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宮崎県 門川町

平成 16年 第2回定例会(6月) 06月09日−02号




平成 16年 第2回定例会(6月) − 06月09日−02号









平成 16年 第2回定例会(6月)


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平成16年 第2回(定例)門 川 町 議 会 会 議 録(第2日)
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議事日程(第2号)
                    平成16年6月9日 午前10時00分開議
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 一般質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 一般質問
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出席議員(15名)
1番 平田 真文君       2番 黒木  裕君
3番 小林 芳彦君       4番 内山田善信君
5番 安田  修君       6番 黒木 義秋君
7番 朝倉 利文君       9番 寺原 速美君
10番 長友幸太郎君       11番 浜田 作男君
12番 黒田 利治君       13番 安田  新君
14番 浜口  惇君       15番 安田 茂明君
16番 米良 昭平君                
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欠席議員(1名)
8番 猪倉 照央君                
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
局長 小野 康文君     書記 太田 民雄君
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説明のため出席した者の職氏名
町長          米良 成志君  助役          黒田 和弘君
収入役         金丸 一弘君  教育長         樋口  駿君
総務財政課長      甲斐 勝美君  企画商工水産課長    原田 敬蔵君
社会教育課長      松岡敬一郎君  教育次長        山下  勲君
福祉課長        田中 豊彦君  税務課長        長谷川義明君
都市建設課長      小野 幹男君  健康管理課長      金丸 隆康君
水道課長        神戸 雅徳君  農林課長        曽川  傳君
生活環境課長      中城 広美君  農業委員会局長     小林 正春君
会計課長        中田 幸人君  代表監査委員      小林 作市君


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午前10時00分開議



○議長(米良昭平君)  きょうは猪倉照央議員が欠席であります。ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(米良昭平君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定によりまして5番、安田修君、6番、黒木義秋君を指名します。

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△日程第2.一般質問



○議長(米良昭平君)  日程第2、一般質問を行います。

 一般質問は、通告順に行います。2番、黒木裕君。



◆議員(黒木裕君) 通告に従い質問いたします。なお、通告書には要旨しかありませんので、その内容を補足して、2つ質問いたします。2つとも、3月に制定されました門川町環境基本条例に関連しておりますので、明確な答弁を期待いたします。

 1つ目の質問は、道路の側溝の清掃についてであります。

 早くも梅雨に入り、これから雨天が続き、夏には台風が襲来し、大雨が降る時期になってまいりました。そこで、水はけのよい側溝ならスムーズに雨水がながれ何の問題もないのですが、所によっては流れが悪く汚泥がたまり、それによって悪臭並びに害虫の発生を来します。道路側溝の清掃は、各地区で行うことになっていると聞いておりますが、地区によっては全員の協力が得られないし、高齢化が進んでいる現在、溝ぶた上げや、汚泥処理などが困難な地区がふえているようです。そういった地区は、清掃業者に依頼することになり、高額な支出を生み、大変な負担となっております。

 そこで、お聞きしたいのですが、町当局はそれぞれの地区の実情、実態などの把握をどの程度しておるのでしょうか、またその対処は適正だと考えていらっしゃるのでしょうか、また、清掃に対して補助金などの援助を考えてもらえないでしょうか。

 次の質問に移ります。次の質問は、公園内における遊具と清掃についてであります。最近、新聞などで公園の遊具で幼児や児童の事故が多発しているニュースが報道されています。町内公園の遊具の点検はなされているとは思いますが、遊具並びにその公園の安全性は万全でしょうか、また公園で予想に反して遊具を使用していて事故が発生した場合、責任問題はどうなるのでしょうか。

 それと、先日、町内の公園を数十カ所見てまわったのですが、草刈りがきれいになされているところが大半でした。しかし、不十分な公園も見受けられました。草刈りなどの清掃並びに環境の整備はどこの管轄になるのでしょうか。

 以上、2つの質問についての答弁をお願いして、壇上からの質問を終わります。



○議長(米良昭平君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(米良成志君) 御答弁を申し上げます。

 まず、1点目の道路側溝の地区清掃の状況について御答弁申し上げます。主に、道路側溝等が整備されている市街化区域の18地区について申し上げますと、大きく3通りの状況に分かれております。まずは、従来どおり、地区民による人力での清掃が13地区ございますが、清掃する区域が全体のところや一部のところ、また回数もそれぞれに異なっております。次に、業者委託で行っているところが2地区ございます。これについては、地区民より負担金を徴収し、いずれも2カ年で全区域を行っているところであります。残りの3地区につきましては、生活排水処理施設整備地区南ケ丘が1カ所、ほかの2地区は委託等の検討がなされているようであります。

 これらの側溝清掃については、ふたの重量や高齢化の問題、地区民の核家族化など、また委託についても負担金や空き地の流出土砂の問題等、さまざまな課題があり、各地区において苦慮されている状況については十分承知しているところであります。

 次に、2点目の町当局の対処は適当かとの御質問でありますが、道路の側溝清掃につきましては、特に生活排水等に起因する地区環境衛生の悪化に対して「人にやさしいまちづくり町民運動」の観点から、環境改善に取り組んでいただいているところであります。町といたしましては、これまで地区清掃に対しましてふた上げ器の貸し出しや、汚泥運搬ダンプの貸し出し、薬剤のあっせん等を行ってまいりました。また、側溝ぶたについて、年次的なかけかえ等により軽量化を促進しているところでございます。

 なお、幹線排水路や人家なし、土砂多量箇所については、地区と相談しながら町で調査、対応してまいりたいと存じます。

 3点目の清掃に対する補助金につきましては、主に、地区が業者に委託する場合の補助金と理解いたしますが、これにつきましては日向市、延岡市を含む近隣7市町の状況を調査いたしました。それによりますと、日向市のみが補助金制度があり、ほかの市町は本町と同様であります。本町におきましては、今後、委託による清掃を行う地区が増加することと思われます。

 基本的には、地区民の生活に起因する環境対策であり地区で対応すべきと思いますが、地区によって状況が異なり、問題点もあると承知いたしております。このような状況を踏まえ、今後の検討課題とさせていただきます。

