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宮崎県 門川町

平成 15年 第4回定例会(12月) 12月17日−03号




平成 15年 第4回定例会(12月) − 12月17日−03号









平成 15年 第4回定例会(12月)


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平成15年 第4回(定例)門 川 町 議 会 会 議 録(第3日)
                        平成15年12月17日(水曜日)
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議事日程(第3号)
                    平成15年12月17日 午前10時00分開議
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
            ※ 意見の審議
 日程第3 議案第56号 日向市・門川町・東郷町合併協議会の設置について
            ※ 広域行政調査特別委員会委員長報告、報告に対する質疑、討論、採決
 日程第4 選挙第6号 門川町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙
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本日の会議に付した事件
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
            ※ 意見の審議
 日程第3 議案第56号 日向市・門川町・東郷町合併協議会の設置について
            ※ 広域行政調査特別委員会委員長報告、報告に対する質疑、討論、採決
 日程第4 選挙第6号 門川町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙
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出席議員(16名)
1番 平田 真文君       2番 黒木  裕君
3番 小林 芳彦君       4番 内山田善信君
5番 安田  修君       6番 黒木 義秋君
7番 朝倉 利文君       8番 猪倉 照央君
9番 寺原 速美君       10番 長友幸太郎君
11番 浜田 作男君       12番 黒田 利治君
13番 安田  新君       14番 浜口  惇君
15番 安田 茂明君       16番 米良 昭平君
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欠席議員(なし)
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
局長 長谷川義明君     書記 安田 周平君
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説明のため出席した者の職氏名
町長          米良 成志君  助役          黒田 和弘君
収入役         金丸 一弘君  教育長         樋口  駿君
総務財政課長      甲斐 勝美君  企画商工水産課長    吉田 博之君
社会教育課長      金丸 隆康君  教育次長        山下  勲君
福祉課長        松岡敬一郎君  税務課長        金丸  收君
都市建設課長      小野 幹男君  健康管理課長      原田 敬蔵君
水道課長補佐      志田 喜久君  農林課長        曽川  傳君
生活環境課長      中城 広美君  農業委員会局長     小林 正春君
会計課長        中田 幸人君  代表監査委員      小林 作市君


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午前10時00分開議



○議長(米良昭平君)  ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(米良昭平君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定によって、2番、黒木裕君、3番、小林芳彦君を指名します。

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△日程第2.諮問第2号



○議長(米良昭平君)  日程第2、諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題にします。

 お諮りします。本件については、お手元に配付いたしました意見のとおり、答申したいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(米良昭平君)  異議なしと認めます。したがって、諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、お手元に配付いたしました意見のとおり、答申することに決定しました。

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△日程第3.議案第56号



○議長(米良昭平君)  日程第3、議案第56号日向市・門川町・東郷町合併協議会の設置についてを議題とします。

 議案第56号は、広域行政調査特別委員会に付託となっておりましたので、委員長の報告を求めます。広域行政調査特別委員長、15番、安田茂明君。



◎広域行政調査特別委員会委員長(安田茂明君) 広域行政調査特別委員会委員長報告。去る平成15年12月9日の本会議において、広域行政調査特別委員会に付託されました議案第56号日向市・門川町・東郷町合併協議会の設置について、12月11日、12日の2日間にわたり、本議場において委員会審査を行いました。

 その審査の経過及び結果について御報告いたします。

 まず審査については、任意合併協議会の幹事会、専門部会の委員であります助役並びに関係課長と担当者に出席を求め、資料の内容及び疑問点、新聞報道等の真偽などについて11名の議員が質疑を行いました。

 質疑の内容について要約いたしますと次のとおりであります。

 住民サービスは高い方に、負担は低い方に合わせるという申し合わせだったが、保育料はなぜ高い方に合わせているのか。

 公共下水道整備事業については、合併しない場合、本町単独の事業として可能なのか。

 法定合併協議会に進んだ後、中途で脱退した場合に近隣の市町に与える影響は。また説明会資料の中の財政シミュレーションの数値の根拠は。

 合併して市になった場合のメリットが明確にされていない。また、一極集中を助長するのではないか。

 他市町村は、市町村長が意思表明をしているが、門川町の場合は議会に判断をゆだねられている。町長が住民に説明する責任があるのではないか。

 合併特例債については、合併後10年間はいいが、その後5年間で順次減らされていくとなると、15年後には合併してもしなくても苦しくなってくるのでは。

 法定合併協議会に移行した場合、町職員にかかるウエイトは。電算システムの組みかえにかかわる費用はどれぐらいか。また、合併した場合、地方債残高は住民にどのように影響してくるのか。

