議事ロックス -地方議会議事録検索-


宮崎県 えびの市

平成19年 6月定例会(第 6号 6月15日) 一般質問




平成19年 6月定例会(第 6号 6月15日) 一般質問





 
                       平成十九年六月十五日 午前十時開議





第  一 一般質問





          本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件





   一 一般質問





出席議員(十八名)


     一番   宮 崎 和 宏  君    一一番   押 川 秀 齢  君


     二番   西 原 義 文  君    一二番   高牟禮 宏 邦  君


     三番   谷 口   勲  君    一三番   中 間 從 郎  君


     四番   栗 下 軍 治  君    一四番   宮 野 重 敏  君


     五番   外 園 秀 雄  君    一五番   外 園 三千男  君


     六番   村 岡 隆 明  君    一六番   栗 下 政 雄  君


     八番   井川原 志庫男  君    一七番   宮 浦 佳 紀  君


     九番   溝 辺 一 男  君    一八番   有 馬 正 雪  君


    一〇番   蔵 園 晴 美  君    一九番   蕨 南 善 之  君





欠席議員(一名)


     七番   西 原 政 文  君





議会事務局職員出席者


  事務局長    柳 田 和 幸 君    議事運営係   西 原 邦 浩 君


  事務局次長   福 田 孝 正 君    議事運営係   篠 原 亜矢子 君


  議事運営係長  萩 原 博 幸 君





地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者


  市   長   宮 ? 道 公 君    学校教育課長  山 下 寿 男 君


  副 市 長   冨 岡   務 君    社会教育課長  白 坂 良 二 君


  教 育 長   上 野 兼 寛 君    財産管理課長  若 松 秀 一 君


  総務課長    坂 本 謙太郎 君    福祉事務所長  浜 松 政 弘 君


  企画政策課長  小 崎 久美子 君    健康保険課長  竹 下 京 一 君


  行政管理課長  木 村 政 一 君    環境業務課長  下別府 敏 則 君


  財政課長    上加世田 章人 君    観光商工課長  松 永 康 二 君


  建設課長    新屋敷   久 君    税務課長    藤 嶋   勉 君


  畜産農林課長  伊 藤 保 也 君    市民課長    西 田   健 君


  農村整備課長  境 田 次 男 君    病院事務長   坂 本 健一郎 君


                       会計管理者   泊   秀 智 君





                    開議 午前 十時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第六号によって進めます。


 報告いたします。西原政文議員から、本日の会議に遅刻する旨の届出がありますので、御報告いたします。


 これより、本日の日程に入ります。


 日程第一、一般質問を行います。本日は、中間從郎議員、蔵園晴美議員、高牟禮宏邦議員の三人を予定しております。


 まず、十三番、中間從郎議員の発言を許します。中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  では、私の一般質問をさせていただきます。


 教育についてと農政についてと項目を設けております。


 まず最初に、教育についてですが、市長は、三月の当初におかれまして、施政方針の中で、学校教育では学校二学期制の充実を図るとともに、ふるさと教育、学力向上、心の教育、たくましさ、連携・融合への五つの挑戦の中で、地域に根差した特色ある学校づくりを推進してまいりますと。あるいは、加久藤中学校危険校舎改築工事、グラウンド整備を行ってまいりますという中で、小中高一貫教育を平成二十年度実施に向けて、準備を行ってまいります、十二年間のスパンで、小中高に一貫性・連続性を持たせた教育を推進して、知・徳・体の調和のとれた健やかな児童・生徒の育成を図ってまいりたいと考えますというふうに述べておられますが、これには間違いはございませんか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 現在のえびの市を考えますときに、飯野高校は県立でございまして、現在、少子化で高校が脱退すると、統合されるというような形になってきておるようであります。


 そのようなことを考えますときに、えびの市から県立高校がなくなると、非常にえびの市の活性化のためによくない。だから、えびの市の活性化のことを考え、そしてえびの市の将来のことを考えますときに、ぜひ、この小中高一貫教育については、やっていただきたい、やりますということでございますけれども、小・中学校はえびの市立校でございます。飯野高校は県立でございまして、そこに少しハンディがあるようでありますけれども、これは今後、教育委員会と話し合いをしながら、そして県とも協議をしながら、進めていきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  市長の答弁の中で、小・中学校は、えびの市立であると、高校は県立であるから、そこのところを考えていきたいというふうに言われるわけですけれども、この小中高一貫教育のことにつきましては、県教委から平成十八年八月初旬のころに打診がありまして、それを検討し、十月十一日、再度県の教育委員会に打診、時限立法で十九年一月の申請をどうかという説明を受け、それを調査あるいは検討、あるいはアンケート等々をとって前向きに回答するということをなされ、十九年一月に申請をされたことだと思います。


 この特区申請というと、現在の教育カリキュラムにない教育をしようということであろうと思いますが、きのうの溝辺議員の質問の中で、小中高一貫教育のことを説明されましたが、そのことにつきまして、教育長はあくまでも義務教育、小中一貫教育でやって、その上に高校が成り立つというような御趣旨の発言をされております。


 市長は、小中市立、あるいは県立があるが、こうやって一貫性のある連続性のある教育を進めなければいけないと施政方針で述べられている。また、申請をするときには、小中高一貫教育をするという申請だったと思うんですけれども、そこら辺の考え方の違いのように私は受けたんですが、教育長はどのようにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 ただいまの御質問でございますけれども、えびの市は小中高一貫教育を進めていくということでありまして、市長の答弁されたことと相違はないと思っております。つけ加えますならば、飯野小学校、中学校、高校を小中高一貫教育、そして、そのほかの学校は、小中一貫教育を進めて、そしてそれを飯野高校につなげるということでありまして、小中高一貫教育を進めるということにつきましては、なんらぶれていないところでございます。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  では、準備の年でありますが、宮浦議員の質疑に伴う要求資料がありますけれども、小中高の先生方は大変多ございますが、えびの学、セレクト部会、英会話にいたっては、飯野高校の先生はお一人も入っていないというような状況ですけれども、この辺の考え方につきましては、どうお考えのところでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 この資料の件でございますけれども、えびの学部会では飯野高校が入っております。それから、セレクト部会も飯野高校が入っております。英会話、英語表現科、こちらの方の部会は、小・中学校で一応進めたものを高校の方につなぐということで、あくまでも教育課程におきましては、英会話科、英語表現科、これは、小・中学校で進めるものでございますので、そのような形で編成してございます。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  そうしますと、連続性を持たせた一貫教育ということには、ならないんではないかなというふうな気がいたしますけれども、一貫教育というか連続性をどうやって持たせるのか、どうやってつなげるのかというように思いますが、現在のやり方で、そのまま高校に上げるんだというように受け取られても、しょうがないような構図になっていくんではないかなと、私は心配をするんですけれども、そこら辺のところは、どうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  この資料の中で、えびの学部会のところには、飯野高校は入っております。これは、なぜかと言いますと、一貫教育として、小中高、つないでいくからでございます。それから、セレクト部会におきましても、相乗りというんでしょうか、いわば、相互乗り入れ事業をいたします関係上、飯野高校が入っております。英会話科、英語表現科におきましては、これは小・中学校での相乗り入れ的なものでございます。そういう関係から、ここのところは、高校の先生は入っておりません。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  ここに図が書いてありますが、小中高一貫教育カリキュラム編成委員会名簿というような名称でなっておるわけですね。一貫教育名簿、一貫教育なんですね。えびの学は、一貫教育で高校までやる、セレクトもやる、英会話、英語表現科に至っては、小中で終わるということになってしまうんではないんですか。


 先ほど申しましたように、市長とよく話されて施政方針を決められたと思いますよ。連続性のある、一貫性のあるということに、どうやってつなげるのかのお伺いをしておるわけであります。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 先ほど申しましたように、えびの学でつないでまいります。それと、セレクト部会でつないでまいります。この英会話科、英語表現科といいますのは、これは今からテキストをつくるわけでございます。テキストをつくるときに、小学校のテキスト、あるいは中学校のテキストを英会話でつくるわけです。そのつくる部会においては、小・中学校でそれぞれスムーズなつなげをするために、連携を図りながらつないでいきます。ということで、これに関しまして、ここが高校が入っていないから、一貫性がないんじゃないかというようなことではないと、私は思っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  えびの学では、小学校・中学校・高校と一貫性を持たせていると今おっしゃった。セレクト部会でもそう。英語表現科になっては、小・中学校のカリキュラムをつくっていく。高校はないんでしょう。高校は別なんですか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  高校は別でございます。県立高校でございますので、その辺に少し難しさも出てくるわけですけれども、連携はいたしますけれども、ここの部会の中にはあえて高校の先生方は入れてございません。そのことで一貫性がないじゃないかという質問でございますけれども、ほかの二つの部会で、十分一貫教育を進めてまいります。もちろん、こちらの方も英会話、英語表現科を通して英語力をつけた子どもたちを、飯野高校の方でよろしくお願いしますよというような、一つのつながりは持たしてございます。


 ですから、英会話科、英語表現科においては、テキストづくりが主でございますので、当然、これはまだ今から始めようとしているところです。まだ見えないところもあります。あるいは一年たって、これはこういうところがちょっと足りなかったなとか、そういういろんなのは、これから出てくると思います。まだ、今、緒についたばかりでございますので、完全なものでは私はないかと思います。今、質問のありましたこと等も、今後はやはり、完全なものでいくわけではございませんし、スタートしていきながら、その中で工夫や改善をするところは、工夫、改善をしなくちゃならないし、あるいは修正をしなければならないところも、出てくるのではないだろうかなと思っております。


 御指摘のあるように、これでは不完全なものじゃないかと言われれば、これはそうかなとは思いますけれども、いずれにいたしましても、せっかく今から始めようとしているところでございますので、完全なものではないし、今後、工夫、改善、それから修正、そういうのは図っていきたいと考えております。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  今の発言の中で、上げ足をとるつもりはありませんが、飯野高校は、県立ですと言われたんですね。この小中高一貫教育につきましては、現在の教育カリキュラムにないものを特区申請をされたわけですから、市立の小・中学校あるいは、県立高校という枠を飛び越えて、小中高一貫教育をしようという考えではないんでしょうか。あそこは県立高校だから、これは必要ないんだというような受け取り方を私はするわけですね。そうじゃないんですか。何のために特区申請をされたかを、私は不思議に思うわけです。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 英会話科、英語表現科、この部会に飯野高校が入っていないから、一貫教育じゃないんじゃないかというような御質問と、私は思ってお答えするわけですけれども、高校では、基礎英語を開設する予定でございます。これは、県立飯野高校がですね。そこで、小中の英語を整理いたしまして、そこにつなげることは、できるわけでございます。ですから、これに入っていないから高校につなぐことができないというようなことはないと、私は思って、そういうこともありまして、これには先ほど申し上げましたように、高校では基礎英語を開設いたしますので、そこで小中の英語を整理してつなぐことができるということでございます。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  これは、つなぐことは、どこの学校でもできると思うんですよ、どこの学校でも。今でもつなげられます。断片的なんでしょうかね、教育というのは。断片的な教育を、今までやっておられるんでしょうかね。今は、小学校の学ぶものがあり、中学校の学ぶものがあり、それから高校に積み上げていくのが、今はあれなんじゃないですか。これは、今のものをそうやってするのと、あんまり変わらないような気がする。教育長の今おっしゃられた中で、「県立高校ですからね」というような壁を今感じるんですけれども、県立高校だからできない。あるいは、県立高校だからというような壁を乗り越えていくのが、特区申請じゃないんですかと先ほどお尋ねしておるわけです。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答え申し上げます。


 今、小学校は小学校の教育課程があります。中学校は中学校です。そして、ここは義務教育。高校は、これは県立でございます。もちろん入試もあります。そこを、今それぞれ小学校は小学校、中学校は中学校ということであるから、今までずっと小中連携を図りながら、例えばフロンティアスクールとかそういうことをずっと、そして、そこの連携をより強めようということで、今まで強めてきたわけです。じゃ、それからもう一歩踏み込んで、そこを一貫教育、一貫教育といいますのは、一つは系統性である、それから一貫性を持たせていこう、今までは、連携はしておりましたけれども、一貫ではなかったんです。そこを一貫にしていこう、そして、それを今度は高校までつなげたらどうかというようなことで、そのつなぐものは何があるのかと。一つは、えびの学だなというように私は思っているわけです。


 つまり、えびの学、これは一貫教育ですけれども、えびのに生まれ育つ子どもたちに、よりよい教育環境と質の高い教育を提供するものでございます。そのために、一貫教育を議会でも特区申請をしたらどうかとか、英語を小学校から導入したらどうかというような御質問等もいただきまして、なるほどそうだなと、そういうようなことも考えられるなというようなことで、それならば今までは連携だったけれども、一貫教育を進めたらいいなと、そして、えびのに生まれ育つ子どもたちによりよい教育環境と質の高い教育を提供しなくちゃいけないなと、これが、私は本当の一貫教育のねらいでございます。


 そのために、先ほど申し上げましたように、まだ今準備段階でございます。ですから、いろいろ反省点もやがては出てくるかと思います。私たちの方からしますと、もうちょっと温かい目で見ていただければ、そしてまたそうすれば改善、あるいは修正するところも出てくるかと思いますけれども、これは今後のことになるのではないかなと思います。


 今は、とにかくどうにかせないかんというような言葉であるわけですけれども、どうにかしていこうということで、動き始めたところでございますので、そこのところを御理解いただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  教育委員長は、平成十八年十二月定例会におかれまして、今度の小中高一貫教育の問題は、県立飯野高校のことだけではなく、それぞれの学校で小中高一貫教育の推進をすると、それぞれの地域で。県全体を考えてそういうことをやるんだと。