 次に、公園の遊具と清掃についてであります。

 まず、1点目の遊具の点検及び安全性について御答弁を申し上げたいと存じます。議員御承知のように、先月、大阪府高槻市におきまして、公園に設置されていた遊具により児童が指を切断するという痛ましい事故が発生いたしました。町といたしましても、すべての公園につきまして早急に総点検を実施し、対策等を講じたところであり、施設の点検と安全性を含めた適切な対応が最も重要であると認識をしているところであります。特に、議員御心配の安全性等につきましては、さらに専門的な見地からの判断が必要と考え、数年前から、日本公園緑地協会等の会員となっています専門的なメーカーに依頼し、塗装、腐食、破損、露出等の状況を詳細に総点検し、その点検結果に基づき、随時補修等を実施しているところであります。町といたしましても、今後、さらに遊具の保守点検を強化し、安全性の向上に努めてまいりたいと考えております。

 2点目の事故が発生した場合の責任の所在についての御質問につきましては、基本的には、事故原因等により異なるかと存じます。基本的に、本町の公園内に設置している遊具につきましては、遊具選定の段階で生産物、賠償責任保険及び請負賠償責任保険に加入しているメーカーを基本に選定し、設置しているところでございます。しかしながら、近年、利用者の方々も幼児から高齢者に至るまで幅広い年齢層となっており、遊具そのものについての遊び方、利用形態等も個々に異なっております。仮に、事故等が発生した場合につきましては、事故原因の究明を行い、その原因に応じて責任の所在が明らかになるものと思われます。町といたしましても、今後、さらに安全、かつ快適に利用いただくため、注意看板塔の設置や、より以上の点検保守等を実施してまいりたいと存じます。

 3点目は、草刈り等の清掃及び環境の整備を含めた維持管理状況についての御質問と理解いたします。公園の維持管理につきましては、公園の内容及び性格上からすべての施設について町で管理すべき公園と、一部の維持管理について地区の自助努力をお願いすべき公園とに区分しているところであります。総合公園1カ所、近隣公園2カ所、ふれあい多目的広場1カ所はすべて町が維持管理すべき公園として位置づけ、街区公園並びに児童遊園等につきましては各地区と町との間で使用管理に関する覚書を締結し、地区に維持管理をお願いしているところです。

 管理状況は、御承知のとおり、地区の状況によって異なりますが、地区によりましては十分管理している地区もあり、それぞれの地区において自助努力をしていただくことを基本としているところであります。このようなことから、定期的な清掃、除草、トイレのくみ取り、電気及び水道料等につきまして地区負担とさせていただいています。しかしながら、地区におきましては、公園の植栽等を含め施設内容が異なり、管理できない部分等も発生いたします。したがいまして、特に危険度の高い作業等につきましては、地区会長さんと十分協議しながら、シルバー人材センター等の活用を含め町で維持管理に努めているところであります。

 以上であります。



○議長(米良昭平君)  黒木裕君。



◆議員(黒木裕君) 先日、町内の公園を十何カ所見てまわって、2つほどちょっと危険であると、また清掃が行き渡ってないと、そういうところがありました。庵川西近隣公園と門川神社西側の愛宕山公園の2カ所です。草刈りも徹底されてないし、遊具もそのまま、また草はぼおぼおで子供たちの遊んでいる姿もないと。また、実際見ておわかりでしょうけど、通りから見えないんです、これが。だから、全くそういう少年少女の非行というか、危険性が隣り合わせであると見受けられました。

 町の方で、そういったことを把握するための定期的なパトロールですか、見回り、そういったものをしていらっしゃるのかなとちょっと頭をひねったんですけれども。それと、パトロールとかの強化も必要じゃないかと思うんですけれども、どうでしょか。



○議長(米良昭平君)  都市建設課長。



◎都市建設課長(小野幹男君) 遊具の日常的な担当課としての点検はどうかということが、御1点であろうかと思います。

 まず、担当課としての日常点検についての基本的な考え方を御答弁申し上げます。担当課としての遊具の点検は、一月に1回の割合で日常点検を実施しているところです。この点検につきましては、職員によります目視あるいは普請、聴診等によりまして異常がないか調査するものでございます。日常点検で異常が発見された場合には、速やかに修理復旧するとともに、専門的な知識や技術を要するものにつきましては、町長の御答弁のとおり、専門業者に相談をいたしまして、早期に対応をしておるところでございます。専門業者に対応につきましては、定期点検につきまして年に1回行っております。この点検について、遊具の構造や機能、それから材料の持つ特殊性、さらには公園整備技術者の資格を持っております方に点検を依頼しておるところです。

 議員御指摘のとおり、近隣公園につきましては、町がすべて管理すべき公園として位置づけております。面積も広うございます。したがいまして、先月、発注をしたところでございます。近日中には業者の方が入るものと思っております。御理解をいただきたいと思います。



○議長(米良昭平君)  黒木裕君。



◆議員(黒木裕君) 答えはわかるんですけれども、その危険性ですね、地域の住民から見えないところにあるんです、庵川西公園にしても高台にあって、場所的には本当にいいんですよね、あれ、見晴らしがよくて。しかし、利用されてないと。また、愛宕山の後ろの公園ですね、それもちょっと道から高いと、悪さしようとしたら悪さはできると、そういう危険性が本当にこれから起こるんじゃないかといわれるような公園なんです。だから、もうちょっと見回りじゃないけど、皆さんが見てもらって、そういう危険性があるのならほかの利用にするとか、利用活用するとかそういったことをお考えかなと、そういった点をちょっと一つですけど、聞いて置きたいんですけど。



○議長(米良昭平君)  都市建設課長。



◎都市建設課長(小野幹男君) 都市公園につきましては、都市計画補助に基づきます公園でありますので、ほかの多目的ものには使えないと思っております。全く公園をつぶすというようなことはできないと思っております。

 したがいまして、町といたしましても、議員御指摘のように、さらなる万全を期すように、定期的な見守りを十分行って万全を期すように努力したいと思っております。



○議長(米良昭平君)  いいですか。

 以上で、2番、黒木裕君の質問を終わります。

                              



