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鹿児島県 薩摩川内市

平成23年  6月 定例会(第2回) 06月13日−01号




平成23年  6月 定例会(第2回) − 06月13日−01号







平成23年  6月 定例会(第2回)



      平成23年第2回薩摩川内市議会会議録(第1日目)

              開会日時 平成23年6月13日 午前10時

              開会場所 薩摩川内市議会議事堂

◯出席議員(34人)

   1番 小田原勇次郎

   2番 大坪幹也

   3番 谷津由尚

   4番 持原秀行

   5番 東 完治

   6番 徳永武次

   7番 山之内 勝

   8番 中島由美子

   9番 江畑芳幸

  10番 宮脇秀隆

  11番 福元光一

  12番 川添公貴

  13番 今塩屋裕一

  14番 新原春二

  15番 宮里兼実

  16番 佃 昌樹

  17番 森永靖子

  18番 井上勝博

  19番 永山伸一

  20番 高橋修二

  21番 福田俊一郎

  22番 池脇重夫

  23番 堀之内盛良

  24番 石野田 浩

  25番 古里貞義

  26番 大田黒 博

  27番 杉薗道朗

  28番 小牧勝一郎

  29番 橋口博文

  30番 瀬尾和敬

  31番 江口是彦

  32番 岩下早人

  33番 上野一誠

  34番 川畑善照

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◯説明のための出席者

  市長       岩切秀雄

  副市長      向原 翼

  副市長      知識博美

  総務部長     石走直伸

  会計管理監    知敷憲一郎

  企画政策部長   永田一廣

  市民福祉部長   中川 清

  農林水産部長   切通幸生

  商工政策部長   田上正洋

  観光交流部長   小柳津賢一

  建設部長     石澤一美

  消防局長     上村健一

  財政課長     上大迫 修

  地域医療対策課長 内 金雄

  教育委員会

  教育長      上屋和夫

  教育部長     田畑逸郎

  水道局

  局長       岩下満志

  上水道課長    前迫浩一

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◯事務局職員出席者

  事務局長     今吉俊郎

  議事調査課長   道場益男

  課長代理     南 輝雄

  議事グループ長  瀬戸口健一

  議事グループ員  上川雄之

  議事グループ員  小島早智子

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◯議事日程

 第1、会議録署名議員の指名について

 第2、会期及び会期日程の決定について

 第3、閉会中の諸般報告について

 第4、陳情第1号 エネルギー産業と共存・共栄する総合研究所立地に関する陳情書(企画経済委員会報告)

 第5、陳情第2号 原発による風評被害への備えについての陳情(原子力発電所対策調査特別委員会報告)

 第6、市民福祉委員会の所管事務調査報告

 第7、原子力発電所対策調査特別委員会調査報告

 第8、議員定数等調査特別委員会調査報告

 第9、報告第1号 専決処分の承認を求めるについて(薩摩川内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)(市長提出)

 第10、報告第2号 専決処分の承認を求めるについて(平成23年度薩摩川内市一般会計補正予算)(〃)

 第11、報告第3号 平成22年度薩摩川内市一般会計繰越明許費繰越計算書(〃)

 第12、報告第4号 平成22年度薩摩川内市一般会計継続費繰越計算書(〃)

 第13、報告第5号 平成22年度薩摩川内市一般会計事故繰越し繰越計算書(〃)

 第14、報告第6号 平成22年度薩摩川内市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書(〃)

 第15、報告第7号 平成22年度薩摩川内市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書(〃)

 第16、報告第8号 平成22年度薩摩川内市漁業集落排水事業特別会計繰越明許費繰越計算書(〃)

 第17、報告第9号 平成22年度薩摩川内市天辰第一地区土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書(〃)

 第18、報告第10号 平成22年度薩摩川内市川内駅周辺地区土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書(〃)

 第19、報告第11号 平成22年度薩摩川内市入来温泉場地区土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書(〃)

 第20、報告第12号 平成22年度薩摩川内市水道事業会計予算繰越計算書(〃)

 第21、議案第65号 薩摩川内市立小学校・中学校条例の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第22、議案第66号 薩摩川内市災害危険区域に関する条例の制定について(〃)

 第23、議案第67号 薩摩川内市公衆浴場施設条例の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第24、議案第68号 平成23年度薩摩川内市一般会計補正予算(〃)

 第25、議案第69号 平成23年度薩摩川内市簡易水道事業特別会計補正予算(〃)

 第26、議案第70号 平成23年度薩摩川内市国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算(〃)

 第27、鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙

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◯本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

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          〜〜〜〜〜〜〜

          午前10時開会

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△開会



○議長(川畑善照) ただいまから、平成23年第2回薩摩川内市議会定例会を開会いたします。

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△開議



○議長(川畑善照) これより、本日の会議を開きます。

 本日の日程は、お手元に配付の議事日程のとおりであります。

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△日程第1、会議録署名議員の指名について



○議長(川畑善照) まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、10番宮脇秀隆議員、11番福元光一議員、12番川添公貴議員を指名します。

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△日程第2、会期及び会期日程の決定について



○議長(川畑善照) 次は、日程第2、会期及び会期日程の決定についてを議題とします。

 今期定例会の会期は、本日から7月8日までの26日間とし、会期中の日程は、お手元に配付のとおりとしたいと思いますが、御異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 御異議なしと認めます。

 よって、今期定例会の会期及び会期日程は、以上のとおり決定いたしました。

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    平成23年第2回薩摩川内市議会定例会会期及び会期日程



月日
曜日
本会議
休会別
内容


6月13日

本会議
付託事件等審査結果報告、議案説明及び一部議案審議


14日

休会
 


15日


総括質疑並びに一般質問通告締切(正午)


16日


 


17日


 


18日


 


19日


 


20日


 


21日


 


22日


 


23日


 


24日

本会議
総括質疑並びに一般質問


25日

休会
 


26日


 


27日

本会議
総括質疑並びに一般質問


28日


総括質疑並びに一般質問、議案説明及び議案等付託


29日

休会
 


30日


(建設水道委員会)(企画経済委員会)


7月1日


(総務文教委員会)(市民福祉委員会)


2日


 


3日


 


4日


(委員会予備日)


5日


 


6日


 


7日


 


8日

本会議
付託事件等審査結果報告及び一部議案審議



                           (会期26日間)

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△日程第3、閉会中の諸般報告について



○議長(川畑善照) 次は、日程第3、閉会中の諸般について報告します。

 3月定例会後における閉会中の諸般については、監査委員からの監査結果報告及び議員の派遣等について、お手元に配付の報告書のとおりであります。

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             閉会中の諸般報告

                 平成23年第2回薩摩川内市議会定例会

1 監査委員の監査結果報告

  平成23年3月30日付 行政監査結果報告

   (借地と契約状況について)

  平成23年3月31日付 例月出納検査結果報告

   (平成23年2月分)

  平成23年5月11日付 例月出納検査結果報告

   (平成23年3月分)

  平成23年6月1日付 定期監査結果報告

   (平成22年度の里支所、里教育課、里診療所、上甑支所、上甑教育課、上甑診療所、上甑バス事業所、鹿島支所、鹿島教育課、鹿島診療所、下甑支所、下甑教育課、下甑手打診療所、下甑長浜診療所、下甑歯科診療所及び下甑バス事業所分)

  平成23年6月7日付 例月出納検査結果報告

   (平成23年4月分)

2 議員の派遣等

 (1)4月28日、平成23年度県政説明会出席のため、川畑議長が鹿児島市へ。

 (2)5月12日、鹿児島県市議会議長会定期総会出席のため、川畑議長が日置市へ。

 (3)5月23日、建設水道委員会現地視察のため、今塩屋委員長及び山之内副委員長並びに瀬尾、杉薗、池脇、高橋及び佃の各委員がさつま町へ。

 (4)5月27日、北さつま農業協同組合第1回通常総代会出席のため、上野副議長がさつま町へ。

 (5)5月30日、社団法人鹿児島県貿易協会通常総会出席のため、川畑議長が鹿児島市へ。

 (6)6月2日、九州市議会議長定期総会出席のため、川畑議長が北九州市へ。

 (7)6月5日、川内川鮎まつり出席のため、上野副議長がさつま町へ。

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△日程第4、陳情第1号 エネルギー産業と共存・共栄する総合研究所立地に関する陳情書



