議事ロックス -地方議会議事録検索-


宮崎県 えびの市

平成19年 3月定例会(第 6号 3月14日) 一般質問




平成19年 3月定例会(第 6号 3月14日) 一般質問





 
                       平成十九年三月十四日 午前十時開議





第  一 一般質問





          本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件





   一 一般質問





出 席 議 員(十九名)


     一番   宮 崎 和 宏  君    一一番   押 川 秀 齢  君


     二番   西 原 義 文  君    一二番   高牟禮 宏 邦  君


     三番   谷 口   勲  君    一三番   中 間 從 郎  君


     四番   栗 下 軍 治  君    一四番   宮 野 重 敏  君


     五番   外 園 秀 雄  君    一五番   外 園 三千男  君


     六番   村 岡 隆 明  君    一六番   栗 下 政 雄  君


     七番   西 原 政 文  君    一七番   宮 浦 佳 紀  君


     八番   井川原 志庫男  君    一八番   有 馬 正 雪  君


     九番   溝 辺 一 男  君    一九番   蕨 南 善 之  君


    一〇番   蔵 園 晴 美  君





欠 席 議 員(なし)





議会事務局職員出席者


  事務局長    柳 田 和 幸 君    議事運営係   西 原 邦 浩 君


  事務局次長   今 村 隆 一 君    議事運営係   篠 原 亜矢子 君


  議事運営係長  福 田 孝 正 君





地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者


  市   長   宮 ? 道 公 君   財産管理課長   中 武 正 道 君


  教 育 長   上 野 兼 寛 君   福祉事務所長   木 村 政 一 君


  総務課長    坂 本 謙太郎 君   健康生活課長   西 田   健 君


  企画政策課長  小 崎 久美子 君   環境業務課長   下別府 敏 則 君


  財政課長    栢 木 美代子 君   観光商工課長   平 野 浩 二 君


  建設課長    新屋敷   久 君   税務課長     藤 嶋   勉 君


  畜産農林課長  伊 藤 保 也 君   水道課長     便 元 益 男 君


  農村整備課長  境 田 次 男 君   戸籍保険課長   浜 松 政 弘 君


  学校教育課長  山 下 寿 男 君   病院事務長    坂 本 健一郎 君


  社会教育課長  白 坂 良 二 君   会計課長     泊   秀 智 君


                      老人ホーム施設長 赤 崎 正 史 君





                    開議 午前 十時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第六号によって進めます。


 これより、本日の日程に入ります。


 日程第一、一般質問を行います。


 本日は、蔵園晴美議員、溝辺一男議員、蕨南善之議員の三人を予定しております。


 まず、十番、蔵園晴美議員の発言を許します。蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  おはようございます。それでは、ただいまより私の一般質問を始めさせていただくわけでありますけれども、いつも議会でこうして一般質問をするわけでありますけれども、本当に、幼いころ運動会でスタートラインに立ったような思いで、胸がドキドキしているわけであります。それほど緊張した議会であると、私は常々認識をいたしたおりますので、ぜひ執行部の方々もそのつもりで御答弁をいただきたいというふうに考えております。


 また先に、えびの高原国際高等学校の卒業式に参加させていただいたわけでありますけれども、入学時と違って、卒業式には大変な成果がありまして、一人の人間として巣立っていかれた。その姿を見まして、私ども議員として、また一市民として考えさせられるべきところがあるのではないかと思います。


 それは、話の中に、入学時には先の見えない真っ暗な長いトンネルの中に入っていく、そういう思いでえびの高原国際高等学校に入学した。ということは、この先、この高等学校で自分はどんなふうに生活していくんだろうか、果たして卒業できるんだろうか、そのような思いがたくさんあったのではなかろうかと思います。


 そして、卒業を迎える日には、ふと後ろの方を振り返って見ますと、その長くて暗いトンネルとして感じた入り口がすぐ後ろに見えていた。それを聞いて私は、少し涙ぐんで隣の人、きょうも一般質問をいたしますけれども、蕨南議員も横におりまして、二人とも涙ぐんでその卒業式を体験したわけでございます。


 えびの市民の福祉向上のためにえびの市役所があるわけであります。こうした思いを若い青年たちが抱きながら、えびのを巣立っていくわけであります。そういう思いも皆様お一人お一人がしっかりと受けとめられて、高校生たちにも負けないようにすばらしいえびの市を構築されることを願うものであります。


 一般質問に入るわけでありますけれども、今回は、新年度に当たりまして、えびの市長の宮?市長、施政方針を打ち出されているわけであります。その中で基本的な立場に立って質問させていただくわけでありますが、中には、掘り下げていく部分もあると思います。そしてまた、昨日と重複する点も出てくるかとも思いますけれども、一つ一つ簡潔に御答弁をいただきたいと、まずはお願いをいたしておきます。


 今回も、国民保護について三月中には策定したいということが出ておりますけれども、この国民保護の基礎となるべき問題は、何かということで、私常々考えています。また、この国民保護につきましても、数年前からいろいろ取りざたされまして、数多くの議論もなされているわけであります。大きな視点に立ったこの国民保護法、これがこのえびの市の一自治体におきまして、どこを重点的にその保護目的を達成するために、えびの市がどのようにその地域を動かしていくかということでありますけれども、市長として、ここの国民保護の基本となるべき地方自治体がとるべき処置とはどういうものがあるか、例を挙げて二、三点お示しをいただければ幸いかと存じます。御答弁をお願いします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 国民保護法は、まず武力攻撃から市民を守るということでもありますし、市民の安全を守るということであります。そしてそれについて、日ごろから職員等に対しまして、訓練等をしなければいけない。まず警察とか、それからえびの駐屯地とか、そういう横の連絡をとりながら、また有事の際に迅速な対応をできるようにしなければいけないということであります。詳細につきましては、総務課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  ただいま、市長の方からありましたけれども、そのとおりでありますけれども、これにつきまして、やはり市長が申されたように、かねてから職員もこの訓練体制、そしてまた警察、自衛隊、そしてまた消防団等の連絡連携をとった訓練等が必要であるわけであります。


 市長にお伺いしますが、市長のこの認識のもとに、今までそのような訓練をえびの市自体でされたことがありますか、お伺いします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 国民保護法に関しては、やっておりません。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  国民保護法については、やっていないということでありますけれども、しかしながら、市長がいつも安心・安全、これが基本でありまして、これが大きく言うと国民保護につながっていくと私は認識をいたしておりますが、こういう認識のとり方について、市長はどのようにお考えかお示しいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 この国民保護法につきましては、先ほども答弁いたしましたように、市民をまず武力攻撃から守り、そして安全を守っていくということであります。そのようなことに対しまして、常日ごろからそのように考えながらやっていかなければならないというふうに考えているところであります。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  意が伝わっていないような気がいたしますけれども、この国民保護と防災につきまして、私は同じ観点から物をとらえているわけでありまして、やはり小さい自治公民館単位から、区の単位、そしてまた、それぞれの学校区単位、そしてえびの市、えびの市の単位からまた西諸地域の単位、そして県の単位、これがまとまりまして、九州の単位、そして日本国全国単位の考え方が国民保護であると、私は認識いたしております。市長、いかがですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 そのとおりでありますが、市民に対しまして、啓発もうたっていかなければいけないと思っているところであります。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  それでは、この国民保護と防災につきましての結びつきということは市長も御認識をいただいたものと私は理解をいたしたわけであります。


 それでは、早速本題に入らせていただきたいと思いますが、先ほど申し上げましたように、市長はかねてから、市民の安全・安心、これをあいさつ等でもうたわれ、そしてまた議会でもよく答弁をされるわけでありますけれども、その防災についての安全性、これらにつきましてお伺いをいたしておきたいと思います。


 国民保護については、先ほど訓練はしていないと、これから策定するわけですから、訓練内容等も示されていくのではなかろうかと思いますけれども、その基本たるえびの市独自の防災訓練、いろんな災害等を想定した場合の訓練につきまして、私の認識からいきますと、市独自ではしていないような気がするわけであります。


 そういう中で、今回の質問の中でもお聞きいたしたいと思いますが、私どもこのえびの市では、過去に山津波、地震、そしてまた梅雨時期には、京町温泉等は、よく浸水するわけであります。市独自の防災の日を制定して、防災訓練等が必要であると、私は先ほどから申し上げております。


 宮崎県では、さきの県議会におきまして、五月の第四日曜日に防災の日として制定をしているようであります。これは二〇〇五年ですか、台風十四号で死者十数名、そして全半壊が約四千四百棟ぐらいの被害などを受け、県議会が昨年、官民連携を推進する県防災推進条例を制定して、防災設定の日を県に提言いたしておりました。全国で申し上げますと、愛知、岐阜、三重県に次いで四番目と聞いております。


 我がえびの市では、自衛官OBによるえびの市独自の防災相談員が任命をされております。これもえびの市が県内初の試みではなかったかと思いますが、また既に四年が経過しようとしております。また再任の動きも出ているようでございますけれども、この防災相談員の活用、この実績についてお示しをお願いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 この防災相談員につきましては、災害発生時におけるえびの市災害対策本部の運営支援ということと本部長の補佐、そして必要に応じてえびの市防災計画の作成、防災訓練の計画実施等の支援ということでお願いをいたしているところでございます。


 実績ということでございますが、市もしくは県、県の行います防災訓練等にも参加をいただきながら、あらゆるところでいろいろお知恵をもらっているというふうには考えておりますが、十分な活用をされてるかという面につきましては、今回の七月豪雨災害の時点につきましても、災害対策本部について、十分な活用がなされていなかったというふうに反省はいたしているところでございます。


 今現在、地域防災計画の中身について、一応精査をしていただいているというふうに聞いているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  実際のところ、この昨年の七月の集中豪雨の際には活用なされていないということでは、防災相談員としての活用は、全くなされていないと判断せざるを得ないわけでありますが、地域防災計画の中で精査をしてもらっているということでありますけれども、どういう形でこの防災相談員に精査していただいているのかお伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  大きな災害ということの経験を踏まえまして、えびの市防災計画については、十八年度見直しの必要な部分については、見直しをするという方向性の中で、地域防災計画書を一応精査をしていただくと。その中で必要な見直しについては、行っていくという形で今現在お願いをいたしているところでございます。全般にわたって見直しの御意見をいただくということでお願いをしているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  ということは、その地域防災計画の冊子と言いますか、その計画書をその防災員の方々に差し出してというか、自宅で研究というか、精査してそれを意見として、また市に上げるということですか。その御本人たちが、その三人の方は持っていらっしゃるんでしょううか。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答えします。


 当然、地域防災計画書をお渡しいたしまして、今後計画会議等を開催しまして、御意見をお伺いしたいというふうに考えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  次に、消防関係者、それと自衛隊、警察及びボランティアグループなどによる防災訓練の必要性と申しますか、えびの市独自で、えびの市長、宮?市長になってから、計画実施されているものがあればお示しいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 防災訓練につきましては、職員は定期的に、または不定期的と言いましょうか、やっておりますが、全市民的にはやっておりません。


 今後、全市民を対象に防災の日というようなことを決めて、そして訓練をした方がいいなと思っておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  質問の中で、私が意とするところは、ただいま市長が答弁をされたようでございますけれども、やはり今、市長が申されたように、えびの市全体、市民全体といいますか、各地域を含めた防災訓練、図上訓練でもいいわけでありますので、やはりそういうことは、えびの地震の日でもいいし、あれは二月でしたか、三月でしたか、雪の降っている日だったと思います。私、そのころは鹿屋の自衛隊の方におりまして、帰ってきて、その悲惨な姿を見て、本当に大変だなというのがまだ目に焼きついているのが現状でありますが。


 やはり、このような訓練ということにつきましては、常日ごろが一番大事だと思います。そのためにも、国家国防のためにも自衛隊は日夜訓練に励んでいるわけであります。せめてえびの市全体として年一回は防災の日を定めて防災訓練に取り組む必要があると思います。そして各校区、そしてまた各自治公民館単位におきましても、それぞれ小さくてもいいですから、地元にいる方々がそういう訓練に参加をすると。大きな災害が出たときにも、消防団の方も大変今御苦労をいただいておりますけれども、簡単に活動ができる状況にはないと私は考えております。


 と申しますのも、やはり若い方が少なくなっている。そして仕事に出かけている。市外に仕事を求めていっている人もたくさんいらっしゃいます。そこにやはり、自主防災組織なるものを各自治公民館でつくりまして、そして、そういう方々が活動を推進してやっていく、こういう考え方を私は持っておりますけれども、市長はいかがでしょうか、この考え方につきましてお伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 考えといたしましては、議員がおっしゃるとおりであると思います。今後、区長会等も通じまして、そしてまた区長会と地区の消防団との連携をとっていただきまして、大々的なものでなくてもいいから、その地域の防災訓練等をしていただくような形でお願いはしていきたいと思います。


 まず、市といたしましては、防災の日を決めまして、そして全市的に年一回くらいはやらねければいけないと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  ただいま市長がお答えいただきましたので、ぜひそのような形にしなければいけないと私は考えておりますが、その防災の実施時期につきましては、やはり集中豪雨と、そしてまた、梅雨も心配される我がえびの地方でありますけれども、梅雨前時期が私はいいのではないかと考えておりますけれども、市長、いかがでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 時期的なことを今議員が質問されましたけれども、その点につきましては、そのように考えるところもございますけれども、十分検討させていただきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  そのような形でしたいということでありますけれども、実は、なぜ私はこういうことを申し上げるかと言うと、鹿児島県では、もう既に地域防災関係に力を注いでおります。そして、旧高山町ですか、肝付町ですか、ちょっとはっきりしませんけれども、地域防災推進員というのが地域におりまして、その人がいろいろと地域的にリーダーシップを取って、その防災、もちろん国民保護につきましても、上に行けばそうなるわけでございますけれども、そして各地域の人たち、各戸の氏名、年齢等を把握しながら、そして緻密な活動をされていらっしゃいます。その推進員の方々は、講習等を受けて、防災士という資格を取得して、そして地域で活動をされていらっしゃいます。


