議事ロックス -地方議会議事録検索-


鹿児島県 薩摩川内市

平成21年 12月 定例会(第5回) 12月10日−03号




平成21年 12月 定例会(第5回) − 12月10日−03号







平成21年 12月 定例会(第5回)



     平成21年第5回薩摩川内市議会会議録(第3日目)

               開議日時 平成21年12月10日 午前10時

               開議場所 薩摩川内市議会議事堂

◯出席議員(34人)

    1番 小田原勇次郎君

    2番 大坪幹也君

    3番 谷津由尚君

    4番 持原秀行君

    5番 東 完治君

    6番 徳永武次君

    7番 山之内 勝君

    8番 中島由美子君

    9番 江畑芳幸君

   10番 宮脇秀隆君

   11番 福元光一君

   12番 川添公貴君

   13番 今塩屋裕一君

   14番 新原春二君

   15番 宮里兼実君

   16番 佃 昌樹君

   17番 森永靖子君

   18番 井上勝博君

   19番 永山伸一君

   20番 高橋修二君

   21番 福田俊一郎君

   22番 池脇重夫君

   23番 堀之内盛良君

   24番 石野田 浩君

   25番 古里貞義君

   26番 大田黒 博君

   27番 杉薗道朗君

   28番 小牧勝一郎君

   29番 川畑善照君

   30番 橋口博文君

   31番 瀬尾和敬君

   32番 江口是彦君

   33番 上野一誠君

   34番 岩下早人君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯説明のための出席者

  市長           岩切秀雄君

  副市長          向原 翼君

  副市長          知識博美君

  総務部長         石走直伸君

  政策調整監        小柳津賢一君

  会計管理監        鮫島利夫君

  企両政策部長       永田一廣君

  市民福祉部長       中川 清君

  農林水産部長       切通幸生君

  商工観光部長       田上正洋君

  建設部長         石澤一美君

  消防局長         上村健一君

  教育委員会

  教育長          上屋和夫君

  教育部長         ?田時久君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯事務局職員出席者

  事務局長         今吉俊郎君

  議事調査課長       堂元清憲君

  課長代理         南 輝雄君

  議事グループ長      前門宏之君

  議事グループ員      上川雄之君

  議事グループ員      原 浩一君

  議事グループ員      小島早智子君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯議事日程

 第1、議案第159号 川内市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例等を廃止する条例の制定について

 第2、議案第161号 薩摩川内市上甑グラウンドの指定管理者の指定について

 第3、議案第162号 里プールの指定管理者の指定について

 第4、議案第163号 鹿島コミュニティプールの指定管理者の指定について

 第5、議案第164号 薩摩川内市総合運動公園の有料公園施設及び御陵下公園の指定管理者の指定について

 第6、議案第165号 薩摩川内市定住自立圏形成方針を定めるについて

 第7、議案第166号 薩摩川内市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 第8、議案第167号 都市公園(川内地域及び樋脇地域)の指定管理者の指定について

 第9、議案第168号 都市公園(樋脇地域)及び普通公園(入来地域及び祁答院地域)の指定管理者の指定について

 第10、議案第169号 普通公園(川内地域)の指定管理者の指定について

 第11、議案第170号 普通公園(川内地域、樋脇地域及び東郷地域)の指定管理者の指定について

 第12、議案第171号 普通公園(樋脇地域)の指定管理者の指定について

 第13、議案第173号 普通公園(里地域)の指定管理者の指定について

 第14、議案第174号 普通公園(上甑地域)の指定管理者の指定について

 第15、議案第175号 普通公園(下甑地域)の指定管理者の指定について

 第16、議案第176号 普通公園(鹿島地域)の指定管理者の指定について

 第17、議案第177号 平成21年度薩摩川内市一般会計補正予算

 第18、議案第178号 平成21年度薩摩川内市簡易水道事業特別会計補正予算

 第19、議案第179号 平成21年度薩摩川内市温泉給湯事業特別会計補正予算

 第20、議案第180号 平成21年度薩摩川内市公共下水道事業特別会計補正予算

 第21、議案第181号 平成21年度薩摩川内市農業集落排水事業特別会計補正予算

 第22、議案第182号 平成21年度薩摩川内市漁業集落排水事業特別会計補正予算

 第23、議案第183号 平成21年度薩摩川内市浄化槽事業特別会計補正予算

 第24、議案第184号 平成21年度薩摩川内市天辰第一地区土地区画整理事業特別会計補正予算

 第25、議案第185号 平成21年度薩摩川内市川内駅周辺地区土地区画整理事業特別会計補正予算

 第26、議案第186号 平成21年度薩摩川内市入来温泉場地区土地区画整理事業特別会計補正予算

 第27、議案第187号 平成21年度薩摩川内市国民健康保険事業特別会計補正予算

 第28、議案第188号 平成21年度薩摩川内市国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算

 第29、議案第189号 平成21年度薩摩川内市老人保健医療事業特別会計補正予算

 第30、議案第190号 平成21年度薩摩川内市介護保険事業特別会計補正予算

 第31、一般質問

 第32、議案第160号 薩摩川内市祁答院グラウンドの指定管理者の指定について

 第33、議案第172号 普通公園(東郷地域)の指定管理者の指定について

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

           〜〜〜〜〜〜〜

           午前10時開議

           〜〜〜〜〜〜〜



△開議



○議長(岩下早人君) ただいまから、昨日の会議に引き続き本日の会議を開きます。

 本日の日程は、お手元に配付しております議事日程のとおりであります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第1、議案第159号−日程第31、一般質問



○議長(岩下早人君) まず、日程第1、議案第159号から日程第31、一般質問までの議案30件と一般質問を一括議題とします。

 これより昨日の会議に引き続き、一括上程の議案に対する総括質疑並びに一般質問を行います。

 それでは、まず、7番山之内勝君の総括質疑並びに一般質問を許します。

   [7番山之内 勝君登壇]



◆7番(山之内勝君) 皆さん、おはようございます。

 12月議会総括質疑・一般質問、2日目のトップバッターとして登場いたしました保守系無所属の議席番号7番の山之内です。よろしくお願いします。

 今回は、大きくテーマを二つに絞って質問いたします。

 まず、地域経済雇用対策についての質問です。

 ここ10年来続いていた日本経済のデフレ現象も、自公前政権の一次補正予算の大型景気対策等により若干持ち直しの気配もありましたが、9月発足した民主党を中心とした新政権のマニフェストに伴う一次補正予算の見直しや凍結などと、先行き不透明な経済情勢も重なり、年間約35兆円の需要不足に直面する日本経済のデフレの最前線となっているのが大手小売であり、食品を初め、衣料品、雑貨、外食も含め、医薬品等すべての業種で安売り競争というか、価格破壊のデフレが再燃しつつあるようです。政府も12月8日、年明け以降に予測されている景気の2番底を避けるために、追加経済対策として第二次補正予算、7兆2,000億円、事業規模、24兆4,000億円を閣議決定しましたが、ドバイショックによる実需の伴わない世界経済の中での円高懸念もあり、実効のほどはまだまだ先にならないと見えてきそうにもありません。

 それでは、通告に従い質問いたします。

 1、地域経済雇用対策について。

 今議会、平成21年第5回定例会の初日の11月30日、市長は、施政等の概要について説明されましたが、その中で、地域雇用経済対策について、「「国のふるさと雇用再生特別基金事業」等を活用し、この1年間全力で取り組み、約160名の新規雇用を生み出すことができました。この結果、本市の10月の有効求人倍率が0.35倍と、本年5月の最低水準からすると、0.1ポイント改善しております。しかしながら、全国平均と比較すると、まだまだ厳しい状況にあり、政府の月例経済報告等を分析しながら、引き続き、対策を講ずる所存であります。一方、企業誘致につきましては、今月26日に植囿産業株式会社と立地協定を締結いたしました。厳しい雇用状況の中、22名の新規雇用者が予定されていることは大変ありがたく、今後も積極的な誘致活動を行って参ります」と言われましたが、当初予算で、新規事業の緊急臨時職員雇用対策事業を初めとして、計五つの事業に8,295万円、第2回補正予算においても、ふるさと雇用再生特別基金事業など4事業を計上されるとともに、中小企業対策利子補助金の増額などの経済対策を実施されていますが、それらの事業効果について、どのように把握されておられるのか。

 特に、緊急雇用対策事業により雇用された160名の方々の、その後の雇用の状況はどう変わってきているのか。現在も再雇用されておられるのか。ほかにまた、転職されておられるのか。

 また、プレミアム商品券は6月6日から1回目として3億3,000万円が発売され、11月7日から2回目として5億5,000万円が発売されているわけですが、1回目のプレミアム商品券の使用期限は9月末日でありましたので、その経済効果としての検証はなされているのか。1回目、2回目合計での経済効果は幾らぐらいと予想されているのかお示しください。

 施政等の概要の説明で、引き続き地域雇用経済対策を講じる所存であると言われましたが、具体的な取り組みがありましたら、あわせて御答弁ください。

 次に、指定管理者制度についてお伺いします。

 指定管理者制度は、平成15年9月2日、改正地方自治法が施行され、それまでの直営若しくは公益法人等への管理委託から、管理代行業務がスタートしたものであり、薩摩川内市では、現在までにコミュニティ課の41施設から上水道課の6施設まで、19課388施設等に対して導入されております。委託料制、利用料金制、あるいはその併用制で運用されていますが、直営に比較して、民間の経営感覚を生かし、地域社会に密着した運営がなされ、経費も多少は減少し、本市財政にも寄与しているものと思われます。

 質問に移ります。

 (1)今議会提出の議案について。

 今議会には、平成22年3月31日をもって管理代行業務が終了する施設等15件のうち、13件の指定管理者の指定についての議案が提出されています。議案第161号から第164号までの4件は総務文教委員会へ。そして、議案第167号から第176号までのうち、第172号を除く9件は建設水道委員会へ付議されて審査が行われるわけですが、建設水道委員会の分は7月10日から8月10日までの応募期間内に応募された方に対し、指定管理候補者選定委員会での審査結果を踏まえ、10月5日付で候補者選定結果の通知を行っております。

 今回、議会の同意を得て指定された方は、平成22年4月1日から平成27年3月31日までの5年間、それぞれの施設等の指定管理者として業務を執行することになりますが、今回の選定委員会の結果を見て疑問に思うことがあります。

 現在、薩摩川内市民まちづくり公社が指定管理者となって管理代行業務を行っている施設等は、今回もすべて薩摩川内市民まちづくり公社が指定管理者として議案が提出されていることです。薩摩川内市民まちづくり公社のホームページによりますと、薩摩川内市民まちづくり公社は、「平成10年3月、「公共施設の効率的な管理運営及び市民の芸術・文化、スポーツその他の生涯学習の振興に寄与すること」を目的に、民法第34条に規定する公益法人として設立され」、現在では「市の公共施設であります川内文化ホール・川内歴史資料館・川内まごころ文学館などの文化施設をはじめせんだい宇宙館、薩摩川内市総合運動公園内の運動施設、都市公園・普通公園など137施設について指定管理者の指定を受け、管理代行を行っております。また、外に従来の一部管理受託による施設管理を4施設、補助金による自主運営施設1施設の合計142施設の管理運営を行っています」と記載されております。

 基本財産5,000万円は100%薩摩川内市の出捐金であり、代表者である理事長は市の前収入役であります。事務局長は薩摩川内市の参与で、また、専門主幹として参事も派遣されております。非常勤ではありますが、副理事長は本市の総務部長、理事に教育部長、監事2名のうち1名は、本市の会計管理者兼会計管理監、評議員には商工観光部長や建設部長、企画政策部長が就任しておりますし、その他の理事、評議員にも川内商工会議所会頭を初め、オール薩摩川内の幹部の方々が顔をそろえております。このような団体と、民間の1企業が対等の立場で競争できる道理は最初からないと言えるのではないでしょうか。市長の見解をお示しください。

 また、今回の指定管理候補者選定委員会のメンバーは何人で構成されており、そのうちの何人が市役所の関係者なのでしょうか。

 以上、お伺いいたします。

 次に、(2)指定管理者制度の今後の方向性についてお伺いします。

 旧来の自治体は金太郎あめと一緒で、規模の大小の差はありますが、体育館や総合運動場、公園、福祉施設など、同じような箱物や施設を整備してきておりまして、薩摩川内市は1市4町4村の合併でありましたので、1,386もの施設を有しております。うち、388の施設等に指定管理者制度を導入していますが、ちなみに、平成21年度の指定管理の委託料は、資料を提出していただいた15課で293施設、維持管理委託料は6億7,256万8,000円ほどとなっていまして、このほか指定管理者制度の導入されていない施設が約1,000カ所あるわけですから、年間の維持管理費は大変な金額となり、財政的に重い負担を背負っております。これらの施設の中には、現在の薩摩川内市にとって不必要と思われるものや老朽化の著しいものもあり、今後の管理運営についての見直し等、早急な対策が必要となっております。

 すなわち、今後も指定管理者制度により施設を維持し、委託料で対応するもの。あるいは、民間に施設そのものを譲渡して、維持修繕費等の削減を図るとともに、固定資産税等の租税公課を見込むもの。あるいは、解体・撤去して処分するもの等いろいろな対応が考えられますが、9月議会で私が提言して、市長も市独自の制度で積極的に検討してまいりたいとの答弁をされました。アダプト制度の導入等は、適切な仕分けがなされるならば、大変有効な対策かと思われますが、市長はどのように対応されるつもりかお聞かせください。

 以上で、壇上よりの質問を終わります。

   [市長岩切秀雄君登壇]



◎市長(岩切秀雄君) おはようございます。

 山之内議員の質問にお答えいたします。

 地域経済雇用対策の中で、経済雇用対策について、その効果はどのようなふうになったかということでございます。

 まず、雇用対策としましては、これまでふるさと雇用再生特別基金事業、緊急雇用創出事業、臨時特例基金事業等を活用して、平成20年度に14名、平成21年度に149名、計163名の新規雇用を創出したところでございます。このうち、現在実施中の事業を除き、受託事業者等で11人が継続して雇用されております。

 この不況対策については、国の交付金があるということで、3月議会、また、6月議会でも、皆さん方の御理解を得て予算措置していただき、そして、交付をしたところでございますけれども、国からの交付金が約23億円、両方でまいりました。これにつきましては、他市と比較しましても、はるかに多い交付金であったわけでございます。ちなみに、鹿児島市が25億円、鹿屋市が16億円、霧島市が17億円ですから、今までいろいろな事業を展開している中で職員が一生懸命した、その成果だと私は評価しております。これを有効に使わしていただいて、今現在に至っているわけです。

 また、新政権の中でも、こういう不況対策に対する交付金があるとするならば、有効に使いたいというふうに思っております。

 また、市独自の経済対策としましては、今年度新たに取り組んだプレミアム商品券発行事業、中小企業対策利子補助、緊急補償制度補償料補助、空き店舗改装費補助等についても、市内中小企業における雇用の継続に貢献したと考えております。

 次に、3億円のプレミアム商品券の効果はどうかということでございます。

 おおつな商品券につきましては、プレミアム分を含めて3億3,000万円購入されたうち、3億2,908万6,000円、これは99.72%が市内で利用されております。商品の購入に利用されて、商品の購入に充てられております。利用期間も4カ月と限定したことで、市内で大きな購買があったというふうに考えております。

 また、5億円につきましては、現在発売中でございますけれども、12月10日の時点では3億2,657万円、63.31%が売られているわけですが、恐らくこのボーナスの時期が過ぎたら、一挙に5億円は消化するものと考えており、市内の商店街の活性化につながるものと考えております。

 今後、どのような雇用対策を行うのかという市の取り組みについてでございますが、鹿児島県の基金を活用した二つの事業につきまして、平成23年度までの本市への配分枠の残額、約2億6,000万円を前倒しして、積極的に事業に取り組みたいと思っております。継続雇用を目的としているふるさと雇用再生特別基金事業の受託者につきましては、事業終了後も積極的に継続雇用されるよう働きかけていきたいと思います。

 今後、新たな新規創業者支援並びに新事業への転換等を目指す中小企業者への新たな支援策も検討してまいりたいと思います。

 なお、先般、1社と立地協定を締結しましたが、近日中に2社と協定を結ぶことが決定いたしておりますので、新たに創出する誘致企業を含めて、雇用対策にさらに取り組んでいきたいと思います。

 次に、指定管理者制度について、今回の議案のことで、薩摩川内市民まちづくり公社のほうに疑惑を感じるという発言であります。

 私はそういうことは一切ないと思っております。役員並びに審査員に対する名誉を大きく傷つける発言と私は受け止めました。実際に公正に行われた作業でございますので、御理解をいただきたいと思います。

 次に、公有財産を活用するもの、また、処分するものを早く仕分けて、売却したらどうかという御意見でございます。

 合併して公共施設をたくさん抱えるようになりました。しかし、これまでの取り組みといたしましては、平成17年9月に薩摩川内市のアウトソーシング方針を定めておりまして、市有施設の外部委託、民営化、廃止などに取り組んできております。公有財産の利活用を図るため、薩摩川内市公有財産利活用基本方針案を策定して、平成22年度の施行に向けて現在事務を進めております。早い時期に、御指摘のとおり、処分できるもの、また、活用できるものの区分けをして、売却できるものは早くしたいと思っておるところでございます。

 以上で、第1回目の答弁を終わります。



◎総務部長(石走直伸君) 選定委員会のメンバー構成はどうなっているかという御質問でございました。

 選定委員会につきましては、所管部長を委員長といたしまして、施設の所管課長、財産活用推進課長、その他、外部の有識者を含む6名以上の委員で組織しております。

 なお、この外部の委員は、総数の2分の1以上をもって組織するということになっておりまして、その審査等については、大きくは5項目、十分な内容審査を行っております。偏った団体には有利に働くことがないような審査方法を行っているところでございます。以上でございます。



◆7番(山之内勝君) 2回目の質問をいたします。

 景気対策についてですが、地域経済雇用対策について2回目の質問をいたします。

 今ほど市長のほうより答弁いただきました。11名が継続雇用されているということでございますが、私なんかの率直な感想と申しましては、いかにも少ないなと思うんですね。やはりせっかく雇用経済対策ということで雇用をされたんですから、できるだけ企業も大変でしょうけれども、引き続き、たくさんの方を安定して雇用していただくことこそが、やはり地域の経済の活性化、安定化にもつながると思いますので、引き続き、また、努力していただきたいと、役所のほうからも働きかけていただきたいとそう思います。

 それと、事業効果ということでプレミアム商品券の分ですが、第1回の3億3,000万円の分は99.72%が市内で消費されて、それなりの効果があったとおっしゃいましたが、私が聞きたかったのは、3億3,000万円投資したんですから、付随して、それが何割か、あるいは何倍かにふえてこその経済効果だと私は思うんです、民間の感覚から言いますと。打ち込んだお金の何倍かにはね返ってきてこそ、それが経済効果なんですよ。そういう意味で何倍ぐらいの、あるいは幾らぐらいの経済効果があったのかなという意味で私はお伺いしたんですけれども、そういう意味にはとっていただいておらなかったんだというのがよくわかりました。

 しかし、やはり費用対効果ということもありますけれども、打ち込んだだけで返ってきたから、それが効果がありましたと、それは非常に単純な発想だと思います。民間ではそういう発想はいたしませんということを申しておきます。

 それと、私も先日、川内商工会議所及び薩摩川内市商工会の事務局のほうに電話をいたしまして、今回の分の売れ行きを聞いてみました。川内商工会議所の分が3億5,000万円のうち、まだ約1億6,000万円売れ残っておりまして、12月8日まで、発売が11月7日よりでしたので、1カ月間で約54%が売れたと。薩摩川内市商工会のほうは1億5,000万円のうち、85%が売れたということでした。

 それで、まだ現在残っている理由はどういうふうに思っておられますかということで聞きましたら、前回は1人頭制限10万円だったんですね。今回は5万円に限定してあります。たくさんの方に行き渡るようにという御配慮でしょうが、そういうこともありまして、薩摩川内市商工会の方の意見でしたけれども、「今回も10万円じゃれば、もうとっくに売れ切っておったと思うんですけれどもね」というような御発言もありました。私もそのとおりじゃないかなと思います。

 だから、やはり欲しい方には、もう売れ残っているようであれば、もう5万円で制限せずに、もう1回10万円まで買われてもいいですよというような弾力的な運用も必要じゃないかなというふうに思っております。

 そしてまた、その聞き取りで聞きましたのは、どういうところで使われておりますか、実際には、ということでお聞きしましたところ、地域の大型店での利用が目立つということでした。個別な名前を申し上げていいかどうかわかりませんけれども、クッキーさんとか、だいわショッピングデパートさんとか、タイヨーさんとか、そういう大きな小売店と電気屋さんでほとんど使われておるということでした。電気屋さんの場合は、ただいまはもうエコポイント制もありますし、地上デジタル対応テレビなんかの買いかえとか、いろいろな需要があって、皆さんがそれを大いに活用されたんだと思っております。そういうことですけれども、しかし、川内商工会議所、薩摩川内市商工会を構成しておられるメンバーの方々は、皆さんが中小零細な小売業の方々ですので、何かこういう小売業の方々で優先して利用できるような方策はできないのかなと思うことでした。