○議長(川畑善照) 次は、日程第4、陳情第1号エネルギー産業と共存・共栄する総合研究所立地に関する陳情書を議題とします。

 本件について、企画経済委員長の報告を求めます。

     [宮脇秀隆企画経済委員長登壇]



◆企画経済委員長(宮脇秀隆) おはようございます。企画経済委員会の付託事件等審査結果報告をいたします。

 1、付託事件。

 陳情第1号 エネルギー産業と共存・共栄する総合研究所立地に関する陳情書。

 2、付託の時期。

 平成23年第1回薩摩川内市議会定例会(3月9日)。

 3、委員会の開催日。

 3月11日、5月20日の2日間であります。

 4、審査の経過及び結論。

 本陳情は、参考人として、陳情者である北鹿児島電源立地地域総合研究所立地推進協議会会長の上園一紀氏に出席要請をし、陳情趣旨について説明を求め、その後、質疑を行い、慎重に審査を行いました。採決の結果、起立少数により不採択とすべきものと決定いたしました。

 以上で報告を終わります。



○議長(川畑善照) ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。

 御質疑願います。

     [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 質疑はないと認めます。

 討論の通告はありませんので、討論はないと認めます。

 採決します。

 採決は起立により行います。

 ここで念のため申し上げます。本陳情に対する委員長の報告は不採択でありますので、本陳情の採択について採決します。

 それでは、本陳情を採択することに賛成する議員の起立を求めます。

     [賛成者起立]



○議長(川畑善照) 起立少数であります。

 よって、本陳情は不採択とすることに決定しました。

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△日程第5、陳情第2号 原発による風評被害への備えについての陳情



○議長(川畑善照) 次は、日程第5、陳情第2号原発による風評被害への備えについての陳情を議題とします。

 本件について、原子力発電所対策調査特別委員長の報告を求めます。

     [小牧勝一郎原子力発電所対策調査特別委員長登壇]



◆原子力発電所対策調査特別委員長(小牧勝一郎) 原子力発電所対策調査特別委員会の付託事件等審査結果報告をいたします。

 1、付託事件。

 陳情第2号 原発による風評被害への備えについての陳情。

 2、付託の時期。

 平成23年第1回薩摩川内市議会定例会(3月9日)。

 3、委員会の開催日。

 3月9日、4月22日の2日間であります。

 4、審査の経過及び結論。

 本陳情は、参考人として、ミツロー事務所代表の森永満郎氏に出席要請をし、陳情趣旨について説明を求め、その後、質疑を行いました。

 審査の結果、「原子力発電所立地による風評被害は市民生活に極めて大きな影響を及ぼすことから、今既にある原子力発電所と向き合っていくためにも、万全の対策を講じるべきである」、「風評に惑わされることなく、市民が放射能・放射線についての正しい知識を持ち、安心して暮らせるようにするため、モニタリングを強化すべきである」、「科学的な測定による正確なデータを開示し、正しく理解することが、風評被害を防ぐ最も重要な方策の一つである」、「1・2号機を抱えており、市民の安心・安全への思いはどこよりも強い」という賛成討論と、「太平橋や上水道取水口付近での放射線測定を求めているが、既に近くでモニタリングを行っている」、「風評被害への対策の必要性は理解するが、1・2号機は安全に運転されている」という反対討論が述べられ、採決の結果、起立多数により採択すべきものと決定いたしました。

 以上であります。



○議長(川畑善照) ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。



◆30番(瀬尾和敬) 2月18日にこの陳情書が提出されましたが、この時点では、私自身、風評被害を話題にすること自体、いたずらに風評被害をあおることになるんじゃないかというふうに考えておりました。

 しかし、3月11日の福島第一原発の事故を受けて、日本としても諸外国に対して、風評被害を払拭すべく努力しており、本市を含む原発立地自治体も当然風評被害対策をとるべきであると認識しております。

 本陳情書は、表題の風評被害への備えという意味においては、福島第一原発により命を吹き込まれた形でよみがえり、私自身、今の状況下では、風評被害対策推進に反対する理由は見当たらないとの思いがあったのも、これは事実であります。

 ただ、陳情書本文をよく見てみますと、川内原発から出る排気と排水を−−毎日放射性物質を放出する原子力発電所があるのは、全国的にも薩摩川内市だけと表示し、あたかも野放図に放射性物質を排出しているような印象を与えているようにも見えるのであります。

 現在、川内原発から出る放射性物質は、原子力基本法にのっとり、法の基準を遵守しておりますし、法定線量以下で処理されているものであります。

 このような文言では、市民に対して誤った情報を提起することになるのではないか。むしろ風評被害をあおることにつながるのではないかというような気がするところであります。

 委員長に質問しますが、委員会として、そのような議論というのはなかったものかどうか、お伺いしたいと思います。



◆原子力発電所対策調査特別委員長(小牧勝一郎) 委員会は、当日、参考人のミツロー事務所代表の森永満郎氏に出席要請をいたしております。

 議論の内容につきましては、基本的には参考人に対する質疑、内容等の説明を求めたものと理解いたしております。そうした理解が中心でありまして、議員間で、あえてそのような議論があったかということになりますと、それはなかったのではないかというふうに理解いたしております。

 基本的には、審査については、それぞれ委員が参考人に対して陳情書の内容について質問するという形式であったと理解いたしております。

 以上であります。



◆30番(瀬尾和敬) この陳情書では、気体廃棄物、液体廃棄物を監視するためのモニタリングポストの新設などを主張しておられるわけでありますが、EPZに基づき、九電や県では、モニタリングステーション、モニタリングポスト、モニタリングポイントなどを設置しており、その測定値は学識経験者の指導と助言を得ながら、検討評価を行った後、広報紙等を使って、定期的に公表されているということになっております。

 福島第一原発の例からもわかるとおり、モニタリングポストなどの設置基準を原発から10キロ圏内であったものをおおむね30キロ圏内、もしくは風向き等も考慮した広範囲に広げることは確実であります。

 また、川内原発から30キロ圏内の市や町と連携して、本市としては情報交換も行っており、ただ単に原発立地のまちだけにとどまらぬ広範囲な危機管理意識が芽生えており、モニタリングポストなどの設置は広く県内にまで広がることと予測されます。

 私の求める風評被害対策は、ただこういうことだけではなくて、例えば本市の、あるいは鹿児島県の農林水産物はかくかくしかじかの検査を経て、このように安全ですというお墨つきを与えるような、そういうものまで考えています。静岡県のある製茶工場のお茶が放射性物質を含んでいた。

     [「議長、質問をさせんな」と呼ぶ者あり]



◆30番(瀬尾和敬) そう報道されましたが、静かにしてください。それこそ風評被害によって静岡県全体のお茶が放射性物質を含んでいるものとして、不買運動が起きるかもしれません。また、日本の養殖ブリが輸出できなくなり、甑島の天然のブリが、それこそ風評被害のあおりを受けて、1匹250円という話を聞いて、愕然としたところであります。風評被害対策を講じるということは当然のことでありますが、本陳情書の意図は、少し狭量であるのではないかという気がします。

 そこで委員長に質問しますが、委員会の採決の際、反対討論、賛成討論が行われたと聞いておりますが、委員長の報告のほかに−−以外にどのような討論があったのか、これをお聞かせいただきたいと思います。



◆原子力発電所対策調査特別委員長(小牧勝一郎) 瀬尾議員にお答えいたします。

 基本的には、討論についてはかくかくしかじかによって賛成・反対という議論だけでありまして、中には当陳情に対して意見・要望とか、いろんなのも出てきたわけですが、それは陳情書に対する意見・要望は、陳情者の趣旨を審査すべき内容でありまして、議論としては、それに当たらないんじゃないかと思います。

 ただ、あえて討論の中で、どういう意見があったかということを述べますと、測定データの公開や広報に当たっては、わかりやすい表現となるよう工夫すべきであるとか、あるいは、福島第一原子力発電所の事故が発生したこの時期に、モニタリングポストをふやすということは、逆に市民の不安をあおることになりかねないことから、設置に留意すべきであると、このような意見は述べられておりました。

 以上であります。



○議長(川畑善照) よろしいですか。質疑は尽きたと認めます。

 これより討論を行います。

 討論の通告は、反対討論が2名、賛成討論が1名であります。

 それでは、東議員の本陳情に反対の討論を許します。

     [5番東 完治議員登壇]



