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宮崎県 綾町

平成 23年第3回定例会( 3月) 03月17日−04号




平成 23年第3回定例会( 3月) − 03月17日−04号









平成 23年第3回定例会( 3月)


平成23年第3回(3月)綾町議会(定例会)会議録
平成23年3月17日再開    
   平成23年第3回綾町議会(定例会)が平成23年3月17日午前10時綾町役場議場に招集された。
    出 席 議 員
┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐
│議席番号 │氏        名     │議席番号 │氏        名     │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│1    │福   永   宏   文  │6    │大   隈       寛  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│2    │日   ?   憲   治  │7    │福   田   正   照  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│3    │日   高   幸   一  │8    │入   船   康   紀  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│4    │押   田   和   義  │9    │畠   中   征   郎  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│5    │太   田   善   一  │10   │橋   本   由   里  │
└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘

    事 務 局
┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐
│局 長  │前   田   栄   一  │書 記  │阪   元   裕   一  │
└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘

    説 明 員
┌─────────┬──────────┬─────────┬──────────┐
│町       長│前 田    穰  │副   町   長│横 山  文 也  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│総務税政課長   │向 井  好 美  │教育長      │玉 田  清 人  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│企画財政課長   │畠 中  純 一  │教育委員長    │福 山  茂 男  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│福祉保健課長   │松 田  典 久  │建設課長     │清 水  正 信  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│産業観光課長   │松 本  淳 資  │町民生活課長   │田 中  敏 彦  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│社会教育課長   │谷 口  俊 彦  │農林振興課長   │中 薗  兼 次  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│教育総務課長   │黒 木  政 則  │会計管理者    │山 口  一 徳  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│監査委員     │中 村  桂太郎  │         │          │
└─────────┴──────────┴─────────┴──────────┘




平成23年第3回(3月)綾町議会(定例会)議事日程

平成23年3月17日再開   

     開    議

   日程第1一般質問



会議に付した事件・議事日程と同じである。

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┌───────────┬─────────────────────────────────┐
│質 問 事 項    │質問の要旨                            │
├───────────┼─────────────────────────────────┤
│提出議員 橋本    │                                 │
│1.新年度予算について│?町長が目指す照葉樹林文化を基調とした文教の町づくり、日本一の福祉│
│           │の町づくり、三世代が暮らせる町づくり、安心安全な町づくりなどを実現│
│           │するための施策は新年度予算にどう反映されましたか伺います。    │
│           │                                 │
│2.介護保険制度につい│?国は2012年の制度改定に向け、2011年の予算案で「地域包括ケ│
│て          │ア」の推進を掲げています。しかし、その目標の「住み慣れた地域で安心│
│           │な介護」には程遠いものと言わざるを得ません。大幅な保険料引き上げや│
│           │施設から在宅へのシフトなど環境整備も不十分なままこの計画が実施され│
│           │れば、ますます利用しにくくなり、家族の負担もさらに重くなります。制│
│           │度改定の内容と町長の見解を求めます。               │
│           │?国は24時間対応サービスのモデル的事業を全国60市区町村で実施す│
│           │ると言われていますが、綾町は入っていますか。また、地域包括支援セン│
│           │ターに「認知症コーディネーター」を配置すると聞きますが、綾町でも配│
│           │置されるのでしょうか。                      │
│           │                                 │
│3.国民健康保険制度に│?財政調整交付金の過少交付について、平成18年度、19年度分4,3│
│ついて        │03千円は今補正に反映されていますか。また、過少交付について、国は│
│           │どう説明されていますか。                     │
│           │?平成23年度の国保税の見直しについて伺います。         │
│           │                                 │
│4.学校環境衛生   │?綾小・中学校での実施回数(年何回か)と実施時期について報告を求め│
│(基準)検査について │ます。                              │
│  教育長      │?これまでの検査結果を示してください。その結果についての見解も伺い│
│           │ます。                              │
│           │                                 │
│5.被害対策     │?黄化えそ病、鳥インフルエンザ、新燃岳噴火による降灰の被害の状況の│
│           │報告と補償などについて伺います。                 │
│           │?今後の取り組みと考え方を明らかにしてください。         │
│           │                                 │
│6.住宅リフォーム事業│?実施中の事業をさらに進めるために、国の支援を受けられるよう求めま│
│について       │す。そのために必要な「住宅基本計画」作成は近隣市町とも協議し、県に│
│           │要請するのが良いと考えます。町長の見解を求めます。        │
│           │                                 │
│7.太陽熱温水器設置に│?高齢者世帯などでは太陽光パネル設置は困難です。以前から町内でも多│
│も補助を       │く利用されている太陽熱温水器への補助は環境保全(エコ)の立場からも│
│           │大切だと考えます。町長の見解を伺います。             │
│           │                                 │
│提出議員 日高(幸) │                                 │
│1.産業観光の振興につ│?農、商、工連携した綾町物産協会の発足が必要では。        │
│いて         │                                 │
│           │                                 │
│2.ユネスコ・エコパー│?MAB=ユネスコ・エコパークに指定されると綾町はどう変っていくの│
│クについて      │でしょうか。                           │
│           │                                 │
│3.新しい学習指導要領│?4月から新たに外国語授業に取り組むことになっていますが、綾小学校│
│について       │の対応、準備、計画は。                      │
│           │                                 │
│4.ケーブルテレビにつ│?スポーツ合宿施設のケーブルテレビ導入予定は。          │
│いて         │                                 │
└───────────┴─────────────────────────────────┘
┌───────────┬─────────────────────────────────┐
│質 問 事 項    │質問の要旨                            │
├───────────┼─────────────────────────────────┤
│提出議員 福田    │                                 │
│1.新燃岳噴火について│?長期化するとの予測もある。露地野菜は根菜類作付けの検討も必要では│
│           │ないか。                             │
│           │?降灰の除去作業(ハウス、雨どい等)の注意点を町民に促すべきでは。│
│           │防災無線の活用等。                        │
│           │                                 │
│2.黄化えそ病について│?キュウリの夏作を中止すべきとの声も聞く。町長の見解は。     │
│           │?最悪を予測して他作物の検討も必要では。             │
│           │                                 │
│3.照葉樹林サミットに│?予定通り実施されるのか。                    │
│ついて        │?周辺の整備をしっかりすべき。                  │
└───────────┴─────────────────────────────────┘




(再開午前10時00分)



○議長(畠中征郎君) 御起立ください。一同、礼。着席ください。

 おはようございます。本日の議事日程は一般質問となっております。議事進行につきましては御協力をお願いを申し上げたいと思います。

 まず、会議に入ります前に今回の東日本大震災で尊い生命を奪われました多くの方々に深く哀悼の意を表する意味からここで1分間の黙祷を捧げたいと思いますので御起立をいただきたいと思います。

(黙祷)



○議長(畠中征郎君) 黙祷をお直りください。御着席ください。

 それではただ今から本日の会議を開きます。発言につきましては簡潔にまとめられ、また、綾町会議規則及び申合せ事項を守っていただきますように御協力をお願いを申し上げたいと思います。なお、執行部におかれましても簡潔にまとめられ答弁もれのないようにお願いをいたしたいと思います。

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△日程第1.一般質問



○議長(畠中征郎君) 日程第1一般質問を行います。

 あらかじめ質問の順序を申し上げます。1番橋本議員、2番日高幸一議員、3番福田議員、以上の順序で行います。なお関連のある質問につきましては、先の質問者の質問終了後に関連質問を許可いたします。

 橋本議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。



○議長(畠中征郎君) 橋本議員。



◆議員(橋本由里君) おはようございます。今、黙祷ということもありましたけれども、今回の東北関東大震災では想像もできない甚大な被害を被っているところでございます。まだ、救助や捜索が続いており、日常の生活をしていることがなにか後ろめたく感じる今日この頃です。しかし、一方では私自身の役割を少しでも果たす努力もしなければならないと言い聞かせているところです。

 私が宮城の出身だということもありまして、おかげさまで身内のほとんどは多少の被害は受けたものの命に別状はなく過ごしていたところですけれども、義理の叔母の兄弟が津波の地域に住んでおりまして、ただ昨日あの、夫婦は自衛隊の救助で無事だったという連絡が入りました。ただあの、女川というところに住んでいるその人の娘がまだ行方不明だということで今、案じているところでもございます。町内のみなさんや同僚議員、また職員の方から心配の声も掛けていただいているところでございます。ありがたいと思っております。

 それでは通告に従いまして質問いたしますので町長の、また、担当課の明確な答弁を求めて質問に入りたいと思っております。

 まず、新年度の予算について通告をいたしました。町長はいつも照葉樹林文化を基調とした町づくりを目指すという挨拶をされておりますし、そういった文章も出しておられます。通告の中には文教の町と書いておりますが、教育文化の町、そして福祉の町、三世代が暮らせる町、安心安全な町をつくるということで、いずれも同感、共感できることだと思っております。

 ではこれらの実現のために新年度にはどのような施策が組まれ予算に反映されているのかというところが町民の関心事ではないかと思って通告をいたしました。私ども日本共産党も毎年行っております新年度予算に対する要望でも、こうした観点から要望書を提出し、文書回答もいただいているところでございます。それぞれの町づくりが新年度予算にどう反映されているのか伺うものです。特に、安心安全な町づくりという点では今回の震災との兼ね合いでも町民等しく、その心配とまた、自らの不安も抱えているのではないかと思っておりますので答弁をお願いいたします。

 続きまして、介護保険制度について質問いたします。

 国は、2012年度の制度改定に向けて2011年の予算案で地域包括ケアの推進を掲げています。しかし、その目標である、住み慣れた地域で安心な介護を実現するにはほど遠いものと言わざるを得ません。大幅な保険料の引き上げや、施設から在宅へのシフトなど、環境整備も不充分なままにこの計画が実施されれば、ますます利用しにくい、またできない制度になってしまうと懸念しております。制度改定の内容と町長の見解を求めるものです。

 ?として、国は24時間対応サービスのモデル的な事業を全国60市町村で実施すると言っております。綾町はその60市町村には入っているでしょうか伺うものです。また、地域包括支援センターに認知症コーディネーターを配置する考えもあると聞いておりますが、これは綾町でも配置の実現はあるのでしょうか伺います。

 3つめに国民健康保険制度について質問いたします。まずその1つめとして、財政調整交付金の過少交付について通告をいたしました。綾町では平成18年度分として156万1,000円、平成19年度分として274万2,000円、合計430万3,000円となっているようです。

 私は1月25、26日の政府交渉でこの情報を得て、帰って来たあと担当課に、2月中の申請をしなければ間に合わないという情報でしたので申請を求めたところです。もちろんそれ以前に担当には情報は入っていたと思いますが、そもそもこうした過誤が起きた理由、原因について国はどのように説明をしているのか伺いたいと思います。

 また、この430万3,000円は今議会に提案されております、提出されております国民健康保険特別会計補正第4号、もしくは新年度の国民健康保険特別会計予算にどう反映されているのか伺います。その2つめとして、新年度の国民健康保険税負担がどうなるのか、国保加入者の不安が寄せられていますので伺うものです。

 国民健康保険特別会計予算の補正及び新年度につきましては、審査として私ども文教福祉常任委員会が担当しているわけですけれども、同僚議員からも、これまでのような税負担が重く、どこまでこの負担がふえるのかという町民の不安多い、制度の行き詰まりを感じるとの発言も出ております。

 委員会審査の中では6,000万円の基金を取り崩して、極力保険税の値上げを少なくしようという努力は認められました。確定申告が済み各世帯の税額は6月に決定いたしますが、昨年に引き続く増税は加入者、加入世帯にとって大問題であり、滞納は減るどころか増加するものと予測されております。町長の見解を求めるものです。

 次に、学校環境衛生検査について質問をいたします。

 学校環境衛生検査は学校保健安全法第23条の2で定められているとおり、学校には学校薬剤師を置くものとすると定めております。さらに、同法規則の中の学校薬剤師の職務執行の準則第24条の2では、環境衛生検査に従事し、その3で、環境衛生の維持及び改善に関し必要な指導及び助言を行うとされております。さらに、第5条では学校において衛生検査についての計画を策定、実施し、第6条では、学校の設置者は学校環境衛生基準に照らして、その設置する学校の適切な維持に努めることとされています。綾小中学校での実施は年何回行われているのでしょうか。また、それらの検査結果の報告及び見解を示していただきたいと思っております。

 第5問として、被害対策、身近で起きている被害対策として通告をいたしました。

 大きな被害をもたらした口蹄疫に続くきゅうりの黄化えそ病、鳥インフルエンザ、新燃岳の降灰被害はさらに私たち町民にとって被害と不安をもたらしています。それぞれ、黄化えそ病、鳥インフルエンザ、降灰被害の状況の詳しい報告を求めるとともに、被害に対する補償はどうなっているのか伺いたいと思います。さらに、黄化えそ病は気温が高くなるこれから多発することが予想されますし、新燃岳の噴火は沈静化したと言える状況ではありません。補償も含めて今後の取り組みと、考え方を明らかにされるよう求めるものです。

 次に、住宅リフォーム事業について伺います。

 そもそもこの事業は平成15年9月議会におきまして、兵庫県明石市での取り組みから学び、県内でもいち早く取り組んでおりました日南市、都城市の取り組みをこの議会で紹介し、綾町でもぜひ取り組まれるよう求め実現したものと考えております。この年、旧清武町でも9月議会の補正予算で事業が導入され、公共下水道事業に伴なう住宅改修も含め20万円円以上の工事の15%以内で15万円を限度に始まりました。綾町での制度導入からの実績、この制度での工事の総額を年度ごとに報告されるよう求めるものです。

 特に今回は、社会資本整備総合交付金を活用した住宅リフォーム助成制度でさらに、この事業の推進を行い、リフォームする、または、しようとする町民の負担を軽減し、工務店のみならず関連町内業者のみなさんの仕事をふやそうとするものです。

 先日も申し上げましたように、私は、1月に上京し、日本共産党の県内の議員らとともに対政府交渉を行ってまいりました。そこで自治体で取り組んでおります住宅リフォーム制度に対して、ぜひ国の援助をお願いしたいという要望を提出しておりました。その要望への回答は社会資本整備総合交付金を大いに活用してほしいというものでした。

 この事業は内閣府の所管だということでしたが、平成23年度は事業名が変更になる予定とのことでしたが、今のところ、平成22年度までの1から4までの区分をなくすものの、これまでと同様申請できるということでございます。

 この交付金を受けるためにはおおむね3年から5年の基本計画を作成して国に提出することとされており、この計画に基づいて交付を受けるものです。ぜひこの交付金を大いに活用し、この事業の拡大をされるよう求めるものです。町長の見解を求めます。

 最後に、太陽熱温水器への補助を求める質問です。

 高齢者の方から、太陽光発電パネルは関心はあるけれども、年齢を考えると、年齢と財政負担を考えると設置はできない。子供が帰って来て家でも新築するならともかく、自分達には縁のない事業だという意見が寄せられました。太陽の熱を利用して環境を守るということに非常に役に立ち、費用が少ないという点では多くの家庭で利用されている太陽熱温水器、これにもぜひ助成してほしいいという要望です。私も確かにそうだと考えました。町長の見解を伺うものです。先ほどのリフォーム事業との関連づけられるのではないでしょうか。

