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宮崎県 えびの市

平成19年 3月定例会(第 7号 3月15日) 一般質問




平成19年 3月定例会(第 7号 3月15日) 一般質問





 
                       平成十九年三月十五日 午前十時開議





第  一 一般質問





          本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件





   一 一般質問





出 席 議 員(十九名)


     一番   宮 崎 和 宏  君    一一番   押 川 秀 齢  君


     二番   西 原 義 文  君    一二番   高牟禮 宏 邦  君


     三番   谷 口   勲  君    一三番   中 間 從 郎  君


     四番   栗 下 軍 治  君    一四番   宮 野 重 敏  君


     五番   外 園 秀 雄  君    一五番   外 園 三千男  君


     六番   村 岡 隆 明  君    一六番   栗 下 政 雄  君


     七番   西 原 政 文  君    一七番   宮 浦 佳 紀  君


     八番   井川原 志庫男  君    一八番   有 馬 正 雪  君


     九番   溝 辺 一 男  君    一九番   蕨 南 善 之  君


    一〇番   蔵 園 晴 美  君





欠 席 議 員(なし)





議会事務局職員出席者


  事務局長    柳 田 和 幸 君    議事運営係   西 原 邦 浩 君


  事務局次長   今 村 隆 一 君    議事運営係   篠 原 亜矢子 君


  議事運営係長  福 田 孝 正 君





地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者


  市   長   宮 ? 道 公 君   財産管理課長   中 武 正 道 君


  教育委員長   亀 澤 矗 幸 君   福祉事務所長   木 村 政 一 君


  教 育 長   上 野 兼 寛 君   健康生活課長   西 田   健 君


  総務課長    坂 本 謙太郎 君   環境業務課長   下別府 敏 則 君


  企画政策課長  小 崎 久美子 君   観光商工課長   平 野 浩 二 君


  財政課長    栢 木 美代子 君   税務課長     藤 嶋   勉 君


  建設課長    新屋敷   久 君   水道課長     便 元 益 男 君


  畜産農林課長  伊 藤 保 也 君   戸籍保険課長   浜 松 政 弘 君


  農村整備課長  境 田 次 男 君   給食センター所長 堀 川 純 一 君


  学校教育課長  山 下 寿 男 君   会計課長     泊   秀 智 君


  社会教育課長  白 坂 良 二 君   老人ホーム施設長 赤 崎 正 史 君





                    開議 午前 十時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  皆さん、おはようございます。


 ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第七号によって進めます。


 報告いたします。谷口勲議員、西原政文議員から本日の会議に遅刻する旨の届け出がありますので、報告いたします。


 これより、本日の日程に入ります。


 日程第一、一般質問を行います。


 本日は、高牟禮宏邦議員、中間從郎議員、村岡隆明議員の三人を予定いたしております。


 まず、十二番、高牟禮宏邦議員の発言を許します。高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  おはようございます。


 きょうも一般質問で執行部の皆さんには大変御苦労をいただくことになりますが、これから通告に従いまして一般質問をさせていただきます。


 きのう、蔵園議員の方からも最初にあいさつがありましたように、ここに立ちますと、やはり胸がどきどきいたし、体が熱くなる思いがいたすわけでございますが、それ以上にまた執行部の皆さんも緊張されるんじゃないかと思っております。


 やはりこの一般質問というのは、私ども議員は市民の皆さんの付託を受けて議席をいただき、市民の声をこうして執行部の皆さんが気づかない点、またいろんな面について、私どもの議会がチェックしながら、また提言を行うというのが大きな目的でございますので、そういった思いを込めながら、これから一般質問をさせていただきたいと思います。


 多岐にわたって通告をいたしておりますが、あと市長に対する政治姿勢については後ほど、これをやっていきますと時間がオーバーしてしまう懸念がございますので、今度は逆の方からまいりたいと思います。せっかく通告いたして、毎回最後の方になりますと質疑ができないことが多くありましたので、これから逆の方からきょうは進めさせていただきたいと思います。


 まず、この企業誘致については、また後ほど関連がありますのでこれは先置きまして、福祉行政からまいりたいと思います。


 市のこの福祉行政につきましては、今まで保育園の問題、またこれから真幸園の指定管理者というふうにずっとこれから行政改革の中で取り組まれてまいりますが、やはりこの市の福祉部門を官から民へ経営を移譲・委託して、間接的にかかわるようになってきましたが、本来行政が行う福祉とは何であるかを市長にお尋ねをいたしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 福祉とは広義では国民、住民のよい暮らしを実現することをいい、狭義では何らかの事情によって生活に支障を来している人を社会的に支援することをいいますが、自治体が主体となって地域における狭義の福祉を中心とした課題を解決するための取り組みを自治体福祉政策と呼んでおります。


 ところで、福祉行政の地方分権化は他の行政分野に先行してきており、一九八六年、機関委任事務整理合理化法により、福祉施設への入所措置事務や更生医療給付事務などの機関委任事務が自治体の団体事務とされ、地方分権化に大きく踏み出してきております。


 さらに福祉サービスの利用についても、行政庁の一方的な行政処分としての措置制度から利用者の選択に基づく契約利用制度への転換が行われてきました。


 社会福祉の分野において、先行してきました地方分権化は、財政面から見ると、国の財政負担の地方転嫁という側面もありますが、激変している社会経済環境の中で、各自治体においても一歩進めてスクラップ・アンド・ビルドの考え方に基づき、既存事業の徹底した見直しを行い、選択によりよい優先度の高い事業に優先的に取り組んでいく必要があります。


 また、新地方行革指針におきましても、行政改革推進上の主要事項の中で、地方公共団体における行政の担うべき役割の重点化の第一点目に民間委託などの推進を掲げており、国と地方の厳しい財政状況の中で、新しい視点に立った不断の行政改革に取り組み、その体制を刷新していくことを求めていることは周知のとおりであります。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  今まさに市長が述べられましたように、福祉とはやはりこれから一番国民、また市民の皆さんの関心事ではありますし、またそのことが一番行政にも大きな課題でもあるわけでございます。


 その中で、今市長がおっしゃいましたように、このように行政の財政が厳しくなる中でそうした変革を詰めていかなければやっていけない。ただ私が心配いたしておりますのは、そういった市の財政、国の財政の中で福祉が行政の一番根幹であることが中心から外れていくんじゃないかという根本的な心配事がありますので、このようなことを申し上げたわけでございます。


 今市長が述べられましたそういったもろもろの精神をこれからも福祉の面に注いで、重点的に取り組みをいただくようにお願いを申し上げたいと思います。


 次に、観光事業でありますが、これはここに書いてあるとおりでございます。今えびの市に企業が白州ヘルス飲料株式会社が大きく飛躍をして、工場が日々建設を進められ、四月にはまた新たな事業展開がされようといたしております。


 そういった中で今、周辺には工場の建設が進められておりますが、その一方、周囲を見ますと、市道、特に高速道路の路側帯の周囲を見ますと、草ぼうぼうであります。今は草が枯れてただ幹だけが残って、余り目立たない存在でありますけれども、これがもうすぐ植物が息吹を吹き返してきますと、青々と茂って、一方では観光名所として一生懸命企業は努力をされております中で、その周囲が草ぼうぼう、また下水には下水排水路、そういった中にはちりが投げ込まれておるという現状であります。


 私もこのあいだずっと回ってきてみました。本当に企業が進む中で、市が市長はこれからも南九州コカ・コーラボトリング株式会社にできるだけの行政支援をしたいと、施政方針の中でも述べられておりますが、それと裏腹にそういった現実があるわけであります。このようなことを踏まえて、市長はどのように認識をされていらっしゃるのですか。また現地を見たことがあられるかをお尋ねをいたしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 まず初めに、南九州コカ・コーラボトリング株式会社周辺の整備につきまして、見たことがあるかということでございますが、今のところ見ておりませんが、いい意見をいただきましたので今後ちょくちょく行ってみたいというふうに思っております。


 それからその南九州コカ・コーラボトリング株式会社の関係周辺におきましての整備は、各担当課には余り見苦しくないような形にしなければいけないので、よく南九州コカ・コーラボトリング株式会社とも話し合いをしながら、そして整備できるものは整備していくようにということを指示してあるところでありますので、各担当課長から答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  もう少し詰めてまいりたいと思います。その中で担当の意見を承りたいと思いますが。


 今私どもは、これは一昨年ですか、開所されたときから今南九州コカ・コーラボトリング株式会社の方は花園とかいろんなイベント等もされておりまして、整備されています。


 国土交通省の堤防の方も草ぼうぼうであったわけでありますけれども、これも建設課長に言って何とかしようじゃないかと、金がなければボランティアを募ってでもすべきじゃないかと、それが市民と企業との結びになり、かかわりになっていくんじゃないかと、そういうことで建設課長にもお話を申し上げ、またつい先日、私も委員会の方で現地調査、あそこでなかったんですけれども、水門の方を現地調査いたした折に国土交通省の所長さんともお話ししたんですけれども、あの草場、堤防の草場、いつでも刈っていいんですかと、今、井ぜきの後ろの方も草ぼうぼうであります。


 一方はきれいな菜の花が咲いておりますけれども、あの周囲は草ぼうぼうであると。何とかあれも解決できませんかという話でありましたけれども、予算の都合でできないと。しかしそういったボランティアの方で協力いただければ、我々もそのことでまた上部の方には予算化を求めてしていくと、いきたいと、それがしやすくなるという話でありました。


 私どもはやはり行政がすることと、できなければそういったほかの団体に働きかけ、また市民の皆さんに働きかけて、協働して周囲を整備する、そうすることで環境の保全、また美化運動、そういうのでよみがえってくるんじゃないでしょうか。そういったことを踏まえて、担当課の方で今後どのような取り組みをされるのか、お聞かせいただければありがたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  建設課の対策といいましょうか、考え方につきましては、まず国土交通省のところでございます。これまで年一回の草刈りを年二回にしていただくと、これについては了解をされて、本年度も実施されております。


 それから南九州コカ・コーラボトリング株式会社の西側に県の管理河川がございます。これは川北川でございますけれども、これの方につきましてもこれまでは非常に草ぼうぼう生えておりました。これも少なくとも管理道路周辺については草払い等していただきたいということを申し上げたところ、すぐっていいましょうか、本年度になってしていただいております。


 それから、南九州コカ・コーラボトリング株式会社さんとの話し合いの中で、やはり今回つくりました市道でございますが、その東側の路肩の方が非常に草の維持管理ができないということで、本年度維持工事で五百メートルをいわゆる除草対策ということでコンクリート舗装で対応しております。


 今後さらに良好な環境が保たれるように、これからも適正な維持管理に努めてまいりたいというふうに建設課の方では考えております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  観光商工課の所管といたしましては現在花畑を中心にイベントを開催しておりますので、平成十八年度実施した内容につきまして、また十九年度も大きなメーンの春の菜の花の時期、夏の環境を交えた学習等を開催し、また秋には観光祭ということで大きなメーンを三つ掲げておりますが、今、建設課長が言われましたように川内川の河川敷の利用ということであそこの整備も物産振興協会、観光協会がタイアップして借地をお願いし、そこで販売、そして整備を進めていきたいと、それと今までありました堤防から県河川の方に抜ける道路の竹等が繁茂しておりますので、それの伐採等も今後企業と相談しながら実施していく考えであります。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  南九州コカ・コーラボトリング株式会社の工場付近、関係の農道、水路等のことでございますが、四日の日に現場を見てまいりました。農道関係につきましては、やはりおっしゃいますように農道、市道、よし等が枯れてまして実際的にそういうところもございました。今後は関係機関と協議しながら進めていきたいと思っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  下別府環境業務課長。


○環境業務課長(下別府敏則君)  お答えいたします。


 現在南九州コカ・コーラボトリング株式会社の増設工事に伴って、工事関係者やら多数お見えになって、南九州コカ・コーラボトリング株式会社周辺のごみの散乱等が見受けられますので、今月の二十五日、市内一斉の不法投棄の回収計画の中に、南九州コカ・コーラボトリング株式会社周辺もごみの散乱しているところの回収を計画いたしております。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  今もそれぞれの関係各課でいろいろ計画をしてもらって、大変心強く思う次第であります。


 そこで、もう一つだけ提案を申し上げたいと思いますが、今河川敷地が、堤の中ですね、河川の方の中に広い広場がございます。これは三年ぐらい前ですか、防災計画の中で整理されて、広い広場ができて、これはすばらしいなというふうに感じておったわけですが、今ではまた草ぼうぼうになってしまった。


 ここにですね、やはり今せっかく裏の南九州コカ・コーラボトリング株式会社の方ではイベント広場がありますので、連動した、あそこに常設のグラウンドゴルフのコースをつくれば、人が集まると草が踏めるわけです。そういったことで草も枯れる。またごみも少なくなっていく、またボランティアの方にも呼びかけやすい、そういったものがありますので、あそこの河川の利用法についても十分これから検討していただいて、有効活用して、美化にもつながることでありますので、ひとつまたこれから計画を進めていただきたいと思います。


 次に進めます。


 災害復旧についてでありますが、これは資料いただいております。大変予算の少ない中で御苦労をいただいております。また特に耕地、農村整備課の方では予算が、新年度の予算が今国会を通過して、予算的にも大変困っていらっしゃるようでございますけれども、これがしかし耕地としましては田植えがすぐ目の前にきておりますので、一日も早くお取り組みをいただきたいと思いますが、今回激甚災害法に適用されましたが、その効果というのはどのように査定がされていらっしゃるんですか、一点だけお尋ねします。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  お答えいたします。


 今回の七月豪雨につきましては、激甚災害に指定されたわけですけれども、その中で私どもが一番期待していたものにつきましては、やはり補助率のアップということを期待しておったわけですけれども、結果といたしまして激甚法に基づく補助率アップはございませんでした。ただし激甚法に指定されたために、測量設計等の業務につきまして二分の一の補助が該当したと、これが今回激甚災害でメリットというか、助かった点でございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  畜産農林関係では林地崩壊関係でございまして、通常でしたら県単治山事業ということで七〇%の補助になるわけでございますけれども、林地崩壊防止事業ということになりまして、六件、六カ所でございますけれども、通常の七〇%が八〇%に補助率が上がったというような状況でございます。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  激甚に伴います農村整備課分の増高分をお知らせいたします。


