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宮崎県 綾町

平成 25年第1回定例会( 3月) 03月08日−03号




平成 25年第1回定例会( 3月) − 03月08日−03号









平成 25年第1回定例会( 3月)


平成25年第1回(3月)綾町議会(定例会)会議録
平成25年3月8日再開    
   平成25年第1回綾町議会(定例会)が平成25年3月8日午前10時綾町役場議場に招集された。
    出 席 議 員
┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐
│議席番号 │氏        名     │議席番号 │氏        名     │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│1    │相   星   義   廣  │6    │畠   中   征   郎  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│2    │日   高   幸   一  │7    │日   ?   憲   治  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│3    │福   田   正   照  │8    │橋   本   由   里  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│4    │押   田   和   義  │9    │大   隈       寛  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│5    │入   船   康   紀  │10   │押   川       勝  │
└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘

    事 務 局
┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐
│局 長  │松   本   淳   資  │書 記  │湯   淺   邦   弘  │
└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘

    説 明 員
┌─────────┬──────────┬─────────┬──────────┐
│町       長│前 田    穰  │副   町   長│向 井  好 美  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│総務税政課長   │(副町長 事務取扱)│教育長      │玉 田  清 人  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│企画財政課長   │黒 木  政 則  │教育委員長    │森 山  喜代香  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│福祉保健課長   │松 田  典 久  │建設課長     │宮 原  義 久  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│産業観光課長   │蓮 子  浩 一  │町民生活課長   │橋 口    正  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│社会教育課長   │谷 口  俊 彦  │農林振興課長   │中 薗  兼 次  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│教育総務課長   │吉 川  直 毅  │会計室長     │吉 鶴  慶 久  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│監査委員     │中 村  桂太郎  │         │          │
└─────────┴──────────┴─────────┴──────────┘


 

平成25年第1回(3月)綾町議会(定例会)議事日程

平成25年3月8日再開   

     開    議



△日程第1一般質問



会議に付した事件・議事日程と同じである。

──────────────────────────────


┌───────────┬──────────────────────────────────┐
│質 問 事 項    │質問の要旨                             │
├───────────┼──────────────────────────────────┤
│提出議員 橋本    │                                  │
│1.国の大型補正予算に│?「地域の元気臨時交付金」をどう活用する計画ですか。具体的に事業名 │
│ついて        │を挙げ、そのことによって町負担はいくら軽減するのか数字を示し、説明 │
│           │ください。                             │
│           │                                  │
│2.生活保護ついて  │?生活保護基準の引き下げは大いに問題です。町内でも受給者に対する厳 │
│           │しい声があるのは確かです。そうした認識は「不正受給」だという意識に │
│           │つながっていると思います。こうした声に対する町長の見解を求め、綾町 │
│           │ではこれまでどのくらいの不正受給があったのか件数と金額を示してくだ │
│           │さい。                               │
│           │ しかし、生活保護の引き下げは多くの町民にも影響を及ぼします。町長 │
│           │の見解を求めます。                         │
│           │?生活保護基準の引き下げは、他の制度にも大きく影響するものです。最 │
│           │低賃金や就学援助費にも影響があるものと懸念されます。生活保護基準の │
│           │引き下げの影響がある制度の報告を求めるとともに、その基準を明らかに │
│           │してください。                           │
│           │?具体的例を挙げて保護費を示してください。             │
│           │                                  │
│3.TPP参加問題につ│?自民党のTPP総選挙公約について町長の見解を求めるとともに町長の │
│いて         │TPP参加反対の意思を改めて伺います。               │
│           │?今は町民にも理解を求め、町を挙げて反対の意思を示す時だと考えます。│
│           │そのための取り組みの計画はありませんか。              │
│           │                                  │
│4.就学援助について │?綾町就学援助制度を条例化する考えはありませんか。この制度を明確に │
│           │し、すべての保護者への周知と制度の正しい情報の提供を求める立場です。│
│           │給付内容、認定基準(認定となる収入の目安を含む)が分かるように改善 │
│           │を求めます。                            │
│           │                                  │
│5.ダムの安全性につい│?県がおこなっている再検証の現状報告を求めます。検証の理由(国の考 │
│て          │え)を明確にしてください。                     │
│           │?綾北ダムへ土砂の年間流入量と満水時の水量を報告ください。     │
│           │?県道綾・田代八重綾線の改良工事を早期に始めるよう求めるべきだと考 │
│           │えます。町長の見解を求めます。                   │
│           │                                  │
│6.介護保険制度につい│?保険料の減免制度を活用する具体的手順を示してください。特に条例1 │
│て          │1条については収入がいくらなら対象になるのかなど被保険者にわかりや │
│           │すく説明をしてください。                      │
│           │?在宅介護が困難になった低収入、低年金の町民が利用できる施設は今後 │
│           │どう確保されるのか伺います。                    │
│           │                                  │
│7.綾町への移住者増に│?綾町への移住者が増加していると聞きます。震災後転入世帯、人数の報 │
│ついて        │告を求めます。                           │
│           │ 転入者の増加により住宅家賃補助をはじめさまざまな財政事情の変化が │
│           │予想されることから、財政計画の見直しが必要ではないかとの意見が寄せ │
│           │られました。                            │
│           │ 町長の考えを伺い、その必要性の有無についても答弁を求めます。   │
│           │?特に意見の多い住宅家賃の補助の制度目的について改めて伺い、現在ま │
│           │での実施をどう評価しているのか町長の見解を求めます。        │
│           │                                  │
│8.住民の信頼を深める│?尾立に建設されるメガソーラーに関する説明会が「当日夕方知らされた」│
│ために        │と聞きました。事実関係も含め説明会の経緯について伺います。     │
│           │ また尾立地区への補助金について詳細な説明を求めます。       │
│           │?行政広報(広報誌の名前の変更、植字ミス)や無線放送での地区名の間 │
│           │違いなどが起きています。                      │
│           │ 担当課でのチェックや合意はどのように行われているのか伺います。  │
└───────────┴──────────────────────────────────┘
┌───────────┬──────────────────────────────────┐
│質 問 事 項    │質問の要旨                             │
├───────────┼──────────────────────────────────┤
│提出議員 相星    │                                  │
│1.手づくりほんものセ│?近年、各地に直売所等が多くなり、手づくりほんものセンターの利用者 │
│ンターについて    │が減少している。                          │
│           │ 昨年のユネスコエコパーク登録などで県内外に大きく評価されているが、│
│           │最近の利用者の数はどのくらいか伺います。              │
│           │?また、国富町にJAの直売所が建設中であり、手づくりほんものセンタ │
│           │ーの利用者に影響が考えられるがその対応策は考えられているか伺います。│
│           │                                  │
│2.通学路の安全対策に│?去年6月定例会の質問時点では18の危険箇所だったが、現在の対策箇 │
│ついて        │所は何箇所あるのか伺います。                    │
│           │?また今回、国の補正予算案並びに25年度当初予算に「防災・安全交付 │
│           │金」が計上され通学路の安全対策にも支援されるとの事だが、導入できな │
│           │いか伺います。                           │
├───────────┼──────────────────────────────────┤
│提出議員 日高(幸) │                                  │
│1.綾町の財政について│?綾町の財政事情から平成25年度予算施策方針を伺う。        │
│           │                                  │
│2.綾町の産業観光につ│?景観条例に沿った町づくり。現在の状況を伺う。           │
│いて         │?綾町ユネスコエコパークに登録されて半年が過ぎ、今後取り組むべきこ │
│           │とは。                               │
│           │?ワンコインパス綾町までエリア拡大されました。ようこそ綾町への対策 │
│           │として何をすべきか伺います。                    │
│           │                                  │
│3.綾中学校の教育目標│?綾中学校の挑戦でもある、ふるさとと共に生きる学校。生徒像として目 │
│について       │指すものは何か。                          │
│           │ 町長、教育委員長、教育長に伺います。               │
│           │?教育委員会の活動として首長との連携は大切なことだが、学校・PTA │
│           │・教育委員会との情報交換はどのようなことが行われていますか。    │
│           │ 教育長に伺います。                        │
│           │?学校での体罰が全国で問題になっていますが、綾の場合、現在の現状を │
│           │伺います。                             │
│           │ またスポーツを指導する際に体罰など存在してはならないということだ │
│           │が、町長、教育長に見解を伺います。                 │
│           │?4月に全国学力テストが実施されますが、学校の成績順位公表について │
│           │賛成ですか。                            │
│           │?綾中柔道部のブラジルへの遠征国際交流事業の主旨を改めてお伺いしま │
│           │す。                                │
│           │                                  │
│4.その他      │?日向夏みかんの綾夏ちゃん。昨年からの缶ジュースが売れ残っていると │
│           │聞くが、今年の計画・対策を伺う。                  │
│           │?綾町のガラス工芸家黒木国昭さんの台湾での個展。綾町長・議長、激励 │
│           │に行かれたということですが町長の報告を伺います。          │
├───────────┼──────────────────────────────────┤
│提出議員 福田    │                                  │
│1.大型ハウス(補助事│?参加戸数は。                           │
│業)について     │?10a当たりの事業費は。                     │
│           │?補助率は。                            │
│           │?10a当たり個人負担額は。                    │
│           │                                  │
│2.6次産業について │?6次産業の定義を伺う。どこで定められたものか。終局の目的は何か。 │
│           │?町として、取り組んでいること、検討していることを示せ。      │
│           │?綾町農産物等商品力・販売力強化推進協議会の活動状況を問う。    │
└───────────┴──────────────────────────────────┘
┌───────────┬──────────────────────────────────┐
│質 問 事 項    │質問の要旨                             │
├───────────┼──────────────────────────────────┤
│3.永田・元町線の拡幅│?住民より拡幅してほしいとの要望がある。              │
│について       │                                  │
└───────────┴──────────────────────────────────┘




(再開午前9時57分)



○議長(大隈寛君) 皆さん、おはようございます。本日の議事日程は、一般質問となっております。なお議事進行については特段の御協力をお願いいたします。

 ただいまから本日の会議を開きます。

 発言につきましては、簡潔にまとめられ、また綾町議会会議規則及び申し合わせ事項をしっかり守っていただきますよう御協力をお願いいたします。

 なお、執行部におかれましても簡明に要領よくまとめられ、答弁漏れのないようにお願いいたします。

────────────・────・────────────



△日程第1.一般質問



○議長(大隈寛君) 日程第1、一般質問を行います。

 あらかじめ質問の順序を申し上げます。1番、橋本議員、2番、相星議員、3番、日高幸一議員、4番、福田議員、以上の順序で行います。

 なお、関連のある質問につきましては、さきの質問者の質問終了後に関連質問を許します。

 橋本議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。



○議長(大隈寛君) 橋本議員。



◆議員(橋本由里君) おはようございます。今回大きな8つの問題について通告をいたしました。

 一番初めに、国の大型補正予算について伺います。既に議案に対する質疑でも伺っているところですけれども、国は補正予算全体では13兆円を超える大規模な補正を組んでいます。そのうちの目玉中の目玉として地域の元気臨時交付金1兆4,000億円を創設しています。通告時にはその詳細がまだ明らかにされておらず抽象的な質問通告となっていますが、新年度予算書の中では参考としてとはいうものの、かなり具体的に事業名を上げてありますし、本日の会議の終了後に一般会計補正予算第6号の追加のための議会運営委員会も開かれる予定になっておりますので、現時点で内容はより具体化しているものと思われます。詳細な説明を求めるとともに、それぞれの事業での町の負担軽減額を示されるよう求めるものです。

 2つ目に、生活保護について通告をいたしました。通告書にも記載しているとおりですけれども、綾町でも御多分に漏れず生活保護自給者、文面によっては利用者というふうに記載されているものもあるようですけれども、その方々への批判はあることは承知しております。私のところにもこれまで2度同じ人で70代と思われる女性の方から電話がかかってきたことがあります。その方が言われるには「自分も少ない年金でやっと暮らしているのに生活保護をもらって何もせずに遊んで暮らしている者がいるのはけしからん」という話でした。こういう話になりますと私どもが幾ら説明しようとしても、もう取りつく島もない状況になります。マスコミでもよく報道されます最低賃金や少ない年金で生活している人よりも、保護基準のほうが高いことが問題だということになっているわけです。

 しかし皆さん、本当にそうでしょうか。そもそも非正規雇用の拡大や日本の年金制度にこそ問題があると私は思っています。そこの問題は棚上げにして生活保護受給者、利用者をやり玉に上げ、怒りの矛先を向けるという社会の風潮や報道にこそ問題があると思います。こうした世論の誘導もあって今回の保護基準の引き下げにつながっているのではないかとさえ考えているものです。いわゆる不正受給と言われる方々、また金額、本当に多いのでしょうか。私は今ここに手元に日本弁護士会がつくっています「今、ニッポンの生活保護制度はどうなっているの?」というパンフレットの写しをもらってきました。それによりますと全国的には件数ベースで2%程度、金額ベースでは0.4%程度の推移でここ4年間のデータではほとんど変化がありません。つまり不正受給がふえているという実態にはなっていません。

 そこで綾町での不正受給はどのぐらいあるのか、あったのか、件数と金額で示し、報告をくださるよう求めるものです。あわせて今回の基準の引き下げについての町長の見解も求めます。

 続きまして、保護基準の引き下げはほかの制度にも大きく影響し、保護制度を利用していない町民への影響も懸念されております。それらの具体的な影響と対策についても答弁を求めます。

 ?といたしまして、町内の利用者の保護費、具体的に例を挙げて説明くださるよう求めます。

 大きな3問目としてTPP交渉参加問題について通告をいたしました。議会開会日に綾町議会として交渉参加反対の意見書を採択したところです。きょうは町長の見解と取り組みについて伺うものです。

 昨年暮れの総選挙では、自民党ほか多くの候補者がTPP交渉参加反対の公約を掲げ選挙を戦いました。特に自民党候補者の多くは当選し、政権与党となったのですから、その公約は強く大きな力に裏づけされたことになると思います。

 しかし、今や自民党安倍内閣はその公約を反故にしようとしています。こうした安倍内閣の一連の動きに対する町長の見解を求め、これまでTPP交渉参加に反対の意思を表明してこられた町長の現在の考え方を伺いたいと思っております。

 ?として、綾町として反対の意思を示す取り組みを求めています。残念ながらJA綾町からは組合員に対して──私も正組合員の1人ですけれども、組合員に対しても議会に対しても、何の働きかけもなく、事務所には以前からのTPP交渉参加反対のポスターが張ってあるという状況です。綾町としてこれからの取り組み、予定があれば示していただきたいと思っております。

 4つ目に、就学援助について通告をいたしました。言うまでもなく就学援助は、経済的理由によって就学困難と認められる児童生徒の保護者に対して交付されるものです。しかし、十分周知されていなかったり、生活保護と同じように周囲への気遣いなどもあって申請しない場合もあると思います。綾町の要綱を条例化して、制度の正しい理解と情報提供、そして給付内容を明確にしてほしいと望んでいるものです。

 特に準要保護については今の要綱では詳細がわかりません。要綱によりますと要領もつくってあるというふうに明記してあると思いますが、要領は例規集でも公開されておりませんので準要保護と認められる条件を具体的に示されるよう求めます。

 5つ目に、ダムの安全性について伺います。この問題につきましては町民の関心も高く不安も根強いことから、これまでも決壊した場合のシミュレーションの実現を求めてまいりました。県にも交渉に行ってまいりました。県はせめて具体的な水位と水の到達にかかる時間は明確にされ、綾町はその対策を講じる責任があると思っております。

 県はこれまでの交渉や申し入れに対し、東日本大震災でも決壊したダムはないなどの理由で、綾町のダムの安全性を強調してきました。町長もまた「県の発言を信じるしかない、県が安全だと文書回答もしているので、県の責任は担保されている」と主張してこられましたが、それが町民の安心にはつながっていないと思っています。

 昨年11月綾町には何の事前の説明もなく、綾北ダムの再検証を実施していることがわかりました。県はアーチ式ダムであること、県内で一番高さ、堤高というんでしょうか、高さがあるためだと私に説明をいたしました。この再検証は何のために行われているのか明確にされるよう求めるものです。

 ダムは山肌が露出しているため、時間の経過とともに周辺の土砂が崩れ、堆積してくるものと思っておりますが、綾北ダムの流入量、土砂の流入量は年間どのぐらいあるのでしょうか。また満水で放流が必要になる水量はどのぐらいになるのか、報告をいただきたいと思っております。

 ダム関連の?として、県道綾田代八重線はいつ開通するのかとの町民からの問い合わせがありました。改めて考えてみましたが、過去に震度4以上の地震の際には、現場に急ぎ駆けつけ安全確認を実施すると報告を受けてまいりました。しかし、肝心の道路が通行どめでは話にならないというのが町民の方の御意見でした。数年にわたって通行どめを解消しようとしない県の態度は、ダムの安全性を保障する立場には立っていないことは明らかだと思います。この長期に及ぶ通行どめにより、ダムの管理は高岡土木事務所から小林土木事務所に移行しているそうです。しかし、万が一のとき水は綾町のほうに流出してくるのです。一日も早い復旧を強く要求すべきだと考えますが、町長の見解はいかがでしょうか。

 6つ目に、介護保険制度について伺います。綾町は国民健康保険44条に基づく窓口の支払いの要綱、減免の要綱や介護保険料の減免など、制度自体の整備は比較的進んでいると思っております。しかし、それらを活用した実績は低く、国保の先ほど申し上げました国民健康保険の窓口支払いの減免や介護保険料の減免の実績は、1件も申請がなかったと答弁されてきました。そのうち今回は介護保険料の減免について通告をいたしました。これまでも質問してまいりましたが、なかなか具体的に手続の方法などがわかりませんので、手順を示して被保険者が理解できるように答弁を求めるものです。

 介護保険制度の?として、在宅介護が困難になった高齢者の人たちのうち、低所得、低年金の人たちが現在ふえている有料老人ホームに入所することは不可能です。こうした人たちが利用できる施設は今後どう確保されていくのか伺うものです。

 7つ目に、綾町への移住者増についてということで通告をいたしました。近年綾町に移住される方が増加している。まだまだ綾町に移住したい人たちがおられるという話を耳にします。3・11、東日本大震災以降、綾町に転入された世帯、人数の報告を求めるものです。

 町民の方から転入してくる人たちが多ければ、綾町の財政事情も変化するものだと思うが、町や議会は財政計画の見直しなど検討しているのかという質問を受けました。そういうことから今回この質問をすることにいたしました。町長の考え方とその必要性はあるのか否か、あるとすればどう進める考えなのか答弁くださるよう求めます。

 ?として、町民の間でも関心が高く意見の多い住宅家賃の補助について伺います。新年度の予算にも新規で5人、継続で86人、これは世帯数なのか人数なのかはっきりいたしませんが、1,818万円が計上されております。この制度について予算査定に当たってどのような考え方や意見があったのか伺うものです。また、これまでの評価についても町長の見解を求めます。

 最後に、住民の信頼を深めるためにということで通告をいたしました。先日の質疑でも申し上げましたが、私ども議員も町職員も、常に住民との信頼を損なわないように一定の緊張もしておりますし、評価の対象になっていることも意識して生活しています。ですから、信頼を損なわないように努力するとともに、より信頼を深める努力も必要だと思っています。町長を初め職員の皆さんもそう思っていることと思っています。今回気遣いや配慮が足りなかったと思われる意見が続けて寄せられましたので質問いたします。

 まず、その1つ目として、尾立につくられる計画のあるメガソーラーについて伺います。昨年12月10日だったと思いますが、議会全員協議会において株式会社キューデン・エコソルから担当者の方々が来られ、私たち議員も説明を受けました。その場で、その日の夜地元尾立地区への説明会が行われるとお聞きした記憶があります。その後尾立の住民の方から説明会の案内が当日5時ごろになって連絡があったため、出席したかったができなかったという意見が寄せられました。その説明会の中では意見を言われた方もいらっしゃったそうですけれども、尾立への補助金もあるということで賛成するということに話はとんとん拍子に進んだという報告でした。なぜもっと以前に案内ができなかったとの意見です。説明会設定実施の経緯とあわせて尾立住民、全世帯のうちのどのぐらいの方々がこの説明会に参加されたのか。そして地元の方々の意見についても報告を求めるものです。

 さらに尾立地区への補助金について。補助金を出すのはどこになるのか。また、その名目は何なのか。そして金額は幾らかなども答弁を求めます。

 2つ目として、昨年10月ごろ私どもの地域の集会で、広報についての強い苦情が出されました。広報紙は誰向けに出すのか、若い人よりも一定年を重ねた自分たちが読むのに内容がよくわからないという意見でした。大体アヤスタイルとかインフォメーションとか横文字を使うのはよろしくないと怒りにも似た意見が出されました。まして広報の表記は英語表記になってなじめないというものです。担当課長にはその意見についてお伝えをいたしました。その後も数人の方から広報紙は何と読めばいいのかという意見がありました。私の周りでは余り評価されていないというのが現状だと思っております。

 2月には行事とごみの収集日の印刷が「1月」という表記になっていたことから、またこの点についても数人から意見が寄せられました。その直後にはスポーツ合宿の案内だったようですけれども、小田爪を「オダツメ」と防災無線で流れたということで、また不満を強くしたものと思われます。

 いずれも大事な町民への情報提供や協力の依頼などに広報は使われていると思っております。担当者間、各課との連携、町長の決裁などについて報告を求め、町長の見解もあわせて伺うものです。

 以上、登壇しての質問といたします。



○議長(大隈寛君) 関連質問の希望はありませんか。

(なし)



○議長(大隈寛君) それでは、当局の答弁を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) それでは、橋本議員さんの一般質問に対する答弁を申し上げたいと思います。

