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宮崎県 えびの市

平成20年 3月定例会(第 4号 3月11日) 一般質問




平成20年 3月定例会(第 4号 3月11日) 一般質問





 
                    平成二十年三月十一日 午前九時三十分開議





第  一 一般質問





          本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件





   一 一般質問





出 席 議 員(十五名)


     一番   高牟禮 宏 邦  君     九番   西 原 政 文  君


     二番   上 原 康 雄  君 一〇番   井川原 志庫男  君


     三番   池 田 孝 一  君 一一番   溝 辺 一 男  君


     四番   竹 中 雪 宏  君 一二番   蔵 園 晴 美  君


     五番   竹 畑 澄 明  君 一三番   宮 崎 和 宏  君


     六番   本 石 長 永  君 一四番   外 園 三千男  君


     七番   西 原 義 文  君 一五番   栗 下 政 雄  君


     八番   村 岡 隆 明  君





欠 席 議 員(なし)





議会事務局職員出席者


  事務局長    柳 田 和 幸 君    議事運営係   西 原 邦 浩 君


  事務局次長   福 田 孝 正 君    議事運営係   篠 原 亜矢子 君


  議事運営係長  萩 原 博 幸 君





地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者


  市長      宮 ? 道 公 君    学校教育課長  山 下 寿 男 君


  教育長     上 野 兼 寛 君    財産管理課長  若 松 秀 一 君


  総務課長    坂 本 謙太郎 君    福祉事務所長  浜 松 政 弘 君


  企画政策課長  小 崎 久美子 君    健康保険課長  竹 下 京 一 君


  行政管理課長  木 村 政 一 君    環境業務課長  便 元 益 男 君


  財政課長    上加世田 章人 君    観光商工課長  松 永 康 二 君


  建設課長    下別府 敏 則 君    税務課長    藤 嶋   勉 君


  畜産農林課長  伊 藤 保 也 君    水道課長    新屋敷   久 君


  農村整備課長  境 田 次 男 君    市民課長    西 田   健 君


                       病院事務長   坂 本 健一郎 君


                       会計管理者   泊 秀   智 君





                    開議 午前 九時 三〇分


○議長(高牟禮宏邦君)  ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第四号によって進めます。


 これより、本日の日程に入ります。


 日程第一、一般質問を行います。


 今期定例会の一般質問、発言順位につきましては、お手元に一般質問通告一覧を配付しておきましたから御了承願います。


 本日は、西原政文議員、西原義文議員、栗下政雄議員、竹畑澄明議員の四人を予定いたしております。


 まず、九番、西原政文議員の発言を許します。西原政文議員。


○九番(西原政文君)  おはようございます。いよいよ二〇〇八年度当初予算におきます一般質問のトップバッターを引き受けさせていただきます。


 今、国の政治というのは大企業やお金持ちを優遇する一方で、庶民に痛みを強いる悪政を続けてきました。わずかな所得にも税金や社会保険料負担がのしかかり、多くの国民の方、また中小業者、農業の方々にとって、こうした公的負担が生活を脅かす事態となっています。二〇〇七年六月の住民税増税では、こうした事態に抗議の声や悲鳴が多く寄せられています。


 そうした中で七月の参議院選挙では、国民が弱肉強食の規制緩和、構造改革を強行して憲法改悪と消費税増税を主張する政府、与党に痛烈な審判を下しました。その後も税金や社会保険料を払い切れない状況が広がる中で、地方自治体でも地方税や国保、年金保険料を含む徴収問題へと今国民の怒りと、またそうした政策が広がっています。


 こうしたことをもとに、私はえびの市において市民の皆さんがどのような状況になっているのか、また今後どうするべきかということで、市長に幾つかお尋ねをしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。


 今回市長は施政方針をもとに、一般会計、特別会計と提案をされましたので、この内容についてもお尋ねしますので、よろしくお願い申し上げます。


 市長は施政方針の中で、えびの市には霧島演習場を初め四つの基地があり、存続、推進に努めると言います。お尋ねいたしますが、私はこれまでもVLF基地に対して撤去を求め、それが実現するまではこれが建設されるまでは交付されていた年間百万円の固定資産に当たる、これが今えびの市には交付されていません。この損害額ともいえる額を要求すべきだと提案をしてまいりました。その後国に対してどのように対処し、また申し入れをしたものか、今後どうするのかお聞かせいただきたいと思います。


○市長(宮?道公君)  VLF建設事業につきまして、今まで百万円の交付金が来ておったけれども、来ていないと、その対策はどうしておるかということでございますけれども、あのVLF、つまり超長波送信所建設させたことをもとに、霧島演習場が特定演習場に格上げされまして、いわゆる演習場の調整交付金というものが年間三千万円ちょっと交付されておるところであります。そのような形で交付金をふやすように防衛省の方にも陳情いたしておりますし、またVLFを建設させますときに、当時防衛庁が「えびの市の中央線を建設されるときには、協力します」という覚書がありますから、その覚書につきまして現在は防衛省でございますけれども、防衛省の方に強く陳情をいたしておるところでございます。


 防衛省といたしましては、つまりVLFを建設させたから、自衛隊の車がいわゆるえびの中央線に大変迷惑をかけておりますかというふうに言われておりますけれども、それではないんですと。VLFを建設させるときには、まだえびの中央線は建設されていなかったと、計画だけはありましたけれども、建設していなかったんです。だからこのえびの中央線にも協力をしていただきたいということをお願いいたして、覚書にもそのように書いてあるというふうに陳情いたしておりますし、その件についても二月二十五日に防衛省に行きまして、そのことも強く陳情、要望したところであります。


○九番(西原政文君)  市長は今の答弁の中で「VLFができたから霧島演習場が特定防衛施設になった」と答弁されたんですが、それで間違いないですか。


○市長(宮?道公君)  VLFの施設は交付金の対象にならないということで、もう以前のことでございますけれども、霧島演習場を格上げしていただきまして、調整交付金を交付していただくようにしてきておるところであります。


○九番(西原政文君)  だから私は言うんです。VLFはできたからこれができた、格上げしたと、これ連動してますか。


○市長(宮?道公君)  つまりVLFに交付金を出すことができないのでというような形で、霧島演習場をそのような形にして調整交付金をいただいておるようになったということでございます。


○議長(高牟禮宏邦君)  そのまましばらく休憩いたします。


                    休憩 午前 九時四十一分


                    開議 午前 九時四十六分


○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


○市長(宮?道公君)  先ほどの答弁を取り消しさせていただきたいと思います。VLF建設にかかわる配慮といたしまして、演習場の格上げはしていただきましたが、VLF建設の問題が解決したわけではありません。市といたしましては、これまでもVLF基地につきまして基地交付金の対象となるように要望をいたしておるところでもありますし、ことしになりましてからも、防衛省にそのように陳情を申し上げたところであります。


○九番(西原政文君)  このVLF基地というのはアジアでは唯一であります。以前は愛知県にあったわけですが、これがもう現在愛知県の刈谷市にあったものはなくなっていますので、唯一えびのだけであります。ですから国内においてはこの対象となるのはえびののこの施設だけですので、ですから対象とする法律がないんです。この法律をつくるようにと、これは要請すべきであります。これは進言しておきますので、これを対象とする法律をつくれということを申し上げてください。


 続きまして、この入会権の問題でちょっとお尋ねしますが、ことしは野焼きが随分早かったように思います。今この入会権というのは霧島演習場のかやや草の取り入れで、畜産農家の皆さんがこれまで長年戦後使われてきたわけですけれども、これがなぜ二月十八日に行われたものか、これは市に通告があったものか、お聞かせいただきたいと思います。


○企画政策課長(小崎久美子君)  野焼きの実施時期につきましては、資料でもお配りいたしておりますが、過去二月に実施された、三回ほどされております。三月にされておるのもございますけれども、この時期につきましては、一年前から部隊の方の計画の中に組み込まれておりまして、二月、三月、できましたらもう三月に入りますと雨も多くなったり、草木の芽吹きがなされますので、そういった意味では早い時期にというようなこともあるようでございますが、去年、おととしは三月でございましたけれども、十五年度、十六年度は二月に実施しております。そういったことで野焼きの時期につきましては、市の方にも事前に連絡等がございまして、調整会議等を行うところでございます。


○九番(西原政文君)  私はこの問題ですね、二十数年前になると思うんですが、私ども日本共産党の久島県議会議員がまだ現職のころに、尾八重野、西長江、東長江の方々から相談を受けて、防衛施設庁とこれを交渉した経緯があります。そしてそのときに、二月中はまだ草やかやを切らなきゃいけないから、早目の野焼きをしては困るということで、それは確認事項になっていたはずなんですが、今回えらい早いなと思ったもんですから調べてみますと、二月十八日に野焼きがされたということなんですけれども、これはきょうは資料出なくていいですから、ちょっとさかのぼっていつごろ野焼きをしていたものか、これは調査しといてください。また六月議会でお尋ねしますので。


 実際にこの野草やかやを切る人たちが困っていないか、これは実情調べとってください。これは答弁要りませんから、これ調査しとってください。六月議会でまたお尋ねします。


 次に、少子化問題、また高齢化問題等お尋ねいたしますが、私はこれまでえびの市は子育て支援策としてエンゼルプランなどの対策を考えてこられました。また施政方針の中でも子どもを安心して産み、育てることのできる環境をつくるんだと言われています。


 そこでお尋ねをいたしますが、この九月議会、十二月議会と私は妊婦検診、乳幼児検診の医療費の無料化や、また無料で妊婦さんが受けられる回数をふやすようにと、私はこれを調査研究を提案したところ、「調査研究をする」と答えられていましたが、一つずつお尋ねいたします。


 えびの市では、昨年度赤ちゃんが誕生したのは百五十一人です。本当に少ないですね。若い人たちが子どもを安心して産めるようにと現在二回までの無料の妊婦検診の回数をふやすべきだと、これを今年度予算化されていますが、これがどのようになったか、市長の口からお聞かせいただきたいと思います。


○市長(宮?道公君)  妊婦検診におきましては、今まで二回ほど無料検診をするようにいたしておりましたけれども、今回の議案からお願いしてありますけれども、五回までに無料検診をするように計画をいたしております。


○九番(西原政文君)  無料検診を二回を五回までふやしたということですね、これは随分評価したいと思います。今後とも独自ででもやっぱりこの回数を一回ずつでもふやしていけるように、そうした予算措置は検討していただきたいと思います。本当にわずかにたったの百五十一人で生まれてこられる赤ちゃんやお母さんに負担がかからないように、またそうしたことによってお母さんたちにストレスなどがたまらないような、そういった配慮を御努力を今後ともしていただきたいと思います。


 次に、乳幼児の医療費の無料化ということで、今全国では小学校に入学するまで広げるべきだということで要望が上がり、また全国で、また自治体でもこれが行われています。これについてはどのように検討をされたものか、市長は「調査をして研究する」と答弁をされましたので、どのように検討したものかお聞かせいただきたいと思います。


○市長(宮?道公君)  乳児医療の無料化につきましては、国や県のバックアップがないとえびの市のような財政の苦しい自治体にとっては独自で制度充実というのは大変厳しいところであります。


 したがいまして、市長会などを通しまして国や県にそのバックアップを要望いたしておるところでありますが、平成二十年度より県が独自の制度を設け、その対策を打ち出しましたので、その制度によりえびの市も対策を講じたいと考えておるところであります。


○九番(西原政文君)  財政が厳しいということでいろんな施策も困難だと思います。そうした中でも予算をつけるべきところはつけて、支援をして、本当に市長がおっしゃる子育ても安心できる、高齢化になっても安心できる、そういったまちに、そして「そういった従来住んでたところに住めるようなまちづくりを」と施政方針の中で言っておられますので、ぜひともこれは進めていただきたいと思います。


 私は今回、資料で要求した中に、これを無料化した場合にどれだけかかるんだということで、一人当たり幾らかかるんだろうということで調査をしましたところ、今子どもさん、児童、幼児の医療費というのは年間で約三万円ほどになるようですが、一人当たりが。ですからこれを現在三歳までですかね。これを一歳ずつでも独自でも引き上げる予算というのを見たときに、四歳から六歳までが五百三人、これを全額単独でやったとしても一千五百万円です。


 ですから子どもさんの数の少ない中では、これは独自ででもこれは今後検討していただきたいと思います。今ゼロ歳が百五十一人、一歳が百五十九人、二歳児が百五十九人、三歳児が百八十八人、対象とすべき四歳百六十五人、五歳百八十八人、六歳児が百五十五人、学校に行っておられない子どもさんの数は総数で一千百六十人です。ですからこの数からして、決して市長の施政方針とは矛盾しないような形での施策を講じていただきたいと思いますので、ぜひ今後とも、年齢を一歳でも引き上げれるような研究と努力をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


○市長(宮?道公君)  今議員がおっしゃるような形で努力はさせていただきたいと思います。


○九番(西原政文君)  努力を、ぜひとも努力していただいて、調査をしたり、どうしたらこうした子育て支援策としてできるだろうと、一人三万円、これは決して無理な数字ではありません。これはぜひとも実現に向けて取り組んでいただきたいと思います。


 次に、高齢者の問題でお尋ねをいたしますが、市長は施政方針の中で「高齢期になっても住みなれた地域で、暮らしなれた住まいで安心して暮らせるまちづくりを推進する」と言われています。まず、えびの市には六十五歳以上の高齢者と言われる方々が幾らおられるのか、それ担当課からで結構ですが、人数を教えていただきたいと思います。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  済みませんが、手元に資料を持っておりますのが六十五歳以上の人数でございますけれども、平成十七年度がちょっと手元の最終日でございまして、九千百十九人、十八年、十九年ほとんど変わりないと思っております。少々増していると思います。


○九番(西原政文君)  えびの市には六十五歳以上の方が九千人以上おられる。この四月から六十五歳以上七十五歳未満の方々で、ひとり暮らしや高齢者世帯の健康保険料を年金から天引きする制度が始まります。介護保険制度が始まったとき、お年寄りの方が飯野の郵便局で「ないごてあたいが年金から介護保険の引っとな」と言われた方がおられた。これ私はこの議場でもお知らせしたと思うんですが、これが再度、これからこの制度が始まったときに起こります。この六十五歳以上七十五歳までの方の健康保険料、年金から天引きされる年金の平均額がわかれば教えてください。


○健康保険課長(竹下京一君)  今回、六十五歳以上七十四歳までの方、年金から健康保険料が特別徴収ということになりますが、年金額は本年度と変わらないわけでございますので、ただ平均の年金額というのは把握していないところでございます。


 (発言する者あり)


○健康保険課長(竹下京一君)  それにつきましては把握しておりません。


○九番(西原政文君)  天引きをされる健康保険料は把握していないということですね。そしたら、この六十五以上七十五歳までの介護保険の平均額は幾らですか。


○健康保険課長(竹下京一君)  ただいま介護保険料をお尋ねでございますが、手元に資料がございません。後ほど報告をいたしたいと思います。


○九番(西原政文君)  後ほどということでいいですが、この六十五歳以上七十五歳までの方の中で普通徴収、特別徴収と分けられているかと思うんですが、見てみますと、普通徴収と特別徴収の中で、年金から天引きされる方々が三百七十六世帯とあります。これは一世帯の中に二人もしくは三人という方々がおられると思うんですが、これを最低一人おられる世帯として、これは数字は今の段階で出ないでしょうから、これ最低一人として三百七十六人、また普通徴収が一千四百二十四人おられるわけですね。この普通徴収というのはどういった方が対象となっているのか、お聞かせください。


○健康保険課長(竹下京一君)  普通徴収につきましては、年金年額十八万円以下の方、それから年金をもらっておられない方、こういった方々になろうかと思います。なお、ただいま議員は「普通徴収が一千四百二十四人」と言われましたけれども、これにつきましては国保税につきましては、世帯でございますので、よろしくお願いいたします。


