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宮崎県 えびの市

平成18年12月定例会(第 6号12月12日) 一般質問




平成18年12月定例会(第 6号12月12日) 一般質問





 
                        平成十八年十二月十二日 午前十時開議


第  一 一般質問





          本日の会議に付した事件


   一 一般質問





出 席 議 員(十九名)


     一番   宮 崎 和 宏  君    一一番   押 川 秀 齢  君


     二番   西 原 義 文  君    一二番   高牟禮 宏 邦  君


     三番   谷 口   勲  君    一三番   中 間 從 郎  君


     四番   栗 下 軍 治  君    一四番   宮 野 重 敏  君


     五番   外 園 秀 雄  君    一五番   外 園 三千男  君


     六番   村 岡 隆 明  君    一六番   栗 下 政 雄  君


     七番   西 原 政 文  君    一七番   宮 浦 佳 紀  君


     八番   井川原 志庫男  君    一八番   有 馬 正 雪  君


     九番   溝 辺 一 男  君    一九番   蕨 南 善 之  君


    一〇番   蔵 園 晴 美  君





欠席議員(なし)





議会事務局職員出席者


  事務局長    柳 田 和 幸 君    議事運営係   西 原 邦 浩 君


  事務局次長   今 村 隆 一 君    議事運営係   篠 原 亜矢子 君


  議事運営係長  福 田 孝 正 君





地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者


  市   長   宮 ? 道 公 君    学校教育課長  山 下 寿 男 君


  助   役   冨 岡   務 君    社会教育課長  白 坂 良 二 君


  収 入 役   宮久保 辰 二 君    財産管理課長  中 武 正 道 君


  教 育 長   上 野 兼 寛 君    福祉事務所長  木 村 政 一 君


  農業委員会会長 木 野 次 男 君    健康生活課長  西 田   健 君


  総務課長    坂 本 謙太郎 君    環境業務課長  下別府 敏 則 君


  企画政策課長  小 崎 久美子 君    観光商工課長  平 野 浩 二 君


  財政課長    栢 木 美代子 君    税務課長    藤 嶋   勉 君


  建設課長    新屋敷   久 君    水道課長    便 元 益 男 君


  畜産農林課長  伊 藤 保 也 君    戸籍保険課長  浜 松 政 弘 君


  農村整備課長  境 田 次 男 君    病院事務長   坂 本 健一郎 君


                       農業委員会事務局長


                               向 原 雄 二 君





                    開議 午前 十時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第六号によって進めます。


 これより、本日の日程に入ります。


 日程第一、一般質問を行います。


 本日は、井川原志庫男議員、溝辺一男議員、村岡隆明議員の三人を予定しております。


 まず、八番、井川原志庫男議員の発言を許します。井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  皆さん、おはようございます。ただいま、議長の許可をいただきましたので、私の今期定例会におきます一般質問を行ってまいります。


 農業委員会の会長さんには、非常に公私ともどもご多忙の中に、きょうはわざわざ議会に出席をしていただきまして、本当に御苦労さまでございます。厚く御礼申し上げます。


 それでは、通告に従いまして、質問をしてまいりたいと思いますが、まず最初に、災害対策ということで質問をしてまいりたいと思います。この件につきましては、今までいろんな同僚の議員からも質問があったわけでございますが、若干スタンスをかえて質問してまいりたいと思います。


 まず、災害についての申請、これについては、区長さんからと、いわゆる一般市民から申請が上がってきていると。その中で、基本的には、区長様方が地域を取りまとめられて、そして災害の申請をなされると思いますが、個人からやむを得ず上がってきて、その分についての取り扱いについて、非常にいろんな事情があって、なかなか区長さんが上げないということじゃございませんけれども、一般市民から上げてきた分について、何か的確に処理がなされていないと。だから、区長さんから上がっていないから取り扱いができないと、このような話を聞いたわけですが、この点についてちょっとお尋ねしますけれども、やはり一般の市民から上がった場合についても、やはり緊急な場合についての対応のあり方というのは、市民を公平、公正な立場の中で行政としては扱う責任があります。この点について、市長の考え方をお尋ねしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  災害についての個人的な申請の質問でございますが、災害は、災害査定を受けないとなかなかその事業の内容がはっきりわからないところであります。


 そのようなこともございまして、区長さんを通じて申請をされていらっしゃるわけでございますが、詳細については、担当課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  査定を受けないといけないから、区長さんを通じてやらないといけないという市長の答弁がございましたけれども、私がある災害現場でいろいろ相談をいただいたことがございます。ことしの集中豪雨災害についてですけれども、その中で、いわゆる災害規定の関係、これが、例えば区長さん方も、熟練した区長さんもいらっしゃれば、新しい区長さんもいらっしゃる。その中で基準というのがわかっていらっしゃる区長さんもいれば、わかっていない区長さんもいらっしゃると思うんです。そこで、一応区長さんの判断が、「あなたのところの災害は、申請をされても採択にはならないでしょう」というようなことで、そのような話があって申請がなされなかった。こういうことで、私相談をいただいたところです。


 そこで、いろいろ電話をして聞いてみましたところ、非常に対応のまずさも、はっきりと職員の方々も非常に市民に対しての取り扱いが、非常に不備な面があって、印象的に非常に悪い感じを受けたわけですが、やはりこういうことが発生する、こういうのを防止するためには、やはり区長様方に対しての災害に対する認識、いわゆる災害に対してのマニュアルとか、基準、こういうものもやはり明確に示していただいて、いろいろいらっしゃるわけです、新しい一年生の区長さんもいらっしゃるわけですから。


 だから、そういう点については、当初、三月、四月、入れかわり時期にでも、やはりそういうマニュアルがあれば配付をされて、やはりできるだけ区長様を中心として災害のまとめをされるわけでございますから、やはり行政として、そのような対応はできないものか、そうしていけば、大体公平な形の中でもできてくるんじゃないかと考えますけれども、どうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問でございますけれども、新しい区長さんには、当初そのような形でマニュアル等を示しておるようでございます。詳細につきましては、担当課長をして答弁をさせますが、その前に、非常に災害のときに、申請に来たけれども、職員としての態度が余り芳しくなかったというようなことでございましたので、今後は、そのようなことのないように、公平に対応するように、そしてまた、迅速にするようにということで、指導はしていきます。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  農地の災害ということでございました。区長会の席で毎年ですけれども、一番最初の区長会の席で、一応、私のところは農村整備課ですけれども、田んぼ、水路等について、大体このくらいになりましたら、例えばフトン篭で二段積んで十メートルいったときには、四十万の該当になりますよ、採択要件にかかりますよとか、水路については、三百ミリくらいの水路を二十メートル入れたとか、そういうので説明しております。


 それと、新任区長さんについても、後で資料等を配付いたしまして、こういうふうにしてくださいませんかというふうにしてやってきております。


 ただ、御存じのように、災害が発生いたしまして、私のところの農村関係でいきますと、田畑等があれば、負担金が出てきます。それの切符等の配付とかそういうのでございますので、何回も区長さんの方に現場に出ていってもらったり、手続等を踏んでもらう関係で、地域のことについているものですから、一応建前上、地域の区長さんを代表にしていただいているわけです。


 ただ、おっしゃいますようなところがあったかもしれませんけれども、それは今後また注意して、そういうことのないようにいたしたいと思っています。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  内容については、大体わかりましたけれども、一応災害にかからないということで言われまして、私、出向いて電話をいたして対応していただいたわけですが、結果はかかっているんですよね。それがかかっていなければ問題がないんだけれども、かかっているから、だからそれがそういうところで判断の仕方が見誤りがあって、そういうことが市民に対して、公平、公正に扱われているのかなと。


 だから、市民から個人的にお願いされたものについて、かからないと言われたから、市長さんにお願いしたんだと。しかし、区長さんが上げていただかなかったわけですから、だから自分で電話した。頼まれて電話したところが、当然災害にかかっているんですよね。だから、ここなんですよ、問題は。だからそういうことについて、個人的に、もしそういうことが発生したときに、本人は申請しなかった場合は、当然採択されないわけですから、だから、そういうことを考えたときには、やはり今おっしゃるのはわかるんだけれども、個人的にいろんな問題もあると思うんですよね。だから、そういうことを含めて考えていた場合については、やはり緊急時に対しては、一般の方からも上がってくると基本的にはわかるんです、基本的には。そういうことを想定して、ちゃんとした市民に対しての対応のあり方、これはちゃんとしていただけないかということを申し上げているのであって、ただ、今農村整備課長がおっしゃるのは、私もわかります。わかるんだけれども、これがかからないという判断のもとに、いわゆる工事の申請をなされなかった。ところが、それを私、電話を受けたわけですから、そしてまたお願いしたら、かかっているんですよね。だから、そこを言っているんですよ、私。


○議長(宮崎和宏君)  井川原議員、質問をしてください。今のは質問ではないと思いますので、井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  今言ったように、そういうことが発生しますから、今後はそういうことがないように気をつけていただきたいと思います。


 それでは、次に進んでまいりたいと思いますが、今回の農地災害、これについて、大体百四カ所あったと、畑と水田が。こういうふうに報告をいただいておりますが、この中で、採択を受けたものについては三十八カ所ですか、採択を受けていると。農地災害の場合についてですね。そして、かからない箇所がかなりあるわけですよね。一応農地災害にして三十八カ所採択を受けている。だから、かからないところが六十六カ所ですか、農地災害だけで。だから、それだけかかっていないんですよね。


 ここを考えたときに、これは市長、農地災害については、いろいろ法的な制約を受けるんですよ、これを放置していた場合。何を受けるかというと、御承知のとおり、まず非農地の関係です。これについても、いろいろ刑法でこれに違反した場合については、罰せられるとか、そういう問題もございます。


 それに今度は、農業委員会の関係の農業者年金の関係、これも出てくる。そしてまた減反関係についても出てきます、問題が。


 だから、こういういろいろな、税金とかそういうことについても固定資産評価の問題とか、いろんなものもかかわってくると思うんですね。こういうことを考えたときに、そういう災害が発生して、かからなかった箇所については、例えば今農振除外の問題、農地転用の問題です、この問題については、簡単に農振の網がかぶっておれば、農振除外はできないんです。すぐできない、今それが現実、私も農振除外の関係で、畜産農林課に行って相談したことがありますけれども、できないですよ。そういうことが発生するから、かからなかった箇所についての対応、これをやらないといけない。だからこれをどういうふうにやっていくのか、これが非常に大事なことなんです、農家にとって。


 行政は、市民の生命と財産を守るというのが基本原則です。だから、これに対しての対応策はどのように考えていらっしゃるのか、市長にお尋ねしたい。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ただいま議員が言われるのもよくわかります。えびの市の実情はよくわかっての質問であろうかと思いますが、大変厳しいところがございます。


 ただいまの質問に対して、そしてまた、担当課の方でどのような形にしているか、説明をさせます。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  まず冒頭に、資料を提出しています資料の中身につきまして、訂正方を一つお願いをいたします。


 先ほど、井川原議員さんの方から、決定について三十八カ所ということでありました。皆様方の方に資料を提出している分については、申しわけございません三十七ということでしております。田んぼの方が三十五を三十六の方に訂正していただきます。それと合計が三十七カ所を三十八カ所に申しわけありませんけれども、訂正方をお願いをいたします。


 御質問のありました、かからなかった六十八カ所ということでございます。それについてどういうふうにするべきなのかということでございました。(発言する者あり)


○議長(宮崎和宏君)  資料は出ております。今訂正を課長の方からしましたから。(発言する者あり)


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  災害にかからなかったものということでございます。その中で、非常に厳しいかと思いますけれども、私のところの農村サイドでいきますと、国のガイドラインというのがございます。あくまでも農地関係につきましては、おっしゃいますように個人の関係があると思いますので、行政がするべきものと個人がするべきものがあると思います。それにつきましては、やはり農地でございますので個人の方でするべきではないかと考えております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  個人でするものと行政でするものというのは、農地災害については、これは、災害にかからなかったら個人でするものというふうに理解をするわけですが、そこで災害にかからなかった箇所についての説明、これは申請がなされて、これは的確になされていますか。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  かからなかったところへの説明ということでございました。すべてということでは、ちょっと申しわけありませんけれども、基本的には、かからなかったところについても、説明はしていると考えております。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  基本的には、説明を受けているということでございますが、それでは、基本的にはかからなかった箇所について、私が先ほどいろいろ農業者年金の問題、減反関係の問題、そして農地転用の問題、こういうものをいろいろ含めて考えたときに、行政の立場として、今度はこれを復旧する、従前の形に返る、これに対しての指導、これはなされていますか。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  行政の立場で指導しているのかということでございました。先ほども申しましたように、私の農村整備課としたときには、農地関係のそういう災害が発生いたしましたときに、あくまでも農地は個人のものだと思いますので、個人申請等を地区の方でまとめていただきまして行うわけなんですけれども、それを行政の立場で指導ということは、あくまでも任意だと思います。それでいたしていないところです。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  一応この件について、畜産農林課の関係が多いと思うんです。だから、農地転用についても、いわゆる農振の見直しとか、あるいは減反政策の関係、そして農業委員会の年金の関係、農業者年金の関係、この関係についても、いわゆる畜産農林課、農業委員会もございますけれども、その中での、後々、近いうちにそういう問題が出てくるんですよ。減反政策についても出てくるんです。


 農振の網がかぶっている。かぶっているから転用はすぐにできないんですよ、これは。簡単にできない。だから、そういうことを含めて、ちゃんとして指導していくのがあなた方に置かされた一つの仕事なんです、立場上、こういうことをやっていかないといけないんです。困るんですよ。私が申し上げているのは、こういうことを申し上げています、どうですか、課長。


○議長(宮崎和宏君)  境田農村整備課長。


○農村整備課長(境田次男君)  農村整備課といたしましては、災害ということでございますので、その災害に関することは、申しわけありませんけれども、私のところでは、そういう意味で、先ほどから申しますように、農地、農業用施設の整備等を災害関係ではしなくてはいけませんけれども、その事務に関することということで、事務分掌で私たちは考えています。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  井川原議員、この通告について、畜産農林とか、その災害に対しての質問通告をしてありますので、それについて質問していただきたい。(発言する者あり)


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対しましては、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  農地関係の災害については、農村整備が一応災害復旧ということになるわけでございますが、個人的に復旧できない部分等につきましては、議員御指摘のとおり、私どもとしましては、農家台帳によりまして減反の配分をいたしますので、それぞれ配分の対象になると思います。


 その条件につきましては、農地をまた確認をして、例えばもう水田ができないということであれば、転作に対応できるものかという形の処理ということになろうかと思います。


 なお、農振の除外につきましては、申請があり次第協議をすることになるというふうに思います。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  刑事罰で非農地証明の関係については、無断でいろいろ非農地の関係でやった場合については、三年以下の懲役または三百万円以下の罰金と、こういうことになっているんですよね。だから、こういう問題も発生するんです。


 だから、ただ、災害が発生したから、これは天災だから、こういう刑事関係についての刑事罰が適用しないとか、こういうことじゃないわけですから、だからそういうところを含めて、やはりちゃんとした指導のあり方ということを私、やっていただかないといけないんじゃないかと、この点についてどうですか。ちゃんと指導していただけますかね、今後。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  御質問等につきまして、指導ということでございましたが、当然、水田ができない場合、例えばの場合ですが、転作についてのお願いということになるかというふうに思います。そういうことで指導はさせていただきたいというふうに思っています。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  総合的に、先ほど私が申し上げましたように、これからの、やはり農業者年金関係まで含めて、ただ身近なものだけじゃなくして、非農地の関係、それから転用の問題、それがまた転用の問題にかかわってくると、今度は、税関係も出てくると思うんですよ、多少の。