 それと、政府は今回の経済対策として、地元紙によりますと、7兆2,000億円、12月8日、閣議決定、1月の通常国会冒頭に提出予定ということで、内容的に見ますと、「地域経済を下支えするため公共事業も生活道路などに限って復活させる」、「中小企業の資金繰り支援と住宅投資の促進を景気下支え策として盛り込む」、「環境分野では、省エネ家電の購入を促すエコポイント制度を継続、「住宅版エコポイント」も創設」、「雇用分野では国が休業手当を補てんする雇用調整助成金の支給要件を緩和する」と説明してあります。

 そういうことで国も経済対策に躍起になっておるわけですが、薩摩川内市は市長がスピードを持って常に行政をやっておられまして、昨日も言われましたけれども、ちょっと離れますけれども、医師会との良好な連携による新型インフルエンザワクチンの集団接種の早速の取り組み。そして、第66号議案で提出されております乳幼児から中学卒業時までの医療費の無料化と22年4月1日より施行の予定です−−今回は条例改正ですけれども−−を取り組まれるなど、非常にスピード感のあふれる、非常に住民に皆さんの気持ちを酌んだ政策を常に岩切市長は率先してやっておられまして、そのことに対しては大変敬意を表したいと思います。

 しかし、経済対策としまして、国も今回のやつに住宅対策というのも入っておりますので、ぜひ本市でも住宅投資促進の一環として、太陽光発電に対する補助金を再開してはいかがかと思うところです。

 と申しますのも、太陽光発電に対しては、いろいろな助成金、補助金もありますが、平均しますと、1戸当たり3.2キロワットを通常つけておられるようです。それに対しまして、1キロワット当たり3万円程度の補助金でもつくっていただきますと、1戸当たり10万円弱でできます。そうして、私も担当課に本日問い合わせたんですが、本市内の昨年度実績の木造の戸建住宅が、確認申請の必要な都市計画区域内で264戸、そして、それ以外の工事届で足りる地域で建築されたのが66戸、合計330戸と伺いました。それに対して、約10万円ということと事務費を考えましても、3,500万円程度で大きなそういう効果というんですか、というのも出てくるんじゃないかと思いますので、ぜひとも太陽光発電に対する補助金を、また、新年度予算その他で考慮していただきたいと思います。

 それと同時に、今、本市では、市内定住住宅取得補助をやっております。その補助対象の見直しをしてほしいというのが非常に多いんですね。住宅政策ですけれども、これも。何でかと申しますと、ほかの地域から入ってこられる方々には補助金がありますよと。しかし、私のおりますところもですけれども、周辺の過疎地域には、もう子どもさんたちが皆市内に出て行っている。その方々が帰ってきたいけれども、うちに帰ってきても、助成金も何もないんだと。それがまた、地域の高齢化、あるいはゴールド集落の助長になっているような気がするんですね。だから、もし田舎の方々が市内に居住されておられて、その方々が親元に帰って一緒に住みたい、あるいは家をつくりたいと言った場合は、市外からの移住だけじゃなくて、市内からの転居と申しますか、移住と申しますか、そういうのに対しても、その金額の多寡は言いませんけれども、やはり助成をするべきじゃないかというふうにも考えます。ということを今後の景気対策、地域経済雇用対策の一環として取り入れられたらいかがかなという提言をいたしたいと思います。

 次に、指定管理者制度について再度質問いたします。

 私が申しました薩摩川内市民まちづくり公社との1企業との競争性については、疑惑を招くようなことは一切ないと信じていると市長はおっしゃいました。しかし、一般論として申しますけれども、業務内容と、構成されている方々のメンバーその他を考えますと、これはもうだれが見ても、これは勝負はできないと思うのが切実な素直な感想ではないかと思います。

 それと、今後の方策として、公有財産利活用を実施したいと、4月以降ですね、そういう答弁もいただきましたので、ぜひそうしていただきたいと思います。ぜひ財政的に負担の少ないような方法を仕分け、検討していただきたいということを申し上げます。

 次に、また、質問に移ります。今回の提出議案13件のうち、市民スポーツ課分4件の業務内容は、施設の維持・管理・使用許可であり、議案第161号から第163号の3件は、今回より新規に指定管理者を指定しようとするものであります。第164号の総合運動公園の有料公園施設及び御陵下運動公園は、現在も薩摩川内市民まちづくり公社が指定管理者制度となって業務代行中であり、今回も指定管理者として提案されていますが、これらの施設等に対して、ほかの応募者はいなかったのか。

 また、議案第167号から第176号までのうち、第172号を除く9件は、建設整備課分であり、業務内容は公園施設の維持管理業務となっていて、市内各所の都市公園、普通公園が対象でありまして、すべてが現在も業務代行中の件であり、平成22年3月31日をもって指定管理の期限が終了するため、今回新たに指定管理者の募集がなされたものですが、9件のうち3件は指定管理者の変更、残りの6件は引き続き指定管理者として提案されていますが、この9件への応募の状況はどうだったのか。13件の議案ごとの応募者数と、薩摩川内市民まちづくり公社もそれらに応募されたのかお聞かせください。

 次に、今回提案されました指定管理者への応募者の形態には、有限会社、株式会社、財団法人、社団法人等の法人格を持つものがありますが、財団法人の薩摩川内市民まちづくり公社の事業目的の一つに、「社会体育施設、公園その他公共施設の管理受託に関する事業」との記載がありますが、公社以外の会社等の事業目的には、指定管理業務に関する記述がありませんが、これは指定管理者としての問題はないのかお伺いします。

 会社については、設立に当たり、定款の作成が会社法により強制されており、定款とは、会社など社団法人の組織活動の根本規則と定義づけられ、会社の最も重要な規則を定めたもので、会社の憲法とも呼ばれるものであります。定款には、絶対的記載事項と総体的記載事項、任意的記載事項があり、絶対的記載事項の中に目的があります。事業目的です。この場合の目的とは、会社が営もうとする事業のことであり、会社も法人ですので、特定の目的を有する法人格ですから、その目的の範囲内でのみ権利義務の主体となることができます。

 したがって、会社の目的が何であるかということは、社員のみならず、第三者にとっても重要な意味を持っているため、会社の目的の定款上の表示の仕方としては、定款そのものから、会社取引の通念に照らして、会社の事業内容は何であるかを知り得る程度に、個別具体的に記載されなければならないとされています。この絶対的記載事項である事業目的に変更があったときは、法務局において変更手続を行うことが義務づけられています。社団法人、財団法人でも、目的は必須条件のはずですが、先ほど申し上げたとおり、薩摩川内市民まちづくり公社以外の方々の目的には、今回の指定管理業務に該当するような記述がありません。

 例を挙げますと、「建設業、運送業、砂及び砂利採取・販売業を営むことを事業目的とする」会社。「各種建設機械の賃貸業、建築資材の卸売及び小売販売業等の事業を営むことを目的とする」会社。「土木工事請負業等の事業を営むことを目的とする」会社など、これらの会社などが目的外である指定管理者に応募されたとき、その目的について審査はなされていないのかお伺いします。

 一般的に、事業許可・認可、営業許可・認可を申請するときは、その事業が定款の内容に沿ったものか必ず審査の対象になっていると思うのですが、ちなみに会社法では、株主総会で定款変更の決議をした場合は14日以内に登記の申請をしなかった場合は、過料が発生することになっています。この過料は過ち料でございます。

 以上で、2回目の質問を終わります。



◎市長(岩切秀雄君) まず、経済雇用対策で、継続した者が11名というのは少ないじゃないかという御意見でございますが、これはあくまでも緊急雇用対策ということで臨時的な職員の採用になっておりますので、こういう結果になっているわけですが、先ほども答弁しましたとおり、できるだけ継続して使っていただくようにお願いをしているところでございます。

 また、住宅対策の中で太陽光発電の再開をしたらどうかということでありますが、旧川内市時代に、特に太陽光を利用したことを含めて、かなりな補助制度を設けて、それなりの効果はあったわけですけれども、現実的には予算が足りないほどのことがあって、議会でも相当な論議をされて、結局、やむなく財政的にもたないということがあったことも踏まえて、今、他市で行われているようなことを研究しているところであって、これをスピード行政の中でもいくら考えても、財政も考えなければならないということがあって、今、慎重に検討しているところでございますので、御理解をいただきたいと思います。

 また、住宅の補助金を市内の転居者についても補助金を出せればどうかということでございます。この補助制度は、あくまでも定住促進ということをねらいとしておりますので、同じ市内の中で、それをしても定住促進にはならないという判断をしております。

 ただ、今、ゴールド集落について、きのうの佃議員でも答弁しましたとおり、きちっとした制度をつくって条例をつくりたいということで3月議会に提案するわけですが、この中で、市内の方が転居してゴールド集落内に新築する場合は対応を考えたらどうかということで、今、検討をさせているところでございます。

 また、指定管理者制度につきまして、さっきの1回目も今回もですが、役員、審査員が市の職員が入っているというのは、だれが見ても疑わしいことじゃないかと言われますけれども、指定管理者制度につきましては、ちゃんとした手引の元にいろいろな審査基準等をつくっておりますし、また、他市においても構成的には大体こういう構成をしていることも踏まえて、職員が入ったから不正だという判断は、私は間違っていると思います。そういうことがあれば、私のほうから徹底して調査させてみて、それがどうなるかということも判断しなければなりませんが、私は職員を信じていますから、そう特別に偏ったことをしているとかいうふうには判断しておりませんので、御理解を願いたいと思います。



◎総務部長(石走直伸君) 3点ほど御質問があったかと思います。

 まず、第1点は、薩摩川内市民まちづくり公社のほかに応募者数があったかということかと思いました。

 第161号から第164号までの薩摩川内市民まちづくり公社のうちで、薩摩川内市民まちづくり公社が入っているのは第164号の総合運動公園の有料公園施設及び御陵下公園の件でございますので、これのみ該当しますが、これのみでちょっと回答させていただきます。これについての薩摩川内市民まちづくり公社のほかには1社応募がございました。

 次に、13件の議案ごとの応募者数と公社の応募状況について示せよということでございます。この13件では、総数で27社(123ページの発言により訂正済み)が応募している状況でございます。

 それごとのということでございましたので、申し上げます。まず、第161号ですが、これについては応募者数は2件、次の第162号ですが、これについては1件、第163号については1件、第164号については2件、第167号が3件、第168号が4件、第169号が3件、第171号が1件、第172号が3件、第173件が1件、続きまして、ずっといきますが、2件、2件、2件、合計の27件(123ページの発言により訂正済み)ということでございます。

 そのうちの薩摩川内市民まちづくり公社の応募状況はどうかということもあわせての御質問だったと思います。これにつきましては、そのうち13件のうちの3件が薩摩川内市民まちづくり公社が応募しているという状況でございます。

 最後の、ちょっと難しい質問だったんですが、定款にうたってありますが、定款のほうに事業目的にうたうべきじゃないかと、これについて指定管理者としての問題はないのかと、あるいは目的外である指定管理者に応募されたとき、その審査がなされているかということの御質問だったかと思います。

 定款につきましては、私たちも十分認識しております。会社の最も重要な役割を果たしているものと認識しております。本来ならば、定款に記載しまして応募するのが従来のことだと思いますが、あくまでもこれにつきましては、申請の時点では、私どもとしては支障ないと考えております。当然、これにつきましては、広く応募者の門戸を広げるという意味もございまして、申請時点では支障はないと考えています。

 ただし、指定管理者の候補者ということになった場合には、これは定款変更をしていただくように指導しております。定款変更、通知してから約3カ月間ぐらいあるんですが、その間に管理代行業務ができるという定款変更をしていただくように指導しているところでございます。

 以上でございます。



◆7番(山之内勝君) 諸般の事情もありますので、経済対策については了といたします。不承不承なんですけれども。

 それと、ただいまちょっと順番がいろいろになるとは思いますけれども、部長が申しました申請時点では問題ないと認識しておって、候補になった場合は、期間がありますので、それまでの実施までの4月1日まで3月いっぱいですね、定款変更を指導しているということでしたけれども、ちょっとおかしいんじゃないかなと思います。と申しますのが、今回13件提案されましたうち、平成18年、あるいは平成17年から既に管理者になっておる方で、継続して今回もなられる候補の方がいらっしゃるわけですよ、実際、議案として出されております。そういう方々に本当に指導をされておったんですか。おかしいじゃないですか。

 それと、今回13件のうち、薩摩川内市民まちづくり公社が応募したのは3件とおっしゃいましたけれども、4件の間違いですので、訂正してください。

 ここに今回、指定管理者募集に応募された方が市長名でいただいた指定管理候補者選定委員会結果報告書があります。内容を見ますと、審査項目が5項目あり、この方は審査項目の4、事業計画書に沿った管理を安定して行う物的・人的能力を有しているかという項目と、審査項目の5、その他市長が定めている事項の2項目において、薩摩川内市民まちづくり公社に大きな得点差をつけられていますが、人的・物的能力とは何を求めているのでしょうか。人数、規模を指すのであれば、圧倒的な差があるのは理解できますが、薩摩川内市民まちづくり公社は前述のとおり、たくさんの指定管理業務を抱えているためであり、今回の件に果たして何人の人を割り当てているのでしょうか。

 また、項目の5のその他市長が定めている事項とは何を指すのか。公表されなければ応募される方々は改善の努力をしようにもどうしようもないというのが事実じゃないんでしょうか。そういうことを考えますと、市長はお怒りになるかもしれませんけれども、私に言わせますと、薩摩川内市民まちづくり公社に恣意的に有利に、この4項、5項の審査項目は働いていると思えるような気がするんですけれども。したがって、募集についての選定基準は、公平、透明性、客観性が必要であるとともに、既得権益化の排除こそ経費節減のための切り札と考えますが、市長の見解はいかがでしょうか。

 また、指定管理者の指定を受けることにより、5年間という長期にわたり業務を行うことになると思いますが、その期間中には管理内容や状況について、どのような点検がなされ、再募集時にそれがどのように得点に反映されるのか。私は基準どおりに管理が行われた場合にプラス・マイナスゼロとなり、基準に反したというか、管理に不備や不足があった場合や、利用者や市民よりの苦情等があった方々に対しては、最初からマイナスの得点をもって臨むべきであり、そのことがより既得権益化も排除され、公平な評価のもとに指定管理者候補も選定されると思っております。市長、この件につきまして、市長の答弁をお願いいたします。



○議長(岩下早人君) 議長から申し上げます。

 ただいま山之内議員のほうから、指定管理者制度についての具体的要項について、さらに、作業人員の配置等々についても質問等が一部ありました。で、これは一応管理者制度に基づいて審査をされて議案として出てきたものであります。さらに、−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 以上です。



◎市長(岩切秀雄君) 1回目の答弁でも申しましたとおり、ちゃんと基準に従ってしているわけですから、それが公平でない。また、恣意的にやっているんじゃないかということについては、私のほうから逆にお尋ねしたい。反問権が今のところございませんので、来年3月からは聞きたいんですが、どの業者がどうしてということまで言ってくだされば、はっきりと答えられると思います。

 一方的に憶測で言われるというのは、本会議ではいかがなものかなということを発言しまして、私は公平に行われているというふうに思っています。

 具体的な事務手続については、担当部長のほうから説明をさせます。



◎総務部長(石走直伸君) 先ほど薩摩川内市民まちづくり公社は私は3件と、応募は3件と言ったんですが、4件の間違いじゃないかということでございましたが、第170号は除いてという御質問でございましたので、第170号に1件だけ薩摩川内市民まちづくり公社は入っておりますので、3件と答弁した次第でございます。

 なお、たくさん御質問がございましたが、審査項目の人的な、人的・物的能力についてのことを聞きたいという、これはどういうことかということでございましたが、この項目につきましては4項目を定めております。

 まず、その経営にふさわしい団体の理念、運営方針を持っているかということ。

 また、安定した運用を行うにはどうかということ。

 あるいは、施設の配備、修繕の方法等は適正かということ。

 そして、経営状況はどうかということを、この審査項目の人的・物的なことについては載せております。

 あと、薩摩川内市民まちづくり公社は何人を割り当てているかということでございましたが、この公園設備……



○議長(岩下早人君) 先ほど議長から御指摘申し上げたように、−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



◎総務部長(石走直伸君) 今のちょっと御指摘がございましたので、この市長が定めていると、その他市長が定めている事項というのは何かということでございました。

 これにつきまして答弁いたしますが、この内容につきましては、同種または類似施設の管理運営の実績はどうなのかということ。それと、地域活動参加等の社会貢献の活動の実績があるかということを内容の基準にしております。

 以上でございます。



◆7番(山之内勝君) 質問ではありませんけれども、今、部長のほうがやっぱりまだ勘違いをされていると思いまして、ただ、質問ではありません。訂正のまた、お願いです。第170号を除いてと私が言いましたということですけれども、今回の議案提出の順番もありまして、除斥議員が出る部分もあると思いましたので、第172号を除くと言った覚えはありますけれども、第170号を除いてと言った覚えはありませんので、念のため確認しておきます。

 以上で質問を終わります。



○議長(岩下早人君) 以上で、山之内勝君の総括質疑並びに一般質問を終わります。

 次は、4番持原秀行君の総括質疑並びに一般質問を許します。

   [4番持原秀行君登壇]



◆4番(持原秀行君) 皆様、こんにちは。

 本日、2人目の登壇となりました。議席番号4番、市民連合へ所属いたしております持原秀行でございます。

 平成21年第5回定例会に当たり、総括質疑・一般質問をさせていただく機会を与えていただきましたことに深く感謝申し上げます。

 我がふるさと、薩摩川内市のまちを元気にするために、市民の皆様方とともに知恵を出し、協働し合う中で、市勢発展に微力ながらも精いっぱい取り組んでいく所存でありますので、よろしくお願い申し上げます。

 まず、子どもの医療費に関して鹿児島県で初めてとなる中学校終了までの完全無料化を行う薩摩川内市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例案、市長マニフェストの「安心・快適 誰もが笑顔で暮らせるまちづくり」を早速本議会へ提案していただきました市長に対し、深く敬意を表します。

 このことにつきましては、少子化対策及び子育て支援策の分野において、間違いなく本市シティセールスとしての最重要ポイントになると考えます。

 鳩山政権におきましては、民主党マニフェストの政策実行に伴い、さまざまな難問が起こっているようでありますが、岩切市長におかれましては、他の市長マニフェストにつきましても、「みんなのふるさと 躍動薩摩川内の実現へチャレンジ」の心意気で、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。

 さて、本年10月12日で市制施行5周年を迎えましたが、この間に薩摩川内市体育協会を初めとして、スポーツ面、文化面など、さまざまなイベントに「祝・市制施行5周年」と冠をつけ、市内外に大きく我が薩摩川内市を売り込むことができたのではないかと思います。

 本議会において、市長の施政等の概要説明でありましたように、薩摩川内市総合運動公園では数多くのイベントが開催され、全国的にも類を見ない男子・女子の全日本バレーボールチームの合宿のほか、プロ野球千葉ロッテマリーンズの秋季キャンプも実施され、市内外から数多くの人々が日本のトップアスリートの技などに触れられ、大いに交流人口の増大、地域活性化につながったことは周知の事実でございます。これもまた、薩摩川内市の大きなシティセールスのポイントであったと思います。

 それでは、事前通告に従いまして、3項目の質問をさせていただきます。

 まず、大きな1番目としまして、シティセールスにおける意識の在り方についての1点目、行政の横断的機能の確保についてであります。

 本年5月に薩摩川内ブランド計画が示され、総合戦略の体系の中で「薩摩川内スピリッツ」というキャッチフレーズのもとに、横断的なセールス活動を実施するとなっており、シティセールスとして総合広報PR事業、トップセールス事業、よかまちきやんせ倶楽部事業、甑島セールス事業などを事業例として挙げてあります。

 昨日の谷津議員の一般質問に対するお答えで、「シティセールス推進に向けてシティセールス研修会を実施し、全職員がセールスマンであるとの認識を持っている」と述べられましたが、全職員がどのような内容、講師陣でいかような研修をされたのかお示しください。また、全職員漏れなく研修を受けていないのであれば、意識向上に向けて非常に大事なことと考えますが、いかがでしょうか。

 さらには、行政に携わる各支所並びに本庁各部署・職員に対して、縦割りではなく横断的機能の確保について、研修以外にどのような取り組みを実践したら、薩摩川内市の一体感の醸成も図られ、よりよいまちづくりに貢献できるのか、今後の取り組み方についてお示ししていただきたい。

 2点目、人材の活用策についてであります。

 早いもので、1市4町4村の合併から既に6年目に入っております。この間、全市的な一体感の早期醸成を図る上で最も重要視されたことが、行政に携わる職員の人的交流であったと考えております。さまざまな部署、各所属課など、数多くの職場間での人事異動などにより、職員の皆さん方は合併前と比較して、それぞれが職場環境の大きな変化に戸惑いながらも、貴重な経験を数多く体験されたことと思います。中には、急激的な変化、改革などに寄り添うことができず、志半ばで去っていかれた方もおるのではないでしょうか。

 合併前の旧市町村におきましては、住民の皆様方が役所に相談事があり、各課を訪ねられれば、必ずどの部署にも経験豊富な知識を持った古参職員が配置され、その職員が若年層職員のよき手本として指導力を発揮され、業務遂行を円滑に進め、正確な行政事務執行の継承が図られてきた事実もございます。