○九番(西原政文君)  世帯は最低一人、場合によっては二人、三人おられるということで最低一人と見たときに三百七十六人以上いるんだと、一千四百二十四人以上いるんだということで言ったわけですが、この中で普通徴収が年額で十八万円、一月に一万五千円、ゼロ円から全くもらってない方から一万五千円までの方、月額ですよ。この方々が七十五歳までで一千四百二十四人おられるわけですね。この方々は普通徴収といいますと直接集金に行ったり、直接納めにこられることになるかと思うんですが、それでいいですか。


○健康保険課長(竹下京一君)  おっしゃいますように、普通徴収につきましては納付書を発行いたします。それに基づいて納めていただくということになります。


○九番(西原政文君)  今の点、また後ほどちょっとお尋ねしますので。


 同じくこの七十五歳以上は同じ年金額でも、これが合計で一千百五十一人もらえるわけですね。これが六十五歳から七十五歳まではデータなしとなっているのが一千四百二十一人、こうして見たときに、六十五歳以上の高齢者の方々であわせて年額十八万円、月額一万五千円未満の年金額が一千五百三十七人おられる。この方々が普通徴収でも納められなかった場合は、健康保険証というのはどうなりますか。


○健康保険課長(竹下京一君)  保険税もしくは保険料の未納者の方につきましては、資格者証を発行するということになります。


○九番(西原政文君)  月に一万五千円、もしくはもう全くもらわれていない方々が納められないときに資格者証が発行される。この人が病気をされた場合、入院されたらどうなりますか。


○健康保険課長(竹下京一君)  ただいま申し上げました資格者証で病院にかかっていただきます。一たんは全額を支払いをいただくということになります。後ほど保険料を納めていただいたときに、いわゆる自己負担を除いた以上の分は返還をいたすということになろうかと思います。


○九番(西原政文君)  もういわゆるお金のない人は、お金があったら、これ保険料払えるんですね。病院で窓口で払えるならこの保険料を払えるんですが、お金がなくて保険料が納められない方々が、これはもう予想されるんですね、市長。この方がえびの市には一千五百三十七人以上、世帯数の中には複数おられる方々おられますから、これ数字がもっとふえると思います。最低一千五百三十七人おられるんですね。


 あわせて言うならば、一万五千円から二万五千円がえびの市には百七十一人以上、二万五千円から三万五千円が五百二人以上、同じく四万五千円未満が五百五十五人、五万五千円が四百十人以上、六万五千円が五百四十八人、そして七万五千円未満というのを、これをすべての方々が四千五百八十六人おられます。これが世帯数を入れますと若干ふえますから、最低でも四千五百八十六人は七万五千円未満の方だということです。


 この方々の中から、今回の医療保険と介護保険と天引きされるわけですが、今でも介護保険だけでも厳しいんだ、だから減免制度や減額する制度をつくってくれという要望が随分あったわけなんですけれども、今後この制度が始まったときに、市民のこういった年金額の少ない方々はどうなるだろうと、市長はお考えになったことがあるものか、お聞かせいただきたいと思います。


○市長(宮?道公君)  おっしゃる意味はわかりますが、御質問の点につきましては制度上大変難しい点があります。ですから、これは法で定めることでありまして、減免措置はそれぞれあるのではないかと思っております。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  大変申しわけございません。先ほど六十五歳以上の高齢者の数字を訂正をいたします。平成十九年四月一日現在で七千八百七人でございます。失礼しました。四月一日現在です。


○九番(西原政文君)  今こういった年金額の少ない人たち、国の制度だから。しかし市長、市長はこの施政方針でもおっしゃってますよね。「安心して住める、本当にえびの市で住んでいてよかったと言えるようなまちづくりをするんだ」とおっしゃいます。そうしたときに全くの無年金や二万五千円、三万円、四万円、もっと言うならこの六万五千円、七万円というのは国が健康で文化的な最低限の権利を有すると決めた、憲法第二十五条からして決められた生活保護基準がここにあるんです。七万円、七万五千円、これ以下の住民の方々が四千五百八十六人以上おられるわけなんです。これに対して住民に責任を持つ市長としては、国の制度だからというだけではこれはとどまらないと思います。


 ですから、こういった中で高齢者対策、市長のおっしゃるようなこういった、「住みなれた住まいで暮らせるようなまちにするんだ」とおっしゃいます。これについてはこの高齢者対策、年金額の少ない方々の対策を本気で考えなかったら、市長のこの施政方針がうたい文句だけに終わってしまうんではないかと私は心配するわけです。しかしそれが実態ではないでしょうか。


○市長(宮?道公君)  低所得者対策につきましては、介護保険料や利用料の軽減策については国の責任において財政措置を含め、総合的かつ統一的な対策を講じるよう、全国市長会等でも抜本的な見直しをするように要望をいたしておるところであります。


○九番(西原政文君)  地方自治体の市長いわゆる首長さん、市長ですね、というのは住民に対して責任を負う義務があると思うんです。私はえびの市で生活保護基準以下の方々が、恐らく一番最低でも四千五百六十人以上、これが五、六千人の方々がおられるということは、これは本当に私もこれ調べてみてびっくりしました。


 ですから、本当に今度の高齢者医療保険制度が始まったときに、本当に身震いをするような思いがしています。ですから、今回の議会での一般質問を私はここに本当に明らかにして、今後市長や担当課の方々に何らかの対策をとるようにしていただかないと、高齢者の方々はもう生きていけない、一部には「うば捨て山に行かなきゃいかんとや」、そういった言葉までちまたでは言われています。「もう年寄りは死ねということか」と言われるような言葉があります。


 私は昨年の九月の議会で申し上げたと思うんですが、真幸のある地域に行ったら、もう高齢のばあちゃんが、「もうあたいだあいっぎれいっぎれっち、やったち、もう自給自足でやっちょっどんいけんもなんさんがおちやった」と言いましたですね。この方がこの年金額の二万、三万、もしくはゼロ円、どこかここらあたりにおられるんじゃないかと今想像します。こういった方々、最低限の権利を有する憲法二十五条に即した方々がおられる、これに対して国の市長会、国に行って、中央に行って、市長会で提案するだけではだめだと思うんです。


 私はそういった意味で、この高齢者医療が始まる中で真剣に、担当課も一生懸命やっておられると思うんですが、予算措置が私は早急に講じられなければいけないと思うんです。ですからそのこの調査研究を早急に急いでいただく、また高齢者の方々への負担増というのを随分やられました、市長。タクシー代を削る、そしてふしぶしの祝金なども削られました。私はこれを早急に復活して、お年寄りの皆さんが安心して「本当に住んでてよかった、長生きをしてよかしたがおち」と言えるような、市長のこの施政方針に基づくような施策を現実に移していただきたいと思いますが、市長、いかがでしょうか。


○市長(宮?道公君)  今議員が質問されましたように、福祉タクシーも一応改革いたしまして削減したところもございますが、市民の皆様方がそのような形にしても協力していただけますから、今のようなえびの市ができていっておると思っております。これを思うどおりにいろいろとしておるならば、えびの市も夕張の二の舞になっていくというのはもう、なっていくような実情であります。


 その点市民の皆様方に大変痛みを感じさせておりますけれども、どうにかしてえびの市をまた以前のような復活したいいえびの市にしなければいけないということで市民の皆様方にも御協力いただき、また議会の皆様方にも御協力をいただいておるところでございますので、そのような形でやっていっておりますので、その点はよく御理解していただきたいなと思っておるところであります。


○九番(西原政文君)  市民に痛みを強いた、またタクシー券も減らしたと、市民の協力をもらったから今日あるんだとおっしゃいます。確かに市民の皆さんの御協力いただいたことによって、今日のえびの市はこれまでも過去も今後とも頑張っていける、そういった素地を今つくっているかと思うんですが、そうした中でそういったこれまで頑張ってきた方々への支援といのは、これは今私が申し上げた日本国憲法で定められた生活保護基準以下の方々が、最低でも四千五百人以上おられるということ、ここに目を向けておかなければ私はいけないと思うんです。ですから、こういったこと申し上げるんですが。


 もう一つ、これは担当課にお答えいただきたいと思うんですが、この制度が始まることによって、後期高齢者医療保険制度が始まることによって介護保険料とあわせた保険料、介護保険と後期高齢者医療保険の保険額、これ月額幾らで、あわせて幾らになるものか、平均で構いません。教えてください。


○健康保険課長(竹下京一君)  ただいまの御質問でございますが、まず後期高齢者医療制度、宮崎県の後期高齢者医療広域連合が保険者となりますが、ここで二十年度の保険料額が決定をされております。これはまず一人当たりの平均保険料額でございますが、宮崎県は五万三千六百七十六円でございます。これは年額でございます。


 それから先ほどお尋ねになりましたが、介護保険料の平均額でございます。年額四万二千二十五円でございます。合計で約九万五千七百円ぐらいになろうかと思っております。以上です。


○九番(西原政文君)  年額で平均で九万五千七百円とおっしゃいます。年金額のこの七万五千円以上の高い方々も含まれているかと思うんですが、この平均で年額で九万五千円、八千円ぐらいありますかね、月額八千円ぐらいのですかね、約八千円かと思うんですが、月に、月額で。年金から八千円引かれるんですね。今もらっておられる年金額から。私はこういった事態ですから、これは本当に緊急な対策を講じないと、食うものにも困る。本当に今全国で頻繁に報道されるような事態がえびのでも起きるんじゃないかと、私は危惧するものであります。


 そして国はこうした前期高齢者医療、また後期高齢者医療、あわせて介護保険制度として高齢者の方々、年金生活者の方々に対して、こういった負担をさせる。そしてどういう対策をとるかというと、払えない人たちやら苦しい人というのは激変緩和措置をとるからいいんだといいます。これは一時的なものであったり、また一つの制度をつくるに当たって、市長、この激変緩和措置、七割軽減だとか五割だとか二割軽減という制度もあるわけですが、こういった制度をあわせてつくらなければいけないような制度そのものが間違いだと思うんですが、市長いかがでしょうか。


○議長(高牟禮宏邦君)  しばらく休憩します。


                    休憩 午前 十時二十八分


                    開議 午前 十時 四十分


○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


○市長(宮?道公君)  まことに申しわけありませんけれども、先ほどの妊婦検診についての答弁を一部訂正をさせていただきたいと思います。


 「妊婦検診の無料化を五回にふやしました」というふうに言いましたけれども、五回にふやしたことは間違いないんですけれども、今までも公費による一部助成を行っておりますが、その五回に対しましても一部助成、「公費による一部助成を五回にふやした」というふうに訂正をお願いしたいと思います。


 それから低所得者に対する問題でございますけれども、制度上この低所得者に対する配慮はなされております。詳細につきましては、担当課長をして答弁をいたさせます。


○健康保険課長(竹下京一君)  その前に、先ほど後期高齢者の保険料、年平均額を申し上げましたが、ちなみに先ほどは宮崎県の平均でございました。ちなみにえびの市の平均額を申し上げます。一人当たりの保険料額が三万八千三百三十一円でございます。したがいまして、介護保険料とあわせますと八万三百五十六円というふうになります。


 ただいまのいわゆる低所得者への軽減策ということでございますが、先ほど議員は七割、五割、二割の軽減、これを「激変緩和措置」と言われましたけれども、これはもともと法律の制度上認められた制度でございますので、今回新たにつくられた激変緩和制度ではございませんので、御了解をいただきたいと思います。


 その上で、いわゆる保険料の軽減策ということでございますけれども、いわゆるこういった保険制度、国民健康保険制度、それから介護保険制度、いわゆる保険制度は国民全員の助け合いの理念に基づいた社会保障制度ということでございます。したがいまして、こういった基本的な規定につきましては、法律、こういったところで定められるものでございます。


 したがいまして、こういった制度を超えた独自の減免制度というのは、いわゆるそういった上位法に抵触をいたしますし、国民健康保険で申し上げれば、国保財政の圧迫要因ともなるともいうことで、独自の軽減策というのは認められていないということでございます。


 それで、年金天引きをされれば生活できないじゃないかということも言われましたけれども、これにつきましても、もともとこういった保険税、保険料を決定する際には、それぞれの所得に応じた保険料額というものが決まってまいります。したがいましてその時点で、低所得者に対しては低い保険料ということで、まずはそういったところでも配慮がなされているんではないかというふうに考えております。


 加えまして制度上認められた七割、五割、二割の軽減策というのもございますので、これ以上、さらにその上に軽減策を設けるということになりますと、その軽減した分を補てんをする必要がございますので、これはいわゆる国、県、市がそれぞれ補てんをすると、負担をするということになります。つまりいわゆる全国民の税金を投入するということにもなります。したがいまして、そういった軽減を受けない方からすれば、そういった逆に不公平感が生まれるのではないかというふうにも考えておるところでございます。


 したがいまして、いわゆる一定の所得以下の方、こういった方々だけを減免をするということは、制度上認められていないということでございます。


○九番(西原政文君)  そういった高齢者いじめの法令案になっているということを言いたいんです。ですから、払えない人たちへの軽減措置をすればペナルティが科せられる。だからこの制度そのものが間違いだと市長はお考えにならないかと私は聞いたんです。


 この今回提案された前期高齢者、後期高齢者医療保険制度、介護保険というのは期待をされていたんですけれども、まだまだ制度上不備な点があって、まだ満足なものとなってないから、この制度の改善を図れとこういった声が全国にあるわけなんです。ですからこういった、今もわかりましたように、生活保護基準の方々からもこういった保険料などを天引き、または普通徴収をして払えない人には保険証もなくなる。病院に行けば一〇〇%払えば後から返す。そして払えない人たちの軽減策を独自ですればペナルティがある。だからこの制度そのものは間違っていると思いませんかと市長に聞くんです。


 (発言する者あり)


○市長(宮?道公君)  先ほども答弁いたしましたように、低所得者対策等につきましては、国の責任において財政措置を含め総合的かつ統一的な対策を講じるよう、全国市長会でも抜本的な見直しをするように要望をいたしておるところであります。


○九番(西原政文君)  ぜひとも東京へ行かれたり、またそういった会合の折はこの制度の本当にお年よりいじめ、高齢者いじめを本当に言われるような事態がないような、そういった制度となるように要望を強め、また国の機関に対しても、これを本当に声を大にして申し上げていただきたいと、これは要望にしておきます。ぜひお願いしておきます。


 それでえびの市において、市長この高齢者の方々がそういった負担が起こるわけですから、やはり市長にこれは提案なんですけれども、こういった負担増のかわりに高齢者の方々へ、やっぱり長寿祝金なりそういったことを復活させるようなことを、いわゆるこれの補てんではペナルティが今起きます。ですからそういった形での支援を再度御検討しておってください。検討していただけるかどうかだけお聞きしたいと思います。


○市長(宮?道公君)  要望として受けとめておきます。


○九番(西原政文君)  要望として受けとめておくということでしたので、ぜひこれは研究をして、こういった高齢者でつらい思いをされる方々へ、少しでも「よかった」と言えるような施策を市長もまた担当課の方々も研究していただきたいと思います。


 またこの問題については今後も折に触れてお尋ねをしたり、また提案をしてまいりますので、ぜひともお願いしますが、先ほど申し上げました介護保険などの利用料や、これも本当に市民の方々にはかなり負担になっていて、もらっておられる年金だけでは入所されている方々は「足りない」という声を頻繁にもう現実に聞きます。ですから、この税金の申告の折には、医療費控除で計算をしたときに、本当に年金で足りない事態が起きていますので、高齢者を抱える御家族には随分大変ですので、これについては早急な対策を講じられることを望みたいと思います。


 次に、障害者問題についてということで私は通告しておきましたが、このできれば十七年、十八年、十九年度の実績でわかっていれば、通所障害者の施設通所者並びに入所者がわかれば教えていただきたいと思うんですが。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  まず通所の数でございますが、十七年度九名、十八年度九名、十九年度十五名。


 次に入所でございます。十七年度四十三名、十八年度四十三名、十九年度四十一名でございます。


○九番(西原政文君)  大きくは変動したというのか、してないと見るべきかちょっとわかりませんが、この障害者自立支援法ができたことによって、これは一部には本当に悪法中の悪法だと、障害者を家に閉じ込める、障害者が生きがいを持って作業所や施設に入っていたものが締め出される。こういった声が全国に聞こえるわけですね。そういった声が障害者団体の中からも上がっています。


