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宮崎県 えびの市

平成19年12月定例会(第 5号12月 7日) 一般質問




平成19年12月定例会(第 5号12月 7日) 一般質問





 
                       平成十九年十二月七日 午前十時開議





第  一 一般質問





          本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件





   一 一般質問





出 席 議 員(十五名)


     一番   高牟禮 宏 邦  君     九番   西 原 政 文  君


     二番   上 原 康 雄  君 一〇番   井川原 志庫男  君


     三番   池 田 孝 一  君 一一番   溝 辺 一 男  君


     四番   竹 中 雪 宏  君 一二番   蔵 園 晴 美  君


     五番   竹 畑 澄 明  君 一三番   宮 崎 和 宏  君


     六番   本 石 長 永  君 一四番   外 園 三千男  君


     七番   西 原 義 文  君 一五番   栗 下 政 雄  君


     八番   村 岡 隆 明  君





欠 席 議 員(なし)





議会事務局職員出席者


  事務局長    柳 田 和 幸 君    議事運営係   西 原 邦 浩 君


  事務局次長   福 田 孝 正 君    議事運営係   篠 原 亜矢子 君


  議事運営係長  萩 原 博 幸 君





地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者


  市   長   宮 ? 道 公 君    財産管理課長  若 松 秀 一 君


  教 育 長   上 野 兼 寛 君    福祉事務所長  浜 松 政 弘 君


  総務課長    坂 本 謙太郎 君    健康保険課長  竹 下 京 一 君


  企画政策課長  小 崎 久美子 君    環境業務課長  便 元 益 男 君


  行政管理課長  木 村 政 一 君    観光商工課長  松 永 康 二 君


  財政課長    上加世田 章人 君    税務課長    藤 嶋   勉 君


  建設課長    下別府 敏 則 君    水道課長    新屋敷   久 君


  畜産農林課長  伊 藤 保 也 君    市民課長    西 田   健 君


  農村整備課長  境 田 次 男 君    病院事務長   坂 本 健一郎 君


  学校教育課長  山 下 寿 男 君    会計管理者   泊   秀 智 君


  社会教育課長  白 坂 良 二 君





                    開議 午前 十時  〇分


○議長(高牟禮宏邦君)  ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第五号によって進めます。


 これより、本日の日程に入ります。


 日程第一、一般質問を行います。


 本日は、西原政文議員、栗下政雄議員、竹中雪宏議員の三人を予定しております。


 まず、九番西原政文議員の発言を許します。西原政文議員。


○九番(西原政文君)  それでは、十九年十二月議会におきます一般質問を行わせていただきます。


 今、テレビや新聞などを見ていましても、餓死や孤独死、ワーキングプア、ネットカフェ難民など、自民公明の連立政権が加速させた構造改革、弱者切り捨て政治の深刻さがこのような言葉のはんらんを招いています。頑張れば報われる、今、痛みに耐えることがあすにつながるなどの、まことしやかなかけ声の裏で進行したのは、貧困と生活困難、社会的格差の一層の広がりです。


 その中でも国民各層、各分野に「人間らしく生きたい」「もっと希望のある生活が欲しい」という切実な叫びが満ちあふれています。この声に耳を傾け、その痛み、その苦しみに寄り添い励ますとともに、打開の道筋を模索する取り組みが、今このえびの市でも必要ではないかと思います。


 そういったことを踏まえて、えびの市長に一般質問をさせていただきたいと思います。


 まず最初に、今回市長は、えびの市条例の改正の中でえびの市福祉タクシー料金の助成に関する条例の一部改正についてこれを提案をされました。これによって福祉タクシー券が支給されない方が、先日の質疑の中でも明らかになりましたが、現在十八年度に支給された人数、これがこの制度によってどれだけ減になると認識されておられるものか、お聞かせいただきたいと思います。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対しまして、数字的な点におきましては福祉事務所長をして答弁をいたさせます。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  今回の福祉タクシーに伴う条例改正の対象者の件でございますが、約百七十名程度の方が対象から外れるという試算をしております。


○九番(西原政文君)  この福祉タクシー券というのはどのような方々に支給されていたものか、説明願います。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  現行条例の受給資格者でございますけれども、助成を受けることができるものは、高齢者または重度の障害者で、移送手段としての車両を保有せず、みずからも運行できず、世帯員の中にも車両の保有者がいない者で、かつ、次の各号のすべてに該当する者となっております。


 その各号でございますが、第一号、住民基本台帳に登録されていて、本市に居住する者、第二号、市民税が課税されていない者、その他前項に準ずる者で、特に市長が必要と認める者となっております。


○九番(西原政文君)  今、御説明いただいたように、まず車がなく、また高齢者であって、その大半が老人世帯なんですね。私がこの問題本当に重要な問題だなと思うのは、いよいよ来年から始まります後期高齢者医療との兼ね合いもあるんですね。


 もう少しこの問題について後で触れますので、続けさせていただきますが、私はこの福祉タクシー料金というのは、提案理由を見ますと、生活支援の観点から、公平及び明確にすることと言われてるんですけれども、生活支援の観点からするならば、公平性を言われるなら、私は底上げをするべきだと思うんです。本当に今、「あたいげな息子がおいもんじゃっで、タクシー券をもろがならん」という、こんな声たくさん聞きます。


 ですから、私はこういった人にもタクシー券、実際に昼間は息子さんたちやら嫁さんたちは勤めに出ておられますので、そういった世帯にタクシー券、支給するようにすべきだと思うんです。


 先月もありましたが、循環バスを出せないということで、この福祉タクシーという制度は起こったと思うんですね。ですから、私はこのえびの市条例はもっと見直して、本当に支援の観点から公平性を言うなら、まして住民福祉を考えるならばですね、来年の四月以降の高齢者医療を見越した上で、私はこの福祉タクシー料金の条例は、私はこれは撤回をするなり、また見直して、もっと現在タクシー券が支給されておられない方にも、私はこれを支給するようにすべきだと思いますが、どうですか。


 (発言する者あり)


○市長(宮?道公君)  福祉タクシー券の件でございますけれども、これは議員が質問されましたように、生活支援から、そしてまた公平性の面から見て、いろいろと民生委員の方々、そして福祉事務所と検討した結果、このような形にした方が一番いいというようなことで、見直しをするということでお願いをいたしておるところでございます。


○九番(西原政文君)  福祉事務所と民生委員の方々からの意見もあってということなんですが、ところでどのような民生委員の方々の意見があって、「減らせ」という意見があったものか、そんな意見は私は出ないはずだと思うんですが、実際にこの福祉タクシー券が出ているのは、交通手段のない方々に支給されてたはずなんですね。


 その世帯に車のない人に支給されていたものが、百七十も減らされる、私はこれはこのタクシー券補助制度をつくった趣旨からいって、私はあってはならないことだと思いますが、民生委員の方々から「不公平だから減らせ」という意見でもあったんですか、教えてください。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  この制度の運用につきまして、もう以前からこの不公平についての意見がたびたび出されております。また、窓口でもトラブルが絶えておりません。


 その一例を申し上げますと、タクシー券を使って目的以外の場所に行っておる。例を申し上げますと、パチンコ屋に入っておるとか、あるいはみずから運行できず、世帯員の中にも車両の保有者がいない者、これらの条件を満たすために、例えばその家庭内に息子さんがいない場合ですが、区内には息子さんがおられる。三百メートル離れたところにはおられる。その人ももらえない。あるいは極端に言いますと、十メートル離れたところに敷地内外におられる。その場合はもらえる。いろいろな、さまざまな運用上の例が、もうさまざま上がってまいりました。


 それと、もらっても私は必要ないということで、そのほかの人に譲渡されている例、これは条例上は譲渡できないように規則でうたってあるわけですけれども、そういう場合は民生委員さんが吸い上げるわけですが、知らないままに使われておったりとか。


 したがいまして、市民の方々からいろんな例が、苦情が出されまして、何回となく会議を重ねてまいりました。確かにこの条例を改正しますと、対象者は減になりますが、その代替案として、もう少し柔軟に対応できる方法を今検討中でございます。


 質疑の中でも申し上げましたように、地域福祉計画を具現化していくために、その実践の中で、さらに地域の助け合いという観点から、いろいろな今その検討をしているところでございまして、これをまとめ上げますと、さらに柔軟な対応で百七十名ではなくて、それ以上の方が利用できる体制を組み上げたいというふうに考えておるところでございます。


 この条例改正につきましては、あくまでも不公平をなくす改正でございます。これも市民の意見を聞いた上でのことでございます。以上です。


○九番(西原政文君)  使い方や運用上の問題があった。そして要らないという人もいる、それを譲渡したとかっていう話もあった。そしてパチンコ屋に行ってた、そういう使われ方が私もなかったとは言いませんが、中にはおられるかもしれません。


 しかし、今回のこの条例改正によって、本当に病院に通院したり、買い物に行っておられた方々が、これによってタクシー券が支給されない方があらわれるんですね。


 今、福祉事務所長はその運用上の問題点を指摘されましたが、それについて、そういうことをしてはいけないんだよと周知徹底されたんですか。されてないからそういった使われ方がしてるんじゃなかったんですか。私はそういったところの、しかしこれはただパチンコ屋に行ってはいけないなどと、そういう規定はなかったはずですね。


 ですから、私は、この条例というのは余りにも無慈悲な経費削減だけを、目的にしたものではないかと私は思います。


 ですから、生活支援の観点から、公平性を保つためにするんだというんなら、もっとこれを広げるべきだと、「もっと私にももらえるようにしてほしい」という声がいっぱいあるんですね。これ多くの議員の方々や担当職員の方々も声聞かれてると思うんです。


 ですから、これについては、今回提案されていますが、私はこの説明資料に値するなら、私はこれは撤回するべきだと思いますが、どうですか。


○市長(宮?道公君)  タクシー券のことにつきましていろいろ質問をされておりますが、この議案を撤回する考えはありません。


○九番(西原政文君)  撤回する気はないということですので、これ以上言っても仕方ないんですが、これが現実に七百七十人対象に対して、百七十人も削減をする、これがどのように生活支援の観点なのか、きちっと説明を求めます。


○市長(宮?道公君)  今回のタクシー券配布につきましては、公平性と、そして今までわかりにくかったことをはっきりさせるために、このような提案をいたしておるところであります。


○九番(西原政文君)  今までわかりにくいような条例案にはなってなかったですよね。公平性でわかりやすく条例をつくりかえたということを言われるんですが、私こういうものが出てきたのには、私は経費の削減を、とにかく減らすところはないかということが先に走ったんじゃないかなと。本当にこの福祉タクシーのこの条例を設けたときの趣旨に沿うならば、もっと対象者をふやすべきじゃないかと私は思うんです。


 ところがこの百七十人の方、対象を外れるこの方々が、今後本当にどうなるのか、私は本当に心配をしております。これは担当課も同じような心配をされていると思うんですけれども、私はこのことによって身動きのとれないような高齢者が出てくるんではないかと危惧をするわけですが。


 いよいよ来年の四月、一部には来年の十月まで延期をするんだという話も一部にはあるようですけれども、後期高齢者医療の制度が始まります。雇用問題について通告しておりますが、ちょっと後に、先に送ります。


 この後期高齢者医療保険制度が始まるわけなんですが、この後期高齢者医療制度についてお尋ねをいたしますね。この制度の対象者数は何人になりますか。


○健康保険課長(竹下京一君)  お尋ねの被保険者数でございますが、これは今年度時点を基礎に広域連合の方で算定した数字でございますが、今のところ二十年四月一日時点で、四千五百六十八名というふうに見込んでおります。


○九番(西原政文君)  四千五百六十八人ということなんですが、この中の普通徴収の対象者数は何人になるものか、どう見込んでおられるか、教えてください。


○健康保険課長(竹下京一君)  原則的には、これ七十五歳以上の方がすべて広域連合の被保険者ということになりますので、原則的には、特別徴収でございます。


 ただし、それに条件がございまして、年金年額が十八万円以上の人が特別徴収ということになっておりますので、ただ今お尋ねの特別徴収、それから普通徴収、それぞれ何名かということでございますが、この年金の情報につきましては、これは社会保険庁の方で管理をいたしております。


 したがいまして、独自に私どもの方で算定をすることは不可能でございます。今後社会保険庁との情報交換により数的なものは判明してくるというふうに考えております。


○九番(西原政文君)  ちょっと申しわけないんですが、来年の四月から始まる制度でえびの市民がこの特別徴収、普通徴収がおおむね変動はあると思うんですが、何人になるかということは把握されてないということですか。


○健康保険課長(竹下京一君)  その数字の特定につきましては、現在社会保険庁との情報交換をやってる段階でございまして、今の時点では把握できないところでございます。


○九番(西原政文君)  人数、数は把握できないということなんですが、普通徴収の方がおられることは確認はされてますか。


○健康保険課長(竹下京一君)  正式には把握はできていないところでございますけれども、当然年額十八万円という線がございますので、例えば年金のない方、無年金者も当然おられるだろうというふうに思いますし、年額十八万円以下の年金受給者もおられるんではないかというふうには考えております。


○九番(西原政文君)  年額十八万円ということは一カ月当たり一万五千円なんですね、年金が。一カ月分の年金がですね。それ以下の人が実際におられることは、であろうと思われてるという、この普通徴収の方が納められない場合はどうなりますか。


○健康保険課長(竹下京一君)  この年金制度は、それぞれいわゆる後期高齢者につきましては、保険料というふうになりますが、それぞれが保険料を出し合って運営をする、これはいわゆる助け合いの制度でございますので、保険料が免除されると、いわゆるゼロということはあり得ないというふうに考えております。そこには保険制度と福祉制度との違いがあるんではないかというふうに考えております。


