濱?正治君)


 お答え申し上げます。今回の施設につきましてはスポーツ施設が中心でございました。32のうち26がスポーツ施設でございました。これにつきましては旧市町でそれぞれ体育館とか,グラウンドとか,そういうのを個別に持っておりました関係で7箇所,霧島町がございませんでしたけれども,今回についてはですねありませんでしたけれども,6箇所がございました。そこのネットワークを今後はですね指定管理者の一つがですね結んでいきたいというような提案もございました。以上です。


○16番(仮屋国治君)


 この項目最後の質問ですけれども,三つの候補者が複数箇所選定されるようになっているんですけれども,これというのは,その一つの指定管理者の募集に対してそれだけを多分審査していくわけですから,多分この申請の方法が優れていらっしゃる方ののは目立つというような気がするんですね。ですから,一つ一つを見ていけばすべて,一つの企業が取ったとします。それが四つも,五つも結果として出てきていたとした場合に,その辺のキャパシティと言うのか,その辺まではどのように考慮されたのかを教えていただきたい。


○行政改革推進課長(濱?正治君)


 お答えいたします。16区分でそれぞれ公募いたしましたけれども,それぞれに委員の方で点数を入れていただいて,そしてそれぞれの事業計画とか,プレゼンテーションとか,ヒアリング等を通じて採点をして,そして施設ごとに合計を出しました。その中でヒアリング等もございましたので,一番多い所が16区分で11箇所ぐらい提案をされている所もございましたので,そのあたりにつきましてはですね委員の方がヒアリングの中でそういうような質問もあったような気がいたします。


○16番(仮屋国治君)


 ヒアリングの中で十分に対応できる団体だという認識だということでよろしいですね。


○行政改革推進課長(濱?正治君)


 はい,そうでございます。


○16番(仮屋国治君)


 今回の指定管理者の公募というのは,やはり従来の単なる外部委託と違って,協働の意味合いも多分に含まれているんだろうと思っております。これからも公募がどんどん出てくるわけでございますけれども,慎重に,またどんどん拡大していっていただきたいというふうに考えております。最後になりましたけれども,市民活動の支援制度,拠点づくり,庁内推進体制ということで再質問をさしていただきます。係を設置したということでございましたけれども,専任の担当者がおられますでしょうか。


○地域振興課長(馬場勝芳君)


 共生・協働の地域づくりの専任ということではございません。自治振興係,それも含めまして2人体制ということでございます。ちなみに県内を見ましても今回薩摩川内市の方がコミュニティ課というものをつくっておりますが,その中で7人体制の中の3人をグループ制でこの問題について取り組むといったようなことがございますが,その外につきましては当市と同じような状況でございます。〇16番(仮屋国治君)


 「NPO,ボランティア団体に対する窓口を明確にいたしました。」ということなんですけれども,私は知らなかったんですけれども,どういう形で広報されたか。明確にされたのか。教えてもらえませんか。


○地域振興課長(馬場勝芳君)


 霧島市の組織の中で自治会長会等の中でも組織のことについてお示ししましたけれども,その主な内容というようなことで地域振興課自治振興係というようなことでお示しはしていたところでございますが,まだまだ,おっしゃるとおり,そのようなNPO法人のそういった関係の事務を地域振興課の自治振興係がやっているといったようなことではまだまだ市民の皆様方に周知できていないのかなとは思っております。


○16番(仮屋国治君)


 これも旧国分市で私2回ほど質問をさしていただいた内容なんですけども,はっきり申し上げてそれがなかなか進まないんですよ。進まないでいるもんですから,何とか前進していただきたいなという思いでまた今回も質問をしたわけですけれども,先日の一般質問の中で教育長が学校の話で円を書いて学区が埋まればいいなという話をされていらっしゃいますが,これはもう全然関係ないです。ごめんなさいね,名前使いましたけど。円を書いた時には必ず,交わらないようにすると,間にこの星印みたいな隙間が出るんですね,隙間が。これをしていくのが協働なんだと思うんですよ。ですから,「共生・協働」と言葉というのは独り歩きをして先に進んでいくわけですけれども,これから人口がこんだけ増えた。面積がこんだけ増えた。行政の皆さんがお金もないのに末端までなかなかお仕事を,行政サービスが到達するかと言うと,なかなか難しい。こう円を書いていった時の隙間,これは協働体制でないとやっていけない。その一つが地域であったり,一つがやはり市民活動であったり,NPO,その他団体であったりするんであろうというふうに私は思っております。そういう意味で担当者を置いてくださいということをいつも申し上げるわけです。担当者というよりも,支援センター,サポートセンター,NPOに関する情報を連携する場所,相談に来れる場所,そういう場所が欲しいといつも申し上げるわけですけれども,前田市長いかがでしょうか。


○市長(前田終止君)


 共生・協働について様々な視点でのご指摘でございます。今の点につきましてやはり地域で現実に目の当たりに様々な足元の問題を直視されてのご提言かというふうに感じ取っております。まさにその円を幾つか合わせると星形のですね隙間というのが,まさにそのとおりだなと,こう思いながら話を聞かしていただきました。今後しっかりと私も担当の者と協議も進めながら,さらに議員の要望に応えられるにはどうしたらいいか。答えを出したいと思います。


○16番(仮屋国治君)


 昨日Fメールを見ておりましたら隼人の生涯学習ボランティアセンターというのが募集をしておられました。このセンターについて内容を少しお知らせいただけますか。通告外というか,リンクしてないかも知れませんが。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 市民の生涯学習活動を行うためには必要ないろいろなことがございます。例えば,指導者,その道の専門家,先達者が必要でございますし,それを行う場が必要でございますし,その行事を行うための広報が必要でございますし,そこに皆様に集まっていただいたら,例えば,この若いお母さん方を相手にする講演,講義の場でございましたら,赤ちゃんのお世話をするボランティアが必要でございますし,町で,例えば,隼人の場合で言いますと,図書館祭りをしましたら,とても町の予算だけではできませんので,そのお祭りのためにもう1週間ぐらい前から飾り付けやらですね,いろいろな生涯学習の行事のための手伝いをいただく人たちの人を集め,連絡をし,あるいは保険なんかのお世話をしというような所が生涯学習ボランティアセンターでございます。


○16番(仮屋国治君)


 専任が何人いて,事務所がどこにあるか。教えてください。


○教育部長(吉永冨城夫君)


 合併前は隼人町生涯学習課内に県の何とかの補助事業をいただいて一人を置いておりました。4月以降二人体制でございますが,一人は本庁付,本庁生涯学習課付でございますが,まだ経験がないということで,隼人にその一人置いて,合計二人を置いて実務のノウハウの研修中ということでございます。


○16番(仮屋国治君)


 1市6町合併しますとやはりこういうセンターもあるわけでございます。これにちょっと毛を生やしていけばですねいい協働の推進センター,支援センターになってくるんだと思います。ただ残念ながら教育委員会と企画部という違いがありますから,交わる所がありませんので,これを交わらしていただくには市長がトップダウンでご指導いただかないといけないわけですけれども,ひとつお願いを申し上げたいですが。


○市長(前田終止君)


 貴重なご提言でございますから,積極的にちょっと検討をさしていただきたいと思います。


○16番(仮屋国治君)


 最後になります。鹿児島市のですねこれが「進めよう市民協働」ということで庁内に配られた職員向けの啓発資料でございます。インターネットで落としましたけれども,ここが始めたのが第1回,平成17年5月31日,まだそんな早くないですよね。市民参画推進課長を筆頭に,あとは係長,主事,主査のメンバー15人ぐらいで協働というものを理解を進めようということでお仕事を進めてきてらっしゃいます。やはり縦割りの中でこういうものをやっていこうとすると,やはり取りまとめる組織がないと最初はスタートしないのではないかというのが一つの思いです。それともう一つ,県の方もいろいろ出してきております。先日も36点の補助案を認めたとか,いろいろありましたけれども,テーマを与えて,これによって募集をするのと,真っさらの提案を受けて,それに支援をしていくのと,そういうものもだんだんだんだん増えてきているようでございます。是非研究を重ねていただきまして,次回質問する頃にはいいのができましたというご報告をいただければと思います。どうぞよろしくお願い申し上げておきます。それでは,最後の項目の質問に入らしていただきます。構造改革特区構想と地域再生プログラムについて再質問さしていただきます。これをまたやろうと思いましたのはですね,もう大分私は国分の時代に懲りておりましたので,もうやめようというような思いでございましたけども,3月市長が施政方針の中でこのようなことをおっしゃっております。「長引く景気低迷による大幅な税収が見込めない。」という言葉,「合併に伴う相乗効果による自主財源などの税収は当面見込めないことから」というようなお言葉,これは事務方がおつくりになった言葉でありましょうし,現実であろうと思います。ただこれを新市のスタートした新年度のしょっぱなに言っていただいた。私は残念でございました。やはりこういう現状ではあるけれども,自主財源を確保するためいろんな工夫をしていきたいという一言がほしいという思いがしたわけでございます。今回の一般質問でもいろいろ広報誌であったりとか,広告であったりとか,いろいろ話をされておられましたけれども,是非ですね,こういうのを生かすためには特区,特区が一番なのではないかというふうに思っております。残念ながら特区は出てきておりませんけれども,これはやはり市民ニーズの把握というところが一番なのではないかというふうに思っておりますが,行政改革推進監,行政改革の観点から職員の意識改革という点でこういう特区とかなり,こういうプログラムに職員の皆さんが積極的に取り組む体制をつくるにはどのようにしていったらいいとお考えですか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 霧島市では新しくニューパブリックマネジメント(新公共経営)というのを進めてまいります。これは何かと言いますと住民の視点に立って考えると。今まではどうしても行政の視点というのが多かったんですけれども,まず住民の皆様方が何を考えて,何が必要なのか。それによって仕事をしていく。このNPMの考え方を徹底して入れていこうと思っております。早速夏場にはこういったものを予定した研修会というのをいっぱい組んでおります。それが徹底していくといろんな意味での住民の目線に立った行政ができるというふうに考えております。以上です。


