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宮崎県 綾町

平成 19年第5回定例会(12月) 12月19日−02号




平成 19年第5回定例会(12月) − 12月19日−02号









平成 19年第5回定例会(12月)


平成19年第5回(12月)綾町議会(定例会)会議録
平成19年12月19日再開    
   平成19年第5回綾町議会(定例会)が平成19年12月19日午前10時綾町役場議場に招集された。

    出 席 議 員
┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐
│議席番号 │氏        名     │議席番号 │氏        名     │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│1    │福   永   宏   文  │6    │大   隈       寛  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│2    │日   ?   憲   治  │7    │福   田   正   照  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│3    │日   高   幸   一  │8    │入   船   康   紀  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│4    │押   田   和   義  │9    │畠   中   征   郎  │
├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤
│5    │太   田   善   一  │10   │橋   本   由   里  │
└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘



    事 務 局
┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐
│局 長  │田   中   敏   彦  │書 記  │外   山   和   恵  │
└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘



    説 明 員
┌─────────┬──────────┬─────────┬──────────┐
│町       長│前 田    穰  │副   町   長│横 山  文 也  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│収入役      │吉 野  重 春  │教育長      │玉 田  清 人  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│総務税政課長   │畠 中  純 一  │教育委員長    │福 山  茂 男  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│企画財政課長   │増 田  俊 男  │建設課長     │清 水  正 信  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│福祉保健課長   │山 口  一 徳  │町民生活課長   │前 田  栄 一  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│産業観光課長   │向 井  好 美  │農林振興課長   │松 田  典 久  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│社会教育課長   │松 本  淳 資  │教育総務課長   │黒 木  政 則  │
├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤
│農業委員会事務局長│谷 口  俊 彦  │監査委員     │中 村  桂太郎  │
└─────────┴──────────┴─────────┴──────────┘






平成19年第5回(12月)綾町議会(定例会)議事日程

平成19年12月19日再開   

     開    議

   日程第1 一般質問



会議に付した事件・議事日程と同じである。



──────────────────────────────






┌───────────┬──────────────────────────────────┐
│質 問 事 項    │質問の要旨                             │
├───────────┼──────────────────────────────────┤
│提出議員 日?(憲) │                                  │
│1.来年度の一般予算 │?地方交付税減少の影響等で財政状況は厳しいと思われる中、来年度の一般│
│編成作業を迎えて   │会計予算の編成について町長の見解を伺う。              │
│  (合せて)    │                                  │
│  綾町集中改革プラ │?行財政改革を最重要課題と位置づけ、集中改革プランを17年度に示した│
│ンについて      │が、その後の進捗状況を担当課長又は町長に伺う。           │
│           │                                  │
│2.誘致企業(K.K. │?K.K.なちゅえんすが平成18年7月に倒産したが、その後の運営状況に│
│なちゅえんす)のその │ついて伺う。                            │
│後の経過について。ま │?K.K.なちゅえんすに対する債権については、JA綾にかなりの債権残高│
│た、JA綾の合併につ │があると聞くが、どうなっているのか。また、新会社との関係については前│
│いて         │回の説明では調査中であると聞いたが、話し合いは進行しているのか伺う。│
│           │?JA綾の合併状況についての町長見解はどうなのか伺う。       │
│           │                                  │
│3.高齢者(75歳以 │                                  │
│上)の医療費制度につ │?高齢者(75歳以上)が対象の旧制度を廃止し、新しく広域連合で新後期│
│いて         │高齢者制度が可決したと聞くが(高齢者)にわかりやすい説明を伺う。  │
│           │                                  │
│4.危険道路(段差) │?南麓の継松宅T字交差点より、中央医院交差点までの約300m道幅が狭│
│改良について     │いうえ、歩道の段差が高く危険であり、住民の段差改良を求める意見が多く│
│           │寄せられている。                          │
├───────────┼──────────────────────────────────┤
│提出議員 太田    │                                  │
│1.町長へ      │?2008年への決意、抱負。                    │
│           │ 新しい政策をまじえて。                      │
│           │                                  │
│2.教育長へ     │?小・中学校の教育についての見解。                 │
│           │?経済協力開発機構が発表した結果について。             │
│           │?不登校、いじめは(6.2倍)                   │
│           │ その対策は。                           │
├───────────┼──────────────────────────────────┤
│提出議員 橋本    │                                  │
│1.介護保険制度   │?療養型病床の廃止にともない、町民の受ける影響について。      │
│           │?老健施設や特養にその受け皿を求めるというが、そのベッド数を増やす状│
│           │況には無                              │
│           │ い。国・県へ増床を求める考えは無いか。              │
│           │?現在の綾町の特定高齢者数と、介護予防事業参加者数および事業内容につ│
│2.後期高齢者医療制 │いて。                               │
│度          │                                  │
│           │?保険料額決定に当たっての考えかた、広域連合議会での意見について。 │
│           │?保険料の徴収の責任はどこになるのか。               │
│3.国保の資格者証の │                                  │
│発行について     │?資格者証・短期保険証を発行する条件について。           │
│           │                                  │
│4.乳幼児医療費無料 │                                  │
│化          │?入院だけでなく外来についても、小学校入学前までの無料化を求める。 │
│           │                                  │
│5.綾城周辺の整備  │?前回の答弁の具体化を求める。                   │
│           │                                  │
│6.空き家バンク   │?町内への移住を希望する人のために、町が情報を管理し紹介する「空き家│
│           │バンク」の制度を設けることについて。                │
├───────────┼──────────────────────────────────┤
│提出議員 日高(幸) │                                  │
│1.自治公民館と行政 │?自治公民館と行政の活動が今後の綾町のまちづくりにおける方向と、そし│
│の協働したまちづくり │て将来像                              │
│について       │ とは。                              │
│           │?住民意見の反映の場、拡充を求める。                │
│           │?地区懇談会、年に2回はできないか。                │
│2.過疎対策について │                                  │
│           │?小規模集落から限界集落の急増での対策について伺う。        │
│           │?自治集落、一人暮らしのお年寄りへの協力隊発足を急ぐ。       │
│           │?お年寄りの生きがいを地域で支えあう為には如何に。         │
│3.その他      │                                  │
│           │?前回に引き続き、役場受付業務の相談対応について、プライバシー保守の│
│           │為改善再                              │
│           │ 度求める。                            │
│           │?ハード事業からソフト事業への取り組みを再度伺う。         │
├───────────┼──────────────────────────────────┤
│提出議員 大隈    │                                  │
│1.行財政改革につい │?集中改革プランの進捗とその成果は。                │
│て          │                                  │
│           │?進捗状況と第2期の今後の見通し。                 │
│2.錦原地区農地保全 │                                  │
│について       │                                  │
│           │?町道・農道に架かる橋梁の安全性について問う。           │
│3.道路問題     │ ・問題とされる箇所はないのか。                  │
│ (担当課長)    │ ・点検の結果は(直近の調査時期)                 │
│           │                                  │
│           │?揚町公園(東側)の防護柵の早期改修を。              │
│4.その他      │?中川原住宅集会場の補修について。                 │
├───────────┼──────────────────────────────────┤
│提出議員 福田    │                                  │
│1.JA合併について │?綾農協は県の合併再編に伴い、4年後を目途に合併とのこと。率直な感想│
│           │は。                                │
│           │?総合基金の積立はどうする。                    │
│           │?綾ブランドはどう守られるべきか。                 │
│           │                                  │
│2.本物センターのバ │?認証制度のとりくみは順調か。                   │
│ーコード化について  │?住基カード利用によるポイント加算にとりくむ人は何名位か。     │
│           │                                  │
│3.道路状況について │?上畑地区、小川さん宅から下流の谷までの側溝を整備してほしいとの要望│
│           │がある。                              │
│           │?神下、村山青果前の交差点の改良はできないか。           │
│           │(変則的な形の交差点で信号もないのだが)              │
└───────────┴──────────────────────────────────┘






(再開午前10時00分)



○議長(畠中征郎君) おはようございます。本日の議事日程は一般質問となっております。議事進行につきましては御協力をいただきますようにお願いいたします。

 ただいまから本日の会議を開きます。

 発言につきましては、簡単にまとめられ、また、綾町議会会議規則及び申し合わせ事項を守っていただきますように特にお願いを申し上げたいと思います。

 なお、執行部におかれましても、簡明に要領よくまとめられて、答弁漏れのないようにお願いをいたしたいと思います。

────────────・────・────────────



△日程第1.一般質問



○議長(畠中征郎君) 日程第1、一般質問を行います。

 あらかじめ質問の順序を申し上げます。1番、日?憲治議員、2番、太田議員、3番、橋本議員、4番、日高幸一議員、5番、大隈議員、6番、福田議員、以上の順序で行います。

 なお、関連のある質問につきましては、さきの質問者の質問終了後に関連質問を許します。

 日?憲治議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(日?憲治君) 議長。日?。



○議長(畠中征郎君) 日?議員。



◆議員(日?憲治君) おはようございます。通告に従いまして、壇上より次の4つの質問をさせていただきたいと思います。

 まず最初に、来年度の一般会計予算編成作業を迎えて、あわせて綾町集中改革プランについてお伺いいたします。

 来年度の予算作業を迎え、財政状況の展望も厳しく、各担当関係者は頭の痛いことと思われますが、精いっぱい知恵を絞ってほしい。しかし、何より行政サービスを受ける住民に財政状況へ理解をうながし、予算の中身に関心を抱かせる予算編成にすることが行政改革の推進力となるのではないでしょうか。

 また、第1次分権では、国と各自治体は平等となり、権限移譲も進んでおり、第2次分権では、各自治体が創意工夫もできるようになり、身近な自治体が自立して、住民の生活向上のため、住民のニーズや地域の需要に沿って、効率的、効果的な行政サービスを提供するのが分権の本来の目的であると思われます。

 また、交付税の大幅削減は、行政改革や合併の自助努力を打ち消すものでありました。交付税は、標準的な行政、住民へのサービスの経費の確保で、財政力の格差是正の大切なものであると考えられます。これ以上削減されたら、住民サービスは低下し、本格的な分権への道は進まないと思われ、また、国は地方への重視策として、過疎地などに交付税特別枠を配分することも考えを示していますが、我が綾町は過疎地も解除されており、交付税増額が増えない限り厳しいと思われ、各自治体財政は地方債を抱えており、また、人口減、少子高齢化の厳しい社会現状の中、行政長は町民の側に立ち、多くの人の対話を重視し、来年度の一般予算等への意識改革をなされ、町民へ伝わる意欲を示していただき、厳しい社会情勢で町民にツケが回らないよう、より一層の努力をお願いし、来年度の予算方針について町長の見解をお伺いいたします。

 あわせて平成17年度に綾町集中改革プランの策定等の趣旨が示されたが、この後の改革プランの進捗、見直しはどの程度改革されているのか。改革いかんでは、来年度の予算にも影響すると考えられます。自主自立に向けたプランであり、中間ではありますが、町長または担当課長の意見と見解をお伺いいたします。

 続きまして、2つ目の質問に入ります。誘致企業、なちゅえんす株式会社のその後の経過とJA綾農協の合併についてお伺いいたします。

 なちゅえんす株式会社綾菜館については、町の誘致企業と認定し、株式会社なちゅえんすはJA綾農協に全面支援、協力を求め、農協は行政の要請を受け支援を行ったと聞いていたが、結果として、18年の7月末に倒産に至り、綾町の農業振興にかなり影響、ショックを与えたが、その後の状況はどうなっているのかお伺いいたします。

 また、なちゅえんす株式会社は、JA綾農協に対し債権も生じておると聞き及んでいますが、会社の存在の確認もとれないと聞いており、疑念の残る誘致企業であった。話を聞くところ、JAの購買未収金残高は、資材代、コンテナ代が約430万円、販売ホウレンソウ代が約1,875万円があるとのこと、ともに契約、担保もなく、焦げつき未収金になっていると伺っております。合わせると約2,310万円、プラス利息を加えると、かなりの数字になると伺っていますが、この数字が事実なのかお伺いいたします。事実であれば、行政も272万8,000円の補助金、税金等を支出し誘致企業を認定した行政側の責任も問われると思われますが、行政長の見解をお伺いいたします。

 次に、なちゅえんす株式会社の跡に、小林の企業、丸忠園芸がなちゅえんすより工場全体の建物を譲り受け、現使用しているとのことだが、ここも十分調査した上での会社なのか。聞くところ、よい話等は聞こえてこないが大丈夫か。調査資料があれば提出をお願いいたします。

 また、園芸作物の取り扱い等については、綾のJAS規格に合格した作物の取り扱いをしているのか。今テレビ、新聞、報道機関等で、偽装表示等も多く、行政の立場から指導、打ち合わせは十分なされているのかお伺いいたします。

 次に、関連で、なちゅえんす株式会社の前座の企業についてお伺いいたします。キューリンの会社についての質問であります。この会社は、行政のあっせん、肝いりでJA農協へ紹介されたもので、宮崎市からJA農協に参入した企業であり、主体にホウレンソウの加工をやることになって、JA農協より4,000万円の借り受けをし事業を始めたと聞いており、結果として、うまく事業経営がいかず、今年7月末で3,600万円の未払いになっているとのことが発生していると伺っております。事実なのか。ただし、4,000万円のうち400万円は入金されているとのこと。

 また、抵当権は設定されていたようだが、現在この土地は弁護士等を通じて競売手続中であると聞いております。ところが、この担保物件、土地は、京都の不動産金融会社も絡んでいると聞いていますが、スムーズに3,600万円の回収ができればよいが、キューリンを紹介した行政側の立場はどう考えているのか。また、行政は紹介しただけのことだったのか。この件に携っていれば、責任を感じているのかお伺いいたします。

 続きまして、3番目の質問に入ります。75歳以上の高齢者医療制度についてお伺いします。

 平成20年4月から導入される後期高齢者医療制度が、県内の市町村でつくる広域連合の中で検討、話し合いがなされ、旧医療を廃止し、新しい医療制度が可決され、広域連合の役員でもある行政長へ、後期高齢者医療制度はどんな制度で、75歳以上の対象者に対して情け容赦のない制度としか思えないが、理解のできる説明をお伺いいたします。

 また、2009年度までに、本県医療の算出方法では、年間1人当たり平均で5万3,676円となっていたが、月額にすると1人当たり4,473円となるとのことだが、今後高齢化の進行に伴い、医療、介護、また新たに75歳以上による新しい保険料を加えると、かなりの増加になり、老後の生活に不安し、脅かす制度であると考えられます。そこで、綾町の来年4月から後期高齢者の医療の保険料は幾らになるのかお伺いいたします。

 最後に、4点目の質問に入ります。危険道路、段差改良についてお伺いいたします。

 南麓、継松宅T字交差点より中央病院までの約300メートルの道路は、道幅が狭い上、医療機関等の施設が3軒も重なっており、また、町の総合施設等もあります。医療治療に通う人、町のいろんな行事等に参加される人が多く通る道路であり、また、車の交差等にも影響があるようです。この道路は特に段差が高く、障害を持つ人にとってはよい道路ではないようです。また、電動車、自動車、自転車等も歩道でなく車道を使用し、非常に危険な道路である上、いろいろとトラブル等も起こっているようです。

 数名の町民の方からの要望で、段差の改良ができないかと、たびたび病院等でも相談を受けております。建設課長も以前、私と調査をした道路でありますが、財政状況の厳しい中での町民の要望の声であり、事故、トラブルの起こらないうちに、町民の声を強く受けとめていただき、前向きに検討していただきたいと思います。再度この道路の調査を依頼し、私の質問を終わり、町長または担当課長の答弁をお願いいたします。

 済みませんでした。合併問題が抜けておりました。失礼しました。合併問題についてお伺いいたします。

 11月19日にJA綾農協役員と町議員との意見交換会で、組合長より合併についての説明等があり、県内4ブロックの構想が浮上しているとのこと。JA役員の考え方は、合併を前向きにとらえているように思われますが、JA農協より行政長へ合併状況報告はなされていると思われますが、合併についての町長の見解をお伺いいたします。



○議長(畠中征郎君) 関連質問はございませんか。



◆議員(大隈寛君) 議長。大隈。



○議長(畠中征郎君) 大隈議員。



◆議員(大隈寛君) おはようございます。ただいま関連質問に対する許可がありましたので行いますが、先ほど同僚議員の質問と若干質問の要旨が重複しますが、御了承いただきたいと思います。

 けさほど新聞を見てみますと、来年度の地方交付税の問題が載っておりましたが、これも閣僚折衝でなんとか6,800億円ですね。このまま推移状況を見る必要があると思います。また、そして少子化対策についても2兆円ぐらいの積み増しということがあります。また、実現してほしいと思っております。

 では入りますが、まず、行財政改革についての集中改革プランの進捗とその成果であります。

 少子高齢化に伴う人口減少、避けがたい現在、あるいは都市と地方とのさまざまな格差、まさに地方にとっては戦国時代を迎えております。こういった状況下、いかに持続可能な社会を作っていくのか、あるいはまた、維持していくか、まことに先行き不透明なところが大部分であります。

 昨年、国会において、自治体破綻再生法の制定に伴い、総務省は、来秋以降、自治体財政の破綻を未然に防ぐために、その財政指数のデータの公表を義務づけようとしております。このことは、ある意味当然のことだと私は思っております。

 そしてまた、憲政の神、尾崎財団の尾崎咢堂氏でありますが、もう既に亡くなっております。町長も御存じだろうと思うんですが、この方は、国会の開設、1890年以来、国会議員として、もちろん衆議院議員です、63年と長きにわたって君臨しております。世界議会史上、大記録になっているということを私は聞いております。また、氏は「人生の本舞台は常に将来にあり」という言葉を残しておりますが、実に味わい深い言葉であるなと私思っております。そのことを私は非常に感銘を受けております。つまり、目先の利害ではなくて、もっと将来を見据えた末広がりの判断をせよと、こう氏はこうも諭しております。まさに前田町長も同様の思いで、現在熱心に行政に取り組んでおられるんじゃないかと思っております。

 これまでの中央集権から、いわゆる地方分権が非常に強く始まっております。そういったことで、今日、自己決定、自己責任、自己負担を原則とする地方自治の議論が作動しているものと考えております。よりその流れが大きくなることは皆さん事実であります。そこで、本町も自立の道を選択し、そしてそれに向かって、はや3年が過ぎようとしております。議会も、さきの3月において、自立推進特別委員会のまとめの中でも、改革の新たな指針に沿って、確実な実行を強力に推進すべきと締めくくっております。

 このように、生き残りをかけて、職員、町民総出で、その実現に向けて取り組みを進めております。このプランの中に、各分野の数値目標、あるいは行動計画など詳しく上げて現在進んでおりますが、そういった中で、道半ばではありますが、この進捗と各事業などの成果のほどをお聞かせいただきたいと思っております。

 以上、ここからの前段に対する質問を終わります。



○議長(畠中征郎君) ほかにございませんか。

(なし)



○議長(畠中征郎君) 当局の答弁を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) それでは、日?議員の一般質問に対する答弁を申し上げたいと思います。

 まず、1番目の御質問でございます。来年度予算編成に当たっての御質問でございますが、これにおいては、御案内のとおり、今国において経済財政改革の基本方針2007を踏まえまして、引き続きまして、経済財政運営と構造改革に関します基本方針2006にのった最大限の削減を行い、今後とも安定的な経済、社会の発展を実現するために、財政健全化に向けた取り組みの歩みをいささかも緩めることがあってはならないとし、財政健全化の努力を今後も継続していくということであります。

 また、地方も同様に、事務・事業に対する国の関与が廃止・縮減される一方で、自己決定、自己責任のもと、行政事務を的確に処理することが求められており、行政サービスの質と、その効率を高め、真の地方分権を実現すべき取り組みを行わなければならないといたしております。

 自主自立を目指す本町の平成20年度の予算編成に当たりましては、これらの状況を基礎とし、これまで推進してきました有機農業や手づくり工芸、照葉樹林文化、教育スポーツ合宿、都市と農村との交流共生、といった地域の特性を最大限活用するとともに、若者が定住でき、親子3世代がともに楽しく暮らすことのできる、思いやりとぬくもりのある社会福祉の実現、さらには、自治公民館や民主団体との活力を生かした地域づくりの促進と活性化に努めてまいりたいと考えております。

