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平成19年予算特別委員会 本文




八、審査経過
       …………………………
        午前十時一分開会
       …………………………
◯田之上委員長 定足数に達しておりますので、ただいまから予算特別委員会を開会いたします。
 本日の日程は、各常任委員長の調査結果報告及び付託議案の採決であります。
 当委員会に付託されました議案第二〇号から議案第三一号までの十二件につきましては、三月五日の総括予算審査終了後、当委員会運営要領に基づき、直ちに議長を経て、各常任委員会に対し、部局別予算審査に係る調査を依頼したところです。
 ここで、暫時休憩いたします。
        午前十時二分休憩
     ────────────────
        午前十時二分再開


◯田之上委員長 再開いたします。
 これより、各常任委員長から、部局別予算審査に係る調査結果の御報告をお願いいたします。
 まず、日高総務警察委員長にお願いします。
   [日高総務警察委員長登壇]


◯日高総務警察委員長 おはようございます。
 総務警察委員会での調査結果等の主なものについて、御報告を申し上げます。
 最初に、歳入予算について申し上げます。
 まず、県税収入について、所得税から個人住民税への税源移譲に伴う県民の税負担の影響と、市町村との連携による徴収対策について質問をいたしたところ、「所得税から個人住民税への税源移譲については、所得税と個人住民税の制度の違いから、税を納める時期がずれてくるが、トータルでは所得税の減と個人住民税の増は一致するように制度設計されており、個々人の税負担には影響がない。また、個人県民税の徴収対策としては、平成十九年度から地域振興局・支庁に特別滞納整理班を設置して、これに市町村からの派遣職員を受け入れて、県と市町村で一体となって徴収対策を強化することにしている」という答弁がありました。
 次に、不動産売り払い収入については、「未利用地の売却は毎年度十億円を目標に取り組んでいる」との説明でありましたが、十三億円の収入を計上した理由について質問をいたしたところ、「これまで未利用地の売却を行ってきたが、残っている未利用地で売却の見込める土地が少なくなってきており、十九年度の未利用地の売却は六億円を見込んでいる。このほかに、鹿児島市内の工業用地の売却収入が見込まれるため予算増となっている」という答弁でありました。
 次に、歳出予算について申し上げます。
 まず、人事給与管理事務費に関して、「退職手当を五十五億円計上しているが、退職者を何名見込んでいるのか。また、十八年度の退職予定者は何名か」と質問をいたしましたところ、「平成十八年度の当初予算においては、知事部局の退職者数を二百三十三名と見込んでいたが、三月補正後は三百九十九人を見込んでいる。また、十九年度当初予算では二百九十六名を見込んでいる」との答弁がありました。
 次に、防災情報ネットワーク整備事業に関して、「昨年度は県北部豪雨災害で情報伝達が大事であるとの議論がありましたが、この事業の内容はどのようになっているのか」と質問いたしましたところ、「現在、県と市町村、消防本部等の防災関係機関を結ぶ防災行政無線網を整備しているが、国の無線の周波数割り当て計画により、使用期間が平成十九年十一月三十日までと定められたことから、既設の設備の更新を行うこととなった。十八年度において基本設計及び実施設計を行っており、十九年度においては、システムの構築やデータ通信用の端末などの機器整備、電源、通信ケーブルの敷設工事等を実施することにしている」ということでありました。「また、整備に当たっては、整備コストの低減を図る意味から、既設の光ネットやNTTの占用回線等を活用した有線方式によることとしており、電話のほか、パソコンを利用したデータ通信も可能にすることにより、さらに情報の収集・伝達の効率化や迅速化を図ることとしている」という答弁でありました。
 次に、警察施設整備事業費に関して、「大幅な増額理由は何であるのか。また、交番・駐在所はどこを整備する予定であるのか」と質問いたしましたところ、「土地開発基金で購入した警察学校予定地の買い戻しによる増であり、六億円余りで購入したが、財政事情から三年で分割して一般会計で買い戻す予定である」ということであります。「駐在所は硫黄島駐在所など三駐在所、交番は中央警察署の春日交番を整備する予定である」との答弁でありました。
 次に、志布志事件に関して、「今後の調査・検証はどのようにするのか」と質問をいたしましたところ、「判決直後から判決内容の検討に取りかかっており、当時の捜査資料や公判記録の再確認を行っている。また、あわせて必要に応じて関係者から確認を行っている」との答弁がありました。また、「今回の事件の検証は当然してもらって、その中で反省すべきは反省し、教訓とすべきことがあれば教訓としてもらいたいが、今後の取り組みについてどのように考えているのか」と質問いたしましたところ、「具体的な法令違反や規律違反等は指摘されていないが、判決の中で厳しい指摘がなされたことを真摯に受けとめており、例えば供述の内容及び変遷に対して、供述の信用性の吟味が十分でなかったこと、また、客観的証拠等による供述の裏づけが十分でなかったこと、さらには、長期間・長時間にわたる強圧的な取り調べあるいは取調官による不適切な言動により、自白の信用性に疑問が残ると判断されたことといった反省・教訓事項があると考えている。その上でどうするかということを必死に考えているが、二度とこのような指摘を受けることのないよう、今後の捜査に生かすべく指導・教養を徹底してまいりたい」という答弁がありました。
 これに対して、「反省を踏まえて取り組むとの答弁のとおり、今後は県民の信頼回復に県警本部全員が一体となって取り組んでもらいたい」との要望がありました。
 次に、財務会計システム運営管理費に関して、パソコン等の更新の内容について質問をいたしたところ、「現行の財務会計システム機器については、平成十二年十二月に導入をされ、既に六年を経過しているが、機器等の補修用部品のメーカー側の最低保有年限が六年となっており、古い機器と並行して新しい機器を導入することにしている。また、ウィンドウズ2000からXPに変更すると、システム自体を改修する必要がある」との答弁がありました。
 以上で報告を終わります。