○16番(仮屋国治君)


 特区を飛ばしまして,地域再生計画にいきたいと思います。「水と人とがふれあう夢のあるまち霧島」の今はどうなっているのか。お知らせください。


○建設部長(秋窪直哉君)


 「水と人がふれあう夢のあるまち霧島」ということで認定を受けております。これの認定をですね,今度は合併した観点から今度は旧隼人町も取り込んで変更の認定をいただいております。場所といたしましては天降川の野口橋から参宮橋の左岸の堤防敷の整備をするという考えでおります。


○16番(仮屋国治君)


 地域の活性化,雇用の促進という意味ではこのプログラムはなかなか反映されないプログラムだったのかなという思いでおるわけでございますが,地域再生計画,これに関して支援措置が三つあるんですが,企画部長,確認のために発表をお願いできませんか。


○企画部長(藤田 満君)


 大変申し訳ありません。遅くなりました。支援策という形で申し上げますと,一つには,地域再生基盤強化対策交付金の交付ということが一つでございます。それから,もう一つには課税の特例というのがございます。それから,もう一つには補助対象施設の転用承認申請手続きの特例というのがございます。特に私どもはこの点については,合併をいたしましていろいろな施設の活用という視点,現状をいろいろ見てみますといろんな視点で見直しをしなければいけない視点も入ってくるのではないかという分もどうもこうあるように感じております。そういう視点でもって,こういう補助の返納とか,そういうことがない形でこの制度を活用できるような形になったらいいのではないかと思っております。付け加えまして,この各部に政策係ができましたので,そういう視点で,今までは個々の施設の活用策ということなんかの視点で取り組みをしとった分,ややもありますので,ここら辺は少し,もう少し連携した目で見て活用できるようなことができないのかということも視野に入れて今後取り組みをしていったらいいのではないかというふうに感じているところでございます。


○16番(仮屋国治君)


 今答弁いただきましたように,交付金がまず出るようになっております。それから課税の特例がございます。それと施設の転用承認,転用の特例が認められるようになっております。これはですね是非霧島市総合計画の中に繰り入れていっていただきたい。道路交付金がございます。汚水処理施設整備交付金がございます。港整備交付金があります。これにもまたさらに追加していろいろな交付金がこうついております。これが5年分一括して認定されます。この中での転用は自由です。これを内閣府が取りまとめてやってくれる。1市6町が合併した今,これがまさに今使って最高の効果を上げる計画ではないかというふうに私自身は考えておるんですが,市長いかがでしょうか。


○市長(前田終止君)


 再生計画の支援措置3点についてのご指摘,これを機会に本当に再生への道を力強く踏み込むことができるチャンスが与えられたというふうに率直に評価できると思います。


○16番(仮屋国治君)


 最後になりますが,1市6町何ゆえに合併したか。それぞれの資源を生かして有効的な活用を図っていこうということでございます。それがまさにこれに反映さしていっていただければ言うことはないんではないかと思っておりますので,当局のご努力をお願いしまして質問を終わりたいと思います。〇議長(西村新一郎君)


 以上で仮屋議員の一般質問を終わります。次に,13番中重真一議員より2件通告がされております。したがって,中重議員の発言を許可します。


○13番(中重真一君)


 本定例会一般質問も残り二人となりました。23番目の質問者中重真一でございます。通告いたしました質問も同僚議員より出尽くした感もありますが,その合間を縫って質問を進めていきたいと考えています。最後までご清聴お願いいたします。まず行財政改革についてお伺いいたします。先の3月議会で承認されました今年度の当初予算は一般会計で総額約530億円という巨額の予算となりました。しかし,その内訳は,約65億円の財源不足を生じ,基金も約45億円取り崩されました。基金残高も約33億円となりまして,このことは霧島市の財政が危機的な状況にあるということを顕著に表しています。18年度は1市6町の大合併後の混乱の時期であり,ある程度仕方がないということも理解できますが,今後はこの危機的状況から早急に脱出することが執行部と議会に課せられた大きな責務ではないでしょうか。さて,財政を健全化する手段としては,一言で言えば歳出を削減することと歳入を増やすこと,これに尽きます。本日は歳入増加をさらに新たな財源の確保と徴収率の向上に分け三つの観点から質問を進めてまいります。まず最初に歳出の削減について,行財政改革の中で最も効果的であるのがこの歳出の削減ではないでしょうか。いち早く結果が表れるのもその大きな特徴の一つですし,積極的に進めていかねばなりません。ところで,本年度予算におきましては,そのほとんどの事業が継続事業であるにかかわらず,財源が大きく不足しました。その理由としましては,継続であるとはいえ,旧市町合併前の大きく膨れ上がった事業量であったことが挙げられると考えます。ここ現在に至っては,継続事業といえども,財政状況を把握し,しっかり費用対効果を考慮した上で,無条件で継続するという考え方は見直す時期にきているのではないでしょうか。また,市長のマニフェストやその他様々な場面で市に届けられた要望等についても同様であります。市民の声だからとすべてを実現させようとすれば,歳出は減少をするどころか,増大の一途をたどります。そして市民の声を尊重し過ぎる余り,市の財政が破綻してしまえば,逆に市民の皆様に多大な迷惑をかけることになります。そこをどのようにバランスをとるかは,市長の判断であり,責務であります。もう一つ再考しなければならない分野がございます。1市6町法定協議会で審議され,決定された新市まちづくり計画や決定事項がそれにあたります。本市を取り巻く情勢は目まぐるしく変化しております。当時想定された状況と現在は大きく相違しています。確かに法定協議会という合併協議の最高機関で決められたことですが,現在の状況を勘案した上でそこにメスを入れる英断も必要ではないでしょうか。以上のことを踏まえた上で歳出の削減をいかに考え,次年度以降の予算編成をどのように行っていくのか。その在り方,方向性についてお伺いします。次に,新たな財源の確保について質問に入ります。現在の厳しい景気の下では大幅な税収の増加はなかなか見込めません。そこで財政健全化のために重要になってくるのが新たな財源の確保であります。全国各地の自治体でも様々な施策が導入されております。ところで,インボイス,フルキャスト,スカイマーク,イワテック,京セラなどなどこれらの名称を聞いて共通点がすぐお分かりになる方はかなりのスポーツ通だと思います。これらはすべて近年注目されているネーミング・ライツにより付けられたスタジアムやドーム球場等の名称でございます。海外ではより早く導入されていた制度で,イチロー選手の活躍するシアトルマリナーズの本拠地セイフコフィールドも保険会社が命名権を獲得して付けられた球場名です。さて,霧島市には多くの公共施設が存在します。先ほど例に挙げましたような多額の契約金が見込める施設はないにしても,ネーミング・ライツが導入されれば本市の財源確保の一助になることに間違いはありません。また,スポーツ・文化施設に限ることなく,霧島市の独自の政策として,例えば,橋梁や道路名などもこの制度の対象になり得るのではないでしょうか。新たな財源の確保という観点からまずネーミング・ライツ導入の可能性についてお伺いします。そしてもう一つ新たな財源を考える上で忘れてはならないのが法定外税の導入であります。これにつきましても全国各地で様々な取り組みがなされています。二重課税の禁止等法的な問題や省庁との見解の相違など容易に導入できるものではありませんが,導入されれば歳入増加に大きく寄与します。例えば,県のデータですが,16年度の実績で本市の霧島地区,これは旧霧島町,牧園町,隼人町を指すらしいですが,約130万5千人の宿泊客が訪れています。東京都が採用している宿泊税に倣い,本市に宿泊の皆様から一人1泊100円いただくことにより概算で1億3,050万の歳入増ということになります。観光,環境保全のためと目的税化することにより課税の正当性も理解されるのではないでしょうか。これ以外にも大霧島市には新税導入の可能性は多く存在します。財源確保のために霧島市独自の法定外税の導入は考えていないか。考えていれば,どのような新税の構想をお持ちなのか。お聞かせください。最後に徴収率の向上という観点から質問に入ります。市の業務の中で最も労力を要するものの一つが徴収の分野ではないでしょうか。市税やその他の公共料金について職員の皆さんが日々努力されていることは重々承知しております。しかし,この徴収率をさらに向上させることは本市の歳入の増加に大いに貢献します。徴収率を向上させる手段はいろいろありますが,まず最初にしなければならないのは市民が納付しやすい環境を整備することではないでしょうか。さて,平成15年4月の地方自治法施行令の改正によりコンビニエンスストアでの市税等の納入が可能になってから長い年月が経ちました。私は旧国分市議時代からコンビニでの市税,公共料金の納入を訴え続けてまいりました。前向きな答弁をいただいております。また,特に軽自動車税などはコンビニでの収納が始まることによって徴収率の向上が予想されます。鹿児島県も自動車税のコンビニでの納付を可能にしました。歳入増加と市民サービスの向上という観点から市税等のコンビニエンスストアでの納付の見通しはどのようになっているか改めてお伺いします。行財政改革に対する質問を以上で終わりまして,常勤顧問弁護士制度について質問に入ります。時代の流れとともに行政の担う役割も多様化してまいりました。また,行政対象暴力も社会問題の一つになっていますように,行政を取り巻く環境も大きく変化しております。職員の方々からも「法令の解釈等で弁護士の力を必要とするような機会が以前より増えた。」という声をお聞きしております。それと同時に,弁護士不在の霧島市においては,同僚議員からもありましたように,市民の皆様からも「無料法律相談を増やしてほしい。」という声をよくお聞きします。さて,本年度は司法制度改革の目玉であるロースクール第1期生が卒業します。以前の数倍の法曹が毎年誕生することになります。そのような流れの中で中央官庁では弁護士が期限付きで採用されています。地方自治体の中では岡山市が政策法務担当の特別職として弁護士の採用を始めています。これからこれに追随する自治体も増えていくのではないでしょうか。現在本市では一人の顧問弁護士料に無料法律相談の委託料,そして具体的な訴訟費用等が弁護士料として支払われていると聞いております。先に申しましたように,非常に厳しい財政状況ではありますが,現在支払われている費用プラスアルファで常勤の弁護士を一人雇うことは不可能ではないと考えます。常勤であるということで職員の仕事の能率が大幅に上がることも想定されます。迅速さも期待できます。また,週に二度ほどでも市民無料法律相談を開くことによって市民サービスの大きな向上にもつながります。以上のことから常勤の顧問弁護士を庁内に配置することはできないか。お伺いいたします。これで壇上からの質問を終わります。


