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宮崎県 門川町

平成 16年 第1回定例会(3月) 03月22日−05号




平成 16年 第1回定例会(3月) − 03月22日−05号









平成 16年 第1回定例会(3月)


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平成16年 第1回(定例)門 川 町 議 会 会 議 録(第5日)
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議事日程(第5号)
                    平成16年3月22日 午前9時59分開議
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 議案第1号 門川町環境基本条例の制定について
            ※ 文教厚生常任委員長報告、報告に対する質疑、討論、採決
 日程第3 議案第21号 日向市・門川町・東郷町合併協議会の設置について
            ※ 広域行政調査特別委員長報告、報告に対する質疑、討論、採決
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本日の会議に付した事件
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 議案第1号 門川町環境基本条例の制定について
            ※ 文教厚生常任委員長報告、報告に対する質疑、討論、採決
 日程第3 議案第21号 日向市・門川町・東郷町合併協議会の設置について
            ※ 広域行政調査特別委員長報告、報告に対する質疑、討論、採決
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出席議員(16名)
1番 平田 真文君       2番 黒木  裕君
3番 小林 芳彦君       4番 内山田善信君
5番 安田  修君       6番 黒木 義秋君
7番 朝倉 利文君       8番 猪倉 照央君
9番 寺原 速美君       10番 長友幸太郎君
11番 浜田 作男君       12番 黒田 利治君
13番 安田  新君       14番 浜口  惇君
15番 安田 茂明君       16番 米良 昭平君
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欠席議員(なし)
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
局長 長谷川義明君     書記 安田 周平君
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説明のため出席した者の職氏名
町長          米良 成志君  助役          黒田 和弘君
収入役         金丸 一弘君  教育長         樋口  駿君
総務財政課長      甲斐 勝美君  企画商工水産課長    吉田 博之君
社会教育課長      金丸 隆康君  教育次長        山下  勲君
福祉課長        松岡敬一郎君  税務課長        金丸  收君
都市建設課長      小野 幹男君  健康管理課長      原田 敬蔵君
水道課長        神戸 雅徳君  農林課長        曽川  傳君
生活環境課長      中城 広美君  農業委員会局長     小林 正春君
会計課長        中田 幸人君  代表監査委員      小林 作市君


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午前9時59分開議



○議長(米良昭平君)  ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(米良昭平君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により、14番、浜口惇君及び15番、安田茂明君を指名します。

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△日程第2.議案第1号



○議長(米良昭平君)  日程第2、議案第1号門川町環境基本条例の制定についてを議題とします。

 議案第1号は、文教厚生常任委員会に付託となっていましたので、委員長の報告を求めます。文教厚生委員長、朝倉利文君。



◎文教厚生常任委員長(朝倉利文君) 文教厚生常任委員会に付託されました議案第1号門川町環境基本条例制定について御報告申し上げます。

 去る3月12日の本会議において、当委員会に付託されました議案第1号門川町環境基本条例の制定について、文教厚生常任委員会の審査の経過と結果について申し上げます。

 まず、初めに、審査の結果について申し上げます。

 門川町を取り巻く自然環境、また大きくは地球環境保全のために、一人一人が身の回りのことから環境に優しい暮らしをすることが強く求められていることの必要性から審査の結果、全委員賛成により採択されるべきものとして意見の一致をみました。

 次に、審査経過についてですが、生活環境課長より説明を受けた後、門川町の環境の現状を踏まえた上、各委員より質疑・応答が活発に出されました。

 審査内容の環境基本条例の提言について申し上げます。

 これから本町が取り組まなければならない環境問題は、全町民の理解なしには解決し得ない複雑多岐にわたる問題・課題が存在しております。

 私たちは、町民すべての参加の下にみずからの社会を環境への負荷(影響)の少ない持続的発展の可能な社会に変えていくとともに、地域環境保全のための取り組みを積極的に進めていくことが急がれています。

