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宮崎県 えびの市

平成18年12月定例会(第 8号12月14日) 一般質問




平成18年12月定例会(第 8号12月14日) 一般質問





 



                        平成十八年十二月十四日 午前十時開議


第  一 一般質問


第  二 請願第十一号 陳情第二十号、陳情第二十一号





          本日の会議に付した事件





   一 一般質問


   二 請願第十一号 陳情第二十号、陳情第二十一号





出 席 議 員(十九名)


     一番   宮 崎 和 宏  君    一一番   押 川 秀 齢  君


     二番   西 原 義 文  君    一二番   高牟禮 宏 邦  君


     三番   谷 口   勲  君    一三番   中 間 從 郎  君


     四番   栗 下 軍 治  君    一四番   宮 野 重 敏  君


     五番   外 園 秀 雄  君    一五番   外 園 三千男  君


     六番   村 岡 隆 明  君    一六番   栗 下 政 雄  君


     七番   西 原 政 文  君    一七番   宮 浦 佳 紀  君


     八番   井川原 志庫男  君    一八番   有 馬 正 雪  君


     九番   溝 辺 一 男  君    一九番   蕨 南 善 之  君


    一〇番   蔵 園 晴 美  君





欠 席 議 員(なし)





議会事務局職員出席者


  事務局長    柳 田 和 幸 君    議事運営係   西 原 邦 浩 君


  事務局次長   今 村 隆 一 君    議事運営係   篠 原 亜矢子 君


  議事運営係長  福 田 孝 正 君





地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者


  市   長   宮 ? 道 公 君    学校教育課長  山 下 寿 男 君


  助   役   冨 岡   務 君    社会教育課長  白 坂 良 二 君


  収 入 役   宮久保 辰 二 君    財産管理課長  中 武 正 道 君


  教 育 長   上 野 兼 寛 君    福祉事務所長  木 村 政 一 君


  総務課長    坂 本 謙太郎 君    健康生活課長  西 田   健 君


  企画政策課長  小 崎 久美子 君    環境業務課長  下別府 敏 則 君


  財政課長    栢 木 美代子 君    観光商工課長  平 野 浩 二 君


  建設課長    新屋敷   久 君    税務課長    藤 嶋   勉 君


  畜産農林課長  伊 藤 保 也 君    水道課長    便 元 益 男 君


  農村整備課長  境 田 次 男 君    戸籍保険課長  浜 松 政 弘 君


                       病院事務長   坂 本 健一郎 君





                    開議 午前 十時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第八号によって進めます。


 これより、本日の日程に入ります。


 日程第一、一般質問を行います。


 本日は西原義文議員の一般質問を行います。


 二番西原義文議員の発言を許します。西原義文議員。


○二番(西原義文君)  おはようございます。


 十二月定例一般質問の最終日となりましたが、まず初めにお礼を述べさせていただきたいと思います。


 七月の豪雨の際には、えびの市においては今まで経験したことがないような大きな被害を受けましたことは周知のとおりでありますが、また災害復旧に対しまして多くの市民の方々の協力の中で、市職員の方々の献身的な復旧作業に向け働いておられる姿を幾度となく目にいたしました。この場をおかりいたしまして、市民の代表の一人として敬意を表します。これからも宮?市長を初めとして、住みよいまちづくりのために一体となって努力されることを願っております。


 それでは本題に入りたいと思いますが。きょう十八年度一般質問最終日で、しかも私が一人であります。少し寂しい気もしないではありませんが、一般質問通告締め切り三日前には通告書を提出しておりましたが、運がいいのか悪いのか最終日の止めではあります。きょうまでの熱弁のやりとりの中で、きょう私の発言事項の答弁は昨日までので全部出尽くした感じもしておりますが、私の今回の通告は身近な問題点の解決を希望しているものであります。各関係方々の前向きな答弁を期待しておりますので、よろしくお願いいたします。