○市長(前田終止君)


 中重議員から2点につきまして質問がございました。1点目の1については私の方から答弁をいたします。そのほかについては関係部長等にそれぞれ答弁をいたさせます。行財政改革について,予算編成の今後の在り方をどう考えているか。予算編成の今後の在り方についてでございますけれども,平成18年度当初予算編成につきましては,歳入面で市税収入などの自主財源の確保を図る一方,歳出面では経常経費や投資的経費のうち単独事業につきまして前年度9月補正後の10%カットという厳しい方針の下予算編成を行ってまいりましたけれども,合併に伴う事務事業一元化調整などの影響により最終的には45億4千万円の財源不足を基金の取り崩しで補てんするという危機的な状況になりました。今後におきましても厳しい財政状況が続くものと見込まれますことから,将来にわたり持続可能な健全財政運営に努める必要があるわけでございます。このため,行政評価システムの導入に向けた職員研修や一部の事務事業に対して行政評価を試みるなど,また,健全財政化計画に対する行政改革推進委員会のご意見も踏まえながら,今後策定予定でございます霧島市行政改革大綱や集中改革プランへ反映をさせ,財政健全化に取り組んでまいる覚悟でございます。特に税収等の自主財源比率が低い本市におきましては合併効果による自主財源などの増収は当面望めない状況でございますことから,新たな財源を確保することは極めて重要なことと認識をいたしておりますので,今後さらに積極的に研究してまいりたいと考えております。また,税収等の歳入の安定確保を図るため,徴収対策の強化や受益者負担の適正化の観点などから使用料等の見直しを図るなど現在ある財源の確保にもさらに努めてまいりたいと思っているところでございます。また,平成19年度以降の予算編成につきましては,事務事業の厳しい選択が必要となるために,新規,そして,また,継続事業,ソフト・ハード事業にとらわれない集中と選択に取り組んでまいりますとともに,各部,各課が,各課等が主体性と責任を持つとともに,行政改革に対する職員一人一人の意識改革が不可欠でありますことから,各部課の自主的な取り組みができるような予算編成手法の確立など行財政改革に積極的に取り組んでまいりたいと思っているところでございます。


○総務部長(西重正志君)


 行財政改革についての2点目のネーミング・ライツについてお答えいたします。ネーミング・ライツの導入は市にとって新たな収入源になることは事実であります。制度が発足して間もないこともあり,今後メリット,デメリットを整理し,市としての考え方を十分検討していきたいと考えております。また,今,議員から提案のありました橋梁や道路につきましても検討するに値する対象と思っております。他の施設同様検討をさせていただきたいと思っております。次に,3点目についてお答えします。鹿児島県内の法定外税の例をお示ししますと,県が導入しております産業廃棄物税,あるいは薩摩川内市が導入しております使用済核燃料税がよく知られております。全国では平成18年2月現在で総務省が導入に同意した件数は59件であります。税の中身はほとんどが核燃料関連税のように法定税の補完的性格を持つ税,産業廃棄物関連税のように環境に負担を負わせる原因者や関係事業者に市,県が行う対策事業費の一部を負担させる税になっているようでございます。そういった税の性格を持った法定外税でありますが,今後も引き続き研究を重ね,また,新たな地方税を課する場合は納税義務者の了解を得るための明確な目的や手続きを踏むことが必要かと考えております。次に,4点目についてお答えします。平成15年4月の地方自治法施行令の改正により地方税についてもその収入の確保及び住民の便益の増進に寄与すると認められる場合に限りコンビニエンスストアでの納付が可能になり,全国の各自治体では軽自動車税を中心にその導入が進められております。つい最近では,議員のおっしゃったように,鹿児島県が2006年度から自動車税の納付をコンビニエンスストアでもできるようになったところでございます。また,コンビニエンスストアでの納付は,これまで営業時間に制限のある銀行,郵便局などしか納付のできなかった納税義務者が,24時間いつでも納められる大変便利なシステムであるとともに,収納率アップにもつながるシステムであると考えております。今後いろいろクリアしなければならない課題はございますけれども,導入に向け前向きに検討を進めてまいります。次に,常勤顧問弁護士制度についてお答えいたします。現在霧島市の顧問弁護士につきましては鹿児島市内の弁護士に委託し,市の行政全般に係る懸案等について相談等をいたしているところでございます。県内の他市の状況を見ましても本市同様に委託されているのが現状でございます。ところで,鹿児島県内の弁護士の状況といたしましては平成18年5月1日現在92名の方がおられます。そのほとんどが鹿児島市内に事務所を構えられているのが現状であり,霧島市を含む姶良地域では,姶良町内に一人,加治木町内に一人となっております。このような中,先ほど議員が言われたように,司法制度改革により法曹人口の増加のために平成16年度から法科大学院の設置が行われ,今後近い将来弁護士の大幅な増員も見込まれているところでございます。また,平成14年7月に地方公共団体の一般職の任期付職員の制度がスタートし,さらには平成15年の弁護士法の改正により公務就任の制限の撤廃及び営利業務従事の制限の緩和等が行われ,中央官庁や地方公共団体の職員として従事する弁護士も増えてきているところでございます。常勤の顧問弁護士を庁内に設置できないかということでございますけれども,多様化する社会に呼応し,様々な行政需要や市民ニーズも増大すると思われますので,これらを取り巻く状況等の推移を見守りながら対処してまいりたいと考えております。


○13番(中重真一君)


 今答弁をいただきまして,1問目の行財政改革についてから再質問をいたしたいと思います。今,市長の方の答弁の中で「継続事業に関しては行政評価,すべての継続事業に関して行政評価をかけて切るべきものは切る。」というような答弁がございましたが,私は質問の中であえて市長のマニフェストと法定協で決まりました決定事項,ここについてもお聞きいたしました。この二つに関してももうすべてやれば予算はとても足りません。マニフェスト,法定協での決定事項,ここに関しても行政評価をしっかり行って削るべきもの,中断すべきもの,まずやるものとか,しっかり行政評価に従って事業を進めていくべきではないかと考えていますが,どうでしょうか。


○市長(前田終止君)


 議員ご指摘のとおり,大変に厳しい財政状況にございます。継続事業の見直し,あるいは,また,新市まちづくり計画の決定事項と私自身が示したマニフェストそのもの,そして,また,私が市民の皆さん方と本当にいろいろと,もう極端に言うと市民の顔の数だけ様々な願い事があるわけですよね。そういうことについて本当にしっかりとした判断をしながらですね,きちんとした歳出の在り方というのを本当に真剣にやらなきゃですね今後立ち行かないということをもう切実に感じておりますんで,私自身も,皆さん方のご指摘のとおり,今までも機会ある都度は申し上げておりますけれども,さらに徹底をしてですね歳入歳出ともにしっかりと取り組んでまいりたいと,そういうふうに思っております。


○13番(中重真一君)


 今の答弁は,そのマニフェストも,法定協での決定事項,新市まちづくり計画も行政評価を行うというふうに理解してよろしいですよね。いいんですね。


○市長(前田終止君)


 結構です。


○13番(中重真一君)


 財政を切り詰めて今後予算編成をしていくということをここで今日はっきり聞かせていただきました。ということは,次年度以降の予算編成に関しましては,留保財源を持ってきたり,基金を取り崩したり,今年度のような予算編成ではなくて,ある程度というか,しっかりと財源の範囲内で予算編成ができるというふうなふうに理解してもよろしいということでしょうか。


○財政課長(平野貴志君)


 来年度以降の予算編成の在り方につきましてはやはり歳入に見合った歳出の予算編成というものが非常に大事になってくるということでございますので,ただいま市長の答弁にもございましたように,できるものから見直しをしながら,限られた財源の中で予算編成をしていくという方針を持っていかなければならないというふうに考えております。


○13番(中重真一君)


 今この場面でもう何が,災害でも何でもあるかわかりませんので,基金取り崩しは一切しないとか,そういうことを答弁で求めて,そういう答えが返ってくるとも全然思ってませんし,ただその中で非常に前向きな答弁をいただきましたので,この行財政改革については終わりたいと思っていたんですが,先日ちょっと気になることがありまして,ちょっと財政課長にお伺いしたいことがあるんですが,「合併して合併特例債350億円,ずばっあっじゃがと。あいを使うて霧島市はどんどん事業ができっじゃが。」と市民の皆様から言われることが結構あったんです。私の勉強違いかも知れませんが,あれはやっぱり合併特例債ですので,あくまでも市の持ち出しもあり,借金だというような意識もあるんですが,実際1億円の事業を合併特例債を用いて行った場合に返済その他市の持ち出し等,最後の返済までどういう流れでどういう持ち出し等があるのか。具体的にちょっと教えていただけないでしょうか。


○財政課長(平野貴志君)


