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鹿児島県 薩摩川内市

平成14年 12月 定例会(第4回) 12月10日−03号




平成14年 12月 定例会(第4回) − 12月10日−03号







平成14年 12月 定例会(第4回)



   平成14年第4回川内市議会会議録(第3日目)

                開議日時 平成14年12月10日 午前10時

                開議場所 川内市議会議事堂

◯出席議員(28人)

    1番  山之内 勝君     15番  小牧勝一郎君

    2番  佃 昌樹君      16番  小辻富義君

    3番  今塩屋裕一君     17番  上薗幸近君

    4番  宮里兼実君      18番  川野勲雄君

    5番  好士崎 勝君     19番  宮内澄雄君

    6番  乙須紀文君      20番  橋口博文君

    7番  笠毛通夫君      21番  川畑善照君

    8番  新原春二君      22番  杉薗道朗君

    9番  森永靖子君      23番  柏木謙一君

   10番  石野田 浩君     24番  岩下早人君

   11番  寺脇幸一君      25番  上村征四君

   12番  福田俊一郎君     26番  木元高尚君

   13番  堀之内盛良君     27番  今別府哲矢君

   14番  池脇重夫君      28番  原口博文君

◯説明のための出席者

  市長       森 卓朗君   区画整理課長   志賀三智君

  助役       岩切秀雄君   下水道課長    前田孝二君

  助役       梅田和男君   教育委員会

  収入役      若松隆久君   教育長      石塚勝郎君

  総務部長     桑原道男君   教育部長     春田廣士君

  企画経済部長   平 敏孝君   水道局

  保健福祉部長   岩下晃治君   局長       児玉廣昭君

  建設部長     新 武博君   管理課長     窪薗久義君

  財政課長     ?田時久君   選挙管理委員会

  生活環境課長   永田一廣君   委員長      三角千尋君

◯事務局職員出席者

  事務局長     福谷安郎君   議事係長     砂岳隆一君

                   議事係主査    小田原勇次郎君

  次長       山之内辰郎君  議事係主事    尾曲秀樹君

◯議事日程

 第1、議案第94号 せんだい宇宙館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 第2、議案第95号 川内市重度心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 第3、議案第96号 市道路線の認定について

 第4、議案第97号 川内市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について

 第5、議案第98号 川内市歴史資料館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 第6、議案第99号 川内市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について

 第7、議案第100号 平成14年度川内市一般会計補正予算

 第8、議案第101号 平成14年度川内市簡易水道事業特別会計補正予算

 第9、議案第102号 平成14年度川内市交通災害共済事業特別会計補正予算

 第10、議案第103号 平成14年度川内市国民健康保険事業特別会計補正予算

 第11、議案第104号 平成14年度川内市公共下水道事業特別会計補正予算

 第12、議案第105号 平成14年度川内市公共用地先行取得等事業特別会計補正予算

 第13、議案第106号 平成14年度川内市天辰第一地区土地区画整理事業特別会計補正予算

 第14、議案第107号 平成14年度川内市農業集落排水事業特別会計補正予算

 第15、議案第108号 平成14年度川内市介護保険事業特別会計補正予算

 第16、議案第109号 平成14年度川内市水道事業会計補正予算

 第17、一般質問

 第18、議案第110号 川内市職員の給与に関する条例及び川内市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について(市長提出)

 第19、議案第111号 川内市特別職の職員の給与に関する条例及び川内市報酬及び費用弁償等条例の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第20、議案第112号 川西薩地区法定合併協議会の設置について(〃)

 第21、議案第113号 平成14年度川内市一般会計補正予算(〃)

 第22、議案第114号 平成14年度川内市簡易水道事業特別会計補正予算(〃)

 第23、議案第115号 平成14年度川内市交通災害共済事業特別会計補正予算(〃)

 第24、議案第116号 平成14年度川内市公共下水道事業特別会計補正予算(〃)

 第25、議案第117号 平成14年度川内市天辰第一地区土地区画整理事業特別会計補正予算(〃)

 第26、議案第118号 平成14年度川内市農業集落排水事業特別会計補正予算(〃)

 第27、議案第119号 平成14年度川内市水道事業会計補正予算(〃)

 第28、陳情の取り下げ承認を求めるについて(陳情第6号 市道隈之城高城線(通称天大橋通り)歩道クスノキの除去についての陳情書)

 第29、陳情第17号 核兵器廃絶平和宣言を求める陳情書

                        +川内市神田町1番10号  +

                        |北薩摩地区平和運動センター|

                        +議長 遠嶋春日児     +

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◯本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

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            午前10時開議

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△開議



○議長(原口博文君) ただいま出席議員28名でありまして、全員出席であります。

 これより、昨日の会議に引き続き、本日の会議を開きます。

 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程によって進めます。

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△日程第1、議案第94号−日程第17、一般質問



○議長(原口博文君) まず、日程第1、議案第94号から日程第17、一般質問までの議案16件と一般質問を、会議規則第35条の規定に基づき一括議題といたします。

 これより、昨日の会議に引き続き総括質疑並びに一般質問を行います。

 昨日もお願いいたしましたが、質疑は、会議規則に定めるとおり3回の原則を厳守し、通告した時間内に終わるよう、また、質問・答弁ともに要点を簡潔明瞭に行い、効率的な議事運営への御協力をお願いいたします。

 なお、通告外の事項や不穏当な発言等にも十分注意されるようあわせてお願いいたします。

 それでは、まず、1番山之内勝君の総括質疑並びに一般質問を許します。

   [1番山之内 勝君登壇]



◆1番(山之内勝君) 皆さんおはようございます。

 傍聴の市民の方々も早朝よりおいでいただきましてまことにありがとうございます。

 私は、市議会会派新風会の議員として、さきの通告に従い、4項目について質問いたします。

 まず、川内市総合運動公園整備事業についてお伺いいたします。

 総合運動公園は、中郷上池北側の丘陵地約50ヘクタールを買収し、昭和63年に敷地造成工事に着手したものであり、平成2年に多目的運動広場とテニスコート、平成5年に野球場、平成6年に陸上競技場、そして平成12年に総合体育館サンアリーナせんだいと、主要施設が順次整備されてきており、スポーツクラブ01(ゼロワン)の発足もあって、昨年、平成13年度の利用者は28万9,153人と報告されております。

 さて、今回、平成14年度第4回補正に全天候型運動広場整備事業費として1,310万5,000円の予算が計上されたわけですが、この施設は、当初の施設整備計画になかったものであり、突然に出てきたという印象はぬぐえませんが、どのような経緯で計上されたのか。また、この施設の内容といいますか、どのような利用ができるのか。施設の目的、規模についてと当初計画にありました残りの施設、すなわちプール公認50メートル8コース、25メートル7コースや相撲場等の今後の施設整備事業の展開についてお聞かせください。

 次に、総合運動公園へのアクセス道路整備について質問します。

 現在、総合運動公園への主なアクセス道路としては、中郷町の国道267号線、川内まごころ文学館横交差点から天神池沿いに北上して、瀬ノ岡・丸山線を経由して至るルートが考えられます。同路線は、ほかの道路との結節点も多く、わかりづらい面もありましたが、最近は、案内標識など大分整備されておりまして、初めての方でも何とか標識に注意されればたどり着けるようになりましたが、まだ十分ではないので、案内標識の不十分なところを整備されるとともに、もう一つわかりやすいルートとして、中郷町の国道267号線、ローソン横の幅員16メートルの区画整理によって築造された道路から、中郷下池の東側を経て中郷上池の東側を通り総合運動公園へ至る路線は、将来計画として考えられないものか。もし実現すれば、非常にわかりやすい一本道になると思いますが、市長の見解をお示しください。

 また、そのほかの主なアクセス道路として、市道瀬ノ岡・丸山線と市道今村・向鶴線がありますが、瀬ノ岡・丸山線は、高城町方面より運動公園のわんぱく広場までは整備されており、向鶴までの未改良区間も今年度と来年度で整備されると伺っておりますが、田海町丸山の国道267号線から向鶴配水池までが未改良であり、大型車の侵入はもとより、乗用車の離合も困難なものとなっておりますので、今後どのようにこの区間の改良に取り組んでいただけるのか。

 また、以前、当局より一部ルート変更も計画しているようなこともお聞きしたこともありますが、その後どうなっているのでしょうか。

 今寺・向鶴線は、全線にわたり舗装はされましたが、幅員が狭く、離合困難であります。この路線の全面的な改良工事が必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 2つ目の質問ですが、市町村合併について市長の見解をお伺いいたします。

 昨日の笠毛通夫議員の質問と若干重複いたしますが、再度御答弁くださいますようよろしくお願いいたします。

 さきの10月7日、川内市を含む2市4町4村の川西薩地区任意合併協議会が設立され、12月下旬の法定協議会設立へ向けて、各市町村において準備が着々と進められておりますが、法定協議会への参加をめぐって、枠組みの中の自治体内で種々の取り組みや動きが見られ、鹿島村との2村合併を優先しようと模索していた下甑村の小倉村長は、鹿島村との2村合併調査予算が11月14日の村議会で否決され、即日村長を辞職されました。

 職務代理者の助役は、川西薩地区法定協議会への参加を留保し、2市4町3村での法定協議会成立が濃厚であるが、ほかにも祁答院町で住民発議による宮之城地区4町法定協議会成立の申請が提出されており、この2つの自治体以外にも内に火種を宿しているところも予想され、来春の統一地方選挙終了後、しばらくは本当の意味の法定協議会は成立し得ないのではと懸念しておりますが、川内市でも当初より、まず合併ありきの議論が先行し、この合併問題に対しての住民の真意がどこにあるのか、本当に把握されているのか、疑問があると言わざるを得ません。

 当局がよりどころにしている14年7月22日から8月5日にかけて行った無作為抽出の20歳以上の市民4,000人による市町村合併に関するアンケート、有効回答数946人、有効回収率23.65%のサンプリングの少なさによる結果の信頼性、そしてアンケート結果の「すぐにでも必要」12%、「近いうち必要」28%、これは10年以内と理解されるものですが、それの合計は40%であるのに、これに「いずれ必要」38%、これはおおむね20年以内と理解されておりますが、これを加えて拡大解釈し、必要が78%であるとして、今すぐの合併論議、すなわち法定協議会参加を準備しつつあるものであり、また、このアンケートの時点で想定していた3種類の調査パターンと異なる枠組みでの合併に対して市民の賛同が、しかも今すぐの合併に対して得られるのか甚だ疑問であるのに、現在既に全世帯の約1割に対して新市のまちづくりのアンケートを実施中であり、余りに合併を急ぎ過ぎている感があります。

 本来なら、新市のまちづくりのアンケート前に法定協議会参加の枠組みの中での財政シミュレーションや各種データ等を市民に提供し、再度合併に対するアンケートを行い、その後、結果次第で新市のまちづくりのアンケートをされるべきであったと考えますが、市長の見解をお示しください。

