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宮崎県 綾町

平成 21年第8回定例会(12月) 12月15日−02号




平成 21年第8回定例会(12月) − 12月15日−02号









平成 21年第8回定例会(12月)


      平成21年第8回(12月)綾町議会(定例会)会議録
                         平成21年12月15日再開    
   平成21年第8回綾町議会(定例会)が平成21年12月15日午前10時綾町役場議場に招集された。
    出 席 議 員                                    
┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐
│議席番号 │氏        名     │議席番号 │氏        名     │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│1    │福   永   宏   文  │6    │大   隈       寛  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│2    │日   ?   憲   治  │7    │福   田   正   照  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│3    │日   高   幸   一  │8    │入   船   康   紀  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│4    │押   田   和   義  │9    │畠   中   征   郎  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│5    │太   田   善   一  │10   │橋   本   由   里  │
└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘

    事 務 局
┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐
│局 長  │前   田   栄   一  │書 記  │阪   元   裕   一  │
└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘

    説 明 員
┌─────────┬──────────┬─────────┬──────────┐
│町       長│前 田    穰  │副   町   長│横 山  文 也  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│総務税政課長   │向 井  好 美  │教育長      │玉 田  清 人  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│企画財政課長   │畠 中  純 一  │教育委員長    │福 山  茂 男  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│福祉保健課長   │松 田  典 久  │建設課長     │清 水  正 信  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│産業観光課長   │松 本  淳 資  │町民生活課長   │山 口  一 徳  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│社会教育課長   │谷 口  俊 彦  │農林振興課長   │中 薗  兼 次  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│教育総務課長   │黒 木  政 則  │会計管理者    │田 中  敏 彦  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│監査委員     │中 村  桂太郎  │         │          │
└─────────┴──────────┴─────────┴──────────┘




平成21年第8回(12月)綾町議会(定例会)議事日程

平成21年12月15日再開   

     開    議



△日程第1一般質問





会議に付した事件・議事日程と同じである。

──────────────────────────────




┌──────────┬─────────────────────────────────┐
│質 問 事 項   │質問の要旨                            │
├──────────┼─────────────────────────────────┤
│          │                                 │
│提出議員 橋本   │                                 │
│1.公契約について │?低入札価格の問題や、労働者の賃金低下などの問題是正のために、公契│
│          │約条例の制定が話題になっています。公共事業を発注する自治体長として│
│          │の見解を伺います。                        │
│          │?綾町が発注する公共事業で二省協定賃金は守られていますか。    │
│2.所得税法第56条│?日本の経済を支えている中小企業のみなさんは、不況下で家族ぐるみで│
│について      │がんばっています。しかし、この家族従業員が果たす役割を評価しないの│
│          │が所得税法第56条です。これを廃止させようという運動と国会質問の中│
│          │で財務省も「研究・検討していく」との姿勢になっています。町長の見解│
│          │を伺います。                           │
│3.医療費無料化の拡│?全国的には義務教育期間や高校卒業までの医療費の無料化に取り組んで│
│大を        │いる自治体があります。綾町でも現行制度の拡大に取り組むよう求めます│
│          │。                                │
│          │?道路の舗装が傷んでいる箇所や下水道工事による掘削後の舗装が悪く、│
│4.道路の改良につい│通行上問題の箇所がある。生活者の立場で対応してもらいたい。    │
│て         │?遊歩道の管理についてどう考えていますか。遊歩道として町民が歩いた│
│          │り、観光客に歩いてもらえる状況でない遊歩道が多いことをどう考えます│
│          │か。                               │
│          │                                 │
│5.桜の木の植栽につ│?馬事公苑周辺などの桜の木が欠株になっているのが目に付きます。欠株│
│いて        │分を植栽する考えはありませんか。                 │
│          │?植栽する場合、町民から記念樹として苗の寄付を募ってはどうかという│
│          │住民からの提案がありました。検討できないか伺います。       │
│          │                                 │
│          │                                 │
│6.ケーブルTVにつ│?視聴可能地域内の加入状況について報告を求めます。        │
│いて        │?早期加入申込者に対する加入費や接続工事費の割引制度は、事業費の半│
│          │分を税金で進める今事業としては正しくないと考えます。町長の見解をお│
│          │聞きします。                           │
│          │                                 │
│7.高校生の就職状況│?不況が続く中、来春高校を卒業し、就職を希望する生徒の就職は大変厳│
│は         │しいと聞きます。町内高校生の就職内定はどうでしょうか。報告を求め、│
│          │合わせて町長の見解を伺います。                  │
│          │                                 │
│8.うつ病などの人た│?うつ病などの精神疾患の人の居場所が必要だという要望が寄せられまし│
│ちの居場所について(│た。他人の目を気にしなくて良い所、落ち着いて時間を過ごすことができ│
│自殺防止対策にもつな│る所として、綾川荘入口の現在倉庫になっている所が良いとの希望もあり│
│がる)       │ます。町内でも自殺者が多いことから少しでもその予防や回復に役立つ居│
│          │場所を作って欲しいということです。町長の考えを伺います。     │
│提出議員 日?(憲)│                                 │
│1.来年度(22年)│?今年度の反省点を踏まえて、来年度の予算は、本年度予算と比較し増額│
│一般会計予算編成作業│、又は削減予算になるのか。なるとすれば何%の削減になるのかお伺い致│
│について      │します。                             │
│          │?本年度で終了の集中改革プランの実績評価について、22年度以降は新│
│          │たに改革プランの作成に取り組むのかお伺い致します。        │
│          │?税の徴収について                        │
│          │ ・一般、特別(その他)事業ごとの累積滞納と総合計合わせて、不納欠│
│          │損処理については。                        │
│          │ ・今後の滞納回収についての思案は。               │
└──────────┴─────────────────────────────────┘



┌───────────┬─────────────────────────────────┐
│質 問 事 項    │質問の要旨                            │
├───────────┼─────────────────────────────────┤
│           │                                 │
│2.キューリンエコファ│?キューリンエコファームの約4,000万円となちゅえんすのコンテナ、│
│ーム及びなちゅえんす │ホウレンソウ代金約2,600万円合わせて約6,600万円の回収(JA│
│(JA綾農協への債権回│綾農協への債権回収)について行政長として、どのように解決したらよい│
│収)と合わせてひむか食│と考えておられるのかお伺い致します。               │
│品の件について    │ 合わせて、ひむか食品への事業費が940万円に対して既に交付金より│
│           │470万円出ていたようだが、その後の状況はどうなのかお伺い致します│
│           │。                                │
│3.地域住民の要請で道│?中堂から酒泉の杜線への拡張について               │
│路の件でお伺い致します│                                 │
│。          │?四枝の「中村・松元商店」裏のよう壁の破損と30mに渡りひびが生じ│
│           │ている道路の件                          │
│           │                                 │
│           │?四枝の今吉さん宅より下り坂から県道へ通じる道で見通しが悪く交通事│
│           │故等が住民の話によると数回にわたり発生している道路の件      │
│           │                                 │
│           │?照葉ドームより(神下町営アパート)へ通じる農道。現在約1mの道幅│
│           │であり、約延長100mの拡張について               │
│           │                                 │
│           │どれも危険な道路。地域住民の要請で調査の上報告をお伺い致します。 │
│提出議員 福田    │                                 │
│1.政府の「事業仕分け│?国民の声として評価するとしながらも審議時間が短すぎるとの声もある│
│」について      │。町長の見解は。                         │
│           │?農業関係で「廃止」となったもので、町で取り組んでいる事業はあるか│
│           │。あるとすればその後の対応は。                  │
│           │                                 │
│2.町体育館、武道館に│?将来建替えの考えはあるのか。                  │
│ついて        │                                 │
│           │                                 │
│3.バス路線廃止につい│?宮交より何らかの打診はあったのか。               │
│て          │                                 │
│提出議員 入船    │                                 │
│1.事業仕分けによる2│?一般財源についての増減額はないか。交付税など。         │
│2年度予算の影響度を伺│?農林、商工、土木、教育関係について、廃止、凍結、見直し、削減、基│
│う。         │金返納はないか。                         │
│           │                                 │
│2.町有林に百年の森、│                                 │
│美林を整備する考えはな│?割付、梅ヶ谷、黒岩、大口などの面積、樹齢は。          │
│いか伺う。      │                                 │
│           │                                 │
│3.町産材を利用した住│?木材の需要、土建業者の活性化になる。              │
│宅の新築、増改築に対し│                                 │
│て助成、補助はできない│                                 │
│か伺う。       │                                 │
│           │                                 │
│4.照葉樹林の防火危機│?緊急時のマニュアルは大丈夫か。                 │
│について伺う。    │                                 │
└───────────┴─────────────────────────────────┘




(再開午前10時00分)



○議長(畠中征郎君) おはようございます。本日の議事日程は、一般質問となっております。議事進行につきましては、御協力をお願いを申し上げたいと思います。

 ただいまから本日の会議を開きます。

 発言につきましては、簡単にまとめられ、また綾町議会会議規則及び申し合わせ事項を守っていただきますように、お願いを申し上げたいと思います。

 なお、執行部におかれましても、簡明に要領よくまとめられ、答弁漏れのないようにお願いを申し上げたいと思います。

────────────・────・────────────



△日程第1.一般質問



○議長(畠中征郎君) 日程第1、一般質問を行います。

 あらかじめ質問の順序を申し上げます。1番、橋本議員、2番、日?憲治議員、3番、福田議員、4番、入船議員、以上の順序で行います。

 なお、関連の質問につきましては、さきの質問者の質問終了後に関連質問を許可いたします。

 橋本議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。



○議長(畠中征郎君) 橋本議員。



◆議員(橋本由里君) おはようございます。主に、町民の暮らしを守る立場で生活に影響の大きい問題と住民の方々から寄せられました相談や御提案いただいたことを中心に通告をいたしました。誠意ある答弁を求め、質問に入ります。

 初めに、公契約について伺います。

 言うまでもありませんが、公契約とは国や自治体などの公的な機関を相手に結ばれる契約のことで、公共事業で働く労働者の賃金を適正に確保させるという制度です。

 私ども日本共産党は、私が議会に出していただいた20年前よりさらに以前から議会におきまして公共事業を発注する自治体の責任として、当時の三省協定賃金を守るよう指導すべきだと主張してまいりました。郷田實町長時代にも、前田穰町長になってからも、この点については強く業者を指導するという姿勢は変わっていないと認識しております。

 しかし、三省協定賃金時代も現在の二省協定賃金になってからも、この賃金単価の支払いは守れていないと考えております。

 こうした状況は、綾町に限ったことではなく、国として公契約法の制定が強く求められてまいりました。これまで、条例はつくらないまでも、それに近い取り組みをしていた函館市が先進自治体として評価されてまいりましたが、ことし9月29日に、千葉県野田市議会で全国初の公契約条例が制定され、2010年度から施行されることになったことから、NHKニュースでも取り上げられておりました。

 条例の制定は、野田市が初めてですが、公契約法条例の制定を求める意見書等の決議が、2008年9月末時点で全国771自治体に及ぶと紹介されておりました。報道によりますと、野田市長は2005年、全国市長会では法律をつくるよう国に要望してきたが、国のほうでの動きがないため、国に働きかけるための先駆的、実験的な条例と考え、国と一線を交える覚悟で、この条例を制定したと述べておられます。

 本来、一市長がここまで覚悟しなければならないこと自体異常なことであり、税金で行われる公共事業に労務単価として決められている金額が、自治体から支払われている以上、労働者に適正な賃金を支払うことは至極当然のことではないでしょうか。

 綾町でも、これまで強く指導されてきたと思いますけれども、実現していないと認識する立場から、条例化を検討すべきだと考え、町長の見解を求めるものです。申し上げましたように、私はこの基準額は守られていないという認識です。綾町では守られているのかどうか、改めて町長の見解を含めて答弁を求めるものです。

 2番目に、所得税法第56条について通告をいたしました。

 日本の経済を底辺で支えている中小業者の経営は、大半が事業主と家族の労働によって成り立っております。それは、多くの農家もまた同様であり、綾町でも例外ではないと思っています。多くの農家や商店は、申し上げたような労働形態だと思っております。多くの事業主は、その妻や子供の働きによって、この経済苦境を乗り越えようと頑張っていると思います。この家族従業員が果たしている社会的役割を評価するどころか、権利を踏みにじってきたのが所得税法第56条だと思います。

 日本共産党は、国会でもこの問題を何度も取り上げてきた結果、ことし3月24日、参議院財政金融委員会で、当時の与謝野外務大臣から研究してみたいとの答弁を引き出すことができました。衆議院選が間近に迫っており、政権交代も取りざたされていた時期だったこともあり、4月23日には民主党の見解もただしており、しっかり議論の俎上にのせていきたいとの見解も引き出しております。

 この条例は、1887年、今から122年前の絶対的家父長制のもとに制定され、今日まで女性、子供の無償労働を容認してきた条文なのですが、このことに対する町長の見解を求めるものです。

 第3として、医療費の無料化の拡大、拡充を求め、町長の考え方を伺います。

 そもそも公的医療制度は、お金のあるなしにかかわらず、すべての国民に必要な医療を保証するためにつくられたものです。日本では、アメリカの医療制度を引き合いに出して、日本の医療制度がさも恵まれた制度であるかのように報道されてまいりました。

 しかし、OECDに加入する30カ国のうち15カ国は窓口負担が原則無料となっております。そのほかの有料の国であっても、ドイツでは3カ月で約1,300円、ポルトガルで受診1回につき300円と少額の定額制となっております。

 日本は、国が受益者負担と称して、負担増の政策をとる中、住民の負担軽減のため窓口負担軽減をする自治体がふえてまいりました。近隣の自治体では、綾町は先進的な制度をつくってきたほうですけれども、今は中学生の入院のみ窓口負担なしや義務教育期間中は入院・外来とも窓口負担なし、さらには高校卒業まで窓口負担なしの自治体も出ております。

 日本共産党は、先ほど申し上げた立場から、窓口負担ゼロの医療制度を目指し、その第一歩として、子供と高齢者の医療費を無料にすることを国に求め、提案してきておりますが、今回は綾町で子供の医療費の入院・外来ともの窓口負担なしの対象年齢の拡大を求めるものです。町長の考え方を伺います。

 4つ目といたしまして、道路の改良について質問いたします。

 町民の生活道路が下水道工事の影響や老朽化、また地質の問題などで荒れている箇所が何カ所もあります。下水道工事の関係で言えば、一時的な仮舗装とはいえ、段差がひどく、交通安全の面からも問題だとの声が出ております。

 また、下水道工事との関係ではありませんけれども、杢道から錦原に通じる道路、宮原から須志田へ通じる道路など、生活道路改良の要望が出ております。早急な対応を求め、町長の見解を伺います。

 道路問題の2つ目として、遊歩道について通告いたしました。

 これまでも遊歩道管理については、何度か質問をしておりますが、なかなか管理が進んでいないと認識しております。遊歩道とされている道路は、町内に何カ所あり、延長何メートル何キロになっているのか、伺いたいと思います。

 現在、存在している遊歩道、今後もすべて管理をして遊歩道として供用していくのかどうか、考え方も伺いたいと思います。

 続いて、5問目として、町民の方から提案のありました桜の木の植栽について通告をいたしました。

 町内には、二反野や古屋、尾堂橋から尾堂にかけての桜並木、小田爪地区、また馬事公苑周辺を含む錦原台地など、桜の美しい地域がたくさんありますが、近年、特に馬事公苑周辺の桜の木に老朽化によるものか、病気によるものか、欠株がふえています。五、六本がなくなり、その後の植栽もされていないことや、残っている木も株が痛んでいることもあり、何年か先には、桜並木がなくなるのではないかとの不安を持つ住民の方から、欠株後跡に、植栽をしてほしいという要望が出されました。この馬事公苑周辺の桜の植栽についての考え方を伺いたいと思います。その中で、いろいろな記念樹として苗代を寄附していただき、植栽してはどうかとの提案がありましたので伺います。

 綾町では、数年前まで成人式の記念樹として、ヤブツバキを送ってまいりましたが、残念ながら植えるところがない人もおられることなどから、持ち帰らない成人者も出てきて取りやめた経緯があります。子供の出生記念や入学・卒業記念、各年祝いの記念などに公募する価値があるのではないでしょうか。町長の考え方を伺いたいと思います。

 6つ目として、ケーブルテレビについて通告をいたしました。

 今、ケーブルテレビに加入した家庭の工事があちらこちらで始まっています。町内の加入状況について報告を求めるものです。

 私は、ケーブルテレビに支出する予算に反対をいたしました。事業費の50%を税金で賄われる事業でありながら、町内全地域に導入されず、事業会社が採算がとれると見込んだ地域だけがその恩恵にあずかるということには同意できません。町長は、情報格差を解消する目的だと言われましたが、この事業の導入が新たに町民の間に情報格差を生むことになると考えます。

 ましてや一定の期間内に加入申し込みした者にのみ加入費や工事費を免除するというのは、正当化されない差別ではないでしょうか。町長の見解を求めます。

 7つ目といたしまして、来春高校を卒業し、就職を希望する生徒の内定状況について伺いたいとの通告をいたしました。

 9月末現在、厚生労働省が取りまとめた平成22年3月、高校新卒者の求人・求職・就職内定状況によりますと、就職内定者は前年同期と比較すると37%の減少となっており、率で見ると男子で42.6%、前年同期比15.1ポイント下回る。また、女子は31.3%、前年同期比11.3%下回るとなっております。