 幸いなことにえびの市では、飯野中学校が平成十四年度から、あるいは飯野小学校が十五年度から昨年の七月まで、学力向上フロンティアスクールとして、連携教育の文部科学省の研究指定を受け、小・中学校それぞれの学校段階の役割と責任を明確にしながら、共通の理解を図り、九年間を通した一貫と連携による小中連携の教育を実践してきたという発言をなさっております。小中はできておる、十四年からやっておられるんです。飯野小学校・中学校連携はフロンティアスクール十四年から十七年までやっておられる。十四、十五、十六、十七、四年間やっておられる。連携は、これにまた伸ばしていくんじゃないんですか。教育長の話では、改めてやる。その基盤の上に、飯野高校も含めた小中高一貫教育を実践するという構想であると、基盤はできておるんです。


 フロンティア教育とは何だったのか。今まで四年間やってこられたことは、何だったのか。延長線上に何もなくて、小中だけを基本にした考え方でやってこられたのか。あるいは、えびの学ということは、どういうことをやってこられたのか。フロンティア教育の中ではないんですか、お伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 フロンティアスクールにつきましては、一番は学力向上でございました。そのために小中連携ということで、学力向上を図るということが第一の目標でございました。この中には、えびの学とかいうものはありませんでした。ただ、総合的な学習の時間で、それぞれ学年において、あるいは学級において、えびののことについての学習は進めてきました。中学校においても、総合的な学習の時間で、えびのに関するいろいろな自然とか産業とか、あるいは文化とか文化財とかいうこと等もそれぞれでやってきている実績があります。


 そういう実績をもとにして、ここをうまく整理して一つの断片的であったものを、流れというか、スムーズなつなぎにすることはできないか。一貫教育を実施すれば、それができるのではないだろうか。今の教育課程では、なかなか無理がある。だからこそ、教育特区の申請をいたしまして、今ある指導要領が、特区申請の認可があれば、弾力化ができまして、授業時数の増減を図ることもできますのでというようなことで、特区申請をかけ、そしてこの一貫教育を進めていこうとしているわけでございます。


 ですから、議員さんがおっしゃいましたように、フロンティアスクールというのが、一番の土台になっていることは、間違いございません。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  土台になっていることはやらなかったんですか。フロンティアスクールでは。ここに書いてありますよ。発言されたんですよ。えびの学、ふるさと教育のような地域学習をしたと、えびの学習に重点を置くというようなこともあったと。


 あと、言いたいのは一貫教育になると、また違ってくるんですかということを言いたいんです。今おっしゃったのは、「基礎となっておるのはあります。」と、また違うようなやり方されるんですかね。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  今までもえびの学、えびの学というのは、えびのについてというようなことですけれども、これについては、小学校におきましては、どの学校も総合的な学習の時間を使いまして、それぞれ取り組んでいるわけでございます。それには、非常に断片的な取り組みであって、それが一つの全体計画の中で、それが行われたということではありません。


 ですから、これは中学校においてもです。そこをうまく重複しないように、あるいは子どもたちの発達段階に応じてそれをうまくつなぐことはできないか。例えば、小学校の低学年におきましては、地域に触れるとか、地域を知るとか、地域を学ぶ、伝えるとか、あるいは高学年になりますと、地域を考えるとか、地域と自分をつなげるとかいうようなことを、一つの筋の通ったというような学習の流れはできないもんだろうかということで、それならば、えびの学というようなことで、えびのについて発達段階や、それぞれに応じたできるだけ重複をしないような形での一つの学習の流れができないかなということで、こういうことでやっていけば、できるんじゃないだろうかと、今、研究、整理しているところでございます。ですから、まだしっかりしたものは、でき上がっておりません。今後、そういうようなことを整理いたしまして、一つの一貫性のある筋の通ったえびの学を、小学校から高校までつなげていこうというのが、この一貫教育でございます。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  では、ずっとやってこられました学力向上フロンティアスクールというのは、小学校は小学校、中学校は中学校でやったと、断片的であったと。何のつながりもないということに、とられてもしょうがないようなこと。それをつなげて、一貫性を持たせるために、今度はえびの学をするんだとおっしゃっておるわけですね。断片的であったものを、今度は一貫性、連続性を持たせるんだと、今おっしゃったんですよ。


 私が言いたいのは、連続性があったんでしょうと。もう土台はできているじゃないですか。それに高校を加えていらっしゃらない。英語の表現だけは、なぜ小中のカリキュラムをつくって、高校に渡すだけのようなことをなされるんですかということを言っているんです。私はそう思ってるんです。教育長は、そう思っていらっしゃらないかもしれませんが、私は今の御発言の中で、そういうように感じたわけですね。断片的と言われるから。それと、生徒の発達に応じた教育だと。これをスムーズに流すために、一貫教育をやるんだよというように御発言なさった。


 今までのものにつきましては、私は今お話を聞いている範囲内では、断片的であり、継続性はなかったというように私は受けております。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  私が言っていますのは、えびの学、いわばえびののことを学習しようということについては、今までは断片的でありました。これは、総合的な学習の時間で、それぞれの学級の先生がそれぞれのお考えによって、あるいは学年によってですから、例えば、川内川の学習をしようということは、三年生でもそれを取り組んだし、六年生でも取り組む。それは、三年生と六年生ですから、発達段階が違いますから、内容的にも違ってくるかと思いますけれども、それが、また中学校でも同じようなことが出てきているとするならば、これはしているわけですけれども、そこのところを一つの一貫性のある流れとして、小学校から高校までえびの学としてつないでいけばどうだろうかということで、ここで一貫教育が成立するわけでございます。


 今までは、おっしゃるように断片的でございました。それぞれまちまちでございました。それを整理して、一つの流れにしていく方法はとれないかということで、小中高一貫教育。先ほどのフロンティアスクールというのは、学力を向上するために、どういうような指導方法をとればいいか。あるいは指導の改善をすればいいか、そういうことを研究しながら、小・中学校が連携をしまして、進めてきたわけです。今度は、そこを連携よりも一貫というようなところもある程度整理しながら、取り組むことができないかなというのが、一貫教育。


 ですから、この一貫教育は、高校を決して向こうに置いているわけではありません。えびの学にもつないでいきますし、小学校においては英会話、中学校においては英語表現科、そして高校では基礎英語へつなげていこうというわけでありまして、何ら高校が県立であるから、そのままという形ではございません。高校とも十分連携をとりながらといいますのが、ここの中にはございませんが、企画運営委員会というものがございますけれども。企画運営委員会という中には、高等学校の校長先生も入っていらっしゃる。それから、一貫教育推進委員会という中にも、飯野高校の校長先生は入っていらっしゃるわけです。


 ですから、飯野小中高一貫教育として、これをお配りしましたカリキュラム編成委員会の名簿の中は、飯野小・中学校の先生だけじゃありません。ほかのえびの市の先生も、入っておられるわけです。つまり、これはえびの市全体で小中高一貫教育を進めるという関係から、もちろんほかの学校におきましては、来年度、準備期間とし、再来年度からスタートいたします。そのためにも、この部会の中に入っていただき、飯野小中高の一貫教育を一つのモデル的事業としてスタートさせておりますので、そこのところを十分把握された上で、取り組んでいただきたいという願いがあるわけでございます。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  では、今度の小中高一貫教育につきまして、お伺いするわけですが、市長の方ともよく御相談をされて、施政方針の中に盛り込んでいかれたと思うんですが、その中で、十二年間を教育の小中高のスパンとして考えるという中において、また特区申請をするということにおきましては、現在の教育カリキュラムにないものをつくり出して、学校の授業をふやすとか授業数をふやすとか、あるいは新設したものをやるとかいうことになると思うんですが、その中において、英会話は国の方でもそういうように動きがあると思うんですが、小中高がつながったものを持っていかないと私はいけないと思います。


 校長先生がいらっしゃるからいいとかいうような御発言だと、ここにはいらっしゃるので、あるいは、ここに名簿をもっておりますが、飯野小学校、尾八重野分校、あるいは真幸小学校、各先生もいらっしゃるのも見ております。飯野小・中学校の先生方ということで、私は見ておるんじゃないです。えびの地域全体の先生方がいらっしゃいまして、今、教育長の言われるように、全体を小中高一貫教育に結びつけていくんだよという意識は、十分わかっておるんですが、一貫性というときになって、小中で学んだものを、そのまま基礎英語と基礎学力というような御発言をされるんですけれども、小中で基礎で、高校は応用になっていくというような考えを私は持つんですけれども、基礎と言われます。基礎をつくり上げて、また基礎をつくるんですか。


 これに入っていないからできないとか、入ってるからできるとかいう問題ではないと思うんですが、今後、進めていくから、不備があるところはどんどん改善していくんだよと。完全なものじゃないと。私は昔から言っておるんですが、ベストを尽くしてベターな環境というパーフェクトを望まなければいかんというのもあるんですけれども、最初から一番いいものはできないというのは、十分わかっておるんですが、いろんなものの上に、今度の一貫教育を実践していくんだよと言われるから、どうなってるんですかとお聞きしておるわけです。


 英会話につきましても、十二年のスパンで考えた方が、私はいいんじゃないか、つながらないということではなくて、新しいカリキュラムで十二年の中で考えていくのが適当ではないかなというような考え方を持っております、新しいものをつくるわけですからね。その辺はどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  議員さんがおっしゃることも、十分わかるわけでございます。


 先ほど、基礎英語と、何事かと言われましたけれども、これは高校の教育課程の中で、基礎英語というふうな表現で、これはやはり高校においての基礎ということに解釈するわけでありまして、全部を網羅した中での基礎、確かに応用じゃないかというようなことですけれども、ただ、県立飯野高校が、そのような一つの教育課程を組んでいらっしゃいますので、それについては、私もしっかりしたものは持っておりません。


 同じことの繰り返しになりますけれども、英会話科とか英語表現科というのは、あくまでも小・中学校のことでありますので、小・中学校でそれを固めよう、そして、そこででき上がったものを小・中学校では、こういう形でやってきましたと。高校はその点を十分理解、把握されながら、一つの計画をお立てくださいという形になるわけでございますので、決してそれが連携がとれていないとか、ばらばらでそれからそれたということではありません。あくまでも、小中高一貫教育、その中でも、えびの学はきれいにつないでいきます。もちろん英語もそうです。きれいにまではいきませんけれども、そういう形でつないでいって、そういう一貫教育を目指したいということでございます。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  何度もお伺いするようですが、今、教育長の方、県立の教育課程があるとおっしゃったわけです。言葉じりをとるわけではないですが、一貫教育というのは、高校まで含めたものをやっていかれるわけじゃないんですか。今、片方では、えびの学は高校までさっとやっていきますよと。連携していきます。セレクトもそうでしょう。英語になった途端に、学校のカリキュラムがあると言われるんですね。


 英語に限って言うわけじゃないですけれども、一貫教育というのは、十二年間を一つのスパンとして考えるわけじゃないんでしょうか。教育長、えびの学は、十二年間のスパンで考える。あるいは、セレクト部会も十二年間で考えると。英語は、小中の義務教育的な考え方と、県立高校と違うから、また別なんですよというお考えなんですか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  英会話科、英語表現科は、議論の過程でございます。まだ今始まったばかりです。ですから、ここをもとにしながら、協議をし、どうあったらいいかということは、今後の一つの課題になっていくかと思います。ですから、場合によっては、これはどちらかというとテキストづくりが主になります、英会話科、英語表現科、テキストづくりが主になりますので、あと、そのテキストができ上がった場合に、でき上がったテキストと高校の方とでは、どう今度、高校はそのでき上がったテキストをもとに基礎英語において、じゃ、これをこういうふうにして、高校ではつなげていこうというようなことは、今後に出てくるものでございます。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  では、英語は小中学のテキストをつくり出す、それを見て、高校の方で決めて、どうするんだというような御発言でありました。えびの学は、小中高一緒にやられるわけです。テキストづくりは一緒にされるんですか。えびの学は、小学校、中学校、高校一緒になったつくり方をする、セレクトもそう、ただ英語に関しては、小・中学校でつくったものを、今度は高校が見て、それをどうするかは高校の判断であるということに受け取ってよろしいわけでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  英会話科、英語表現科、小・中学校でそれぞれテキストをつくるわけでございますが、できたものを高校側に配付、これはこういうことです、後はここをよろしくお願いしますというようなことではございません。そういう割り切り方じゃありません。


 ですから、その辺のことを含めたことを、これからは十分考えていかなくちゃならないし、また、これはまだ今準備期間でございますので、そういうことも含めて、今後は問題点が出てきたならば、そういう問題点を含めて改善をしていかなければならないし、余り言葉によってぽんぽんぽんというふうにではなくて、あくまでも小中高の先生を含めた形で進めていくわけですから、当然、英語表現科の中に、高校の校長先生が入っていないのはおかしいんじゃないかということからの質問が、発端だったと思うんですけれども、現在は、これで進めていきますと。そして、ここでいろいろと議論をしながらテキストづくりを進めていくというのが、この部会でございます。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  よく行政で言われるのが、後手後手に回ると、災害も後手後手だと言われることがよくあります。問題点が起きてから、これを直していくんだよというものであって、いいんだろうか。こういう問題が想定されるんだよということ、こういう問題点があるというものを想定しながら、新しいものをつくっていくんだというような考え方が、私は必要なんではないかなと思っております。


 問題点が起きてからやるんだと、失敗してから成功の道を探すんだと、失敗しないためには、どうするんだという考え方の方がいいんじゃないですか。いろんな問題点がある中を、そこをクリアするのが、成功の道だと私は考えております。問題点が出ました。この前の、先般の三月定例会の質問の中で、土木工事におきまして、同じところが崩れてる。法で原状復旧が当たり前ですから、そうなるんです。同じところです。問題点が起きてから、するんではなくて、問題点を問題にならないよう、成功するようなやり方が、私はベターだと思います。