◆5番(東完治) 陳情第2号原発による風評被害への備えについての陳情に反対討論を行います。

 東日本大震災の福島第一原発事故は、放射性物質の外部流出が起き、汚染が広範囲に広がるという最悪の結果となりました。陳情にある風評被害も起き、放射性物質に汚染されていない福島県産や近隣地域の農水産物が売れなくなりました。日本の農水産物というだけで輸入を控える国々も続出しております。風評被害を防ぐには、安全であることの根拠をしっかりと把握して、官民挙げて正しい情報を流していくしかないと考えます。本市に原子力発電所があるというだけで、生活の糧である農産物や水産物が売れなくなることを想像すると、そら恐ろしくなります。

 川内原子力発電所の周囲には、空中放射線の測定局が28局あり、発電所内の排気筒モニター、放水口ポストのデータとともに、リアルタイムで情報を提供しております。積算線量についても、47地点で測定をして、3カ月ごとにデータを公表しており、周辺の魚や海底の土、陸上の農産物についても、寄田・久見崎地区の簡易水道、田海町の浄水場の原水も、高江町の川内川の水も、定期的に放射能の測定が行われております。発電所周辺の魚や農作物、飲料用の原水が安全であることを示すこれらのデータを、お互いに正しく認識することが風評被害を防止することにつながります。

 放射線の測定地点については、防災体制を見直す中で、総合的に再検討せざるを得ないと思いますが、原子力発電所の通常運転時の安全に疑念を抱き、太平橋と上水道取水口付近での放射線の測定を要望する本陳情こそ、反対に風評被害を招くのではと考えます。

 以上のような理由から、本陳情に反対いたします。



○議長(川畑善照) 次に、井上議員の本陳情に賛成の討論を許します。

     [18番井上勝博議員登壇]



◆18番(井上勝博) 陳情第2号原発による風評被害への備えについての陳情に賛成する討論を行うものであります。

 陳情は、川内原子力発電所周辺での放射線測定は不十分であり、ふだんから市民の放射線への理解・認識が必要である、ふだんから飲み水として使用している水道水の放射線測定をすべきであるというものであります。

 陳情の提出日は、2月18日であります。陳情者も、まさか3月11日に東日本大震災が起こり、福島第一原発の未曾有の事故が発生し、その心配が現実のものになるとは思いもしなかったでしょう。

 福島第一原発事故では、水素爆発によってヨウ素131、セシウム137などが一緒に噴出したと考えられております。50キロ離れたところでもヨウ素131が検出されたと報道されております。東京でも3月23日には、東京都葛飾区の金町浄水場の水道水から乳児向けの暫定規制値を超える放射性ヨウ素が検出され、乳児の摂取制限を実施いたしました。

 このようなもとで、どう対処するか、目に見えない放射線は測定器に頼るしかないのであります。

 放射線被害を考える場合には、核分裂物質が核分裂をするときに出す放射線と、核分裂生成物−−ウランやプルトニウムが核分裂した結果、他の元素に変わって放射線を出すものの放射線と区別する必要があります。前者は距離の二乗に反比例して弱くなりますが、後者は、距離とは無関係に、放射性微粒子が風で流されたり、雨や雪となって地域を汚染することになります。

 今、問題になっているのは、内部被曝であります。内部被曝とは、空気、飲料水、食物などで口や鼻から入った微量な放射性物質が体内で放射線を出し続けて、細胞に害を与える結果、がんや白血病などの病気をもたらす現象であります。しかし、弱い放射線の場合は、放射能を吸い込んだ人が必ずしも病気になるわけではなく、確率的に起こるものであります。よって、弱い放射能物質については、過敏にならず、同時にできるだけ体内には入れないという対応になるわけであります。

 陳情は、通常運転時の川内原発が排出している放射性物質が問題にならないのか、川内川河口から塩水が遡上しているのだから、川内原発からの大量の温排水に含まれている放射性物質が水道水に混入するおそれはないのかということを心配しているものであります。福島第一原発事故を通じ、多くの市民が不安を抱き始めているときであります。少なくとも、水道水に混入することがないかどうかは、正しいデータをきちんと報告することによって風評被害や市民の心配を払拭する上で必要なことであると考えるものであります。

 よって、陳情の趣旨は十分に理解できるものであり、賛成するものであります。

 議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(川畑善照) 次に、古里議員の本陳情に反対の討論を許します。

     [25番古里貞義議員登壇]



◆25番(古里貞義) 今回の陳情第2号原発による風評被害への備えについての陳情に対し、反対の討論を行います。

 今回の陳情は、3月11日に起こりました東日本大震災により、地震、津波等で壊滅的な被害を受けた福島第一原子力発電所の放射能漏れによる被害が深刻化する中での陳情審査となり、委員各位が日ごろ以上に緊張感を持って審査に臨んだ案件でありました。

 審査に当たっては、委員長報告どおり、陳情者を参考人としてお呼びし、趣旨説明を受けました。

 陳情書の要旨としては、風評被害への備えとして、太平橋、上水道取水口付近での水質と大気の放射線測定を要望するものであり、参考人としての趣旨説明においても同様であり、加えて、原発付近から遡上した放射能を含んだ水を飲んでいるということが頭から抜けないので、太平橋、上水道取水口付近で川底の水質を調べて、市役所、支所のテレビモニターで随時わかるように報告してほしいということでした。

 そして、参考人は、今回の陳情は、東日本大震災とは全然別に、何もないときに審議してほしかったとつけ加えられております。

 次に、委員各位の質問に対しても、参考人は、何度もまず確認だが、陳情を出したのは東日本大震災とは全く別なものと、東日本大震災に関連づけての質問に否定をされておられました。

 また、委員の測定地を多くふやすべきではとの質問に、測定地点は多いほうがよいが、とりあえず太平橋、上水道取水口付近に2カ所つくってほしいと述べられております。

 私も確認のために、参考人に、太平橋、上水道取水口付近に2カ所つくってほしいと述べられておりますが、太平橋には水質の測定地点はありませんが、市役所の隣に監視センターがあり、大気は測定されております、上水道取水口は、塩水遡上のため、田海の浄水場と東郷中の2カ所にあり、田海の浄水場に水質の測定点があり、東郷中のところに大気の測定点があり、2地点4測定地中3測定をしていると伝えてみましたが、参考人におかれては、市役所のロビーでテレビ画面に太平橋と上水道取水口の状態がいつでも見られるようにしてほしいというのが今回の陳情の目的であるという回答でありました。

 ここで、陳情書について考えてみたいと思います。

 請願書は、議員の紹介があって提出されるものであり、陳情書は議員の紹介がないものであり、通常、請願と同様の取り扱いをいたします。ある説明書にもありますが、審議の対象はあくまでも陳情書の原本であることは言うまでもないということであります。時節柄、議員の思いも載せてと考えるのも無理のないことと思ったりもしますが、請願・陳情の審査は、委員の心情を加えることではなく、陳情者の思いを判断することが議会の審査であります。

 以上の審査結果から、陳情者の言われる太平橋、上水道取水口付近での水質と大気の放射線測定の要望は、2地点4測定地中3測定がされており、ベストとは言えないけれども、よりベターということで、今回の陳情第2号原発による風評被害への備えについての陳情に反対するところであります。

 議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。

 なお、今回の東日本大震災において、福島第一原子力発電所の被害の重大さから、4月22日、官房長官記者会見において、計画的避難区域、緊急時避難準備区域の設定が発表になり、福島第一原子力発電所より20キロ以内は避難指示、20キロから30キロ圏内は緊急時避難準備区域、ただし、福島第一原子力発電所より北西部に位置する20キロ以上の飯舘村、川俣町、葛尾村、浪江町、南相馬市の一部は、事故から1年の期間内に積算線量が20ミリシーベルトに達するおそれがあるため、住民等におおむね1カ月を目途に、別の場所に計画的に避難を求める計画的避難地域に設定され、今、2カ月がたとうとしております。

 今回の東日本大震災の福島第一原子力発電所の被害を教訓に、原子力安全神話の崩壊を受け、想定外の深刻な放射能汚染の状態が報道される中、国による原子力施設等防災対策、防災指針改定案を見守りながら、川内原発におけるモニタリングポイントの場所、20キロ以上、2カ所あるんですけれども−−20キロ付近があるのは阿久根市民会館、25キロ付近で里支所しかないんですけれども−−のことや、風向きや山の起伏を考えた測定ポイントの設定を含め、今後、議会としてどのような対策をとるべきか、情報を十分にキャッチしながら進めていくべきと考えるところであります。

