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宮崎県 門川町

平成 18年 第4回定例会(12月) 12月08日−02号




平成 18年 第4回定例会(12月) − 12月08日−02号









平成 18年 第4回定例会(12月)


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平成18年 第4回(定例)門 川 町 議 会 会 議 録(第2日)
                        平成18年12月8日(金曜日)
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議事日程(第2号)
                    平成18年12月8日 午前10時00分開議
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 一般質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 一般質問
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出席議員(16名)
1番 水永 正継君       2番 平田 真文君
3番 黒木  裕君       4番 小林 芳彦君
5番 内山田善信君       6番 安田  修君
7番 黒木 義秋君       8番 猪倉 照央君
9番 安田 茂明君       10番 長友幸太郎君
11番 黒田 利治君       12番 安田  新君
13番 米良 昭平君       14番 浜口  惇君
15番 朝倉 利文君       16番 浜田 作男君
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欠席議員(なし)
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
議会事務局長 柳田 隆晴君     議会事務局長補佐 太田 民雄君
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説明のため出席した者の職氏名
町長          曽川  泉君  助役          村上 昭夫君
収入役職務代理者    山下  勲君  教育長         樋口  駿君
総務課長        小野 康文君  財政課長        原田 敬蔵君
企画商工水産課長    小野 幹男君  社会教育課長      山本 道明君
福祉課長        今西 志郎君  教育総務課長      田中 豊彦君
税務課長        中城 廣美君  都市建設課長      神戸 雅徳君
健康管理課長      金丸 隆康君  水道課長        緒方 節夫君
農林課長        中田 幸人君  生活環境課長      岩佐  誠君
農業委員会事務局長   松岡敬一郎君  代表監査委員      黒木 元吉君




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午前10時00分開議



○議長(浜田作男君)  会議を開く前に、平田真文君より体調不良のため午前中欠席届が提出されております。

 ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(浜田作男君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により、8番、猪倉照央君、9番、安田茂明君を指名します。

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△日程第2.一般質問



○議長(浜田作男君)  日程第2、一般質問を行います。

 一般質問は、通告順に行います。

 なお、論戦をより深めていただくために、通告書内容から逸脱した質問であると判断したときは、議長が町執行の答弁を求めないことがありますので、注意をしていただきたいと思います。

 質問第1、ごみ減量対策について、質問第2、市町村合併について、質問第3、町公営住宅入居募集について、質問第4、町民債設置について、12番、安田新君の登壇を求めます。



◆議員(安田新君) おはようございます。通告いたしております4問について町長に伺います。

 今期を含め、過去5年間、私、一般質問は12月定例議会だけにさせていただいております。今回は1番手ということでありますし、トップバッターであります。曽川町長になりまして初めてであります。自分としては今回が最後の質問になりますので、そういうことでありますので、答弁はわかりやすく丁寧に、そして易しくお願いをしたいものであります。

 まず、1問目でありますが、ごみ減量対策についてであります。

 ごみは、どこの市町村もどこの自治体も頭の痛い神経を使う近代消費社会の副産物であります。経費がかさみ、行政としては厄介な最大の問題事であり、関心事であると認識をしているところであります。

 そこで、3項目について町長に伺います。

 まず、今年春に清掃工場に持ち込みする町民の方に許可証を発行して規制したようだが、問題はなかったのか。その規制のために、ごみの増減はその後どのような形で変動したのか。

 2項目めに、ことし9月の3日付の宮崎日日新聞に、県民1人当たりのごみ排出量とリサイクル率の2004年度分が市町村別に掲載されました。それによりますと、本町は計算方法についてはわかりませんけれども、悪い方にあると思うが、その点はどういうことなのか、伺いたいと存じます。

 3項目めに、先日バイオマス事業が小林市に続いて本町が認可されましたが、事業年度はいつから実施するのか、町長に伺いたいと存じます。

 2問目に、市町村合併について伺います。

 さきの日向市・東郷町・門川町1市2町合併については、本町議会の中では私は合併推進派の1人でありました。まず申し上げておきます。今もその気持ちであります。

 全国市町村の中で合併新法での法定合併協議会を設置して議論をしているところがあると聞いております。このような状況を踏まえ、町長に5点ほどお聞きをいたします。

 1点目に、国に協調した政治、県と一体化した行政運営をすべきという町民の方がときにはいます。町長、町政担当者としてどう思われますか。

 2点目に、昨今、道州制が国会並びに地方知事会で議論されております。市町村合併の整合性についてどう思われますか、伺っておきます。

 3点目に、先ほど県市町村合併推進構想説明会がありました。説明会の内容と町内の参加者の数について御感想を伺いたいと存じます。

 4点目に、さきの各地区での行政報告会で、市町村合併に関する意見があったとお聞きをしております。その内容について伺います。

 5点目に、今後これらに関する住民投票の考えとその必要性について町長に伺いたいと存じます。

 3問目でありますが、公営住宅入居公募について伺います。

 今、実施しています一定の期間や一定の時間を置いて、公募入居制度については何か問題があるのではないのか。施設としての利用率が悪いのではないのか。空き部屋が発生した時点での入居制度の方が効率的によいと思うが、町長の見解を伺います。

 4点目に、町民債設置について伺います。

 過去町政の中において、町立門川小学校がマンモス化し、分離校舎の話が浮上、五十鈴小学校建設の時点でのふるさとの森を条例化し、建設を進めたことは記憶に新しいところであります。この制度も一つの起債であり、町民債の類であると確信をしている1人であります。あの時代としては寛大な評価できる発想と痛感をしております。

 ただいま財政の厳しい折に執行しなければならない事業はたくさんあると思われる。町長がいつもおっしゃる町民と一体感の行政運営や安心・安全な町づくりの観点から、五十鈴川河川敷を公園化し、非常時から町民保護のために町債発行はどうかということであります。

 私が議員になり初めに、長良川の岐阜の川で堤防が崩壊し、大洪水のために大きな被害が発生、管理者と住民とで、やれ天災だ、やれ人災だとの相違で裁判をした実例があります。そのときから五十鈴川の杉も危ないと感じ、今まで同僚議員とともに改善を求めた経緯があります。残念ながら、改善されませんでした。もちろん、管理者は宮崎県であります。近ごろ、時により2年間かけて中州の堤防が補強されるということであり、喜んでいる1人であります。

 そこで、今から上流の河川敷についても、何らかの計画と準備が必要であると感じます。このことは、20年以上の私の熱い願望であり、最大の心配事でもあります。町長、検討をよろしくお願いいたします。財源については、いろいろな方法があると思われます。例えば、町債発行して河川管理者が用地買収時点で協力された方々に誠意を持ってお返しする方法等、地権者との合い議の中で見出してください。町長の政治力を期待している1人であります。

 以上が壇上からの質問であります。再質問は、ある場合は自席から行います。



○議長(浜田作男君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(曽川泉君) 安田新議員の質問に対しまして、誠心誠意お答えをしたいと思います。

 まず、ごみ減量対策についてでございます。その中で清掃工場に直接搬入される方々に対しまして、この4月よりごみ搬入許可証というのを発行いたしております。これを発行した後の状況についてお尋ねでございますが、現在約5,500枚の許可証を門川町の家庭に発行しているとこであります。

 その効果についてでございますが、昨年と比較いたしまして、直接搬入されます車の台数、これが1月当たり約1万台あったわけでありますが、その後は平均的に9,000台ということで、月平均1,000台ほど減少しております。

 それから、4月から9月までの実績としましては、可燃ごみ、不燃ごみ合せまして、16年度の同じ時期が3,757トンありましたが、今年度は3,686トンということで71トンの減少であります。月に直しますと約12トン減っているという計算になります。パーセンテージにしまして1.9%の減少ということであります。今後もこういう状態で推移できればというふうに期待しているとこでありますが、ごみ処理の費用、そういうかかるコスト等についても、もう少し検証していく必要があるということを考えているとこでございます。

 それから、リサイクル率の問題でございます。リサイクル率の変動ですが、これは町内でリサイクルできる、いわゆる消費総量の把握ができませんので、きちっとしたデータというのがとれておりません。業者の方が直接回収したり、あるいはPTAの皆さんが回収したりというようなものもございます。

 そこで、本町のリサイクル事業として行っている回収量でお答えしたいと思います。17年度は、瓶類で145トン、アルミ缶35トン、スチール缶26トン、新聞・雑誌・ダンボール等の古紙類、これが405トン、農業用の廃ビニール等、これが18トンで総量628トンとなっております。16年度が630トンでありますし、15年度が635トンとここ数年630トン前後で推移しておるわけであります。回収量としてもふえているわけではありませんので、リサイクル率も上がっているということは言えないだろうと思っております。

 県が16年度実績として出しておりますデータから、この量がほかの市町村と比べてどうなのかということを回収量を1人当たりで比較してみますと、本町は3.3グラム、都農町が3.2グラム、川南町が4.6グラム、日向市5.1グラム、延岡市5.4グラム、宮崎市4.1グラムという数字になります。そういうことで決して多いという位置づけにあるものではありません。

 リサイクルにつきましては、来年度から日向市細島に民間の日向リサイクルセンターというのが稼働することになっております。本町も不燃ごみの処理につきまして業務委託する予定にしております。その中で、いわゆる有価物につきましては、本町に還元してもらうということになっておりますので、リサイクル量としては増加するものと考えております。今後ともリサイクルの推進に向けて、日向・東臼杵南部広域連合と歩調を合せながら、順次回収品目を拡大し、ペットボトルとかトレーあるいは発泡スチロール等の回収に努めてまいりたいというふうに考えているとこでございます。

 続きまして、バイオマスタウン構想の問題でございます。

 御案内のように、バイオマスタウン構想は、平成18年1月から九州農政局に提出いたしまして協議を重ね、この9月28日に農林水産省から承認を受け、公表されたところであります。

 バイオマス事業実現に向けた事業は、国からの積極的な支援を受けることができますので、バイオマスタウン構想をもとに、利活用実現に向けた推進体制を整えて具体的な事業化に、これから基本計画から事業計画づくりへと段階的に取り組みを進めていく、そういう段階でございます。

 それから、市町村合併の問題についてのお尋ねでございます。

 一つは、国あるいは県と一体とした行政運営、市町村合併についても、それが必要だと言われる町民もときにはおられますがということであります。合併に関する国県の動向に対して、町がどのように対応していくかという御質問だと思いますが、国が定めた新合併特例法の目的や、市町村合併推進構想に基づく県の動向、そういうものを十分把握した上で、市町村合併に関する情報を住民に十分提供して、合併議論の機運を高めていくということが今一番重要なことだと考えているとこであります。

 また、合併となりますと、相手もありますことでありますので、近隣の市町村の新たな合併への機運もよく見きわめておかなければいけないと考えているとこであります。

 しかし、町村合併に関しましては、あくまで主体はそれぞれの市町村でありますから、門川町は門川町としてあるべき姿というものをしっかりと描いていくということが今後の議論の中で必要であるというふうに考えているとこであります。

 それから、道州制の議論が今盛んになっております。おっしゃるとおりでございます。道州制と合併の整合性についての御質問でございますが、九州では、御案内のように、現在知事会や経済界からなる九州地域戦略会議で議論が活発になっております。また、九州市長会でも、10年後には九州府の設立を目指すというような議論もなされているようであります。

 したがいまして、これまで議論されてきた合併問題に加えまして、道州制の問題もクローズアップしてきているわけでありますので、このことも見据えた合併の枠組み、こういうものも改めてやっぱり議論する必要が出てくるというふうに考えております。こういう新たな議論の展開を踏まえまして、合併問題をこれから研究していく必要があるというふうに考えております。

 それから、先ほど県が県の合併推進構想説明会というのを実施いたしました。門川町でもクリエイティブセンターで行ったところであります。今は合併問題については、国県からの情報を町民に十分提供すべき時期であると思っておりますので、この観点からすると、今回の説明会におきまして、総務省が市町村の役割について、また県が市町村合併推進構想について詳しく説明されましたので、お集まりいただいた方々はよく理解していただけたと思っております。

 県の市町村合併構想が妥当であるかどうかということは、今後議論していく問題でありますが、合併議論のスタートとしては、大変有意義な説明会であったと考えております。

 説明会の参加者は、門川町では206名であったわけであります。近隣の説明会、日向市あたりが110名ほどだったと聞いておりますし、美郷町が130名ほどだったというふうに聞いておりますので、門川町としては非常に勉強する機会を提供したことで、多くの人たちが関心を持っていただけたということでありますが、必ずしも近隣の市町村も同じように機運が盛り上がっているというような感じではないのかなというふうに印象しておるとこであります。

 続きまして、町政報告会の中で市町村に関する合併に関するその意見があったということでありますが、おっしゃるとおりであります。合併に関しましては、町政報告会及び6月の議会でもお話しさせていただいたとおり、今は国県の動向を含めた合併問題を勉強する材料を町民に提供していくべきだということで、こういう話を町政報告会の中でもいたしておるとこであります。

 報告会に参加されました町民の皆さんからは、財政面から合併しなくて自立していけるのかとか、延岡市、日向市との2市1町の合併を考えなくていいのかとか、いろいろな角度からの意見をいただきました。今後はこういう座談会など、さまざまな機会を通じて、さらにこういう意見の高まり、議論の高まりということを期待していきたいと考えたところであります。

 それから、今後合併に関して、住民投票の考えはないかという御質問でありますが、合併に関しまして、住民投票する必要が生じた場合、いろいろと議論が高まり、住民の意向を確認する必要が生じた場合には、住民投票も一つの考えられる手法であると考えますが、現段階においては実施するような状況にはないというふうに考えております。

