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宮崎県 門川町

平成 17年 第3回臨時会(9月) 09月14日−02号




平成 17年 第3回臨時会(9月) − 09月14日−02号









平成 17年 第3回臨時会(9月)


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平成17年 第3回(臨時)門 川 町 議 会 会 議 録(第2日)
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議事日程(第2号)
                    平成17年9月14日 午前10時00分開議
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 緊急質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 緊急質問
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出席議員(15名)
1番 平田 真文君       2番 黒木  裕君
3番 小林 芳彦君       4番 内山田善信君
5番 安田  修君       6番 黒木 義秋君
7番 朝倉 利文君       8番 猪倉 照央君
9番 安田 茂明君       10番 長友幸太郎君
11番 黒田 利治君       12番 安田  新君
13番 米良 昭平君       14番 浜口  惇君
16番 浜田 作男君                
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欠席議員(1名)
15番 寺原 速美君                
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
局長 柳田 隆晴君     書記 太田 民雄君
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説明のため出席した者の職氏名
町長          米良 成志君  助役          金丸 一弘君
収入役職務代理者    山下  勲君  教育長         樋口  駿君
総務課長        曽川  傳君  財政課長        原田 敬蔵君
企画商工水産課長    小野 幹男君  社会教育課長      松岡敬一郎君
教育次長        長谷川義明君  福祉課長        田中 豊彦君
税務課長        中城 広美君  都市建設課長      神戸 雅徳君
健康管理課長      金丸 隆康君  水道課長事務代理    長友恵一郎君
農林課長        中田 幸人君  生活環境課長      小野 康文君
農業委員会局長     岩佐  誠君  代表監査委員      小林 作市君


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午前10時00分開議



○議長(浜田作男君)  ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(浜田作男君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により、4番、内山田善信君、5番、安田修君を指名します。

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△日程第2.緊急質問



○議長(浜田作男君)  日程第2、緊急質問を行います。

 昨日、議会運営委員会委員長が説明したとおり、臨時会においては一般質問ではなく、緊急質問となります。

 緊急質問は申し出順に行います。質問第1、安全・安心な町づくりについて、質問第2、林業、木材業の存亡危機について、質問第3、町職員の不祥事について、6番、黒木義秋君の登壇を求めます。



◆議員(黒木義秋君) おはようございます。緊急質問ということになりましたので、壇上より緊急質問をいたしますが、その前に昨年からの台風18号、今度の14号につきましては、町内においては多大な災害をこうむっていますけど、幸いにして行政の早目の自主避難によって、人に対しては全然けが人もなくうれしい悲鳴であります。そして、被害は漁協、また施設ハウスなどの、まあ、そこに稲もちょっと被害を受けてますけど、そういうことで本当に門川町としては、私はうれしく思っています。

 それでは、本題に入ります。

 安心・安全な町づくりについて、今問題になっていますアスベスト公害調査について、町内の校舎、企業、その他の個人の施設の調査、対応はいかがなものか。これは、ことしですけど、日南、西都、富島高校などの体育館に発生していますが、昨日テレビ放映では日南の図書館も、そういうアスベストに対しての被害というか、調査が放映されていました。

 以上の点について御質問をいたします。

 2番目に緊急対策について、地震、津波等の、まあ、台風もだけど、津波等の避難場所が確保され、町民に周知徹底されているのか、また町として緊急時の対応訓練計画があり、それに基づき定期的に訓練が実施されているのか、この点について質問をいたします。

 林業、木材業の存亡危機、町内の林業、木材は大変な危機だと思いますが、今後の短期、長期にわたる対応はいかがなものかと思います。

 3番目は、町内の不祥事について、これを教訓に二度とこういうことが起きない対策はできているのか。

 以上の点を質問いたしますが、林業、木材については、これは大きな問題であります、将来は。環境、山の自然が、緑が多いほど、今地球温暖化になっておりますが、そのためにきれいな空気、きれいな水、それが我々の一番今から問題だと思いますが、それについて質問いたします。壇上からの質問を終わります。

 以上です。



○議長(浜田作男君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(米良成志君) 御答弁を申し上げます。

 台風14号につきましては、県内相当の被害が出ておりまして、大変厳しい状況でありますが、今申されましたように、本町につきましては、他町村と比べますと大分被害も少なかったようで、しかし養殖等につきましては1億円近い、また昨年に引き続いての災害でございます。心から、早い再度の災害で大変厳しいものがあろうかと思いますけれども、それにもめげず頑張ってほしいと思います。

 最初に、発ガン性物質アスベストの健康被害については大きな社会問題として、テレビ、新聞等で報道され、不安な状況にあることは認識いたしております。アスベストは、従来より本来建設材料として、建物内外の仕上げ剤等の整形板や建築物の耐火被覆、断熱材、防音材等の吹きつけ剤として使用されています。今回、問題視されている使用については、吹きつけアスベストで定年経過によって劣化、飛散することも考えられることから、公共施設において使用状況等の調査が国より来ている状況であります。基本的には、アスベストを主成分とするアスベスト吹きつけ剤は、昭和55年度をもって製造できないこととなり、一部混入していた可能性のあるロックウールについても平成2年度以降については、含有を認めていないこととなっております。したがって、これ以降の断熱、耐火被覆剤についてはアスベストが混入されていないといわれております。

 このようなことから、門川町の公共施設については、平成元年以前の建設施設の調査を実施してまいりました。その結果、建物本体のアスベスト吹きつけ使用は、現在のところ認められていません。しかしながら、一部施設の浄化槽機械室等に断熱及び防音材として一部混入している可能性のあるロックウール吹きつけを行っている施設があり、アスベストの含有の有無について、調査を外部機関にサンプル採取の上、分析依頼している状況であります。

 施設は、浄化槽機械室ということで、隔離された状況となっていますが、含有の状況が確認されれば必要な処置を講じてまいりたいと思っています。点検時についても、厚生労働省令の石綿障害予防規則に従い対処しておりますが、老朽化による解体時においても省令規則に従い対処することといたしております。また、企業または個人の施設の調査はということでございますが、国より県に対し平成元年以前建築の1,000平方メートル以上の建物について調査依頼が来ている状況で、現在調査を実施中と伺っています。なお、個人の住宅については、相談等があれば必要な調査機関の紹介、アドバイスなどを行い、適正に対処してまいりたいと考えております。

 今後は、国、県の指導や対策により、必要な処置を講じることも考慮して、安心で安全な町づくりに努めたいと思っていますので、御理解を賜りたいと存じます。

 次に、緊急時の対応についてであります。本町は、東南海、南海地震の防災対策推進地域指定を受けており、防災対策の重要性を強く認識いたしているところでございます。御質問にあります避難場所の確保と町民への周知についてでありますが、避難場所といたしましては、地震やその他の災害に対して17カ所、津波や高潮に対して13カ所を地域防災計画で指定しております。これらの指定避難場所につきましては、位置を示した門川町防災マップを町内全戸に配付しており、また町のホームページの防災コーナーに掲載しておりますので、ある程度の周知は図られているものと考えております。しかしながら、避難経験のない地域の方々は、避難所の位置、避難所までの経路や障害物等について実際に経験することが必要と考えますので、今後も避難訓練にて対応しまいりたいと存じます。

 次に、緊急時の対応訓練でありますが、本町においては地震や津波、あるいは火災を想定した訓練を毎年4回程度実施しております。内容につきましては、災害情報の伝達訓練や津波避難訓練、火災対応訓練等でありますが、特に今年については、1月19日に沿岸地域の旭町、尾末東、中尾、後向、下納屋、上納屋、1、2、3区を対象として、東南海、南海地震を想定した津波避難訓練を行い、各地区より合計330名の方に御参加いただきましたので、これらの地域の防災意識の啓発が図られたのではないかと考えています。

 また、緊急時の対応として特に重要なことは、迅速な情報の伝達や、情報収集であると考えております。現在は、各地区の放送や消防団の広報等により、情報の伝達を行っておりますが、緊急時の対応といたしましては、一斉伝達可能な同報系の防災行政無線について、早急に整備すべく検討いたしておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 次に、林業、木材業の存亡危機についてでありますが、近年、森林・林業、山村を取り巻く環境は、御承知のように木材価格の低迷や、林業従事者の減少、過疎化、高齢化の進行等、依然として大変厳しい状況にあります。昭和56年ごろ、1立方メートル当たり3万4,000円程度の高値であった素材価格は、現在1立方当たり8,000円を下回るような素材価格になっており、森林所有者の間伐、植林等の森林整備に対する意欲の低下等により、除間伐、未植栽地などの放置森林が進み、山林の維持管理そのものが懸念されています。さて、森林・林業の存亡危機について、短期、長期的の対応ということでありますが、もはや林業経営者の自助努力だけでは、適正な森林整備や管理を行うことが困難な状況になってきております。このため、森林整備のための活動を支援する森林整備地域活動支援交付金制度が平成18年度までとなっていますが、引き続き継続を国、県に要望いたします。

 持続可能な森林経営を確立するため、組合、町、県及び森林所有者が相互に連携して施業の共同化、流通、加工体制への整備、地域産財の需要拡大施策を計画的に推進し、また除間伐、造林等の推進、生産コストの低減に必要な作業路の開設や改良を計画的に実施し、生産基盤の整備を進めてまいりたいと思っています。また、森林は地球温暖化防止や国土保全、水源涵養などの好適な機能が見直されてきています。伐採、植林、保育の資源循環型林業の構築に向けた取り組みを図り、さらに換金品目でありますシイタケ、木炭などの品質の改善、コストの低減を図るため、特用林産物生産、流通振興対策事業等による生産振興を図ってまいります。

 次に、今回の不祥事についてでございますが、御質問の再発防止対策につきましては、このような不祥事が二度と発生しないよう、一刻も早く必要な改善を加え、失われた町民の信頼を回復するため、全庁一丸となって取り組む必要があります。公務員倫理の確立と意識改革をさらに徹底し、今回の不祥事の原因を分析し、具体的な改善策が緊急の課題となり、公金等収納管理検討委員会を7月15日に発足させました。メンバーは、公金の収納に当たる実務担当者で構成し、具体的には会計、税務、児童家庭、介護保険、区画整理、町営住宅、奨学金、心の森の9名による委員会であります。毎週月曜日に、これまで6回開催し、具体的な改善策を検討し、先日改善案の報告を受けたところであります。

 それによりますと、収納管理に関する課題が7項目あるようです。具体的に申し上げますと、1つは納付書の管理、チェック体制のあり方、2つは収納消し込み処理のあり方、3つは郵便振替の納付書及び再振替の管理のあり方、4つは電算財務会計システムのあり方、5つは調定書作成の時期及び金額のあり方、6つは分任出納員の取り扱いのあり方、7つは訪問徴収等における現金の取り扱い等であります。