○九番(西原政文君)  ですから年金が一万五千円未満で、普通徴収で払えなかった方はどうなるか、お尋ねしてるんですが。


○健康保険課長(竹下京一君)  当然そういった低所得者に対しましては、現在も行っておりますが、軽減制度というのはございます。七割軽減、五割軽減と二割軽減ですか、こういった制度はこのまま踏襲されますが、先ほども申し上げましたように、全額免除はこの制度の性質上ございません。


 したがいまして、今言われました、払えないという場合はどうするのかということでございますが、それはいわゆるこの健康保険制度から離れた時点での、いわゆる福祉施策の問題になってこようかというふうに考えております。


○九番(西原政文君)  払えなかった方はどうなるかといいますと、後期高齢者医療保険制度の保険証が支給されなくなりますわね。


○健康保険課長(竹下京一君)  今御指摘のように未納者の方につきましては、現在でも行っておりますけれども、いわゆる期限つきの短期保険証、それから条件がございますけれども、資格者証という段階になっていくというふうに思います。


○九番(西原政文君)  年金がわずかに一万五千円しかない方で、一万五千円以下の方は普通徴収と、一万五千円を超える方で二分の一を超えない範囲内では特別徴収で、年金から天引きをするという制度なんですね。


 私が今まで一万五千円以上の年金をもらっておられる方、えびの市内の場合はほとんどが四、五万円なんですね、年金の総額が。こういった中で、これまでも頑張って一生懸命皆さん払っておられるんですけれども、その中でも払えない方々もおられて、そういった方々はこれまでは相談ができたんですね、税務課や国保で。


 もう一つお尋ねしますが、この後期高齢者医療の被保険者というのは、えびの市の七十五歳以上です。保険者というのはだれですか。


○健康保険課長(竹下京一君)  これは宮崎県全体で構成いたします宮崎県後期高齢者医療連合でございます。


○九番(西原政文君)  この法令の中には保険者という規定がなくて、後期高齢者医療の広域連合を組むんだという規定になっているようですが、ですからこれを本当に、これまでは払えなかった場合は、国民健康保険証の場合は、それぞれの自治体に窓口がありましたから相談に行って、緊急なときには、保険証はなくても保険証発行ということがあったわけなんですけれども、今度のこの制度の中ではできないんですね。


 そして、今課長の方から説明がありましたように、これ以上それで払えない方は、今度は福祉の分野だというふうに説明を、これは国会でも言ったように思いますが。


 市長、私はなぜこの問題を言うかといいますと、えびの市内には多くても五、六万、少なければ本当に月額一万五千円を割る年金受給者が大半というか、圧倒的におられるんですね。これは農業、商売されてた方はすべてです。会社勤務があって、厚生年金にかかってた方は若干これに上乗せがされてますけれども、えびの市内の高齢者の方々はほとんどが農業と商売や職人さんで頑張ってこられた方ですので、この後期高齢者医療とタクシー券補助制度によって、これが随分お困りになるのが、今答弁聞かせていただいた中でも、明らかではないでしょうか。


 いかにこの後期高齢者医療保険制度が、えびの市民に多大な影響を与えるかというのをよく認識をしていただきたいと思うんですね。ですから、これは国に対してもしっかりとものを言っていただきたい。それと、あわせてこのタクシー券の助成制度はこれまでよりも以上に充実しなければいけないんだと私は思います。


 ですから、市長は先ほど「撤回はしません」、「このままやります」と言われるんですが、ここは市長、しっかりともう一遍再検討をしていただきたいと思うんです。買い物にも行けない、病院にも行けない方々がいよいよ来年の四月以降、この後期高齢者医療保険制度が始まったらもっと起こるんですよ。


 そして、今七十五歳以上では、医療費も一割負担が二割負担に上がってますね。ですから、高齢者のこういった年金額の少ない方々は、今全国的にあちこちで聞かれるように、「うば捨て山になるんじゃないか」、「楢山節考を思い出すんだ」とこういった声が新聞などの投稿にもあります。


 私はこのえびの市でそういった事態が起こらないように、高齢者向けのこういった制度というのは、縮小するんではなくて、もっと拡充しなければいけないと思います。


 そして、このタクシー制度を縮小されるんならば、先日もありましたように、循環バスをえびの市内に回すことを検討すべきだと思いますが、総合して市長に答弁を求めます。


○市長(宮?道公君)  えびの市民で農業をされていらっしゃった方、そして商売人の方、また職人の方、その方々はほとんど四、五万円の年金であるというようなことであります。


 そのように言われまして、このタクシー券に関する議案をもう一度考えてもらいたいというようなことでございますけれども、この議案といたしましては、今回提案いたしておりますので、これを撤回する考えはありませんけれども、このタクシー券にかわります、いわゆる代替案として担当課の方でも十分考えておりますので、その点につきましては、今後担当課の方とも協議をしながら、代替案でやっていきたいと思っておるところでございます。


 そしてまた、これを撤回しなければ、市内一円に循環バスを走らせなさいというような意見でございますけれども、毛頭それは何回も今まで議会でも質問がされておりますけれども、その循環バスを走らせることは、現在のえびの市の財政事情から考えるとできないということは、以前から答弁をいたしておるとおりであります。


○九番(西原政文君)  市長は今回提案しているので、撤回はできないということですが、これは今後、来年度予算に向けて十分な検討が必要ではないかと思います。これについては、また次回お尋ねをいたしますので、ひとつこれは真摯に、えびの市の高齢者の方々の実情を本当に把握した上で、再検討をお願いしておきたいと思います。


 続きまして、このえびの市広報についてでありますが、今えびの市はこれまでひらがなサミットやひらがなカタカナのまちサミットが行われたり、またそういったチームプレー、自治体等の集まりもされたようですけれども、このひらがなのまちえびの市に誇りを持っておられる方が随分おられます。


 そして私の方に広報えびのがアルファベットで書いてある、いわゆる英語で書いてある。「こや、いけなもんじゃろかいな、西原さん」というのが随分あったんですね。ぜひこれをまた平仮名に返してほしいという要望がありましたので、これはお伝えしておきますので、また担当課で検討をしていただきたいと思います。こういった声も寄せられてるんじゃないかと思いますので、これは答弁要りませんので、ひとつ検討をしていただきたいと思います。


 次に、雇用問題についてであります。


 今えびの市には、誘致企業やえびの市の既存のこれまで頑張ってこられた業者さんたちも含めて、雇用の場がそんなに多くもないんですけれどもあるわけですが、こういった中で労働条件の把握などはされているんだろうか、またこれに対して市は対策はどうしているんだろう、そして企業誘致を進める中で、どれだけの労働力があるんだろうかということで、調査をされているんだろうと私は心配する向きがあります。


 そこでお尋ねをいたします。今、誘致企業を誘致をしたり、また今年度内にもえびの市内に企業が一件は建設されると、誘致ができるということで市長は協定も結ばれたようでありますが、どれだけの労働力が新たに発生するものか、人数の上ではおおむね把握がされているものか、お聞かせいただきたいと思います。


○観光商工課長(松永康二君)  労働力の調査についての御質問でございますけれども、えびの市独自では調査はしていないところでございますけれども、国が行う国勢調査及び労働力調査等を参考にしながら、そしてまた県の労働政策課、あるいは都城の商工労政事務所あたりと連携をとって、進めているところでございます。


 それと新たな既存企業の事業拡大に伴います労働力の確保といいますか、その必要性については当面一期工事で二十名ということで聞いておりますので、ただいまありましたこういう情報等も含めて、企業の方とも連携をとっていきたいというふうに考えております。


○九番(西原政文君)  あわせて次に労働条件なんですが、えびの市内の事業所の労働条件がよく言われるんですね。中には午前中は通常勤務で昼からは内職扱いだとか言われます。


 そして最低賃金も全くこれがばらばら、本当に守られてるんだろうかという危惧をしている中で、この関係で大きな問題がきのうの一般質問の中で出ました。この根幹をやっぱり低賃金をある意味で引き下げているのが、このえびの市の入札制度の中にもあることが明らかなりました。


 私は本当に昨日びっくりしたんですが、時給三百五十円に値する、計算をしてみると、それぐらいにしかならないんだというような、こういった実態がえびの市の発注する事業や入札の中にもあるということは、これ問題です。これはまず行政の中から、まずこれはただすべきだと思います。


 そしてえびの市の発注する事業やえびの市が雇用する、もしくは委託をするところでは、こういった最低賃金制度も守られないような制度や入札の仕方があってはならないと思いますが、どうですか。


○市長(宮?道公君)  市が発注いたしておりますいろいろな入札制度につきましては、十分な予算をつけて入札を行っております。企業の方がいろいろと価格を落とされまして、そして低価格で落とされて、それがそこの会社で働く人の賃金に響いてくるのではないかと思っております。


 今回の一般質問におきましてこの問題がいろいろ出てきましたので、市の方でも十分考えないといけないということで、その対策はもう既に考えておるところでもあります。


 来年度に向けてのいわゆる指名入札制度におきましては、十分市の方がその点については検討し、入札は行っていきますが、予算としては出してあるんです。しかし業者がそれを低価格でとって、それをその会社で働く人の賃金に向けておるのではないかというようなことで、いろいろと不満が出ておるようでございますが、一概に市の方の入札制度が悪いということにはならないのではないかなと思っておるところであります。


○九番(西原政文君)  市の入札制度だけが悪いんじゃないというふうに認識されておられるようですが、これは今、中小業者の実態をわかっていない答弁です。というのは、本当にもう今年度の実績になればいいという入札の数字を打たれる方もおられます。そして何とか手形を落とすために、どうしてもとらないかんという入札をされる方もおられます。これが正しいとは決して言えません。


 そういった中で、そこを私はきのうの答弁聞いてて、五〇%台の入札があったというふうに、落札率があったと聞いたんですが、間違いでしたらそれは違うと教えていただいていいんですが、こういった入札結果を見て、おかしいと思わないところに問題があるんです。


 そして人件費が主な委託業務などにおいては、やはりそれが人件費ですから、そのままやっぱりそこで試算をして、これは最低賃金を割るんじゃないかというような危惧をした上で、やはり入札をされるときもそこらの注意喚起が、また周知徹底が必要ではないかと思います。


 今後、十分、早速対策を考えてるということですので、この程度に差し置きますが、今一般の建設業の入札でも、最低価格がないがために七〇%を割る、もしくは七〇%前後の入札率もあると思うんです。これは本当に中小業者の方々はそのままそっくり労働条件にはね上がるんですね。燃料は必要に要る、事務費も一緒に要りますから、あとどこにいくかというと労賃にいくんです。


 ですから、この最低価格もやっぱりきちっと計算した上で、これ以上の最低価格はないよというのは、やっぱり入れるべきだと思いますので、このことは提案をしておきたいと思います。


 そして、民間の事業所の最低賃金などは守られているか、把握はされていますか。


○観光商工課長(松永康二君)  個別の事業所につきましての、賃金等は把握はしておりませんけれども、労働条件などに関しましては、労働関係法令等を遵守して、労働条件を整備されているものというふうに理解しているところでございます。


○九番(西原政文君)  今全国でワーキングプアと言われる青年たちがふえたり、また偽装請負なんていう言葉もありました。これが実際に上場の一流企業ですら、そういうことをやられているわけなんですね。


 それで本当にこの最低賃金が六百円でも安いんですね。これ時給をやっぱり一千円まで引き上げるように、やっぱり行政としても指導や要請を、行政としての要請をしていただきたいと思いますが、その実態調査も含めて要請行動に移っていただきたいと思いますが、どうでしょうか。


○観光商工課長(松永康二君)  ただいま御指摘がありました件につきましては、それぞれ私どもでできる範囲で努力をしていきたいというふうに考えております。


○九番(西原政文君)  ぜひそれを進めていただきたいと思いますので、やっぱり働いても働いても本当に生活がやっていけないという方々が、えびの市内にも随分おられますので、やっぱり働いたら働いただけ報われるような、最低でも時給が一千円というのは一日八時間働いて八千円です。このえびの市の、比べるわけにもいきませんけれども、行政で働く方々の賃金と比べていかに安いか、それでも。ですからそこを引き上げるために最大限の努力をしていただきたいと思います。


 続きまして、少子化対策についてお尋ねをいたしますが、この乳幼児の医療費の無料化についてお尋ねをしますが、ここに資料をいただきました。県下でももう随分と乳幼児医療費の無料化が小学校入学前まで引き上げられたりしてきています。


 そういった中で、えびの市は三歳未満になってますけれども、これをぜひ引き上げること、これが少子化対策、また子育て支援策だと思うんですね。これについては検討はされていないものか、お聞かせいただきたいと思います。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  乳幼児医療費の助成につきましては、県内の助成事業につきましては、この一覧のとおりでございます。この検討でございますが、現状では、外来については三歳未満、入院につきましては小学校就学前までということで運用しておりますが、この医療費につきましては、県の補助事業として二分の一の補助を受けて行っております。


 したがいまして、現状の外来の三歳未満、入院の小学校就学前、これを外れますと、全く市の持ち出しということになるわけでございまして、九市を見ていただいてもおわかりのように、ほとんどがえびの市と同じような運用をいたしておりますが、県内の状況を見てみまして、町村につきましては、割と柔軟な運用がされておるようでございますが、いろいろ検討をいたしますけれども、やはり国、県のバックアップがもうちょっとなければかなり厳しい状況であると試算をいたしておりますので、県の補助事業の範囲内で現状のような運営をしている状況でございます。以上です。