 実際的には農地の方は御存じのように定率では五〇%、あとは地権者とそれと市と行政等になっております。これが最終的には激甚とそれプラス増高事務というのがございますけれども、増高事務まであわせまして農地関係の五〇%が九二・七%、施設の方が定率が六五%でありますけれども、増高、激甚プラスことの増高事務ということで九七・一%、こういうふうに増高事務等でアップをしております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  今、畜産農林課と農村整備課分については非常に効率のアップで補助をいただいておりますけれども、問題はこの建設課分ですけれども、これが通常と変わらない、設計事務だけが二分の一補助だったと。通常でありますと激甚になりますとこれも補助対象になっていたわけですね。なぜ今回これが対象にならなかったのか、それについてはどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  お答えいたします。


 通常の補助は負担法に基づくわけですけれども、今回激甚ということで補助率アップに該当するんですけれども、これに算式がございまして、当年度の四月一日の市の標準税収額を分母にいたしまして、分子がその被害額、査定被害額に通常の市の持ち出し、通常は負担法は六六・七%ですので、その三三・三%を掛けたものがいわゆる五%を超えないと、いわゆる補助対象になってこないという結果になりました。私の方で試算いたしますと、大体二億六千万円程度の被害が出ないと、この五%を超えないという現象になります。


 したがいまして、今回はおおむね二億四千万円程度の被害ということで、これに該当してこないと、結果としてそういうふうになりました。それが原因でございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  今、湧水町の方の話を聞いてますと、これに掛けるために小さな災害まで拾い上げたと、そしてこの激甚に対応したという話を聞いてるわけですね。これが事実かどうかは私まだはっきり確認してませんが、激甚災害の対象になってると、市の方もやはりこういった中で一生懸命取り組みしていただいておりますけれども、これが対象になるかならないかで大きく市の財政にも影響してきますので、今後そのようなことも、恐らくもう年度末を迎えて決まっていることでどうしようもないかもしれませんけれども、今後そういったことも考慮しながら、万が一の災害には対応していただきたいと思っております。


 それから農政について進めます。


 まず、ここに通告をいたしておりますが、とにかく今日ほど農政の変革期を迎えた時期はないと。今までいろんなことが言葉で表現されてきましたけれども、農業がこれほど大きく変化をしようとはだれも予測をしなかったわけであります。今まで米をつくれば何とか農業、農村の維持ができたという状況にありましたけれども、今後は米すら安定作物でなくなったと、なくなりつつあると、もう実際はなくなっておるんですけれども、これが完全に十九年度から二十一年度には、もうすべて米は市場制に移行すると、ほかの野菜と同じ扱いになってくると、これ市場価格で米の動向が決まってくると。恐らく米も五千円を割る時期が間違いなく来るであろうと今言われておりますが。


 そういう中で、私どもこのえびの市は、昨日までも市長は米が主品目だということでブランド米を確立していくんだと、果たしてこれからその米のブランド化は当然必要でありますけれども、米だけに頼る農業であって、えびの市が生き残れるかどうか、私は大きな危機を感じております。これから本当に米だけ、えびの市がなぜこういった立ちおくれがあったという指摘をされる中で、有識者の方から「えびのは余りにも米に頼り過ぎてきたと、だから所得が低迷しとるんだ」とおっしゃる方もいらっしゃいます。私もそのことを思うときに、自分の生活の中でも農業経営の中でも思い当たることがあります。


 やはりこれからは、米を農家の所得の中でどう位置づけていくのか、行政がそのことをどう受けとめて、これから取り組みをされようとしているのかをお聞かせをいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいま議員が質問されましたように、米の問題につきましてはいろいろと言われておるようであります。農業新聞関係におきましても、米は既に裏作だというようなことも書かれておるようであります。


 しかし、我がえびの市におきましては米を主軸といたしましてやっていきたい。なぜならば田畑のほ場整備もかなりやってきております。この苦しい財政の中で、なぜほ場整備をやってきたかということであります。まず農家の皆さんが米をつくってもらい、そしてその後に裏作といたしまして何か考えていただき、そして農家の活性化につながるような形にしていただきたいということを考えながらやってきたところであります。


 もう以前から裏作も十分考えながらやっていただきたいと、裏作も考えていただきたいということも常々申し上げておるところでございますが、なかなか裏作が厳しいようでございますが、ある小さな団体におきましては、もう契約栽培でないといけないというようなことで米の裏作に契約栽培をされていらっしゃる諸団体もあります。私は大変その方々に対しまして、「頑張っくいやんな」というようなことで、お願いはいたしておるところでございますが、農家の皆さんも意識改革をしながら、そして米だけに今後は頼ってはいけないというようなことも考えながら、十分生計を立てていただくようにしていっていただきたいと思っておるところでもあります。


 そして、またさらにJAにおきましては営農指導をしっかりしていただきたいなというふうにも考えておるところでもあります。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  市長の力強い意思表示がありましたが、私どもは、会派でつい先日、中津市に小袋というところの集落営農で勉強させていただく機会がありました。ここでは既にほ場整備がされていらっしゃいます。今ここの指導者の方が何を主眼にして村おこしをされていらっしゃるか、私どもは深く考えさせられるところでありました。


 米が今面積の三割しか植えられない。今市長がおっしゃいますように完全に裏作なんですよね。あとの七割が何が植えられてるかということです。ほ場整備ができたおかげで麦作はでき、また大豆作ができたと、そのおかげで農家は所得が倍、三倍、そういった望みが出てきたと、今そのような方向で村全体が動いて、集落営農の方に土地は貸して、そこから委託料ですか、大豆にして一万円、麦で一万五千円、それと国の制度からいただく交付金、これをあわせると米をつくるよりもはるかに手取りがいいと、これからもそういった方向でますます進めていくんだと、そして若い人たちはできるだけ外に出ていって働いてもらうと、村で村にある機械を有効活用すれば十分やっていけると、そのような新しい考えで今、村おこしが進められておるのであります。


 今言ったように米だけにしがみついていたんでは、反当私が自分で種をまき、おこし、刈って、乾燥は頼んでおりますけれども、三万五千円残りません。今すべて委託されてすると完全に赤字であります。米は買って食べた方がいい、これでも米をつくらなきゃならないかということなんですよ。


 今、米が農協に出荷しますと、一年後の生産では七千五百円程度します。これが完全に二十一年度から市場移行しますと、手取りはもう私が言うまでもない、一生懸命働いてほかから金を突っ込まなきゃならない時代が来るんじゃないかということが予想されると、それが今の農政なんです。


 だから先を見通して、これから農政をどう進めるかがトップリーダーの大きな役目であります。この小袋行きますと、一人の、これが前は製鉄所に勤められて全く農業を、日曜農業しかしたことのない方の力で村全体が活気あふれて、今では視察が全国から絶え間なく来るということであり、トップリーダーの力というのがいかに大事かということです。


 えびの市では、そのトップリーダーが市長であられます。市長、米だけで他の、米は大事です。えびの市の基幹品目、ブランド米であります。これを捨てるんじゃなくて、米プラスアルファを何をするかということなんですよ。もう基盤整備は六〇%以上できているんじゃないですか。今できるんですよ、それが。だからその組み合わせを、これは市長、あなた一人に押しつけるんじゃないんです。今みんなで考える時期にきていると、そういった思いでこれから担当課とも十分今後の計画を練っていただいて、本当に、市長のおかげで農業やってよかった、えびの市に住んでよかったという日が来るように、これからも頑張っていただきたいと思います。


 いま一度市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 私の考えも今議員が質問されたような考えであります。やはりこれから農業をどうするか、農政をどう進めるか、これはえびのの農家の人たちをどげんかせないかん、このままじゃいかんたらよというようなことで、行政もそして議会の皆様方も一丸となって、そしてまた農家の皆様方にも意識改革をしていただきまして、いろいろとやっていただきたいというふうには考えております。


 そしてまた、JAの方にもいろいろと指導をしていただきまして、農家所得が少しでも上がるようにしていきたいと思っておるところでもあります。


 そしてまた、ただいま議員の質問を聞きますと、米も二十一年度まではいいけれども、それから先は先が見えないというようなことでございますので、是が非でもその間にえびの市のヒノヒカリとえびの産ヒノヒカリをもう少し大々的にPRしなければいけないというふうに考えておりますし、一昨日も申し上げましたけれども、知事の方にもえびの産ヒノヒカリを持っていきまして、そして宮崎県一の米の味を、食味を感じていただきたいと、そして食べていただきたいと、そしてこの宮崎県一の米をみのもんたさんにもあげていただきたいということを、できるかできないかわかりませんけれども、それだけはやっていきたいと思っております。


 そして農家の皆さんに少しでも元気が出るように、活力が出るようにしていきたいと思っておるところでもあります。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  市長の決意を聞いて安堵いたしております。これからぜひそういったトップリーダーとしての心構えで御指導いただければ、えびの市も決して暗いあすの農業でない、それこそきらりと光るえびの市の農業が誕生するというふうに確信を持たせていただきました。これから一生懸命お取り組みをいただくようにお願いを申し上げたいと思います。


 また次、耕畜連携による農業ということで通告いたしておりますけれども、もうこれはこの中に包含して、どうしても農業を進める中では環境保全、こういったものではもうこれを避けて通ることはできないわけです。だから今おっしゃる農業振興の中で、これは当然一緒になって取り組まなきゃならない問題であるというふうに私自身も認識しておりますし、また課長もそのように取り組むという決意があられるようでありますので、これは先に進みたいと思います。


 土木行政でありますけれども、この中で私、十二月にも通告いたしておりましたが、えびの中央線についてであります。資料いただいております。これが私ややもすると、この中央線は加久藤を起点にして飯野の方までというのが感覚にあったようでありますし、私も今までこの加久藤の市役所から京町の方の計画が今まで論議をされたことが一回もないんじゃないかと思っております。


 これは確かに今、資料いただいております中で京町、これは亀沢まで、起点は飯野の五日市、今、大変財政厳しい中で進捗状況が悪い中で、六百メートルですか、取り組んでいただいております。今、この中央線をどうしてもこれは飯野の方から、また真幸の方からこの市役所まで十分以内でやはり行き来できる、そういった目的でこれができたと私は理解をいたしております。どうしても今国道が両方にあります。県道があります。


 しかし今そういった中で、今この中央線は市役所の皆さんの朝の通勤路、特に飯野高校がありますので、加久藤、真幸からの通学路、私も孫を送って、毎日とまでは言いませんけれども、飯野高校まで走っておりますが、とにかく危険箇所が何カ所もあります。特に今、生コン、これはえびの生コンですか。あの付近は見通しが悪くて危険きわまりない箇所があるわけであります。この中で飯野高校の付近はどんどん工事を進めてもらって大変立派な道路に仕上がっておりますが、この生コンの両サイド、ここ工事はできなくとも、あそこのあの箇所を何とか見通しだけでも確保できれば大変助かるというふうに思うんですが、この件についての取り組みの状況はどのようなものですか。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  お答えいたします。


 確かに宮崎生コンクリートの前の道路、これについては前後が改良されておりまして、この区間だけ約九十メートル程度だと思うんですけれども、市道えびの中央六号線という名前でございます。これにつきましてはやはり地元からも強い要望がございまして、本年度予算をいただければ測量設計から入って、次年度からまた工事に着手するという計画を今立てているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  ぜひ早急に解決していただけるように努力をお願い申し上げます。


 それから、またこの市役所から西の方、京町に至る区間でありますが、これが全く手つかずであります。全くという意味は、あそこの永山の橋まではできておりますが、全くというのは取り消しをいたして、少しだけ進んだと。今、中央耕地が区画整備がなされておりますが、この永山ボックスから羽黒、これは島内の羽黒神社の付近まで、これが区画整備がされようといたしておりますが、その中でやはりこの路線が定められておりますが、その今、基盤整備との兼ね合いはどのように考えていらっしゃるんですか。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  お答えいたします。


 中央耕地のほ場整備事業の策定の段階で、これはほ場整備サイドいわゆる農村整備課でございますが、農村整備課と建設課で事前協議をさせていただいております。


 このときにつきまして、そのときの状況では、中央耕地の周辺の道路整備計画、これが計画されてないと、近年計画されてないと、見通しは立ってないということで、中央耕地の基盤整備の方を優先して整備を進めると、もうその段階になって、これが中央耕地の道路が改良がある段階で再協議するんだと、こういう事前協議の中で進めてきております。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  今あそこの池島の区画整理を思い起こしてください。ちゃんと計画がありながら区画整理を優先したおかげで、道路が今回通す場合には、せっかくの区画整理が台なしなんですよ。また区画整理を変形させなきゃいかん。これは都市計画法の中でこういった路線が決まれば、そこには建物を制限されますね。そういったものを考えていくと、やはりあそこには農道があるわけですから、その農道をやはり基準にして土地、今回として私は一番いいのは土地のあそこの路線を早く決めて、その土地代も全部の区画整理の中で案分していくと、全体が区画整理の経費が安くで上がるという利点もあるんですよね。そういった考えの中では、先行取得して。


 私はそうしないと、せっかくの今度区画整理をされれば、また道路を通す。せっかく区画されたほ場が変形をしなきゃならないという不本意なものが発生してくると、だから私はこの中央耕地があったときには、真っ先にそういった将来へ向けての構想を生かしながら、それを取り入れていくと、それがなぜできないのか、私には不思議でたまらないんですよ。


 市長、どうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいま議員が質問されましたが、池島地区のほ場整備のことを考えますときに、今議員がおっしゃるとおりだと思います。非常に直線コースできたのが、急遽真っすぐ行けずに曲がっておるような形になっておりますけれども、この中央耕地のほ場整備につきましてはこの中央道路ができる計画もありますし、そのことにつきましては担当課ともいろいろ話し合いをしながら、そして県の方にもそのように申し入れをいたしまして、できるだけ支障のないようにしていきたいというふうには考えておりますので、御協力をいただきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  時間がだんだんなくなってきましたけれども、もう一つですね、防衛VLF関係の覚書を入れておきました。この件についても覚書の五項目のその他の項目で、これがえびの中央線の整備に協力をするという内容になっておりますので、この件についてもやはり有効活用しながらこの事業を進めていただきたいと思っております。