 それでは早速、防災無線戸別受信機設置についてお伺いしたいと思います。


 先ほどもお話ししましたが、七月の大きな豪雨の中で、戸別無線を取りつけて、直後にすぐ大きい災害が参りましたが、この無線の機能はうまく働いたかお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 戸別受信機の機能はうまく働いたかということでございますが、防災無線で放送した内容については、瞬時に各六十五区の区長さん宅に設置をしております戸別受信機の方に同じ内容で伝わるということになっております。ですから今回機能的には全区長宅に情報は伝わっているというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  全六十五区の区長宅に同時に伝わったということなんですが、ちょうど私も無線放送をされているときに、ちょうど当日京町の方に行っておりましたが、あの状況はよく把握していた状態なんですけれど、この設置後の状況はどうかということで、うまく伝わったという答弁をいただきましたが、この設置後初めて大きな出来事でありましたが、評価としてはどのようにこの設置後の評価をとらえておられるかお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  この戸別受信機につきましては、防災無線というものが屋外の放送施設ということで、なかなか強風、それから雨等の音で伝わりにくいということを解消するために、区長さん宅に戸別受信機をつけて、より情報が正確に伝わるという考え方のもとで配備をしたものでございます。


 評価につきましては、現実的に区長さんたちが外に出られている状況の中では、やはり屋内に設置をしても届かないと、聞いていないという状況もあるとは思います。その点につきましては、できるだけ災害の事前の放送につきましては、早目早目に放送でお知らせをするということに心がけをいたしたところでございます。


 評価と言われますけれども、そういう屋外拡声子局の要するに欠点を補う部分であれば、ある程度の効果はあったというふうには考えておりますが、これで完全だというふうには考えてはいないところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  完全ではないという、一部完全ではないという答弁をいただきましたが、じゃその完全ではない部分に対しての、このシステムで改善するところがもし見当たるようでしたら、一部でも構いませんから、そこをおわかりになれば答弁をお願いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 この戸別受信機につきましては、あくまでも防災無線のよりそういう欠点についてフォローするという形で配備をいたしましたが、情報の共有をより密にするというための取り組みも現在いたしております。えびの市のホームページにおいても、災害情報を提供できるえびの緊急情報というサイトを開設をいたしております。現実的には今現在消防団のほぼ部長以上にはすべて携帯電話のメールアドレスを登録をいただいて、警報発令、災害情報、火災等の情報につきましても提供ができる形にはいたしております。区長さんたちにつきましても、こういうシステムができておりますということではお知らせをしているところです。また宮崎県災害危機管理情報というのも、各個人でメールの登録をしていただきますと、やはり警報から災害情報等いろんな情報を収集できるシステムが既に構築をされているところです。そういうものをフルに活用しながら対応していくという考えで、現在いろんな検討も進めているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  消防関係なんかでいわゆるメール配信をするようにしているということなんですが、前回六月定例会でやっぱりこの防災無線のことで配信メールのことをお伺いしたことがありましたが、その後、今お話しされたように、一部メール配信ができるようになったという報道がありました。その後新たな配信システムがどのように進展しているのかとお伺いしようかと思ったんですけれど、あらかた今答えが出たような感じもしておりますが。


 現在、一人に一台の割合で携帯電話も普及しております。今、この我々の生活の中には、欠かせない必需品の一つともなっておりますので、今後も早急に関係機関者の携帯メールにこういう災害時のいろんな形での配信ができるように、特に市長を初め市の幹部、我々議員一同、そういう要所要所のところには皆さん携帯をほとんど一〇〇%持っていらっしゃると思いますので、なるだけ早い時期にそういう配信ができるように取り組みをお願いしたいと思うんですが、その点をお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答えします。


 総務課としましても、できるだけ情報の共有を図るためにそういう議員の皆さん、それから区長会、そういう各種団体に対して、こういう情報をいち早く伝えるための手だてをやっていこうというふうに考えております。今後御相談を申し上げて、説明会等も実施ができればいいがなというふうには考えているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  市民の財産、生命を守る一つの手段としての活用でもありますので、ぜひ早急なそういう立ち上げをお願いしたいと思います。


 続きまして、七月の水害についてお伺いしたいと思いますが。まず初めに市長にお伺いしたいと思いますが。七月の豪雨災害についてはマスコミ等でも大きく報じられて、県内外でも知るところでありますが、この七月の豪雨災害を振り返って、市長はどのような考えであられるかお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  七月の豪雨災害を振り返って、市長の考え方をお尋ねいたしますというようなことでございますが、私といたしましてはえびの市始まって以来の大災害にもかかわらず、人災がなかったことは何よりであったと考えております。