 以上であります。



○議長(川畑善照) これで討論を終わります。

 採決します。

     [「議長」と呼ぶ者あり]



◆9番(江畑芳幸) 採決に当たっては、記名投票でお願いしたい。



○議長(川畑善照) それでは、ただいま江畑議員から記名投票によられたいとの要求がありますが、この要求の成立には、会議規則第70条第1項の規定により3人以上の議員の要求が必要でありますので、起立により確認を行います。

 この記名投票の要求に対して、江畑議員を含め賛同する議員の起立を求めます。

     [賛成者起立]



○議長(川畑善照) 起立は3名以上であります。

 よって、起立者が所定の人数に達しましたので、記名投票の要求は成立しました。

 これより、本陳情を採決します。

 この採決は記名投票により行います。

 議場の閉鎖を命じます。

     [議場閉鎖]



○議長(川畑善照) 投票札を配付します。

     [投票札配付]



○議長(川畑善照) 投票札の配付漏れはありませんか。

     [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 配付漏れはないと認めます。

 ただいまの出席議員数は33人であります。

 投票札置場を点検します。

     [投票札置場点検]



○議長(川畑善照) それでは、本陳情を可とする、すなわち本陳情に賛成の議員は白票を、本陳情を否とする、すなわち本陳情に反対の議員は青票を、点呼に応じて順次投票願います。

     [事務局職員点呼により投票]

     1番 小田原勇次郎議員

     2番 大坪幹也議員

     3番 谷津由尚議員

     4番 持原秀行議員

     5番 東 完治議員

     6番 徳永武次議員

     7番 山之内 勝議員

     8番 中島由美子議員

     9番 江畑芳幸議員

    10番 宮脇秀隆議員

    11番 福元光一議員

    12番 川添公貴議員

    13番 今塩屋裕一議員

    14番 新原春二議員

    15番 宮里兼実議員

    16番 佃 昌樹議員

    17番 森永靖子議員

    18番 井上勝博議員

    19番 永山伸一議員

    20番 高橋修二議員

    21番 福田俊一郎議員

    22番 池脇重夫議員

    23番 堀之内盛良議員

    24番 石野田 浩議員

    25番 古里貞義議員

    26番 大田黒 博議員

    27番 杉薗道朗議員

    28番 小牧勝一郎議員

    29番 橋口博文議員

    30番 瀬尾和敬議員

    31番 江口是彦議員

    32番 岩下早人議員

    33番 上野一誠議員



○議長(川畑善照) 投票漏れはありませんか。

     [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 投票漏れはないと認めます。

 投票を終了します。

 議場の閉鎖を解きます。

     [議場開鎖]



○議長(川畑善照) これより、開票を行います。

 立会人に8番中島由美子議員、9番江畑芳幸議員を指名します。

 両議員の立ち会いを願います。

 それでは、開票いたします。

     [開票]



○議長(川畑善照) 投票総数32票、棄権1票、合計33票。

 これは、先ほどの出席議員数に一致しております。

 そのうち、

  賛成10票

  反対22票

 以上のとおり、反対が多数であります。

 よって、本陳情は不採択とすることに決定しました。

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     [投票の結果]

 投票総数33票

 投票中 可とするもの 白票 10名

     否とするもの 青票 22名

     棄権         1名

     [記名投票結果]

 白票(賛成)を投じた議員

     1番 小田原勇次郎

     4番 持原秀行

     8番 中島由美子

     9番 江畑芳幸

    15番 宮里兼実

    16番 佃 昌樹

    18番 井上勝博

    21番 福田俊一郎

    27番 杉薗道朗

    31番 江口是彦

 青票(反対)を投じた議員

     2番 大坪幹也

     3番 谷津由尚

     5番 東 完治

     6番 徳永武次

     7番 山之内 勝

    10番 宮脇秀隆

    11番 福元光一

    13番 今塩屋裕一

    14番 新原春二

    17番 森永靖子

    19番 永山伸一

    20番 高橋修二

    22番 池脇重夫

    23番 堀之内盛良

    24番 石野田 浩

    25番 古里貞義

    26番 大田黒 博

    28番 小牧勝一郎

    29番 橋口博文

    30番 瀬尾和敬

    32番 岩下早人

    33番 上野一誠

 棄権した議員

    12番 川添公貴

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△日程第6−日程第8、各委員会の調査報告



○議長(川畑善照) 次は、日程第6から日程第8までの各委員会の閉会中の調査報告3件を一括議題とします。

 まず、市民福祉委員会委員長の報告を求めます。

     [森永靖子市民福祉委員長登壇]



◆市民福祉委員長(森永靖子) 市民福祉委員会より所管事務調査報告をいたします。

 平成23年6月13日。

 薩摩川内市議会市民福祉委員会。

 委員長 森永靖子。

 1、委員会の開催日。

 5月17日。

 2、産業廃棄物管理型最終処分場について。

 公共関与による産業廃棄物管理型最終処分場の整備に係る経過、国庫補助金の申請状況、連絡協議会での協議内容、廃棄物処理法に基づく設置許可の経過、環境保全協定書の締結、地元自治会の状況等について、当局から報告を受けました。

 なお、大原野自治会を退会した住民が設立した東大谷自治会の連絡協議会への参加及びこれに伴う自治会活動等支援金の取扱いについての質疑があり、東大谷自治会の連絡協議会への参加については自治会の判断であるが、鹿児島県環境整備公社も東大谷自治会に対して説明を行うことにしており、協議の枠組みの中には当然含まれるべきであるということ、自治会活動等支援金の取扱いについては、現在、鹿児島県及び鹿児島県環境整備公社において検討中である旨の答弁がありました。

 3、介護保険事業について。

 平成23年度中に第5期介護保険事業計画が策定されることから、介護保険事業の運営状況について、当局から報告を受けました。

 なお、介護給付費、施設整備、一人暮らし高齢者、待機者及び認定率と介護保険料の関係についての質疑があり、介護給付費準備基金を繰り入れることにより、現在の介護保険料は低く設定されていること、また、第5期介護保険事業計画を策定する中で、介護サービスや施設整備などの今後の見込みを明らかにしながら、介護保険料を検討していく旨の答弁がありました。

 また、調査の過程において、甑島地域の介護サービス体制を検討するとともに、介護保険事業の将来像を明らかにしながら、各世代の理解が得られるよう、広報・啓発に努められたい旨の要望がありました。

 以上で報告を終わります。



○議長(川畑善照) ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。

 御質疑願います。

     [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 質疑はないと認めます。

 これで、市民福祉委員会の報告を終わります。

 次は、原子力発電所対策調査特別委員会委員長の報告を求めます。

     [小牧勝一郎原子力発電所対策調査特別委員長登壇]



◆原子力発電所対策調査特別委員長(小牧勝一郎) 原子力発電所対策調査特別委員会の調査結果報告をいたします。

 1、委員会の開催日。

 4月12日、22日の2日間であります。

 2、川内原子力発電所の安全対策に関する調査。

 (1)現地視察。

 4月12日に川内原子力発電所の現地視察を行い、福島第一・第二原子力発電所事故を踏まえた緊急安全対策訓練の調査を行いました。

 まず初めに、川内原子力総合事務所から、福島第一・第二原子力発電所事故を踏まえた緊急安全対策の実施状況及び訓練の概要について説明を受けました。

 その後、地震発生後の津波の影響により、全交流電源、海水冷却機能、使用済燃料ピットの冷却機能が喪失したとの想定で、原子力訓練センターの運転シミュレータを用いた全交流電源喪失時の運転操作対応訓練、発電所構内における高圧発電機車による電源供給訓練及び仮設ポンプによる冷却水供給訓練の実施状況を確認いたしました。

 (2)川内原子力発電所の運転状況等について。

 当局から、1・2号機は、それぞれ通常運転中であり、気体廃棄物及び液体廃棄物の放出量は年間放出管理目標値を下回っていること、固体廃棄物の貯蔵率は51.3%であること、使用済燃料の貯蔵率は54.9%であること、法に基づき国へ報告を要する事象等は該当がないことの報告を受けました。

