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宮崎県 えびの市

平成19年 6月定例会(第 7号 6月21日) 一般質問




平成19年 6月定例会(第 7号 6月21日) 一般質問





 
                      平成十九年六月二十一日 午前十時開議





第  一 一般質問





          本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件





   一 一般質問


   二 陳情第二十三号、陳情第二十四号





出席議員(十九名)


     一番   宮 崎 和 宏  君    一一番   押 川 秀 齢  君


     二番   西 原 義 文  君    一二番   高牟禮 宏 邦  君


     三番   谷 口   勲  君    一三番   中 間 從 郎  君


     四番   栗 下 軍 治  君    一四番   宮 野 重 敏  君


     五番   外 園 秀 雄  君    一五番   外 園 三千男  君


     六番   村 岡 隆 明  君    一六番   栗 下 政 雄  君


     七番   西 原 政 文  君    一七番   宮 浦 佳 紀  君


     八番   井川原 志庫男  君    一八番   有 馬 正 雪  君


     九番   溝 辺 一 男  君    一九番   蕨 南 善 之  君


    一〇番   蔵 園 晴 美  君





欠 席 議 員(なし)





議会事務局職員出席者


  事務局長    柳 田 和 幸 君    議事運営係   西 原 邦 浩 君


  事務局次長   福 田 孝 正 君    議事運営係   篠 原 亜矢子 君


  議事運営係長  萩 原 博 幸 君





地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者


  市   長   宮 ? 道 公 君    学校教育課長  山 下 寿 男 君


  副 市 長   冨 岡   務 君    社会教育課長  白 坂 良 二 君


  教 育 長   上 野 兼 寛 君    財産管理課長  若 松 秀 一 君


  総務課長    坂 本 謙太郎 君    福祉事務所長  浜 松 政 弘 君


  企画政策課長  小 崎 久美子 君    健康保険課長  竹 下 京 一 君


  行政管理課長  木 村 政 一 君    環境業務課長  下別府 敏 則 君


  財政課長    上加世田 章人 君    観光商工課長  松 永 康 二 君


  建設課長    新屋敷   久 君    税務課長    藤 嶋   勉 君


  畜産農林課長  伊 藤 保 也 君    市民課長    西 田   健 君


  農村整備課長  境 田 次 男 君    会計管理者   泊   秀 智 君


                       市民図書館長  馬越脇 康 二 君





                    開議 午前 十時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  皆さん、おはようございます。ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第七号によって進めます。


 この際、表彰状の伝達を行います。


 六月十九日、日比谷公会堂で行われました全国市議会議長会第八十三回総会において、表彰状の贈呈がありました。市議会議員として十五年以上務められました功績により宮野重敏議員に表彰状と記念品が贈呈されました。これよりその伝達を行うことにいたします。宮野重敏議員は、演壇の前にお進みください。


   表 彰 状


                 えびの市 宮 野 重 敏 殿


 あなたは市議会議員として十五年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第八十三回定期総会にあたり、本会表彰規定により表彰いたします。


 平成十九年六月十九日


            全国市議会議長会会長 藤田博之。


 代読。


 おめでとうございます。


 〔表彰状授与・拍手〕


○議長(宮崎和宏君)  これより、本日の日程に入ります。


 日程第一、一般質問を行います。


 本日は、村岡隆明議員と栗下政雄議員の二人を予定しております。


 まず、六番、村岡隆明議員の発言を許します。村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  皆さん、おはようございます。


 一般質問も最終日になりました。市長におかれましては、お疲れの中と思いますけれども、私の一般質問をさせていただきたいと思います。


 私は、将来にかかわる前向きな提案をさせていただきたいと思いますので、前向きな御答弁をいただければありがたいと思います。


 市長は、常に将来に負担を残さない財政運営ということを口にされています。私もこの民営化を含む財政改革、これは宮?市長だったからできたことだと非常に高く評価しております。ここに来まして、市長の口から、ある程度、夕張のようなまちになることはなくなったという言葉を聞くんですが、逆に改革のテンポがおくれるのではないかと、そういった心配もしているところであります。


 まず一点目に、財政運営と将来の見通しについてということでお伺いしていきたいと思います。


 まず、新型交付税について、本年度この新型交付税というのが導入されるということになっておるんですが、この新型交付税の目的というのを、まずわかりやすく説明をしていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  上加世田財政課長。


○財政課長(上加世田章人君)  それでは、新型交付税の目的ということでございますが、お答えいたします。


 新型交付税につきましては、本年度から導入されるということでございまして、基本的には、普通交付税の算定方式が一部かわっていくものでございます。


 まず、地方交付税について申し上げますと、地方交付税は、どの地域に住む住民にも一定の行政サービスが提供できるよう、国税五税の一定割合の額を国が交付するものでございまして、標準的な行政の実施に必要な経費を賄うための地方税収等が不足する団体に交付される一般財源でございます。この交付額につきましては、各自治体の人口、面積のほか、自然条件や社会条件など、各自治体における環境条件の多様性が反映される緻密な算定方法により、これまで総務省が決めておったところでございます。


 しかしながら、基本方針二〇〇六におきまして、この緻密な財政需要の算定が、算定方法の複雑化を招き、不透明であるとの考え方のもと、新型交付税では、算定方法の簡素化と透明性を高めることを目的としたものでございまして、単純に自治体の人口と面積に応じまして交付する仕組みとされたところでございます。


 また、地方が提供するサービスの基準の多くは、国が定めているところでございますが、並行して国の規制や基準も縮小させながら、地方が自由に使途を決定できる交付税の部分を拡大させることを目指している制度でもあるととらえているところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  本年度からの導入ということなんですけれども、まだ六月なので、この交付税というのは発行されていないのかなと思うんですが、現時点では、その算定の中身とかわかっているんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上加世田財政課長。


○財政課長(上加世田章人君)  普通交付税の算定は、この新型交付税におきましても、例年七月末に算定が行われているところでございます。したがいまして、現時点では、その算定の補正係数、内容等につきましては、まだ不明の状況でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  新型交付税に一部移行していくということなんですが、この新型交付税のえびの市における影響というのは、ある程度試算をされているんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上加世田財政課長。


○財政課長(上加世田章人君)  新型交付税の中身について、若干御説明したいと思うわけでございますが、今回の新型交付税は、平成十九年度におきましては、国の基準づけがない、あるいは弱い行政分野について、約一割程度となる見込みでございます。今後、現在地方分権改革推進法に基づきまして、地方分権がさらに進められようとしているところでございますけれども、また三年以内に地方分権一括法、仮称でございますが、これが制定されることになりますと、国の関与の縮小とあわせまして、順次拡大され、全体の三分の一程度の規模を目指すものとされております。


 影響でございますが、国の基準づけがこのように廃止されましても、基本的な行政サービスの必要性がかわるわけではございませんので、地方の実態を踏まえた財政需要の算定を行うには、先ほど申し上げました、単純に人口と面積だけでは算定できないものではないかと考えているところでございます。


 新型交付税が三分の一まで拡大された場合、現時点では不透明ではございますけれども、過疎地を初めとする地方都市は、大変厳しい状況に置かれるのではないかという懸念も持っております。したがいまして、交付税に依存しております当市にとりましては、財政運営に影響が懸念されるところでございますが、この制度の基本フレームでは、離島、過疎などの真に配慮が必要な地方団体に対する仕組みを確保することとされておるところでもございますので、本年度の交付税の算定の状況、あるいは今後の拡大に対する国の算定方法のあり方等を注視しながら、影響を分析していく必要があるものと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  最大三分の一までこの新型交付税が拡大されるということなんですけれども、いろいろ調べてみますと、この新型交付税で試算をしている自治体も何件かありまして、ほとんどの自治体がやはり削減されるであろうという予測を立てていると。先ほど課長の方からも、交付税そのものが削減されていく方向にあると思いますので、この影響を受けて、さらに交付税としては厳しくなっていくという認識でよろしいでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上加世田財政課長。


○財政課長(上加世田章人君)  交付税の今後の見通し的なところでございますけれども、先般六月十九日に基本方針二〇〇七が決定されたところでございます。その中におきましても、地方というマクロな状況の中で、歳出削減については、大幅な削減をするというような表現がされているところでございますので、普通交付税につきましても、削減されるのではないかというふうにはとらえているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  新しい交付税の仕組みができてくる中で、やはりその中でも、えびの市にとっては厳しい未来が予想されるんですが、この安倍総理になってから、新しい政策として、頑張っている地方を応援しようということで「頑張る地方応援プログラム」というのがことしからスタートしていると思うんですが、えびの市では、ホームページの方で、最近えびの市の取り組みとして公表されている現状があるんですけれども、まずこのえびの市で「頑張る地方応援プログラム」、どのような取り組みをされるのか、説明をしていただければと思います。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  「頑張る地方応援プログラム」につきまして、えびの市での取り組みでございますが、当初九月ごろに予定をされています二次募集を視野に入れておりましたけれども、少しでも早い段階での申し込みによりまして、確実に交付税措置がなされることを念頭に、今検討を関係各課と重ねてきたところでございます。


 五月末になっておりました一次募集におきまして、二つのプロジェクトを応募いたしました。市役所本庁舎の耐震改修工事と、洪水ハザードマップの作成を組み入れました、市民の安心・安全災害対策プロジェクトが一つ目でございます。


 それから二つ目が、ぷらいど21助成事業、まちづくり条例市民研究会、元気なまちづくり推進交流大会、企業と市民のコラボレーション支援事業の四つを組み入れました、市民主体のまちづくり応援プロジェクトのこの二つでございます。


 また、九月ごろに予定されております二次募集に向けまして、別途プロジェクトを作成するために、今後関係各課と協議を重ねていきたいと考えております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この「頑張る地方応援プログラム」も交付税の中の、これは上積みでないところが残念なんですが、交付税の中の三千億円程度、十九年度は企業誘致の方の交付がないということで、二千七百億円程度の交付税の中身を、こういった形で頑張っている地方に応援しますよという政策だと思うんですが。