 3つ目の質問です。財源対策についてお伺いします。

 国、地方ともに今、大変な借金を抱え、財政はまさに破綻寸前であり、市町村合併問題は、国の交付金削減を目指した国の財政政策であると言えます。

 我がまち川内市でも四大プロジェクトの一つである、平成16年春の新幹線開業に備えた各種の施設整備事業はメジロ押しで、財政需要は大変旺盛であるにもかかわらず、財政力指数は年々低下し、13年度決算によると、経常収支比率も13年度は85.5%、公債費比率も17%と依然として高い水準にあり、財政の硬直化は厳しいものがあります。

 市税の収納についても、決算審査意見に「市税等収納対策本部を設置して全庁的に努力されたところではあるが、収入未済額は増加しているので、今後ともなお一層の努力を払われたい。」とあるように、昨今の厳しい経済情勢を反映して、収入未済額及び不能欠損処分額はともに増加しており、何らかの財源対策に取り組む必要がありますので、2点ほど市長の見解をお伺いいたします。

 1点目、市有地の処分について。

 開発公社は、俗に言う塩漬けの長期保有土地を抱えておりますが、この処分については、民間みたいに原価を割っての処分はできないとのことであるので、そのほかの市有財産の中の宅地11万3,224平方メートルのうち、取得時の事情等により処分不可能土地や、現在未利用地であっても、近い将来利用する目的のある土地を除いた売却処分可能な土地は何%くらいあるのか。未利用地を売却して不動産売却収入として財源に繰り入れれば、未利用土地の管理費も節約でき、逼迫している財源対策の一助になるのではと考えますが、市長の御所見をお伺いします。

 2点目、職員の給与引き下げについて。

 市長は、平成15年3月まで1年間の予定で、市長5%、三役と教育長3%の給与カットに対する真意を問う第1回議会の木元議員の質問に対する答弁で、原文のままでございますが、「市の財政も住民のニーズに対しましても、なかなか今回、予算の中で編成ができそうにないということから、気持ちだけでもとりあえずカットしてみて、そして次の段階に踏み込んでいけたら大変ありがたいと思ってやったわけであります。「やってみせ、言うてきかせて、やらせてみて、褒めて使わないと人は動かん」という有名な言葉があります。まず、やってみせてから、みんながついてくるようだったら、また、次の段階で考えていけばいいという発想がありますので、御理解をいただきたいと存じます。」とおっしゃいましたが、今もその気持ちに変わりはございませんか。

 市長が三役の給与カットを実施された時点より、現在はまた一段と状況が悪化しており、財政硬直化の一因である職員給与は、今年度の人事院勧告でも若干引き下げが実施されるものと思いますが、市長がやってみせたわけでありますから、ぜひ職員団体とも相談して、人事院勧告を上回る引き下げを実施し、民間とともにこの経済不況の痛みを共有して財政改革に取り組んでいただきたいと思いますが、市長の考えはいかがでしょうか。

 ちなみに3月議会で話題になりました西之表市へ聞いてみましたが、同市では、平成16年度までの3年間の予定で給与カットを継続していくということでございまして、市長、助役が10%、収入役、教育長5%、職員3%カットを実施されているそうです。「もちろん実施については、職員団体との間では対話を繰り返し、理解を得られましたので。」とのことでした。

 最後の質問に入ります。薩摩国分寺ふれあい文化事業についてお伺いします。

 この事業は、平成10年度から市単独事業として実施されている文化のまちづくり事業の一つとして、薩摩国分寺跡史跡公園野外で、平成12年度、13年度は邦楽等による総合舞台を展開し、今年はシンセサイザー奏者の姫神を招いて、幻想的な音楽と照明の中、神秘的な舞台が展開され、約3,000人の市民をいやしてくれました。

 また、今年は、薩摩の国の都が川内の地に置かれて1,300年ということで、森市長も最後の万葉歌人であり、薩摩国司に任命された大伴家持に扮して登場され、あいさつの中で、約1,300年前の悠久の時に思いをはせられ、「薩摩国分寺に建立されていたかもしれない七重の塔をいつの日にか建ててみたいものだ。」と夢を語っていただきました。

 大伴家持が当地に赴任したかは定かではありませんが、当日の市長は、古式にのっとり、烏帽子に衣冠束帯のいでたちで堂々と家持を演じられ、家持の歌を「海ゆかば水漬く屍山ゆかば草蒸す屍」と朗々と詠じられ、いにしえ人もさもありなんといった風情が醸し出されていて、市長の別の一面を発見した思いにしばし感動した次第であります。

 がしかし、聞くところによりますと、薩摩国分寺ふれあい文化事業は今年で終了とのことですが、せっかく市民の間に秋の夜長のいやしの催しと定着しつつある事業を今年限りで終了するのはまことに残念と言わざるを得ません。市単独の事業であり、財政状況の厳しい今日、担当者は大変でしょうが、工夫を凝らして経費を圧縮しつつ、ぜひ来年度以降も歴史と文化のまち川内の二大イベントとして、川内大綱引とともにはぐくみ、継続していただきたいと思いますが、市長の御所見をお聞かせください。

 以上で壇上よりの質問を終わります。

   [市長森 卓朗君登壇]



◎市長(森卓朗君) 山之内議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、第1点目、全天候型運動広場に対する御質問でございます。

 この総合運動公園の整備につきましては、昭和60年、仁礼市長就任と同時に総合運動公園の整備構想が具体的になってきたときであります。

 先ほどお話がありましたとおり、63年には造成に入る。その前は用地買収。その前に基本的な構想ができ上がったわけであります。それ以来、今日まで14年が経過しておるわけでございますが、いろいろと当初は、プールもつくったり、あるいは相撲場をつくったり、たくさんのメニューがあったわけでございますが、十数年経過する中で、また、時代の情勢も変わってきておりますし、住民のスポーツに対するニーズ、あるいは健康に対する関心度、また、総合運動公園体育館をつくったことによりまして、非常に市内外からのこの競技場においでになられます住民の皆さん方が多くなってきたこと。その中で、とりわけノンプロ、あるいは大学の野球の選手のキャンプ、あるいはラグビーの神戸製鋼の皆さん方の訓練等、いろいろ本市の総合運動公園を利用しての活動が活発になってきたのが今日であります。

 また、プロの2軍ではございますけれども、阿久根の方でキャンプをし、本市の方でも年に2回、2軍ではございますけれども、ウエスタンリーグの公式戦も開催されているわけであります。

 そういう中にありまして、市内の体育関係のスポーツ審議会等も含めまして、雨天練習場があれば、まだまだこれから集客、川内に昼間交流人口も増えていくんではないかと。また、市民の諸行事においても雨の場合に大変会場を変更していろいろと混乱することもあるけれども、ここがあったら、すぐ代替施設があるので、雨天練習場が欲しいなあということは、これまで要望がたくさん出てきておったわけであります。

 したがいまして、これにつきましては、もう既に議員も御存じのとおり、平成11年度の総合計画の中の実施計画査定の中で、12年度から14年度までの実施計画の中に事業推進ということで計画の中に盛り込んできたところであります。

 当初、昭和60年代には、そういう計画はなかったわけですけれども、時代の変遷、スポーツの大きなやっぱりいろんな変化というものもあって、そういうものも入れていく必要があるということで、12年度の川内市の総合計画実施計画の中に盛り込んだところであります。

 そして13年度も、本年度も実施計画の中に盛り込んであるわけでございますが、財源が問題でありました。財源が可能になった時点で取り組んでいこうということで、それも明記をしてあるわけであります。

 こういう経済の非常に不況の中で、国におかれましても補正予算を組んで景気刺激策を図らなけりゃいけないというのが、9月ごろから10月、11月にかけていろいろと論議がされてきて今日に至っておることは御案内のとおりであります。

 そこで、国の方からもかねて私どもが実施計画の中に登載してある財源があったら、前向きに検討したいという、これを県の方も注目しておられました。そこで、国の方から10月の末になりまして、今後の経済対策の中で市が総合運動公園の中に雨天練習場、そういうものを全天候型の運動場を整備する考えがあるかどうかの照会があったところでございます。

 その後、いろいろと財政対策の話等もしながら県とも詰めをいたし、国との確認をしてきたところでございますが、本来、運動公園の補助については4分の1でございますけれども、事業費に対する国庫補助2分の1を助成すると。その後の財源については、地方債で国が交付税で見てやると、こういうことでございましたので、一応財源的な対策が取れるということであれば、ひとつこれは前向きにやっていこうではないかという判断を11月にいたしたところであります。

 そういうことで、急に出てきたような感じがするとおっしゃるわけでございますが、ごもっともでございますけれども、総合計画実施計画の12年度の表を広げていただきますというと、登載、平成11年11月決定の計画が載っておるわけでございます。以来今日まで、実施計画に載っておりますので、途中から出てきたわけではないということは御理解をいただきたいと存じます。

 そこで、国の情勢でありますけれども、国としては、14年度の予算に計上をすると。したがって、受け入れる団体においても14年度の予算措置でなければいけないと。そして15年度に国も繰り越すが、受ける市町村も15年度に繰り越して、15年度中に完成をしなければいけないというのが条件であります。

 したがって、そのためには、国庫補助の申請等もしなければいけない。事業認可の変更もしなければいけない。また、場所につきましては、かねてから総合運動公園の中の野球場の隣、あるいはプールを予定しているところがございますけれども、そういうところの候補地を地耐力調査等もしてみなけりゃいけないと、こういうことで、急々ではございましたけれども、12月の補正予算で間に合うところはそれでお願いをし、一部予備費を流用して実施設計をやってみなけりゃいけないと、こういうことで今日に至っておるわけであります。

 何といたしましても市民の健康づくりも大変関心がみんなございますので、いろいろと老若男女問わず、こういう施設ができましたら大いに活用していただけるんではないかと。また、シーズンによっては、野球のキャンプ等もできるのではなかろうかと、かように思って整備を進めることにしたわけでございますので、御理解を賜りたいと存じます。

 なお、設計が出てまいります段階でスポーツ団体の御意見等も十分お伺いしながら、もちろん議員の皆さん方の御意見もこれからお伺いしながら、15年の3月の補正予算の中にどうしても全体的な6億ぐらいかかるんではないかと。いろいろなスポーツ団体からのお話もありますので、やるなら、宮崎市が60メートル掛ける60メートルの面積の広さの施設がいいんではないかということでございますので、そこらあたりまでの構想を持ちながらやっていきたいと。そして国に対しましても6億でやった場合は2分の1の助成をするということでございますので、それでやってまいりたいと考えているところであります。

 それから、同公園へのアクセス道路の問題で御質問がございます。

 御案内のとおり現在、瀬ノ岡・丸山線については、一部未整備区間があるわけでございます。これまでも鋭意整備をしてきておりましたが、途中用地買収の問題等でちょっと遅れた感もありますけれども、今後、この道路については、国道267号線まで整備をしてまいりたいと考えておるところであります。