 なお、審査の過程において、使用済燃料がこのまま搬出できない場合の保管可能期間についての質疑があり、九州電力(株)においては、今後の発生量にもよるが、2020年ごろまでは保管可能であるものの、貯蔵容量を増やすための更なるリラッキング等は考えていないことから、中間貯蔵施設の検討もしているとの情報もある旨の答弁がありました。

 (3)福島第一原子力発電所の事故概要及び川内原子力発電所における緊急安全対策について。

 当局から、国や報道からの情報等をもとに取りまとめた東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故概要についての説明があり、1号機から6号機までのそれぞれについて、炉心の状態、格納容器の状況、その他の状況及びINES評価の報告を受けました。また、川内原子力発電所正門西及び1号機原子炉格納容器排気筒において、ごく微量の放射性物質(ヨウ素131)が検出されたが、川内原子力発電所のプラント状況に異常はないこと、全国的に各地で同じ放射性物質が検出されていることから、本事象は当該発電所に起因したものではなく、ごく微量であることから健康への影響はないとの報告を受けました。

 次に、地震及び津波に対する川内原子力発電所の状況について説明があり、海抜13メートルに立地する当該発電所においては、基準地震動最大加速度540ガル、最も大きい津波を3.7メートルと想定しており、平成18年に改訂された耐震設計審査指針と新潟県中越沖地震を踏まえた知見に基づき調査した結果、耐震安全性は適切に評価されているとの国の評価を受けていることの報告を受けました。

 また、福島第一・第二原子力発電所事故を踏まえての川内原子力発電所における緊急安全対策について説明があり、経済産業大臣からの指示により、津波により三つの機能(全交流電源、海水冷却機能、使用済燃料ピットの冷却機能)の全てを喪失した場合を想定し、炉心及び使用済燃料の損傷や放射性物質の放出を抑制し、冷却機能を確保できるよう、高圧発電機車、仮設ポンプ及びホースの配備等の緊急安全対策を実施したこと、緊急時の手順書策定、緊急安全対策訓練、機器・設備の点検及び重要機器エリアの水密性向上等の対策を実施したこと、今後も更なる安全性向上を図ること、並びに、原子力安全・保安院からの指示により、原子炉施設保安規定の変更認可申請を行った旨の報告を受けました。

 なお、審査の過程において述べられた意見・要望の概要は、次のとおりであります。

 ア、福島第一・第二原子力発電所事故への対応においては、東京電力(株)と原子力安全・保安院の責任分担ができておらず、このことが国民の不信感を招く要因の一つとなっていることから、他の立地自治体と連携し、改善を要望されたい。

 イ、東日本大震災の被災地では、地震や津波によりオフサイトセンターが機能停止になっているところがあることから、本市にあるオフサイトセンターや防災センターが災害時に機能停止になることがないよう、可能な対策を早急に講じられたい。

 ウ、原子力防災計画及び原子力防災訓練の見直し、隣接自治体との連携強化等、原子力防災体制の抜本的見直しに取り組まれたい。

 エ、福島第一原子力発電所の事故では、沸騰水型炉ならではの事象も発生したことから、沸騰水型炉と加圧水型炉の違いを分かりやすく説明し、情報公開に努められたい。

 以上であります。



○議長(川畑善照) ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。

 御質疑願います。

     [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 質疑はないと認めます。

 これで、原子力発電所対策調査特別委員会の報告を終わります。

 次は、議員定数等調査特別委員会委員長の報告を求めます。

     [石野田浩議員定数等調査特別委員長登壇]



◆議員定数等調査特別委員長(石野田浩) 議員定数等調査特別委員会の調査報告を申し上げます。

 1、委員会の開催日。

 2月15日、3月30日、4月27日、5月18日、6月6日の5日間であります。

 2、議員定数に関する調査。

 (1)検討の進め方について。

 調査を進めるに当たって、まず、議会改革特別委員会で検討された議員定数の改正の取扱い、地区コミュニティ協議会との意見交換会で出された議員定数に関する主な意見・要望、県内や類似団体の議員定数の状況、議員定数の上限数撤廃に係る地方自治法の改正の動きについて確認をいたしました。

 その後、調査の進め方として、市民意見の聴取の方法等について検討を行いました。

 検討の結果、議会基本条例の規定に基づいて必要な調査を行うこととし、参考人を招致して、議員活動の評価等に関する意見を聴くことといたしました。また、定数案を取りまとめた際には、その素案についてパブリックコメントを実施していくことといたしました。

 (2)議員活動の評価等に関する参考人招致について。

 参考人については、地区コミュニティ協議会、商工団体、農林水産団体の代表、学識経験者等を招致することといたしました。

 (3)定数素案の検討について。

 定数素案を検討していくため、地方自治法上の議員定数の規定、条例を制定する場合の期限、選挙区の取扱い、議員削減に係る直接経費の試算、市民の意見聴取に係る類似団体等の事例、議員活動の評価方法に関する他市の事例等について調査を行うとともに、それぞれの会派の意見を確認いたしました。

 今後においては、会派の意見及び参考人の意見を参考にしながら、平成22年国勢調査の速報値を基にした、改正前の地方自治法の法定上限数の範囲内において、現在の定数を削減する方向で定数素案を検討していくことといたしました。

 3、議員報酬に関する調査。

 議員報酬の改定に当たっての市議会としての意見の反映方法、人事院勧告に伴う議員報酬改定の取扱いに係る調査は、議員定数に関する調査を終えた後に検討することといたしました。

 以上であります。



○議長(川畑善照) ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。

 御質疑願います。

     [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 質疑はないと認めます。

 これで、議員定数等調査特別委員会の報告を終わります。

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△日程第9、報告第1号 専決処分の承認を求めるについて



○議長(川畑善照) 次は、日程第9、報告第1号専決処分の承認を求めるについてを議題とします。

 当局の報告説明を求めます。



◎総務部長(石走直伸) 報告第1号でございます。

 薩摩川内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。

 報告つづりの1−1ページをお開きください。

 報告第1号専決処分の承認を求めるにつきまして、御説明申し上げます。

 平成23年3月31日、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分をいたしましたので、これを議会に報告し、承認を求めるものでございます。

 1−3ページをお開きください。

 専決処分いたしました理由でございます。

 地方税法施行令の一部を改正する政令が平成23年3月30日に公布されたことに伴いまして、国民健康保険税の基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額に係る課税限度額の引上げについて所要の規定の整備を早急に図る必要が生じました。これにつきましては、特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がございませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定によりまして専決処分したものでございます。

 改正の概要につきまして、御説明申し上げます。

 次のページの1−4でございます。

 改正の概要でございます。

 (1)でございます。第2条第2項及び第28条関係で、基礎課税額に係る課税限度額を50万円から51万円に引き上げたものでございます。

 (2)でございます。同条第3項及び第28条関係で、後期高齢者支援金等課税額に係る限度額を13万円から14万円に引き上げたものでございます。

 (3)でございます。同条第4項及び第28条関係で、介護納付金課税額に係る課税限度額を10万円から12万円に引き上げたものでございます。

 大きな2番でございますが、施行期日等につきましては、平成23年4月1日から施行するものでございます。

 以上で報告を終わります。よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。



○議長(川畑善照) ただいま当局の報告説明がありましたが、ここでお諮りします。

 本件は、委員会付託を省略し、本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 御異議なしと認めます。

 よって、本件は、委員会付託を省略することに決定しました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑願います。



◆18番(井上勝博) 今回の限度額引き上げによる影響額、そして影響世帯、その割合についてお尋ねいたします。



◎総務部長(石走直伸) 影響額でございます。全部で約1,100万の影響が増の分になると考えております。

 また、その対象者数ですが、医療分につきまして189世帯、支援分につきまして246世帯、介護分につきまして335世帯、合計で770世帯でございますが、全世帯の比率でいきますと、約4.6%でございます。

 以上でございます。



○議長(川畑善照) ほかにないですか。

     [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 質疑は尽きたと認めます。

 討論はありませんか。

     [18番井上勝博議員登壇]



◆18番(井上勝博) 専決第1号薩摩川内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、承認に反対するものであります。

 これまで限度額は平成21年度が69万円、平成22年度が73万円と引き上げられ、今回、77万円にするものであります。これによる増収分は1,100万、これは全体の税収10億3,000万の約1%にすぎません。また、一方で世帯数は全体の4.6%が影響を受けるというものになります。