 次に進めてまいりますが、この県道京町小林線については、この件については地区の方々が一昨年私も同行いたしたんですが、県の方にまた小林土木の方に中野県議を伴って何回となく陳情をされておる案件でありますが、一向に進まない。その原因は県の土木事務所の話によりますと、やはり京町地区の駅前周辺整備都市計画事業がネックになっているということでしたね。課長の方でもこれは、先般質問いたした中で、この事業は白紙に戻したいと市長がこれは言明をされていらっしゃいますが、その後の取り組みはどのようになってますか。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  お答えいたします。


 県道京町小林線につきましては、今現在の事業推進のやり方ですけれども、これがこれまでのいわゆる市からあるいは地元からの要望ではなくして、新たな展開、これにつきましては京町まちづくり構想との整合性を図っていくんだと、こういう観点で京町道路懇談会というのが昨年の十二月に発足しております。


 これのメーンになる方は宮崎大学の助教授さんを中心にして、関係区長さんや有識者、いろいろ関係の方が集まりまして、将来のビジョンを立てる中で核となる県道のあり方をさぐっていくと、これを本年度中に方針を決定して、それが決まればそれを公表して実施するんだと、こういう県の説明でございます。これまで二回ほどこの懇談会が開かれておりまして、今後二回ないし三回程度開かれるというふうに聞いております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  今、市長が昨年白紙に戻すと、またそれを白紙に戻さなきゃならないわけですね。そういった考えがまだ今の駅前周辺整備事業はこれから今検討をまた再開したと、今度新たな事業として再開をしたというふうに受けとめていいんですか。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  お答えいたします。


 新たな事業、土地区画整理事業にかわる新たな事業ということを念頭に置いて事業を進めるわけじゃなくして、今現在えびの市が都市計画道路も、真幸地区にはたくさんありますこの見直しも含めて、あるいは今回の七月豪雨で浸水被害等も発生しました。これについて道路も通れなくなりました。こういう総合的な全体のまちづくりという観点の中で、核となる県道のルートでしょうか、これを探っていくんだとこういうことで皆さん多数な意見を聞いて方針を決めると、こういう作業が今進められております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  それでは、それが指針が出るまでは、今の県道は改良ができないというふうに理解していいんですか。


 であれば、地元の方にはどういうふうに説明されていらっしゃいますか。関係区には。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  お答えします。


 先ほど言いました道路懇談会の中に中浦区の方から二名、下浦の方から二名、京町区でしょうかね、井料区長さん等々の区からも二名と、そういう関係区の方から二名出席していただいております。その他また関係、えびの市のメンバーは観光商工課長、私ということで、それから小林土木事務所、そういったメンバーで構成している中でいわゆる今、懇談会をしているという状況でございます。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  今、課長の方で大変努力をされて取り組んでいただいております。期待を申し上げたいと思います。


 それから、えびの高原京町線についてでありますが、これは市長が防衛予算を、これは県道ですので当然市が主体になることはできませんけれども、県に協力して早期に解決したいと。昨年、自衛隊の交通事故等も発生しておるようでありますので、これをしたいということですが、その後の経緯はどのようになっていますか。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  失礼しました。


 えびの高原京町線、いわゆる桜並木道路というふうに私たち通称言いますけれども、これについては防衛事業の八条事案、民生安定事業でいわゆる県の方には整備していただくようにお願いしております。


 県の方は話を聞きますと五月に概算要求をしていると、これについて市長とも福岡防衛施設局に行って確認したところ、確かに県の方から申請が概算要求が上がってきていると、福岡防衛施設局の方は、さらにそれを確実にするために、市からいわゆる上の方に、東京の方にさらに陳情書を出せという御指示がありまして、それをまた出しております。ほぼ私どもの感触では新年度になって採択されるというふうに確信をいたしているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  大変ありがたい答弁をいただきました。これが桜馬場だけでなくて、本来は下浦から上浦の入り口まで、これが大変な産業道路になっておるのは御承知のとおりであります。道幅が狭くて今、昨年度も雨量があったわりに被害出ませんでしたけれども、少しあったんですね、崩壊事業が。そういった、いつでもそういった崩壊が発生してもおかしくない状況にあるし、また通学道路の中で交差ができないという事態がありますので、この全線が一日も早く完成するように、また今後も引き続き努力をいただきたいと思います。


 続きまして、もう時間が少なくなりましたけれども、時間の範囲内で進めてまいりたいと思いますが、市長の政治姿勢についてであります。


 まず、その中で最後に上げておりました企業誘致についてでありますが、昨日も市長が蕨南議員の質問に対しましてお答えになっていらっしゃいますが、市はこういう誘致企業に対してはオーダーメード方式でやるんだと、その中でやはりもうそれでは間に合わないことがあるんじゃないかと、事前にやはり土地をある程度めどをつけていく必要があるんじゃないかということに対して、市長はそれはやらないという答弁があったんですが、それに間違いありませんか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 事前に工場用地になるような場所に、そのような話を地権者の方に持ちかけておった方がいいんじゃないかというようなことでございましたし、それに対しまして、やらないということではないんです。相談することによりまして中身がよくわからないうちに「あたいげんあひこにき工場がくったいげな」その話だけが先走りしていくと困りますので、その点については十分検討させていただきたいということであります。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午前 十時五十八分


                    開議 午前十一時  十分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  今市長が御答弁をいただきましたが、市長、今このえびの市総合長期計画持っていらっしゃいますか。二十五ページを開いてみてください。


 その中に企業誘致(発言する者あり)


 準備ができないということでありますので、今ここに企業誘致の促進、二番目に書いてあります。この一番目に今はっきりここに明記をされていらっしゃいます。どうでしょうか。オーダーメード方式に対応のための企業誘致候補地の調査及び整理。


 だから、私どもは先に今、これも蔵園議員から出されましたが、これからの経済産業省が打ち出しております地域産業活性化法というのが施行されるというふうに、まだ市の方には説明があってないということでありますが、こういった法律がもう既に例が挙がって、先般、長崎の方で説明会があったと、もうそこに行っていらっしゃる方々は既に取り組んでいらっしゃるわけです。


 これは今までは拠点拠点、例えばえびの市が工業立地すればそれに対する補助がされた。これからそうでなくて、このエリア、例えば南九州コカ・コーラボトリング株式会社が進出しています。これに関する関連の企業を誘致を図るための誘導施策、そういったものに対しては補助金を出しますよというような内容、これはわかりやすくいえばそういう内容であります。


 だから、今までは拠点拠点に出していたのをもうそれはだめですと、広くそういった関連企業が集まるような施策を推進していきますと、これにはもちろん大学校、技術者養成とかいろんなものもうたわれております。そこで環境整備、そこで働ける技術者も市町村がやっぱりタイアップして進めなさいという法律も中に含まれております。


 こういったことで、これからえびの市が南九州コカ・コーラボトリング株式会社が白州ヘルス飲料株式会社が進出しておりますが、それに関連する企業を誘致を十七社あると言われてるんですね、関連会社が。この十七社が来ていただくことで雇用の場がまだまだふえていくと、せっかく来ていただいたんだから、その関連会社を誘致しない手はないんですよね。将来的にはここが今白州ヘルス飲料株式会社、南九州コカ・コーラボトリング株式会社の拠点になるとするんだということで、今一次工事、二次工事、三次、四次、ここが日本一の飲料を生産する拠点にしたいという意気込みで今取り組んでいらっしゃいますので、そういった関連会社、十七ある関連会社をぜひこのえびの市にやはり立地していただく、そのためにどうすればいいかと、そのことにやはり真剣に取り組まなきゃならないと私は思っております。


 だから、どうぞこういった土地がありますよと、関連会社の方、一日も早く立地してくださいと、そういう思いを届けない限り前には進まない。待ちの姿勢ではできないんですよという私どもは情報をいただきました。せっかく今計画法の中でもうたってありますので、認識を新たにして前向きにお取り組みをいただきたいと思いますが、市長の決意をお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今白州ヘルス飲料株式会社の姉妹会社十七社というようなことで質問をいただきましたが、この白州ヘルス飲料株式会社の姉妹会社につきましては、既に議員が言われますように、ぜひえびのの方に進出していただきたいということで企業訪問をいたしたこともあります。


 そのことにつきましては詳細については観光商工課長をして答弁いたさせますが、今言われますようなことも大事であるということをさらに認識いたしたところでございますけれども、議員が言われますように、新しい法がまだよくわかりませんけれども、それらもいろいろと勉強させていただきまして、このことにつきましてはえびの市には雇用の場が少のうございますので、ぜひそのような形でやっていきたいと思っておるところであります。


 今後おくれをとらないような形にしていきたいと思っておりますので、その点はよろしくお願いをしておきます。


 姉妹会社につきましてはその後どのような形になっておるのか、観光商工課長の方からの答弁を聞いてください。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  今関連会社の件でお尋ねでございますが、現在道路の三区画、市道と高速道路の間の部分の中央部分でございますが、あそこの方に事務所と車庫というようなことでハード的な面の建設は南九州コカ・コーラボトリング株式会社が建てられまして、そこに輸送部門の南九州アイディーシーという会社が大きなトラックがありますが、あれが十五台配備される予定になっております。


 それにつきましてもいろいろ雇用のこともお願いはしておりますが、清武工場、それと熊本の本社の方から今回につきましては十五台のトラックに対する運転手といいますか、そういう方々の従業員につきましては移住してくるというようなことでございますので、今議員さんが言われましたように、今後も関連会社の誘致に向けて努力してまいりたいと思っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  今市長の方に、先ほどお尋ねしたオーダーメードの方式についての市長の決意をまだ伺っておりませんので、これもどのような考えで進まれるかをお尋ねしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 誘致企業につきましては基本としてはオーダーメード方式でやっていきたいと思っております。このオーダーメード方式につきましてはメリット、デメリットもいろいろあると思いますけれども、企業に対してデメリットが少ないような形でやっていきたいと、そうすることが企業の方にも、そしてまた市の方でも用地買収というようなこともありませんし、なるたけ負担のかからぬような形でオーダーメード方式でやっていきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  今、答弁になっていませんけれども、私は市長がやはりここに総合長期計画に掲げてありますようなことを踏まえて、やはりそういった準備をされるふうに理解をしたいと思います。


 そこで、やはり市長、今市長の考えがどうであるか知りませんけれども、耕地をつぶすだけが私はベターではないと思っています。まだ南九州コカ・コーラボトリング株式会社周辺の山地ですね、山にまだ遊休、今、山を活用していない山も相当あるんじゃないかと。市が造成することだけでなくて、今建設業が仕事がなくて大変困っていらっしゃるわけですね。だからこの建設業界の方に働きかけて、そういった造成ができないかどうか、やはり土地を買ってそれを造成すれば、付加価値がついてやはりそれなりの土地で売れるわけです。そういった働きかけをしない限り、すべてを市がやろうとするから無理が出てくる。


 今、建設業界の方々に今は仕事ありますけれども、将来また災害が終わると仕事がなくなる。そういったことで呼びかけをしていただいて、今の言わば土地が放棄地がある、そういったものを造成して、そういった企業が来るような準備が、やはりそういったことも考えられるんじゃないかと思っておりますので、そのような点についてはどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今議員が質問されますように、企業誘致について田畑をつぶすだけが能じゃないということでございますが、そのとおりだと思っております。


 ですから、今誘致企業につきましては、今まで工場がありました空き地とか、それから遊休地とかいうのは率先して紹介はいたしておるところでもあります。


 今言われましたように、南九州コカ・コーラボトリング株式会社周辺の利用されていないいわゆる山というんでしょうか、そういうところも企業が来たときに紹介をいたしまして、いいということがあればやらなければいけないということはもうわかりきったことでありますが、いろいろ勉強させていただきまして、この企業誘致にはおくれをとらないように、そして進出したいという企業に迷惑がかからないような形で、できるだけスムーズにやっていきたいというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  まだいっぱい聞きたいことがありますし、提案したいこともありますけれども、これはまた次回に持っていきたいと思います。


 最後になりますけれども、十九年度施政方針と市長の公約についてお尋ねします。


 今回九ページにわたる施政方針が示されております。私夕べ十四年度市長が就任されて以来ずっと一とおり目を通させていただいておりますが、今回は一番詳しく述べられて、またページ数も多いわけであります。


 その中で市長が今まで市長になるための公約として掲げたものが、この施政方針の中にどのように取り組まれているかをお尋ねいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 平成十九年度施政方針全体が市民が主役の元気なえびの市をつくるための私の二期目の公約でありました。その公約の中に三つの目標と九つの市政推進の柱に基づきまして構成されているところでございます。


 その中でも特に具体的な公約として掲げておりましたものは、既にほとんどは前年度から積極的に取り組んできておりますが、平成十九年度に取り組む事業としては、将来世代に責任が持てる財政の確立として第二次財政改革推進計画に基づく行財政改革の加速、市民の安心の確保として洪水ハザードマップの作成配布、えびの市民コミュニティーセンター、仮称として掲げておりました飯野地区公民館改築の実施計画、飯野地区公民館改築の実施設計、積極的な防衛関連事業の導入、そして西境川が障害防止対策事業調査、安全で快適な学校教育環境の整備、そして飯野中学校屋内運動場の耐力度調査、加久藤中学校の危険校舎改築工事及びグラウンド整備工事を掲げているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  高牟禮宏邦議員。


○十二番(高牟禮宏邦君)  もう時間がなくなりました。


 本来なら、私は市長のこの施政方針と公約が本年度の予算にどのように反映をされたかを聞きたかったんですけれども、それについてはまた担当課の方に、これからまた機会あるときに訪ねてまいって勉強させていただきたく思っています。大変ありがとうございました。


○議長(宮崎和宏君)  次に、十三番、中間從郎議員の発言を許します。中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  では、私の一般質問をさせていただきます。