 ですから、えびの市での実態というのがどうなんだろうということで私はこれをお聞かせいただいて、この通所者が九名から十五名になったということで六名ふえてるんですが、これがどういった状況かは今後とも注意深く担当課としても見ていただいたり、また入所されておられる方々の状況も、担当課としてはぜひともよく相談なり、また訪問なりしていただいて、ヒアリングなどもしていただきたいと思います。


 次に、福祉作業所についてお尋ねをいたしますが、この中に福祉作業所の工賃の平均は幾らか、各自の費用負担は幾らかということでお尋ねしたいんですが、工賃平均のこれは幾らになっていますか。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  現在は十三名の方がこの作業所に通っておられますが、工賃につきましては五千円としておりますが、プラス皆勤といいますか、プラス二百円、ですからほとんどの方が五千二百円いただいておるということでございます。


 それから本人の負担金でございますけれども、三千円としております。


○九番(西原政文君)  確認しますが、工賃の五千円プラス二百円、これは一カ月ですね。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  そのとおりでございます。


○九番(西原政文君)  今お聞きのとおり通って、確かに仕事も少ない中で作業所の方でも苦労されておるかと思うんですが、通所することによって、この施設を利用することによって三千円の負担金が月額三千円があって、そして通うことによって五千円プラス二百円、五千二百円いただく、この差額は二千二百円なんですね。その中でバスで通ったり、送迎されたりされているようでありますが、この対策も今後福祉事務所としても、またえびの市としても、十分な検討が必要ではないかと思いますので、この点については今後とも研究していただいたりしていただきたいと思います。要望しておきます。


 次に、産業についてお尋ねをいたしたいと思います。平成十九年度の米の平均価格はヒノヒカリで幾らであったものかわかりますか。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  仮渡金をちょっと確認をしておったんですけれども、全体的なやつはちょっと調べてまいります。


○九番(西原政文君)  この間、米の米価も据え置かれる、または価格が下がっていく状況が進んでいるかと思いますが、これ後ほどで構いませんから過去の例も含めて金額を各議員に配付を願いたいと思います。


 そして牛の状況はどうであるものか、平均価格もこれについても後ほど資料で構いませんからちょっと出してください。


 それと野菜について、今中国では農薬の問題など問題になっているわけですが、えびの市がこの食糧自給率がカロリーベースで三九%もう割ってるといいます。ですからこういった安心・安全の国内産食糧の自給に向けて本当に国としても取り組まなければいけない時だと考えます。


 そういった中でえびの市では米にしても十分に生産能力はありますし、また生産農地もあります。ところが今年度の減反割り当て見てみますと、四一%はきています。こういった減反政策もやはり国に対しても私は日本だけのことではなくて、世界の食糧危機が叫ばれる中で、やはりこれは国に対して、市長、減反政策を早期にやめて、国際貢献は米で食糧でするべきだということを市長会や国に対しても言っていただきたいと思うんです。市長、どうでしょうか。


○市長(宮?道公君)  減反につきましては、一昨年より県のJAの中央会に対しましても、減反を少なくするようにということを農協と一緒に陳情をいたしておるところでございます。この減反につきましては、非常に神経をとがらせまして、このえびの市えびの産ヒノヒカリは宮崎県で一番おいしい米であるということに自信を持ちまして、中央会の方にもお願いをいたしておるとこでもありますし、また県の方の農政水産部の方にも同じく陳情をいたしておるところであります。


○九番(西原政文君)  ぜひ本当に食糧を安心してつくれるような、安心してできるような、そのことが農家の経営にもつながってきますので、ぜひともこれは本当に国に対して言っていただきたいと思います。


 次に、環境問題についてお尋ねいたしますが、JRが分割民営化される中で、本当にそのことによってうまくいくんだと、何もかもうまくいくんだというようなことが言われる中で民営化がされ、分割されました。そして今日どうなったかというと、線路は荒廃する中で、またそれぞれの駅が無人化される中で、今明らかになったこのえびの市内の駅のトイレが廃止される、こういった事態が起きました。そして地元の皆さんの御努力また御尽力によってまた使えるようになりました。この飯野の駅の、これ担当課で構いませんが、今後はどうあるべきだとお考え、今施策を進められておられるのか、今後どうすべきかをお聞かせいただきたいと思います。


○企画政策課長(小崎久美子君)  えびの飯野駅につきましては、地域住民の皆様方、それから関係者の皆様方の熱心な御尽力によりまして、飯野駅を「とりちらかさん会」というのが発足をいたしまして、今後維持管理をやっていくという体制になっております。その今後の維持管理をいかに継続していくかが大きな課題になっておりまして、その組織的な体制、それを継続していくための仕組みというものを、私どもも一緒になって関係者と協議しながら、今後については努力をしていくということで協議をいたしております。


○九番(西原政文君)  本当に大変な事態が起きて、今いろんな駅が再開されて本当に関係者の方々や子どもたちは喜んでおられる、こういった事態となっていますが、見てみますとこの古都線の中でも本当にトイレがなくなっているところが随分あるんですね。そういった中でまた高原駅などは水洗化されてきれいにされておられます。あそこは観光協会があの中に施設の中に入っているようですが、今後やっぱりえびの飯野駅が一番、飯野高校がある関係で利用者の方々が多いようでありますが、この飯野の駅のやはり昔ながらのトイレですので、これの水洗化を望まれる声も多いです。子どもさんの中に、高校生の中にそういった声がありますので、これについては今後何らかの形で水洗化、もしくはそれに準ずるような施設になるように検討をして、また予算づけができるものなら、こういった御尽力も願いたいと思いますが、市長いかがでしょうか。


○市長(宮?道公君)  飯野の駅のトイレを再開いたしました。再開すれば今度は水洗にしなさいということでございますが、これはJRのものでございまして、その点につきましては、はっきりと言うことはできませんけれども、そういう提言があったということは記憶いたしておきます。


○九番(西原政文君)  ぜひそう願いたいと思います。


 市道整備についてでありますが、懸案となっている島内の上島内、下島内連絡線、市長は「やる」という言葉を何回も言われました。地元の区長さんや関係者の方々には「やるやる」と言って、同意書までもうとられて、担当課へも届いていると思います。市長はこの道路の危険箇所、もう何回も言いますが、転落して死亡した私の友人がいます。この地域の改善はどのようになされようと考えておられるものか、御答弁願います。


○市長(宮?道公君)  上島内、下島内の連絡道路であります市道につきましては、以前より議員から改良の要望がなされております。建設課長にもそのように改良するような形で指示いたしておりますので、詳細につきましては、担当課長をして答弁をいたさせます。


○建設課長(下別府敏則君)  市道上下島内連絡線の改良工事でありますが、拡幅に伴います排水路等の構造物を年次計画で施行いたしまして、改良が済んだところから原材料支給等の舗装工事で対処できないかということで、現在担当課におきまして現地調査等を終え、検討を進めているところであります。


○九番(西原政文君)  私も市長がよく「予算がない」と言われますので、「一遍に全部してください」とは言いません。とにかくやらないことがいけない。少しずつでも進めていただきたいと思います。


 次に、水道事業についてでありますが、市長はこれまで財政が厳しいということ、いろんなことを市民の皆さんには拒んでこられました。また今回榎田東川北に隣接する高速道路沿いに本管工事を行われました。そしてその理由として、これは施政方針の中にも、本当に市長がこういった工事入ってないんですが、この企業が来るということで、また住宅地が今後できる予定だから、またそういう可能性のある地域だからということで本管工事が行われたわけなんですが、私はこれについて私は賛成をいたしました。


 私はあわせて言うなら、住宅指定地などについて市民の願いが本当にぜひとも本管を通してほしい、住宅なんかつくるのに必要だということで、本管を通してほしいという要望が寄せられているということ、これ市長に何回もこれは今までお伝えしたと思うんですが、この国道の反対側、北側には通っているもの、これが。


○議長(高牟禮宏邦君)  西原議員、通告がしてございませんので。


○九番(西原政文君)  市民の願いということで。


○議長(高牟禮宏邦君)  具体的にということで水道の問題については。


○九番(西原政文君)  いいです。こういった工事を進めてくださいと私はこれまでも再三言ってきました。ぜひともこれを進めて計画を実行に移していただきたいことを申し添えて、私の一般質問を終わりたいと思います。


○議長(高牟禮宏邦君)  次に、七番、西原義文議員の発言を許します。西原義文議員。


○七番(西原義文君)  それでは、きょうの二番手ということで引き続き西原が質問してまいりますので、執行部の方はよろしくお願いしたいと思います。


 一般通告書の方に六項目質問事項を上げておりますが、内容によっては順番が変わるかもしれませんので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。


 まず初めに、土木行政について直接市長の方にお伺いしたいと思います。


 私が初めて議員になったのが平成十五年でございますが、十五年の十二月の議会の中で坂元苧畑線、いわゆる北部基幹農免道路の件で市道改良をお願いいたしましたが、その中で諸般の事情で農林サイドでは事業ができないということで、そのまま据え置きになっておりましたが、今回この市道坂元苧畑線が予算上に上がっておるということは、地区の皆さんも非常にありがたいということで喜んでいる次第でありますが、この中、市長のお考えをもう一度確認したいと思います。


 私が十五年度の十二月の一般質問の中で、この道路が完成したときの道路に対してどれくらいの期待を持っておられるかということをお聞きしましたが、答弁の中で、この道路の件であると北部基幹農免道路のことでありますが、北部の皆様方のこの道路ができたときの期待というものはそれぞれ大きいものがあるのではないかというお考えを示されましたが、今もこのお考えはお変わりないかお聞きしたいと思います。


○市長(宮?道公君)  北部農免道路の完成については、その地域の皆様方の期待に関しましては以前と全然変わっておりません。この市道坂元苧畑線につきましては、過疎地域自立促進計画に基づきまして、平成二十年度と二十一年度におきまして、二カ年におきまして地方道路交付金事業として取り組む予定であります。詳細につきましては、担当課長をして答弁をいたさせます。


 (発言する者あり)


○七番(西原義文君)  今市長の方から課長の方に答弁をお願いすることでしたが、順次尋ねていきますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。


 先ほど、市長がえびの市過疎地域自立促進計画によって計画どおりに進めるということなんですが、今中央の方で話題になっております道路特定財源の問題で、大変な今時期じゃないかと思いますが。二十年度の予算書を見ると、この道路特定財源をある程度当てにした予算組みじゃないかなと、そのように感じておりますが、このまま計画どおりに進めることができるのか、お伺いしたいと思います。


○建設課長(下別府敏則君)  お答えいたします。


 現在、国会で道路特定財源に関するいろんな国会審議が始まっておりますが、この国会での採択が仮になった場合に、担当課といたしましてはこの市道坂元苧畑線につきましては、地方道路交付金事業として取り組む予定にいたしております。


 ですから国会の審議の経過を見ながらこの事業を実施するという検討をしなければなりませんが、そういう国会の様子を見ながら事業として申請するのかという見きわめを、今後県の本課と調整をいたしながら事業の推進を図っていく計画をいたしております。


○七番(西原義文君)  国会の状況を見きわめながらということなんですが、あらかた道路特定財源は可決されると思いますけれども、もしこの道路特定財源が否決された場合は、計画どおりにはいかないんじゃないかと思うんですけれども。まあいいでしょう、そこは。我々地区民としてはできるのを大いに期待しております。


 続きまして、三項目めの地権者への説明はいつごろになるかということなんですが、地権者がたしか関係者が十一名いらっしゃるということなんですが、この地権者への説明等はいつごろを予定していらっしゃいますか。


○建設課長(下別府敏則君)  先ほど道路特定財源にかかわる国会での通過が仮にスムーズにいった場合には、そういう事務手続が必要になりますけれども、県に対して交付内定という手続が必要になります。ですから、事業としての交付内定を受けた後の五月から六月ぐらいになるのではないかという計画をいたしております。


○七番(西原義文君)  説明会は五月から六月になる予定ということですが、続きまして、関連で聞いていきたいと思います。


 説明の後、測量に入ると思うんですが、通告書の方には測量は書いておりませんけれども、関連でお願いしたいと思います。測量の時期はいつぐらいになりますか。


○建設課長(下別府敏則君)  先ほど言いましたように交付内定が五月から六月ぐらいになりますので、その後地権者説明会等をしたいという考え持っております。しかし延長が四百メートルの全線がありますので、地権者説明会の中では、用地測量あるいはまた立木調査等の調査も必要になってきますので、そういう国の動きあるいは県の交付内定を受けた後の事業の流れを考えながら、全線四百メートルの調査設計に入りたいという計画をいたしております。


○七番(西原義文君)  時期等が説明をされませんでしたが、全長は大体四百メートル、三百九十五メートルぐらいだったと思うんですが、この道路に関して測量の時点で測量されるときに、今まで既存でできているいわゆるこの市道を起点にすれば、前後という形はもうでき上がってるんですが、規格としてはもう前後でき上がってるのと同じ規格の道路になるのでしょうか。


○建設課長(下別府敏則君)  市道坂元苧畑線の前後につきましては、広域農道関係で道路の幅員というのが決まっております。しかし今回の道路整備につきましては、地方道路交付金事業として採択された場合には、やっぱり国土交通省の道路規格に基づいた設計というのを考えております。現在の道路規格につきましては、前後の幅員等の関係があります関係上、七メートル道路の計画を今進めているところであります。


○七番(西原義文君)  今の幅員が七メートルということなんですが、農林サイドででき上がった農免道路と大体同じぐらいの規格というふうに理解してよろしいでしょうか。


○建設課長(下別府敏則君)  前後七メートルでありますので、今回計画する道路規格についても同じ道路幅員ということで計画を進めたいという考えを持っております。


○七番(西原義文君)  じゃあこの市道改良について、最後にもう一つお聞きしたいと思います。


 今地権者への説明等、道路規格いろいろお伺いしましたが、最後にも関連でお願いしたいと思います。


 土地の買収はいつぐらいになる予定でありますか。


○建設課長(下別府敏則君)  交付内定を受けた後いろいろ事務作業するわけでありますが、用地測量等を平成二十年度で計画をいたしております。ですから用地の確定等がした後、用地補償及び立木補償、これを一部計画したいという考えがあります。ですから、用地測量等が速やかに行われ、用地交渉あるいは立木補償等のお願いができた部分から、一部本工事ができないかということで計画をいたしております。


○七番(西原義文君)  最後に、こちらからの要望なんですが、以前農林サイドで北部基幹農免道路をつくる際に、いろいろ地権者とのトラブルが起こり、途中から買収済みのところまた再度買収して、路線変更を行った経緯もありますので、十分そのところを踏まえて地権者等が納得するような形の説明を十分行いながら、建設間近になってまた変更と、そういうことが起こらないように十分指導を行いながら説明等をお願いしたいと思います。


 続きまして、農林行政についてイチゴのブランド化について市長の方にお伺いします。


 市長は事あるごと会合の中で次のブランド化はイチゴであるということをよく話をされていますが、このイチゴのブランド化をどのような形で進めていかれるのか、市長自身にちょっとお伺いしたいと思います。


○市長(宮?道公君)  私はえびのの第二の特産品としてイチゴというのを選定いたしてお話をしております。そして議会の皆様方にもそのような形で話をいたしておるところでございますが、えびの産ヒノヒカリにつきましては、先ほどの質問者の中でも話しましたように、宮崎県で一番おいしい米だということはもう県内一円わかっております。ですから、えびの産ヒノヒカリの米だけではだめだと、次の特産品をつくらなければいけないということでイチゴを選定し、そして現在までにそのえびの産イチゴを県の方に持っていきまして、お願いをいたしております。