○九番(西原政文君)  県下ではまだ三歳未満というところも幾つか見られます。この西諸地域を見ますと、二市二町、やってないのはえびの市だけです。


 ぜひですね、市長、これは子は国の宝、郷土の宝といいます。えびの市の宝の子どもたちを安心して産んで育てていただけるような、そういった環境づくり、私はどうしても必要だと思います。


 昨年度生まれた赤ちゃんの数も百五十九人と数字がなっていますが、こういった中で本当に子育てや若い人たちに、安心して子どもを産んで育てられるような、本当に今民間で働く方々も大変なんですね。こういった方々への支援策として当初予算でぜひ検討をしてもらえませんか。


 市長、どうですか。


○市長(宮?道公君)  ここでどうするという確約はできませんけれども、検討はいたします。


○九番(西原政文君)  確約はできないけれども、検討はするということなんですが、これをするための予算的な調査も含めて、担当課に指示を願いたいと思います。


 そして今本当に少子高齢化が言われ、えびの市でも本当に子どもさんが少なくて、子どもの声が聞こえる地域が、地区や分区が本当に少なくなりました。


 そういった中で、本当に子育て支援策のもう一つ、私は提案をしたいと思いますが、今赤ちゃんを妊娠された若い女性が病院には約平均十五回ほど行かれるというんですね。そしてこの妊婦検診というのは母子手帳についてますけれども、二回まで今無料で国の制度で行われてるんですが、これを無料の回数を引き上げること、これが今全国的にも求められています。えびの市でもぜひ早急な検討をして、これ無料の回数、無料で受けられる回数を引き上げるべきだと思いますが、市長どうでしょうか。


○市長(宮?道公君)  妊婦検診の無料化の回数をふやしなさいということでございますけれども、財政上の問題もありますので、今後慎重に対応してまいりたいと思います。


○九番(西原政文君)  これは全国的な流れで、専門家の中でもこの無料の回数をふやすべきだという意見がもう大きくなってるんですね。そしてえびの市内でもそういった声を聞きます。ぜひこれについても検討をされて、当初予算で私はこれが計上されることを望みたいと思います。これについても検討をしていただけるかどうか、お聞かせいただきたいと思います。


○市長(宮?道公君)  検討はしてまいります。


○九番(西原政文君)  大きな制度上の問題ですので、市長に私が提案したからすぐできるなどとは思っていませんので、本当に謙虚に担当課の方々もどうすることがやっぱり市民のためになるんだろう、市民の皆さんに喜んでもらえるんだろう、安心してえびのに住んでよかったといえるようなまちにできるんだろうということで、検討していただきたいと思います。


 次に、この市水道行政についてと通告いたしておりますが、この水圧が低い、いわゆるガス湯わかし器が火がつかなくなるんだという状態が起こるような、低水圧地区が今どれくらいあると把握されておられるものか、把握されておられたら教えていただきたいと思います。


○水道課長(新屋敷久君)  低水圧地区につきましては、本年度予算をいただいて既に発注済みのところもあるわけですけれども、南原田地区一帯、それから久保原地区一帯、それから柳水流地区一帯、この三地区が低水圧ということで、これまでいろいろ支障がありましたので、本年度この三地区を解消するということで、柳水流地区を下浦地区に訂正させていただきたいと思います。この三地区でございます。


○九番(西原政文君)  そういったところは、今後計画的に整備を進めていかれるわけですね。


○水道課長(新屋敷久君)  今申し上げましたこの三地区については、本年度すべて解決するということになっております。


○九番(西原政文君)  次に、確定申告についてと通告をいたしました。これまで介護認定を受けられた方々は税金での控除が受けられるようになっていたんですが、これがちょっとおくれていまして、えびの市ではこの証明書がおくれていました。


 そして今回要綱をつくられたようですが、この要綱についていろいろ説明文、要綱及び別表を見させていただいてるんですが、要介護の、特別障害者に準ずる者は、介護認定の要介護度は何から何までが特別障害に値すると証明されるものかお聞かせください。


○議長(高牟禮宏邦君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午前十一時  〇分


                    開議 午前十一時 十一分


○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。浜松福祉事務所長。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  特別障害者の認定について、要介護に応じたランクはどのようになるかということでございましたが、これにつきましては、身体障害者一級または二級に準ずるものと、知的障害者重度に準ずるものと、寝たきり老人の方、この三項目があるわけでございますが、身体障害者一級または二級に準ずるものにつきましては、介護保険法第二十七条によりまして、介護認定を受けたもののうち、寝たきり度判定基準に規定する判定基準のランクBまたはランクCに該当するものとなっております。


 ですから、要介護のランクとはもう関係なく、ここに該当するものであれば、準じて認定するという、以下二点ともそういうふうな形でございます。


 つけ加えますが、このランクというのは厚生労働省が判定基準として定めたものでございます。


○水道課長(新屋敷久君)  先ほどの答弁の訂正をお願いしたいと思います。


 先ほどは、本年度の低水圧対策地区を三カ所と申し上げましたけれども、漏れがありました。これに柿木原地区を追加させていただき、本年度実施するところは四地区となりますので、訂正をお願いいたします。


○九番(西原政文君)  確認させていただきました。


 この要綱の第三条ですが、福祉事務所長は前条の申請があったとき、障害者控除対象者認定面接票別記様式により面接調査を行い、別表に定める基準による対象者の認定を行うものとする。ただし、介護保険法に基づく要介護認定または要支援認定を受けている対象者については、ちょっと中略、面接調査にかえることができるとありますから、要介護認定を受けてる人がこの対象となると思うんですが。それではお尋ねをいたしますが、要介護三は特別障害と見るのか、普通障害と見るのか、どっちですか。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  通常の障害者と特別障害者のランク基準がございます。したがいまして、先ほど申し上げましたように、国が定めた判定基準、通常の障害者につきましては、障害老人の日常生活自立度判定基準というのが定められておりますが、これは生活自立、準寝たきり、寝たきり、この中にランクJ、A、B、Cというランクが設けられております。


 先ほどの特別障害につきましても、判定基準が定められておりますので、この判定基準に従って認定の処理を進めてまいります。


○九番(西原政文君)  仮に要介護認定三を受けてる人が、「障害者控除の証明をしてください」と言ったら、どうやって認定されるんですか。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  通常のこの障害者控除の取り扱いにつきましては、所得税法施行令などに基づく控除対象者になっております。これはもう別にランクがございますが、この福祉事務所長が認定する障害者控除の方といいますのは、これに準ずる認定をいたしますので、その準ずる基準が障害者と特別障害者で定めてございます。


 例えば、障害者の中の生活自立というランクを見てみた場合、ここはランクJとなっておりますが、この中に何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており、独力で外出する、この中に一、交通機関等を利用して外出する、二、近隣所へなら外出する、このようなことがそれぞれのランクの中に細かくうたわれております。


 ですから準ずるというのは、この基準に準ずるということですから、この準ずるという判定基準をもとに認定をしてまいります。以上です。


○九番(西原政文君)  なかなか答えが出てこないようですが、申請があったらその都度調査をするということですか。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  申請書に基づきまして障害の程度に準ずるとなっておりますので、この厚生労働省から来ました判定基準に基づいて審査いたします。


○九番(西原政文君)  それは今考えておられるその判定基準は後ほど資料でください。


 私が要介護三は特別障害で見るのか、普通障害で見るのかどっちなんだと聞いても、基準があるからと言われるから、あなたたち担当課では大変なことになりますよ、それ。一々それをどこに当てはめるんだと調査をされるわけでしょう。聞き取りをされる。


 全国ではもう一昨年からこれが始まってるところもありまして、その寝たきりであるか、体がどこが調子が悪いかによって、要介護認定制度というのは一から五まで、要支援まで含めてあると思うんですが、これをもう単純に、本当に体に障害があったり、高齢のために弱ってるがために、介護認定を受けてる、一、二、三、四、五、だから三は特別障害だ、ところによっては三は普通障害だとしているところもあるようですが、これを単純に要介護認定を受けてる人でしないと、担当課は、あなたたちはただですら忙しいのに、もっと大変な負担作業が始まるんじゃないですか。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  この福祉事務所長が認定する障害者控除の対象者につきましては、いわゆる現行法律、施行令で定められた所得税法施行令等に基づく障害者控除の対象者については、もうこれはおのずと控除の対象になっております。


 介護認定を受けた方のランク、一から五までございますが、このランクはあくまでも、障害者と特別障害者の通常の法律に基づく内容に準じた認定ということになりますので、結局、現行の法律、施行令に基づいた以外の方を認定するわけでございますから、これに準じて認定しなさいというのを要綱で定めておりますので、そういう解釈をしております。


○九番(西原政文君)  具体的に聞きますね。


 市民の方が、きょう確定申告のお願いに四階に上がられようとしています。社会保険料控除で国民健康保険と年金の証明書は持ってこられて、国民健康保険だけを取りにこられた。特別障害者控除の申請も一緒にしようとされる。すぐ出るんですか。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  例えば現行法令で、既にこの対象者となるべく方の条件、障害者については児童相談所などで知的障害者、中度、軽度と判定された者、精神障害者保険福祉手帳二級、三級を有している者、身体障害者手帳三級から六級を有している者、戦傷病者手帳を有している者、それから障害の程度がこの中の一または三に準ずる者として市町村の認定を受けている者、特別障害者については、また同じような書き方で七番までこの条件書いてございます。


 この条件に、いわゆる障害者と特別障害者の条件がございますので、このランクに準じて判断していきますから、おのずと障害者と特別障害者はもうその時点で分かれてまいりますので、したがって福祉事務所長が認定するランクについては、この基準に基づいて準じて認定するということでございますから、そのような解釈をしているところでございます。(発言する者あり)


 質問に対して趣旨が違ったと思いますが、その方のいわゆる心身状態、基準に従って調査しますので、標準処理期間としましては、五条にうたっておりますように、申請に対するいわゆる処分は、十四日以内にしなければならないと、このようにうたっておるわけでございます。


○議長(高牟禮宏邦君)  休憩いたします。


                    休憩 午前十一時二十四分


                    開議 午前十一時二十五分


○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。西原政文議員。


○九番(西原政文君)  この要綱をつくられるに当たって、本当に私はこの証明書を発行する気があるのかなという心配をしたのは、二週間以内に発行するんだといいます。納税者は、申告者は今から申告に行くから、社会保険料、国民健康保険の納税証明をくれと来やるでしょう。「今から二週間以内に出しで、まっちょくいやん」と言うんですか。


 ですから、介護認定でしなければ、認定の要介護度で単純に決めなければ、あなたたちは大変な作業量になりますよというのはこういうことなんですね。


 介護認定を受けてるのは資料ですぐ出るでしょう。ですからこの要綱をつくられるに当たって、これは再度検討されて、早急に、これはただですら作業量の多い担当課としては大変なんじゃないですか。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  標準処理期間というのは五条に定めておりますが、二週間以内、これは最初の時点でございますけれども、すぐ出せるかということでございますが、この基準に従っていきますので、若干は時間を要すると考えております。(発言する者あり)


 認定作業をしてみて、その人が申告に支障を来さないようにしなければいけないと考えております。


○九番(西原政文君)  この要綱ですね、これは議会の承認も何も要らないんですから、ちょっとこれもう一遍見直して、これから「ああ、西原さんですね、はい、わかりました」と台帳ぱっと開いたら、「こうこうだから重度ですね」、「普通障害ですね」と出せるように、そういった簡素化をしなかったら、もう本当に、こういう要綱案をつくってくれって提案した私としては、担当課の方々に申しわけない事態が起きます、これ。


 ですから私は要介護三はどっちになるんだということを確認したんですが、全国的にはもうこれ進んでいますので、介護認定の認定基準によってこれは行っているところがたくさんあります。


 ですから、何でこんなに難しい制度としたのかなと、もっとできなかったのかなという気がするんですけれども、私が、だから具体的に、要介護度で「三はどっちになるんだ」と聞いても、それが答えられない。一と五はもう明らかにどっちにつくんだというのはわかるわけですけれども、じゃあ三や二や四の方はどっちにするんだろうというのが、答えが出ないというのが、やっぱり再度検討をすべきではないかなと思います。


 それでももういよいよ始まりますので、確定申告は年が明けたらすぐ、それに当たっては窓口に来られたら、健康保険の証明書と同様に、ぱっと出せるような体制が今年度つくられるものか。


 それともう一つあわせて、前年度までさかのぼれるかどうかお尋ねをして、私の今期の一般質問を終わりたいと思います。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  ただいまの件につきましてでございますが、この基準に基づくという観点からしまして、他市の状況を見ましても認定されておるのが四名とか十一名とか二名とか八名とか、こういう数字になっておりますが、ですから、その時点で判断できるものはすぐ判断できるというふうに解釈しております。


 現行法令に基づくこの障害者、特別障害者の範囲に判定されたものに準じてということになりますと、若干時間を要するという考え方を持っております。


 それから、さかのぼってということでございますが、これも相当議論をいたしました。検討いたしました。これにつきましては、例えば税法上では修正申告をしますと、五年まで遡及ができるということになっておりますが、この認定、この障害者の控除の認定に当たりましては、五年前の状況がわからないものとわかるもの、これもいろいろ尋ねてみたわけでございますが、あるいは全国の状況もネットあたりで引き出してみたわけですが、非常に苦慮しているというのが現状でございます。ですから、この遡及につきましては、今回、本市では考えていないところでございます。