 それから、公営住宅の入居募集についての御質問でございます。

 公営住宅の入居の募集の方法は、公営住宅法及び門川町町営住宅の設置及び管理条例によって、公募によって募集することが定められております。以前は随時募集というようなことも行われておりましたが、御質問は、空き家が発生した時点でその都度募集した方が効率的ではないかとのことでありますが、随時の空き家に対しましては、広報に掲載して公募していくのでは非効率的であるとともに、入居者側から見ると、どのような間取り、規模あるいは学校区等を希望するかなどにおいて選択肢が少なく、ある程度戸数のタイプがまとまった段階で公募した方が、応募者もそれぞれのニーズにつながるものであると考えているとこであります。

 これまで議員御指摘のように、空き家はあっても公募の間隔が長かったこともありますので、今後は入居希望者に配慮し、空き家を効率的に運用していく観点から、5戸以上の空き家が出たときに公募していくと、過去の空き家の発生実績から年2回ぐらいの定期的な公募ができると考えますので、そのように改善していきたいと考えているところであります。

 続きまして、町民債の発行についての御質問であります。

 御質問の町民債とは、総務省が平成13年度創設した、いわゆる住民参加型のミニ市場公募債、このことだと思います。

 県内では、宮崎市が生目の杜運動公園あるいは古墳群の整備、こういう事業に公募債を発行しているようであります。このミニ公募債は、地方自治体にとっては、おっしゃるとおり、資金調達先の選択肢がふえたこと、あるいは住民にとっては出資することによって行政に参画していくという自覚が出てくるというなどの利点がございます。一方では、発行手続、償還事務に経費と手間がかなりかかるという欠点もあるようでございます。

 本町では、これまで都市計画事業を初め、最近においては、公営住宅整備事業、門川中学校改築事業など、社会資本の整備充実に政府資金等を中心とする、いわゆる地方債を積極的に活用してきました。地方債は、18年4月より従来の許可制から協議制に移行されました。実質公債費比率が18%以上の団体は、従来どおり許可を要しますが、本町は今11.1%で財政運営上は現在の地方債で十分対応可能であります。貴重な御提案でありますので、五十鈴川の防災対策を目的とした事業であれば、資金面を含めて県の主体事業として考えた方が防災的にはわかりやすいかなという感じがいたします。

 ただ、そういう公園の設置とか、そういう問題が町民から盛り上がってまいりました場合には、検討に値することであるというふうに考えているとこであります。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  安田新君。



◆議員(安田新君) 答弁をいただきました。一問目のごみ減量についてなんでありますが、もちろん、持ち込みする許可証についての発行についてなんですけども、持ち込まれる方々の、私は町民であるというようなあかしをつけた持ち込み方はどうかなという考えもいたします。そのような形のトラブルについてはなかったのかな。私は、顔を見てください、門川町の町民でしょうというような、そのような形のトラブルは現場ではなかったのかということが一つ聞きたかったわけであります。その有無については一つお願いいたします。

 それから、リサイクル率についてでありますが、新聞報道によりますと、門川町は、これは分母が何か、分子が何かははっきりわかりません、私も。恐らく分母については、ごみの総数量だろうと思うんです。それから、分子の方はリサイクル、資源ごみだろうというふうに考えております。そのような認識しておりますが。これによりますと、門川町は7.7%なんです。まだ下がおります。下は清武が5.9%ですか、それから隣の延岡市が10%、それから日向市が10.3%、こういう率になっているわけですね。一番高いところは南郷村、今、美郷町の南郷区ですか、が40何%になっております。こういうことを踏まえますと、この資源ごみの改修、毎月資源ごみを回収しますね、これの啓発運動が少し足らないもんじゃないかということ。多分この分はうちの近くも回収場がありますけれども、1回ごとにずっと数量が減りよるはずです。これは私も確認しております。ですから、その分の町民への協力のお願いとか、それから啓発とか啓蒙とか運動を今からどうするのかが一番問題であると思う。その意識を一つ質問をいたします。

 それから、バイオマスについてでありますが、後で同僚議員がバイオマスについては出ておりますが、今回のバイオマスの事業について、目的は、ごみの減量を目的にするのか、それから農業振興の土壌改良を目的にするのか明確でない。これは思います。もちろん生ごみを回収するだろうと思いますが、今のような回収の方法で家庭からの生ごみが回収できるのか、その分が私は問題があると思います。その分を一つどちらかが、家庭生ごみをどういうふうな形で回収しますということをお答えをお願いします。

 それから、合併についてなんですが、町長の意見はよくわかりました。さきの県の合併推進協議会の説明会の中で、町長は有意義な形の会であったということでありますが、最後に、県の支援室長が申しました言葉が一番私は気になるわけなんですよ。それぞれに町村で自立でそこまで行こうと、どうしても合併しなきゃならないときには、お願いしようじゃないかと言うたときに、隣接の市町村がどう返答するか、果たして合併してくれるかというような問題があったと思うんです。その点を町長にお伺いしますが、私も20何年ここにおらしてもらいますが、議員になったときに、常任委員会が4つ、それから特別委員会が2つありました。一つは、広域行政調査特別委員会、それから一つは工場誘致環境調査特別委員会、2つであります。22名でしたので、半ずつ、11名ずつおりました。その中で2市1町の合併をどうするのかというのがいつも議題になっていたわけなんですが、調査の段階で延岡市を見れば、延岡市は旭化成を中心としたまち、そして、おのずと三北を見ながらした行政運営をしよるというふうな結論。

 それから、日向市は、入郷地区の表玄関です。入郷から入籍した財光地区にほとんど入郷の人たちが住み着いておると。そう見ますと、どうしても入郷を見た行政運営をしなきゃいけない。日向市で見れば、東郷町が合併しましたので、もうそこまでは日向市と呼んでいる。そのような行政の中でばらばらな、おかしいと言うか、変な門川町の位置づけがあったわけですよね。それはみんな議員さんはそのときには納得しております。今回、延岡市も合併します。日向市も合併します。おのずと来年の5月には市議選挙があります。だから、延岡の北方の田舎の方も、土々呂の方も、1票は1票ですから、そのような交流が盛んに今度はあると思うんです。日向は、やはり東郷との交流も出てくるという。そのようなときに、ぴしゃっとした形の日向、延岡はもう、地盤ができるちゅうよりも、そのような形の行政を進めようと、しようとすると思うとですよね。今までは日向と門川については、これちょっと長くなりますけど、10号線をやっぱり交流とした行政の運営、付き合いがあった。私は50年前、富島に行くときに自転車で1年通いましたが、あの梶木と仙ケ崎の間は1軒しか家はなかったです、山の中にぽっと1軒。今は交流、10号線が片側2車線になったから、家がずっと張りついてきた。それで交流は門川と日向はよかった。ことし12月に鉄道が高架になります。おのずと日向市の駅は何本か道路がつきます。日向市で見れば、横の交流から私は縦になると思う、交流が。そのときに、もう二、三年したら日向市の運営ちゅうものはころっと変わってくると思う。その時点で門川が合併すると言うたときに、果たして合併をしてくれるのかなという気がします。その分は町長、肝に銘じておいていただきたいと思いますが、その最後の言葉、町長どういう考えで聞いたか、一つお願いします。

 それから、公営住宅については、5戸以上になりましたら公募しますということでありますので、納得しました。いろいろなことで私も頼まれたことがありますし、県の土木事務所にも行きました。でも、県はそういうことでありますので、国の考えと県の考え方で門川町の条例化で規則で何かできれば、そのようにお願いします。5戸以上であったら公募するということでありますので、よろしくお願いいたします。

 それから、五十鈴川の河川敷は、もう次の問題についてはずっと前から言わせてもらっておりますが、ここ四、五年、四、五年といいますか、今の集中豪雨は、谷間に局部的に雨が降るのが集中豪雨なんですよね。それが温暖化のせいだろうという話もありますけれども、被害がものすごく大きくなります。これは管理者が宮崎県ですけども、被害の受けるのは県民でもありますけども、町民なんですよね。だから、安心・安全な町づくりのためには、これをどうにか形で、早く杉の木を撤去するか、中州の堤防の結局補強ができないとできませんけども、そのような形でお願いをします。

 河川敷が20ヘクタール足らずだそうですので、6万坪ということになります。坪何ぼ言うときに、1万円のとき何ぼ、半分のときに何ぼという計算はすぐ出ますので、町長、この分は一つ考えていただきたいと思います。その熱意だけを一つお願いします。

 以上、再質問。



○議長(浜田作男君)  町長。



◎町長(曽川泉君) まず、ごみの問題でトラブルはなかったかというようなことにつきましては、担当課長からお答えをさせていただきたいと思います。

 それからリサイクル率、こういう問題については、おっしゃるとおり、やはり啓発が十分であったかどうかということは、もう一度よく検証して、やっぱり町民の皆さんにリサイクルに対する考え方というものをしっかりと啓発していかなくちゃいけないなというふうに考えているところでございます。

 それから、バイオマス関係でこれからバイオマスタウン構想というのが、ごみ減少のためなのか、農業振興のためなのかということでありますが、バイオマスタウン構想の事業の中には、農業関係ももちろんありますし、漁業関係もありますし、それから廃油──油ですね、これを活用した事業とか、それから廃木材などを使用して燃料化するとか、いろんな事業がありますので、一概に農業だけではございませんが、全体的には、やはりそういうごみを活用した循環型の、いわゆるごみ処理というのができればいいなということが目的になろうかと思います。

 生ごみの回収ということが、これからは確かに大きな手法としても問題になりますが、これにつきましては、これから基本計画とか、そういう中でしっかりと議論しながら方法を検討していくということになろうかと思います。

 それから、合併に関しましては、いざというときになったときに、もう相手が本当に合併してくれのかというような状態までなっては大変だということが一つございます。

 今、日向市あたりがこの第1次の合併特例法によって東郷町と合併し、あるいは延岡あたりが三北の方と合併ということで、その中身において、今一生懸命合併の中身の統合というので大変な時期というふうに伺っております。

 そういうことで、改めてこちらから合併という話をしたとしても、まだ日向市あるいは延岡市あたりの方が今の問題で精いっぱいということでありますので、今後のことについては、少し長い目で考えていかなくちゃいけないのかなということを考えております。

 そういう中で、道州制の問題にもありますように、いろいろと枠組みについてももう少しやっぱり考えていかなくちゃいけないようなこと、そういう2市1町を含めたような話とか、いろいろ出てまいりますので、その辺も含めまして、もう少し広い意味での議論をしていく必要があるというふうに考えております。

 いずれにいたしましても、この県北の延岡、日向を念頭に入れますと、門川町というのは、位置的にも、いわゆる真ん中にあるわけでありますので、これからのいわゆる市町村合併のキャスティングボードを握っていると言っても過言ではないと思っておりますので、そのつもりで議論を高めていきたいというふうに考えているとこであります。

 私の方からは以上ですが、お願いします。



○議長(浜田作男君)  岩佐生活環境課長。



◎生活環境課長(岩佐誠君) ごみ搬入許可証を発行してトラブルはなかったかということでございますが、昨年の4月にごみ減量対策の一環として、ごみ搬入許可証を発行しました。4月の発行当時におきましては、町民の方もこの周知徹底がなされなくて、発行許可証はどこでもらうのかとか、いろいろ問題もありました。ごみ搬入許可証につきましては、地区会長を通じまして、班回覧で許可証の必要な方は申し込んでくださいということでお願いをしたとこですが、最近につきましては、ほとんどトラブルもなくなっているようでございます。

 また、何でこの許可証を発行したかということでございますが、一部延岡、日向等からごみの搬入の事実が確認をされておりますので、この搬入許可証を発行いたしております。

 以上です。



○議長(浜田作男君)  安田新君。



◆議員(安田新君) 最後になりましたけれども。町長の意見はようわかりました。

 一つ、ある梅雨時期のちょっと前でしたか、近所の奥さんが来まして、家庭の生ごみの処理する機械を買いましたということで、電動機──品物は見てませんけども、そういうことで、お店の人が役所に持っていくと補助をくれますよ、補助金くれますよということでありましたので、担当課の生活環境課に電話しましたら、うちはありませんということ。資料を取り寄せましたら、家庭用電動生ごみ処理機で生ごみを減量しませんかという項目でチラシが、担当課は持っておると思いますが。それが限度額で3万円ということです。それで、その奥さんの言うには、日向と合併しておれば、これはもう3万円私はもらうとですよという話をしたです。だから、バイオマスのこともありますけれども、やはりそのことについては、一つ生ごみの回収は難しいと思うとですよ。そこのところも私からの話ですけど、これも含めて検討していただくようにお願いします。

 それから、もう最後ですから、町長に一つ確認しますけども、9月の日向市の議会の中で、一般質問の中ですけども、いろいろ合併について日向と門川との合併についてという項目があって、そこの議員か秘書か、はっきりわかりませんよ、今度門川の曽川町長は合併推進派でありますのでという項目がある。私は、うん、合併推進派だというふうに思っておりますので、その有無について聞きたいと思います。一つだけ、それだけ。