 なぜイチゴを選んだかということでございますけれども、特産品といたしましては非常に人気が出てきますと、追い打ちをして注文がありますときに、もう品物はありませんというようなことではだめですので、このイチゴにつきましては、十二月ごろから五、六月ごろまで生産されるんじゃないかということを聞いておりますし、このイチゴを第二の特産品としてやった方が一番いいということで取り組んでおります。ですから、いわゆる知事の方にもお願いしながら、このえびの産イチゴをPRし、そしてイチゴ生産者の農家の皆様方に元気が出るような方向で持っていきたいと思っておるところであります。


○七番(西原義文君)  今市長の強い熱意をお伺いしました。えびの産ヒノヒカリと一緒に同様ブランド化にこぎつけるんじゃないかと思いますが、ここからはまた担当課で直接答えてもらっても結構なんですが、ブランド化を考えてるイチゴの品種だということで通告しておりましたけれども、先般の質疑の中でイチゴの品種が出ておりましたが、再度その数の多いいろいろなイチゴの品種があると思いますが、えびのに適している、一番適しているイチゴの品種は何かを再度お伺いしたいと思います。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  このイチゴにつきましては、市長の方から新たなブランド化に向けた取り組みということで指示を受けましたので、昨年プロジェクトをつくりまして検討してまいりました。その結果、現在の状況を若干申し上げますと、六十戸の農家で約十ヘクタール、金額にして約二千四百万円程度上げておるのがわかったところでございますが、品種につきましては、「さがほのか」という品種が九〇%以上占めてるということで、現在の状況から申し上げますと、この品種についての推進を行いたいということで考えております。病気を持たない、ウイルスフリー苗というのがございますけれども、そういう苗を導入しまして対応したいということを考えております。


○七番(西原義文君)  ただいまの生産農家が六十戸で一〇ヘクタールだったですかね。大体金額が二千五百万円。


 (発言する者あり)


○畜産農林課長(伊藤保也君)  まことに申しわけありません。二億四千万円でございました。訂正させていただきます。


○七番(西原義文君)  二億四千万円の収入があるということで、かなり米よりもいい、高益な収入になってるんじゃないかと思いますが。県内でもいろいろイチゴ農家、どこですかね、尾鈴とかいろいろ産地があるんですが、この「さがほのか」、えびのに一番適しているのが品種が「さがほのか」と先ほどおっしゃいましたが、この県内の状況がわかっていたら、わかっている分だけで結構ですが、教えてください。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  県内ほとんど「さがほのか」も主流になってきておりますけれども、この検討する段階ではもう品種を絞らなければなかなか対応が難しいということございまして、県内の状況等につきましては、それぞれ流れとしましては流れておるようでございますが、「さがほのか」が一番えびの市としては適した品種ということで選定させてもらったところでございます。詳しいそれぞれの市町村の状況については把握をいたしておりません。


○七番(西原義文君)  先ほど六十戸のイチゴ農家の生産者がいるということなんですが、このブランド化にイチゴの第二のブランド、このイチゴに向けてブランド化に向けて、この六十戸だけを対象にしていかれるのか、そこをお伺いしたいと思います。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  一応六十戸が現在の状況でございますが、その六十戸の方もかなり高齢になっている方もいらっしゃいます。イチゴの場合、毎回ビニールを張りかえるということがあるわけでございますが、非常にそれらが高齢者の方には重労働になってきております。それで基本的には若い方を中心にその支援をしてもらう。張りかえをする、私ども天張隊というふうに名前をつけておりますけれども、そういうのを結成して対応したいというふうに考えております。


 基本的には現在の方々なんですけれども、新しい後継者等がございましたら、その支援もしてまいりたいというふうに考えております。


○七番(西原義文君)  高齢化が進んで高齢者支援も考えてるということなんですが、新規就農をした場合、新規就農をした場合一〇アールで結構なんですが、一〇アールパイプハウスが主流だと思うんですけれども、パイプハウスを建設する際に当たって、マルチ方式と今話題になっている高設がありますね。これの建設費用は大体どれくらいかかるかお伺いしたいと思います。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  先ほどおっしゃいました高設栽培までいきますと三百万円から五百万円程度ということになっておりますが、加温する機械等まで整備しますと、五百万円はかかるというふうに思います。それに対応するためには、県の支援、補助金等もございますので、県単事業等を中心にした補助対象ということで、支援してまいりたいというふうに考えております。新規就農者につきましては、それらの後の補助残と申しますか、そちらについては無利子の支援等も融資もあるようでございます。


○七番(西原義文君)  高設の場合は三百万円から私が聞いたところでは高設の場合が大体一〇アール当たり三百五十万円ぐらい、ハウスマルチで大体パイプで三百万円ぐらい機械を入れて五、六百万円は優にかかるんじゃないかという話を聞いておりますが、あるイチゴ専門農家の方にお聞きしたら、市の補助は五年前からもう補助的なことは取りやめてるということで、今新規に就農する場合には、もう県の補助しかないということをお聞きしましたが、このイチゴのブランド化に向けて市長の強い意志も先ほどお聞きしました。


 これ市長の方にお伺いしたいんですが、この新規イチゴ農家についてえびのの第二のブランド化ということを進めていらっしゃいますので、独自の補助制度というのはお考えになってらっしゃらないか、お伺いしたいと思います。


○市長(宮?道公君)  独自の補助となりますと大変厳しい面がありますが、県の方の補助もあるようでございますので、その点につきましては、十分研究させていただきたいと思います。


○七番(西原義文君)  県の補助があって非常に厳しいところがあるということなんですが、ちょっと余談になりますけれども、最近ハウス栽培のキンカンがかなり高く売れておりますね。キロ八千円から一万円ぐらい、宮崎市内で大体それくらいの値段で販売されてるということで、JAの方にもかなり遠くの県から引き合いがあるという話も聞いております。これはもう何が原因かというと、いわゆる東国原知事のやっぱりPRが一番効いたんじゃないかと、そういう話も聞いております。


 なるだけ、ヒノヒカリもそうなんですが、このイチゴのブランド化を早く進めるためには、利用できるものは利用する。いわゆる知事を巻き込んで、えびののブランド化になるだけ一歩でも早く近づけるような対策も必要ではないかと思いますが、この点はどういう形でブランド化を進めていかれるか、再度お聞きしたいと思います。


○市長(宮?道公君)  今議員が質問されましたように、大変失礼な言い方でございますけれども、利用するものは利用しないといけない。だから知事の力を借りて、このえびの産イチゴも売り出していかなければいけない。今ハウス栽培されておるキンカン「たまたま」というのを言われましたけれども、大変人気がありまして、なかなか私たちでも買おうと思っても買えないような状態のようであります。


 先月、二月二十五、二十六、東京に陳情に行きましたときには、このキンカン「たまたま」をお土産として持っていったわけでございますけれども、そのような形になるように、このえびの産イチゴもしていきたいと思っておるところでもあります。過去におきましてえびの産ヒノヒカリは知事に持っていき、知事からみのもんたさんの方にも送っていただいておりますが、そのような形にぜひこのイチゴもしていかなければいけないというふうに思っておるところでもありますので、ぜひそのような形にやっていきたいと思っております。


○七番(西原義文君)  先ほどみのもんたさんにもお届けしたと、確かにテレビで朝のワイドショーでヒノヒカリの名前がみのもんたさんから確かに出たのを私も見ております。そういう形でぜひ早くこのブランド化にこぎつけるように努力をしていただきたいと思っております。


 続きまして、生産調整について括弧書きで実施者五万円、新たな参加者に三万円ということを括弧書きをしておりますが、生産調整金で二十年の米生産調整拡大分について、これまでの実施者は一〇アール当たり五万円、新たな参加者は一〇アール当たり三万円の一時金を作付前に踏切料として支給することになったが、この制度を利用する対象者は何名おられるのか、お伺いしたいと思います。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対しての答弁は、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  三月十日現在でございますが、二十七戸の八・七ヘクタールになっております。


○七番(西原義文君)  二十七戸で八・七ヘクタールということですが、いわゆる五年間転作する分と三年間転作をする分がありましたが、この振り分けはおわかりだったら教えていただきたいと思います。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  振り分けと申しますか、現在まで御協力していただけなかった方につきましては、二十七戸のうち二名が対象になっております。


○七番(西原義文君)  いわゆるこの新たな参加者というのは、今まで国の転作政策に協力をしてこなかった方だと思うんですが、我々も見るとかなり魅力的な反収の一時金ですけれども、お金が入ってきますけど、この新たな参加者について、今まで転作未達成者でずっとこられた方だと思うんですけれども、この方に対しての今回は二名ほど申し込みがあられたということなんですが、この長期に連続で転作をされることに対しての指導とか、そういうのをどういうふうにお考えになっていらっしゃるかお伺いしたいと思います。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  この内容につきましては、先ほど申しました二十七名につきましては、それぞれの契約書等について契約された方でございますが、これにつきましては今後五年間それぞれ指導しなければなりません。内容としましては、例えば相続があった場合もその責務は逃れられないことになっております。それらを十分説明しまして契約したところでございますが、それらに対するチェックにつきましては、今後五年間実施しなければならないというふうに考えております。


○七番(西原義文君)  今課長の方から指導体制をお伺いしましたが、この制度を取り入れることに対して、いろいろ人数的には二十七戸って非常に少ない戸数なんですが、今まで達成者一〇〇%ですね。達成されてきた方たちからのある程度のお話として私も耳にしているんですが、転作達成者と未達成者で同等な扱いになると、利用者側から見て不満の声が出てるということもお聞きしておりますが、これは国の施策だから「いや、もうそれはできません」と言うことはできないと思うんですが、執行部の指導はどういうふうになってるのかお伺いしたいと思います。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  達成者と未達成者につきましては、達成者が五万円、未達成者が三万円ということで二万円の差があるわけなんですけれども、県の説明会等でも、私どもとしましては不本意な対策じゃないかと、減反を協力した方々について、もうちょっと認めてほしいということでお願いしたわけなんですけれども、全国から同様の指摘事項が百数件ほど寄せられているようでございますが、しかし国としましては少しでも水田の転作の作付面積を減らさないために、この対策を設置されたということでございます。


 地元の説明会としましては一月三十日、三十一日、二月一日、それぞれ午前、午後実施したわけなんですけれども、百七十名ほど参加されましたが、そのような苦情についてはたくさん受けました。不本意な対策であるが、もう国としての方針は変わらないということで、私どもとしましては説明せざるを得ませんでしたので、説明してまいったところでございますが、議員御指摘のとおり、かなり強い口調で指摘される方もいらっしゃったということは事実でございます。


○七番(西原義文君)  やっぱりちょっとこの制度に関しては不備な点があって、かなり協力者からは苦情が出たということなんですが、この制度により、かなり長期間の転作等になりますが、農地の荒廃につながらないような十分な検討、指導に努めるべきかというふうに考えておりますが、この荒廃につながらないような対策というのはどのように考えていらっしゃいますか。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  転作の政策としましてスムーズにできますように、今回は自然等にもつくりやすいという飼料稲を栽培することになりました。それのこれまでの交付金の約四万円程度ありますけれども、その上乗せということで市の方から二千五百円、JAについても何とかしたいということで今検討されておりますけれども、畜産農家の飼料、配合飼料の高騰対策等にあわせまして、今回現在四五ヘクタールほど作付されたのを一〇〇ヘクタールに伸ばしたいということで考えております。これに対する種子の手配についてももう既に済んでおりますので、近々説明会等ではそれをおろしてまいりたいというふうに考えているところでございます。


○七番(西原義文君)  大体わかったところでありますが、なるだけ長期間の転作が続きますので、一回、二回は一生懸命転作の方にも力を入れられるんですが、あと年数が続いてくると、何年かはもう検査が通たっでよかわいと、そういう形で手を入れられないところも出てくるんじゃないかと思います。そういうところは十分行政の方で指導をしていただきたいと思います。


 続きまして、有機農業普及について通告しておりましたが、お伺いしたいと思います。


 農林水産省から農薬や化学肥料を基本的に使わない有機農業を普及するため、私たち来年度からと思ったんですが、明記に通告書には来年度と書いてありますので、全国で五十の地域をモデルタウンに指定し、五年間にわたり農産物の販売をしていくという支援をしていくということが書いてありましたが、えびの市もこの制度に公募する考えはないか、お伺いしたいと思います。これは市長にお伺いしたいと思います。


○市長(宮?道公君)  有機農法については全消費者の皆さんがそのような形を望んでおるのではないかなと思っておるところでもあります。大変この有機農法ということは、いわゆる健康上からいきましてもいいことだと思っておりますが、この有機農法という制度を十分精査いたしまして、取り組んでまいりたいと考えますけれども、今後この点については早急に勉強したいと思っておりますので、そのような形にしておいていただきたいと思います。


○七番(西原義文君)  今市長の方がいろいろ研究、勉強していきたいということを申されましたので、この取り組みに参加されて、この全国五十の地域のモデルタウンに指定されたと思って少しお聞きしていきたいと思いますが。


 今非常に食の安全性が問われている中で、この制度を利用して、指定されて認められ、有機農法がブランド化につながるのではないかと思っておりますが、このブランド化につながることに対しての執行部のお考えをお聞きしたいと思います。


○市長(宮?道公君)  有機農法がいいということはすべての方々がほとんどわかっていらっしゃると思っております。この取り組みにつきましては、担当課長をして答弁をいたさせます。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  有機農業について若干御説明を申し上げなければなりませんけれども、平成十八年十二月十五日に有機農業の推進に関する法律というのができました。その前後することに十八年の十一月二十六日でございますが、有機JAS規格というのができまして、それぞれの規格ができております。


 これにつきましては、いろいろ難しい面もございまして、私どもとしましてはいろいろ検討したところでございますが、現段階ではえびの市にはそういう農家はございませんけれども、議員がおっしゃる今度の新しい地域モデルタウン構想等につきましては、五年間にわたり農産物の販売を有機ということで、やっていく市町村の取り組みになるわけなんですけれども、この条件で六つの条件がございまして、その五つは事業主体が民間団体を中心とするということになっているようでございます。


 ただ一つにつきましては、地方公共団体が関係する団体で設立した協議会等が対象となって、それらに対してそのタウン構想ということで取り組むということになっているようでございます。


 これらについては先ほど市長が御説明申し上げましたように、今後精査しまして、どうしていくかということで取り組んでまいりたいというふうに思いますけれども、議員御指摘のとおり有機農業ということになりますと、非常に農作物等についての付加価値がかかるんじゃなかろうかと思いますので、前向きに取り組みたいと思います。


 現在のところえびの市の場合、エコファーマーの認定制度を県が取り組んでおりまして、これについては七十戸の農家が県の認定を受けて取り組んでおります。これらに対して今後有機農業について対応していきたいというふうに思っていますけれども、先ほど法律の話を若干申し上げましたが、この中ではなかなか五年間の間に農薬等について非常に厳しい内容になっておりまして、作物では冬の間は例えばホウレンソウ等については農薬もほとんど使わないで栽培できるものがあるんですけれども、どうしても農薬を使わなければならないというのがありますので、それらについては夏作に使った場合もだめになると、隣のほ場の農薬等が飛んできてもだめになるということが非常にやかましくなりますので、現段階でこれらをどう取り組むかというのはもうちょっと精査させていただきたいと考えております。


○七番(西原義文君)  この件についてあと一点だけお伺いしたいと思います。


 今の課長よりいろいろお話を伺いまして、非常に有機農法をクリアするには厳しい条件をクリアしないと有機農法栽培が達成できないということなんですが、この厳しい条件をクリアして、市内で有機農家が生産販売するそういう商品について若干市長の方にお伺いしたいと思いますが、これあくまでも成功したときの話ですので。この有機農法を利用して生産販売する商品について、厳しい条件をクリアした商品ですので、えびの市独自のこの有機農法のエコマークというんでしょうか、証票をつくる、そういうお考えは持ってらっしゃらないか、最後にお伺いしたいと思います。


○市長(宮?道公君)  有機農法につきましては、有機農法の原料になります肥料はえびの市にはいっぱいあると思うんです。ですからそれを有効に使い、できることならばこの有機農法に取り組んで、そして今議員が言われましたようないわゆる有機農法証票というんでしょうか、市が責任を持って有機農法であるというような証明のための証票はつけていった方がいいんじゃないかなと、考案した方がいいんじゃないかと思っておるところであります。