 しかしながら京町地区を中心に、住宅への浸水、住宅地へのがけ崩れ、耕作地や山林の崩壊などがあり、市民の皆様の貴重な財産が大きな災害に遭いました。


 市といたしましても、最大限の復旧工事を行っておりますが、財政事情も厳しいので、国県の支援を受けながら、緊急度の高いところから復旧工事を実施してまいりたいと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  今の市長のお考えをお聞きいたしましたが、何よりも人災がなかったということがもう一番のよかったことじゃないでしょうか。いろんな形でのがけ崩れ、浸水等はありましたが、最大限の努力をして復旧に向けてやっていくという決意をここでお聞きいたしましたが、この厳しい財政事情のこのえびの市の中で、復旧作業の捻出には大変な御苦労もあられると思いますが、このえびの市の長として、住民サービスが低下しないように、十分な配慮のもとに復旧作業に取り組んでいただきたいと、そのように考えております。


 続きまして、担当課長にお伺いしたいと思いますが、きのうまでの質問の中でいろんな先輩議員の方たちからの事項の中で、件数等もわかっておりますが、災害箇所ですね。その分を畜産農林課長、建設課長、農村整備課長、それぞれの七月災害の発生件数と査定にかからなかった件数をゆっくりメモができるような形で、よろしくお願いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  畜産農林課関係では、林地災害が発生いたしましたが、調査しましたところは百八十四カ所でございます。


 そのうちに災害の復旧ということで検討いたしましたのが八十五カ所、九十九カ所一応それから漏れております。その八十五カ所のうちに、市が担当するもの七十カ所、県営で実施するもの十五カ所ということにしておりますけれども、合わせまして平成十八年度では十七カ所を実施するということで、現在取り組んでいるところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷 久君)  お答えいたします。


 建設課の関係でございますけれども、今回の水害で道路、そして河川が該当するわけですけれども、報告というか調査の結果は約百四十カ所ございました。百四十カ所の中で三十九カ所、これは六十万円以上ですけれど、三十九カ所が災害復旧工事として認められております。残りの分ですけれども、これについては災害にかからなかったわけですけれども、これを建設課の直営等で修復しているという状況でございました。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  農村整備課の七月豪雨、いわゆる七月十九日から二十三日にかけての豪雨につきましてお答えいたします。


 調査箇所が二百二十六カ所、地元の方からありました。災害査定を三回受けまして、百七カ所の決定をいただきました。かからなかった箇所は差し引きで百十九カ所になっております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  今、三担当課長より報告がありましたが、この中で一番数の多かった、また我々えびの市は農業のまちでもという形でいつも市長の方も公言されておりますので、身近な農村整備課についてこれからお伺いしたいと思いますが。


 二百二十六カ所のうち百七カ所が査定にかかったということですが、残りの百十九カ所ですね。これは四十万円以上が査定にかかるという今回の答弁の中でも前日までの中にありましたが、外れた分ですよね、査定にかからなかった分、自己の財産は自己で守るというのが基本原則でありますが、このことはもう十分理解はしております。今えびの市の現状を見ますと、高齢化、過疎化が進み、また昔みたいな地域ぐるみの共同作業習慣も薄れてきている現状の中で、被害に遭われた方々の中には、いわゆる自己力で復旧ができる方々はごくわずかだと考えております。査定外の被害復旧はもう自分でやるしかないのか。


 いろいろ周りを聞けば井川原議員の質問の中でも、区長自体がその場で、「もうあんたんとこはかからんよ」とか、「あんまり被害が太かで、市には銭がなかで、こげな仕事がでくいもんな」とか、それをじかに言われている区長さんもいるとお話をお聞きしております。一回私も総務課長の方だったと思うんですが、区長にそういう指導をしていらっしゃるんですか、そこまで権限を持たせていらっしゃるんですかということを一回お聞きしたことがたしかあったと思うですけれどね。そういう指導は一切しておりませんということで、また機会あるごとに勉強会もしているという答弁をいただいたんですが、いわゆるこの災害に遭われた方は水でおぼれている方がわらをもつかむという気持ちでやっぱり行政に頼ってこられるんですね。それを市の職員のそういう方たちが検査もしないうちに、「うんにゃ、かからんど」「あんまり銭が太う過ぎっでかからんど」云々というそういう言葉を聞かれたときに、いわゆるもう行政不信に陥っていくんですね。そういう聞かれた関係者の方はですね。