 その中で、次の事項は既に改善策を実施しております。1つ目の納付書に関しましては、会計課ですべてチェックし管理することといたしました。2つ目の収納消し込みについては、会計課と突合することといたしました。3つ目の郵便振替事務につきましては、当分の間、会計課と税務課が当たることといたします。4つ目の電算システムにつきましては、新システムの導入により解消することになります。5つ目の調定書作成につきましては、財務規則に基づき対応するよう徹底させました。6つ目の分任出納員の取り扱いにつきましては、適正な管理を実施し、チェック機能を強化いたしました。7つ目の訪問徴収などの現金取り扱いは、原則として複数体制で当たるようにしました。その他の事項につきましても、今後公金等収納管理検討委員会の報告書をもとに関係課長会にて協議し、改善策を実施する予定にしております。早急な実施が必要な事項は早目に、様式の関係で年度切りかえが必要な項目は18年4月に実施することになろうかと思います。

 いずれにしましても、失われた信頼を回復するのは時間を要しますが、職員一丸となって取り組んでまいります。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  質問者、よろしいですか。黒木義秋君。



◆議員(黒木義秋君) 町長の答弁、今本当にわかりました。具体的に説明されましたので、何もいうことはないわけですが、安心・安全な町づくりについては、やっぱりアスベストという問題が、肺がんになると、しかも体育館とかいうとこでは、大きな深呼吸をしたり運動する場でございます。そういうとこに壁とかいうものをチェックして──昭和20年から昭和56年の建物にそれが多いという中間発表ですけど、ちょっとそういうことを目にしたもんですから、参考に申し上げます。

 それと、台風、津波、地震ですけど、今度の台風のときに僕はちょっと、長かったので最後の日に3時ごろから庵川から五十鈴小学校、西門川まで、ちょっと風は吹いていましたけど、回ったわけですが、そんなに水は、昨年の18号よりか少なく見えましたが、やはりこれが満潮時であった場合、前のような、前よりかまだ激しいつかり方、城屋敷地区とか、ここの中須地区とか、庵川で、草川地区でいえば須賀崎地区、こういう辺が非常に危険個所でございますので、そういう対策を今からは、やっぱり応急処置ではなくて、抜本的な対策をせんと、国もこの前そういうある国の行政の方で、抜本的な対策は金を出すという情報を見ましたので、参考に申し上げたいと思います。特に、小園地区からそこの中須までですけど、堤防が少し低いんじゃないか。あれをかさ上げして、住宅に入らんような措置をすれば、安全・安心だと私は考えます。草川地区にもしかりです。また、台風の、ことしは長かったので、波を見てみますと庵川の堤防のああいうことはまだなかったわけですが、今の曽川、総務課長の家の前もですけど、あの堤防を波が打ち上げるような形を見て、がらくたとか、生けすのブイのがらくたが上がったやつが見られました。そういう一つ事実を見て、対策を、金がかかっても人の命が、財産がかかってますので、抜本的な対策をやった方が私はよいと思います。

 以上です。



○議長(浜田作男君)  答弁はよろしいですね。



◆議員(黒木義秋君) はい。



○議長(浜田作男君)  以上で黒木義秋君の質問を終わります。

                              



○議長(浜田作男君)  次は、質問第4、林業振興対策について、質問第5、西門川地区における公営住宅建設について、8番、猪倉照央君の登壇を求めます。



◆議員(猪倉照央君) 2問について質問を行います。

 いずれも、私の所属する常任委員会の所管にかかわる事項でありますが、町長のお考えをお聞きいたします。

 まず、林業振興対策についてであります。6番議員の質問と重複する面があろうかと思いますが、私は杉材を中心に質問させていただきたいと思います。

 去る8月10日、宮崎市で2005宮崎県森林・林業、木材産業危機突破大会が開催されました。開催の趣旨は、宮崎県は杉を中心として本格的なしばつきを迎えているが、外材の輸入、産地間競争などを背景に、杉素材価格の大暴落が続いており、林業にとって極めて厳しい状況に立ち至っている。このような状況が続けば、国土保全、地球温暖化等々、森林の持つ多面的機能にも支障を来すなど危惧される。よって、緊急支援対策の実施を国、県、関係機関に請願する旨の大会でありました。

 大会の中では、5名の方の意見発表がありましたが、その中で西米良村の林業後継者の方は、十数年の歳月をかけて育ててきた山が二束三文、もうだれも山んことは考えんじゃろう、これで終わりよと、林業家の間でよく聞かれる生の声であるとのことです。伐採したら、その後は植林をし、手入れをして、次の世代に引き継いでいきたいが、現在の状況では困難であるとの意見発表がありました。

 門川町においても同様のことが言えます。本町で生産された杉素材平均価格は、7月5日の時点で1立方メートル当たり、昨年9,800円であったものが、今年は7,400円と約2,400円下回り、その後お盆を過ぎて少し持ち直したものの、8月20日現在では8,800円となっています。しかしながら、伐採、搬出、経費等を差し引くと赤字になるか、よくてとんとんの状況であります。生活費はもとより、伐採後の新植ができるような状況ではありません。

 現在、町内で約75ヘクタールの未植栽地があるといわれていますが、年々増加傾向にあり、循環型林業経営は不可能としかいいようがありません。国土保全、水資源の涵養、地球温暖化防止等初めとした森林の持つ多面的機能の崩壊につながり、将来、何倍、あるいは何十倍となって、そのつけがはね返ってくることは明白であります。安心で、きれいな飲料水が飲めるのも、また五十鈴川の清流が保たれ、漁業資源の生育が保たれるのも森林の恩恵であり、このことから川上と川下の連携強化が強く求められていると思います。

 このような状況をかんがみ、町として何らかの対策を講じる必要があるのではないでしょうか。例えば、植えつけ、下刈り、除間伐、枝打ちなど、国県補助に対する町単独補助の上乗せ、あわせて木材需要拡大を図る面から、県山材使用の新築木造住宅に限って3年間の固定資産税、現在国が2分の1みておりますが、残りの2分の1の減税措置等の優遇策の導入を図ってはどうかと思います。いかがでしょうか。このことを含め、林業全般の対策について、町長のお考えをお聞かせ願います。

 次に、西門川地区における住宅建設についてであります。御案内のように、町営住宅は小切畑に2棟6軒設置されていますが、現在は空き家となっています。老朽化も進んでおり、この際処分して、新たなに環境のよいところに建設できないものでしょうか。建設に当たっては、例えば、県の事業である山村定住住宅整備事業、つまり山村定住、宮崎の家の建設は該当しないものか、また該当は困難であれば、せめて木造の公営住宅の建設はできないものか、お伺いいたします。

 西門川地域の過疎化対策並びに林業対策に効果があるものと期待して質問をいたします。



○議長(浜田作男君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(米良成志君) 御答弁を申し上げます。

 林業振興対策についてでありますが、林業を取り巻く情勢は議員の質問にもありますように、住宅着工戸数の減少等による需要の伸び悩み、外国産材の輸入攻勢による価格の低迷等、大変厳しい状況があり、林業経営を圧迫しています。一方、森林は地球温暖化防止や水源涵養、森林の保全、森林浴、健康づくりや、憩い、いやしの場等として、好適機能が見直されてきていることから、県の方においてもこのようなことにかんがみ、(仮称)森林環境税の検討がなされているところであります。除間伐、保育及び伐採後の造林、未植栽地の森林整備には、自己負担の軽減を図るため、施行計画に基づく森林整備には68%の国県補助がございます。

 これら事業の運営資金としまして、町単独事業として森林組合に1,500万円貸し付けし、林業者の負担軽減を図っております。また、林業振興を図るため、耳川林業事業協同組合3,000万円と、宮崎ウッドテクノ株式会社に1,250万円、それぞれ貸し付けを行っているところであります。

 木材需要を、拡大を、図る面から、県産材の使用木造住宅に対して、3年間の固定資産税2分の1の減免処置等の優遇策の導入を図ってはどうかについてでありますが、これにつきましては、御案内のとおり、新築住宅につきましては、税法上で既に3年間2分の1の減額がなされておりますが、市町村独自の減免処置が実施されている市町村はないようであります。

 林業全般の対策につきましては、先月の宮崎県森林・林業、木材産業危機突破大会が、林業関係29団体が参集し、開催されたところでありますが、今般の林業振興につきましては、輸入木材の問題、価格の問題など、市町村段階のレベルでは大変難しい問題でありますので、国、県森林組合等との連携を図りながら、今後の森林・林業の振興を図ってまいりたいと存じます。

 次に、西門川地域における公営住宅の建設についてであります。西門川地域の町営住宅の整備については、平成16年3月の定例議会において、教育環境の諸課題、地域の定住促進を図る上からも必要であると質問がなされたところでありますが、大変厳しい財政状況の中で、他の団地を含め建てかえ整備が困難な状況にありますと答弁申し上げているところであります。

 建てかえに当たっての、議員御提案の県の事業であります山村定住宮崎の家建設支援事業導入でありますが、制度の対象地域として、過疎地などの指定地域に限定されていることから、本町はもともと該当していませんでしたが、この支援事業も平成16年度をもって終了し、現在廃止となっております。上井野の団地は老朽化が著しいため、募集停止処置をとらざるを得ない状況でありますが、建てかえについては御承知のとおり、財政事情の面からも大変厳しい状況であります。したがいまして、今後の住宅施策については、建てかえ事業検討中の栄ケ丘団地の2期工事を含め、財政事情の大変厳しい中、建設に要する多額の事業費と、それに伴う事業裏財源の確保が困難な現状となっていますので、今後総合的に検討してまいりたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  猪倉照央君。



◆議員(猪倉照央君) まず、林業振興対策でありますけど、ちょっと数字と、ちょっと時間が長くなりますが、現状についてちょっとお伝えをしておきたいと思いますが、今植林する場合、植林から伐期まででありますけど、それには大体植栽事業また保育事業、除間伐事業というふうにあるわけですけど、1ヘクタール、1町歩植える場合、地ごしらえして約2,500本から3,000本植えるということでございます。それと苗木代、そういうものを合わせますと経費は約42万円程度要るというふうに言われております。その後、保育事業になるわけですが、これは下刈り、大体7年間は下刈りが必要だというふうに言われております。もちろん、国県の補助等が5年間はあるわけですけど、そういうものを別にいたしましても約77万5,000円程度下刈りに要ると、7年間ですね、ということのようであります。その後の除間伐、35年に切ると、35年を伐期として考えた場合に、やはりその間5回ほどは、5年単位ぐらいで5回ほどはやはり除間伐をしないと育たないということでありまして、そういうもの、除間伐事業に66万円程度かかると言われております。もちろん、25年、30年になりますと出しのいいとこでは若干金にはなると思うんですけど、これを委託したならばおそらくかえって赤字になるんじゃないかなというふうに思います。そうしますと、費用が約185万5,000円程度なりますが、先ほども言いましたように、国県の補助等がいろいろありますので、そういうものを差し引きましても110万円程度の経費がかかると、個人負担になるということのようであります。