○議長(高牟禮宏邦君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 〇時  一分


                    開議 午後 一時  〇分


○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


○七番(西原義文君)  午前中に続き質問をさせていただきます。


 続きまして、各地域の高齢化と過疎化についてということなんですが、通告の中にちょっと限界集落のことを明記しておりませんでした。話の中で限界集落が出てくると思いますが、これ高齢化と過疎化の連動だと思っておりますので、お答えいただきたいと思います。


 先般、国土交通省は人口減少や高齢化で存続が危ぶまれる集落が九州全体で二百九箇所あり、今後十年間に消滅する可能性のある集落が七十、いずれ消滅する可能性のある集落が百三十九になったとの調査結果が新聞に記載されておりましたが、えびの市の現状はどうなっているのか、お伺いしたいと思います。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対しましては、企画政策課長をして答弁をいたさせます。


○企画政策課長(小崎久美子君)  住民基本台帳をもとにしたえびの市の現状を申し上げますと、平成十九年四月一日現在で六十五行政区のうち高齢化率五〇%以上の区は東長江浦下区、北昌明寺区、西内竪区、溝ノ口区の四区でございます。高齢化率四〇%以上の区が十一ございますが、合計いたしますと十五区、飯野地区が三区、加久藤地区が五区、真幸地区が七区という状況でございます。


○七番(西原義文君)  今課長から五〇%を超えた地区を報告していただきましたが、溝ノ口が五七・八%ということで六十五地区のうちでも一番高い水準になるかと思ってます。


 いずれこういう地区が、先ほど申されました五〇%を超えてる地区が将来的には限界集落という名称の名のもとに、先ほど新聞にも記載がありましたように集落が消滅していくんじゃないかという大変厳しい状況になっておりますが、今お話された課長の方で今報告がありましたのと大体同じような回答しか返ってこないと思うんですが、このえびの市の今後の状況を推測できるか、お伺いしたいと思います。


○企画政策課長(小崎久美子君)  今後の状況につきましては、詳細なデータによる分析にはまだ至っていないところでございますけれども、各区の高齢化率の推移や人口の構成比、人口動態などを総合的に判断いたしますと、主に中山間部での高齢化が急速に進行していくことが予測されます。


○七番(西原義文君)  中山間地がそういう形になっていくのではないかと予測されるということですが、これはもう確かにそういう形になると思います。そういうふうになったときの対象地の地域の取り扱いをどのようにしていかれるのかお伺いしたいと思います。


○企画政策課長(小崎久美子君)  今後は地域の状況を的確に把握しながら、これまで実施されてきました過疎対策を初めとする各種施策に加えまして、地域に築いている助け合いの精神をさらに醸成していくことによりまして、住みなれた地域に安心して暮らしていくことのできる地域づくりを目指して全力を傾注してまいりたいと考えております。


 また、宮崎県の方でも平成二十年度の重点施策として中山間地域対策を掲げて、短期的、中長期的施策を総合的に展開していくと聞いております。これらの動向を注視しながら連携を図っていきたいと考えております。


○七番(西原義文君)  この中山間地域ですね、高齢化が進んでいる中で、何を一番心配しなくてはならないかということは、いわゆる高齢化で後継者もいない状況の中で耕作放棄地の増大ですね。それと林業不振による人工林の放置、もろもろあるんですけれども、今いわゆる畜産農林課なんか今の要請があると思うんですが、いわゆるイノシシ、鹿等の作物の被害がすごく多くなってるということは、いわゆる農地が荒廃したからそういう状況になって、そういうイノシカ等が住みやすい状況になってきている、こういう状況のもとでこのまま進んでいくといわゆる荒廃が続いて、再生不可能なそういう土地になってくるんじゃないかと、そういうふうに懸念しておりますが、そこで市長にお伺いしたいと思います。


 この過疎化、高齢化進んで、いわゆる限界集落が全国で窮状している中で、京都府の綾部市が地域活性化を試みるために水源の里条例というのをつくっておりますが、この条例のおかげでかなり中山間地の地域が活性して成功したという見出しにも載っております。各自治体からかなり研修等に見えていらっしゃるということが書いてありますが、えびの市としても将来そういう限界集落になるというのを見越して、こういう条例等をつくる研究とかそういうのを考えていらっしゃらないか、お伺いしたいと思います。


○市長(宮?道公君)  えびの市にも限界集落が訪れてくるところがあるということは考えておりますが、この人たちのこの限界集落の対策といたしましては、今後どうするかということについては、この限界集落の方々の高齢者の皆様方の足の確保をどうにかしなければいけないというようなことは考えておるところでございますが、京都の綾部市みたいなことはまだ今のところ研究していないところであります。


○七番(西原義文君)  この綾部市の取り組みは地域にいわゆる昔はいっぱいいらっしゃったリーダー的な存在の方ですね。今のこのえびの市でも例をとれば昔はいっぱいいらっしゃったと思うんですが、もう何事も行政区に任せっきりで、そういう地域のリーダー的存在の方が少なくなっております。そういうリーダーを育てるということも大切なことじゃないかと思いますが、この条例作成もそうなんですけれども、この地域的存在のリーダー育成もひとつ大きな課題じゃないかと思いますが、この点をもう一回市長の方にお伺いしたいと思います。そういうリーダーを要請するお考えはないかですね。


○市長(宮?道公君)  将来の限界集落等のことも考え、リーダー的存在を育成することは、養成することは非常に大事なことであるというふうに考えております。


○七番(西原義文君)  今市長のお言葉の中に、将来を見越してリーダーを育成するのは大事なことじゃないかというお話を答弁をいただきましたが、鹿屋市にも中山間地の集落で、六十五歳以上の高齢者の方が百人いらっしゃる極めて高齢化の厳しい地域で、いろんな形の取り組みをされて成功されてるところも近くにありますので、えびの市もぜひそういう地域の活性化に向けた取り組みをお願いしたいと思っております。


 続きまして、最後になりますが、バイオマスタウン構想についてお伺いしたいと思います。


 先ほど有機農法の普及についてお願いしましたが、このバイオマスタウン構想の中には、この有機農法の方も題目が入っていたと思いますので、その点はまた再度お聞きするかもしれませんので、よろしくお願いしたいと思います。


 農水省が平成十六年度からバイオマスタウン構想に取り組んでいるのはもう十分御承知だと思いますが、この構想に対してえびの市の取り組みはどうなっているのか、お伺いしたいと思います。


○市長(宮?道公君)  バイオマスタウン構想につきましては、国は平成十七年四月に閣議決定された京都議定書目標達成計画により、平成二十二年度までにバイオマスタウンを全国に三百程度構築し、二酸化炭素を一〇〇万トン削減することとしていました。これをもとに平成十八年三月に閣議決定したバイオマス日本総合戦略においては、総務省、経済産業省、文部科学省、農林水産省、国土交通省、環境省からなるバイオマスタウン構想を立てました。


 えびの市の方針につきましては、平成二十年度にバイオマス利活用コーディネーターの養成を行い、このコーディネーターを中心に関係する課でプロジェクトをつくって、バイオマス構想を検討したいと考えております。


○七番(西原義文君)  二十年度にバイオマスコーディネーターを活用して取り組むということですよね。取り組んでいくということなんですが、今の項目の中に、えびの市の方針はどのようなものかとお聞きするつもりだったんですが、二十年度に取り組むということですので、ここはもう省略いたしまして、この中で取り組む中でえびの市で一番適しているバイオマスは何かお伺いしたいと思います。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対する答弁は、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  市長の方から先ほど御説明申し上げましたように、えびの市の方針としましては、二十年度から取り組むということになったわけでございますが、十九年十一月十九日に庁議のメンバー、それから関係課長等々と協議しまして、えびの市に何があるかというようなことを協議いたしたところでございます。


 この中で私どもとしまして家畜のふん尿、それから山関係で竹林や間伐材、それから農産物で米などを主体とする穀物、それに伴うわら、そして現在美化センターで焼却されておりますが、一般廃棄物などがあるものということで考えてます。まだそのほかにもいろいろあるかと思いますけれども、先ほど言いました市長の方からありましたプロジェクトの中で、幅広くえびの市の状況について調査していきたいというふうに考えております。


○七番(西原義文君)  このえびの市にあるものすべて取り組むという形で理解してよろしいんでしょうか。今申された家畜のふん尿とか竹林とかそういうのですね。そのように理解したいと思いますが。


 先ほど市長の答弁の中からでもうお答えが、答弁が出てきておりましたが、項目の中にバイオマスで取り組んでいる自治体はどのくらいあるかということを通告しておりましたけれども、今の三百程度ということ。バイオマスに取り組んでいる自治体がどのくらいかということをお伺いしたいと思います。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  先ほど全国に三百というのは、国の方針でございまして、現在の状況としましては十九年七月では百一市町村でございました。現在二月末では百五となっております。ちなみに県内では小林市、門川町、都農町、三カ所がそのタウン構想をつくっていらっしゃいます。以上でございます。


○七番(西原義文君)  県内で小林、門川、都農が取り組んでいるということで、えびの市も参加して四カ所の自治体がこういう形で取り組むという形なんですが、この取り組みについてえびの市の利点になるものか、お伺いしたいと思います。どういうものが利点になるのかですね。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  先ほど全国百五ということでお話しましたが、百五の市町村の中で農業関係が農産物が二十市町村、それから家畜排せつ物が六十一市町村、そして林産材が九十市町村、それに水産業、建設事業系、生活系といろいろございますけれども、私どもとしましては先にありましたように農業関係がかなりメリットがあるものではないかというふうに考えております。


○七番(西原義文君)  農業関係にメリットがあるということなんですが、この制度にとって地域の再生、いわゆる先ほどお話しました高齢化の進んだところの中山間地とか、全般的なことなんですが活性化につながるものかお伺いしたいと思います。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  これまでの協議の中では、関係する課の方でプロジェクトを組むということで考えておりますけれども、最終的には、企業誘致等でも説明ができるんじゃなかろうかと。そういうことで例えば林産物でございましたら竹林、それから間伐材がどれくらいの量が出ると、それをどのような形で確保する、または利活用するかということを企業等との話し合いの中で持っていけるんじゃなかろうかというふうに思っているところでございます。


○七番(西原義文君)  最後の質問になりますが、先ほどこの構想が京都議定書をもとに、いろいろこういう構想ができ上がったということなんですが、この構想に参加して取り組みを行った場合、もう大きな問題になってくるんですけれども、この地球温暖化対策にも貢献できると私は思ってるんですが、行政側から見てこの地球温暖化対策に貢献できると思うか、お伺いしたいと思います。


○市長(宮?道公君)  このバイオマスタウンを構築することによりまして、二酸化炭素を一〇〇万トン削減することができるというふうになっておりますので、十分その効果はあると思っております。


○議長(高牟禮宏邦君)  次に、十五番、栗下政雄議員の発言を許します。栗下政雄議員。


○十五番(栗下政雄君)  ただいま高牟禮宏邦議長より発言の許可をいただきました。二〇〇八年三月第二百六十二回えびの市議会定例会であります。


 市民の皆様からこの議場に私を初めて送っていただいて、昭和五十八年十一から途中四年の空白がありましたが、一般質問を現在まで通算八十数回発言をいたしております。これにより多くの出来事、歴史など、会議録に記録されているのは事実であります。


 通告いたしておりました第一項目、市長の政治姿勢について、第二項目、霧島演習場周辺民有地について、第三項目、えびの駐屯地と中期防衛計画について第四項目、自然災害防止対策について、第五項目、鹿、イノシシ、カラスの被害対策と林野行政について、第六項目、農産物生産と契約栽培について、第七項目、土木耕地行政について、第八項目、えびの駐屯地に進入道路の設置を、第九項目、市民の働く場の確保について、第十項目、市水道とアパート建設の水道設置について、第十一項目、行政事務連絡員と自治公民館について、以上十一項目にわたりこれから具体的に質問をいたしてまいりたいと思います。


 まず、市長の政治姿勢についてでございますが、えびの市水道岡元配水池から市道西長江浦演習場線を通って、霧島演習場廠舎までの間を駐屯地、宮崎地方協力本部、西部方面総監部、九州防衛局、防衛省に陳情するように平成十七年三月議会でも発言しております。その後の進捗状況をお聞かせ願いたいと思います。


○市長(宮?道公君)  えびの市の水道を岡元配水池から市道西長江浦演習場線を通って、霧島演習場廠舎までの間の市上水道の要望につきましては、今年一月七日、熊本の西部方面隊、北熊本の第八師団長に要望を口頭ではございましたが、要望をいたしております。しかし具体的な進展がないところでありますが、今後も要望を続けていきたいと思っております。


○十五番(栗下政雄君)  ただいま市長が本年の一月七日の日に西部方面、北熊本の方に陳情されたと聞いております。市長、今市長が陳情されていらっしゃいますこの足跡が、着実に私は実行に向けてできるんじゃないかなと思っております。


 さらにそのことを続けていただいたならば、えびの市の上水道の利用料金もこれが設置できますと、かなりな金額になると思います。このことにつきましては、さらに強く担当課長と同時に陳情を続けていただきたいと思います。


 次に、霧島演習場の市有地売却はどのようなふうに進んでいるものか、また市道岡元桜ヶ丘線との市道の防衛省と覚書を平成九年の一月ですか、結んでおるようでございますが、それはどのようなふうになっておるものか、お聞かせ願いたいと思います。


○市長(宮?道公君)  霧島演習場への市有地売却につきましては、現在三カ年計画で用地買収が平成十九年度行われております。十九年度分につきましては、平成十九年十月三十一日付で売買契約を締結いたしております。二十年度分につきましては、九州防衛局と打ち合わせを行っておるところでございます。詳細につきましては、畜産農林課長をして説明をいたさせます。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  霧島演習場の売却につきましては、昭和六十二年から行っておりますけれども、十九年度残っておりました十二万二千四百四十八平米についての協議をいたしたところでございますが、先ほど市長からありましたように十九年に一万六千六百二十平米を売却を完了いたしました。残り十万五千八百二十八平米につきましては、今のところ二十年度から二十一年度に売却をする予定で防衛省の方と協議しているところでございます。


○十五番(栗下政雄君)  本年度買収して、来年二十一年までかかるというような説明でありましたが、防衛の方もいろんな方面から縮小の模様が聞かれておるようでございます。したがいまして、この市有地売却につきましては、おおむね三カ年という当初の計画でございましたから、それがおくれないように、さらに担当課の方は防衛省の方に陳情を続けて、そして早期に買収ができるように努力をしていただきたいと思います。


 (発言する者あり)


○十五番(栗下政雄君)  買収じゃなくて売却でございました。失礼しました。売却の方に向けて努力を重ねていただきたいと思います。


 次に、霧島演習場周辺、第二項でございますが、霧島演習場周辺民有地売却についてでございますが、その第一点目、霧島演習場周辺の民有地を演習場用地として活用はできないのかと周辺の地権者、市民からの声があります。


 何年か前ですね、この話がありまして、防衛省ともいろいろ協議をした経緯があります。霧島演習場の一番東側になりますが、この演習場の周囲は市有林でありまして、もう既に売却しております。ここだけが残っておるような状況でございますので、その点について市長はどのように考えていらっしゃるものか、お尋ねしてみたいと思います。


○市長(宮?道公君)  大変失礼ですけれども、さきの答弁の中で「ことし一月七日に西部方面隊、そして熊本の八師団の方に要望に行きました」というふうに申し上げましたけれども、この「一月七日」を「一月十七日」に訂正をしていただきたいと思います。


 霧島演習場の使用目的が国防の訓練でありますので、防衛省の意向として、その目的に応じた演習場の規模がどうなのかわかりませんが、今のところ防衛省から霧島演習場の拡大の要請はないところであります。防衛省から霧島演習場の拡大の要請があれば、協力していきたいと考えております。


