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宮崎県 えびの市

平成18年 6月定例会(第 5号 6月16日) 一般質問




平成18年 6月定例会(第 5号 6月16日) 一般質問





 
                       平成十八年六月十六日 午前十時開議





第  一 一般質問





          本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件





   一 一般質問





出 席 議 員(十八名)


     一番   宮 崎 和 宏  君    一一番   押 川 秀 齢  君


     二番   西 原 義 文  君    一二番   高牟禮 宏 邦  君


     三番   谷 口   勲  君    一三番   中 間 從 郎  君


     四番   栗 下 軍 治  君    一四番   宮 野 重 敏  君


     五番   外 園 秀 雄  君    一五番   外 園 三千男  君


     六番   村 岡 隆 明  君    一六番   栗 下 政 雄  君


     八番   井川原 志庫男  君    一七番   宮 浦 佳 紀  君


     九番   溝 辺 一 男  君    一八番   有 馬 正 雪  君


    一〇番   蔵 園 晴 美  君    一九番   蕨 南 善 之  君





欠 席 議 員(一名)


     七番   西 原 政 文  君





議会事務局職員出席者


  事務局長    柳 田 和 幸 君    議事運営係   西 原 邦 浩 君


  事務局次長   今 村 隆 一 君    議事運営係   篠 原 亜矢子 君


  議事運営係長  福 田 孝 正 君





地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者


  市   長   宮 ? 道 公 君   学校教育課長   山 下 寿 男 君


  助   役   冨 岡   務 君   社会教育課長   白 坂 良 二 君


  収 入 役   宮久保 辰 二 君   財産管理課長   中 武 正 道 君


  教育委員長   亀 澤 矗 幸 君   福祉事務所長   木 村 政 一 君


  教 育 長   上 野 兼 寛 君   健康生活課長   西 田   健 君


  総務課長    坂 本 謙太郎 君   環境業務課長   下別府 敏 則 君


  企画政策課長  小 崎 久美子 君   観光商工課長   平 野 浩 二 君


  財政課長    栢 木 美代子 君   税務課長     藤 嶋   勉 君


  建設課長    新屋敷   久 君   戸籍保険課長   浜 松 政 弘 君


  畜産農林課長  伊 藤 保 也 君   病院事務長    坂 本 健一郎 君


  農村整備課長  境 田 次 男 君   給食センター所長 堀 川 純 一 君





                    開議 午前 十時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第五号によって進めます。


 報告いたします。西原政文議員から、本日の会議に遅刻する旨の届け出がありますので、報告いたします。


 これより、本日の日程に入ります。


 日程第一、一般質問を行います。


 本日は、中間從郎議員、押川秀齢議員、村岡隆明議員の三人を予定しております。


 まず、十三番、中間從郎議員の発言を許します。中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  では、私の一般質問をさせていただきたいと思います。


 まず一番目に、市長の政治姿勢についての中から、選挙公約の実現などについてと書きましたが、市長は常々、市民が主役のえびの市、小さくてもきらりと光るえびの市と言われて、日々政治活動に邁進されておられることと思います。


 その結果、市長の努力によりまして、中央とのパイプ、あるいは県とのパイプも十分発揮され、自衛隊の存続問題、あるいは予算獲得、我が市の基幹産業であります農業、農業の中でも水稲の減反の政治的配分、企業誘致におきましては、コカ・コーラの誘致、フレッシュシステム、それから保育所の民営化など、実績を上げられてこられました。この面につきましては、ソフト面でありますけれども、十分実績を上げられていると思います。


 しかし、ハード面においてはどうなんでしょうか。一期目の公約でありました全天候型のゲートボール場におきましては、財政的な問題がありまして断念せざるを得ません。今回の公約の中に、飯野小学校の前、中央公民館跡地に福祉関係を考えた施設を建設すると言われておりますが、この建設に当たりまして、大体どれくらいの規模でやられるおつもりか、実施につきましては何年ごろになるかをお答えいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 飯野地区公民館の建てかえにつきましては、防衛予算でつくるように計画をいたしております。平米数といたしまして、約一千平米から一千百平米くらいではないかと思っておるところでございますが、これは今まだ防衛庁と検討中でございますので、はっきりしたことは言えませんが、防衛庁から一億二千八百万円の補助金をいただく予定であります。そして、建設につきましては、二十一年度になるのではないかなと思っておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  建設につきましては、一日も早く実現するように市長の政治力を発揮されて、つくられることをお願いしておきたいと思います。


 一昨日の市長は、よく選挙中もそうですが、私は商売人であります。銭をつくるとか、いろんなことを言われておられるわけですが、いろんなところで予算がありませんと、あるいはなかったから断念しましたと、ゲートボール場でもそうなんですが、予算がないからつくらないということにはいかないというような気がいたします。そこにはやはりいろんな考え方、民活、このようにされたらどうかなと思うわけです。


 一昨日の有馬議員の看板設置の問題につきましても看板をただ立てれば持ち出しだけでありますが、下の方に広告を掲載する、いろんな方法があると思います。その看板の維持費が一万円としますと、広告料をとって下にすることによって、こういう大きな看板があります。大橋があります。この下に公告を載せる。それを一年間契約ですればいいんじゃないかと、維持費が出るんじゃないかというようなことがいいのではないかと私は考えるわけでありますが、そのような新しい発想をしていただけるものかというように考えますが、市長はどういうふうにお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいま、看板設置についても、いわゆる民間活力をいただいて、いわゆる民間のそういう看板の下に、例えば企業名等も書いて、そしてそれを宣伝費に使うならば、企業がその看板をつくってくれるところがあるじゃないかというようなことでございますが、いい提案をいただきましたので、それがどのような形でできるかということは、検討いたしてみたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  いろんな形で予算等々をつくっていくのは市長の使命でありますので、ぜひとも頑張っていただきたいなと思います。


 次に、米のブランド化、売れる米づくりについて質問しております。米のブランド化ということがありますが、ブランドとは質の問題、あるいは量的な問題、いろんな問題が絡んでくると思うんですが、私は、以前から市内の米のランクづけをしていただければどうかな、宮崎市内の米問屋のおっしゃることにつきましては、ばらつきがある、おいしくない、あるいはおいしかったと、非常に評判がばらついておる。飯野の米も、あるいは真幸の米も一緒になって、まぜてする、あるいは黒ニガの土地、あるいは粘土質の米、いろんなものをまぜてすると味がばらついてくるのではないかなと思います。世間で言うのは、食味というのがありますが、こういうランクづけをして明確化されるお考えはないものかお聞きいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 米のブランド化と売れる米づくりについてでございますが、えびの産ヒノヒカリのブランド化、売れる米づくりにつきましては、昨年は一等米比率が三四%でございました。主な原因は、高温障害による心白及び乳白などの未熟米と、秋ウンカの被害によるものでございました。したがいまして、ことしはこれまでの種子の更新に加え、田植え基準日を六月二十日にすること、秋ウンカ対策として、無人ヘリ等により一斉防除を行うことといたしました。


 田植え時期につきましては、土地改良区の御協力もあって、送水をおくらせていただいたため、今のところ田植え時期が例年よりおくれているようでございます。


 また、昨年実施した米、食味コンクールについても、実施しておいしいえびの産ヒノヒカリを県内にPRを行って、売れる米づくりに協力していくつもりであります。


 しかし、今議員が質問されましたように、えびの米は真幸から加久藤まで一緒になってまじくっておるから、ばらつきがあるんじゃないかというようなことでありますから、米の食味について、例えばどこどこの地区はいい米だというようなことにすれば、いいんじゃないかというようなことでございますけれども、これにつきまして、農家の皆様方に外れたところは大変迷惑になるんじゃないかなと思っておるところでもあります。確かにえびの産ヒノヒカリ、これなら大丈夫だというようなものは、ぜひつくっていただきたい、ぜひ出荷していただきたいというふうに考えておるところであります。


 えびの産ヒノヒカリはおいしいということは、県内の人であればほとんどわかっていらっしゃいます。防衛庁関係におきましても、えびの産ヒノヒカリは大変おいしいということで、大好評をいただいておるところでございます。だから、今議員が言われるように、地域にそのことを指定いたしますと、一つの差別になるんじゃないかなと思っておりますが、例えば、農協あたりでこのヒノヒカリなら間違いないというものをつくって販売していただきたいということは考えております。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  私は、ランク別が差別とは思っていません。市長が言われるように、昨年一等米は三四%でありましたと言われますが、必ずしも一等米がおいしいわけではないと思います。食味計である程度の数値が出たものが今主流でありまして、検査で一等米が必ずしも食味計の上位を占めるものではないと考えています。