 厚生労働省は、これまで国民健康保険税の負担限度額は上限額を超える世帯が全体の4%になるようにと設定してきました。しかし、これまでどおりの考え方では、中間所得者層の負担が重くなるとして、平成22年度から設定方法が変えられ、高所得者の負担を重くするとして協会けんぽの上限額まで段階的に引き上げるとされています。

 協会けんぽの負担限度額は、平成22年度で93万円、介護納付金分を加えると108万円であります。つまり、最大108万円まで引き上げようというのであります。もともと国民健康保険加入者の中で高所得者の占める割合は小さなものであり、本来、賦課限度額は資産処分など一時的に所得がふえたときに国民健康保険税がはね上がるのを防ぐために設けられているものであります。国民健康保険税の過重な負担そのものを解決するために、国の負担引き上げこそ求められることを表明し、承認に反対するものであります。



○議長(川畑善照) ただいま、本件に反対の討論でありました。

 次に、本件に賛成の討論はありませんか。

     [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 次に、反対の討論はありませんか。

     [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 討論は尽きましたので、これで討論を終わります。

 採決します。

 本専決処分を報告のとおり承認することに、賛成する議員の起立を求めます。

     [賛成者起立]



○議長(川畑善照) 起立多数であります。

 よって、本専決処分は、報告のとおり承認されました。

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△日程第10、報告第2号 専決処分の承認を求めるについて



○議長(川畑善照) 次は、日程第10、報告第2号専決処分の承認を求めるについてを議題とします。

 当局の報告説明を求めます。



◎財政課長(上大迫修) 財政課でございます。

 報告第2号専決処分の承認を求めるについて、御説明申し上げます。

 報告書つづりを準備いただきまして、2−1ページをごらんください。

 報告第2号は、平成23年4月21日付、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものであります。

 では、別冊となっております薩摩川内市一般会計予算書、予算に関する説明書(第1回補正)の1ページをごらんください。

 専決の理由は、東日本大震災の被災地及び被災者への支援に係る所要の経費を予算措置する必要が生じたものであります。

 次に、2ページをごらんください。

 本案の内容でございます。

 平成23年度薩摩川内市の一般会計補正予算は、第1条において、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億94万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ515億2,094万7,000円とするものであります。

 次に、15ページの歳出(目的別)の表をごらんください。

 今回専決の具体的な内容について、御説明いたします。

 まず、民生費では、東日本大震災救助費において、被災者受け入れに係る経費として、被災地からの移動費、生活必需品購入費、ゼロ歳児から18歳までの子ども支援に要する経費のほか、市営住宅、雇用促進住宅への入居に伴う電気・ガス料金を市が全額負担するための経費を措置しております。

 次に、消防費では、被災市町村に対する人的支援として、職員派遣に要する旅費、被災地への移動に伴う高速料金、燃料費、休日等に生じる時間外勤務手当のほか、被災地に対する義援金並びに支援物資の搬送経費を措置しております。

 次に、歳入について御説明いたしますので、14ページの歳入の表をごらんください。

 今回の専決では、被災地への義援金を除く復興支援及び被災者受け入れに要する経費において、2分の1相当額の財源として、特別交付税を増額したほか、残る財源として、全額を財政調整基金繰入金として増額しております。

 以上で、報告第2号専決処分の承認を求めるについての報告を終わります。よろしく御承認賜りますようお願いいたします。



○議長(川畑善照) ただいま当局の報告説明がありましたが、ここでお諮りします。

 本件は、委員会付託を省略し、本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 御異議なしと認めます。

 よって、本件は、委員会付託を省略することに決定いたしました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑願います。

     [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 質疑はないと認めます。

 討論はありませんか。

     [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 討論はないと認めます。

 採決します。

 本専決処分を報告のとおり承認することに御異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 御異議なしと認めます。

 よって、本専決処分は、報告のとおり承認されました。

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△日程第11、報告第3号−日程第20、報告第12号



○議長(川畑善照) 次は、日程第11、報告第3号から日程第20、報告第12号までの報告10件を一括議題とします。

 これらの報告10件については、平成22年度薩摩川内市一般会計ほか、6特別会計及び水道事業会計の繰越計算書によって報告されております。

 御了承願います。

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△日程第21、議案第65号−日程第26、議案第70号



○議長(川畑善照) 次は、日程第21、議案第65号から日程第26、議案第70号までの議案6件を一括議題とします。

 ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許します。

     [岩切秀雄市長登壇]



◎市長(岩切秀雄) 平成23年第2回市議会定例会の開会に当たり、現時点における諸報告と所信の一端を申し上げますとともに、このたび提案いたしました補正予算案等の概要を御説明し、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 まず、3月11日に東北地方で発生しました未曾有の大地震と大津波、さらには原子力発電所事故につきましては、第1回市議会定例会の閉会挨拶でも述べさせていただきましたが、改めて亡くなられた方々の御冥福を衷心よりお祈りいたしますとともに、避難生活を余儀なくされておられる方々に心よりお見舞い申し上げます。また、いまだ行方不明の方も多く、心の痛む思いであります。

 本市におきましては、前回報告いたしました支援のほか、義援金の送付や保健師等の職員派遣、本市に避難される方の受入れなど、被災地並びに被災者の支援に全力を挙げて取り組んでいるところです。1日も早い被災地の復興を強く念じております。

 今回の地震は、マグニチュード9.0という日本における観測史上最大のもので、福島第一原子力発電所においては、放射性物質の放出など、国際原子力・放射線事象評価尺度レベル7という非常に憂慮すべき深刻な事故が発生し、いまだ収束が見えない状況であります。既に報告いたしました九州電力株式会社への要請の後、全国原子力発電所所在市町村協議会においても、緊急安全対策の実施や原因究明等について国に緊急要請いたしました。先般の県市長会と九州及び全国市長会の中でも、原子力発電所の安全対策に関する緊急決議が採択されたところであります。

 また、東日本大震災を受け、市民の皆様の安全・安心を確保するため、地震後の津波対策及び原子力防災について、防災計画の変更などの対応が必要であります。

 津波対策につきましては、これまで、地域防災計画において避難等の明確な基準を定めていなかったことから、先般の防災会議において、津波災害防止対策の規定のほか、津波に対する避難勧告及び避難指示の具体的な基準等を規定する見直し案を決定していただいたところです。沿岸地域における避難訓練のほか、今後、市内各要所に海抜及び海岸からの距離を表示することにより、津波に対する市民の防災意識を高めるソフト面の取組とともに、防災行政無線の屋外拡声子局の沿岸部への追加設置及び戸別受信機の全世帯設置に向けたハード面の整備も計画どおり進めて参ります。

 一方、原子力防災につきましては、本市が中心となり、川内原子力発電所から30キロ圏内の6市2町と連携し、安全対策や防災計画について意見を交わす「川内原子力発電所に関する連絡会」を立ち上げ、第1回目の会議を先月31日に開催したところであり、今後、継続して情報交換を行って参ります。併せて、国・県に対しまして、複合災害を考慮した原子力防災計画について、早期に提示していただくよう要請して参ります。

 なお、現在、被害は出ておりませんが、原子力発電所に起因する農林水産物等の風評被害につきましては、正確な情報を提供し続けることが最善であると考えます。

 川内原子力発電所につきましては、3号機増設を凍結すべきとの声もありますが、私はまず、1・2号機の安全対策に万全を尽くすことが重要であり、3号機に関しましては、国における福島第一原子力発電所の事故の原因究明や安全基準の見直し、さらには、国のエネルギー政策の見直し等の推移を見守りたいと考えております。

 さて、国に目を向けますと、国難とも言える東日本大震災への迅速かつ適切な対応が求められる中、4月28日に、「国と地方の協議の場に関する法律」など地域主権改革関連3法案が成立いたしました。特に、国と地方の協議の場の法制化は、地方の長年の悲願であり、今後、国と地方の実効ある対話を積み重ね、効果的な施策が進められることを強く期待しているところであります。

 経済社会情勢につきましては、先月政府が発表した月例経済報告によりますと、「景気は、東日本大震災の影響により、このところ弱い動きとなっている」と厳しい判断であります。そのような中、本市における今年4月の有効求人倍率は、0.49で対前年比0.06ポイント回復しております。活発な経済活動を通じ、九州の元気と力を日本全国に発信することこそ、日本の景気浮揚、ひいては東日本の支援につながるものと確信しております。