 宮崎県においてもそのような取り組みがなされているのではないかと思いますけれども、今のところ、私は目にしておりませんので、そのような組織をぜひつくって、えびの市民が安心・安全で暮らせる、そういう対策を講じる必要もあるかとも思いますけれども、お考えはいかがでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  防災士の活用ということであろうかと思いますけれども、この防災士につきましては、県の方も県が主催する自主防災組織リーダー研修会、そこを通じてそういう防災士に意欲的な方につきましては、支援をしながら、その資格を取られているというふうに聞いております。


 今現在、県内に八十一名、防災士として活躍されている状況でございます。今後、この防災士の活用というのは、必要になってくるという意識は十分持っております。防災意識の中で、防災については、これまで災害が発生してからの事後対策に重点が置かれてきておりましたけれども、近年は、事前対策、予防対策の重要性が強調されているところでございます。ですから、地域にあっては、自主防災組織、これを構築する中で、そこにリーダー的な方を養成しながら、防災の意識、そして知識、技能を持っている方の助言というのが必ず必要となってきておりますので、防災士につきましては、そういう県内で八十一名おられますけれども、この方がいろんなところに出向いて指導するということも聞いておりますが、できれば、そういう県の支援ということがあれば、えびの市内でもそういうところに研修に行っていただいて、養成をしていきたいという考えは持っているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  県も支援しているということでありますけれども、せめて各校区単位でだけでもスタートとして防災士の育成、養成ということで進めていただきたいと、このように考えております。


 そうすると、市長がかねがねおっしゃっている安心・安全の一環にもなるのではなかろうかと考えますので、早急にこの対策は講じていただきたい、このように申し上げておきます。


 また、えびの市独自で災害訓練等の実施もされるということでございますので、これも早急に協議をして、早いうちに、こういうのは早いのがいいわけですから、早いうちに策定して訓練をしていただきたい。申し上げておきます。


 次に、ぷらいど21の件でありますけれども、これは資料をいただいておりますけれども、このぷらいど21につきまして、お伺いいたしますけれども、ぷらいど21助成金で初めて事業を起こして三年間支援を受けて、そして現在事業が継続している、その事業が何件くらいあるか、まずお示しをいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  この助成金で初めて事業を起こして、そして現在も継続している団体でございますが、この申請の団体の中には、継続的にこれまでもやられていて、この中で三年間事業の助成を受けられた方もございますので、このぷらいど21の助成事業で初めての取り組みという内容につきましては、十一の団体が一応取り組まれておるわけでございますが、そのうちの一団体は、途中で、活動は継続されておりますけれども、助成は二年間受けられたところでございます。


 それから、一団体につきましては、二年間で中止をされておりまして、結局九団体ということになります。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  私が聞いておりますのは、ぷらいど21をつくりまして、そのときから初めてそのぷらいど21活用事業をしたのは幾つの団体があるかということを聞いております。


 要綱を見ますと、今までえびの市の支援を受けていない団体についても、ぷらいど21は、活用できるということになっております。私が申し上げるのは、このぷらいど21を創設して、新しい事業、新しい発想のもとに事業を展開したのが、このぷらいど21基金を活用している団体は幾つあるかということを聞いております。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  それぞれの団体は、この地域の活性化というそれぞれの目的の側面では、現状等にいろいろと新しい側面で取り組みをされているところであります。それぞれにマンネリ化した事業ではなくて、常に新しい側面を加味しながら、そういった取り組みをされているところでございまして。


 ちょっと、質問の趣旨を私よくわからないんですが。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  質問の趣旨というのは、ぷらいど21基金を創設しました、その基金を活用して、新しい団体が生まれますね、活用したいという団体が生まれた。そして事業を推進してきた、そういう団体が幾らあるか。常に新しいことに取り組むのは、今までの支援を受けていないボランティア活動をしている方も、常に新しいことを試みてしていくわけです。ぷらいど21を活用したから新しいものに取り組んでいく、これはちょっとおかしい表現ではないでしょうか。


 結局、ぷらいど21で、どれだけえびの市が活性化に向けて進んできたかという、その基本的になるものは、新しい事業、新しく生まれた事業がぷらいど21で幾らあるかということを聞いています。わかりますか。だれが聞いてもわかる、私が言うことですから、何も難しいことはありません。


 あなたが答弁に、どういう答弁をしようかということで、頭の中で整理をされるからそういう答弁になってくるわけです。素直に答弁をお願いします。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  ぷらいど21事業が創設されましてから、新しく取り組みの団体が生まれた内容につきましては、七団体と考えておりますが、後で正確に御報告させていただきたいと思います。その団体の発生の時期をきちっと精査いたしたいと思います。非常に地域に根差した活動で、前からやっておられたところもあります。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  私は、そういう答弁は求めておりません。これは常に把握しておかなければなりません。採用するときのその要綱の中にも、何年度からこういう事業はしていると。そして市の支援は受けていないわけですから、市の支援を今度受けたいといって申請するわけです。事前審査のときにそれはわかっていなければおかしいはずです。違いますか、どうですか。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  おっしゃるとおりでございます。そういった活動状況等につきましても、申請の段階で一応調査もいたしておりますが、私の方でそういった視点で、現在手元にきちっとまとめた資料がございませんので、今は多分こうじゃないかという観点から、御答弁を申し上げております。申しわけございません。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  そういう答弁でありますと、審議の過程によってどういう審議がなされたか、全く不明であります。市民にどういう説明をするか、私どもは説明のしようがありません。


 なぜこういうことを申し上げるかというと、前回も私は指摘をいたしております。ことしは休んで、来年度にまた活動したいという団体がいたということを課長が答弁されましたので、それはおかしいじゃないかと。要綱には三年間連続して、継続してやる事業だと、今回見直しもされるようでありますが、その見直しの方向性というのも、ある程度の方向性を示してもらっても、私は到底納得できるものではありません。今のような答弁では。


 市長、いかがですか、今の答弁を聞きまして、ぷらいど21基金の活用につきまして、お伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 このぷらいど21基金使用につきましては、担当課長も真剣に取り組んでもらっておるところでもあります。


 今、議員が質問されることに対しまして、その資料が、はっきりとした資料をここに持ち合わせていない、またそのようなことが調査はしてある、調査というのでしょうかね、してあると思うんですけれども、それが今ここに持ち合わせていないということでございます。


 担当課長は、しっかりとその点については把握しておるんじゃないかと思っておりますが、今それをここに持ってきていないので、はっきりとした答弁ができないのではないかと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  大変失礼な言い方かもしれませんけれども、市長もちょっと認識不足じゃないかなと思います。市長本人がつくられたぷらいど21基金であります。市長としての目玉であります。やはりある程度、中身を把握しながら、この活用によって新しく事業がこういうのが起こった、そしてこれは継続して、さらにその事業が飛躍していく、えびの市の大きな活性化の根源になるんだ、そういうのがなぜないのか、不思議でならないわけです。


 今回も見直しをされまして、たくさんの方々にPRをして、どうぞ使ってください、これではどうしようもないぷらいど21ではないでしょうか。えびの市民としてプライドを持つための基金ではないですか。担当課としてプライドが持てる活用ですか、もう一回お伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  これまでのぷらいど21助成事業につきましては、市民の皆様方の十七団体の取り組みをいただいております。この十七団体というのは、申請数は年々ちょっと少なくなる傾向にございますが、それぞれ皆様方、一生懸命地域の活性化に取り組んでいただいたと考えております。


 その中で、このぷらいど21によって新しい新規の団体が起こったところもありますし、これまでのそういった取り組みの基盤の上に、さらにこの助成でホップ・ステップ・ジャンプということで飛躍をされたところもございます。そういったことで、審査会におきましては、私の方で正確な御答弁ができないことにつきましては、大変申しわけないと思っておりますが、審査会につきましては、そういった新規とか継続とかの内容よりも、取り組まれる活動の目的とか、地域資源をどのように活用されているとか、活動の継続性とか、公益性とか、そういった側面で見ておりますので、私どもの方で、今即答ができないということは、私どもの事務局の手落ちでございまして、取り組まれた市民の皆様方は、それぞれに一生懸命やっていただきまして、この助成金の効果がやはりあったというふうに思っております。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  今聞いておりますけれども、新しい取り組みの団体もあったということは認識していらっしゃる。なぜその数が出てこないんですか。議会のための答弁ではないでしょう。そういうことから、私はプライドを持っていただきたいということを先ほど申し上げた。私は、何もこのぷらいど21基金を活用する人たちがいけないとか、そういうことは言っておりません。どれだけこの基金を活用して、どれだけ活性化が進んできたか。そしてまたどれだけ新しい団体が生まれて、えびの市発展のために寄与しているか、これが私は聞きたかったわけであります。


 今後、改正もされるようでありますけれども、そこらあたりを十分踏まえまして、改正に挑んでいただきたい、このように考えますが、今まで申し上げたことを考慮して、改正するべきものは改正されるものか、いま一度確認のためにお伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 今、議員が質問になりました点は、十分考慮いたしまして、改正をしていきます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  私は、この問題はすんなりと行くのではないかと思いましたけれども、本当にえびの市のことを考えて、このぷらいど21基金を創設したときのその思いと今とは逆行しているのではなかろうかと思いますが、この実績を見ましても、どんどん減ってきている。十七年度が新しく二つ、十八年度が一つですか、これではいけないということで慌ててそういう団体を募って、ぷらいど21基金を使っていただこうというのが改正の本音であります。


 どの地域に幾らばらまこうか、悪く言えば、変な言い方をすれば、PRして使ってください、使ってください。今あちこちの自治体では、本当にやる気のある人がおれば、そこに年間五十万なら五十万ずつ差し上げて、そして三年間、この金でこの地域の活力をみなぎらせてくれという自治体もあるわけであります。ただ、えびの市から出向いて、地区座談会等でぷらいど21はこういう基金ですよ、どうぞ使ってください、計算方法がわからなければ、私たちが教えてあげますよ、そういうPRの仕方では、私はえびの市活性化のためのぷらいど21基金ではないと断言申し上げておきますので、次の改正がどのようなものになってくるか、そのときにまた議論いたしたいと思います。


 次に、企業誘致でありますけれども、企業誘致の関係につきましては、市長としては、オーダーメイド方式でやるとかいろいろありますけれども、しかし、いろんな弊害が出てくると思われますが、経済産業省が地域経済関係につきまして、二月六日閣議決定をされた地域産業活性化法の説明会というのが九州地区で多分開かれたと思いますが、市長は参加されていらっしゃいますか、お伺いします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 大変申しわけありませんけれども、参加いたしておりません。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  課長はどうですか。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  参加しておりません。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  そういうのが閣議決定されたのは御存じですか、市長と課長の答弁を求めます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 正式には知りませんでした。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  そういう話は、ちょっと見た記憶はございますが、具体的な内容については勉強しておりません。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  市長は、正式にはという、正式とか非公式とかはいいんですが、知っているか知っていないかだけなんですけれども、課長は見たことはあるんですか。聞いたことがあれば、中身がすぐ飛びつくような中身ですけれども、いかがですか、中身は。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  今言いましたのは、ただ、そういう話がニュースでちょろっとあったということくらいで、中身につきましては、今言われましたように、本来なら、資料等を取り寄せて勉強すべきところでございましたが、そういうことをしておらないというところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  そういうことですからというと、大変失礼になるかもしれませんけれども、企業誘致には大変力を入れているという、市長の施政方針でもあります。そしてまた、課長の動向を見ても、そういう力強い動きが感じられるわけであります、話として。


 しかし、完全に動向が伴っていない。幾らオーダーメイド方式で企業誘致をしますと大声を立てても、やはりこういう閣議決定された情報等をもとにして、いかに交付税を取るかという、そこの基本的なことがないのに、なぜ企業が誘致できるのか、不思議でなりません。


 この地域産業活性化法につきましては、私ども会派の方で会長がこれを入手いたしまして、どこかこういうところに行ってみようかというところで、たまたまいろんな手だてで探していただいたところ、十九年二月二十一日に佐伯市に貸工場があるということで勉強に行きました。そこでそこの担当部ですか、課ですか、こういう説明会、多分各自治体も行かれたと思います。多分えびの市も企業誘致で一生懸命に取り組んでいらっしゃいますので行かれたと思います、ということから説明が始まったわけであります。


 そうしまして、私は、いつも市長がオーダーメイド、オーダーメイド方式ということで力強く訴えていらっしゃいまして、どの程度政府に対して、そしてまた県に対しても、企業誘致に対しての熱意、どれだけ伝わっているかなと考えたときに、余り伝わってないんじゃないかということを感じたわけであります。


 また、経済産業省につきましては、都道府県別の調査も既に始めようといたしております。企業誘致の取り組み状況を調査する方針を決めたとあります。これは多分三月から調査になるんじゃなかろうかと思いますけれども、こういうことで地域間の格差の是正につなげてほしい、一極集中の企業ではなくて、その企業を各地域に分散した方がいいんじゃないかという、分散する場合に、どこの自治体がどれだけの熱意を持ってやっているか、そういうことで交付税処置もなされているわけであります。企業への聞き取りで、都道府県が専門窓口を設置しているかや、許認可に迅速に対応できる体制になっているか、こういうことを行うなどの手続面のほかに、企業が進出した後も親身に相談に乗っているかをチェックするということも経済産業省は発表いたしております。


 私は、かねがね企業訪問をして、何か心配ございませんかとか、従業員が足らなくないですか、地元の方を雇用してくださいとか、そういうことも訴えておりますが、実際そのようなことが行われているのか、親身になって考えているのか、私には到底熱い思いが伝わってきておりません。