 先般、市議会と地区コミュニティ協議会単位での意見交換会の場で、市民の方から出されました意見の一部を御紹介いたします。「合併前、公民会長や地区代表として役場に相談に行けば、町長、総務課長、各課課長、係長に、地区のその要件を伝えれば、何課のどの職員に言えば、答えをもらえる。自分との意見交換も融和を交えて、よい方向性で、行政・住民、お互いの交流が十分できていたような気がする。今は人事交流が進み、失礼ながら、地域の地理や現状などについて、十分把握されておられないように見受けられる。相談に行くのをためらう。行きづらい雰囲気がある」との御意見が出されました。

 果たして、このような状況でよいのでしょうか。市民ときちんと向き合い、他市町村からの転入者、あるいはさまざまな相談事、問い合わせに対しても、行政を預かるものとして当たり前のことを当たり前に、そして、丁寧に対応することが薩摩川内市の顔としての一つのシティセールスにもつながっていくのではないでしょうか。このような見地からして、本庁・支所間の人事異動につきましても、きちんと配慮すべきであると考えますが、市長の見解を求めます。

 3点目、市民全体での取組についてであります。

 現在、薩摩川内市に居住されておられる方はもとより、本市の出身者や縁あっておつき合いをしていただいている人たちに、薩摩川内市を積極的に売り込んでいただくことが肝要であると考えます。昨日の一般質問の中で市長は、「市民全員がシティセールスマンとなっていただくのが理想である」と述べられました。そこで、市民に呼びかけ、全市民がセールスマンとして働いていただけるような施策の展開が必要だと思いますが、市長の考えをお示しください。

 次は、大きな2番目、文化財構想の在り方について、教育長に伺います。

 1点目、文化財保護の推進についてであります。

 第1次薩摩川内市総合計画、第3章第6節「地域文化の保存・継承」の現状と課題で記載されておりますとおり、「本市は、南九州の中心地として702年に薩摩国府が設置されたという古い歴史を有し、可愛山陵、国指定史跡の薩摩国分寺跡、清色城跡や入来麓伝統的建造物群保存地区、甑島のトシドン、東郷文弥節人形浄瑠璃、400年余りの歴史を誇る川内大綱引など、有形・無形の歴史的・文化的遺産や伝統文化が豊富に存在しております。そして、これらはすべて市民の共通の財産であると同時に、郷土の歴史・文化を理解するための素材として、また、地域に根ざした文化的環境を構築し、地域の独自性を確立するための貴重な資源として、極めて重要なものであるとして、その存在を改めて見直し、その保存・継承に対する理解と意識の高揚を図る必要がある。しかしながら、こうした歴史・文化がかけがえのない財産であることに対する市民の意識は、十分に根づいているとは言えず、その存在についても余り知られていない状況にある」と述べられており、その重要性を説いておられます。

 そのことを踏まえた上で、今後の文化財保護の推進方法について、教育長としての考えをお示しいただきたい。

 2点目、天辰寺前古墳についてお尋ねいたします。

 本市は、「美しい自然と、古い歴史を誇りとするわたしたち薩摩川内市民は、」と薩摩川内市民憲章にありますように、山々が連なり、川内川を幹とし、その支流を枝とし、西の海へ注ぎ、そして、宝の島、甑の島々へとつながっており、九州第2位の長流である川内川は、古代よりもろもろの文化の出入り口として、その役目をなしてきております。

 特に、文化の出入り口として、川内川が歴史に顕著にあらわれるのは、古墳が築造される古墳時代からであり、古墳の築造はその地域の支配者の存在を意味しており、その分布は川内川流域に見ることができます。本年6月27日16時30分ごろ、天辰町字寺前の久木原神社近くで、天辰第一地区土地区画整理事業の工事中に古墳の石室が発見されました。平成20年12月から古墳の一部調査、平成21年度に本格的な発掘調査を実施され、現在も調査中であるようでございますが、今後、どのような展開になっていくのか。関係者はもとより、古墳発見地の天辰地区住民におきましても、十分な関心を抱いておりますので、今後の展開についてお示しいただきたい。

 次に、大きな3番目、天辰第一地区土地区画整理事業について、市長に伺います。

 まず1点目、天辰寺前古墳に関する仮換地指定変更の可能性についてであります。

 先ほど申し上げましたが、天辰第一地区土地区画整理事業地内において、木の根を除去する工事中に噴丘古墳である石室が発見されました。これにつきましては、学術的に見ても非常に貴重で重要なものと考察し、現地保存して後世に伝えることが現在を生きる者としての責務ではなかろうかと思います。

 しかしながら、何せ区画整理事業地内に入っており、関係地権者の協力も必要であり、そのほか数多くの難題・条件等を考慮しなければならないと思いますが、仮換地指定の変更の可能性も含めて、現時点での市長のお考えをお示しいただきたい。

 2点目、今回、このような埋蔵文化財が天辰第一地区土地区画整理事業地内で発見されたわけでありますが、事業者として文化財への思いについて、市長の率直な思いをお示しいただきたいと思います。

 以上で壇上からの質問といたします。

   [市長岩切秀雄君登壇]



◎市長(岩切秀雄君) 持原議員の質問にお答えいたします。

 まず1点目、シティセールスにおける意識のあり方の中で、行政の横断的機能の確保についてという御質問でございます。

 昨日、谷津議員に今までの取り組みについて説明いたしました。したがいまして、今、このシティセールスについての対応の仕方としては、道半ばというところでございますので、まだまだ今から積み上げをしながら、最終的には、九州新幹線の開通に向けてスタートができたらということでございますので、御理解をいただきたいと思います。

 シティセールスの必要性や全職員に対するいろいろな研修等を行っております。ただ、基本的には、市の職員が市のいいところを知っていなければ、何も答えられないということではまずいということで、全職員をシティセールスマンとして扱うようなことを考えて、既に研修会を行っております。しかしながら、御指摘のとおり、全職員に対して、まだ今のところ、そこまでは至っていないわけですが、時間をかけてしたいと思います。

 ただ、統一的に、やはりハンドブックもしくはマニュアル的なのをつくって、一人一人の思惑じゃなくて、やはり統一した説明ができるような、そういうのを、今、つくらせているわけですが、こういうことをしなければ誤解を招くおそれもありますので、むしろそちらに、今、力を入れている段階でございます。

 次に、人材活用の中で先ほど支所に行くと、相談するのをためらうとか、行きづらいとか、本当に市民の率直な意見だったろうと思いますが、聞いていて、私も心が痛い思いをいたしました。職員は本来は、すべての地域、すべてのことを精通していなければならないし、特に人事異動があった後は、やはり積極的に新しい職場でのいろいろなことを学んで対応しなければならないというふうに思っておりますので、本庁を含め、支所もですが、さらにそれの研修のあり方を、やはり職員の接遇の研修のあり方を、もうちょっと工夫できないか勉強をさせてみたいと思います。

 特に、職員が意識改革をして、合併という大きな節目を迎え、過ぎてきていますので、意識改革をしてもらわなければならないというふうに思っております。今後も意欲を持って取り組むように指導していきたいと思います。

 新市誕生後、職員の一体感醸成のために薩摩川内市人事異動基本方針を策定しまして、これに基づき積極的な人事交流を行っているのが実態でございます。専門性の高い職場や市民につながりの強い職場におきましては、業務や地域に精通した職員を置くものの、さらに育成をしなければならないというふうに思っていまして、今までいたところであれば、それはもう何でも知っていると思いがちですが、やはり合併しましたから、薩摩川内市全域を知ってもらわなければならないというふうに思いますので、さらに教育をしてまいりたいというふうに思います。

 次に、市民全体での取り組みで、全市民がやはりシティセールスマンになるということについても、やはりまずは職員が、市民の方々にPRができるような体制をつくらなければいけないと思っています。合併しまして、地区コミュニティ協議会で、それぞれのところを訪れて勉強をしていらっしゃる地区コミュニティ協議会もございますし、そういうことも自助努力ということでなされるわけですが、やはり職員が市民に対して薩摩川内市のよかところもどんどん紹介できるような体制をつくっていけば、おのずと市民の方々も、そういうセールスができるのではないかと思います。

 本市が市外からの方々から選択されるまちにするためには、魅力あるまちとなる必要があるわけでございますが、行政だけの取り組みだけでできることではございません。経済団体、観光団体等と連携して情報交換を行い、一体となったシティセールスの推進を心がけたいと思います。

 また、昨今の観光交流の形態として、訪問先の人々とのさまざまなふれあいを求める傾向にございます。現在行っています地区コミュニティ協議会による手づくりの公園や特産品、加工品の製造販売、学生と地域が協働して行うアート展など、本当に市民によるさまざまな交流活動が行われておりまして、市民みずからのシティセールスも行っていただいているような気がしまして、本市の知名度を大いに高めてもらっているところでございます。

 今後も自主的に自助努力をしながら、これらの活動をされるところについては支援をし、市民による情報発信を推進したいと思っております。

 また、各種民間団体の代表者等から構成されるブランド推進会議の四つの専門委員会を設置しているところでございますが、各委員から市民の立場での意見をいただくこととしており、これを今後のシティセールスにさらに活用してまいりたいと考えております。

 次に、天辰第一地区の土地区画整理事業について、天辰の寺前古墳に関する仮換地指定変更の可能性についてということですが、仮に、これを現地保存した場合に、どういう影響が土地区画整理事業であるかということでございます。

 天辰寺前古墳を現地保存した場合ということでの御質問ですので、まず、仮換地指定の変更が必要となります。そして、住民の御理解も得なければならないし、当然ながら、事業計画の変更も出てまいります。土地区画整理事業に大きな影響が出ることは当然のことだと思っています。

 現在、天辰寺前古墳の保存方法について、教育委員会と協議を進めながら、土地区画整理事業の方向性を検討しているところでございます。保存の可能性が、もし出てきたとするならば、地元の住民の方々へ説明会なんかを開いて理解を深める必要があると思っております。

 次に、事業者としての文化財への思いについてですが、今回、天辰第一地区の土地区画整理事業で偶然に発見されました天辰寺前古墳につきましては、石室内から貝製の腕輪を装着した成人女性の人骨1体と副葬品の銅鏡と刀子(とうす)が出土されたわけでありますが、この価値観については、教育長から答弁があろうかと思います。

 高塚古墳からこのような人骨が出土するのは県内で初めてであり、この一帯を治めていた支配者の墓ではないかと思われております。本市の古代の歴史を語る上で非常に貴重な発見であったと思っております。

 したがいまして、重要なものであるということは認識しているところでございます。これらのことを考慮しながら、保存の方法、これは現地保存、移設保存、記録保存等ありますが、これにつきましては、来年、現地調査をお願いしている文化庁の専門家の文化財的価値、これは国の指定等になるわけですが、対する見解を踏まえて検討してまいりたいというふうに思っております。

 御意見のとおり、現地保存した場合となりますと、約8,000平方メートルに影響があるのではないかと思っておりますが、さきに述べたようないろいろな手続の変更、また、住民への理解、いろいろ問題もたくさんございますので、総合的に判断して結論を出したいと思っております。

 以上で答弁を終わります。

   [教育長上屋和夫君登壇]



◎教育長(上屋和夫君) 持原議員の文化財構想のあり方についての御質問にお答えいたします。

 まず、貴重な文化財保護の推進と活用について、どのように考えているかというお尋ねでございますが、議員も触れられましたように、薩摩川内市には薩摩国分寺跡などの国指定文化財が14件、甑島の植物繊維衣料などの鹿児島県指定文化財が11件、それから、高江町の江ノ口橋などの市指定文化財が149件など、計179件の貴重な文化財等がございます。昨年は東郷文弥節人形浄瑠璃が国の重要無形民俗文化財に指定され、本年は甑島のトシドンがユネスコの無形文化遺産へ登録されました。さらに、鹿島町におきましては、約7,000万年前の地層から肉食恐竜の化石が発見され、そして、先ほどもありましたように天辰町の古墳からは鹿児島県内の古墳では初めてとされる貝製腕輪を装着した人骨1体と銅鏡などの副葬品が発見されたところでございます。

 これらの有形・無形の文化財が研究者から大変高い評価を受けていることから、文化財に対する市民の関心や認識が、これから一層高まるものと期待しておりますが、教育委員会としましても、今後、文化財の保護・活用の推進に、より一層力を入れていかなければならないと考えているところでございます。

 これまで文化財の保護につきましては、郷土芸能団体や文化協会等、各種団体の活動等に対しまして、補助金を交付し支援を行っているところであります。また、市内各地域に保存される貴重な文化財を紹介する文化財マップを作成し、配付を行うとともに、散策時の案内及び説明のための看板の整備や文化財少年団活動の推進に取り組んできております。このほか、開発行為による埋蔵文化財の破壊、損失が懸念されておりますことから、開発事業者に対しましては、遺物埋蔵対象地域に係る文化財情報の提供等について、関係機関と連携を図りながら、その徹底と文化財保護に対する啓発に努めているところであります。

 今後は、貴重な文化財の保護に努めるとともに、歴史・文化的資源を生かした薩摩川内市の史跡・文化財の探訪ルートを設定しまして、観光・レジャーとのネットワーク化を図りながら、活用を積極的に推進してまいりたいと考えているところでございます。

 次に、天辰寺前古墳の今後についていてでございますが、この概要につきましては、先ほど市長から答弁があったとおりでありますが、この古墳は、かつて久木原神社があった場所でありまして、約20メートル以上の小高い丘の上に発見されたものであります。この場所は、文献によりますと、弥生時代から古墳時代にかけまして、かなり大規模な集落があったのではないかと言われておりまして、14枚の貝輪を装着した女性は、当時の豪族の首長か祭祀者であったと思われます。指導していただいた考古学の専門家からも、銅鏡や貝輪、鉄製の小刀−−刀子(とうす)と言いますが−−小刀などの出土品も大変価値がありますけれども、南九州の石室墓の石積み技法と畿内大和の技法が結びついたもので、歴史的に重要な意味があると言われております。また、貝輪は南の島でとれる貝でありますことから、南方との交流が想定され、そして、高塚古墳と銅鏡は畿内大和とのつながりを示しておりまして、地域間交流を考える上で非常に重要であると。あるいは5世紀初めごろの隼人族の世界を代表する古墳となるのではないかと、そういったことが専門家からは語られております。

 保存の仕方につきましては、議員も言われますように、現地保存が一般的には最も望ましい方法だと考えますが、その場合、市長が答弁されたとおり、既に進んでおります土地区画整理事業計画を変更しなければならず、かなりの財政的な負担も伴うなど、いろいろと課題がございます。

 また、移設保存となりますと、この古墳は川内川近くの小高い丘にあることで、古代川内地方の象徴的古墳でありますことから、移設することは、その価値が失われることになりかねません。さらには、ニニギノミコトの墓とされる可愛山陵や船間島古墳、横岡古墳、そして、薩摩国府、国分寺などと関連づけた天辰寺前古墳の遺跡としての古代の歴史的意義を損なうことになりかねないと考えます。このようなことから、今後の保存の仕方につきましては、専門家の意見等をよく聞きながら市長と協議し、慎重に検討してまいりたいと考えているところでございます。

 以上で答弁を終わります。



◎企画政策部長(永田一廣君) 市職員を対象といたしましたシティセールス研修会の内容等につきまして、お答えさせていただきます。

 研修につきましては、流通科学大学の高橋一夫教授をお迎えいたしまして、先月11月24日、午前と午後の2回に分けて職員向け研修会を開催いたしました。研修の開催目的につきましては、市長答弁にもございますとおり、職員一人一人が薩摩川内市のセールスマンとなり、各分野における事務事業の取り組みを進める中で率先して市のイメージアップを図れるよう、その理解を深めるために開催したものでございまして、210名が研修を受講したところでございます。

 研修の中身といたしましては、ブランド、シティセールスの意義・必要性を中心に先生のほうからは話がございまして、職員といたしましては、基本的な部分の理解・認識を深めることができたというふうに考えております。

 中でも、先生からは2点ほどでございました。1点は、シティセールスにつきましては、これまでも各議員の御意見にもありますとおり、シティセールスにつきましては行政だけではだめなんだと。市民・関係団体・関係業界、一体となった取り組み、共通理解、統一した方向性に向けての取り組みが必要であること。

 もう1点につきましては、シティセールス、ブランド、この定着につきましては、大きなエネルギーと時間も要すること。こういった点を強調され、将来を見据えて腰を据えた取り組みが必要だというふうな印象が強く残っているところでございます。

 今回の研修、初めての取り組みではございましたが、これからも段階を経て、シティセールス研修、そして、今後策定いたしますシティセールスハンドブック、マニュアル等を活用して職員に周知を図り、全庁的なシティセールス推進に心がけたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◎建設部長(石澤一美君) 天辰寺前古墳の現地保存とした場合の具体的な手順及び想定されます課題・問題点について、先ほど市長から答弁ございましたけれども、もう少し具体的に御説明いたします。

 現地保存となりますと、現在の古墳が所在します場所を仮換地として割り当てられている方々がおりますが、現在のそういう方々への影響、あるいは現在の区画道路、街区計画等の変更が生ずることとなります。

 したがって、まず、それらに対応する変更の事業計画案を作成する必要がございます。この場合、関係する権利者、機関との調整が必要になってまいりますが、その後、国や鹿児島県との下協議を行い、必要により修正等を行った上で区画整理審議会、地元説明会を行い、事業計画を各地権者等に縦覧することとなります。ここで権利者等から意見書などが出されれば、その処理や調整等を行うこととなります。そして、事業計画の認可、実施計画の変更申請及び承認という手順になります。並行しまして、仮換地の変更の作業を進めることになります。仮換地の変更につきましても、区画整理審議会に図り、関係権利者からの意見・要望等により修正を行った上で、変更の仮換地指定を行うこととなります。これらの手続を経た後、初めて区画道路の築造とか宅地の造成等の工事を行うことができるようになります。

 ただし、仮換地の調整ができなければ、意見書等が提出され、場合によっては行政不服審査法に基づきます審査請求が出されることもございます。また、公園等都市施設の変更が生じますことから、今ほど説明いたしました手順と並行して、都市計画の変更もする必要がございます。これら一連の手続には、数年の期間を要することになるというふうに考えております。

 また、課題・問題点としましては、古墳を含めた一体区域の整備をどうするのかとか、公園化しますと、周辺宅地の評価の上昇と清算金への影響が生じてまいります。それから、公園面積の変更、区画道路等の変更などによります減歩率への影響などが想定されるところでございます。

 いずれにしましても、古墳が発見されました区域の工事は、現在ストップしている状況でございまして、既に事業への影響が出ております。古墳の保存方法、先ほど市長からも説明ございましたが、どういう方法になるにしても長短の差はございますが、事業期間への影響は出てまいります。

 以上で説明を終わります。



◆4番(持原秀行君) それでは、2回目の質問をしたいと思います。

 るる、今、市長と、それから企画政策部長、建設部長からもお話がございました。シティセールスにおける行政の横断的機能の確保につきましては、担当主管部・課とか、あるいは担当係だけにやっぱり依拠しているだけではなくて、本庁の各部署及び各支所、それぞれが知恵を出し合って、より強力な推進体制を構築するべきであると考えます。そういう重要な研修とかされたことは非常にありがたいことだと思っておりますけれども、よりたくさんの職員の方に関心を持っていただいて、やっぱり我がこととしてとらえていただけたらなというふうに思います。

 それと、市長は昨日、副市長をトップとした専門部署を設置する方向で検討すると述べられました。大変心強く思っております。一人では不可能なことも一つの目標に向かって組織の全体で、市民全体で協力して迅速に対処できる強力な体制、このことこそが、今、一番求められていると考えております。まずは職員からだということでありましたけれども、折に触れ、市民全体での取り組みにつきましても、市民の方々とともに「みんなのふるさと 躍動薩摩川内」の実現へ向けて語り合える場を設けていただいて、自主的参加、協力がなされるような具体的行動につなげる仕掛けが必要であると思うんですが、それに向けて、何かそういう計画があれば、それをちょっとお答えいただきたい。

 それから、人材の活用策でありますけれども、この件につきましては、今までさまざまな研修会とか講習会を実施されて、事務能力の平準化とか組織の改革などに向けて、相当努力しておられるというふうには思います。しかしながら、全国的にも海を隔てて合併した市町村というのは本市以外にはありません。市の面積、市域も鹿児島県全体面積の7.5%を占めて、非常に広大であります。このような地理的条件などもあり、その地域に住んでおられる、居住している人たちや職員が地域の核として、地域に伝わる、そして、子々孫々、未来永劫につなげていかねばならない重要な伝統行事なども数多く存在していると思います。これら数多くの伝統文化に主体的に携わっている多くの職員がいることも事実です。市長も御存じだと思っております。これらの大切なことをしっかり守り、伝承していくことが地域の元気、活性化につながっていくのではないでしょうか。そのことを大事にしていくことが薩摩川内市のシティセールスにもつながっていくことだと考えます。

 そのような意味合いで申し上げておりますので、人事異動に関して、市長の率直な、新たなお考えがありましたら、お示しください。

 以上で2回目を終わります。



◎市長(岩切秀雄君) シティセールスについて、多くの議員が関心を持っていただいているということで私も元気が出てまいりました。先ほど話ししましたとおり、まだまだ道半ばで頂上を見きわめながら、どういう手だてをすればいいかを論議しているところでございますが、今回のいろいろな意見を参考に、さらにしていきたいと思っております。