 質問をする前に今回、本年度いっぱいで退職される職員の皆様に対しまして心から感謝を申し上げます。市役所入所以来、皆さんはえびの市発展のため、市民の安全あるいは財産を守るために日夜努力されてこられました。


 また、管理職におかれましては、年度内いっぱいまで職務に精通される姿を見るにつけ感動を覚える次第であります。今後は一市民となられまして今までの経験を生かしてまた、御指導をいただきますよう心からお願いを申し上げますとともに、御活躍をお祈りするものであります。


 では、私の一般質問をさせていただきます。


 まず、小中高一貫教育について、新聞紙上で特区申請をされたということが載っておりましたが、この経緯についてお話をいただきたいと思います。教育長にお尋ねを申し上げます。(発言する者あり)


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 小・中・高にまたがる一貫教育の特区認定を内閣府に申請するまでの経緯についてということでございますが、平成十八年八月初旬のころ、県教育委員会より構造改革特別区域計画認定申請についての提案がありました。それを受けまして市教育委員会内部での検討を始めました。


 同年十月十一日、再度県の教育委員会より時限立法で十九年一月の申請受け付けが最終となるとの説明を受けますとともに、本市の申請の意向の打診がありました。それに対しまして前向きに市教育委員会では検討するとの回答をいたしました。


 市教育委員会では教育委員会を開き、県からの提案内容とえびのの教育の将来、これまでの議会質問、一貫校設置についてとか、あるいは特区申請はどうかということについて等でございますけれども、そのようなことを勘案いたしまして保護者、職場の教職員の考えについてのアンケート調査を実施することにいたしました。


 その結果、一貫教育制度につきましては、大半が前向きに考えてよいとの結果を得ることができました。これを受けまして市教育委員会といたしましても申請手続に入ることを決定し、庁議、それから総務教育常任委員会への説明を行い、申請手続を行いました。


 また、特区申請につきまして該当する飯野小、飯野中、飯野高校におきましては教職員、PTA役員、学校評議員への説明を行いました。


 以上がこれまでの大まかな経緯でございます。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  申請の経緯はわかりましたが、特に教育委員会の内部の委員会に諮られてやられたということでありますが、教育委員会ではどのようなお話、あるいは展望を持ってこの件に関して検討されたものでしょうか。教育委員長にお尋ねを申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  亀澤教育委員長。


○教育委員長(亀澤矗幸君)  駆けつけたばかりで少々不安定な気持ちですけれども、特区申請の経緯については先ほど教育長が答えたとおりでございまして、委員会でどんな協議をしたかということでございますが、これは特区申請の内容について、一月の十二日、教育委員会を開いて地域の特性を生かした多様な一貫教育のあり方について検討し、承認をして県教委へ送ったわけですけれども、その討議の内容は小中高一貫教育のメリットがどうなのかということと、それから飯野小・中・高については質の高い教育ができるけれども、周りの学校、小・中・高は一体どうなるのかと、格差が出てくるようであれば、これは取り下げなきゃいけないということも含めて、具体的な内容について、これは申請内容がはっきりしていましたので、その内容について事細かに討議をし、それを承認したわけであります。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  そうしますと、飯野小中高一貫教育ということにして、ほかの加久藤とか真幸とかいうところとの学力の差とかそういうのは大まか出ないということでしょうか。あるいは次年度で間に合うということになってるんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  亀澤教育委員長。


○教育委員長(亀澤矗幸君)  これはですね、教育長がもう答えていると思うんですが、飯野小・中・高校については、スケジュールとしては平成十九年度準備、研究期間を置いて二十年度から施行をすると、一貫教育の内容を施行するというスケジュールなんですが、周りの小・中学校については県教委の方としても一遍に一緒に進めることはできないと、これは内容が膨大なもんですから、それで一年おくれで平成十九年度準備、研究をして二十一年度から小中一貫校として、もちろんこれをはっきり一貫教育ですね、学校じゃありません。


 一貫教育については二つの考えがありますので、一つは皆さん知っておられますように施設一体型の一貫教育と、それから近隣の学校の施設をそのまま使った連携型の一貫教育がありますので、私たちの方は飯野小中高も、あるいは周りの小・中学校の方もこの連携型の既設の施設をそのまま使っている連携型の一貫教育を進めるものであります。


 だからそういう後から追いかけてきますので、それだったら十分対応ができ、格差はそう出てこないという確信を持ちましたので、これを承認いたしました。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  いただいた資料を見ますと、特区の活用による一貫教育は条件の整った市町村の希望に応じて年次的に拡充していくというようになっておりますので、飯野地区におきましては、飯野小学校が平成十五年度から二カ年、中学校が十四年度から三カ年、文部科学省の学力向上フロンティアスクールとして指定を受け、実践的研究を取り組んできたと、また県の小・中連携推進事業の拠点校として飯野小・中学校は平成十七年度から十九年度まで指定を受け、飯野高等学校と連携を図り、取り組んでいると、これらの成果を生かしてさらなる向上を図る方策として小・中学校の一貫教育の導入を強く望んでいるというようなことになっとると思うんですけれども。


 ここで一貫校と、私は常に一貫校のことで意見を述べさせてもらってきたわけなんですが、教育委員長の言われるようにすぐに導入できるわけではないんですけれども、この導入につきまして準備期間があるということなんですが、提案としまして、日向市に研修をさせていただいたときに、学力、勉強等いろんなこともあった中で、日向市の教育長が言われるには、運動会と、小中の運動会をしたら「これだな」というような気がしたと。高学年の方が小学校一年生の手をつないで入場してきたと、皆さんが感動されたということなんですが。


 学校の勉強もともかくなんですが、小・中・高等学校の合同運動会と、父兄も参加できるようなのが一番準備として導入ができるものならば、導入していただけると、より円滑にやっていけるんではないかなというような気がいたしますが、提案ですけれども、教育委員長はどのようにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  亀澤教育委員長。


○教育委員長(亀澤矗幸君)  小中高一貫教育の中で、その学校行事の運動会なるものとか、いろいろなものに一般市民も参加できるようにというような配慮は、当然ながらそれぞれの学校の校長さんの考え方で、その辺はどうされるのか、はっきりできると思っています。


 ここではっきりさせておきたいのは、その小中一貫校の教育内容の中で何が現在のあれと変わるのかと、だから学習指導要領に示されている、その枠を超えて、新しいものが入ってくるわけですから。


 その一つは、教育長もこれはこの議会の中で話されたと思うんですが、地域の歴史とか文化とか産業とかもろもろの学習をする郷土学といっていいでしょうか、あるいは地域学といっていいでしょうか。あるいはえびの学といっていいと思うんですけれども、これだけは仮の名前であって、まだはっきりと名称がつけてないわけですけれども、そういうものを小学校一年生から十二年間ですね、一貫して重点的に教えるというこの特色が一つあります。だから新しい教科になります。この地域学、郷土学というのが新しい教科として位置づけられると。


 それから二つ目は、皆さん方もこれまでたびたび出てきてたわけですが、えびの市は国際交流のまちだから外国語が話せないといけないと。それで今回の特区申請書の中身には英語を位置づけようと、そのために小学校では英会話科ですか、それから中学校でも英語表現科というものを新設いたします。新しく教科として設けるわけですね。これが二つ目。


 それから三つ目は、今まで言われましたように連携教育というものを十四年度以降、飯野小・中で実践してきましたから、その延長線上にあって、基礎学力をどうしても伸ばしていきたい。そのために算数とそれから国語について指導する授業時数をふやしますという、これは新しい教科ではありませんが、指導時数をふやすという、この三つが特色のある一つのカラーになっています。だから、それらを組み合わせながら、新しい教育課程、カリキュラムをつくらなければならないわけです。これはこれからの作業であります。


 ちょっと長くなるかもしれませんが、ついでに十九年度の取り組みをどうするかということが大きな課題になってきます。完全実施する以前に、その辺がはっきりしてこないことにはこれ実践の中に入ることはできません。


 それで二つの会を設けます。一つはえびのの子どもをはぐくむ一貫教育推進協議会ですね、というものをつくって、この中に学校、保護者、地域住民、それから教育委員会、関係機関等の推進委員でそれを構成します。これまで学校単位で教職員やPTA、あるいはPTA役員、あるいは学校評議員を通して意見を聞いてきたところなんですけれど、さらに具体的な内容や運営等についてここで幅広く意見を聞いてまいります。


 もう一つは、教科専門家集団、プロジェクトチームによる新教育課程編成の作業部会を早急に立ち上げます。既に大まかな枠組みはつくって、特区申請書に盛り込んでいるのですが、これからは具体的な一つ一つの実践内容の検討に入ります。


 これも既に教育長が話していますが、参考までにまずその新たなその三つの範囲のそれらをどうするか、特にちょっと高校の分に触れますと、これは私たちの該当ではありませんが、高校では第一学年を中心とした基礎数学、基礎英語が特別に開設されるようです。これらの学習内容について小・中・高十二年間の見直したさらなる検討をするのが作業部会であります。


 以上、十九年度の取り組みのこの二つの会を通して具体的に詰めていって、二十年度から完全にそれが施行できるように努めてまいります。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  大分詳しく言っていただきましたが、えびのの子どもをはぐくむ推進協議会ですか、これを学校PTA、評議員とかいろいろ幅広く意見を聞いていくんだということなんですが、学校評議員とかいうことになりますと、なかなか片寄った意見とかいろいろな見方がありまして、評議員だけではなくても、やはり組織的じゃなくて公募的なものもお願いしたいなというような気がいたします。


 なぜならというと、やはりあて職ではありませんけれども、やはり似通った方々がある程度の役職についていかれるだろうし、そうでなくてもやはりこういう一大的な事業になりますと、より多くの意見を集約していただきたいなというような気がいたすんですけれども、公募というようなことに対しては教育委員長はどのように考えられますか、委員の公募ですね。


○議長(宮崎和宏君)  亀澤教育委員長。


○教育委員長(亀澤矗幸君)  今申し上げましたその協議会の委員あたりに公募をしたらどうかというようなことですけれども、今のところは公募するという考えはないのですが、教育委員会、教育長とも相談しながらどういうメンバーにしたらいいかというのは本当は教育長に一任しておりますので、そこのところで検討されると思いますから、公募になるかどうかは私の方では答えにくい問題です。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  そこでですね、市長にお尋ねを申し上げたいんですが、施政方針の中で市長も小中高一貫教育を平成二十年度に実施に向けて準備を行ってまいりますと、十二年間のスパンで小・中・高に一貫性・連続性を持たせた教育を推進して、知・徳・体の調和のとれた健やかな児童生徒の育成を図ってまいりたいと考えますということで、施政方針の中で述べられておられますので、やはり市長の方もこの公募ということにつきましてぜひともお考えをいただきたいなと。


 やはり教育委員会独自だけではなくて、いろんな方の意見が必要ではないかなと、教育行政に携わっている人だけではないと思うんですけれども、広く一大事業ですので、よく教育委員会とも御相談をしていただきまして、このことに取り組んでいただきたいなと思いますが、どのようなお考え持ってらっしゃいますか、お尋ねを申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  今の質問については通告の中で施政方針についてはありません。そしてまた教育行政についても市長の答弁は書いてありませんので、これは今要望だけにしていただきたいと思います。中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  通告の答弁者の欄に書いていなかったのが悪かったみたいですので、では質問をかえさせていただきたいと思います。


 小中高一貫教育につきましては、市長の御努力によりまして予算化もヤフーの方にも大々的に取り上げられておられますので、教育委員会とされましてもやはりふんどしを締めていただいて、取り組んでいただきたいなということがあります。


 先ほどのように特色のある、現在のカリキュラムにないような教育をしていくんだというようなことであると思うんですが、何が一番ここで大切かなというのはやはり皆さんの協力だと思うんですね。教育委員会だけが突出されてもいかんし、学校が突出されてもいかんというような気がいたしますが、やはり各学校との連携ということにつきましては十分お話し合いの上なのかなと思いますけれども、そこら辺はどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  亀澤教育委員長。


○教育委員長(亀澤矗幸君)  今おっしゃるように、その辺のことは十分配慮しなくちゃならないことであります。だから教育委員会としてもここではっきりしておきたいのは小中高相互乗り入れのできる一貫教育、それから地域貢献のための人材育成と、それから徹底した学力向上を目指す一貫教育、それから質の高い教育ができるメリットの多い一貫教育、それから大きな教育改革であり、学校が変わる一貫教育をえびのでぜひ実らせたいと思っておりますので、市長部局とも十分相談していきながら、あるいはまた地域住民の理解を深めていきながら、地域住民と一体となって全力で取り組んでまいります。ぜひ皆さん方の御支援をお願いしたいと思っております。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  えびの市の将来にわたる大変な事業でありますので、ぜひとも広く市民の皆様方の意見を集約していただきまして、必ず成功するように頑張っていただきたいということをお願い申し上げまして一貫教育についての質問を終わらせていただきたいと思います。


 次に、南九州コカ・コーラボトリング株式会社についてお尋ねを申し上げます。


 先般新聞紙上などでウエストジャパンとの業務提携ということが踊りましたが、今回のこれをよく読んでみますと、今回の資本業務提携に伴う株式取得により南九州コカ・コーラボトリング株式会社はウエストジャパンの持ち分法適用関連会社となるということになっておりますが、この件につきましてお尋ねを申し上げたいと思います。


 持ち分法の適用の子会社関連会社というとなると、申しますといろんなケースがあると思われるんですが、この南九州コカ・コーラボトリング株式会社は戦略的にどのように変わっていくのかをまずお尋ねを申し上げたいと思いますが、今後も一切変わらずというようなスタンスでいらっしゃるものなのか、あるいは会社自体が大きく変わっていくので、こちらもその点に留意しながら戦略を考えていくと思われているものなのかをお尋ね申し上げたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今議員がお尋ねになりましたウエストジャパンの株についてでございますが、そのようなことは一切私の方では周知してないところでございますが、この件につきましては担当課長の方がどのようなことか答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  今の南九州コカ・コーラボトリング株式会社へのコカ・コーラウエストホールディングの資本出資といいますか、二〇%を所有したというような報道がなされておりますが、これは企業の経営のあり方でございまして、行政でどうこうということではないと思いますが、私どもこの記事を見て南九州コカ・コーラボトリング株式会社株式会社の広報室の方にお尋ねをしたところでございますが。