 そうしたならば、35年して伐採した場合、どれだけの販売利益ができるのかということでありますけど、2,500本か3,000本植えても、途中除間伐していきますので、残ったのはやはり1,500本か1,800本程度になると言うようなことであります。これは、また個人間でいろいろあると思うんですけど、そうしますと、材として、製品として市場に出すものが大体250立方メートルぐらいじゃないかということであります。そうしますと8,800円、先ほど言いましたように、盆過ぎの値段でいいますと、それを掛けますと220万円程度になります。しかしながら、その間の伐採代、また運賃とか市場手数料、そういうもろもろ、最低見積もって、それこそ高性能機械で山に道を抜いて、もう機械で全部枝を切って、玉切りして、車の入るところまで出してという、高性の機械で試算したときに経費が191万8,000円程度になります。そうしますと、残りが約28万円程度なるということでありますけど、約30万円と見た場合、1,500本程度残ったと、伐採したということで見ますと、1本の杉が200円になります。だから、手取りが、1本が200円ということになります。杉の木は35年伐期ですので、単純に35年で割ると、1年が5円71銭、大きい35年の杉が1年で見ると5円70銭ということに、1年は約6円程度になると思います。

 ちなみに、これはちょっと比較というとおかしいんですけど、今大根がちょっと電話で聞いてみましたならば、スーパー当たりで売られている大根が、1本が180円から220円しております。もちろん、これは売り値ですので、農家が市場に出した手取りは下がってきますし、そして生産経費がかかりますので、1本50円の農家所得があったとした場合は、1年で杉の木は5円71銭ですので、杉の約8倍になるということですね。大根の方が高いということになります。で、大根というのは1年に1回植えられますので、35年間毎年毎年植えることができますので、そうしますと1,650円、一方で杉は200円、こういうような状況に今あるということですね。これで、一つ私もちょっと勉強させていただいたんですが、本当大変だなというふうにつくづく思っておるところでございます。

 だから、先ほど言いましたように、伐採しても損ということになれば、もうそのまま放置するか、それと今盛んに言われております、長伐期施業をもう少し長く60年とか、70年とかにもっていく、そういう時期もあるんですが、長伐期施業、そのまま放置すればもちろん下には草、木も生えませんので、今度は水が、大水が来ればそのまま土砂と一緒に流れてくる。しばのように、しばは多分手入れされていたと思うんですけど、地すべり等も発生してくる。それで、長伐期施業、これもなかなかいいようにありますけど、長伐期施業ばっかりなってきますと、これも下にやはり草、木が生えない、虫食いだらけになるということでありますので、やはりこれも一つ自然環境を守る面からは、やっぱり余り進められないのではないかなというふうにも思っています。

 先ほど町長の答弁の中にもありましたように、ほとんど外材、80%以上が外材で占められておるということでありますので、やはりこれはもう国の施策しかないわけでございますけど、やはり最終日に決議を行うことになっております、先ほど町長も答弁されたように森林環境税ですね、この創設も一つ側面的に要望して、お願いしたいというふうに思います。

 今、門川町内には、造林班が4班あります。仕事がないわけですね。もう切っても植林をしない。それかもう切らないということで仕事がない、どうしていいかわからないというような、そういう切実な声も聞かれますし、御案内のとおり門川町は面積の85%が山林と原野でありますので、特に西門川地区、その中でも三ケ瀬を中心に林業を主体として生計される方がたくさんいらっしゃいます。もう本当どうしていいかわからないというような、そういう切実な声を聞くわけでございますけど、一つ町長来年の予算に、先ほどから言いましたように、何か除間伐でも、下刈りでも、苗木代でもいいですが、少し町単独の上乗せをぜひ措置費をお願いできないか、それについて一つ町長の再度の決断を、一つお願いひとつお願いしたい。そういうことで、林業家にとって明るい光が見えるような、一つ御答弁を再度お願いしたいというふうに思います。

 ちなみに、近隣の市町村におきましても、東郷、南郷、西郷、諸塚、椎葉当たりも、造林補助等を単独でやられておりますし、また西郷村は苗木代の半分を補助しておるというようなこと等もあります。そのほかに、除間伐、下刈り、枝打ち等も日向市、西郷村でも単独で実施されておるようでございますので、一つ町長のお考えを再度お聞きしたいと思います。

 それから、2点目の住宅の件でありますけど、もう財政難ということは、これはもうわかっておるわけでございまして、栄ケ丘住宅の2期工事もこれやっぱりどうしても避けては通れないと私も思っております。ですが、やはりどうしても西門川の住民の声が、やはり住宅が一つ欲しいなと、そうするとおそらく次男、三男、ほかに出て、外に出ておる子供のおる人たち、これも帰ってくる。それと学校の先生、子供がいる学校の先生もいるわけですけど、西門川に住宅があれば入るんだがなという、そういう声も聞くわけでございます。そういうことで、総合的に検討されるということでありますけど、ぜひとも西門川をその中に入れていただいて、要するに御健闘願いたいというふうに思います。

 それで、林業振興だけにつきまして、町長の再度の一つ答弁をお願いしたいと思います。



○議長(浜田作男君)  町長。



◎町長(米良成志君) 林業の状況というのは十分私も認識をいたしております。しかしながら、入郷町村と違いまして、本町は農業、漁業、そして商工業もありまして、なかなか厳しいものがあろうかと存じます。私の決断で、やりますと、ここではなかなかいえない状況がございますので、十分検討さしていただきたいと思います。



○議長(浜田作男君)  猪倉照央君。



◆議員(猪倉照央君) 先ほど、何ですかね、私の質問の中にもちょっと書いておったんですけど、やっぱり川上と川下の連携ということですね、これは北郷村と門川町の連携もあるでしょうし、西門川地区と漁業者の連携等もやっぱりあるんではないかというふうにも思います。やはり、漁業資源もこれはやはり森林がやはりよく育って、やっぱり恩恵で漁業資源等も確保されるというふうにもいわれておりますので、今後公有林当たりの植栽の計画についてもやはり門川町民が山に目を向けてくれるような、お互いに山を大切にしようと、何で門川町ではこんなきれいな水が飲めるのかというのを、もう少しやはり町民が知っていただくためにも、やっぱり公有林当たりを一つ中心にして、門川町民こぞって参加できるような、そういうような植栽事業ですね、これを計画していただきたいということを要望いたしまして、質問を終わります。



○議長(浜田作男君)  以上で猪倉照央君の質問を終わります。

                              



○議長(浜田作男君)  ここでしばらく休憩します。

午前10時50分休憩

                              

午前10時56分再開



○議長(浜田作男君)  休憩前に引き続き開議します。

 質問第6、台風災害対策について、2番、黒木裕君の登壇を求めます。



◆議員(黒木裕君) 申し出に従い、台風災害対策について要旨の内容を補足説明して質問いたします。

 9月に入り台風シーズン到来という時期になってまいりました。昨年10月に上陸しました台風によって、町内の農林水産業はもとより、公共、文教施設、一般企業施設などに多大なる被害をもたらし、その上一般家屋においては床上、床下浸水の被害をもたらしました。その実態は記憶に新しいところであります。それをもって、12月定例議会での一般質問では、数名の議員から問題が提起された経緯がありました。

 そして、早速ことしは、先週6日に台風14号が吹き荒れ、おまけに避難勧告、避難指示の発令で、それに伴い精神的にも肉体的にもまいってしまった住民が多くいたのではないかと思われます。昨日、執行部から全員協議会において発表された被害総額は約1億2,500万円だということでした。昨年10月の台風から早10カ月、対策をいろいろと講じていると町民は深く信じていると思います。

 さて、そこで質問ですが、昨年12月第4回定例議会の私の質問に対する町長答弁に、1、自分の命は自分で守る、地域では自主防災組織の確立、そして災害に強い町づくりを基本理念に日ごろより町民、地域、そして行政の危機管理に対する意識の高揚を図ることが必要。2、越流防止の堤防かさ上げと都市下水路、流末部での内水排除による強制排水の手法が有効なので、これまで以上に関係機関に要望活動を行うともに、本町都市下水路における強制排水施設整備等の補助事業の導入を含めて検討とありました。ことしもこれから幾度も台風が襲ってきて、昨年同様か、はたまたそれ以上の大きさの台風が来るかもしれません。それは、だれにもわかりません。予測ができないことだと思います。だからといって、手をこまねいては町民の理解は得られないと思われます。大なり小なり対策は講じられているとは思います。

 平成17年度から平成22年度第4次門川町長期総合計画の後期計画に防災対策が掲載されていますが、具体的秘策もまだまだ不備な点が見受けられます。昨年の台風23号から10カ月間、その間の進捗状況を具体的に示してください。

 以上で壇上からの質問を終わり、再質問は自席にて行います。



○議長(浜田作男君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(米良成志君) 御答弁を申し上げます。

 まず、台風災害対策についてであります。昨年の台風災害については、本町に甚大な被害をもたらし、町といたしましても全力を上げて復旧事業に取り組んできたところでございます。

 昨年以降の防災対策といたしましては、五十鈴川の更生橋に河川監視カメラの設置、文化会館屋上に五十鈴川の河口及び津波、高潮に対する海岸監視カメラの設置、五十鈴川、丸バエ川、鳴子川の堆積土砂掘削、沿岸部の尾末8地区における津波避難訓練、町のホームページによる災害情報システムの整備、ケーブルテレビによる災害情報の提供などの対策を行ってまいりました。自主防災組織につきましては、町内で16団体の届け出がされております。

 これらの団体には、今後とも積極的な防災訓練及び地域防災活動の取り組みをお願いするとともに、組織のない地区につきましては、その必要性や活動内容等を地区の問題として御検討いただくよう町としても積極的に働きかけていく所存でございます。

 また、先に申し上げましたが、町といたしましても同報系の防災行政無線の整備を早急に行い、災害に強いまちづくりを推進していく所存でございますので、御理解を賜りたいと存じます。

 次に、台風災害対策についてであります。五十鈴川河口は、堆積砂州により著しく狭く、洪水時に堰上げされる状況であり、昨年の台風23号では堤防を越え、尾末地区76戸、本町地区33戸の浸水被害が発生したことは御存じのとおりであります。早速、北部港湾事務所、日向土木事務所及び本課に尾末地区の一部堤防かさ上げ要望と本格的河川改修を要望、さらには本町都市下水路の強制排水設備等の本課との協議を行ってまいりました。そのような内容を踏まえ、現在日向土木事務所、北部港湾事務所、町の3者による河口周辺整備協議会を開催し、当地区に適した対策等を検討しているところであります。