○議長(米良昭平君)  次は、3番、小林芳彦君。



◆議員(小林芳彦君) 通告書に従いまして、1点質問させていただきます。

 私は、今回、町民の皆様が一番関心を持っていることについて質問したいと思います。門川町は合併しない。つまり、自立の道を選択したのですが、今後の門川町について町長はどのような考えを持っておられるのか、お伺いします。今までは、合併問題等でなかなか町長の今後の政策が見えてきませんでした。明確なお答えを期待しております。

 以上、1点を壇上から質問いたします。



○議長(米良昭平君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(米良成志君) 御答弁を申し上げます。

 御承知のとおり、1市2町の法定協議会設置につきましては、昨年の12月議会で否決され、その後、住民代表による法定協議会の設置要求が行われ、3月議会に再度提案いたしましたが、再び否決されましたことは、周知のとおりであります。私は、この結果を重く受けとめるとともに、町民や議会の皆様から今までいただきました多くの意見、提言等を十分検討、熟慮いたしまして、自立の道を選択することといたしました。

 また、現在、政府の推進、進める国庫補助負担金の削減、地方交付税の抑制、地方への税源移譲のいわゆる三位一体の改革が進む中、市町村を取り巻く財政状況は非常に厳しいものがあります。これらに対応いたしまして、早速、総務財政課に行財政対策主幹を配置し、門川町行財政改革構想案作成の準備作業を開始しました。既に、5月にプロジェクトチームを設置し、5月から6月にかけまして構想の素案づくりをしているところであります。今後は、この素案をもとに、補佐係長を中心とした作業部会におきまして検討を行い、9月には課長からなる幹事会にて行財政改革構想をまとめ上げ、10月には民間代表者からなる審議会に諮問し、広く審議していただくつもりであります。審議会答申の後には、門川町行財政改革構想を議会の皆様に御報告したいと思っています。

 今後も、厳しい状況が予想されますが、地方分権の推進にのっとり、引き続き議会の皆様や町民の皆様と連携して、人にやさしいまちづくりに取り組んでまいる所存でございます。

 以上でございます。



○議長(米良昭平君)  小林君。



◆議員(小林芳彦君) 今後の門川町を、町長自身がどのように考えているのかお伺いしたんですが、また行財政改革の構想案を作成し、また5月にプロジェクトをつくり、9月に、また課長によって、また部会を開いて、今後進めていくということですが。

 私は、今回、この問題が町民の皆さんが自立の道を選択した、今、冒頭で私が申しましたように、町民の皆さんが一番関心を持っている、実際に、このまま単独で門川町が運営ができるのか、この自立の道を選択したことに対して町民の皆さんは、当然、町長に対して期待を持っている。また、このままで大丈夫なのかといった、私は不安というものも、両面を持っておると思います。

 今回、だから、私このような町長が今後の具体的な政策をお聞きしたんですが、今の段階で、さっきの町長の説明では、今後プロジェクトを5月につくってやっていくということでしたが、今の段階で、具体的な方針を町民に示すことが、私は町民に対して夢を与えることにもつながるし、また役場内においても活気が出てくるのではないかと思います。そのようなことを考えて、この何日か前に町政要覧というのを僕はもらったんですけど、日本一住みよい門川町づくりを目指していて、また4次門川町計画についてるる書いてあるんですけど、何といいましょうか、抽象的でなかなかわからづらい。町長は、後2年任期がありますので、その間に、何を一番声を大にして取り組んでいきたいのか、具体的にお伺いしたいと思います。



○議長(米良昭平君)  町長。



◎町長(米良成志君) 私も、町政を預かる上に置きまして、立候補する際に、いろんな面で公約を述べてまいりました。そして、2年間経過をいたしまして、いろんな施策に取り組んでいるところでございます。

 合併が単独でいくという方向性を位置づけまして、今年の、16年度の予算につきましても皆さんにお示ししたとおりの予算を組ませていただきました。現在、カギ田住宅の建て替えが行われております。そして、16年、17年をかけて門川中学校の改築をしなければなりません。大変、財政的には厳しいものがありますけれども、門川町は先人の皆さん方の御努力によりまして、また町民の皆さんの御努力によりまして、大変すばらしい財政状況にあったのは、現実であります。そういう過程を踏まえて、門川町は財政的にどうにか16年度の予算も編成ができたと思っております。

 これからも大変厳しい状況が続くでありましょうけれども、三位一体の改革がまだ明確に打ち出されておりませんけれども、いろんな施策が打ち出される中で、それなりに門川町としての自立の道を選んで、皆さんとともに努力をしてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(米良昭平君)  小林君。



◆議員(小林芳彦君) 町長のお話では、まだ三位一体改革の明確な国から示されていないということで、なかなか門川町を取り巻く、予算を含めて、環境は厳しいということですが、さっき私が申したように、具体的な政策を示すことが、町民の皆さんに夢を与えて、今回、自立の道を選んだときに期待と、またさっき言った不安が安心につながると思うんです。

 ぜひ、そのことを踏まえて、今後取り組んでいってもらいたいと思います。最後は要望になりましたが、これで、以上、私の一般質問を終わりたいと思います。



○議長(米良昭平君)  以上で、3番、小林芳彦君の質問を終わります。

                              



○議長(米良昭平君)  次は、14番、浜口惇君。



◆議員(浜口惇君) 通告いたしました平和への基本姿勢についてお尋ねをいたしたいと思います。

 今、国の政治の方向が国民負担の増向と大企業優遇の方向、または憲法改悪と軍国主義へと進んでいるのではないかと思い、末恐ろしく考えられます。町長の平和への見解をお尋ねいたしたいと思います。

 補足して少し具体的なことを申し上げますと、国の完全失業率が4.7%で、以前よりも少しよくなったということで、内閣の方では本当に喜ばしいことだということになっております。しかし、現在における完全失業者は335万人あります。このことは、雇用が、常時雇用されているいわゆる正規雇用の人が260万減少しているわけです。非正規雇用というのが195万人も増えていると、このことは何を示すかというと、結局、パートや派遣、請け負い、契約社員など、全く不安定な状況での雇用が激増しているちゅうことが示されていると思うんです。こういう中で、政府のやっていることは、やはり同じように、このようなことがいつでも、どこても、どういう専門の業者によっても雇用ができるんだという形でもって、こういうことを進めてきたという政府のあり方に問題があると思うんです。

