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宮崎県 綾町

目次 11月28日−01号




平成 23年第10回臨時会(11月) − 11月28日−01号









平成 23年第10回臨時会(11月)


平成23年第10回(11月)綾町議会(臨時会)会議録
平成23年11月28日開会    
   平成23年第10回綾町議会(臨時会)が平成23年11月28日午前10時綾町役場議場に招集された。
    出 席 議 員
┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐
│議席番号 │氏        名     │議席番号 │氏        名     │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│1    │相   星   義   廣  │6    │畠   中   征   郎  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│2    │日   高   幸   一  │7    │日   ?   憲   治  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│3    │福   田   正   照  │8    │橋   本   由   里  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│4    │押   田   和   義  │9    │大   隈       寛  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│5    │入   船   康   紀  │10   │押   川       勝  │
└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘

    事 務 局
┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐
│局 長  │前   田   栄   一  │書 記  │丸   田   信   也  │
└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘

    説 明 員
┌─────────┬──────────┬─────────┬──────────┐
│町       長│前 田    穰  │副   町   長│横 山  文 也  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│総務税政課長   │向 井  好 美  │教育長      │玉 田  清 人  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│企画財政課長   │黒 木  政 則  │         │          │
└─────────┴──────────┴─────────┴──────────┘




平成23年第10回(11月)綾町議会(臨時会)議事日程

平成23年11月28日開会   

     開    議

   日程第1会議録署名議員の指名

   日程第2会期の決定

   日程第3議案第50号一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例



会議に付した事件・議事日程と同じである。

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(開会午前10時00分)



◎事務局長(前田栄一君) 御起立ください。一同、礼。おはようございます。着席ください。



○議長(大隈寛君) おはようございます。

 本日、臨時会が招集されました。本臨時会に提案されます案件は、一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例で、条例1件であります。

 議事進行については、御協力をお願いいたします。

 ただいまから、平成23年第10回綾町議会臨時会を開会いたします。

 直ちに、本日の会議を開きます。

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△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(大隈寛君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 平成23年第10回綾町議会臨時会の会議録署名議員の指名は、綾町議会会議規則第111条の規定により、議長において、畠中議員、押田議員を指名いたします。

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△日程第2.会期の決定



○議長(大隈寛君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日の1日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

(異議なし)



○議長(大隈寛君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日の1日間とすることに決定いたしました。

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△日程第3.議案第50号



○議長(大隈寛君) 日程第3、議案第50号一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を議題といたします。

 当局の説明を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) おはようございます。もう師走の時期を迎えようといたしておりますが、この間、大きなイベント等々に御尽力いただきましたことに敬意を表し、御礼を申し上げます。ありがとうございました。

 それでは早速でございますが、議案第50号一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。

 人事院は、東日本大震災の影響により、例年より2カ月おくれで東北3県、つまり岩手、宮城、福島を除いて民間給与実態調査を実施されました。

 東北3県のデータが欠如していることの影響も検討されましたが、50歳代を中心に公務員の給与が民間水準を上回っていることが明らかになったため、40歳代以上を念頭にした俸給表を引き下げる内容の勧告が9月30日に行われたところでございます。

 また、県の人事委員会は11月2日に職員の給与等に関する報告及び勧告が行われたところであります。

 そのような中で、国は6月に国会に提出された国家公務員の給与の臨時特例に関する法律案で給与減額支給措置を行うため人勧の見送りが閣議決定されましたが、県は勧告どおり実施される見込みであります。

 当町におきましては、県の人事院勧告で示された民間給与36万9,019円に対し、本町の職員の給与は33万6,092円で民間給与を下回っていますが、町内の経済情勢等を考慮すれば、国、県の勧告に準じての給与改定はやむを得ないと判断いたしたところでございます。

 しかし、本町の職員は他町に比べ、イベントなどの多くの業務に従事し努力をしておると思っておるわけでございまして、国、県が勧告した実施時期の本年の4月1日ではなく、それではなくて、平成24年の1月1日をもって実施することで、本条例案を臨時議会において御提案するものでございまして、つまり遡及しなくて来年の1月1日に実施させていただきたいと思うところでございます。