 今、現在食味計の協会がありますが、えびの市のヒノヒカリはA、特Aではないわけです。ヒノヒカリでも特Aのところがあると思います。それはやはり全部合わせて半分に割ったときAじゃないのかなと、特AもあればAもある、Aダッシュもあるんじゃないかと私は考えております。


 稲作農家でよく言われるのは、努力したものが報われるようなものをつくらないかんと言われます。一生懸命つくった人、土地を改良し、そういう方々と一緒になるというのはどうなんでしょう。そこにはやはり努力のかいがあったというような値段にならなきゃならないと私は考えるわけですけれども、全然おいしくない米とすごくおいしい米が一緒だというようなことはいかがなものかなというような気がいたしますけど、市長はどういうふうにお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今、議員が質問されましたように、おいしい米とおいしくない米とがある、それは差別ではないと思っていると、また、一等米が三四%あったということであるが、その一等米が必ずしもおいしいとは限らないというようなことであります。まさにそのとおりであると思いますが、とにかく米のことにつきましては、JAあたりが真剣に取り組んでいただきまして、さらにおいしい米ができ、そしてみんなが信頼して、このヒノヒカリならいいということで買っていただくような状態にしていっていただきたいと思っておるところであります。


 昨年、食味コンクールをいたしましたときに、五つ星マイスターの方がおみえになりまして、その方々がこのえびの産ヒノヒカリが特Aにならないのはおかしいというふうに言われたのであります。何が原因なのかというようなことが取り上げられまして、結局田植えの時期が早いということで、ことしは六月二十日前後になってからというようなことになったのではないかと思いますが、昨年までのヒノヒカリは、乳白米が多かったということでありますので、見た目にもやはりきれいな米が販売するときにも自信を持って売れることになるのではないか、そのためには食味がおいしくないといけませんけれども、おいしい米をJAあたりが自信を持って進めていっていただきたいということは、以前からも話をいたしておるところでもあります。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  市長は、JAとおっしゃいますけれども、JAの最盛期の米の集荷は約二十六万袋から三十万袋くらいです。現在十一か十二万袋くらいしか集荷はしていないと、やはり料金の支払いの問題、いろんな問題がありまして、そういうふうになっていると思うんですけれども、やはり生産農家にしましては、自分のつくったものは正当な評価をされたいという思いが強いんじゃないでしょうか。食味値で特Aのものと、あるいはAダッシュのものが同じ値段で買われるということに対しては、生産農家にしましては、非常に不満が残ると私は考えるわけです。


 正当な評価を受けて正当な値段でというのが私は、一番農家に対する評価になるのではないかなと思うわけですけれども、私はたばこ農家でありますが、畦どおし、私の田んぼのたばこと、あるいは別のうちのたばこというのは、つくり方が違うと全然値段が違うわけです。反等当たり三十万のたばこもあれば、六十万のたばこもあるわけです。このくらい違うわけですね。正当な評価を受ける。正当な評価をくださるから、来年は頑張ろうと、今以上に頑張ろうと思うわけです。米づくりもそうなんではないかなと思います。一緒の値段で一緒に売られたらどうなんでしょう。私はそう疑問に思うわけですけれども、市長は商売人というもの、いい物と悪い物の値段が一緒ならどうなんでしょう。お聞きしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 いい物と悪い物の価格が同価格ではいけないと思っております。だから、以前から言っておりますように、このヒノヒカリなら間違いはないというものをつくっていただきたい、そして余分なことになるようでございますが、JAは葬儀のときに、一キロ以上の米を使っていらっしゃるときがありますが、あの米には特に気を使っていただかないと、よその地区からたくさんの方がおみえになりますので、えびの産ヒノヒカリが不評になるといけませんので、お願いしますというようなことはお願いいたしておるところでございます。ですから、今議員が言われるように、いい物と悪い物が一緒の価格であったらいけないということは、私も考えております。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  ですから、私はランク別が必要なんではないかなと思っているわけです。米のブランド化、売れる米づくりにつきましては、いろいろな考え方があるわけですが、まず量的に、質的にという中で、大消費地を相手にするときに、ある程度の量がないと私はいけないんじゃないかなと思います。提言でありますが、えびのを中心としました川内川流域米、えびの、湧水、菱刈、大口、こう川内川流域で提携しまして、約百万袋くらいにはなると思われるわけですけれども、量的には十分になっていくんではないか、ある程度の固まったもの、その中でも質的にもいい、一番いいのはえびののヒノヒカリではないかと言われるようになってほしいわけですけれども、各県境を越えた自治体の取り組みというのは必要になってくるわけですけれども、常日ごろから鹿児島県との協議は続けられていると思いますけれども、こういう提案をし、川内川流域で食料基地をつくるというようなお考えを提言していただけないだろうかと私は考えるわけですけれども、市長はどういうふうにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 現在、川内川上流地域の交流会ということで、大口からえびのまでの川内川流域の協議会をつくっておるところでございます。そこでもこの米のことにつきまして、川内川流域米ということで話はしてみたいと思っております。とにかく、川内川流域でつくる米はおいしいということがこの地域の方々であれば、ほとんどわかっていらっしゃるのではないかなと思っておりますので、ぜひこの川内川の上流地域の協議会のときには、話を出して、そして皆さんの意見を問うてみたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  ぜひとも実現をしていただいて、ランク別をして、今の世の中、この前、私は総務教育常任委員会の研修の折に東京にまいりました。今、IT産業が花盛りでありますが、IT産業の中でも楽天市場とか、いろいろなものがあります。そこの社長に御相談を申し上げて、写真入りとか、あるいは耕作方法とか、あるいは農薬の散布の時期、残留、そういうものを書いて、名前まで書いて、掲載したらどうだろうかという話を持ちかけましたところ、ぜひともやっていただきたいと、それが情報公開として、消費者は三十キロ当たりでも五キロ当たりでもそうなんですが、一万円のものを買う人もおれば、五百円のものを買う人もいるんだ、消費者が選ぶべきである、値段は自分でつけてしたらどうですかというような御返事をいただきました。売れると、あるいは何とかショップってありますね、東京にショップを設ける必要もないし、インターネットを利用して十分全国に普及していくのではないかなと思いますので、ぜひとも地元の体制というのが必要ですので、市長によろしくお願いを申しておきたいと思います。


 こういう事業につきましては、いろんな補助金とかありますので、特に、今小泉内閣も末期ですが、特区申請、これで農業分野も特例措置メニューとか、こういうのが出ております。いろんなことがありますが、グリーンツーリズムの特区の件、あるいは漁港の件、今問題になっております家畜の排泄物を野積みはいけないということでありますが、中には、久留米のカブトムシ特区、昆虫の飼育のために野積みを可能とする家畜排泄物の適正管理義務にかわる特例措置を活用してとあります。大規模のところは予算的にもそういうことができますが、小規模の農家にはこういう措置がある。いろんな考え方がありますので、ぜひともそういう考えのもとに、この川内川流域米を特区申請をできるような措置をしていただきたいなと思っております。よろしくお願いをしておきたいと思います。


 次に、教育問題について、お伺いをしたいと思います。


 現在、少子高齢化、子供さんの人数が少なくなっているのが現実であります。その中で、小・中学校の統廃合、あるいは廃校につきましては、人数が少なくなったから廃校にする、何年からもうだれもいないから廃校にしますというような考え方で今なされると思っておるわけですが、これはずっと続いてきたわけですけれども、お話を聞くと、そこの歴史があるからなかなか廃校にはできないというようなお話を聞きますが、今後もこういうふうにやっていかれるつもりなのか、あるいは教育委員会のお考えとして、この統廃合についてどのようなお考えを持っていらっしゃるものか、お聞きしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 学校の統廃合につきましては、一番目に私たちが考えることは、統廃合することで教育効果はどうなるのだろうかということ、これがまた第一番目でございます。次に、統廃合になりますと、通学距離が長くなります。児童・生徒の通学距離及び通学時間に児童・生徒に心身的に与える影響、これがどうなるのか、それから児童・生徒の登下校の安全、それから学校教育活動の実施への影響、このあたりも十分に検討をしなければならないと思っております。


 また、学校と地域との関係も考慮する必要があると考えております。学校と地域が長い歴史の中で築いてきた関係というものは、多くの貴重な財産といいますか、なくすことのできないものが多々あると思っております。地域のコミュニティの拠点としての学校の位置づけというものは、今後ますます求められてくるものではないかなと考えております。


