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宮崎県 綾町

平成 28年第7回定例会(12月) 12月09日−03号




平成 28年第7回定例会(12月) − 12月09日−03号









平成 28年第7回定例会(12月)


平成28年第7回(12月)綾町議会(定例会)会議録
平成28年12月9日再開    
   平成28年第7回綾町議会(定例会)が平成28年12月9日午前10時綾町役場議場に招集された。
    出 席 議 員
┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐
│議席番号 │氏        名     │議席番号 │氏        名     │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│1    |児   玉       信  |6    |相   星   義   廣  |
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│2    |増   田   俊   男  |7    |日   ?   憲   治  |
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│3    |兒   玉   千   歳  |8    |大   隈       寛  |
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│4    |日   高   幸   一  |9    |押   田   和   義  |
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│5    |松   浦   光   宏  |     |               |
└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘

    欠 席 議 員
┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐
|10   |橋   本   由   里  |     |               |
└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘

    事 務 局
┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐
│局 長  |吉   川   直   毅  |書 記  |入   船   秀   康  │
└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘

    説 明 員
┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐
│町       長| 前 田    穰  |副   町   長| 向 井  好 美  │
├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤
│教育長      │ 日 ?  和 典  │会計管理者    │ 吉 鶴  慶 久  │
├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤
│総務税政課長   │ 中 薗  兼 次  │企画財政課長   │ 高 松  俊 秀  │
├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤
│福祉保健課長   │ 森 園  由美子  │農林振興課長   | 橋 口    正  │
├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤
│産業観光課長   | 蓮 子  浩 一  |町民生活課長   | 小 村  久美子  │
├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤
│建設課長     | 行 田  明 生  |ユネスコエコパーク|           │
│         │           │推進室長     │ 兒 玉  良 次  │
├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤
│社会教育課長   | 竹 下  琢 郎  |教育総務課長   | (社会教育課長兼務)│
├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤
│監査委員     | 横 山  文 也  |         |           │
└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘






平成28年第7回(12月)綾町議会(定例会)議事日程

平成28年12月9日再開   

     開    議

   日程第1 一般質問



会議に付した事件・議事日程と同じである。

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┌───────────┬──────────────────────────────────┐
│質 問 事 項    │質問の要旨                             │
├───────────┼──────────────────────────────────┤
│提出議員 日高(幸) │                                  │
│1.綾町農畜産物総合基│?事件は、何故おきたのか改めて伺いたい。              │
│  金横領事件について│?事件発覚後の役場内の公金、準公金の取り扱い状況について、法令に基 │
│           │ づく業務の執行について、どのような周知を図ったのか伺う。     │
│           │?嘱託職員の継続雇用のあり方について伺う。             │
│           │?総合基金、今後この制度のあり方についてどのように継続していくのか │
│           │ 伺う。                              │
│           │?被害金額の回収には、損害賠償請求訴訟をはじめ、速やかに全力であた │
│           │ ってほしいが、町民への説明責任どのような対応をするのか伺う。   │
│           │                                  │
│2.平成29年度予算に│?平成29年度施策方針について伺う。                │
│  ついて      │                                  │
├───────────┼──────────────────────────────────┤
│提出議員 増田    │                                  │
│1.役場事務処理につ │?議会定例会の度に議案の修正、訂正があるが、なぜ毎回おこるのか。  │
│  いて       │?どの様な対策をとってきたのか。                  │
│           │?9月議会以降とられた対策は。                   │
│           │?27年度決算書の間違いの原因究明はされたのか。          │
│           │ また、質問された事項に対して調査、検討されたのか。        │
│           │                                  │
│2.水道事業について │?老朽管更新の計画は。                       │
│           │?鉛管はまだ残っているのか。                    │
│           │?第2水源地の必要があると思うが、町長の考えを伺う。        │
│           │                                  │
│3.ミュージック   │?防災無線検討委員会のメンバーは。                 │
│  チャイムついて  │?検討委員会開催日時は。                      │
│           │?どの様な意見が出されたのか。                   │
│           │?防災無線の放送内容についての検討はされたのか。          │
├───────────┼──────────────────────────────────┤
│提出議員 児玉(信) │                                  │
│1.綾町農畜産物総合 │?返金問題について伺います。                    │
│  価格安定基金横領 │                                  │
│  について     │                                  │
├───────────┼──────────────────────────────────┤
│提出議員 橋本    │                                  │
│1.子どもの貧困対策に│?平成25年6月に制定された「子どもの貧困対策法」については去る6月│
│  ついて      │ 議会でも質問しましたが、その後も貧困と格差は広がっています。綾町で│
│           │ の実態を正しく把握しなければその対策も打てないと思っています。綾町│
│           │ の状況をどうとらえていますか。                  │
│           │?法律では地方公共団体の責務についてうたっています。綾町の取り組みに│
│           │ 対する考方と進め方について答弁を求めます。            │
│           │?綾町の教育の現場から、子どもの貧困をどうとらえていますか。教育委員│
│           │ 会としてどのような対策を考えておられますか。           │
│           │ (義務教育無償実現など)                     │
│           │                                  │
│2.高齢者の福祉政策に│?綾町の高齢者の生活実態はどういう状況だとの認識ですか。例えば交通 │
│  ついて      │ インフラなど。                          │
│           │?実態調査をする考えはありませんか。                │
│           │?日本で問題になっている無縁社会、孤独死、老後破産などの言葉をどう │
│           │ 思いますか。綾町民には無関係な言葉でしょうか。          │
│           │                                  │
│3.病児保育について │?9月議会以降の協議について報告ください。             │
│           │?被保険者の負担軽減などはどうなりますか。             │
│           │                                  │
│4.国保の広域化につ │?厚生労働省では病後児保育を含めて病児保育というくくりだとのことです│
│  いて       │ が、綾町での取り組みの進捗について報告ください。         │
│           │                                  │
│5.神下地区交差点の │?昨年もうかがいましたが、県との協議はどうなっていますか。都市計画の│
│  改良と町内県道の │見直しも含めて見解を求めます。                   │
│  歩道設置について │?古屋、上畑の歩道建設について、県との協議はすすんでいますか。   │
│           │                                  │
│6.老朽化している町営│?老朽化の実態はどう認識していますか。               │
│  住宅について   │?郷鴫の住宅はシャワーがありません。今後設置する考えはありませんか。│
└───────────┴──────────────────────────────────┘




(再開午前9時59分)



○議長(押田和義君) おはようございます。本日の議事日程は一般質問となっております。議事進行につきましては御協力をお願いいたします。

 ただいまから本日の会議を開きます。

 発言につきましては簡潔にまとめられ、また、綾町議会会議規則及び申し合わせ事項を守っていただきますよう御協力をお願いいたします。

 なお、執行部におかれましても簡明に要領よくまとめられ、答弁漏れのないようお願いいたします。

────────────・────・────────────



△日程第1.一般質問



○議長(押田和義君) 日程第1、一般質問を行います。

 橋本議員が事故欠席されていますので、質問の順序を変更して申し上げます。

 1番、日高幸一議員、2番、増田議員、3番、児玉信議員、以上の順序で行います。なお、関連のある質問につきましては、先の質問者の質問終了後に関連質問を許可します。

 日高幸一議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(日高幸一君) 議長。日高。



○議長(押田和義君) 日高幸一議員。



◆議員(日高幸一君) おはようございます。早速質問に入らさせていただきます。今回大きく2点について、通告に従いまして質問したいと思います。

 まず初めに、綾町農畜産物総合基金横領事件について伺います。

 平成28年2月20日、本件嘱託職員黒木氏が、業務上横領罪で逮捕されて9カ月半になります。これまでいろいろな調査の中で、刑事裁判においては刑が確定し判決が下されたのでありますが、本事件に対する調査委員会の趣旨として、事件が起こった背景はどこにあるのか。体質そのものを究明することで二度と起こってはならない。再発を防止するためにも検証に検証を重ね、本事件の重大な問題であることを認識し、共有すべきことではないかと思います。

 事件発生の原因として、黒木氏を全面的に信用し、通帳及び印鑑管理までを一任していたことと示されていますが、一任してたことが事件発生の原因ではなくて、収支、監査、決算報告という一連の流れが当初からなされていなかったことにあると思います。そして、担当職員間の事務引き継ぎがなされていなかったことにより、通帳及び印鑑等の確認、受け渡しがされていなかったということであります。二度とあってはならないことではありますが、今後防止策としても、もう一度なぜこのような事件が起きたのか改めてお伺いしたいと思います。

 2番目に、事件発覚後の役場内の公金、準公金の取り扱い状況について伺います。

 今回発生した公金不祥事を受け、役場内の公金の取り扱い状況を調査し、今後はその体制を整えたいということでありますが、全て決算は行われているものの監査等がなされていないなど、協議会等の区分で約20件ほどあるということであります。監査については、その決算書の内容が正しいのか正しくないのかについて意見することが目的で、決算書に不正があるかないかチェックすることではなく、監査は不正のチェックではないということであります。今後、当然のことでありますが、監査等は必ず行うこと、通帳と印鑑を別々に管理することということも指導したということであります。それぞれの協議会等の公金管理状況75区分にわたる多さから、どのような周知を図ったのか。例えば、監査は町代表監査委員で実行されるのでしょうか伺います。