 ただ、現在の既存の道につきましては、御案内のとおり狭く、そして急坂でございますので、できましたら少し現在のルートを変更して、大回りをすることによって勾配の解消ができるのではなかろうかと、こういうふうに考えて設計をしていくようにお願いをしているところでございます。

 この線ができますというと、前畑・上池線でございますか、この現在の総合運動公園に入っていく道、また今度は、京セラの方から入ってまいります瀬ノ岡の瀬ノ岡・前畑線、これもできておりますし、あと、この丸山の方からの線ができますというと、大体三方から入ってこれるということで、なお一層総合運動公園の利活用に便利になるのではなかろうかと、かように思う次第であります。

 そこで、一番わかりやすく、そして一本道で行けるのは、現在、天辰の方から中郷にかけて橋をかける将来の構想があるわけでございますが、その取りつけ道路だけはできておるわけでございますけれども、天辰・上川内線という都市計画道路、これは外環状線にもなるわけでございますが、平成5年度に上池付近までの都市計画決定をいたしておりますので、これにつきましては、これからの新市のまちづくり計画、法定合併協議会が立ち上がりましたら、この新市まちづくり計画の中にぜひ盛り込んでまいりたいと、このように考えておるところであります。

 なお、今寺・向鶴線、これにつきましては、測量設計が終わっておるわけでございますけれども、財政的な問題、とりわけ現在、田崎から天辰の方に外環状線の整備をいたしておりますので、これらの整備を終えた後、財源的な問題が解決すれば手をつけていかなければならないと、このように考えておるところでございますが、今のところまだまだ見通しが立っていないところであります。

 次に、合併の問題についてお尋ねでございます。

 市町村合併について市長の見解をと。いろいろアンケート調査も一部でやはり、あるいはまた急ぎ過ぎるということであります。急ぎ過ぎているとおっしゃる考え方もありますでしょうけれども、私は合併というのは、やっぱり「天の時、地の利、人の和」だと思っております。チャンスがあり、やはりそれぞれの団体の考え方がまとまり、近づいたときが一番チャンスではなかろうかと思っております。それが今日であり、また、合併するかわりには、国の特例法の適用を受けて合併することが財政的な恩典もあるということでございますので、17年3月が最終の法定の合併の期限でございますので、それ以前に合併を進めることが、合併をやるんだったら一番いいのではなかろうかというふうに考えて今、作業を進めておるわけでございます。

 アンケート調査の中でも、御指摘のとおり「すぐに必要」、あるいは「必要である」、「将来必要である」と、そういうことで「必要である」という住民の皆さん方の考え方、トータルをしますというと78%あるわけでございますが、これをいつにするかということについては、行政の為政者として、また、議会の皆様方の御意見等も参考にしながら、最終的に判断をして、一番間違いのない方法を取っていくことが為政者のまた責任ではなかろうかと思っておるところであります。

 したがいまして、いろいろとこれまでもたくさんの住民に対します資料等につきましては、市町村合併についてということで毎回のごとく広報紙を出したり、あるいは市町村の合併問題についてもたくさんの資料をいろいろと皆様方にも御配布し、また、住民の皆さん方にも「合併の問題を考える」というシリーズで4回、5回も出しておるところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。

 なお、アンケート調査を今、やっておるようだけれども、これは法定協をつくった中で、それからやるべきものではないかと、こういうことでございます。

 これにつきましては、もう準備会の中で法定協の期間というものが非常に限られた時間で、4,000項目以上の事務事業を整理していきますのには、普通のマニュアルで22カ月かかると言われておりますので、準備会の中でもある程度作業を進めていく必要があるということで、アンケートの関係だけは合併した場合のいろんな新しいまちづくりの構想については、市民の皆様方から意見を聞いて準備をしておくことも必要だというふうに考えて、今、実施をしておるわけであります。

 今後、またいろいろと22カ月間、いわゆる平成16年の10月を合併の目標ということで定めておりますので、それの中でいろんなまた御意見も議会の皆様方からたくさん出てくるだろうと思いますが、そういうものにつきましては、また、いろいろと真摯に受けとめて、また構成するであろう市町村との協議をその中でいろいろとできるだけ意見を組み入れながら作業も進めていきたいと考えているところでございますので、御理解をいただきたいと存じます。

 次に、財源対策についてお尋ねでございます。

 普通財産の未利用地について、処分ができるようなものは処分をして、財源の一助にしたらいいんではないかという御発言でございます。この件につきましては、おっしゃるとおり財政健全化計画というのを策定いたしまして、その中でも遊休地の有効活用としては、利用計画がないと認められる土地については、売却または貸し付け等を積極的に推進するということにいたしておるわけでございます。

 13年度末におきます普通財産につきましては、活用土地が149件、約60万5,000平米ございます。未利用地が76件、8万5,253平米あります。トータルで225件、69万186平米あるわけであります。この土地につきまして、処分できるところからということで今やっておりますが、本年度は東大小路の土地等3件、1,139平米を処分をすることにいたしておるところであります。

 おっしゃるとおり普通財産の中には取得のときの条件とか隣接者との問題等もありますので、簡単に処分ができない土地もあります。しかしながら、可能なものから、そしてまた、将来に向かってこれは必要ではないのではないかというような土地があるとするならば、そういうものについては処分をしてまいりたいと考えておるところであります。

 次に、職員の給与の引き下げについてお尋ねであります。私がかつて申し上げました3月の議会におきまして、一応自ら、幹部からやってみて、そしてまた、あと、職員もついてくるんではないかということを申したわけであります。

 2〜3日前、真珠湾攻撃の第二次大戦の勃発の開戦日があったわけでございますが、真珠湾攻撃を指示した山本五十六元帥の言葉であったわけであります。

 今年は御案内のとおり、人事院勧告の中で、職員に対しましても2.03%の給与の引き下げの勧告がなされ、これにつきましては、この後の議会の中で給与条例の改正等も提案することにいたしておるわけであります。平均して1人約15万円、給与を引き下げることになるわけであります。

 これまでも連続4回、期末手当、勤勉手当の引き下げが人事院勧告によってなされてきておりますので、これらにつきましては、国に準じて引き下げをしてきておるわけですけれども、今回初めて本俸の引き下げというのがあったわけでございますので、それに準じて引き下げをしていくことで作業を進めておるところでございます。

 職員にとりましては、約15万の平均の引き下げというのは大変苦痛であろうかと思いますが、やはり民間の情勢とも絡み合わせ、情勢適用の原則というのは地方公務員法の中にございますので、その中で調整をしてやっていくことにいたしておるわけであります。

 西之表市の例等も引用して御発言でございますが、あそこは本当に未曾有の大災害、水害が発生いたし、かねてからもまた、自主財源、税収、交付税等非常に低いところの市であります。その中であって、給与は非常に高いわけであります。やむを得ずに引き下げをやらざるを得なかったと、こういうことでありますので、御理解いただきたいと存じます。

 ただ、いろいろ改善をしなきゃならない問題等たくさんございまして、監査委員の方からも指摘をたくさんいただいております。そういうことで、今、職員団体とも鋭意協議をいたしておりますので、できるものから調整をしてまいりたいと考えておるところでありますので、御理解いただきたいと存じます。

 最後になりましたが、薩摩国分寺ふれあい事業を実施してちょうど5年でございました。大変好評でございまして、年々この事業に少しでも触れてみたいということで参加される市内外の住民の皆さん方が、人々が多くなってまいったようでございます。

 したがいまして、やはり薩摩国分寺史跡公園、あるいはまた、歴史資料館、また、この周辺のいろんな出土品等もございますし、文化の一番の発祥の地でもあるのではなかろうかと考えますので、名称は変えても、また、いろいろと工夫して、引き続き教育委員会主導で来年度以降もやっていくように今、予算査定の中等でも審議をしながら考えておるところでございます。

 殊のほかこういう事業こそ、いわゆる川内市のこれからの新幹線が参りました場合の時期による観光の誘致に対します人寄せの一つの大きなあれにもなるんではなかろうかというふうにも考えておりますので、前向きに15年度も検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げまして、1回目の答弁にさせていただきます。よろしくお願いいたします。



◆1番(山之内勝君) 大変全般にわたり懇切な説明をいただきました。ありがとうございます。

 2回目の質問をいたします。

 川内市総合運動公園の今後の施設整備事業に関して、ただいまの市長の答弁で、全天候型運動広場整備事業の予算提出の経緯と目的、規模等については了解いたしました。

 1回目の質問の中で、平成13年度総合運動公園の利用者は28万9,153人と申しましたが、平成12年度の利用者は25万3,061人であり、数字だけを見れば利用者が増加したように見えますが、サンアリーナせんだいは、12年9月からの利用実績であり、それ以外の施設、すなわち多目的広場、テニスコート、野球場、陸上競技場の合計利用実績を比較すると、12年度は12万7,797人で、13年度は10万7,824人と、約16%落ち込んでおります。

 その原因を考えますけど、その原因としては、今の経済不況などいろいろ考えられますが、原因の一つに、市長のおっしゃった雨天時の利用のしにくさや合宿等の宿泊施設のないことも影響しているのではないかと考えられるので、今回の全天候型運動広場整備は、時宜を得た施設の整備計画提案であると思った次第であります。

 残りのプール等は、見直しということでおっしゃいましたが、やっぱり総合運動公園と銘打つからには、やっぱり財政が将来許せば、プール等も必要だと思いますので、できるだけ早い時期に整備をしていただくように要望をいたしておきます。

 そしてまた、ここまでいろいろな施設の整備をされてきたのですから、施設の有効な一体的な利用促進を図るため、将来、これもまた財政事情が許せば、高校、大学生あるいは社会人の合宿に利用できるような簡易な宿泊施設をつくり、温泉掘削も試み、もし温泉でも出れば、また夢が大きく膨らむことになりますし、宿泊施設建設運営や温泉も民間活力を導入したり、第三セクターでも結構と思いますが、市長の御所見をお聞かせください。

 次に、アクセス道路の御説明、これもまた懇切に説明いただきました。瀬ノ岡・丸山線は、勾配もきついし、ルート変更ということで、今後、取り組んでいきたいということでした。よろしくお願いします。

 天辰・上川内線、私が別に1本のルートをつくったらどうかと提案したのは、私が路線名を知りませんで、構想を言ったんですが、ただいま市長の説明で、天辰・上川内線の延長という形で提案したものでございます。

 これも新市まちづくり計画に盛り込んでまいりたいと、前向きに検討していただく旨の回答をいただきました。

 今寺・向鶴線、これは測量設計は済んでいるが、財政も厳しいし、次の段階ということで、まだ見通しは立っていないという御返答をいただきました。

 しかし、市町村合併もすぐそこまで来ており、他の地域の方々の利用も急増するのではないかと思いますので、大変ですが、先ほどの天辰・上川内線のこの延長する形の取り組みだけは、ぜひ早急に実施できるように御検討くださいますよう意見として申し上げておきます。