 合併特例債でございますけれども,合併特例債の内容につきましてはこれまでも一般質問等のご質問の中でご答弁を申し上げてきたところでございますけれども,この合併特例債は対象事業費のおおむね95%が充当,合併特例債を充当できるということでございます。また,この95%の,合併特例債の中で元利償還,元金,利子合わせてでございますけれども,その70%が普通交付税措置をされるというまず大きな約束事があるわけでございます。例えば,今,議員がご質問ございましたように,1億円の事業を行う場合でございますと,事業費は1億円でございますけれども,充当率が95%でございますので,合併特例債を9,500万円借りることになります。この場合に事業を実施する時には,特例債は9,500万円でございますが,一般財源が500万円必要ということになります。それから,資金区分につきましては縁故資金ということでございますが,現在の利率で申し上げますと1.95%でございまして,これで試算をいたしますと,元金は9,500万円でございますが,利子が約1,400万円でございます。元利合計で1億900万円程度,これはおおよそでございます。1億900万円でございます。交付税措置が70%でございますので,約7,600万円の交付税措置があることになります。しかしながら,借金でございますので,当然にその差額分は返さなければなりませんので,その元利の合計と交付税措置の分を差し引きますと約3,300万円程度の一般財源が必要でございます。したがいまして,当初事業を始める時の500万円と元利償還の時の3,300万円を加えますと約3,800万円の一般財源が必要ということになります。合併特例債で1億円の事業をした場合には,一般財源で3,800万円の手持ちを持っていないと,事業をした場合に,後の償還までできないということでございます。それから,ちなみに過疎債でございますが,過疎債の場合は充当が100%でございます。これにつきましても交付税措置が70%ということでございます。これも同じようなふうに考えていきますと元利合計で約1億1,300万円でございます。交付税措置が70%でございますので,約7,900万円の交付税措置がございますが,その差額の3,400万円,これは一般財源がなければ返していけないことになります。したがいまして,合併特例債にしましても,過疎債にいたしましても三千数百万円の,1億円の事業を実施した場合でございますが,三千数百万円の一般財源がなければ事業はできないというふうになるところでございます。以上でございます。


○13番(中重真一君)


 丁寧に説明をいただきました。改めて認識を強く持ちました。合併特例債,今,過疎債まで説明いただきましたが,有利,有利と言っても,1億事業をするのに3,800万市の持ち出しが要るということは,この補助裏が必ず事業をするにしても要るんだということをしっかり我々も考えないといけないですし,ただご褒美で国がくれたお金じゃないんだよということをまた私たちも市民の皆様にしっかり伝えていかなければいけないと思っております。この歳出削減の方については質問は終わろうと思いますが,市長が今継続事業も,マニフェストも,法定協の決定事項もこの聖域なく行政評価をしてくださるということでしたので,ひとつ,これは質問ではございません。今日ホームページで引っ張ってきました。マニフェストとはというものがありますので,読みます。「今までは,歳入のことは考えず,歳出だけ約束してきましたが,マニフェストは,数値目標,期限,財源,工程表などをきちんと約束するものです。いわゆる体系立った政策で約束をするということになります。例えば,学校を建てますと言った時には,この道路はあきらめて学校を建てますとか,こういう予算の枠組みに変更しますなどきちんと体系立てる必要があります。」というふうに出ております。マニフェストというのは本当は期限も,財源もあるもんですから,今財政が厳しいからマニフェストはできませんという議論は本当はないわけですよね。また,今後,市長もこれから選挙幾つも続かれるでしょうけど,その辺を考慮されながら選挙戦を戦っていただきたいと思います。次に,ネーミング・ライツについて再質問させていただきます。総務部長の答弁の中で「道路や橋梁についても検討していきたい。」という前向きな答弁をいただきました。もう公募制で名前も決まりましたが,先日開通式がありました天降川橋,あそこなどもいろいろな企業に囲まれた,しかも市の中心を通る道路,橋としてネーミング・ライツにはぴったしなんじゃないかなと私は思ったこともあります。このネーミング・ライツが成立するための条件というのはその施設がメディアにどれだけ露出するか。メディアに露出する回数が多ければ,企業もそこに名前を,命名権を取る利益があるわけですから,そういうメディア露出が多い施設じゃないと余りこのネーミング・ライツというのは意味がないんです。霧島市の中で一番何がよく名前がメディアに出る施設なのかなと考えたときに,思い付いたのが,残念ながら県道でした。県道,ソニー前と第一工大前,朝夕の渋滞情報で必ずラジオで流してくれます。県道ですから市でネーミング・ライツはできないかも知れませんが,考えればいろいろ出てくると思います。もうこれは,また,その担当の方だけじゃなくて,役所の中の職員の皆さん,いろんな方からの知恵をいただきながら,さっき言いましたように,天降川橋,府中23号線,このもう市役所の前を通る一番の幹線道路です。こういう所にもネーミング・ライツで名前を付けて命名権を売ると。それで少しでも財源が増えれば霧島市の財政に寄与するわけですから,また今後こういう方向性も考えていただきたいというふうに思います。もう次に,法定外税について入ります。答弁の中で「法的にクリアすることが多い。」というようなこともありましたが,私がさっき言いました宿泊税というのは東京都は現在現実にやっていることです。しかも,答弁の中に,ここにありますように,「環境に負担を負わせる原因者や関係事業者」というものだけじゃなく,東京都の宿泊税の場合は,東京都に泊まる方々のための道路標識やそういう物を都が整備するのではなく,皆さんのために道路標識なんかをつくるから宿泊税として1泊100円,1万5千円以上は1泊200円いただきますよというような法定外目的税なんですよね。ですから,私が言いますように,市長は観光のことを普段から非常に強く言われております。観光地,牧園,霧島,観光のあの観光地でされたい,したい事業もたくさんあるんじゃないかなと思います。宿泊客の皆様から,観光をもっと整備します。しかもこの大霧島市のこの霧島の自然を守っていきます。ですから,皆さん100円ずつ,このために使いますと,環境保全と観光のために観光目的税でやりますよというようなことであれば,私はこういずれも法的な問題はすべてクリアできるんじゃないかなと思っております。今質問で出したばっかりで,これが今すぐできないのかとかいう質問をするつもりも全くございません。ほかにもいろいろ考えられる法定外税,新税というのはあると思います。宿泊客一人100円掛けただけでも1億3千万,ほかの税金まで入ってくれば本当いろんな可能性が出てくると思いますから,その法定外税も考えていただきたいです。あと今日の朝の新聞,私コピーは持ってきて,新聞のコピーじゃなくて,もうインターネットから引っ張り出したんですが,自民党の小委員会がカジノの合法化への基本方針を出しましたと。全国当面は2〜3箇所から最大でも10箇所程度カジノを造っていきたいというようなニュースも今日流れております。2〜3箇所に,全国で10箇所ですから,いざやりますと言った時には,後から手を挙げれば,もうとてもじゃないけど,間に合いません。九州でもできて1箇所,2箇所かなあと思っております。こういうような情報に常にアンテナを張っていただいて,そして市の財政のために頑張っていただきたいと思います。法定外税についても今後一段と研究してくださることをお願いしまして終わります。コンビニ収納についてお伺いします。昨日同僚議員より質問があった時の市長の答弁が非常に気になりまして私昨日は眠れませんでした。コンビニ収納に対する市長の考え方というのをもう一度お聞かせください。


○市長(前田終止君)


 県が自動車税を徴収することも認めているということ。そういう傾向が流れとしても理解されつつあるということを認識しているつもりでございます。


○13番(中重真一君)


 その県の自動車税等そういう認識が増えてきた。そのレベルじゃない。もうもっと格差は広がっている問題じゃないかなと思っています。15年4月の地方自治法施行令の改正でこのコンビニ収納が可能になりましてからもうあっちこっちでコンビニ収納が始まってます。逆に同僚議員の本庁方式の問題に絡めるとすれば,総合支所方式をやめて本庁方式にした時に市民サービスの低下をどうするか。コンビニでいろいろこういう税の収納などができるようになってくれば市民サービス自体も上がるんです。鹿児島県が自動車税ができたということは,とんでもない量の額の自動車税でも県ができたわけです。ということは,市の税はもっと簡単に早くできてもいいんじゃないかなと思っています。15年の4月に施行令が改正ということは,私は国分市議時代は15年の6月議会で一番最初はやったんじゃないかなと,私の記憶ではそう思っています。そこから随分経ちまして,水道料金は今コンビニで払えるようになりましたのが,払いやすい環境をつくる。これはまずもう徴収率を上げる以前の問題に,市民サービスとして当たり前のことだと思っております。そしてその上で徴収率が上がれば,それはもう一番最高のことじゃないかなと思っております。また,今度の4月にも施行令が改正なりまして,今度はクレジットカードでも税金が払えるようになったように聞いております。クレジットカードのポイントなどで,結構クレジットを使って買物をしたがる方もいらっしゃいますので,また,そういうふうな動きも是非つかんでいただきながら,少しでも市民の皆様が税金を払いやすい,そして徴収率が上がるような政策を少しでも早い段階で進めていっていただきたいと思います。コンビニ収納も,後でもし何か意見があれば,言っていただければ結構です,あんまい長くやりたくないので。この行財政改革については終わりまして,常勤顧問弁護士について質問いたします。これに関してはまだ全国でもそんな進んでおりません。岡山市がその今二人,年に二人採用しているようですが,30万から50万で常勤の顧問弁護士を雇うような制度を入れています。もしこれが霧島市でできればどうかなあというのを考えましたときに,例えば,先ほど言ってました法定外税,法律的な問題がどうやってクリアしていこうか。顧問弁護士がいればすぐクリアできます。今,教育長と目が合いました。教育委員会の例の弓道場の和解の問題なども恐らく,霧島市の顧問弁護士さん忙しいからつかまりません。庁内にいらっしゃればもう簡単なんですよ。すべてもう終わります。庁内に顧問弁護士がいるということのこの便利さ,迅速さ,その辺を考慮していただければいずれはやっぱり必要なんじゃないかなあと思っております。自動車税でこのコンビニ収納は鹿児島県の中でも早い段階でいけるんじゃないかなと思ったら,自動車税で鹿児島県にも負けてしまいました。このもし顧問弁護士制度を将来採用されるおつもりがあれば,鹿児島県の中ではせめて一番最初にやっていただきたいと思います。薩摩川内市,鹿屋市がというふうに今でもやっぱり答弁の中に入ってきますが,今県内第2の都市になったんです。薩摩川内市がやって,鹿屋市がやってからやる。そういう感覚をもう,皆さんも,私たちもそうです。職員の皆様も捨てていただいて,その前にやる。そういうような政策をとっていただきたいと思いますが,この顧問弁護士について市長どのようなお考えをお持ちでしょうか。