 このようなことから、学校の統廃合につきましては、保護者や地域の方々の意見をもお聞きしながら、慎重に対応していかなければならないものだと考えております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  地域の方々の意見、保護者の意見を聞いて慎重に対応したいということですが、現在そういう危機にある小・中学校はあると思われるわけですが、特に小学校につきましては、少なくなっていく一方なんですけれども、加久藤の中学校を上から、控室から見ておりますと、スポーツにおいてもそうですが、男女が人数が少ないために同じような競技をやっているというのを多々見受けられるわけですけれども、できるからいいというようなことではないと思われますが、今、統廃合問題については、保護者の方とはお話をなさっているものか、将来の問題について、そういう問題提起をされているものかをお尋ねしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 現在、そのような話を進めているかどうかということでございますけれども、そのことについて、直接的に話し合いを持ってはいません。ただ、いろいろこの辺で言う、うじょけん話と言うのでしょうか、そういう中でやはり少子化のことでのことが心配されていらっしゃる保護者、あるいは地域の方もいらっしゃいますが、統廃合ということについてのことはどうかということを聞かれることはございませんし、それから考えますと、今の体制で十分ではないかなという意見が強いのかなというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  今のお話ですと、お話がないからそういう意見がないんじゃないかなというふうな受け取り方をしたわけですけれども、私も二、三、父兄の方とお話をする機会があるわけですので、お話をさせていただくわけですが、家にいて、あるいは地域にいて、あるいは学校にいても同じ顔だと言われる。やはり小学校、あるいは中学校に行くことによっていろんな地域の方と会ったり、あるいは接したりすることが一つの社会勉強だと思うわけですが、私は。


 霧島分校が廃校になる理由としまして、家でも兄弟三人、学校に行っても兄弟三人、これは極端な例なんでしょうけれども、親の方の意見として、何もならないと。人と接しないということで、飯野小学校の方に。ましてやあそこは、上江小学校の分校だったはずですが、飯野小学校の方に学校をかえられたという経緯があるわけですけれども、そこら辺のことはどのようにお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  上野教育長。


○教育長(上野兼寛君)  お答えいたします。


 児童が非常に少なくなってきて、どうしてもその学校で学ぶことの難しさ、そういうものが出てきた場合は、これはその対策を講じなければならないと思いますけれども、子供がその学校にいる限り、学校というものは存在するわけでございます。そのときに、行政の方から少なくなったから、こちらの方の学校に行きなさいというようなことは、これは少し私の考えとしては、できないのではないだろうか、あくまでも保護者の方々の意見をお聞きしながら進めなければならないものでありまして、行政が一方的に、これはまたそういう場面もあるかとも思いますけれども、現段階におきましては、行政の方で一方的に、この学校とこの学校を一緒にしてこうこうするんだというようなことになりますときには、やはりいろいろな方々の御意見を聞きながら、検討しながら進めなければならないと思っておりますけれども、現時点におきましては、まだそこに至っていないというのが現状でございます。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  何回も聞きますが、そういう状態になってからするというようなふうにしか、私は受け取らないわけですけれども、やはり教育というのは、こういう状況が生まれるから、早目にこういうことをしていくんだと、生徒の指導であってもそうだと思うんですけれども、非行に走る前に矯正をしていくというのが教育なんじゃないですか。なってからする、こういうふうになったから統廃合をしていくんだと、しょうがないからというふうに聞こえるわけですね。常日ごろからこういう指導をしていくんだ、行政がするというのは、廃校を目的とするんじゃない、こういう、少なくなっていくから新しい歴史をつくる、えびのの新しい教育をつくっていくんだという考えのもとに統廃合をしていただけないだろうかと私は考えます。


 次の小中高一貫教育とも絡む問題ですので、一緒にさせていただきたいと思いますけれども、統廃合、現在、飯野小学校を筆頭に中学校、あるいは加久藤、真幸、大河平とありますけれども、これを統廃合していただいて、一校にしていく、小・中学校一校にしていただきたいというのが私の考えです。新しい教育をする、悪くなるために、少年非行についても、非行に走る前に矯正していく、そういうことをやってはいけませんよというのが教育だと思うんですけれども、してからなさる、その前だと思います。どうなんでしょう、非行の問題に限って言いますと、どういうふうにお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  亀澤教育委員長。


○教育委員長(亀澤矗幸君)  私も、先ほど答えられた教育長と大体同じような考え方で今まで進めてきました。


 事前に早目に手を打つことも大事ではないかということなのですが、まさにそのとおりでありまして、いろいろと意見を吸い上げながら、教育委員会の内部では、検討しています、どうなのかと、どのような手を打ったらいいのだろうかというようなことは。ところが、それを地元の人たちと直接お会いしながら、話を進めたことはありません。だから、そのようなことで、今後ますます少子化の波が押し寄せ、統廃合のおそれが迫ってきますので、おっしゃるように、どうしたらよいのか、教育委員会でも十分検討してまいりたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  内部ではお話し合いをしていただいているとお聞きしましたが、小中高一貫教育につきましては、特区申請におきまして、これは市立の方なんですが、太田外国語教育特区、群馬県太田市、学習指導要領と教育課程の基準によらない特例を活用して、市と民間が協力して小中高一貫教育の学校を設立し、国語等を除いた大半の授業を外国人教諭が英語で行う、このようになっているわけなんですが、特区申請です。現在の教育課程の基準によらない教育課程というものを持ち込んで、世界で共通語をつくろうというときに、エスペラン語をつくろうとしましたが、現在のところやはり英語が主流であると思います。今後もやはり英語は大切な語学の一つですが、これは一つの例だと思うんですけれども、今、日本の教育の中で、英語というのは、英語の文法の勉強でありまして、英会話は、一向にしていないというような印象が強いわけです。


 こういうものを導入しながら、市内の小中、あるいは小中高一貫教育を目指してはどうかなと私は考えるわけですけれども、特色を持って、新しい歴史をつくっていくことに対しての挑戦といいますか、そういうのはどのようにお考えですか。


○議長(宮崎和宏君)  亀澤教育委員長。


○教育委員長(亀澤矗幸君)  今、特区申請によって英会話、英語等はできないのかということなんですが、これも教育委員会内部では大分検討してきたところです。特区申請すれば、英語なるものが授業時数等をふやしながら実践できる特例が認められるようになります。


 現在、えびの市内の小学校でも、英会話の勉強というのは、教育課程の中の総合学習の時間を使って、英語劇だとか、英会話だとか、そういうものを実践しているところです。しかし、教育課程の中の英語課程となりますと、特区申請しなければ、これは英語の専門の先生が教えることだとか、あるいは特別に国語だとか算数とかある時間を削って、年間何時間かその方向に振り向けなければならないということで、私どもは、これは全国的な傾向であり、かなり小学校でも英語を親しんでいる児童・生徒やそういったものがふえてきています。だから、文科省としても、今度の新しい学習指導要領改訂に当たっては、小学校でも英語を五、六年生に必須として与えようという動きがあるものですから、えびの市は御承知のように、国際交流のまちでありますし、いろんな人たちとの交流、触れ合いというのが盛んですから、外国語を十分マスターしておくということは、とても大事なことですし、そういった動きがなければ、特区申請でもしようかということは、検討していますけれども、ここ何年か後には、必ずそれが全国的に実現できるということもあって、そのままにしている状態であります。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  ここに一つ、国際交流員とか、英語の指導助手とかおりますが、在日米軍の英語資源を活用した三沢市立小学校における英語教育の開始についてと、十八年四月七日ということになっております。構造改革特区の制度を適用し、三沢市のすべての市立小学校第一学年から第六学年に英語活動科が新設されることになり、英語授業実施のための地元三沢市に所属する在日米軍三沢飛行場の協力もと、同飛行場内外の応募者の中から英語指導助手を委嘱し、各校に派遣するというものになっております。


 特区申請をすることによっていろんなものが開けてくると。新しいものがつくれるんじゃないかなというような期待感があると思います。ですから、現在の教育課程によっては、小中高一貫教育などというのはどうなのかな、県との関係、いろんな教育問題があると思うんですけれども、現在の教育基準によって実現可能なものか、あるいは不可能なものか、実現可能なものか、ちょっとお聞きしたい。