 今、課長の方から二つのプログラムを取り組むということで、一次募集の方で申請をされたということなんですが、この特別交付税の中で五百億円程度、これは支援措置ということで、これは上限が毎年三千万だったですか、取り組みの経費として交付されると思うんですが、この二千七百億円程度の交付税につきましては、成果の指数、成果を上げたところに反映するという、非常に漠然としたことが書いてありまして、今年度は九つの指数で、この三千億円程度の交付税を各地方に分配するということなんですが、この指数の算定というのは、現時点でわかっているんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上加世田財政課長。


○財政課長(上加世田章人君)  成果指標の関係で御答弁したいと思いますが、まず、今回の「頑張る地方応援プログラム」につきましては、地方交付税で措置されるものでございますが、特別交付税で措置される部分と普通交付税で措置される部分がございます。そのうち、普通交付税の基準財政需要額に算入される部分が二千二百億円程度ということで考えております。


 この成果指標につきましては、平成十七年度に行政改革インセンティブ枠として、行政改革指標が創設されたわけでございまして、今回の「頑張る地方応援プログラム」では、これに加え八つの指標が追加されたところでございます。


 国の現時点での方針によりますと、先ほども申し上げましたとおり普通交付税の算定時期の関係がございまして、十九年度の普通交付税の決定まで検討を行うということで、今国からは来ているところでございまして、現段階では試算ができない状況でございますが、ただ、この成果指標につきましては、都市部に有利な成果指標となっているのではないかという懸念もございまして、今後、過疎地域など条件不利地域への具体的な割り増し算定といったものがまだ示されておりませんので、現段階では算定できないということでございますので、御理解をいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  三千億円程度、十九年度は、二万七千億円程度の中の五百億円程度が特別交付税で、取り組みの経費として出ると。これは比較的ほとんどの自治体がこの取り組みの経費に関しては、申請すると思うんですが、この残りの二千二百億円程度の成果の指標というのが現段階ではわからないと。


 この指標の中には、行政改革指標、農業産出額、製造品出荷額、事業所数、出生率、転入者人口、小売業年間商品販売額、若年者就業率、ごみ処理量というような成果指標が上げられて、まだその算定はわからないということなんですが、この成果指標を上げるためのプログラムでなくてはいけないと思うんですけれども、先ほど企画政策課長の方からあったえびの市での取り組み、市民の安心・安全災害対策プロジェクトと市民主体のまちづくり応援プロジェクト、これがこの九つの成果指標を上げるためのプロジェクトになるのかなという疑問があるんですが、この点については、いかがでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  「頑張る地方応援プログラム」の中の地方交付税による支援措置三千億円のうち、特別交付税措置が一応五百億円程度、総務省のホームページ上にプロジェクトに取り組むための経費といたしまして、プロジェクト応募いたしましたのは、こちらの特別交付税措置の関係でございます。


 こちらにつきましては、市町村が一般財源として負担する部分についての対象経費というようなことでされておりますが、先ほど言われました、その成果指標に基づく交付措置は、普通交付税の方でされますので、一応応募いたしましたプロジェクトと、この普通交付税の算定とは、一応別枠になるかと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  取り組みの経費は、特別交付税でというのはわかるんですが、このプログラムそのものがこの九つの指標を各自治体が高めるためのプログラムなんじゃないかなと。そのための取り組みの経費として、一律三千万円出るということなので、基本的には特別交付税と普通交付税で出どころは別だと思うんですけれども、この九つの指標を高めるというのがこのプログラムの最終目的ではないのかなと思うんですが、その取り組みの経費と関連がないような感じなんですが、その点についてはどうなんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上加世田財政課長。


○財政課長(上加世田章人君)  普通交付税の基準財政需要額で反映される部分でございますが、その成果指標といたしましては、行政改革指標というのが一つあるわけでございますが、これにつきまして、これは平成十七年度から導入されておりますので、どういう内容になるかと申しますと、十八年度算定で申し上げますと、人件費、物件費、維持補修費などの決算を十三年度と十六年度を比較した場合に、この増減率が全国平均を下回るか、上回っているか、そういう見方で行政改革指標は行われたところでございます。


 したがいまして、まだはっきりとはわからないわけでございますけれども、ほかの指標につきましても、全国平均を基本とした伸び率といいましょうか、そういうもので補正率がかわってくるのではないかというふうには、今考えているところでございます。


 したがいまして、あくまでこの九つの普通交付税の成果指標につきましては、普通交付税の基準財政需要額の中に反映されるものとして、国で二千二百億円の予算が確保されているということで考えているところです。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  ということは、今の考え方では、この特別交付税の中で三年間の五百億円程度というのと、普通交付税の算定に反映される九つの成果指標というのは、別の取り組みで考えていると。もちろんこの九つの成果の指標というのは、このプロジェクトの経費だけで賄えるものでは当然ないと思うんですが、別な目的で動いているといいますか、この三年間の取り組みの経費だけが何か独立しているような感じがするんですが、この九つの成果指標とは別な形で予算執行するということなんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  特別交付税と普通交付税の直接的な算定には結びつきませんが、そして最終的にこの三年間のプロジェクトを取り組むことによりまして、最終的にはこの成果指標の上昇といったものに結びつくということが大きく言いますと必要だろうと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  私もそうだと思っているんですが、この段階で、第一次募集で五月に申請をされたということなんですが、七月の末時点で、この成果指標の算定の中身がわかるのであれば、それを見た上で、第二次の募集でもよかったのではないかなと。どういった点が、転入者人口といっても、全国平均で比較するのか、昨年度と比較するのか、伸び率で比較するのか、そういった算定がわかってから、一番えびのに有利な形で取り組みの経費を使っていくという方がベストだったんじゃないかなと思うんですが、その点についてはどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  私どももそのような考え方で、当初はちょっと慎重な姿勢でおりましたが、最終的には、やはりこのプロジェクト、特に十九年度の事業につきましては、市の方で予算措置をしていなければいけないというのがございまして、特にその中でもえびの市が一般財源として負担する部分に対して算定されるというようなことでございますので、当初予算の範囲内で出せるものはないかということで、まずは検討いたしまして、一次として出させていただいたところでございますが、今後そのような算定の具体的な分析等を重ねながら、積極的に、おっしゃるような考え方も踏まえましてやっていきたいと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この「頑張る地方応援プログラム」だけにかかわらず、この九つの指標というのを高めるのは、当然えびの市にとって非常に大事なことだと思いますので、ぜひ一体化した取り組みの経費がこの九つの指標を上げるような政策に結びつくように、ぜひお願いしたいと思います。


 続きまして、将来の財政運営の展望についてということで、先般、宮浦議員の方からも、一般質問の方であったと思うんですが、緊急財政改革推進計画、これが一段落、十八年度で終わりまして、今回第二次財政改革推進計画が策定されて、説明資料として今回配付していただいたんですが、まず、この緊急財政改革推進計画の成果、これはどのように評価されているんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 国が進めた三位一体の改革が平成十六年度より本格化する中、えびの市の財政は財政基盤が非常に脆弱な上に、従前のような財源確保はできないという予測のもとに、緊急財政改革推進計画を策定いたしました。


 本計画は、直面する財政危機にかんがみ、徹底した歳出の抑制や官から民へという基本的な考えのもと、民営化や民間委託などを進めることによって、歳出構造改革を進めたものでございます。


 本計画の策定前は、平成十八年度には、予算編成が困難になると想定しておりましたが、改革を推進した結果、三年間という短期間で大きな成果を生み出し、危機的状況は当面回避することができたところでございます。


 財政効果は、平成十四年度からの財政健全化と平成十六年度から十八年度までの緊急財政改革推進計画の実績で申し上げますが、平成十八年度決算見込みで累積効果として約二十六億九千万円となる見込みでございます。


 結果が示しておりますように、地方交付税が大幅に削減される中、本市を赤字に転落させてはならないという所期の目的は達成できたものと考えております。また、同時に自主自立のまちづくりを進める上でも効果があったものととらえておるところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この緊急財政改革推進計画書というのは、国が改革のプランをつくりなさいという指導よりも以前にえびの市がつくったんじゃなかったかなと思っているんですが、非常にタイムリーで効果が出て、先ほど市長がおっしゃったように、短期間のうちでかなり改革が進んだ、そういった実感も私たちにもあります。


 ここで、先ほど冒頭にも言いましたけれども、十八年度が終わり、十九年度からの取り組みということで、第二次財政改革推進計画書が出されたんですが、この緊急財政改革推進計画書と比べますと、少し具体性に欠ける中身になっているなというのが最初見た印象だったんです。この緊急財政改革推進計画は、十分短期間で成果が出たと市長もおっしゃいましたけれども、それを受けて次の推進計画、この計画が具体性に少し乏しいものになっていると思うんですが、この点はどのようにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上加世田財政課長。


○財政課長(上加世田章人君)  議員がおっしゃいますように、緊急財政改革推進計画におきまして、短期間で大幅な改革を推進したところでございます。第二次財政改革推進計画書につきましては、基本的には、基本方針二〇〇六におきまして、国が歳出歳入一体改革という方針を掲げております。それによりまして、地方財政計画が国の歳出抑制と歩調を合わせた厳しいものになるということを現在予測しているところでございます。


 その中で、今回の計画につきましては、改革の柱を五つ掲げまして、さらにその柱のもとに歳入として三項目、歳出として八項目の取り組みを掲げておるところでございます。


 今回の改革につきましては、歳入に関しましては、行政運営の根幹が市税収入であるという基本を踏まえまして、市税収入の安定的な確保と、またさらに歳出に関しましては、地方公共団体における行政改革のさらなる推進のための指針というものを国が示しております。


