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宮崎県 えびの市

平成19年 6月定例会(第 5号 6月14日) 一般質問




平成19年 6月定例会(第 5号 6月14日) 一般質問





 
                       平成十九年六月十四日 午前十時開議





第  一 一般質問





          本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件





   一 一般質問





出席議員(十九名)


     一番   宮 崎 和 宏  君    一一番   押 川 秀 齢  君


     二番   西 原 義 文  君    一二番   高牟禮 宏 邦  君


     三番   谷 口   勲  君    一三番   中 間 從 郎  君


     四番   栗 下 軍 治  君    一四番   宮 野 重 敏  君


     五番   外 園 秀 雄  君    一五番   外 園 三千男  君


     六番   村 岡 隆 明  君    一六番   栗 下 政 雄  君


     七番   西 原 政 文  君    一七番   宮 浦 佳 紀  君


     八番   井川原 志庫男  君    一八番   有 馬 正 雪  君


     九番   溝 辺 一 男  君    一九番   蕨 南 善 之  君


    一〇番   蔵 園 晴 美  君





欠 席 議 員(なし)





議会事務局職員出席者


  事務局長    柳 田 和 幸 君    議事運営係   西 原 邦 浩 君


  事務局次長   福 田 孝 正 君    議事運営係   篠 原 亜矢子 君


  議事運営係長  萩 原 博 幸 君





地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者


  市   長   宮 ? 道 公 君    学校教育課長  山 下 寿 男 君


  副 市 長   冨 岡   務 君    社会教育課長  白 坂 良 二 君


  教 育 長   上 野 兼 寛 君    財産管理課長  若 松 秀 一 君


  総務課長    坂 本 謙太郎 君    福祉事務所長  浜 松 政 弘 君


  企画政策課長  小 崎 久美子 君    健康保険課長  竹 下 京 一 君


  行政管理課長  木 村 政 一 君    環境業務課長  下別府 敏 則 君


  財政課長    上加世田 章人 君    観光商工課長  松 永 康 二 君


  建設課長    新屋敷   久 君    税務課長    藤 嶋   勉 君


  畜産農林課長  伊 藤 保 也 君    市民課長    西 田   健 君


  農村整備課長  境 田 次 男 君    病院事務長   坂 本 健一郎 君


                       会計管理者   泊   秀 智 君





                    開議 午前 十時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  おはようございます。ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第五号によって進めます。


 これより、本日の日程に入ります。


 日程第一、一般質問を行います。


 本日は、溝辺一男議員、有馬正雪議員、宮野重敏議員の三人を予定しております。


 まず、九番、溝辺一男議員の発言を許します。溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  おはようございます。きょうの一番最初の質問であります。早速お尋ねをしてまいります。


 昨年の七月に豪雨に見舞われまして、大きな災害を受けたわけでありますが、その後、もう一年になろうとしております。その間、執行部におかれましては、大変、精力的に災害復旧に取り組まれておるようであります。昨日の災害復旧状況の答弁を聞いておりますときに、建設課関係が三十九件のうちに十八年度中に三十八件を発注し、そして残り一件は、本年度中に発注するというようなことであり、また、農村整備課におきましても、十八年度中に八十八件を発注して、あと残りを新年度のことしの四月に発注したということでありますが、そこのところで、受け取め方が少しわからなかったところがありますので、その点について、一言お尋ねをいたしますが、その農村整備課の方で発注された中で、一件、未完成か、あるいは未発注かがありますというふうに私は聞き取ったわけですが、その点がちょっとわかりませんので、再度、御答弁を願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいまの質問に対しましては、農村整備課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  お答えいたします。


 きのうの押川議員さんの一般質問の中で、答弁が少し聞こえなかったようであります。


 農地の方につきましては、四十五カ所中、四十四カ所を発注いたしまして、残り一カ所につきましては、県河川との関係で梅雨明けの発注予定でございます。それと、農業用施設につきましては、八十二カ所中、八十一カ所を発注いたしまして、残り一カ所も今月中に発注予定であります。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その点はわかりました。


 大変、積極的に取り組まれておりまして、市民の生活にあるいは支障のないように取り組まれている結果が、これでよくわかるわけであります。


 なお、また農村整備課におきましては、昨年の九月の議会におきまして、答弁によりますと、二百二十件を超える災害の中から災害復旧に該当するのが、およそ百四十件であるというようなことでありまして、その後、三月の議会においては、百二十七件が災害復旧としてやる計画であるという答弁がされておりまして、その差十三件は、恐らく災害査定に欠格したものだろうと思うわけであります。ですから、この分につきましては、被害を受けられた関係者の方、そして市当局といろいろ協議がなされて、しかるべき措置がとられるものと思いますが、どうしても災害を受けた関係者の方だけでは、でき得ない部分も確かにある部分があると思うわけです。その点につきましては、特別な行政の方の配慮も必要であろうと思います。ですから、そういうことも十分配慮されまして、対応していただきたいと思います。そういう点につきましては、今後、その対応を見守りたいと思っております。


 次に、耕地災害、土木災害については、積極的に進められておりますが、どうもその林地災害における分が進まない、担当課とされてもあるいは市とされても、積極的にやられておるんでありましょうけれども、この土木耕地に比べますというと、大きくこれはおくれておる状態であります。災害で復旧ができる箇所が八十五カ所だということになっておりますが、そのうち十五カ所を県営の方でやってもらい、あと七十件が市施工で復旧工事に当たるという内容になっておりますが、その七十件の市の工事の中では、昨年度、十八年度できたのが十四件であります。


 それから、県の方でやってもらうという件数の十五件のうち、工事が十八年度にできたのが三件だと思うわけですが、まず、県の方の十五件につきましては、三月七日に県の方に要望書をもって、担当課の方でお願いに行かれておるようであります。その後、また四月には、市長もさらに要望書をもって、県の方に災害復旧の県の予算配分についてのお願いに上がられておるようでありますが、このときの要望書は、三月に担当課が持っていかれたもの、それから四月に市長がみずから行かれたもの、これは、同じ状況を要望されたであろうと思うんです。そのとおりでありますか、どうですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいまの質問に対しましては、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  御質問の十九年三月七日に私どもが課長以下が行ったものと、それから四月九日に市長が環境森林部長に行ったものは、内容は同じかということでございましたが、同じでございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  それによりますと、今回、資料として出されておりますこの内容と同じだろうと思うわけですが、これによりますと、市長もみずから県庁の方に出向かれまして、その前に順序を踏まれまして西諸県農林振興局長を初め、そして県の方に、環境森林部の部長に直接要望されておるわけですが、その労苦に対しましては、敬意を表したいと思います。


 その要望が、市で施工する分が二十六カ所、それから県で施工してもらうのが、八カ所要望されておるようであります。この要望箇所は、今おっしゃったとおり、一貫して担当課と市長の方の要望は同じでありますので、これは非常に県の受けとめ方としても、わかりよい陳情だったと思います。県の資料を入手しておるわけですが、その内容につきまして、三月七日に提出を要望されましたその要望書の内容につきまして、西諸県農林振興局長に要望されました二十六カ所の金額が、これは災害金額でありますが、これが六千九百万、三月七日に担当課で要望されました被害箇所が、二十六カ所で五千三百万ということになっておるわけです。そして、県営事業として要望されました八カ所が、二億二千万という金額になっておるようであります。


 そして、同じ内容を、今度は宮崎県環境森林部の自然環境課長に要望されましたものでありますが、同じ件数でありながら、同じ箇所でありながら、金額が違っておるわけですね。まず、その例を申しますと、二十六件のうち、六千九百万というのが、県の方に出されたものでは、六千九百万、五千三百万ということであり、そして、県営でやってもらう八件の被害額が農林振興局の方に出されたものでは、二十二億となっておるのが、これは二千二百五十万というようなことになっておるわけです。


 しかし、今度資料として出されましたものには、振興局に出されました二十六カ所の被害総額が、六千九百万、そして、県営事業としてお願いされた分が二億二千万、このように違いがあるわけですが、こういうような陳情の仕方で、県の方は正式に要望として受けとめてくれるだろうかという、非常に疑問をもつわけですが、これはどういうふうに、その後は整理をされたわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  議員さん御指摘のとおりでございますけれども、実は私どもが最初県に持っていきましたのは、えびの市で一応見積もった金額でございまして、県の方とすり合わせを三月七日以降にしまして、部長さんに上げる分については、県の方との調整をしたものでございます。


 内容については、ほとんど同じなんですけれども、県の方の評価等について、若干の差がございましたので、これにつきましては、私どもとしましても一応、県の方の御指導に従って提出したものでございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  要望をされる、そして、この被害を受けている被害者の方々は、非常に一日でも早く復旧工事をしていただきたいという切実な思いで毎日を過ごしておるわけですが、当の仕事をつかさどるところが、こういうような状態では、全くこれは県の方としましても、どこが本音かどうか疑われる場合もあろうと思います。こういうことは、慎重にやっていただかなければならない大きな問題だと思います。


 それから四月九日には、市長みずから県庁の方に農林振興局の方にも陳情、要望をされたわけですが、三月の議会で、私はこういうふうに要望を申し上げていたわけですが、「市で行いますところの災害復旧工事が、あと五十六件残っております。その五十六件のうちに、新年度に計上されたものが、六件ほどはやるという、ちゃんと予算が計上されておるわけです。しかし、この六件というのは、非常に緊急を要する場所であって、ことしの梅雨、そして台風シーズンになれば、その前に済ませなければ、なお一層その被害が拡大するから、新年度になったらすぐ着工できるように、県の方に市長みずから相談を要望されることが賢明ではないでしょうか」という提案をいたしまして、それを受けてのことだろうと思いますが、行かれて要望されたその結果について、市長はどのような感触をお受けになりましたでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 議員が今質問されましたように、そのとおり陳情を申し上げたところでございます。県は、今年度は当初予算におきましては、骨格予算でありました関係上、六月補正で対応するとのことでありましたので、その状況を見てさらに要望をしていきたいと思っておるところでございますが、これは、災害を受けた方々のために、それを保障するために、ぜひ予算はつけていただきたいということで、お願いを申し上げてきたわけでございますけれども、私としては、県の方がそれを酌んでいただきまして、予算をつけていただくことを願っておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺議員。


○九番(溝辺一男君)  私がお尋ねしましたのは、その緊急を要する市の予算で、新年度やるという六件が上がっておる、その問題は早くやってほしいところであると、それは危険性が増大するから、さらに緊急を要するところだから、その分だけでも早く予算の配分をとって、工事を施工すべきであろうということをお願いをいたしたところであります。その点についてお尋ねをしたところであります。その点をもう一回、明確にお答えをいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 今、議員が質問されましたことも、よくわかっております。その地域の皆さん、その災害を受けた方も大変苦慮されておるということも聞いておりますし、その分だけでも早くつけていただきたいというようなことで、お願いはいたしておるところでございますが、県の方に、陳情、要望いたしましたのでも、上位の方にランク付けいたしまして、やっておるところでございますが、ほかにまた非常に災害を受けたところが出てくるとしますならば、そのことも考えなければならないわけでございますけれども、今、議員が言われました件につきましては、ことしの梅雨時には間に合うようにということで、お願いはしたところであります。どうにかしながら、その災害を受けた方々が、心配のないような形にしなければいけないということは考えておるところでもあります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  災害を受けた方が、心配されないように何とかしなければいけないとおっしゃいますけれども、もう既に六月に入っておるわけですね。だから、これは当然、そのとおりはできなかったという結果になっているわけですね。まだそれでも今すぐ発注できるような状態にできる可能性があるわけですか、今の答弁を聞いておりますと。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 今のところ、すぐ発注ができるかというようなことでございますが、えびの市の財政事情を考えますときに、今まで昨年の災害を受けられた方のことを考えまして、最大限の努力はしてきたところでございますが。今、議員がおっしゃいますところに対しまして、今すぐ発注できるかということになりますと、そこは、いましばらく検討させていただきたいということになります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  当初、お願いをいたしましたような状況にはないということがはっきりわかったわけですが、まずその県の方に要望される時期というのが、やはり問題だろうと思うわけですね。三月七日に要望書を初めて文書をもって要望されておるわけですが、三月七日といいますと、もう県の方では、ちゃんと予算は十一月ごろにまとめられて、もう予算は県議会に提出されておる時期であります。


 ですから、この時期にこういう陳情をされても、それこそ、されるならば、もっと早く前にやることが一番効果的なやり方であるはずであります。ですから、ここの林地災害の復旧について取り組み方が、どうも担当課としては、しっかりやっていらっしゃるつもりでありましょうけれども、耕地、土木に比べますというと、大変おくれておるわけですね。ですから、今度この要望書を持っていかれました、その要望書のちゃんと災害箇所の順序がはっきり掲載されておりますが、それはやはりえびの市としての緊急度を十分考慮されて、要望書としてまとめられたものであろうと思いますが、その点はどうですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 三月七日に県の方に、陳情、要望いたしました順番は、とにかく災害のひどいところからというようなことで打ち出しておると、私は担当課の方にそのような形で、ひどいところから順番に早くするようにしなければいけないというようなことで、指示いたしておったわけでございますが、担当課の方で、その点は十分に考えてやってくれたものと思っております。


 その点につきましては、担当課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  前年度事業をしながら、漏れた分については、県の方とお願いをしながら、対応してまいったところでございますが、私どもとしましても、できるだけの対応をしたつもりでございますが、議員の御指摘のように土木、耕地災害とは若干ずれがあるのではないかというような御指摘でございます。


 これにつきましては、再三、御説明しておりますように、この林地災害につきましては、林野庁と県との調整等がございまして、予算を組んで災害復旧をするということになっておりますので、若干認定の対応が違うというふうに思います。通常でしたら、当初予算で組まれることが筋でございますけれども、今回につきましては、骨格予算ということになりまして、私どももそこまでの内容については、十分承知していなくて、今、議員の御指摘のように、厳しい御指摘等を伺っておるところでございますが、その事前には、文書等ではなくても、それぞれ担当課としましては、振興局を通じまして、次の予算についても、お願いしてまいったところでございますので、その点につきましては、御了承願いたいというふうに思います。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  要望された箇所につきましては、今回要望されたものが、市施工のものが二十六件、県営の事業が八件ということになっておりますが、これは緊急度を考慮して要望したという市長の答弁であります。