 また、照葉樹林都市綾を基調とし、自然と調和した豊かで活力に充ちた教育文化都市づくりに的確に取り組むために、人づくりと保健福祉の町づくりに重点を置き、子供たちを健やかに生み育てることのできる環境の整備、スポーツを通じた教育の振興と向上を図り、健康長寿社会を目指した安心して暮らせる福祉の町づくりを基本とし、恒久的に持続可能な行財政基盤の確立に向けた取り組みが同時に地域経済の成長と住民福祉の実現に資するよう、配慮した平成20年度予算編成に努めてまいりたいと、このように思っているわけであります。

 それぞれ今予算編成方針を各課に、職員に私の考え方をおろしまして、今それに基づいて事務査定等が行われておると、こういうことでございます。具体的には、予算の性格といたしましては、地域特性をいかして生きがいと活力のあるまちづくり、それと、人と自然に優しく、安心して暮らせる町づくり、知性と心身とも調和のとれた人の養成、それから人づくり、保健福祉の町づくり、そして町民の要望に可能な限り応える、こういう考え方に基づいて予算編成に取り組んでおるところを御理解をいただき、御質問の中にもありましたように、町民が期待をいただける、そしてこれからの将来にわたって、綾町が持続可能な町政発展につながるような方向付け、町民が本当に綾町に暮らすことの豊かさが実感できる、そんな取り組みをしっかりやってまいりたいと、このように考えておりますから、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 それから、次の行革の集中改革プランの進捗とその成果についてとありますが、これは先ほど大隈議員さんも関連質問がございましたから、あわせて御報告を申し上げさせていただきたいと思います。

 綾町集中改革プランは、平成17年度を起点に平成21年度までの間に改革を検討すべき項目として、負担金及び補助金等の事務事業の見直し、電子自治体の推進、公有財産の有効活用、受益者負担、つまり使用料、手数料の見直し、民間委託の推進、職員定数と給与の適正化等を掲げて取り組んでおります。その結果、17年度から19年度までの実績として、ちょっと数字を申し上げますが、負担金及び補助金等の事務事業で27事業を見直しまして、5事業を廃止して約4,854万円の削減効果を、また、職員等の定数と給与の適正化につきまして、職員が3名減員したことによりまして約1,877万1,000円、さらには、議員及び農業委員の定数減により1,728万円の削減効果があらわれております。

 また一方、公有財産の有効活用では、未利用地及び宅地分譲で約2,647万円の財源確保が、また、受益者負担の見直しでは2項目にわたって見直しを行い、約209万7,000円の効果があらわれております。

 その他、職員等の出張に伴う日当の一部廃止、各種委員の日額報酬の減額、選挙事務の見直し、税の徴収対策等で改革の成果が出ておりまして、総額で約1億5,000万円程度の成果は上がっているものと思われます。つきましては、20年度、21年度も集中改革プランの具現化に向けて積極的に取り組んでまいりたいと、こういうことで、今私たちは集中改革プランのこの状況についてはそのようなことの取り組みをいたしておるということで御報告なり、御答弁にかえさせていただきたいと思います。

 さらには、誘致企業の関係について御報告を申し上げますが、誘致企業であった株式会社なちゅえんすがその後の経過について御報告を申し上げますと、御承知のとおり、株式会社なちゅえんすは、平成18年4月に営業継続が困難との申し出があって、現加工工場存続に向けて鋭意努力してきたところであります。その結果、株式会社綾・野菜加工館が冷凍野菜工場として継承することになりました。

 その経過について、会社の状況についてあわせて報告を申し上げますが、工場存続に関しましては、平成18年11月16日に新会社として再生計画が町と農協に示され、会社は平成18年12月18日に新たな出資者のもと、株式会社綾・野菜加工館として発足をいたしております。その後、なちゅえんすの綾工場は新会社が引き継ぐことで、融資先であります静岡県の清水銀行、商工中金の再建カットや宮崎銀行の融資を受けて、工場を平成19年2月に買収をいたしております。工場は、前のなちゅえんすと同様に、ホウレンソウの冷凍加工を中心に小松菜などの加工を行っています。

 10月1日のこの1期目の決算があったわけでありますが、1期目の決算では1億5,000万円の売り上げで、途中からの業務開始であったために決算上は赤字となり、役員が新たに1,300万円の増資を行って、経営の安定化に努めているということであります。それで、今期の新たな──今期、さらに2期目がスタートしたわけでありますが、新たに1億円の設備投資を行いまして、ホウレンソウを中心に、目標といたしましては、約4億5,000万円の売り上げを計画されております。経営的には、石油価格の高騰で輸送費段ボールなどコストが上がっておりまして、厳しい面もあるようですが、社員一丸となって単年度黒字を目指して頑張っている状況でございます。

 その状況の内容についてちょっと触れさせていただきますと、今のところ大体販売先も確保、商品の販売先も確定をして、おおむねこれは達成する方向になっていくということであるということで、順調な滑り出しをいたしておるということの報告をいただいております。

 そのようなことで、先ほどJASとの取り扱いをしてるのかということでありますが、これは独自の綾加工館としての販売網を構築されまして、そのJASということじゃなくて、その加工品として販売を強化されて、今申し上げますような方向での生産と販売というものをしっかり踏まえた中で、そういうことで4億5,000万円を目指して順調な滑り出しをしておる。もう販路はおおむね決定をしておると、こういうことでございます。

 それから、この会社についての信用状況はどうかということでありますが、これは地元の方が、小林の方が社長として継続いただいております。これは、今回、今ここに専務としてきていただいてからもそれなりの社会的地位の高い方でもございますし、また、いろんな面で信用度については、地元の宮銀も融資をいたしておるということもお聞きをいたしております。そんな面から、私たちはなちゅえんすについては御心配をおかけしましたが、今回は積極的な営業活動もあって、安定した会社として今後推移していただける、このように期待をいたしておるところでございます。

 また、企業誘致に対する補助金についてでございますが、これは、もうおっしゃいますように、平成17年度に企業誘致促進事業補助金として272万8,000円を株式会社なちゅえんすに交付いたしております。補助金交付要綱の第9条では、補助金交付から5年以内に工場の操業の中止、廃止、縮小を行った場合は、町長に報告することを条件といたしております。この条件に従って、株式会社なちゅえんすの営業、存続困難との報告もあったため、存続、株式会社綾・野菜加工館に託したものでございます。補助金は企業の誘致奨励であり、引き受けた企業は冷凍野菜の加工と従前と変わらなかったため、補助金の返還措置はとっておりません。しかし、必要となれば、補助金の継承の手続をとりたいと、このように考えておるわけでございます。新会社になってからの給与の未払いとか、支払い遅延はない、このように確認をさせていただいております。

 それから、この債権の関係についてちょっと御報告なり考え方を申し述べさせていただきますが、株式会社なちゅえんすに対するJA綾町の債権についてでございますが、御質問のとおり、ホウレンソウのこの納品代金や購買の未収金が2,300万円程度あることは承知をいたしております。このため旧なちゅえんすや綾・野菜加工館の関係者には支払いについて配慮するようお願いしているところございますが、商取引上の関係でもありますから、まずは新会社と農協が支払いに関し協議をすることが先決だとは思っておりますが、今年10月、11月に話が行われているようでありますが、支払いに関して、社長と専務の話に幾分違っているような話も聞いておりますので、その協議の内容等を見きわめながら、状況によっては会社にお願いしたいと思っておりますが。

 このことについて、私どもとしても誘致企業としての責任ということをよく言われるわけでありますが、商取引上の関係からしますと、その債権者であります農協が積極的な解消を図るという努力も一方ではしていただくことも、これは必要なことでございます。しかし、私どもも、決してそのことで事を済ませるつもりはございませんので、話し合いをいたしまして、なんとか、この償還について、あるいはまた、償還というよりも、この債権について理解をいただきそれなりの圧縮をする方向でのお願いをしてほしいということを直接私の立場からもお願いがしてございますし、組合長、参事からもそのような面で一歩踏み出した取り組みを今いただくという方向になっておりますことをあわせて報告を申し上げたい。決して全くこの債権の圧縮について、新しい会社が全くそれに話し合いに応じないという姿勢ではございませんので、それなりのまた解決策がみいだされるとそのために私たちも努力をしてまいりたいと、このように考えておる次第でございます。

 それから、以前、このキューリンエコファームの関係については、これは私たちが直接的にお世話したということではございませんが、豊田通商の関係で、JAに紹介をした上で、その上で、その後はJAとそのエコファームとがいろんな考え方に基づいて、あの加工工場の中でホウレンソウの加工を行うということで、4,000万円の融資をされたと、こういうことをお聞きをいたしておるわけでございます。そのような面で、これは債権者と債務者との関係で、日?議員からもお話がございましたとおり、そういう面での担保物件、抵当物件が設定されとるということであるわけでありますから、今その面での回収については、農協という立場で、債権者という立場で回収に向けたいろんな手だてをされておるということは、話を伺ったわけでございます。

 私は、そのような面で、債権を確保する面で、抵当権物件があるならば、それをやっぱり執行すべきだと、こういう思いでございまして、そのようなことで、現在、債権者の立場で回収をしていくと、こういうことで取り組んでいらっしゃるということをお聞きをいたしておるわけでございます。以上、企業誘致関係については、以上のような考え方に基づいて努力をいたしておるということを申し上げさせていただきたいと思ってます。

 それから、合併の話でございますが、私は、このことについては、1行政区1農協というのが基本的なスタンスだと、そのことが地域農業を守るし、農協の役割と責任というのは何かということを考えますときには、組合員の営農と生活を守り、発展させていくという形からしますならば、必ずしもこの地域を大型化するだけで地域農業は守っていけない、このような思いもいたしております。

 がしかし、先ほどの御質問の中にありましたとおり、JAのあり方検討会でいろいろ構想がなされ、答申がなされておるということを聞いておるわけでありますが、このことについては、より慎重に、十分な論議をして、組合員の営農と生活を守ることが最も重要なことでありますし、綾町の現状のこの有機農業を取り組む案件とするいろんなブランドがある、農産物については確保されております。農家の鋭意努力、さらにはまた、農協の一体的な取り組み、そしてまた、我々行政も町ぐるみの中で今いろんなブランドの確立に向け取り組んでおるわけでありますから、そのようなことがしっかり担保される前提の中で合併協議をしていくことが必要だ。

 基本的には、農協の存在というのは何かという基本的な原則をしっかり踏まえた中で議論を深めていただければ、問題が生じてくる。私どもは、本町の地域農業を守るという立場からすると、必ずしも大型化することだけがすべてじゃないとは思っておりますが、今この日本の経済、地域経済もそうでありますが、経済全体がグローバル化しておる、国際化しておるという状況の中でありますから、そういう面では経済団体として厳しい一面もあると思っていますが、しかし、それなりのまた経営努力、運営努力をしていくならば方向は見えてくるんではないかという思いもいたしております。そういう面で、この合併について素直な見解申し上げますならば、今はそのような見解に立っておるということで御理解をいただきたいと思います。

 それから、この75歳以上の関係、後期高齢者医療制度の関係でございます。

 これについて、内容について報告を申し上げますが、新たに始まります後期高齢者医療制度でございますが、高齢化の進展に伴い老人医療費が増大する中で、国民の老後の安定した医療を確保するために、現行の老人保健制度を廃止いたしまして、平成20年4月より創設される医療制度という制度でございます。これが後期高齢者医療制度ということであります。

 この後期高齢者医療制度の運営の主体は、県内全市町村が加入する広域連合であり、市町村は窓口での申請者等の受け付け及び保険料の徴収を行います。今回の制度の変更によりまして、対象となる方や医療機関、窓口で負担する医療費等、それから医療の給付に関する制度内容については変わりはございませんが、高齢者の独立した医療制度として、保険料負担を公平にするために、現在おのおの加入されております医療保険から脱退し、後期高齢者医療に加入していただき、一人一人が被保険者として保険料を支払っていただくことになります。

 保険料は、被保険者全員に平等に負担していただく均等割と所得に応じて負担していただく所得割がございまして、宮崎県における均等割は、これは年間4万2,800円、こういうことであります。それから、所得割は、前年度所得に7.95%を掛けたものになります。ただし、所得の低い方や社会保険の被扶養者である方には保険料の軽減が図られます。このような被保険者皆様に納めていただく保険料が、医療機関での窓口負担を除いた高齢者の医療費の1割を賄っていきます。今後、高齢者の暮らしに配慮した治療が行われますような診療を導入するとともに、高齢者の生活を支える医療を目指すため、皆様の御理解をいただきたいと思います。これが、今後75歳以上の医療制度の内容でございます。

 それから次に、最後になりましたが、道路関係の要望でございますが、現在の道路全幅が6メートルとなっておりますが、車道幅員が4.5メートル、水路上の歩道幅員が1.5メートルと道路構造で、総延長が約160メートルとなっております。この道路は、公民館や病院等、公共施設ともつながる生活道路として多くの方々が利用されておりまして、車の離合には少し支障があると感じられております。感じておるわけでございます。

 また、歩道につきましても狭いため、車道との段差が高く感じられ、歩行者、自転車等の通行も少し支障を来しているのは、いうことを感じておるわけでございますが、なお、この路線の整備につきましては、住宅地が建ち並んでいますので、現在の道路幅員の歩道と車道を同じ高さにし、歩行者等の安全を考慮した上で、部分的に車の離合ができるようなスペースを設けるなどして、今後検討していかなきゃならないと、このように今判断をいたしておるところでございます。

 以上、日?議員さん、あるいは関連質問のございました大隈議員さんの一般質問に対する御答弁にかえさせていただきます。



○議長(畠中征郎君) 再質問ありませんか。



◆議員(日?憲治君) 議長。日?。



○議長(畠中征郎君) 日?議員。



◆議員(日?憲治君) 二、三点ほどお伺いいたしたいと思います。

 さっきより来年度の方針の説明を受けたわけですが、来年度の予算を組む中で、財政力指数が綾町の場合は0.244となっていましたが、今後の財政状況等については大丈夫なのかお伺いいたします。

 また、経常収支比率ですか、この数値が低いほど一般財源を弾力的に運用できるものですが、県内の市町村では平均90.55を超えており、我が綾町は93.1になっているようだが、ここ一、二年では特に厳しいと思われますが、財政力と経常収支比率の数値についてはどうとらえているのかお伺いいたします。

 また次に、また改革プランの新しい事業等はなかったのか。あれば、どの程度増してきたのかお伺いいたします。

 それから、2つ目のなちゅえんすの問題についてお伺いいたします。

 綾町の例規集の中の第9類第2章では、工場事業設置奨励条例第1条から第8条までを読んでみますと、なちゅえんすは、いずれかに違反をしており、指定業者等の取り消しは、また奨励措置の停止ができることになっているが、今町長の答弁では、対応をするような考えを持っておるというようなことで受けとめましたが、今後条例に従って処理をされるのかお伺いいたします。

 また、工場誘致事業につきましては、町長は指定をしたときには指定書を交付をすることになっていましたが、その交付はしていないようだが、その時点で、なちゅえんすの企業の営業の問題を察知していたのではないか、そこら辺をちょっとお伺いいたします。今からでもとれるとれないは別として、条例に基づいてなちゅえんすの処理はしっかりやってほしいと思っております。

 また、固定資産税等はどうなっているのかお伺いいたします。

 それから、高齢者医療制度についてですが、今まで多くのサラリーマンの扶養家族だった人も扶養家族を脱退し、新しい制度に切り替えられなければならないのかをお伺いいたします。

 それから、医療、介護、高齢者、保険料または税金等が値上がり、年金だけの収入だけでは税金、保険料は払えない人が多く出ると考えられますが、行政としては今後指導、対応等はどう考えていくのか。また、治療内容等も制限されてくるのかお伺いいたします。

 それから、75歳以上の対象者は、町内から現在幾らぐらい対象になるのかお伺いいたします。

 以上、再質問いたします。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) 再質問についてちょっと御報告申し上げますが、まず財政力指数、経常収支比率の関係でございます。

 日?議員さんも大体御理解いただいておると思いますけども、財政力指数というのは、この特に地方の中山間地域については、もうこれはなかなか上げるというのは難儀なことでございます。これは少しずつは綾町は伸んでおるんですけども、この財政力指数というのは、それだけの財政基盤があるかないかと、これはしかし地方になると、会社があるわけでは、大きな会社があるわけでもありませんし、人口も少ないわけでありますが、だから、その分を補うために行政需要額に基づいた中で交付税でそれを補うということにもなるわけでありますから、このことも、もちろん高いにこしたことはございませんが、これを上げるというのはなかなか難儀なことであると、まあそのように理解をいただきたいと思います。

 その中で経常収支比率は、おっしゃるように、確かに弾力的な面は、今どこもピークにきておる。うちも一番今、いつも申し上げてますように、19年度が一番ピークですよと。だから、しかし、その後は公債率のこの割合がどんどん減ってきますし、問題は交付税が、がたっとおちたところにこういう状況になってきたという背景があるわけであります。だから、そこら辺を理解をいただきまして、しかし、これからこの経常収支比率は改善されてくるというのが今後の見通しです。これは必ずなってまいりますから。そういう財政運営を期待しておるということでありますから、そのように御理解いただき、また、そのような判断をしていただいて結構だと、このように思っております。

 問題は、財政の内容がどうなっているかというのは、この間新聞にも出ましたように、実質公債負担比率がどうなのかというのがですね、債権の、つまり公債費の内容というのが、これがもう明確になってきたわけでありまして、これでは、県下の中では綾町が一番低いわけであります。ここら辺を御理解いただけるとですね、そんなに日?議員さんが心配されるほどですね、行き詰まることはございません。将来においては十分可能な財政運営というのを心がけながら、必要に応じて我々で予算配分をしていくと。

 今回、先ほども大隈議員さんからお話がございましたとおり、今朝の新聞では6,300億円、6,800億円ですね、こういうことで、財政課長に聞きますと、平準化した中では1万人未満は、8,000万円は確実にふえるだろう。しかし、いろんな要素がございますから、そういうこと等を踏まえたときに、どのぐらいふえるかというのはまだはっきりは申し上げられませんけど、そういう状況に若干、都市と地方との格差是正という面で、幾らかそういうような方向づけがなされておる、そういうこともひとつ御理解をいただき、我々も、議員さんもそうでありますが、地方交付税の確保という、復元ということを強くそうなってまいります。今ようやくそういう方向もある程度理解を踏まえつつあるんじゃないかと、このように考えています。

 それから、集中改革プランは、当初計画していましたものを着実に推進をしていくということで、特に新しい物を設けたということではございません。我々としては、鋭意この集中改革プランに基づいて取り組んでいく、こういうことで展開をしていきたいと、このように考えておる次第でございます。

 私どもは、ただ単に費用を削減し、あるいは圧縮することだけで事が済むとは決して思っていません。問題は、住民サービス、行政サービス、あるいはまた、町勢の発展にどうつなぎながら、その集中改革プランを実行するか、こういう考え方に基づいて展開していかなければ、ただ削減ありきでは意味がないと、このように思っておりますことも御理解をいただきたいと思っております。厳しい財政の中で、町民の要望には可能な限りこたえていく、また、そういう取り組みも必要でございますから、そこら辺は選択と集中ではございませんけど、めりはりのついた予算配分をすると、こういうことでございます。

 それから、なちゅえんすの関係については、これは条例に基づきまして的確な対応をしてまいりたいと。継承している分野もございますし、そのようなことも勘案しながら、日?議員さんが心配されますようなことがないように取り組んでいくことをしてまいりたいと。こういうことで、幸い私たちも何とかこれを存続していくということが必要でございましたから、そんな面で、条例に基づきながら的確な対応をしてまいるということが大事でございますから、その方向で考えていきたい。

 それから、固定資産税については、新会社が引き継いで、これは納入いただけると、このように思ってるわけであります。

 さらにはまた、なちゅえんすの債権の関係等についても、農協の債権について等についても、私としても可能な限り、この回収、圧縮ができる方向での取り組み等については、それなりの継承をいただいておる立場から理解を求めたいと、このように考えておる次第でございます。

 それから、後期高齢者の世帯の関係等は、質問がありましたとおりでございます。いろんな面で、この対応について、今度スタートするわけでありますが、厳しい一面も確かにございます。しかし、軽減措置その他かなりございますので、本当に年金の中から納入いただくということは厳しい状況でもございますので、そういう面では十分配慮しながら、しかし、この制度を、今回法律でもう施行されているわけでございますので、私どもとしては的確な運用ができますように、広域連合としての取り組みでございますから、その中でしっかりその辺の被保険者の立場に立っての運用がしっかりできますように努力をしてまいりたいと、このように考えております。