 そういうこともいろいろ耳にして、総務課長にお伺いしたようなこともあったんですが、いわゆる自分で復旧作業は自分でやるしかないのか。もう四十万円以上は、もう四十万円以下かからないというのはこれももう明確なんですが、そこのところを農村整備課長にお伺いしたいと思いますが。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  お答えいたします。


 まず、かからなかった百十九カ所の中には、実際的に議員さんがおっしゃいますようなケースもございます。実際区長さん、私のところでは以前から区長さんを地域でまとめて、地区そのものが地域で被害関係が一カ所一カ所集中いたしますと、今回みたいにいたしますと、課としてことしも六班ぐらいの班編成で飛び回りましたけれども、実際的に個人から参りますと、同じところに行って、また同じ部落に行かなくてはいけないというような形がございますので、以前から区長さんに取りまとめてもらっております。


 その中で実際的に現地調査をした段階で、概略ではありますけれども、そのときに職員が同伴しておりますので、その職員の方から区長さんと一緒に、本人がいらっしゃれば本人にその場で、ここの災害現場については概略このくらいの金額になるようですよということで、それが四十万円以下でありますと被災額に達しないと思いますということで話していると思います。


 それと、まずはそれのところの自力でやるしか方法はないのかということなんですが、農村整備課の仕事の中で、農道、水路、農地、畑、農地、田畑ですけれども、そういうものはあります。国の査定にかからなかった災害については行政が行うべきもの、利用者、農道を利用する人とか、水利組合とか土地改良が行うべきもの、及び農地みたいに個人が行るべきものがあると思っております。行政が行うべきものの中でも、限られた市の財政でありますので、必要性、重要性、緊急性が強く求められると思って、非常に苦慮しております。


 今回の災害でも、農村整備課として九月議会でもお話しいたしましたが、農村整備課のライフライン、用水の確保と、農道の迂回路がないところの農道、そういうところについて全力を尽くしたつもりでございます。


 また、未施工のところも水路等の土砂上げ、そういうのもございますので、また今回の補正予算でもお願いしているところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  各課の職員の方々が一生懸命働いていらっしゃって、復旧作業に従事されていることはもう十分承知しております、私の方もですね。ただ、先ほどもお話ししたように、高齢化、そういう方々の分に関してはいろんな法的な規約もあるでしょうが、個人的に復旧するしか方法はないのかというお聞きした分に関しては、こちらの方で、そういう今課長がお話しされた以外に該当しないのは、いわゆるもう個人で復旧するしかないという理解をしてよろしいんですよね。はい、わかりました。


 じゃ、これちょっと視点を変えて、市長の方にお伺いしたいと思うんですが、先ほどもお話ししたように、個人の財産は個人で守っていくというのがもう基本原則であるんですが、えびの市の財政を考えると、金銭的な補助はこの十二月議会でも絶えず無理であるという、市長も何回となく繰り返して答弁されておりますが、そこのところはもう十分私も理解しております。


 そこでちょっとちょっと視点を変えて、方向を変えて考えてみていただきたいと思います。


 この復旧にどういう形で今度は行政がかかわって復元をしていくという形を考えたところで、もうあとは人的と機械的な援助を考えてみられては、金銭的にはもう一部負担というのはもうできませんから、人的と機械を利用した形の援助というのはできないか、市長の方にお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  今回の集中豪雨の災害につきましては、既に機械等を借り上げて援助はいたしておるところでもあります。そしてまた今回の災害復旧経費といたしまして、多額な財政負担をいたしておるところでもあります。これは迅速な復旧を願う行政の対応でありまして、行政といたしまして、できるだけ精いっぱいの対応をいたしておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  精いっぱいの復旧作業に努力はされているということはもう十分承知しておりますが、私が言いたいのは、今建設課が保有している建設機械がありますよね、通称、大きさは幾らぐらいのやつかな、〇・一の大きさのやつかな、ユンボを保有しているのが今建設課でありますが、このユンボをもっとかつ有効的に各課の連携をとりながら、今災害復旧を短期間にしなくてはならないというそういう理念のもとにすれば、いろんな形の担当課の方にも障害が出てくると思うんですが。長期的に見て、査定にかからなかった分の災害地を長期的に見て、ましてまた構造物は一切使わないで、もとの現状にある程度、一〇〇%というのは無理でしょう。五〇%、六〇%ぐらいの割合で、田畑を例にとれば、農作業に支障がない程度ぐらいの形の復元にできないかという形で今お伺いしたんですが。