 産業再編成に対しての法律だとか、こういうことによって企業減税を行ったり、または法人税率の引き下げによってますます現在の財政が困窮を来しているということもあります。そのことを消費税にくらがえしようという現在の状況もあります。こういうことが大変国民に対してすべてがしわ寄せがされるという中で、また戦争する国へと憲法をかえろかえろというのが、現在、自民党を中心にしたいわゆる公明党、民主党も含めて改憲、創憲、そういうふうなことを言いながら、憲法をかえるということを言ってるわけです。この憲法をかえるという内容は何かと言えば、やはり第9条をかえて、軍隊を持ち、そして戦争できる国にしたいというのが現在の状況であろうと思います。こういうことで、町政を担当する町長としては、住民が本当に平和で、今後とも生きていくためにはどういう姿勢で町長は臨まれているのか、この点を聞いておきたいと私は考えますので、よろしく御答弁をください。

 答弁の内容によっては、自席から再質問をさせていただきます。



○議長(米良昭平君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(米良成志君) 御答弁を申し上げます。

 御質問の内容は、憲法改正を含めて平和への基本姿勢についてのお尋ねでありますが、問題が大き過ぎまして、大変難しい課題でありますので、はいこうですという答弁はできませんが、私なりに整理して考えていることを申し述べ、答弁とさせていただきたいと思います。

 この問題は、大きく2つに分けて考えてみたいと思います。まずは、国際社会を中心とした世界平和の問題であります。我が国は、過去に忌まわしい戦争体験を持ち、唯一の被爆国であります。その経験から、恒久の平和を念願し非核三原則の宣言も行って、戦後の復興を進め、今日の経済大国を建設してまいりました。この先人の功績を尊び、現在の平和で豊かな日本を子孫に伝えていくことが私たちの使命であると考えております。しかし、国際的には民族紛争や宗教紛争、テロ行為が多発していることはまことに憂慮に耐えないところであります。今後とも、世界の人々がそれぞれの立場を理解し、恒久の平和を求めるため相互協力することを願いたいと思います。

 もう一つの平和は、地方自治体を中心とした地域社会においての平和、家庭の中の平和であります。今日、国内においては、青少年の犯罪や幼児に対する虐待、家庭内暴力等が毎日のように報道され、まことに憂慮されるべき状況にあります。洪水のごとく押し寄せる情報化の社会の中にあって、間違った情報の選択や、人と人とのコミュニケーション、言葉による意思の疎通が少なくなっているのも一因ではないかと思います。もう一度、原点に立ち返り、地域や家庭のコミュニケーションを取り戻して、町民が安心して暮らせる地域づくりを目指すことが、私に与えられた使命であり、平和を維持するものであると認識をいたしております。

 答弁になったかどうかわかりませんけれども、以上でございます。



○議長(米良昭平君)  浜口惇君。



◆議員(浜口惇君) 町長答弁は模範的な答弁だと、私も感心しているわけですけれども。

 しかし、世界の地域紛争の問題等考えますと、こういうところの原因が、それに自国内における問題点として民族自決権の問題等を含めて考えますと、外国からの紛争ということはあり得ないわけですけれども、なかなかそれを許さないで、勝手気ままに自分の気に入らんからといって、イラクあたりに戦争を仕かけていくというこういう無法もあるわけです。それに対して、日本もこれに対して後押しをしていると、これこそ世界憲章に基づくということであるならば、正反対の方向を進んでいっているのが現在の日本であろうと思います。

 そういう状況の中だからこそ、せっかくの今までこの戦後60年間にわたって平和を保ってきた日本そのものがいわゆる日本の自衛ではありませんわね、外国に軍隊を派遣するということを、このこと自体を考えますと、これは何も日本の平和、国家の安全を守るということではない、私はそういうふうに考えるわけですけれども、そういう方向で、なぜ軍隊をつくり、その外国まで侵出をしなくてはならないのか、侵略ですけれども、自民党の小泉さんに言わせますと、いわゆる国民の権益を守る、そういうことを言ってます。戦前における過去の満州事変、支那事変、大東亜戦争を含めますと、日本の権益を守るんだということの名のもとに、すべてそういう戦争を起こし、アジア人を含め2,000万も人殺しをし、そしてまた日本国民自体も300万人も殺してしまった。こういう過去の歴史的な反省というものが一体今の政府にはあるのかなと、これをすべていってるような連中についてはですよ、そういういわゆる平和への希求する考え方ちゅうものが一体あるのかと、こういうふうに私は非常に心配するわけです。

 なんか力さえあれば平和が保てるみたいに、力があることによって戦争をオッ始める、このことが全く世界憲章でもいうように、軍隊を持たない国が今の世界のいわゆる趨勢であると、私はそういうふうに考えるわけですけれども、力を持っている、暴力的装置を大きく持っているところほど外にいわゆる他国の見解に従わず、自分の意を通すということのためにその民族を侵略していくという現在の実態を考える。こういうことから、町長も言われましたように、平和を希求するために、地方自治としての十分なそういう、いろんな社会的事情はありますけれども、これはすべての国民が民主主義の原則に従って、お互いが権利を認め合うということの原点に立つならば解決されることだというふうに私は考えます。これを規制し、愛国心をくらがえし、学校にあっては日の丸君が代の強要を行うと、これは思想心情の軸さえ憲法の中における保障されたものさえ保障しないというような方向、このことがいわゆる日本の憲法そのものを否定し、ファシズムの方向に進む大きな要因であると、私はそういうふうに考えておりますが、こういうふうに考えてみますと、今のあり方について、町長も憲法改悪はいけないということを明確に現在持つべきじゃないか、町民の平和を考え、安定を考えるならば、私はそうだと思うんです。

 今、地方自治が非常に危険にさらされておりますが、それは何なのかちゅうこと、根本的にいえば、財政の不足の問題、結局、取る金よりも、上がる金よりも使う金が多くなったために、起債が、国債が結局どうにもならない段階までふえてきたというのが一番大きな問題ですわね。それと同時に、そういう厳しくなったことについて構造改革という名のもとに、国民を冷えさせてきた、すべてを国民にしわ寄せをやってきたという大きな要因が現在の不況をつくり出してきていると思うんです。そういうことから考えますと、地方自治そのものの原点に立って、平和と、何事も平和であること、と人権を守っていくこと、このことがやっぱり地方自治としての目的でもありますし、目的そのものをどう実践していくかというのが地方自治体の長としての役目だろうというふうに思います。