 ところが、どうも県の方の受けとめ方が違っておるようであります。といいますのも、今回八件を要望されておりますが、十九年度に県の計画とされては、四件ほど施工される予定になっております。その四件の中には、この要望された八件の箇所がもちろん含まれているものもありますけれども、含まれていない部分があるわけですね。だから、これを見ますときに、県と市の事務の連携が、十分とれた状態でないんだなということがわかるわけですね。その証拠が、今さっき言いましたように、農林振興局長の方には、二十二億の被害額あるいは県の環境森林部の自然課長には、二千二百万というような行き違いがあるなどして、これは取り組み方自体に問題があるんじゃないですか。もっと真剣に取り組まなければ、まだ市で、県でやる箇所が十五カ所のうち三カ所やっただけで、十二カ所まだ残っておるわけです。そういうような状態でありながら、市の方が緊急を考慮してやってくださいと要望したものもそのまま受け入れられていない。そして、県独自の判断の件数でやられているということは、これは全く市と県との連絡、そして真意が伝わっていないということにほかならないのではありませんか、その点はどうですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 市の方といたしましては、一生懸命努力をしながら県の方に陳情をいたしておると思っております。県の方との食い違いが出てきておるのではないかということでございますけれども、市の職員としては、最大限えびの市民の災害を受けた方々のことを考えまして、仕事をやっておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  市の方の要望と、それが直接県の方に通じていないという点は、どのようにお考えですかというお尋ねをしております。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 地元えびの市が考えておるところと、そしてまた県が調査に来られたのかはわかりませんけれども、感じられたところと食い違いが出てきておると、一緒ではないじゃないかというようなふうに受け取っておるところでございますが、その点については、打ち合わせの段階で議員が言われますように、県との連絡が密にとれていないではないかと言われるかもわかりませんが、とにかく豪雨災害を受けた時期には、職員もてんてこ舞をしながら、最大限の努力をしながら仕事をしていたと思っておりますが、そこら辺が食い違いが出てきたことに対しましては、非常に遺憾であると思っております。


 今後、このようなことのないように、そしてできる限り密に県との連絡をとりながら、仕事を進めていくように指導をしていきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  担当課の職員は、本当に一生懸命やっているということはわかっておるわけです。しかし、こういうように、県と市の考え方にずれが出るようであれば、確かに県と市との連携が十分でないということになるわけであります。


 そこで、お尋ねをいたしますけれども、ことしの一月十七日に県の西諸県農林振興局長が災害箇所に見えまして、災害箇所は東川北でありますが、その災害箇所に来られまして、振興局長ほか三名が県の方から見えております。そして、市の方からは課長補佐が出席されております。その場で県の農林振興局の方から、今後の市の林地災害の復旧工事についての指導があったはずでありますが、その指導をされたことが、市長の方には伝わっておりますか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 一月十七日に県の職員の方が、東川北の災害地にお見えになって、そのときに言われたことを私の方に伝わっておるかということでございますが、はっきりとした記憶がないのが非常に残念でございますけれども、報告を受けた記憶がはっきりしていないところであります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その点が伝わっていないようでありますが、とにかくそのときの話としては、「市長の方も県に足を運んで、その災害状況を説明されて、復旧に陳情なりをされるようにした方がいいじゃないですか」という言葉で指導がされておるわけです。


 ですから、こういうようなことですから、もっと担当課の考え方ばかりではなく、林地災害の復旧につきましては、市長みずからが積極的に取り組まなければ、まだ市でほかの工事をするものが五十六件残っておるわけですね。そして、ことし二十六件要望されておりますが、その二十六件全部、復旧工事がされても、まださらに二十四件も残るわけです。とてもその二十六件というのが一挙にできる可能性はなかろうと思いますが、これは担当課でよろしいですから、二十六件のうちどのくらい、ことしは見込んでおられますか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  先ほどの要望の件ですが、市長に早く県の方に要望しなさいということにつきましては、私ども市長の方に伝えまして、県の方の知事選挙等もございまして、先ほど申し上げました日にちになったことは御理解いただきたいというように思います。


 それから、今後の問題につきましてでございますが、これにつきましても、私どもとしましては、できるだけ多くのものをということでございますけれども、えびの市の財政状況も勘案しながら、当然県の方に要望しなければならないというふうに思っています。


 したがいまして、平成十九年の初年度におきましては、まず六件ということでお願いしたところでございますが、状況によりましては、もし当初予算でいただくとすれば、今回の予算にもお願いしなければならなかったでしょうし、県の方の骨格予算を見ながらできなかったということもございます。


 今後につきましては、今回の県の方の補正予算が決まり次第、要望してまいりたいというふうに思いますけれども、この二十六件全部できるのかということを考えますと、現段階では非常に厳しいのではなかろうかというふうに思いますので、この二十六件については、まず今年度できるように全力を尽くしてまいりたいというふうに思っております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  今、この林地災害復旧につきまして、市が計画されておりますのは、ことし六件をやる予定であります。そうしますと、まだあと五十件残るわけですから、こういうような考え方では、とても完全な復旧というのは望める状態ではありません。しかも、昨年度の七月の豪雨災害は、激甚災害にも指定されておるわけでありまして、補助率も高いわけですね。しかし、この激甚災害に指定されておる災害箇所が、今年度さらに被害が拡大すれば、それはもう激甚災害から除外されて、今年度の災害になるということですから、財政的にまた負担が大きくなるはずであります。


 その上に、災害を受けている市民の方々は、ことしはいつごろにできるだろうか、ことしはできるだろうかと、本当に市を信用して心から待っているわけですから、これはもっと積極的に市の市長が取り組んで、担当課に指示をされ、ハッパをかけなければ、とてもじゃない数字です。


 ぜひ市長、この問題については、土木・耕地と同様に真剣に取り組んで、市長の施政執行について、大きな三つの目標を掲げられておりますその一つに、市民の安全確保というそれをまず重点的に考えられて、積極的に担当課にもこの災害復旧ができるように、特段の指示をされるべきであろうと思います。市長はどのようなお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 市民の安心、安全を願いながら、今議員が質問されましたような形にやっていきますが、とにかく県の方にも強く陳情、要望をいたしまして、ぜひ県の方からも、えびの市のこの林地災害について、予算をつけていただくように、さらにお願いをしてまいり、そして一日も早く市民の方々の安心、安全を取り戻していきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  ぜひ、そのように進んでいただきたいと思います。


 次に、防犯灯の設置の件でありますが、これは順序が変わりまして申しわけありませんが、防犯灯の設置でありますが、永山湯田線という市道の路線でありますが、この永山湯田線には、高速道路がまたいでおりまして、その高速道路に二つのボックスがあります。大きい方のボックスにはもうずっと以前から、防犯の面から非常に問題があるということで、防犯灯が設置されておりますが、そのもう一つの方がまだ設置されていないわけです。


 ところが、地区の育成会の方々の話によりますと、ボックスの付近で子どもが声をかけられることがあると。だから、これは早く防犯灯の設置をしていただかなければ、非常に危険であるというようなことが、地元の子ども育成会等の方で話が挙がっておるということであります。このことは、地元の方からも恐らく市の方に要望が出されておると思うんですが、これは要望が出されておる箇所ですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 この防犯灯の件につきましては、総務課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 この防犯灯の設置につきましては、五月十五日付で要望書が湯田区長、西郷区長、それと湯田、西郷の両育成会長の方から出てきております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  少子化のこの時代において、子どもが非常に少ないわけですが、その少ない子どもたちの通学あるいは下校において、犯罪を防止するということは、今地域において自主的ないろんな活動が展開されております。それにあわせて行政も積極的にできることは、防犯の対策はとる必要があろうと思うわけですが、これに対する対処はどういうふうにお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  この場所につきましては、もう既に総務課の方でも現地調査に行っております。確かに二カ所ございますけれども、一カ所には既についております。もう一カ所ついてない場所がありますが、その部分につきましては、近辺にオートオークションがございます。そこの車が駐車されているような状況もございますので、当然、子どもたちの通行には、支障を来しているような状況もございます。


 ですので、総務課としましては、高速道路を管理しております西日本高速道路株式会社とも設置について、相談を申し上げると同時に、オークションについても、輸送車の駐車についての改善も、一応申し入れをするように今準備をいたしているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  市としては、防犯灯を設置はするという考え方で、今計画が進められておるわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  一応、現地を調査した中で、やはり防犯灯の設置は必要であるという認識のもとに、今、西日本高速道路(株)とそれとオートオークションに、状況の説明に行こうかというふうに考えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  防犯の面から考えますと、これはぜひ急いで処理していただきたい問題でありますので、そのように取り組んでいただきたいと思います。


 次に、一貫教育についてお尋ねをいたしたいと思います。


 これは、順序が不同になりまして、まことに申しわけありませんが、今まで、一貫教育というニュース、情報等がえびの市以外の他の市町村で実情等が、放送やら新聞の記事に出るのを見まして、この少子化の時代に、しかもその少ない子どもたちの学力が低下しつつあり、さらに不登校、あるいは非行が進んでいくという現状を考えた場合に、これは確かに、この時代に沿った新しい教育制度が、自主的な教育制度ができつつあり、これはすばらしいことだなという非常に羨望の思いで、その情報に触れていたわけですが、今度は、えびの市においても、来年度から小中高の一貫教育を行うということで、この点については非常に力強く、大きな期待を持っておるわけであります。ぜひ、これは成功させていただきたいわけですが、しかし、どういうような内容であるのか、それがはっきりわからなかったわけですが、今でもまだわかっていないわけですが、概略としては、三月の教育委員長の答弁で方針がわかりました。


 まず一つが、三つの特色を持った小中高一貫教育を行うということで、この十二年間を通じて、まず新しく新設する科が、えびのの歴史、文化あるいは産業を取り入れた学科、これは仮称でありましたけれども、えびの学とか、そういうものを新設するというのが一つ。


 それから小学校に英会話の科目、それから中学校には英語表現科を新設するというのが一つ。それからもう一つは、学科の新設ではないけれども、数学、国語の授業時間数をふやすというこの三つがえびの市における小中高一貫教育の特色でありますということであります。非常にこれは力強いことでありますが、そうなりますと、これは単純な素朴な質問になると思いますけれども、わからないわけでお尋ねするわけですが、今、それを新設、三つの特色を生かすとするならば、今行われておる教育課程、いわゆる授業時間をふやさなければ実現しないだろうと思うんですが、そういうことになっていくわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 新設します教科時数がふえるわけでございますけれども、全体的には時数はふえません。というのは、今、総合的な学習の時間というのが、小学校二年生から中学校三年生まで学年によって違います。七十時間から百五時間という時間があるわけでございます。これは、教科ではありませんので、これは総合的な学習の時間として位置づけられているわけです。


 この度、教育特区の申請をいたしまして、それが認可されました。その教育特区によりますと、今まである教育課程の編成が弾力的に運用できることになります。と申しますのは、国語とか算数とか社会とか理科というのは、一年間にこれだけの時数を確保しなければなりませんよというのがあるわけですけれども、それはそのままでございます。ただ、総合的な学習の時間を教育特区をかけたことによりまして、このところをいわばうまく活用することができる、その時間を例えば小学校におきましては英会話、中学校におきましては英語表現科という一つの教科として位置づけ、あるいは総合的な学習の時間の中のそれぞれ川内川学習とかいろんな方面でのいわば学習を続けてきたわけですけれども、これを整理・系統化することによって、いわばえびの学というものを小学校から高校までつなぐということ。


 それから、もう一つは、セレクト、算数、数学、国語ということですけれども、これは、その総合的な学習の時間から生み出したものを、算数、あるいは国語、数学にかぶせるというわけではなくて、その学校がどこが、なにが教科の中で落ち込んでいるかを分析いたしまして、そのような落ち込んでいるところに時数をかけていくというような構想でありますので、総合的な学習の時間から持ってくるということであります。これが、教育特区をかけないとそのことはできませんので、そこを一つねらったところが、構造改革特別地域の特区でございます。そのことによって、このようなことになりますので、全体の時数がふえるということはございません。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その点はわかりました。


 小中高の十二年間の一貫教育ということで、郷土学も取り入れるということになるわけですが、そうなりますと、飯野校区におきましては、小中高までつなげることはできるだろうと思うわけですね。


 しかし、つないだにしても、飯野中学校の子どもが全部飯野高校に行くわけでもないし、そしてまた飯野高校にはえびの地域以外の生徒も来るだろうと思うわけですが。その場合に、えびの市の小中高の十二年間の一貫教育というのが、どの程度その高校まで生かされるのかということは、これはどういうことになるわけですか。完全な小中高一貫教育ということには、なり得ない場合も出てくるわけですね。その点は、どういうふうにお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 小中高一貫教育は、飯野小、飯野中、飯野高校でございます。これは、今準備をしているところでございますが、一年おくれて、これはモデル的事業としてやっておりますので、ほかの小中学校は来年度から準備をし、そして、次の年からスタートするということで、これは小中一貫教育ということで、できたら高校までつなげたいんですけれども、なかなかそういうわけにはいかないんだろうなということは考えております。これは、先ほどの地域学もそうでございますけれども、学力を向上させるということ、そしてそれをできるだけ飯野高校の方にキャリア教育いわゆる自分探し教育というんでしょうか、できるだけ、せっかく地元にいい高校があるから、その高校に行っていただきたいという願いがあるわけでございます。そのために、飯野高校をある程度、学力をつけた子どもたちが飯野高校に進学し、そして小林高校と肩を並べるぐらいのところまで持っていきたいなということでございます。


