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鹿児島県 薩摩川内市

平成12年  9月 定例会(第3回) 09月11日−02号




平成12年  9月 定例会(第3回) − 09月11日−02号







平成12年  9月 定例会(第3回)



   平成12年第3回川内市議会会議録(第2日目)

               開議日時 平成12年9月11日 午前10時

               開議場所 川内市議会議事堂

◯出席議員(26人)

    1番  森永靖子君

    2番  石野田 浩君

    3番  (欠員)

    4番  堀之内盛良君

    5番  福田俊一郎君

    6番  池脇重夫君

    7番  寺脇幸一君

    8番  小辻富義君

    9番  宮内澄雄君

   10番  小牧勝一郎君

   11番  川畑善照君

   12番  杉薗道朗君

   13番  橋口博文君

   14番  上薗幸近君

   15番  川野勲雄君

   16番  上村征四君

   18番  岩下早人君

   19番  木元高尚君

   20番  井上森雄君

   21番  柏木謙一君

   22番  小原勝美君

   23番  政井義一君

   24番  別府則夫君

   25番  原口博文君

   26番  下大迫長徳君

   27番  前田已一君

   28番  今別府哲矢君

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◯欠席議員(1人)

   17番  平山 昇君

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◯説明のための出席者

  市長         森 卓朗君

  助役         岩切秀雄君

  助役         田所 正君

  収入役        若松隆久君

  総務部長       坂元俊二郎君

  企画経済部長     榊 孝一君

  保健福祉部長     平 敏孝君

  建設部長       新 武博君

  企画経済部参与    出原菊芳君

  教育委員会

  教育長        石塚勝郎君

  教育部長       伊豫田輝雄君

  水道局

  局長         永原紀生君

  選挙管理委員会

  委員長        竹迫亨徳君

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◯事務局職員出席者

  事務局長       今井浩生君

  次長

             上堀幸男君

  兼管理係長

  議事係長       山之内辰郎君

  議事係主査      小田原勇次郎君

  議事係主事      白江 剛君

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◯議事日程

 第1、川内川抜本改修対策特別委員会委員の指名について

 第2、議案第68号  川内市職員恩給条例等の一部を改正する条例の制定について

 第3、議案第69号  損害賠償の額を定め、和解するについて

 第4、議案第70号  川内市情報公開条例の制定について

 第5、議案第71号  川内市福祉事務所条例等の一部を改正する条例の制定について

 第6、議案第72号  川内市重度心身障害者医療費の助成に関する条例及び川内市ひとり親家庭等医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 第7、議案第73号  川内市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 第8、議案第74号  市道路線の廃止及び認定について

 第9、議案第75号  川内市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について

 第10、議案第76号 損害賠償の額を定め、和解するについて

 第11、議案第77号 町の区域の設定及び変更について

 第12、議案第78号 損害賠償の額を定め、和解するについて

 第13、議案第79号 平成12年度川内市一般会計補正予算

 第14、議案第80号 平成12年度川内市簡易水道事業特別会計補正予算

 第15、議案第81号 平成12年度川内市公共下水道事業特別会計補正予算

 第16、議案第82号 平成12年度川内市天辰第一地区土地区画整理事業特別会計補正予算

 第17、議案第83号 平成12年度川内市水道事業会計補正予算

 第18、一般質問

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◯本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

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            午前10時1分開議

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△開議



○議長(今別府哲矢君) ただいま出席議員26名でありまして、定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。

 これより、平成12年第3回川内市議会定例会を開会いたします。

 まず、事務局長から議員の出欠状況を報告いたさせます。



◎事務局長(今井浩生君) 報告いたします。

 定数28名、現在員27名、出席26名、欠席1名であります。

 欠席の1名は、平山昇議員が欠席の届け出であります。

 報告を終わります。



○議長(今別府哲矢君) ただいま報告のとおりであります。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程によって進めます。

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△故高崎伸一議員への追悼演説



○議長(今別府哲矢君) ここで、議事に入ります前に、議会運営委員長の小辻富義君から、各位の御了解を得まして、故高崎伸一議員の御冥福をお祈りし、追悼の言葉を贈りたいということでございますが、これを許可することに御異議ございませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(今別府哲矢君) 御異議ないと認めます。

 よって、小辻富義君の発言を許します。

 [議会運営委員長小辻富義君登壇]



◆議会運営委員長(小辻富義君) 追悼の言葉。

 本日、ここに議員各位の御同意をいただき、去る5日御逝去されました故高崎伸一議員のみたまに謹んで哀悼の言葉をささげます。

 高崎議員あなたは、前日9月4日開会の川内市議会定例会には日ごろと変わらぬ元気なお姿で出席しておられました。その3番議員の席に今はもうあなたのお姿はなく、いまだに夢のような気がしてなりません。あなたの訃報を知らされたとき、何かの間違いではと何回も何回も聞き直したところであります。あなたの余りにも突然の訃報に私たち議員一同は、ただただ大きな驚きと深い悲しみに打ちひしがれ、万感胸に迫り悲しみでいっぱいであります。御遺族の皆様には、その心中を察しますときに、どのようにお慰めしてよいかその言葉を見出せません。

 顧みますと、高崎議員あなたは、温厚で責任感が強く、面倒見のよいその人柄から同僚からも親しまれ、会社の信頼も厚く、平成9年5月に京セラ株式会社川内工場及び京セラ労働組合、さらには地域からの信頼を得られ、推されて川内市議会議員選挙に立候補され、大量得票のもと見事にトップ当選をされております。

 当選と同時に総務文教委員会副委員長に互選され、委員会運営に当たっては、委員長を補佐し見事にその職務を果たされ、昨年6月の議会の構成がえにおいては、2年間の実績と日ごろの活動が評価され、企画経済委員会委員長に就任されました。市議会にあっては、我々同僚議員の信頼も厚く市職員からも親しまれ、委員会運営に当たっては時宜を得た的確な運営をされ、企画経済委員長としてその任に当たられ、あなたの功績は数えれば枚挙にいとまがありません。中でも昨年の川内港の重要港湾存続の危機に際しては、鹿児島県知事への要請活動や急遽上京され運輸大臣等への要請活動により、川内港の重要港湾指定取り消しを逃れたところであります。

 市議会本会議の一般質問では、環境ISO認証、ペットボトルの分別収集、ごみの不法投棄、風力発電所の建設、下水道事業と合併処理浄化槽についてなど環境問題を幾度となく取り上げられておられます。

 去る3月の市議会定例会本会議の一般質問でも、川内市の活性化対策及び環境対策、環境保全について熱弁を振るっておられますが、その中であなたは、「基本理念として、何事においても原理原則を判断基準として、常に何が正しいかを考えた行動と、謙虚にしておごらず議員活動に取り組みたい」と述べておられましたが、あなたの行動はまさにそのとおりでありました。

 あなたと私は同じ校区の出身であり、酒を飲みながらしっかりと手を握り2人で力を合わせて頑張っていこうと誓い、ともに頑張ってきました。これからというやさきに片腕をもぎ取られたような気がいたします。将来を嘱望され、市議会議員の任期半ばにして53歳の若さでとわの旅路に立たれたあなたの心中を察しますとき、返す返すも残念でなりません。

 私たち議員一同は、あなたの意志を受け継ぎ、来るべき21世紀に向けて川内市勢の発展と市民生活の安定のため、なお一層の努力をしてまいることをお誓い申し上げます。

 終わりに、高崎議員の温厚誠実なお人柄とその面影をしのび、輝かしい業績をたたえて心から御冥福をお祈り申し上げ、追悼の言葉といたします。

 平成12年9月11日

 川内市議会議会運営委員会委員長 小辻富義



○議長(今別府哲矢君) 以上で、故高崎伸一議員に対する追悼の言葉を終わります。

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△日程第1、川内川抜本改修対策特別委員会委員の指名について



○議長(今別府哲矢君) 次に、日程第1、川内川抜本改修対策特別委員会委員の指名についてを議題といたします。

 故高崎伸一議員の御逝去に伴い、企画経済委員長及び川内川抜本改修対策特別委員会委員が欠員となっております。

 去る8日の議会運営委員会で御協議願いましたところ、ここで本会議を暫時休憩し、その間企画経済委員会を開会していただき、委員長の互選並びに企画経済委員の中から川内川抜本改修対策特別委員会の委員を選出していただくことにお決めいただきましたので、企画経済委員会を開会願うために休憩いたします。

 企画経済委員は、第1委員会室にお集まりください。

 再開は、振鈴をもってお知らせいたします。

 休憩いたします。

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            午前10時11分休憩

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            午前10時28分開議

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○議長(今別府哲矢君) 休憩前に引き続き本会議を開きます。

 ただいまの休憩中に開会されました企画経済委員会から委員長の互選結果について議長に報告がありましたので、これを報告いたします。

 企画経済委員会委員長に川畑善照君、副委員長が委員長に選任されたために、新たな副委員長に小原勝美君。

 以上のとおりであります。

 報告を終わります。

 次に、川内川抜本改修対策特別委員会委員の選任につきましては、先ほどの休憩中に企画経済委員会から選出されておりますので、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名の上お諮りいたします。

 川内川抜本改修対策特別委員会委員に前田已一君を指名いたします。

 ただいまの指名のとおり川内川抜本改修対策特別委員会委員を選任することに御異議ございませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(今別府哲矢君) 御異議ないと認めます。

 川内川抜本改修対策特別委員会委員は、ただいま指名のとおり選任することに決定いたしました。

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△日程第2、議案第68号−日程第18、一般質問



○議長(今別府哲矢君) 次は、日程第2、議案第68号から日程第18、一般質問までの議案16件と一般質問を、会議規則第35条の規定に基づき一括議題といたします。

 上程の議案16件につきましては、既に説明を終え、審議を一時中止してありましたので、これより一括上程の議案に対する総括質疑並びに一般質問を行います。

 総括質疑並びに一般質問は、抽選により決定した順に行います。

 質疑は、会議規則に定める3回の原則を厳守し、通告された時間内で終わるよう、また、質問・答弁ともに要点を簡潔明瞭に行い、効率的な議事運営への御協力をお願いをいたします。

 なお、通告外の事項や当局への質問以外の発言に及ぶことのないよう、また、当局を含めて不穏当な発言につきましても十分注意されるようあわせてお願いをいたします。

 それでは、まず、16番上村征四君の総括質疑並びに一般質問を許します。

 [16番上村征四君登壇]



◆16番(上村征四君) 質問をする前に、故高崎伸一議員に対し哀悼の意を表します。

 21世紀が開幕するまであと3カ月余りです。100年置きにしか来ない大事な節目に当たり、市長は、当然20世紀を総括、そして21世紀の川内を想像されていると思います。いずれ新しい世紀に当たり市長としての所信が表明されると期待しております。

 私は、21世紀への川内はどうあればよいか。過去、現在、近未来を踏まえながら硬軟織りまぜて、平成元年初議席をいただきましてから12回目と、創政会を代表して総括質疑並びに一般質問をさせてもらいます。

 私事を申し上げます。恐縮ですが、6月議会で一般質問をする予定で5月末にはすべての準備を終えておりました。そのやさき闘病中の妻に突然異変が起こり先立たれました。覚悟はいたしておりましたが、後の処理もありまして6月議会での一般質問を見送らざるを得ない事態となりました。これから申し上げる一般質問の中には、時間的に多少ずれているケースがあります。そうした事態ゆえ御理解をいただきたいと思います。

 また、当時お寄せいただきました温かいお気持ちには、今なお感謝いたしております。ありがとうございました。

 さて、周辺市町村の大活躍ぶりを見てみますと、昔、陸の孤島と言われた南薩地方には特に目を見張るものがあります。県立の海浜公園、砂像展、サイクルサッカー、規模の大きい水産祭り、吹上浜には、国民宿舎を中心としたスポーツ、温泉施設などがあります。海浜公園には本格的なキャンプ施設もあって、ここは年間を通じて人の出入りがあります。足元近くではかぐや姫の里づくり、観音滝を中心とした開発であります。

 川内は、市制60周年を迎えております。60周年の意義づけがない、一言で言えば無為に60年を経過したのみと申します。風格のある、品のあるまちづくりが見えていないと思います。市民の素朴な疑問であります。メイン大行事を中心に年間を通じて市民が脈々としているまちづくりができないものか、批判や提言を含めながら一般質問に入ります。

 まず、平成13年度予算につきまして、予算は政治の顔であります。平成13年度の予算は21世紀の顔になります。そこで、21世紀の開幕にふさわしい平成13年度の予算編成方針を具体的にお示しください。

 市長は、これまで新しい政策づくりのために市職員のお知恵を拝借されています。市職員の仕事に励む力を引き出すなど大変立派な指導ぶりと思います。結果的には、いつも「なるほど納得」という程度のもの、それ以上生まれるのは無理なようです。

 そこで提案します。

 我が国の広告業界をリードしている東京の電通にお知恵をかりて、市民に夢と希望を持ってもらえるような政策、イベントを新年度に盛り込むことをお考えになりませんか。何も電通に限定しません。頭の柔軟な使い方をする組織の方々の力に頼ったがよいだろうと判断します。ちなみに、長崎県の小浜町、兵庫県加美町では、既に都市計画に一役かっているようです。1年間ぐらい電通の方を川内に常駐していただいて、結論を出していただく方法も一つです。市長のお考えをお聞かせください。

 2番目に入ります。

 川内原発増設に反対か賛成か、この質問につきましては、先般、環境影響調査の申し入れが正式にあり、多少ニュアンスが違ってきましたので、表題を「環境影響調査について」と変更さしていただきます。

 市長は、川内市長選の1、2期とも川内原発増設賛成派と増設反対の両派から支持されて当選を果たされました。本会議でも一般質問で政治姿勢を聞かれ、市長は幅広い支持を得たと言っておられます。市長の真意が市民に見えない、黒か白か市民に問うているのであります。私ども市議会議員は、来年5月の市議会議員選挙を控えております。そうした中で去る5月の市議会原特委でのアセスについての態度表明、6月市議会開会初日でのアセス報告に対する同僚議員の態度表明がありました。アセス賛成、反対議員は、それぞれ政治信念に従って行動をしたのであり、それぞれ黒白をはっきりさせて川内市議会の行くべき道を示しました。同僚議員はともに身命をかけたものであります。原特委、市議会本会議の結果を踏まえて市長は南日本新聞に、「市長としては、市民の意見として議会の意思を尊重したい」と賛成向けの発言、同じ談話の中で反対向けには、「原発の増設を積極的に求めないという姿勢は変わらない」という発言をされております。議会の結論になするのではなく、市民代表の市長としての信念を明確にすべきであります。その市長の信念に基づいて川内原発問題は今後展開していくことになりましょう。議会と市長との議論を市民は見て、聞いて判断をしてくれるはずです。

 去る5月17日には、反原発川内ネットなどが、市長に「勇気を持って反対を」と要望書を提出しております。市長の姿勢をはっきりと批判したものであります。市長、ここで去る8日に環境影響調査の申し入れが正式にありました。ここで一言御答弁をお願いいたします。

 3番目に入ります。

 新幹線の市場性があるのかということであります。大変な労力をかけて新幹線超特急が走り出します。川内にも新幹線停車駅ができます。そのために都市計画も進められています。川内は、新幹線超特急が停車するだけで乗降客がびっくりするほど増えて、まちの経済が上昇するのでしょうか、お尋ねいたします。

 今の特急「つばめ」は川内駅に停車していますが、その乗降客はどれくらいか。新幹線が開通すれば「つばめ」は廃止になるわけでしょう。「つばめ」乗降客の実情から新幹線の経済力が見えてきませんか。なぜ新幹線駅を中心に都市づくりを考えるのか、市場性もかなり弱いと思います。新幹線の乗降客が多くて、観光、農業などあらゆる面で市場マーケットが成立すれば結構です。そのマーケットが見えてきますか伺います。受け皿を具体的にお示しください。先進地を調べられた結果と市長の見解をお伺いいたします。

 昨年12月11日付で発行された森卓朗後援会ニュースの2ページに紹介された記事があります。記事には、昨年11月後半、市政を語る会での市長発言であります。紹介します。「九州新幹線につきましては、これが開通しますと川内市と鹿児島の間はわずか13分、それから博多との間は70分間で行き来することができます。川内市には車両基地ができる予定です。回送する新幹線を利用し、割安で通勤できるよう要望しているところです。実現しますと、川内は鹿児島市のベッドタウンとして大きく前進するところであります。」

 市長にお聞きしたいのはベッドタウンです。ところがことし3月25日付市の広報には、2期目の公約が紹介されています。ベッドタウンは一言も入っておりません。市長の真意をお聞かせください。ベッドタウンは従来型ではなく、畑、水田、川も流れている、竹やぶもある自然にマッチしたものが望ましいと思っております。お考えをお聞かせください。

 4番目に入ります。

 市の財政と市政の見直しです。

 市の財政健全化計画に沿った今の財政状況についてお示しください。川内市は、原発交付金などで他自治体より財政状態はよかったはずであります。そうした財政が赤字方向になった。市長は、課長、収入役時代から財政はよく見ておられるはずであります。健全化計画でカットされた事業名、予算額をお示しください。これらは再び登場して事業が実施されのか伺います。市内外を含めた行財政評価委員制度をつくり、すべての市財政を中心にチェックする必要があると思いますが、市長のお考えをお聞かせください。

 今の市の借金総額、市民一人当たりの借金額もお示しください。

 国は、平成13年1月6日から1府12省庁で組織がスタートします。汚職など制度疲労の結果であります。

 市長に伺います。

 小幅な人事異動ではなく、将来川内はこうするんだというような信念に基づいて抜本的な市の組織を見直すことはないか、市長にお考えをお聞きします。

 提案申します。

 助役二人制は無用であります。課長補佐ポストを全廃します。部長と課長は今まで以上に働いてもらいます。市政と行政のスピード化が目的です。

 東京事務所は来年で20年目節目の年であります。19年間の実績と総経費、必要性をお示しください。

 条例に基づく各種審議会委員の定数削減、委員に女性を積極的に登用したらどうか。

 最後に、補助金支給の実態を明らかにしてください。整理合理化、不要のものは廃止すべきです。市長のお考えをお聞かせください。

 5番目に入ります。

 県政と市政はかみ合っているか。

 県政と市政はうまくかみ合っているのかお伺いいたします。昨年、川内大綱引き400年祭が盛大に行われました。知事も見えました。聞くところによりますと市からの案内ではなかった。この情報を知った前助役が県庁にあいさつに行ったら玄関払いを食った。なぜそうなったのでしょうか。平成11年6月市議会での市長答弁の中で「11首長らがいる中で、川内に県営のプールを建設してほしいと発言したら、広域圏の会長だから個々の発言をするな」とたしなめられたと聞きます。この御答弁を聞いていて、県政の中での力関係ちょっとのぞけた感じがしました。

 視点を変えます。

 地元県議2人との関係です。定期的な意見交換機会がありますか。さらに両県議に代議士を含めた意見交換がありますか。最近話題になりましたテーマを紹介してみてください。心配なのは、県政の中で川内市政は孤立しているのではないだろうかということであります。市長いかがでしょうか、御答弁をお願いいたします。

 6番目に入ります。

 常熟市との交流です。

 川内から世界平和をスローガンに中国常熟市との友好関係、友好都市締結に調印したのは1991年7月でした。以来平和を発信し続けていることは市民の一人として誇りに思います。そして来年7月で満10年になります。そこで、世界平和に貢献するため10年目を一つの節目として全体を見直す必要が出てきたのではないでしょうか。川内市のみでなく、例えば周辺市町村の方にも交流に御参加をいただくとか、より知恵を寄せ合う気はありませんか。交流のあり方を問い直しているのです。

 さらに伺います。

 この9年間に交流した人数は、川内から常熟に行った人数、それから常熟市から川内に訪れた人数は幾らぐらいか。

 また、9年間の交流の成果を具体的に何かあったら御紹介、説明をしていただきたいと思います。交流の将来性についてもお聞かせください。

 以上で、壇上からの質問を終わり、あとは発言席から質問を申し上げます。

 [市長森 卓朗君登壇]



◎市長(森卓朗君) 上村議員の御質問にお答えいたします。

 今お伺いした質問の事項も20項目ぐらいになっておりますので、簡潔に申し上げたいと存じます。

 まず第1点目、これまで60年間川内市政は無為に過ごしてきたのではないかという御発言。これは考えてみてください。歴代の市長あるいは議員の皆さん方、市民の皆さん方が汗を流し、血のにじむような思いをして今日7万3,500のまちをつくってきているわけでございます。決して他のまちに引けをとるようなことはないということを改めてまた上村議員も認識をしていただかなければいけない、かように思う次第であります。

 次に、21世紀を目前に控えて来年度の予算編成はどのように考えているかということでございます。御案内のとおり、これは川内市のみならず地方公共団体すべてが、ほとんどがいわゆる財政的には不如意の時代を迎えております。したがって、20世紀は21世紀にかわろうとしても、そう華々しい今の時代にひったまがるような、そういうような予算を組んだり事業は展開できないということはみんな理解をしていただいております。堅実にむしろ私はハード面からソフト面に切りかえて21世紀の当初の予算を組んでいきたいと、このように思っております。まだ予算編成方針は定めておりませんので詳しくは述べられませんけれども、まずソフト面を重点的に考えておるということ。歴史、文化を生かした施策を推進したい。IT、いわゆる情報技術革命を視野に入れた行政情報化の推進を図ってまいりたいと。川薩の玄関にふさわしい魅力ある駅周辺のまちづくりにも努力したい。安心して暮らせる防災事業の推進、教育等の公共施設の適切な維持補修の重点施策、あるいは少子高齢化社会、介護保険制度の関係等福祉の関係を重点的にやってまいりたいと、こういうことを中心に予算編成方針を近く示す予定であります。

 次に、広告代理店等の関係。現在、第三次総合計画を平成3年から22年までの20年間の想定をしてまちづくりを今進めておりますが、御案内のとおり、今日大変社会の変革、いろんな面で地方公共団体を取り巻く環境も変わってきております。したがって、総合計画につきましても第四次総合計画を新たに策定していこうと、時代にちょっとそぐわない面等も出てきておるようであるから組み直そうと、考え直そう、つくり直そうということを考えております。したがって、総合計画基本構想等についても審議会にお諮りをし、今いろんな形で検討中でありますが、平成13年度から10年間の第四次総合計画を策定したいということで考えております。その中でいろいろとコンサルタントの意見とか、そういうものも少々取り入れながら新しい四次計画をつくっていきたいというふうに考えております。

 考え方でございますけれども、電通という日本一の広告代理店の職員を1年常駐させて、いろんなアイデアを出していただいてすばらしい計画をつくっていったらどうかという、それも一つの案ではございましょうけれども、また反面ですね、自分のまちのことは自分たちで知恵を出し合って、そして足についた計画をつくりまちづくりをしていくべきではないかという意見もたくさん持っておられる議員の皆さん方もおられるわけであります。いろいろと電源地域振興センターとかコンサルタントにもお知恵は借りながらやっていきたいと思いますが、できるだけ自前でつくり上げてまいりたいと、かように私は考えておるところであります。

 次に、川内原発に関連して質問事項を変えられたようでございますが、環境影響調査についての御質問でございます。議会はちゃんと白黒をはっきりさせて環境影響調査をやるようにしたではないかと、市長は賛成、反対の、何の賛成、反対かよくわかりませんが、賛成、反対の人たちから支持を受けて当選して市長になっているんだが、どっちなのかということであります。環境影響調査については、神聖なるこの議会の中で十分に審議をなされて、そして6月の議会で一つの方向性を、環境影響調査はやってみる必要があるんではないかということで意思決定をなさっておられるわけですから、市長は議会の意思決定を尊重してまいりたいと、このように申しておるわけでございます。また反面、市長といたしましては、いろんな市民の考え方がありますし意見を持っておられる方々もあります。したがって、軽々にああどうだこうだということは言えない立場にあります。最終的には、きょうの全員協議会でも申し上げましたとおり、最終的には意向を伝えてまいると、議員の皆さん方の意見も再度確認しながら私の判断をする時期が来ると、こういうことを申しておるわけでございますので御理解をいただきたいと存じます。何といいましても執行権側におきましては、まずは議会の皆さん方の議決、あるいは採択されましたことについては慎重に、そして尊重していくというこれまでの姿勢は変わっておらないわけであります。御理解いただきたいと存じます。信念を持てということですが、しかとした信念を私なりに持っていることは御理解いただきたいと存じます。

