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平成19年環境生活厚生委員会 本文




七、審査経過
       ……………………
        午後二時開会
       ……………………
◯前原委員長 定足数に達しておりますので、ただいまから環境生活厚生委員会を開会いたします。
 本日の委員会は、所管事務「保健・医療・福祉対策に係る厚生労働省科学研究費補助金問題について」の調査であります。
 ここで、調査日程等協議のため、暫時休憩いたします。
        午後二時一分休憩
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        午後二時二分再開


◯前原委員長 再開いたします。
 調査日程につきましては、お手元に配付しております調査日程案のとおり進めてまいりたいと思いますが、御異議ありませんか。
   [「異議なし」という者あり]


◯前原委員長 御異議ありませんので、そのように進めることに決定いたしました。
 次に、委員外議員から発言の申し出があった場合は、当委員会所属委員の発言がすべて終了してから、これを許可することとしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   [「異議なし」という者あり]


◯前原委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 それでは、保健福祉部長に説明を求めます。


◯吉田保健福祉部長 厚生労働省科学研究費補助金問題についてでございますが、先日、元保健福祉部長が、本県在任中の事件で逮捕されたことにつきましては、突然のことで大変驚いております。また、今回の厚生労働省科学研究費補助金問題に関しまして、当環境生活厚生委員会の委員の皆様を初め県議会議員の皆様、県民の皆様に多大な御心配をおかけしていることと存じます。
 それでは、厚生労働省科学研究費補助金問題について、御説明をさせていただきます。
 まず、今回の事件の概要でございますが、平成十三年度から十四年度にかけて実施をされました厚生労働省の助成を受けた科学研究事業について、当県の県保健福祉部長、現在埼玉県保健医療部長が、交付された補助金の一部をだまし取ったとして逮捕されたものでございます。この科学研究事業は、県予算に計上される県の事業ではなく、国の事業であり、国から直接研究者グループに研究補助金が交付される仕組みとなっております。また、これらの研究は公益的研究であり、その研究成果を県民の利益に還元できることから、他自治体でも職員が参加している事例があり、本県におきましても、テーマにより県職員が参加してきているところであります。
 今回、対象となりました研究事業のテーマは、資料一ページのとおりでございまして、精神障害者が快適に安全に生活するためのインフラの整備に関する研究でございますが、京都府立医科大学の教授を主任研究員とし、そのもとに八つの分担研究者がおり、このうちの一人に中村元部長の指示により、本県職員が分担研究者として研究に携わることになったところであります。
 十三年度、十四年度の二カ年分として、主任研究員に、この主任研究員は京都府立医科大学の教授でございますが、主任研究員に交付されました三千万円の補助金のうち、分担研究者に交付された三百七十万円について、うち二百十万円は元部長が業者から取り寄せた架空の見積書、請求書をもとに支払われていたことから、元部長及び業者がこの補助金を詐取したのではないかというものでございます。
 この事件におきましては、当時の部長の指示により、本県職員が研究に携わっていたところでございます。現在、関係者に当時の事情を聞いているところでありますが、事実関係につきましては、今後の捜査の推移を見守ってまいりたいと考えております。
 いずれにしろ、このような事件が起こったことにつきまして、大変遺憾であると考えております。
 以上が、今回の厚生労働省科学研究費補助金問題の概要でございます。


◯前原委員長 以上で説明が終わりましたので、質問をお願いいたします。


◯吉留委員 よくわからないんですけれども、県の職員が二名かかわっていて、ここでは分担研究者として県の職員が一人参加していたということですが、その分担研究の実態があったのかどうか。いわゆる研究という実態が実際に県の職員一人参加してあったのかどうかということですね。まずそれから。


◯吉田保健福祉部長 そのことに関しましては、その本人から聞き取りをいたしましたところ、分担研究の実績はあったというふうに認識をしております。


◯吉留委員 実態はあったということですから、後は県の職員の方が、これは詐取しているんだという認識があったのかどうかということですね。上司である中村部長から指示されて、業務としてやったということであって、いわゆる仕事としてやってたんで、詐取、詐欺という認識はなかったのか、あったのかということ。


◯吉田保健福祉部長 そのことに関しましても、その職員にただしましたところ、そのような認識は全くなかったと答えております。


◯吉留委員 あと、例えばこういう、当時中村部長、鹿児島県の部長ですわね。鹿児島県の部長、キャリアとして厚生労働省から派遣されてきて県の部長をやっていると。こういう方が、例えば県の職員を使ってこういう研究をやっているということを、保健福祉部としてはそもそもそういうことはよくあることだというふうに認識していたか、それとも中村部長さんが、組織には報告なくて、自分でやってた話なのか、その辺はどうなんですか。