 現に、水関係の会社一社、一番古い会社ですか、その方も生駒高原の方に水を求めて行かれたということも聞いております。もう着々と工場設置が整いつつあります。常にそういう工場を回り、状況を把握しながら、会社訪問をしておれば、幾らでもえびのには最高の水があります。何もえびの市を出ていく必要はないわけです。そういう情報収集がとれないから、企業はまた出ていくわけです。本当に残念なことであります。


 企業訪問を本当に熱意を持って回っていらっしゃるものか、市長にまずはお伺いをいたしておきます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 企業訪問は、年一回、担当課を中心にして回っております。そしてそのときに社長さんともお会いいたしまして、いろいろ話を聞くんですけれども、市に対してどうこうというような要望は、一点だけはありましたが、その一点は、企業が言われますように協力をして支援してできております。そのようなことで、企業訪問をいたしまして、何かありましたら市の方にお伝えください、相談してくださいということは言ってあります。


 その点、企業訪問後に担当課の方に来ておるか来ていないかわかりませんけれども、私のところには何も言ってきてはおりません。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午前 十時五十九分


                    開議 午前十一時  十分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  大変失礼いたしました。ぷらいど21事業が創設されましてから、新しい活動を始められた、出てきました団体で現在も継続して活動されている団体は四団体でございます。


 ミリオン友の会、西内竪ふれあいクラブ、えびのEM研究会、郷土の歴史文化を伝承する会、以上の四団体でございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  先ほどに引き続きまして質問させていただきますが、市長は、担当課を通じてそれぞれの企業に訪問いたしまして話を聞いたりしていると。今のところ市長には何も相談事はないということでありますが、担当課を主としてされていらっしゃいます、担当課につきまして、この訪問された日程とか内容を資料として提出を求めたいと思いますが、いかがですか。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  後で資料で提出させていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  ぜひそのようにしていただきたいと思います。


 オーダーメイド方式から、いろいろ議論して展開してまいりましたけれども、前回の一般質問でことし、県西地域企業立地促進協議会、このことにつきまして、私は高原にあるフリーウエイ工業団地は別個として西諸地域、そしてまた、湧水町を含めた協議会を設立してはどうかということでしましたところ、一月十九日に予定されている県西地域企業立地促進協議会の設立、これにつきまして、設立がなされたものか、また今後の取り組みについてお伺いをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  宮崎県県西地域企業立地促進協議会につきましては、今言われました平成十九年一月十九日都城市の県総合庁舎で設立総会がございました。参加は、市長がされております。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  市長、参加されましてどうですか。都城も含めた企業立地促進協議会のあり方について、えびの市ではどのようにとらえられましたかお伺いします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 この県西地域企業立地促進協議会には、平成十九年一月十九日に都城に行きました。そしてそのときに三市三町の首長が来ておりまして、そしてまた県の商工労働部長もおみえになりまして、話があったところでございますが、私も一番最初、この県西の企業立地促進協議会というものはどういうものかと思いながら行ったのでありましたけれども、まず、各地域で現在取り組んでいるものがあれば、教えていただきたいというようなことでありました。


 私は、地元農産物を加工いたします、農産物加工場を誘致するように、今一生懸命努力しておるところでありますというふうに説明をいたし、そしてまた、その工場はどういうものかと、こういうことでございましたので、タケノコのことにつきまして、説明をしたところでございます。


 小林市長さんは、健康家族のニンニク栽培の話をされました。そのときに、最終的には、えびの市が取り組もうとしてしております、その農産物の加工場は、ぜひ成功してもらいたいですねというようなことを、県の方から逆に激励されたところであります。


 この協議会といたしましては、今のところ負担金はとらないというようなことであります。負担金を取ると仮定するならば、過去に高原の工業団地のこともありますし、どうするかなということでいろいろ考えておりましたけれども、そのようなことでございまして、今フリーウエイ工場団地ではありませんけれども、あのような形で造成をして待っておるのも大変だということは、どの首長さんもわかっていらっしゃったと思っておるところでもあります。そのようなことで、どこの地域もこの企業誘致につきましては、真剣でもあるし、また難しいところもあると、なかなか厳しいというふうに考えていらっしゃるということはよくわかったところであります。


 だから、えびの市は、ぜひこのいわゆる工場名を言って大変失礼ですけれども、クローバー食品の加工場は誘致したいと思っておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  ぜひクローバー食品の誘致には、早く取り組んでいただきたいと思います。


 簡潔に答弁を求めますが、湧水町とえびの市と、この温泉があるまちとして、企業誘致促進協議会なるものを設立する考えと申しますか、協議するお気持ちはございませんか。あるかないか、お答えいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 湧水町との企業設立を協議する考えはということでございますが、生き残りをかけまして、各自治体が競争いたしましてやっておる時期であります。今のところ、えびの市はそのような考えは持っていないところであります。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  なぜ私がこういうことを聞くかと申し上げますと、これも経済産業省の話でありますが、今後の企業誘致は、一自治体だけではどうにもならない、地域を広範囲に広げて、そして住環境、工場が設置できる環境、そういうものを十分生かしながら、大きな地域での発展性を求めているのが今後の企業誘致だと聞いておりますが、この点について市長はどう思われますか。いいことだと思いますか、それともえびの市はえびの市独自で行くんだから、私にはこういう話は関係ないとお思いか、お示しをいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 この地域産業活性化については、まだ県の方からも市の方には何も連絡が来ていないところであります。ですから、このいわゆる県西の企業立地協議会も、今議員がおっしゃるようなことを考えて行われておるのかなというふうに考えさせられる点もありました。できることならば、えびの市はえびの市で一生懸命努力し、そしてえびの市が発展するようにしていかなければいけないというふうには考えております。


 しかし、時代の流れもあります。その流れをよくくみ取ってやっていかなければならない点も十分あるというふうには考えております。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  私の言い方が悪かったかもしれませんけれども、その地域産業活性化法に基づいた意見を求めたわけではございません。ただただ、県西地区において我がえびの市は、県下唯一の温泉町でもありますし、隣の湧水町にもたくさんの温泉がわいているわけであります。そういうことを活用しながら、お互いにその地の利を生かして、南九州のへその地域であります。そういうことを生かして地域ぐるみのそういう企業誘致をする協議会の設立に向けての協議をする必要があると、私は考えているから聞いただけであります。


 時代の流れに相応してやるということでございますが、ぜひそういう流れに乗っていただきたい、このように提案を申し上げておきます。


 次に、景観整備と地域活性化につきましてでありますが、まず、えびの飯野駅前の景観整備というか、かなり商店街が建て込んでおりますけれども、あそこあたりをカラー舗装などにして、そしてまた店等の景観を整備すれば、かなり住環境もよくなるのではなかろうかと思いますけれども、そのような考えについて、担当課はどのようにお考えか、まずお聞きいたしたいと思いますが、建設課長、お願いいたしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  道路に関しますカラー舗装等につきましては、今現在のところ、全く計画は持っておりません。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  次に、飯野町区の出張所付近の街路事業ですが、あれも中途半端で終わっておりますが、その後、計画推進についての考えがもしあれば、課長の方から答弁をいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  飯野地区のところにつきましては、以前街路事業で歩道にカラー舗装したわけですけれども、その後に相当痛みが進んでおりました。これについて四カ所ほどなんですけれども、本年度補修工事をさせていただきましたけれども、これからのそういう計画はないところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  次に、加久藤地区に入りますが、加久藤のえびの駅前通りの活用ということで、文化祭などイベント開催で商工会、JA、そしてまた、地元との協議をして、ぜひともあそこの加久藤駅前の活性化を図りたいと、私は常々考えておりますけれども、そのような協議をされるお考えはないものか、これは観光商工課長にお伺いをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 過去、えびの駅前の通りで、旧加久藤商工会で花火大会と連動して、田の神さあ踊りの練り歩きが行われていたところでございます。今、商工会のイベントも整備され、年末の地元で飾りつけをされているイルミネーションもなくなり、えびの駅前通りは御存じのとおりの状況であります。文化祭などのイベント開催で、JAや商工会、地元と協議をとの御提案でございますが、文化祭につきましては、文化センターを中心にした開催を、今のところ会場を拡大する考えはないところでございます。


 栗下八日町線の活用につきましても、同様ですが、地元の方々がイベントでもやりたい、何かしたいということがあれば、行政として支援することがあれば、支援してまいりたいと考えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  蔵園晴美議員。


○十番(蔵園晴美君)  それは課長の考えとして、私は受けとめます、資料はこちらから移動してきたような感じがします。


 私が言いますのは、地域活性化のために文化センター付近でやっている文化祭をまちにおろしてきて、まちの活性化のために活用してはどうかということを聞いている。今、あなたの答弁では、まちの活性化のことは何も考えていない。あそこでやらなければならない理由というのはないはずであります。いろんな施設を利用したり、文化センターを利用したり、健康センターですか、福祉センターがちょっとわかりませんが、そういう保健センターを活用しながらしていく、でも、あれは外でもできるものがたくさんあるわけですね。ですから、年に一回ぐらいのそういうイベントを地域活性化のためにえびの市を挙げてやってはどうかということを提案申し上げているわけでございますが、これは、また後ほど、議論をさせていただきたいと思います。


 栗下八日町線につきましては、まだ聞いておりませんが、先に御答弁いただきまして、まことにありがとうございます。しかし、残念ながらいい結果は出ておりません。しかし、市長もあそこは防衛庁の予算で何とかしたいということでありますけれども、また栗下政雄議員もそういう意向でかなり力を入れていらっしゃるようでございますが、前回の市長答弁の中にもありました、大変厳しいものがあると、防衛庁予算では。そういう中であるならば、あそこもぜひ景観的に整備をして、地区民の憩いの場として整備すべきではなかろうかと私は考えております。


 そういう中で、あそこには中島地区の用排水路が通っておりまして、その整備につきましても、大分前ですが、請願書がありまして、採択をいたしているところでもあります。そういう水を生かした、環境に優しいまちづくりの一環として、あそこの用排水路を活用しながら、整備してそして市役所へ訪れた方たちがゆっくりと憩いの場所として使えるような、そういう整備をする考えはないかということで上げておりますけれども、これは提言にとどめさせていただきたいと思います。


 次に、京町温泉郷の景観整備と空き店舗の活用でありますけれども、現在文化センターにあります農機具等、教育長もいろいろと寄附をされていらっしゃるようでありますけれども、そういうのを何とかこの地域で生かせないかということで、空き店舗にそういうのを、市長もきのうおっしゃいましたが、農業が主であります、えびの市は。観光に訪れた方たちにヒノヒカリの宣伝のいい機会になります。これは畜産農林課、観光商工課、企画、そしてまた道路、景観関係もありますので建設課、やはりいろいろ協議しながら、取り組むべきではなかろうかと思います。そのような取り組みについて、教育長はどのようにお考えかお示しをいただきたいと思います。


 文化センターなどにある農機具等を空き店舗に飾って、展示して、そしてえびの市はこういう昔から農業をしておりますと、それがゆえに田の神さあの里であるということに結びつけて、どうぞ京町温泉郷に訪れてください、そういうシナリオで設定して、そういう農機具の活用をしたらどうかということでございますから、御答弁をいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 県内の各市の状況を見てみますと、古民家とか、あるいは商家等を活用いたしまして、行政側では、先ほど言われました歴史、あるいは民俗資料の展示スペースとしてありますし、民間側では物品販売とか喫茶店とか、そういうものを活用されているケースがあります。多くは江戸時代から昭和の初期の町並み保存の一環として活用されているケースが多いわけでありまして、建物公開を伴う観光資料としての歴史、民俗資料を展示することで見学者が当時の生活文化を知る手がかりとして、活性化を図っているところもございます。


 空き店舗の場合は、その対象となる店舗が歴史的価値のある建物であれば、歴史民俗資料としての展示スペースとして活用することで相乗効果を生む可能性もありますけれども、関連性の薄い空き店舗を単独的に展示を行っても、効果は望めないのではないだろうかなと、単独であった場合複合的に、あるいはその一帯をそういうような一つのエリアとして、あるいは何とか通りとしてというようなことであれば、これは可能性が出てくるのではないかなと考えております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  次に、九番、溝辺一男議員の発言を許します。溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  それでは、引き続きまして、二番目になりますが、早速お尋ねをしてまいります。


 今、質問者におきまして、ぷらいど21の問題につきまして質問がありましたので、私も引き続きまして、そっちの方から質問をさせていただきます。したがいまして、通告とは若干違いますけれども、その点、よろしくお願い申し上げます。


 このぷらいど21の制度につきまして、内容につきましていろいろ質問がありましたが、その答弁を聞いておりますというと、なかなか難しい内容の質問でもないのに、すぐさま答弁もできないようでありますが、聞いておる感じといたしましては、恐らくこれは市当局におかれましても、この制度そのものに大分揺らいだ考えじゃなかろうかという感じを持ったわけであります。


 と申しますのも、このぷらいど21の制度というのが一番目的、理想的な運用というものは、地域づくりをやるために、新しい事業を惹起させる、そしてそれには立ち上がりを三年間助成して、その後は自立へ地域起こししをやり、そしてえびの市を活性化させるというのが大きな目的でなければならないはずだと思うわけです。ところが、もう既にこの制度が始まって、ことしの三月で四年を経過するわけですが、その結果を見てみますというと、今答弁にもありましたように、三年間助成を受けて、その後に引き続いて、事業を行っているのは四団体ということであります。違いましたか、私が言うのは。(発言する者あり)


 新しい事業を惹起させられた事業が四団体ということでありました。だから、こういう実情から考えて、また四年目に入る現段階で、この制度を考えた場合、もう既にこの制度が本当にいい制度であるならば、地域においてあそこの地域は、こういう制度を利用して、こんなに立派な事業が行われている、我々もひとつやろうかという波及効果が見られてもおかしくない時期になってきておるわけであります。