 一番身近にあります本庄高校でも9月時点で就職が内定した人は3人だけだったと聞きました。また、定時制や通信制高校の卒業者も大変厳しく就職先は自分で見つけるようにと学校から言われたというお話も伺いました。

 今、高校卒業新卒者が就職先を見つけるのは至難のわざという状況のようです。こうした状況に対する町長の見解と町内高校卒業生のうち就職を希望する生徒の内定状況について報告を求めます。

 最後に、うつ病などの精神疾患の人の居場所づくりについて質問いたします。

 ここ数日、NHKでも毎日うつ病の問題が取り上げられております。けさも8時半からそうした番組が組まれておりました。御存じのとおり自殺者の数は、1998年を境に急激に増加し、毎年3万人を超える人が自殺で亡くなっています。綾町でも自殺者はふえていると私は感じております。

 自殺の理由はさまざまですが、うつ病が関係する自殺者も相当数ふえていると言われております。うつ病の人のほとんどがどうにもならない絶望感から自殺を考えたことがあるという調査結果も出ております。

 しかし、症状の重い時期には、自殺を決行する気力さえないので、死にたいと思っても実行に移すことは少なく、回復してきて、はたから見ると少し元気になったころに実行に移してしまうという例が多いということでした。

 うつ病のときの心の移り変わりは激しく、きのうの夜まで調子がよく、家族もほっとした翌朝、自殺をしているのを発見するという例も多いということでした。

 こうしたことから、遺族の体験などにもよく書かれておりますが、あのときもう少し気をつけておけばこんなことにはならなかったと、遺族の後悔と悲しみをより深くしている状況のようです。

 皆さんも同様だと思いますが、自分の周りをよく見ると、案外うつ病の方が多いということに改めて気づくことが私もあります。昨今は、大分理解されやすくなってきつつはありますが、綾町のような小さな町では世間の目が気になり、家族も本人も萎縮している人も多いように思います。

 こうした状況を心配している町民の方から精神疾患の人が少し外に出て気を晴らしたり、回復期で外の社会に少しずつなれたいと考えているときに、足を向ける居場所をつくってほしいとの相談を受けました。

 周りの人の目につかず、しかし環境がよく静かなところということで、その相談いただいた方からは、綾川荘入り口にある建物がよいとの具体的なお話もありました。町長の考え方と見解を求めるものです。

 以上、壇上からの質問を終わります。



○議長(畠中征郎君) 関連質問ありませんか。

(なし)



○議長(畠中征郎君) 当局の答弁を求めます。

 町長。



◎町長(前田穰君) おはようございます。それでは、橋本議員さんの一般質問にお答えをしたいと思います。

 まず、公契約についてでありますが、この公契約条例とは、もう御案内だと思いますが、人権、平和、環境、福祉、男女平等参画、厚生労働基準などの社会的価値において自治体が自治体の責任だけではなく、事業者の責任をも明記し、自治体契約における入札手段を通じて、こうした社会的価値の実現を図ろうとする基本条例であります。労働者の生活圏と地位を守ることが大事であると考えております。

 本町が発注する公共工事等の設計では、現在は二省協定に基づく労務設計単価を採用しており、受注者が二省協定賃金をどの程度守っているかどうかは、正確に確認はできませんが、今の企業や個人が地域性や技術力、または企業努力や個人努力によって、価値観が評価される時代でございますので、恐らく二省協定が完全に履行されているということにはなってないようでございます。

 したがって、少しでも二省協定に基づいた賃金体制をとるような業界を通じて指導してまいりたいという考え方でございます。

 これは、公契約についての条例制定等々については、今後、十分検討した上で、この関係については対処しなければならないと思いますが、私も機会あるごとに、そういう面での労働者の立場に立ち、できるだけこの賃金については努力をしていただく、企業努力によってお願いをするということを強く求めておるわけでございます。

 現在では、そのような形で対処してまいりたいと思っておりますので、そのようなことで御理解いただけるとありがたいと思っております。

 次に、所得税法の第56条の関係につきましては、これは事業主から生計をともにする、一にする親族は、事業に従事したこと等により支払いを受ける対価について、その事業主の事業所得の計算上、必要な経費には算入できないという規定でございます。

 この仕組みにつきましては、昭和24年のシャウプ勧告において所得税の課税単位は個人単位と、そして家族従業員を雇用することによって、所得の分散することを抑制する措置がとられたものであると理解をいたしております。

 しかし、全く必要経費が算入する効果がないというと、そういうわけではなくて、税務署に届け出た青色申告者については、生計を一にする、ともにする親族が事業に従事した場合、青色専従者給与として支給した実額を必要経費に算入できることとしております。

 また、白色申告者についても、専従者控除として配偶者にも最高で86万円、その他親族は最高50万円を必要経費に算入することができることになっております。

 なお、青色申告者には、青色申告控除という奨励的なものが設けているわけでありますから、青色申告やら白色申告者であろうと、関係帳簿の記帳が義務づけられている中で、この専従者給与を専従者控除といった青色申告者と白色申告者の間に違いを設ける必要があるということであります。

 家族経営のような中小零細企業者といったときに、この不況下で大変な御苦労をされております納税者のことを思うとき、対象を問わず、税制面では優遇といったものがあってよいのではないかと、こういう考え方も持っているところでもございます。

 いずれにいたしましても、これは今後、財務省も研究してみるということでございますので、私はその推移を注視していかなければならないと、このように考えてますが、見解としてはこの大小問わず、税制面の優遇といったものがあってよいと、こういう考え方ではあるわけでございますから、今後の議論を見守ってまいりたいと、このように考えておる次第でございます。

 それから、次に子供の医療費の助成拡大についてでありますが、これは群馬県から子供の通院費無料化の上限を中学卒業まで拡大したとの報道がございます。また、富山県、愛知県、東京の一部でも助成が始まったというニュースを関心を持って聞いておるところでございます。

 この子育て世帯にとってはありがたいことでございます。綾町では、もう御案内だと思いますが、子育て支援において可能な限り支援を行っております。ハード面からソフト面において積極的に取り組んでおるところでございます。

 例えば、子育て支援センター、児童館の設置等や出産祝い金の支給、あるいは児童の第2子以上の無料化、この子育て支援の商品券の発行と等々行っておるわけでございますが、この医療の無料化についても、就学前までの無料化は他の市町村に先駆け行ってまいりました。ヒブワクチンも町単独予算で実施をいたしております。今年度も新型インフルエンザ予防接種のために、補正予算で国の決定以外に子供1歳から13歳までの予防接種に対しては、所得制限を設けずに補助をすることといたしております。

 私は、子育て支援については、いつも持論として申し上げているんですが、社会全体で賛成度を確立すべきと思っておるところでございます。医療費拡大については、大事なことであり、県がようやく乳幼児医療の助成が始まりましたので、この機会にステップアップでアップできないかと思案をいたしておりました。できますならば、小学校、中学生まで義務教育まで拡大できないか、今、事務当局と検討いたしているところでございます。

 全体の状況を踏まえた中で、前向きに検討したいと思っておりますが、今の段階で申し上げますならば、通院費、入院費の全額助成は厳しい思いがいたしておりますが、保護者の負担軽減を図ることを考えますと、まずは入院費の助成を検討すべきではないかと思っておるところでもございます。

 いずれにいたしましても、予算全体を見た上で判断していきたいと思っておりますが、可能な限り努力して生かしたいと思って、来年度予算に反映できますならば、そういう考え方に基づいて取り組んでまいりたいと思ってる次第でございます。

 さらには、道路改良の関係の御質問でございますが、綾町の道路舗装につきましては、もう既に20年以上たっていることがほとんどでございまして、老朽化が進み、部分的に路面の陥没やクラック等が発生している状況が見受けられるわけでございます。

 予算的な面もありまして、緊急性のあるところは優先して、順次オーバーレイ等で補修の対応をしているところでございますが、再度、道路パトロール等しっかり行いまして、危険なところの舗装備を行っていきたいと、このように考えているところでございます。

 次に、下水道工事に伴います掘削後の舗装につきましては、仮復旧までを済ませ、自然転圧で締め固めを十分行い、翌年度に本復旧を行っているところでございますが、その関係で、仮復旧箇所が下がったりすることがあり、御迷惑をかけているところでもございます。

 危険な状況である箇所については、オーバーレイ等対処することといたしておりますので、御理解をいただきたいと思っておりますが、できるだけそのようなことにならないように、工事の指導をしっかりやっていきたいと思っておるわけでございます。

 現在、工事を行っているところの仮復旧のしてない箇所におきましても、施工業者に対しまして、安全面の配慮を十分するよう再度指導してまいりたいと思っております。

 それから、下水道工事では住民の方に御迷惑をかけておりますが、御協力を引き続きお願いをしたいと思っているところでございます。

 次に、遊歩道の管理についてでございますが、再三御指摘を受けて恐縮でございますが、遊歩道の沿線には竹や杉、そして雑木等が生い茂っており、強風等が吹きますと、枝等が散乱し、歩道としての利用ができない状況になることも多くございます。

 維持管理につきましては、定期的な草刈りを済まして、いろんな工夫を行い、適切な管理をしていきたいと思っております。

 また、岩下地区におきましては、平成20年度にこの修験場というんですか、ここを整備したところでございますが、岩下公園として、そして綾城周辺の一帯として考え、森林セラピー事業と関連をいたしておりますので、今後、充実した遊歩道の整備に維持管理として適切な管理を行っていきたいと、このように考えておる次第でございます。

 遊歩道の管理面積等においては、全体的なこの遊歩道としての管理がしてございませんですから、ただ私どもとしては、そのような考え方に基づいて対応してまいりたいと、このように考えているところでございます。

 次に、桜の木の植栽についての御提案をいただいたわけでございますが、この錦原競馬場が昭和8年に完成をいたしまして、同時に桜が植栽されたことから、競馬場周辺の桜はおおむね樹齢が80年のものから近年植栽された五、六年のものまで、桜が約500本植栽されてございます。

 春になりますと、町民はもとよりですが、数多くの観光客の目を楽しませてくれておるところでございますが、そのような馬事公苑の周辺を調査しました結果、桜の木の欠株になっているところが枯れている、この馬事公苑駐車場含めて競馬場内及び競馬場周辺で、おおむね15本程度見受けられました。

 町民からの苗を寄附をいただければという提案でございますが、私どもはありがたく、そのような厚意に感謝をしながら、その苗を植栽させていただきたいと思っておりますが、移植費との関係もございますから、苗の提供いただく方に無理が生じないように相談をいたしたいと思ってますが、そのような思いで、今後、町民に広く広報あや等において、公募をさせていただきたいという考え方も持っておるところでございます。

 いずれにいたしましても、町民の御厚意に感謝しながら、そのような形でのまた取り組み等々いただけるとありがたいと、このように考えておりますから、そういう面でまた町民の皆様方に広く呼びかけて、そういう形の植栽も目指してまいりたいと、このように考えておるところでございます。

 それから、ケーブルテレビの関係の状況でございますが、まず、数の状況についてお答えをしたいと思います。

 エリア内の世帯が2,500世帯ございます。これまでの営業対象はアパートなどの集合住宅を除く1戸建ての住宅を中心に1,812世帯を訪問営業し、うちTV契約で437件、インターネット契約で167件、電話契約で322件の加入契約をいただいておられるようでございます。

 また、加入費等の割引制度につきましては、私の見解を聞きたいということでございますので、この加入金と接続工事費は基本的には加入者本人が支払うものでございまして、今回をとらえてこの開局前のキャンペーンとして企業努力により、割引制度を実施されたようでございます。補助事業対象範囲は伝送路、あるいは施設整備でございまして、個人の加入金や接続工事は補助対象外でありますので、今後もこのようなキャンペーンを実施していただくと町民の皆さん方については加入しやすいんではないかと思っているところでございます。

 しかし、とらえ方としては、この事業そのものが補助事業だというとらえ方で質問があったんだと思っておるわけでありますが、これも全体の綾町エリアに入れるというのは、現段階ではなってございませんけども、ステップアップしていくという面で、私どもはまず第一段階としては、住家の密集地をエリア内ということに選択を、この事業主としては、そういう選択をされたわけでございます。

 我々は、今後、さらにエリア拡大を目指すという方向でステップアップできるようなことで、業者側にお願いをしてまいらなきゃいかんと、このように考えてますが、いずれにいたしましてもこういう形の中でできるだけ情報格差を是正していくということは大事なことでございますし、私どもとしては、そういう形でのステップアップを図る面の第一弾だと、こういうとらえ方の中で、今後、このケーブルテレビについての取り組みについては、そのような理解で、決して情報格差をさらに深めるということじゃなくて、それを埋める第一歩だと、こういうふうに御理解いただけたらありがたいと思っておる次第でございます。

 それから、高校生の就職状況について御報告申し上げますが、高校生の育成会の名簿によりますと、現在、町内に高校生が225名であると思っているわけでございます。このうちの77名が3年生であります。宮崎の労働局の発表によりますと、10月末現在で、県内高校生の就職希望者のうち内定者は54.39%だそうであります。昨年の同時期と比較をいたしますと、マイナスの12.34%という厳しい状況になってございます。町内高校生の内定状況一人一人の状況はわかりませんが、やっぱり同様の厳しい状況だろうというふうに判断をいたしております。

 世界的な不況の風当たりは、とりわけ地方には厳しく、その直接的な影響は現在、就職活動を行っている高校3年生も受けておる状況で、この世界不況の状況を受けておると、そういう認識をいたしているわけでございます。

 若者社会への第一歩となる就職は非常に大事なことでございまして、国においても長期的な経済活性化策と同時に、あるいは緊急の救済策も実施いただきたいと考えておるところでございます。

 私たちの町におきましても、財政規律を維持しつつも、各種事業の実施により、町内雇用の維持に努め、中長期的には企業の誘致を図り、農業・商業振興させることによって、働く場所を創出してまいりたいと、このように考えております。

 現在、個別な就職状況の把握はできませんが、現状としては厳しい状況だということで、大体おおむね宮崎労働局の発表の状況になっておるという認識をいたしておる次第でございます。

 今後、できるだけ雇用の場の促進等々については、町独自の取り組みとしても努力をしてまいる所存でございます。

 それから、うつ病との関係について答弁させていただきますが、うつ病については、憂うつ感や無気力な状態で、長期間日常生活に支障を来すようになってしまう病気であると思ってるんですが、しかし多くの人がこのようなうつ病の症状、気持ちの持ちようと考えてしまうようでございます。

 そんなやる気の出ない状況にあせり、さらには無理をして症状を悪化させておる状況であると思いますが、うつ病の人の居場所とのことでございますが、現在、うつ病などの精神疾患の方に対する居場所づくりとしては、国富町のほとくり作業所や宮崎市精神保健センター内に憩いの部屋がありますが、この施設の利用としては、個人で過ごすことなど、固定した二、三名の人と少ないということでございます。

 利用に際しましては、ほとくり作業所では行政や病院からの紹介が必要ということになってございます。また、宮崎市の精神保健センターの憩いの部屋は、主治医の推薦書が必要となっておるようでございます。

 うつ病の治療には、薬物療法、精神療法、環境調整などがございます。専門による治療を受けることが適当だと思いますが、治療の基本はゆったりしたリズムで過ごし、休養を十分とることが重要だと聞いておるところでございます。

 単に居場所が確保されればよいということではなく、自殺対策も含め、回復のために施設内に精神保健に精通した職員がいることで、相談等を含めて働きかけることが重要だと考えておるわけでございます。

 先ほど言われました綾川荘入り口の施設につきましては、現在、倉庫として利用しておるようでございますが、今後、この施設はほかの目的で活用等も今、検討させていただいているところでございます。この場所よりも健康センターの南側のスペースを利用したほうがよいと、私は考えておるところでございまして、またこの場所は相談にも対応できますし、職員もおりますので、だれでも自由に利用できると考えておるところでございます。

 ですから、私の考え方といたしましては、来年度予算も含めまして、そのような方向で検討していきたいと思っているところでございます。

 以上、登壇しての答弁にかえさせていただきます。



○議長(畠中征郎君) 再質問ありませんか。



◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。



○議長(畠中征郎君) 橋本議員。



◆議員(橋本由里君) まず、公契約のことから再質問いたします。

 町長も二省協定賃金は、必ずしも守られてはいないのではないかと思うというふうな見解を述べられました。私もそうだと、先ほども申し上げましたけれども、現在の綾町でも二省協定賃金の労務単価は採用しているということですから、間違いないのかなと思うんですが、宮崎県のことしの普通作業員の単価が1万1,400円になってると思います。これをこのまま綾町で採用しているかどうか確認したいと思いますが、私の認識では、普通作業員というのは、例えば道路工事などの現場では一番軽い作業、例えば女性の方でもできるような作業が普通作業員というのではないかと認識しておりますが、その方が1万1,400円の設計単価になっているわけですから、とてもその金額を労賃として受け取っているとは思えません。

 町長は、これまでも機会あるごとに業者の方を指導しているということを、今先ほどの答弁でも述べられましたが、これまでもそのように答弁されてきたと記憶しております。それが、数十年たっても守られていないという状況ですから、私はやはりきちんと条例でつくっていくことは、検討してくださるということでしたけれども、必要ではないかと思っております。

 野田市の公契約の条例につきましては、インターネットでも読むことができますので、ぜひ御検討いただきたいと思っております。

 今、公務員の給与も引き下げている時代ですから、なかなかこれを守れっていうのは厳しいっていうのは、感覚的には理解できなくありませんけれども、これが税金で支払われているものですから、それがきちんと町内の労働者の方のところに届きさえすれば、もっともっと景気の回復っていうのは、綾町に限ったことではありませんが、周りのレベルを上げていくことになると思っております。

