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鹿児島県 薩摩川内市

平成10年  3月 定例会(第1回) 02月27日−01号




平成10年  3月 定例会(第1回) − 02月27日−01号







平成10年  3月 定例会(第1回)



        平成10年第1回川内市議会会議録(第1日目)

                  開会日時 平成10年2月27日 午前10時

                  開会場所 川内市議会議事堂

◯出席議員(27人)

    1番  石野田 浩君    16番  上村征四君

    2番  高崎伸一君     17番  平山 昇君

    3番  堀之内盛良君    18番  岩下早人君

    4番  福田俊一郎君    19番  木元高尚君

    5番  池脇重夫君     20番  井上森雄君

    6番  寺脇幸一君     21番  柏木謙一君

    7番  小辻富義君     22番  小原勝美君

    8番  宮内澄雄君     23番  政井義一君

    9番  小牧勝一郎君    24番  別府則夫君

    10番  川畑善照君     25番  今別府哲矢君

    12番  杉薗道朗君     26番  下大迫長徳君

    13番  橋口博文君     27番  前田已一君

    14番  上薗幸近君     28番  原口博文君

    15番  川野勲雄君

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◯欠席議員(1人)

    11番  永井新八君

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◯説明のための出席者

  市長        森 卓朗君     生活環境課長    平 敏孝君

  助役        冨山新八君     土木課長      鮫島利夫君

  助役        清水 裕君     まちづくり推進課長 山口 徹君

  収入役       若松隆久君     区画整理課長    塚本剛好君

  総務部長      坂元俊二郎君    教育委員会

  企画経済部長    榊 孝一君     教育長       石塚勝郎君

  保健福祉部長    時吉勝行君     教育次長      伊豫田輝雄君

  建設部長      出原菊芳君     社会教育課長    里薗慶喜君

  財政課長      桑原道男君     水道局

  農林水産課長    大重 攻君     局長        春田廣士君

  保健課長      森山卓美君     管理課長      新山睦雄君

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◯事務局職員出席者

  事務局長   福元二三也君    議事係長   米丸一己君

  事務局長補佐           議事係主査  宍野盛久君

         遠竹哲夫君     管理係主事  白江 剛君

  兼管理係長

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◯議事日程

 第1、会議録署名議員の指名について

 第2、会期及び会期日程の決定について

 第3、閉会中の諸般報告について

 第4、請願第18号 水質基準項目の「非イオン系界面活性剤」についての意見書提出と、より積極的な水環境づくりのための請願書(保健福祉委員会報告)

 第5、請願第28号 遺伝子組み換え食品に表示を求めるための意見書提出についての請願書(〃)

 第6、川内原子力発電所の安全対策及び関連する諸問題について(原子力発電所対策特別委員会報告)

 第7、九州新幹線鹿児島ルートの川内駅設置並びに川内川抜本改修事業の進捗に伴う川内駅周辺地区及び中心市街地の新たなまちづくりについて(新都市整備対策特別委員会報告)

 第8、川内川の抜本改修計画の促進並びに塩水遡上対策について(川内川抜本改修対策特別委員会報告)

 第9、議案第1号 川内市基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定について(市長提出)

 第10、議案第2号 財産の取得について(〃)

 第11、議案第3号 平成9年度川内市一般会計補正予算(〃)

 第12、議案第4号 平成9年度川内市簡易水道事業特別会計補正予算(〃)

 第13、議案第5号 平成9年度川内市交通災害共済事業特別会計補正予算(〃)

 第14、議案第6号 平成9年度川内市同和地区住宅資金貸付事業特別会計補正予算(〃)

 第15、議案第7号 平成9年度川内市国民健康保険事業特別会計補正予算(〃)

 第16、議案第8号 平成9年度川内市老人保健医療事業特別会計補正予算(〃)

 第17、議案第9号 平成9年度川内市公共下水道事業特別会計補正予算(〃)

 第18、議案第10号 平成9年度川内市公共用地先行取得等事業特別会計補正予算(〃)

 第19、議案第11号 平成9年度川内市天辰第一地区土地区画整理事業特別会計補正予算(〃)

 第20、議案第12号 平成9年度川内市農業集落排水事業特別会計補正予算(〃)

 第21、議案第13号 平成9年度川内市水道事業会計補正予算(〃)

 第22、議案第14号 川内市報酬及び費用弁償等条例の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第23、議案第15号 川内市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第24、議案第16号 川内市職員等旅費支給条例の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第25、議案第17号 川内市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第26、議案第18号 川内市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第27、議案第19号 財団法人川内市民まちづくり公社の設立に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について(〃)

 第28、議案第20号 財政調整基金の費消について(〃)

 第29、議案第21号 川内市税条例の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第30、議案第22号 川内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第31、議案第23号 川内市の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第32、議案第24号 せんだい宇宙館の設置及び管理に関する条例の制定について(〃)

 第33、議案第25号 川内市立保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第34、議案第26号 川内市保育所入所措置条例の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第35、議案第27号 川内市敬老金条例の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第36、議案第28号 川内市屋内ゲートボール場の設置及び管理に関する条例の制定について(〃)

 第37、議案第29号 川内市放置自動車の発生の防止及び適正な処理に関する条例の制定について(市長提出)

 第38、議案第30号 川内市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第39、議案第31号 川内市特別奨学基金条例の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第40、議案第32号 川内市スポーツ振興審議会条例の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第41、議案第33号 川内市水道事業給水条例及び川内市簡易水道事業の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について(〃)

 第42、議案第34号 平成10年度川内市一般会計予算(〃)

 第43、議案第35号 平成10年度川内市簡易水道事業特別会計予算(〃)

 第44、議案第36号 平成10年度川内市交通災害共済事業特別会計予算(〃)

 第45、議案第37号 平成10年度川内市国民健康保険事業特別会計予算(〃)

 第46、議案第38号 平成10年度川内市老人保健医療事業特別会計予算(〃)

 第47、議案第39号 平成10年度川内市公共下水道事業特別会計予算(〃)

 第48、議案第40号 平成10年度川内市公共用地先行取得等事業特別会計予算(〃)

 第49、議案第41号 平成10年度川内市天辰第一地区土地区画整理事業特別会計予算(〃)

 第50、議案第42号 平成10年度川内市農業集落排水事業特別会計予算(〃)

 第51、議案第43号 平成10年度川内市水道事業会計予算(〃)

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◯本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

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           〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

           午前10時18分開会

           〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△開会



○議長(原口博文君) ただいま出席議員27名でありまして、定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。

 これより、平成10年第1回川内市議会定例会を開会いたします。

 まず、事務局長から、議員の出欠状況を報告いたさせます。



◎事務局長(福元二三也君) 報告いたします。

 定数28名、現在員28名、出席27名、欠席1名であります。

 欠席の1名は、永井議員が欠席の届け出であります。

 報告を終わります。



○議長(原口博文君) ただいま、報告のとおりであります。

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△開議



○議長(原口博文君) これより、本日の会議を開きます。

 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程によって進めます。

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△日程第1、会議録署名議員の指名について



○議長(原口博文君) まず、日程第1、会議録署名議員の指名について、会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において指名いたします。

 10番川畑善照君、12番杉薗道朗君、13番橋口博文君、以上3名の方にお願いいたします。

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△日程第2、会期及び会期日程の決定について



○議長(原口博文君) 次は、日程第2、会期及び会期日程の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期及び会期日程は、さきに議会運営委員会で御協議願いましたところ、お手元に配付しました会期及び会期日程案のとおり、会期は本日から来月25日までの27日間とし、会期中の日程は、本日の会議で付託事件等の審査結果報告及び平成9年度関係議案の審議並びに平成10年度関係議案の概要説明を受け、明28日から来月5日までを休会とし、6日、9日に総括質疑並びに一般質問を行い、その後、提出議案等を所管の常任委員会に付託し、10日から24日までを休会とし、この間、各常任委員会を開会願い、25日本会議を開いて、付託事件の審査結果報告及び一部議案の審議等を行うことにお決めいただきましたが、以上のとおりの会期及び会期日程でよろしいか、お諮りいたします。

   [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(原口博文君) 御異議ないと認めます。

 よって、今定例会の会期及び会期日程は、以上のとおり決定いたしました。

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     平成10年第1回川内市議会定例会会期及び会期日程



月日
曜日
本会議
休会別
内容


2月27日
 金
本会議
付託事件等審査結果報告及び平成9年度関係議案審議並びに平成10年度関係議案説明


  28日
 土
休会
 


3月 1日
 日
 〃
 


   2日
 月
 〃
総括質疑並びに一般質問通告締切(正午)


   3日
 火
 〃
 


   4日
 水
 〃
 


   5日
 木
 〃
 


   6日
 金
本会議
総括質疑並びに一般質問


   7日
 土
休会
 


   8日
 日
 〃
 


   9日
 月
本会議
総括質疑並びに一般質問、議案等付託


  10日
 火
休会
 


  11日
 水
 〃
(企画経済委員会)


  12日
 木
 〃
(企画経済委員会)


  13日
 金
 〃
(建設水道委員会)


  14日
 土
 〃
 


  15日
 日
 〃
 


  16日
 月
 〃
(建設水道委員会)


  17日
 火
 〃
(保健福祉委員会)              (中学校卒業式)


  18日
 水
 〃
(保健福祉委員会)


  19日
 木
 〃
(総務文教委員会)


  20日
 金
 〃
(総務文教委員会)


  21日
 土
 〃
                         (春分の日)


  22日
 日
 〃
 


  23日
 月
 〃
                       (小学校卒業式)


  24日
 火
 〃
 


  25日
 水
本会議
付託事件審査結果報告及び一部議案審議



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△日程第3、閉会中の諸般報告について



○議長(原口博文君) 次は、日程第3、閉会中の諸般について報告いたします。

 12月議会定例会以後における閉会中の諸般につきましては、監査委員からの監査結果報告及び意見書の提出並びに議員の出張関係について、お手元に配付しました報告書によって御了承願います。