 世帯数その他については、ちょっと資料を今探し得ませんが、また後ほど調べて、対象者がどれぐらいいらっしゃるかというのは御報告を申し上げたいと、このように思ってます。

 以上であります。



◆議員(大隈寛君) 議長。大隈。



○議長(畠中征郎君) 大隈議員。



◆議員(大隈寛君) 町長の方から先ほど具体的な数字をもって御答弁をいただきました。私ども実は先月の末に、20日過ぎ、行政視察ということで、鳥取県の岩美町というところに行ってまいりました。ここもまた昨年その先ですかね実は、合併をどうするかということで、隣接町村とあわせていろいろとやったところが、住民投票までやって、僅差で自立をしようということで、現在、強力にその自立に向かっていろんな改革を進めておるということでありましたが。

 中身を見てみますと、私が目を引いたのが財源確保がどうしても厳しいというようなことで、町民参加型の地方債、こういったものを原資として各種事業に振り当てていると、こういった実態。そしてまた、学力向上に関しては、小中学校の30人学級を目指して、町長が特に子供たちに対してはいろんな思いがありまして、そういった事を強力に推し進めておられると。そしてまた、少子化対策においては、ファミリーシステムプラン、いわゆる緊急時に備えての手助け、保育所関係、そういったものをやっておられると。それと、このことについてはそういうことです。これからのこのプランを後半最も大事でありますから、引き続きしっかりした形で取り組んでいってほしいと思っております。

 また、このプランの残り期間、また機会があれば、そういう検証なども含めて、また質問をしていただきたいと思っておりますが。

 次に、町長のほうに三、四点、質問なり、確認をしておきたいと思っております。

 まず、このプランを総務省の方から指導があったんですから、今後これに対して何らかのチェックがあるものか。あるいはまた、この達成度に応じて、その評価ですかね、その値に対して支援、あるいはまた、措置そういったものが考えられるのか、それが1つ。

 次に、このプラン期間を前後して、この後、数名の職員が退職になりますが、これらを踏まえて、各種事業、施設の状況など、今後の行政運営を図る上で、効率化、一元化に向けて課の機構改革、いわゆる課の統廃合、こういったものの考えはどうなのか、町長の御所見をお願いしたいと思います。

 最後に、各種施設についての、建設当時からして既にその目的を終えたもの、あるいは終えようとしているもの、もう既に廃止をしているもの、そういったもの、特に廃止をしているものについて、今後どういった形でやられるのか。例えば地域住民、あるいは各種団体、こういった人たちの利活用をお願いされるのかどうか、あわせてひとつお聞きしたいと思います。

 以上です。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) ちょっと再質問に対します、大隈議員さんの質問に対する前に、今手元に資料を課長が持っておりましたから、日?議員さんに報告申し上げます。今回の後期高齢者の被保険者予定人数は、綾町は1,232名ということでございますから、僭越でありますが、そういうことでお答えしたい思います。

 それから、今お話がございました、改革プランの関係でございます。これは総務省の方の1つの国の指導ということもございますから、それこそある程度の進捗状況なり、あるいは県を通じて、そのような指導なり、チェックがあるということを一応踏まえた中で取り組んでおかなければいかんというふうに考えておるところでございます。

 それから、職員の削減の関係は、10年間で1割ということで目標をおいていますが、今のところ自然退職なり、そういう面からいたしまして、その計画以上に今推移をいたしておると先ほど申し上げたような事でございますが、問題はそれを削減することによって行政サービスが落ちないように、この合理化を図り、効率化を図るということは、もう今大隈議員がおっしゃるとおりでございまして、私は町長に就任させていただいて、綾町は行財政改革というのは、先人、先輩、そして議員各位の御理解によって、かなり私はほかの町村からすると、先進的に前もってかなりそういう統廃合の問題なんかは整理がされておると、こういうふうに受け止めておるわけでございます。

 そういうことで、しかし、現状ですべていいということにはならないわけでございますが、できるだけ今若干ずつは、そういう統廃合というのを視野に入れながら内容を把握していかなきゃいかん、こういうことで、将来においては、もう少し若干的な統廃合ができるんじゃないかという思いもいたしております。

 そこら辺も踏まえながら、一方では、町民の福祉向上のため、町勢発展のために、本当に課として機能が充実する方向というものもまた考えていかなきゃならないし、そこら辺のとこをしっかり判断をしながら、そしてまた、職員の仕事の意欲がさらに喚起できる配置というものを考えていかなければ、要は職員の皆さん方が、どれだけ意欲を持って情熱的に仕事をしてもらえるか、このことが一番大事なことでございますから、そこら辺も配慮しながら、統廃合の問題も十分論議をし、検討した上で対処してまいりたいと、このように考えているわけでございます。

 それから、いろんな施設について、おっしゃいますように、もう既に使用してない、あるいは休止状態になってるいろんなものがございますが、住民の皆さん方に活用いただくことが、それが生かされるということであれば、そういう方向も前向きに検討しなければならないし、また、私たちも何とか町民のために生かす方法はないかという知恵も私は持っていかなきゃいかんと思ってますので、そういう面で、今回御指摘をいただきましたから、もう一回そこ辺のとこを再点検しながら見直しをしてまいりたいとこのように考えてますから、また提示的確な御指摘なり、御指導いただけるとありがたい、このように思ってる次第でございます。

 以上であります。



◆議員(日?憲治君) 議長。日?。



○議長(畠中征郎君) 日?議員。



◆議員(日?憲治君) 私の聞き漏れかもしれませんけど、なちゅえんすの操業事業上、奨励条例施行附則の第2条では、町長が指定をしてないというようなことで聞いておったわけですが、指定書の交付をしない時点で、何かなちゅえんすに何か問題があったから指定書を出さなかったのか、そこら辺をちょっとお伺いいたしたいと思います。

 それから、もし違反していれば、今からとれるとれないは別として、条例書類に基づいて、なちゅえんすに関しての処理はやっていただきたいと思います。

 それから、この問題については、十分なJA農協と協議して、次回の全員協議会の中でも報告をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(畠中征郎君) 産業観光課長。



◎産業観光課長(向井好美君) なちゅえんすの企業指定書の件なんでございますが、これは企業立地協定を締結をいたしております。当然、議長、それから県立ち会いのもとに企業立地協定を締結いたしておりますので、協定書の提出はないんですが、この協定書がそれにかわるものだと思っております。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) 債権圧縮の関係については、また機会をとらえまして、これはもう私たちの立場からは、できるだけ圧縮される方向での援助をするというのは、当然取り組んでいくべきことだと思っておりますので、農協とタイアップしながら、債権等におきまして最善の努力はしてまいりたいとこのように思ってますので、機会があるごとに報告ができる範囲内は報告をさせていただきたいと思ってます。



○議長(畠中征郎君) 日?議員の一般質問を終わります。

………………………………………………………………………………



○議長(畠中征郎君) 太田議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(太田善一君) 議長。太田。



○議長(畠中征郎君) 太田議員。



◆議員(太田善一君) おはようございます。総務省の方で、11日ですか、一般質問ではありませんけれども、このたびの原油の高騰により、非常に緊迫した生活をされている方とか、また、運送業者の方、ハウス農家とか、そういうところに灯油、油の緊急な補助をしようということで、今決まったばかりでありますが、綾町には14日に総務省からきたということで、まだ対策は採っておられないと思いますけれども、ひとつしっかりとってほしいと思います。1月には総務省の方で実績をかんがみてやるということでございます。

 では、一般質問に入ります。

 今年ももうわずかになりました。町民の皆様におかれましては、来年こそはよい年でありますようにと願っておられることと思います。そのためにも、我々議員は全力で執行部とともに町民の期待にこたえていかなければならないと思います。

 今、国会におきましては、町民の願いとは裏腹に大きく揺れています。それに、与野党のねじれによる混乱まで起きております。

 また、海外では、原油の高騰で、暴動に近いデモまで起こっています。

 ちなみに、日本の油の備蓄は300日程度と聞いています。この原油価格の高騰で、ハウス農家はもちろんですが、一般庶民の家計まで響いてきます。また、あらゆる商品の値上げが目白押しになっています。このような世情の2008年を迎えようとしています。

 そこで、町長に伺います。新年を迎えるに当たり、綾の活性化、また、福祉の向上にどのような決意、また、新しい施策があれば伺いたいと思います。

 先日、組合長、農協の理事さんたちと私ども議員との意見の交換を行いました。農協の合併問題を初め、有意義な話し合いができ、大変勉強になりました。今、綾の産業で畜産業は、食べさせる飼料は高くなっているとはいえ、牛の高値安定が推移していると思います。それに、先日の審査での宮崎牛日本一に輝き、安定度はますます続くと考えられます。このたびの喜びは、畜産農家や東国原知事だけでなく、我々一般県民の誇りでもあります。久々の宮崎県全体の喜びにもなりました。

 一方、ハウスキュウリを20年、30年栽培しても、また、立派なキュウリをつくっても、負債を返せない一部の農家があると聞いています。その打開策もない、また根本的な手も打てないまま、20年、30年が過ぎている、これは、自分たちがつくった品物に自分たちが値段をつけれない、それが一番の原因であると思います。立派な品物をつくるのに情熱を注ぎます。しかし、品物は販売されてこそ商品です。販売する方にも情熱を傾けなければ、今から競争には勝てないと思います。

 そこで、今までもこのような提案があったかとは思いますが、綾の特産品や安心、安全な農作物販売のトップセールスをつくって育ててほしいと提案します。今、宮崎県は、東国原知事と知事を追っかけるマスコミで、年間何億かの宣伝をしていただいています。そういうときですので、今が一番のチャンスだと思います。常駐の販売員を育てる時期として一番の追い風が吹いています。

 現在、一部のハウス農家では、自分たちでお金を出し合って、キュウリ販売促進を図っているグループもいるそうです。そうしたグループにかかった費用の何%でも、補助をあわせて提案します。町長の活性化への意気込みの判断を求めます。ハウス栽培の伸びは、即、綾の活性化につながることも考え、提案します。

 学校教育について伺います。

 学校教育は、あくまで生徒のために、生徒中心で回っている、動いている、これが理想の学校教育のあり方であり、姿だと考えます。校長先生初め、一生懸命されております。しかし、聞くところ、雑用が多くなっているのじゃないかと感じます。先生方は、いろんな書類や報告等に振り回されている。少し言い過ぎかもしれませんが。先生に心の余裕がなく、それにより生徒の一人一人の悩みのサインと申しますか、シグナルをつい見過ごしてしまうのではないかと察します。授業以外で先生方に余裕を持っていただくことはできないかと考えます。

 これは古い話ですが、もう20数年前か30年前か忘れましたが、刑務所に入ってる受刑者にアンケートをとりました。あなたはいつごろ受刑者になるかもしれないと思いましたかという問いに対して、中学生時代との答えが圧倒的に多かったことを記憶してます。古いことですから、問いの文も何%も忘れましたが、内容の趣旨は変わってないと確信します。これらのことからも、特に中学生のときは大事です。建物で言えば、基礎を築くときであると、また土台であると言われます。受刑者の多くの人たちが中学生時代に人づくりに問題があったのではないかと大変残念に思います。以上のことで、健全なる教育を目指されることを含めて、特に中学生をお願いしたいと思います。

 次に、いじめについて伺います。

 文部科学省が昨年、いじめを苦に自殺者が相次いだことで、いじめの定義を変え、国立、私立学校も含めた調査結果を発表いたしましたが、それによりますと、2万件から12万5,000件に、6.2倍も増えています。また、不登校は小学校で317人に1人、中学校では36人に1人で、これは大変な数です。

 綾町においてのいじめ、不登校について伺います。現在状況を数で求めます。いじめについて、不登校についてですが、先生が家庭訪問をしたり、また教育委員会が家庭訪問をして、悩んでる生徒の身になって一緒に悩んで、相談または激励されたりすることがあるのか伺います。また、そうすることにより、不登校がなくなり、登校するようになったとか、実例があれば伺います。また、全国的に、いじめ、不登校がこのようにしてよくなったと体験談があれば伺いたいと思います。

 最後に、12月5日の新聞で、経済協力開発機構が57カ国の15歳の男女生徒40万人を対象にした調査を昨年行った結果、日本は少しずつ落ちているようです。隣の韓国は1位と4位です。韓国は、82%が大学に行っているので当然だと思います。目を見張るのはフィンランドです。2位、2位と、3番目の科学応用力が1位でした。なぜだろうと話を聞いてみると、フィンランドでは国を挙げて、経済より教育だと、発想の転換をしていました。

 また、勉強の方法も、答えを教えなくて、生徒たちみずから答えを解く方法だそうです。聞けば、なるほど、科学的応用力が1位になったのがわかります。日本の教育は、どちらかといえば詰め込み主義的なところが多いのではないかと思います。これからは、よいところは学んで、教育は人なり、人づくりであり、ひいては国づくりです。このような調査結果についての見解を求めます。

 以上、終わります。



○議長(畠中征郎君) 当局の答弁を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) それでは、太田議員さんの一般質問に対する御答弁申し上げますが、先ほど日?議員さんの一般質問に対しまして御答弁申し上げました内容と同じではございますが、私どもは3つの柱を掲げておるわけでございまして、人づくりは町づくりということでございますし、そういう面で人づくりに対する取り組みをさらにしっかりやっていきたい。それから、さらには町民の健康づくり、さらにはまた、町民の安心して老後が迎えられるように、そしてまたみんなが豊かな生活ができるような、そういう福祉の町づくりをしっかり展開したい、こういうことを念頭に置きながら取り組んでいきたいと思う中で、予算編成に今取り組んでおるところでございます。

 そういう面で、私どもといたしましては、ようやく地方と都市との格差是正の動きが出てまいりました。しかし、まだ手についた段階でございますから、このことをしっかり国政に声を届けながら努力していかなきゃならない、このように考えてます。

 冒頭に御質問の前にございました、石油が非常に値段が上がるという面の対策等については、けさほどファックスをいただきましたから、その事の対応についてはこれから、特に綾町の基幹産業はハウスでございますから、そういう方々に対する対応はどんな形が一番効率的に的確な対応ができるかというのは、しっかりまた検討をしてまいりたいとこのように考えておりますから、内容を把握しながら取り組んでいきますことをまずは御答弁申し上げさせていただきたいと思います。

 それで、予算編成の基本的なことについては、先ほど説明申し上げましたから、新規事業としてどんなことをやるのかということで、私は、お話がございましたとおり、これからは自治というものをどうやっぱりその意識を高めるかと、これは自治公民館制度というのが、綾町は非常に充実をいたしとる。そういう形の中で、要望、要求もかなりございますが、公民館の建て替え等は、今昭和地区を取り組まして19年度させていただいておるわけでありますが、来年度、尾立営農研修施設、尾立公民館の改築をお願いしたい。

 それからもう一つは、大淀川左岸事業で、一応の圃場整備をやっていただきまして、いよいよ若者定住というのも大平山地区はございますから、要望もございましたので、これ何とかコミュニティー事業という形で取り組んでまいりたいということで今考えておるところでございます。

 それから、今回の補正でもお願いしてますように、都市・農村漁村総合公園促進施設整備ということで、これは民間、会社の含めた中で、地域住民の方の展開をやるわけでございますが、加工体験施設等に取り組んでまいりたい。

 それからまた、これからスポーツ合宿等の推進をさらに強化したいということで、小田爪陸上競技場の整備等々も含めながら、そしてまた、人づくりというのは、学校環境を整備するという面で、中学校の耐久、耐力度調査等をやり、将来、中学校の整備改築を図ってまいりたい。

 このようなこと等を踏まえながら、いろんな面での一般質問ででてます、県営農地保全事業等も更に第2期対策について進めなければならない。そして、農家の中でも特に施設園芸が非常な大きな影響を被る訳ですから、この対策をどういう形が一番ベストなのか、ベターなのかということを踏まえた中で、今後十分予算編成の中で考慮してまいりたい。

 その中で、御提案がございました、今東国原知事さんがトップセールスを盛んにやっていただいておって、それなりの成果が出ていることは、もう御案内のとおりでございます。私どもも以前から農協とタイアップして微力ではございますけれども、トップセールスはもう積極的に農協の生産組織、組合長さん等々と一体となって、先日も関東地区に行ってまいりました。綾町の農産物に対するニーズは非常に高いと、こういうことでございますし、また、宮崎中央市場等にも常にコンタクトをとりながら、果樹の生産、販売、さらにはまた、同時に綾町は特に生協との、生活協同組合、そういう取引も多ございますし、法人等の組織もつくっていただきました。大隈議員さんもその中で、一方では、そういう農業生産法人の方向に今シフトをしながら取り組んでいらっしゃいますし、もう既に綾采グループというのが、もう法人格をつくって取り組んでいらっしゃるわけであります。

 そのような面で、これからの方向は、1つの農協という組織の中だけじゃなくて、生産者がみずから販売まで一貫的な対応をしていくということが、本当の意味での消費者のニーズにこたえることにつながる、そういう販売環境というのが、もう多面的な流通というのが非常に強くなってまいりました。

 特に、キュウリ関係でもおっしゃいますように、その個々の農家は、ある面では1つのグループをつくって、特殊栽培ということでやっていらっしゃるわけであります。それを1つの法人格をつくって、生産から販売まで一貫した中で、自分たちの生産も自信を持ってこの安全安心な物を追求しながら生産をした物を自分たちみずからの手で販売するということが、ものすごいアップリル効果がございます。それを行政なり、農協がフォローしていくというのが、これからの私は姿として1つの方向ではないかと、このようにも考えておりますから。

 そういう面で、ただ補助的な面でなくて、精神的な面と、我々の行動で、同時に行動することで、常駐を置くことが一番いいわけでありますが、これはそれぞれの団体がございますから、そういう機能を生かしながら、我々がそれと一緒になって行動をともにするということで、綾町の顔として、綾町の営業マンとして、農協と私ども微力ですが、一体的にそれをやっていく。現実にもうそれを盛んにやっておるわけでございまして、先日も東京の方に、生産農家の皆さん方、農協とが直接みずからが営業に出かけて、販売促進をやっておる実態もございます。そういうものに対するまた支援もしっかりやっていこうと、こういうことで取り組んでおりますことを御報告申し上げ、おっしゃいます提案については、ごもっともなことでございますから、そういう面では前向きな対応の中で、今後努力をしながら、平成20年度が、またある面では産業経済基盤農業の振興につながる方向で取り組んでまいりたいというふうに考えてますから、またなお一層の御支援、御指導を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 あと教育委員会関係は教育長が答弁すると思いますから、そういうことで、一応、私の太田議員さんに対する一般質問の答弁にかえさせていただきます。



○議長(畠中征郎君) 教育長。



◎教育長(玉田清人君) 学校教育につきましての御質問にお答えをしたいというふうに思っております。

 小中学校の教育についての見解ということでございますが、先ほど町長の方からも答弁ございましたように、私たちも、町づくりが人づくりであり、また人づくりこそ町づくりであるんじゃないかなというふうに思っておるところでございます。町づくり、国づくりの根幹をなす教育についても、国民の皆さんのものすごい注目をされておるところですけども、学校に対する期待がそれだけ大きいんじゃないかなというふうに私も思っておるところでございます。

 学校では、教育内容が年々多様化をしておりまして、通常の教科以外にも、食育、健康教育または人権教育、国際教育、情報教育または性教育、体験教育、さまざまな多岐にわたっておるところでございます。これに学校各種行事がございまして、そういうことやら、あと質問ございました、不登校、またいじめ等も、その対策等についても先生たちもものすごく苦慮されておりまして、こういう問題に対します計画書、また報告書等の書類もものすごくあるところです。学校においてはですね。太田議員さんがおっしゃいましたように、本当にちょっと雑用が多過ぎるんじゃないかなと私自身も考えておるところでございます。先生方、本当に忙しくて、一番、おっしゃるように大事な、子供たちと向き合う時間が少なくなってきております。それが現実ではないかなというふうに思っております。

 そういう状況を文部科学省も大変心配をしておりまして、ことしから、国や県において、調査や報告書が多いということで、その削減に取り組もうということで、いろいろな研究をされておりまして、この研究の効果が来年度からは多分実施されるんじゃないかなというふうに私も期待をいたしておるところです。私も常々、特に小学校の先生方には、できるだけ子供たちと遊んでくださいというお願いをしております。先生なかなか多忙で、そういう時間がとれないというようなこともありますけども、できるだけ子供たちと一緒になって遊び回ってほしいなということをお願いをしておるところです。