 したがいまして、これは私も市長になってから最初の政策でございますので、ぜひ薩摩川内市を売り込んで、九州新幹線にあわせて、観光の地として全国に認知してもらう方法とするための手だてを考えなければならないと思っていますから、真剣に取り組んでまいりたいと思います。

 また、きのうも谷津議員のところで言いましたとおり、やはり、今、いろいろな推進本部を核として、していますけれども、やはり各課にいろいろな事業がありますので、これは各課は各課でルーチン業務として精いっぱい頑張っておりますから、さらにこれに上積みすると、もうパンク状態になりますから、何かやっぱり組織を専門的に考えていかざるを得ないなと、実際にシンクタンクとしてまとめるところと、実際に行動として移すところ、そういうのをどうすればいいかということを年内に考えてみたいというふうに思っております。そういうことを踏まえて、本市の売り込みをし、本市にたくさんの人たちに来ていただいて、たくさんの人たちにお金を落としていただいて、経済効果の波及をねらうというのをやはり短期間ではございますけれども、将来に向かって本市の発展につながると思いますから、いろいろ研究させてみたいと思います。

 また、人材活用でございますが、合併して1,366人という人員であったわけですけれども、これも全国の類似団体に比べて薩摩川内市が一番職員を多く抱えている、ワーストワンということで言われておるわけですが、どうしても1市4町4村、9団体ですから、それぞれの機能を発揮するために抱えていた職員でありまして、これを合併時に、やはり申し合わせをしておりまして、職員を減らさざるを得ない状況にあるわけですが、これも、今、毎年退職者に対して数名しか採用できない状態でありますけれども、もう一踏ん張り職員にはしていただきたいと思っているところでございます。合併の残務整理をしながら、どんどん職員は減っている、その中で職員も一生懸命頑張っているということを私は十分認識いたしております。そういうことを踏まえて、さらに、ここで職員を含め、これはもう一丸となっていかなければ、財政の健全化は図れないし、市勢発展はないと思っていますから、そういう意味を含めると、職員の一体感の醸成を図るための研修、また、先ほど御指摘の市民の接遇に対する研修等をさらに強化していかなければならないと思っております。

 幸いにして、二人の副市長を皆さん方に承認していただきましたので、今、この1年間、本当に専門的に取り組む体制ができております。今、毎朝、4役集まって、課題等をそれぞれわずかな時間でありますけれども、持ち合わせて、意思の一致団結を示すための会議もやっておりまして、その日その日をとにかく真剣勝負という形できておりますが、それも職員も十分理解をしていると思っております。去る11月8日には、私が市長に就任して1年終わったということで職員にメッセージを送りました。全職員に送ったわけですが、さらなる一致団結を目指して、市勢の発展に寄与してほしいということもお願いしているところであります。

 したがって、人材の確保についても、その効果が今と言わず出てくると思いますから、持原議員もそれを期待して、さらにOB職員として職員にも指導していただければ、ありがたいと思います。

 以上です。



◆4番(持原秀行君) 責任転嫁もあったようでありますけれども、私は従来からそういう立場で精いっぱいやっていくということで、特に、市民目線でやはりやるべきことはしっかりとやっていきたいなというふうに思っております。

 そこで、今さっき、思いついたんですけれども、このシティセールスについてですが、市民もセールスマン、職員もセールスマンということで、その中で今回、薩摩川内市の乳幼児医療費の助成に関する条例など、これは鹿児島県内初ですよね。鹿児島県内初ということで、制定後については鹿児島県内初というのを大いにPRするべきだというふうに思います。ワインも焼酎もボジョレー・ヌーボーと言いますよね。ですから、本市の条例ヌーボーというような位置づけで大いに広報・宣伝していっていただきたいというふうに思います。

 それから、もうこれは要望になるんですが、天辰の区画整理事業地内に噴丘古墳が発見され、そのことで建物移転とかそういうのは延期されている方もおられます、実際ですね。地元のそういう地権者とかに協力を得ながら、何とか円滑に、すばらしいまちづくりができますように、私も地元の皆様方とともに精いっぱい努力してまいりたいというふうに考えております。市長におかれましても、区画整理事業に対しまして、なお一層の力添えをお願いしたいと申し上げておきます。

 天辰第二地区土地区画整理事業も控えておりますので、ぜひそこらあたりは十分考慮していただきたいと思います。

 それから、教育長のほうに、文化財保護の推進につきましては、教育委員会としての考え方、詳しくお示しをしていただきました。特に、埋蔵文化財につきましては、情報公開などを含めて、今以上に速やかなる対応と保護体制へ向け、市長とも協議されて、積極的、そしてまた、かつ十分な論議を関係機関と密にしていただいて、できれば、先ほど言われました。本音が見えたと思いますね。移設したら、ちょっとというようなことで、問題があるようなニュアンスに受け取りました。私も地元として、やはり地域の皆さん、あるいは市内外の学術者の皆さん方も十分な関心を持っておられると思います。決して悔やむようなことがないように施策を展開していただきたいということを要望して、私の質問を終わります。



○議長(岩下早人君) 以上で、持原秀行君の総括質疑並びに一般質問を終わります。



◎総務部長(石走直伸君) まことに失礼しました。

 先ほど山之内議員のところで、薩摩川内市民まちづくり公社の応募件数が、私、3件と言ったんですが、ちょうど議案の除外のところを積算ミスしておりまして、御指摘のとおり、4件でございます。したがいまして、最後の28社と言ったんですが、27社に訂正させてください。(113ページで訂正済み)

 以上でございます。



○議長(岩下早人君) ここで休憩いたします。

 再開は、おおむね13時といたします。振鈴でお知らせします。

           〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

           午前11時47分休憩

           〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

           午後0時59分開議

           〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(岩下早人君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 次は、8番中島由美子君の総括質疑並びに一般質問を許します。

   [8番中島由美子君登壇]



◆8番(中島由美子君) 皆様、こんにちは。

 お昼の時間帯になりましたが、よろしくお願いいたします。

 さて、本日12月10日は世界人権デーであります。これは第2次世界大戦中、人権無視の非道な虐殺や多くの多くの悲惨な犠牲が払われたことを反省をし、1948年12月10日に世界人権宣言が採択され、そのことを記念し、世界人権デーと定めたものであります。人権とは、だれもが人間らしく幸せに生きる権利であり、本日の世界人権デーは、世界じゅうで人権について考え、守り、育てる大切な日であります。高齢者に対する虐待や子どもの暴力行為が増加しているそうであります。本日の人権の日に、改めて人権について考えていただけることを願って、公明党に所属する議員といたしまして、通告に従い、質問をさせていただきます。

 まず1点目、甑島観光の今後の展開について、お尋ねをいたします。

 九州新幹線全線開業を控えて、薩摩川内市を初め、鹿児島県もかごしま観光に力を入れ始めました。鹿児島県内の他地域でも、鹿児島中央駅からいかにして人を呼び寄せるか、さまざまな知恵を模索し始め、多くの観光客を引き寄せることは、鹿児島県内各地にとっての大きな命題になってまいりました。競争相手が広がる中、本市においては、九州新幹線から川内駅におりるお客様をいかにふやしていくのか。そして、そのお客様をどこへ御案内していくのか、しっかりと道筋をつけていくことがまずは大事なことだと思います。

 その御案内場所の一つが、宝の島と位置づけている甑島への観光であります。航路の問題はさておき、多くの方々を甑島へ案内していきたいと思いますが、いかがお考えでしょうか。

 また、ある地域の女性の会で、講師の方が甑島出身の方だったようで、甑島の魅力を交えて話をされたそうです。出席された方々は、「甑島っていいところみたいね、行ってみたいね」と甑島行きの話に盛り上がったそうです。また、インターネットでの甑島へのアクセスは1,000件を超えています。また、昨日、谷津議員から年間66万人の観光客が見込めるとの大変明るい話題がありました。そこでこれらの多くの方々を迎えるためにも、考えられる整備をしておく必要があると思います。

 そこで一つ目に、上甑島には観光案内所が設置されているようですが、下甑島にも観光案内所の設置が必要と思いますが、いかがでしょうか。

 下甑地域は、それこそ瀬々野浦のナポレオン岩や内川内の滝、また、瀬尾観音三滝、また、鹿島地域の恐竜の遺跡などなど、案内するところはたくさんありますし、交通の便なども初めて来られた方には船からおりただけでは全くわからないと思いますので、しっかりと設置をし、案内ができるようにしていく必要があると思います。いかがお考えでしょうか。

 また、ボランティアガイドが市内各地で立ち上がり、観光案内をしてくださっています。甑島でもボランティアガイドが立ち上がっているようですが、どのような活動状況であるのか。また、今後どのように展開をしていかれるのか、お尋ねをいたします。

 また、甑島の交通網の整備についてお尋ねいたします。

 都会のように縦横無尽の交通網整備は無理ですが、船でおりた方々が行きたいところへ行けるよう整備していく必要があると思います。ことし上甑地域に行かれた2〜3人のグループが船からおりて、うろうろしている間にバスは出てしまい、どうしていいかわからないので支所へ行き、自転車でも貸していただけないか聞かれたそうですが、レンタサイクルの整備はされていたそうですが、対応してくださった方が知らなかったのか貸していただけなかったそうです。上甑地域は長目の浜まできれいに道路が整備されていて、自転車で走りやすくなっています。山も低い上甑地域にとっては、自転車での観光は一つの交通手段にもなると思いますので、しっかりと整備をし、借りやすいようにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 また、支所の方々が知らないということがないようにお願いをしたいと思いますが、いかがでしょうか。

 それから、バスのほうですが、甑島に住む方々にとっての大事な足でありますが、観光などで初めて来た方にも利用しやすい案内や時刻表案内など環境整備が必要と思いますが、整備をしていくお考えがあるのかお尋ねをいたします。

 大きく二つ目、次世代育成について、お尋ねをいたします。

 今回、平成22年度から平成26年度までの5年間を対象期間とする後期計画が策定されます。施策については、前期から引き継いだものが多く、さらに拡大・充実していかれると思っていますが、今回、7回補正に14歳までの医療費無料化が盛り込まれ、鹿児島県内でも初めてのことと話題にもなっています。市長が子育て支援に熱心であり、薩摩川内市の子育て中の若い方々を支援したいことと、若い方々を薩摩川内市内に呼び寄せたい気持ちのあらわれと思っています。私の友人もこのニュースを聞いて、「薩摩川内市はすごいね、薩摩川内市に引っ越そうかな」と半分本気で言っていました。このことをきっかけに、定住促進が進めばと思っております。

 しかし、きのうから薩摩川内市のシティセールスについての話題がありましたが、大事なことは次世代の方々にも薩摩川内市のスピリッツを伝え、薩摩川内市を好きと言ってくれる、また、薩摩川内市から出ていっても、また、戻ってきてくれる次世代を育てていくことが、今からの薩摩川内市の発展のために大事ではないかと思います。きのうのシティセールスの話の中で、市民すべてがシティセールスマンにということを言われました。しかし、多くの市民の方々は薩摩川内市にはどこも案内するところがないと言われます。決してそんなことはない。いっぱい歴史・文化・自然はあるのに、もっともっと地元のことを知り、地元を自慢できるようになれば、一たんは出ていっても帰ってこられるのではないかと思うわけです。

 昨日、ふるさと納税を92名の方々からしていただいたということもお聞きしました。東京・関西方面の方からの寄附で、薩摩川内市のことを大事に、また、なつかしく思っておられるからこそですが、でも、やっぱり大事なのは薩摩川内市に住んでくれる人をふやしていかなくてはと思うのです。そこで、市長はこのすばらしい薩摩川内市の心、薩摩川内スピリッツをどのように継承していかれるお考えかお尋ねいたします。

 また、教育長としては、郷土を愛し、郷土を大切にし、薩摩川内市に戻ってきてくれる子どもをどのように育成していくおつもりか、お聞かせください。

 次に、図書館について、お尋ねをいたします。

 日本図書館協会によると、「すべての国民は、いつでもその必要とする資料を入手し利用する権利を有する」こと、そして、「この権利を社会的に保障することに責任を負う機関が図書館である」ことを表明しています。そのために図書館は、住民の求める資料や情報を提供するところであり、また、さまざまな情報を発信する場でもあります。乳幼児、児童、青少年、障害者、さらには高齢者など、生涯にわたる図書館利用ができるようサービスを広げていくことが求められます。

 薩摩川内市の中央図書館は、確かに開館時間は長く、休館日も少ないので、その点は大きな住民サービスができていると評価いたします。また、ほかにも巡回図書やおはなしひろばなど、さまざまな展開をしておられます。しかし、広報や情報提供という点ではどうでしょうか。薩摩川内市にはほかにも川内歴史資料館や川内まごころ文学館もあり、仕事面で分担されているところもありますが、三つの館の持ち味を生かし、すべてを統合しているところが中央図書館であり、さらに、市内のすべての小・中学校の学校図書館との連携、また、鹿児島県立図書館との連携を図り、市民の方々の文化面での意識向上、情報提供の発信の場であるべきと思いますが、市長の図書館に対する御見解をお聞かせください。

 鳥取県では知事の図書館に対する認識が高く、県立図書館を初め、各学校図書館を結び、情報のワンストップサービス機関としての図書館へと整備されていったそうでありますので、市として一番上に立つ方の考え方で図書館も変わるとの思いをしましたので、お考えをお聞かせください。

 次に、図書館の役目、働きが大変大きいことが理解していただけたと思いますが、そうなると、これにつながる学校図書館も、大変子どもたちにとって大事な場所であることが理解できると思います。幸いにして薩摩川内市内の小・中学校には、23人の司書補さんが単独ないし複数校に配置をされ、図書館運営に当たっておられます。しかし、御承知のとおり、資格を持たない方々も多く、それぞれ意欲を持って臨まれた方々であるのでしょうが、経験の差もあり、レベルの差、思いの差があるところであります。初めて司書補という仕事につかれた方もあり、レベルの差があって仕方がないのですが、学校現場はやはり子どもに接する場であり、仕事の違いこそあれ、子どもの前ではすべて先生でありますから、しっかりと研修を受け、レベルアップに努めることが求められます。初めての方には、1冊の本を本棚に並べるまでの細かな作業については指導されたようですが、年に2回程度の研修では追いつかないのではないかと思うわけです。

 そこで、中央図書館と学校図書館がしっかり連携をされ、学校図書館での困った点などを支援する図書館センター、もしくは図書館支援センターを置き、そのセンター長には教育長自身が当たり、学校図書館司書補さんのレベルアップの支援に当たっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 今、司書補の方々は、月1回自主研修をしておられます。しかし、先ほど申しましたとおり、レベルの差、思いの差があり、続けていくのに限界があるようですし、全員は参加しておられません。

 また、鹿児島県には、県立図書館が中心となり、学校図書館協議会を置き、川薩地区支部も存在をし、輪番ではありますが、校長先生が支部長になっているようです。しかし、川薩地区支部は各学校の司書補さんとはつながっておらず、年に1回の「学校図書館」という冊子に一応「川薩地区支部便り」が掲載されていますが、毎年同じことが書かれており、ただ、形式的に役をこなし、それぞれと連携をしてまとめておられないことがわかります。せっかく鹿児島県とつながった協議会があり、校長先生が事務局となり支部長となるのであれば、そこを中心に司書補さんたちの研修体制がとれるのではと思いますが、いかがでしょうか。

 司書補さんの仕事も子どもにかかわる仕事ですから、それなりにレベルアップをしていただきたいと思いますし、嘱託で1カ月17日勤務、報酬の額等勘案すれば、そんなに多くの仕事はできないと言われる方もおりますが、行く行くは各学校に一人の司書補を置くこと、しかも、できれば資格のある専門職としていく、そういう中長期展望を持つお考えはないか、教育長にお尋ねいたします。

 本来ならば、国、もしくは鹿児島県がそこまで考えて司書職まで配置していくべきと私は思います。しかし、なかなか期待できない状況でありますので、市としてしっかりお考えを持っていただきたいと思います。ちなみに、さすがに鹿児島市はすべてPTA雇用という立場ではありますが、給料も高く、鹿児島県の協議会につながり、市学校図書館協議会を、形式ではなく全公立の小・中・高等学校はもちろん、国立・私立の小・中・高等学校を対象にし、司書補の方々の研修会、講習会、また、協議会などを開き、さらに、研究紙、広報紙を作成され、学校図書館普及に努めておられます。

 また、その市学校図書館協議会会長には学校長が当たり、市内を6ブロックに分け、司書部会をブロックごとに月1回され、全体研修会を年度の初めと終わりにして、次年度へ引き継いでいかれるようで、学校図書館協議会としてしっかり機能しています。レベルの差、経験の差は仕方ありませんが、それを補っていくための全体の意識向上、スキルアップのためにも、市全体の協議会を機能させていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 また、学校長を初め、教員の方々の司書補に対する見識の差もあるようです。1冊の本を本棚に並べるまで、どのような作業があり、さらに、分類の仕方など専門知識が必要なこと、また、子どもたちが出入りしやすい図書館にするための環境整備や統計資料づくり、図書選択の手順や方法など、もっともっと学校職員の方々も理解をし、認識をし、嘱託であるとか、県職であるとかで差別意識は持ってはいけないと思います。子どもの前に立つ方は、すべて先生であること。そのためにさまざまな仕事があり、工夫があり、それぞれ一生懸命であることを管理職は特に理解すべきであると思いますが、いかがでしょうか。

 とにかく薩摩川内市内小・中学校全部に、一応司書補配置がなされたことは大きな前進でありました。それをさらに充実していただくための提案であり、意見であります。また、来年、平成22年は国民読書年と位置づけられておりますから、さらに、図書館や学校図書館運営を充実していただきたいと思いますが、教育長の御見解をお聞かせください。

 次に、学童保育拡充のための対策として、指導者育成の研修会ができないかお尋ねをいたします。

 現在、学童保育にかかわっておられる方同士の意見・情報交換などができる研修会が開かれており、お互いの悩みを聞いてもらえる場があり、また、参考になる行事などもあり、助かっていると聞いています。そういう会に、これから携わってみたい、かかわってみたいという方々を交えて、学童保育を自分の地域でもやってみようという方々をふやしていくお考えはないでしょうか。

 また、千葉県習志野市の認定こども園に視察に行きましたが、学童保育についてお尋ねしたところ、習志野市ではすべての学校で学童保育は実施しているとのことでした。そこで、やはり保護者の方々の願いとして、学童保育は学校施設内の教室でやってもらいたいという願いが大きいのですが、学校施設をもっと利用しやすくできないのか、お尋ねをいたします。

 以上、壇上から1回目の質問を終わります。

   [市長岩切秀雄君登壇]



◎市長(岩切秀雄君) 中島議員の質問にお答えいたします。

 まず1点目、甑島観光の今後の展望について、下甑島の観光案内所の設置は考えていないかということです。

 御承知のとおり、下甑島には観光案内所がなくて、なかなか初めて行った人は特に、どこに何があるかわからないということは十分私も理解をしております。ただ、合併しまして、観光協会も薩摩川内市で一本化されまして、甑島には薩摩川内市観光協会甑島案内所というのをつくられたわけですが、とりあえずは一本化するということが大きな名目で、里町のほうに、今、置かれているわけです。したがって、下甑島にそれがないということで不便だということであります。今、いろいろな形で観光行政を進める中では、観光案内所もですけれども、いろいろな標識等も今後設置していかなければならないというふうに思っていますので、当然ながら、早い時期に下甑島にも観光案内所をつくらなければならないというふうに考えております。

 しかし、やはり下甑地域の場合は、長浜港、手打港、二つの大きな港がございます。このうちどっちに立てたほうがいいのか。できれば二つとも立てるべき。そして、案内所を設けるべきなんでしょうけれども、財政的には人を抱えなければなりませんので、地元の調整を、やはり地元でしていただかなければならないということも考えております。

 したがいまして、今の段階で観光案内所をつくるということは無理ですが、できれば船が着く時間に職員がそこにいるという、説明ができる人を置くということは可能でありますので、そういうことも前向きに検討していきたいと思っておるところです。

 次に、観光案内をしていくボランティアガイドの中の今後の展望でございます。

 本年度観光ボランティアガイド増員のために、本市と市観光協会の合同で上甑島を対象に、ふるさと案内人の養成講座というのを実施いたしました。来年度は下甑島を対象に、このふるさと案内人養成講座を開いて、観光ボランティアガイドの資質の向上に努めてまいりたいというふうに思っております。

 次に、次世代育成についてですが、この薩摩川内スピリッツを次世代にどのように伝えていくかということであります。

 旧川内市においては、川内がらっぱということで、いい意味、悪い意味を含めて、がらっぱ根性というのがあったわけですが、今回合併し、薩摩川内ブランドロゴマークを応募しまして、薩摩川内スピリッツの宣伝をしようということをいたしておるわけですが、この意味は、やはり人や文化を受け入れる心、伝統や信念を守り抜く心、これが表現されています。本市の重要な資源であります自然・歴史・文化を象徴するこのロゴマークの持つ意味を子どもたちに伝え、郷土を愛する心が育てられるような取り組みを行っていきたいというふうに思っております。