○議長(高牟禮宏邦君)  次に、十五番栗下政雄議員の発言を許します。栗下政雄議員。


○十五番(栗下政雄君)  ただいま高牟禮宏邦議長より発言の許可をいただきました。


 平成十九年十月二十一日執行のえびの市議会議員選挙で、六期目に選任されました。今期から定員十五人で市民の声をえびの市当局に、是は是、非は非の立場で発言をし、行動をいたしたいと思っております。


 それでは、通告いたしておりました通告項目といたしまして第一項、市長の政治姿勢について、第二項、自衛隊関連企業誘致について、第三項、えびの駐屯地に進入道路の設置を、第四項、飯盛山と霧島演習場について、第五項、土木行政について、第六項、川内池水路改修について、第七項、県道石阿弥陀五日市線について、以上、七項目に基づきまして、今回は第五項から質問をいたしたいと思っております。


 第五項は土木耕地行政でございます。


 その第一点でございますが、国道二二一号線飯野橋たもと、市道坂元西の原線の交点周辺の改良の件で、関係者、区長から要望書が出ている。平成十九年六月議会、九月議会でも取り上げました。県の土木事務所に歩道改修工事、市道進入路など技術支援要望をされていると聞いておりますが、その後の進捗状況をお聞かせ願いたいと思います。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問の進捗状況につきましては、建設課長をして答弁をいたさせます。


○建設課長(下別府敏則君)  お答えいたします。


 国道二二一号線と市道坂元西の原線の改良の要望につきましては、国道二二一号線の歩道改修での技術支援をお願いしたいということで、県の土木事務所等に要請をしておりますが、まだ具体的な回答が来ておりません。担当課でも何らかの対策が必要と考え、市道のわきにあります下方用水路、これにボックスカルバートなどの工法で改良工事が可能なのか、現在概略設計に着手をいたしまして、検討をいたしているところであります。


○十五番(栗下政雄君)  今、県の方に下方用水路の関係も含めまして検討をされておるというような説明でございました。この問題につきましては、この周辺では頻繁に交通事故が発生しております。


 また、この問題につきましては、さきに西原義文議員も地域の皆さん方の声を聞いて、この場で一般質問されました。まさしくそのとおりでございまして、飯野橋、あの周辺は歩道も整備はされておりません。また、広域農道が完成しますれば、一番広域農道と国道二二一号線を結ぶ唯一の交通機関の要所になると思っております。


 この地区は、なぜこういうことを申し上げるかといいますと、旧道が途中まで来ております。三角になっております。そしてさっき課長がおっしゃいますように、下方の用水路も入っております。


 この下方の用水路の役員の皆さん方と十分協議をされまして、あそこをかさ上げしてやれば、何とか交差点もできるんじゃないかというふうに思うわけですが、市長は、この点について現地等を議会終了後見られて、県の土木事務所と一緒に現地を見られる考えはないものかお尋ねします。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問の件につきましては、九月定例会後ですか、私も現地は見てみました。しかし県の土木事務所と一緒には見ておりませんので、十二月議会終了後、機会を見、そして土木事務所とも打ち合わせ調整がとれたならば、一緒に調査してみたいと思っております。


○十五番(栗下政雄君)  続きまして、国道二六八号線の宮崎カジュアルから(株)原工業までの区間は、昨年の水害で家屋や車庫、倉庫など大きな被害が発生しております。また、被害を受けました。


 平成十九年六月議会、九月議会でもこのことを取り上げ、その後国土交通省の河川局から、えびの市の方にどういう指示がなされているか、お聞かせ願いたいと思います。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対する答弁は、建設課長をして答弁をいたさせます。


○建設課長(下別府敏則君)  お答えいたします。


 向江地区の川内川河川激特事業につきましては、国土交通省川内川工事事務所から、西境川合流点付近の築堤と水門を設置する計画書が提示されました。これを受け、土地所有者や関係区長に対する説明会を開催いたしております。これには市も同席をいたしております。現在、地形測量と用地測量、これに着手をし、現在実施設計が進んでおります。


 えびの市には、事業推進への協力依頼が来ておりますので、河川事務所と連携をしながら、向江地区の浸水被害の早期解決に一緒に努めていきたいということを考えております。


○十五番(栗下政雄君)  今説明では、現地の地区の皆さん方に説明会がなされたと、そのことで今後、河川事務所と十分協議をして進めたいというようなことでございます。


 この地区は西境川と、それからあの周辺の排水路が国道を暗渠で通りまして、そして現在ナガトモ電気の前に出るようになっております。ここが旧国道二六八号線の暗渠になっておりまして、この暗渠がクランクになって、そして中の暗渠の大きさが非常に小さいわけです。


 そういったことで、川内川が水があふれますと、逆流する形で、またおまけに排水がクランクになって、旧国道の暗渠を通りまして、また今のバイパスの暗渠を直角に回って排水が流れております。非常に排水が、かねても排水が悪い地区でございます。


 そういう実情を建設課といたしましては十分地域の皆さん方の声を聞きながら河川局との協議を進めたら、問題解決が早いんじゃないかなと思っております。


 その点につきまして、そのような考えを持っていらっしゃるのか、地区の皆さん方の声を聞いていただけるのか、もう一回お尋ねします。


○建設課長(下別府敏則君)  現在、西境川の流下能力が川内川の増水によりまして逆流するという形が現地調査等で調査を終えております。築堤工事と一緒に西境川の護岸も一緒に復旧がされます。それと一緒に十兵衛さんの裏側になります西境川と川内川との合流点に逆流防止の大きな水門をつけようという計画がされております。


 ですから現在、水位等の越水の状況、あるいは地形測量等を実施しながら、水門の計画がされておりますので、先ほどありました向江地区一帯の浸水被害の解消のために、現在そういう計画が進んでおりますので、西境川の河川管理者であります県の土木事務所、それとそれに流れていきます流域の水路、そういう現地調査等をしながら、市、県あるいは国土交通省の河川事務所と連携をしながら、現地にあった最大の効果が出るような河川改修を今後要望してまいりたいと考えております。


○十五番(栗下政雄君)  十分担当課といたしましては、現場の実情をとらえられて、工事事務所の方に、河川事務所の方に話がされておるようでございます。これは計画的に進められますと、いつごろ完成の予定でございましょうか、お尋ねします。


○建設課長(下別府敏則君)  計画年度でありますが、本年度平成十九年度については、先ほど言いましたように、現地の用地測量及び地形測量と設計等から計画したいという案が示されております。本体の工事、用地買収も含めてなんですが、平成二十年度から平成二十二年度までの三カ年におきまして、本体工事を進めていくという計画案が示されております。


○十五番(栗下政雄君)  大体わかりました。えびの市は昨年の災害では非常に京町地区、またこの向江地区、それぞれの地区の皆さん方が水害の恐怖というのに、雨が降ったたびに心配をされております。特に高齢者や体の不自由な方々は、今の水害というのは短時間に降った雨がすぐ下流の方に流れ込むものですから、川の増水が激しくて、身障者や体の弱い人は非常に逃げるのに大変だということでございます。


 そのようなことで、できるだけ早い機会にこういうものが完成して、安心して生活ができるようにしていただきたいと御要望申し上げます。


 次に、三番目の栗下八日町線の道路改修は、さきの霧島演習場で日米共同訓練のときに、この改修の要望書が上がっていると思います。この要望書は地域の皆さん方が、日米共同訓練をする前に、どうしてもこれだけは当時の防衛庁、防衛庁の方でやっていただきたいと強い意見も出まして、もちろんこの議会の中でもそういう御意見が出ました。


 それで、たしか平成九年だったと思いますが、日米共同訓練は成功したわけでございます。市民の中では一部に家畜の被害等も出ました。しかしながら、日米共同訓練としては成功したと、私は思っております。そのためには、えびの市民の協力があったから成功したんだと思っております。


 何事も覚書を交わすときには、交わした相手方も、その約束を果たすためにやるわけですけれども、職務上転勤があったり、退官をされたりすれば、時がたちますとそのようなことは風化される。えびの市にはそういう問題が幾つもあります。その中の一つでございます。


 この要望書というのは、えびの市が当時の防衛庁に対しまして強く要望しているわけでございます。訓練が終わったからといって、私たちのその要望はまだ私は生きておると思いますので、そのことについて市長はどのようなふうに考えてらっしゃるかお尋ねします。


○市長(宮?道公君)  栗下八日町線の拡張整備につきましては、防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する要望事項にも記載をされておりますので、これからも陳情を申し上げまして、計画していただくよう、さらなる活動を続けてまいりたいと思っております。


○十五番(栗下政雄君)  市長が今おっしゃるとおりでございます。何といいましても、ここえびの市は自衛隊のまちです。基地のまちです。八条につきましては、いろいろ障害防止、民生安定事業、特に民生安定事業につきましては、国の方も見直しをされ、そしていろんな角度で防衛政策も変わってきております。


 しかし私たちはこの施設を抱えておるわけでございますから、それなりの設置するときの約束事というものは果たしていただきたい。また事業そういう演習等をされるときの約束事は、果たしていただきたいと思うわけです。強く、この点につきましては、この栗下八日町線につきましては、先ほど市長がおっしゃいますように、強く防衛省の方に要望を重ねていただきたいと思うわけでございます。実現に向けて重ねていただきたいと思います。その決意のほどを市長、もう一回お尋ねします。


○市長(宮?道公君)  栗下八日町線につきましては、この整備拡張ができるように、これからも鋭意努力して防衛省の方に陳情してまいります。


○十五番(栗下政雄君)  次に、四番目の市道川上上の原線は道路の幅が狭い。坂道で高齢者の電動カー、電子工場、畜産団地など通行が多く、溝ふた、交差場所の設置を強く望んでおられます。


 平成十七年九月、十二月、平成十八年十二月、十九年三月、六月、九月議会で取り上げ、このことについては御答弁をいただいております。しかし地区の皆さん方からは、いつごろ改修が行われるのかということでお尋ねがあります。以上、お聞かせ願いたいと思います。


○市長(宮?道公君)  ただいま川上上の原線につきましていろいろ質問されましたけれども、大変厳しいような状態のところもあるようでございます。


 詳細につきましては、建設課長をして答弁をいたさせます。


○建設課長(下別府敏則君)  市道川上上の原線につきましては、さきの九月議会でも答弁いたしましたが、地元区長さんと現地調査等を終え、急坂部の右側の山手にふたつきの側溝を改良するのが危険性の解消になるということで判断したところであります。側溝布設等にはコンクリート受け枠等の工事も伴ってまいりますし、山手側の民有地の相談も伴ってきたところであります。


 現在、区長さんを含め関係者等の協議を行っておりますので、早い時期に対応したいということで、現在進めております。


○十五番(栗下政雄君)  この周辺の非常に道路は狭いわけでございます。つい先日あの周辺で火災が発生しました。そして高齢者の方が亡くなったわけでございますが、この周辺は非常に上水道の圧力が少なかった地区で、市の方で水道課の方で圧力をアップいたしまして、ところがこの火災のときに消火栓が入っておりまして、消火に消防団の方が非常に消火にすばやい消火ができたと、類焼を招かずによかったという周辺の皆さん方の声を聞いております。


 そのようなことで、道路もやはり消防車が行けるような、救急車がすっと入れるような道路改修を、少しずつでもいいですから、やっていただきたいという強い要望でございます。


 先ほど課長が答弁してくださいましたので、このことにつきましては、次に入りたいと思います。


 次に、市道後川内苧畑線の問題について通告いたしておりましたが、この路線は既に完成しております廿里後川内線の延長したところでございます。


 この後川内苧畑線につきましては、関係者の皆さん方の強い要望もございまして、これもVLFが設置されるときに、当時の大明司の区長さん、また山内の区長さんあわせまして、この道路のことについて市の方に強い要望もなされた経緯を私は記憶をしております。


 そのようなことで、非常にえびの市としても厳しい財政状況にある中に、私もこのことを取り上げるのは、過疎計画で一遍取り上げたような記憶がございますので、その内容についてお聞かせを願いたいと思います。


○議長(高牟禮宏邦君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 〇時  一分


                    開議 午後 一時  〇分


○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮?市長。


○市長(宮?道公君)  市道後川内苧畑線の改良についての現状と今後につきましては、建設課長をして答弁をいたさせます。


○建設課長(下別府敏則君)  後川内苧畑線の現状について御説明をいたします。


 国道二二一号線から後川内橋までの整備につきましては、過疎自立促進計画に基づきまして、道路局の整備事業として完成をいたしております。しかし、後川内橋から北部広域農道までの約五〇〇メートル区間につきましては、現在未改良となっております。


 広域農道が全線開通する平成二十二年度からは、交通車両の増加が考えられます。広域農道と国道二二一号線を結ぶ幹線道路ともなってまいりますので、今後、車両等の増加等を検証しながら考えなければならない路線だということを認識いたしております。


○十五番(栗下政雄君)  先ほど課長がおっしゃいますように極めて重要な路線であると思っております。以前、過疎計画ではどのようなふうになっておったですかね。お尋ねします。


○建設課長(下別府敏則君)  過疎計画におきましては、国道二二一号線から後川内橋までの間、これが過疎計画に入りまして、先ほど私が申し上げました旧建設省、これの予算の中でも道路局所管の予算をつけていただきまして、この整備をいたしております。


 しかし、後川内橋から広域農道までの区間につきましては、当時まだ広域農道のいろんな整備等が進んでいなかったということで、過疎自立促進計画の中には盛り込まれておりません。


