議事ロックス -地方議会議事録検索-


鹿児島県 鹿児島県

平成19年農林水産委員会 本文




七、審査経過
       ……………………
        午前十時開会
       ……………………
◯宇田委員長 定足数に達しておりますので、ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
 この際、御報告いたします。
 傍聴について三名の方から申し出があり、これを許可いたしました。
 ここで、林業振興課長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。


◯十島林業振興課長 昨日、高橋委員から御質問のありました林道災害復旧事業の復旧状況についての答弁が保留になってございましたので、ここで御報告をさせていただきます。
 本年度の林道災害復旧事業、県内で十七市町の八十八路線、百五十二カ所について実施をするということにいたしておりまして、この復旧状況についてでございますが、本年の二月末時点で二十二カ所、比率では一四%になりますけれども、既に工事が完了しております。現在も鋭意復旧に取り組んでいるところでありまして、今後、年度中、三月末まででございますが、箇所数で百二十一カ所、全箇所の八〇%の復旧を予定をいたしております。残りの三十一カ所につきましては、平成十九年度に繰り越すということになりますが、一部被害のひどうございました、さつま町の北薩二号線など被害規模の大きい箇所を除きまして、ほかは、ことしの梅雨時期までには工事を完了させたいというふうに考えております。
 以上で、報告を終わります。


◯高橋委員 はい、了解しました。


◯宇田委員長 御報告いたします。
 傍聴について、先ほどのほかに一名の方から申し出があり、これを許可いたしました。
 本日は、林務水産部関係の陳情の審査及び県政一般であります。
 まず、陳情の審査を行います。
 審査は、請願・陳情文書表により行います。
 初めに、陳情の取り下げについて、お諮りいたします。
 陳情第二〇三四号を議題といたします。
 継続分の陳情第二〇三四号につきましては、陳情者から今回同様な趣旨の陳情第二〇三六号が出されておりまして、取り下げ申出書の提出がありましたので、これを了承したいと思いますが、御異議ありませんか。
   [「異議なし」という者あり]


◯宇田委員長 御異議ありませんので、陳情第二〇三四号につきましては、取り下げを承認すべきものと決定いたしました。
 次に、請願・陳情文書表の三ページの新規付託分一件の審査を行います。
 陳情第二〇三六号を議題といたします。
 それでは、森林整備課長の説明を求めます。


◯宮ノ前森林整備課長 陳情第二〇三六号について、御説明を申し上げます。
 件名は、保安林の緑化についてで、提出者は、熊毛郡町議会議長会会長東満明氏でございます。
 陳情の趣旨を要約いたしますと、種子島の林野面積は二万五千三百八十五ヘクタールで、そのうち三千七百四十二ヘクタールが保安林となっている。保安林は、作物及び住家等の防潮、防風、砂防の目的で昔からはぐくまれてきたが、種子島は四方を海に囲まれているため、台風や季節風等により樹勢が著しく衰え、保安林としての機能が低下している。森林は、水源の涵養、自然環境の保全など公益的機能を有しており、これらの多様な機能を維持・増進するために保安林への造林を行い、森林緑化を積極的に図るよう要望するというものでございます。
 執行部の意見でございますが、種子島の保安林につきましては、国が所管する国有保安林と県が所管する民有林の保安林があり、民有林における保安林面積は千百八十五ヘクタールとなっております。民有林の保安林が台風等により被災し、その機能が著しく低下した場合、これまでも県が事業主体となりまして保安林改良事業や保育事業による改植や本数調整伐など、必要な森林の整備に努めてきております。
 今後とも市町の報告等に基づく被災森林の状況を十分に調査をいたしまして、緊急度の高い箇所から計画的に整備を進めてまいりたいと考えております。また、森林組合等を事業主体とした造林事業や、平成十七年度から実施しております森林環境税を活用した地域提案型の地域森林環境づくり促進事業による、こうした被災箇所への植栽等も可能でございますので、事業実施の検討を進めていただきたいと思っております。
 以上で、説明を終わります。よろしくお願いいたします。


◯宇田委員長 説明が終わりましたので、質疑をお願いいたします。
   [「なし」という者あり]


◯宇田委員長 質疑がないようですので、質疑を終了し、取り扱い意見をお願いいたします。


◯平瀬委員 陳情二〇三六号については、先ほど執行部の説明もありましたとおり、状況を十分調査して、緊急度の高い箇所から計画的に整備を進めてまいりたいということであります。また、森林環境税を活用した事業等も可能であるということでありますので、採択ということでお願いをしたいと思います。


◯宇田委員長 ほかに御意見はありませんか。
   [「なし」という者あり]


◯宇田委員長 ないようでございます。
 ただいま採択との御意見ですが、採択すべきものと決定することに御異議ありませんか。
   [「異議なし」という者あり]


◯宇田委員長 御異議なしと認めます。
 よって、陳情第二〇三六号は採択すべきものと決定いたしました。
 以上で、陳情の審査を終わります。
 次は、県政一般についてであります。
 まず、特定調査事項の林・水産業における技術開発と普及について、関係課長等の説明をお願いいたします。
 なお、調査の効率化と議事整理のため説明は一括して行っていただき、質疑については、林業関係と水産業関係のそれぞれに分けて行いたいと思います。
 それでは、林業における技術開発と普及について、林業試験場長の説明をお願いします。


◯橋口林業試験場長 それでは、お手元に配付しております資料に基づきまして、御説明申し上げます。
 まず、本県の森林・林業をめぐる主な現状と課題でございますが、一点目は、針葉樹、スギ・ヒノキ人工林資源の充実でございます。
 民有林のスギ・ヒノキ人工林面積は十九万五千ヘクタールで、そのうち間伐の必要な林齢十六年生から四十五年生の森林面積が全体の七八%、伐採利用可能な森林四十六年生以上は一九%と、人工林資源は着実に充実するとともに、経営が長伐期化してきております。
 次に、木材価格の推移を見てみますと、スギ中目材四メートルの十四から二十二センチの直材価格は、平成五年度と比較しまして約五〇%減の一万一千二百円と、大幅に下げてきております。また、スギ・ヒノキの素材生産量の推移を見てみましても、木材価格と連動するように低迷しておりまして、森林資源は充実する反面、木材価格の下落とともに素材生産活動が低迷していることがうかがえます。
 次に、地域資源の新たな活用策としまして、神仏用として利用されるシキミ、サカキ、ヒサカキ等が大隅半島を中心に栽培され、十七年度の生産額は約三億五千万円と、特用林産部門で大きな比重を占めるようになってまいりました。しかしながら、現在植栽されているものは品種系統が不明確で、通年出荷に難があり、病害虫防除を含めた栽培技術のさらなる向上が求められております。
 次に、南方系侵入病害虫でございますが、イヌマキ害虫のキオビエダシャクやヤシ類害虫のヤシオオオサゾウムシが平成十二、三年ごろ薩摩半島南部地域で確認され、徐々に被害地域が拡大してきておりまして、的確な防除方法の解明と迅速な情報提供が求められております。このような現状、課題を踏まえまして、林業試験場では現在三つの基本方向を定めまして、多様な森林の育成と林産資源の有効活用に向けて各種試験研究に取り組んでいるところでございます。
 続きまして、本場の主な研究課題の取り組み状況と成果、その活用、展開方向について、基本方向ごとに御説明申し上げます。
 一番目の森林資源の質的充実を促進する技術開発につきましては、まず、長伐期施業に対応した管理技術の開発でございます。
 充実しつつある人工林を今後どのように誘導、管理していくかが大きな課題となっていることから、昭和四十年代から収集、蓄積してきました中から、スギ・ヒノキ人工林百点余りのデータを解析しまして、その成長、特性を解明し、新たに本県独自のスギ・ヒノキ林分密度管理図や収穫予想表を作成するとともに、林業技術者が簡単なパソコン操作で収穫予測を行えるシステム収穫表を開発いたしました。これらの成果をもとに、人工林の管理手法を含めまして、本県森林の施業動向に対応した育林技術指針の策定や地域森林計画の資源予測の改定、並びに喫緊の課題となっております間伐推進の普及啓発に活用しているところでございます。
 次に、優良枝物品種の選抜育種と増殖技術の開発でございます。
 これまで行ってまいりましたスギやクロマツの育種技術を応用いたしまして、平成十四年度から品種系統がまちまちなシキミ、サカキ、ヒサカキなどの選抜育種と挿し木による増殖技術の開発に取り組んでまいりました。
 シキミにつきましては、県内に植栽された約五万株の中から早生二系統、晩生四系統の優良品種を選抜し、昨年試験場内に採穂園を造成しました。これらの優良品種は、本年度から県内各地の生産者グループに払い下げることとしており、本年度は千五百本を供給する見込みでございます。また、サカキ、ヒサカキにつきましても一次選抜を終了し、場内に最終選抜用の圃場を造成したところでございます。これらにつきましても、シキミ同様、順次生産者団体への払い下げを進めてまいります。また、これらの過程で得られました増殖技術につきましてはマニュアル化し、生産者などに配付するとともに、技術移転のための講習会を通じて、その普及啓発に努めているところでございます。
 基本方向二点目の林産資源の利用を促進する技術開発につきましては、まず、効率的な機械化作業システムの開発でございます。
 先ほど素材生産活動が低迷していることを御説明申し上げましたが、現在県内各地で素材生産の効率化と就労環境の改善を目的として、さまざまな高性能林業機械が導入されています。当場では、これらの高性能林業機械を使用した間伐現場の作業工程を詳細に分析し、本県の作業条件に適合した機械化作業システムを林内路網整備や施業の集約化とあわせてマニュアル化し、森林組合を初めとする林業事業体に改善の提案を続けております。また、この調査結果をもとに、簡単な入力操作で間伐の収益性を試算できる本県独自のパソコンソフト「プロメテウスMF」を開発し、関係者から高い評価を受けております。
 二点目が、リュウキュウマツ青変菌侵入防止技術の開発です。
 奄美地域で一万六千ヘクタール生育しておりますリュウキュウマツは、色合いや木目の美しさから建築内装材や家具、工芸材として利用されていますが、伐採から製材の段階で青変菌による変色被害を受けやすく、被害材は商品価値が著しく低下し、利用推進上の大きな課題となっております。本研究では、その変色菌の伝播に穿孔性害虫のヒイロコキクイムシが大きく関与していること、傷口や木口面からの菌の直接侵入を防止する必要もあること、水中貯木では完全に侵入を防止できることを明らかにしました。
 以上の結果から、伐採直後の丸太に殺虫剤とカビ防止剤を併用して散布する試験を実施し、約一カ月間青変菌の侵入を防止することを解明しました。これらの成果は、速やかに普及マニュアルとして取りまとめ、森林組合などに普及することとしております。また、平成十九年度からは、リュウキュウマツ、イタジイ、イジュなど、奄美産木材の耐久性や耐蟻性などの研究に取り組み、住宅構造材としての可能性を検証することとしております。
 基本方向三番目の良質な緑環境を促進する技術開発につきましては、まず、南方系侵入害虫の生態解明と防除技術の開発でございます。
 南方系侵入害虫につきましては、平成十二年から十三年にかけまして薩摩半島南部地域でキオビエダシャク、ヤシオオオサゾウムシが確認され、放置しますと、庭園樹や街路樹に甚大な被害を及ぼすことが懸念されたために、その生態解明と防除技術の開発を進めてまいりました。イヌマキ害虫のキオビエダシャクにつきましては、その生態解明と防除技術の開発を完了し、研究成果は関係情報誌や県のホームページなどに掲載し、広く県民への周知を図っているところでございます。ヤシオオオサゾウムシにつきましては、一部生態や防除技術に未解明の部分があり、引き続き鹿児島大学や他県の研究機関とも連携しまして研究を継続しているところでございます。
 最後は、松くい虫抵抗性クロマツの選抜育種でございます。
 松くい虫被害の原因となっておりますマツノザイセンチュウに抵抗性を有するクロマツを選抜するため、西日本の国・県の試験研究機関と共同で抵抗性クロマツの選抜育種に取り組んでまいりました。本県は、他県に先駆けて抵抗性苗の量産技術が確立できましたことから、平成十年度に民間の苗木生産者団体に技術移転を行い、平成十二年度には「スーパーグリンさつま」として商標登録し、毎年約五万本の苗木を保安林改良事業などに提供しているところでございます。また、平成十六年度からは九州管内の国・県の試験研究機関などと共同で第二世代抵抗性クロマツの選抜育種と挿し木、増殖手法の開発に取り組んでいるところでございます。なお、活用展開に当たりましては、林業専門技術員並びに林業改良指導員と一体的に普及・定着を進めておるところでございます。
 以上で、林業試験場の説明を終わります。