 観光につきましては、九州新幹線全線開業と同時に、一挙に本市を売り込もうと期待しておりましたが、大震災の影響により厳しい状況となりました。しかし、新たな観光船「かのこ」の乗船者数が順調に伸びており、旅行会社の団体ツアー等による甑島航路の乗客数が大幅に増え、例年の夏のピーク並みの乗客数が持続しております。今後も、更なるシティセールスを図って参ります。

 川内甑島航路につきましては、甑島航路改善計画の決定に伴い、今年4月、甑島において住民説明会を開催し、来年4月からのコミュニティバスの運行に併せ島内寄港地を集約することや高速船の老朽化に伴う新船建造、川内港への移設などについて説明したところでありますが、寄港地集約に一部、御理解を得られていない地域がありますので、今後更に御理解を求めて参りたいと考えております。現在、新船建造や港湾整備などについて関係機関との協議を進めており、平成26年春には新船が就航できるよう全力で取り組んで参ります。

 ところで、平成22年度の各会計の決算につきましては、5月31日に出納閉鎖となり、一般会計の実質収支で18億9,218万9,000円、16の特別会計の実質収支の合計額で7億2,366万1,000円の剰余となりました。全ての会計において、健全な財政運営を堅持でき、今後の安定運営に必要な実質収支を確保できましたことを御報告申し上げます。これも議員各位の御協力の賜物であり、厚く御礼申し上げます。

 次に、補正予算について御説明いたします。

 本年は、原則予算補正しない方針に基づき、年間の所要経費を計上する「年間予算」として編成したところでありますが、今回の補正予算は、「特定離島ふるさとおこし推進事業」など当初予算審議以降、県補助の内示を受けたものについて、事業実施上、補正する必要が生じたものであります。

 まず、一般会計につきましては、歳入歳出それぞれ2億4,301万8,000円を増額し、予算総額を517億6,396万5,000円としたところであります。

 主な補正内容は、「特定離島ふるさとおこし推進事業補助金」を活用した農林水産業振興に資する経費、市民生活の利便性向上のための道路整備事業、市民生活の安全を守るための河川改修事業や消防資機材整備事業などの所要経費を新たに計上するほか、一部の事業について事業内容の変更を行うとともに、県から追加補助内示のあった地域子育て支援拠点環境改善事業及び中学校に配置しますスクールソーシャルワーカー活用事業に係る経費についても新たに計上するものであります。また、歳入において、補助事業の内示による県支出金及び採択事業の財源調整による市債の増額調整等を行っております。

 特別会計につきましては、簡易水道事業特別会計及び国民健康保険直営診療施設勘定特別会計において、「特定離島ふるさとおこし推進事業補助金」の内示による所要の経費の増額調整を行うこととし、特別会計全体の補正額は6,113万8,000円となっております。

 なお、今定例会におきましては、補正予算案のほか、薩摩川内市立小学校・中学校条例の一部を改正する条例案を始めとする各議案について、御審議をお願いしておりますが、会期中に、工事請負契約に係る議案等を追加提案する予定といたしておりますので、御了承を賜りたいと存じます。

 提案いたしました各議案等の細部につきましては、主管部・課長から説明させますので、何とぞ慎重なる御審議を賜りますようお願い申し上げます。

 最後に、東日本大震災の発生は、我が国の経済政策や行財政運営に大きな影響を与えつつあります。本格復興へ向けた本年度の2次補正、また、これに続く来年度予算での地方財政対策や地域自主戦略交付金、いわゆる「一括交付金」における継続事業の必要枠の確保や条件不利地域等を踏まえた配分等の動きを全ての地方自治体は注視せざるを得ません。本市においても、状況次第では、検討していた事業に加え、現在準備及び展開中の事業につきましても見直しを迫られることも想定しなければならないのではと危惧しております。残念ながら、3月12日の九州新幹線全線開業後、本市の飛躍的発展に向けて、期待どおりのスタートはできませんでした。しかし、ピンチだからこそ、これをチャンスと捉え、また、「大変だから大きく変えられる」との信念に基づき、職員一丸となって最少の経費で最大の効果を挙げるために知恵を絞り、積極果敢に可能な事業に取り組んで参りますので、議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。

 大変ありがとうございました。



○議長(川畑善照) 引き続き、提出議案の概要説明に入ります。

 日程に従い、順次当局の説明を求めます。

 まず、議案第65号について。



◎教育部長(田畑逸郎) 議案つづりその1、65−1ページをお開きください。

 薩摩川内市立小学校・中学校条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明いたします。

 児童数及び生徒数の減少に対応し、集団生活を通じた学習効果の向上と良好な教育環境の確保を図るため、薩摩川内市立滄浪小学校、薩摩川内市立寄田小学校及び薩摩川内市立高城西中学校を廃止しようとするものであります。

 これが本案提出の理由でございます。

 よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(川畑善照) 次に、議案第66号について。



◎建設部長(石澤一美) 同じく66−1ページをお開きください。

 議案第66号薩摩川内市災害危険区域に関する条例の制定について。

 提案理由でございますが、中ほどに記載しておりますけれども、これまでの状況を踏まえ、少し説明をさせていただきます。

 平成18年7月の鹿児島県北部豪雨災害を受けまして、市内8カ所におきまして、川内川激甚災害対策特別緊急事業がこれまで実施されてまいりました。

 このうち3カ所につきましては、輪中堤方式により住家等を取り囲む形態で堤防の整備がなされております。

 しかしながら、堤防の外側におきましては、依然として浸水の危険性が残されております。

 今回の条例案につきましては、輪中堤の外側の区域のうち、所定の高さ以下の土地の区域を災害危険区域として、建築基準法第39条の規定に基づき条例で定め、建築制限をかけようとするものでございます。

 以上で説明を終わります。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。



○議長(川畑善照) 次に、議案第67号について。



◎水道局長(岩下満志) 同じく、議案つづりの67−1ページをお開きください。

 議案第67号薩摩川内市公衆浴場施設条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。

 薩摩川内市黒木温泉公衆浴場に係る泉源の湯量減少に伴い、当該施設における普通入浴料並びにその回数券及び月極券について、新たに必要となる加温及び加水に伴う経費の増大等を勘案し、指定管理者が市の承認を得て利用料金として定めることのできる限度額を引き上げようとするものであります。

 これが本案提出の理由であります。

 よろしく御審議賜りますようお願いいたします。



○議長(川畑善照) 次に、議案第68号について。



◎財政課長(上大迫修) 財政課でございます。

 議案第68号平成23年度薩摩川内市一般会計補正予算について、御説明申し上げます。

 別冊の平成23年度薩摩川内市各会計予算書、予算に関する説明書(第2回補正)の1ページをごらんください。

 まず、提案理由でございます。

 歳入については、県支出金、繰入金及び市債を増額し、歳出については、特定離島道路整備事業費、特定離島河川整備事業費、常備消防車両等購入費等を増額するとともに、恐竜化石活用事業費を減額するほか、地方債の変更をする必要があります。

 これが本案提出の理由であります。

 次に、2ページをお開きください。本案の内容であります。

 平成23年度薩摩川内市一般会計補正予算は、第1条において、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億4,301万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ517億6,396万5,000円とし、第2条、地方債の補正において、限度額の変更を行おうとするものであります。

 次に、49ページの歳出(目的別)の表をごらんください。

 一般会計補正予算の主な内容について、歳出を目的別に御説明いたします。

 まず、民生費では、児童福祉管理運営費において、県の安心こども基金総合対策事業を活用し、地域子育て支援センター事業を実施予定である市内3施設に対し、施設修繕等の助成経費を計上しております。

 衛生費では、保健衛生一般管理費及び簡易水道事業費において、国民健康保険直営診療施設勘定及び簡易水道事業のそれぞれの特別会計に対し、特定離島ふるさとおこし推進事業の実施のための財源として繰出金を増額しております。

 なお、今回補正では、特定離島ふるさとおこし推進事業の補助内示を受けて、それぞれの費目において、増額または減額等の調整を行っております。

 農林水産業費では、林道建設費において、林道太田線及び青瀬線の改良事業を増額するほか、水産振興費において、オニヒトデ及びウニ駆除事業、魚介類中間育成放流事業及び浮魚礁設置事業に対する補助金を増額しております。