 次に、次世代育成の中での図書館の役割を市長はどう考えるかということです。先ほど御指摘ありましたとおり、私もそのように思っております。図書館法に示されておりますように、「図書館」とは、図書、記録、その他必要な資料を収集し、整理し、保存して、一般民衆の利用に供することで、市民の教養づくりや調査研究・レクリエーション等に貢献することがその役割であると、そのように考えております。

 本市の図書館は、蔵書の充実、サービス向上、図書館利用の促進に努めておるところでございます。平成21年4月1日現在の本市の図書館の蔵書冊数は、18万7,469冊で、また、平成20年度の貸し出し冊数は、35万1,284冊、利用者数は、12万1,811人となっております。図書館の年間の開館日数は350日を数えて、一時は全国一ということもありましたが、現在も全国の上位の開館日数を誇っている状況でございます。今後も市民ニーズにこたえられるように、蔵書や情報収集等の充実を図りながら図書館の役割を果たしてまいりたいと思います。

 また、きのう佃議員の質問でも、複合拠点施設の話がございました。当時の旧川内市においては、やはり図書館も含めた複合施設というのも言われておりますので、こういう時期が来たときには、再度図書館の見直しをすべきだというふうに考えております。

 次に、学童保育拡充のための対策として、指導員育成についてございます。

 放課後児童クラブの指導員につきましては、今現在、53人いるそうですが、各児童クラブの運営委員会で雇用しているところでございます。指導者の資格要件につきましては、鹿児島県が示しました放課後児童クラブガイドラインによると、児童福祉施設最低基準第38条に規定する、児童の遊びを指導する者の資格を有する者が望ましいとなっております。新たに児童クラブを立ち上げようとされる方々への研修につきましては、現在、本市と市放課後児童クラブ連絡協議会の共催で実施している研修会の参加が自由にできますので、運営方法や指導内容等について、既存の児童クラブの事例を積極的に情報提供してまいりたいというふうに考えております。

 以上で第1回目の答弁を終わります。

   [教育長上屋和夫君登壇]



◎教育長(上屋和夫君) 中島議員から郷土を愛し、郷土を大切にして、薩摩川内市に戻ってきてくれる子どもの育成について、どう考えているかということでございました。

 このことにつきまして、私はふるさと薩摩川内市を愛し、ふるさとを大切にし、ふるさとに尽くす子どもを育てることは、本市教育委員会の大事な使命であると考えております。

 現在、各学校では、コミュニケーション科や薩摩川内元気塾の学習を通しまして、地域の自然に触れたり、歴史を調べましたり、伝統芸能を体験したりするなど、郷土で学ぶさまざまな活動を行ってきております。このような活動を通して子どもたちは、ふるさとのよさ、すばらしさを実感し、ふるさとを好きになり、そして、ふるさとを愛し、ふるさとを誇りに思う心が確実に育ってきていると思います。

 また、このことは、将来、薩摩川内市を離れても、ふるさとに思いをはせ、なつかしく思ったり、あるいは友とふるさと自慢をしたり、そしてまた、やがてはふるさと納税に貢献したり、あるいは薩摩川内市に戻ってきて、ふるさとに尽くしたりする、そういうことにつながっていくのではないかと考えております。今後も小中一貫教育や薩摩川内元気塾等の薩摩川内市らしい教育の一層の充実に努めてまいりたいと考えているところでございます。

 次に、図書館についてでございますが、中央図書館と学校図書館の連携を図るために、図書館センターの設置はできないかというお尋ねでございますが、中央図書館と学校図書館の連携につきましては、現在、本土の全小・中学校への移動図書館車の運行とか、調べ学習図書や読み聞かせ大型絵本などの学校への貸し出し協力、それから、緑陰読書等読み聞かせ活動の支援、そしてまた、司書補研修会への協力、学校司書補のいろいろな相談への対応といった形で連携を図ってきておりまして、今後もこのことを引き続き努力していきたいと考えているところでございます。

 議員御指摘の図書館支援センター等の設置につきましては、今のところ考えておりませんが、今後研究してまいりたいと思います。

 それから、司書補研修の充実をということでございますが、本市におきましては、議員も先ほど言われましたように、平成19年度までは司書補が配置されていない学校が半数以上ありましたことから、平成20年度から、すべての学校に司書補を配置できるように制度を見直し、本年度は嘱託員23名で運用しているところでございます。2年近くが経過する中で、新たに配置した学校からは、読書意欲が向上したとか、あるいは子どもたちも読み聞かせの時間を楽しみにしているとか、それから、巡回日をもっとふやしてほしいなどの意見をいただいておりまして、司書補を配置した成果を、今、感じているところでございます。ただ、司書補23名のうち司書補の有資格者が10名ということで、司書補全体の資質向上を図るために、司書補の研修会を年に3回開催し、中央図書館職員や学校教育課の指導主事のほか、外部講師を招いて司書補としての心構えや図書分類の仕方、それから、本の修復の仕方、あるいはパネルシアターなど、実技研修をいろいろと行っているところでございます。

 また、議員も先ほど言われましたが、一部の司書補においては、自主的な勉強会を立ち上げたり、読み聞かせグループに所属したりしまして、中央図書館や分館での読み聞かせ会に参加したりするなど、意欲的な取り組みが見られるところでございます。

 今後におきましても、司書補の方々の研修要望等を把握しながら、学校図書館協議会との連携も図りながら、司書補全体のレベルアップにつながるような研修の充実に努めてまいりたいと考えております。

 司書補を1校1名ということも言われましたが、そういった司書補の拡充につきましては、今後、検討してまいりたいと考えているところでございます。

 それから、国民読書年へ向けてのことを言われましたけれども、このことにつきましても、それぞれの学校を越えたことを意識しておりますので、学校図書館と中央図書館との連携、そして、司書補の方々の積極的な協力をいただきながら、本市なりの充実した国民読書年になりますように取り組んでまいりたいと考えます。

 それから、最後の学校施設の利用の件でございますが、平成18年6月議会の川畑議員の御質問にお答えしましたとおり、本市の小学校の一時的な余裕教室につきましては、それぞれの学校の実情に応じて、少人数教室や多目的教室、ランチルームなどに有効に活用されておりまして、児童数の少ない極小規模校を除きましては、空き教室はないととらえております。

 また、仮に余裕教室を児童クラブの活動場所として開放するとなりますと、学校の授業への影響や安全管理、施設管理等の問題がいろいろと予想されますことから、慎重に検討していく必要があると考えているところでございます。

 以上で答弁を終わります。



◎商工観光部長(田上正洋君) 甑島における観光ボランティアガイドの活動状況及びレンタサイクルなどの整備についてお答えいたします。

 観光ボランティアガイドにつきましては、現在、甑島に10名の方が登録されております。旅行代理店などから要請を受け、貸し切りバスに同乗したり、まち歩きをしながら、年間を通じて活動しておられます。特に、夏場の要請が多く、多い方で月3回程度と承っております。

 ガイド内容は、それぞれの専門分野に加え、甑島の歴史・文化・風俗など多岐にわたっております。

 次に、上甑島のレンタサイクルについて、現在、本市上甑支所に3台、薩摩川内市観光協会甑島案内所に4台、計7台を配置しておりますが、夏場の利用はある程度あるものの、年間を通じますと、まだ少ない状況と聞いておりますので、まずは内外へのPRに努めたいと思います。

 設置台数をふやすかどうかにつきましては、今後の検討課題と考えております。

 なお、利用率向上策の一つといたしまして、より利用しやすい電動アシスト自転車の配置も検討したいと考えております。

 最後に、市営バスの件であります。

 甑島の観光振興のためには、議員御指摘のとおり、船からおりた後の2次交通アクセスの整備が喫緊の課題でありますので、現在実施中の甑島における新たな公共交通体系構築調査におきまして、対策を検討中でございます。

 なお、当面の改善策といたしまして、甑島各港のバス停時刻表及び市営バスの車体側面に、それぞれの路線上にあります主な観光地を表示するほか、各港待合所、フェリー及び高速船の船内にも、島内の観光地に行きやすい、わかりやすい時刻表を早急に掲示することにいたします。

 以上でございます。



◆8番(中島由美子君) 丁寧なお答えをありがとうございました。

 まず、甑島観光についてということで、観光案内所設置については、地元の意見を集約をされて、長浜港なのか手打港なのかということで、それで結構なのかと思いますが、案内がしっかりとできるようにということをお願いしておきたいと思います。

 また、ボランティアガイドについても、本当によくわかっている方が案内に立っておられるようで、もっともっと案内をする方が連れていきたい場所というのもあるようですので、そういうところに本当にいろいろな整備がされて、このボランティアガイドがもっともっと進んでいけばいいなということも感じておりますし、また、今から先、本当に観光バスというか、このたくさんのグループで来られるのであれば、一人ないしついて行かれるんでしょうけれども、ばらばらにいろいろ来られたときの対応というのも考えていっていただきたいなと思います。そうなることを、また、願っております。

 それから、レンタサイクルについては、夏場の利用があるということで、本当に冬場はなかなかなのかなと私も思いますが、やはり利用しやすいように、本当に借りに行ったけれども、借りれなかったというのをお聞きしましたので、しっかりPRをされて、地元の方みんながここにレンタサイクルがあるんだよって、借りれるよっていうようなことも御存じなほうが、さっきのシティセールスじゃありませんけれども、誰かに聞けばわかるというような状況も必要なのかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 また、バス等についても、やっぱりおりたときに、私も考えるんですけれども、おりて、どうしたらいいのかなって。結局知り合いの人がまだいらっしゃるので、その方にお願いをして迎えに来ていただくというような状況がありますので、でも、何にもわからないで甑島に行ったときに、どこに行ったらいいのかなって、何かの目的を持っていかれるんでしょうけれども、何を使って動けばいいのかっていうところが、やっぱり下甑島にしても上甑島にしてもありませんので、しっかりと、例えば長目の浜は行くんだよとか、下甑地域の瀬々野浦だったらこのバスを使えばいいんだよというのが、やっぱり見やすいように、わかりやすいようにしていっていただきたいって、それが大事な観光のポイントであると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 それから、次世代育成については、お話のとおりで、しっかりとやっぱり心を伝えていくということ。それから、子どもたち自身もシティセールスマンになっていくわけですから、子どもたち自身が薩摩川内市には何もないとか、教えて行くところがない、連れて行くところがないなんてことがないようにしていくのが一番大事な次世代育成ではないかと思います。で、先ほどおっしゃったように、しっかりと伝えていくための手だてを市としても、市長としても、また、教育長としても、お願いしたいところであります。そうしたときに、やはり大人になって、いろいろな問題が、結局は最終的には働く場の問題であり、住む場所の問題があるかもしれませんけれども、でも、やっぱりふるさとに帰りたいなって、ふるさとで仕事をしたいなって、そういう子どもたちを育てていくのが薩摩川内市の一番の発展になるのではないかと思います。その1人が2人になり、3人になって、家族をふやしていくわけですから、人口はふえていくわけですよね。そういう手だてが、やはり次世代育成というところでは一番大事なポイントじゃないのかと思いますがいかがでしょうか。

 こういう話をいろいろ考えてましたら、高知県の大豊町は人口が約5,200人の小さな町で、出生数に対して亡くなるのが約10倍だそうで、人口減少率が全国第3位だそうです。町民の平均年齢が60歳、町内全85集落のうちの82集落が限界もしくは準限界集落だそうです。しかし、元気なふるさとづくり、過疎を逆手にとってのさまざまな取り組みをしておられるそうです。そして、そこの方のおっしゃることが、若い人にここに残れとは言わないと。せめて定年退職したら帰ってこられるようなふるさとにしたいと頑張っておられるそうですので、そういう取り組みをしているところもありますので、うちは子育て支援もしっかり充実をしていくところでありますので、やはり若い人たちが戻ってきてくれる、そういうまちづくりも視点に置きながら頑張っていただきたいなと思いますが、いかがお考えでしょうか。

 また、ニューヨーク州の北部にあるオンタリオ湖南岸の地域に住む先住民に、イロコイ連邦の人々がいらっしゃるそうですが、何ごとであれ、7代先までのことを考えて決めなければならないという、そういう言い伝えがあるそうです。7代先、つまりは先の先のことまで考えて、いろいろなことはやっていかなかればいけないという言い伝えがあるそうですので、本当に次世代を見据えてのしっかりとした育成、薩摩川内スピリッツを伝えるための施策というのも考えていっていただきたいなと思いますが、そのあたりいかがお考えでしょうか。

 次に、図書館についてですが、図書館というのが本当に奥深いものなんだなというのを私は感じました。本当に図書館というのがでんと座っていて、そこでいろいろな情報発信ができることが地域活性化にもつながるんだよというようなことを、鳥取県が何か物すごく一生懸命やっておられるようなので、また、そこのあたり調べていただければと思います。

 学校図書館ですけれども、先ほどおっしゃったように、確かにいろいろな研修会があって、司書補さんたちも一生懸命頑張っておられますし、中央図書館との連携もとられているのもお聞きはしています。しかし、その自主研修というのがやはり全員参加でないということ。もちろん一人一人のレベルが上がっていくことが大事なのかもしれませんけれども、薩摩川内市の学校図書館全体を考えたときには、やはりしっかりと学校図書館協議会というのが鹿児島県を中心としたものがあって、そこから川薩地区支部というのがあるんですね。で、それがしっかりさつま町も含めての協議会になっているんですが、聞いてみると、司書補さんとはなかなか連携されていないのがよくよくわかるんですね。ですから、せっかくそういう図書館協議会の会長さんが、ある学校の校長先生ですから、そことやはり司書補さんとがある程度連携ができて、そこを中心にした研修会というのも持てるんじゃないのかなと。そうしたら、やっぱり学校長が名前に立ったら、研修会も全員参加になりますよね。自主研修で半分ぐらいしか来ておられないし、なかなか呼びかけても参加されない方もいて、その方々は困っていらっしゃらないんだろうかとか、もっともっといろいろなレベルアップもできるのになということで、悩まないでもいいことに悩んでおられる司書補さんがいらっしゃいますので、本当に全体のレベルアップのためには、そういう学校図書館協議会をしっかりと使ってもらいたい、機能させていただきたいと思いますが、そこのあたりはいかがお考えでしょうか。

 それと、先ほどの薩摩川内スピリッツの中の薩摩川内元気塾に戻りますけれども、きのうの祁答院中学校の藺牟田池についてのレポートがありましたね。そういうようなのが本当に郷土のための、郷土を愛するための学習だったんじゃないかなと物すごく思いました。そこで例えば、祁答院中学校は藺牟田池、ベッコウトンボについて本当に深く掘り下げて、総合学習の中で勉強、研究していくわけですよね。例えば、高江地区であれば、柳山アグリランドについてとか、猫岳とか、いろいろなものがありますよね。そういうものについて深く勉強していく。また、可愛小学校区であれば可愛山陵のことをもっともっと深く勉強していく、何か一つそれぞれの学校で取り組んではおられるんでしょうけれども、もっともっと身近な地元の素材、そういうものを教材の中に、総合学習というのはいろいろなことが取り入れられるわけですから、そういうものを一つ絞り込んで年間の指導計画を、今、もう1回計画を策定中でありますから、見直しもされ、反省もされ、そういうことも入っているのかもしれませんけれども、そういうことをきちっと年間の中に入れ込みながら、その中に薩摩川内元気塾の位置づけもされたら、9回という数字がこの間上がってきていたわけですけれども、9回も薩摩川内元気塾はできないんじゃないかなと思うんですよね。だから、ここの部分とここの部分とここの部分で、薩摩川内元気塾のだれを使うんだというところまで、ある程度1年間を見通した計画、だれを呼んでくるんだという講師まで、ある程度この年間計画をつくるときに決めておくことはできないんでしょうか。

 そして、もっともっと、ある学校の先生がおっしゃっていたんですけれども、お金のかかる方じゃなくて、地元にいるおじいちゃんおばあちゃんとか、いろいろな方がいますよね。そういう方ももちろん使っておられるのは聞いていますけれども、そういう方をもっともっと使って、薩摩川内元気塾に取り入れていかれたら、1年間もうちょっと先生たちも指導もしやすいんじゃないかなと思うんですけれども、そこあたりはいかが考えられますでしょうか。お聞かせください。

 もう1回、司書に戻りますけれども、本当に司書補さんの仕事というのは、やっぱり学校に関係する仕事でありますから、切りがないぐらいたくさんあるわけですね。そのあたりの認識がどうしても管理職の方にもわかっていただけてないなという部分があるんですけれども、そのあたりは何か聞かれたことはないでしょうか。何となく少し、嘱託だということで、レベルを一段落下げておられるような管理職の話も聞きますので、やはり同じ立場で一生懸命仕事をされているんだという認識を持っていただくためにも、学校長に対する指導というか、理解というか、そういうのもお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

 あと、最後に学童保育ですが、協議会、連絡会というので自由に入れるということで、すごくいいなと思いました。やはりある地域で学童保育をやってもらいたいという方はたくさんいるんですね。でも、ちょっと当たってみますけれども、現実にお子さんを預かるのはやっぱり大変だよねっという声があって、もちろんファミリー・サポート・センター薩摩川内のまかせて会員もそうなんでしょうが、やはり任せられたくないというそういう声があるんですね。だから、なかなか立ち上がっていかない地域があります。ですから、難しいのかもしれないけれども、何か呼びかけていただいて、もっともっと、資格は何にも要らないわけですから、お母さんの経験がある方であれば、子育ての経験がある方であれば、男性でも女性でも指導員にはなれるわけですから、もっと門戸を開いていただいて、学童保育をやってみませんかって、小さなお子さんではないわけですから、小学1年生から小学3年生が中心になるわけですので、今やっていらっしゃる方との連携をとっていただいて指導者がふえていただければ、学童保育がやっぱりふえていくんじゃないかと、やっぱり欲しいところはいっぱいありますので、そこあたりを、ここの指導者育成というところではお願いしたいのですけれども、もう1回ちょっとお答えください。

 それと、学校の空き教室ですが、やはり学校が門戸を開かないと、場所がないところもあるわけですね。場所をどこにしようかというのがあるので、やはり空き教室はないというその学校現場のこともよくわかりますけれども、ある程度要請があれば、じゃあここを使っていいですよというようなことはできないのか。もう1回そこあたりお答えください。

 2回目を終わります。



◎市長(岩切秀雄君) 次世代育成について、薩摩川内スピリッツの関係で、御指摘のとおり、やはり心を伝えていくということについて、そのように考えております。

 また、薩摩川内市は何もないという、よくそういう話を聞きます。これは市民の方からよく聞きます。しかし、市外の方からは、薩摩川内みたいによくあるところはないというぐらい言われます。よく考えてみれば、自然である山、海、川、湖、鹿児島県下でもすごい、優秀なものがたくさんございます。特にまた、湖にしましては藺牟田池という、これは鹿児島県下でも一番のものがあるし、海にしても、唐浜海水浴場、西方海水浴場、また、甑島の各海岸線含めて、もうたくさんあるわけです。しかもまた、港にしても、国際貿易港も持っております。そして、温泉もあちこちにある。さらに、九州新幹線は来る、南九州西回り自動車道はある。また、歴史的なもの、文化的なもの、また、自衛隊も陸上自衛隊川内駐屯地もある、航空自衛隊下甑島分屯基地もある。あわせて、京セラ株式会社鹿児島川内工場、富士通インテグレーテッドマイクロテクノロジ株式会社九州工場、また、中越パルプ工業株式会社川内工場など世界に誇る企業もありますし、また、小さな会社ではありますけれども、世界に輸出している企業も何社かございます。今、ちょっと聞こえましたけれども、川内原子力発電所はあるし、川内火力発電所はあるし、風力発電所もあるし、こんなたくさんあるところはどこにもないと私は思います。みんなうらやましがっていらっしゃいます。

 そして、さらに医療も充実している。川内市医師会立市民病院もあるし、済生会川内病院もあるし、そして、いろいろな福祉施設がたくさんできているということで、本当に私は誇りに思っていいと思うんですけれども、食べ物もない、買い物をする場所もないと言われますけれども、私はかなりあると思います。それはもう鹿児島市に比べたら、それは劣るかもしれませんけれども、地方都市では本当にいいまちだと、みんな誇りに思ってもらいたいんですが、やっぱり鹿児島市に買い物に行ったりされていらっしゃるようですが、やはり地産地消じゃないですけれども、地元をみんな薩摩川内市の市民が誇りとなるようなことを進めなければ、さっき言われたとおり、やはり元気がなくなるんじゃないかと思いますので、こういう自然や歴史的なものを含めたことを、やっぱり大切にするためには、わかってもらわなければいけないということがありますから、この薩摩川内スピリッツを十分伝えながら、今後も進んでまいりたいというふうに思います。

 また、学童保育の指導育成については、先ほど言いましたとおり、運営方法や指導の内容等について、既存のクラブでいろいろな経験をされたところがありますから、そういう人たちのところの事例をお伝えしながら、新規にされる方々への指導については、積極的に情報提供をしてまいりたいというふうに思っておるところです。