 それを含めまして、質問の中で、小・中学校以外の取り組みはどうなるのかという設問をしておりました。教育長の今の御発言の中で、他の小中校は一貫教育をして、今後、飯野高校につなげていくんだと。小中高一貫教育なんだよと。えびの市は全体が、小中高一貫教育なんだよという考え方で、私は受け取っていいものかをお尋ねしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたしますが、先ほど問題点があるならば、なぜそれを先にしないかというようなことでしたけれども、私は、この英会話科、英語表現科については、問題があるというふうには、とらえておりません。これで、十分いけるんじゃないかと。そして、スタートしてみて、ああ、いけると思ったけれども、実は違ったという結果も出てくるんではないだろうかなということで、だから、そういうときには改善をしていかなければならないと言っているわけでございます。


 次に、ただいまの質問の答弁でございますが、モデル的にまずは飯野が小中高等学校の一貫教育を進める。そして、それをほかの学校は参考にしながら、二十年度に準備に入ります。このときには、小中一貫教育でございます。ただ、このことが高校までつなげたらいいなという希望は持っております。ただ、地理的なことがあります。と申しますのは、飯野小中校区におきましては、兼務の教員を発令しまして、小学校と中学校をつなぐ先生、中学校と高校をつなぐ先生というのを考えているわけですが、ただ、ほかの小・中学校におきましては、高校までとなると、一つは予算的なことがあります。それから、この一貫教育をするからといって、県から助成金があるわけでありません。ただ、期待できるのは、幾らかこの教育を進めるために、それに適した先生方が来ていただけるんではないかなという期待感はありますけれども、それではなくて、あくまでもここでやらなければならないことです。


 ですから、そういうことを考えますと、ほかの学校におきましては、小中一貫教育を進め、そしてできますれば、高校までそれがつないでいけたらベストだなというふうに考えております。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  問題点のところで、二つぐらいお答えいただきましたが、改善するべきときには改善していくんだよというようなことだったと思います。問題になるようなことは、はじめから改善していっていただきたいなと、わかっていることは、最初から解決した方がいいんじゃないかなと思います。


 それから、小中一貫教育を飯野小学校・中学校・高校以外はやっていくと。それがよければつなげていくんだと。小中高一貫教育はよければ、つなげていくんだということですか。お伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  よければということではなくて、ほかの学校は、小中一貫で取り組んでいきますと、これが高校までつなげたらベストだなと。しかし、それにはいろんな条件やら難しさも出てまいります。それは、一つの理想というか、そうあってほしいものだなと、ぜひ、そうありたいという気持ちは、十分あるわけです。ただ、今のところそこまでいくんだという自信は、いわば確約というか、こうするというお約束というんでしょうか、そこはちょっと今の段階では無理でございます。


 まずスタートしてみてから、そして、その取り組みを見ながら、どこまでできるか、できるかというのは、小中一貫教育は進めますけれども、そこから飯野高校につなげるためのことにつきましては、なかなか難しさも出てくるんだろうなと、難しいなと、しかし、それを目指したいなというのが、本当の気持ちでございます。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  西諸の教育の件であります。西諸にある公立高校、高原高校、小林商業、工業、これが一つになる。それから、伝統校であります小林高校、えびのにある飯野高校、こういうのを整理、縮小、あるいは伸ばすときに、飯野高校はどういうふうな体制でいくんだろうかというような考え方があったんです。なくすものだろうか。あるいはどうやって継続していけばいいのか。少子化の問題を見据えながら、どうやってこの学校を存続させていくんだというときに、小中高一貫教育のお話が出てきたと。


 その中で、できればいいなと、教育長は言われますが、一貫教育は成功し、あるいは一貫校を目指して行かなければ、この一貫教育の成果は出てこない。えびの市内の、ほかの小・中につきましても、距離的な面、あるいは職員の配置の面、いろんな問題があったとしても、やはり西諸を考えたときには、特色を持ったものにしていかなければならないというような県教委のお考えがあるというのを聞き及んでおりますけれども、それまで含めても、私はこの事業は成功し、また、えびの市内はそういうふうになっていかなければならないと考える次第ですけれども、いいなとかそういうものではない。ぜひとも、成功させなければいかん。存続にかかわる問題です。


 教育長も知っておられるように、えびの市は自衛隊のまちであります。自衛隊につきましても、存続問題についても、議会を休んでまでも存続の運動をしたというのがあります。県立高校の存在があるのも一つの条件であると。いろんなものを考えても、つなげていければいいなとかいう生易しい問題じゃないと私は考えるんです。ぜひとも道筋をつけていただきたい。お考えどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 飯野小学校・中学校・飯野高校は、これは一貫教育ということで始めます。ほかの小・中学校につきましては、一貫教育ということで、しっかりと取り組み、そして先ほど申しましたように、えびのに生まれ育つ子どもたちに、よりよい教育環境と質の高い教育を提供するということが、私たちが一番ねらっているわけでございます。


 それで、ほかの小・中学校については、一貫教育をしっかり取り組みます。飯野高校までつなげたいんです、気持ちは中間議員さんと一緒なんです。ただ、ここでそこまでやりますというものは、心の中では持っていても、ここでそれはまだ今始まったばかりで、飯野小中高でモデル的事業として始めるわけですから、その後のことになりますので、そこのところは、いろんな条件がそろえば、これはできると思います。


 だから、それに向けて取り組んでは行きますけれども、ここでほかのところもそこまで、飯野高校までつなげてやりますということまでは、まだ今の段階では言えない状況であります。


 以上です。それ以外の答えは、議員さんの気持ちは十分理解できますが、ここでの答弁といたしましては、以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午前 十一時  一分


                    開議 午前 十一時 十五分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  残り時間が少なくなってまいりました。


 ほかに移ると中途半端になりますので、先輩議員の忠告もお聞きしながら、もうちょっと詰めてまいりたいと思います。


 ちょっと考え方が、教育長とは違ってくるところがあるんですが、えびのの子どもたちの質を高め、よりよい教育を小中一貫でやると言われるんですが。私とは見解が全く別であります。えびのの人口はどんどん減っていきます。少子高齢化の真っただ中の中で、企業誘致、定住政策、いろんな問題がある中で、教育問題というのは、今一番関心があるものではないでしょうか。えびの市外の奥様方が、小学校、中学校、高校のお子さんを持っていらっしゃる御両親が、えびの行ったらいい教育が受けられる、えびのに行けば、立派な、あるいは感性豊かな子に育ててもらえる、私は、もちろんえびの市内で生まれた子ども様方には、そういう教育を受けてほしい、同じ気持ちであります。


 しかし、この機会に、えびのというところに皆さんおいでいただいて、えびので育っていただきたい。そういうような環境づくりが、私は必要なんではないかなと。そのためにも、中途半端なことでは済まされないというのは、そこであります。言いたいけれども、言われない、公務員の方々は、法を遵守し、法に従い行政を行っております。我々は違う。市長もです。理想に燃え、政策を掲げながら、日夜努力をするわけです。負けるわけにはいかん。


 そこで、教育長も同じ気持ちとお察ししますが、一貫教育に対するお気持ち、取り組み方、今後どうされるおつもりか、もう一回聞いていきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 今後、この一貫教育をどう考えているのかという御質問でございますけれども、私は、えびの市の一貫教育につきましては、人と自然が共生する活力、ぬくもり、いやしのあるまちづくりのもと、郷土に対する誇りと柔軟な国際感覚にあふれ、新たな時代を担う心身ともに調和のとれた人材を育成することを理念といたしまして、一貫教育を通しまして、系統的、接続的な教育システムを確立いたしまして、えびのに生まれ育つ子どもたちに、よりよい教育環境と質の高い教育を提供しなければならないと考えております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  決意のほどはわかりましたが、行動もそのとおりにやっていただきたい。いかなる困難にも立ち向かい、いかなる問題も解決して、えびののために頑張っていただきたいなと思っております。今後の一貫教育の推移を見ながら、また問題提起、あるいは提言をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。


 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(宮崎和宏君)  次に、十番、蔵園晴美議員の発言を許します。蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  ただいまから、私の一般質問を始めさせていただきます。先ほどの中間議員の一貫教育について、一貫した教育長とのやりとり、大変敬意を表したいと思います。


 私は、市長の政治姿勢ということで、質問の項目に、五項目挙げております。きょうは、順番が多少かわってまいりますが、いつも提言、提案してきておるものを、最近では時間等の配分が悪くて一般質問ができない状況にありましたので、まず、三項目の行政改革は郵便局活用をということで、質問をさせていただきたいと思います。


 また、これまでにいろいろと同僚議員からも市長に対して、政治姿勢のあるべき姿について一般質問も行われてきております。やはり選挙とか政治とかいうのは、まことを尽くして初めて、私は市政発展につながるものと考えておりますので、市長も誠心誠意、まことを尽くして、簡潔に御答弁をいただけますように、お願いを申し上げておきます。


 それでは、項目の具体的内容について挙げておりますが、各証明書交付、各出張所でやっておりますけれども、これを郵便局で取り扱いまして、数年前から言われております郵便局窓口でのワンストップサービス、これを飯野、真幸両出張所の事務事業の合理化につなげないかということで、大分前から提案をいたしているわけでありますが、予算等の関係、コンピューター、ファックスの関係などで、なかなか前に進まないような答弁もいただいておるわけであります。


 今回は、各議員の手元にもございますが、第二次財政改革推進計画なるものが、配付されておりますけれども、その中にも触れていきたいと思いますが、まず、市長にお伺いいたしますけれども、先ほど、具体的内容を私は説明いたしましたけれども、各種証明書を郵便局で取り扱うように、飯野、真幸両出張所の事務事業の合理化を図るべきだと私は思いますが、市長はどのようにお考えか、まずはお聞きいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 第四次えびの市行政改革大綱に基づく継続した行政改革を推進、展開しているところでございます。お尋ねの点につきましては、同大綱における組織運営のあり方におきまして、機構の簡素、効率化をより一層進めていく中での取り組みの一環として、検討を行っているところでございます。


 さらに、具体的に実施期間を昨年度までの三カ年とした、緊急財政改革推進計画を継承して、本年度からスタートさせました第二次財政改革推進計画におきまして、両出張所の体制見直しを打ち出しております。


 既に、担当課長に具体的な検討に入るように指示をいたしたところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  ただいま、市長が答弁されましたけれども、私は、これは大分前から提言をいたしておるわけでありますけれども、今回は、第二次財政改革推進計画書の中で、歳出の方で明記してありますけれども、総人件費改革の推進ということで、出張所の見直しを検討するということでありますが、これは、多分計画によりますと、十九年から二十一年度を改革期間とするということであります。


 現在、御存じのように両出張所には、保育所民営化とか、また調理部門の方々とかいろんな方々が配属されまして、単位的に、部署単位で考えますと、かなりの経費を必要としておるのが現状であります。今までは、職員が二人ぐらいで、あと臨時職員が配置されていたわけでございますが。現在、飯野出張所には、所長と係長、職員の方が四名、六名、真幸出張所が所長と係の方が三名ということで、四名でございます。


 先ほど、市長もおっしゃいましたように、改革をしなければならないと、私もこの両出張所の業務内容を郵便局に委託することにより、かなり軽減されてきます。経費削減につながってくるわけでありますので、どの程度の事務量を郵便局の窓口でされるような計画を、市長がお持ちなのか。また、それを担当課に指示されているものか、その内容について、お示しをいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 両出張所を郵便局に、いろいろ各証明書の提出につきまして、お願いをしたときに、どのようなことになるのかということも十分検討してくれということで、指示をいたしてありますので、今、お尋ねの点につきましては、しばらく猶予をいただきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  市長の取り組み、担当の方へ指示がされているようでありますけれども、これは、各証明書につきましては、一件当たり単価が決まっておりまして、百六十円。そして、一件当たりの中に、証明を何通かとる場合がありますけれども、この場合でも一通当たりではなくて、一件当たりが百六十円ということで、大分経費削減につながることは確かであります。


 このことにつきましては、またいろいろと議論もしていかなくてはならないと思いますけれども、そういった場合に、現在の両出張所の人件費と、取り扱い料と郵便局の窓口、ワンストップサービスの活用で、この各証明書を百六十円で取り扱った場合に、どの程度の開きがあるか、次期九月議会までに、試算を出していただきたいと思いますが、市長、いかがでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 九月議会までに、提出できるようにやります。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  その場合に、コンピューター関係の操作、そして先ほど申し上げましたけれども、ファクシミリなどの機械器具等もありますので、どのくらいの経費がかかるのか、あわせて御提示いただければというふうに考えております。


 これらを推進することによって、市長がいつもおっしゃっております、やはり民間でできることは民間でということで、大変厳しい状況に置かれてでも、今まで民間に委託してきた事業もたくさんあります。そういった面で、市民の足に迷惑をかけることなく、飯野出張所におきましては、まちの方に郵便局がありますし、駅前にもあります。真幸につきましては、たくさんの方が郵便局にお見えになります。加久藤についても同じでございます。将来的には、両出張所をこの計画にもありますように、廃止とまではいかなくても、人件費削減に向けて大いに御努力いただきますように御提言を申し上げておきます。


 次に、防災の日制定について、三月議会で申し上げておりましたけれども、どのように検討されたのか、まずは、お伺いをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 防災の日の制定につきましては、総務課長して答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 防災の日の制定につきましては、さまざまな視点から今、検討をいたしております。


 まず、昭和四十三年二月のえびの地震、昭和四十七年七月の真幸山津波発生。それと、最近の異常気象による大型化する台風や豪雨による災害など、過去にえびの市内で発生しました災害の教訓を思い起こす意味という観点、それと、また県が五月の第四日曜日を防災の日としている関係など、市民に災害の恐ろしさや事前の心構えなどを啓発する効果的な時期の選定を検討しているところでございます。