 ところが、その波及効果が全然見られない、そして波及効果どころか、年々その申請団体が先細りになっているということであります。これはやはりこの制度自体を見直す必要があると。もっと効果的な制度を、まち起こしのために効果的な制度を全庁的に考えなければならない時期に来ておるんじゃないかと思うわけであります。この団体の申し込みが少なくなりつつあるということについての対応としましては、十九年度から制度の内容を見直すと、そして質疑の段階で聞きますというと、十九年度におきましては、その三年間の補助期間を短縮してはどうかと、そしてその自己資金の問題も検討すべきではなかろういかということであります。


 そして、二十年度になれば、これを今度は、自治公民館まで対象を広げたらどうかというようなことまで検討するということですが、こうなりますというと、補助金そのものが地域の自主的な考え方でなくして、行政そのものが補助金を勧めて事業をさせる、そういうような制度になっていくというように考えるわけです。


 それは担当課としましては、市長がこの制度を続けると言う以上は、それならばどうして補助金を多く市民に出せるようにしたらいいのか。あるいはまた、市民はどうしたら補助金が受けやすいようになるのかということを考えるのは、これは担当課です。ですから、市長の考え方そのものをここで検討し直される必要があるんじゃないかと思うんですね。


 この制度が始まったのは、平成十五年であります。市長が当選されて二年目であります。だから、その二年目において、この制度をつくろうとされたその気持ちは、今宮崎県の知事がおっしゃっておりますように、何とかえびのをせにゃいかん、こいじゃいかん、何とかせにゃいかんという考え方でつくられたはずです。この発送は非常にすばらしいわけです。そして、議会もそのとおりだということで、これを議決したわけですから、その制度自体が悪いというのではなくて、その発想自体は本当に認めるべきであると思うんです。しかし、現在においては、もうその効果そのものが四年間でわかってきたわけですから、制度そのものをもっと効果的な新しいまちづくりのための制度を検討されてはどうかと思うんですが、市長のお考えはどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 このぷらいど21基金を利用する団体が少なくなってきておるのではないか、だからこれを見直す時期が来ておるのじゃないか。もう少し効果的な制度に持っていくことが必要ではないのかというようなことでございますが、今議員が質問されましたように、そのような形であるから、これを見直さなければいけない。そしてまた、議員が言われましたように、これはまこてえびのを何とかせないかんどちという考えのもとに、このぷらいど21基金を創設したわけでありますが、これはばらまきではないです。そこに難しさが出てきておるのじゃないかな、そして二分の一の補助ということで最初は皆さん、そのような形で真剣に取り組んでおられました。そして成功したところもあります。


 そういうところもあるわけですが、これをここでさらに見直し、精査し、もう少し市民の皆さんが飛びつきやすいようにと、表現はちょっと悪いようでございますが、そのような形にしていきたいと。そしてその地域の活性化をつくっていただいたならば、さらにいいというふうに考えておりますし、その地域の活性化を出すことが自然にえびの市の発展につながっていくと、活性化につながっていくというふうに考えているところであります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  見直すんだということは、このぷらいど21の制度の内容を見直すということのようであります。ですから、この制度そのものは終わったというふうに、発想を変えるべきではなかろうかと思うわけです。その理由は、今さっき申し上げましたように、制度そのものが始まって四年を経過した、それが波及効果がない、そしてどんどん先細りになっているということで、まず、それを広げようとするならば、これは補助金の基準の緩和をするという方向に今考えられようとしているわけですから、これはちょっと今のえびの市の情勢にはそぐわない、補助金をみずから基準の緩和をして、広く市民に補助金を受けられるようにしてあげたいという、その考え方、これはちょっとえびの市の現在の状況から考えますと、少し相反することがあると思うわけですね。


 なぜかというと、これはえびの市の財政が非常に厳しいから、健全財政化を図らなければいけないということで、まず平成十六年度に緊急財政改革推進計画を樹立されまして、その三年間で、それこそ全庁的に一生懸命取り組まれました。しかし、それでもまだ間に合わない、まだまだ十分でないということで、次には、集中改革プラン、これは十七年度にさらに追加をされました。これは五年計画で進められております。しかし、まだそれでも追いつかないんだということで、今度は、施政方針にありますように、第二次の行政改革推進計画がつくられているようであります。


 ですから、一方ではこのように、それこそ血のにじむような財政健全化立て直しのためのいろんな合理化、節約を行って健全化を進めようとする中で、一方においては、補助金の基準の緩和までして、多くの市民に受けられるようにしたい。そしてどうしたらそれを交付の対象が広げられるかということを検討されるということは、もうその健全財政化の面から考えれば、相反する施策になっているわけであります。


 言うなれば、一方で健全財政化でいろんな行政改革をやって実をとろうというけれども、一方ではざるで水をすくうような格好ですくったものが全部落ちていく、これが健全財政化と、このぷらいど21の制度を見直すということに矛盾があると思うわけですね。それよりも、この制度そのものは悪かったんじゃないですから、ちゃんと市長は何とかせにゃいかんという制度でこれを発想された、そして議会もそのとおりだと言って議決したわけですから。その制度そのものの発想はよかったわけですから。しかし、時代にやはり合わないとするならば、見直す必要があると、制度を新たに変えて効果的な施策を、制度じゃなくて、新たな施策を考えられた方がいいと。


 例えば、今問題になっている少子化問題とか、あるいはそういう問題、これなんか大きな問題であります。ですから、このぷらいど21の見直しよりも、もっと健全財政化を進める反面、補助を出すならば、それに匹敵する大きな効果がある、社会的な大きな効果がある、えびのの将来に役立つ制度を見直されたらどうでしょうか、この制度は、一応終わったというふうに考えられたらどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 さきの答弁で補助金が今二分の一でありますが、それをふやすというようなふうにとられまして、発言をいただいたところでございますが、必ずしもそのようなことではありませんし、この制度をもう少し幅広く考えないといけないというようなことで、今回見直すわけでございます。


 そして、この制度に従えば、市民の皆様方が、また地域の皆さんが思うように使えるただ一つの制度でもあります。ですから、そのようなことを考え、そしてまた少子高齢化のことも考えながら、今議員から質問をいただきましたが、そのようなことも全般的にいろいろと考えながら精査し、そしてさらに、議員の皆さんが「それはよかが」と、「よかふうに見直したが」というような形になるようにしていきたいと思っておるところでございます。


 必ず、これをただばらまき制度みたいにしてやるのではなくして、市民の皆様方から積み上げた非常に厳しい予算の中で、積み立てましたぷらいど21の三億円の基金でありました。現在どれくらい残っているのか、はっきりした数字を私は記憶しておりませんけれども、残された予算を大事に、そして効果が百%出るような形にしていきたいという気構えは持っておりますし、そしてこれを利用していただくことによって、やはりこれはえびのはこれでよかふんなっどというような引き金になっていけばいいなと思っておるところでもあります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  今私が発言いたしましたが、このぷらいど21の補助金を倍にするように理解しているとおっしゃいましたが、そういうことは考えておりません。この補助金の二分の一という制度がハードルが高いんじゃないかというようなことも質疑の段階で答弁もされておりますので、そのことを申し上げたわけでありまして、その補助金を倍にする制度に見直しをされるんだなというふうには考えておりませんから、それは誤解のないようにお願いいたします。


 とにかく、市長は、この制度はあくまでも堅持してやるということであります。しかし、その補助金が四年間たちまして一千八百六十何万、そして十何団体が今受けているわけですが、なかなかその波及効果も見られないその制度であります。ですから、この基金を別な、もっといい効果的な制度に持っていくことが必要だと考えるわけでありますが、しかし、この補助金を出すということになりましても、補助基準を緩和しなければ、申請団体はふえないわけですね。だから、言うなれば、どうぞその補助金を準備がしてありますから、ぜひ申請をして利用してくださいということにならざるを得ないということになるだろうと思います。


 ですから、それは健全財政化を進めるその過程から考えると、相反しておるということであります。しかし、これは市長の施策でありますから、私はそういうふうな考えを持っておりますので、その制度そのものについては、検討される必要もあろうと思います。


 それでは、災害復旧工事についてのお尋ねをいたします。


 昨年の七月に豪雨に見舞われまして、相当な被害があちこちに発生をいたしました。その中で、多くの災害が発生したその中で、二百六十四件、これだけは災害復旧工事として対処するということが示されております。その内訳は、建設関係が三十九件、農村整備課で百四十件、それから畜産農林課関係で八十五件、この合計が二百六十四件になるわけですが、これに向けて今、市当局とされて鋭意復旧に努力されていることと思います、しかし、これだけの件数でありますから、一年間で済むわけでもありませんし、これは相当の事業量であります。ですから、本年度におきまして、発注されたそれぞれの所管課の発注状況はどうであろうかということをお尋ねをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいまの質問に対しましては、各担当課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  お答えいたします。


 建設課所管につきましては、全体で三十九カ所の災害が発生しております。このうち、本年度に発注した件数は、三十八カ所でございます。次年度、平成十九年度に発注予定は一カ所ということになっております。この既に発注しました三十八件のうち、三十七カ所は、すべて本年度中に完成いたしますが、残り一本の苧畑高野線については、八月の完成の見込みで進めております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  畜産農林課関係の災害でございますが、林道関係は三カ所、もう施工が終わっております。それから、十一カ所、現在施工中でございますけれども、今回繰り越しということで三カ所は継続されて事業を実施するということでしておりますが、平成十九年度当初としましては、一応六カ所を計上させていただいておりますけれども、県の方に要望等を行いまして、できれば早くということで、現在十九年度については、要望中でございます。


 したがいまして、現在十一カ所が施工中ということでございます。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  農村整備課関係をお知らせいたします。


 平成十八年度発生の災害復旧事業は、農地が四十五カ所、施設が八十二カ所の計百二十七カ所の災害査定を受けて決定を受けています。そのうちの、農地二十四カ所、施設六十四カ所の八十八カ所を工事発注して施工中であります。うち、今完成している分が十二カ所でございます。これは、少し一週間程度前に確認しましたので、それから以降は若干完成件数はふえているわけであります。


 施設の六十四カ所のうちの六カ所は、十九年度への繰り越し事業ということで、明許繰越でお願いをいたしております。百二十七カ所から八十八カ所を引いた残りの三十九カ所、そのうちの農地が二十一カ所、施設の方が十八カ所、これにつきましては、新年度に入りましてから、四月以降に早急に発注したいと考えております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  失礼いたしました。


 そのほかに、県で直接やっていただいている災害関連の緊急治山事業が三カ所ございますので、全体では、十七カ所ということになります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  それこそ多い災害箇所の中で、積極的に鋭意取り組んでいらっしゃる状態がよくわかっております。建設課関係におきましては、もう後一カ所ということであります。


 それから、農村整備課が百四十カ所うち八十八カ所が発注済みということですが、このまだ後が残があるわけですが、この八十八カ所本年度に発注した状態で、本年度の作物の耕作について、支障となるような箇所は残っていないわけですか。まだそれとも幾分かありますか。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  残りの部分で作付に影響があるのではないかという御質問でありました。


 国の十八年度豪雨災害の国の予算内示というのですか、確定というのですか、それが確かことしの新年度の二月六日か七日か、国会の方で決定をされております。その関係で、補助金の方が遅くなってきております。実際的には、支障のないように、四月に入りましてから、早急に発注する予定でございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その新年度に早々発注ができるということですが、それは大体何件くらいの件数になるわけですか。新年度にする農作業に、作付に支障のある箇所、それは全部新年度早々に発注ができる状態にあるわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  作付に支障があるかということでございますけれども、先ほど申しましたように、三十九カ所のうちの二十一カ所が農地でございます。ですから、農地の中で、農地ということであれば、そこの中に土砂等が入っておりますから、それが支障になるかということになります。ですから、それを支障のならないように、早いうちに取り除くということで、今早急に実施すべく考えを持っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  そしたらもう、農地災害におきましては、本年度の作付には支障のないように、事前に処理ができると、災害復旧ができるということですね。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  一応そういう考えでおりますけれども、しかしながら、やはり時期的な菜種梅雨等が来ます。その前に何とか済ませようということで考えております。まだはっきりと「済ませます」ということが申しわけありませんけれども、できないと思います。そういう形のもので一生懸命、ことし残っている分と、それと、今農地の部分で発注している分があります。そういうのも作付に影響のないような形で努力していて、業者の皆さん方にも協力を願っているところであります。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  大変件数の多い災害復旧ですから、もうこれだけ発注され、そしてまた予定も作付前にやるということですから、大変な努力であろうと思います。ぜひ支障のないように、取り組んでいただきたいと思います。


 それから、畜産農林課関係でありますが、これは合計八十五カ所のうち十七発注をしておるということです。そして十九年度が六件の新たに発注を予定しておるということですが、この畜産農林課関係の災害というのが、これは林地災害が非常にあるわけですが、この林地災害がさらにまた、大きな生活上に支障を来たしておる箇所があるわけです。本年度に発注された分におきましても、これは鋭意努力をされて、極力危険箇所は発注をされて、手当をされておりますが、さらにまだこのほかにも残っているわけですね。


 私が見ておる範囲内におきましても、庭のところまで崩壊しているというのが一件、だから車庫に入れたり、出たりする場合には、たまには非常に危険な状態に遭遇する場合があるという状態が一カ所あります。