 これに基づく門川町の環境に関する施策を総合的・計画的かつ具体的に推進するための門川町環境基本計画を速やかに策定され、門川町民一人一人が世界的21世紀の課題に積極的に参加していくこととなることを提言しています。

 次に、門川町環境基本条例制定の主な必要性とその背景については、次の二つに集約されております。

 近年経済発展の中で派生した大量生産、大量消費、大量廃棄等による社会経済活動や生活様式が大きく変革し、これらを起因とする活動等が環境に与える影響を増大してきました。

 2、そのため本町においても行政単位・地域レベルにおいて従来の規制的な手法に加えて、社会のシステム全般に対し環境の保全及び創造に関する施策を総合的・改革的に展開する取り組むが必要となっています。これらの環境の保全及び創造に関する基本理念や町民・事業者及び行政の役割と町の施策の基本となる事項を定める法的な枠組みとして、門川町環境基本条例の制定が最も急がれている状況であります。

 次に、環境基本条例の目指すべき目標としている基本理念は次の四つで、一つ、良好な環境の保全、創造と将来世代への継承。二つ、環境への負荷(影響)の少ない持続的な発展が可能な社会の構築。三つ、人と自然との共生の確保。四番目に、地球環境保全の積極的推進となっております。

 次に、主な審査の質疑事項については、施行後の問題であり、具体的にはこの基本条例を基本として各般の条例改正や審議会において審議される事項でありました。

 最後に、門川町民が今後豊かな自然を共有し、循環型社会の構築と安心して暮らせる安全なまちづくり、みんなで創る健やかなまちづくりのため、さらにかけがえのない地球環境を守るため、門川町環境基本条例の制定並びに門川町環境基本計画が必要不可欠であると考えます。

 以上で報告を終わります。



○議長(米良昭平君)  以上で文教厚生常任委員長の報告を終わります。

 委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(米良昭平君)  質疑なしと認めます。

 これから議案第1号について討論、採決を行います。討論はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(米良昭平君)  討論なしと認めます。

 採決を行います。議案第1号に対する委員長の報告は可決であります。議案第1号を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(米良昭平君)  全員挙手であります。したがって、議案第1号門川町環境基本条例の制定については委員長の報告のとおり可決されました。

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△日程第3.議案第21号



○議長(米良昭平君)  日程第3、議案第21号日向市・門川町・東郷町合併協議会の設置についてを議題とします。

 議案第21号は、広域行政調査特別委員会に付託となっていましたので、委員長の報告を求めます。広域行政調査特別委員長、安田茂明君。



◎広域行政調査特別委員長(安田茂明君) 報告の前に訂正方をお願いしたいと思います。日時、場所、質問事項の下に1、2番とありますけれども、2番目の「法廷」の「廷」は間違っておりますので、訂正方お願いいたします。

 それでは、報告いたします。

 広域行政調査特別委員会報告。去る平成16年3月12日、本会議において本委員会に付託されました議案第21号日向市・門川町・東郷町合併協議会の設置について御報告いたします。

 初めに、3月12日、特別委員会を開催し、鹿児島県枕崎市議会への委員派遣に伴う合併問題調査の報告を行いました。

 次に、議会の特別委員会に合併協議会設置の請求代表者であります松澤衛君を委員会審査の参考にするため参考人招致を求める委員長発議を行い、全員一致で出席を求めることに決定いたしました。

 なお、参考人に対しての通知内容は以下のとおり決定し、参考人に通知いたしました。

 1、日時、平成16年3月17日、午後2時。2、場所、本議場。3、質問事項、1、町に提出された趣意書、請求書の詳細について。2、法定合併協議会で協議をし、住民に対して十分な理解を得たいとのことだが、どの程度協議をして住民に提供すれば理解されるとお考えか。3、その他追加の質問事項がある場合には、後日連絡します。