 だから、そういうことを含めて考えたときには、ぜひちゃんとした市民に対しても、関係者に対しての指導をしていただきたいとお願いを申し上げたいと思います。


 次に、時間がありませんので、せっかく農業委員会の会長さんに出てきていただいたわけでございますから、ちょっと質問をしてまいりたいと思います。


 今回、農業委員会の研修についてということで、十一月八日と九日に農業委員会の研修が行われたということで聞いております。


 その中で、一応研修の目的、目的と内容について、どのような目的を持って研修されたものか、それをまず御報告をお願い申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  木野農業委員会会長。


○農業委員会会長(木野次雄君)  お答えを申し上げます。


 本年度の研修は、遊休農地、耕作放棄地解消の取り組み、水稲の品質改良等を目的に十一月八日と九日に、佐賀県唐津市、それと川副町で研修を行いました。唐津市では、遊休農地の解消に向けての対策と課題について、中山間地域直接支払制度、農地・水・環境保全対策、電気・木柵によるイノシシ対策等を含めて研修。また、遊休農地の活用事例について、現地での研修を行いました。


 翌九日は、川副町にある佐賀県農業試験研究センターで水稲、大豆、イチゴ、ワケギ等の新品種の育成状況の研修をいたしました。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  非常に、我が市にとりましても、これから、米が停滞している中で、一番大事なところを勉強していただいて、これから農家の方々にいろいろ、これから農政についても、新しく来年の四月から体制が変わりますけれども、減反政策については。だから、農業委員会の皆様方のよりよい指導をいただいて、いろいろ活動等も頑張っていただきたいと思います。


 それでは次に、夜の懇親会において、非常に選挙にまつわる、冒頭に、個人的な見解の中でいろいろ話がなされたと、これを聞いておりますが、この点についてお尋ねしておきたい、どのような状況であったのか、内容について。


○議長(宮崎和宏君)  木野農業委員会会長。


○農業委員会会長(木野次雄君)  お答えを申し上げます。


 十一月八日の研修終了後に、研修先で研修を受けての意見交換を兼ねた反省会をいたしました。御指摘のような発言はございませんでした。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  御指摘のような発言はなかったと今おっしゃいましたが、御指摘のような、今言ったような発言があったということで、農業委員会の方々、何名からも聞いております。その内容については、聞きませんけれども、そういうことがあったのかということについて再度お尋ねいたします。


○議長(宮崎和宏君)  木野農業委員会会長。


○農業委員会会長(木野次雄君)  お答え申し上げます。


 先ほど御答弁いたしましたとおり、御指摘のようは発言はございませんでした。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  私、農業委員会の委員の方から聞いているんですよ。なぜそういうことをおっしゃるんですか、一人じゃないんですよ。だから、夜の懇親会があるときに、冒頭に、そういうふうに個人的な選挙にまつわるお願い事があったと、こういうことを、私、農業委員の委員の方々から、四名程度、はっきり名前は言いません、四名程度から聞いております。明確な答弁をお願いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  木野農業委員会会長。


○農業委員会会長(木野次雄君)  お答え申し上げます。


 私は、御指摘の内容について、私、委員会活動についてのことであろうというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  委員会活動じゃないんですよ。私、前もって局長にいろいろ相談したんですよ、この件について質問をしますと。


 局長は、私にこういうことをおっしゃったんですよ。オープンの場だったから、問題ないですと。局長は、会長が言われたと、局長、これはどういうあれだったですか。局長が申されたことと会長がおっしゃったことと、全然違うんですよね。会長に私は聞きましたと、聞いて会長はオープンの場でありましたとこういうことをおっしゃったんですよ。あなた、私にちゃんとおっしゃったでしょう、それを。局長、どうですか。


○議長(宮崎和宏君)  向原農業委員会事務局長。


○農業委員会事務局長(向原雄二君)  お答えを申し上げます。


 確かに研修の終了後に議員さんの方から、お話がありましたけれども、早速会長にもお尋ねをいたしました。それから、同行しました職員にも聞きましたけれども、懇親会の席上で、進行の中でのお話で、そのような発言はなかったというふうにおっしゃっていましたので、私はそういう発言はなかったというふうに判断しております。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  懇親会の中で、そういうことであったということですね。このように理解しますけれども、それではお尋ねします。公職というのはどういうのが公職なのか、まずそれをお尋ねしたい。


○議長(宮崎和宏君)  向原農業委員会事務局長。


○農業委員会事務局長(向原雄二君)  農業委員も特別職の公務員でございますので、一定の制限は受けてはいるというふうに判断をしております。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  それでは一応刑法関係で、いろいろ公務員とはということで、国や地方公共団体の職員並びに委員、その他の議員と委員ですね、これを定めているということになっておりますが、この点については、どのようにお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  向原農業委員会事務局長。


○農業委員会事務局長(向原雄二君)  特別職ということでございますけれども、私どもは議員からそのようにお話があったときに、そのような発言はないというふうに判断しておりましたので、それ以外の調査はしておりません。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  それで、先ほどオープンの場であっても、これら研修は、出発してから帰るまでが研修なんですよね。だから、そこが公職に当たる方々のオープンの場であっても公職の場なんです。


 それで質問しますけれども、それでは公職選挙法の関係、第百三十六条の二の関係、これと地方公務員法の関係、職員の方もいらっしゃったわけですから、この三十六条の関係、これについてはどのようにお考えですか。(発言する者あり)


○議長(宮崎和宏君)  向原農業委員会事務局長。


○農業委員会事務局長(向原雄二君)  ただいまの御質問でございますけれども、私、先ほどもお答えしましたように、御指摘のような発言はなかったということで、それ以外の調査はしておりませんので、了承いただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  あなたは、私に対して、オープンの場であったということで話をされたんですよ。だからそういうことをされて、会長の方にもそういう立場で話を聞きましたと。それで会長からそのような報告がございましたということで、はっきりと私に申し上げていらっしゃるんですよ。私はうそはつきませんよ。だから、その件について、私は申し上げているんですよ。だから先ほど言ったでしょう。なかったということじゃなくて、あったんですよ。あって、いわゆる反省会でどうだこうだと言われる。しかし、農業委員会の研修というものに対して、日程的に全部公費で予算を組んであるんですよ。それがこの場でそういうことが行われたということが現実です。これがなかったんですか。


○議長(宮崎和宏君)  向原農業委員会事務局長。


○農業委員会事務局長(向原雄二君)  公の場で公費を使ってということで、議員さんが来られてそのように指摘をされたわけですが、すぐに会長にその確認をさせていただきまして、今おっしゃるように、特定の選挙に対する発言というふうには理解していないと、そのようには思っていないということでございましたので、私どもはそういう発言はなかったという判断をしております。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  それでは、公職選挙法の第百三十六条の第二項の一の関係とか、いろいろ職員もいらっしゃったんですよね。職員もいらっしゃって、選挙というのは、中立でないといけないと、地方公務員法の中にもうたってありますけれども、そういう中で、一応職員として、やはりそういうことの席上いらっしゃって、そういう話が出たということについて、どのようにお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  向原農業委員会事務局長。


○農業委員会事務局長(向原雄二君)  先ほどもお答えいたしましたけれども、会長に確認をしたのと同時に、職員にも報告を求めましたけれども、職員もそのような発言があったというふうには報告はしておりません。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  会長、私、会長だけを責めているんじゃないですよ。だから、公職に携わる方が、いろいろ法律に従って、やはり責任を持って、やっていいこと、悪いことというのはちゃんとした定めもしてあるわけですが、それに基づいて、いろいろ農業委員会の方々からそういうふうに話を聞いたわけですよ、直接。だから直接聞いて、それが一人だったら、今おっしゃるのもわかるんだけれども、四人から聞いたんですよ。四人から聞いて、事前に立って前段でそういうことが行われたということを私、聞いているんですよ。だから、自分たちで身を守るとか、そういうことだけにとらわれて、あった事実について、それがはっきり報告されないということは、私はいかがなものかと思うんですよね。


 だから、あったということを聞いているんですよ、私。だから、なかったということは絶対聞いていない。これがもしあったらどうされますか、あった場合、ほかの委員さん方に、私、絶対話を聞いておりますから。(発言する者あり)


○議長(宮崎和宏君)  木野農業委員会会長。


○農業委員会会長(木野次雄君)  お答え申し上げます。


 そのようなことがあったということでございますが、私が受ける中では、意見交換を兼ねた反省会である中で、そういう特定な事柄についての発言は全くありませんでした。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  押し問答になりますけれども、正直言って、それはあったということで私は聞いております。あったということで聞いておりまして、絶対あったというふうに私も確信しております。だから、その件について、はっきりと、だから局長、あなたもおっしゃったんだから、私に。あなたの意見を言われたことと、私におっしゃったことと全然食い違っているんですよ。どこでいつ食い違ったのか、私はわからないけど、きのう食い違ったのか、二人で、みんなですり合わせをされたのか、だから、そこがはっきりあなたが最初に私になかったならなかった、オープンの場であったら、なんでオープンの場であったと、そういうことを言われたんですか。(発言する者あり)


○議長(宮崎和宏君)  木野農業委員会会長。


○農業委員会会長(木野次雄君)  お答え申し上げます。


 懇親会の中でのことでありまして、特定な事柄について発言はなかったということでございますから、御理解をいただきたいというふうに思います。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  幾ら言っても一緒でしょうから、オープンの場であったということで聞いておりますけれども、今、なかったとおっしゃいますから、またいろいろ調べてまいりたいと思いますから、よろしくお願いいたします。


 続きまして、土木行政についてお尋ねをしてまいりたいと思いますが、まず、駅前から、五日市線の上原田水入分区付近の市道に大きいイチョウの木が二本あります。これが市道に非常に占有しておりまして、地元の生活環境に影響を及ぼしていると。夏は、それなりに台風が来れば、木の枝が道路に差しかかっているものですから、生活面についても非常に問題があると。だから、秋はギンナンの実、そして葉が散ります。非常にそして道路の関係についても、交差の関係、そしてまたイチョウの木の近くに水田に入る入り口がございますけれども、非常に回りづらい。これはずっと今まで我慢してこられたわけですが、これについての撤去については、どのようにお考えなのかお尋ねしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対しての答弁は、建設課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷 久君)  お答えをいたします。


 御質問のところは、市道上原田線上でございます。確かに大きなイチョウが二本ありまして、そこのところだけが幅員が非常に狭くなっているということでございまして、道路を整備しない場合は、本来ですけれども、所有者が道路を占有しているということで、本人に撤去をお願いするわけですけれども、道路を整備しない場合ですけれども、その場合につきましては、道路を占有している所有者が立木を撤去するのが原則というふうに理解しております。


 しかし、今後、極端にそこが狭いというふうに現場を調査しておりますので、これは整備を前提にするということで、所有者と話し合いをしながら、検討させていただくということでございます。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  ぜひ、撤去に向けて何らかの対策をしていただきたいと思います。おっしゃるとおり、占有しているのは、個人でございますから、そこら辺は私もわかっていますけれども、しかし、市道としての、今後は管理のあり方ということを考えたときには、当然建設課の方でちゃんとした対応をしていただくと。非常に困っていらっしゃいますから、早急にしていただくか、まず市長、どうですか。この件についてお尋ねします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  イチョウの木が非常に市道に差しかかっておる関係上、付近の方々が非常に迷惑をしておるというようなことでございますが、議会終了後、現地を調査し、そしてまたこのイチョウの木の所有者もあろうと思います。その方ともいろいろ話をしながら、どのようにするかということを決めていきたいと思っております。(発言する者あり)


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  ぜひ、そういう形で撤去について頑張っていただきたいと思います。


 次に、えびの中央線の改良工事についてお尋ねをしてまいりたいと思います。


 まず、えびの中央線の改良工事は、今の段階では非常におくれていると思うんですけれども、何年度ごろ完成予定であるのか、これについてまずお尋ねをしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対しましては、建設課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷 久君)  お答えいたします。


 工期設定でございますけれども、平成十三年から二十一年度までの九カ年ということでございまして、今現在の進捗率が事業費ベースで五八%となっております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  ただいまのところ、進捗率がまだ五八%であるということで、あと四二%残っているわけですが、一応めどとして、二十一年度までということですけれども、どうですか、できますか、おくれますか。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷 久君)  二十一年度までは、非常に厳しいという状況でございます。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  二十一年度までは非常に厳しいということで課長の方から説明がございましたが、一応計画につきましては、各地権者と関係がいろいろ事業についての説明会がなされていらっしゃると思います。だから、この方々についても、もう来年は、平成十九年度はできるだろうと、そういう形で十八年度はどういうところまで行っているんだろうかというようなことで、非常に事業がおくれているというのは肌で感じていらっしゃると思うんですよね。


 だから、関係者についての、おくれた理由とか説明とか、これはなされているんですか。いろいろ皆さん、それぞれに計画を持っていらっしゃると思うんです。工事が着工すれば、また工事の計画が変更になったりとか、そういうことがあれば、非常にまた個人的な計画もかえていかなきゃならないとか、こういう問題もあろうかと思います。その点についての説明とか、そういうものはありましたか。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷 久君)  関係者に対する説明と、おくれた理由も含めましてですけれども、前年度に一応予算がつけば、土地の契約、あるいは建物等の契約に伺いますと、事前に、前年度にお話をしているわけですけれども、その当年度になって予算がつかなくて、結局用地交渉をしない局面が発生するわけですけれども、その方々については、戸別に説明をしておるわけですけれども、関係者全体的にはまだ説明をしていないところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  一応は、全体的なやはり説明をしていただくと。皆さんがそれぞれの計画を持っていらっしゃると。だから、計画変更はないわけですね、その点について、お尋ねします。設計とかいろんな変更はないわけですね。


○議長(宮崎和宏君)  新屋敷建設課長。


○建設課長(新屋敷 久君)  はい、先ほど言いましたように、非常に二十一年が厳しいという状況でございますので、その前年度に工期のいわゆる事業認可の変更という手続が必要になりますけれども、当初説明していた方に、全体的には説明しておりませんので、近日中に、年度内に戸別に説明をしていくという考え方でございます。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  ぜひ、全体説明をしていただきたいと思います。


 それでは、次に市民行政についてということで、ちょっとあっち行ったりこっち行ったりしていますけれども、農振除外について、ちょっとお尋ねをしてまいりたいと思います。


 この件については、定住対策促進等を進める中においても、えびのの場合も、何か取り組みが年一回あるのかないのかというような状況で、非常に農振、農地の転用関係をされる方からいろんな苦情を聞いたわけですが、この件について、ことしの十一月に一応手続がされて許可が出たと思います。この件について、何件あって、何件の一応採択がなされたのか、お伺いします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問につきましては、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  農振除外につきましては、ことし一回行っております。ことし一回行っている理由につきましては、現在農振除外につきましては、二通りあるわけですが、一般管理と特別管理ということがありますけれども、現在特別管理中でございまして、その場合は、一般管理につきましては、凍結するというのが事務の手続になっております。したがいまして、現在特別管理中でございまして、凍結中でございましたが、どうしても早くお願いしたいということがございまして、十一月に議員がおっしゃったように農振除外の委員会を開きました。