 3番目で質問いたします次の質問では、嘱託職員に対しての継続雇用のあり方について改めて伺います。

 黒木氏との雇用状態につきまして業務嘱託契約書に基づき、業務内容を有機農業の振興に関することと、そのほか簡易な事務に関することとし、1年契約による対応であったということであります。黒木氏は平成12年度から雇用され、平成27年度まで約15年間継続雇用となっています。なぜ毎年の雇用となっていたのか伺ったところ、本総合基金に精通しており、また、経済連にも勤務してたことから市場関係者との人脈もあり、円滑な運営がなされていたことから毎年の雇用となっていたということであります。平成28年5月末現在で綾町の嘱託職員等人数は122名で、勤務年数の長い方で24年2カ月、続いて22年と長期にわたりたくさんの方が働いておられます。ほとんどの皆さんが同所属に同じところに雇用されているのでありますが、仕事の内容によっては現金を扱う地位にある方もおられるわけで、業務に対して慣れや甘えや癒着が生じやすくなる等の理由が指摘されているのです。今回の事件で継続雇用のあり方を見直すと発言されていますが、122名の雇用職員であります。どのような継続雇用の契約を今後交わされるのか伺いたいと思います。

 4番目の質問で、総合基金、今後この制度のあり方について見直しが必要だと言われていますが、これからどのような継続していかれるのか伺います。

 本基金の目的は、若者から高齢者に至る全生産者が安心して農業に専念できる体制を確立することと、そして、不測の事態が発生した場合に基金を発動することが大きな基金の仕組みであると認識しています。

 今回の事件を機に、基金造成の方法、または総合基金の発動の仕組み等、総合基金の造成についての生産者、JA、町の負担率などに見直し案が言われています。今後、特に生産者に対しての各部会の説明が必要かと思いますが、どのような考えがあるのか伺います。

 最後の質問で、被害金額の回収であります。

 総合基金の積み上げた公金3,478万7,159円失われたことは事実であり、損害賠償請求訴訟を初め、全力で被害の回復に当たっていただきたいのですが、今後の町民への説明、再発防止策等、町政への信頼回復のためにも願うものでありますが、どのように説明していかれるのか伺いたいと思います。

 大きく2番目の質問で、平成29年度予算について伺います。

 平成28年度の予算は、ふるさと納税の伸びを見込み56億円を超える予算規模となりスタートいたしました。新規事業も大きく分けて40の事業を計画、今年度も残すところ4分の1、残すところ3カ月となり、事業進捗状況が気になるところであります。ふるさとサポート基金充当事業として2億8,800万円の事業予算でありました。当初、政策立案し政策実施、執行に当たって、今年度の財政運営の流れを考慮して、来年度、平成29年度の予算の立案という時期であります。

 今年度は、自主財源として寄附金、ふるさと納税10億円という予算の中で財政運営がスタートしたわけですが、残された月数の中でどのような内容で事業執行ができるのかであります。今年度の所信、並びに施策方針との絡みで来年度へ向けての施策方針を伺いまして、以上、壇上からの質問といたします。



○議長(押田和義君) 関連の質問はありませんか。

(なし)



○議長(押田和義君) 当局の答弁を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) それでは、日高幸一議員に対しましての御答弁を申し上げます。ちょっと声が悪くて申しわけないんですが、お許しをいただきたいと思います。

 まず、今回の総合基金に対します事件でございます。これは再々申し上げてますように、我々は猛省をしながら二度とこのようなことが起こらないようにということは当然至極でございまして、そのことをおわびを申し上げながら御答弁させていただきたいと思います。

 まず最初の御質問でございますが、なぜ起きたかということでございますが、今もおっしゃいましたように、我々としては綾町農畜産物総合基金等調査特別委員会にも報告しましたとおり、全面的に嘱託職員を信用し、通帳及び印鑑管理まで一任したことと、もう一つは、設立当初から監査請求も行われず、加えて担当課長、係長、担当者が要領に基づく適正な事務処理を怠っていたこと、さらには事務引き継ぎの段階において、通帳及び印鑑等の引き継ぎ確認が行われていなかったこと、言うならば事務処理上大きな問題があったことによるものと考えております。そういう面で、しっかりここら辺を是正をしていかなきゃならないと、こういうことで、やはり、管理上は事務処理、そして管理上に大きな問題があったと言わざるを得ないと思ってますし、それを指揮監督する私どもに対する責任というものもしっかり果たさなきゃならないということで反省をいたしておる次第でございます。そういうことで、今後改善をいたしまして、再発防止を絶対やらなきゃなりませんので、適正な事務管理に努めていかなきゃならないと、こういうことを強くいたした次第でございまして、内容的には、これからまた御答弁申し上げたいと思います。

 それから、次の御質問でございますが、役場内の公金、準公金の取り扱いの状況についてでございますが、今回の横領事件を受け、4月18日付で副町長名で公金、準公金の取り扱いに関する調査を各課長、室長、局長あてに通知しております。文書の内容はこの横領事件が職員に対する町民の信頼を大きく失墜させたとともに、役場の歴史に禍根を残す大きな問題であること、この問題を他人事ではなく、職員一人一人が大きくしっかり受けとめて、今こそ長年かけて職員が積み上げてきた歴史と綾ブランドをしっかりと継続していかなければならないことを周知するとともに、公金の一時保管状況、協議会等の公金管理状況、準公金の管理状況、決算書等の書類の提出を求めたところでございます。調査結果につきましては、総合基金等調査特別委員会に提出したとおりでありますが、本来、公金は分任出納員・現金取扱員によって適正に管理されるべきものでございます。監査についてもそれぞれの組織、団体において監査が実施されるよう十分管理監督をしてまいりたいと、このように考えております。今後とも公金に限らず、準公金についても適正に執行されるよう、職員の指導を徹底していきたいと、このように考えております。

 それから、嘱託職員の継続について、おっしゃいますようにいろいろ長期にわたっての継続になって、我々としては専門性などを考えた場合に、それなりの経験者にお願いすることが行政事務を遂行する上では必要となってくるわけでございます。住民サービスの低下や業務推進の遅れなどにならないよう、限られた正職員だけではできない部分をパート職員や嘱託職員でカバーしていただいておるところでございます。しかし、業務の専門性など考えた場合は、経験豊かな人材を探すのも困難でありますので、どうしてもやむを得ず長期的雇用になってしまうことになることもございますが、今後においては、もしそういうことになった場合はしっかりした人事管理をした対応をしてまいりたいと思ってます。また、今回の事件を踏まえまして、綾町職員身元保証規則を整備し、正規職員はもとよりでございますが、パートや嘱託職員についても身元保証書を提出することを義務づけ、全職員に保証人をつけて提出させて、職員の服務規律を徹底しているところでございます。このようにして、二度と不祥事が生じないよう努めていく所存でございます。

 それから、総合基金の今後のこの制度のあり方についてどのように継続していくかにつきましては、特別委員会で御報告申し上げましたとおり、本制度を実施することで農家所得の安定化が図られ、安定した農家経営につながっておると思っております。事実、農家所得もふるさと納税の後押しもあるものの、一人あたりの農家所得が平成22年度と26年度を比較しますと66万3,000円の伸びを示してございます。農家が市場価格の変動に左右されることなく安心して農業生産に取り組める環境の構築は、農家経営の基盤確立のための必須条件であると考えております。事件当初に町政座談会や各農業者団体等への謝罪とこの農業者団体は部会等でございますが、謝罪と説明をさせていただいたところですが、この席上で農家の声としては、この制度を継続はしっかりやってほしいというような強い要望を聞いております。今後、要領、要綱等の見直しを行うとともに事務処理の適正化を図り、生産者の不利益にならないよう十分配慮しながら綾町農畜産物総合価格安定基金の目的を達成すべく継続して進め、農家の経営の安定化を図り、農家の方々が希望を持って取り組むことができて担い手が確保できるよう、総合価格安定基金の適正な運用を図っていきたいと思っております。

 それから、被害額の回収につきましては、今全力を傾注して対応しているところでございます。さらにはまた、町民への説明責任でございますが、横領された金額は全て農家の生産者積立金でございますので、このようなことから綾町農畜産物総合基金運営委員会を初めとして農業団体、つまり部会等の会合の際に報告説明をしてまいりたいと考えております。また、農業者以外の町民の皆様には、町政座談会等で報告説明を行ってまいりたいと考えております。なお、日程の都合でおそくなりましたが、今月の末には総合基金運営委員会を開催する予定を今計画をいたしておるところでございます。いずれにいたしましても、このことについては誠心誠意努力をし対応してまいりたいと、このように考えております。