 市民に対しまして身近な問題であり、今後も大規模化が予想される水害などを考えますと、梅雨時期や台風シーズンの前が、より市民の関心度が高く、避難訓練や啓発活動も効果的ではないかというふうに考えているところでございます。


 えびの市の防災の日の制定につきましては、防災の日を制定いたしますと、防災訓練やら啓発活動等、あらゆる行事などが想定されますので、今、現在関係機関の協力も当然必要となってくるということで、関係機関との調整をいたしているところでございます。いましばらく検討をさせていただきたいというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  このことにつきましては、課長答弁でありますけけれども、大分認識もされていらっしゃるようでございますので、やはり今時分か、その前かというのが適当な時期ではなかろうかと思います。


 そしてまた、五月には訓練等もされているようでありますので、大体そのあたりを見計らってと申しますか、制定の日に持っていけばというふうに、私も考えておるわけでございますので、早目にこれは制定をして、市民に熟知させる必要があると思いますが、いつごろまでには防災の日制定はできるものか、再度、お伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 防災の日の制定ということでございますが、これにつきましては、関係機関の協力も、十分とっていかなければいけないということを考えております。ですから、関係機関とのいろんな意見もお伺いしたあとに、できるだけ早い時期に、日にちの設定を市長の方に、進言をいたしたいと考えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  関係機関との意見などをいろいろと伺いながら、早目に市長に示したいということでありますが、その関係機関と関係機関名と、今まで何回ぐらい検討され、意見交換をされたものか、お伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  今、現在、関係機関との協議については、具体的には防災の日の制定については、協議をいたしておりません。今、考えている関係機関と申しますと、消防団、警察、消防署、自衛隊、それと県を考えているところでございます。具体的には、個々にはまだ協議はいたしていないところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  私の記憶では、早急に協議するというような答弁を三月にいただいたような気がいたします。これは、防災士とあわせてでありますが、まだ一回もされていないということは、私はちょっと腑に落ちないんですが、関係機関の消防団、警察署、消防署、自衛隊、そして県、全くされていないということは、どういうことでしょうか。すぐされますか。今議会が終わってから。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 防災の日の制定につきましては、内部的検討は十分やってきているというふうに考えております。


 この関係機関との協議につきましては、議会終了後、早速、実施をしたいというふうに考えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  早急に、議会終了後は協議をしていただきたいということで、提言いたしておきますけれども、内部では十分検討しているということでありますけれども、その検討内容につきまして、各関係機関と協議する場合に、防災の日制定の日程などは、すぐ提示できる状況まで内部で協議をされているものか、お伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 内部の検討段階につきましては、やはり市民の関心度が高く、避難訓練や啓発活動も効果的であるという時期につきましては、やはり梅雨時期や台風シーズンの前ということで、一応お願いをしたいというふうに考えているところですが、当然、四月、五月の時期というのは、関係機関もさまざまな日程が入っております。ですから、そこら辺も当然考慮していかないと、なかなか防災の日を設定しても、関係機関の協力がいただけないという状況では、また困るというふうに考えておりますので、そこら辺は十分な協議をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  そうすると、先ほど課長が答弁された台風前とか梅雨前とかいう時期等につきましては、関係機関がいろいろと日程が入っているから、難しいという意味でしょうか、もう一回、お伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  四月、五月という時期につきましては、いろいろ年度の初めでもあるという状況等も、内部的には検討いたしたところでございます。それと、防災の日の設定というのは、内部的には、やはり日曜日だろうと、そういう市民のいろんな防災訓練等も想定をいたしますと、日曜日ではないかというふうに考えております。


 そういう関係で、内部的には関係機関との協議の中では、市の考え方もしっかり打ち出しながら協力をいただくということで、特に難しいという考え方は、持っていないところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  ぜひ、台風、梅雨の前の時期に防災の日を制定して、えびの市民に防災の認識、また意識高揚のために、一日も早い制定をするように提言いたしておきます。


 この防災の日制定に当たりまして、やはり防災士を育成しながら、防災の日に当たって、訓練等がある場合にはその防災士を活用して、そしていろんな弱者の方々も一人残らず避難場所へと移動できる体制が必要だと、私はこのように考えて、三月議会で防災士育成につきましても、提案を申し上げておりますが、その取り組みについてお伺いをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 防災士につきましては、自助・互助・協働という形の中で、社会のさまざまな場で、減災と社会の防災力向上のため、活動が期待をされております。そのためには、十分な意識と知識と技能を有する人でなければならないということで、日本防災士機構でも、そういう人をということで認定をいたしております。


 この防災士の育成につきましては、県の方も取り組みを進めております。具体的には、自主防災組織リーダー研修会というのが県の主催で開催をされまして、近々七月に開催をされる予定になっております。この中でも、非常に意欲を持って取り組みされる方については、県も十分支援をしていきますよというスタンスになっているようでございます。


 今回、計画されている中では、A・Bコースということで、Aコース、Bコース、基礎編と、要するに応用編という形の中で、講習を受講された中から、県が補助対象者として選定をして、この資格を取らせますよという取り組みをされているようでございます。


 市といたしましても、この研修会に今現在、参加をしていただこうということで、人選等も今、検討をいたしているところでございます。この募集人員と対象者ということの中では、自主防災組織のリーダー、それから、市町村等の消防職員や消防団員、それと防災関係機関としまして、防災関係機関の職員とか、それから防災に関心のある一般の県民も対象といたしておりますので、そういう方々にいろいろ当たりまして、ぜひこの研修会に参加をしていただこうというふうに、今段取りをいたしているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  県の方で七月に講習会があって、えびの市でも取り組むという段取りをしているということでありますけれども、これは、公募をされるんですか。もう六月も半ば過ぎになりますけれども、七月に講習があるわけであります。これは、公募をされて、一般県民、一般市民も中に含まれておりますけれども、公募されるおつもりでしょうか、お伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  現段階では、公募はちょっと日程的に難しいかなというふうには考えているところです。ですから、自主防災組織という中で、少しずつその認識を各区長さんたちにも持っていただいているところですので、そういう中から選定をしたり、消防団員、それから防災関係機関の中からお願いをする、確かに、防災に関心のある一般の市民の方を募るという形の中でも、なかなか新たな動きですので、これについては、ある程度、防災に対して認識等のある方を、まず取り組むというふうにはいたしております。人数的に、今回、七月十七日にAコースの研修会があるんですが、県西で二十五名ということになっておりますので、公募をされても、なかなかその人選に苦しむところもございます。ですから、今回のやつは、そういう防災に関係の深いところの人から人選を行いたいという考え方を持っております。


 それと、県の主催以外にも、自治総合センターというのがございます。ここでも自主防災組織リーダー育成研修会というのを実施される予定になっているようですので、それについても、ある程度、自治総合センターの方からのいろんな支援もあるというふうに聞いておりますので、当然、広報紙にも自主防災組織の構築というのが、今、課題になっておりますので、そういうところでPRを呼びかけながら、機会があれば、こういう研修会等にも参加をしていただくというふうな段取りにしていこうというふうに考えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  この防災士につきましては、人員に限りがあるということでありますけれども、たくさんの方ができるだけ参加をいただきまして、防災意識高揚のために、努力いただければというふうに考えるわけでありますけれども。


 そういう中で、この講習につきましても、自主防災組織という言葉が出てきましたけれども、えびの市でそのような組織が幾つぐらいあるか、お示しいただきたいと思います、自主防災組織。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  私の方が、ちょっと確認しているところでは、前回、ボートを購入いたしました。あのときに、一つ自主防災組織ということで、京町地区に自主防災組織を構築いたしております。


 自主防災組織の必要性ということで、今後、区長会等とも話をしながら、構築に向けて、協議をしてまいりたいというふうには、考えておりますが、現実的に、自主防災組織として、登録されているという状況については、京町地区というふうに認識をいたしているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  非常にいいことであります。これは、京町の方は、五月二十七日に災害対応の訓練が実施されておったわけでありますけれども、訓練をするということで、自主防災組織が発足したということでしょうか、お伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  今回、五月二十七日に災害対応訓練ということで、実施をいたしましたが、京町地区については、コミュニティ事業の中で、ボートを購入する事業に取り組みました。そのときに、自主防災組織にこのボートを取り組む事業という位置づけにしましたので、ボートの取り組み事業の段階で、自主防災組織という形で構築をいたしたところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  それでは、その自主防災組織の中身ついてお伺いいたします。


 昨年度の集中豪雨のときにも、私どもの地区でもありますけれども、消防団員はほとんど出向いて、樋門の管理とか、京町地区の方に出向いて行ったりとか、公民館に避難してきた方々には、余り状況等の連絡とかはなかったような気がして、ほとんど団員の方は、いないわけです。災害場所、また災害の恐れのある場所に行っているわけです。


 そして、また団員の方も大変忙しくて、若くて働き盛りでありますから、全員が市内にいるとも限らないわけです。そのためにも、やはり、すぐ対応できるために、私は自主防災組織を早急に立ち上げて、団員の方々の御指導をいただきながら、我が地域は我が地域で守るということで申し上げているわけであります。


 けさの新聞でもありましたけれども、これは日南の団地でありますけれども、自主防災意識を高めるということで炊き出し訓練なども行われたようであります。そういう訓練を常日ごろからしていると地域住民の方々の防災意識もかなり高くなってくるわけでありますので、ぜひとも区長会のときにでも、先ほど課長が答弁されたように、自主防災組織のあり方と、そしてまた、防災意識の高揚ということで、ぜひ立ち上げていただきたいと考えておりますけれども、この点につきまして、その取り組みにつきまして、作業を進めていただけるものか、もう一回お伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  総務課といたしましても、この自主防災組織の構築というのは、大きな課題であるというふうに認識をいたしております。県も自主防災組織の構築については、やはり必要であるという認識の中にさまざまな構築のためのマニュアルづくりとか、そういうものの指導が来ております。


 ですから、今後、災害等も大規模化するということは、まず共通の認識であろうというふうに思います。まず、地域での初動体制が、最大限の効果を発揮するんですよということは、常日ごろから私たちも認識をいたしているところですので、これは、早急に体制づくりのための取り組みをやっていきたいというふうに考えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  ぜひ、そのように早急な取り組みを申し上げておきます。


 先ほど申し上げましたけれども、五月二十七日に災害対応訓練を実施されたわけでありますけれども、そのときに、自主防災組織として弱者救助対策について、訓練の中で実施されたものか、お伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 五月二十七日に実施をいたしました、災害対応訓練につきましては、訓練内容といたしまして、救命ボートの操作関係、それから被災者の搬送方法、人口呼吸、自動体外式除細動器の取り扱い、避難誘導の心得、土のうづくり及び設置の方法、それから消火器による消火訓練の実施をいたしております。


 直接、地域住民が体験することが大切であろうというふうに考えまして、都合によって来られなかった地域の方々の皆さんにも、体験内容を話していただくことも重要ではないかというふうに考えたところです。参加された方々からは、ボートの操作の大変さとか、人口呼吸の方法など、日ごろ体験できないことを体験してみて、初めてその大切さが理解できた等の意見もお伺いをしたところでございます。


 弱者救助対策はどうであったかということでございますが、参加された住民の皆さんには、避難誘導、被災者への対処方法など、初動体制の必要性を感じてもらえたのではないかというふうには、考えております。今、現在、市としましては、十八年度に六人乗りのゴムボートを二艘配備、それと消防団にも、三人乗りのゴムボートを二艘配備をいたしております。そういう中で、消防団には、地域の災害弱者と言われる方々の把握に努めるよう、部長会等でも指導をいたしておりますし、今回参加された区長さんも、そういう初動体制が必要であるなという認識をしていただいたということで考えております。


 今後は、区長さんたちにも中心に、地域でも取り組んでいただくよう、お願いはしていきたいというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  災害対応訓練を実施された方は、その重要性、そして本当にやってみて、実感を味わいながら訓練ができたというふうに、私も考えるわけでありますけれどもそういうためにも、やはり多くの市民の方々が、自主防災に努めながら、防災意識を高めていただくように、一時も早く防災の日を制定しながら、そしてまた、防災士を育成し、地域による自主防災組織の構築に向けて、一層の御努力をお願いするものであります。


 この自主防災組織につきましては、弱者対策、初動体制が一番大事だということでありますけれども、先ほどから言いましたように、消防団の方は大変忙しいと、その地域にいない場合があります。そういう場合に、自主防災組織をつくって、だれがどのところを担当する、複数で組織をつくっていけばいいんじゃないかなというふうに考えております。これも、また一人暮らしの方、要介護の方、いろんな方がいらっしゃいます。それを常に防災士、または自主防災組織の役員の方々、消防団の方々が把握しながら、いつ何時、いかなるときでも救助体制にいち早く向かう、このような体制が必要であると、私は常々考えておりますが、ぜひとも早く自主防災組織を立ち上げて、このような弱者対策に対する救助対策を構築いただきますように、いま一度、課長の方にそういうことが、いち早く構築できるか、しなければならないんですが、早目に構築できるように、今一度、その決意のほどをお聞かせいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 議員さんのおっしゃるとおりであるというふうに私も思っております。その中で、自主防災組織の構築というのは、全国的にどの自治体でも大きな課題になっています。ですから、これはぜひ構築をしていかなければいけない問題であるというふうな認識を持っておりますので、誠心誠意努力してまいります。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  ぜひ、そのように取り組みをいただきたいと思います。


 私は、よく防災につきましても、鹿児島県の方に時々行く機会がありまして、そちらは町政でありますけれども、いち早くそういうのに取り組んでおるわけです。この議会等でもいろんなことを議論したり、提言したりしますけれども、よく他の自治体の状況を見てからとか、他の自治体がどのような取り組みをしているか、いいか悪いか、そこらあたりを判断しながら、市としては進めていきたいというような答弁もよく聞きます。これは、えびの市政全般についてでもあります。教育行政、一般行政、また観光、農業につきましても、いろんな問題でそういう答弁が返ってくるわけでありますけれども、やはり私どもは私どもの自治体独自のあり方も必要ではないかと、このように考えておるわけでありますので、ぜひとも市独自の自主防災組織、そして規約もその地域に応じた規約をつくりながら推進していただきたいと考えております。