 それでは、議案第50号一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の改正箇所につきまして御説明申し上げます。

 議案書の1ページをまずはおめくりをいただきたいと思いますが、これにつきましては第1条については、一般職の職員の給与に関する条例等を一部改正で、別表第1に定める給料表を改定するものでございます。

 それでは、ちょっと飛びますけど、6ページのほうにちょっとお目通しをいただきますが、6ページのほうをごらんいただきますと、第2条ということでございますが、これについては平成18年3月29日、条例第9号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の附則の一部を改正する条例案ということになっておるわけでございます。

 それでは、第1条の関係について申し上げますが、各条及び附則について説明を申し上げたいと思いますが、第1条、もとに戻りますけれども、別表第1表の給料表を改正するものであります。

 40歳代以降の職員が受ける号給を対象として、平均0.23%の引き下げ改定を行い、再任用職員の給与月額についても一般職に準じた改正をいたしております。

 それでは、次の6ページのほうを説明申し上げますが、第2条では平成18年3月29日、条例第9号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の附則を改正する規定でございます。

 これは、平成18年の給与構造改革に伴う経過措置を受けている現給保障職員に対し、現給保障の算定基礎月額に平成21年の改正で減額された職員については調整率「100分の99.1」、減額されなかった職員については「100分の99.34」を乗じた額に改正するため、現行から「0.49」%引き下げた額を1日以降の給料月額とする改正規定でございます。

 次に附則でございますが、議案書の7ページをごらんをいただきたいと思いますが、第1条、第2条とも、これは先ほども申し上げましたが、平成24年4月1日から施行する規定といたしております。

 以上、議案第50号の提案理由の説明とさせていただきますので、十分御審議の上、御決定を賜りますようお願いを申し上げて提案理由の説明にかえさせていただきます。



○議長(大隈寛君) 質疑を許します。



◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。



○議長(大隈寛君) 橋本議員。



◆議員(橋本由里君) おはようございます。何点か伺いたいと思います。

 今、町長の提案理由の中でも綾町職員の置かれている、そのイベントが多くて休日出勤が、特に秋口から多くなるわけですけれども、そうしたことに対する町長の配慮というんでしょうか、遡及しないという形では述べられたんですけれども、それでも今回引き下げをするという点について、もう少し町長の何か思いといいますか──をお聞かせいただけたらと思っております。

 それから、ちょっと質問の内容がどの点が重要かという部分のポイントがちょっと絞りにくいんですけれども、そもそも給与の人事院による勧告というのは国家公務員を規制するわけですけれども、特に労働基本権の制約に対する代償措置であるという点が、今マスコミでも余り言われなくなってきていると思っています。

 ですから、民間の企業を対象に給与の調査をして、その格差を是正するということが人事院勧告の職務であるかのように言われておりますけれども、私はやはり公務員の人たちの労働基本権の制約に対する、その点を補うということがあると思うんですね。

 ですから、ただ単に、特に綾町が民間よりも低いというわけですから、やはりここは引き下げをせずに見送ってほしいという思いがありますので、その点についての町長の考え方を伺いたいと思っております。

 それから、綾町の職員の県内での給与の水準ですけれども、県の情報といいますか、統計によると、ラスパイレス指数だけで見れば下から3番目ということになっております。ですから、給与水準はかなり低いところにあると思うんですけれども、それが間違いじゃないのかどうか確認をしたいと思っています。

 それと、職員の皆さんの、今もありましたイベントに出た場合には代休ということになっていると思うんですけれども、議会運営委員会で、その代休もなかなかとれないで流れてしまうというか、流されてしますということがあるように私は受けとめました。

 それで、代休をとるべきイベントに参加してから、どのぐらいの期間、代休をとる権利といいますか、あるのかどうか。それと、代休がどのぐらい実際は流さずにとられているのかどうか、あわせて有給休暇の消化状況についても数字で示していただきたいと思っています。