 少なくとも個人の事業ではなく、みんなの税金から労賃として払われている金額ですので、これは口頭での指導だけではなく、これまでの指導が効果を上げてないということでありますので、ぜひともきちんとした形で業者の指導を行ってほしいというふうに思っています。

 それから、所得税法の第56条の関係ですけれども、私も、その青色申告と白色申告の違いというのは調べました。ただ、一般的に申告のやり方が違ったら優遇されるんだというのは理屈に合わない話ではあると思うんですね。

 じゃあ、白色申告の人が町長も言いましたけれども、やっぱり関係のその帳簿は義務づけられているわけですから、白色と青色では、青色だから認めますというのはまたおかしいと。で、白色の場合はその配偶者が86万円ですから、とても独立した1個の人間として生活できるだけの必要経費としては認められていないわけですから、こういった意味では、すごく非正規労働者の立場と一緒だと思っております。

 私も、若いときの夫の希望で農業をしてまいりましたけれども、長い間、自分が配偶者でいるということに甘んじてきてしまったのかなと思ったりもするんですが、例えば私が何かを、家でも建てようとしてローンを組もうとすれば、普通の農家の負担は対象にはならないですね、その収入が、配偶者が青色申告の人で専従者としてですか、もうそれしか認められないわけですから、そういったことを何か甘んじて受けとめてきてしまったところに、何か認識不足っていうのがあったなと今、後悔しているんですけれども、少なくとも、その申告のやり方で認められるということは理屈に合わないと私は考えますが、町長の見解は改めて伺います。

 先ほどその町長の答弁の中で、済みません、よく聞き取れなかったんですけども、台帳の何かにかかわりなく優遇されてもよいのではないかというようなことは、その青色、白色に関係なく認められるべきだというふうにおっしゃったのかどうか確認したいと思います。

 それから、医療費の無料化につきまして、来年度予算の全体の中でというか、義務教育のせめて入院はっていうことですが、私どもは無償化を望んでいるわけですが、その必要性を認めて、町長が来年の予算の中で検討していくという答弁をいただきましたので、少しずつでも進めていきたいという立場から評価をしたいと思っております。

 それから、道路の関係ですけれども、公共下水道事業が始まって、町の中心の工事が進められていたときにも、同僚議員からそういう質問があって、すべて済んでから改めて舗装し直すんだという答弁はいただいておりました。

 だから今回、町民の方から寄せられましたのは、1つは公共下水道の関係でいえば、綾城のほうからおりてきて、綾神社から下ってくる道路と交差するところですけれども、私も何度か見たんですが、上がったところにマンホールがあるんですね。で、マンホールと道路の間に段差があるもんですから、そこに来てからいきなり右にハンドルを切る方がいらっしゃって、何回か危ない思いをいたしました。

 でその後、砂か砂利かを入れてくださって、赤いコーンは立ててくださったんですけれども、上がった瞬間にマンホールとの間の段差に気づくもんですから、いきなり右にハンドル切ると。

 私は、確かに沈下を待ってっていうのはあると思うんですけれども、交通安全上はやはり危険なところは上がってしまって、慌てて右にハンドル切るわけですから、綾城のほうからおりてきた方については見えるのかもしれませんが、綾城のほうから来たところでは気づかない。

 で、観光客も多いですので、いきなり右にハンドル切られると、反対車線から来たものにはぶつかる可能性があるということで、危険だと思っていただいて、あのコーンを置いてくださったということはわかるんですけれども、やはり危険を少なくするための対応はきちんとしてほしいと思っております。

 それから、その杢道から錦原に上がる道路も、日高商店と今、お店は閉めていらっしゃいますが、あそこの上っていうのがかなりひどくて、もし上からバイクなどでおりてきたときには、左のそのがけのほうに引き込まれるような形でいきなり下がっておりますので、ぜひ現場を確認していただきたいと思います。

 それから、これは前にも質問したんですが、宮原から須志田に抜ける道路は、非常に波打っているんですね。だから、軽トラックなどで通ると、前のところに物を置いていたら全部飛ぶというような、大きく波打っていますので、あれは地質の問題なのではないかと思いますが、以前にも申し上げましたが素人からすると、そういう地質は読んで道路工事をしていただけるような技術程度は、日本の技術にはあるのではないかと思っているところです。現場を見ていただけたらと思っています。

 桜の木の植栽については、私もその1本幾らぐらいするんだろうとか、例えば、記念に寄附をいただくと、それなりのプレートをつけないといけないのではないかとか、また、寄附いただいて植えた木が枯れた場合の対応はどうするか、というところまで決めなくちゃいけないのではないだろうかといろいろ考えてはみましたが、しかしでも、木は生き物ですから環境によって根づかない場合もあったりはするので、そこはそういう公募をしていただくとなれば、そういうところは事前にちょっと検討していただいて、お互いの納得いく形であれば、私は応募してくださる方は、いらっしゃるのではないかと思っておりますので、ぜひ御検討いただきたいと思います。

 ケーブルテレビについてですが、私はやはり、キャンペーンということで、これは国富町のときも見ておりましたので、キャンペーンだというのはわかるんですけれども、状況で今の中でもキャンペーンが引き続き行われているのかどうかと、この町長が報告してくださった加入率というのは、事業をやる上でどのような、要するにこの程度の加入率であれば、ケーブルテレビ会社としては運営上、支障がない加入率になっているのかどうか。

 私の知っている方が、子供さんもいるということから見たがっているということで、契約をしたという方もいらっしゃいました。

 で、やっぱり学校ですることがうわさにもなるんじゃなくて、中学生の子供を持ったお母さんなんですけれども、生活はかなり厳しいんですけれども、この際、頑張って加入したということで、月々7,000円何がしかのお金になるということでしたので、インターネットと電話も一緒に接続するのかなと思っておりますが、先ほど町長が言われましたように、私は補助事業であるがゆえにそういうやり方は、ずっとキャンペーンが永遠と続くならいいんですけれども、やはりある程度、経済的に恵まれた方が逆に優遇されるというのは、私は補助事業の中ではあるべきではないという考え方を持っています。

 で、高校生の就職の問題ですが、最近、本庄高校のほうの様子を父兄の方に伺いましたら、ことしは専門学校とか短大とかに入学する方が多くなっているんだそうです。もう就職先がないので、もう時間、2年間ぐらい学校にやって、その間に景気が回復してよくなってくれるといいなということだそうです。

 逆に言うと、奨学金で対応していただく生徒数がふえるのかなと考えたりもしているんですけれども、今、ある町内の方は、大学院に行った子供さんも就職がないと、何のために一生懸命に働いてきたんだろう、子供たちを学校に出すために働いてきたんだろうというふうに、このごろ考えるようになっているという方もいらっしゃいました。

 町長は、先ほど答弁の中で、綾町独自の取り組みも努力していきたいというようなお話がありました。具体的に何かあったらぜひお聞かせいただきたいというふうに思っております。

 なかなか町民の方は、綾町の毎回申し上げますが、臨時職員でも働きたいという、宮崎の人はおおむね余り県外に出したがらないという傾向もあると私は思っているんですけれども、そういうお話もあって、なかなか臨時職員の公募っていうことに取り組みをされませんから、働いている方をやはりうらやましく思ったりすることもあるわけです。

 特に、退職者の方は、それなりのところに大概つかれているもんですから、このような不景気の中では、なぜ若くて今から先のある人がなかなか働けないのに、もう年金もらったり、一定優遇された人たちが再就職にありつくんだろうかということは町民の感情でありますので、もし、町独自の取り組みが、いずれ誘致企業をということでは話が遠過ぎますので、何か具体的にあったらお聞かせいただきたいと思っています。

 うつ病など精神疾患の方の問題につきましては、ほとくり作業所のほうにもお話を伺ったことがありますし、うちの委員会でお尋ねしたこともありました。

 少なくとも、ほとくり作業所であれば運転していくとか、もうバスに乗っていかれる方もいらっしゃるのかもしれません。宮崎市内の精神保健センターまで通えるぐらいであれば、そんなに心配しなくてもいいのかもしれません。

 逆に言うと、身近にあることが私は必要ではないかと思っております。今回、相談くださった方も、例えば居場所をつくったら、1日何人来るということは期待はしていないと。ただ、そこに行くことができる場所があるという安心感は絶対あるというふうに言っておられました。

 先ほど、健康センターの南側っていうふうに町長、お話になりましたが、私にこの話を相談に来られた方は、いわゆる公的なところから離れることのほうが大事だという相談でした。

 それで、少なくとも綾川荘の建物は町のものではあるんですけれども、公的なところと直接つながらない安心感っていうところで相談がありました。その方が指定した場所が、他の目的への活用を考えておられるということですから、ほかで活用されれば人の目にもつくということになりますので、その場所は無理なのかもしれませんが、いわゆる明るく開かれて人がいるところっていうのは、相談に行く人はいいと思うんですが、時間を人に見られず過ごしたいという方には、今、町長が提案された場所は私は向かないのではないかと思っております。

 これまで委員会で尾道の商店街にあった空き店舗利用のそういう居場所とか、あと秋田県はやはり委員会で視察したんですが、今、合併してしまいましたが、旧鷹巣町の中にもアルコール中毒の治療中の方とかうつ病の方が、全く人とかかわり持たずにいる居場所を視察させていただいたことがあります。

 そういった意味で、余り人の目にも触れず、かといって、だれかはここにいてくれるという場所の提供は必要ではないかと考えますので、改めて伺いたいと思います。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) 最初の再質問でありました、これ1万1,400円でございます。これは間違いございませんが、それと一般作業員、これ今のは男性の方、女性の方との若干労務単価は違うございまして、女性の方であれば9,000円ということになっているようでございます。

 いずれにいたしましても、これ、単価にはまだ届いていませんが、今、業者の皆さん方も、この入札改革も含め一般競争入札等々もございますので、もう本当に経営自体が非常に厳しさが増してきている状況も私どもは踏まえながら、できるだけ公契約、そしてこの労務単価に近づける努力をしていただくという方向でのお願いが、今のとこベストじゃございませんけれども、ベターかなとこういう思いもいたしておりますから、そういう面で、今、会社経営も本当に公共事業が削減される中で、もう大変な状況であることも、私どもは踏まえないといけないんではないかと。

 そういう面で、今、私たちが思いとして考えていますことは、仕事を提供する。公共事業を何とか工面をして提供できるような、そして社会資本の整備充実に、町民の暮らしと生活が守れる環境づくりと、こういうことにつなげていける取り組みが必要だという認識をしておりますことも、御理解いただきたいと思います。

 それから、所得税法の第56条の関係でありますが、これは青色申告、白色申告との若干の違いがあるということはございますが、これは奨励的な形の中で記帳というものが的確に明確にされていくと、その中でのこの奨励的な制度だと、そういう形の中で取り組まれている国の姿勢であります、税務署の姿勢であるわけでありますから、その中で私どもとしては、そういう方向にできるだけ向けていけるように努力することも、1つの節税といいますか、そういう方向につなげていけるんじゃないかと。

 第56条というものも、私ども、必ずしもこれがいいという判断はしていませんので、先ほど大小の零細事業者って、これにかかわらずっていうことを申し上げましたのは、今のこの第56条が的確な所得税法であるという認識はいたしておりませんので、私としては、もう現状の中においては、ある面では大きい小さいを別にして、そのような面でのこの論議を、前向きな論議がなされることを期待をしておるという考え方で申し上げた次第でございます。

 それから、医療費の無料化の拡大でありますが、これはもう本当に綾町は先駆けていろんな取り組みをやらせていただいております。これもう議会の理解をいただいておるからできるわけでございますが、私もいきなりすべてという無償化というのは、なかなか財政的な面で、今までこの就学前までのあれでも1,147万円推定いたしますと、これだけの経費が、経費といいますか、これだけの負担が出てくるわけでありますし、また、これを小中学校、義務教育までは将来、そういう方向にぜひ持っていきたい。

 しかし、全体的な予算を見ながら、段階的にやっぱり対応していくという形が、これは本当言えば、もう国県がやっていただくことが、もう一番大事だと。そして社会全体で支える制度こそが私は大事だと。

 しかし、自治体としてやれる範囲内は、最善の努力をすることで要望・要求していかないと、やらずにおいてから要望・要求することは、なかなか通っていかないと、意見が。

 そういう面で、先ほど紹介いたしました群馬県その他は、まず県が対応しておると。宮崎県もようやく就学前のこの医療費については助成する制度としてスタートしたわけでありますが、ですから来年度は、全体的な予算を見た上で、私も何とかしたいという思いは強うございますので、そういう面で、父兄の保護者のこの負担軽減等を考えますときには、入院に対します助成措置を考えたらどうだろうかと、ここ辺を1つのステップアップする段階として検討すべきじゃないかということで、今、事務当局にそういう予算要求を一応検討すべきだという指示をいたしておる次第でございます。そんな形で努力させていただこうと思っている次第でございます。

 それから、道路関係については、マンホールのこの位置その他が、もう私も車でいろいろ回る際にはよく気づくんですが、そこ辺の安全的な仮保障、あるいは仮復旧、これについては十分また指導徹底していきたいと、このように考えております。

 それから御指摘がありました、杢道錦原、あるいは宮原須志田、これはまた現場を確認して、これも、これは基盤の状況でああいう形になっていくんですが、工法的にそれはある程度お金をかければできるのかもしれませんけども、段階的にできるだけ改修に努めたいとこのように思っている次第でございます。

 それから、桜の木の関係については、これはもう提供していただく方の御厚意は大事にしなきゃならんという考え方でございます。ですから、提供者の皆さんとしっかり納得と御理解をいただいた上で提供をしていただこうと、こういうことで、そのような思いの中で公募をさせていただきたいと思っておる次第でございます。

 それから、ケーブルテレビの関係については、これはキャンペーンでやっているわけですが、私どもとしては企業努力の中でそういうことをお願いしながら、そして加入については個人の選択でありますから、無理押しをするつもりは毛頭ございませんけれども、将来を備えた場合は、考えた場合は、どうしてもやっぱりケーブルテレビは必要だと、こういう認識を持って議会に相談したわけでございます。

 そういう面で、現在、全体的に私どもが見ています段階では、これはあくまでも個人の加入の意思によって、トータル的にはこの加入を決定するわけでございますが、今のところ、全体的には24.1%程度の加入率だと伺っておりますが、最終的には会社の考え方としては、目標としては30%はクリアしたいと、こういう思いであるようでございます。

 そのように私どもは理解し、その辺で努力を企業努力で頑張って、そして拡大をされて、将来エリア拡大へつなげていただけるんじゃないかと、このように考えておる次第でございます。

 それから、高校生の就職状況について御報告申し上げますが、先ほども申し上げたんですが、本庄高校という学校名が出ましたが、この本庄高校の状況をちょっと報告申し上げると、今、我々が把握した段階では、約半数が内定しているという学校側の説明というか、学校側の判断はそういうことであるように認識をいたしておる次第でございます。

 ただ、今まで業者というか会社関係の募集が、昨年までは400社以上来ておったが、ことしは300社ぐらいしか来ていないと、こういう報告もいただいておるわけであります。

 さらに私が綾町独自っていうのは、これはなかなか誘致企業というのを即お願いするというわけにはいきませんが、基本的に今の町が持っています公的な例えば活性化協会とか、福祉とか、そういうもろもろのものの充実強化を図ることによっての雇用の促進を図っていくと、こういうことは私は綾独自っていいますか、そういう面での事業の拡大を目指すと、こういうことに取り組むことが、まずは一番現実的ではないかなと。そんなことで、可能な限り若い人たちを雇用できる体制を今しっかりとっていこうということでもろもろ。

 それともう1つは、今の事業所がございますが、それぞれの会社関係、地元に来ていただいておるそういう会社関係が、さらに頑張っていただけるような形で、それをフォローすることによって、また、雇用の促進にもつなげていけるんではないかと、こういうことの取り組みを綾独自として積極的にタイアップしながら頑張っていきたいと、こういう考え方でありますことを御理解いただきいと思います。

 それから、うつ病の関係は、とらえ方いろいろあると思います。そういうふうに、全く静かなところ、公の立場から解放されたほうがよくなる人もいらっしゃるし、精神的な面でございますから、それをケアすることも一方では大事だと。

 そういう面で私は、いろんなとらえ方があると思いますが、自殺者をなくすという面も含めて、うつ病の方は早いケアが必要だと、そういう面でやっぱりしっかり保健センターの中でも把握しながらそういう対応をし、そして、あそこはある程度間切りをしながら、静かにそこで生活をしていただくなり、あるいはまた、何かのときにはすぐ相談をしていただくなり、またある面では、そういう専門的な保健師がおるわけでありますから、そういう形で、いつでも目配りができて対応ができ、精神的に落ち着いていただく、そして的確な治療をしてもらう、そういうふうに持っていって、このうつ病患者を解消できるような努力をすることがある面では大事かなと、こういう思いもいたしておりますから、そういうことで保健師と相談しながら対応というのを考えておるところでございまして、先ほど答弁を申し上げたような判断に基づいて、今後、やっていきたいとこういうことでございます。



◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。



○議長(畠中征郎君) 橋本議員。



◆議員(橋本由里君) まず、公契約の点につきまして、先ほど町長から答弁いただいたわけですが、結局、現状をどの程度の金額が、働いている方の賃金として届いているかということには明らかにはならないわけですが、あくまでも労務単価の金額は支払われていないというのは事実であろうというふうに思います。