 以上、登壇しての質問といたします。



○議長(畠中征郎君) 関連質問の希望はありませんか。

 当局の答弁を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) お疲れ様です。先ほど議長の音頭で黙祷を捧げさせていただきましたが、私も今回の東北地方の太平洋沖の大地震、そして津波等の震災、そういう災害を感じますときに、私ども本当にどのような対応をしたらいいのか複雑な思いで日々を送っているところでもございます。

 さきほど橋本議員からも話しがございましたように、綾町もいろんな関わりがあって、心配をされるみなさん方もたくさんいらっしゃるのではないかと、現実には私の友人も含めてそういう心配をされて日々を送っていらっしゃる方もいらしゃいます。今そのようなお話しをうけたまわりましてなおかつ、私どもまた、お互いの町村を担当している首長がまだ行方不明だというお話し等を聞きますときに、もう本当にやるせない気持ちと同時に何とか1日も早いまた復興を目指していかなきゃならないんだなとこう思いますけれども、手立てがなかなかないということでございます。

 いずれにいたしましても、亡くなられた方に対しまして心からなる哀悼の意を表し、そしてまた心からなるお見舞いを申し上げたいとこのように思っている次第でございます。

 今、事務当局で綾町に対するふるさと納税を贈っていただいております関東、関西のみなさん方、さらにはまた綾町出身者のみなさん方が、あちらのほうにはたくさんの方が住まわれていらっしゃるわけでございます。そういうみなさん方にとりあえず、お見舞いを、書面をもって差し上げたいということで今日、文書を起案をして持ってきましたからそれを決裁をしたところでもございますが、そういうことでまずは心のケアと言いますか、お見舞いを差し上げさせていただこうと、こういう段取りもいたしておりますことを御報告を申し上げたいと思う次第でございます。

 なおかつもう一つは、先日すぐ幹部会を開きまして、綾町としてどのような対応をするのかということについても協議をさせていただきました。しかし今、物資を送るといってもなかなか、物資の調達はできますけれども、それが被災地にすぐ届けられる状況でもございませんので、これは県のレベル、国のレベルでそういう方向づけがなされたときにいち早く対応しようと。まあ当面の対応といたしましては、私どもといたしましては、まずは町民に募金の呼びかけをしようと。赤十字のみなさん方も含めて一緒になった対応をしていくということで、今そのような取り組みをさせていただいている次第でございます。

 いずれにいたしましても宮崎県、口蹄疫を初め、新燃岳等々、鳥インフル等々も含めまして全国から多大な御支援をいただいておりますことは御案内のとおりでございます。いち早く私たちもその恩返しをしなきゃならないと、こういう思いもしてございますけれども、現状としては今申し上げましたような対応しか見当たらないという状況でもございますので、またいろいろございましたら御支援、御指導たまわりますとありがたいとこのように思っている次第でございます。

 ちょっと前段が長くなりましたが、そのようなことをひとつ御報告をまずは冒頭にさせていただきたいと思っている次第でございます。橋本議員さんの御心労に対しましても心からお見舞いを申し上げたいと思っている次第でございます。

 それでは、さっそくでございますが御質問にお答えをしたいと思います。

 まず第1番目の御質問でございますが、私も本当に微力ではございますが議員各位の御支援御、御指導もいただきながら、もう町政を21年目を担当させていただいて迎えておるわけでございます。その中で御質問がございますことにつきましては、そのことに向かって微力ながら21年間踏襲し、そして前任者を初め先人、先達のみなさん方が素晴らしい綾町を築いていただいたわけでありますから、それを後退させることなく、なおいっそうそれをさらに充実強化を図ってまいることが私の役割だと、このような思いの中で御質問にございましたことを主体として今まで取り組んでまいりました。ですからまあ全体的に今年度予算についてもそのことを踏襲してやってきたということをひとつ御理解をいただきたいと思っている次第でございます。

 ま、その中で今回、主要な政策はどういうものかということでございますから、特に主たるものだけを申し述べさせていただきたいとこのように思っているわけでございます。私はまずは、町づくりは人づくりだといつもそういうことを申し上げております。昨日の中学校のお祝いの席でもそのようなことを申し上げさせていただきました。それはやっぱり、幼児教育、幼児保育、そしてやっぱり学校教育等々も含めその幼児期とか学齢期とか社会人等のその年代に応じ必要とする学習を的確に実施してまいらなきゃならない。特に小中学校、幼児教育は元よりでございますが、小中学校の学力向上の支援については少人数クラスの編成や特別教科の補助員配置、塾の開講等を行い、小中学生全体の学力向上に努め、子育て世代の定住化にもつなげていきたいとこのように思っているわけでございます。

 また今年度予算の中にも出てございますように、芸術文化に関する、まあ教育文化を高めるという面で、イベントとしてブルガリア民族舞踊団の公演も行い、異文化の鑑賞や教養を高め生活文化を楽しめる町づくりを目指してまいりたいとこのように考えております。今年特にそのような予算計上をさせていただきました。

 さらには福祉につきましては、町民が生涯に渡って安心で安定した生活ができますように諸制度の運用とそれらを保管する町独自の事業を組み合わせながら福祉、医療、保健の充実を図ってまいりたいと思っております。

 本年度の新たな事業といたしましては高齢者タクシー初乗り料金補助対象区域の拡大や、南俣保育所の改築、国民健康保健税の抑制等に取り組んでまいったところでもございます。また私は町長就任以来、特に、これは大きな公約として親子3世代で暮らせる町づくりについては、もう例年そのことを大きな柱として予算計上させていただきました。今特に。若者定住化の促進が重要であると思っているわけでございます。

 その対策の一環として、居住条件の整備や、子育て支援、教育水準の向上等に取り組むとともに、農林業の振興とあわせ、6次産業化を促進して産業の活性化と就労の場を確保してまいらなきゃならないと、このように考えておるわけでございます。最近また火災における死者が多くなっているという、綾町は幸いそこまでなっていませんが、非常にありがたいと思います。そしてその高齢者の割合が高くなってまいっておるわけでございますから、いざという時に迅速に対応するには地域の一人暮らしの老人や高齢者夫婦、障がい者等の援助が必要な方々の情報を把握して、これはまあ、自治公民館や民生委員と協議しておく必要があります。同時にもちろん、消防団とのそういう面での連携も必要であります。そのようなネットワークを構築してまいりたいと思っているわけであります。

 また、高齢者の孤独死や児童虐待等の防止も町民みんなが思いやりのある心を育み、地域の絆づくりに取り組むことが重要であると思っておりますが、そういうシステムづくりを、ネットワークづくりを今年度は特にソフトの面ではしっかりやってもらわなきゃならないと、このように考えておるわけでございます。さらには民主団体等の連携も強めぬくもりのある町づくりを目指していきたいと思っているわけでございます。

 さらにはまた、安全安心の町づくりという面については、おかげさまで綾町の自治消防団というのは非常にしっかりした歴史、伝統、文化に基づいて、自治消防という郷土愛護の精神に基づいた取り組み等々いただいております。

 私どもはそういう面で消防団のみなさん方が安全安心の町づくりの要としてさらなる御精進ができますように、そしてまた、もうひとつは次世代の綾町の町づくりを、今私が申し上げましたこと等を踏襲していただく、あるいはまたそれを充実強化を図っていただくという次世代のこの担い手の育成という社会教育推進の場にも、消防団活動の中に定着をさせていかなきゃならない、そして担い手の人材を確保していくと、こういうことに取り組みながら綾町町民すべてボランティアの精神に基づいたそういうかたちでの、私は安全安心で暮らせる、そして同時に絆社会というものをさらに充実強化を図ることが、私どもが目指しております3世代で暮らせる、そしてまた日本一の福祉であり、そしてまた教育文化の町だと、こういうことを全体的に予算に計上させていただいておりますことを、御理解をいただきたいと思っています。

 ハードの面ソフトの面でそのような取り組みをいたしてまいりたいと思っております。長くなりましたが以上申し上げさせていただきまして新年度予算に対する質問にかえさせていただきたいと思います。

 それから、介護保険制度の関係について御説明を申し上げますが、これは国から第5期の制度改定の具体的な内容はまだはっきりと示されておりませんが、現在のところ地域包括ケアの推進を基本的な理念として、1つは認知症支援策の充実、2つ目は在宅医療の推進、3つ目には高齢者にふさわしい住いの計画的な整備、4つ目には生活支援サービスをこの地域の実情に応じて、この重点事項として選択をして取り組むよう計画に追加予定をいたしておる次第でございます。

 また、計画策定には要介護者等の実態の把握が必至でございますので、日常生活圏域ニーズ調査の積極的な実施を行うようにいたしておるところでございます。

 第5期介護保険事業等の基本となる地域包括ケアの推進とは、高齢者が要介護状態となっても可能な限り住み慣れた地域において尊厳のある、その人らしい生活が送れるよう目指すもので、1つ目には介護、2つ目には予防、そして3つ目に医療、4つ目に生活支援、5つ目に住まいのサービスを一体化して提供していくのが地域包括ケアの考え方でございます。

 国では地域包括ケアを推進するに当たり、以上5つの取り組みを利用者のニーズに合わせて適切に組み合わせること、また継続的に行うことが今後重要になってくるということになってくると思っておるわけでございます。綾町でもこの地域包括ケアを推進する前提として本町の課題を的確に把握し、現状に応じた介護サービスにつなげるために日常圏域ニーズ調査を実施いたしました。

 これは町内の65歳以上の方の700名を無作為に抽出しアンケートに協力していただいているもので、間もなく宮崎看護大と共同で分析作業に取り組む予定でございます。この結果に基づきながら軽度認知症、虚弱、閉じこもり等の傾向が見られる方がどこにどの程度おられるかを把握でき、地域ごとの課題が鮮明になってくるものと思われますので、各課題に即した的確な対応、手法を国の考え方に添って検討していきたいと考えておるところでございます。

 また、今後必要となる介護サービスの提供量、それに伴なう介護保険料を算出されますが、保険料の大幅な引き上げのないように現在の保険給付の内容についても必要性、優先性、技術支援の観点から見直しを行い、限られた財源の中で効率的なサービスが提供できるしくみをつくってまいりたいとこのように考えているわけでございます。

 さらには24時間のこの対応のサービスのモデル事業について綾町は入っているかどうかということでございますが、綾町は今回は入ってございません。県内では、未だに認知症コーディネーターの研修が行われておりませんでしたが、宮崎県は平成23年度から市町村認知症施策総合推進事業を行っていくということであります。

 これは市町村においても認知の方は介護サービスだけでなく、医療機関や地域の支援機関につなぐコーディネーターとしての役割を担う認知症地域支援推進委員を地域包括支援センターまたは市町村本庁に配置し、当該推進委員を中心として介護と医療の連携や、地域における支援体制を構築する市町村に全額補助を行うものでございます。綾町のケアマネージャー善意の認知症キャラバンメイト研修を受講しており認知症サポートを養成する講師にもなります。これは認知症地域支援推進委員となり得る人材が育ってきていると期待しているところで、地域包括支援センターへの配置も現状を鑑みて前向きにこれは検討してまいりたいと、このように考えておるところでございます。

 以上が介護保険制度等の関係でございます。

 さらに、国民健康保険制度についての御質問でございますが、これは22年度特別調整交付金の交付時期における申請要件の追加として、厚生労働省から平成23年2月8日付で通知されており、平成23年2月9日に受け付け、通知に基づきまして交付金の申請を作成しておりますが、調整交付金の申請につきましては、他の申請要件もあり、調整交付金申請額の確定が補正予算の入力期限に間に合いませんでしたので、今回の補正の計上はしなかったわけでございます。

 平成18年、19年度における普通調整交付金の申請時において、県の指導のもと申請を行ってまいりましたが、調整対象需要額の算出に、これは保険財政共同安定化事業基準拠出対象額、つまり保険財政共同安定化事業交付金の2分の1を用いるところを、これを保険財政共同安定化事業にかかる拠出金、つまり保険財政共同安定化事業拠出金の2分の1、こちらのほうを用いてしましたので、その結果として調整対象需要額が過少申請ということになり交付金が過少交付となって、町の国保財政に負担を与えたということでございます。それで平成21年度に国から、平成18、19年度の調整交付金の修正計算の調査が行われ、過少交付ということがわかりました。それで平成22年度の調整交付金の申請において過少交付分を特別調整交付金で交付することになり、平成18年度156万1,000円、平成19年度分が274万2,000円ということで、さきほど話しがございましたとおり430万3,000円は追加申請を行ったところでございます。今回、補正に間に合いませんでしたのでそのようなことで申請をさせていただいた次第でございます。

 それから、もうひとつは国保税の関係についても御質問がございましたが、これはもう提案理由の中で説明申し上げたわけでございますが、平成22年度医療費につきましては、入院、外来、調剤ともに増加しておりまして、平成21年度決算と比較しますと7.2%増加する見込みとなっております。

 主な理由といたしましては、退職者医療に関わります退職者医療費が平成20年度と比較いたしますと大幅にふえまして230.9%と急激な伸びを示しております。このような状況を踏まえまして平成23年度の保険給付費につきましては、平成22年度当初予定と比較しまして6.3%増の6億9,066万8,000円を計上させていただきました。

 歳出に関わります国庫負担金等は定率の負担となっておりますので、保険給付費の増加率とほぼ同率の保険税が増額となった次第でございます。しかしながら基金の取り崩しを行うことにより、保険給付費の増加率を6.3%以下の、つまり5.2%の上昇率にとどめると、このような予算計上ということで、さきほどお話しがございましたとおり、基金の取り崩しを行って、そういうことで努力、抑制に努めたつもりでもございますのでご理解をいただきたいと思っている次第でございます。

 さらには、この国保税の見直しについての御質問も通告でございましたが、これについてちょっと説明申し上げますが、平成23年度の国民健康保険税の見直しについては、基礎賦課限度額の引き上げが予定されております。具体的には医療分と後期高齢者支援金分の限度額をそれぞれ1万円引き上げて、医療費分が51万円に、後期高齢者支援金分が14万円となり、介護納付金分を2万円引き上げて12万円とし、全体の上限額を現行の63万円から67万円にするものでございます。

 また、現在の本町の国民健康保険税は所得に応じた所得割が43%、固定資産額に応じた資産割が7%、被保険者数1人当たりの均等割が35%、1世帯当たりの平等額が15%となり、応能、応益割は50、50ということになってございます。

 国民健康保険税の課税については今まで被保険者に税が偏らないように検討いたして、平成21年度には資産割の負担を現在の資産原価や資産を有する低所得者への負担を考慮しまして、これを今まで10%からこれを7%に引き下げまして、所得割を20%から43%にしたところでございます。しかし、町内の資産のみの対象となることなどの課題も残ることや、町内の資産だけが対象になっていますから、町外に持っている資産がこの対象にならないということのそういう課題も残ることで、県内では宮崎市のほか、町村では高鍋町とか門川町は資産割を廃止している自治体もございます。

 また、平成22年度から応益割合に関わらず、つまり7割、5割、2割の軽減が可能ということになったこともございまして、個々の保険税が激変しない範囲で応能、応益割の割合も含めた負担割合の見直しも今後は検討してまいりたいと、このように思っているところでございます。