 まず、今回の国の大型補正についての御質問でございますが、ちょっと数字が多くなって恐縮ですけども、できるだけゆっくり申し上げますので、また6号補正のときも具体的に説明申し上げますけど、一応概要だけせっかくの機会ですから御報告申し上げたいと思います。

 平成25年度当初の予算要求時には、私どもが予算査定する中では10億1,000万円の予算要求がございまして、その財源として3億1,000万円の国庫補助金が、これは当初予算で予算要求があったときそういうことでございましたが、残りの7億円は地方債と一般財源で確保しようという考え方で計画しておりました。

 しかし、今回の国の大型補正において、先ほど話がございますとおり元気臨時交付金の創設と合わせて従来からの国庫補助事業の予算枠も全体的に大きく実は膨らむ情報を受けましたので、今後予定いたしておりました事業の前倒しを図った結果、先日予算説明で申し上げましたが、当初の予算要求時と比較して本町の事業費も約2.2倍の21億9,000万円、これはこの間説明したのと若干食い違いますが、またそれはしっかり説明を申し上げますが、このように膨らむことになりまして、その事業費を平成25年から24年度へ移しかえることに、つまり24年度補正に移しかえることによって、国庫補助金を約3.3倍、10億3,000万円を確保することができたわけでございます。

 それで、この国庫補助金がふえたのは綾中学校の施設整備事業に係ります補助金の増によるものと、当初予算で計上してなかった施設ハウス整備事業に係る補助金の増、これが大きな国庫補助金としての要因であるということでございます。また、平成24年度の補正予算における元気臨時交付金については、今回行う公共事業の町負担額の7割に当たります7億6,000万円を見込んでおります。

 その結果町の持ち出しとなる地方債及び一般財源の合計は事業費が2.2倍、先ほど申し上げましたとおり、そういうふうにふえることになったにもかかわりませず、当初予算要求と比較いたしましても44%の減ということで約4億円が圧縮されるということになっていくと思っておるわけでございます。

 さらに、その4億円の一般財源負担額のうち3億円については、全額普通交付税において財源補填がある補正予算債の借りを行うことで、実質的な町の持ち出しから申し上げますと86%の減ということで、約1億円の負担ということになるわけでございます。

 さらにはその1億円のうち約8,000万円については通常の地方債を借り入れまして、残りの1,300万円については基金や予備費からの財源を充てるということになるわけでございまして、このように大きく負担軽減が図れるということで一般財源の持ち出しも軽減することができたと、こういうことでございます。

 地域の元気臨時交付金は、これは御案内のとおり参議院で2月に可決されまして、予定しています事業内容につきまして、概算要求の事業費ベースで予算資料の9ページからさらには事業内容及び財源内訳の地域経済活性化雇用創出臨時交付金の欄に掲載してございます。これも全部説明したほうがいいですかね。(発言する者あり)この資料に(発言する者あり)それでは、この資料をちょっとお目通しをいただきますと、24ページの上段にあります、24ページをこの予算資料でお目通しをいただきますと、肉用牛総合支援センターの整備事業というのがあると思いますが、肉用牛24ページをちょっとお開きください。

 この肉用牛生産の一貫的な施設として二反野地区に整備する予定でございます。この施設は肉用牛生産農家の高齢化が進む中で、農家の労力負担を軽減するため、出産のみを農家が担当して、それ以外の期間は肉用牛総合支援センターが担当しますので、これは繁殖農家のメリットといいますか農家の総合支援センターとしての役割は、繁殖農家の出産だけが農家がやってくれて、それ以外の期間は肉用牛総合支援センターで担当するということでございますから、繁殖農家の規模拡大に役立つものと期待し、そして事故率を軽減できると、こういうこともつながっていくものでございます。それと同時に、多品目への複合営農形態への移行も促進させていただこうと思っております。

 当初は25年で設計して、26年で建設工事に着工する予定でございましたが、24年度予算として宮崎県農業振興公社が事業主体となり整備を行っていただくということでございます。

 国県補助金については公社に直接補助され、綾町は設計費の27.5%、整備費の50%を負担いたしますが、これも元気臨時交付金による財源補填がございますので、実質負担は設計費では8.3%、それから整備費は15%の負担で済むということになるわけでございます。

 それから、その下の24ページの、これも福田議員さんから一般質問で受けておるわけですが、ちょっと概要だけ説明申し上げますが、施設ハウスの新設整備事業につきましては、施設キュウリ等の施設園芸農家の施設ハウスのこれは低コスト耐候性ハウスの新設を行うものでございます。当初の予定では国庫補助事業10戸ぐらいで2カ年で行う予定でございましたが、今回の元気臨時交付金によって消費税が上がる前に1年間で全ての農家、つまり22戸が要望がございますので、整備できますので、農家負担の軽減がされるものでございます。

 当初の計画では、国庫補助金については直接農協へ補助される予定でございましたが、町が一旦経由して、町の負担分の3分の1を町が上乗せし農協へ補助することで変更されております。そして元気臨時交付金について財源補填により農家負担の従来の3分の1であったんですけども、今回は6分の1へ軽減してございます。仮に従来どおりの負担率にした場合は、農家の負担額が今回はこれによりますと、一反当たりにいたしますと226万円で済むわけですが、従前からすると1.8倍の約400万円ということになりまして、そういう負担軽減が図れるとことで取り組むことができると。年間リース料も18万3,000円で年間済みますが、前のあれでいくと33万円ということになりますから、かなりの圧縮ができるということでございます。

 それから下段のほうの、24ページの下のほうに農地費土地改良事業につきまして、この杢道地区の用水路、浦ノ田水路でございますが、整備工事を県営事業の地域用水環境整備事業において負担いたします。通常であれば総事業費の4,000万円から25%となる1,000万円を負担すべきでありますが、今回の元気臨時交付金によって綾町の負担額は300万円ということで、事業年度は27年度までということになります。

 それから28ページのほうへ飛んでください。28ページの3の道路新設改良費の5)ですが、社会資本整備総合交付金事業につきましては、桑下線などの町道5路線の整備と道路のストック点検、施設道路の点検調査を行います。国庫補助金が65%で元気臨時交付金を含めますと90%の補助事業ということになります。

 それから今度は下のほうの29ページをごらんください。7の都市計画総務費の1)の都市計画総務につきましては、都市公園、これは錦原野球場から綾城を含めたエリアの長寿命化計画の策定を行うものでございます。今回の計画策定にかかります補助金が2分の1で、元気臨時交付金と合わせますと85%の補助事業となりまして、本計画を策定することで今後この計画に沿った改修等を行う場合は補助事業の対象になる予定でございます。

 次に11の社会資本整備総合交付金事業の1)の都市再生整備事業につきましては、南俣三本松線を含む町道3路線の改良、小田爪運動公園のサッカー場やウォータースライダー等の全面的な改修を初めとする4カ所の公園整備、錦原サッカー場周辺駐車場整備、それから、てるはドーム周辺の駐車場整備など、この5カ所の駐車場整備等を行う予定でございます。

 これらの施設整備につきましては財政負担を考慮して、私どもとしては当初は3年から5年にかけて年次的に行う予定でございましたが、今回の元気臨時交付金により1年間で整備することができるようになったわけでございます。事業費の40%が国庫補助金で、これも元気臨時交付金を含めますと88%の補助事業ということになります。

 それから12の住宅管理費、住宅管理につきましては、郷鴫住宅の4棟、神下住宅の1棟の外壁防水改修工事を行う予定であります。通常であればもう2棟ずつ行いまして3カ年かかる整備でありましたが、今回は元気臨時交付金により1カ年に短縮できたことになりまして、国庫補助金が45%で元気臨時交付金と合わせますと、これも88%の補助事業ということになります。

 それから、めくっていただきまして、31ページの下段、中学校の関係でございます。これについては5の中学校管理費の3)中学校本校舎建設事業につきましては、本校舎建築主体工事、外構工事、太陽光発電システム設置工事を行う予定でございますが、これは25年度から2カ年で計画してましたが、24年度の補正でやりますと26年度までの事業期間ということでございます。

 それで通常での事業計画で推計した場合は、予算資料との金額が若干違いますけれども、中学校本校舎建設事業の事業費を9億円で見込んだ場合は国庫補助金は2億5,000万円、残りの6億5,000万円が地方債を含む町負担となるということでございますが、今回元気臨時交付金にのせかえることで国庫補助金が4億5,000万円、元気臨時交付金2億8,000万円を足しますと歳入では補助金が7億3,000万円ということになりますので、残りの1億7,000万円は地方債を含む町負担ということになるわけでございます。通常と比較しますと、中学校本校舎建設事業だけでも4億8,000万円の地方負担額の軽減と、こういうことになるわけでございます。

 この1億7,000万円の地方債を含む町負担のまた内訳を申し上げますと、1億840万円はこの100%交付税の措置があるもので起債をお借りするということでございます。ですから、実質的な町負担の起債額は6,440万円と一般財源は7万2,000円と、こういう内訳になるということで、本当にいいチャンスをいただいたと、このように思って教育環境の改善努力に全力で取り組みたいと、地域元気臨時交付金の交付率が見込みより上がった場合は今後町単独事業への充当可能な部分が出てまいりますので、よりよい活用方法を検討いたしまして、また25年度の中において補正予算で計上して御審議をお願いしたいと、このように考えておる次第でございます。

 ちょっと長くなりましたが、以上でございます。

 それでは、次の質問でございますが、生活保護の関係で、この受給決定は御案内のとおり県中央福祉こどもセンターで行っておりまして、このための県中央福祉こどもセンターに件数、金額を問い合わせましたところ、綾町単位での集計は出されていませんということでございました。

 平成23年の県全体の数字といたしましては203件、つまり6,901万3,811円と聞いております。この数字は故意ではなく収入申告書の提出を忘れていた事例等を含む広い意味での不正受給の数字となっております。

 生活保護は高齢や病気などで収入が少なくなり、資産を処分するなどやりくりをして生活ができないときに最低限度の生活を保障するための制度であります。県のほうでもこの目的にのっとって支給決定をしておりますので、綾町での不正受給はないと思っております。

 保護費の引き下げに関しましても、厚生労働省は今回の見直しが国民にできる限り影響を及ぼさないようにすることを基本的に考えておりますので、そのような対応をしてまいりたいと思っているわけでございます。

 それから、この生活保護の基準の引き下げで影響等でございますが、御承知のとおり現在国において生活保護基準の見直しについての協議が行われております。見直しに伴う他の制度への影響については、それぞれの制度の趣旨や目的、実態を十分考慮しながら、できる限りその影響が及ばないように対応することで、基本的な考え方とされる意見が公表されておりますが、まだ決定にいたっておりません。引き続き関係機関等から情報収集に努め注視していきたいと考えておるわけでございまして、私どもとしてはそのような面での取り組みをしっかり注視していかなきゃならないと思っているところでございます。

 また、町の就学援助制度について調べましたところ、影響はないと思っております。

 それから、具体的な方針を示してくださいということでございますが、これは昨年10月に行われました厚生労働省の発表によりますと、全国で生活保護受給者が214万2,580人と過去最高で世帯数も156万4,301世帯とこれも過去最高ということになってございます。世帯別では高齢者世帯が67万8,175世帯ということで、全体の43%になるようでございます。

 県中央福祉こどもセンターに聞いてみましたところ、綾町で一番多い世帯は高齢者単身世帯でしたので、例を挙げて申し挙げますと、この綾町在町のちょっと内容の例を挙げますが、60歳後半の方で高齢者単身世帯は町営住宅入居の場合で想定いたしますと、生活扶助基準飲食物費や衣服などの生活費が2万7,980円、生活扶助基準の水道光熱費や家具什器費が3万3,660円で、合計いたしますと、この方については6万1,640円が生活扶助として支給されてございます。このほかに住宅扶助とか医療扶助、介護扶助等については直接町や医療機関が介護機関へ支払っておるところでございます。

 ちなみに町内の生活保護受給者は、世帯数が46件で、人数は71名と、その中で高齢者の単身者数は27名ですから、率からすると38%じゃないかなと思っております。

 以上でございます。

 それから、TPP問題でございますが、自民党のTPP交渉参加に関する選挙公約につきましては、聖域なき関税撤廃を前提とする限り交渉参加に反対するという立場をとり、日本の農業や産業を守る姿勢を見せておりましたが、先週議決されましたTPP参加を行わないように強く求める意見書にありますように、私自身もこのことについては全く同感でございまして、安倍首相も参加に向け着々と準備を進め参加決定の方向に近づく様相でございますが、余りにも性急であり十分なる議論が必要であると思っております。

 政府は、国民にTPP参加に当たって影響などの情報を開示すべきであり、後戻りのできない交渉には性急に参加すべきではないと思います。国益の中の参加と言われておりますが、果たして日本の国益のためなのか、アメリカの国益のためなのか、いろいろな意見が出ておりますが、十分な論議を重ねることが重要であり、まず日本の今後のビジョンを示し、次世代にバトンタッチしていくことが国益へつながるのではないかと考えております。

 確たる内容が不明なまま、このままTPPに参加していくことは大変無謀に思え、賛成反対派と国内を2分していくようなことになると思いますが、これまで以上に関係機関、関係団体が一致結束して、強固な体制で性急な交渉参加を阻止することに努めなければならないと思います。

 次に、町民へのTPP参加反対の理解でありますが、当然のことながら本町は農業が基幹産業であります。とりわけ畜産に及ぼす影響が懸念されます。畜産の衰退は本町全体の農業に影響を与え、ひいては町の活性化にも支障を及ぼし、これからのまちづくりに影響が大変危惧されてございます。そのために町民に理解してもらわなければなりませんので、やはり理解していただくためには影響額などを試算されて詳しい数字などを示しながら理解を深めていくことが必要であると思います。

 しかし、まだ町民へ提示できる詳しい情報をつかんでおらず、政府なり国が早急に国民に示すべきであり、詳しい情報がない現状においてはなかなか厳しいでしょうから、国などの情報を得て反対活動などの運動を展開し、町民の声を国へ届けることも一つの手段ではないかと思います。さらにこうした反対運動を全国的に展開していかなければならないと思います。

 いよいよこの年、全国的な反対運動に取り組まなければならない正念場でないかと思います。あらゆる手法をとって、私も町民と一緒になって、また関係機関や関係団体と歩調を合わせながら反対運動に取り組んでまいりたい、このように思ってますし、きのう知事を初め農協団体も上京して県選出国会議員に要望がなされておったようでございます。また一体的に私たちも取り組んでまいりたいと、このように思っております。

 就学援助の関係については教育長のほうで答弁をいたすと思っておりますから、よろしくお願いします。

 次に、ダムの安全管理については再三申し上げてますが、県土整備部に検証について問い合わせを行い、現在地震動との設定業務を実施中であります。今後は堤体の調査や解析を実施する予定であるということであります。検証の実施については、国からの特段の指導等はないが県管理ダムの中でダムの高さが最も高く、唯一のアーチ式であることから国が案として示している照査方法を用いて検証を進めており、今後国との協議を行いながら検証を進める予定であると県から報告を受けているところでございます。

 なお、土砂の年間流入量は測定できませんが、流入と流出の結果、堆積した量は毎年測量を行っているということで、年によってはマイナスの年もございます。例を挙げますと平成21年度はマイナスの4万6,000立方メートル、22年度はプラスの1万7,000立方メートル、平成23年度はプラスの8万6,000立方メートルであると、こういうことで報告を受けておりますが、堆積量は異なるようでございます。

 次に、満水時の水量でありますが、非洪水期の水量が1,470万トン、それから洪水期の水量は1,090万トンと、こういうことになっているようでございます。先日も全体的な中で利水調整協議会もございましたが、ダム管理者であります県のほうに、私どもとしては綾町にありますダムのこの問題等についても意見を申し上げて、しっかりした体制を強化するように、そして特に水の関係等の洪水等との関係を考えますと、綾南ダムの洪水調整をしっかりやってほしい、こういうことを強く求めた次第でございます。今県としては今申し上げますような対応をいたしておるということで、私たちは常に安全性についてのチェックは怠らないように取り組んでまいりたい、このように考えておる次第でございます。

 それから、田代八重綾線につきましては、竹野集落から古賀根ダムまでの約9キロ区間が予防規制として全面通行どめを行っているところであるということでございます。この間に山側から法面崩壊や路肩の決壊等が70カ所程度あり、現在工事中とのことでございます。このため長年にわたり全面通行どめが続いているもので、まず災害復旧の対策及び必要な防災対策を講じて、できるだけ早く全面通行どめを解除行うという報告を受けております。

 本路線の改良工事につきましては、全面通行どめの解除を行い、その後に改良工事を要望していきたいと私どもは思っていますが、おっしゃいますようにもう本当に長きにわたって全面通行どめが続いているということは、もう本当に遺憾に思っておりますので、さらに早急なるこの通行どめの解除を求めていきたいと、このように考えている次第でございます。

 それから、介護保険制度について、これも具体的に示せということでございますから、ちょっと長くなりますが。

 まず綾町における介護保険料は条例第11条第1項第5号の特別な理由がある場合、次の要件を満たす方について保険料減免をすることができます。減免の要件としては第1号被保険者で1年以上国外に居住されている方。第1号被保険者で監獄、労役場その他これらに準ずる施設に拘禁されている方。第1号被保険者で著しく生活に困窮していると認められる方で、介護保険料所得段階、第3段階に限ります。第3段階対象者としては町民税非課税世帯で、本人の前年度課税年金収入額と合計所得金額の合計が80万円以上な方でございます。

 これが減免の要件ということで、さらに次の6項目全てでありますが、1つ目に別世帯の市町村民税課税者は扶養されていないということと、別世帯の市町村民税課税者の税控除を受けていないということ。それから別世帯の市町村民税課税者と生計を一つにしていない。さらには世帯の年収は1人世帯で90万円以下、世帯に1人ふえるごとに45万円を加算した額以下であること。さらには世帯全員の預貯金の合計額は150万円以下であること。それから6番目に、居住用以外に処分可能な土地、建物がないこと、この全ての要件を満たす場合に対象になるということでございます。

 減免の額といたしましては、国外に居住されている方、拘禁されている方は、その期間が減免。第3段階の方は、年額1万5,600円減額されますので、減免後は本来の保険料年額4万6,800円、月額3,900円から年額3万1,200円が月額の2,600円ということで第1段階、第2段階と同様ということになります。

 手順、手続ですが、減免の申請に当たっては、介護保険料減免申請書、収入・資産状況等報告書、世帯員全員分の収入証明書または収入見込額の確認のできる書類を役場福祉保健課までに提出をいただくということでございます。

 平成23、24年度における介護保険料の減免・免除の相談はございませんが、支払い猶予の御相談は平成23年度に1件お受けをいたしました。また、これまでの保険料の減免・免除を行った実績もございませんが、低所得者の要介護認定者の方には、介護保険サービスの自己負担分の減免措置を包括支援センターや居宅介護事業所を通じて申請をいただいており、減免対象となる方の取りこぼしのないような配慮もしておるところでございます。

 これまで介護給付費高騰のため介護保険特別会計における保険料不足が大変心配をいたしておりますが、県財政安定化基金への借り入れも検討しておるところでございます。もし仮に保険料減免を行いまして、その分が会計上不足することになれば、不足分は県財政安定基金から借り入れすることはできませんので、不足した保険料は第6期、つまり今回次は平成27年から29年の保険料上昇で賄わなければなりませんので、今後もできるだけ御理解をいただけるよう広報等に力を入れてまいりたいと思っているわけでございます。

 しかしながら厳しい社会情勢でありますことには変わりませんので、介護保険制度の精神で、みんなに保険料の負担増をお願いする前に社会保障制度が検討される中、低所得者層の負担割合軽減と国庫等の公費負担増をお願いできるように県に働きかけていきたいと思っております。

 また、今後所得段階が4段階以上の方につきましても、著しく生活に困窮される場合には減免措置が講じられますように国民健康保険料の減免規則に準じるような形で前向きに対策を検討してまいりたいと思っております。

 さらに2番目の在宅介護が困難になった低年金の町民が利用する施設を今後どう確保するかということでございますが、これも実は介護者在宅介護に限界を感じるのは心身の疲労や将来の介護の不安が大きくなったときが一番多いと思われます。家族介護のサポートといたしまして包括支援センターでは、介護疲れなどの家族の療養上の精神的な面に相談に乗るほか、サービス提供についてアドバイスを行う総合相談事業、何でも相談でございますが、これを行っておりまして、24年度では600件を超える相談が寄せられてございます。

 また、健康センターでも、自宅で介護される方の家族介護の介護者の会を開き、日ごろから孤立しがちな介護者の仲間づくりも行っております。また、在宅介護について特に問題のある方や心配される要介護認定者についても、毎週健康センターで開いております介護支援専門員らのカンファレンス──このカンファレンスというのはどういうことかということでございますが、これは問題のある方の方策を専門スタッフが全体で協議するものと、つまりカンファレンスということにおいて、そういうことで専門家が全体的な協議を行って事業者の枠を超えて介護支援専門員、包括、町、保健師がともに問題解決に向けて検討いたしております。

 老老介護や介護における認知症を持つ認認介護、そして介護費用についてもいつも問題であります生活にゆとりのない中で、いかにその人らしく生活できるのか、介護されていくキーパーソンとなる家族や介護者の担当の介護支援専門員が施設入所を迎えるまで──施設に入っていただくまで、知恵を絞り支えていらっしゃいますので、日ごろからの遠慮ない御意見や御相談を寄せていただきたいと思っておりますので、今後在宅介護サービスの減免や介護用品、介護手当の支給など、行政施設は経済的な支援をしておりますが、在宅介護には家族、親族による介護力と地域の見守りや支えが最も重要だと思われます。今後も介護や支援のできる人材の掘り起こしを進めていきたいと思っておるわけでございます。