 それから、今議会の初めに町長から、今回おやめになる議員の方々については、大変御苦労でありましたという謝辞の言葉がありました。私も、この私、苦労はしたのかな、貢献したということも、町長が言いましたものでね、ああ、貢献したのかなという気もしましたけれども、何かしりがかゆいような気がします。私もここに長くおらしてもらいました。それもさきの町長、前の町長、それから職員の方々から本当に御指導やら御協力を受けまして、何もなく3月の8日をもって終わることができます。ありがとうございます。そういうことでありますが、議員の皆さん方にも御協力やらお力、それから知恵をかってもらいました。私、長嶋茂雄が好きでありましてね、巨人軍の長嶋茂雄が好きでありまして、選手をやめるときに、長嶋茂雄さんが「巨人軍は永遠に不滅であります」と言った言葉があります。私もここを去るについて「門川町は永遠に不滅であります」ので、町長は自信を持って行政運営はひとつお願いをいたします。

 以上で質問を終わります。



○議長(浜田作男君)  町長。



◎町長(曽川泉君) 最後には逆に励ましをいただきまして恐縮でございます。

 最後に確認の意味で御質問されたことに、まずお答えしておきたいと思いますが、先ほど申し添えるのが欠けておりますが、五十鈴川の例の、要するに、水害の対策でございます。議員も本当に長い間の懸念事でありますし、町民の大変な心配事であるということも十分認識しておりますし、そういう方で非常に長い間御活動されて、このことについては御活躍されてきているということも十分認識しております。

 それで、議員がおっしゃるとおり、これは本当に「安心・安全」というのが一番の門川町の行政にとりましては、町民に対する責務でありますので、本当に一生懸命これには取り組みたいというふうに考えております。

 今、杉の問題も含めまして、最近伐採も進んでおるようでありますし、そういう所有者の皆さんの御協力、そういうものもいただきながら、これにはしっかりと取り組んでまいりたいと思います。

 合併問題につきましては、私は町長に就任するときから、合併問題そのものは棚上げにしていける問題ではないという認識のもとに、しっかりとした議論を持ってこれからの門川町の方向づけというものをしていかなくちゃいけないということを言ってきているわけであります。あくまで門川町の方向づけというのは、今まではそこの首長がどうだこうだというような、いわゆる合併推進だとか、そうじゃないとかいうようなことで大きく左右されていた件もありますが、あくまでやっぱり町民がどう選択するかということのお手伝いをしっかりしていくということが私どものとるべき方法であろうと考えておりますので、しっかりとした町民が方向づけできるように、皆さんと議論を高めていくということをしていきたいと思います。

 いずれにいたしましても、本当に長い間、町政に対しましてお力添えいただきまして、本当にありがとうございました。



○議長(浜田作男君)  以上で、安田新君の質問を終わります。

                              



○議長(浜田作男君)  ここでしばらく休憩します。

午前10時47分休憩

                              

午前10時55分再開



○議長(浜田作男君)  質問第5、福祉の充実を、14番、浜口惇君の登壇を求めます。



◆議員(浜口惇君) 通告いたしました福祉の充実についてを質問をいたします。

 第1番に、乳幼児医療費助成制度について、入院については就学前までとなっていますが、外来も同じように就学前までにできないのかということでございます。

 2つ目は、障害自立支援法が成立して以来、障害者からの苦情が多く、施行に当たって見直し等も報道されています。町が実施主体となり、メニューや利用者負担を自主的に決定できる「地域生活支援事業」については、それぞれの自治体により利用負担が軽減されています。本町においても実施すべきであると思うが、検討はなされたのか伺いたい。

 3番目に、本庁舎のエレベーターの設置については、足に障害を持つ人が自由に庁舎内を移動するために、これなくして保障はできないと思いますが、検討の余地はないのか。

 以上3問についてお尋ねをいたします。再質問については、自席において行いたいと思います。

 以上です。



○議長(浜田作男君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(曽川泉君) 浜口議員の御質問にお答えしたいと思います。

 まず、乳幼児医療費助成制度についてでございます。平成18年3月の定例会におきまして、議員より同じ内容の質問があり、その際、乳幼時期における医療費助成についての重要性は十分認識しているところでございます。

 それから、国の三位一体の改革などに伴う助成金等の削減によりまして、町の財政負担も増大しており、今後、県内の状況等もふまえながら十分検討してまいりたいという内容の答弁があったこともお伺いしております。

 御案内のように、急速な少子・高齢化が進む中で、将来の門川町を担う子供たちを取り巻く環境の整備、安心して子育てができる制度、体制の整備はこれから積極的に取り組んでいくということを私も言明しているとこでありますので、大変重要な課題と受けとめております。

 この、いわゆる小学校入学就学前までの医療費の助成につきましては、今後、福祉関係の事業全体を見ましても、さらにその手厚い助成が必要とされるものもいっぱい今出てきつつあります。そういうことで、新年度の予算編成に向けまして、それらを改めて整理しまして、優先度の高いものから少し確認しながら助成を進めていくという必要があろうというふうに考えているところでございます。

 それから、障害者自立支援法の関係でございますが、障害者自立支援法は平成18年4月及び10月の2段階に分けて制度が施行されております。10月施行分の中で門川町が実施主体となって実施すべき事業形態が、議員御質問の地域生活支援事業であります。地域生活支援事業は、国の定めた実施要項に基づきまして、障害者がその有する能力及び適性に応じて、自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう、各市町村の判断のもとで事業を展開するものであります。

 本町におきましては、障害者相談支援事業、聴覚障害者に対する手話奉仕者の派遣事業、視覚障害者に対するガイドヘルパー派遣事業、障害者や障害児が日中施設で過ごすための日中一時支援事業等を展開しております。これらの事業にかかわる利用者負担につきましても、18年9月までの負担額と変わらない金額で実施しております。県内の各市町村とも同じ額でありまして、門川町だけが高いというような形ではありませんので、御理解をいただきたいというふうに思います。

 障害者自立支援法につきましては、御案内のように、国におきましても、今年度の補正予算で負担軽減策を盛り込むなどの新聞報道が今あっているとこであります。本町におきましても、いろいろと問題があるということは今検証しているとこでありますので、法の改正状況も的確に把握しながら、今後の支援策を検討してまいりたいというふうに考えているとこであります。

 それから最後に、庁舎にエレベーターをつけたらという御意見でございます。庁舎内にエレベーターを設置してはということで、大変よい御提案だというふうに受けとめております。エレベーターの設置につきましては、私も初登庁後、何度となく、どこかいい場所はないかなというふうに見て回っております。車いすの方たちが議会の傍聴に来たらどうするんだというような話も、職員に尋ねていたところであります。

 過去に何度か検討されたようでありますが、今は社会情勢の変化に伴いまして、そのニーズはさらに高まっているというふうに認識しております。庁舎本館は、昭和43年に建築されまして、今まで38年経過しております。建設当時は機能的で立派な庁舎であったことでありますが、現在は、残念ながら、皆様のニーズに対応した建物ではないという状況にあります。

 これまで人にやさしい庁舎にすべく、別館1階にスロープのついた会議室の設置や本館西側に車いす用スロープと自動ドアを設けるなど、利用しやすい庁舎に改修してきておりますが、つい先ごろも、職員提案で中央階段に手すりを設置したところであります。

 そういう状況の中、エレベーターの設置につきましては、建物の構造上あるいは技術上及び経費の面から問題を取りまとめて、早急に検討するよう指示したところであります。真剣にこれは検討してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  浜口惇君。



◆議員(浜口惇君) 第1番の問題ですけれども、新年度予算編成の段階で一応何が一番必要なのかということを検討されていくということを今町長答弁されたわけですが、確かにそうであろうと思いますが、いろいろな問題がありますけども。さっき町長も言われたとおり、やはり現在少子・高齢化の社会だと盛んに言われていますし。だから、子供に対する、いかに住みよい、また育てやすいような、そういう助成をやっていくのかということも重要であることは間違いないと思うんです。

 それで、いろいろ全国を見てみますと、最高のものは中学校を卒業するまでとか、18歳までとかいうこともありますけれども、そこまでないにしても、県内の町村の中でも、やはり就学前までとか卒業までとかというところもございます。そういうとこを含めて考えますと、過去において、門川町の福祉行政の中でかなり先進的な位置を占めておったと思うんですけれども、今町長が、さっきも言われたように、県内すべて一緒のような状況なんだという、2番目の自立支援法の問題も含めて言っていましたけれども、私は、町が単独で行けるということは、それなりにやはり町民に対して一番必要とする福祉をいかに進めるかということが最重要な問題ではないかと私は考えています。

 そういう面から、今までずっと福祉問題について要請をしてまいったわけですけれども、一応この問題も含めて、予算編成の中で段階的に考えていっていただきたいということを申し上げておきたいと思います。

 それから、2番目の自立支援法については、確かにいろいろな事業はあるんですけれども、一番問題は、利用料の負担が果たして適正であるのかどうなのか。障害者がいろんな点で、障害者の場合は、障害は確かに年金等もありますけれども、その生活いっぱいであって、結局、自立をするということは、支援事業としていろんなところに自立のための教育をされるために行ったりするわけですけども、結局それを自立のための利用をしながら教育を受けていくということ自体が、自分たちが働いた結果として得る賃金よりもなお高くなるというのが現在の実態ですね。

 そういう面で、何のための自立支援法なのかということが、過去における、いわゆるこの障害者に対して措置制度のあった時期と比べますと、すべてが住民負担が多くなってくる、応益の方向というのが進められてきているわけですから、それに対して、自分は働いてもらう金額よりも出す金額が多いんだというようなことは、これは自立しないようにさせるというのが実態のように私、思うんですね。そういう面をよく考えながら、結局、自立が自立になるような、そういう方向での。国はいろいろと  国の制度の中にもいろんな問題が発生して、それから国会等でもいろいろ問題になって、要求もされていく。こういう中で制度の改善が目まぐるしく変わってくるわけですから、一番の窓口になる町村によっては、大変なことだということはよくわかるんですけれども、やはり町村が直接窓口になる、窓口になるからこそ、それに対して幾らかの負担をやっていくというのが、現在全国における実態ではないかと私は思うんですね。だから、1割負担を3%にするとか、そういうところはかなり多くの自治体にあると私は思うんです。私が要求しているのは、そういうことを指しているわけですから、一定実情に合うような、いわゆるそういう助成の方向を今後とも検討していただきたいというふうに思います。

 それから、エレベーターの問題ですけども、確かに過去において、私も40年議員をしているんですから、その中にいろいろとそういう要望があったこともわかっております。本庁舎をつくったときに、私も議員でありましたので、この庁舎とともに私も生活をやっているわけですけれども。確かに正常の間は、エレベーターのことについて私も考えたこともなかったんですけれども、実際言わせると。ところが、やっぱり自分がこのごろ足をくじいて、なかなかこれに上がるのに、こりゃ大変だということを考えて、初めてその障害者の実態がわかるわけですけれども。そういう面から見た場合に、弱者に対するすべて公平・平等な、そういう行政の恩典が受けれるということが、やはりこういう施設が完全でなくちゃならないということを、私もこのごろつくづく感じたわけですが、これを出した後に私自身がけがしたもんですから、なるほどいいときに出したなあと、私はそういうふうに思ったわけです。

 もう実態がわかれば、本当に大変だなあと。何とかこりゃやろうとする意思があればできるんじゃないかというふうに私は思いますので、町長も早急に検討するようにと指示はしたということですので、完成できるように、その点についてお願いをしておきたいというふうに思います。

 さっきから安田新君がやはり辞任のあいさつをしましたが、私もやらなくちゃいけないのかなと思いながら、(笑声)今考えているわけですが。本当に執行部の皆さんを含め、議員の皆さんも、私もかなり、私とともに一緒に議員になった人で現在生存する人は、今のとこ1人しかいないと私、思うんですね。そういう40年という長い年月を考えますと、確かにそういうことになるんだろうと思うんです。私、選挙は11回やりましたので、40年と9カ月ということになります。その間、本当に執行部の方々を含めまして、皆さんには御協力いただきましたことを深くお礼を申し上げますとともに、議員の皆さんにも、議会の運営上いろんなことを私はさせてもらいましたけれども、大きな過ちなくやってこられたことも、議員の皆さんの御協力のたまものと考えます。安田君は「門川町は不滅だ」という、なら合併しないのかということも(笑声)問題だなと私、思いながら考えたわけですけども、地方自治体が本当に住民のための地方自治体であることを私は念願しながら、今後の町政の活動をよろしくお願いしながら、私のあいさつとしたいと思います。どうもありがとうございました。



○議長(浜田作男君)  質問者は答弁が要る。



◆議員(浜口惇君) さきの答弁じゃなくて、私は希望を申し上げたもんですから、それでよろしいと思います。



○議長(浜田作男君)  もうよろしいですか。



◆議員(浜口惇君) はい。



○議長(浜田作男君)  それでは、以上で浜口惇君の質問を終わります。

                              



○議長(浜田作男君)  次は、質問第6、遠見半島観光開発とウオーキングコースについて、質問第7、五十鈴川の防災対策について、7番、黒木義秋君の登壇を求めます。



◆議員(黒木義秋君) 通告に従いまして質問をいたします。

 遠見半島開発とウオーキングについて申し上げます。

 遠見半島線の未改良区間の早期整備をする考えはないか。牧山から谷の山の区間が未整備であるが、安全確保と観光コースの両面から早急に整備をしてはどうか。遠見山頂上までの道も非常に狭くて困難だと思います。

 2番目は、心の杜から庵川東、牧山、谷の山の縦貫道路にわかりやすい表示・標識を設置したウオーキングコースを新設したらどうか。心の杜のさらなる発展につながり、町民の健康増進にもつながると私は思います。