○十五番(栗下政雄君)  防衛省の方から拡大の要望があればというようなことでございましたが、市民の間ではこの周辺の農地、山林、もう既に畑なんかは荒れております。どうしてもこの演習場用地として、もう道路もつけかえ道路ができたわけでございまして、そうしてまた市道、この周辺の市道はさきの覚書のとおりもう演習場用地になるわけですから、どうしてもそういう市民からの陳情書等が上がってきた場合には、速やかに関係機関の方に市長は陳情をしていただきたいと思いますが、この点について市長の御所見を賜りたいと思います。


○市長(宮?道公君)  関係住民から要請がありますれば、その要請を受けまして防衛省の方に陳情はしてまいります。


○十五番(栗下政雄君)  次に、第三項のえびの駐屯地と中期防衛計画について通告いたしておりました。


 陸上自衛隊第二十四普通科連隊の開設から二十七年を経過いたしました。防衛省は中期防衛計画の中で、えびの駐屯地は隊員の教育部隊、教育施設部隊のように施設にする計画であります。えびの駐屯地は南九州の中心部隊であり、開設当時の一千二百名体制の実動部隊で有事、災害派遣など多くの市民は望んでいるわけでございます。この問題を市長はどのようなふうにお考えになっていらっしゃるものか、お尋ねしてみたいと思います。


○市長(宮?道公君)  第二十四普通科連隊がコア化され、駐屯地の定数が約一千三百八十名から約六百名に削減されております。私といたしましては誘致当時の第二十四普通科連隊に戻してほしいと望んでおるところであります。


 市には議員御存じのとおり三つの施設もあります。市の地域の振興、発展及びまちづくりなど、大きな支えになっていることは言うまでもありません。災害時においても安全・安心を市民に与えてくれます。新中期防衛整備計画により、第二十四普通科連隊えびの駐屯地のさらなる改編、縮小を阻止するために、現在第二十四普通科連隊えびの駐屯地の増員、増強を防衛省、西部方面総監、第八師団長に要望をいたしております。


 今後は関係者や市民の皆さんにも御協力をいただきながら、さらにこの要望活動を強化して取り組んでまいりたいと考えております。


○十五番(栗下政雄君)  今市長が力強い要望活動のことを申し上げられました。まさにそのとおりだと思っております。


 市長、このえびの駐屯地、第二十四普通科連隊は開設以来二十七年でございます。これを開設する当時私たちも一生懸命、毎日といっていいぐらい市民が市のバスで西部方面や福岡防衛施設局などに当時の市長を陣頭にして、誘致運動をして第二十四普通科連隊が設立されたわけです。開設者の当時の市当局の取り組み、そのことを守っていかなければならない、私たちには責務があると思います。


 先ほど市長がおっしゃいましたように機会あるごとに市民の皆様方にも御理解をいただきながら、陳情活動をぜひ存続の活動を続けていかなければ、この駐屯地が今二百四十名隊員がいらっしゃるという話を聞いております。これが五十名、来年度以降少なくなるんじゃなかろうかと予想されております。五十名少なくなればもう駐屯地としての実動部隊としての活動ができなくなると、いわゆる災害派遣にも出動することができないわけでございます。


 一方、教育は前期、後期に分けまして、ここで後期はやるというような計画でありますけれども、後期は後期の防衛省の考えがあると思いますけれども、私は駐屯地としての機能をなくさないようにするためには、どうしても一千二百名体制に返す必要があると思っておりますので、開設当時のように市民を挙げて、一生懸命関係機関に強く陳情することが必要だと思いますが、市長はこの点についてもう一回市長の御所見を賜りたいと思いますので、よろしくお願いします。


○市長(宮?道公君)  今議員が質問されましたように、今から二十七年前の第二十四普通科連隊えびの自衛隊を誘致するときのことを考えますときに、私は一年生議員でありました。当時全市民の皆さんが、また議会も与野党問わずに東京の方に毎日のように陳情に行き、そして当時の市長は東京の方に常駐しておった時代でもあります。そのようなことを考えますときに、このえびの市の駐屯地を縮小し、そして教育隊にするのは非常に残念であります。当時のことを考えますときに、市民の皆様方にも大変申しわけないと思っておるところでございます。


 今後はこのえびの駐屯地の人員増につきましては、市民の皆様方の御協力をいただき、そしてまた議会の皆様方の御協力をいただきながら、さらに以前のような駐屯地にしていただくように陳情してまいります。


 先月の二十五、二十六日にも、えびの市の第二十四普通科連隊をまたもとの一千二百名体制にしていただきたいということは防衛省の方には陳情いたしましたが、現在はイージス艦問題で、防衛省も大変でございまして、防衛大臣には直接お会いできませんでしたけれども、その下の皆さんにはお会いいたしまして陳情をしてきております。幸いにいたしまして副大臣がえびのの駐屯地の司令と同期生ということをお聞きいたしまして、さらに強く要望し、いろいろとお話をし、協力していただくように要望をいたしたところであります。今後も頑張ってまいりますので、どうか御協力のほどよろしくお願い申し上げておきます。


○十五番(栗下政雄君)  ただいま市長の方で二月二十五日、二十六日に第二十四普通科連隊の児玉司令と同期生の方と会われたという力強い御答弁をいただきました。市長、まさにそのとおりだと思っています。市長、あなたが陣頭に立って、そして全市役所の職員、また全市民を挙げて駐屯地をもとの姿に返す、一千二百名体制に返す努力を続けていただきたい。御要望申し上げまして、次に入らせていただきます。


 次に、自然災害防止対策について通告いたしておりました。


 市内、東長江浦下区消防詰所、公民館前の山林災害対策はどのようになっているのか。昨年の災害時には、この公民館に避難を何世帯かいたしました事実があります。その災害対策はどのようなふうに進んでいるものか、お尋ねしてみたいと思います。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対する答弁は、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  東長江浦下の消防詰所並びに公民館前の山林災害につきましては、平成二十年度の予算で災害復旧工事をするように当初予算に上げまして、県へ要望しているところでございます。


○十五番(栗下政雄君)  二点目でございますが、えびの市東川北、駒崎宅、上中野宅、畠田宅裏の山林災害対策もさきの議会でも取り上げ、西諸農林振興局にも強く陳情をいたしてきました。その後どのようなふうになっているのか、具体的にお聞かせ願いたいと思います。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  東川北の住宅裏山の災害復旧工事につきましては、危険度の高かったところにつきましては、市の自然災害防止事業によりまして、平成十九年十二月に工事に着手し、年度内に完成の見込みでございます。しかしながら、残りの部分につきましては、県営事業によりまして実施するということで現在平成二十年度の実施予定地ということで県の方にお願いしているところでございます。


○十五番(栗下政雄君)  もう少し県の方の取り組みですね、どうしても一昨年から査定が非常に市が示す査定と県が認定する査定が食い違いといいますか、私たち聞くところによって市民に説明をいたしますと、どうも市民の方々に理解を得られない内容なんですね。


 したがってもう少し県の方に実情を明確にして、そして市ができない部分は何カ所か、ああいう今さっき言いましたような東川北の駒崎さん、畠田さん、この周辺は、上中野さんのところはことしやっていただいておりますが、両方を挟んで非常に一緒にやれば、あれを一つにまとめて査定をして県営でやれば、市の方で抱えなくてもできるんじゃないかと思っております。県北なんかはそのようなふうになっておると聞いております。なぜこの西諸管内だけがこういうことで、しかもえびのだけが県の対応がどうも私にとっては合点がいかんわけです。そのようなこと、もう一回課長の方で県の取り組み方についてお聞かせ願いたいと思います。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  県との協議の中では二十年度実施について一括して実施を検討したところなんですけれども、二十年度までにつきましては非常に危険度が高かったもんですから、救急に市の事業でやらざるを得なかったという経緯がございますので、この件については御理解いただきたいというふうに思います。


○十五番(栗下政雄君)  このことについては、さらに県の方に強く御要望していただきたいと思います。


 次に、第五項目の鹿、イノシシ、カラスの被害対策と林野行政について通告いたしておりましたが、その第一点目でございます。


 えびの市内の中山間地帯は国有林に囲まれて、農家の庭先までが国有林であります。農林産物の被害は毎年増加をしております。特に西内竪、東内竪、それから昌明寺、鍋倉、この地区では大変な問題となっております。このような実情であるわけでございますが、えびの市は林野庁に対しまして具体的にどのような要望をしていらっしゃるものか、お聞かせ願いたいと思います。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  最近の有害鳥獣についての苦情につきましては、平成十八年度の状況を申し上げますと、イノシシが四十七件、鹿が四十六件、カラス被害が二十七件、野ウサギが三件、合計百二十三件ほど参っております。その都度、私どもとしましては猟友会にお願いしまして対応しているところでございますが、思ったような駆除ができていないのが事実でございます。したがいまして、電気牧柵機等の補助を行いまして対応しているのが現状でございます。


 議員の御指摘の国有林野との対応でございますが、南九州三県の合同によります駆除を年に二回実施したり、国有林の駆除班に対しましても、駆除の許可を直接出して駆除の御依頼等を申し上げております。また猟の期間中、国有林内の猟が安全に円滑に行われますように、猟友会と森林管理署などと協議を行っているところでございます。


 駆除につきましては、鹿が最近多いわけなんですけれども、鹿を駆除してもその処分に非常に困っているという現状がございますので、この鹿の有効活用ということで鹿肉の利用とか、鹿革の商品化に向けた取り組み等についても猟友会との協議を重ねておるところでございます。


○十五番(栗下政雄君)  今の説明でわかったわけですが、私はこの問題については駆除隊員、野生鳥獣駆除隊員等いらっしゃいますね。この方々が一生懸命やって、それぞれの被害が出た地区に区長さんから担当課に連絡があれば、その地区に駆除にかかられるわけですね。そうしますと、近くが林野庁の所有地でございまして、中に入ろうとしても作業はしていないのに、林野庁は作業はしていないのにいつも林道は施錠をしてあると。したがって駆除隊員が追っかけて駆除しようと思いましても、さくが入っております関係で、中にはいることはできないと。


 そこら辺の林野行政のあり方が、もう少し地域住民の声の聞ける林野行政でなければならんとじゃないかなと。いつも作業はしていないのに施錠してあると、そこら辺が何カ月とそのままの形であるわけですよ、「作業するんだ」と言うけれども、そういうことを聞いておりますから、その点は注意をしていただきたいと思いますが、私はこの駆除隊員ですね。駆除隊員が今何名いらっしゃるものか、お聞かせ願いたいと思います。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  済みません。手元に人数等がわかりませんので後で。現在六十名になっております。大変失礼いたしました。


○議長(高牟禮宏邦君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 二時  〇分


                    開議 午後 二時 十一分


○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


○十五番(栗下政雄君)  第五項目の、私は鹿、イノシシと言いましたが、イノシカチョウの方がいいんじゃないかということで、イノシシをさき言えということでございましたので、ちょっと笑いも入れんといかんかと思いまして。


 今この問題でございますが、この予算書の説明によりますと、二十九号の予算書の百三十七ページの款の農林水産業費、項の林業費の中の説明の野生鳥獣駆除隊員とありますが、これは班員じゃないですかね。間違いじゃないですか。この説明によりますと隊員と書いてありますが、多分班員だろうと思いますが、これが六十名いらっしゃるというわけですね。この六十名では少ないんじゃないかなと私は思っております。


 えびの市は非常に林野庁の所有地が多くて、そして農家の庭先まで畑やいろんな菜園等があるわけです。駆除班員が六十名では少ないんじゃないかと、その時期に応じてはやはり増員して、その駆除対策を図らないと、イノシシ、鹿にやられますともう農家は生産意欲がなくなります。来年度の作付とかそういう災害を受ければ意欲が低下するし、そしてまた特に牧草にイタリアン等につきましては、そのイノシシやそういう鳥獣がかみ散らした食べ残したものは食べないということです。


 今そういうことでございますから、ぜひこの駆除班の班員を増員して、そしてそういう人たちが十分班の活動をすることによって、鳥獣駆除が的確にできるような体制をつくった方がいいんじゃないかと思っております。その点は市長はどのようなふうにお考えになっておりますか。市長のお考えをお尋ねしてみたいと思います。


○市長(宮?道公君)  この駆除班員を、隊員か班員かわかりませんが、このいわゆる駆除員を多くした方がいいんじゃないかと思っております。ですからこの点につきましては、担当課長とも十分検討しまして進めていきたいと思っております。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  大変失礼いたしました。予算書の百三十七ページでは駆除隊員ということになってますが、班員でございますので直させていただきます。この駆除関係につきましては、六十名ということで申し上げましたが、それぞれ五つの班をつくりまして組織しております。そして駆除に当たってるわけなんですけれども、猟友会の方も大分高齢化になりまして、なかなか若い方が猟友会の方に入ってもらえないというような事情もございまして、なかなか各団についても厳しゅうございますけれども、近いうちに駆除班との協議もありますので、そちらの方でまた御協力を要請してまいりたいというふうに思っております。


○十五番(栗下政雄君)  この問題については班員を増員するという市長のお言葉でありました。市長が今おっしゃいますように班員を増員して、そしてその駆除の体制にかかるということが急務であろうと思いますので、どうか班員の増員についてはよろしくお願い申し上げます。


 続きまして、第六項目の農産物生産と契約栽培についてでございますが、第一点目でございます。えびの市が主として推進している農産物を契約栽培、加工、販売先を作物ごと具体的にお聞かせ願いたいと通告をいたしておりました。この内容につきましては、課長の方の答弁をいただいてからでよいかと思いますが、以前、福岡方面の方に野菜を販売いたしておりました。現在はどのようになっておるか、先ほどの質疑の段階でいろいろ聞いたわけでございますが、現在の出荷組合はどのようなふうになっているものかお聞かせ願いたいと思います。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対しましては、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  生産組合の会員につきましては三十名でございますけれども、一部につきましては、現在休止状態のところもございます。その中の九名につきましては、市内のスーパー等で販売を続けているところでございます。


○十五番(栗下政雄君)  二点目の酒造メーカーと加工用甘藷の栽培推進は、市として具体的に農家指導はどのようにされているものか、お尋ねしてみたいと思います。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  酒造メーカー等につきましては、現在甘藷と麦の栽培を行っております。指導につきましては市とJAで指導を行っておりますけれども、実績を申し上げますと、甘藷につきましては平成十八年度が五十八戸で、二五七トンほど出荷しておりました。十九年度は規模が大きくなりまして、六十三戸で三九九トンほど販売いたしているところでございます。具体的な農家指導につきましては、苗の手配、防除等の実施の指導、それから出荷調整等を行っているところでございます。


 麦につきましては、十一戸で面積としましては六町歩ほど栽培を行っているところでございます。十九年度の実績でございます。


○十五番(栗下政雄君)  この酒造メーカーとの加工用甘藷につきましては、先ほど課長が答弁されましたように三九九トンあったというような説明でございました。


 また麦につきましては、十一戸で六町歩の契約栽培がなされたと報告ありましたが、それで麦にも収穫収量の差があると思います。この十一戸の中でどれくらいの量がとれたものか、多いものだけでいいですので、お聞かせ願いたいと思います。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  この契約栽培の麦につきましては、新しい品種でキリニジョウという品種でございますが、取り組んでおるところでございます。約五年ほどなりますけれども、平均を三〇〇キロ前後ということで考えておりますけれども、いい方につきましては五四八キロぐらい、倍近くの量がとれてます。品質もよく、検査の結果一等の麦でございましたけれども、一〇アールあたり換算しますと八万一千円ほどになろうかというふうに思っております。以上でございます。


○十五番(栗下政雄君)  今課長の方から実績の説明があったわけでございますが、えびの地方は従来、昭和五十年代もキリンビールと麦の契約栽培をした経験がございます。そういったことで、そのころからすればほ場条件もよくて、非常に排水、用水関係がはっきりしておりますので、排水がよくききます。麦は特に排水がきかなければなりませんが、こうした実績が市長あるわけですから、さらにこの実績を踏まえまして、農家の皆さん方にこういう麦の契約栽培、唐芋の契約栽培等を加工業者とよく連携をとって推進していただければ、農家の所得が少しずつでも上がってくるんじゃないかと思っております。