 なお、えびの学につきましては、現在もそれぞれ総合的な学習の時間を使って、いろいろな学習を進めておりますけれども、これを整理・系統化あるいは一貫化いたしまして、これは飯野におきましては、小中高ですけれども、ほかの学校におきましては、えびの学として小中の一貫教育の中で進めていくわけでございます。このえびの学というのは、えびののことを学習することによって、将来ふるさとに貢献できる、えびのに貢献できる人材を育成していこうというねらいがあるわけです。そのためには、やはりえびの市のことをまずしっかり学習させることが大事ではないかというような一つの考えでございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  飯野校区の場合は、小中高一貫教育になりますが、ほかの学校では一年おくれで小中の一貫教育になるということですが、そうなればえびの一律の全市型の一貫教育ということにはなり得ないという形になるわけですね。そうなりますと、飯野地区の教育課程、それ以外の小中の一貫教育の教育課程は、おのずと違ってくるわけですね。


 だから、私の考えをお尋ねしますが、小中の一貫教育というのは、いろいろ言われておりますように、この九年間を特区によって自由にできるわけですから、この九年間の前半の例えば、五年間を前期、そして中期として二年間、そして三年間、四年、三年、二年。前期、中期、後期というふうに分かれまして、小学校の時代から中学校の交流授業をやって、そして中学校に小学校六年生が上がる場合には、中学校の接続の段差を低くしておくこと、そうすることによって、小学校から中学校に上がった場合、中学校の校風あるいは環境にもすぐ適応できて、学力が向上して、そして非行も、あふいは不登校も防げて、一貫教育の効果があらわれると。これが、新しい今の時代のあり方だろうというふうに期待を持っておるわけですが、そういう飯野地区とそれ以外の方は、はっきりした仕分けのもとで進めなければ、効果が上がらないのじゃないかと思うわけですね。小中の一貫教育の区域と、それから小中高の一貫教育をする地区とは、これはどういうようなものでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 考えようによっては、そういうようなことも想像できるわけですけれども、私どもはスタートは一年おくれますけれども、小中一貫教育を全市で取り組んでいくということには、もう間違いございません。ただ、飯野地区だけは、高校がすぐ近くにありますので、中学校と高校とのジョイントは、そういう形ではほかとは少し違う形になると思いますけれども、要は、私たちは義務制の学校でございますので、小中一貫教育をしっかりと進めていく。中身が違うかというと、今飯野小中高ですけれども、飯野小中の一貫教育の内容をモデル的事業として、今取り組んでいるわけです。ですから、それを参考にしながら、ほかの学校は一年おくれ、おくれというのは少し格差ができるじゃないかと言われるかもしれませんけれども、様子を見ながらそこのいい点、それから改善する点を見極めながら、ほかの学校は準備をし、二十一年度からはスタートしていくんだということは、二十一年度になりますと、飯野小中、いわば小学校・中学校を考えた場合は、えびの市が一緒に進めていくわけです。ただ、飯野地区の場合は、中学校と高校が近くにありますから、こことの連携をとりながら、ただ、一貫教育、えびの学につきましては、小中高といきます。ほかの教科につきましては、小中の一貫教育を進めるということで、御理解をいただければと思うんですが。


 ただ、私たちもこれは今から取り組んで行く事業でございまして、しっかりとした見えない部分も出てくるわけでございます。その辺は、この一年間十分研究しながら、そのためにそれぞれの先生方に三つの部会を持ちまして、作業部会を持ちまして研究に取り組んでいるわけでございますけれども、もうしばらくすると大体のことが、具体的な像というものが見えてくるのではないかなと思っているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午前  十時五十九分


                    開議 午前 十一時 十一分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  一貫教育につきましては、小中はえびの市立、高校が一つ入っております。これは、県立の高校であるということで、えびの市の教育委員会の思うとおりにいかない状態で進めなければならないというところに、非常に難しさもあるだろうと思います。


 しかし、これは一貫教育がいい方向であることには間違いないわけでありますので、この一貫教育の目的が大きく成就をしますように、成果が上がるような内容にひとつ進めていただきますことをお願い申し上げ、また御期待を申し上げて、この問題については質問を終わります。


 それでは、次に耐震対策でありますが、加久藤中学校が耐震対策の一つとして、木造校舎に建築をされる予定であります。これは、単価も安くつくということでありましたけれども、私は高くつくんじゃないかということを懸念しておりましたけれども、補助があるからそれは大丈夫だということでありますので、木造校舎において建築される姿勢は、もう不動のものであります。ですから、これはいつごろに着工される予定でありますか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 加久藤中学校の耐震に関する工事は、本年度校舎改築工事及び危険校舎解体工事を予定し、実施、設計終了後の九月ごろ発注、二月ごろの終了を考えていると聞いておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  聞いておるところでありますということですが、これは市長、教育財産の取得は市長の権限です。新たにつくるということは、市長の権限でつくり、そして契約を締結しなければならないわけでありますから、その点はひとつ市長、しっかりと考えて、市長の政策のもとで進めていただきたいと思います。


 だからお尋ねいたしますが、これは教育財産の取得者である市長としての責任の立場で、お答えをいただきたいと思いますが、この木造建築にするということは、去年の三月のあの選挙の時点からおっしゃっておりますが、その建設に当たっては、県産材の木材を利用して、そして発注はすべて地元の業者に発注をしますということを、はっきりとおっしゃっておるわけですが。その考え方は今も変わらないわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 今、議員が質問されましたようなことに対しましては、考えはかわっておりません。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その発注におきましては、建築業者というのは、非常にえびの市内にも多くの建築業者がおいでだろうと思いますが、どういうような方法で、地元の建築業者にすべてを発注されるお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 地元の建築業者の方々、そして、大工さんの組合も技能組合があります。その代表者の皆様方と話し合いをしながら、いい方向で進めていきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  建築業者の技能組合というのがあるので、その方と十分話を進めて、地元業者に発注をするということであります。これは、ぜひそのようにしていただきたいと思います。市長の立場として、今、市内の建築業者は非常に不況にあえいでおいででありますし、そういうようなものを支援する、そして、育成するという立場からも、ぜひおっしゃるとおりすべての事業を地元の建築業者に発注をされますことを、私の方からも心からお願いを申し上げたいと思います。ぜひ、そういうふうにお願いを申し上げます。


 次に、企業誘致でありますが、企業誘致につきましては、市長の選挙公約におきましても、積極的に進めるということであり、また本年度の施政方針におきましても、企業誘致を積極的に進めるということになっているわけですが、まず、去年の選挙を控えまして、立候補予定者の公開討論会がありましたが、このときに、はっきりと公約をされておいでのようであります。大型観光企業の話もありますが、まず、社長とも話をしました。まず、施設向けの給食センターをつくるという構想でありますので、それは大いに受け入れますということを公約されておいでであります。これは、大分一年も経過しておりますが、大いに受け入れるという体制は、どういうような状況に、今なっておりますでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  大型開発の中で、給食センター建設についてでございますが、できるところからでよろしいですから、ぜひ事業計画書を提出していただくようにと、担当課の方にも、また企業誘致の方にも市内の代表者の方々にお願いをしなさいというふうにいたしておりますし、私の方からも、できれば何か一つ、できるものからでいいから、事業計画書を出していただきたいというようなことは、常々お願いをいたしておるところでございますが、現在までに、その事業計画書が提出されませんので、どうにも、どうこうというところができないところであります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その給食センターのことについて、お尋ねをいたしておるわけですが、いろいろ大型観光企業の話もありますが、給食センターは大いに受け入れますということを、はっきりおっしゃっておるわけですので、このことについて、どういうような今まで進め方をしてこられたところですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 当初、私が大型開発の社長さんとお会いいたしましたのが、平成十七年の十一月四日でありました。そのときに、開発構想をお伺いしたわけですが、その中にこの給食センターも入っておったのであります。私は、いろいろそのときに事業内容をお聞きいたしましたときに、この給食センターはすばらしいなと、ぜひこれからでもいいですから、つくっていただきたいというようなことでお願いをいたしましたけれども、現時点においては、まだ事業計画書が提出されていないということであります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その公約をされました後、何回ぐらいその社長さんと進出について、話をされていらっしゃいますか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 なかなか社長さんもお忙しい人でありまして、なかなかえびのの方にちょこちょこお見えになることはございませんけれども、とにかく昨年の市長選挙後、一回だけはお会いいたしております。平成十八年八月十六日であります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  だから、これは大いに受け入れなければならない大きないい企業だということを市長も感じていらっしゃるわけですから、積極的にこれは働きかけて、進出を実現されなければいけないところだろうと思います。また、市民もそれを待っておるはずでありますが。十七年十一月に会われて、二回目は十八年の八月に会われた。そして、その後はもうそれっきり話もされていないわけですか。それはやはり受け入れるということになれば、受け入れる側の誠意が企業にとっては一番必要なわけでありますので、積極的に働きかけをしなければ、どの企業であっても簡単に「はい、そっちの方にいきます」ということにはならないはずでありますが、その後は、八月十六日以後は一回も話をされていないということですが、まだこれを誘致されるお考えは、現在でもかわりはないわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 現在のえびの市を考えますときに、どうしても働く場所も必要でございます。ですから、たくさんの市民の方々も期待はされていらっしゃると思っておりますし、私もこの給食センターのことをお聞きいたしましたときに、ぜひ進出されるんでしたら、えびのにつくっていただきたいということをお願いしたのであります。そして、その後、えびの市の担当の方にも時々その件につきまして、できるものからでもいいですから、事業計画書を提出していただきたいと、そして、それが提出されれば、皆様方に内容を精査し、改めて御相談申し上げたいと思っておるところでございますけれども、今のところ、まだ事業計画書が提出されませんので、何とも言えないところであります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  事業計画書の提出を待っとっては、いつまでたってもそのままです。結局、受け入れるという考えがあれば、市長みずから積極的な働きかけがなければ、企業は受け入れ体制のいいところに進んでいくわけですから、まず市長の積極的な姿勢を、もっと社長の方に話さなければ、前に進まないだろうと思います。


 ですから、もう去年の八月に会われてから、また一年になるわけですが、それでもやはり事業計画書の提出を待っておられるつもりですか。そして、またこの場所は、九州パーミス跡を予定しているということも、その当時聞いておりましたが、やはり場所はそういうようなことを想定されていらっしゃるわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 企業の方との場所については、どこにしたいというようなことは、まだ話もしておりませんし、打ち合わせもしていないところでございますが、当時は、今議員が言われますように、九州パーミスの跡地を検討されておったようであります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  そうであれば、早くそっちの方を確実か、あるいはもうだめかということを、早く確認されなければ、九州パーミスの跡地というのは、場所もいいところでありますし、ほかに誘致をする場合にも大きな障害になりますね。ですから、早く市長みずから社長さんに会われて、可能かどうかということを近々に確定しなければいけないと思いますが、その考えはどうですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 相手のあることでございますので、一概に私の一方的な考え方ではいきませんけれども、まず、市内に仕事の関係でいろいろと面倒を見ていらっしゃる方がおられますので、その方には御相談を申し上げたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  相談を申し上げても、もうその話をお受けになられてから、ことしで二年目になるわけですね。二年目になっても、まだ進出がない、事業計画書が提出されない、それをまた期待を持って、まだ今後も進められますか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 相手があることでありまして、私も「大丈夫なと、でくっとな」というふうにお話をしたこともあります。相手の方は「できるようにします」、「できます」というようなことを言われますので、それを信用してやるよりほかにありませんので、相手の方が「いやもうできません」と言われるならば、そのような形にしていかなければいけませんけれども、まだ「できます」と、「つくる予定です」と言われますので、私の方からは何もそれ以上のことは言えないところであります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  もう二年になるわけですね。それもやはりえびの市の二万三千人の市民のトップである市長の判断というものは、まだ判断がつきませんか。これは早く、二万三千人の市民のトップにある市長ですから、もう早く決断をされて、判断をされる必要があろうと思います。その点はどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  大型開発につきましては、相手もあることだし、それを一方的にできないところに難しいところがあるわけでございますけれども、大型観光開発は、そっちにおきまして、それ以外の企業にも今盛んにアタックはいたしております。


 大型観光開発はできないと言われれば、議員が今おっしゃいますような形に私もしたいと思っておりますけれども、「やります」と言われるのに、私の方から「もうよかが」ということは言えないところに、また難しさがあるわけであります。相手が「やります」、「やる予定です」というふうに言われますので、それを信じながら、できるとすれば、早く事業計画書を提出していただきたいというところまで真剣にやっておるところでもあります。


○議長(宮崎和宏君)  次に、十八番、有馬正雪議員の発言を許します。有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  議長より発言の許可をいただきました。私の今期六月議会の一般質問を、ただいまより行いたいと思います。


 通告を申し上げておりました、まず市長の施政方針についてでございますが、このぷらいど21の新規申請団体の数と各団体の事業内容について、お示しくださいというふうに資料要求をいたしました。継続三、新規二、現在五グループの活動内容がわかりました。


 これは、市長、なぜこの活動するグループが育たないんでしょうかね。これについて、まず市長の考え方をお聞きしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ぷらいど21基金は、とにかく地域の活性化に向けて、地域を活性化していただきたい。そのために二分の一の補助をおあげしますということで、このぷらいど21基金は、先ほども申し上げましたように、地域のまちづくりのために、また市民主体のまちづくりを誘導するために、行う事業でありまして、市民の方々も自主自立に向けまして、このぷらいど21基金を使っていただきたいというふうに考えておりましたが、なかなか今、議員が言われますように、この基金を使って、そして利用する団体が少なくなっていくようでありますし、なかなかふえないところに難しさがあるわけでございますが、今後さらにぷらいど21基金が、なぜこのような形になっておるかというようなことを考えますときに、ぷらいど21基金の制度を見直さなければいけない時期にきておるかなというようなことでございまして、ぷらいど21基金の重要性を考えますときに、ぜひこれを大いに利用していただくように、今後どうにかして制度を新たに考えるところが出てくれば、それを新たに考えて、そして多くの市民の皆様方に、また地域の皆様方に住民主体のまちづくりをしていただくような形に持っていくようにしなければいけないというふうに考えておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  新年度の制度についてでございますが、今までと新しくかわった内容があるわけでございますか。今の説明では、これからするのか、するというような意味の言葉が含まれておりましたが、新年度としては、どういう形で見直しをされるのか、伺いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいまの質問に対しましては、企画政策課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  ぷらいど21助成事業の制度の見直しの内容につきましては、一応、二段階で現在取り組むこととしておるところでございます。