 それから、職員組合の方々の御意見はどうだったのか、受けとめ方についても答弁を求めたいと思います。

 それから、今回、人事院勧告では定年制、60歳定年を段階的に65歳に引き上げるという意見の申し出と言うんだそうですけど、強制力はないという意味だと思っております。

 その点について、綾町は年金満額受給できるまでの間の職員の定年について町長にお考えがあれば伺いたいと思います。

 以上です。



○議長(大隈寛君) 町長。



◎町長(前田穰君) まず今回の人事院勧告に対する考え方でございますが、私といたしましては、先ほどもお話がございましたとおり、どうするかということで、正直言って悩んだわけではございます。

 しかし、悩んで、姿勢としては、全県下この人事院勧告に従うという方向が、おおむねそのような方向がなされるということを一応情報としていただいたという面もございますが、そのような中で、これは全国の民間レベルのとらえ方の中で「格差」というのが出てきている。しかし、それよりも綾町はまだ、うちの職員の場合は低いということでもあるわけではございますけども、綾町の経済状況というのを私たちがとらえた中では、綾だけが今回の、今までも人事院勧告に準じてそれぞれやってきましたが、それを今回やらないということについては、綾町の現況の町民の経済状況というのを踏まえたときに、やはりそれは今回準ずるべきではないかという最終的な判断ということになった次第でございます。

 もう気持的には、もう本当に私としては、これについてはある面では、勧告というものは、もうわずかだし、町の職員の状況等を考えますときに避けられるものは避けたいという思いはございましたけども、しかしやっぱり全体的な県下の情勢、さらにはまた綾町の経済状況というものを踏まえた際に、やっぱり提案をし、お願いをしていくべきだという最終的な判断に立った次第でございます。

 人事院勧告そのものが民間格差の是正だけでないということは、もうおっしゃるとおりでございますが、私たちといたしましては、人事管理というものをやっぱり民間給与との形の中で労働基本権というものは守っていかなきゃいけないんではないかという思いもございまして、今回、そういう面で非常に苦慮はしますけども、やはり今までそれに準じてやってまいりましたから、最終的には今回このような形で提案をお願いをしたと、こういうことでございます。

 それから、給与水準関係等々については、ラス度関係からするとまだ国富町と、隣接の関係から比較いたしますと、やっぱり低いという状況でございますから、これを何とかまた是正をさせていただこうということで、かなり是正をしてきたということではございます。

 今度の予算の中でも、それは十分配慮しながら、今回の勧告が影響を受けないような対応というのは当然やって、給与関係の水準を引き上げていきたいという考え方を持っておるところでございまして、そのような考え方に基づいて、少なくとも国富町並みには持っていきたいと、こういうことで、ストレートにそこまでさっと引き上げるわけにはいきませんけれども、徐々に徐々にそこに位置づけていきたいと、このような考え方で、今後、給与水準についての是正といいますか、これを引き上げるということの取り組みをやっていきたいと、このように考えてます。

 それから、代休とか有給休暇の関係は担当課長のほうで説明させますが、私もそれを報告いただいて、極力、財政的な面も含め代休という形等々をお願いをいたしておるわけでございますが、これは本当に有給休暇もとれない職員がおるかと思えば、また十分とっている、十分といいますか、それなりのやっぱり有給休暇を確保されておる職員もおりまして、格差がこれまたそれぞれバランスがとれてない面もございます。

 そういう面で、私たちとしては適正な労務管理というのはやっていかなきゃならないという面でございますが、ただやっぱりそれぞれの所属に応じてはやむを得ない面等々もあって、それだけの頑張りを見せてくれる職員もやっぱり必要でありますから、そういう面での意欲がそぐわないような形を一方では労務管理上やり、あるいはまた一方では叱咤激励をしなきゃならない職員等も、正直言うて、おるわけでございますから、そこら辺はまた私の人事管理という面での努力をしていかなきゃならないと。

 そして、職員の意識というもの、あるいは意欲というものをどう高めるかという面で私の責任でもあるわけでありますから、そこ辺を見据えながら、今後取り組んでまいたいと思っております。