 また、中学校も学力向上で一生懸命取り組んでおられます。また、中学校は部活動でも一生懸命取り組んでおりまして、最近大変すばらしい成績を上げていただいております。そのおかげで、子供たちの態度、特にあいさつとか、そういうことがすごくよくなってきてるんじゃないかなというふうに私たちも感じておるところでございます。そういう先生たちの負担軽減について、教育委員会としても積極的に努力をしていきたいというふうに思っておりますので、また今後ともよろしくお願い申し上げたいと思います。

 それから、順番が違うようでございますけども、不登校、いじめにつきまして答弁をさせていただきたいと思いますが、病気等以外の理由で年間30日以上登校しない場合には、一般的に不登校と呼ばれております。綾小中学校にもこれに該当する生徒はおりますけども、完全な不登校というのはおりません。今現在、一応不登校、不登校ぎみで上がって、報告で上がってきておりますのは、小学校では1名、中学校では7名おるということでございます。学校の対応としましては、子供たち一人一人には学級担任等が、学年主任やら教頭やらが家庭訪問をしまして、本人やら、家族、保護者と連絡を密にして対応をしておるところでございます。

 いじめにつきましては、太田議員さんの方からもありましたけども、19年度から調査の対象が公立学校だけじゃなくて、国立、私立も広げて、何かいじめの定義、これは広範囲になったことから、この御指摘のように6.2倍にもなったんじゃないかなというふうに私たちも思っておるところでございます。綾の小中学校におきましては、学校生活での一般的なトラブル若干は、これございますけども、いじめの報告はありません。

 不登校やいじめ対策としては、小学校では親と子の相談員の設置や保護者への説明会、中学校ではスクールアシスタントの設置、定期的なスクールカウンセラーによる相談、無記名によるアンケート調査を行っているほか、中学校におきましては、生徒会独自で、自分たちで自主的ないじめなくしたい活動が行われております。このように小中学校では、きめ細かい対策をとっておりますが、今後とも不登校やいじめについては注意深く見守っていきたいと考えておるところでございます。

 最後の質問でございますけども、経済協力開発機構の発表した結果でございますが、これは3年ごとに行われます国際学習度調査、PISAと呼ばれておりますけども、これが今回発表になりました。先ほどございましたように、57カ国地域が参加して、日本は科学的な応用力では前回の2位から6位、数学的応用力は6位から10位、読解力では14位から15位と、いずれも順位を下げておる。

 この調査は、単なる知識の量ではなくて、身につけた知識をどのように使いこなすかという応用力を問う問題が中心となっておるようでございまして、日本は上位の国に比べると、日本では下位層の人が多いということが大変懸念をされておるようでございます。

 また、アンケート調査も行われたようですが、その中で、日本の学習意欲の低さというのが特に目立つという指摘がされておりまして、大変気になっておるところです。日本を背負ってたつ子供たちの意欲や学力が低下しつつあるということは大きな課題であるというふうに思っておるところです。保護者、学校、また地域、行政が力を合わせて、綾の子供たちが勉強やスポーツに意欲を持って、そしてすばらしい結果を出せるような環境を、ハード面またはソフト両面で整えていくことが、私たち大人の大きな責任だというふうに考えておるところでございます。

 以上で答弁とさせていただきます。



○議長(畠中征郎君) 再質問ありませんか。



◆議員(太田善一君) 議長。太田。



○議長(畠中征郎君) 太田議員。



◆議員(太田善一君) 一昨年の台風のときに、南麓町営住宅23戸が床上40センチぐらいやったですかね、起きました。あのとき僕があそこに行ったときは、床下15センチぐらいで、げたは浮いてるし、そういう状態だったと思います。皆さん、役場に一報入れてから全員を避難させました。お年寄りが多い関係で。道路は真ん中を歩きないよ、外に出たら水、どこが溝やらわからんわけですけれども、ぐるりが溝ですので、深い溝ですので心配しましたが、おかげでスムーズに避難できました。町長の迅速な計らいで、恐らく書類は通ってなかったと思うんですよね、見舞金はちゃんと届きまして、本当にこういう災害があるときには、非常に1秒でも速いというのが一番大事だと感じます。

 これ教育長に言っているんですけども、教育長にそのときに、中学生の高学年のボランティアを出してほしいと言いましたけども、何かあったんでしょう、断られましたが、あの後の、もちろん次の日ですけれども、畳を上げたり、いろんな重い荷物がある訳ですが僕も二軒分ぬれた畳を1人で抱えました。女性のボランティアはいるんですけれども、なかなか女性では重くて抱えられんとですね、やっぱり。そういうときに、こういう災害地というか、僕は最高の教育の場だと感じるわけです。テレビでは見るけれども、現実のその場に行くということ自体は大きな教育になるのではないか。また、おじいちゃん、おばあちゃんが苦労してる、それに手助けをしてあげる、そこに僕は教育があるのではないかとも感じるわけです。心の情操教育といいますか。

 しかし、教育長とすれば、そういう現場にやるということは、親の許可も必要かなという感じもあります。だから、私はふだんの教育の中で、そういう中学生等には災害のときの心の、何というか、持ち方というか、何かあったらとんでいってやるよというぐらいの教育というか、そういう教育が私は教育だと思うんです。教育委員長の御意見も伺いたいと思いますが、よろしくお願いします。



○議長(畠中征郎君) 教育委員長。



◎教育委員長(福山茂男君) 中学校では、グリーンラブというボランティア組織があるんですよ。まあ、そのこの前の災害の時にはどんな事だったかちょっとわかりませんけども、いろんな場面で奉仕作業をやっていただいておりますので、まあ、またそういったことが起これば、また学校に御協力をお願いしたいと思います。



○議長(畠中征郎君) 教育長。



◎教育長(玉田清人君) 今、委員長から答弁がございましたけれども、まだ中学生ですので災害の時に中学生がはせ参じていいものかどうか、保護者の御理解もいただかないといけないだろうというふうには思っておりますが、グリーンラブ等でもできることは体験をさせていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(畠中征郎君) 太田議員の一般質問を終わります。

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○議長(畠中征郎君) ここで暫時休憩をいたします。午後は1時半から開会いたします。

(休憩午前11時30分)

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(再開午後1時30分)



○議長(畠中征郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 橋本議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。



○議長(畠中征郎君) 橋本議員。



◆議員(橋本由里君) 通告に従いまして一般質問を行います。よろしくお願いいたします。

 まず、初めに介護保険制度について質問をいたします。

 政府は、平成23年に介護保険適用の療養病床の全廃、また、その後に医療保険適用の療養病床を縮減し、それらを介護保健施設などに再編成するとしていくとしています。綾町では町内の診療所1カ所が療養病床の指定を辞退されております。現時点での町内の療養病床数が何床になっているのか伺います。また、これらの病床の廃止、縮減で町民が受ける影響につきまして、自己負担の増減なども含めて伺いたいと思います。

 先ほど申し上げましたように、これらの病床が廃止、縮減された分は、介護保険施設、特別養護老人ホームや老健施設──老人保健施設で対応するとしておりますけれども、この受け皿としての施設は綾町内では特別養護老人ホーム50床1カ所しかありません。つまり老人保健施設はありません。現在の特別養護老人ホームの待機者状況からしても増設及び増床は必要だと考えております。町長の見解を求めます。

 次に、町内の特定高齢者について伺います。

 厚生労働省は、昨年4月から介護予防事業を始めました。この事業は、運動機能トレーニングや食事指導などによって高齢者が介護保険のサービスを受けずに済むようにすることを目的としております。65歳以上の高齢者のうちおおむね5%の対象者を見込んでいたものです。しかし、昨年11月末時点でその対象者は0.44%にとどまり、実際にこの事業に参加した人はさらに少なく、全体の0.14%と見込み数を余りにも下回ったために、実施からわずか1年という短い期間で事業を見直したものです。新たな見直された事業がこの4月から実施をされております。

 どのように見直しを図ったのかという点に少し触れますと、基本チェックリストの項目は変更せずに、該当する項目数がこれまでより少なくても対象者となることとしたもので、例えば運動機能では当てはまる必要がある項目数、これまで5項目すべてだったものを3項目以上に減らし、口腔機能も3項目すべてという条件を2項目以上とすると緩和しております。そのような基準の見直しとあわせて自治体に対しましては基本チェックを実施する対象である、その高齢者を65歳以上の4割から6割に引き上げること、また、参加しやすい介護予防プログラムの実施など参加をふやす努力を求めています。

 これまでの特定高齢者への質問に対し、綾町では認証された人はおられないと答弁を承っていたと記憶しております。今回の見直しで変化をしているのではないでしょうか。認定者数と参加者数の推移、あわせて事業内容についても報告を求めます。

 2つ目に、後期高齢者医療制度について通告いたしました。来年4月からの施行前に宮崎県の保険料年額、先ほど同僚議員の質問にも答弁されましたが、4万2,800円と決まっているようです。委員会審査の中で担当課から全国的には保険料は低い方だと伺いました。しかし、高齢者の立場から見ればみずから望んだ制度ではない上に年金から天引きされるということもあり増税感は強いと考えております。この保険料の決定に当たっての広域連合で出された意見、また、基本的な考え方について伺います。また、この制度は広域で運営するわけですけれども、保険料の徴収の責任はどこにどのようにあるのかも答弁を求めるものです。

 3つ目としまして、国民健康保険証の資格者証や短期保険証などの交付の要件について質問をいたします。

 今、全国で資格証明書や短期保険証の交付がふえ、子供たちへの影響も懸念されております。以前は滞納金を支払う場合、その金額が少額であっても滞納分を納めようとする意思が認められた人、つまり誠意のあると認められた人に対しては資格証明書の発行はしておりませんでした。しかし、昨今では正規保険証を交付しない基準が変わっているように感じておりますので、綾町での基準を明らかにされるよう求めるものです。

 4つ目といたしまして、乳幼児医療費の無料化について通告いたしました。綾町は県内でも他の自治体に先駆けて乳幼児医療費の無料化とその対象年齢を高くしてまいりました。こうした取り組みを評価するものです。今回、質問いたしますのは外来についても、正しくは小学校入学前と通告書に書いておりますが、正しくは7歳に達するまでだと思っておりますが、外来につきましても7歳に達するまで拡大してほしいということです。全国的に言いますと小学校卒業まで、また、中学校卒業まで、自治体によっては高校卒業まで無料にしているという自治体もあります。少子化対策としてもこれまで一歩先立つ対策をとってきた綾町としても、ぜひ外来についても7歳に達するまで無料化するよう求めるものです。町長の見解を伺います。

 5つ目として綾城周辺の整備について再び質問をいたします。

 9月議会での質問、答弁について町民の皆さんにお知らせしたところ、今回具体的には、いつ・どのように整備されるのかという問い合わせがございました。また、小学生の子供さんを持っているお母さんからは、たしか小学校2年生だったと思いますけれども、あの遊歩道を授業の中で行かれたそうです。しかし、余りにも荒れていて驚いたということでした。議会の報告を見たので、いつ・どのようになるのか、きれいにしてくださるのでしょうかという質問もありましたので改めて通告いたしました。新年度の予算が具体化される時期でもありますので、ぜひその具体的計画をお尋ねするものです。

 最後の質問といたしまして、空き家バンクの設置を求め、町長の見解を伺います。

 12月1日付の宮崎日日新聞に空き家バンク拡大という記事が載りました。空き家情報の必要性をこれまでも感じ、町長の見解を伺ったこともございました。先日も綾町に移住したいという若い御家族から相談を受けました。そうしたこともあったのでこの記事が目にとまったのです。改めてこの空き家探しには自治体の取り組みが不可欠だと感じたところです。特に田舎では行政が間に入るということでの安心感は貸す側にも借りる側にも大きいのではないかと思っております。

 宮崎日日新聞の記事に少し触れますと、空き家バンク事業が全国の自治体に広まっており、それは定年退職を迎えた団塊の世代をターゲットに移住を促すのが目的で国も支援に乗り出したと書いてあります。また、空き家がふえているのは地方の農山村に限らず都市部でも見られるということでした。こうした空き家を地域の資源ととらえて、この事業を展開している自治体が多いということで、国土交通省の外郭団体調べによりますと、全国で119自治体にのぼっていると報じておりました。この記事は取り組んだ自治体がすべて事業をうまく運営しているわけではなく、難しい点もあるというふうに触れております。空き家を提供する側、提供を受ける側、また、空き家の情報収集など協力体制が構築できるかどうかというところが重要だとも言っております。現在の綾町の状況では個人的に相談を受けても情報が少なく、また、情報を求める機関もないということではぜひとも行政で取り組んでほしいと願うものです。

 綾町は、最近、定住者が減っているとはいえ、県内自治体の中では移住を希望する人の多い町だと思っております。私の知り合いにもいずれ綾町に引っ越したいと思っていう方が数人おられます。綾町もぜひこの事業に取り組まれるよう求めまして、町長の見解を求めます。

 以上、登壇しての質問を終わります。



○議長(畠中征郎君) 関連の質問はございませんか。

(なし)



○議長(畠中征郎君) 当局の答弁求めます。町長。



◎町長(前田穰君) それでは、橋本議員さんの質問に対してお答え申し上げたいと思います。

 まず、介護保険制度の関係でございます。療養型病床の廃止の関係と老健施設の特養の受け皿の関係について、あわせてこれについては関連しますから説明を申し上げさせていただきます。

 まず、廃止となります影響といたしましては、費用負担に関しましては、療養病床は介護施設の中での1月の利用料が高くて、特養や老健に転換する費用負担が上がることはないと考えております。それで、サービスに関しましても重度者に対応した介護サービスを中心に介護保険料の増額で町民負担や介護保険財政に危機的な影響を与えないよう十分に配慮して、第4期の介護保険計画策定において対応を図りたいと考えております。

 これにつきましては、現在、国の指針に基づき各都道府県において地域ケア体制整備構想を策定することをされておりまして、本県でも療養病床の再編成に対応した高齢者ケアの受け皿の確保を含めた諸施策について、市町村や医療機関と協議、検討を行い、その基本的な考え方の内容として宮崎県地域ケア体制整備構想案を作成しております。その中に転換先の確保やサービスの確保に関する基本的な考え方が示してございます。医療機関から調査結果を踏まえ、中重度者の対応が可能な施設、居住系サービスを中心に整備をしていくこととしており、現時点での整備案といたしましては老健や特養、グループホームといった施設への転換意向と新規に整備するものとあわせると転換前の水準確保をしておるところでございます。9床ということでございますからこれについては今のような考え方に基づいて受け皿づくりをしっかりやっていきたいと、このように考えておるところでございます。

 それから、特定高齢者数の関係の事業の内容でございますが、19年度の特定高齢者候補者57名中、特定高齢者となった方が36名でありまして、内訳としましては運動機能低下が33名、閉じこもりが2名、うつ病といいますか──うつが1名となっております。そのうち運動機能向上の介護予防事業参加者は15名ということであります。介護予防事業は10月より週1回、毎週木曜日実施をいたしまして、運動機能向上を目的に、腹筋、背筋、運動──足腰の運動などを行っております。綾立元診療所により理学療法士の先生を講師としてお願いをしており、無理のないよう頑張り過ぎないように行っておるところでございます。

 次に、後期高齢者医療施設の関係ですが、午前中にも御答弁申し上げましたが、内容的にまた更に説明申し上げますが、宮崎県の後期高齢者医療制度の保険料につきましては、宮崎県後期高齢者医療広域連合で定めるということになっておりまして、11月の22日開催の広域連合臨時議会において決定をされたものであります。その概要について御報告を申し上げますが、後期高齢者の保険料は県内統一した保険料率とし、法律の規定にございますとおり、おおむね2年を通じて財政の均衡を保つことが必要であります。そのため平成20年度、21年度、2カ年間の費用額であります医療給付費、財政安定化基金拠出金、それから、レセプト審査支払手数料、葬祭費、保健事業費等の経費を約2,381億4,000万円、2,381億4,000万円。それから、これだけの経費を考えておりまして、次に収入額でございますが、国、県、市町村の負担金、後期高齢者交付金、その他交付金や補助金等を約2,171億7,095万円と試算し──2,171億7,095万円で試算をさせていただきまして、費用額から収入額を減じた約209億7,000万円を保険料で賄う額といたしております。

 このように決まりました保険料の額は所得に応じての負担をいただく所得割と、被保険者に等しく御負担いただく均等割の合計額となりまして、その賦課割合は所得水準が全国平均の場合は50対50の比率になりますが、宮崎県の場合は加入者の平均所得が全国平均1に比べて0.65と低いために所得割と均等割の割合の賦課割合を32.5対50で設定されました。その分につきましては国の交付金による調整措置を受ける予定でございます。平成20年度、21年度の保険料率は、所得割率が7.95%、均等割額が4万2,800円ということに決定されているものであります。宮崎県における加入者の平均年間保険料は、1人当たりの年額、これは5万3,676円、月額にいたしますと4,473円となる見込みでございます。これは47都道府県の中では41位ということであります。

 次に、本町の平均年間保険料は現在の試算では4万3,181円、月額にいたしますと3,598円という見込みで、30市町村中の14番目と、14位ということになっております。

 なお、保険料の徴収に係る事務費につきましては市町村が事務徴収ということになっております。以上であります。

 それから、次に、国保の資格証の発行についての御質問でございますが、今年の3月議会でも説明いたしましたが、過年度分の滞納額が5万円以上となった世帯については資格証明書または短期保険証を交付いたしております。

 その基準につきまして再度説明申し上げますが、まず、滞納額が5万円以上から30万円未満の世帯でございますが、納税に対する意欲が特にある世帯については1年または6カ月期間の短期保険証を交付しますが、それ以外の世帯については2カ月期限の保険証を交付いたしております。納付意欲が特にある世帯と納付誓約を遵守し滞納額を減じている世帯であります。ですから2カ月の保険証につきましてはそういうことで一応の基準といたしております。また、滞納額が30万円以上の世帯については、納税に対する意欲が特にある世帯については2カ月の保険証を交付いたしますが、それ以外の世帯には資格証明書の発行を行い、特別な事情があり保険税が納められない旨の届出があった世帯には個々の状況に応じた期限つき保険証、基本的には1カ月期限の保険証を交付させていただいております。

 なお、12月現在の状況でありますが、資格証明書が26世帯、短期被保険者が90世帯に交付をさせていただいております。以上のような基準に従ってやらせていただいているところでございます。

 それから、次に、乳幼児の医療費無料化の関係であります。県内の状況を把握してみますと、小林と北郷町など10の市町村が小学校入学前までの医療費助成を行っているようであります。

 綾町につきましては7歳未満まで、通院につきましては4歳未満まで医療費を助成いたしております。20年4月からは小学校入学前の医療費の自己負担が3割から2割になり、子育て世帯の負担軽減を図ることとなっております。また、町単独子育て支援としていろいろに少子化対策をやっているんですが、綾町は特に先駆けまして、御案内のとおり2人目以上の保育料の免除等を独自の子育て支援ということで行っておりますことはもう十分御承知のとおりでございますが、こういうことも一方ではやっておるわけでございます。少子化対策についてどれが決め手かと言うてもなかなか言いがたい面もございますが、町といたしましてはあらゆる総合的なことについて前向きに検討をしておるところでございますが、この面での取り組みは先進的ではないかと思っておるわけでありますが、今、財政的には非常に節約をし、あるいはまた厳しい状況を踏まえた中での考え方を──踏まえた中で今後対応していかなきゃならない分野もございますので、御要望につきましては今後検討課題とさせていただいて、全体的な状況を見させていただこうと、そういう中で綾町としてはすべて取り組むということはなかなか容易なことではございませんが、より喜ばれるような方向の中で方策を考えていかなきゃならない、この無料化の問題も一応一つの少子化対策、そしてまた綾町の子育て支援という面での考え方としては十分検討の余地はあると、このように考えてますから、全体的な予算的なものも十分把握しながら判断をしてまいりたいと、このように考えておるところでございます。

 それから、綾城周辺の整備の関係についての御質問ですが、周辺に林立する竹や杉などが遊歩道との管理に負担をかけ、また、景観的にもいろいろ支障を及ぼしていると考えられております。今年第1次の景観形成計画が策定されまして、来年度にかけて景観形成重点地区の指定を行い、将来にわたって町内の景観形成に取り組んでいきたいと考えております。その綾城の周辺については開元地区から綾神社までと、また、野首地区までの道路の石積みはすばらしい景観を創出しており、またクラフト吊橋下の照葉樹の森や砂防堰堤の池など文化的価値のある景観地区でもありますから、今後整備を図っていきたいと思っております。そのためにまず景観重点地区に指定することによって国の景観形成総合支援事業等の対象になりますので、そういう補助事業を取り入れた──取り入れた中で整備をしたいと思っております。