 ちょっと数字は定かではございませんが、六件、一応除外ができたというふうに判断しております。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  この申請についてのあり方、非常に私は問題があると思うんです。えびの市に在住したいと、在住して、申請をして一年以上経過する。しかし、何の報告もない、いつ除外されて転用手続がなされるんですかと、こういうふうに聞いたんですよ。人口は減っていく、定住に向けた対応、これは非常に不備です。そういう制度があるにもかかわらず、非常におくれている。他市町村と比較したときに、小林なんかについては、ほとんどことしは別ですけれども、年二回はやっておる、この違いは何でしょうか、お尋ねします。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  先ほども申し上げましたとおり、現在特別管理に取り組んでおります。したがいまして、その間は、一般管理については凍結ということでございますので、御理解いただきたいと思います。


 しかし、議員がおっしゃったように、緊急やむを得ないということで、今回は実施しておりますし、昨年十七年度も一回実施いたしております。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  それでは、お尋ねしますが、この申請が今度十一月に出ました申請書の中で、最初に出た申請は、何月何日だったんですか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  申請月日については、手元に資料を持ってきておりませんので、しばらくお待ちください。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  後でよろしいですけれども、一年以上経過しているということを聞いていますが、これは企業誘致の関係とかいろいろあると思うんですよ。個人的な問題だけでもないと思います。そういう企業誘致についても、いわゆる企業が用地を取得して、そこにまた工場の増設を図って、従業員もまたふえるわけですよね。だから、そういうような計画をされていた方もいらっしゃるんですね。


 だから、そういうことを含めて考えたときに、行政としてどうなのかと、今おっしゃったのもわかりますけれども、非常に対応の不備というのが、これから定住促進とか、いろいろ市民の所得とかいろんなものを含めて考えたときに、やはりもう少し積極的にこの面についても、その四ヘクタール以下は、知事の許可ですね。知事許可になるわけですから。やはり緊急性があるわけですから、どうしても皆さんは。だから、転用についての申請もなされるわけですよ。そういう住民の立場に立った中での取り組み。言われてからばたばたするということじゃだめだと思うんですよ。


 だから、もう少し、言われたら即、申請書が上がったら、知事の方に対しての送付に対しても、早急にしながら、いわゆる対応をしていくと。


 だから、そういうことをすることによって、すぐUターンとか、私が知っている人もUターンされて帰ってくる予定なんですよ。予定なんだけれども、結局家を建てることができない。だから、それがもう一年以上延びているんですよ。それで今、帰ってこようかこまいか、また迷っていらっしゃる。


 だから、そういうことが今、定住促進の関係といろいろおっしゃるけれども、そして企業の誘致の問題、いろいろ含めて横の連携もちゃんとしていただかなければいけないんだけれども、もう少しやはり積極的に今後取り組んでいただいて、せめて一年間に二回くらいはやれるように、県の方にも要請をしていただきたい。


 この件についてはどうですか、市長。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  農振除外につきましては、議員さんの指摘のとおり、定期的に二回程度実施できれば、そのようにしたいと考えております。現状につきましては、どのようになっているか、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  今までの例からいきますと、十四年に一回、十六年が二回、十七年が一回と十八年が一回ということになっております。


 議員さんおっしゃるとおり定期的にしなければなりませんけれども、先ほど来申し上げておりますように、現在特別管理でございますので、特別管理は全体的な見直しを行いまして、その後一般管理の方に実施するわけでございますが、今後につきましては、できれば定期的にできるように対応してまいりたいというふうに思っています。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                   休憩 午前十一時  三分


                   開議 午前十一時 十六分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  先ほど、農振除外についての一番古いものはということでございました、平成十八年十月二十七日に農振の処理委員会を開いて、六件でございますが、その中で一番古かったのは、平成十七年十二月二十日でございます。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  それでは、引き続いて質問をしてまいりたいと思います


 安心・安全のまちづくりについての(ロ)の平成二十一年度に高齢者福祉バスが廃止になる予定であります。これに伴って、いわゆる住民の足としての循環バスの関係、これは非常に重要になってくると思うんですよ。この件については、今まで再三再四、外園議員とか、私もですけれども、いろいろ要望がなされてきて、一時計画に上がる段階まで来たんですけれども、財政事情の関係で断念という状況に陥ったわけでございますが、今の高齢者の超高齢化社会の中においてのえびの市の状況、これを考えたときに、やはり市民の足として循環バスについては、私は避けて通れないと、特に福祉バスが廃止になりますと、高齢者の方々の老人福祉センターの利用の問題、こういうことをいろいろ考えたときに、逆に、市民に対しての住民サービスという観点に立って、市長の安心・安全のまちづくりということから考えれば、この点については、早急にやっていかなきゃならない問題だと思いますが、市長の御所見を伺いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  循環バスにつきましては、交通弱者の交通手段を確保する観点から、市内一円の循環バス実施に向けて、検討を行いましたが、後年次に渡っての固定経費となる新規事業の立ち上げは厳しく、事業の実施は見合わせざるを得ないとの結論に達しましたことは御承知のとおりでございます。


 今後も厳しい財政状況が続くと見込まれることから、循環バスの導入は大変厳しいと考えます。自家用車のない高齢者や障害者には、まことに必要最少限ではございますが、福祉タクシーの制度を市単独で、しかも基金を取り崩して維持している現状でございますので、御理解をいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  財政事情の関係で、当分見合わせているということですが、その間、基金を取り崩してまで、福祉タクシーの方である程度利用していただいているという説明があったわけでございますが、福祉タクシーの利用についても、やはり条例の中でも基準がありますし、規定がありますから、やはり市民に対しての公平性ということを考えたときには、非常に問題もあろうと思うんです。


 だから、先般宮浦議員の方からもいろいろございましたが、やはり市民の要求度、高齢者が今何を必要としているのか。だから、その中で、いろいろ健康管理の問題とか、いろんな問題も含めて、非常に特別会計の国保、あるいは介護保険、老人医療保険関係、こういう面についても、一般会計からの繰り入れをしていかなければ、財政運営というのは非常に厳しい、こういう危機的な財政運営に迫られているというのが現状です。


 しかし、投資して、投資効果が生まれるものについて、いわゆる財政効果が生まれるものについては、私は、当然投資をして住民サービスを行っていけば、より効果が出てくると思うんですよ。だから、住民の高齢者の方々も、非常に喜ばれる。だから、一回高齢者向けにこの循環バスについてのアンケートをやっていただく、やってみたらどうですか。これに基づいて、市民が要求している、市民要求度が高い、こういう状況の判断の中にあれば、私は当然この循環バスの早期実現に向けた事業を図っていかなきゃならない、このように考えますけれども、この点については、どうですか、アンケート。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  この循環バスについての市民アンケートをとると仮定するならば、恐らくほとんどの方が循環バスを走らせてくれと言われると思うんですが、現在のえびの市を考えますときに、議員も御存じのとおり、第二の夕張にしないためにも、一生懸命努力し、頑張っておるところでもあります。そして、現在皆さんの御協力のもとに、何とか赤字というところを回避することができましたけれども、まだ安心するところまで行っておりませんので、この循環バスにつきましては、まだ当分の間、大変厳しいということでございます。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  市長は、今、安心されるところまではまだ行っていないとおっしゃいましたが、安心するというのは、車を走らせていただければ、市民が安心するんですよね。


 この前、私はテレビをちょっと見ていたら、皆さんも朝、見ていらっしゃるかと思うんですけれども、補助金の関係で、薩摩川内市の関係が出ておりました。そしてこれを総合的に財政が厳しいと、いわゆる夕張市の関係も市長もいつも申されますけれども、総合的な見直しを図っていかなきゃならない。その中で、十九年度に対して、いわゆる市民からのいろいろ応募と申しますか、いろいろ意見を聞いて、その中で市民中心型の補助金制度のあり方ということで、十九年度からやっていくんだと。そのようなことでテレビが放映されておったわけです。


 そういうことを考えたときに、非常に住民サービスというのがどういうものが住民サービスなのか、だから、いろいろ行政評価とか、その評価の関係もございますけれども、評価についても、一番大事なものは、事務事業関係についても、まず市民の要求度がどうなのか、だから、そういうものが達成されているのか、達成されていないのか。そういうことを含めて、いわゆる評価点と申しますか、そういうものに継続していくのか、廃止すべきなのか、そういうことをされると思うんです。


 だから、やはりいろいろな総合的な観点に立って物事を判断された場合、今高齢者が非常に、えびの市も保険財政が厳しい状況です。保険の未払い、不納欠損の関係、これも宮崎県下でも、非常にランクが高いところで位置づけているわけですけれども、やはり高齢者の健康管理ということも含めたときに、やはりこの循環バス、市民の要求度、アンケート、こういうものを含めて、早急にやはり、計画的に二十一年度に福祉バスが廃止になれば、当然それに伴って私は実施していかなきゃいけないと。これをやらないと、やはり高齢者の方々も、車があればお店に買い物にも行かれるでしょうし、経済効果というのはおのずから出てくると思うんですよ。やはりそういうことを含めて、今後さらに、市長、前向きにこの件について考えていただきたい、どうですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  この福祉バスのことにつきましては、議員の言われることはよくわかりますけれども、現在のえびの市を考えますときに大変厳しいところがございまして、それが思うようにできないところに厳しさがあるわけであります。


 ですから、以前からも申し上げておりますように、この循環バスについては、運行するということは大変厳しいところであります。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  財政面で厳しいということは私もわかっております。その中で、まず企画政策課がこの件について、今までいろいろ検討されたわけですからね。そこでいろいろ見積もりを取っていただいて、断念せざるを得なかった経緯というのはわかっております。


 しかし、どうすれば安い経費でより効果が出せるのか、そういうところについての努力というのが、私はまだされていないと思うんです。少ない予算の中で、今指定管理者の問題についても、少ない予算でより効果を出していくんだ、これが基本原則ですから、そういう観点に立って、やはりもう少しもう一回、企画政策課としても、練り上げていかなきゃいけないと思うんです、この問題については。


 例えば、人件費が高い、人件費が高ければ人件費をどうすれば抑制できるのか。仮に六十歳以上のOBの方もいらっしゃると、こういう方々をパート方式とかを入れながら、そして少ない予算の中でローテーションを組んでやれば人件費の抑制にもつながるんです。だから、そういう一つ一つ抑制する、少ない予算の中でどうやればできるのか、効果が出るのか、こういうところまで、ただ見積もりをしたからできないでは、我々も理解できないんですよね。それについての取り組みをやはり今やっていかなきゃいけないんです。それが一番大事なことなんですよ。


 その点について、どうですか、市長。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  議員は、えびの市の財政は非常に厳しいということがおわかりになったその上で質問されておるわけでございますが、ただいま議員が質問されましたようなことは、全部今までに検討いたしております。その結果、これはできないということを判断して大変厳しいということで、循環バスにつきましては、できないというふうに決定したところであります。


○議長(宮崎和宏君)  井川原志庫男議員。


○八番(井川原志庫男君)  どこまでそういうふうに調査されたものか、私にもわかりませんが、ある程度詳細なところまでは、計画、いわゆるプランを立てて、もう一回練っていただくと。だから、それが高齢者にとってどういうことなのか。


 だから、えびの市は、もう超高齢化社会に入っていますから、そういうことを含めて、ぜひ市長、市民の今さっき市長、おっしゃったでしょう、アンケートをとれば市民は皆さんがほとんど「やってくれ」ということで市民の方々は、アンケートには賛成だ、こういうことをおっしゃった。これが基本だと思うんです。だから、そういう基本的なこと、住民サービス、市民の要求度、そういうものを含めた中で、財政効果があるわけです。そういう中で、今後検討していただきたいと思います。


 これで私の一般質問を終わります。どうもありがとうございました。


○議長(宮崎和宏君)  次に、九番、溝辺一男議員の発言を許します。溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  それでは、お尋ねをしてまいります。


 まず、観光行政についてでありますが、この観光行政についての第一点目がえびの高原の露天風呂の問題であります。この露天風呂は、昨年の中ごろから湯源の温度が低下したために使用がされておらずに、本年四月から本格的に休止の状態になっているわけであります。


 ですから、この休止の状態ですが、以前は、この土地は国からの借地でありまして、年間百七十万円相当の借地料を支払われていたわけですが、今年度は、休止になっておりますので、恐らく、これはゼロ円であろうと思うわけですが、そのとおりですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ただいまの露天風呂がありますところの借地料等につきましては、担当課長の方で精力的に交渉いたしておりますので、観光商工課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 議員さんが言われましたとおり、十七年度は、百七十万三千六百四十四円でございましたが、宮崎森林管理署都城支署と借地料の件につきまして、お願いをして、十八年度につきましては、期間は一年間という設定の中で、貸付料が九万四千八百円になったところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  借地料は、ゼロ円ではなくて、九万四千八百円ということでありますが、もうこの露天風呂というのは、昨年度湯源の温度が低下した、その時点で二十四度ということであって、今期の定例会におきましても、市長の答弁によりますと、依然として二十四度であって、露天風呂としての使用ができないということですが、この最近の二十四度というのは、いつの時点で調査された温度でしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  源泉温度の調査実施は、今十八年九月七日から九日にかけて機械といたしましては、電動ウインチを使いまして、泉源の高さ四十メートルから十メートル単位で百四十五メートルまで測定した中の一番最高温度、百メートル地点の温度でございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  この最近の測定の温度が二十四度ということであります。もうこれは一年以上、二年近くそういうような状態が続いておるわけですが、この結果から見ますというと、当然これは泉源の温度の上昇というのは、もう期待はできないのではなかろうかということを思うわけですが、そこでこの状態でいつまでこのような露天風呂としての施設、あるいは管理をされていかれるお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  この露天風呂の借地の問題につきましては、いろいろ条件があるようであります。そのことにつきまして、詳細につきましては、観光商工課長をして答弁をいたさせます。(発言する者あり)


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  露天風呂の温度が二十四度以上に上がらないのに、もうやめた方がいいんじゃないか、このまま続けているよりも、借地料を払うよりもというようなことであろうと思います。やめなければいけないと思ってはおります。しかし、この借地については、いろいろ条件があるようでありますから、その問題につきまして、観光商工課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  現在温度が二十四度ということで、近隣の施設でありますえびの高原荘、からくに荘につきましても、源泉温度については、昨年御答弁したとおり、えびの高原荘につきましては、四十二、三度、からくに荘にしては、源泉で五十度ということで、余り変動はないようでございますが、先ほど測定した内容のとおり、露天風呂につきましては、二十四度であるということで、市長が、今言われましたように、いろんな条件ということで、検討を重ねておりますが、一つは借地の返還に関しては、更地で戻すということで、ハード的なものとしまして、宿泊施設、管理棟、入浴の脱衣場等がありますが、こういうものと駐車場敷きのアスファルト、そういうものをすべて撤去した上でないと、返還ができないというようなこともございますので、その経費を特別会計で担うのには、基金の財源も乏しい状態の中で、直近ではできないというような判断の中に都城管理署の方とも協議したり、環境省、財団の自然公園財団等ともいろいろお話をしているところでございますが、財団としても、高千穂河原にありますキャンプ場あたりは、指定管理者で財団が指定管理者になって運営をしているというような状況もありまして、露天風呂の宿泊施設だけでもそういう形で今後継続として、登山の宿というような形ででも残せないかとか、いろいろそういう先ほど言いました一番ネックになっています撤去費用の捻出と、それと宿泊施設につきましては、まだ耐用年数としては、まだ使えるのではないかというような判断を持っています。