 この件についての主な内容といたしましては、業務提携し、協力体制を強化することで経営法や新製品を研究するなど、ともに成長していくためのものであるとの回答だけを得ております。企業側といたしましても説明できることは誠意を持ってお答えするということでございますが、今回の御回答していただいた部分については以上のことでしか把握していないところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 〇時  一分


                    開議 午後 一時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  では、災害復旧費と災害対策費、それから経営所得安定等大綱についてと畑地基盤整備対策室、それから家畜ふん尿処理について関連がありますので、一括してお聞きしたいと思いますが。


 私はたばこをつくっておりますけれども、今回北面の方につくるようになり、ここを利用するのが北部広域農道でありますが、北部広域農道というのは昭和六十二年六月、定例会の中で先輩であられます蕨南議員の一般質問の中で霧島南麓にはいわゆる広域農道が予定されているが、北麓にはないと、防衛施設周辺整備事業でした防衛施設整備事業計画書の中に盛り込んだらどうかと、上大河平、下大河平、麓、坂元、苧畑、牧の原ぜひとも必要だというふうに載っておるわけですが、防衛庁の周辺整備事業ではできなくて、現在その後を受けられまして、市議会も一致してされたことなんですが、有馬議員あるいは今は亡き加藤正利議員の御努力によりまして、広域農道が着々とできておるわけであります。


 私もたばこを大河平の平蔵ヶ野、それから畝倉、苧畑というふうにつくっております。この広域農道の重要性をひしひしと感じている次第でありますが、先の九月の台風災害によりまして、麓から苧畑に抜けるところが通行できなくなっています。早急な完成が望まれるわけでありますけれども、なかなかできないようなことを担当課として言われて、あそこは一回壊れました。二回目であります。


 今般、予想外の財政運営のことを考えて災害復旧費と災害対策費を申請したということになっておりますが、この災害対策復旧につきましては災害対策復旧事業の範囲と、災害復旧事業は他の土地改良事業、例えばかんがい排水事業のような将来を予測した計画排水量や計画用水量などに基づき事業計画を樹立し、その計画に基づき事業をするのではなく、現に災害を受けた農地等や速やかに原形を復旧することを目途とした事業ですとなっておりますが、予測し得る範囲内のことで復旧されたものが、また同じように同じ箇所がなくなるということにつきまして、災害復旧費をどのように考えていらっしゃるのか、お答えを願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しての答弁は農村整備課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  お答えいたします。


 昨年の七月豪雨で、議員さんおっしゃいますように西の原農免農道が災害を受けました。おっしゃいますように十六年に災害を一回受けております。また今回十八年七月豪雨で災害を受けております。


 議員さんおっしゃいますように災害復旧事業の範囲のできる範囲というんですか、そういうのがあります。以前の十二月議会、九月議会の中でも原形復旧だということで私も御報告を申しております。


 災害復旧事業の前提は先ほどおっしゃいましたように原形復旧が前提であります。ですけれども、将来を予測した計画排水量というふうなことでありました。当然その前段で農道をつくるときにそういう計画を持ってされたものだと思っております。


 ですけれども、今回の七月豪雨につきましては、一千二百八十四ミリだったでしょうか、そういう今までかつて見ないような集中豪雨があったということ、そういうことをかんがみまして農道をつくるときの計画とは今回の災害のときには若干違ってきたんじゃないか、相当数の今までにかつてないような雨量が降ったがために災害にあったものと考えております。以上であります。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  想像を絶するような量だということでありますが、地元の方のお話を聞きますと、最初橋だったんだと、橋をつくるように説明があったと、いつの間にか土が入ってああいうふうな道路になってしまったと、橋だったらこういうことにならなかったんだというようなことであります。やはり橋の場合と普通の土を盛った道路の場合と大分違ってくるんではないかなという気がいたしますが、やはり今後は異常気象というのが普通の気象になっていくんではないかなという気がいたします。予測し得る災害範囲内ということでの予測しないような災害が多くなってくるような関係上、やはりこの災害復旧事業というのを見直しの時期にきとるんではないかなというような気がいたします。


 ですから、どうでも弾力的にできるような事業というようなことを、原課の方もよく上司と相談されるような考え方が必要になってくるんではないかなと思いますけれども、いつまでたっても原形、原形というようなことになっておりますと、何回やっても同じところが壊れて市民の信頼を失うような行政になってまいるわけですから、そこら辺も考え直す一因になってくるんじゃないかなと思いますけれども、どう思われますか。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  同じ箇所が二回災害にあったということで、そういう制度そのものの基準そのものの見直しの時期にきてるんじゃないのか、そういうことを上の方に相談するとか、そういうのを考えるべきじゃないかということでございますが、災害復旧事業という国の法律の中での動きの中でございます。確かに矛盾点はあるかもしれませんけれども、そこを変えるということになりますと相当な力というんでしょうか、相当なエネルギーが必要じゃないかと思っております。現在の暫定法の中の災害の暫定法の中ででき得る範囲内のことをやっていかざるを得ないんじゃないかと私は思っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  私は変えろと、変えていただければありがたいんですが、原課が変えるべきということではなく、そういう声が必要になってくるんではないだろうかということを申し上げとるわけで、地方分権の時代であるわけですので、少なくとも担当課の考え方、あるいはこういう現状だということを踏まえまして、考えていただきたいなと思っております。


 次に移りたいと思いますが、家畜ふん尿処理につきまして補助金などはどうなっていますかというお尋ねを申しております。


 これにつきましては耕畜連携による資源循環型農業を推進するということでしょうけれども、では市内の家畜ふん尿に対しまして耕種農家の堆肥の量なんですが、それは賄えるものでありましょうか、あるいはそれ以上のものがあるんでしょうか。それ以上あるものになると、それを処理する施設が必要になってくるわけでしょうけれども、そのときの金額等々大よその見込みというものは持っていらっしゃるものでしょうか、お尋ねを申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しましては畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  家畜ふん尿処理関係につきましては、平成十一年の家畜排泄物処理法に基づきまして牛十頭以上、それから豚百頭以上、鶏が二千羽以上、馬十頭以上というようなことで、処理については法律によりまして義務づけられております。


 そのような状況の中で随意堆肥舎等を設置してまいったところでございますが、議員さん御指摘のとおりそれがすべてえびの市の方で処理されているのかと、最終までということのようでございますが、現在六十の農家が一応この法律に基づきまして堆肥舎を設置し、販売の許可を取っております。


 それぞれの農家がいいものをつくって利用してもらうように努力をしているところでございますが、以前よりもかなりふん尿の処理についての苦情等は減ったところでございますが、まだ、これからも市長からいつも申されておりますが、水田裏作を利用することによってこの堆肥のまだ有効活用ができるんじゃなかろうかということで今努力しているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  そうしますと、一〇〇%もう体制はできているというように受け取ってもよろしいわけでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  現段階では、先ほど申し上げましたが、それぞれの法に基づく飼育舎についてはほとんど処理がなされております。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  ほとんどといいますと若干は残っているというようなことでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  先ほども申し上げましたが、耕作地で利用する場合、現在でしたら大体二回、春作と秋ということになるわけでございますが、もう少し秋冬作の利用ができれば、まだその可能性が出てくるというふうに考えておりまして、その分が若干まだ十分というのじゃないでしょうけれども、施設がそれだけのものをそれぞれ農家が設置しておりませんので、若干そういうことで時期的においては処理が十分でないところもあるというふうに判断しております。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  御努力いただきたいなと思いますが、私はたばこ農家でありますので、堆肥に対して窒素が多く入っているとよくないと、その耕種農家の園芸の中でもトマトとかあるいはキャベツとか、そのものに対して堆肥の成分のつくり出すのが今後は必要になってくるんじゃないかなと、細分化された堆肥が必要になってくるんじゃないかなというようなことを思ってるわけなんですが、それらをあわせまして経営所得安定、あるいは基盤整備につきましても思ってることなんですが、畑地の基盤整備につきましては畑かんがあるわけなんですが。


 私は平蔵ヶ野に行って今回初めてつくっとるわけなんですが、あれは基盤整備がしてあるといいなと、こんないいとこはないなと。あるいは水が来ていると、水が先だろうか、あるいは基盤整備が先なんだろうかなと、パイプラインは後でつなげられるんじゃないかなというような思いもしとるわけなんですけれども、経営安定を、所得の安定を目指していられる以上、やはりどちらかが早くしなきゃいかんというときに、私は耕地面積ではないかなと思います。耕地の整備が最初に来るんではないかなと思います。


 先般ですね、栗下軍治議員の中で所得倍増と、所得倍増をすりゃあどうかなというような提案がありました。佐土原などと同じくなっていくと、単純に耕種農家で考えますと、面積の倍増化、あるいは一反歩当たりの所得の倍増化、畜産農家になりますと頭数の倍増しかないわけであります。


 特に耕種農家につきましては面積の確保というのが重要課題であります。効率性、利便性、これがコストダウンにつながっていくはずなんですが、現在のところ各担当課が一丸となってこの問題に対処しているようなふしはないように思われるわけなんですが、今各担当課とされまして、総合的に農家の所得の向上を目指さなければならない時期に来ておると思いますが、そこら辺の考え方はどういうふうに思っていらっしゃるんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  市長の方からも再三農家の所得を上げなさいというようなことで指示が参っているところでございますが、裏作関係についても若干作物も取り組みを行っておるところでございますが、以前は農業者技術連絡協議会というのがございまして、その専門部会がそれぞれありまして、十分な検討をしておったところでございます。


 JAさんともその話をしまして一年に一回はその全体の会議をしておりますけれども、もう少し専門部会の活動をしてもらいたいということで今それぞれの部会長さんにお願いしているところでございますが、それによりまして新しい作物、また先ほど来話がありますように所得の向上等について結びつけていきたいというふうに考えているところです。特に基盤整備が終わった水田関係の有効利用活用については、裏作を含めて対応してまいりたいというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  課長ですね、おっしゃることに反するようなんですが、JAさんともよく相談をされてというようなことを言われますが、市内の各所を回って、JAさんと連携して随分効率を上げて収入が上がったというお話よりも、自分で販路を見つけて、特に尾八重野、朝霧グループとかいろいろありますが、そこを離れて所得安定に走ったという方の方が所得が安定しているようなお話を聞くわけですが。


 所得の安定、所得の向上がないところに相談をするというような言われ方なんですが、所得の向上がないところにしても所得の向上はあり得ないと思うんですけれども、どういうふうにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  先ほどの説明が十分でなかったと思いますけれども、農林技術者連絡協議会につきましては、普及センターも含めて市内の技術者が全員が対応しているわけでございますが、そういうようなことをちょっと申し上げたところでございますが、専門部会ということになりますと、どうしても普及センターあたりの専門的、技術的な技術者を含めまして対応してまいりたいというふうに思います。


 当然議員さんが若干御指摘されましたように、生産部門につきましてはどうしても農協が販売の組織というのを持っておりますので、どういうものが今後えびの市にあって、どういうものが販売できていくのかということも十分検討しなければならないというふうに思っているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  生産したものを集荷するというようなことにつきましては農協も大切でしょうけれども、自分で開拓して所得を上げたという方のところを研修、研究するというのが一番手っ取り早いやり方ではないかなと私は思っているわけであります。それが農協の繁栄にもつながるし、農家の繁栄にもつながるというように考えております。


 昨年からから芋をつくっております。から芋につきましてもあれは農協さんの導入ではなくて、一般の方々、私どももかかわったわけですが、担当課もかかわっていただきましたが、その中で導入してきて、最終的に受入は農協さんというようになったはずだと思います。必要とか必要じゃないとかいうような、持ち場持ち場があるんではないかなと思います。そこら辺を全面的に一カ所のところにするという考え方が私はどうかなというような気がいたすわけです。


 ですから、基盤整備、耕地整備もいろいろ含めましても、単独ではなくてここをこうしていかなければならない、畑かんにつきましても十年後だと、あるいは二十年後だというようなお話であります。


 二十年先には私でも七十になるわけであります。二十年先にいい世の中が来ますよとか、我々農業者につきましては、現実主義であります。担当課に聞きますと理想主義のようなことを言われる。市内に行くとよく聞くのが「あん人ら給料とりやでな」とこういうお話であります。一生懸命やっておられるのはわかります。一日でも早い完成が収入につながるんではないかなと思ってるわけです。そこら辺の考え方はどうなんでしょうか。一日でも早いやり方というのは財政の問題もあることでしょうけれども、市が負担をせずにつくっている道路が先ほど言いました道路でもありますので。


 前にこういうお話をしたことあります。ある首長さんが「皆さん知恵を出してください。知恵の出ない方は体を動かして汗を出しましょう。知恵も汗も出ない方は辞表を出しましょう」という首長さんがいらっしゃいました。それほど一般市民の方はせっぱ詰まっとるわけであります。理想をいつまでも追われて物事を言われるものか、現実的に徹っしされて考えていただけるものかを教えていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいま議員が言われますように、早い方が農家のためにはいいと思っておりますが、詳しいことは農村整備課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  議員さんおっしゃいますように、十年後あるいは二十年後に水が来ても何もならないということでありました。二十年後ということではありませんけれども、きのうの栗下軍治議員さんの方にもお答えいたしましたけれども、国営事業の分の管路を入れる部分が二十六年には管路を入れる完了予定であります。それに伴います県営の畑総、えびの市で九地区ございます。一地区は小林の千歳・環野との合併でありますけれども、そこのところが十七年度から始まっております。十八、十九で尾八重野が新しく始まりましたけれども、あと七地区ございます。


 平成八年に、たしかこの事業の施工同意等がとられております。そういう形からいきますと確かに長いんですけれども、そういうのがございました関係で昨年農村整備課内に畑地基盤整備対策室を設置していただきました。それをもとにいたしまして、ただいま尾八重野地区を行ってますけれども、その後の事業箇所、そういうところをもう一回拾い直しして受益地等の確認等をいたしている次第でございます。


 おっしゃいますように一刻も早くということもありますけれども、やはり相当な財政的な問題も出てまいります。そういうことを考えましたときに、総合的に計画をシミュレーションしながら進めていかなければならないというふうに考えております。