 次の、項目に入らせていただきたいと思いますが。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 〇時  一分


                    開議 午後 一時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  先ほど来、一般質問の中で行政改革につきましては、郵便局の窓口ワンストップサービスの活用ということで、将来的には両出張所の廃止も踏まえたものの考え方で進めていただきたいということも申し上げましたけれども、この行政改革というのは、やはりさっきの一般質問でもありましたように、ただ単に職員数を削減するとか、そういうものだけの問題ではないと思います。


 私は、このぷらいど21基金につきまして、いろいろと資料が欲しくて、小林市役所の方に出かけて、ちょうど朝八時半に四階まで上がったわけですが、会う人会う人「おはようございます」、「おはようございます」と元気よくあいさつをされていらっしゃいました。行政改革というのは、やはり職員の方々の意識の改革が一番ではないかと私は感じました。そして、四階の課に行きまして、「おはようございます。えびのの蔵園でございます」、すぐ職員の方が立ち上がって、「お待ちしてました」と書類をいただいたわけであります。


 前も申し上げましたように、「はい、えびの市役所、何々課、だれだれでございます」というのも、まだまだ徹底されていないようでございますが。副市長も元気で、またこの議場に帰ってきていただきましたので、今後とも、力強い御指導をいただきたいとお願いを申し上げまして、ぷらいど21基金につきまして、質問をさせていただきます。


 今回、同僚議員からもぷらいど21につきましては、一般質問がなされたわけでありますけれども、特段変更、また改正等をしたわけではないという課長の答弁でありましたけれども、市長は、このぷらいど21基金の活用について、毎年、減少していっておりますけれども、どのように考えて、どのように推進されていくものか、まずは、お示しをお願いいたします


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ぷらいど21基金につきましては、地域の活性化のために、ぜひ地域住民の皆様方がいろいろと検討されまして、地域活性化のために使っていただきたいという方向で考えておるところでございますが、今、議員が言われますように、これがだんだんじり貧になって、利用するのが少なくなってきておるのではないかというようなことでございますので、これをさらに、どのような形にすればいいのかということで検討をさせておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  本当に市長の目玉政策といいますか、活用されてそれぞれの地域が活性化に結びついているというふうに、私も理解はいたしておりますけれども、先般の課長の答弁の中でも、一年か二年で自立ができるという団体がありますので、一年か二年でも基金の活用はできるということをおっしゃっておりますが、一年、二年でその活動が軌道に乗って、現在、活動している団体、全部で何団体のうちに何団体が一年、二年で事業の軌道に乗っているか、市長は、御存じでしょうか。御存じでしたら、お示しをお願いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいまの質問に対しまして、私のところではっきりいたしておりませんので、企画政策課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  これまで、えびの市ぷらいど21助成金を受けられた団体は、十九年度を含めまして、全部で十九団体ございます。その中で、二年間で助成を打ち切られた、三年目の申請をされなかった団体が三つございます。


 その中で、活動を引き続きやっておられるところが、EBINO MIX JAMそれからラジコンチャリティーフェスティバル実行委員会でございます。EBINO MIX JAMは、若干活動が拡大している感じではないと思いますが、ラジコンチャリティーフェスティバルの方は、以前と変わらぬ取り組みをされておりまして、先日も新聞等で状況が報道されたところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  三団体のうちに二つが継続していると、MIX JAMにつきましては、昨年、指摘をいたしましたけれども、その活用要綱の中で、三年間連続して、この基金は活用しないといけないという要綱があるにもかかわらず、一年間休んで、また次にしたいということで、私もこれは記憶に残っているところでありますが、こうした二年間の補助事業で続けていくということは、非常にいいことであります。


 そこで、お聞きいたしますけれども、ぷらいど21基金で一番大きな資金と申しますか、活用した団体が二つほどあると思いますけれども、その中で、京町の花火大会につきまして、今年度から補助金の対象になっていないということでございますけれども、この花火大会につきまして、えびのの一大イベントとしての認識があるのかないのか、市長にまずはお伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 京町の花火大会のことではなかろうかと思いますが、未来塾きょうまちの方々が中心になりまして、いわゆる京町温泉、そしてまた、京町の商工業者、えびの市の商工業者を利用していただくお客様のために、この未来塾きょうまちがそのお客様にお返しする一つの事業といたしまして、暑い夏の一夜を過ごしていただくように、サービスでされていらっしゃるというふうに考えておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  このように膨大な予算等を確保されまして、えびの市の一つの一大イベントとして、私は認識いたしておるわけでありますけれども、一大イベントとして、認識されているかいないかを御答弁いただきたい、もう一回、簡潔にお願いします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  私は、未来塾きょうまちの皆様方が一致団結されまして、やっていらっしゃることでもありますし、一大イベントとして、その認識はいたしておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  市長がそのように京町の花火大会をえびの市内の一大イベントと、そしてまた市民の憩いの一日でもあるわけです。そういう花火大会も、近年三地区でやっていました。そして、陸上自衛隊でもやっておりました。それがなくなりまして、これではいけないと未来塾きょうまちの方々が立ち上がって、花火大会をされて、もう十年が経過したんじゃないかと思いますけれども、はっきり定かではないんですが。そのような市民の憩いの一大イベントに対して、市の一つの行事としてとらえて、補助金などを出すお気持ちはありますか、気持ちとして。お伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  補助金として出したいという気持ちはありますけれども、いわゆる会計検査員が調査に来まして、補助金等を十分検査し、そしていろいろ職員に指導をされておるようでございますので、えびの市の厳しい財政事情を考えますときに、それが思うようにできないところに、残念なところがあります。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  市長としては、大変つらい気持ちであげられないという、そういうお気持ちではないかと思いますけれども、しかし、補助金は厳しい厳しいというだけではなくて、市民にも明るい行事に関しては、えびの市も私は応援すべきだと思います。仮に、この花火大会が消滅した場合、何もありません。そういった意味で、やはり支援するべきところは支援する。会計検査員がどうのこうのということでは、私は関係ないと思います。それは、市長の施策であります。いかにして、市民に対して憩いの場を与えるかというのも、市長の責任ではないかなと考えておるわけでありますけれども、気持ちは十分わかりました。ぜひ今後の検討課題としてとらえていただきたいと申し上げておきます。


 さらに、課長答弁におきましては、各自治会、六十五区のところに行って、説明会を開いて活用していただきたいという旨の発言があったわけでありますけれども、そのように説明をされてぷらいど21基金活用を促していかれるものか、確認のために御回答をお願いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  六十五区の自治公民館単位の地域の皆様方に、ぷらいど21の新しい制度につきましては、説明をして活用の促進をしてまいりたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  六十五区の方々に活用を促していくと、非常にいいことでありますけれども、この六十五区というのは、私も先ほど防災関係にも少し触れてみたんですけれども、大変、消防団の方もきつい。二百名程度に一組織として、つくっていくべきではないかなというふうに、私は考えております。


 また、えびの市の総務課の方でもこれは自治会、その区を縮小しようとしている、縮小計画もあるようでありますけれども、そういう中で、企画政策の方としては、ぷらいど21基金を使ってもらおうということで六十五に説明をしていくということは、各区の統廃合については、ちょっと同じ政策のやり方として、食い違いが出てくるんじゃないかなと思います。そこらあたりは、区の統廃合を計画している総務課との調整、整合性はどのようにとっていらっしゃるか、協議をなされて、各区ということを使って、六十五区に説明していかれるのか、そこらあたりの整合性について、御説明をお願いいたします。逆行するような気がいたしますのでお願いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  私どもといたしましては、自治公民館単位の地区、これが一応、六十五区に重なるわけでございますけれども、区の統廃合という課題も一方にはございますが、その状況を待っていては、私どもも地域の地域づくりということの地域の皆さんが地域のことを考える、地域の現状の課題を出し合って、その思いを出し合って自分たちでできることは何かということを協議をしていただく場としては、現在の自治公民館単位でお諮りしていくしかないということでございますが、その行政区の統廃合そのものは、またそういった地域の現状を考える中で、地域の皆様方の考えも出てくるかと思いますし、一応、自治公民館単位ということで、私どもは考えておるところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  結構な話でありますけれども、片や統廃合を求めていくのに片や六十五区の活性化を求めていくというのは、私は整合性に反していると認識をいたしております。


 そしてまた、ぷらいど21基金につきましては、予算等も必要になってきます。その自治公民館、区に、そういう予算があるのかないのか。地域によって、大分格差が出てくると思うんですが、そのような格差は出てこないと認識されて、そのような説明会を開催されていくものか、いま一度、お伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  現在、これからの地方分権型社会の構築という視点から考えましたときに、自助、互助、公助という考え方の中で、地域にできることは地域で今後やっていただくことが地域の活性化、ひいてはえびの市の活性化につながるといった意味では、地域の皆さんが、地域の課題を自分たちで解決できることはないのか、地域の魅力を、もっと磨いていく取り組みはできないのか、そういったことを話し合っていただくわけでございます。話し合っていく中で、自分たちが何かやれることがあるかないかの判断は御自分たちでやっていただくことになりますが、そのときの活動の経費というのが必要になれば、このぷらいどで支援をしていくということでございまして、助成率も現在の二分の一から引き上げていきたいと思いますが、自己負担額が全くないということでは、地域のみずからの地域づくりという、それこそ自立に向けての取り組みという方向性を考えましたときに自己負担というのは、やはり必要ではないかというふうに考えております。


 ただ、地域の中では、高齢化が進んだり、おっしゃいますように、地域の皆さんがそれを理解されて、経費を出されるということは、大変厳しい側面もあるかと思いますが、しかし、地域の発展というのが自分たちの自分のこれからも含めて、助け合っていくということの大きな理解等が得られますれば、そういった方向も必要かと思っております。要は、私どもは、こうしなさいじゃなくて、地域の皆さんでそこを話し合っていただいて、地域でできる活動を促進していただきたいということでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  課長のおっしゃることは、よく私は理解はいたします。しかし、そこに課長がおっしゃるような、能力のある方々がいらっしゃるか、いらっしゃらないか、大変失礼な話かも知れませんけれども。そして、それを活用したいと、してみたいという思いがあるかないか、そういう方もいらっしゃいます。


 そういう面があるから、各地域に出かけて説明をされるのは、結構なんですが、するとかしないとかによって、格差が生じてくるわけです。そこを私は申し上げているわけであります。その格差が生じてくるのと、あと一つの問題は、先ほどから申し上げております、総務課が推進しております区の統廃合、これとの整合性を含めて、やはりもう少し慎重に協議されまして、ぷらいど21を推進されるように御提言申し上げておきますが。


 小林の方では、まず一番目として、始業期めばえ支援補助金というのが、まず最初に与えられます。その次に、成長期はぐくみ、育っていく段階の支援補助金が第二段階、これは七〇%以内ということになっております。最高額が三十万円。次がいよいよ自立期になって、羽ばたいていく時期、これが、最高限度額が五十万円で八〇%以内。補助率がどんどん高くなっていきます。


 ということは、私が先ほどから申し上げておりますのは、ぷらいど21基金の活用にしても、えびの市の一大事業にしても、そういう花火大会も一大事業としての認識があれば、市民の憩いの一夜として、貴重な税金でありますけれども、私は市民に提供した方がいいと、このように考えるわけであります。これは、提言にとどめておきますので、また九月議会において、市長及び担当課、また区の統廃合も含めまして、議論をさせていただきたいと思います。御提言申し上げておきます。


 次に、今議会でいろいろと取りざたされております宮崎市内にあります旬刊宮崎の新聞の件であります。


 これは、市長としては名誉も何もなく、棄損とかそういう問題じゃなくて、表現の自由とか報道の自由があるから、何も対応しないということで、一向に前には進んでおりません。また、大規模開発につきましても、計画書が出ていないからということで、これも一向に前に進みません。しかし、市長の後援会報の中にも、ちゃんとうたってあります。市長のあいさつにしても、私でないと、この話はつながらないというふうに書いてあります。それを読まれた方々が、次の市長は宮?さんに入れるべきだと、それを判断して、投票された方がたくさんいらっしゃると思いますけれども、市長、そのような認識はございませんか、お伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 議員さんの質問に対して反論するわけではございませんけれども、公約としては、私は打ち出しておりません。私が、その後に、この問題はいろいろと出てきたわけでございますけれども、この開発構想をお聞きいたしましたときに、我がえびの市には、すばらしい企業であるし、またこれが実現するならば、えびの市の活性化につながるということで、私は対応し、そして現在でもできるものから早くつくっていただきたいというようなことでお願いはいたしておりますし、できるだけそれができるならば、事業計画書を提出していただきたいということを常々お願いはいたしておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  その議論は、もう何回となく聞いておりますから、それが選挙に反映されたかという認識が市長にあるかないかを聞いたわけです。私は、これは確かにあると思います。そうでなければ、勝つために、この後援会だよりを出すわけです、そうじゃないでしょうか。多くの市民が、こういう記事を見て判断をする。そのための後援会だより。そして、また私どもが個人的に出しております議員活動の議会だより。そしてまた、議会は議会全体で出しております。やはりそれらを見て、市民はいろんなことを判断するわけであります。それ以上のことは、一回一回、議員個人が有権者のところに出向いて、今のえびの市は、こういう状況でありますというのが、議員、また議会におけることを示すためにも、そういう活動をそれぞれがやっているわけであります。


 市長、何も訴えるとか訴えないとかそういう問題じゃなくて、とにかく表現の自由、報道の自由だから、もう何も言いませんということしか言われませんが、我々議会に対してもこういう新聞報道がされて、市長のもとで、議会で議論をしているわけです。市民に対しても、市長はやはり反論すべきところは反論しないと、市民に対して申しわけないと、私はこういう解釈をいたしております。