 今後の予定といたしましては、平成21年度には事業が着工できればと思っておるところでございまして、来年度にはある程度の計画案がまとまりますように努力をしていきたいと、このように考えておりますし、なお、これまでの期間については、さらに適正な管理に努めてまいりたいと思っております。

 昨日、ちょうど森林セラピーの基地ということもふくまえながら、あそこを全部踏査を森林セラピー推進委員の皆さんと、あそこを踏査さし、全体を見させていただいたんですが、先ほど橋本議員さんがおっしゃいますようにいい所でございますから、今前段答弁を申し上げましたようなことをしっかり踏まえた中で、また、森林セラピー基地としてのこと、遊歩道もしくは療養するそういうコースとして活用することも視野に入れて検討してまいりたいと、このように考えております。

 それから、最後になりましたが、空き家バンクの関係であります。先ほど話がございますとおり、都市から農村へ移住する人がふえておると、こういうことであります。綾町でも移住希望者から問い合わせがあった場合は不動産業者の電話番号や不動産業者のホームページを紹介をさせていただいております。移住目的で空き家用地を探しに役場に企画財政課に来られる方はございませんが、電話での問い合わせが年間数件ございます。

 空き家バンクについてでございますが、他の市町村では空き家の所有者や管理者を不動産業者から情報を提供してもらいホームページで情報を提供しているところもあるようでございますし、また、移住希望者はインターネット等で登録を行い、移住の希望者が物件を見つけた場合は所有者等に連絡をし、その交渉は当事者間に任せるといった方法をとっているようでございますが、現在は問い合わせが少ない状況ではございますが、今後、先ほど御提案がありましたようなことも踏まえながら他の市町村の状況も調査してできるだけこの面については検討していかなきゃならないと、このように考えておるわけでありますが、いろんな情報がございましたらまたお聞かせいただきまして、綾町のこの自然環境並びに綾町の文化、そして綾町の地域づくり、まちづくりに御理解いただく方については積極的にフォローすることはやぶさかでないと、このように考えておりますから、御提案ありましたことも踏まえながら検討させていただこうというふうに思っているところでございます。

 以上、橋本議員さんの一般質問に対する御答弁にかえさせていただきます。



○議長(畠中征郎君) 再質問はありませんか。



◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。



○議長(畠中征郎君) 橋本議員。



◆議員(橋本由里君) 再質問をいたします。

 まず、初めに介護保険の関係といいますか、療養型の廃止のことについてですが、先ほど県の方も今ホームページで県民の意見も聞くというような態勢もとっているようで、私もページは開いて見ました。で、町長が言われたように療養型で少なくなる分を老人福祉施設で何床受け入れるとか、いろんな医療機関を調べてどういう希望を持っているかとかというのを全部データで出ておりました。ただ、先ほど登壇しての質問で申し上げましたように、綾町でじゃあどうなるんだろうというところがやっぱ知りたいんです。23年に全廃ということでしたが、それまでということだと思うんですけれども、やはり私も母親を特養に預けている者とすれば、やはりなるべく近くで顔を見に行く回数をやっぱり多くできる所にと思っているもんですから、もう少し具体的に、県の方の施策の中では全然まだ具体化はされてないわけですけれども、綾町としてはぜひとも老健の施設をつくってほしいと要望するとか、特養をふやしてほしいと要望するとかっていうところの町長の意気込みといいますか、そういうところをぜひお尋ねしたいと思って今回この質問を通告いたしました。まだそういうことは全く考えてないとおっしゃるのか、もし、──今、やすらぎの里の待機者も多いですから、ぜひとも増設──増床を求めるという決意をもって取り組んでいただけたらと。私も年に1回から2回は県の交渉にも行っておりまして、最近は宮谷の道路の問題で行ってきましたけれども、そういうときでもぜひ自治体側の町長のそういう意向があればまた私も県の交渉事にも行ってみたいと思っておりますので、お聞かせいただければと思っております。

 それから、特定高齢者につきましては、具体的に事業も始まったということで、町内の方の中でそういうリハビリにも参加されてるということですから、もともと国が言っていたやっぱ5%にはなかなか満たないのかなという気がいたしますけれども、少なくとも15名の方が今のそういうリハビリを受け始めているということですので、なるべくそういうところに参加できる方をふやしていただいて、結果として介護を受けなくても済むという方がふえればと願っております。

 私も今実は母親が入院をしておりましてリハビリを毎日やっていただいているんです。で、施設にいるとなかなかリハビリのとこまでの要望が難しくて、入院して初めてリハビリをやっていただいてて、まだそのリハビリの効果というのは確認できないんですけれども、もう少し早くリハビリの態勢をとっておれば余り重くなるのが緩和されたのかなと今思っているところですので、ぜひなるべく受けやすい条件整備を求めたいと思っております。

 次に、後期高齢者の医療制度の問題で保険料の問題ですけれども、先ほど4万2,800円というのが同僚議員の答弁でありまして、今の5万3,676円というのは所得割も入っていることになるんだと思うんですが、今、町長は宮崎県──宮崎県じゃなくって町内の順位が──県内での綾町の保険料が14位とおっしゃったんだと思うんですが、全国的な平均でみると宮崎県はあんまり安い方じゃないんですね。私の手元では、どこに保険料の基準をおくかというところはあると思うんですけれども、県内では綾町の順位は低いんだと思うんですけれど、一応私の手元のとこだと年金が208万円の単身者ということでいくと、宮崎県自体は18位ぐらい、47都道府県で18位ということですので、全体的に高い基準のところで綾町はその県内では低いということなのかなと思っているんですけれども、そういうことでいうとはやり負担が大きいのではないかなと思っているところです。

 それから、基本的に保険料は年金天引きということになるわけですけれども、いわゆる普通徴収の方の部分ですよね、私はこの年代の普通徴収ってなるともちろん低い年金の方もいらっしゃるわけですけれども、無年金の人もいらっしゃるのではないかと思っております。そういう風な、年収がない方または普通徴収になってしまう方はどの程度いらっしゃるのか伺いたいと思っております。

 それから、国保税も、前期高齢者の今、国保税条例の改正が今回出ておりますけれども、その方々もまた後期高齢者の方々も保険料滞納者に対しては正規の保険証を発行しないということは認められるわけですけれども、そのことについての町長の見解を伺いたいと思います。

 それから、国保の保険証のことです。健康保険証の資格者証及び短期保険証のことですが、今御答弁いただきました。私も今回いろんな滞納問題というのがだんだん深刻になってきていると思っていまして、特に税の徴収、滞納分の徴収を強めてるということから、それぞれの家庭の中での影響というんでしょうか、子供たち、例えば子供のいらっしゃる世帯に滞納のそういう差し押さえとかいう問題が起きたときにその子供たちに与える影響というのはどういうものだろうかということも少し気になりまして、一度、資格者証と短期保険証については教育長が子供たちの中にはそういう該当者がいないという答弁をいただいたことあるんですが、いろいろインターネットで調べてみますと大体、全部調べたわけじゃありませんけれども多くの自治体で要綱みたいなのをつくってるんですね、いわゆる国民健康保険税滞納者に対する取り扱い要綱などということがあるわけですけれども、綾町で今町長が答弁されました短い場合には1カ月ということもおっしゃいましたけど、私が手元に持っている資料で綾町のを見ると、1カ月っていうのは、この、これは要綱ではないんですけれども1カ月っていうのが書いてないなと思うのと、あと資格証明書の世帯がふえているような気がいたします。で、滞納をしてることをほめたりするつもりはもちろんないんですけれども、綾町で滞納して資格──正規の保険証をもらっていない世帯というものの一番大きな滞納の理由というのはどのように自治体としてとらえていらっしゃるのか。もともと国保加入者っていうのは個人事業者が多いわけですけれども、そういう事業別ではどのような状況になっているのか伺いたいと思っております。

 それと、先ほど申し上げました、委員会の中で差し押さえがかなりふえているっていうこともちょっと出たんですけれども、差し押さえの状況っていうんでしょうか件数も含めてどのように行われているのかということも今回是非伺いたいと思っております。

 それと先ほど同僚議員の質問に対して町長が答弁する中で国の方の責任みたいな一部答弁があったような気がしたんですが、私は国保税の負担が重くなっているという大きな理由は国の負担率の引き下げだと思っているんですけれども、それで町長、この前いただいた資料でも改善を求めるっていう申し入れをされたということになると思うんですが、綾町の国保税の滞納世帯に対する町長の認識っていうか見解をもう一回改めて伺っておきたいと思っています。

 乳幼児医療費の無料化につきましては、ぜひ検討していただきたいと思っております。

 それから、綾城周辺の整備につきましても、景観形成の重点地区との関係で取り組んでいただくということの見通しがあるということですので、ぜひお願いしたいと思っています。

 それから、空き家バンクの件につきましてですけれども、私も不動産屋に行っていただくのが一番いいと思っているんですけれども、なかなか、じゃあ、どこの不動産屋さんに行けばいいかと聞かれると、私も不動産屋さんとの付き合いが全くないもんですから、どうしても相談いただくと少しでも力になれないだろうかというふうに思って情報収集に歩くもんですから、結果としてはなかなか御紹介するようなものにめぐり合えないというふうになっております。で、とりあえずよその自治体のように大きな事業として職員を充てて取り組むというのはすぐには難しいんだと思うんですけれども、ぜひここに相談してくれればというようなところをつくっていく、要するに窓口だけでも設置していただければもっと希望する人達にいい情報が提供できるんではないかと思っておりますので、恒久的な取り組み以前に窓口の設置をお願いできたらと思っております。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) 今回、療養型の病床の廃止に伴います状況について、決して手をこまねているつもりはないんでありますが、一応今の段階で申し上げさせていただきますならば、私たちは特養を、やっぱり地元にある特養の増床をぜひお願いしているということで今相談をいたしておるわけでございまして、県の方にもそのような旨を町とし、また、私の町長としての考え方としてお願いをして、その受け皿をしっかりつくるんだ、こういうことで今お願いをし、また、特養の設置者あるいは経営者であります立元理事長にもその旨をお願いをしながら一体的に何としてもやっぱり地元にその受け皿をつくるべきだと、こういう考え方に基づいて今いろいろ検討、やりとりをさせていただいていると、こういうことでございますから御支援方をよろしくお願いを申し上げたいと思います。

 それと、特定高齢者の介護予防事業参加については今スタートいたしまして、もうそれは目的はあくまでも介護予防ということでございますから、先ほど報告申し上げましたような15名の方を既にその取り組みをいただいているということでございますから、その掘り起こしをしながら介護支援者にならないような元気で長生きをしていただける、そういう面での位置づけも深めながら取り組んでまいりたいということで、率の上がる方向で頑張っていきたいと思っておるところでございます。

 それから、後期高齢者の医療制度の関係で、これは基準をどこに置くかということで先ほど報告申し上げましたとおり、都道府県関係からすれば41位ということで報告をいただいておりますし、綾町としては14位ということで、一応私たちはそのような全体的なトータル的な基準の中で位置づけをいたしております。これは安いにこしたことはないわけでございますけども、しかしながら今後御案内のとおりそれぞれ老人保健特別会計の状況等を考え、また、国保保険制度等の状況を考えますときに、この後期高齢者医療制度の創設というのは将来持続可能な保険制度を確立するという面では決して公平な負担を確立するという面では、これやっぱり受け入れざるを得ないということで今最終的にはそういうコンセンサスを経て20年4月からスタートということになっているわけでございます。

 なおかつ保険料の徴収の関係について、綾町の状況について申し上げますとおり、まだ把握を的確にしてませんけど、普通徴収の値は10%程度出てくるんではなかろうかと。また、負担軽減負担軽減の状況等もそういう制度もございますから、そういう面で7割、5割、3割だったと思いますけども、そういう面の負担軽減措置もございますし、また一方では年金の2分の1以上の保険料が係る場合は、それは軽減措置ということがしっかりうたわれておりますから、そういうことで私としては低所得者に対する配慮は十分しなきゃならないところというふうに考えています。

 なおかつ、その際、保険料の滞納が生じた際の資格証の関係、資格証明を発行するか否かということでありますが、これは今後広域連合の方で判断がされて、事務的な処置が市町村におりてくるのかなと、こういうふうにとらえておるところでございます。

 それから、次に国保の関係の滞納徴収の関係で、今税の関係でとらえますと国保税が一番滞納額が大きいというのは御案内のとおりでございます。私たちも非常に徴収については一方では公平平等な賦課徴収、責任をお互い義務と責任を権利を一体的にお願いをしていくことになりました時に納税がなかなかでき得ない人に対しては先ほど申し上げますようないろんな手だてをしながら徴収対策を講じておるわけでございます。基本的には命にかかわる問題であるし病気の関係等々で身体にかかわることですから、できるだけそのような措置をとらずに徴収できるのが一番ベターだと思っておりますけども、現実的にはなかなかそれだけでは徴収率が上がってこない、こういう状況でありますので、我々といたしましてはそれぞれ個々に対応しながら弾力的な運用の中でも毅然とした対応の中でお願いをしていく、こういうことで今努力をいたしておるわけでございます。ですから、ある程度、法律に基づいて催促をし、そして、また、場合によっては財産を差し押さえすると、こういう方向のものをそれぞれ個々に判断をしながら私の方で最終判断をして、その取り組みをさせておると、こういうことでございますし、いろんな意見の相違、考え方の相違等もございまして、全くスムーズにいってるということは決してございませんし、難儀をしながらやらせていただいているところでございます。そのようなことで差し押さえ件数の、明確には把握してませんが10件程度はあるのかなと、こういう状況でございますし、事業別内訳等についてはそこまではチェックいたしておりませんが、いずれにいたしましても自由業の皆さん方がほとんどでありますから、そういう面で非常に難儀をしながら、しかし一方では税の公平性ということを念頭に置きながら私どもとしては、この国保保険料の徴収等にはしっかりやっていかないと運営そのものが大変なことになっていくわけでありますから、そういう面で国の指導もかなり強いものもございますし、ですから私たちは公平、平等の中で可能な限り徴収が率が確保される方向で努力をしていこうと。幸いいろんな難儀することもございますけれども、かなり認識が深まってきたと、こういうことでございます。非常に難しい問題ですが、あえて弾力的な運用の中で毅然とした対応の中で対応さしていただきたいと、このように考えているところでございます。以上であります。

 それから、空き家バンクの関係、要望のあったことについては努力をしますが、空き家バンクについては窓口の設置は一応企画財政課の方でいろいろ対応していただいておる分野もございますから、そのようなことで窓口の設置等についてはまた月報その他で広報しながら、これもできるだけ利便性を図れるよう、そして、また問題は地権者、家主の皆さん方の理解をいただかないとうまくできないことでもございますから、そこ辺のコミュニケーションも図れる中でそういう対応をできますならば努力をしたいと、このように考えている次第でございます。

 以上でございます。



◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。



○議長(畠中征郎君) 橋本議員。



◆議員(橋本由里君) 担当課の方では、国保税の関係ですけれども、滞納世帯のいわゆる業種別といいますか、そういうことを把握していらっしゃらないでしょうか。私はぜひそれは把握してほしいなと実は思っているんです。昨日綾町内で、最近余り聞かなくなったと思っているんですが、綾の農家がよくならないとなかなか町全体の景気がよくならないという話をお聞きしました。また、市場の方に行って見られたそうですけれども、大根が10本で100円から200円だということです。以前は少なくとも500円ぐらいはしていたと。700円ぐらいしたっていいんじゃないかと思うことをその方が言っておられました。本当に農家が大変で、綾町もなかなか財政的には厳しいということからなかなか抜け出せないんじゃないかっていうお話をしたんです。だから、滞納世帯の人達なんていうのは、なかなか私たち議員をしておりましてもどの方が滞納してるかということを知り得ないもんですから、一方では町長が言われるように毅然としてということで、差し押さえの10件というのは私が思っている実態とちょっとかけ離れている数字でもっとあるんではないかと思っているんですけれども、そういう状況まで追い込まれた町民の暮らしっていうことに対してはただ単に税金を納めないけしからないやつということではなくって、暮らし向きの状況まで行政としてはぜひつかんでほしいなと。つかんでいらっしゃるのかもしれませんのでもし、その点をつかんでいらっしゃいましたら、御答弁いただけたらと思っております。

 そのことと関連するわけですけど、例えば徴収に行かれて、そこの家の事情からすれば当然もう生活保護の申請が必要だとか、子供さんがいらっしゃれば就学援助の手続も必要なんじゃないかとかいうところまで結びつけていかれた例があったら御報告をいただきたいと思っております。

 先ほど伺いましたけれども、もし差し押さえとか行われていて、御家庭の中まで行かれることがあった場合に子供さんがいる世帯っていうのは今ないのかどうかをお伺いたいと思います。

 もう一遍滞納のことについてこだわるんですけれども、今回先ほど先ほど町長答弁にありましたように5万円以上、30万円未満とか、30万円を超えたというところに綾町の基準があるようですけれども、私がインターネットで調べた限りではそういうふうに金額で正規の保険証を交付するかしないかを決めてるという所は1件もみつけられませんでした。ほとんどが1年を超えたものとか、1年たったところからさらに1年を超えたものとかっていう表現はあるんですけども、何万円以上という金額で正規の保険証を交付しない対象をつくってる、基準をつくっているとこというのは見当たらなかったんですけれども、私も国民健康保険法──税法も全部ではありませんが、必要なところを読んでみたんですけれども、そういった記入がありませんでした。そのことについての問題というのはないのかどうか、また、金額で未交付を決めている理由が何かということについても改めて伺いたいと思います。

 例えば30万円ということになりますと、最高限度額を納める人が滞納することは現実的にはないのかもしれないんですけれども、もし前年の所得がすごく多くて翌年に極端に減った場合だと最高限度額の方だとあっという間に30万円になってしまうのかなと思ったりもしてるんですけれども、少なくとも綾町のような金額で基準を超えてるところを見つけることができませんでしたので、その考え方について伺いたいと思います。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) 誤解のないようにというか御理解いただきたいと思っているんでが、決して取ること、徴収ありきという形でやってるつもりは毛頭ございません。そんな心無いやり方というのはやっておるつもりはございませんので。そこらはひとつ誤解のないようにとらえていただけるとありがたいなと。私ども一応の基準をとおして目安として出しておるわけでありますが、先ほども申し上げましたとおり一つの基準をもって、その中でも本当に暮らしの状況あるいはまた先ほどの農産物の価格のこともおっしゃいましたが、そこら辺も十分勘案しながら、しかし、これは最終的にはここまでいかざるを得ない、本当に苦渋の選択の中で対応いたしておるということも一つ難儀な立場の中でやっぱり我々としては公平、平等な賦課をし徴収をするという、そういう立場の中で最終的には伺いが上がってまいりますから私が判断をさせていただいておるところでございます。私がもうすべて判断するということに職員に指示をいたしております。そうしないとやっぱり徴収責任者としてその役割を担う者として職員に任せるわけにはまいりません。また責任を負う立場として私が責任をしっかり負うということでなければこのことについては本当に子供の影響等もおっしゃいますように今質問にもありましたが、また子供さんのことの影響がいろいろ心配が取りざたされる案件は今のところ私は承知をいたしておりません。それはないと思っておるところでございます。

 ただ、おっしゃいますようにもうこれは生活保護世帯の移行も含めて検討しなけりゃならないということも中にはございました。そういうことも踏まえながら橋本議員さんがおっしゃることも一方ではわかりますけど、一方では私たちの執行者の立場からすると、もう本当にこのままこれをずっといろんな条件等を踏まえながら我々がふみこまないでおるというわけにはもうまいらない実態にあるということで、金額の大きさ小さということもさることながらこの基準があるわけでありますけども、しかし、それが多いか少ないからそこで強制執行なり財産差し押さえなりをするしないじゃなくて、相手の立場等も蚕食しながら勘案しながらいろんな背景も踏まえながら最終的には私が判断しておる、こういうことであります。そこを御理解いただくという見解で対応しておるということをまた御理解いただけるとありがたいと思っております。

 以上です。



○議長(畠中征郎君) 橋本議員の一般質問を終わります。

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○議長(畠中征郎君) 日高幸一議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(日高幸一君) 議長。日高。