 それをあと、移築するとか、いろいろ考えてはおりますが、検討している中では、相当な経費が要るということでなかなか結論まで至っておりませんので、今後新年度予算といたしましては、十九年度も同じ形で借地をしながら、いろんな検討を重ねていって、方向性を見出していきたいと考えております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  もうこれは露天風呂としての使用、設置は、これは当然不可能であろうというふうに思います。そう考えた場合に、九万四千八百円というのは、休止の状態であっても借地料として払わなければならないということであって、この使用が見込めない状態でありながら、金をずっと出さなければならない。そして建物がやはり依然として市の建物でありますので、それはやはり管理ということも必要であろうと思うわけです。ですから、これを長く置けば置くほど問題がなおさら経費を食うもとになるだろうと思うわけですね。


 この、今、案としまして、宿泊施設だけでも財団の方にお願いしてというふうな案も検討されておるようでありますが、そうであればあるほど、早く急がなければ、建物というのは、人が出入りしなくなれば、老朽化は非常に激しくなってまいりますし、それが激しくなれば、こういう財団にでもというふうな話も、なおさら話が進まなくなるわけですが、これは早急に、市長の方としては十分検討されて、その方針を担当課の方に指示される時期に来ているのではないかと思うわけです。


 これは、来年度もこの九万八千四百円の借地料は払いながら、また検討するということですが、それは非常にこの定例会でおっしゃいますように、各議員の方からの財政支援の問題、あるいは新しい事業の設置の問題、提案されても、苦しい財政状況だからできないとおっしゃるんですから、それと同様に、やはりこの問題も早く解決するように市長の方針を出される必要があるんじゃないかと思いますが、市長はどういうお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  この露天風呂につきましては、十九年度の早い時期に決断をし、そしてやっていきたいと思っているところであります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  今市長がおっしゃいましたように、ぜひそういう考え方で十九年度は取り組んでいただきたいということを提言を申し上げる次第であります。


 次に、もう一つ観光行政の中で、えびの高原のキャンプ村の運営についてでありますが、このキャンプ村は、昭和六十年代のバブルの時期までは、非常に利用者が多くて、特に夏休みの前後になりますというと、鹿児島方面からの高校生の利用が一日何百という数が利用されておりました。


 そしてまた、体制としても千名を超える収容力を確保していたわけですが、今そういうような状態は全く期待もできないわけですが、その当時、やはり相当な利用者がありながら、えびの市民の利用というのはほんのわずかであったわけですが、最近は、特にこの全体の使用者が少なくなっております。その中での市民の使用というのは、ほとんど皆無に等しいのではなかろうかというふうに思うわけです。その点は、どういうような実情にありますか。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  キャンプ村の利用の市内の利用者はどうかということでございますが、実際は、利用の際に住所等を書くようにしておりますが、正確な数字までつかんでおりませんが、今議員さんが言われたとおり、私も認識しているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  あのキャンプ場は、相当の人の利用がされたその時点においては、夜はキャンプファイアーでにぎわって、そして明くる日は池めぐり、さらには韓国登山ということで、今管理棟がありますあの広い庭からも、広場からも韓国に登山する姿もはっきりと見えていたような状況でありましたが、今はそれもなくて、特に松の木が大きくなって、韓国岳さえ望めないような状態になっております。


 ですから、感じとしては、えびの高原のキャンプ村というよりも、松林のキャンプ村というような感じがするわけです。大変、その当時と比べますと、環境も悪くなっております。


 そしてまた、今後の動向を想像しましても、人口減少のさなかでありますので、今後これをもとに戻るようなことも、全く期待できない状態であります。そのようなことから、十七年度のキャンプ村の収益状況をちょっと調べてみましたところ、十七年度がキャンプ村の事業収入が七百七十七万六百二十八円、それに県の補助金が入りまして、これは施設を整備するための補助金であろうと思いますが、これが二百七十六万四千円、合計で千五十三万四千六百二十八円の収入になっております。


 それに対して、支出の方が一千三百八十三万四百九十二円であります。ですから、この数字上から見ましても、三百二十九万五千八百六十四円、これが確かな赤字になっているわけですね。


 それにもう一つ、職員が一名入っておりますので、この職員一名分の人件費を合わせますというと、赤字の額が、この職員の人件費が四百四十八万二千七百八十円となっておりますから、この合計の赤字は七百七十七万八千六百四十円、これが十七年度の赤字になっております。しかし、これを運営するためには、今まで積み立てた基金を取り崩して運営がされて収支が保たれているわけですが、その基金もあと残すところ、五百九万六千五百三十四円、こういうような状況になって先が見えているわけですね。しかし、今さっき課長の答弁から聞きますというと、もうえびの市民の利用というのは皆無であるということであります。


 ですから、こういうえびのの市民の福祉増進に大きく役立っているのであれば、こういうような赤字を伴いながらでの経営というのもやはり一つの行政の責務かとも思われますけれども、えびの市民には、全く福祉の増進とは関係のない施設となって、それ以外の人が使用しておる、こういう状態で七百何万も赤字を抱えながらやっていくというのは、これはやはり十分考えなければならない事業ではなかろうかと思いますが、その点は、市長はどういうふうにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  えびの高原キャンプ村の昨今の利用者の状態が大きく変化し、教育キャンプなどが激減しておりまして、御指摘のとおり、キャンプ村の安定的な運営ができない状況が続いておりますので、平成十八年度からは営業時間を縮小し営業しております。


 今後この状況などを把握しながら、そしてまた、ただいま議員が説明されたとおりでありますので、さらに検討を進めて早い時期に結果を出したいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  本年度からは、営業時間を短縮して経費節減を図りながらの運営に努めているということですが、もうことしもシーズンは大体過ぎておりますが、ことしのそしたら状況はどういうような状況にあるのか、去年の結果は七百七十七万八千円相当の赤字になっておりますが、ことしの場合、これはやはり人件費そのものはかわらないはずであります。人件費が去年の状態で見ました場合に、四百四十万程度が人件費には投じられておるわけですが、ことしはどういうふうな見込みになりますか、その点は。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  今言われましたように、職員一名分の人件費を省きまして、キャンプ村だけの収支で申しますと、何とかことしは三年ぶりに黒字にできるのではないかと考えておりますが、観光施設として露天風呂と白鳥温泉上湯の収支で、人件費も賄わなくてはなりませんので、それを含めますと、大変厳しいのではないかというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その人件費を省く収支ならば、とんとんでいけそうな状態であるということであります。しかし、もうそれにしましても、全く先は見えておるわけですね。これはことしの場合でも、この基金を取り崩さなければ収支は保たれないことになるんじゃないですか。そしてまた、この職員というのも、既に白鳥の下湯、それから上湯、これは指定管理者に移行しておるわけですので、実際はこの観光商工課の職員そのものも減にならなければならないはずでありますけれども、まだそれも全然、以前の状態そのままでありますが、そうすればなおさら赤字になるということになるわけですね。


 だから、もう先が見えている問題だから、これは市長、早急にやはり検討される必要があるんじゃないですか、どうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  過去におきまして、えびの高原キャンプ村は、非常に九州管内の小・中・高の学校から教育キャンプということで利用していただいておったのは事実でありますが、現在は、そのような形がなかなか見えずに困っておるところであります。これにつきましては、早急に見直しをしたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  見直しをすると言いましても、市自体の運営では、もうとてもこれは見直しも追いつかないであろうということは予想されます。国の方が市町村に対しては、補助金のカット、あるいはさらにはまた、交付税の縮減、そういうふうなことを強いながら、さらにまた、集中改革プランなどによって、不断なく行政改革、そして財政健全化を図れというような指導を受けておるわけですが、そういうような中で、えびの市民以外が主として使う施設であることを考えた場合は、これは当然国の方の手で運営、管理する方向が望ましいのではなかろうかと思うわけですね。


 国は一方では、市町村に対する補助金や交付金をカットしながら、「縮減を図れ、縮減を図れ」と言う、しゃにむに行政をスリム化しなさいということを指導しておるわけですから、これは公の施設、えびの市民以外が使う施設でありますから、そのくらいの積極的な国に対する取り組みも必要ではないでしょうか。それ以外に何か方法があれば、また参考までに教えていただきたいんですが、どうでしょうか、その点は。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  そのキャンプ村につきましては、早急にどうするかということを決めまして、十九年度内には、それを決定していきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その施設を国の方にやってもらうというような働きかけというようなのは、成り立たないわけですか、できないわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ただいま質問されましたことも含めて、早急に検討してまいりたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  露天風呂にしましても、キャンプ村にしましても、十九年度中にははっきりとした結論を出すということでありますので、ぜひそのようにお取り組みをお願いいたします。そうでなければ、現在取り組んでおります集中改革プラン、あるいは十六年度から職員一体となって続けてまいりました緊急財政改革推進計画、これらの苦労が今の状態を続けるならば、水の泡に化してしまうわけでありますので、ぜひそれを十九年度中には解決していただきますように、精力を持ってお取り組みいただきたいと思います。


 それから、学校の耐震対策でありますが、この耐震対策としましては、市長の方は、耐震検査の結果を待って、早くやらなければならない順位を定めてそれに基づいて改修をするという方針であります。改修に当たっては、木造平屋の学校に新築をしていくということであります。


 特に、加久藤中学校の方は、今年度中に耐力度調査をされて、来年度からは改修に入られる予定でありますが、この木造校舎にする場合と、それから補強をする場合の財政的な効力はどういう結果かということを九月にお尋ねしましたが、この補強というのは、点数が五千五百以下の場合は、もう補強では間に合わないと、これは新築の方に向けなければならないというのが答弁でありました。そしてえびの市内の学校は、すべてが五千未満の数値であるというような答弁がされておるわけです。


 ですから、これはもう財政的な効率化の面から考えまして、補強ということは成り立たないわけですが、それならば、木造の平屋建てと、それから鉄筋コンクリートの校舎新築とは、財政的な効率というのは、どちらがよろしいのかということをお尋ねしましたら、市長の方は、これは十分慎重に調査する、勉強するという考えのようでしたが、その結果は、どういうような結果でしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  木造で建築した場合は、鉄筋コンクリートより低価格で施工できるということであります。


 その理由といたしましては、木造は、鉄筋コンクリートづくりよりも、屋根と言うんでしょうか、上屋の方が重量が軽いため、基礎の断面が鉄筋コンクリートづくりより小さく設計ができるということであります。


 また、建築後の維持修繕についても、低コストでの施工が可能であるということでもあります。そしてまた、つけ加えますと、地場産業の育成にもつながっていくということであります。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                   休憩 午後 〇時  一分


                   開議 午後 一時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  それでは、午前中に引き続きまして、お尋ねをいたします。


 お答えになりました木造と、それからコンクリートの建設では、木造の方の価格は、安くなるというような答弁であります。その理由として、鉄筋に比べますと、重量が小さくて済むので、基礎工事などが経費減であると。あるいは、建築後の維持管理費等が安くて済むというようなのが理由のようでありますが、この程度のものならば、素人でも予見できる理由ですが、これはこの程度の比較ですか。大体素人でもこの程度なら予想ができるわけですね。


 例えば、上江小学校の体育館が何年前ですか、三年、四年前ですか、できておりますが、あれが木造の体育館としてでき上がっております。これは見ますというと、まことに鉄骨に比べますと、やわらかみがあって、見た目もきれいでありますし、本当に日本的な建築物であるというふうにわかります。


 しかし、見た目が、これはしかし、鉄骨よりも大分経費がかかっているだろうなということを、私ども素人でもそういうふうに直感をいたすわけですが、と言いますのも、今までの木造の場合は、原木を製材をして、それを直接使って建築されていたわけですが、今は大分建築の基準が高くなりまして、強度を保たなければならないために、製材したものがさらに強力に加工されて、それを使用しなければならないということで、そういう面からいけば、必ずしも安いものではないという感じが素人でもするわけですね。これは、どういうような根拠に基づいてこのような比較ができたわけですか。


 それから、もう一つ、これには耐用年数等も大分違うと思うわけですね。だからその辺はどういうふうに加味されておるわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対しては、教育委員会の方で答弁をしていただきます。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  ただいまの質問に関しましては、学校教育課長をして答弁いたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  山下学校教育課長。


○学校教育課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 鉄筋コンクリートと木造の関係の比較の件でありますけれども、学校教育課の技師において積算いたしまして、木造関係につきましては、工事費が四千七百五十万円、鉄筋コンクリートで行った場合が五千二百五十万円の経費がかかるという積算であります。


 それと、逆に補助金の関係でありますけれども、木造の場合、二千八十三万五千円、鉄筋コンクリートの場合が一千九百十六万七千円ということで、木造の場合は、特別加算という制度等がありまして、その分だけ補助率がいいということであります。


 先ほど、それと耐用年数等につきまして、この点につきましては、ちょっと積算をしておりません。後ほど答弁させていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  木造の場合は、特別加算というようなものもあって、建築費の面から見れば安くつく面もあるということであります。確かにそれは建築時点の経費としては、そういう計算にはなると思いますね。


 しかし、これは木造とまた鉄筋コンクリートの耐用年数というのは大分差があるわけですね、そういうものを総合的に計算した場合に、そういう安くということがわかりますか、断言できますか。


○議長(宮崎和宏君)  山下学校教育課長。


○学校教育課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 木造は、木造についても三十年とか、四十年という耐用年数があると思いますし、特に鉄筋コンクリートにつきましては、四十年から五十年というふうな状況ではないかというふうに、はっきりとした答弁はできないところでありますけれども、その間の現在、各小学校、中学校、ほとんどが鉄筋コンクリートであります。この鉄筋コンクリートの校舎の状況等を見ますと、非常に雨漏り等がありまして、その維持費、この件につきましても、非常に厳しい状況にありますし、特に屋根からの雨漏りというのは鉄筋コンクリートには非常に激しい状況がありまして、木造ということになりますと、屋根の勾配、そういうことを考えていきますと、その分だけ雨漏り等も鉄筋コンクリートに比べると少なくなってくるんじゃないかというふうに思っているところです。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  確かに、今までの鉄筋コンクリートというのは、雨漏りというのがありました。しかし、それを改良するためにはいろいろな方法がとられております、上に屋根をつけたり。こういうふうな、それに対応できる鉄筋コンクリートの建築方法にかわっているようであります。ですから、今おっしゃったようなことが一概に軽減できるというようなことにはならないであろうと思うわけですが、それまで含めまして、耐用年数まで含めた将来的な計算、これはどういうようなことになりますか。


○議長(宮崎和宏君)  山下学校教育課長。


○学校教育課長(山下寿男君)  お答えいたします。


 耐用年数のことにつきましては、先ほど具体的に鉄筋コンクリートと木造については、加久藤中学校の件については、比較をしていないところですけれども、一般的な木造の関係についても、三十年から四十年と言われておりますし、鉄筋コンクリートについても、極端に差は出てこないんじゃないかというふうには思っているところです。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その耐用年数にしましても、確たる年数でなくして、推測、大体予想でおっしゃるものですから、それに対する考え方をお尋ねすることができないわけですが、恐らく耐用年数を見た場合は、そういうところで見た経費まで見積もってやって初めて、どちらが低廉でできるということがわかると思うわけですね。


 いずれにしましても、学校というものは、これは市長において、いい環境のもとで、そして安全・安心な場所で教育をさせるというのが市長の立場であるわけでありますので、そういうことまで十分考慮されまして、経費の安い、そしてしかも理想的な校舎として、そして子供が条件のすばらしいところで教育ができるように、学校建設には意を配っていただきたいと思います。