 ちょっと建設課長にちょっとお伺いしたいと思うですが、今現在の建設課で保有しているこの建設機械ですね、ユンボのいわゆる年間の稼働率というのは通告しておりませんでしたね、答えられるかどうかわかりませんが、どのぐらいの稼働率があるか。おおよそで結構ですので、もしお答えできたらお願いしたいと思うんですが。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷 久君)  お答えします。


 詳細には掌握してはいないんですけれども、今現在運転手は三名で、バックホー、それからショベルカー、あるいはダンプカーを動かして現場に当たっているわけですけれども、多分私が知っている限りではほぼフル回転に近いんじゃないかなと。といいますと、それでも足りないというぐらいに機械借り上げで、ほかの現場も動かしているという状況でございますので、かなりフル回転に近い状況じゃないかというふうに理解しております。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  建設課長のお話の中では、オペレーターが三人で、年間を通してフル回転をして、それでも機械が足りないという状況という、今お話がありましたが、ここでちょっとこの建設機械が若干あいている期間もあると思いますが、各課が連携をとり合って行える状況に持っていけるのかどうなのか、各課といってもいろんな課がありますから、農村整備課長にちょっとお聞きしたいと思いますが。


 今、建設課が保有しておりますから、機械は。建設課と連携をとりながら、そういう復旧作業が可能かどうか、そこをちょっとお聞きしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  行政が行うべきものの中で、農道とかそういうのにつきましては平成十七年から建設課の方と事務分掌の方で協議をして行っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  先ほどから私ちょっと訂正をお願いしたいと思います。通称ユンボっていう今四、五回お話をしましたが、正式名称がバックホーというのでしょうかね。こちらの方に訂正をお願いしたいと思います。


 今農村整備課長より答弁いただきましたが、平成十七年度からそういう形で公共的なところは協力しながら復旧しているという答弁をいただきましたが、またちょっと市長の方にお伺いしたいと思います。


 今、建設課長より年間を通じて所有のバックホーは、建設課保有のバックホーはフル稼動をしているという答弁をいただきましたが、仮定として、建設機械の長期レンタルの方法もあります。建設課が〇・一の大きさのバックホーを保有している大きさで、市内にこういう建設機械のレンタル会社が三社ありますが、その中の一番安いところが一日三千円で借り入れができるんですね。これは機械だけなんですが。一カ月長期レンタルでいくと、一カ月六万円の金額でリースができる。〇・一の大きさのバックホーですので、輸送関係は今建設課が所有しているいわゆる輸送車ですね、輸送車で輸送が可能ですから、輸送費が一回は六千円じゃったですかね、幾らですかね、その分が浮いてくるというのですか、その分はお金がかかりませんから。一日三千円だけの費用で済むんじゃないかと思います。


 この計画が実現した場合には、金銭的にも利点があると思いますが、いま一度市長のお考えをお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  バックホーというのでしょうか、建設課の方に一台はありますので、それを有効に使っていただきたいと思います。


 先ほど建設課長の方からこのバックホーはほとんど使っておるというようなことでございますけれども、あいておる日もあると思うんです。だからそれを利用しながら、ぜひ使っていただきたいと。そしてまたそのようにするように指示はいたしておきます。(発言する者あり)


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  済みません。個人的にはできないということでありますので、その点はよく御理解していただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  今せっかくいい言葉をいただいたんですけどね。また訂正がまいりましたので、しようがないと言えばしようがないんでしょうね。