 しかしながら、町内特別養護老人ホームの入所待機者は2月末現在では103名、そのうち老老介護、高齢者の単身世帯などの入所を急がれる方は20名という報告を受けておりまして、単身世帯の増加や今後の高齢化からみれば待機者の増加は明らかでございますので、ケアハウスの活用も進めながら施設増床については、第6期の介護保険事業計画において給付費と保険料のバランスをとって慎重に検討してまいりたいと、このように思っております。

 続きまして、移住者の関係でございます。綾町の移住者の増加についてありますが、東日本大震災におきまして平成23年度には例年以上に転入者が多くなっております。転入者数のちょっと状況を報告しますと、平成20年は273名でありました。平成21年は290名、それから22年は301名、23年は340名、一番多かったわけですが、平成24年が300人ということで、この300人の世帯数は104世帯、うち県外からは52世帯ですね。例年3月は転出者が転入者を上回る大幅な人口減ということになっておりますが、平成23年3月だけは78人の転入がございまして、8人の増ということになっております。転入者の県外からの割合は平成20年から22年の平均は37.7%でしたが、23年は51.2%、それから24年は52.3%ですので、大震災以降県外からの転入者が多くなっていると言えると思います。このようなことから近年綾町の移住相談がふえ、それに伴います住宅の要望も高くなっいる現状です。

 そのような中、若者定住住宅料補助制度につきましては、平成21年度に制度をスタートさせ早くも4年を終えようとしているところでございます。この制度を利用される方は平成25年度2月末現在で95世帯、305人で内訳は町内転居が40世帯の132名、県内から転入が42世帯の127名、これは県内が127名であります。県外からの転入は13世帯、46人ということになってます。若者定住に関心が高まったことから予算は増加しておりますが、これは国や県もこの若者定住の重要性を十分認識をいただきまして、私どもがこのような事業展開をする発足当初から国庫補助金をいただいておるところでございます。

 ちなみに、25年度の予算に関して申し上げますならば事業費の総額は、先ほどお話もございましたが1,818万円に対して国庫補助金が818万円、45%でございますが、宝くじ交付金が200万円いただいておりまして、一般財源の持ち出しとしては41%に当たります800万円で済んでいるわけでございます。財政上の心配をされている面もございますが、しかし800万円の一般財源は支出でございますが、借家の固定資産税や入居者の住民税などを考慮いたしますと、一般財源の持ち出しを超える分の収入財源も確保されてるということで御理解いただけたらありがたいと思います。

 この制度の目的は、年々進行していく少子高齢化による地域の活力低下に対し、出生率日本一を目指し、子供たちを安心して健やかに生み育てることのできる環境を整備することとともに、人づくりやまちづくりの理念のもと幼児教育から学校教育、社会教育を充実させ、また一方では消防団活動や次世代を担う人材育成の場として位置づけ、安心・安全なまちづくりを推進することができておると思ってます。少子高齢化社会の発展はもとより、地域産業の振興に大きく寄与できるものと考えております。次の世代を担う人材を育て、持続可能な健全な社会を町をつくることが一番重要であると思っておりますので、この若者定住補助事業制度を初め若者定住対策は最も重要な取り組みであり、その成果があらゆる分野に広がっていくことはありがたいことだと思っておるわけでございます。

 また、財政上の心配もあるし見直しもということでありますが、健全財政を目指しながら私としては選択と集中の予算配分を考慮しながら、弾力的な運用を図っていきながら今後の財政健全化を目安としながら、そのような形の中のまちづくり、そして将来においての次世代を担う人材の育成に努めてまいりたいと思っております。

 最後になりましたが、住民の信頼を深めるため、もう私ども常に緊張感をもっていろんな仕事をさしていただきます。信なからんば立たずということは、もう大事なことであると思っておるわけですが、尾立に建設されるメガソーラーに関する説明会においてでありますが、このメガソーラー発電施設は株式会社キューデン・エコソルが尾立の雲海酒造の社有地に設置するもので、町がソーラー発電施設を誘致した関係で地元説明会をお願いしたものでございます。

 地元説明会は昨年12月10日に、議会全員協議会で説明した日の午後7時から、尾立公民館で約1時間20分にかけ開催いたしました。説明会の開催に当たっては、私どもとしては事前に地元の法安館長さんに説明会の内容と日時を告げ、了承をいただいた後に地元住民への周知と説明会の参加をお願いしたものでございます。

 当日の出席は私と副町長と2名、キューデン・エコソル4名で、地元は館長ほか21名でありました。

 説明会の内容は最初に発電事業にかかわった経過について説明した後、設置事業者であるキューデン・エコソルから議会説明と同じ綾町におけるメガソーラー発電事業計画案に関する説明、資料に基づき概要は説明されました。その中で地域の貢献として地域の支援金の話も出ましたが、金額の詳細は示されておりません。

 なお、説明会では42円で採算が合うのかと25年度以降の買い取り価格が下がるのかと、20年経過したらどうなるのか、工事中の車両の利用はどうなるのか、工事中は地域に迷惑をかけないようにしてほしい、地域のメリットは歓迎すると、住みよい地域にしてほしいという意見等がございました。反対する意見はなく、地域の理解はいただいたと理解しているところでございます。

 なお、説明会が御指摘ありました当日夕方知らされているということでございますが、私どもは事前に時間をとって説明周知いたしましたので、館長さんにそういうことでお願いしておりましたので、住民周知の詳細は確認してございませんが、私たちとしては以前にお願いをして、時間をとってお願いをしておったということで、そこら辺が急に連絡がいったことについてどういう計画か詳細は、私ども承知をいたしていないところでございます。

 それから、広報紙の関係でございます。いろいろな御意見があるんだなと思っているんですが、これは昨年9月号から月報のタイトルを「Aya Style」ということで変更させていただきました。これはユネスコエコパークが登録をされたのを機に20ページから28ページとページをふやし、内容をさらに充実させようと思ったからでございます。

 また、ユネスコから評価されたのが自然と共生するまちづくりですので、綾方式のまちづくりをさらに発展させ、世界に発信することを願いまして、「Aya Style」と表現したものでございます。このスタイルに変えた昨年9月号の月報は、恐縮ではございますが、県広報紙コンクールで初めて入選したものでもございます。昨年は写真の部で努力賞。

 広報紙の作成については、各課から上がってきた情報の定期的な企画財政課で広報紙の様式にまとめ、入札業者に渡し、原稿となって返ってきたものを修正のための各課でチェックをしてもらいます。修正原稿を再び印刷業者に渡し、修正された原稿がまた企画財政課に来ますので、企画財政課内でチェックを行い、印刷業者と数回やりとりを行いまして、そして最終的に原稿を係長、課長が確認し、印刷に回していると、このような手順で何人の目を経て、何十もチェックをして作成しておりますが、過去にそのようなチェックをやってますけどミスが何回か起こしておるということは非常に申しわけないと思っています。

 いつもぎりぎりの日程で編集し、印刷を行っておるということもございまして、今後は情報収集を早めに行って、ゆとりを持ってチェックができるようにさせていきたいと思っております。

 なお、防災無線についても担当課から上がってきた原稿を企画財政課で編集し、チェックして放送していますが、これらについても読み仮名等を調べるなど、これまで以上にゆとりを持ってチェックに努めなければならない、地名等を間違わないようにしっかり注意を図って取り組ませなければならないと思っております。

 いろいろ御意見がありましたことをもう一回参考にしながら、この月報については検討しようと思いますが、今所管課を初め担当者も懸命に町民に愛される広報紙づくりにこれ努めておるということで、かなり見やすくなったんではないかと、このように思ってますが、高齢化社会ということの指摘もございましたので、また再度検討させていただこうと思っておりますが、以上この広報紙についても県から認めてもらうような入賞もしたというまた実績もありますことも御理解をいただきたいと思っております。

 以上で登壇しての答弁にかえさせていただきます。



○議長(大隈寛君) 教育長。



◎教育長(玉田清人君) 就学援助につきましてお答えをさせていただきたいというふうに思っております。この制度につきましては、憲法第26条また教育基本法第4条に規定する教育を受ける権利、また義務教育の無償化、教育の機会均等を保障するもので、具体的には市町村が経済的に困難な小中学生のいる家庭に学用品費などを援助する制度でございます。

 かっては国の補助金もありましたけども、2005年の三位一体の改革で一般財源化されるとともに支給対象、支給項目等の制度設計につきましては、実際自治体に任されているところでございます。

 本町の場合につきましては、就学援助制度は綾町就学援助金交付要綱に基づいて、経済的な理由によって就学困難と認められる児童生徒の保護者に対して交付をもらっているところでございます。

 準要保護者の要件はどうなのかなという質問でございました。要保護者に準ずる程度に困窮していると認められるものにつきましては、要件としましては前年度または当該年度において次のいずれかの措置を受けたものということで、一つは生活保護法に基づく保護の停止または廃止、またもう一つは地方税法に基づく市町村民税の非課税世帯、また児童扶養手当等に基づく児童扶養手当の支給を受けてる世帯というふうなものが主な要件でございます。

 また、周知方法でございますけども、在校生につきましては全員に文書でお知らせをしております。

 また、新1年生につきましては、学校のほうで新入児童説明会が開催をされますので、その折に文書を配布して、また口頭でも説明をしておるところでございます。

 条例化のお話がございましたけども、条例化につきましては、他の市町村の状況を鑑みながら対処してまいりたいというふうに思っておるところでございますけども、法令等の趣旨を踏まえて経済的理由で就学困難と認められる児童生徒に対する助成措置が、確実に実施されるように努めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。

 以上です。



○議長(大隈寛君) 再質問はありませんか。



◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。



○議長(大隈寛君) 橋本議員。



◆議員(橋本由里君) 先に町長のほうに再質問させていただきたいと思います。先ほど国の大型補正予算の関係については詳しく数字を示していただきまして、かなりの町の財政負担が減るということですから、大分数字も書きましたけれども、ぜひまた一覧表にしていただけると。

 実は、ここに帯広市の例が、これは随分前にもう、ですから国のスキームからいくと、もうことはどんどん進んでいたんだと思うんです。ですから綾町も事業名も上げて新年度予算にも記載できたものと思っておりますが、要は浮いたお金という言い方も辺ですけど、財政負担が減った分をどう後町民のほうに、町として非常に財政負担が減って、町長が渡りに船みたいなもんだとおっしゃったんですけど、そこで浮いた分のといいますか、負担が減った分のお金をいかに今度住民のほうに、住民の生活向上に使っていくかというところが一番大事なことだろうと私は思っています。ぜひ今回もしこれがなければという予算から浮いた部分でいきますと、私の思いとしては子供の医療費であったり、そういうところに、その分の財政を回していってほしいなと。

 例えば、中学校は今度建てかえになると、設計見せていただいたときに確かエアコンが全部つくことになっていたと思うんですけれども、小学校のほうにもつけていただくとか、直接住民が恩恵を受けたことを認識できる形に使っていただきたいというふうな思いをしておりますけれども、その点町長の考え方いかがなのか伺いたいと思います。

 それから、今いろいろ説明していただいた数字の中に、私が資料としてもらった中に、いわゆる財政力によって今回の元気交付金の配慮といいますか、できるというふうになってたんですけれども、綾町としては財政力による調整というのはあったのかなかったのか、もしわかれば伺いたいと思っています。

 それから、生活保護についてですけれども、先ほど町長からは綾町では不正受給はないということでした。それで12月だったと思うんですけど、宮日に「宮崎市の不正受給について」という記事がすごい大きさで載ったんですね、こんなにあります不正受給みたいな形で。あの点については宮崎市のほうで、共産党の市会議員が事実関係をただしたんですけれども、あれは件数は全然書いてなくて宮日の記事には。金額だけが載ったんですね。

 その中には先ほど町長も言われましたように、いわゆる不正に受けたわけではなくて、出す側のほうのミスだったりした部分も、いわゆる正しくない受給というか支給というんでしょうか、あった金額も全部含まれていまして、私は非常に情報を不正受給してる側のほうの話に持っていく働きを一定マスコミもしているのではないかなと思っているところです。

 綾町では不正受給がないということですから、今度そういう電話があったときにはきちんとそういう対応も私もしたいと思っているんですけど、先ほど町長の答弁の中でちょっと気になったのが、生活保護を利用する人が非常にふえたというのがありましたね。ふえておりますという答弁が全体としてあったんですが、私が弁護士会がつくった資料から見ると、人口の増加からいくとむしろ利用率は減っているんですね。ですから、分母のほうを考えずに利用者の世帯と人数だけを計算するもんですから、何か過去最高になったというふうにマスコミではよく言うんですけれども、実際は1951年とこれは比較されているんですが、51年というのは2.4%で2011年で1.6%ですから、人数的にはふえてると、しかし人口はその当時とすると1.5倍ふえてて、実際の利用者は減ってるという比率としては。だから、そういうところでさも生活保護者がふえて、私たちの生活を圧迫しているかのように誘導されてるというところに、どうしても意識を持っていきたいというところに私は問題があるんだなと思っております。

 ですから、ただ単に数字のマジックには乗らないほうがいいなという思いがありますし、綾町では不正受給がないということですから、そこをやっぱり機会あるごとに住民の方にもお話していただかないと、大変な生活をしてる人、どこで何か憎み合わせたみたいな形でのやりとりが非常に多くなっているように思っています。

 それから、生活保護の基準の引き下げで、ほかに影響が出ないような配慮というのが私も国のほうの対応も資料では読んでみました。そこ辺も本当にそうなるかどうかと、今のところ保障されているわけではありませんので、そこはきちんと見ていただいて、綾町の先ほどの就学援助もそうですけれど、生活保護の綾は1点、教育長また後でもしわかったら1.2でしたか1.0でしたか準要保護の基準、就学援助の基準が一度議会で話されたことがあるような気がするんですけれども、いわゆる準要保護のところのもし基準がありましたら教えてください。

 それから、TPP問題につきましては、町長もきちんと反対をされるということで、引き続きそういった運動にも参加していかれるということですので、私はきのう県知事が行ったニュースを実は知りませんでした、町長の答弁で知りましたけれども、私も改めて県選出国会議員の衆議院選挙のときの公約を改めてインターネットで読んだんですけれども、武井俊輔議員は「絶対反対します」というふうに明記しておりましたし、江藤拓議員も「断固反対いたします」というふうになってました。それから古川議員は「TPP交渉参加だけは絶対に、絶対に許してはなりません」というようなことで書いてありますので、ぜひ公約実現のために頑張っていただきたいと。

 実は、私たちも家族で武井議員にはがきを出しました。公約をぜひ守ってほしいというはがきも家族全員で1枚ずつ出したところですので、町長も機会あるごとにそのことは取り上げていってほしいなと思っております。

 それから、就学援助について今教育長から──ごめんなさい、就学援助は後にします。ダムの問題に先に触れたいと思っております。先ほど流入量については、はっきりわからないということだったと思うんですけれど、その水の要するにダムにたまってる水量、私も綾北ダム、綾南ダムの総貯水容量というのと有効貯水容量というのは調べてみたんですけれども、私がこれは個人的な考え方です。これは建設当時の数字がそのままではないかなというふうに思っているんですね。ですから、土砂が流入した分とか、またしゅんせつした分とか、そういうことはあんまりこの中には反映されていないように思っています。

 ですから、本来だとたまっている水が建設当時のままだとしたら満水時は幾らと出て、それがもし決壊したら、どのぐらいのスピードでというのは、綾南側のことさっき町長言われましたけど、役場でここまで水が来ますというのは計算されているわけですから、あえてしないんだと私は思っているんですね。以前元議員しておりました継松敏夫氏に聞きますと、内部では随分昔には試算というかシミュレーション、映像化されたとかいう意味ではありませんけども数字的には計算されていた資料を見たことがあるということも聞いておりますので、私は今本当は水の量聞いても、川の幅を聞いても、それで私が計算できるわけでは決してなくて、町民の不安を解消するために何かいい方法はないかなというのが私の思いなんですね。

 ですから、県が大丈夫だと言わざるを得ないということは立場としてはわかりますけれども、実際再検証しているわけですし、本当にもしも起きたらこうなんですよということは、やはり示すべきだというふうに思っておりますので、町長もぜひそうした町民不安解消のためにそうした立場に立っていただきたいと思っています。

 それから、介護保険制度なんですけれど、私は担当包括支援センターを初めとして、それぞれのヘルパーさんだったり、ケアマネジャーさんだったりが、日夜本当に過重負担の中で仕事をしている状況は存じ上げております。ですから、そうした方々が町民の介護の軽減のために働いてくださっていることには何ら文句言うつもりもありませんし、感謝をするんですけれど。ただ、先ほど町長の答弁にもありましたように、綾町の特別養護老人ホームが103人も待機してるという現実をどういうふうに解消していくかということになると、確かに介護保険制度3年ごとの事業ですから、きょうあすにということは難しいんですけれども、やはり福祉施設の必要性というのは増してくることはわかっていると思うんですね。でも国があえてそれをせずにいるというところに私はやっぱり大きな問題があると思っています。

 有料老人ホーム、そこに入所しても在宅扱いになるわけですけれども、その矛盾も含めてやはり公的な施設、町が運営しろと言っているわけではありませんけれども、年金で入れる施設の必要性というのはますます増してくると思っておりますので、ぜひそこあたりの検討を、町長が一時期自治体でもっておっしゃったこともありますので、ぜひ年金で入れる施設は建設を目指してほしいと思っております。

 それから、介護保険の減免の関係ですけれども、先ほど町長が条件を言われましたけれども、役場のほうでは減免の対象になる世帯といいますか人といいますかというのは把握できるものですか。申請はないんですけれども、先ほどの条件に合う人が例えば申告だったり、年金額は役場のほうにはわかるわけですけれども、それで把握できるものかどうか。後は申請主義だからということなのかどうか、そこをちょっとお答えいただきたいと思っています。

 それから、移住者の方々については、私も国からも補助があるということは知っておりますけれども、最大で6年住宅家賃を補助するということ、助成するということになっているわけですけれども、例えば新年度の予算でいくとちょっと世帯数が少し違う、これまでの。要するに家賃補助を受けていて転出してしまった方もいらっしゃるというふうに考えてよろしいんですか。

 私この制度が最初できたときに、町長の考え方だったかどうかはっきり記憶しておりませんけれども、いわゆる若い人たちに家賃補助して移住していただいて、いずれは綾町に永住していただいて、おうちをつくっていただくというのが目的の一つだったと認識しているんですけれども。当初予算では新規で5人、継続で86人とおっしゃったですので、さっきの数字はもうちょっと多かったような気がするんですけれど。そこあたりで家賃補助を受けている途中で転出してる人がいらっしゃるのか、またこれまで補助を受けた方の中で綾町に住宅を建てた人はいらっしゃるのかどうか、答弁いただきたいと思っております。

 町長のお気持ちの中には、例えば6年間の家賃補助を受けて綾町から転入していってしまう人が出たときに、まだ今4年ですからまだそこはわからない。そのことについてはどのようなお気持ちでいらっしゃるのか伺いたいと思います。

 それから、最後の住民の信頼を深めるためにというところで、町は事前に説明会を開くことでは公民館のほうには伝えていたので、その後のことについてはということでしたけれども、私のところに連絡くださった方はやっぱりそこに行って、自分も意見を言いたかったということがあったようです。町としてはやるべきことはやったというようなことだとは思うんですけれども、ぜひそういうことも起きておりますので、こういった大事な地元、その地元に特別に関連がある問題につきましては、きちんと事前に住民に知らせるように指導もしていただきたいものだと思っております。

 それから、その地域支援金というのはキューデン・エコソルから出るというふうに考えてよろしいでしょうか伺います。

 それから、広報のことですけれど、実は私この質問をきのう、ちょっと訂正していろいろ考え、私「Aya Style」のStyleは、1回でスペル思い浮かびませんでした、Styleて書くんですね。どのぐらいの世代の方がそのスペルをぱんと書けるんでしょうかね。私せめて「Aya Style」というのは、意味はわかりますよ、Styleというのは。思いはわかりますけれど、じゃせめてやっぱりカタカナぐらいにしないとね、あのスペル読めたり、書けたりできるんでしょうか。私が英語苦手だというのがあるんですけど、私きのう書こうと思ったら、そのスペルが出てこなくて電子辞書で調べたんですけれど。

 そういうものを広報にしてしまう、私も実は議会広報委員してますので、何とか変えたいとか読んでもらえるようにしたいとか、すごくよくわかります。私も変えていくことについて何も文句言うつもりはないんですけれど、あれ見て「スタイル」と読める町民どのぐらいいらっしゃるのかなという疑問がね、高いところのレベルで考えていただくと非常に難しいなと思いました。

 それから、無線の問題や字句のチェックは、かなり詰めて行っていただいてるということですので、私も議会広報の中で翌号で訂正したりもしておりますので、人間のやることに間違いがあってはならないというつもりは決してありませんけれども、改めてそこは丁寧にやってほしいなと思っております。

 それから、教育長に就学援助のことですけれども、先ほどの介護保険料と同じで就学援助の準要保護の方々の把握というものはある程度教育委員会でできるものなのかどうか、要保護はもう生活保護の方ですからあれですけど。先ほどの準要保護に該当する3つの条件でしたね──いうのは、私が今答弁をお聞きした限りでは、役場のほうと連携すればある程度つかめるのかなというふうに感じたんですけれども、そこはどうなのか伺いたいと思います。

 後それから、これも以前に伺ったんですが、以前は民生委員さんの介在が必要だったんですけれども、今綾町としてはそこはどのようにされているのかもあわせて伺います。



○議長(大隈寛君) 町長。



◎町長(前田穰君) まず第1点目の御質問、再質問でございますが、おかげさまで私どもちょっと手前みそに申し上げると恐縮なんですけども、常日ごろから綾町のまちづくりについてどのような展開をしていくかという計画に基づきながらやっておりました関係で、職員も常日ごろから施設整備充実を図りながら町政発展に向けた取り組みをしていきたい。