◯田之上委員長 次に、宇田農林水産委員長にお願いいたします。
   [宇田農林水産委員長登壇]


◯宇田農林水産委員長 農林水産委員会での調査結果等の主なものについて、御報告申し上げます。
 まず、農地・水・環境保全向上対策支援事業に関して、県全体で村社会がしっかりと引き継がれていくための取り組みのあり様についての質問に対し、「農村においては、道普請から、田植え、稲刈り後の作業に至るまでの共同作業や、その都度の祭りなどによりコミュニケーションが図られ、地域がうまく回ってきた。この事業では、土地改良区、水利組合、自治会を中心に活動組織をつくり、土地改良施設、水路、農道の管理などを通じて、農業者だけでなく、子供や高齢者などの地域住民も入っていただいて、共生・協働の取り組みとして地域共同活動を行ってまいりたい」との答弁がありました。
 次に、かごしまグリーン・ツーリズム総合推進事業に関して、平成十九年度の事業内容と地域ごとの取り組み方についての質疑に対し、「平成十九年度は、年間を通じてのグリーン・ツーリズムが楽しめるよう、市町村、関係機関・団体等による連携会議の開催、農家民泊等のアドバイザーの派遣、実践者のネットワークの育成を行うこととしている。都市周辺部においては、市民農園や観光農園などという形で、個人や家族が行きやすいことから一定の需要があり、永続的ないしは年間を通じて取り組める状況にある。一方、都市から離れた農山村地域においては、スタッフ等の条件から難しい面もあるが、土日を中心とした農家民泊の取り組みも見られ、このような地域の特性に応じたグリーン・ツーリズムが、永続的なものとなるよう取り組んでいきたい」との答弁がありました。
 次に、奄美群島移動規制害虫特別防除事業に関して、カンキツグリーニング病対策の今後の取り組みについての質疑に対し、「カンキツグリーニング病対策については、国が移動規制と根絶に向けた防除を一体的に行う緊急防除の対象地域として、発生が小規模な喜界島を指定することとしていることなどを受け、県では、平成十九年度に喜界島における緊急防除の取り組みとして、感染樹調査や媒介昆虫であるミカンキジラミの防除、感染樹等の伐採などを実施することとしている。また、喜界島以外の島においても引き続き防除や感染樹の伐採・侵入警戒調査を行うこととしている。対策に漏れがないよう今後とも県、植物防疫所、市町村が連携した取り組みを行ってまいりたい」との答弁がありました。
 次に、竹林健全化整備事業に関して、「当委員会の行政視察で三島村に行った際に竹林整備について強い要望があったが、この事業を活用できないか」との質疑に対し、「当面三年間は、幹線道路沿線の荒廃した竹林整備を重点的に実施することとしている。なお、三島村の竹林の活用については、視察後、三島村に対し林業試験場等が指導を行っているが、育成技術等解決すべき課題も多く、引き続き検討していくこととしている」との答弁がありました。
 委員からは、「三島村において収入の得られる数少ない産業であり、村長を初め地元の意欲も高い。将来に向けて竹林の活用に関して具体的な形が見えるよう、精力的に協議していただきたい」との要望がありました。
 次に、河川・湖沼の在来種に悪影響を及ぼす外来魚対策としての食害生物被害緊急対策事業に関して、「本県においても各地で外来魚がふえており、在来生態系を壊すことが危倶されているが、早急な対策が必要ではないか」との質疑に対し、「県内十八の内水面漁協中八漁協において外来魚の生息や被害が確認されている。水中に生息する魚の駆除という難しい面もあるが、漁業権のある河川を中心に釣りや網による駆除等を実施するほか、産卵期には疑似産卵床をつくり、卵を産んだ後、引き上げるという方法など、他の事例も参考にしてまいりたい」との答弁がありました。
 以上で、報告を終わります。