 それから、施策方針についてでございます。来年3月議会には正式に述べさせていただきますが、現時点の考え方について述べたいと思ってます。

 まず初めに、我が国の経済はゆるやかな回復傾向にあるとされています。英国のEU離脱やアメリカ新大統領の誕生により、海外経済情勢がどう左右されるか全く不透明でございますが、このような経済情勢の中、国は民需主導の持続的な経済成長と一億総活躍社会の実現に向けた施策を中心とする総合的で大胆な経済対策を講じています。地方財政については総務省の概算要求において地方の安定的な財政運営が必要する一般財源総額において、平成28年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保されることになっています。しかしながら、地方交付税の要求ベースは16兆円と、今年度当初予算からすると7,414億円減少しており、地方創生の推進に加え、地方行政サービス改革の推進とともに公共施設等の最適化や地方公会計の整備、地方団体の財政の見える化など、財政マネジメントの強化も進めるとされておりまして、また、地震や噴火、洪水などの大災害が国内各地で頻発していることも含め、今後の国の動向を注視しながら適切に対応していくことが求められておると思っております。さらには、県の財政についても年々増加する社会保障関係に加え、防災、減災対策や公共施設の老朽化対策、さらには、国体開催に伴います施設整備等の多額の一般財源が必要となることが、引き続き厳しさが増していくものと考えております。

 29年度の予算編成に当たっては、第4期財政改革推進計画に基づく取り組みを実行しながら、選択と集中を理念に、将来を見据えた積極的な展開が進められる見通しでございます。これが県の今のとこの方針であるということであります。

 綾町におきまして、私どもは国に要望してまいりました中心市街地における無電柱化の予算が確定し、本格的に緊急防災時の安全の確保の面で整備が進むことになります。これにより、ユネスコエコパークにふさわしい景観づくりも進むことが期待され、大変重要な事業と位置づけております。

 それから、平成28年度は綾小学校・中学校の空調や給食室の整備といった教育環境の整備を図っているほか、スポーツランド綾のさらなる充実を目指すため、合宿センターの整備、新規就農者を支援する新しい取り組み、さらには健診事業や健康マイレージ事業といった町民の健康維持、向上を支える取り組みを進めております。また、宮崎大学や南九州大学など、学術研究機関との連携により調査研究がスタートし、町のゆたかな地域資源について「知の蓄積」の取り組みが展開されています。

 29年度の予算編成は、ふるさと納税の寄附金を含め53億円程度の予算規模となる見込みで、今予想いたしております。町税は微増ではございますが、地方交付税等の減少する見込み、ふるさと納税を除くと前年並みの歳入見込みでございまして、歳出での義務的経費の伸びを考慮しますと厳しい財政状況であるといえます。この財政状況でありますが、職員を含め、町民の英知により「基金繰り入れに頼らない命の安全・安心、教育の充実を目指す持続可能なまちづくり予算」を編成していきたいと、このように予定をいたしておるわけでございます。

 それから、何といっても第7次総合長期計画によります「力強く活力に満ちたまちづくり」の農業部門では、2020年度東京オリンピック、パラリンピックに向けた農畜産物の販路開拓の検討、それから農業支援センターの整備を含め、農家支援体制のさらなる充実をしてまいりたいと思っております。

 それから、商工業、観光では、今年度に続いて綾川荘西館の改修や馬事公苑の管理棟の整備を行い、入り込み客数の増加に努め、引き続き雇用対策を充実してまいります。

 もう一つは、「快適で美しいまちづくり」では、上水道配管等の随時更新や辺地対策事業債を活用した、本年と同様、二反野地区飲雑用水施設の整備、公園緑地の整備で宮原ふれあい公園の整備等を予定をいたしております。

 循環型社会の構築では、継続して太陽光発電システム設置支援を行ってまいりたいと思っております。

 また、景観保全整備では、ことし8月に策定しました「綾ユネスコエコパーク管理運営計画」に基づきまして、環境保護や景観保護に努め、自然環境保全と美しい景観づくり、花いっぱい運動を推進してまいりたいと思います。

 「郷土を担う人づくり」では、ユネスコスクールとしての教育を充実させ、学力向上のための教職員の資質向上支援や補助教員の配置などを行います。また、育英資金を活用した若者定住化の促進、幼保小中の連携強化など、郷土愛を育む教育を実施してまいりたいと思っております。施設の充実では、小学校の児童数の増加に伴う普通教室の検討、中学校では、体育館トイレの改修工事を行うとともに、校舎の長寿命化対策として小学校は校舎屋上の防水工事、中学校は校舎の外壁塗装などをしてまいりたいと思っております。

 「健康で安心して暮らせるまちづくり」では、安心して子育てができる対策として、病児、病後児保育の実施に向け、検討を始めておるところでございます。継続事業といたしまして、中学生以下の子どもの医療費の無料化、安心して妊娠、出産するための支援強化、育児の不安解消のための産前産後巡回訪問を充実し、発達支援相談を実施してまいりたいと思います。

 健康増進活動では若年層からの生活習慣病の予防のためフレッシュ健診、消防団員健診の推進を初め、健康づくり推進員による健診の推進、各種がん検診の推進による早期発見、早期治療を行います。

 また、介護を初めとする地域福祉を充実するには地域や家族のつながりは欠かせませんが、社会福祉協議会健康センター、地域包括支援センターなど連携をとり、各種の支援体制を充実強化させていきたいと思ってます。高齢者の通院等の外出支援も引き続き充実を図ってまいりたいと思います。

 「定住が進む住みよいまちづくり」では、社会資本総合整備事業や町道上畑・倉輪線などの整備や橋梁の補修点検を行いたいと思います。

 また、県の事業として町の中心市街地の防災、減災のための電線の地中化や回遊性を促進するための整備を行います。

 「集いあい自立するまちづくり」では、自立する自治体経営のため第7次総合長期計画、綾町まち・ひと・しごと創生総合戦略の展開や人事評価制度の適正な運用、地方公会計の整備、それから公共施設等総合管理計画に基づく施設の長寿命化対策を年次的に更新していきたいと思ってます。そのための、一方では使用料の見直しも検討もしてまいりたいと思ってます。

 これまで推進してきた「照葉樹林都市・綾を基調として、自然と調和した豊かで活力に満ちた教育文化都市」を基本理念として、持続的なまちづくりを発展させるため、平成28年度からスタートしましたまちづくりの指針である第7次総合計画と綾町まち・ひと・しごと創生総合戦略の施策を柱として予算措置を講じていきたいと思ってますが、なおかつ町民のニーズにも応え、役場の職員の英知を結集して次世代が安心して町政にまちづくりに取り組んでいただける、そういう道筋をしっかりつくっていく所存であります。

 ちょっと長くなりましたが、以上が29年度の施策方針の概要でございます。これからしっかり詰めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上であります。



○議長(押田和義君) 再質問はありますか。



◆議員(日高幸一君) 議長。日高。



○議長(押田和義君) 日高幸一議員。



◆議員(日高幸一君) 数点再質問したいと思います。

 このたびの事件に対して調査特別委員会が立ち上がり約10カ月になるわけですが、何たって黒木氏が一番悪いといえば悪いんで、パーセントからいいますと95%の罪があるのかなというふうに、私個人的に思っております。しかし、その後の5%があるばかりにこのような大きな事件につながり、本当に残念なことだなと思っております。報告書には前代未聞というような事件になったというようなのを書かせてもらったんですが、その5%が何なのかというのが、今後起こらないためにも防災というような面でも検証していく、また二度とあってはならないことだと思います。検察側の求刑の4年に対して裁判官の判決は3年でありました。この1年の違いは何を意味しているのかということじゃないかなと思っております。ただ黒木氏が反省をしているからではなくて、裁判所の中で私傍聴してまして、犯行を誘発する環境があったというようなことをしっかりと言われてました。これは、弁護士の言葉も強い言葉だったんですが、再発防止に向けての「誘発する環境であった」というその言葉が、やはり、一番重い、私たちが考えなきゃいけないことじゃないかなと思ってます。もう一度、その誘発する環境といったものを整理するためにもお聞きしたいと思います。

 それから、雇用のあり方について質問をいたしました。継続雇用に対して異議があるわけではありません。ずっとその仕事に精通してたということで、大変仕事もできるというような周りの目というのが非常に落とし穴だったなというふうに思っております。それはそれでよろしいかと思うんですけれども、何回も言って恐縮なんですが、監査さえ行われておればこういったことも起こらなかったんじゃないかなというふうに思っております。今後、継続雇用の場合の人事評価制度というのが職員にはあろうかと思うんですけれども、臨時職員に対してもやっぱりそれに近いようなものがあったほうがいいんじゃないかなというふうに私は思っております。122名、130名近い人間でありますので、それを一人一人評価をいただくというのも大変な仕事の量かもしれませんが、それを聞くことによって職場の内容、環境もわかると思うんですけど、また、向上につながると思いますので、これはぜひ行っていただきたいなというふうに思います。

 それから、農協などはよく行われてるかと思うんですけれども、職場離脱制度というのがありますけど、庁舎内ではそういうのがあるのか、つまり、強制休暇制度──要するにその場を離れて離脱する、職場を離れて一週間、また、そういう余裕がないと言われるんであれば違う課に移って、その場を離れてほかの人が監査に近いようなものを行うというようなことが、今でも農協のほうでは行われているようであります。こういったことも、ひょっとしたら今度の事件は防げたことではなかったのかなというふうに思いますので、一度検討していただきたいなというふうに思います。