 次に、市町村合併の問題でありますが、市長は、ただいまの答弁で「天の時」と。そして国の財政的な援助もある今がチャンスであり、周辺の自治体の機運も盛り上がっているというようなことで、今を逃せばもうチャンスはないんだというような感じでおっしゃいました。確かに合併特例債の期限もございますし、そうだと思います。がしかし、チャンスだからすぐ、乗り遅れたら大変だと、大急ぎで乗る必要もないんじゃないのかと。もう一遍もとに返って冷静に考えてみることも必要じゃないのかと。何で今がチャンスなのかということですが、特例債、国の支援と、それのまた裏もあるんじゃないかと。現在の国の状態ももう既に破産状態であります。今年の末には、いろいろな予測もありますけれども、国、地方を合わせて総額700兆円にも上ろうかという膨大な借金があるわけです。この金額は、ギネスに載っている本郷かまとさんから、今、出生したばかりの赤ちゃんまで含めて、国民1人頭540〜550万になろうという借金なんですよ。その国が、特例債といえども本当に約束したことが実施できるのか。もし実施できなければ、地方には借金だけがまた残ることになるんじゃないのかという危惧もあるわけです。

 そういうことでございますが、市町村合併というのは、住民があくまでも主役であります。どのような枠組みの中で市民がいかに本当に豊かに幸せになれるのかが問われるものであり、現在の枠組みの中で、本当に市民の豊かで幸せな夢のある未来が約束できるのか。数字は12年度の決算ですが、川内市の財政力指数は0.64であり、鹿児島市を若干上回っているわけですが、串木野市は0.41、以下単純な平均ですが、4町が0.20、3村は0.10となっており、2市4町3村合併後は約0.45ぐらいと予想されております。今まで以上に国・県への依存度が増える状況になりますし、普通会計に占める公債費も、川内市の12.1%に対し、2市4町3村合計では14.1%と、約2%アップします。合併すれば、地方交付税は10年間、現在の水準が約束されますが、以後、激減緩和措置が適用される5年間で通常の地方交付税額まで減額されることになっており、以後は国の財政上、毎年相当の減額が継続して実施されるのではないかと予想されます。

 合併特例債にしてみても、新市発足のために相当の事業を実施しなければならないため、利用しなくてはなりませんが、この合併特例債を利用する際には、必要事業費の95%のうち30%、想定しましても約100億円以上の起債を行うことになり、今以上の財政の悪化は避けられない状態です。

 行政区域の面積も現在の265.44平方キロメートルから、約3倍の755.17平方キロメートルとなり、離島の甑島3村を含むことにより、本当にきめの細かい、末端まで行き届いた行政サービスを効率的に行うことが可能なのか、疑問も残ります。

 行政区域内に離島を抱えるこのハンディが将来大きくなりはしないかなどなど大変な課題も山積しておりますので、これらの情報を市民に伝達し、今の枠組みでの合併そのものが本当に今すぐ必要なのかを市民に問いかけ、合併するとなったら、その時点で新市のまちづくりアンケートを実施されるのが筋ではなかったのかと、市長の答弁を聞いても、今も思っております。そういう意見を申し上げて、この質問は終わります。

 次に、財源対策についてですが、昨年は3件、1,149平方メートルを処分したとおっしゃいました。まだまだたくさん未利用地もございますので、ぜひ処分できるものは処分を急ぎ、財政対策の一助にしていただきたいと思います。

 鹿児島県も先ほど10件ほど県有土地を売却いたしました。4件は売却できましたが、残りの6件は、設定された最低価格に達しなかったり、応札が全然なかったりとのことで、不動産不況ということで大変な状況でありますけれども、できるものから処分はしていただきたいものと思います。

 次に、職員の給与引き下げについては、今回、1人平均約15万円ぐらいの引き下げを実施するとの御答弁をいただきましたが、人勧との関係もありますけれども、本市の事情は非常に厳しい状態ですから、公務員の給与といえども、デフレスパイラルで苦しむ民間を思えば決して聖域ではないと思いますし、川内市のラスパイレス指数は103でありますが、これは職員の年齢構成もありますので、一概に比較はできないと思います。しかし、限りなく国家公務員と同額程度と理解できます。

 昨年の資料によると、人事院は約7,500の民間事業所の約44万人の個人給与の実地調査により勧告されたわけですが、調査対象企業の約半数、52.3%の事業所では、雇用調整を行っているわけで、身分が保障されていて、民間ほどの業務に対する厳しさのない公務員と同列に扱うこと自体問題もあるのじゃないかと思いますし、県民所得が47都道府県中、沖縄県に続き青森県といつもけつから2位争いを展開している鹿児島県民の給与と比較すると、やっぱり破格の厚遇であると思われます。

 川内でも企業のリストラ、縮小、給与の1割、2割カットはどこの事業所でも実施されております。官公庁発注工事に適用される労務単価、通称三省単価も、普通作業員でこの4年間で24%も低下し、建設業の官公庁工事受注価格も、平均すると15%から20%下落している状況でもあります。

 市の嘱託職員や臨時職員との比較をしますと、職員と全く同じような仕事をしていながら、びっくりするような格差が存在しております。同一労働、同一賃金という言葉もありますので、今後は、嘱託職員や臨時職員の職務の精査を行って、これらの方々の給与を見直し、格差の是正に努めるとともに、鹿児島や川内の相場とかけ離れた現在の職員給与は、人事院勧告以上の引き下げを行うべきではないかと、意見として申し上げます。

 なお、職員給与、職員給与と申し上げましたが、当然人事院勧告以上の大幅な引き下げを実施されるとになれば、議会も追従するべきだと思っております。

 最後の薩摩国分寺ふれあい文化事業については、年々参加者も増えており、名称は変えても、工夫して来年度以降もやっていくという前向きな答えをいただきました。ありがとうございました。

 以上で2回目の質問を終わります。



◎市長(森卓朗君) 総合運動公園の施設整備につきましては、御理解いただいて大変うれしく思います。

 あと、いろんなスポーツ団体の合宿訓練、それに伴う宿泊施設等の整備もやはり必要ではないかという御意見でございますので、これらについては、また、ホテル、旅館組合、あるいはスポーツ団体等とも十分協議をしながら、できるだけ民活でやっていただけないかどうか、いろいろ話し合いはしてみたいと考えております。市ではちょっと無理ではないかと思っておりますので、御了承いただきたいと存じます。

 それから、合併の問題で盛んに特例債のことを言われましたが、特例債はやっぱり借金でありますから、私は合併特例法の中でやるのが、今、チャンスだと。そのチャンスというのは、起債ができるからチャンスだということだけを言っているんではないわけですね。いろんな今、それぞれの市町村の盛り上がり、それから、特に本市の四大プロジェクトでございます西回りも、川内道路が今、整備をされております。恐らく平成10年代の後半ということを言っておられますので、これも間もなく串木野のインターチェンジが完成し、そして隈之城のインターチェンジの工事も始まっておりますので、早い機会に高速道路の体系もできるのではないかと。そして新幹線も16年の春には開通すると。

 いろんな面で今、この川西薩地域を含む情勢は非常に厳しい経済情勢下であることは、どこも変わりはないわけですけれども、21世紀のこの初頭に当たり、ほかの町に比べたら、何となくみんなで知恵を出し合えば、将来に向かって大きな夢と希望がある、こういうものがあると。これを十分生かしていくには、川内市だけではどうしても力に限りがあるのではないかと。そういう意味で、近隣の市町とも一緒になりながら一緒に大きくなっていくということが、鹿児島市一極集中の都市から、この川薩地方が複眼都市として大きく発展していく、そういう夢が今、描かれる、そういう時期ではないかと。そういう意味でチャンスだということでございますので、そういうふうに御理解をいただきたいと存じます。

 離島、甑まで抱えるというと、きめ細かなサービスができなくなるのではないかということでございますが、ここらについては、また法定協が設置されましたら、そういうことについての離島、あるいはそれぞれの町の段階におきまして、どうしたらサービスの低下がないように、古来の文化・民族・芸能等、そういうものも伝承されていくように、いろいろと研究をしていくことにいたしておりますので、合併したから寂れていくということがないように工夫をして、知恵を出し合ってやっていかなけりゃいけないと、かように思うわけであります。

 地方分権の受け皿づくり、それに対します財源の確保、そして職員のいわゆる政策形成能力の向上、その他財政対策等総合的に含めまして、この特例期間中にやることが好ましいというふうに判断をしているわけでございますし、また、議会の皆様方もそれぞれ市民の皆様方に常日ごろから接触をなさっておられるわけでございますので、いろんな意見があるだろうと思いますが、最終的には集約をして対処していかなけりゃいけない問題だと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 それから、給与の問題につきまして、ラスパイレス指数のお話が出ました。うちの場合も国家公務員に比較しますというと、3ポイントだけ高いわけでございますけれども、いろいろ原因を調べてみますというと、若年層の方はそうまでないんでございますけれども、高齢者、特に退職前10年までの職員の給与が若干高いわけでございます。原因が何かということにつきましても、大体分析をいたしまして理解をいたしております。この点については、高齢者、すなわち管理職級のところの年齢層の給料がちょっと国家公務員の給与の同じ段階の世代と比較すると高いということでございますので、これについては、一つの決まりがありますので、その方に持っていけるように職員団体とも協議をしていきたいと考えておるところであります。

 以上、答弁いたしまして、2回目の質問の答弁とさせていただきます。



◆1番(山之内勝君) 最後の質問になりますが、私は、意見でしたので答弁を求めなかったことについて、合併と職員の給与問題についてまで御答弁いただきました。

 総合運動公園の話ですが、今後は、市としても大変ですので、できたら民活でやっていただけないか相談していきたいということでございました。がしかし、「仏つくって魂を入れず」という言葉もありますので、せっかくこれだけの立派な施設をそろえてきておるわけですが、あと一息ですので、ぜひ最後の詰めを頑張っていただけるよう、市長のおっしゃるとおり民活でも結構ですので、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。

 それと、合併特例債の利用できる今がチャンスであると。それだけ私が言ったというふうに理解されたようですが、誤解であります。私は合併そのものについて反対しているものではありません。ただ、枠組みももっと皆さんに材料を提供して、そして結果を、市民の意見を聞いた方がいいんじゃないかと、もうちょっとですよ、そういう意味で申し上げておるわけで、今回の特例債があるうちにすることに対しての反対ということでは決してありませんので、適当な枠組みで皆さんが納得できるのであれば、大いにもろ手を挙げて賛成したいと思っておる一人です。