 その中でも、総人件費改革の推進というのを取り上げておりますので、本計画におきましても、総人件費改革の推進、また事務事業の見直しに伴う歳出削減という項目で多額の収支不足の圧縮を図るという計画となっておるところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  それでは、この第二次財政改革推進計画の少し具体的な中身についてお伺いしたいと思いますが、先ほどの五つの改革の柱の中で、市税収入を高めるという柱が一個あるんですけれども、十七年度の市町村財政概況、これが昨年度から一般に公表されるようになりまして、宮崎県のホームページから、えびの市の十七年度決算に基づいてなんですが、市町村の財政概況を見させていただいたんですが、やはりこの収納率というのが慢性的にえびのがやはり低い。十七年度の決算だけではなくて、その前も九市の中では、収納率というのは非常に低い状況で、この改革の柱の中にも、人件費等の徴収経費の割合は高いけれども、収納率がなかなか上がっていないというようなことも書いてあるんですが、実際に、徴収をされる方をふやしても、収納率が上がっていないということは、これは徴収の人をふやすだけでは収納率が上がらないのではないか。税金を払える人と払わない人を明確にして、悪質な滞納者については、名前を公表するなど、そういったある程度強気の姿勢も示さないと、この人件費をかけるだけでは収納率は上がらないんじゃないかと思うんですけれども、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上加世田財政課長。


○財政課長(上加世田章人君)  お答えいたします。


 収納率の向上につきまして、今回第二次財政改革推進計画の中で取り上げているところでございます。これにつきましては、本計画では、新たな収納率の目標値を設定し、徴収率の向上及び滞納縮減に努めるということで考えているところでございまして、具体的には、この改革の三年間の中で目標数値として九七%という徴収率を目標設定をしているところでございます。


 おっしゃいましたように、徴収率の向上のための対策等につきましても、九七%という目標を達成するために検討を重ねていかなければならないものではないかというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  その税収を上げる、収納率を上げる、計画の取り組みの中には、収納窓口の平日時間の時差出勤による延長及び日曜休日の収納窓口開設を推進するというのもあるんですが、こういった中で、自主的に市民の方が収めていただくということも、一つ大事な政策だとは思うんですが、もう少し強い気持ちで、きちんと納めている市民の方が不利益をこうむらないような、公平な税収を上げるということを考えると、そういったもっと強い取り組みの姿勢が必要じゃないかと思うんですが、その点について、市長はどのようにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 えびの市の税金、そしてまた保険税等を見てみますときに、非常に収納率が悪いのであります。まじめに払っていただいていらっしゃる方々に対しまして、この滞納者の方々のことを考えるときに、大変まじめな人に対しましては申しわけないなと思っているところであります。


 ですから、以前より税務課長におきましては、この滞納者のことにつきましては、十分考えて、そしてとにかく悪質な方に対しては、差し押さえでもやりなさいということで、指導をいたしておるところであります。


 また、特に保険税等も九二%を目標にいたしておるところでございますけれども、その九二%が達成されていないところであります。ですから、今回もこの議会に御提案申し上げておりますように、保険税に対しまして、一億四千万の補填をするようにお願いをいたしておるところでございます。その一億四千万の補填を一般会計からいたしておるわけでございますけれども、それをしてもさらに保険税を上げていかなければならないというところに、非常に苦慮いたしておるところでもありますし、また残念に思っているところでもあります。


 ことしは特に、この保険税につきましては、九二%というのを目標に徹底的に徴収するように指導をしてまいります。そして九二%を達成いたしますと、国の方から特別交付金をいただくことができますので、それをもらいながら、そして保険税を調整していきたいと思っているところであります。皆様方の御協力をよろしくお願いを申し上げておきます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  今、市長の答弁の中にもありましたとおり、その九二%という徴収率をクリアしないと、しないことによって国からのお金がもらえないという時期があったわけでありまして、その徴収率アップというのは、非常に大きな課題だと思います。


 先ほど、市長は差し押さえでもして徴収率を高めなさいという指導をしているというお話だったんですけれども、実際差し押さえということに関しましても、なかなか民間の方が先に差し押さえをしたりする現状がありますので、まずは払える人、払わない人の差をはっきり明確にした上で、悪質な滞納者の名前などを公表する必要が、私はあると思うんですけれども、その点については、市長はどのようにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 最近、個人情報等もございまして、その点を十分考慮しながらやっていかなければいけないと思っているところでございます。できるものならば、そのようにしたいと思っておるところでもあります。


 そしてまた、差し押さえの件を申し上げましたけれども、今議員が言われますように、不動産は既にいろんなところが、いわゆる担保というんでしょうか、それを踏まえていろいろ担保をとっていらっしゃるところがありますけれども、動産につきましては、それがないのではないかということで、今動産について検討するようにということを指導しているところであります。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この計画に沿って、現時点での税金を納めない人の負担というのが、将来の子どもたちに降りかかってくることのないように、今払うべき人からは十分強い姿勢で税金の徴収に当たっていただきたいと思います。


 次に、この計画の取り組みの中で、柱の中にもあるんですが、民間でできることは民間でというお話もありまして、公共サービスの見直しの中で、ごみ処理部門の民間委託の拡大というのが一つ具体的に提示されているんですが、これはどういったお考えなんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいまの質問に対しましては、環境業務課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  下別府環境業務課長。


○環境業務課長(下別府敏則君)  お答えいたします。


 歳出の中に公共サービスの見直しという中に、ごみ処理部門の民間委託の拡大というのが計画の中にあるわけですが、現在地区ステーションの中に出します燃えるごみ、燃えないごみ、空き缶・空き瓶、廃プラスチックという四種類を今地区ステーションに出して、このうち、燃えるごみと燃えないごみの市内全域の拡大ということで定着しておりますが、あと地区ステーションに出す空き缶・空き瓶、それと廃プラスチックの収集を官から民へということで、民間委託の拡大を図っていこうということで、今計画をいたしているところであります。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  ということは、これはごみ収集部門の民間委託ということで、ごみ処理、美化センターとか最終処分場とか、そういったところの営業を民間に広げていくことではないということですね。そうであれば、前回の緊急財政改革推進計画書の中では、非常に具体的な民間委託というのが掲載されていまして、それが単年度のうちに進んだと。ある程度、えびの市の受け皿ということを考えると、えびの市に受け皿がある範囲の中での民間委託しやすい部分というのは、あるい程度民間委託が一段落ついたのかなという気がするんですが、逆にこれから先の民間委託というのが非常に難しい、ひょっとしたら、受け皿としたらもっと広域で考えなければいけないところも出てくるかと思うんですが、民間委託、市民図書館を指定管理者に来年するというお話とごみの収集部門の民間委託を拡大するというところで、この民間委託ということも一つブレーキがかかってしまっているんじゃないかなと思うんですが、この民間委託に関しては、もう少し拡大していくお考えはないんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 今議員が質問されましたことに対しまして、ごみ収集の方が幾らか、民間委託が遅くなっているのではないか、改革が遅くなっているのではないかというようなことでございますけれども、できるものから順次やってまいります。ごみの収集に対しましても、これからまだ改革し、そして民間にお願いしなければいけないところがございますので、その点は十分今後前向きに検討してまいりたいと思っておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  ごみ収集だけじゃなくて、いろんな公共サービスで、まだ民間ができる可能性がある施設だけじゃなくても、業務というのは、かなりまだえびの市に残っていると思うんですよ。その民間委託のスピードというのがこの三年間のスピードと比べると、ガタンと今後三年間で、民間委託の具体的な見通しがなくなっているのが非常に心配なわけでありまして、今ちょうど民間委託の波が非常に加速し出したところだと思うんですが、もっといろんな業務を民間でできるものは民間でできるんじゃないかという検討をさらに強く進めて、できるところは具体的にこういった計画の中に明示して民間委託を進めるべきだと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 今議員が質問されましたように、市役所の仕事の中でも、必ずしも公務員がやらなくてもいい仕事も中にはあるのではないかと思っておるところでもありますし、これから民間に委託できるものは、さらに民間にお願いをいたしまして、そして市役所内をスリム化しながら、また市民へのサービスが低下しないようにということを考えながらやっていきたいとお持っております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この第二次財政改革推進計画書の中には、なかなか具体的な民間委託ということは書いてないんですが、ぜひこの計画書の中に書いていない部分に関しても、常にその民間委託ということに関しては、できるものはないかということを常に考えて、政策の中に盛り込んでいったいただきたいと思います。


 緊急財政改革推進計画書の積み残しとして、日当の廃止などはどうなっているのかという質問が宮浦議員の方からだったと思うんですが、これも出たと思うんですが、この改革の柱の中の四番目には、聖域なく歳出削減を行うということで書いてあるんですが、こういったいろんな手当の問題とか、日当とか、そういったことをもう廃止している自治体も出てきているんですけれども、こういった人件費の人の数を減らすだけではなくて、そういった手当を削減したりとか、昇給を今少し号俸の改革があって、昇給が今ちょっとストップしている状況だと思うんですが、職員の方のそういった昇給をおくらせるとか、そういった改革もしていかないと、夕張みたいにならなくて済む現状ではあるとしても、将来のことを考えると、そういったことにも手をつけていかないと、財政破綻して退職金が出ないと、そういった状況になるよりは、今のうちに、傷口が小さいうちにそういった改革も順次取り組むべきだと思うんですけれども、今度の新しい計画書を見ても、そういった人件費、これは組合の方との交渉も必要だと思うんですけれども、そういったことを含めての削減というのはお考えになっていないんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいま、議員が質問されましたことは、十分考えておるところでございます。詳細につきましては、行政管理課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  木村行政管理課長。


○行政管理課長(木村政一君)  お答えいたします。


 お尋ねになりました日当の件につきましては、積み残し部門ということで、早急に職員団体等との協議を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。