◯宇田委員長 この際、御報告いたします。
 傍聴について一名の方から申し出があり、これを許可いたしました。
 次に、水産業における技術開発と普及について、水産技術開発センター所長の説明をお願いいたします。


◯古賀水産技術開発センター所長 水産業における主な研究課題と成果の普及につきまして、資料に沿って御説明いたします。
 初めに現状と課題でございますが、漁船漁業と養殖業、水産加工業の三つに大別して整理しておりまして、技術開発の基本方向も含めまして、御説明いたします。
 御承知のとおり、漁船漁業におきましては、産地における魚価が低迷していること、水産資源が減少傾向にあることなどから、操業の効率化や資源の維持培養が課題となっており、水産資源の持続的利用に関する技術開発を基本方向に掲げております。
 養殖業におきましては、主要な養殖魚種であるカンパチの種苗を国外の天然種苗に依存していることや、産地における魚価が低迷していることなどから、カンパチ人工種苗の生産技術開発や、経営におけるコスト削減、赤潮・魚病による漁業被害の軽減が課題となっており、安心安全なさかなづくりに関する技術開発を基本方向に掲げております。
 水産加工業におきましては、高鮮度、調理の簡便性、安心・安全志向など、消費者ニーズが多様化していることから、新製品の開発や品質管理技術の向上が課題となっており、付加価値の高い水産加工に関する技術開発を基本方向に掲げております。また、基本方向でお示ししました、いずれの分野におきましても、大学など他の研究機関や民間との共同・連携に力を入れているところであります。
 次に、技術開発の基本方向に沿って実施しております試験研究の取り組みと成果、その活用と展開について、一括して御説明いたします。
 まず、基本方向の水産資源の持続的利用に関する技術開発でございますが、漁業情報システムの開発につきましては、操業の効率化を図るため、人工衛星やフェリーなどを活用したシステムを開発いたしまして、漁海況や赤潮等のリアルタイムな情報を提供しておりますほか、沿岸・沖合用、遠洋カツオ船用の二種類の漁場探索支援システムを開発し、現在その利用普及に努めているところであります。漁業情報システムは年々利用件数がふえつつあり、平成十八年度は一月末現在で約十八万件の利用実績となっております。
 次の漁海況予測技術の開発につきましては、アジ、サバ等の主な浮き魚類九魚種につきまして、漁海況の長期予報技術を開発し、四半期ごとに情報提供しております。
 次の種苗生産技術の開発につきましては、資源の持続的利用を図るため、放流用種苗の安定供給や効果的な放流技術を目指して技術開発を進めており、これまでマダイ、ヒラメなど五魚種の種苗生産放流技術を県栽培漁業協会等に技術移転したほか、現在奄美海域を対象としたスジアラやシラヒゲウニ、内水面を対象としたモクズガニなどの種苗生産、放流技術の開発に取り組んでおります。昨年国内で初めて種苗生産に成功したサバヒーにつきましては、輸入種苗を用いた飼育技術を民間三業者に技術移転しており、今後は一本釣り漁業用のえさとして安定供給が可能となるよう、人工種苗の量産化技術の開発に取り組む計画であります。
 次の藻場造成技術の開発につきましては、水産資源の維持増大や環境保全などに重要な役割を果たす藻場の回復を目指して技術開発を進めており、これまで人工採苗技術や内湾性の藻場造成技術を開発し、現在はこれまでの知見に基づいて、各地で行われている藻場造成活動の技術指導を行っているほか、外海域において南方系ホンダワラも活用して藻場回復試験に取り組んでおります。
 次に、基本方向の安心安全なさかなづくりに関する技術開発でございますが、種苗生産技術等の開発につきましては、安心・安全な養殖業生産とコスト削減を図るため、本県の主要な養殖魚でありますカンパチの種苗量産化技術と人工種苗による養殖技術の開発に取り組んでおり、平成十八年度は過去最高の八万七千尾の人工種苗を生産して、鹿児島湾内二カ所で試験養殖を実施しているところでございます。今後とも、早期の技術開発を目指して国や大学等との共同研究に努めることとしております。
 次の養殖用飼料の研究開発につきましては、養殖経営のコスト削減を図るため、これまで大豆、油かす、カツオ加工残滓など、飼料中の魚ふんにかわる原材料の有効な割合を明らかにするなど、低コスト飼料の開発を行い技術移転したほか、現在は漁場の環境汚染を低減化するため、窒素や燐が魚に効果的に利用される飼料の開発や、病気にかかりにくい添加物を配合した抗病性を持つ飼料の研究開発に取り組んでおります。
 次の赤潮・魚病に関する研究につきましては、赤潮や魚病による漁業被害を軽減するため、リアルタイムな赤潮情報の提供に努めているほか、ノカルジア症など新型の疾病に関する診断法や治療法の技術開発を行い、養殖を行う漁協等に技術移転しております。
 次に、基本方向の付加価値の高い水産加工に関する技術開発についてでありますが、新製品の研究開発につきましては、オープンラボラトリーとして整備いたしました水産加工利用等を活用いたしまして、さつま揚げのレトルト製品や魚醤油の製造技術を開発するなど、水産加工業者との共同・連携による技術開発に取り組むとともに、養殖魚の鮮度保持技術を開発するなど、品質管理技術の研究開発を行い、研修会等を通じて普及を図っているところでございます。
 オープンラボラトリーの利用は年々利用件数がふえており、平成十八年度は一月末現在で延べ百四十団体、三百三十八名の利用実績となっております。また、魚醤油の技術移転につきましては、現在三業者が商品化に向けた取り組みを行っているところです。
 以上、水産業における主な研究課題と成果の普及について、御説明いたしました。よろしくお願いいたします。


◯宇田委員長 説明が終わりましたので、まず、林業における技術開発と普及について、質疑がありましたら、お願いいたします。


◯福山委員 まず、だれも口火を切っていないようですから、最初に質問したいと思いますが、昨年、政府が森林・林業基本計画というのをつくっておるわけですが、この基本計画と、今提案されたこととの関連というのはあるのかないのか。あるとすれば、どういうことでこうこうやっているということを御説明願えませんか。