 私どもも、またいろいろなビジョンを示しながら、綾町の産業経済というものをどう確認しながら町民の生活と暮らしを守っていくか、こういうことから常に前向きな対応をさしていただいておったところでございます。おかげさまで先ほど申し上げますような形の中で、今回たくさんな元気臨時交付金を初めとする国庫補助事業を受けることができたということで、これも御理解いただいております議員各位のおかげでもあるわけですが、そんなことで非常に財政的な負担軽減を図ることができて、早めにまた施設整備の充実を図ることで、地域の活性化や町の発展充実、そして町民の生活、暮らしを守ることに貢献することができるんではないかと。その形の財政負担が軽減したことについてどのように運用するかということは、これまた大事なことでございます。

 ただ、私たちは、これが一過性的な大きな事業として終わることなく、やっぱり平準化した事業の展開もやっていかないと経済が回っていかないという面での公共事業というものを、ある程度平準化した形の取り組みも今後担保しておかなければならないというのが第1点でございます。

 それと同時に私たちとしては、もう本当にそういう今後の社会保障の分野において、しっかりしたやっぱり財政というものを確保しておかなきゃならない。このような思い等々もございます。ですから、御提案がありましたようなことももちろん視野に入れて検討させていただいて、そして今までどちらかと言うと景気が今回非常に好転するんじゃないかという期待感があるわけでございますが、やっぱりデフレ現象の中では町としてはかなり前向きな財政運用をさしていただきました。そうしないと、幾ら財政力が強化されたとしても町民の暮らしと成果が、生活が担保されていかなければ、それは言うならば片思い的な財政運営になってしまいますので、そんな面で今まで積極的な財政発動やってまいりましたから、ある面では将来に備えるある程度のまた財政力の強化も図りながら、この2つの分野で将来を見通しながら考えていきたい。しかし、必要な予算措置はやって、選択と集中の中での取り組みをやっていきたいと。このように考えておる次第でございます。

 なおかつ、いろいろ内容をしっかり把握いただいているようでございますが、今回の財政力の関係については、綾町においてはおおむね、この財政力に基づいて90%はいただいたと、こういうことになっておりますこともあわせて報告を申し上げたいと思います。

 それから、生活保護の世帯がふえておるという、それ実質違うんじゃないかということでありますが、この県からの資料をいただいたりして全体的な形しか私どもとしてはとらえませんが、そういう味方もあるんだなということがわかりましたので、私たちとしては本当に生活に困っていらっしゃる皆さん方を、社会全体で守っていくんだと。この生活保障の意義というものを生活保護世帯の皆さん方が、それなりのやっぱり生活ができるということを社会全体で支えるということでございますから、そういう誤解のないような形でのまた取り組みはやってやらなきゃならないと、このように考えている次第でございます。

 続きまして、ダムの安全性の関係は、もう私たちも再三これはもう綾町は津波の心配というのはございませんけれども、やっぱりこの水害、ゲリラ豪雨、さらにはダムの決壊、地震等に、これが一番懸念されるわけでございます。ですから私たちも、常にこのような会合がある際にはそのことを申し上げておるわけでございますが、先ほど報告申し上げましたような、そういう町民の不安をどうやっぱり解消するか。そういう面では県に対するしっかりしたダム管理をとっていただくということは当然強く求めていきたいと思います。

 先日津波のシミュレーションが何か発表されたということでテレビで見ました。やっぱり私たちもある面では今津波の対応というのが一番大きな取り組みとして、県も初め国も取り組んでいただいているわけですが、将来においてはやっぱりダムという形の、もし万が一の時にどのような形になるのかというシミュレーションをつくることも必要ではないかなという思いもしてございますので、そんなことも含めながらまた県のほうに強く求めてきて安全性は常にチェックをしっかりやっていただく、このようなことでお願いしたいと思っております。

 それから、待機者の関係で将来の介護施設等々の拡充についてどうかということでありますが、私ども今介護保険制度も本当に厳しい運営がなされておるということでございます。そのような面でまた、実質的に介護を施さなくてはならない方の待機者がいらっしゃるということは、本当に忍びがたいことでございますので、将来施設の拡充が地方自治体あるいは民間自体として拡充というのができるということであれば、これはもう積極的に私たちは支援をし、また積極的な取り組みをしてまいりたいと、こういう思いでございますので、そういう形の中で今後綾町にあります施設の充実強化はもとより拡充に向けても、先ほども申し上げましたとおり、次のこの計画の段階では十分視野に入れたいと、このように考えておるところでございますので、そのようなことで今後このことについては高齢化社会に向けて、国もそれなりの対応をしてくれるんじゃないかという期待もございますけれども、そのことを強く求めていきたいと思ってます。

 それから、介護保険料の関係の免除についての取り組みの中で、町としてある程度把握して、そのような対応をすべきじゃないかということでありますが、これは所得そのもの等々についての、あれはもちろん税の申告がございますから把握できますが、しかし後の試算、その他のことについては、プライバシーの問題もあって現実は把握しがたいということでございまして、そんなことも御理解いただけるとありがたい。極力そのような方がいらっしゃるということが、私どもして可能な限り把握ができますならば、このことについて決して手をこまねいているつもりではございませんので、そういう取り組みをしてまいりたいと思ってます。

 それから移住者の関係でございますが、ちょっと数字が違うということでありますが、25年の予算では90世帯でしたんですが、この2月末で新たに上げましたから、ちょっとふえたということで御理解をいただければありがたいと思ってます。

 それと、この定住化促進の場合は、定住化ということは、これはあくまでも若者が定住して次の世代を担っていただく人材を確保するということが、もろもろ申し上げましたとおり、やっぱり綾町のまちづくりの中では若者定住というのは、もうこれからさらに次の時代に命をつなぐという面でも大事な分野でございますし、持続可能な地域社会を建設するということで定住化を目的として取り組んだものでございますから、私たちはこのことをしっかり念頭に置いて、6年定住されて、そしてそれが終わったら転出されるということにならないように、またあらゆる施策を講じていきたいと、このように考えているわけでございまして、もうその中で6年間おる中で、やっぱり綾町は子育てを初めいろんな面で非常に住みよさが豊かだと、こう言われるように。

 そして教育分野についても、綾で子供を立派に成長させたい、そういう思いが募るような総合的な取り組みの中で頑張っていきたいと思っておるわけでございます。

 それから、尾立の関係については、私たちとしては事前に十分時間をとってやったつもりですが、今後やっぱり館長さんの忙しさもやっぱり念頭に置きながら対応しなければならなかったのかなという反省はいたしておりますが、今後このようなことに2度とならないように事前に連絡の確認をしておかなきゃいかんのかなと思っているところでございます。そのようなことを2度と繰り返さないように取り組んでまいりたいと思ってます、もろもろのこと。やっぱり信頼を深めるということは、一つ一つの取り組みが重要でございます。

 それから地域支援金についてはまだ、額は決まってないわけでございますけれども、一応キューデン・エコソルのほうで対応するということで、金額については今後地元とも打ち合わせをしてまいりたいと思います。

 それから月報の関係は、おっしゃいますように私も所管課を初め担当者の前向きな対応を評価して、国際化になってきたということで、そしてまた新たなイメージをつくるという面で、Aya Styleということについては私としては了解をしたわけでございますが、また今の意見を参考にしながらちょっと修正をかけるところができますならば、おっしゃいます意見も、私も英語には弱いわけでありますから、そういう面で町民の皆様方に理解を深めるまた広報紙にしたいと思っている次第でございます。

 それから、TPP問題がちょっと抜けたわけですが、これは先ほども答弁申し上げますように、綾町の基幹産業を揺るがす問題でありますことは言うまでもございませんので、あらゆる機会を通じて私もまた上京した際にはそのようなことで、あるいはまた農協ともタイアップしながら関係町民と一体となって、この反対問題については強く求めていきたいと。そして本当の意味で、この基幹産業の農業に影響のない方向というものを見出さない限り、私たちは断固反対ということは貫きたいと思っておる次第でございます。

 以上であります。



○議長(大隈寛君) 教育長。



◎教育長(玉田清人君) 所得制限につきましては、特別支援教育のほうの就学援助につきましては、国に準じまして、例えば生活保護基準の1.5未満とかいうのがありましてそれに準じておりますけども、この要保護世帯の対象につきましては、綾町の場合は適用は全然ございません。うたっておりません。

 それから、この準要保護の要件ということ先ほど申しましたけども、これ課税証明等出してもらいますので、私たちが勝手に非課税世帯なのかどうかということを調査はできません。本人の同意を得ながらやりますので、役場で把握するのはなかなか難しいんじゃないかなというふうには思っておるところでございます。

 それから、民生委員の方の意見ということでございますけども、これはここにあるんですが2005年の3月31日に国庫補助金が廃止された際に、就学援助の認定に際して民生委員の関与規定が削除されたということになっておりますので、今現在は民生委員の方の所見につきましては徴収はいたしておりません。

 以上でございます。



◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。



○議長(大隈寛君) 橋本議員、答弁漏れですか。橋本議員。



◆議員(橋本由里君) 済みません、教育長のほう先にさせていただいて。綾町の就学援助金の交付要綱の中に附則として「この要綱の実施に必要な要領を別途定める」と出ているんですけれども、もし要領がございましたら一部提出をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それから、町長が先ほど大型補正の関係で一過性に公共事業がいっぱいふえて急になくならないようにというのは、町長のお立場だろうなというふうには理解いたしました。ただ、これだけの大規模なものですから、やはり町民が直接浮いた分についてハード面だけというふうに限定されているわけでもありませんので、ぜひソフト面での対応を検討してほしいと思っております。

 それと、1回目の最初の答弁で、「予定額を上回った場合」という発言がございましたけれども、可能性としてはあると見といてよろしいでしょうか、綾町にこれ以上の。21億9,000万を超える場合も可能性としてはあるというふうなこと。町長が何かもし予定額を上回れば、町単独事業のほうに回したいと答弁されたと思うんですけれども、その点について確認したいと思っています。

 ダムの問題は、私も町民の方から話があるたびに町長が答弁されたことについては伝えてきておりますけれども、何しろ行ってみたいという転入してこられた方が、綾町のダムを回ってみたいという声もいただいているんですけれども、通行どめの関係もありましてなかなか私も、ここ数年ダムのほうには行ってみていないんですけども、非常に関心のある問題ですので、引き続き県との協議を進めてほしいのと、今の検証が終わり次第きちんと説明を求めて広報してほしいという要望を申し上げて、質問を終わります。



○議長(大隈寛君) 町長。



◎町長(前田穰君) まずダムの関係から先に申し上げますが、これはもう本当に私ども一番懸念するのはこのことでございますから、引き続き強く要望し、安全性を常に担保できるように情報も流しながら、そしてまた結果が出ましたことはしっかり報告をさせていただきたいと思っております。また、それを求めていきたいと、このように思っています。

 それと最初にありました、私が申し上げましたのは今のところやっぱり厳格な補助金なり元気臨時交付金の額を算定してますから、これがふえてきた場合はもちろん基金に積んで、そしてその分がふえた分については、しっかりまた25年度補正の中でそれを生かしていけるような形をとりたいと、こういうふうに考えておりますので、またもちろん議会に図るわけでありますが、いずれにいたしましてもそういう面での、まだ若干ふえてくるような思いもするんですけど、しかし議会に報告を申し上げるのはやっぱりかたい数字を申し上げるということが我々の使命でもあると思いもありますので、そんなふうに御理解いただくとありがたいと思っております。

 以上であります。



○議長(大隈寛君) 教育長。



◎教育長(玉田清人君) この附則のところ、「この要綱の実施に関し、必要な要領を別に定める」ということをうたってありますけども、必要な要領というのは別に定めてないというようなことでございますので、御理解をお願いします。



○議長(大隈寛君) 橋本議員の一般質問を終わります。

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○議長(大隈寛君) ここで暫時休憩をいたします。なお、午後からは1時半から行います。

(休憩午前11時37分)

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(再開午後1時27分)



○議長(大隈寛君) それでは、休憩前に引き続き午後の会議を開きます。

 相星議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(相星義廣君) 議長。相星。



○議長(大隈寛君) 相星議員。



◆議員(相星義廣君) お疲れさまです。それでは、通告に従い質問をいたします。

 初めに、手づくりほんものセンターについてであります。最近宮崎市内を初め各地に直売所が多くできている。本町では去年7月にユネスコエコパークの登録決定や花のまちづくり国際コンクールで5つ星受賞など、県内外で大きく評価されております。現在手づくりほんものセンターの利用客が減少し、販売額も減少していると聞きます。最近の利用者数はどのぐらいあるのか伺います。

 また、国富町嵐田にJA宮崎中央直売所が建設され、直売面積はほんものセンターの売り場の2倍以上の広さがあり、生産農家も多くの種類の品物が出品されると思われます。場所は県道南俣宮崎線で、この道路は宮崎市内から綾町に来る主な基幹道路沿いにあり、本町の手づくりほんものセンターへの影響が考えられるが、その対応策は考えておられるか伺います。

 次に、通学路の安全対策についてですが、昨年の6月定例議会の質問の時点では通学路の安全マークは作成しているとのことで、その中で18カ所の危険箇所があるとのことであります。

 去年の4月京都府で発生した登下校中の児童などが死傷する事故が連続して発生したことを受けて、文部科学省や国土交通省及び警察庁が連携して、全国の公立小学校及び公立特別支援学校小学部の通学路について、交通安全の確保に向けた緊急合同点検で対策箇所を公表し、全国で7万4,483カ所、宮崎県で855カ所がある。本町では、現在何カ所の危険箇所があるのか。

 今回平成24年度補正予算並びに平成25年度予算に防災・安全交付金が新たに計上された。この交付金は、社会のインフラの総点検、維持補修に使えるが、通学路の安全対策にも使えるとのことである。本町の通学路安全対策に導入できないか伺います。

 以上で壇上からの質問といたします。



○議長(大隈寛君) 関連質問の希望はありませんか。

(なし)



○議長(大隈寛君) それでは、当局の答弁を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) それでは、相星議員さんの一般質問に対する御答弁申し上げます。

 まず、手づくりほんものセンターの関係でございますが、ここ3年間の状況を比較しますと、平成21年度約3億3,600万円でありました。平成22年度は5.4%減の約3億1,800万円、23年度では0.9%減の3億1,500万円となっています。平成24年度は前半の4月から7月の期間は前年比を上回っておりましたが、8月から前年比を割りまして、特に10月が86.4と落ち込んでおります。これは前年から比較すると一つの要因はつり橋が昨年度はオープンした関係で、ごっとふえたこととの比較がありますから、極端に落ちたんじゃないかという思いがしますけど、いずれにしても落ち込んでおります。

 その影響もありまして、累計売り上げで1月末では前年対比96.9で推移しておりますが、先日2月末の状況を報告をいただきました。これからすると2月末では97.1%、若干上がっているようでございます。この出荷数等につきましても平成21年度は336名、平成22年は318名、平成23年度は343名と、これは大体出荷者数についてはほぼ横ばいの状況であります。

 ちなみに先日雛山まつりがありましたことについて、せっかくですから報告を申し上げますが、売り上げでは前回対比しましては102%、若干伸びてございます。客数は天気もよかった面もあるんでしょうけど、非常に多くて112.6%、この面ではお客さんはふえております。

 それから、1人当たりの客単価で上がっておりますが、この全体的に見たとき、今度は雛山まつりじゃなくて全体的に見たとき、客数が若干減っているんです。ただ客単価は上がっていると、こういう状況でございますので、今後は利用者の増加をどう図っていくかということが非常に大事でありますし、今言われますように国富町に今回建設中でありますが、直売所がJAのができるということで、そのような影響を受けるということで心配もいたしております。

 ただ、ほんものセンターを利用する人は、言われますように南俣宮崎線を使って来られる方がかなり多いんではないかと思いますので、そういう面では影響は出てくるんじゃないかということで心配はいたしております。

 私たちとしてはこれはもう、今までもそういうものはいっぱいできてきているわけでございまして、今回は特に隣の町の国富町でありますから、かなり影響は出るんじゃないかと心配してますが、我々として24年度はほんものセンターの駐車場とか周辺の整備を行って、買い物客のみなさんが雨のときにも快適な利用がしやすい形もつくらせていただいたわけでございます。

 それから、もう1つは、2月1日から宮崎交通のワンコインパスが今回エリアを拡大してくれました。これは500円で往復できるということで、宮崎市からの皆さん方も多く来ていただけるようなことになっていくんではないかということで期待をいたしておるところでございます。

 そして、ほんものセンター、綾町の商店街飲食店等使える特典も付加した上で、500円ワンコインパスを利用して、そういう面での魅力を特典としてつくっていかなきゃいかんなと、そういう付加価値が、この面での利用者がふえるような付加価値をつけるような特典を出せるようなものを何か考えていきたい、いかなきゃいかんと。

 それと今、宮崎交通との連携をしっかり取りながら、綾町に気軽に来れる体制もとって、そういう面で集客に向けての商品開発に取り組んでいけるように、何とかこれはまた商工振興会とも連携をとりながらやっていきたいと、このように考えています。

 何と言っても私は、基本的には綾町の安全・安心の有機農業のブランドを特徴をしっかり発揮していくと。こういう形の中でグレードアップを図ることが重要であると。そういうことで、綾町の独自性を高める取り組みを強化していくことが肝要であると思っておりますので、いろんな面での集客の企画もしなきゃなりませんけど、今の姿勢を内容を高めていくということで、このブランドを高めるということと綾町のいろんなイベントとの連携をとることによって、独自性を発揮していくことが大事じゃないかなと、このように考えております。

 そんなことを考えながら、今後私たちもやっぱり鮮度がいいということと、安全だということと、もう一つはやっぱりいろんなイベントのときにしっかりその辺が取り扱い利用ができる関係、そしてもう一つは品ぞろえを年間を通してさっとやっていけるような形をやっていかなきゃいかんと。そういう面で総合的にみんなの力を借りて取り組んでまいりたいと、このように考えております。

 それから、危険箇所等についてのカーブミラーやガードパイプの設置の改善でありますので、これはもう25年度交通安全事業の維持費で改善を努めてまいりたいと思ってます。また、追加補正予算におきましても、通学路の歩道の整備といたしまして、先ほどもちょっと説明申し上げましたが、都市再生整備事業の1路線、これは南俣三本松線、三本松橋から古屋集落の3差路までの舗装と歩道の整備をやりたいということでございます。

 それから、社会資本整備総合交付金事業で3路線、これ6,500万円見込んでいるんですが、桑下線、綾ふれあい館、あっこも非常に狭隘を感じてますから、そういう面での整備をしたいと。

 それから、横町栄町線、疋田商店から小学校を結ぶ路線、そこら辺を子供たちが安全で通学できるような形をとりたい。新規事業で岩下通線、錦原小田爪線と交差点との歩道設置、以上のような路線を今回補正で計上させていただいております。子供たちの安全確保というのはもとより大事でございますから、そういう危険箇所については積極的に改善努力をしてまいりたいと、このように考えております。

 以上で、後は教育長が答弁すると思いますので、よろしくお願いします。



○議長(大隈寛君) 教育長。



◎教育長(玉田清人君) 通学路の安全対策についてお答えをしたいというふうに思っております。

 登下校中の安全確保を図るために、平成24年度にまず6月に学校教育委員会の2者で点検を行いまして、その結果緊急性の高い危険箇所の一部改善を行ったところでございます。その後、危険箇所の見直しを行いまして、8月には警察、道路管理者、教育委員会、学校職員と合同で通学路の危険箇所点検を行ったところでございます。

 その結果、カーブミラーやガードパイプの設置などの改善が必要と思われるところが16カ所、また注意喚起が必要なところ、2カ所の合計18カ所ということで、6月議会のときには答弁をしたところでございます。

 そのうちに県道部分が3カ所ありまして、これにつきましては県に改善の要望をいたしておりまして、1カ所は既にもう一部対応済みでございます。

 また、町道につきましては対応済みのものが1カ所、残りの12カ所につきましては緊急性の高いものに関しまして速やかに対応して、そのほかにつきましても危険性、重要性を十分考慮しながら、計画的に対応してまいりたいというふうに考えておるところでございます。

 教育委員会といたしましても、通学時の子供たちの安全を確保するために関係機関と連携して、通学路の安全点検を定期的に行うとともに、改善に努めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(大隈寛君) 再質問ありますか。



◆議員(相星義廣君) 議長。相星。



○議長(大隈寛君) 相星議員。



◆議員(相星義廣君) それでは、再質問させていただきます。

 手づくりほんものセンターは、本町の農産物や加工品など多くのものを販売する拠点として、駐車場の新しくリニューアル整備をされて、町内や町外から多くの消費者が利用する場所であり、土曜日や日曜日、また照葉樹林マラソンや綾競馬等、また先ほど町長も言われましたけども、雛山等では今年度は多くの人が来ていただいてにぎわったとこでありますけども、そういうイベントをこれから先、新しいイベントを、綾らしいイベントを企画していただいて、そういういろんな方が来ていただくようにイベント取り組み活性化を図るべきではないかと思っております。

 それと通学路の安全対策でありますけども、6カ所は対応しているということで後12カ所ということでありますけども、去年の11月28日には宮崎県えびの市で下校中の児童3人が軽トラックにはねられ重症を負うという事故が発生し、ことしの2月20日には岩手県で普通乗用車と軽トラックの出会い頭に衝突、はずみで乗用車が歩道を歩いていた集団登校中の小学生の列に突っ込み、小学生が打撲軽傷ということであります。2月25日には菊池市で歩道を集団登校していた児童3人がはねられ、重軽傷を負った事故が発生。被害者の通う小学校校長は、「一番安全な通学路だと思った。想定外の事故にショックを受けた」とあります。どこの校区にも100%安全と言える箇所はないと思っております。だからこそ安全な通学路確保に努め、早急に対応していただくよう伺います。