 などの数多くの質疑があり、執行部から説明を受けた後討論に入り、反対・賛成、合わせて9名の委員が討論を行いました。

 討論の後採決を行い、採決の結果、賛成7、反対7の可否同数となり、委員長採決は現状維持の原則に基づき、否決といたしました。

 したがいまして、議案第56号日向市・門川町・東郷町合併協議会設置については、賛成少数により当委員会では否決するべきものと決定いたしました。

 以上で広域行政調査特別委員会の報告といたします。

 以上。



○議長(米良昭平君)  以上で、報告を終わります。委員長の報告に対する質疑を行います。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(米良昭平君)  質疑なしと認めます。

 これから、討論に入ります。

 討論は、議案第56号日向市・門川町・東郷町合併協議会の設置についての原案に対しての討論であります。

 討論は、議案第56号に対する自己の賛成・反対の意見表明であります。

 それでは、討論を行います。原案に賛成の方、8番。猪倉照央君。



◎議員(猪倉照央君) 賛成の立場で討論いたします。

 平成15年1月に、1市2町の任意合併協議会が発足し約1年かけて8回の協議会が行われ今日に至っているのはご案内のとおりであります。その間、分科会、専門部会、幹事会等で協議がなされ、総務、企画財政、住民と7つの分野において、項目ごとに調査検討を行い、調整方法がまとめられ、9月8日から10月21日までの間、町内25カ所において最後の説明会が開催されました。私も9ケ所、傍聴させていただきました。

 説明会の出席を見ますと、日向市に比較して、門川町民の合併に対する関心の深さを実感したところであります。説明会では合併反対の意見が多く出されました。また、この程度の説明では判断できないとの意見もあったと思います。アンケート調査の結果は、協議会だよりの第8号に掲載されていますが、法定協議会設置に賛成する方が設置を必要としない方に対して127名、13.3%、上回っています。また、わからないと答えた方が301名、31.6%と、設置の必要ない26.6%よりも高い比率である。いかに多くの町民が判断できないかがこの数字でお分かりと思います。このことは本会の説明では、どうしたらよいのか判断に苦しむ町民の。また、出席された方の年代を見ますと、954名の出席者のうち、10歳代、0、20歳代、4名、30歳代、29名の合計33名。全体の6%であります。これに対して、70歳代以上の方が253名出席され、全体の27%で、50歳代につぐ出席でございます。本町の将来を担う若い人たちに関心がなく、本町の行く末を左右する大事な事であるがゆえに残念なことであります。

 先ほど申し述べたように、あらゆる項目について調査・検討がなされ、町政報告の中で既に決定された事項又は現行通り、合併後に統一するなど列記されていました。合併時に統一する事項、つまり法定合併協議会での検討事項が数多くのっています。つまり任意合併協議会で協議されたことを受継ぎながら、具体的に協議する場が法定協議会であります。法定合併協議会に移行した場合、担当職員の説明では地方制度調査会の方針どおり法律が改正されますと、年明けから12月上旬までの約11カ月間かけて、具体的な協議がなされ、その結果をもって17年、来年、再来年、再来年の1月から2月にかけて再度住民説明会を開催し、その時点で合併の是非について真意を問うことになります。つまり1年間かけて町民自ずから検討することができるわけです。

 本日は法定合併協議会を設置し、住民が合併について判断の機会を与えるべきか、それともしない方がよいかを決定するものであり、1市2町の枠組みで合併をするのかしないかの是非を問うものではありません。アンケート調査の結果、また若者の合併に対する考え、合併した場合、細部にわたってのメリット、デメリットの分析、20年、30年先の財政状況など、法定合併協議会に移行することが議会のあるべき姿であると思います。法定協設置に反対の多かった、私の地区の西門川地区、また漁村地区、庵川西地区など、法定合併協議会で検討する中で、将来明るい兆しが見えるには住民の理解を受けることができるのではないかと思います。