 そのような中で、五十鈴川河口部の尾末地区堤防かさ上げ治水対策については重要課題であることから、県においても予算等の関係から平成17年度新規海岸保全補助事業で本省に要望を行い、平成18年度事業着工する予定であります。また、本格的河川改修につきましても、引き続き要望していきたいと思っております。

 なお、本町都市下水路強制排水につきましては、都市下水路事業として補助事業を採択可能であるとの結論をいただいておりますが、多額の事業費を要することから、今後の尾末地区堤防かさ上げ等の事業の関係及び財政状況等を踏まえ、検討してまいりたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  黒木裕君。



◆議員(黒木裕君) わかりやすい答弁で、ありがとうございました。2点ほど質問をいたしたいと思います。

 最初に、自分の命は自分で守るということがありましたけども、床上、床下浸水心配がある地区は、町長も御存じのように高齢者のひとり暮らしだとか、御夫婦ふたり暮らしとか、そういう人たちが今多くなっております。それで、自分たちではどうしようもないのが現状ではないでしょうか。そのことについて、行政の方では各家庭を訪問し、相談を受けたりとか、指導、助言をしたりとか、そういうことはできないでしょうか。

 もう一つが、尾末神社の後の船だまりについてですが、そこに、今度の台風でも、現在も把握できますけど、立木とか、瓦れきとか、いろんなちり関係もいっぱいたまっております。そういったのを清掃するということですけど、昨日聞いたら、港湾事務所の方でやってもらえるという御返事をいただきましたけども、それをいつから始めるのか、また、今後、台風のあとの清掃はすべて港湾事務所の方で継続して清掃をやってもらえるのか、この2点をちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(浜田作男君)  町長。



◎町長(米良成志君) 前回の議会で、自分の命は自分で守ると、守るのが、大きな災害のときにはどうしてもそうなるんではないかという話をしたところでありますが、今議員が指摘されました高齢者、ひとり暮らしの人、それから、寝たきりの人等につきましては、自分が、その地域の対処の仕方が大事だろうと思っています。そういうことから、福祉課でひとり暮らしの老人、それから高齢者、それから寝たきりの人たちを十分把握をいたしまして、各区長さんに、個人保護条例の関係もございまして、その地区の区長さんには、お願いをしておるところでございます。

 で、今回も台風につきましても、そういうことから早目の避難が大事だろうということで、宇納間の中小屋の雨量が多くなった時点で、自主的にそういう人たちには避難をしていただくように、区長さんを通じてお願いをしたところでありました。そして、昨年の警戒等の反省も踏まえまして、早め早めに避難勧告、避難指示を出していったところであります。御理解をいただきたいと思います。

 それから、船だまりの清掃につきましては、関係課長から答弁をいたします。



○議長(浜田作男君)  神戸都市建設課長。



◎都市建設課長(神戸雅徳君) ただいま河口の立木についてでございますけれども、北部港湾事務所と現地立ち会いの上、北部港湾事務所で近日中に清掃をするということで、日程については聞いておりませんけれども、近日中にやるということで聞いております。御理解を賜りたいと思います。



◆議員(黒木裕君) 継続して。継続してやってもらえるんですか。



◎都市建設課長(神戸雅徳君) この船だまりの件につきましては、北部港湾事務所の方でやるということで聞いております。ただ、向ケ浜の立木につきましては、一応ボランティアということで、ボランティアで一応、15日に一応建設業協会が重機搬入をいたします。それから、16日に重機による作業開始をいたしまして、森林組合の作業班による大木の処理、それから、役場関係職員による補助作業、それから、17日には3時から南町1区、2区、区民の皆さん、各種ボランティア団体の皆さんにも協力をいただきまして、清掃、焼却を行う計画でございます。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  黒木裕君。



◆議員(黒木裕君) 先ほどの自分の命は自分で守るということで、高齢者の避難とかはわかるんですけども、その家屋についてお聞きしたいと思います。もうちょっと1メーターとか、ちょっとかさ上げしたら、一般家屋がですね、床上まで水が来ないと、そういったことを言う方がいられましたので、そういったことの相談とか、補助を出すとか、そういったことは考えてらっしゃらないのかということを1点だけ、最後に聞きたいと思います。

 もう3度目のことですので、その1点だけ答えてもらって、最後にまた、その考え方が、もう10カ月たったのかと考えるか、まだ10カ月しかたっていないと考えるのか。天災は人災と違って防ぎようがあると思います。時間は待ってもらえません。先週も来ました。1年もたたぬうちに、そういった1億2,500万円という被害の出た台風もございますので、防災対策並びに被災後の対策について早急な対応をお願いしたいと思います。

 1点だけお答えしてください。お願いします。



○議長(浜田作男君)  町長。



◎町長(米良成志君) ただいまの質問は、個人住宅の土地をかさ上げするということですか。個人の住宅、敷地をかさ上げするのに補助を出すということは、ちょっと難しいかと思います。全国的に、国当たりがそういう補助事業を、計画をして、その地域全体を上げるとか、そういう補助事業等がありましたら検討もさせていただきたいと思いますが、その辺のまた勉強もさしていただきたいと思います。



○議長(浜田作男君)  以上で黒木裕君の質問を終わります。

                              



○議長(浜田作男君)  次は、質問第7、五十鈴川環境整備について、質問第8、町内の観光名所の整備について、9番、安田茂明君の登壇を求めます。



◆議員(安田茂明君) 先に申し出をしておりました3件についてお尋ねいたします。

 五十鈴川環境整備について、これは2問であります。小園川原の中須の堆積土砂について、小園川原の中須の土砂が堆積し、大雨の際、水の流れが心配だが早急な対応はできないか。

 2番目、小園分蔵より、右岸でありますが、五十鈴橋までの遊歩道整備についてであります。昔は分蔵より南ケ丘住宅地まで用水路が流れていましたが、その用水路あとに遊歩道を整備する考えはないかということであります。

 大きい2番目ですが、町内の観光名所の整備についてであります。津々良のお滝さんについて、町の観光案内には津々良のお滝さんが紹介されていますが、道路下にあるためわかりづらい、案内板はあるが、見ることができない。滝を見るための歩道をつくる考えはないかというこの3問であります。どうかよろしくお願いいたします。

 再質問については自席からいたします。



○議長(浜田作男君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(米良成志君) 御答弁を申し上げます。

 五十鈴川環境整備についてであります。まず最初に、中須の堆積土砂についてでありますが、議員御質問は近年の集中豪雨、台風等による浸水被害等の対応策の一つとして、中須の土砂撤去及び環境整備を含めた雑草等の撤去についての御質問であると存じます。台風災害につきましては、平成5年、平成9年に続き、さらに昨年の台風23号においては、今まで類を見ない集中豪雨によりまして、2級河川五十鈴川はもとより、町内すべての2級河川等が堤防を越流し、各地において家屋、農作物等に多大な被害をこうむったところであります。

 これまでの五十鈴川河川改修等につきましては、小園井堰から下流において小規模河川改修、昭和37年から47年、平成5年の台風被害を受け始まりました床上浸水緊急対策事業が、平成7年から12年まで、県単河川改修事業等による堆積土砂撤去を実施してまいりました。また、環境整備の立場からの雑草等の対応にしましては、当箇所は遊泳場として以前から各学校のPTA等によるボランティア活動として、河川清掃等を行ってきた経緯がございます。しかし、現在は遊泳禁止並びに清掃活動も中止されております。町といたしましても、環境整備を踏まえ、今後も引き続き堆積土砂撤去等の要望を実施してまいる考えであります。

 また、河川管理者であります県におきまして、本年度五十鈴川全体を含めた今後の補助事業導入のための調査を実施すると聞いておりますので、議員御質問の小園川原の中須の堆積土砂につきましても、川堰を阻害する形での堆積土砂等であれば事業のメニューになるのではないかと考えますので、本格的事業に向けて関係機関へ強く要望等を実施したいと考えております。あわせて事業実施に当たりましては、要望等だけではなく、残土捨て場の確保等が必要不可欠であろうと考えますので、議員の皆様を含め御理解、御協力をお願いしたいと思います。

 次に、小園分蔵より五十鈴橋までの遊歩道整備についてですが、現状といたしましては、当区間は約2.4キロメートルありまして、以前は農業用水として分蔵から取水し、古川地区の水田を潤してきましたが、当区間は市街地区域で近年埋め立て等が始まり、農業を営む地権者が減少してきたため、用水路の維持管理をすることが困難になり、現在用水路としての機能回復は望めない状況にあります。

 議員御質問の用水路敷地を遊歩道として整備する考えはないかとの御質問ですが、当地区については、議会で質問されたことがございます。その質問の検討内容としましては、町道として改良した場合、認定基準に合うのか、また林道とした場合に森林面積、地権者の所有面積はクリアーしているかなど、いろいろ採択に向け検討した経緯がございます。

 今回の議員の質問につきましては、大変意義のあることと思っておりますが、現在調査をしました結果、当地区は現在木々が覆い茂り、大雨時には増水で冠水したところもあり、また山ののり面の崩壊等も見受けられます。このことを踏まえ、当地区を整備するには多額の工事費が必要であり、補助採択基準に合わないのが現状であります。今後は事業採択の検討、また維持管理、防犯、安全性の問題等を踏まえ、長期的課題として検討していきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

 次に、町内の観光名所の整備についてであります。御質問のお滝さんは、国道388号津々良橋より西へ4キロメートルの広域基幹林道津々良小野線の途中にあり、林道下方は地形が急勾配で、林道と滝つぼの高低差は約40メートルであろうと想定しているところです。周辺は地域のレクリエーションの場として、また原生的な広葉樹林等の大木がうっそうと茂り、町内でも四季を通じての自然観察や探究、さらには森林浴等による健康づくり、心の安らぎなどを求める数少ない場所であろうと承知しているところでございます。

 議員も御承知のとおりお滝さん一帯は県有林となっており、また水源涵養保安林でもありますので、県当局とも十分な協議を行う必要があります。さらに、地元住民の意向はもとより、既設道路の状況や駐車場など御理解をいただかなければならない多くの課題が山積していることも事実であります。しかしながら、本町にとりましては観光資源として貴重な財産であると認識していますので、まず第1段階として県に対しまして、立入許可等に関する事前協議を進めるとともに、安全な遊歩道の設置が可能なのか、具体的に現地調査等を実施して、検討してまいりたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  安田茂明君。