 それから、新幹線の市場性があるかという御質問でありましたが、経済性が期待できるのかという意味だろうと思っております。マーケット性があるのかということでもあります。これはもう私が申し上げるまでもなく、これまで山陽新幹線、東海道新幹線、北陸新幹線、東北新幹線等新幹線によります経済波及効果というのは、一市通過駅のまちのみならずやはりその地域に大きな経済波及効果を醸し出しているということは、皆さん方も政務調査をそれぞれされて十分御認識のことだろうと思っております。私といたしましてもこの新幹線の開通に伴いまして、やはり川内市のみならずその周辺の市町村を含め鹿児島県全体が産業経済の発展に、あるいはその浮揚の契機になるように今一生懸命それぞれ取り組んでおるところであります。これまで新幹線の駅ができて寂れたというところはないようでございます。最初は田んぼの中にあったあの岐阜羽島の駅も、今通過するときに電車の車窓から眺めていますというと、びっくりするような形になっております。それぞれ地域の立地条件、いろんな条件があると思いますが、川内も少なくともそうなるように努力をして、皆さん方と知恵を絞ってまちづくりに邁進しなけりゃならないと、かように思っております。

 「つばめ」の乗降客はどひこかというようなことやら御質問ございました。これは関係の部課長に答弁をいたさせます。

 「つばめ」の場合ですね、博多から川内まで3時間20分ぐらいかかりますね。これとわずか1時間前後で来るようになる新幹線とではですね、これはもう時間とスピードと違うわけです。人間の行動半径もうんと広がってまいりますし、鹿児島に来る人も、また博多に行く人も相当のやはり効果がそれぞれに出てくるものと思っております。そういう意味で今の3時間どしこかかって来るような「つばめ」と比較してはですね、ちょっと想定ができないんではないかと、かように思っております。

 それから、昨年の11月ごろ市長がいろいろと対話集会等で話をしたものを取り上げておられるようでございますが、私も持っております。ちゃんと11月28日もあるところで講演をいたしましてプリントを配りました。「4大プロジェクトの事業の推進、九州新幹線鹿児島ルートの建設事業について」ということで題を置いて説明をいたしております。その中で13分で通勤ができるようになったり通いができるようになると。そうしますというと鹿児島市のベッドタウン化するのではなかろうかと。また回送電車の利用等もということでお話をして、また印刷物も配っておるところであります。

 ところが公約をするときのやつが載っていないじゃないか、広報「せんだい」の3月号に載っていないじゃないかということでございますが、これは字数、紙面の関係いろいろございますので、新幹線といったら、そういうことの経済波及効果というのはベッドタウン化等を含めてですね、そういうことが想定されるわけであります。字数がたくさん掲載できるようであれば細かく説明をしていくわけであります。ここにちゃんと持っておりますが、新幹線だけでこのB4で1ページになるわけであります。御理解をいただきたいと存じます。いろいろと新聞の記事の中にも出ておりますが、新聞の記事の中でも、市長の公約の中で、新幹線に対する鹿児島市のベッドタウン的機能を持つような施策を展開しますと。新幹線川内駅周辺の整備と開業後のまちづくりについてどう考えるかということについての私の見解もちゃんと述べているところでございますが、広報「せんだい」では、なかなか紙面の都合がございまして細かいところまでは書けないというのが実情でございます。

 次に、そのベッドタウンの関係、ただ家ができるんじゃなくて、この自然の広い川内で、川があり田んぼがあり畑があり緑が多いこの川内で、できるだけ鹿児島のあの灰の降るところよりも川内の土地の安いところに土地を見つけていただいて住んでいただきたいと、こういうことでありますので、決して市でたくさんつくって分譲するとか、そういう意味ではないので御理解を賜りたいと存じます。

 市の財政について、次に、赤字状態になったということを言っておられますが、赤字財政になってきておるのではありません。財政的に大変厳しい時代を迎えているということをかねて申し上げておるわけであります。

 どういう事業をカットしたか、どういう事業をくるめておるかということについては部長の方から答弁をさせます。いろいろと不要不急のもの、とにかく当面この分についてはしばらく待ってもらわなけりゃいけないというもの等がたくさんございます。そういうものについてはカットいたしております。また財政の状況の好転等がありました場合はですね、十分考えていかなきゃならないものばかりでございます。

 なぜそのように厳しい状況になってきたか今摩訶不思議であるということも述べておられますけれども、考えてごらんなさい。川内は、ずっと水害のまち川内、水のまち川内じゃなくてずっとこれまでは水害のまち川内、まずは川内のまちをよくするためには水を制する、洪水を制するということから歴代の議会の皆さん方、為政者は取り組んできておって、やっと今日では何とか大きな大水害が発生しないようにしてきたまちづくり、これがまず基本であります。その中で女子大、大学のあるまちとしての女子大の誘致等も40億円の金を出して誘致をして、今日このように文化面におきましても大変川内市の水準が上がってきたのも、いろんな面で大学のおかげもあるわけでございます。いろんなことが財政投資としてなされておるわけであります。結果が財政が不如意になってきているということ、それから原発の交付金、償却資産税が入ってきたころ、もうそれがなくなった。しかし、それなりに財政の規模の維持はしていかなければなりませんので、そのために一般財源が伸びなければ厳しくなることは当然であります。御理解いただきたいと存じます。

 次に、評価委員制度をもうけていくべきではないかということですが、もう市の監査委員制度があり、そしてまた県によります3年に1回の行政監査もあります。現在の監査委員制度をしっかりやっていただくことによってその評価委員の制度、審査会の制度は私は必要はないと、かように思っております。

 次に、東京事務所の問題でございますが、この東京事務所の関係は今19年たちました。大体人件費を除いて1,100万円から1,200万円かかっていますが、人件費を入れますというと2,000万円超えるのではないかと、かように思っております。それなりの成果があるわけでございますが、見直しをということにつきましては、いろいろな観点から今後の課題であります。

 それから、助役の二人制度を廃止せよとか、補佐制度を廃止せよということでございますが、これは今のところまちづくりのために助役二人制度についてはいましばらく川内川の抜本改修、あるいは九州新幹線、西回り高速自動車道、下水道事業、区画整理事業等大きな事業を、他のまちにない大きな事業を抱えておりますので、技術的な助言、指導、こういう点において助役の二人制はいましばらく堅持させていただきたいと、このように思っております。

 補佐制度については、御指摘のとおり今50名ぐらいおりますが、十数名は兼務の係長をさせております。そしてまたいろんなプロジェクトに専任の補佐を活用しておりますが、補佐制度については、できるだけ兼務体制に持っていくように努力をいたしておるところでございますので御理解いただきたいと存じます。ある一定の年齢になりますというと、主査よりも係長、係長よりも補佐、補佐よりも課長ということで働く人にとってはですね、そういう願望もありますので、なかなかこれは人事管理というのは難しいものがありますので御理解をいただきたい。しかし、最少の経費で最大の効果を上げるという私の基本方針の中の一つでございますので、できるだけ御指摘のとおりの補佐制度については、十分これからさらに厳しく査定をしてまいりたいと思う次第でございます。

 審議会の委員の数も減らしなさいということでございますが、整理統合をしてきております。

 それから、女性の委員の登用ということでございまして、私が市長に就任いたしましてから数%しかなかった女性の登用今15%、15.1%まで引き上げておりますが、さらに女性の皆さん方のお知恵を借るべく男女共同参画社会を形成していく上で大切なことでございますので、上村議員の御意見をさらに尊重しながら登用を図ってまいりたいと、このように思っております。委員の任期満了時に考えていかなきゃならない問題でございます。

 補助金もカットせよということでございますが、補助金につきましても、負担金につきましてもやむを得ず不要不急のものの補助金というのはないわけでございますが、ただ目的を達成したものについてはカットするようにしております。平成11年度から12年度の予算編成におきましても二十数件の補助金の終わったものについては廃止しておるわけでございますし、その他カットをいたしておりますが、しかしまた、補助を受けている団体からはですね、もうカットした途端にやかましく私のところにも苦情、陳情、要望が重ねられておりまして、これもなかなか厳しい問題がございます。しかし、おっしゃったとおり補助金、負担金等についてはできるだけ整理統合していきたいと、かように思っております。

 次に、県政と市政がかみ合っているかと。もう非常にうまくかみ合っております。綱引きのどうのこうのという、そういうささいなことは大川内市が言うべきものではないのであります。主催者は商工会議所、あるいは大綱引き保存会が主催者ですから、主催者の方から案内状を出すのは当然であります。私も、また前の助役も県庁に行ったときは「知事さん、来てくいやんせよ」というのは、秘書課に行って話をしておるわけでありますので御理解いただきたい。

 それから、広域市町村圏の中で私が会長をしておりますけれども、その会長がですね、我がえんことをあんまいずんばい言えば、ほかの市町村が言うことがなくなるし、川内がすっぱいないもかいも取ってはってっとじゃないかと心配しておられますので、ある町長さんから「あんまい川内のこたあんまい言わん方がよかど」と、そうせんというと、うまくいかんどということの御示唆を受けたことがあります。しかしみんな競争です。一たん会長としての発言もやりますが、今度一市町村としての発言の権限もあるわけでございますから、これに憶することはないが、調整役としての機能も果たさなきゃなりませんので、十分ここは戒めながらやっておるところでございまして、今日では非常に広域圏の関係も良好な関係にあることを御理解いただきたいと存じます。

 最後でございますが、常熟市との関係をお話をされました。これにつきましては来年で10周年を迎えておりますけれども、人的交流、文化的交流につきましては、大体目的を達成したと思っております。ただ経済交流は今からでございます。向こうの港も3万トンのバースが2バースもできて大きなクレーンも設置されております。我が川内市はどうでしょう。なかなかできません。がしかし、その基礎づくりはできたと思っております。これまでの人的な交流によりまして経済交流への足がかりを今つかんでおりますので、これはやはり一朝一夕にできる問題ではございませんので、やはりこれからも経済調査団を派遣しながら話を詰めていく必要があると、かように思っております。

 常熟市ともう少し交流するのに、川内市だけでなく他の市町村にも呼びかけてやっていくべきではないかと。ことし5月に常熟市に153名の方々が鑒真号に乗っていって帰ってきまして、常熟市に訪問いたしました153名のうち48.6%、七十数名が、78名だったですかね、この方が他の市です。ずっと市町村、近隣の市町村からも町長さんやら議員が行っていただきましたが、残念ながら我が市議会からはだれも一人も御都合で参加していただけませんでした。よその方の参加者が半分ですから、そのように常熟市に行っていただいたわけであります。これからもどんどん各市町村には呼びかけて、交流を盛大にしてまいりたいと思う次第でございます。

 以上で、第1回目の御質問の答弁とさせていただきます。いろいろ部課長に答弁をするところもありますし、漏れたところがあるかもしれませんので、それはまた次の質問のときに答弁いたします。



◎総務部長(坂元俊二郎君) 財政健全化計画でカットされた事業等にどういうものがあるかということでございます。財政健全化計画の中に事業規模、実施時期等について再検討の必要な事業ということで一覧表として13の事業を掲げてございます。この再検討を必要な事業につきまして、それぞれ検討を行いながら進行管理を行っております。近く進行管理の状況を報告する予定でございますけれども、具体的な事業としては、川内港背後地工業団地整備事業、あるいは寺山森林公園事業、寄田漁港局部改良事業、溝端川河川改修事業等13の事業がありますので、具体的な進行管理状況を報告したいというふうに考えております。

 それから、市の借金総額、市民1人当たりの金額等はどうなっているかということでございます。11年度一般会計ベースでの市債残高は305億8,200万円でございます。これを1人当たりに換算しますと42万円でございます。



◎企画経済部長(榊孝一君) 「つばめ」の川内駅の乗降客はどのくらいかというような御質問でございましたが、「つばめ」の乗降客は1日608人であります。この608人は、JR九州で1年のうち1日間を調査をされまして公表される数字でございます。

 それから、川内と常熟との行き来はどういうような人数になっているのかという御質問がございましたけれども、川内市から常熟市へ訪問しましたのは1,989名であります。なお、常熟から川内にお見えになりましたのは152名であります。

 以上です。



◆16番(上村征四君) 今、市長並びに各部長から答弁いただきました。平成13年度の予算につきましては、第四次総合計画で少々取り入れるということでございますから、よろしくお願いしたいと思います。

 それから、県との関係は非常に良好にいっているということを聞きましたので安心をしているところであります。今後ともよろしくお願いしたいと思います。

 それでは、2回目の質問に入ります。

 総合運動公園内の施設でございますが、まず、サンアリーナせんだい、メインアリーナの照明とそれから光線の関係です。例えば卓球、バトミントン、テニス等のプレーができないという状況のようでありますので、先般のスポーツ振興審議会でも論議がなされたと思いますが、大きな大会等がありますと支障を来しますので、この辺を市長はどうお考えなのか。

 それから、陸上競技場につきましては2種から3種に降格したわけですけど、その理由が、大会運営に要する公認審判員の地元養成に限界があると。計器類の高度化により設備の公認の5年間の大会誘致に努力した実績がなかったということです。このような理由が3種の降格となっていますが、それ以前にクリアできなかったものか、これをもう少し明快にしてもらいたいと思います。

 それから、いつも言っているんですが、婦人会館の必要性です。今や女性のみでなく国全体の問題であります。少子化問題をサポートするためにも婦人会館の必要性を改めて訴えてみたいと思います。当然少子化のこと、育児保育、婦人の健康など女性のすべてのニーズに心安く対応できる施設、これを私は望んでいるわけです。御婦人方にも十分対応できましたら、女性のパワーもまちおこしにおかりしようという考えです。市長の前向きの御答弁をお願いいたします。

 以上で2回目を終わります。



◎市長(森卓朗君) 2回目の御質問でございますが、総合体育館サンアリーナせんだいにつきましては、私もそのような報告を受けまして非常に遺憾であると、このように思っておるところであります。防災対策上排煙窓として、また少しでも経費、光熱水費を節約するために明かり窓を取ったところが、時間帯によっては反射をすると、競技に支障があるということでございますので、早速設計会社の方にも電話を入れまして来ていただくようにいたしました。また都市基盤整備公団等にも話をしまして、早急に改善方をするように今進めておるところでございますので御了承いただきたいと。せっかく立派なものができたと思って喜んでおるのにですね、競技のときに支障があるというのは何たることだと、まずは設計のときからだというてですね、言っておるところでございますが、すぐに対応ができるように今やっておりますので、いましばらく待っていただきたいと、大会関係者あるいはそのスポーツを利用される方々にですね。一般のスポーツには支障はないんでございますけど、真剣に試合になりますというと、御指摘のとおりの光線の関係が邪魔だということでございますので、暗幕をするなりしたいと思っております。

 それから、陸上競技場の関係、2種公認の競技場として認証をいただいたわけでございますが、その認証時に5年間したら見直すと、その際はいわゆる写真判定機とか200人の審判員の養成とか、いろんな諸条件がついておるわけであります。なかなか財政的にも厳しい中でございますので、なかなか写真判定機だけでも1億円かかると言われておるものであります。反面、そういう写真判定をしていくような大きな九州の陸上競技大会とか、そういうものの誘致ができなかったのも残念でありますが、陸上競技場が使われていないという一つの実態もございましたので、今回2種はあきらめて3種で、しかもいろんなサッカーとかラグビーとか、そういうものにも開放して大いに市民の皆さん方が使っていただけるような陸上競技場にした方が、かえって宝の持ちぐされにならないでいいんではないかという考え方に切りかえまして、今回3種の申請をしたところであります。そういうことでございますので御理解いただきたいと存じます。3種ということでサッカーとか、そういうものも頻繁に使えるようにいたしますというとですね、非常に陸上競技場の使用頻度が多くなるんではなかろうかと、既にそういうニュースが入りましてですね、市内外にニュースが出ましてですね、サッカーのあるチームもキャンプに使わせていただきたいという照会も来ております。そういうことで陸上競技場もトラックは十分支障のないように守りながら、あのグラウンドの中のトラック以外のところを十分活用するようにしていきたいと、かように考えておりますので御理解いただきたいと存じます。

 それから、婦人会館、女性のやかたの必要性について、もう機会あるごとに本会議で御質問いただいておるわけでございますが、いろんな女性の皆さん方が語らい、そしてまた美容に健康に、そしてまた子育てに、子供の育児のためにいろんな相談する場所、協議をする場所、診察を受ける場所、そういうものが大切だということですこやかプラザを建設したわけでございます。いろんな器具も入っておりますし、女性の皆さん方が大いに活用していただきますように、3階にはエレベーターつきでいろいろと気軽にやっていただくいわば女性のやかたと言われても過言ではない事務室もつくってあるわけであります。これを大いに利用していただきたいと。そして今回サンアリーナせんだいの中に、またいろんな美容体操にふさわしいいろんなエステ室も整備いたしたわけでございますので、大いにこういうものを使っていただきたいと。中央公民館もあります。サンアリーナもあります。そしてすこやかふれあいプラザに国際交流センター、使う場所がたくさんありますので、大いに女性の皆さん方が会合をしていただきまして、趣味を生かして、あるいは健康のために大いに利用されますことを願望しているところでございますので、今のところ会館の建設を、特に女性のやかたということでつくる考え方はありませんので、御理解いただきたいと存じます。



◆16番(上村征四君) 3回目に入ります。

 サンアリーナにつきましてはよろしくお願いしたいと思います。プレーのできる状況にしていただきたいと思います。

 それから、陸上競技場につきましては、7億5,000万円もかけてつくったわけですから、大いにもう2種には上らないと思いますけども、ここで言っても仕方ありませんから、サッカー、ラグビー等に開放して利用していただきたいと思います。

 最後に、問題提起でございます。

 これはあくまでも問題提起でありますから答弁は求めません。多少広報紙の部数の関係、それから数字を教えていただければ結構かと思います。

 提起をいたします。

 市の「広報せんだい」、これは議会の視察等で各地を訪ねますが、視察目的以外になるべく市町村の広報紙に目を通しております。そうした立場からお尋ねしたいと思います。

 福岡県の水巻町、それから政令指定都市の北九州市、こういうところの広報紙が印象深いところがあります。この共通している広報紙の場合はオールカラーなしです。2つ目の共通点は、紹介されている記事はテーマをつくり、企画立案、みずから取材、分析をして記事にしているということです。広報は市民との大事な接点であると思います。

 それから、月2回の発行で1回の印刷部数、1部当たり何円か。それから1回の印刷経費、印刷の入札の実態がわかれば教えていただきたいと思います。

 次に、イメージキャラクター「センちゃん」「H2O水のまち川内」、これは市民に津々浦々まで浸透しているかということでございます。

 それから、最後に、国道3号線沿いに新設されましたアーケードの上で「がらっぱ」が踊っています。これは非常にこっけいでユーモアがあります。よいアイデアだと思います。残念ながら位置がちょっと高過ぎまして、通行人の何人が受けとめていてくれるでしょうか。この辺の設計の段階でチェックはなかったものか。

 以上で、問題を提起いたしまして私のすべての質問を終わりたいと思います。



◎企画経済部長(榊孝一君) 上村議員3回目の質問の中で、広報「せんだい」の1回当たりの発行印刷部数は何部かということでございましたけれども、2万6,500部でございます。広報「せんだい」は16ページで、1部単価は44円69銭でございます。

 また、入札の関係でございますけれども、広報「せんだい」お知らせ版の印刷につきましては、1等級に格づけされております市内の9印刷業者に指名をお願いをしているところでございます。

 イメージキャラクターの関係を質問されましたけれども、私たちもですけれども、議員の皆さん方もつけていらっしゃいますように、それぞれ浸透をしてきているんじゃないかというふうに考えているところでございます。

 あと「がらっぱ」の関係ですけれども、この「がらっぱ」の関係につきましては61体を設置をしておりますが、建設省の道路の占用の関係でございまして、国道の側柱から車道側に出てはいけないというようなふうのこと等がございまして、協議の結果、道路側の真上に取りつけなければならなかったというようなふうのこと等でございます。

 以上でございます。



○議長(今別府哲矢君) 以上で、上村征四君の総括質疑、一般質問を終わります。

 次は、19番木元高尚君の総括質疑並びに一般質問を許します。

 [19番木元高尚君登壇]



◆19番(木元高尚君) 市長に怒られるような質問をしてはならんわけですが、議員というのは、むしろ逆に執行部に文句を言わないかん立場なんですけれども、念を入れていきたいと思います。たまたま2番目の質問というのは非常に時間が気になるんですが、それでは急いでみます。

 さて、人生出会い、触れ合い、めぐり合いを大切に、「人間起きて半畳、寝て1畳あれば結構」の心意気で、男に燃えた木元高尚もあっという間に六十路の坂を越えてしまい、まさに「光陰矢のごとし」どころか「光陰ロケットのごとし」を痛感する71歳になってしまいました。

 さて、きょうは、冒頭にわけあって鴨長明の方丈記の一節を少しだけ読まさしていただきます。

 「ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし」と、なぜ鴨長明の方丈記の一節を言わせてもらったかといいますと、2つの理由がございます。

 最初に、去る9月3日日曜日、田舎の賦役に出まして高江広潟田んぼの中央部に流れております新川という川に賦役に出ましたところが、今までは部落で約50年間一番年下でしたけれども、今じゃついに年上になってしまいまして、賦役に出ますと、若い青年が全部自動の草刈り機を持ってきますね。そうすると我々はああいうのを使えんもんだから、かまを持っていきますというと、全然邪魔になって仕事にならんもんだから、何か仕事がないかなということで見ておりましたら、川にいっぱい藻が生えておるもんですから、この藻を取らないかんというわけで腰までつかってその藻を自分の高さよりか高いところに投げて上げたわけですが、帰ってみたらどうも体調が悪いもんだから、おかしいな、これは2年前のど首を15センチ切ったこの関係かなと思って、すぐ市民病院に日曜日でしたけど電話をして、「きょうは私の担当の手術をした先生はおらんか」と言うたら、たまたま市民病院が日曜日で担当医だということで、そのままタクシーを飛ばして行ったわけですが、CTをとり点滴を受け約3時間、一回一回私はこういうことで家内なんかに相談しないもんですから、晩の10時半まで行方不明の格好で済まして帰ったわけですが、そのベッドに寝とる間に、先ほどの方丈記の1節じゃありませんけども、人と住みかはいつまでも変わらんもんじゃないぞと、やはりここで9月も一般質問をしとかないと、次があるかもわからんぞというような気持ちになりまして一般質問に立ったわけですが、その翌日議会に出てきまして、議員控室の廊下で急逝された高崎議員につかまり、「先輩は今度は質問されませんか」と言うもんですから、「私は実はきのう、夕べ病院の中で、よし、またしようと急に思い立ってやるんですよ」と言ったら、高崎議員というのは、何となくかわいいもじょか男でありまして、私に抱きつくようなしぐさをしまして、「先輩、質問の内容はどうでもいいから、先輩のおもしろい演説を聞かしてくれ」と、こういうことで別れたわけですが、その晩の翌朝こういうことになりまして大変驚いております。自分の体調の異変と高崎議員の急逝が先ほどの方丈記の一節となったのであります。まさに「ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし」、まさにそれを痛感しましてこの場に臨んだわけでありますが、私の政治主張は、先ほど大分上村議員とダブっておりますので飛ばしまして、飛ばし方も原稿の要領が要るんですけれども、一つだけ、質問ではありませんので、市長まともに聞いてください。

 私が何回も川内にわかりやすい市役所の玄関をつくってくれと、どこに行っても玄関は迷うことはないけども、川内に来る人はみんな玄関がどこなのか、役所に来てタクシーを呼ぶにも、タクシーの相手方にどこだとなかなか言えないというわけですね。これも金が要ることですので年じゅう主張はしますけれども、今度はいよいよ例の原電の環境影響調査を申し込みますというと、約10カ年間に県の方に51億5,000万円という金が入ります。この何がしかをもらってでもどうしても玄関だけはつくってくれませんか。もう切なるお願いであります。こんなところはあんまりないですよね、うぜけんを回ってみまして玄関のわからんところは。正面玄関と書いたのはあることはある。市役所にはこれぐらいのかまぼこの裏ぐらいの板に正面玄関と書いたところは1カ所あるんですけどもなかなかわかりません。それを政治主張としまして。

 それでは、川内のまちづくりに、大事なことに入っていきますが、鹿児島が生んだ二大政治家、つまり大久保利通流の冷徹なまでのしんのある政治、片や西郷隆盛流の温かさの政治。西郷が征韓論に敗れて東京を去る明治6年10月23日には、鹿児島県人約600人が西郷にお共して東京を後にしたのであります。大久保は今後絶対に刀を使っちゃならんぞと極めて厳しい指導をし、改革に徹底した一面と、西郷の温かい、この温かみのある両方の政治家のうまみを使い分けて立派に断行できる堂々たる男の政治手法が今の川内には必要であります。

 それでは、ここで質問に入ります。

 通告1番目の、市職員の勤務体制についていたします。

 去る7月26日に予定されていました向田汚水幹線管渠築造工事11ー5と6でありますが、この入札をなぜその日になってからやめたのか。私など関係はないからこういうことは知りませんでしたけれども、東京の知り合いから電話が入りまして、「木元君何しとるんだ、おまえのところは」というお叱りを受けたもんだからここに立ったわけでありますが、どういうわけでその日になって入札が中止になったのか、その理由と原因をお尋ねいたします。