◯橋口林業試験場長 森林・林業の基本計画との整合性ということでございますが、試験場といたしましては、今、国が取り組んでおります地球温暖化とか、そういうものについての試験研究とか、きょうの説明の中には出ておりませんでしたけど、そういうもの。それから、それに合わせた森林整備の効果的な整備の手法とか、そういうものについては研究課題として取り上げておるところでございます。また、そのほか、地球温暖化の絡みで南方系の害虫とか、こういうものが大きな課題となっておりますので、林業試験場としましても、こういうものへの取り組みも迅速にするということで取り組んでいるところでございます。


◯福山委員 地球温暖化とか、そういうことについて課題として、それを受けて一応進めているということでございましたが。
 この基本計画を見ると、百年先を見通した森林づくりと、これは政府のものですよ、とか、あるいは山地災害を防ぐ治山事業、森林環境教育と国産材の利用拡大、こういう四点が示されておりますよね。今提案されたやつは、県として一応森林資源の質的充実を促進する技術開発と、それから林産資源の利用を促進する技術開発、良質な緑環境を促進する技術開発。まあ、研究センターですから技術が中心になっていくと思いますが、やっぱり国の基本計画との整合性とかということを踏まえて、今後やっぱり研究開発を進めていってもらいたいと思うんですが、そのことについてはどういうふうに考えていらっしゃいますかね。


◯橋口林業試験場長 委員のお話のございました高度で専門的な基本的課題という形になろうかと思いますが、そういう課題につきましては、国とか、それから大学とか、それから各県の林業試験場と連携しまして、共通の課題でもって取り組んでおります。また、地域的な課題というものにつきまして、やはり実用化という観点から、県立の林業試験場でございますので、そういう実用的な観点からの試験研究というものもあわせてやっているというのが現状でございます。


◯福山委員 ただいまの答弁でよくわかりました。そういう方向で取り組んでもらいたいと思います。
 そこでですね、現状と課題について分析をされていらっしゃいますが、木材価格の低迷ということで、平成十七年までずっと下がっていますよね。最近の情勢はどうなんですかね、やや明るい兆しがあるんじゃないでしょうかね。そこらはどうなんですかね。


◯川原かごしま材振興企画監 この表にあります十七年の六月ぐらい、六、七月が一番底でございました。ここのところでは、これ中目材の平均単価ということですけれども、この前行われました二月二十日現在の市場を見てみますと、直材の二十センチ径級で一万三千六百円、それから十八センチから二十二センチ、これで一万四千百円と、やや回復してきております。


◯福山委員 それは同様に素材生産活動の低迷ということがありますが、これもやはり同じような方向にあるというふうに認識していいんですかね。


◯川原かごしま材振興企画監 素材生産の量で見ますと、まだ具体的な統計というのが直近のものが公表されていないんですけれども、市場の流通量を見ますと、以前とほとんど同じような状況が続いております。それと、もう一つには、ルートが市場ともう一つ、直送というルートが出てきておりまして、この辺がちょっとつかみづらいところかなと思っております。


◯福山委員 現在のところはよく把握できていないと、まあ、同じぐらいかなという認識ですね。わかりました。
 木材について、林業などについては今まで非常に暗い過去があって、外国などの需要も高まって、特に中国なんかが需要が増大していることが何か木材の価格にも跳ね返って明るい見通しだという大方の見方のようですから、そういうことを踏まえて、さらに、この研究の方向というのは私は正しいと思いますから、ぜひ進めてもらいたいということを要望して終わります。


◯宇田委員長 ほかに質疑はございませんか。


◯高橋委員 今の関連になってきますけれども、そういう素材生産活動の低迷、木材価格の低迷、そういったことから、効率的な機械化作業システムの開発ということでございますけれども、高性能林業機械の導入状況がここに書いてあるんですが、今、まだまだこれで機械は足りない状況なのか、それともある程度これで今対応できる状況なのか。まず、それをお聞かせいただきたいと思います。


◯十島林業振興課長 この高性能林業機械、生産性のアップというのが主眼の取り組みでございます。先ほど来いろんなお話ございますように、県内の資源は充実してきておりまして、これからの素材生産量といいますか、活動はどんどん盛んになってくる。素材生産量も当然生産量もふえてくるというのが予想されます。それで、それに対応するにはどうしても担い手といいますかね、労働力が問題になるわけでございますが、林業労働力もどうしても今の状況ではどんどん労働者数がふえるという状況にはございません。横ばいから、やや減少という数字です。ただ、高齢の方がリタイヤされて新しい方が入ってくるというようなこういう事情はありますけれども、全体としては労働力、数ではダウンをする。したがいまして、それを補完するためにはどうしても生産性を上げていく高性能林業機械を中心としたこういう機械化の推進によって、その生産量をカバーするため、その間を埋めていかなければならないということで、今後とももっとこの高性能林業機械の導入は推進をしていかなければならないというふうに思っております。
 昨日、十九年度の予算の説明を少しいたしましたけれども、その中でも林業構造改善費の中で森林・林業構造改革事業というのがあったかと思いますが、あの中でも四台ほど高性能林業機械を導入するというような事業も入ってございます。民間からの要望等もございますので、それに今申し上げましたような関連事業を駆使して支援をしていきたいというふうに思っております。


◯高橋委員 私も現場の方から「機械が欲しい」という声も聞いているんですけれども、まだまだ要望にかなり追いつかない状況なのでしょうか。そこら付近については、どうでしょうか。


◯十島林業振興課長 林業構造改善事業による機械の導入という手だてが一つあるわけでございまして、それから、零細の規模の方には、林業労働力確保支援センター、ここに十台ほど持ってございますので、これの貸し出し事業という格好で機械の貸し出しを行っていますけど、なかなか足りないということであります。先ほど申し上げました林業構造改善事業による機械導入というのは、要望がありましたら、国に対して、国の国庫補助事業ですけれども、これは何とか予算の確保はできるかと思っておりますので、こういった要望は取り上げて、予算要求を国に対してしていきたいというふうに思っております。


◯高橋委員 間伐収益性試算システムの「プロメテウスMF」の開発ということでございますけれども、これはどこら付近へ、導入と申しますか、どこら付近で使われていく予定なのか、そこら付近について、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。


◯橋口林業試験場長 これは、間伐をする際に必要な作業をコスト計算して、そして伐採の収入と必要経費を比較しまして、この山はもうかる、この山は出すことによって損をするというような試算をしてくれるソフトでございまして、森林組合とか、それから当然市町村とか、県の技術員が持っておりまして、その森林所有者の相談に応じて、ああ、この山であったら、経費がかかるから山に置いた方がいいですよ、また、山に置くに当たっても、作業路をつくったら、これは採算性がとれますよというようなことを指導するためのソフトでございまして、今言いましたように、県とか市町村とか森林組合の技術員が活用しております。そしてまた、このソフトは全国的にも好評でございまして、全国の技術員からもこのソフトの購入があったようでございます。


◯高橋委員 これによって、いろんな手間が省けると、簡単に分析ができると。今までは大体それなりの計算をされていたと思うんですけれども、それが一発で対応ができるということなんですね。


◯橋口林業試験場長 今、委員のお話にありましたように、その山主の方は素人でございますので、なかなかわかりにくい面があったわけでございますけれども、それを明細を示すことで所有者の方もわかりやすくなったと。しっかり根拠が示されて、そして納得の上で作業ができるようになったということで、非常に開かれた作業ができるようになったということになろうかと思います。


◯高橋委員 はい、わかりました。
 続きまして、この地域資源の新たな利用活用ということで、シキミ、ヒサカキ、サカキ、これが一時的にはばっと伸びた時期もあるんですが、ちょっと横ばいかなというふうに思っているんですけれども、ここら付近の今後の見通しについてはどういう状況なんでしょうか。


◯十島林業振興課長 確かに、この表をごらんになっていただきますように、十五年度あたりからかなり伸びてきております。これは、平成九年から十年、十一年度にかけて、やはり、このシキミを本県では注目するようになったというのが一つございます。これは、先ほど試験場長も申し上げましたように、関西を中心に神仏用とか葬祭に使われているわけでございまして、そこには主に和歌山とか静岡とか、ああいったようなところ近郊の山地から出荷をするというケースが多かったわけですが、そういった山地がかなり老齢化という問題もございまして、減ってきたということで、そちらの流通業者の方とかいろんな市場からの指導等もございまして、本県もこの栽培地としては適しているといったようなことで、この平成十年ごろ盛んに造成がされるようになったと。これは造成をしたからすぐに生産量が上がるかというと、そうではございませんで、どうしても樹園地をつくりまして、そこから計画的に穂がとれるようになるまでにはやっぱり三、四年、四、五年かかりますので、それがちょうど今の時期に来ているということで、最近伸びてきているということでございます。平成九年、十年、十一年ごろのような大きな造成はございませんけれども、少しずつやはり生産地といいますか、新しい造成はされておられるようでございます。今後ともそういった爆発的にふえるということは、ちょっと今のところ難しいかと思いますが、少しずつ伸びてきていると、こういったような状況です。


◯高橋委員 消費地があれば一番いいんでしょうけれども、関西の方が中心ということでございますけれども、今後のこの消費地の拡大というか、確保というか、そこら付近についての見通しと申しますか、予定はどうなんでしょうか。これは業者が、生産者の方がやっていかれるのか、県の方でこういう消費地もありますよと、ここら付近を開拓されたらどうかとか、あるいは県が一緒になっていろんな消費地の開拓というものもしていただけるのか、そこら付近はどうなんでしょうか。