 先ほど、業者の方も非常に大変だということを町長は言われました。私も、その仕事がないという話はよく聞きますので、ただ、そのことと、じゃあ、労務単価を守らなくていいということはやっぱり別問題だと私は思っています。

 少なくとも、労働者の方に払う分の賃金として単価に含まれているわけですから、そのことと、その経営も大変だからということにはならないと。要するに、税金から支払われた分と労働者の方に払らわれる間の差額は事業主のところに入るというのは間違いないと思いますね。それがあって経営がなるんだということであれば、それは私は考え方としては違うというふうに思っています。

 少なくとも、その自治体の責任としては、住民の方の生活と権利を守るっていうことが一番大事なことであると思いますので、発注業務、公共事業を発注したことで、低賃金を温存することになるというのでは、やはり自治体が住民の生活の悪化に形としては手を貸すことになるということになるのではないかと思っております。そのことを分けて考えなければ、事業主に対する指導ができるということには、私はならないと思っています。

 それから私、男性、女性の賃金の差が、設計単価の中にあるということは認識しておりませんでした。私が調べた範囲では、女性、男性というふうには分かれておりませんでしたので、建設課長、これはそういうふうな分け方があるのかどうか確認をしたいと思いますので御答弁ください。

 それから、所得税法の第56条については、大小、零細企業者にかかわらず優遇されるべきだということの答弁だったようですので、認識は一緒だと思っております。ただ、青色申告を奨励するために青色申告が優遇されるんだと、それは、やはり私は違うと思っています。白色であろうと青色であろうと、それは公的に認められた申告の制度の違いですから、そのことで一方だけを奨励するということは、やはり正しくないというふうに認識しております。

 国が法律をつくればいいという話ではあるんですけれども、先ほどの問題じゃありませんけど、国が医療費の削減を削ればいいわけですが、医療費の無料化を。ただ、そういうことにはならないので、それぞれの自治体で住民の暮らしを守るために、そういう制度をつくっていくわけですから、ぜひ第56条の問題については、国にもぜひ働きかけをしていただきたいというふうに思います。

 子供たちの医療費の問題ですけれども、先ほど群馬県は県でやったということで、宮崎県はそういう意味では非常におくれている県だというふうには、私も認識しております。

 近いところでは、薩摩川内市が今度の来年の4月から小学校、中学校、入院・外来ともに無償化に取り組むということがニュースで報じられておりました。今回は、子供の医療費についてのみ伺いましたが、長野県とか東京では、もう老人の医療費の無料化もやっているところがありますので、ぜひ研究いただきたいと思っております。

 道路につきましては、ぜひ現場を見ていただいて対応していただくということでお願いをしたいと思います。

 遊歩道の問題が1つあるんですけれども、先日、私どもの委員会で岡山県の和気町というところに視察に行ってまいりました。ここは、助け合いというのがまちづくりの基本になっておりまして、綾町の公民館制度とはちょっと違うんですけれども、各自治会に自分の住んでいる地域を、新年度は、例えば22年度はどうしたいかというような協議をしていただいて、その補助金を出すんですね。で、取り組みがなければお金は返すと。だから、使わなければ来年もらえないというようなことではなくて、必要な分だけ助成してもらうっていうことでした。

 私たちが住んでいる麓の岩下の人が、例えば遊歩道がうちの地域では問題だというふうに、ここを何とかしたいというのがあれば、それに対して補助金を出すと。これは、それこそ一朝一夕にいく話ではありません。もともと違ってきた自治会の活動の中で生まれてきた制度だと思うんですけれども、そのことに取り組んだところにそれなりのものを出していくと。

 だから、それぞれの地域が、自分の地域をどうしていきたいか。自分の地域にはどういう問題点が今、起きているのかということを各地域から出してもらうと。

 ですから、要望としては、5項目しかない地域もあれば、20項目ある地域もあると。それぞれに必要な分を補助すると。で、残ったらまたお返しして、また来年、こういうことに取り組むっていうやり方は、なかなか見習いたいやり方だな。

 だから、ボランティア精神がなければ、なかなか取り組めないやり方でしたけれども、町のとにかくコンセプトが助け合いということなもんですから、そういうことがかなっているということでした。

 この和気町も、実は小中学生の医療費は無料になっておりましたので、参考までに申し上げたいと思います。

 ケーブルテレビにつきましては、なかなか見解が違うんですけれども、その情報格差という問題のとらえ方もあるとは思うのですが、確かに宮崎は民放が少ないので、テレビのチャンネルをもうちょっとふやしてほしいという町民の要望があることは理解できるんですけれども、そのために、最低でも1カ月4,000円程度のお金を出さければならないということは、とても町民の間に格差を生むつもりはないと町長はおっしゃいましたけれども、私はやはり新たな格差が発生するものと思っておりますので、やっぱり認識が違うということにはなると思うんですけれども、少なくとも加入費については、キャンペーンの期間だけではなくて、早く入った人が無料ということであれば、皆さん半額にするとか、そういう方法をとってもらうように、ぜひ行政の指導をしてほしいというふうに思います。

 最後に、うつ病患者の問題ですけれども、精神疾患の方の問題ですが、今回、この相談いただいた方は、そういう方とかかわりを持ってきた方の相談でした。私よりも少なくとも専門的な知識も経験もお持ちの方で、そういう方の中でそういう話が出たということですので、私は保健師の指導とか専門家の指導が不必要だとは決して思っておりませんけれども、それは必要なときに受けられる条件は打っていかなければならないと思っておりますが、もっと、今、相談に乗ってほしいとかいう段階じゃない、ただ、人とのかかわりを少し持ち始めたいという方々の居場所という意味では、一定のその広さと、行政からの距離感というのをぜひ考えていただきたいと思っています。

 以上です。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) ちょっと見解の違いもございますが、私ども、この公の契約、公契約の関係で、これはもう私たちはやっぱり会社本体が傾くようなことがあれば賃金も払えないわけでありますから、そういう面のとらえ方をして、それがイコール低賃金でいいという解釈じゃございませんから、誤解のないようにひとつ御理解をいただきたいと思っております。

 可能な限り、これに近づける努力をして、会社そのものも、やっぱり今、厳しい状況で収益もなかなか生み出せないという状況であるということを御理解いただきたいと思っているわけでありまして、その中で、企業努力によって可能な限り、この労務単価に近づけるという指導はしてまいりましたが、一向に改善されないというのじゃなくて、かなり改善されてきとるという私はとらえ方をいたしておりますことを申し添えさせていただきたいと思っております。

 それから、遊歩道の関係の補助金を出して取り組んだらどうかという御提案もございましたが、これは私ども、今、農地・水・環境保全向上対策事業等も入れて、もうそれぞれ公民館が本当にいろんな角度から御努力をいただいております。

 そういう面で、私たち、そういう面での公民館活動というものが非常に今、充実強化を図って、お互い地域は自分たちの手で守り育て、発展させていくという公民館自治意識というものが強まってきていることは、非常に歓迎したいと思っております。

 その中で、また今後、町行政としてもそれに甘んじることなく、タイアップしてやっていくという形の中で、いろんな活動に対する援助・支援というのは検討すべきだと思っておりますので、そこら辺については、今後、検討課題ということで考えさせていただきたいと思っております。

 それから、ケーブルテレビについては、私も、これはあくまでもごり押しするわけじゃございませんから、あくまでも個人の選択によって、そして会社の努力によって、やっぱりそういう場を提供するというのは、行政としての役割であるという認識を持っておりますことも、御理解いただきたいと思います。

 それから、うつ病の関係等々については、これはもう橋本議員さんは看護師さんでもございますし、経験も持っていらっしゃいますと思っているんですが、私も、保健師といろいろこのことについては相談をさせていただいているところでございます。

 そういう面からいたしまして、保健師としてはそういう方向が自分たちの責任において対応したいと、こういうことを尊重して先ほどのような提案をいたしました。

 今、おっしゃいますようなことについては、また別の角度から検討もする必要があると思っておるんですが、いずれにいたしましても、このことについては我々も一生懸命努力をし、そしてできるだけそういう方に、もううつ病症状が出た人については、事前にそれが解消できるようなこと等については取り組んでいかなきゃいけませんので、そういう方の情報をまたいただけると、その人その人によってのケース・バイ・ケースでの対応をしてまいらなきゃならないと思いますから、どうかひとつそういう面では、また情報をいただけると、その人なりの対応をしてまいりたいと思っていますから、よろしくお願いしたいと思います。

 以上であります。



○議長(畠中征郎君) 建設課長。



◎建設課長(清水正信君) 先ほどの一般作業員の女性の方についてのことでございますが、特に、設計単価で言われますように、男の方、女の方という区分けはございませんが、単価の構成の中で項目として普通作業員、それから軽作業員という区分けがあります。それで、特に土木工事につきましては、現場等で特に必要以上な力仕事とか、また、危険な仕事みたいなのを男性の方が主にされていると思っているんですが、そういったことで、軽作業員ということでそれぞれ考えていらっしゃるんじゃないかということで考えております。



○議長(畠中征郎君) 橋本議員の一般質問を終わります。

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○議長(畠中征郎君) ここで暫時休憩をいたします。

(休憩午前11時15分)

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(再開午前11時26分)



○議長(畠中征郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 日?憲治議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(日?憲治君) 議長。日?。



○議長(畠中征郎君) 日?憲治議員。



◆議員(日?憲治君) それでは、通告に従いまして登壇より3点ほど一般質問をいたします。

 22年度の一般会計予算編成作業についてをお伺いいたしますが、前置きを入れて質問に入りたいと思いますので、よろしくお願いします。

 今日の町村を取り巻く時代的背景には、一応一段落したと見られますが、大規模な市町村合併を引き起こした諸契機を抜きに語ることはできない中で、中でも重要と思われるのは、経済的社会的諸要因であったと思われます。直接的には冷戦の終結に伴う統一的な世界市場の出現であり、それにアメリカ主導の世界の確立に伴う経済のグローバル化、貿易の自由化と規制緩和の強制であったと考えられます。

 その中で、日本ではそれに呼応した一連の経済政策の実施が続いたと考えられ、その中で象徴的な存在として、前々総理の小泉内閣による断行された郵政民営化その他であったと思われます。

 また、規制緩和は地方の分権改革の契機ともなり、それが大規模な市町村の合併の強行から道州制問題の浮上へとつながり、ただし、右肩上がりの経済成長の終えん、終わりになり、バブルの崩壊、未曽有の世界的な規模での金融危機が、国の財政の累積赤字の増となり、これがまた合併の推進の最大の要因であったと思っております。

 今後は、町村財政への悪影響は避けて通れないことが予想される中、自民党から民主党への政権がかわり、はや数か月が過ぎ、いろいろと政権運営改革に取り組んでいただいていますが、今のところ、有効な手だては見られない中、政府による行政刷新では予算概算要求の無駄を洗い出す事業仕分け等も行われ、予算編成の過程で初めて国民の前で明らかにされたことは意義は大きいと思われます。

 政府は、当初、税見込みを46兆円としていましたが、ここに至って法人税、所得税その他9兆円の収納の削減をし、37兆円に修正するとうたっております。当然、地方自治会へ流れてくる税も、当然、削減される中での予算編成であると思われます。そうなると、我が綾町も税金の無駄遣いはないと思われる中、不要不急な事業の根絶に期待をするところであります。

 各課の予算の接触、要求した事業については、本当に必要な事業なのか厳しくチェックし、町民に失望感を与えない、また将来、ツケを回さない来年度一般会計予算編成にしてほしいと思います。

 民主党は、地方自治体には交付税の増額をすると言っているが先行き不透明であり、我が綾町も総合長期計画を出していますが、かなり基本計画どおりにはいっていないと思われる中、人口にしろ、将来は2010年度には8,000増を目標に掲げていましたが、現在はどうか、わずか7,307名であり、このままで自立でやっていけるのか。

 特に、第1産業の農業の振興、空洞化した商業の振興、高齢社会に対する地域福祉の充実、その他の事業を含め、また今年度の反省点を踏まえながら、行政長の来年度に対する基本方針を各課へ説明指示されたと思われますが、行政長におかれては合計20年の長きの実績等もあり、きょうに至っていますが、来年は6期目を目指されるとのことですが、町民に対して大判振る舞いの予算にならないかもしれませんが、思い切った削減、改革予算を示していただき、毎回ではあるが、経済不況の中での一般会計予算でありますので、将来、町民への借金のツケを残さない予算編成に期待するところであります。行政長の来年度の一般会計予算に対する意気込みと見解をお伺いいたします。

 続いて、(2)本年度で終了の集中改革プランの実績評価と、22年度以降は新たに改革プランの作成に取り組むのかお伺いいたします。

 この改革プランは、前自民党政権であった総務省の行政改革の推進のため、17年度より21年度、5カ年間の新たな規定に基づき集中改革プランが作成されたもので、幾度となく同僚議員からも一般質問等もあり、そこで町長説明では、20年度では負担金及び補助金等で27の事業を見直し、5事業を廃止し、約6,600万円の削減された効果が出ているとのことでした。

 これも、町長を初めとし、職員のやる気を評価するものであります。また、現時点における改革プランの動き・実績等があればお伺いいたします。

 また、この改革プランは、先ほども申し上げましたが、自民党政権総務省が出したプランであり、民主党にかわり継続して出てくるのかわかりませんが、このプランは税収の上がらない経済不況でもあり、平素の無駄をなくすためにも必要と思われます。

 また一方では、改革プランなどで審議・検討する事業等もある。例えば、同僚議員の中でもいつも話題になる事業で、例えば、(1)湯の谷ヘルスセンターの問題、現在は週3回で管理運営費として385万5,000円を計上してあります。

 また(2)として、尾立の堆肥センターの管理運営費1,391万3,000円と関連して、生ごみ収集管理費へ611万円で合計で2,002万3,000円の多額の税金を投入していますが、収入は少ないと伺っており、ここらも改革の中で十分検討される事業ではないか。この事業を廃止することにより他の事業に回すことも考え、利用できるのではないでしょうか。2,000万円も浮いてくれば、例えば75歳以上の福祉介護医療、その他の事業等にも活用できると思われるが、この改革プランは総務省から通達がなくても継続していくのか、町長の前向きな答弁をお伺いいたします。

 続いて、(3)税の徴収についてお伺いいたします。税の滞納は、一般会計予算編成において影響が出てくると思われますが、歳入については、町民税を初め自主財源の確保が必要であります。世界的に金融危機による景気の低迷状態が続き、極めて厳しい状況である中、一方では徴収努力も評価しております。

 また、ここにきてドバイショックの問題、急激な円高が及ぼす経済への悪影響を懸念し、また、急激に進んだ円高がデフレ対策として金利値下げ、デフレ脱却を試みているが、その景気が即よくなるわけでもないですが、現在も未曽有の不況下であり、滞納者に対しては、町民の不公平感をなくすために滞納者への税に対する理解を求めながら、全庁挙げて未済額の回収に努め、自主財源の確保に努めていただきたい。

 来年度の一般会計予算編成がスムーズに予算が組めることをお願いし、そこで現在の増税の滞納額と税目ごとに累積滞納額を示していただき、あわせて不納欠損処理はどうなったのかお伺いいたします。また、毎回ではありますが、税の滞納回収について新しい思案等はないのかお伺いいたします。

 続いて2つ目の質問に入ります。キューリンエコファームとなちゅえんす、JA農協の不良債権回収問題とあわせて、ひむか食品についてお伺いいたします。

 キューリンエコファーム不良債権4,000万円となちゅえんす当組合のホウレンソウ代金と資材代金約2,300万円と合わせて6,300万円の回収問題について、同僚議員、またはJA綾農協の総代会等でも追及された問題でありますが、いまだに解決の意図すら見えていない状況であると伺っております。

 農家組合におかれては、農協に対する不信感を示されており、また、行政への指導力にも問われると思われる中、また一方で、組合員と接触するたびに、この問題の真相を解明し、回収を求める声等もいまだに多くあり、よく聞かれます。

 個人としては返答できない状態であり、今回、再度質問させていただきました。組合員は重大な問題として位置づけておられます。また、組合員は、日々、今日の社会情勢悪化の中で、農業振興に理解を示しながらも努力されており、また一方では消費の限界、展望が見出せない現況の下で、町内の農家は借金を抱えながらも、その支払いに常に重い負担となっているが、現在の農家の現状でありますので、このエコファームなちゅえんす問題も6年目が経過しようとしていますが、この問題をこのまま行政としても放置してよいと思われているのか。行政長みずから、また議員も賛成した以上、この企業を綾の誘致企業として指定した以上、行政側にも責任があるのではないでしょうか。

 もちろん、JAの定款では役員の休日事務等もあり、役員の失敗も免れないと解釈しているところであります。このままの状態で放置していると、直接には組合員は言葉ではあらわしてはいませんが、ますますJA・農協への不信感を持つ組合員がふえることも考えられますので、このキューリンエコファームなちゅえんす不良債権問題について、どういうふうに解決のめど、解決したらよいと考えておられるのか、再度、行政長の見解をお伺いいたします。

 それから、ひむか食品については、9月の定例会で町長の説明のとおり、近年の経済情勢が非常に厳しい状況であり、現在の社会の維持・管理を充実させていくとのことで、ひむか食品みずから断念の申し出があったと答弁で伺いましたが、会社社長の苦渋の決断だったと思われる中で、既に補助金支援について事業費940万円に対し交付金補助金が既に470万円を補助していると課長の答弁であったが、この事業が中止になった以上、当然、補助金の回収になると思われますが、町の例規集では、補助金等の交付に関する規則の中で、第16、17条に該当するのではないか。この件について町長の見解、答弁をお伺いいたします。