 それから、企業誘致についてでありますが、この企業誘致につきましては、本定例会におきましても、いろいろ質問もされておりますし、答弁もされておるわけでありますが、その中で、大分県の豊後高田市にありますクローバー食品の誘致のことについての質問もありました。これは、以前に私どもは、議会の委員会でもその工場を視察をしたこともあります。また、今回は、私もシルバー人材センターの役員をさせてもらっていますので、それの方の役員の方でも研修をいたしたわけであります。


 このクローバー食品の考え方としましては、以前、委員会で行きましたときにも、えびの市はタケノコの産地であって、いいタケノコが生産されているので、これを原料として今製品をつくっているところだと。これが市場において、消費者に好評になれば、本格的に生産・加工を始めたいと。そのときには、鮮度を保つためには、どうしてもえびの市内にその工場をつくる必要があるということをおっしゃっていまして、私ども、その時点でも大きな期待を抱いたわけであります。


 今回、行きました場合にも同様、「考えは今もおかわりないですか」ということを聞きましたら、「かわっておりません」という社長の話であります。そのときにお聞きしましたのは、市長の方も工場の方においでいただいて、いろいろと話ができましたという話を社長がされましたので、これは市長の方もトップセールスとして、このえびのの山菜を利用した企業の誘致には意欲的だなということを私どもはみんな感じたわけであります。


 これに関して、初日でしたか、宮野議員の方から質問がありましたが、この誘致に当たってどのような考えかということに対して、これは担当課長でありましたけれども、担当課長に答弁をさせますということで、担当課長の方が答弁をされましたが、いろいろ述べられて、この誘致には、今二の足を踏んでいるところでありますというような答弁であったわけであります。


 しかし、市長とされては、課長は課長の答弁ですから、それでいいんです。しかし、市長は、今期の選挙におきましても、企業誘致を進めると、誘致をすると、それと同時に既存の企業も振興するという公約を掲げて当選をされていらっしゃるわけですが、この進出をしたいという企業について、市長はどのようにお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  クローバー食品工場についてでございますが、今議員が質問されましたように、私も十月二十三日と二十四日に工場に行きまして、そして社長とも直接お会いいたしまして、いろいろお話をしたところであります。クローバー食品といたしましては、えびの市のタケノコに非常に期待をしていらっしゃいます。そしてえびの市のタケノコのことを考えまして、企業の方もことしのタケノコ出荷ということを考えまして、かなり設備投資をしたけれども、ことしはタケノコが一つも入ってこなかったことに対して、非常に心配をされておったようであります。


 今後、このような形でえびのに進出しても、タケノコが出荷されないようであれば困るというようなことでございましたけれども、タケノコにつきましては、今後はそのようなことのないようにということで、そしてまた、えびの市内のあらゆるところでタケノコのことにつきましては、話をいたしまして、ある地域におきましては、タケノコは出荷時期になりますと、その企業が進出してくれば、そこに出荷するようにいたしますという人たちもあるようであります。


 また、この企業につきましては、タケノコだけでは一年の仕事が非常に難しいので、いろいろとえびの市の基幹産業は農業でありますので、農業のいわゆる契約栽培も行いまして、そしてそちらの方の仕事もやりたいというふうに言われておりましたし、また日ごろ私たちがワラビやツクシや、そのようなことも日ごろ時期的に採っているわけでございますけれども、そのようなものもぜひ出荷していただきたいというようなことで、そのようなことを考えますときに、えびの市にはぜひ必要な企業であるなというふうに考えて、私はこの企業をぜひえびのに誘致したいという気持ちであります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  市長の考え方がわかりましたが、私どもの方の役員が調査をしたというのは、こういうような事情があったわけです。


 クローバー食品の方は、えびの市の山菜に、非常にタケノコを初め山菜に着目をされて、ぜひ立派な製品を現地で第一次加工をして製品をつくりたいという考えがおありでありまして、その場合に、季節的な原料であるために、その季節的に一時的に労力を非常に多く必要とする。そういうようなときに、シルバー人材センターの労力が生かされるのかどうかということまでいろいろ調査をされております。


 センターの方としましては、それは非常にいいことであって、十分それにこたえることができる、協力もできるということになっているわけです。そういうふうに、そのシルバー人材センターの方の仕事もふえてくるし、しかもまた、山菜と言いますと、タケノコを初めワラビとか、そういうふうなものも出荷できるような体制になってくるわけでありますので、これが進出することによって、非常に今まで見捨てられていた山菜が生かされて現金化すると。また、タケノコ山を持っている人も、近くでそういうような加工場ができるならば、身近で加工できるということで、非常に現金化ということに魅力が沸いて、生産も管理も旺盛になるだろうと思うわけです。


 その会社の社長がおっしゃいますには、例えばえびのにタケノコの第一次加工場をつくりますというと、四分の一の量に第一次加工でできると。それを本社の方に持っていって真空パックの製品に仕上げることができると。そうすれば、輸送費も非常に安くて済むし、食品の鮮度そのものも採った日に一次加工ができるので、非常に鮮度も高いものが加工できると、非常に魅力を持っていらっしゃるわけですね。そういうような非常に利点があるわけです。


 特にまた、このシルバーの会員のことですが、これら高齢者が生きがいを持って仕事ができるという利点もあります。


 また、そのことばかりでなくして、これは全国シルバー人材センターの事業協会が調査研究をしまして、ことしの七月にその結果を発表しているわけですが、このセンターの会員は、一般の高齢者に比べて年間の医療費がうんと節減ができておるということで、まず全国八十万人の会員を有しておるそのセンターで試算されて、調査研究された結果、年間医療費が四百八十億削減をされると、それに加えて介護面まで考慮すれば、五百十七億程度が経費節減に役立っておるということであります。


 このことをえびの市のセンターに引きかえて計算してみますというと、大体年間会員の方が六万程度、一般高齢者よりも年間の医療費の方が軽減されております。これが大体会員二百名ですから、一千二百万、それに介護分まで加えますというと、一千三百万から一千五百万、この程度は、医療費と介護保険の面にも財政節減に効果があるということがちゃんとわかっているわけですね。


 そういうようなことを考えますときに、ぜひ農家の現金収入、あるいは高齢者対策、あるいは市の財政問題は、総合的に考えても、この進出したいという企業の効果というのは、目に見えないところにまで大きな効果が期待できる企業であるわけです。だから、ぜひ積極的な誘致に努めていただきたいわけですが、大体もうこの企業の考えは、去年あたりもその用地そのものを探しておいでになるんじゃないですか。そういうような面についての市の取り組みは、どういうふうに今、されていらっしゃるわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ただいま議員が質問されましたように、シルバー人材センターのことも、クローバー食品加工場に行きましたときに、社長からそのような話も出たところでございます。ですから、このクローバー食品工場の立地する場所でございますけれども、今農協ともいろいろ話し合いをしながら、また企業とも話をしながら進めておるところでございますけれども、なかなか水が大事であるということで、真幸の方の工場建設をしたいというようなところが、水のために非常にだめなような形になっておるところでございます。


 市といたしましては、でき得る限り、先ほど議員が言われましたように、できるだけ新鮮なうちに加工した方がいいんだということも聞いておりますし、そのようなことを考えますときに、やはりタケノコの大出荷産地であります近くがいいのかなということは考えておるところでもございます。


 そのようなことでありますが、また野菜につきましての契約栽培というようなこともございます。そのことにつきましては、担当課長に既に指示をいたしておるところでございますので、後ほど詳細な説明はさせますけれども、このクローバー食品の加工工場は、ぜひえびのに誘致したいという考えは持っておりますし、またかわらないところであります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  市長が大変力強い取り組みの意を表明されたわけでありますが、これは非常にえびのの農家にとっても、あるいは竹山所有者にしても、これは効果のある企業だと思うわけですね。今さっきも言いましたように、タケノコをそのまま持っていきますというと、相当な量がかさむので、輸送面にも大きな経費がかかるということで、特に一次加工をやればその四分の一で原料を本社まで運べるから経費が安くて済む。それにそういう面から考えれば、生産者の方も販売の手数料なしで直接会社の方に販売できるということで、生産者の方にも非常にメリットが高い企業のようであります。そういうことが竹山所有者に認識させれば、竹山の手入れ、あるいはそのタケノコに対する生産意欲というのは、自然に上がってくるだろうと思います。


 それに合わせてタケノコばかりでなくして、年間を通じて山菜まで確保したいと、えびの市は山菜の宝庫だということをおっしゃったこともありますが、そういうようなことで、ぜひこれは必要な企業の誘致だと思います。


 しかし、去年からその作業が始められている割には、なかなかその場所も決定しないし、いつごろというめども立っていないようですが、じゃ、いつごろまで、大体市長の方はお考えですか、その誘致につきましては。これは非常に、一石二鳥も三鳥もえびの市にとっては、効果のある企業のようであります。そして企業の方も非常に意欲を持っていらっしゃいます。だからいつごろまでにそのような、大体めどをつけられるお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  このクローバー食品加工場におきましては、できるだけ早く、そしてまた、来年度は、また三月、四月になりますと、新しいタケノコが出てくるわけですけれども、でき得る限り早い時点に誘致したいと。過去に何カ所かその工場をつくる場所を畜産農林課長の方から見せたようでございます。


 しかし、先ほども言いましたように、地下水の方がどうも合致しないということで、非常に危ぶまれていらっしゃるようでありますし、畜産農林課長といたしましても、できる限り飯野の方につくった方がいいんじゃないですかというようなことを申しておるようでございますし、そしてまた、先ほども言いましたように、野菜の契約栽培も言われましたので、そちらの方は、課長の方に指示をいたしておるところでございます。


 ですから、それを総合いたしまして、課長の方から詳細について説明をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  クローバー食品につきましては、市長の方から説明がありましたように、十月二十三日、二十四日、市長も出向かれまして、直接社長さんとお話ししたところです。そこの中で、今市長が説明したとおりの話が出たわけなんですけれども、現在進めておりますのは、ゴボウとニンジン等についての契約栽培を進めておりますが、これも昨年から進めておりまして、もう収穫期が一部出てきております。新年度に向けまして、ちょっと規模を大きくしたいということでございますので、その取り組みを行っているところでございますが、ことしについては、御存じのとおり、タケノコには若干間に合わないんじゃなかろうかというふうに思っています。


 タケノコとワラビでしたら、四月と五月の二カ月ということになりますので、当然工場の進出ということになりますと、先ほど言いましたように、契約栽培のゴボウ、ニンジン等についての契約栽培をお願いして、一年じゅうを通し、工場が稼働できるような体制を整えていただきたいというふうに思っています。


 それから、シルバーセンターとの協議につきましては、議員さんも一緒に行かれまして、十一月十一日だったと思いますけれども、協議しまして、非常にクローバーさんの方としましても、シルバーの活用というのを注視されておりますので、できましたら、そういうような形でお願いできればということで、今田邉事務長とも協議しているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その山菜ばかりでなくして、ニンジンやゴボウも計画的に作付をやっているということでありますが、これは建設場所は飯野地区の方がよかろうというような考え方だと、市長の話ですが、大体その場所はどういうところということを、もうそれもある程度は調査をされておりますか。


 そしてことしは間に合わないとおっしゃいますが、来年のタケノコのことだろうと思いますが、それには間に合わないけれども、その来年度中には、やはり工場の建設まで持っていきたいという考えですか。これはまず、市長の方に確認をいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  このクローバー食品工場の誘致の場所としては、何カ所か見ておりますけれども、まだ最終的な判断はしていないところであります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その場所はおっしゃったとおりでありましょう。それでは、来年度中には、来年のタケノコのシーズンには間に合わないという課長の答弁でありますが、それはそれとして、来年度中には、やはりその工場の進出、いわゆる立地を可能にされる、誘致をされる考えがありますかということをお尋ねしているわけであります。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  今議員がお尋ねになりましたような形にぜひしてしていかなければいけないというふうに考えているところであります。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  ぜひそういうふうに実現をするように、御期待を申し上げます。来年度中には、そういう期待を込めてお待ちをいたしております。


 次に、七月豪雨の災害復旧についてでありますが、これは七月豪雨において相当な被害が出ておりますが、その中でお尋ねしますのは、林地崩壊の関係についてお尋ねをいたします。この林地災害につきましては、災害箇所が百八十四カ所、そしてその中で、災害復旧に該当するのが八十五カ所ということを九月議会で説明をされております。この八十五カ所のうちに、十五カ所が県営において復旧を願うと、そして後残った七十カ所を市で災害復旧に努めるというような内容であります。


 そして、その市がやる七十カ所のうちに九月議会において十四カ所が予算を計上されておりまして、この十四カ所分は、もう年内に発注をするというような答弁でありますが、後、そうなりますというと、五十六カ所が残っているわけですね。この五十六カ所の中には、来年の雨季、あるいは台風シーズンまで放っておきますというと、その災害がさらに拡大して、そしてそのために建物のところまで危険性が十分及ぶことが予見されるところ、そういうふうな危険箇所も含まれておるわけです。だから、この残った箇所については、九月時点においても、あるいはその後においても、担当課の方としても、県の予算の配分を受けて少しでも多く復旧に努めたいということをはっきりとおっしゃっていたわけですが、今度の補正には、若干それが上がってくるだろうと思っておりました。


 しかし、全然それが上がってきておりません。これはどういうような理由があったわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対しての答弁は、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  施工箇所等につきましては、議員さんが先ほど申されたとおりでございますが、予算要求関係につきましては、当初予算が六百七十二万ほどございましたが、九月の補正で六千四百七十五万三千円というのをいただいたところでございます。現計予算としましては、七千百四十七万三千円というのがございますけれども、今回財務省の査定等につきましては、できるだけ規模の大きい、県を通じてですけれども、要望していたところでございますが、最終的には、補助金ベースで約三百万上乗せされたということで、これを全体的に申し上げますと、今の現計予算内で作業ができるということで、今進めております。


 今後につきましては、当然新年度におきまして、要求等をしていかなければならないというふうに思っていますけれども、現在の段階では、先ほど言いましたように、市の方としましては、十四カ所をやっと確保できたということでございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  その後の方が問題であるわけです、五十四カ所というのが。これは担当課の方でも県の予算の配分を受けてやろうという考え方で進められたはずです。それが全然上がっていないということ、これは来年度の新年度にならなければ、もうこれに関する工事はできないはずです。当然これは、今の五十四カ所というのは、来年の雨季、あるいは台風襲来というときまでには間に合わない工事であるわけですが、これはもっと積極的に県の方にも緊密に連絡をとりながら、緊急性を十分話をされて、少しでも早く復旧に努めるべきであったと思うわけですね。これはどういうふうな方法をとられましたか、今まで、こうなるには。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  当然、御指摘のとおりだというふうに思います。私どもも全力を尽くしてやったわけなんですけれども、県の方の予算としましては、当初予算を組みまして、昨年の県の北部でしょうか、十三号台風の災害関係に主に支出したということで、残りをできるだけいただきたいということで、お願いしたところでございます。


 当然、ことし並の予算は、県の方は組むということでございますので、来年については、早い時期にいただきたいということで、強く要望しているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  県の方にも要望したけれども、十三号台風で県の北部の方に回されたということでありますが、そういうような実情であれば、これは今までのような行き方では、予算の配分も無理な面があるということがはっきり今回わかったわけですね。だから、県の方も、あるいは国の方も緊縮財政であるために、今までのような行き方では、こうして大きな災害箇所を取り残されることになります。