○市長(前田終止君)


 今,顧問弁護士への相談の年間の実績といいますか,相談件数が年間16件,これは弁護士事務所を訪問しての相談の件数ですね,そして訪問後の電話相談等5件,これは平成17年度の例でございます。18年度は弁護士事務所を訪問したのは9件,訪問後の電話相談等2件というデータをいただいております。そしてこの委託料は幾らかかるかというような点も報告いただいておりますけれども,18年度で年額120万,月額10万円というようなことですね。多様化するこのお互いの社会の中で私たちのこの日常生活を取り囲む様々な法律の見解を迫られる問題は本当に多々出てきているというふうに思います。そういう意味ではですね議員ご指摘の理想には本当にそういう体制が整えば本当によろしいんでしょうけれども,いかような問題があるのか。ちゃんとした検討の上に判断をさしてください。


○13番(中重真一君)


 私先ほど「行政対象暴力」という言葉も言いました。なかなか聞き慣れない言葉ですが,もう結局行政を対象にゆすり,たかりをかけたりする暴力行為のことですよね。県警とか,そういう所では対策課もできている部分もありますが,霧島市もこんだけ大きくなってくれば一段とそういう問題も起こる可能性もございます。そういうときに顧問弁護士が一人庁内にいれば一緒に立ち会っていただく。それだけでも職員の方の苦労,そして仕事の能率というのも上がると思っております。先ほども言いましたように,お金,国分市議時代から初めてこのブーを私の質問で聞きました。残り3分ですね。顧問弁護士を入れることによって本当にこの職員の能率も上がりますし,お金も,現在の顧問弁護士料に相談の時の委託料,実際の訴訟料入れれば,一人分を雇えるぐらいの金額今実際もう払っているんですよね。また,その辺をしっかり検討していただきながら,まだやってる自治体も少ないですので,また,そういう,こういうときにはそれこそちゃんと先進地事例をしていただきながら,霧島市が素晴らしい方向に進むことを期待いたしております。以上で私の質問を終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で中重議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩をいたします。再開は3時20分といたします。


               「休憩  午後 3時04分」


               ──────────────


               「再開  午後 3時20分」


○議長(西村新一郎君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。次に,26番山神生人議員より2件通告がされております。したがって,山神議員の発言を許可します。


○26番(山神生人君)


 お疲れさまです。いよいよ今定例会の一般質問も24番目ということで最後になってまいりました。皆さん方の顔を拝見してますと疲れた顔の方が多いんで,ひとつ気合を入れてやらしていただきたいというふうに思います。ただいま議長に発言の許可をいただきましたので,先に通告いたしました2項目につき質問をさせていただきます。執行部の簡潔なご答弁をお願いいたします。夢と希望に満ちた新市霧島市が誕生してはや7か月が経過いたしました。平成の大合併とも言われた今回の合併は,決して平坦な道でなく,紆余曲折の厳しい道のりであります。目先の問題に振り回されるのでなく,先を見据えた透明で,市長がおっしゃる公平で公正な運営で臨むことが大切であると私も思います。物事の本質を市民の方々に明確に分かりやすく,さらに幅広く情報を公開しながら,理解を求めつつ,あるべき市政の姿を示していただき,指導力を存分に発揮していただきたいと思います。早い時点での安定した行政運営を目指していただきたいと思います。一部では合併した後だから大変だ。安定するまでは時間も,年数もかかるんだというような意見もありますが,財政面を考えますと余り悠長なことを言ってる場合じゃないのかなあと私も危機感を感じてるところでございます。市長は合併当初より市政発展のために様々な施策,改革を打ち出されています。市民が主役の透明で公正公平な運営で市民との対話を大切にしながら,多くの現在進行形の様々な施策の進捗状況を明らかにしながら,それこそ市民総和によるまちづくりを早く目指していただきたいと強く要望するものでございます。それでは,質問の一つに行政改革について3点質問いたしますが,当質問は既に5名の同僚議員の方が質問されておりますので,重複する部分は答弁は要りません。あえて大切な課題と私も認識していますので,質問するものでございます。1点目には庁内に設置された「行政改革推進本部」の役割と目標を具体的に示してほしい。また,行政改革の2点目は住民代表からなる「行政改革推進委員会」の内容とその目的と権限はどうなっているのか。分かりやすく明快にお示しください。最後には,先月の13日に公募による第1回目の55人委員会を開催されたと聞いておりますが,この委員会についても目的と内容をお示しください。今,霧島市では何が一番大事なのか。その課題と言えば私はまさに行政改革であると思います。財政を含めた改革であると思います。そもそも合併の目的をいま一度真摯にとらえてやるべきことの方向性,選択と集中とは何かを明確にして最重要課題として位置付けて徹底的に推進していくことが市民に対しての役割と責任であると思います。私も議会の一人としてその責任を認識しているので,質問するものでございます。委員会が発足したからと言って良しとするのでなく,トップの霧島市はこうありたいという思いが反映されたものでないといけないと思います。具体的な目標を掲げて,本質を見失わないように,霧島市の方向性を明確に示しつつ,共に皆さんと共有して努力をしてほしいと強く要望するものでございます。次に,霧島市立医師会医療センターについて3点質問をいたします。1点目には霧島市立医師会医療センターの救急医療体制(24時間体制)は現在整っているのかどうかをお伺いいたします。2点目には総合医療体制をどのようにとらえているのか。今後の方向性はどのように考えていらっしゃるのかをお示しください。この質問は昨日の質問で答弁がありましたが,もう少し具体的に明らかにしてほしいと質問するものでございます。3点目には,市民が望む霧島市立医師会医療センターとは,その位置付けとは行政はどのようにとらえているのか。また,素晴らしい病院を目指すための現状の課題とは何かをお示しください。市長も「24時間の医療体制の充実を図り,さらに幅広い医療活動の展開を図っていく。」とマニフェストでも述べておられます。私は幅広い24時間の医療活動とは総合医療体制と思っておりますが,市長の考えをお示しください。当質問も先日の同僚議員からありましたので,重複する部分は答弁は必要ありません。以上で壇上からの質問を終わりますが,答弁次第では自席からの再質問を議長にお願いして終わります。


○市長(前田終止君)


 山神議員から2点につきまして質問がありました。2点目については私の方から答弁をいたします。1点目については行政改革推進監から答弁をいたさせます。霧島市立医師会医療センターについて,救急医療体制は整っているかという質問でございます。医師会医療センターは医療法第4条の規定に基づき地域医療支援病院として鹿児島県から認定を受けており,かかりつけ医などの開業医の支援を行う中核的第二次医療機関と位置付けられております。したがいまして,医療法第4条第1項第1号の規定により開業医から紹介をされた患者の診療を行っており,一般外来診療を行う初期医療は原則としていたしておりません。しかし,同時に緊急医療告示病院となっておりますので,救急患者の場合は24時間いつでも診療をいたしております。このようなことから市民皆様の思いとは少々かい離している状況もありますが,地域医療支援病院として姶良医療圏の中核的医療機関に位置付けされていることをご理解賜りたいと存じます。2番目に総合医療体制をどのように考えているのか。その方向性はどうなっているのか。3番目に市民が望む病院の位置付けはどのように考えているのか。また,その課題とは何かというような質問でございました。2問目と3問目につきましては関連がございますので,併せて答弁をさしていただきます。南九州のこのど真ん中に位置する県都に次ぐ第二の都市として本市で完結できる三次医療を含めた救急医療体制の整備というものを理想としており,会議を設置して検討するよう指示してこの4月に救急医療検討委員会を立ち上げたばっかりでございます。合併後,霧島市民はもちろん,近隣の住民にとりましてもいつでも,どのような治療でも1箇所で受けられるサービスが理想ではないかと思っているところでございます。しかし,現在の医療センターは国から譲渡を受ける時に地域にふさわしい高度な医療を提供する中核病院として開設をしてきた経緯がございます。そういうことから霧島市病院事業の設置及び管理に関する条例におきまして診療科目を13科目としておりますけれども,全国的に医師不足が深刻であり,現段階で11科目の診療を行っているところでございます。今後も13万市民の地域中核病院として姶良保健医療圏内の医療機関と相互協力により医療センターの二次医療機能の位置付けの下に役割分担をし,地域で完結できる医療サービス体制を郡医師会や鹿児島大学医学部等の協力を得ながら,地域住民が安心して診療できる医療センターになるよう充実を図っていかなければならないと思っております。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 行政改革の1点目についてお答えします。庁内の行政改革推進本部につきましては,助役を委員長とし,教育長及び各部長と総合支所長からなるメンバーで構成し,その役割は,行政改革委員会の提言に基づく行政改革大綱の具体的な内容の検討と進捗状況の把握に努め,所管する部署の行政改革に関することを指導する立場にあり,行政改革を推進する上で極めて重要な役割を担っております。次に,行政改革推進委員会は,学識経験者や市民団体など各種団体の代表者及び公募委員などからなる10名で構成し,市民や民間の立場から本市の行政改革に関しての提言をいただくもので,これから策定する本市の行革大綱にその委員会の意見が尊重され,提言された内容が盛り込まれていくものでございます。また,55委員会につきましては,本来は行政改革にとらわれずに広く市民の意見を取り入れることを目的に公募と推薦による委員構成で設置したものでありますが,今回は去る5月13日に第1回目の委員会を開催しました。そして行政改革に関するアンケートに答えてもらいながら,そのアンケートと国や他市の状況などを参考に議論していただき,いろいろな意見を出していただきました。今後はこの55委員会の意見や国の動向及び本市の状況などを基に行政改革推進委員会の方々から職員の定員管理の適正化に関することや総合支所を含めた組織・機構の改革,指定管理者を含めた民間委託の推進,自主性・自立性の高い健全な財政運営の確保,職員給与等の適正化及び改革の推進の方法などについて本年の秋頃までに行政改革に関する提言をいただき,その提言を基に平成21年までの数値目標を盛り込んだ具体的な取り組みを定めた集中改革プランを策定し,市民の皆様に公表してまいる予定でございます。その後庁内の推進本部を中心にプランの進行管理を行い,簡素で効率的な行財政運営を推進してまいります。