 先ほどから申し述べましたように、法定合併協議会の設置は、説明会の資料でもあり、全世帯に配布した合併についての調査検討をまとめ、ここに持って来ておりますけど、この冊子の最後尾に、市町村合併はこうして行われますとの説明の中で、任意合併協議会は合併についての話し合いの場ですが、合併を前提したものではなく、住民への情報提供が目的ですと明記されております。一方、法定合併協議会は、合併の是非を含めあらゆる事項を正式に話し合う場ですが、合併を前提したものではありません。はっきりうたってあります。法定協に移行したら、理由はどうあれ、どうでもこうでも合併しなくてはならないものではありません。門川町の住民が合併しない方がよいと判断すれば離脱すれればいいのであります。しかしながら、町民の皆様が、門川町の将来を見据えた大事な合併について、その是非の判断をしていただくための土俵を作ることこそ我々議員の責務ではないかと思います。よって、法定合併協議会の設置について賛成するものであります。



○議長(米良昭平君)  反対討論の方。寺原速美君。



◎議員(寺原速美君) 反対の立場で討論いたしたいと思います。

 かって、山の恵みで何一つ自由がなかった生活も、今では燃料、水、食材などすべてを買わなければならない生活を強いられています。とまることをしらない過疎化問題、学力低下が心配される子供の複式学級問題、若者がいない消防団。組織問題、そして、病人の送迎問題など、中山間地域の特有の深刻な悩みを上げれば切りがないほど多くの問題を抱えております。そのような中にあって、合併によって役所が遠くなり、合併によって住民の負担金は上がり、合併によって福祉サービスが下がる。新設合併の基本ともいえるサービスは高く、負担は低くは取り入れられず、実にお粗末な話であり、西門川地域住民のほとんどの皆さんが反対しております。もちろん合併は長い目で見なければ効果が出ないことは西門川地域住民の皆さんもよくわかっているところであります。しかし、現金収入も得られない中山間地域には、そんな悠長な事をいってはおれず、今日、明日の生活をどうするか、多くの悩みに直面していることを訴えていきたいと思います。最初から合併ありきで進められた任意合併協議会に、地域住民のほとんどが納得していなく、このような状態で法定協議会には絶対行くべきではないと思うものであります。

 以上のことから本議案に対する反対討論といたします。



○議長(米良昭平君)  賛成討論の方。小林芳彦君。



◎議員(小林芳彦君) 合併協議会について賛成討論を行います。

 今回の合併問題で唯一住民の皆さんが、意思を示した場となったのが9月8日から10月21日、行われた住民説明会のアンケート結果の調査結果です。議員はいかにして町民の皆さんの意思を町政に反映していくかと考えたときに、私はこのアンケート結果を重視すべきではないかと考えます。

 そこで、そのアンケート結果ですが、回答数85.1%、うち法定協議会を設置した方がよい39.9%、設置の必要がない26.6%、わからない・その他33.5%、設置した方がよい、わからないという人がおよそ7割を占めています。この数値からもわかるように、合併問題に対してまだまだ議論をする場が必要で、法定協議会に移行して議論された具体的な合併の姿を見てから、合併か否かの判断を行っても十分ではないでしょうか。なぜそんなに結論を急ぐ必要があるのでしょうか。

 また、その中で設置した方がよい39.9%、内訳として、合併のため37.8%、判断材料にしたい61.4%、設置した方がよいという人の中でも判断がつきかねる、判断材料にしたいという人がおよそ7割です。これはこの問題に対して協議がまだまだ不十分という町民の意思のあらわれではないでしょうか。

 今回の法定協議会の設置イコール合併賛成というのではないと思います。合併問題は賛否が分かれていることも事実でありますし、町の行く末を大きく左右する大変重要な問題です。町民の意思を町政に反映するといった点からも、禍根を残さないといった意味からも、協議する場として法定合併設置に賛成するものであります。