○議長(畠中征郎君) 日高議員。



◆議員(日高幸一君) 質問に入ります前に大変恐縮ですが一言お祝いを申し上げたいと思います。さきの全国和牛能力共進会において、本県が誇る宮崎牛が大会史上最高の成績を収められ7区分で優等主席を獲得、綾町からも出品し内閣総理大臣賞を受賞、本当におめでとうございます。また、先日昭和地区から百歳を超えられた稲田アグリさんの誕生祝いがありました。御本人のバランスのとれた生活をされてこられた御家族の皆様にも賞に値するものがあり本当にすばらしいことだと喜んでおります。長生きの秘訣はと聞きましたら常に感謝の気持ちを持って無理をしないということだそうです。皇寿のお祝いまで111歳長寿の心得としてそろそろ譲ろうか日本一だそうです。直立不動で挨拶された姿は決して届かぬ夢ではないような気がしました。本当におめでとうございます。

 それでは、通告に従いまして、初めに自治公民館と行政の協働したまちづくりについて質問します。

 区長制から自治公民館制度に改められてから40年になるそうですが、22の地区の自治公民館活動がそれぞれ地域に合った特色ある活動が行われていると思います。年間通じて活動の内容は地域によっても違いはあると思いますが、各地域自らの発想で活動、そして運営が実践なされていることと思います。その中で町主体の催しはほとんどが自治公民館がかかわりがあるわけですが、行事の多さに不満を感じておられる町民も少なくありません。また、各自治公民館に対して行事のたびに動員数を要求されることもあるわけですが、まだまだやらされているという空気が強く自治活動とはいささか相反するようなことだと感じております。自治公民館の目的といいますかねらいといいますか、地域住民の親睦、そしてお互いが理解をもつことで連帯感も生まれ助け合う心こそが原点だと思います。隣近所のコミュニケーションを深めるには残念ながら年々時代にのって簡略化され、人の顔をみなくても生活できる時代になってきております。自治においては例えば納税などにおいても銀行引き落としなど隣に行って公的な集金もしなくていい時代であり、また、高齢者による地区民としてのリタイヤ、そして最近多いのが綾の地を求めて移り住んで来られる人で、年齢に関係なく地区民として入っていただけないことであります。子供の健全育成とか各種団体の育成、生涯学習または農村文化の継承などお互い支え合いながら築いていくものと考えます。自主自立のまち綾町として自治公民館活動の役割りは大きなものと思いますが、自治公民館活動が今後の綾町のまちづくりの方向、そして将来像を伺います。

 2点目としまして、住民意向の場が余りにも少ないのではないかと伺います。住民による住民のための制度であるならば、または自治公民館と行政がまちづくりの両輪とするならばもっともっと住民の意向を聞き、まちづくりに反映されるシステム形成が必要だと思います。行政情報の積極的な公開にしましても、例えば議会の傍聴席の少なさには本当に寂しいものを感じておりますし、また、物足りなさを感じております。住民の結束力等を高めて郷土のまちづくりを展開しなければならないわけですから、意見がなければ、また発言がなければ承認されたものとして進められるのは無理があるような気がします。住民と行政の対話を基礎とした協働のまちづくりを推進するためにも住民意見の反映の場、拡充を望みます。

 3点目としまして、行政情報の積極的な開示として年1回の地区懇談会が各地区で行われておりますが、情報を住民と共有するという点から年2回の地区懇談会ができないかと伺います。

 過疎対策について伺います。

 1点目としまして、自立を選択した綾町の生命線、自治公民館活動ということであれば一層町民と協働した取り組みが必要であり、前進していかねばなりません。過疎高齢化の進行で、将来の不安はぬぐえないわけですが、地区によりましても特色はいろいろで、小規模集落からまさに限界集落といいますか、並行して農業者自身の高齢化も進行して、その結果農村地域で耕作の放棄が進んでいると聞いております。そのような地域こそ地区住民の心を一つにしてみなで考え支え助け合う心が必要になってくると思います。高齢化とともに人口減少が進行して、さまざまな担い手も不足していることと考えます。対策として地域力の農村景観やその地域ならではのもてなし等により交流を推進してまねのできない農村の価値を高めることだと考えます。また、高齢化だから活力がないのではなくて、住んでいる人がいかに楽しんで生活しているのということだと思います。対策を伺います。

 2点目としまして、限界集落に必ず今後ますますひとり暮らしのお年寄りがふえてくると予想されますが、その対応として質問します。社会福祉協議会の協力なしでは考えられないのであり、そして、もう一つ必要なことはみんなでこの地域意識を──地区を守ろうという協力でございます。自治公民館の中の民生委員であったり、壮年会であったり、女性会、婦人会であったり、高年者クラブで、あらゆる組織が連携をとり、支え合う心が必要かと思います。まず、自治公民館が中心になり地域のことはやはり地区住民が一番詳しいわけですから、組織と一丸となった会の発足を願います。

 3点目としまして、お年寄りの生きがいを地域で支え合うためにはということであります。一方的にただ受けるだけでは生きがいや喜びにつながらないと考えます。そして、高年者クラブだけが交流組織のみとするならば余りにも寂しすぎるのではないでしょうか。体が不自由でベットから起きられない人もたくさんいらっしゃることと思いますが、1人の時間が長く、心まで病気になったらいけません。また、孤独になったらいけないと思います。例えば孤独死など1週間後に発見などというようなことは絶対あってはいけないことだと考えます。そこで地域との温かいつながりができないでしょうか。また、元気なお年寄りであればもう少し家から出ていただき交流の場、交流ができるしかけをと考えます。社会福祉協議会の中にもふれあい広場的なものがあろうかと思いますが、いつでも好きな時間に自由な気持ちで寄れるサロンなど、例えば商店街の空き店舗を利用した交流ふれあいサロンなどはいかがでしょうか。ボランティアを基本に考えなければいけないのですが、商店街にとりましても人通りが少なくなっているところでありますから活性化からしてもありがたい話ではないでしょうか。

 その他で質問します。前回に引き続き再度、役場受付業務の相談対応について伺います。

 先日も役場ロビーにて相談のやりとりの中から熱くそして大きな声で語られておりましたが、やはり周りは空気の悪いものを本当に感じたのではないでしょうか。なぜ改善できないのでしょうか。椅子に座り横を向いて話し、周りに目を配りながらこそこそ話なのですが、本当に対話に相談にならないのであります。改善を再度求めます。

 2点目も大変恐縮ですが、ソフト事業への取り組みについて再度伺います。

 前回町長の答弁で、綾町の産業活性化の町民協働による策定委員会プランを検討され、取り組みをしながら接遇する職員の研修等をさらに強めてホスピタリティーの心で取り組んでまいりたいとお答えがございました。私は再度活性化協会、管理運営の施設について伺いたいと思います。

 また、綾町へ来られる人、施設を御利用される旅行者にとりましては、公営だろうが民営だろうが関係ないわけでありますが、7カ所の施設が綾町の顔であり、自主自立のまちとしての生命線としての位置づけは間違いないのであります。再度ソフト事業への取り組みを伺います。

 以上、私の登壇からの質問を終わります。



○議長(畠中征郎君) 関連の質問はございませんか。

(なし)



○議長(畠中征郎君) なければ、ここで暫時休会いたします。

(休憩午後2時37分)

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(再開午後2時47分)



○議長(畠中征郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 当局の答弁を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) それでは、御答弁申し上げます。

 まず、自治公民館活動の関係でございますが、基本的なことについて再度ふれさせていただきますが、自治公民館、そしてその活動は、それぞれ地域住民の総意によって住民の力で住民向上のためにつくられ、住民によって運営される社会教育施設でございまして、社会教育の場でございます。現在綾町では22の自治公民館が住みよい地域のために住民の希望により各種事業をとりおこない、住民の生活向上を図るとともに自治能力を高めるための活動を実施されておるというところであります。さらには、自治公民館は住民の心のよりどころであるとともに地域発展過程の向上、そして個人の向上の中心となる施設でありますので、地域住民の親睦を図り、相互理解と地域連帯を高め、協働の心で活発なる運営がなされているものでございます。

 昨年の自治公民館で行われました例えば生涯学習は、114講座の延べ7,194名、実人数で863人が参加のもとに実施されました。そして生涯学習の発表の場としては、今年11月10日、11日、綾町文化祭を開催させていただきました。それから11月から12月には22の公民館において地域性を生かした特色ある手作り文化祭が盛大に行われたことは御承知のとおりでございます。また、今年の夏休みは7回目となる登館日が19の公民館で子供学校、先生、公民館長の3者の話し合いによる思い出が深まるような活動内容の授業を保護者や地域住民の参加のもとに実施されました。そのほか多種多様な事業がそれぞれ自治公民館で毎年活動目標を設定し、展開されている状況でございます。毎月の役員会、それから各班の親睦会やレクリエーション、子供会の定例会や誕生会、クリスマスパーティー、壮年会の定例会や総会、婦人会の定例会や生涯学習、高年者のお達者クラブ、さらにまた伝統芸能の保存継承の場、民主団体の活動の場、民間が実施するそろばん教室、ダンス教室、料理教室等への貸出しなり、葬儀もやられている公民館もございます。この綾のまちの基本理念は、昭和58年に制定した綾町憲章に基づきまして、照葉樹林都市・綾を基調とし、自然と調和した豊かで活力に満ちた教育文化都市を定めてございます。さらに綾町の目指すべきまちの姿として第5次綾町長期総合計画は平成13年4月に策定し、10年後の2010年の目指す綾町の都市像として自然とともに生きる、人とともに生きるまち綾を掲げ、タイトルの説明として農村文化にはぐくまれてきた共生と循環の基礎を基調として人々が誇りと希望を持って歩む地域社会を目指しておると定めております。綾町の町の基本理念はすでに綾町憲章をそれぞれ自治公民館に配付してございますが、自治公民館活動のあらゆる機会に召されているところで、あらゆる機会に目にされておるところだと考えております。さらには教育委員会で行う会合で綾町憲章を心に強く深くきざみつけていただくために常に綾町憲章を参加全員で朗読を実施しているところでもございます。そのようなことで日高議員からの一般質問に対する、先ほどやらせがあるとかいろいろ公民館制度についての意見具申がございましたけども、私は意見を異にいたしております。今ほど自治公民館が充実していることはあり得ない、これ以上はないという本当に自治公民館制度のすばらしさを評価をいたしておるわけでございます。自治というのはそういう姿こそが本当の自主自立をする根源だと、このように思っているところでございます。

 さらには、住民の意見反映の場の拡充を求めるということでございますが、これは手前味噌で大変恐縮でございますが、綾町に研修にこられる皆様がこれほどまで多様な行政ができるものかといつも関心されて帰路に着かれる方ばかりでございます。そこで1年間の対話行政の事例を簡単に申し添えさせていただきますが、年が明けますと、まず新春懇話会を実施いたします。自治公民館長さん、高年者クラブ、民生委員、女性団体、町内企業と続きます。それから小中学校の児童生徒から新春こども議会もそれぞれ6人から要望質問が寄せられております。それから3月、4月、5月にそれぞれの団体がございますが、決算総会や新年の予算総会にはほとんど私は出席し、職員も出席をいたしております。意見要望の聴取を拝聴いたす状況でもあります。さらには御案内のとおり5月、6月は対話の行政の根幹であります町政座談会を実施し、終了後は各課まとめて公民館長さんに結果報告をしているところでもございます。

 このように常日頃から対話の行政ができるものは自治公民館活動が活発に行われているからであると、私は本当に感謝にたゆまぬものがございます。いろいろ自治公民館にお願いすることもございますが、それは住民福祉という立場で一体的に公と民が心を一つにして取り組むということで取り組ませていただいているわけでありまして、押し付けは毛頭考えておりませんし、そのような理解をいただいておるということで取り組ませていただいているわけでございます。

 それから、また、住民の声をいかに反映させていくかということで、私は毎月の公民館長会にはほとんど出席をいたしております。その中で十分な意見を拝聴しながら、まさに自治公民館活動と一体的の中で住民総参加の地域づくりまちづくりを展開しているつもりでございます。そのことも御理解いただけたらありがたいと、このように考えているわけでございます。この流れが今私は定着し充実をしているものとこのように考えているわけでございます。特別な事情がない限り2回やれと言うことでありますが、これはなかなか困難でございます。現実的には私たちは対話の行政をもとにして町民の負託にこたえるために幅広い役割を担っております。それをまた担っていかなければなりません。ですから私たちは対話の行政をもとにしていろんな綾町の福祉行政を初め道路行政、それから教育行政、福祉行政はもとよりですがあらゆる分野を担っておるわけですし、そのような面で私たちは精いっぱいの努力をしていかなきゃならないということでありますから、私はこの自治公民館活動をもとにした対話の行政というのは、これほど展開されている町は私はほかにはないと、このように確信をいたしております。今後も適時的確な、また、適時的確なる意見を拝聴しながら町民の皆さん方が安心して暮らせる、綾町に住んでよかったと思える元気なまちづくりを、地域づくりを精いっぱい努力してまいりたいと思いますから、行政というものはすべて我々行政執行者でできるものではございません。これは、日高議員さんに対しては僭越でありますけども議員さんもその一役を担っているわけでございます。そのこともしっかり踏まえてあらゆる分野に積極的に顔を出していただいて、そして、みずからがリーダーシップをとって、参加という意識じゃなくて参画をするという意識の中で私は取り組むことが肝要だと、またそのような町民にお願いをしてまいりたいと、このように考えてますから、参加でなくて参画の意識で積極的に議員活動をやっていただきますけどもお願いを申し上げたいと思っております。

 それから、次の過疎対策の関係でございます。限界集落という言葉がちょっと今さかんに使われておりますが、この過疎化、高齢化ということで人口の半数以上が65歳以上の高齢者ということになった場合が限界集落、こういうことであろうと思っています。冠婚葬祭、森林、道路など維持管理が著しく低下した社会生活の維持が困難となっている集落を申すわけでありますが、基準的には人口の半数以上が65歳以上になったということが限界集落ということであろうということであります。

 国土交通省の調査によりますと、全国6万2,271ある集落のうち限界集落は7,873集落であり、12.6%というふうになっています。また10年以内に消滅の可能性のある集落は422集落、いずれ消滅する可能性のある集落が2,219集落ということになっているようであります。

 綾町におきましては、高齢化率が高い地区は竹野が68%、久木野々が55%、尾立が42%、二反野が41%などとなっておりますが、高齢化率の50%を超える地区は竹野と久木野々の2地区ということになっております。現在へき地における施策といたしましては、通院等による70歳以上の者や身障者がタクシーを利用した場合の料金を一部助成、小学生には通学補助または尾立、二反野、倉輪地区の児童について学校の帰りのマイクロバスで送迎を行っております。生活環境施設といたしましては、竹野地区と二反野地区で平成18年度に安心して利用できる水道施設を整備しております。今後は20年度には陣之尾地区、21年度には広沢地区の水道施設の整備をすることといたしております。私は生活の源は何かと言えばもう水だと思っておるんです。このことを遠隔地もしっかり整備していくことが住みよさ、そこに住める条件というのが整うわけでありますから、そういうことに積極的に取り組んでいこうということであります。今後集落機能の維持について支障がでてくる地区については地区住民の意向を尊重しながら社会生活の維持のできるようさまざまな選択肢を検討してまいりたいと、このように考えております。

 それから、このひとりぐらしお年寄りの協力隊発足とか、そういう事の御意見でございますが、支え合う地域づくりということでありますが、これも綾町では自治公民館や多くの団体や婦人がお年寄りを含む支援の必要な方に対してさまざまな活動をされておりまして、日ごろの活動に対し感謝をいたしておるところでございます。ちなみにちょっと御報告申し上げますが、町では高齢者の方が住み慣れた地域で自分らしくいつまでも安心した生活ができるよう配食サービス、外出支援サービス、介護予防、はつらつクラブなど地域でボランティアの皆さんの協力を得ながらふれあいいきいきサロン活動、これはお達者クラブでございますが、これを行っております。それから綾町高年者クラブではシルバーボランティア活動として支援の必要な高齢者宅を訪問して話し相手をしたり安否確認の訪問をする友愛活動も行われております。災害時には自力で避難が困難な方については町及び消防局に登録し、いざというときには町消防団、民生委員、自治公民館が安否確認や避難誘導を行う災害時要支援者情報管理制度など高齢者の見守り支援を行われておるところでございます。日ごろから私は地域の人とかかわりを深めながらお互いで支え合う地域づくりが大切だと思っています。そのためにいろんな面で自治公民館活動のさらなる充実強化を図るということを念頭に置きながら公民館長さん方の御苦労をいただきながら、そして、それぞれ自治公民館単位でそのような地域コミュニティーができるような、そのための必要な、また、拠点づくりということで先ほど申し上げましたとおり公民館を新しく改築をしながら、そういうことがしっかり展開できる拠点づくりも積極的に支援をしておると、こういうことも御理解をいただきたいと思っております。

 それから、その他の意見の中で窓口の対応でございますが、これはもう個人のプライバシーを守ることはもう人権上大事なことの認識は私も同じでございますが、今回そういう場所の提供ということで今ロビーの一角に個室を設置いたしました。戸籍や福祉等の相談、それぞれ職員が内容に配慮しながら対応していると思っておりますが、まだ十分でないという御意見でありますが、まあ私たちとしてはそれぞれ、私が対応した人は声が大きくなってそのことじゃないと思っているのですが、あの窓口、あの席でいいということで、私は別の部屋でお話をしようと言うけれどもその場でいいということでありましたから、もうお互いがエキサイトしたこともございますが非常にみんなに迷惑をかけるんだと、しかしそれは町民の要望であったわけですからやむなくと思っているわけでありますが。いずれにいたしましてもそのような配慮をするということは当然至極でありますから、幸い今ロビーの一角にそれを整備させていただきましたから、可能な限りプライバシーを守りながら心穏やかに相談ができる対応をさせていこうと思っておるところでございます。

 それから、ソフト事業の面でございますが、ホスピタリティーというのはまさにそうで活性化協会のことを問われたわけでありますが、今、活性化協会も本当に綾町の活性化という面では大きな役割を担っております。そこで働く人、まさに公とか民間とかその差別なくサービスというのは提供していかなきゃならない、こういうことであります。そういう面でのソフト事業がこれから一番大事な分野でありますから、またお気づきの点がありましたら遠慮なく申しつけください。私たちも精いっぱい職員にそういう指導もしながら、そして喜ばれる活性化協会の運営に心がけておるつもりでございますから、まだまだ不十分な点がありましたから、またその都度ご指導もいただきながら遠慮なくご意見をいただきますと一緒になって、これはみんなで役割りを担うということが必要でありますから、そのような点でお力添いをいただけるとありがたいと思っております。

 以上であります。



○議長(畠中征郎君) 再質問はございませんか。



◆議員(日高幸一君) 議長。日高。



○議長(畠中征郎君) 日高議員。



◆議員(日高幸一君) 自治公民館と行政がまちづくりの両輪という点で再度伺います。年に1回の地区懇談会が22地区で行われています。町の現状とか、そして今後の方向など、また、財政的なことを数字で説明があるわけですが、そして、残りわずかな時間が質問にはいりますけれども、これがなかなか手を挙げて発言される人は少ないのであります。行政に対しての要望とかその地区の住民が抱えている悩みとかたくさんあろうかと思いますけれどもなかなか活発な意見が出ません。質問時間を懇談会のやはり半分ぐらいはとっていただいて、自治公民館と行政がまちづくりの両輪であるという気持ちを念頭に置いた意見を出させるような仕掛けが必要じゃないかなと思っております。

 そして、もう一つ、自治公民館活動の中に伝統芸能の奉納踊りがございます。私の地区も棒踊りというすばらしいものがあるわけですが、5年に1回の奉納であります。昨年がそうだったのですが、地区民が一丸となり伝統芸能を継承して心を一つにしてつくり上げていくという意味では最高のコミュニケーションだと思います。目的としまして家内円満とか商売繁盛とか町内一円に福をもたらすために踊りを通じて伝承するという目的があるそうです。毎年奉納踊りの方もだんだんエスカレートしてお花、寸志の方も100万円を超えるお花代が集まるそうです。もちろんそういったものは強制じゃありませんので何とも言えないところではありますが、現実は商店街を中心にした商店主の声なんですけれども、なかなか頼まれたら断り切れずに泣く泣く出さなきゃいけない人またはその日に限ってわざとシャッターを閉めたりとか留守を装う人などおられるそうです。毎年出費が大変だなということでどうにかならないかという御相談も受けました。私も今まで踊り手としてやってきましたので何とも言えないのですが、こういう悩みというかそういうのが話題になっているというようなことで、この点も館長会などで議題にあげていただければ幸いと思います。