◎教育長(上屋和夫君) いろいろ御質問いただきまして、大きくまとめれば4点かなと思っております。

 まず、司書補のことでございますが、実は、昨日、学校司書補の業務委託職員の嘱託員の研修会を行ったところでございます。この研修会では、パネルシアターの実技講習会を1時間、それから、情報交換を1時間、情報交換の第2部ということで、システム操作を中心に、また1時間半ぐらいということでやっております。そういう研修を年間3回やっているわけですね。で、研修することは確かに大事だと思いますが、余りにも私どもが研修を義務づけますと、この司書補の方々の仕事の都合とか、17日しかお願いしてないわけですから、そういう負担を強いることになりますので、このような限られた3回の研修の中で充実した研修ができるように私たちは努めてまいりたいと思っております。

 また、学校図書館協議会との連携ということを言われましたが、これも自主団体だと伺っております。私ども実は、ことしも鹿児島県の学校図書館協議会がこの薩摩川内市でございました。本市のことをいろいろ紹介したところでございますが、この支部長さんはたしか東郷中学校の校長だと思うんですが、お聞きしましたら、予算も何もなくて研修ができないのが今のこの状況だというふうに聞いておりますので、質的な連携という意味で一緒にやっていきたいなと思うところでございます。

 それから、司書補の仕事の認識について、学校長は余りわかっていないんじゃないかということでございますが、そういう校長はいないと私は思いたいと思います。毎日何回も学校を巡視して、司書補の方々が頑張っていらっしゃる様子はそれなりに見ている。しかし、言葉のかけ方が時々足りないのかなとは思いますので、そういうことも踏まえて、司書補さんも大事にしながら、いい学校経営ができるように校長には指導してまいりたいと思います。

 それから、薩摩川内元気塾とか、コミュニケーション科の指導計画のことがございました。薩摩川内元気塾を始めて今、3年4年ですね。それから、コミュニケーション科をつくって、ことしからですが、そういったことでいろいろなことにチャレンジしております。ですから、確かに重なりがあったり、むだとは申しませんけれども、そういうものも幾らかあるかもしれません。そういうのを今、実践しながら積み重ねて、よりよい指導計画にしていく過程でございますので、そういったあたりも踏まえながら、学校の取り組みを御理解いただければと思います。

 学校はそれぞれいろいろなことをチャレンジしております。例えばコミュニケーション科で言いますと、前も紹介しましたけれども、川内北中学校区では、薩摩川内市検定問題というのを一緒につくろうということで、小中一貫教育でやっておりますし、高江中学校区では、高江校区のまちづくり構想といった取り組みもしております。そして、祁答院中学校区につきましては、きのうもお話ししましたように、藺牟田池のマップ、パンフレットですね。それから、上甑中学校区では、竹細工や郷土料理と、薩摩川内元気塾では、また、ふるさとの太鼓踊りとか、いろいろな伝統芸能の伝承とかやっているわけで、すべてふるさとのよさを知り、ふるさとを大事に思う。そして、誇りに思う子どもたちを育てたいためにやっていることでございます。したがって、そういう重なりがあるところは、精選・充実する方向で、今後、取り組んでまいりたいと思います。

 それから、4番目の空き教室のことでございましたが、空き教室はないんだと言っておりますが、要請があるのであれば、やはり校区の大事な子どもたちのことですから、一緒になって学校も考えていかなければいけないと思っておりますので、そのように努めてまいりたいと思います。

 以上です。



◎企画政策部長(永田一廣君) 次世代、若い人たちが地域に戻ってくる具体的な施策展開をという御趣旨の質問に対してお答えいたします。

 まず、一つの例として御答弁申し上げますけれども、次世代育成計画策定協議会の中で、今回定例会に上程しております中学生終了までの乳幼児医療制度の件、議論された経過がございます。その中で、小・中学生、中学生終了まで医療費を無料化するという市の施策は、子どもたちにとりまして、郷土に愛されているという心を芽生えさせ、そして、郷土を愛する心にもつながっていくという議論が熱く語られたというのを主管部長から報告を受けております。行政の施策、広範囲にわたりますけれども、こうした若い世代に市の施策を伝えていくということは大事なことでございますので、議員御意見の趣旨につきましては、今後の行政運営の中で十分念頭に置きながら、次の世代に郷土を愛する心をはぐくみ、そしてまた、薩摩川内スピリッツを伝えていけるように心がけたいというふうに考えております。

 以上です。



◆8番(中島由美子君) いろいろありがとうございました。

 その図書館協議会というのが自主団体であり、予算がないということは初めて知りました。予算がないって思わなかったもんですから、でも、鹿児島市はその図書館協議会というのをきちっと運営されていて、本当に先ほど申しましたけれども、全体を、もう私立も全部含めて国立も含めて、高等学校までですね、6ブロックに分けて司書補さんたちがレベルアップに努めておられて、情報交換などもされて、鹿児島市全体の図書館、学校図書館のレベルアップをされているようなんですね。ですから、そういうところは先進地なのかもしれませんが、そこは、まねしていく必要があるのじゃないかと思いますので、やはり薩摩川内市もやはり一人で悩んでおられる司書補さんもいらっしゃるかもしれませんし、先ほど年に3回しっかりと研修はしているとおっしゃいましたけれども、横の連携、縦の連携というのは大事だと思いますので、そのあたり、予算が必要かもしれませんけれども、もうちょっと考えていただいて、確かに市も川薩地区支部として、さつま町と薩摩川内市が一緒になって協議会になっていますので、何かもうちょっと運営ができたらいいのかなと、そういうのをちょっと感じましたので、そこあたりだけもう1回よろしくお願いして質問終わりたいと思います。

 以上です。



○議長(岩下早人君) 以上で、中島由美子君の総括質疑並びに一般質問を終わります。次は、12番川添公貴君の総括質疑並びに一般質問を許します。

   [12番川添公貴君登壇]



◆12番(川添公貴君) 市民の皆様の声を届け続けてはや5年、毎回質問させていただいております。当局の皆様は、また、質問かよと思われておいでかもしれませんが、今回もお許しいただき、川添公貴でございます。

 一般質問は、市民の皆様への大きな夢や安心、安全で住みやすいまちづくりを願って質問しようと努力してまいりました。今回、初めて一息入れようかと考えた次第でありますが、平成18年より子育て支援関連を多く質問してまいりました。その市民の皆様の声を真摯にとらえられ、未来の薩摩川内市ににじがかかったかのような大きな施策を大英断されました。多くの同僚議員が申されましたので、私も一言やはり申し上げなければならないと思っております。市民の方々の反応は大きく、そして、改めて市民の代弁者として、市長を初め、当局、職員の皆さんに厚く感謝申し上げます。ありがとうございました。条例を可決するように頑張りたいと思っております。

 また、薩摩川内市のさらなる発展を期待するものであります。この感激にしばし浸っていたいと考えましたが、市民の皆様から毎回の質問を楽しみにしている。質問すべき課題はまだまだあるのではないかとの叱責があり、市長の御見解をお伺いすることに至った次第であります。

 また、次回以降は一問一答方式となることを踏まえ、今回はその予習的意味で通告に従い、順次質問してまいります。が、今回は市長に先手を打たれました。また、シティセールスは道半ばとのお考えも示されました。昨晩は修正をかけるのに大変でしたが、若干違う角度で御質問をしたいと思います。

 それでは、第1点目、生涯現役推進を積極的に進めるまちづくりについてであります。

 生涯現役に向けて、社会活動の推進の施策等を本市も行っておられます。一例を挙げますと、マイスター制度、このマイスター制度については、昨日、新原議員の第2問目の質問において地域コミュニティマイスター制度があると、今後、また、自治会等でも活用できないかとの御回答もあったやに思います。

 それから、シルバー人材センター、生涯学習に関する講座など、生き生きと生活でき、働ける環境を整えています。しかし、マイスターの活用の現状はどのようになっているのでしょうか。まだまだ市民の皆さんが活用し切れていないのではないかと考えます。このように市が行っている施策が真に市民の皆様全体へ広がっていっているのか、活用の広報にも力を入れたいものです。また、各種事業、行政運営において人材活用がなされておりますことは承知いたしております。これらを踏まえ、今後、生涯現役を楽しんでもらえるには、どのような形態がいいのか検討する必要があると考えます。しかし、本市の人口分布状況を勘案し、条例を提出されると昨日答弁されました。この件は、第2問目にて触れることにします。

 さて、薩摩川内市を売り込む、住んでもらえる環境整備の一環でありますが、一例として、PPK運動があります。

 PPKとは、2001年の初めのころから始まりました運動で、Pがピン、Pがピン、Kがコロリです。これはコロリというのは阿久根市長の意図するところのではありませんことを先に申し上げておきたいと思います。これはPPK運動、ピンピンコロリとして長生きをしていただきたい。そして、健康で過ごしていただきたいとの思いの運動であります。PPK運動の発祥の地や経緯については、皆さん方御承知ですので、ここでは紹介いたしませんが、PPK運動に関した事業施策は多く実行されていると判断しています。この運動は医療費抑制の一面はあるものの、健康で最期を迎えてほしいとの願いを込めた運動であることは周知の事実であります。この運動を周知・推進しているまちを宣伝することで、定住促進、シティセールスの一つの目玉になると思います。いや薩摩川内市の売りの一つになると考えます。生涯現役を貫くには薩摩川内市の医療環境も充実していることが大事であります。安心社会の構築の根幹に位置していると考えております。従来、本市の医療機関は2次医療まで完備されています。医療に関する環境の整備は整っていると感じております。高齢者社会に対する充実した「生涯現役のすすめ」の環境整備を各種検討していくことが重要であり、不況の今こそ、新たな活動の場を設ける必要性を感じます。

 せんだって地域の先輩方に御意見を伺う機会がございました。今回一般質問で、生涯現役推進を進めるまちを取り上げると申しましたところ、御意見をいただきました。紹介いたしますと、自分のそばに地図を置いておく。これは多分、身の周りの環境を常に把握しておく、どこかへ出かけるため、元気で動き回るためなのではないでしょうか。

 次に、辞書を置いておく。これは頭の回転、また、頭の運動により常に頭を使う、わからないことはすぐに調査できる、また、再発見できることによって脳を活性化させるとのことでした。この件に関して、高齢者知恵袋辞書を高齢者の生きがいづくり、製作に参加する、また、薩摩川内市の慣習・言葉・歴史等を残すために作成できないか、第1段階から参加できないかとの御意見も出ました。さらに、その製作した辞書を配付したらどうかとの御意見でした。

 また、高齢社会に対し、市長は限界集落支援を行っておられますが、お金よりは当局の方々の目をもっと向けてほしい。生きがいづくりに地域と本人が参加することが有効な手段ではないかとの御意見もございました。社会福祉協議会等も熱心に取り組んでおられます。さらなる支援、参加型など−−外での活動推進です。また、現役として社会貢献をし、生きがいづくりの維持・推進をとの御意見でもありました。やはり皆さん、現役で暮らしたいとの思いなのです。再度申し上げますが、シティセールスの一部として「生涯現役世代を積極的に進めるまち」で薩摩川内市を売り込んでみたいと思いませんか。市長の御見解を伺います。

 次に、第2問目でございます。防犯灯の整備についてであります。

 9月議会でも質問がありましたが、今回は視点を変えて質問いたします。現在、防犯灯の整備に関して調査中であるとのことでありますので、途中経過をお示しください。

 薩摩川内市づくりの一環として、通学路の防犯灯整備は急務と感じております。きょうこのごろ、つるべ落としのように日が暮れるのが早くなり、児童・生徒の下校時の安全確保を優先することも、子育て支援の一環ではないかと思います。全市的に100基程度を設置してはと考えます。各自治会の要望、学校等の要望を精査して、順次整備していくことをどのようにとらえておられるのか伺います。

 また、現在、各自治会で負担しています電気料に関しても、市が電気のまちにふさわしく全額負担することはできないのか。できないとの回答は予想しますが、知恵を絞るときであります。市民の皆さんへ平等に安全を享受していただきたい。さらに、LEDの活用で長期的には安く済みますので、LED活用で設置を検討できないかお伺いいたします。電気のまちとして、安心・安全を充実させることも人口増やシティセールスの一部ではないかと考えます。すべての行政がシティセールスである。まちの行事が全部シティセールスであると市長が昨日答弁されておられます。したがって、電気のまちとしての安心・安全を充実させることもシティセールスの一環ではないかと思っております。現段階での市長のお考えをお聞かせください。

 以上で初回の質問を終わります。

   [市長岩切秀雄君登壇]



◎市長(岩切秀雄君) 川添議員の質問にお答えします。

 PPK活動のさらなる推進をということでございます。

 そしてまた、これをシティセールスの一環として活用できないかという御質問でございます。生涯を通じた高齢者の生きがいづくりと社会参加の促進として、高齢者クラブの育成、長寿学園大学を初めとする生涯学習機会の充実、高齢者同士が世代を越えた多様な交流機会の提供、ボランティア活動の育成、ふれあいドームなどの高齢者福祉施設の適切な運営を図るとともに、高齢者の雇用、就労対策としてシルバー人材センターの運営を支援しているところでございます。

 また、高齢者の自立した生活を支えるための在宅福祉サービスとして、はり・きゅう・マッサージ等施術料助成事業、おでかけ支援事業、ふれあいいきいきサロン事業のほか、介護予防ボランティア育成事業、高齢者等見守り地域ネットワーク事業を市のほうとして実施しております。

 また、民間として、それぞれ自助努力されていらっしゃいますグラウンドゴルフ大会とか、高齢者クラブの運営とか、ボランティア活動など、市民の方々も活発にこの活動が行われていることに感謝申し上げたいと思います。

 今後も、これらの施策を官民一体となって展開し、高齢者の元気なまちづくりに努めてまいりたいと思います。その実践を果たすことがシティセールスの一環にもなると考えております。

 次に、生涯現役として住み続けることができるまちづくりを進めよということでございます。

 歴史・文化・観光・自然、さらには生涯現役として暮らすことのできる本市の事業、取り組みなどを取りまとめ、市外へシティセールスすることができる統一したハンドブック、これはマニュアルを作成して、本市に行きたい、買いたい、暮らしたいという気持ちの誘因を図ってまいることが一番大切だと思っております。

 次に、通学路に防犯灯を整備する考えはないかということであります。

 先ほども言われましたけれども、もう財政がなくなる中で、言われたことを、はい、します、しますとなると、本当に借金を抱える市になると思いますけれども、しかし、しなければならないことをするのがやはり行政の一環であろうと思っていますので、財政のほうを十分今から検討してまいらんないかんと思っております。

 このことにつきましては、9月議会で井上議員に答弁したとおり、そういう危険な箇所を調査してみるということを答弁しておりましたが、教育委員会と各小・中学校の協力を得て、通学路の危険箇所への防犯灯の設置要望についてアンケート調査を実施いたしました。自治会等のはざま区間で、危険な地域の通学路に設置すべき防犯灯は、調査の中では800カ所程度ありました。そのうち、どうしても危険だと思われる箇所は500カ所ぐらいあります。そのため一挙にはできませんけれども、平成22年から年次ごとに市で整備していくことを検討させたいと思っております。

 LEDによる防犯灯設置につきましても、費用は高いわけでございますけれども、電気代も安く、寿命も長いということから、導入にあたっては検討してまいりたいと思います。

 そしてまた、さらに防犯灯の維持管理は市でちゃんとしなさいということでございますが、するんであれば、やはり市ですべきだと、これはもうどうしても自治会と自治会との間が、もう集落と集落の間が遠いところはたくさんございますので、そこまで自治会の負担ということも問題であろうかと思いますが、これもするのであれば、市でしたいということで考えておりますので、市民の安心・安全を守るため、また、子どもたちをすくすくと伸ばすためにも必要なことだろうと思いますので、ほかの予算は切ってでも、したいという気持ちでおりますので、どうか御理解いただきたいと思います。

 以上で第1回目の答弁とします。



◆12番(川添公貴君) 本日は、きのうまでに答弁がすべて出尽くしているような感がありますので、それらを踏まえ、ちょっと次の質問をさせていただきたいと思うんですが、PPK運動は総体的な生涯現役世代をするために、このPPKという総体枠であるという、その中で、市長が今おっしゃったような各種事業をやって、元気で、そして、社会貢献をしながら、楽しみながらやっていきたい。これの総合的なのがPPKです。で、そのPPKですべてをやるというのじゃなくて、きのうの市長答弁からいきたいと思うんですけれども、まず、ゴールド集落について条例を制定されるということでした。その中できのう一晩考えたんですが、ゴールド集落だけが高齢者がいるんじゃないですよね。まあ意味はわかるんです。こういう都市部と違って若い世代がいないから、いろいろなことがしにくいという状況はわかるんです。しかし、高齢者という点に視点を向けると、やはり全市的なものにした条例にしたほうが私はいいのかなと思うんです。で、その条文の中にゴールド集落は、きょうの山之内議員への答弁でもありましたように、市内の移転でも補助は出しますよとか、そういう条文の1文で網羅して、全体的には現役社会を元気でやっていただくための条例にできないのかということを考えたんです。まず、その点をお答えいただきたいと思います。

 それから、マイスター制度の活用についてなんですが、マイスター制度を、きのうこれも答弁が新原議員に出ておりますが、この点を考えていただきたいと思うんですが、自治会に広げていただいても結構なんですけれども、いろいろな例えば、私、斧渕地区です。じゃあ、高江地区に手伝いに行こうかというときに、どういう職種のものがあるのかどうなのかわからないです。これを一元管理化できないのか。で、市民に広報していけないのかということをお伺いしてみたいと思います。

 それから、先ほど持原議員にも答弁され、私にも答弁をいただきましたが、マニュアル化、シティセールスのハンドブック等を製作されて、こういう事業があるよという宣伝される材料はぜひ進めていただきたい。やはりこれがあると心強いし、市長がおっしゃられるようにオール市民がオールセールスマンでいかないと、やはりこの予算を打っていけないのかなと思います。ぜひそこの今の2点だけはもう1回お答えをお願いしたいと思います。

 それから、防犯灯であります。防犯灯について他の予算を削ってということでありましたが、ぜひインフラ整備とか、道路維持とか、そういうのは削らないように、なるべく知恵を絞っていただいて、例えば、水道代を1日水は2回しか飲みませんよとか、光熱水費を節約するとか、熱の問題ですから、そちらのほうで知恵を絞っていただきたい。

 そこで、この点について1点、市で負担していただくということで、ちょっと私の子どもたちの通学路をずっと見て回ったんです。そうしたら、電信柱がずっと立っているんですよね、電信柱が。それでインターネットで調べたら、電信柱に取りつける防犯灯を売っているんです。これは九州電力株式会社と相談をすれば、取り付け賃がこれは安くなるなというのをちょっと思ったんですが、取り付けに関して、そうすると500カ所程度は一気に進むような気がするんですよね。そこ辺をもう1回、2点ですね、防犯灯についてはお答え願いたい。

 以上です。



◎市長(岩切秀雄君) ゴールド集落の条例については、先ほど来から話ししているとおり、今回の委員会の中で骨子を説明して、御意見を聞きながら条例化していくということで考えておりますが、基本は私も佃議員にも答えましたけれども、いろいろなところを回ると、ゴールド集落という高齢化率50%を超えているところでも元気なところもあります。しかし、高齢化率50%そこそこで、もうかなり高齢化している地域もあります。それは何が一番かというと、やはり元気なところは皆さん集まっていらっしゃいます。会話があるということですね。これがやっぱりポイントになるのではないかと思っているわけです。

 したがって、高齢化して、自分の自宅に閉じこもらないように、まず、引き出して、みんなで少なくとも1週間に1回でもいいから、地域の人たちが集まって会話する、そういう方向に仕向けていかなければ、元気は取り戻せられないのではないかと思っています。それこそ10年前までは活発に自治会活動があったのが、もう10年の間にどんどんどんどん人が来なくなったり、もう運営ができなくなるという地域もありますから、やはり私は集まってもらって、いろいろな会話をして、時には市の職員が行って今の状況を説明したり、いろいろな健康状態のことやら含めて、やはり情報提供をして、元気に皆さんが生き生きと暮らせることを再生するのが、私は条例の骨子として一番取り組みたいと思っています。その中で、人的なものとか、物的なもの、また、財政的なものの支援をして、さらに再生できるのであればいいのではないかというふうに思っています。

 今、御指摘のピンピンコロリも、やはりその一環の中に入ってくるというふうに思っています。そして、さらに、そういう制度ができた時点から、さっきの医療費の問題もどんどんPRをせよということと一緒に、ゴールド集落もやはりPRしていって、シティセールスの一環として売り込めば、なおいいのではないかというふうにも思っているところです。

 それと、街灯の電柱があるから、そういうのを利用したら安くなるんじゃないかということで、もちろんそれも調べてのことで答弁したわけですが、蛍光灯が、その電柱のあるところを借りてすると、約1基2万円でできる。そうして、やはり電柱がなくて、市のほうである程度永久性のある柱を立てようとすれば、4万5,000円。LEDの球にすれば、これが電柱を借るとすれば、3万円。永久柱をつくって立ててするとすれば、5万5,000円ぐらいかかるんだそうです。したがって、できるだけある柱が九州電力株式会社、NTT西日本、もしあれば、それを利用させていただきたいというふうに思って知恵を絞りたいと思っています。予算のほうも知恵を絞って、できるだけ実現したほうが安心・安全のまちになるのではないかということで答弁いたしました。