 町長のさきの答弁が、それに模範的回答だと私も言ったわけですけれども、そういう回答であったと思いますけれども、今のいわゆる国の趨勢として起っている憲法改悪についての方向づけについては明確にこれを否定するという方向こそが望ましいんじゃないかと、私はこういうふうに思っているわけです。いろいろ大企業が、結局、企業献金でもって政治を我がもの意のごとく動かすために政治献金を行うということが企業団体の方でいわれています。これについて、政策を出しながら、その政策について模範的回答を行う、いわゆるその政党に対して企業献金を与えましょうというのが、現在の経済団体の連中の言っていることなんですが、結局は、企業がそれこそ膨大な金をもって政治を支配していくならば、これこそ国民は大変なことになると私は思うんです。だから、その企業の要求でもあるわけですが、この憲法改悪ちゅうことが、そういう方向から、地方自治体はやはり住民のものであるし、住民の立場に立って、本当に平和を志向するんだと、憲法をかえてはならないと、主権在民はかえてはならないということを明確に、町長はすべきじゃないか、この点を私はもう一点だけ聞いて安心したいんですけれども、その点についてはどうでしょうか。もう一遍お尋ねします。



○議長(米良昭平君)  町長。



◎町長(米良成志君) 大変、なかなか難しい問題でありますので、私がこういうふうに言ったからということでどうなるもんでもありませんけれども、やはり日本の国を守っていく憲法でありますから、日本国民が本当に支持できる憲法というのは必要だろうと思います。しかし、それがどういうふうにされるのが一番いいのか、私もここで明言するわけに、意見は持っておりませんけれども、十分国会等で論議をされて結論を出してほしいと思います。

 そして、今浜口議員も言われましたように、国がつくった借金を速急に地方自治に負担を負わせて、それを取り戻そうとする今の政治につきましては、私たちも賛成しかねる面がございます。これからも、私たち地方6団体におきまして、本当の地方の意見というのを国の政治に反映をさせなければならないと思っています。そういう観点から、これからも地方6団体一緒になりましていろんなところでの意見具申を重ねてまいりたいと思っております。

 県の町村会、それから全国の町村会を含めて、今いろんな形でそういう運動もされております。積極的に私も参加をしながら、努力をしてまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(米良昭平君)  浜口君。



◆議員(浜口惇君) なかなか町長もはっきりとは言いにくいということのようですけれども、私が一番心配するのは、戦前の実態を私自身知ってますから、戦後、結局、予算のほとんどが戦費でもって使われたために、国民からはすべて国債ということで巻き上げました。その国債そのものが戦後になってどうなったか、全く紙になってしまったわけですが、そういうようなこと、軍隊を持つことによって軍事費がかかり、結局は侵略を行えば、侵略費として大きな金がかかってきます。このことが、今後のますます地方自治体に対する財源の枯渇を生んでいくだろうし、国民に対しての疲弊を生んでいくんではないか。私は、過去のいわゆる歴史について認識を持つならば、こういうこと事態が起ってくるということはあり得ないと私は思うんですけれども、今の代議士の先生たち、若い人たちについてはなんか威勢のいいことばっかり言っているようですけれども、自分が戦争に行って、戦争とは人を殺すことであるし、また自分の身自体が死ぬことでもあります。こういうことに何ら平和的なものは生まれません。私は、そのことを私自身兵隊にいきながら痛感をし、戦後における反省点として、歴史に対するそういう反省と認識を持たないという現在の政府自体が国民を滅ぼすんではないかと、こういう心配から、せめて地方自治は住民の立場に立ったものであるし、この末端の地方からそういうことについての反対の意見を十分挙げていくべきであろうと、私はこういうふうに考え、わざわざ町政との関わりのない、本来は関わりのないことでありますけれども、住民にとっては非常に重要な問題です。だからこそ、初めてこういう質問をいたすわけでございます。

 きのう、国保条例についての条例改正の審議がありましたけれども、これを見ましても、結局は、今の雇用状況の反映として低所得者が結局被保険者のため多くなる、そのためにトータルの総所得が1億8,000万円も減ってきた。だから、今度は去年と同じ状況であるならば、そういう人たちに対して税金が15%も多くなりますよという、こういうことになってくるわけです。大企業の優先そのものを支えていく現在の政治のあり方をかえてもらって、そして地方自治が豊かになるような方向で政治がいくように、町長も町村会長会等を通じて十分そういうことを要求していっていただきたいというふうに考えまして、私の質問を終わります。



○議長(米良昭平君)  以上で、浜口惇君の質問を終わります。

                              



○議長(米良昭平君)  次は、15番、安田茂明君。



◆議員(安田茂明君) 通告に従いまして、1問、お尋ねいたします。

 五十鈴川沿いの環境整備についてであります。

 細かく言いますと、2問になりますが、よろしくお願いいたします。小園分蔵大橋より下流の五十鈴保育園跡までの約1.5キロは、堤防も広くなり、台風での大雨の増水等も安心できるようになりましたが、現在、この堤防は広いだけで舗装もしてありません。せめて、片側だけでもできないか、お尋ねいたします。

 2問目は、この堤防に桜の木を植樹できないのか、また桜の木の間にアジサイなどを植える考えはないか、お尋ねいたします。

 壇上での質問は終わりますが、再質問につきましては自席でお願いします。



○議長(米良昭平君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(米良成志君) 御答弁を申し上げます。

 御質問の要旨が小園から五十鈴間に至る堤防の利用計画についての御質問と理解いたしますので、総合的な観点から御答弁を申し上げたいと存じます。

 議員御承知のとおり、当区間につきましては、平成14年度に県事業としての漏水対策事業が完了しており、今後は県から町への管理移管及び整備等についての基本的な方向づけが必要であることは十分承知しているところであります。堤防の一部舗装につきましても、河川等の維持管理上、必要であると認識しているところです。しかしながら、現在、仮に県から町へ管理移管を前提とした場合、御質問の堤防幅員の一部舗装、さらにはその他の施設整備及び桜、アジサイ等の植栽を含めて町としての総合的な利用計画及び整備方針を県に対して示すよう求められているところであります。