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            閉会中の諸般報告

1 監査委員の監査結果報告

 平成9年12月22日付 例月出納検査結果報告(平成9年度11月分)

 平成10年1月22日付 例月出納検査結果報告(平成9年度12月分)

2 意見書の提出

   平成9年第4回市議会定例会で可決された「『サッカーくじ」法案に反対する意見書」を内閣総理大臣及び文部大臣へ、「中学校特殊学級卒業生に対する適切な後期中等教育の保障を求める意見書」を鹿児島県知事及び鹿児島県教育委員会教育長へ、それぞれ提出した。

3 議員の出張関係

 (1)1月8日から9日まで、鹿児島県市議会議長会臨時総会出席のため、原口議長が鹿児島市へ。

 (2)1月9日、鹿児島県市議会議員研修会出席のため、政井副議長並びに前田、別府、小原、柏木、本元、岩下、平山、上村、川野、上薗、橋口、杉薗、永井、川畑、小牧、宮内、小辻、寺脇、池脇、堀之内、高崎及び石野田の各議員が鹿児島市へ。

 (3)1月19日、1市3町広域行政を考える議員懇談会出席のため、原口議長、平山総務文教委員長、柏木企画経済委員長、小原保健福祉委員長及び岩下建設水道委員長が樋脇町へ。

 (4)1月21日から23日まで、新都市整備対策特別委員会行政視察のため、宮内委員長、福田副委員長並びに今別府、橋口、永井、堀之内及び高崎の各委員が山形県山形市及び天童市へ。

 (5)1月27日から29日まで、議会運営委員会行政視察のため、別府委員長、小辻副委員長並びに岩下、上薗、川畑、小牧、堀之内及び石野田の各委員並びに政井副議長が、広島県尾道市及び福岡県宗像市へ。

 (6)1月28日、鹿児島県原子力安全対策連絡協議会出席のため、上村原子力発電所対策特別委員長が鹿児島市へ。

 (7)1月30日、電力移出県交付金関係県陳情のため、原口議長が鹿児島市へ。

 (8)2月5日から6日まで、全国市議会議長会幕地協議会総会出席のため、原口議長が宮城県仙台市へ。

 (9)2月6日、北方領土返還要求鹿児島県民集会出席のため、平山総務文教委員長、柏木企画経済委員長、小原保健福祉委員長及び岩下建設水道委員長が鹿児島市へ。

 (10)2月18日、川内川下流改修促進期成会植樹祭出席のため、岩下建設水道委員長が鶴田町へ。

 (11)2月18日から19日まで、全国市議会議長会評議員会出席のため、原口議長が東京都へ。

 (12)2月24日から25日まで、南九州西回り自動車道建設促進川内市・阿久根市合同要望のため、岩下建設水道委員長が東京都へ。

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△議案の訂正



○議長(原口博文君) ここで、市長から議案の訂正の申し出がありますので、お手元に配付のとおり訂正願います。

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△日程第4、請願第18号及び日程第5、請願第28号一括上程



○議長(原口博文君) 次は、日程第4、請願第18号及び日程第5、請願第28号の請願2件を会議規則第35条の規定に基づき一括議題といたします。

 以上の請願2件につきましては、閉会中の継続審査事件として、保健福祉委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。

   [保健福祉委員長小原勝美君登壇]



◆保健福祉委員長(小原勝美君) 保健福祉委員会に付託されました事件の審査結果を報告いたします。

 1、付託事件

 (1)請願第18号水質基準項目の「非イオン系界面活性剤」について意見書提出と、より積極的な水環境づくりのための請願書

 (2)請願第28号遺伝子組み換え食品に表示を求めるための意見書提出についての請願書

 2、審査結果

 (1)請願第18号水質基準項目の「非イオン系界面活性剤」についての意見書提出と、より積極的な水環境づくりのための請願書

 ア、委員会の開催日

 9月17日、11月6日、12月11日、2月4日、計4日間でございます。

 イ、付託の時期

 平成9年第3回川内市議会定例会9月11日でございます。

 ウ、請願の趣旨

 日本は世界でも有数の水資源に恵まれた国であるが、近年、河川の汚染が進み、海の汚染も深刻になる中で、都市を中心に水道水に対する不安が高まっている。現在水道法では、家庭雑排水の主役とも言える洗浄剤について、陰イオン系界面活性剤だけに検査項目の基準値が設定されており、非イオン系界面活性剤は、検査項目に入っていない。しかし、既に家庭用合成洗剤の4割以上が非イオン系界面活性剤を含むもので占められており、排水からも非イオン系界面活性剤が検出されている。

 石けんの使用者をふやすことが、命の源である水や水環境を守ることにつながると思うが、現在の合成洗剤の使用量の実態から考えると、まずは、一刻も早く非イオン系界面活性剤の水質基準項目を設定する必要がある。

 よって、下記について実施されるよう請願する。

 ?陰イオン系と非イオン系界面活性剤の合計値が、現在の陰イオン系界面活性剤の水質基準値である0.2ppm以下となるよう厚生省に意見書を提出すること。

 ?水道水の定期的な検査を継続し、その結果を公開すること。

 ?水環境を守るため、石けんの利用を市民へ働きかけること。

 エ、審査の経過及び結論

 本請願は、4回にわたり慎重に審査を進め、「本件は国政レベルの問題であり、国で検討されつつある」とする反対討論と、「社会的な流れでもあり、時代時代に応じた検査項目も必要である」とする賛成討論がなされ、起立採決の結果、起立少数をもって、不採択とすべきものと認めた。

 (2)請願第28号遺伝子組み換え食品に表示を求めるための意見書提出についての請願書

 ア、委員会の開催日

 12月11日、2月4日の2日間でございます。

 イ、付託の時期

 平成9年第4回川内市議会定例会12月9日でございます。

 ウ、請願の趣旨

 農薬(除草剤)をかけても枯れない大豆やナタネなど、他の生物の遺伝子を組み込んでつくった「遺伝子組み換え食品」が認可されたが、これらについては予期せぬアレルギー物質や毒性物質が生成される危険性や環境・生態系への影響が多くの専門家や学者から指摘されている。

 また、組み換え作物の種子を有する多国籍企業が世界の農業を支配する可能性が高くなり、農業の企業化が進み有機農業や小規模農家は厳しい状況に追い込まれ、さらに海外からコストの安い遺伝子組み換え作物が大量に輸入されれば、日本の農業は衰退し食糧自給率は今以上に低下していく。

 このような遺伝子組み換え作物の輸入や日本で開発中の作物の認可を安易に進めることは、決して許されるべきことではない。

 人々の健康を守り、農業や環境をこれ以上壊さないようにするため、まずは遺伝子組み換え作物が原料として使われている食品や飼料に表示を義務づけることが必要である。

 よって、遺伝子組み換え作物、またこれを原料として用いた食品のすべてに表示を義務づけるよう求める意見書を提出していただくよう請願する。

 エ、審査の経過及び結論

 本請願は、慎重に審査を進め、「複雑な表示にかかわる経費が商品価格に転嫁されるおそれがある上、国が安全確認を行っているはず」とする反対討論と、「国民自身がどういうものを食べるのか、自分で選択できてしかるべきである」とする賛成討論がなされ、起立採決の結果、起立少数をもって、不採択とすべきものと決めた。

 以上であります。



○議長(原口博文君) ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。

 まず、請願第18号水質基準項目の「非イオン系界面活性剤」についての意見書提出と、より積極的な水環境づくりのための請願書について、御質疑願います。



◆17番(平山昇君) ただいま委員長の報告が行われましたので、2点ほどお尋ねをしてみたいと思います。

 1点は、この請願18号の水の問題でございますが、今大変この非イオン系界面活性剤が話題になっておりますのは、この毒性の問題が大きな問題になっているからであります。ミクロの世界の単位をあらわすのにナノという単位があるのを皆さんよく御存じだろうと思います。これは10億分の1のことでございますが、さらにそれよりも超ミクロの単位をあらわすのにピコというのがございます。これは1兆分の1の単位でございます。ピコグラムと言ったら1兆分の1グラムということになるんでありますが、この今の非イオン系の界面活性剤の場合は、このピコの単位で大変問題視されておるのであります。それはどうしてかと言いますと、これに分解された後に残った物質が環境ホルモンの作用があるということがわかっておるからであります。環境ホルモンと言いますと、たまたま偶然きょうの南日本新聞に別な問題と関連をして、環境ホルモンとは何かという解説が行われておりましたから、ごらんになって来られた方もいらっしゃるんじゃないかと思いますけれども、生物や人体に対する生殖障害を引き起こす作用のことでありますから、大変今問題になっております。

 つまり、その毒性の問題をどの程度、審査の過程で話題にされたのかどうかお尋ねをしてみたいというのが、1点。

 今1点は、この請願書が提出された時点で、多数の2,000を超す川内市民並びに県民の署名が添付されていたはずでありますけれども、この取り扱いをどのようになされたのか。

 この2点について、お尋ねをしてみたいと思います。



○議長(原口博文君) ただいま質問者に申し上げますが、28号につきましては、その次に議題として上げてありますので、ただいまは18号だけに絞って。



◆保健福祉委員長(小原勝美君) お答えいたします。

 請願18号につきましては、先ほど報告いたしましたとおり4回にわたって審査をし、その過程において水道局を初め、それぞれの資料の提出を求めて慎重に審査してきたと考えております。

 いろいろ平山議員の方から、毒性の問題等についてもお尋ねがございましたが、それらを含めて委員の方では精いっぱいの勉強をしていただき、それぞれ委員会の中で意見を申されたと、私は確信しております。そのようなことで、結果は先ほど申しましたとおりであります。

 以上で終わります。



○議長(原口博文君) 質疑は尽きたと認めます。

 これより討論を行います。

 討論の通告者は、賛成討論が1名であります。

 平山昇君の本請願に賛成の討論を許します。

   [17番平山 昇君登壇]



◆17番(平山昇君) 私は、平和市民クラブを代表して請願第18号水質基準項目の「非イオン界面活性剤」についての意見書提出と、より積極的な水環境づくりのための請願書に賛成の討論を行います。