 定年退職の関係については、暫時、今、そのような方向づけがなされておりますから、それに従って暫時引き上げていくと、定年退職の年齢を引き上げると、こういう形に準じてまいりたいと、こういう見解を持っておるところでございます。

 あとの答弁、申し上げてない分野については担当課長のほうから答弁をさせたいと思います。

 以上でございます。



○議長(大隈寛君) 副町長。



◎副町長(横山文也君) 先ほどの御質問の中で、職員組合の意向ということがございました。

 今回の条例改正の提案に先立ちまして、職員組合の役員の方々にお集まりいただいて、実は今回の勧告に伴う給与の改定の取り扱いについては説明をいたしたところでございます。

 その席の中で、やはり組合員としては当然、今までの自分たちの給与水準の低さについてのいろいろな意見は承りましたし、そういうことで、ただいま町長のほうからも説明がございましたように、努めて給与格差が生じないように、少しでも他の団体に追いつくようにと、そういうような配慮も一応今回は視野に入れておると、そういうことも説明をいたしまして、実施時期を1月1日から実施するということで、一応職員組合のほうには了解を得たところでございます。

 以上でございます。



○議長(大隈寛君) 総務税政課長。



◎総務税政課長(向井好美君) イベントの代休の関係でございますが、代休につきましては「8週後まで」ということで規定をいたしております。

 体育大会の代休につきましては、「12月2日まで」が期限という形で、現在、体育大会の代休の部分で申し上げますと、取得率が今のところが約80%弱ということで、まだ取得されてない方も数名いらっしゃいます。

 これはイベント等で取得できなかった方もいらっしゃいますし、今週中でとっていただくということもあるのかなというふうに思っております。

 それから、年次有給休暇の取得状況ですが、これは平成22年度で御説明いたしますと、総付与日数が3,323日に対しまして、総取得日数が867日、平均取得日数が10.2日となってます。それから、取得率が26.1%。

 それから、関連でございますが、育児休業が2名、それから病気休暇が、これは1週間以上の継続休暇ですが、4名ということになっております。

 以上です。



◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。



○議長(大隈寛君) 橋本議員。



◆議員(橋本由里君) 今言われた数字のところから再質問いたしますが、代休のところは今のところ町民体育大会に限って言えば8割ということで、多分高いところなのかなというふうに受けとめました。有給休暇の消化率については、本当に極めて低いというふうに思いました。

 先ほど町長答弁で、「十分とは言わないまでもとっている職員と、とれてない職員がいる」という答弁をお聞きして、以前、課長から──今の人事異動の前ですけれども、伺ったことを思い出したんですけれど、職員の評価でね、有給休暇の消化率を評価の対象にしたいという話を個人的な見解として伺ったことがありました。そのことを今思い出したんですけれども、やはり有給休暇というのはとって当たり前のものですよね、労働者側から言わせれば。

 だから、それをどこかとることを躊躇してしまうというか、評価の対象にならないまでも、やはりとっている人が熱心じゃないというふうに評価される思いが私、町長答弁をお聞きしててちょっと感じたんですね。

 それはとられていない方のほうのことをとるようにするのが私は正しい人事管理であって、何かとっている人もいるというのは少しニュアンスの中に今、以前伺った評価の対象に有給休暇の取得率を加味したいというふうな形になっていくんでは、やはり私は正しい方向にはいかないなというふうな思いがありました。もし、町長の思いがありましたら伺いたいと思います。

 それから、ラスパイレス指数だけで言うと、下から3番目ということで、本当に、いわゆる給与だけで言うとどうなのかというところはもうちょっと下がって、例えば県下で2番目とか、下から2番目とかいうことになってしまうのではないかというふうな思いもするんですけれども、町長がおっしゃる国富町並みに引き上げていきたいということの具体的な対策といいますか、実は昨年の同じ給与引き下げの議案の臨時議会でも町長は「近隣町村と比べても、勝るとも劣らない給与水準に持っていきたい」というふうに答弁されているんですね。