 それから、総合基金制度を今後どのように見直しをしていくのかというようなことで質問をいたしました。

 基金発動の仕組み、また基金造成の仕組みどちらにしても、今までは余りにも生産者支援という部分で生産者みずからが人任せっていうようなものがあったんではないかなというふうに感じます。無頓着といいますか、みずから自分とこのお金が基金に造成されるわけで、そしてまた、発動したお金がどれだけのお金が発動金として入ったかというようなものは、当然そこで興味が湧き、また正確なものであったかというのは、生産者にもやっぱりそれを注意すべきことではなかったんではないかなと思っております。その部分を含めて、今後見直していただきたいなというふうに思っております。

 どうでしょうか、決算報告というような部分で、各部会ごとに決算報告──要するに監査を行ってそういう報告をされる気持ちがあるのか、7つの部分に分かれておりますので、これもまた大変なことかもしれませんけど考えていただきたいなというふうに思います。

 それから、基金に対して町は2億3,700万円、それからJAは1億28万円の基金の借金っていえば借金なんでしょうけど借金があります。しかし、JAさんにおいては、借金があるという感覚が、特に──組合長さんにこないだ話を聞いたら、そうなんですかっていうような非常にわかってらっしゃらないのかなというような気がしました。そのような軽い考えでおられるのかなという気がしております。その部分を含めて計画、町に対しては2億3,700万円、JAにおいては1億28万円の返済計画の見通しなどを、長いプランを持っての計画を教えていただければありがたいなと思っております。

 それから、平成29年度の予算施策方針について伺いました。

 二、三日前の市町村ベースの年齢別人口の割合というのが出ておりましたけれども、綾町の場合、非常にうれしいことだと思うんですけども、ゼロ歳から14歳までが14.48%と、県下上から3番目だと思います。だんだん人口が減る中で、子育て支援に力を入れる綾町としては数字としてあらわれてるんだなというふうに思いました。団塊世代が75歳に差しかかる5年後、さらに深刻化する中で、綾町の施策として今後も子育て支援に力を入れるという気持ちで──先ほど29年度の予算の施策の大まかな説明をいただきましたが、ほとんど来年度もゆるぎない方向でされるんだなと。しかし、ふるさと納税13億円というのも、またこれもちょっと心配の材料ではありますけれども、そういう気持ちでお伺いしました。ぜひ、頑張っていただきたいなというふうに思います。

 質問は終わります。



○議長(押田和義君) 町長。



◎町長(前田穰君) まず、事件についてでございますが、再三再四、本当に申しわけなくおわびを申し上げさせていただきますが、おっしゃいますように犯行を誘発する環境があったことは事実だと、そこら辺が一番の私も問題点だと、それをどうやってしっかりチェックをしていくのかと、こういうことは、もう今まで本当にそこ辺についてはみんなが役割をしっかり果たしていく、これはもう基本的なルールに基づいた、そういう規則要綱、そういうものをしっかり実施しておけば、こんなことはなかったと、本当にそういうルールをしっかり履行するということが、そして、担当者はもとよりですが管理職、そして、また我々人事管理に携わるものとして、そこら辺が本当に不十分であったということは、もう何回おわびしてもおわびのしようがございませんが、今後はその面をしっかり改善努力をしたいと、こういうことでございます。

 それから、継続雇用の関係、これはいろいろ御提案をいただきました。まさに、職員は人事評価制度というのが正式にスタートしていくということでございます。これは、ぜひ、人事評価というのをパート職員、嘱託職員に対してはどのような制度を準じてやるかというのは前向きに対応したいと思ってますし、職場離脱制度も一つのしっかりした評価をする際に、あるいはまたチェックをする際に必要な制度かなというふうにも思っておりますので、そこら辺をしっかり参考にしながら、いずれにしても前代未聞のそういう事件が二度と発生しない体制については、こと努力を惜しまない、あるいは体制を強化すると、こういうことについてはしっかりやってまいりたいと思っております。いろいろ御指導いただいたことについては、しっかり受けとめたいと思います。

 それから、基金発動については、私たち農協と一体的に管理運営をやっておりますが、生産者の皆さん方がそこまで必然的に積立金が入って控除される仕組みになっておりますから、そこら辺がしっかりまた認識が十分でないという面はあるかもしれません。そういう面で、これも今お話がありましたとおり、各部会ごとに決算というか、一応ことしの状況はこうですよというのも何らかの形で報告できる体制をとりたいなと、このように考えております。

 なおかつ、また、JAの対応については、これは基金積立金を出すというのは、いろいろ事務処理上、税の対応等についても厳しいという受けとめ方がございまして、年間発動基金額が何百万か予算を構築して、それから費用として発生させておるという状況でございます。そんなことを含めながらしかし、一応の数字上の積立金はこれですよというのを示しておる町もそうでありまして、まだまだ予算の範囲内で積み立てさせていただいておりますから100%にいきませんが、ここら辺の制度の見直しの段階で実情にあった形をつくっていかなきゃいけないなということを今内部では検討させておりますから、そういうことで取り組んでまいりたいと思います。

 それから、年少比率の関係、おかげさまで綾町も一昨年は2番目、今度は3番目にはなりましたものの、中山間地域においては議会の御理解もいただいて若者定住対策というのが幾らか成果が出たかなと、そういう面でこれをずっと継承できる体制を今後我々にとって大きな課題だと、このように思ってますので、そういうことを踏まえながら29年度予算の中ではしっかりこれが継続できるように、これが担保できるように努力をしたいと思ってます。

 ふるさと納税のサポート基金等々については、私たちとしてはこれに全て頼るということにならないように税収基盤づくりの取り組みを強化してまいりたいと、このように考えておりますので、歳入欠陥が起こらないように慎重な予算編成を図っていきたいと思っております。

 以上で、再質問に対する御答弁にかえさせていただきます。



◆議員(日高幸一君) 議長。日高。



○議長(押田和義君) 日高幸一議員。



◆議員(日高幸一君) 済いません、もう1点だけお聞きしたいと思います。

 12月定例議会でこの調査特別委員会は報告書という形で締めくくるわけでありますが、確認したいことが1点だけあります。平成12年から平成28年2月までの間、綾町総合基金に対して黒木氏が担当されていました。生産者に対して、今まで本当に基金発動をされていたのか、その数字なんですけれども正確なものであったかといったものが、私たちの調査委員会の意見の中では出ておりません。膨大な量だと思います。生産者に対して基金発動されていたのか、疑うというか、年間平成21年から600万から700万横領されてたわけで、当然疑いをかけるというのは当たり前だと思うんです。その部分で、今後も報告を正確に発動されてたのか、基金造成されてたのかといった部分をお示しをしていただきたいなというふうに思いますので、そこの部分を確認して、質問を終わらせていただきます。



○議長(押田和義君) 町長。



◎町長(前田穰君) 発動の金額については、総合基金委員会のほうで一応確定して、それで各農家の単価の数量に応じて発動する仕組みになってますから、これは、発動は農家にしっかりいってるとは思ってますが、しかし、念のためにもう一回振り返って、確認をしていきたいとは思っておりますので、また、改めまして報告を、そこらの辺結果についてはさせていただきたいと思っております。

 以上です。



○議長(押田和義君) 日高幸一議員の一般質問を終わります。

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○議長(押田和義君) ここで、暫時休憩します。

(休憩午前10時42分)

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(再開午前10時52分)



○議長(押田和義君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 増田議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(増田俊男君) 議長。増田。



○議長(押田和義君) 増田議員。



◆議員(増田俊男君) それでは、早速質問に入らさせていただきます。

 まず、役場事務処理について伺います。

 私が議員になってから今回の議会で7回目の定例会でございますが、毎回議案の修正、訂正があり、議案の修正、訂正があるのが綾町議会では当たり前のようになってきております。1回だけならまだしも7回も続くということは、異常事態を通り過ぎて非常事態であると思っております。なぜこんなにも続くのか、このような状況を町長はどのように考えておられるのか伺います。昨年の12月、議会の一般質問でも同じような質問をしておりますが、12月以降、ことし9月議会までに職員のスキルアップや資質の向上などのために、どのような対策をとられたのか伺います。しかし、ことしの9月議会でも一般会計決算認定は、税の調定額の間違い等による継続審査となり、また、一般会計補正予算では原案修正が起きております。特に、補正予算の原案修正の原因は、全く組織としての機能を果たしてないことが原因であり、その後どのような対策をとられたのか伺います。また、平成27年度一般会計決算書の間違いの原因究明はされ、対策はとられたのか伺います。質疑付託や委員会時に質問された事項に対しても調査検討され、見直しはされたのか伺います。

 次に、水道事業について伺います。

 綾町の水道は昭和46年、47年に建設され、45年を経過しているものもあります。ほとんどの配水管は耐用年数が来てると思われます。きのうの総務委員会での水道料金等審議会条例の審査の中で、建設課長から更新計画はあると聞きましたが、この計画はいつ策定され、どのような計画であるのか伺います。