○議長(宮崎和宏君)  亀澤教育委員長。


○教育委員長(亀澤矗幸君)  小中高一貫教育、一貫学校についてのお尋ねですが、まずは、その中間議員さんの大きなそういった夢と大胆な構想に心から敬意を表したいと思います。私も実は、議員さんと同じような考え方なので、えびの市に提言されるような、公立学校、小中高一貫の公立学校ができると、えびのの教育が全国から注目されることにもなり、できることなら実現できたらいいなと思っているところなんです。


 御承知のように、現在公立の中高一貫は宮崎県では五ヶ瀬にありますし、来年度からは宮崎西校に同じような性格の中高一貫校が開設されるよう、準備が進められているところであります。それから、小中一貫校は日向市内に本年度四月からスタートいたしました。来年度からは、北郷町が幼保小中一貫校が開設されるようですし、また先日の宮日の報道によりますと、堀小林市長さんが、小中一貫校を永久津小中や、東方小中につくりたいと、その構想を公表されました。だから、少子化や学校統合が進むなど、公立の小中一貫校はこれから徐々にふえていきそうな気配が感じられます。


 中間議員さんが今提唱されたような、公立の小中に高校を含めた一貫校となると、まだどこにもありません。県内では初めてのことなので、幾多の困難が予想されます。問題点の幾つかをちょっと挙げてみますと、一つは、小中高校一貫校を新しくえびの市内につくるとなると、えびのには県立の飯野高校があり、高校部が二校になりますので、少子化による生徒の減少傾向から学校統廃合の再編成が進む中では、県教委は恐らく許可されないだろう、実現は難しいと思われます。


 しかし、現在ある飯野高校をそのまま使って小中高を連結するとなると、幾つかの可能性は見えてきます。その場合、飯野高校の学科内容、コースをどうするかという問題が起こります。一貫校のねらいは、今の時代に即応する心身ともに優秀な人材の育成にあります。そこには質の高い教育が求められます。現在飯野高校は、施設はすばらしいし、地域に密着した学校として高い評価を得て、極めて良好な伝統が根づいています。県立学校ですから、県の教育委員会が主体的に構想される問題ではありますけれども、その高校の内容、学科編成をどうするのかになりますと、進学コースとして理系とか文系にするのか、または体育的な、あるいは芸術文化的なコースにするのか、または、えびの市は国際交流のまちです、外国語を中心とした国際交流のコースや、情報処理のコースなど、いろいろなことが考えられます。


 また、高校に連結する小中学校をどうするか、これは高校部の専門部のコースに合わせてどのくらいの規模の学校にするのかという問題もありますし、各学年二クラス程度にしても、現在ある市内の小中学校を圧迫することは目に見えています。また、小中学生を全県から集めることになっても、中等部、高等部は、親元を離れて寮や下宿をすることは、可能なことでありますが、小学生の時期は心身の発達状況から見て、親と一緒に生活することを基本としていますから、親元を離れて通学するのは好ましいこととは言えません。


 また、小中高一貫となると、十二年間という長期にわたり、途中で進路変更を希望する児童・保護者が出てこないとも限りませんし、それを認めていくと、学校の存在が危ぶまれます。その他、学校新設、改築等の建築費の問題等もありますが、補助率は高いとは言え、地元持ち出しもかなりの額になるのではないかと予想されます。


 今挙げたのは、問題点のほんの一部に過ぎませんが、これからクリアしなければならない問題は、多々あると思っています。


 今後、先進校の資料を集めたり、メリット・デメリットや問題点を整理したり、あるいは推移を見たり、県教委の意見や考え方を聞いたりしながら、みんなで知恵を出し合って、どれくらいの可能性があるのか探っていきたいと思っています。


 特区申請についても、私どもはまだ手つかずの状態でありまして、内容等これから十分研究してまいりたいと思っています。長くなりましたけれども。


○議長(宮崎和宏君)  中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  大分ありがたいお話をいただいたと思っております。きょう言いまして、あすできるというような問題ではないと思っておりますけれども、市内の教育を考えたときに、私は一貫教育しかないんじゃないかなと思っております。


 また、小学校の生徒は親御さんとと言われますけれども、現在、市の定住政策とかいろんなことを考えても、世の中の動向を見ましても、リタイアした方を来てくださいというような性格が多ございますが、ここに述べました小中高までの一貫教育をつくったときには、親子で若い方をこちらの方に来てくださいというような定住政策もできるんではないかなと思うわけです。プラス面ばかりじゃないわけですけれども、一貫教育で十二年の中で、やはり英語を中心として、私どもそうですが、片言の英語ではなく、えびのの学校を出ると英語は何の不自由なくしゃべれますよというような生徒の輩出をし、世界に対してえびのの人材を輩出していくんだというような考え方もできるんではないかなと思っております。


 定住政策もいろんなものも含めまして、ぜひとも教育委員長におかれましては、市長との定住政策、いろんなものを含みながら、連絡をとりながら、この小中高一貫政策、ぜひとも導入できるように、また特区申請のこともありますので、ぜひとも頑張っていただきたいなとお願いを申し上げておきたいと思います。


 最後に、行財政について、各種団体の補助金について、きのう外園三千男議員の質問の中で、たばこ販売の補助金がカットされるというお答えの中で、課長がえびの市のたばこ販売促進協議会に対する補助金につきましては、平成十七年度まで約四十万円弱の補助金を交付しているところでありますが、本年四月十二日に国の会計検査が実施され、検査員の方々から当該補助金の支出は不適切であると指摘を受けたと、健康増進法が施行され、行政は住民の健康増進に配慮しなければならない、市のたばこ税の増加を目的とする補助金は公益性の観点からも問題があるということなんですが、貴重な財源ではあると思いますけれども、国の政策、これが絡んできますといろいろ難しいところがあると思われますが、どうでしょうか、市長、きのうのお答えの中でも、補正でもつけませんということですけれども、極端にゼロにということではなくて、段階的に削っていかれれば、あるいは削っていただけないだろうかと思うわけですけれども、どうでしょうか、市長、お尋ねを申し上げます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 その前に一点だけ、発言の訂正をお願いしたいと思います。うまい米づくりについて、「JAも真剣に考えていただいて」というふうに申し上げましたが、「JAも真剣に取り組んでいただいております」に発言の訂正をお願いいたします。


 それから、ただいまのたばこ販売促進協議会への補助金の問題であろうかと思います。心情的にはわかるんです。その気持ちもわかります。しかし、四月十二日に会計検査員がえびの市に入りました。そしてえびの市は単独の補助をするようでしたら、まだ財政に余裕がありますねというようなことを言われまして、実は、これ以上交付税をカットされますと、たばこ販売所の方々ではなくして、ほかの市民の皆さんにも大変御迷惑をおかけすることになるということもありまして、会計検査員の指示どおりに今のところやっております。また、会計検査員がいろいろと担当課に指示をいたしたようでございますが、指示されたところの課長は大変困っておるのも事実であります。そのようなことで、えびの市は自主財源が少のうございますので、交付税等に頼っておるわけでございます。これ以上、交付税がカットされるとするならば、えびの市の自主自立は先が難しくなるんじゃないかなと思うこと等もいろいろ考えながら、苦慮いたしまして、今回このような形にしたところであります。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午前十一時  〇分


                    開議 午前十一時 十一分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。中間從郎議員。


○十三番(中間從郎君)  ちょっと市長にお願いをしておきたいことがあります。


 前の財政的に断念された全天候型のゲートボール場の話なんですが、現在、宮日のきりしまの欄の方にコカ・コーラの協働、地元の協働とかいう話がずっと掲載されておりますが、市民との協働といろんなもので書いてあるんですが、ぜひともまた、できるかできないかちょっとわかりませんが、資金的にも協働していただいて、全天候型のゲートボール場の建設とか、そういう話もしていただきたいなとお願いをいたしまして、私の一般質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。


○議長(宮崎和宏君)  次に、十一番、押川秀齢議員の発言を許します。押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  ただいまより、私の六月議会における一般質問をさせていただきたいと思います。