○議長(米良昭平君)  反対討論の方。安田修君。



◎議員(安田修君) 反対の立場から討論させていただきたいと思います。先ほどから言われていますように、我が町も25の地区で住民説明会を行ってきました。私も13の地区の会場に同席をしてきました。人それぞれに受け取り方は違いましょう。つくづく感じたことは出席者は詳細についてはわからないながらも、自分たちの町は自分たちで守ろうと、守りたいという、その思いが強く私は感じました。それが如実にアンケート調査に反映したかどうかは定かではございませんけれども、私自身はそう思ったところであります。ならば、合併しなくて、財政事情が許されるのかと問われれば、部分的には一考するところがあるかもしれません。しかし、我が町は先人たちの御努力で、あらゆる面において整備がなされています。企画財政部会で調査した今後の主な整備事業を見たときでも、それは比較にならないほど我が町は少金額です。

 私も当初は法定協まで行って突込んだ協議をし、後に悔いが残らないよう、また議会人としてのその使命が果たされるようにと思っていました。しかし、いろいろと説明を聞くうち、学んでいくうち、また質疑応答をしていくうちに、その思いが変わってきました。だれだってサービスは高いところに、負担は低いところにとそう思います。それが一番いい。しかし、それがまかり通っていくわけにはなかなかまいらないところもありましょう。ならば門川町のために何がプラスか、どうすることが地域住民の生活の安定と福祉の向上に役立つであろうかと考慮したとき、我が町は我が町で自立していく道を選択し、そのためにお互い自助努力していくことが最善の道かと思い、法定協に移行することを反対といたします。

 その理由に、一つ、先ほど言いましたように、今後の主な整備事業を見たとき、二つ、地方債の現状を見たとき、三つ、地域住民の意識の違いを感じたとき、よって、時期尚早と思い反対といたします。



○議長(米良昭平君)  賛成討論の方。内山田善信君。



◎議員(内山田善信君) 賛成の立場で討論いたします。

 住民には合併をするのか、また合併をしないのか、選択をする機会が与えられるべきであります。今、その段階で議案を否定し、法定協議会に進まないことでは、重要な議論の場を自ら失うことであり、先ほど来から討論を見ておりますと、地元説明会でのアンケート結果、協議会を設置した方が良いが約40%で、わからないの約32%の意見を軽視し、住民の選択する機会を奪うことにもなるものであります。平成15年度の門川町の地方交付税は、前年度比マイナス12.6%、普通交付税はマイナス9.8%であります。ここ3年間は県単独事業を凍結し、断続事業も段階的に条件を削減するというようなこの説明に於いて、担当者も門川町の財政は合併してもしなくても厳しいと言っていましたが、このような厳しい状況だからこそ、もっと議論を深め、門川町民にとっての幸せは、本当はどちらなのかをもっと確かな目で見極める必要があると思うのであります。

 よって、協議会設置案に賛成といたします。



○議長(米良昭平君)  反対討論の方。黒木裕君。



◎議員(黒木裕君) 反対の立場で討論いたします。

 任意合併協議会で、研究、検討されてまとめられた資料の完成度は、非常に高いものだと思います。しかし、それからは、合併の意義が伝わってきません。こういうものは、合併した場合、今以上に住民サービスが門川町地区において、隅々に行き渡るのか、この問題が解消されるのか、門川町が活性化され住みやすくなるのか、将来的に見てこの地域の反映があるのか、こういったことが住民の求める理由だと思います。それがストレートに伝わってきません。また、期限を切られての合併にも意義を唱えるものです。今後の課題として、合併協議は継続すべきものだと思いますし、県北の大型合併なども選択肢のひとつだと思います。もう少し自主自立の道を模索し、歩むべきだと考えます。

 ゆえに、議案に反対します。



○議長(米良昭平君)  賛成討論の方。朝倉利文君。



◎議員(朝倉利文君) 私は町長提案に対して賛成する意見を申し上げたいと思います。

 本町議会は平成8年の議会のときに日向市との合併について、合併決議を可決した経緯があります。その決議も、延岡市との2市1町で合併の実現のために二段階の措置として、決議であったと私は記憶しております。私は将来2市1町を軸として、15市町村の合併を実現し、県北の拠点都市としての人口20万、25万都市の姿が望ましいと考えております。私は将来この2市1町を軸として、15市町村の合併を実現し、県北の拠点都市としての人口20万、25万都市の姿が望ましいと考えております。その前段としての1市2町の合併もあり得る形であると思っております。