 本請願は、グリーンコープかごしま生活協同組合提出によるもので、私、平山昇が紹介議員となったものであります。

 グリーンコープかごしま生活協同組合は、県下に約12,000人の組合員を擁する団体であります。組合員のニーズにこたえて、より安全で安心な食品や食材等を生産者と契約をして提供していくことを中心に活動している消費者団体でありますが、一方では、環境浄化のためにも地道な取り組みを進めております。台所等の洗浄剤に石けんを使って、家庭雑排水による水環境汚染を少しでも減らそうと、20年にわたり活動を続けておられるのも、その1例であります。今回の請願も本市議会を含め県下8つの市・町議会に昨年6月から相前後して提出された模様でありますが、近年、河川や湖沼の汚染が進み、都市部を中心に水道水への不安が高まる中で、広く市販されている合成洗剤に使用されながら、いまだ法の規制を受けていない物質の危険性を訴え、国の適切な対応を求める立場から提出されたものであります。

 本請願の趣旨にもありますように、既に家庭用合成洗剤の4割以上が非イオン系界面活性剤を含むもので占められており、消費者団体が調査した箇所の水からは、決まって非イオン系界面活性剤が検出されております。本市の水道取水口の水からも0.02ppm検出されたと報告されております。したがって、水の安全管理の上からも上水道の水質基準項目に非イオン系界面活性剤を入れるべきだとして、全国的に石けん使用を進めている団体から、1996年8月厚生省に要望書が提出されました。そして昨年、97年8月やっと厚生省も水道水の水質基準を大幅に強化する方針を固め、この非イオン系界面活性剤を含め、新たに8項目が追加される見通しだと新聞で報道されています。聞くところによりますと、厚生省も近く結論を出すとのことでありますから、本請願の趣旨を了として意見書を提出することは、極めて時宜を得たものと考えます。

 そもそも、この非イオン系界面活性剤に世間の注目が集まったのは、1992年から96年にかけて埼玉県飯能市で泡立つ水道水事件が発生したことによります。ところが泡立つ水道水であっても、現在の検査項目では陰イオン系しか検出できないため、そのまま飲用可とされ、何の対策も取られなかったのであります。その後、96年8月埼玉県環境検査研究協会の方で、非イオンの分析が可能になったため検査を依頼したところ、この水から大量の非イオン系界面活性剤が検出されました。後に直接の汚染源は、近くのゴム工場の廃水と判明したそうでありますが、この工場が移転した現在でも、まだ検出されるということは家庭排水も原因との懸念もあるわけであります。

 今日、私たち市民は水道水に関しては、我がまちだけの水に頼って生活することは不可能であります。全国どこに行っても安全な水の飲用ができるよう、基準項目と基準値設定が急がれなくてはなりません。もちろん水道水の水質検査項目に非イオン系界面活性剤が設定されたからといって、安全な水道水が確保できるなどと安易な考えを持つ者ではありません。私たちの日常の暮らしも見直す必要があります。各家庭や公共施設での洗浄剤を安全な石けん使用に切りかえていくべきです。

 その意味から、本請願は第3項目で、その具体的提言を行っているわけであります。昨年10月13日付の毎日新聞の特集記事、忍び寄る人体汚染その2の中に、この非イオン系界面活性剤の恐るべき毒性が報告されております。この非イオン系界面活性剤に含まれる物質が、川などで分解してアルキルフェノールという物質になり、これに環境ホルモンの作用があることがわかり問題になったのであります。そのため、イギリス、ドイツ、北欧諸国等では具体的使用規制も検討中だそうであります。私たち市民や消費生活者は、もっともっと環境問題に関心を持つべきであります。本請願は、その意味からも問題提起をしていると言えると思うのであります。

 今回、グリーンコープかごしま生活協同組合は冒頭でも申し上げましたように、県下8市町に本陳情、請願を行っておりますが、そのうち鹿児島市議会が昨年9月議会で採択し、国分、鹿屋市と姶良、加治木、溝辺の3町が12月議会で採択して、意見書を提出しております。12月議会で継続審査とされたのは、隼人町と川内市だけでありましたが、隼人町議会はその後、採択されたそうであります。先ほどの委員長報告にありましたとおり、本市議会保健福祉委員会では不採択となっておりまして、紹介議員といたしましても極めて、その点残念であります。水のまち川内・H2O都市、すなわちヘルシー・アンド・ハッピー・オアシスの名にも背くことになるのではないかと懸念をいたします。

 何とぞ、本市議会の良識のもとに請願18号を採択の上、意見書提出が行われますよう懇願して賛成の討論を終わります。

 議員各位の御賛同をよろしくお願いを申し上げます。



○議長(原口博文君) 討論は終結したと認めます。

 採決いたします。

 本件の委員長報告は、不採択であります。

 本請願を採択することに賛成する諸君の起立を求めます。

   [賛成者起立]



○議長(原口博文君) 起立少数であります。

 よって、本請願は、不採択と決定いたしました。

 次は、請願第28号遺伝子組み換え食品に表示を求めるための意見書提出についての請願書について、御質疑願います。



◆17番(平山昇君) 先ほどは勘違いをいたして失礼をいたしました。

 2点だけお尋ねをしてみたいと思いますが、1点は、この請願28号の場合は我が国の農業・農産物に与える影響も極めて大きいのではないのかというふうに考えますけれども、そういった観点からの論議と言いましょうか審査と言いましょうか、どの程度なされたのかということが1点と、今1つは、先ほどの添付されました署名簿の取り扱いをどのようにされたかについて、お聞かせをいただけばありがたいと思います。以上です。



◆保健福祉委員長(小原勝美君) 平山議員の御質問にお答えいたしたいと思います。

 請願28号につきましては、いろいろ今日我が国の食糧の輸入量あるいはまた品種等の改革の問題について、農林水産課に資料の提出等を求め、今日の状況等をいろいろ踏まえながら審査いたしたわけでございます。

 しかしながら、先ほど委員会の結論の中でも申し上げましたとおり、委員の中で、いろいろそうした経費の問題かれこれの中で、価格に上乗せもするという問題、また毒性の問題等につきましては、国の方でも十分な審査をされながら、また食品衛生の面からもいまだまだ協議中のところもあるというような報告の中で審査いたしてきたわけでございます。

 それから、2つ目の問題でございます。この問題は、請願に同意される方の署名者数が2,846名あったそうでございますが、委員会に報告されておりませんでした。これらのことについては、私なりに非常に不愉快な気持ちも持っております。

 ただ、審査につきましては、署名者数の多少にかかわらず慎重に審議されたものと、私は確信いたしております。

 以上で終わります。



○議長(原口博文君) 質疑は尽きたと認めます。

 これより討論を行います。

 討論の通告者は、賛成討論が2名であります。

 まず、平山昇君の本請願に賛成の討論を許します。

   [17番平山 昇君登壇]



◆17番(平山昇君) 私は、平和市民クラブを代表して、請願第28号遺伝子組み換え食品に表示を求めるための意見書提出についての請願に賛成の討論を行います。

 まず、遺伝子組み換え食品とその問題点について、少しばかり申し上げてみます。

 これまで、私たちが口にしたことのない新しい作物が輸入され、食卓に登場し始めました、遺伝子組み換え作物です。この遺伝子組み換え作物は、これまでの品種改良の方法である交配とは全く違う方法で改良を加えた作物です。その作物がそれまで持っていなかった遺伝子を細胞の中に入れてつくります。遺伝子組み換え技術を用いると種の壁を超えて、さまざまな遺伝子を入れることができます。ピンポイントで目的とする性質を作物に与えることができ、しかもこれまでの品種改良では絶対できなかった品種ができる点に特徴があります。

 例えば、魚や動物、昆虫の遺伝子を持った作物など、これまでどんなに工夫してもできませんでした。そこが画期的であると同時に問題点でもあります。

 特に、3つの点で深刻な影響が懸念をされています。環境への影響、食品の安全性への影響、そして特定の企業が世界の食糧を支配することによる影響です。1996年9月3日、厚生省は日本モンサントなど農薬メーカー3社から申請された遺伝子組み換え作物の輸入を認可しました。最初に輸入が認可されたものは、除草剤耐性つまり特定の除草剤に強い大豆、ナタネと殺虫性つまり虫を殺す成分を持つトウモロコシ、ジャガイモの4作物です。この最初の認可に続いて、10月28日には第2次の申請も出され、これから続々と輸入されていくことになります。遺伝子組み換え作物は年々拡大していくことになります。問題は、日本が主要な作物をほとんど輸入に頼っている点にあります。大豆の自給率は約2%、ナタネは約0.1%であります。したがって、いや応なく食卓に登場することになります。このまま店頭で販売され食卓に登場するようになると表示もないため、私たちは知らないうちに食べ続けることになります。それは人体を用いて食品の安全性を実験することを意味します。つまり人間が実験用モルモットになるのです。食べ物の安全性は、長期間摂取して初めてわかるものです。そのため安全かどうかは、まだ未知数です。だれも危険と言えないと同時に、安全とも言えません。そのため、せめて表示を入れて選べる状態にすべきだというのが消費者の要望でした。厚生省は、安全性評価指針に基づいてチェックするから作物そのもの、あるいは作物を使ってつくられた食品に遺伝子組み換えという表示を入れる必要はないと決定しました。しかし、消費者は安全だとはとても言えず、表示がないと選ぶこともできないと主張し、厚生省の見解と対立し続けてきました。その表示の大切さを裏づける研究結果も出てきました。それはネブラスカ大学の研究チームが行った実験です。ブラジルナッツの遺伝子を大豆に導入し、栄養成分を改良した作物を開発した実験です。栄養成分以外にアレルゲンとなるたんぱく質が大豆にできることが確認されたのです。もし、ブラジルナッツにアレルギーを持つ人が食べると症状が出ることになります。が、本人は大豆を食べたのであって、ブラジルナッツを食べたわけではないのです。この実験結果などから、消費者は自分が何を食べているかを知り、選ぶ権利があるという主張を掲げて表示を求める運動が世界規模で始まりました。