 市長の政治姿勢についてということで、通告をさせていただいておりますが、一番目に、大型企業誘致について、三月議会で本会議の中で、社長と会うことになっているということを答弁をされたわけでございますが、これにつきましては、昨日の蔵園議員の質問の中でもあったわけでございますが、社長がおみえにならなくて会えなかった、その後現在までも会っていないということを答弁されていたわけですが、いま一度確認のためにお尋ねをしたいと思います。そのとおりであったのかどうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいま、議員が発言されましたように、昨日の蔵園議員に答弁したとおりであります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  社長の方がおみえにならなかったということで会えなかったということだったと思うわけでございますが、三月議会終了後、三カ月がたとうとしているわけです。そして有馬議員の質問に対して、大型企業に対しては、前向きで一生懸命取り組みをしていくというふうに答弁をされました。これもそのとおりであるか、再度、私の方からもお尋ねしておきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 三月議会以降、社長さんとは会っていないところであります。そして、この大型開発企業から開発の申請が出てきますれば、その計画を精査し、そして担当課へも指示したいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  企業の方から計画書なり、そういったものが出てくれば、担当課の方に指示をしていくということでございますが、市長は、三月の市長選挙における公開討論会の席で、来る企業は拒まないんだということも発言をされました。私もその場で聞いたわけですが、そういったことからして、待ちの姿勢ではなくて、話が実際あるわけだから、積極的に取り組みをするということは、考えられないのか、お尋ねをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 三月の討論会のときに、進出してくる企業は拒まないと言いました。実は大型開発の社長さんとお会いして、社長さんからお話を聞いたのが、昨年の十一月四日であります。これはもう既に政策協定を結んだ後でありまして、いろいろそのときに初めて知ったわけでございますが、もし計画を聞いて進出をされるようでしたら、えびのに進出してきてくださいと、そのかわり、えびの市は財政的に厳しゅうございますので財政的な支援はできませんけれども、ということははっきりと申し上げております。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  政策協定を結んだときには、この話はなかったんだということでございますが、私、まだその政策協定の話には触れておりませんけれども、企業が進出する意向がはっきりしているということであるから、前向きに取り組みをしていくというふうに、有馬議員の質問に対して答弁をされたと思うんですが、違いますか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 政策協定は、えびの市の発展と。(発言する者あり)


 大型企業の進出につきましては、今回の定例会でもお話をしておりますように、社長と昨年の十一月四日にお会いいたしまして、この話を聞いたところでありますが、進出されれば、えびのに進出してきていただきたいということは要望はいたしました。しかし、その後具体的なことは何も動きはありませんので、そのような状態になっておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  市長、私の提言も含めての話になるわけでございますけれども、進出する企業は拒まないということを言われている。そしてこういった大型企業の進出の話が出てきている。しかし、計画書は出ていない、計画書があれば担当課に指示していくんだということであるわけですね。しかし、先ほど言ったように、進出する、来る企業は拒まないということを言われる、こういった話が来ているのであれば、いや、社長とも会われた、十一月四日ですか、昨年の。ということであれば、やはり話が来ていると受けとめざるを得ないわけでございますね、違いますか、お答えいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  昨年の十一月四日に社長とお会いいたしました。そしてその計画を聞きまして、すばらしい計画だということは聞きましたが、計画書は出されておりません。ですから、社長に対しましては、進出されるんでしたら、ぜひえびのに進出してくださいということはお願いはいたしました。しかし、その後の動向が今のところまだないのでございます。ですから、担当課の方にもどうこうと指示するわけにいきませんが、現在のままになっておるところであります。


 今後、この大型企業から進出したいという計画書が提出されたならば、議会の皆様方にも御相談申し上げ、そして担当課にも精力的に指示をし、取り組んでいくように指示したいと思っております。しかし、現在のところ、まだ何もありませんので、そこまでいっていないのは事実であります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  このことにつきましては、私、三月議会でもお尋ねをした経緯がございます。その中で、えびの新聞の市長の年頭のあいさつ、一月二十日号、そしてまた市長選挙における宮崎道公後援会だよりの市長のあいさつ、この中にいろいろ市長の考え方が述べられているわけです。このことを三月議会で私は申し上げました。そして、今、市長は計画が出されれば取り組みをしていくんだと繰り返し述べられております。行政として、市長、こういった話があるのであれば、まさに天から降ってくるようなすばらしい話でございます。行政の方から積極的に働きかけをして計画書を出していただくように、働きかけるのが妥当だと思いますが、いかがでしょうか、お答えいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 何回も申し上げますように、昨年の十一月四日にお会いいたしまして、進出されるならば、ぜひえびのに進出してきてくださいというふうにお願いをしておりましたので、必ずそれが来るのではないかなと思っておりましたが、現在のところまでその動きが何もございませんので、そのままの状態でございますが、今議員がおっしゃいましたことに対しましては、御意見として十分承っておきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  まだこの問題について触れたいんですけれども、まだ三番目でもこの大型企業誘致については、通告をいたしておりますので、後の方に延ばさせていただきたいと思います。


 二番目に霧島地区に進出の話があった観光牧場、いわゆる丸正の関係でございますが、これも前に同僚議員の質問に対して、前向きに検討していきたい、担当課に指示をしていくというふうに答弁をされているわけですが、一昨日の有馬議員の質問にお答えになっておるわけですけれども、いま一度説明を願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ふれあい七二〇牧場から事業計画書の提出があり、関係各課で検討をさせております。その経緯については、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  ふれあい七二〇牧場の仮称でございますけれども、事業計画概要の提出につきましては、きのうお答えしましたように、平成十七年十月十八日でございます。それを受けまして、どういう聞き取りをするかということで、庁舎内で協議をしましたのが十月三十一日になります。その結果、聞き取り調査を十一月二日に行いました。


 聞き取り調査につきましては、丸正フーズより田代常務、七二〇牧場より真場長が出席されております。対応した担当課は企画政策課、観光商工課、財産管理課、健康生活課、畜産農林課の課長等でございます。


 その結果につきましては、十一月十八日に庁議を含む会議の方に報告したところでございますが、その後、十二月十四日にまた電話が七二〇牧場の真場長より電話がございまして、計画等若干変更したいということがございました。和牛を五百頭飼うことにしたいということでございましたので、これにつきましても、一月五日に庁議メンバー等に報告しまして、その対応をどうするかということを聞いたわけですが、再聞き取りをしたらどうかということで、再聞き取りを年が明けまして十八年一月三十一日にいたしております。丸正フーズより田代常務、七二〇牧場より真場長がみえられまして、対応したのはそれぞれ同じような担当課でございますが、内容としましては、十一月二日に聞き取りした内容を再度確認をしてもらうということで、私どもの方がまとめたものを再確認してもらったところです。


 その内容で違ったものはということでお聞きしましたら、和牛の飼育を五百頭程度実施したいと、それから農産加工場については、敷地内を計画しておったが、丸正の敷地内に変更したいということが、二点ほど変更ということでございました。


 その後、市長選挙がございますということで、新しい体制、四月になって新体制で後については協議をいたしますということで、その場はお別れしておりますけれども、新しい体制になりまして四月三日に再度庁議メンバーと協議いたしまして、問題となります畜産公害問題についての詳細な聞き取りが必要じゃないかというのと、高野団地の状況等についても、把握すべきじゃないかということで、担当課では高野の牧場の方を見たところでございます。(発言する者あり)


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  今、私が再度説明を求めたのは、何が問題になっているのか、どこで話が進まなくなっているのか、このことを確認したかったわけです。今、公害問題が問題になっているということでございますが、一昨日、有馬議員の質問の中でも、実際にこういった牧場が各地に開設されているわけですね。そして、公害問題に関しては、いろいろ国の規制がございます。その規制をクリアしてやるんだという話があることを聞いております。


 先ほども申し上げましたように、市長は来る企業は拒まないんだということを言われるわけです。これは、結局この来る企業に該当しないのか、市長、どうでしょう。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 進出してくる企業がいろいろな計画を出されて、それがクリアするならば、全部受けたいと思っておるのであります。しかし、今回の今この問題になっております七二〇牧場につきましては、下の方に簡易水道施設もあるようでございます。まずその地区の方々と話し合いをし、そしてその地区の方々がその話し合いをわかっていただき、それをクリアすることができれば前向きにさらに進んでいくというふうに考えております。