 それから、もう一つは、畜舎のすぐそばまで崩壊しておりまして、もう畜舎のブロックそのものが幾分変形しているというような状態のところもあるわけです。


 このようなところは、今度また雨が降りますというと、また災害が拡大して、被害が大きくなるわけですが、こういうもの等につきましては、これは市長がおっしゃっておりますように、市民の安全確保の面から考えましても、積極的に進めなければならない事業であるわけですが、ことしの六件というのは、その後残った件数から言えば非常に少ないわけですが、もっとこの取り組みというのを早く、多く取り入れて、市民の安全確保に努める必要があると思うんですが、その点は、市長はどういうふうにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 この七月の豪雨災害につきましては、鋭意どの課も一生懸命取り組んでおります。この畜産農林課の残された件につきましても、担当課は県の方に盛んに陳情し、お願いをいたしておるところであります。私も議会が終わりましたならば、出ていきまして、できるだけ早くしていただくようにということで陳情をしてまいります。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 〇時  一分


                    開議 午後 一時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  多くの災害箇所を抱えながら、各課それぞれの一生懸命に災害復旧に努められておるところでありますが、さらにまた、市長の方も三月議会が終わったら、知事の方に出向いてその災害復旧に全力を注ぐということであります。きのうもおっしゃっておりましたが、ヒノヒカリの米を持っていって、みのもんたさんにもあげてくださいという話をおっしゃっておりましたが、そこまで、知事さんの方に行かれるという意欲でありますので、ぜひ積極的に進めていただきたいと思います。


 ところで、この災害復旧、畜産農林課関係、それから農村整備課関係、まだかなり残っておるわけですが、これは大体何年間で済ませようという予定であるわけですか。これがずっと長引きますというと、市長のおっしゃいます二期目を目指す目標として大きな目標を三つ挙げていらっしゃいますが、その中に、市民の安心の確保という言葉が大きく定められているわけです。ですから、これが長引きますというと、その安全確保が揺らいでくるわけですが、大体どの年度までで終了する予定ですか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  先ほども若干御説明申し上げましたけれども、まだかなりの復旧工事の箇所がございます。三月六日には、西諸県の振興局長とお会いしまして、要望しまして、それから三月七日には、県の環境保全部の自然環境課長さんと一応お会いしまして、要望等してきたところでございます。


 流れから申し上げますと、今年度は、県も骨格予算だったということで、六月には一応組みたいということでございました、先ほど市長もおっしゃったように、市長の方からもまたお願いしてもらいたいというふうに思っているわけでございますが、その前の段階ですが、平成十八年七月の災害のときも、要望に行きましたけれども、その前の年の被害が、宮崎県の北部の方でかなりの被害が出ているということで、当然そちらの方が重点されているようでございます。


 そういうことで、県の方としましても、予算の範囲内でできるだけ急いでやるということでございまして、いつの段階でどれまでできるかということは、なかなかここで申し上げにくいところでございますが、災害等がことしなければ、早くえびの市の対応についてもできるんじゃなかろうかというふうに思っているところでございます。


 昨年行きましたときに、ちょうど九月の台風時期の前でございましたので、その状況次第で一応対応するということがございましたので、そのような形になろうかというふうに思っているところでございます。鋭意努力してまいりたいというふうに思います。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  農村整備課につきましては、先ほども御報告いたしましたように、残りの三十九カ所、これは四月発注の予定でございますので、十九年度中には、完成見込みでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  問題は、この畜産農林課関係ですが、これはいつまでということははっきりと時期は申し上げられないということですが、これはこの後ほっておきますというと、また次の台風とか、あるいは雨季になりますというと、被害が拡大する懸念があるわけですね。その前には、拡大した状態で、そして現在激震災害に指定されている、その激震の状態でそれが取り扱いが何年かかっても、これは可能なんですか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  災害の時期としましては、昨年の七月ということになっておりますので、その対応はできるというふうに判断しておりますけれども、私どもとしましても、できるだけ早い時期に急を要するものにつきましては、今回もお願いしておりますし、対応させて、今後も要望等にお願いしてまいりたいというふうに思っているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その激震災害の指定は、去年の七月に発生したものが該当しておるということですが、その該当しておる箇所がさらに拡大した場合には、その拡大した分は別として、激震にはかからないということですか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  激震関係につきましては、一年限りということになっているようでございまして、私どもとしましても、十九年度にできるだけ対応してまいりたいというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  激震指定は一年限りということであれば、十八年度中で終わったものでなければ、該当しないわけですか。(発言する者あり)


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  もう一つだけ、この林地崩壊の災害復旧についてお尋ねですが、新年度に六件ということに予定がされておるわけですが、私がさっき例を申し上げました、これは極めて危険な状態になっているわけですが、これは次のことしの雨季を待たずに新年度になれば、すぐ工事ができるように、いろいろ県等と折衝されて、そのように取り計らわれる必要があろうと思うわけですね。県の方も骨格予算でありますけれども、予算編成当時の新聞報道等を見てみますというと、災害関係だけは必要額は当初予算に計上するという言葉が報道されておりましたから、恐らくそういうような対策はとられておると思うわけです。


 ですから、新年度になったら、危険性が非常に迫っておる、これは早急に着工できるように、ひとつ努力をしていただきたいと思いますが、市長、その点はどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 昨年の災害で非常に危険性のあるところは、十九年度のいわゆる台風災害等が発生するかわかりませんが、台風等が来る前までには、どうにかして県の方にお願いいたしまして、早急にしていただくように陳情いたしてまいります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  よくわかりました。


 次に、県道の改良でありますが、県道木場吉松えびの線の改良についてでありますが、この路線は、二六八号の国道、いわゆるJAのえびの市葬祭がありますあそこの方から榎田の方に入り込んでおります国際交流センターの前を通って榎田を通って、そして東川北を通り、西川北の風戸、それから岡松を通って吉松の方に抜ける、あれがこの県道ですが、この県道の改良について、第四次長期総合計画後期計画の中にも上がっておりますが、整備箇所としまして、未整備の箇所が三カ所ほどこの後期計画に定められております。それは西川北と水流の風戸、それから岡松、この三カ所が上げられておりますが、その東川北地区にも、まだその未整備区間が残っているわけです。


 場所は、コカ・コーラの今増築が行われておりますあの北側の県道を通って川北に入りますあの橋がありますが、あの橋から、昨年新しく東川北公民館が建設をされましたが、あの区間です。長い区間ではありません。これが入っていないということは、市の方では、未整備区間は、東川北地区にはないとお考えでしょうか、それとも何かそこには特別なお考え、配慮でもあるんでしょうか。その点をお尋ねいたします。


 まず、基本計画がなければ、県の方にも話もできないと思うわけですが、その辺はどういうふうにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 前回の議会でコカ・コーラ付近の道路改修問題で議員さんからお尋ねをいただきました。質問を受けました。そしてその後、県の方にも強く陳情し、川北の彦川橋というのでしょうか、あそこまではでき上がったと思っております。あれから先、いわる今議員がおっしゃるような、狩山というんでしょうかね、あそこまでがまだ整備していないようでございますが、それにつきましては、まず地権者の皆様方の同意も必要でありますし、そしてまたその先に行きますと、西川北の方に、まだできていないところがありますが、あれも地権者の同意がとれておるということでございましたので、県の方に強く陳情いたしましたところ、いえ、あれはまだ同意がとれていないということを言われまして、恥をかいたこともありますけれども、とにかく、今議員がおっしゃいますあの狩山のいわゆる東川北の公民館ができるところまでは改修しなければいけない道路だなと、実は、けさ通ってみたんです。そのように思っていますし、県の方にも、今後強くまた陳情してまいりますが、この件につきましては、昨年の十月でしたか、地区座談会を交流センターで開きましたときに、地区の区長さんからも強く要望を、陳情を受けたところであります。


 その点につきましては、詳細につきましては、現在どのようになっているのか、建設課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  お答えいたします。


 御質問の東川北につきましては、これまでも要望いたしておるわけですけれども、この取り扱いにつきましては、東川北、それから関川を経由して、西川北の一連の区間がその当時一千五百五十メートルという未整備区間がありまして、これを一地区といたしまして、毎年県の方には要望しております。今回、平成十九年度もこの区間を一地区といたしまして、県の方には要望していこうと、これについては、事業計画概要、あるいは図面、あるいは写真等も一連の事業ということで要望しております。


 したがいまして、今回の総合長期計画の中でも一地区とすると、そういういった県の方の要望と整合性を持たせた形で整理をさせていただいたというのが今回の経緯でございます。よろしくお願いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  東川北地区という未整備地区は上がっていないけれども、東川北から西川北に至る区間の一千五百五十メートルをこれを一つの工区として包含しているということであります。ですから、市長、これはやはり基本計画に入っておるのと同じ取り扱い、考え方になるんだろうと思いますが、市長、そのとおりお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 建設課長が答弁したとおりでありますし、そしてまた、ただいま議員が質問されたとおりであると思っております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  そうであればよくわかりました。それであれば、次のステップに進んでもらうことになっているわけですね、これは公民館ができた関係でもありますし、またそこから西川北寄りに百メートルくらい行きますというと、フレッシュシステムという、バナナを熟成、そして販売する企業も来ておりまして、非常に大きなトラックも毎日、その製品を持ち運びに利用する車であります。


 ですから、地元としましても、新しい公民館ができたきっかけに、ぜひここも改良してほしいというような機運が非常に強いものですから、あの地区の土地の提供する関係者の方々にも話をして、そして地元にいない遠くはなれている大阪かとか、あるいは他市におる人にもその趣旨を話をして、県の方が拡張する場合には、土地の買収、提供には協力しますという、すべての準備が整っているわけです。ですから、これはもう次の市の方の取り扱いとして、県の方に直接そのことをお願いしていただける段取りが進んでおるわけですが、ぜひそういうふうにしていただきたいと思うんですが、何か地元からそういうようなことが当局の方には話が進んできて届いておりますでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対しましては、建設課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷久君)  地元の方からは、昨年十月地区座談会の席で改良の要望等の意見が出ました。


 早速県に確認いたしましたところ、まだ測量設計等がされていないというような状況は確認できましたので、早速区長さんに関係者の、いわゆる推進同意、いわゆる土地等の提供を協力をもらえるかという確認をいたしましたところ、全員から同意がとれましたということを受けまして、昨年十一月に個別に要望書を県の方には提出いたしております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  地元の方の意向も当局には伝わっているようです。そしてそれを受けて、早速、次の段階に手を打っておられるようでありますので、ぜひ改良ができますように、よろしく働きかけ方、お願いを申し上げます。


 次に、交通安全対策でありますが、この問題につきましては、九月の議会で、旧加久藤橋の両サイドの乗り入れが非常に運転者にとって、橋を進んでくる自動車の確認が難しくて、いろんなトラブルが起きると同時に、事故が起きやすい状態だというような市民の声を代表して九月議会で提言をいたしたわけでありますが、それにつきましての市長の答弁は、対応としては一旦停止ラインの変更、カーブミラー等の設置が考えられますので、運転される皆様が安心して通行できるような環境づくりに努めてまいりますという答弁をされたのが九月の議会であります。


 それから、半年、これは余り経費も要することでもありませんし、恐らく早急に交通安全のためには、これが対策をされるのであろうと、期待をいたしておりましたが、まだ年度末になりましても、何もそういった形跡がないわけですが、この問題は、問題としては、小さなことですけれども、これは市長がわざわざこの議場において、そのように進めますということを方針をはっきりと述べられたわけですから、その方針を仕事に反映させてその対策を実行するのが担当課であり、その職員であろうと思うわけですが、それが非常に市長の方針が通じていないんだろうと思います。ということになれば、これはやはり何か組織上に問題があるんじゃないですか。大体その前に、どこでこれは担当する事務になるわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  先ほどの林地崩壊事業の件で御説明申し上げます。整理して御答弁申し上げます。


 林地崩壊防止事業につきましては、八〇%の補助になっておりますけれども、六カ所が認定を受けまして、この分につきましては、今施工中ということでございまして、したがいまして、十九年度以降実施するものについては、県単の治山事業で実施することになっておりまして、七〇%、一〇%市の負担が多くなるということでございます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 旧加久藤橋の両サイドの乗り入れの安全性についてでございますが、議員がさきの議会で質問されまして、議会終了後、交通安全協会の方にも行って相談し、事故のないうちにやりたい、やっていただきたいというふうに答弁をいたしておりました。その後のことにつきましては、総務課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 旧加久藤橋の両サイドの乗り入れの問題につきましては、議会終了後、えびの警察署の地域交通課にも相談に行きまして、安全面、いわゆるカーブミラーの設置等も含めて御意見をいただいたところでございます。


 カーブミラーの設置につきましては、橋の欄干の高さ、それから見通し性というところで、それぞれ警察の見解があるようでございますが、その時点では、橋の欄干も低く、見通しはよいのではないかというような見解をいただいたところです。


 ただ、私たちも現場に行って見たんですけれども、橋の両サイドにブロック的な一つの田の神、あれを表示してあるものがありますけれども、確かにあれがあることによって、若干ちょっと見にくい面があるのかなという気持ちはいたしております。橋の構造的な問題になるのかなというふうな印象を持ったところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  結局、市長の方針どおり印象を持ったなという程度で置かれておりますが、これは市長、市長はこの議場において、そして市民の意見を反映させた提言として申し上げた、それにお答えになったわけですから、それを補助機関である職員、そして課は、早速実行に移すのが建前であるはずです。市長は、これは必要であるということから、そういう答弁をされていると思うんですが、今の答弁でそんな状態でいいんですか、市長。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 この加久藤橋の両サイドの件につきましては、非常に交通量も多いし、そしてまた事故があってからでは遅いということで、担当課の方からも警察の方にお願いをして、そして安全対策について、相談をいたしておるところであります。


 その点につきまして、警察の方からは、一旦停止のラインは引きます。そして橋の欄干が低いので、見通しもよいし、カーブミラーの設置まではすることはないのではないかという警察の方の、交通安全の方からの説明であったということであります。


 こちらの方からお願いをいたしましてから、一旦停止ラインははっきりと引いてあるのではないかなと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  そしたら、現時点においては、カーブミラーの設置などというのは、必要ないというふうに判断をされているわけですね。