◯十島林業振興課長 県内に十二ほど生産組合がございまして、大隅半島が中心なんですけれども、基本的には、それぞれの生産組合の方がいろんな市場調査なりをされて、市場開拓をされるというケースが多いようでございます。県の方は、全然手をこまねいているかとそういうわけではございません。特用林産の担当の専任もおりますし、人員もおりますので、一緒になって現地に実際に行くと、生産地に行くといったようなケースは多うございます。いろんなケースがございます。


◯高橋委員 はい、わかりました。
 これから、いいものはやっぱり育てていかなければいけませんので、せっかく期待のできる分野かなと思っていたんですけど、ちょっと伸びがとまってきたかなという気がしますので、一体となっての取り組みと、支援できる部分はぜひ開拓も含めて支援をいただきたいというふうに思って、この点については終わります。


◯宇田委員長 ほかに質疑ございませんか。
   [「なし」という者あり]


◯宇田委員長 ないようですので、次に、水産業における技術開発と普及について質疑がありましたら、お願いいたします。


◯福山委員 取り組みと成果のところで、種苗生産技術等の開発で、サバヒーの問題でちょっとお尋ねしたいと思いますが、本会議でも取り上げたことなんですけれども、国内で初めて技術開発をされたということで大変喜ばしいことで、評価すべきことだと思います。そこで、もっと詳しく具体的に説明してもらえませんかね。


◯古賀水産技術開発センター所長 今回の人工種苗生産の状況でございますけれども、今まで親の魚が卵を産まなかったわけでございますけれども、ことし初めて平成十年度から養成しておりました八年魚の親から採卵することができました。延べ二十一回産卵いたしまして、三百六十五万粒の総産卵量となっております。そのうちの三十七万粒を使用いたしまして種苗水産試験を行いましたところ、約二万尾の種苗を得ることができております。サバヒーの人工種苗生産につきましては、これまで平成十二年度から十五年度にかけては外国産、インドネシアから輸入しました稚魚を用いてカツオ一本釣り等のえさにするまでの飼育技術を開発して、それにつきましては三業者に技術移転をしていたところでございますけれども、インドネシアからの種苗輸入ということで、なかなか種苗の活力等が安定しないということもございまして、国内での種苗生産が求められてきておりましたので、これに取り組んできたところでございます。


◯福山委員 このサバヒーの養殖技術に成功されて大変喜ばしいことなんですが、これを民間の三業者にもう技術を移転したと。もう民間の方では、それを実用化して進めていらっしゃるわけですかね。


◯古賀水産技術開発センター所長 外国産の種苗を用いて養殖をして出荷するということにつきましては、現在三業者に技術移転しましたけれども、現在二業者が実際に取り組んでおりまして、マグロはえ縄ですとか、イカ釣り用のえさですとか、カツオ一本釣り等のえさ等に出荷している状況でございます。


◯福山委員 そうすると、あと一業者の方は、まだそこまで行っていないということですかね。


◯古賀水産技術開発センター所長 ええ、これは、鹿児島県栽培漁業協会の方でもできないかということで技術移転いたしておりますけれども、現在民間の方で取り組んでおりますので、それにつきましては、今、栽培漁業協会の方では直接には実施しておりません。


◯福山委員 ほかに受け皿というか、受け入れ態勢があれば技術移転をして普及させていきたいというのがやっぱり県としての考えですかね。


◯古賀水産技術開発センター所長 ええ、そういう要望があれば(「体制があれば」という者あり)そういったふうにしていきたいと思いますけど、やはり売れて何ぼの商売ですので、需要と供給の関係もあるかと思います。


◯福山委員 なかなかコストの問題とかいろいろあると思いますので、まあ、難しい面もあろうかと思いますが、とにかくいいことですから、できるだけ広めて、そして活性化するようにお願いしたいと、こう思います。


◯宇田委員長 ほかに質疑はございませんか。


◯高橋委員 藻場造成技術の開発ということで、ここに三点ほど記載してあるんですが、どういう状況なのか、お聞かせをいただきたいと思います。


◯古賀水産技術開発センター所長 藻場造成につきましては、これまでの議会等でもいろいろとお答えしているわけでございますけれども、大変本県沿岸においては磯焼けの状態が続いておりまして、藻場造成につきましては、地元からの強い要望等がございます。そういうことで、県といたしましては、これまで内湾における藻場造成手法の確立をいたしまして、現在外海における藻場造成のやり方について、いろいろと研究しているところでございさす。
 具体的には、藻場造成の基質を開発したり、それから、磯焼けが継続する原因となっております食害、いわゆるウニですとか、藻を食べる魚等の食害対策の試験、それから藻場の有効性、環境の面でも大変注目されておりますけど、果たしてどれくらいの栄養塩を固定化できるかとか、藻場の機能についての試験等を実施しております。また、藻場造成につきましては、現在いろいろな、例えば鹿児島大学ですとか、水産高校ですとか、それから地元の漁協ですとか、そういうところと一体となった一般の参加型の試験ということで、指宿岩元地区等でそれらを実施しております。外海の藻場につきましては、非常に外海というのは多様な藻場をつくる構成要因がありまして、一律に内湾みたいにこういう方法でやれば確実になるというのがなかなか難しいところがございまして、やはり各地での環境を十分に把握して、いろいろな試みをやりながら、そこの場所場所の適したような藻場造成を進める必要があろうかと考えております。


◯高橋委員 特に、この内湾性の藻場造成技術の開発ということでありますけれども、これについて、もう少し中身をお聞かせいただきたいと思いますが。例えば写真で見ると、右の方かなと思ったりもするんですが、これは外海の部分ですか。


◯古賀水産技術開発センター所長 この写真は、今、外海で藻場造成をしているところのまあまあ良好なところの写真でございますけれども、内湾性の藻場造成の技術といいますのは、比較的内湾は砂地のところが多いもんですから、そういう砂地のところにいわゆる基質、ホンダワラ類が生える山石とか、そういう基質を固めてじゃなくて、こう離したような形で設置して、ウニなどの食害動物の影響を排除し、そこのそういう離したところにきちんとした藻場をつくることで、そこが種場としての、核藻場としての機能を持つようにやれば、内湾におきましては比較的藻場造成ができるという結果を得たところでございます。


◯高橋委員 そういうことであれば、ぜひ内湾の方は藻場の造成をどんどん進めていただきたいというふうに考えているんですけど、今後の取り組みについてはどうなんでしょうか。


◯古賀水産技術開発センター所長 内湾につきましては磯焼けという状況じゃないところが多いもんですから、比較的藻場については良好な状態に保たれているところも多くございます。今一番問題なのは外海域、いわゆる黒潮が当たるような大隅半島から南薩地域にかけて、また甑島、離島等が磯焼けが続いておりますので、そのあたりの藻場造成をいかに進めていくかが大きな課題になっております。現在は、今一般的に見られるようになってきました比較的暖かいところ、従来は奄美以南に多かった南方系のホンダワラ類、そういうのがふえてきておりますけれども、それは非常に藻場造成をする上で特徴を持っておりまして、例えば従来のホンダワラよりも若干様態が固い、それから、魚等に食べられても短い状況になっても成熟をして、卵といいますか、卵ですね、胞子を出す。それから、これまでのホンダワラに比べまして成熟期が異なる。いわゆる従来のホンダワラは四月から六月にかけて成熟するわけですけれども、この南方系のホンダワラは七月から九月という成熟時期が違うもんですから、そういうのを組み合わせて藻場造成をやれば食害に遭っても比較的耐えられるんじゃないかということで、そのあたりの研究を進めながら各地で地元と一緒に取り組んで、それを実証しながら、その場所にはどういう方法がいいかということを今検討しているところでございます。


◯高橋委員 研究はどんどんされているんですが、なかなか藻場造成というのが一向に進まない感じがしているもんですから、ちょっとお伺いさせていただきましたけれども、今後ぜひ、この研究によってまた確立された藻場の造成をどんどん進めていただきたいというふうに思いまして、終わります。


◯上野委員 今の問題で、鹿児島湾内では非常に藻場が育っていると聞くんだけど、どうなんですかね。


◯古賀水産技術開発センター所長 平成十六年でしたか、今のホンダワラとは別のアマモという種類を調べましたら、従来に比べまして非常に成育しているという調査結果が出ました。ただ、それにつきましても十七年のちょっと台風で一時藻場が消滅したりしておりますけれども、鹿児島湾内につきましては、去年の春ですか、春あたりは比較的ホンダワラの藻場というのは多く見られてきているように感じております。そういうことで、鹿児島湾内につきましては、比較的まあまあ回復しているのかなという感触は持っております。今やはり問題になるのは、外海域での藻場をどうしてつくっていくかというところが一番の課題かと思っております。


◯上野委員 それで、今、外海の方の話も出ましたけれども、あたいげんあたいの南薩地区が余りよくないんだけど、何が原因しているのかな。


◯古賀水産技術開発センター所長 磯焼けが起こっている原因についてはなかなか解明できておりませんけれども、一般的には、環境の変化、水温が急に高くなったりとか、沿岸の水が入ったりとか、土砂が入ったりとか、いろいろな、そこの場所での原因があろうかと思いますが、県下全体を眺めてみますと、水がきれいな離島とか黒潮が当たる南薩地方とか、大隅半島の先とか、そういうところが磯焼けがひどいような状況ですので、ある時期にある環境変化が起こって、磯焼けがあった後に回復するのに、やはり南薩とか大隅とか離島というのは、いわゆるアイゴですかね、魚を食べる魚が非常に多いもんですから、そういうものの影響があって、なかなか藻場が回復しないということが、今まで各県の事例等を見ますと、大きな原因になっているんじゃないかというのが大方の意見になっております。