 ですから、広域農道が全線開通する二十二年度ぐらいまでには車両等の増加が見込めますので、通行車両のいろんな調査等を行いながら、今後過疎自立促進計画に盛り込んでいくかというような検討を、今後しなければならないということを考えております。


○十五番(栗下政雄君)  ぜひ平成二十二年度までには、過疎自立支援の事業を取り入れられるように、計画するように御要望申し上げます。


 次に、第六項目の川内池水路の改修についてでございます。


 川内池の水源は赤子川から霧島演習場内を通って、岡元用水路を通りまして、そして川内池まで来ております。この間一部暗渠になっておるところもございます。早急に現地等を調査していただき、演習場の中を水路が通っております関係上、「防衛省に強く陳情をしていただきたい」という声が非常に強いわけでございますので、市長、この問題についてはどのようなお考えであるかお伺いします。


○市長(宮?道公君)  九月議会が終わりました十月十二日に、担当課と現地の調査をいたしました。今後は地元の川内池の関係者の皆さんがどういうことを考えていらっしゃるのか、関係担当課を交えまして関係者の皆さん方と協議をしていきたいと思っております。


○十五番(栗下政雄君)  ぜひ地元関係者の方々と市長も協議をしていただき、できますならばその隧道になっておるところですね、そこら辺も見ていただき、そしてその上流が霧島演習場の廠舎のところを通りまして、そして赤子川まであるわけです。


 ぜひそこも防衛省の関係の方と同時に調査をしていただいて、そしてこの水路の川内池の水路が一日も早く防衛省の事業でやっていただくように私は考えるわけですが、その現地調査を防衛省とやられる考えがあるか、市長の御所見を賜りたいと思います。


○市長(宮?道公君)  先ほど答弁いたしましたように、十月十二日に現地を担当課と調査いたしました。今議員が質問されていらっしゃいます暗渠につきましては、入り口と出るところはわかっておりますけれども、暗渠の中には入ることができませんので、なかなか調査ができないところであります。ですから、関係者の皆さんとも話し合いをしていきたいと思っておるところであります。


○十五番(栗下政雄君)  暗渠のところはそのようなことで、市長が十月十二日、調査されたというようなことでございます。


 私が言うのは上流の方の岡元用水路の方になるわけですが、この岡元用水路の方も自衛隊の廠舎の周辺を通っております。そういう関係でそこらも調査していただきたい、まず見ていただきたいというふうに思うわけですが、その点は市長の考えをもう一回お尋ねします。


○市長(宮?道公君)  自衛隊とも連絡をとりまして、演習のない時期にできれば演習場内の赤子川というんですか。(発言する者あり)見てみたいと思っております。


○十五番(栗下政雄君)  次に、第七項目の県道石阿弥陀五日市線の関係でございますが、この問題も十九年の九月議会で質問をいたしております。この県道石阿弥陀五日市線の改良計画は、関係者の皆さん方には説明をされてから十四、五年過ぎております。鍋倉方面はどのようになっているかという地域の皆さん方の強い御意見がございます。


 そのようなことで、九月議会後、どのようなふうに県と協議をされ、そして今後の計画等については、市としてはどのような考えを持っていらっしゃるか、お尋ねします。


○市長(宮?道公君)  県道石阿弥陀五日市線につきましては、その道路の整備促進につきまして、九月議会終了後の十月二十二日に中野県議の御協力をいただきまして、沿線の区長や分区長、五日市期成会沿線代表者及び地元市議会議員含めまして十五名で、県土整備部と東国原知事に直接お会いし、鍋倉工区と五日市工区の早期着工に向け、要望を行ってきたところでございます。


 今後の計画につきましては、建設課長をして答弁をいたさせます。


○建設課長(下別府敏則君)  県道石阿弥陀五日市線の整備計画でありますが、今後の要望計画等について御説明いたします。


 今回の議会終了後の十二月二十五日に、小林えびの間道路改良促進期成同盟会で、現地調査等をする計画となっております。現在、事務局を含めて小林、えびのの市議会議員の皆さんを含めての合同調査を要請していこうという計画ができ上がっております。そういう要望活動をすることによって県当局に予算措置や早期着工に向けた要望活動を行う予定となっております。


 今後はえびの市、小林市とが連携し、一体的に取り組むことで事業の推進を図っていこうという計画になっておりますので、今後はえびの市、小林市とが連携をしながら、要望計画に沿った形の中で事業推進を図っていこうという計画になっております。


○十五番(栗下政雄君)  さきの九月議会から現在まで、大きく市長を初め担当課の説明で変わったことが今はっきりわかりました。十五、六年の間、放置といいますか、手をつけずにおかれた。非常に広域農道としての機能が図られない、また地域の道路網の整備がそのことでおくれておるということで、大河平地区では若い人がきばっど村というようなことで、一生懸命地域の振興に一生懸命頑張っていらっしゃいます。


 そのようなことで、道路網の整備はもう一日も早くやらにゃならんということはわかっておりますが、何と言いましても県道であります。県道である関係で先ほど課長がおっしゃいますように小林、えびのの市議会議員も一緒になって、今後県の方に強く陳情するというようなことでございます。


 どうしても早く事業認可をいただくということは大事なことだと思っておりますので、それに向けて市長も小林の市長と一緒になって取り組んでいただきたいと、もちろん私たち議会議員も西諸広域の議員として一生懸命取り組む決意でございます。


 そのようなことで、市長も小林の市長とえびの市長も一緒になって取り組まれる考えはあるか、お尋ねします。


○市長(宮?道公君)  県道石阿弥陀五日市線につきましては、今担当課の方でも、小林えびの間道路改良促進期成同盟会で、事務局や市議会との合同調査をし、そして県当局に予算措置や早期着工に向けて要望活動を行ってまいりますというようなことでございますので、市長といたしましても、小林市長さんとよく話し合いをし、同じ方向で進んでいきたいと思っております。


○十五番(栗下政雄君)  それでは、第一項に返りまして、第一項の市長の政治姿勢についてでございます。


 その中の一点目、行政区の見直しを平成十八年度から進める計画であった。その後どのようになっているのですか、東西長江浦地区の四区長と話し合いをされる考えはありませんかという通告をいたしておりました。


 なぜ私がこの通告をしたかといいますと、この地区は、長江浦地区は長江川を中心といたしまして河川改修を、防衛庁の障害防止事業を取り入れまして、そして周辺の農地を防衛省の民生安定事業で取り組んで、平成元年から着工して、十五年度で換地精算が十六年で終わったわけでございます。このほ場整備をやる以前の話でございます。


 昭和五十六年、当時四人の区長さんたちがこの地区の河川改修とほ場整備をやろうと、ほ場整備ができた暁には、東西長江浦区の合併をしようじゃないかということが出まして、昭和五十六年にほ場整備推進委員会を設立いたしまして、私はそのときの推進委員長をいたしました。当時の区長は亡くなった方がほとんですが、その区長さんたちがどうしても長江浦は将来的には区の合併をやるんだというような、かたい決意の中でほ場整備が進められて、現在終わっているような状況でございます。


 昭和五十六年ごろからしますと、川も形が変わり、橋も橋がないところに橋がかかって、柳ヶ本橋、これも新設いたしました。そして竹下橋、長江橋、そして浜川原橋、そして広域農道に浜川原橋というのがかかっております。非常にそのころからすれば、東西の行き来はよくなりました。もちろん西長江の人も東長江に水田を持っておれば、また東の人も西の方に持っております。


 そして土地改良区も一つです。そして選挙も四区は西長江の下区であったり、東長江の下区で交互にします。地区の公民館も立派なものができております。


 私がなぜこういうことを言いますかというのは、国が県が、市が多額な費用をこの地区には投資をしておるわけでございます。したがって、自分たちの都合だけを言って、区の統廃合ができないというのは、これは私を含めまして、地区民の方が勉強が足りないと思うわけでございますが。


 市長、こういったところは地域がもう盛り上がっているわけです。いろんな文化的な問題は、例えば西長江の方は上区と下区で南方神社というのを持ちまして、そしてこれには水利関係がございまして、弁財天神社、近戸神社とございます。そういうものを含めまして、地域の文化を守り育てており保存会というのもございます。


 そしてもちろん消防も上下区が一緒です。そして東長江の方につきましては、春に産業祭をやり、そして秋には収穫祭をやられる。これはもう恒例になっております。もう二十七、八年続いております。


 そして東長江の方は今途絶えておりますが、稲荷神社を中心といたしまして、東長江の若い人がもっじゃま踊りとか、それから三段打分、もう三段打分はなくなりましたけれども。


 そういう文化的なものはそのまま東の方には東の、例えば東の下分区、上分区ということで、西長江の方は西の下分区、上の分区ということで、四つの分区に置きかえまして、そして区長を一人選べばいいわけです。それぞれの地区の祭りとかそういったものは今のまま残せばいいわけです、これは分館にしまして、分館長を置けばいいわけです。


 四名の区長を一人選ぶように、私は既に区長さんたちとは話を進めております。そうしますと、四人の区長を一人選んでいただくということは、もう今時期的にちょうど来年の三月が節目でございますから、それ以前に市長と四人の区長さんと話し合いをしていただきたいと思うわけです。その話し合いの場に市長、総務課長あたりも同席していただいて、話を前向きに進めたいなと私は思っておりますが、市長はどのようなお考えか、お尋ねします。


○市長(宮?道公君)  行政区の見直しにつきましては、地域住民の意見が一番大事ではないかと考えております。東西長江浦地区の四区長さんとの話し合いにつきましては、区長さんを含めた四区の区民の皆さんの総意として統合ということになれば、行政としても積極的に話し合いをしていきたいと考えております。


○十五番(栗下政雄君)  ぜひですね、市長、その場を私も区長さんたちと一緒になって取り組みたいと、私も地区の区民でもあるし、またお隣にいらっしゃいます竹中議員さんも同じ区民でもございます。そのようなことで前向きな方向で取り組んでいただきたいと思うわけです。御要望申し上げます。


 次に、二番目でございますが、市の水道水を霧島演習場、市街地訓練場まで、関係者の皆さん方から強い要望などが上がっていると聞いておるわけでございます。毎回この議会で取り上げておりますが、市長も防衛省に陳情していただいているということでございます。八月に着任された八師団長とお会いなされたということでございます。その後、具体的にどのようなふうに話が進んでいるのか、お尋ねします。


○市長(宮?道公君)  今回市街地訓練場が霧島演習場内に建設されました。そこまで市の上水道を引いたらどうかと、そしてそれも防衛予算でしていただくならばというようなことでございましたけれども、早速その件につきまして八師団長に要望をいたしておりますが、なかなか進展しないのが実情であります。


 今後もさらにこの件につきましては、要望をしていきたいと思っておるところであります。


○十五番(栗下政雄君)  ぜひですね、市長、要望を続けていただきたいと思います。


 次に、自衛隊関連企業についてでございますが、海上自衛隊超長波送信所設置の覚書の中で、側面的に協力するとあるが、市長も防衛装備協会などに陳情されるお考えはないか、お尋ねします。


○市長(宮?道公君)  今議員が質問されましたけれども、えびの市の活性化につながることでありますので、その点につきましてはぜひ要望していきたい、そしてまた市民の福祉向上のために頑張っていきたいと思っております。


○十五番(栗下政雄君)  私たちは四つの施設を抱えて、また自衛隊の皆さん方が制服制帽ですが、そういういわゆる装備品を縫製する工場も、私は下請でもいいと思うんで、市内には縫製工場もいっぱいあります。そういうところで帽子をつくるとか、服の縫製をするとかいうものをお願いできないかと思いまして、これは名称が変わっておりますが、VLFを設置するときの名称では、日本兵器協会とかあったわけでございますが、それが改名されまして防衛装備協会というのがあると聞いております。そういうところに市長が行かれて御相談をされる考えはないか、そのことも一つの企業誘致につながると思います。せっかく施設があるわけですから、そのような要望を市長の方で装備協会あたりに行かれる考えはないか、もう一回お尋ねします。


○市長(宮?道公君)  防衛省の装備協会というところですか、そういうところにはぜひ顔を出して要望していきたい。市内にも議員が言われますように、縫製工場は幾つかあるようでございますので、ぜひお願いしたいものだなというふうに考えております。


 実は、十一月に東京に行きましたときに、防衛省の方にぜひアポをとっていただいて、陳情申し上げたいということで、お願いを代議士の方にしたところでございますけれども、現在防衛省もいろいろありまして、取りこんでおるので、今これが落ちつくまでは当分の間、遠慮してくれというようなことでございましたので、その防衛省のいざこざが終わったならば、ぜひ陳情もありますし、お願いもありますので、防衛省の方にアポをとっていただくようにということはお願いをいたしておるところでもございますので、今後はこの装備協会も、その方面からいろいろアドバイスをいただきながら、ぜひ行ってみたいと思っております。


○十五番(栗下政雄君)  次に、えびの駐屯地に進入道路の設置をということで通告いたしておりました。


 一点目でございますが、陸上自衛隊えびの駐屯地進入道路は一線しかない。下大河平方面からの進入道路建設の市民の声が多く聞かれ、関係者の方からも駐屯地周辺の環境整備を強く求められております。関係者の皆さん方も前向きに検討していらっしゃるようでございますが、市長はこの点につきましては、どのように考えを持っていらっしゃるか、お尋ねします。


○市長(宮?道公君)  えびの駐屯地への進入道路は一線しかないということはわかっております。えびの駐屯地からの要望、要請は受けておりませんので、今のところ何とも回答ができないところでございますが、要請、要望がありましたならば、市ができる範囲内で努力をいたしたいと思っております。