○議長(大隈寛君) 町長。



◎町長(前田穰君) 手づくりほんものセンターについては、的確なイベントを開催すべきということでございます。まさにそのとおりだと思っておりますが、問題は綾に来るお客さんをまた一方では、どうやっぱりほんものセンターに誘導するかということも非常に大事でありまして、例えばの話ですが、てるはドームには年間利用者だけでも11万以上の皆さん方がおいでになる。そういう皆さん方をこのほんものセンターにつなぎ、綾ふれあい館につなぐという形で今路線整備等を今回やらせていただくということで、そのような形の計画もしておるわけですが。そして周遊できるような形でのまた買い物をしていただく。

 それからもうイベント等々も今度は酒泉の杜との連携もとりながら、やっぱりそういう面での、またこのバスの運行等も図りながら、いずれにいたしましてもそこにシフトできる関係をつなげようと。

 それともう一つは、やっぱり商品構成をもう切らすことのない形で展開するというのが大事でありますから、出荷者の皆さん方と連携をとって、そういう方向づけをすべきじゃないかなと。こういうことの努力をしっかりやりながら的確なまたイベント、そして独自のほんものセンターとしてのイベント等も商工振興会とほんものセンターとして、そういう企画もどんどんやっていただきますように、また私たちもしっかり、一緒になってやらしていただくと、そういう方向づけを強化したいと、このように思ってますから、よろしくお願いしたいと思います。

 それから、安全対策は、もう言うまでもございませんがパーフェクトということはないでしょうけど、しかしリスクを最大限に取り払うということは、もう私たちの大きな役割でありますから、このことについてはまさに予算を惜しまないつもりで取り組んでまいりたいと、このように思ってますので、また心配される路線等があったならば遠慮なく申しつけていただきまして、改善すべきことは速やかにやっていきたい。特に私は小田爪橋についても、今話がありますとおり先日、入船議員からも話がありましたが、あそこが一番危険区域ですから、今度大型補正で一番上にのせてもらおうと思っておりましたけど、まだ先ほどありましたようにどんな形の改修を国に申請するかという段階なもんですから。

 本来でありますならば、あっこは本当に危険。ただ今回歩道路線というかあれはちょっと緊急にやったようであります。しかし、あれでは完全ではありません。ただ歩道を渡るためのラインを引いたちゅうだけでありますから。そこ辺をやっぱり県もしっかりそこ辺の対応をしていただくということで、特に県道がかなりあるわけでありますから、そのことを県に強く求めたいと、こう思っております。



◆議員(相星義廣君) 議長。相星。



○議長(大隈寛君) 相星議員、答弁漏れですか。相星議員。



◆議員(相星義廣君) 最後ですけども、安全対策ですけども、対策必要箇所及び対策内容等をホームページに掲示されていると思いますけども、ホームページが見られない人にも周知していく必要があるんじゃないかと思います。その対応を検討していただきたいと思います。

 以上です。



○議長(大隈寛君) 相星議員の一般質問を終わります。

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○議長(大隈寛君) 次に、日高幸一議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(日高幸一君) 議長。日高。



○議長(大隈寛君) 日高幸一議員。



◆議員(日高幸一君) 初めに、綾町の財政について伺います。

 平成23年度の決算概要から今年度平成25年度はどのような予算施策方針であるのでしょうか。昨年は町政施行80周年を迎え話題の多い年でありましたが、平成24年度の予算の構成からして、新規事業として18もの事業に取り組んだ年でありました。何と言ってもユネスコエコパーク登録というお金にはかえられない国際的に認められたことは、綾町はもちろんのこと宮崎、そして日本にとっても大きな出来事でありました。

 これまでの綾町のソフト事業、またハード事業、そして自然と一体となった町民参画が評価されたと思います。それはそれで綾町民にとって大変うれしいことではあるのですけれども、しかし一人一人の暮らしは一向に日差しが見えず、日々深刻な状態であります。個人所得と出費は相反するものがあり、ますますゆとりからの生活から遠ざかるばかりであります。

 借金返済のために、また借金を繰り返す中小企業会社においては、ごく当たり前のように行われています。そこで綾町財政を考えるに当たって、平成23年度決算町債は約6億円の借り入れでありました。臨時財政対策債は別として、借りたものは必ず償還しなければなりません。交付税措置の安心感、そして償還期間の次世代のツケを考えると、本当に慎重にならざるを得ないわけであります。

 地方交付税の国の財源不足から来る臨時財政対策債、何と国債50兆円に膨れていると報じられています。各自治体足りない分を国が補填するのが地方交付税の原点であったかと思います。ハード事業としてことしは、中学校の改築を控え、綾町にとって大きな出費事業でありましたが、今回ありがたいことに地方単独の建設事業の8割を交付という地域の元気臨時交付金はまさに地域に元気を与える交付金であり、有効に活用したいものであります。

 この交付金も、平成24年、25年と予算を一体とした2年から3年の予算、経済対策を図ろうとする趣旨から2年後に備えた施策だと思いますが、改めて平成25年度の予算施策方針を伺います。

 2番目としまして、綾町の産業観光について伺います。綾町は県内市町村に先駆け平成19年3月に景観行政団体になり、そして綾町全域が景観計画区域となりました。宮崎県の景観形成基本方針の将来像として、自然と人々の生活が融合した美しい宮崎の創造でありました。

 綾町の将来都市像も「自然とともに生き、人とともに生きるまち」を掲げ、第5次綾町総合長期計画から既に6次長期計画に入っています。その後綾町の景観についてはどうであろうか。アンケートによりますと、その当時町並みや町の美しさは関心度が高く、8割を超える人が綾町の景観に対してよいという結果が出ているのですが。

 しかし、その中でさらに深めますと個別に見た場合の評価は、やはり中心部の町並み景観、公共施設の周辺の景観などの評価が大変低くなっていて、それは平成19年の調査であります。その後5年が過ぎました。どう町並みは変わったのでしょうか。残念ながら空き店舗の改善策はなかなか難しいのですが、一方で年々明らかに美しい町並みを望んで、町民参画が大きくなってきたと思うのですが、状況をお伺いします。

 2つ目としまして、ユネスコエコパークに登録されて半年が過ぎましたが、予想以上に反響が大きいのではないでしょうか。自然との共生を柱としたまちづくりということで、各県からの訪問も多いかと思いますが、森あっての人間という多様な生き物を育て、そして豊かな水を供給してくれるという事実、この事実を忘れたときどうなるか。これはどこでも通じることで、綾町に限って言えることではありません。百年の大計とも言える長期的なこの取り組み、綾の照葉樹林復元計画の成否は、ひとえに住民の力にかかっていて、官民一体で取り組むべきことを柱に、しかし、まだまだ綾町は懐の多い町ですから、町民一人一人がそのことに気づき協調することは大切ではないかと思いますが、町長の見解を伺います。

 3番目の質問としまして、ワンコインパス券が綾町までエリア拡大されたということであります。平成2年の酒泉の杜オープン等による一連の観光拠点の形成によって増加傾向にあったが平成9年をピークに減少気味であります。各種イベントを通して官民一体となった産業観光の創出が認められるところであります。

 年間通して多彩なイベントを開催し、観光PRに努めてきて、綾町の産業観光の今後の課題は、通過型観光から滞在型観光への促進にあると言われてきました。メニューに沿ったそれを実現する施設も整備されていると思いますが、さらに充実させ産業観光の振興に、そして観光客が楽しむスタイルを構築することが大切であると言われていて、このたびのワンコインパスエリア拡大は「ようこそ綾町」への客への本当にありがたいサービスであります。

 エリア拡大されてまだ1カ月が過ぎたばかりですから、まだまだ知られていないとは思いますが、パンフレット等宣伝はもちろんですが、グリーンツーリズムの振興にも大変ありがたいのではないでしょうか。このワンコインパスエリア拡大で何か対策がありましたらお伺いします。

 2番目の質問としまして、綾中学校の教育目標について伺います。平成19年だったでしょうか、綾中学校の目指す生徒像として、「みずから学び、明るく、たくましく、知徳体の調和のとれた人間性豊かな生徒の育成」ということで、綾中学校の今から6年前に掲げた教育目標でありました。そして、あのゆとりの教育からの脱却の時期でもありました。

 その当時は、年々理数離れ、読書離れがひどく、このままでは国を滅ぼすとまで言われましたが、現在はどうなのでしょうか。綾中学校におきましては随分学力も上がり、特に数学などは県レベルでも上位のほうと伺っています。数年前からの学力向上総合支援事業などの積み重ねが評価されているのでしょうか。

 また、最近での綾中の学びの共同体などは注目を集める授業改革ではないでしょうか。対話と共働を基調にした授業スタイルであろうかと思いますが、特に今の時代これが必要かと思います。一日誰とも話さなくても生活ができる、何もしなくても別に勉強強制されない。それは家でも学校でも完全に無気力と言えます。これは子供が悪いのではなく、大人社会がつくったものだと思います。全国で実践されつつあるこの学びの共同体、授業改革が一日でも早く効果としてあらわれることを願いますが、改めて調和のとれた綾町の生徒像って何でしょうか、三役にお伺いします。

 2番目に、学校PTA、教育委員会との情報交換はどのようなことがなされていますかお伺いします。ここのところいじめ、そして体罰など毎日のように注目して新聞等に取り上げられています。1人の中学生、高校生、誰に相談することなく悩んだ末、みずから死を選んでしまう。言葉の暴力であっても十分に体罰に等しいことと判断できるのではないでしょうか。

 また、いじめであっても必ずそこには原因があります。徹底して話し合い原因を見つけ、その原因を直すのが指導であり教育のはずです。表面化した事件だけを対象にするのではなく、最小限小さなことでも、大きくなる前に問題視して潰していくことが大切ではないかと思います。そのためには1人の情報だけでは絶対に把握できないことだと思います。各組織、学校・PTA・教育委員会との情報交換など必要かと思いますが、どのようなことが現在行われているのでしょうか、教育長にお伺いします。

 3番目の質問としまして、その体罰のことでお伺いします。学校での体罰が全国でも問題になっていますが、綾の場合現在現状をお伺いします。今なお体罰を肯定する声が少なからず存在することであります。今こそ真の体育教育を新たに構築し、真のスポーツ理解を推し進める大きなチャンスのときだと思いますが、町長、教育長に見解を伺います。

 4番目に学力テストに関して伺います。4月に全国学力テストが実施されますが、現在学校間の成績順位の公表には賛成できない、または公表すべきだという市町村それぞれであります。そこにはどのような意味があるのでしょうか。上位があれば下位も公表されるわけで、それだけが学校の全てを評価されるものではないことだけは言えると思います。生徒一人一人の個性があるように、オンリーワンは子供たちだけに向けられた言葉ではなく、学校にも特色ある学びの学校でいいのではと思います。

 そこで成績順位だけで学校を評価されがちな順位公表をどのような見解をお持ちでしょうか。町長にお伺いします。

 5番目としまして、綾中柔道部のブラジルへの遠征についてお伺いします。顧問の丸山先生を中心に綾中柔道部は県大会等ですばらしい成績をなし遂げています。数年前に丸山先生と柔道指導受けるために、綾町への転入学生、共同生活しながら勉強、そして部活動を頑張っている子供たち、町なかでの挨拶も大変明るく気持ちのよいものがあります。

 綾町の代表として大会に出場し、大活躍で優勝にもかかわらず、もう一つ町内での盛り上がりに欠けるのではと、町民の声であります。そして今回のブラジル遠征ということで、疑問視されるのは、ある意味では理解できますが、改めて綾町柔道部のブラジルまで遠征に行かれるという国際交流事業の趣旨をお伺いします。

 その他としまして、初めに、日向夏みかん綾夏ちゃん、初年度1回目早々完売で好評でありましたが、2年目は2倍の製造数ということで勢いはよかったのですが、聞くところによると缶ジュースがかなり売れ残っていると聞いております。今はシーズンオフですから販売力低下は理解できますが、賞味期限もあります。ことしの計画、そして対策を伺います。

 次に、その他の2番目としまして、ガラス工芸家黒木国昭さんの台湾での個展について伺います。台湾は半世紀にわたり日本の統治時代でもあった中華民国、台湾、過去の歴史から日本語を話せる人も多く、今回の歴史からの訪問団の方々も、今回の綾町からの訪問団の方々も一定の好印象を受けられたのではないかと思います。そこで今回の訪問の目的として、一方ではやはり町益としてのねらいも当然要求されることだと思いますが、今後綾町と台湾、どのような結びつきが考えられるのでしょうか、報告を伺います。

 以上、壇上からの質問とします。



○議長(大隈寛君) 関連質問の希望はございませんか。

(なし)



○議長(大隈寛君) それでは、当局の答弁を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) それでは、日高議員さんの一般質問に対する答弁を申し上げます。

 まず財政の関係と予算方針との関係でございますが、これはもう既に今回25年度予算については方針も明確にいたし、施策の内容についても提案理由の中で説明申し上げましたので、若干ダブる面もあると思いますからできるだけ簡単に申し上げますが、私はいつも申し上げてますように、町民あっての行政ということをしっかり踏まえなきゃならない。そういう中で、一番の役割は何かと行政の役割は、それは町民の暮らしと生活を守りながら町政発展を講じていくことであると、このように考えております。

 そういう面ともう一つは、何と言っても一番大事なことは、町民の暮らしと生活を守る中で、町民の皆さん方の一番の収入を確保するという面で、地域の経済力をどう高めるか。このことが非常に大事であります。

 しかし残念ながらデフレ現象の中で、ここ当分景気が非常に厳しゅうございました。そういう中で私は客観的な情勢判断をしながら、今我々がなすべきことは何か。それはやっぱり積極的な財政出動を我々がやらなかったら町民の暮らしと生活はなお厳しくなるし、またなお一層状況としては本当の意味での景気、このデフレ現象を少しでも改善することにはつながらない。そして町民の収入が、この産業がまた停滞するようなことになってはならない。特に農業についても、そしてまた建築業についても、全ての面でそういう面での気配り、そしてまた取り組みの施策を、そういう形の中での財政というものをどういう方向で我々弾力的な運用をするか。そういう考え方に基づいて私は、予算方針を決め、そして施策を講じておるつもりでございます。

 そのようなことで今回幸いにいたしまして、国がある面では大型補正を組んでくれたというのは、まさに一番私たちは今まで積極的に地方財政の厳しい中で取り組んでまいりましたけども、今回国がああいう形をやってくれたということは、この機会にある面では、先ほども答弁しましたように財政基盤というのを今度は逆にしっかり強化していく時代になってくるんではないかなと、そういう形で先ほど申し上げますような弾力的な運営を図っていくということが、これは最も大事でございます。

 ですから、私はいつも申し上げてますが、健全財政というのは担保しながら弾力的な財政運営を図るという面で、それと同時に選択と集中の予算配分を図っていくことがどうしても大事だと、このように考えているわけでございます。ですから先ほども申し上げましたが、町民の経済状況が厳しいときには、積極的な財政運営を図りつつ、経済の動向が好転して民間の活力がある程度生まれてきたら財政の引き締めを図ると、その時点、時点の動向を見て判断をしながら財政運営を図っていくと。これが私の財政運営の基本でございますから、そのことをしっかり捉えていただくと、こういうことで今後、私はそのような面での予算方針なり、そしていろんな施策をやってまいりたい。

 しかし、我々の役割は一番弱いのは、いつも言われておりますように、地方は非常にこの経済産業基盤が弱いということです。これをどうやって高めていくかということは、末端自治体として大きな役割と責任があると。しかし、これは国県とあいマッチしなければできませんので、そういう面で今回、幸い大型補正をいただきましたから、これをうまく活用しながら地域の産業経済基盤をこの際しっかり構築をするという面でいろんなことを提案させていただいたわけでございますから、健全財政の指標についてはいつも決算で報告申し上げておりますから、これをごらんをいたきたいと、このように考えている次第でございます。

 それから、景観条例に沿ったまちづくりの状況でございますが、これは綾町は58年に制定した綾町憲章に基づき、照葉樹林都市・綾を基調として、自然と調和した豊かで活力に満ちた教育文化都市を基本理念として、まちづくりを推進してまいりました。このことは先人先達の皆様の長年の知恵と努力によって、現在綾ブランドを確立してきておるところでもございます。

 これまでの景観に配慮したまちづくりにより、昨年7月にユネスコエコパークの認定を受け、10月には花のまちづくり国際コンクールの最高の5つ星も受賞いただき、またNPO法人の日本で最も美しい村連合に加盟しており、エコパークにつきましては認定までの準備や今後の取り組みなど、官民一体の取り組み、また花のまち国際コンクールにつきましても、受賞式に参加された16名の方によるコンクールの準備、または今後の取り組みを行っているところでもあります。

 また、日本で最も美しい村連合の加盟により、役場の若い職員による自主研修会の立ち上げも行い、景観に配慮したまちづくりの話し合いが進めているところでありまして、このような景観のまちづくり活動団体がふえつつありまして、まさに官民一体としたまちづくりが進められているところでもあると思っております。

 以上のような取り組みの評価を受けまして、宮崎県が主催といたしまして、今回全県の市町村を対象いたしまして、平成24年度みやざき景観まちづくりシンポジウムin綾を今月の23日に開催をする運びにもなっておりますから、ぜひ参加をいただきたいと思ってます。

 内容につきましては、県内6団体の活動団体の事例発表があり、綾町からは綾町のまちづくりの取り組みについて、谷口みゆきさんが発表されます。午後からは基調講演として造園家であります涌井史郎さんが、「人と自然・人と人が織りなす地域の景観」について講演されることになっております。

 またパネルディスカッションでは、景観づくりと地域づくり、景観は住民の心を映す鏡として、意見が交じわされるわけでございます。

 講演されます涌井史郎さんをちょっと紹介させていただきますが、この方は造園家で、環境景観のまちづくりの専門家として現在日曜日の朝8時から関口宏さんが司会されている「サンデーモーニング」に出演されております。全国的に有名な方であります。

 また、第2部のパネルディスカッションとしては、綾町照葉樹林文化推進専門監の河野耕三専門監もパネリストとして参加され、詳しい案内につきましては今後チラシ等を配布いたしますので、それをごらんをいただきたまして多くの方に参加をお願いしてまいりたいと思います。

 これらの豊かな自然景観の共生と充実を図る目的として、綾町照葉樹林景観条例を定めております。景観条例により良好な景観への影響を及ぼす行為といたしまして、建築物と工作物等のデザインの色彩や開発行為の制限を定めるところでもございます。良好な景観を壊さないように、今後、町民の方や関係機関の景観条例の目的の周知徹底を行い、御理解をいただくように努めてまいりたいと思っているわけでございます。

 今後の大きな取り組みといたしましては、中心市街地の県道宮崎須木線の無電柱化の推進をしていきたいと思っております。

 また、今後の景観のまちづくりの充実を図るために、景観の専門監、景観文化推進アドバイザー等も招聘をしたいなと思っております。

 なお、今回の6号補正といたしまして要望がありました、先ほども指摘をされましたけれども、公園施設整備等の県が行う地域用水環境整備事業の浦ノ田用水路、これは杢道にいくところでございますが、これも私たちとしては長年の懸案で今回の大型補正で何とか整備はいただけるということでございます。麓公園とか古屋公園とかあるいは入野橋のあの跡地等も今回整備をしていきたいと思っております。全町公園化の促進を図ることによって、この景観条例に沿ったまちづくりができていくんではないかと、このように考えておりますので、私たちとしてはいろいろ指摘もされますけれども、精いっぱいやれることは一つ一つ全力で取り組んでおることも御理解をいただきたいと思っている次第でございます。

 そのことが一つのまた背景として、先ほども御質問がありましたとおり、このユネスコエコパークに登録されたということは、その辺の背景があることは言うまでもございません。

 そして、半年が経過したわけでありますが、これについても御答弁申し上げますが、国内外の研究者や自治体による視察、環境を専門とした大学の研修、今回からのまちづくりの問い合わせなどがあり、また民間団体、メディアなどがエコパークに非常に高い関心を持っておられまして、その視察取材、県外での講演、シンポジウムなどの出席などの対応に終日、河野専門監は相当数をひっきりなしに、この担当者として多忙な日々を送られているというところでございます。

 これらのことを通じ、これらの綾町の新たな展開とエコパークの運営に非常に大きな期待と注目が集まっていることも事実でございますし、また強くそれを実感いたしているところでもございます。

 この現状の体制では受け入れに無理が生じるために、次年度はユネスコエコパーク推進室を設置して、国内からの紹介等に対応できる受け入れ体制の整備を図っていきたいと思っている次第でございます。

 また、今後の予定としては、平成26年度中にはエコパークの基本方針を策定する予定といたしておるところでもございます。そのため次年度は持続可能な運営の基礎や基本方針策定に必要なデータを収集し、これまでのまちづくりの検証、人材育成方法、国と連携したユネスコエコパークの運営方法、循環型社会の新たな創出、景観に配慮した美しいまちづくりの推進、有機農産物のボトムアップ、エコツーリズムの検討などを行っていく予定といたしております。御案内のとおり現在は世界で117カ国、610の地域がエコパークの登録を受けておりまして、今後その地域で綾町でも十分生かせる取り組み等がありましたら先進地研修等も考えていきたいと思っているわけでございます。

 また、事務局以外の組織体制としては、昨年11月に大学教授など専門家が事業の検討などを行う専門委員会を発足させていただいておりますが、これ以外にもユネスコエコパークの組織体制の基準として、町民の方々や学識経験者や教育機関等が幅広く参画していることが条件となっていることから、地域住民も参加する綾ユネスコエコパークのまちづくり協議会や全体の管理を行う綾ユネスコエコパーク地域連絡協議会の設置も進めていきたいと思います。