◯上野委員 国も県も財政難の中で非常にいろいろと研究していただいて、我々は、私個人にしても、また、水産業界にしても非常にありがたいと思っておりますので、ひとつ、今後ともどうぞよろしくお願いしたいと思います。
 終わります。


◯宇田委員長 ほかに質疑はございませんか。


◯平瀬委員 林業、水産、両方の所長さんに聞きたいんですが、研究、開発、いろいろやっておられるんですが、これのパテントというのかな、特許というのかな、そういうのをどのくらい申請して持っておられるのか、ちょっと教えてください。


◯橋口林業試験場長 パテント、特許というものについては、「スーパーグリンさつま」を商標登録したという実績が一件ございますが、特許という点での実績は今のところございません。


◯古賀水産技術開発センター所長 現在特許として登録なり、現在出願中のものが五件ございます。藻場造成のブロックですとか、レトルト水産ねり製品の製造方法ですとか、えさ関係ですとか、そういうのがございまして、特許を取得しているものが二件、出願中のものが三件となっております。


◯平瀬委員 今、申請されている特許とかは、将来金になる見込みというのがあるんですかね。


◯古賀水産技術開発センター所長 いずれも民間との共同研究なり連携事業で成果を得たもので、ほとんどが民間と共同出願をしております。それで、藻場造成のブロック等につきましては、それがどんどん使われ始めれば収益はあると思いますけれども、現在のところ、まだ収益を得るというところには至っておりません。また、飼料関係の出願もしておりますけれども、やはり、ある意味では早いうちにそういうのを押さえておかないと、ほかのところで使われたときになかなか使いづらいことがあるということで、そういう意味でも、早目にそういう成果が得られたもので特許が取れるようなものは共同開発者と一緒に出願しているような状況でございます。


◯平瀬委員 いろいろ忙しいでしょうけど、せっかく研究して開発したものについては、やはり権利を取っておくというのが一番でしょうから、そこまで踏み込んでやっていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いしておきます。


◯宇田委員長 ほかに質疑はございませんか。
   [「なし」と呼ぶ者あり]


◯宇田委員長 ほかに質疑がありませんので、特定調査につきましては、これで終了いたします。
 ここで、暫時休憩いたします。
        午前十一時  休憩
     ────────────────
        午前十一時三分再開


◯宇田委員長 それでは、再開いたします。


◯市ヶ谷委員 先ほどの平瀬委員の質問等にもございましたけれども、大変水産技術開発センター及び林業試験場両センターとも非常に研究等に頑張っていらっしゃるということは十分認識をいたしております。特に、林業、水産業、本県を支える基幹産業でもありますし、その中での両センターが研究部門、そしてまた技術の応用部門等の重要な仕事をされておられます。昨今の本県の厳しい財政状況であることは、これはもう認識はいたしておるところでありますけれども、やはり、今後本県の林業・水産業の長期的な展望に立った中で、予算的なバックアップもやはり必要ではないかというふうに思いますし、また、両センターが本県の重要な部署であるということを改めて認識をして取り組みをお願いをしたいというふうに思います。


◯宇田委員長 福山委員、お願いいたします。


◯福山委員 両センターが果たす役割は先ほどあったように大事ですから、そこで、研究、開発されたものについては、知地的財産権としてちゃんと登録をして対外的にもアピールして普及啓発に努めてもらいたいと、こういうことを要望したいと思います。


◯宇田委員長 ただいま二名の委員から要望がございましたが、これを執行部に対する当委員会としての要望とし、委員長報告において取り上げることで御異議ありませんか。
   [「異議なし」という者あり]


◯宇田委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。
 次は、県政全般に係る一般調査であります。
 ただいま栄委員から質問に関する資料の配付の申し出がありましたので、これを許可いたします。
 お願いします。
 暫時、休憩いたします。
        午前十一時五分休憩
     ────────────────
        午前十一時五分再開


◯宇田委員長 それでは、再開いたします。
 質疑がありましたら、お願いします。


◯栄 委員 三月一日の本会議で、この「環境の森林」整備事業について質問いたしました。これは、週刊誌と各メディアで取り上げられたその関係で、県政に直接関係あることでしたので、その週刊誌で、あるいは新聞で取り上げられた範囲内の疑問点について私なりにお尋ねしたわけなんですが、まだ納得いく回答が得られなかったので、再度ここで、委員会で質問をさせていただきます。
 私、今から四十四、五年前に高校時代の恩師が、以前本会議でもこういう話したことあるんですが、こういうことを言った。生物の先生がね、「山が泣くと川が泣き、川が泣くと海が泣く」と。これは、けだし名言なんです。私のずっと印象に残って、ときどきその言葉を使わせてもらっているんですが。山が、いかに大事かと。山が大もとなんです。里山から、それから海、川含めてですね、山がおかしくなると、すべてがおかしくなるということなんですね。そういう意味では、皆さんが山を守ることにいろんな事業を展開していることは、私は納得したいと思っているんですがね。
 この「環境の森林」整備事業というのもそういう趣旨で、平成五年の八・六水害の後、その教訓を生かして、山地の災害防止機能とか、それから水源涵養機能を高度発揮させるためにという趣旨等で、平成九年から六年間実施されたわけなんですね。それはそれで、そういう趣旨は大変結構なことなんです。県が荒れている民有林を買い取って、きちっと管理していって、そういう機能を持たせるということは、その趣旨は私も賛成なんです。ただ、その過程の中で恣意的ないろんな疑問点があれば、それはきちっとやっぱりただしていかなきゃいけないと、そういう思いでお尋ねさせていただくんですが。
 ただ、もう今から七、八年から五、六年前のことですので、大分入れかわっていらっしゃる、その当時の責任者とかという方々がですね。ただ、行政は継続性が強く要求されますので、そのあたりの経緯については現在の責任者の皆さんも把握しておられると思いますので、的確な御答弁をお願いしたいと思っているんですが。
 まず、この「環境の森林」の整備事業のスタートというのが平成九年度、それから十四年度に最終なんですね、六年間。この投入した予算が三十六億八千万円、面積が六百三十八ヘクタール買い取っているんですね。ずっと見てみますと、平成十三年が突出している、突出しているんですね。これは、種子島の空港周辺にある個人の関連の土地だけで三百五十七ヘクタール買い取っているんです。金額にして二十四億二、三千万円ですね。これは、面積にして六七%ぐらいなんです、全体の面積の、この事業の中で。いや、金額にしてですね、金額にして六七%ぐらい。そして、面積が五七、八%、五八%ぐらいになっていると。これだけがかなり突出しているということなんですね。
 それで、いろいろ、その後、私は本会議で質問した後、私なりにいろいろ調べてますと、幾つかの疑問点が出てきていますので、お尋ねしますが。
 平成九年度にスタートして、それは本土の方をずっと買ってきたんですね。本土の方を、平成九年度はですね。九年度から十二年度あたりまでは本土の方を中心に買ってきた。ところが、十三年度に、さっき言いましたように、種子島、離島の方を買ったんです。皆さんにお配りしたこの資料には選定基準というのがあって、一、二級河川の流域とか、複数の市町村にまたがるとかいうことなんですね。離島の方は流域が短いですから、離島の川というのはなかなか該当しない。二市町村以上にまたがる、これも該当しにくいという部分もあったわけなんですがね。
 それで、平成十二年度に「環境の森林」整備事業に、この条件の中から離島はこの限りでないというのを挿入しているんですね。離島はこの限りでないということを挿入されているんです。翌年度にこの離島で初めて、初めてというよりか、もうこの事業の中では、後にも先にもこの一件なんですが、翌年の十三年度に三百五十七ヘクタールを個人の一人の関連の者から買い取っているということなんですね。ですから、これを見ますと、この人の土地を買うために離島はこの限りでないという条項を入れたんじゃないかと疑義を持たれているんですね、疑義を持たれている。なぜ、そうなったかと。
 それで、この事業の前に、もう、その人は売りますという申し出をしていらっしゃる、平成九年ごろにはですね。ですから、この申し出をしていらっしゃる、この事業が始まる前あたりにですね。もう測量も既にそのときは、もう平成九年ごろには終わっているというんですね。私の調査によると、終わっている。平成九年ごろには終わっている。この測量もこの事業の費用としてじゃなくて別の事業、空港関連のその費用の大体累計で一億円ぐらいだということなんですが、でも、平成九年までにはもう測量し終っているんですね、この全体を。買い取ったこのところですね。
 そういうことで、全体の図をまず見てみますと、こういうことなんです。これはもう皆さん、これが今の種子島、新種子島空港ですね。そうすると、この黄色い部分が買い取った三百五十七ヘクタールなんですね、市丸氏の所有。そして、あとのグリーンとか黒の部分は別の所有者、これは買い取ってないんです、買い取ってない。この地図から判明されることは、いわゆる虫食い状態になっていると、絵みたいな格好、ということなんですがね。
 じゃあ、なぜ、この市丸さんの土地だけ買い取ったのかということをまずもう一度御説明いただきたいと思います。まず、その一点から。


◯上園林務水産部長 本会議でも一応答弁をさせていただきましたけれども、離島にも地勢的な特性等から、森林の持つ水源涵養機能は、より強く求められている地域があると。そのようなことから、それらの地域の中で、特に水源涵養機能の保全が必要と認められる種子島の森林を「環境の森林」整備事業の対象とすることとして、県議会に提案の上、取得したものと、私どもは承知をいたしております。
 当時の平成十三年三月十六日でございますが、当時の委員会でも、当該森林は種子島の中央部に建設中の新種子島空港の西側周辺に位置する森林でありまして、この森林を源としております脇之川、大蟹川等の下流に集落水源等がありまして、森林の持つ水源涵養機能の保全、向上が強く求められておりますことから、今回この流域の森林所有者からの譲渡申請のありました森林を「環境の森林」整備事業として用地として取得するものであるというふうに報告されたと、私は承知をいたしております。