 あの問題は、その当時、私がここで提言いたしましたときにも、市長は、あそこは事故もあったところであるし、早くそういうふうな安全な対策を講じなければいけないということを市長みずからも認めておっしゃっているわけですが、もうそれは、今の時点では必要ないということになるわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 安全のためのカーブミラーは必要ではないというふうには考えてはおりません。必要なんです。しかし、こちらの方からも強くそのように要望するんですけれども、今のところ、そのような形でカーブミラーが設置していないところでありますが、その前にまず一旦停止のラインをはっきりとやりましょうというようなことでありましたので、まず一つ一つやっていき、そうすることによって運転者の皆さんは十分気をつけて運転をしていただきたいと思っておりますし、またそうしなければいけないと思っておるところでもあります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  そのカーブミラーの設置は警察がやるんですか。これは市道じゃないですか。だから、毎年何本かの必要なところには、市の方がカーブミラーの設置はされておりますね。ああいうような必要なところには、そういうものを利用して、早速市長の方針どおり担当課、あるいは担当課職員は、仕事をせねばならないはず。それを市長みずから警察の仕事のようにおっしゃっておりますが、どっちがやるんですか、その仕事は。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 大変失礼いたしました。あそこは市道でありまして、議員がおっしゃいますように、市の方が関係しなければいけないところでもありますし、再度あそこ、現地に行って現地を調査してみたいと思っておりますが、一つは、交通安全協会の方にも相談をしなければいけないのではないかなと思っておるところでもあります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  市道について、市がカーブミラーを設置するのに、交通安全協会の意向を伺いながらやらなければならない、そんなことはないでしょう。それは、市長、市みずからが判断して必要な場所には、交通安全対策のために、事故防止のためにカーブミラーがあちこちに毎年設置されておるようですね。それとあそこの場合は違うわけですか。


 だから、そこに担当課の取り組み、そして市長の方針そのものが通じていますかということを私は疑義を持っておるわけです。市長の方針がはっきり出れば、できる仕事はその担当課で、そしてその担当職員が一生懸命に補助機関として、市長の施策を実行に移すために努力しなければならないはずです。その点はどうですか。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 担当課では、このカーブミラーを設置することでそういう交通安全面の解消になるのかというところも検討いたしたところです。カーブミラーを設置すれば、ここの部分の問題が解決できるのかなということも一応検討はいたしたところです。


 ただ、地域交通課の方に相談をしたときに、このカーブミラーを設置することによって、完全に見通しのよいそういう状況になるのかということではなくて、やはり障害的なものは、あの橋があることによって、そういう見通しの部分が若干問題があるんじゃなかろうかということですので、カーブミラーを設置してそれですべてが解決できる問題ではないというふうにも考えております。


 ですから、カーブミラー設置も含めて、今後何かそういう形で、やはり見通し的な問題を解決できないかということでは、今後また警察の方にも相談をしたいというふうには考えています。


 そして、市道でございますので、従来の手続上は、地域の区長さんなりがカーブミラー設置の申請を上げていただければ、それを調査いたしまして、市の方の予算で一応カーブミラーを設置するというシステムにはなっているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  これは話を聞きますと、ますます警察の方に責任があるようにおっしゃっていますが、この市道そのものの管理はえびの市でしょう、市長でしょう。それをえびの市の判断でちゃんとどこそこ、危険な場所は区の申し出によって設置がされておるんです。


 それをまた警察にどうこう、あるいは話を聞いたら、あの欄干の土台が大きいからどうこう、カーブミラーを設置したらそれが十分な効果が出るかどうかというふうなことをおっしゃいますが、市みずからの判断でできることですよ、それは。市長がはっきりとその九月の議会でおっしゃっているのに、だからそういう受けとめ方であるから、市長の方針が生かされていないんですよ。


 だから、市長、その点は、九月のあの答弁にはっきりと立ち返って早速手当されるようにしていただきたいんですが、市長のお考えはどうですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 今加久藤橋の両サイドの件につきまして、いろいろカーブミラーの設置について質問がなされておるところでございますが、この加久藤橋の入り口につきましては、当初、以前に交通事故もあったところでありますし、また交通安全に対しても大事なところでもあるということで、一応警察の方にも話をしたんですけれども、警察の方としては、先ほども言いますように、橋の欄干も低いし、見通しも聞きますので、カーブミラーの設置までは考えなくてもいいじゃないですかというようなことでございましたが、これはえびの市民のことでございますので、担当区の区長さんともいろいろ話をしながら、そしていい方向に決めて、交通安全のためにつけなければいけないということになりますと、つけます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  市長が今明確な答弁をされました。総務課長、市長の答弁はよく理解できたと思います。ぜひ早速、市長の方針を生かしていただきたいと思います。(発言する者あり)


 それは、もういいですよ。ちゃんと聞かれたわけですから。


 それから、今回土地開発公社が解散されますが、この土地開発公社が解散されますというと、今後の市長がすべての施策に表明されております企業誘致の用地取得、これなんかが以前に比べますと、大きなものになれば取得なんかに大きな影響が出てくると思うわけです。しかし、これはもう時代の流れによって、土地開発公社の理事会において解散するということになっているわけですから、それはとやかく言う権利もありませんから、申し上げませんが、それに合わせて土地開発基金制度を廃止するというふうに施政方針に述べられておるわけですね。


 この土地開発公社がなくなれば、この土地開発基金制度だけは残された方が市長の企業誘致をするというあの公約、それから十九年度の施政方針、それから、第四次総合長期計画に盛られておりますところの企業誘致、すべてが誘致を積極的に進めるという意欲的な考え方であるわけですから、これがなければ、あった方がその施策が生かされるわけですが、これはやはり残す必要があるんじゃないかと思いますが、どうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 土地開発基金は残すべきではないかということでありますけれども、用地取得のみが可能で造成には使用はできません。国庫補助対象となる用地取得は土地開発公社が地方公共団体の特別会計によるものとされている部分もあります。また、工業用地など取得による地権者への免税措置は宅地造成が要件となっております。これらの状況より土地開発基金の廃止による支障はないものと判断をいたしております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  この造成の方は土地開発基金ではできないということであります。それは制度上やむを得ないことでありましょうが、例えば仮に四月になって企業との話し合いが整って、企業が早速そしたら用地の取得をお願いしますと言われた場合に、今はまだ開発公社の基金がありますから、そのその土地開発基金で、法律の範囲内で議会の議決を得ずに市長の判断で取得ができるわけです。それが廃止してなくなりますというと、その土地を取得するには、企業の要望に応じた土地を取得するには、やはり補正予算を組み、そして議会を招集し、そして議会に提案し、議会で審議して議決を受けてからでなければ一般会計の方では取得はできないことになります。


 そうなりますというと、質疑でも出ましたように、非常に時間がかかる。そうなれば、企業の方でもいろいろな支障が生じてくる。だから、そういうふうなことがないように、ちゃんと法律の定めによって市長の判断で取得できる、不動産の取得ならば、五千平米以下、そして金にして二千万以下、これは議会の議決も必要はないわけですから、土地開発基金制度があれば、すぐ市長が必要と認めれば、その取得もできるわけです。ですから、一番市長にとっては、これはとって、それを活用しなければならない制度だと思うわけですね。


 普通ならば、関係課長の方が、これを土地開発基金まで廃止しますよと言った場合は、いや、ちょっと待って、おれの政策実行に支障はないか検討せよというような指示を出されるべき性格のものであると。だから、幾らどうであっても、その法律の範囲で市長が取得できる不動産は、五千平米以下、そして金額なら二千万円以下、これを最低満たすぐらいの基金は残しておくのが、本当に市長がおっしゃいます企業誘致を進める一番の根本になるだろうと思うわけです。これはどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 企業誘致につきましては、オーダーメイド方式でやっていきます。特別会計で使用する地方債に工業用地の取得、造成に適した地方債、内陸工業用地等造成事業債があり、それを活用することにより、企業誘致政策に支障は生じないものと判断をいたしております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  オーダーメイド方式でやるから企業との話し合いが整って、すぐそしたら企業の方が用地を取得してくださいと頼まれた場合、そういう話が整った場合、すぐ手がけられるのが土地開発基金制度であるわけですね。だから、それを利用すればすぐその取得の事務に入ることができるわけです。その基金制度がなければ、一般会計で当然取得しなければ、土地開発公社がなくなるわけですから、一般会計で取得せねばならないことになるわけですが、そうなれば、補正予算を組み、議会を招集し、議会で審議し、議決をした後になるから遅くなると。


 だから、企業にもいろいろ迷惑がかかり、あるいは方針も変わるかもしれません、企業の方も。だから、ある程度の基金だけは残した方がいいということを言っている。しかし、市長は、そういうものは必要がないとおっしゃれば、それは市長の施策ですからしようがありません。私は、そっちの方が市長の政策、あるいは公約を実現するためには一番ベターな方法だと思うわけです。そういうふうにお考えになりませんですか。やはり幾らどうであっても、補正予算を組んで、そして議会を招集して、議会に提案して、そして議決されてから、土地の取得を始められる方がよろしいですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 オーダーメイド方式は、企業の早期進出には対応しにくいというデメリットはあると思います。しかし、企業の進出計画に沿った形で用地の場所の選択、それから面積、インフラ関係に至るまで、十分な協議の上で進めることができることから、将来に問題を残す危惧する要因が少ないというのがメリットであることでありますが、このオーダーメイド方式でやることによって、企業には迷惑はかけないような形でやっていきたいと思っているところです。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その迷惑はかけないとおっしゃいますけれども、基金制度があって、基金制度を利用する方が即座に対応できるというメリットがあるわけですね、もうちゃんと今でもわかっているわけですね。コカ・コーラのような、あの大規模な取得というのは、これは当然たとえ基金制度に金があったにしても、議会の議決が必要ですので、議会を招集し、議会の議決を得てからでなければできませんけれども、その一般的な企業の進出というのは、面積にしても二、三千平米、多くて四、五千、いわゆる市長の権限でできる範囲の用地取得が一般的であるわけであります。それを即座に生かすためには、どうしてもその基金制度は必要だと思うんですが、市長がそんなにお考えにならなければしょうがないですね、しかし。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 この開発公社の解散につきましては、そしてまた企業誘致につきましては、いろいろと内部でも検討いたしました結果、このような形になったところであります。


 ですから、この形で進んでいきたいと思っておりますので、その点につきましては、御理解をいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その方がよろしいという考えであれば、それは、これ以上どうすることもできませんし、為政者ですから。まだ時間がありますけれども、ほかにも通告事項が大分残りましたが、これで質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(宮崎和宏君)  次に、十九番、蕨南善之議員の発言を許します。蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  ただいまから、私の一般質問をさせていただきます。


 四つの項目を挙げておりますが、それぞれ関連もございますので、あるいは項目を越えて、ときには順序を前後して御質問申し上げることもあろうと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。率直にして、適正、簡明な市長の答弁をお願い申し上げておきます。


 まず、市立病院について、経営の健全化と人材確保ということで御質問をさせていただきたいと思います。


 宮崎県立病院は、一九九五年度から赤字が続いておりまして、二〇〇六年度は、純損失約三十億、累積欠損金百九十五億と、こういう実態のようでございます。同時にまた、福岡県では、経営悪化のために、五つの県立病院すべてを民営化をしておると、こういう状況でございまして、地方自治体の経営する病院は、極めて厳しい経営の状況にあります。


 その中で、市立病院におかれては、平成十九年度収支のバランスを保つ予算を計上されておるわけでございます。このことはまことにすばらしいことでございます。管理者たる市長並びに病院当局の御努力に心から敬意を表するところでございます。


 そこで、まずお尋ねをいたしますが、十八年度は多額の退職給与金等の関係で、医業収益八億八千四百万円、それに対する医業費用が九億七千二百万、こういうことで八千八百万の赤字でございます。しかし、十九年度においては、この給与費四億三千万、材料費三億三千百万円で、この二つの科目で約五千七百万の減、こういうことになりまして、これは収支のバランスを整えた大きな要因だと、こういうふうに思っておるところでございますが、十八年度より医業収益約二千万の増収、こういうことを見込んでおられるわけでございますけれども、これは材料費が、約一千二百万円の減額、こういう形になっております。医業収益を一千万上げる、その中で、材料費、これは主に薬品もございますけれども、それが一千二百万円も圧縮できるということは、なかなか難しいのではないかと、私はそういうふうに思うわけでございます。そこら辺について、お考えを承りたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 市立病院の経営につきましては、厳しい財政状況の中、独立採算の経営を目指して努力してもらっております。そして、言われますように、昨年八千八百万円の赤字を出しておりますが、それはなぜかと言いますと、看護師さんの退職がありまして、退職金でそのような形になってきているところでもあります。


 そして、とにかくこの経費を圧迫するのが人件費だということで、今のところ看護師さんがおやめになった分は、臨時の看護師さんで賄っておるところでもあります。そしてまた、今のドクターを見ますときに、六人が配置されておりますし、この六人のドクターがそれぞれ精力的に病院経営ということで、えびの市の中核病院ということで、市民のために一生懸命やらなければいけないということで、努力してもらっておるところでございます。今のところ、最高のスタッフができておるんじゃないかと私は考えております。


 県立病院の赤字の件も言われました。私も事務長と一緒に鹿児島大学、並びに宮崎大学の医局の方にドクターの要請に行きますが、大体大学病院におきましては、公立の病院からは、これからは医師は。(発言する者あり)


 これは材料費の圧縮ということになりますと、病院事務長の方が一番よくわかっておりますので、そちらの方に答弁をさせていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  坂本病院事務長。