○十五番(栗下政雄君)  市長、ここはですね、今市長は駐屯地からはそういう話はないということでございます。しかしですね、私たち市民からすれば、このえびの駐屯地は縮小、廃止の対象になっているということはもう既に新聞やらいろんな報道機関で、みんなほとんど市民は知ってると思うんです。


 関係者の話を聞きますと、どうしても道路、もう一線取り入れたいということで、関係者の皆さん方が上部団体といいますか、そちらの方に話を進められておるということを私は聞いておるんです。どうしてもその話が前に進みますと、えびの市の市民の財産のところを通らなければならないわけです。


 だから、そこら辺はもう少し、えびのの事務分掌表から見れば、課長がそのことで直接動けるような体制じゃないわけですから、主幹がいるわけですから、主幹を通して、そしてそこに駐屯地の方にそういう話を聞くが、どういうふうになってるかということを調査していただいて、一緒にえびの駐屯地と一緒になって、国の方にお願いをした方がより効果的じゃないかと思っております。私もだれから聞いたということは言えませんが、関係者の皆さん方のそれは声です。


 そういうことですので、この問題につきましては、もう大分前に進んでおると私は聞いております。そのようなことでありますので、市長、あなたが直接ここの駐屯地に行かれまして、そういう話をする考えはないか、もう一回市長の御所見を賜りたいと思います。


○市長(宮?道公君)  駐屯地への進入道路をもう一線考えておるというような話とか、それから駐屯地への進入道路をもう一つつくりたいので、協力していただきたいというような話は、全然市の方には来ておりません。


 ですから、議員がいろいろと質問されておられますけれども、その件につきましては、今期定例会が終わりまして、司令または業務隊の方の都合のいいときに行きまして、話はお伺いし、そして聞いてみたいというふうには考えております。そして、それからそれについての対応というのを考えてまいります。


○十五番(栗下政雄君)  ぜひですね、市長、そのようにしていただきたい。そうすることによって、駐屯地のいわゆる危機管理体制、そういったものが拡充し、周辺の環境整備も図られるものと思っております。どうかよろしくお願いします。


 次に、飯盛山と霧島演習場についてということで項目を上げておりました。これもいつも議会で申し上げておりますが、霧島演習場で最近実弾射撃がないということは、これはもういつも言っております。演習場に面している飯盛山を霧島演習場に林野庁から防衛省に移管して、この山を着弾地点にすれば、えびの市に国からの交付金が増額するのではないかということで、毎回議会で一般質問で取り上げております。


 地元の駐屯地、八師団とどのような協議をされる考えはないものか、お尋ねします。


○市長(宮?道公君)  現在の霧島演習場の規模では、大砲等の実弾射撃はできないというふうに聞いております。そして今議員は飯盛山を着弾地点といたしまして実弾射撃ができるようにするならば、えびの市への交付金がふえてくるのではないかというふうに質問されましたが、まさにそのとおりであろうかということは考えておりますが、この飯盛山のことを考えますときに、ここでそのようにしますということは言えないのであります。


 地域住民のこともありますし、いろいろと検討していかなければ大変なことになるということではいけませんので、その点については十分、まだ今後考えさせていただきたいと思っております。


○十五番(栗下政雄君)  これもですね、市長、この演習場を使用される人、いわゆる自衛隊の皆さんですね。皆さん方からそんな話があるわけで、演習場が狭いと、そして性能がよくなって、演習場外にというようなことで、市長が心配されることは、それはそうでしょう。しかしせっかく国の施設があるわけです。演習場としてあるわけです。実弾射撃ができれば、特別に射撃をした玉の量に基づいて国からそのことで交付金が来るわけです。ということを聞いております。


 せっかくある施設を有効に使うということは、市の財政状況でもプラスの面が多いと思います。今市長はそうおっしゃいますけれども、さきの特別委員会で市有地の売却につきまして、一生懸命特別委員会でも取り組んでその成果が出まして、三カ年間で買収していただくように決まっております。


 そのようなことで防衛演習場として拡充していくわけですから、これはあなたの土地をやるんじゃございません。国の林野庁の方の所有しておるものを、防衛省に移管していただけんじゃろうかと、それをお願いすればいいわけですから、市長、市長としてそういう国の施設を持っておる市長として、その姿勢がなければ、せっかく四つの施設を持っておる市長としてのあなたの考えをお尋ねします。


○市長(宮?道公君)  この霧島演習場、つまり飯盛山を実弾射撃のときの着弾地点としてやれば、交付金がふえてくるというようなことでございますけれども、私は市民の代表といたしまして、市民の安心・安全を確保しなければなりません。この実弾射撃を直接今しなくても、いろいろやる方法があるのではないかと、今模索しておるところでございます。


 ですから、市民の安心・安全を考えますときに、むやみに今議員が言われるようなことはできないのであります。その方向でなくてもまだ別にいろいろと方法があるというふうに考えておりますので、それを今少し検討をさせていただきたい、考えさせていただきたいということでございます。


 霧島演習場に対しまして交付金がふえるということは、大変ありがたいことなんです。しかし市民の安心・安全を確保し、安心・安全を考えなくて、でたらめにそういうことは私は市長としてはできない、十分検討して慎重にこれには対応していきたいと思っておるところであります。


○十五番(栗下政雄君)  市長、あなたは私が提言をしていることを「でたらめ」という発言があったですね。それはちょっと私は納得できませんよ。私はでたらめにこういうことを言ってるんじゃないですよね。あなたはでたらめにという解釈をされるようであれば、その答え、私は理解できません。


○市長(宮?道公君)  大変失礼いたしました。「でたらめ」の表現は取り消しさせていただきたいと思います。


○議長(高牟禮宏邦君)  次に、四番竹中雪宏議員の発言を許します。竹中雪宏議員。


○四番(竹中雪宏君)  それでは、始めさせていただきますが、今回の選挙戦は議員定数が十九名から十五名に改正されるなど、大変厳しい選挙戦にもかかわらず、新人五名全員を当選させていただきましたことは、市民の皆様方が、議会に新風を吹き込み、積極的な議会及びえびの市の行財政改革への強い期待感とえびの市の発展を望まれた結果であろうと、強く受けとめております。


 我々えび寿會はこうした市民の付託に答えるため、市議会のセールスマンとして市民のためになる活動を積極的に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。


 なお、今回の場合は初めてのことでありますから、御迷惑をかけることもあるかもしれませんけれども、えびのをどげんかせんといかんという思いの一端から前向きの質問をさせていただきますので、心広い対応をお願いしておきます。


 通告に基づきまして質問させていただきますが、まず初めに行財政改革の一端について質問いたします。


 市長はかね日ごろから、「えびの市は金がないから、もう少し辛抱をお願いする」との言葉をよく耳にしてきました。確かに財政状況を拝見してみましても、大変厳しい財政状況にあることは、市民の皆様も十分認識されておるところでありますが、この状況が長く続きますと、行政への不満は積もる一方、えびの市の活性化は見えてこないと思いますが、市長の考えをまずお聞かせください。


○市長(宮?道公君)  えびの市は極めて財政基盤の脆弱な自治体であり、行政運営は歳入の約半分を占める交付税に大きく依存しなければならない状況でございます。


 さらに、ここ数年、国の財政構造改革の影響を大きく受け、地方交付税が大幅に削減された結果、歳入が激減し、未曾有の財政難という状況にありましたので、私はえびの市を財政再建団体に陥らせてはならないという強い思いで、これまで行政運営を行ってまいりました。


 このような厳しい状況の中、えびの市の財政を建て直すために、平成十四年度に財政健全化実施計画、さらに平成十六年度から、緊急財政改革推進計画を策定し、この計画に基づき、強力に歳出構造改革を基調とする財政改革を市民の皆様の御協力と御理解のもと、推進してまいりました。


 改革の主なものは、市長、助役、収入役給料の削減や徹底した歳出の見直し、官から民へという基本的な考え方による保育所などの施設の民営化、民間委託化、職員の不補充や勧奨退職の推進による人件費の削減などでありますが、これらの改革による財政効果は、平成十四年度から十八年度までの五年間で約二十六億九千万円の累積効果を生み出せたところであります。


 また同時に、財政硬直化の要因でありました公債費の拡張を押さえるため、地方債の公債費の膨張を押さえるため、地方債の借り入れ上限を設定し、借り入れ残高の縮減に努めたところでございます。


 その結果、平成十三年度末に百五十六億四千万円ありました地方債の借り入れ残額は、十八年度末には百九億二千万円となり、約四十七億二千万円縮減を図ることができたところでございます。


 このような改革を行った結果、基金が即座に枯渇し、予算編成が困難になるという危機的な状況は当面回避することができ、夕張市のような財政再建団体への転落は免れることができたところでございます。


 私は、市民が主役の元気なえびの市をつくり、発展させるための目標の一つに、地域の活性化を掲げております。国が進める地方財政対策が厳しい中にも、改革を進めた結果生まれた財源により、畜産農林業などの産業の振興、保険、福祉の増進、住みよい生活環境の整備、教育、文化、スポーツの振興など幅広い分野に対し、市民全体の福祉の向上、地域の活性化のために重点的に財源を当ててまいりました。


 また私は目標の一つに、将来世代に責任が持てる財政の確立も掲げております。もはや従前のような右肩上がりの経済状況は期待できず、今日のような非常に困難な時代が続いております。えびの市を取り巻く社会的状況、財政的状況も依然として厳しく、楽観できるところではないことも事実であります。


 したがいまして、財政運営は国の地方財政対策の転換などによる収入の激減や、さらなる社会保障関係経費の増加、あるいは災害など突発的、臨時的な支出要因が発生した場合において、即座に財政的な危機に至らず、将来的にも一定の行政需要に対応できる財政構造を保持することが肝要であります。


 財政の健全化を進めながら、地域の活性化を同時に進めることは厳しいものがありますが、現在計画いたしております第四次行政改革大綱、集中改革プラン及び第二次財政改革推進計画を着実に実施し、行財政改革をさらに進めることによって、少しでも多くの財源を捻出し、多様化する市民ニーズに一つでも多くこたえられるよう、地域の活性化のため、施策をさらに推進し、あすに希望の見える市民が主役の元気なえびの市をつくってまいります。


○四番(竹中雪宏君)  私も当選させていただきましてこの仕事について一カ月半になるわけでありますけれども、ただいま市長の答弁のとおり財政改革については、市当局もそれなりの改革をやられておる、これは認めます。ですけれども、私が言おうとせんところは、改革をやってできない部分をさらにどうしたらいいか、ここを私は求めておるんです。


 ですから、一般の家庭で言えば、お金がないんだと、改革をしても辛抱しても金がないんだということであれば、おやじは出稼ぎに行きますよ、出稼ぎに。金取りに行きますよ。


 だからそういったことを、積極的に、やはり市長以下職員、議員、常にセールスマンとなってやらないかんということを私は今言ってるんであって、その一歩といたしまして、先ほど言いましたように、やはりみんなが足を運ぶこと、早く言えば県に行ったり、国に行ったり、足を運ぶこと。


 それから、えびの市の一番の欠点というのは、毎年人口が減ってくる、ここをどげんかせないかん。そのために市長はどういうことを考えていらっしゃるのか、よろしく答弁求めます。


○市長(宮?道公君)  えびの市の人口が毎年減っていっております。なぜかということのお尋ねでありますけれども、私が考えますところでは、まずえびの市には若者の働く場所が少ない、ですから働く場所をつくらなければいけない、そのためには企業を誘致しなければいけないということで、今担当課の職員と一丸となりまして、企業誘致に精を出しておるところでございます。


 以前、えびの市に工場をさらにつくるという企業がありまして、調印式をいたしておりましたが、なかなか着工に踏み切られていないようでありましたけれども、最近それができ上がり、現在は着々とその建設用地の整備がなされておるのではないかなと思っております。


 そのようなことで、働く場所をつくらなければ人口がさらに減っていくというふうに考えておるところであります。


○四番(竹中雪宏君)  ただいま答弁をいただいて、ほっとしているところでありますけれども、やはり市長もおっしゃるように、私も考えておるように、いかにして人口をふやすか、そのためには企業誘致をするしかない。このえびの市は基幹産業は農業であるわけでありますから、農業を基本としてそして働く場をさらにつくっていく、そのようにお願いをしておきたいと思います。この件につきましては、さらに突っ込んで話をいたしたいわけでありますけれども、通告の中に企業誘致を入れておりませんので、この件につきましては、次回に回したいと思います。


 次に、今回の選挙投票率から推測されますように、七六・七八%、前回より約六ポイント下回り、過去最低の投票率になったことは、議会及び行政へ不満の怒りと厳粛に受けとめなくてはならないと考えます。


 一例を申し上げますと、区長会がとられたアンケート調査結果から、議員定数は十二名でよいと判断されましたけれども、結果としては十五名となりました。このことは十二名の予算で十五名を賄うことが市民に対しての答えでもあると思うところであります。


 したがって、三名分年報酬約五百万円としたときに、一千五百万円、一千五百万円を十五名で割りますと、一人当たり百万円、現在の議員報酬額から勘案いたしますと、約二十%のカットが必要となります。このことも真剣に議論していかなくてはなりませんが、とりあえずできることから解決していかなくてはならないと考えますので、行政改革の一端の面から、次の点につき市長の見解を伺います。