 それが、民間よりも低いというところにある綾町職員の給与でさえも、県下でみんなやるからやるんだっていうふうな形になっていったら、私はやはりせめて国富町並みというのは、ラスパイレスでいくと国富のほうは綾よりずっと上でしたから、なかなか近隣町村といっても、国富しかないわけですけれども、勝るとも劣らない水準にというのは去年もそういう答弁をお聞きしてますので、どうしても具体性に欠けたところがあるような気がしておりますので、もし、もう少し具体的なことで示していただけたらと思っております。

 副町長が答えてくださった労働組合との話し合いの中でも、多分ちょっと今「努めて格差を埋めていく努力をする」というふうに組合の方々に話したということですから、何かこういう形でというのがあったらぜひお尋ねしたいと思っております。

 それから、職員組合の方々は前にも申し上げましたが、上部組織に加盟しておりませんので、いろんな情報も多くはないと思うんですね。ですから、執行部に対して、要するに町長とか副町長に対して、小さな町の職員で、皆さん、なかなか本当、本音はなかなか言えない状況にも私はあって、そんなに今回の給与引き下げに断固反対みたいな形にはなりにくい状況があるという点も加味されているのかどうか、伺いたいと思います。



○議長(大隈寛君) 町長。



◎町長(前田穰君) まず、有給休暇の関係の私の答弁に対する、またさらなる見解ということで見解を求められたわけではないんですが、基本的に私の考え方として有給休暇をとることが、とった者が評価が落ちるということはあり得ません。

 それはやっぱり、それなりの義務と責任というのをしっかり見極めていくという面で参考にすることはございますけれども、そのようなことで、それは当然労働者の権利を束縛することはいたしませんが、私どもとしてはやっぱりしっかりした町民に対する対応という、あるいは公務員としての役割というのを担っていただくことの前提の中で勤務評価というのはしながら、適材適所という配置をやっていくということで、そのようなとらえ方をされたというのであれば、そういうことはございませんので、これは当然の権利ですから、それは私たちは保障すべきことでございますから、私としては、いまや、そういう中でも本当に休みがとれなくて頑張っている職員というのはやっぱりいらっしゃいますということも御理解いただきたいという、これはとれないという分野ももちろんあると思いますが、しかし一方では、自分の持った有給休暇というのをある程度は反故にしてでも頑張るんだという、その気持も大事にしなきゃいかんという思いで、先ほどちょっと申し上げたような次第でございますから、そのように御理解いただけるとありがたいと思っているわけでございます。

 それと、給与関係の具体的にどういうふうに改善努力をするのかということでありますが、おおむねかなり改善されてきておるんですが、しかしまだまだ、しかし一概にそこに持っていきませんので、私たちのとらえ方としてはラス指数で一応とらえておるんですけども、国富が今のとこ95.6ということでございますから、この位置には持っていきたいと、こういうことで、そこに近づける努力をしようと。

 類似団体も大体そこら辺が、95というのは一応のラスパイレスの指数ということになっていると思いますから、そういう面で、また今後の給与改定ということで私の裁量権の中で全体的に見定めながら取り組んでまいりたいということで、そういうことも視野に入れて、今後、予算措置もお願いをしていくという考え方でおるところを、それは十分職員の皆さん方の意欲を喚起、意欲が減退しないように、意欲が増進される方向の改善努力については努力を惜しまないつもりでおります。

 そういうことで、お願いを申し上げたいと思っている次第でございます。



◆議員(福田正照君) 議長。福田。



○議長(大隈寛君) 福田議員。



◆議員(福田正照君) ほとんど、もう橋本議員、同僚議員の質問でお答えをいただいたんですけれども、繰り返しになりますけれども、今回の勧告に対して中間的な落としどころを探られたんだなと、ある意味ではそういうとらえ方ができると思うんです。

 人事院勧告の調査の結果としての民間企業とすると、やや低いと、その割りにはイベントが多いと、しかしこのイベントというのは我が綾町が今日まで町の活性化を図ってきた中で重要なことでございますから、今後も続くだろうということは予想されます。その辺を考えて、町長も非常に今回の引き下げには心配されたんだと思います。