 以上が3月12日、特別委員会の審査経過並びに結果報告であります。

 次に、3月17日の特別委員会について御報告いたします。

 去る3月12日の特別委員会で決定いたしました参考人招致を議題といたしました。

 本特別委員会に参考人として出席を求めました松澤衛君から、出席できない旨の連絡が3月15日にあったとの報告を行いました。

 次に、新たに参考人に松澤衛君の出席を求める件について審議を行い、審議の結果、参考人として松澤衛君の出席を求めないことを全員一致で決定いたしました。

 次に、本特別委員会付託の議案第21号日向市・門川町・東郷町合併協議会設置については、本特別委員会での採決を行わず、3月22日の本会議において行うことについて諮り、結果、全委員の賛成により議案第21号日向市・門川町・東郷町合併協議会設置については、3月22日の本会議において討論・採決を行うことと決定いたしました。

 以上で、広域行政特別委員会の経過と結果の報告を終わります。



○議長(米良昭平君)  以上で広域調査特別委員長の報告を終わります。

 委員長の報告に対する質疑を行います。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(米良昭平君)  質疑なしと認めます。

 議案第21号に対する委員長の報告は本会議での討論、採決を求めるものであります。

 これから議案第21号について討論、採決を行います。討論。浜田作男君。



◎議員(浜田作男君) 法定合併協議会の設置議案に反対の立場で討論をいたします。

 まず、本題に入る前に、去る3月12日の本会議に述べられた請求者の意見陳述に対する見解の相違点を述べ、反対の理由を明確にしたいと思います。

 その第1点目が、平成8年に門川町議会は対等合併を前提に日向市との合併を求める議決をしています、と述べられておる点であります。ところが、実際には2市1町合併を前提とした1市1町の段階的合併に関する陳情書が本町議会に出されました。この陳情書を議会で審査した結果、最終的に2市1町合併を前提とした日向市との対等合併を条件にした陳情書に修正し、賛成多数で採択しております。

 なお、この場合対等合併を追加条件に入れた理由は、規模の異なる自治体の場合でも行政サービスは高い方に、そして、住民負担は低い方に合わせるという対等合併の原則を堅持して合併が実現していたことが先進地の調査でわかったからであります。

 以上が陳情書を採択した経過になりますが、請求者がこの件を歪曲して意見陳述の自由にしているのは、余りにも無謀なこじつけであると言わざるを得ないのであります。

 第2点目が、法定合併協議会の目的に認識の相違があることであります。請求者の意見に合併のデメリットや勝手な憶測を多々上げて、合併反対を説かれる方がありますが、そうならないようにするための方策、検討、協議をする場が法定合併協議会です、と述べておられる点であります。

 ところが、当局が議会や住民説明会で話したことを要約すると、本来は法定合併協議会で協議されるべき合併方式を対等合併として確認した上で、可能な限り合併問題を協議したと。よって、今回の説明で法定合併協議会に進むべきかどうかの判断基準にしてほしい。なお、法定合併協議会に進んだ場合は、合併の期日、新市の名称、新市の庁舎の位置、そして新市まちづくり構想など基本項目を重点に協議するので、合併を前提にしないと協議の進展はないと述べております。このことからも、法定合併協議会入りの是非論は、その目的が一致しない限り、入り口から議論がかみ合わないということになります。したがって、任意合併協議会で住民の納得が得られなかった内容を再度検討、協議する場が法定合併協議会ですという請求者の主張は間違っていることをはっきりと指摘しておきたいと思います。

 次に、ここで再度合併に反対する理由を述べておきたいと思います。その第1点目が、合併による税金や負担金など門川町民にのみ負担の増加を強いられる。つまり対等合併の原則が守られていないという不満が全く解消されていないこと。2点目が、合併によって周辺地域の社会的基盤低下や過疎化が起こる。裏返せば日向市への一極集中化が加速するという不安が依然として残っていることの2点に集約されると思います。

 以上のことから、たとえこのまま法定合併協議会にいったとしても、町民の理解を得るのは無理であるばかりか、多大な時間と経費を費やし、結局は日向市と東郷町の進路にも迷惑をかけてしまうことになります。