 地方分権、または三位一体の改革、税源の移譲等、地方の行財政の確立は重要な課題であり、今門川町は自分の足元ばかり見つめないで、足腰を強くしていくべき時ではないでしょうか。「ローマは一日にしてならず」という言葉もあります。その法定協議会に参加して、新しいまちづくり検討の中で、将来の構想を視野に入れて協議されるべきだと思っております。合併特例法期限は2005年の3月であります。今将来の道を決めるのが果して正しい道なのか、私はそういう不安があり、拙速は避けるべきだという考えを持っており、したがって町長提案の議案に対して賛成するものであります。



○議長(米良昭平君)  反対討論の方。黒田利治君。



◎議員(黒田利治君) 反対討論の立場で討論させていただきます。

 法定合併協議会は合併を前提とした協議会と私は思っております。任意合併協議会で出された資料によると、福祉財政、各会計によると、会計等においては、住民負担の将来の財政支出の可能性を考えたとき、何らメリットがないように思われてなりません。そういうことで、対等合併とあるけれども、実際は税金、保育所、水道代の負担増など門川の優遇性が全く見られない吸収合併としてきてると思っておるところでございます。そういうことから、この法定合併協議会においては、私は反対をするものでございますが、23日間で25カ所で説明会を開いたところでございますが、任意合併協議会でも出された資料によりますと、そのようなことが書いてあります。そういうことで、私は反対をするものでございます。



○議長(米良昭平君)  賛成討論の方。安田新君。



◎議員(安田新君) 賛成の討論をいたします。

 昭和39年、日向、延岡新産都市の指定で、本町議会は延岡市、日向市との2市1町合併の議論が繰り返し繰り返し、幾度となくされました。時期尚早の結果でありましたが、平成8年の3月議会において、民間団体により1市1町合併を前提とした1市1町、日向市との合併をという趣旨の陳情書を採択をいたし、門川町議会として決議をいたしたところであります。その相手については、当時議会の統制でもあったし、賛成した一人でもあります。私としては、この決議は重く受けとめ、末永く尊重したいと考えます。

 まあ、地方においては国から年々減額される交付税交付金、その減額に伴う財源の確保や多様化する住民サービスに合った社会資本整備が必要であります。この整備を早期解決するためには、今は組織拡大、政治力結集が地域振興の要件の一つでもあります。広域合併により、議員の報酬を含め人件費など経費の抑制ができ、財源効果が図られて、小まめな高度な住民サービスができ、安定的な行政運営とともに、住民福祉の向上と地域発展につながるものと、私は期待をしております。国と協調した地方行政、県と一体化した行政が肝要であります。今回の合併についての本町地元説明会の参加者、アンケートの調査の結果の法定合併協議会を設置すべきとの39.9%の方々の意見を重視して、この議案には賛成するものであります。

 以上です。



○議長(米良昭平君)  反対討論の方。浜田作男君。



◎議員(浜田作男君) 議案第56号に反対の立場で討論いたします。

 これからの地方自治体は今、少子高度化の中で、ますます財政的に厳しくなることが予想され、将来何らかの合併は避けられないのではないかと思うところでございます。しかし、次の3点の理由により、法定合併協議会の設置についての議案は反対といたします。

 その第1点目に、国が今進めている三位一体の改革、つまり地方交付税の見直し、補助金の削減、そして税源移譲についての改革や年金改革など地方財政に直結する基本的なことがいまだに国会で決まっておりません。このため、地方自治体では合併した場合と合併しない場合の明確な財政シミュレーションが描かれていなく、合併是非の判断ができない状況にあることは御案内のとおりであります。今回、合併が進められている3つの自治体は、いずれも自己財源に乏しく、国が進めている構造改革の成り行き次第では、住民税率など合併条件の骨格を侵しかねないと考えられているからであります。