 なお、先ほど来からおっしゃいますように、行革につきましては、終わりはございません。したがいまして、私たちは常に事務事業等を見直しいたしまして、財政的にも行政サービスが、また低下しないように、いろんな研究、検討を重ねてその向上策を図っていかなければならない、そういう基本的な考え方は持っております。


 したがいまして、外園議員さんにもお答えいたしましたけれども、当面集中改革プランでは、職員数三百名という目標がございます。現在からいたしますと、四十名ちょっと減ということになってまいります。そういう状況になりますと、事務事業を見直さないと、その三百人体制での対応はできないだろうと。そういう状況の中で、その事務事業の中にも民間にしていただける部分があれば民間にしていただく。そういうことも含めて研究をしていきたいというふうに考えております。


 おっしゃいますように、人件費等々もございますけれども、いろんな角度からいろいろと研究をいたしまして、行革のさらなる推進をしていきたいというふうに考えているところでございます。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  ぜひ市長が一期目からずっと取り組まれたこの財政改革、非常に今、軌道に乗ったところだと思いますので、緊急に財調がなくなるといった危険性はなくなったということですが、今後もっと厳しく交付税が削減されることが予想されますので、将来のことを考えた財政運営をぜひ行っていっていただきたいと思います。


 ある程度、財政については厳しいと、その中で今後とも取り組んでいくというような御答弁だったと思うんですが、今度は逆に市民へのサービスということを考えますと、お金がないから市民へのサービスも減ってきているということでは意味がないわけでありまして、職員の方々が今までしなかった努力をしていく、していきやすい環境をつくっていかなくてはいけないと思います。


 財政の負担を伴わない市民サービスの向上、こういった中で、職員の方々のやる気を出す。頑張った人が評価されるという能力給の導入とか、こういったことが非常に大切なんじゃないかなと。効率的に行政サービスをやっていくには、この能力給というのは必要不可欠じゃないかと思うんですが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 職員の能力給に対してのことですけれども、その点につきましては、十分考えていかなければいけない、また、そのようにしなければいけないということもあるようでありますけれども、なかなかその点につきましては、慎重にやっていかないといけないのではないかなと思っているところであります。今議員がお尋ねになります趣旨はわかります。そのことについては、十分わかっておりますので、今後その点につきましては、検討させていただきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午前 十一時  〇分


                    開議 午前 十一時  十分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  今市長の方から、能力給については、今後検討していきますというお話だったんですが、これは集中改革プランの中では、既に十八年度で検討を済ませて十九年度から試行するという計画だったと思うんですけれども、その十九年度の試行というのは何か考えていらっしゃるんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  木村行政管理課長。


○行政管理課長(木村政一君)  議員さん、御質問がありましたように、平成十九年度試行ということで計画をいたしております。ただ、この人事評価システムというものは、なかなかシステム構築に至るまでは難しい問題がございまして、客観的に判断をしていかなければいけないという部分がございます。そういうところの客観性をどのように持たせて人事評価制度を確立していくか、その辺がなかなかまとめが難しい部分がございまして、現在なお研究課題として取り組みをさせていただいているところでございます。


 集中改革プランでは、十九年度、二十年度試行、二十一年度実施という計画でありますので、その実施に向けていろいろと研究をさせていただきたいというふうに考えております。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  ぜひ頑張った職員の方が評価される、そういったことが市民サービスにつながると思いますので、この能力給の導入については、なるだけ早く導入していただきたいと思います。


 次に、三番目の庁舎の耐震改修に伴う総合窓口の設置について質問をさせていただきたいと思います。


 これまで市民の方が窓口を行ったり来たりしなくて済むように、一つの窓口で、ワンストップサービスで職員の方が動いて市民の方は一つの窓口ですべての用事が済ませる、この総合窓口の設置というのは、今までいろいろ多くの議員の方々からも提唱されてきたと思うんですけれども、財政的な理由、ハード面の理由で、えびの市の場合は、総合窓口の設置というのは難しいんではないかという、今までの答弁だったと思います。


 今回、国の補助も受けて、庁舎の耐震改修が行われることになりまして、一階部分と二階部分のフロアが増床されることになったということなんですが、このハード面がある程度充実したことを受けて、ぜひ総合窓口を設置するべきではないかと思うんですが、その点については、どのようなお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  木村行政管理課長。


○行政管理課長(木村政一君)  お答えいたします。


 議員さんおっしゃいますように、耐震改修によりまして、フロアが若干広くなるということでございます。行革の立場としてお答えいたしたいと思います。


 おっしゃいますように、総合窓口制度を設けることが一つの目標でございますが、今回は、このフロアが広くなることによりまして、いわゆる市民課、そして健康保険課、福祉事務所、これに加えまして税務課が一つのフロアの近くになることによって、市民の方々のその移動距離を少しでも短くしていく、そういう中で総合窓口制が図られないかという一つの課題がございますけれども、今のところは、市民の方々の利用される方々の移動距離を少なくする方向で考えていきたいというふうに思っているところでもあります。


 これにつきましては、今後関係課で検討をしていただきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  なるだけ市民の負担を減らすということで、税務課なども一緒にフロアにまとめるというようなお話だったんですが、一番市民の方が困られるのは、たらい回しにされると、まずどこの課にこの相談をしたらいいかがわからない、そういったところから、市民の方がいろんな課に足を運ばれて苦労される、そういった苦情なども聞いておりますので、ぜひこの総合窓口、一つの窓口で対応できるようなハード面の整備がある程度できましたので、そのこともぜひ進めていっていただきたい。その市民の移動距離を少なくするということも大事だと思うんですが、もう一歩踏み込んで総合窓口をぜひ設置していただきたいと思うんですが、その点についてはいかがですか。


○議長(宮崎和宏君)  木村行政管理課長。


○行政管理課長(木村政一君)  おっしゃいますように、総合窓口制度は、市民の皆様の負担を軽くしていくということで、一つの部署ですべての手続等が行える、そういう状況に持っていくのが一番ベターなやり方だと思っております。


 ただ、今のところ財政等もいろいろと厳しい状況にあります。そしてまたそういう対応をしていくためには、ソフト面の充実も図っていかなければならないということもございますので、当面は、市民の皆様の利用される方々の移動距離をなるだけ短くしていく方向、その後、財政的な状況によりまして、そのソフト開発等も含めまして、目標を持っていきたいというふうに考えております。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  なかなか総合窓口というのは、今のところでは難しいというような答弁だと思うんですが、市民の方が歩く部分を職員の方が歩いていただければ一つの窓口で済むと思いますので、ぜひそういった形で市民の方々のワンストップサービスというのは考えて推進していっていただきたいと思います。


 次に、フレックスタイムの導入の提案なんですが、これは行革のアンケートの中でも土日の窓口の開業、五時以降も窓口を開けてほしいという市民のアンケートが多かったと思うんですが、一部導入されるような計画もあると思うんですが、完全に土日の窓口を開ける、五時以降も時差出勤して開ける、こういったお考えはございませんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  木村行政管理課長。


○行政管理課長(木村政一君)  第四次行政改革大綱にありますように、市民が満足できる行政サービスの提供ということで、試行的にではございますが、繁忙期における窓口の平日時間の延長と土日の開庁を検討するための関係課の協議に入ったところでございます。


 なお、今御質問がありましたように、通常の形での時間延長につきましては、いろいろと研究していく必要もあろうかというふうに思います。ただ、現在県内の九市の状況を見てみますと、繁忙期といいますのは、三月の下旬から四月の上旬にかけて、住民移動の際の繁忙が見られるということで、各市実施している状況のようでございます。


 当面は、そういう試行的な試みをしまして、その状況を見ながら対応をしてまいりたいというふうに思っております。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この点につきましても、繁忙期だけ開けている自治体が多いということなんですが、逆にある期間だけを限定して、土日を開庁すると、市民に伝わりにくい部分もありまして、開いてない土日に来てしまったりとかいう可能性もあると思いますので、ぜひ全日土日の窓口開業ができるように進めていっていただきたいと要望をいたします。


 次に、補助金について一つ質問をさせていただきたいと思います。


 ぷらいどの方は今後見直しをされるということだったんですが、えびの市が出しているいろんな団体とかに対する補助金、これを今、合理化していく、サンセット化していくということは、いろんな計画書の中に出てくるんですが、この補助金をゼロベースから、市民の一般公募とか、学識経験者が入った補助金審査委員会、こういったものをつくって、客観的にこの補助金が必要かどうか、そういったコメントを求めたり、そういったことをする、この補助金をゼロベースから市民代表、学識経験者が考える補助金審査委員会、こういったものを設置するお考えはございませんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  補助金の考え方につきましては、限られた財源を効率的、効果的に活用する意味からも、その必要性及び効果等について、検証を行い透明で公正な運営を推進する必要があると考えております。


 事務事業評価は、内部評価に外部評価を加えることで、より客観的で市民にとってもわかりやすい評価ができ、さらには担当セクションが政策立案や予算編成等に評価結果を活用できるようになり、効率的な行財政運営につながることから、第四次えびの市行政改革大綱におきまして、行政評価の充実と事務事業の見直しの中で、平成二十年度にマネジメントサイクルの確立として第三者による外部評価の仕組みの導入を計画しております。


 その中で、あわせて補助金の審査委員会についても、どうするのかということにつきまして、全体の仕組みの中で検討してまいりたいと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  ぜひこれは、ぷらいどだけにかかわらず、行政として出さなきゃいけない補助金とかも当然あると思いますので、そういったものを含めて、外部の人が補助金が適正であるかどうかということを審査する機会が必要だと思いますので、その外部評価の中で、ぜひ補助金審査委員会の設置ができますようにお願いしたいと思います。