 学校関係については教育長が答弁すると思いますから、被害対策について説明申し上げます。

 つまり、まず最初に、きゅうり黄化えそ病につきましては現在、116戸中54戸の農家に発生をしてきているようでございます。これは農協と生産者のみなさんが今一体となって取り組んで比較的よく抑えこんでいただいておると、私どもはとらえているわけでございます。

 先ほどもありましたようにこれから暖かくなるとこれからが正念場ですから、引き続きハウス内外の除草対策はもちろん、これまで防虫ネット、光反射シートなどの取り組みに加えて紫外線カットビニールの活用、作業終了後のハウスの蒸し込み等など、さらに気を引き締めて対策を講じていかなきゃならない、このように考えております。万が一、多くの発生をした場合は苗代の助成等も含めてこの抑制に全力で取り組んでまいりたいと、そういう対策を考えている次第でございます。

 次に、鳥インフルエンザの被害状況についてでありますが、綾町では2月2日の移動制限区域指定から2月20日の解除までの18日間の出荷停止期間となりました。その間、卵や炭火焼などの加工品、そして地鶏等の生体等の出荷に影響が出ており、通常の出荷ベースに置き換えますと卵が約29万円、加工品が36万円、地鶏等では191万円、合わせて、この鳥インフル関係では256万円の影響が出ていると推測をいたしております。なお、法人系の養鶏農家については、本社が町外のためデータが収集できておりません。現在も3月5日に13例目が門川町で発生し、油断のできない状況が続いておりますが、引き続きまして消毒資材の配付などの防疫を徹底的に行っていきたいと思っています。

 次に、新燃岳の噴火に伴なう降灰の被害につきましては、1月28日の降灰によりまして、農作物施設に大きな被害を受け、降灰作業等大変御苦労されましたことと思っているわけでございますが、町といたしましては、農協と一体となって、ハウス施設の降灰除去作業に当たると伴ない、国の事業であります新燃岳噴火降灰緊急営農対策事業、これは補助率が3分の2ございます。この降灰除去のための資材の、機材の取りまとめを行ったところでございますが、これの申し込みが119戸の農家から総額では約2,450万円の申請を受け付けたところでございます。これまでの降灰による被害額がダイコン、ブロッコリー、ホウレンソウの野菜関係で約223万円、この国の事業であるこれには、今さっき申し上げたとおりでありますが、それでこの実質的な被害額については、ダイコンとブロッコリーとほうれん草の野菜関係で約223万円、そういう葉物で大根も含めてでございますが、それから飼料、作物ですね、これが約300万円、合計で約523万円ということで推計をいたしております。

 野菜の洗浄などで特別な経費を組んでございませんが、近年においては第一線災害であり、火山活動が早く終息化することを祈るばかりでありますが、今回、降灰、資材等に新たに準備されますので、農家においても十分気をつけて作業に当たってもらおうと、当たっていただいたいと思っているわけでございます。

 作業が困難な方については、農協と私どもの職員も含めて支援を行っていきたいと考えておるわけでございます。

 昨年からの口蹄疫、黄化えそ病、鳥インフルエンザ、降灰等被害が後を絶たないわけの状況でございますが、農業生産にはかり知れない損害を生じております。今後状況を見ながら、また国や県の支援も得て、農家の経営安定に向けての積極的な支援に努めてまいりたいと、このように思っている次第でございます。

 それで、ちょっと私の答弁が間違っておったということでございますが、訂正してお詫びを申し上げますが、国保税上の上限額が63万円から67万円と答弁をいたしましたが、これは間違ってございまして、73万円から77万円の間違いということで修正をお願いしたいと思います。失礼をいたしました。そういうことで、73万円から77万円ということに修正をいただきたいと思います。

 それから、住宅リフォームの関係について、長くなって恐縮でありますが、これについては、平成16年から近隣市町村に先駆けて実施をいたしまして、22年度までの7年間の件数で73件、事業費で9,829万2,000円、私どもが補助金として出したものは586万5,000円を支出してまいりました。

 平成22年度では現在のところ外壁塗装1件、屋根、雨漏り改修2件、浴槽、トイレ改修2件の5件で、事業費では457万3,000円、補助金としては49万4,000円ということになっております。

 おかげさまで本事業もおおむね定着してきたようでございます。住宅リフォーム事業を進めるために国の支援策でありますが、公的賃貸住宅の整備等に関し地域の実情に応じた施策を計画的に推進するため、県及び県内26市町村が共同して、既に地域住宅計画が作成されてございます。地域住宅計画では市町村が実施する民間住宅等の居住機能の向上を図るための事業についても対象になるため、本町では若者定住促進事業や新年度に計画してございます民間、空き家改修事業を提案しているところでございます。

 住宅リフォーム事業については、宮崎市が23年度に事業提案をしてございますので、その状況を踏まえて今後検討していきたいと、そのようにとらえている次第でございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 それから、最後になりましたが、太陽光発電パネル設置につきまして、これは国の目指す新産業分野であると同時に、設置費、費用が高額でございまして、国県それぞれ補助制度が設けられています。また、綾町のまちづくりのコンセプト等から環境に配慮した自然エネルギーの活用に取り組むことが大事なことでありまして、この太陽光パネルにつきましては、そのことの普及の推進の意味も含めまして、22年度から1キロワット当たり3万円、それから最高ではこれは国県も含めますと12万円の補助を実施しているところでございます。

 それで、御質問ございました太陽熱温水器も自然のクリーンエネルギーを利用したものでありますが、太陽熱温水器につきましては太陽光パネルに比較して設置費用が意外と安いんではないかと、さらにはかなり以前から普及してございまして、既に普及推進時期は経過しているという見解からも補助を見送ってきたところでございますが、しかし、私どもとしてもこの高齢者を対象とした補助制度として考えることがあれば、検討していく必要があるんではないかと、このような思いもしてございますので、今後検討させていただきたいと、そういう高齢者においてすべきではないかという思いもしてございますので、今後私どもとしては検討させていただきたいと思っている次第でございますので、そのようなことで御理解をいただきたいと思っております。

 ちょっと長くなりましたが、以上、登壇しての答弁にかえさせていただきます。



○議長(畠中征郎君) 教育長。



◎教育長(玉田清人君) 学校環境衛生検査につきましてお答えをさせていただきたいというふうに思っております。

 学校におきましては、児童、生徒及び職員の保健管理と安全管理を目的として学校保健安全法がありますが、その第6条に学校環境衛生基準がありまして、具体的には告示で各種の項目が定めてあります。

 その告示に基づきまして、宮崎市郡薬剤師会に依頼をいたしまして、環境衛生検査をお願いをしているところでございます。

 具体的に申しますと、空気とか明るさ、それから飲料水、プールの水ですね、それから衛生状況、薬品の管理等々多くの基準がありまして、それぞれ実施時期が異なっておりまして、それぞれに多くの検査項目があります。

 22年度にまいりますと、実施時期でございますけども、6月に環境検査、プールの水の検査、総トリハロメタン検査、濁度測定、飲料水の検査、給食室の衛生管理状況検査等を6月に実施をいたしております。

 また、9月にはダニとか、ダニアレルゲン検査、それからホルムアルデヒド測定、薬品管理状況調査を9月に実施をいたしております。

 また、消毒検査、空気の検査につきましては2月に本年度は実施をいたしておるところでございます。

 このようにたくさんの項目がございますけども、法律のこの告示によりまして、先ほど申しました空気と消毒検査につきましては、年2回実施をすることになっておりますけども、今まで宮崎管内の学校で1回しか実施をしておりませんでした。県の方からも若干そういう指摘を受けたということでございまして、市郡薬剤師会等の方の協議をいたしまして、可能な限りというような返答があったようでざいますけども、県立高校を含めまして23年度、次年度からは空気と消毒検査につきましては年2回実施をしたいということになっておるようでございます。

 それから検査結果でございますけども、この薬剤師会によりますと、検査が終わりますと後日報告がまいります。この報告につきましては、この結果につきましては学校側にも伝えてありまして、指摘のあったものにつきましては改善をいたしておりまして、綾小中学校の場合には大きな指摘は別にございません。

 ただ、示してくださいということで、たくさんございまして、ほかの学校もみな管内一緒の結果が1枚で来ておりますので、担当の方は持っておりますから、もし必要でございましたら担当の方にお尋ねいただけるとありがたいなというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(畠中征郎君) 再質問ありませんか。



◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。



○議長(畠中征郎君) 橋本議員。



◆議員(橋本由里君) まず、安心・安全なまちづくりのところで、済みません、新年度予算の関係で今回こうして地震のこともありますので、特に再質問では安心・安全なまちづくりの点についてお尋ねしたいと思っております。

 一つは、綾町では今起きている地震のような規模の地震があってもまあ津波が来るという心配は基本的にはないのだろうと思っておりますが、これまで笑い話のように言われていた一面もあるのかなとは思っておりますが、いわゆるそのダムの決壊のことは、今回の地震の後に大分いろんな方から、議会でもそんな話も出ましたけども、やはりそのダムは本当に大丈夫なんだろうかという意見が何人かからやっぱり伺いました。

 で、以前にダムの問題で、元継松議員が県の方に調査依頼と言いますか、意見を申し上げたものがありまして、今回改めてまた読んでみたですけれども、アーチ式ダムの、綾北ダムの件ですけども、アーチ式ダムのその安全性ということについてなんですけども、県から、平成20年の6月27日付でいただいた返事を改めて読んでみました。やはりこう文書を読んでいくと全く不安がないとはなかなか思えない文書も、くだりもありまして、こういったことではやはり町民がお茶飲み話でするような状況ではないのではないかなという不安を持っています。

 えびのの群発地震だったり日向灘沖のその断層の問題だったりするということからすると、やはりもちろん県の方も今度の地震ではそういう対応、調査もされているとは思いますが、そういった問題が具体的に町民の不安として上がってきていると。そのことについての町長の見解を伺いたいと思っております。

 それから、原発の問題ですね。日本共産党はずっと原子力発電には反対をしてきております。これは何よりもまず安全が確立されていない今のその原発、日本で使われております、地球規模でもそうですけれども、一番の問題は安全性が確立されてないということでずっとそういうことを言ってまいりましたが、今起きている状況を見ますと、本当に目に見えないものでありますし、鹿児島の川内にはあるわけですから、そういったことに対する不安も大変多くなっておりまして、私もお見舞いの電話をいただいた方がやっぱり原発のことを、町内の方ですけれども言われまして、あれが安全なはずはないという意見も寄せられております。そういったことに対する町長の見解がありましたらお願いしたいと思います。

 議会の議案に対する質疑に中でも申し上げましたけれども、町内のその防災無線の状況ですね、これはなるべく早くやはり利用状況も含めてつかんでいただくとともに、その必要性についても十分啓蒙いただいて、それから修理の必要なものにはすぐ修理に取り組んでいただくということがまず大事ではないだろうかなと思っております。

 それから、以前町長に私、平成15年と16年ごろに備蓄の問題で伺ったことがありまして、改めてまたその議事録も読んでみました。やはり私は何を準備したらすべて万全なのかということはなかなか難しいとは思うんですけれども、広域で助け合うということも大事ですけども、今の綾町のこの立地条件とか置かれている状況を考えれば、やはりなるべく小さな単位で、とりあえず食べるもの、飲むもの、生活に必要なものというのの準備はやはりしておくべきではないかなというふうに考えます。

 町長は水はタンクが4,500リットルでしたか、あわせてそういうタンクがあるというふうに答弁されているんですけれども、その4,500リットルのタンクの水は即飲料に使えるものなのかとか、量的にはどうなのか、広域でヘリの輸送手段も活用して、いざというときには対応するというふうに言っておりますけれども、今起きていることを考えれば、そういうこともそう容易にはできることではないと。

 また、食料品などについては町内の商店から提供してもらえるんだというふうに言っております。それは個人の家の火災とかそういうことではあり得るのでしょうけれども、地震対策としてはやはり不十分だというふうに思います。

 今、こういう時期ですから、今すぐものを買いあさって個人個人で備蓄を進めるというふうには言うつもりはありませんけれども、やはり考え方としては、例えば9月の1日に東京などでは大きな、防災の日に訓練も行われていますけれども、そういったことも含めて防災訓練というものも考えていかなければならないのではないかと思っておりますので、改めて考え方を伺いたいと思います。

 これはもう少しその規模が小さくなる話ですけれども、今、日本共産党の綾の支部でアンケートを町民の方にお願いしております。で、今、毎日のように返ってきているんですけれども、それで多く書いてあるのは街灯の設置なんですね。この地点が暗いので街灯を設置して欲しいという御意見が結構多くあります。これは、電気代の問題等もあってなかなか希望どおりつく、設置できない、例えば町側が必要だと思っても区で電気代を見なければならないので余りつくりたくないという意見も聞いております。

 その安心・安全のまちの取り組みから、こととしては、今起きていることとすれば小さなことですけれども、こうした電気代の負担を各自治公民館に追わせるということではなくて、私はせめてこの街灯の電気代は町費で賄って、必要な、もちろん調査もしていただいた上でですけれども、ぜひ負担をしていただきたいというふうに希望しておりますので、町長の考え方を伺いたいと思います。

 介護保険の点ですけれども、この前委員会審査の日に、済みません、ちょっと日にちが出てきませんが、県の方から説明と言うんでしょうか、協議と言うんですか、あるというふうに聞いておりましたので、そこで示されたものが今町長が答弁いただいた内容がすべてなのかどうか、もう少し具体的にそのあれば伺いたいと思っております。

 国民健康保険制度については、また限度額が上がるということで上がることになりそうだということなんでしょうか、大変なことだなというふうに思っております。制度自体、私常に申し上げておりますように、もうかなり行き詰ってきているというふうに考えておりまして、このことも政府交渉のときには話はしてまいりました。

 で、各自治体で値上げにならない努力はしておりますけれども、綾町でも今回6,000万円の基金を取り崩すと、もう残りがそんなにないということで担当の方からも不安だということが寄せられました。

 今、国民健康保険制度について国が責任を持つようにという署名を今県内で集めているところでございますが、町村会などでのもし動きがございましたら御答弁いただけたらと思っております。

 教育長に答弁いただきました学校環境衛生調査についてですが、これも実は宮崎市も1回だったんですけれども、その検査の実施時期ですね。今もう空気については2月というふうに答弁されたと思うんですが、宮崎で一番やっぱり大きなのは温度だと思うんですね、気温というか、教室内の、それが空気ということなのかなと思って答弁を伺いましたけれども、宮崎もそうですけれども、宮崎市もそうでしたけれど、暑い、真夏の時期、夏休みに入る直前とか夏休みが終わって2学期が始まった直後とかという検査の時期じゃないんですね。ですから、教室がどのぐらい暑いかということが余り把握されていないということでした。

 以前要望して各教室に扇風機はつけていただきましたけれども、私も絵本の読み聞かせに伺っているもんですから、7月のその終了式前ぐらいの時期に伺いますと、ものすごい暑さなんですね。で、よく日も当たりますし、もちろん窓もあけているんですけども、本当にこの環境で子供たちは集中して勉強できるんだろうかと思うことがありました。