◯田之上委員長 次に、鶴田志郎企画建設委員長にお願いします。
   [鶴田(志)企画建設委員長登壇]


◯鶴田(志)企画建設委員長 企画建設委員会での調査結果等の主なものについて、御報告をいたします。
 まず、粒子線がん治療研究施設整備支援事業の事業内容についての質疑に対し、「旧グリーンピア指宿跡地において進められているメディポリス指宿構想の中核となる、粒子線がん治療研究施設の整備に係る基本設計等に必要な費用の一部を助成しようとするものである」との答弁がありました。また、今後の展開については、「来年度約三億円程度をかけて装置等の基本設計、実施設計を行う。その後、建設に約三年を要し、平成二十三年度の稼働を目指している」との答弁がありました。メディポリス指宿の構想全体の事業規模については、「粒子線がん治療研究施設の整備費約九十億円に土地及び施設取得費、施設改修費、鹿児島大学病院内のPET診断画像センター設置費を加えると、百二十五億円程度になると聞いている」との答弁がありました。
 次に、肥薩おれんじ鉄道の誘客促進事業についての質疑に対し、「営業機能の強化を図るため、これまでの沿線や鹿児島市内の旅行会社に加え、北部九州の旅行会社とも提携をして旅行商品の開発を行うなど利用促進を図りたい」との答弁がありました。肥薩おれんじ鉄道モニター事業については、「まず一度乗車体験をしてもらい、利用促進の契機としたいとの考え方から、沿線市や観光連盟とタイアップした着地型旅行商品のモニターや北部九州地区の販売窓口となる人など、八百名程度に一日フリー乗車券を交付するもので、これらの人から効果的な意見をいただき、今後の経営に反映をさせたい。また、口コミの効果も期待したいと考えている」との答弁がありました。肥薩おれんじ鉄道友の会会員拡充特別事業については、「現在協賛店での会員券提示による割引の特典があるが、会員拡充のため、この事業による一日乗車券の交付のほか、同鉄道において、新たな特典として割引チケットの発行や会員期間の見直しも検討している。会員拡充は、利用促進・経営改善の観点からぜひ必要と考えている」との答弁がありました。
 次に、地下壕緊急対策促進事業についての質疑に対し、「県民の安全・安心を確保するため、国庫補助対象外の地下壕の壕口封鎖対策等を行う鹿児島市や鹿屋市など三十四市町に対し支援を行うものである」との答弁がありました。「平成十九年度の予算額二千万円でどのような対策を講じるのか」という質疑に対し、「平成十七年の国による実態調査をもとに、平成十九年度以降対策が必要な地下壕約千三百カ所について、三カ年で壕口の封鎖、崩落の危険があり、上部に建物等のある民間築造の地下壕の埋め戻し事業を行う。平成十九年度については約四百カ所を予定しており、県は市町村に対し二分の一を補助することとしている」との答弁がありました。
 次に、建築許可確認指導取締費の増額についての質疑に対し、「建築許可確認指導取締費の増額については、耐震偽装問題を受けて、再発防止のために昨年の六月に建築基準法が改正され、構造計算書については専門家による構造審査を行う。また、マンションについては工事途中に中間検査を行う等法制化がされ、本年六月から施行されることに対応したものである」との答弁がありました。
 これに対し委員から、「対応に必要な有資格者の確保に努め、しっかりとした検査態勢をつくってほしい」との要望がなされました。
 以上で、報告を終わります。