 2点目は、先ほども安田議員の方からありました防災対策でございますが、五十鈴川の防災対策について。

 東九州自動車道の整備が順調に進み、小園地区の五十鈴川に橋脚も立ち上がり、道路の早期完成が待たれるところであるが、五十鈴川の防災対策として、河川敷の杉等を伐採し、水はけをよくする考えはないか。

 11月の27日でしたか、海面の上昇という、副振動という、ちょっと異常な海面が上がったことが放送されましたが、これは九州地区だけで、日向灘では40センチの海面が上がった。鹿児島では1メーター20センチの、枕崎ですね、1メーター20センチ上昇したという、副振動という現象が起きています。

 以上をもって壇上からの質問を終わります。



○議長(浜田作男君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(曽川泉君) 黒木義秋議員の質問に対し、お答えを申し上げます。

 まず、県道遠見半島線の問題であります。

 県道遠見半島線は、遠見山からのすばらしい景観を初めとしまして、大事な観光資源を有する観光コースとして現在まで整備を図っております。本町の谷の山地区から延岡市の土々呂地区へ回れる循環型コースとして整備が待たれるところであります。門川町本町に属する部分につきましては、ほとんどの区間の整備が進んでいるところでありますが、延岡市側が狭隘でまだ未整備だという問題もあります。

 議員御指摘の、谷の山地区に約200メートルの未整備区間が残っておりますが、この区間のことであろうと思います。地元の皆さんには大事な生活道路でもあります。不便をかけておりますこの部分の早期整備につきまして、先日、地元の区長さんあるいは地元選出の県会議員とともに、県の日向土木事務所にも現場に来てもらいまして、現地調査をした上で早期整備を要望したところであります。県としましても、早速予算要求等の整備に向けた検討をしていくという御回答をいただいたところであります。

 それから、ウオーキングコースの設定という御提案でございます。

 ウオーキングコースについては、現在、門川町内には町によってウオーキングコースとして整備・指定している場所はないわけであります。ウオーキングコースを設定するとなると、この遠見半島地区におきましても、歩道のない道も多うございますので、交通安全上の問題とか、あるいは高低差、距離、あるいはほかの地区にも設定したらどうかとか、もろもろの問題を検討する必要があろうと思いますので、そういうことを総合的に考えながら、今後ウオーキングコースの設定については検討してまいりたいと考えております。

 議員は観光開発と関連づけての御質問のようでありますから、前々からこの遠見半島一帯の道がわかりにくいというような話もありますので、今ある案内板の改良とか、もう少しつじつじに案内板をふやすとか、そういう対策というのは早急にとっていきたいというふうに考えます。

 それから、五十鈴川の防災対策でございます。

 河川敷の杉などを伐採してについてでありますが、最近、伐採がどんどん進んでいるようであります。所有者の皆さんが水害対策への御理解もあってのことと感謝しているとこであります。

 五十鈴川沿線につきましては、過去、再三にわたる浸水被害に見舞われまして、防災対策として床上浸水対策事業とか、堆積土砂の撤去、堤防のかさ上げなど、順次事業導入を実施しているところであります。

 河川敷の杉等の伐採につきましても、本格的河川改修の一環として認識しているとこでありますが、早急な水害対策が必要なことから、ことし9月には地元区長さん、あるいは日向土木事務所、県議会議員、こういう方たちの視察もしていただきまして、県に本格的河川改修の整備・導入を強く要望したところであります。その一環としてこの杉の伐採の問題も取り組んでいるとこであります。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  質問ありますか。(「はい」と呼ぶ者あり)黒木義秋君。



◆議員(黒木義秋君) 今、谷の山と土々呂間の県道でですけど、整備が全然してないわけですが、このことを言ったんじゃなくて、やはり遠見山までの牧山の母子里からあの間がやっぱり交差ができないような道でございます。今、町長は県会議員とか、そういう県の人たちと視察をしたと言われましたが、やはり交差できるような、もう少し広く、遠見半島の線としては、我々は交差ができるような道をもう少し広めて、頂上まで行って、楽々とウオーキングでもジョギングでも、延岡から来てやっていますけど、僕は地元でいつもあそこを眺めていますが、上がってもいます。

 昔のことを言いますと、あそこまで我々は、今の中継所ができた時代は、中学2年、3年じゃったと思いますけど、昭和28年か9年、7年ごろですか、セメンとかバラス、水とかを運んであそこは建ったものでございますが、それに比べては遠見山まではゆっくり上がれますけど、今、車で。もう少し道をよくして、観光として、細島とか北浦あたりは非常に立派になっています。門川の県道としてはまだまだ、ヘビがどんくを飲んだような道だと私は思います。(笑声)ひとつよろしくそういうとこを今後は整備してもらって、町長、地元ですから、よく知っていると思いますので、よろしくお願いします。

 それと、今の小園地区の河川敷の問題ですけど、地元に行ってみますと、分蔵の方から水が満杯して小園の住宅街まで、去年だったですかね、浸かったと、そういう今の小園地区、今、総務課長もいらっしゃるんですけど、あの辺の下の方は水が湧いてくるような状態の跡も残っているそうです。だから、あそこをもう少しかさ上げをして、そういう安全・安心な町づくりをするためには、これは国はいっぱい金を出すと思います。出さんかったら、もう国会議員に言って申し上げますので、そういう力の強い門川町からの要望をして、抜本的に、今さっき言ったような、そういう副振動というような、海面の水が上がれば、普通のときでも、これは大変な問題だと思います。

 そういう観点から、安全・安心な町づくりをするためには、門川町として真剣に取り組んでもらいたいと私は要望します。

 以上です。



○議長(浜田作男君)  いいですかね、質問。答弁はいいですか。



◆議員(黒木義秋君) ウオーキングコースと言いましたけど、今、心の杜を駐車場にして、それから標識をしていけば、ウオーキングコースが立派に、温泉に来られる客も、そこから汗を流して温泉に入ってもらう。そういう町の活性化にもつながるんじゃないか。もう温泉も大分赤字が続いているような状態でございますので、ひとつそういう標識をつくってもらって、今は庵川が、僕は東に住んでいますけど、そんなに交通量も多くなくて、交通事故なんかもそんなに、大きなトラックがたまに来るぐらいですね、ブロイラーとか造園業者なんかが来るだけでございますので、そういう標識をつくれば、みんなが楽しんでウオーキングができるような遠見半島にしてもらいたいと思います。

 以上です。



○議長(浜田作男君)  以上で、黒木義秋君の質問を終わります。

                              



○議長(浜田作男君)  次に、質問第8、バイオマスタウン構想について、質問第9、町発注工事の入札と落札率について、6番、安田修君の登壇を求めます。



◆議員(安田修君) 通告しました2問につきまして、順次質問させていただきます。

 1問目につきましては、12番議員と重複するところがあるかもしれませんが。と同時に、私は私なりに理解した面もありますが、私の視点で質問させていただきたいと思います。

 まず第1点、バイオマスタウン構想についてお尋ねをいたします。

 平成14年11月、バイオマス検討委員会を設置し、それぞれの担当課及び関係機関でプロジェクト会議や先進地視察等を行ってきました。その中で平成15年度からはキヨモトバイオ株式会社が実証プラントを稼働させ、土壌改良剤や養鶏飼料等への変換を行い、技術の開発に向けて取り組んできたわけであります。

 こうした実験結果を踏まえ、本町も循環型社会の構築とバイオマス利活用による安全・安心な農畜産物の生産を目指すということ等から、今回の「門川町バイオマスタウン構想」が九州における総合戦略推進会議において公表され、国からの認定を受けたものだと思います。

 そこで、これからの庁舎内における推進と利活用に向けた事業化をどう考えているのか、お伺いをいたします。

 次に、町発注工事の入札制度の仕組みと落札率について質問をいたします。

 今回の県の官製談合事件に伴い、公共工事の入札や契約適正化等が新聞紙上で話題になっています。

 そこで、本町における入札制度の仕組みと本年度の発注工事の落札率はどのようになっているのでしょうか。また、予定価格の公表はどうなっているのでしょうか。

 以上2点をお尋ねいたしまして、壇上からの質問とさせていただきます。



○議長(浜田作男君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(曽川泉君) 安田修議員の質問に対してお答えしたいと思います。

 まず、門川町バイオマスタウン構想のことでございますが、この件につきましては、平成18年、ことしの1月から九州農政局に構想として提案・提出いたしまして、協議を重ねてまいったものであります。これが本年の9月28日に農林水産省から承認を受けまして、公表という形になったわけであります。

 バイオマスタウン構想につきましては、この事業計画はもう議員の方が詳しいわけでありますが、14年度から実証プラントを稼働させながらいろんな実験を重ね、そういう結果を参考にしてこの構想書を作成してまいったわけであります。

 今後はこれから基本計画あるいは実施計画へと具体化していくことになります。しかし、事業導入に向けては、関係機関あるいは民間の力、それから学識経験者、町民代表等によるバイオマス検討委員会というものを立ち上げまして、十分な協議を進めながら事業を推進し、資源循環型社会の構築に向け、事業の展開ができるようにということで今後進めてまいりたいと考えておりますので、どうぞ御協力をよろしくお願いしたいと思います。

 それから、町発注工事の入札と落札率についての御質問でございます。

 本県の官製談合事件につきましては、大変今遺憾に感じておるとこであります。このため、本県の事件が発生して、新聞報道による関連業者の逮捕者が明らかになった平成18年11月22日付をもって、本町の町が発注する建設工事等の契約に係る指名競争入札参加資格者の資格指名基準等に関する要項に従いまして、逮捕されました業者の指名回避措置を県に先駆けて執行いたしたところであります。

 さて、議員の御質問であります本町における入札制度の仕組みでございますが、公共工事における国民の信頼の確保と建設業等の健全な発達を図るため、国の指針、県要項に従いまして、町が発注する建設工事等の契約に係る指名競争入札参加資格者の資格指名基準等に関する要項及び門川町工事請負契約等事務取扱規定、これを基本に130万円以上につきましては、指名審査会の議を経て、指名業者を決定し、指名競争入札を行っております。

 次に、本年度の発注工事の落札率でございますが、130万円以上の工事は22件の入札を行っておりますが、全体の落札率は94.9%でございます。

 公表の件でございますが、入札及び契約に関する情報については、指名業者の決定、契約を締結した後、遅滞なく公表することにしております。ただし、予定価格につきましては、現在のところ公表はいたしていないところであります。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  安田修君。



◆議員(安田修君) 町内のバイオマス検討委員会を立ち上げて、農林課だけに主流を置くことなく、関係各課で取り組むということでございますので、その推進の仕方については理解はできました。

 もう一点、その点についてお聞きしたいと思いますが、言うならば、環境保全型農業の整備というものは、処理物を農家が使ってくれるかどうかがかぎだと思うんです。実際、私も15年度にキヨモトバイオが行った実証プラントでできました改良剤をメロンやゴーヤ等で試験をしてみました。それは普通区と試験区においては、一目瞭然にわかるほど試験区の方がよかったわけであります。これもそのはずでございましょう、あれだけの米ぬかや魚の残渣等を利用した有機物の肥料でございますから、これはいいことはわかっております。

 そういうことを考えますに、あとは単価と採算性、つまりコスト意識をどう持っていくかということが一番の問題だと思います。となると、行く行くは行政と切り離した民間の意識づくりというのもあわせて進めながらならないのではないかと思っております。

 そういう中でこれから推進していく上において、そうした組織づくりの中に民間との組織づくりもあわせた進めというのも考えているのか、お尋ねをしたいと思います。



○議長(浜田作男君)  町長。



◎町長(曽川泉君) こういう事業につきましては、おっしゃるとおり、理念としては非常にいいんですが、一番問題になるのはやはり採算性、そういう問題であろうと思います。

 今こういうことにつきましては、民間活力を利用しないと、なかなか行政だけではノウハウも、また資金的にも厳しいというものがありますので、当然民間の活力をいかに活用していくかというのがこれからの、いわゆる計画づくりの中の大きな段階になると思いますので、またよろしくお願いしたいと思います。



○議長(浜田作男君)  安田修君。



◆議員(安田修君) わかりました。

 それから、2点目について再度お尋ねをしたいと思いますが、ここ数年、門川町における土木建設費の割合というものは、住宅建設や校舎改築を除けば、非常に少ないわけであります。それは裏を返せば、それだけ環境が整い、特別な激震災害からも見舞われることがなかったからでございましょう。うれしい限りであります。と同時に、それはそこで働く建設業者にとっては何とも言いがたいことがあるかもしれません。

 町といたしましても、改革やコストダウンをしていかなければならないし、また反面、地元企業の育成は図らなければならないし、非常に苦慮することがあるとは思いますが、そこでさっきお尋ねいたしましたことに、町長答弁の中では、予定価格は公表はしていないと。その上で落札率は22件で、多分平均でしょうが94.9%という答弁でございました。県ではほとんど95%以上が落札価格の平均落札額となっているようでありますが。

 この22件の中で、例えば、最高と最低、いろいろあったと思いますが、最低落札率がもしわかれば教えていただきまして、その予定価格と落札率の間で、もしそこに開きがあった場合に不具合というものは生じなかったのか、お尋ねをいたしまして、私の質問を終わらせていただきたいと思います。



○議長(浜田作男君)  小野企画商工水産課長。



◎企画商工水産課長(小野幹男君) 最低の落札率のお尋ねだと思っております。本年度、18年度工事の22件の中で、最低落札率につきましては、最低が77.5%でございます。不具合等につきましては全くなかったと伺っております。