 私が言いたいのは、このまま災害に遭われた方たちの自己復旧ができなかった場合を考えると、先ほどもお話ししたように、このえびの市の基幹産業は農業であるということはもう我々を初めみんな農業であることは承知しているわけでありますから、私の地区にも例をとれば、もう復旧作業は断念したという地区もあります。こういう状況が多くなってきた場合には、いわゆる農業生産の方にも影響が出てくるし、また市長が常々畜産農林課長にも農業所得を一%どうしても上げるような施策をしてくれということを常々申されていることも承知しておりますが、こういう状況の中では、一%どころか収益自体も生産自体も下がってくるような状況になってくるわけですね。


 そういう規約、法律、いろんな形の厳しい取り決めがあると思うんですが、やっぱりえびのの一つの独自のそういう援助方法というのも、私はもう考える時期が来ているんではないかと考えて、こういう形で今お願いしたわけですね。


 先ほどもお話ししましたが、いわゆる災害地を短期間に済ませるという考えのもとで行えば、今建設課が所有するバックホーも使用できないような状況でありますので、今言われたレンタルを利用してそういう復旧作業に、全部が全部一〇〇%復旧作業をしなさいというんじゃないんですよ。そういうそこの家庭事情を見て、どうしても自分で復旧できないところを厳正に抽せんをして、厳格な形で抽せんをしてやってくださいという意味合いでお願いしているわけでありますので。


 このバックホー一台を持っていけば、オペレーター一人で済むわけですね。あとはもう何もこっちから市の職員を三人も四人も連れていく必要はありません。バックホーのオペレーター一人で、あとはそこの地権者の方の指示のもとに、こういうふうにしてください、ああいうふうにしてくださいということ。もう構造物は使いませんから、構造物なしのそのままの状況で復元をするという形をとれば、長い目で見ればその方がえびの市のそういう将来的な形にしてもかなりいいんじゃないかと私はそういうふうに思うんですが。もう一度、市長のお考えをお聞きしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  個人の財産である農地につきましては、地方財政法などの法の適用以外の実施は難しく、先ほど農村整備課長が答弁したとおりであります。


 例年、災害に関しましては、行政が実施するもの、個人負担で実施するものを理解していただき、対応はしていないところであり、また財政運営上もできないところであります。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  個人的な財産には行政は手を貸さないという判断をしたわけでありますが、財政的な面もいろいろ事情がありますので、最後に、先ほどからもずっとお話ししているように、自己力で復旧できない農地は必ず今後は出てくると考えます。このような状況が日常化した場合には、先ほどお話ししたように、このえびのだけではありませんから、日本の農業体系が大きく変動した場合にも、今日本の食料はほとんど輸入に頼って、自給率が二〇%ぐらいやったでしょうかね。そういう状況にあり、自給率もますます悪くなる一方ではないかと思います。


 またえびの市の農業生産といえども、おろそかにはできないと私は考えております。過疎化、いわゆる高齢化が進んでいる中で、このままだといわゆる耕作放棄地がふえて、えびの市の将来にも影響が出てくるんではないかとそのように考えております。過疎化、高齢化が改善できない以上は、この問題は解決できないと考えております。将来的、えびの市の農地保全のためにも、必ずいつかこの農地保全に行政が手を貸す時代が近いうちに必ず来ると思います。


 そういう時代が来たときに、あたふた慌てないように、書面上だけでも結構ですから、そういう時代が来たときにはすぐ、即対応できるような研究をお願いしたいと思いますが、市長の方にもう一度お伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  今、議員が質問されましたようなことに対しましては、今後対応してまいりたいと思っておるところでございますが、農業に対する支援策等につきましては、農業はえびの市の基幹産業という考え方で、他の産業にない多額の財政支援をいたしておるところでもあります。極めて厳しい財政事情の中にありましても、市単独補助金の四分の一を上回る額が農林水産業費の補助金でもあります。そしてまた農業生産をおろそかにしておるのではありませんので、その点につきましてはよく御理解していただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  市長の言われることも十分理解しております。前向きな姿勢でお願いしたいと思います。