 以上でございます。



◎企画政策部長(永田一廣君) マイスター事業に関します川添議員の意見についてお答えさせていただきます。

 地区コミュニティマイスター事業につきましては、地区コミュニティ協議会に登録をいただいた中で、その方に原材料を支給し、市道等の公共施設の維持管理をお願いするというのがこの制度内容でございます。この件につきましては、昨日御答弁いたしましたが、現在は地区コミュニティ協議会登録という形になっておりますので、これを自治会単位で事業を展開できないか、これは現在研究をしているところでございます。

 議員御意見は、このマイスター事業、マイスターを一元管理して広く人材バンクといいますか、登録して、これを広く紹介し、活用するという趣旨の御提案だったかと思いますが、個人情報の世界もございます。したがいまして、該当するマイスターの方々の御意見、それから、実際これまで事業を展開していただいております地区コミュニティ協議会の意見等を、まず確認する必要があるというのが1点ございます。

 もう1点は、現在の地区ごとに地域密着型で、地区コミュニティ協議会単位で事業を展開していただいておりますが、これを地区コミュニティ協議会を越えて、遠い地で同じようなマイスター事業を展開できるかどうかというのも、現実的な対応がとれるのか確認する必要があると思います。地区コミュニティ協議会、あるいは該当する現在の地区コミュニティ協議会の方々の意見等も広く聴取しながら、研究させていただきたいというふうに考えています。

 以上です。



◆12番(川添公貴君) まず、防犯灯から、調べたサイトによって若干金額的には違うと思います。私がLEDを調べたら、1基1万8,000円でした。これはネットで調べたんですけれども、いろいろあるんですよね、ピンからキリまで。だから、その価格のことは言いませんので、電気代が白熱灯、蛍光灯ですね、で、1,000基つけたときに、1年間の電気代が約267万円程度かな、なったみたいだったです。うちが払っているのが1基223円から221円払ってますので、それを計算したんですけれども。市長がおっしゃるように、これはやっぱり必要なものということで御理解いただいておりますので、じゃあ年次的にどれぐらい出せるのかどうか。また、委員会等でお示しになると思いますので、ぜひけたを、1けたか、2けたか、3けたか、ありますけた数が。本年度は例えば2けたでいくとかじゃなくて、3けたでいけば、5年で済みますから、3けたは5年です。2けたは50年です。そこ辺をもう市長の腹の中では、いまだ道半ばなんですけれども、元気が出てきたと先ほどどなたかに答弁されておられました。元気の出る明るいまちをぜひつくるためにも、再度、今の段階で結構です。予算を見なきゃいけないですよ。しかし、明るい展望が私はあると思うんです。期待したい。それらを踏まえて、3けたでいくのかを、この点についてはお答えをお願いしたいと思います。

 それから、今回ちょっと一問一答方式に自分も体を慣れさせるために、おおむね15分から20分で終わらせようと思っております。あと3分ほどございますが、なるべく早く終わりたいと思っています。

 で、市長が先ほどおっしゃったように、生涯現役社会に向かうには、未来経済研究所というレポートがあるんですが、やはり引き出す、出てきていただくことが重要なことだと思っています。で、このレポートにもちゃんと区分してあります。これはもう読めば、ちょっとあれなんですけれども、生涯現役世代の高齢者の部類を余生と区分をしてあるんですね、余生、現役世代ということで区分はしてあるんですが、やはりこの中でも、仕事であれ、遊びであれ、老後の生きがいを見つけることが重要なんだよということでした。で、市長にお伺いしたいのは、じゃあ、いろいろな事業をやっていらっしゃいます。で、薩摩川内市の中でも、もうスキームはできていると聞いております。いろいろなパターンは、準備はしてあるらしいと聞いております。さっきおっしゃったふれあいいきいきサロン、グラウンドゴルフ等々いっぱいもうできている。ですが、悩みが1点あるそうです。出てこられないみたいです。で、元気であればあるほど、出てこられないんです。そこを市長がどうとらえられて、どのような策を打ったら、この、今、若者世代が引きこもりなんですよね。もう元気なお年寄りも引きこもりでとは言わないですよ、自分が元気なもんですから、そういう社会になっているらしいです。ですので、出てきていただくには、まず、どういう施策を一番に打ったらいいのか。条例に盛り込んでいかれるとは思うんですが、骨子を、今、つくっていらっしゃると思いますので、その骨子の中に折り込んであるとは思います。どうしたら出てきていただけるのか、そこ辺のお考えを一つお聞かせ願いたい。

 それから、研究の成果でいろいろ準備したんですが、やはり人生とは、この研究レポートにおいても、切れ目のない社会をしていくこと。生涯70歳がやはり現役世代ですよということは、もう今、国でも言われています。70歳でも現役なんです。ということは、少子高齢化の中で働く人が減ってきている。じゃあ70歳の人まで、「わいは70ずい働かすとかよ」と言って、1回がられたことがあるんですけれども、そういう意味じゃなくて、自分の健康を取り戻すためにも、70歳まで現役でいていただきたいと思うんですが、70歳現役社会を市長はどのようにとらえておられるのかお伺いします。

 以上2点です。

 本日は、議長の許可が3回までとしかなっておりません。ですので、いろいろ準備をしましたこの資料に関しては、次回に続きということでしたいと思っております。残り時間は、許せるものなら次の質問者の方に譲りたいと思うんですが、以上、数点お聞きしましたけれども、今回は一問一答方式に自分の体を慣れさせ、市長の反問が来るのを期待しておったんですが、ぜひ今の2問にお答えいただいて、続きは、次回の議会で、また御議論させていただきたいと思います。

 終わります。



◎市長(岩切秀雄君) 先ほど危険な箇所は500カ所ぐらいあると説明しました。これについては、今、アンケート調査の結果で、そして、今から現地を調査しながら、やはり優先すべきところを優先させてやらなければならないというふうに思っていますが、それを5年も10年もかけるというのでは、やはり地域差が出ますので、できれば早い時期に終わりたいと、するのであれば、できるだけ早く終わりたい。少なくとも2〜3年では終わりたいというふうに思っております。

 それとですね、元気のことなんですが、自宅に閉じこもって出てこられない人がいると。それは個人差もいろいろあろうかと思います。ただ、私が何カ所か回った中での元気のある地域というのは、やはり最初何をしたかというと、やはりみんな集まったりして茶飲み話をしたと。そうしたら、何かかんかあれをしよう、これをしようということになって、それがだんだんだんだん広くなって地域活動になったと。そして、今、それが一つの生きがいとして取り組んでいると、こういうところもあります。それと、やはりある地域では、今度はそれに若い人たちが入って、年寄りの長年住んだ、いろいろな経験話を聞きながら、体験を聞きながら、さらに、それを再現しようということで、若っかしも入って地域をつくっていく。それがまた、年寄りも参加するということで元気なところもあります。ところが、何もしなかったところは、やはりパーセントは低くても、かなりやっぱり体力的にも落ちていらっしゃる気がします。

 したがいまして、地域差がそれぞれありますけれども、それはそれとして実態調査をしたわけですから、それなりに市で区分をして援助する。先ほど言いました三つの要素を主に、何がこの地域には一番いいのかということをやはりしていくような条例にしていかなければいけないというふうに思っています。少なくとも、今、81ですけれども、もう近いうちにこういう条例を定めたら、それに該当する自治会が出てくると思います。地区コミュニティ協議会全体でも、昨日答弁しましたとおり48のうち、7あるわけですから、これはもう大変なことだと思います。

 したがって、今後出てくるところも、それぞれその条例にどの部分に該当するかを見きわめながら、支援をしていったほうがいいのではないかというふうに思います。全国でこういうことをやっているところはないそうですので、これは試行錯誤ではありますが、これも大きな政策の一環として展開してまいりたいというふうに思っています。

 また、70歳を期限ということでしょうか、それを現役ということに対して、どう考えるかということですが、それは個人差があると思います。ここにも70歳を超えた議員の人たちもたくさんいらしゃって元気な人もいらっしゃいます。もうおそらく市民の中では、その年でも寝ていらっしゃる寝たきりの人もいらっしゃるかも。川添議員は恐らく90歳ぐらいまではこの現役だろうと思いますが、私は70歳まで元気でおればいいなというふうに思っています。

 以上です。



○議長(岩下早人君) 以上で、川添公貴君の総括質疑並びに一般質問を終わります。

 ここで、休憩いたします。

 再開は、おおむね15時といたします。

           〜〜〜〜〜〜〜〜〜

           午後2時35分休憩

           〜〜〜〜〜〜〜〜〜

           午後2時58分開議

           〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(岩下早人君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 次は、31番瀬尾和敬君の総括質疑並びに一般質問を許します。

   [31番瀬尾和敬君登壇]



◆31番(瀬尾和敬君) 11月8日、祁答院町黒木浦ゲートボール場に自治会員を初め、自治会出身者も加わった老若男女100名余りが集い、第24回黒木浦自治会大運動会が開催されました。お湯割りの焼酎一升瓶をストローで飲み回す「呑兵衛道場」、昔ながらの縄なえの速さと丈夫さを競う「縄練り競争」など、和気あいあいとした地域色豊かな種目に、参加者は年に1度の親交と融和に浸りました。ゴールド集落一歩手前だが、まだまだおれたちは頑張るぞという気概が伝わりました。

 11月21日、入来文化ホールで行われた第2回まごころ青春短歌大会表彰式、大賞に選ばれた歌は、南さつま市立金峰中学校1年生大久保咲希さんの歌です。「約3分走り続けた県大会永遠よりも長い一瞬」、永遠よりも長い一瞬の下句の表現に、歌人の伊藤一彦先生の賛辞がありました。中学生と高等学校生が対象の、このまごころ青春短歌大会、鹿児島県内から1万1,000首余りが寄せられましたが、学校賞として、中学の部で川内北中学校が最優秀学校賞を受賞されました、薩摩川内市の参加校はわずか4校、短詩型文学への若い人の興味を喚起することの必要性を感じました。

 議会開会前日、11月29日、渇水にあえぐ藺牟田池の周囲の連山を踏破する第13回藺牟田池外輪山登山大会が開催されました。市内外から、下は8歳から上は78歳までのお元気な100名が参加。クマバチの出現に遭うなどのハプニングもありましたが、鹿児島県登山連盟の方々の機転で全員無事故で踏破されました。祁答院支所職員の方々のアイデアで、地域女性生活グループの方々の御協力をいただきながら、参加者全員に豚汁と新米のおにぎりが振る舞われ、大層喜ばれておりました。来年度はさらに多くの参加者が期待できそうです。

 薩摩川内会所属、瀬尾和敬でございます。今回もまた、壇上に立たせていただき、多くの盟友に感謝申し上げます。

 さて、この11月、平成22年度予算の各省庁の概算要求に対する事業仕分け作業が行われ、削減・縮小・廃止・凍結などという仕分け人の言葉がマスコミに踊り、官僚の方々の苦渋に満ちた顔がテレビにアップで写される様子を見るにつけ、政権交代による日本の変化を感じたところであります。我が薩摩川内市にとって、果たしてこの仕分け作業がどのように影響するのか。各部局におかれましては、来年度予算策定に関して情報収集に余念のないことと思われますが、非常に気のもめるところであります。

 また、日本はリーマンショック後の景気回復がままならない状態の中、デフレスパイラル、円高スパイラルの厳しい経済状況に翻弄されることとなり、先行きますます不透明感が増幅してきました。地方自治体においても、相当な覚悟を持って、来年度の予算編成に臨むべきであり、いよいよ岩切市長の腕の見せどころ到来と考えております。

 そんな折、今議会に提案された義務教育終了まで医療費を無料化する子ども医療費の助成に関する条例案は、子育て中の保護者にとっても、また、今後の薩摩川内市の少子化対策、定住促進対策にとっても、夢が広がるとともに、市民に大きく歓迎されるところであり、その英断には敬意を表するものであります。

 さて、今回は通告に従い、2点について質問いたします。

 1点目は、3月議会、6月議会に引き続き、シティセールスの推進について、岩切市長に質問いたします。

 この件につきましては、きのうの新原議員、谷津議員、江畑議員を初め、本日の持原議員、川添議員の質問で、ほとんど回答を得たに等しい状況でありますが、私自身のシティセールスについての思いを岩切市長にお届けしようと、通告書を提出と同時に作成した質問原稿を、あえておおむねそのまま読ませていただきます。

 他の質問者への回答と重なる部分はさておき、私のこの思いに対して、岩切市長の率直な心温まる回答を期待するものであります。

 さて、3月議会では、岩切市長がマニフェストに掲げておられるシティセールスについて、どのような認識を持って、今後、取り組んでいかれるおつもりかお伺いしました。市長とされましては、薩摩川内人の心「薩摩川内スピリッツ」をキャッチフレーズに、策定しているブランド計画に基づき、トップセールスや甑島セールス事業を初め、九州新幹線全線開通を見据え、関西、北部九州方面へのシティセールスを行いたいとお答えになり、都会へのアンテナショップ開設に関しては、多額な経費がかかることから、インターネット等の活用を図りたいとされました。

 また、シティセールスについての市民のかかわりについては、市民の一般公募の委員を含む観光交流、定住促進、シティセールス、ブランド品質管理の四つの専門委員会を立ち上げ、市民の声を生かしてまいりたいなどとお答えいただいております。

 6月議会では、市当局として横断的な取り組みを目指し、4月1日に、向原副市長を本部長に設置されたシティセールス推進本部について、各部局としてどのような認識を持って臨んでおられるかお伺いし、それぞれ前向きな回答をいただいたところであります。最近は着実に会議を重ねられ、市を挙げたシティセールス推進の機運は相当高まった感がありますが、今回、しつこく質問に立たさせていただいた理由の一つに、九州新幹線全線開通という歴史的な時期が迫っていること。この時期までにシティセールスは多方面にわたって軌道に乗せておくべきではないかという思いがあるからであります。この時期を失すれば、川内駅はストロー現象になり、観光客のただの通過点にしかならないのではないかという危機感があるからであります。

 新聞報道によれば、「九州新幹線の全線開通をにらみ、関西や中国、北部九州で、観光宣伝コマーシャルを放映」とあります。薩摩川内市内の温泉や食、甑島の海の魅力を紹介しながら、九州新幹線全線開業により鹿児島と各地区が従来より短時間でつながることを強調、ナレーションも地区ごとに変え、関西偏では「4時間って近いやん」、中国では「2時間ちょっとじゃき」、北部九州では「おいしかもんば食べたか」などと、方言を用いて身近さをアピールしておられるようであります。

 また、本市里町出身の日刊スポーツ新聞東京本社広告局長の塩田浩一さんに薩摩川内観光大使第1号の委嘱をしたり、観光キャラバン隊が福岡市内の新聞社やテレビ局を回って、宣伝に努めておられる様子も報じられております。このように懸命に広報・宣伝に取り組んでおられることは、従来に見られない大きな進歩であり、高く評価されます。

 しかし、これらを承知の上であえて申し上げたいのは、市の名前や距離的な短さをアピールしても、市民や市当局を挙げた受け入れ体制づくりは果たして整っているかどうかと疑問に思うからであります。

 広報・宣伝も大事でありますが、受け入れ体制づくりも、それと歩調を合わせて総合的に繰り広げられなければならないと思います。「宣伝文句に誘われて行ってみたが、大したことはなかった」というようでは羊頭狗肉であり、2度とその人は薩摩川内市に足を踏み入れないでしょう。「宣伝どおりだった、なかなかいいところだった」という口コミが新しい観光客を呼び、リピーターを生むことにつながります。そこで、九州新幹線全線開通までに、広報・宣伝も、また、市を挙げた受け入れ体制も、総合的に軌道に乗せておくべきではないかと考えますが、この点について市長の見解をお伺いします。

 なお、シティセールス推進本部設置から8カ月が経過し、各部局が連携した横断的な取り組みがなされていると思いますが、その進捗状況と、今後のスケジュールはどのように立てられているのかお伺いします。

 再三にわたってシティセールスについてお伺いする理由の一つに、シティセールス推進が成功するか否かに、薩摩川内市の浮沈がかかっていると言っても過言ではないと思うからであります。加えて言えば、シティセールスには、観光客・交流人口増加、定住促進による人口増加及び少子化対策の推進という、最終目標としての大義があると私自身考えているからであります。その意味から、歴史的にも、文化的にも、観光地にしても、食にしても、余りある資源を有している薩摩川内市にとって、シティセールスは肝要なビッグプロジェクトであると私は認識しております。このようなビッグプロジェクトを横断的に各部局、各課所をまとめ上げるためには、企画政策部企画政策課の1グループでは、荷が重過ぎるのではないかと考えます。

 そこで、(仮称)「シティセールス推進課」を設置し、強烈にシティセールスを推進すべきであると考えますが、いかがでしょう。市長のお考えを伺います。

 2点目は、教育長に新聞を生かした教育推進についてお伺いします。

 NIE、ニュースペーパー・イン・エデュケーションとは、1930年代、ニューヨークタイムズが新聞を利用した学習の展開を提案したのを契機に、子どもの読書力を高めることを目指し、全米に広がったものであるといいます。その後、日本でも社会科などで新聞を利用した教育が試みられ、1985年、日本新聞協会加盟各社が集まった新聞大会において、NIE、「教育に新聞を」が提唱され、その後、1989年、日本新聞協会と教育界が連携して、全国組織としてNIE推進協議会が結成されたようであります。1996年には、活動の中心を日本新聞教育文化財団に移し、各県に委員会が設置され、「教育に新聞を」を共通のスローガンとして、2009年には、全国で536校が活動に参加、総合的な学習の時間や社会科、国語科などで試みられているようであります。

 テレビやインターネットで世の中の情報を素早くキャッチできる時代に、なぜ新聞なのか。日本新聞教育文化財団では、次のように説明しています。テレビは娯楽性と速報性、臨場感にすぐれ、インターネットは情報量と双方向性、利便性にすぐれている。新聞は、一覧性、詳報性、解説性、記録性などの特長がある。各メディアには、それぞれ特長があるが、情報の命は何といっても「信頼性」であり、各種調査で最も信頼されている新聞を材料に情報を吟味し、読み比べることで多様性を知り、考えることで自分の意見を構築し、表現力、発信力を培い、情報社会を生きる力を高めることができるというものであります。つまり、スピードを信条とする新しいメディアに対し、教育に新聞を生かそうとするNIEは、立ちどまってじっくりと考え、自分の思いを発信する能力の育成を目指しているわけであります。

 薩摩川内市では、平成19・20年度に、永利小学校、海陽中学校が、その実践校指定を受けられたようであります。永利小学校の場合、平成19・20年度に文部科学省の国語力向上モデル事業の指定を受け、その実践の一環としてNIEを採用されたとのことであります。新聞の活字に触れ、子どもたちが紙面で得た社会情勢などを家庭で話題にし、親子で話し合う機会がふえたこと。また、記事を切り貼りし、記事の内容を読みとって、その感想文を書くことなどに取り組み、表現力が身についたことなど、NIEの趣旨を生かし、大きな成果を上げられたようであります。

 また、海陽中学校では、国語科と社会科でNIEを採用され、送付された複数の新聞を読み、中学生なりの判断で比較・検討する教育に生かされ、平成20年度は道徳の時間に新聞記事を使った取り組みも行われたということであります。なお、平成20・21年度に、川薩地区の租税教育研究実践校の指定を受け、税金についての学習にも新聞記事が活用されたということであり、NIEの実践校として、その経験が十分生きております。

 NIEの実践校指定は、全国の小・中・高等学校で約500校あり、うち奨励枠50校を上限としており、鹿児島県は13校が指定できることになっているようであります。指定を受けると、2年間が限度ですが、鹿児島ルールとして4年まで認めることにしているようであります。

 また、指定に際しては、鹿児島県内の地域や小・中・高等学校のバランスをとることになっており、一つのまちに偏らないよう配慮されているとのことであります。

 以上のようなことから、薩摩川内市内のすべての小・中学校で、同時にNIEの指定を受けることは不可能でありますが、よしんば実践校指定が受けられなくても、NIEの趣旨にのっとり、新聞の記事を活用した教育は活字離れを防ぎ、各学年や理解度に応じ、社会事象、政治経済、国際情勢、健康福祉、文芸など、幅広い分野での情報収集と、それに対する考え方を構築すること。また、その構築された思いを文章にまとめることなど、教育における波及効果は大きなものがあると考えます。

 新聞の記事を生かした教育、NIEを推進するお考えはないか、教育長の見解をお聞かせください。

 また、さきの総務文教委員会の所管事務調査の際、中学校の部の第57回学校新聞コンクールで、4年連続1位になった上甑中学校の生徒による学校新聞「海風」を見させていただきました。手書きの温かな紙面づくりには目を見張るものがありました。

 新聞づくりの基本は、5W1Hと言われます。いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どんな方法で行ったかというものであり、この基本があれば、報道に関する伝達は、ひとまず完璧です。この5W1Hは、報道のみならず、日常の報告文書作成やあいさつを述べる際にも共通するものであり、書き言葉、話し言葉の基本でもあります。

 また、新聞作成の場合、机上論だけでは読者を納得させられません。現場に出向いて取材をすることで、5W1Hに臨場感をプラスした報道が可能になります。つまり、足で記事を書くということであります。上甑中学校の「海風」は、地域の先輩やお年寄りへの取材が行われ、まさに足で記事を書いています。児童・生徒が新聞を作成するに際しては、まず、話し合い活動が行われるわけでしょうが、何をトップ記事に持ってくるべきか。囲み記事はどうするかなどという企画力が養われ、記事の担当が決まったら、その記事に対する責任感も出てくるでしょう。具体的な記事を書くために取材活動に出向くとしたら、地域の方々との触れ合いも可能になります。