 次に2番目です。

 在宅福祉アドバイザーの委嘱の方法についてですが、まず、この制度の委嘱の期間、1年なのか2年なのか。どうもそのときそのときの職員の言い方、表現が悪いようですね。と申しますのは、ちょうど私が議会に来ております日に、福祉関係の女職員が、私は初めて見た女職員でしたが、「実は木元議員、おたくのところの福祉アドバイザーの委嘱で困っていますので、今の方にもう一回1年やってもらえんでしょうか」という相談でした。今こういう時代ですから電話がありますからすぐ連絡とりまして、もう一年やってくれませんかとお願いしたら、あんまりしたくないけど、部落のことだからやりましょうということになって話は済んだと思っとったら、その日のうちにその女職員が来て、もうさきの件はなかったことにしてくださいと、何だこれはと、以前、ある民生委員が公民会長2人で好かん男を切ったのは非常に悪いと思いましたけど、今度の人はしたくないのを受けたわけだから、そう気にはしないんですけども、私が言いたいのは、その人のためじゃなくて市の態度なんですよ。どうしてきょう泣くように頼みに来とって、後でもうなかったことにしてください。よく聞いてみれば、公民会長から次の人が言うてきたというわけですね。ということは、公民会長は頼んであったわけだから、私に来るまでには相当公民会長の返事がなかったというわけだから、これは市のやっぱり職員の態度が悪いということですよ。私に来るぐらいだったら、その公民会長のところに行って、どうですかああですかと言えば私に相談せんでよかったはずですよ。この辺が私は非常にだらけておるということを申し上げたいわけであります。

 特に、福祉を担当する職員、公務員は利害に価値を置かず、道理に価値を置くべきをしかと身につけ、寄らば大樹の陰の安心、マンネリ化ははねのけて、3,000万円を超す立派な退職金がついておるわけですから、それらに恥じないように弱者への無限の同情、無限の奉仕に尽くすことを福祉の基本理念として働いていただきたいのであります。

 次、2番目の原子力問題についてですが、これも先ほど上村議員の発言がありましたので、同じ原電に関係はありますけれども、全く角度の変わったところでの質問といたします。

 まず、長期発展対策交付金というのが平成9年度から川内市に約2億五、六千万円9年、10年、11年、そしてことしが4年目ですね、4年目は1億円上がりまして3億5,000万円来ます。この金の使い方なんですよ。今までは何とか高江、久見崎、寄田に二、三千万円を公民館とか何かに使ってきましたが、今度の4年目の1億円上がったこの平成12年度の3億5,000万円はもう全く使ってない。そして原特委員会と総務委員会の席で確かめてみましたところが、実は3億5,000万円をそのまま使えば3億5,000万円にしかなりませんと。それはなった話ですよね。何を言うかといいますと、一般財源何百億の中から給料が出る、その給料を今度原電からもらう3億5,000万円を使えば3億5,000万円が別に残るから、それを元手にして補助事業をすれば3億5,000万円は5億円になり10億円になるんですよと。まさにマルチ商法的な、非常になった話ではあるんですけども私は余りよくないと思うんですよ。もうエネ庁の3億5,000万円決まっておるんだから、もうそれをそのままやれば問題はないんです。それを補助事業にして組み替えてというんですが、それだけ言うなら本当に3億5,000万円を5億円、10億円にするための計画案は本当にできとるんだろうかと。私はできとらんのじゃないかと思うんですけど、間違ってもいけませんがそれぐらいの疑いがあります。だからそれよりか、市長の段階だったのか総務部長の段階だったのかわかりませんけれども、3億5,000万円をそっくり給食センターの給料とか歴史資料館の給料とか、そういうのにやるのは正式な一般財源からやって、来たその金は素直に高江、久見崎、寄田にまずたくさんやって、その他を大小路、向田、永利、高城というようなふうにやらんとですね、いよいよ高江はもう爆発寸前なんですよ。最初の原電のときなんか議員が逃げておる宿泊ホテルまで行って連れ出すような時代があったわけですから。それは決して革新系の厳しい連中じゃないんです。純粋な農家の人たちなんです。それだけに怖いんです。だから怖いというよりか私はもう度胸がありますからどうということはないですけども、市長の政治姿勢として、そういうふうのやり方がいいのじゃないかという意味でございます。

 大分飛ばしまして、それでは、小・中学校の教育姿勢その原点についていたします。

 教育一筋に打ち込んでいらっしゃる諸先生方に、教育について申し上げるほどの何物も持ち得ない身のほどは十分わかっていましての発言になります。間違っていたら逆に教えていただかねばなりません。

 さて、木元高尚が申し上げる教育とは、人間の生き方の種まき、人間の生き方の種まきだというふうに思っております。一個の人間に志を立て得る性根をたたき込む最初の教えじゃないでしょうか。ただ今、学校では勉強だ勉強だ。この勉強だ勉強だでは、知的の発達はするが人間としての育ちには欠けるところがあります。校長の教育熱心さと時間労働者風の若手教師との意見の違いによりまして、もう校長がうんざりして、定年まであと幾ばくもない、もう若い連中とけんかするよりか庭の片隅に行って校庭の草でも取っておこうかと、もうその定年の日までを事なく済ませようかという気持ちのある校長がおるとしたらという意味なんですけども、これは大変です。

 そこで、校長に希望するんですが、その1点、校長は朝の出勤時に職員室より入って、まず「おはようございます」のすがすがしい朝の出勤第一歩のあいさつ。そして次に、その職員室にちりが落ちているのを気づいたならば自分の手で拾ってもらう。その次には、各教室の周囲を見て回り、乱れた履物でもあったらそれを整理して回ると、これを校長の仕事にしてもらう。極めて低次元のような話ですが、次は子供への3つのしつけです。まず第1点、父母、祖父母へのきちんとしたあいさつを励行させるということです。第2点は、「はい」という返事をはっきりできるようにさせる。3つ目は、自分の脱いだ履物はきちんと片づける習慣を身につけさせる。こうした話では聞く人は、木元の教育とは、あの程度のグレードの高いものじゃないなあと言われるかもしれませんが、私は一つの人間の基本として申し上げた次第であります。教育専門の教育長の御意見はいかがでしょうか。

 実は私は、単純なしつけの経験を申し上げます。恥ずかしいことですが、私は4人の子持ちの女と再婚しまして、4人のうち上2人が女の子でした。女の子には意識して何も言わなかった。下2人は男の子でした。幼稚園の男の子と小学2年ぐらいの男の子でしたが、この男の子には、ある程度1回は殴りもしましたが、徹底して教えたというのは、まず夜布団をとるときにぱっぱこうしてやるから、布団はね、何もごみは見えんけど大変なごみなんだと、そっとして敷きなさいと、もう来る日も来る日も同じことを言って、風呂に入るときもほとんど一緒に入って、まず湯舟に入るときには最後まで足元にお湯をぴしゃっとかけてきれいな状況で入れと、こういう単純な教育をしまして、その幼稚園、小学生の子供が何と二十歳代になって嫁をもらい子ができて去年の夏帰ってきましたが、夜何気なく布団を敷くのを見ておりましたら、本当に20年前に教えた、そっとして布団を敷くんですね、長男の方が。これが一つのしつけじゃないでしょうか。余り大した話じゃないかもしれませんけど、実話として申し上げました。

 それと、4人の子供に、今下2人の男の子に言いましたが、もうその上なんか30代かしれませんが、女の子なんかに言うこともできませんので、こういう教育をしました。自分のうちの仏壇に家内の方の親の写真を、わざわざつくったようなもんじゃないですけども普通の写真をぱっと置いて、「おい、東京帰りだったらね、ぴしゃっと仏壇のあいさつからさしとけ」と、これは私は言わずに家内から言わせることにしてそれも身につけさしたんですが、なぜこれを言いますかといいますと、かつてブラジル移民のあの船、笠戸丸に乗ってブラジルのサントス港に着いた日本の移民の皆さんです。今9万人の移民の日系人の中に5人は国会議員も出ておりますが、あの事件の多いブラジルで犯罪の一番少ないのが日系の移民者なんですね。ブラジルで日本人は一番勤勉で一番正直で一番犯罪が少ないという有名な話なんです。その一番の理由に、日本人は先祖を大事にしている民族だということのようです。恐らく金も地位も要らない、心の高い人間をつくれという日本式家庭教育であったのではないでしょうか、その答えが。私の意見は、教育というほどのものではありませんが、教育者としての教育長の「子育て」の一面としての御見解をお聞かせください。私は、教育のことについてはずぶの素人でありますけれども、このように幼年期からの教育が、教えが大事じゃないかと思っております。

 かつて日本の東京通信工業、略して東通工といいましたね、昭和20年代までは。その東通工で、そこまでは皆さん余りわからんかしれんけども、ソニーですよ、ソニーの井深さん、井深大氏が男一代にして築き上げたあのソニー、もともと東京通信工業なんですが、東通工の井深さんが、なぜか技術屋なんですけども技術の方はもう自分が1人でやって、相棒、相方の例の有名な盛田昭夫さんですか、あの方に事務と経営は任したわけですが、そのソニーの井深さんがあの録音機なんかでも有名でしたね。なぜか教育に非常に熱心な方で、「教育は赤ちゃんのときからだ」と叫んで財団法人幼児開発協会なるものを発足させられた話は、教育界の皆さんは御存じと思います。教育に全く素人の技術屋のソニーの井深さんがなぜそのように教育に熱心になられたかわからんけれども、あの人の経営理念なんかを見ておりますと、頭、心、体のこの3つをバランスよく育てて、学歴より学力が大事なんだと常に言うておられた人ですから、恐らく格好じゃなくて本当の力をつけるためにという意味で幼児開発なんていう珍しい財団法人をつくっておられます。

 そこで私は思うのです。学歴を求めると勉強にスピードが必要になります。勉強にスピードを出せば学歴を手にするための手段にはなると思います。だが人間としての生きる世界の視野は狭くなります。したがって、本物の教育は、スピードじゃなくてゆっくりゆっくりが大事と思うのです。ゆっくりなら何もかもがよく見えて、正しい、公平、公正な判断力を身につけ、知識豊かな人間像ができるのではないでしょうか。勉強は、人をつくるが心豊かな人間はつくれない。今の子供には率先するという点が足りないので、勉強より教育が大事と思うのですがいかがでしょうか。

 最後の質問になりますが、さて、世の親たちは、一言で言いますと、何も教師にならなくてもいいけれども、子供を教育する教育者にはならなければなりません。じいちゃん、ばあちゃん、そして近所の人たちが我が子に注意をするというと、なぜか今の若い母親は、「私の子供だからとやかく言わんでください」というのが現在の母親の風潮ですね。大きな間違いじゃないでしょうか。子供が世の中のいろいろな考え方の違った人生の先輩方よりいろいろな注意、おしかりを受ければ、自分の家庭の母親にない新しい怒られ方、生き方の指針をいただくことにもなるはずです。

 世の先輩方は、例え何も持っていないと思っても一つはみんな持っています。それは言葉です、言葉。例えば人間一人の言葉で人に勇気を与えることもできます。また言葉の内容次第では、幸せを与えることもできます。だから世の親たちは自分一人の小さな狭い幅の考えでなくて、世のいろいろな方々の注意、指導はありがたく受け入れるべきと思うのです。学校現場、教育現場の最前線約490人近い先生のトップに立っておられる教育長への4点の質問として終わります。

 質問は以上で終わりますが、かつて東北帝大卒で東京帝大の学長になりました茅誠司さん。茅誠司さんは、大変月並みな言葉だが、親切、友情、正直、勤勉、これを基本に小さな親切運動を起こされましたね。あれが今のボランティアの始まりなんです。この月並みな言葉をいま一度かみしめたいものであります。

 最近の新聞の調査によりますと、「あなたは親の面倒を見ますか」というこの答えが非常におもしろい。日本人は16%は何とか見ますと。アメリカ人は46%は親の面倒を見ますという、中国人は何と66%親の面倒を見ると。この数字にこそ今の日本教育の欠陥があるのではないでしょうか。

 かつて高江中学校、今ではありませんが、約5年前、昼間の交通事故を目の前に見た。ドライバーはもう血だらけになっておる。それを3メートル前で見た中学校の校長が、なぜか走ってきてドアを開けずにその現場を去ってしまった。どう考えてもわからない。

 片や9月3日の先ほどの私が賦役に行った日に、峰山小学校の女校長が部落民と一緒になって川、田んぼの草取り、清掃に出ていますね。全然受益者じゃないわけですよね。よそから来て、ただ部落民とのつき合い、これがまた子供への教育という意味だったんでしょうが、この交通現場を逃げ去った校長と、せんでもいい田舎の賦役に参加している女校長の態度、がっかりと敬服と両方あります。校長のこの実話を最後に、物が栄え、心が滅びる今日の世相に嘆きを隠し得ませんが、これをもちまして教育関係のすべての質問といたします。

 1つ漏れておりましたので、昭和31年時代に、高江村が村長が始まって2代目の有馬晋介という村長さんがおりまして、高江の600町歩ぐらいの山に360町歩営林署と契約をして木を育て、今こそ値うちはないけど山林を育てて、昭和31年川内市が本当の赤字のころ、大変困っておるころ、その山で川内市を救った事実があります。時の総務課長齊藤忠雄さん、あるいは違っておれば丸田一男さん、あるいは満尾正恵さん、この人たちの時代です。その下に財政係長で中園美弥さんでしたかな。それから文書庶務係長みたいな立場に原田孝成さん、その下に面識もないけど名前だけ覚えていますが、茶圓十三さん、どこか中村方面の人でしたが、こういう人たちが、もう川内が赤字でどうにもならんときに高江の山に登って今度はこれを幾ら切ろうか、これを切って何百万つくろうかというて助けたことは事実なんです。私は議員じゃなかったけど、恐らく森市長はそのころどういう年配だったのでしょうかね。まだずっと入りたてのころだったと思うんですが。

 なぜこれを申し上げるかといいますと、高江の、昭和60年私が初めて市会議員に当選しました、28年かかって当選したんですが、そのときの高江の道路状況です。地元のことだけ言いたくないんですけど、川内市会議員として大きなことを言わないかんですけど、今度だけは言わしてもらいますが、高江の道路舗装率が最下位11番目、道路改良率が10番目か、こういうふうにして仁礼さんの時代に何回も、仁礼市長、越口土木課長に相談して、時には一つ上がったり上がらんかったりしましたが、つい最近の状況を見ますというと、舗装率は依然として最低です。道路改良率は下から1つ上がりまして川内市で10番目です。こういうことがあっていいんでしょうかね、本当は。普通なら言いませんよ。そういう赤字のときに高江の山で助けてやったのが一つ、これに50点上げていいですね。今度は原電をつくってあげた。これで50点、締めて100点満点ですよ。

 そこで、私は妙な物を持ってきていますけど、いつかやったと思いますけど、これは東郷平八郎のビール瓶ですけどね。フィンランド、もう地球のかなたですけども、フィンランドの人は、東郷元帥がバルチック艦隊をやっつけた、ロシアをやっつけた。物すごく喜んだんですよ。何でかというとロシアに近いから、しょっちゅういじめられよったのを日本海海戦によって東郷さんがやっつけてくれたというために恩を感じてこれは去年もらったんですよ、去年。毎年もらうんですけど。本当に東郷さんの写真が今でも入っておるわけですよ。日本人なんか忘れております。外国の人が東郷平八郎、1934か、こういうのを書いてありますが、英語でない、ちょっと読めんところがありますけども、こういう恩を私は忘れちゃならんと、これは恩を売るわけじゃないけど。どうかひとつ森市長さん、市長さんと言わせてもらいます。どうかひとつ高江には特別の考え方で、あんまりね、市会議員が地元地元言うもんじゃないことはよくわかっていますけど、今度は原電の調査に入りますので、特に小さな面もお願いする次第であります。

 大変お騒がせいたしました。



○議長(今別府哲矢君) ここで休憩いたします。

 再開は、おおむね13時といたします。

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            午前11時57分休憩

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            午後1時開議

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○議長(今別府哲矢君) 休憩前に引き続き本会議を開きます。

 ここで、木元高尚君の総括質疑並びに一般質問に対する当局の答弁を求めます。

 [市長森 卓朗君登壇]



◎市長(森卓朗君) 木元議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、職員の勤務態度について、大変申しわけございませんが、少し気がたるんでおるのではないかという御批判でもあります。実を申し上げますというと、入札の前に精査をして上司の決裁を受けて入札当日執行するわけでございますが、いよいよ入札の前日になりますというと、再度間違いないかを担当の方ではチェックをしておるのが毎回の通例であります。そこで違算があったことに気づき、執行の朝ではございましたが、入札の朝ではございましたが、私が登庁いたしましたら、違算をやっとったということで報告を受けましたので、即座にそれは入札はやめろということで指示をしたところでございます。改めて設計精査、見直して後日入札を執行するように指示をしたところであります。大変企業の皆さん方にも御迷惑をかけましたことをおわび申し上げておるところでございますが、積算の中において違算があったことに気づいたということでございます。設計書の作成には細心の注意を払わなきゃならないわけでございますので、緊張感を持ってしっかりとやるように指示を再度したところでございます。なお、いろんな事業がたくさんございますので、私のところに決裁を持ってくるときには常に間違いのないように、市民の指弾を受けるようなことのないように、公平公正な執行をするように常に指示を出しているところでございますが、私の監督不十分で大変迷惑をかけましたことをまたここで改めておわびを申し上げたいと存じます。改めて技術職員に対する技術力の向上についての研修等を充実してまいりたいと思う次第でございます。

 福祉の関係でございますが、在宅福祉アドバイザーの任期が平成11年度末で終わりましたので、12年度につきまして改めて公民会長さん方を通じて推薦をお願いしたところでございます。御案内のとおり在宅福祉アドバイザーは市内に340名、いわば各公民会に一人ずつはいらっしゃることになっております。公民会長に推薦のお願いをしたわけでございますが、4月14日現在、今御指摘の地区につきましては、推薦がまだ上がってきてなかったので催促をしておったわけでございます。たまたま高江地区の方面の関係の方でございましたので、担当の職員が木元議員とお会いしましたときに御相談をして早く、気持ちとしては公民会長さんの方にも声をかけて早く書類を出しなさいということを言ってもらいたかったんだろうと、これは仕事熱心さの余りによって生じたことでございますが、公民会長さんに推薦の依頼をしておりますので、それが来ましたらそれをもって決定するということでございましたので、公民会長さんの方におっしゃるとおり連絡をし訪問し、それをやっておけばよかったんですけど、大変木元議員に対しましても、またその福祉在宅介護アドバイザーの方にも大変不愉快な思いをさせましたことを深くおわび申し上げる次第でございます。二度とこのようなことがないように十分注意するように、特に福祉の関係につきましては思いやりを持って、気配りをしてやっていかなきゃならない大事なものであります。過去にも御指摘をいただきまして、福祉の関係どうもぽかが多過ぎると思っておるんでございますが、職員の熱心さの余りに、木元議員にも御助勢方をいただきたいということで御相談を申し上げたところ、つい公民会長さんにということを忘れて相談をしたようでございまして、行き違いがあったことを深くおわび申し上げる次第でございます。

 次に、原子力発電所の問題についてお尋ねがございました。平成9年度から御指摘のとおり長期発展交付金をいただいておるわけでございます。平成9年度から11年度までは、それぞれこの交付金の適用事業について、適用できる範囲内の事業について財源を充当してまいりました。しかし平成12年度は考え方をまた少し変えまして、長期発展交付金に対する使途の関係、やはり特定財源でございますので、できましたら一般財源でかねてからこの長期発展交付金も使えるようにしてほしいということをエネ庁に対しても要請をしておるわけでございますが、そういう段階にございませんので、長期発展交付金で充てられる維持経費に充てることにして、それから生ずる一般財源をいろんな道路づくりやらいろんな各方面の財源に使っていきたいと、こういう考え方で平成12年度は予算編成をしたところであります。御指摘のとおり長期発展交付金でうまく適合する事業があればすぐそれに向かってやっていくわけでございますけれども、平成12年度は考え方をちょっと変えてやってみたということでございます。13年度につきましては、これから予算編成方針を示し予算編成の段階に入ってまいりますが、御要望のありました、御意見のありました点等につきましては、十分五臓六腑の中にもうしみわたっておりますので、公平な中にも均衡ある発展のために、川内市の均衡ある発展のために配意してまいりたいと、配慮してまいりたいと、かように思う次第であります。

 それから、新しい環境影響調査が始まるというと、その初期交付金か何かあるんではないかということでございますが、これにつきましてはまだ私も今申し入れを受けた段階でありまして、まだそれをどうするかということについては結論を申していないわけであります。結論を申して実際にいろんな関係等が前進なり後進なり出てまいりますでしょうから、その段階で判断をしなきゃならない問題でございますので、新しい交付金の制度については勉強はいたしておりますけれども、今は何とも申し上げられないということを申しておきたいと存じます。

 いずれにいたしましても道路の改良率とか舗装率、非常に後ろからすっとんきろか後ろから2番目だという御指摘でございますので、それらは十分承知いたしておりますので、今後配慮していきたいと思います。ただですね、1号、2号機の建設のときに建設いたしました例えば高江のグラウンド、運動公園、これも先般私も行ってまいりましたが、もう便所のところは草ぼうぼうでカヤが私の背ぐらいの高さあって便所にも行けない。また遊園地もありましたが、水飲み場もありますけれども、草が繁茂してなかなか活用されていないわけですね。地元の皆さん方もゲートボールやらグラウンドゴルフをするからということでございましたけれども、管理を地元にお願いしてあるわけですから、やはりボランティアで何とかできる範囲内でやってもらわなけりゃ、せっかくつくっても意味がないということであります。ましてや先般望楼のところまで私も参りました。舗装を2キロ強いたしておりますが、もう既にその望楼のところに行くまでの道路の舗装につきましても、去年の台風18号の関係もございましたし集中豪雨もございましたので非常に竹やぶになっております。あれではいけないので、やっぱり私の方としても市道でございますので、管理をしっかりしていかなければ人も行かないなあというふうに思った次第でございますが、地元の方におかれましてもまたボランティアに呼びかけたりして少し竹の除去なんかはできるのではないかと、こう思った次第でございますので、整備しても、道路の舗装をしてあっても竹やぶになって通れないというのが池ノ段毎床線。大分除去はされておりますけれども、それからまた池ノ段から土川に行くところも大変やぶが繁茂しておるようであります。いろいろとございますが、市といたしましてもできる限りの維持管理はやっていかなきゃなりませんけれども、整備する以上、道路の新設改良をする以上やはり地元の皆さん方も力を出し合って、知恵を絞っていろいろと御協力をいただかなければ、市で一生懸命やって、市が全部というわけにもちょっといかないのが今日の状況でありますので、御理解いただきたいと存じます。

 以上、私の方にいただきました御質問、以上のとおりでございます。

 それ以外に、本庁舎の玄関の問題についてございましたが、かねてからいつも御提言をいただいている問題でございますけれども、今のところ財源の不如意、また庁舎の玄関については、



○議長(今別府哲矢君) 市長、質問通告外でございますので、答弁は控えていただきたいと思います。



◎市長(森卓朗君) はい、これの問題もいろいろと研究課題であります。

 以上、1回目の答弁にかえさせていただきます。

 [教育長石塚勝郎君登壇]



◎教育長(石塚勝郎君) 木元議員の熱のこもったすばらしい教育に対する考え方をお聞かせいただきまして大変敬意を表します。

 まず、校長の姿勢でございますが、おっしゃるとおりでございまして、校長が地域にあって地域活動等に参加し、地域の方々と一緒になって地域の負託にこたえる学校経営をしていくことは当然のことでございます。校長がかわれば学校は変わると言われますように、学校における校長の役割は極めて重要でございます。特に、教育が社会問題化している今日の学校教育におきましては、校長の人格や力量が厳しく問われているところでございます。

 御意見にありました校長の教育姿勢につきましてはごもっともでございまして、日常どの校長もやっておりますけれども、今後ともさらに校長が自己の確固たる教育理念のもとにあいさつや校内巡視、ちり拾いなどみずから範を示すように引き続き指導を続けてまいりたいと考えております。