 最近、ヨーロッパの国々で表示を義務づけた国が出てきたり、ヨーロパ議会や日本の東京都議会、千葉県議会のように表示を求める決議をいち早く上げるところがふえてきました。今この表示をめぐって政府と市民の間で激しい闘いが繰り広げられています。ぜひ、この闘いを勝利させたいと考えています。

 少し長くなりましたが、ただいま私が読み上げましたのは、フリージャーナリストの天笠啓介氏の「遺伝子組み換え食品とその問題点は」と題する講演速記録の最初と最後の部分だけであります。

 中心部分の、何のために開発されたのか。問題点1、食品としての安全性。問題点2、環境への影響。問題点3、特定の企業による食糧支配などの部分は時間の都合で割愛いたしました。1997年、昨年10月30日現在で、遺伝子組み換え食品の表示を求める決議意見書等を上げた地方議会は639議会であります。本県においては、鹿児島県議会・鹿児島市議会・和泊町議会がこの中に入っていますが、その後、県下で陳情、請願が出された議会が本市を含めて3市ありますが、本市を除く鹿屋、国分両市議会とも採択し、意見書提出を行ったと聞いております。

 遺伝子汚染のリスクについて、アメリカの遺伝子工学研究の第一人者ヘーガン氏は、予想外の有害な副作用がある点で危険な技術であり、遺伝子汚染のリスクは原発より大きいと言っていい。つまり新しい遺伝子が自然界の遺伝子グループに入ってしまうと、それを取り出すのは不可能になる。つまり汚染が一度起きるともとに戻すことはできないのだ。しかも汚染遺伝子は世代から世代へ種から種へ伝播し、どんどん複雑になっていく。これがエコシステムに与える影響ははかり知れない。一度何かが起こったら、もうもとには戻らない。この技術は次の世代に苦しみを与えるものに過ぎないと警告を発しているそうであります。

 国会の中でも、社会民主党の中川智子議員が厚生委員会の中で、当時の小泉厚生大臣から、厚生省としては、例え専門家が遺伝子組み換え食品について安全性に関しては問題はないと言っても、国民がこのように不安を持っている以上、それにこたえる責任があるという答弁を引き出し、それをてこに国会休会中に遺伝子組み換え食品の表示等に関する小委員会を開かせて審議を進めている模様であります。

 一方、欧州・EU議会は、昨年5月に新規食品に関する規則を発効し、さらに11月から遺伝子組み換え大豆、トウモロコシを使用した食品すべてに表示を義務づけることにしております。オーストラリア、ニュージーランドも同様のようであります。10月には世界食糧デーに合わせて、世界40カ国で遺伝子組み換え食品抗議行動が持たれ、日本では参議院会館で市民、国会議員、行政による遺伝子組み換え食品の表示を考える集いが開かれました。消費者がいら立ちを募らせるのに、対応の遅い厚生省に、しびれを切らした日本生活協同組合連合会は、独自の新表示方を近々実施する予定とのことであります。

 また、全国農業協同組合連合会も生協側の要請を受けて、飼料用のトウモロコシを遺伝子組み換え作物とそうでない作物とに分別して輸入する方向を検討していると言います。消費者は、自分の食べ物を選ぶ権利があります。その選択権を保障するためには、情報提供は欠かせません。市民の健康を守る立場から、地方議会も積極的に発言すべきであると考えます。

 本請願が、見識ある議員各位の御賛同によって採択され、意見書が提出されますよう心から願って賛成の討論を終わります。



○議長(原口博文君) 次に、井上森雄君の本請願に賛成の討論を許します。

   [20番井上森雄君登壇]



◆20番(井上森雄君) 私は、日本共産党を代表して請願第28号遺伝子組み換え食品に表示を求めるための意見書提出についての請願書に賛成の討論を行います。

 輸入食品が激増する中、ここ1、2年の間に狂牛病・病原性大腸菌O−157の蔓延など、かつて経験したことのない病気が食卓に衝撃を与えました。そして今人間がまだ食べたことのない遺伝子組み換え食品が日本に上陸し、表示もされないまま一般市場に流通し食卓に上がり始めています。この遺伝子組み換え食品は、一昨年8月厚生省食品衛生調査会が、安全性に問題なしとして認可した特定の除草剤に耐性を持つ大豆とナタネ、特定の害虫に抵抗性を持つトウモロシとジャガイモの4品目7品種で、それらの開発企業はモンサント社、千葉ガイギー社、テキスト・シェーリング・アグレボ社など、いずれも農薬を中心とした多国籍化学企業です。厚生省の同調査会には引き続き除草剤耐性トウモロコシなど、新たに12品目の遺伝子組み換え食品の認可申請が出されました。安全性への疑義・環境生態系への影響など、国民の不安は解消されないまま輸入にゴーサインが出され、日本上陸を開始したこれらの遺伝子組み換え食品は、みそ、しょうゆ、豆腐、納豆、食用油、マヨネーズ、ビール、家畜の飼料などに使われ、日本人の日常食生活の60%から70%の食べ物に混入するだろうと言われています。日本人をモルモットがわりにするように遺伝子組み換え食品が日本に押し寄せ、食卓に押しつけられている根本には、世界126カ国中113番目という異常に低い日本の食糧自給率があり、国民の胃袋をアメリカに依存する従属的食糧構造からくるものであることを、私たちは認識しておかなければならないと思います。食糧自給率を高め、アメリカの圧力をはねのけているヨーロッパの国々が、安全性に疑問があるとして除草剤耐性大豆を輸入禁止にしたり、表示を義務づけているのとは大違いです。

 日本共産党は、昨年10月消費者の知る権利、食品を選択する権利保障のために、遺伝子組み換え食品の表示を義務づける遺伝子組み換え食品表示要綱案を発表しました。この要綱案は、法改正をしなくても「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(略称JAS法)」の施行令などの改正で表示を義務づけることができるとしております。すなわちJAS法による表示は施行令の改正、農林省告示のJAS規格品質表示基準を改定すればよいわけですから、政府が決断すればすぐに実施できることで、消費者の切実な願いを実現する近道であります。

 表示の方法は、1、遺伝子組み換え作物を使用する場合、原材料名の表示に遺伝子組み換え作物であることを明記する。

 2、現在、遺伝子組み換え体として輸入が認められている大豆、トウモロコシなどについては、農産物検査法による成分検査の際に遺伝子組み換え体かどうかを検査し、検査証明に結果を記載する。

 JAS法による原材料表示をする際には、農産物検査法による検査証明を必要とするなどであります。

 本要綱案では、食品衛生法による食品添加物並みの安全性審査を義務づけ、安全性が確認されたものに表示を行うよう食品衛生法の抜本的改正にも引き続き取り組んでいくとしています。

 以上が、日本共産党が昨年10月発表した遺伝子組み換え食品の表示を義務づける要綱案の概要であります。

 次に、貯蔵や流通の段階で組み換え作物を選別することは不可能だから、表示は困難だとする議論があることであります。この問題については、昨年7月17日に開かれました衆議院の消費者問題等に関する特別委員会の遺伝子組み換え食品の表示問題等に関する小委員会で、日本共産党の藤田スミ議員が、アメリカでは各農家がサイロを持ち、品種ごとに保管する「アイデンティティプリザーブ−−IP−−個別保管」という仕組みがあり、豆腐や納豆など用途に合った品種を契約栽培し、一般大豆と分離して収穫・保管して日本まで輸送するシステムがあり、これを使えば組み換え品種を他のものと分けて輸入することは可能ではないかと質問しました。参考人として出席していたアメリカ大豆協会日本代表のケント・ネルソン氏は、技術的に区別することは可能であると述べるとともに、現在日本市場のためIPを行っているのは14万トン程度であり、日本向けの大豆の全輸出量に対応するシステムは現在はないが、時間をかければ区別して輸出するシステムをつくることは可能だと述べています。2月8日付の「しんぶん赤旗」によりますと、遺伝子組み換え食品についての地方議会の意見書・要望書が2月7日までに農水省に対して833、厚生省に対して925議会から提出されていることが明らかになった旨、報道されています。特に、市議会では農水省には41%に当たる274、厚生省には49%に当たる327の議会が同趣旨の意見書などを提出しているということです。現在、農水省が表示に関する検討を行っているので政府の対応が注目される、このように同報道は結んでおります。

 以上のことから、私は消費者の知る権利、食品を選択する権利の保障のために、遺伝子組み換え食品に表示義務づけをするべきであり、表示するとコストアップにつながるなど、いかなる理由によってしても国民のこうした権利は制限されるべきものではないと考えます。

 よって、請願第28号に賛成の意思を表明をいたしまして討論を終わります。



○議長(原口博文君) 討論は、終結したと認めます。

 採決いたします。

 本件の委員長報告は、不採択であります。

 本請願を採択することに賛成する諸君の起立を求めます。

   [賛成者起立]



○議長(原口博文君) 起立少数であります。

 よって、本請願は不採択と決定いたしました。

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△日程第6−日程第8、各特別委員会審査結果報告



○議長(原口博文君) 次は、日程第6から日程第8までの各特別委員会の審査結果報告3件を会議規則第35条の規定に基づき一括議題といたします。

 以上の3件につきましては12月議会定例会において、それぞれの委員会から審査方針が示され、その審査結果が議長に報告されておりますので、順次、各特別委員長の報告を求めます。

 まず、原子力発電所対策特別委員会の審査事件について委員長の報告を求めます。

   [原子力発電所対策特別委員長上村征四君登壇]



◆原子力発電所対策特別委員長(上村征四君) 原子力発電所対策特別委員会に付託されました川内原子力発電所の安全対策及び関連する諸問題に関する審査結果の報告を申し上げます。