○議長(浜田作男君)  よろしいですか。



◆議員(安田修君) 2問しましたから。



○議長(浜田作男君)  以上で、安田修君の質問を終わります。

                              



○議長(浜田作男君)  次に、質問第10、学校内外でのいじめについて、質問第11、市町村合併について、3番、黒木裕君の登壇を求めます。



◆議員(黒木裕君) 通告に従い、いじめ問題と市町村合併について、要旨の内容を補足説明して質問いたします。

 最近、世の中を騒がせていることにいじめの問題があります。いじめは、以前から存在しており、いつの時代にも根強くはびこっていて、どの年代の人も見聞きし、経験しているものだと推察されます。

 ここになってなぜという疑問が浮かんできますが、考えますと、子供たちの自殺者がふえ、その責任を負って教育者が辞職、または自殺という行為に走ってしまう。そういう行動が大きくクローズアップされ、毎日のようにマスコミ、ジャーナリズムに取り上げられて、今や安倍総理直属の教育再生会議で論議されているのは周知のことで、大きな社会問題になっています。

 いじめにはいろいろな種類があると考えられます。子供たち同士、1対1のもの、集団のもの、それから先生からの心ない一言、さまざまです。全国至るところで事件が起きていますが、本町ではどうなっているのでしょうか。

 そこで、質問いたします。まず初めに、いじめの状況は把握できているのでしょうか。2つ目、教育現場とのコミュニケーションは密接にとれているのでしょうか。3点目、今後はどのように対応していくのでしょうか。その3点を質問いたします。

 次に、市町村合併について、町長のお考えをお尋ねいたします。

 町長は、就任以来、常々合併の必然性を説いていらっしゃいます。私もいずれは近隣市町村との合併は必要であるとは思っています。

 そこで、お尋ねします。本町の住民が満足する合併の方向性について、組み合わせ、いわゆる枠組みであるとか、いつごろが妥当であろうと思う時期、期限ですね、そして対等合併なのか、編入・吸収合併なのかという合併の方法、形態などを織りまぜて、具体的に現在思っていることをお答え願います。12番議員と重複しますが、お願いします。

 以上で、壇上からの質問を終わり、再質問は自席にて行います。



○議長(浜田作男君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(曽川泉君) いじめの問題等の質問がございますが、これにつきましては、樋口教育長が本日最後の登壇でございますので、教育長の思いを述べさせていただきたいと思います。

 その前に、合併問題につきまして私に質問でございますので、失礼ですが先にこのことについてお答えしたいと思います。

 合併問題につきましては、棚上げする問題ではないと常々申し上げてきたとおりであります。国県の政策につきましても、柔軟に対応していく必要がありますし、今は合併問題に関する情報を町民に提供しながら、これに対する議論を活発にしていく時期だというふうに考えておりまして、その一環として11月には県の合併推進構想説明会も行ったところであります。

 合併を想定したときの組み合わせも、前回は日向市、東郷町を対象にしてまいりましたが、道州制の議論の高まりとともに、違った組み合わせ、枠組みも考えるべきときに来ているというふうに私は考えております。ことしは県が一つの枠組みを提示したわけでありますが、そういうことでいろんな枠組みが考えられるという段階であろうと思います。

 しかし、一番大事なのは、その市町村の自主的判断でありますから、町民のコンセンサスがこういう枠組みにとりましてももっともっと議論を高め、深めていく必要があるというふうに考えております。

 期限につきましても、新合併特例法の平成22年という合併に有利な期限はあっても、今はまだ期限や合併の方法等に縛られた議論の段階ではないというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  教育長。



◎教育長(樋口駿君) 私ももう本当に最後になりますけども、しかも、きょうをもって終わるという、いわばそういう日でございますので、誠意を持ってお答えしたいと思います。

 いじめを受けた児童・生徒がみずから命を絶つという、非常に悲しい、悲惨な事件が全国的に続発していることが報道されております。

 こうしたいじめの問題は、門川町でも起こり得ることを前提に、厳しく受けとめ、学校教育の重要な課題として、校長会等を通じて指導してまいりましたが、特にいじめ問題の報道を受けてからは、緊急校長会をたびたび開催し、常に児童・生徒の行動、目の動き、表情などに細心の注意を払い、気になる児童・生徒が見受けられた場合は、教育委員会と連携をとりながら、即座に対応することなどを確認し、その指導を行っております。

 御質問のいじめの状況を把握できているかでございますが、各学校では、いじめ不登校対策委員会を開催し、また教育相談を開設するなど、常時いじめの実態把握とその対応に取り組んでおり、その結果については、毎月の生徒指導状況報告で把握ができております。

 それによると、平成14年5月にいじめが原因で不登校、保健室登校を行った事例が1件発生し、加害児童といじめを受けた児童宅を訪問するなど、指導した事例が報告されております。

 その他、人間関係のトラブルや言葉、物を取ったなどのいじめに発展しかねない問題行動が4件発生しておりますが、いずれも個別指導や自宅訪問等を行うなど、解決が図られております。

 次に、教育現場とコミュニケーションはとれているかでございますが、健全な学校運営を行うには、学校現場と教育委員会が緊密な関係を保つことが不可欠であると考えております。

 このことから、学校現場とは常に早期発見・早期治療、報告、連絡、相談を合言葉に、今後ともなお一層緊密なコミュニケーションを保っていきたいと思っております。

 最後に、今後の対応でございますが、まず第1にいじめのない学校づくりが大切であります。そのためには、命を大切にする教育、いじめは絶対に許されない行為である等の指導の徹底が必要であります。

 今後も、いじめの問題は学校教育の重要な課題と受けとめ、全職員が一人一人の児童・生徒に心から愛情を注ぎ、常に子供の目線で指導を展開し、子供の立場に立ったいじめのない学校づくりを指導してまいりたいと思います。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  黒木裕君。



◆議員(黒木裕君) 学校内におけるいじめの状況、また実態についての把握、そういったもろもろのことは理解できましたですが、私の考えといいますか、意見といいますか、ちょっと話したいと思います。

 いじめを受けた子供が親に相談できる家庭環境なら、親の通報でいじめの実態を知り得ますが、親が気づかないとなかなか把握できないとは思います。ゆえに、家庭における親の責任も重大ではなかろうかとは思います。

 また、先生からの心ない言葉で傷つき、友人からの冷たい仕打ちや何気ない言葉で立ち直れず、自殺という行動に走る子供たちがあるように見受けられます。また、そういうのをテレビ・新聞等で見聞きしますと、何となくいたたまれない気持ちになります。

 学校内のことは、先ほどの教育長の答弁で理解できたんですが、学校外ということもあります。そういった状況、実態の把握は難しいとは思いますけども、そういったことはどうなのかを1点お尋ねします。

 合併についてですが、先日開催されました市町村合併推進構想説明会というのに出席して、自主的な市町村合併の推進の必要性、将来の望ましい市町村の姿、組み合わせの基本的な考え方等、いろいろな構想を県から聞いたわけですが、資料に一通り目を通し考えてみました。しかし、本当に合併してよくなるのか、いや、何が、どんな点がよくなるのか、十分理解できずに首をかしげてしまい、不完全燃焼のうちに帰宅した次第でした。資料を読みますと、合併してこうよくなると、メリットだけしか資料に書いてなく、何か残念な気持ちでした。

 合併の目的の一つに財政基盤の強化が上げられますが、合併した自治体、しなかった自治体において、現在の財政状況が危機的な状況で、財政再建団体に転落してしまう、または好転の見通しが立たないと発言しているという新聞記事も読みました。

 考えてみますと、経営が悪化した企業は、経営内容のよい企業に助けを求め、吸収されたり、合併したりするのが通説です。経営内容の悪い企業同士が合併したというのは余り聞きませんし、そういった事例があっても、その後企業が盛り返したという話も聞いたことがありません。また、近隣市町村の財政状況が良好であるということを耳にしたことがなく、逆に余りよくないのではないかということがまことしやかに聞こえてくるのが実情ではないでしょうか。

 以上のようなことから、私は慎重に時間をかけて合併を考える必要があり、また調査・研究する必要があるのではないかと考えます。町長も、先ほどそういったことをおっしゃっていらっしゃいました。

 以上、学校外のいじめの状況の把握とか、そしてまた、合併については民間企業の合併を例えていますけども、それについての町長の考え、その2件についてお尋ねをいたします。



○議長(浜田作男君)  教育長。



◎教育長(樋口駿君) 学校外でのいじめという、それをどう見つけ出すか、発見するかということですが、まず最初に申し上げましたように、私はいじめのない学校をいかにしてつくるかということで、全力をしなきゃいけないというのが一つです。

 それから、学校で子供たちの目の表情なり動きなり、まばたきの奥に一瞬でも何か不安があれば、それを見抜く教師でありたい。私はこういうことを言います。先生方が教室に入るときに、右足から入りますか、左足から入りますかと。左足から入る人は、黒板に向きます。右足から入る人は子供の目に向きます。子供の目の一瞬の輝きをどうキャッチするか、高い性能、キャッチする能力を持つ教師であってほしいと、そのことを常々申し上げております。それは学校内のことです。

 それから、学校外では、やはり家庭と学校といかに連携を密にするかということでございますので、やはり学校側が積極的に家庭や地域の皆さんに働きかけて、子供に不安や何か日ごろと変わった様子があれば、それはすぐに学校に連絡するとか、そういう体制は今後も続けていかなくちゃいけないと思っております。

 それから、私は門川町の子供は門川町みんなで育ててほしいという願いで、せんだって懇話会を開きました。そのときに、五つのこういうものを今つくっております。学校ではどの学校も、この五つのことは、これはもう40人ぐらいの方で話し合った。五つのことは徹底してやりましょうと、どの学校もこのことはやりましょう、これ一つ。その中にあいさつがあります。それから、これは五つですが、家庭はステップアップ門川、子供を育てる家庭の三つの合言葉、三つ、これはどの家庭にも門川町はやりましょう。この委員の方もしっかりされておりますけども、それをやりましょうと。これを今から取り組もうと思います。

 それから、門川町民の方は、全員の方が子供たちに明るくあいさつをしてくださいと、そういう取り組みをしようと。もしそういうことが根づいて、地域に広がっていけば、地域の方はちょっとしてでも表情がおかしいと、この子はどうしたのかというふうになっていくんだろうと思うんですが、そういう取り組みも今しようということで、具体的に2時間近くかけて話し合いをしてもらいました。いろんな評価しよう、それから継続しよう、それから啓発しようということの話し合いのなされておりますが、この取り組みをする中で、いじめのない門川町の子供たちの創出に努力していきたい、そのように思っております。

 先ほど言いましたように、やはり家庭との連絡を密にしながら、ちょっとでもおかしい様子があった場合には、家庭と学校が密に連絡をとりながら、そのことに即座に対応する教育委員会、そういう方法をとっていきたいと思います。

 以上です。



○議長(浜田作男君)  町長。



◎町長(曽川泉君) 合併問題について、例えば、民間企業に例えられて、経営面の向上とか、そういうことになるのかというふうなことを踏まえてのお話だったと思いますが、この前の県が説明いたしました県が示した枠組み、こういう中でいろんな指標を見てみますと、門川町は県内の市町村の中でもいろんな財政面の指標というのはかなりいい方にあるということが言えると思います。そういう中で、この前、県が示しました枠組みの中に入っております日向、それから入郷地区の町村、こういうところと比べますと、どうしても差があります。そういうことで、一緒になった場合には低い方に引っ張られてくるんじゃないかというようなことで、そういう財政面にとっては、必ずしもこの枠組みでの合併というのが何のメリットがあるんだろうかというような感じがしたというのは私自身も事実であります。

 ですから、一つは合併問題というのは、今すぐ門川町が何とかしてもらわないと、もうつぶれそうだというような状態ではないわけでありますので、もっともっと長い目で将来的に門川町のあるべき方向づけというものがどうあるべきかということの議論が今大事であるということから、県が示したのは、単なる一つの枠組みとしての提供でありまして、これは議論のきっかけにしてもらえばいいということも県も言っているわけですので、もっといろいろな枠組みを考えながら、幅広い県と議論をするときじゃないかなというふうに考えているとこであります。



○議長(浜田作男君)  黒木裕君。



◆議員(黒木裕君) 合併については、町長のお考えがよくわかりました。慎重に時間をかけ、調査・研究し、また議論し、みんなの機運を高めていくのが最良の方法だと私も思います。

 最後の質問になりますけども、いじめの問題でちょっと聞きたいと思います。

 教育長も、新聞報道、テレビ報道で御存じだと思いますが、先月29日、安倍首相直属の教育再生会議が、いじめ問題の緊急提言をまとめたと報じられていました。提言は8項目で、いじめをした児童・生徒に出席停止など、厳しい措置をとることを念頭に、問題行動に対する指導、懲戒基準を明確にして毅然と対応するよう求めたほか、いじめにかかわったり、放置・助長したりした教員を懲戒処分の対象とすることなどが柱になっており、いじめを傍観した児童・生徒の指導強化も盛り込むなど、踏み込んだ内容だということです。

 そしてもう一つ、福岡市教育委員会は、いじめ緊急対策等担当課長を新設して、プロジェクトチームを組み、学校などから集めたいじめに関する情報を課長に集約し、チームが連携して対応するほか、学校向けのいじめ対応マニュアルもつくるという行動を起こしているということです。