 したがいまして、県で対応可能な施設整備等の可能性及び管理移管した場合の諸問題等を含めて慎重に調査研究しているところであります。

 なお、今日までの協議過程の中で、桜植栽につきましては県での実施は不可能との結論が出されたところでありますが、これまでの地域住民及び観光協会の要望を受け、五十鈴土地改良区、さらには日向土木事務所等と事前協議を行った上で、日本桜の会緑化推進機構等による桜苗木の配付を要望しているところであります。

 このような現状でありますので、堤防の一部舗装等につきましては、今後の検討課題とさせていただきたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(米良昭平君)  安田茂明君。



◆議員(安田茂明君) 答弁、ありがとうございます。

 もう一度お尋ねいたしますが、まずこの堤防の舗装の件でございますが、私もこの堤防の管理については県の管理とはわかっております。まして理解もしておりますが、その上で、町長にお尋ねいたします。

 町長も十分堤防の様子はわかっていることと思いますが、堤防の広さですが、11メーターから、広いところでは23メーターあるようです。草の茂っている部分は、草の茂っていない部分は車の通る部分でありますし、車の通るところだけは水だまりばかりでございます。水たまりをよけようとして落ちることもあるかもしれません、大げさですけれども。また、散歩する人たちは水たまりを避けて散歩しているようですけれども、本町に古いグレーダがあると思います。多分、1週間前までは五十鈴小学校の下にありまして、現在ありませんので、動かないとは言わないと思いますけれども、せめてもとの堤防の広さぐらいは整備はできないものかと、町の管理でないことはわかっておりますが、整備の方は町長の一声でグレーダを使ってできないものかお尋ねしたいと思っております。

 次に、桜の植樹についてでございますけど、苗木を要望しているとのことですが、約1.5キロメーター間の間に何本植栽を考えているのか。私は桜の木と、木の間にアジサイ等を植栽し、また町の花でありますサルビアの花でもよいのですが、植えていただいたらどうだろうかと思っております。それを、桜の木なんかはオーナー制度をして管理をしていただくというふうにすれば、管理もしやすくなるのではないかと思うんですが、町長、どうですか、もう一度、町長のお考えをお聞きしたいと思います。



○議長(米良昭平君)  町長。



◎町長(米良成志君) 私も、常に堤防の上を散歩で歩いておりますので、十分現状は承知しているつもりであります。

 グレーダーを使って整備をしたらということでありますけれども、一遍起こしましてまた整備をしますと、今度はまた水たまりができるわけでありまして、完全な整備をするまでは現状でいきたいと思っております。

 今度の補正予算の中で、700万円の計上をさせていただいておりますが、これでこの整備につきまして──70万円やったかな、1けた違っておったようであります、70万円だそうでございます。70万円計上させていただきまして、ここのレイアウト的な、どういう整備をしたらいいかを方向づけをつくって、県と合議をしていきたいと思っております。で、県がどこまで対応してくれるのか、ちょうど小園と城屋敷の境あたりに広場もございます。ヘリコプターの着地のできるような状況、それから水防の倉庫あたりも考えられるわけでありますけれども、そして常に住民が利用できるような遊び場も整備できるんではないかと思っています。

 ですから、桜、アジサイ等の植栽、それから堤防の一部舗装等も協議をしてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(米良昭平君)  安田茂明君。



◆議員(安田茂明君) 町長の答弁で大変ありがたいと、散歩する人たちにつきましては大変喜ばしい返答だったと思いますけれども、結局、今車が通らない部分の草の茂りを、あれにつきましては本当に、何ですか、堤防が丈夫になるか知りませんけれども、せめて県の方にお願いいたしまして、草を刈っていただくというようなことも考えていただきたいと思っております。夜、散歩をする人たちが言っていたんですが、マヘビがおってちょっと怖いと、それは本当にマヘビだったかどうかわかりませんけれども、マヘビ等も出てくるから、どげんかならないかということで、私この一般質問を思いついたわけですけれども、実際、この二、三日前も、五十鈴保育所の方からずっと通ってみたんですけれども、本当に水たまりばかりで、車をよけて、水たまりをよけて通ると堤防の外を通らなければならないと、車が飛びわけではございませんけれども、そのような形で通行しなけりゃいけないと。まして、今度台風時期になりまして、消防団の方が消防車で巡回等をしていただくわけですけれども、その中で、やはりあの道が悪いのと、良いのとではやっぱり堤防を巡回していくのも大変だろうなと思いまして、予算が70万円ほどつけてるということで安心はしたんですけれども、草刈り等につきましても、どうか検討した上で、県の方にお願いしていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。

 以上で、終わります。



○議長(米良昭平君)  町長。



◎町長(米良成志君) 70万円つけておりますのは、すべて、さっき申しましたように、計画を立てていく費用でございます。それを管理していく費用ではございませんので、御理解をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(米良昭平君)  いいですか。



◆議員(安田茂明君) いいです。



○議長(米良昭平君)  以上で、15番、安田茂明君の質問を終わります。

                              



○議長(米良昭平君)  ここで10分間休憩します。

午前10時55分休憩

                              

午前11時05分再開



○議長(米良昭平君)  休憩前に引き続き一般質問を行います。

 1番、平田真文君。



◆議員(平田真文君) 通告書に従いまして、町長のお考えについてお聞きしたいと思います。

 昨年来、私たちの門川町まちづくりについて地方分権の推進や今後の少子高齢化、さらに日常生活圏の拡大に伴い国や地方の財政悪化の解消として多くの合併論議が議会でも、町民の皆さんの間でもたくさんありました。昨年の法定合併協議会の設置のための住民説明会でも、延べ1,121人という全世帯の16.5%ほどが参加され、日向市の2.1%に比べるとはるかに合併問題への関心の高さがうかがえたと思っております。結果としまして、12月の議会の法定合併協議会設置案否決、その後の住民発議による法定合併設置要求の3,000人を超える署名も3月議会の否決を受け、むだになってしまったといわざるを得ません。