◆議員(安田茂明君) よくわかりますけども、最初の小園川原の中須の堆積土砂の件ですけれども、今度の台風14号によりまして、1段と高く堆積しております。この前、昨年の台風の際に、分蔵地区の方に、今度高速道路ができます橋脚の下に、昨年度の台風で後から水が流れ込んだということは区の方から話があったんではないかと思っております。今町長が申し上げましたように、堆積土砂の捨てる場所の件が出ましたけれども、その堆積土砂を利用しまして分蔵地区の人たちが後から水が入るのを防ぐために、その土砂で堤防をつくってもらったらどうかということを、私自身考えたわけですけれども、そうすることによりますと川原の中須の土砂はなくなる、分蔵地区の人たちは枕を高くして、後から水が入ってこなくなれば、前のせき込んで来る水はどうにか対応ができますけれども、後から流れ込んで来る水には、やはりやっぱり心配ではないかという考えがございます。

 そして、土砂が高くなれば、今小野環境課長の上の堤防が一番狭くて低いわけですけれども、昨年の台風の際には、そこから水があふれて、トイレがある関係かも知りませんけれども、流れ込んでおりましたけれども、そういうことがなくなるんじゃないかなと思っております。ですから、土砂をのかすことによって、分蔵の人たちは枕を高くして寝られる。そして、川原はよくなると、一石二鳥じゃないかなと私は思っておるんですけれども、やはりそこに住む私たちにしてみれば、今度の台風にしても、夜2回も3回も水を見に行って、心配しなければならないと思っておりますし、ですから、小園区の堤防から水が越すようであれば、まして城屋敷、ましてこの役場辺もつかるんじゃないかなと考えておりますので、そういう点も踏まえて堆積土砂等も除去を早急にしていただきたいと思っております。

 それから、2点目の小園分蔵より右岸川の遊歩道の件ですけども、この遊歩道を考えてましたのは、南ケ丘とか南町の人たちが夕方10号線を通りまして、街灯の下遊歩道を、遊歩道じゃなくて、歩道を散歩している人たちが多く目立ちます。騒音を、車の激しい音を聞きながら、排気ガスを吸いながら散歩するより、遊歩道をつくれば、車のダンプのうるさい音を聞くよりも、鳥の声を聞きながら、また排気ガスを吸って散歩するよりも、美しい空気を吸いながら散歩したらどれだけ健康面にいいだろうかと、そうすることによりまして、病院に行ったりする医療費が浮くと。その医療費のことを考えた場合に、この遊歩道は少し財政的に無理かもしれませんけれども、健康面と財政面を考えた場合にはいいんじゃないかなということを考えたわけです。

 ですから、また小園の堤防から五十鈴橋まで今度桜の木とあじさいを植えていただきまして、それと両岸をしますと約5キロメートルの歩道が、遊歩道と堤防とで約5キロメートルのいい散歩道ができるわけです。そうすることによって、やはり堤防を舗装し、そして楽しみながら散歩ができる。ましてや町長も御存じのように、阿弥陀淵と赤池の間にちょうどなだらかなとこがありますので、そこのところにちょっとしたあずまやをつくって休憩をしてもらって鳥の声を聞くと、これはいいんじゃないかなと、私は思っておるんですけれども、それを、排気ガスを吸うような散歩じゃなくて、鳥の声を聞き、また今の時期であれば五十鈴川でアユをとる漁、網投げをしておりますけれども、そういう光景を見ながらすると。でないと、南ケ丘の人たちはあの向ケ浜で散歩に行きなさいよというよりも、やはりせっかくのこの五十鈴川がありますので、そういうところで散歩してもらったらいいんじゃないかなと、考えての私のこういう質問でありますので、金がと言われたら、私もそれこそ何もいえませんけれども、やっぱり健康面のことを考えたときに、そういうことも考えていただきたいなと思っております。

 それから、3個目、津々良のお滝さんの件ですけれども、質問する以上やはり私もお滝さんに行ってみなければということで、再度きのうも行って見たわけですけれども、そうしましたら、滝のつぼまでおりるのに上から私の足で約3分ぐらいかかります。その途中にロープで危ないところがありますので、ロープを伝っておりれるようにしてありましたけれども、そういうところには今アルミ製のはしご等が、プレハブ何かの2階に上がるときに、プレハブの階段がありますが、そのようなアルミ製のはしごをかけたらいいんじゃないかなと考えましたし、町長が言われますように、県の所有でございますので、県の方にお願いしなけりゃいけませんけれども、またそこはちょっと急ですけれども、その下150メートルぐらいのところに瀬の谷というところがあるそうですが、その瀬の谷はしし狩の人たちが通るそうですけれども、そのところは上よりもゆっくりおりられる、なだらかに下までおりられると、それは砂防がありますけど、砂防のちょっと上ですけれども、そこを通ったらどうねという助言もいただきまして、あそこに行ってきのう、行ってみたけども、本当は、今度は雨で雄大な滝が見られたわけですけれども、そのようなこういうすばらしい観光名所を眠らせちょったらかわいそうだと、皆さんに行ってみていただきたいと、ここに前に座っている課長さん連中が果たしてこのお滝さんに何名行ったのかちゅうことを、私は正直なところ知りたいぐらいなんですね。ああいう、すばらしい滝を、パンフレットには写真が載っております。ですから、そういうものをやっぱり生かしてするためには、県の方に頭を2回下げるとこを、3回下げてでも、そういう素敵な場所を、まして学校の遠足なんかに行って、こういうものがありますと。私が見る限りでは、おせりの滝より津々良の滝の方が見ごたえがあると思っておりますし、だから、やはり駐車場がどうだこうだじゃなくて、やはり取り組もうと思いましたら、やはりそういうものをお願いしてもらいたいと思っております。私が家におりますと、お滝さんに行ったんですけど、お滝さんがわからんかったとですよねという方もいらっしゃいますし、きのう行きましたら30センチか50センチぐらいの看板が、あれはお滝さんとは書いてありませんで、津々良の滝と書いてありましたけれども、やはりそういう津々良の入り口にお滝さんならお滝さん、津々良の滝とか、そういう案内板でもこしらえていただきまして、門川町のそういうすばらしい名所を町内外の人たちも見ていただくように、少し手助けをしていただきたいなと思っております。

 町長の答えられる範囲で結構でございますので、この3問につきまして答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(浜田作男君)  町長。



◎町長(米良成志君) 小園分蔵から五十鈴橋までの遊歩道整備でありますけれども、先ほど御答弁を申し上げましたように、でき上がれば有意義な歩道であることは十分私も承知をいたしておりますし、生かせたらなとは思っておりますし、人にやさしいまちづくりを提唱しておるわけでありますから、十分考えてまいりたいと思いますが、県当局当たりとも十分協議をいたしますし、今後の課題として取り組んでまいりたいと考えております。

 それから、お滝さんの件でありますが、もう門川町の観光の一つの拠点であることは間違いありませんし、整備もしていかなければならないと思っています。そういうことから、これも県と十分協議をしながら前向きに努力をしたいと思います。

 それから、五十鈴川の件につきましては、担当課長から答弁をいたします。



○議長(浜田作男君)  神戸都市建設課長。



◎都市建設課長(神戸雅徳君) ただいま分蔵の堤防の問題でございますけれども、当然この部分につきましては、県土木事務所の方に一応堤防のかさ上げ要望を行っております。また、堤防の堆積土砂を使ってはどうかという問題でございますけれども、堤防につきましては、砂土、砂利等については、不向きでございますので、粘土質で堤防を築いていかないと漏水があるという状況でございますので、この辺につきましては、当然県の方に、県単要望として一応上げてございますので、その中でやってくれるものと思っております。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  安田茂明君。



◆議員(安田茂明君) 今課長の方から堆積土砂につきましては、ちょっと水が漏れるということですけれども、それは十分わかっておりますけれども、結局小園から五十鈴橋までの拡幅をしたわけですけれども、堤防ですね。それには、小園から多くの土砂で全部埋めたわけなんですよね。ですから、そういうふうなことがありまして、私も思いついたわけですけれども、やはり粘土質であって、中をバラスでやって、そこを擁壁みたいなものでやっていただいたら二重にいいんじゃないかなという考えがありまして、お願いしたわけです。この件につきましては、一日も早く台風が、またこっちに来るかも知れませんし、また毎年毎年悩むよりも早急な手続等をやっていただきまして、早急にお願いしたと思っております。

 今、町長の方から五十鈴橋までの遊歩道の件につきましては、本当に前向きに調査をしていただきまして、私は立派なもんじゃなく、2メーターぐらいのものがあればいいんじゃないかなと考えておりますし、今分蔵の方から行きますと竹が茂っておりますし、なかなか前に行きにくいだろうと思いますけど、私は川つりのコイ釣りが好きですので、あそこ大概通っていきますが、最初100メーターばかり行ったらあとは何も心配しなくてそっそと歩かれるような状態ですので、なるべくなら前向きに、よっしゃ、町長測量はしてやるわとして、県に要望するわというふうな意見が私としては聞きたかったわけですけれども、町長の方も十分この道ができればすばらしいことだと言ってくださいましたので、行く行くは町長が今度公務のないときにできたら散歩するというふうな道を、つくっておくと私はいいんじゃないかなと、これはおれが町長時代につくった遊歩道じゃが、いかったなというような、そういう自分の地区ですので、そういうとこも十分考えて前向きに考えていただきたいと思っております。

 津々良のお滝さんの件ですけれども、ぜひ町内外の人たちが、立派に滝が見られるよう前向きに検討していただきまして、県の方にはぜひこの津々良の滝のよさを言っていただきまして、私の質問を終わりたいと思います。



○議長(浜田作男君)  以上で安田茂明君の質問を終わります。

                              



○議長(浜田作男君)  次は、質問第9、廃棄物の資源化について、14番、浜口惇君の登壇を求めます。



◆議員(浜口惇君) 先に申し入れました緊急質問につき、お尋ねをいたします。

 簡単な質問でありますが、現在、生ごみの有機肥料の試験がされております。これは、キヨモトによって、試験がされているわけですが、実用効果を試すために農業高校において利用をされ、その結果についての、どういう結果なのかについて、まだ報告を受けていません。このことについて、農業との関連で有機農業のことができるのかどうなのか、そういう面からお尋ねをいたしたいわけでありますが、何ら資料を示してないということでありますので、議員としてもその点について何ら発想が生まれないんではないかと私は思います。そういう関係から報告を、ぜひともわかっておればしていただきたいというふうに思います。

 それから、2番目の食用廃油のリサイクルについてでありますが、家庭で油を使用した場合に、その廃棄する場所に大いに困っているわけですね。こういうことを含めて、過去において食用油をリサイクルして、結局町のディーゼル用の燃料として考えたらどうかということも検討がされていたわけでございますが、全くその点について先に進むような状況はありません。それで、今後どのように検討されていくのかをお尋ねいたしたいと思います。

 以上です。



○議長(浜田作男君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(米良成志君) 御答弁を申し上げます。