 その第一段階といたしましては、平成十九年度から補助期間をこれまでは三年間としておりましたが、一年や二年で自立する団体も出てきましたので、市としても、そうした自立を促す立場にございますので、補助期間を三年限定を三年以内といたしまして、一年や二年の取り組みでも、気軽にやっていただこうというようなことで、十九年度は、取り組みをいたしております。


 さらに、今後、自治公民館単位を主体といたしました、地域住民の皆様方の取り組みを促すための、もう少し根本的な話し合いの段階から促していきたいということで、そちらの方はもう少し時間をかけまして、二十年度から話し合いの場の設定というようなところから、取り組んでいきたいということで、そちらの方の具体的な取り組み体制を、今検討中でございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  わかりました。


 私が、ことし新しく新規申請をいたしました狗留孫会という、ぷらいど21に立ち上げまして、その顧問役を実は仰せつかっているわけであります。計画書づくりから事業を展開する中で、幾つかの問題がすぐ出てきたわけでありますが、そういった事業推進の中で、問題になりました件につきまして、市長の見解をいただきたいと思います。


 ぷらいど21の基金条例施行規則の第三条の助成対象活動に、豊かな生活環境の創出につながる活動、森林資源など自然保護とその活動が明記してあるわけであります。当然、地権者からの借り上げ料等については、特別な配慮が必要であると考えるわけでありますが、大変、この問題で狗留孫会といたしましては、希少価値のある照葉樹の保護、いやしの森づくり、本格的な森林浴ゾーンの整備、こういう形で推進していこうということに決めたわけであります。


 もう一つは、大橋周辺の環境保全と美化活動、狗留孫会を中心に地域協働による美化推進等を計画して、活動の緒についたところでありますが、この推進は地権者の同意を得るということが前提条件になるわけでありまして、非常に難しいところが出てくるわけであります。


 会員は、保全のための整備について、奉仕活動をいとわないわけでありますが、照葉樹林の地権者に対する借地料とか、借り上げ料等が、せっかくやる気を起こしている会員の意思を阻害するようになっている。こういうところが出てきておりますので、新しいぷらいど21の展開のために、ぜひともそういったことに御配慮をいただきたいものだなと考えているわけであります。市長の前向きな答弁をいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 今、議員が言われました狗留孫会の人たちのやっていきたいということは、非常にいいことでもあると思います。ある面におきましては、この狗留孫会は、えびの市の宝の水と言われるような場所の方々であろうかと思いますが、その点いろいろ考えますときに、いま少しいろいろ検討させていただきたいなと思っておるところであります。いいということはわかっておりましても、なかなかそこに難しい点も出てくるようなことでもありますので、いましばらくの間、余裕をいただきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  前向きな取り組みを期待をするわけでありますが、そこで一つの提言をしたいと思うんです。


 御案内のとおりでございますが、安倍総理がドイツで開かれました主要国首脳会議で、里山ということを提言されたわけであります。これは、新聞に出ておりましたから、十分御理解いただいていると思うんですが、二十一世紀環境立国戦略の中に、里山を盛り込んだ。総理は、人間と自然が共生する里山こそ世界が目指すべき自然共生社会のモデルだと訴えられたわけであります。


 日本の里山モデルを発信する意義は大変大きいと思うんであります。だから、私はぷらいど21がすばらしいえびの市の誇るべき事業であると、受けとめているわけでありますが、それとあわせまして、地域は地域の里山を守ることができたら、環境保全に極めて大きな役割を果たすんじゃなかろうかと。そういった意味で地域は地域で守るというところに、ぷらいど21の意義があると思うんですよ。そのことを含めて、今後、御検討いただきたいと思います。もう一回、市長の見解を承りたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 地域は地域で守るという意識のもとに、狗留孫会の皆さんがこの狗留孫会というのを立ち上げられたということもわかります。


 ですから、安倍総理が言われます里山を大事にしなければいけないというようなことでございますが、その里山を大事にするんだという狗留孫会の皆様方の趣旨は十分わかりましたので、その点につきまして、いましばらく余裕をいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  一国の総理が世界に宣言した里山の保護は、時代の潮流に乗ると予測できるわけであります。だから、ぷらいど21でこのことを取り上げて、地域は地域で里山を守るという方向づけがあれば、これは事業展開としては、国が方向づけをしてくるわけでありますから、時代を先取りする。えびのから発信して、モデル事業でもやるような前向きな意思が必要ではなかろうかと思うんですが、どうですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 今、議員が質問されますことは、よくわかりましたので、その点を踏まえて検討してまいります。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  期待をいたしまして、お待ちいたしたいと思います。


 三番と四番に通告いたしておりますが、ぷらいど21で交通弱者に対する支援活動はどこまでできるかということと、ぷらいど21基金条例施行規則に掲げる豊かな生活環境の創出につながる、通院など高齢者の暮らしを支援する活動等のモデル事例集が必要と思うというふうに書いているんですが、これは、モデル事例というのは、まだやっていないわけでありますから、一つのガイドラインを示すということで、よろしゅうございますから、説明をいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいまの質問に対しましては、企画政策課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  交通弱者に対する支援活動ということで、そういった活動を取り組んでいただく際におきましては、道路運送法上の問題がございます。これにつきましては、無償運送でありますれば、問題がないわけでございますが、有償運送を計画されるとなりますと、さまざまな制約が出てくるところでございます。


 そういった制約等につきまして、非常に規制緩和の方向で、この間国の方も取り組みがされておりますけれども、依然として昨年、道路運送法等の一部を改正する法律が成立いたしまして、市町村とかボランティア団体等が行う自家用有償旅客運送について新たに登録制とされたところでございます。


 しかしながら、タクシー等の乗り入れができる地域での登録は、やはり困難であるということが考えられます。ただし、登録を要しない運送の対応の範囲が、参議院国土交通委員会におきまして、附帯決議が付されまして、NPO等による福祉有償運送につきましては、行為に対する任意の謝礼にとどまる金銭の授受は、有償に含めないこととするなどの自家用有償旅客運送に係る有償の考え方、及び運送対象者の範囲が示されたところでございます。


 この解釈の範囲内における支援活動は可能になるわけでございますが、先ほど申し上げましたように、これは福祉有償運送についてということでございますが、この福祉有償運送は介護保険法による認定を受けた者とか、障害者に対してというようなことに制約がございます。


 実際に事業を行うとなりますと、さまざまな状況が想定されますが、この問題に関しまして、有償運送のどこまでが可能かということのモデル的なものを私どもの方でお示しするというのは、大変困難な状況でございますが、地域の皆様方がどういった計画で、どのような方々をどのように輸送されるか、有償か無償か。そういったこと等を十分、私どもも御相談に乗りながら、関係機関への紹介等を繰り返す中で、個別に判断がされていくものではないかと思っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  道路運送の法令等を基本にしていろいろ勉強されていただいているということがわかるわけでありますが、いずれにしましても、現実の問題といたしましては、路線バス廃止、循環バスも実現していない、タクシー券も週二回の通院には焼け石に水。本当に交通弱者が、高齢者が困っている状況があるわけでありますから、これに対してどういうふうにしてこれを救助していくか、支援していくかということが、私は行政の一つのサービス機関として果たす役割だというように考えているわけであります。


 だから、地域、地域でそれぞれの特性がありますので先ほど申し上げましたように、幾つかのガイドラインを設定をして、そして、そういう希望のあるところについては、おっしゃったように、地域の皆さんと十分内容を詰めて、ぜひ実現するような方向でいってもらいたい。市長、大事なことでございますから、人の住みたいまちを目指して、市民主役の政治を標榜されていらっしゃるわけでありますから、腹を決めてかかってもらわないと、いつまでたっても交通弱者が泣く、そういう状況が続いているわけであります。決して住みたいまちではありません。そのことを念頭に置いて、市長の見解をもう一回、ただしてみたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 議員が質問される趣旨もわかりますし、また、実際お困りになっていらっしゃることもよくわかります。過去におきまして、どうにかしなければいけないというようなことで、対応したことも覚えております。非常に重要なことでもありますし、また難しいことでもあるようであります。道路交通法等もありますので、運送法等もあります。ですから、その点を十分考慮しながら、やっていかなければいけないというふうに考えておるところでもありますし、今、この問題につきましては、大変難しいところがありますので、さらに考えさせていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  市長、大変大きな問題でありますので、時期をおかずに、早速検討に入っていただきたいとお願いを申し上げておきたいと思います。


 次に、二番目に通告いたしております市長の政治姿勢についてでございますが、えびの市の大規模開発計画に関連して、旬刊宮崎新聞の記事は、大ぼら公約で市民をだます。市長は、選挙に利用し当選、これは断罪に値するとあります。断罪という言葉の持つ意味は、極めて重いわけであります。断罪とは、罪を裁くこと、罪を処断することと辞書にあるわけですね。市長は、これを黙認すべきではないと思うんですが、どうでしょうか。市長のお考えをお聞きしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 私は、選挙のときに、旬刊宮崎が大ぼらというようなことで書かれておるようでございますけれども、当時、市民をだますというような考えは毛頭持っておりませんでした。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  この「断罪」という言葉で表現されて、旬刊宮崎は県下に広く読者がいると聞いております。市民の立場で判断すると、えびの市長はこのような表現をされるということは、えびの市のこけんにかかわることであるというふうに多くの市民が受けとめるわけであります。これは市長、厳重に抗議する必要があるんじゃないですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 この大型開発問題につきましては、現在までにできておりませんので、そしてまた事業計画も提出されておりません。ですから、できるものからでよろしいですから、ぜひ事業計画を提出していただきたいというふうにお願いをいたしておるところでございますが、まだそこまでいっておりませんので、また、事業計画等が提出されておりませんので、どうこうというところまでにはいっておりませんけれども、私は、当時、この大型開発がえびの市にできるとするならば、非常にえびの市の活性化のためになると思っておりました。


 しかし、選挙後、そのようなことで、事業計画書のことにつきまして、いろいろとお願いは私の方からもしておりますし、また担当課の方からもいたしておると思いますが、事業計画書が出されませんので、今のところ、どうこうということはできないところであります。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  このことについては、今、市長の考え方、今の時点で市長はこういう考え方を持っているということを明確に旬刊宮崎に伝えるべきではないですか。えびの市民は、市長は断罪に値するというとてつもない重い言葉で表現されているんですね。これは、市民として黙っているわけにいかないんですね。私どもも、やはり市民の声を聞きますと、議会で黙っているわけにはいかない。市長にあえて質問をさせていただいているわけであります。どうですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 私は、今でも給食センターあたりはできるものならば、できてほしいという考えは持っております。ですから、その責任者の方にも、ぜひ給食センターからでもよろしいですから、できるものからでもよろしいですから、つくっていただきたいというふうに、お願いは常々いたしておりますが、今のところ、まだ計画書が提出されませんので、そこまでいっていないところであります。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  だから、私も議会のたびごとに、市長さん、早く一つでもつくっていただくように、努力してくださいということをずっと申し上げてきたわけであります。


 今回、マスコミいわゆる旬刊宮崎が取り上げたということについては、市長、毅然たる態度で、今おっしゃった心情があれば、私はこのことについて明確に抗議すべきだと思うんですよ。とにかく、市民はこのことが実現することを望んでいるわけでありますから、そういう形で旬刊宮崎に対しても抗議をしてもらいたい。これは一般市民の考え方だと思います。


 私どもは、議員も市長もそうですが、市民から直接選挙によって選ばれた市議会議員であります。市民の声を代弁して議会でも申し上げているわけであります。私、個人で言ってるんじゃありませんから、市民がこういう新聞を見ますと、えびの市の置かれている状況というのが、極めて市民の皆様方から見て、不安があったり、危惧する面が出てくるわけでありますから、やはり市長としては、おっしゃったように前向きにそういった希望を、当該する会社の方にも申し上げていらっしゃるわけでありますから、そのことを明確にして、そして抗議をすべきだということを言っているわけであります。どうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 今、議員は、この大型開発がまだできていないので、それについては抗議を申すべきだというようなことであろうと思いますが、私もそのつもりでいろいろお願いをするんですが、相手の方は「できるようにします」と言われるから、それ以上に言えないところもありますし、それなら早くできるような形にしていただきたい。そのためには、事業計画書を出していただきたいというふうにお願いはいたしておるところでありますので、これが本当にできないというふうにはっきりと言われましたときには、またその時点で考えなければいけないと思っておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後  〇時 一分


                    開議 午後  一時 〇分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮?市長。


○市長(宮?道公君)  まことに恐れ入りますけれども、発言の訂正をお願いいたします。


 先ほどの溝辺議員さんの御質問に対する答弁の中で、「大工さん、技能組合とも話し合いをしながら発注する」と申し上げましたが、「指名願いを出していらっしゃる業者さんに発注してまいります」と、訂正をお願いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  旬刊宮崎に対して抗議をするということについて、する、しないということを明確に御答弁がございませんが、いずれにしましても、市長の考え方でしょうから、我々一市民としては、多くの市民がそういった考え方を持っているわけでありますから、えびの市を代表する市長として、この件については抗議をしてもらいたいということを申し添えておきたいと思います。


 さらに、この断罪に値するという旬刊宮崎が、なぜそういう表現したかということを考えてみますと、これはまず、えびの新聞の大規模開発構想は、実現はできないという前提で書いていると思うんです。市長に対しましては、このことが選挙に少なからず影響したと、この二つに集約できると思うんです。だから、思い切った「断罪に値する」という表現をしたと思うんですが。