 この名誉棄損というのは、自分個人の名前が傷つけられ、それが名誉棄損であるわけであります。要するに、自分の判断というものではなくて、他人が判断するわけです。それに対して、間違ったことがあれば毅然たる態度で臨むべきではないかと思います。これを聞いても、先ほどと同じような答弁が繰り返されるはずだと思っております。


 これは、市長個人ではなくて、えびの市の市長に対する社会的な評価も書かれているわけですね。書かれたこと自体が、えびの市全体に対する評価と私は認識しております。ということは、えびの市民のトップリーダーであるえびの市長のことが書いてあるわけであります。言われた本人が、私は痛くもかゆくもない、何ともない、態度を改めて、相手の方にこういうことは全然ないと、はっきり説明すべきであると思います。それが、やはり私は、市長としての社会的責任があると思います。そういう意味では、市長個人の見解ではなく、社会的にどう市長が判断されるか、毅然たる態度をもって示すべきであろうと繰り返して、市長の答弁を求めます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えを申し上げます。


 今まで答弁をしたとおりでございまして、別につけ加えることはありません。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  ということは、何を書かれても反論はしないと、そういうことですか、大変なことが書いてありますね。いろんな記者会見でも、新聞等に記載されて、ちょっと記載事実が違ったなというときには、どうですか、行政側としては、反論しているでしょう、今まで。そういうことはないですか。関係課の方でもいいですが、お答えをお願いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 私といたしましては、必要に応じて判断をしてまいります。私の見解とあなたの見解、違うところもあろうかと思います。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  私が申し上げておりますのは、私と市長の見解ではなく、社会的に見た場合に、市民のトップである市長として、ある程度のことは、市民に示すべきではないかというふうに申し上げておるわけです。個人的なことではないです。個人的に私は、市長にどうこうということは全くその気はありません。あるはずもないですね。市長として、「大ぼら公約で市民だます」、「市長が選挙に利用し、当選」、「あることないこと書きたてた地元新聞が、にせ記事で援護」。非常に市民の一人として残念でならないわけであります。何かの手だてをするように、議会終了後、すぐ協議をすべきであると申し上げておきます。


 そして、あと一つにつきましては、この後に、ある人から電話がきまして、こういう新聞(資料を示す)の小さい記事が送ってきたということで、ごみ問題のことで電話がまいりました。それも、市長のところの何か倉庫か何かを解体したとか何とか書いてありまして、その記事を読まれた市民の方が、五メートルぐらい下を掘らないと、実際の廃棄物が出てこないということを聞いたわけです。次から次に埋めたということも聞いておりますけれども、実際のところ、仮にそういう話があれば、市長としてそういう方から、事情をお聞きになっていただけるものか、これは続いていくと思うんですね。そういうふうに、そういう事実を御存じの方がいらっしゃって、説明がしたいと切実な思いで言われた場合に、市長は話を聞くように、担当課の方に御指示いただけるものか、お伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ごみの不法投棄につきましては、いろいろ担当課からも話を聞きましたし、そして私のごみも入っておるというようなことでございますが、私は倉庫をお願いしたことはございまして、小さなごみではありませんし、その大きなごみは、その現場にはないということであります。ですから、そのことにつきましては、私のごみが入っておるということには、事実でないというふうにお答えをいたします。


 そして、またこの不法投棄、ごみの処理につきましては、行政的な対応は、すべて完了をしておるというふうに、認識をいたしておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  ということは、市民から再三となく話が来ても、それは担当課にもう一回、その人たちの話を聞いてみろということは、指示されないんですか。聞いてもらいたいという方がいた場合に、行政として聞いてあげられないんですか。そこをお伺いいたしております。いま一度、御答弁をお願いします。それと、私は本当に市長として、一生懸命頑張っていらっしゃる、まことを尽くして政治に取り組んでいただきたい、施政に取り組んでいただきたい、推し進めていただきたい、切にお願い申し上げまして、私の一般質問を終わらせていただきます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  施政につきましては、誠心誠意頑張ってまいります。


 そして、ごみにつきましては、今、議員さんがお尋ねになりたいことはわかっております。そのことにつきまして、その方がいろいろと言われたときには、既に全部やっておりますというようなことでありまして、行政的な指導は、その方の話も聞きまして、やっておるということでございました。


 例えば、小林保健所、そして県の環境対策推進課の方と一緒になりまして、行政的な指導もして、その人の立ち会いのもとに、その不法投棄のごみについては処理をいたしておりますので、すべて完了をいたしておりますということでありますので、そのように認識をいたしておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  時間が終了しておりますので、(発言する者あり)答弁の必要はないと思います。一応、終わりにしていただきたいと思います。時間がありません。


 次に、十二番、高牟禮宏邦議員の発言を許します。高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  それでは、今期定例会の一般質問をさせていただきたいと思います。


 いよいよあと二人を残すのみになり、私どもが通告いたしております内容について、先般までいろいろ答弁がなされ、質問がなされておりますが、できるだけ重複は避けたいと思いますが、たまには重複するところもあると思いますが、誠意を持ってお答えいただきたいと思います。


 まず、通告いたしております政治姿勢についてであります。これは単純なことをお聞きさせていただきたいと思いますが、県議会の議員と市の関係についてということでお尋ねをいたしておりますが、市長はこのことについて、どのように認識をされていらっしゃいますか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 えびの市選出の議員には、県への市からの要望等におきましては、連携をとりまして、極力協力をいただくようにということでお願いをいたし、そして、一緒に県の方に陳情をいたしております。


 私は、県の方に陳情いたしますときに、とにかく県議を通じて陳情するようにということは、常々、職員に担当課の方にも指示をいたしておりますし、まず県への陳情におきましては、そのような形で今でも進めております。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  まさにそのとおりであろうと思います。


 しかし、さきの県議選で論点になりましたことは、県議が市長のところに一回もまいっていない。このことが、県議に対する大きな不信感になったことは、もう御承知だと思っております。一回も来なかったというのは、これは市長しかわからないわけですね。市長のところから出たものかどうかお尋ねします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 県議もなかなかお忙しい方でありまして、私のところにお見えになるのは少のうございますけれども、四年間の間に二回か三回かはお見えになりました。そのようなことは、申し上げましたけれども、一回もお見えにならなかったというのは、私のところから出ておる話ではないと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  これが、先の県議選では、街宣の中でも、そのように街宣がされているのを私も聞いております。まことに残念でなりません。そのことで非常に私どもも不愉快な思いをいたしておりますが、本当に県議が市長のところに一回も顔を出さなかったのが事実であれば、私どもは県議として失格であろうというふうに認識をいたしておりましたが、やはり県議は、市長のところにお邪魔をいたしておるということでありますので、安堵をいたしております。


 続きまして、県議が市に要望を聞きにくるのが当然か、市の方から、いろんな要望をお願いするのが当然か、このことについて、どのようにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  市の方から県の方に、陳情、要望がありますときには、市の方からお願いするのが当然であると思います。また、そのようにいたしております。一つつけ加えていいか、大変失礼でございますけれども、「市長ないかなかな」というようなところまでは、まだきていないところであります。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  市長がおっしゃるとおり、やはり県議も市民の代表として一人、えびの市から選ばれておりますので、当然、県議の方も市の現状について把握する必要があると思いますので、それも県議がやはり行うべきであろうと思っておりますし、市の方もえびの市から選出されている県議を、大いに活用、活用という言葉が失礼になるかもしれませんけれども、生かしてほしいというように考えます。


 今後、市長があらゆることについて、職員にも県議を通じてお願いするという指示をしているということでございますので、これは大変ありがたいことだと思っております。今、いただきましたので、この県議については、これで終わりたいと思います。


 次に、えびの市の産業形態についてお尋ねをいたしております。市長が施政を進める中で、長期総合計画にもありますが、やはり五年先、十年先を見据えて、施政を展開しなければならない。その中で一番、市長が、今、最重要課題として位置づけて考えていらっしゃることは、どういうことですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 最重要に考えておりますことは、行政改革と産業の振興であります。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  では、その目標に向かって、どのような施策を展開される考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  具体的に、一項目だけつけ加えて質問させていただきますが、その産業振興の中で、特に農業関係につきましては、後で項目を設けてありますので聞きますが、観光振興についてでありますが、これについてお尋ねをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 観光振興ということでございますが、大変難しいことであります。この観光振興は、我がえびの市の基幹産業は、農業でありますので、農業を取り入れた観光ができないものか、そのような形でやっていけたらと思っておるところでもありますし、また、農業と観光ということで、取り組んでいきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  さらに進めてまいりますが、市長は観光施策の中で、京町をメインに据えたいというふうに、常々おっしゃっておりますが、今回もやたけ荘跡地の問題が出てまいりました。これは、市の貴重な財産でありますし、京町観光にとっても貴重な財産であるわけであります。これが、いまだに手がつけられずに放置をされている、これは、えびの市にとっては、大変な損失であるわけであります。


 今、このやたけ荘跡地をえびの市が、将来どのような方向で開発したいか、そういったビジョンをつくられて、そのビジョンを今インターネットで国内に向け、また国外に向けて発信すべきじゃないかと思いますが、そんな構想はお持ちじゃありませんか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 京町のやたけ荘跡地につきましては、京町温泉観光のことも考えまして、ホテル建設が一番いいのではないかというふうに考えておりますし、今、そのホテル建設につきまして、一社か二社かそのことにつきまして、話に来ておりますので、ぜひつくっていただきたいということは、お願いをいたしておるところであります。


 しかし反面、やたけ荘跡地を利用することによって、一つの事業というのを一緒に取り組まれてきておるものですから、その件について、今、検討をいたしておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  市長、待ちの姿勢というのが、今まで何回となく指摘をされてきました。今、市長は、やたけ荘跡地をどういうふうにえびの市の観光の拠点にされるか、まず、その実現に向けてのプランやビジョンを立てない限り、これは有効活用はできない。相手が何社か打診にきて、そのこと自体にも市長の考えを示すことはできないじゃないですか。やはり画然たる計画を立てられて、えびの市の核となる施設をつくりたいという夢があられるはずであります。その夢を実現するためには、やはりきちっとしたものをつくって、それを全国発信、私は世界に向けても発信していい時期でもあると思っておりますが、そういう考えがないかどうかをお尋ねしております。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 やたけ荘跡地におきましては、先ほど来、申し上げておりますように、京町温泉のことを考えますときに、そしてまた、集客力を考えますときに、ホテル建設が一番いいと思っておるところでもありますが、とにかくホテル建設につきまして、企業の方々はいろいろと京町につきまして言われております。果たして、集客力があるかということになってくるわけでございますが、いろいろと説明はいたしております。


 えびのにも以前、加久藤にホテルが一つありました。そして、経営をされておりましたが、そのホテルの経営中には、非常にホテルの利用客はあったようでございますが、そのことを考えますときに、やはりえびの市には、いわゆる大型観光バスを導入して、そして観光振興に当たっても、お客様がたくさんお見えになったときに、それを一手に引き受けてくれるところがないというようなことで、そういうことも考えながらホテル建設というのを思っておるわけでございますが、今、京町の観光振興について、大学の先生方を交えまして、道路構想につきましても検討していただいておるところでございますが、それも今後、十分検討しながら、その構想を利用させていただきたいと思いますが、まだ、今のところ、それが出てきておりませんので、何とも言えませんけれども、とにかく、やたけ荘跡地にはホテル建設ということを考えております。


 以前、やたけ荘のあそこには、国民宿舎やたけ荘というのがありまして、この国民宿舎やたけ荘は、議員が言われますように、全国的にPRがしてありまして、いろんな観光パンフレット等にも宮崎県のえびの市となりますと、国民宿舎やたけ荘というのが宣伝をし、そしてまた案内がしてあったわけでございます。ぜひ、そのような形にしていきたいと思っておるのは実情であります。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  大分私の質問に対して、御理解がいただけないようであります。市長が、以前、やたけ荘があったのでホテルを建てたい、ホテルも結構です。そういったホテルをつくるのには、どのようなホテルがいいのか。えびの市の、またほかの旅館等にも影響するいろんなことも考えなければなりません。その中で、本当にあそこの核となるためには、どのようなものをつくればいいのかというのも、私は立てていただいて、それをインターネット等で全国に向けて発信をしていただきたいと。それを聞いておりますけれども、答えが出ませんので、今後、十分それは担当課を中心に、市長の指示を受けられて、十分練って実りあるやたけ荘跡地にしてほしいと思います。


 次に、先ほど来、何人もの議員の方が質問されておりますが、私も三番目に旬刊宮崎新聞について出させてもらっております。


 私も先ほど蔵園議員がおっしゃいましたように、今まで宮崎県の首長の中でこのような記事になったのは、恐らく初めてではないかと、大変ショックを受けております。「大ぼら公約で市民をだます」、これは、私にとっては、本当に大ショッキングな記事であります。そのようなことを踏まえて、これから幾多の質問がありますが、私も私なりに二、三、質問をさせていただきますが。


 大型開発の件で、私が市長にならないとこれは実現しないという、先ほど蔵園議員の質問の中で、公約はしていないとおっしゃいましたが、これは市長の立候補の時に支持者の前で公言をされていらっしゃいますので、これは当然、公約に等しい重みがあると。また、後援会報にもその旨を書かれておりますので、これは動かしがたい公約として、市民の皆さんは感じていらっしゃいます。


 市民の多くの方々からいろんな話を聞いております。その中で、市長に私は本当にすばらしい夢を見させてもらったと、本当にこれが実現するのを期待した、しかし、それが二年たっても姿が見えてこない、これが偽わざる今の宮?市長を支持された市民の方々の真実の声と私は受けとめて、大変胸の痛い思いがいたしております。