 1、審査事件。

 川内原子力発電所の安全対策及び関連する諸問題ついて。

 2、委員会の開催日。

 2月9日。

 3、審査の経過及び結論。

 まず、当局から、次の各項目について、順次報告説明を受けた。

 ア、川内原子力発電所1号機及び2号機の運転状況、放射性廃棄物(気体・液体・固体)の管理状況、使用済燃料の保管量。

 イ、川内原子力発電所1号機第11回定期検査計画の概要。

 今回の定期検査では、原子炉設備、タービン設備、電気設備、制御設備、廃棄物処理設備等各設備の点検、検査等を行うほか、当該検査期間中に主な工事として、燃料取替、タービンロータの工場での点検、制御棒駆動装置キャノピーシール部点検、蒸気発生器細管の抜管調査、原子炉容器頂部温度低減対策工事、アクシデントマネジメントに対応する設備改造、新たな地震計の設置等を実施する。

 ウ、全国の原子力発電所にかかわる安全協定及びその運用に関する覚書等の状況報告説明の後、引き続き各項目について、使用済燃料に係る六ヶ所村の受け入れ態勢の進捗状況、蒸気発生器の抜管調査の部位、アクシデントマネジメント対応設備改造工事の目的、新たな地震計の設置等各工事の内容、安全協定の事前協議に係る見直し作業の進捗状況と見直し時期等についてそれぞれ質疑が行われた。

 なお、審査の過程において、原子力に関する広報等については、市民にわかりやすい情報提供のあり方に十分配慮されたい旨の意見が述べられた。

 以上で報告を終わります。



○議長(原口博文君) ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。

 御質疑願います。

   [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(原口博文君) 質疑はないと認めます。

 これで、原子力発電所対策特別委員会の報告を終わります。

 次は、新都市整備対策特別委員会の審査事件について、委員長の報告を求めます。

   [新都市整備対策特別委員長宮内澄雄君登壇]



◆新都市整備対策特別委員長(宮内澄雄君) 新都市整備対策特別委員会に付託されました九州新幹線鹿児島ルートの川内駅設置並びに川内川抜本改修事業の進捗に伴う川内駅周辺地区及び中心市街地の新たなまちづくりに関する審査結果を報告いたします。

 1、審査事件。

 九州新幹線鹿児島ルートの川内駅設置並びに川内川抜本改修事業の進捗に伴う川内駅周辺地区及び中心市街地の新たなまちづくりについて。

 2、委員会の開催日。

 2月16日。

 3、審査の経過及び結論。

 川内駅周辺地区の新たなまちづくりについて

 まず、当局から、川内駅周辺地区土地区画整理事業の主要経過について説明を受けた。その後、川内駅周辺地区整備計画の整備手法、JRと交差する道路の整備、温泉掘削等について質疑を行った。

 なお、審査の過程で述べられた意見・要望の概要は、次のとおりであります。

 ア、川内駅周辺地区の整備については、面的整備に併せ複合拠点施設等の施設整備についても事業推進体制の整備を検討するとともに、その施設等の整備時期、将来構想を早い時期に示されたい。

 イ、JR九州等の敷地も土地区画整理事業の対象地区に入れて事業を推進できるようJR九州等にも積極的に働きかけられたい。

 ウ、東西自由通路については、JR九州等との協議を積極的に進め、早期整備に努められたい。

 以上で終わります。



○議長(原口博文君) ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。

 御質疑願います。

   [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(原口博文君) 質疑はないと認めます。

 これで、新都市整備対策特別委員会の報告を終わります。

 次は、川内川抜本改修対策特別委員会の審査事件について、委員長の報告を求めます。

   [川内川抜本改修対策特別委員長川畑善照君登壇]



◆川内川抜本改修対策特別委員長(川畑善照君) 川内川抜本改修対策特別委員会に付託されました川内川の抜本改修計画の促進並びに塩水遡上対策に関する審査結果の報告を申し上げます。

 1、審査事件。

 川内川の抜本改修計画の促進並びに塩水遡上対策について。

 2、委員会の開催日。

 2月18日。

 3、審査の経過及び結論。

 川内川の抜本改修計画並び塩水遡上対策について。

 まず、当局から、川内川の抜本改修事業に関する前回報告以降の主要経過、事業進捗状況及び今後の予定並びに塩水遡上に係る前回報告以降の塩水遡上の状況、緊急対策(エアレーション)の実施状況及び高城川流域地下水塩水化調査の実施状況について報告説明を受けた。その後、高城川流域の地下水塩水化の状況、エアレーションの効果、水利権取得問題、取水口の上流への移転問題等について質疑が行われた。

 なお、質疑の過程で当局から、水利権については本年度中に許可が得られるよう努力している。また取水口の移転については、移転場所、負担のあり方を早期に決定し、来年度中には着手できるよう努力したい旨の答弁がなされた。

 これに対し、委員から水利権の取得については、本年度中の取得を目指しさらに努力されたい。また、取水口の移転については、早期に本市の方針を決定し、早期着手に向け努力されたい旨の意見・要望が述べられました。

 以上で報告を終わります。



○議長(原口博文君) ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。

 御質疑願います。

   [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(原口博文君) 質疑はないと認めます。

 これで、川内川抜本改修対策特別委員会の報告を終わります。

 以上で、各特別委員会の報告を終わります。

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△市長あいさつ



○議長(原口博文君) ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許します。

   [市長森 卓朗君登壇]



◎市長(森卓朗君) 平成10年第1回川内市議会定例会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 平成9年度も残すところ1月余りとなり、諸施策の推進に全力を挙げているところでありますが、議員の皆様には市勢発展のために議会活動はもとより、地域活性化のために日夜御活躍・御奔走されておりますことに対し、心から敬意を表する次第であります。

 さて、本日から27日間の会期で開催されます3月議会初日本会議では、議案、川内市基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定についてと財産の取得について及び一般会計・特別会計補正予算についての御審議をお願い申し上げますが、さきの12月市議会で慎重に御審議いただきました温泉掘削の件につきましては、関係団体等との意見も聞いてまいりました。しかしながら、十分なコンセンサスを得るに至らず、当面は見送らざるを得ないと判断して減額することとし、継続費の廃止をお願いするものでございます。

 また、市民福祉の向上を願い年度末までの完成を目指した事業の中で、隈之城駅自由通路整備事業外12件につきましては、関係機関との協議や用地買収、工法の検討に時間を要し繰越明許費補正の追加をお願いしております。

 議案の詳細につきましては、関係部・課長が提案理由を御説明申し上げますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。

 なお、平成10年度施政方針等につきましては、平成9年度補正予算等の議案審議終了後、改めて申し上げることとし、簡単でございますが開会に当たってのごあいさつといたします。

 よろしくお願いいたします。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第9、議案第1号 川内市基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定について



○議長(原口博文君) 次は、日程第9、議案第1号川内市基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定について本案を議題といたします。

 当局の提案理由の説明を求めます。



◎企画経済部長(榊孝一君) 議案その1をお開きいただきたいと思います。

 議案その1の1の1ページです。議案第1号川内市基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明を申し上げます。

 国際交流事業に要する経費に充てるため設置している国際交流基金について、基金による事業運用を廃止したいが、これについては地方自治法第241条第8項の規定により、条例で定める必要があります。

 これが本案提出の理由でございます。

 あけていただきまして、1の2でございます。川内市基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部、第2条の表国際交流基金の項を削除するものであります。

 なお、附則といたしまして、この条例は、平成10年4月1日から施行しようとするものであります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議をお願いをいたします。



○議長(原口博文君) ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。

 本案は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(原口博文君) 御異議ないと認めます。

 よって、本案は、委員会付託を省略することに決しました。

 これより質疑に入ります。御質疑願います。



◆25番(今別府哲矢君) この国際交流基金に基づく事業につきましては、ふるさと創生資金が創設された段階で、基金として積み立て、国際交流事業に充てていたものでございます。近年は、どちらかというと鑒真の寄港に伴う経費、それに充てるものに活用されておったようでございますけれども、平成10年度の予算を見てみましても鑒真の寄港に伴う経費そのものが多額の経費を要するようでございます。特にタグボート等のお願い、そういうものについての経費が多いようでございますけれども、これらの経費節減対策なりそういうものを検討していただくことが必要だというふうに考えておりますけれども、これらについての取り組み状況、そういうものについてお尋ねしておきたいというふうに思います。

 以上であります。



◎企画経済部長(榊孝一君) ただいま今別府議員の方から、国際交流基金の関係につきましては、ふるさと創生事業等で平成元年度から川内市の分につきましては8,000万円、一般財源2,000万円を加えまして、1億円で平成9年度まで8カ年間で進めてきておるところでございます。今、今別府議員の方から申されましたように、鑒真の関係もそのうちの約3,000万円いう額を鑒真の関係に使っておるわけで、その中では先ほど質問ございましたように、タグボートに関する部分が大きいのじゃないのかというようなふうのことでございまして、平成10年度からはこのタグボートを何とか購入をする方法ができないのかということ等も含めながら、あるいは入ってくる航路の関係等の検討もする必要があるんじゃないのかいうようなふうのことで、平成10年度につきましては、特にかかりますタグボートの関係については関係機関との調整に入りたいというふうに考えております。以上です。



◎市長(森卓朗君) 少し補足説明させていただきます。

 タグボートのいわゆる使用料金が非常に高いわけでございますが、この関係につきましては、この1月鑒真の本社に参りまして直接社長と私も会いまして、この料金の引き下げについて何とか検討していただきたいという要請をしたところであります。この鑒真の本社の社長におきましても、タグ関係等についての別会社も持っているので、ひとつその船について何とか川内の方で活用できる方法はないか模索をしてみたいというお話しまでは、今いただいておるところであります。

 市で船を購入するということは、もちろん考えておりません。あと関係のいろんな港湾関係の業者も川内港内におりますので、関係機関と十分協議しながら、うまくタグがもし川内の方に常駐できるような方法ができるとするならば、その活用方法等も十分関係団体等で協議してやっていかなきゃいけないと、タグを一隻常駐させることは大変な経費がかかるわけでございます。船員も雇わなければいけない、もちろん船員がついているわけでございますので相当の経費がかかります。しかし、それに見合った船が入ってこなけりゃいけないという問題もあります。そういうことで、今本社の社長とも十分そこらあたりについても検討を進めていただきたいということでお願いしておりますので、本年度もう少し担当レベルの段階で具体的に話を詰めさせてまいりたいと、現在考えておるところでございますので御了承いただきたいと思います。