 まず、政務調査費についてでございます。


 現在、新聞、テレビ等でも話題となっております行財政改革は、市長、議員、職員が一丸となって取り組まなければならないえびの市の重要課題であると認識いたしております。


 この政務調査費については、議員の皆様が調査研究を行い、さらに市政発展のために寄与していただくことを目的に支出されておるものと考えますが、現状のえびの市の財政状況を勘案いたしますれば、まず議員みずから襟をただす必要があると考え、我々えび寿會、本石会長を初め、上原議員、それに私、三名は支給を受けないこととし、えびの市議会においても、早い時期に政務調査費の見直しが必要と考えるところであります。このことは議会の全員協議会等で議論すべき事項と思いましたけれども、とりあえず市長の見解をお聞かせください。


○市長(宮?道公君)  政務調査費につきましては、平成十二年、地方自治法が改正されまして、えびの市としましても法改正を受けて、平成十三年にえびの市議会政務調査費の交付に関する条例を制定いたしております。この政務調査費につきましては、各方面で論議がされているようでありますが、制度の趣旨にあった調査費の活用がなされれば、よりよいえびの市づくりへとつながるのではないかと考えております。


 この政務調査費について、市長の見解ということでございますけれども、これは議会内部で十分検討していただいて、決めていただきたいと思います。


○議長(高牟禮宏邦君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 二時  五分


                    開議 午後 二時 十六分


○議長(高牟禮宏邦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。竹中雪宏議員。


○四番(竹中雪宏君)  市長の答弁をいただきましたけれども、予想したとおりの答弁をいただきました。


 私がなぜこれを取り出したかと申し上げますと、一年間の後援会活動、それから一週間の選挙戦、そういったときに、私を支持していただいた方々から、どうしても議員の皆さんは市民の目線に立って物事を考えてくれよということであります。市民の皆さんは所得の向上がなかなか望めない上に、税金等は上がる状況、特に年金暮らしの方等においては、本当にぎりぎりの生活をされている状況であります。


 したがいまして、この件につきましては、議員みずから、先ほど言いましたように襟をたださないと行けない時期がきているというふうに考えるところであります。


 この件につきまして単純に計算をしてみましても、毎月一万五千円の十二カ月、一人当たり十八万円、十八万円の十五名分、年間二百七十万円、二百七十万円の一期分、四年間、一千八十万円の捻出ができるわけですから、今問題になっております少子高齢化対策等への有効活用を図ることにより、市民の皆様の御理解が少しでも得られるものと考えますので、さらに前向きの改革を希望して、この件については終わります。


 次に、費用弁償の件でございますけれども、この件につきましては、十一月三十日、全員協議会において前向きの協議がなされ、来年二十年四月以降の費用弁償につきましては、見直しされることとなりましたので、本日は特に質問はいたしませんが、ただ一つだけ市長の見解を聞いておきます。


 議員がみずから見直しを行うからどうこういうことではありません。行政にも各種協議会、委員会等もあると思います。市長が先ほどからおっしゃるように、この厳しいえびの市の状況を乗り切るために、市民一丸となった改革を行う考えがあるのかないのか、市長の見解を求めます。


 (発言する者あり)


○四番(竹中雪宏君)  一言訂正をさせていただきます。


 「見直しをされる」というふうに申し上げましたけれども、見直しをする方向で検討がなされたということで、訂正をお願いいたします。


 したがいまして、そのことで市長の見解を求めます。


○市長(宮?道公君)  執行部の方は執行部の方で今それを検討し、前向きに進めておるところでございます。議会のことは議会内部で十分検討していただきたいと思っておるところであります。


○四番(竹中雪宏君)  わかりました。十分各課と協議をされ、一番ベターな方法で前向きの対応をお願いしておきます。


 次に、大きな二番に入りますが、少子高齢化対策についてでございます。


 本件につきましては、午前中、西原議員の方からも指摘がありましたとおり、関連となってきますけれども、お尋ねをさせていただきます。


 少子高齢化は今始まったことではありませんけれども、既に市長もごらんいただいたというふうに思いますが、十月一日現在、市町村別の構成比を見ると、えびの市の人口二万二千四百七十三名に対し、十五歳未満、二千六百九十名、全体の一二%であります。


 そして県の平均、一四・四%、県平均からいたしますと、二・四%の減、それから六十五歳以上、七千六百四十九名、全体の三十四%、県平均二四・七%、県平均からいたしますと九・三%の増、このような結果が出ております。


 この比率を見ていただければわかりますように、えびの市がどういう状況に置かれておるということは、既に市長も判断をされておるところだろうと思いますけれども、この数字から勘案して明るいえびの市は見えてきませんが、市長の見解を求めます。


○市長(宮?道公君)  少子高齢化は地域社会の存立基盤にかかわる深刻な現状として受けとめているところでございます。もちろんこの現状はえびの市だけでなく、日本全国の自治体が抱えている問題でありまして、官も民も国を挙げて取り組まなければならない最重要課題として位置づけております。


○四番(竹中雪宏君)  ちょっと理解に苦しんだところがあるわけでありますけれども、このパーセンテージから見て、えびの市は何をせんないかんとか、これを私は聞きたいわけでございまして、私が先に答えを言えば、市長さんも、ああそうかなというふうにお考えになるかもしれませんけれども、かね日ごろからやはり市長の頭の片隅にはあるというふうに思いますが、えびの市は宮崎県の西の玄関口、これはみんな御存じのとおりであります。ここをやはり有効活用しなくてはならない。


 先ほども言いましたが、農業は農業で進めなくてはならない、そして西の玄関口に何を持ってくればえびのが活性化してくるのか、活性化することによって働く場所をつくり、若い人たちを雇用して、ここでえびの市のこれからのえびの市を担ってくれる子どもたちを育てていっていただく、これが私はこれから先市長に課せられた重大な仕事ではないかと、このように思っております。


 先般、全員協議会の中でも特別委員会の設置問題がありましたけれども、私はこの件につきましても積極的に特別委員会をつくって、そして今まで市長、それから関係課の方々が中心に、企業誘致等をして回っておられる状況を見たときに、たったこれぐらいのことしかやっていないのか、本当に残念でなりません。


 ですから、平成二十年度以降は、やはり議員みずからが、冒頭に言いましたようにセールスマンとなってやはり動かなくては、これではえびのは沈没するということじゃないでしょうか。


 それを踏まえまして、現状を打開するために少子化対策をどのような具体策を持っておられるものか、お示しを願います。


○市長(宮?道公君)  少子化対策につきましては、企業誘致をし、そして若い人たちの働く場所をつくり、若い人たちに定住してもらうようにする方向は考えておるところであります。それをすることによって、この少子化に幾らかの歯どめがかかるのではないかということも考えております。


 少子化対策は保健、福祉の分野のみならず、地域や働く場所における子育て支援、社会保障における次世代支援、子どもの社会性の向上や自立の促進、また地域で安心して暮らしていくための住宅政策やお年寄りに優しいまちづくり政策、お年寄りが持っている豊かな知識や経験を子どもたちに伝えていく世代間交流など、さまざまな施策をまさに総合的、横断的に展開しております。


 この件につきまして具体的な取り組みにつきましては、福祉事務所長また関係課長をして答弁をいたさせます。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  少子化対策につきましてでございますが、福祉分野といたしましては、えびの市が策定しておりますえびの市次世代育成支援行動計画という大きな計画がございます。これに基づきまして五つの柱から目的を定め、事業を推進しております。


 一つは子育て支援、これはもう保育園を中心とする各種事業の展開でございます。それから次世代の子どもを育成する学習の展開、それから安全・安心できる環境づくりの中の子育て支援、健康保持・医療体制を充実するための子育て支援、それから高齢者との世代間交流とか、交流会を中心とした子育て支援、こういったものの中で幅広く事業展開しておるところでございます。以上でございます。


○健康保険課長(竹下京一君)  健康保険課におきましては、健康保険事業の一環といたしまして、妊婦検診、それから乳幼児検診、さらにはこれにあわせまして各種の健康相談や子育て相談などを行っているところでございます。


○四番(竹中雪宏君)  ただいま説明いただきました五本の柱、そういったものにつきましては理解できましたけれども、けさほどの西原議員の質問の中で、なかなか先に進まない、進もうとすれば予算がない、国・県の補助を受けて運営している、そういう状況でございますから、この件につきましては、特に突っ込みはいたしませんけれども、一番これからえびの市において真剣に取り組んでいかなくてはならない事項と、このように思います。


 そして、一つ例を挙げさせていただきますと、少子対策の一環として先ほども出ましたとおり、診療費の関係でございますけれども、えびの市は三歳まで、小林、西諸地域におきましては六歳まで、一診療ごとに月間三百五十円でよいと、単価につきましては同じでございますけれども。


 この現在の三歳から六歳に引き上げることによりまして、これが原因になるかわかりませんけれども、今えびの市が一番問題になっております保育料滞納の解決にもつながってくるのではないかと考えるところでありますので、できれば小林、西諸地域並みに対応し、積極的な子育て支援を行う必要があると思いますが、市長、いかがでしょうか。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問の件につきましては、これから慎重に検討してまいりたいと思っております。


○四番(竹中雪宏君)  ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思います。


 続きまして、高齢者対策でございますけれども、若干少子化対策と重なる部分もあったかというふうに思いますが、具体的に対策等をお示しいただきたいと思います。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  高齢者対策でございますが、議員さんが質問されたようにえびの市は特にこの高齢化率というのは、いわゆる超高齢化、超高齢社会に突入しているわけでございます。


 この中で高齢者のいわゆる元気な高齢者対策、それから寝たきりとか、認知症とか病弱な高齢者対策、この二つに分けられると思いますが、具体的な事業につきましては、それぞれの高齢者保健福祉サービス計画、それから保健福祉計画、介護保険事業計画、この中で具体的に進めておりますけれども。


 要約して申しますと、まず生き生きと暮らすための健康の保持と増進を図り、介護予防施策を充実していくと、それから介護予防となる社会参加と生きがい対策の推進、それから特にひとり暮らし対策、これにつきましては民生委員さんの協力を得て、現在約八百名から九百名の市内のひとり暮らしの名簿もでき上がっております。こういった方々の見守り体制の充実とか、こういったものを中心に高齢者対策として行っております。


 保健福祉サービスの中では、高齢者の援助を中心に、あるいは寝たきり、認知症高齢者の援助、こういったものの中で細かな事業を振り分けてやっているところでございます。以上です。


○四番(竹中雪宏君)  一点だけお尋ねしておきます。


 高齢者宅の生活状況につきまして、担当課として実態調査を行ったことがあるのかないのか、お伺いいたします。


○福祉事務所長(浜松政弘君)  ひとり暮らしの高齢者の実態調査でございますが、先ほど申し上げましたように一つの台帳にしまして、その家庭のことを細かく調査をさせていただいております。


 ですから、特に災害時における防災体制とか、そういったものも地域と行政と各機関とすぐ連携ができるような体制づくりとか、そういったものも分析しながらその家庭の調査をいたしているところでございます。


○四番(竹中雪宏君)  私がこれをなぜ聞いたかと申し上げますと、担当課長も十分認識されておると思うんですけれども、ひとり暮らしで気分が悪くなりこたつの中で亡くなっておられたとか、そういったことが頻繁に起こってきております。


 これから、先ほど言いましたように三四%の高齢化率であるわけですから、ぜひ実態をつかんでいただいて、民生委員の皆さんとともに区長さん、分区長さん、いろいろおられるわけでありますけれども、そういった方々と密に連携をとってやはりこれから進めていかないと、そういった事故がかなり多発してくるということを心配しておるわけでございます。


 特に年金生活でひとり暮らしの方は大変な状況でありますので、十分調査され、せめて先ほどから言いますように、生活が大変なわけでありますから、介護保険料の一部支援等は十分検討して、高齢者が安心して生活できるような状況をつくってやることがやはり行政の宿命だと、このように考えますので、市長、介護保険料の一部助成とか、そういったことは考えたことはないでしょうか。


 (発言する者あり)


○市長(宮?道公君)  介護保険につきましては、一定の減免はいたしておりますけれども、今議員が質問されたようなことは今のところ考えていないところであります。


○四番(竹中雪宏君)  思った通りの答えで非常に残念に思っておるところであります。


 西原議員の名前をよく使わさせていただきますけれども、議員も真剣にこのことは考えておられるところは、私も同じでございます。ですから、ぜひこのことは二十年度にできないとしても、これから先、そういった対策は必要ということを認識しておいていただきたいと思います。


 少子高齢化対策については、先ほどから言いますように、避けて通れないえびの市の重大な政治課題の一つであるというふうに位置づけまして、さらなる具体策を市民に提示し、真剣に取り組まなければならないと思います。


 この件につきましては、先ほどから言いますように重大なえびの市の課題でもあるわけでございますから、きょうは時間の関係上、これ以上このことに突っ込みますとあとの時間がございませんので、時期を見て対策等につき、取り組み状況、そして効果等につきまして再質問をさせていただきますので、担当課の方では、十分取り組みの方をよろしくお願いしときます。


 続きまして、畜産振興対策につきましてお伺いいたします。


 えびの市の基幹産業は、いつも市長が申されますとおり農業であります。中でも畜産は粗生産額の七〇%以上を占める大変重要な産業であることは、かねてから市長がお話されておられるよう、私もそのように思います。しかしながら、現在の畜産農家は飼料、原油の高騰など生産資材の値上がりで経営を圧迫しておることは言うまでもありません。


 一方、販売面においても肉用牛、繁殖部門を除けば肥育素牛価格の高騰、乳価、卵価、豚価の低迷などにより、畜産全般は大変厳しい状況にあります。


 したがいまして、これからのえびの市の畜産を守るため、また後継者育成を図る上からも、関係団体と連携をとり、えびの市独自の基金制度を確立させ、所得保障制度を立ち上げることが、私は急務であると考えております。