 続いて、3つ目の質問でありますが、これは地域住民の要請で道路の件を取り上げてお伺いいたします。

 まず、(1)今回の道路については2回目の質問になり、今回も地域住民より強い要望等があり、取り上げた道路であります。中堂玉石交差点より雲海酒造約500メートルの道幅の拡張を要請され、この件については前回の町長の答弁では、この道路については隣接する農家、その他の人へ大変迷惑をかけているとのこと、また認識等も持っておられ、その後、この道路の調査、また、国庫補助事業等の導入への要請をしながら検討するとのことだったが、その後、どのようになっているのか。また、この道路は、町道として通行量の多い危険な道路であり、町長の前向きな答弁をお伺いいたします。

 続いて、(2)、これも四枝地区住民の要望で、中村宅と松元商店の裏で、県の災害地域になっていると思われるところであり、上段には民家もあるところであります。

 この場所は勾配が急な斜面になっており、現擁壁等に亀裂等も生じており地盤の崩れるおそれもあります。これに隣接する上部道路についても、約30メートルにわたり亀裂が生じており、再度、調査の上、早急に対応をお願いいたします。この道路は、宮原係長も確認をしたところであります。

 続いて(3)、これも四枝地域住民と高齢者の方からの要望であり、この道路は、以前、拡張の話等もあったそうですが、立ち消えになったという話も伺いましたが、現今吉さん宅のカーブ、急な下り坂であり、県道に出る道で非常に見通しが悪く危険を感じている危険な道路であり、住民の話を伺うと、既に小さな事故等も数件発生しているとのことでした。この道路も、宮原係長と住民を交えて確認したところであります。

 続いて、(4)、これも神下地区の住民の要望であり、これも道路拡張の件でありますが、てるはドームより神下町営アパート、または新興住宅地域へつながる農道拡張の要望であり、この道は私たちが子供のころはあぜ道で、現在は道幅約1メートル弱の農道になっていますが、てるはドームを中心とした施設の充実で、イベントの開催も多くなり、人の往来に支障を来している農道であり、延長約100メートルにわたり拡張の要望があり、これも宮原係長、現場を見ていただいております。どれも地域住民にとって危険な道路で、また必要な道路でありますので、十分検討を加えていただき、対応をお願いいたします。

 以上で、町民の要望を交えて登壇より一般質問を終わります。



○議長(畠中征郎君) 関連質問はありませんか。

 当局の答弁求めます。町長。



◎町長(前田穰君) それでは、日?憲治議員の一般質問に対する御答弁申し上げます。

 国は、平成22年度予算編成方針に、これは平成21年の9月29日閣議決定において、無駄遣いや不要不急な事業を根絶することにより、マニフェストの行程を掲げられ、主要事項と新規施策を実現するため、すべての予算の組み替え、新たな財源を生み出し、これより財政規律を守り、国際マーケットの信任を確保していくとされており、さらには概算予算についてはゼロベースで厳しく優先順位を見直し、できる限り要求段階から積極的に減額を行うこととされてございます。

 以上が、現時点における予算関連の情報となっておりますが、まだ地域主権や個別補助金の廃止に伴う一括交付金化、さらには新たな地方財政調整や財源保障制度の創出など掲げられているものの、今の段階では不透明な部分が多く、今後も引き続き国の動向を注視し、具体的な方針・内容が明らかになった時点で適切に対応してまいりたいと、このように考えております。

 さて、町の平成22年度予算につきましては、現在、予算編成作業に財政担当レベルで着手した段階であり、総額もまだ私としては把握できてない状況でございます。したがって、対前年度費、対比何%の増減になるかは確認できていませんが、もう御案内のとおり平成21年度は、サイクリングターミナルの増改築工事や照葉大吊橋かけかえ工事や小田爪多目的広場、つまり陸上競技場の整備工事等と大規模な事業によりまして建設業は増大し、近年にない予算となりました。

 ですから、本年度はこれの事業の完了に合わせますと、来年度予算は前年対比からすると、予算がそこまで伸びるっていうことにはならないと、減少する方向になると、全体的に見るとそう思っておるとこでございます。

 しかし、今、非常に町民の暮らしと生活が厳しいときでありますから、平成22年度も生活密着型の事業予算は積極的に組みたいと、こういう考え方でおりますことを御理解をいただきたいと思います。

 次に、平成21年度を目標にした集中改革プランの実績等については、先月の定例議会で答弁したところでございますが、再度答弁申し上げますと、平成17年度から平成20年度までに取り組んだ効果として歳入面では、税の徴収改革として6,137万7,000円、それから使用料・手数料の見直しとして551万円、それから未利用地及び宅地分譲地の売却によって3,472万3,000円、総額では、この総額をひとつ御理解いただきたいと思いますが、1億161万円の財源確保を行い、計画に対しては若干到達しませんが、83.2%とこういう達成になりましたということを報告申し上げます。

 また歳出面では、農業委員会委員や議員定数や職員の削減により4,900万円、特別職議員報酬の引き下げによりまして1,223万7,000円、事務事業や補助金等の整理・見直しにより6,455万9,000円、職員等の出張に伴う日当の一部廃止、議員費用弁償の廃止によりまして1,016万円、総額では1億3,595万6,000円の削減を行い、計画に対しましては歳出面での削減では125%と、こういう実は達成をすることができました。

 ですから、歳入歳出を含めた財政効果は2億3,756万6,000円と、20年度では現在でほぼ目標を達成しているということで御理解いただきたいということでございます。

 本町の行財政改革は、簡素で孤立的な行財政運営の確立や町民サービスの向上を図るため、平成8年6月から事務事業の見直し、経費の削減、合理化による財政の健全化に取り組み、成果を上げてきたところでございます。

 このため、22年度以降の新たな集中改革プランについては、自主・自立を、もうそれに向けた取り組みというものをしっかり堅持していかなきゃならないと思っておりますが、現在、国の政権も、自民党から民主党で先ほどお話がございましたとおり、かなり政策も大きく変わろうといたしております。

 今後は、この国の予算編成や政策の動向を見きわめた上で、行財政改革プランの策定を検討してまいりたいと。基本的なことは、今までやってきたことを堅持していくということでありますことを御理解いただきたいと思います。

 それから、項目的に上がりましたが、湯の谷のヘルスセンター、これは議会の意向も十分踏まえた中で改善努力をしてまいりました。これ、私はやっぱり思いやりとぬくもりのある福祉の充実・強化という面からすると、これをすべて廃止するということは、私の政治姿勢としてなかなかでき得ない、すべきでないという判断をしていますが、改善努力することについては労を惜しまない。だから、できるだけのまた効率化を目指していきたいと思っておる次第でございます。

 それから、尾立の生ごみ収集のことについては、これは綾町の基本的な1つの取り組みであります。これは有機堆肥への転換ということでありますから、これをやめるということは、綾町の有機農業の推進上、それはどうかなと。これはちょっと日?議員さんと見解が違うございますから、そこ辺は私なりのまた綾町の全体的なまちづくりの一環として予算的には考えてまいりたいと、このように御理解をいただきたいと思います。

 それから、町税及び使用料との累積滞納額についてでございます。

 これは町税全体で、もうちょっと時間が昼がせまっていますから簡単に申し上げますが、町全体では滞納額で4,517万8,000円、町税全体ですよ、4,517万8,000円、そこに今度は国民健康保険税が7,365万9,000円ございます。トータルと滞納額は1億1,883万7,000円とこういうことになります。

 それからまた、住宅使用料とか保育料、介護保険料、後期高齢者医療保険料、水道使用料などを含めた総合計では、もうこれが大きいんですが1億8,090万3,000円と大変厳しい状況になっておるということであります。

 なお、21年度9月末現在の現年分と繰り越し分を含めた収納率では、町税では55.6%、これは前年から比べますと微増ですけど0.2%増ということになっております。

 それから、国民健康保険税は34.6%、これは前年からこれは9月末におさえたとこですからね、それで御理解いただきますが、3.4%の増と若干伸んできておるところでございます。

 まず、税全体では、9月末でおさえますと48.5%、つまり前年から比べますと1.8%の増とこういうことで今、懸命な滞納、この収集に全力を挙げておると、こういうことを御理解いただきたいと思います。

 それから、税の不納欠損処分につきましては、地方税法に基づき、平成13年度から本格的実施でございますが、その不納欠損を行う根拠として、まず、地方税法第15条7に基づく滞納処分の停止による不納欠損処分でございます。

 この執行停止の要件としては、1つ目は、滞納処分をすることのできる財産がないときと、それから滞納処分をすることによって、その生活が著しく逼迫するおそれがあるときと、それから、この所在及び滞納処分することができる財産が、ともに不明であるときの3つのうち1つに該当する事業があると認めるときは、滞納処分の執行を停止することができまして、そして、その執行停止が3年間継続した場合に、不納欠損処理になると、こういうことでございます。

 それから、地方税法第18条に基づく地方税の削減、消滅事項による不納欠損処分がございます。これは地方公共団体の徴収金の徴収を目的とする地方公共団体の権利は、法定納期限の翌日から起算し、5年間行使しないことによって時効により消滅し、不納欠損となります。

 平成20年度は、執行停止と時効消滅によりまして、町税が242万6,000円、国民健康保険税が507万2,000円、合計いたしますと不納欠損処分額は749万8,000円ということを行っておるところでございます。

 それから、今後の徴収対策については、100年に一度という世界的な経済不況の中、本町の基幹産業であります農業を始め林業、商業、工業など、経済の後退が深刻化しております。

 このような景気低迷の中、リストラ、個人所得減など、税の収納環境も厳しい状況が続いてきております。これからの収納率向上対策について次の4項目を重点的に取り組んでまいりたいと思います。

 その1つ目が、徴収の強化であります。平成20年度から実施した県税務職員との併任人事交流事業や嘱託徴収員と税務職員との連携を図り、きめ細やかで、そして協力な徴収体制を確立いたします。

 2つ目には、時効関連の強化であります。時効、つまり5年による滞納税を消滅させないように収納システムを導入し、時効管理の強化を図っていきたいと思います。

 それから、3つ目が適時的確な不能欠損処分でございます。引き続き適宜的確に不能欠損処分を行うとともに、その前提となる執行停止を実施いたしたいと思います。

 最後が滞納処分の実施であります。悪質な滞納者には、債権、つまり預金とか売掛金等々の差し押さえの滞納処分を行っていますが、さらに綿密な調査を行い実施していくとともに、その後の納税交渉等に努めていきたいと思っているところでございます。

 これらの実施によりまして、町民負担の公平化、そして自主財源の確保を図るために、全職員挙げて収納率の向上に努めてまいる所存でございますので、議員各位におかれましても、収納率アップに御理解をいただきますようお願いを申し上げる次第でございます。

 それから、エコファーム及びなちゅえんすの関係であります。

 これはキューリンエコファームに対する融資額4,000万円については、当初400万円が償還され、未償還額3,600万円となりますが、このうち不動産及び動産の処分によって2,768万円が償還されまして、現在では832万円、これが未償還残高でございます。そして、その未償還残高は、農協は連帯保証人から月額3万円程度の回収をしていると聞いております。

 このような状況をかんがみますと、農協の商取引業の債権でありますので、回収規格については農協による債権回収努力しかないところでございます。

 さらに、当初、債権発生したなちゅえんすの債権額2,313万円については、会社自体がなくなったため厳しい面もございますが、工場の譲渡先である綾野菜加工館とJA中村組合長が協調しながら、問題の解決に向け努力されていることですから、その状況を見守っていきたいとこのように考えています。

 行政の責任その他いろいろ言われますけども、これはあくまでも商取引上の問題であるし、私どもとしては、町としての責任をとるっていうか、責任を果たすために、いろんな角度から支援をしておると、こういうことで御理解をいただきたいと思っておるわけでございまして、いつも組合長との連携をとりながら、町ができることは責任を果たしますよということで、その話し合いをしておるところでございますし、農協としては最善の取り組みをすると、そういうことでいつも組合長からお話を承っております。

 それから、ひむか食品の件でありますが、これ、先ほどありましたとおりでございまして、9月10日にひむか食品から、事業中止の申し出がございました。

 これは940万円、先ほど指定がございました470万円、補助金として支払われている状況でございますので、事業中止のことから現在、農産加工体験施設事業についての農林水産省の農産漁村活性化支援費の事務指導を受けているとこでございます。

 現在は、そのようなことで今、国の事務指導を受けているということで、まだ、この事業の国の、これは国の直轄事業でございますから、実はまだ国の指示が明確に来てないんです。ですから、まだ補正上も上げられないということでございまして、これ、しばらく結論が出るまで国の指導を受けた上で対処しないと、勝手にできないということもございますから、そのように御理解をいただきたいと思います。

 それから、地域住民の道路の件であります。

 中堂から酒泉の杜の玉石辺保木線の活用についてでありますが、この路線につきましてしは、県道宮崎須木線と酒泉の杜の観光施設をアクセスする重要な町道であることは今、申し上げたところでございます。

 以前より要望のある路線でありますことから、現在進めております、これは交通安全施設事業を取り組み、順次事業を実施したいという考え方に立っていることを御理解いただきたいと思います。

 それから、四枝の中村さんの松元商店裏の擁壁の破損等の件ですが、この擁壁が昭和40年前後に建設されたようでございます。現地調査によるブロック積みの亀裂、膨らみが生じております。この影響で上のほうに通っています道路の舗装面に亀裂が生じているんじゃないかと推測されますが、このままの状態で上側の道路が雨水で入り込み、道路の崩壊、並びにブロック積みの崩壊が予想されますので、再度調査をして早急に対処しますということで御理解いただきたいと思います。

 それから、今吉さん宅前でございますが、県道に通じる道路の件、これはもう以前に、実は今吉さんが御元気なうちに交渉したんですけども、いろんな事情でそれに行き着かなかったわけでございますが、言われますように、危険な交差点ということでございますし、私たちもその必要性は認めていますので、地権者の御理解がいただければ、また、この見通しだけでもできるような隅切り等の改善努力はしてみたいという、これはあくまでもまた地権者が理解してもらわないとできませんから、そのように御理解いただきたいと思います。

 それから、てるはドームによる神下町営住宅に通ずる道路でございますが、この道路につきましては、農作業や一般の方の歩道として利用がされておりまして、椰治川に以前かかっていた木橋がもう老朽化したために、今回かけかえました。よくなったと思っております。

 道路の拡幅につきましては、この付近では東へ50メートルのところへ西へ100メートルのところでと、てるはドームや県道宮崎須木線のメーン通りへのアクセス道路がございますので、この道路は幅員が1.5メートル、コンクリート舗装がしてございますので、歩行者、自転車、そして車いす等が通行するには支障がないようでございますので、私どもとしては現状のままで利用いただき、将来、状況を見ながら検討させていただこうと、このように判断をいたしておりますから、木橋をかけかえたことでかなりよくなったんではないかとこのように思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上で答弁を終わります。



○議長(畠中征郎君) ここで暫時休憩をいたします。午後は1時半から開会いたします。

(休憩午後0時02分)

………………………………………………………………………………

(再開午後1時30分)



○議長(畠中征郎君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 日?議員の質問に関連の質問はありませんか。

(なし)



○議長(畠中征郎君) 再質問はありませんか。



◆議員(日?憲治君) 議長。日?。



○議長(畠中征郎君) 日?議員。



◆議員(日?憲治君) 休憩に引き続き再質問をいたしたいと思います。

 一般編成予算についてですが、まず1点目は、綾町の町債についてお伺いいたします。日本の国は9月末で864兆円の国債残高があり、国民1人当たり678万円の借金があるとのことですが、また、民主党は来年度の予算編成には、新たに国債発行を44兆円を示しており、1人当たりの借金も当然ふえることと思っております。

 また、県債については9,104億8,341万7,000円の県債があるとのことでございました。県の人口で割ると、県民1人当たり80万1,000円になることになります。

 我が綾町の場合は、町債は現在幾らで1人当たり幾らの金額借金になるのかお伺いいたします。

 2点目は、改革プランの中で、先ほどちょっと尾立の堆肥工場についてちょっと触れましたが、尾立の堆肥工場は年数もかなりたっており、前郷田町長の時代の施設で、中で工場のやりかえもあったようですが、現在では工場のそのものの機能を果たしていないように思われます。尾立の住民に迷惑はかけていないのか。

 そこで、尾立の堆肥工場へ今年も管理運営費として752万3,000円と、関連で、生ごみ収集管理費として611万円と合わせて1,363万3,000円を計上していますが、今年9月末の堆肥の販売高はどうなっているのかお伺いいたしますが、実績等が出ていなければ、昨年度はどうだったのかお伺いいたします。

 それからもう一つ、尾立の堆肥は有機栽培、生産者には使用されていないとのことだが、その原因はどこにあるのか。綾町は有機の町として全国に名を売っており、堆肥は綾町にとっては必要不可欠であります。

 全町内の生産農家も高齢化になっており、化学肥料等に頼っているのが現状であり、土壌そのものも非常に悪くなっているとのこと、また、競売から堆肥も安く入っており、例えば4トン車で1台2,000円とか1,500円で配送まで含めて入ってきておるのが現状でございます。中には無料で配送するところもあるようでございます。

 競売からの堆肥については病原、雑草、その他の発生のもとにもなっているという話等も伺っておりますが、そこで、町またはJAが主体となって統一した堆肥センターはできないか。優良堆肥を生産者に提供することで生産高を上げていただくためにも必要と思われるが、町長の答えが即出てくるとは思いませんが、見解を伺うとともに、ぜひ来年度の予算に調査を組んでいただきたいと思います。