 それと職員の給与についても説明いただきましたが、現在の状況は理解しました。がしかし、一般市民の常識とかけ離れたまだ高給であるような気もしますし、それで一般市民の方々が常日ごろ、最近は情報公開ということで、市の広報等により市職員の給与等も詳細に知っておられます。その中で市役所に足を運ばれた方々が、たまたま時間的なことやら、あるいは時期的なこと、いろんな要因がございますけど、行ったときに職員が暇そうに遊んでおる方が見受けられると。そういうようなことでございまして、私どもに対して、「市役所に行たっみれば、市役所んしは遊じょらを」と、「半分ばっかいでよかっじゃんかけ」とか「とろいとろいしとった臨時やら嘱託んしばっかいじゃっが」と、「あやいけんかならんとけ」と、そういうようなことも皆さんどの議員の方も聞かされていると思うんですよ。そういうこともございますので、一般市民の方が、「それは確かに我々より給料は高いけど、しかし一生懸命気張っとらよ」と市民の目に見えるような体制づくり、仕事ぶりがぜひ見受けられるように今後は努力をしていただきたいと要望をいたしまして、終わります。



○議長(原口博文君) 以上で、山之内勝君の総括質疑並びに一般質問を終わります。御苦労さまでした。

 次は、22番杉薗道朗君の総括質疑並びに一般質問を許します。

   [22番杉薗道朗君登壇]



◆22番(杉薗道朗君) 私は、公明党に所属する議員として、さきの通告に従い、以下、4項目について質問をいたします。

 初めに、ヤミ金融業に関する問題について、川内市における現状とその対応について伺います。

 店舗を持たず090で始まる携帯電話を使い、利用者の弱みにつけこみ、法外な利息を脅し取る違法な貸金業者、これが「090金融」と言われるヤミ金融業者の正体であります。連日のごとくテレビ・新聞等で報道され、全国的に社会問題となっており、被害者の数は日に日に増加傾向にあります。

 その背景には、長引く不況に起因する企業倒産やリストラによる失業者の増加といった大きな社会情勢の変化もあります。職を失い、日々の生活にも苦慮されている方々が、私どもの身近においても以前にも増して見受けられ、今年の鹿児島県内における自己破産の申し立て件数は、10月末現在で2,989件にもなっています。結果として、正規の貸金業者からは借り入れができない自己破産者や多重債務者の多くは、やむなくヤミ金融業者から融資を受けることとなりますが、その結果はまさに悲惨の一言であります。

 私どもにもサラ金業者やヤミ金融に関する相談が寄せられますが、その対応には苦慮しているところであります。県の弁護士協会や社会福祉協議会による無料法律相談など窓口を紹介しますが、日時や相談できる人数に制限があるため、必ずしも満足できる体制とは言えません。

 先ほど行われました県の貸金業協会における電話相談の受理件数は、11月5日から12月4日までの1カ月間に429件で、被害者の多さを物語っています。川内市でも消費生活相談室や女性相談室など設けられて相談に対応されておりますけれども、川内市における状況はいかがでありましょうか。

 また、ヤミ金業者の広告・看板等に対する市としての取り組みについてお尋ねいたします。

 先ごろ鹿児島県警においてヤミ金融業者が摘発されましたが、まだまだ氷山の一角と思われます。ヤミ金融を利用するには携帯電話が使用されていますが、川内市内にもヤミ金融業の電話番号を印刷した広告ステッカーなどが電柱やガードレール、また、歩道橋の橋脚などに所構わず張られており、景観上も好ましくありません。ヤミ金融業者の違法な広告は徹底して排除する必要があると考えます。

 そこで、このような違法広告物に対する市の対応はどうされているのかお尋ねいたします。

 次に、2番目の質問に入ります。第三セクター駅舎の維持管理について。

 以下、2点について伺います。

 九州新幹線鹿児島ルート開通に伴う並行在来線の第三セクター化については、さまざまな論議があり、一時は路線そのものの存在も危ぶまれましたが、川内市を始め関係各機関の御努力のもとに、去る10月31日、「肥薩おれんじ鉄道株式会社」として会社設立がなされたところであります。会社の概要、経営基本計画の概要については、私どもにも一部お示しをいただいておりますが、その中で、川内市内の駅舎に関する点についてお尋ねいたします。

 川内市内には、現在、南の方から木番茶屋駅、隈之城駅、川内駅、上川内駅、草道駅、薩摩高城駅、そして西方駅があります。川内駅、隈之城駅を除く残りは無人駅となっておりますが、私が懸念いたしますのは、この無人駅舎の第三セクター移行後、すなわち肥薩おれんじ鉄道管理下の上川内駅、草道駅、薩摩高城駅、西方駅の今後の維持管理のあり方についてであります。

 先日、各駅の状況を見てきました。西方駅は、隣接地にコンビニエンスストアが出店しており、新しい屋根付き駐輪場も設置され、管理上も特に問題点は見受けられませんでした。薩摩高城駅は、海が近いということもあり、塩害による待合所の傷みがかなり激しいようであります。また、トイレもなく、放置自転車が2台ありました。草道駅は、駅舎、トイレともに掃除が行き届いており、良好な状態でしたが、残念ながら6台の放置自転車がありました。特に草道駅については、地域の方々がボランティアで清掃美化活動などをされており、中でもトイレについては、港町の御婦人の方が6年間近く、週2〜3回の割合で清掃活動を続けられており、昨年10月には、川内駅長から感謝状の贈呈がなされております。管理状況では極めて良好な状態であります。上川内駅については、近くに高等学校や大型娯楽施設などがあり、比較的利用客が多い駅ですが、ホーム上の待合室の傷みやいすの破損など管理状態については良好とは言えません。我々も時々ボランティアグループの一員として上川内駅清掃活動に参加していますが、毎回のごとく雑然とした敷地内の現状を見るにつけ、利用客のマナーの悪さを痛感するところであります。所構わず空き缶やペットボトルが投げ捨てられており、放置自転車の数も30台前後に上っております。

 現在は、駅舎等の維持・補修は、川内駅において総括管理されており、定期的なごみの回収など行っているとのことでしたが、十分とは言えません。JRから肥薩おれんじ鉄道株式会社へ資産の譲渡がなされる際は、当然駅舎や附帯設備等についてもきちんと整備がなされた後と考えますが、これら駅舎の現状の把握と整備計画、また、移管後の管理のあり方についてどのような検討がなされているのかお尋ねをいたします。

 次に、2点目の新設駅について伺います。

 経営基本計画の概要の中で、新駅設置については、利便性向上や利用者数の動向などを勘案し、請願駅方式で検討するとなっております。川内市においては、川内高校近くや済生会病院近くなどに駅設置を望む声もあるところですが、今後の具体的な取り組みについてお示しいただきたいと思います。

 次に、3番目の隈之城・高城線整備事業について伺います。

 隈之城・高城線につきましては、昭和42年12月28日に都市計画決定がなされ、当初は延長3,020メートル、幅員16メートル規模での都市計画道路となっておりましたが、その後、るる協議を経て、平成2年3月に都市計画の変更がなされ、川内・加治木線、通称空港道路までの延長4,950メートル、幅員16メートルの現在の形となっております。

 後牟田地区については、平成9年11月26日、事業認可を受けて、現在、事業が進行中でありますが、一部用地交渉が難航し、事業認可の変更がなされ、完了年度が延びるとお聞きしております。

 また、川内・加治木線、通称空港道路から南方向、宮崎バイパスへの路線については、国・県に対して事業実施へ向けての要望書が出され、関係各機関の協議が進んでいるところであります。

 そこで、本題の国分寺地区部分の今後の整備計画についてお尋ねいたします。

 国分寺地区につきましては、国道267号線交差点より市道御陵下・瀬ノ岡線交差までの区間1,290メートルでありますが、平成11年6月28日から7月23日まで、同地区にかかわる埋蔵文化財確認調査が行われております。結果として、薩摩国分寺史跡公園を通るルートが一部変更されることとなり、平成13年1月に都市計画変更に伴う地元説明会が開催され、同年3月16日に都市計画決定の変更がなされ、新しいルートが示され、現在に至っております。

 しかしながら、後牟田地区の進捗状況や財政事情、また、市町村合併に伴う事業の見直しなど考慮しますと、国分寺地区の整備については、事業開始は極めて厳しい状況のように思われますが、今後の計画について現時点でどのように検討されているのかお示しください。

 また、整備に伴う移転補償対象家屋数や事業費等について試算されていれば、あわせてお答えください。

 4番目の脳ドック検診について伺います。

 平成13年度版統計川内の資料によれば、平成12年次における死亡者数は622人で、死因別の内訳を見ますと、悪性新生物が186人、脳血管障害による死亡者が106人、以下、心臓疾患78人、結核2人、肺炎53人、老衰20人、高血圧性疾患6人、自殺・他殺が17人、その他154人となっています。

 中でも脳血管障害による死亡者が、平成9年で103人、平成10年が102人、平成11年は122人、そして平成12年が、先ほど申しました106人と、死因の中では高い比率で推移しています。

 脳梗塞など脳血管障害の発生は、近年、若年層にも多く見られ、豊かな食生活や居住環境の変化もその一因と思われます。幸いにして、一命は取りとめても、半身不随などの思い後遺障害が残る場合が多く、医療費も高額の負担が生じます。

 川内市においては、現在、結核検診や胃の検診など各種の検診事業に取り組まれ、市民の健康管理に尽力されておりますが、その中に脳ドックの検診も取り入れていただければ、疾病の予防、また、早期発見治療に多少なりとも効果があると考えます。しいては医療費の抑制にも寄与すると思います。

 自分の健康管理は自らの責任で行うべきは当然でありますが、例えば国民健康保険被保険者の場合、脳ドックを受けたいと思っても検査費用が3万5,000円近くかかるとなれば、多額の出費となり、手軽に受診というわけにもいきません。川内市の職員の方は、希望する人から脳ドックを受診し、共済組合からの補助もあるように伺っております。

 参考までに県下の他市の状況を申し上げますと、鹿児島市は、検査料金の半額、上限2万円まで補助していますし、串木野市や出水市では、費用の7割を補助しているとのことです。当市では、人間ドック受診者に対しては一定額の補助があります。そこで、脳ドックを受ける人に対しても同様に補助が受けられるよう望むところです。この件につきましては、平成10年第2回定例会における私の質問に対して、森市長より十分前向きに検討する旨の答弁をいただいておりますが、今日までの関係各機関との検討状況や今後の方針など当局の見解を伺いたいと思います。

 以上で壇上からの質問を終わります。

   [市長森 卓朗君登壇]



◎市長(森卓朗君) 杉薗議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、ヤミ金融の問題についてでございますが、御案内のとおり毎日のように新聞・テレビでもこの問題が取り上げられておるところであります。

 ヤミ金融につきましては、もう皆さん方十分御存じではございますが、貸金業法に基づく登録をしないで貸金業を営む業者のことであります。出資法の上限金利、年利29.2%以内ということになっておりますが、これを無視して法外な高金利を取ったり、また、返済が少しでも滞るというと、取り立てが大変厳しく、悪質な業者のことをヤミ金融と言っておるそうでございます。