◯吉田保健福祉部長 先ほど概要で御説明申し上げましたとおりでございますが、厚生科学研究の内容によりましては、私ども鹿児島県の県民の利益に資するというように判断されました場合に、国から研究協力を求められる、こういった場合で、県民の利益に後々還元できると判断されました内容については研究協力をして、今までもしてきたところですし、これは他の自治体においても同じようになされていると認識をしております。


◯前原委員長 ほかに。


◯くしげ委員 今の質問に関連をすることなんですが、もう少し組織と職務権限のことについて、それから行政の所掌事務のことについて入っていかないと、ちょっとわからないと思うんですね。だから、私が知り得るのはもちろん今報告があったことと新聞報道でしかないんであります。今お話しを聞きますと、国から民間の研究団体に直轄で補助金を出して、その成果を求めるもんだということでしたね。だけど、それは当然そういうことですが、そこで率直に申し上げて二つの疑問があります。
 一つは、今お話しありましたとおり、当時中村部長は鹿児島県に派遣をされている。鹿児島県の職員なんですが、鹿児島県の職員を通じてその団体の主な活動というのは京都でしょう、今その団体、何という団体でありましたか。その派遣をしているところの先は。そうしますと、それはそんなことが往々にしてあるものなんですか。


◯吉田保健福祉部長 この障害者が快適に安全に生活するためのインフラの整備に関する研究という研究班をつくっておられまして、この責任者、主任研究員というのが京都府立医科大学の教授でありまして、その主任研究員のもとに分担研究者が八人いて、そのうちの一人に中村元部長の指示により、本県職員が分担研究者として研究に携わることになったと、このように聞いております。


◯くしげ委員 私の方が聞き方が悪かったんでしょうね。一般的には厚労省のキャリアとして、鹿児島県に派遣をされていた。当然任命権者は知事になりますね、鹿児島県の知事になりますね。そうしますと、厚生労働省からこの事業趣旨に基づいた団体、これはなぜ、単純に言いますと、なぜ埼玉県の組織がどうなっているかわかりませんが、鹿児島で言うと保健福祉部の何課、あるいは保健福祉部長が所管をするもんだろうという、僕なんか認識があるんですよ。そこの団体があるいは日本全国に分担研究課題を与えてやるということはわかるんですけれども、厚生労働省がなぜに鹿児島県の保健福祉部長を通じて、そこがよくわからない。
 そうしますと、厚生労働省の職員の技官であった中村さんでないとこの事業は進められなかったのか。なぜわざわざ遠い鹿児島県の部長を通じて、本体は何といっても京都にあるわけですから、そのあたりの技術的な何か中村さん、あったんですか。


◯吉田保健福祉部長 そのことに関しまして厚生労働省がなぜ中村元部長にこれを託したといいましょうか、どうかということについての詳細は、私どもはちょっと把握できていないところでございます。


◯くしげ委員 わかりました。
 次に、それは捜査の方で今後はっきりわかっていくだろうというふうに思います。一番私が疑問に思ったのはその部分で、なぜゆえに彼なのかなと。
 次に、固有名詞は別なんですが、私、新聞報道によりますと、鹿児島県の二人がその研究に、認識があったかなかったという疑問の余地は残すんですけれども、その団体の会計事務を二人やっていますね。一人は既に退職をしていて、一人は在職だ。そこでその人がどうではなくて、一般的に公務員というのは、原則公務員以外の仕事は持つことを禁じられています。しかし、その部分についてはいろいろ、いえば適用除外をされる部分というのは、任意団体で個人的な活動をするというのは大いに自由でしょう。そんなことから考えますと、その団体は任意団体だったんですか、何かの団体だったんですかね。僕が知りたいのは、報酬があったのかなかったのか、そのお二人に、その団体から。そのあたりがちょっとわかりません。


◯吉田保健福祉部長 詳細は今捜査中でございますので、私どもも詳細、細かいところがなかなか把握できにくい環境に現在ございますけれども、現在までの間にその本人から聞き得た情報など総合的に判断いたしますと、またそれから従来の一般的にこういう研究の場合の進め方ということから判断いたしますと、これは厚生労働省が研究班を組織して、そして研究を行うという性格のものでございまして、その研究に携わる方々に対しては、当然その研究に携わったことの対価といいましょうか、に当たるそういうものはきちんと評価をされると、こういう仕組みに一般的にはなっていると思います。
 ただ、このあたりの詳細につきましては、今現在捜査中でもありますし、私どものところで詳細に把握できているという状況ではございません。