 8項目の提言とこのいじめ緊急対策等担当課長に対しての教育長の感想といいますか、考えを聞かせてもらって、最後の質問といたします。



○議長(浜田作男君)  教育長。



◎教育長(樋口駿君) 私は、教育の最たるものは愛だというふうに私よく言っているんですね。愛情のないとこに教育はないということで取り組んでいるわけでございますが、そういうことを考えますとき、いじめというのは絶対に許されない、あってはならない。ましては、教師が誘発するようなことは言語道断であるということで、これは校長を通して先生方にも伝えているとこでございます。

 それから、再生会議のことにつきましては、12月6日に校長会を開いてこのことを伝えました。いじめは絶対に許されない反社会的行為である。それから、いじめを見て見ぬふりをする者も加害者である。それから、教師がましてやそれを誘発するということは、これはもう言語道断であって、それは許されぬ行為である。そのことをしっかり申し上げたし、よく私が言うことに「やりより怖い舌の先、これが我が身を突き崩すなり」という言葉がありますが、その恐ろしき「やりより怖い舌の先、これが我が身を突き崩すなり」という言葉を言いながら、先生の一言というのは本当に慎重でなくちゃいけないということですね。そういうことを言いながら取り組んでいる。

 それから、学校にはいじめ対策委員会というのを持っております、各学校が定期的、臨時にやっております。それから、教育相談もやっております。アンケートもやっております。門川町では、そういう問題を学校で対応できない場合には、サポートチーム「アームイン門川」というのを組織しております。これは各関係団体15団体から代表者が集まりまして、そして一つの事例・事案が出たときには、その下部にある職員が電話一本でその事例に沿って集まっていただいて、具体的に即対応するような組織もつくっております。もしそういうことがあれば、これはもう教師の問題も含んでくるわけですけども、そういうものを一つは利用しながら対応していきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(浜田作男君)  以上で、黒木裕君の質問を終わります。

                              



○議長(浜田作男君)  ここでしばらく休憩します。なお、午後は13時10分開会とします。

午後0時00分休憩

                              

午後1時10分再開



○議長(浜田作男君)  休憩前に引き続き会議します。

 質問第12、「サテライト宮崎」の進出問題について、質問第13、防犯灯の設置について、質問第14、南ケ丘地区と梶木を結ぶ道路の新設について、1番、水永正継君の登壇を求めます。



◆議員(水永正継君) まず一つ目は、「サテライト宮崎」の進出問題についてです。町長に伺いますので、よろしくお願いいたします。

 大迫、船越地区の方々の声を聞く中で、大迫、船越地区の人たちも当初は「サテライト宮崎」の進出には反対であったことを知りました。それがなぜ考えが変わって「サテライト宮崎」の進出を受け入れるようになったのか。それはこの大迫、船越地区に交通安全などに関する環境問題があったことがわかりました。だから、私はこの大迫、船越地区が抱えている環境問題が解決する方向に進むなら、ギャンブル施設「サテライト宮崎」進出問題もおのずと解決するのではないかと思います。

 この大迫、船越地区の環境問題は幾つかありますが、その中で緊急を要するのは交通安全の問題です。大迫から国道10号に出る町道大迫秋ノ内線と門川と土々呂を結ぶ県道土々呂線、県道土々呂日向線が交差するあたりは、朝の通勤ラッシュ時、交通量が大変多くて危険な場所になっています。私も朝のラッシュ時の7時から8時まで現場に立ってみましたが、これでは子供たちはとてもこの道路を横断することはできないと思いました。大人でもここを横断するのはとても危険であると思いました。交通量が多い上に、どの車も大変スピードを出しています。この交差点は、県道土々呂日向線を走る車だけでなく、JRの踏切を通って国道10号に出入りする車も大変多くなっています。また、大型車の通行も大変多いことがわかりました。

 このような状況の中、小学生だけが危ないのではありません。門川中学校や門川高校の生徒さんたちが毎日自転車通学をしています。また、門川から延岡の高校へ自転車通学している生徒さんもいます。

 このような自転車通学の生徒さんたちは、車の間を縫って通学し、毎日危険にさらされています。この現場に実際立ってみると、いつ事故が起きても不思議ではないように思います。だから、小学生がいる家庭では、保護者が交代で通学時の子供の道路横断の安全を守っています。大迫、船越地区の保護者が1カ月交代の当番で行っています。1家庭1カ月の当番ですから、保護者の負担も大きいと思います。

 このように、大変危険な場所ですから、大迫、船越地区の人たちは、何年も前から関係機関に働きかけて信号機の設置などを訴えてきていました。内山田議員も今までに議会で訴えています。

 しかし、幾ら訴えても、関係機関はこたえてくれないので、大迫、船越地区の人たちは、「サテライト宮崎」の進出を受け入れて環境整備を図ろうとするようになった経緯があるのです。実際に会社側は、JRの踏切に通じる町道が狭いので、土地を少し提供しようなど、あめを与えて進出を納得させようとしているようです。

 したがって、町として「サテライト宮崎」が進出するしないにかかわらず、ここの交通安全問題は命にかかわることですから、早急に対処しなければならないと思います。事故が起きて人の命が失われたり、けがをしたりしてからでは遅いのです。このことについて、町長のお考えを伺います。

 次に、ギャンブル施設「サテライト宮崎」の進出そのものの問題ですが、「サテライト宮崎」の進出に対して、加草地区の多くの住民の皆さんが反対の意思を表明しています。加草1区、3区、4区や加草婦人会が実施した調査によって明らかになっています。また、門川町内全域を対象にした共産党の独自の調査によっても、圧倒的多数の住民の皆さんが「サテライト宮崎」の進出に反対しています。

 このように、「サテライト宮崎」の進出には門川町民は反対であることが明白なのではないでしょうか。加草2区と5区は、区長さんや役員さんの考えで住民の意思を明らかにしていませんが、はっきりすべきだと思います。

 6月議会及び9月議会で町長は、地元住民の意思を大事にしていくとおっしゃいましたが、ギャンブル施設は要らないという多数の住民の声をどのように受けとめておられるのか、伺いたいと思います。

 それから、加草区民が心配しているのは、1億2,000万円の賠償問題です。会社側は今までに経費が1億2,000万円かかっているので、もし施設ができないようなことになれば、そのかかった費用を加草区に賠償してもらうというようなことが住民の間に流れています。莫大な1億2,000万円もの賠償金を散らつかせ、住民を脅かしてまでも進出しようとする意図が会社側にあるのであれば、このようなやり方はとてもまともな会社のすることではないと思います。このような会社であれば、将来がとても心配になります。今までかかった費用というのは、全く会社の責任であると思います。なぜなら、会社側は地区住民の意思を尊重すると言いながら、地区住民の意思がまだわかっていない時点から土地買収などを進めてきたからです。この賠償問題は、会社側の早まった進め方に問題があると思います。それを住民の側に責任を押しつけるなんて、とんでもないことであります。絶対に許すことのできないことであります。

 そこで、会社側が本当に1億2,000万円の賠償問題を持ち出してきて、住民の側に責任をとらせることが法的にできるのか。そして、住民の側に賠償の責任が生じるのかどうか、町として専門的に調査して住民の前に明らかにしていただきたいと思います。そうでないと、住民の皆さんが心配しています。中には「サテライト宮崎」の進出には本当は反対だけれども、1億2,000万円もの補償をしなければならないのなら、ギャンブル施設を受け入れざるを得ないと言っている住民の方々がいらっしゃいます。

 「サテライト宮崎」についての最後の質問は、「サテライト宮崎」のギャンブル施設が児童・生徒に与える影響についてです。このことについて町長はどのようにお考えなのか、伺います。9月議会の町長の答弁では、学校関係者は心配があれば、自分たちで会社に問い合わせて調べたらいいと答えられましたけれど、これは町の代表者、責任者として余りにも無責任ではないでしょうか。学校関係者は、このような問題は自分たちは言いにくいので、町や議会が取り上げてしっかり対処してほしいと訴えているのです。そのことを考えずに、自分たちで調べよと突き放してしまうのは何ということでしょうか。町の代表者としてとるべき態度ではないのではないでしょうか。ギャンブル施設が子供たちに与える影響についてどうお考えか、伺いたいと思います。

 2番目の質問は、防犯灯の設置についてであります。町長に質問しますので、よろしくお願いします。

 地区の道路や集落と集落を結ぶ道路に、夜間暗いところがあるので、もっと防犯灯の設置はできないか。それから電球がついていても明るさが足りないので、蛍光灯に変えてほしい。また、電球が切れているので取りかえてほしいなど、今回、共産党が実施したアンケート調査に寄せられました。

 アンケートの中に次のような声がありました。町長さんや役場の担当者の方は、夜間に車ではなく、徒歩か自転車で町内を通ってほしい。そして、暗いところがあることを知ってほしい。そうすると、危ないところや防犯上明かりが必要なところがわかるのではないかと言っています。

 また、地区の人の声を聞く中でこんな例もありました。そこの道路には車がよく駐車していて、中に人が寝ている。そこを通るときには、周りに人家がないので大人でも怖い思いをしている。中学生たちの暗くなってからの学校帰りが心配である。せめて道路を明るくしてほしいという願いです。

 一方、地区内の防犯灯の電気料などは町の補助も少しはありますが、主に地区の負担になるので、地区によっては防犯灯の数をふやすと電気料の負担が多くなるので、防犯灯の数をふやすことに消極的になっている地区もあることがわかりました。

 しかし、朝早くの登校や夕方暗くなって家路を急いでいる自転車通学の中学生・高校生にとっても、また健康のため夜間にウオーキングなどをしている人のためにも、防犯灯は交通安全上からも防犯上からもなくてはならないものだと思います。また、小さい子供さんに限らず、大人でも犯罪に巻き込まれることが多くなっている今日にあっては、防犯灯の必要性はますます高まっているのではないでしょうか。私たちは、車に乗って道を通るときには道路が暗くてもそれほど不便を感じませんが、歩いたり自転車で通ったりすれば、もっと明かりが欲しいことに気づくに違いありません。

 そこで、地区の道路の暗いところについては、町側から区長さん方に防犯灯の重要性を訴えていただきたいと思います。そうすれば、各地区で暗いところはないか調査をして、防犯灯の設置に積極的になるのではないでしょうか。それと同時に、電気料など、地区の負担を軽くすることはできないかの研究もしてほしいと思います。

 一方、集落と集落を結ぶ道路の暗いところについては、町が町内全域を調査して、必要な箇所にはぜひ設置してほしいと思います。よろしくお願いいたします。

 最後の質問も、今回の共産党のアンケートに寄せられた住民の声です。

 南ケ丘と日向市梶木とを結ぶ道路の新設を日向市と協力してできないかということであります。町長に伺います。

 この道路の新設の理由の一つは、現在、南ケ丘地区には住宅地への出入り口が1カ所しかないので、朝の通勤ラッシュ時に車の渋滞が発生して困っているようです。日向市方面へ行く人も、一たん旧道を北の方向に出て、それから国道10号に出ているということです。

 この道路新設の二つ目の理由は、万一踏切事故などが発生した場合、全く通行ができない状態が予想されることです。この道路新設については、大きな予算が伴うことでありますし、また、日向市との協力なしにはできないことだと思います。また、道路ができることによって住宅の移動や静かだったところの交通量がふえるなど、迷惑をこうむる場合が出てくるかもしれません。

 しかし、南ケ丘地区の住民の皆さんの利便性を考えるなら、将来はどうしてもこのような道路は必要になってくるのではないでしょうか。南ケ丘の住民の皆さんや日向市梶木地区の住民の皆さんの意見を聞きながら、道路新設について町として今後研究をし、日向市に働きかけていただきたいと思っています。また、梶木方面だけでなく、どちらの方向に道路を新設したら一番よいのかなどの選択肢もつくって研究を進めたらどうでしょうか。町長に伺いたいと思います。

 以上で、壇上からの質問を終わります。



○議長(浜田作男君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(曽川泉君) 水永議員の質問にお答えしたいと思います。

 まず、「サテライト宮崎」の進出問題に関することであります。

 一つ目は、「サテライト宮崎」にその環境整備を頼っていて町は何もしないんじゃないかというお話でありますが、道路等の環境整備につきましては、地区より毎年要望書が提出されておりまして、ことしも7月にも環境整備の要望をお受けしているところであります。

 御質問にございました道路等の改良、信号機等の設置につきましては、1民間企業で実現できるものであるとは考えられません。そのことは議員もよく認識されていることと思います。

 御質問にあります「サテライト」が行おうとしている道路整備、これに関しましては、開発行為に伴う許可要件として実施した協議、行政の指導に基づく、いわゆる「サテライト宮崎」の敷地、これにかかわる道路の問題の整備の話であろうと思います。これはこれだけでは全体的な道路の問題の抜本的な解決ということにはなりません。よって、本町としましては、排水対策等の諸問題も含めまして、地域住民と一緒に努力しているところであります。よく実態を確認していただきたいと思います。

 なお、本年度の事業としましては、船越秋ノ内線の舗装の補修、19年度は米田団地内の排水路整備を計画しておるとこであります。また、県道拡幅や丸バエ川の排水対策等、県や関係機関と協議しながらいろいろと要望し、今後とも環境整備に努めてまいるつもりであります。