 ですから、いわゆるその方法ももっとかえて体制をつくっていかなければいけない状態になったということが今度はっきり証明されたわけですね。ですから、今までやられたその県との交渉、これは担当課だけですか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  担当課としましては、直接、林業関係の方々とお会いして協議しておりますが、市長におかれましても、議会の方と一緒に知事の方に陳情に行かれたということで、そこで林地崩壊等の支援をいうのはお願いしてもらったところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  議会の方と一緒に陳情に行かれたということですが、それは災害が発生した当時のことだろうと思います。それは当然のことだと思いますが、その後の、本当にこの予算を引きつけるためには、配分を受けるためには、その後のまめな県に対する働きかけ、あるいは綿密な連絡、そういうものが実を結んで配分を受けられて、そして後の残った工事も少しでも早く解決ができるはずです。


 それは、何回ぐらいされておりますか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  先ほどちょっと説明が不足したと思いますけれども、十三号台風については、十七年度の被害でありまして、その積み残しが県の方としてもあったということでございますので、御理解いただきたいと思います。


 残りについて、ほとんどいただきたいということで、私の方としましても、二回ほど県の方に出向いておりますけれども、県の方としましては、台風シーズンが終わらなければ何とも言えないということでございまして、今までの例からいきますと、特に補正というのは組めないということでございました。そういうことで残りのものについては、ほとんどいただいたというふうに判断しておりますけれども。


 済みません、昨年の台風につきましては、十四号台風でございます。それでことしの台風状況、シーズンが終わらなければ配分というのは難しいということでございましたので、すべてに近い金額をいただきたいという要望はしてまいったところでございますが、県としましても、ことしも若干被害が出ておりますので、それぞれ市町村の配分というのもやはり重視しなければならなかったというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  この予算の配分については、後残った五十四件の災害復旧に関する予算の配分については、担当課長が二回ほど県の方にお願いに行ったということであります。そういう県に行かれればどういう状況だということも大体把握できると思うわけです。だから、そういうような場合は、やはりもうこれはトップの方もお願いをして、そして県の方にまめに働きかけなければ、今までのような体制ではこれはずっとおくれていきますね。


 県にしても、国にしても非常に財政は厳しいわけですから、ですから、ここらあたりで考え方も一新して、この五十四カ所の残った災害復旧というものは、まだ大きな危険性をはらんでおるカ所が多いわけです。もうこれは来年の台風時期、あるいは雨季時期までには、これは工事はできないわけですが、その方々の心配というのは、相当なものがあるわけですね。だから、この点については、担当課の方から市長の方に話をされて、また市長もこの五十四カ所も災害がまだ残っている現状を十分認識をされて、担当課にも話を聞かれ、それが無理ならば、みずから「おれも行こう」というような、やはりそれだけの積極性と誠意を持っていただかなければ、今後のやはり災害復旧というのは無理があろうと思います。


 市長はどういうようなお考えですか、この計上されなかったことについては。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  災害復旧につきましては、今回まだ積み残しが五十四カ所あるというようなことでございますけれども、今後は、できる限りこういうものが少なくなるような形で精力的に陳情をしてまいりたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  この残った五十四件のことについては、仕方がありませんが、今後はやはり今までのようなやり方では間に合いませんので、市長みずからが、そして担当課も担当課だけではなくして、厳しい情勢が把握できるときには、早速上部の方にもトップの方にも話をされて、そのトップを伴って陳情、要請をするということが必要であろうと思います。ぜひこの五十四カ所の残った災害復旧については、来年度は積極的に取り組んで、ことし取り残された分については、挽回をして復旧ができるように努めていただきたいと思います。


 それから、農業構造改革についてでありますが、これは十九年度、来年度から新しい農業経営所得安定対策が始まるわけですが、この中で一つだけお尋ねをいたしますが、今までは、米の生産調整については、国の方が支援していたわけですが、今回はそのことが、その国の支援の方が見直されて、今度は、生産者及び生産者団体がみずから需給調整をするということに方針がかわってくるわけですが、ことしの場合は、既に国の方は、五万トンの調整ということが方針が出されておりますが、これは市長の説明では、来年二月ごろにその割り当て量を生産者に下ろすということでしたが、この分までは、まだ新しい制度によって行われる割り当てではないわけですね。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  ただいまの質問に対しましては、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  平成十九年度からは、新しい対応ということになりますけれども、先ほど質問に出ました五万トンくらいの生産量の調整をされるということなんですけれども、十二月十九日に一応説明会があるということで案内を受けているところでございますが、今回につきましては、生産者、生産者団体がみずから需給調整するということでございまして、その配分についての市町村割り当てなのか、それとも生産者割り当て、つまり担協割り当てなのか、そこら辺が若干わからないところもございますけれども、これらが明確に出るというふうに思っています。


 それが出ました場合、いつもですが、二月の初めには、一応説明会等を始めまして、配分等についての情報等を提供してまいりますけれども、今回についても、それには間に合うだろうということで、今作業を進めているところです。


○議長(宮崎和宏君)  溝辺一男議員。


○九番(溝辺一男君)  それから、もう一点お尋ねいたしますが、この経営安定対策は、大体担い手であって、担い手の場合は、耕作面積が四ヘクタール以上、そして集団組織である場合は、二十町歩以上、そういったちゃんと基準があるわけでございますが、これを満たさなければ経営安定対策の恩恵は受けられないということになると思うわけですが、現時点において、この認定農家であって、四ヘクタールであって、そしてある一定の所得がある農家、担い手というのはどのくらいの件数が確保されているわけですか。そしてもう一つ、その二十町歩を超す集落営農、あるいは生産組織、それはどの程度でき上がっているわけですか。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  まず、先ほど言いました、集落営農関係の組織でございますけれども、五つほど厳しい条件がございます。


 一番目に、代表者を定めた組織の規約を作成すること、それと構成員全員で費用を共同負担し、利益の配分を行うなど、一元的な経理を行うこと。つまり、集落名義で通帳を一括管理しなさいということです。それから、中心となるものの農業所得の目標を定めること、田畑の経営面積が二十ヘクタール以上あること、それに農業生産法人となる計画を作成すること、以上五つでございます。


 これについて、対応できるものにつきましては、現在のところ、まだゼロでございます。


 認定農家の対応につきましては、約二十カ所程度はできるんじゃなかろうかというふうに今進めているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  次に、六番、村岡隆明議員の発言を許します。村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  それでは、早速私の一般質問に入らさせていただきたいと思います。


 いじめによる自殺者が相次ぐ中、安倍晋三首相直属の教育再生会議は、十一月二十九日、いじめ問題への緊急提言、教育関係者、国民に向けてを発表しました。提言では、いじめの対応を学校のみに任せず、教育委員会関係者、保護者、地域を含めすべての人々が社会総がかりで早急に取り組む必要があるとしています。このいじめの問題も、今マスコミの報道は、一部鎮静化した部分がありますが、非常に身近な問題としてクローズアップされているところと思います。


 今回は、教育行政についてということで、このいじめ問題について、えびの市の現状について質問をさせていただきたいと思います。


 通告に従って質問を進めさせていただきたいと思いますが、まず、この子供のいじめや自殺が問題になっておりますけれども、どのようなことが原因だと教育長はお思いでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 いじめや自殺の問題の原因についてのお尋ねでございますけれども、これにつきましては、ケースによってさまざまな原因があると考えております。ただ、マスコミの報道等から考えますと、いじめられていることを相談する相手がいなかったり、告白した後の仕打ちが怖くて言えなかったりして、そのうち人間不信に陥り、自己の存在を否定する心理状態に追い込まれ、最悪の場合、自殺を選んでしまうということを知ることはできます。原因は、何かといいますと、冷やかし、あるいはからかいとか、仲間外しとか、グループ間の無視とか、それからリーダーからの指示とか、いろいろあると思われますけれども、それが原因と私は思っています。そのため、周囲の早期発見と的確な対応が求められていると考えます。


 しかし、一方、いじめの実態が巧妙で複雑な子供の人間関係から、学校におけるいじめの状況を教師が発見しにくいという現実的な課題も浮き彫りになってきていると思っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  いじめの問題というのは、さまざまな要因があるというお答えだったと思うんですが、えびの市内で、そのような自殺という最悪の事態は起きていない現状なんですが、えびの市内でのいじめについての現状とかの把握はされているでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 子供のいじめや自殺の問題のえびの市の現状についてのお尋ねでございますけれども、市教育委員会におきましても、マスコミ等で大きく報じられ始めたころの十一月一日に、このことにつきまして、緊急校長会を開催いたしました。そこで、いじめの重大さの認識を全職員に徹底させるとともに、表面には出てきていないいじめが起きていないかということのアンケート調査を実施するなどして、状況を把握して、対応策や防止策を立てるように指導したしました。


 その結果ですけれども、「学校でいじめに遭ったことがあるか」という問いに答えた児童・生徒の割合は、小学校が二五%、中学校が約六%でありました。ただし、いじめの程度は軽微なものも含まれており、その範囲は広くとらえたものであります。現在もそのいじめが続いていることはない状況であると認識しておりますが、今後このことを受けまして、各学校では予防対策を立てております。


 先ほどの質問の中で、いじめにつきましては、十一月に一件いじめがあるということで把握し、そのことについては、十分学校とも連絡を取り合いながら、話をし合いながらその解決に向けて努力したところであります。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  学校での対応というのは、早急に校長会を開いて行われたということだったんですが、教育委員会の中では、この問題については、論議されたんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  教育委員会の中でございますけれども、通常は、毎月各学校から不登校やいじめ、暴力行為その他の非行や、学校における指導事項等の報告が上がってまいります。教育委員会では、必要に応じてその報告について、協議をいたしておりますが、今回のその一件につきましても、教育委員会で協議し、そして学校と連携を密にしながら、どういう状況でそのようなことになったかという経緯から、今後の対応、対策まで十分に話し合って、今のところ解決を見ているところであります。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  それでは、県の方でスクールカウンセラーとか、スクールアシスタントが設置されていると思うんですけれども、このいじめの問題については、このスクールカウンセラーとかアシスタントの対応がどのようなものがあったものか、お伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  スクールカウンセラー、スクールアシスタントの対応はどのようなものがありましたかということで、ちょっとその一件に対してのことをお答えすればいいのか、あるいは、スクールカウンセラー、あるいはアシスタントの日常の対応についてのお答えなのでしょうか、こちらから質問することはまことに失礼ですけれども、お願いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  教育委員会の中で具体的に論議されたのは、いじめの一件が具体的に上がってきたというお話だったんですが、この大きな社会問題と、今回あったいじめの問題に対して、その具体的な一件ということではなくて、本来、そういう相談の窓口になり得るカウンセラーとかアシスタントの対応がどのようなものがあったのかということを把握されているのかということをお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 まず、スクールカウンセラーですけれども、これは飯野中学校に県の事業として、生徒の臨床心理に関しての高度な専門的な知識、あるいは経験を有する臨床心理学士が週二回一人派遣されております。


 主には、別室登校しております二人の生徒の相談に応じてアドバイスを与えたり、あるいは家庭訪問を行い、保護者との面談により、生徒への接し方等を指導しております。


 いじめに関する相談はないようですけれども、それに近いものについては、担任に報告して対処していただいております。


 次に、スクールアシスタントでございますが、教育相談の支援として、生徒の悩みの相談、話し相手や、保護者、教師の相談、いじめ、不登校対応の支援、生徒指導に対する総合的な支援を目的に加久藤中学校と真幸中学校に各一人配置されております。


 相談内容を見ますと、将来の仕事のことや、進路に関することが多く、いじめについての相談はなかったと報告されております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  今、具体的ないじめに関しては、一件議題に上がったが、対処等もして防止策もとっているという教育長の答弁だったんですが、現在は、いじめに関しては、えびの市内にはいじめを受けた子供がいるというアンケートはあったものの、現時点では、いじめに対する対策はもう十分とられているという判断でしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  十分にとられているとはちょっと答えがたいなと思います。これは、今からも、いつ起きてもおかしくないのがいじめでございますから、これから後のことも十分考えて対応していかなければならないものだと考えています。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  私は、いじめという問題は、これはもう日常茶飯事、子供であれば必ずいじめというのは起こると思っていまして、それが今回の大きな自殺ということにつながったことに対して、対症療法的に先生たちがいじめの根が小さいうちに、長期化していじめとかに結びつかないうちになるだけ早く気がついて対処するようにということで、表面的にいじめとか自殺というのは、短期間では静まると言いますか、表面には出てこなくなるのかなという気がしているんですが、いじめそのものということは、もう少し広域で考えていかないと、対症療法ではいつまでたっても、このいじめの問題というのは出てくると思うんですけれども。


 佐賀新聞がいじめに対する緊急アンケートをとっているんですけれども、これは一般の市民の方ですので、専門知識がない方なんですが、いじめを生む原因については、五九%の方が家庭の教育力に問題があると、後は二三%の人が競争が激しい大人社会の反映であると、教師の指導力に問題があると言ったのは七%の人しかいなかったということなんですが、対症療法的な処置というのは学校でしていただいて、これは割と短期間に効果が出ると思うんですけれども、このいじめの問題というのは、もっと人間のモラルであるとか、社会を含めた大きな問題になっているんじゃないかと思うんですが、そういった、今教育長の方では教育委員会等の中で、ある程度対処はして、問題はある程度解決したというような認識だと思うんですが、ほかの自治体には、地域とか家庭とかと連携をとったいろんな組織をつくっているような自治体もあるんですが、今回のいじめ問題に関してもう少し広域的に家庭教育とか、地域とか連携をとっていじめに対処する、そういったお考えはないでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 これにつきましては、まずは学校がとるべき一つの対応策といたしましては、職員研修での事前研究とか、あるいは定期的なアンケート調査によって早期発見と早期解決、そして学級活動や道徳の時間、生徒指導だより、あるいは学級通信等を通しまして児童・生徒の学校での様子などを、家庭への情報提供を随時、これは行っていかなければならないと思います。その中で、特に先ほど御指摘がありましたように、学校だけではどうしてもこれは解決できる問題ではないとも考えておりますし、家庭、あるいは地域とも十分これは連携を図りながら、対応しなければならないものだと思っております。


 それで、学校からは教育委員会からの方の指導で、必ず家庭での対応ということで、家庭への啓発というのでしょうか、そういうことを必ずするように、それからまた地域社会においても、開かれた学校ということで、地域の方々のいろいろな意見や、あるいは地域の持つ教育力を発揮しながら、それこそ学校は学校の機能を発揮し、家庭は家庭が持っている教育力、それから地域社会が持っている教育力、ここが十分連携し合って、そしてこういう問題に取り組まなきゃならないということで、その発信源はどうしても学校であってほしいということでの指導等は十分行っているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                   休憩 午後 二時  四分