 また、漁業集落排水費において、特別会計における手打地区排水管接続工事を実施するための操出金を増額しております。

 土木費では、特定離島ふるさとおこし推進事業として、道路及び河川整備事業費をそれぞれ計上しております。

 次に、消防費では、常備消防車両等購入費において、下甑分駐所に配備している救急車両の更新整備に要する経費を増額しております。

 教育費では、スクールソーシャルワーカー活用事業費において、生徒指導上の諸問題の解決及び発生防止を図るため、2名のスクールソーシャルワーカーを、旧川内地域、本土4支所地域に配置するための経費を増額しております。

 また、恐竜化石活用事業費は、補助内示を受け、事業内容の見直し等を行ったことに伴う経費の減額を実施しております。

 次に、歳入について御説明いたします。

 48ページの歳入の表をごらんください。

 まず、県支出金では、特定離島ふるさとおこし推進事業、安心こども基金総合対策事業等の補助内示を受け、ごらんの補助金をそれぞれ増額しております。

 繰入金では、事業実施に伴う県支出金及び市債以外の財源対策として、財政調整基金繰入金を増額しております。

 市債では、救急車整備のため、消防防災施設整備事業債を増額しております。

 次に、地方債について御説明申し上げます。

 5ページをごらんください。

 第2表地方債補正は、さきの説明のとおり、消防防災施設整備事業債について、借り入れの限度額を変更しようとするものであります。

 以上で、議案第68号平成23年度薩摩川内市一般会計補正予算に関する説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(川畑善照) 次に、議案第69号について。



◎上水道課長(前迫浩一) 議案第69号平成23年度薩摩川内市簡易水道事業特別会計補正予算について、御説明申し上げます。

 同じく、予算書、予算に関する説明書の26ページをお開きください。

 提案理由でございますが、歳入については、県支出金、繰入金及び市債を増額し、歳出については、下甑簡易水道建設事業費及び中甑簡易水道統合整備事業費を増額するほか、地方債の変更をする必要がございます。

 これが提案の理由でございます。

 次の27ページをお開きください。本案の内容であります。

 今回の補正予算は、第1条第1項におきまして、歳入歳出それぞれ4,130万円を追加し、歳入歳出それぞれ9億2,949万円とし、第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるとするとともに、第2条において、地方債の変更は、「第2表 地方債補正」によるとするものでございます。

 ここで、歳入歳出予算の主なものについて説明いたしますので、36ページをお開きください。

 1目施設整備費は、説明欄の下甑簡易水道建設事業と中甑簡易水道統合整備事業について、県の特定離島ふるさとおこし推進事業の補助内示に伴い、増額するものでございます。

 次に、返っていただき、31ページの歳入は、4款県支出金から9款市債までは、歳出に対応して増額補正したものでございます。

 また返っていただき、30ページ、地方債補正につきましては、事業費の調整に伴い、限度額の変更をしようとするものでございます。

 以上で、議案第69号平成23年度薩摩川内市簡易水道事業特別会計補正予算に関する説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(川畑善照) 次に、議案第70号について。



◎地域医療対策課長(内金雄) 議案第70号平成23年度薩摩川内市国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算について、御説明申し上げます。

 同じく、予算書、予算に関する説明書の38ページをお開きください。

 提案理由でございますが、歳入については、県支出金を計上するほか、繰入金を増額し、歳出については、医療用機械器具費を増額する必要があります。

 これが本案提出の理由でございます。

 次に、39ページをお開きください。本案の内容であります。

 今回の補正予算は、第1条において、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,983万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億2,574万8,000円とするものでございます。

 ここで、歳入歳出について説明いたします。

 まず、歳出の内容について御説明申し上げますので、46ページをお開きください。

 2款1項1目医療用機械器具費では、下甑手打診療所における超音波診断装置及び下甑長浜診療所の電子内視鏡装置の医療機器整備費について増額するものであります。

 次に、歳入の内容について御説明いたします。

 前に戻っていただきまして、44ページをお開きください。

 4款1項1目施設整備費補助金は、特定離島ふるさとおこし推進事業補助金で、補助率は80%でございます。医療機器整備費に充当するものでございます。

 次に、45ページをお開きください。

 7款1項1目一般会計繰入金で、医療機器整備にかかわる市負担分について、一般会計からの繰入金を増額するものでございます。

 以上で、議案第70号平成23年度薩摩川内市国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算に関する説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(川畑善照) 以上で、当局の提案理由の説明を終わります。

 ここで、上程の議案6件の審議を一時中止します。

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△日程第27、鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙



○議長(川畑善照) 次は、日程第27、鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。

 広域連合議会議員は、市議会議員区分6人を選出することになっておりますが、候補者が7人になったことから、今回、選挙が行われるもので、候補者はお手元に配付のとおりであります。

 この選挙は、広域連合規約第8条第4項の規定により、すべての市議会の選挙における得票総数の多い順に当選人を決定することになりますので、会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち、当選人の報告及び当選人の告知は行えません。

 そこで、お諮りします。

 選挙結果の報告については、会議規則第32条の規定にかかわらず、有効投票のうち、候補者の得票数までを報告したいと思いますが、御異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 御異議なしと認めます。

 よって、選挙結果の報告については、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することに決定しました。

 選挙は、投票で行います。

 議場の閉鎖を命じます。

     [議場閉鎖]



○議長(川畑善照) ただいまの出席議員は、34名であります。

 候補者名簿は、お手元に配付してありますが、配付漏れはありませんか。

     [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 配付漏れはないと認めます。

 投票用紙を配付します。

     [投票用紙配付]



○議長(川畑善照) 投票用紙の配付漏れはありませんか。

     [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 配付漏れはないと認めます。

 投票箱を点検します。

     [投票箱点検]



○議長(川畑善照) 異状なしと認めます。

 念のため申し上げます。投票は、単記無記名であります。

 投票用紙に候補者1名の氏名を記載し、職員の点呼に応じて順次投票を願います。

     [事務局職員点呼により投票]

     1番 小田原勇次郎議員

     2番 大坪幹也議員

     3番 谷津由尚議員

     4番 持原秀行議員

     5番 東 完治議員

     6番 徳永武次議員

     7番 山之内 勝議員

     8番 中島由美子議員

     9番 江畑芳幸議員

    10番 宮脇秀隆議員

    11番 福元光一議員

    12番 川添公貴議員

    13番 今塩屋裕一議員

    14番 新原春二議員

    15番 宮里兼実議員

    16番 佃 昌樹議員

    17番 森永靖子議員

    18番 井上勝博議員

    19番 永山伸一議員

    20番 高橋修二議員

    21番 福田俊一郎議員

    22番 池脇重夫議員

    23番 堀之内盛良議員

    24番 石野田 浩議員

    25番 古里貞義議員

    26番 大田黒 博議員

    27番 杉薗道朗議員

    28番 小牧勝一郎議員

    29番 橋口博文議員

    30番 瀬尾和敬議員

    31番 江口是彦議員

    32番 岩下早人議員

    33番 上野一誠議員

    34番 川畑善照議員



○議長(川畑善照) 投票漏れはありませんか。

     [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 投票漏れはないと認めます。

 投票を終了します。

 議場の閉鎖を解きます。

     [議場開鎖]



○議長(川畑善照) これより開票を行います。

 立会人に、10番宮脇秀隆議員、11番福元光一議員を指名します。

 両議員の立ち会いを願います。

     [開票]



○議長(川畑善照) お待たせいたしました。

 開票の結果を報告します。

 投票総数34票、これは、さきほどの出席議員数に一致しております。

 そのうち、

  有効投票 34票、

  無効投票  0票、

 有効投票中、

  持留良一氏  5票

  高崎正風氏 29票

  竹之内 勉氏 0票

  山下親志氏  0票

  下本地 隆氏 0票

  世門 光氏  0票

  上門秀彦氏  0票

 以上のとおりであります。

 以上で、鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を終了します。

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△延会



○議長(川畑善照) 本日は、これで延会したいと思いますが、御異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(川畑善照) 御異議なしと認めます。

 次の会議は、24日午前10時に開きます。

 なお、総括質疑並びに一般質問をされる議員は、明後日、15日の正午までに、質問通告書を提出願います。

 また、質問通告については、締切日時を厳守するとともに、質問要旨を的確に記入されますようお願いします。

 本日は、これで延会いたします。

 御苦労さまでした。

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          午前11時52分延会

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