 とにかく、来る企業は拒まないのでございますが、公害問題になりますと、これはまた別でございますので、真剣に考えないと、えびの市民に迷惑をかけたらいけないというふうに考えておるところでありますし、これが地域住民の方々との話し合いができ、公害問題がクリアできれば、難しくないのではないかなと思っているところです。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  地元の方々と協議ができ、話し合いができて、そして公害問題がクリアすれば難しくないということでございますが、地元の方々の御意見を聞かれたことがあるのかどうか、この点についてお尋ねします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  一人一人何人も尋ねたわけではございませんけれども、簡易水道の関係の方と一人、そして地域住民の方々とも二、三の方と話したことがございますが、できることならば、この七二〇牧場をつくっていただきたい、しかし公害がないようにしていただかなければいけないということは話をされたのであります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  市長、一人とか、あるいは何人かとかいう話でございますが、行政としてやるならば、やはり地区の代表の方々、あるいはその地区の全体の集まりをお願いして話を聞くなり、説明をするなり、このことは大事じゃないかと思いますが、どうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 今、議員がおっしゃるとおりなんです。今、霧島の方に経済連の豚舎ができております。この問題につきましては、地域の区長さんが、公害防止協定に印鑑を押されまして、大変いろいろと問題があったようであります。そしてまだ最終的には、その解決がついていないのではないか。もし飲料水に公害が出てきたらどうするか、企業がえびの市の水道を引いてくれるかというようなところまで来たようでございますが、その話がまだ解決していないというようなことでございますので、今議員がおっしゃいますように、地域の方々と、全部の方々と話をするのが一番いい方法だと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  市長がおっしゃるとおりです。すべての問題で、十分な説明をし、そして了解をいただく、その上で事業推進に当たっていくということは、これはもっともなことでございます。だから、この大事な問題を、市長、一、二の人の話を聞いて、聞いたからこうだと、今この本会議場で言われたわけですね。私が申し上げたいことは、まさにそのことを申し上げたいわけです。地元の方とやはり広く意見を聞くということが大切である、そのことをされたかどうかということをお尋ねをいたしております。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対する答弁は、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  議員さんが御指摘のとおり、地元に説明をしなければならないというふうに思いますけれども、私どもとしましては、地元に下ろすだけのまだ資料が、説明できるような資料が手元にないということで、話をしているところでございます。


 特に、高野の問題につきましては、人吉市の問題、それから高原町で問題になりましたけれども、そちらを高野団地の方を見られて高原の方も非常に厳しい対応になったという状況も聞いておりますので、私どもとしましては、まずは地元の人たちが高野団地を見られても納得できるような対応をしてほしいということでお願いをしておるところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  今の課長の説明では、高野団地の関係やら高原の関係、そういった状況があるから難しいというふうに考えておられるようなふうに印象を受けたわけですが、この観光牧場、観光牧場というか、七二〇牧場のこの関係は、切り離して、もちろん参考にするということは大事でしょうけれども、やはりこの地区の発展、あるいはこの農産加工場という話もございましたが、今、丸正フーズとされては、葉タマネギの契約栽培、あるいはその他の青物野菜の契約、そういった観点におきましても、相当広い消費シェアを持っておられるわけです。あるいはえびの産の米にいたしましても、取り扱い可能なすばらしい消費のシェアを持っておられるということで、私はえびの市にとっても大変役に立つことになるんじゃないかなと思うわけですが、その公害問題を言われるわけですから、これがクリアするということが市長の考え方の中でも大事だということでございます。今後の対応としてどのようにされるおつもりか、いま一度お尋ねします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 このふれあい七二〇牧場の進出につきましては、地域住民の方々と十分話をしながら、そして現在、霧島地区にできております養豚場のような形にならないようなふうにしていきたいと思っておるところでございますので、まず地域住民の皆様方に説明会をし、そしていろんな問題も出てくると思いますが。(発言する者あり)


 現在、七二〇牧場から進出計画が出ております。そしてそれが地域住民の皆様方に説明をし、公害問題もクリアできたならば、前向きに行くようにいたします。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  七二〇牧場の件については、前向きに取り組みをしていくということでございますので、次に進めさせていただきたいと思います。(発言する者あり)


 次に、三月議会において政策協定や大型企業誘致等について、今後市民の皆様に説明をしていくと言われたわけですが、その後、市民グループの方々から公開質問状が出されたと聞いていたわけですが、実際、蔵園議員の資料要求によって、その資料も提出をされております。市長は、市民の方々が納得のいく説明がされているのか、あるいは、今後納得のいく説明ができるのかということをお尋ねしたいわけですが、まずそのことをお尋ねいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 現職市長という立場から、市民の皆様への説明責任を果たすという観点から、地区座談会を計画して、その中で説明することといたしました。第一回目は、五月三十一日に真幸地区体育館で開催し、直接市民の皆様へ説明させていただいたところでございます。当日、出席者の市民の方々は御理解いただいたと思っております。


 今後も、地区座談会を残り市内全域について、開催してまいりたいと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  これも三月議会において、いろいろ指摘をされて、市民の方に説明をするということを言われたわけですが、そのことに従って説明会を開催していくと、一回目を、六月二日付の新聞でありますが、五月三十一日一回目の市政の座談会を真幸地区の分をやったということで新聞にもあるわけです。市長、ここに至るまでに、説明をするとかしないとかいろいろありまして、そして区長会に新原氏と出席して理解を求める、説明をして理解を求めるということで、言われたということで新聞に掲載されました。そしてその後、その定例区長会で、宮?市長は冒頭のあいさつを終えると、協定については全く触れずに、約十五分間で退席した、区長側からの質問もなかったということでございますが、こうして話がくるくるくるくる変わっていくんですね。このことが市長、姿勢、市長の政治姿勢として、本当に信頼が失われていくんじゃないか。


 私どもは、市長は二期目の市長に就任されて、一生懸命取り組みをされていかれるわけです。やっていきたいんです。そしてきのうの一般質問でも、いろいろ核心についての答弁がどうもわかりにくい。私人であるとか公人であるとか、そのことがわかりづらいわけです。そして今、申し上げましたように、話がくるくる変わる、このことに不安を覚えるんです。市長、一生懸命さはわかるんです。なぜ区長会において説明をすると言っておいて説明をされなかったのか、その点をお尋ねいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 実は、五月の区長会で説明する予定でございましたけれども、その五月の区長会には、政策協定の相手の新原さんがおみえになっていらっしゃいませんでしたので、説明はいたしませんでしたが、今月の五日の区長会には、新原さんもおみえになっていらっしゃいましたので、そこで区長会で説明をはっきりといたしております。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  五月の区長会では説明はしなかったけれども、六月の区長会で説明したということでございます。一月おくれということでございますね。


 真幸地区の説明会の中で、きのう蔵園議員の発言の中にもございましたが、「拒否はしていない、個人的なことなので、相手に話してから公表するという答弁をした」、こういうふうにあるわけですね。議事録には、そのようになっていないわけですね。これは三月の会議録ですね。「会議録を示す」二百四十九ページから二百五十ページにかけての質問と答弁ですが、今ここで言われておるようなことは会議録にないわけです。どうでしょうか。それはどこから持ってこられた説明ですか。議場では言っておられないわけです。お答えいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 この政策協定につきましては、九月八日の日にえびの市長選に出馬する予定の宮?道公と、新原不可止氏が政策協定を行っております。ですから、私はこの政策協定の写しを出しなさいというようなことが質問があったことは覚えております。そのときに、個人との契約、政策協定でございますので、相手のあることだから、相手の方の了解も得て提出したいというふうな気持ちでおりましたので、そのように言っておるところでございますが、この政策協定については、何も裏にもありません。取引もありません。だから隠すつもりはありません。これは既に十月号でしたか、はっきりわかりませんけれども、えびの新聞に宮?道公、えびの市長選出馬予定の宮?道公と新原不可止氏が政策協定をしたということは、記事として掲載してあったと思うんです。


 ですから、私も政策協定を否定する考えは毛頭持っておりませんし、皆様方にこの説明はしたいというふうには考えてはおりましたので、そのようなことになったのかなと、自分でもそのように思っておりますが、全然この政策協定については、やましいこともありませんし、裏取引もありませんので、政策協定はしていないということは、申してはおりません。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  市長、私はその政策協定が何かやましいことがあるとか、あるいは政策協定がどうのということはお尋ねをしてはおりません。ただ、発言が気持ちがあったか、その気持ちを言ったんだと、こう言われましたね、質問事項からちょっと朗読いたしますが、「質疑応答で市民が三月市議会一般質問でなぜ説明を拒否したのかと質問する」、これに市長は答弁されているんですよ、「拒否はしていない、個人的なことなので、相手に話してから公表する」という答弁をした。答弁をしたと書いてあるんです。だから、私が申し上げているんです。会議録にはない、どこから持ってこられたのかとお尋ねしたんですよ。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 この政策協定については、していないとか、そういうことは毛頭考えておりませんでしたので、五月三十一日、三月議会が終わりまして二カ月であります。その記憶が自分でもはっきりとしていなかったと思います。だから拒否はしておりませんということで説明をしたと思っております。この政策協定に何かあれば、もう選管でも警察でも中に入って大変なことになっておると思うんです。だから、「もうそげなことはよかっじゃが」というようなことが五月三十一日の真幸地区の体育館では出ております。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  説明会の中で、「もうそげなことはよかじゃが」ということを言われたと、市長、ここは本会議場ですね、本会議場ですよ。えびの市のトップリーダーとしての市長は、そういった言葉を崩しての説明、これを指摘しておきたいと思いますが、私は許されるべきではないと思います。