 一つの提案としまして、現在は花の上がった、寸志の上がった金額はすべて経費として踊り手または関係者で分配といいますか、慰労金として渡されているかと思います。例えばお花代寸志の全額のそのうちの3分の1を次回の催事にプールするとか、例えば社会福祉協議会の赤十字ボランティア団体の活動資金に充てるとかしていただけば町費として毎年予算化せずに済みますし、まさしく寸志というか寄附金による100%の自治活動と言えるのではないかなと思っております。そして、このようなお金が商店がみずから参画したお祭りにと意識が変わるのではないかと思います。

 ハード事業からソフト事業へのお答えをいただきました。活性化協会が運営施設7カ所のそれぞれの違った顔を持っているわけですが、どの施設も綾町の生命線であることは間違いないわけであります。前々回に質問させていただきましたが、残念ながらまだわずかな時間ではありますけども何一つ答えていただいておりません。これからの綾町を考えますと、本当にもう時間がないと思います。私は、財政的なことで無理な要求しているなどはないと思っております。それがソフト事業だからこそ必要なことだと思いますし、まずはできるところからだと思いますので再度検討を求めたいと思います。その中でも時間の都合もありますのでたくさん挙げたいんですけど2点だけ再度お願いしたいと思います。綾川荘とサイクリングターミナルの中間ぐらいにありますログハウスの件なんですが、先日も旅行者と見られるリュックをからった家族連れの人が中をのぞいておられました。トレールセンターまたは何か、何々の管理棟という看板が下がっておりますけれども、倉庫なら倉庫らしく玄関に表記するとかまたは看板をはずせないのかもしれませんけど看板を外して中を見えなくするとか、そして、びっくりするのはそこのトイレなんですが、すごく立派なつくりなんですけれども、女子も男子ももう言葉に言えないぐらいひどく汚れていまして、それは前々回私が質問したときと全く変わっておりません。目をそらしたくなるような感じでありました。早急にこれはやっぱり改善していただきたいなと思います。

 もう1点は、やはり綾の一番の顔でありますほんものセンターの前の水の件であります。看板はそのままでありますが先日も職員が──店員がはっきりとした答えができずお客がかなり怒って帰られたそうです。役場に聞いてくださいと言った言い方がまずかった──怒る理由だそうですが、毎日のことでありますから全職員または観光案内所も含めて統一した説明文、答え方を指導してマニュアルをお願いしたいと店員の方々は本当に焦っておりますので、この点を含めて早急に改善を求めたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) まず、座談会の関係でありますし、また、意見のいろんな面でのお聞きをするという面で、これはあえて申し上げさせていただきますが、地方自治の民主主義の根幹をなすものは何かというところであります。これはやっぱり私は町長ということで直接民主主義、で、選挙で選ばれて町民の代表として町長を仰せつかっております。それから、もう一つは間接民主主義というのがあります。これは議員さん方が町民が選んで民主主義ということで住民の行政をしっかりチェックし、管理をしながら住民の声を届けながら行政の発展につなげていける。それから綾町はまた特別に自治公民館制度というのが昭和40年からスタートして、これが本当に他の町村にない一つの地方自治を支える大きな三つの私は柱だろうと思っているわけであります。今回新春のあいさつにはこのことを書いたわけでありますが、このことが綾町が自主自立できる、そして本当の住民自治というのができる、もとはここにはそのことを我々はしっかり踏まえながらこれからのまちづくりをやっていかなきゃいけない、私たちはその立場で住民の声を常に胸襟を開いて聞きながら、そしてお互いのコミュニケーションを図って理解と納得の上での行政を推進するということがもう一番大事なことであります。ですから私はお願いしたいことはその一役を議員さんも担っていらっしゃいますから、もう通常の中で遠慮なくやっぱり町民の中に入っていただいて、そしてすべてがこれは要望を満たしている、またそこに理解と納得をいただけるということの対話をやっていくことが必要であるわけです。要求を聞くことだけがすべてではないということも御承知をいただきたいです。私は町政座談会をもう前郷田町政から引き続いてこれはもう必ず定期的に全職員を一緒に同行してやるわけでありますが、私はこれは一つの綾町のすばらしい文化として育っておる、育んでいただいておると思っている訳であります。まあ、そういう過程の中で意見がでてこないという面もありますけども、それはやっぱり通常の中で議員さんが意見をもってこられたり公民館長会で毎月定例会の中では必ずいろんな意見を集約されて意見が出てきたりするわけでありますし、だから必ずしもあそこでいろんな論戦をしなきゃならないという状況ではない、町の考え方もしっかりそのとき報告する、こういうことであります。それでどうしても意見が言いにくいということであれば、それはまたそれぞれの公民館においては班長会でこういう意見をまとめて言おうという工夫もされている所もございますから、そんなことも公民館としてその実が上がる方向をやっぱ公民館、自治という形での取り組みをいただけたら本当に活発な意見ができるんじゃないか、あるいはまたいい座談会になるんじゃないか、私たちはそういう面でなかなかこれは実質的にこんな事を私が言うとおこがましいんですけど、約2カ月にわたっていろんな業務をこなしながらやるわけでありますから、なかなかやっぱり体力の要ることでもございます。ですから、もうできるだけ効率的にやらしていただくということで、余り簡単な説明ではまた町民に対して申しわけないし、またそれじゃあもったいない。

 だから、ある程度しゃべる、説明する、かといって、何でもかんでもどうどうどうどうというわけにもなかなかまいりません。そこら辺を長い歴史を踏まえながら常に私たちもいろんな会合に出ていきまして、皆様方も恐らく出ていかれて、もういろんな意見があった時にはすぐ執行部にこんな意見がある、これはどうかということも言われておりますから、そういう役割も是非果たしていただけるとありがたいと思っているわけであります。

 それから、奉納は奉納踊りの関係ですが、これは、私はそのような意見があるということであれば、そのときに理解をいただけるように説明をいただきたいと思っておるわけであります。そんなにお花を出すことがなかなか困難だという人までお花を無理矢理いただくことはあり得ないと思っています。ですから、それはみんなのやっぱりこの郷土芸能を守り、育てて継承するというのは、これは本当に私は踊ったことがありませんが、そういう役員の皆さんの御苦労を聞くと大変な御苦労があるなと、このように思ってますが、しかし、綾町はやっぱりひとつのそういう歴史、伝統、文化、芸能を守ろうと、こういう町民のおかげがあって毎年、ああいう奉納踊りを提供いただく方については町民がこぞって協力をして、お花があがるということで、そのことを素直に私はやっぱり感謝を申し上げて、1年1回の五穀豊穣の秋祭りを大事にしていかなければいけない、だから、そういう方についてはもう遠慮なくもうできませんと、こう素直な気持ちで言えるように、これはまた御理解いただけるとありがたいと、もう私たちからこのことについてどうのこうのという立場ではありませんから、私の立場からすると本当にそういう奉納踊りを郷土芸能を継承しながら、これを発展充実し、次代につなぐというのは、綾町の素晴らしい、私は顔だと、そういう思いもいたしておりますから、その辺の理解をいただけるようにお願い申し上げたいと思います。

 それから、ソフトの面でまだ十分でないということで、そういうことで具体的に上げていただきますならば、すぐこれはチェックをして改善の努力をしたいと思っています。特にこのトイレなんてというのは、一番清潔でなければなりませんから、もっと早く教えていただければもっと早くに私もそこまではチェックをしてませんから、すぐに指示したいと思っております。

 それから、水の件はもうこれ以上の対応はできないわけでありまして、前にも答弁しましたように、あれは我々が提供しているのは、あの看板どおりでありますから、そのことであとは、利用者が判断をいただけると、こういうことで、はっきり言っていただいて結構だと思っておりますからそういう面で、あやふやな対応はとれないと、こういうことを御理解をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(畠中征郎君) 日高議員の一般質問を終わります。

………………………………………………………………………………



○議長(畠中征郎君) 大隈議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(大隈寛君) 議長。大隈。



○議長(畠中征郎君) 大隈議員。



◆議員(大隈寛君) 後半の質問、そして要望を進めてまいります。

 まず、錦原の農地保全についてであります。近年、農業経営形態の変化、また温暖化による生態系の変化といった、いわゆる環境の変化など農家にとって極めて深刻な問題がのしかかっております。

 そういった中で、特に錦原台地に広がる畑地の排水処理といった対策は関係農家にとっても長年の懸案であって、早期の完成が待たれるといったような状況であります。

 そこで、現在進めておられる1期工事の達成度、進捗ですが、さらには2期の箇所についても現在、採択に向けて関係職員一丸となって鋭意努力をされておられることは、私も十分承知しております。そういったことで、今後、着工の見通しのほどはどうなのかお尋ねをします。

 次の道路問題でございます。担当課長の方でひとつお願いしたいと思いますが、近年の車両の大型化、車の増加はもちろんです。それと、道路橋の教示書の改定、いわゆる道路、橋に関してのいろんな法律ごと決め事ですが、そういったことの改定です。そして耐震強度の見直しと、さらには皆さん御承知でしょうが橋げたのいわゆるけたを軽くするために中に型枠を入れます。こういった型枠メーカーによるデータの改ざんなどによって橋に対する安全性が問われる今日、そこで、私ども町道も百何十キロですかね、そういったところにかなりの橋、あるいはまた農道に架かる橋、架かっているわけですが、この橋について、これまでに国、県から指導等があっていると、私は思っております。

 これに沿って何らかの調査などはされたかどうか。また、されたとすれば、いろいろとまた問題等も生じてくるわけですが、こういったことはなかったのかまとめてお聞きしたいと思います。

 次の、その他については、これは地元からの強い要望であります。まず、揚町ふれあい公園の防護柵の早期の改修であります。これも開設以来、かなりの年限が経過しております。唯一、この公園は園児と地区民、とりわけ高年者と言っておきましょう、が一緒になっての利用であります。このことからも、特に園児、高年者に危険を及ぼすことのないように、早急の改修をお願いするものであります。

 それと次です。これは、中川原住宅の集会所の屋根の補修についてであります。こういった集会所はほかにもあるんじゃないかと思うんですが、この私ども地域の施設も完成してもう三十四、五年、48年ぐらいですから、そういったとこでしょうか。

 特に、最近、屋根の痛みがひどく雨漏り寸前であります。そこあたりを利用する関係者の方も日常自分たちでできるところは定期に管理をしております。これもこのところの入居者の実態からして、年を追うごとにその難しさを皆さん関係者抱え込んでいるわけですが、この施設の修繕も含めて、さらには今後の集会所としての町長の基本的な考え方などもひとつお聞きしたいと思います。

 以上であります。



○議長(畠中征郎君) 関連の質問はございませんか。

(なし)



○議長(畠中征郎君) 当局の答弁を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) それでは、大隈議員さんの質問にお答えいたします。

 まず、錦原地区の農地保全事業であります。1期地区は平成17年に採択を受けまして、2期地区は平成20年度の採択予定で、現在、県営事業として行っているところでございます。1期地区については受益面積が約29ヘクタール、集水路は2,030メートル、承水路が2,265メートルの計画で、平成19年度までに集水路の667メートル、それから承水路の707メートルが完成いたしまして、事業ベースでは64%の完了ということでございます。

 今年度分は12月に発注し、平成21年度に完了する予定だということをお聞きいたしております。

 2期地区については受益面積が約22ヘクタール、平成20年度に採択予定でありまして、平成20年度に測量設計を行い、本格的には平成21年度から排水路350メートル、集水路1,210メートル、承水路1,370メートルの工事を行い、4カ年かけて整備を行う予定ということにさせていただいております。

 また、いろんなとこの、どういうところをやるとかという資料をまた提供させていただきたいと思っております。道路問題は課長で答弁と言うことでありますから、課長に答弁をさせたいと思います。

 それから、揚町公園の関係でありますが、これ御指摘の東側については現地調査をすぐやりまして、すぐできることは早急にですね、的確な補修をさせていただこうと、このように思ってますから、またよろしくお願いをしたいと思っております。

 それから、中川原の住宅集会場の補修についてでありますが、基本的なことをちょっとあわせて申し上げますと、今、車社会ということになりまして、一方では駐車場の足らない分野も要望がかなりきておるわけでございます。

 御案内のとおり、これもあれの集会所も当時は利用されておりますけども、今ほとんど使わないという状況と、公民館がよくなりましたから公民館の近くでもありますから、公民館の集会所としては活用いただく方がいいんじゃないかと、こういうことで、今、神下地区の郷鴫団地ですかね、あそこも実は集会所の大きいのがあるわけでありますが、これを撤去することの方が、そして駐車場にかえた方が住宅に入っていらっしゃる皆さん方のニーズに答えることにつながっていくんではないかと、こういう思いをいたしておりますから、一応もう解体をして駐車場に整備をする方向でそれぞれの集会所はもう公民館の方に集会所は活用いただくということの中で御利用をいただけるとして、そのようなものは撤去する方向で、そしてその跡地は公園もしくはもうできるだけ駐車場の確保につなげたいと、こういう考え方で取り組まさせていただこうという判断を今、いたしているところでございます。以上であります。



○議長(畠中征郎君) 建設課長。



◎建設課長(清水正信君) それでは、3番の道路問題の町道等に架かる橋梁の安全性についてお答えいたします。

 町道では現在、76カ所に橋がかかっておりますが、現段階では異常がある橋梁は確認いたしておりません。橋梁の点検につきましては、平成3年度に橋梁現況調査として幅員、上部構造、危険性の有無について全橋梁の調査を行っておりまして、特に異常はなかったようです。

 また、平成9年度には橋梁審査、点検といたしまして、橋長の15メートル以上の橋梁の6橋につきまして、橋長、有効幅員、径管数、液状化、橋脚、落橋防止構造等に関する調査を目視によって行っております。このときも特に異常はなかったようです。

 橋などのコンクリート構造物の耐用年数はおおむね50年と言われておりますが、前回の調査から年数もたっておりますので、今後、橋梁を良好な状態を保つため、日常的な維持点検を実施していきたいと考えております。

 また、国におきましても、橋梁の長寿命化、修繕計画策定事業の創設がされましたので、このような制度を利用いたしまして、予防的な修繕及び必要であれば計画的な架け替えを検討していきたいということで思っております。

 以上でございます。



○議長(畠中征郎君) 再質問、ありませんか。



◆議員(大隈寛君) 議長。大隈。



○議長(畠中征郎君) 大隈議員。



◆議員(大隈寛君) 二、三お聞きしたいと思うんですが、まず農地保全については一時も早く採択を、継続箇所の早期の完成、そしてまた次の採択箇所については、4年後ですから、まあ出来上がるのが25年がなと考えておりますがやってもらって完成にこぎつけてもしいと思っております。

 そこで、この1期工事の分についての箇所ですが、これが当所にですね、当初、1期工事の当初にやったところ、これもいろいろと私も聞いておりましたが、同僚議員からも2、3年前に浸水について話を聞いております。ここに対する関係者の反応はどうなんですか、担当課長のほうでも結構かとも思うんですが。

 それと、もう一つは、この新規箇所、2期工事の箇所について、いわゆる早急に施工せないかんでしょう。そういったところ、懸念されるところはないのか。特に農林振興課長がですね、錦原一帯は特にそういったところで特に台風脇とか台風前とか、熱心に巡回されておりますから、実態がわかるんじゃないかと思うんですが、合わせて担当課、農林振興課長でも結構ですが、後の分についてはですね。答弁をお願いしたいと思います。

 それと橋については今、担当課長の方からありましたとおり、これはどうしても安心安全の観点からもぜひとも、吊り橋については問題ないと思うんですが、あとの、うちも町大橋が何橋かありますから、そこあたりもふくめてですね、定期の目視なりそういった調査は必要だろうと思ってます。

 最後に、要望については前向きな話をいただきましたので、帰ってさっそく地元住民にはそういった話をつないでいきたいと思っております。

 最後になりますが、これから新年度予算の編成に向かって大変厳しい中でもそれぞれにやっていただくことですから特にこれから町にとっても大事な時期でもありますし、また正念場でもありますから、どうか職員一丸となってこの難局を乗り越えていただくことを申し述べて、私の質問、要望を終わります。

 以上です。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) 県営事業の関係について課長答弁ということでございましたが、基本的な答弁について、これ県営事業ということで私たちこの県営事業でやっていただくということは、これは非常にありがたいことでありますから、効果が排水路関係で十分承水、先ほど答弁の中で集水路と承水路ということで言葉が、発言がうまくいかなかった面がございますが、おわび申し上げますが、そういう形が実質的に機能が強化されていくように、いろんな面で箇所等についてはまあ事業費も一応の枠等もございますから、かなりこの希望を添えるような、あるいはまた実質的なそういうハウス等、あるいはマルチ等の農業の普及が盛んになってまいりましたから、しっかりやらないといけませんので、そういうのを踏まえた中で県営事業でございますから、県との話し合いの中でしっかりやっていきたいと考えてますから、またお気づきの点については専門でもありますから、御指導いただけるとありがたいと思っております。

 以上です。



○議長(畠中征郎君) 建設課長。



◎建設課長(清水正信君) それでは、建設課の方で担当して用地等いろいろ分けていただいて県の方に工事していただいているところなんですが、その効果についてということで、ちょっと私の方で周辺の地権者の方に確認したこともあったもんですから、ちょっと報告をさせていただきたいと思っています。

 平成18年度の初年度につきましては、区域の綾豚会の飼料工場がありますけれども、あれの北東部については集水路は317メートル、承水路は707メートルを施行しております。

 その中で、特に綾豚会のあの北側のあの裏のハウス団地、日向夏、ミカンをハウス団地でつくっておりますが、周辺が大雨で被害、畑を被害を受けたということで話を聞いておりましたけれども、承水路、集水路をつくった関係で今年度のそういった被害が出てないということで、安心して耕作ができましたということで、そういった効果が大きいことで改善されましたということで話を聞いております。

 以上です。



○議長(畠中征郎君) 大隈議員の一般質問を終わります。──農林振興課長。



◎農林振興課長(松田典久君) 2工区での懸念される場所ということで話が出ておりますが、農林振興課としましては、現在、大雨のときには錦原と水田のところも見回りはしておるわけでございますが、最近、特に地球温暖化の中で異常気象という形の中で、集中豪雨が多々見られるんじゃないかなと思っております。

 また、錦原団地の中ではハウスが多くなっております。そういう中で、営農形態がかわっているということもありまして、道路排水が主になっておるということで、今後はハウス地帯、畑地帯ですね、畑地帯につきましても排水路の整備が重要になってくるものではないかなというふうに思っております。

 最近では、錦原の排水地の所の道路断面が小さいということで、排水不良を起こしているというのを見ております。

 以上でございます。



○議長(畠中征郎君) 大隈議員の一般質問を終わります。

………………………………………………………………………………



○議長(畠中征郎君) 福田議員の一般質問を許可いたします。



◆議員(福田正照君) 議長。福田。



○議長(畠中征郎君) 福田議員。



◆議員(福田正照君) 最後になりましたけれども、通告に従いまして質問をいたします。

 まず、JAの合併について通告をいたしておりましたけれども、この1点目の、町長の感想というのは、先ほどの同僚議員への答弁がございましたから、これは省かれて結構でございます。

 2点目といたしまして、もしそうなった場合、今度は合併するということがはっきりした場合に、現在の総合価格安定基金制度はどうされるのか伺いたいと思います。

 また、農産物の綾ブランドはどう守られていくべきかということもあわせて町長の見解を伺いたいと思います。

 続きまして、本物センターのバーコード化について通告をいたしております。

 既にテストの段階を終えて、本格的な取り組みの段に入ったと思っているところでございますが、この点について2点ほどお伺いいたします。

 まず1点目といたしましては、認証制度の取り組み状況はどれほど進んだのか、進んでいるのか、伺いたいと思います。また、実際、認証を得てシールを貼って販売されておられる方は割合としておおむねどれぐらいおられるのかをお尋ねをいたします。

 2点目といたしまして、住基カードを持っている人が本物センターで買い物をしたときのポイント加算の状況はどうでしょうか。十分な理解を得られて、利用されているのでしょうか、お尋ねをいたします。