                   開議 午後 二時 十六分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  今、家庭教育の強化に対しても学校から発信するという方向でやっていきたいというお話だったんですが、その前の教育長の答弁の中で、やはり自殺につながる案件に関しては、いじめを受けた子供が相談する人がいないというのが大きな原因だというお話だと思うんですけれども、先ほどスクールカウンセラーとかスクールアシスタントの方の相談内容の中には、いじめに関する問題はなかったということだったんですが、これはいじめそのものがなかったのか、実際は学校ではいじめはあるんだけれども、相談相手としてスクールアシスタントの方とかがそういった子供たちが相談相手として相談をしなかったのか、子供が学校でいじめに遭ったりしたときの身近に相談する人というか、そういうポジションにあるのがこのスクールカウンセラーであり、スクールアシスタントの方なのかなと認識しているんですが、その点については、県からの報告等があればお聞かせ願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 スクールカウンセラーですけれども、子供たちのいろんな相談に応じるということが、その目的で、それに対していろんな解決方法、解決策を指導していくという立場でありますけれども、いじめを受けている子供がスクールカウンセラーに相談に行くということは学級担任、あるいは先生の中でも非常に親しい先生、そちらの方に相談に行くことよりも、行きにくいのではないだろうかなと考えられます。普通の一般的ないろいろなことにつきましては、気軽にスクールアシスタントに、私も加久藤中学校で一年間経験いたしましたが、いろんな雑談的なこと、いろんなことにつきましては、気軽く相談しますけれども、深刻なものになりますと、なかなかやはりスクールアシスタントであり、あるいはカウンセラーについても、相談には行っていないというのが現実でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  子供が相談する人がいないということで、今学校の現状を聞きますと、カウンセラーの方よりは、担任の先生の方がまだ子供も話しやすいのかなという認識を受けたんですが、残念ながら、思春期になる子供たちですと、親にも言えない悩み事とかもありまして、家庭でもなかなか対応し切れない部分などもあるんですが、学校の中で、子供たちが相談を受けやすい環境をまず先ほど、教育長が相談する人がいないということが大きな要因ではないかということであれば、そういった環境を整えることが大事だと思うんですけれども、その点については、何か対策を打っていらっしゃいますでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 議員さんがおっしゃるとおり、そのような環境をつくるべきであると、私も十分認識しております。ただ、そのスクールアシスタント、あるいはカウンセラー、こういう方々に相談に行きやすいタイプと行きにくいタイプ等もあるのではないだろうかなとも思われますし、あるいはまた、その方々が学校でどういうポジションでおられるかということも関係してまいりますし、一概にこうであるということは言えないんですが、ただおっしゃるように、だれもが気軽に相談に行けるような、そういう環境を、いわば学校の雰囲気というのでしょうか、そういうのを整えなければならないということは、十分理解できます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  学校の先生だけにその問題を押しつけるのは、確かに大変だと思うんですが、子供にとっては一番身近な大人の存在であると思うんですが、今教育長がおっしゃったような、そういった相談を受けやすい環境を各学校で整えるというようなことは、それはもう各学校の方に指示なりが行っているんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 このことにつきましては、まずは教育事務所での研修がありますし、私の方からの一つのこういうことに頑張ってほしいということと、それからやはり一番は、学校長のそういう責任下にありますから、学校長の十分なる指導、あるいは配慮、それからそれに対する子供たちへの周知的なもの、そういうものは学校長が実際学校で実施していきますので、こちらの方から直接カウンセラーや、あるいはスクールアシスタントについて、私の方から直接的な指導というものは、必要があれば実施いたしますけれども、そうでなければ学校長の裁量権の中で対応してもらっているというのが現状でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  もう一つの家庭教育の件なんですが、先ほど教育長が家庭教育に関しても、あくまでも学校の方から発信する必要があると。確かに今育成会とかもなかなか加入されない家庭がふえている中で、やはり緊急性とかを考えると、学校から家庭教育に関しても情報を発信するしかないのかなと思っているんですが、今えびの市でも、各学校に家庭教育学級というのがあると思うんですけれども、実態はなかなか役員の方でありますとか、ある程度認識が高いというと、少し語弊がありますけれども、PTAの役員とかやっていらっしゃる方を中心に学級生が参加されているような状況だと思うんですが、家庭教育学級をもう少し見直していただいて、学校から家庭教育に関して情報を発信するということであれば、この家庭教育学級に対する講師を派遣するでありますとか、予算措置をもう少しつけるでありますとか、家庭教育に対するもっと強化策というのはお考えはないでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 家庭教育イコール家庭教育学級ではないわけですけれども、この家庭教育学級を充実していくということは大変大事なことではないかと思うわけです。


 それぞれの学校で家庭教育学級が開設されておりますけれども、そして年間計画等を学級長さん、あるいは学級主事、あるいは学級長さんを中心として年間のプログラムを策定するわけでございます。その中で、例えば子供のしつけとか、あるいは食に関することとか、あるいはいじめ等を含めたよりよい人間関係とか、そういうことを学習していくものが家庭教育学級でございますので、それにつきましての講師派遣等につきましては、教育委員会の方でも予算を組みまして、これは全部講師料というわけではありませんが、限られた予算の中でどういう講師を呼んでどういう話をしていただくというようなことで、その運営そのものにつきましては、家庭教育学級がそれぞれの個々の家庭教育学級がどういう運営をし、計画を立てるかというのは、これはそこに、いわば任せているというわけで、相談があればその相談に応じますけれども、こちらの方から一方的にこのような学習を計画の中に折り込んでほしいという願いはありますけれども、そういう強制的なものではありませんので、家庭教育学級長、あるいは主事の方々と相談しながら、計画プログラムの中にそういうものを折り込んでいって、家庭教育における教育力をアップするような、そういう方策を立てていただきたいということ、そのことに関しましては、教育委員会からも社会教育課の方でございますけれども、お願いはしているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  一応この家庭教育学級というのが学校との接点かなということで今取り上げたんですが、確かに独自性を尊重していただいていまして、いろんな学校のいろんな学級がいろんな取り組みをしているんですが、やはり目的がはっきりしない部分もありまして、このいじめの問題についても、今の保護者が子供のしつけについて学ぶ機会というのが非常に少なくなっているなと、核家族の社会にもなっていますし、近所のつき合いも非常に少ない中で、子供たちがおじいちゃん、おばあちゃんたちから学ぶという機会も非常に少なくなっていると思うんですが、この家庭教育、学校から発信するという教育長のお話であれば、もう少し、独自性を求めるのも確かに必要だと思うんですが、もう少ししつけについての講座をもうちょっと予算化して、必ず年に一回はやってもらうとか、そういったことも、もう少してこ入れする必要もあるんじゃないかと思うんですが、その点については、いかがでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 そのとおりでございます。この家庭教育学級の学級生を集めるということからが非常に難しゅうございまして、本来ならば、そういう子供のしつけとか、あるいは望ましい人間関係とか、そういうことを学習する一つの機会であり、場であるわけですけれども、やはりお楽しみ講座みたいな、そういうことに少し流れてきてはいるんじゃないかなという懸念はあります。


 ただ、そちらの方も入れないとなかなか人気ができない。難しいことばかり、かたいことばかりをテーマに取り上げていたのでは、学級生が入らない、そこではいろいろと子供をまじえたとか、いろんなプログラムを用意しなきゃならないという、いろいろな問題もございますけれども、議員さんがおっしゃるとおり、本来の姿というものは、そういうような姿であります。


 今後はできるだけそういう形に近づけるよう、担当課の方とも相談いたしながら、家庭教育学級の充実を目指して取り組んでいく必要があるのではないかと思っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  今、家庭教育学級という、ほんの一例を挙げて提案させていただいたんですが、いろんなマスコミとか、教育関係者の中でも、家庭教育を何とか高めなければいけないという話は常に出るんですが、学校の教室と違ってネットワークがきちんとしていなかったり、プライバシーがあったりで、非常に難しい部分だとは思うんですけれども、非常に重要なポイントがなかなか効果が出るような政策がないまま時間が過ぎているような気がしますので、家庭教育の充実に関しては、また今後とも力を入れていっていただければと思います。


 次に、教育改革について質問をさせていただきたいと思います。教員の評価制度というのが、確か始まったと聞いているんですが、この教員の評価制度について、まだ一年はたっていないと思うんですけれども、どういった状況でどういった成果が出ているのか、えびの市の現状についてお聞かせ願えればと思います。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 この教員の評価制度の成果についてのお尋ねでございますけれども、この制度は、本年度から教職員の新たな評価制度として実施されることになりました。四月からでございますので、まだその成果につきましては、来年度にならなければ、ちょっとお答えできないかと思っておりますけれども、この評価制度、なぜこのような評価制度の導入が図られたのかということについての説明をいたしたいと思うんですけれども、よろしいでしょうか、した方がよろしいでしょうか。(発言する者あり)


 それでは、せっかくの機会ですから、説明させていただきます。


 一つは、職務行動評価と呼ばれるものです。そのねらいは各職における目標とする人材像に向かって、個々の職務遂行能力を高めることであります。その評価項目は、学校経営や組織の参画、貢献に関する項目、マネジメント、各職種の専門性に関する項目、教職員としての基本姿勢に関する項目、セルフマネジメントがあります。


 二つ目が、役割達成度評価と呼ばれるものでありますけれども、これは本年度より一部の試行となっております。一部といいますのは、評価対象者が全管理職と主任級職員に限っているからであります。このねらいは、上司と部下のコミュニケーションを円滑にし、組織目標を高いレベルに達成できるようにするためのものであります。その評価項目といたしましては、校長の設定項目には、一、学校の重点目標に関する内容、二、人材育成に関する行動計画、三、プラスワン、これは当初予定していなかった業務で、組織貢献が大きかったもの。それから教頭の設定項目には、一、校務の整理、調整及び校長の補佐、二、人材育成に関する行動計画、三、プラスワン、これは主任級教員の評価項目には担当業務、それから二つ目に部活も含んだ担当業務以外に担っている役割業務、そしてプラスワンとなります。


 これらの二つの評価の実施によりまして、職員一人一人の能力開発と人材育成、組織マネジメントの向上、評価結果のフィードバックと活用によるやる気の向上、そのことを目指しております。


 このことが結果としまして、学校教育のサービスの向上になり、信頼される学校づくりになるというものでございます。この二つの評価制度がございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  目的は、教職員の能力を高める、人材を育成するということが目的で、今、管理職と教職員の間で評価を進めているということだったんですが、この職員の能力を高めるということが目標だと思うんですが、今、政府が教育再生会議をやっていますけれども、来年の一月に中間報告がまとまるということなんですが、この中間報告の素案の中には、児童・生徒らによる教員評価というのが盛り込まれているんですけれども、この文字を読んだときに、評価だけが先走ってしまうと、この前に教師と保護者、生徒の信頼関係がまずないと、評価だけが先走ると悪い影響が出るんじゃないかなと思っているんですけれども、児童・生徒らによる教員の評価、こういったことが今後盛り込まれてくるのであれば、評価する側の訓練というのも必要じゃないかなと思うわけです。


 評価する側が本当に評価、信頼関係の中で先生を励まし、保護者が非常にわかりやすくなったというようなことがあれば、先生がまた能力が高まると思うんですが、この児童・生徒らが先生を評価するということが今後あるのであれば、事前に評価の訓練といいますか、生徒とか保護者に対して、事前にそういった訓練というのも必要じゃないかなと思うんですが、その点については、いかがでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 確かにそのとおりであります。もっと具体的にお話しますと、校長は、自分で自己評価をいたします、たくさんの項目で。その項目と、それから職員は、校長の評価をいたします。それは、絶対に校長は見ずして、いわば教育委員会に上がってくるということでございます。そのデータというものを、例えば私なら私が持っています。校長は、校長で自己評価をします。私はその自己評価と職員が評価したそのものとを見ながら、今度はフィードバックしながらいわば、私の方が評価するわけでございます。


 それから、今度は、校長は教頭、職員を評価します。結局、お互いに評価し、されるという形で実施されているわけですけれども、その中で、職員が校長に対する評価というのは、物すごいばらつきがあるわけなんです。例えば、非常に甘く見ている、あるいは非常にシビアに見ている、この辺がいろいろと評価をするに当たって指導はしているものの、なかなかその辺は難しいようであります。


 そうしますと、そのことから考えましても、今度は、先生が、あるいは子供が、保護者が先生を評価するということになりますと、これは大変難しい、一つの作業になるのではないだろうかなと、そのためには、やはり子供たち、あるいは保護者に対しても、相当なそういう評価に対する研修等を行わなければ、これはなかなか難しいなと思います。


 ただ、今の時点におきましては、子供が先生を、あるいは保護者が先生をと、保護者が先生をというのは、学校をという評価がありますけれども、直接先生をということはまだ今のところ、県としても考えていないところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  ですから、制度がきちんと確立する前に、えびの市において、きょうの先生の授業はどれくらいわかりやすかったですかといったような、子供がその授業がわかりやすかったかどうかというような評価の仕方の訓練といいますか、そういったことを事前にする必要があるんじゃないかなと思うんですが、その点についてはどうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 大変、私はちょっと勘違いしていた部分がございます。


 先生が授業をいたします。そしてそれに対して子供たちが、今のこの時間の授業はどうだったかという、いわばアンケート的なものは、特に中学校では行われております、現在も。どこがわからなかったのかとか、どういうところが、いわばまずかったのかということにつきましては、中学校におきましてはそういう形で、それを見ながら、先生も一応反省しながら、次は、やはりこういう形で臨まなくてはいかんな、もっとこういうことを勉強しておかなくちゃいかんなということへの、一つのいい評価になるためのそういうことで行われておりますけれども、それにつきましては、それぞれの学校の担任の先生が、それを書く場合、やはりこういうことを注意して、こうしてこうしてという、そういうきっとしたものが、ただ、やみくもにじゃなくて、そういう申し合わせをきちっとしての評価、これは行われております。失礼いたしました。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  児童・生徒らが教員を評価するというのは、もうちょっと先の話になるだろうということなんですが、ぜひ前向きな評価になるように、評価する側のスキルも、保護者も含めてですけれども、スキルがアップするような政策もとっていただきたいと思います。


 次に、二学期制の導入に関する成果はということで質問させていただきたいんですが、導入の時期には、少し初めてのことだということで、いろいろ心配された保護者もあったんですが、実際、二学期制がスタートして余り大きな変化はなかったような気がするんですが、実際よくなったところも、わかりにくいところがありまして、教育長としては、どういった点が二学期制導入によって成果が出たというふうに判断されているんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 御承知のとおり、二学期制につきましては、平成十七年度から実施して、二年目を迎えたわけでございますけれども、この導入に当たりましては、期待される効果として、四点を私は挙げたと思います。


 まず、第一点目の学習の区切りを少なくして、学習の連続性を図ることができ、長い期間を生かして、じっくりと学習に取り組むことができるということであります。その成果といたしましては、教師の長期休業前の期末整理の必要がなくなり、児童・生徒、教師ともゆとりを持って学習に取り組めるようになったこと。また、児童・生徒一人一人が長期休業中に取り組むべき課題を明確にすることができ、サマースクールやウインタースクール時に個人の課題に応じた指導ができるようになったと思っております。


 次に、第二点目の教育計画を見直し生み出した時間を使って、確かな学力を向上させることができるということで、この成果につきましては、生み出された時間をより補充的学習の時間として活用し、ゆとりを持って基礎学力の定着のためのきめ細かな指導や、単元テスト等を行い、到達度の確認を行うことができたのではないかと思っております。


 第三点目ですけれども、教師が児童・生徒と向き合う時間がふえ、その子に合った細かな指導ができ、一人一人の学習力を高め、個性や能力を伸ばすことができるということでの成果でありますけれども、これは第一点目と重なりますけれども、長期休業前の期末整理の必要がなくなったことによりまして、児童・生徒一人一人の学力テストの結果をもとに学習到達度の分析ができ、その分析結果を学習指導方法に生かすことができたこと。単元通知票やミニ通知票を作成して、三者面談におきましては、その子に応じた適切な指導ができたのではないかと思っております。


 そして、第四番目でございますけれども、生きる力をゆとりの中ではぐくみ、より充実した学校生活を生み出すことができるということでは、高齢者、あるいは障害者、あるいは幼児等との交流事業を実施することにより、命の大切さを学ぶことができたのではないかと思います。また地域の人材活用による授業の実施、地域の方々の協力によるふるさと地区探検など、地域との連携、融合による教育ができたと思っております。