 さらに、公選法の関係にも十分考慮していると思うんです。新聞紙、雑誌の報道及び評論等の自由というのが第百四十八条にあります。虚偽事項の公表罪というのは、公選法第二百三十五条にあるわけでありますが、こういった問題等も含めて、旬刊宮崎としては、そういう思い切った表現をしているんだろう、これは、論拠になっているんじゃなかろうかと思うんですが、この点については、法的な問題については、いろいろそこまでやる、やらないということは、別にいたしまして、こういう論拠で「断罪に値する」という表現をしたというふうに考えているんですが、市長の受けとめ方はどうでしょうか。伺っておきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 大型開発につきましては、私は今でもできればつくっていただきたいというふうに考えておりますので、まだ今のところ期待をいたしておるところでありますので、そこまでは考慮していないところであります。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  選挙の関係は、大規模開発計画を発表して、市長のそれまでの講演会の記事とか、新年のあいさつとか、そういった中に明確に出てきているということと、そういったものが証拠として全部残っているわけでありますから、旬刊宮崎もその辺を強調しているわけであります。


 私は、やはり大規模開発計画は、有権者に大きな夢を与えたということは、そのとおり、事実でありますから、この夢の実現を期待した有権者は、二者択一の選挙をしているわけですよね、候補者が二人でございましたから。結果は論ずるまでもないことでありますが、したがいまして、旬刊宮崎の指摘、「断罪に値する」という表現の論拠は、私はそこにあるというふうに考えているわけであります。


 しかし、市長、市民もこのまた大型開発を熱望していることでありますし、市長も選挙を通じてそういったことも触れられていらっしゃるわけでありますから、実現する方向で、最後まで頑張ってやってもらわないかんというふうに考えるわけですが、その辺を市長の所見を伺いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 この大型開発問題につきましては、市民の方々も大いに期待をされていらっしゃる方もあります。そのようなこともわかっておりますし、私の任期がまだありますので、任期中は精いっぱい努力をしてまいりたいと思っております。そして、一日も早く事業計画書を提出していただくように、要望をさらに強く申し上げてまいります。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  もう一件、えびのコウワ株式会社の京町温泉の抜本的開発計画については、市有地を含めた計画であって、三月議会で質問いたしたわけでありますが、その後のこの件に対しての進捗状況というのは、どうなっているわけでしょうか。伺っておきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 京町温泉開発については、断念したというようなことを聞いておりますが、担当課の方に詳しく説明がしてあるんじゃないかなと思っておりますので、担当課の方からも説明をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  松永観光商工課長。


○観光商工課長(松永康二君)  お答え申し上げます。


 私どもの方も、市長から指示を受けまして、こちらの担当の方とお会いをしております。その中では、今のところ、前の話からは進展のないということと、京町温泉に関しては、今のところ撤退といいますか、一応話がなくなったというお話を聞いております。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  内容が内容だけに、国民宿舎やたけ荘跡地、老人福祉センターのところの土地まで含めた開発ということであったわけでありましょうから、私は三月の一般質問では、市の所有地については、えびの市の、何と言いましても貴重な財産でありますから、有効、適切な使用を考えていかなければならないと。これは、市長、えびの市が所有している土地については、市長の許可をまずとるということが前提でございましょうから、そういった面についてはどこまで、私は市を代表する市長が、そのことを知らずにどんどんどんどん広報されていく新聞に出てくるということに、不可解な念をもっているんですが、果たして市はこれでいいのかなという疑問さえもつわけですが、市長、どうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 市に関連する土地に、いわゆる企業が進出されますときには、私どもの執行部の方でもよく検討し、そして議会の皆様方にも相談しなければいけないということは、わかっておりますので、そのような形で進まさせていただきたいと思っておるところでございますが、今、議員が質問されましたように、いろいろとうわさは聞いておるところでございますけれども、これも事業計画書が提出されないうちに、京町温泉開発は、今のところ断念したというようなことであるというふうに話は聞いておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  市長、市のすばらしい開発につながるようなやたけ荘跡地とあの周辺でございますから、市が管理上、そういった業者が入って、開発行為を進めるということは、正式に市長の方に打診をして、協力を求めるという方法でないと困るんじゃないですか。


 私は、もう一つは、言葉に先鞭をつけるというような表現がありますが、一企業が、そういったふうにすばらしい観光の発展につながるような用地を、しかもえびの市の用地をそういうふうに計画の会社でしょうから、会社がそういった形で開発をしていこうということの内容でありますから、恐らくえびの市の観光に、京町温泉の宮崎県唯一の温泉郷でございますから、その中の非常に価値のある、一町歩近くでしょうか、面積を持っているわけでありますから、そういった管理の仕方では、私はやはり問題があると思うんです。それについて、もう一回、市長の考え方をお聞きしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 市有地に対しまして、開発行為等がなされる場合、また話がある場合でも、まず事業計画書を提出してくださいというふうにお願いをいたしておるところであります。そして、それが出されたならば、昨日からも申し上げておりますように、内容を精査し、まず議会の皆様方に御相談を申し上げなければいけないということは、十分わかっておりますし、また、そのような方向で進めていかなければいけないと思っておるところでございますが、事業計画書を提出してくださいということは、お願いしておるわけでございますけれども、それが提出されませんので、これ以上のことは申し上げることができませんし、どうこうということは、できないところであります。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  市長、観光開発にかけがえのない、あの周辺の土地だと思うんですよ。だから、市が基本計画の中にやたけ荘跡地の将来像はこうあるべきだと、ホテルならホテル建設に意欲のある企業にアプローチをかけるとか、そういったことも、当然必要な時期になってきていると思うんですね。そのことについても、一企業が先鞭をつけるということになりますと、後に来る人はちゅうちょする場合もなきにしもあらずでございますから、しっかりした基本計画等ガイドラインを、開発についてのガイドラインをきちんとやるべきじゃないですか。


 市の持っているかけがえのない市有地を有効、適切に、そして観光開発の基礎づくりに役立てるような財産の管理であってほしいという願いを持っているわけでありますから。市長、今の答弁とかそういった内容では、納得できませんね。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 例えば、やたけ荘の跡地でありますけれども、今、議員が言われますように、かけがえのない市有地であります。ですから、そこに企業が進出してきたいということになりますと、まず事業計画を出していただきまして、そして、それをよく精査し、そしてまた議会の皆様方に御相談を申し上げて、そこからじゃないと、進めることはできないということは、十分わかっておりますので、このやたけ荘跡地などに関するかけがえのない土地に対しまして、開発行為等が今後も話がございましたならば、まずその事業計画をしっかりとしたものを提出していただきまして、それから話は進めていきたい。


 そして、またあの土地をPR的なことにしていただくと、後に進出してくる企業が戸惑うんじゃないかというように、私は受け取ったわけでございますけれども、後から進出したいという企業が、もしありましたならば、市の方にそれをしっかりと申し入れていただき、そしてまた事業計画を提出していただきたいと思っておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  開発行為に対するガイドラインというのは、ずっと前の議会で霧島関係の丸正が進出したいと、そして、観光牧場をつくりたいということで出ましたね。あのときは、ガイドラインができていないから待ってくれということで、延期をしまして、これは実現しなかった経緯がありますね。全く、この関係については、貴重な市有地を有効、適切に生かすということについては、やはり観光の面では、そういったガイドラインをつくって、こういう形でやってもらいたい、これは、今のマスコミに訴えるのは、例えばインターネットでもそうですが、えびの市のホームページの中に土地の面積とか写真とかを入れて、温泉のホテルをつくりたい企業があったらどうぞという、そういったことを、どこの自治体でもやっているわけでありますから。


 基本的な計画がなければ、これはビジョンですからね。あの地域はすばらしいところでございますから、観光の面でこう生かしたいという市の幅広い内容でいいわけでありますから、そういったことでアピールをしていく。アプローチというのは、今のインターネットでアクセスするのは、もう世界に共通しているわけでありますから、そういった面では、ホームページ等でも、そういったものをどうしてもつくってもらって、それに対する、いわゆる開発のガイドラインは、きちっとしたものをつくっておくべきではなかろうかと思いますが、どうですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 今、議員が質問をされましたけれども、まずあの国民宿舎やたけ荘跡地につきましては、京町温泉郷の一画にありまして、どうしても観光面で活用しなければならないというふうに考えておるところでもありますし、今、議員が質問されましたような形に、今後していかなければいけないのではないかなと考えたところであります。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  大規模観光開発に関連して、今まで質問をいたしましたが、市長、これからえびの市の一つの未来像というビジョンにつきましては、市長は常日ごろから基本的なこととして考えていらっしゃると思うんですよね。だから、そういったことで、例えば乱開発につながるようなことについては問題がありますし、貴重な市有地については、きちんとした計画書をつくっておくべきだというふうに思う次第であります。


 そして、まだあなたのこれからの任期も、これからの方が長いわけでありますから、先ほどおっしゃったように、みんなが大規模開発についても、できるものならそうあってほしいという願望は持っているわけでありますから、そういった面で努力をしてもらう、そのことが、問題の解決につながっていくわけでありますから、この件についても慎重な市長としての対応をしていただきたいと思います。


 次にいきます。農政についてでございますが、前から出しておりましたが、なかなかここまで追いつきませんでした。したがいまして、今回は農政について、いろいろ質問をしてみたいと思います。


 えびの市の有機農業推進の現状と、今後の推進計画をお示しくださいと通告いたしております。えびの市の農政の課題は、有機農業である。有機農業の推進ということが、非常に大きな課題を持っているわけでありますが、この有機農業推進法は三月に制定をされました。


 日本の有機農産物の生産量は全体の〇・五%前後と言われているわけでありますが、これはまさにこれから全国の自治体がそのスタートラインに立って、畜産のまちとしてのスタートをしていくというように考えるわけですが、えびの市はどのように独自性を持って、このことについて畜産のまちとしての位置づけはあるわけでありますが、どういうふうに前面に出して、恵まれた地域の畜産の進展を図っていくか。有機農業を図っていくかということを、市長はどういうふうに考えていらっしゃるか伺ってみたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 えびの市の有機農業推進の現状と今後の推進計画につきましては、私の市長就任以来、耕畜連携による資源循環型の農業の取り組みを行っているところであります。畜産農家は、家畜排泄物処理法に基づき、処理施設の整備はほとんど終わりましたので、現在は、耕種農家への利用促進のために、有機堆肥利用促進事業や耕畜連携たい肥利用促進対策事業などに取り組んでいるところでございます。


 具体的には、担当課長に説明をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  市長が申し上げました資源循環型の農業につきましては、今、堆肥の処理法に基づきました整備ということで、六十戸の農家が整備を進めておりまして、それの出てくる堆肥につきましては、肥料取締法に基づきましてその登録が必要であります。


 そういう安全なものを使った農作物の推進ということで、現在取り組んでおるところでございますが、一部では契約栽培等でもそれらのトレーサビリティと申しますか、その堆肥等を利用した内容のものについてもPR等も行って販売に努めておるところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  えびのヒノヒカリのブランド化は、有機農法は基本である、これは当然のことでありますが、有機質を年次的にどのように散布し、投入してきたかという、この総面積ですね。これは、地区別の面積、十アール当たりの散布量、それからこれに対する補助事業があったと思いますので、補助金額、その辺をひとつお示しをいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  一つには、有機堆肥利用促進事業というのがございまして、これでは、平成十七年が約二千六百トンほど、そして、十八年度になりまして、三千四百七十三トンということで伸びております。もう一つの耕畜連携たい肥促進対策事業でございますが、これにつきましては、畜産農家が耕種農家のほ場に散布するという事業でございまして、これでは平成十七年度が二千十三トンほど、十八年は二千二百トンほどになっております。


 それぞれの事業費につきましては、有機堆肥につきましては、トン当たり二千円という補助をお願いしておるところでございまして、二千円以内ということになりますが、それと、耕畜連携につきましては、トン当たり五百円ということになっております。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  面積は、二トンずつ入れたわけですかね。一トンずつ入れたわけですかね。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  一応、基準としましては、二トンほどということになっておりますが、面積等を申し上げませんでしたけれども、耕畜連携の分が、一万千百九十一アール程度になっております。それから、有機堆肥関係につきまして、済みません、面積は出ておりませんけれども、数量については先ほど申し上げた数量でございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  これに対する事業費というのは、十七年度、十八年度、ことしの計画としてはどうなんですか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  失礼いたしました。


 有機堆肥利用促進事業につきましては、二百四十万程度、それから耕畜連携につきましては、これは推進費用も含めましてですけれども、百万でございます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君) 失礼しました。


 それぞれ平成十九年度、十八年度、同額でございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  えびの市は小規模な堆肥舎づくりを進めてきたわけでありますが、その事業効果についての評価をお聞きしたいんですが。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君) えびの市は畜産農家につきましては、中小規模の堆肥舎を設置してまいりました。このことにつきましては、平成三年、四年に協議会をつくりまして検討してまいったところでございますが、その段階で公設民営ということで、検討したところでございますけれども、設置場所と、それから受け入れる民間団体等が非常に厳しいということもございまして、それぞれの農家で中小規模の堆肥舎を整備しなければならないということでしたところでございます。


 その後、平成十一年に施行されました家畜排泄物処理法によりまして、牛が十頭以上、豚百頭以上、鶏二千羽以上、馬十頭以上につきましては、法によりまして、処理施設の設備をするようになったところでございますが、それぞれ私どもとしましては、市の単独補助事業、それから県の事業、そして大きいものにつきましては、国の事業等で取り組んでまいったところでございます。


 また、個人的なものにつきましても、大規模ではリース事業というものが国の五〇%補助というのがございましたので、それらで取り組んでおりまして、ほとんどが整備がなされたところでございます。


 そして、えびの市としましては、この中小関係の堆肥舎につきましては、それぞれ個人の責任で販売をしておりまして、先ほど申し上げました肥料取締法に基づく登録をそれぞれ農家がしまして、安全なものということで販売をしているところでございます。


 この販売に対する支援ということで、先ほど申し上げました事業等で取り組んでまいっているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  ほかの自治体では堆肥センターをつくってやっているんですが、どこも赤字をつくっているという状況でありますから、えびの市はこういった小規模な堆肥舎をつくって処理をしてきたということは、一利あったなというような評価をしていいんじゃないかと思うんですが。次の段階で、耕地、水田に対して、非常にもう六七%の基盤整備が、しかも大型の整備ができているわけでありますから、一つのアピールをすべきではなかろうかと思うんですよ。