◯くしげ委員 非常に今捜査段階でありますから、私は鹿児島県が組織的に関与したとか、そういうふうには思っていません。一番大事なのは、その二人の会計の担当をされた方が、鹿児島県が持っている分掌事務と、その行われた補助金との会計の整合性について知りたい。
 その意味からしますと、確かに保健福祉部長中村さんが退庁後、全く個人的な部分で個人的な友好関係があって指示をするというのは、あり得るだろうと思うんです、理論的には。ただそれであっても、僕はこの事業の趣旨からしますと、そんなことは容易に慎むべきだとは思っていますが、そこを一番心配している部分があるもんですから、それをわかるためにこんな質問をさしてください。
 その二人という人は、一般の例えば職種が主任なのか、全く吏員なのか、あるいは言うならば職種が課長なのか、次長なのか。いろいろ人権とのかかわりがあるとすれば、それはこの事件がわかった段階でしていただければ結構だと思いますが、それがないと、私どもが県とのかかわりにおいて、一般の職員の方と課長である方が同じことをやったというのは、一般論として許されないと僕は思っています。それは後の公務の仕事と、今任意と言われても国家事業なんですよ。そして派遣をされた中村さんが、鹿児島県の職員に指示をするということがどうなのかというのが、我々が知りたい部分ですから、ですからその二人というのは、どのような権限をお持ちぐらいのお答えができればお答えいただきたいと思うんですけれどもね。名前は必要ありません。


◯吉田保健福祉部長 この点に関しましては、現在捜査中でもあるわけでございますが、報道もされましたけれども、当時課長補佐、係長という立場であったというふうに認識をしております。ただ、委員御質問のように、当時、元部長が職務の立場でそのような指示をその二人にしたのかと言われますと、そこのところの詳細はわからないんですが、ただ、こういった研究の性格上、これは県の正式の業務あるいは職務ということではございませんので、そのあたりについてはどのような意図といいますか、理由でその二人に指示をされたのかということについては、私どもはちょっと把握し得てない状況でございます。


◯くしげ委員 言葉がひとり歩きをすると困りますんで、もう少し整理をしておきたいというふうに思いますが、今私がいただいている資料の段階で、恐らく警視庁も一定程度のヒアリングをされているようでありますから、事件とのかかわりはおよそ今の段階では僕はないというふうに思っています。ただ、やっぱり私たちが知りたいのは、さっき言いました大きな一つの問題、それとなぜゆえにその保健福祉部長が、かかわる課長補佐、係長という、そういう身分の人に私的にあるいは公的にではないにしてもですよ、その分掌事務の関係であり得るのかなと思うんです。
 ましてや慎重にすべき行為なのに、認識はなかったにせよ、その責めをとるんではありませんが、今後鹿児島県の職員としての、そういう事業はたくさんいろいろあるわけでありますから、今後に生かしていかなければならない事案でありますから、そのあたりがわからないと次の議論ができません。かといって、部長もお答えになりにくいだろうというふうに思われますんで、その件はとめますが。
 最後に、いずれにいたしましても、警視庁からそれぞれの元県職、そして今現役の方々がヒアリングを受ける。そして今申し上げましたとおり、県民サイドから見ても、また行政の事務所掌から考えても、全く公私分けていらっしゃるかもしれませんが、県民の目からはどうなのよというのはどうしてもぬぐいきれないと思うんですね。そのあたりについて、所管の会議があっただろうと思いますが、言うならば、県にはそれぞれの機関がありますので、まず保健福祉部関係で部長もいろんなヒアリングをされたやに伺っておりますので、その中でこれもちょっと非常にお答えになりにくい部分かもしれませんが、ヒアリングをされた部分で、やっぱり今申し上げた県民サイドから見る目からして、適当であったのかどうなのか。その判断はどう思われますか。


◯吉田保健福祉部長 こういった調査研究につきましては、申し上げたとおり、中味が公益性があると判断された場合について、ほかの自治体でもそうですが、職員が参加をすることは過去、現在もございますし、そのように判断をして、その当時の職員の所属しておりましたところで、これは公益に資するということで研究、協力をするということを可とするというようなことで、本人たちは研究に協力をして携わっていたと、こういうぐあいに認識をしております。