 最後に、道路状況についてお尋ねをいたします。

 1点目は、上畑地区、小川さん宅から下流の谷に流れ込む側溝は整備の必要があるという要望がございました。その計画はあるとの話は伺っておりますが、着工はいつごろとなるのでしょうか。またその工法、あるいはその区間はどこからどこまでというようなことを予想されているのか、お伺いをいたします。

 2点目は、神下、村山青果前交差点の改良の件でお伺いをしたいと思います。これらも、以前も何回か取り上げられたような記憶もあるんですけれども、あそこは県道同士が交差をするところでございますけれども、非常に変則的な交差点でありまして、つまり八日町の方から来ましてあそこの交差点を右折しようと、宮崎方面と申しますか、川久保方向に行こうとした場合に、大型車は一遍で切れないと、角度が鋭角気味になっておりますから、そのためにやっぱり後には、朝の渋滞何かでは、後に並んでいる車もすべて少しバックして道を譲らなければ2度目の切り返しがきかない。逆に川久保を、宮崎方面から来て八日町方面へ抜けようとしてこれも全く同じでございまして、鋭角状態でございますから、スムーズにそのあの場合は左折ですね、左折ができない。

 結局、八日町の方から抜けようとしている車が一時停止している場合は道を譲るためにバックをしなければならないと、そういうラッシュ時に限っては、ほんの、一時朝夕の一時期の時間帯ではございますけれども、そういう場面も私は何度か経験をいたしましておりますし、また見かけてもおるところでございます。

 なおかつ、あそこは信号機もないというような現状でございますから、なかなか簡単にはいかないんだなとは思っておりますけれども、辛抱強く県の方へお願いをして、改善をしていただきたいと思っております。町長の見解をお伺いいたします。

 以上、登壇してからの質問とさせていただきます。



○議長(畠中征郎君) 当局の答弁を求めます。町長。



◎町長(前田穰君) それでは、福田議員さんの質問にお答えしますが、合併問題は、先ほど申し上げましたとおり、私は1行政1農協がベストだと思っているんですけれども、いろんな面でただ組織が大きくなることが本当に組合のための営農と生活を守るための農協の機能強化になるのか、非常に心配をいたしておるとことを、また申し添えさせていただきます。

 それで、諸般の事情でその流れをとめられないということで、合併した場合に、綾町は独自の基金制度を持っている訳であります。私は、これは仮に合併という方向になったとしても、これは私は綾町の組合員の皆さん方を対象にした中で総合基金制度は内容の充実をはかる。このことを理解をいただけるように農協のまあ新たな合併農協にその理解を求めるということで、それがどうしてもならないということであればまた別の方向を考えなければならないと。

 私はほかの綾町で町民の皆さんの理解のもとでこれをやっておるわけですから、ほかの地域の組合までこれに加入させることはでき得ない、こういう判断をいたしておりますし、今石油、重油高騰の時代でもございますが、私はこのことでも少しでもカバーできる方策は太田議員から当初ありましたが、このことも一つの総合基金制度の充実を図ることによって、経営の安定化に結びつけるという事でこれは逆にほかの農協が追随してこの制度に一体的にやっていただくということであれば、これは取り組んでいかなければなりませんが、負になることは私は受け入れられないということで、総合基金については尚一層充実をしこれを堅持いただくということで話し合いをしていただくことを望むものでございます。

 それから、ブランドもまさに今申し上げることと考え方は一緒でございます。これは合併することでそのブランドが弱まるようなことでは意味がない訳でありますからそして今の消費者のニーズというのはまさに私たちは量よりも質だと、質がよければ小は大を兼ねる、そういう生産、販売、流通というのも非常に顕著になってきております。

 ですから、私たちは今、組合員の皆さん、農家の皆さんが積み上げてきたこのブランドを担保できる前提の中での今後の合併農協としての位置づけというものをいただくということが大事でありますし、またそのことを求めていきたい。

 そのことは理解をいただくために私は行政長の立場から新たな経営者に対してそのことを求めて、このブランド維持ははかってまいりたいと。それがどうしても広域農協としてそのようなことが綾独自の販売がつくれないということであれば、これは法人組織をつくって自らがやっぱり取り組んでいくという形を一方では構築していかなければならないんだろうと、私はしかし、それは合併というのはどういう目的でやるか、それは組合員の営農と生活を守るために資本力を高めてやっていくということでありますから、私はそのことの考え方については新しい経営者が理解をいただけるんじゃないかと、またいただかなければならないと、このような考え方になっていますことを申し添えていただきますけど、また今後、いろんな論議がある、私も組合員でありますし福田議員さんも組合員でありますから、そのことを現状の経営者に対して強く求めていただけるとありがたいというふうに思っている次第でございます。

 それから、本物センターのバーコード化についての状況でございますが、ことしの3月からバーコードに変更をいたしまして、生産者にその取扱いをいろいろと理解し、理解を含め指導してきたところでもございます。生産者もバーコードに慣れて、取り扱いがスムーズになってきたため、農産物に対する認証についても条例に基づき、適正に規制するよう指導いたしているところでございます。

 現在の認証の状況について報告申し上げますが、認証を受けて出荷している農家が116戸ございます。認証農産物の数440品、そのうち金が384品、銀が53品、銅が3品というふうになっております。かなり生産の意識が高くなっていますが、また認証のラベルが規制されてない農産物も見受けられますので、これは条例に基づいてしっかり規制されるよう指導してまいりたい、このように考えている次第でございます。

 それから、住基カード利用によるポイントの関係の加算ですが、これはもうほんものセンターの出荷者を中心としてカードの発行やバーコードの取り扱いを優先した関係もございまして、またポイント加算に対する取り組みが遅れておるわけで、現段階ではゼロでございます。

 まあ出荷者に対するバーコードの取り扱いが今一段落いたしましたので、今後、ポイント加算について取り組んでやらなければならないと思っているところでございます。そのような状況であるということを御報告を申し上げたいと思って、これからまた前に進まさせていただこうと思っております。

 次に、道路関係ですが、これは平成18年4月の集中豪雨によって、山腹崩壊が発生いたしまして町道へ泥流が発生をいたしました。その対策といたしまして、現在、中部農林振興局によりまして、治山事業の谷止め工事を行っていただいておりますが、引き続き県の方で、平成20年度において下流側の町道側溝までの流溝、流路溝というのを整備を検討いただいておるところでございます。

 町におきましては、流末処理として、現在の側溝で支障がある箇所については改善するよう県と協議を行うということろでございまして、これは平成20年度の新規事業として予算を計上したいと、今のところ考えておるところでございまして、そこら辺の進捗状況も踏まえながら、これは流末処理はしっかりやらなきゃいかんと、このように考えております。

 それから、村山青果の交差点の関係は、これも長年の懸案事項でございます。おっしゃいますようなことになっておりますから、もう必ず高岡土木事務所の方に再三要望に行くんですが、今おっしゃいましたようなあの交差点が非常に通常の交差点等、あるいは四差路でないもんですから、変則的な形になっておりますから、信号の設置もままならない、だから信号機の設置をお願いするとまず道路の改良がさきだと、こう言われてくるわけでございます。

 しかし、道路の改良を県の方にお願いすると、これはやっぱりあの、こんな排水路にふたをかけるということであれば、かなりのやっぱり予算が必要だと、こういうことでなかなかその予算がつけにくい、こういうこともございまして、前に進んでない現状でございます。

 ですから、一時的には隅み切りでも部分的にお願いができないかということも再三お願いをいたしておりますけども、いかんせん県は今、財政再建ということがございまして、高岡土木事務所の現状の維持管理費、最終予算等を見せていただきますと、とてもこれは実施が今の段階では不可能だと、こんな思いもいたしておりますが、福田議員さんがおっしゃいますように、辛抱強くということでありますから、これまた辛抱強く、最低でもこの隅切りでもさせていただいて、してもらって、そういうことの改善を図ることが急務であることは、私も十分承知しておりますから、引き続き努力をして、そして変則的な形を少しでも解消しながら何とかしてあそこは交差点に信号がつけられるような方向に持っていかないと、本当に今、通行量もふえてまいりましたから、そういうことで心配をいたしておりますが、辛抱強く頑張ってまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(畠中征郎君) 再質問ありませんか。



◆議員(福田正照君) 議長。福田。



○議長(畠中征郎君) 福田議員。



◆議員(福田正照君) 合併問題については、通告しました分について的確なと申しますか、返答をいただいたものでございますけれども、通告をいたしておりませんので、お答え、即お答えいただかなくても結構なんですけれども、例えば、合併するとした場合と申しますか、これは合併の有無からそうなるんでしょうけど、現在のJAの抱える課題というのは、やっぱり多岐にわたるものがあると思っております。JAの役職員一緒になって日々努力をされていることと思っておりますけれども、例えば、そのどういうものがあるかと申し上げますと、農協の抱える不良債権処理の問題がございますし、あるいは高齢化、組合員の高齢化及び後継者不足によりますところの年間販売、年間の販売額の低下という問題もございますし、また先ほどお答えいただきました綾ブランド産品の販売をどう売りさばくか、どう付加価値をつけるかというようなもろもろな課題を抱えているんだろうと思っておりますが、仮にですね、合併を3、4年後にすると想定した場合に、少なくともここはぜひ急いで取り組むべきだというような点と申しますか、先ほども申し上げたようなことも含めて、ほかにもいろいろJAの抱える課題というのは大きいんだろうと思いますけれども、これはぜひ合併までに最大限の努力をしておく必要があるということが、ここだということがあればお伺いをいたしたいと。町長の考えと申しますか、ここだろうなというような類のものでも結構でございますが、お答えをしていただくとありがたいと思っております。

 それから、本物センターのバーコード化に伴う点でございますけれども、116戸の認証をされていて、品目は440品なんだと、これはもう認証されたということですけれども、その割には非常にシールを貼っている品物と申しますか、その数と比べると極端に少ない、進んでないなというようなとらえ方をいたしておるところでございます。

 これはなぜする必要があるかと申しますと、言いましたように、向井課長も説明で言いましたけれども、やっぱり直販店が今日いろんなところにできておりますから、よその直販店の違い、食の安全をアピールすることによって付加価値を高めるというようなことが、すなわち生産者の利点になるんだという説明でございました。ごもっともな話だと思うんですけれども、これはですね、やっぱりもう116戸も認定されていて、440件の認定ができているということであれば、ぜひ貼っていただくように検討していただきたいと思っております。

 それから、ポイント加算の方はまだ進んでいないと、これからだということでございますけれども、これもですね、やっぱりできるだけ早目に、そして説明をしっかりしてやらなければ、ほとんどの人が1回説明を聞いてこられてもわかってないと思うんですよ。

 例えば、自分がそこで買い物をしたときにどういう手続きをとればポイントが加算できるのか、その自分がポイントはこれくらいたまっているということを確認できるということを、実際、詳しく説明するかもしくは一人二人の人にこうやってればいいんですよというような指導までしてやらなければ、思うに、あそこで買い物をしてレシートをもらった人がその金額が書いてあるレシートを持って、住基カードをなおかつ使って機器で入力をするということになるのかなと、私もはっきりわからないわけですけれども、やると約束したんですから、やっぱりこれも推進していかなければならないと思っております。

 この事業そのものが補助の内容からして、1つは住基カードの普及の促進というのが大きな目的であったということは理解できます。そのことはまたクリアーもできたんではなかろうかと。ある程度の住基カードをつくった人がおられるわけですから、そして本物センター側にすればバーコード化することによりまして、毎朝の納品の確認をしないで済むということは生産業務の負担軽減につながっているという大きな利点は発生しております。

 これはもう既にクリアーしたことでございますから、残ったこの2点をですね、やっぱりしっかり取り組むべきだと思っております。

 それから、農林課長、松田課長にひとつお尋ねをいたしたいと思うんですけれども、どうも聞いた話で、私も直接課長に伺ったわけではございません。例えば、キュウリだとか果樹類の認証は無理だというような話を又聞き程度にお聞きをいたしたんですけれども、それが事実であるとするならばどういう理由で無理だということになるのか、お伺いをいたしておきます。

 それから、最後のあの道路状況の件につきましては、この側溝に関しましては、県の方で計画があるということでございます。ただ、末端の方では末端と申しますか、町である部分でもあるというふうなとらえ方をしたんですけど、町単の工事ということになるんでしょうか。

 先ほども申しましたように、その場所あたりをわかっているとすれば、課長の方からでも教えていただきたいと思います。

 それから、これはもう課長に要望を、あとは要望になってしまうんですけれども、課長にこういうことを言うのは釈迦に説法でしょうけども、なぜ用水路の改善の必要かというとですね、地元の人たちに聞いた話では、これは土石流、汚泥がたまって水があふれたとか、そういうことを除いても、その土石流の発生には度外視してでも大雨の時にはやっぱりもうそれ既に満タンに近いんだと、こういう話がございました。土石流関係は今回の砂防ダムの完工によりましてそう心配することはなかろうと思っておりますけれども、ただ雨量に関しまして、そこを流れている水の量と申しますか、それだけをとらえると、どれほどの量になるかちょっと想定もつかないんですが、僕は前よりかは多くなると、こうとらえております。

 それはなぜかと申しますと、簡単ではございますけれども、今度の工事に伴いましてその資材を運ぶための道路をつくりました。これは、そのための道路はつくらなければならないし、その工事を完工するたびにぜひとも必要な道路でもございますから、これはいたしかたないことといたしましても、現時点のまま、仮に放置でもなると、そんなことはあり得ないと思うんですけれども、すると、あれだけの面積であれだけの傾斜ですよ。やっぱりどうぞここを流れてくださいと言わんばかりの構造の現時点でなっているわけですね。

 だから、雨量は当然側溝にはまる、水の量は多くなると思っております、そのことだけをとらえてもですよ。

 で、課長も地元説明会のときに、私も出席をしてお話を伺ったんですけれども、県はそのこと、心配がないように、工事が完工したときに、どういう方法か私は検討もつかないのですけれども、今のままじゃなくって、ダムの下流周辺に降った雨水が多方向に分かれるような工法をとりたいというような説明を受けたと、私は記憶しているんです。

 結局、今のような形であの道路が残るはずはないと、まあそういう方法がとられるなら、そういうとらえ方もしておるわけでございますけれども、課長もやっぱり気をつけていただきたいと。

 それから、もう一つお願いがあるのは、やっぱり地権者にですね、やっぱり工事が終わった段階でできるだけ早く測量をしていただきたいということも、やっぱりこれはお願いをするべきじゃなかろうかと。地権者にしますれば、我が家の杉を切るのに、あそこを道路として使うならば最適なんですよ。わざわざもう山の中腹まで集材の車が入ることは可能ですから。まさかそんなことには言われないと思うんですけれども、現状のままおいてくれなんてことにならないように理解を求めて、速やかに植林をしていただくということもお願いをしていただきたい。

 それから、最後になりますけれども、側溝関係がですね、私も現場にはある縁がありましてよく行くんですけれども、話も聞くんですけれども、確かに現地説明会のときもある方が言われたと思うんですけども、あの側溝というのは……



○議長(畠中征郎君) ここで時間を延長します。

(時間延長午後3時59分)



◆議員(福田正照君) 下流の方に行くにしたがって狭くなっているんですね。通常、上か下の道路、水路幅というのは同じか、もしくは広くあってしかるべきなんですけれども、上流の方が広くて下流に行くほど狭いということになりますと、これは水があふれるのは当然のことでありまして、それもひとつの上流の方の水はけが悪いひとつの要因かなと思っております。

 それから、最終的に側溝から谷に落ちるんですけども、あの角度がどっちかというと直角みたいなことになっておりますから、谷の水が多いときはそこにぶちあたってうまくはけないんだというような地元の人の説明もございましたから、先ほど申しましたように、私がいちいちくどくど言わなくても、こういう工事するときにちゃんとやっぱりそういう確認はされるんでしょうけども、よけいなお世話でございますけども、先ほど申しましたように、県の対応につきましても、地権者の対応につきましても最善の気配りをしていただきますようお願いをいたしておきます。



○議長(畠中征郎君) 町長。



◎町長(前田穰君) 合併の関係で、もし仮に合併することになるとどういうそれまで対応しなければならないか、私がこの綾町の場合はもう一行政一農協で、あらゆる資産、施設等も一体的にやっておりますから、そこ辺の整理をどうするかということは大きな、まだ具体的に申し上げますならば、町の用地に農協の施設が建っておったり、また逆に農協の用地に町の施設が建っておったりというような問題がございます。その辺もしっかり整理をしなきゃならんということがひとつはございますし、もう一つは育苗センターはこれは町民の税金を投入し、制度でやっておりますから、これもしっかりした方向を見い出しておかなくてはいかん。

 それから、もう一つもったいないというのは、宮崎直販センターをこのまま合併農協にそのまま継続するということでは、これはもったいない、何とかせないかんという思い等々が、今ここで質問をされましたから、頭の中にあるのはそんな事等々でありますことを報告を、あるいはまた考え方を申し述べさせていただきたいと思っているわけでございます。

 あとの問題については、所管課の方から説明させていただきたいと思います。



○議長(畠中征郎君) 産業観光課長。



◎産業観光課長(向井好美君) バーコードの関係でございますが、認証農家数については本物センターの台帳から抜き出した数字でございます。116戸とそれから44080というのが、実際記載をされている品目でございます。

 ただ、おっしゃるように、全体的にこの認証したものがバーコードの中に入っているかということはちょっと懸念をされます。私も見たんですが、全体的には表示が少ないということで、実はほんものセンターの方に再度、チェックをかけるようにということで、実は話をいたしております。

 なぜその表示がないのかということの追跡調査とそれから記載の方をお願いをしているところでございます。

 それから、ポイント加算につきましては、今御質問いただきましたように、今回は生産者の方をちょっと優先した形で、そのあたりが少し遅れた関係で、ポイントにつきましてはほぼ取り扱いが慣れてまいりましたので、ポイント加算については再度、これはしっかりとした指導をしないと、何か間違われる部分もあるかなというふうに思っておりますので、まあほんものセンターの方と十分検討して対応してまいりたいというふうに思っております。



○議長(畠中征郎君) 農林振興課長。



◎農林振興課長(松田典久君) キュウリ、果樹の認証は無理なのかということで質問を受けましたが、認証につきましては無理ではないというふうに思っております。ただ、その中で、キュウリなり果樹につきましては、長期という形になってきまして、県が出しております栽培指針、慣行防除回数の中で綾町の認証では防除回数については3分の1なり4分の1ということで、厳しいのが状況でございます。また、特別栽培農産物につきましては2分の1ということで、国の方が出しております。

 そういうことの中では、長期間になってくるとなかなか難しいのではないかと、それぞれ農家の方が栽培記録管理簿を提出された中で認証をするわけでございますので、認証は無理ということはないと思います。

 以上です。



○議長(畠中征郎君) 建設課長。



◎建設課長(清水正信君) 上畑地区の排水の件なんですが、これにつきましては、まず県の方では引き続きまして流路工ということで11月の中旬から調査に入られているようです。で、また現在仮設道路として使っている分につきましても、今、県の方でその位置に流路工をということを検討されているようなんですが、また地権者におきまして植林につきましてはもう希望されて、当初からその話は出ております。

 それから、町の方で工事を予定しています側溝の整備なんですが、これにつきましては、山から道路に出たところの道路の側溝を計画しています。それから、下流部の上井さんの前のところを、現段階では計画をしております。それ以外につきまして、直線で、急勾配でもありますので、流管の能力もあるんではないかということで、今後、様子を見ながら検討していきたいと思っております。



◆議員(福田正照君) 議長。福田。



○議長(畠中征郎君) 福田議員。



◆議員(福田正照君) 松田課長、管理記録簿が出ているんだから、認証そのものはできないことはないということで答弁をいただきましたので、やっぱりこれもですね、積極的にシール、認証をしてシールが貼られる状況まで持っていかないと、例えば、今の時期なんかよく見てもらうとわかると思うんですけれども、あのスペースですね、キュウリ、果樹の占める割というのはかなり広いんですよ。あそこの棚の今日あたりは3分の1はキュウリとか果樹が占めているんじゃなかろうかなと。それができないことはないという返事ですけれども、難しいと仮になった場合には、これは3割ぐらいが認証、シールを貼ることはできないということになりますから、大変な苦労があるということは私もよくわかっておりますけれども、知恵を絞っていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(畠中征郎君) 福田議員の一般質問を終わります。

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○議長(畠中征郎君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。

 これをもちまして、本日の会議を散会いたします。

(散会午後4時10分)

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