○26番(山神生人君)


 それでは,先に医療の方から入りたいと思います。「救急医療検討委員会を立ち上げたところであります。」ということで先ほど市長の方から答弁いただきまして,私も,「総合医療センターとしては三次医療を含めたセンターを目指している。」ということでおっしゃいましたんで,安心したところでございます。二次医療で終わるのかなあと私も心配しとったんですけれども,やっぱり市民の方たちが望んでるのはやっぱり総合病院としてですね,鹿児島まで行かなくても済むようなそういう医療体制というのを私は望んでいるのじゃないかなあというふうに思っているんですよね。だから,これは私の聞き取りだけですんで,全体がどうなのかというのは分かりません。そこでお聞きしたいんですけれども,そういう医療体制に対してのアンケートとか,逆に市民の方たちが何を望んでいるのかというところは何か取られたことがあるんですかね。その辺をちょっと,もし取られたんであれば,中身の所までちょっと踏み込んで説明をしていただければよろしいかと思うんですけど。


○保健福祉部長(福盛安美君)


 合併してからそういったアンケートを取った経緯はございませんけれども,合併以前に市民の方々から合併に関するアンケートとか,そういったもののアンケートの中に,あるいはまちづくりフォーラムの委員の中でのそういった提言とか,その中にですね市民の皆さん方のご希望とか,そういったものがあるわけでございますが,その中に,一般の市民の方々の中にはですね専門の病気,病院をですね分かりやすくした対策とか,あるいは温泉を活用したリハビリをしてほしいとか,あるいは地域医療へITを利用したらどうかとか,あるいは総合病院の建設はできないかとか,あるいは各町へのですねドクターカーを新設して救急医療への対策をしてはどうかとか,あるいは救急医療の対策としてヘリコプターをですね使った医療はどうかとか,24時間対応してもらって,急に具合が悪くなっても相談,連絡できるようなそういった体制がほしいと,あるいは夜間対応ができるような病院がほしいというようなこういうような提言等がございまして,そのまちづくり提言の中でまとめられた意見の中には提言として24時間対応できる医療施設の充実というものをですね市民の方が望んでいらっしゃるというふうにとらえております。


○26番(山神生人君)


 この医療センターとなるとですね,これはどこでもそうですが,行政がやっておる病院というのはどこも経営的には良くないんですよね。これはなぜなのかということをですねこれは本当に真剣に勉強していかないといけないと思うんですよね。民間病院はちゃんと立派に大きくなっていきますけど,行政がやる病院というのはですねお金ばっかりかかってですねサービスは悪くてと,極端に言うとですよサービスは悪くて,お金はかかって,なかなか運営がうまくいかないというのが一般的なところですよね。全国でも儲かってる,行政がやってる儲かってる病院というのはもう本当数えるぐらいしかないというのが現状だと思うんですけども,だから,そこでですねこの問題をやると決めたからには,市長もですねこのふるさとへの約束ということで「24時間体制の救急救命医療システム,大規模災害にも大丈夫なその救急医療体制づくりに努めるんだということを,導入するんだと,そういう情報センターまで含めて導入,設置していくんだ。」ということをきちっとこううたわれていらっしゃいますけれども,昨日,先日でしたかね,時期はいつかというと,おおむね1年か2年ということだったかと私はちょっと思っていたんですけども,やっぱり相当これは逆に時間もかけてやっていかんないかんのかなあという気がしますね。お金もかかることをやってる。そこでですねこれは姶良医師会にこれは委託しているんですかね。その辺はどうなんですか。


○保健福祉部長(福盛安美君)


 現在の医療センターは姶良郡医師会に管理委託しているということでお願いしております。これは国の国立病院であった当時の病院から受ける時に,譲渡を受ける際の条件として「10年間は姶良郡医師会に委託する。」という条文がございまして,そういう条項に基づきまして10年間は運営を委託しているということでございます。


○26番(山神生人君)


 その委託というのは,いろんな委託の方法があろうかと思うんですけど,委託でもそのもう丸投げの委託なのか。どうなんですか。その辺の委託のレベルですね,そこらはどこまで我々はどういうふうに認識したらいいですかね。委託でもそのまま委託する。言い方悪いですけど,丸投げの状態と,ほかの人に,いろいろと行政が入りながら委託する方法と両方あるかと思うんですけど,その辺はどちらですかね。


○保健福祉部長(福盛安美君)


 失礼しました。今年の4月1日からは指定管理者制度を敷きまして5年間指定することをまた議決いただいたわけですけれども,全面的な委託というふうにお考えいただきたいというふうに思います。〇26番(山神生人君)


 私はそこをなぜあえて分かってて聞いたかと言いますとですね,ここのやり方を間違うと,私先ほど言いましたように,大変なことなのかなあと。今,医師会,その医療センターには行政からちゃんと担当の方も事務長もいらっしゃいますよね。その完全な委託となると本当は行政がどこまでその口出しできるのかと。もう完全に委託となったら口出しできないとなりますよね。だから,設備は出す。お金は出す。だけど,口出しはできないとなると,本当に市長のおっしゃる,目指すその立派な医療センターというのができるのかなあということで私は若干心配しているところなんですけど,そこらあたりはそういう懸念はありませんかね。


○保健福祉部長(福盛安美君)


 そのような懸念もございますので,病院の中にこっちの医療,本庁の中の課に運営委員会と,医師会の医療センターの運営委員会というのを設けまして市長外助役含めまして委員となってその運営を意見あるいは具申できる,意見を申し出る場,あるいはそういった議論ができる場,指導する場,そういったものを設けております。


○26番(山神生人君)


 それならいいんですけどね,やっぱりいろんな素晴らしい病院を目指すとなると,私は相当行政が関わっていかないといけないのじゃないかなあと。だから,同じその,ほかののと同じやり方で果たしていいのかなあと。そしてましてやお金が相当,先ほど言いました,かかる事業ですんで,よほどですね腹をくくってやっていかないといかん。半端でやるんだったらですね,これは私は補助金を,例えば,そういう私の医者にどっかにね補助金をボンと出していい病院を造っていただいた方がまだ私は効率良い運営ができるんじゃないかなあと思ってますんでね,やるんであればそこまで徹底してやってほしいということをお願いしたいんで,関わり合いを持つんであれば徹底して関わり合いを持って素晴らしい病院を目指してほしいということを言いたかったわけです。そしてそれによって大事な税金を投入していくんであれば,私は素晴らしい病院ができてくるだろうというふうに思ってますんでですね,是非ですね今後のいろんな病院,なぜかというと,あそこがですね国立から隼人が,隼人町がねえ委託されていろいろ管理されるようになってから非常にサービスが良くなりましたね。素晴らしく良くなってきました。私も実際行ってみましたけど,こんなに変わるもんだろうかというてびっくりしたんですけども,最近ですねまた非常にサービスが悪いなあという非常に不評もあります。お客さんもいなくなってきたと。患者がいなくなってきたと。なぜだろうかというのが実際非常にあるんですよ,そういう心配がね。だから,私は,行政がやるとなるとなかなかそこ辺に壁を打ち破れない所があるのかなあと思ったんでね,徹底してやっぱり,最初の段階だけでもいいからですね口出しができるようなそういう体制はやっぱりある程度確保しておかないと,市長,どぶにお金を捨てるようなことじゃだめですよね。だから,鹿児島県に今この辺にはないですよね。ない。そういう素晴らしい病院を造るんであれば並大抵の努力では駄目なんじゃないかという思ってますので,市長そこらあたりを一つですね腰を据えてやっていくということを踏まえて市長のちょっと考えを述べていただきたいんですけどね。


○市長(前田終止君)


 私たちの合併しました霧島市は我が県の県央部という,そして,また,南九州3県のこのど真ん中という非常に地の利を得た場所にございます。その中での医療というのが県下2番目の都市としてふさわしいものをやはり今後しっかりと腰を据えてですね,おっしゃるとおり,目指していかなきゃならないものと強く私は感じております。今までの戦後60年という時間が過ぎたわけでございますが,私たちが体験しているのは,医療という分野についても本当に鹿児島市まで行かなければ最後の安心はいただけないという時代が続いてまいりました。しかし,お互いのそれこそ理解と協力とそれだけの財政背景,あるいはそういう医師の,看護婦の確保等々,本当にですね時間も,金もかかるんでしょうけれども,確保できるならば,本当に地域完結型の医療が私たちのこの霧島市にできる。そのことによってですね私たちの地域がまた大きく将来に向かって力をつけていくと,そういう時代をつくっていきたいなと強く感じております。ただ現実に横たわっている大きな課題がいろいろとあることを具体的に話を進めて,議論も関係各位としてみると,いや,なかなか,マニフェストに示したとおり,直ちにはいけないなと,難しいなと,多くの問題,課題があるなと。しかし,それでもまた前に進んでいかなければならない。そういう苦しい気持ちでございます。