 この農業問題、この復旧問題については、一時ここでちょっと棚上げさせていただきまして、次のぷらいど21について質問させていただきたいと思います。


 このぷらいど21助成事業がスタートして四年目を今迎えようとしている時期でもありますが、現時点で今この助成をしている団体ですね、幾つあるのか、担当課長で結構ですのでお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  現在までにぷらいど21助成事業を活用された団体は十七団体でございます。平成十五年度から七団体、平成十六年度から七団体、平成十七年度から二団体、平成十八年度から一団体となっております。平成十八年度現在では、十六年度からの合計十団体への助成を行っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  現在十七団体ということですかね。十団体。今までこの四年間の間に、途中で中断した団体は何団体あるか、お願いします。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  途中で中断した団体は三団体ありますが、三団体のうち二団体は助成を受けずに、今後は自主運営の形で事業展開を行うという考えで、三年を待たずに二年で申請を終了されております。


 残る一団体につきましては、参画団体からの労力提供や会費提供ができないという申し出が相次いだことによりまして、三年を待たずに二年で中止されております。


 ということで、実質その団体活動を中断されたのは一団体、あとの二団体は補助を受けずに自主運営の形でやっていくということでございます。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  三団体のうち二団体は自主活動をされるということですが、評価的にはこの二年間の助成事業が実って、三年目を待たないで自主運営ができるようになったと評価してもよろしいわけでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  この二団体の方々につきましては、やはり補助金を受けますと、活動の内容にそれなりの制約がございまして、自分たちのやはり考えでやっていきたいという団体が一団体でございます。それからもう一団体につきましては、以前から自主運営をされておったわけですが、補助を受けまして大きなイベントを取り組まれたところでございますが、今後はやはり自分たちの事業の日常活動の範囲内でやっていきたいという趣旨でございます。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                   休憩 午前 十時五十八分


                   開議 午前十一時 十二分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。西原義文議員。


○二番(西原義文君)  課長にまたお伺いしたいと思いますが、この助成事業の中で、中断した団体は先ほどお聞きしましたが、その助成金の返還を求めたような団体は一つも一団体もなかったか、お伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  助成金につきましては、毎年度毎年度その実績に基づきまして精査をいたしまして、完了いたしております。その実績の段階で返還といいますか、その辺の最終的な精算はいたしております。


 質問の御趣旨は、三年間しなかったから、三年していないから返還をとう御趣旨。(発言する者あり)


 その年度に交付した補助金につきましては、年度内に事業実績を精査いたしまして、実施された額の半額以内、補助対象経費の半額以内ということで、きちんとそういった処置はしております。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  そういう団体はなかったということですね。


 それでは市長にお伺いしたいと思いますが、先ほどもお話ししたように、この助成事業が始まって約四年になるところでありますが、この事業も以前より賛否両論があり、市民にはこの制度が余り理解されてなかったのではないかと考えておりますが、いろいろお話も聞きますので。


 この質疑応答の中でこのぷらいど21の見直しの考えはないかということで、宮浦先輩議員がお聞きになられたと思うんですが、その答弁の中で、地域に密着した活動を区長を通じて広めていきたいという、たしかそういう答弁があったと記憶しておりますが、四年目を迎えて、このぷらいど21助成事業を見直す時期に来ているのではないかと思いますが、この見直しの考えはないか、市長の方にお聞きしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ぷらいど21助成事業につきましては、議員がおっしゃいますように、ことしで四年目を迎えますが、年々助成申請の団体が減少している状況にあります。ぷらいど21助成事業は助成額と同等以上の自己資金が必要となるため、助成を申請する市民団体からすると、柔軟な助成制度とは言えない部分はありますが、現在の交付要綱に基づき、適正な執行を行っておるところであります。


 財政状況の厳しい中、元気なえびの市を市民みずから創出する活動への唯一の助成事業として貴重な制度でありますので、ただいま内容の検討を行っておりますが、改善すべき点は見直していきたいと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  改善するところは見直していくというところなんですが、どの辺を改善していかれるか、そこをもしおわかりになればお願いしたいと思いますが。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  見直しはどの辺をというような御質問でございますが、現在課内での検討、それから十七年度の当初からも関係課の御意見をお聞きしたりしながら、それから審査会の皆様方にも議会の御意見等を御報告しながら、それぞれ御意見等をいただいてきているところでございます。