 しかしながら、先ほど言いましたように町内の経済状況というのはよくないというのも事実でございます。それと比べて、公務員はまだそれに比べたらいいんじゃないかというようなことで、双方、考慮されて、給与の引き下げをさかのぼらないという点で落としどころをとらえたと思うんですね。

 これ両方とも、とらえようでは間違っていないというか、この町長が出された結果は僕は決して間違っているとは思わないんですけれども、一方では先ほどから出ますように、ラス指数を国富の水準近くまでは引き上げたいということでありますならば、ここまで頭を悩まされたんであれば、国富との格差も認めておられるんであれば、国富の水準まで近づくまでは勧告を無視するというような考えには至らなかったんだろうかと、その辺をちょっとお聞きしたいと。



○議長(大隈寛君) 町長。



◎町長(前田穰君) いろいろ職員給与に対して、議員各位の御心配いただくことは非常に私にとってはありがたいことだなあと思っているわけでございます。

 ただ、綾町の給与水準が他の町と比べて低いということは、やっぱりある面では本当に職員の皆さん方が今までずっと頑張ってきていただいたおかげだと、そういう思いも一方ではいたしております。

 一方では、そのような面でまた、私たちの町の場合は自治公民館活動を初めとする町民こぞっていろんな役割を担いながら現在の綾町を構成しておる。そういう面でのバランス的な面で、一体的に取り組んできた成果として現在があると。

 ですから、住民感情も大事にしなきゃならないし、そういう形の中で、しかし今のままで給与改善をしなくていいということにはなり得ませんので、客観情勢、そういうものもしっかり踏まえた中で、私どもとしてはやっぱり人事院勧告の重みというのを受けとめながら、県下の中で綾町としての位置づけというのを考慮しながら、そしてもう1つはやっぱり独自性というのもある面では持たなきゃいかんという思いも考察をしながら、最終的には、今話がございましたような形の中で職員の皆さんの御理解をいただきながら、暫時、今後そういう面での給与改善については私なりの考え方に基づいて近い将来は国富町並みの水準に持っていきたいと、こういう気持ちの上で私としては今回人事院勧告はやむなし受け入れるべきだと、最終的にはこのような判断で来たわけでございまして、言われる思いはよくわかりますが、しかし全県下の状況なり、そして綾町の状況なり、もう本当に、毎年この人事院勧告の関係につきましての提案については思い悩みながら現在に至っていると。

 今回も、そういう思いの中で、今申し上げましたような考え方に基づいて最終的には提案をさせていただいたと、こういうことでございます。



○議長(大隈寛君) 質疑を終わります。

 討論を行います。議案第50号の原案に反対の討論を許します。



◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。



○議長(大隈寛君) 橋本議員。



◎議員(橋本由里君) 議案第50号一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例につきまして、反対の討論を行います。

 その理由は、綾町職員の現在の待遇から見て給与の引き下げは行うべきではないという立場です。

 綾町職員の給与は、ただいまの質疑の中でも明らかになりましたように、ラスパイレス指数で見れば県下で下から3番目という低水準にあります。

 その上、休日出勤も実に多く、さらに出勤扱いにならない公務員ゆえの地域での活動もたくさんあります。

 同じような議案が提案されるたびに申し上げますが、そもそも人事院勧告は地方公務員までをも拘束してはおらず、人事院による給与勧告は憲法で保障された労働基本権の制約に対する代償措置です。

 もと公務員の方から意見が寄せられました。民間よりも恵まれた条件にあるから努力して公務員になりました。今のような公務員たたきは結局低いレベルで批判し合い、よい地域づくりどころか、いがみ合いを助長することになるという意見でした。

 少なくとも、この方がおっしゃった民間より恵まれた条件に綾町の職員はないということは町長答弁でも明らかでございます。

 私は、結局、給与の引き下げはその他の労働者の待遇悪化をさらに進め、給与水準の引き下げに拍車をかけると考えるものです。

 綾町の経済状況を考慮すれば勧告を受け入れざるを得ないと町長は申されました。私は、綾町の経済状況が県内で特段悪いということはなく、経済状況の悪化は日本国中全体のことであり、引き下げの理由にはならないと思っております。