 よって、本法定合併協議会の設置議案には反対の意思表示をして私の討論を終わります。



○議長(米良昭平君)  賛成討論の方。小林芳彦君。



◎議員(小林芳彦君) 賛成の立場から討論いたします。

 今私たちは、今後の門川町の行く末を左右する重大かつ大変な合併問題に直面しています。国が推進する三位一体は、予想していたとはいえ大変厳しいものがあり、今年度の門川町当初予算の地方交付税は17億2,200万円と昨年度予算と比べて2億7,300万円の減少、さらにこの交付税は確定したことではなく、これからも少なくなることも予想されます。また、公債費、これは町の借金の返済に当たるものですが、15年度は7億5,870万円から16年度は9億1,147万円と1億5,277万円も増大しているのが現状です。これに伴い各種の基金の取り崩しに関しては、今年度4億5,200万円にもなります。今年度末の基金保有見込み金額は11億2,336万円からすると、このままいけばあと3年も経たずに底を突いてしまう可能性があります。門川町の財政は県内でもいい方であるということですが、この厳しい財政状況で町の借金である町債は、15年度4億5,380万円から16年度は8億4,900万円と3億9,600万円もふえていることは現実であります。まして、門川町の自主財源は乏しく、町税に関しては16年度と15年度を比べても5,719万円も減少しているのです。今後地方分権が進む中、依存財源に頼らざるを得ないことを考えると、門川町の財政源はますます厳しくなることが予想されます。このままいけば財政が破綻することも考えられます。

 次に、去年9月8日から10月21日に行われた住民説明会のアンケート調査の結果です。住民の意志を示す唯一の場となっているアンケートは、よくわからない法定協議会を設置した方がいいと答える人が全体の73.4%も占めていることは明らかな事実です。また、住民発議により短い期間に3,206名の方々の法定協議会に移るべきであるという署名が集まったことの事実を考えると、この問題に関して議論がまだまだ不十分であり、どちらがいいのか判断つきかねる法定協議会に移り、判断材料にしたいという町民の意志を無視できないと考えます。今回の法定協議会設置イコール合併の賛成ではないのです。この事実と今後の門川町の将来を考えたときに、昭和40年から40年間にわたり議論された時限立法の平成の合併はこれで終わりにして本当にいいのかと強く思うのです。今後の多様化する社会は、スピードある現状の把握と適格な判断が要求され、一つ判断を誤ると大変なことになります。そうならないためにも法定協議会に移行して本音の部分で議論し、町民の意見を反映させなければならないのではないでしょうか。

 さて、これまで述べてきたように、今町の財政は収入が減少し、借金の返済額がふえ今後の借金も増大していくばかりの状況です。今後の町の健全な財政運営を図るために、どう収入をふやし、さらに借金を減らしていくにはどうしたらよいのか、それが合併しないという道を選ぶことで可能かどうか、多くの町民に真剣に考える時間が必要ではないでしょうか。

 最後に、議員の皆さん、町民の皆さん、このまま法定合併に移らず結論を打ち切ることは門川にとって最善の道の選択なのか、いま一度考える必要があるのではないでしょうか。このことを強くお願いして賛成討論を終わります。



○議長(米良昭平君)  反対討論の方。浜口惇君。



◎議員(浜口惇君) 反対の立場で討論を行います。

 本町議会で新産都市の指定を受けてからこのかた、合併問題については2市1町の合併についていろいろと常に話がありました。また、門川も特別委員会等をつくりながら、住民の要望によるいわゆる陳情等を含め審査をやってまいりましたけれども、具体的合併問題についての協議がなされたことはありません。昨年初めて任意の合併協議会がつくられまして、それこそ職員80名を含む十分な審査が行われ協議がされてきました。その結果として、住民に対しては8冊にわたるそういう資料等を配布し、住民の判断を請うという立場でやられてき、または説明会も開かれました。町議会においては、5回にわたり今まで十分なそれこそ膨大な資料に基づいて報告が行われ、議員が少なくともそのことについて勉強するならば、それこそ合併が是なるか非なるか、このことは十分理解できる程度の内容説明があったと思うんです。