 次に、国・県との関係について質問をさせていただきたいと思います。


 これは、よく地方分権と言われる中で、にもかかわらず国の関与があるといったことを自治体の首長がよく口にされることを聞いたことがあるんですが、それを感じたのが今回の陳情がありまして、総務教育常任委員会の中で審査したんですが、昨年の一般質問の中でも、たばこ販売促進組合でしたかね、ここに対する補助金を打ち切った理由というのが国の会計検査があって、そこで指摘をされたということが大きな原因だったというような答弁があったと思うんですが。


 えびの市が単独で出す補助金に対して国が関与するというのはいかがなものかと、非常にこの一つの補助金だけではないんですが、いろんな県とか国の監査、そこで意見は言うと思うんですけれども、それにえびの市が従う必要はないと思うんですけれども、国や県と同等の立場で、その責任の中でえびの市長として判断をされる必要があると思うんですが、その点については、どのようにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 地方分権の目指すべきは、国と地方の真の対等・協力関係を構築し、総合行政の名にふさわしい住民本位の豊かな行政の実現であると言われております。地方が相対として国から自立するとともに、各地域が相互に連帯しつつ、個々に自立する姿が求められております。


 おっしゃいますように、えびの市の権限と責任において、国からの関与を絶ち、自立した判断基準が今後は必要になってくると考えますが、国と地方の役割分担の徹底した見直し、地方が主役の自治行政権、自治財政権、自治立法権の確立を目指しての条件整備はまだまだこれからというところでございます。


 えびの市といたしましても、自立を模索しながら、市民すべてが自治の担い手としての意識改革を行い、そのもとで職員もみずからの使命をしっかりと自覚して、確固たる意思と責任を持って進んでいかなければならないと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  これは、この補助金は復活してくださいという願いというよりも、先ほど言ったように、そういった国の関与に対して、えびの市として責任と権限をしっかり持っていれば、そういった指摘を聞いても、責任を持って市長の判断でその補助金を出す、出さない、国が言ったからということではなくて、市長の判断で出す、出さないということを判断できると思いますので、ぜひ国の関与によってそういった判断が曲げられたり、そういうことがないようにお願いしたいと思います。


 最後に、教育行政について一つお伺いしたいと思います。


 三つ質問事項を挙げているんですが、中間議員の一般質問の中でも、小中高一貫教育の説明でやりとりがありましたけれども、なかなか伝わりにくい答弁があったのではないかなと。なかなかお二人の意思の疎通というのがなかったような気がするんですが、やはり一番の原因は、この学校教育に私たち、教育を受ける側が参画していないというのが一番大きな、私は原因だと思います。


 この三番目にコミュニティスクールの設置ということを提案させていただいているんですが、こういった小中高一貫教育にしても、保護者のニーズの中から出てきたという政策ではないわけでありまして、そういったことを考えますと、コミュニティスクール、地域や保護者が学校運営に参画するということを考えていく、学社融合をもっと推し進めて、コミュニティスクールを設置する考えということも検討していく必要があるんじゃないかと思うんですが、その点について、教育長はどのようにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 このコミュニティスクールを設置する考えはございませんかということですけれども、その前にちょっとこのコミュニティスクール等につきましてのことをお話させていただきたいと思います。


 地域の住民や保護者等が一定の権限を持って学校運営に参画する合議制の機関としてこの学校運営協議会が平成十六年制度化されました。この学校運営協議会制度によりまして運営される学校をコミュニティスクールといいますけれども、この学校運営協議会の役割といたしましては、一つは、学校における基本的な方針について決定する機能、二つ目には、保護者や地域のニーズを反映する機能、そして三つ目に学校の活動をチェックする機能等があります。


 学校運営協議会は、教育課程の編成の基本方針、予算執行や、あるいは人事配置等の基本方針、学校運営の大綱について、校長等の提案に基づいて承認を行うことになります。


 学校運営協議会は、住民と保護者が一定の権限と責任を持って学校運営に直接参画いたしますので、みずからの活動に対しまして、当然保護者や地域住民、教職員等の学校関係者への説明責任が生じてまいります。このことから、各委員には、専門的識見等が求められます。このことを考えたときに教育委員会による学校運営協議会の指定は地域の実情等を考慮し、慎重な対応が求められると考えております。


 コミュニティスクールにつきましては、全国では百四十二の学校が指定を受けまして、調査研究課題をもとに研究テーマを設定して取り組んでおりますが、宮崎県では平成十八年度から日向市の平岩小学校、岩脇中学校が、平成十九年度から綾町の綾小学校が調査研究委嘱事業として実施しているようでございます。


 えびの市では、現在すべての学校で学校評議員制度を取り入れ、学校運営に関する意見をお聞きし、学校経営に生かしているところでございます。


 現在、学校運営協議会を否定する考えはございませんが、学校評議員会制度をさらに充実させ活用し、生かしていきたいと現在は考えているところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  次に、十六番、栗下政雄議員の発言を許します。栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  ただいま、宮崎和宏議長より発言の許可をいただきました。今期定例六月議会一般質問の十四名の一番最後となりました。この間、市長、副市長、教育長、課長の皆さん方には、大変御苦労さまでございます。


 また、今回も多くの市民の皆様方が傍聴に御来場してくださいまして、まことにありがとうございます。御苦労さまでございます。


 私は、五項目により大きく取り上げております。以前の議会と重複する点もありますが、その後の進捗状況等をお尋ねしてみたいと思っております。


 まず、第一点に市長の政治姿勢について、それに飯盛山と霧島演習場について、減反対策とバイオ燃料について、真幸駅に郵便ポストの設置を、土木耕地行政について五項目にわたりまして、ただいまより具体的に質問をさせていただきます。


 まず、第一点でございますが、市長の政治姿勢の中で、えびの駐屯地進入道路は一線しかない、下大河平方面からの進入道路の建設の声が多く聞かれております。関係者の方からも駐屯地周辺の整備を求められておりますが、市長はこの点について、どのようなお考えをお持ちかお尋ねします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 えびの駐屯地の進入道路は一線しかないということはわかっております。えびの駐屯地からの要望、要請は受けておりませんので、今のところ何とも回答できかねますが、要請、要望がありましたら、市ができる範囲内で協力はしたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  私も駐屯地に行くことがございまして、関係者の皆さん方とお話をしますと、いろいろな話が上がっております。南側のもと上別府自動車練習場があったあの辺からどうかというような声が挙がっていると。また一方、下大河平地区からは、下大河平の方から入る道路があればいいがというようなことであります。


 といいますのも、この進入道路が一本しかないということは、駐屯地におきましても、何か問題があった場合、出入りができない状況になります。それと隊員の皆さん方が、どうしてもえびのに官舎があります関係で、えびのの方にすぐ抜けるような道路がいいんじゃないかという強い要望があります。これは担当の係が行かれて、話は恐らく聞いていらっしゃると思います。


 ぜひ市長、市長の方も防衛省には知り合いの人が多いわけですから、ぜひ市長、駐屯地司令やら、よく話を進められまして、前向きに検討していただきたいと思いますが、この点の市長のお考えをもう一回お尋ねしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 このえびの駐屯地への進入道路のことにつきまして、現在のところ一線しかありませんけれども、駐屯地の方から要請があれば、それについて十分おこたえしたいということは考えております。議員が今質問されますように、駐屯地の司令とも相談して、話をしてということでございますので、議会終了後、その点につきましては、話はしてみたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  前向きに進めていただきたいと思います。


 次に、えびの市水道岡元配水池から市道西長江浦演習場線を通って霧島演習場廠舎までの間を駐屯地宮崎地方協力本部、西部方面総監部、防衛施設局、防衛省に陳情するように三月議会でも発言しております。その後の進捗状況をお聞かせ願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 お尋ねのことにつきましては、これまで機会あるごとに要望書を提出したり、お願いをいたしたりしておるところでございます。えびの駐屯地といたしましても、原水を六キロメートルほど引いており、水源地でのごみ処理や導水管のエアーだまりなどに加えて、渇水期の安定した水量確保に非常に苦慮されておるようでございます。


 また、このほど企画政策課の主幹と水道課長を駐屯地に行かせまして、さらにお願いをさせた中でも、上部の方にも要望はしてありますとのことでございます。今後とも引き続き、防衛関係部署への積極的な要望を継続してまいりたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  今市長がおっしゃいましたが、施設の計画書の中に、今市長がおっしゃいましたように、現在、霧島演習場は、約五キロ離れた林野庁用地の水源地から取水している。取水量は、天候に大きく左右されやすく、渇水時期には十分な水量を確保できないため、給水車で運搬した実績もあります。


 また、自然水であるので、雨水時には濁ったりして水質の悪化を招いている、ろ過処理をして訓練部隊の環境の改善を図りたい、えびの市岡元配水池より高低差三百メートルをポンプアップで給水するというような資料があるわけですが、大変ここの演習場は、非常に雨の多いときには濁ったりしてですね。飲み水には余り適応できないというようなことであります。


 したがいまして、この岡元配水池から演習場の廠舎まで引きますと、隊員の方々が安心・安全な水を飲まれるというようなことでございます。


 また、昨年できました市街地訓練場までの給水の方法もできるんじゃないかなと。そうしますと、えびの市の水道を自衛隊の皆さん方が使っていただければ、年間相当な水道料になると思います。安心して安全な水を供給して、そしてえびの市にそういう水道料の収入が入れば、少しはえびの市の財政も豊かになるんじゃなかろうかと思うわけです。その点を市長、どうしても息の長い陳情をやらないと、関係者がかわれば、また新たな陳情になると思いますので、引き続いて陳情をお願いしたいものだと思っておりますが、市長のお考えをお尋ねしてみたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 市といたしましても、この霧島演習場に水道を引いて、そして自衛隊の皆様方にえびの市の水を利用していただくということに対しましては、議員がおっしゃるとおりであります。このことにつきましては、再三、以前は防衛庁の方にも陳情を申し上げておりました。