 本町は、平成14年に農林水産省のバイオマス日本総合戦略が発表されて以来、この事業に関心を持ち、生ごみ、野菜くず、魚介類、畜産廃棄物、草木類、木材廃棄物等の長域に存在する有機物の中において、当面費用対効果において評価できる事業、いわゆる生ごみを原料とした土壌改良剤や燃料の変換事業から取り組み、家庭から分別や変換物を使用することで住民のバイオマスに関する利活用や二酸化炭素削減、環境負荷の低減への関心度の情勢や地域環境力を高めることにより、全体計画へと展開することとして計画しています。現在は、事業主体を本町とメーカの共同で、学校給食生ごみや町内魚加工場の魚介類をメーカと宮崎大学の共同研究により開発したGN菌を分解菌として、土壌改良剤、養鶏資料への変換実証を平成15年から平成17年の期間で行っております。実証結果としては、土壌改良材について報告しますと、8月収穫のメロンについては、実証地では土壌の微生物活性が高い傾向を示した、最後まで生育がよく、樹勢がよかった、糖度が通常15度のものが16度に増加したなど、また5月収穫のニガウリについては、実証地では根腐れ等の病気の発生もなく、収穫も問題なく行えた。生育の勢い、配色がよく、植物の状態としてはよかった。実証地では、10アールあたり換算で5,270キログラムの収量で、対象地より1,110キログラムほど増加したとの実践報告がなされています。しかし、ハウスのミニトマトにつきましては、実証前と同じような病気が発生し、収量、品質とも変わらなかったという話を聞いていますので、もう少し様子を見る必要があると思います。なお、農地に使用する土壌改良材については、使用したその年に効果がすぐあらわれるものではありませんが、これを使用することによって、農薬、化学肥料を減らした農作物の栽培が期待できることから、将来宮崎商品ブランドのエコ農産物として推奨してまいりたいと思います。

 また、養鶏飼料への変換実証については、鳥の成長試験で増加体重、変動計数、飼料効果、飼料要求率において、すべて目標値を達成し、また食感での官能試験では、実験区、試験区での比較で著しい味覚の違いは発生しなかったことで、試験結果に満足できる結果が得られたとの報告がされています。さらに、メーカを事業主体として水産加工残渣等を利用とした、養殖魚餌への変換実証も行っております。この魚餌についても商品化に向けた良好な結果が出ていると聞いています。

 町では、これらの実証結果を踏まえ、現在事業の推進を図る上で、必要なバイオマスタウン構想計画の企画の事前協議を農林振興局等と行っております。協議が整い次第議員の皆様方とも相談しながら事業を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。

 次に、食用廃油リサイクルについてでありますが、食用廃油はそのまま河川に排出されると汚染負荷が高く、汚染の元凶とされているもので、河川海域住民の水質保全意識の高まる中、本町ではキッチンペーパー等に浸透させ、可燃物として処理するよう指導しているのが現状であります。また、町内においても合併処理浄化槽が普及してまいりましたが、この浄化槽においても食用廃油は負荷が高く処理困難で大きな課題となっています。

 このような中、この食用廃油を改修して有効なエネルギーとして利用し、同時に地球温熱効果ガス削減に寄与することを目的とした、軽油にかわる燃料として、この食用廃油を再利用したディーゼル燃料への変換事業の開発がなされていることに着目し、本町ではこのバイオ燃料、Dオイルをメーカより購入し、平成16年7月から平成17年3月までの間、町所有の資源回収車により試験走向運転を行ったところであります。使用結果については、収集委託業者から報告を受けておりますが、幾つかのふぐあいが発生しております。

 このふぐあいとは、平成16年12月に国土交通省九州運輸局から食用廃油燃料の使用に関する注意、喚起について通達されました。燃料フィルターや噴射ポンプの水回り、燃料供給系ホース等の劣化を膨潤、その部分からの燃料漏れ、エンジンの回転数不安定、始動低下等の指摘内容と同様のことが発生したというものでありました。今後、この事業を推進するに当たっては、これらのふぐあいの発生を未然に防止するための車両の装置等をDオイル使用に変更、改善といろいろな課題があるようでございますので、事業導入については引き続き十分な調査研究を行ってまいります。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  浜口惇君。



◆議員(浜口惇君) 大体、生ごみの有機肥料化については、土壌改良やら含めて、大体よい結果が、今の町長の報告で言えばあらわれていると思います。トマトを除いて、野菜についてはほとんどいい結果だというふうに考えられますが、現在では、テスト期の状態ですかね、これを本物の施設としてかえていくと、都農の場合は、このことによって、今のワインというのがあそこの特産になったわけですが、土壌改良等含めて、ブドウの生産がより定着したその結果としてのワイン工場ができたというふうに聞いておりますけれども、そういうふうに考えた場合、門川町においても一つの、野菜については長期計画の中では一応このバイオマス関係を利用した、そういうことを今後検討したいということは書いてありますけれども、そういう面から見て、議員が検討する場合において、そういう資料が何もなければなかなか検討の余地もないわけですが、17年という、来年ということになりますけど、来年の結果を含めて、あとその報告という形になるのか知りませんが、事前に経過報告でもしながら今後の農業どうあるべきかということを、皆さん心配されていると思いますので、そういうことを含めてどのように利用されるのか、やっぱり議員としては一応検討すべき内容に来てるんじゃないかというふうに思います。

 で、口答で聞いただけではなかなかわかりませんので、中間でもよろしいんですが、その結果として、資料として、議会に一応提出していただければ結構だと、私はそのように思うんですけれども。

 食油のリサイクルについては、なかなか今の段階では燃料として即使えるような状態ではないということのようでありますけれども、部分的にエンジンの改良部分が、特に本体にかかわるものではないような感じがしますので、まずそういうことを含めて検討しながらできるんであれば、このリサイクルについての検討もやっぱししていくべきじゃないかと、このように思いますので、その点についてよろしく御検討の方をお願いいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。

 以上です。



○議長(浜田作男君)  以上で浜口惇君の質問を終わります。

                              



○議長(浜田作男君)  ここでしばらく休憩します。なお、午後は1時00分から会議します。

午前11時48分休憩

                              

午後1時00分再開



○議長(浜田作男君)  質問第10、情報公開を積極的に進める方法について、1番、平田真文君の登壇を求めます。



◆議員(平田真文君) 事前に提出しました申し出書に従いまして、門川町情報公開を積極的に進める方法について質問をいたします。

 門川町が情報公開条例を制定して久しくなりますが、この条例の意味を十分理解し、町は積極的に町民のために情報公開を進めることを実施してきたのでしょうか。

 例えば、今回の門川町前代未聞である不祥事に関しても、町はその事件が発覚した2月21日以来ずっとその事実を隠したまま公開せず、4カ月も過ぎた6月に内部告発という形で事実を表にさらされ、6月30日になってやっとその事件の内容の公開をいたしました。さらに、その内容は、私たちの常識をはるかに越える公金を横領した者への依願退職を認めるというような形のものでした。初めから、この不祥事を公開していれば、町民は公金横領といった犯罪者を依願退職といったような形にはさせなかったのではないかと思っております。

 このように町は積極的に情報公開を進めてきたとはいいがたく、私たち町民が求めている情報公開にはほど遠いといわざるを得ません。

 そこで、町民のための情報公開の方法を積極的に進める方法があるはずで、その最も有効的な方法の一つは、門川町のホームページだと思います。その有効かつ町民に優しいホームページのつくりについて、これまでに力を入れてきたことや、情報公開をホームページでどのようにやってきたのか、またこれからやっていくつもりなのかを質問いたします。



○議長(浜田作男君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(米良成志君) 御答弁を申し上げます。

 門川町の情報公開をどのように進めているのか、またこれから先どのように実施していくのかという御質問でありますが、本町の情報公開については平成12年度に門川町情報公開条例を制定し、平成14年7月1日から施行し、町民の知る権利、町民が知ろうとする情報を得られる権利を保障するとともに、町民に対する説明責任を果たし、町民の積極的な町政参加に資することを目的としております。

 現在までに、この情報公開制度を延べ7名の方が利用しております。また、その目的のため、本町といたしましては、町民に知らしめなければならない情報については、積極的に情報発信を行っております。具体的には、町広報を初め、各種冊子やチラシ等の配布物によるもの。地区会長会、各種協議会等による伝達、門川町のホームページ、わいわいテレビの地域情報番組等により、できる限りの情報を提供すべく実施しているところであります。

 その中で、本町のホームページは、今年4月1日に本格稼働し、それまでの観光情報に加え、行政情報を充実させたホームページとして稼働しております。なお、ホームページについては、人に優しいホームページを目標に、高齢者や障害者などハンディーを持った人にとっての利便性を高めることを念頭に、文字の大きさを大きく変えることができるようにしたり、音声読み上げソフトへも対応できるようにしたり、またスクロールを少なくするなどを配慮し、だれもが便利で使いやすくいたしました。また、大量のデーターの中から欲しい情報が簡単に取り出せるようにレイアウトや機能を工夫し、さらに個人情報保護等に配慮するなど、厳格に運用しております。

 このような中で、御指摘の不祥事については、6月30日の町長公表をホームページ特別枠で掲載し、7月22日の臨時議会において提案理由として公表しましたものを同日から掲載しております。特別枠のアクセス件数の現在まで320件を越え、このことから本事件についても積極的に公開しているものと思っております。

 現在、ホームページには各種行事や暮らしに役立つ情報等が盛り込まれ、徐々に充実しつつあります。今後とも積極的に情報提供を行っていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  平田真文君。



◆議員(平田真文君) 答弁の内容はよくわかりましたが、まず十分に承知されていると思われますが、私がここで再度情報公開について訴えているというのは、情報公開には大変な意義があるということです。

 まず、情報公開をされる側ですね、町民の側ということになると思うんですが、町民の側からすると、今の役場が何を考えているのか、だれがどのような形で町の経営にかかわっているのか、情報がここまで、行政がここまでやってくれるんだったら、私たちは地域の生活者の視点として、ここまで踏み込んでやって上げようとか、一緒にやれるんじゃないかとか、そういうことを発想できることの意義があると思います。

 また、情報公開をする側ですね、例えば行政、役場側なんですが、情報公開をする側とすると、書類1枚つくるだけでも情報公開をしなければいけないということに関して、この情報は町民に見せなければいけない、ちゃんとしたものをつくらなければいけないというふうに意識が変わってきて、職員の意識改革にもつながるということで、大変これは意義のあることだと思っております。それが情報公開なんですね。

 だから、その情報公開をしっかりやってほしいということで、一般質問という形にさせてもらったわけなんですが、現在でも門川町は、職員の中でもそのように意識を持って書類1枚からでもちゃんと町民に公開できるようにしっかりやろうと思っている方はたくさんいらっしゃると思います。しかしながら、町の情報公開のやり方を見ておりますと、まだまだそのような意識が足りないのではないか、薄いのではないかという感じがいたします。