○26番(山神生人君)


 この後その改革の話をする前に病院の話を先にするわけですけれども,お金を使う方ね,片方では改革しなさいと。お金の無駄遣いしないようにとなるわけですけど,市長がおっしゃる選択と集中ということを考えた。何でもやめるというわけじゃありませんのでね,選択と集中という目から見たら,お金を,少ないお金をどこに集中して投入するかということからしたら,この辺は一番腕の見せ所だし,市長の手腕を問われることだろうと思っているんですね。是非そういう意味でですねこの素晴らしい医療センターを目指してやっていきたいということで頑張っていただきたいと思いますし,先ほどちょっと失礼な,その人気がなくなりまして失礼なことも言わしていただきましたけれども,利用状況は前と比べてどうなのか。比較できるものが何かありますか。


○市立病院管理課長(小濱 泉君)


 この病院は平成12年度途中からですけど,スタートしております。12年度からの患者数ということで報告をさせていただきます。12年度,入院が4万1,404人,外来が3万9,897人,13年度が入院が6万2,186,外来が6万5,998,平成14年度,入院につきまして6万7,487,外来につきまして7万3,401,15年度につきまして入院が6万9,974,外来が7万5,483,16年度につきまして入院が7万2,171,外来が7万112,昨年17年度でございますが,入院が7万4,277,外来が6万3,031というふうになっております。


○26番(山神生人君)


 そうまで減ってない。逆にこの人数から見るとそこそこいってるのかなあという気がしますね。私もそのうちお世話にならないといけないんでですね,今のうちに充実した病院を造っていただきたいというふうに思ってます。是非,市民の方たちが今高齢化社会になって何が一番心配かと言ったら,近くに立派な病院があるか,ないかということが一番の,これは一番心配なことなんですよね。いざというときに鹿児島まで行かんないかんだろうかと。近くないだろうかということ等を考えれば,やっぱりやるんであれば素晴らしいこの市長のおっしゃるその三次医療を含めたですね医療センターというのを早く目指してやっていただきたいというふうに思います。この件は終わりまして,1番目の行政改革の方に移らさしていただきます。まずですね質問する前にちょっと意思の疎通を図りたい,意思の統一を図っていきたいと思うんですけども,市長でも結構です。市長か,企画部長ですかね,改革とは,ちょっと失礼な質問かも知れませんけれども,どういうものだということ,いうふうに思ってらっしゃいますか。どういう改革を目指していくのが改革だと。いろいろあるかと思うんですよね。是非それをお聞きしたいんですけども。


○企画部長(藤田 満君)


 ちょっと辞典を持ち合わしておりませんので,なかなか難しいと思いますが,少なくとも現状を踏まえて現状を認識し,これから将来を見据えてよりよい方向を見出していくことが,そういう取り組み,そういう結果を出していくのがいわゆる改革であろうというふうに思っております。そういう意味でいきますと,合併直後あるいは合併の協議でずうっと協議をしてきたもので,まだいわゆる調整の整わないもの,それから,また,その時代に合わしていくもの等々についてそのような視点で取り組んでいくべきものだと,現時点においてはそのように感じているところでございます。


○市長(前田終止君)


 改革とは何ぞやということでございますが,私は,今,部長が言ったことに尽きるのかも知れませんけれども,今のこの現状というものをどの分野においてもしっかりとこの見据えて,そしてこれからやはりどう本当にあるべきかということをお互いに議論を尽くし,その中でですね一定の方向を見出して決断をし,事を新しく方向付けていくことかなと,こういうふうに思っております。


○26番(山神生人君)


 私もよく分からなかったんで,一応辞書を引いてみましたところがね,改革とは制度や組織を改め変えること。やっぱり従来のやり方をやっぱり変えることだと,それが改革だということと,私は個人的にはですね,この改革に関しては今まで5人の方が質問されました。そうするとややもすると何でも削ることが改革だというようなふうにとらえてほしくないんですよね。予算を削ること,何を削る,人を削ることだけが改革じゃないんだよということをまず,最初今失礼なことを質問しましたのは,そういうことの改革のやっぱり意味がお互いが共有しとかないとですね,間違った基本的な考えでやると,これはいけないだろうと思って質問さしていただいたんですけど,そうするとですね,私は予算を削ったり,人を削ったりすることが改革ではないんだよと。逆に組織の改革とか,人材の育成とか,いろんなことをすることによってですね,無駄の排除をすることによって予算を投入できない所にその予算を投入できるようなことも一つの改革だろうと思っているんですね。まず無駄を排除するというそういうのからするとですね意識を向上するとは,もちろん仕事の能率が上がってきますんで,人が要らなくなってくるかも知れません,結果としてですよ。そういうことが改革だろうと。それでそういう改革を進めるためにはトップがですね部下に対してどういう指導をしていくのかと。厳しいことで人を減らせ,何減らせということだけ言うんじゃなくてね,仕事の中での指導も含めてですね仕事はこういうふうにしないといけないよと,組織はこうないといけないよということも含めてこれは指導をしていかないと,私は誤った改革で不満だけが残ってね,不満だけが残っていくというふうになってくると思うんですよ。だから,改革というのはその辺をですね,私は,できればですね市長,これもお金もかかりますけどね,専門家を呼んでそういう改革というのは何ぞやということでどういうやり方がある。こういうやり方もある。こういうやり方もあるというので,1回そういう勉強会もですね我々も含めて是非やらしていただきたいと思うんですが,その辺どうでしょうか。


○市長(前田終止君)


 仰せのとおりの勉強会,これについては今までも何度かそれなりの立ち位置で勉強会を私どもも含めて,それぞれまた部,関係課でですね進めてもらっておるところでございます。


○26番(山神生人君)


 そういうことをですねいろいろ目指していろんな所を見直していけばですね私はまだまだたくさんですね見直すとこは出てくると思ってます。そうすればですね予算をどこまで組めるかというのももう少しですね余裕的には出てくるのじゃないかなと思っております。だから,そういう生み出す方法と出す方を抑える方法とやっぱり両方でバランスよくやっていかないと,片方だけでは非常に大変なのかなあという気がするんですよね。だから,私はいつも,私は民間の企業から出てるというので,どうのこうのと言うつもりはありませんけども,民間は厳しいですよ。待ったなしですよ。社長が方針間違ったら会社は倒産しますよ。ねえ,しまったと,こらいかんかったと。それだけじゃ終わりませんよと。だから,行政もそういう感覚を今からは身につけていかないと,霧島市株式会社を背負って立ってらっしゃる前田市長は社長なんですよと。その社長の方針で役所は大きく赤字に転落するかどうかというのは決まるんですよということを考えれば,おのずとスピードがないと,改革もそのうちということではいけないだろうと思っているんですよね。だから,そういう改革というものを進めるためには,先ほど言いましたこの行政改革推進本部のメンバーの方たちはそうそうたるメンバーの方が揃ってらっしゃいますんでね,これはスピードを上げてやるべきだろうなあと。そしてこの行政改革推進本部の人たちが行政改革推進委員会の10名の方たちに何を望んで,何をしてほしいのかということをこれは明確に文書できちっとその辺はうたわれているんですか。どうなんですか。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 行政改革推進委員会の中にはその行政改革に関する提言をいただきたいということを目的としてうたっております。以上でございます。


○26番(山神生人君)


 提言を出していただきたい。もう少し私は突っ込んでほしいと思うのはね,この自分たちが長年かけてできないことを,行政改革推進委員の人たちに委ねて1年や2年で結果が出るはずないと私は思います。出るはずない。それは無理なことですよ。無理なお願いですよ。だから,私はそこでもう一つ突っ込んでほしいと思ったのは,この行政改革推進本部の方たちが推進委員の方たちに,合併後おおむね10年間はというその猶予の中で,10年経ってからやったって間に合いませんよね。10年の間に完結しないといけないですよね。であれば,遡って逆算していけばこの問題は何年間,この問題は何年間,この問題はいつまでにということを明確にお願いして,それを成就するためにあなたたちの意見をお聞かせくださいというようなふうに突っ込んで話をしていかないと,それこそ丸投げで何か出してください。意見を出してくださいと言ったってね,何年経ったって私は,それは無理なお願いだというのはそういうことなんですよ。そこらあたりを考えてらっしゃるのかどうかというのをもう1回ちょっとお願いいたします。


○行政改革推進監(山口 剛君)


 今回のこの行政改革につきましては,まず行政改革大綱をつくります。それとおおよそ4年後の行政改革集中プランというのをつくります。それをする中で私どもがまず最初に考えたのが,これを策定する中では説明責任の確保というのをまず考えました。その説明責任の確保をするために三つのことを考えております。まず一つ目が,この行革大綱をつくるために住民の皆様方の意見をまず反映さしたいというのが1点でございます。それから,2点目が住民に分かりやすい形で公表していくと。それから,3点目がその,例えば,ほかの団体がこうあると。そういった比較できるような数字,指標を出して公表していくと。そのために,例えば,いわゆるベンチマークとかございますけれども,先進団体の状態はこういうのでございますとか,いろんな情報もすべてさらけ出しております。例えば,先ほど申しました市の職員はこれだけ多くなっておりますよという,今まではあえてこういったのは隠すような行政の考え方もございましたけれども,そういったいろんなもう情報を,今の霧島市の情報,それから先進団体の情報,県内の情報,国の情報,いろんなのを出していただいて,そして住民の皆様方の意見が反映できるような行革大綱にしたいということで今回こういった形でしておりますので,よろしくお願いいたします。