 で、データはそんなに詳しく、私もホルマドデヒドの数値まで見てもわかりませんので、ぜひその年に2回の調査をやっぱり真夏と真冬というふうに空気については、空気はもっと成分もあるんだと思うんですけれども、温度につきましてはぜひ真夏と真冬をはかっていただいて、子供たちの学習環境がどうなっているのかということについては、温度は一番わかりやすいと思いますので、ぜひ調査をお願いしたいというふうに思います。

 それから、黄化えそ病と鳥インフルエンザ、新燃岳による降灰ですけれども、黄化えそ病につきましては農家の方から非常にその大きな問題なので、ぜひその使える薬剤を今までよりもふやしてほしいと。例えば、ハウス内のガスの消毒については私もいろんな問題があるんだと思うんですけれども、その有機農業との関係で、やはりその薬剤の制限が被害を大きくしているという不安があると。で、本当にその農家にとっては非常事態なので、何とかその使える薬剤をふやしてもらえないかという要望が寄せられました。その点について考え方を伺いたいと思っております。

 それから、降灰対策の、先ほど2,450万円の申請を受け付けたということですが、これも国のその予算枠を超えると3分の2ができるかどうかわからないということで受け付けされたんですが、その後、私の耳にだけ入ってないのかどうかわかりませんが、その受け付けしたものがどうなっているのか、いつごろその要望した動噴なりブロアが農家のもとに届くのかということも聞いておりませんので、今その申請と、その申請受け付けた結果がどうなっているのか伺いたいと思います。

 住宅リフォームについてですが、今町長から数字についても御報告いただきました。私は住宅リフォームにつきましては、登壇して質問でも申し上げましたが、国の方からぜひその交付金を使ってほしいんだと、限度額いっぱい使ってない自治体が非常に多くて、もったいないからぜひ使うようにというその政府交渉の中で言われました。

 今回、町長が言われましたように、宮崎市は2億円のうちの9,000万円をこの国の交付税事業にて使うということで申請しております。

 で、国富町はまだその交付金の活用については情報がなかったということで国富町は使っていないんですけれども、23年度予算で1,872万円計上されているんですね。昨年度は、22年度当初予算では930万円だったんですけれども、希望が殺到して3回の補正予算で追加を行って、結果としては2月の時点で1,871万2,000円の補助額で、契約事業総額は3億8,000万円というふうに資料をもらいました。

 綾は70万円、新年度も70万円の予算で今のところ48万円でしたか、ですから余りにも規模が小さくて、もちろんその交付金の活用がほかの事業でも取り入れてるということですので、総計すると今町長から答弁いただいただけではなかなか比較ができないんですけれども、国富も私が知っているところでは、3年ぐらい前に一たん利用が少なくて、前にも本会議、一般質問で御紹介しましたが、事業はやめたんですね。それで2年前に改めてこのリフォーム事業に取り組んだと記憶しております。そのときに窓口を商工会の方にしたそうです。

 で、今、私がいただいた資料によりますと、住宅リフォーム分では200件の1,220万円、太陽光発電というのが別になっておりまして、これが40件で480万円、地上デジタルの受信対策として200件の100万円というふうになっております。これは交付金とは別です。交付金事業は取り入れておりませんので、それでもこのぐらいありますので、綾町と国富町の人口規模を勘案しても、やはり70万円の予算では私は余りにも少な過ぎるのではないかと思っております。

 先ほど申し上げました7番目の太陽熱温水器の設置にも、もしかしたらこの事業が使えるのではないかというふうに思いますし、新年度のその民間の住宅の改修には使われるということですけれども、交付事業の中に自治体独自の提案による地域の住宅政策実施に必要な事業も含まれておりますし、民間住宅のバリアフリーも含まれておりますし、公営住宅等の改修、それから住宅相談、ですから、空き家バンクとかの住宅相談、それから住宅情報提供にもおおむね45%助成されるという制度ですので、もっと広く活用できるような気がしております。町内の工務店の方から一軒一軒回って営業したいけれども、なかなかそういうことにも慣れていなくて、小さい仕事でも欲しいということも伺っておりますので、ぜひこの制度を導入して使うことが大事ではないかと思っております。

 私、社会資本総合整備計画の地域住宅支援という計画書なんだと思うんですけど、インターネットでダウンロードしてみました。ここに、通告に県に要請するのがいいというふうに書きましたけれども、3年から5年の計画をつくればいいということですので、そんなに県を頼らなくてもできるのかもしれないと思っています。

 宮崎県は住宅リフォーム事業には今のところ取り組む考えはないということですので、町独自でもぜひそういった交付金をもらって取り組むことが必要ではないかと思っております。

 以上、再質問いたします。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) 質問の項目が多くてちょっと答弁漏れがありましたらまた再質問をしてください。

 まず安全・安心なまちづくりということで、特にダムというのは、私も今回のこのような東北太平洋沖の大震災に遭遇いたしまして、綾町でもし、これ津波は大丈夫だけど、ダムが決壊したときにどうなるのかという不安は頭によぎったことも事実でございます。そのような面を含めましたときに、もうこれは原発の問題も含めて、人間が予想を上回るような、想定を上回るような大災害というのが発生したときにはどうなるのかという、まさに原発についてもそういうことが言えるんではないか。ただ、人間が安全だ、安心だと言ってももう限界があるんだなと、こういう思いを強く感じておるのがきょうこの頃でございます。

 そのような面で、私どもについても万が一、その我々が思っているようなそういう想定外の大地震、あるいはまた大災害が出てきた際については、私たちとしてはそのような備えを意識的にしっかり持っておかなきゃいかんという面で、安全性については再度県との協議と言いますか、そういうことについても確認をしたいとは思っておりますが、そういう面で、過去においても私たちはたびたび一般質問が出るたんびに確認をいたしましたら心配はないという返答ではございますけど、原発にしても同じことでございまして、その想定を上回るような結果が出たときに100%大丈夫だということが言えるのかどうか、非常に心配をいたしている次第でございますが、いずれにいたしましても、緊急なそういう面がもし発生したら町民の生命、財産を守るために、万全の対策をとってまいりたいと、このように考えております。

 私ども原発についての見解はどうかということでありますが、電力上文明社会を確立するためにそれらの役割を果たしておるとは思っておりますものの、やっぱりそういう面では原発については心配をしなければならない時代になっているなということの認識を持って、決してこのことを肯定するということにはもうまいらないんではないかと、そんな思いをいたしている次第でございます。

 なおかつまた防災無線等の確認については、これは一番の町民に伝達する速やかな迅速な対応という面では一番大事なこの通信網でございますから、これは担当課に早く指示をいたしまして、そういう面での情報提供が的確に町民に伝わるように、また確認をしてみたいと、そしてまた現状の状況をチェックをしてみたいと、このように考えている次第でございます。

 それから、備蓄の関係も、これも今回のことを、これ輸送手段が遮断されますと、このやっぱりなかなか備蓄というのも、これは考えていかなければいけないんだなという思いもいたしております。しかし、そこら辺がどこ辺まで備蓄の必要性があるのか、これも内部的には常に検討しておるんですが、最小必要限度の備蓄というのは必要だということは十分承知をしているわけでございますけれども、そこら辺について今後大きな課題として検討してまいりたいと、このように考えております。

 それからまた、常に先ほども言いましたように、防災訓練等についても絶えず町民のやっぱり認識を深めておくということが、一たん緩急の際にすぐ万全な備えの対応ができると、こういう体制の意識づくりというのは防災訓練かほかにおいてはないんではないかと、こういう面でまたそういう啓発をしてまいりたいと、このように思っております。

 それから、街灯の問題でいろいろ、これも要望があるわけですが、今、私たちが街灯を保持しているのは354灯ございます。そういう面で、1灯当たり年額では2,100円負担をしておるという状況でもございます。基本的にはやっぱり行財政改革という面での取り組み等も必要でございますから、そういう面で、まあ基本的には現状、もう背景がかわってきている面もございますから、基本的には1節ということでお願いをしていくと。しかし、どうしても必要なところについては、これはまたそれなりの検討をするということのスタンスで臨んでおるところでもございますから、そういう面でできるだけ一たん緩急の際と言いますか、そういう対応がとれるような方向というのは必要でございますので、また適時的確な見直しもやってまいりたいと。基本的にはそういうこの山村の中で、現在これだけのものを設置をいたしておるわけでございますから。

 それから、公民館とあい提携をしながら、連携をとりながら、これは公民館の負担、これは我々町の負担という面で、言うなら住み分けをしておるわけでございますけれども、全額町でというのはなかなか受けるということも厳しい面もございますので、必要なものについては町で負担していくことについてはやぶさかでございませんが、現状はこのような実態の中で御理解いただきながら進めておるということも、御承知置きをいただけるとありがたいと思っております。どうしてもここは必要だということがありましたならば、地元の館長さんも含めて検討して、設置が必要であります場合は設置していくことはやぶさかでございません。

 それから、次の介護保険の関係は、今国からの私たちに示されているのは、基本指針改定案の提示が6月に予定されておるということでございますから、それをしっかり踏まえて、先ほど答弁申し上げましたようなことで対処してまいりたいと、このように考えています。

 それから、国保制度の関係については、これは介護保険制度と相まって、後期高齢者医療保険制度とかいまって、全体的には国保制度そのもののこの保険者の意向、県が保険者になり得るという方向づけ等々もございますが、まだこれも具体的には降りてきておりません。また町村会としてこれを問題提起をしておるということも聞いておりませんので、今後、国の動き等をしっかり把握する必要があるんではないかと、このような考え方に基づいておるということで、御理解をいただきたいと思います。

 また、介護保険制度の第5期の関係については、介護保険料、極力抑制ができるような方向で行きますけれども、いろんなニーズ、あるいは国等の対応の問題等もございまして、第5期計画の中ではもろもろのことをしっかり踏まえた中で、先ほど答弁申し上げましたような考え方に基づいて、第5期の介護保険制度をしっかり計画を立案したいと思っている次第でございます。

 それから、被害対策の中で、黄化えそ病の関係が特に、薬の制約を私どもとしては特別厳しく言っているつもりは、もう今回、いずれにしても壊滅と言いますか、これ抑制と同時に全面的な壊滅を図るという取り組みの方が先行しなければならないという面で御相談をいただいたら、めちゃくちゃに何でも使いなさいということにはなり得ませんけれども、相談をいただきますならば、できるだけケースバイケースで対応するという方向づけをいたしておりますから、そのようにまた御理解いただけて、これは農協とまた我々開発センター、農林振興課等を含めて、要するに黄化えそ病を絶対的にすべて抑制ということよりも壊滅させるという取り組みの方を先行させて対処していくということで望んでおるところでございますから、必要な薬剤については対処してまいりたいと。

 ただ、薬剤費が非常に高いという声等もございますから、これもなかなか使いたくても経費がかかって使えないということもございますから、農協の方には県として必要であれば予算要求して欲しいということは申し上げておるんですが、私の分についてはまだそこまでの要請を受けとめておりませんので、今後これも検討してまいりたいと思っている次第でございます。

 なおかつ2,450万円の今回の新たな国の事業等について、これについては具体的に取りまとめしているのは農林振興課長ですから、農林振興課長の方で答弁をさせたいと。おかげさまで、ただ全体的な枠は11億円ということでございましたが、先日、私なりにこれも確定したかどうかというのは確認していませんが、中部農林振興局長にお聞きすると、県内で11億円ぐらいで大体3分の2の助成というのは大丈夫じゃないかなという話は聞きました。しかし、万が一、これも議員さんからも話があったんですが、万が一、それが3分の2に届かないような状況になったときには、それは町がその分は上乗せをしたいということも、私自身考えておりますから、しかし、結果としてまだどう結果になったかというのを承知しておりませんので、いずれにいたしましても実質の負担は3分の1にとどめるということで取り組んでまいりたいと思っております。

 それから、リフォーム事業の関係については、制度導入についてはもう積極的にやりたいと思っていることは、申し上げたとおりでございまして、全体的に70万円の予算が少ない、私どもはこれはもろもろの事業で、この予算書を見てみますに、住宅管理費でも4,200万円程度の予算計上をいたしておるわけでございます。そんな中でこのリフォーム事業もかなり掘り起こしてきまして、またうちの建築業者等々もいろんな仕事を分担をしていただいておりますが、そういう面で私どもとしてはこのリフォーム事業がもちろん提案がございましたようなことの国に対する提案は積極的にしてまいりますが、空き家バンクも含めて、ただもしリフォーム事業が町単の方で足らないという状況を生みだしたときには、また議会に相談して補正を組むこともやぶさかではございませんので、そのように御理解いただけたらありがたいと思っております。

 以上、申し上げまして、再質問に対する答弁にかえさせていただきます。



○議長(畠中征郎君) 教育長。



◎教育長(玉田清人君) 教室内の温度につきましても、やっぱり年に2回実施をしなさいということになっておりますので、薬剤師会とも連携をとりまして、御質問にありましたように、夏と冬に実施をしていただきたいということと、十分協議をしてまいりたいというふうに思っております。

 それから、子供たちの学習環境につきましても、財政的な問題も伴いますけれども、今後とも鋭意努力をしてまいりたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(畠中征郎君) 農林振興課長。



◎農林振興課長(中薗兼次君) それでは、降灰対策の状況について説明を申し上げたいと思います。

 先ほど、確認いたしましたところ、全額採択になっておりまして、農家におかれましては3月中に、今月中ですが、資材等の納品を完了していただくことをお願いしたいと思います。

 以上でございます。



◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。



○議長(畠中征郎君) 橋本議員。



◆議員(橋本由里君) 安心・安全なまちづくりにつきましては、特に備蓄の問題、ほかのことは御答弁いただいてわかりました。備蓄ではどのぐらいが適当なのかというのは本当になかなか難しいことだとは、私も思っておりますけれども、平成16年の質問のときだったと記憶しておりますが、役場の下のいろんな県からのパンフレットとかの中に、そういう防災についての県からのパンフレットがカラー刷りのがありました。それにはこういう備蓄が必要というのが何か書いてあったような記憶がありますので、一般的に言われているものとしては、ある程度のこうめどはあるのではないかというふうに思っております。それが万全かどうかというのは今回のこととの兼ね合いでは難しいことだとは思っておりますが。

 それから、ダムのことなんですけれども、やはり想定外のその被害だということで言えば、原発ももちろんそうですし、ダムもそういうことがあり得ると思うですけれども、先ほど紹介いたしましたその県からの回答書とかも見ますと、例えば、綾北ダムにフランスのそのダムの事故があったときに、補修したのはどうしてなのかということで質問しているんですけれども、それはほぼ完成した時点で2,000万円程度のだったですかね、2,000万円程度のその補強工事が行われたということに対しては、湛水可能なまでに進んでいたところで万全を期すために工事をしたというふうに書いてあるんですが、そこに最先端の技術に従って追加施行したというふうに書いてあるんですね。

 だから、逆にとれば最先端の技術ではつくっていなかったんだということにもなりますし、最後の方には法律に基づいた点検、管理、基準を定めて適正な安全管理をやっているというふうに書いてあるんですけど、その法律に基づいた範囲内で、お役所ですから法律に基づいてやるというのが基本だということは理解しても、今回のつり橋、綾町のつり橋のことも考えますと、安全だと言われていることが実際事故が起きてみると安全ではなかったというのが、今起きていることですので、この点についてもぜひとも県と協議をしてほしいと思っております。