 ただ、市長が先ほど申しましたように、補助基準額の問題もございますが、二分の一が高いとか安いとかいろいろ御意見ございますけれども、今後自立をしていただくためには最小限度ではないかとか、いろんな御意見が、相反する御意見がぶつかっている状況で、それでこの問題はさらに慎重に検討していきたいと思いますが、そのほか、どちらかというと活動をしやすい団体活動を市内を横断的に一つの目的のもとに結成された団体活動の助成は非常に申請しやすいんですけれども、できましたら今後は地域の問題を解決していくための、地域に活動拠点を置いた自治公民館単位での活動、そういったものになるべく利用していただくような制度、そのためには地域の皆様方の協議の場とか、そういったものを継続していけるような仕組みも必要ではないかというふうに、いろんな意見が出ておるところでございます。


 そういった中では、各課との連携をもうちょっととっていく必要もあるかと思いますが、来年度には新しい仕組みで何とかいけるようにしていきたいということで、まだ結論は出ませんけれども、今非常に内部的には苦慮しながら、あと三年間という助成期間も相当厳しいところもあるようですので、三年以内にしたらどうかとか、そういったいろんな意見が出ているところでございまして、まだ最終的な方向性は固まっておりませんけれども、もう少し住民主体のまちづくりというのを気長に見守っていきながら、いい面も悪い面も乗り越えていけるような制度にしていきたいというふうに考えております。ちょっと言葉が足りませんけれども、現在の状況は以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  西原義文議員。


○二番(西原義文君)  あらかた改正の方向に向かってやっていくという答弁をいただきましたが、今まではいろんな形の限られた団体に助成してきたわけですが、最初からするとだんだんだんだん少なくなってきて、この助成事業の意味合いがちょっとつり合いがとれなくなってきているような状況ではないかと思いますので、改正案の幅を大きく持たせて、いろんな団体、個人は無理でしょうが、団体が柔軟に利用できるような改正をお願いしたいと。また、その改正をして幅を持たせた状況の中で、この限られた基金の中の分がばらまきの助成事業にならないように十分吟味していただきたいと思います。


 私がこのぷらいど21の改正案を質問を出した分に関しては、先ほどからお話ししておりました農業の災害復旧の一部負担にあてられないかということで、今回こういう形の分を出したわけだったんですが、いろいろ通告をしてからいろいろ調べた結果、ちょっと個人的には無理じゃないかということで、そこのところはもう十分承知したつもりでおりますので、あとはもう災害復旧に向けてのこういう基金を云々ということは多分無理じゃないかと思いますので、市民が有効かつ利用できるような幅広い枠を持たせた分の改正案をお願いしたいと思います。


 先ほど農政事業の農政の七月豪雨の中の分で、今災害復旧の分でいろいろ市長の方にお話ししながら、一時棚上げという形をお願いしておったわけですが、このぷらいど21にかけてそういう質問をしようという意気込みもあったんですけどね、この七月災害の中の災害復旧事業の中で話を聞いていく分に関して、個人的なものは無理というお話を答弁を何回となくいただきましたので、いま一度市長の方に、もう時間が三分しかありませんので、市長の方にお聞きしたいと思いますが。


 先ほどからもう口が酸っぱくなるほど、この災害復旧、いわゆる査定にかからなかった分の方の復旧をお願いしているわけなんですが、もう一回、なるだけ市の方に負担がないような形の災害復旧方法を研究していただくように再度お願いして、私の質問を終わりたいと思います。市長の方によろしくお願いします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  災害に遭われた方々の中で、自力復旧しか方法がない人、また補助事業外の対応につきましては、自費で施工される場合、少しでも安い経費で自力復旧ができる方法などを説明をしながら、納得してもらうようにしていきたいと思っております。


 とにかく自費でいたしますときに、その費用が少しでも安くなるように、そしてまた個人の方々が、その復旧をされる方々に喜んでいただけるような形でやっていきたいというふうには考えておりますし、その方法もいろいろ考えながらやってまいります。


○議長(宮崎和宏君)  ほかに一般質問の通告はありません。以上で一般質問を終結いたします。


 日程第二、今期定例会において受理した請願及び陳情につきましては、お手元に配付いたしております請願、陳情文書表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。


 以上で本日の日程は全部終了いたしました。


 お諮りいたします。明十五日、十八日及び十九日は委員会審査のため、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮崎和宏君)  御異議なしと認めます。よってお諮りのとおり休会することにいたしました。


 次の本会議は二十日午前十時から開きます。


 本日は、これをもって散会いたします。


                   散会 午前十一時二十九分