◯宇田委員長 暫時、休憩いたします。
        午前十一時十五分休憩
     ────────────────
        午前十一時十五分再開


◯宇田委員長 再開いたします。


◯上園林務水産部長 私どもは、先ほどありましたとおり、まだ私どもはその当時の当事者ではもちろんございませんので、詳細はもちろん承知はいたしておりませんが、当時ほかの森林所有者から県へ譲渡意思が示されたものは、私どもが聞いている範囲ではなかったというふうに聞いております。ただ、いずれにいたしましても、この件につきましては現在係争中でございます。したがいまして、必要に応じまして弁護士とも協議をしながら、私どもの県の考え方を整理して、その中で主張してまいりたいというふうに考えておりますので、どうか、御理解をいただきたいと思います。


◯栄 委員 部長ね、係争中は係争中で、これは別途の問題。私どもは県の予算を審議する場所、チェックする場所ですから、「係争中だから、お答えできません」というニュアンスでは困るんですよ、これは。議会の機能が損なわれますから。そういうことで、議会は議会として議会の中できちっとやっぱり御答弁をお願いしたいと、そういうぐあいに、裁判中、係争中だから答えられませんという趣旨では困りますからね。そのことを十分踏まえていただきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
 それで、そのほかの地権者ですね、この黒とかグリーンとか青とかですね、たくさんあります。地権者、かなりありますね。譲渡意思が示されなかったと聞いているとおっしゃったですが、本当にそうなのか。じゃあ、この「環境の森林」整備事業というのをこれからやりますよということで、周知徹底をどういう形で図られたのか。いろいろ聞くところによると、知っておれば売りたかったと。後で虫食い状態になって自分のところに行き場もないじゃないかという方もいらっしゃるんですね。ですから、そこらあたりの情報開示とか、きちっと情報を公開してきちっとやられたのかどうか、もう一度お伺いいたします。


◯上園林務水産部長 まことに申しわけございませんが、その辺の細かいことについて私は承知をいたしておりません。


◯栄 委員 まあ、ある面では、やむを得ない部分もあると思うんですがね。ただ現在の部長さんですから、それにきちっと答弁する責任はあると思うんですよ。当時、今の上園部長がいらっしゃらなかったことは承知しています、かかわっていなかったことは。ただ現在はこの問題でずっと焦点となっている問題の部の部長さんですから、それなりの責任はきちっとやっぱり感じてもらわんといかんだろうと思っています。
 それでですね、ちょうど十三年二月に議案第四九号財産の取得についての議決を求める件というのが付されて、農林委員会でも議決、提案されているんですが、そのときに、土地の面積三百五十七ヘクタール、取得金額二十四億二千二百万円と。取得の相手方、中種子町何々、市丸良一氏外四十六名となっているんですね。この四十六名というのは、市丸さんの関連の親族とかそういうののようですが、人数に間違いないですか。


◯宮ノ前森林整備課長 取得議案に対して、たしか四十六名でしたか、現実的には二十四名というふうなことになっております。実質的には二十四名でございます。


◯栄 委員 議案としては四十六名出されて、実質は二十四名というのは、中身の説明をしてもらわんといかん。


◯宮ノ前森林整備課長 購入相手につきましては、売買契約に際しては、契約相手方と登記名義人が一致する必要があるということで整理をしてもらった結果、二十四名というふうなことでございます。二十四名になったものと聞いております。


◯栄 委員 それでわかりましたが、それで、このときに、もう一度これを見ますが、これは空港、この黄色い部分、この斜線の部分ですね、これも市丸さんの土地なんです。そのときは、ここまで含めて売るということになっていたようですね、この斜線の突端。ちょうど空港の端の部分の真ん前なんですがね、将来この空港も延長する計画もあるらしいということ、五百メートルぐらい。これは、あそこの宇宙事業団からの強い要請があって、外国から資材を運ぶために大型の貨物飛行機を飛ばすためには今のじゃ不足だという話らしいんですがね。ちょうど滑走路を延長すると、その真ん前なんですね。こう、すっぽり入るところなんですが。この部分は、十三年七月に分筆登記しているんです、九・六ヘクタール分筆登記していらっしゃる、九・六ヘクタールですね。当初は入っていたということらしいです。けれども、後で分筆登記して除いたということなんですが、そこらあたりの事実関係、引き継いでおられますか。


◯上園林務水産部長 いえ、今のことについても、私、承知をいたしておりません。


◯栄 委員 委員長ね、どうもこれ、私が質問しても「承知していません」、まだ「記憶にございません」とまでは言っていないですが、こういうことではなかなか議論がかみ合わないんですよね。そこらあたりは、どうしたらいいですかね。


◯宇田委員長 暫時、休憩いたします。
        午前十一時二十三分休憩
     ────────────────
        午前十一時二十八分再開


◯宇田委員長 再開いたします。


◯栄 委員 空港関連で測量を累計で一億円ぐらいかけて、買ったところの全体の測量をやっているんですね。この予算は、この「環境の森林」整備事業の予算じゃなくて、空港関連の予算だという情報を得ていますが、これは事実かどうか、御説明をお願いします。


◯上園林務水産部長 測量につきましては、土木部の方の予算でされたということは承知をいたしておりますが、なぜ、そのような経緯になったのかということについては、承知をいたしておりません。


◯栄 委員 この三百五十七ヘクタール、一人ないし、その関連の方々から一括して買い上げたということになっているんですが、先ほど私が申し述べた、お尋ねしたので、まだきちっとした回答を得ていないんですが、申し出があった人から条件に適している部分を買ったという答弁も本会議でもされているんですが、ほかの方から、このところは申し出が全くなかったのか、買っていないところですね。申し出があったけれども、条件に、選定基準に合致しなかったのかどうか。そこらあたりをもう一度お答えいただきたいと思います。


◯上園林務水産部長 先ほども答弁いたしましたとおり、森林所有者から譲渡申請のあった森林を「環境の森林」の整備事業として購入をしたということをお聞きしておりまして、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、ほかの森林所有者から県の方へ譲渡意思が示されたというのはなかったというふうに私は聞いておりますが、これも断定的に絶対そうであるということはなかなかこの場で申し上げられる立場にはないということは御理解いただきたいと思います。


◯栄 委員 じゃあ、こういう事業がありますよということで、周知徹底された時期と、どういうぐあいにしてやったのかということを教えていただきたい。


◯上園林務水産部長 まことに申しわけございませんが、その辺のやり方、手続的なことについては、詳細は承知いたしておりません。


◯栄 委員 ちょっと、次、進みにくいんですがね。
 普通こういう事業をやる場合は、普通は、その周辺の地権者に出先機関かあるいは役場を通して、こういう事業がありますが、どうでしょうかという形で回っていくのが普通なんですね、地権者に、普通は。これは、この場合は、「環境の森林」整備事業は、それがなされていなかったのかどうかというのをもう一度確認しますが。


◯上園林務水産部長 これも私どもが今お聞きしている範囲の中ででございますけど、おっしゃったとおり、何といいますか、公に手広く公募というんですかね、そういった形ではやっていないのではないかということは、お聞きをいたしております。ただ、これも本当にそうだったかどうかということについて、私が断定的に申し上げることはできないということも御理解いただきたいと思います。


◯栄 委員 今、疑義を持たれているのは、この事業が、特定の人の土地を買うために、この事業を離島まで持ってきたんじゃないかという疑義を持たれているんですよ。ですから、そういう特定の人から、この事業が始まるまでに申し出があったということも確認されているんですね。その方は、空港用地の一五%の土地を所有しておられる。この方がなかなか売らなかったために空港が十年ぐらい延びたですね、開港が。これは、もうみんなわかっていることなんですね。四億八千万円で最終的に話がついた。
 ですから、その山を買ってもらうという条件で売ることになったんじゃないかという疑義も持たれている。これは本人に確かめんとわからんですがね、調べてみらんと。そういう、ちょうど時期的に重なっているもんだから、余計この事業の不透明性について疑義が持たれているということなんですよ、これは。だから、金額がばさっと七〇%近く、六年間のその事業全体のうち個人から買っているという件やらですね、離島は入っていなかったのに離島を入れたという件やらですね。
 それから、この「環境の森林」整備事業というのは、森林を買って、それを管理して、目的を達成するということなんですが、この中に森林でない部分もあるようですね。どうなんですか、そこらあたりは。森林でない部分。


◯宮ノ前森林整備課長 原野でありますとか畑等が部分的に一部含まれております。ただ、それにつきましては、現況は森林であるというふうに判断されるものについて購入をしているというふうに伺っております。


◯栄 委員 どれぐらい入っていますか、森林でない部分は。


◯宮ノ前森林整備課長 ちょっと待ってください。


◯宇田委員長 暫時、休憩いたします。
        午前十一時三十五分休憩
     ────────────────
        午前十一時三十六分再開


◯宇田委員長 再開いたします。


◯宮ノ前森林整備課長 当時、現況地目が畑であったものが六反歩ほど、六千平米ほど、原野であったものが十八万七千平米、十八・七町歩ほどというようなことになっております。