 よく道端で、「ブラックオッケー」「無審査即決」などと書かれた広告・ダイレクトメール等があるわけでございますが、先ほどお話がありましたとおり、多重債務者にそういう誘い込みのPRがなされておるわけでございます。短期間で法外な暴利をむさぼるこのヤミ金融につきましては、本市でもいろいろと実態の把握に努めておりますが、難しい面もあるところであります。

 本市の被害の状況は、確実なところがわからないわけでございますけれども、消費生活相談の窓口には、サラリーマン金融からの多重債務に対する相談とともに、ヤミ金融の相談もここ一年急激に増えておるということを報告を受けておるところでございます。

 平成14年度でサラ金、ヤミ金融にかかわる多重債務の相談を受けました件数は、現在138件、14年度、13年度は144件と、こういうことで、毎年120〜130件から140件ぐらいを推移しておりますが、特にこのヤミ金融に関する相談というのは、平成13年度まではほとんどなかったそうでございますが、今年度に入って既に138件の中29件がヤミ金融の関係の相談だということでございます。

 本市におきまして、ヤミ金融の被害から市民を守るために消費生活相談員が相談を受けた場合には、県サラリーマン金融苦情相談所や警察とも連携を図りながら、適切な対応をとるとともに、多重債務の整理につきましては、裁判所や県の弁護士会を紹介して相談を受けるように指導をいたしているところであります。

 また、本市主催の無料法律相談や県弁護士会主催の有料法律相談、または社会福祉協議会での法律相談等の利用もそういう相談者には相談を受けるように紹介をいたしておるところでございます。

 一方、市民への啓発活動といたしましては、消費生活講座や出前講座の開催をいたしたり、「広報せんだい」の利用により、呼びかけをいたしておるところでございます。

 また、県の消費生活センター発行の「マイライフかごしま」等の配布を行って啓発に努め、できるだけ未然防止に努めるということにいたしておるところでございます。

 実際は、無料法律相談等は、期日に指定と人数に制限がありますので、すべての事例に対しまして迅速な対応が取れるわけではございませんけれども、関係機関との連携を図りながら、消費生活相談を受けた事例等については適切な対応ができるものと考えておるところであります。

 それから、市内にそういう看板、即決でお金を貸しますというような、そういう看板等やら、広告・ステッカーが張ってあるわけでございますが、これらにつきましての対応といたしましては、県の方から、平成13年の4月から、権限移譲によりまして、屋外広告物の申請受付、あるいは違反広告物の指導、簡易除去等の一部が市に移管をされております。

 市といたしましても毎週1回、違反広告物のパトロールを実施しておりまして、簡易除去を実施しているところであります。以前より少し少なくなっておるような状況下にあるようであります。

 簡易除去というのは、いわゆるプラスチック板等の張り札や立て看板は減少してきておるということでございます。

 そのかわりに、今、お話がありましたとおり電柱等へののりをべたっとつけた張り紙の広告が増加していると、こういうことでございます。

 張り紙広告につきましては、なかなか簡単にはがせませんので、はげないから、現在は電話番号部分を違反警告シールで隠して、その広告効果が失わせられるように対応しておるのが現状であります。

 パトロールの強化と市民広告に対する迅速な対応等で違反広告物の撤去をこれからも鋭意進めてまいりたいと考えておるところであります。そして、悲惨なこのヤミ金融のこういうものにひっかからないようにPRをしてまいりたいと考えております。

 次に、第三セクター駅舎の維持管理についてお尋ねであります。

 いよいよ第三セクターの会社が立ち上がり、新幹線が開通する平成16年の春に、実際移管がなされて、電車を運行することになるわけでございます。かねてから川内駅、隈之城駅を除きまして、川内市の行政区域内に駅がたくさんあるわけでございますけれども、それぞれの地域の方々がボランティアで掃除をしていただいておるところであります。特に第三セクターに移行する上川内、草道、薩摩高城、西方につきましては、これからなお関心を持って対応して私どもいかなければならないわけでございますが、今、議員の調査報告の結果を受けたところでございますが、上川内駅だけが大変管理が悪いような状況のようでございます。やはりあそこは乗降客が多いということが一番の原因ではなかろうかと存じますが、中でも若い人たち、高校生の通学が多いのではなかろうかと。そういう中で、マナーが悪いということもあるのではなかろうかと存じますので、ここにつきましては、また、マナーを守っていただくように看板を立てたり、あるいは高等学校に対しましての注意喚起もしてまいりたいと考える次第でございます。

 特に第三セクターの会社に施設が全部引き継がれました際、約定によりましてきれいに整備をして、駅舎等については修繕をし、その他、機器等についても整備をして、そして引き渡しをするということになっております。10億円程度かけて維持修繕もするんだということをJR九州の方から伺っておりますので、その中で、駅舎等についての修繕をしなきゃならないものについては、引き継ぎの時点までに整備をすっかりさせまして、そして引き継ぎを受けるようにしたいと、このように考えております。

 それから、特にマナーの問題等につきましては、利用客のマナーが悪いということでございますので、私もひとつ担当課、あるいは高校の先生、生活指導の先生、あるいはPTAの代表の方々等で班を編成して、私どもも私服の中で一般住民として、利用客としてそういう姿で一回パトロールをしてみなけりゃいけないというふうにも考えております。これらについても主管課をしていろいろ関係団体等も協議して、とにかく鉄道利用者の方々にマナーを守っていただくということも徹底していかなけりゃいけないと考えておるところでありますので、御理解をいただきたいと存じます。

 次に、隈之城・高城線の問題で国分寺地区の関係の整備をどのように考えていくのかということでございますが、これにつきましては、いろいろと現在、後牟田地区におきまして、用地買収、移転補償の関係の協議を実施いたしておるところでございますし、また、県道川内・加治木線から宮崎バイパスの方向でございますか、南方向に向かいましては、いわゆるマスタープランの確定の作業を実施中でございます。

 特に国分寺地区につきましては、先ほどお話がありましたとおり、都市計画の変更をいたしまして、隈之城・高城線、後牟田地区につきましては、ルートの変更等をしておるわけでございますが、移転の対象戸数とか経費等も相当かかりますことやら、また、道路につきましての財政的な充当の関係の財源問題もございますので、なかなか先に進まないのが現状であります。財政的な見通しが立ちましたら、これについても手をつけてまいりたいと考えておるところであります。係数的な問題につきましては、主管の部長から答弁をいたさせます。

 次に、脳ドックの問題でございますが、平成10年の第2回の市議会の中で御質問をいただいております。平成13年の医師会、済生会病院を含めました3者医療協議会の中で、この問題につきまして、私の方から問題を提起いたしまして、何とか早く脳ドックの問題もできるようにお願いをしたいという問題提示をいたしておるところであります。

 そこで、医師会とされてもいろいろと検討をしていただいておるわけでございますが、脳ドックの検診につきましては、結局、専門の医師が足りないと。現在、医師会病院の方に2人の脳神経外科担当の医師がおられるそうですけれども、これにつきましては、もう本来の脳外科専門の手術等が毎日のようにあり、外来手術があります関係で手が回らないということでございます。したがいまして、あと1人脳神経外科医が確保できれば、そういうことについても取り組んでいけるのではなかろうかというようなお話を伺っておるところであります。

 そうしますというと、脳神経外科の医師をあと一人充足するということになりますというと、すなわち医師の年間の報酬が少なくとも最低1,500万円かかるというお話でございますので、これらの問題が解決しなければ、医師会としてもなかなか脳ドックの関係までは手を広げられないというのが実態のようでございます。

 大体脳ドックの検診のスタッフメンバーとしては、5名が一組にやっていけるそうでございますが、事務職員、放射線技師、臨床検査技師、看護婦等については、スタッフは現在の職員で対応可能ということになっていますが、要は1人だけ脳神経外科の専門医が不足していると、こういうことでございまして、現在、鹿大病院に対しまして、何とか医師の確保を強く要請をしておられるところのようでございますので、御理解いただきたいと存じます。

 串木野なんかでもやっているじゃないかということで、串木野は脳外科の専門医が3名いらっしゃるそうでございますので、一般外来と含めて対応ができると、こういうことのようでございます。

 医師会の方におきましても、平成13年度までの予算でMRIという脳の疾患等の検査ができる機器を市も莫大な金を助成してやっておるわけでございますので、機器はそろったと。あとは人材だけだということでございますが、医師会の方でそれは努力していただかなけりゃいけないと考えているところであります。スタッフがそろったら、医師会もやる意思を十分持っておられます。そしたら、国保におきます診療関係も対象になっていくのではなかろうかと思います。

 なお、その脳ドックの関係につきまして、川内ではできないけれども、他の診療施設で受けた場合の国保関係の被保険者に対しての助成措置もどうかということでございますでしょうが、これらについては、財政の問題もありますので、やはり市内の施設で受けられるということが、まずまた一番大事なことではなかろうかと思いますので、そこらあたりとの関連で検討をしていかなけりゃいけないと思っております。

 御案内のとおり市の職員につきましては、鹿児島県市町村共済組合の、この脳ドックの検査の補助対象がございますので、それを受けて、これまで70数名の職員が受けておるところであります。

 40歳以上の職員につきましては、できるだけ受けるように奨励をいたしておるところでありますので、今後、一般市民への裾野の広がりを考えていかなけりゃいけないと、このように私も思っておるところであります。

 それから、先ほど第三セクターの関係のところで答弁がちょっと漏れましたけれども、これにつきましては、新しい駅をつくる考えはないかと。上川内駅をスタートしたら、もうあと草道駅、西方駅と続くわけでございますけれども、とりあえず新駅の設置については、現在のところ協議になっておりますのは、新水俣駅、ここに駅舎をつくることで協議が進められております。第三セクターといたしましては、いわゆる申し出、申請者主義ということで、申請をしたところの団体が駅舎の整備費は負担するということで申し合わせをしておるわけでございます。したがって、この関係は水俣市が負担するということになっております。

 私といたしましては、一応この第三セクターの運行が始まります時点までにまだ時間が少しございますので、今後の問題として、ワンマンカーで走るということでございますので、朝夕のラッシュは、恐らく2両連結になるかもしれませんが、普通1両ということになりますので、後ろ乗りの前降りということにしましたら、余り大きなプラットホーム、長いプラットホームとかそういうものも必要でございませんし、待合室もバス停留所程度の雨をしのげる程度のプラスチックの屋根をつけていけばいいのではなかろうかと。余り経費をかけないで、できましたら、済生会病院前、あるいは川内高校前、上川内過ぎましたら佐目野のあたりということで、停留所をたくさんつくっていくことが、これからの利用増大につながるのではなかろうかと思いますので、これは新しい第三セクターの会社に提言をしていきたいと、もうこれまでもそういうことを申してきておりますが、なお、上川内以降西方までの間にも、いわゆる特に草道駅に行くまでの間も、ちょうど水引小学校の下あたりも湯島の方面、あるいは椎原の方に向かっても集落がございますので、そういうところに利便性を図っていけば、利用客は増えていくのではなかろうかと。このように思って提言をしてまいりたいと考えておるところでありますので、よろしくお願い申し上げまして、第1回目の答弁とさせていただきます。