 交通安全対策につきましても、御案内のように、地区の要望もあり、本町もこれまで現地調査を十分行うなどして、その必要性については十分認識しております。信号機の設置問題等も前々から議員さんたちの方からも質問がございまして、交通安全に関しましては、住民の皆さんと一緒になりながら、関係機関などに強力な働きかけを行っているとこであります。「サテライト宮崎」の進出に関係なく、交通安全の問題、地域の環境整備については、地域住民の皆さんと一緒になりながら進めているところであります。

 次に、「サテライト宮崎」の進出に対して、住民の声をどう受けとめているかという質問でございます。前回も申し上げましたが、加草全体の意向というものを五つの区長さんたちが非常に御苦労されながら取りまとめをしてくださいました。これが地区の意向であると、そのまま伝えていただきたいという要望がございました。賛成、反対、いずれもパーセンテージもそのまま地区の意向として「サテライト宮崎」にも伝えております。また、経済産業省にも伝えていただきたいというお話がありましたので、町からも添え状を添えまして、こういう実態であるということをそのまま経済産業省の方にも申達したところであります。経済産業省も受理いたしております。また、「サテライト宮崎」に反対される方々は、いろいろな心配もあるでしょうということで、地域住民のそういう不安解消のためには、「サテライト宮崎」に対しましては事前に十分な説明を実施するようにということを文書で申し入れ、指導しているとこであります。

 それから、賠償問題のことをおっしゃっております。今発生もしていない賠償問題を、何を根拠にいきなり1億2,000万円という金額まで確定しているような話なのか、理解に苦しむところでありますが。一般に考えていただきたいと思いますが、賠償というと、何らかの不法行為があって、それにより身体または財産等に損害が発生した場合、被害者が不法行為により損害を与えた加害者に対して損害賠償を求めるというのが一般的なケースであろうと思います。2区が出した「サテライト宮崎」の進出に対する同意書を取り下げた場合が、こういう損害賠償請求の要件に当てはまるのかということを心配する人がおられるようであります。調べてほしいということだと解釈してお答えしますが、これについては、1区から5区の区長さん方も、弁護士の無料法律相談等でいろいろ勉強されておられます。また、本町でも十分な研究・検討・調査をいたしておるところであります。

 それから、子供たちにこの施設が与える影響について、町長はどのように考えているのかという質問でございます。

 心配であるなら自分たちで調べようというふうに突っ放しているということでありますが、まことに心外な御意見だと私は思います。ギャンブルが子供に与える影響については、一口にギャンブルと申しましても、種々の形態がありますが、今回の質問は、この場外車券売り場が子供に与える影響についての御心配のことだと思っております。本町でもいろいろと青少年の健全育成に与える影響を心配される声を聞いておりますので、これについては十分な説明を行うよう「サテライト宮崎」に対しても申し入れをしておるところであります。また、門川町青少年健全育成協議会もこの説明を聞かれたというふうに承っております。

 続きまして、防犯灯の設置の問題であります。

 防犯灯については、国道、県道等の幹線道路、または集落間を結ぶ道路の防犯灯につきましては、平成8年度より町が年次的に設置を進めてまいっております。昨年度までに県道遠見半島線、大内原の貝ノ木本津々良線を整備し、本年度、牧山地区、城ケ丘地区の設置でほぼ整備を終えるということにしております。

 しかしながら、御指摘のように、そのような箇所があれば、さらに現地調査を行い、追加の設置を検討してまいりたいというふうに考えておるところであります。

 また、地区内の道路への設置につきましては、区からの要望により、これまでどおり事業費の補助を積極的に行ってまいりたいというふうに考えております。

 防犯灯があっても明るさが足りないということにつきましては、これまで、いわゆる電球から蛍光灯への交換を進めてきたところであります。町管理の299灯のうち、まだ19灯が電球でありますので、これは早速蛍光灯への交換を進めてまいりたいというふうに考えております。

 それから、南ケ丘地区の梶木とを結ぶ道路の新設の件でございます。この道路計画につきましては、計画区間のほとんどが日向市となっており、以前このことについて日向市と協議した経緯もあります。私も地区座談会などにおきまして、随分前からこの問題については地域の要望として承っているとこであります。

 この場所は、日向市と門川町の境にありまして、本町といたしましても、朝夕のラッシュ時の混乱などを考えますと、この路線は本当に必要な路線であるというふうに認識しているとこでありますが、日向市においては、必要性について、本町とはかなりのまだ温度差があるということも事実であります。

 今後は、広域的な問題として、粘り強く日向市と協議を重ねてまいりたいと考えておりますが、どうぞ議会からも日向市の方へ一緒になって働きかけるというようなことをお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  水永正継君。



◆議員(水永正継君) サテライトの問題ですが、ここの交通安全の緊急を要することについて、再度伺いたいと思います。

 具体的に危ないところがすぐできると思われるところがあります。それはちょうどサテライトができるあの交差点の角ですが、あそこにガードレールが舗道側に突き出ています。もう一本その同じところに道路標識が立っています。あそこを自転車で曲がるときに、踏切の方に曲がっても、また踏切から来ても、とても危ないんです。あそこの歩道は幅が少ししかありません。で、あのガードレールが突き出ているし、標識が立っているから、自転車に乗って通るときは、車道の側にどうしても出てしまうわけですね。だから、それをあのガードレールを50センチでもいいから引っ込めていただく。それから、この道路標識を50センチでもいいから内側に引っ込めてもらう。そうしたら、まともに歩道が使えます。欲を言えば、その歩道をもっと広げて、子供たちが安心して渡れるようにしてほしいと思います。この道路標識とガードレールのことは緊急にできることなので、関係機関にすぐ連絡をとってしてほしいと思います。ここは本当に命にかかわる問題だと思っています。

 将来のことを考えるなら、踏切があったりするので、信号機はできないなどの声も聞かれますが、これを放置していては、やはりあそこを通る人の命は守れないと思います。ですから、やはり関係機関と真剣に話を進めて、何とか安全なことを実施してもらいたいと思います。私は、押しボタン式の信号はできないのかなと思ったりしているところです。それから、その押しボタン式と同時に、町道ですね、JRの踏切を通るあの町道ですが、あれをやはり町として責任を持って広げてもらいたいと思っています。

 それから、1億2,000万円の賠償の問題ですが、これは加草の人たちの声です。あそこで聞いてみると、以前はこの問題は知りませんでしたけれども、最初は、だからギャンブル反対ですと言っていた人たちも、この問題が出てきたら、じゃそんなことになったら大変だから、もうギャンブル施設反対は取り下げて、賛成に回らんと仕方がないんじゃないかと、そういう声があちこちで私は聞きました。

 ですから、その辺をしっかり町として調べていただいて、住民を安心させてほしいと思います。これはだれかが言わないと、こういう問題は出てこないわけです。この問題は、やはり重要なことだと思います。そのあたりの調査も含めて、この1億2,000万円問題、本当に賠償が生じるのか、その辺の法的な専門的なことを今後もっと十分に調べていただいて、住民の前に明らかにしていただきたいと思います。

 それから、防犯灯のことですが、これは私も住民の方からこういう声は寄せられて、車に乗って通ったりするとき気になるようになったんですが、やはり国道を通っても、町道を通っても、やはり暗いところがあるようです。西門川に行く方面の道路を朝通ってみましたけども、まだ暗いうちでしたが、高校生が通っていました。ちょうどカーブのところですれ違ったんですが、そこには街灯がなくて危ないなと思いました。

 それから、これは地区の道路ですけれども、夜、若い女性の方がウオーキングをされていました。そこはやはり暗いんですね。だから、私はやっぱり危ないなと思いました。町が責任を負う部分と区でつける部分と防犯灯に2種類の方法がありますが、町の側がやはり受け持つ部分については、町内をずっと調べていただいて、積極的につけてほしいと思います。

 それから、地区での部分ですが、これはやはり区長さん方に町から積極的に話をしていただいて、やはり暗いと余りよくないんだということを訴えていただいて、地区が積極的になるようにしてほしいと思います。

 それから、電気料の問題がありますが、これももっと軽減はできないか、そのあたりの研究もお願いしたいと思っています。

 それから、南ケ丘梶木道路の新設についてですが、町として積極的なお考えのようですから、さらに調査・研究を進めていただいて、将来できるように努力をお願いしたいと思います。



○議長(浜田作男君)  答弁はよろしいですね。

 以上で、水永正継君の質問を終わります。



◆議員(水永正継君) 私の質問はいいんですけど、さっきのサテライト問題……。



○議長(浜田作男君)  要望  何か要望だったように思うんですが、何かお願いしますというのはありましたが。休憩。

午後1時45分休憩

                              

午後1時47分再開



○議長(浜田作男君)  開議します。

 神戸都市建設課長。



◎都市建設課長(神戸雅徳君) 開発行為の件でありますけれども、サテライト敷地内の道路拡幅の問題、それから車等の出入り口の問題、それから交差点の問題、排水等の問題につきましては、開発行為者がみずからが施工するものでありまして、その開発行為者の許可要件によりまして、門川町、日向土木事務所、警察署等の関係機関と協議・指導を行い、許可要件を満たしておれば、県へ開発行為を申達するものであります。

 なお、詳細に申しますと、指導内容でありますけれども、開発区域は開発行為者の敷地内とすること。それから盛り土関係につきましては、雨水流出勾配を区域東側へ向け確保すること。それから雨水処理については、開発区域外へ流出しないよう、東側に側溝を設置し、丸バエ川に放流すること。それから開発行為に伴う丸バエ川に与える影響等につきましては、極力低減を図るため、駐車場の舗装については透水性舗装をすること。それから町道秋ノ内線の交通を円滑に処理するため、区域内に左折車線及び現況幅員と同じ歩道を設置すること。この中に当然、今さっきガードレール、それから標識の問題、この辺の問題については、当然この中で改善を図っていくということになるかと思います。それから出入り口につきましては、県道土々呂日向線に設置し、町道船越秋ノ内線から歩行者のみとし、車両の出入り口ができないよう、さくを設置すること。それから場内等につきましては、交通誘導員を配置し、適切な交通誘導を実施すること。なお、地元住民には、当然十分な説明を行うこと。そういうことを開発行為者に対しまして一応指導をしているところでございます。

 以上です。



○議長(浜田作男君)  水永正継君。



◆議員(水永正継君) 今の御答弁によりますと、ここの安全上の問題は「サテライト宮崎」に頼っているんじゃないかなと思います。私が伺いたいのは、町独自にサテライトに頼らずに、命にかかわる問題だから町がすべきではないのかと、最初の質問では言ったつもりです。だから、そのあたりを伺いたいと思います。

 一番の問題は、住民はサテライトに多くの人が反対しているわけですね。それから、大迫、船越地区の人たちも当初は反対だったと。しかし、この交通問題などの環境問題があるから受け入れるようになっただけであって、そこのところの交通安全などの問題を解決すれば、これはおのずとサテライトとは関係なく、問題は解決するんじゃないかと思うんですよ。だから、そのあたりの環境問題を町として独自にできないのかと、そこのところをはっきりさせていただきたいと思います。



○議長(浜田作男君)  町長。



◎町長(曽川泉君) 先ほどからおっしゃっております、道路の標識を引っ込めるとか、あるいはガードレールを引っ込めるというようなことにつきましては、これは現在の道路の状況であれば、現地をよく調査した上でその危険個所についてはもう一度関係当局と相談してみたいと思います。

 ただ、先ほど課長が答弁しましたように、開発行為に関連しての安全対策というのは、これはその会社の方に開発行為の一環として条件をつけてやっていただくということでありますが、この「サテライト宮崎」とは関係なく、今までもこの地区の環境問題とか、交通安全の問題については、町独自で取り組んできているところでありますので、地域の皆さんと相談しながら、今後も同じように取り組んでまいります。

 それから、先ほど1億2,000万円云々の賠償の問題がありましたが、これは仮定の問題でありまして、今これがどう起きてくるかどうかというのは、まだまだ今わからない話であります。ですから、こういう問題が、いわゆる損害賠償訴訟というような形で起き得るのかどうかということは、この、いわゆる同意書を取り下げてどういう損害が本当に発生するのか、それに対して当事者が本当に損害賠償を請求するのかどうか、それはこれからの話でありますので、仮定の問題としてはなかなか議論しにくいところでありますが、一般的な法律論としての調査・研究というのは十分今やっているところであります。

 以上です。



○議長(浜田作男君)  以上で、水永正継君の質問を終わります。

                              



○議長(浜田作男君)  次は、質問第15、学校内いじめの対策について、2番、平田真文君の登壇を求めます。



◆議員(平田真文君) 通告に従いまして、学校内いじめの対策について、3番議員の黒木裕議員と重複するところがあるとは思いますが、私の質問の内容で独自に質問していきたいと思います。

 昨今の全国小中学校の学校内でのいじめ問題、それに伴う自殺の問題は、教育の現場だけでなく、家庭を脅かし、さらに日本の将来をも脅かし得る大事件として認識され始めました。国も、全国の学校を対象としたいじめの実態やその因果関係に関して調査をし始め、対策を練っているところです。

 そこで、門川町内でのいじめの実態の把握、その対策などについてどれくらい検討がなされているのか。以下の三つについて具体的にお聞きしたいと思います。

 1番、これまでに深刻ないじめと思われる問題の発生とその対処はどのように行ってきたのか。

 2番、現在の学校内でのいじめと思われる問題の把握件数とその対処方法はどのように行っているのか。

 3番、今後のいじめと思われる問題に関する対応・対策、ひいては門川町独自マニュアルづくりなどの検討はないのか。

 以上三つについて質問をいたします。よろしくお願いいたします。



○議長(浜田作男君)  答弁を求めます。教育長。



◎教育長(樋口駿君) 御答弁を申し上げたいと思います。

 まず第1点目の、これまでの深刻ないじめと思われる問題の発生とその対応策でございますが、平成10年5月に1件報告があります。その内容は、仲よしグループ間のトラブルでいじめに遭った児童は、2日間の登校拒否と数日間の保健室登校を行っております。その対応につきましては、加害児童といじめた児童宅を訪問して、謝罪と指導を行っておりますが、これ以降は深刻ないじめと思われる問題は発生しておりません。