◯栄 委員 大体、四、五%ぐらいになりますかね、全体のね。そうすると、これは「環境の森林」整備事業の中で、そういう畑でもいいと、許容範囲が広いんですか。畑とか原野でもあるいは田んぼでもいいということになっているんですか。


◯宮ノ前森林整備課長 森林につきましては、集団的に生える立木、あるいは現況耕作をしていないで、既に荒れた状態になって、それはもう当然森林に供されるような土地であるというような場合は、森林として取り扱うというようなことであったと承知しております。


◯栄 委員 畑でも田んぼでも耕作しないで放っておくと、木がどんどん生えますね。それを十年も二十年もたつと、もう大木が、二十年ぐらいたつとね、私もそういう経験ありますが、自分の畑でね。そういう場合は、あれを畑だよと言ってもね、雑木が生えているわけだから、形上は森林にしかならないんでね、山、それはわかるんですね。ただ、私が聞きたかったのは、「環境の森林」整備事業の中で弾力的にそういうところまで許容範囲として認めているかどうかということについては、今答弁がありましたので、了としたいと思います。
 それから、これは補正で取り扱っていますね、補正で。これだけの金額を後から補正でやるというのは、当初の計画にはできなかったから補正で入れたのかね。補正でやった理由をちょっとお聞かせください。


◯上園林務水産部長 これも本会議で一応答弁をさせていただきましたけれども、この「環境の森林」の購入に当たりましては、当初土地開発基金を活用して購入をする予定でございまして、後年度財政状況に応じて一般会計で買い戻す、こういうことにしておったわけでございます。したがいまして、そういう意味で、平成十三年度当初予算では、いわゆる通常ベースの予算額となっていたと。ところが、その後、元利償還金四五%の交付税措置のあります臨時経済対策事業債、これの活用が可能となったということで、三月の補正予算で一括計上し、買い戻したということでございます。


◯栄 委員 今の説明は、よくわかりました。逆に、そうすることによって財政を節約したということが言えるわけね。


◯上園林務水産部長 はい。


◯栄 委員 それは、それでわかりました。
 それで、全体を了としているわけじゃありません。やり方については、それで了としなきゃいけないだろうと思っております。
 それでね、なかなかこれ答弁を皆さんができない状況ですから、先へ進みにくいんですが、先の答弁によって、また進まなければいけない部分も結構あるんだけれども。
 もう一つ、またお聞きしますがね、購入単価が本土では一平米当たり二百十円、向こうでは五百六十二円で買っているんですね、五百六十二円で買っております。この違いは、どうなんですか。離島の方が高い、本土よりもですね。倍以上違うんですね。これは、どうしてなんですか。本会議で答弁したけど。


◯上園林務水産部長 土地の購入価格につきましても、これは不動産鑑定士の鑑定評価を入れまして、それにより決定をされたものと承知をいたしております。


◯栄 委員 不動産鑑定士がどういう形でどういう評価をしたのかわかりませんが、それも資料を場合によっては出させないといかんと思うんですがね。あの辺の地価相場というのは、その当時大体一平米百円から、せいぜい高くて二百円ぐらいなんですね。八十円ぐらいのところもあります。七、八十円のところもね。空港が隣にあったから、空港の土地、ああいう公有地の場合は高く設定する場合があるんです。あの空港は、大体千円ぐらいになっていたんじゃなかったかな、あれは、一平米当たり。九百円から千円、詳しい金額はわかりませんが。その通常の取引よりも何倍も高くで買い取っているんですね。それに引きずられた形になっている部分があるんじゃないかということもある。普通の取引相場よりも、あの辺のですね。ですから、それだけ高い金額で買ったことによって県の財政に損害を与えたということにもなるんです、これは。だから、不動産鑑定士がどういう方にさせたのか、それも調べないといかんですが、今その資料を出せと言っても出せないでしょうから。これは後で調べなきゃいけないでしょうから。不動産鑑定士がどういう形で何名、複数だったのか、一人だったのか、それはおわかりかと思うんですが。


◯宮ノ前森林整備課長 三名の方に委託しているということでございます。


◯栄 委員 これは、県内の方ですか、県外の方ですか。


◯宮ノ前森林整備課長 県内の方であると、承知しています。


◯栄 委員 名前は、教えていただけないですか。


◯宇田委員長 暫時、休憩いたします。
        午前十一時四十三分休憩
     ────────────────
        午前十一時四十四分再開


◯宇田委員長 それでは、再開いたします。


◯栄 委員 不動産鑑定士が三名でやられたということですが、その方法等についてと、そのお名前は教えていただけないでしょうか。


◯上園林務水産部長 お名前を出すことにつきましては、個人情報保護との関係もございますので、しかるべきところと御相談した上で決定をさせていただきたいと思います。


◯栄 委員 何地点かをこうして取って、測量する場合は、複数地点、何カ所とか何十カ所とかやってやるはずなんですがね、そこはおわかりじゃないですか。


◯宮ノ前森林整備課長 無作為の点で十カ所取って、その平均価格を採用したというふうに承知をしております。


◯栄 委員 やり方がどうしてそうなったか。価格の設定の仕方を含めて測量した不動産鑑定士、本人に聞かないとわからん部分が結構ありますので、これは後でまた対処方法をやらなきゃいけないだろうとは思っています。この件は、これで終わりますが。
 もう一度、部長にお聞きします。
 部長は、本会議では「虫食い状態になっているとは承知していません」という御答弁だったと思うんですが、これをもう一回見られて、これは皆さんの地図ですからね、お持ちですから、この広いの。この状況を見て、これでも「虫食い状態とは承知していません」と思われますか、虫食い状態だと思いますか。


◯上園林務水産部長 確かに、よく見ると、一部その中に買い取っていない部分があるという意味で言えば、まあ、虫食い状態であるというふうには理解をいたしました。


◯栄 委員 そういう認識だったら結構です。確かにこれは、見ると虫食い状態。人の土地をまたがっていかないといけないところも結構ありますね、他人の土地をですね。こういうのは、もちろん虫食い状態というんですが。
 事業は終わったんですが、今後、こういう方々から同じ条件ですよと言われて、このままでは私どもは不便を来しますから、県に買い取ってもらえませんかと、買い取ってくれという要望があったら、どう対処しますか。


◯上園林務水産部長 仮定の問題でありますから、この場できちっと答えるのは大変難しいわけでございますが、そのときというか、その申し出を総合的に勘案して検討すべきは検討してまいらなければならないのかなと思っております。


◯栄 委員 委員長ね、なかなかきちっとした答弁が得られなくて残念なんですが、そういう答弁しかできないということもある程度は理解はしますがね。このままで、私どもは県議会でそういう疑惑あればきちっと解明して、ある、なしをきちっとして、県議会としてはこういう対応をしましたと、県民にお知らせする責務があると思うんですよ。
 それで、こういうことがメディアで報じられて、また訴訟事件になっていますから、その過程でまたメディアで報じられていくだろうと。その過程において、県議会はどう対処したかということがかなり出てきます。そういう意味で、私は質問として取り上げてきたんですがね。だれがどうのこうのという問題じゃありません、私の立場としてはですね。
 それで、今の答弁ではなかなか前に進みませんので、県議会ももう締めくくりの県議会なんですが、当時の担当者とか地権者とか、あるいは裁判に告訴している方とか、いろいろ含めて関連の人たちを参考人招致しなきゃいけないだろうと。これをいつやるかについては、これから議論しなきゃいけないんですが、そういうことを要望しておきたいと思うんですが。ここでできるのであれば議論していただいて、できないのであれば新しい構成の来年度のそれでやるしかないのかなと思っていますがね。
 取り扱っていただきたいと思います。


◯宇田委員長 暫時、休憩いたします。
        午前十一時四十九分休憩
     ────────────────
        午前十一時五十二分再開


◯宇田委員長 それでは、再開いたします。
 栄委員の発言に関しましてでございますが、今後の議会でさらに引き続き検討していただきたいという御要望を含めた発言、これは議事録等にはきちっと記載されていきますけれども、次の議会に申し合わせ事項として本委員会において約束していくというのは非常に手続上問題があろうかと思いますので、こういう御要望があったということを記録にとどめておくということで取り扱いたいと思いますが、よろしいでしょうか。


◯栄 委員 はい、結構です。


◯宇田委員長 はい、ありがとうございます。
 それでは、そのほかについての質疑がございましたら、お願いいたします。


◯福山委員 まだ時間があるようだから。
 漁業の取り締まりの問題でお尋ねしたいと思うんですが、予算的にはふえているわけなんだけれども、この取り締まりの実態というのか、漁業権を侵害するそういう事件ですね、これが近年どのくらいあるのか。わかっている年だけでもいいですが、ちょっと教えてもらえませんかね。


◯松元資源管理監 漁業取り締まりの実態のお話でございましたが、取り締まり船を二隻持っておりまして、三、四日ごとに交代で県内を巡視しております。それで、十八年度でございますが、今は途中ですが、区域を出たとか、ほかの漁業権に入ったとかというようなことで、十件検挙をしております。
 十七年度も十件でございました。その前は八件。まあ、大体そのくらいのレベルでそういった摘発、検挙をいたしております。


◯福山委員 毎年十件前後出ているということでございますが、予算的には千八百六十二万円ですかね、ふえていますよね。これは、やっぱり油代の高騰ということなんでしょうかね。


◯松元資源管理監 予算がふえておりますのは、船は検査を受けないといけないんです。五年おきに定期検査が回ってきますし、二年、三年おきに中間検査というのが回ってまいります。ちょうどその定期検査が一件ありますので、額が上がっております。