 また、持ち寄った原稿をお互いに推敲することで誤字・脱字も指摘され、物事に対する視線の違いに気づくこともあるでしょう。完成した新聞を地域に配付できるならば、学校と地域の連携は、さらに大きく膨らむことでしょう。このように新聞を作成するということは、一石数鳥の教育効果が期待できるものと考えますが、いかがでしょう。

 上甑中学校の学校新聞「海風」に接して、もし可能なら、薩摩川内市内の全小・中学校に、学校新聞あるいは学級新聞づくりを奨励し、市教育委員会主催の新聞コンクールを開いてもいいのではないかとまで考えたところであります。

 「小中一貫教育推進のまち、薩摩川内市」と並んで、「新聞づくりによる教育推進のまち、薩摩川内市」を標榜すれば、シティセールスにも使えそうな響きがあります。教育の一環として、学校新聞・学級新聞づくりを推進できないか、教育長のお考えをお聞かせください。

 以上、壇上からの質問といたします。

   [市長岩切秀雄君登壇]



◎市長(岩切秀雄君) 瀬尾議員の質問にお答えいたします。

 まず、シティセールスの推進について、これをやはり九州新幹線開業までに軌道に乗せておくべきではないかという御質問でございます。

 シティセールスにつきましては、先ほど来ありますとおり、谷津議員のところで全般的な今までの取り組みを説明しました。したがいまして、御指摘のとおり、もうあと1年少々で九州新幹線が来ます。来てみたが、もう2度と行かんということにならんようにということで、私もそれが心配でなりません。したがいまして、「さくら」が1時間に1本はとまるということですので、これをぜひ引きとめなければいけないと思っています。

 新聞報道によりますと、もう既に鹿屋市、また、指宿市は、鹿児島中央駅に着かれた九州新幹線のお客さんを、ぜひ自分のところへということで宣伝も始めていらっしゃいますので、鹿児島中央駅へ着く前に川内駅でおりてもらう方法をまず考えなければならないと、私はそんなふうに思っていて、今までも再三、観光を目指すということできました。幸いにして、新政権の中で、昨日の前原国土交通大臣の答弁では、観光立国を目指すと。しかも、外国人の観光客を誘致すると、最大3,000万人ぐらいを考えているということもありました。

 したがいまして、私どもは上海に一番近い川内港を持っています。今までも再三だったんですが、施政方針でも申し上げましたとおり、岩下議長と行きまして、新鑒真号の本社であります中日国際輪渡有限公司の社長さんにも、「九州新幹線があって、こうこうなるんですよ」という話をしました。というのは、上海から大阪まで船で48時間かかっています。それで上海から薩摩川内市まで24時間ですから、あとの24時間を有効に使うためには薩摩川内市におりて、薩摩川内市で1泊されたら、九州新幹線で4時間で行きますという話もしているわけですが、何せこれは旅行業者との関係がありますから、今後は日本の旅行業者、また、中国の旅行業者やら含めて協議をしていかなければならないと思っています。一番近い港で、船で安く、船で来られたら、必ずや観光客もふえてくるんじゃないかということも一つの利点としてとらえています。

 もちろん、今まで申しましたとおり、大阪周辺、また、名古屋、広島、福岡周辺からどんどん呼ぶ手だてをしなければいけない。その中で、今、一生懸命しているわけですが、九州新幹線の全線開業がもう平成23年春、あと1年ちょっとです。本年度におきましては、こういう取り組みをしましたが、さらに加えて、本市の観光・交流を推進するいい機会ですから、シティセールス事業を積極的に展開してまいりたいというふうに思っています。

 これに関しましては、本市の知名度を向上させるための取り組みばかりではなく、公共交通機関の充実の検討なども必要であります。また、昨今の観光交流の形態として、訪問先の人々との触れ合いを求める傾向がありますので、来訪者をおもてなしの心で迎え入れることが、本市へのファンをふやす取り組みだと思っていますので、市民と一体となって、これを行っていきたいと思っています。

 また、ブランド推進会議の四つの専門委員会からの意見等を参考にしながら、ホテル、旅館、民宿、レストラン、タクシー、また、レンタル業者、さらに、商店街等関連のある業者を中心とした経済界、観光産業、市民が一体となったサービス向上を目指す来訪者への、ホスピタリティ向上の推進のための取り組みをしていかなければならないと思っています。このように九州新幹線全線開業に向けては、外向けの広報・宣伝だけではなく、来訪者を迎える体制の充実が必要だと思っているところでございます。

 次に、シティセールス推進課をつくったらどうかということでございます。

 ちょっと横道をそれますけれども、当然、選挙に出るときに、マニフェストをつくりました。これは市民との公約ですので、これは守らなければならないと思っています。ところが、市長になりましてから、経済不況の問題を含めて、時代がどんどん変わってきております。その中でやはり一番考えたのが、マニフェストを超えることをしなければ市勢発展はないと考えまして、今、私の大きな政策の一つとしては、医療費の問題をどうするかということで、今回議案を出しまして、中学校までは何とか子どもたちの健康を守ってやりたいと。いろいろ考えました。市民税を例えば10%減額したらどうか。また、医療費の、今、この問題と、学校給食費をただにしたらどうか。これのいろいろメリット・デメリットを政策調整監に調べさせました。市民税は、けさも報道されましたけれども、愛知県名古屋市が10%カットを議会が拒否したということで、大変話題になっております。まあ私はそのほかに、やっぱり標準税率を割ると、地方交付税に影響があると。これはどうしても市民のためにはならないのじゃないかということで考えました。そしてまた、学校給食費のただも、これも学校給食法で縛りがあるということと、いくら安くしたとしても、食べることだけは親が責任を持って、やはりするべきだと。医療については、親だけの問題じゃなくて、万が一交通事故に遭ったり、けがをしたりしたのが、親の責任だけじゃなくて、やはり手当をしてやらなければ、子育てが難しいだろうと。さらに、無料になると早く手が打てるということで、初期の段階で治療ができると、経費も長い目で見ると安くつくんじゃないかと。そして、子どもたちが元気であるということが何よりであって、これを選択したわけで、今回、議案として出してありますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。

 それと、ゴールド集落とシティセールス、この3本を私の政策として全面的に取り組みたいということで、シティセールスについても一生懸命頑張りたいと思います。

 この課をつくることについては、きのうから申し上げているとおり、谷津議員の質問にも答弁いたしましたが、やはり横断的なものやら含めて、各課がいろいろなシティセールスに関係する業務をたくさん持っています。しかし、ルーチン業務を、かねての業務をしながら、市民対応をしながら、これにまた、上乗せするというのは、なかなか実行部隊としては難しいのではないかなということも考えたりしまして、できれば、副市長直轄の、今、推進本部長が副市長をしていますけれども、それとは別に直轄の部長級を当てて、総体的なまとめをしていかなければ、それぞれの課は、やはり実行部隊として動くのも理想じゃないかなというふうにも思ったりしております。近いうちに素案をつくってみたいと思います。できれば、1月からでも、遅くとも4月には組織体制を充実させて、これに専門的に取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、どうか御理解いただきたいと思います。

 以上で答弁を終わります。

   [教育長上屋和夫君登壇]



◎教育長(上屋和夫君) 新聞を生かした教育推進についてお答えいたします。

 瀬尾議員からは、NIEを推進する考えはないかというお尋ねでございますが、議員の言われるNIEというのは、「教育に新聞を」という意味のニュースペーパー・イン・エデュケーションの頭文字をとったものでありますが、これは学校教育において新聞を有効活用しようとするものでありまして、日本新聞教育文化財団が実践校を募集して進めている事業でございます。議員の先ほどおっしゃるとおりでございます。

 鹿児島県では毎年13校程度が指定されておりまして、指定を受けた学校は、同財団から希望する3〜4社の新聞の提供を受け、これを授業に活用しております。本市では、昨年度まで永利小学校と海陽中学校が指定を受けて、研究実践を行ってきておりまして、議員も紹介されましたように、永利小学校では国語の授業で、複数の新聞記事を読み比べたり、読みとった結果について討論したりするなどの授業を行っております。

 また、海陽中学校では、道徳の時間に、主に道徳の時間において、中心資料と関連する新聞記事を組み合わせることで道徳的価値の実感を高めると、そういった授業の工夫などを行ってまいりました。

 このほかの学校におきましても、NIE授業ではございませんけれども、新聞を活用した授業は積極的に行われておりまして、家庭学習課題として新聞記事を取り扱っている学校や、南日本新聞の「若い目」へ投稿する取り組みをしている学校もございます。「若い目」につきましては、本年4月から11月末までに、小学校で37回、中学校で8回が掲載されておりまして、鹿児島県で最も多く薩摩川内市の子どもたちの記事が掲載されていると思っております。子どもたちは自分の投稿や友達の投稿が新聞に載っているのを目にすることで、新聞への興味・関心を高めておりまして、物の見方や考え方を広げ、深めていくことにもつながっていると思っております。

 このように、新聞を学校教育に活用するといったNIEの趣旨を生かした取り組みは、それぞれの学校でこれまでも進められてきておりますので、今後もさらに積極的に、このことを進めていきたいと考えているところでございます。

 次に、教育の一環として、学校新聞・学級新聞づくりを推進できないかという御質問でございますが、議員も紹介されましたように、先般、上甑中学校が南日本新聞社の主催の第57回学校新聞コンクールにおきまして、4年連続、通算15回目の第1席に輝いたところでございます。上甑中学校の学校新聞「海風」は、昭和52年の創刊でありまして、ことしで33年目を迎えております。先月20日の南日本新聞には、「母も昔、『海風』製作にかかわっていた。ずっとプレッシャーがあり、1席に正直ホッとした」という女子生徒の感想や、また、男子生徒の「近くの漁協にできあがった新聞を持っていった時、感謝の言葉をもらった。やりがいを感じた瞬間だった」と、そういった感想が掲載されておりましたけれども、33年の伝統の重みを感じながら、努力し、連続受賞したことを親子で喜ぶ姿を想像しますと、何ともほほえましい気持ちになりましたとともに、地域に喜ばれることを自分の喜びとしている生徒の姿に、頼もしさを感じたところでありました。

 まさしく上甑中学校の生徒たちは、学校新聞づくりを通して、上甑地域のよさをより詳しく知り、誇りに思うとともに、地域に貢献しようとする気持ちをはぐくんできているのではないかと思うところでございます。

 なお、本市の多くの学校では、学校新聞や学級新聞をつくっておりまして、社会科で学習したことを歴史新聞としてまとめるなどの取り組みをしている小学校もございます。また、学校を訪問してみますと、壁新聞のような形で廊下などに掲示している学校も見受けられ、また、中学校においては、生徒会活動を中心に新聞づくりがよく行われているところであります。

 現在、本市では、新設教科であるコミュニケーション科におきまして、ふるさとをよく知り、地域から情報を集め、自分なりに解釈して発信するような学習を推進しておりまして、昨日もありましたけれども、地域の自然・歴史のすばらしさを説明するパンフレットや情報紙づくり、あるいは新聞づくりに取り組んでいる学校もございます。今後もさらにこの取り組みを充実させると、そういったことを奨励してまいりたいと考えているところでございます。

 以上で答弁を終わります。



◎企画政策部長(永田一廣君) シティセールスの2番目の質問、各部局連携した横断的取り組み状況と今後につきまして、お答えをさせていただきます。

 これまでの関連質問に対します市長答弁と重なる部分が少しございますけれども、御答弁させていただきます。

 まず、シティセールスの取り組みといたしましては、横断的な連携を図りながら、これを推進することを目的に、本年4月、シティセールス推進本部を設置、これまで本部会議を5回、推進委員会を3回、担当者会議を3回開催する中で、観光大使やシティセールス方針の検討のほか、来年度平成22年度に向けました関連事業の調整等を行ってきております。

 また、トップセールスの面では、観光PR及び特産品のPRのため、10月16日、17日、2日間、東京都有楽町におきます薩摩川内フェアにおきまして、岩切市長によるトップセールスを実施。合わせまして、企業、旅行エージェント訪問を行いまして、本市のPRを行ったところでございます。

 また、日にちは前後いたしますけれども、7月16日、17日、東京ビッグサイトで開催されました自治体総合フェア2009におきましては、「「甑島で、つくる。」KOSHIKI ART EXHIBITION」のグランプリ受賞に合わせまして、向原本部長がこれに出席、トップセールス、本市PRを行ったところでございます。

 さらに、ブランド推進会議におきましては、関係団体職員及び市民公募委員で構成いたします四つの専門委員会を、これまで各3回開催、会議の中で分野別の研究をしていただいておりまして、今後、検討結果を集約してまいりたいというふうに考えております。

 加えまして、平成20年度、昨年度から本市に招聘しております観光アドバイザーの方からは、その専門的立場から、関係団体等への助言もいただいているところでございます。

 以上、今後におきましても、シティセールス推進本部等を中心にしながら、進捗状況の把握、スケジュール管理を的確に行うことによりまして、広報・宣伝と受け入れ体制の両面を整えまして、効果的なシティセールスを行っていきたいと考えております。

 以上、シティセールスの進捗状況等についての御回答とさせていただきます。



◆31番(瀬尾和敬君) 一括質疑方式のスタイルでここに立つのは、多分これが私にとって最後になるだろうと思います。3月議会から一問一答方式ということになります。市長も冒頭おっしゃいましたが、これからは副市長及び部長さん方の答弁も求めることになるとおっしゃいました。市長にとっては、いいですね。そうやって、お仲間がいらっしゃいます。我々にも議会の仲間がいます。会派の仲間もいるし、議員仲間もいます。そして、いろいろな議事調査に関しましては、議会事務局という強力な味方もいます。しかし、ここに立ったときは孤独なんですよね。だから、3月から始まる一問一答方式、我々にとっても一つのこれは正念場というか、修羅場になるんです。一生懸命頑張ってまいりますので、またひとつよろしく御指導をお願い申し上げたいと思います。

 ところで、シティセールスについて、まことにしつこく質問させていただきましたが、今回はあろうことか、5人、6人の方がシティセールスという言葉を使って市長にただされました。そして、私のところに来ますと、もうほとんど言い尽くされておりまして、私が用意しておった2回目の質問に関しても、ほとんど出尽くしまして、もうはっきり申し上げて言うことはありません。

 ただ、先ほど羊頭狗肉という言葉を使ったんですが、今現在、鹿児島市では、かごしまプロモーション推進室というのをつくって、懸命にシティセールスを行っていらっしゃるそうであります。一時、「黒豚横丁」という名前で宣伝が盛んにされました。そして、鹿児島市におり立った鹿児島県外の方が「黒豚横丁ってどこにありますか」と質問されたそうであります。横丁はないんですよね、正直申し上げまして。で、困った人があそこに黒豚屋さんがあります。ここに黒豚屋さんがあります。そして、黒豚を使ったラーメン屋さんがここにありますというふうに教えてあげたそうなんですが、そんな形のことになっては、これはまた、都合が悪いのかなというふうに思うんですよね。だから、こういうときには、やっぱり観光宣伝する人たちと、そしてまた、地域と、本当にタイアップした、そういうふうなシティセールスが大事なのかなというふうに考えているところであります。そのほかに細々としたこともいろいろあったんですが、もう結構であります。

 あと、それから、教育長にも、まさに私の思うとおりな回答をしていただきました。そこでもう一つだけですね、ちょっと言いたいことがあります。これがその「海風」ですね。この前、調査させていただいたときにもらった新聞でありますが、これは平成21年9月28日号、第759号です。この中に、じんと来るようなのも出ております。「熱いぜ 離島甲子園」というのがありまして、8月5日から離島の小・中学校の生徒で野球チームが結成され、上甑中学校から2名が参加しましたという題であるんですが、この中で、最終回に3点とられて5対3で負けたと。しかし、みんな悔いは残っていません。勝負よりも今まで他校の中学生たちと一生懸命頑張ったことがとてもよかったと思いますということやらですね、僕は試合後の反省会、交流会では新しく友達が20人以上できましたと、これは離島でのことだろうと思います。空港で別れるときには、とても名残惜しかったです。練習はつらかったけれども、行ったことのない土地で過ごしたこと。この7泊8日は心にずっと残ると思います。応援してくれた保護者や、練習を見てくれた監督さんに対して感謝申し上げます。まあこういうふうなことで結んであります。何か温かい感じがするし、また、こういうことに手を差し伸べることができた我々議会もよかったなというふうに思うところであります。

 あと、先ほど足で記事を書くと言いましたが、「わっかもんととしなもん」という囲み記事が、固定記事がありまして、最近の運動会のことで、この中学校ではソーランとか、ハンヤとかいうのを演じられたそうでありますが、我々はそれを一生懸命やって、とても盛り上がりましたというのが若い人の感覚。ところが、昔の人の話を聞きましたと。昔の人は、今のようなそんなのじゃなくて、我々のころは、800メートル走とか、走り高飛びとか、もうそれこそ陸上競技会でやるようなことをやっていたんだぞと言われました。しかし、今と昔で変わらないのは、やっぱり大人に負けないぐらい生徒が元気だということだとおっしゃいましたというようなことで結んであるんですね。こういうところがなかなか味があるなと思うんです。

 それとあと、もう一つですね、私がこれはいいなと思うところがありますので、これは市長もぜひお聞きいただきたいと思います。「視点」というので、多分これは論説みたいなものですが、「生活が、今、変わる」ということで、8月30日、衆議院の総選挙が行われ、民主党が勝利をおさめました。その結果、今までは自民党から選ばれていた総理大臣が民主党の中から選ばれることになり、党首の鳩山さんが新首相となることになりました。今まで何十年も自民党が国民から支持されていましたが、今回の選挙では民主党が圧倒的な勝利でした。民主党は自民党に比べて、子ども手当がたくさん出たり、公立高等学校を無料にしたりするという公約を出しています。また、景気や年金などの対策もしっかりすると公約にうたっています。もしこれらの公約がすべて達成されると、僕たちのこれからの生活も楽になり、安心できるようになります。今回の政権交代によって国民が望んでいる生活が少しでも実現し、もっと暮らしやすい日本になってほしいと思います。民主党のこれからに期待したいと思います。と、こういうふうに結んであるわけですね。私は、ああ、なるほどなと、子どもなりの視点で、こうやって政治の世界にも注目しているんだということを感じたわけです。

 そこで、もしよければ、我が薩摩川内市のさまざまなことに関して、この上甑中学校の「視点」に取り上げられるようなことになれば、ありがたいなというふうに思いまして、私は質問を終わりたいと思います。

 ありがとうございました。



◎市長(岩切秀雄君) シティセールスについて最後の質問者ですので、一言私にも発言させてください。

 今、「視点」に取り上げられるようにということですので、一生懸命頑張りたいと思います。

 トップセールスとして有楽町でしたんですが、感じたことは、甑島の売り込みを主にしたんですけれども、特に物産品も甑島のものを主にしたんですが、ほとんど来られる方は中年から、男の人はもうほとんど定年退職後という人たちが多いんですが、甑島を、「これは何と読むんですか」という人たちがたくさんいらっしゃいます。そしてですね、鹿児島県の薩摩川内市という看板も掲げてあるんですけれども、「この島は沖縄にあっとな」と言われる人もいます。それぐらい認知度はないということですが、やはり再三申していますとおり、北海道の利尻島、礼文島ぐらいの知名度を持たなければいけないと思っています。

 それで、もう一つは、さっき中島議員が「甑島航路はさておき」という前語りがありましたけれども、これは甑島航路をさておいては、もうこのことはできないんです。というのは、さっきの新鑒真号の話をしました。中国人は金持ちがどんどん出てきて、どんどん外国へ行く。それも日本が多いということですが、上海から新鑒真号で来る。そうなると相当な客が見込まれるのではないかと。そうした場合に、まず、やはり私どもは甑島の売り込みをしなくちゃいかん。中国の人で、あんなすばらしい島を見たことは恐らくほとんどないと思います。そうすると、いちき串木野市まで行ってとなると、これも問題がある。また、大阪から以南の人たちは、九州新幹線で来ても、川内駅でおりて、いちき串木野市まで行って、また、70分かけて里港、また、手打港となると、これも1回来たら、もう2回目は、もう大変時間がかかるということで、これもどうかなということですので、やはり目玉として甑島を挙げ、そして、内陸部を見てもらう。この観光がやはり本市が目指す一番の産業政策の一つだろうと思いますので、どうしても高速船だけは川内港から出さなければ、この実現は難しいのではないかという気もしましたので、最後のシティセールスの質問者に対する答弁とさせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(岩下早人君) 以上で、瀬尾和敬君の総括質疑並びに一般質問を終わります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△延会



○議長(岩下早人君) 本日は、以上をもって延会したいと思いますが、御異議ありませんか。

   [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(岩下早人君) 御異議なしと認めます。

 次の会議は、14日午前10時に開きます。

 本日は、以上をもって延会いたします。

 御苦労さまでした。

           〜〜〜〜〜〜〜〜〜

           午後3時48分延会

           〜〜〜〜〜〜〜〜〜