 このほど、私が、情報公開の有効な手段として言及いたしました、答弁の中にもありましたホームページなんですけど、門川町のホームページを見てみますと、不祥事のことは、先ほど答弁の中にありましたが、町長のコメントと第2回の臨時議会の提案理由ということだけとなっています。このような中で、それを見ていただいたらすぐわかると思うんですけれど、すごくわかりづらいです。文字の羅列です。あれを全部読んで理解する町民は、本当によく理解できる人は少ないと思います。

 私でしたら、ああいうホームページではなくて、文字の羅列ではなくて、こういうふうに書きかえますね。例えば、2月21日横領発覚、1,312万1,900円、町の対応、これ以上の着服金がないと判断、依願退職を認める。7月定期人事異動後新たに281万円余り発覚、返金させる。6月30日、不祥事記者会見により発表、その後また着服21件、107万円弱発覚、返金させる。そういうふうにわかりやすく書いた方がいいと思われませんか。合計とかも書いた方がいいと思うんですけども、合計は今ホームページ入っていると思うんですが、そういう形のものをやってほしいということで、再質問としましては、情報公開を進めるという視点でお聞きするんですけれど、町政を混乱及ぼすということで、公開、不祥事の発表を2月21日発覚から4カ月もおくれたということなんですけれど、町政に混乱及ぼす事件では情報公開がこんなにおくれるんですかということです。情報公開をしないですかということです。それが1点。

 また、ホームページに関して、先ほどの答弁にありましたようなこと以外に、ホームページ上で町の条例など、また議会の議事録、組織図、担当役職名、直通の電話番号等を載せたらどうかと思うのですけれど、町長のお考えをお聞きしたいと思います。



○議長(浜田作男君)  町長。



◎町長(米良成志君) 情報公開の意義というのを、私も十分認識をしているつもりであります。情報公開につきましては、確定したものしか出せないということでありますし、また個人保護条例等とも十分勘案しながら、対処してまいりたいと思いますし、議会の議員名簿当たりの搭載につきましては、議会で検討していただきたいと思います。

 あとの部分については、総務課長から答弁をいたします。



○議長(浜田作男君)  曽川総務課長。



◎総務課長(曽川傳君) 情報公開につきましては、町長の方で内容については十分答えられたと思っておりますけど、どういう方法で、今後のあれをやっていくのかということでございますけれど、うちのホームページの方針というか、そういったことを申し述べますと、人に優しいホームページをつくりますよということですね、これ、いつでもどこでもだれでもが見れやすいようなホームページをつくってまいります。そういったことで、うちの総務課内と企画当たりの職員で構成しておりますホームページをつくる組織というものを立ち上げました、そういった方向でやっていくということで、現在検討もしております。

 また、このホームページが稼働して始めたのがことしの1月です。それで、1月から3月までに大体試行期間ということで稼働を始めております。それで、4月以降が、4月1日からが本格稼働ということでございます。その期間のアクセス件数でありますけど、試行期間の1月から3月まで約3万1,000件、これがアクセスされております。それから、本格稼働になりました4月から8月までにつきましては5万1,500件ということで、かなりの件数が上がっております。合計で8万2,000件といったような件数が出ておるところでございます。そういったことで、門川町の情報というか、積極的に発信をしておるということで認識をしておるところでございます。

 また、先ほどの職員の不祥事につきましては、やはり長いんじゃないかというような意見でございますけど、町といたしましては、できる限り詳細に町民の皆さん方にわかりやすく内容まで掲載をしたつもりでございます。簡単に書けば簡単にできます、これは。ところが、やはりあんまり簡単すぎますと、町民をやはりないがしろにするというような考え方もございますので、できる限り簡潔に詳しく載せたといったようなことでございますので、そこら辺は一つ御理解をいただきたいと思っております。

 また、ホームページにつきましても一方通行ではなくて、例えば今度災害情報あたりにつきましても、うちの情報を提供すると同時に、一般のこれを見た方からの情報が得られるような方向で、うちの方に情報提供をしてもらうというようなシステムとなっております。それにしたがって、またうちの方から再度発信するといったようなきめの細かい情報発信を心がけておるというようなことでございますので、決して隠したり、どうしたりというような方向はないというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(浜田作男君)  平田真文君。



◆議員(平田真文君) 確定したものしか情報公開はしないということでしたが、不祥事に関していえば、いいですかね、2月21日に発覚して3月31日依願退職をさせるまでに1,312万1,900円は確定していたわけですよね。これは、情報公開に値する情報だと思ってるんですけれど、そこで情報公開をされなかったのはなぜでしょうか、ちょっとお聞きしたいと思います。

 それと、双方向のホームページからでは、双方向の情報の交換が可能だということで、私もきょうホームページ確認しましたら災害の情報を見ている方から募集しているというふうなバナーが張ってあって、そこを見てきました。それは大変いいことだと思いますし、リアルタイムでいろんなことが起こっているというのがわかるし、いいことだと思いますが、台風のとき、私ホームページ開いて見たんですけれど、全く機能してませんでした。なぜ、ここが、門川町の役場が停電していたのか、ちょっと私はちょっとわかりませんけれど、そこのところが、その台風のときに機能しなければ意味がないと私は思いますので、そこのところわかれば答弁いただきたいと思います。

 あと、これからやっていく情報公開はホームページだけではなされないと思いますし、また今チラシによる情報公開や地区会長会、そういう形でもやっていらっしゃるということですので、それを今後、もう一度お聞きしたいんですけど、今後さらに有効に使うためにどのようなことを、今から先考えていらっしゃるのか、もう一度お聞きしたいと思います。具体的にお願いします。それで私の答弁を終わらさせていただきます。質問を終わらさせていただきます。



○議長(浜田作男君)  町長。



◎町長(米良成志君) 不祥事の件につきましては、現在控訴中でありまして、警察の方も一切捜査が済むまでは公開をしないということでありますし、もう町の方でも触れないでほしいということでありますので、不祥事の件につきましては割愛をさせていただきたいと思います。



○議長(浜田作男君)  曽川総務課長。



◎総務課長(曽川傳君) 台風時の対応ということでありますけど、今度の台風につきましては、総合システムに現在切りかえをしておるんですね、うちのコンピューターを、それで、その当日もそういった方向で作業しておりますし、対応につきましては、提供というが、何ていいますか、雨量当たりの情報は入ってくるんですけど、これにつきましては、コンピューターの中で、ホームページの中で十分皆さんも確認できると思います。ただ、そのほかの、例えば、崩壊したとか、そういった情報につきましては、やはり台風のさなかにおいてはなかなか情報がこちらにも入ってこないということで、その分については、情報提供は確かになされていなかったというふうには思うんですけど、その後については、やっぱりこの情報を見てもらいますと、リアルタイムでじゃんじゃん載せておるといったようなことでございますので、一つ御理解をいただいたらというふうに考えております。

 また、今後の対応ということでありますけど、これにつきましても、やはり先ほども申しましたように、人に優しいホームページということを念頭において作成をしておりますので、方法というか、掲載の方法というか、そこら当たりも十分研究をしながら、やっていきたいと。内部においても、このホームページは見やすいなと、あるいはこちらの方はちょっともう一歩だなというものもありますので、そういったものを統合しながら、総合的に判断を加えながら、今後つくっていきたいというふうに考えておりますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。



◆議員(平田真文君) 議長、さっきの質問ちゃんと答えられてなかったと思うんですけど、町長に関して、2月21日の時点で確定した金額とかわかっているわけですから、それを情報公開するということは当たり前だと思うんですよね。



◎町長(米良成志君) 確定してませんので。



◆議員(平田真文君) 確定してない、金額が確定していなかったということですか。



◎町長(米良成志君) 全部確定をしてから公表をするつもりです。



◆議員(平田真文君) 町民、納得できないと思いますよ。



◎町長(米良成志君) ちょっと待ってください。もう事件のことについては。



◆議員(平田真文君) 確定してないということですかね。



○議長(浜田作男君)  休憩します。

午後1時24分休憩

                              

午後1時25分再開



○議長(浜田作男君)  平田真文君。



◆議員(平田真文君) 先ほどの答弁の中でちゃんとした回答が得られなかったので、もう一度お願いします。



○議長(浜田作男君)  町長。



◎町長(米良成志君) 不祥事につきましては、もう告訴したということで御理解をいただきたいと思っていますが、3月31日で依願退職を認めたというのは、まだ、その時点で、金額は確定したということで申し入れがあったわけですけれども、その後もいろいろ発覚をおりますので、その時点では全体に公表する段階ではなかったと思っています。



○議長(浜田作男君)  以上で平田真文君の質問を終わります。

                              



○議長(浜田作男君)  次は、質問第11、町職員の不祥事について、質問第12、イノシシ・サルの駆除について、3番、小林芳彦君の登壇を求めます。



◆議員(小林芳彦君) 申し入れ書に従いまして、2点質問したいと思います。

 1点目は、大変残念な問題である町職員による公金横領についてであります。この問題は、本町においていまだかつて類を見ない不祥事で、町民の皆さんに多大なる御迷惑をかけ、大きく信頼を裏切ったことはいうまでもありません。その信頼の回復は何よりも急務であると思います。しかしながら、町長以下の関係者職員の処分は決定したものの、町が元係長を告訴したこともあり、まだすべて決着はしておらず、依然として町民の関心は高く、怒りもおさまっていないのが現状です。

 つきましては、さきの臨時議会で、今後の改善策を検討するということでしたが、管理のあり方、チェック体制のあり方など、今後どのように改善されるのか具体的にお伺いします。

 2点目は、イノシシ・サルの駆除についてであります。この問題につきましては、山間部に暮らす人、農業に携わってる人にとっては、長年にわたる悩みの種であります。また、その被害は年々拡大の一途をたどっているのが今の現状です。

 そこで、門川町においても現在対策はとられているようですが、さらに有効な駆除対策はないか、お考えをお伺いします。

 以上2点壇上より質問いたします。



○議長(浜田作男君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(米良成志君) 御答弁を申し上げます。

 町職員の不祥事につきましては、先ほど6番議員にお答えしたとおり、またさきの臨時会で申し上げましたとおり痛恨のきわみであります。御質問の趣旨は、具体的な改善策についての今後の方針であろうかと理解し、お答えいたします。