 中身につきましても私のところはハード部門ですけれども、ハード部門が入る中でも畜産農林課長のところとも協議いたしましたり、うちの畑かんの協議会がございますので、そこの中でも先ほど畜産農林課長がおっしゃいましたような普及センター、それとJAの四課長さん等との実際的な何をつくるべきか、何をするかということですね、どういうふうにしたらもうかるかというような形まで含めて、ただいま協議をいたしている状況でございます。以上であります。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  何をつくってもうかるかと、今まで御指導していただいたわけでありますが、上がっていれば、そうですねというようなことも言ってもよろしいわけですけれども、今各農家が自発的にいろんなところを探しながらつくっている状態であります。ですから早目にできるように御努力していただきたいなと、各担当課は違いますけれども、横の連携をとりながら早期に完成し、所得の安定につなげてほしいなと思っております。


 次に、防災につきまして洪水ハザードマップとはとしております。


 国土交通省のこのハザードマップを見て、最大の洪水のあれを見たときに、えびの市の一番洪水がひどいところは京町地区というところしか載らないわけなんですが、これのほかにもまだ今回つくられるものについてはあるわけでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの防災については総務課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答えいたします。


 国土交通省につきましては、浸水想定区域図というものを公表いたしているところですが、今回作成をいたします洪水ハザードマップにつきましては、浸水想定区域及び想定される水深を図示した図面に浸水想定区域を含む市町村につきましては、想定水深を表示した図面上に洪水予報等の伝達方法、それから避難場所、その他洪水時の円滑かつ迅速な避難の確保を図るための必要な事項などを記載する洪水ハザードマップとなっております。川内川を中心として三地区に分けてそれぞれ作成をし、配布をする考えでおります。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  では、ハザードマップの中身と防災計画の避難所には多分相違が出てくると思うんですけれども、防災計画の避難所の方も変更されるということでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 地域防災計画の中にあります避難所につきましても現在見直しを進めております。その見直しをした中身についてもこの洪水ハザードマップ、十九年度に作成をいたしますけれども、それに反映をさせていきたいという考え方でございます。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  次に、組織運営について、職員との関係についてということを通告しております。


 職員との関係についてということですが、昨今よく民間会社並みにということが叫ばれております。テレビを見ておりましたときに、ある会社、日本食研なんですが、この会社が急激に業績を伸ばしていると、あるいはここに就職したいという方が多いということでクイズがありました。何ででしょうということになりましたところ、職員の待遇の面で恋愛は自由だと、結婚しても勤めさせると、あるいは子どもがいらっしゃって保育施設が充実していると、きわめつけは神棚に「何課のだれだれさんが好きだからどうにかしてください」ということを書いた文を入れると社長がそれを見て仲人をしてくれるというような会社らしいんですが。


 えびの市においてもやはりそういうオープンな雰囲気というのが必要になってくると思うんですが、それが民間並みにということになると思うんですけれども、そこら辺の考え方はどうなんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 組織運営については総務課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答えをいたします。


 今議員さんが例に挙げられました日本食研につきましても私の方でも若干調べさせていただきました。いかにして若い人たちにやる気を起こさせるかという取り組みの中で、いろんな取り組みをされているところでございます。先ほど言われましたように、非常に社内結婚というところも相当な数に上っているようでございます。また、いかに新規職員に対しても、そして中堅の職員に対してもいろんな取り組みはされております。営業的な面につきましても成績のいい営業マンについてはランクづけをされていたり、そして一芸に秀でた社員についてはユニーク社員ということでそれぞれ任命をして、その活動を全面的に支援をされているようでございます。これについては全体的にはやはり会社を愛する気持ちとそれと職員の意識改革の中で、いかにしてその会社をみんなで盛り上げていくかという機運を社長みずからが先頭になってつくっていくということでございます。


 これを行政の方に当てはめたときに、それなりの取り組みができる部分も当然あろうかとは思います。これは十分研究をさせていただいて、行政マンの中で取り込めるものについてはいろいろ検討をしてみたいというふうには考えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  民間企業並みに市役所がならないかんということでありますので、昨今、庁舎内で結婚すると片っ方は云々という論議もあるわけですから、民間は逆方向に走り、よい成績を上げておられるのが日本食研ですので、そういう事例等とも考慮されながら、組織の運営に当たっていただきたいと思いますが、男女共同参画が一番進んでいる会社としましては熊本にあります化粧品の会社がありますが、そこの会社につきましては保育所まで完備しながら職員の待遇に努めているというふうなことであろうと思います。


 市長におかれましても、大変組織運営のかじ取りというのは難しいところがあると思われますけれども、職員の皆様方をよく御指導していただきながら、誇りを持って働けるような、生きがいを持って働けるような職場をつくっていただきますようにお願いを申し上げまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(宮崎和宏君)  次に、六番、村岡隆明議員の発言を許します。村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  それでは、早速一般質問に入らさせていただきたいと思います。


 まず、通告に従いまして十二月議会の積み残しもございますが、まず教育行政について質問させていただきたいと思います。


 まずは、今回小中高一貫教育について御尽力いただきまして、本当にありがとうございます。具体的に進んでいくことに非常に喜んでおりますが、具体的になるに従って、少し逆にわからない点も出てきましたので、ちょっとお伺いさせていただきたいと思います。


 まず、これまでの取り組みにつきましては先般の質問の中で、県から打診があって云々というのは大体わかったんですけれども、この県からの打診の内容というのはどういった内容だったんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 県からの働きかけというんでしょうか、打診ということにつきましては今まで飯野小学校、中学校はフロンティアスクールの研究、そして研究公開、そしていわゆる連携型で学力向上を図っていくということ等の経緯がありまして、それをベースにして今後は小中連携はもとより、高等学校までそれをつなげた一貫教育という考えはないのかと、そういうお考えはないのかということで、当然私たちもそこまでは考えなかったわけですが、一つだけ言えることは飯野高校はえびの市が非常に地域住民の熱い思いで、先人たちの努力のもとでこの飯野高校が設立されたということを聞いております。


 それと並行いたしまして、平成二十年度からはこの普通科高校の通学区というんでしょうか、今まで、それが廃止されまして、普通科高校はどこの高校にも行くことができるようになるということを考えますときに、これは場合によっては、飯野高校の存続ということを考えた場合には、これはそういう熱い思いでできましたせっかくの高校が廃止の方向になっていくことも、えびの市にとっては非常にマイナスであるし、忍びないことでもある。


 そういうことを考えましたときに、小中高一貫教育を進めることで学力向上を図り、そしてできることなら飯野高校にその学力向上ができた子どもたちが行くことで、そこの高校の飯野高校のレベルをアップし、上げ、小林高校と肩を並べるぐらいのところまで持っていくことができたならば、これは飯野高校は残るんじゃないだろうかと、そのようなことまで私たちは考えまして、県の方もどちらかというとそのような意向でありましたので、それならば小中高一貫教育を進めることを前向きに検討し、回答したいということで教育委員会等を開きまして、このことについて教育委員会議で研究、検討しながら、最終的にはこの小中高一貫教育、それ以外のところは小中一貫教育、これを進めようというようなことであります。以上であります。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この小中高一貫教育に関しましては、恐らく保護者の方々の理解というのは比較的得られると思うんですが、やはり中学校の先生、これは先月の質問でもしたと思うんですけれども、先生方の意識改革といいますか、労働力もふえると思うんですが、教職員への方々への説明というのはどういった感じで今後行われる予定なんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 教職員へのこのことにつきましては、もう既に早い段階から、八月の段階から、場合によってはえびの市はそういう今までの小中連携をより強めた一貫教育という形でその取り組むことになるかもしれないと、このことについて職員会議とかあるいは先生方のいわば率直な考えをお願いしたいということで、校長会等で説明し、それぞれの学校で校長が職員会やあるいは職員研修会等でこの一貫教育についての共通理解を図りながら、これを推進していく方向で協議が進められたわけなんです。


 そういうふうなことで先生方につきましては、中には個々的にこれを実施するに当たってはこの先生方もいろいろと勉強もしなくちゃならないし、私どもから考えまして結構大変なんだろうと思いますが、また先生方の前向きな姿勢というものが非常に多く感じられましたということを校長からの報告がありまして、そこで、これだったら教職員も一貫教育については非常に前向きな姿勢であるということがわかりましたので、意を強くした次第でございます。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  先ほど中間議員の質問の中で、教育委員長が教育課程の中身を、指導要綱の中身をその英語教育とかふるさと教育を入れられるということで、そのメリットは非常にあるなというのは思ってますし、小中高一貫教育を進めるに当たって、飯野高校の存続ということに関してもこれはメリットが出てくるなというのは非常によくわかるんですが、結果的にその飯野地区だけが小・中・高、高校と連携するというのは飯野地区だけが一貫教育ということになると思うんですが、先ほどほかの学校との格差は出てこないという意見だったんですが、これは格差が出なきゃいけないんじゃないかと思うんですけれども、その公平性を考えれば格差が出ないように中学校への配慮は必要だと思いますが、これは高校の先生が中学校で教えていただくという実績を考えれば、飯野中学校は特にレベルが上がるといいますか、そういったことが予測されるべきではないかと思うんですけれども、その点についてはどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 おっしゃることもよく理解できますし、一応これは飯野小・中・高をモデル的な事業としまして一貫教育を進める。その他の小・中学校におきましては一年おくれで研究をし、進めていくということで考えているわけでございますけれども、拡充をするという方向性は持っているわけなんです。


 ですから今のところまだ、今のところは地理的なこと、いろんなこと、そしてまたこの一貫教育を進めるから県や国の方からの補助があるとか、あるいは優遇措置があるとかということまではまだ至ってないわけなんですから、余り大きく今のところ広げられないわけですけれども、とりあえずは飯野小・中・高でやってみて、一年おくれで中高の連携、できましたら拡充という意味で、それぞれの中学校と高校のつなぎというんでしょうか、そこまでは考えております。


 考えてはおりますけれども、まだ今の段階ではまずはそこからスタートかなというようなことで、格差ができないような配慮というんでしょうか、といいますのはほかの小・中におきましては、どういうような取り組みをするかというのはまだ今のところはないわけでございます。それは飯野小・中・高を一つは見てということもありますし、それからその学校によって例えば教科で非常に弱い教科があるとか、非常にここに力を入れたい教科があるということであれば、そちらの方にその時間をかけるというようなことで、画一的に統一的に進めていくというものではありません。


 ですから、まだ私たちもしっかりと見えない部分もありますし、それは今後研究していくことになるのかなと思っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  といいますと、将来的には小中高一貫というのはほかの飯野地区以外にも広げる用意はあると、考えはあるということでよろしいでしょうか。


 それであればですね、ぜひともそのモデル校のときは格差が生じるように飯野高校だけがリードしてくれるように、格差といいますとちょっと聞こえは悪いですけれども、飯野中学校がほかの中学校を次年度その次という形でリードしていくような実績が残るように努力をしていただきたいと思いますが、どうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 そのとおり努力したいと思います。


 それと、先ほど私はモデル的事業ということで「拡充」という言葉を使いました。しかしこれは今のところは飯野小・中・高では県との連盟による特区申請を出して、また認可されてないわけですけれども、高校が県立高校である関係上、飯野小・中・高によっては一貫教育ということで進めることができるわけですけれども、ほかのところの中高におきましてはそこまでいくように県教委とも協議しながら、やはり取り組まなきゃならないものだというようなことで、今のところちょっと不透明な部分が出てくるかと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  そのほかの地区のことについてもう一回後で触れさせていただきたいと思いますが、この小中一貫教育について、期待される成果をお聞かせくださいという質問を通告しておりますけれども、先ほどのふるさと教育、英語教育、そして言えば高校の存在価値が増すということなどだと思うんですけれども、この日向の方は六三制を弾力化して取り組んでるんですが、この点についてはえびのはこの弾力化についてはどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 日向市におきましては小中一貫校ですね、小中一貫校、それから小中併設校、これは大王谷小学校と中学校、そのほかにおいては小中連携型です、併置型、併設型、それからもう一つは連携型、この三つで日向市は取り組んでいるわけです。特に平岩小・中学校におきましては、六三制を弾力化いたしまして、四三二といういわゆる学年の区割りで、前期、中期、後期というようにその六三制を弾力化いたしました、そういう区切りで現在実施しているわけでございますが、えびの市におきましてはそこまでは考えずに、今ある六三制、あるいは六三三制をベースにしながら、その中で教育のいわゆる共通理解やらあるいは共有制を図りながら、一貫した教育の一つの流れになるような取り組み、これを考えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  それでは、その新しい取り組み、教科の取り組みとは別に、連携の部分だけをちょっとまたお伺いしていきたいと思うんですが、具体的に交流事業の具体的な教科というのは大体お考えになってるんでしょうか。


 平岩小の場合は一貫校ということで施設も一体化しておりましたので、かなりの教科が交流授業の対象になってたんですが、ほかの日向市の場合もやはり連携校におきますと、一教科ないし二教科の交流授業しか行われてなかったという事実があったんですが、えびの市の場合はどういったお考えなんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 ちょっとピントが違うかもしれませんが、交流授業となりますと、私どもが考えておりますのは、教科の交流的なものとそれからもう一つ、教科以外の交流活動でしょうか、そちらの方がどちらからということで、教科の方でいきますと、交流授業で考えておりますことは一つは英語であります。


 それからもう一つは算数ないし国語ですか、そういうことを考えているわけですが、このことにつきましても今後学校側と十分連携をとりながら、あるいはまた特に郷土学なんかになりますと、これは県との連携というんでしょうか、協議をしながらそこらあたりを、ですから大体の青写真はできているわけですけれども、まだしっかりとした学校側との詰めも行っておりません。


 それで来年度からはそのこと等も含めまして、まず企画運営に係る委員会とか、あるいは一貫教育の推進委員会とか、あるいは教科書、指導方法の研究のための作業部会、そういう設置を行い、県教育委員会と準備検討委員会との連携をとりながら、そこのところを研究していくというふうな十九年度の取り組みになるわけでございます。