 そのような経緯があったわけですが、今回独立の道を歩むについて、今後のビジョンで大変難しくなります町政について、今回の議会に計上されています長期計画案策定に関わる問題もありますので、どのように行財政改革を行っていくのか、厳しい財政面で今後重要になる予算の試算を行って、個々に示してください。

 2つ目ですが、3月の議会で、内山田議員への答弁で、住民の50%が合併に反対していると判断しているという発言が町長からなされたわけですけれども、町長はその発言の根拠を明確にここに示してください。町長はどのように意見の集約を見たのでしょうか。さらに、その関連ですが、町長と、今まさに町長としてのリーダーシップが問われていると思うのですけど、町長の公約の一つでありました前町長、金丸町長の継承としていた地方分権の形での合併推進は独立して、住民説明会での独立してやっていけるという言葉では、明らかに公約違反ではないのでしょうか。そのことを町長は今どのようにお考えになっているか、お尋ねしたいと思っております。

 最後になりますが、ごみ問題に関してです。

 リサイクルの町の取り組みはどのように進んでいるのでしょうか。南部広域連合で計画のあるリサイクルプラザ、これははっきりいってリサイクルのための選別工場です。そのリサイクル工場への選別、リサイクルプラザへの持ち込みするには、町で、町全体でかなりのルールで分別を行っていかなければいけないと私は思っております。

 現状といたしまして、町内にあるアパートなどの住民はごみの分別の方法すら知らず、不燃ごみや缶など、一緒のごみの集積場などに置き去りにしていることもまれではないと聞いています。そのような現状も把握され、ごみの減量化や資源化に向けての町の取り組みをここに示してください。

 以上、よろしくお願いいたします。



○議長(米良昭平君)  答弁を求めます。町長。



◎町長(米良成志君) 御答弁を申し上げます。

 御質問の1番目は、ビジョンいわゆる構想に関するものと理解いたします。門川町行財政改革構想につきましては、先ほど3番議員の御質問にお答えしたとおり、秋ごろをめどに、現在策定中であります。これと並行して、今後5年間の財政状況を試算したいわゆる財政シミュレーションも行うことにいたしております。交付税や補助金の削減が進む中、自立の道を選択した門川町は、財政的にどのような状況になるかを把握するためであります。この中では、さまざまな状況を想定して行いますので、財政シミュレーションの数値いかんでは構想の実施計画内容を強化したり、早めたりすることも想定されます。

 次に、行財政改革が具体的にどれだけの効果を生むのかとの御質問でありますが、先ほど御説明いたしましたように、現在策定中でありますので、公表できる段階になるまで、いましばらく時間をいただきたいと思います。

 次に、今後の町政に関してのことでありますが、御案内のとおり、昨年1月に日向市及び東郷町と任意合併協議会を設置し、1市2町が合併した場合の新市の将来像、分野別の基本方針、財政シミュレーション等を中身とする新市まちづくり構想を策定するとともに、基本4項目といわれる合併の方式、合併の期日、新市の名称、新市の事務所の位置について協議を行い、その内容については任意合併協議会だよりを全世帯に配布し、情報の共有、提供に努めたところであります。また、昨年9月から10月にかけて、23日間、25会場で住民説明会を開催しましたのは、御案内のとおりであります。議員の皆様も各会場に積極的に参加いただき、住民の生の声を聞き、住民意向の把握に努めていただいたことと存じます。各会場では、さまざまな意見が出されました。町単独を望む声、合併特例法期限内に合併を望む声、どの意見も門川町の歴史や文化、伝統を踏まえた上での貴重な意見でありましたが、合併に反対する声が大半でありました。

 また、アンケート調査結果や区長会等、さまざまな会合等で寄せられる意見、提言、これらを十分吟味検討しました。さらに、何より重要なことは、議会の皆様が12月議会で示された結果を重く受けとめて、合併特例法期限までの合併については合併せずに、単独での町政運営の方が町民にとってよい選択であると判断をいたしました。

 住民説明会での独立してもやっていけるということにつきましては、県内の市町村の財政状況、地方債残高等の比較をもとにした本町の財政状況を説明したものであり、これからは合併はしてもしなくても財政的には大変厳しい状況になってきますが、引き続き、行財政改革等を進めることにより、可能なものであると町民の判断材料として説明したものであります。

 また、さきの3月議会におきまして、合併特例法に基づく法定合併協議会設置議案が、再度提案された際に付しました意見書の中でも述べましたが、私は地方分権の推進を初めとする市町村を取り巻く環境の変化のもと、合併そのものを決して否定するものではありません。議会におきましても、再提案された3月議会で、再度否決されたという結果は、議員の皆様も私と同じような判断を下したものと認識しています。

 御案内のように、さきの国会で、合併特例法期限後の合併新法が設立いたしました。今回は、合併特例法期限までの合併は見送りましたが、今後も市町村合併は一つのまちづくりの手法として検討されることになろうかと存じます。

 今後とも、議員の皆様とともに、協議、検討していく所存であります。

 次に、ごみの減量化に関してであります。

 廃棄物は、現実的に大量生産、大量消費の社会現象が続いており、毎年増加と多様化してきています。

 そこで、減量化はとリサイクルは表裏一体のものであり、資源物を回収し、資源の再利用や、再商品化するいわゆるリサイクルでの減量化が有効と考えます。リサイクルは平成3年に、再生資源の利用の促進に関する法律が施行され、平成7年には容器包装リサイクル法が制定されました。その後も、平成10年に家電リサイクル法、平成12年には循環型社会形成推進基本法が施行し、食品、建設、自動車、パソコンなどのリサイクルに関する法律が次々に制定されました。

 門川町のリサイクル事業は、平成5年に資源ごみ回収奨励報償金交付要綱を定め、子供会やスポーツ団体などが一般家庭から発生する空き瓶やアルミ缶などの有価物を回収し、この回収に対する報償金を交付するなど、資源ごみに対する意識の高揚を図る奨励事業を実施しており、平成15年度の実績は、登録団体が65団体で、年間286日の回収活動を行い、空き瓶類が12万2,000本、空き缶類が8,100キログラムの回収を行っています。また、平成12年度より容器包装リサイクル法に基づき、空き缶類、空き瓶類、牛乳パック、新聞、雑誌、段ボール、古布の5分類、9品目を町で回収し、平成15年度の年間回収量は543トンで、本町の平成15年度の全体ごみ量からする資源化率は7.5%であります。