◯田之上委員長 次に、桐原文教商工観光労働委員長にお願いします。
   [桐原文教商工観光労働委員長登壇]


◯桐原文教商工観光労働委員長 文教商工観光労働委員会での調査結果等の主なものについて、御報告申し上げます。
 まず、トップセールス推進事業に関し、その意義と全国的なニュース性を持った取り組みについて質疑したところ、「国内外において、知事が先頭に立って農林水産物や特産品等の販売促進、観光宣伝、企業誘致など、一体的な鹿児島の売り込みを積極的に行っている。今後とも、その効果が外向けにもあらわれるようにインパクトのある工夫に努めてまいりたい」との答弁がありました。
 これに対し委員からは、「トップセールスが販売促進の延長になりがちであるので、形骸化されないような工夫による情報発信など、「鹿児島は違うぞ」ということを肝に命じて取り組んでいただきたい」との要望がなされました。
 次に、伝統的工芸品全国大会開催事業に関し、開催時期及び事業内容、経済波及効果について確認したところ、「県民の伝統的工芸品への関心を高め、県内各地の伝統的工芸品産業の振興を図るとともに、県内外へ鹿児島の情報を発信するため、ことしの十一月七日から十一日の五日間、鹿児島アリーナをメーン会場として開催することとしており、今月末に実行委員会を組織する。広く県内外からの参加を促すため、旅行業者等へのPRなどを積極的に行うこととしている。これまでの他県の開催状況から、その経済波及効果は約四億円程度を見込んでいる」との答弁がありました。
 次に、工業技術センターの試験研究費に関し、「計上されている予算額で鹿児島の産業の発展のために先行投資ができているのか」との質疑に対し、「予算的には厳しい状況であるが、長年の試験研究の蓄積や産・学・官連携の取り組み、国等の公募型共同研究事業への提案などにより、目標・目的とする研究を実施してきているところである」との答弁がありました。
 これに対し委員からは、「九州・山口の各県工業系公設試験研究機関が連携し、自動車関連の試験研究の取り組みも始まるとのことである。時機を得たこれらの取り組みに対し、積極的な対応が重要であると考えられるので、意欲を持って頑張っていただきたい」との要望がありました。
 次に、かごしま地域塾等指導者養成事業に関し、「本県が観光立県を目指していくためには鹿児島の魅力を情報発信できる人材を養成していく必要があるが、それに対してこの事業の果たす役割はあるのか」と質疑したところ、「この事業は、郷土の歴史・文化や産業等について学んだり、これまで培ってきたキャリアを地域社会の活性化に生かす方策等を研修したりする機会を提供することにより、ふるさとを再発見し、郷土鹿児島の情報を発信するとともに、地域づくりのリーダー的な人材を養成するものである。この事業を通じて、鹿児島の魅力を含めたふるさとの情報発信の役割にも貢献できるものと考えている」との答弁がありました。
 また、いじめ問題等教育全般の相談に対して、夜間・休日を含めた二十四時間対応可能な体制を整備するかごしま教育ホットライン24の事業に関し、その相談体制等について確認したところ、「いじめ問題等の相談体制については、現在県総合教育センターにおいて平日の昼間に実施している。いじめホットラインを拡大し、二十四時間対応とすることとし、夜間については県庁内に設置する相談室に常時二名の相談員を配置することとしている」との答弁がありました。
 これに対し委員からは、「大変すばらしい事業であるが、事業実施に当たっては、相談員に無理がないような取り組みを進めていただきたい」との要望がありました。
 以上で、報告を終わります。