 ことしの一月から防衛省になりましたので、さらに防衛省の方にも陳情をいたしておるところでございますが、なおこの目的が達成できるように、えびの市のことを考えても、防衛省の予算で水道の布設をしていただき、そして水を使っていただくということになりますと、えびの市のためになりますので、ぜひそのようなことを考えて、これからもさらに要望は続けてまいります。


○議長(宮崎和宏君)  栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  次に、飯盛山と霧島演習場についてということで通告いたしておりました。この問題も毎回取り上げております。霧島演習場で最近、実弾射撃がないと聞く、演習場に面している飯盛山を霧島演習場に林野庁から防衛省に移管して、この山を着弾地点にすれば、えびの市に交付金が増額するのではないかと、十二月議会、三月議会でも取り上げております。その後の進捗状況をお聞かせ願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 霧島演習場が現在の規模であれば、大砲等の実弾射撃が難しい状況であります。火薬の量を調整してもできない状況であると伺っております。これが広くなり、効果的な練習ができるようであれば、利用が多くなり、これに伴い防衛省の方にも要望がやりやすくなると思っているところであります。


 国策の関係上の問題であり、防衛省が必要とされれば、環境庁、農林水産省の林野庁と協議される問題であろうかと考えます。


○議長(宮崎和宏君)  栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  今市長がおっしゃるとおりでございますが、この問題も、えびのの自衛隊の関係者によりますと、面積が狭い関係で、着弾地点が演習場外になると。したがって、実弾射撃ができないというようなことでございます。飯盛山に着弾地点を設ければ、それは可能だと関係者の方々はお話をされています。


 私がなぜこれを言うかといいますと、これもせっかくえびの市にある霧島演習場です。防衛の施設、施設がありながら交付金をいただけない施設は、私は市民にとってプラスじゃないと思っております。せっかく先人たちが演習場用地として、そして接収で何十名の方が霧島演習場を出ていかれました。その方々は、霧島演習場が、国が十分演習ができる施設であれば、土地も家も全部手放すということで手放していらっしゃいます。そういった施設を有効活用して、そして防衛省からえびのに交付金が来るようにするためには、今のままじゃできんとですよ。だから実弾射撃ができるようになれば、使った玉の量で交付金はえびのに来るということを聞いております。だから、実弾射撃をやれば交付金が来るんです。


 市長、関係者の方々、市長ももちろんですが、強く林野庁や環境省、そしてもちろん防衛省と一緒になって陳情していただきたい。強く陳情していただきたいと思うわけです。えびの市の財政のためにも、せっかくある施設から国から交付金をもらう、手だてとしては一番いい方法だと思っております。


 そうすれば、市民が一〇〇%賛成ということはないけれども、多くの方々は、それに協力はできるんじゃないかと思っておりますので、市長の考え方をもう一回お尋ねしておきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 えびのの霧島演習場は狭いので実弾射撃はできない。だから実弾射撃ができるように、その的を飯盛山に向けて撃ち込めばいいじゃないかというようなことであろうかと思います。


 飯盛山は、えびの市のシンボルでもあるんではないかなと思っておりますし、また飯盛山の付近にある、地域の方々とも協議をしなければいけない点もあろうかと思います。


 市といたしましても、この実弾射撃の訓練につきましては、非常に大事なことでもありますし、防衛省、または地元の駐屯地の方々ともよく話し合いをしながら、この点につきましては、十分検討していかなければいけないと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  私がなぜそう言うかといいますと、東富士の演習場では富士山に向けてやっているわけです。やはり国の施設、代償はあるけれども、小さければ小さいだけの演習ができると思っております。


 ちなみに演習場を利用する隊員が、一昨年だったですか、十二万人演習をされる。そういう方々が演習をされる。遠くから、国分や大分とか、香川県からも一回は来ておりました。そういう隊員の方々が一週間とか十日とか長くえびのに滞在されるわけです。そしてえびのの食料品も十分買っていただくわけです。やはり演習場を活用して、そしてそのことでえびの市に交付金が来るような手だてをえびの市がやらにゃいかんと思うんです。どうかその点はよろしくお願い申し上げまして、陳情を重ねていただきたいと思います。


 次に、減反対策とバイオ燃料についてを通告いたしておりますが、この問題も一昨年からずっと取り上げております。昨年は、飼料稲をつくりまして、そしてその飼料稲の穂をこの議場で私はお見せしたことがございます。米を原料にバイオ燃料が国の方でも進んでいるようです。九州農政局からの資料を担当課長に提示しておきました。この資料を検討されて、えびの市としては、今後どのようなふうに進められるものか、お尋ねしてみたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  減反に伴うバイオ燃料ということで、議員さんの方から提案がございまして、資料をいただきますとともに、県の方からも資料等を取り寄せて、現在調査しているところでございます。


 資料によりますと、県はバイオエタノールの必要性として、平成十九年度の重点施策として、京都議定書による地球温暖化の対策の加速化等を挙げて取り組んでいるところでございますが、その供給可能なバイオマスの種類としましては、糖蜜、規格外の小麦、廃木材などとエネルギー作物として米や飼料作物を対象にいたしておるところでございます。


 その対策で、早急にあわせて年間三十万キロリットルの施設を六カ所建設するということでございまして、将来的にはコスト低減を考えまして、一施設十万キロリットルの施設が必要だということでございます。


 当面、モデル事業としまして、一カ所一万五千キロの施設を計画しているようでございますが、既に北海道等で三カ所決まっているようでございますけれども、これで換算しますと、えびの市の米を計算しますと、面積としまして六千六百ヘクタールぐらいの水田面積が必要ではなかろうかいうふうに思っているところでございます。


 えびの市では、現在二千四百の水田でございますので、倍以上の水田面積が必要ではなかろうかというように考えているところでございます。まだ多くの調査等が必要だと考えておりますので、継続的に調査等をさせていただきたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  先ほど、九州農政局からの資料のことで課長が答弁していただきましたが、まさしくそのとおりだと思っております。


 私は、以前松岡農林水産大臣と会うことができました。市長と一緒だったわけですが、そのときにも、南九州にそういう減反の中に、そういう飼料稲とか、いわゆる作物を使ったバイオ燃料の加工場を南九州のえびの市に設置していただきたい、研究所でもいいから設置していただきたいという、松岡大臣にお願いをしたことがございます。しかしながら松岡大臣は亡くなられまして、その後、赤城農林水産大臣の方にもお願いに行こうかなと思っております。


 そういうことで、今さっき課長が答弁されましたように、今農家は減反に非常に困っちょっとですよ。だから、飼料稲でもつくって、そして実はバイオ燃料の実になると。そして、わらは、今諸外国からわらを輸入することはできません。また輸入わらは、非常に危険な作物です。したがって、国産の減反にその資料稲をつくりまして、実は燃料に、わらは畜産農家に還元すれば、非常にえびの市は、畜産を主力としておりますからいいんじゃないかと、そして田植えにしても、飼料稲であろうとも機械で植えられるわけです。収穫もコンバインでできます。そういう乾燥施設も市内にはいっぱいあります。


 だから、そういうことを試験的でも取り組んで、そしてえびのから六千ヘクタールというものを確保するためには、三千六百くらいは熊本、鹿児島の方から大口、人吉周辺からそういう原料は集めれば集まると思います。したがって、えびのの方でそういうことを先駆けして、私は取り組むべきじゃないかと思っております。減反をするより、そういう飼料稲でもつくって加工すると。一遍にしなくても二年分貯蔵してできるんですよ。


 やはり、資源がない国ですから、資源を十分つくり出さないことには何もできませんので、どうかその点を勉強していただいて、県や国の方に強く働きかけをしていただくようにお願いしたいと思いますが、市長と課長と農林水産省まで行っていただきたいと思うんですが、市長のお考えをお尋ねしてみたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 今議員がバイオ燃料のことについて質問されましたけれども、この件につきましては、十分検討しなければいけないと考えておるところでもあります。


 また、このバイオ燃料をつくることに対して、農林水産大臣の方に担当課長と要望のために行っていただきたいということでございますが、できるだけそのような形にしていきたいと思っております。ですから、この件については、十分いろいろと調整しなければいけないところがありますので、その調整をさせていただくために、いましばらく余裕をいただきたい、必ずそのような形にしていきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 〇時  一分


                    開議 午後 一時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  先ほどお尋ねいたしました減反対策とバイオの燃料の件につきましては、ぜひ市長と課長が一緒になって農林水産大臣のところに行くような決意でございますので、どうかその点はよろしくお願い申し上げます。


 続きまして、真幸駅に郵便ポストの設置をということで通告いたしておりました。肥薩線の真幸駅は、宮崎県では唯一の駅であり、宮崎県の西の玄関口である。ぜひ郵便ポストの設置をお願いしたいという声があります。


 これは先般、私も五、六人で真幸駅に行ってみました。ちょうどいさぶろうの電車が出た後でございましたけれども、その日は、市の企画政策課長を初め、職員の方々も数名おみえになっておりました。企画政策の方々も一生懸命取り組んでいらっしゃる姿を見まして、本当にありがたいものだなと思いました。


 そのときに、関係者の皆様方が、あそこを利用される方が、郵便ポストがあれば、郵便物を投函したいんだがという声が強いというようなことでございましたので、今回このようなふうに通告をいたしております。


 また、ここにこの真幸駅は肥薩線の中で、宮崎県では、我がえびの市の真幸駅が一つであります。ほとんど利用される方が、「ここも宮崎県ですか」というようなお尋ねをされるそうです。そうした場合、今宮崎県政は追い風になっております。その追い風になっている東国原知事の等身大の写真かポスターをお願いしたらどうかという声もある。担当課の方に何とかできんもんかなと申し上げておりました。観光商工課の方に話をしておりました。ところが、先ほど課長補佐の徳重さんの方から、「何か手配ができるそうですよ」というようなありがたいお話を聞きました。