◯くしげ委員 そこの部分で、もう一つ私が知りたいのは、言うならば国家予算を出して、民間の団体にそれだけの社会に還元をできるような研究成果を期待しているわけですね。民間が主体なんですけれども、行政職員が関与するということは、関与というのは、かかわりを持つということは、別に否定はしませんが、一般論としますと、何らかの形で機関に合議があってしかるべきもんだろうというふうに思うんですよ。
 こういう事業があると、しかも保健福祉部長が命令をするような行為ですから。だとすれば、保健福祉部関係でいけば、部長より職務権限者はおりませんが、だとすれば、人事案件でありますからね。総務部あたりに権利の発令は出す必要はないと思いますが、これは国家プロジェクトですよ、補助金は民間団体に出していますが、それなりの成果を期待している事業ですから。そんなものは一切なかったわけですから、あるべきだと思いますか、やっぱり今のやり方が正しいと思われますか、それだけ、大変きついだろうと思いますが、お答えください。


◯吉田保健福祉部長 先ほども申し上げましたように、この研究に協力をするということについて、当時の協力をした者の担当課のレベルで、これは公益に資するということで協力をすることを可とする判断をしておりまして、これは他の自治体でも私どもの県でも、過去から現在に至るまでそのような対応をしていたということもあって、判断したわけでございますが、それともう一つは、この研究班のこういった活動というのは、原則として本来の県の業務に支障を来さない、こういう範囲内でやるべきものでございますので、したがいまして、例えば土曜日、日曜日ですとか、あるいは時間外ですとか、そういうところで原則的には対応される性格のものでございますので、そういったことでそういうやり方で研究、協力するということについては、これは公益的な内容であるから可能であると、こういう判断をしたものでございます。


◯くしげ委員 最後に、これで終わります。
 それで結構だと思いますが、最後に事実だけをお聞きをしますが、その事業が保健福祉部長と関係お二人、ほかにこの事業が行われているという人、鹿児島県で知っていた人がほかにいらっしゃるんでしょうか。事件発覚後、こういうことがわかったんでしょうか。いや、こういう事業を彼なんかが進めていると、ほかに知る人がいたんでしょうか。


◯吉田保健福祉部長 この研究は公益的な研究でございまして、障害者の方々にアンケート調査をしたり、そのアンケート調査に障害関係の機関団体にアンケート調査をすることで依頼をしたりということがなされておりましたので、そういったことで、こういった研究が進んでいるということについて知っておられた方々はいらっしゃると思っております。


◯前原委員長 委員からほかに質問はありませんか。
   [「なし」という者あり]


◯前原委員長 委員の質問が終わりましたので、ここで委員外議員の発言を認めます。
 なお、発言は委員外議員発言席でお願いいたします。
 まつざき議員、どうぞ。


◯まつざき議員 まず、委員外議員として発言の機会をいただきましたことに、前原委員長を初め委員の皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございます。
 事実経過については今のやり取りの中で、また新たにわかった部分もありますが、幾つかお尋ねさせてください。
 一つ確認させていただきますと、今回のこの研究について、本県の職員がその研究、分担研究並びにそれにかかわる経理として担当していたことについて、適正に行われていれば特に違法という問題ではなくて、そういうこともあり得るというふうに理解していいですか。


◯吉田保健福祉部長 趣旨がよくわからないのですが、携わりました者から聞きましたところによりますと、当人たちはこれが適正に行われている研究であるという認識を持って従事をしていたというふうに聞いております。


◯まつざき議員 きょういただいた資料の二ページ目に、四番の(二)に、県の職員が第一回の研究班全体会議に参加(東京)とありますが、例えばこういう出張の旅費については、県の予算からなのか、この研究費からなのか、わかりますでしょうか。


◯吉田保健福祉部長 これは研究班の予算からであると。通常こういう研究の場合はそのように処理をされますので、そうであろうと思っております。


◯まつざき議員 分担研究者については、その実態があったと、実績があったと。不正だという認識なかったということで、それは私も理解できるんですが、例えば経理の担当者、経理をされた方については補助金の剰余金が出たと。その剰余金に当たっては、新聞報道等では元の保健福祉部長から返還をしないようにというふうに指示されて、マルク社の口座に振り込ませたというふうな表現がありますが、実際に例えば剰余金が生じた、いつ生じたのかとか、例えば架空見積書、結果的には架空だったんでしょうか、その見積書に基づいて入金をした期日とか考えると、これが適正に研究として使われるのか使われないのかというのが、ある程度予測できたかと思うんですが、そこら辺についてお話は直接御本人から伺われたりしていませんでしょうか。