 次に、子供たちの教育は、知的ものよりもまずしつけが大事ではないか。「はい」という返事、あるいは部屋を出入りするときの履物整理など幼児期のしつけについて御体験をもとにお話をいただきました。今日の青少年の問題の一因を幼児期からの教育に目を向けるべきであるということは、既に文部省もそのとおり考えておりまして、今後の教育の中で幼児期からの心の教育を一つの重点として取り上げ、これは家庭教育手帳と申しますが、全国の小学校に上がらない子供を持っているすべての家庭に一昨年配って、家庭におけるしつけ教育の徹底を図ろうとしているところでございます。そのためには、学校に上がる前までに教育を分担しますのは家庭でございますので、家庭の教育力が大事であると考えております。先ほどのお話の中に、「世の親たちは子供の教育者である」というお言葉がございましたが、まさしくそのとおりでございます。本市でもその重要性を踏まえまして家庭教育学級の充実等に取り組んでいるところでございます。家庭教育は一応社会教育の範疇でとらえておるんですけれども、子供の様子を一番わかっておりますのは学校と家庭でございますので、両者が密接な連携をとりながら取り組んでいくべき問題でありまして、学校、地域、家庭が相携えて教育することが成果を上げることになるというふうに考えておりまして、校長会等で学校と家庭と地域のルールが一致するように指導をしているところでございます。学校で靴をそろえるように習いましても、帰ったら「ただいま」と言って靴は脱ぎ散らして、かばんは放り出してすぐテレビの前に行ってチャンネルを回し「お母さん、おやつ」と、学校できちっとそろえる子がうちではそろえないというのではルールが一致しませんので、それらを一緒になっていこうというような形で頑張っていくように指導をしているところでございます。そういった意味で今後とも一層指導を続けてまいりたいと思いますので、御協力のほどをお願いいたしたいと思います。

 以上でございます。



◆19番(木元高尚君) 市長から懇切な御回答をいただきまして何も言うことはありませんが、さっきの在宅アドバイザーの件ですけども、言い悪いは抜きにしまして、今までの人は厚生省の許可する介護福祉士、労働省の許可するアテンド士、県が許可する1級ヘルパー、この3つを持っとった女性なんですね。後の人がすばらしくそれ以上の人であるのかなかったのかそこは聞きもしませんけれども、言いましたように、市長があんなにおっしゃったから、もうそれ以上は言いませんけれども、職員のそういう事務さばきの問題だけのことです。

 それから、積算の間違いというのが本当はだれもあるわけですけれども、何としても公の川内市役所という、しかも入札を担当するというこういう場所なもんですから、間違いがあったというのは本当に弁解のしようがないんですが、全く知らない、関係のない東京の知人がそういうことを言うてやるというのも何か変な感じがするんですけども、間違いがあってはならんということを言いたいところです。

 それから、先ほど言いましたように、親の面倒を見るかということで日本人はたった16%、アメリカが46%、中国が66%と、こういうのはすごくやっぱり日本人の体質というか、考え方というか、大変に違ってきておるんだなあと、こういうふうに思っております。さらにそれらはひとつしかと教育者の一つの学問じゃなくて、人育ての中で特にかねて意識しとってもらいたい。ある学校の校長なんかは、「おれはもう住宅を2軒持っとるんだ」と、こういうのを得意になって飲んだ酒場で、田舎のですよ、1軒も家を持てんような人もおる中で「おれはもう2軒住宅をつくっているんだ」というようのは、それは本当だからそう言うんでしょうけれども、何か私は校長なんかが言うべき言葉かなあと。どこのだれとわかっていますけど、それを言う必要はありませんけれども、そういうのも一つの教育指導にしてもらいたい。

 それから、市の何がぜいたくだという意味じゃないんですけれども、いろいろとやっぱり辛抱する、節約するというのは、いろんな方法があると思うんですよ。私が貧乏から経験するというと、ずっと貧乏を始めてから床屋に行ったことがないんですよ。一回も行ったことがない。床屋は高いですからね、一回も行ってない。家内がずっと10年以上してくれましたけれども、もう最近は嫌がって、「もうあなたに金でつもって何十万ですよ、床屋代が」とこう言うもんだから最近は腹が立って、けさも自分でやってきたんですけどね、ちょっと下手をしておりますけれども、辛抱すればいろんなことができると。これはやはり、私も公務員を6年しましたから、何か自分のうちの辛抱はするが職場のぜいたくとはどうしても気概をしっかりせんというとあるわけですよ。だからある同じ公務員の、国家公務員の郵便局員から見ればですね、市役所の職員はもういつも2人車に乗って、あんな2人乗らないかんとですかと、こういう見方もあるし、また実際2人行かなけりゃならん事情もありますよね。この辺の節約の程度というのもある程度、きょうのこれは1人でいいんだとか、これは2人行かんなどうにもならんのだとか、そういうやっぱり節約する部分はあると思いますから、赤字でこそなくても厳しい財政状況下にありますので、小さなことの、よく皆さん今昼間は節電をして電気も暗々としてありますので、そういうのはちゃんとわかっておりますけれども、より一層のやはり節約をするということも心がけてもらいたいのであります。

 それと私は、ちょっと財政が厳しいのに大変失礼だけども、大きな希望というのは、私は少年時代に親がいい先生を、高江にいい校長、いい先生を呼んでくるんだというのをよく聞きよったのが耳に残っているんですよ。そのために若い教師に言わせれば好かんことでしょうけれども、今校長、教頭の住宅を校区内に今大体つくってあるわけですけれども、校長、教頭以外の一般の教師の住宅を校区につくってやって無料で家を貸す。30坪の家に坪40万円、1,200万円。土地は田舎だから七、八百万円で100坪買うて約2,000万円ぐらいの投資をして、一教員に。そして約400人。2、4が8の80億円、これぐらいの投資をひとつよそにはないことを、原電に関して入ってくる金などがあるならば、高江の地元がどうこうもだけども、やはり全体的なやっぱり一つの方法として全国に先駆けて校区内に全先生に無料の家を提供して、はまって情熱豊かな教育をしてもらうと。恐らく時間労働者風の若い先生から見れば、もう5時から先までいたくないとすっと車に乗って帰りたいというのも本音でしょうけれども、教育者という特殊なサラリーマンなんだというような生きがいというか仕事がいを見つけてもらって、時間外に子供が川で釣りをしておる、サッカーをしておる、そういうところにぶらっと遊びにいって「おい、だれ君どうかい」と、あるいはまた夜は父兄のうちに焼酎飲みでも行くとかいうようなことをしてコミュニケーションを図り、子供たちへの勉強でない教育というような面にもひとつ気づかいをしてもらいたいという希望を持っております。もう経済に困るというのにそんな80億円もその学校の教員に家をつくるって大ごとだと言われるけれども、希望としてそういうことを考えております。回答はいただきません。

 以上で私は終わります。ありがとうございました。



○議長(今別府哲矢君) 以上で、19番木元高尚君の総括質疑並びに一般質問を終わります。

 次は、6番池脇重夫君の総括質疑並びに一般質問を許します。

 [6番池脇重夫君登壇]



◆6番(池脇重夫君) 平成12年第3回本会議に当たり、質問の機会を与えていただき深く感謝申し上げます。

 さて、先ほど小辻議員の方から追悼の辞がございましたが、故高崎議員とは、平成9年5月初議席を与えていただいて以来、同じ会派むつみ会の一員として、ともに市政を語りともに行動してまいりました。

 故高崎議員は、市政に対する取り組みは厳しく、多くの輝かしい功績を残されました。志を半ばにしてこのようなことになろうとは、返す返すもただ残念でなりません。これから私たちは、故高崎議員の温厚誠実な人柄と市政に対する信念を心の糧として頑張ってまいりたいと思います。

 心から冥福をお祈り申し上げます。

 それでは、これから総括質問並びに一般質問を、さきの通告に従って御質問いたします。市長並びに当局の明確なる御答弁をお願い申し上げます。

 さて、月日のたつのは早いもので、私も平成9年5月初議席を与えていただきましてから3年半が経過しようとしております。今後もさらに初心を忘れることなく謙虚な気持ちと清新な感覚で、市勢発展のために微力ではございますが努力精進する所存でございますので、議員並びに関係各位の御支援、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 それでは、まず第1点目、過去の質問における総括を行います。

 1点目、特認入学制度について、平成10年9月の議会におきまして、過疎化対策の一環として本制度の導入をお願いしてまいりましたが、平成11年4月から、出会い・感動・いきいき体験スクール事業として、自然環境に恵まれた小規模校区の特性を生かし、学ぶ楽しさと豊かな人間性を培うとともに、学校及び過疎地域の活性化を図る目的でスタートいたしました。初年度、平成11年度は15名、平成12年度は24名の成果を得て、本制度のよさが着実に定着しているところでございます。教育委員会を初め当局等の御努力に対し敬意を表します。幸いにも入学生は伸び伸びと勉強に励み、学力も向上しているようでございますので、今後も学校と地域が一体となって支えてまいりますので、さらなる御支援、御協力をお願い申し上げます。

 2点目、寄田小学校体育館の落成についてであります。

 平成9年12月議会におきまして寄田小学校体育館の建設をお願いいたしましたが、当局の努力により校区の念願がかなえられ、本年9月完成を目指して急ピッチで工事が進んでおります。本体育館は、校区民にとりまして生涯学習、生涯スポーツを通じての健康づくり、福祉の向上、また青少年の健全育成に大きく寄与できるものと確信しております。早速11月上旬は竣工落成式典や近隣3校区によるこけら落とし事業等を計画しております。今後は施設の有効活用と目的達成に努めてまいりたいと考えております。

 3点目、御陵下運動公園とその周辺整備について。

 平成11年6月議会で周辺道路及び運動施設、また緑地、樹木の整備についてお願いいたしましたが、当局の取り組みも早く改善が図られたところでございます。当公園は、スポーツ人口だけでなく、青少年から高齢者まで幅広く利用度の高い多目的公園でございますので、今後も計画的に維持推進していただきますようお願いいたします。

 4点目、オーシャンリゾートせんだい計画について。

 平成11年6月議会におきまして、民間事業によりますゴルフ場を主体としたオーシャンリゾートせんだい計画について、夢のある計画ではございますが、実行性のない本計画を見直しして、新たな地域振興策を考えたらどうかという質問をいたしましたが、市長は質問に対し、第三次川内市総合計画の重点プロジェクトとして進めてきている。バブル崩壊等で事業の見直しは立たないが、決して事業計画を断念したわけではないと言っており、しばらくは様子を見たいと思っているところであるが、私も若干不安に思っている。そこで、13年度から22年までの第三次総合計画の2期基本計画を見直しし、もう少し現実的で着手可能なものを総合計画の中で見出していきたいということでございました。川内市緑の計画の中で寄田、久見崎を中心とした南の海辺ゾーンとして位置づけされているようでございますが、第三次総合計画の見直しに当たり、現実的で着手可能な計画について市長の考えをお聞かせください。

 次、5点目、寄田中学校跡地の有効利用について。

 中学校跡地に焼酎かす残渣処理施設の設置要望がなされ、数回にわたる地元説明会や現地視察等を行ってきました。地元の声は賛否両論ございましたが、環境汚染等の公害防止対策が万全であり、地元貢献策と過疎化、活性化につながるものであればと期待しておりましたが、その後どうなっているのか。経過、現況についてお聞かせください。

 6点目、久見崎川の改修と河口大橋付近の県有地の有効利用について。

 久見崎川の改修につきましては、県事業として平成13年一部改修される見通しで、大変結構なことだと思っております。そこで、河口大橋付近の未活用県有地の有効活用について、当地は景観もよく歴史的にも意義深いところである。また原子力発電所の地元でもあり、市、県内外から見学者も多い。そこで、原電交付金等を活用し一帯の公園化を図り、あわせて船の記念館、売店等を備えた川の駅を建設して地域振興を図るべきだとの質問に対し市長は、内外から原子力発電所展示館や戦国村を訪れる人も多く、また河口大橋付近は潮干狩り等に来る人も多いので、駐車場、休憩施設、小さな特産品等の販売所等ができないか考えており、今後原子力にかかわる交付金等で河口大橋付近にこれらを整備できるように、県有地の払い下げや無償貸し付けについても県と再度協議して土地の有効活用を図り、できるだけ川の駅、海の駅としての構想を立てていく旨の答弁がございましたが、その後、県との協議を通じ県との対応、また川内市の取り組み等について現況をお聞かせください。

 7点目、原子力交付金の地元への配慮について。

 先ほど木元議員から質問がございましたので、簡潔に要望のみにとどめます。

 平成9年から原子力発電施設等立地地域長期発展交付金が交付されるようになりました。平成9年度は2億5,000万円、ことし12年度は3億5,000万円交付されております。そこで、平成9年度は滄浪校区公民館別館、平成10年度は地元地区3町の公民館水洗化、平成11年度は、公民館外壁の塗装工事等をやっていただき、おかげさまですばらしい施設としてよみがえりました。深く感謝申し上げます。

 そこで、今年度交付金の充当計画については、木元議員も述べられたように、学校給食センター約1億5,500万円、そのほか少年自然の家、歴史資料館、市立図書館、中央公民館、校区公民館等の維持管理費に充当される計画になっております。これは交付金の使用についてはできる事業、できない事業、先ほど市長から答弁がありました。足かせが多いために一般財源に充当されたと市長も説明されました。

 そこで、先月8月30日、原電地域3町によります「市長と語る会」が開催されました。その中で、交付金等による地域振興策についてそれぞれの地域から御意見、要望が出されました。原子力発電所と共存しております地元の要望を目に見える形でかなえていただきますよう高所からの御支援をお願い申し上げ要望といたします。

 次、大きな2番目、川内港についてであります。

 川内港については、昨年10月だったと思いますが、重要港湾から地方港湾へ格下げになるということで、運輸省港湾局を初め運輸省、鹿児島県知事等に実情と将来性について説明に行ったり、また近隣の市町村長さん方や企業団体等から署名をいただき要望書を提出してまいりました。今回は、幸いにも重要港湾として残ることができましたが、今後さらに見直しがありますと、ふるいにかけられることが予想されるわけでございます。そのときの決め手は、やはり人、物の物流、荷物等の取扱量が左右すると思います。本市は、市長が今後ポートセールスを今まで以上に展開し、荷物の集積を図るよう努力するということでございました。

 ちなみに平成9年度の貿易実績約63万5,000トン、平成10年の貿易額84億3,500万円、平成10年度出入国者数は1,764人で、年々微増はしておるわけでございますが、その後の貿易状況、特にポートセールス等による新規開拓事業がございましたらお聞かせください。

 大きな3番目、防災について。

 川内市防災については、関係当局の日ごろの御苦労に対し敬意を表するところでございます。

 さて、三宅島の海底火山の噴火で始まった伊豆諸島の群発地震は既に2カ月を超えました。たび重なる噴火、降り積もる火山灰、雨と泥流、そして昼夜の区別なくマグニチュード4以上の地震が500回にも達していると言われております。三宅島では、一部防災関係者二百数十名を残し一般住民全員が避難が終わったということであります。都行政の御苦労、また島民の心痛に対し心からお見舞い申し上げる次第であります。

 さて、9月1日防災の日に当たり、各地では目的に沿ったそれぞれの訓練が行われていたようでございます。東京都におきましては、皆さん御承知のとおり、自衛隊が参加し大がかりな防災訓練が行われました。中には参加した隊員の数や装備、これは装甲車でございますが、等に対し賛否両論の声があっておりました。

 5年前6,000人以上の死者を出した阪神大震災で活躍したのは人海戦術の隊員でございました。また、島原普賢岳火砕流で活躍したのも自衛隊の装甲車であります。自衛隊は国民の生命、財産を守るため日夜訓練に励んでおり、また人員、装備を兼ね備えたプロの集団であります。都知事の報道陣に対する勇気ある発言に賞賛を贈るものでございます。その点川内市は、自衛隊を防災計画の中でしっかり位置づけされており、一市民として心強い限りであります。

 そこで、川内市の防災について、発電所9キロ圏における防災行政無線、戸別受信機2,800台の設置等逐次整備されているところでございますが、防災全般にわたって本当に大丈夫なんでしょうか。平成9年3月、5月に発生した県北西部地区地震、昨年の台風18号等による後遺症はいまだ存在しているところでございます。まだ改善されてなく残っているところもございます。また、先月17日、川内は集中豪雨に見舞われ、国道267号線中郷地区では、車が浸水し通行不能の水害が発生したところでございます。本市は海、山、川に接しており、防災対策は大変でありますが、この際台風シーズンを前に防火、防災、治山、洪水、津波、高潮、台風、地震等各種災害に対し、それぞれの所掌において総点検、再確認していただき、改善すべきは改善していただきたいと思うのでありますが、防災対策についての市長の考え方をお聞かせください。

 大きな4番目、2000年希望ワーク事業について。

 記念すべき2000年に当たり、環境対策事業、文化振興事業、ボランティアNPO育成事業、産業振興事業等市職員によるすばらしい発想の事業がスタートしております。そこで、今回文化振興、校区生きがい事業と産業振興、街なかくるくるバス事業の2点についてお尋ねしたいと思います。

 まず1点目、校区生きがいづくり事業について、限られた財源の中、校区ごと70万円今後3年間にわたり事業に対し補助していくとのことでありますが、地域の方々が事業目的を持って参画していくことは、地域おこし、活性化に大いに役立つものと考えております。そこで、補助金の対象事業も医療福祉の増進、社会教育の増進、文化、芸術、スポーツの振興、環境保全、災害救助活動、地域安全活動、男女共同参画社会形成、子供の健全育成の事業等幅広く助成ができるようになっていますが、19校区それぞれ特色ある事業に取り組んでおられると思うのでありますが、村おこし活性化事業としてどのような事業をやろうとしているのか、校区の反応、また人気事業メニューについてお聞かせください。

 2点目、街なかくるくるバス運行について。

 市内100円均一で循環するくるくるバスが8月1日から運行を始めております。利用された市民の方々の声をお聞きしますと、なかなか好評なようでありますが、一部市民には利用者が少ないという声も耳にしております。また、8月30日の「三町市長と語る会」の中で、市長は、近い将来まちなかだけでなく高齢者が多く住んでいる市郊外、過疎地へも利用できるよう現在検討中であるとのことでございました。早急な実現に向けた計画の検討をお願いいたします。

 そこで、スタートして約1カ月、結果を問うのは酷なようでございますが、現在の利用状況について、1日何名ぐらいで、1便何名ぐらいなのかお聞かせください。また、検討中であります郊外の運行については、何年度を目標に運行手段、方法等について差し支えなかったら市長の考えをお聞かせください。

 次に最後、大きな5番目でございます。

 学校評議員会制度について。

 文部省は、平成12年4月から学校評議員制度の導入を考えておりますが、学校評議員は、保護者や地域の方々の意見を幅広く校長先生が聞くことにより、地域や社会に開かれた学校づくりを一層推進するものであり、学校は、家庭や地域と連携、協力しながら特色ある教育活動を展開するため、幼稚園、小学校、中学校、高等学校等に評議員を置くことができ、委員には、教育に関し理解や識見を持つ者のうちから校長先生の推薦により教育委員会が委嘱するようになっております。ただし、私立学校の場合、学校法人が学校評議員の決定やその委嘱を行うようになっているようであります。

 そこで、青少年による犯罪や殺人、いじめや自殺等悪質凶暴な悲惨な事件が毎日のように報道されております昨今、本制度を導入することにより社会生活のルールや豊かな人間性をはぐくみ、青少年非行防止等地域全体としてとらえ、青少年の健全育成に寄与できる制度であると考えますが、そこで教育長にお尋ねいたします。

 本県他市で本制度を導入している学校があるのかどうか。また、本制度に対する教育長の考えをお聞かせください。

 以上で、1回目壇上からの質問を終わります。

 [市長森 卓朗君登壇]



◎市長(森卓朗君) 池脇議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、これまで本会議で御質問をなさってこられた中で、特認制度の問題、寄田小の屋体の問題、御陵下運動公園の整備等については、要望どおり対処してきているということで、お褒めの言葉まではいきませんでしたが、是ということで丸をいただいたと思っております。

 次のオーシャンリゾート構想、これについてはどうなっているのかと、こういうことでございますが、毎回お尋ねでございますけれども、御案内のとおりバブル崩壊後の厳しい経済情勢、社会情勢の中で企業側といたしましても大変苦しんでおるようでございますが、決して社長も断念したわけではないと、景気の動向を見きわめながらということを申しておられますので、気長にこれは待たんないかんと。しかし難しいんじゃないかと前にも申し上げましたとおりでございます。向こうが断念したと言うてくればそうでございましょうけれども、それはそれとして私も動向を見守っておりたいと思っております。

 それから、焼酎かす工場につきましては、海洋投棄が2001年からロンドン条約の関係から禁止されるんではないかと、こういう危惧をいたしておりましたが、御案内のとおり日本はまだこれを批准いたしておりません。しかしながら、この焼酎業界におきまして自主的に2001年からのロンドン条約の問題を中心とした海洋投棄について自粛していこうということで、みずからの企業が公約をしてきておるわけでございます。もちろん環境庁の指導は、早く海洋投棄をやめなさいという指導でございますが、まだ実際規制はされていないわけであります。しかしながら、近い将来恐らくそうなるであろうということは想定されるわけでございますが、そこで、薩摩郡内の焼酎生産業の方々におきましていろいろと協議をされ、協同組合の発足準備とかいろいろやってきておられるわけでございますが、ここにきまして御案内のとおり景気も大変低迷をしておりますし、プラント建設ということになりますというとかなりの財政投資も強いられることになりますので、いましばらく静観しておられるようであります。ただ、じっと静観しておるということだけではないようでございます。焼酎かすを海洋投棄ということでなくて肥料として再生できないかということで、そういうことも一生懸命検討中であられるようであります。焼酎かすの再利用処理プラントということで考えておられるようでございます。したがいまして、これらにつきましても地元の皆さん方にも始まった場合はどうか御協力をということで要請をしてございますが、いましばらく情勢を見守りたいと思っておりますので御了承いただきたいと存じます。一つのこの海への投棄についてもございますが、焼酎業界におきましても今2回増税がなされておりまして、あと3回目の増税がもう目前に控えておるわけでございますが、こういうものを含めながらいろいろと財政投資を、建設投資を考えておられますので、一気にというところまでいかないような、そのときから情勢の変化が少し出ているということを御理解をいただきたいと存じます。

 次に、河口大橋の関係の御質問でございますが、これにつきましては旧高江村といえば何でしょうけれども、3つの校区の皆さん方、この3校区を1つのものとして考えまして、何か一つ地域住民の皆さん方のためにすぐ役立つような、そういうものができないかどうか、第三次川内市総合計画の中ではなかなかいきませんでしたものを第四次の総合計画策定に当たって今検討しているわけでございますが、やはり河口大橋付近におきますハマボウの自生地や久見崎軍港の跡地、それから川内川の河川敷等におきます潮干狩り等相当を含めまして何かここに原電交付金でもって、長期発展交付金でもっていろいろと整備ができないかどうか。一気にはできないかもしれませんが、そういうものができないかどうか検討を今させておるところでございますが、やはり第四次総合計画、あるいは実施計画の中に盛り込んでいかなければですね、県も川内市が具体的にそういう実施計画をつくってまいったら相談に乗ると言っておりますので、その基本となります総合計画実施計画の中に盛り込んだものを県と相談をしてまいりたいと存じます。いろいろと絵はかいて一つの漠然とした構想というのはもう持っております。絵もかいてありますが、これをやはり総合計画の中に乗せていかんというと簡単に県も県有地をということにならないようでございます。したがって、いろいろと先ほどから木元議員の御質問もありましたが、さらに池脇議員の方から熱い燃えるような思いを申しておられます。私ども四次総合計画の中で何か自然条件を生かした地域振興策ができないかどうか、こういうものを含めまして検討を進めてまいりたいと存じます。御理解いただきたいと存じます。

 それから、川内港の問題につきましては、ポートセールスを今一生懸命やっております。いろいろと石材を輸入したり、あるいは砂を輸入したり、そのほか麦わら等の輸入もやっておるわけでございますけれども、中国の常熟のみならず中国を含め、あるいはまた韓国を対象に一生懸命ポートセールスをいたしておりますし、既に企画課の中にポートセールスの担当を、専任の補佐を置いて営業させております。四十数社に及ぶ訪問をいたしましていろいろと助言等もいただきながら、ヒントをいただきながら今日に来ておりますので、できるだけ港が活性化し定期航路ができるように努力をしてまいりたいと考えておるところであります。

 新幹線の整備も着々と進んでおりますが、いよいよレールをどこから運んでくるのか、電車はどこから揚げるのか、そういう話題に今日なっておりますが、ぜひ川内港から陸揚げをしてほしいという要請を議長とともにやっておるわけでございますが、そういう内航の活用も考えながら港がにぎわうようにポートセールスにはさらに一段と努力をしてまいりたいと。したがいまして、今回10月の下旬には本年度の経済調査団を中国の常熟に派遣いたしますけれども、経済的にまた会社経営で実力のある、実際に企業経営者の第一人者の方々にスタッフとして入っていただき、ポートセールスをしてきていただきたいと考えておるところであります。