○議長(原口博文君) 質疑は尽きたと認めます。

 討論はありませんか。

   [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(原口博文君) 討論はないと認めます。

 採決いたします。

 本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。

   [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(原口博文君) 御異議ないと認めます。

 よって、本案は、原案のとおり可決されました。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第10、議案第2号 財産の取得について



○議長(原口博文君) 次は、日程第10、議案第2号財産の取得について、本案を議題といたします。

 当局の提案理由の説明を求めます。



◎教育次長(伊豫田輝雄君) 議案その1、2の1ページでございます。

 議案第2号財産の取得について、提案の理由でございます。

 情報化、国際化等の時代の流れに対応する教育の一環としまして小学校にパソコンを導入しておりますが、さらに学習効率の向上をさせるため、空調設備を導入し就学環境を整備したいと思います。これにつきましては川内市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例第3条の規定によりまして議会の議決を得る必要がございます。

 これが本案提出の理由でございます。

 議案の内容でございますけれども、財産の名称、空調機器(天吊露出型)でございます。

 数量、各小学校19校分の22台でございます。

 取得価格、2,289万円。

 取得の相手方、川内市御陵下町2−30、南菱冷熱工業株式会社でございます。

 なお、次のページ2の2ページに参考として、今回配置いたします取得財産の内訳をうたってございますので御参考していただければ幸いでございます。

 以上でございます。



○議長(原口博文君) ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。

 本案は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(原口博文君) 御異議ないと認めます。

 よって、本案は、委員会付託を省略することに決しました。

 これより質疑に入ります。御質疑願います。



◆17番(平山昇君) 小さな問題ですが、ちょっとお尋ねしてみたいと思いますのは、この19校、計22台ということで、2台ずつ設置をされるところが3校ございますけれども、これは設置場所の数ですか、それとも設置する部屋の広さによるものですか、ちょっと補足説明をお願いいたします。



◎教育次長(伊豫田輝雄君) お教えいただきました各小学校、基本的には1台ずつでございますけれども、御意見がありましたように小学校におきましては場所の問題等々、専用室を使用してないところもございます。したがって、場所の広いところは当然に2台になるということで御理解いただければというふうに思います。



○議長(原口博文君) 質疑は尽きたと認めます。

 討論はありませんか。

   [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(原口博文君) 討論はないと認めます。

 採決いたします。

 本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。

   [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(原口博文君) 御異議ないと認めます。

 よって、本案は、原案のとおり可決されました。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第11、議案第3号 平成9年度川内市一般会計補正予算



○議長(原口博文君) 次は、日程第11、議案第3号平成9年度川内市一般会計補正予算、本案を議題といたします。

 当局の提案理由の説明を求めます。



◎財政課長(桑原道男君) 別冊となっています平成9年度川内市各会計予算書、予算に関する説明書のまず1ページをお開きください。

 議案第3号平成9年度川内市一般会計補正予算について、御説明申し上げます。

 歳入につきましては、地方譲与税、自動車取得税交付金、繰入金等を増額するとともに、市税、分担金及び負担金、国庫支出金、県支出金、諸収入、市債等の減額調整を行い、歳出につきましては、財政調整基金積立金、老人保健医療事業特別会計繰出金等を増額するとともに、事業の執行に併せて災害復旧費等の減額調整を行うほか、継続費の廃止及び変更、繰越明許費の追加、債務負担行為の廃止及び追加並びに地方債の追加、廃止及び変更をする必要がございます。

 これが、本案提出の理由でございます。

 2ページをお開きください。

 第1条で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4億528万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ272億7,987万7,000円とするものであります。同条2項で、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございます。

 第2条で、継続費の廃止及び変更は、「第2表継続費補正」によるものであります。

 第3条で、繰越明許費の追加は、「第3表繰越明許費補正」によるものであります。

 第4条で、債務負担行為の廃止及び変更は、「第4表債務負担行為補正」によるものであります。

 第5条で、地方債の追加・廃止及び変更は、「第5表地方債補正」によるものであります。

 補正予算の主な内容につきまして、歳出から款項の順に御説明申し上げますので、48ページをお開きください。

 まず、補正予算の内容説明に先立ちまして、今回の補正予算ではさきの決算審査特別委員会での御指摘を踏まえまして、全庁的に給与費、共済費の不用見込み額の減額調整を行いました。一般会計での同経費の補正額は、特別職及び議員等報酬で562万円の減、一般職で3,281万3,000円の減で、合計3,843万3,000円の減額であり、以後の説明は省略させていただきますのでよろしくお願いいたします。

 48ページの1款1項1目議会費は、実績見込みにより費用弁償を減額するとともに、議長応接室のいす・テーブル等購入に係る経費を措置するものであります。

 あけていただきまして、49ページの2款1項1目一般管理費は退職手当の不足見込み額を増額するとともに、その他の経費については、実績見込みにより減額するものでございます。50ページの2目秘書広報費は、実績見込みによる交際費及び出席負担金並びに通信運搬費の減額。

 あけていただきまして、51ページの5目財産管理費の財政調整基金積立金は、純繰越金の法定積立分及び新規積立分を措置するもので、積み立て後の財政調整基金は17億7,528万円となる見込みであります。52ページの6目企画費は、国際交流委員に係る報酬と普通旅費を減額、並びに常熟市交流に係る派遣・受入業務委託料及びかごしま川内貿易振興協会運営補助金の減額が主なものであります。

 あけていただきまして53ページ、7目情報管理費は、電子計算機器保守委託料と同機器の使用料及び賃借料の減額であります。11目庁舎管理費は、庁舎清掃等委託料の減額と議員控室ほかのカーテン並びに第1委員会室ほかの電話機購入経費の増額を54ページの12目市民会館管理費は、耐震1次診断業務委託料等の執行残を減額するとともに、非常灯の修繕料を措置するほか自主事業に係る委託料を減額するものであります。

 あけていただきまして、55ページの15目地籍調査費は、一般賃金と事務経費の調整を行うものであります。

 あけていただきまして、57ページの2項2目賦課徴収費は、実績見込みによる税更正オンラインシステム端末機器保守委託料と同システムパッケージ使用料の減額が主なものであります。

 3枚あけていただけませんでしょうか。63ページの3款1項1目社会福祉総務費は、国の補正予算に伴う臨時福祉特別給付金支給にかかる臨時職員雇上料と通信運搬費を増額するほか、福祉対策基金への積立金を措置するものであります。積み立て後の福祉対策基金は、4億5,428万5,000円となる見込みであります。2目身体障害者等福祉費は、やさしいまちづくり総合計画推進事業の委託料等の減額、身体障害者更生保護事業費、精神薄弱者援護措置事業費については、単価改正等に伴う措置費の増額を、在宅身体障害者福祉事業費は、短期入所事業委託料の減額と日常生活用具給付費の増額であります。重度心身障害者医療費助成事業費については、申請件数の増に伴う医療費助成の増額であります。

 あけていただきまして、65ページの4目国民年金費は、収納見込み減による年金印紙代の減額であります。

 66ページの2項1目老人福祉総務費、老人福祉管理運営費は実績見込みによる敬老バス乗車賃助成金の減額、在宅老人福祉事業費はヘルパー業務委託料の減額であります。デイサービス事業費は、運営費基準額改正等に伴う業務委託費の増額であります。

 あけていただきまして、67ページの4目養護老人ホーム費は国県からの一時金対応分を消耗品費に措置するものでございます。

 68ページの3項1目児童福祉総務費は、特別保育対策事業の単価改正等に伴い増額調整をするものであります。2目児童措置費は、実績見込みによる扶助費の減額であります。

 あけていただきまして、69ページの6目保育所費、障害児保育事業費は障害児保育受け入れがなかったため全額減額するものであります。

 70ページの4項1目生活保護総務費は、国庫支出金等精算返納金を増額措置することとしたほか、生活保護安定運営対策費では通信運搬費を減額し、備品購入費を増額しようとするものであります。2目扶助費は、医療扶助費の増額であります。

 あけていただきまして、71ページの5項1目災害救助費は、実績確定に伴う生活福祉資金利子補助金と地震災害援護資金貸付金の減額であります。

 72ページの4款1項1目保健衛生総務費のすこやかふれあいプラザ建設事業費は、実施設計業務委託料と工事請負費の減額であります。2目保健指導費は、妊婦並びに乳幼児精密健康診断委託料の減額を、あけていただきまして73ページの老人保健事業費は、基本健康審査等の委託料の減額を老人医療事務管理費は、老人保健医療事業特別会計への繰出金を増額措置するものであります。3目伝染病予防費は、医薬材料費及び各種業務委託料等を減額措置するものであります。74ページの8目国民健康保険財政対策費は、国民健康保険事業特別会計への繰出金を増額するものであります。

 あけていただきまして、75ページの2項2目廃棄物処理費は、木場茶屋埋立地の覆土用シラス購入費等を増額するほか、廃棄物収集業務委託料を減額するものであります。4目クリーンセンター費は、実績見込みにより消耗品費並びに光熱水費、運転業務委託料を減額するものであります。

 あけていただきまして、77ページの5項4目環境衛生費は、市環境保全対策補助金を減額するほか、78ページの5目葬斎場費は燃料費と清掃業務等委託料を減額するものであります。

 あけていただきまして、80ページの6款1項3目農業振興費は、実績見込みにより市農業近代化資金利子補給金等を減額するものであります。2枚あけていただきまして、83ページの3項2目農業施設改良費の市単土地改良事業費は補償金の減額を、農業施設県営事業負担金は、事業費確定に伴い増減調整を行うものであります。