 ちょっと備蓄のところに戻りますが、先ほど埼玉県の姉の知り合いから、手動式の懐中電灯を送って欲しいという電話がありました。何かこう回したり手で握ると電気がつくんですね。うちにも1個ありましたので早速送る準備をしているところですけれども、それにつけても電池も必要なのではないかということで、町内の全部お店を回りました。ないんですね、手動式も含めて普通の懐中電灯ももうないそうです。私たちは自分たちがいかにその乗り遅れているかというのを実感したわけですけれども、そういう状況ですので、私も今すぐ綾町民が備蓄に取り組むということは、逆に言えばしない方がいいんだとは思うんですけれども、そういう事故が起きるとそういう状況に私たちの身の回りにもなっておりますので、改めてこう何て言うんでしょうか、その災害に対する常日ごろの準備というのが非常に大変だというふうに思ったところです。

 それから、先ほどの電灯、街灯の問題につきましては、具体的な場所も示されておりますので、私も公民館長さんを初め町の方とも具体的な場所をお示しして、客観的に見てどうしても必要なところかどうかということは、検討していただきたいというふうに思っております。

 それから、教育長から答弁いただいたことなんですけれども、年2回薬剤師会と連携して夏冬に検査できるように努力してくださるということで納得いたしました。ただ、降灰の問題もあるもんですから、これから夏場に窓を開けておけない状況も出てこないとも限らないという状況もありますので、ただ単に温度だけではなく、そういった窓を開けられないときの対策などもぜひ検討をお願いしたいと思っております。

 住宅リフォームにつきましては、国がまだ枠があるというようなお話もありましたので、ぜひ広くやっていただいて、隣の国富町でこれだけの、うちも全部入れると4,000万円程度ですか、あるということでしたけれども、ぜひ公共下水道によるトイレの改築などともあわせて使えるようにして欲しいと思っております。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) 備蓄については、またそういう面での一つの指標というのがありましたらば、それも含めて、ことしの予算でも備蓄用の倉庫も検討いたしたわけでございますけれども、まだその域までにはちょっと予算全体から届かなかったということもございます。

 いずれにいたしましても、これは検討しなければならないということでございます。さらにまた、災害に対する備えということも、これはもうハード、ソフトの面で、含めてしっかり取り組んでいかなければいけないという面で、今回もうこのような大災害というのが発生いたしますと、本当に何が安全なのかというのが、非常に不安になってまいります。

 いずれにいたしましても、我々としての役割をしっかり担える体制整備というものについては努力を怠ってはいけないと、このように考えている次第でございます。

 それから、リフォーム事業等については、これは国富もいろいろな施策を講じていますが、私どもも総合的にいろんな施策を講じておりますが、制度に乗ることについては財政的にも、あるいはまた事業の拡大推進につながることでありますから、これは前向きにとらえて取り組んでいきたいと、このように思っている次第でございます。

 以上でございます。



○議長(畠中征郎君) 橋本議員の一般質問を終わります。

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○議長(畠中征郎君) 日高幸一議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(日高幸一君) 議長。日高。



○議長(畠中征郎君) 日高議員。



◆議員(日高幸一君) このたび東北での国内観測史上最大のマグニチュード9.0という強い地震があり、東日本各県にわたり、市、町まるごと津波に流されました。被害等どれほどの壊滅的なものなのか、状況の把握が難航しております。

 死者、行方不明、日に日にふえており、数千人とも、そしていまだ1万人以上が確認、連絡がとれないということであります。連日連夜必死の救出、支援が行われています。被災者、援助の方々、まさに極限状態かと思いますが、とにかく亡くなった方への心からのお悔やみ、御冥福を申し上げます。

 質問に入ります。産業観光の振興について伺います。

 綾町では産業観光の振興として、農業で言えば自然生態系農業の推進ということで、栽培技術を確立し、認証制度を生かした綾ブランドとして推進しております。野菜であれ穀物であれ、また果樹生産においては日向夏みかんが主力であり、ほかにも多種たくさんの特産果樹として生産、綾ブランドの代表であります畜産の振興においても優良牛の育成、肉用牛、生産養豚の綾ブドウ豚のブランド化は期待の大きいところであります。

 綾町のもう一つの顔として、手づくり工芸の里としての工芸の振興であります。たくみの里としての綾ブランド化定着しつつ、残念ながら販路において経営体質を改善して、さらなる綾ブランド化を目指すものであります。

 そのようなことで、特色あるそれぞれ持っているわけですが、これから先、やはり農商工連携した販売促進を一層積極的にPRを務めることは必要不可欠ではないでしょうか。

 今現在、農産物は主に有機農業開発センターを中心に販路拡大が図られ、また畜産においても同じですが、そして工芸やコミュニティ協議会の中でのイベント等による販路であります。なぜ一緒に物産として、物産協会として綾の発足ができないのでしょうか。

 展示会等のイベントによって、そのたびに個人個人に出品依頼をされているようでありますが、窓口を1カ所にすることで時間的にも簡略化できますし、会員同士のコミュニケーションが図られ、交流によって互いの相乗効果が生まれ、私たちものづくりにしましてもとても大切なことであります。

 また、さらに綾を知ることにもつながりますので、農商工連携した綾町物産協会発足を願うものであります。

 2番目としまして、ユネスコ・エコパークについて伺います。

 MAB、ユネスコ・エコパークに指定されると綾町はどう変わっていくのでしょうか。日本では、屋久島、志賀高原、白山、大台ケ原が生物園保存地域に指定されています。1970年代に4地域が指定されてから40年以上、その後指定はありません。世界遺産のように厳しい制限や規制はないということで、人間と自然が共生して生活活動を行うことを前提としています。今後の綾町の長期計画案の中から察しますように、自然と共生しながら人と人とが助け合い、支え合う絆づくり、そしてまちづくりとして協働による地域コミュニティの発展として自治公民館活動の発展、多様なコミュニティとの連携、地域住民の合意形成と絆づくりの推進、そして公共施設の整備等、綾町も平成19年度に景観行政団体となりました。

 景観形成計画を策定し、運用されていることも今後、大きな課題であります。これからさらに美しく、心やすらぐ景観のまちとして変わっていくのだと思いますが、町長の見解を伺います。

 3番目としまして、新しい学習指導要領について伺います。平成23年4月1日から全面実施される新しい学習指導要領でありますが、小学校の改定では小学校第5学年及び第6学年が外国語活動が申請されるということであります。何と昭和60年代から課題であったと聞いていますが、20年間の経過を経て今回の外国語活動新設となったのであります。

 もちろん、我が綾小学校は数年前から外国語、英語の時間が組まれております。教科として一律に実施する方向ではなく、まずは国際理解教育の一環として総合的な学習の時間を活用したり、例えば、子供たちに外国語、英会話等にふれる機会や外国の生活、文化などに慣れ親しむ機会を持たせること、またできるようにすることが適当であると言われております。

 主にALTの外国人の異なる文化を持つ人との交流を図ることがあるのですが、既に活動実施している綾小学校の実態、そして今後の課題等ありましたら伺いたいと思います。

 4番目としまして、公共施設、スポーツ合宿施設にケーブルテレビ加入必要ではないかということであります。

 綾町には現在、ありがたいことに、年間何百という数のスポーツ団体の合宿、または大会等綾町で行われております。そして宿として使っていただいております。合宿の一日の流れとして、グラウンドで汗を流し、そして宿でのミーティング等、また食生活においてもっとも大切なことであると思います。

 そこで、要望ですが、数週間の合宿滞在の中、世界のスポーツ情報が入り辛いということであります。ローカル新聞ではなくライブとしてテレビでの観戦、より早くアスリートにしましては特に必要なことであると聞いております。

 世界の情報となりますと、日本の裏側、夜中での中継が多くなるわけですが、そこでケーブルテレビ加入設置の要望があります。町長の見解を伺います。

 以上4点、壇上からの質問を終わります。



○議長(畠中征郎君) ここで暫時休憩いたします。午後は1時半から開会をいたします。

(休憩午前11時30分)

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(再開午後1時26分)



○議長(畠中征郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 関連質問の希望ありませんか。

(なし)



○議長(畠中征郎君) 当局の答弁を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) それでは、日高幸一議員の質問にお答えしたいと思いますが、まず商工連携の綾町物産協会の発足についての御質問でございます。これまで綾町では、手づくりの里、工芸の里、自然生態系農業の町としてのまちづくりを展開してまいりました。そして、それぞれのまちづくりにおいて各種イベントを開催をし、多くの町内外の方々に来訪され、そして、その取り組みをいろんな面で御支援をし、現在発展をしてきたわけでございます。

 工芸のまちづくりを見ますと、工芸祭りが工芸家にとって最大のイベントでございます。ことしは30周年という記念すべき回数を迎えておるわけでございますが、この工芸祭りのイベントを最高のイベントにして、30周年記念イベントを一つの大きなステップアップにしたいということで考えていかなきゃならないということで、今いろんな企画立案をいただいておるところでもございますが、私は、まずは町ぐるみということにつなげていかなきゃいかんと。

 ですから、農業や商工業と連携した協議会を発足させるべきではないかということを今提案を申し上げておるわけでございます。すそ野を広げることは、もう大切なことでございまして、農業の分野から商工業の分野、それぞれ人が一堂に会して、さらにつけ加えますならば、自治公民館制度等も生かしながら、11団体という青年団、婦人会等々がございますが、高年者クラブ、壮年会、こういうことを巻き込んだ一つの協議会を組織をして、いろんなイベントに対して一丸となった町ぐるみの体制を強めることが必要だと、このように考えておるわけでございます。

 そういう面で、この物産協会を発足させる意図というのがどこにあるのか、よく存じ上げてないわけでございますが、私は、それをするまでもなく今申し上げますような方向づけをすべきことがまずは重要である。そして農商工連携ということが、これから大きな重要な段階にくるんではないかと。そういう面で私は、綾町6次長期計画の中にも、今後のまちづくりの方向として、積極的、そして活発な異業種との交流によって情報交換を行いまして、有機農業とか、産業観光とか、農商工連携ということによって6次産業化というものを充実強化をしていきたいと。

 この6次産業化というのは、農業の分野だけにとどまらず、これはもう生産、加工、販売という一体的な取り組みをしていきたいということで、綾町のすべての物産品は、この6次産業化に向けた取り組みをしていきたいと。こういう思いでございまして、綾町が現状において物産協会を発足させるというか、現実的には、そういう面での体制整備というのはあると思ってますから、私どもは、いつも舞台装置はしっかりつくっていくと。そういう面では、有機農業にしても、それぞれの協議会が中心となって積極的に取り組んでいただいてます。それをフォローアップしていく、こういうことでございます。そのような面で、手づくり工芸の里というまちづくりにおいても、そういう皆さん方が今一生懸命取り組んでいただいてますが、そういう皆さん方が企画立案したことを町ぐるみという位置づけにすることによって物産協会にまさるものが私は確立できると。

 そして、私どもが進めてます6次産業化というものをしっかり生産、加工、販売という、これは農商工連携という姿でやっていきたいということで、今そういうものをネット上でも構築し、すべての綾町の物産物が販売強化されていくという物流の分野での取り組みを強化してまいりたいと、このように考えておりますから、そういう面での御理解と御支援を賜りたいと思ってる次第でございます。

 それから、ユネスコ・エコパークについてでございますが、これはMAB計画は、人間と自然との共生に向け生態系の保全と持続的利活用の調和を図ることが目的であるということは言うまでもございません。申請前の国内委員会のメンバーや昨年名古屋で開催されましたCOP10のメンバーによります事前調査では、照葉樹林プロジェクトや里山づくり、あるいは有機農業の取り組みなど、自然生態系や環境に配慮した地域住民活動が高く評価されたわけでございます。この面で、その評価を受けたというのは言うまでもございません。

 今まで綾町が自然との共生という、そして人と人の共生を図りながら地域資源、自然資源を生かしたまちづくりというのが、まさにこのエコパークの取り組みの大きな目標であるし目的であるということでございますから、そういう面で、これがユネスコ・エコパークということで認定されますと、その価値が世界的に認められまして、綾町の知名度が上がりまして産業観光の増加や農畜産物の付加価値が向上するなど、私は綾ブランドというのにブランド力がさらに培ってくるということを期待をいたしておるし、そういうことにしていかなきゃならないと。

 そういう面で、今まで先人先達の皆さん方が取り組んできました歴史、文化、環境等に対するこの評価をいただきますと同時に、今後、さらにそのことが充実強化をしていけるものと。そういう面で官民協働のまちづくりにつなげていきたいと、このように考えておる次第でございます。このユネスコ・エコパークの綾を目指してということで、もうこのチラシは各家庭に配布してございますから、これをひとつ十分ごらんをいただきたいとこのように考えておる次第でございます。

 さらに、学習要綱については、もう教育委員会のほうで答弁していただきたいと思ってますので、最後にスポーツ合宿施設のケーブルテレビの導入の関係ですが、このスポーツランド綾でのことしのキャンプは新燃岳の影響で、J1の川崎フロンターレは途中で帰られました。また、ガンバ大阪は中止でございました。今期からJ1になったヴァンフォーレ甲府は2月7日から2月15日までキャンプを実施をいただきました。JFNのホンダFCは2月5日から2月15日まで。今回初めてキャンプに来られましたカターレ富山は2月7日から2月12日まで綾町にてキャンプをされました。さらに、野球では、毎年来られています社会人公式野球部東京ガスも2月12日から2月26日までキャンプをされたところであります。さらに、毎年約350団体、約2万人のスポーツ教育合宿の方が来られる状況で、大変ありがたく思ってる次第でございます。

 綾町には、現在、スポーツ合宿の宿泊施設が綾川荘、てるはの森の宿、ふれあい合宿センターがございます。各施設にケーブルテレビ導入についての御質問でございますが、このケーブルテレビを全室に入れる計画とした場合は、ふれあい合宿センターはエリア外となっておりますので、綾川荘とてるはの森の宿全室に入れた場合を想定すると、やっぱり1,500万円弱の設備費がかかります。ですから、現在、両施設の営業状況を見たとき、無理のないところで考えていかなきゃならないということでございます。

 そこで、綾川荘では、ロビーと中広間の2カ所、てるはの森の宿ではロビー広間と研修室の3カ所にケーブルテレビを入れるとした場合の設備費には、おおむね10万円、ケーブルテレビの受信料は年間で7万2,000円と、NHKのBS受信料が約12万8,000円ということになりますので、当初の設備費に10万円、そして毎年の受信料に20万円、これくらいの投資であれば可能であると考えておりますので、そのような面での改善に努力をしたいと、このように思っております。なお、ふれあい合宿センターについては、もう既に以前よりラウンジにCS放送が入っている状況でありますので、これをあわせて御報告を申し上げたいと思っております。

 以上が、日高幸一議員に対する答弁でございます。



○議長(畠中征郎君) 教育長。



◎教育長(玉田清人君) 新しい学習指導要領についてお答えをいたしたいというふうに思っております。

 平成20年3月に新学習指導要領が交付されまして、小学校では21年度と22年度が移行期間ということで、いよいよ23年度、来年度から全面実施ということになっております。この大きな改正点でございますけども、御質問にありましたように外国語授業の導入が入っております。小学校5年生と6年生にですね、週1時間の英語の授業をしなさいというふうなことになっておるところでございます。