 結局、収穫の秋から冬期間、春までの一定の期間を定めて、地域と集落全体が水田の全体に堆肥を散布すると。やはり航空写真で写真を撮って、そして有機農業のまちということを宣伝し、これはアピールしなければ、通常の宣伝じゃ問題がありますね。


 だから、よそがやらないことをやらないかんわけでありますから、私は畜産のまちとしては、格好のそれだけのことができるんじゃなかろうかと思うんです。だから、アピールするという感覚でそういったことをマスコミに訴えていく。本当に全体の中に事業の内容がクローズアップしてくると、物すごく効果があると思うんです。


 そういったことを考えてもらって、有機農業のまちの宣伝というのは、アピールするところから始まらんと、通常、幾ら口で言っても見にくることじゃないんですから、いかに、市が訴えるということが、有機農業のまちとしての存在の意義を消費者に訴えていく。それは、消費者ニーズにこたえることになるわけですから。そういったことで、これは市長どうでしょうか。一つの提案を申し上げたわけでありますが、市長の見解を求めたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 私は、市長に当選して以来、今、議員がおっしゃいましたようなことをやってきております。また、言ってきております。えびのは畜産のまちであるから、有機堆肥はたくさんあるんだと、だから、こだわりの米づくりをしていただきたいというようなことで、以前より申し上げておるところでもあります。


 いかに、有機農法が大事であるかというようなことも考えまして、議員がよく言われます身土不二ですか、そのようなことも考えまして、この有機農法が一番いいと。


 そのことには、やはり言われますようにPRをしなければいけないと思っております。私は、二月に知事のところに行きましたときにも、有機農法で栽培した米でもありますし、宝の水で栽培した米でもありますというようなことをヒノヒカリを持っていきまして、PRをしたわけであります。「宝の水とは何ですか」と言われましたけれども、私たちのところは川内川の最上流にありまして、一つも汚染されていない水で栽培されておる米でありますと。だから宮崎県一おいしい米でありますというようなことも、知事にはPRをいたしましたし、そのようなことで、知事のお友達のみのもんたさんにもあげてくださいと。そして、ヒノヒカリは握り飯になりますと、日本一おいしい握り飯になります。コシヒカリにもまさるとも劣らないヒノヒカリでありますと、総務課長と行きまして、盛んにそれはPRをしてきましたし、事実、知事は「私は本当にみのもんたさんに贈っていいですか」と言われましたので、「よろしいです」と言いますと、「ほんなら私がコメントをつけて贈ります」というふうに言われました。そして、その後テレビを見ておりましたが、えびのという名前は出てきませんでしたけれども、「ヒノヒカリというおいしい米があるそうですね」と、「これは握り飯になると、さらにおいしい」というようなことを何回となくテレビで放映されたと、見た人から聞いております。


 そのようなことで、ヒノヒカリ自体はPRしてあるわけでありますございますけれども、えびの産ヒノヒカリと「えびの」という名前が出なかったというのが残念であるというふうに考えましたけれども。また、知事にお会いして、そのようなことの話になりますときには、必ず、「えびの産ヒノヒカリ」というふうにおっしゃっていただくように、お願いしたいんですがということは申し上げておきたいと思っております。


 ですから、えびの市民の農家の方のことを考えまして、どうにかしてPRをしながら、そして、農家の皆様方に元気をつけていただきたいなと思っておるのが実情であります。


○議長(宮崎和宏君)  有馬正雪議員。


○十八番(有馬正雪君)  次に、減反のことでございますが、転作の関係は、三月議会でも申し上げましたが、国富が飼料用稲をつくっていると。


 これは、私はこの前、高牟禮議員と現地に行ってまいりました。


 すばらしい内容です。やはり三百町歩につくっていらっしゃいます。そして、十九年度も六万四千円ですね。これは、飼料用稲は産地づくり交付金が、それぞれの地域で決めるわけでありましょうから、例の宮崎中央地区の水田の推進協議会ですね。そうしますと、産地づくりのところで同じく三万千円ですね。飼料用、基本部分のところが一万円。そして、新自給システム定着交付金というところも、飼料稲については、一万円あるんですよ。そして、耕畜連携推進対策、これも一万三千円つけてありますね。


 こういうふうに、たったほかの新自給システムと、耕畜連携推進のところはつけてないんですね。ほかの要件の中でほかの物をつくっても入れないんですよ。


 だから、こういうふうに特殊な飼料稲の関係が出てきておりますので、どうしても一回、やはり課長、現地を見てもらって、そして取り入れるという方法を考えていかにゃ、私はえびの市が畜産のまちとして、今後発展するというのは、もうこれだけ飼料高で、きのうも押川議員が言いましたが、もう価格は倍以上になってくるわけです。立っていけませんので、こういう形で補助をもらって、国富は二〇%やっているわけですから、ここも二〇%やったら、五百町歩ぐらいなるわけでしょう。転作でするんですよ。イタリアンは、飼料だけど裏作でできるわけですから。米にかわる物としてやるわけですね。


 後のことについては、高牟禮議員が質問すると思いますので、時間がきましたので、この辺でとどめますが、市長、その辺についてひとつ前向きな取り組みをしていただきたいと思います。市長の答弁を求めます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  御答弁申し上げます。


 いいことは、どしどし前向きに検討していかなければいけないと思っておりますので、議会終了後、担当課とも話をしながら、前向きに進めていきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  次に十四番、宮野重敏議員の発言を許します。宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  発言の時間をいただきましたので、今期六月定例会の私の一般質問をさせていただきます。


 市長の政治姿勢についての通告でございますが、まず、行財政運営についてということについては、一般質問の中でいろいろ執行部の方からもお聞きしましたし、また、第二次財政改革推進計画の中で、厳しい状況をお聞きをしました。さらに、今年度は、当初で三十五億七千七百六十一万の地方交付税の歳入が見てありますが、厳しい状況を私どもも認識して、そしてまた市長の言われる痛みを感じながら、市の財政建て直しに認識をしていかなければいけないと思っておりますが、そういう中でもあって、市の市税が増大するような活気ある施政推進も期待をいたすところでございます。


 今回、行財政改革推進計画の中で一点だけ、平成二十一年度が計画されておりますが、市民の環境行政の中で、ごみの有料化がうたわれておりますが、受益者負担の原則に基づいて、家庭ごみの有料化実施があるようですが、この点について、一点だけお聞きをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいまの質問に対しましては、環境保全課長をして答弁をいたさせます。(発言する者あり)


 訂正させていただきます。環境業務課長して答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  下別府環境業務課長。


○環境業務課長(下別府敏則君)  お答えいたします。


 第二次財政改革推進計画書の中に、平成二十年度ごみの有料化というのが書いてありますが、この中で今検討しているのが、ごみ袋での有料化ということで、課内で検討委員会をつくりまして、この推進計画に基づいた形の中で現在進めている状況になっております。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  これからの次年度に対しての取り組みということでございますので、さらなる家庭ごみの減量化、スリム化に御努力をお願い申し上げます。


 続きまして、農政についての通告でございますが、私も昨年の十二月議会でお尋ねをいたしましたが、新年度に入り、それぞれ当初予算で優良牛の保留報償金を二百四十九万ですか。そして、また中核的担い手育成推進の三十頭規模以上の子牛出荷者に対しての一万の助成が二百万組んでありましたが、十八年度決算で、当時全体をお聞きいたしておりませんでしたので、市の関与する貸付牛、優良牛、一等牛の保留状況。JA当たりの関連のものは、農協総代会の資料でわかっておりますので、十八年度の実績が出ておられると思いますので、それをお尋ねを申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 優良和牛の保留対策につきましては、本年度も予算を計上し、貸付家畜の推進とともに、実施いたしております。具体的には畜産農林課長をして、答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  まず、貸付の状況でございますけれども、雌子牛でございますが、平成十八年度に三十六頭導入いたしております。それから、肥育牛につきましては、五十頭でございます。乳牛が四頭ということで、合計三千九百七十一万七千ほどになっております。


 平成十九年度の現在の状況につきましては、途中でございますけれども、雌子牛が五頭、肥育牛が十二頭ということで、予算は雌子牛が十六頭、肥育が三十頭ほどいただいておりますけれども、現在の進捗状況はそういう状況でございます。


 それから、平成十八年度の優良牛の保留状況でございますけれども、これにつきましては、優等賞が十二頭、一等賞が五十三頭ほどになっております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  なかなか自己資金とか自家保留とかいう形の中では、厳しい面もあるわけですが、これは貸付資金ということで、五十万の四年間という形でまた返納するわけですので、こういう利用者が、国策を、市の施策についての協力していただいている、例えば減反政策とか納税の義務とかいうのに協力していただいている方でないと、審議会の方でできないということでございますが、今後、県の助成措置も十万の郡選の優等一等牛が打ち切られたようでございますが、これは今年度の申し込み状況は、オーバーしているわけですかね。これは、また追加で申し込み導入希望者が多ければ、例年お金をまた追加でされているようですが、今回、回覧、市の広報に回っておりましたが、申し込み状況はどういう状況であったのか、お尋ね申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君) 今回につきましては、雌子牛の方で公募いたしておりますけれども、十六頭に対しまして十四頭の申し込みということでございます。


 それぞれ選考委員会等で議論していただきましたけれども、希望者がいらっしゃれば、随時お願いしてまいりたいと思うわけでございますが、昨年度の実績としましても、最終的には三十六頭ということになっておりまして、今後、希望者が出ましたら、また予算等をお願いしてまいりたいというふうに思っております。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  当初はなかなか申し込みが希望頭数のぎりぎりのようで、後から追加で私たちも申し込むんだったけどというような、市広報等を認識しておられない方が例年おられるようですので、さらなるこのような市の導入事業を啓発していただいて、さらに優良牛の市内導入を図って、老齢牛、系統の悪い母牛の切りかえ等に指導していただきたいと思っておりますが。


 昨年の質問の中で、市長の方に高齢者専用の貸付牛、雌牛ですけれども、そういう形での畜産農家からの希望もあると。そして、高齢者も生きがい対策として愛着を持って、子牛生産に励んで高齢化時代を有意義に過ごされている人たちが結構いるわけですが。そのような希望もあったわけですけれども、市長は、当時の十二月議会でしたか、検討してみたいということでしたので、別枠としての枠を設けていただければ、さらに市内の繁殖農家の推進や高齢者畜産農家の生きがいになると思っておりますが、そこら辺はどのような対応をされたのかをお尋ね申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 今、議員が質問されましたように、十二月議会でそのような形で質問をいただいておりますが、その後、課長とも話をしながら、そういう希望があったら、ぜひその希望をかなえるようにしていかなければいけないというようなことを話をしたところでございますが、その後、高齢者の畜産に関して、そのような話があったのか。そのことにつきましては、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  高齢化対策につきましては、現在の貸付制度の中で、特に年齢要件は設けておりませんので、対応できるというような判断等をしております。


 また、農業者年金等につきましても、若干問題が生じたり、例えば家畜の登録関係におきましても、従来でしたら家族の中で婦人用とか高齢者用とかということで名簿の中で出ておったんですけれども、現在は、それがもう統一されているようでございますので、なかなか難しい点もあるということで、希望者がいらっしゃる場合は、現在の貸付の制度で対応できますので、そういう形でさせていただきたいというように考えております。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後  一時 五十八分


                    開議 午後  二時  十一分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  それでは、市の貸付家畜の高齢者貸付枠のことで、ひとつ市長もえびの市の全体の農業は、基幹産業で重要な分野でもあり、特にその分野でも畜産が大きな約七割の一位所得を占めているということも認識されておられますが、二年前ですかね、市の機構改革の中でも畜産農林課としての新しい課の設置をされたわけですが、高齢者に対してそういう生きがいと、そしてまた市長の畜産にかける思いで高齢者貸付を行政の方が積極的に、そういう高齢者畜産農家に対して、枠を設ける考えはないのか、特に、課長が言われましたが、農業者年金の基礎年金等を、直接、年金受給をされている方は、なかなか該当者も少なくて、ほとんど農業者老齢年金という、いろんな自分で経営をしながら、いろいろ問題や弊害があって、農業収入、畜産収入を上げておられる農家、実態がほとんどなところもあるというのも現状でございますが、ひとつ市長の畜産にかける思いの中で、新しいもう新年度事業も始まりましたが、そのような施策はできないのか、もう一回、市長にお尋ねを申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 畜産に対しまして、高齢者対策で高齢者に対する和牛の貸付はできないかというようなことでございますが、この高齢者対策は、今、議員が言われますように大事な面もあります。ですから、その件につきましては、担当課ともよく相談をいたしまして、そして考えてみたいと思っております。


 高齢者の皆様方の実情については、担当課長の方がよくわかっておると思っておりますので、それなどもよく検討いたしまして、考えていきますので、いましばらく余裕をいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  ひとつ、宮?市長のえびの市の畜産にかける一つの目玉として、以前、中間市長が花嫁牛として貸付をされた経緯もありましたが、全国的に関心を持って、なかなかユニークな取り組みということで、評価もあったようですので、ぜひ高齢者に生きがいとして、そしてまたえびの市の子ども、お孫さんまでが、行政が力を入れている畜産の思いを大事にして、一生懸命がんばれるような畜産行政をしていただきたいというお願いを申し上げまして、ぜひ前向きな取り組みをお願いを申し上げます。


 次に、収益性ある竹林管理とタケノコ加工センターということで、今回一般質問の中でもありましたが、ことしの春季の孟宗タケノコの出荷を、JAも青果用として集荷をいたしましたが、市も新鮮野菜出荷組合が十三トンほど出荷がなされたような実績があるわけですが、この総合長期計画の中にも、地場産業の振興という形の中で、農畜産物の開発、販路の拡大、そして、特産品加工というような確立を図るという位置づけでございますが、これは、今回、上大河平の中学校跡地でしたかね、中学校、公募で処分広告が載っておりましたが、掲示がされておりましたが、そういうところにクローバー食品を、ぜひえびのでも一時加工して、えびのが大河平あたりは、それこそ七十二ヘクタールですか、日本一大きな集団でもあるし、ことしも十三トンとはいえ、集荷体制が整えば、私はほんのごく少量でないかと思っておりますが、放置された竹林がたくさんあります。