 第2点目に、合併方式は1市2町の首長同士で当初に対等合併とすることで合意し、任意合併協議会での了解が得られたものであります。しかし、住民負担は低い方に、行政サービスは高い方にという対等合併の大原則が全く見られず、形は対等合併でありながら、中身は日向市への吸収合併に等しくなっております。このため、住民税を初め水道使用料、保育料、そして合併後に決まる国民健康保険税など、門川町民には大半の負担金がかかってしまうのではないかという不安がつきまとっています。このようなことから、住民アンケートの結果では、法定協議会を設置した方がよいというのが、日向市の場合70.6%、そして東郷町が72.2%であるのに対し、門川町はわずかに39.9%しか数字が得られていないということであります。

 3点目に、初めに法定合併協議会とはどういうものか、そして法定協に入るか入らないかということが、どれほど重要な意味をなすのか、一般的な事例をまじえながら申し上げてみたいと思います。

 ある男女が交際中に結婚したらお互いの家計負担額をどうするかなどを話し合うのが、これが言うならば任意合併協議会に担当し、その後、2人の結納が交わされ正式に結婚式や新家庭の建設計画を確認し合うのが、言うならば法定協議会に相当するものであります。したがって、結納を交わすということは結婚が前提であり、法定合併協議会をすることは、当然ながら合併を前提としなければならないということになるわけであります。

 これらのことから、法定協議会では合併の方式、合併の期日、新市、つまり新しい市の名称、庁舎の場所、合併後の1市2町建設計画の策定など、合併協定項目の基本的なことが協議されてることになります。このため、交際期間中に話し合った家計負担額など、つまり任意合併協議会で決まっている住民税などの見直し等には原則として行われないものであります。また、本会、議会審議中に法定協議会を設置して、協議の途中で合意が得られなかったら離脱すればよいという意見がありました。しかし、途中離脱はまさに結納破棄であり、場合によっては倍返しに値するような物心両面の責任を問われることになります。

 同じように、門川町から選出された法定合併協議会メンバーの意思だけで簡単に離脱することはできないのであります。離脱の議案が門川町議会で議決されなければならないという高いハードルがあります。また、合併特例法の期限が迫ってる今、門川町が途中離脱することは、結果的に日向市と東郷町に選択権を失わせることになり、取り返しのつかない多大な迷惑をかけてしまうことを申し添えておきたいと思います。

 以上のことから、合併による明確なスケールメリットや行政改革の計画が提示され、その分せめて町民負担額の上げ幅が最小限にとどまることが対等合併としての法定協議会にはいる前提条件であると思うのであります。このように、先ほどの任意合併協議会は最初からボタンのかけ違いが感じられ、たとえこのまま法定合併協議会に入ったとしても、最後まで町民の合意を得るのは不可能であると判断します。よって、議案第56号法定合併協議会の設置については、勇気を持って反対の討論といたします。



○議長(米良昭平君)  賛成討論の方。平田真文君。



◎議員(平田真文君) 法定合併協議会設置の賛成の立場で討論いたします。

 かつてないほど合併論議が展開され、私はこれは住民の参画する町政を目指すためには多大な前進だったと思っております。しかしながら、私たちの議論はまだまだ足りないと思っております。合併の是非も含めた議論をもっと私はするべきだと考えております。

 例えば、任意合併協議会の生活面から見る専門部会におけるごみ処理問題では、日向・入郷ごみ対策協議会の方針を踏まえて検討するという調整案になっておりましたが、門川町の最終処分場建設、門川町のごみ処理場解体及び跡地利用の問題、広域のごみ対策、リサイクルプラザの計画など、まだまだ私たちの生活面における一人一人の議論は深めていく場が必要ではないかと考えております。そうしました上で、法定合併協議会の設置は不可欠であると私は思っております。

 また、さきも言いましたが、住民の参加する町政を実現するために、法定協議会には公募の学識経験者をちゃんと入れ、またメモ1枚まで公開する態度で臨んでほしいし、最後合併の是非を問うことには住民投票で臨むのが一番いいと私は思っております。