 綾小学校におきましては、移行期間の平成21年度から5年生、6年生に対して年間35時間の英語教育を実施しておりまして、中学校の外国語指導助手、いわゆるALTでございますけども、この方に毎週水曜日に綾小学校に行っていただいて、助手として英語活動を行っていただいております。また、4年生以下にも御質問にもありましたように、総合学習の時間等を使って英語を中心とした国際理解教育に取り組んでいるところでございます。

 今回のこの改訂によりまして、小学校でも英語授業を展開するということで、県教委におきましても、いろいろな施策が展開されております。まず一番大きな柱は、この移行期間の21年度と22年度におきまして、県内の各小学校から1人の先生を宮崎大学のほうに招集をいたしまして、半年間英語教育を重点的に教えておりまして、半年の研修ということでやっておりまして、その先生が帰られたら、その先生を中心に、その学校で他の先生に英語の授業のやり方等について教えるというような、そういう施策も宮崎県教育委員会のほうが展開をしておるところでございます。

 綾小学校におきましても、昨年4月から9月までの半年間に宮崎大学に派遣をしておりまして、研修を受けておりまして、この先生が帰られて、ほかの先生方に、この講習が行われておるところでございます。綾町におきましては、この英語教育につきましては早くからもう力を入れておりまして、ちょっと調べてみたんですが、昭和60年には、もう町単の外国人の方に来ていただいて英語講師として中学生に英会話講師で授業等も行っていただいておるようでございます。

 また、近年は放課後子ども対策事業ということで、公民館の方におきましても、小学生を対象にした英会話教室等を実施をいたしておりまして、また保育所、幼稚園にも、それぞれ外国人の講師の方に行っていただいて、もう小さいときから外国の方と接する、外国語と接するということを綾町は、その教育は取り入れておるところでございます。

 課題は何かというふうにおっしゃいましたけども、私たちが若干心配しておりますのは、小学校の場合は中学校と違いまして教科担任ではございませんので、クラス担任がこの英語を教えるということで、やっぱりどれだけ担任の先生たちがどれだけ能力があるのか、どれだけやっぱり若干の差があるのかなということは心配をしておりますけども、ことしの4月からの実際の授業展開等もまた見ていきたいなというふうに思っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(畠中征郎君) 再質問ありませんか。



◆議員(日高幸一君) 議長。日高。



○議長(畠中征郎君) 日高幸一議員。



◆議員(日高幸一君) 再質問ということで数点お伺いしたいと思います。

 まず、以前から要望があったわけですが、綾町の物産として食の安全ということで、有機野菜、そして畜産もそうなんですが、工芸においてもやはり考え方が同じで量よりも質というようなことで、町の形としてやって、今現在に進んでおるわけですけれども、今回、先ほど町長からの答弁がありましたように、30回工芸祭りというようなことで工芸のほうもだんだん年齢とともに、高齢化とともに会員数も減っていき、なかなかこれから先どうやっていくかということで苦心してます。

 そろそろ、もう町にもいろんなカラーがありますので一緒にやったらどうかというような提案もあり、また会員からもそういう要望があったわけですが、そのときにどうしても、この主体となる工芸祭りであれば工芸者が主体になって、それはわかるんですけれども、どうしてもそうなった場合に参加型っていうような形になったら、何かもうひとつ盛り上がりに欠けるんじゃないかというようなことで、一緒に参画といいますか、そういうような気持ちでやりたいというのが私はねらいじゃないかなと思っております。

 どうしても、何もかにもでき上がった時点で、この辺で手伝ってくださいというんじゃなくて、最初からそこに農業の方面から見た工芸というようなことで、いろんな方面で一緒にやれたらなと思っております。そういうことで時間的な短縮にもなりますし、その場で解決も早いんじゃないかなというような気がしておりますので、十分それに耐えられるような色があると思いますので、会費面等は会費だけで運営できるような方向で、私は、そっちのほうがいんじゃないかなというふうに考えております。

 それと、ユネスコ・エコパークについて再質問させていただきます。

 以前、これ以上何をすればいいかというようなことで町長に提案をいたしました。確かに、これ以上何をしたらいいのかなというようなことの答弁だったんですが、本当に私もそう思うんですけれども、地域ワーキンググループというのがありまして、そこの会員として私は出席してまして、十二、三名の方々だったんですが、もしMAB指定になったら綾町はどう変わるだろうかというようなことでシミュレーションといいますか、こういうふうな町になるよねというようなことでみんなで出し合ったんですが、まあ驚くことに、今度6次産業長期計画案というのが出されてますけれども、全く同じようなまちづくりというようなものが、内容が本当にそのままそっくりに案が出まして、本当に、その町というのはそういうことなんだなあというようなことを感じました。要するに、町民が一丸となってこういう町にしたいんだということが、MAB認定の一番条件かなあというふうに感じております。

 ですから、町民に、今後どうやって、こういう町にしたいんだというような、日々、町長からの答弁の中で、あいさつの中で日々出てくるんですけれども、形にした、そしてまた実践しなきゃなりませんので、そういう実践についてもわかりやすく、また町民にそれを、これから5カ年計画といいますか、そういったものではっきりした形にして少しずつ変わっていきます。できることからというようなことで、町民ぐるみでやっていただくことが、これからのユネスコ・エコパークになったらやれることなのかなあというふうに考えております。そういうふうなことで、もちろんそうでしょうけれども、改めて町長にお伺いをしたいと思います。

 それから、学習指導要領に関しましては、以前、頭がっちりの子供が、それじゃいかんというようなことで、やっぱりこれはゆとり教育というのが出てきたというのはそれだと思うんですけれども、ここ数年、学力低下ということで、それは何だろうかというふうなことで、やはりこの原因はゆとり教育というものがまずかったんじゃないかというような見直しというようなことで、薄い本から分厚い本になってくるわけですが、その中で、よく保護者の間でもちょっとこう心配になるんですけれども、小学校5年、6年、英語においては、年間35時間というようなことで、綾町の場合には、もう3年ぐらい前から取り入れて何の心配もないかと思いますけれども、それでも、そのふえた分、国からは地方にゆだねられてるというふうになっております。綾町は、どういうふうなはめ込み方をするのかということで、一応どのような方法でやられてるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。

 例えば、休み時間を短縮したりとか、朝の読書時間を取りやめてやったりとか、それから朝の、朝自習の15分間をカットして、そこにはめ込むとか。ある部分的には、土曜日を授業を取り入れたりとか、そういう学校もあるようであります。綾町は、今現状、どのような感じになってるのかというようなことをお聞きしたいと思います。

 英語においては、小学校がどのような授業をされてるかというようなことで、何ていうんですか、乗り入れ授業というんですか。中学校の先生が小学校に行って、授業の内容を見学するというか、ああいうようなことをやられているようであります。すばらしいことだなあと思っております。引き続き、そのようなことで頑張っていただきたいなあと思うんですが。

 それと、もう一つALTのことに関してちょっと取り上げて質問したいと思います。よくネイティブスピーカーといいますけれども、母国の生の声を聞くというような、つまり外国の人、異国の人の文化を学ぶというようなことで数年前からあるわけですが、これの一番大きな目的はコミュニケーションとよく言われてます。単語を学ぶものではなく、ABCから学ぶものではなく、やはり外国人と交流をするということが大きな目的かと思いますけれども、そのコミュニケーションが、子供とのコミュニケーションばかりではなく、やはり先生とのコミュニケーション、そしてまた地域とのコミュニケーションというのが必要でないかなあと私は思っております。

 話聞きますと、すべてがそうではないんですけれども、ALTの先生方、ちょっとこうその時間が終わりましたら、結構夜の時間があるというようなこと話も聞いております。強制ではありませんけれども、もうちょっとクラブの顧問であったり、もしくは地域の文化にこう参加をしたり、強制ではありませんけれども、そのような呼びかけも必要じゃないかなあというふうに感じております。そのような意味で、そういう考えがないかというようなことを感じております。

 それから、決してもう今は外国人でないといかんというようなことではないような私は気がしてるんですが、もう英語をしゃべれる人はもういっぱいおりますし、堪能な方いっぱいいらっしゃいます、日本人でですね。ですから、十分、それで達するんじゃないかなあというような気がするんですけれども、ある企業にあっせんというようなことで外国人に来てもらうんですが、手数料として、仲介マージンとして130万円ですか、130万円、40万円払われてるようでありますけれども、そういったお金もちょっと無駄じゃないかなというような気もするんですけれども、当たるもはっけ、当たらぬもはっけっていいますか。ことしのALTはちょっとやっぱりというような、ことしは何かこう最近多いようでありますので、そこ辺の方向も、来ていただく先生の方向もちょっとこう考えたほうがいんじゃないかなというような気もしております。すべてがそうじゃありません。綾町の方と結婚されたALTの方もいらっしゃいますけれども、そういう時期に来てるのかなあというふうに考えております。その辺も含めて、再度、町長、もしくは教育長にお伺いできたらなと思っております。

 以上です。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) 再質問に対してお答えをしたいと思いますが、それぞれが行政に期待をいただけることは非常にありがたいんですけども、やっぱりそれぞれの分野分野でエキスパートといいますか、リーダーシップとれる方がいらっしゃるわけでございます。そのような面で、私どもは、やっぱりおっしゃるようにいろんなことをやるについては、これからは参加型じゃなくて、参画型というのが非常に重要であることはもう言うまでもございません。

 それなら、その参画型に導くために、だれがイニシアチブをとるのかと、こういうことを考えますときには、やっぱりそれぞれの立場立場にいらっしゃる方がやっぱりイニシアチブをとっていくということで、私たちは行政として、そういう舞台装置をつくるということはもう惜しまないと。

 私も、長年こうしてやらしていただいておりますが、手づくり工芸の里づくりについては、もうあらゆることについて行政でやれることはぎりぎりの努力をしてきたつもりでございます。そのような面で、今回30回というのを一つの節目にして、未来でありますそういう物産協会的なものを発足させたいということでありますならば、今回が一つの試金石じゃないかなあと、こういう思いがいたしております。

 そういう面で、私はもう日高議員みずからがやっぱりリーダーシップをとって、そういう方向づけをされることのほうが成功率は高いと、こう思っておりますし、また我々もそういう方向の中で、いろんなことに対して、必要な予算を何とか工面をしたり、そしてまた、いろんなことでの、やはり何ていうんですか、この舞台装置を整備したり等々、今も現在そのような形の中でこの綾城のほうにもそういう仕掛けをいただいておりますから、そういう皆さん方と一緒になって、これはもうみんなでやらないと、私ども行政だけがすべてできることでもございませんので、私はそんな形で綾町の有機農業というのは、私も農協長をやってきたし、そして同時に行政の郷田町政とタイアップしながら、我々は我々の役割としてのイニシアチブとりながら、参画型という形の中での行政と農協とが表裏一体という姿をつくってまいったつもりでございます。

 私は、そのような方向づけがこれからは必要だと、形だけの物産協会が果たしていいのかどうか、そういう面で必要に迫られた段階ではそういう方向づけが必要だと、このように思っておるわけでございます。

 そのような面で、今回の30回の記念大会を、私が提案しているような方向づけのものを、もしこれをやっぱり積極果敢に呼びかけていかないと、結果的にはイニシチブをどちらがとるのかということになってしまうと参加型という形になってしまいますから、その辺もひとつぜひ頑張っていただきたいなあと、このように思っている次第でございます。

 それから、ユネスコ・エコパークは、前々から申し上げてますように、これはもう私はやっぱり今までの取り組みというのが評価され、あるいはまたその取り組みが、このエコパークの認定申請ができる大きな糧になったということは言うまでもございません。

 ですから、そういう形を、そういう申請ができるということに対して、まずはお互いがたたえ合う、あるいはまたお互いが理解し合うという姿の中から今後どうするかという夢を追うためには、私が申し上げておりますように、私は自然と経済というのが、あるいは綾町のまちづくりと経済というのが、ある面では両立していく関係をつくり上げることが、今後のこのエコパークの認定に基づいた一つの大きなステップではないかと。マクロ的に見ますと、そういうとらえ方をいたしておるわけでございます。それは、綾のブランドというのが先人先達のおかげでここまで培ってまいりました。それはすばらしいことでございまして、名声を博していただいたと。端的に言えば、そういうことだと。この名声を、いかに力をつけるかと、それは経済力だと思ってるわけでございます。

 ですから、自然と経済が両立していけば、これからの綾町というのは、いろんな面で、この綾町のブランド力ということにつながっていって発展充実をしていくんだと、私はそう思っておりますから、その一つのあかしとして6次産業化、このような今ネット社会でございますから、そういうものに結びつけた中で、今後のブランド力をつくり上げていくんだと、これが一つの大きなユネスコ・エコパークの一つのまた大きな糧になると、こういう思いの中でやっていきたいと、このように考えておりますことを申し添えさせていただきたいと思う次第でございます。

 新しい学習指導要綱の関係では、先ほど教育長が申し上げましたように、私どもとしては、これが一つの今後の国際化の大きなステップになっていくように、諸問題はあると思いますが、まずは私は取り組まなきゃいかんと。そういう面で、必ずしもこの外国人女子でなきゃならないちゅことはもちろんございません。問題は、この将来の子供たちを国際化という、そういう人材を育てていくための一つのスタートにしなきゃならんと、こういう思いでございますから、具体的には教育委員会のほうでしっかりそれをフォローアップしていけると、このように思ってる次第でございまして、私も学校教育の中で、そういう将来はボーダーレスの時代を見据えた、そういう国際感覚をしっかり培うような学習というのに熱意を注がなきゃならないという考え方に基づいておるわけでございますのでよろしくお願いしたいと思います。

 以上であります。



○議長(畠中征郎君) 教育長。



◎教育長(玉田清人君) この学習指導要領につきましては、文部科学省のほうから、この学年はこの教科を年間何時間やりなさいとかいうようなのが示されるものでございます。また、この今度の新学習指導要領につきましては、県教委のほうもある程度のパターンを示しまして、例えば45分の授業の中で15分コマを4コマやってもいいですよとか、そういうパターンもいろいろ研究も示してくれております。

 それで、この教育課程の編成につきましては、各学校でそれぞれ独自に、その最低年間のこれこれ何時間は確保するということで、各学校で独自にそういう教育課程の編成は行っておるところです。

 綾町の場合は、御質問にありました土曜日に授業をするとか、そういうことはもう全く今のところは考えておりません。毎週の組み方で、年間の授業時数は当然確保できておりますので、また予備時数といいますか、例えば台風とか、災害なんかで臨時休業等もやりますので、そういうときに確保できなくなった場合に備えて予備時数等も含めて年間の教育課程につきましては、各学校で編成をしておるところでございます。

 それから小中の連携はどうなのかということでございましたけども、当然、綾の場合は、1校、1校ですので、できるだけそういう連携とかいうことは、年に何回か先生たちが合同で協議会等も持っていただいておるところでございますが、中学校の先生が小学校に行って授業をするというのはたまにはありますけども、そうなると、逆に今度は中学校がおろそかになるといけないなあということで、そこら辺は、もう十分協議をしながらやっていきたいなあというふうに思っております。