 綾ならではの連携方式で、産学官民が一体となって知恵や工夫を加えながら、綾町ならではのこだわり抜いたビジョンを形成していくことこそが、そして綾町ならではの本物を徹底追求し、綾町を訪れた方が満足できるような取り組みの展開を図ることで、綾町のまちづくりが世界の先駆的なモデルになることを目指していく所存でございまして、そういう面で景観についてもそうですが、こういうエコパークの取り組み等々についても、まさに町民との協働の力を発揮して、今後モデル的な町村として確立してまいりたいと、こういう決意を持っているところでもございます。

 それから、ワンコインパスの関係でございますが、これはここまで私たちは何とかエリアを拡大できたということを一つは御理解いただき、評価もいただきたいと思っております。

 後は商工会とどうタイアップしながら、このワンコインパスをいかに利活用するか、そしてこれを生かすかと、これを私たち行政も考えますけども、商工会としてもしっかりそこ辺は考えていただかなきゃならない。全てメニューまで我々がそろえることは、なかなかできません。先ほど言います、まさに民と官が協働してやることでなければ、この成果というのはでき得ません。

 そんなことで先日も、歓迎の意を込めて先着50名の方にアイス工房のソフトクリーム利用者にプレゼントをしたり、また今後のこの機会にほんものセンターや綾町の商店街、飲食店で使えるさまざまな特典を付加し、売り上げの向上につなげていかなきゃいけないという検討を今いたしておるところでございますし、宮崎交通との連携をさらに密にして商品開発も図ってまいりたいと思いますので、商工会は商工会なりに、さらに知恵を絞っていただきたいと思ってます。

 それともう一つの懸案でありますが、綾待合所の建物の老朽化しておりますから、これも建てかえの要望しておりまして、できるだけ早い機会に立派な建物を建てていただいて、あそこをまた拠点とした綾町がいろんな面での触れ合いの場になり、あるいは活力を見出せるようなそういう綾待合所の建物を建設いただくこともお願いしてまいりたい、このように考えております。今ちなみにワンコインパスの売り上げは192枚、こういうことになっておりますこともあわせて報告を申し上げたいと思います。

 それから、中学校の関係でございますが、これについては基本的な私の考え方を申し述べて、後は教育長で答弁をしていただきたいと思いますが。

 まず、私は中学校教育について、この御質問に対して私なりに考えますことは、私はまちづくりとは人づくりであるということをかねがね申し上げております。私の基本的なまちづくりの理念は、自然と調和した豊かで活力に満ちた教育文化都市であります。人づくりこそがまちづくりでありまして、これが大きな基であります。特に中学校教育は子供から大人への成長過程で重要な時期であると思います。心身とも一番成長する時期であり、学力についても一番伸びる時期であると思います。

 よく言われておりますが、知育・徳育・体育のバランスのとれた生徒を育成すべき取り組みを教育者を先頭に教育委員会、教育行政をつかさどるものが真の愛情のもとに全力で取り組んでいくことが、まず肝要であることは言うまでもありません。基本的には家庭教育、学校教育、社会教育の連携をしっかり固めながら、お互いの責任分野をしっかりと果たし、生徒の教育を中心として前向きな連携をとっていくことが大事であるということは言うまでもございません。

 私は教育行政をつかさどるものとして、教育環境の改善向上を図っていき、教育関係者に対し後顧の憂いなく教育に専念できる環境並びに条件を整えることであると思います。そのためには労力と予算を惜しまない思いで、教育行政を推し進めていく所存でございます。これからも文教の町として選んでもらえるまちづくりをさらに目指してまいりたい。このように考えておるわけでございまして、綾中学校の教育目標等については教育長が答弁すると思いますから、そのように御理解いただきまして、基本的には私はそのようなスタンスで、中学校教育にも臨んでおるということでございます。

 それから、体罰の関係については、現在1件の体罰もないと聞いております。体罰はいかなる理由があれ、決して許されるものではないという認識をいたしておりますので、詳細については所管であります教育長が答弁するものと思います。

 それから、学力向上の関係についても私の見解を求められましたが、私は知徳体、このことのバランスをとれるということは最も大事ですが、その中においても学力向上は、やっぱりこの時期にしっかりした学力向上を図るということは、どうしても私は一番大事な分野だと、こういう考え方で、バランスのとれた中で、特に学力向上に対する取り組みを強化いただくことをこいねがっておる次第でございます。

 それから、綾中の柔道部の関係ですが。ちょっと報告申し上げますが、綾中学校の柔道部が今回ブラジルの大会及び強化錬成会に招待されることになり、昨年12月の定例議会において150万円の補正予算を上げさせていただき御承認をいただいたところでございます。

 ブラジルでは3年先の2016年にリオデジャネイロ市でオリンピックが開催されることになっており、それに向けた大会及び錬成会に綾中学校の柔道部を招待し、ブラジルの少年少女たちが柔道交流によって柔道の技術力の向上のみでなく、柔道を通して自立と協調の精神を養い、将来の社会人としてふさわしい人材を育て上げるものとして開催するという面で招待がございました。綾町としてはこの招待を受け、綾中学校の柔道部がブラジルの少年少女たちと相互交流によって、技術力の向上のみでなくブラジルとの相互理解と友好親善を深め、国際的に活躍できる人材の育成を図るものであります。

 ブラジルへは3月25日から4月3日までの日程となっており、生徒12名、引率の大人3名の15名が行くことになっております。また、ブラジルでは日系協会や体育連盟等の方たちの受け入れのお世話をされるということになっているようでございまして、生徒たちがブラジルで国際交流を通じて成長していくことを期待をいたしております。

 綾町は、昨年ユネスコエコパークと花のまちづくり国際コンクールにおいて世界に大きく発信することができました。2月22日には文科省で、ユネスコエコパークの登録証の授与式もありました。また、ユネスコのパリ本部の生態・地球科学部部長代理のトマス・シャーフ博士が来日されましたので、2月25日には高年者研修センターで、トマス・シャーフさんによる講演会が中学生を対象に開催され、生徒たちは熱心に聞き入っておりました。

 これからは外国人と触れ合う機会を多く持つことが非常に大事だと、青少年に対し国際交流の体験を通じて国際感覚の向上を図り、国際的に対応できるグローバルな人材育成を図っていきたいということが私どもの考え方でございます。

 そして、いろいろ心配されているようでございますが、私は子供たちには町村の垣根はないと、そういう面で綾町の子供として、しっかり学んでもらうと。そして日本の子供としての役割を担ってもらう。私はそれほどの懐の大きさを持つべきではないかと、このように考えておりまして、厳しい財政事情の中で御理解いただきましたことには感謝を申し上げますが、いろんな機会を通してグローバル社会の中での子供たちの国際感覚を身につけさせるというのは、これに惜しまずいろんな面で積極的に対応してまいりたいと思っている次第でございます。

 それから、長くなりましたが缶ジュースの関係ですが、これは先日組合長と話もいたしましたが、決して売れ残っているということじゃないそうであります。販売予定はあるということを言われております。私たちもそのように認識をしなきゃならんと思いますが、しかし、多少なりの心配はいたしております。そういう面で一緒になって販売しようと。

 ただ、昨年の農協に確認しましたころ、ちょっと気象条件の関係もございまして、一昨年の3.5倍の2万2,000ケース、絞ったという面で、ジュースが多くなったということで、在庫が今1万5,000ケースほど残ってるということでございますが、しかしこれは、これから販売を来年の3月までが──3月だったと思いますが賞味期間だということでありますから、十分販売可能だという話でございました。しかし、私たちもしっかり一緒になって、この綾夏ちゃんというものを販売努力を皆さんの御協力もいただいて、これが定着するように、定番として定着するように、お互いがやって日向夏みかん農家ブランドを確立していくことは、お互いの共存・共栄の社会の中では必要なことであると。

 ことしの状況は、おかげさまで青果用で売るものが多くなってくるということでありますから、ことしは素上がり等はないということでございますので、若干ことしは昨年からするとジュースの綾夏ちゃんの製造は少なくて済むんじゃないかということでございますので、そういう面でこれからこの綾夏ちゃんの販売努力については、今後の綾町の6次産業化の一つのモデルとして確立してまいりたいと、このように考えてますから、皆さん方もジュースを飲むときにはこの綾夏ちゃんをぜひ飲んでほしいと、このように思っている次第でございます。

 それから、ガラス工芸家の黒木国昭さんの個展では、日本台湾国際芸術文化交流展が台湾国立歴史博物館において、平成25年2月7日からこれは3月31日まで、2カ月間のロングランにて開催されます。日本と台湾との芸術文化の交流を目的とした歴史的な大展覧会で、ルネッサンスの3代巨匠の1人でありますミケランジェロ展と同時開催で、厳選される代表作149点が展示され、中には台湾の風景をイメージした作品も公開されておりました。

 この芸術文化交流展に対する激励と表敬の意味を込めて、私を団長に大隈議長さん、観光コンベンション協会の佐藤会長、宮崎空港ビルの長濱社長さんを初めとする総勢公式訪問団体として16名で組織いたしまして、オープニングセレモニーに参加させていただきました。一時期までは河野知事も参加を検討されましたが、日程の調整がつかずに参加ができず、最終的には県の関係者が1人も参加されなかったことは残念な思いもございましたが、なお当日のオープニングに出席を予定していた台湾総統府の馬英九総統のセレモニー出席がかなわなかったものの、黒木先生と公式訪問団一行は台湾総統府に特別に招待され、馬英九総統と約30分にわたって謁見していただき、国賓級の待遇を受けてまいりました。同展は対日文化交流及び相互理解にプラスになるとともに、双方の友好関係及び協力も増進されるものと確信していると述べられ、芸術文化を通じて日本と台湾の友好関係を深める大変意義深い交流展となったと思っている次第でございます。

 この交流展の感想を述べるとしたら、黒木先生の国際的評価はもちろんのこと、綾町の存在感も海外に十分発信できたのではないかと思っております。そういう面ではこれから台湾とのさらに交流が深まるという期待をいたしておるわけでございます。

 それと同時に、宮崎県のトップ企業の責任ある、立場のある宮崎県観光コンベンション協会の宮崎銀行の佐藤会長を初めとする15名の公式訪問団を結成することをいただいたことは、大変光栄であるし、ベネチアのアート展に引き続き綾町のまちづくりに御支援をいただいておりますことに感謝を申し上げなければならないということと同時に、私はこのことを皆さん方が快く一緒になって御支援をいただいたということに対して、本当にありがたい気持ちを持っているわけでございます。

 この御支援の気持ちを大事にしながら、このネットワークを大切にしながら、綾町へのまちづくりの自信と誇りを持って頑張っていかなきゃならない、それだけの支援をいただいていると、県内のそれぞれのトップ企業の名が、そこまで綾町に対して支援をいただきながら一体的にこの綾町の発展をもとに宮崎県の発展に結びつけて、今後台湾との交流を強化するという思いを共有させていただきますことは、こんなに力強いことはないと、このように大変今回のガラス芸術交流展については大変意義があったと、このように幸いいたしまして議長が行っていただいたことに本当によかったなと安堵いたしておる次第でございます。

 以上、登壇しての答弁にかえさせていただきます。



○議長(大隈寛君) 教育委員長。



◎教育委員長(森山喜代香君) 日高議員の綾中学校の生徒像として目指すものは何かについてお答えいたします。

 今回のユネスコエコパークの登録認定は子ども議会での発表にもありましたように児童生徒に与えたものははかり知れないものがあると思います。現在陸上選手が合宿を行っていますが、子供たちが全国の一流のスポーツ選手に身近に触れ合える、指導を受けられる環境があります。さらには自治公民館を拠点にした揺るぎないコミュニティ社会があります。綾町は子供を全町民で見守り、支える、そしてまたまちづくりはあすの夢があります。世界を視野にした交流ができる町でもあります。このどこにもない教育環境、教育資源があります。

 この恵まれた環境を学校教育に生かして、特に教育では幼児教育が大事であると思っております。幼児教育をしっかり行い、小学校から中学校につなぎ、教育に携わるものが心を一つにして一体となって、一人一人の子供に教育の光を当て愛の手を差し伸べて、子供の持っている才能を最大限に伸ばす、綾ならではの教育を進めたいと思っているところであります。

 家庭、地域があっての学校であると思いますが、家庭地域の協力をお願いして、この恵まれた教育環境を学校教育に生かすことによって、目指す学校像、目指す生徒像が確立されると思っております。

 以上、答弁でございます。



○議長(大隈寛君) 教育長。



◎教育長(玉田清人君) 綾中学校の御質問についてお答えをさせていただきます。

 まず、中学校の教育的な課題は何と言っても御質問にありましたけども、学力の向上であります。もうことしも高校入試が終わったわけでございますけども、生徒が希望する、また行きたい学校に合格できるような学力の向上を図っていかなければならないというふうに思っておるところです。そのためには、毎日毎時間の授業が勝負じゃないかなというふうに思っております。教師の質の向上に力を入れていきたいなというふうに思っておるところでございます。

 学校の取り組みとしては、教師が1人1回は一学期に授業研究を行うという取り組みもしております。また御質問にもありましたけども外部講師を招きまして、学びの共同体の活動、これを積極的に推進をしておるところでございます。また、先日行いました教育論文発表会では、大変すばらしい教育論文も発表されておるところでございます。

 このような先生たちの取り組みのおかげで、少しずつではありますけども、その成果が出てきているんじゃないかなというふうに思っておるところでございます。1月に行われました宮崎管内の2年生の実力テストでは、参加校中真ん中辺りに位置するというすばらしい成績もおさめております。また御質問にもありましたけど、数学の得点はもうトップクラスでありました。本当にすばらしいなというふうに思ったところでございます。

 今後とも学校と一体となって学力向上に取り組んでまいりまして、町長がいつも言われております学力で選ばれる綾中学校を目指してまいりたいというふうに思っておるところでございます。

 教育方針といたしましては、教育施策の1つであります、生涯にわたる教育とふるさと教育の推進ということで、ふるさと教育を積極的に推進して、郷土愛の人づくりに努めていきたいというふうに思っておるところです。

 また、学校像には地域とともに生徒の成長を見つける学校ということを掲げまして、豊かな人間性を備えた生徒の育成に取り組んでいるところでございます。

 また、生徒像としまして、1人でできることは自分で責任を持って行う生徒、友達を思いやり、いつでもどこでも励まし合って生活する生徒。みんなでやろうと決めたことは、最後まで根気強くやり通す生徒を目指して、学校の教育目標であるみずから考え、正しく判断して行動できる知徳体の調和のとれた人間性豊かな生徒の育成の具現化に努めていきたいというふうに思っておるところでございます。

 続きまして、学校PTA、教育委員会との取り組み、情報交換ということでございますけども、子供の健全育成のためにはやっぱり家庭、学校、地域社会全体で取り組むことが大変重要だというふうに思っております。

 PTAに関しましては、学校教育と密接なかかわりを持ちまして積極的に取り組んでいただいておりまして、教育委員会としましては小中学校のPTA連絡協議会との定期的なこの会の中で、年間の授業計画や事業実績等の協議、また情報交換を行いまして連携を図っているところでござます。

 また、児童生徒の心豊かな成長、学力向上には、学校と教育委員会とのきめ細かな連携が必要でございます。そのために毎月1回、年間12回でございますけども、校長会を実施しておりまして、学力向上の取り組みなどについて情報交換を行っておるところでございます。

 特に情報交換には十分な時間をかけて話し合い、小中連携を図った学力向上に関する取り組みや生徒指導上気になる子供の共通理解を図って、きめ細かな生徒指導に心がけているところでございます。さらに校長会は会場をそれぞれ、小中学校また公民館と持ち回りということで、毎回授業参観も行っておりまして、児童生徒の様子を直接確認をしておるところでございます。

 このような情報交換を通して子供たちの健全な育成、学力向上に取り組んでいるところでございますので、今後ともまた御指導賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。

 続きまして体罰の問題でございます。体罰につきましては、学校教育法第11条に体罰を加えることはできないと明確にうたってございます。明確に法律違反でございます。小中学校におきまして、いろいろと調査もしておりますけども、校長先生を中心として積極的な児童生徒指導の展開をいただいておりますので、学習指導や部活動の指導に力を注いでいただいおりますので、1件の体罰もございません。

 また、スポーツ指導に当たり、いわゆる勝利至上主義に偏って体罰を厳しい指導として正当化するなどはあってはならないことだというふうに思っておりますので、私としましても厳重に守っていただき、また守らなきゃいけないことでございますので、絶対にこれはあってはならないことだというふうに思っておるところでございます。

 学力テストにつきまして若干報告させていただきますが、この学力テストにつきましては、国県からそれぞれ指導が来ておりまして、国のほうから都道府県教育委員会は、個々の市町村名、学校名を明らかにした公表は行わないこと。また、市町村教育委員会は、個々の学校名を明らかにした公表は行わないことということで、このような通達が来ておりまして、御質問にもありましたように学校の評価は学力の数字だけじゃないという私も思っておりますので、人間をいかにすばらしい人間に育てるかが学校の姿だというふうに思っておりますので、国県の指導も仰ぎながらやっていきたいというふうに思っておりますけども。そのような通達によりまして、教育委員会としては公表する考えは今のところございません。

 以上で答弁を終わらせていただきます。



○議長(大隈寛君) 再質問ありませんか。



◆議員(日高幸一君) 議長。日高。



○議長(大隈寛君) 日高幸一議員。



◆議員(日高幸一君) 数点お伺いしたいと思います。

 まず、1番初めに質問しました平成25年度の財政に向けてというようなことで、先ほどから繰り返し、繰り返し、施策方針というのを伺いました。今回の元気臨時交付金の創設というのは、本当にありがたいことだなと思っております。国の補助でありますから本当にこれ有効に使っていただきたいと思っております。

 素人ながらちょっと心配するところは、当然建設公債というようなことでありますから、当然そこには入札というようなものから始まり、また施工に至り完了というふうなものに進むのかなと思っておりますけれども、設計の段階から国の補助をいただいたというか、汗水たらしてためたお金でものをつくるといったものではなくて、何か大ざっぱな見積もり価格にならないように、本当にチェック機能を生かして、まだ安くならないかというぐらい精査して、設計の段階から当たっていただきたいなと思っております。要するに大ざっぱな見積もり価格ではなくて、それは最後の完了まで至るまで十分に研究といいますかチェック機能を活かしたものであってほしいなと思っております。

 それから、景観条例に関しましては、この点につきましては私も何回か質問をさせてもらいましたけれども、繰り返し言ってますけれども、何かものをつくるというよりも要らないものをなくしたほうがいいんじゃないかなということも提案もさせていただきました。以前、花のあるまちコンテストでは5つ星をいただいたということであります。本当によかったなと思うんですが、まず普通の家庭であればお客さんが来るとすれば、庭の掃除をしてみたり、また障子がちょっと破れていれば障子の張かえをしてみたりとか、そういったことは当然にあっていいのではないかなと思っております。

 町並みも随分きれいになりました。しかしながら、まだまだ雛山等もたくさんの人が見えました。これもユネスコエコパークの登録といったものもやっぱり影響しているのかなと思っております。しかし、町行く中でやはりちょっと具体的になりますけれども、相変わらず残飯バケツが何個か置いてあったりとか、そういったまず要らないものをなくしたほうがまちづくりになるんじゃないかというような提案が、まだ活かされてないなというような感じでおります。

 それから、待合所においては、国富はきれいになりますし、昭和時代のものがまだ建っておりましたので、何度かこの辺も綾町も何とかならないかというようなことで、先ほど町長からも答弁がありましたが、きれいになるということで本当によかったなと思っております。

 それから、綾の観光地であります馬事公苑なんですが、僕はプレハブが建ってあるのをもう2年近く、建ってから1年かな、1年ちょっと半なると思うんですけど、まだいまだにおいてあります。これがなぜ即座に撤去できないのか、その感覚が私はどうしてもわかりません。2階に上がるお客さんがいないから、下のほうでジュースを売るんだというような、切符を売るんだというような考えなんでしょうけど、初めて綾町に来られ、花のある時計のところに来られて、いかにプレハブなんだろうかと言って帰られる人もおられるわけでありますから、これが綾町かというようなもので、非常に情けないなと思っております。それはなぜそんなに時間がかかったのか、もう一度お聞きしたいなと思っております。

 それから、ユネスコエコパーク登録されてまだ間もないんで、これといった対策といったものは少しずつ、少しずつではありますけれども町並みとして、町の動きとして財政的にもかなり予算を組んでいただいて、すばらしい町になってくればいいかなと思ってますけれども。つり橋の入り込み客がちょっと減ってると、これもちょっと不思議な感じがするんですが、ユネスコエコパーク登録とつり橋の入り込み客というのは、僕はこれは正比例というかするんじゃないかなと思ってますけれども、これが減というのは何なんであろうかなというようなことを考えております。もし、その辺のところがお答えいただけたらありがたいなと思っております。

 それから、ワンコインパスにつきましては、まだエリア拡大されたばっかりですから、まだ対策等まだ具体的にはなってませんけれども、酒泉の杜までが終点なんですね。酒泉の杜にどうだろうかというようなことを聞きますと、まだ全然疎いというか何の計画もないというふうに聞いております。やはり酒泉の杜もそういったことで、ありがたいというようなことで、いろんな計画を打ってもらいたいなと思っております。

 先ほど議会が始まったときにも言いましたけれども、酒泉の杜の落ち込みというのは綾町の観光においても非常に大きなものがありますので、こういうようなところも先方と、酒泉の杜の方々と話しながら、この辺も進めていただきたいなと思ってます。もちろん商工会としても、いろんなアイディアを出して頑張らなきゃいけないなと思っております。