 このような理由で、私は法定合併協議会の設置に賛成するものであります。



○議長(米良昭平君)  反対討論の方。浜口惇君。



◎議員(浜口惇君) 反対の立場で討論いたします。

 合併の本質は、住民の暮らしがどうなるかが問題で、住民の意向こそ重要であると思っているわけですが、合併という問題が前提であるならば、これはまず第一に住民の意向を聞くということが必要であろうという立場から、住民投票を絶対やるべきだというふうに私は考えます。それから、現在法定協議会というものの設置でありますから、今までの任意合併協議会の中で、3市町で幹事会、専門的な人たちが十分検討されて資料も出されております。そういう資料の内容から見た場合、財政シミュレーション等でもわかるように、合併後、また15年後に於いて考えた場合、いろいろ出された資料等によりますと、福祉財政、また特別会計等においても、すべて住民負担、また将来の財政投資の可能性等を考えますときに、これは合併する何らメリットもない。こういうふうに私は考え、住民の立場の今後の行政を充実していく上からは、単独で町の今後の行政を執行する方が余程大切ではないかと、その方が住民に対する十分な今後の行政に対する恩恵を与えられるのではないかと私は思います。先も言いましたように、一般会計の状況から見ても、また特別会計の状況から見ても当然明解でありますし、財政的に見ても門川町民から見ても単独の方が明解であります。今後、法定協議会でもって検討される内容はなんだろうかと言うことを考えますときに、第一番に庁舎に位置とか、どこに庁舎を置くのか、新市の名称、また議員の定数、いつから合併を行って新市が誕生していくのかという、そういう基本的なことに対する協議だけであって、審議会の中での具体的な事項とすれば、いわゆる建設計画をどのように今後検討し、どういうような構想でもってやっていくかと、こういうことではないかというふうに私は推定するわけですが、そういう立場から見ますと、今までの任意合併協議会の資料でもって十分今後における新市の状況については理解できるというふうに、私は解釈しておるわけでございます。そういうことからこの合併協議会設置に反対するものでありますけれども、この合併協議会が合併を前提とするなるならば、何を目的にしたものであるか、合併は住民の暮らしを変えるものであるから、住民の意思をもって決定すべきものであろうと思います。また、合併を前提とするならば住民投票をすべきであると思うが、いろんな問題を見た場合に合併目的となる協議会設置はするべきでないと思います。この際の協議会設置案件は以上のことから住民に知らせる内容はないので、本案件については設置の必要はないと思います。

 以上終わります。



○議長(米良昭平君)  賛成討論の方。長友幸太郎君。



◎議員(長友幸太郎君) 賛成の立場で討論させていただきます。

 今まで8番、3番議員の討論と重複しますけど、あえて私なりに討論させていただきます。執行部、執行当局の4役はじめ、企画課担当の皆さんは、去る9月8日をかわきりに、10月21日までの23日間、連日連夜各地区に出向いて、1市2町の任意合併協議会で集められた資料の結果について、報告説明し、理解を求められ大変ご苦労様でございましたが、その際アンケート調査を実施し、先ほどもありましたように、954人から回収し、そのうち法定協議会を設置した方がよいが約40%の381人、必要ないが約27%の254人、そのほかわからないが約32%の301人となっており、会場地区別では25会場地区のうち法定協を設置した方がよいは16会場で、これらの数字結果は参加者数は少なかったとはいえ無視することはできませんし、法定協設置の希望が多かったという現実、民意というものを、それに答えていくことは、我々議員の責務であると思っております。

 また、市町村合併は今後の町のあり方そのものに関する問題であり、これまで任意協で一定の方向づけがなされ、メニューが示されましたけれども、そのアンケートの中でわからないと答えた人は32%もいるし、それらの人に対しても今後法定協を設置し、具体的な検討論議をしていかなければならない部分がかなりあります。その結果を住民に情報を提供し、判断を仰ぐことは必要であり、そういう意味からも法定協議会の設置は必要であり、原案可決に賛成するものであります。