◯吉田保健福祉部長 その詳細は現在捜査中でございますので、その中で明らかにされると思いますが、私どもが本人から聞いておりますのは、本人たちは剰余金であるという認識がなかったように見受けております。全く疑問を抱かずにこの経理の処理をしたというふうに言っておりますので、これは後でそれが剰余金であったということを、そのように報じられて非常に本人も驚いていると言いましょうか、そのような心境のようでございます。


◯まつざき議員 不正だという認識は全くなかったということで今お話しを伺いました。これはこの機会にといいますか、これをどう今後繰り返さないかという点で、やっぱり教訓とすべきだという立場で私は伺いたいんですが、例えば上司の指示とか命令に対して疑問を呈したり、不服を申し立てることというのは、日常の仕事の中でそういうのは可能なんでしょうか。


◯吉田保健福祉部長 それは日常の仕事の中で可能だと思います。


◯まつざき議員 そういうふうに自由に意見が言える職場というのが非常に大事だと思うんですよね。それは仕事をされる御本人たちにとってもですし、もちろん県民にとっても、やはりそういう自由な物が言える中での本当によりよい県政を目指してということで、そういう職場というのは非常に大事だと思うんですが、例えば、今回の場合はお二人とも不正だという認識はなかったということですが、もし仮に例えば疑問を持ったり、おかしいのではないかというふうに、もしそういうふうに思われることがあれば、例えばそういうのを話ができる、直接の上司には話ができないとしても、ほかに相談できるシステムだとか、例えば明らかに違法行為だというふうに認識があれば、公務員には告発義務もありますが、それについて職員のそういうのを相談するといいますか、そういう職場の中でのシステムといいますか、そういう機関といいますか、そういうのは現在そういうのができるのかあるのか、保障されているのか、そこら辺はどうでしょうか。


◯吉田保健福祉部長 まず最初の御指摘の部分でございますけれども、先ほどから申し上げているように、本人たちがこれが不正であるという認識がなかったわけですので、指示があったことについて疑問を抱いてなかったわけですから、その時点でだれかに相談をする必要を感じてなかったんではないかと思いますが、ただこのあたりの詳細は現在捜査中でございます。私どもはそのように聞いておりますし、そのように思っております。
 それから、このことと別に一般論として、もし上司の指示に対して疑問や何かがあったときに相談できる体制はどうかということでございますが、それにつきましては、日常的に例えば部課長会議の中でもよく職員の悩みとか、疑問とか、そういうものには日常的にきちんと対応するようにという指示は常々しているところでございますし、今後ともそれを一層充実させていきたいと思っているところでございます。


◯まつざき議員 先ほど公務員の告発義務についてお話しましたが、一般的な職員の告発義務についての理解はどうでしょうか。


◯吉田保健福祉部長 そのことについては理解はみな持っていると思うんですが、今回のことにつきましてはもう既に捜査の段階に入っておりますので、それを捜査を見守りたいと、このように考えているところでございます。


◯まつざき議員 最後に一点。
 今回のこの問題というのは、やはり県の職員が業務で行ったことが、結果として不正に、本人たちの認識はなかったにしても不正にかかわることであったということであれば、非常にやっぱり問題だと思うんですね。
 そういう点では、やはり鹿児島県の職員でそういうことが、鹿児島県の県庁の中の当時業務の中でそういうことが行われたということでは、やはりこういうことが二度とないようにするためにということでは、今回のこの問題を教訓として、やはりこの事実経過についてきちんと県民の前に明らかにし、これに対しての県の見解、並びに今後国においては国の職員だったということで、こういうことが再発防止という対策が今後とられていくと思うんですが、県の職員がこういうことにかかわるということが、今度二度とないようにするためにといいますか、私は今回のこの問題については知事としても、ある一定見解を明らかにすべきでないかと思うんですが、知事としてこの問題に関して機関、それぞれの組織に対してとか、保健福祉部長さんに対して、どういう指示があったのか教えていただきたいんですが。


◯吉田保健福祉部長 現在、まだ捜査の段階でございますので、その捜査の結果を見守る、それから関係職員からきちんとその事実を把握をしろ、そういう指示があったところでございます。(「ありがとうございました」という者あり)


◯前原委員長 それでは、これで委員外議員の発言を終了します。
 ほかにありませんか。
   [「なし」という者あり]


◯前原委員長 ほかにないようですので、これで調査を終了いたします。
 なお、委員長報告の文案等につきましては、当席に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
   [「異議なし」という者あり]


◯前原委員長 御異議ありませんので、そのようにいたします。
 以上をもちまして、本日の委員会を閉会いたします。
 御苦労さまでございました。
        午後二時三十七分閉会