 次に、防災対策についてでございますが、210日が過ぎて220日が過ぎました。ここまでのところことしは大きな自然災害がないわけでございますが、部分的には1時間71ミリを超える、所によっては九十何ミリ記録したと言われております局地的な集中豪雨はあったわけでございますが、幸いにいたしまして昭和30年代、40年代のような大きな災害にならないで大変助かっておるところでございます。いよいよこれから台風14号がどうなりますか、15号の後を追っかけてきとったわけでございますが、これらは大変勢力が強いようでございますので、今行く末を案じておるところでございます。台風シーズンでございます。雨を持ってきますというとまた集中豪雨による災害、また台風によるちょうど稲穂が出たところでございますので、水稲、野菜、果実に大きな被害が出なければいいがと案じておるところでございます。

 そこで、防災体制でございますが、防災体制の中で、第一線で職員並びに消防団の皆様方、地域公民会の防災関係機関の皆さん方が努力をしていただくわけでございますけれども、特に消防団員の兼務をしております職員が七十数名おりますけれども、こういう職員につきましてはできるだけ消防団員の詰所に詰めるように強化体制を、消防団の方の強化体制を図ったところでございます。地震と違いまして雨、台風の場合は予測がある程度できますので、万全の構えを、体制をとっていくように今職員にも督励をしているところでございます。全般的には、御案内のとおり防災訓練がございました前後におきましてポンプの点検、水門の点検、あるいは堤防の弱いところの点検、あるいはまた地域の防災の話し合い等もう既にやっておりますし、ポンプ等はさきの局地的な集中豪雨で運転をやっておりますので、万全の体制をとっておるつもりでございます。あとは緊急の場合の連絡体制、これが屋外の防災行政無線だけでは足りません。原発から6キロ以内の地域には戸別に有線放送戸別受信機を配置してございますが、今後来年の3月までの間に9キロ以内についての戸別受信機等を整備してまいりますので、逐一体制がとれていくものと思っております。そのほか治山事業によります今工事等も行っておりますが、まだ台風18号によります災害を受けた箇所等についても復旧が終わっていないところもありますので、できるだけ早く整備が終わるように努力をしてまいりたいと存じます。総点検はもう全部5月、6月の初めまでに一応は終わらせております。市民の皆さん方が御安心されるように、緊急の場合の体制についてはさらにさらに緊張感を持って職員に執務するように督励をしてまいりたいと存じます。

 次に、2000年希望ワーク事業について、ことしから試みとして地域の活性化、自分のところの地域は自分たちで考えて、そして活力ある地域社会をつくっていこう、その中でお互い親睦を図りながら、連携を密にしてお互いに共存共栄の中で生活していこうではないかということも含め、またこれまで先学、先達の方々が築いてこられましたいろんな郷土民芸、芸能、あるいはいろんな知恵についての継承、伝承をしていく必要がございます。そういうものを含めまして生きがいづくりのための2000年希望ワーク事業をスタートさせたわけでございますが、それぞれの個々の各校区の内容等については、主管の部課長から説明をいたさせます。やはり郷土民芸、芸能関係等のいわゆる発掘、そしてそれを伝承し、若い次の世代にしっかりと立派なそういう文化財的なものは受け継いでいくように、そういう事業が多いようでございますが、詳細については後ほど報告をいたさせます。

 くるくるバスにつきましては、御案内のとおり1カ月間で7,000人を超えまして、もう既に8月10日現在では恐らく8,000人を超えておると思いますが、後ほど詳細な数字については御報告申し上げます。大体1日の平均、1台の平均は11人でございます。1台の乗車率は11人ということで8月の実績でも出ております。非常に東西両方から回りますバスは利用されていると思っております。1万人になるのが何カ月かかるだろうかと当初思っておりましたが、恐らく早い時期でございますので、今これは私の発想でございますけれども、職員に指示しておりますが、1万人目のときはとりあえず1万人目の乗車の方に何かプレゼントでもできないかと、こういうことを言っておるんでございますが、入館される場合は1万人が把握できるけれども、どこで乗られるかわからないので、市長それは難しいと言っておりますので、研究させまして、せめて5万人か10万人のときはですね、そういうこともできるんではないかと。恐らく1年間この来年の3月までやってみますというとですね、恐らく5万以上、六、七万はいくんではないかと、かように思っております。それだけはまたバス会社の委託料は少なくできるわけでございますので、これは楽しみにしているところでございますし、非常に住民の皆さん方の足になっているんではないかと思っています。

 そこで、お尋ねの郊外の過疎地の住民の皆さん方の足はどうしてくれるんだということでございます。プロジェクトチームをつくりまして、今、福祉の課長補佐を中心に一生懸命検討しております。在来線のバスを利用してのバスの助成のあり方、あるいはまた1週間に2回でもいいから日を決めて、いわゆる郊外のいろんな部落公民会から公民会、地域から地域を結ぶマイクロバスでいいから、大型車は要らないから、小型でいいからそういうのを回していただきたいという要望もいただいておりますので、そういうものを含めながらですね、路線バスが走っているところだけでなくていろいろと回っていけないかどうか。できるだけ高齢者の皆さん方の便宜を図り、そして出無精不足の解消につながるように考えております。それにはまた一つ財源が必要でございますので、これについてはスクラップアンドビルド方式で、何か新しい事業を取り入れるというと、もう少しこれまで目的を達成したような補助事業については切りかえていかなけりゃいけないと、こういうことも考えて財源まで裏打ちをしたプロジェクトのまとめを私に答申されたいということで今やっておるところでございます。できるだけ早い機会に議会の皆さん方にも報告申し上げ実施できるようにしてまいりたいと。ただ来年、バス会社等のいわゆる営業関係で規制緩和がなされるということを聞いておりますので、これらとの関係もありますし、既存のバス会社だけでなく他のレンタカーとか貸し車をしていらっしゃるところ、あるいはタクシー会社等もこういう事業に参画ができるようなふうになっていくのではなかろうかと思もいますので、来年4月とはちょっと難しいかもしれませんが、来年度中には発足できないだろうかと、郊外についてもできるだけ早く考えていくように今督励をいたしておるところでございます。

 以上、1回目の池脇議員の御質問に対する答弁とさせていただきます。あと補足は部課長の方からいたさせます。

 [教育長石塚勝郎君登壇]



◎教育長(石塚勝郎君) 学校評議員制度についての御質問でございました。今回、文部省が学校教育法施行規則の一部を改正しまして新しく学校評議員制度をスタート、この4月からスタートできるようにしたものでございます。

 この評議員制度は、中央教育審議会が10年9月に行った今後の地方教育行政のあり方についての答申の中で提言したものでございまして、学校が保護者や地域の方々の意向を十分把握し反映するとともに、地域の協力を得て学校運営が円滑にできるようにしようとしたものでございます。校長が行う学校運営に学校外の有識者の意見を幅広く聞き、必要に応じて助言を求めることによって学校が地域に開かれ、今まで以上に地域と一体となった特色のある学校をつくっていこうというのが期待されているわけでございます。ですから一方では、学校は地域に対して学校の運営について説明の責任を果たしていくということになるわけでございますが、御承知のとおり学校には現在PTAの組織とか、あるいはいじめ対策何々委員会とかいろんな組織がございまして、そういった組織との関係をどうするのかとか、あるいは学校経営が難しいのでどうしても評議員のような校長に協力する組織が必要な学校と、もう学校の規模も小さいし、あるいは地域と非常にうまくいっているので、そういう委員会は要らないという学校もあるだろうと、そういう実情に応じて考えるようにということで、この評議員制度は必置制ではなくて「置くことができる」という形になっているわけでございます。

 県教育委員会は、ほとんど高等学校を抱えておりまして大きな学校でございますし校区も広いので、この13年の4月から県立高等学校では発足させようという方向で準備をしているようでございます。県内では、大島の名瀬市がこの12年4月からスタートをいたしております。川内市におきましては、先ほど申しましたようないろいろな組織との関連とか、あるいは財政措置の問題とか、あるいは各学校の小・中学校26校の必要性、あるいは要らないかといったようなことなどを細やかに検討しながら現在研究を進めているところでございます。県の教育長会におきましてもそれぞれの市町村によって違いがあるということで、これをテーマにして研究をいたしておりますので、そういった動きやら、県や国の動きと対応しながら川内市で最もふさわしい形で発足できればということで研究をいたしておりますので、そのように御理解をいただきたいと思います。

 なお、評議員制度でございまして、評議員会制度でないわけでございます。それはどうしてかといいますと、必ず会をもってその会の決定に従って動くというのではなくて、評議員が5人おられればその5人から意見を聞けばいいんだというような発想でございますので、会の決定に校長が従うという意味でないので評議員制度となっておりますので、御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



◎教育部長(伊豫田輝雄君) 池脇議員にお答えいたします。

 いわゆる校区生きがいづくり事業の進捗事業、また現在までの実態はどうかという御質問でございますけれども、御案内のとおり、生涯学習としての校区生きがいづくり事業として位置づけた事業でございます。これは基本的には校区の課題であるかどうか、それからこの課題をみずから解決あるいは検討、研究する事業であるかどうか、さらには継続性がある事業であるかどうかということを要件として決定させていただいております。

 現在までの校区生きがいづくり事業、いわゆる2000年希望ワーク事業でございますけれども、各校区の生涯学習振興会で協議されまして23の事業が上がってきております。

 内容を見てみますと、文化、芸術の振興を図る事業といたしまして、例えば寄田校区の棒踊り、育英校区の太鼓踊り、城上校区の太鼓踊りなど6校区がこれに該当するものではないかというふうに見ております。これらに関する事業で郷土伝統芸能の継承、あるいは太鼓や衣装の購入及び成果発表に使用されているようでございます。また、自然を生かした環境の保全を図る事業といたしまして、例えば平佐西校区のふれあい田んぼ事業、吉川校区の児童減対策事業、高来校区の高城川まつり、それから湯田校区の風倒木を利用した森林保全を図る事業等々がこれらに関する事業であるかと思います。また、校区をPRする事業、これが例えば平佐東校区のあさひ元気市事業、隈之城校区の新民謡の創作事業、西方校区の特産品販売所設置等5校区がこれに該当する地域おこし事業を行っております。その他青少年健全に育成するもの、花いっぱい事業あるいは世代間交流事業等それぞれ校区の特色を生かしながら課題を見つけ、解決のために知恵を出す話し合い活動が持たれているようでございます。みずからの地域はみずからで何とかしようとする市民意識の向上を醸成する目的が浸透しつつあるのではないかというふうに我々も評価をしているところでございます。結果が具体的に見えてくるかどうかわかりませんけれども、見えてくるだろうということで、自立した校区づくりのためにこの事業の意図する「まちづくりは人づくり」ということを今後も推進していきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◆6番(池脇重夫君) それでは、2回目の質問をいたします。

 オーシャンリゾート川内計画の見直しについては、先ほど市長の方から答弁いただきました。その後変化は企業側にしてもないようでございます。ただ、北の海辺ゾーンと南の海辺ゾーンを結ぶルート、これは川内市の大きな観光資源であると考えております。おかげさまで先ほど市長の方からもちょっと説明がありましたが、天狗鼻のこれも約半分ぐらいでしょうか、逐年整備されております。ちょうど天狗鼻の望楼台、あそこまでは十分行けると。ただし先ほどもありましたが、草等が生い茂って整備の状態がちょっとまずいと。地元ではやるべきなんでしょうが、地元もやはり高齢者の地域でございまして、なかなかそこまで手が回ってないというのが現状でございます。全線完了までにはあと二、三年かかるのじゃないかなと思っておりますが、天狗鼻の公園化とあわせて総合四次計画での新たな振興策、これは前回市長も申されておりました。ひとつ盛り込んでいただきますように期待しておきます。

 次に、寄田中学校跡地の有効利用でございますが、これは過去を申しますと、残渣処理施設、これを建設してくれと、これは市長も答弁がございましたが、ロンドン条約で海洋投棄ができなくなるんだということでございました。この施設を中学校跡地にということで打診もあったわけですが、その後についてですね、住民との情報の交換が全然ないわけであります。話はあったが、その後なしのつぶてであるということで、地元民はどうなっておるのかなという不安もありますし、やはり「今こういう状況です」というような情報の交換、これも必要じゃないのかなと、私はそういうふうに思っております。そこで、当中学校跡地はですね、地域にとりましても将来に向けた地域活性化のための重要な場所でございます。何をするにしてもあの地域は脚光を浴びる地域であるというふうに考えております。そういうことから地域活性化につながる、本計画だけでなくてですね、新たな計画等も進めていっていただきたいということでお願い申し上げます。

 次、河口大橋付近の県有地の有効活用でございますが、先ほど市長から答弁いただきました。漠然とした計画は持っているということでございました。県有地付近一帯はですね、この前も議員の方々に配付があり、市長もおっしゃいました川内市天然記念物のハマボウの自生地でもございます。県道を挟みまして久見崎川のほとりというのはいっぱい群生しております。この計画の実現に当たりましてはですね、地元住民の期待も非常に大きゅうございますので、早期の実現ひとつお願いしたいと、そういうふうに考えております。

 次、川内港についてであります。ポートセールス等も積極的にやっているということでございます。幸いでございますが、そこで、お隣の志布志港についてちょっと紹介してみたいと思います。

 これは7月26日付の南日本新聞に記載してありました。鹿児島県が南の国際物流拠点都市として整備を進めている志布志港の外国航路コンテナは取扱量が急増している。3月ごろから大幅に増加し、5月までで既に昨年1年間の倍近くになっているそうでございます。増え続ける荷物に対応するため、国内最大級コンテナリフト2台目を導入したということでございます。また、県もコンテナ増加に対応するため新たにコンテナヤード5,830平方メートルの整備に着手しており、10月までには供用開始する予定であるということでございます。川内港もこうなりますと微増は許されないわけでございまして、やはり隣はもう二、三カ月ぐらいで昨年の倍ぐらいに達しておるということでございます。

 また、8月19日南日本新聞にこれもよりますと、現在の中国、台湾、香港路線に加え中国と志布志間を結ぶ新たなコンテナ航路ができましたということを報じております。我が川内港も4大プロジェクト事業の一つでもございますし、川内を初め県北薩地域の発展のために重要な港でもございます。国や県と連携を密にして港湾及び施設等の整備を図るとともに、ポートセールスをさらに積極的に進める必要があろうと思います。再度市長の考えをお聞かせください。

 次、防災について市長の説明がございまして、まず川内市は大丈夫だという感触も得たわけでございますが、私たち災害が発生するたびに多くの教訓を学びます。ああこうなのかと、こうしとけばよかったなと。災害の怖さをまた認識するわけでございます。防災は事前の対策が大事であると私は考えております。市民が安心して暮らせる災害に強いまちづくりにさらに努力していただきますようお願い申し上げます。

 次に、校区生きがいづくり事業でございます。校区の反応は非常によろしいということでございます。人気事業等については、やはり伝統継承、芸能保存、そこあたりが多いようでございますが、ちなみに私たち寄田校区の場合をちょっと紹介して見ますと、寄田校区の場合は、伝統芸能保存三尺棒踊りで運用さしていただきました。そして子供の衣装等をそろえたところでございます。ことしは幸いにも東京川内会10周年にお招きをいただき、その中には特認入学生を含む小学生から70歳を超える高齢者まで、その中には親子三代で参加し踊りを披露して好評を博したところでございます。今後もこのような取り組みが特色がある地域の活性化の一助となればと期待しております。よろしくお願いします。

 次、街なかくるくるバス運行事業についてであります。これについては大体今7,000名と、延べ7,000名ぐらい、1日11名ぐらいが平均だということでございましたが、市長の方から10万に達したときは何かプレゼントでもという発想もお持ちのようでございます。

 次、第2項目、郊外の運行についてであります。これを私は期待申し上げておったわけでございます。年度についてはいつかということはわかりませんが、近い将来できる、そういうことになろうかとお願いしたいわけでございます。手段は在来バス等を利用する。月数回に分け、方法としましては、集落から集落をつなぎながらやっていく、大変すばらしい計画になるんではないかなという気がいたします。スタートして本事業は1カ月でございます。さらにPR等に努め、利用者の拡大を図っていただきますようにお願いいたします。

 郊外の運行についてでございますが、これは私の希望でございますが、計画実現までの間、これはいつ導入されるかわかりませんが、それまでの暫定処置といたしまして、川内市がイベント行事として花火大会とか大綱引き、はんや祭り等実施するわけですが、そのイベントに合わせた臨時のバス運行ができないものかと私は考えております。と申しますのも、今年8月22日花火大会がございました。そのとき林田バス会社の好意で臨時バスを運行していただきました。土川、寄田、久見崎、高江方面、県道43号線で利用者は40名ぐらいだったと報告を受けております。利用者の中には、花火を見て帰る車中で感激の余り冥途の土産になったと喜んでおられた方もいらっしゃったそうでございます。過疎地は、高齢者も多く交通の足の確保も難しく、また運賃、料金も1,000円以上かかる地もございます。そこで、川内市のイベント行事を見たくても見に行けない過疎地の方々に割安の料金で1日を楽しみ、生きがいが実感できる夢の施策を、くるくるバス運行までの暫定処置としてできないものか、再度市長の考えをお聞かせください。

 次、学校評議員会制度についてでありますが、本制度は、子供の生きる力をはぐくみ、健やかな成長を促すために地域が一体となって特色ある教育活動や、子供たち一人一人の個性に応じたきめ細かな指導が大切であります。学校評議員制度は、学校、家庭、地域が手を携えてよりよい教育の実現を目指すとともに、学校の自主性を高め、校長先生が地域の声をさらに把握しながら適正な学校運営を行おうとしていくものであると考えます。そのとおり教育長の方からもお話がございました。学校評議員の導入により、地域に信頼される特色ある学校づくりを進めていくことができると思います。本制度の導入によってすばらしい学校育成のためにひとつ前向きに検討していただきますようにお願い申し上げます。

 これで2回目の質問を終わります。



◎市長(森卓朗君) 2回目の御質問でございますが、焼酎かすの処理関係にかかわる寄田地区の問題でございますが、なしのつぶてであるということでございます。大変遺憾に思っております。早速企業者側とも連絡をとってですね、地域の皆さん方に経過を説明するようにさせたいと存じますので、お許しをいただきたいと存じます。

 それから、川内港の問題、志布志の方はもう一生懸命県が真っ黒なってやっておるわけです。というのは、隣の細島港にですね、荷物がどんどん、どんどんそちらの方に流れて、宮崎県の方に行くような状況にあるようでございます。しかし反面、この西海岸の方についてはもう川内市任せであります。何とかですね、自分たちのまちのことは自分たちの手で頑張っていかんないかんということで今ポートセールスをやっております。新聞でも私も見て承知しているわけですが、先般、この港は効果があるのかどうかということで県の審査会にもかかりましたが、川内港は重要な港湾であり、これからも鹿児島県の産業振興発展のために必要な港であるということでお墨つきをいただいたところであります。

 ただ、いろいろとポートセールスをして回りますというとですね、言われるのが、川内港を見てみたけれどもコンテナヤードがない、それからコンテナをおろすクレーンがない、倉庫がないじゃないかと、こういうことを言われるわけです。県の港でございますので、県の方でこれらの整備を第一義的にはやっていただかなきゃならないわけですが、県に言わせますというと、まず荷物がそれだけ集まるか、起債を起こしてそれをつくった場合に利用があってペイできるかどうか、先にその話から出ます。鶏が先が卵が先かということになるわけでございまして、そう言わずに何とかまず設備をしようじゃないかと。先般、鹿児島商工会議所の会頭が、県内の国際貿易航路開設の協議会というのがございますけれども、この席上で、川内港についても新品が何億もかかってクレーンができんようであれば、中古でも買ってきてつけてやらんないかんじゃないかと、こういう大変いい発言、ヒントを述べていただきましたそうでございますが、先般、鹿児島県は、コンテナが志布志の方は荷物が多いので、既存のコンテナのほかに中古のコンテナを持ってくるようにしたということが新聞にも載っておりましたが、これもぜひ県の方にも県議を通じましてぜひ中古でもいいと、やはり備えておかなければ、なかなかいざというときに間に合わんと、こういうことでございます。

 実はちょっと話はそれますけれども、新幹線のレールを上げる話を先ほどいたしました。もう2年ぐらい前から調査を鉄建公団九州新幹線建設局はやっておるんだそうですね。その話をちらっと聞きまして本社の方に参ったわけでございますが、局の方に参ったわけでございますが、2年ぐらい前から調査したら、八代港と鹿児島港、それにその次にいいのが水俣港と、川内港は今申し上げましたとおり何もないじゃないですかと。だから川内に陸揚げする考えは持っておりませんと、こういうことでございまして、「いや、そういうものはね、自走式のクレーンがあるから今固定でなくてもいいだ」ということで反論をして帰ってきました。いろいろと運輸省のこの3月まで港湾局の審議官をしておられました方が、たまたま鉄建公団の方に今回理事としてお入りになったわけでございますが、その方にもお話は伝わったとみえて、先般川内市に連絡なしで川内の港を見にみえまして、何とか新幹線の話は前向きに検討しましょうというところまで来ておるようでございますが、これをとっても御案内のとおり、まずそれがなければだめだと、こう思いますので、今後中古のそういうものも県に要請してぜひつくっていただくように、そういうふうにポートセールスをしながら、企業側が言うのがそうだそうでございます。今上屋が1戸薫蒸倉庫は民活でやっていただきました。何とかポートセールスの最も重要なセールスの第一ポイントでありますので、それらを努力していくようにしたいと、かように思っております。

 防災については、災害に強いまちづくりを私も提唱しておるわけでございますので、全力を挙げてまいります。

 最後になりますが、くるくるバスに関連して、いろんな大きな市のイベントがありますときは、過疎地域、郊外の方にも車を回してほしいという要請でございます。第一義的には、旅客運送法あるいはそれに類じた法律があって、市のマイクロバスをただ単純に回すというわけには営業の関係で規制されておるようでございます。したがって、民間のバス会社の方に私どもの方からそういうイベントがあります前にですね、ぜひ一応路線バスを走らせてほしいという要請はしていかなけりゃいけないと、かように思っております。

 暫定的な措置はできないかということでございますが、先ほども申しておりますとおり、来年は規制緩和がなされるということでございますので、その規制緩和に合わせまして郊外のバスのくるくるバスもそちらの方に回れるようにできないかということで、今結論は今年じゅうにしろということでプロジェクトの方にはテーマを投げかけてありますが、財源の見通しも立てながら両方考えて提案をしてくれと言っておりますので、早い時期にできるだけ郊外の皆さん方にもまちに来ていただいて買い物をしていただき、あるいはまたお医者さんに、あるいは健康づくりにバスを利用していただくように配意してまいりたいと、かように思っておりますので、今しばらく御猶予賜りたいと存じます。



◆6番(池脇重夫君) 以上で質問を終わりますが、当局の明快な答弁、御回答ありがとうございました。総括質疑及び一般質問をこれで終わります。ありがとうございました。



○議長(今別府哲矢君) 以上で、池脇重夫君の総括質疑並びに一般質問を終わります。

 次は、14番上薗幸近君の総括質疑並びに一般質問を許します。

 [14番上薗幸近君登壇]



◆14番(上薗幸近君) 大変御苦労さまでございます。

 故高崎伸一議員の御冥福を心からお祈りいたします。合掌。

 早速事前通告に従い、私の意見を交え市長の所見を伺ってまいりたいと思います。

 私たちの地方の財政は、当分税収の増が見込まれない状況が続くようであります。そのことは大変に厳しい台所事情になることになります。そのため本市が取り組んでいる行政改革、財政健全化への取り組みを実のあるものにしていくことを、これからの行政経費を市民サービスの維持向上の努力もしながら、片方で抑制しなければならない努力の中で施策の重点化が要求されるところであります。これらのことを念頭に置きながら、今回は以下4項目について質問してまいりたいと思います。私の考え方も発表しながら市長の所見を伺ってまいりたいと思います。

            午前から午後にかけての質問に少しダブる部分があろうかと思いますが、できるだけダブらないように努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 1項目めは、本市の第三次総合計画の第2期分を見直し、平成13年から平成22年までの10カ年間の第4次総合計画を策定するに当たり、本市のあるべき姿を何に求め、何に重点を置いた施策にするのかお伺いいたします。

 2項目めに、今取り組んでいる行政改革、財政健全化への進行管理状況について点検、検証してみたいと思います。

 3項目めに、バランスシート導入についてであります。その必要性と活用方法について、そして今後の課題は何が考えられるのか問うてみたいと思います。

 4項目めに、新幹線開通に伴う在来線第三セクター化について、本市はどう対応していくのか市長の所見をお聞きしたいと思います。

 以上、4項目について順次質問してまいります。

 それでは、まず1項目めであります。

 本市は、第三次川内市総合計画を平成3年7月に20年間のスパンで策定をいたしております。その前半であります第1期基本計画を、本年平成12年までの10カ年間のまちづくり指針を定め各事業を進めてきたところであります。途中平成5年には、川内地方拠点都市地域に指定がされたこともありまして、本市を取り巻く情勢が変化したことで、上期、下期それぞれに国県との計画の整合性も図りながら、基本計画を改定あるいは策定の見直しをしながら今日を迎えたところであります。この間大学の設置事業、福祉の里整備事業、総合運動公園事業、一般廃棄物処理施設事業、上水道拡張、公共下水道整備事業等々多くの施策を推進してきたところであります。