 この真幸駅は、宮崎県でも西の一番玄関口でございますから、まず通告いたしておりましたポストの設置をどうしてもお願いできんかと思いますので、市長の考え方をお尋ねしてみたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいまの真幸駅のポスト設置の件につきましては、企画政策課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  郵便ポストの設置につきまして、そのポストの設置基準ということで一応調査をいたしてみました。郵便局に確認いたしましたところ、郵便ポストの設置基準としては、近隣のポストよりおおむね一・五キロメートル以上離れていること、ポスト設置範囲の利用戸数が三十戸以上であり、一日の予想通数や集配の方法、利便性などをその地域を管轄する郵便局において考慮し、総合的に九州支社で判断を下すということでございます。


 観光地や景勝地でもポストの設置は可能ということでございますが、日常的に観光客が見込まれなければポスト利用にはつながらず、週末のみ集客が期待できる場所での設置は厳しいということでございました。


 経営上、コストが優先されるので、ポストの新設は大変厳しい状況にあるというお話でございました。ちなみに消印は、真幸ではなく、都城になるということでございます。


 以上がポスト設置基準としての内容と伺っております。


○議長(宮崎和宏君)  栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  大変難しいような課長の答弁ですが、あの地区は、西内竪小学校も廃校になり、非常にえびの市では僻地になっておるわけです。


 しかしながら、この肥薩線の駅では、真に幸せの駅ということで、市内はもちろんのこと、市外の方々が非常にあの駅を心から愛していらっしゃる、また利用していただいている。そういう利用者のことを考えますと、やはり葉書でもすぐ投函ができれば、その思いが相手に伝わる、それがえびののよさにつながるんじゃないかなと。できない、できない、できるような方法は、課長、どのようにしたらよろしいですかね。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  私どもも、まだ具体的な利用状況等につきましては、今後、地元とかJRの関係機関ともよく協議をいたしまして、そのような方向が望ましいということでれば、尽力をしていきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  努力をしていただきたいと、利用者の声を関係者の方々が聞かれて、そしてそのことを私どもに伝えてくださったわけですから、当然私たちは、市民の声をこの議場ではっきり申し上げて、そしてそれに執行部の方は努力をする、できるように努力をせにゃいかんと思うんです。ぜひ市長、これはできるような方向で努力をしていただきたい、よろしくお願いします。


 次に、この問題で関連ですが、先ほど申し上げました宮崎県の西の玄関口であるこの駅に、東国原知事のポスターを等身大の写真でも設置できないものかと思っております。この点につきましては、どのような考えか、市長の考えをお尋ねしてみたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 真幸駅は、議員が質問されますように、西の宮崎県の玄関口であります。最近、いさぶろう、しんぺい号というようなことで、列車も走っておるようでございます。あそこからは、日本三大車窓の一つとして、非常に景観を日本全国で認められておるところでもあります。そしてそのところにあります真幸駅であります。


 今、地元の皆様方が盛んに真幸駅を活用しながら、そのいさぶろう、しんぺい号を利用していただいておりますお客様に対して、いろいろとあの真幸駅で情報を提供し、そして特産物等を販売されていらっしゃるようであります。


 そこに宮崎県知事の等身大のポスターを設置できないかというようなことでございますが、相手のあることでございますので、精いっぱい努力はしてみたいと思っております。できるならばできるようにお願いをしたいなと思っておりますが、確実なところは答弁ができないところであります。


○議長(宮崎和宏君)  栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  確実な答弁はできないというようなことでございましたが、市長の方から観光商工課長の方に指示してくだされば、その内容ははっきりするんじゃないですかね、お尋ねいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 その真幸駅での知事の等身大の看板については、担当課の方でどのようにわかっておるかわかりませんが、わかっておる範囲内を答弁をさせます。


○議長(宮崎和宏君)  松永観光商工課長。


○観光商工課長(松永康二君)  お答えいたします。


 先般、議員さんの方からそのようなお話がございましたので、早速、県の方にも問い合わせをしたところでございます。


 現在は、数に限りがあるということで、在庫品はないということで、返事はいただいておりますけれども、そのような御要望があれば前向きに、県の方でも検討をいたしますということで、返事をいただいているところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  先ほど、観光商工課長が答弁をしてくださいました。観光商工課の職員の皆さん方が、このことにも、観光行政については、全般的にですが、一生懸命、宮崎県の西の玄関口としてのこの真幸駅の周辺のアピールにつきましては、知事のポスター等を準備するようにということで、一生懸命取り組んでくださっております。本当に頭が下がります。ありがとうございます。どうかそのような気持ちで取り組んでいただきたいと思うわけです。


 次に、土木耕地行政でございますが、国道二二一号線、飯野橋たもとの市道坂元西の原線の交点周辺の改良の件で関係者、坂元区長、有馬区長ほか百名近い皆さん方の要望が市長の方に出ていると聞いております。


 また、このことにつきましては、さきに西原義文議員の方でもお尋ねになっております。この問題につきましては、非常に事故等も発生いたしまして不便だという声が強いわけです。市長は、この点についてどのようなふうに取り組みをされるのか、お考えをお尋ねしてみたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 要望書には、たくさんの方々の署名が添えてあり、切実な願いであることがひしひしと伝わってきております。要望箇所は国道に接続するわずかな区間のところでございますが、幅、いわゆる幅員は五・五メートル程度であるようでございます。


 しかしながら、勾配がきつい上に、道路と水路との高低差が大きいために、非常に気を使う交差点となっております。


 御要望のところは、改良するにこしたことは言うまでもありませんが、いろいろと条件をクリアしなければならないと聞いておるところでもありますので、その結論が出るまでしばらく余裕をお願いしたいと思っておるところでもございます。


 先般、西原義文議員が質問されましてから、私も十九日の日に現地を見てみました。なるほど厳しいところであるようでございます。そしてまた、地域の皆様方が切実に訴えていらっしゃる気持ちもよくわかってきましたし、この件につきましては、国道との接続点でもありますし、県議にも相談をしながら、協力をいただきながら、ぜひしなければいけないなと思っているところでもあります。いましばらくの猶予をお願いしたいと思っておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  市長もみずから十九日の日に現地を調査されたという報告を受けましたが、この地区につきましては、広域農道が開通しますと、非常に飯野のまちに出るところは利用者が多いわけです。


 また、この地区につきましては、かつて御婦人がその川に落ちて流されたこともあると。また、バイク等も落ちたり、車等もガードレールにはまり込んでどうしようもなかったということを現地の人から聞いております。


 非常に、市長が申されますように、この地区は交通量も多いし、そして飯野橋のたもとであり、非常に出入りが厳しい状況であります。今のところ、水路に暗渠をして、そしてその上に道路を通せば可能だと思っておりますが、これは市ではできないと思います。国・県の方に要望されて、そして大幅な国道改修を進めながら、そして飯野橋の方に歩道橋でも設置をすれば、若干歩行者については、改善されるのではないかなと思っております。それとちょうど交点になったところが下り坂になっておりますから、ここも法線を少し坂を延長しますと交差がやりやすいのではないかと思っております。


 区長さんも、このことについては、非常に苦労をしていただいております。また、西原議員も同じ地区でございまして、一生懸命、区民の皆さん方、地区の皆様方とも取り組んでいらっしゃるようでございます。したがって、私もこういうことには極力協力をしたいと思います。


 また、市長が陣頭に立って、県や国の方にお願いして、国道改修をしながら、市道坂元西の原線を整備をしていただきたいと思うわけです。これは時間がかかると思いますが、手をつけなければ建設課も職員がかわり、また土木事務所も担当課がかわったりすれば、かわったたびに新たになるわけです。この議会で何遍か論議するのも、やはり担当係がかわったりするから、そういうことが連続継承していないわけですから、どうしても市長がまず陣頭に立って取り組んでいけば私は解決できると思いますので、市長の決意のほどをお伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 今、質問の件につきましては、前の答弁でも県議にもお願いしながら、前向きにやっていきますというように答弁をいたしました。しかし、いろいろな諸問題があるようでございますので、それをクリアしなければいけませんので、いましばらく余裕をいただきたいということでありますので、そのように理解をしていただきたいと思います。


 改修に向けましては、全力で取り組んでまいりたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  次に、旧国道二六八号線の宮崎カジュアルから株式会社原工業までの区間は、昨年の災害で家屋、車庫、倉庫などに大きな災害を受けました。この地区は川内川に西境川、周辺の雨水処理ができる状況ではない、現地調査はどのようになっているものか、お尋ねしてみたいと思っております。


 ここに周辺の方から写真をいただいたんです。(写真を示す)この写真は、昨年の七月二十二、二十三日のときに、この周辺の皆さん方が写されたわけです。今水浸しになっているところは、旧二六八号線でございます。向こうの方に白い二階建てが長屋が写っております。これが宮崎カジュアルの工場です。この前をずっと二六八号線が通っております。これはなぜこういうことになったかといいますと、西境川が川内川に出ております。この前は、川内川の西境川と合流しておるところには屋形船を避難させておった場所があるんです。そこが川内川の水かさが増したもんだから、抜けることができない、逆流してきているんです。そして今のナガトモ電気の下を通って、そして旧市道のところが暗渠になって直角になっています。水が相当引かないと、水が抜けることができません。


 この周辺は、車も何台も使えなくなっております、畳なんかも。どうしても川内川の方を改修しないと難しいわけです。


 国も激甚災害に指定しまして、川内川関係に八十億の予算がついたということを古川代議士からも資料をいただいております。そういったことで、この西境川と川内川が合流するところから改修してこないと、ここの水害、少しの雨が降れば、またこういう状況になりますから、この点をどのようなふうに調査していらっしゃるものか、また、そしてその川内川の方はいつごろから改修にかかるものか、お尋ねしてみきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 昨年の七月豪雨による甚大な災害が発生したことにより、川内川が河川激特事業として採択され、平成十八年度から向こう五カ年間の間で治水事業が行われることになりました。