 次に、建設当初は給水管メーター機のところに鉛管──鉛管と言っているようですが、鉛管が使ってあったと思いますが、まだ現在も鉛管が残っているのか伺います。また、配水管本管からの取り出しについては、鉛管の使用はされていなかったのか伺います。

 次に、水源地は中川原水源地ただ一つであり、現在は水道水質は全く問題ないと思われますが、油流出事故や大地震による水脈の変化、大規模災害により中川原水源地の使用ができなくなることも考えられますので、中川原水源地とは異なる水脈のところに予備の水源地、第2水源地の必要があると思っておりますが、町長の考えを伺います。

 次に、ミュージックチャイムについて伺います。

 ミュージックチャイムについては防災無線検討委員会で検討されたようですが、検討委員会のメンバーは誰だったのか、また、検討委員会は、いつ、何回開催されたのか伺います。検討委員会では十分に論議されたと思いますが、どのような意見が出されたのか、チャイムの時間が今の時刻になった経緯について伺います。

 また、防災無線の放送内容についての検討はされたのか伺います。

 以上、登壇しての質問といたします。



○議長(押田和義君) 当局の答弁を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) それでは、増田俊男議員の一般質問にお答えいたします。

 本当に再三再四指摘を受け、訂正をさせていただいて申しわけなく思っております。本当にたび重なる議案の修正や訂正に対して、議員の皆さんを初め御迷惑をしたことについてまことに申しわけなく思っておりまして、その都度指導を行ってきましたが十分に行き届いてなかったようでございまして、職員は一生懸命事務作業を行ってると思いますけれども、なかなかチェック機能が働いておらず、上司が担当任せで間違いをチェックできなかったことも原因であると思いますが、また、余りにもパソコンに頼りすぎて一度入力して、検算や突号をせずに事務を終了していたのではないかと考えております。また、条例等についても副町長を委員長に例規審議会を議会開会前の2週間前に課長全員と担当職員の出席のもと、条例文の審議を行っておりまして、修正の必要なところはその場で修正を行っておりますが、専門的な部分については担当職員が熟知してなければ、間違いに気づかずそのままになってしまう恐れがありますので、他の市町村の条文等を参考にするように今しておるところでございます。

 9月議会では決算書の調定額の間違いが指摘されました。まことに申しわけなく思っております。会計と所管課と連携ができてなかったことや、それぞれの担当職員の調定額に対する認識が浅かったことが大きな原因でありました。基礎となる数値を管理する整理簿を作成して、財務会計システムとチェックができるよう指導しているとこでございます。そのことによって他の職員もチェックができ、また、異動等により担当職員が変わってもミスが出ない体制づくりというのを考えております。チェック体制づくりに取り組んでいきたいと考えております。

 また、決算数値については町税の滞納繰り越し、調定額及び収入未済額の間違い、高年者居室整備資金の26年度決算収入未済額との相違、そして、育苗センター使用料の26年度決算書収入未済額との相違、そしてまた物品購入基金の27年度末の残高について指摘がございました。指摘されましたことに対してはそれぞれ調査しました結果、原因がわかりましたので、調査する中で新たに法人町民税の現年度の調定額と収入未済額も間違いが確認できましたので、これらの修正すべき調定額について28年度に更正を行います。また、物品購入基金については在庫確認を行い、消耗品管理台帳を整備してまいりたいと思います。

 いずれにいたしましても、今後は事務処理のミス等により信頼喪失につながる事案を引き起こすことのないよう、全庁、全職員が一帯となって取り組んでいきたいと思ってます。

 職員のスキルアップについてはどのような指導を行ったかと、今それぞれの項目で申し上げましたように、徹底した指導と、そして職員の自覚、そしてチェック機能というのをしっかり果たすと、そして要綱、規則等々のルールをしっかり堅持すると、こういうことを常に今申し上げておるところでございます。まだまだ十分でない面もございますが、しっかり努力をしてまいりたいと思ってます。

 それから水道事業についてでございます。

 まず、水道の老朽管の計画についてでございますが、本町は、上水道は昭和48年から給水を開始して、その後、水源、送水、配水地等基幹施設を拡張整備したところであり、給水開始から40年以上経過している管路などの水道施設の老朽化が著しくなっているところでございます。水道は地域の生活や経済活動にとっては不可欠なライフラインであることから、適切な老朽管更新計画を策定することは重要であると認識しているところでございます。このために、平成23年3月に管路など水道施設の更新を見据えた綾町上水道事業基本計画を策定しており、老朽化した配水管の布設がえや中継ポンプの更新を行っているところでございます。今後、さらに水道施設の計画的な更新を行うため、その財源を確保することが重要となっております。そこで、安心・安全で安定な給水が可能な水道事業に努めるためには、どうしても水道料金の改定により財源確保を図って、計画的な老朽管更新を行わなきゃならないと、このように老朽管更新計画を打ち出させていただいておるところでございます。

 それから、鉛管が残っているのかということでございますが、鉛管については、鉛の毒性や蓄積性を考慮して布設がえを推進していく必要がございます。厚生労働省から通知されているとおり、緊急的に対応すべき課題でございます。鉛管は、現在、送水管や配水管などには使用されておりませんが、鉛管は管内にさびが発生せず、可とう性、柔軟性に富み、加工修繕が容易であるため、1980代後半まで引き込み管の一部に使用していました。そのため、鉛管の存在を確認した場合、早急に健康に害のない塩化ビニール等で布設がえ等行うなど、30年近くかけて着実に鉛管の敷設がえを行っているところでございますが、あわせて水道利用者や水道工事者にも鉛管を布設がえするように周知をさせていただいております。

 御質問で、まだ鉛管は残っているかということでありますが、実態がなかなかつかめてない状況でございますが、今後、鉛管を発見する調査の計画を立て、早期の布設がえに努めてまいりたいと思っております。

それから、第2水源地の必要性についてはおっしゃいますとおりだと思ってます。そういうことで、水道は、先ほど申し上げましたが人々の生活や経済活動を支える必要不可欠な施設でございまして、災害時においても安全で安心して安定的な給水は、水道事業者にとっては重要な責務だと認識しております。しかし、今御指摘もありますが、本町の水源地は中川原水源地の1カ所でございますので、安定的な供給を行うため第2水源地の必要性は高いと考えておりますが、その検討はしっかりやらなきゃならないと思ってますが、同じ水脈では問題がございますから、今後、水脈調査等をやって、今後、第2の水源地確保に向けた取り組みを早急に検討してまいりたいと、このように考えております。

 それからミュージックチャイムについてでございます。

 これについて御報告申し上げますが、まず、防災無線利用運用検討委員会の委員は、要領により8名の方にお願いしました。各関係団体代表として議会総務委員長の相星議員さん、それから自治公民館連絡協議会会長の中村さん、倉輪地区公民館──これはへき地の公民館長の代表として宮本さん、それから小学校PTA会長の緒方さん、そのほか町長が認める者として、高年者クラブ会長の青山さん、それから身体障害者福祉会会長の大西さん、それから保育所父母の会会長の児玉さん、それから自治公民館女性連の籾田さん、以上8名の方にお願いいたしまして検討いただきました。検討委員会の開催日時でありますが、第1回を8月22日、午前10時半から、第2回9月2日、午前10時から開催いたしました。その中で意見が出ましたことについて報告申し上げますが、まず、検討委員会を開催することにした経緯を説明し、また、今までの時報の曲や候補と考えている曲を聞いていただき、協議していただいた内容について説明をいたします。この中で、委員から出た意見は、現在の時報については、「町民体操を普及したらいいのではないか」「町民体操のやり方も町民が知らないんではないか」「時報は聞くが何の曲が流れているかわからない」「夕方の時報は夏時間と冬時間にはできないか」「朝6時と夜10時の時報をとめているが、国富町や県外などの市町村では、朝6時に鳴らしているところもある」「朝7時に変更すれば小中学生の登校時間でもあり役に立つと思う」「朝の時報は子育て世代に向けた優しい曲にしてはどうか」「夜10時は廃止していいのでは」「やめたことに対して復活してほしいという意見も多い」と、このような意見が出されたのであります。それから、防災無線の放送内容についてでございますが、防災無線の放送に対する意見といたしましては、「熊本地震のときに放送がなかったじゃないか」と、あるいは「行政連絡以外も流れているではないか」と、「公民館長会が月1回あるのでお知らせ等はできるだけ館長会で周知してはどうか」とか「行政連絡は1日2回以上流さないでほしい」とか、「主に防災目的であるので防災を中心に放送してもらいたい」「遠いところにも聞こえるようにスピーカーをふやしてほしい」などの意見が出されました。また、防災無線以外でも災害時に関して、避難路の作成や災害弱者に対する手引きなどの作成についても意見が出されたわけでございます。また、放送内容につきましても、ことしの4月以降は放送内容を精査し、できるだけ行政からの連絡のみにしてございます。27年度6月までの放送内容の件数と今年6月末までの放送の件数では17件減少しているところでございます。