 それから、子供の教育の問題で、生徒像としてお聞きしました。これと言って何も言うことではないんですけれども、通告にしてませんけれども、今携帯電話、もう当たり前のように使われておりますけれども、低学年小学校までも持っているような状態で、綾中学校の場合今決まりとして携帯といったものはどういうふうになっているのか、改めてお聞きしたいなと思っております。できれば教育長、お願いします。

 それから、連携はどうされているのか、どうしているのかということようなことをお聞きしました。前は同僚議員の押田委員長の発案により「おやじの会」というのがずっとあったんですけれども、最近そういったものも行われない。そして、何かどこ辺で交流というのがあるのかなと、ちょっと心配になっております。若い人たちが地区に入って、いろいろ活動されていただければありがたいんですけれども、なかなかこれもちょっと難しくて、じゃこの親御さんとどこで交流したらいいのかなというところも、子供を抱えたことで接点がちょっと難しいなと思っております。そこ辺のところでこういう連携がされているんだという話も今聞きましたので、ちょっと安心したところであります。

 それから、学力向上が一番だというようなことで、私もそう思います。しかし、その裏側には学びの共同体といったものの、学びの共同体というのは要するに地域も一緒になってというようなことであり、そしてまた対話といったものが一番大きな問題じゃないかなと思ってます。隣り合わせて話をしながら、友達同士で話し合いわからないところは教え合いながら進めていくという方法なんでしょうけれども、これも1人ではないよと、みんなで支え合おうというようなものなのかなと。今の時代にちょっとすごくマッチしたことではないかなと思っております。ぜひこれを成果のあるものにしていただきたいなと思ってます。

 ASSというんですか、Aya Saturday Schoolというんですか、これも何かすごいことされているんだなと思ってます。ボランティアということでありますけれども、これもぜひ続けていっていただきたいなと思っております。

 オンリーワンと昔から言いますけれども、綾町の綾中学校のオンリーワンというのも、これもまた一つの目玉ではないかなと思っております。いいことではないかなと思ってます。綾中学校を卒業した子供は、もちろん学力も大切なんですが、綾中学校を卒業した子供はこれができるよねとか、あれができるよねといったものを教育上僕は必要じゃないかなと思ってます。例えば馬事公苑があります。綾中学校を卒業した子はみんな馬に乗れるとか、綾中学校を卒業した子はみんな200メーター泳げるとか、ちょっとしたことではあるんですけれども、そういうオンリーワンの学校といったものの、大変いいんじゃないかなと思っています。綾町にマッチしたことではないかなと思っています。こういうコミュニティー事業も大切にしていただいて、3泊4日ですか2泊3日でしたかね、3年生は取り組んでおられますけれども、一年を通してもし時間が許せばそういったこともやっていただきたい。

 それからまた、ユネスコエコパークというようなところでありますので、登録というようなところでありますので、卒業した子供たちはみんな動植物の名前が言えるとか、そういうオンリーワンといったものも綾町ならではのことではないかなと思っております。

 それから、ブラジル遠征に関しましては、子供たち本当にいい子供たちばっかりなんですよね。町なかで会いましても本当に挨拶も明るくて、ボランティア、グリーンラブというんですか、ほとんどの柔道部の方々が子供たちがやっていただいているんですが、そういう姿がなかなか町民に行き届いてないというか、あんなに活躍してても何かもう一つ盛り上がりに欠ける、優勝しても。これは何なのかなというようなことで、先ほど町長、町村の垣根はないんだというようなこと、私もそれは同感しております。それがあったらいけないことだなと思っております。綾町の在校生として、また来年は四、五名入ってくるということで、綾町にとっても大変ありがたいことだと思いますけれども、何かもう一つ、あんなに活躍しても何か盛り上がりがないななんて思ってます。

 そういう中でありますから、今度のブラジル遠征というのは何なのという町民の声も、これも仕方ないことなのかなと思っております。ぜひブラジルへの遠征が、今後の綾町にとりましてまた、スポーツ界にとりましても一つのきっかけになれば、本当にありがたいなと思っております。報告をよろしくお願いしたいなと思っております。

 それから、ジュースのことに関しましては、これは僕、触れようかな触れないまかなと思ってましたけれども、なぜこの質問しましたかと言いますと、決して売り上げに響くということではないかもしれませんけども、余っているんではないんだと言われました。確かにそうかもしれませんけれども、町長も御存じのようにペットボトル、沈殿しているんですよね、これがパーセントがそういうことだからと。ある意味では防腐剤が入ってないから、こうやって沈殿するんだというような見方もありますけれども、やはり購買力に落ちると、みんながみんなジュースというのはそうでないわけですから、そこ辺のところはどうなのかな。やっぱり押し切って来年度も、25年度もそのような製造方式でやられるのか、ペットボトルにおいてはちょっと飲みづらいというかいうものを私は感じました。町長はどのようにお考えでしょうか。また同じような形で、ことしもやられるということであれば、どうなのかなと思っております。

 最後に、黒木国昭さんの台湾での個展、議長からも報告がありました。この友好関係が綾町にとって今後本当に発展していくんだというような答弁でありましたので、それ以上言う必要ありませんけれども。私は台湾に行かれたということで、ふと思ったのが綾町の中堂の出身の北村君というのが、今度サッカーで優勝し、鵬翔高校というのは綾町にとっても本当に大切な高校、どこの高校でも大切なんですけども、特に鵬翔高校の場合は大切な学校であり、また綾町出身の北村君が、北村君だけではないんですが、三、四人の出身の子供たちが頑張って優勝しました。

 町長みずから御夫婦で、みんなの思いをポケットに入れて雪の中届けられたというようなことをお聞きしました。何かこれとミックスしまして、今度の黒木さんの集まりで。これが応援といったものではないかなと、ここには当然公費で行かれたわけでもなく、ポケットのあれで行かれたということであります。やっぱり思いを入れて、町民の思いを入れて行かれたということに本当に感銘を受けたんですけれども、それとこれとは違うんだとは言われるかもしれませんが、私はそういうふうに感じました。本当にありがたかったなと、鵬翔高校の応援に行かれたのは本当にありがたかったなと。もう自然にみんなカンパをして、中堂地区でやられたということでうれしかったんですけれども。そのような正直思ったことであります。

 質問を終わります。



○議長(大隈寛君) それでは、再質問に対する答弁及び見解を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) まず、今回の臨時交付金は、元気臨時交付金については、これはもうそういうお金だから私どもが安易な見積もりをさせるとか、そんなことは決してありません。当然いつも我々の方向としては、まさに最小の経費で最大の効果を上げる、これはもう指摘をされなくても当然でありますから、私たちはそういう思いの中で今回の事業はしっかりやっていくということを、これはそんなでたらめな対応をするつもりは毛頭ないし、また立派なインフラの整備をやっていくと。そして町政発展に結びつける、こういうことはしっかり考え方としては常に持っておりますから、そのような心配はされることは何一つないと、このように思っております。

 それから、景観条例の関係等々で、先ほど特にプレハブの関係、馬事公苑言われましたが。いろいろ言われますけど、私たちも可能な限りの努力をしながら、いろんなことに取り組んでおるということも少しは理解をいただかないと、指摘ばかりされると何のために努力しているのかというのがわかりません。このプレハブも、あれが完全にいいと思っておいとくわけじゃないんです。それを何とかしようと思って予算を配分しようと思ったんですけど、せっかくやるなら中途半端な形でまたあれを改修するよりも、今回もう思い切って全体をレイアウトして、本当の意味での公苑らしさを醸し出そうという思いの中でそれがあるわけであって、そういう背景も普段に理解をいただけるということも私は必要じゃないかと。何かそんなこと言われると、いいかげんな対応をしていると思われるような気がしてなりません。そういうことの内容に、議員ですから、そんなことは、どうしてかということを常日ごろ言っていただければ、我々もそういう思いの中で仕事をしていると、このことも理解をしてもらわなきゃ困ると、このように思っております。

 それと待合所も、これももうできたということではありません。今一生懸命要望してるということでございますから、そういう形の中でこれも皆さん方の意見をいただいて、私ども可能な限り、これは相手があることですからそら簡単にいくものではございません。しかし、それは人間関係をつくって今回も台湾に一緒に行っていただきました、宮交の社長も。そういう中でも一生懸命お願いを議長とともに一緒にしたわけでございます。そんな背景があることも御理解をいただきたいと、このように考えてます。

 それから、このつり橋の減ったということで、これは何もしなかったらまた減るんでありまして、そういうことも背景にあってなかなか厳しい状況の中で、先ほどもほんものセンターの関係も言いましたけど、これをやらなかったらほんものセンターは私はかなり健闘しておると思っております。

 そんなことも含めながら、やっぱり商工会の副会長でもあるわけでありますから、全部私たち行政に1から10までやれと言ったって、それはできません。そういうこともしっかり一つ、私はそういう面でお互いの努力によって、いい町をつくり、いい地域づくりをやっていかなきゃだめだと、私はいつもそんな思いをいたしております。

 ですから、いろいろ言われますことも、それは議員ですから言っていただいていいいですけど、そういう背景もしっかり受けとめてもらうと、こういうことにしてもらわなきゃ私たちも何のために日々昼夜健康でやっているのかというのが、職員に対しても申しわけないなと、このように思っております。

 ワンコインパスについてもそうなんです。これもやっと、橋本議員から前からもう何とかせえせえとおっしゃいますから、常に対応してようやくなってきた。なったかと思うと、またこれもやれ。それは一緒になってやらなきゃできるはずないじゃないですか。そんなこともひとつ御理解をいただきたい、このように思ってます。

 それからブラジルの関係のこれは御理解いただいて、遠征報告はしっかりやらせます。

 それから、日向夏の綾夏ちゃんについても、ペットボトルについてはそういうことがあって何ら問題はないわけでありますから、そういう形の中で推進を図っていくということでやってまいりました。これは私は農協にもやっぱりそういう面では、常日ごろからやっぱり指導助言もしていただく。何か全部町が何もかもやらないかんということは、ちょっと本末転倒な面もあるんじゃないかな。我々も舞台装置はつくりますけど、やっぱりそういう形の中でみんなでやっていくという形をやっぱりやらないと、このペットボトルについても、それはそれなりのペットボトルのやっぱり、残してもまだ次飲めるというメリットもあるので、そういうこともバランスをとってやってまいりました。ことしはまた農協と打ち合わせをして、これがどういう形がいいのか、沈殿はなぜしたのか、これはもう沈殿しても何も問題ないということで推進を図ったパンフレットもつけておるわけでございます。そんなことも本当に理解をいただきたいなと。

 もう本当に言われることは、私にとりましては、何もしなかったような思いをされると非常に心外でありますから、端的に私の感情をぶつけさせていただきました。

 以上であります。



○議長(大隈寛君) 教育長。



◎教育長(玉田清人君) 携帯電話の件でございますけども、学校には携帯電話は持ってきてはだめですよというようなことになっております。もし持ってきて、それが見つかった場合は学校のほうで預かって、下校のときにまた本人にお返しするというような対策をとっておるようでございます。

 学びの共同体でございますけども、この授業形態が四、五人のグループになりまして、もちろん先生が前におるんですが、わかる生徒がわからない生徒に教えるというか、わからない生徒は隣にわかる生徒がいたときには積極的に質問をしていくというような授業形態でございます。

 これは教科によって、なかなか取り入れが難しい教科もございますが、一番進んでいるのは先ほども申しました数学が一番進んでおるようでございます。おかげでやっぱり、そういういい成績を上げるんじゃないかなというふうに思っておりますので、今後ともまた積極的に取り組んでいきたいというふうに思っております。

 それから、ASSにつきましては、これはPTAがやっておるわけですけども、受講する子供たちには大変評判がいいようでございます。と申しますのは、二、三人で、宮大の学生が1人か2人ついて教えてくれますので、聞くほうも年齢が近いせいもあるんだろうというふうに思いますけども、そういう面で大変子供たちには好評でございますので、またPTAと一緒になってやっていきたいというふうに思っております。

 それから、オンリーワンというお話がございました。綾ならではの教育ということで、陶芸体験等も学年によってはそれぞれやっております。中学校でもふるさと教育をやっておりますが、これ年間を通してやったらというような提案でございますけども、昨年から学習指導要領の改訂がございまして、授業実数が大幅にふえております。なかなかこればっかり取り組むというのは難しいような学習指導要領になっております。綾ならではの体験はぜひ子供たちにさせていきたいなというふうに思っているところです。

 以上でございます。



○議長(大隈寛君) 以上で日高幸一議員の(「済みません」と呼ぶ者あり)答弁漏れですか。



◆議員(日高幸一君) 議長。日高。



○議長(大隈寛君) 日高幸一議員。



◆議員(日高幸一君) 答弁漏れではありません。先ほど町長は「批判」と言われましたけど、決して僕は批判を言っているわけではありません。何一つ批判は言ってないつもりであります。

 まず、景観条例に関しましては、僕は町長のその感覚がちょっと理解できないっていうだけであります。馬事公苑、これは景観そのものです。芝生の中にプレハブをどんと建てて、それで景観にのった、ああ美しい馬事公苑だなというのが誰が見るでしょうかというところなんです。その感覚が私は町長にどういう感覚なんでしょうかと。その理由は、上に人が上がらないから、下でジュースを売れるように近場であると。それがもし下に建てられてログハウス、当然お金もかかりますけれども、景観にあった建物建てるとか、ただ景観という綾町だからこそ私は言ってるだけでありまして、綾町の景観といったものはそういう町だから、周りの綾町に来られる人たちは、そういうふうな目で来られるから何だろうかなと。このギャップが大きいんじゃないだろうかというようなことで申し上げました。

 町長がもうそれでいいんだと言われれば、それはそれでいいんでしょうけれども、そういうことで決して批判ではないと思います。

 また、ジュースにおきましては、これはしようがないです。もう明らかに飲まれる人が何か気持ち悪いねって。何だろうかこれはというような正直な気持ちなんですね。それで、じゃあほんならほかのジュースもそうなのかと言ったら、余りないですね、それは。そういうことなんですね。

 これでまだ、ことしもそれでいくんだと言うんであれば、それはそれでいいのかもしれませんけど、非常に販売力が落ちるんじゃないかなと、ペットにおいては。缶ジュースも少しはきのう僕はしてみたんですが、少しはありましたけれども、それをなくすと添加物とかそういったもの入れないといけないんだというようなこともあるかもしれませんけれども、これは正直な消費者の声であるということなんです。人にあげたいけれども、これを見たときに何となく人にあげられないという正直な気持ちなんです。そういうことで申し上げましたけれども。それでいくんだというんであれば、これもまた仕方ないことなのかと思ってます。

 以上です。



○議長(大隈寛君) 町長。



◎町長(前田穰君) 誤解があっちゃいけませんので、最後に御答弁申し上げますが、私は決して言われることを否定するつもりは毛頭ございません。ただ理解をしてほしいということを申し上げてるわけであって、ただ単に言われますように馬事公苑にプレハブをつくったというのは、安易な気持ちで景観上も損なっていいということでつくったものではないということを少しは理解してほしいと。あれはやっぱり上ではお客さんに対する対応がまずいので、とりあえずプレハブでいかざるを得ないと。そうじゃないと経費がもうあそこにログハウスなんかつくったら、かなりの金が要るので、そんなことをまだしたら中途半端な形になったらいかんので、一つ全体的なレイアウトを課長が今回そういうことを提案してきたから、それもそうだなと。そういうことであればしっかりしたレイアウト全体を見た上で、対処しようという考え方で、やむなしで何もあの景観でいいなんて、もうそんな言い方をされると、私はそんな見識は持ってないつもりですから、そのことはしっかり受けとめてもらわないと困ると。

 それとペットボトルも指摘は指摘として私も受けましたから、しかしこれは30%であるので、そういうものも生じますけど、何ら飲むことに影響はないということも伝えてほしいと、そうしないとせっかく30%でやるメリットというのが、やっぱり良さというのもある面ではだめだ、だめだじゃなくて、そういうことを地元であれば、推進をしてもらってもいいんじゃないかと。何もそれがだめだということじゃなくて、そういう方向づけもある面ではしてもらわないと、それはもう一つ一ついろいろありますけども、これが綾町の特徴で本当の意味の30%として、言われますように添加物も、これは生協に持って行くわけですから全部チェックされるわけであります。

 ですから、ほかのとことちょっと見比べたときには、そういう面が違うんですよということも、これはもう日高議員だったらそれぐらいの説明は私はできると思うんですよ。だからあえてそういうことを申し上げたわけでありまして、決して言われることを全面的に否定して自分の正当性を立てようとは思いません。我々も足らざることがたくさんあります。ありますけど、気持ちとしては職員等上げて、精いっぱいやってるということを少しでも理解いただくとありがたいなと、こういう思いで申し上げたわけでございます。



○議長(大隈寛君) これで日高幸一議員の一般質問を終わります。

………………………………………………………………………………



○議長(大隈寛君) 暫時休憩をいたします。

(休憩午後3時06分)

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(再開午後3時13分)



○議長(大隈寛君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 福田議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(福田正照君) 議長。福田。



○議長(大隈寛君) 福田議員。



◆議員(福田正照君) 久しぶりに最後になるわけですけれども、何かやっぱり、最後というのは人の意見を聞くばっかりで相当疲れておりまして(笑声)気合いも入りにくいわけですけれども、そしてまた後で全員協議会もあるということでございますから、できるだけ早めにという思いはあります。あ、議運ですね。

 それでは、通告に従いまして、質問いたします。

 まず第1点目として、今回導入の予定が検討されている大型ハウス建設事業について伺います。これまでに参加を希望する農家との協議が進行中と聞き及んでおります。

 そこで?として、参加戸数はどれほどになるのか。また、その総面積はどれぐらいかとなるのかをお伺いいたします。

 ?として、10アール当たりの事業費を。

 ?として、その補助率を。

 ?として、10アール当たりのおおむねの個人負担額はいかほどになるのか、それぞれお尋ねをいたします。

 2点目の質問は、6次産業について通告をいたしました。6次産業または6次産業化については、これまで町長の考え方を幾度かお聞きいたしましたし、それなりの捉え方と申しますか、理解はいたしておるつもりでございます。

 しかし、この1年間ぐらいその言葉はいろんな報道がなされ、よく目にし、耳にすることが多くなってまいりました。宮日の報道等によりますと、先月実施されました高鍋町長選で3選を果たされました高鍋町長は、選挙公約としてこの6次産業化の推進というのを掲げられて当選なされました。しかし現段階では、中身は見えてきておりません。JA児湯と商工団体が協定を交わしたということでありますけれども、ここはJAが合併をしておりますので、これから近隣の3町村で進めることになるだろうというような報道がありました。

 私はこれは他町のことで余計なことなんですけれども、3町でやるということになって、高鍋町自体の特徴といいますか、そういうものが打ち出せるんだろうかと。余計なお世話もいたしたところでございます。

 また、2月20日の宮日の報道では、都城市の取り組みとして6次産業化推進事務局を4月1日に新設すると。そして、そこに専従職員4名を配置するというものがありました。これもまた市長の公約を実現するためのものであるようでございます。そういったことのように、どこの市町村の首長も一斉に近ごろこのことに取り組み出しました。このことを考えまして、私は改めて6次産業あるいは6次産業化とは一体何なんだろうと、また考えるようになったところでございます。

 そこで?として、一体6次産業とはどういうものなのか。そして、そのことはどこで定められたものなのか。その目的は何なのかというようなことをお尋ねをいたします。

 ?といたしまして、町として現在取り組んでいることあるいはこれからに備えて検討がなされていることがありましたらお聞かせください。

 ?として、以前6次産業化を推進していくための組織と伺っております綾町農産物等商品力・販売力強化推進協議会の活動状況をお伺いいたします。

 質問の3点目は、永田元町線の拡幅についてであります。この道路は狭い上に、片側には道路との段差がかなりある大きな水路がございます。道幅が狭いので、軽トラ同士での離合のときは片方は端のほうに寄せて、停止している現状であります。ガードレールもありませんので危険を伴うとのことで、住民の方から法面を利用して少し広くしてほしいとの要望がありました。ぜひ一度検討されるように望みます。

 以上を申し述べ、登壇してからの質問といたします。



○議長(大隈寛君) 当局の答弁を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) それでは、福田議員さんの質問にお答えします。最後ですから丁寧にお答えをいたします。

 施設キュウリの生産については御案内のとおり綾町の基幹品目であり、先週沖縄サンエーから職員の方も来られまして、綾町のキュウリがサンエーでは25%のシェアを占めているという報告をいただき、沖縄県民の綾のキュウリが賞味されており、大変喜んでいるところであります。さらに大きく機会を広め、各種にわたる農産物の供給をしていかなくてはならないと思った次第であります。

 御質問の施設ハウスの整備事業につきましては、先ほどから大型補正の関係で説明申し上げましたが、ちょっと重複しますがお許しをいただきまして答弁させていただきますが、農家からのハウスの新設や更新について要望がございまして、当初は農家負担を考慮しながら県と協議を進めてまいりました。私たちは、このAP改良型ハウスでいいんじゃないかと、そうしないと事業が非常に大きくなると。それも国も直接的にも要請して、その耐抗性のハウスじゃなくて、低コスト耐候性ハウスは非常に事業費が上がるもんですから、補助金があっても末端の負担が大きいと。

 こういうこともございまして、県にかなり言いましたけど、結果的にはなかなか国の事業も入れないとコスト的に問題が生じてくるということで、そういうことのやりとりをしながら、やっぱり今回国のしかないな、そうなれば町の持ち出し分を大きくしない限り、あるいは農協の負担を大きくしない限り、とてもこれは事業的には成り立たんだろうと。こういう心配を実はいたしておりました。