○病院事務長(坂本健一郎君)  お答えいたします。


 平成十八年度の当初予算につきましては、入院、外来収益ともに診療報酬改定で三・一六%の減で組まさせていただきました。


 今回、十九年度予算につきましては、平成十八年度決算見込みをもとに予算を計上させていただいております。


 申されるように、薬品費が減って入院、外来収益がふえるという御指摘ですが、平成十九年度の薬品費につきましても、平成十八年度決算見込みで計上をさせていただいております。決算見込みと十九年度当初予算を比較いたしますと、薬品費が百五十四万円の減、そして入院、外来収益が合わせまして九百九十五万四千円の増となっております。申されるように収入がふえて材料代が若干減るという、こういう形は本来、あるべき姿じゃありませんけれども、今後薬品の現金問屋等の購入を含めまして、薬品費購入、診療材料費購入の減に努めていきたいという努力目標として予算計上させていただきました。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  私は、簡明に御答弁をいただくということで、問題を絞ってお尋ねをしておるわけですから、その質問に正確に答えるように、ひとつ市長答弁をお願いをいたしたいと思います。


 ただいま、事務長から御答弁がございましたが、まさしくそのとおり、努力が必要ですよね。工夫をしていただきたいと思います。


 これは、今度の補正、補正は収益増のために、材料費不足、特に薬品費が不足するということで、五百万の増額をしておるわけですね。そういう実態から見ると、収益上がっておるのに、材料費を切り詰める、これは意図としては、努力が必要ですよ。だけどそういうことが厳しいのではないかと、こういうふうに質問をしたわけです。努力をしていただきたい、こういうふうに思うところでございます。


 この先ほどちょっと市長も触れておられましたが、一般職は看護師等十八年度より四名の減、そして産休が五名ですから、実質九名が減という実態でございます。嘱託員も三名減と、こういうことでございまして、確かに給与費は大幅に減になっておる。しかし、そういうふうに人材が非常に圧縮されるというか、少なくなると、患者サービス等、病院機能が低下をして、運営がうまくいかんと、こういう実態が出てきますと、これは確実に医業収益は落ち込んでいくと、こういうことでございます。


 ですから、将来にわたって、経営の健全化は可能である、こういうふうに市長は思っておられますかどうか、お尋ねをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 将来に向けて経営が安定であるかと思われるかということのようであったと思いますが、非常にその点につきましては、努力が必要である。厳しいところもありますけれども、今のスタッフが続くならば、私は必ずやっていけるのではないかなと、そのように考えております。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  今、市長の方から御答弁ございましたけれども、これは厳しい努力によってようやく収支のバランスもとれるであろう、こういうことでございます。これは将来にわたって終わることのない重要な課題ですよね、ですから、私は、総合計画の中にも当然健全化はうたうべきだとこういうふうに思っておりますが、総合計画の中に市立病院の健全化を図るというそういう項目がありますかどうか、お尋ねをしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 二時  一分


                    開議 午後 二時 十六分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 第四次総合長期計画の中には、市立病院独自の項目は載せておりません。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  上水道事業は、やはり同じ公営企業でございますね、上水道事業については、新しい計画の七十五ページですけれども、これには三カ所も水道事業の健全化ということがうたわれておるわけですね。だから、病院事業も経営の健全化、これは終始ずっと続けなければならない課題だから、これも当然うたわなけりゃならんと思いますけれども、これについてはどうですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 病院事業は、全体の財政の健全化に向けた取り組みを行っているところであります。


 今後、病院独自の長期的な健全化計画を作成し、経営の指標としてまいりたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  おおよそバランスのある水道事業を上げて、一方、その計画の中に上げないというのは、これは均衡を逸することでございますから、これは当然上げるべきだと、こういうふうに思いますけれども、これは市長の苦しい答弁だと思いますけれども、それでいいでしょう。御努力をいただきたいと思います。


 十九年度は、内科部長を含めてのほかに二名、これは医師が退職をされる予定、こういうふうになっておるわけですから、当然その補充等については、市長の方で行動され、あるいは行動されなければならん、この対処をどうするか。これについては、どういうふうに具体的にされますか、あるいはされておりますか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 医師の退職につきましては、病院の事務長とも再三話をいたしておるところでございます。そしてまた、退職されますと、補充をしなければなりませんし、その点についても事務長とは話し合いをいたしておるところでございますが、何せ大学の方に頼らなければどうにもならないと。医師がいなくなりますと、いわゆる病院は閉鎖しなければならないような状態になっていくと、えびの市民の健康維持のために、地域医療のために大変なことになるということは考えているところであります。ですから、精いっぱい努力はしてまいります。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  具体的には、話し合いの段階だと、こういうことでございますが、これはやはり具体的な行動を急がなきゃならん。特に管理者たる市長が率先をして医局あたりとも交渉といいますか、要望、そういうものを積極的に進める必要があるということを申し上げておきたいと思います。


 次に、病院経営で致命的なことは、医療事故が発生する、このことですよね。医療事故は現に発生しておりますか、どうですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 現在、私たちの方ではそのように感じていないわけでございますけれども、医療事故ということで、今裁判をしておることがあります。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  申し上げましたように、医療事故の発生というのは、病院経営で致命的なことでございますから、これについては、やはり万全の対策をとらなきゃならんということでございます。その対策の医療事故を発生させない対策、これについては、どのように取り組んでおられますか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  私が市長になりましてから、三年目ぐらいでしたか、医療事故発生というようなことで、夜中にたたき起こされまして行ってみました。それが現在そのような形になっておるところでございますけれども、その医療事故につきましては、事務長にもしっかりと話をし、そしてまた事務長の方からも先生たちや看護師の皆さんにも重々指導をし、またそのようなことのないようにお願いはしておると思っております。その点につきまして、事務長の方に説明をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  坂本病院事務長。


○病院事務長(坂本健一郎君)  お答えいたします。


 議員さん申されるとおり、現在医療事故が一番病院に対するイメージダウンになるということで、現在医療安全対策協議会と看護師の業務マニュアル、それと医療事故防止マニュアル等を作成しております。月一会のヒヤリハット報告をもとに、安易な小さなミスについても、全職員からヒヤリハット報告を受け、それを全職員で検討する、それを繰り返し繰り返し行っている状況で、現在、重大なそういう問題は起きていないところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  これは、基本的に言えば、医療にかかわるものの人材、医療にかかわるものの、いわゆる量、それから質、これが最も重要な要素であります。この質・量ともに相伴ったそういう人材の確保に向けてどういうふうに取り組まれますか。それから取り組んでおられますか、市長、御答弁をお願いをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 まず、病院におきましては、ドクターが一番でありますが、このドクターにつきましては、大学病院に行きまして、年一回ないし二回ですけれども、要望をいたしておるところでございます。とにかく大学病院とされましては、医局とされましては、公立病院からはドクターを引き上げたいというような考えであります。そして、引き上げたドクターを民間病院に派遣するというようなことを言われますので、えびの市立病院におきましては、そのようなことのないように、ぜひお願いしたいということで、精いっぱい市民の代表といたしまして、大学の方にも陳情を申し上げておるところであります。


 現在のところ、ドクター体制というものは、万全の体制で大学の方がえびの市立病院に対しては、気配りをしていただいておるところでございますが、これがいつまで続くかわかりませんが、まだまだ将来に向けて続くように、ぜひその基礎だけはつくっておきたいと思っておるところでもございます。私が当初病院に行ったときには「あなたが松形さんかね」、こういうふうに言われましたけれども、「いえ、違います」ということで、はっきり申し上げまして、一から陳情をいたした記憶があります。


 そのようなことで、今のところどうにか先生たちも確保できまして、そして看護師も確保されているところでございますが、看護師の皆さんも年齢制限がございまして、六十歳になりますと、定年退職というようなことで、退職されますが、その退職金を今のところ積んでいないので、大変病院としても苦慮いたしておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  今、年に一回か二回か医局に要望しているということでございますが、その程度でいいかどうか。二〇〇四年から、新医師医療研修制度によって、医局の医師不足で医局自体が派遣病院から医師を引き上げなきゃならない、そういう実態になっておるわけですよね。この西都市の西都市救急病院では、常勤内科医が二名引き上げられたと。基幹になる内科常勤医がいないということになると、救急業務は立ちいかないわけですね。そういう厳しい実態にありながら、医局はあえて引き上げを断行する。極めて厳しい状況ですね。これはやはり今はいいとして、これはあすは我が身というような危機意識を持って、市長、真剣に精力的に御努力をいただきたい、こういうふうに思います。御答弁をいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 今、議員がお尋ねになりましたような気持ちで、医局の方にも、鹿児島と宮崎の方に鋭意陳情いたしておるところでもあります。宮崎の方の医局の方も、大変えびの市には煩悩をかけていただいておりますので、今のところ、議員が言われますように、万全の体制で進んでおりますが、これがいつまで続くかわかりません。ですから、急遽慌てることのないような形のないようにしていかなければ、えびのの市立病院の存続が危ぶまれてくるというふうに考えておるところでございます。


 えびのの市立病院をどげんかせにゃいかん、このままじゃいかんというようなことで、事務長と一緒に、そしてまた、院長も一緒に鹿児島大学の医局の方に、また宮崎大学の医局の方に、医師確保のために、そして医師を存続していただくように今のところ努力しておるところでもありますし、これからもそのような形は崩さなくてやっていきたいと思っておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  そういうことで、ひとつ積極的に危機感を持って御努力をいただきますようにお願いを申し上げておきたいと思います。


 そこで、これはもう医局とか、そういうところにお願い、要望ということでございますけれども、自分自身で努力をして医師、あるいは看護師を確保すると、そういうことで、このえびの出身のそういう学生に対する特別な奨学金制度のそういうものは、お考えになったことはございませんか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  今のところ、今議員が言われましたことは考えていないところでございますが、えびの市出身のドクターが、新しい人があちこちいらっしゃるのではないかと。また自分のうちが病院でないドクターもいらっしゃるんじゃないかということで、その先生たちをえびのの市立病院にお願いしたならばというようなことも考えたことはあります。


 しかし、この医療制度というのでしょうか、この先生たちにもいろいろ派閥があるようでございまして、そのような形にしたときに、えびのにもし万が一急患が出たときに大学の方にお願いするときにスムーズに受け入れていただくかなというようなことも考えないこともないのであります。ですから、大学の方の医局の方にお願いをしておきますと、その点につきましては、ツーカーで今のところ行けますので、どのような重大な重い病気の方があっても、相談はできると思っておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  現在、えびの市出身者で、あるいは勤務医になっておられる方、そういう方にアプローチをすると。こういうことを考えるとそういうふうな事態が発生する可能性はありますよね。だけど、今から育つ医学生、あるいは看護師学校生、そういうものに対する奨学金制度等を創設をして、そしてそういう煩わしい関係に陥らない最初からの育成と、こういうこともこれからやはり当然考えなきゃならん。ほかのところもやっているんですからね。だから、これはひとつ研究をしていただきたいと思います。どうですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しましては、今後十分勉強させていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  これはちょっと市長に酷なお話かもしれませんが、私は年に一回ぐらい、議会に院長も来ていただいて、いろいろ意見等を聞く機会もあったらいいんじゃないかなというふうに思うんですよ。これについては、市長はどういうふうに考えられますか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 病院の事務長とも話をしながら、そして病院の院長にも相談をしなければいけないと思っておりますので、その点については、議会が終わりましてから、事務長と話しをし、院長先生の方にもそのような形で御相談は申し上げてみたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  これは、病院経営に対する院長独自の考え方もあろうと思います。また、医局における医師の実態、そういうこともつぶさに聞ける機会であるかもしれません。病院経営に対する情報の共有をすることによって、よりよく病院の運営ができていくということであろうと思いますので、今お話のように御努力をしていただきたい。


 小林市議会では、院長先生が出席をされておるわけですからね、そういうことを申し添えておきたいと思います。


 次に、企業誘致についてお尋ねをいたします。


 市の人口は、平成二十三年度には、下限推計値二万一千三百四十八人が計画ですね。目標人口も五年前の二万四千九百人から二万二千四百人、二千五百人ぐらい減にせざるを得ない。そういう厳しい事態ですよね。したがって、人口定住につながる企業誘致は、先ほど来、一般質問にもございますように、本市最大の課題である、そういうふうに思うところでございます。


 しかし、この誘致の機会というのは、今経済の復帰といいますか、復活、そういう状況にある現在に努力をしなければ、機会を逸すると、こういうふうに思うところでございますが、これについては、市長、どのように判断をされますか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 今、議員が質問されましたが、まさにそのとおりではないかなと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  そのような気持ちでひとつ、今積極的に取り組んでいただくことをお願いをしておきます。


 さきの議会で、私は、企業立地アドバイザーの設置を提言をいたしました。市長は、十分研究させていただくということで、答弁をされたところでございますけれども、担当課にどのような指示をされましたか、お尋ねをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 前回の議会終了後、担当課長を呼びまして、いわゆる観光商工課長でございますが、そのことにつきまして、質問があったように、このことについて十分検討しなさいということで、指導はいたしました。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  当然、指導ということじゃなくて、指示をされるべきだと思いますけれども、その指示を受けて、担当課がどのように検討したか、こういうことで、どのような御報告を受けておられますか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 日向市と都城市がこのような形で企業誘致顧問事業要綱というようなことを定めてやっているというふうに報告を受けたわけでございますが、詳細につきましては、観光商工課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  次に、私は静岡県浜松市のホンダ工場が熊本に移転することが決まっておる。部品工場の展開では、えびの市も当然そのエリアに入る。だからえびの市も有望ではないかとこういうふうな情報を得ておるが、企業対策室長でも浜松市に勉強にやったらどうかということを提言をしたところでございます。これについても、市長は検討すると答弁をされたわけでございますけれども、これについては、どのような指示をされましたか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  前回の議会終了後、今議員が質問されましたような形で、そのまま観光商工課長を呼びまして、指示をいたしております。そして、必要があるならば、浜松工場を訪問するようにというようなことまで指示をいたしておりますが、その後の経過につきましては、観光商工課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 今の質問でございますが、今市長が申されたとおり、私の方に市長室にて指示を受けました。その後、企業対策室で県と東京事務所と連絡をとり、情報収集や、場合によっては浜松工場を訪問して誘致活動を積極的に取り組むように指示があったことを伝えまして、その後、県に出向きまして、昨年の十二月二十日でございますが、県の新産業支援課を訪問いたしまして、議員さんが提案していただきました県の方でもこういう情報をつかんでおられたようでございます。