 84ページの水土利用事業費は、事業の確定に伴う川内川多目的取水管理組合負担金の減額を、3目湛水防除事業費は、実績見込みにより燃料費と光熱水費の減額を、あけていただきまして85ページの4項2目林業振興費の各事業費は、事業確定に伴う経費の減額を、86ページの3目林道管理費は、林道台帳整備委託料の減額を、7目林業構造改善費は、寺山森林公園の基本計画策定業務委託料の不用額を減額するものであります。8目林地崩壊防止事業費は、対応する災害がなかったため全額減額するものであります。

 あけていただきまして、88ページの5項3目漁港修築費は、各事業の確定に伴い減額するものであります。

 あけていただきまして、90ページの7款1項1目商工総務費の隈之城駅自由通路等整備事業費は、自由通路橋げた製作に係る工事請負費と土地購入費の不用額の減額を、2目商工振興費は、中小企業者等地震災害復旧資金利子補助の確定に伴う不用額の減額を、あけていただきまして91ページの3目観光費、電源地域産業育成支援事業費は、事業確定に伴い不用額を減額するものであります。

 1枚あけていただきまして、94ページの8款2項3目道路新設改良費の一般道路整備事業費は、事業費の確定に伴う県単道路整備事業とJR受託事業負担金を減額。地方特定道路整備事業費は、工事請負費と補償費の事業費調整を行うものであります。

 あけていただきまして、95ページの6目橋梁新設改良費は坪塚・佛生線上部工工事請負費の確定に伴う減額であります。

 96ページの3項1目河川総務費の河川管理費は、光熱水費不用額を減額。

 あけていただきまして、97ページの4項1目港湾総務費は、港湾県営事業負担金の減額であります。98ページの5項1目都市計画総務費の印刷製本費は、都市計画図作成を見送ることとしたための減額であります。2目道路改良費の中郷・五代線整備事業費は、事業費の確定に伴う減額であります。

 あけていただきまして、99ページの3目土地区画整理事業費、土地区画整理総務費は天辰第一地区土地区画整理事業特別会計繰出金の減額を、4目下水道費、公共下水道費は公共下水道事業特別会計繰出金の減額を、100ページの平佐川下水路事業費は、補償金を減額するものであります。5目公園緑地費、総合運動公園整備事業費は事業費確定に伴い執行残の減額を、6目都市開発事業費、街並み・まちづくり総合支援事業費は12月議会での論議を踏まえ、関係団体等とも協議を重ねましたが、十分なコンセンサスを得るに至らず、当面見送らざるを得ないと判断して減額するものであります。

 あけていただきまして、101ページの新幹線鉄道整備事業費は、従来の新幹線鉄道整備事業費補助金にかえて新幹線駅舎等の工事費に係る「全国新幹線鉄道整備法一部改正に基づく地域負担」として、新たに負担金を計上するものであります。7目第二中郷土地区画整理事業費は、建物等移転補償費の執行残を減額するものであります。

 あけていただきまして、103ページの6項1目住宅管理費は、新家賃制度システム開発業務委託料を減額するものであります。2目住宅建設費は、天辰・平佐住宅の用買交渉が進展しなかったため公営住宅基本設計業務委託料を減額するものであります。3目危険住宅移転促進費は、実績減に伴い、がけ地近接等危険住宅移転補助金を減額するものであります。

 104ページの9款1項2目非常備消防費は、平成8年度の川内地区消防組合負担金の決算繰越額及び昨年11月8日に執行されました木原前消防団長の市消防団葬負担金の確定に伴い減額するものであります。5目災害対策費は、特別災害復旧補助金と防災行政無線通信施設管理費の工事請負費を実績見込みにより減額するものであります。

 2枚あけていただきまして、107ページの10款1項3目教育指導費は、実績見込みによる減額であります。4目教職員住宅管理費は、寄田小学校校長住宅改築工事に係る解体工事費を減額するものであります。

 あけていただきまして、109ページの2項1目小学校管理費は、耐震1次診断業務委託料等の減額であります。2目小学校教育振興費は、義務教育扶助費の減額です。

 あけていただきまして、111ページの3項1目中学校管理費は、耐震1次診断業務委託料を減額するものであります。あけていただきまして、113ページの5項2目文化振興費は、用地未確定に伴う郷土ゆかりの文学館建設用地測量設計業務委託料の未執行額を減額するものであります。

 114ページの3目公民館費は、清掃業務等委託料の減額及び滄浪校区公民館増築工事に係る設計業務委託料を減額し、新たに備品購入費を措置するものであります。

 2枚あけていただきまして、117ページの6項2目体育振興費は、九州大会・全国大会出場の平成中学校駅伝チームと全国大会出場の平佐西小ミニバスケットボール部へのスポーツ振興補助金の増額、実績による水質検査手数料等と健康診断委託料の減額を。118ページの3目体育施設費は、市立体育館事務室等空調機購入費の減額が主なものであります。

 あけていただきまして、120ページの11款1項1目現年公共耕地災害復旧費と2目現年公共林道災害復旧費と、あけていただきまして121ページの3目現年単独耕地災害復旧費、4目現年単独林道災害復旧費、122ページの2項1目現年公共土木災害復旧費、あけていただきまして123ページの3項1目現年公共文教施設災害復旧費は、事業費の確定に伴う減額であります。124ページの4項1目現年公用・公共施設災害復旧費は、事業費の確定に伴う減額であります。

 以上で歳出の説明を終わりまして、次に歳入の説明をいたしますので、前のページに戻り19ページをお開きくださいませんでしょうか。

 19ページの1款1項1目個人分は現年課税分を増額し、2目法人分は現年課税分を減額措置するものであります。

 20ページの3項軽自動車税、あけていただきまして21ページの4項市たばこ税及び22ページの8項特別土地保有税、あけていただきまして23ページの2款2項自動車重量譲与税は、見込み額に基づき増減調整するものであります。

 24ページの6款1項1目国有提供施設等所在市町村助成交付金は、実績による増額であります。

 あけていただきまして、25ページの7款1項1目自動車取得税交付金は、見込み額を増額するものであります。26ページの10款分担金及び負担金から、5枚あけていただきまして36ページの13款県支出金までは、それぞれの歳出に対応し規定に基づき措置するものでありますので説明は省略させていただきます。

 37ページの14款1項1目財産貸付収入は、歳入見込み額によるものであります。2目利子及び配当金は、配当金収入と各基金の利子収入の実績に基づくものであります。

 38ページの2項1目不動産売払収入は、県道災害復旧に係る県への土地売り払い収入と小麦川採石有限会社等への立木売り払い収入であります。

 あけていただきまして、39ページの15款1項3目教育費寄附金は、市内向田本町3番18号鶴永義文様からで青少年用の図書購入に充当、4目民生費寄附金は、市内平佐町3,508番地木ノ花富扇様、市内花木町7番24号島子ツ子様、ライオンズクラブ国際協会337D地区2リジョン4ゾーン川内ライオネスクラブ会長菱刈明子様からの計20万円は福祉対策基金へ積み立てることとし、市内宮内町1,758番地2畑中啓子様からいただいた浄財は、和光園備品購入費に充当、6目衛生費寄附金は市内中村町2,810番地5原田隆様からの寄附金で、アメニティー基金へ積み立てるものであります。

 40ページの16款1項基金繰入金は、各事業の歳出補正に伴う財源調整及び基金利子の増減に伴うものであります。

 あけていただきまして、41ページの2項2目老人保健医療事業特別会計繰入金は、同特別会計における前年度医療負担金の交付金受け入れに伴い、前年度一般会計立替え相当分を繰り入れるものであります。17款1項1目繰越金は純繰越金を措置するものであります。

 あけていただきまして、43ページの18款2項1目預金利子は見込んでいました利率よりも下がったため、歳計金預金利子を減額するものであります。

 44ページの6項5目雑入は、収納見込みによる国民年金印紙売捌代の減額、市民会館自主事業入場料の減額、原子力立地給付金等の増額が主なものです。

 あけていただきまして、46ページから47ページにかけての19款市債は、各事業費の見込み額により調整しようとするものであります。

 以上で歳入の説明を終わりまして、再度前のページに戻っていただきまして12ページをお開きください。

 12ページの第2表継続費補正でありますが、8款5項都市計画費の温泉泉源掘削事業については、さきに御説明申し上げましたとおり、当面見送ることで継続費を廃止するものであります。また、4款1項すこやかふれあいプラザ建設事業については、年割額を変更しようとするものであります。

 あけていただきまして、13ページの第3表繰越明許費補正の追加は、7款1項商工費の隈之城駅自由通路整備事業については、JR九州鹿児島支社との工事協定に時間を要したため、寺山遊園施設整備事業については、国への申請事務等で事業着手がおくれたため繰り越すもの。

 8款2項道路橋梁費の地方道路整備臨時交付金事業及び地方特定道路整備事業については、用買交渉が難航しており繰り越すもの。3項河川費の急傾斜地崩壊対策事業については、県の追加割り当てが本年2月となるため、河川改修事業については国・県事業の初年度で認可申請等、国・県との協議に多くの時間を要するため繰り越すもの。5項都市計画費の隈之城高城線整備事業については、事業対象者の移転先を特定できず工事着手がおくれたため。新幹線鉄道整備事業については、鉄道建設公団の整備事業費の繰り越しにあわせ、本市負担金についても繰り越すものです。第二中郷地区土地区画整理事業については、建物移転補償交渉に不測の日数を要したため繰り越すもの。

 10款2項小学校費の西方小学校正門整備等事業については、学校進入口にある踏切拡幅工事の許可申請等に時間を要し、関連する外構工事を繰り越す必要が生じたものです。5項社会教育費の滄浪校区公民館増築事業と6項保健体育費の川内プール管理棟新築事業については、国への申請事務等で事業着手がおくれたため繰り越すものであります。

 11款2項土木施設災害復旧費の現年公共土木災害復旧事業については、1カ所が山の地滑りを測定しながらの作業となり復旧に時間を要するため繰り越すものであります。

 14ページの第4表債務負担行為補正は、農業振興資金利子補給金の本年度分該当がなかったため、本年度分当該利子補給に係る債務負担行為補正を廃止するものであります。生活福祉資金利子補助金、農業経営基盤強化資金利子助成、中小企業者等地震災害復旧資金利子補助金については、それぞれ期間を変更するとともに限度額を引き下げるものであります。