 その中で、特に給食センターの誘致についてでありますが、市長は何回となく、今回の議会でもぜひ進めてほしいと、計画を出していただきたいということでありますが、もし仮にできたとした場合に、このメリットというのは、どのようなお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 市長、おまえは大型開発をやるということで市長選挙を行って、その結果、それができないじゃないか、そういう大ぼらをふいて、おまえは市長に当選したんじゃないかというようなことであったろうと思いますが、まだこの大型開発は、できないということではないんです。ですから、大型開発につきましては、建設するということでございますので、私の方といたしましても、ぜひできるところからでいいから、その事業計画書を出していただきたいというふうに、お願いをいたしておるところであります。


 今、これが全然できないということで、手を引いたと仮定するならば、そのような形になると思いますが、今のところ、まだINGでありまして、ここでそのようなことは言えないのではないかと思っております。私の方は、期待をして、進めていきたいというふうに考えておりますし、また企業の方には、ぜひつくっていただきたいというふうに考えておるところでもあります。


 それと、給食センターの件でございますけれども、まず給食センターを聞くところしよりますと、たくさんの給食をつくるということでございますので、えびの産ヒノヒカリを利用していただいたらいいなと思いますし、また給食センターができたと仮定するならば、働く場もできるからいいと、そういうメリットが出てくるというふうに考えておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 二時  三分


                    開議 午後 二時 十六分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  今、大型給食センターについてお尋ねをいたしました。市長は、えびの市の米が売れるからメリットがあるというお答えをいただきました。市長、企業は果たして、えびののヒノヒカリを使って、給食センターでの給食の配食ができるとお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 仮に、給食センターができたときに、えびの産ヒノヒカリを使ってもらえるかというような質問ではなかったろうかと思いますが、できる限り、えびの産ヒノヒカリを使っていただくように交渉し、また使っていただくように努力をしなければいけないと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  業務で使う米は、えびの市が今七千二、三百円します。この米を使っては、到底、採算がとれないと言われております。これは、今、業界で使われている業務米というのがあります。今のえびの市の価格では、到底、業務米としては使用できる価格ではないと、私は認識しておりますが、市長はこれを使ってもらうように努力するということでありますので、ぜひそうしていただきたいと思います。


 しかし、今の業務米としては厳しい価格で、一方では市長はこのヒノヒカリはブランド米として、高く売って農家の所得を上げようとされているのが、一方ではできるだけ業務米としては、安くで仕入れようとする。価格を下げて供給するというのは、業務としてのやり方でありますので、そこのところは十分今後考えていただきたいと思います。


 また、この大型給食センターにつきましては、新聞報道によりますと、配送先が二件、宮崎県、鹿児島県のある学校に配送をするという計画であると、しかし、その学校の実名は、実体がないという報道をされていますが、そのことについては、まだ把握されておられませんか。そのようなことを踏まえて、市長は誘致をしたいとさっきから何回も申し上げられておりますが、それはどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 具体的な事業計画書が出されておりませんので、はっきりどうこうということは言えないわけでございますけれども、構想を聞きますときに、そのようなことでありましたので、そういうのが実現すれば、非常にえびの市の活性化になるというふうに考えておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  今、報道されていらっしゃいますようなことも、今後、十分配慮を、また市長の誘致の中で、考えをいただきたいと思います。


 もう一つは、次に進めてまいりますが、JRえびの市中央駅建設に対して、これも一つのプロジェクトの中に入っていた案件でありますが、この位置がえびの市が今、区画整備事業を進めております、その一画に位置をされておるようでありますが、この計画を市長は知られた時点で、どのようにお考えでしょうか。さきのえびのを守る市民の会からの質問では、この件については財政的な支援は、市は一銭もしないというように答えていらっしゃいますが、私は、市長はこれはできるというお考えだったのでしょうか。お尋ねいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 えびの中央駅をつくるといううわさは話に聞いたところでございますけれども、まだそれこそ事業計画書が提出されておりませんので、実際どうだということは、言えないところでございますが、ほ場整備が行われておりますので、これができてしまうと法的に中央駅の建設というのは、厳しくなるかなとは思いますけれども、まだ事業計画書が提出されておりませんので、何とも言えないところであります。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  当然、市長の方にこういった話があるときに、いやそこは今の段階ではできませんよという指導がされるべきではなかったのか。区画整備事業の中に取り組まれておる以上は、法規制が入りますので、これは永久とは申し上げられませんが、期間内では建設は不可能であります。


 そのことを踏まえて、私は市長がえびのを守る市民の会に答えられたのかどうか、当然、つくるにしても、財政的な支援はできない。あるいは、今の段階では、ここにはつくることができないという答弁があってほしかったと思うのでありますが、そのことについてお答えいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 私が、平成十七年十一月四日に社長さんとお会いいたしましたときに、その構想をお聞きいたしましたときに、これはえびの市の活性化のためになるというふうに考えましたので、ぜひ進出されるんでしたらえびのに来てくださいと。しかし、えびの市は財政が厳しゅうございますので、財政的には支援はできませんけれども、市がやらなければいけない事務的なことはやりますというふうにお答えを申し上げておりました。現時点においても、この気持ちは同じであります。


 今、えびのの財政事情を考えますときに、支援ができるような財政状態ではありませんので、その点については、一番最初、社長さんにお会いして、お話をしたとおりであります。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  答弁は今までどおりでありますが、やはりいろんな、これからも企業が進出してくると思いますが、規制がかかっているところには、毅然としてできないというのが、トップリーダーとして、はっきり言ってほしいと、指導してほしいと思いますが、これは、要望にとどめておきます。今後、ぜひそういうふうに取り扱いをしていただきたいと思います。


 また、今回、企業が立地をまだ断念していないという、これから計画書が出されるかもしれない、私どもは、非常に期待をいたしておりますし、ぜひこの実現があってほしいと。これが、えびの市の活性化につながりますし、雇用の増大にもつながりますので、私も大歓迎であります。それを踏まえて、市長も今、早く出してほしい、計画ができるものから出してほしいというお気持ちのようでありますが、今、立地をしようとしているJFCコウワですか、この企業の信用調査はされていらっしゃいませんか、また、今後はされる気持ちはありませんか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 現時点におきましては、大型観光開発の企業の企業調査はいたしておりません。事業計画書が出されましたならば、それを調査し、検討し、そしてその方向へと進んでいきたいと思っておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  市長、これからいろんな企業が立地を希望してくるかもしれません。そのときには、いち早く企業の信用調査はされるべきであろうと、その上に立って、出された場合にはいち早くそれを受けて立つか、断るか、すべきではないんでしょうか。書類を持ってきて、もう今は時間の問題なんです、企業というのは。


 私ども先般、国土交通省の方に、企業の勉強に行きましたおりにも、もう待ちの姿勢ではだめだと、経済産業省に行きましたときには、もう待ちの姿勢ではだめなんだと、やはり、積極的に打って出て、誘致を図らないと、今は企業は来ないとはっきり言われております。


 国もそういうところに濃密的に、今後、支援していくとかわってきているわけですね。だから、市長、もう今えびの市は、企業誘致したい。東国原知事も既に百社を誘致をするという中で、もうプロジェクトを立ち上げて、そのことについて、具体的に動き始めていらっしゃるんですよね。それが本当なんです。そうしないと、待つことではだめだと。


 だから、私は今もこういった大型企業が進出したいということであれば、この企業は一体どういう企業なのか、もし来たときには、それを本当に受け入れていいのかどうか、いち早く、これは調査すべきであると。会社の実態、信用度、そういうものがなければ、受け入れることも、また進めることもできない。これは基本的なことでありますので、ぜひ、このことについて市長のいま一度、考えをお聞かせいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今、議員が質問されましたように、宮崎県知事も百社以上の企業を宮崎県内に誘致したいということでございますので、議会終了後、できるだけ早く、その百社のうちの二、三社でもいいから、ぜひえびのに誘致していただくようにということを陳情に行きたいと思っておるところであります。今、議員が、トップが企業誘致を考え、そして、いわゆるトップセールスをしなければだめだというようなことのように受けましたので、その気持ちは十分持っておるところであります。ですから、えびの市のことを考え、そしてまた、えびの市民のことを考え、働く場をつくり、そしてえびの市が活性化になるようにというふうに、これからも頑張っていきたいと思っておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  それでは先に進めますが、産業廃棄物について、私どもの方にも資料をいただいております。その中で、先ほど蔵園議員からも出されましたが、市長は、もうこのことは決着済みだということで、説明を受けました。この記事の内容を見ますと、これはそれぞれ手順を踏まれて結論を出されたということでありますが、しかし、もし仮に告発が再度されて出たときに、市は県の方に問題ないという報告を、担当課が出しているということでありますが、万が一、問題が発生した場合には、市はどのような責任をとられる考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ごみの不法投棄の件について、万が一、告発されたら、どうするかということでございますけれども、毛頭そういうところは考えていないところであります。なぜかと言いますと、担当課では不法投棄の連絡を受けまして、小林保健所及び県の環境対策推進課などと連携し、土地所有者に対し、適正処理を行うように行政指導を行っていたと報告を受けておりますし、またその後、不法投棄につきましては、関係機関の立ち会いにより処理が完了したという報告を受けておりますので、そのようなことにはならないと思いますけれども、いま一度、環境業務課に答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  下別府環境業務課長。


○環境業務課長(下別府敏則君)  柳水流地区における不法投棄については、不法投棄があったということは事実でありますし、そういう不法投棄の申し出を受け、土地所有者が不法投棄をしたということを認めております。そういう関係で各関係機関の行政指導によりまして、約一年近く、この問題に携わってきたわけであります。そういう関係から、平成十九年一月二十二日をもって、関係機関の立ち会いを終え、適正処理がされたという案件になっております。


 今後は、こういう所有者に対する適正指導を行いながら、二度とこういう不法投棄がないような形で指導していきたい、また、監視を続けていきたいということを考えております。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  今の答弁につきましては、何回となく聞いておりますので、理解をしておりますが、この検査の方法について問題はなかったと確信してよろしいですか。


○議長(宮崎和宏君)  下別府環境業務課長。


○環境業務課長(下別府敏則君)  お答えいたします。


 まず、不法投棄の内容でありますが、一般廃棄物及び産業廃棄物、こういうものが地上に見えるものと、地下の中に埋めていたものを区別をいたしております。地下の中に埋めたものについては、土砂、瓦れき等が主でありまして、本人が四カ月ぐらいをかけて自主回収し、回収したものは産業廃棄物であれば、産業廃棄物の処理施設へ、それと市の一般廃棄物の施設に持ち込んでおります。


 そういう観点から、最終的に十九年一月二十二日のときに、口頭の指導があったものが一件残っておりましたが、これは山林から出てくる金気の湧水、こういう湧水が出てきたものを県の方が土地所有者に対する行政指導ということで、付近の耕作する土地に支障が将来及ぶから、U字溝等の布設をして、適正処理をしてくださいという口頭指導があったところであります。これにつきましても、土地所有者がU字溝の布設等を終了し、それを確認して、市は指摘があった関係はすべて終了したということで、小林保健所を通じて、県の方に完了の報告をいたしたところです。


 ですから、あの周辺で言われておりました湧水処理の中での鉄分を含んだ湧水を、前後四百メートル程度いろいろ調べまして、そういう付近から金気の湧水がある地域だということを小林保健所、県の方と合同で調査し、そういう関係の処理もすべて終了した関係がありまして、一月二十二日に報告しております。


 今後は、先ほど言いましたように、二度とこういう不法投棄がないようにということで、小林保健所及び市の監視区域に位置づけようということで、今関係機関で現地調査等を、ちょこちょこ行っている状況であります。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  その経緯については、私も隣接する地区におりますので、詳しく聞いておりますし、また存じております。私は、この調査の段階で問題がなかったのか、再告発を受けたときに、市が責任が持てるのかというのを聞いております。今、おっしゃったように、将来に向けて、問題がないのかどうか、それだけ、確認をされたかどうかをお尋ねしております。


○議長(宮崎和宏君)  下別府環境業務課長。


○環境業務課長(下別府敏則君)  市に責任が持てるかということでありますが、市にはそういう深いところを掘って、再度、掘り返しをしなさいというような強制的な権限というのは与えられておりません。ですから、柳水流の現場につきましても、以前埋めていたところを全部掘り返して、いろいろ行政指導したわけであります。


 それは、小林保健所、県の環境対策推進課の産業廃棄物が埋められているという想定のもとで、権限があるところからの行政指導で行われたものがあります。


 ですから、今後、市につきましては、そういうことが二度とないようにということで、小林保健所と連携をとりながら、監視区域の対象にしながら、適正処理を見守っているというのが現状であります。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  当然、この産廃については、市には権限は与えられておりません、これは保健所並びに県の方にあるわけでありますので。しかし、市は確認書を確認して、県に上げたといういきさつがある以上は、その一端が責任があるとみなされなければならないと私は思っております。今後、そういった再告発があって、本当に全部された場合に、問題が出なければ幸いです。あってはならないことだと思いますが、もしあった場合に、出た場合のことを私は心配しておるわけであります。そのことが無事ないようにということで願っております。


 今後、市は特にここに限らず、十分な監視体制をしていただきたいと思います。私事でありますが、このことで私は密告したという汚名を着せられておるわけでありますので、私は大変このことについても、憤りを感じておるのも事実であります。このことについては、課長の方にもちゃんとお話してありますので、これ以上はもう申し上げません。


 次に進めますが、先ほどこのことについて市長は市には責任がないんだと、先ほど蔵園議員にも答えられておりますが、結局、こういった問題につきましては、市が監視体制はしなければなりませんけれども、直接的な責任はないのは事実でありますけれども、十分、今後、指導する立場にあるわけですね。この新聞によりますと、市長の小屋が云々というのもあります。これは、やはりそういったことが出ること自体がおかしいと。今、ここに問題になっている業者に、市長が小屋の撤去を依頼されたことに起因しているんじゃないかと思うんでありますが、今後は十分、指導的立場であられますので、注意をしていただきたいと、これはお願いにとどめたいと思います。