 まずは組織的な取り組みから、そしてその中でそれぞれの役割分担でそれぞれの担当を研究し、一年間かけて練り上げ教科書等もつくり上げていくというようなことを考えているわけです。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 一時五十九分


                    開議 午後 二時  十分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  日向市に総務教育常任委員会で視察に行った折も、先進的に一年早くといいますか、本年度取り組まれているんですが、よく中身を知るに従って、やはりハード面の充実というのが不可欠だなというのを痛感したわけです。確かに平岩小学校のように一つの施設の中で生徒も先生も移動できる状況であれば、先ほど言いました交流授業の教科というのはかなり多い教科を中学校の先生が小学校で教えたりとかいうケースが多いんですが。


 えびの市の場合はどこの小学校、中学校も隣接していないわけでありまして、その小中高一貫に関してはとりあえずは飯野地区ということだったんですが、将来的に、もし全域にわたるとなると、当然飯野高校から真幸中学校まで先生が移動しなければいけない。当然小中一貫教育のことだけを考えましても、加久藤であれば加久藤中学校の先生が三時間目に授業をするのであれば、二時間目と四時間目は移動でつぶれるわけでありまして、そういったことを考えてやはりその交流の教科数がどうしても少なくなっている。


 平岩小学校は確か二けたに近い数の教科の交流が行われてるようだったんですが、ほかの連携の学校は、先ほど教育長も英語、数学、国語とおっしゃいましたが、せいぜいその三教科程度、中には英語だけの教科だけの交流というのもあったようなんですが、実際ですね、先生の数をふやすなり、大王谷小・中学校は今度施設をつなげて移動するということだったんですが、そういったハード面の充実、えびのの場合はそういった歩道橋をつくるとか、そういったことはちょっと難しいなと思うんですけれども、教員の方の加配ということが必要だと思うんですけれども。


 県の教育委員会がこれは実権を握っていると思うんですが、県の教育委員会とは先生をふやすというようなことについては何かお話がでてるんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 実はこの一貫教育をするに当たって、県と協議をする中で、予算面のこと、あるいは人的配置のこと、このことについてはどうなのかというようなことで、いわば優遇措置的なものがあるのかどうかということで協議をしたことがあるんですけれども、そのときの県教委の方の意見としましては、予算的なものはちょっと今のところ望めないと、人的配置もやっぱり職員定数の問題があって、これも保障はできないと。ただある程度考慮するとか配慮することはできるかもしれないというようなことでございます。


 ですから、それを期待するよりも今の現状で工夫改善をしながら進めていかざるを得ないのではないだろうかなと。そのためには学校側とも十分に連携をとりながら、協議をしながら、これから今後のことについては詰めていかなきゃならないことになるのかなというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この、先ほどの平岩小・中学校に関しましても、校長先生が一人になられたということで、今まで二人いらっしゃった校長先生が一人になった分の配置を職員の方でされてたりとか、やはりどうしても職員をふやす必要があると、日向市は三十人学級ということにも取り組んでらっしゃるんですが、市の単独で非常勤講師を採用するということに日向市もなっているようなんですが、せっかく小中高一貫教育、これを目指してやられるに当たって、私はこの非常勤講師の採用ということが不可欠だと思うんですが、こういったことを今後一年間、十九年度は検討されるということなんですが、こういったこと、非常勤講師えびの市単独で非常勤講師を採用する、そういったことを働きかけるようなお考えはございませんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 ただいまの質問でございますけれども、私もそういうことは十分考えているわけですけれども、現段階ではまだそこまで話は進めていないところでございます。


 今後、そのことも含めまして、場合によっては首長部局の方に御相談に行くこともあるかもしれませんし、現在のところはまだ何とも言えないところでございます。


 答弁にならないかもしれませんけれども、以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  日向市の方では週二十時間で四十週、時間当たり二千六百三十円で、年間二百十六万円あれば非常勤講師を雇えると、そういった非常勤講師の派遣の会社とかもあるみたいですので、ぜひこれは連携、小中高一貫教育という名ばかりにならないように、飯野高校存続策と言われないように、ぜひこの小中高一貫校に対する取り組みを非常勤講師を採用するということで具体化していただきたいと思うんですが、今後その非常勤講師の提案、今のところは何とも言えないということだったんですが、その職員をふやせば効果があるんじゃないか、ふやさないと効果が出ないんじゃないかという点については、教育長もそう思ってらっしゃるということでよろしいでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 私も全く議員さんの思っていらっしゃるとおりのことを考えております。やはり一人でも職員が多ければ、それだけ余裕もできますし、そのことで教育効果も上がるのじゃないかというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  五番目の項目に移りたいと思うんですが、先ほどハード面、学校が一体化しているかしていないかというようなことが非常に重要なポイントとなってしまっているということを述べたと思うんですけれども、現在耐震強度の問題につきまして、学校の危険校舎等を中心に改築の動きがありまして、年度的に計画もいただいているようなんですが、平岩小・中学校におきましてもその危険、改築に際して小学校の敷地に中学校も併設しようということで、小中一体化した施設ができたということだったんですが。


 今後えびの市も耐震構造による改築を進める中で、小・中学校の統合、施設としての統合ですね、そういったことも一緒に考えていかないと、耐震構造だけが先走るとかえって二度手間になってしまうんではないかと思うんですが、一貫教育と校舎の改築という点については連携してお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 一貫教育と、それからその学校を一つにするということとの関係でございますけれども、現在のところはそれぞれの学校によってそこを連携がとれた一貫教育を進めるということで、その小学校と中学校を一緒にしていわゆる一貫学校をつくるという計画、まだそこまでは至っていないところであります。


 ただ、今後、今から何年後になるかわかりませんが、やはり将来は一貫学校にした方がふさわしいというようなことになってくることも考えられます。そういう先の見通しも持っていなきゃならないわけですけれども、現在のところはそこまでは考えていないところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  当然、一貫教育の推進と学校の建築というのは連動する必要はないと思うんですが、将来的、今教育長がおっしゃったように計画の推進の中で頭の片隅に置いていただければ、一体化した学校の推進というのも逆に早くなるのではないかなと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。


 続きまして、給食費の未納対策について質問をさせていただきたいと思います。


 これは昨年の十一月に文科省が調査を実施したわけなんですが、年が明けましてことしの頭になりまして、マスコミで非常に騒がれまして、給食費の未納が四万人分二十億円を超える未納があるということで一挙にクローズアップされたといいますか、問題になったんですが、このえびの市の十七年度の未納の生徒数の割合ですね、と未納額の割合、これをまず最初にお聞きしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 十七年度未納生徒数と割合、それから未納額の割合でございますが、平成十七年度の児童生徒は一千九百十二名であります。うち未納者数は二十五名であります。これを割合にしますと一・三%ということになります。


 それから未納額と割合ですけれども、未納額は六十万八千二百五十七円でございます。これを割合は〇・七%でございます。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  このパーセントというのは残念ながら宮崎県の平均よりも高いと思うんですが、その点はどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 県の平均が一%という、一%前後だろうと思いますが。これに比べますと一・三%でございますので、高い比率になっているかと思います。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  これはですね、全国レベルも生徒数で一%、額で〇・五%ということで、えびのは比較的低いんじゃないかと思ってたんですが、逆に高い状況がありまして、一保護者としましても責任を感じてるんですが、この状況を受けまして文部科学省の方から通達があったと思うんですけれども、どういった中身の通達だったんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 文部科学省からの通達でございますけれども、平成十九年一月二十四日付文部科学省から県教育委員会教育長あて、学校給食費の徴収状況に関する調査の結果についての通知文書が県教育長から一月二十九日付で届いております。


 その通知内容でございますけれども、大まかに次のような三つがまずあります。


 一つは、学校給食実施者における学校給食費の未納問題への適切な対応に資するため、徴収状況について全国的な調査を実施したということ。


 それから二番目が、学校給食は学校教育活動の一環として実施され、児童生徒が食に関する正しい知識と望ましい食生活を身につけさせる上で重要な役割を担っていること。


 それから三番目が、学校給食が適切に実施されるためには、保護者の方々に適切に負担をしていただくことが不可欠であるというこの三つ。


 それから、学校給食費の未納問題への対応についての留意事項といたしまして、第一に、学校等は児童生徒に食に関する正しい知識と望ましい食生活を身につけさせることなど、学校給食の意義や果たす役割を保護者に十分認識していただくとともに、学校給食は保護者が負担する学校給食費によって成り立っているため、一部の保護者が学校給食費を未納にすることによって他者に負担が発生することなどを保護者に周知し、理解と協力を求めること。


 第二に、学校給食実施者は経済的な問題による学校給食費を未納している保護者に対しては、生活保護による教育扶助や就学援助制度の活用を奨励するとともに、これらの給付による学校給食費相当額については、必要に応じて学校長に交付することも一つの有効な方法と考えられることを踏まえて対応すること。


 第三に、学校長は学校給食費の未納に対する対応について、学級担任と特定の者に過度の負担がかからないよう、学校全体として取り組み体制を整えるとともに、学校給食実施者は各学校の未納状況を随時把握し、当該学校の教職員と連携して未納問題の解消に努めることというような通達文でございました。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  その通達が一月に文部科学省から来たと思うんですが、それを受けて教育委員会では具体的にどういった対策を施そうと、その点について協議された中身をちょっとお聞かせください。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 ただいまの質問に対しましては学校給食センター所長をして答弁いたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  堀川給食センター所長。


○給食センター所長(堀川純一君)  給食センターの取り組みといたしましては、現行の教育委員会規則の規定では、学校給食の徴収は学校長の責任において確実に行うことになっております。各学校それぞれ工夫をしていただき、学校給食費の徴収に努力をいただいているところでございます。


 学校給食費の意義等につきましては、先ほど国からの通達等を教育長が御説明申し上げましたが、学校給食費のえびの市の未納対策といたしましては、市の校長会等において学校全体としての取り組みをお願いしております。


 そしてまた、教育長を会長として学校教育課長、学校給食センター所長、市内の小・中学校の校長とPTA会長をもって組織する事業運営会の会議においても議題といたしまして、学校給食費未納対策といたしまして、平成十七年度の未納状況の報告を行い、未納対策の取り組みを説明し、徴収に努力していただいているところであります。


 また、今後におきましても学校給食の意義、役割を全保護者に十分認識していただくとともに、一部の保護者が学校給食費を未納することにより生じる問題についても認識いただくためにも、全保護者に対して、文書等による周知を図っていきたいと計画を進めているところでございます。


 また、学校の方で再三再四にわたり、督促、催告をするにもかかわらず納入実績がなく、対応の悪い保護者につきましては、今までの経緯を整理した上で法的措置を講じる手続、民事調停という手続を進めるという説明をして、教育委員会の給食センターとしてもそういう手続を進める予定であります。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  今センター長の方からも説明があったように、本来は学校長の責任で徴収するようになっているわけなんですが、今回十七年度になりまして、未納状況というのが明らかにされまして、これは一つ非常によかったんじゃないかなと思うんですが、実際はそれ以前は完納された状態でその負担というのは学校に来てたと思うんですけれども、この学校長の責任で徴収するということに、やはり限界があったのでこういう状況になってきてるんじゃないかなと思うわけです。


 先ほど民事調停とかいうお話もありまして、一つこれが打開策になればと思うんですが、学校長の責任という文書は残したとしても、もう少し教育委員会として総括的に何か対策が打てないものかと思うんですが、その点についてはどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 ただいまの質問でございますけれども、今後、この問題については非常に一つの重要課題だということを認識しておりますので、教育委員会等でこの問題についても十分検討し、そして今後どういう対応あるいは対策をとればいいかというようなこと等を含めまして、協議をしていきたいと思っております。


 なお、早速ですね、四月新しい年が明けまして、今センター所長が申しましたように、この文部科学省の通達をもとにして、全保護者に協力、学校給食に対する理解と協力、それから給食費の納入についてはお願いし、またその中で特に悪質というんでしょうか、支払い能力がありながら支払わないという人が実はここに上がってきているわけなんですけれども、そういう保護者に対しましては先ほどの法的措置というんでしょうか、民事調停等も視野に入れて取り組まなければならないというようなことを考えておりますし、今後そうしたいと思っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  今教育長の方からも出ましたように、確かに払えない人と払わない人がいる状況があると思うんですが、これが一緒にされるとまた新たな問題が発生してくると思うんですけれども、この就学援助事業を、まずはそういう状況にある人に関しては情報を徹底して、このことをまず徹底してから民事調停というような動きもしていかないと、払えない人と払わない人が一緒になるとまた新たな誤解が生まれると思うんですが、その点についてはどうお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 全くそのとおりでございます。支払いの悪い方については先ほど申しましたように順延の手続、あるいはそういうことで手続をしてくださいというようにお願いします。


 そういうふうな準要保護の認定を受けますと、給食費は自然とこれはもう直接支払われることになるわけですから問題ないわけですが、ただその方は仮に手続をしても、その年間の所得が当然支払われる、超えておりますと、いわば準要保護の手続をしてもこれが認可されないわけでございます。


 となりますと、認可されないということは当然支払い能力があるということでございます。支払い能力があるのに払わないということになりますといろいろな理由づけがあるようですから、義務教育だから何で払わないかんとかですね、そういうそれぞれの個人の私どもから見ると身勝手な解釈によって支払われないわけで、そういう方々につきましては、先ほどのような法的手続、民事調停をも視野に入れたそういう取り組みを考えなくちゃならないということで、当然その辺はきちっと区別して進めてまいりたいと思います。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  逆にマスコミで騒がれてこれがチャンス、逆にチャンスになると思いますので、ぜひこれを機会にこういったことがなくなるように、この未納者が出ると実際はほかのきちんと払っている保護者の人に負担がかかるんだということがまた保護者に伝われば、保護者そのものも協力体制が整ってくると思いますので、ぜひそういった働きかけもしていただきたいと思います。