 そしてこの基金制度を立ち上げることによって、後継者、担い手ができて、さらなる畜産の振興に寄与し、えびの市の発展につながると考えるところでありますが、市長は先ほど言いましたように、えびの市の畜産を安定させる意味で、基金制度の設立を考えていただくことはできないか見解を求めます。


○市長(宮?道公君)  えびの市の基幹産業は農業であり、またその農業の中でも、畜産の粗生産高が七〇から八〇%を超しておるというふうに考えており、また日ごろから大変感謝いたしておるところでもございます。畜産農家の飼料や原油の高騰による生産資材等の高騰につきましては、私も非常に危惧いたしておるところでございます。


 しかしながら、市単独での対策は脆弱な市財政状況では厳しいため、ことし八月二十三日に開催されました九市の市長会で、国と県への対策を提案したところであります。


 また、十月十七日に行われました九州市長会でも、宮崎県の提案として国への対策を要望いたしました。


 えびの市の対応につきましては、畜産農林課長に指示しておりますので、検討内容等を答弁をいたさせます。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  現在の飼料高騰並びに原油高騰につきまして、市長より何らかの対策が必要じゃないかということで、指示を受けましたので、その協議の経過について御説明申し上げます。


 現在の状況につきましては、今まで話しましたとおり、非常に農家の皆さんは経営を圧迫されているのが現状でございます。特に畜産農家の飼料の高騰は一年前の約二割高ということで、中小家畜並びに酪農、肥育牛など配合飼料依存の経営は厳しい状況となっております。


 当市の対応といたしましては、市長が先に御答弁申し上げましたとおり、市の独自の対応は厳しいということで、国・県に対しまして要望をお願いしたところでございますが、担当課でも、去る九月五日、農林水産省と養豚農家の意見交換会等を行いまして、協議を行っておるところでございます。


 その結果によりますと、一部はどうしても消費者の方にもお願いしなければならないというような状況であるということ等が議論されたところでございます。


 今後の検討につきましては、十分しようということは考えておりますけれども、商社並びに農家の専門農協関係等がございまして、市が対策を講じる場合、農畜産物全般の支援等も検討しなければなりませんので、先ほど申し上げましたように、えびの市の財政状況ではどこまでできるかということが今後課題になるかというふうに思います。


 したがいまして、国・県の対応につきまして、要望に対しましてそれぞれ今検討されておりますので、それらの上乗せ、また市単独のものが何ができるかということを踏まえまして、検討したいということを考えております。


 十一月二十九日になりますけれども、JAの参事とも協議しまして、新年度に向けてそれらのプロジェクトを組みたいということで、現在協議をしているところでございます。


○四番(竹中雪宏君)  市長の答弁を聞いて、本当に畜産を守る気があるのかな、そういった気持ちで受けとめたわけでございますけれども、私はかね日ごろの市長の答弁を聞きまして、野菜については契約栽培をせないかんとやっと、畜産においては、そしたら何をすればいいのかと、私はこれから先畜産がずっと定着するためには、やはり市長がおっしゃるように、財政が厳しいといえばもうそれで終わりなんです。


 市長みずから国・県等に対策をお願いしたと。これは本当にありがたいことですけれども、私が言おうとせんところは、例えば肉用牛を例にとりますと、行政だけに基金を積みなさい、これはちょっと不可能です。私が市長になってもそれはできないでしょう。


 ですけれども、一例を申し上げますと、繁殖農家、肥育農家、それぞれが生産者が出荷ごとに積み立てをしていただくんですよ、出荷ごとに。そして先ほど課長の方から答弁あったとおり、それに関係団体と行政、これが出荷頭数に対してできる範囲内で支援をしていただいて、そういった四者、五者になるかもわかりませんけれども、そういった方々で基金をつくっていただいて、そして所得保障基準価格として、これは仮でありますけれども、仮に子牛の価格が今五十二、三万円いたしておりますが、子牛の平均価格を五十万円、そして肉牛価格につきましてはAの三等級、一千八百円、Aの四等級、二千円、これを下回ればえびの市の独自の基金を使って、積み立てた基金を使って、農家を支援することによって、経営が安定すると私はこのように考えておるところであります。


 こういうことも前提にして、市長としては私の質問がちょっと最初わからなかったというふうに思いますが、こういった例を申し上げましたけれども、こういった取り組みをする気があるのかないのかということをお伺いいたします。


○市長(宮?道公君)  畜産につきましては、今までも少のうございますけれども、今までも保留牛に対しての補助を行っております。ですから畜産関係につきましても、野菜の契約栽培につきましても、いろいろと検討はいたしております。


 ですが、今回のこの原油高騰によりまして、畜産農家の皆さんが、そしてまたいろんなこの原油の高騰によりまして、大変苦慮されていらっしゃる方があろうかと思いますが、特に畜産関係におきましては大変だろうということで、課長にそのことについて指示をいたしておりました。


 今課長が先ほど答弁いたしましたように、JAともいろいろ協議をしながら、そして関係団体とも協議をしながらいろいろとプロジェクトをつくりまして検討しておるということでございますので、そちらの方向でいろいろと出てくるのではないかなと思っておりますが、畜産に対しまして熱意がないということは決してありませんので、それは誤解のないようにしていただきたいと思います。


○四番(竹中雪宏君)  私はかね日ごろの市長の姿勢から思いまして、誤解をしておるとは思っておりません。しかしながら、十八年度の実績から勘案いたしまして、市長はどのような考えを持たれるか、ちょっと数字を並べてみたいと思います。


 畜産関係の予算で四千五百八十九万五千円、このうち貸付事業三千九百七十一万七千円、これを差し引きますと、実質振興対策に使われた金額というのは六百十七万八千円ですよ、六百十七万八千円。これを畜産農家で割ったときに幾らになりますか。確かにこの三千九百万円の中には、貸し付けを行っておるわけですから、これは市の財産ですよね。市の財産であって、その中で仮に二%であれば、約八十万円ぐらいの利子補給はこれに上乗せできるかもしれません。だけれどもそれを足してみても、七百万円弱の予算で、本当に畜産のことを真剣にやっていらっしゃるのかということを私は言いたいわけです。


 数字から申し上げますと、家畜の動向でありますけれども、平成十年に戻りまして、ちょっと差し引きしてみましたけれども、乳牛の戸数、三十九戸が、十八年の二月一日現在三十二戸であったものが、現在では一年間で七戸減ってるんですよ、七戸。ということは十二月一日現在で二十五戸、頭数にいたしましても、十年度が一千百八十一頭から現在は八百二十頭ですよ。


 それから和牛関係を申し上げますと、九百六十七戸あった農家が現在では六百四十戸、三百二十七戸減少しているんです。そして頭数にいたしましては、四千四百四十五頭が現在では四千二百八十一、マイナスの百六十一、これにつきましてはやはり農家の理解もあり、また行政、JA、一体となった取り組みをした結果がここに出てきておるわけです。


 ですから、さらにやはりこれから担い手をつくるためには、私が言ったように経営が安定しないと、おやじも子どもに対して「おまえも畜産をやっくれよ」、「畜産をせんなわや」ということは言えないと思います。これからさらに高齢化が進んでいくわけでありますから、ぜひそういったことを頭において、基金制度の確立、そういったことをお願いしておきたいと思います。


 担当課長の方にお願いをしておきたいと思いますが、先ほど言われましたとおり十一月二十九日、JAと協議をされたと、こういうことでございますから、話が前に進むんじゃないかなと私も期待をいたしております。ですから、三月の定例会では、「できました」と、プロジェクトをつくって検討した結果、平成二十年度からこの基金を積んで経営の安定を図れるようになりましたという答弁ができますことを、私は期待しておきたいと思います。


 さらに、畜産振興の一環といたしまして、畜産の現状につきましては、課長が一番理解をされておるところでありますから、これ以上農家を減少させないためにも、行政が支援できることは最大限に支援していただきまして、例えば人間も家畜も同じでありますけれども、水を飲みます。親換算でいきますと、一日当たり和牛で二十五リットルから三十リットル、そして乳牛でありますと五十から六十リットル、季節ごとに飲む水の量は違ってきますけれども、やはりこういった厳しい現状を打開するためにも、せめて市水を使っているのか、専門的に畜舎にホースを引いて、それで牛を養っている、豚を養っている、鶏を養っている、そういった畜産をやっている農家に対しましては、やはり水道課と協議をしていただきまして、せめて水道料の二分の一とか、または三分の一を支援するとか、そういった前向きの検討がなされれば、市民の畜産農家としても、やはり行政が頑張ってくれてるなと、頑張らないかんと、我々も頑張らないかん、そういう気持ちで今後取り組んでいかれるというふうに思いますから、ぜひこの件につきましても、検討をよろしくお願いしておきます。


 最後になりますけれども、河川の環境整備についてでございます。


 平成五年度発生した大雨により、長江川の堤防が決壊して、水田に土石流や流木が散乱し、大きな被害をもたらしたことは記憶に残っておることと思います。


 その後基盤整備と並行して河川改修がなされ、すばらしい河川となったものの、平成十八年度の大雨では堤防ぎりぎりのところまで水かさが増して、内面がえぐり取られるなど大きな被害が出たことは事実であります。


 現在、長江川の状況を見てみますと、両堤防側は地域のボランティアや一部補助金等をいただいて整備されておりますけれども、川底の土石流や特にヨシ竹を含む雑草の除去には重機が必要でございます。


 つきましては、先ほど述べましたことを頭に置いて、未然に災害を防止する上からも、県土木事務所と調査され、水量の少ない時期に早期に整備をお願いいたしたいと思いますが、市長の見解を求めます。


 もう一点ですが、長江川と並行いたしまして、池島川、通告の中には入れておりませんけれども、池島川のヨシ竹、この状況も非常に危ない、そういう状況でございますから、長江川、そして池島川を、県土木と調査をされまして、早期の解決をお願いいたしたいと思います。


 (発言する者あり)


○市長(宮?道公君)  今、池島川と長江川の両方を質問されたわけでございますけれども、JRの線路から上流は県土木事務所の管理河川となっております。担当課へいろいろと指示いたしまして、合同の調査をお願いするように要請をいたします。


 詳細につきましては、建設課長をして答弁をいたさせます。


○建設課長(下別府敏則君)  まず、長江川の関係につきまして答弁します。


 長江川につきましては、障害防止対策事業で完了した区間につきましては、平成十六年度に県が制定しました河川パートナーシップ推進事業、これを長江川沿線四区が協定をいたしまして、堤防法面の除草作業を実施され、現在整備をされている状況があります。


 地域住民が主体的に環境整備を進められていますので、先ほどの土砂の除去、またヨシ竹を含む雑草の除去、こういう関係についても県の土木事務所の河川砂防係に要請して、合同の調査を実施したいなということを考えております。


 その前段でいろいろ現地調査等もしております。特に竹下橋から浜川原橋までの区間、これに土砂が堆積をいたしております。特に浜川原橋から見ますと、右岸側が水衝部になっておりますが、左岸側の反対側に土砂が堆積している状況が見受けられます。そういう状況を県の方に要望いたしまして、早い機会に対応していただくような合同調査を一緒に要望してまいりたいということを考えております。


 (発言する者あり)


○建設課長(下別府敏則君)  池島川の関係でありますが、これも小木原橋、上流、下流に相当堆積がいたしております。特に小木原橋上流の右岸側については、ヨシ竹を含む土砂等が相当堆積し、河川断面を阻害するような量があるなということを判断いたしておりますので、先ほどの長江川、それと池島川、それと今いろんなえびの市全域の県河川の堆積状況も把握いたしておりますので、そういう全体を含めた合同の調査を要望していきたいということを考えております。


○四番(竹中雪宏君)  前向きの課長の答弁をいただきまして、もう一点だけ質問させていただきますが、時期といたしましては、いつごろをめどに実施していただくものか、お伺いいたします。


○建設課長(下別府敏則君)  時期等でありますが、合同の調査については、十二月中には合同の調査をしていただきたいということで、今調整をいたしております。


 ただ、除去等については県の予算等の都合もありますので、緊急性、優先度を県の方で決めていただきながら、お願いをしたいということを考えております。


 長江川、池島川ではありませんが、以前市民の皆さんから要望がありました県河川の彦川、それと京町の先にあります稲荷川等を今現在要望いたしておりますので、今要望のありました長江川、池島川についても、平成二十年度の予算等でお願いができないかということで、市の方から県の方に要望していきたいということを考えております。


○四番(竹中雪宏君)  ある程度のめどはついたようでございます。人間も同じでありますけれども、やはり病気になってからいろいろするよりも、病気にならないうちに予防注射を打つとか、いろいろな手だてをする。この河川につきましても、崩れてから工事をするよりも、崩れないうちにそういった最小限のできることは実施して災害から守る、見ていただいたとおり、ヨシ竹につきましてはやはり四メートル、五メートルあります。これを我々は地元農家のトラクター等を使ってやっておるわけでございますけれども、大変です。これは人力でやるのは。


 ですから要望いたしておりますように、今前向きのお答えをいただきましたので、流木等がヨシ竹にかかって、堰をかけて大きな災害が発生する前に取り組みをお願いいたしたいということをお願い申し上げまして、私の質問を終わります。


○議長(高牟禮宏邦君)  お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(高牟禮宏邦君)  御異議なしと認めます。よって本日はこれをもって延会することに決定いたしました。


 次の本会議は、十日午前十時から開き、一般質問を続行いたします。


 本日は、これをもって延会いたします。


                    延会 午後 三時 十二分