 あけていただきまして、15ページの第5表地方債補正では、新幹線鉄道整備事業2,000万円を新たに追加し、林地崩壊対策事業については対象事業箇所がなかったため廃止し、農業施設災害関連事業ほか16事業については、各事業費の見込みにより起債の限度額をそれぞれ変更しようとするものであります。

 以上で、議案第3号平成9年度川内市一般会計補正予算についての説明を終わります。

 よろしく御審議賜りますようお願いいたします。



○議長(原口博文君) ここで休憩いたします。

 午後は、おおむね13時から再開いたします。

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           午前11時59分休憩

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           午後1時開議

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○議長(原口博文君) 会議を再開いたします。

 休憩前に、議案第3号平成9年度川内市一般会計補正予算の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。

 本案は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(原口博文君) 御異議ないと認めます。

 よって、本案は、委員会付託を省略することに決しました。

 これより質疑に入ります。御質疑願います。



◆19番(木元高尚君) 補正予算書の12ページの第2表継続費補正、その廃止につきまして温泉掘削事業にかかる継続費1億円の廃止を提案されておりますが、まず、この勇敢なる市長の撤退に敬意をあらわします。

 そこで、21日付の南日本新聞を見てみますと、主見出しに温泉掘削当面見送り、そで見出しの方に事業費1億円を凍結とありますが、主見出し、そで見出し等は本社のデスクが書くはずですが、これはしようがないとしまして、内部の方に地方の記者さんと市長との会話だろうと思いますけれども、27日開会する定例市議会で同事業費1億円の凍結を提案する、ここで市議三期目にもなって大した勉強もしていないために恥ずかしい質問になるかと思いますけれども、補正予算書を見ますと、廃止とはっきり出ておりますことと、事業費1億円という金を凍結するという、この辺の使い方が、まだ市会議員の三期生にもなっとってよくわからんのですけれども、私自身の考え方は、同事業を凍結するというのであれば、なんかわかるんですけども、1億円という金を凍結するというと、いかにも冷蔵庫かなんかに1億円を入れておくような感じがし、そしてまた市民の間からも、これはどういう意味ですかという質問も来ておるもんだから、実は私自身も余りよくわからんのだと、廃止であることは間違いないんだと、だけどまた後ろの方を読んでいくと、廃止とは言うものの断念というのではなくて、将来、市街地、街の真ん中以外の場所を考えておるとこう書いてあるから、いろいろわかったりわからなかったりすることはするんですが、まず最初のその1問と2問目の方は、最後の街ん中にはつくらないと、どっかにか考えておりますというのは、我が本意に言いますと、ひょっとしたら田浦町の御立岬を見てみませんかと言って、市長も見てくださいましたので、ひょっとしたら寄田の天狗鼻のあたりを考えておられんかなあという、かすかなる欲望があって質問いたします。以上です。



◎市長(森卓朗君) 新聞の見出しに、凍結という見出しがついているわけですが、これは1月20日の定例記者会見の中で、予算の説明をいたしたわけでございます。それぞれ記者クラブの方々がお見えでございましたので、それぞれの受けとめ方があっただろうと思いますけども、補正予算及び継続費について、今回執行はしないと、落とすということでございますので、もう3月になったら予算ないわけですね、なくなるわけです。おっしゃるとおり、確保しておりました2,000万円の予算については、もう落とすわけですから凍結と言う表現がどうなのか、ちょっと私も国語的にはよくわかりません。凍結とは凍りつくこと、あるいは辞典を引いて見るというと資産等を使用あるいは禁止することとこうなっておりますので、ちょっと表現的にはどうかなと思いますが、これは新聞社のおっしゃるとおりデスクの方でなされたことなので、後段の方を読んでいっていだだきますというと、決してその温泉掘削について、未来永劫禁止する、廃止するということではございません。現在いろいろと言われておりますことについて機が熟しなかったと、まだ熟度が足りなかったということで、当分の間は見送っていくとこういう決定をしたわけでございますので、関係の予算は落とさせていただくと、こういうことであります。将来またいろいろといろんな角度から市民の皆さん方でも、あそこがいいんじゃないか、ここがいいんじゃないか、あるいはまたやはり関係の団体等におかれましても、絶対そこがいけないとか反対であるとか言われない人もおられるわけでございますけれども、もう少しじっくり時間をかけて、この問題については意見を徴して、そして熟度を高めていきたいということで、今回この関係の予算を落とさせていただくということでございますので、御理解をいただきますようにお願いします。



◆19番(木元高尚君) それでは最後にいたしますが、この新聞社のデスクが、そで見出しに1億円を凍結と書いたのは、さほど追及する気はないんですよ。問題は、この中身の記事のここに凍結という言葉が出ておるのは、地元の記者さんが書いたことは間違いないんだけども、それは市長から出た言葉なのか、記者さん自体の1億円という表現だったろうかということを確かめたいんです。

 それと、今回のようにこういうことになったということは、実を言うと総務部長とか助役さんが、もう少し議会とよく連携をとって、もうちょっと軽く水をとっておればよかったんじゃないかと。オーバーな表現をすると、ちょっと議会の軽視じゃなかったろうかという感じもするもんだから、それだけを申し上げて終わりたいと思います。



◎市長(森卓朗君) 私の談話は後段の方に、地元の関係者から泉源の湯量減少や温度の低下等懸念する声があり、理解を得られずにという云々で、断念というのではなくて、将来こうこうすると話しているということをはっきりと書いてありますので、そのように御理解いただきたいと存じます。よろしゅうございますか。(「はい」と呼ぶ者あり)

 それと補助職員が、もう少し市長を助けて補佐して適切な助言をという御意見につきましては、一生懸命助言してくれたわけでございますけれども、私も前の12月の議会でお話しを申し上げておりますとおり、第三次総合計画下期計画の中に、また街並み・まちづくり事業という新幹線が入ってきた場合の川内駅周辺のまちづくり構想については、鹿児島大学の松本教授を委員長とする、また熊本大学の助教授あるいは九州地方建設局、JR、鉄建公団、その他まちづくりの代表の委員の方々が、いろいろ将来の駅周辺のあり方について建議をしていただいて、まとめていただいたまちづくり構想の中に、私が提案を申し上げました当時の構想がはっきりと出ていると、これについては特別委員会の昨年6月新委員になられました皆さん方には御配付してございませんけれども、他の議員の皆さん方には特別委員会等で御配付申し上げ、いろいろ御説明を申し上げてきたものでありまして、急に私が思いつき考えつきでやったわけでもなかったんですが、たまたま結果的にこういう形になったことは、実に残念に思っております。

 しかし、いい意見をどしどし出していただきましたし、またマスコミ等についてもいろんな提言をしていただきましたので、この関係については今後も十分意見を広く聞いて、そして対処してまいりたいとかように思っておりますので、御了承いただきますようにお願いします。



◆17番(平山昇君) 一、二お尋ねをしてみたいと思うんですが、1点は69ページの保育所費の点ですけれども、障害児保育事業で全く実績がなかったので減額するというふうな御説明だったようでありますが、これは全く当該の子供を持つ親から全然申請がなかったと、そのために実績が生じなかったということだろうと思うんですが、そうなのかどうかということと、それから平成8年度と対比をして8年度実績がどうだったのか、それに基づいて予算化されたはずだと思うので、8年度と比べてどうなのかという御説明をいただきたいと思います。

 もう1つは、112ページですが教育費の中の幼稚園費です。幼稚園管理費の中に職員給与費が給料並びに手当等で減額をされておりますから、これは年度途中で職員の異動があったんだろうというふうに推測をいたします。その異動の経緯について補足説明をいただきたいと思います。

 3点目は、西方小学校の屋内運動場建設に伴って、あそこのJRの横断踏切を工事期間中、若干幅を広げて工事車両等は通行しやすくなっているわけですが、聞くところによりますと、これは恒常的な改良でなくて一時的な改良だというふうに聞いております。そうしますというと、また工事完了と同時に原形に復する、もとの狭い状態にわざわざ金をかけてせないかんと、こういうことになるだろうと思うんですけれども、そこらあたりやっぱり恒常的に改良というのが実現できなかった、JRとの協議が整わなかったのであれば、その状況等について御説明をいただきたいと思います。

 以上3点。



◎保健福祉部長(時吉勝行君) 市立保育所におきます障害児保育事業でございますが、平成9年度は親からのそういう申請がなかったために減額措置をお願いするものでございます。

 また、平成8年度につきましても実績がございません。

 以上でございます。



◎教育次長(伊豫田輝雄君) 私どもの方には、2点ほど御質問がございましたので、お答えいたしたいと思います。

 まず、第1点目の幼稚園管理費の中で給料費等が云々ということで御指摘ございましたけれども、この分につきましては、私どもも当初の中で幼稚園教諭等が育児休業等に入りました場合に措置する手当として措置をしておりますけれども、今回の減額につきましては育児休業に伴う給与費の減額でございまして、当初予定していたよりは減額されたということでございます。

 それから西方小学校の屋体建設に伴いまして、JRの踏切の拡幅を一時的にさしていただいておりますけれども、これにつきましては御意見のとおり、JRとの交渉の中では、将来ともこのままでという話も私どももお願いをしましたけれども、JRの事情でそういうものはできないということだそうです、制度的にですね。また復さなければならないそうでございます。したがいまして、西方小学校屋体の建設が終わりますと、原形に復するという契約の中で拡幅をさしていただきましたので、御指摘のとおり屋体が完成いたしますと原形に復する工事をさしていただくということになります。

 以上でございます。



◆17番(平山昇君) それでは障害児保育の問題については、平成8年度も実績なかったということでございますので、この予算がじゃ出てきたのは何年度であって、平成6年度か7年度か、その実績のあった年度はどうなったのかということと、その当該の障害児を持つ保護者から言いまして、その8年度、9年度も申