 これらの意見も踏まえまして、第2回委員会で時報の時間の決定、時報の曲の選定、防災無線の放送時刻の検討を行いました。時報の時間については7時、10時、正午、午後3時、午後6時、午後9時に決めさせていただきました。曲の選定につきましては、聞きなれた曲であるなどの意見もあり、7時は今まで6時に流していた町民歌、10時には「野ばら」という曲でしたが、ユネスコエコパークのまちづくりを推進するため、ユネスコエコパークのテーマソングである「シャイニングリーフストーリー」──つまり、日本語に翻訳しますと「照葉物語」という曲に変更し、12時、3時、6時は今までどおり綾賛歌、町民体操、家路であります。夜の10時の「ウエストミンスターの鐘」を子供が寝る時間の目安として9時に変更いたしました。防災無線についてはいただいた意見を踏まえ、災害時に町民が不安を感じないように臨機応変に情報を伝えるなどの対応を考えていきたいと思います。

 今回の検討委員会の意見を踏まえて、10月から変更することについて9月の公民館長会で報告し、意見を伺った上で10月からスタートさせていただきました。町民に必要な時報であり防災無線でありますので、町民のニーズにできるだけ対処してまいりたいと考えております。

 以上がそのような結果でございます。

 以上申し上げて、増田議員の登壇しての一般質問の答弁にかえさせていただきます。



◆議員(増田俊男君) 議長。増田。



○議長(押田和義君) 増田議員。



◆議員(増田俊男君) まず、役場の事務処理についてですが、これだけ間違いが続くというのは、多分町長もずっと指導されてきたと思います。しかし、これだけ続くということは、役場職員の資質に問題があるのか、職員が町長の言うことを全く聞かないのか、無視されているのか。本当不思議でならいないんですけども、これは役場の組織的な体質──長らく培われた体質じゃないかなと思っておりますが、特に9月議会以降のことで言いますと、11月4日に総合基金の特別委員会をやってます。そのときに質問で、平成12年から平成19年までの基金の役場から補助金として出された金額というのを私が質問したのを、町長多分覚えておられると思います。そのときには副町長、担当課長、担当係長も出席しておりました。しかし、11月29日の第7回の特別委員会でも報告がなかったんです。その委員会終わってから私の質問はどうしたのかということを聞いたら、あらと、忘れてたというようなことなんです。なぜ私がそういう質問をしたかというのは、11月4日にもらった資料で数字が、私の計算したものと全く合わなかったということで、12年から19年までの金額の確認をしたいということで質問をしました。やっと答えが出たのが29日の夜なんです。議会事務局を通じて私に連絡来ました。その数字を見てこれはどうしたことかと、多分町長のほうにも連絡が来てると思います。役場の発動額2億円なんです。約2億円、役場が基金から発動してますと、役場の分です。それと、役場の基金残高約1億円あるんです。資料を見るとそういうことになってるんです。役場から3億円基金に造成したということになると思うんですが、しかし、役場の予算で出した金額というのは1億2,500万円なんです。あとの1億7,500万円はどこから基金のほうに金がいってるのかという疑問が生じたわけなんです。それに対しても11月30日に議会事務局長にお話をしてます。多分それから調べられたと思いますけども、1億7,500万円という金がどこから来たのかというのをきちんと報告をしていただきたいと思います。きょうじゃなくてもよろしいです。役場が出した資料──運営委員会に出された資料、その数字が正しければこういうことは絶対起こらないと、何かが1億7,500万円どこかから金を持って来てるんですよね。そういうのも資料を出されるときに当然検討されて、数字ですから数字が一人歩きすることありませんので、そういうのを、やっぱり職員の意識として常にやってることに対して間違いがあるんじゃないかという意識を持って仕事をしていただきたいと思ってます。

 それと、これは本会議とか委員会で質問したことに対しての答えが、ほとんど返って来てないんです。それは、きのうの委員会の中で答えてもらったものもあります。しかし、それもまた間違ってるのもあるんです。その委員会に報告するときに副町長、町長には報告されていなかったのかどうか、ただ単に各担当者がそれをつくってきのう上げてきたのかどうか、それを伺います。

 それと、さっき言いましたように目間流用のことも質問してるんです。委員会で。それと歳入歳出差引額、農業集落排水が552円です。公共下水道699円、億という予算のところでそれだけしか差引額が出ないということ自体、非常に不思議なんです。それについても話をしました。それについても、調査も多分なされてないと思います。なぜそういうことが起きるのかというのを。浄化槽については16円なんです。途中で絶対に現金出納簿が赤字になってるはずですよね。これはどういう事務処理をされているのか。それから還付未済額についてもそうなんですけど、なぜ還付未済が起きてるのかというのを本当に原因究明をされていないと思ってます。それについても、やっぱりきちんと言われたことに対しては調査して、質問された以上のことでも答えるべきだと思っていますけども、言われたことしか答えない。なぜかというのを何も原因究明されてないような気がいたしております。

 それから、水道についてですが、23年に計画つくった、もう5年たってるんです。その間何をしていたのかということになりますよね。普通計画つくったら翌年度とかには事業実施するというようなことだと思うんですけども、この老朽管更新の計画についてはいつごろから実施されるのか伺います。

 それからミュージックチャイムの件なんですけども、いろんな意見が出たようですけども、ミュージックチャイムをとめたのは相当前だと思うんですが、何人からそういう苦情がきたのか、わかってれば何人と、多分ほんのわずかだと思うんですけども教えていただきたいと思います。

 それと、ミュージックチャイムの時間についても私も相当聞いて回ったんですけども、非常に今の7時でいいという人はほとんどいないんです。なぜかと、どのようにして決めたかというような意見ばっかりなんです。再度、また検討されるのかどうか。この委員の8人というのは、一応各代表だと思ってますが、個人の意見だと思ってる。各組織の意見を集約した上での委員会ではなかったと思うんです。公民館長自体にも全然諮ってないと、これは全町民にかかわることですからもっと慎重にやるべきじゃなかったかと思ってます。また、すぐやめろとは言いませんけれども、4月、5月、町政座談会があります。そのときに町長からでも出席した人に対してどうだということを聞いていただきたいと思ってます。その中で、また十分検討をしていただきたいと思ってます。

 それと、3時の体操なんですけれども、そのままされたということは私はそれでもいいと思ってますが、その体操をどのようにして町民に知らせるのか、普及するのか、それについてどのような考えをお持ちなのか伺います。

 以上です。



○議長(押田和義君) 町長。



◎町長(前田穰君) 厳しい御意見を承りまして、私どもも真摯に受けとめるべきは受けとめなきゃいかんなと、このように思ってます。言われたことに対する答弁が速やかにでき、内容がしっかり納得されるような報告、あるいは説明というのは、することが当然至極でございますから、今もろもろ言われたことについては最善を尽くしてまた報告を申し上げたいと、私たちも事務処理としては職員も一生懸命やってると思ってるんですが、指摘がありますようなことが再三起こらないように、今後、おっしゃいますように、増田議員も以前は役場で管理職までされた方でありますから、またいろいろ御指導いただけたらありがたいなと、このようにも考えております。しかし、今議員の立場ですから、私たちは素直に、率直に受けとめなきゃならんということは当然至極でございますので、私たちもしっかり報告、連絡、相談という機能をしっかり果たせということは、私も就任以来ずっとやってますが、なかなか職員の判断でやっていいもの、その辺の仕分けがしっかりできてない分野もあって、全て私どもが把握してない面もございまして申しわけないと思ってますが、これからそこ辺をまたどこまで私どもがしっかりチェックをしなきゃならんのかということも踏まえながら対応していきたい、今もろもろ指摘がありましたことについては誠意を持って対処したいと思っております。

 それから、水道事業関係について、老朽化っていうのはもう以前から、分かっていましたから5カ年計画を立てたわけでございます。しかし、一方では、やはり水道料金というのは、もう固定的に利用者の負担が出てまいりますので、そこら辺との水道事業会計というのを考えますときに、なかなか積極果敢な更新計画というのが打ち出されにくに面もございますが、いずれにしても5カ年計画を立てて、その面での対応がまだしっかりやってないという御指摘でございます。今後、申し上げましたように、私どもとしては、やっぱりある程度の財源を確保していかないと、なかなかこの計画どおり執行できないという面もございまして、この計画がすぐ実施できてなかったということについては反省もしなきゃならないと思いますが、いずれにしても、今後その財源の確保等も含めながら、しっかり計画を達成するために最善を尽くしていきたいと思ってます。