 それからもう一つ。液肥工場の液肥を使用したところ問題があると言われ、始末書まで提出されたとのことを伺いましたが、その使用についても原因はどうだったのか。わかればお伺いいたしたいと思います。この液肥については有機肥料として果樹園等に使っていたわけですが、そういうとこにも使えないのかお伺いいたしたいと思います。

 それから、農協の回収問題については、不良債権については組合員より不信感を持たれない解決・指導をお願いいたしたいと思います。

 以上二、三点でございますが、町長の答弁をお願いいたします。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) 具体的な──えらい僭越でありますが、具体的な答弁を要求されるときは、できたら通告にある程度出していただくと対応がしやすいんですけど、その面は御理解・御協力いただけるとありがたいと思ってますが。

 それでまず、町債の関係については、これはもうこの予算資料を見ていただけると、ここに一目瞭然にわかっておりますから、これをごらんを、また確認をしてください。20年度の残高では59億3,668万2,000円になっております。それで21年度の残高はまた減じて、55億8,729万1,000円。これを7,300で割ると幾らになるっていうのが、私どもの起債残高は計画どおりより以上に起債残高は減らしておると。

 このように日?議員さん、ぜひ御理解をいただけるとありがたいと。もうすべてこういう形で出ておりますから、町民から聞かれたら、これで説明いただけるともうすぐわかると思っておりますから、そのようにお願いをしたいと思います。81万3,000円だそうです。これ割り崩しますと。そういうことでありますから、そのように。もう町債は類似団体からするとかなり減じておると、そのように思ってますから、そのように御理解いただけると。私どもはやっぱり財政規律を保ちながら、しかし必要と場合によっては財政指導っていうのをやらないと、これはもう予算執行権を握らしていただいてます私どもの役割でありますから、そこんとこがお互い議論するとこでありますから、その辺は御理解をいただきたいと思います。

 それから尾立の堆肥工場は、これは非常に、おっしゃるようにあれが古くなってきたということで途中で1回更新をしたんですけど、御指摘でありますように、においの関係その他で苦情をいただいておることも事実でございますが。今、家庭雑排水の収集の課題で難儀してるのが、非常に今水分を切って出していただけるようにお願いしますけど。もう水分が非常に多いために、やっぱり温度が上がらないということもあったりしていろいろ工面してますが、今ようやくまた工面をしてかなり改善努力をしております。

 そのようなこと等もございまして。それからこれはおっしゃるように、実は有機堆肥としての位置づけがなかなかできないんですね。いろんなもんが入ってるから、そこ辺の確認ができません。ただ、堆肥としては十分価値観はありますが、ただ、JASマークに入らないということが一つの問題ではあるんですけれども、しかしこれはもう有効な堆肥であることは間違いございません。

 そんなこと等を考えたときに、来年度、もう今事務当局には指示してるんですが、全体的に言うまでもございませんが、私どもとしてはやっぱりもっと機能が強化されるシステムはできないかと。ただ、もう一つ来年度予算の中でお願いしたいのは、家庭雑排収集するのが、今まではタンクで収集しておりましたけど、これを大きなごみ処理場のパッカー車って言うんですかねえ、あれをぜひ買わしていただこうと。そうすると水分もある程度切れるということでありますから。

 そんな形の改善努力をしながら、今の抜本的な施設そのものがこの見直しをして何かいい事業があれば導入すると。日?議員が今おっしゃいますように、統一した堆肥センターというまで発展していけばそれは非常にありがたいことですが、農協は農協で一応持っておりますから、そういう面を含めた中でこれはもうひとつ検討してまいりたいと、このように思ってるわけでありまして、ちょうどそういう時期に差しかかっておるという判断もいたしておりますから、そんな考え方に立ち及ばさしていただくとありがたいと思っておる次第でございます。

 それから液肥工場は、私もそれいろいろ問題があったというのは余り把握してないんですけど、二、三年前に特殊飼料としての登録が、あれ先生が出さなかったために手続上の問題でいろいろ問題が若干、問題っていうかいろいろトラブったということはちょっとお聞きしてますが、それ以外のことでは我々としてはわかってないわけでございますが、いずれにいたしましても具体的な問題等があればまた教えていただければ、もうこれは本当にいち早く対処しておるという実態であります。まだまだ十分とは言えませんが、これはパーフェクトな状況というのはございませんが、日?議員がおっしゃいますように綾町の顔でもありますし、綾町の取り組みの大きな柱でもありますから、このことはしっかり展開をしてまいりたいと、このように思ってます。

 それから、収入支出、今ちょっとここに資料もございませんからどれだけ支払ったというのはちょっとわかりませんから、また後で具体的には報告をさせたいと思っております。

 それから、キューリンエコファーム関係では、先ほど答弁申し上げたとおりでありますが、これはもう絶えず組合長を励まし、あるいは組合員長をフォローしながら不良債権処理等々については、私たちも、今の会社がおかげさまでもう7億円以上の販売高を上げるような優良企業になりつつございますから、そういう中で向こうの社長とも相談して少しでも改善努力をいただけるような形で、そういう面での支援をして農協との債券・債務関係の解消にできるだけお手伝いができる体制で、町としては取り組んでいくという考え方でありますことを御理解いただきたいと思います。

 以上であります。



◆議員(日?憲治君) 議長。日?。



○議長(畠中征郎君) 日?議員。



◆議員(日?憲治君) 液肥工場の液肥については、後日でも結構ですが、調査をしていただいた上で報告をお願いいたしたいと。は。何か通らんかったと言われたですがねえ。野菜やらああいう等で。うん。じゃから、やっぱりそういうところが疑問点で、何か新聞等でたたかれたちゅうような話も聞き及んでおりますので、調査の上、後日でも結構ですが報告をお願いいたしたいと思います。

 それから、堆肥工場のその新しい工場については、できれば調査費用何かを組んで統一した堆肥工場ができないかを検討していただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(畠中征郎君) 日?議員の一般質問を終わります。

………………………………………………………………………………



○議長(畠中征郎君) 福田議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(福田正照君) 議長。福田。



○議長(畠中征郎君) 福田議員。



◆議員(福田正照君) それでは、通告に従いまして質問をいたします。

まず最初に、今回とり行われている政府の行政刷新会議の「事業仕分け」についてお伺いをいたします。

 1点目といたしまして、仕分け作業につきましては、国民の声として「新たな取り組みとして評価する」との声が多い中で、一方、「審議時間が短すぎる」との声もあります。町長の率直な見解をお伺いしたいと思っております。

 2点目といたしまして、現在まで農業関係で「廃止」となったもので、町で取り組んでいる事業はあるのでしょうか。もしあるとするならば、その後の対応はどうされるのでしょうか。もちろん、廃止が決定的なものではありませんが、仕分けが予算に反映されるとなれば少なからず影響はあると思いますので、お伺いをいたしたいと思います。

 質問の2点目といたしまして、町体育館、武道館についての質問であります。両施設とも老朽化してまいりましたが、将来の建てかえの構想はあるのでしょうか。お伺いをいたします。

 また、ないといたしますれば、その後の空き地の利用をどう検討されているのかも、あわせてお伺いをいたしておきたいと思います。

 最後に、バス路線廃止についてお尋ねをいたします。今までわかっていたことといたしまして、宮崎交通は町内の3路線について来年3月をめどに廃止との方向で検討中であるということまではわかっておりますが、その後町のほうに何らかの打診があったのかをお伺いいたします。

 このことにつきましては、過ぐる10日でしたか、委員会室にて畠中課長より宮交が示した路線の経常収支、または利用状況などの報告を受けたところではありますが、いま一度お伺いをいたしたいと思います。

 課長の説明がありましたそのときに、各廃止区間の赤字は示されませんでしたけれども、おわかりでしたらあわせてお尋ねをいたしたいと思います。

 以上、登壇してからの質問といたします。



○議長(畠中征郎君) 関連質問の希望ありませんか。



◆議員(入船康紀君) 議長。入船。



○議長(畠中征郎君) 入船議員。



◆議員(入船康紀君) それでは、福田議員との関連ございますから、ここで質問させていただきます。

 事業仕分けによる本町の22年度予算の影響度について伺います。

 政府の行政刷新会議が進めてきた2010年度予算概算要求の無駄を洗い出す事業仕分けの全作業が終わり、9日間の作業でゼロ査定は104事業所に上り、予算削減を含め圧縮額は約7,500億円となっております。税金の無駄遣い、不要・不急な事業の根絶を掲げてきた民主党にとって事業仕分けは最大の見せ場だったことは間違いありません。

 しかし、一連の仕分け作業では、3時間の議論で矢継ぎ早に結論を出す手法に批判も露出をいたしております。どういう権限・判断基準で見直すかも不明確であります。費用対効果の観点だけで切り捨てていいのか問題もあります。関係区町の自治体などでは、削減要求に対する反発も広がっております。医療費の国庫負担や地方交付税・思いやり予算など政治的判断が必要な事業も多くあります。知事においても、事業仕分けで地方固有の財源である地方交付税を対象としたほか、農道整備を廃止と判断したことなどが、本県に与える影響を懸念されております。 そのような中、本町における一般財源、特に交付税などの増減額、また、農林・商工・土木・教育関係についての廃止・凍結・見直し・削減・基金返納はないか伺います。

 以上です。



○議長(畠中征郎君) 当局の答弁を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) それでは御答弁申し上げます。

 まず、福田議員さんの質問に対する答弁申し上げますが、さきの衆議院選挙において国民は自民党中心の政権から民主党中心の政権を選択いたしました。その際、威力を発揮しましたのが、マニフェストによる政権構想等であったように思います。それには、税金の無駄遣いを徹底的になくし国民生活の見直しに使う、また官僚丸投げの政治から政権等が責任を持って政治家主導の政治へ等が掲げられ、これをもとに新年の予算編成作業が進行中であります。

 そしてその一環として登場したのが民間人の助けをかりてと言うか、そういう方々の中に入れて、仕分け作業でございます。テレビ等で盛んに報道され予算編成作業が公開されたことは国民にとってはこれまでになかったことであり、反響も大きいものがあったと思っております。

 予算編成に当たって、旧政権は税金の無駄遣いが多く、政権交代の暁には、容易に財源が捻出でき増税の必要は当面必要でないという印象を国民に与えていましたが、現実には厳しい局面に立たされているんではないかと思う次第でございます。仕分けのあり方は、新政権の国家像、国家戦略等も示されず、仕分け後の批判等もあるように、目先の予算削減が目標であったという感じは否めないものであると思うわけでございます。

 これは、政治主導で行うこととは裏腹に財務省主導で行われたんではないかと、よくそういうことを言われる方もたくさんございます。また、地方の固有の財源であります地方交付税等、地方財政の根幹にかかわります重要な問題も短時間のうちに結論づける等、憂慮すべきことであり、問題点も多く抱えていると思います。

 さらには、国の事業から地方へ移管することが妥当と判定された事業については、財源の裏づけがどうなるのか不明で、一方的に地方に押しつけることは許されないと思っているところでございます。

 いずれにいたしましても、地方自治体の予算編成に混乱が生じないように、国のこの予算編成を早目に定めてもらいたい。そうしないとなかなか現状では、どういう形の仕分けの結果をどこまで尊重するのかというのが、なかなか見えてこない状況であると思ってるわけであります。

 それで、御質問がございました事業仕分け作業による農業関係の影響として、現在綾町が取り組んでおるもの等々で、内容についてちょっと報告を申し上げますが。

 直接的に影響が出てくるものといたしましては、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業は、予算要求の縮減ということに仕分けではなっているようでございます。それから、中山間地域等の直接支払い制度が、これは事務費の削減と。農地水環境保全向上対策事業が予算要求の縮減。これは1割程度で事務費が削減されるんじゃないかと、こういう状況であります。それから、森林整備地域活動支援交付金が、来年度の予算計上は見送りということになってます。それから、鳥獣被害防止総合対策事業が自治体の判断、耕作放棄地整理緊急対策事業が来年度予算は見送り、モデル事業の有機農業総合支援事業については、これは廃止ということになってございます。

 廃止となったこの農道整備事業につきましては、県営事業により県が直接に行う農道整備事業となっておりますので、これは直接的には影響はないと思っております。

 それから、本町の行う農道整備事業は県の一般財源を活用した県単独事業補助を活用するか、もしくは町の一般財源を投入した事業の展開を図っていきたいと思っております。

 次に、モデル事業の有機農業総合支援事業についての廃止ですが、これは平成20年からの事業であり、ことしの6月の補正予算で減額しました有機農業事業に関連するもので、申請に基づいて国から直接有機農業推進会議に交付され、有機農業推進大会や、土壌分析等の事業費に充当しております。平成21年度の交付金、396万1,000円となっておりまして、今回決まれば、来年度から従来どおり今度は一般会計で対応するということになっていくと思っておるわけであります。

 このような関係が、今事業で廃止もしくは凍結あるいはまた削除等々あるわけでありますが、こういう内容でありますことを御報告申し上げたいと思います。

 次に、町体育館・武道館についての考え方ですが、この町体育館は昭和49年、1974年でありますが、49年の3月に完成してもう既に35年経過しております。一方、武道館は5年後の昭和54年3月に完成し、これも30年を経過してございます。両館とも町民の皆さんの健康増進のため、あるいは各種大会等の会場として利用いただいてきたところでございます。また、スポーツ少年団としても体育館ではミニバスケットボールやバレーで利用しており、武道館では剣道や空手が利用されております。

 体育館、武道館の周辺は体育施設のほか文化施設として町公民館や文化ホール、福祉施設としての健康センター、デイサービスセンターやすらぎの里があり、また、町民広場もあり、この周辺一体は町中心地になって文化・体育福祉ゾーンとして人づくり・健康づくりの一つの拠点施設でございます。

 平成16年5月には、綾てるはドームが完成をいたしまして、体育施設の充実も図れてきたところでございますが、体育館、武道館の両施設については、将来、いずれにしても老朽化し取り壊す時期が来ると思っていますが、その際、建てかえるかどうかにつきましては、周辺施設の状況や各行事、町全体的な体育施設の状況、財政状況等を踏まえ、町民にとって何が一番よいか総合的にその時点で考えていきたい。こういう考え方でございます。

 ですから、当面は現状で維持をしながら、将来その時期をいつにするかというのはまだ現段階では結論づけをしておりませんが、いずれにいたしましても、この施設はこの耐震診断とか、そういう形については昭和50年以前に設計され施工された建物が、現行のその耐震率を出してその耐震性を再評価するものでございますが、町体育館も武道館の耐震診断については、いずれも56年以前にでき上がって旧基準で建てかえられた家屋でございますから、安全性の確保も必要になってくるんではないかとこのように考えておりますが、いずれにいたしましても財政的なこともございまして、今ここで建てかえる、あるいは将来あれを壊して別の用途に跡地を使うとか、そういうことは今後しっかり検討してまいりたいと、このように考えておるところでございますことを御理解をいただきたいと思います。

 それから、バス路線の関係については、あ、ちょっとそれで、今ので利用状況がかなり今の体育館その他は非常に大きいものもまだ現状ありますから、今即これを建てかえるとか崩すとかということにはなり得ない。

 ちょっと関連で申し上げますが、今町体育館は昼間で153時間利用していると、夜間はスポーツ少年で年間を通して利用しておると。こういうことで年間の土曜・日曜104日間すべて利用されておるという状況でありますことも、あわせて報告を申し上げたいと思います。

 それから、武道館も昼間では54日間ですが、これは年間土曜・日曜含めると52%の利用。体育館はもうほとんどそれ以上のパーセンテージで利用されておると。夜間はスポーツ少年団が剣道・空手、これも年間通して利用されておると。

 こういう状況でありますこともあわせて御報告を申し上げて、今後のどうすべきかを検討してまいりたいと思います。

 それからバス路線の関係については、今宮交よりことしの4月2日と7月2日の2回にわたって廃止路線の状況説明を受けましたが、その内容は、もう御報告申し上げておりますように、綾待合所・綾川荘間、酒泉の杜・上畑間、桜学園入口・揚町間の3区間を20年4月1日から廃止の方向で検討するということであります。2廃止区間が1台当たりの平均乗車人数は0.4人から0.5人ということであります。各間の路線における20年度の計上損益は、綾川荘線で641万6,000円、上畑線では1,075万8,000円、高岡線では1,025万9,000円の赤字となっているということであります。

 その席上において、町側から中山間地域における、特に高齢者、子供の交通手段はバスに頼らざるを得ない。また赤字を理由に即廃止でなく、公共的な交通機関としての役割と責任を全うしてほしいということでの申し入れはいたしておるところでございますが、これに対しまして宮交側といたしましては、以前から赤字路線で企業努力も重ねてまいりましたが、赤字の圧縮どころか増大する方向で、背に腹はかえられない、せっぱ詰まった状況であることが説明をされておるわけであります。

 所管課長の方からそれぞれのこの関係集落にも話し合いを今進めておりますが、その中では「やむなし」という声もあるわけでございまして、しかしまだ何とか努力すべきだという意見もございますから、そういうものを、そして議会のほうにも報告申し上げましたとおり、議会もこのことについてはいろいろ苦慮されているという報告も聞いておるわけでございまして。

 いずれにいたしましても、この公的交通手段としての役割と責任を果たしつつ、今後交渉をしていきたい。ただ、この現状からすると、かなり厳しいと。こういう判断をせざるを得ない状況にあるのかなという思いはいたしておるわけでございます。