 午前中の質問の答弁で、平成13年度の単年度予算配分を中心としたものの中で、安心、安全、防災、環境、福祉など全般にわたっての基本的な考え方をお聞かせいただきました。それらにのっとった今後の構想としての市長の重点施策についての考え方であります。すべてにわたって重要な施策であります。全般にわたって同等に力を入れていくのが大変難しいと考えます。第三次の総合計画の中に今後の課題として、第三次川内市総合計画との整合で重点投資分野の必要性がうたわれております。その総合計画では、都市空間整備構想の中で市の地域を11のゾーンに分け、それぞれのゾーンに目指すべき方向性を設定しています。施設分野別においても、住みよいまちを9分野、うるおいのあるまちを5分野、活気あるまちを5分野で、合計19分野に発展の方向性が示されております。しかし、限られた財源の中でこれらをすべて実施させていくことは極めて厳しい状況にあるともしております。このため今後の社会経済情勢や本市の財政状況を考慮し、この後の総合計画の策定に向けては、この計画と行財政改革との整合性を図りながら重点投資のあり方が問われてこようかと考えます。

 本年策定に取り組んでいる第四次総合計画は、その第三次総合計画の後半であります第2期基本計画の10カ年の基本構想を、本市を取り巻く情勢を総合的に判断、分析し、全面的にこの総合計画の見直し作業に取りかかっていると理解をいたしております。そういうことであれば今後の世情に合った構想になろうかと考えます。先ほども申し上げましたけれども厳しい財政事情であります。財政健全化を鋭意推進中であります。特に政策的、投資的事業については、公債費比率、起債許可制限比率など本市にとって厳しい状況の中での策定であります。市長を初め財政を預かる職員の苦労が目に見えるようであります。

 以上申し上げ、第三次川内市総合計画の第2期基本計画見直しを全面的にし、本市の第四次基本構想今後の10カ年を策定するに当たり、本市のまちづくりのあるべき姿を何に求め、重点を置いた基本構想とするのか市長の所見、考え方をお聞かせいただきたいと存じます。

 次に、大きく2項目めであります。

 本市の重要課題の一つであります行政改革、財政健全化の取り組み、進行管理状況について、市長の所見を伺ってみたいと思います。

 まず、行政改革の進行状況からお聞きしたいと考えます。本市の行政改革の経緯につきましては、平成8年3月に策定をしております川内市行政改革大綱に基づき、平成8年度から平成10年度までの3カ年間実施をしております。その内容は、1つに、事務事業はどうか。1つに、組織機構についてはどうか。1つには、定員管理は適正になされているか。1つには、職員の能力開発などの推進はどうか。1つには、情報推進などによる行政サービスは向上しているのか。1つには、公共施設の管理運営はどうか。この6項目について具体的取り組みがなされ、現在はそのことに引き続き平成11年に策定をしました平成11年度から平成13年度までの行政改革実施計画に基づき計画を推進中であります。

 そこで、まず、平成8年度から平成10年度までの3カ年間の行革大綱の取り組み成果でありますけれども、その実績と評価につきましては、既に昨年、平成11年6月段階で行革大綱処理状況報告をマル・バツ・三角方式でいただいておりますので一応はわかります。ただし、その平成8年から継続実施中のものもあり、そして一部手直しをしながら現在に至っているものもあろうかと思います。それらを含め現在進めている平成11年度から平成13年度の行政改革大綱の実施計画の進行管理状況と実施見通しについて、どのように分析、検証をされているのかお聞かせいただきたいと存じます。これがこの項での1点目であります。

 次に、この項での財政健全化についてであります。

 平成11年9月13日発の川内市財政健全化計画の進行状況の資料を参考に、財政健全化計画の進行管理状況についてお聞きをいたしたいと存じます。計画目標である適正財政規模目標と経費削減等目標について、この中から幾つか拾い上げてお聞きをしたい。

 まず、適正財政規模目標でありますけれども、前回、本年の3月議会の中で、普通会計市債残高について平成14年度末目標数値見通しと考え方をお聞かせをいただいております。市長の答弁、分析のあり方について私は少し違った見方がありますけれども、今後時間が流れる中で、時期を見て論議をしてみたいと考えております。

 今回は、経常収支比率の80%以内、公債費比率の16.4%以内、この2項について、目標達成は大変に厳しい状況にあると私は思うのであります。細かなことについては委員会等でお聞かせいただきますけれども、予算編成などされるとき大変苦慮されていると考えますけれども、どのような分析をされ、見通しを持っておられるのかをお聞かせいただきたいと存じます。

 次に、経費削減などの目標についてでありますけれども、特に物件費の伸び率、対前年度2%以内の抑制、補助費などの伸び率対前年度ゼロ%に抑制、それぞれに特殊要素を除いても厳しい状況であります。午前中の答弁の中にも大変難しい話がございました。対処方策についても徹底した事務事業の見直しを挙げてはおりますけれども、もっと厳しい内部努力をしないと絵に終わってしまうのではないかと考えております。市長の所見を伺ってみたいと存じます。

 普通建設事業費については、目標数値についてはそこそこにあるように見えます。市民生活に密着した投資的経費でありますので、実生活に沿った実施計画を立て、二重投資にならない事業計画、事業相互間の連携、利便性、緊急性、経済効果など考慮に入れて慎重な計画が必要だと考えます。全国的な傾向として財政事情は大変に厳しいものになっております。現在立てている目標数値なり係数等の基準が実情とどうなるかということもありましょう。平成10年4月1日まちづくり公社を設立をし一部事務事業などを委託。組織機構見直しなどによる市民サービスの向上はどうか。経済効果はあったのか。市民からの生の声はどうなのか。市長の感じておられることも含め所見をお聞かせいただければありがたいと存じます。

 次に、大きく3項目めであります。

 バランスシートの導入について、今なぜバランスシートが必要なのか、その背景、活用方法について市長の考え方をお聞かせいただきたいと存じます。

 私、今回この質問をするに当たりまして、資料として鹿児島地域経済研究所の地域経済情報誌2000年6月号を参考にさせていただきました。

 その資料によりますと、平成12年度末の全国の地方債残高は187兆円と見込まれております。このような中で近年、自治体において経常収支比率の上昇が目立つなど地方財政の硬直化が進行しております。本県内においてもほぼ同様のようであります。このような状況下、各自治体においては、新公的経営管理の考え方に基づく行財政改革が迫られております。効率的な地域経営を実施していくために企業会計手法によるバランスシート導入の動きであります。県内においても現在鹿児島市、鹿屋市、そして私たちの川内市で取り組みを進めております。本市においても財政課にお聞きしてみますと、平成11年度決算分から企業会計手法によるバランスシート導入に予算をつけ、具体的に調査研究し、本年の決算審査には私どもの目にも触れる段取りのようであります。心待ちにしておりますけれども、私は、基本的には費用対効果の視点を取り入れた市民へ理解しやすい財政の情報の提供なり、職員個々の意識改革が目的というか、基本であろうと考えております。今回以降バランスシート導入に対する市長の考えておられる必要性なりその活用方法、さらに今後の課題としてどのようなことが考えられるのか、所見をお伺いいたしたいと思います。

 次に、大きく4項目めであります。

 目前に迫って開通まで手の届くところまで来ております。新幹線開通に伴います川・北薩地域の陸の玄関口としての駅はどうあるべきやという考え方で、今回は、特に在来線の川内−八代間第三セクター化に伴う課題、問題点について大綱的に論議できればと考えます。もちろんこの第三セクター化の問題は、本市のみで解決できる内容でないことは十分承知はいたしております。本市としてどのようにありたいか、その考え方は私はあっていいと考えますので、現段階でお答えをいただける範囲で市長の考え方をお聞きしたいと思います。

 本年4月から在来線の沿線自治体で第三セクター化へ向けての協議会が発足をし、具体的に協議が始まろうとしております。来るべき21世紀へ向け、川内駅以北の足の確保の立場から、交通弱者と言われている高齢者や子供たちの足の確保の問題、川内駅の物流拠点としての役割をどうするのかを初め、環境、エネルギー、輸送効率など総合的に考え合わせ、人と物の幹線ネットワークとして川内駅機能をどのようにするのか、市長の現段階での考え方をお聞かせください。

 以上であります。



○議長(今別府哲矢君) ここで休憩いたします。

 再開は、おおむね15時10分といたします。

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            午後2時47分休憩

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            午後3時9分開議

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○議長(今別府哲矢君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 上薗幸近君の1回目の質問に対する当局の答弁を求めます。

 [市長森 卓朗君登壇]



◎市長(森卓朗君) 上薗議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、次期総合計画につきましてお尋ねでございます。あるべき姿、何を重点に取り組んでいくのかと、こういうことでございますが、基本的には、第三次総合計画のいわゆる2期、13年から22年までの構想があるわけでございますが、その中でいろんな時代の進展がございますし、大きな変革がある部分もございますので、そういうものはその変革に合ったようにしていかなきゃなりませんが、基本的には第三次総合計画の2期目の計画10年について、それも基本にしながら取り組んでいく考え方であります。すなわち水のまち川内、いわゆる健康で潤いのあるまちづくりということは余り変えたくないわけでございます。しかも市民憲章がございます。その市民憲章ももとにしながら第四次総合計画を策定してまいりたいと。

 そこで、前の議員の御質問にもありましたが、骨格としては、市民の参加と連携、文化と薫りの高い風土づくり、こういうものを考えながらソフト面の充実を中心に考えてまいりたいと思っておるところでございます。市民の健康増進を図り、生涯学習、生きがいづくり等を対象に施策を盛り込んでまいりたいというふうに考えておるところであります。いろいろと情勢の判断、分析の状況等も今日における市を取り巻く環境、情勢等も十分考えなければいけません。地球環境の問題、あるいは少子高齢化、IT革命、いわゆる情報産業の関係等とインターネット等をどういうふうに結びつけていくか、いろんな問題もありますし、地方分権の時代を迎え権限移譲の問題もございますので、そういうものも含めながらやっていかなきゃならないと、かように思っております。

 それから、重点投資分野ということでございますが、これらにつきましては何といいましても新幹線とか西回り高速自動車道の関係、あるいはそれに関連するアクセス道路の整備等も中心に、いわゆる下水道事業とか区画整理事業とか、駅周辺の整備事業とか、そういうものも考えながら策定をしていかなけりゃいけないと、このように考えておりますし、さっきから申し上げておりますとおり健康で高齢者にも優しいいわゆるまちづくり、文化の薫り高いまちづくり等について重点投資をしてまいりたいと、かように考えておるところでございます。

 次に、行財政改革、行政改革、財政健全化計画についてお尋ねでございます。行革大綱の進行管理状況、見通し等についての御質問がございましたが、この4月に行政改革推進本部会議を開催いたしまして、進行状況等について確認をいたしているところであります。5月には行政改革推進委員会に進行状況等について報告、了承をいただいておるところでございます。今月じゅうには財政健全化計画との整合性あるいはその状況等々合わせながら議会の方にも報告をしてまいりたいと、かように思っているところであります。

 分析の結果、行政改革大綱あるいは財政計画の中で盛り込みました内容の中で、75項目中38項目については大体計画どおりに進んでおると思いますが、特に財政健全化計画の中では、御指摘のとおり厳しい面を迎えている数値等もあるわけでございます。特に健全化計画の中で経常収支比率、公債費比率については、当初目標達成の80%、あるいは16%という平成14年度到達目標年度には難しいのではなかろうかと、かように想定をいたしております。なぜかといいますというと、御案内のとおり、国におきましても大変財政状況が逼迫しております。交付税、特に普通交付税制度のあり方についての見直し、あるいは国庫補助金制度についての見直し等もいろいろと述べておりますので、特に、中でも普通交付税の伸びいかんによって標準財政規模が変わってまいります。すなわち一般財源の経常一般財源収入の中身が変わって少なくなってまいりますというと、勢い経常収支比率等も上がってまいりますし公債費比率も上がってまいります。そういうことから分母になります数値、分子になります数値が少しこのところに来まして、国の政策とも相まって変わっていくのではなかろうかと。計画達成には難しいものを持っております。

 それから、御指摘のとおり、物件費あるいは補助費等についてもできるだけ整理統合、削減に努めておりますけれども、いろいろとその後の計画、平成10年度に計画を立てましてからわずか3年目でございますが、いろんなまたその後の情勢の変化も財政的にあらわれておりますので、なかなか物件費、補助費等の関係も厳しい状況にあります。ただ普通建設事業、これにつきましては実施計画の中でチェックし、これは財政投資でございますので、この事業はひっくるめてやらないということにしますというと、いわゆる市の意思決定に基づいて加減ができますので、この関係については考えているとおりの中で進むのではなかろうかと、かように思っておるところであります。

 そのほか、職員の定数管理とか、そういうものについては大体計画に沿って、計画どおり物が進められておる状況でございます。

 そこで、まちづくり公社についての御質問もあったわけでございますが、少なくとも経費の節減できるところにつきましては、最大限の努力をして経費の節減を図っていかなきゃなりませんが、その一翼を担うまちづくり公社の効果というものは大変なものがあります。民間の勤務形態をとりながら、住民の皆さん、市民の皆さん方により利便性を図っていくというねらいでまちづくり公社をつくったわけでございますけれども、市の正規職員の増加の抑制とか、いろんな所管ごとの嘱託員の合理化とか、いろんな面で効果が出てきております。効果の出てきた分につきましては、またその純益、差益、繰り越し差益というようなものをまちづくりの自主講座、自主興業等について、自主事業等について展開をして、やりがいがあるようなふうに今仕向けておるところであります。

 いずれにいたしましても、御案内のとおり305億円の長期債がございまして、1人42万円の借金があるということでございます。また、税収も一番財政状況のいいころは、百二十数億円の一般税収でございましたけれども、今日では90億足らずということでございまして、大変一般財源の中でも税収の減というのが今日の財政状況の逼迫をあらわしておるものであります。しかしながら、住民のニーズにはこたえていかなけりゃなりませんので、創意工夫をして知恵を絞って、やらなきゃならないものにつきましては重点的にこれからも事業の推進を図ってまいりたいという考え方でございますので、御理解を賜りたいと存じます。

 具体的に物件費はどの程度で補助費等がどの程度で、どの程度の率になっているかというようなこと等については、総務部長の方から答弁をいたさせます。

 次に、バランスシートの導入についてのお尋ねがありました。バランスシートにつきましては、御案内のとおり本年度予算を計上いたしまして、今鹿児島のシンクタンクの方にもいろいろと指導をいただきながら調整をいたしているところでございます。現在のいわゆる単式の会計ではなかなか財政の実態を正確に伝えていないんではないかという批判もございますので、今回導入をすることにしたものでございます。情報の公開、おっしゃるとおり費用対効果、コストの問題、あるいは市民の意識、あるいは市民の満足度向上のために、いろんな角度から数字を見たらわかるようにバランスシートの導入を図ってまいりたいと思っているところでございます。先ほどから申しておりますとおり、借金ばっかりしとるじゃないかという御意見もありますので、この際資産の総額につきまして、その資産総額の形成の過程におきます借入金、いわゆる建設的な事業に起債が認められて、大方が認められておるわけでございます。いわゆる減税、減収補填債等の特別なものを除いては建設事業債に充てられております。いわゆる資産の形成のために一部税金で賄えないところを投資的経費の中に借金を充当しておりますので、今回のバランスシートをつくることによりましてどのように資産形成がなされておるか、これがバランスシート導入によってわかるのではなかろうかと、透明性がよりはっきりしてくるのではなかろうかと期待をいたしているところでございます。自治省が示しました決算統計の分類等にもいろいろと参考にするところがございますが、最終的には専門のところの指導を仰ぎながらバランスシートを作成して、議会の皆さん方にも御報告を申し上げてまいりたいと、かように思っておるところでございます。

 次に、今後の課題でございますけれども、資産の評価をするにはやはり公共財産の台帳の関係をしっかりと把握しなきゃいけません。評価をどのようにしていくかということ、いわゆる取得時の、あるいは建設時の数字が今決算統計のときの、単式簿記のときの数字になっておりますけれども、年数経過による経年補正とか、いろいろしなけりゃならないものもございますので、そういうものも含めて評価をしていくということは至難なわざではないかと思いますけれでも、専門の指導をいただきながら財産の台帳をまずつくることから考えなけりゃいけないと。そしてまた一般会計のみならず特別会計、あるいはまた主たる地方公共団体であります川内市を中心に他の組合の関係に出資しております金額、あるいは財政援助をしております金額等も参考にしながら、連結的な決算を見る上におきましてもバランスシートは大変重要なことではないかと思いますので、こういうところの問題も含めながら対応をしていく必要があると、このように考えておるところでございます。

 次に、新幹線の問題について御質問がございました。関連しまして特に第三セクターに対する市長の考え方ということでございますが、この関係につきましては、御案内のとおり新幹線導入を決定いたしましたときに、新幹線開通2年前までに第三セクターをつくって立ち上げをしなきゃならないということになっておるわけでございます。

 現在、今年の4月、平行在来線鉄道対策協議会というものを設立いたしまして、その後幹事会が1回開かれております。平成12年度におきまして基礎調査、13年度で詳細な検討調査、15年末開業見込みということでいろいろと今作業を進めておりますが、両県との会議もまだ結成されておりません。いろいろと課題が多うございますが、とりあえず県が中心になりまして沿線市町村が補助金を出しまして、この協議会の中でその必要性、あるいは必要経費、乗降客の状況等基礎調査をことしやるということでございますので、その調査の結果を踏まえながら今後判断をしていかなきゃならないと思いますけれども、御指摘のとおり駅舎の問題、あるいはJR貨物をどうするのか、いろんな問題がございます。

 御案内のとおり、全国に38の第三セクターの鉄道の会社があるそうでございますが、この中で黒字になっているのはわずか指で数えるしかないと聞いております。あの軽井沢の方からスタートしております信濃川鉄道、こういう観光地のところでさえも単年度赤字になっているということを聞いておりますし、ましてやこの川内から八代まで余り何もないこの地域での電車の第三セクターでの運営というのは大変厳しいものがあると、もう最初からそのように考えておるところであります。ここはJR九州あるいは在来貨物がどうなるかわかりませんけれども、やはり今後もこの鉄道を利用していくというようなことになるとすれば、それ相当のJRの出資等もなければ運営が非常に難しいと、かように思っております。ましてや県の問題であり、わずか川内から出水までの問題でございません。鹿児島県全体でこの第三セクターの問題は考えていかなきゃならない問題であります。このように今現在考えておるところでございます。

 いずれにいたしましても今年末か来年早々調査の結果報告があると思いますので、その協議会の委員に市長、議長なっておりますので、その中でまた皆さん方の御意見も十分お聞きしながら協議会で発言をしてまいりたいと存じます。後で後悔をしないような方策を鹿児島県に求めてまいりたいと思う次第であります。

 以上、1回目の御質問に対します私の見解を述べさせていただきました。あと数字的な問題等については、主管の部課長から答弁いたさせます。



◆14番(上薗幸近君) 細かな数字については、これはまた次の委員会等もありますし、聞かしていただければいいと思います。そしてまた、調査資料なり財政健全化計画の中のそれぞれに目標数値、現在の進行状況もありますので、そういう数字については、いい機会にまたお聞かせをいただきたいというふうに思いますので。

 今せっかくのところでございますから、行財政改革から入ってみたいと思うんでありますけれども、大変に厳しい状況であることには、これは間違いないというふうに私も思います。特に行政改革におきましては、先ほどから申し上げておりますとおり、特に市民のまちづくり公社を設立をして一部事務事業の委託、そしてまたそのことによって余剰人員の再配置による市民サービスの向上対策、そしてまたここ数年OA化対策による事務の簡素化、それぞれに投資をしてそれぞれにまた行政改革を進めてきております。このように見てみますとですね、組織機構の見直し、公社の委託などによる人員の再配置と合理化、省力化への努力、職員の適正配置のあり方を含めてですね、市民サービスの向上と相まって人件費の削減については、これは大変難しいんでありますけれども、いま一つという感じが私はするわけですね。そこで進め方としては、やはり市民とのコンセンサスを得られる取り組みをぜひ模索をもっとしていただきたい。そしてもっと突っ込んだ施策を期待をしたいというふうに思います。そういう意味では、もっともっと内部でできる努力があるのじゃないかというふうに考えておりますので、再チェックをしていただいてですね、もっと内部の努力をお願いをしたい。これはこの行政改革に対する私の意見として申し上げておきたいというふうに思います。

 そして、財政の健全化でありますけれども、今ほど市長の方から答弁をいただきました。特に、適正財政規模目標でありますけれども、経常収支比率、公債比率、起債許可制限比率、内容についても大変厳しい今市長からの答弁をいただいております。詳しい数字は今省略をさしていただきましたけれども、目標達成が難しい状況であります。その主な要因と対処方法、方策についても私ども資料としていただいておりますその中にも記載はされております。記載されておりますからわかりますが、今の進行管理状況で財政健全化の計画の進行が、私たちの目標として健全化ということに本当に理解が得られる状況にあるのかというふうに思うのであります。まだ先ほども申し上げましたけれども、やはり行政改革と一緒で、この財政の健全化についてももっと内部でできる努力、そういうものがあるんじゃないかなあというふうに思います。先ほども申し上げましたけれども、公債比率、起債許可制限比率の目標達成の見通しは難しい状況です。対処、方策としては起債上限枠を設定するとあります。そういうふうに載せてあります。当然にこのことは政策的、投資的な事業分の予算が窮屈になることになりますよね。起債上限枠を設けることは、即効果として我々の目にはなかなか見えにくい。しかし公債比率にも大きく将来的に影響をしてきます。逆に言いますと、借り入れ額の抑制をしても短期間には私たちの目に見える効果はなかなか見えてきませんけれども、しかしながら、それはそれで即効果は期待できないにしても、やっていくことによってその効果が数年後にあらわれる。そういうふうに考えますと、過去背負っておる、先ほどの川内市の借金の問題がありました。過去の荷物の分の軽減策を再度検討する、そしてこの後荷物にしなけりゃいけない最低限の上限枠の中の考え方についても、交付税措置分が大きく期待できないという現在であれば、その財源を何に求めていくのかということで、そのことが本市の課題であり、もっと知恵を出していくべきだというふうに私は思うのであります。いわゆる本市の歳入の確保策ということだろうと思うんです。

 現在の税制度の検討でありますけれども、これも財政健全化にのっとるわけでありますけれども、地方分権の推進を図るための一つに地方税法の一部改正がされています。これらの調査研究をもっと進めていただきたい。そして歳入の確保として何がどうできるのかについてももっと論議を深める、そういう必要があるのじゃないかというふうに私は考えます。

 それともう一つ、これも以前申し上げたと思うんですけれども、本市が持っている、これもバランスシートで明らかになってくると思うんですけれども、不動産の活用であります。この不動産の活用についてももっと研究をして、使い方というかね、一目で、このバランスシートで一目でわかるようになろうかと思いますので、不動産の有効的な活用方法についても研究をしていただきたい、そうすべきだというふうに思います。財産の取得と売り払い方のあり方であります。これは私の一例の考え方でありますから、意見としてお聞きいただければ大変にありがたいというふうに思います。

 次に、経常収支比率であります。経常収支比率は、これも目標が80%。財政の辞典を引いてみますと、70%から80%が理想だというふうに言われております。この経費については、固定的かつ義務的な性格が大変強いものでありますから、これは私が言うまでもありませんけれども、簡単に縮減というかな、そういうものはできません。そうであれば今市長言われました民間との関係、それとまちづくり公社を設立をして、この公社の活用というものをもう少し融通性をきかして、市民サービスの維持向上にもっともっと活用させるべきだというふうに思います。そのことによって職員の適正配置と職員の定数をどこまで持っていくのかということの検討が私は必要だというふうに考えております。大変に難しいんでありますけれども、こういうことを再度きちっとした形で大きな目標として、数値として私は出していって努力をすべきじゃないかなあというふうに考えておりますので、もしこのことについて市長のコメントがあればお聞かせをいただきたいというふうに思います。