 そのような形に、今畜産農林課が非常に真剣に取り組まれまして、実績が上がっておるようでございます。畜産農林課長が、これはもう残念でございますけれども、今期で定年というようなことでございます。課長が築いたこの契約栽培をさらに来年以降は進めていただくように、もうレールが引かれたわけでございますので、市長、これを推進するような市長の考えをお聞かせ願いたいと思います。


○市長(宮?道公君)  農家所得を上げなければなりません。そのためにはこの酒造メーカーとの契約栽培は非常にいいのではないかなと思っておるところでございますので、議員が質問されますように、そのような形で今後も進めていきたいと思っておるところでもありますし、また畜産農林課を通じまして農家の皆様方にもPRをしていきたいと思っております。


 それから先ほどの議員の質問の中で「防衛副大臣」と申し上げましたけれども、大変申しわけありません。「防衛大臣政務官」でありまして、そしてまた、駐屯地司令と同期の防衛省陸上幕僚監部管理部長ということに訂正をさせていただきたいと思います。


○十五番(栗下政雄君)  次に、第七項目の土木耕地行政についてでございます。


 市道栗下八日町線の改良は、防衛省事業で取り組むよう強く陳情すると答弁されていますが、その後の進捗状況をお聞かせ願いたいと思います。


○市長(宮?道公君)  市道栗下八日町線につきましては、防衛事業で拡張整備していただくように再三要望いたしておるところでございますが、現在のところまだはっきりといたしておりませんけれども、これからもあきらめることなく栗下八日町線の拡張整備につきましては、陳情をしてまいりたいと思っております。


○十五番(栗下政雄君)  この問題につきましては、議会のたびに申し上げております。先に駐屯地の方に出向いていきまして、いろいろ駐屯地の方とお話をしましたら、えびのの霧島演習場に演習に来る方の隊員の道、順路ですか、示してほしいというような話がございまして、看板を霧島演習場の方向はどちらという看板を設置するようなお話がありました。


 そうした場合に、この栗下八日町線の方を演習に行く車を通したならば、因果関係も明確にするんじゃないかと思っておりますので、その点もあわせて今後陳情の方に加えていただきたいと思うわけでございます。これは答弁は要りません。


 次に、二点目の国道二二一号線飯野橋たもとの市道坂元西の原線の交差点周辺の改良の件でございますが、関係者の方からと区長から要望書がえびの市の方に出ております。六月議会、九月議会、十二月議会でも取り上げております。県の土木事務所に歩道設置の工事の歩道改修工事市道進入路など技術支援の要望をされております。その後要望されてから、どのような動きになっておるものか、お聞かせ願いたいと思います。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対しましては、建設課長をして答弁をいたさせます。


○建設課長(下別府敏則君)  お答えいたします。


 市道坂元西の原線の整備につきましては、歩道改良での技術支援を土木事務所に要請しておりますが、歩道が整備を完了しているということで、取りつけ事業としては厳しい状況にあるということを伺っております。現在、市独自での改良を検討いたしておりまして、概略設計等を現在終えたところであります。


○十五番(栗下政雄君)  歩道の方ができておるので、取りつけ事業では非常に厳しい状況だと、県の方はそう言っておるわけでございます。何といいましてもこの地区は事故が多くて非常に交通量は多い。そういったことでございますので、先に同僚議員の西原義文議員の方も何回となく取り上げております。


 そのようなことで、どうしても地区の皆さん方から強い要望もあります。また市長も現地を見られたと聞いております。引き続いて実現に向けて市長の御所見を賜りたいと思いますが、お願いします。


○市長(宮?道公君)  議員が質問されましたように、私も現地を調査いたしました。非常に難しい仕事だなというふうには感じましたけれども、地区住民の方々や地区代表の区長さんたちが一緒になりまして、陳情書も来ております。


 そのようなことを考えますときに、ぜひここはしなければいけないということで建設課長の方に何かいい方法はないかということで、また県の土木事務所等にも相談をしてやるようにしなさいというふうに指示をいたしてはおりましたが、先ほど課長が答弁したとおりであると思います。しかしこれは何らかの形でやりたいと思っておりますので、いましばらく余裕をいただきたいと思っております。


○十五番(栗下政雄君)  市長が何らかの形で要望にこたえたいというようなことでございますので、ぜひ気長に取り組んでほしいものだと思っております。


 次に、第三点目でございますが、県道木場吉松線、東川北、西川北区間の未改修区間でございます。この改修工事は県土木事務所には陳情をされておると聞いております。


 また、この区間は市長も県の方と前の知事と同席して調査をされたということも聞いております。この区間は非常に急に道幅が狭くなって交通量は多いわけでございます。地区の皆さん方がぜひここを県の方に改修を急いでほしいという声が強いわけでございますが、この点について市長の御所見を賜りたいと思います。


○市長(宮?道公君)  ただいま議員が質問されました市道につきましては、私も調査をいたしました。そして地域の方から同意書もとっておるからということでございましたので、県の方に強く要望いたしましたところ、まだ県の方にはその同意書がとってないということでございまして、まだ現在今のような形になっておるところでございますが、その後建設課長にも、あの道路をどうにかしなければいけないということで指示をいたしております。担当課長にして答弁をいたさせたいと思います。


○建設課長(下別府敏則君)  先ほど市長の方からも答弁がありましたが、県道木場吉松えびの線、特に西川北工区における未改修区間、これにつきましては土木事務所に早期整備を強く要望いたしておりますが、土地所有者に対し、担当課でも用地交渉等を進めておりますが、相続等に課題がありまして事業実施まで至っておりません。


 現在土地所有者に対していろいろ交渉等を進めておりますので、その用地交渉の推移を見ながら、同意がとれた段階で県の土木事務所の方にも強く要望していきたいということを考えております。


○十五番(栗下政雄君)  速やかにその土地所有者の同意をとっていただき、県の方に強く要望をお願いしたいものだと思っております。


 次に、第八項目のえびの駐屯地に進入道路の設置をということで、第一点目でございますが、陸上自衛隊えびの駐屯地進入道路は一線しかない。下大河平方面からの進入道路の建設の声が多く聞かれておる。関係者の方からも強く要望していただきたいという声があるわけでございますが、駐屯地周辺の整備をどうしても急いでいただきたいと思いますが、この点について市長はどのようなお考えを持っていらっしゃるか、お尋ねしてみたいと思います。


○市長(宮?道公君)  えびの駐屯地への進入道路は一線しかないということは、えびの市民の方はほとんど御存じだと思います。この進入道路につきましては、司令からもお話はまだ正式に伺っていないところでございます。正式な要請がありますれば、その実現に向けて鋭意努力してまいりたいと思っております。


○十五番(栗下政雄君)  私が関係者から聞くところによりますと、第八師団の方に要望を上げておるというようなお話を承っておるわけです。それが具体化すれば市の方にも何とかあろうと思いますけれども、さきの議会でも申し上げましたように、議会でこういう質問が出たが、どんなになっておるんですかということを、市長の方が、えびの駐屯地の司令の方にお尋ねをしていただきたいと思うわけでございますが、この点については市長はどのようにお考えですか。


○市長(宮?道公君)  このえびの駐屯地への進入道路の件につきましては、昨年の十二月の暮れ、司令が市長室にお見えになりましたので、いろいろと話をする中でこの進入道路の件が出まして、うちの議会で盛んに進入道路が一線しかないから、二線はつくらなければいけないということを議会で発言されておりますということを申し上げましたところ、どこの駐屯地もほとんど入り口、出口が二カ所あると、それでできれば、えびのもそのような形にできればなと思っておりますということをお伺いいたしました。


 しかし正式にはまだ伺えないわけでございますけれども、ことしの一月十七日に西部方面隊とそれから熊本の第八師団にお伺いしたときに、八師団長にはえびのの駐屯地の進入道路を一線ふやして二線にしていただきたいということは話をし、そして八師団長にもそのように伝えたところでございます。その後まだ何もありませんけれども、議会終了後になりますと、駐屯地の司令とも話をし、そして正式に話をお伺いし、また熊本の方にも陳情をし、できれば本部の方にもそのような形で陳情していきたいと思っております。


○十五番(栗下政雄君)  この駐屯地の環境整備につきましては、やはり先ほど申し上げましたようにえびの駐屯地が存続される、されないにかかっておると思います。したがって、まず駐屯地の環境整備を急いでそして存続運動もあわせてやれば私はいいんじゃないかと思っておりますので、その点も十分考えられまして、さらに駐屯地の方に陳情をしていただきたいと思います。


 次に、第九項目の市民の働く場の確保についてを通告いたしておりました。


 第一点でございますが、海上自衛隊超長波送信所建設設置の中で、覚書の中で側面的に協力するとある。市長は十二月議会では防衛装備協会などに陳情してみたいとのことでございました。このことについてどういうお話が装備協会とのお話があったものか、お尋ねします。


○市長(宮?道公君)  防衛省の装備会社というんでしょうか、そのようなところをえびのにも誘致して、そして市民の働く場所をつくりなさいということが、以前より十二月議会でしたか出ておりましたので、いろいろ考えてはおります。


 しかし現在防衛省の方でいろいろな問題がありまして、先ほども申し上げましたように直接大臣の方にお会いすることができませんので、今これを要望するのをちゅうちょいたしておるところでございますが、市民の働く場所ということになりますと、一生懸命やらないといけない。またえびの市には働く場も少ないので、ぜひそのような形でやっていきたいという気持ちは十分持っておるところであります。そのようなことでございますので、一応防衛省の方が落ちつきますれば、ぜひ行ってお願いはしてみたいと思っております。


○十五番(栗下政雄君)  市長、新たな企業を持ってこいというようなことじゃございません。市内に上江の方に縫製工場があります。そして島内にも縫製工場があります。岡松の方にも縫製工場があります。私が言うのは防衛省の装備協会、ここに装備協会の方に今つくっておる陸上海上航空の隊員の皆さん方が帽子から靴まで、靴下、それぞれの装備しておる装具につきまして、部分的でもいいから例えばポケットを縫製するところとか、ズボンを縫製するところ、その部門部門でもいいから、市内の既存企業にそういう仕事を持ってくる、そしてそのことで雇用の創出が五名、十名とふえるんじゃなかろうかと、私はこれは可能だと思っております。そういう装備協会に強く陳情していただきたいと、これは御要望申し上げます。また次の議会でこのことについてお尋ねします。


 次に、第十一項でございますが、時間がございませんので急ぎますが、市水道とアパート建設の水道設置についてということで第一点目、アパート建設するため市水道を申請したが、予算の都合で設置することはできず、自費で市水を引いた。


 一方、最近企業が榎田地区に進出する計画で、市水の設置が進められている。アパート建設は定住のため、企業は働く場所づくりですが、水道設置は市民にとっては平等でなければならないと思っておりますが、この点についてはどのようなお考えか、お聞かせを願いたいと思います。


○市長(宮?道公君)  水道施設の設置は平等でなければいけないというふうに考えております。ただいま議員の質問についての答弁は、水道課長をして答弁をいたさせます。


○水道課長(新屋敷久君)  確かにアパートの建設者より、市の水道を引いていただきたいということでございました。それにつきましては、給水条例、えびの市の給水条例の第五条の中に給水装置の新設等と、こういうふうに書いてありまして、これにつきましては、やはり事業者がいわゆる負担するものというふうにうたわれております。


 この原則に従いまして、その申請者の方には御理解をいただいたものでございまして、一方昭南ハイテックスの方の件ですけれども、これにつきましては、非常に論議をされたわけですけれども、この企業進出、これにつきまして今後関連企業あるいはその従業員たち等がこの周辺に定着すると、こういうことから先行的あるいは戦略的な観点で、この給水条例第五条の中に市長が特に必要があると認めたという、ここに関しまして大きな判断をいたしまして、今回工事をいたしておるものでございます。以上でございます。


○十五番(栗下政雄君)  今おっしゃることはわかります。しかし、じゃあアパートをつくられる方はえびの市に住んで、そしてえびの市の市内の企業、またえびの市外の方がえびの市に住んで定住していただいて、アパートづくりがされるわけですね。一番ここがネックになっていると思います。


 そういった場合、市長が定めなければならないということですけれども、担当課の方がもう少し地域の住民の声を十分に聞いて、平等な取り扱いにできるように水道設置はしていただかないと、もうえびの市に定住する人は少なくなりますよ。そういうこと担当課の方といたしましては、十分課内で協議をして、そして市長の決裁をとるようにしていただきたいと、これは強く要望申し上げます。


 もう時間がございませんので、今回の議会はひとつ重要な問題を残しましたが、また次に行いたいと思います。


 第十一項の行政事務連絡員と自治公民館長についてと通告いたしておりましたが、これはもう少し時間をかけてやりたいと思いますので、執行部の方もこのことについては十分御配慮願いたいと思います。


○議長(高牟禮宏邦君)  次に、五番、竹畑澄明議員の発言を許します。竹畑澄明議員。


○五番(竹畑澄明君)  私、今回で二回目でございますが、この前はちょっと上がり過ぎて、からいも弁ばかりで皆さん聞きにくかったろうと思います。今回はちょっと標準語をまぜてお話ししたいと思います。


 早速でございますが、土木耕地行政について、昨年十二月議会で一般質問で島内地区の転倒堰をお願いいたしましたが、前向きに考えてくれるということでございました。その後の進捗状況はどうなっておりましょうか。お願いします。担当課で結構ですので、わざわざ市長さん、いいですから。


○市長(宮?道公君)  多額の事業費が考えられますので、事業費のなるべく少ない方法でやらなければいけないということで、担当課にもそのように指示がしてありますので、詳細につきましては担当課長をして答弁をいたさせます。


○農村整備課長(境田次男君)  十二月議会でも御答弁いたしましたけれども、市長が申しましたようにいろいろと検討してまいりました。昨年の暮れの押し迫った二十八日の日でございましたけれども、国土交通省の川内川河川工事事務所、鹿児島県の薩摩川内市でありますが、そちらより市の方にお見えになりましたので、建設課長を通じて、川内川と西境川合流地点の河川激特事業が始まっておりますが、この事業で三間井堰が改修できないものか、お願いをいたしました。


 しかしながら、河川激特事業も災害復旧事業でありまして、当該年度、激甚災害を受けた年度、十八年度災害ですか、堰が破損または決壊でもしておれば、改修の可能性というのも考えられるんですけれども、そういうのがないということで激特事業との合併採択という、一緒にしてもらえないかということについては、無理であるということを教えていただきました。


 また国土交通省の方で調べていただきまして、県の河川までについては国土交通省の方で姿を置くことができるということでありましたけれども、市の河川についてはできないということで、市の河川でありましたので、関連が、県の方にということで御助言をいただきました。


 その事業の取り組み方の中で、河川環境整備事業という事業でできないものかということで教えていただきまして、また国土交通省の方で調べていただきましたけれども、この三間井堰、堰だけを改修する事業というのはこの河川関係ではないということでございました。


 今後も、国土交通省や農林水産省の事業で堰の改修ができる事業はほかにないものか、建設課を交え、関係機関や団体等とまた協議していきたいと考えているところでございます。


○五番(竹畑澄明君)  いろいろと頑張ってもらっておりますけれども、このことは受益者三百戸の人たちが待っております。もうやがてまた災害の時期に来ますが、ここだけで済めばいい話でございますけれども、これが下、三間井堰から下へと、また頭の方へと災害が起きるわけでございます。何とか頑張って道を開いてもらえるようにお願いいたします。これもうあれは要りません。よろしくお願いします。


 次に、土木行政のことでございますが、県道京町小林線道路改良工事事業の金原産業さんの手前で、橋のところでとまっている道路のことでございます。地元住民に聞けば、平成十四年四月二十六日ごろからいろいろと要望書、陳情書、また請願書といろいろと出ております。そして十六年三月二十四日にはえびの市議会も請願書の採択をしております。そしてまた、この事業が県道京町小林線要望順位の第一項目に載っておって、されていった仕事がこの下の方の三番目とか七番目とか、こうなっておりますが、どういう違いがあったのでございましょうか。