 町長は、昨年の同じ条例改正の審議の中で、「他の町村に勝るとも劣らない給与水準に持っていきたい」と発言しております。ただいまの質疑の中でも、そう言われました。その発言を真に実効あるものにするならば、引き下げは見送るべきだと考えます。

 以上、申し上げまして、反対の討論といたします。



○議長(大隈寛君) 賛成の討論を許します。



◎議員(相星義廣君) 議長。相星。



○議長(大隈寛君) 相星議員。



◎議員(相星義廣君) 一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例、賛成の立場で討論いたします。

 まず、国、県の勧告に準じて行うものであります。今回は、昨年に引き続き、3年連続であり、これも民間の厳しさを反映したものであり、経済不況の今日において企業の倒産、規模の縮小、リストラなど先行きの不透明な状況であります。

 そのような中で、町民生活も厳しい中にあり、熟慮を重ねた結果、まことにやむを得ないと判断します。

 最後に、可能な限り、待遇改善に最大限配慮をしていただくよう強く要望して討論といたします。



○議長(大隈寛君) 反対の討論を許します。



◎議員(日高幸一君) 議長。日高。



○議長(大隈寛君) 日高幸一議員。



◎議員(日高幸一君) 一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、綾町においても国、県の勧告に準じ改定することに対して、町長の大変苦慮された決断かとは思いますが、反対討論といたします。

 毎年のように改定される減額給与、ここ数年続いているかと思います。民間の月例給との格差を解消するためが内容となっているのですが、ラスパイレス指数、全地方公共団体平均からしても明らかのように、地方公務員の給与水準は、平成16年から7年連続で国家公務員を下回り、平成22年4月1日現在、国家公務員100に対し98.8%であります。

 また、さらに宮崎県綾町においては、92.0%であり、平均年齢においても42.7歳ということで県下高齢上位を占めています。

 民間の月例給との格差を解消するためよりも、私はラスパイレス指数に重点を置くべきではないかと考えます。

 県下、市も3番目のラスパイレス指数、また平均年齢も上位を占めており、この格差こそ1円でも縮めることが職員に対しての評価として明確な表現の方法ではないでしょうか。

 改定される金額の問題ではないのですが、このまま給与改定されることによって何のメリットも見つからず、デメリットだけが残り、また42.7歳と他町村に比べ高齢、そして教育費がさらに増していく時期でもあります。

 実施時期を来年1月1日からとすることは、一応の評価されることではありますが、ここは見送っていただいて、県下に綾町の職員に対しての表現として示すのも綾町ならではのことではないでしょうか。

 1年前までは職員給与は、町長みずからが手渡しと聞いております。その意味合いは、職員に対しての一人一人の感謝の念をより深く、手から手へ伝える表現かと思っています。

 少々飛躍するかと思いますが、民間企業感覚から考えますと、売り上げを伸ばす最高の手段はベースアップであり、それは金額の問題ではなく、社長から社員に対しての感謝の気持ちと考えます。

 綾町は、だれもが認める県下1番の事業の多いところとして知られており、職員の実働なくしては行事は進みません。それは綾町の顔でもあるかと思います。

 行政・町民一体となって築いていくためにも、職員給与改定見送りの方向を願って反対討論といたします。



○議長(大隈寛君) 他に討論希望はございませんか。

(なし)



○議長(大隈寛君) 討論を終わります。

 採決を行います。議案第50号の原案に賛成の方の起立を求めます。

(起立 5名)



○議長(大隈寛君) 起立多数。よって、議案第50号一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。

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○議長(大隈寛君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。

 ここで、町長のあいさつをお願いいたします。町長。

(町長挨拶)



○議長(大隈寛君) これをもちまして、平成23年第10回綾町議会臨時会を閉会いたします。



◎事務局長(前田栄一君) 御起立ください。一同、礼。

(閉会午前10時43分)

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│   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。    │
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│                                         │
│      平成23年11月28日                        │
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│                  議  長 大隈  寛             │
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│                                         │
│                  署名議員 畠中 征郎             │
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│                                         │
│                  署名議員 押田 和義             │
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