 それに基づきまして、市内の候補地、三候補地を調査して、一応候補地というような形で県及び東京事務所とも連絡調整をさせていただいておりましたが、最終的に進出してくる自動車の製造会社でございますが、これにつきましては、熊本の方に移転してくるということでございます。それの部品下請工場を誘致したらということで、県の方も積極的に音頭を取っていただき、連絡調整をしていただいたところでございますが、企業側といたしましては、下請会社につきましても、移動時間が三十分以内の場所に誘致したいということで、熊本県といたしましても、人吉でも遠いというようなお話が出たようでございます。


 そういう情報を得ながら、県としてもえびの市や、熊本を考えますときに、高千穂町などが立地条件でいいのではないかということで、そのように進めてきたわけですが、先ほど言いましたように、企業側が下請会社も三十分エリアというようなことで、そのように県の方にもお話があったということで、現在その動向を見ているところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  わかりました。


 次に、企業の誘致には、この用地の問題、これは先ほどの質問にもありましたが、これは不可欠でございます。新しい計画案の中でも、用地未整備のために進出希望企業への迅速な対応ができない、こういう課題分析もあるわけですよね。


 市長の方は、オーダーメイド方式ということでございますが、先ほどの質問に関連をしてお尋ねをいたしますけれども、このオーダーメイド方式というのは、市では用地の取得、並びに造成等はやらない、こういう意味でありますか、確認をさせていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 用地取得、そしてまた造成についても、市の方でやる予定であります。市の方でやります。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  そういたしますと、これは企業の方から申し出があった段階で、用地も市が取得をして、そしてさらに造成までする、こういうことですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しましては、財産管理課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  中武財産管理課長。


○財産管理課長(中武正道君)  お答え申し上げます。


 開発公社の解散等、以降におきます土地取得につきましては、基本的には、いわゆる事業所管課による直営ということでございますが、規模が大きくなりまして、数年度に及ぶ場合については、用地取得等の特別会計を設置してやっていくという方向でございます。


 特別会計の資金といたしまして、一般会計繰入金、そしてまた地方債を使用することとしておりますが、地方債の中に、内陸工業用地等造成事業債というのがございます。この事業債につきましては、土地の取得及び造成を含むという形のものでございまして、先ほど来、市長からも説明があったとおりでございますが、造成を行うことによって工業用地を売却されたところへの免税措置、そういったものも同時に伴うということでございます。土地の取得及び造成を対象とするものでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  そういう特別会計で、そういうことができると、こういうことですよね。ただ、従来言われてきたオーダーメイド方式というのは、企業の要請によって用地をあっせんすると、そういう意識で我々はとらえておったわけですよね。


 しかし、市長が今、オーダーメイド方式でも、土地をみずから市が取得をして、造成まですると、こういう方向であるということを言われたから、そのことを確認をしたわけです。この方法論については、お尋ねしていないんですよ。だから市長、そのことを明確に確認をさせていただきたい、こういうことです。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 必要があれば、用地の取得、そして造成もやります。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  確認をさせていただきました。これは企業の申し出があれば、そういうことも市でやると、こういうふうなお話でございます。そういたしますと、先ほど溝辺議員が言われるように、開発基金を残しておいた方が、より対応がしやすいと、こういう議論も生まれるわけでございます。


 それにいたしましても、そういうことをされるとしても、これはあらかじめ用地等を、団地等を選んでおいて、そして地権者等にある程度確認をしておくというか、そういうふうな、その団地内の所有者の意向をある程度把握をしておくと、そういう方法をとっておくことがより迅速に企業用地に対応できると思いますけれども、この点についてはどのようにされますか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今議員が質問されたようなことが必要であろうかと思いますが、むやみにこれを相談申し上げますと、先に相談された方が「あたいげんあひこにきな企業がくったいげな」というようなことを、その話だけが先走りをしたら大変困るんじゃないかと思いますし、ただいまの件につきましては、今後十分勉強させていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  それはもう、準備段階として当然必要なことでございますから、そのやり方については、それは工夫をしていただかなきゃなりませんけれども、そのような方向でひとつ勉強していただきたいと思います。


 今回、企業設置奨励条例の見直しをするということで、提案もされているところでございますが、これについては、企業設置奨励審議会を開かれましたかどうか、お尋ねいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今回の一部改正につきましては、審議会は開催はいたしておりません。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  私は、この企業設置奨励条例の第十二条、市長の諮問に応じて企業立地奨励に関する重要事項を審議するために、審議会を置くと、こういうことになっておるわけですから、当然条例の見直し等については、この審議会を開いて条例を諮問するということは、これは絶対必要なことなんですよね。条例の解釈が、ちょっと市長、間違っておるんじゃないかと私は思っているんですよ。この点どうでしょう。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今回の一部改正について審議会は開催しておりませんが、その理由につきましては、観光商工課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 今、議員さんが指摘されました審議会の第十二条の件でございますが、今回のえびの市企業設置奨励条例の一部改正案でございますが、これにつきましては、従来の審議会はえびの市の指定企業として指定をするか否かを審議していただくというような形で認識をしておりました。


 議員さんが今言われました条例の条文の対応につきましては、今後勉強させていただきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  そういうことだから、この解釈が間違っておるんじゃないかと、こういうふうに御指摘を申し上げたわけであります。企業の申請による指定企業の指定については、この企業設置奨励条例の施行規則の二条の二項に、市長は指定の申請があったときは、必要な調査等を行い、条例第三条の基準に適合すると認めた場合は、指定するものとすると、こういうふうになっているんですよね。


 だから、調査をして三条に適合すると市長が認められれば、これはもう市長の裁量において指定ができるんですよ。これを審議会にかける必要はないんですよ。ただ、この施行規則第二条第二項の解釈、それから奨励条例の第十二条の企業設置奨励審議会、これの解釈が違っておる、こういうことを申し上げて、これについては検討をいただきたい。


 今後は、やはり条例等の改正については、当然のことながら、これは条例にちゃんと決めてあるわけですから、企業設置奨励審議会、これを開催をして審議をしてもらう、こういうことをやっていただきたい、こういうことを申し上げておきたいと思います。


 次に、観光振興計画について、お尋ねをいたします。


 ちょっと問題を絞らなければならないようになりましたので、お尋ねをいたしますが、この観光審議会は、現計画、今の計画ですね、樹立後五年間に何回お開きになったか、これをまずお尋ねをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいまの質問に対しましては、観光商工課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 現在のえびの市観光振興計画は、平成十四年三月に策定をして、その後開催しておりませんが、えびの市の第四次総合長期計画に合わせまして、十年間ということで、平成二十三年度を目標とする計画でありました。この中で、第四次総合長期計画後期計画、過疎地域自立促進計画との整合性を図るとともに、財政状況を考慮しながら、基幹産業の一つである観光の振興計画を見直すために、今回、五年目で初めてでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  要するに、観光審議会は開かれていない、こういうことでございます。


 しかし、今の長期総合計画、これにも総合的な観光振興として、観光審議会の定期的な開催ということがうたわれておるわけですね。同時に、観光振興計画の中でも、観光審議会を計画策定後も定期的に開催をし、計画の進捗状況の確認、観光動向の把握を行います、こういうふうにあるんです。計画になっておることを一切やっていない、こういうことですが、市長、市長の責任において、どういうふうにされますか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 今回の見直しにつきましては、二回の審議会しか開いておりません。そしてこの後、もう一回審議会を開くようになっておるようでございますが、今後は、このようなことのないように、今御指摘がありましたように、しっかりと審議会を開いてやるように指導いたしてまいります。


 今まで審議会を開かずに、このようなことになっておりますけれども、現在二回の審議会を開いたということでございまして、これからは今議員が指摘がありましたような形のないように指導していきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  私は、さきの十二月議会で、矢岳観光牧場は推進をしていくと、努力をしていくとこういう計画であるけれども、これについては、どうされますかということをお尋ねをいたしました。市長は、情報を収集しながら、前向きに検討していきたい、また観光牧場については、そのまま残していきたいとこういう答弁をされたわけですよね。しかし、その後、矢岳高原観光牧場は、企業からの進出の話は、今後は難しいと思うから、計画から除外する、こういうふうに全く百八十度転換の発言をされておるわけです。


 市長の考え方が、ここで大きくぶれておるわけですけれども、これについては、私に最初、それから二番目の答弁、その後にどのような検討を加えられて、そういう方向づけの百八十度転換をされたんですか。どういう検討をされたんですか、お尋ねをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 現在の経済状況などを考慮いたしますと、企業側からの進出の話は、今後は厳しいと判断をいたしまして、観光振興計画の見直しの中で削除するようにしたところであります。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  企業からの進出の話は今後は難しい、これは十分おわかりになっておられたわけですね。私に答弁されてからすぐそういう状況が生まれてきたんじゃないし、市長の認識もその段階でかわったわけじゃないわけですよね。


 しかし、それを百八十度転換をされたから、どのような検討をされてそういうふうになったんですかということをお尋ねをしておるわけです。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 三時 十七分


                    開議 午後 三時二十九分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 大変迷惑をかけております。


 観光牧場につきましては、再考いたしまして、削除するようにいたしたところであります。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  これについては、また時間があれば、後で触れさせていただきたいと思いますが、次に、八幡丘公園は、四季折々の花の公園として、市民の安らぎ憩いの場として親しまれております。中でも、二千本にのぼる桜並木はまことに見事なものであります。


 残念ながら、この桜並木の東側にヒノキ林がございまして、これが物すごく桜並木を圧迫をしておりまして、桜並木は道路側に傾いて支柱をしなければ、今にも倒れてしまいそうな状況になっております。


 ですから、これについては、やはり東側のヒノキ、これを何とかして伐採をして空間にをつくることによって、この桜並木を保護しなければ、とんでもない財産を失うことになるんですよね。何らかの対応をされるお気持ちがあるかどうか、お尋ねをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 現在、平成十七年九月六日の台風十四号で倒れた桜を添え木で支えており、景観が悪く、また隣接地のヒノキが大きくなっております。ただいま、質問されましたように、桜の木に影響を与えておるようでございます。このヒノキは小林側に立っておりますので、今後、保有者等を調査しながら、検討してみたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  これは、寸刻を争うというふうに理解しておりますので、市長、急いで対応を検討していただきたいと思います。


 時間がございますから、先ほどの矢岳高原観光牧場に返りますけれども、小林のひなもり台のキャンプ場は、周囲にクロスカントリーコース、森林浴コース、あるいはテニスコート、森林。


 ちょっと待ちましょう。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 三時三十四分


                    開議 午後 三時三十五分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  続けます。


 森林学習展示館、あるいは森林体育館等があって、周囲にそういうものがあるんですね、だから、非常に評価の高いキャンプ場でありまして、十六年度には八万三千九百人の利用者があったと。十七年度には八万四千人の利用者があった、こういうふうに聞いておるところでありまして、目標を大体八万人としておる、こういう状況のようでございます。


 残念ながら、えびの市のオートキャンプ場、これは十六年度八百二十人、十七年度六百六十一人、こういうことで百倍以上の状況でございます。このままではいけないんですね、オートキャンプ場も。このままじゃいかん、何とかせにゃいかんという熱い観光振興のお気持ちを市長は持っておられるわけですから、県立公園でもあり、県の方にも働きかけて、矢岳高原のさらなる観光、環境の向上に向けて、前向きに努力をする、そのことがなければ、キャンプ場の収支もよくなっていかないと、こういうことでございますが、市長、そういうふうに努力をされますかどうかお尋ねをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今、議員が小林のオートキャンプ場の例をとりまして話されましたが、それからいたしますと、えびの市のオートキャンプ場はみすぼらしいものであるんじゃないかなと思っておりますが、今議員が言われますように、このベルトンオートキャンプ場もどうかせにゃいかんという気持ちは一緒であります。ですから、今議員が言われますように、県立公園であります。今回議会終了後、知事とお会いするときには、このことも十分知事の方にも話をし、陳情していきたいと。そしてベルトンオートキャンプ場の環境整備もしていきたい、していただければいいなと思っておりますので、ぜひそのような形でしていきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  蕨南善之議員。


○十九番(蕨南善之君)  そのように御努力をお願いを申し上げておきたいと思います。


 長期総合計画についてでございますが、市民参画と協働の推進ということを上げられておられます。市長もこれは信念としてやっておられるわけでございまして、その中でパブリックコメント制度の導入、こういうことがうたわれております。小林市では、既にパブリックコメント実施要綱を定めて昨年から実施をしておるわけでございます。


 市の基本的な政策等の策定に当たり、政策等の案を公表し、これに対する市民からの意見及び情報の提出を受け、提出された意見等を考慮して、市の意志決定を行うとともに当該意見等に対する市の考え方を公表すると。まさに市と市民との情報の共有であります。このようなことを進めていただきたいということを申し上げて、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  まことに申しわけございませんけれども、先ほどの蕨南議員さんの質問に対し、私は、小林のオートキャンプ場に比べますと、えびの市のベルトンオートキャンプ場は、「みすぼらしい」と言いましたけれども、「利用が少ない」というふうに訂正をさせていただきます。


○議長(宮崎和宏君)  お諮りいたします。


 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮崎和宏君)  御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。


 次の本会議は、明十五日午前十時から開き、一般質問を続行いたします。


 本日は、これをもって延会いたします。


                    延会 午後 三時四十二分