 私はこのことから今までの合併協議会の設置についての問題点について反対討論をしてまいりましたが、交付税の減額だとか、また補助金の減額だとか、これは国が地方自治体について自分たちの国の経済施策の失敗のもとに、地方財政の困窮を来した結果を地方自治体にすべてをしわ寄せさせやってくる。こういうことからきた問題であって、合併の是非を問わず地方自治体に対する財政の枯渇は、これは避けられないものがあります。だからこそ現在の町の財政状況から見てシミュレーションの結果、その専門的な方々のそういう調査の結果から見てあの財政シミュレーションを見るならば、今から合併後15年経ちますと、すべて特例債を含め合併に対しての特別な交付税の支給等も15年間でなくなってしまいます。とするならば、行政区域なるものが広がって、これに対する行政需要はますます多くなる。合併した方が逆に住民に対しての行政恩恵は減らざるを得ない。これが現在の財政の状況ではないかと思うんです。

 そういう立場から見ますと、単一町でもって門川は今までやってき、住民に対しての国保税だとか、また水道会計においてとか、いろんな特殊な特別会計等を含めて他の市町村よりもよりよい住民に対する恩恵が与えられていると私はそういう解釈をしております。こういう立場から見るならば合併の是非ということは、これこそ明確であり、合併して何の将来に対する展望があるのか、私はこういうふうに考えます。そういう立場から見て、町単独の方がより皆さんの力を十分発揮し、また町民の協力も得ながら今後の行政執行の方がより住民に対して福祉サイドから見るならば、より充実した内容の今後の行政執行が行われると、私はこういうふうに理解し、この合併協議会について今まで私が述べたように、何を合併協議会で協議をするのか、このこと自体具体的に何もないと私は考えます。今まで昨年の6カ月間にわたる任意合併協議会において、事務的な案件についてはすべて協議がされ方向づけもされております。基本的な条件であります市の名称だとか市庁舎の位置づけ、こういうことも含めて合併の時期だとか議員の定数をどのぐらいにするんだとか、これ任意合併協議会の中に明確にこれはされております。いまさら法定合併協議会で何を協議するのかということを私は考えるんですが、もうこういう立場から合併協議会設置の必要はない。さっき浜田議員からも申されましたように、合併協議会の設置の理由さえ不明確だと私はそういうように考えております。

 こういう立場から合併協議会についての設置については反対ということを申し上げて私の討論といたします。



○議長(米良昭平君)  賛成討論の方。平田真文君。



◎議員(平田真文君) 法定合併協議会の設置の賛成の立場で討論をいたしたいと思います。

 さきの議員に重複するところがありますが、その点は御容赦ください。

 御存じのとおり、平成6年に門川町では、門川町議会民間行政代表による門川町合併推進協議会が発足して以来、平成8年3月に門川町議会は2市1町の合併を前提として1市1町の段階的合併に関する案件を可決いたしました。門川町には民間を交えた形の合併論議が既にあったと私は感じております。その中で、昨年12月町長の法定合併協議会設置案を受け、私たち町議会議員は特別委員会での6回の勉強会や住民説明会の自主的参加を何度となく続け、住民の意見の集約に努めてまいりました。結果として1票差ではありましたが、議案に対して否決ということになりましたが、1票差という可否の差は、門川町の混沌とした状態を示しているものだと私は考えます。私たちの直面する少子高齢化や地方交付税の減額など、真の地方自治を考える上で、地方を真剣に考えなくてはいけないという問題は山積してありますが、私はとりもなおさずそれはまちづくりの論議であると思っております。任意合併協議会において話し合われた新市まちづくり構想を打開するような門川独立のまちづくり構想が示されていない限り、合併の是非を含めて法定協に入り、まちづくりの論議を住民を含めて深めていくべきではないでしょうか。