 以上でありますけれども、今後も学校におきましては、組織マネジメントとして、PDCAサイクル、プラン、計画です、ドゥ、決行、チェック、評価、アクション、更新での改善、更新による特色ある学校づくりに取り組む中で、この二学期制の成果も、さらにスパイラル的、何て言うんでしょうか、スパイラル的に高められていくものと期待しております。


 二学期制を導入して、私は大変よかったのではないだろうかなということと、もう一つは、実は、アンケートをいたしました。この学校二学期制の実施についてのアンケートをとってみたんです。「よかった」というのは、いわゆる二学期制を導入してよかったということです。もう一つは、「改善してほしい点があるか」ということ、小学校は十校ありますけれども、二学期制を導入してよかった、これは保護者に対するアンケートでございます。ちょっと読み上げますと、八七%、一〇〇%、七五%、八五%、八〇%、一〇〇%。中学校におきましては、七七%、八二%、八八%、七八%、これが二学期制を導入してよかったという意見で、悪かったということではなくて、二学期制をもっと改善してほしいという中で、残りがそういうことになります。


 それから、一学期の定期テストの実施期間や方法、回数についてはどうでしたかと、これは中学校でございます。中学校の場合は、二学期制になりますとテストの回数が減るとか、そういうことが懸念されたわけですけれども、これについて、「よかった」、「改善してほしい点がある」ということに関しましては、まず「よかった」というところが八〇%、六七%、八七%、八一%と、このような保護者からの回答が寄せされているところでございます。こういうことからしますと、やはり保護者の方々も、非常に二学期制に対する理解をしていただいていると思っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  おおむね「よかった」という意見が多かったと思うんですが、学校の先生方にしても、新たな取り組みが周りに非常に評価されて、次のステップにまたつながる二学期制の導入だったんじゃないかなと思うんですが。


 次に、小中の一貫教育について質問させていただきたいと思います。


 ちょうど一年前に小中連携の提案をさせていただいたことがあったんですが、その時点では、まだ日向などの取り組みが始まっていなくて、来年度日向などが小中一貫、ここはもう建物も一緒だということなんですけれども、小中一貫教育を始めるので、その状況を見ながらえびの市についても検討していくというような答弁だったと思うんですが、この小中一貫教育に関して、その後何か教育長、考えがあられれば聞かせていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 その前に、一貫教育とはどういうことかということをちょっと触れさせていただいただきたいと思うんですけれども、一貫教育とは、目標と教育観、あるいは指導観を共有化するということで、関係する学校が児童・生徒の発達段階や学びの特性を十分考慮して、双方の教育内容を系統性、連続性等、指導方法の一貫性、継続性を図って学校所管の接続、移行を円滑に行う連携、融合の教育であるというふうに私たちは解釈しているわけですけれども、この一貫教育につきましては、日向には小中一貫教育、一貫教育というよりも一貫学校がありますし、それから、あるいは北郷町でしたか、あるいは幼稚園、保育園、小学校、中学校の一貫学校とかいうのもあります。


 ただ、小中高一貫学校というのは、ちょっと今のところないのではないかなと思っておりますが、長崎の方では島の方にそういう一貫学校、そういうことがスタートしたということを少しは聞いているわけですけれども、今までえびの市は、小中連携を図ってまいりました。この小中連携では、特にえびのの教育施策の一つといたしまして、学力向上、あるいは心の教育、それからふるさと教育、もう一つは、連携、融合の挑戦、そういう五つの挑戦等を掲げ、特に学力向上には力を入れてきたわけでございますが、その連携よりももっとこのような、いわば一貫性、連続性、これをもとにした教育を進めるためには、どうしても一貫教育を進めなければならないと考えております。


 それで教育委員会でも、この一貫教育についてどう取り組むかということについて、今協議を重ねているところでありますし、また小・中学校の校長先生の意見を聞いたり、そういうことでこの小中一貫教育を進めたらすばらしいなと思っております。


 なお、せっかくの機会ですから、ここでちょっと紹介いたしますと、県の方は、飯野高校との絡みと言っていいんでしょうか、飯野高校、ここの存続をかけてとなると、ちょっと大げさになるかもしれませんが、将来飯野高校の再編整備計画にならないように、どうしてもこの飯野高校を残したいという意向がありますし、私たちもせっかくえびの市の熱い思いででき上がった高校でありますので、その高校をもっと、いわば高めていってもらいたいと、そういう希望があるわけです。


 そのためには、やはり小・中学校で非常に学力向上とか、ふるさと学習等の力をつけまして、それを飯野高校の方にと、そうすることで飯野高校も非常にレベルがアップし、やがては小林高校に肩を並べるくらいのところまで持っていけたらすばらしいなということを考えております。


 そういう意味から、小中連携、あるいは小中高一貫教育については、積極的に取り組んでいった方がいいのではないだろうかなというようなことを今、協議検討しているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  教育長の熱心な説明で、ありがとうございます。ちょっと時間が少なくなってきたんですけれども、今は小中連携でやっているということだったんですが、確かに中学校の先生が小学校で授業をされたりとか、小学校の教員の方が中学校で授業をされるということなども、先生方にとっても、非常に刺激になると思いますので、えびのは非常に、小学校、中学校は校区の中で近くに隣接しているところが多いので、ぜひ小中一貫というところまで、できれば行っていただきたいんですが、先生たちの交流を深めて、一貫で子供たちを育てていっていただきたいと思います。


 次に、ちょっと飛ばしまして、図書館の運営についてお伺いしたいと思います。


 ことしの六月から、図書館の窓口の業務が民間に委託されたと思うんですけれども、まずこの民間委託に関して、どういった理由で、どういったことを期待されて、窓口の業務を民間に委託されたのか、まずそれをお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  図書館運営の基本的な経営方針、基本方針をお答えすることでよろしいでしょうか。(発言する者あり)


 失礼しました。お答えいたします。


 六月から図書館の窓口業務等を民間委託いたしましたけれども、これにどういう期待を込めているかということの質問でございますけれども、図書館利用者は、現在固定化してきているんじゃないだろうかなと思っております。


 もっと多くの市民に利用していただくためには、開館時間の延長、あるいは祝日開館を実施しまして、利用者のさまざまなニーズに対応できるように受け入れ体制の充実に努めるとともに、各分野の市民団体やボランティア団体との連携を図ることによって、サービス向上と利用者増を図るなど、また移動図書館車においても、巡回の充実と団体貸し出しの利用増、これが見込まれるために、この民間が持ち合わせているノウハウを十分生かせるのではないかなというような期待のもとに、直接的な市民サービスの向上と充実を図りたいと、そういう願いもありまして、この窓口業務等を委託したものでございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  図書館の窓口の業務の民間委託ということで、えびのでは初めて市民団体といいますか、法人格を持ったNPOがこの窓口になったんですが、私は、市民と協働して公共サービスを提供する初めてのチャンスで、非常にどういった協働が進んでいくのかなというふうに興味深かったんですが、実際そういった今、教育長が期待されたような、開館時間の延長というのは、最初の条件だったので、当然これは延長した上での、委託、受託という形だったと思うんですけれども、今、NPOの方々へ委託をされた中で、NPOならではの色というのが、果たして出たのかなという気がするんですが、その点は、どのように評価されているでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 六月一日に委託ということで今、六カ月を経過したところでございます。委託された方も初めてのことでありまして、それぞれ一生懸命に努力をなさっていらっしゃいます。その姿は、十分目にしておりますし、実際聞いてもおります。それによって効果がどうだったのかと言われますと、六カ月間で、そういうのは、もうちょっと時間を経過しないと、その辺のことについての評価というのは難しいのではないだろうかなと。


 ただ、これだけは言えると思います。非常に情熱というのでしょうか、やはり初めてのことであり、いろいろと悩まれながら、いろいろといろいろな人の意見を聞きながら、とにかく窓口業務の委託に関しては、その市民の皆様方の、いわばサービス低下につながらないように、頑張らなくちゃならないという、その熱意を持って臨まれているということは、十分認識しております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  私も、このNPOの設立にはかかわっておりまして、理事の方々のいろんな御相談とか、お伺いしているんですが、先ほど教育長がおっしゃったように、非常に苦労されていまして、体調を崩されるくらい真剣に取り組んでいらっしゃるんですが、NPOの方々も初めてでありましたし、教育委員会としても初めて、今引き続き働いていただいている司書の方々も初めてNPOという団体の職員になるという経験、初めてづくしだったと思うんですが、この中で行政がやるべきこと、NPOがやるべきことのきちんとした役割分担というのが、なかなか伝わるのに時間がかかったのがうまく効力が発揮できなかった原因じゃないかなと思うんですが、その点についてはいかがお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 今、議員さんがおっしゃったそのとおりでございます。私どももその点につきましては、もっと協議しながらやっていかなきゃならないなと思っていたんですけれども、ただ、企画書によりまして、こういうことが業務の委託内容ですよということで、取り組まれたわけでございますので、こちらの方から、相談があれば別といたしまして、その運営に関しましては、なかなか私たちは尊重したつもりでございます。


 そのことがかえっていけなかったのかなと言われると、それまででございますけれども、相談があればいつでも、いわばアドバイスというんでしょうか、そういう的なものはできるんじゃないかと思っておりますけれども、ただ、やはり委託した以上は、やはりNPOの理事の方々が、いわば経営者でございますので、そこについては、余り、お任せしたわけだからというようなこともありましたので、それが裏目というわけじゃないんですけれども、ちょっとその辺でお互いに、もっと歩み寄っておけばよかったのかなという反省には立っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  NPOの方々も、自分たちのボランティア力を生かして、今までできなかったサービスをやろうということで、非常に頑張っていらっしゃって、いろいろ苦労もあったんだけれども、今引き続き精進していただいているところだと思うんですけれども。


 確かにNPOの独自性を尊重するということは、もちろん大事だと思うんですが、基本的な図書館の運営の方針であるとか、簡単な契約書だけで済ませられるような中身ではないと思うんですね。しかも初めての取り組みであったので、もう少し上手にコーディネイトしていただくというか、そういった姿勢が大事だったんじゃないかなと思うんですが、この半年間の切磋琢磨、いろんな悩み事、それを解決してきたエネルギーというのは、今後に必ず生かされると思うんですけれども。


 九月議会の中では、十九年度からの図書館の運営に関しては、指定管理者制度導入を目指して進んでおりますという答弁だったと思うんですが、現時点でも公募が出ていないということは、何か方向がかわられたのかなと思うんですが、この点、十九年度からの図書館運営については、どのような状況でしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 この集中改革プランに基づきまして、平成十九年度の指定管理者の導入について、このことについては、教育委員会内で検討会議というのでしょうか、そういう協議を進めてまいりました。


 この会議では、業務委託後の図書館の運営状況、あるいは委託の範囲、どういった指定管理者を目指すのかとか、十八年度入札の際の、業者に企画書を提出いただいたわけですけれども、その方向性や内容等の検討を行いながら、協議を進めてきたわけでございます。


 業務委託の開始から、まだ一年を経過していない状況もあり、住民のサービス向上につきまして、まだ十分見えていない部分というのでしょうか、課題等もあるようなということも考えております。そういうことを総合いたしまして、図書館といたしましては、平成十九年度は、一部今まで引き続き、業務委託を実施した方が望ましいのではないかというようなことで、まだ現在、この指定管理者導入につきましては、引き続き検討をしているところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  恐らく時間的に指定管理者制度の導入というのは、難しいと思うんですが、ぜひ今のNPOの方々も六月から窓口の業務を受けられて、新年度に向けてどういった対応をすればいいのかということも非常に気にされていると思いますので、早目にどういった契約になるのかということをまた、NPOの方々にも伝えていただければと思います。


 続きまして、次世代育成支援行動計画について、一点だけ質問させていただきたいと思います。


 この計画が十七年三月にできまして、エンゼルプランとは少しまた切り口が違った形での計画だということで理解しているんですけれども、実際に、仕事と子育ての両立ということが、非常に私はこの少子化の対策ということについては、重要だと思うんですけれども、この計画の中で、仕事と子育ての両立ということを考えれば、企業の理解、働く場での企業の協力というのが不可欠だと思うんですけれども、その点については、何か具体的な政策というのはされるんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  企業との接点についてお尋ねでございます。この市がつくりました次世代育成支援行動計画につきましては、企業との接点は、県の業務というふうにとらえております。


 ただ、しかし私どもといたしましては、やはり企業との接点を持ちながら、いろいろ協議をし、あるいはアンケート等もとりながら、上部団体の方に申し上げていきたいというふうに考えているところでございます。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  確かに、石川県とかでは、県ぐるみで子育て、少子化対策に知事さんが積極的にかかわっていらっしゃる県もあるんですが、新潟県の上越市とかでは、これはほかにもいろんな事業があるんですが、子育てジョイカード事業というのがありまして、子育てを支援した企業に対して、そのお店で子供が三人以上いる家庭は、そのカードを発行して、そのお店で割引ができるとか、子育て支援を行った企業に法人税を減免したりとか、市独自の、本当に具体的な少子化の対策、それにつながるような対策を打っている自治体もあるんですけれども、えびの市独自のそういった対策というのは、お考えになっていないんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  木村福祉事務所長。


○福祉事務所長(木村政一君)  現在のところ、次世代育成支援行動計画の中には、そのような表現は一つも入っていないところでございますが、ただ、今言われましたように、国内の自治体においては、いろんな施策を持っているところもございます。独自の施策を持っているところもございます。熊本県の大津町というところも、そういう形での支援策も試みているようでございますし、いろんな方法があろうかと思います。


 いろいろと研究、勉強させていただきまして、今後の課題として検討させていただきたいというふうに思います。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この少子化対策については、少し時間がなくて、中途半端な質問になってしまったんですが。


 最後に、少子化について、市長の公約の中にも、合コンという言葉が適切かどうかちょっとわからないんですが、新しい若い独身の男女の交流の場の提供ということが、公開討論会でもあったと思うんですけれども、なかなかそういうことが予算化されたり、具体的に見えてこないんですが、こういったことの予算化ということも必要じゃないかと思うんですが、最後に、そのお考えを市長に聞いて、一般質問を終わりたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  今、議員さんから合コンという言葉が適切であるかないかわかりませんけれども、合コンという言葉が出ました。私も公開討論会のときに、正直言いまして、合コンという言葉を使ったところであります。


 今、この若い男女の触れ合いの場をつくらなければいけないということで、民間の皆さんが盛んに話し合いをされておるようでありますし、またその中に、福祉事務所の対策主幹というのですか、また企画課の方からも職員の方が一緒になりまして、いろいろと検討しておるようでございますが、新年度からは、この問題につきましては、私の公約でもありますので、余計はありませんけれども、できるだけ節約しながら、予算をつけていきたいと思っているところであります。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  済みません、答弁の訂正をお願いしたいと思います。


 先ほど、溝辺議員さんの一般質問の中で、農業構造改革について、経営所得安定対策に対応できる認定農家は、何経営体くらいあるかという、その答弁に「二十経営体を目指している」ということでお答えしましたけれども、これを「現在の認定農家数は二百三十七経営体ございまして、そのうち、所得安定対策の四ヘクタールの耕地面積を所有している認定農家数は、三十一経営体でございます」ということで御訂正をお願いいたします。よろしくお願いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  お諮りいたします。


 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮崎和宏君)  御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。


 次の本会議は、明十三日午前十時から開き、一般質問を続行いたします。


 本日は、これをもって延会いたします。


                   延会 午後 三時 十四分