 しかし今回おかげさまで、この国の追加補正予算によって、財源の補填が施され、従来の農家負担の3分の1から6分の1の軽減することが可能で、今回町としては追加補正予算として、この低コスト耐候ハウスを導入しようと、こういうふうに決断をした次第でございます。

 そうなってきたときに、この事業計画は非常に大きくはなるんですけども、結果的には、いろいろ農家の事業計画に基づいてつくり上げた結果として今から説明申し上げますが、御質問に対して参加戸数は22戸であります。22戸でハウス棟数が30棟、面積にしては3.95ヘクタール、約4ヘクタールであります。総事業費はハウス本体として附帯設備の工事も含めて、税込みで一応4億9,253万6,000円、4億9,253万6,000円でありまして、10アール当たりにいたしとしますと平均で、この低コスト耐候性ハウスでありますから、しかしこれは物すごい丈夫なものでございます。それで平均では10アール当たりので言ったほうがわかりやすいと思いますから、1,099万円かかるということでございます。

 この事業については、国の強い農業づくり交付金事業を申請し、事業主体は綾町農協でリース事業ということになるわけでございます。補助率につきましては消費税対象外で国が2分の1、町が3分の1、農協が6分の1と消費税分となります。リース期間は15年の固定であります。そうしたときに農協負担額は税込みの総額で1億165万円ということになります。それはトータルの数字でありますが、実質的に農家の負担額は平均いたしますと10アール当たりでは226万8,000円ということで試算をしておるところでございます。

 前回実施いたしました、御案内のとおり私どもが前回に実施した、平成15年と16年した経営構造対策事業で、これは補助率が国が50、県が15年9.3、16年度は8%で、町が10%でありました。同じくこれは農協負担ということのリースでございますが、この10アール当たりの負担額は、この農家の負担額は平均ではその当時は、これは174万2,000円でありまして、今回とすると52万6,000円の増ということになります。

 それはやっぱり、それだけの事業費が高い、補助率も上がりますけど。しかし、内容的なものが物すごくグレードアップいたしております。台風等々についても耐えられると、こういうことでありますから、そのようなことで若干は上がりますけれども、当初の3分の1の補助した場合、10アール当たりは、これ当初の計画からすると453万6,000円、そういうことになってしまうおそれがありましたのが、今申し上げますような形に、この226万8,000円で、若干前回からすると52万6,000円増ということになりますが。今の資材、その他の工事価格を出しますと、この単価とあれば農家負担については多少無理はありますけれども、後の生産性を上げて労働生産性を高めるならば、十分負担可能といいますか、生産を上げることで吸収できるんじゃないかと。

 このようなことで、来年度からは特に消費税が増税されるということでありますから、よいタイミングでこの事業がなされまして、今回もう2カ年事業でやるつもりが1カ年で整備ができるという状況になってまいった次第でございます。

 そういうことで、問題はちょっとくどくなりますが、農家負担の個々の226万8,000円をいかに圧縮するかとなれば、事業費をどう抑えるかと。このことをしっかり指名競争入札で圧縮を図ることで、少しでも圧縮を図っていきたいと、負担を軽減したいと、このように考えております。

 それから、次の6次産業化は、これはそれぞれが捉え方はまちまちなんです。ですから今福田議員さんがおっしゃったようなことの捉え方もありますが、通称ちょっと真正面からお答えいたしますが、6次産業化について、この名称については1次産業の1、2次産業の2、3次産業の3を、足し算もしくは掛け算すると6になることをもじった造語が使われる起源であると思っております。農業本来の第1次産業でなく、ほかの2次、3次産業を取り込んだ新しい農業の産業形態のことを指しておるということでございまして。

 国の制度といたしましては、平成22年12月3日、地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律という、いわゆる6次産業化法が公布されております。

 従来は主として農畜産物の生産を専門的に行うのを第1次産業として位置づけられまして、これに対して6次産業は農畜産物の生産だけではなく、第2次産業である食品加工から第3次産業である流通・販売まで、農業者が主体的かつ総合的にかかわることによって、加工賃や流通マージンなどの付加価値を労働の対価の一部として、農業者自身が得られるようにして農業を活性化していく取り組みをさしておると、基本的にはそう私は思っているわけでございます。

 私ども綾町におきましても、先ほど論議をいたしましたが日向夏の綾夏ちゃんや綾豚、綾牛のハンバーグやハム等の製造販売または農業者の加工グループの皆さんのドレッシングやジャム等の加工品の取り組みなどがなされているところでございます。

 また、御案内のとおり、本年度から6次産業化ベンチャー支援事業補助金も予算化しておりまして、町内の農産物の加工販売事業に取り組まれる場合は、事業費450万円を限度に3分の1の助成する制度も用意させていただいておりますが、既に2件の申し込みが申請が上がっているところでございます。

 6次産業化の終局の目的は、付加価値がつき、生産力、商品力、販売力の強化を図ることによって、生産性を高め、収入を確保し、所得向上させ、経営の安定化を目指すことであり、大きく捉えますならば、産業経済基盤の拡充強化を図っていくことであると私は思っております。

 町といたしましては第1次産業、第2次産業、第3次産業を、リンクさせた取り組みの強化のために生産力の拡充、農家支援センター、農畜産農家支援施設の利用展開をし、6次産業に向けた取り組みを促進していきたいと思っております。

 綾町は、この6次産業化というのは、以前私は総合産業の確立ということを申し上げておりました。これが今では6次産業化ということで、農商工連携でどれが軸になっても構わんという思いでございます。そんな思いの中で、綾町としては6次産業化を進めたいと、このように考えている次第でございます。

 それから、綾町農産物の商品力販売力強化推進協議会、つまり略称商販協の活動につきまして、まさしくこの6次産業化の一翼を担う形の中で、町内の農畜産物加工品等の販売を行っております。平成22年度に発足いたしまして6名のスタッフで活動しておりまして、ほんものセンター前や県庁楠並木通りの直接販売や東京、大阪、福岡等の大手デパートやイベント等の販促、首都圏の消費者への通信販売、宮崎空港便のチャレンジショップの実施など、あらゆる機会を捉えて農畜産物等の販売を精力的に展開しております。販売の実績につきましては22年度はスタート段階でありましたから399万5,000円でしたが、23年度は2,084万8,000円、本年度は24年度につきましては約2,200万円を見込んでおります。

 また、本年度から生産部門を設けまして、新規作物の試験栽培や花きの端境期等の品目補充的栽培等にも取り組んでいるところでございます。

 農産物の需要低迷や価格の下落によります所得の減少、生産者の高齢化といった大変厳しい農業情勢の中で、田畑から消費者の手元まで生産加工流通販売を一貫して担う6次産業化を強力に推進することによりまして、農家所得の向上と雇用の創出が実現できるわけでございますので、本町といたしましては商販協の活動の強化により、商品力、販売力、生産力の強化に当たることはもとよりでありますが、6次産業化の取り組みを積極的に支援していきたいと考えておりますし、この商販協を含めて、体制強化を目的にして、さらには6次産業化を確立するために、25年中に先ほど申し上げました農家支援センターを立ち上げ、農地の集積、農作業の委託及び農産物の生産加工販売など農家の支援体制を整備し、農家の経営拡充安定化を図っていきたいと。このように考えておるところでございます。

 それから、最後になりましたが、住民より拡幅してほしいという要望でありますが、まず神下集落の上田建材店から元町集落の元町樋門までの南北に結ぶ町道の永田元町線であると思います。

 現在の状況として全体の延長が285メートルで、全幅3.5メートル未満の道路で、車の離合も困難なところであり、周囲の集落の方が堤防まで散歩コースとして利用している路線でもあります。また、道路にそって上流から都市下水路が流れ、道路の高低差があること、改めて危険な状況もございます。

 この路線の拡張整備につきましては、以前から要望いただいておりますが、道路構造令に沿った幅員と歩行者の転落防止策が必要な路線でもありますので、全体事業費も高額になることから補助事業等取り入れて、年次的に改良を進めていきたいと、このように考えておりますので、要望に応えるために最善を尽くしたいと思っております。

 以上であります。



○議長(大隈寛君) 再質問ありませんか。



◆議員(福田正照君) 議長。福田。



○議長(大隈寛君) 福田議員。



◆議員(福田正照君) まず、中薗課長に1点だけ確認をいたしておきたいと思いますが、この大型ハウスの事業の許可を取得するために、本年度中、もう3月末までに、こなしておかなくてはならない作業工程と申しますか、例えば手を挙げるだけで済むというもんではなかろうと思っております。

 入札も終わって、総体的な事業費がどのぐらいになるんだというとこまでは最低限必要だろうなと僕は思っているんですけれども、場合によっては一部着工せよとか、そういう規定がありますか。



○議長(大隈寛君) 農林振興課長。



◎農林振興課長(中薗兼次君) お答えします。

 現在予算が通った段階でありまして、細かいまた交付決定の内示が届いておりませんので、作業は今からになります。なりまして、今回予算を計上する分につきましては各農家の施設の規模、そういったものを標準単価で積算しておりまして、実際また入札をした段階では当然価格の低下といいますか出てくるかと思いますので。そういった内示、交付決定等がまいってから順次、農家の人たちには準備に取りかかっていただくということになるかと思います。



◆議員(福田正照君) 議長。福田。



○議長(大隈寛君) 福田議員。



◆議員(福田正照君) それが、3月末までに内示決定をもらわなきゃいかんわけでしょ。じゃないんですか。僕の捉え方としては、今年度の事業で前倒ししてやるということですから、ある程度の目安というか、クリアしておかなければならないという規定みたいなのないのかということでございます。



○議長(大隈寛君) 農林振興課長。



◎農林振興課長(中薗兼次君) そのためにこのあと議運が開催されますが、その6号補正の中で、繰越明許費という形で予算されますので、ですから来年の3月まで完成すればいいという条件になろうかと思います。

 以上です。



◆議員(福田正照君) 議長。福田。



○議長(大隈寛君) 福田議員。



◆議員(福田正照君) 今度は町長にお伺いいたします。

 今回のこの地域の元気臨時交付金を前倒しでやるということで、これは町の財政負担の軽減にもつながりますし、また先ほど言われましたように、農家各戸の負担の軽減にもつながると。かねてから農協のほうから要請がありました事業でありますから、大変喜ばしいわけではあります。

 ただ僕は、当然前倒しをしてやる条件が整ったということを、この事業そのものがずっと来年も、再来年も、継続してあるという保障がないというようなことで取り組まれたということはよく理解できるんですけれども。一方では農家あるいはJAにとって、協議することはいっぱいあると思うんですよ。例えば家族内では我が家の労働力から見て、どのぐらいの規模が適切なのかとか、後継者がおれば後継者に、こういうことをしてもいいのかとかいうような協議もしなければならない。

 一方、JAが僕はする、農協が果たす役割というのは非常に大きなものがあると思っているんですよ。今回22戸の農家が参加されました。それまでにこなして、ぜひこなさなければならないという仕事はたくさんあるわけですけれども。僕が一番心配するのは、仮に私もやりますと言って手を挙げた方の中に、大方の人はクリアできるんですけれども、中には農協のほうに高額の負債があって、毎年の支払いもままならないというような方がおられたときに、先ほど町長が説明されましたように、随分と個人負担は軽減されたんですけれども、これをしかも15年でリース形式で支払うということになるんですけれども。

 平均20アールとしますと、1戸当たりの負担額は452万円になるんですよ。そういう人がまたさらに452万円の負債を抱えるということに対する心配と申しますかね、それは農家が幾らやりたくっても、その内情はJAは長年この家庭はこういう経営状況なんだと。毎年、毎年、こういうふうに移行しているということは的確に捉えることはできるわけですから。その人が──そういう人がおったと仮定すればの話ですけれども、あくまでも。十分気をつけねばならないと。そういうことをいろいろ考えますと、いろんな条件が整ったからやるんだということはよくわかるんですけれども、余りにも期間が短いんじゃないかと、決断するまでに、という気がするんですけれども。これが来年、もっとじっくり検討して、来年になってからやればいいんだということじゃなくて、少なくとも今年度中にはある程度のものを打ち出さなければならないと、今年度の予算でしょうから。

 そういうことを含めると、非常にいい事業なんですけれども、そこ辺も完璧にクリアできるのかなという心配はございます。その辺の町長の見解をお伺いをしてみたいと思っております。

 それから、6次産業の件に関しては、それぞれの捉え方ができるんだろうと、私もそう思っておりました。他町村よりかはどちらかと言うと先駆けて、今までそういうことの取り組みはなされてきたと私も思っているんです。現在でも商販協の6名のスタッフの方々が努力をなされていくということもよく存じ上げておりますが、結局この6名のスタッフというのは、どちらかというと宣伝であったり販売であったりということに力を入れているわけでして、その前の段階で私が聞きたかったのは、そういう組織、中村組合長が代表だということを伺っておりますけれども、今日まで例えば定例会を毎月やってますよとか、そういうことをなされているのかなというようなところで質問をいたしたところでございました。

 それと、先ほどから何回も申し上げましたけれども、今日までいろんな取り組みをなされてこられました。その実績というものが残されたものもございます。ただ一方では失敗と申しますか、例えば綾でホウレンソウをつくったものを綾野菜加工館に買ってもらって、そこでホウレンソウを加工してもらうんだというような目的でホウレンソウを進めた経緯もありますけれども、これは1年で頓挫したと。結局その加工場が要望するような品物ができなかったということが大きな要因だと思うんです。しかし、そのホウレンソウをつくって採算に合わないかというと決してそうじゃないと。それがなぜかと申しますと、あそこには連日町外からたくさんのホウレンソウが入ってくるわけですから、進めたことには間違いなかったんです。なぜいけなかったのかという最後の詰めまでやらないと、僕はそれが非常に大事だと思うんですよ。何事も最初から完璧にうまくいくとは限らない。だから、もしつまずいたときにはどこが悪かったのかということを、よくよく検討しながら前のほうに進むべきだろうと思っています。町長の見解を求めます。



○議長(大隈寛君) 町長。



◎町長(前田穰君) まず、施設ハウスの関係でございます。これは今回自主的に私たちもある面では推進をして、もう状態として厳しい旧型の施設を持っている方については、今回更新をしてやるべきですよという推進も一方でやりたいなという思いもしておりましたが、今回は私どもが推進するまでもなく、もう積極的に実は今回このようなことで希望をとりましたところ、22戸という形で上がってまいりました。そういう形の中で今おっしゃいますように、なかなか経営指導と相まった中でのこの施設の改善というのを、一番ここがおっしゃいますようにポイントだと、私もいつも思ってるわけでございます。

 やらせたほうがいいか、やらせないほうがいいかという面のそれは経営指導にもかかっておるし、生産指導にもかかっておる。このように思っております。

 ですから、私は逆算をして、どれぐらいこれだけの基準的な生産量を確保すれば、これまでの負担は可能ですよという標準的なものを見て、逆算をして、最高これだけの補助率に対して農家負担はこれだけ以上は無理だというものをしっかり出さなきゃいかんという考え方で、いろいろ議論をしてまいりました。

 結果的には今回先ほど報告申し上げたような形で、反当たり220万円等々になってきたわけでありますが、おっしゃいますように、これを1年間のリースの金額に置きかえますと、1人当たり試算をさしておるわけですが。今回のあれでいきますと、この年間のリース料は反当たりで18万3,000円であります。以前のは14万6,000円。私はここ辺が大体分岐点だなといつも思っておりましたから、今回もそれほどしました。18万3,000円というのは先ほど言います、10アール当たりで説明しますと3万1,188円、今回の低コスト耐候性ハウスのほうが負担が大きくなります。

 しかし、一方では物すごい性能の高いものでありますから、労力的なものはある程度圧縮されてくる。つまり労力の軽減ができて、その分を生産性のほうに向けるならば、生産性向上に向けるならば収量がアップするだろうと。そこ辺を捉えた経営指導、生産指導をしっかりやるという前提の中で私は判断をしていかないと。

 もし、これの事業に今回のれなかったということになれば、その農家についてはいつまでもある面では負債が残ってしまうという結果になりますから、そこ辺がどこまで農協としての経営指導、生産指導に責任を持つか。こういうことをしっかり私は踏まえんにゃいかんと。

 それは私も、経験者でありますから、私はもう以前から一連の資金繰りの計画からつくって経営指導をすべきだと。こういうことも本当自分もやってきましたし、それをやるべきだということを言うんですけど、なかなか今の陣容ではそこまでいってない。しかし、組織改革をされて指導課を新たにつくったということでありますから、そこ辺の機能がしっかり果たせたらいけるんじゃないかなと。

 ちょっと長くなりましたが、そんなことを踏まえながら、以前も経営構造改善事業にのせなかった人もおります。のせなかったために、ますます悪くなった人。あんときやっぱりのせればよかったなという反省も一方ではあります。しかしのせんでよかったなという思いもあります。なかなかそこのところが、しかし心配されることは私も、考え方は共有いたしますから、そのことをしっかり農協とやって、今回申し込みが上がった人に対する、そういう面での指導助言を支援をしてまいりたいと。このように考えておる次第でございます。

 それから、6名のスタッフの関係で、ホウレンソウが頓挫したということじゃ、まだないんですけど、これは生産性が反当2トン500取らないと、ほかのところは取れるんですけど、その生産技術力がまだ弱いと。でも今まだ諦めているわけではございません。その技術を早くマスターしないと、2トン500から3トンとらないと、もう運賃は要らないわけですから、ある面では。それだけのメリットは出てくるんですけど、そこ辺の生産技術指導というのが、指導というかそこ辺の技術習得が。

 しかし、農家の方で、もう既にそこだけつくっていらっしゃる方もある程度高齢者でありますが、ことしもいい作をつくっていらっしゃるということもございますから。そんな冬場の品目と夏場、甘藷等をつくって、そういう面でせっかくあっこの企業も9億円の売り上げをして、今言われるように、それだけのものが入ってくるわけでありますから、綾町としてそのために私は6次産業化の一環として企業を誘致したわけでありますから、そんなことも踏まえながら、今回しぶとく頑張っていきたい。

 昔、私もいろんな品目を展開して、レタスを、グリーンレタスをやろうと。山地でやろうとやりましたけど、当初はなかなか地名度が低くてうまくいきませんでしたけど、しかし結果的には今レタスが非常に普及してきたと。こういう経緯もございますので、そんなことも含めながらチャレンジすることで、いろんな面での学ぶこともあると、こういうことで今後そのような面で。この6名の販売力も大事ですが、生産力を確保して、そして商品力を高めて販売力を強化する。場合によっては販売力を強化することで生産を拡大する。こういうリンクをしっかり機能するような形で、今後商販協を含めた農家支援センターあたりのものを確立したいなと、こういうことで今までのこのいろんなことに対する取り組みの問題点等は教訓として生かしていこうと、このように考えておるところでございます。

 長くなりましたが、御指摘ありますことについては、しっかり踏まえて努力をしたいと思っております。



◆議員(福田正照君) 議長。福田。



○議長(大隈寛君) 福田議員。



◆議員(福田正照君) 最後にもう1点だけ。これは返答はいただかなくてもよろしいかと思うんですけれども、先ほど町長が、大型ハウスをつくることによって生産性も上がる可能性があると。それはまさしく湿度等の関係なんかでハウスの面積も、容積が広がるわけですから、それは可能なんですけれども。

 台風のことにちょっと触れられましたけれども、僕は余り台風対策に期待しないほうがよかろうと。自然の猛威というのははかり知れないものがございますし、以前大型ハウスが倒壊しましたよね、町内であちこちと。あれもAPハウスの人はやられんとですね。逆に強いはずの大型ハウスのほうが倒壊したと。なぜかちゅうと、余り自信を持ちすぎて、APハウスの組は台風に耐えられんと判断して、かけたばかりのビニールでもはいだりとか途中で破れたりとかして、風が抜けてしまうんですね。ところが、うちのは普通のとは違うと、大型で鉄骨なんだと。パイプじゃない鉄骨だからというようなことで、ばんばん換気扇をきかしてビニールを吸いつかせてやったところが根石を持ち上げたという面もあるわけですから。

 確かに現実的に根石もかなり大きいそうですから、強いはずなんです。強いだろうと思うんです。だけど過信は禁物だと。だから行政が進める中で、台風対策がしっかりしてあるなんてことは、あんまり全面的に出さないほうがよかろうと思っております。



○議長(大隈寛君) 町長。



◎町長(前田穰君) 要望ということであれですけど、私はもう基本的には改良型のAPハウスでいいということで考えておったんですが、今回この事業にのっかるためにはもうこれしかないということで、たまたま台風に強いという基準の中で、しかし宮崎県は台風はもう夏場はもうビニールをはげばいいんだから、その対策の必要はないんだという言い方もしてきたんですが、ただそういう形の中で耐候性、低コスト耐候性ハウスというのは、そういうものに耐えられるということで事業費が上がる、ちょっともったいないなという。

 それともう一つのネックは、ハウスが大きくなることによって、中のやっぱり暖房するときに維持費が上がってくるんじゃないかという心配も実はしております。ですから、そこら辺をどうやってカバーするか、生産性のカバーだけでできるのかなということも不安でありますから、そんな面で総合的に複合経営形態の夏場の収入の確保等も図れるように労力というのが軽減された分は、そちらの方に少しでも回していけるような体制をとりたいなと。こういうことも農家支援センターとしての位置づけをいたしておるところでございますから、そのことも御理解いただいて、また御指導いただけるとありがたいと思います。

 長くなりましたけど、以上であります。



○議長(大隈寛君) 以上で福田議員の一般質問を終わります。

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○議長(大隈寛君) これで本日の議事日程の全部を終了いたしました。

 これをもちまして本日の会議を散会いたします。

(散会午後3時52分)

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