 次に、進めてまいりたいと思います。農産物についてで、WTO及び日豪EPA等の貿易交渉が始まっておるわけですが、この問題について、解決が七月末には結論が出されるんじゃないかということで、大変私どもも危惧をいたしております。このことについて、市長の認識を伺いたいと思います。もし、これが私どもが望まない方向で解決した場合に、市に及ぼす影響というのを、どのようにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 WTO及び日豪EPAなど、貿易交渉について、私の見解をということでございますけれども、WTO、つまり世界貿易機関を初めとするさまざまな国とのFTA、自由貿易協定や、EPA、経済連携協定など、国際的な貿易交渉が活発に行われております。国際貿易交渉は、身近には感じにくい課題ではありますが、この交渉結果次第では、国内に大きな影響を及ぼす重大な問題であります。


 特に、今回のオーストラリアとのEPA交渉により、相手国の要求どおりすべての物品について関税が撤廃となりますと、農業分野での影響は大きく、中でも畜産においては、大打撃を受けるものと思います。農林水産省が重要品目の関税が撤廃された場合の影響を試算されておりますが、約三兆円の規模となるようであります。


 当市におきましても、基幹産業である畜産の牛肉を初め、牛乳など、その影響は大きく、畜産農家の死活問題であるものと認識いたしております。したがいまして、今回の全国市長会におきましても、国に対して強い姿勢で交渉に臨むように要望を行ったところであります。さらに、機会あるごとに国に対し、要望をしてまいりたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  今、市長のおっしゃいますとおり、もしこれが今、議長国の提案では、一%から五%の範囲内で、こういったものが取り決めをされようといたしておりますが、その影響については、今市長がおっしゃったとおりであります。これが、もし五%に落ちつきますと、食料自給率が一二%に低下をする。一二%といいますと、もう日本の国には大砲も何も要らない、日本をつぶそうと思えば、四方の海を閉鎖して、食料を日本に送りこまなければ、それで日本はおだぶつになると言われておるゆえんであろうと思います。


 そのようなことで、これは市長、市長会等で、特に市長がおっしゃっておりますように稲、畜産を中心にえびの市が、農業が成り立っておるわけでございますので、このことについては、九市の中でも切実な問題として、働きかけて、国にこのような改定が行われないように、強力に働きかけをしていただきたいと思います。


 本当に十二品目、千百十一のものがあったと思いますが、その中の五%ならば、品目としましては百六十品目。この中で、米は大打撃。また畜産についても大打撃を受けると言われておりますので、特に市長、首長として。これは率先して国に働きかけをして、阻止をしていただきたいと思います。


 次に、水田農業ビジョンについてでありますが、水田農業ビジョンについて、私は有馬議員に資料をいただいておりますが。中で、どうしても不可解な内容が、二、三あります。数字が違うんですよ。この中で示されている数字と、例えば水田農業ビジョンの三ページの中と、私がいただいた資料との数字に違いがあります。ここでは時間がありませんので申し上げませんが、いま一度、これを十分検討していただいて、資料としては、やはり数字に間違いの、どっちが本当か、また後で皆さんにお配りをいただきたいと思います。確認をしてください。


 それと、もう一点、この水田農業ビジョンの中で四ページに当たりますが、注二のところですね。基盤整備後の水田にハウス団地の導入を行い、産地づくり・価格の安定した施設キュウリの推進を行う、その次に担い手による良質な堆肥を使って、環境保全型の栽培を行い、付加価値をつけた販売による価格安定を図る。一枚の水田に複数の人数で、小面積の露地栽培を行い、高齢化対策と品目の一環を推進するとあります。私は、この内容を見て、どういう内容なのかな。意味不解な内容であると思います。この件についても、きょうは答弁要りません。再度、この中身を精査していただきたいと思います。


 また、水田農業ビジョンの中で、やはり通告をいたしておりますが、飼料作物についてでありますが、この飼料作物がうたわれていない。今、有馬議員と私、国富の方に行きまして、約三時間にわたりいろんな勉強をさせていただきました。この中で、懇切丁寧に向こうの取り組みについて、指導をいただいたわけでありますけれども、向こうは品目を絞って、えびの市は幾つありますか、品目がたくさんあるわけですね。ここは、品目を絞って、重点的に重点施策として定着づけている。その間は非常な苦労があったと聞いておりますが、今は定着して非常に効果を上げているということであります。


 特に、近年、BSE関係で粗飼料が入りにくくなった、同時に、バイオエタノールということで、外国から入ってくる穀類が高騰を続けている、そのような中で、畜産の受ける打撃というのが非常に大きい、先ほど申し上げましたWTOの問題も今後影響してくると思いますけれども、大きい。その中でやはり飼料の安定供給、粗飼料の安定供給、また穀類の安定供給を目指すためにも、これからの農業施策として、飼料作の裏作でなく、本作に位置づけて、これを取り組むべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  水田農業ビジョンの関係につきましては、四ページに飼料作物ということで、三の中に入っております。議員がおっしゃるように、十七品目等を挙げてございまして、えびの市の場合、多いんじゃないかというような御指摘もいただいたところでございます。


 内容につきましては、二十九日に協議会を開く予定で、そこに提案を申し上げたいというように思いますので、再度、精査させていただきたいと、内容については、思っております。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  特に、今えびの市が取り組んでいる問題については、制約があるわけですね。これは、二町歩とかいろんな制約がありますが、その飼料稲については制約がないわけですね。これは小規模の方でも取り組めると。そして、ホールクロップサイレージをつくりますと、非常に収量性があるし、また飼料価値が高いと。そして、今、高騰を続けている飼料作なり畜産振興にもつながるという思いがいたしますので、これも十分、今後の大きな課題として、本当は本年から取り組みをいただきたかったんですけれども、これはもう作付が始まっておりますので、今、減反で何も植えておられないほ場については、今でもまだ遅くありませんので、水田の減反対策としても、これをひとつ取り組みをいただけないでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  再度申し上げますが、二十九日に総会を開きますので、それまでの間に精査させていただきまして、前向きに取り組みをさせていただきたいというように思います。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  まだほかにあったんですが、時間の都合上、次に進めたいと思います。


 土木行政についてでありますが、県道京町小林線については、押川議員の方からも出されましたので大まかにはわかりました。ただ、問題は今、京町の道路懇談会ですか、この中の結論待ちということでありますが、この件につきましては、十四年度から強力な地元からの要請があった事業なんですが、恐らく二十回を超える陳情、また要請活動がされていると、私は記憶をいたしております。その中で、なぜこれがまだしないか。それは、答えは一つ。京町地区の区画整備事業、市街化区画整理事業があるからであると私は認識をいたしておりますが、市長、先に私の質問で、京町地区の区画整理事業は、もうできないと言明をされておられますので、このことについて、関係課に指示はどのようにされていらっしゃいますか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 県道京町小林線のまだできていない改良につきましては、現道を改良拡幅するようにということで、担当課にも指示をいたし、また県の方にもそのように、担当課の方もお願いをし、私もそのように県の方に一緒になりまして、要望をいたしております。


 県の方といたしましては、大体そのような方向に進んできておりますが、最終的には今、議員が質問されましたように、京町の区画整理、そして京町のまちづくりの一環として、どのようにしたらいいかということで、今、検討がなされておるのが事実であります。


 今、宮崎大学の先生を招きまして、その人を会長といたしまして、この京町道路懇談会というのが発足いたしまして、既に二回ぐらい会議が行われているようでございます。これが最終的に四回か五回ぐらいの会議で終わるんじゃないかと思っておりますけれども、その状況については、どのようなことであるのか、建設課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  今、その内容については、建設課長から直接聞きましたのでわかっております。ただ、私は市長の決意が聞きたかったわけであります。


 次に進めますが、松原地区の常習と言われるように、水害に遭っていらっしゃるということであります。この川は内鶴川、今、市場のあそこに流れてきますが、この川が、ひとたび雨が降るとあふれ出して、付近の田畑に水害をもたらす。このことについて、被害になっている市道にかかっている橋の改良をしてほしいということが、切実に出されておりますので、この件について、市長はどのように対処をされますか。お聞かせをいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 松原地区の内鶴川の防水対策につきましては、建設課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  お答えいたします。


 確かに、この内鶴川の上流域が、ほとんどの山がシラス地帯の山ということで、昨年七月豪雨の中で上流の方の山が崩壊して、いわゆる下流の方に押し流されてきたと。そして、そのときに、内鶴川は市道にかかっているわけですけれども、これは二カ所ほどあります。ここの橋の断面が、いわゆる用水路の断面に食い込んでいるという意味で、非常に堰がかかる状況になっているということで、今後も心配されます。そういった意味では、今後そうならないように、検討をしていきたいというように考えております。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  切実な地元の皆さんの声でありますので、前向きに検討していただきたいと思います。


 続きまして、堂本水路の下島内平松付近の三間井堰についてであります。この件につきましても、昨年の水害では下流につきまして、大変な被害をもたらしております。これは、運迫川がここで合流点になっているところでありますが。今、西境川の方は、堂本水路と立体交差をしておりますので、問題はないわけでありますが、この運迫川は、直接堂本水路に面しております。そのために、上島内、王子原球場の下を流れておる川が、上島内のあそこに降った雨が一挙に流れてきますので、相当な水量になるわけであります。そのために、ここで水が完全に排水できなくて、この水が堂本をずっと流域を流れて、結局今、柳水流の井堰のところの、上から流れてくる土砂を下流に押し流して、堆積をさせるという被害の原因となっております。


 このことについて、これも地元の方から平成十六年度に陳情が出されており、関係者の話によりますと、「すぐうったっで」という話であったと。しかし、三年たっても、それができなかったので、この間の堂本水路の総会では、やはり自分たちにも自助努力は必要だということで、組合として、市の方にも何とかしていただきたいということを汲み上げるということで、今、取り組みをされておられますが。やはり、堂本水路とは完全に島内のあそこで水は遮断をして、この影響がないわけでありますが、運迫川から流れてくる流水で、堂本に影響を与えているという関係上、この井堰の改修は、市の河川でありますので、市が責任を持ってやるべきではないかと思いますが、市長の考えをお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいまの質問に対しましては、農村整備課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  お答えいたします。


 堂本水路の下島内平松地区下の三間井堰のことでございます。おっしゃいますように、十六年一月十四日付で、京町区長さんほか十名の陳情並びに堂本土地改良区理事長名で陳情書が出されまして、同三月五日に陳情が行われている状況であります。


 現在につきましては、三間井堰につきましては、十八年四月になりましてから、新しい理事長、副理事長が見えまして堂本水路に被害が出ているから、何かの事業でした方が一番いいのか、有利な事業を調べてくれということでありましたので、ことしの一月に堂本土地改良区の役員の皆さんと、合同事務所、それと私のところ、それと水門のゲート業者で現地調査をいたしまして、地元の改良区の理事長なんかの意見を取り入れながら、既設のゲートを取り壊すことなく利用しながら、なるべく安価な方法というのを、水門のゲート業者に検討をしていただきました。


 今後も、地元の関係者の皆さん方と協議しながら進めていきたいと思っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  この件につきましては、堂本関係の組合の方も真剣に取り組んでおられますので、これも今後やはり災害が予想されます。これを毎回、繰り返し繰り返し運迫川の関係で、下流に被害がもたらされておりますので、ぜひ早い結論を出していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


 また、通告いたしておりますえびの高原京町線、それからえびの中央六号線、過年度分の災害につきましては、同僚の質問等で理解をいたしております。やはりこの件についても、二次災害が発生しないように、十分これからも取り組みをいただきたいと思います。


 また、説明がありました中で、激甚災害法では今後、また集中豪雨になって、それが崩壊した場合には、適用されなくなるという心配がありますので、できるだけ早くお取り組みをいただいて、安心・安全ができますように、取り組みをいただきたいと思います。この件について、いま一度関係者の答弁をいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  それぞれの議員さんから、林地災害の復旧工事について、非常におくれているという御指摘をいただいております。県の方の予算の状況を見ながらできるだけ早くできますように、最大の努力をさせていただきたいというふうに思っております。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  後の建設課分、農村整備課分は理解をしておりますので、結構です。


 もう一点、今、溝辺議員から出されました県に対する要望書、この数字の違いを私はどうしても理解し得ないんです。余りにも額が大きい。二億二千万と二千二百万。これは県の振興局の指導でこうなったということでありますが、その指導の中で、なぜこうなったんですか、十分の一に。私はおかしいと思う。これは、市の災害がこれだけ発生したのを出して、振興局の中で修正させられるということ自体が、不快でなりません。そのことについて、説明を求めます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  三月七日に要望した関係につきましては、市単独でつくった資料ということで、私どもの担当がそれぞれの現場で、概算はじいた金額を出したところでございますが、四月六日に出したものにつきましては、それを県の方で精査されまして、県の方の調査の状況を一応修正していただきたいということでございまして、我々としましては、できるだけ自分たちの意見を通すような対応をしたわけなんですけれども、県の方との話し合いで、そのようにさせていただいたところでございます。


 今後、こういうことがないようにしたいということで担当課としては考えておりますので、御理解いただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  これは一生懸命取り組んだ中であろうと思いますけれども、余りにも違い過ぎると。二億と二千万とでは、十分の一の差というのは、あり得ないはずですよ。だから、今後、十分このことについては取り組みをいただきたいと思います。


 ありがとうございました。


○議長(宮崎和宏君)  お諮りいたします。


 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮崎和宏君)  御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。


 次の本会議は、二十一日午前十時から開き、一般質問を続行いたします。


 本日は、これをもって延会いたします。


                    延会 午後 三時  九分