◎建設部長(新武博君) 隈之城・高城線整備事業にかかわります国分寺地区の移転戸数につきましては、48戸、また、総体事業費につきましては、概算金額で約30億と試算をいたしております。

 以上です。



◆22番(杉薗道朗君) ただいま答弁をいただきました。

 2回目の質問に入ります。

 まず、ヤミ金融問題につきましては、市長の方からも答弁がありましたように、これはもう完全な社会悪という存在であります。ましてや通常の金利からして10倍20倍は軽いうちで、100倍1000倍という非常に暴利をむさぼる。バックには暴力団云々という声も聞かれますし、そういう意味で、広告物に関しては徹底して排除していっていただきたい。それが間接的には、そういう被害者が増えることを防ぐという意味でもそのように考えます。

 週に1回程度、パトロールをしながら、広告物に関しては撤去しているということでございますが、現在のシール状のものでありますとなかなかはげないということで、上の方にまたシールを張るということで、私もちょっと資料でいただきましたんですが、このシールですね。これでも、これですけれども、よろしいかなと思うんですが、どうしてもただ張ってある以上は見苦しいと思います。それで、はぐのにかなりのりの強度が強くてはぎにくいという部分もあるし、また、人的な問題もあろうかというふうに言われましたので、何か、例えばシルバーの方をお願いするかして、徹底してちょっときれいにしていただけないものかなと思います。

 経費的なもの、それからいろいろとありましょうけれども、ぜひそういう対応も考えていただければなと、このように思います。警告を張って、それでもいいのかもしれませんが、そのまま残るということ自体がまた非常に見ていて見づらい部分もありますので、そこは何か対応ができましたら、また、ぜひやっていただきたいなと、このように考えております。

 もちろん借りないことが一番いいわけでありますけれども、どうしても昨今の経済状況下におきますと、大変にそういう困っていらっしゃる方が多いというのも事実でありますし、また、そういう方に対しての相談窓口のあり方としては、川内市としてはきちっと対応しているということでありますので、今後もやはり相談される方の身になったアドバイスを積極的に行っていただきたいと、このようにお願いを申し上げておきます。

 それから、第三セクター駅舎の維持管理の部分についてであります。

 維持管理につきましては、当然にJRから委譲されるときにきちっと整備されるわけであります。そういうことでありますけれども、やはり気になったもんですから、この間一応実態調査をしたというところでございます。

 市長の方もまたぜひ関係職員の方と一緒に現状を見て回りたいということを答弁いただきましたので、非常にまた、心強く思っているところでもありますが、どうしてもマナーというものは、その人が守らなければ、いろいろ立て看板もいいんでしょうけれども、立て看板を立てて、またその立て看板を打ったり蹴ったりと、壊されるという非常に悪循環的なものもあります。

 先般、川内駅の駅長さんとちょっとお話をしまして、いろいろと今の現状の話等したわけですけれども、一応すぐに対応ができる部分に関しては、例えばいすの破損等に関しては、すぐ手を打ちたいという旨の返事もいただいております。

 ただ、従前から一般質問等でも行っておりますけれども、自転車の放置の数の多さというのが非常に目につきます。西方、それから草道、ありました。今までも環境課の関係の方とかいろいろお話しするんですけれども、なかなかごみとしての確定といいましょうか、きちっとしたあれができないみたいですね。やはり一応物の形がある以上は、所有権者が存在するということで、なかなか処分については厳しい面があるというふうに伺っております。

 川内市は、放置自動車条例等も制定されていますので、ここらあたりぜひ、自転車の放置条例といいましょうか、何かそういう対策ができないものか、そういうまた考え方はないか、お聞きをしたいと思います。

 もう今のままでは、後から後から増えてきて、恐らく警告シールを張って、その後にある程度の処分はしているというふうに以前お聞きしたんですけれども、どうしてもなかなかイタチごっこで、後から後からたまってくる状況であります。

 実は、たまたまこの調査をしておりましたときに、警察の方が、防犯関係の方がちょうど盗難車の調査に見えておったもんですから、お話をする機会がありました。やはりこれは警察だけとか行政だけとか市だけという形ではなくて、三身一体の中で連携を取っていかなければ、当然学校側に対してもそういう、仮に卒業生が乗り捨てるという状況下があればいけないということでのそういう指導もきちっとしていただきたい旨の言葉もありましたし、今後もそういう面ではきちっと協議をしていただいて、やはり駅を利用する人がさわやかな気分で利用できると、そのような状況下に持っていければなと、このように考えております。

 駅はやはりそのまちの玄関口でありますし、ややもすれば今は、新幹線の開通のみが華々しく目に移るわけですけれども、どっちかといったら、第三セクターの方は地味なあれなのかなと思ったりもしますが、やはり地元に密着した一番マイレールという意識づけ、また、地元公民会の方々との協力をいただきながら、第三セク移行後もきちっとした形の管理の中でお互いに使用していく。私どもなかなか列車に乗る機会はないんですけれども、やはり利用してみればきれいになってほしいなという思いはもう常々であります。

 そういうことで、例えば上川内駅あたりですと、地元の公民会の方と連携を取りながら、移管後もきちっとお互いにいいぐあいに維持ができるようなそういった協力体制ができればいいのかなと思います。

 お聞きしますと、以前はちょっと清掃とかやっていらっしゃったみたいなんですけれども、余りにもマナー無視のもうやってもやっても花なんかも植えても壊されるとか、もうそういうのに業を煮やして、もうこっちのことで受け合わんというような感じで、地元公民会の方もさじを投げていらっしゃるような状況下でもあります。

 そういうことからしても、やはり連携というのはきちっと取っていっていただければなと、このように考えてもおります。地元の方に対しての協力をお願いするわけですから、そこあたりは十分協議をなさって、無理のない体制の中で今後移行していっていただければなと、このように考えます。

 それから、新設駅の検討状況につきましては、先ほど市長の方からも答弁ありましたとおりに、大きな家屋を建てるということは大変であろうと思います。言われるとおりホームの上にちょこっとあれば、雨風をしのげるような、ちょっと屋根付きの、そういう停留所的なものがあれば非常によろしいんじゃないかなと思いますし、唐浜のあたりにでも、あの近辺でもとまれば、やっぱり夏場の時期には西方もでしょうけれども、唐浜口駅などというような名称で、あそこからまた非常に唐浜を利用していただいて、海水浴場を利用していただいて、それがまた観光の促進にもつながると、そのようにも考えておりますし、そこの思いというのは、もう市長も私も全く一緒だと思いますので、ぜひ今後、青写真的なものを引いていただいて、具体的に検討をしていっていただきたいなと、このように思うところであります。

 隈之城・高城線でございますけれども、先ほど部長の方からも答弁もありました。30億というものすごく大きなお金がかかりますし、地元の説明会があった時点でも、ここも5年10年でできる事業じゃないということは重々に私も承知をしております。ただ、一応決定がなされてから、その後、どうなのかなというような、やはり近隣の公民会の方からお話がございまして、こうして取り上げたところでございます。事業的にはまた合併後になろうかと思いますし、現時点でなかなか雲をつかむような話、財源的な問題もありましょうし、いつから始めますということも言えない状況というのは理解できますので、ここで置きますが、ただ、現在267号線から九電工入口の付近のあの交差点の変形の交差点の部分で非常にこの朝夕のラッシュに伴いまして混雑をします。これはもう十分に現状を市長も部長も御承知のとおりでありますし、地元の方からも再三、何か改良ができないのかな、私も申しましたけれども、要望等を上げておりますけれども、なかなか地形が、ちょっと変形になっているもんですから、そのまま素直に即拡幅というわけにもいかないと思います。今までのいろんな経緯もあろうかと思うんですが、何とかちょっと改良ができないのかなと常々思うところであります。厳しいところもわかりますけれども、また、ぜひ知恵を絞っていただいて、事故未然防止のために改良をしていただければなと、このように考えますが、その点につきましてちょっとお示しをいただきたいなと思います。

 最後の脳ドックの件についてでございます。

 脳ドックにつきましては、やはり設備的にはもう十分に高額医療機器が取りそろっているということですので、理解いたしますし、ただ、人的な問題があるということで市長の方で申し述べられました。どうしてもこれから先、市町村合併の部分と絡み合って、串木野が仮に入ってくるとするならば、向こうで受けられるような状況下にもなるのかなと、将来的にはそうなるのかなとは思いますが、ただ、現時点で、やはりそういう脳血管障害で亡くなられる方がいらっしゃる状況下からしますと、ぜひともやはりこの特に国民健康保険の被保険者の方に関しての助成制度、そのものはやぶさかでないという答弁ですので、ぜひそういう専門家の医師の先生を充実できて、体制的にスタートができればなと、このように考えてもおります。

 私ごとですけれども、11月には2人の親しい友人を亡くしました。1人が45歳、1人が47歳。この若さでやはり脳血管障害で亡くなりまして、何かあとあれですけれども、そういう一つの脳ドックでも受けて、もし前兆でもわかればなと思うところでしたし、市の職員の方でも不幸にして亡くなられた方もいらっしゃいます。

 そういうことから、ぜひ早い機会にきちっと受診補助の体制が確立できるようにさらなる努力をお願いしたいと思います。

 以上で2回目を終わります。



◎市長(森卓朗君) 1点だけお答えを申し上げておきます。

 隈之城・高城線の関係で、いわゆる薩摩国分寺史跡公園の方から出てきて267号に合流するところの地点でございます。ここを部分改良ができないかということであります。部分改良しないというと、朝晩の交通混雑で事故が多発するという大変危険なところであるということであるようであります。

 いろいろと近隣の地点の用地の買収等につきましても御協力をいただけるところもあるようでございますが、まだ協力をいただいていないところもあるようでございます。検討はいたしておるようでございますが、技術的に交差点の線形が崩れるという問題があるようであります。天大橋の方から来た道路とちょうど交差することになるわけですかね、そこが真っ直ぐ交差点と267と十字でうまく線形が整えればいいんですけれども、なかなかそこが、少しカーブになっておってずれるということ。そうすることによって、また逆に今度はドライバーが勘違いして事故を起こす可能性もあると、こういうことで、技術者の方では言っております。

 しかしながら、何とか周辺の地権者の協力をいただいて、できるだけ幅広くそこらあたりの見通しがいいように改良ができないか、今後も工夫、知恵を絞って検討をしてまいりたいと考えますので、御了承いただきますようにお願い申し上げます。

 放置自転車の関係につきましても、放置自動車と同じように条例をつくったりするぐらいの徹底した取り締まり指導をせんといかんのではないかということでございますが、ここらあたりについては、ごみのぽい捨て禁止条例案なるものも早くつくり上げて、たたき台を議会の皆様にもお示ししてということを言っておりますので、それらあたりと含めてできないかどうか。検討はさらに進めてまいりたいと存じますので、御了承ください。