○市長(宮?道公君)  県道京町小林線の道路改良につきましては、中浦区の中浦橋から京町区までの区間が未整備となっております。その理由として中浦地区の現道にするのか、また南側の居住地地域外に路線を変更するのかを県が決定していないのが原因ではないかと考えられます。


 市といたしましては、国道県道整備計画の要望箇所の一番目にこの路線の整備計画をお願いいたしております。今後も現道改良を基本に要望していきたいと思っておりますが、ただいま議員がお尋ねになりましたことにつきましては、担当課長をして答弁をいたさせます。


○建設課長(下別府敏則君)  県道京町小林線の道路改良につきましては、平成十六年度に議会の方にも要望書等が上がっております。そういう関係を踏まえて、担当課といたしましても国道、県道整備計画の一番目にこの路線を上げております。市議会でも請願書採択がされておりますので、市の方針といたしましても、先ほど市長が言いましたように、現道拡幅を基本に県道整備を進めてほしいということを県の方に強く要望いたしております。


○五番(竹畑澄明君)  その後も一生懸命行政の方も、また京町地区のまちづくりとともに考えていらっしゃることと思います。本当にありがたいことなんですけれども、でき得ることならば少しずつでも、今京町の入り口まで中浦地区のところまででも、今やや皆さんが現道、現道をという意見が強いから、そのような状態にもっていってもらいたいものだと思います。そしてまちづくりも本当に大切なことであります。しかし、それまですれば多大なお金になるんじゃないでしょうか。少しずつ少しずつ何とかできないでしょうかね。


○建設課長(下別府敏則君)  県道整備の起点側になります京町区側には、先ほど議員さんおっしゃいますように、京町のまちづくりとの関係、それと一番大きなJRとの協議というのが整って初めて事業というのがされます。しかしJRとの協議等が進む中では、用地交渉等が早く整うところから事業というのは実施されます。


 ですから、どちら側を先に行うかというのは県の判断でありますが、用地交渉がスムーズにいった、そういう箇所から事業がされますので、今議員さんおっしゃいますように中浦区から早くということになれば、地権者の協力、あるいはまた事業推進の体制も沿線の関係者で築いていただきながら、市と連携を保って、どちらから先にするかという要望も、こういう協議会等を通じて今後事業実施を県の方に強く要望してまいりたいというふうに考えております。


○五番(竹畑澄明君)  よくわかりました。


 ただ私がこれを言うのは、ちょっと京町の方に通る道路がぜんなどひこでんあっとじゃというような話が、まちの区長さんあたりから話が出てるもんですから、だからちょっと強く言ったんですけれども、それはもうそれでやめます。とにかくよろしくお願いいたします。


○議長(高牟禮宏邦君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 三時  五分


                    開議 午後 三時 十七分


○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


○五番(竹畑澄明君)  次に、行政改革について御質問します。


 第四次えびの市行政改革大綱の中に目標管理制度、自己評価システムの導入を平成十九年度より計画されておりますが、十九年度はどうだったでしょうかね。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対しましては、行政管理課長をして答弁をいたさせます。


○行政管理課長(木村政一君)  財政事情が厳しくなる中、多様化する住民ニーズに対応するために、さまざまな行財政改革を行っておりますが、地方公務員の給与制度、人事制度改革は待ったなしの状況にあります。地方分権改革の進展を契機に、個性輝く魅力ある自治体を実現するためには、職員一人一人の意欲の向上、能力の発揮が不可欠であり、職員の能力、意欲、成果を引き出す人事評価制度の導入に向けた検討も進めております。


 平成十九年度に人事評価制度導入に向けた研修へ職員を派遣したところでございますけれども、このお尋ねになりました目標管理制度、自己評価システムについても密接に人事評価制度と関連をいたしております。


 今後はこの人事評価制度、目標管理制度、自己評価システムについて一体となった検討を進めていくことといたしております。


○五番(竹畑澄明君)  そしたら検討されておる。そして二十年度はもう実施されるということですね。


○行政管理課長(木村政一君)  行革大綱の計画の中では、平成十九年度は検討事項、二十年度は一部実施という表現でいたしております。先ほども申し上げましたけれども、人事評価制度との絡みが強うございますので、二十年度は十分検討を重ねて、なるだけこの行革大綱の計画の期間内には少しでも実施ができるような方向で進めていきたいというふうに考えております。


○五番(竹畑澄明君)  そうであれば提案でございますが、特別職、各課長の実行宣言、市長の施政方針について、市長のマニフェストについて各課の課長が実行宣言をするというようなことはどうでしょうかね。市長が施政方針をし、予算が決まってから、それからの後のことを実行宣言をしてもらったらいいと思うけど、そしてまた年度末にはそれを評価する、評価するのが難しいと思ったら、オンブズマン制度とか取り入れていくというのはどうでしょうか。


○市長(宮?道公君)  今日の厳しい社会経済情勢に加えまして多様化する住民ニーズに対応するには、行政運営の効率化を図り、迅速かつ的確に対応できる組織機構と職員の資質の向上が必要であると考えております。そのためには従来にも増して、常に問題意識を持ち、改革と挑戦、職務に対する姿勢を明確にし、新たな行政運営のあり方を職員個々が考えなければなりません。


 また、えびの市が合併せずに単独で生き残りをかける以上、あらゆる分野で能力を発揮できる人材の育成が必要であり、特に全職員が政策形成能力を養うことが求められております。


 このため、さまざまな研修などを通じて自己啓発、研さんを促してまいりたいと考えます。御提言のありました特別職、各課長の実行宣言につきましては、その内容等も含めて、今後各課長とともに研究検討いたしてまいりたいと考えます。


○五番(竹畑澄明君)  なるべくそのようにしてもらいたいと思います。そしてやっぱり市長の施政方針、これについて各課長だれでも返答ができるような、そのくらいの意気込みを持ってやってもらいたいと思います。そしてこの行政改革推進委員会委員名簿、この委員ていたらしいですね。十七年二月十四日から十九年二月十三日までが期限だったと書いてあります。


 しかしこの中の人に話を聞けば、最初ちょっとあったどん。ないの話もねが。いつ、この人たちもやっぱり入れて検討をしておられたんでしょうかね。これ市長は返答は要りませんから、ほかの人に返答させてください。


○行政管理課長(木村政一君)  議員さん、今先ほどお話にありましたように、平成十七年二月十四日から平成十九年二月十三日まで、二カ年間でございますが、行政改革推進委員会委員を委嘱された方々がいらっしゃいます。十名いらっしゃいます。その方々につきましては、自治公民館連絡協議会の代表者、それと地域婦人連絡協議会の代表者、区長会の代表者、JAの代表者、商工会の代表者、青年会議所、地区職場連絡協議会それぞれの代表者、それと公募委員三名という構成でございます。


 平成十九年度におきましては、十九年十月十二日から平成二十一年まだ任期途中でございますが、平成二十一年十月十一日までの委任期間といたしまして、新たな委員さんを委嘱いたしております。平成十九年度は既に第一回、年一回の推進委員会の会議を開催することといたしておりますが、既にその会議は終了いたしております。


 その内容といいますのは、平成十八年度の行革大綱の実績の内容について御審議いただきました。そしてその内容に伴う御意見等もちょうだいしたところでございます。


 十二月議会でも村岡議員さんの方から一般質問がございまして、その委員会の委員の皆様の御意見等も一緒に含めて公表すべきではないかという御意見もいただいたところでございまして、今後その委員会が開かれた際には、その委員の皆様の御意見等も付して公表をいたしてまいりたいというふうに考えております。以上です。


○五番(竹畑澄明君)  よくわかりました。わかりましたけど、もう少しよくまた考えて、みんなの希望に添うようによろしくお願いいたします。


 次に、現在建設会社の夏場の仕事がない、作業員を遊ばせない、そのためには農業の仕事も何とか手をつけていきたい。そのような話が建設業また土木業の人たちから多々聞きますが、このことについて何らかそうするために、何らかの策がないものでしょうかね。どうでしょうか、市長。


○市長(宮?道公君)  建設会社の農業の参入につきましては、昨年建設会社が養鶏事業ではありますが、農業参入されました。この会社の事業計画などにつきましては、審議し、認定農業者として認定したところであります。全国的に同様の会社からの参入もあるようでありますので、参入希望の会社などがありましたら、それなりの指導をしてまいりたいと考えております。


○五番(竹畑澄明君)  よくわかりました。


 次に、畜産農家の人が今非常に困っておられます。飼料代あるいは燃料代、そしていろんなものの高騰により特に影響が出ているようでございますが、頭数が多ければ多いほど水道とかにも非常に負担がかかっております。こういうところはどう思われますか。


○市長(宮?道公君)  畜産農家の原油高騰の対策につきましては、市長会等を通じまして国へ抜本的な対策を強く要望してまいりました。その結果、一千八百七十一億円緊急に価格安定対策を引き上げることとなりました。当市といたしましても、飼料稲の栽培拡大や受精卵による酪農家対策などの予算を今回の議会にお願いをいたしておるところでございます。


 今後の問題といたしましては、国も追加対策を検討しており、市町村の負担も考えられますので、それらの対応を見ながら当市として支援できるものを検討していきたいと考えております。


○五番(竹畑澄明君)  いろいろと考えてくださっているようでございます。今現在本当にきつい思いをして頑張っておられます。どうかよろしくお願いいたします。


 次に、ぷらいど21事業のことでございますが、現在四、五年経過のうち実績評価はどのように検証されていますか。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対しましては、企画政策課長をして答弁をいたさせます。


○企画政策課長(小崎久美子君)  ぷらいど21助成金事業につきましては、申請団体の方から毎年実績報告を出していただいておりますが、その報告内容につきましては、次年度の継続的に三年間していただくわけですが、申請される際に審査会の方にも実績報告等示しまして、その内容等を踏まえた上で、次年度二年目、三年目が活動が前進しているか、それから三年終了後自立できるか、そういったこと等加味しながら、審査会の方でも実績の内容等については評価していただきながら、審査をしていただいているところでございます。


○五番(竹畑澄明君)  また産業面、観光面についてはどのような実績が上がっておるでしょうか。


○企画政策課長(小崎久美子君)  申請団体のうち産業面につきましては、グリーンツーリズムの研究をされて、大都市との交流等をされるところもございます。それから特産品のお米をよりおいしいものをつくろうということで、EMを活用したお米づくりとか、そのような取り組みをされているところもございます。


 それから地域の物産を販売しようということで、真幸駅などでの物産販売に非常に活況を呈していらっしゃるグループ等もございます。そういった形で産業面につきましても、取り組みをされておりますし、またある地域ではその地域内の各戸に野菜の苗を配って、家庭菜園を奨励したりとか、そのような取り組みがされているところです。


 それから観光面につきましては、観光面のイベントを行うというような大々的な取り組みもされておりましたけれども、やめられたところもございますが、自分たちの地道な取り組みで音楽のイベントをしたり、それから最近では若い青年連絡会議の方が南九州コカ・コーラボトリング株式会社のイベントにあわせまして、そちらの方で自治公民館単位のそばの提供とか、それからダンスのフェスティバルとか、そういったものをされまして、観光と市内産業との連携をとったイベント等の取り組みをする中で、その中で若い人たちの後を続く力を育てたいというような取り組み等もされているところでございます。一応例として申し上げました。


○五番(竹畑澄明君)  立派なことばかりいっぱいしてあるから、次が言えんごとになるんですけれども、そしたら現在事業がもう終わったところ、継続している地域はどのくらいか、既に事業がもう行われていないところがあるのではないでしょうか。そこら辺はどうですか。


○企画政策課長(小崎久美子君)  平成十五年度からこの事業は始まっておりますが、十五年度開始されたところと十六年度開始されたところ、これをそれぞれもう三年間の助成期間が終わりまして、十四団体が活動を終了されております。終了されてるときに、一応その取り組み活動についての発表していただいたり、終了された次の年には審査会で現地調査をしますが、そのときにも一応回ったりして、後の状況等については調査をしたりしておるところですが、途中でやめられたところは把握しておるんですけれども、その後はそれなりに続いていらっしゃるかと思うんですけれども、再度助成期間が終了して後の、その後の状況についても調査をいたしたいと思います。


 現在取り組んでいらっしゃるのは平成十七年、十八年、十九年、それぞれの十七年度からの取り組みを始めていらっしゃる方々が今度十九年度末で三年間を終了される予定になっております。新年度からは十八年度からの助成団体、十九年度からの助成団体ということで引き続きやっていただく予定になっております。以上です。


○五番(竹畑澄明君)  この補助金が来るうちの事業は、皆さん何とか頑張っていらっしゃいますけれども、この終わった後にまたもとの状態になるようであったら、本当に必要なのかということなんですよ。私の勘違いだったらごめんなさいですけど、この前の火事のあったところのそばの辺も、あそこらも最初花を植えてやったところではないですかね。現在かややぶばかりでよう燃えたらしいですがね。


 やっぱりそういうことを考えたら、本当にその期間だけやって、後をやっていらっしゃらないところがあるから、むだなこともあるんですよね。そこら辺をもうちょっと考えてもらいたいと思いますが、どうでしょうか。


○企画政策課長(小崎久美子君)  おっしゃる一面もあろうかと思います。ただこの地域での取り組みというのは、試行錯誤も必要であろうかと思いますし、最終的な目的は地域が生き生きとした取り組み、活性化していくということでございますので、やはりこの取り組み自体は、今後持続可能なえびの市の社会をつくっていくというためには、このような取り組みをもっともっとやっていただく必要があろうかと考えております。しかしながら、現在の問題点をどのように克服していくのかという面での見直しも必要でございます。


 そういった点で、私どもはこの本来の目的であります市民が本市の持つ豊かな歴史、文化、産業をしっかり見詰め、誇りと自信を持って生き生きとしたまちづくりを進める活動を地域に根づいた活動にするために、新年度からは助成の内容を改善したいと思っております。今おっしゃいますように、長続きがするようにということは、ただ活動することだけでなくて、やはり活動の前段の地域での話し合い、地域での課題は何かということをもっとじっくり話し合っていただきながら、地域に根づいた活動になっていただく、そして生き生きとした活動になるためには自立も必要でございます。みずから運営する力をつけていただきたい。


 そういった立ち上がりのための、例えば会議費の事務用品、それから話し合ったことを広く伝える広報誌としてのチラシ作成代、それから活動に必要な用品、今までは備品は対象にしておりませんでしたけれども、こういったもの等も対象にしたいということで、今最終的な詰めをしておりますけれども、要はこの活動のきっかけになる内容、それから基盤整備をしていくような内容に、もう少し助成の幅を厚くいたしまして、自立に向けた活動につながるようにやっていきたいというふうに担当課では思っております。


○五番(竹畑澄明君)  よくわかるんですけれども、言いにくいことでございますけれども、この活動をぷらいど21事業というだけでなく、グリーンツーリズムと一緒にしたような感じになればどんなもんでしょうか。例えば体験してみませんかとか、体験もいろいろありますが、農業のこといろんなこと、その中に入れていけば、何とかうまく三年、四年と続いていくんじゃなかろうかと思うんですけれども、どんなものでしょうか。


○企画政策課長(小崎久美子君)  私どももグリーンツーリズムの取り組みとかそういったものも、ぜひこのぷらいどを活用していただきまして、やっていただければと思っております。


 今までは、どっちかというと歴史、文化面での活動が多いような傾向もございましたので、本当に地域の力、生きる力、そういった経済的な活動、グリーンツーリズム、そういったものに本当に活用していただければ、もっともっとこの効果が出てくるのではないかと思っております。


○議長(高牟禮宏邦君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(高牟禮宏邦君)  御異議なしと認めます。よって本日はこれをもって延会することに決定いたしました。


 次の本会議は、明十二日午前九時三十分から開き、一般質問を続行いたします。


 本日は、これをもって延会いたします。


                    延会 午後 三時四十六分