 そして、その説明会の中で、これはお尋ねでございます。何名の方がそのように言われたのか、出席人数が何名だったのか、この点についてお尋ねします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 先ほどの質問で、実は参加者の中から、「もうそげなことはよかじゃが」というふうなことで言葉を崩して言いましたけれども、その点につきましては、訂正をさせていただきます。「もうその点については、いい」ということでありましたし、出席人員につきましては、私の方でよく把握しておりませんので。(発言する者あり)


 この点につきましては、企画政策課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  済みません、たびたび。この人数に対しては、企画政策課長に答弁をいたさせるつもりでございましたけれども、出席人員は四十九名であったそうであります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  四十九名ということでございますが、その中で、「もうそういうことはいい」と言われたのは、何名ですか。お尋ねいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 四十九名の中で、質問者は一人でありました。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午前十一時五十九分


                    開議 午後 一時  〇分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 その前に、市長の方から発言の訂正の申し出がありますので、それを許します。宮?市長。


○市長(宮?道公君)  まことに申しわけありませんけれども、答弁の訂正をお願いをいたします。


 政策協定についての区長会への説明について、「五月は新原氏が出席できなかったため、説明をしていない、六月は説明した」旨の答弁をいたしましたが、「四月の区長会では新原氏が出席できなかったため、説明の予定を取りやめました、五月の区長会では、政策協定について地区座談会開催の中で説明していく旨を説明をいたしました。六月の区長会でも座談会の内容等を説明いたしております」に訂正をお願いいたします。


 それと、もう一件でございますが、先ほどのふれあい七二〇牧場の答弁の御訂正をお願いいたします。地域住民と話し合いをすべきではないかとの質問に対して、「公害問題をクリアするため、地域住民と話し合いを行ってまいります」という旨の答弁をいたしましたが、これを「有馬議員に対しまして、畜産農林課長よりふれあい七二〇牧場の経過報告の中で、平成十八年四月二十四日、七二〇牧場の真場長から、しばらく冷却期間を置きたいと電話連絡があったと御答弁いたしております。したがいまして、七二〇牧場からの公害に対しての考え方などが示されましたら、検討させていただき、その旨企業からの地域住民に対する説明の開催をお願いしてまいります」に訂正をお願いをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  休憩前の質問を継続してやらなくてはならないわけですが、今、七二〇牧場の件についての、市長答弁の訂正がございました。これについて、一つだけお伺いをしたいと思います。


 先ほどは、市長、訂正されましたその前の答弁のとおり、前向きに取り組むというふうに受けとめましたので、次に進んだわけです。


 ふれあい七二〇牧場の方からは事業計画書が示されているわけでございますね。この中で、問題になっている公害というその件については、家畜排泄物については、家畜排泄物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律に基づき、整備する会社において、適正な管理を行い、発酵処理した後、有機肥料土壌改良剤として利用するというふうになっているわけですね。このことがどのように問題になっているのかお尋ねをいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいまの質問に対しては、畜産農林課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  伊藤畜産農林課長。


○畜産農林課長(伊藤保也君)  先ほど、経過報告の中で若干申し上げましたけれども、高野団地に農場が三つほどございます、関係農場になりますけれども。そちら等につきまして、地域住民に説明する場合に、地域住民の方もぜひ見たいということもあるんじゃなかろうかというようなことがありまして、私どもとしましても、事前にそれを見るべきじゃないかということで見たところでございますが、若干その周辺の環境問題でしょうか、そういう問題もありましたので、法的にはそれが守られているというふうには思いますけれども、地域住民が見られたときに、場内で雨水がそのまま流出するおそれもあるということを判断したところでございます。


 そういうことで、真場長の方には、高野の状況については、一応説明をいたしまして、もうちょっと具体的な内容を、特に霧島地区については、非常に急傾斜地でありまして、そして下流の方には数カ所の湧水があるというようなことも御説明申し上げたところでございます。もうちょっとその内容について、法的には十分これでクリアできると思いますけれども、地域住民に対しての説明としては、もうちょっと我々としては、正直なところを言いますと、市はどうかという意見を聞かれた場合に、適切な説明ができないということを申し上げたところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  七二〇牧場の方から計画の一時中断ですか、そういったことが申し入れがあったというようなことでございますが、再開されたならば、先ほどの市長の答弁された前向きな考え方を説明いただいたわけですから、再開されたならば、そういったことで取り組みをしていただきたいということを申し上げておきたいと思います。


 それでは、午前中に引き続きまして、説明会の件について、お尋ねをしてまいります。


 何名の出席だったのか、そしてその中で何名の方が、「もうそういうことはいい」ということを言われたのかということでお尋ねをいたしました。四十九名の方が出席をされて、質問者は一人であったということでございますが、この一人の方が「もうそういうことはいい」というふうに言われたということに受けとめでよろしいでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 五月三十一日の真幸地区体育館での説明会では四十九名中、一人の方がそのように言われたのでございますが、ほかの人は何もおっしゃいませんでしたので、皆さんがそのような気持ちであるというふうに私は受け取ってところであります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  一人の方が言われて、ほかの方は何も言われなかったから、そのようにみんな同じ気持ちであろうというふうに受けとめたということでございますが、実は、この説明会に出席された方から、私も複数の方からいろいろお話を伺っております。市民の感情としては、説明会に行って、納得いくような説明会ではなかったというふうに受けとめて帰ったという方の意見を聞いております。


 しかし、市長、意見は両論あるわけです。市長がこの本会議場において、一名の方が言われたのをさも総数の方が言われたように何回も何回もこの議場において繰り返し説明をされたわけです。このことは、ここで私が市民を代弁して質問をしているわけでございます。私に答弁するということじゃなくて、やはり市民の皆さんに答弁しているんだということで答弁していただきたいわけです。聞いておれば、そういった姿勢じゃなくて、市長本人の都合のよいように理解をし、それを答弁されているというふうに受けとめられるわけです。


 そしてこの政策協定について、立会人として冨岡務氏、宮?和宏氏、村岡隆明氏、三名の名前も新聞に掲載されておりました。政策協定者の新原氏はもちろんでありますけれども、こういった立会人の方々にも迷惑がかかっていくんじゃないですか。こういったことで私人であるとか公人であるとか、あるいは説明の内容が一々違った、こういったことで議論が長引けば長引くほど、皆さんにも迷惑がかかるというふうにも思うわけでございますが、いかがでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 その政策協定の件につきましてでございますが、長引けば長引くほど、いわゆる市民の皆さんに迷惑をかけるんじゃないか、心配をかけるんじゃないかというようなことでございますが、私も現職の市長として、この政策協定を結ぶときには、市長でありましたけれども、立候補予定者として、政策協定をいたしております。しかし、現在は、市長でありますので、市民の皆さんに誤解のないように地区座談会等で説明をしてまいるということでございます。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  ちょっと意味を取り違えられたようでございますけれども、それはそれでいいです。現在、市長であるから説明をする、こう言われますが、そして今までも問題に、質問と答弁との食い違い、かみ合わない部分があるわけですが、この政策協定を結ばれるときに、そのときは立候補予定者として、個人の立場で政策協定を結んだというふうに何回も繰り返し説明をされておられるわけですね。