 続きまして、学校運営予算について質問をさせていただきたいと思います。


 運営予算減と保護者の負担の関係についてどう思われますかという項目を通告してるんですが、十七年度の決算書が出たと思うんですが、これを基本に十年前の決算書を見させていただいたんですけれども、これは中学校費、小学校費あわせた学校運営予算というのが約三十%ぐらい削減されております。金額にすると五千五百万円程度削減されてるんですが、この教育総務費ですね、教育委員会の経費でありますとか、そういった経費は逆にふえている状況で、十七年度の決算を見ると、ついにこの中学校費、小学校費の合計よりも教育総務費の方が金額的に高い数字になってしまっているわけであります。逆にPTA会費とか学年費など、保護者の負担は年々とまでは言いませんけれども、年次的にふえてしまっている状況があります。


 内閣府が十七年度の国民の生活白書の中で、一人の子どもを二十一歳まで育てる費用を一千三百二万円と推計しているわけなんですが、この中で教育費は五百二十八万円かかると、この後に質問します少子化対策にも少しかかわってくるんですが、実際に持つつもりの子どもの数と理想とする子どもの数、これが理想とする数よりも実際に持ってる子どもの数の方が下回ってるんですが、これの最大の理由というのがやはり子育てや教育にお金がかかり過ぎると、これが六五・九%でトップの理由だったんですが、この学校運営予算が削減されている、そして保護者の負担がふえている、この状況について教育長どのようにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  ただいまの質問に対しましては学校教育課長をして答弁いたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  山下学校教育課長。


○学校教育課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 学校予算の運営費の関係でありますけれども、現実的に特に平成十六年度から学校配当予算につきましては減少しているという状況にあります。


 ただ、議員言われましたように平成七年から平成十七年、非常に全体的には児童生徒の数ということも現実的に減ってきております。そういったことも考えて現実的な数字が減ってるという状況もありますけれども、特に平成十六年度から緊急財政改革計画プランが策定されたことにおきまして、全体的に消耗品、需用費等の削減というのが全庁的に聖域なしということで決定された関係で、特に学校だけにしわ寄せが来たということじゃなくて、シーリング的な形で全体的に予算が削減されてきているということは事実であります。


 そういった意味での議員さんが言われるように少子化の問題、当然学校教育課としてはそれだけの予算というのはお願いしたいという考え方は持っておりますけど、市全体の現在の状況等を見たとき、非常に厳しい状況にあるというふうに思っているところです。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  学校運営予算だけが縮小されているのではないというお話だったんですが、私は学校運営予算だけは縮小せずにいてほしいという意見であります。


 先ほど生徒の数も減っているというお話だったんですが、生徒一人当たりの予算も算出したんですが、若干やはり一人当たりの数も少なくなっている状況があります。


 現在、学校の教育振興費などの中に、前回消耗品費ということで具体的にちょっと質問をしたことがあったと思うんですけれども、PTA活動費以外に保護者が学校の消耗品費とか学校の子どもたちが活動する上での費用の一部を負担している状況にあるんですけれども、この点につきましてはぜひ行政の方で予算化できないものかと常に思ってるんですけれども、PTA活動に関しましては当然PTAが負担すべきものだと思うんですが、この生徒が使う教材でありましたりとか、画用紙であったりそういったことを教育委員会の方で予算化できないものかと思うんですが、その点についてはどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  山下学校教育課長。


○学校教育課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 予算の増ということにつきましては学校教育課としては当然努力していかなきゃならないというふうに思っているところです。学校からの要望等も聞きながら、市長それから財政の方には要望していきたいというふうに思っているところです。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  それではちょっと市長にお伺いしたいと思うんですが、先ほどの内閣府の白書にもありますように、子育てにお金がかかることが子どもを生まない理由のトップになっているんですが、実際ここに負担が来ている現状がえびのでもあるわけなんですが、教育委員会は当然要求していると思うんですが、学校運営についての予算、この点をもう少し拡充するというようなお考えはございませんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 えびの市の財政状況は今でも地方交付税に依存した体質のものでありまして、歳入面の厳しさは依然として改善されずに、また歳出面では義務的経費の固定化など、今後も極めて厳しい状況が続くことを御理解いただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  財政状況が苦しいのはよくわかるんですが、少子化の対策も打たなければいけない中にあって、この子どもにかかわる予算というのはできれば前年度をずっとキープしていっていただきたい。一人当たりの単価ということを考えますと、特別にふやすという状況ではなくても、そういった学校で使う消耗品費ぐらいは気がねなく先生たちが使えるようなそういった状況、子どもたちが先生じゃなくて、子どもたちが使えるような状況をつくっていただきたいと思うんですけれども、その点についてはどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今議員が質問されますように、そのような形にぜひしたいとは思っておるんですけれども、今のえびの市の財政状況を考えたときに、そのような形にするのは非常に厳しいところであります。


 そのようなことで、先ほど学校教育課長も述べておりましたけれども、聖域なく歳出削減を行うということで、そのような形になっておるところでもございます。その点はよく御理解いただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  「聖域がない」という言葉が何か逆に使われているような気がして非常に気になるんですが、将来を担う子どもたちに関しては財政が厳しいえびのだから画用紙が使えないと、そういった状況がないように十分配慮していただきたいと思います。


 確かに予算執行上、極端に学校運営費をふやすということは可能ではあると思いますが、難しいところもあると思うんですが、それではこの予算執行に関して学校長の裁量をふやしたらどうかなと思ったわけであります。現在の予算執行でありますと、学校が努力して燃料費を節約するなどしても、その節約した分は直接その努力をした学校には返ってこない状況にありまして、もし学校長の予算に関する裁量権がふえれば、先生たちがクーラー代とか灯油代を我慢して、子どもたちの学力向上のために教材をそろえたりとか、そういった努力が、学校の努力が学校の運営に反映されると思うんですけれども、そういった校長の裁量権をふやすと、そういった考えは、教育長、ございませんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 ただいまの質問に対しましては、学校教育課長をして答弁いたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  山下学校教育課長。


○学校教育課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 学校運営に伴います予算執行等の裁量権の拡大ということであります。現実に九市の状況等を見ましても小林市以外のところについてはそれぞれ裁量権を学校長のところに委任しているという状況にあるようであります。市によりましてはもう各課長と同じぐらいの権限まで与えてるような状況等があるようです。ただ、小林市さんを見ますと、予算執行の部分だけについて学校長に委任しているという状況等があるようでありますので、今後えびの市としましてもどれだけの金額を権限移譲としてすべきなのか、そういったことについて研究させていただきたいというふうに思いますし、当然財務会計システムの変更ということもありますので、その辺のことについても考慮していきたい。


 ただ現在、予算執行につきましては学校長の合議を伴いまして学校教育課の方に書類が上がってくるわけでありますけど、内容を見ましても非常に不備の状況が多くあります。多い状況等がありまして、学校長がどの程度予算執行について深く考えながら合議を打ってるのか、非常に疑問の点もあるようであります。


 そういった意味でも一年間、学校長に対しての研修を行いながら、えびの市としては予算執行、少ない予算でありますけれども、貴重な財源でありますので、そこについては慎重に各学校長が認識していただいて、そして権限移譲していきたいというふうに考えているところです。以上であります。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  確かに、校長先生によります、校長先生の認識にかかわる部分が多いと思うんですが、まずは校長先生がきちんと執行してもらう状況をつくらなければいけないと思うんですが、今では、今の状況だと一回一回お伺いを上げて、消耗品とか備品の横の柔軟的な使い方も今ではできない状況だと思いますので、ぜひそういった研修を積みながら、校長の裁量権をふやしていただきたいと思います。


 今後は教育委員会におきましては、教育委員会の責任の明確化とか将来は教員の人事権まで委譲されるような話もありますので、ぜひ今のうちに学校の自立した学校、校長を中心とした独自の教育ができるような校長先生の育成という面も含めて、そういった裁量権をふやしていただきたいと思います。


 次に、少子化対策について質問をさせていただきたいと思います。


 次世代育成支援行動計画の進捗状況をお聞かせくださいと通告しておりましたが、これは総括的になると非常に幅が広くなると思いますので、まずこの計画の一番最後の方に、進行管理に関しましては市の広報紙とかホームページで市民に公表するという文書が載ってるんですが、この計画の進行管理、これは今どういった状況なんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  御質問の点ですけれども、三月一日付で各課関係課の実績内容を把握いたしております。先般公示を行ったところでございます。実績について公示を行ったところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  これは、じゃあ市の広報紙とかホームページに載るのはいつぐらいになるんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  市民の皆様に見ていただいて、わかりやすく表示していく必要があろうかと思っております。そういう編集等の時期も必要になってまいりますので、なるたけ早い時期に取りまとめを行いまして公表をしていきたいというふうに考えております。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  その中身が早くわかれば質問しなくていい部分もあるんじゃないかなと思ってるんですが、この中に子育てガイドブックの作成とかいうのもあったんですが、この点については進んでいるんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  ただいま御質問になりました子育てマップ、ガイドブックの作成につきましては現在作成をいたしておりません。これが今回未実施項目の一つの項目に上がっております。今後、内容等詰めまして目標年次であります二十一年度までには何とか実績をつくっていきたいというふうに考えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この行動計画ができて今二年たったんですかね。なかなか少子化対策という言葉は常に出てくるんですが、ムードが全然感じられないんですが、すぐに子育て支援センターをもう一カ所ふやすとか、そういった大きな予算を伴うようなものに関しましては早急にはできない状況もあると思うんですが、こういった子育てガイドブックの作成とか、夜間の小児窓口の設置とか、こういったものはすぐにでも取りかかろうと思えばできると思うんですけれども、今現在なかなか進んでないというのはどういった状況なんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  この行動計画の実施目標を持ちました事業項目は五十四項目ございます。そのうち先ほど御指摘がありましたガイドマップ、これが未実施ということで、もう一点は乳幼児健康支援デイサービス事業、これは病後児の保育事業になるわけですけれども、こういった事業も三百万円ちょっとの国の補助金がございます。しかし百万円程度、三分の一程度は市町村の持ち出しという事業でございまして、なかなかこの取り組みを進めようといたしましても、いわゆる看護師等の免許を持った方が対応していかなければいけない。


 そしてまた市内には七カ所の保育園がございます。中学校区単位で見ますと、四カ所ということになりますけれども、その事業をどこに取り入れていくのかということもいろいろ問題になってまいります。もう少しこの辺は勉強をさせていただきまして、今事業を展開していらっしゃいます法人の方々とも御相談を申し上げていかなければならない部分であろうかというふうに考えているところであります。


 おっしゃいますように、全体的にまだそういう子育て支援のブームといいましょうか、そういう機運が高まっていないということにつきましては私どももそのように感じてはおりますけれども、いわゆる各関係課がいろいろ所管しております事業をそれぞれ展開はいたしてきております。


 また、福祉事務所管内での児童福祉に関する予算も年々増加傾向にあります。また、そういう中でも児童手当、あるいは児童扶養手当、それと乳幼児医療費の扶助、そういったものも年々拡充されてきております。そういうこともございまして、目に見えない部分がございますけれども、それなりの予算措置はいたしてきているということでございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この少子化対策というのはなかなか政策がすぐに結果には結びつかないと思うんですが、やはりえびの市は子どもを生みたい、生みやすい状況をつくろうとしているんだというムードがまず伝わらないことには、今から子どもを産もうとしている人が子どもを産むという決意がなかなかできないと思うんですが、その予算化されなくても、この行動計画に載ってなくてもすぐにできるような計画もたくさんあると思うんですが。


 先月も提案したと思うんですが、企業の取り組みとか、まずこの市役所の中の男性の育児休暇の取得状況というのはどのような感じになってるんでしょうか。県では義務づけた県も出てきているようなんですが、えびの市の男性の育児休暇の取得状況はどのようになってますでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対しての答弁は総務課長をしていたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 市の職員につきましては地方公務員の育児休業等に関する法律に基づきまして、えびの市職員の育児休業等に関する条例というものを定めております。制度上は男性職員も取得可能と、特に女性だけというそういうものではございません。過去には、まだ男性職員が取得したという実例はございません。今後も制度の啓発は行っていきますが、最終的には職員の判断にゆだねるしかないというふうには考えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  県で義務づけた県も出てきたということで、ちょっと自分もそれは問題があるなと思うんですが、この職員の方が自信を持って育児休暇を男性の方でもとれるような状況を、ぜひえびの市から発信していかないと、これはなかなか広がらないと思いますので、ぜひこういった雰囲気をえびの市の市役所の中からつくっていただきたいと思います。


 先ほども予算のこと等もあったんですが、身体障害者の方用の駐車場ですね、あそこ妊婦の方も使えるような状況にするためにマタニティカードというのをつくりまして、身体障害者の方の駐車場を妊婦の方が使いやすいような措置をしている自治体もあると聞いております。こういったことなどはほとんど予算措置しなくてもできますし、非常にそういった取り組みが広報されることでムードが盛り上がると思うんですが、そういった取り組みについてはどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  御提言いただきましたので、早速研究させていただきたいというふうに思います。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  やはりこの少子化ということに対しての問題意識といいますか、ムードがまずこの庁舎内から出てこないと、なかなか普通の民間の企業にも伝わっていかないと思うんですが、私はこれはどこの自治体だったかちょっと忘れたんですが、育児と学校の窓口を一元化したところがありまして、これは学校教育課にえびのでいいますと子育て支援係を統合したというような形の課をつくって、育児から義務教育まで一貫して政策を見ると、こういったことが児童の虐待でありますとか、そういったことにそれこそ一貫で取り組めるということで、育児と学校の窓口を一元化している自治体があったんですが、こういったお考えはございませんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今のところ具体的には検討していないところでございますけれども、今後勉強させていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  市長はいつも、未来に禍根を残さない財政運営ということをいつもとなえられておりますので、非常に未来のことを考えていただいてありがたく思っているんですが、ぜひ未来に対する投資も考えていただいて、今だからこそ少ない金額で済む、そういった投資もあると思いますので、ぜひもう少し少子化対策、将来の子どもたちの未来のことを考えて政策を進めていっていただければと思います。


 以上で一般質問を終わります。


○議長(宮崎和宏君)  お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮崎和宏君)  御異議なしと認めます。よって本日はこれをもって延会することに決定いたしました。


 次の本会議は明十六日午前十時から開き、一般質問を続行いたします。


 本日は、これをもって延会いたします。


                    延会 午後 三時  三分