○26番(山神生人君)


 ちょっと熱が入って申しわけないですけども,それぐらい改革というのは私は難しいんだよということを,私はそういうふうに思っているんですよ。簡単にはいかないよと。大変なことなんだよということを分かっていただきたいということで,相当歯を食いしばってやっていかないとできないんだよということ。だから,やっぱり,ここにいらっしゃるお座りの行政の方たちは会社で言ったら重役の方たちですから,役員とか,いろんな部長さんとか,そういうその会社の運営を担う人たちですからね,皆さん方は,その行政改革推進のメンバーでない方たちは人ごとみたいに思わんで,やっぱり自分たちの部署はどうなんだということを真剣に計画をつくってやっていかないといけないんじゃないかなあというふうに思っているんですよ。もうそういう時代がきたんだよという。今までと違うんだよということを是非認識をしていただきたいという。市長そういうのからするとですね通常の,今,助役さんが二人いらっしゃいますよね,日常業務の中で大変な,これだけの大きな街をいろいろとやっていくのは大変なことだろう。二人でも目が回るぐらいだろうと思います。ですから,それに合わせてその改革推進までどうのこうのとなると本当に手が回らないんじゃないかなあという気もしますよね。であれば,私は,今,行政改革推進監がいらっしゃいますけども,本当に組織をつくってでもね,結局人がたくさん今いらっしゃるわけ,合併していらっしゃるわけですから,何人かを,やっぱり若い人のことも考えてねそういうチームをつくって,いや,私は大々的に取り組んでいかないとなかなか大変かなあという気がするんですよ。そこまでやっぱり私は腰を据えてやるべきだろうと思うんですけども,どうなんですかね。そういう気持ちはありませんか。そこによってその推進監とか,その辺の人たちが入ってね一緒にやっていくという形のそこまでやらないと,この13万都市の職員の方も1,200名いらっしゃる中でね,これはもう大変だと思いますよ。その辺の考えはありませんか。〇行政改革推進監(山口 剛君)


 行革につきましては確かにそういった組織全体でやっていくことが大切でございます。そういった意味で今年の4月1日に各部に政策係というのを設けました。この政策係がいろんな予算,それから行政改革,それぞれ部内でのそういった所を担っていくために設置したものでございます。明日そういった政策係を集めながら,こういった行革に対する考え方というのをば行革課の方でまた説明申し上げながら,この政策係が各部ごとにそこを担っていく係として4月1日に設けたところでございます。以上でございます。


○26番(山神生人君)


 市長私が非常に組織をこだわるのはですね,やっぱり仲間内の中で改革するというのはですね大変だということを分かってほしいということなんですよね。もうちょっと突っ込んで,ちょっと言い方,表現は悪いかも知れませんけど,仲間を切るというね,というそういうことが改革なんですよね,場合によってはですよ。だから,そういうことをやろうとした時に仲間内の人たちだけでねそういうことがやれるかと言ったら,それはできませんよと。できない。私もそんなのは言えない,勇気があれば別ですけど。だから,やっぱりそういう組織というのは,外部団体も利用したり,外部の人を利用したり,いろんな形で利用して,最終的にはその人に負担にならないようにやっぱりやらないといけない。日産がなぜあんなになったんですかと。ねえ,前も私1回言わしていただきましたけど,改革の前の一般質問で。日本人では切れないんですよね,やり切れないんですよね。いつも一緒に仕事をしている人は切れないんです。だから,そういう所をねやっぱり考えて,これは市長が全部やるわけいきませんので,だから,こういう所を考えて組織というのはまず,昔から言いますよ。段取りは7分と言いますよね,7割というか,段取り7と言いますよね。だから,段取りでぴしっとやれば,私は後はもう少しうまくいくのかなあということです。そこのところを疎かにしとけば,幾ら経ってもなかなか進まないだろうなあということを思ってるんでね,人は多くて削らんないかんという話はさんざん昨日まで,今日までありましたけども,こういう所は逆に人を増やしてでも,外部の人を一時的に採用してでもねそういうことを私はやらないとやり切れないんじゃないかなあという意味で言っているんですよ。そういう意味でどうですか。


○市長(前田終止君)


 今までずっと踏襲してきた様々なことを思い切って,無理とか,無駄とか廃して,そして新しい方向性を打ち出していく。それには汗もかかんないかんですしね,知恵も出さんないかない。仲間を切るようなですねことまで決断もしていかなきゃならんこともあるでしょう。今まさにおっしゃったようなこと等いろいろとですね念頭に置きながら,私といたしましても行政改革推進委員会,あるいは,また,55人委員会等にですね私の思いのたけも伝え,そして,また,皆さん方にこの合併をしたこの時期だからこそ思い切ってですねできることがあるはずだと。だから,しっかり今本当に思いを込めてやらな後で後悔するぞということを申し上げながらですねあらゆる機会,例えば,庁議もございますし,必要があれば私はもうすぐ市長室に二人の助役来てもらいますし,あるいは,また,担当監も直ちにおりますしね,そうしながらフットワーク良くスピーディーに取り組んでいるつもりではございます。


○26番(山神生人君)


 そういう取り組みに加えてこの行財政改革推進委員会とか,55委員会の人たちをねやっぱりいろんな意見を出していただいて,盛んに協議していただいて,そして市民総和のそういう話が進めばね,私は是非この改革というのは進むだろうと。よく私もですねいろんなところに行くと「合併せん方が良かったなあ。」とよく言われます。私も一時はそう思いました。正直なところね。だけど,合併して,一時的にはそういうのがあるのが当たり前なんですよ,今までやらなかったことをやるわけですから。うまくいくはずないです,最初からね。それぐらい大変なことですから,何年か後に合併して良かったと言われるためには,やっぱり相当私はそこん所で歯を食いしばってやらんないかんというのはそういうことなんですよね。私も合併も一生懸命頑張った一人ですから,後で後悔しないように徹底してやっぱり改革もやっていかんないかんと。先ほど言いましたように,人を削るだけが改革じゃないんだよと。先ほど「予算はもう収入に合わして」というのがありました。来年の収入に合わして予算を組んだらですね,これは市長吊し上げを食いますよ,市長,ねえ。大変ですよ。だけど,これを少しでも上積みするためには,無駄を排除してもう少し上積みした予算を組めるようにしていかないと私は市民の方も納得しないだろうと思います,ねえ,しないと思いますよ。ある日突然,今年までは良かったけど,来年から何もしないよと言ったら大変なことになると思いますよ。だから,私は急いで早くやるべきだと。それと一つだけ執行部の方たちにお願いをしておきたいと思います。こういういろんな委員会とか,協議会というのがいろいろたくさんできました。是非その辺はですねどういう進行状況なのか。やっぱり現状分析をしながらしていかないと,ややもすると委員会に,さっき言ったように,丸投げでですね,あんまり活動もされてない委員会とか,協議会というのが出てくるのじゃないかなと思いますね。そこらあたりの整理もしながらですね是非有効的にいろんな,このせっかくできた委員会,市民の方たちもこれに選ばれたら,こら頑張らんないかんと思って,意気盛んに思って,この頑張ろうという意思を持ってですねそれに参加していらっしゃる。中には手を挙げてやられる方もいらっしゃったはずですから,そういう方たちがやっぱりより出番がたくさんなるように,より意見をたくさん言えるようなそういう雰囲気づくりをしていただいて是非意見の集約は幅広くやっていただきたい。委員会をつくったからよしとするんじゃなくてね,その中に市長の思いや願いや市長のポリシーをですね,こうありたいというポリシーをそこの中に注入していただいてね,そしてその注入された委員会の方たちがそのこうしないといけないということに対しての思いに近づけるようにやっぱり努力をしていただくことが大事だろうと。そうすればみんな一生懸命頑張るんじゃないかなと,私はそう思うんですよね。是非そういう委員会にあってほしい。そうであればたくさんつくっても結構ですけども,あんまい何々委員会の訳ん分からん,何か最近知らんような委員会もたくさんありますんでね,是非その辺を整理していただきたいです。次の一般質問ではその辺もちょっと私はやってみたいなと思っておりますんので,どうかよろしくお願いします。そこらを含めて市長最後そういうことをやるんだということを,意気込みを一言よろしくお願いいたします。


○市長(前田終止君)


 山神議員から改革に関する,行財政改革に関する多くの方面からご指摘がございました。合併をした。百年に一度というような大きな私どもはお互い経験をし,その歴史的な瞬間にいるわけでございますけれども,こういう時期だからこそですねそれこそしっかり様々な検討がなされて,踏み込むべきこと,決断,勇気を持って前に進むべきことあると思うんですね。ですから,今おっしゃる委員会等がたくさんできていることについてはですねご理解もいただきたいと。しかし,そのできた委員会が魂の込もったいい議論をしてしっかりとした答えを出していく。そして,また,その経過なり,結果なりを皆さん方にまたしっかりお示ししていくこと。これはもう当然にして必要なことだと思っております。また,皆さん方のご指導もよろしきを得ながら,私ども執行部の側もしっかりと市民の声,議会の方々の声を謙虚に聞きながら前に行きたいと思っておりますんで,どうぞよろしくお願いを申し上げます。一緒にキバイもんそ。


○26番(山神生人君)


 市長のその得意なところの一緒にキバイもんそをですね,泥くさいところも一緒にキバイもんそや。以上で終わります。


○議長(西村新一郎君)


 以上で山神議員の一般質問を終わります。これで通告のありました24名の議員の一般質問のすべてが終わりました。次の本会議は28日の予定であります。念のため申し上げますが,28日は10時開会でございますので,間違いのないようにお願いいたします。本日はこれで散会いたします。ご苦労さまでした。


              「散 会  午後 4時14分」