 今後、本町が実施していないペットボトル、トレー、その他のプラスチック類については、回収方法、回収後の処理及び保管、処理後の流通等の問題等を整理する必要があります。このことは、現在、1市2町5村で構成する広域ごみ対策協議会において検討を進めています。分別回収方法、または資源物の種類により行政が実施するもの、民間でできるもの等を含めたリサイクルプラザ計画の内容を踏まえながら取り組んでまいりたいと存じます。また、本町が実施している生ごみの資源化は実証の結果と有機物資源循環型利用促進に関する町内会議等の意見を踏まえ、検討していきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(米良昭平君)  平田君。



◆議員(平田真文君) まず、意見の集約ということからなんですけど、法定合併にいかないでも、独立してやっていけるというふうに住民説明会でおっしゃった根拠について、区長会の区長連合会との意見集約とか、という形のものがありました。アンケートということも出てきました。アンケートは、アンケートに関していえば、町長は初めから参考のみで、判断材料にはしないというふうにおっしゃっていたと思います。

 それと、区長会はどのように意見集約をしているのか、そこまで把握をしているんですか。そのような区長会の意見の集約が見えないところで、それを単に区長会連合会だけが反対が多かったからという形で信用されるのは、ちょっと私は町長としてどうかと思いますが、そこをもう一つ聞いておきたいと思います。

 あと、財政シミュレーションは9月まで待ってくれということです、秋ごろまで待ってくれということでしたけど、財政シミュレーションはそこ、9月の、どのように私たちに、住民に知らせるのか、その知らせる広報の仕方ですね、それをもう一つお聞きします。

 それと、私が一番聞いておきたいのは、さきの小林議員にも言われたように、町長のビジョンですよね、町長が当選されてから、門川町報に就任のごあいさつのところで書いてあります。ちょっと私読んでみたいと思うんですけど、「4期16年、議長8年の議会活動の経験を生かし、金丸町政を継承しながら残された課題解決に取り組み、広域的な展望に立ち、県北の一体的な発展を目指し、産業、経済、教育、文化、スポーツ、レクリエーションの整備を図り、安定した住民生活の実施、実現を目指してほしいと多くの町民から要請があったことであります。少子高齢化の進む中で、地方は厳しい局面を迎えておりますが、本町は先人の皆様の御努力により施設、区画整理、福祉の面でも整ってまいりました。今後は、公共下水道の整備云々」とありまして、「これからのまちづくりは町民参加によるまちづくりが基本と存じておりますので、町民の活動と町政の一体化を図り、人にやさしいまちづくりを進める所存でございます」。このように書いてます。

 町報の8月にも同じようなことを、予算のことで、当初予算のことで書いて、6月の補正予算に関して書いてあります。

 ということで、お聞きしたいのは、もう一点は、産業面です。

 産業面、どのように町長がビジョンとして考えているのか、門川町は農業、林業、漁業とありまして、中でも漁業は衰退の一途をたどっていると私は感じております。いろんな人の話からも、漁業を守るためには山を守らなくてはいけない、また川をきれいにしなくてはいけない、海も延長上にあるということで、私たちは非常に漁業のことについて真剣に今から考えなければいけないのではないか。

 そこで、ごみの問題につながると私は思っているんですけれども、今後の町政のビジョンとして、もう一度、環境面をお聞きして、再質問とさせていただきます。



○議長(米良昭平君)  町長。



◎町長(米良成志君) まず最初の区長会の意見はどうだったかということでありますけれども、区長会の皆さんが十分論議をされて、区長会の意見として取りまとめられて、私どもに具申がありました。その意見につきましては十分尊重させていただきました。

 それから、シミュレーションの広報の仕方でありますが、今まで説明しましたように、秋口にはまとまろうかと思いますので、その説明は、議会の皆さんにもお伝えをしますし、町民の皆さんにも町広報等を通じて広報していきたいと考えております。

 それから、これからの本町の進むべき道は、地域活動が今からは本当に必要になってくると私は考えております。本町は、先人の皆さん方の御努力によりまして、いろんな整備が進められてまいりました。今取り組んでます、先ほども申しましたけれども、カギ田住宅の整備、中学校の整備等も大きなプロジェクトとしてやっておりますけれども、それらが済みますと、ほとんどの施設が整備ができてくるんではないかと思っております。

 そういう中で、これからの大変財政的に厳しい状況の中で、地域を主体としたいろんな取り組みが門川町を活性化させてくれると、私は信じております。

 それから、産業の考え方でありますが、1次産業はすべて衰退をしておるのは十分承知をいたしておりますし、何らかの方法で町民の皆さんと一緒になって、これは改善の方向に向けて努力をしていかなければならないと思ってます。その施策につきましては、いろんな角度から検討しながら、今も行っておるつもりであります。

 以上です。



○議長(米良昭平君)  はい。平田君。



◆議員(平田真文君) 最後の質問になるわけですけど、納得いかないとこは結構あるんですけど。

 産業面で、いろんな形でやっていくというふうに答弁をいただきまして、そのいろんな形で今も検討されているということですから、一つ、二つは具体的にどのようにやっていくのか、自分がどのように考えているのかというビジョンを示されてもいいと思うんですけど、それを私の最後の質問とさせていただきます。



○議長(米良昭平君)  町長。



◎町長(米良成志君) 例えば、漁業問題を一つとりましても、築磯、それからいろんな漁場の再生をすべく施策を行っております。それから、放流事業も行っております。それから、漁業の漁協との、一緒になって、これからの取り組み方をいろいろ勉強しておりますし、また当然でありますが、今漁協の合併につきましてもいろいろ論議をされておるところであります。いろんな角度から検討を進めて、漁民と一体となって、これから改善すべきところは改善して、努力をしてまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(米良昭平君)  以上で、1番、平田真文君の質問を終わります。

                              



○議長(米良昭平君)  以上で、本日の日程は全部終了しました。

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○議長(米良昭平君)  本日はこれで散会します。

午前11時30分散会

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  会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。




      平成16年6月9日

                 議  長 米良 昭平

                 署名議員 安田  修

                 署名議員 黒木 義秋