 それから、ミュージックチャイムについていろいろ言われましたけど、苦情が何件きたのかと、これはなかなか把握はできませんけれども、もう私が就任して十何年前からいろいろありました。ありましたけど、綾町の長年の伝統でもあるし、そういうものを理解をいただきたいなという思いもありまして思い悩んでいたんですけれども、しかし、綾町も若者定住対策を一生懸命やっておると、そういう中において子育てをしている人から、朝6時のチャイムはせっかく子供を寝かして休みたいというような思いの中でまたそのチャイムが鳴る、今のような情報化社会の中でなぜ6時のチャイムを鳴らさなきゃならないのかというような厳しい意見も出てまいりました。いろいろお話を聞きますと、おもてに何件出たというのははっきりしませんけれども、やはり、私たちも今までずっと、私も前町長からそれを引き継いでやってきましたけど、どっかで1回見直したらどうかということにいたして、そして、そういう意見もある程度はこういう時代の変化もあるわけでありますから、やっていかなきゃいかんということで、先ほど申し上げましたような委員会を発足させていろいろ検討いただきました。個人の意見とおっしゃいますけども、やっぱりそれぞれの代表でありますから、そういう検討を聞いた上での発言もございました。そういうことも踏まえながら、私たちも慎重に対処していかなきゃならない長年の伝統だと、そして、また今までのチャイムでなぜ悪いのかという苦情もたくさんいただきました。しかし、お互いが、やっぱり町民は心を一つにして、いろいろな問題もあるけど何とか改善努力ができることについては理解をお願いしますよと、こういうことで時代の背景がもう大分変わってまいりましたので、そういうことなどを考えますときに、今回このようなことでさせていただいた次第であります。町政座談会においてもいろんな意見が出てきたこともありますし、私としては、去年の暮に一応とめましたから、それについてもいろんな意見が出てきました。そのときの対応としては誠心誠意、実は私なりの思いで話をさせていただきました。今回それぞれの立場で意見をいただき、そして、公民館長さん方にもこういう意見がまとまりましたと、この意見に対してどうですかということも伺いを立てて、必ず各公民館で10日の定例会には報告をしてほしいと、こういうこともお願いをしておるわけでございます。

 もう一つは町民体操でありますが、これは昔の体育指導員でありましたスポーツ推進員の方々が健康づくりとしてはこれが今まで惰性に流れてるじゃないかと、これをもう1回復活させようと、こういうことで各家庭にもその体操のチラシも配って、そして、機会あるごとにその体操をお願いしていこうと、こういうことで実は普及させて、またもとに戻って復活させようと、今こういう動きをしていただいてるところでもございます。まだまだ不十分な面ございますけれど、全体を集約し、あるいはまた、我々としてはいろんな面で執行者としての責任も果たさなきゃならないということもございまして、そのようなことで、今回8人の方の真剣な討議の上、このような方向づけをさせていただいたと。内容は先ほど申し上げたような状況でございます。

 以上であります。



◆議員(増田俊男君) 議長。増田。



○議長(押田和義君) 増田議員。



◆議員(増田俊男君) 役場の事務処理については町長が厳しく指導されて、このようなことが続かないように、それと、議会だけじゃなくて、多分私たちの耳に入ってきていない役場の事務処理の間違いとか、そういうのが多分相当あると思うんです。それをきちんと、やっぱり基本的なこと、法律、条例、規則に基づいた上での措置をとっていただきたいと思っております。

 それとやっぱり、質問されたことに対してはそれ以上の答えが出るような、何回も質問して、また何回も次の質問をするんじゃなくて、1回質問したことに対しては全て調べ上げた上でそれ以上の回答をしていただきたいと思ってます。

 それと水道ですが、具体的にいつからということを言われませんでしたので、早急に計画されてどのぐらいの金額がかかるのかと、それに基づいた水道料金の改定だと思うんです。それを早目にやって、特に150ミリとか、それが一番危ないと思うんです。それと、今までも麓地区がピーク時、夕方にはちょっと水圧が下がるという話は聞いてます。それとか末端地域、それから古屋の高台、新しく住宅ができたとこなんかが水圧が低いということも聞いておりますので、それも含めた中で町の老朽管更新とあわして水道管の耐震化も含めて検討されて、早目に実施していただきたいと思います。

 それと、ミュージックチャイムですけども検討委員会、代表だと言われますけども議会代表も出てます。しかし、私たちの意見は何も聞いておられません。公民館長でもそうですよね。公民館長に話を聞いたらそういうことで決まりましたという報告だけ、2回しましたとかだけなんです。だから、公民館長の意見の集約じゃないんです。だから、そういうのをやっぱり、これは町民全体にかかわることですから、そういうことに対してはやっぱりじっくりと早急にする必要はなかったと思うんです。だから、もう1回、再度検討されて、すぐしなさいとは言いません。そういう検討をしていただきたいと思います。

 それと、細かいことになりますけど9月の月報の中に時報の一部を変更しますというのが入ってきました。この中でやっぱり間違いがあるんです。多分聞いておられると思います。そういうところをやっぱりぴしっと調べられて、それと、その歌詞の中にあるんですけども綾賛歌は、これは戦前からあった歌だと思うんです。やっぱりこういうチラシを出すときでも、やっぱりきちんとみんなが見た上で出していただきたいと思います。

 以上です。



○議長(押田和義君) 町長。



◎町長(前田穰君) まず、最初の再質問ですが、これについては再再質問ですけど、私も指導力が弱い面もあたりしてあれですが、副町長含めて、しっかり対応ができるように最善の努力をしたいと思っております。

 それから、水道事業の関係についてでございますが、今水道係担当課は、先日も大きな管が破裂して、徹夜でそれを修理をしたという報告を聞いてます。職員も精一杯の努力はしてくれてますが、私たちもそういう御苦労を職員も、そしてまた断水が発生しないように早目早目にやらなきゃいかんという思いはございますので、増田議員が町民生活課長をされてるときにも、すぐ私が就任しましたら水源地、送水管、これ等のあれをやらなきゃいかんということをおっしゃいました。まさに、私は本当に水こそ生活のもとだと感じてますから一緒になって事業をやらしていただきました。あれから随分なるわけでありますが、そんなことを踏まえながら、まず、町民の生活のかなめである水を、しっかりライフラインを確保するということについては努力をしていかなきゃいけないということで、今回、財源の確保をしなきゃなりませんので、年内に一応のスケジュールを内部検討してどれぐらいの費用がかかるかということを踏まえながら、そして、私たちの内部的な検討の結果に基づきながら、今年度内には1回は審議会でこの条例を通してもらえれば、審議委員を選んでしっかり検討し、できたらこの料金改定の目安も、できたら来年度の下期からスタートできるように段取りはしてみて、そういう形で老朽配管の布設がえには積極的に取り組まなきゃいかんと、このように考えておるところでございます。そういう面での御指導も賜りたいと思ってます。

 ミュージックチャイムについては今のところ私どもには大きな変更したからといって強い意見はまだいただいておりませんが、いろいろと今後の状況を踏まえながら、また検討すべきことがございますならば検討してみたいとは思っておりますが、もうしばらく御理解をいただいて、もうしばらく現状で続けた上で、また広く意見を、今回チャイムの時間帯等、あるいは曲を変えたことについての御意見は町民から伺っていきたいとは思ってますし、館長さん方、それからいろんな形で代表で出ていただく皆さん方も、できるだけ声を吸い上げた上で意見をいただきたいということもあわせてお願いをしていきたいと思ってます。

 以上であります。



○議長(押田和義君) 増田議員の一般質問を終わります。

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○議長(押田和義君) 児玉信議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(児玉信君) 議長。児玉。



○議長(押田和義君) 児玉信議員。



◆議員(児玉信君) それでは、今回返金問題ということで、冒頭、平成28年の今議会において、本来なら平成29年に向けた重点目標や予算の関係などを一般質問を行う予定でした。しかし、そこに入っていけない状況でありました。なぜか、それは、行政に対する不満の一年だったような気がします。議会があるたびに議案修正や補正予算の取り下げなど、通常では考えにくい場面もあり、今後の行政が大丈夫かと危惧しているところでございます。そこで、今回は、2月におきました農畜産物総合基金横領問題について、再度質問します。過去最悪と思われる綾町の失態をどうするかということです。私ども議会では3月に特別委員会を設置、それ以降、今日まで7回の特別委員会を重ねてまいりましたが、結果として今後の対応はまだ見えてこない状況であると思います。第6回の特別委員会の資料に基づきまして、返金問題についてということで再度質問をしたいと思います。

 内容的には、このまとめの中で出された内容が、まず民事訴訟を起こして損害賠償を請求する方向をすることでの対応をするということがありまして、当然、本人からの返金がないといけない、これは当たり前です。しかしながら、本人は高齢でありまして、また年金生活でアパート暮らしと聞いております。そんな状況の中でこの多額の横領金を返せるはずがないと私は思います。町長はどうお考えか質問いたします。

 含めまして、また、ふるさと納税のことで力を注ぎ、今以上の結果、成果を得ることで、直接的な基金じゃなく農家所得向上により農家損失分の補填を努力をすると報告を受けておりますけども、私はふるさと納税と今回の事件は全く別なものだと思います。また、ふるさと納税は本町において、財源として大きく貢献しているわけでございまして、したがって、ふるさと納税に力を入れる努力をすることは当たり前と私は思っております。

 あわせて農家所得向上とおっしゃいますが、キュウリ農家が総合基金の中で大部分を占めております。ましてや返礼品としてキュウリを送ることはありません。このことを町民に報告することすらできませんが、町長の考えを再度伺いたいと思います。