 次に、経費削減等の目標についてでありますけれども、物件費、補助費等についても、これも極めて難しい状況であります。物件費もそうでありますけれども、特に補助費については、特殊要素の取り扱いはどうあるべきか、判断と言った方がいいかもしれませんけれども難しいのでありますけれども、ほとんど義務に近い負担金で見てみますと、特に一部事務組合の関係、川内地区消防組合の負担金なり川薩地区介護保険組合の負担金なり西薩衛生処理組合の負担金、そして地域振興交付金、まちづくり公社に係る人件費の委託料などの特殊要素と言われる分についての考え方であります。この取り扱い、この辺の財政健全化の中での見方、考え方というものをきちっと整理はされていると思うんですけれども、いまひとつきちっと分けてみた方がいいのかなという感じがしたもんですから、これも意見を申し上げておきたいと思うんでありますが、特にそういう負担金をのけて、一部事務組合に関する負担金をのけてですね、純粋に補助金のあり方だけで見ますとどうあるべきかというふうに思うのであります。この補助金は、特に市長自身の政策的な部分が大きく影響されるものであろうかと考えます。単純に補助金としてのあり方、額的なものの見直しの方法として、市長の政策的なものを余り考えずにもしさわれるということであるんであれば、政策的なものをのけて考えられるものであるんであれば、一般市民を含めて検討会的な、そういう諮問ができる組織の検討というのができないのかなあというふうに、これは一つの考え方として持っております。先ほどから申し上げておりますとおり、補助金の場合は市長の裁量でできるわけでありますから、市長の政策として大きく影響することにもなりますので、やり方としては非常に難しいのでありますけれども、第三者的な組織に諮問をする補助金の見直し、そういうものを検討というのができるものなのかできないものなのか、もし考え方があればお聞かせをいただければ大変にありがたいというふうに思います。

 次に、バランスシートでありますが、これも先ほど申し上げましたとおり、一つの資料をもとにいろいろ私も調査をさせていただきました。市長が常に言っておられますとおり、最少の経費で最大の効果を上げるための努力、それはどうあるべきか。3つほど書いてございました。自治体運営に経営管理の手法を取り入れるということが1つ。もう一つは、コスト意識を植えつけるということが1つ。これは原価の関係になると思いますけど。3つ目に、地域住民の満足度を向上させる努力。そのためにはむだはないか事業の再評価の必要があるというふうに書いてございました。これはバランスシート作成の試みの一つの方法だというふうに載せてございます。

 企業経営の状況は、資産総額が負債総額をどの程度上回るかでこれは判断ができます。しかし、行政のよしあしはこの正味資産では決められないと思うのであります。行政資産は単純に金銭価値ではかれないものが多くあると考えますので、この辺が民間の企業と違うのではないかなあというふうに考えているところであります。その1つに行政の評価、資産の内容に納税者が本当に満足をしているのか、むだではないのか、むだになっているものはないのかの評価を徹底的にすべきだというもの。もう一つは、コストの管理であります。民間で言いますと、原価であり生産性だと思うんでありますけれども、資産を使う行政サービスにかかる費用は幾らぐらいかかっているのか。もう一つは、資産管理であります。行政サービスを供給し続けるための資産を維持更新する費用を蓄えているのかであります。これは減価償却費の蓄えになるのではないかというふうに考えるのでありますけれども、これらのことの情報を明確にしてオープンにする努力が私はこの後必要ではないかなあというふうに考えているところであります。

 最後に、市長からもありましたけれども、本市のこのバランスシートの課題、これも大きく2点あると思うんでありますけれども、早いうちに本市としての活用方法の検討をお願いをしたいし、2つ目には、普通会計に基づくバランスシートだけでなくです、そういうことだけじゃなくて公営事業会計も含めた連結のバランスシートの作成もぜひ検討していただきたい。いずれにしましてもこのバランスシートは、財政の実態を明らかにする目安でありましょうから、これは当たり前のことであるわけでありますけれども、バランスシートをつくったから財政を立て直すことには、これはならないわけであります。財政の健全化を図るためには費用対効果、この視点から個別事業を評価をし、効果の少ない事業は市民の理解を得て縮小なり、時には思い切って廃止ということもしなければならないこともあるのではないかというふうに思います。一部には現在やってはおるわけでありますけれども、最終的には、バランスシート導入評価は今後森市長が打ち出す対応策にかかってくるというふうに私は考えますので、ひとつぜひですね、一日も早く我々にもわかるような、そういうバランスシートの作成に取りかかっていただきたいし、皆さんと一緒に論議ができる体制をぜひお願いをしたいというふうに思います。

 それと、第三セクター化の問題でありますけれども、これについても本市だけでどうこうできる問題ではございませんし、今から鹿児島県、熊本県それぞれの中で論議はされてこようかと思います。今ほどの市長の答弁もございました。採算性の問題もありましょうし、現在ある貨物の取り扱いがどうなるのか。できるとしたときの対応、できないとしたときの対応、物流システムが変わってくることになりましょうし、そのことによって駅周辺の土地の有効利用が全く変わってくることになります。そして壇上から申し上げましたけれども、交通弱者と言われている高齢者、子供たちの足の確保の問題、通勤、通学でありますけれども、現在ある駅と駅との間隔の問題、細かく駅の設置についてもですね、この後ぜひ検討を細かくやっていただきたい。これも私からの意見として申し上げておきたいというふうに思います。

 順序が後先になりましたけれども、第四次の総合計画であります。21世紀のビジョンは何かということで、私も私なりにいろいろ調査をさしていただき勉強もさしていただきました。今回、このことを取り上げたのは、ぜひ重点項目として、構想として福祉施策に力を入れていっていただきたいという私の切なる願いと意見を申し上げたかったという、そういうことをまずもって市長に申し上げておきたいというふうに思います。これは常々市長も言っておられますし、それはもうそういうことで取り組んでいただけるとは十分承知はいたしておりますけれども、あえてこの本会議の場で私の意見として申し上げておきたいし、要望として聞いておっていただきたいというふうに思います。

 人間は、どのような状態になっても、不幸にして体が不自由になったり高齢によって思うように動けなくなったりしたときに、どのように思い、悩み、考えるかというふうに思うのであります。どういう場合になっても自助努力でまず努力が先にないといけないというふうには思います。それでもなお実社会の中で生活が難しいというときになればですね、隣組の連携なり公共福祉のあり方が問われてこようかというふうに思いますので、そういうことではこの福祉施策というのは非常に自分たちの生活に密着をしたそういうことではないかなあ、そして現在、少子高齢社会が急速に進んでおります。年齢構成は深刻な状況になりつつあります。若者が少なく老人ばかりの社会が来ております。

 そこで、私、今回この意見、質問をするためにいろいろと過去本市が発効しておる福祉施策について調査をさしていただきました。第三次の川内市総合計画の下期基本計画の中に、それに基づいて策定をされておる事業計画なり基本計画書をもとにそれぞれの計画を見さしてもらいました。それぞれにすばらしい計画であります。このことは第三次の総合計画を基本にしてあります。

 簡単に紹介をしますと、1つには、本市の児童育成計画であります。川内いきいき子どもプランであります。これは平成10年の1月。平成12年の3月には、ふれあいとやさしさのまちづくりということで、本市の高齢者住宅整備計画の報告書も出していただいております。それと同じ時期に、すべての市民が住みよいまち川内を目指してということで、本市障害者福祉基本計画を策定をしております。同じく同じ時期に、本年4月から介護保険制度が導入をされ、老人保健福祉計画の大枠の中に介護保険事業を盛り込んで、老人保健福祉と介護保険計画が示されております。どれもきめ細かくよく整理をされて策定をされているようであります。まだほかにも年金、医療、生活保護、失業保険、それぞれ保険制度のことがあろうかと思います。これらの計画は、時限的なものばかりではないというふうに思います。先ほども市長が答弁の中でございました。ソフト的な部分でやっていかなきゃならん。私もそう思います。年をまたがり生涯学習を中心としたソフト的な部分でのより時間をかけた充実した取り組みがこの後必要になってこようかと思います。そのほかハードな部分については、これについては物をつくるわけでありますから、長期見通しの中で施設の設置のありようが問われてこようかと思います。後々の維持管理費もかかってきます。

 私どもは、ちょうど私どもの年代というのは、団塊の世代と言われている人たちであります。あと15年もしないうちに高齢者と言われる時代に私どもも入ります。現在策定されている、今ほど申し上げました具体的目標を掲げたそれぞれの福祉施策が、これから策定しようとしている第四次の総合計画に生かされ、取り入れられて、高齢者、障害者の福祉向上に向けてどのように計画されるのか、もっと民間と力を合わせ取り組みを進めないと、難しい時代が来ると私は思います。現在行政が進めている高齢者の在宅福祉、介護の充実は、言葉で「在宅でやるのが」というのはたやすいと思いますけれども、その当事者になれば大変に私は難しいと思います。子供が少ない時代であります。嫁、しゅうとの関係もございます。女性の社会進出の問題もあります。右を見ても左を見ても老人と言われるぐらい超高齢社会になる中で、施設と在宅との連携をどのようにとっていくのか本当に深刻であります。ぜひ第四次の総合計画の中にこの福祉施策として最重点項目としての策定に取り組んでいただきたい、このことを申し上げたくて今回のこの第四次の総合計画についての私の質問、意見としてさしていただきました。

 2回目の質問は以上であります。



◎市長(森卓朗君) 2回目の御質問でございますが、21世紀のビジョンは何かということで、次期第四次川内市総合計画の中で福祉政策をまず最重点的に掲げてやっていくべきではないかという御高説を拝聴したところでございます。最初の答弁の中でも申し上げましたとおり、少子高齢化社会、あるいはまた福祉については10年前にも想定してなかった介護保険制度の新しいスタート、こういうものもございますし、少子高齢化社会がこのように急速に進展してきようとは想定もしてなかったわけでございますが、そういう意味におきまして、ただいまございましたような御意見等を十分踏まえながら第四次総合計画の中にできるだけ福祉の関係を盛り込んでいくように努力をしてまいりたいと思う次第であります。いろんな計画をたくさん、福祉政策についての計画をこれまでつくりましたので、この計画が「絵にかいたもち」にならないように十分配意しながら対処していく所存でございます。

 それから、行財政改革、特に財政健全化計画のことについてお尋ねでございました、御意見を述べられました。やはり起債許可制限比率、これを守っていくためには起債の上限枠を設けてやっていかなきゃいけないじゃないかと。借り入れを抑制する、これが一番大事ではないかと思います。今ちょうど公債費比率が16%台になってきておりますが、これは今まで5年から10年前のものがちょうど借り入れがピークになりつつございます。現在の公債費の償還状況を見てまいりますというと、平成16年がピークになっていくようでございます。現在の借り入れ状況のままの姿でいきますというとそういうことになるようでございますので、平成13年度からは少し健全化計画の見直しもしながら起債の抑制をしていくことが肝要であると、このように考えておるところでございます。

 なお、地方税制の改正がございまして、法定外普通税等の創設も地方分権の時代にふさわしく改正をされたわけでございますので、現在、税務課の方を中心に企画、財政課、そして生活環境課、この中から職員が出まして法定外普通税についての研究も一生懸命進めております。税源の確保、財政安定化のためにはやはり一般財源が確保できなければなかなか厳しいものがございますので、研究を重ねておるところでございます。

 しかしながら、御指摘のとおりまだまだ自助努力、内部努力が足りないのではないかという御批判でございます。一生懸命それなりに取り組んでおりますけれども、まだまだ民間の目から見た場合、市役所はまだ甘い甘いということを御指摘でございます。木元議員におかれましても、1人で済むところを2人行っているんじゃないかと、こういう御指摘も午前中いただきまして、できるだけ職員の定数管理についてもこれからも重点的にチェックをしてまいりますが、いろんな面から財政の状況が好転するように内部努力を、自助努力をしてまいりたいと思う次第でございます。

 目標を掲げてやっていかなければなかなか事はならんのではないかということでございます。若干健全化計画の中の到達年度の数値がそのようにならない点もございますけれども、やはりそれに向かって努力をせんないかんと思いますので、数値の変更は簡単でございますが、やはり努力目標ということで一定の率を掲げて健全化へ努力をしてまいりたいと存じます。特に補助金、負担金につきましては難しいんです。決して私が市長で政策的な補助金をあげますよと言っても、そういうことにならないように財政健全化計画の中でもぴしっと枠をかけてございますが、御指摘のとおり、第三者機関でもう一回見直しを厳しくやってみたらどうかというお話でございますので、可能であるかどうか、政治的な配慮は抜きにして全く白紙の状態の中でもう一回財政の健全化のために補助金の見直しができないかどうか、これは検討をしてみる必要があると、私も今お話を聞いて考えた次第であります。

 それから、補助金の場合特殊要素が出てまいります。負担金も補助金も特殊要素が出てまいり、毎年特殊要素が出てきます。なければ予定どおりいける数値目標であるのに、いろんなものが出てまいります。しかし、これはもう付言の問題でありますので、そういうものを気にしながらやるというとなかなか目標の数値というのは定められませんので、そういう予測しがたいものもあることを想定に置きながら今後やはり努力目標の数値を立てていく必要があると、かように思う次第であります。

 次に、バランスシートの問題は、もう私よりも議員の方が専門であり造詣の深い議員であられます。私どもも一生懸命勉強して、おくれないように一生懸命勉強して努力をしながら、民間の企業的な経営感覚も念頭に置きながら行政コストの低廉化のために努力をせんないかんと、かように思っております。

 民間の場合は、御案内のとおりバランスシート、いわゆる貸借対照表をもとに対経済効果ということで損益計算書が出てくるわけでございますが、役所の場合はそういうわけにいきません。そのところがいわゆる費用対効果ではなかろうかと。どの程度市民の皆さん方が市政の効果、市政の恩典を受けられますか、その効果をはかる尺度なるものをやはり設けていかなけれりゃいけないと、かように考えておりまして、こういうものを含めて財政健全化の委員会の中でもいろんな勉強をしておるようでございますので、今議員の御質問の中の御意見も十分踏まえながら勉強してまいりたいと存じます。そして先ほども申し上げましたとおり、役所の普通会計だけでなく他の特別会計を含め、私が申し上げました他の一部事務組合の関係も主たる地方公共団体川内市でございますし、そういうものを含めた連結決算をする。そうした場合に、特に起債の場合の公債比率は何十%になるのか、人件費の占める割合はどうなるのか、そういうものを参考にしながらやはり経営の健全化を求めていかなけりゃいけないと。大変貴重な御示唆を賜りましたので、これからも勇気を持って対処していくようにしたいと存じます。

 第三セクターの問題については、先ほど申し上げましたとおりでございます。これから県とも丁丁発止の意見を交わしながら、また対熊本県との協議も進めながら最終的にうまくこの第三セクターが誕生するのか、もし誕生したならば、うまく赤字を出さないで川内市の負担もそんなに、沿線の市町村の負担もそうなくてうまく経営が成り立つのか、そして沿線住民の皆さん方の朝晩の足を確保できるのかどうか、こういう角度から十分研究をしてまいりたいと思っておりますので、また御示唆、御教示を賜りますようお願い申し上げまして2回目の答弁といたします。



◆14番(上薗幸近君) 第四次の総合計画につきましては、ぜひそういうことを私の意見として申し上げてありますので、ひとつこの後よろしくお願いをいたしたいというふうに思います。

 次に、行政改革であります。今ほども市長からございました。特に行政は単純に民間企業の発想だけで私は進められるものではないというふうに、それはもうそういうふうに理解をしております。単純に人員、組織の合理化を進めればいいということには、これはなりません。市民の福祉が前提にあるわけでありますから、その市民の福祉の維持向上の中で行政改革を取り組まなならん。そこに行政改革の難しさがあるというふうに理解をしております。そういうことでは、何回も申し上げますけれども民間の力をどのように引き出し、また協力をしていくのか。そしてまちづくり公社というね、ある一定程度融通がきくその中での市民の福祉向上、サービス向上、維持向上に努める。そういう意味ではもっともっとそういうことの活用、そして小回りのきく行政をするためにもですね、こういう公社の活用のですね、十分力を出せる、有効利用できる、そういうことをやっていただく。そのことが義務的経費の軽減にも私はつながるんじゃないかというふうに思います。

 そして、補助金の関係でありますけれども、これは財政健全化の話になるわけでありますが、特殊要素、これは本当に難しいです。だからそれらを想定をしながらやっていかねばならんというふうに、これも私も思います。ただ一回一回大きく変わるもんですから、この辺がどうなのか。

 それと一部事務組合のこの負担金の問題、これもきちっと分けた方がいいのかもしれない。ちょっとこの見方を補助金で一つくくりにして考えることがどうなのかということがありますから、その辺の検討もぜひお願いをしたいと思いますし、また我々にもわかるような、そういう資料がぜひ欲しいというふうに思います。そして、この補助金は市長の政策的な部分が大きく影響をしますし、市長単独でいろいろできるわけでありますけれども、そのことがまたいろんな市民からの好意にもつながるし批判的な声にもつながりますから、そういう意味では一般市民を含めた検討ができる、そういう第三者的な組織があってもいいのかなあ、それらを再度検討いただければというふうに思いますので、これも意見として申し上げておきたいというふうに思います。

 次に、バランスシートの導入については、これはもう今から導入されるわけでありますから、私なりに調査をさしていただいたことを意見として申し上げたところであります。いずれにしても川内市の財政が一目でわかるような、そういう財政というのを、財産も含めてでございますけれども、そういうバランスシートをつくってこの後の論議の糧にできればなあというふうに考えております。

 それから、在来線の第三セクター化、これも今からの論議でありますが、私が申し上げたかったのは、やはり交通弱者に対する配慮と、そして川内市としては駅機能を含めてどうありたい、こうありたいということの考え方を持って沿線自治体との協議に臨むべきでないかなあというふうに考えたものですから、今回こういう意見の場で取り上げさしていただいたところであります。

 以上であります。終わります。



○議長(今別府哲矢君) 以上で、14番上薗幸近君の総括質疑並びに一般質問を終わります。

 次は、21番柏木謙一君の総括質疑並びに一般質問を許します。

 [21番柏木謙一君登壇]



◆21番(柏木謙一君) 壇上に立ちまして、高崎議員の議席番号が外されております。大変寂しく感じております。高崎議員の御冥福をお祈りいたします。

 私は、創政会に所属する議員として一般質問を行います。

 現在、川内市では、九州新幹線事業、川内駅周辺整備事業、川内川抜本改修事業や中郷・天辰地域の区画整理事業、中心市街地活性化事業など、また南九州西回り自動車道や公共下水道事業等々非常に厳しい財政状況の中で、森市長の強い指導力のもとに活気あるまちづくりが順調に進められておりますことに対し深く敬意を表するところであります。

 地方公共団体の役割は、市民福祉と地域発展に貢献することであります。地域の発展は、市民福祉の向上につながるものであり、市民福祉の向上など、市民が健康で安心して豊かに、快適に暮らせるよう諸条件を整備していくことが地方公共団体の使命であります。市民がひとしく平等に生活できる実感を持てることが大切であります。

 以下、通告に従い質問をさせていただきます。

 まず、高齢者対策の事業見直しであります。

 高齢者バス乗車賃助成事業でありますが、この問題につきましては今までに何回も質問がなされてきております。前回も同僚の森永議員より、タクシー乗車にも使用できないかとの質問がなされております。この事業につきましては市街地より遠距離にお住まいの高齢者の皆さんから、市内の病院に行くのに1往復1,000円近くかかる。五、六回使うとあとはないということで、市街地の人たちとの差が大き過ぎるのではないのかとの不満の声が非常に強く出されております。遠距離者に対しての補助の上乗せを行うとか、ある程度の金額で市街地まで乗車できる定期券の発行を行うとか、事業の見直しを行う時期に来ていると思いますが、市長のお考えをお聞かせください。

 次に、敬老金支給事業であります。この事業につきましては、平成10年度より見直しがなされ、75歳からの支給を80歳から5,000円に改正されたばかりであります。今思いますと、当時の森市長の英断は大変よかったと考えております。今回私があえてこの問題を提起いたしましたのは、本市が行っております高齢者に対するいろいろな事業の制度改革を図る必要があるのではないかと考えたからであります。今回、介護保険事業の導入と3年後の見直しのこと等を考えますとき、高齢者に対する福祉の向上や健康で快適な環境整備のためにも、早急にとは申し上げませんけれども、金婚式とか人生の節目節目のお祝いを盛大にしてあげるのも一つの方法ではないかと考えております。市長の考えをお聞かせください。

 次に、少子化対策であります。

 近年、子育て支援事業につきましては大変充実してきていると考えております。当初予算におきましても特別保育対策事業、放課後児童育成クラブ、新規事業として乳幼児健康支援一時預かり事業など、子供を育てる環境づくりにつきましては充実してきていると考えております。しかし、出生率は年々減少の一途をたどっております。平成11年度全国平均で1.3人となっておりますし、川内市でも1.96人、これは平成8年のものでございますけれども、非常に出生率が低下しております。県下の市町村では、子育て支援事業として出産祝い金を支給しているところが数多く見られますし、本市におきましても第4子あるいは第3子から新しい制度として導入を考えてはいかがなものでしょうか、お伺いをいたします。

 次に、診療所事業であります。

 平成10年度より吉川診療所が休止をしております。湯田、西方、陽成、久見崎診療所を初め利用者が年々減少の傾向にあります。地域においては限られた四、五名の方々が常時利用されているようでありますし、またある診療所にありましては、地権者より移転のお願いも出ているやに聞いております。今回の介護保険事業の導入により、高齢者に対するもろもろのサービス事業も高度になるものと考えておりますとき、近い将来、診療所の運営につきましても検討する時期ではないかと考えますが、市長の考えをお聞かせください。

 次に、公設による産業廃棄物処理場建設についてであります。

 このことにつきましてはことし6月22日に鹿児島県環境整備課が、公共関与型の産業廃棄物管理型処分場の整備については今年度内にも候補地を選定し地域住民に説明会を開く意向が示され、県内で3カ所程度の施設整備を進めたいとのことであります。川内市は、川内川下流域に位置し飲料水等川内川に頼っているまちであります。本市への建設は考えないものかどうか市長の考えをお伺いをいたします。

 新税導入についてでありますが、三重県は、産業廃棄物処理に課税する新しい法定外目的税を、福岡県は、産業廃棄物を排出する業者への課税を、東京都の杉並区は、レジで渡されるビニール袋に対する課税などを検討している状況であります。地方分権一括法の施行に伴い、独自財源としての法定外目的税について新たな税に結びつけられる施策課題などを調査研究している状況であります。本市におきましても、財政健全化の中で法定外普通税の創設等新たな税の導入について検討がなされていると思います。本市の状況についてお伺いをいたします。

 次に、唐浜臨海公園整備事業であります。唐浜キャンプ海水浴場を中心にした唐浜臨海公園整備につきましては、私も初当選以来10年以上毎年のように質問をしてまいりました。今回、当初予算におきまして保安林解除、測量設計費として7,500万円が措置され、いよいよ事業の推進が図られると喜んでおったわけであります。しかし、今回9月補正予算編成におきまして全額が減額されております。保安林解除につきましては、なかなか難しい問題があるように認識せざるを得ません。今回減額せざるを得なかった経緯と今後の唐浜臨海公園整備事業をどのように対処していかれるお考えかお伺いをいたします。

 次に、特認校制度と今後の学区制でありますが、前回平成11年第4回定例会の折に、ふるさと留学特認校制度につきましては一般質問を行いましたので、内容につきましては十分承知いたしておるつもりであります。しかし、湯田、西方、陽成小学校など小規模校の皆さんには特認校制度については非常に強い関心を持っておられます。過疎地域の活性化が図られない現状にありましては、児童の増加は望めそうもありません。近い将来3学級の維持も難しくなると考えられますが、教育長は今後小規模校の学校運営をどのようにお考えかお伺いをいたします。

 以上で、第1回目の質問を終わります。

 [市長森 卓朗君登壇]



◎市長(森卓朗君) 柏木議員の御質問にお答えいたします。

 第1点目、敬老金の支給についての御意見を今述べられたところでございます。敬老金、間もなく9月15日がやってまいります。ことしもそれなりに、従来75歳から支給していたものを今80歳からにしているわけでございますが、これまで高齢者の皆さん方にそれなりに喜んでいただいてきておるところでございます。しかしながら、全国的に見ていますというと、80歳とか75歳から支給しているという自治体はこれまでたくさんあったわけでございますが、全国的に見直しがなされておりまして、今議員がお話をなさいましたとおり、節目支給に切りかえていくところがあるようでございます。私といたしましても市長に就任しましてから1回目の見直しを行いました。引き続きこの件につきましては見直しをしてまいりたいと、かように考えておるところでございます。節目の支給がいいのではなかろうかと、このように思っております。ただ介護保険制度等が発足し、いろんな出し前も多くなったという高齢者の皆さん方のお話も聞きますので、なかなかこれまでやっていたものを廃止する、あるいは適用範囲を狭くするということについては大変な抵抗があろうかと思いますが、その関係をうまく他のものに変更して、有効な財源の活用をしていくことが今大切な時期ではないかと思っているところであります。敬老金の支給につきましては、人生の節目に持っていきたいと。すぐに今年から、あるいは来年からというわけにはいきませんが、できるだけ早くこれは見直しをせんないかんと、かように思っております。と申し上げますのは、今御質問がございましたとおり、遠隔地方におけるバスの利用者、すなわち郊外の住民の皆さん方にやはり市街地の皆さん方と同じようにくるくるバスの利用ができないかどうか。低料金でお医者さんに行ったり公園に行ったり買い物に行ったりできないかどうか、これも今十分研究をしているところでございます。池脇議員の御質問にもございましたとおりいろいろと検討いたしております。早い時期に結論を出したいと思っております。郊外の皆さん方にも低料金で、そしてバスを利用していただくように今研究中でございますし、その財源の問題で今検討中でございます。スクラップアンドビルド方式でやっていかなければ、限られた入ってくる財源の中で新しいものにまた枠を広げて充当はできませんので、スクラップアンドビルド方式で考えて、新しい施策に持っていきたいと考えております。