◆22番(杉薗道朗君) ありがとうございました。

 隈之城・高城線の部分改修につきましては、もう私も重々事情は承知をしております。とにかく何とか努力をいただきたいと。技術的な面、いろいろあろうかと思いますけれども、また検討していただければと思います。

 それから、ちょっと前後しますけれども、ヤミ金融問題につきましては、特に思うことがありまして、いろいろといろんな人からも相談も受けるわけですけれども、まず、どうしても借りないというその姿勢が大事なのかな。ただ、それに伴う公的ないろいろなそういう貸し出し制度がもう少し充実すればいいのかなと、このようにも感じているところであります。

 ちょっと一言余計でございますけれども、このヤミ金融に対しての標語的なもので、「気をつけよう甘い言葉とヤミ金融」こういう感じで常に注視して、私たちもまた努めていかなきゃならないなと、このように考えておるところでございます。

 以上でございます。ありがとうございました。



○議長(原口博文君) 以上で、杉薗道朗君の総括質疑並びに一般質問を終わります。

 ここで休憩いたします。

 再開は、おおむね13時といたします。

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            午前11時56分休憩

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            午後1時開議

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○議長(原口博文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次は、18番川野勲雄君の総括質疑並びに一般質問を受け付けます。

   [18番川野勲雄君登壇]



◆18番(川野勲雄君) 若干の傍聴席の皆さん、大変御苦労さんでございます。

 まず1番に、選挙管理委員会について質問に入ります。

 川内市の選挙管理について、かねてから大変な努力をしていらっしゃる三角先生を始め、委員会の皆様に心から敬意を表します。

 皆様の努力にかかわらず、選挙のこの時期に非常に芳しくないことがあります。問題は、川内市選出の県会議員についてであります。県会議員の中には4期16年になろうとしている議員もおられます。私は、この尊敬している県会議員に対して、大変事実無根の中傷がされていると憤慨しております。内容は、選挙費用にかなりの金子を要求している。このことをまことしやかに言いふらしているやからがいるということであります。まことに残念なことです。

 私は、直接この県会議員と会って話を聞く機会がありました。県会議員いわく「そのような事実は全くない」と言って非常に憤慨しておられました。私も疑問を感じました。このような中傷は既に末端まで広まっております。

 そこで、委員長にお願いがあります。このような謀略的な宣伝や中傷、これを打ち消し、この川内市内の政治が清潔であるように、何とかこれを努力してくださいますようにお願いを申し上げます。また、委員長の考え方をお聞かせください。

 2番目、市有地の払い下げについて、また、その効果について。

 ずっと以前に市有地を合同庁舎に、県有地を市有地に交換したことがありました。交換した土地のその一部の土木事務所の土地、建物を労働組合に払い下げました。その価格は160万円だったですか。今現在、建物は解体してこの所有地は使われておりません。果たしてその経済効果はどうであったのか、市長のお考えをお聞かせください。

 土木事務所があった時代に戦災復興以前の廃川にかけてあった橋の欄干と親柱が出土したことがあります。それを近隣の有力な市民がこれを保存しまして、昭和通り、川内市駅通りでございますが、そこの現地にあったその付近にこの親柱は保存してあります。非常に貴重な存在であります。

 3番目、市町村合併について質問に入ります。

 昨日から今日まで一般質問がありましたので、重複は避けますが、しかし、私も広域合併には賛成できません。議員の一部はともかくとしまして、一般市民の間では、ほとんど合併問題の実情を知りません。私の周囲の人たちは、この広域合併には反対であります。この人方が「君も市会議員なら、反対意見を議会に反映してくれ」と言っております。日置郡と川内市、薩摩郡、これは文化圏が全く異なります。仄聞によりますと、隣の串木野市では、かなりの有力者、政治家が、川内市には目を向けなくて、日置郡の方に自分たちの目を向けているという話もあります。だからしまして、これ以上の金を川内市は使ってなりません。市民の負担も大変だということを認識してくださいますようにお願いを申し上げます。市長の考え方をお聞かせ願います。

 4番目、政務調査について質問に入ります。

 政務調査は、市長の範疇ではないとよく言われます。だがしかし、市長は市の最高責任者であります。平成13年度の決算審査の結果を見ますと、地方債の残高は、市全体で404億9,073万1,000円になっております。加えて市民生活は、市税、国保税、介護保険税とたくさんあります。年々歳々この負担は増え続けております。市民の生活負担を考えた場合、議会議員はこういうときこそ政務調査はやめたらどうかと私は考えております。もうそろそろ心ある議員の中にも政務調査はやめるべきだと考えておられる方もおられるかもしれません。市長は、このことにどのように考えていらっしゃるか、お考えを聞かせてください。

 また、あわせて議員報酬は思い切って減額したらどうかと私は考えております。これにつきましても市長の考え方をお聞かせ願います。

 甚だ簡単でありますが、これで第1の壇上からの質問を終わらせていただきます。

 どうもありがとうございました。

   [市長森 卓朗君登壇]



◎市長(森卓朗君) 川野議員の御質問にお答えをいたします。

 市有地の払い下げについての御質問でございますが、御指摘の物件は、北薩労働会館の土地であります。昭和43年3月に北薩地区労働組合評議会と川内市が不動産売買契約を締結しておるわけであります。払い下げたということですね。建物はもう現在ございません。平成8年に解体されて、現在は御指摘のとおり更地になっております。

 当時としては、労働会館として北薩労評の傘下の労働者の皆さん方が、福祉の向上促進の拠点地としてそこでいろいろと労働福祉向上のために語り合い、いろいろと協議をされた場所であります。現在は、隣の教育会館の方に移転をしておられるわけでございます。

 いろいろと記録を調べてみますというと、市有地の払い下げにつきましては、要望者からの申請に基づいて払い下げがなされているようでございます。

 北薩地区労働組合評議会への払い下げは、昭和41年3月9日、請願書が提出され、昭和43年3月25日、不動産売買契約締結がなされております。土地が309.10平米、建物が木造瓦ぶき2階建て223.31平米、金額が162万2,000円ということになっておるようであります。

 昭和50年3月29日に所有権の移転登記が完了しておるようであります。経済効果があったのかということでございますが、ただいま申し上げましたとおり、そこに建物がある間、労働者の福祉の拠点施設として大いに利活用されたと、かように思っておるところであります。

 次に、市町村合併の問題について御意見を述べられたところでございます。

 この問題につきましては、昨日から御発言のとおり、笠毛議員、あるいは山之内議員等本日も御質問があったところでございまして、私の考え、あるいは川西薩任意合併協議会におけるいろんな取り組み状況等につきましては、御報告を申し上げたとおりであります。

 広域の合併には賛成でないという御意見でございますが、市民の中には、賛成をする人、あるいは反対をする人、いろいろおられるわけでございますが、いろいろと御意見はありますでしょうけれども、ここは近隣の市町とも一緒になって、すばらしい新しい都市をつくっていくべきだというふうに今、判断をいたしておりますので、御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 文化・経済・産業の関係が、過去の歴史からして、日置と川内は違うんだという御意見でありまして、これは私も十分承知をいたしておりますが、今日におきましては、これまでの旧慣、慣習、あるいはそういうものも含めまして、もう一回新たに原点に返って、再構築する考え方もあっていいのではなかろうかと思っております。共通する点も、港もございますし、いろんな文化施設もございますし、今日では、もう川内と隣の串木野とはまちが連檐して、どこからが川内だか、どこからが串木野であるかがわからない混住の町並みになっておるところであります。

 そういうことから、経済圏もほとんど一緒になってきたという考え方もありますので、一緒にやっていくことがいいというふうに判断をいたしておりますので、御理解を賜りますようにお願いを申し上げます。

 それから、政務調査の関係でございますが、いろいろ御意見もあり、これまでの川野議員の政治理念というものに基づいて、毎回のようにこの問題についても御意見を述べておられるわけでありますが、私といたしましては、議会は、いわゆる市民の代表として、市民の皆さん方から選ばれた議員として、議会制民主主義に基づきまして、議会活動を当然やっていかなければならない責務があられると考えております。

 あるときは見聞を広め、他の町の取り組みの状況等も十分調査をして、そしてまた、市執行機関に対しまして助言・御示唆・御指導をいただくことも大切ではなかろうかと思う次第であります。

 そういう意味におきまして、節減できるところは議会の方にも毎年、予算の査定のときにはできるだけ節減できるものはないかどうか、減額できるものはないかということで、平成14年度の予算におきましても、政務調査につきましては、減額の措置を取らせていただいておるところであります。

 議員報酬につきましては、これは、川内市特別職等報酬審議会というのがございますが、この審議会の中でいろいろと他の類似都市等との比較・検討をし、また、川内市の抱えている大きな諸問題等も考え、そして精査されて、一つの答申が市長になされ、それを議会に諮って議決いただいて、今日の報酬の額になっておるのでございますので、これを市長の方から減額するような提案をする考えは、今のところ持ち合わせていないことを申し上げておきたいと存じます。

 以上、1回目の答弁とさせていただきます。よろしくお願いします。

   [選挙管理委員会委員長三角千尋君登壇]



◎選挙管理委員会委員長(三角千尋君) 選挙管理委員長の三角でございます。川野議員の御質問にお答えいたします。

 選挙管理委員会としましては、そのような話は今まで聞いていないわけでございます。選挙のたびにいろいろな話が出回ることにつきましては、選挙管理委員会としても残念であり、遺憾に思っております。

 明るい選挙推進協議会及び諸関係機関等とも連携を取りながら、違反のないように、明るい選挙を推進していくようにしてまいりたいと、こう考えております。今後ともよろしくお願いします。



◆18番(川野勲雄君) 選挙のたびにいろいろ批判が起きてきます。まして今度の場合は非常に極端に悪いです。県会議員の選挙となりますと、3,000万ぐらいは準備しなければできないと、これはもう常識です。これを候補者に、「県会議員のところに持ってこい」と言ったというようなデマを出しておるんです。そんな事実は全くないということです。これは県会議員の名誉のために私は申し上げておきます。

 たまたま川内市の役員会で何回もこの県会議員とも会うもんですから、これは非常に迷惑な話です。これを正してもらいたいと私は考えております。選管のことはこれで終わります。

 162万です。価格が大変安い金額で譲渡しているわけです。それがもう現在は全く効果をなしていないんですよ。ここだけではありません。そして一方、保留地とかそういうこと、ものすごく高く取られております。特に中郷の区画整理のところなんかどうですか。中には270万から没収された市民もおられます。大変憤慨しております。これも市の職員の指導でそうやったんです。本当は返してやらなければならなかったんです。また、その保留地が今、現に市販されております。これについてもいろいろと問題がありますけれども、また機会をとらえて話を進めていきます。

 それから、市町村合併についてで