 以上です。よろしくお願いします。



○議長(押田和義君) 当局の答弁を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) 今回の返金問題についての質問をいただきました。本当におっしゃいますようなことについて申しわけなく思ってるわけでありますが、この特別委員会におきましても報告申し上げましたとおり、民事訴訟を起こし損害賠償請求をやることと、ふるさと納税による農家所得向上を図り、農家損失の補填策として努力していくこと、また、ふるさと納税に関連した取引業者等への様々な角度からのご支援をいただけないかの協議検討を行っているところでございます。

 民事訴訟におきましては、弁護士事務所より11月21日に訴状を提出して完了しまして、12月26日が口頭弁論の予定となっているところでございます。さらには、JA綾町においても町が設置いたしましたさまざまな農業施設が農家経営の安定に寄与している現状から、JA綾町も今後の支援につきまして、飼料代の手数料等からの寄附を検討し、前向きな対応をしてまいりたいということでございます。11月29日に行われました総代長会の席上においても詳細は不明でございますが、前向きな対応をしていくことが示されたと聞いております。また、組合長を筆頭に農協中央会等への農家救済支援についても引き続き交渉をお願いしているとこでもございます。ご案内のとおり温かい善意の寄附も寄せられておって、既に個人や法人から500万円、それからふるさと納税を通した中での300万円、800万円は寄附をいただいているところでございますが、今回の補正につきましても、農家救済に充ててくださいとの上100万円の寄附をいただいまして予算計上さしていただいてるところでございます。畜産農家の総合基金の個人積立金でふるさと納税の関連で、出荷した家畜についても基金積み立てが行われておりますが、ふるさと納税は高値での個人取り引きされている現状から、今後において基金発動の可能性は低いと考えられますので、その分を基金対象を除外し、除外した分の積立金を総合基金に寄附したいとの要請も受けているところでございます。さらには、飼料会社等からも寄附の要請を受けているとこでございまして、いずれにいたしましても多額に上る横領金の返金につきましては、誠意を持って今後対処していきたいという思いを、まずは申し述べさせていただきたいと思います。

 それから、児玉信議員がおっしゃいますように、ふるさと納税は綾町のサポート基金として運用させていただいておりますから、これは実質捉え方がおかしいんじゃないかという御質問でありますが、我々は全体的な捉え方の中で、キュウリがその対象の品目で出てないじゃないかということでありますが、そのようなサポート基金のもとにおいて今回も御案内のとおり産地アップ事業と、それからその前は5億円のハウス事業の設置等もやってまいりました。そういう関連性の中において、財源を確保することにおいて、私たちはそういう面での総合基金というのは、みんなで相互扶助しながら守り発展させていくということが非常に大事な分野だと、そういう面で私は農畜産物総合基金という名前をつけてやってきたわけでありまして、そこら辺の見解が違うというならば、私たちはそういう思いの中でやっておりますので、そういうことの御理解もいただけたらありがたいなと、そういうことで、それぞれの品目が、それぞれがやっぱり相互に支え合いながら綾町のブランドをつくっておるという面で、私たちはこのような形の中でのみんなで支え助け合う、そういう形の中で経営の安定化を図る、こういうことでこの総合基金を運営しておるということを御理解いただけたらありがたいと、このように考えてます。いずれにいたしましても、100%基金が償還できるかということにはなっていかない面もございますが、今後の政策をフル稼働しながら、精一杯誠心誠意、関係農家の皆さん方のいろんな角度から、点という部分だけじゃなくて面的な部分も含めて最善の努力をして、本当にこの制度があってよかったと、結果としてはそのような形をつくり上げなきゃいかんというのが、今私に対する大きな責任だと、このように考えておりますので、批判はあえて真摯に受けとめて、反省をしながら最善を尽くすということを申し述べさせていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(押田和義君) 再質問はありますか。



◆議員(児玉信君) 議長。児玉。



○議長(押田和義君) 児玉信議員。



◆議員(児玉信君) この返金につきましては、町長がおっしゃいますように農家の所得向上につながる他の場面では、本当に評価に値するぐらいよくされてるなというふうには私も思ってるところでございます。しかし、どうでしょうか。今、第1回目から第7回目の特別委員会をして、結果的に先ほど日高幸一議員も安定基金の問題について質問しましたけども、結局方向性が見えないままと申しますか、まとめの方向で進んでいるような気がするんです。今回は、本当に前代未聞であるがゆえに、本当に町民の信頼を損ねる結果となったということでございまして、本当言いにくいんですけど、もはや管理監督によって、町長、総合基金運営委員会の会長である前田町長は、私は責任をとるしかないと思うわけでございまして、どこの他市町村を見ましても、やっぱり横領事件、新聞紙上などでよくありますけども、どう考えても、やっぱり横領されても返納されとるわけでございまして、それをそういうふうにしていくという前向きな姿勢はわかるんですけども、やっぱりこことすれば、これはちょっと避けられないんじゃないかと思っておりますし、町長がまだいうなら、今回のこの綾町の汚点を本当にこのまんま町長が、恐らく任期があと1年半と思いますけども、このことは汚点をその後に引き継ぐということはできないと思うわけでございまして、そうですね。でないと、次に新しい町長は生まれないというふうに思いますし、この1年半に解決をするような気概ないかと思うわけでございまして、この辺について町長どうお思いでしょうか、ちょっとお聞かせください。



○議長(押田和義君) 町長。



◎町長(前田穰君) 責任については十分でありませんが、私なりにはいろんな面で提案をし、そして、いろんな角度から反省もして対応し、責任をとることがどうすべきなのか、これは、やっぱり、この問題から避けて通るようなことをしちゃいかんと、私は誠心誠意この問題を処理するためというと失礼ですけども、この改善努力を少しでも見える形で、自分の任期を全うするというのが私に課せられた大きな役割だと、こういう認識を持っております。ですから、いろんな面で日々このことを忘れたことはございません。そんな思いをしながら私も日々政治活動をしながら、行政執行者としての役割を担っていきながら、いろんな角度から責任を全うしなきゃならんと、こういうことでやっておることも御理解をいただけたらありがたいと、決して、また、私の任期後にいろんな体制が変わったとしても、その人たちだけに負担をかけるようなことがないように最善を尽くすと、こういうことはいつも申し上げてます。そういうことも踏まえて児玉議員も御理解をいただいて、私どもの取り組み等々についても若干でも理解をいただいて御支援をいただけたらありがたいなと、このように思っております。決して責任を逃れるつもりは毛頭ございません。

 以上です。



◆議員(児玉信君) 議長。児玉。



○議長(押田和義君) 児玉信議員。



◆議員(児玉信君) 今町長がおっしゃいましたように、前向きに努力をするということでございますけども、これを私は今回の事件のことに対して、どうしてもこのまんまいくということは、これは先ほども言いましたように町民に説明ができないわけでございまして、なぜか。今おっしゃられた町長の気持ち、それから私の気持ちわかりますけども、含めまして、最後になりますけども最後にお聞かせください。これだけはという部分で申し上げますので。返金をする気持ちが町長はおありなのかないのか、あるかないかだけを明言していただきたいと思います。

 以上です。



○議長(押田和義君) 町長。



◎町長(前田穰君) 児玉議員も御案内のとおり、私は町長ですから返金をできないとこに難儀さがあるわけでありまして、これは責任を持って、少しでもみんなの協力をいただきながら、御理解をいただきながら、これについて最善を尽くすということが私の責任のとり方で、この返金まで今の現状でもいいということは1回も申し上げたことございません。そういうことを考えて私も対処しているということをある程度は理解してもらわないと、もう全て返せるということがなかなかできないから難儀をして、一日たりとも忘れたことはありません。精一杯努力をしてるんです。ですから責任を逃れないということだけは理解をしてもらいたいと、こう思ってますからよろしくお願いします。



○議長(押田和義君) 確認ですか。



◆議員(児玉信君) 議長。児玉。



○議長(押田和義君) 児玉信議員。



◆議員(児玉信君) それでは、返金をする気持ちはあるというふうに理解してよろしいでしょうか。



○議長(押田和義君) 町長。



◎町長(前田穰君) 個人的には、立場上できないわけですわ。だから、全体的な形の中でやりますと、努力をしますということを再三言ってるじゃないですか。私はそういうことを真摯に受けとめて頑張りますと、一日たりともこのことを忘れたことはありませんよ、一生懸命やってるんですから、そういうことも理解をしてほしいと、こういうことを申し上げたい。そして、町民にもそういうことをしっかり理解をいただけるように、精一杯毎日毎日、粉骨砕身最善を尽くすということはいつも約束で申し上げておるわけですから、その姿を見ていただいていろいろ御批判をいただけたらありがたいと思ってます。

 以上です。



○議長(押田和義君) 児玉信議員の一般質問を終わります。

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○議長(押田和義君) 以上で本日の議事日程の全部を終了いたしました。

 これをもちまして本日の会議を散会いたします。

(散会午前11時50分)

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