 それから、関連質問で入船議員さんから出ましたこの再編成であるわけでございますが、国の無駄遣いとかそういうことでいろいろ言われておるわけでございます。それで、この不要・不急な事業を根絶するということから、行政刷新会議においては事業の仕分け作業が行われたところでございますが、これによって私が一番心配しておるのが、地方交付税については御承知のとおり、制度の抜本的な見直しを行うという判断がなされ、現段階においては地方交付税が増額になるのか減額になるのか、全く今のところ情報が入ってきておりません。

 ただ、この地方交付税が今景気が悪うございまして、今まで不交付団体だったところが、ある面では交付団体に変わると、全体の枠がございますから、その分の配分が今まで既存の交付税を受けとっていたところに配分されるかどうかは、まだ定かでないわけです。だから、現実にふえるかふえないかというのは、まだ今後の予算編成を見ないことにはなかなか現在では判断しかねる。ただ、前年から減ることはないんじゃないかという思いは、私はそんな考え方をしておるわけでございます。

 今回、行政刷新会議の事業仕分けの作業結果によりますと、綾町に関係するものとしては、農林関係では先ほど申し上げましたが、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業と、農地水環境保全向上対策事業が予算要求の縮減とか、中山間地域等の直接支払い制度の事務費が削減されるとか、森林整備地域活動支援交付金とか耕作放棄地再生利用緊急対策事業の来年度の予算を見送りとか、さらにはモデル事業、有機農業支援事業が廃止になるとか、こういうことでございます。先ほど答弁したとおりでありますが。さらに建設関係では、まちづくり関連事業として、まちづくり交付金と土地再生整備事業及び農業集落排水事業の実施は各自治体のこの判断、農業農村整備事業のかんがい排水事業が予算要求の20%の削減とか、農土整備事業の廃止などが打ち出されております。

 なお、商工及び教育関係で該当するものと基金返納はないと、このように見込んでおるところでございます。

 いずれにいたしましても、全体的な予算は前年から延んでくるというわけで、どこら辺に重点的な予算配分がなされるかというのは、ことしいっぱいでの予算編成が移るということでありますから、それを見た上で適正に対応をしていきたいと、こういう考えでおりますことを申し添えさしていただきます。

 以上であります。



○議長(畠中征郎君) 再質問はありませんか。



◆議員(福田正照君) 議長。福田。



○議長(畠中征郎君) 福田議員。



◆議員(福田正照君) それでは、再質問を行います。

 まず、登壇してからの質問の中で、バス路線のことですけども、「各路線ごとの赤字が示されておりますか」という質問をいたしたんですけれども、これが答えがなかったと思われます。言われましたか。はい。各路線というのは、総体的なもんでなくって、例えば上畑間から廃止になる予定区間に対する赤字が示されたかどうかと。いやそれは、まあそれは、後でいただければいいと思いますが、最初の質問のこの仕分け作業による影響度ということで説明をいただきましたけれども、やっぱりあるんだなと。農山漁村活性化プロジェクトの事務費、これは事務費の削減と言われましたが、農地水環境整備あるいは有機農業モデル事業、これはちょっと大きいなと思ったんですけれども、金額的に。

 先ほども申しましたように、仕分けで廃止・削減となったものをそのまま予算化されるとは決して思いませんけれども、やっぱり新たな公論として政府が力を入れた作業ですから、仕事ですから、少なからず影響があると思うんですねえ。

 やっぱり行政というのは、最悪の立場を想定すべきだと思うんですよ。そんなことはないと言っても、もし廃止されたらこの事業はどうなるんだろうかというようなことですね。だから、その辺をやっぱり最悪の事態を想定して、それこそ仕分け作業じゃないけれども、これは廃止となっても町単ででもやるべきだとかというのは、当然もう今からチェックを入れておく必要があるんじゃなかろうかなと思ったところでございます。

 それから、体育館・武道館の件につきましても、町長御説明のとおり非常にその利用頻度が高いと。老朽化したものの、非常によく皆さんが使っている施設だと、こういうとらえ方を私もしているところでございます。それはなぜかちゅうと、やっぱり面積的に町民が夜間愛好者とかそういうものでしたので、非常に使い勝手がいいと申しますか、てるはドームでもやれんことはないんでしょうけれども、余りにも広過ぎるというような面もあるのかなと思っているところでございます。

 なおかつ、場所がやっぱりいろんなところと近いわけでして、健康センターも近いし、町の公民館も近いし、関連して「近い」というには非常に移動しなくても、これまた使い勝手がいいというようなこともあって、利用頻度が非常に高いと、そう思っておるところでございます。

 町長が先ほど言われましたように、できるならばつくり直したいんだろうけれども、財源的にどうかということを申されましたけれども。私も、町長が明確な答えを出されないわけで、私なんか簡単に答えが出るわけもないんですけれども、いずれにしても今までの利用価値等を含めると、やっぱり欲しいなという思いはあるわけでございます。

 これもやっぱり2つの方法しかないわけですね。建てかえるか、もう無理となったときに「広大な」ちゅうとちょっと言い過ぎかもしれませんけれども、武道館、体育館をつぶしたときのあの土地ですね。あそこあたりは、例えばもう再建不可能となったときにはどう活用するのかというようなこと等も、今から情報、どういうふうに検討していくということのほうがよかろうと。耐用年数も過ぎておるわけですから。そう長い話じゃないと思っておるところでございます。

 それから、バスの件でございますけれども、先ほど質問いたしました各廃止となる区間の赤字額というのを示しておられるでしょうか。そのことだけ、とりあえず伺っておきたいと思います。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) まず、この事業仕分けの関係で、おっしゃいますように「最悪の事態を想定して対処すべきじゃないか」という御意見も一つの考え方でございますが、しかし私どもとしては、現状というものを、いろいろ、だから先ほど報告申し上げましたとおり、事業仕分けの状況等は把握をしておるわけでございます。

 一番もとになるのが、地方交付税がもう一番大きな、状況がどう反映するかということが、もう一番大きな財源でありますから。このことが定まらないと、「そんなら廃止になった、これ一般財源で補えますよ」とかっていうことは、なかなかやっぱり現状としては、私たちの立場からすると軽々に判断ができない。しかし、予算編成までには見通しが立つと思いますから、そういう最悪の状態も勘案しつつ予算編成に臨むという取り組みはやっていきますが、そこら辺は私たちの基本的な姿勢はいつも申し上げていますように、町民の暮らしと生活を守りながら、どう町政の発展に結びつけていくか。そして、少子高齢化社会の中でみんながやっぱりそれなりの行政としての貢献度をどう高めるかということの予算編成が必要だと、このような思いでございますから、そこ辺を早く情報を収集しながら、今福田議員がおっしゃいますように、私たちが先日上京した時にいろいろ聞いてみますと、事業仕分けはあくまでも事業仕分けだと。最終的には政府主導で決めると。しかし、この事業仕分けの歳出の責任者は総理でありますから、これは尊重するんだとこうおっしゃるし、どこが本当の心かちゅうのがなかなか見えてこない。

 こんなことで、本当に難儀をしておるわけでありまして。しかし、町民のこの厳しいときですから、町民の暮らしと生活を守るための対応についてはしっかりやっていくということが前提に、予算編成に臨んでまいりたいと思います。

 それから、現実的に、体育館・武道館の関係等については、これは将来の見込み等々も立てるべきでございますが、いずれにいたしましても、近々にこれを云々、ただ最新状況の状態だけをやっぱりしっかり踏まえにゃいかんということがございますが、私もこれはまだ耐震的に丈夫であれば、継続して使わしていただくということが、今のところ頭にはございませんので、将来そういうことが来たときには、また計画の中に織り込みながら財政・計画等、整合性を保ちたいと思ってる次第でございます。

 それから、先ほど失礼いたしましたが、区間ごとの赤字額を先ほど申し上げました。これは、その細分化したその路線の赤字額ちゅうのは出てないんですよ。示されてないんです。だから、全体の区間の赤字額は示されておるということでありますが、これ課長のほうから答弁させたいと思いますが、私はそういうとらえ方で先ほどそういう答弁を申し上げた次第でありますから、後、補足をさせたいと思います。



○議長(畠中征郎君) 企画財政課長。



◎企画財政課長(畠中純一君) 宮交バスの赤字額につきましては、町長が申し上げましたとおり、廃止区間のみの赤字額は今のとこ示されておりません。路線ということで、宮交シティが大体起点になってるんですが、宮交シティから上畑、宮交シティから杢道までの場合の赤字が今示されているところであります。

 以上です。



◆議員(福田正照君) 議長。福田。



○議長(畠中征郎君) 福田議員。



◆議員(福田正照君) その前にもう1点だけ、町長、その仕分け作業の件でございますけれども。町長が先ほど説明されましたように、これは町が直接分ける事業じゃないんですけれども、農道整備の廃止だとか、これは町長が言われましたように、県のほうで対応していただくということでございましたから、それはそれでいいんですけれども、例えば農業共済の掛金ですね。これが、今まで国が半額補助していたものが3分の1に圧縮するとか、それにかかわる事務費の一部負担はもう取りやめるだとかというようなことまで仕分け作業では決まったところでございますが、いずれにしても何回も言いますようにこれがまだ決定的なものではございませんけれども、これは本来町議会と申しますか議会でもやっぱりこういうことじゃ困るというような意見書を出すべきだったのかなと、私もその一人として反省もしているんですけれども、町長は町長なりにやっぱり町村会という──会長はおやめになりましたけれども立場がございますから、当然やられてるんだろうなと思いますけれども、これは農業に限らず入船議員も質問に出されておりましたけれども、やっぱりこう仕分け作業は慎重に見守りながら言うべきとこは言うというようなところは、そういう態度はとっていただきたいものだなと、これはお願いでございます。答えは要りませんけれども。そういうことでございます。

 それから、もう体育館の件はよろしいです。バスのことですけれども、これは一番肝心なところが抜けておると思うんですね。これはけしからんと。いや、町長や課長にけしからんという意味じゃありませんよ。宮交さんが廃止したいと言うならば、その区間の赤字は年間どれくらいなのかということは想定してあると思うんですよ。想定してあるからこそ、上畑から中堂間、揚町から桜学園間、待合所から杢道間というのを切ると。打ち切ると。そして、これは綾町だけじゃなくて全県下で宮交さんは交通網があるわけですから、総体で幾らぐらいの圧縮ができると。年間赤字、総体の赤字額の何%くらいが圧縮できるという想定のもとで、恐らく利用客が極端に少ないとこでもあるから、この区間を廃止しようということだろうと思うんです。

 だから、本来はもちろんその上畑、宮交シティ間、綾から高岡周りの宮交シティ間というのがあるんですが、それの年間の赤字というのは先ほど示されました──どこでしたかね、示されたんですね、上畑から宮交シティまでが1千何百万とかって言われましたけれども、これも非常に大ざっぱでございまして、綾、宮交シティ間というのは、すべて上畑発、上畑着になってないんですね。綾から宮交シティ間のも含めた綾、上畑、それもすべて網羅して上畑・宮交シティ線と言っているんで、の総額が1千何百万となったんだと思うんです。だからそうなると、ますますじゃあ廃止しようとする区間の赤字額は幾らなのかということが知りたいと思うし、これは当然、宮交さんに出してもらうべきだと思うんです。

 それは、なぜかといいますと、前回のこの件で質問いたときにも、宮崎県の各市町村におけるバスの対策費というのがあるんですけれども、申し上げたと思うんですけれども、ちらっと申し上げたと思うんですけれども、いろんな対策があるんですね、やっぱ廃止路線は今までいたるところでやられてきたわけで、事業といたしましては廃止路線代替バス、廃止路線代替バスというのがありまして、これは宮交さんが示した廃止路線に対して県が2分の1、町が2分の1を負担して、バスを再編してもらうと。

 これは、中にはバス事業者が廃止か路線を市町村が委託、または職員によりバスまたはタクシーを運行するものというのが1つありますし、1つはコミュニティーバス、これは地域住民の交通手段確保のため、市町村が委託または職員によるバスを運行するというもの。それから、もう一つはバス事業者への補助、これは肝心なのはここなんですよ。これは、県内18市町村が取り組んでおりますけれども、バス事業者への補助というのは、バス事業者が運行するバス路線を維持するために、市町村等がバス事業者に対し欠損を補助するものとなっているんですね。だから、その区間、区間の欠損額が出てこなければ、示さなければ、交渉も何も成立しないと。こういう結果になると思うんですよ。

 今後、うちがもうしようがないわと3カ所とも取りやめと、もうそれで片づけるならば、これはそれを聞く必要も何もないんですけれども、場合によっては示された金額が極めて少数ならば、その欠損額を宮交に示し、補助してと申しますか、宮交に助成をして継続して運行してもらうと。こういうことも可能だろうと思っております。

 先ほど申しましたように、県の補助のある地域バス再編支援事業がうちに該当するのか、どうか、それはそれなりのクリアしなければいけない内容が含まれているかもしれません。

 例えばうちみたいに、1人当たり0.4とか0.5というのは、対象外ですよとなっているのかどうかわかりませんけれども、要は、うちがもうあきらめると、やっぱり補助額が大き過ぎて、宮交さんに走らせてもらうには余り金額が大きいという結果となったときに、ほかの福祉バスとか、いろんなもので対応しようとするときにも、基準になるのはその額とどっちが安く上がるかということにもなろうと思うんですね。

 だから、すべて出してもらう必要があると。あの3カ所ともですね。その区間、区間の1年間の赤字がどうなのかということは、ちゃんとつかんでおく必要があろうと思っています。例えば、上畑、宮崎間の年間の赤字が1,200万円とか1,300万円とか、もうちょっと急いでメモできませんでしたけれども、1,300万円とか、1,400万円とかということにすると、単純に距離数で割り込むならですね、上畑から中堂間の1.3キロ、1.4キロでしたか、それと上畑から宮崎の宮交シティまで、これは30キロは優に超えると思うんですね。距離的に割り込んでいくならば、僕は50万円以下だと年間、思うんですね。上畑から四枝間の赤字を距離ではじき出したときですよ。

 ただこれは、そうはいかんと宮交にすれば、もちろん乗車率とか、そういうものも影響していくわけでしょうから。そういう簡単な計算ではないんでしょうけれども。僕はどう見積もったって、そう法外な金額にはならないだろうと思っているところでございます。このことはぜひ、宮交さんのほうに打診をいたしまして、その額を出していただきたいと思います。

 それから、これは私の感情的なもので、感情論でございますけれども、県道26号線綾須木線というのはですね、町のど真ん中と貫く、まさしく大動脈ですね。であると思っておるんです。まあ入り口は、川久保付近からその周辺の上畑までということには、本当に町の中心を貫いている一本の大きな道だと、こうとらえております。

 町長もよく言われますように、この区間──この道路をまたいで南側、北側に綾の世帯のやっぱ8割くらいは点在しているんだと、こう思っているところでございます。

 でありますから、その区間の若干のキロ数ではありますが、これがトカゲの尻尾きりみたいでやられると、何か町の活力がなくなっていくようなさびしい思いが私はするわけでございます。事業費が赤字だから、赤字路線を廃止するというのは、それはもう全く企業である宮交さんにすれば、当然の話ではありますけれども、行政はそのことで生まれる極めて少数の人たちの手助けをどうするかということに知恵を一生懸命絞らなければならないと思っております。

 上畑間が0.四、五人と申されましたけれども、1日4便走りますれば、まさしく毎日2人の人は、今日まであったものが明日からなくなるという現状に立たされるわけですから、これは、2人のために新しく通してほしいというのとは全く違うと、とらえ方が。現段階不自由なかったものが、次の日から困るというようなことでございますから、くどくど申しましたけれども、何とかせめて大動脈の線だけは維持してほしいなと。そのためには、もうちょっと宮交さんのほうに具体的な資料を、提示してもらってそれから検討に入るということにいたしてほしいと思っているところでございます。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) まず、答弁要らないということでありますが、ちょっと私の見解も含めて御理解なり、また御支援を賜るといいと思うんですが、農業共済の関係が出てまいりました。これは、本当に私は農業共済はどうあるべきかというのは持論でいつも申し上げておったんですが、やっぱり農業共済制度がしっかり確立することで、リスクをそれはしっかり分散するという、あるいはリスクを吸収する制度に置きかえないと、これをさらに弱めるというなんてのはもう、本当に私にとっては一番農家農民の状況を考えますときには、農業共済制度を充実強化することでなければ、もう本当に事業仕分けでありますように、これはもうそんなそんな掛け金は保証しないということになってもいたし方ない、そういうことになってもいたし方ないんですが、やっぱりこれは充実強化こそあれ、収入共済制度ぐらいの商品をもっとつくってやるべきだと。今デカップリングがいろいろ言われておるんですから。やっぱりこれをもうちょっと充実強化するという要求は、この間、上京した際に私は選出国会議員にそのことを強く求めました。

 もうこれこそが大事であります。幸い綾町は一元集会、一元販売という共販体制が強いおかげで、この日は夏はそういう収入共済制度に加入することができたのであります。私どもはそういう面で、農家がやっぱ結集することによって、そういうものを農業共済制度では確立していくように要望・要求に努めなければいかんと。デカップリングって言われるんですが、米だけが対応じゃあ、米作中心のようなデカップリンクというのはおかしいと、このことも強く求めておりますし、全国町村長大会なりあるいは宮崎県市町村長の会においても、以前からそういうことを要望しながら展開しておりますから。