 ぜひ、換金する中で、えびのの所得、税収の源にもなるような宝の山と申しますか、実際は、そのようなのが眠っているわけですので、そこら辺を市長、クローバー食品を積極的な形で誘致できないんでしょうかね。ひとつお尋ねを申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 タケノコの加工として、企業誘致に取り組んでおりますが、これまで誘致をお願いしている農産加工企業につきましては、直接本社にお伺いいたしまして、社長へ誘致のお話を行いましたが、いまだ進出の決定はなされてないようであります。精力的に畜産農林課で取り組んでおりますので、その状況、竹林の管理等につきましては、畜産農林課長に答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  クローバー食品につきましては、四年前ぐらいからになると思いますけれども、いろいろ対応しているところでございますが、三年前からタケノコの原料をお送りしておるところでございます。


 試験販売が非常に効果が出たということがございまして、今回もシルバー人材センターを中心に取り組みをお願いしたところでございますが。先ほど議員さんがおっしゃったように、十三トンという量をお送りいたしました。そのあと、コサン竹が出てまいりましたので、コサン竹についても、これは量は百キロ程度でございますけれども、現在加工をお願いしております。


 それから、明日から大名竹について部会の方にお願いしまして、原料として販売するようにしておりますが、これの販売につきましては、七月六、七、八、福岡の方のジャスコで宮崎県のフェアがございますけれども、そこにえびの市の一つの特産品ということで、試験販売をさせていただきたいというふうに思っておりますけれども。


 そういうことで、どうしても豊後高田市まで送りますと、片道が約五時間ぐらいの時間になりますので、非常に目減り等がすると。そして、新鮮度も落ちるということで、どうしてもこちらでしたいということでありまして、先ほど議員さんがおっしゃいました、大河平の学校跡地の方にも、説明会にはぜひ来たいということでございまして、十九日に予定されておりますが、そういうことで今取り組みをしております。


 工場をつくるということになりますと、どれだけの量が集まるかということが、一つの課題になるかというふうに思います。タケノコにつきましては、時期的なものですけれども、えびのとしましては、孟宗竹から始まりまして、コサン竹、そして大名竹ということになりますと、約一カ月以上ぐらいの加工ができるんじゃなかろうかというふうに考えております。


 そういうことで、全力で取り組んでおりますけれども、まだ現段階については、会社の方から実際、裏年等もありまして、どれぐらいのものがあるかということが、非常に懸念されておるようでございます。そのために、今取り組んでおるところでございますが、今後、野菜等の契約栽培も含めて検討しておりますので、近々には何かいい返事がもらえるんじゃなかろうかということで、努力しているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  このことについて、ちょっと前後しますが、今回、安倍内閣の目玉商品として、全国一律市町村に取り組む事業を「頑張る地方応援プログラム」という新しい特別交付金事業も実施されるということで、昨日でしたか、企画政策課長の方で一次募集の状況がありましたが、当初年が二千七百万ですかね、そして三年事業として三千万ずつ、特別な制約を受けない形での国の地方の魅力を引き出すプロジェクトということですが。


 このような事業を活用して、特定の企業誘致という形でもできませんでしょうが、大河平中学校跡地に、市がこのような事業を取り組んで、そして貸与、今まで実績があるわけですから、クローバー食品等に貸与して、そのうち会社に買い取りをしていただくというような形で、そういうのが進出していただければ、タケノコに限らずワラビとかゼンマイとか、総体的なニンジン、ゴボウもですが、大きな農業の振興になったり、またそういう特産品、加工品のえびのでの生産につながって、鮮度もいいし、そしてまた、例えば、大分までタケノコを送るとなると、課長が言いましたように、鮮度のロスやら、またタケノコは実質、実になれば三分の一以下になって、本当廃棄物もたくさん出るわけですが、こちらでは、竹林還元が容易にできて、一石二鳥じゃないかと思いますが、今回、一次募集は、全体的には幾らの金額になるのか聞いておりませんでしたが、二次募集をまた九月ごろに予定が国の方であるので、さらなるほかのプロジェクトを各課等も協議して、取り組みたいということでしたが。


 市長、この加工場を直接、市がそういう形でつくって、貸付をしてやると。私は、えびの市の農業関係に大きな収益をもたらす事業だと思っておりますが、そのお考えはどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいま議員が質問をしていただきましたが、私としては非常にいいことではないかなと、できることならば、そのような形にできたらいいなというふうに考えておるところでございますが、いましばらくどのような形になるのか、検討をさせていただきたいと思います。前向きにできるとするならば、そのような形でやっていきたいなと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  えびの市の農産物が、久しぶりの雨の露をおって、今すくすく成長している中に、大変喜んだのではないかと思っております。ぜひ、市長、緊急財政改革の中で、えびの市民は行政の財政建て直しの中で、本当に窮屈な中で失望をしているような、みんな厳しい状況で認識もしているわけですので、ひとつこれは、大きなメリットがあると思っておりますので、市長の前向きな答弁に期待を申し上げます。


 次に、企画行政ということでしたが、定住促進で人口増対策ということで、特に退職自衛官予定者等の定住という通告でございますが、定住促進条例の制定は、なかなかそれに対する優遇措置を盛り込めないということで、そういう条例の設定は厳しいというような課長の説明でもございましたが、ぜひえびのも自衛隊のまちという形で、コカ・コーラの会社もですが、そういう人口減の中で、今六月二日現在、宮日の報道によりますと、二万二千七百人でしたか、本当に人口が減っているようですが、どうしてもこれは自衛隊員の皆さん方にも、えびののすばらしい環境の地で定住をしたいというような考えの人もおられるようですが、小林等にそのような考えのお方は、交通の便また文教、商業関係の暮らしやすいという面でも定住が図られているようですが、これは、もう見込みはないんでしょうかね。


 えびの市の定住促進を、そのような一つの、例えば立石林業跡地も、あそこは市が助成をして、五メートル道路拡張もしましたが、そういう民地等も活用されていないようですが、今回、土地開発公社も解散して、そのような土地もあるわけですけれども、また民間地もかなり、遊休地として何かそういう形での対応をしていただければ、宅地の土地として、そういう位置づけがあれば、定住をしたいと希望される方もおられるようですので、このことについて今期もお尋ねをしてみたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいまの質問に対しましては、企画政策課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  定住促進条例の制定につきましては、これまで何回も御提言を議会の中でもいただいてきたところでございますが、それにつきましては、なかなか難しい状況であるということに、かわりはないところでございます。


 現在、定住促進につきましては、企業誘致による雇用の創出、基幹産業である農業の振興、担い手への対策の充実、そういったことで努めていただいておりまして、住みたいまちへの前進に精いっぱい取り組んでいるところでございます。


 自衛隊関係の方々につきましては、この通告の中で退職予定自衛隊員等の定住ということで出されておりますけれども、現在、えびの駐屯地内の自衛官退職予定者につきましては、平成十九年度に二十七名の予定があると聞いております、こういった方々にえびの市に住んでいただくというのは、大変すばらしいことではないかと思っております。私どももふだんから不動産の業者さんたちの紹介とか、それから市の方で宅地の競売等をいたしますときには、そういった情報等を提供いたしまして、定住促進に少しでもつながるようにということで努めているところでございますが、退職される自衛官の方々につきましては、五十四歳前後で退職されますが、現に持ち家をもって、本拠地に居住しているところで退官されるのが、大半だというふうに伺っております。そういったことで、既に生活基盤が、できておいでの状態であります。


 今後、新規に定住が見込めるか、状況は極めて厳しいと思われますが、定住に向けて、私ども精いっぱい努力をしてまいりたいと思っております。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  精いっぱい努力をして、実績の上がるような、人の住みたいまちづくりにしていただきたいと思います。


 次に、二番のロ、霧島開発策定ビジョンの有効活用状況はということで通告ですが、これは、霧島地区市有地有効利用についての指針というのが、昨年策定されたわけでしたが、これは民間資本による観光事業等やら優良農地の位置づけの活用もこの中にあるようですが。もちろん、これは市は直接的なセクターでもできないとうたわれておりますので、民間から個々に霧島分校跡地の施設もあわせて、今までどのような企業からの引き合いがあったものか、お尋ね申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対しましては、企画政策課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  平成十七年に霧島地区市有地有効利用についての指針を定めたところでございます。この指針策定後、一事業者から開発希望の申し出があり、関係各課で対応いたしましたが、実現に至っておりません。その後、今日まで開発の希望申し出は出されていないところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  宮野議員。


○十四番(宮野重敏君)  わかりました。


 この旧霧島分校校舎は、ここは教育財産から今はもう普通財産になっているわけですが、ここを拠点としてえびの市の公益的な観光拠点として、あわせて優良農地としての位置づけがうたわれていますが、これもあわせて活用したいというような話も聞くわけですが。霧島分校跡地の校舎は、直接的な教育関係か福祉関係でないと、市は貸与できないというようなことで、当時の文部省から補助金を受けているから、補助金残があるから、今そのような目的外使用すれば返還しなくてはならないということでしたが、あと幾らそういうのが残っているわけですかね。これを目的以外に使用するとなれば、例えば売却も踏まえて、またはその貸与するということも踏まえてすれば、今の中では条件があって、貸付も売却もできないということでした。教育関係、福祉関係を除いてお尋ね申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  大変失礼いたしました。


 ただいまの質問に対しましては、財産管理課長して答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  若松財産管理課長。


○財産管理課長(若松秀一君)  大変失礼いたしました。


 不動産鑑定等を平成十五年十一月に行っておりますけれども、詳細な現状での細やかな数字は、まだ積み上げていないところでございますが、その内容を踏まえて、昨年の十一月に一度、内容を審査いたしましたところ、総額で三千三百五十四万二千円程度であるというふうに財産管理課の方で算定しております。その中に、補助金の償還額といたしましては、一千五百三十万二千円程度が残っているというふうに調査しております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  確認をいたしますけれども、これは先ほど申しましたように、文部科学省補助ということで、今、補助金残が一千五百三十万二千円残っているということですが、これを市長、そのような形でえびの市の公益的な一つのそういう産業とか、観光の振興になるような借り入れ申し込みがあれば、やはり教育関係、福祉関係でないと貸与、貸付ができないというような制約があるということでしたが、そこを確認をいたします。


○議長(宮崎和宏君)  そのまま休憩いたします。


                    休憩 午後  二時 四十一分


                    開議 午後  二時 四十二分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいまの宮野議員さんの質問に対しての答弁は、財政課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  上加世田財政課長。


○財政課長(上加世田章人君)  ただいまの御質問でございますが、国庫補助金の返還が必要かどうかという観点から、御答弁させていただきたいと思います。


 補助金で整備されました公立学校等の廃校校舎等の転用の弾力化ということが、地域再生法で項目が設けられたところでございます。その中で、一定の要件に基づいたところで、補助金の返還が必要ではないということも盛り込まれております。補助対象財産の転用につきましては、例えば公共的な社会福祉への転用、あるいは文化会館等のものでございますが、議員さんが先ほど来申されております、そういう施設がこの地域再生法に沿う内容のものでございますれば補助金の返還は必要ではないと考えるところでございますけれども、ただ、補助対象財産の転用につきましては、国庫補助金の返還について、有償の譲渡、貸付の場合、公共施設以外への転用の場合など、一定の条件がございまして、こういう場合は、国庫納付を求めることができるとされておりますので、現在申されておりますその用途がどれに当たるかということにつきましては、研究させていただきたいと考えております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  国庫補助の返済等、中途利用の場合、目的外利用の場合、返還が必要な場合と返還が不要な場合、公的な社会福祉的な地域再生というようなことでありますが、議長、そこら辺は、資料でいただけないものでしょうかね。


○議長(宮崎和宏君)  上加世田財政課長。


○財政課長(上加世田章人君)  資料で後ほど提出したいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  先ほど申しました農産加工場等の関連になりましたが、この国の頑張る地方応援プロジェクト支援事業ですか、これはえびの市も新しい国の目玉商品としてのそのような取り組みに対して、積極的な早い段階での取り組みをされたような形で、昨日でしたか、質問で報告を受けましたが、一次募集は二つのプロジェクトを申し込みをしたと。


 一つは、市民の安心・安全というような形の中での本庁舎耐震修工事と、洪水のハザードマップの作成ですね。


 もう一つは、市民主体のまちづくり応援プロジェクトということで、ぷらいど21事業等ほか四つということでしたが、これは、当初予算の中で、新年度予算の中で事業が組まれていたのを、確実な予算措置がされるということを前提で、交付税措置ができるということで取り組んだということでございましたので、九月の二次募集にかけては、二千七百万が当年度でしたかね、あと、幾らの事業が立ち上げ、残り計画ができるものか、お尋ね申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  質問が不足したと思いますので、課長の説明によりますと、九月ごろに第二次募集があるということですので、さらにほかのプロジェクト事業を立ち上げるために各課と協議をして、継続してみたいというようなことであったと思っておりますが、第二次募集はされるわけですかね、公募はされるわけですかね。予算は、まだ第一次募集の中で、二千七百万の枠はまだ残っているわけですかね。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  国とされましては、地方交付税による支援措置ということで、三千億円程度でございますが、十九年度は二千七百億円程度という予定をされているところでございます。


 そのうち、これは三つほどありますが、二千七百億円程度の内訳が一番目が、特別交付税措置を講じて、これが五百億円程度ということになっております。これが、総務省のホームページ上で公表されたプロジェクトに取り組むための経費について、特別交付税で講じると。これが、単年度、一市町村に三千万ということで、限度として三年間までということでございますが、国の方でこの一次募集で予算枠を満たしたかどうかはわかりませんけれども、国とされましては、二次募集もされる予定であると聞いておりますので、私どもはこういった募集には積極的に応じていきたいというふうに考えておりますが、十九年度の当初予算で私どもが措置した内容につきまして、とりあえず出しましたけれども、今後なるべくこういった国からいただける交付税につきましては、もらい損ねのないように頑張っていきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  ちょっと勘違いをいたしておりましたが、わかりました。このことについて、総務教育常任委員長も一般質問の中でされておりますので、私どももまた勉強させていただきたいと思います。