◯福山委員 わかりました。今後、違反がないように厳重に取り締まって、正直者がばかを見ないような、そういうふうに進めてもらいたいと思います。
 終わります。


◯宇田委員長 ほかに質疑はありませんか。
   [「なし」という者あり]


◯宇田委員長 ほかにないようですので、これで県政一般の調査を終了いたします。
 以上で、当委員会に付託されました議案等の審査は、すべて終了いたしました。
 委員長報告につきましては、特定調査事項を含めて文案は当席に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
   [「異議なし」という者あり]


◯宇田委員長 御異議ありませんので、そのようにいたします。
 次に、鹿児島県議会会議規則第七十五条の規定に基づく、閉会中の委員会活動について、お諮りいたします。
 請願・陳情以外の案件に係る閉会中の継続審査事件については、農業振興対策について、林業振興対策について、水産業振興対策についての三項目といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   [「異議なし」という者あり]


◯宇田委員長 御異議ございませんので、そのように決定いたします。
 ここで、市ヶ谷副委員長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。


◯市ヶ谷副委員長 ここで、御提案でございます。
 当委員会の平瀬委員、福山委員が今期限りで御勇退を表明をされております。つきましては、ぜひ、両委員に一言ごあいさつをお願いを申し上げたいと思います。


◯宇田委員長 御勇退される委員へごあいさつをお願いしたいとのことでございますので、よろしくお願いいたします。
 まず、平瀬委員にごあいさつをお願いいたします。


◯平瀬委員 ゆうべもあいさつしたばっかしですが、いろいろと執行部の皆さん方には大変お世話になりました。ただ、暇が今度は多くなると思いますので、ちょいちょいお茶飲みに行きますので、茶だけは飲ませてください。
 農・林・水と、特に林・水の二つを抱えている林務水産部の皆さんであります。県民所得の確保という面からいけば最も大事なこの委員会であると思いますけれども、県民福祉のために頑張っていただきますことをお願いをし、期待をしながら、あいさつにかえさえていただきます。
 ありがとうございました。(拍手)


◯宇田委員長 次に、福山委員にごあいさつをお願いいたします。


◯福山委員 どうも、林務水産部の皆さんには大変お世話になりました。
 先ほど最後の議員としての発言をさせていただきました。
 私は、今から十二年前に議席を得たわけであります。以来、通算八年、議員としての活動をさせていただきました。ありがとうございました。まだ後をやろうと思えばやれたんですが、気力、体力のあるうちに若い人にバトンタッチをしたいと、こういう思いから今期限りで引退することにいたしました。執行部の皆さんには大変お世話になりました。
 特に林業を取り巻く情勢、また水産業を取り巻く情勢というのは大変厳しいことを肌身で感じております。私も一市民として、一県民としてできることを協力をしていきたいと、こういう思いであります。
 また、平瀬委員を除くほかの皆さんは再びこの県議会に返っていただいて、立派な御意見、御提言をされるように御健闘を祈っております。
 私は議会でたんかを切ってきましたけれども、一県民として引退した後は短歌をつくってまいりますので、よろしくお願い申し上げて、最後のあいさつとします。
 ありがとうございました。(拍手)


◯宇田委員長 ありがとうございました。
 それでは、今回でこのメンバーによります林務水産部の皆様方との農林水産委員会は最後となりますので、当席及び副委員長から一言ごあいさつを申し上げます。
 改めまして、この一年間、議員の皆様、そしてまた執行部の皆様、大変な御指導もいただきましたし、また、一緒に汗をかきながら現地調査等もさせていただきまして、感謝申し上げます。
 私、自分の家をつくるときに感じましたが、木というのは百年たって初めて真価を発揮するというようなものでございます。今日の朝晩の経済その他に流されず、百年後のために何を残すかという大変な仕事だなというところに携わっておられるのが林業の方々でございます。
 また、魚につきましても、養殖カンパチ、ウナギですね、ブリにしましても日本のトップの生産を誇っております。また、海に出ていく魚でありましても、マグロの漁獲量の割り当て、あるいはカツオにしても減船を強いられている、その原因はどこにあるかといいますと、国際的な状況の変化によって、この日本列島の南の端っこにあります鹿児島が大きな影響を受けるという事態に入ってまいりました。
 足元もきちっと見つめながら、世界を、また地球の環境を、そしてまた国内の動きをと、大変なものを相手にしながらやっていく本県の林業であり、水産業であるということも改めて認識するこの一年でございましたが、現地調査を含めまして県庁内で、そしてまた県の出先で、そしてまたあらゆる関係機関を通じられまして、厳しい中でも一生懸命汗をかいて頑張っておられる方々がおられるというのが最大の支えだと思っております。
 今後また、議会、執行部、一緒になって、そしてまた御勇退される先輩方の御助言、御指導を今後もいただきながら、この一年間の経験を生かしていけたらと思っております。
 最後になりましたけれども、御協力いただきましたすべての皆様方に感謝申し上げますし、また、退職される県職員の方もおられると聞いております。これまでの御協力に感謝申し上げますが、また、今後お元気でいろいろと御指導いただけたらありがたいなと思います。
 以上、ごあいさつ申し上げまして、終わりにいたします。ありがとうございました。(拍手)
 それでは、市ヶ谷副委員長、お願いいたします。


◯市ヶ谷副委員長 どうも、一年間御苦労さまでございました。ありがとうございました。
 今、委員長の方からるるあいさつがあったとおりでございますし、昨日もまたいろいろと酒間の中でいろんな意見交換をさせていただきました。
 先ほど栄先生が「山が泣けば川が泣く、川が泣けば海が泣く」と言われましたが、けだし名言であろうと思っております。そういう意味では、特に環境問題が多く騒がれておる中で、改めて山の持ついろんな多面的な機能というのが見直されているところでありまして、しかし、その中で、また経済的な部分も両立させていかなければならないというのは実は至難な技ではありますけれども、そういう意味では、非常に林業、漁業、大変関連をいたしているところでございますので、やっぱり山をきちんと整備していただいて、そのことが漁業の方にも大きなプラスになっていくという意味で、これからもぜひ頑張っていただきたいなと思っておりますし、また、本県は多くの離島を抱える、ある意味では海に囲まれた県でございます。昨今の異常気象の中で、なかなか漁業の漁獲高につきましても変わってきつつあるようでございますが、その中で先ほどもありましたけれども、林業、漁業、両センターが研究を大変頑張っていらっしゃるということで、これからも本県の林業、漁業の振興のためにお力を発揮していただきますようにお願いを申し上げます。
 また、委員の皆様方におかれましては、一年間、行政視察を含めまして大変お世話になりました。この一年、大きな成果が上がったんじゃないかなというふうに思っております。また、先ほどごあいさつをいただきました平瀬委員、福山委員におかれましては、高所大所からいろいろと御指導をいただきましたことを心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
 終わります。(拍手)


◯宇田委員長 最後になりましたが、執行部を代表していただきまして、上園林務水産部長にごあいさつをいただきたいと思います。


◯上園林務水産部長 それでは、一言ごあいさつをさせていただきます。
 宇田委員長、市ヶ谷副委員長を初め委員の皆様方には、この一年間、林務行政、水産行政の施策全般にわたりまして終始変わらぬ真摯な御審査をいただきましたとともに、大所高所からの御意見、御指摘を賜り、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げたいと思っております。
 私どもにおきましても、林業、水産業に係ります生産基盤の整備を進めまして、高品質で安心・安全なかごしま材あるいは「かごしまのさかな」を県内外に販売していく体制づくりを強化していく必要がある。また、水源涵養や地球温暖化防止等、森林や海の多面的な機能の高度発揮を図っていくことが重要であると考えております。
 このために、十九年度におきましても、引き続き地材地建や海外への輸出、あるいはかごしま材の利用を推進し、林業・木材産業の活性化を図りますとともに、幹線道路、沿線等の荒廃竹林の伐採整備による森林の多面的機能の保全と里山の景観再生などを進めてまいりたいと考えております。
 また、水産行政におきましても、本県水産物のイメージアップ、販路拡大を図りますために、県外大消費地での大量量販店などと連携をいたしまして販売強化に取り組みますとともに、つくり、育てる漁業の推進あるいは漁港漁場の整備、流通生産基盤の整備など、特産魚のブランド化を進めることにいたしております。
 このようにして、林業、水産業の施策を着実に進めることによりまして、力みなぎる林業、水産業づくりに積極的に取り組んでまいる所存でございます。
 また、私ども執行部といたしましては、この一年間、当委員会での御審査あるいは行政視察等で賜りました御意見、御提言などを真摯に受けとめまして、新規事業を含め各般の事業を積極的に展開するなど、本県の林業、水産業の振興発展のために全力を傾注してまいりたいと。どうか、今後とも変わりなく御指導、御鞭撻をいただきますようよろしくお願いを申し上げます。
 また、このたび勇退されます平瀬委員、福山委員におかれましては、長い間にわたる議員活動を通じまして、私どもに対し多大な御配慮と御指導をいただきましたことに対しまして深く御礼を申し上げるとともに、感謝を申し上げます。今後とも健康には十分留意され、県勢発展のために大所高所からまた御指導いただければと思っております。
 最後に、委員の皆様方の今後ますますの御活躍と御健勝を祈念申し上げまして、私のあいさつをさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)


◯宇田委員長 ありがとうございました。
 それでは、これをもちまして農林水産委員会を閉会いたします。
 御苦労さまでした。
        午後零時七分閉会