 それから、ALTの問題でございますけども、これはALTは、もう今までは文部科学省から、この人この人ということで、もう割り当てみたいな形で来ておりました。それで、授業以外にコミュニケーションをとってとおっしゃいますけども、それも契約以外でございますので、そういうことはまずできません。こちらからコミュニケーションとって、こういのがありますがどうですかというぐらいしかありませんので、もう学校の授業しか持つことはできないということになっておりますが、これもALTもどういう人がお見えになるか全くわかりませんので、今各自治体はそういう動きになっておりますが、もう民間の業者と契約をいたしまして、委託契約をして、そこから派遣をしてもらうという形になっているところが多いようです。

 本町の場合も、一昨年の9月からそういうことで、民間の業者に委託をいたしております。今中学校におりますけども、大変一生懸命やる人ですが、オーストラリア出身の人ですけども、男性の方ですが、一生懸命やりますのでまだずっといてもらいたいなあというふうに思っておりますけども、各自治体の動きはそういうふうに、もうALTは、もう文科省に頼むんじゃなくて民間の事業者に委託をするという形がふえてきておるようでございます。

 以上です。



◆議員(日高幸一君) 議長。日高。



○議長(畠中征郎君) 日高幸一議員。



◆議員(日高幸一君) 最後に、2点だけお伺いしたいと思います。

 ケーブルテレビ設置、早速していただけるということでありがとうございます。本来なら、長い、1週間、2週間の研修のときに、夜は、私個人としては、食事が終わったらちょっと町の中に出ていただいて、ちょっと歌でも歌っていただいてというような気持ちもなきにしもあらずなんですけれど、なかなかそれもできないようでありまして、合宿のところで、部屋でいろいろくつろいでおられるという話を聞いたもんですから、テレビがあるとなというようなことで要望がありましたので、早速入れていただけるということで本当ありがとうございます。

 それから、そのALTのことで、なぜそういうような質問したかといいますと、何か授業が終わって、こう下向き加減で、実際に話をしてみるとそうでないのかもしれませんけど、私だけじゃあなくて非常に寂しそうなんですね。歩いて帰られる姿が。とてもじゃないけど地域になじんでるというふうに見えてこないんですね。

 ですから、あいさつしようにもしようがない。今、見えてるオーストラリアの前の方々なんかは、もう耳にイヤホン入れて自分の世界に入っておられるわけです。あの人だれかというような感じなんですけれども、今の方も非常に下向き加減で、こう「はーい」といっても、なかなか気がついてもらえないというような感じなもんですから、やっぱり地域で出会ったりとか、先生とのコミュニケーションであったりとか、もう少しちょっとこう足りないんじゃないかなあというふうに感じたもんですから、ぜひそういうような改善というものがあるんであれば、ぜひそういうような、もう向こうが嫌といえば、もうしようがありませんけれども、何かひょっとしたら毎日の生活が楽しいのかなあと、要は、もし苦しいんであれば生徒に響きますし、ですから、毎日が楽しいんであれば、あしたも頑張ろうというような気持ちになるんじゃないかなというような感じを受けましたので、まずそのところを再度またお聞きしたいと思います。



○議長(畠中征郎君) 教育長。



◎教育長(玉田清人君) 今質問がありましたように、今の彼は、そういう面では、結構我々もいろいろ話をしておると結構前向きに何だかんだやってくれる彼ではあります。その前の彼女はアメリカ人でしたけれども、おっしゃるように全くだめでした。もう我々も、もうお手上げのような状態ですね。やっぱり、もう文科省から派遣されますので、どういう人物が来るかわからないということももちろんあります。私たちもできるだけ努力をして地域住民の方と接していだくように、コミュニケーションとって、できるだけ引っ張り出そうというふうには思っております。

 そういう点もあったもんですから、財政のほうとも協議をいたしまして、今回は民間と委託契約をしたというようなところでございます。

 以上です。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) ALTの関係は個人差があるようですね。前来た者は、もう本当に町民と触れ合ったりする面があったりするんですけど、やっぱりそういう面で、なかなかこの教育長が言いましたように、こういうコミュニケーションとるべきだといっても、なかなかやっぱり個性があってできない人もおりますけど、しかし、もうちょっとやっぱり私も反省してるんですけど、呼びかけて、もっと町民となじむような関係をつくる環境づくりもやっぱりしてやらないと、やっぱりそういう面での、このコミュニケーションがとれない分野もあるのかなあという思いもいたしておるわけでありますが、いずれにいたしましても、僕はそういう町民に溶け込むというのは非常に大事な分野だとは思ってますので、今後は、そういう面についてはまた教育長とも相談して心がけていかなきゃいかんなあと思っておるんですが、過去の例からすると、私は、そういう面で1回誘ったら非常にコミュニケーションがとれて、今でもおつきあいをしてるという方もおるんですが、これデリーといって女の子なんですけども、今でもイギリスに帰って、まだ我々とコンタクトがとれるという。そういう人もおるわけでありますから、そういう方向のもとでまた取り組んでまいりたいと思っております。



○議長(畠中征郎君) 日高議員の一般質問を終わります。

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○議長(畠中征郎君) 福田議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(福田正照君) 議長。福田。



○議長(畠中征郎君) 福田議員。



◆議員(福田正照君) 質問に入ります前に、今回の東北地方太平洋沖地震により多くのとうとい命が失われました。また、原発事故に関しまして何十万という人たちが避難をいたしております。被害に遭われました人たちに対し、心からお悔やみを申し上げ、またお見舞いを申し上げたいと思います。

 それから、議長にちょっと相談事があります。質問に入ります前に、この東北地方地震による原発事故に関しまして私の申し上げたいことがございます。本来ならば、当然、質問事項として、この通告をして話をしなければならないということは重々わかっておるつもりでございますけれども、私に関しましては、次回、このことを取り上げるということは保障されておりません。ひょっとすると、この場に立つのは今回が最後ということもあり得るわけでして、ぜひとも話をさせていただきたいと思っておりますが、許可をお願いいたします。



○議長(畠中征郎君) はい、許可いたします。



◆議員(福田正照君) ありがとうございます。それでは質問に入ります前に、今回の原発事故に関しまして、私なりの考え方を少し述べさせていただきます。

 実を申しますと、私は県内の小さな反原発グループのメンバーの一人でございます。もう6年になりますか。毎週1回定例会がございまして、できるだけそちらのほうにも顔出しをしているところでございますけれども、おおむね半分かなというような──参加率半分かなというようなところでございます。

 なぜ、私がそういうグループに入ったかと申しますと、事の発端は、綾のこの送電線鉄塔でございました。このことを今さらぶり返すつもりは毛頭ございません。ただ、その反対をするさなかで、当時のTBSのニュースキャスターの筑紫さん、筑紫哲也さんでしたか、亡くなられましたけれども3回取り上げていただきました。綾の森の鉄塔に関してですね。彼いわく、この送電線というのは、行き着く先は木城町にある揚水発電所なんだよと。揚水発電というのは、一般の発電所と違って100電気を生み出す中のおおむね四、五十%は自前の電力を消費してしまうんだと。夜間に、その余った原発の電力を水をくみ上げる際に使うと。そして昼間の高い料金にすり返るんだというような言われ方をされておりました。それが事実かどうかは、私には、いまだにはっきりとした答えは出せません。多分そうだろうと思います。

 そしてその中で、原発と揚水発電所はセットなんだと。過去において揚水発電所ができたとこは必ず原発が増設、新設されるんだという言い方をされました。「あっ、そうなんだろうか」と思ったところでございますけれども、加えて、その原発は、もうこれ以上つくったらいけないんだと。地震大国である日本では、これ以上はつくらないほうがいいんだと。幾ら環境に優しい、二酸化炭素を出さないという事実はあっても、もし大惨事になったら、これほど大気を汚す発電はないんだと。水力火力に比べると、その比は何十倍にも達すると。加えて、最悪の場合、人命が失われるという言い方をされました。

 私は、当時は、原発に反対するなんて気持ちは毛頭ございませんでしたけれども、少し原発の勉強をしてみようということで、6年ほど前、そういう会に行って勉強をすることになりました。月日を重ねるごとにやっぱり原発の不信感というのはぬぐい去れないものがあると思っておりましたけれども、人にそれだけの理解を求める知識も持ち合わせておりませんでしたし、言うこと自体がはばかられるような気がいたしました。したがって、私の知人にも、同僚議員にも、そのことは一切伏せて今日に至りました。

 筑紫さんの言われたように、揚水発電所ができた直後に鹿児島のほうで川内原発第3号基の増設計画が始まりました。そのことは、最終的には知事も容認をいたしました。私は、そのときも鹿児島まで出向きました。知事との面談を申し入れ、それがかなうということでしたので数人の仲間と行きましたけれども、当日になって知事は緊急の用事ができたということで担当課の職員が対応してくれましたけれども、答えといたしましては、国も電力会社もこれほど大丈夫だと言うんだから信頼せざるを得ない。加えて、川内市民が判断することであるというようなことでございました。

 近々では、1カ月ほど前に串間のほうに出向きました。それはなぜかというと、串間、大塚のカンショ生産農家と私は、その中の一人と親しくしておりまして、その彼は、随分前に串間の原発問題が発生したときに、大塚農協が反対ということで猛反対をいたしました。それは、むしろ人命とかそういうものでなくって、微量であっても放射能が出たということがマスコミに流れると風評被害が起きて農産物が売れなくなると、もうその一点でございましたけれども、要はやっぱり原発に反対だというようなことで、1カ月ほどまで勉強会をするということでございましたから出向きました。

 しかし、参加した人というのはごくごく限られた少ない人でございました。串間、大塚、はまゆう、日南、この農協の青年部はこぞって反対をしているのに、参加する人は極めてまれだということでございました。僕は帰りに考えました。やっぱりこれは幾ら反対といってもどうしようもないと。串間にも、恐らく住民投票で誘致のほうが圧倒的に多くなって、原発ができる可能性は大だというとらえ方をいたしました。

 帰りの車の中で、とめられるのはただ一つ、どこかで大事故が起こった場合、それ以外にはもう無理だと。何年反対をしても聞き入れられないという結論に達しました。しかし、その中ですぐリーダー核が否定いたしました。それはそうだろうけれども、そのときは、ひょっとしたらとうとい人命が失われたときかもしれないというような、そんなこと口が裂けても言うべきでないという結論に達しましたけれども、残念ながら今回の東北地方太平洋沖地震、結果はそのとおりになってしまいました。

 福島知事に至っては、絶対大丈夫という国、あるいは電力会社を信頼したと。当の電力会社においては、どんな大きな地震が来ようとも、どんな大きい津波が来ようとも万全の対策がとってあるといって理解を求めたくせに、それが想定外だったという何とも理解に苦しむ発言をいたしております。

 多くの原発に反対する人たちは、この地震大国にあって、想定外ということを、想定外ということが起こり得るということを想定しなければならないと。こういうことは再三申し上げてまいったのに、残念ながらこういう結果になって、改めて原発に、今問いただすと、「ああ、これはやっぱり原発はもうちょっと真剣に検討しなければならない」と、多くの国民が知る結果となったんだろうと思います。

 もう最後にいたしますけれども、今、真っ先にしてもらわなければならないことは、この原子炉が海水で冷やすとか、いろんなことをやっておりますけれども、一日も早く冷却化が始まり、一日も早く避難をされた方々がもとの生活を営われる日が一日も早く訪れることを祈るばかりでございます。

 今日のように原発に頼る日本の電力需要でございますから、即とめることはできようはずがございません。そのことは、むしろ日本経済の崩壊ということになってしまうわけでございますからできないわけですけれども、今後は、やっぱりこの原発に対して正面から政府も電力会社も国民も向き合うということが一番大事なことではなかろうかと考えておるところでございます。長くなるといけませんから、この辺で終わりたいと思います。ありがとうございました。

 それでは、通告いたしました質問に入らせていただきます。

 質問の第1点といたしまして、新燃岳噴火について質問をいたします。

 今回のこの噴火による降灰は、町内の産業、あるいは生活に多大の災害をもたらしました。今のところ若干沈静化しておりますが、産業技術総合研究所によりますと、今回の新燃岳噴火は、1回当たりの噴火量や噴き出すマグマの構成が1716年3月から翌1717年9月にわたり、1年を超えて噴火を繰り返した恐怖噴火と似ており、長期化する可能性があるということであります。私は、その予測はぜひとも外れてほしいものだと思っておるところでございます。

 しかしながら、最悪のことを考慮すべきだと思っております。そこで?として、町内で作付される露地野菜は、根菜類の比率を高める必要があるのではないかと思われますが、町長の見解を伺います。

 ?といたしまして、今回の降灰に関しまして、ビニールハウス、雨どい、太陽光温水器等の降灰の除去作業に対する注意点を町民に促すことは大切なことであると考えます。災害無線の活用等、対策をお伺いをいたします。

 2点目の質問といたしまして、黄化壊疽病について質問いたします。

 ウイルスを媒介するスリップスを冬の間に撲滅するという努力は、ハウス農家で取り組んでいるところでありますが、個人差もあり決して万全でありません。黄化壊疽病の拡大を防ぐためにキュウリの夏作を中止すべきだとの声も一部であります。一方では、安定した収益がもたらされるので作付をしたいという相反する声が生産者間にあります。JAの夏作キュウリのほとんどは、沖縄のワタリ青果向けであります。この販売先につきましては、町長もトップセールスを何回もやり、JAとともに協議を重ねた結果として、今日のJA綾と沖縄ワタリ青果の信頼関係は築かれたものと、町長のその努力に敬意を表するところであります。

 このことについて町長の見解を伺うわけですけれども、1つ目は、その町長がずっと今日まで努力されたその夏作のキュウリ、これを中止したほうがいいと思われるのか。もしくはつくってほしいと思われるのか、見解を伺います。

 そして?といたしましては、最悪のことを予想して他作物の検討も必要であると考えますが、町長の見解をお伺いいたしたいと思います。

 最後の質問でございます。照葉樹林サミットについて伺いたいと思います。

 ?の予定どおり実施されるのかということにつきましては、私の通告の後に全員協議会の席上におきまして、直接町長から予定どおり5月に実施するという報告をいただきました。が、そのときの説明といたしまして、町としては実施の延期を連携会議に申し出されたと。ただ協議の結果、予定どおり実施することになったという報告をいただきました。

 そこで質問を少し変えてみたいと思いますが、一つ目として、どういう理由で延期を申し込まれたのでしょうか。このことも多分報告をいただいたような気がするんですけれども、いま一度お尋ねをいたします。二つ目として、延期すべきとの答えを出すまでに、担当課、あるいは職員との協議がなされたのでしょうか、お伺いをいたします。

 ?の周辺の整備はしっかりすべきとの質問は、サミット二日目の現地見学現場の整備のことでございます。このことにつきましては、当然整備されるものだとは思っておりますけれども、特にトイレ、休憩所、場所がどこに限定されるかわかりませんけれども、トイレ、休憩所というのはどこでやろうと必要なことでございます。その際の、その整備の際は、その整備の手落ちのないようにすべきだと思われます。お伺いをいたします。