 なお、今反対討論の中で、時期尚早とか税金の問題が出ましたけれども、1市2町の三役の合同会議で十分検討し、足並みを揃えて本議会に提案しようとそんなことになって、このように論議され、まあ現に討論に入っておりますけれども。この時期を外ずしたならば、今、いう国が示す特例債等が受けられない、そういうふうな期日的なものがあるから審議してきたわけでありまして、私は時期尚早には当たらない。直ちに合併の議決をどうのこうのじゃない、法定協を作ったらどうかの問題でありますから、そこへんを誤解してほしくないと思うわけであります。また、住民税が上がるとか言いましたけれども、けさの新聞を見ますと3段階あった均等割の税額は日本国民一律に県民税を含めて4,000円に引き上がっていくと、こういうなことでありますから、そんな問題を論議するあたりはなかろうとそういうふうに考えたところであります。

 以上のようなことから、本原案については賛成をいたします。

 以上です。



○議長(米良昭平君)  反対討論の方。安田茂明君。



◎議員(安田茂明君) 反対の立場で申し上げます。

 私は任意協議会、特別委員会等で研修を行い、町民にとってどちらがよいかを考えた場合に、町民が合併した場合、住民税、保険税、保育料など高い方になることなど決まっております。デメリットの方がはるかに大きく、また、日向市が今後行う整備事業は1,383億3,000万であります。本町は239億5,000万東郷町は50億9,000万となっております。本町の239億5,000万の中には、都市下水路工事200億が入っております。しかし、これはまだ計画段階であり、これが合併しますと日向市の方ははるかに現在事業を行っておりますが、門川町の場合には、39億5,000万、今年がなっております。と言いますのは、現在行っている日向市の事業を中止にするということは私は考えられない。本町の下水路工事も日向市の行っている事業が少なくなったときに着工になるような気がしてなりません。そのようなことを考えますと、本町にとって何もメリットは考えられないことであります。

 よって、反対の討論といたします。



○議長(米良昭平君)  賛成討論の方。

 今回は、討論されたい方には、全員に討論を許可したいと思います。

 賛成討論の方はありませんか。反対討論される方はありませんか。ほかに討論はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(米良昭平君)  以上で討論を終わります。

 採決を行います。採決は起立をもって行います。議案第56号に対する委員長の報告は否決であります。したがって、議案第56号日向市・門川町・東郷町合併協議会の設置について採決を行います。

 議案第56号日向市・門川町・東郷町合併協議会の設置については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(米良昭平君)  はい。お座り下さい。起立少数であります。したがって、議案第56号日向市・門川町・東郷町合併協議会の設置は否決されました。

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△日程第4.選挙第6号



○議長(米良昭平君)  日程第4、選挙第6号門川町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。

 門川町選挙管理委員会委員長より、選挙管理委員会委員及び補充員の任期が12月14日をもって満了する旨、通知を受けています。

 地方自治法第182条第1項及び第2項の規定により、選挙管理委員会委員及び補充員は議会において選挙することになっておりますので、ただいまから選挙を行います。

 お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって、指名推薦にしたいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(米良昭平君)  異議なしと認めます。

 したがって、選挙の方法は指名推薦で行うことに決定しました。

 お諮りします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(米良昭平君)  異議なしと認めます。

 したがって、議長が指名することに決定しました。

 選挙管理委員会委員に岩田幸生君、後藤政美君、桜川輝男君、本田吉一君、以上の方を指名します。

 次に、選挙管理委員会委員補充員には、次の方を指名します。

 神井勝君、原田良一君、吉塚陽太郎君、中島道代君、以上の方を指名します。

 補充の順序は、ただいま議長が指名した順序にしたいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(米良昭平君)  異議なしと認めます。したがって、補充の順序は、ただいま議長が指名した順序に決定しました。

 お諮りします。ただいま議長が指名しました方は選挙管理委員会委員及び補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(米良昭平君)  異議なしと認めます。したがって、選挙管理委員会委員に岩田幸生君、後藤政美君、桜川輝男君、本田吉一君、補充員に第1順位、神井勝君、第2順位、原田良一君、第3順位、吉塚陽太郎君、第4順位、中島道代君、以上の方が当選されました。

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○議長(米良昭平君)  以上で本日の日程は全部終了しました。

 本日はこれで散会します。

午前11時04分散会

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  会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。






      平成15年12月17日


                 議  長 米良 昭平


                 署名議員 黒木  裕


                 署名議員 小林 芳彦