 えびの市につきましては、稲荷川の輪中堤と西境川合流部の築堤と水門設置であります。西境川のところは、国土交通省が事業を行います。既に、調査測量が終わっておるようでございます。今後、地元説明会を行い、用地などの協力要請がなされますが、条件が整い次第、工事着手の運びとなるようであります。


 ただし、現在のところ整備計画の内容は市にも示されておりませんので、その時期が来ましたら対応することになります。


 なお、激特事業で不十分なところがあった場合には、県にも積極的な浸水防止対策の整備促進を行ってまいります。


○議長(宮崎和宏君)  栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  この問題につきましては、今先ほど市長が申されたとおりでございます。昨年八月三日だったですか、前のやめられました宮久保収入役と私も一緒になりまして、川内川河川改修期成同盟会で激甚災害の指定をしてくれということで、国土交通大臣の北側大臣のところに昨年は陳情に行きました。


 どうしても、この川内川は宮崎県であるけれども、我がえびのだけが、ただ一市だけが川内川にあるわけです。河川のことを宮崎の県庁で話をしてみてもピンとこないというような状況でございます。川内川の工事事務所、真幸の事務所が一生懸命取り組んでくださっております。この改修については、市長が先ほど申し上げましたが、国交省の方で取り組むというようなことでございます。


 市長、ぜひ着工するまでに、計画は五カ年でするということでございますが、着工する前にもう一回、市長が国土交通大臣のところへ行って、そして鹿児島の小里先生のところにも行って、ときの状況をお話されて、強く陳情をしていただきたいと思うわけです。その市長の決意のほどをお尋ねいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 この川内川の改修につきましては、今議員が質問されましたように、鹿児島の小里代議士の方にもいろいろとお願いをし、相談をいたしまして、そして、国土交通省の河川局長に陳情に行きましたときにも、小里代議士を通じまして陳情をいたしたところでございます。


 鹿児島県の方の代議士を使いまして、宮崎県の方の代議士を使いにくかったわけでございますけれども、今議員が言われますように、えびの市にあります川内川は鹿児島の方に流れております。鹿児島の方が昨年の七月集中豪雨で甚大な被害を受けていらっしゃいますし、そしてその方々とともに国の方にも陳情いたしたところであります。


 そのようなことで、昨年度より一生懸命やっておるわけでございます。これからもさらにこの陳情、要望につきましては、今まで以上にやっていきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  市長の力強い決意のほどをいただきました。ぜひ小里先生を通じまして、また、地元の古川代議士にも協力をいただきながら、一日でも早い改修に努めていただきたいと要望を申し上げます。


 次に、市道本地原大迫線の高速自動車道のボックスは暗く、ボックスから大迫地区間は道路幅が狭く、軽自動車とバイクの交差もできない。緊急車両、子ども、高齢者なども安全で安心して通行することを望んでいらっしゃいます。このことにつきましては、もう何回も私は取り上げておるわけですが、まず高速のボックスの件でございますが、このボックスは、道路が斜めに通っている関係で長いわけですね。そして暗い。出たところがまた山陰で暗い。とにかく高速のボックスのところに街灯をつけるようにというようなことで、もう何回か言っているけれども、調査をされたものか、行かれたのであれば、いつ行かれたか、そこをお聞かせ願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 防犯灯のことにつきましては、総務課長をして答弁をいたさせます。


 また、大迫地区の道路が狭いということでございますが、以前から議員がお尋ねになっていらっしゃいます。建設課長にもその件につきましては、指示がしてありますので、道路の件につきましては、建設課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お尋ねのボックスが非常に暗いということがございましたので、三月議会終了後、早速総務課の方で現地に行っております。それと今回、また同じような質問ということで、議会前に一回調査に行っております。


 その内容といたしましては、確かに昼間でもすごく暗いといった状況については、確認をいたしているところでございます。それを受けまして、地元の防犯灯、もしくは街灯、そういう状況についても、区長さんの方と連絡をとりまして、地元の要望内容等について、状況を確認をしたところでございます。


 子どもたちの通学路として利用されている状況等があれば、その実態に沿って防犯灯の設置も検討いたしたいというふうには考えておりますが、今のところ地元としての要望内容等を、まだ要望書等も出てきておりませんので、その要望書等の内容を踏まえまして対応していきたいというふうには考えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  お答えいたします。


 これまでも再三、整備の要望があったわけですけれども、昨年も少し出しております。ことしも少し進んでおるわけですけれども、これまでなかなか進んでいなかったという経緯につきましては、私どもの方が土地の所有者の人の承諾がなかなかうまくいかなかったということもございまして、進捗が若干悪いわけですけれども、大分、今現在相談がいきつつあります。これにつきましては、計画どおり今後また整備をさせていただきたいというふうに、今関係者の方には伝えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  まず、ボックスの問題ですが、課長、地元の区長から要望書が上がってこなければやらないんですか。私は市民からのものをこの議場で訴えているんですよ。もし事故等があった場合は、だれが責任を持ちますか。議会のたびに取り上げなければならないということは、あそこを通行される方、利用される方、困っていらっしゃるから議会で取り上げているんです。要望があなたのところに上がってこないからといって、区長が言わなせんとですか。議会で言っているのは、何になりますか。私は市民の声を言っているんですよ。そこら辺をはっきりしてください。


 この問題については、ここはえびの市と小林市の境です。もうすぐそっちは、何メートルも行かんうち小林市、しかし、霧島地区や大迫地区の皆さん方は、小林に行くのは一番近道だということで、病院に行くにしても、まちに行くにしても近道だということで、利用者が多いわけです。その点をもう一回お尋ねしてみたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 当然議員さんのおっしゃられる気持ちというのは十分わかっておりますが、当然防犯灯の設置につきましては、事務処理上の問題もございます。要するに必要性というのをピシャッと抑えながら、事務処理をしていく中で、通常の設置につきましては、やはり地元の要望という形の中で整理をしながら進めていくというのが通常の事務処理の段階でございますので、そういう事務処理の段階を踏まえて、一応御答弁を申し上げたところでございます。


 十分、議員さんの気持ちはわかりますけれども、事務処理上、やはりピシャッとした整理を行った上で設置をしていくという考え方を持っているものですから、それについては、十分必要性については、私たちも調査をいたしておりますので、そういう形の中で地元とも十分連携をとってやりたいという考え方でございます。


○議長(宮崎和宏君)  栗下政雄議員。


○十六番(栗下政雄君)  課長、この問題については、議事録を見ればわかると思います。私は、あえてするまで言うんですよ、私は。困っているから。


 もし、あのボックスのところで事故等が発生すれば、地元の区長は責任をとりませんよ。市がとらにゃならんとですよ。ここら辺ははっきりしてもらわんと、できんとならできんでいいですよ。はっきりしてください、そこへんは。(発言する者あり)


 これは地元の方とよく話をして、問題解決を急いでいただきたい。私たちもきょうのこの登壇で、私も議員に平成十五年に返り咲きをいただきまして、きょうが十五回目です。十五回目の一般質問です。その中で、この路線の問題は何回か取り上げている。まだ一向に解決しません。方向も見出しておりません。もう一回九月が今期の私たちの最後の定例議会は、あと一回しか残っておりません。私は、毎回また九月も言いますよ。


 次に、もう時間がございません。市道、これは二十里後川内線と書いておりましたが、後川内苧畑線のことでございます。改良の陳情が上がっている。その後の進捗状況をお聞かせくださいということでございますので、課長の方でもよろしくお願いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいまの質問に対しましては、建設課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  お答えいたします。


 確かに、平成十八年二月十五日に陳情書を受け付けております。これにつきましては、苧畑区長さん、それから山内区長さんほか六名ということになっておりまして、平成十八年四月十四日に産業建設常任委員会と一緒に現地視察を行っております。そのときも、関係区長さんたちも同行されまして、私どもの方も要望内容を確認いたしたところでございます。


 そのときも含めまして、その後につきましても、この陳情者の方の方に沿線の土地の協力をお願いできないものかどうかという確認をいたしております。


 といいますのは、今後道路整備をする場合については、土地の無償での事業ということも想定されます。そういった場合に、やはり土地の無償提供まで確保していただくものかどうかということを確認いたしたわけでございますけれども、なかなかそこのところまでは来ていないというふうに、代表の方がおっしゃいました。


 そして、とりあえずは離合ができないということもございましたので、できるなら離合箇所でも設置されたらどうでしょうかと、これにつきましては、土地の提供者がいらっしゃれば、私どもも即現地を確認して対応する方向で検討させていただきますということになっていたわけですけれども、まだいまだその段階に来ていないというのが現状でございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  ほかに一般質問の通告はありません。


 以上で一般質問を終結いたします。しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 一時四十七分


                    開議 午後 一時五十七分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 お諮りいたします。


 本日、陳情第二十三号及び陳情第二十四号、日豪EPAに関する陳情書が提出されましたので、日程に追加して議題とすることに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮崎和宏君)  御異議なしと認めます。よって、陳情第二十三号及び陳情第二十四号は、日程に追加されました。


 ただいま、日程に追加いたしました陳情は、お手元に配付いたしております陳情文書表のとおり、産業建設常任委員会に付託いたします。


 以上で本日の日程は、全部終了いたしました。


 お諮りいたします。


 明日、二十二日、二十五日及び二十六日は委員会審査のため、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮崎和宏君)  御異議なしと認めます。よって、お諮りのとおり休会することに決定いたしました。


 次の本会議は、二十七日午前十時から開きます。


 本日は、これをもって散会いたします。


                    散会 午後 二時  〇分