◯田之上委員長 次に、前原環境生活厚生委員長にお願いします。
   [前原環境生活厚生委員長登壇]


◯前原環境生活厚生委員長 環境生活厚生委員会の調査結果等の主なものについて、御報告申し上げます。
 まず、共生・協働の地域ケア体制整備推進事業の内容等に関する質疑に対し、「地域ケア整備構想策定のための体制づくりとモデル事業を行う市町村へ助成を行うものである。モデル事業については、都市部や過疎地域等とのバランスも考慮しながら、十カ所程度選定の予定である」との答弁がありました。また、「国は療養病床再編の目安を三十八万床から十五万床へとしているが、本県の病床数はどうなるのか」との質疑に対し、「具体的には、医療機関へのアンケートや患者実態調査等をもとに、今後策定する地域ケア構想の中で必要な療養病床数を決めていく」との答弁がありました。
 次に、不妊治療対策事業の助成内容等に関する質疑に対し、「助成期間は通算五年間で、これまで単年度当たり十万円としていた助成額を、十九年度から単年度当たり治療一回につき十万円まで、年度二回までに拡充し、所得制限についても六百五十万円未満から七百三十万円未満に緩和する」との答弁がありました。また、不妊治療費一部助成の申請状況等について質疑があり、「十八年度は、十二月末現在で百二十九件の実績である。申請手続は各地域の保健所で行っている」との答弁があり、これに対し委員から、「申請先の保健所でさまざまな事情を聞かれることに負担を感じて申請しない例もあるようである。不妊治療を受けている病院での申請などにより、治療を受けやすい環境づくりに努めてほしい」との要望がありました。
 次に、病院事業特別会計予算に対し、収益と費用の差し引きで約二億八千万円の赤字予算の計上となっていることについて質疑したところ、「中核的医療機関にふさわしい医療を分担する上で必要な費用に見合う収入が確保できないということで、やむを得ず赤字予算を計上した。ただし、この費用の中には現金支出を伴わない減価償却費などが含まれており、病院運営上は支障はないが、決算においては収支改善が図れるよう努力してまいりたい」との答弁がありました。
 次に、地球環境を守るかごしま県民運動推進事業について、「新たに事業所におけるエコドライブの普及拡大や簡易型環境管理システムの導入促進を図るなど、県地球温暖化対策推進計画に基づき県民運動を全県的に展開し、県民、事業者、行政がそれぞれの役割に応じ、連携して温室効果ガスの排出抑制対策を促進することとしている」との説明があり、これに関連して、子供たちの活動状況等について質疑があり、「こどもエコクラブの会員数は十六年度は千九十一名であったが、本年二月現在では二千六百名に増加した。市町村に事務局設置の依頼を行うほか、エコクラブの育成・支援を行うサポーターの研修等も開催している。また、かごしまこども環境大臣は、活動報告などを行うサミットや環境フェスティバル、不法投棄防止パトロール等へも参加している」との答弁がありました。
 次に、ヤスデまん延防止対策事業に関して、現状と駆除方法について質疑があり、「県内では、平成三年の徳之島での発生以来、十一年には県本土でも発生しているが、本年度はすべての地域でほとんど発生が見られない。駆除対策としては、新薬の開発のほか、昨年度からコバルト60による不妊化の研究に着手した」との答弁がありました。
 以上で、報告を終わります。


◯田之上委員長 以上で、常任委員長の報告は終わりました。
 ここで、暫時休憩いたします。
        午前十時三十三分休憩
     ────────────────
        午前十時三十三分再開


◯田之上委員長 再開いたします。
 次は、議案の採決であります。
 議案の採決に先立ち、取り扱い意見を求めます。
 なお、意見は簡潔にお願いいたします。


◯山田(宏)委員 今回の予算特別委員会におきまして、伊藤知事より持続可能な本県行政、行財政基盤の確立に向けた各般にわたる取り組みの具体的な考え方等についての説明がありました。県政刷新大綱のさらなる推進の必要性を感じたところでもあります。また、委員会での論議を通しまして危機的な財政状況や地域間格差、少子・高齢化の進行など、本県が置かれております極めて厳しい状況を改めて実感したところでもあります。
 このような難局に当たっての平成十九年度当初予算でありますが、県政刷新大綱を踏まえた改革継続実行予算としての編成が行われたと評価をいたしているところであります。引き続き財源確保に努められるとともに、一層の効率的、効果的な事業執行に当たっていただくことを要望し、また、議会としても一丸となって県勢発展に努めることを申し上げて、議案第二〇号から議案第三一号までの議案十二件につきましては、いずれも可決の取り扱いをお願いいたします。