 先ほどの答弁と重複する部分がありますが、現時点では公金等収納管理検討委員会の改善案の報告段階でありますので、決定ではありませんが、先ほど述べたとおり大きく7項目の改善が必要のようであります。その中で、急を要する事項は既に改善策を実施しております。その改善内容を3点ほど具体的に述べたいと思います。第1に納付書についてであります、使用済みの3連納付書がすべて会計課に返却されているかチェックを万全にすることといたしました。第2は、郵便振替についてであります。今までは、通常の毎月25日の口座引き落とし分につきましては、税務課が取りまとめを行い、再振替分、随時納付分は、それぞれ各担当が郵便局で現金を収納しておりました。これを、すべて書類の管理は会計課が、現金取り扱いは税務課が行うことといたします。また、第3は訪問徴収であります。今まで職員体制の関係で、一人による訪問徴収を行っている業務がありました。これにつきましても、複数体制による訪問徴収を原則といたしました。これ以外の項目等につきましても、公金等収納管理検討委員会の報告書をもとに、関係各課長会にて協議し、改善策を実施する予定にいたしております。

 失われた信頼を回復するため、私を含め職員一丸となって町民の御理解を得られるよう公務に当たる所存であります。

 次に、イノシシ・サルの駆除についてであります。野生鳥獣による農林産物被害は、中山間地域を中心に被害数の増加、生息環境の変化による被害地の拡大や、人なれの進行に伴う加害行動の悪質化等、深刻な問題となっており、農家の生産意欲の減退、耕作放棄地など加速させる一因にもなっています。また山林では、人工林の増加により、木の実、果実等の広葉樹が減少し、さらには自然災害などによりイノシシ・サルの食料不足となっていることが、年々拡大の一歩をたどっている一番の原因と思われます。

 本町としても農林業振興を図ることから、鳥獣被害防止に取り組んでいるところであります。その駆除対策として、猟友会の御協力をいただき、有害駆除班を設置し、平成16年度駆除実績としては、イノシシ・サル等合わせて41件の申請があり、有害駆除に努めたところであります。平成元年から始めました野生鳥獣被害防止対策事業では、平成16年度実績で電気柵15基、延長500メートル、事業費130万5,000円で設置を行い、被害防止対策として取り組み成果を上げているところであります。しかし、それでもイノシシは、電気柵のない新たな地域に出没するようになってきています。また、サルについては、有害駆除班で銃器による駆除を行っていますが、なかなか難しい状況であります。このことはどの市町村でも同じような状況にあり、さらに有効な被害防止対策ということでありますが、鳥獣保護に対する国民的な関心も高まっていますので、共生共存を確立することが重要な課題となっています。これらのことを踏まえて、関係機関、団体等が連携し、イノシシ・サルの被害防止対策として、国土保全等及び鳥獣保護を配慮した樹脂の選定なども考慮する必要があるのではないかと思われます。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  小林芳彦君。



◆議員(小林芳彦君) まず、町職員の不祥事についてでありますが、町長の答弁では、6番議員の答弁を聞いておりますと、7月15日に公金等収納管理委員会を設置し、各課の実務者により、収納事務の納付書、また納付員の管理のあり方など、またチェック体制について等の改善が7項目検討され、その中の3項目は、納付書については会計課、また郵便物については税務課と具体的に改善策がなされているようですが、今後町民の皆さんの信頼を回復するためには、改善策が大変重要になってくるわけですが、こんなときだからこそ、私は実際もうこの収納と、公金収納等管理委員会は6回もして、大体もう終わったと思うんですが、こういうときだからこそ、私は外の知恵も必要ではなかったのか、また、去る4月22日に行われた臨時議会の中で、こういう質疑があったと思うんですが、民間の知恵を借りては、検討するということでしたが、今回各課の実務者だけで実際に民間の力は借りていないのか、再質問いたしたいと思います。

 続いて、サルとイノシシの駆除、被害は、山に囲まれた地域にとっては大変な問題であり、門川町においても41地区ある中の15地区余りがこの問題に直面し、毎年悩まされているにもかかわらず、被害は年々拡大しているのが現状です。まして、農業の家計を支える農産物、自分の庭先でつくっている野菜、猟友会が鉄砲を使えない場所や、犬も入れない牛小屋、鶏小屋にも被害は及び、死活問題と言っても過言ではないくらいの状況は深刻なのです。門川町は、町長の答弁にありましたが、有害が出た場合は猟友会に駆除を行っている。また、平成元年から電気柵等で駆除を行っているようですが、先ほども言いましたように、猟友会が鉄砲を使えない場所、また犬も入れない場所、また電気柵も効果がありそうであまり実際は効果が出ていない。この問題につきましては、私が以前所属しておりました産業建設常任委員会で、去年の決算の質疑の中であったと思うんですが、門川町は現在、箱わなの使用はしていません。しかし、それに対しての執行側はモデル地区を設置して、ああ、モデル地区は考えられないのかという質疑に対して、猟友会と検討しながら、協議しながら今後やっていくという質問でしたが、その後どうなっているのか、この2点を再質問いたしたいと思います。



○議長(浜田作男君)  町長。



◎町長(米良成志君) 不祥事のその後の対策ということで、検討委員会を実務者で構成をして検討をしておるわけでありますが、もう実務者が一番今回の不祥事がなんで起きたのかというのは、その内容を見ながら実務者で十分検討してまいっておるわけであります。で、今後は各課長を含めて、それから、監査委員さんにも入ってもらって、これから二度と起きないような状況をつくり出すために検討を加えてまいりたいと思っております。で、まだ完全には終わったわけでありませんので、その辺で十分検討を加えていきたいと思います。その中で、民間の企業当たりの対処の仕方等について、意見を聞く場合もあろうかと思いますが、そういう形で進めてまいりたいと考えております。

 それから、イノシシ・サルの駆除の件については、担当課わかりますか。



○議長(浜田作男君)  中田農林課長。



◎農林課長(中田幸人君) 参考までに申し上げます。

 16年度の有害実績としまして、許可件数ですが24件に対しまして67頭の許可数ですね、捕獲実績としまして25頭、37.3%でございます。それから、サルが9件許可件数が出まして、70頭の計画で3頭ということで4.2%。それから、議員さんの質問のありました箱わなにつきましては、西門川の上井野地区で2カ所設置しております。

 以上でございます。



○議長(浜田作男君)  小林芳彦君。



◆議員(小林芳彦君) 今回の改善策は、実務者が一番わかってるということで、各課の実務者で行った。また、すべて終わっていないので、まだ民間の力というのは、今後お借りするかも知れないという御答弁だったと思いますが、庁舎内の複数の横領が行われていることから見ても、長期にわたりチェック体制の機能がしていなかったことから考えても、庁内のチェック体制、意識が、3年前の選挙問題から改善されていないことは明らかで、現在の庁舎内の空気も根本的に入れかえるためには、私は、今後、外部調査が不可欠ではないかと思うのであります。

 それでは、これが最後の質問になるわけですが、私自身、今回の不祥事を振りかえって思うことは、2月21日に発覚したにもかかわらず、6月30日まで公表しなかったこと。そのことにより、隠ぺいと思われても仕方ない事態に陥ったこと。3月の時点で1,300万円もの公金横領をしているにもかかわらず、本人を依願退職させたことなど、問題はいろいろあるわけです。つまり、調査、処分の甘さ、また公表の遅れから、これだけの大きな問題となり、とりわけ1,850万円もの公金を横領した元係長に対しての処分は、町民の信頼を裏切り、怒りを買ったことは避けられない事実です。3年前の選挙の問題で、あれほど職員に対するあり方を問われたにもかかわらず、その後、今回公金横領が行われたという事実は、町長初め、我々はもっと深刻に受けとめなければならないと思うのです。

 私は今回の不祥事について、厳正なる処分とは、考えたときに罪を憎んで人を憎まず、罪を憎んで人を憎まずが、基本となるのではないかと思うのです。やったことは戻らない。その人を憎むわけでもない。しかし、起こした罪に対しては、厳しく正当なペナルティーを与えることが今後も重要になってくると思いますし、厳正なる処分ということでは、私は今回の件も、200票の件もつながってると思うのです。あのとき厳正なる処分を行っていれば、今回の不祥事もこれだけ大きくならずに防げたのではないでしょうか。町長は、今でも200票の件に対する処分が、厳正な処分であったかと思うのか、再質問したいと思います。

 また、今回の不祥事については、冒頭申しましたが、告訴をしており、すべてが決定していないのですが、今後この不祥事がすべて決着したときに、町民の皆さんにきちっと報告しなければならないと思うのですが、町長はどのようにお考えなのか、この2点を再々質問したいと思います。

 また、このイノシシ・サルの駆除についてでありますが、私は今回この質問に当たって、加草、中村、中山、竹名、西門川地区など、この問題で困っているいろんな方にお会いして話を聞きました。感じたことは、毎年被害にあう。またその範囲は拡大していくが、かといって個人で効果的な駆除策をといわれてもなかなかないのが今の現状です。今のままでは、泣き寝入り状態です。

 また、先ほど農林課長の方から2つほど箱わなをしているということでしたが、隣の延岡市では、箱わなについては許可が出ており、わなによってはイノシシの子供だけとか、親だけとか、いろんな方法で駆除ができるそうです。門川町においてもイノシシとかサルとか被害にあってる方はたくさんおります。今後、前向きな検討をお願いして、私の質問を終わりたいと思います。(「休憩」と呼ぶ者あり)



○議長(浜田作男君)  一応、質問の件に続いて会議します。

 答弁を求めます。町長。



◎町長(米良成志君) 不祥事につきましては、厳正な処分が必要だろうと私も思いますし、そういうことから告訴に踏み切ったわけでありますので、告訴をしたということで御理解をいただきたいと思います。捜査が終わって、処分も確定すれば、退職金の問題も解決をするようになると思いますし、その辺で、また町民の皆様にはちゃんと御報告を申し上げたいと思います。



○議長(浜田作男君)  よろしいんですね。



◆議員(小林芳彦君) 済みません。200票のことも僕は聞いたんですよ。この間につながっているということで、どうだったのかと、今回処分のことがやっぱり一番町民の皆さんに対しても怒っているわけですから、さかのぼって僕はつながっているということで、今回再々質問したわけですから、そのことに対して町長の答弁はなかったと思うんですが。



○議長(浜田作男君)  答弁を求めます。



◎町長(米良成志君) うまいとわからん。内容が。



○議長(浜田作男君)  休憩します。

午後1時48分休憩

                              

午後1時49分再開



○議長(浜田作男君)  会議します。

 町長。



◎町長(米良成志君) 3年前の選挙の件につきましては、1カ月間の停職の処分をしたわけでありますが、全国の事例等を勘案をしまして、適当な処分であったと考えております。



○議長(浜田作男君)  以上で小林芳彦君の質問を終わります。

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○議長(浜田作男君)  以上で本日の日程は全部終了しました。

 本日はこれで散会します。



◎事務局長(柳田隆晴君) 御起立願います。一同、礼。

午後1時50分散会

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  会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。




      平成17年 9月14日

                 議  長 浜田 作男

                 署名議員 内山田善信

                 署名議員 安田  修