 2点目の現在の学校内でのいじめと思われる件数と対処方法でございますが、いじめに発展しかねない嫌がらせは4件報告があります。その内容は、昨年11月、6年の女児を教室に入れさせないように、入り口にかぎをしたこと。それから、本年9月に、3人の中学女子が6年の女児にスカートが短いなどの嫌がらせの言葉を発したこと。また、同じ9月に、4年男子が女子にちょっかいを出して怒らせ、おもしろがったこと。それから、さらに10月には、4年男子が特定の女児に対し、机を運ばなかったり、他の児童の学用品を女児の机に置いてパワーがつくとおもしろがる、そういう嫌がらせが報告されております。

 これらの対処策についてでは、嫌がらせを行った児童・生徒や保護者には、嫌がらせは悪いことであり、いじめにつながることを指導したほか、嫌がらせを受けた児童・生徒の保護者には、校長みずからが自宅訪問を行い、謝罪を行っております。

 3点目の今後の対応・対策、それから門川町独自のマニュアルはどうかということでございますが、本町では、他市町村に先駆け、いじめ、非行、虐待、不登校等の問題に対処するために、学校、PTA、区長会、教育事務所、児童相談所、福祉事務所、民生児童委員、警察など、15関係団体で構成する本町独自のサポートチーム「アームインアーム門川」を組織し、その充実を図っております。

 また、各学校では、いじめ・不登校対策委員会、ハートフル委員会と言いますが、それを定例・臨時に開催し、いじめの実態とその対応に取り組んでおりますが、学校での解決が困難な事例が発生した場合には、サポートチーム「アームインアーム門川」で組織する事例にかかわる関係機関・団体で早急に実務者会議や個別ケース検討会を開催し、早期解決を図ることに努力しております。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  平田真文君。



◆議員(平田真文君) 答弁の内容はよくわかりました。1番から、私の知っている限りのことで、現状把握など対策面など、あくまでも提案という形で持っていきたいと思っております。

 1番の問題で、門川町の深刻ないじめの発生と対策については、平成10年の5月に仲よしグループで起きたということを把握されている。それが自殺などのような深刻な事態に陥っていないということは、学校と家庭内で真剣に対処してきたのではないかと推測できます。

 2番ですが、把握件数というところで嫌がらせが4件あったということですが、その対策として、またこれも学校と家庭の両方でいろいろな形で行っているということで、これは大変いいことではないかと思います。そういうふうに個別にやっていくしかないというふうに思う次第であります。

 しかしながら、実際の中学生に聞いてみますと、私は塾で教えておりますが、水曜日に行われている学校カウンセラーという制度があるそうなんですけれど、女子生徒のみが利用していて、男子生徒は全くそれを利用していないということで、これでは男子生徒へのケアは十分に行われていないのではないかということになります。それでは深刻ないじめ、男子生徒内での起こるいじめということに関してケアがなされなくなっていくのではないかと、今後も心配するところであります。

 また、数人、これ五、六人の男子生徒なんですけれども、聞きますと、中学3年生になりましたら、いじめが減ったというんですね。いじめが減ったということで、これは私なりに分析してみますと、いじめなんかしていられないと。というような一大事、これは高校受験ということなんでしょうが、それがありますと、そのような目標とか心をうまく支配するものができますと、同胞意識といいますか、そういうものが生まれてくるというんですね。それは非常に大事なことではないかと思うわけです。また、それを利用すると、中学1年生とか、中学2年生とか、また小学生への幼い心も応用ができるのではないかと私は考えております。

 そこで、再質問になりますが、学校カウンセラー制度の今後の活用を見直し、男子生徒にも公平に利用できるような検討はないのかということが一つと、もう一つは、中学3年生のいじめが減ったという現状を見てみると、町の教育委員会等でも何度となく検討をされているとは思うのですけれど、そのようないじめの問題までも解決するような、心を成長させるような同胞意識を鼓舞するような、各学年ごととか、各数人グループとか、あと仲よしグループでもいいと思うんですけれど、そういう目標とかを掲げてみて、心が成長するような、何でもいいと思うんです、文化的なもの、体育的なもの、そういうグループをつくって心を強くしていくということができるのではないか、その試行は検討できないかということをお聞きしたいと思います。

 また、各地から指導者を入れてもいいと思いますし、いろんなことをされている方がいらっしゃいますね、文化面とかもいらっしゃいますので、心からおもしろいと思えるような、小学生でも中学生でも心を支配できるような健全なそういう遊びとか、そういうものに関して、生徒がそういうふうに心が強くなるような企画をしてみてはいかがでしょうか。

 3番目の内容なんですけれど、家庭内での小学生や中学生を持った親御さんの数人より話を聞いた結果でありますが、その中で重要な証言として、自分の子供さんがいじめの対象になった場合、それをその親御さんは実際、担任の先生から心ない一言を入れたり、生徒がですね、差別的な行為があったり、友人からの無視があったり、そういうことのいじめが起こったときに、訴えていくところがわからないということでありました。その方はとりあえず学校長へ訴えたということで、結果的に学年が変わるまでその先生とはかかわり合いがあるわけで、その当事者のいじめというか、嫌がらせというか、受けた子が我慢をしたという形になったということでした。

 この競争社会で、大人でも子供でも我慢してない人はいないくらいだと思います。その中で生きていかなければいけないということは大変なことで、その生きる力はどこで養われるか、私も迷うところでありますが、私の2番の問題で示した心を強くする試行の解決の一つに、心を強くする試行は解決の一つになるのではないかと思って信じております。

 話をもとに戻しますが、いじめ対策の門川町独自マニュアルははっきりとしたものが、いろんな形で「アームインアーム門川」とか「ハートフル委員会」という形で話し合われているという形ですが、はっきりとしたマニュアルはないと私は聞いたんですけれど、その中で検討課題になるということは、これからのいじめ対策に対していいことだと思います。

 そこで、三つ目の再質問なんですけれど、いじめの当事者と思われるような自分の子供さんを持つ親御さんは、まず初めに、どこへそのいじめの問題を訴えたらいいのでしょうか、それをお聞かせ願います。その部分がはっきりしていないものがあるようなので、私がここに質問をいたしたいと思います。

 再質問は三つです。よろしくお願いします。



○議長(浜田作男君)  教育長。



◎教育長(樋口駿君) いじめの問題でございますけども、これは前、議員にも申し上げましたけども、これは絶対に許される行為でありません。あってはならないことですので、いじめのない学校づくりが大前提になります。

 いわば破れた風船をどうつくろうかじゃなくて、破れない風船をどうつくっていくかということが大きな前提であります。その前提で、学校には破れない風船をつくろうということで取り組んでおります。私の目で見たときも、門川中学校もなくなってきております。小学校も頑張っております。それから、そういう問題について門川町全体で取り組もうというのが午前中のものでございます。「ステップアップ門川」でございます。

 第1点目の女子生徒云々と男子がありましたけども、この件については、やっぱり窓口はオープンにして、どの子供にも、どんな小さい子供でもやっぱり相談がし得るような需要関係をつくるということがまず大事だと思います。もし女子よりも男子というものが問題にされておりますから、このことについては、私なりにもっと学校にもそのことを具体的に指導していきたいというふうに思います。

 そうした場合、子供からじゃなくて、先生がやっぱり気づくと。やっぱりまばたきのその奥に何か訴えているものはないかというのをキャッチするだけの、私は高性能のアンテナを先生方は何本持っていますかということを言うんですけども、そういうことを一方でキャッチしながら、また反対には、先生方がそういう子供に入っていくような、カウンセラーについてはですね、門川中学校におりますので、これは活用するよう指導していきたい、そのように思います。

 それから、2点目でございますけども、外部とか、いろんな分、心の強い子供、それからいじめられる子供、いじめる子供にもいろんな問題があるんですね。それなりの理由があると思うんです。私は、この前の校長会のときに、こういうことを書きました。一人一人の子供に心から愛情を持って指導しているのか、もう一度原点に立て。その中で幾つか指導したんですけども、いじめと思われる事案は、その場限りにするな、追跡しようというようなことやら、いろいろ何点か上げて、学校に指導するように言っているんですけど、それはもう全部申し上げませんけども。そういう点では、外部の講師等とか、それから、そういうカウンセラーとか、それから、やっぱりいじめというのに深くかかわっている人とか、そういう人をやっぱり外部から呼んで、学校でそういう学ぶ機会。それから、これも言ったんですが、学校内でいじめを経験した先生から学ぼうと、そしていじめに対することも吸収しようと。それから、いじめに対する弱い立場になかなか難しい場合は、サポートチームをつくって当たろうとか、そういうことを言っておりますので、そういうことについても私は取り組んでいきたいと思っております。

 それから、いじめ対策の中で、いじめを受けた子供がどこに言ったらいいかというのがありましたですね。これはやはり学校の方にも指導してまいりますけども、やっぱりお母さんでも、だれでも気がついた人は、やっぱりもう即座に学校の方に伝えていただいて、それは私よく言うんですが、学級担任のその子供とのその問題じゃなくて、学校全体の問題として対応することと。そのことについては、連携もありますが、校長先生方は私に報告しなかったら校長の責任と、私に報告すれば私の責任と、そして一緒にかかろうということを言っておりますので、学校長はどんなことでも私、相談します。学校でもそんな体制をとりたいと思いますので、ぜひそういういじめが、いじめと思われるもの、何か今日は元気がないとか、「早寝・早起き・朝御飯」というのがありますけども、朝食欲がないとか、何かおかしいというようなのがあった場合は、ひとつ「早寝・早起き・朝御飯」、そういうのを取り組もうとしておりますので、何かあったときは、すぐに学校に、学校が受けとめてくれるように、私もその指導しますので、ぜひ気がついたとき、その場で学校に相談するように、また自分が相談しにくれば、第三者でもいいです。教育委員会でも結構です。すぐに申し伝えていただくとありがたい、それ私たちの方で対応していきます。

 以上です。



○議長(浜田作男君)  平田真文君。



◆議員(平田真文君) 答弁の内容は、的確でよくわかりました。

 最後に、いじめは表面上で起きていないものがほとんどだと思います。そこで、問題だとだれもがわかっているんですね、それが。町全体と学校、家庭の連絡は密にしているというふうに、3番議員の質問の回答にもありましたが、その町の懇話会の内容でありますとか、「アームインアーム門川」の組織などに関して、命の問題として教育を至るところで行っていると私は今感じております。

 最後の質問になりますけれど、いじめの解決の一端になり得る命の問題、教育はどのように具体的に今後行っていくのか。私の表面上に出てきていないいじめの問題ですね、それをどういうふうにいじめとしてとらえていくのか、早く芽を摘むということでいじめが門川からなくなるということを強く希望して、私の質問の最終質問としたいと思います。



○議長(浜田作男君)  教育長。



◎教育長(樋口駿君) いじめというのは三つの条件があると思うんですね。いじめとけんかは違うんですね。けんかは、対等の立場にあって、原因がなくなれば終わってしまう。いじめというのは、弱い立場の人に対してやると。それから、心理的・身体的苦痛を与えると。そして一方的に三つ目は、繰り返していくと。これがいじめ。その境が難しいんですけども。

 今議員がおっしゃったのは、心理的・身体的苦痛というのは外に見えないですね。それについてどう対応するかということですから、これ午前中の議員にもお答えしましたけど、私は命を大切にするということ、その教育をやっぱり徹底していかなきゃいけない。そのためには、これはまたちょっと具体的になりますけども、赤ちゃんが生まれる場面にまだ子供たちは接していない。死の場面にも接していない。私の時代は、私の目の前でばあちゃん、じいちゃんが死んでいく姿を見ているんですね。死というものに対して厳しく対面しているんですね。今の子供たちはそういう機会がない。命はまた蘇るような気持ちがある。

 そういうことを考えましたときに、人権教育も含めて、人権教育の中には他者意識というのがあります。相手を思っていくという。そういうことを含めながら、やっぱり命に対する教育というのをしっかりしていくということが大事だと思う。それから、命の教育ということですから、粗末にはしないと。そういう点では、先ほど質問がありましたように、そういう方から話を聞く場、聞く機会、そういうものをつくって、やっぱり人権教育とか命を大切する教育を徹底して、学校ではするように。また、学校でも今取り組んでおります。これについては、さらに学校側を指導していきたいと思っております。

 そういうことで、今後いじめが絶対にない門川町、そのためには町民の力が欲しいと思います。力添えも欲しいと思います。それでステップアップ門川でこういうスローガンを掲げておりますので、これ具体的におりてきますので、また議員の皆さんにもいろんな形で力添えをいただくとありがたいと思います。

 以上です。



○議長(浜田作男君)  以上で、平田真文君の質問を終わります。

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○議長(浜田作男君)  以上で、本日の日程はすべて終了しました。

 本日はこれで散会します。

午後2時18分散会

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  会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。




      平成18年12月 8日


                 議  長 浜田 作男


                 署名議員 猪倉 照央


                 署名議員 安田 茂明