 続きまして、四番目の土木、農林、耕地行政ということでしたが、このことについては、それぞれの地区の自治会の区長さん方が、地域住民の生活環境また産業の改善という形で、生活道路、産業道路の整備に、市も積極的に取り組んでいただいているわけですが、そういう地区的な地域の行政的な枠とはちょっと別な分野での位置づけとして、県道石阿弥陀五日市線というのが、議会でもたびたび要望なり質問があるわけですが、私は、この県道石阿弥陀五日市線の改良ということで、お尋ねをしてみたいと思います。


 今回、五日市の大河平寄りのちょうど三十メートルぐらい入ったところの右手に、「県道石阿弥陀五日市線の早期改良を促進しよう」という看板が、ことしの三月設置されて、地域の皆さん方に訴えるような形で立っているわけですが、これは、小林えびの間道路改良促進期成同盟会という行政の団体ですね。会長が小林市長、そしてまたえびの市長、あと小林の土木事務所長とか、各市の建設課長等の皆さんや、そしてまた産業建設、議会の委員の皆さん方もこの期成同盟会の一員であると思っておりますが、今回、小林側の石阿弥陀線は、ほとんど改良はなされているわけですが、えびの側は、県道としての認定は既にされているわけですが。整備率が〇に等しいと、私は思っております。


 特に、五日市から、小牧橋を渡って、久保原交点までは、九百七十メートルでしたか、これは、県道との供用開始が始まっていて、それぞれ要望があるわけですが、なかなか坂下、菖蒲野、小牧、杉水流地域の方が、改良がなされておりませんが。どのような形で、期成同盟会の今回看板が立って、えびの側が改良がなされていないというのを期成同盟会の組織の中でえびの側に看板設置がなされて改良を促そうということでの一つでのシンボルと思いますけれども、このことについて、市長にお尋ねを申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいまの県道石阿弥陀五日市線のえびの側の改良促進整備の状況につきましては、建設課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  お答えいたします。


 今、御質問がありました看板についてでございます。これにつきましては、昨年の小林えびの間道路改良促進期成同盟会の総会の中で決定されたものでございます。


 そのときに、京町小林線、そして石阿弥陀五日市線を現地調査したわけですけれども、小林側の方は、ある程度、改良はどんどん進んでいるという状況の中に、えびの市側は全く進んでないじゃないかという小林サイドの方から強い意見が出たわけでございます。そういった意味で、えびの市側ももうちょっと盛り上げて、早く着手につながるように、地域を盛り上げていただきたいということから、看板を立てた経緯がございます。そういった目的で立てられたということでございます。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  えびの側は、鍋倉から入る分野が、改良はなされていないようですが、これはえびの市の中でのそれぞれ国県道の道路整備要望計画の中で、県に対しての位置づけは、ランクづけが大体決まっていると思うんですよね。どのような位置づけにランクされているのか、お尋ね申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  お答えいたします。


 県道石阿弥陀五日市線につきましては、全体延長が約十二キロ。このうち四キロがえびの市側ということで、先ほど議員さんが言われましたように、供用開始は、国道五日市から小牧橋の約七百六十九メートルとなっております。


 しかし、市道認定は、今言いましたように、四千メートルですけれども、この小林寄りの方、鍋倉のところまで県道が改良されて告示されております。この四千メートルの中で、いわゆる小林とえびのを結ぶのは、小林からく来れば、市道大河平茶屋平線に結ぶ計画になっております。これは、現道はないわけですけれども、これが最短距離ということで、約三百メートルという位置づけをされております。せっかく、県道小林の方から鍋倉のところまでできていて、現実は非常に遠回りをしながら、先ほど言いました市道大河茶屋平線に行かなければいけないと。これを早期に改良する必要があるんじゃないですかという県の提案もございます。


 これにつきましては、現在地元に入りまして、いわゆる地元の事業推進同意等の推進をかけているという状況にあります。県の方は、できればそれを受けて、早急に調査、あるいは測量等をしていきたいというような考え方のようでございますので、地元を取りまとめて県の方には強い要望活動をしていきたいということになっております。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  この位置づけはお答えいただけましたかね。ランクづけといいますか。お尋ね申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  失礼しました。


 国県道路の整備事業に関します要望書というのを毎年出しております。えびの市からこの区間を改良していただきたいと、これを取りまとめて提出するわけですけれども、今、全体で二十一カ所を国県道路の整備要望箇所として挙げてあるんですけれども、この石阿弥陀五日市線につきましては、要望順位を四番目に位置づけをして、県の方には整備促進を図っておるところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  それでは、市長の方にお尋ねをいたしますが、松形市長時代からこの改良については、クルソン渓谷、そしてまた大河平北部農免ですか、今回狗留孫大橋が開通しました。そういう生活環境産業道路としての位置づけで、それぞれ要望があるわけですが、今回、小林はほとんど東方から入って岡原線を来れば、えびのとの行政境までは、県道改良が完全に整備されて、えびの側が本当にゼロに等しいような整備状況でございます。


 そして、市長もこういう期成同盟会の会合の中で、道路調査状況も巡回をされたと思いますので、ぜひ坂下、菖蒲野、そして小牧、杉水流区間の早急な改良を願って、期成同盟会の看板を立てたわけですので、今、課長に教わりましたが、鍋倉線の三百メートルは、早急に取り組むような県の方も、また市の要望もですが、市長のお考えを、この区間の改良に対する市長の考えをお尋ねしてみたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 石阿弥陀五日市線につきましては、小林側の方がもう整備されておるということは、私もよく存じております。えびの市側に入りまして、なかなか難しいところに入ってきておるんだなということも考えておりましたが、今、この件につきまして、三百メートルぐらいを改良するのが急務であるというようなことでございますので、ぜひ、これは早く改良していただいて、それから手前の方に来るように、それこそ小牧、坂下というような区間も菖蒲野というようなところが早くできるようなふうに、さらに強く陳情をしてまいりたいと思っております。


 長年の懸案であるようでございますので、少しずつでも取りかかれるところから取りかかっていただくようにというようなことを、お願いをしていかなければいけないと思っておるところでもあります。


 これは、今、課長の方から二十一カ所ある中の四番目であるというようなことでありますけれども、できるだけこれが地域住民の皆様方の御要望にこたえることができるような形に持っていきたいと思っております。そして、また地域住民の皆様方の御協力もお願いしたいものだというふうに考えておるところでもあります。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  わかりました。


 積極的な、いろんな難しい問題もあると思っておりますので、えびの側の早急に改良をできるところから、ひとつ取り残された皆さん方は、大変な期待を生活道路としての位置づけの中で、産業道路していろんな山林の木材搬出の大型車が頻繁に通っている場所でございます。どうか、これは全体的な関連がありましたので、地域区長さん方も切実な要望ではあると思っておりますので、お願いを申し上げました。


 続きまして、ちょっと時間もありませんが、藤坂林道は整備されました。これは、山林地権者の大体四十人程度の中で、平成五年に森とのふれあい道路整備事業という以前、池田農林課長時代に整備していただいたわけでしたが、八幡丘公園が、非常に自然的な憩いの公園として、えびの市内で唯一の自然公園として、もう一つは白鳥森林公園も公園として位置づけてありますが、ほかは運動公園ですかね、永山とか神社原は、ここにすばらしい桜並木やら木の体験広場とか、管理棟、トイレも上水道も完備していただいているわけですが、子ども体験広場等もあり、大変利用者が多いわけですが、この藤坂林道も約十五年ぐらい経過した中で、市道としての役割を持つ利用者が、特に春先の桜開花時期やらツツジ、藤の開花時期は多いようですが、まあ離合もできないということで、大変ここも交差するとき困っているようですが、これは、市道認定としての市の路線に昇格できないのか、これは利用者も多いし、当然八幡丘公園が一カ所ですので、国道に直接通じる、これは林道ですので、そういう事業の目的も達成されて、今、観光道路としての八幡丘公園の利用道路としての位置づけが高いわけですが、そこら辺をお尋ね申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 藤坂の林道は、林道構造改善事業により、山林所有者の同意のもと、開設されたものでありますが、この林道は山林の施業だけではなく、八幡丘公園の連絡道路としも、重要な路線であります。拡張離合箇所の設置につきましては、土地所有者の同意も必要となりますので、市道認定も含めて関係課とも検討してまいります。


 特に、市道の認定につきましては、所期の目的や交付税、災害復旧など幅広く検討が必要となるものと考えます。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  ぜひ、そのような要件を満たした中で、関係者はそれぞれ土地、立木も無償提供で協力いただいたわけですので、これは市の市道として、八幡丘公園に対しての公園進入道路として位置づけて整備をしていただきたいと思っております。


 続きまして、観光行政でございますが、八幡公園の馬頭観音さんから北側に入った中で、一番北側の八幡丘で一番高いところの、最近携帯電話専用の鉄塔が建っているわけですが、そこにすばらしい展望台としての価値観があるところが、市長も認識されていると思っております。


 ここが、私は二百年、百五十年ぐらいと思っておりましたが、綾町とか満谷に劣らない広葉樹林もすばらしいのが、四反か五反ぐらいあります。そして、またえびの市が一望できて、さっき申し上げました八幡丘公園の展望台は、なかなか背景も悪いようでございますが。ここは、本当にヘリコプターに乗ったような雰囲気になるようなすばらしい展望、そしてまた広葉樹林のすばらしい天然木がありますので、ここは昭和四十五年に新富栄吉さんが、森林組合長をされているときに、林道開設を当時永崎市長という記念碑も一緒に石に刻まれておりますが、ここは、すばらしいところですので、ぜひここを市内外の皆さん方に、一番身近なところから自然との触れ合い、えびの市全体が展望できるわけですが、課長の方にも図面をやっておりましたので、市長、議会終了後、ここを見ていただいて、そしてまた、もう公道部分は林道として公衆道路として、開設されて大型自動車が通る幅に舗装道路ではありませんけれども、整備されておりますので、ここをひとつ市民の皆さん方に、このような手近にあって、自然林の触れ合いとえびの市展望をこれからの高齢化社会と余暇を生かす時代の中で、公園として、健康的嗜好として、ぜひ活用していただきたいと思いますので、ぜひ現場を見ていただいて、前向きに検討していただきたいと思いますが、どうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 八幡丘公園は、市民皆様はもとより市外県外の皆様にも、大変親しまれております。また、四季折々に花の咲くころは、小中学校の遠足を初めとして、市民の方々の憩いの場となっており、えびの市の貴重な財産の一つとなっております。


 御提言のございました八幡丘公園北側の展望台広場の新設につきましては、あの場所には私も議員のころ行ったことがありますので、非常にすばらしいところではあるというふうに考えておるところでございますが、議会終了後、関係課とも一緒になりまして、現地を調査してみたいと思っております。


 そのようなことでございますので、しばらくの余裕をいただきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  それでは、そのような取り組みをお願い申し上げまして、次に、コカ・コーラ社の見学棟ですね。南側の川内川堤防の景観についてということで、これは川内川にかかわる堂本井ぜきの電源になる九電の電柱ケーブルが、地上を通っているわけですが、皆さん方にも、ここはぜひ全体のコカ・コーラのグリーンパークえびのとか全体的な景観の中で、これは地下埋設はできないのかというような意見もあって、また川野センター所長も、ぜひそのような形で九電には望みたいということでしたが、市長の方もこれを都城営業所の方にも問い合わせをされたと思いますけれども、埋設の工事費の問題やらいろいろあると思いますけれども、都会では今、電力会社も美化景観で自主的に地下にケーブルを埋設等しているのも現状でありますが、コカ・コーラの方とされましても、ケーブルの地下埋設をしてもらえれば助かると、そして、また年間グリーンパークを初め、工場見学は三十万を突破したというような集計も上がっているようですが、そのことについて市長、問い合わせをしていただいたと思います。前の議会で、一般質問をいたしましたが、その後、どうなったでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたしますが、ただいまの質問に対しましては、担当課の方にも支持をいたしております。ですから、答弁は観光商工課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  松永観光商工課長。


○観光商工課長(松永康二君)  お答えいたします。


 グリーンパークえびのからの景観を生かすよう、電柱ケーブル等を地下埋設できないかという御質問でございますけれども、九州電力等に問い合わせをしたところ、仮にあそこの国道を一キロの工事をしたときに、一メートル三十万ぐらいということで、大体三億から五億の経費がかかるという返事をいただいております。


 そして、またこの経費につきましては、地下埋設を申請した者に、負担をしていただくというような御回答をいただいておりますので、現時点の財政状況を考えたときに、厳しいのではないかというような判断をしているところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  宮野重敏議員。


○十四番(宮野重敏君)  はい、よくわかりました。


 しかし、コカ・コーラ社も、白州ヘルス飲料(株)も相当な九電の消費者であると思いますが、何とか九電は自助努力で都会の電線ケーブルは、景観維持のために埋設しているわけですが、さらに、これはえびの市の誘致企業でもあり、これから大きなえびの市の観光客の皆さん方にも喜んでいただけるわけでございます。


 そしてまた、堤防の北側の側面をこれも建設省の方にお願いして、川内川の堤防を破壊しないような位置づけの中で、花壇の園か、花の園にしたいというようなことでもございましたので、このことについてもさらなる努力をお願いいたします。コカ・コーラの方にもそのような形で、負担も伴うということですので、何とか皆さん方が工場もいいのができた、コーラ館も、そしてまた、南の背景もいいと。しかし、地上の電柱が本当台なしになるということは、私どもも最初見学をさせていただきまして思ったわけですので、ぜひ今後の課題として、市長さん、頑張ってください。


 以上で終わります。


○議長(宮崎和宏君)  お諮りいたします。


 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮崎和宏君)  御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。


 次の本会議は、明十五日午前十時から開き、一般質問を続行いたします。


 本日は、これをもって延会いたします。


                    延会 午後 三時十九分