 また、住民説明会のときに行ったアンケートの中でも、さきの議員と同じようになりますが、わからないと回答した人31.6%もいたということから見ても、まだまだ住民に対する説明は不十分ではないかと私は思います。

 もう一つになりますが、今回住民発議として法定合併協議会の設置案が出てきた、住民発議が出てきたということは、非常に意義があったと私は思っております。これは住民間での合併の論議、引いてはまちづくりの論議が真剣に行われている証拠ではないかと思います。この合併論議、まちづくりの論議を絶やしてはいけないし、法定協に入るという形で設置という形でつなげていかなくてはいけないと思います。

 最後になりますが、12月の議会のときにも言いましたけれど、住民主体の合併論議を実現するため、法定合併協議会への公募の委員を入れること、協議会の内容は住民への周知の義務として、メモ1枚まで情報公開をすること。そして、その上に立った住民主体での合併の是非を含めた住民投票で合併を最終決断をされることが一番望ましいと思っております。

 以上です。



○議長(米良昭平君)  反対討論の方。安田修君。



◎議員(安田修君) 反対の立場で討論をいたします。

 人間一人一人物の考え方が違いますように、受け取り方も違うと思います。法定合併協議会も合併は前提としたものではないという人もあれば、合併を前提として話を進めないことには意味がないという人もいます。私も当然法定合併協議会を組む以上は、少なからずも真剣に合併を来年3月31日までに前向きに考えようという気持ちがなければ私は無意味だと思います。まだまだ国の方で財源委譲の組み立てもできていない今日、急いで議論をして結果を出す必要もないと思いますし、これからまたいろんな形でそのパターンが組まれてくると察します。多くの住民の幸せを考えるとき、もう少し時間をかけてどういう道が、どの方向が門川町の人々にとって一番いい選択かと考えた今、今回は法定合併協議会に入ることには反対といたします。



○議長(米良昭平君)  賛成討論の方。内山田善信君。



◎議員(内山田善信君) 財政状況については、先ほど3番の小林議員が述べられたとおり、今非常に厳しいものがあります。先ほど反対討論の中に、国の責任を地方自治体に押しつけてきた、その結果がこの合併論議に発展しているというふうな反対討論もあったわけですけれども、責任がどこにあるにせよ財政状況は非常に厳しい。これは変わらないと思います。今門川町は中学校の建設、カギ田住宅の建設工事事業、あるいは公共下水道の工事事業、まだ多くのインフラの整備を目前にしております。この残っている整備を前にしてこの財政、これは非常に今後のことを考えますと非常に不安な部分があると思います。それにさきの一般質問の町長の答弁の中にありましたように、この非常に厳しい財源を確保していく手段として、保育料の値上げや水道使用料の値上げを今検討しているというお答えがありました。この意味からしましても、合併しても厳しいし、合併しなくても厳しいということは私も十分わかっておるつもりであります。先ほどの3番の小林議員の意見にもあったように、アンケート結果のことにも触れますと、設置すべきというふうに考えている人は40%近くおるわけです。それにまだわからないという方も合わせると70%、これは非常に大きい課題ではないかというふうに考えております。で、任協に今法定協に移って何を論議するのかという話も出ておりますけれども、今まで任協によっていろいろなことが確認されております。これはあくまでも確認事項であって決定事項ではないということをここで申し添えておきたいと思います。

 以上をもちまして、この意見をもちまして私の賛成討論をさせていただきます。以上です。



○議長(米良昭平君)  反対討論の方。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(米良昭平君)  討論を終わります。

 採決を行います。議案第21号を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(米良昭平君)  挙手少数であります。したがって、議案第21号日向市・門川町・東郷町合併協議会の設置については否決されました。

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○議長(米良昭平君)  以上で本日の日程は全部終了しました。

 本日はこれで散会します。

午前10時40分散会

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  会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。




      平成16年 3月22日

                 議  長 米良 昭平

                 署名議員 浜口  惇

                 署名議員 安田 茂明