◯田之上委員長 ほかにございませんか。


◯二牟礼委員 大変厳しい財政運営を迫られる中で、職員の痛みを伴う人件費縮減や普通建設事業費、一般政策経費などの歳出の圧縮が行われた結果、財源不足額は二百九十三億円と、十八年度に比べ十二億円の改善が図られております。六年連続のマイナス予算でありますが、改革実行予算として十本の重点テーマを設定した具体的施策が掲げられており、今後の取り組みの成果を期待するものであります。
 警察関係予算については、一連の志布志事件の判決結果を重く受けとめていただき、事件全体の検証の上に立って、今後は被疑者の人権に配慮した適正な捜査が行われ、失われた信頼を一日も早く取り戻されるよう要望して、提出されております議案に対して可決、賛成を表明いたします。


◯田之上委員長 ほかにございませんか。


◯持冨委員 県政刷新大綱を踏まえた行財政改革を進めるとともに、鹿児島おこし、産業おこし等を積極的に進める当初予算となっております。また、フェアな社会の形成と格差を是正する予算、また、喫緊の課題であるいじめに対するいじめ問題等総合対策の予算等が含まれておりますので、議案第二〇号から議案第三一号につきましては、すべて可決でお願いします。


◯田之上委員長 ほかにございませんか。
   [「なし」という者あり]


◯田之上委員長 それでは、採決いたします。
 議案第二〇号から議案第三一号までの十二件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ございませんか。
   [「異議なし」という者あり]


◯田之上委員長 御異議なしと認めます。
 よって、これら十二件の議案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で、当委員会に付託されました議案の審査はすべて終了いたしました。
 なお、委員長報告の文案につきましては当席に御一任いただきたいと思いますが、御異議ございませんか。
   [「異議なし」という者あり]


◯田之上委員長 御異議ございませんので、そのように取り扱います。
 ここで、私と副委員長から一言ごあいさつを申し上げたいと思います。
 当委員会は、昨年の十二月に設置をされたわけでありますが、冒頭で各常任委員長さんに御報告をいただきましたとおり、部局別予算審査をお願いしました各常任委員会での審査も含めまして、大変熱心に審査をしていただき、先ほど委員会としての結論を得たところでございます。委員各位並びに各常任委員会の御協力に心から感謝を申し上げます。
 この間、委員会運営につきましては、成尾副委員長を初め理事の皆様にはいろいろ御協力を賜りました。まことにありがとうございました。また、執行部の皆さんにおかれましては、長時間にわたる審査に御協力をいただき感謝を申し上げます。
 最後になりますが、審査の過程でなされました議論や各委員の意見、要望につきましては、十分考慮していただき、今後の予算執行や次年度以降の予算編成に反映をされますことを祈念いたします。
 それでは、簡単でございますが、閉会のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
 それでは、成尾副委員長にお願いいたします。


◯成尾副委員長 どうもありがとうございました。
 執行部の方々には、今回説明のときに、突然でございましたが、短くすることをお願いをいたしましたところ、快く引き受けていただきまして大変ありがとうございました。また、委員の方々には、スムーズな運営のために大変御協力いただきましてありがとうございました。田之上委員長のもとで一生懸命やらせていただきました。
 本県の極めて厳しい財政の中、本当にこの予算が、しっかりと十九年度に回っていきますように、ぜひ今後とも、私自体も頑張ってまいりたいと思います、皆様方もぜひ頑張っていただきたいと思います。
 本当にありがとうございました。(拍手)


◯田之上委員長 以上をもちまして、予算特別委員会を閉会いたします。
 御苦労さまでした。
        午前十時四十一分閉会