 また、そんなような意識の中で御支援いただけるとありがたいと思っている次第でございます。その辺の関係は、所管課長で答弁を具体的にはさせたいと思っているんですが。私は、政治真情は今言われますように、弱者優先、僻地優先、もうこのことが政治のあるいは行政のある面では理念でなきゃならんという思いはしておりますから。今言われたことを踏まえた中で、要望・要求を重ねてまいりたいし、その資料も要求してまいりますが、いかんせんやっぱりそのことを求めるためには、やっぱりこの搭乗率をどうやっぱ引き上げるかということも前提の中で取り組んでいかないとですね、なかなか思いが通じないということにもなりかねませんので、お互いが利用する前提の中で、利用促進を図るということも踏まえた中で、私どももこれは宮崎須木線、このバス路線というのは、以前はドル箱でありまして、もうこの路線を衰退しなきゃならないような宮交の経営陣のありようというのは、もう非常に憤慨に思えると言っても言い過ぎでないんですが、なぜ手を打ってこなかったのかという思いがいたしておるわけでございますが、いずれにいたしましても、そのような立場に立って取り組んでいくことは、私としては当然政治家として、一小さな町の政治家として、私の政治心情としても、そういうことで取り組んでいきたいとは思っている次第でございます。



○議長(畠中征郎君) 企画財政課長。



◎企画財政課長(畠中純一君) 区間ごとの損益につきましては、宮交と協議して資料の提出を求めます。

 さらに、御質問のありました路線バス運行費補助につきましては、補助対象路線としていろんな条件があります。例えば、国県の補助対象路線でないもの、上畑の場合は国県の補助が出されておるわけであります。さらに、平均乗車密度に運行回数を乗じて10人以上となること、8回宮交は走っているときがあります。片道8回ですね。0.5人ですから、4人しかならないと。そういういろんな補助対象の条件に見合わないというのもあります。一つ御説明を申し上げておきます。



○議長(畠中征郎君) 福田議員の一般質問を終わります。

       ………………………………………………………………………………



○議長(畠中征郎君) 入船議員の一般質問を許可いたします。入船議員。



◆議員(入船康紀君) それでは、2番目でありますけども、通告に従いまして質問をいたします。

 町有林に百年の森、美林を整備する考えはないか、伺いたいと思います。

 綾町の森林も戦後に造成された人工林の林齢が徐々に高まっている中、これらを多様で健全な森林に整備するため、森林施業計画を樹立し、事業を実施するための条件を整備することで、百年の森、美林をつくり上げ、新たな観光地、癒しの場にしたものであります。

 森林浴は、樹木がつくり出し、発散し、森林に漂っている分発性の物質を含む正常な大気を浴びることは、そこには心身を健やかにリフレッシュし、リラックスさせる効果があると言われております。

 また、森林生態系の保全、生活環境の保全や森林空間の大切な利用を充実することで、森林と人との共生林にもなると思います。町有林、多い中で割付、梅ヶ谷、黒岩、大口などの面積、樹齢を検討され、モデル事業として実施されるよう、町長の考えを伺いたいと思います。

 次に、町産材を利用した住宅の新築、増改築に対して助成補助はできないかということでありますが、これは地域材の需要拡大を図るとともに、林家の収益向上と町内への定住促進につながることだと考えております。

 現在の木材価格は、住宅着工戸数の減少や日本経済の不況などの影響を受けて、素材、製品ともに低迷しており、平年的に下落傾向であります。平成20年度は前年より、700円減の、立法当たり8,300円となり、現在では7,500円ということでありまして、依然として林業経営は厳しい状況であります。また、本県の新築住宅着工数は、平成10年以降は平年的に8,000戸前後で推移しておりましたが、平成19年度には建築基準法改正の影響が見られる建設数が減少して現在に至っております。町内にも、新しい住宅が毎年建築はされておりますが、多くは外材中心のホームであります。

 以上のようなことで、この補助金交付により建築費用の一部にもなりますとともに、前段で申し上げた木材の需要拡大や定住促進など、また町内の土建業者の皆様、大変厳しい状況であります。業界の活性化にもつながると期待をいたします。町長の考えを伺いたいと思います。

 最後に、照葉樹林の防火危険について伺います。綾町の雄大な照葉樹林は、遠い昔からこの地域に住む人々の生活環境や生活文化を育んできたすばらしい森で、いまや何物にも変えがたい私たちの財産であります。この国内最大規模の照葉樹林は、そのうっそうと生い茂った植生が進めていることから、昭和57年九州中央山地国定公園に指定をされております。

 また照葉樹林に、降った雨は木々の葉を洗い、枝を流れ厚く積もった落葉層をぬって地下水となり、湧き出る湧水は名水百選にもなっております。現在では、その照葉樹林を保護、復元するため官民一体での照葉樹林プロジェクトも立ち上げ、世界的な滝のある照葉樹林を守る活動がなされているところであります。また、森林セラピー基地に認定され、癒しの場として人々がたくさん山中を森林浴を求めて利用されております。

 そのようなことから、貴重な照葉樹林を人災などによる山火事から守る緊急時の防火マニュアルを伺います。

 以上、壇上からの質問といたします。以上です。



○議長(畠中征郎君) 当局の答弁を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) それでは、御答弁申し上げます。せっかくの機会ですから、町有林の概況についてでございますが、町が所有する林地面積は、消防及び国有部分林を含めますと298ヘクタールございます。そのうち樹齢が50年を超える林地に約136ヘクタール、50年を超える林地は136ヘクタールということになっています。そのような中から、入船議員さんが言われました以外の町林については、後世に残る森づくりをしたらどうかと、もうそういう議員さん以外の皆さん方からもそういうことの提案をいただいているところでございます。既に割付町有林の現地調査や北郷町のも一緒に言っていただいたわけですが、北河内の三ツ岩林木遺伝資源保全林を視察をしたところでございます。まことにすばらしい森林でございました。特にこの北郷町の森については樹齢が130年の杉と広葉樹の混合林で、土壌は広葉樹の落ち葉等によって、肥沃で豊かな生物多様性に富む森になっており、森の中いると快い空気が漂って、森林浴をしている気分になったような感じもいたしたわけでございます。

 視察した全員が綾にもこのようなすばらしい森が欲しいという認識で一致したところでございますが、町有林においても間伐等を進めながら百年の森づくりに努力してまいりたいと思っている次第でございます。

 本当に快い空気が漂うというのは、もうこれはこの森林セラピーをやっている段階からもそんなことを思っているわけでございまして、それで私どもとして、主な町有林面積と樹齢等について、あわせてまた報告しますが、各林班ごとの面積、樹齢、うち50年以上の樹齢、面積の順に申し上げさせていただきますと、割付にありますのが、面積が16.1ヘクタール、樹齢はこれは30年から52年ということであります。その中で50年以上は15.6ヘクタールあるということであります。それから、梅ヶ谷は面積が12.1ヘクタールで、樹齢が4年ないし54年が50、12.1ヘクタールは樹齢が4から54年、50年以上は0.8ヘクタールあるということでございます。

 それから、この黒岩が面積が16.1ヘクタールで樹齢30ないし52年と、この16.1ヘクタールは樹齢が3年ないし52年生でありますが、50年以上は、これはかなり大きいですが、15.6ヘクタールあるそうです。それから大口ですね、面積が35.6ヘクタール、この面積35.6ヘクタール、これは樹齢が30年から90年、これも50年以上は19.1ヘクタールと、これもかなり大きい面積となっています。全体的に国県の補助事業を導入して間伐を実施して豊かな森づくりに努めていきますが、百年の森の整備としては、まず私としては割付町有林のあの展望がいいところでございますから、あそこを計画的に混合林といいますか、混合林的な、そういう、あそこはヒノキの山があるんですが、あれももし活用させていただければ、それも含めた中で、そして町有林との関係でそういう混合林的なもので整備したら展望もよろしいし、非常にいいんではないかと。これは国県に要望して、そういう事業がとれたら、採択いただいたら、まずあそこからスタートして、なお黒岩のほうもかなり大きな樹木がちょうど道脇にございますから、そんなこと等も含めながら、まず最初には割付町有林を取り組んではどうかと、こういう判断をして事業の採択をいただけるための努力をしてまいりたいと思っているところでございます。

 それからもう一つ、またさらに御質問の中にありました町産材の利用ということでございます。

 近年の経済不況によりまして、今山林価格が、先ほども話がございましたが、もう底打ち状況で、もう山林所有者においては、その管理ができなくて、今後の山林の荒廃が懸念されるところでございます。

 もう立方当たり8,000円を割っているという状況じゃないかと思っているんですが、照葉樹林等の保護については照葉樹林プロジェクトや里山づくりにより、それにおいては森林保全が期待されておりますが、御提案のこの町産材の利用については、森林の保全や林産業の持続的な発展、また工務店等の産業の振興を推進する上で、今後本格的に取り組んでいかなくてはならないと考えているわけでございまして、現在先ほども話がございましたが、年間大体おおむね50件ぐらいの住宅新築・増改築があると、大体そういう実績がございます。

 厳しい経済状況の中で、今後どれくらいの住宅件数が見込めるかわかりませんが、御提案がございました補助制度を設けることによって、その需要も高まることを期待できますので、今後どのような制度が効果的か検討していきたいと。

 今、事務当局で、これを今いろいろな角度から検討されているんです。住宅をつくる人に町産材を使ったところに補助をするのがいいのか、林業家のその地権者、山林所有者にやるのがいいか。しかし、町産材ということば前提に、それが確認できればやっぱり建築をされる建築者の方に補助するほうがいいんじゃないかなと、そんな思いもしますが、今事務当局でいろいろな案を出してございますから、できたら予算の都合もございますけども、来年度の新年度の中で何らかのそういう面でのこの町産材利用促進という面での予算措置をしてみたいと、こういう思いは今あるところでございます。今後の全体的な予算を見た上で判断してまいりたいと思います。

 それから、照葉樹林内の防火対策については、もう既に看板等設置して啓発に努めているところでございますが、今後さらに森林セラピーのグランドオープン等で人の往来が予想されますので、さらに必要な箇所に看板等も設置して防火に対する意識を持っていただくよう努めてまいりたいと思っております。

 なお、防火対策として消防団では一旦緩急の際に備えて11月には宮崎市消防局整備出張所と連携して山林火災を想定した中継送水の訓練も実施していただくものでございます。

 また県防災救急航空隊の防災ヘリコプター「あおぞら」でありますが、既に待機しており、出動要請後、約8分で本町に到着可能で、到着後に消火タンクに1回700リットルの給散水を繰り返し行うなど、初期消火に備えているところであります。

 照葉樹林は綾町の貴重な財産であり、火災が発生しないよう万全を期さなければなりませんが、特に照葉樹林地帯は電話等による連絡連携がとれないため、防火予防に重点を置いて、今後とも消防団、宮崎市消防局、県などと連携を深めながら万全な体制づくりに努めてまいりたいと、このように考えておりますので、今後のこの緊急時のマニュアル、こういうものもしっかり備えた中で取り組んでいきたいと、このように考えているところでございます。

 以上、御答弁にかえさせていただきます。



○議長(畠中征郎君) 再質問はありませんか。



◆議員(入船康紀君) 議長。入船。



○議長(畠中征郎君) 入船議員。



◆議員(入船康紀君) 百年の森づくりについてでありますが、いろいろと私も北郷へ行って、本当に100年の杉林、混合林でありましたけれども、そこの中に入ったときにですよ。これが本当のいやしかなということも痛切に感じたところであります。

 先ほど町有林も多くある中で、やはり一番近場と言えば町長さんが言われましたように割付かなということでありますし、ある程度平たん地すれば黒岩・小田爪ですかね、あそこを整備されて、そしてある程度、散策ということであれば中に遊歩道をつくって、そこにセラピーを兼ねて来ていただくというようなことでありますから、ぜひともこういったことでやっていただきたいと思います。

 そして、百年の森といいますと、経済的にもやはり今、先ほど言われましたように、本当に材が底をついておりまして、やはりある程度、高木といいますか、100年以上の杉にすれば、森林組合の参事からも聞いたわけでありますけども、切れば経済林ということで、本当に100年以上たてば、やはり1本で50万円ぐらいするというようなことで、それまた160年すれば100万円ちょっとであります。160年の杉は、やはり神社仏閣とか、そういったところに経済林として、やはり町有林を整備するぐらい置くことが、やっぱり今山主が一番いけないのは、一番高いときに杉を植えて、50年伐期でありますけども、今でこそ本当にもうやり方がですね。こういった経済不況の中でありますから、やむなくもう売られるという山主がおられますけども、それを防止するためにもみずからが町有林にそういった制度をしていただくようにお願いをするところであります。

 やはりこれ人工林でありますから、ある程度並列して植えてありますから、その中を、100年以上の杉の中を通るだけでも私はですよ。本当にもう、仮に子供がぜんそく、あるいはアトピーとか、そういった関係で綾町に──まあ春先はやはり逆に花粉が舞いますから、それはいけないと思いますけども、秋口はこういったことを利用して綾に来てもらうと、また新しい観光地になるようにお願いするところであります。

 郷田町長は、照葉樹林──もう今は照葉樹林が本当の顔でありますけども、照葉樹林を一生懸命企画されまして、それを今まだ町長さんが頑張って守っておられます。町長にすれば、人工林といいますか、百年の森づくりにもう全力でつくっていただいて、やはり後生に残していただくということを強くお願いするところであります。

 それから、町産材の利用につきましては、先ほど言いましたように、本当にこの家が建つことに、ある程度やっぱり定住促進にもなるし、あるいは一方では大工さんですね、それから土建業、そういった方が本当に今厳しい中で、ある程度そういった町の補助に頼るということは、なかなか今厳しい中でありますけど、やはりこういった時こそですよ、こういった事業をして活性化につなげるような努力をするべきではないかと考えております。

 特に綾町は本当に自然豊富で山には本当に恵まれておるところでありますから、特にこういった事業をお願いするとありがたいと思います。

 森林組合の資料をもらって、諸塚でですよ、こういった事業を必要というこで、班長のほうには一応出してあるということを聞きました。これを見ますと、やはり補助事業の条件として、諸塚村に定住し、村内で住宅の新築、または増築、改築工事を行う方っていうことがもう一番の原点でありますけども、その中で補助といたしましては、あそこは工事費が1,000万円の場合、300万円を基準とした上限価格で90万円、だから1,000万円でできる家もありますれば2,000万円、3,000万円までありますけども、もう何ぼかかっても90万円以上は出さないということでありますから、本当にありがたい事業だと考えております。

 それと、照葉樹林のことでありますけれども、本当に今この照葉樹林は綾の顔というようなことで、今福田議員も一生懸命この照葉樹林にはもう懸命でありますけども、私も同感であります。やはり今この照葉樹林を基調にしたまちづくりというのが、もう本当に今バスにも書いてありますように照葉樹林都市・綾と。そしてまた、新しくてるはドーム、てるは図書館といった本当に綾の顔ということでありますから、もしもこの照葉樹林が、今世界でもいろいろと温暖化というようなことで自然災害で山火事とか、人家も燃えていますけども、綾においては押田委員長もおられますけれども、消防団で「そんげ山が燃えるか」というようなことでございますけれども、やはり一旦緩急の場合ですね、やはりあれだけ人が入れば、もしかしてそういった事故がといいますか、あったとき、対応、本当にもう急を要することを考えてれば、今言われますように防災ヘリと宮崎8分、10分ということでございますから、やはり訓練の中に、実際にそういったヘリを出動した防火訓練、もうこれは絶対やらんといかんと思うとです。対応すればあるということでありますけども、やはりこれだけの照葉樹林を守るためには、やはりここ辺で実際に消火訓練をやるべきだと私は考えますけども、以上、もうきょうは山のことばかりでありますけども、よろしくお願い申し上げます。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) 御要望なり御提案を真摯に受けとめて、微力ではございますが、百年の森についても、ただどのような形での百年の森づくりをやるかというのをこれからまた知恵もお借りしながら、そして事業の採択もいただいた上で整備し、綾町森林セラピーのグランドオープンも来年に控えておりますから、そんなのも含めながら、やっぱり心いやせる環境づくり、そういうものをしっかり踏まえることが大事ではないかなと、このように考えておりますから、せんだってはみどりの案内人と長野のほうの信濃町を視察してまいりました。やっぱりこの取り組みというのは本当にゆっくりゆったり心豊かにというスローというか、そういう時間帯を過ごすことがいやしになるし、森林浴を満喫すると、こういうことにつながっていくんではないかという思いもいたしました。そんなコース設定ができるような百年の森ができればいいかなと、こういうことも考えているところでございます。

 それから、町産材の利用の関係は、いろんな前例というか、先駆的な取り組みをしているところの事例も見ながら、綾町は綾町として全体的に山の振興にもつながる、あるいはまた、この地元の業者の皆さん方の活性化にも貢献する。そして中心市街地を含め綾町の景観条例にもマッチする等々、相乗効果が上がる方向でのこういう面での町産材利用促進にかなえるような予算措置を十分検討してまいりたいと、こう思っているわけであります。

 それから、照葉樹林の防火というのは、もう最も大事なことでございます。意識を啓発するということも大事でありますが、一旦緩急の際に被害を最小限に食いとめるという面では訓練というのも必要であろうとは思っておりますので、また消防団とも相談をしながら、そこら辺の対応についても今後消防活動と相まって、私たちの意識も高めながら対応してまいりたいと、こう思っていますので、また御指導、御鞭撻をいただきますようお願い申し上げたいと思います。



○議長(畠中征郎君) 入船議員の一般質問を終わります。

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○議長(畠中征郎君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。

 これをもちまして、本日の会議を散会いたします。



◎事務局長(前田栄一君) 御起立ください。一同、礼。

               (散会午後2時54分)

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