 現在、御指摘のとおり、遠距離者の皆さん方にもバス利用の助成金を1人当たり市民の皆さん方に、高齢者の皆さん方に5,000円を限度として助成措置をやっておりますが、利用者が3,000人ぐらいでございます。そして1,600万円ちょっとのバス利用になっておりますが、この財源等も含めてですね、くるくるバスの利用の財源に使えないかどうか。あわせまして敬老金の関係の財源もそういうところに充てられないかどうか、プロジェクトチームの方で今一生懸命検討しておりますので、早く結論を出して、早い時期に郊外に住む方々の利用も十分できるように対応してまいりたいと考えているところでございます。

 次に、少子化対策につきましてでございますが、いきいき子どもプランも策定をいたしておりますし、いろんな特別保育対策事業等もやっております。いろんな意味で子育て支援をやっておるつもりでございますけれども、他の市町村でやっておるような補助制度、これをやっておりません。33の市町村で、いろんな第3子に10万円あげましょうとか5万円あげましょうとかやっておられる市町村がありますけれども、本市はなかなかそこまでいけない実情にございます。何せ年間800人以上のお子さんが生まれておりますし、この方々に一人一人差し上げるというとまた莫大な経費になる。ましてや第1子、第2子には国においてそれぞれ助成措置があるわけでございますけれども、第3子から国の場合も5,000円が1万円になっておるわけでございますが、それに加えまして市町村もさらに単独の継ぎ足しをすることについては大変厳しいものがございます。わずか二、三十人、四、五十人の誕生のところであればそれも可能であるかもしれませんが、非常に厳しい問題があります。

 ざっと試算いたしておりますが、800人の子供さんが年間生まれておりますけれども、第3子からということになりますというと、人数的には百七、八十人ということになるようでございます、そういう世帯を調べてみますというとね、百七、八十人。それに10万円ずつでも差し上げるというと千七百数十万円、約1,800万円かかるということになりますので、ほかの市町村が四、五十万円でできるというのとちょっとわけが違うようでございます。しかし、少子化対策は何らかの形で進めていかなけりゃなりませんので、どういう財源の使い方がいいか、これらもやはり見きわめていく必要があると思っております。

 次に、診療所の問題についてお尋ねがございました。この問題につきましてはですね、吉川診療所を除いて6つの診療所、毎週2回2時間ということで医師会の協力を得てやってもらっておるわけでございますが、非常にお医者さん方の方から言われるというと、2時間待っているけれども患者さんが見えるのは何人しかいないと、これは市長さんむだではないかと、もう少しこの制度は見直して廃止をするなりしていただきたいと、こういう要望が私の方に三者医療懇談会のとき、あるいは医師会との懇談会のときにその都度意見が出るわけでございます。したがいまして、その意見を踏まえまして各診療所のあります校区の住民の皆さん方に意見を聞いてみますというと、やはりこれは存続していただかなけりゃいけないと、こういうことでございます。いろいろ意見を調査いたしました結果、1週間に2回はぜひ必要だと、そして1日の1回の時間2時間を1時間に減らすことは、それはもう協力をせんないかんと、こういう声でございますので、また近く開かれます医師会との医療問題懇談会、あるいは診療所運営協議会がございますので、これにお諮りいたしまして少し改善をしなけりゃいけないだろうと思っております。いろいろと利用される方々、それから医師会の先生方とのいろんな関連もございますので、この問題については、廃止ということについては私も過疎地域の皆さん方の足の問題いろいろございますので、診療の時間をへがめていくことで今回協議をしてみたいと、かように思っておるところであります。

 次に、産業廃棄物の処理施設の考え方、率直に申し上げまして総論賛成であります。鹿児島県下にやはりどこかにか産業廃棄物の処理施設がなければ、これから企業誘致の問題、また既存の企業の方々におきましても非常に大きな、企業の存続に大きな課題でございますのでどこにかなければいけない。今、宮崎県の都城の方に運んでいっているようでございますが、もう自分の県は自分の県でやらなけりゃいけないということで、非常に厳しい段階を迎えておるようでございますので、どっかにかなければいけないと。県の方でもそういうことで第三セクターを先般、四、五年前に、平成6年でございますか、つくりまして、そして公設の産業廃棄物処理場をつくりたいということで、県下で3カ所ぐらいにつくりたいという構想を持っておるようでございます。

 川内市でそれを引き受ける考えはないかという議員の御質問でございますが、総論は賛成ですけれども、私としては各論反対と、こういう気持ちでございます。いろいろと意見はあります。どうしてもできる場所というのはやはり限られてくると思っております。上流の川内川の水系のところにやってもらうというと、これは飲料水を私ども取水しているまちにとりましては上流ではやっぱり困ると。じゃ下流かということになりますというと、川内のこの地域になってきてしまうわけであります。例えば北薩地方で考えるというと川内もその一つの候補地になるのではなかろうかと思いますが、これは軽々にちょっと発言するわけにいきません。難しい問題でございますが、しかし避けて通れない問題でもございますので、広域市町村圏協議会の中で、また地方拠点都市地域協議会の中でも協議をしていく考え方でございますので、御理解いただきたいと存じます。

 よその地域においては、環境税の問題も検討しておられるということでございます。私のところでも、先般質問されました議員の皆さん方に答弁いたしておりますとおり、法定外普通税、目的税を今検討中であるということを申し上げておりますが、この環境税に相当する産廃の問題から派生する課税については、今研究をいたしておりませんので御了承いただきたいと存じます。

 唐浜臨海公園の問題につきましては、本当に私も汗顔の至りであります。電源の交付金でもって今年あたりは何とか一部でも用地買収が、国の払い下げがなされるのではなかろうかと、そういうふうに考えまして電源交付金の財源を7,300万円充当するように当初予算で計上してまいりましたが、なかなか北薩森林管理所におきましても払い下げはしたいが保安林の確保という問題についてはなかなか上まで線が通らないようであります。したがって、これからも協議はどんどん進めてまいりますけれども、差し当たって柏木議員も御質問なさってから10年になるということでございますが、この臨海公園については幸い市有地が5ヘクタールございますので、この市有地5ヘクタールについてシャワー施設、休憩施設等を中心に、もう待てないので電源交付金を毎年幾らかずつでも充てて休憩施設とシャワー施設等を整備していかなけりゃいけないと、かように思っているところでございます。そして国との調整ができましたら臨海公園構想をもう少しでも進めてまいりたいと、かように思っているところであります。地元の皆さん方の中にも、現在の都市公園として決定しております99ヘクタールの中に民有地がたくさんございまして、ラッキョウの生産もいたしております。この方々にも御協力をいただかなけりゃいけないということで、さきにアンケート調査もいたしました。その結果等につきましてもいろいろと御意見があるようでございますし、御協力をいただけるような代替地があればというような御意見も多数あるようでございますので、こういうものも含めながらこれはひとつ気長にやらんないかんと、かように思っておるところでございます。網津地区を含めまして水引校区の皆様方、あるいは湯田校区の皆様方に大変期待感を持たせながら、なかなか遅々として進まないことに私も本当に歯がゆい思いをいたしておりますが、相手のあることでございますので御勘弁いただきまして、できるものからやっていこうということに少し方針を変えてまいりたいと思っております。

 以上、私の方から第1回目の答弁にさせていただきます。

 [教育長石塚勝郎君登壇]



◎教育長(石塚勝郎君) 特認校制度について、西方、湯田、陽成小が小規模化していることについて教育長はどのように考えているかということでございました。西方小学校、湯田小学校、陽成小学校等が小規模校化が進んでいることについては十分認識をいたしております。ただ、御承知のとおり、寄田、滄浪、吉川3小学校に特認制度を設けましたときから申し上げておりますように、学校が一応の運営ができていく状況というのは3学級ではなかろうかと。申しますのは、県の教員等の配置基準が1学級になりますと2人、2学級で4ないし5、3学級で6ないし7というのが一応の基準でございます。そうしますと3学級あって7名、6名の先生や主事の方がおられるといろんな学校の管理とか、あるいは運動会等の行事とかうまくいくんじゃないか、学校運営が活性化するんじゃないかといったようなことを基本に考えて進めてきております。一応順調に進んでおりまして、寄田小はことし9名で2学級のはずが3学級を維持できております。滄浪小学校は、3学級のはずが10名入りまして4学級が維持できております。吉川小学校は、1クラスになるはずが4名入りまして2クラスを維持しております。吉川小はもう一クラスというところまできているところでございますが、そういったことで3学級を最低限として特認校制度を適用していきたいということで考えてきたところでございまして、ほかの学校につきましても1年前には来年度の児童数等で学級数がわかるわけですので、そういう考え方で現在のところは進めてまいりたいというふうに考えております。少ないから何とかということも考えないではないんですが、広げることによって、今スタートして2年目の学校がまたというような状況になりますと非常に困りますので、この3校が安定する様子を見ることと、今御指摘のありました学校等が減る様子等をうまく考えながら判断をしてまいりたいというふうに考えております。



◆21番(柏木謙一君) 2回目の質問をさしていただきます。

 高齢者に対する事業の見直しでございます。街なかルンルン自転車事業、これが218万円、街なかくるくるバス事業1,400万円、寺山花見シャトルバス事業108万円であります。市街地を中心にいたしましたこの合計が1,726万円の事業がなされております。こうしてまちなかについては非常に事業が進められ予算化も進んでおります。それから見ますと過疎地域の高齢者、あるいはいろんな事業について非常に厳しい状況にあります。バス事業につきましても運輸事業の規制緩和が来年度からということでございますので、急々に「してください」とは申しませんけれども、先ほども申しましたとおり、介護保険制度が3年たったら見直しをするということでございますし、非常に高齢者に対するいろんな制度が変わってきているのではないのかというふうに考えております。そうなりますと、診療所に出てこられる人も元気な人たちだと私は思っているんです。歩いて出てこられる、自転車で。そういう人たちがまちの方に出られるような、簡単にバスに乗車してまちの病院で診てもらえるような政策がとれるとしたら、恐らく何年か後には診療所というものもやはり廃止をせざるを得ない時期が来るのではないのかなあというふうに考えますし、やはり診療所の今後のあり方、それから高齢者に対するそういった介護保険の導入に伴う地域の皆さんへのサービスの高度化によって、いろんな市の高齢者に対する施策が変わってくるのではないかと私は思っております。そういう意味で来年とか再来年してくださいという意味ではありませんけれども、やはりまちの人たちと同じような生活のレベルにあるとか、福祉に対してもいろんな面に対してもやはり平等に感じられるような施策をするべきではないかと私は考えております。

 そういう意味からいきますと、少子化対策のこの第3子、第4子、あるいは第5子の考え方でございますけれども、第3子が92名、第4子が24名、第5子が1名、これは平成11年度の出生の状況でありますが、これを考えてみますと、第3子が100名といたしましても5万円で500万円ですよね。街なかくるくるバスは1,400万円かかっているわけですから、市全体を見渡した施策としては私はこっちも考えるべきではないのかなというふうに感じるわけですよ。ですからもう少し川内市の財政力と市町村の財政力、平等にお考えいただいては私はなっていかないと。やはり財政力指数、いろんなものを考えていきますと、やはりこういった一つの政策としても検討するに値するのかなと私は思います。ですから少子化対策でお金をやったから子供がふえるということにはならないかもしれませんけれども、一つの市としての制度としてはやはり考えていくべきではないのかなというふうに思っております。

 老人関係の事業につきましても敬老金の事業、はり、きゅう、マッサージ、指圧事業、バス乗車賃、集合給食はもう11年度で終わりだったということですが、いきいき100歳の店等々が高齢者に対するいろんな事業をやっておられるわけですから、総体的にやはり見て、見直しができるところは見直しをし、時代に合った方向での考え方はないものか、もう一度お伺いをさしてください。

 産業廃棄物処理施設の関係でございますが、神奈川県は、県内処理100%を目指して独自で政策を進めているようでございます。特に最近では、他県からの受け入れに難色を示す県も非常に多くなってきている状況にあるわけです。自分たちで出したごみは自分たちで処理をしていくということがこれからの一番大事なことではないかと思います。

 私は、前回質問のとき新税の導入についてお伺いをいたしました。非常に市民の皆さんが受け入れがたい事業については、早い時期にやはり政策として決定をし、長時間かけて市民の皆さんと話し合いを続けていくのが私は一つの政策だろうと思っております。市民の皆さんが反対だからいつまででも先延ばしにするということは、非常にこれは政策としては私はよくないと思っておりますし、この産業廃棄物処理施設につきましても、川内市ができないかできるかについてはやはり検討をする必要があると私は思っております。総論賛成、各論反対では私はよくないと思っておりますので、もう一回市長の考えをお伺いをさしてください。

 それから、唐浜臨海公園の整備事業であります。市長も答弁の中で市の土地が5ヘクタールぐらいあるから、それを中心に考えてみたいということでございます。私もこのことについては賛成であります。と申しますのは、非常に唐浜地域の筆数、それからいろんなものを調べさしていただきました。港唐山地区の筆数が1,167筆ありまして、そのうち筆界未定が335筆あります。また網津町唐山につきましても661筆のうち181筆が筆界未定になっております。この面積は全部公園整備に入るかどうかはまだわかりませんけれども、非常にこういった筆界未定の多いということは、非常に土地でもめているということにつながるのではないかと思うんです。ですからやはり大型の施設というものではなくして、やはり5ヘクタールを中心に将来を見据えながら計画を練り直した方が本市としてはいいのではないのかという気もいたします。またこのほかにも企業の持っていらっしゃるのも5社ほどありますので、いろんな意味からいきますと、唐浜の総体的な臨海公園の整備というのは非常に時間がかかるのかなあという気がいたしますので、ぜひ市長が御答弁いただきましたように、5ヘクタールを中心に売っていただける土地があれば買うというような方向での開発をお考えいただければと思っております。もう一回お考えをお聞かせください。

 それから、特認校の問題でありますが、今、教育長からお話がありましたとおり前回も答弁をいただいております。平成8年の各学校の人員、それから学級数等調べ、それから今回いただきました平成11年分の児童数等調べによりますと、本来なら今年から湯田小学校は4学級となっておったんですけれども、6学級ということで学校運営がなされているわけです。小規模校におきましては非常に子供たちを何とか自分の学校に通わしていただきたいということで、PTAを中心に地域一丸となって努力をしているわけでありますから、何とか辛うじてそういう状況にあります。しかし、この状況もそう長くは続かないだろうと。非常に田舎に住んでもらえる、そういった環境に今のところないと言えば変ですけれども、なかなか住宅が増えない、宅地造成が進まないという状況にありますから、この特認校につきましてはやはり行きたい学校には行かせるというような考え方の方向でですね、特に西方、湯田、陽成だろうと思いますから、ここにつきましてはやはり御検討をいただきたい。特に地元のPTAはどうしてもほかの地域とあんまい変わらんじゃないかというような感じを持っているわけですので、ぜひ特認校についてはもう一度お考えをいただきたいと思います。

 それから、お伺いをさしていただきますが、今の学校の小規模校になりますと、中学校は高城西中ですが、非常に専門の専科の先生が配置がされにくいのではないかというのが一つあります。小学校に、あるいは現在小学校、中学校、学級崩壊を通り越して学校崩壊という時代が来ているようであります。子供たちの心身の発達のバランスが非常に崩れているというか、悪くなっているというのが現状でございますし、戦後50年を過ぎまして教育基本法の改正など、教育に対しましては国民全体で取り組まなければならない時代かと思っております。子供たちが社会生活の中で集団生活の基本となる情操教育が大切ではないかと私は思っております。

 以上のような意味からいきましても専任の先生の配置、特に高城西中学校にありましては小規模でありますので、保健体育とかいろんな先生の配置については非常に難しい面もあろうかと思いますけれども、そこいら辺は小学校のそういった小規模校に対する先生たちの配置、そういうものも考えながら今後教育長はどういうふうに学校運営を考えていらっしゃるか、お伺いをさしていただきたいと思います。

 以上で2回目を終わります。



○議長(今別府哲矢君) ここで、あらかじめ本日の会議時間を延長いたします。



◎市長(森卓朗君) 2回目の御質問でございますが、くるくるバスやらルンルン自転車で1,726万円予算措置をしてまち方の人たちに使っているんじゃないかという御指摘でございます。また逆にですね、私がさき答弁申し上げましたとおり、現在1人5,000円の助成をしておりますバスの利用に対します助成措置については1,612万円使っていると、平成11年度の決算でそうなっているわけですが、考えるにですね、まち方の人よりもこの5,000円の助成事業を受けておられる方々は郊外の方が利用はやっぱり多いんではないかと、かように思っていますし、またいろいろこういうことを申していきますというと、田舎の方には百姓のいわゆる農政の関係の助成金を一番たくさんやっているじゃないか、まちの方は何も来てないじゃないかとかいろいろ論争になりますので、ここはさておいて、できるだけ事業の見直しをして、私もスクラップアンドビルド方式でやっていこうと申しておるわけでございますので、どうかひとつ請う御期待であります。議員は遠慮して、「何年か先でもいいから何とかせい」ということですが、郊外からのバス事業については今結論を今年中に出しなさいと指示してありますので、財源の見通しとバスの利用規制の関係のそれと見計らってですね、できましたら平成13年度中にスタートできないかどうか、こういう意欲を持ちながら今考えておるわけでございますので、福祉の見直しをしながら財源を組み替えて、そしてやはり福祉の財源は福祉の方に充てられるように、そういう考え方で今おりますので、予算編成作業が間もなく始まると思いますが、そういうことも勘案しながら、今御示唆いただきましたことも十分参考にしながらやっていきたいと。そうすることによっておっしゃるとおりくるくるバスが行くようになりますというと診療所の方も問題解決をすると、私もそのように考えております。

 それから、産業廃棄物の処理施設の問題、総論賛成、各論反対というのを申し上げました。かつてある企業が川内市内にぜひ産廃の施設をつくっていただきたいと、協力をしていただきたい、つくりたいということでお願いがございまして、議員のところのおひざ元にも私も晩に何度かいたていろいろ説明をして、今後企業の立地のために何とか存続のためにお願いをしたいと、一番いいところがここにありますということをお願いしたんですが、最終的にどうにもならなくなって、また他のところに持っていった例もあります。理想としてはそうなんです。私もそう思っています。どっかいいところに、協力できるところはしていかなけりゃいけないということになりますが、いざというときになりますというともう何カ所もね、転々としてやっと最後の地が市長の地元のところに産業の廃棄物が1カ所は、これは一企業のあれでございますけれどもできたという、非常に難しいところがございますが、今後また皆さん方の御助言、御協力をいただきながら、県下に3カ所ぐらいは県もつくっていかなければ、自前の産廃施設を持っておらなければ企業の誘致もこれから難しいと。企業訪問いたしますというと、まず最初に経営者の方から聞かれるのがまずそれだそうです。それをまず聞かれるそうです。「ありますか」ということなんだそうでございますので、大変大事なことでございますので、この関係については慎重に、そしてしかも皆さん方の御意見を踏まえながら、また広域の市町村圏の協議会の中でも十分話し合いをしながらですね、避けて通れない問題だと思いますので研究はしていかんないかんと思っております。

 それから、唐浜公園につきましては御理解をいただきまして大変ありがたく思っております。決して撤退ではございません。西回り高速自動車道が平成20年代なのか30年代なのか。この水引の地区にインターチェンジができ、阿久根、出水、水俣、八代とつながるころには必ずこの地域は非常に脚光を浴びてくると思いますので、長い目で見れば、そういう西回り高速自動車道ができますというと非常にいろんな面で脚光を浴びてくる地点でございますので、気長にこの問題についてはやらんないかんと、かように思っております。まずはできるところから、少しスケールが小さくなりましたけれども、5ヘクタールをうまく活用していくことによって、とりあえず市民の皆さん方の夏におきます健康づくりの場として、海水浴場として、また四季を通じて海岸を訪れていただくような、そういうものができないかどうか皆さん方と知恵を絞って対応してまいりたいと思います。



◎教育長(石塚勝郎君) 特認校制度につきましては、私も湯田、西方方面に行くたびにPTA会長さんや地域の方から強い要望をいただいているところでございます。基本的には、先ほど申し上げたようなことを考えておりますが、小規模化の進む状況等を踏まえながら対処してまいりたいと考えております。

 ただ、好きな学校に行くようにという制度は、東京の世田谷区あたりでですか、やっているようでございますが、学校選択制になりますといろんな条件が改善されなければなりませんので、行きたい学校に行きなさいという状況にはまだならないと思いますが、本市がやっております文部省の弾力化で許す範囲の中で最大限の努力をしてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

 中学校の3クラスについては、学級数、生徒数が少ないために免許外担当の教科、いわゆる音楽じゃないのに音楽を教えないかんとか、あるいは家庭科と音楽をかけ持たないかんとか、そういう状況が幾らか出てきているのは事実でございます。ただし、そういう状況では本当に力がつかないということがございまして、文部省の方でも中学校免許外担当を排除していくための定数改善というのを一つと、それから小学校、中学校にもずっと勤めるんじゃなくて、その専門の人を非常勤として雇う方向で今後改善をするという計画を今つくっておりますので、そういったことを大いに活用しながら、さっきおっしゃいましたスポーツ等の関心があって非常に頑張るような教師がいただけるように人事異動等で頑張ってまいりたいと思っております。



◆21番(柏木謙一君) 市長とはまた後でゆっくりと楽しくさしていただきたいと思っております。

 最後に、要望、意見を申し上げて終わりたいと思いますが、高齢者対策事業の見直しでございます。今年度より導入をされました介護保険制度の動向を見ながら本市の事業についてもやはり見直しをしていくべきだろうと思いますし、少子化対策事業につきましても、将来市民がひとしく平等に生活できる実感を持てる施策をお願いをしたいもんだと思っております。ぜひ考えておいていただきたいもんだと思います。

 それから、公設による産業廃棄物処理施設の建設でございますが、本件につきましては非常に前向きにと申しましても非常に難しい点も多いかと思っております。しかし、自分たちで出した廃棄物は自分たちで処理をしていくというのが、これは当たり前でありますので、ぜひ市民と一丸となってやはり取り組むべき問題であろうと考えておりますし、衛自連等ともやはり協議をしながら前向きに対処をしていっていただきたいと思います。

 それから、新税の導入について具体的なお答えはありませんでしたけれども、やはり地方分権一括法の制定によりまして、地方自治で一番大事なのは、やはり税体系の確立を図るべきではないかというふうに私は考えております。そういう意味からもやはり税体系の確立については前向きに、早い時期に結論が出るように努力をしていっていただきたいと要望を申し上げておきます。

 臨海公園の関係でございますが、ただいま市長から前向きに5ヘクタールの中で検討していってみたいということでございますので、ぜひ市民が一日楽しめるような唐浜臨海公園になっていけばと私は思っております。まず市民が楽しめる場所をというのが第一ではないかと思いますので、ぜひこれは努力をしていっていただきたいと思います。

 それから、特認校と学区制の関係でございますけれども、学区制につきまして一律に一定の線引きをしなさいとか、どういうことをしなさいとかいうのではなくして、教育というものはやはり楽しく学校に通えるというのが第一ではないかと思っております。やはり父兄も子供も楽しく学校に通えるというのが一番でありますので、もし西方とか湯田とか陽成とか、そういうところに行きたいという子供たちが出てくるとすれば、やはりこれはひとつ考えていっていただきたいというふうに考えます。やはり環境整備が大事ですし、ぜひそういう方向での努力をお願いをいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(今別府哲矢君) 以上で、柏木謙一君の総括質疑並びに一般質問を終わります。

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△延会



○議長(今別府哲矢君) 本日は、以上をもって延会したいと思いますが、御異議ございませんか。

 [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(今別府哲矢君) 御異議ないと認めます。

 次の会議は、明日12日の午前10時に開きます。

 本日は、以上をもって延会いたします。

 大変御苦労さまでした。

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            午後4時53分延会

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