 以上、登壇してからの質問といたします。



○議長(畠中征郎君) 当局の答弁を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) それでは御質問にお答えしたいと思います。

 まず新燃岳の噴火に関する御質問でございますが、今回、この降灰の被害状況については、先ほど橋本議員さんの質問にお答えしたとおりでございます。その中で、特にレタス、ホウレンソウ、ブロッコリーなどが、この露地野菜、被害が大きかったということでございますが、特にブロッコリーはなかなか商品価値を失ったかなあと思ってるんですが、このホウレンソウもちょっと今まだ収穫時期には来てませんが、これも大きなダメージをこうむっておるということでございます。

 ただ、レタスはおかげさまで、これは洗浄して2回洗いをすると、一応商品として引き取っていただいておるということでございまして、今のような降灰の状況であれば何とか商品になると、こういうことでございます。そのような農家の皆さん方の懸命な努力でレタスは、今出荷がされ、特にこのような東北地方の太平洋沖地震の関係等から品薄状況にあるということで、今出荷が要請されておる実態でもございます。

 そのようなことで、今後の野菜の作付についても検討すべきじゃないかという御質問の中にもございましたが、私どもとしては、なぜこのようなものを今推進してるかというのは、やっぱり生産、加工、販売という6次産業化には、このようなものが大事だという面で、一つは生産において容易にできると。高齢化社会の中で、重いものはなかなか普及が難儀だと、こういうことと、省力化という面では、そして高齢者の支援もいただけるという面で軽量野菜ということに目をつけながら取り組んできたわけでございます。

 それから、ホウレンソウ等については加工という分野が今御案内のとおり、綾・野菜加工館が懸命な取り組みをいただいて、まだまだ地元としての取り組みが、生産の取り組みが弱うございますけども、そういう面で、このホウレンソウも、将来もっと定着させていきたいと思ってるわけでございまして、そういう面からいたしますと、私としては、この根菜類については何をやるかということになれば、もう今のところ、カンショと大根の千切り大根等々であろうと思ってるわけですが、この千切り大根も降灰の影響をやっぱり受けてしまうという状況でもございます。

 しかし、今のような形でありますならば、それほど大きな影響はもう受けてこない。ただ、福田議員さんがおっしゃいますように、1年半猶予の、この活火山化してしまいますと心配は常につきまとうということはございますけども、ちょうどこの風向きによってはそれが避けられるという状況でもありますので、当面、様子を見ながら、今後、このことについては検討させていただきたいと、このように考えておる次第でございます。

 それからこれは大事なことですが、除去作業、降灰の除去作業、私どもも、私も経験をして、あるいはまたうちの職員、あるいは農協の職員も、この除去作業に、ハウス等々にも乗って本当に努力をしてくれました。そういう面で、このけが等が非常に危ないということでございます。高い所に乗りますと、そういう面では、もう既に報道されてるように、除去作業中に落ちてけがをされるケースもございますので、そのような面で、本町では、まだそのような事故は発生しておりませんが、特に雨どいを除去する際には、上から乗ったら非常に危険が伴うということで、そういう面での危険の状況が出てまいりますからということで啓発もしていかなきゃならないということで、これも今後、そういう面の呼びかけを防災無線等を通じながら、あるいはまた高齢者の家庭等々で、そういう除去作業が必要な方については役場のほうに連絡をしていただくようなこと等も踏まえながら、けがのないような形で、町民の皆さん方に、そういう面での、この安全性を確保するという面での注意喚起を積極的に展開したいと思っております。

 それから黄化壊疽病の関係については、私もこの黄化壊疽病について、今農協でも議論がされておるということも聞いておりますし、またいろいろな意見交換をする中で、この黄化壊疽病を完全に撲滅させるためには、もう夏キュウリはつくるべきじゃないかと、もう中止すべきじゃないかという意見等もございます。

 しかしまた一方では、周年栽培、周年販売という形の確立がようやく見えてきた段階で、その販路というのがどうなるのかということ等を考えますと、この施設キュウリの生産が、一応もう御案内だと思いますが、21年度では12億1,000万円、町全体の32%という大きな、もう約3割強でありますから、このキュウリというものは、非常に綾町のブランドとして、もうブランド力ということにつながっておるということで、特に私は周年栽培、周年販売を考えましたときに、特に周年でありますから、仮にこの越冬型のキュウリをつくって収入がない場合は、やっぱり周年栽培ということで経営の何とか安定化を図るという面での取り組み等々が必要でありますから、周年販売ということを考えますときには、夏キュウリを、もう中止するということは非常なる心配をいたしておるわけでございます。

 そのような面で、せっかく今、本格的に、この沖縄出荷というのが、ワタリ青果、サンエーグループとのつながりができたところでございますから、そういう面では何とか中止をすることなく継続できる体制をつくりたいと、これが私の気持ちでございますので、そのためには黄化壊疽病として、どのような黄化壊疽病対策をやるかということでございますが、これも完全に、仮に夏キュウリを休止したとしても、完全に撲滅という段階にはなり得ない。これはもういかにその抑制を図るかという形が最終的には、それしか方法はないだろう。しかし、積極果敢に抑制を強めるという形も含めて、私は、夏キュウリというのはやっぱり農家の経営安定ということを、そしてそのことはブランド力をつけるということからすると中止ということについてはなかなかでき得ないと。そのような面で、行政としては精いっぱいのこの黄化壊疽病対策を農家の皆さん方、農協と一体的に取り組んで、この抑制、あるいは撲滅に向けての取り組みを強化していくと。

 そして、先ほども話がございましたとおり、この対応については個人差があることは、もう本当に事実でございますから、これはそのような個人差を是正する取り組みも積極果敢にやっていかなきゃいかんと、こういう思いの中で、今後、私どもは一つのキュウリを一つのきっかけとして周年販売という面で、日向ナスなり、そしていろんな野菜等を沖縄自給率が非常に低い県でございますから、そして一番近いとこでありますから、そういう面での流通コストを軽減することによって沖縄の市場というのを開拓をしていくことは非常に大事だと、このように思っておりますので、関東、関西も大事ですが、私は足元を固める。そして6次産業化に、これもつなげていくということで取り組ませていただけるとありがたいと、このように思ってます。

 ちょっと長くなりましたが、次に照葉樹林サミットについては、もうこれは従前どおりやらせていただくということで、全協で御報告申し上げましたとおりでございますが、延期を申し込んだ理由というのは、実は2月の初めだったと思いますが、森林生態系の保全会議がございましたときに、新燃岳の状況が出まして、あのときは非常に活発な状況でございましたので、地元としての考え方をひとつ整理をしてほしいと、そういう要請がございましたから、担当参事、畠中参事でありますが、協議をいたしまして、それで地元としての考え方をひとつ意見を聞こうということで、それぞれの団体、これはもちろん議会のほうは議長なり副議長なり、委員長までやったと思いますけども、そういう、それと団体の代表者の方にお集まりを、連協長はもとよりでありますが、地域婦人会、壮年会等々、一応の代表者の皆さん方にお集まりいただいてどうすべきかということでお話を、相談をさせていただきまして、綾町としての意見の集約を見込もうということで協議をしました。

 その結果として、綾町のメーンは何といっても照葉樹林だと、これがきれいな環境でやるべきじゃないかということも含めて、もう一つは、やっぱり綾町のこの景観なり、そういうものを考えますときに、非常に状況として新燃岳のこの灰が、降灰が、そのときはそういうことが非常に目についた状況でございましたから、そういう面では照葉樹林という顔も余り見えにくいんじゃないかと、こういうこと等もございました。

 そのような面と、もう一つは、やっぱり大吊橋が場合によっては延期だと。これ一番のメーンがそのとき見れないということも地元としてはちょっと心配な面があるということ等が、一方の意見として出てまいりました。しかし一方の意見としては、新燃岳はいつ終息するか実際はわからないじゃないかと。それは秋になって延期したからといって、現実的には、そのときもう終息したということにはなり得ないではないか。だから従前どおりやるべきだと。2つの意見が出てきたわけでございます。

 しかし、最終的には、私としては延期ということでまとめさせていただいてよろしいかということになったら、それで結構だということでありましたから、そういう経過を踏まえて連携会議、照葉樹林サミット委員会の中で綾町の意見を申し上げましたら、先日、こうやって全協のときも申し上げましたように、やっぱりもうなかなかこれをまた延ばすということは、講師の関係、そしていろいろな諸般の事情を考えたときに、もう二度の延期というのはどうだろうかと。それからまた、新燃岳というものが終息するということも、これもわからないと。そういう面で、現況の中でやるべきだということでそういうことになったと、こういうことで御理解をいただきたいと思ってる次第でございます。

 私たちも、そのような立場で、今おかげさまで新燃岳も終息をし、それで一番心配になったのは、ちょっと前後して申しわけないんですが、延期をしたというのは、口蹄疫に準じて、その国際的なイベントをやると口蹄疫の問題が大丈夫かと、それと鳥インフルの問題等々もございました。そんなことを含めて、そういう最終的には、綾町の全体の意向としては延期ということに申し上げましたが、結果としては、やはり全体の委員会の中で最終的な面では、もう現状どおりやるということになりましたことを申し添えさせていただきたいと思います。

 あと、周辺整備については、トイレ、休憩所、これ等については、しっかり整備をし、遊歩道についても、災害復旧、その他でしっかり防護さく等を整えまして万全を期したいと、このように思ってますのでよろしくお願いしたいと思います。

 以上であります。



◆議員(福田正照君) 議長。福田。



○議長(畠中征郎君) 福田議員。



◆議員(福田正照君) 1番、2番の新燃岳、黄化壊疸については、もう結構でございますが、照葉樹林サミット、ただいま御答弁をいただきました。私が気になったのは、そういう詳しい事情がわからなかったものですから、なぜ延期ということの申し入れをされたんだろうかということが若干気になったところでございますけれども、いろんな協議の結果であるということは今理解をいたしたところでございます。

 それから、吊橋ができてからのほうがという意見も出たと。これ意見だったと思うんですけれども、町長の思いも若干ありましたか。その点だけをまずお聞かせください。その吊橋に関する思い、完成してからという思いがあったのかどうかお願いします。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) 私どもとしては、私自身としては、一番いいことでありますならば、すべてが整った段階でという思いは正直ございました。しかしながら、そのことを理由に挙げるということは、我々としても、その段階ではそれを前面に出すということには、やっぱりでき得ない状況でありましたので、思いとしては、すべてがパーフェクトに整った環境でという思いは、正直言ってあったことも事実でございます。



◆議員(福田正照君) 議長。福田。



○議長(畠中征郎君) 福田議員。



◆議員(福田正照君) ありがとうございます。町長の思いというのは、よく理解できます。行政長ともなれば、やっぱり町のシンボル的なものである吊橋の完成と同時にという思いをされるのは当然であろうと理解をいたすところでございますけれども、僕は、以前、このサミットに関しまして、官の九州森林管理局、民のてるはの森の会、そしてこの行政、3者が一体となって計画を練るんだと、計画していくんだということでございますけれども、リーダーシップはあくまでも綾町がとるんだという思いでやってほしいと申したと思っております。

 先ほど申しました町長の思いは、それは当然あって当たり前という見方ができるんです。ただしかし、もうちょっと追求していくと、いろんな事情があるにせよ、ほかにもいろんな鳥フルの関係、降灰の関係、それも事実でございます。しかしそれは、町長も今申されましたように、それはほんならいつになったらその噴火はおさまるんだと。鳥フルは、もう移動禁止の解除もなされたということに関しては、それを延期する理由にならないというとらえ方が一方ではできると思います。

 そして、吊橋の件も思いはよくわかるんですけれども、よくよく考えると吊橋サミットではないんだと。照葉樹林サミットという名がついておる限りは、やっぱり従来申しておりますように、照葉樹林の一番輝く新芽が出て、それが芽が大きくなって膨らんで山のボリューム感が出る5月、四、五月、まさに山は笑う、山笑うと申しますか、俳句の季語でございますけれども、この春にやるのが望ましいんだという結論になぜ行き着かなかったんだろうと、これは私の勝手な思いでございますけれども、いろんな事情があるにせよ、よくよく検討すれば行き着く先は見えてきそうなものだと、私はそう思ったところでございます。

 そのことを今やるべきという理由の中に挙げられた方がいたのかどうか、それは定かでありませんけれども、いずれにしても町長も5月にやるという決断をされたわけですから、問題がないといえば問題がないんですけれども、私が常に町がリーダーシップをとりなさいというもう一つの原因というのは、この計画が、50年先、100年の計画だと申しますけれども、それはなぜかと申しますと、植林をしていくわけではないからなんですね。実生から育てると──ということになると、現在の森みたいなのが拡大していくのは、50年、100年かかるであろうということの中から、100年の森づくりとか何とかと言われるわけですけれども、計画そのものは、もう近々のうちに決まってしまうと。拡大するエリアはここまでなんだと、ここはこういうふうにするんだと。この場所はこういうふうにするんだというのは、もうこの照葉樹林プロジェクトの事業の七、八割は、もう恐らく四、五年のうちにでき上がってくると。私は、あとは時の流れを待つばかりということになるんだろうと思います。

 そういう意味合いで、町長が現職のうちに、このプロジェクトを何としても成功させると。しかも綾町の思いどおりのプロジェクトにしていくんだという決意が欲しかったから、私は何度も町主導でやりなさいよということを申し上げてきたつもりでございます。繰り返しますけれども、5月にやると決定したんですから何の問題もないと言われればそれまでですけれども、くどくどになりますけれども、いろんな方の声を聞いて延期という結論に至ったことが、私個人としては、なぜそこに行き着くんだろうという懸念がいたすところでございます。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) 結論としては、今おっしゃいますように、最終的には決断をしたわけでございますから、私は、もうそれなりの理解をいただいていいんじゃないかと思ってるんですが、しかし、私は今までこの森林プロジェクトについてイニシアチブをとってないということはございません。中心的な立場での役割を担わなきゃいけないという思いでずっとやってまいりました。また、やらないと、これは時代を担うものとしての役割を果たしたことにはなり得ないと、こういう思いでございました。

 ただ、やっぱり意見というものを集約をしたということで、その会議に臨んだと、結果として、それはもうつけ加えて申し上げたんですけども、結果として最終的な結論は照葉樹林サミット委員会で結論を出しますよと。その結果には理解をいただきたいということは申し添えて一応集約をしたわけでありますから、これはやっぱり町民の理解と納得をいただいた上で照葉樹林サミットというのは開催すべきだという、そういう思いが強くございましたから、一応意見をまとめてくれということでございましたから、そういう面での役割を担って、それぞれの団体の意見を聞いたら、最大公約的にはそうなったら、その意見をまとめて報告をして、最終的には5月21日にやるべきだという客観的な判断をして、私は、その方向で結構だと、こういう結論を出したわけでありますから、福田議員がおっしゃることと、そんなに考え方については間違いはないと、このような思いをいたしておりますことを申し添えさせていただきます。



○議長(畠中征郎君) 福田議員の一般質問を終わります。

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○議長(畠中征郎君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。

 これをもちまして本日の会議を散会いたします。



◎事務局長(前田栄一君) 御起立ください。一同、礼。

(散会午後2時44分)

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