 これについて当の政策協定者である新原氏が十八年四月二十日号に記事を出しておられます。考え方を述べられております。公人と私人の違いはということで、宮?市長は、個人名で署名しており、私的な文書であり、公表できないとしているようだが、現職の市長が市長室において、公の選挙に関しとりかわした重みのある文書なのであります。宮?道公氏は常にえびの市長の身分と不可分一体の関係にあり、個人としてやったという言いわけはこの際通用しないだろう。これは新原氏が書いておられるわけですね。これについて市長、再度考え方をお聞かせいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 私は、えびの市長選立候補予定者として、政策協定を結んだものであります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  ということは、どうなんでしょうかね。公人であったわけですよね、その政策協定を結ばれたその時期に市長であったわけです。だから、公人ではいけない、市長はやはりそこに立候補予定者としてやったんだとこう言われる。何で公人であったということを言われないんですか、何かそこに理由があるんですか、そのことをお聞かせ願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 政策協定は、立候補予定者でないと結べないと思うんです。えびの市長で結ぶといたしますと、大変なことになるんじゃないかと思っておりますが、市長でありましたけれども、任期満了に伴う次期市長選立候補者であったということであります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  それでは、今の市長のその言い分であれば、一方の政策協定者、先ほど朗読いたしましたが、公人として認めて協定を結ばれているんです。その食い違いをどういうふうに説明するんですか、お尋ねいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  先ほど答弁したとおりであります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  先ほど答弁したとおりであるということでございます。もう時間もなくなってまいりますけれども、立候補予定者が二人あって、その二人で政策協定を結ばれた、立会人まであって。そして、一方の協定者は公人であるという認識のもとに協定を結んだと言われているわけです。一方はそうじゃないんだと言われる、市民はこういったことを踏まえて、新原氏のこのえびの新聞に当時から書かれている大型企業誘致の問題、そして政策協定等についても報道されたわけです。市民の皆さんは、こういうことを選挙戦において、判断材料として、投票に臨まれたわけでございます。その基本になる政策協定の基本的な部分で両者の認識に食い違いがある、このことは市長、一般市民の皆さんはわかりづらくなってきますよ。市民の皆さんにわかりやすく説明していただく、このことだと私は思うんです。もう一遍お答えください。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 私が九月八日に政策協定を結んだときには、私はえびの市長選挙に出馬する予定となっておりました。しかし、相手の新原不可止氏もそのとおりでありましたし、政策協定を結んだわけでございますが、現在におきましては、私はその選挙で当選いたしまして、市長という公職の立場にあるということであります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  そのことは十分わかっております。市長が政策協定を結んで、一本化されて、陣営を立てられた、そしてその政策協定者である新原氏の発行されるえびの新聞を市長指示の内容で全部報道されております。市民の皆さんは、だから先ほど申し上げましたように、そういったことを選挙戦に向けての判断材料とされたんだと、私は当選して今市長ですよ、それは当然なことですよ。だれも否定しておりません。その政策協定者が二人の間で認識が食い違っている、そのことについてどのように市民の皆さんに説明をされるのかと私はお尋ねをいたしております。もう一度お答えいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 現在は、私は現職の市長といたしまして、市民に対しまして説明責任があると考え、市政座談会等で説明をいたしているところであります。今後とも市政座談会は行って説明をしてまいります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  少しお尋ねすることにおいて関連する部分がございますので、この四番目の通告いたしております関係に入らせていただきます、時間がございませんけれども。


 この調理部門の民間委託をされたわけですが、一年前に保育所を民営化されたわけですね。これについて最近、新聞報道等において、横浜市が保育所民営化が違法であるというふうに報道されたわけですね。時間がございませんので、私の方から申し上げますが、この違法である問題点は、早急な民営化は、裁量権の行使の逸脱、乱用があったとして、違法性を認定したということです。


 判決は、市民に十分説明するよう行政に求めている。また一方では、多様な保育ニーズにこたえる民営化も一つの選択肢としたが、不利益を受ける可能性のある子供や保護者を考慮すれば、早急に進める根拠としては不十分ということになっているわけです。この説明責任問題、今関連があるからということで申し上げましたが、説明責任を十分果たさなければ、今保育所民営化の問題も、横浜の問題、こういったことになってくると思うわけです。まず、説明責任ということにおいていま一度、市長、市民の皆さんに対する考え方をお聞きいたしますが、今説明会を真幸地区されて、四十九名の出席、これで十分説明責任が済むと思っておられるのかどうかお尋ねいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 真幸地区で四十九名であったということで、十分と思っておるかということでございますが、今後も引き続き説明会は行っていくのであります。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  今後も引き続き計画して実行していくと言われるわけですが、どういう計画で実施されるのかお伺いいたします。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 説明会の地区割りにつきましては、企画政策課長をして答弁をいたさせます。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  地区座談会の開催の計画でございますが、五月は三十一日に一回やりましたけれども、今後の計画といたしましては、一年間を通して全地区を回りたいということで、原則的に市内を十六のグループに分けまして、そのグループを最小単位としてやりたいということで、お願いをいたしております。当面、七月と八月につきましては、議会終了後、日程を一応四日間ほどお願いいたしまして、七月二十六、二十七、それから、八月十六日と十七日につきましては、区長さん方の方に六月末の区長文書で開催の計画を周知いたしまして、希望されるところに手を挙げていただくということで、六月末に文書を配付する予定にしております。


 その後はまた、議会開催月を除きました月に順次行って希望されるところから実施していくという予定でございます。


○議長(宮崎和宏君)  押川秀齢議員。


○十一番(押川秀齢君)  希望されるところということでございますが、言いたいことはございますけれども、時間がございません。希望されるところじゃなくて、みずから説明をする責任がある、それが説明責任であるというふうに思っております。市長、いま一度その点についてお答えいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 まず、一つ訂正をお願いしたいと思います。先ほど、地区説明会と言ったようでございますけれども、地区座談会に訂正をさせていただきます。この地区座談会は、政策協定だけの説明会ではないんです。市政全般にわたりましてやっていくということであります。


○議長(宮崎和宏君)  次に、六番、村岡隆明議員の発言を許します。村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  それでは、通告に従いまして、私の一般質問を早速始めさせていただきたいと思います。


 まず、第一番目に協働のまちづくりについて、通告をさせていただいております。このテーマは、私にとっては残念ながら永遠のテーマになっておりまして、たびたび一般質問の項目に上がっておるわけでありますが、なかなか具体的なわかりやすい答弁をこれまでもらった記憶がございませんので、ぜひ具体的な答弁をいただきますようお願いをいたしたいと思います。


 今回は、この協働のまちづくりについて、企業、商工業者と市民との、行政とのまちづくりにポイントを絞って質問をさせていただきたいと思います。


 行政と市民、企業が協働で一つのイベント、これを行うことの必要性について、市長はどのようにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 現在のところ、行政と市民が一体となったイベントとしては、産業文化祭があるところでございます。これは市と農協が主体となって産業祭の場を設置し、基本的には市民の皆さんがその場で産業と文化の取り組み状況を披露する場となっております。


 市民が一体となって企画運営するところまでは行っておりません。今後のイベント類の取り組みについては、市民の盛り上がりがあれば、行政は必要に応じて側面から支援する形をとっていきたいと考えております。ただ、協働という新しい形を想定してのものであれば、目的の共有、協働の理念、その役割分担についての基本的な認識から話し合いをしながらやっていく必要があり、そこに至る協議の過程に意義があろうと思われます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  いつも市民との協働の提案をさせていただくときに、市民の盛り上がりがあればという条件がいつもつくわけなんですが、なかなかここが難しい状況があるというのは、十分市長も御存じだと思います。この市民の盛り上がりを待っていたのでは、いつまでたっても協働は進まないと思うわけですが、先ほど市長は、産業文化祭のことを例にとられて説明されましたが、残念ながら、こういった協働の取り組みといいますのが、産業文化祭は長い歴史がございますけれども、新たな取り組みとしてこの地方分権が進む中で、市民と協働で、企業と協働でやっていこうと、そういった流れが見えてこないわけですが、この一つのイベントというのは、非常にわかりやすいツールの一つだというふうに考えておりますが、今回南九州コカ・コーラボトリング株式会社様がえびのに工場を建てられてコラボレーションも進んでいくというふうに非常に期待をしておったんですが、なかなかこの進捗状況も見えてこないわけです。


 産業文化祭の例をとられましたけれども、具体的にこの南九州コカ・コーラボトリング株式会社とのコラボレーション、建設が決まって見学棟をつくるということが私たち、知りましてから長い年月がたっているんですが、なかなかこのコラボレーションが見えてこないんですが、この進捗状況についてお話をお伺いさせてください。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  南九州コカ・コーラボトリング株式会社とのコラボレーションの進捗状況につきましてでございますが、コカ・コーラの方で三つの柱で計画されておりますイベントの中で、三月には、市民花壇づくり、五月にNPOえびのとの協働によるフリーマーケットなど、なされております。今月には教育委員会による小・中・高校生のひまわりの種を植栽する体験イベントがなされております。これまでは、行政のかかわりとしましては、観光商工課を窓口として、連携により進捗しておりますが、環境イベント、それから協賛イベント、市貢献イベントの内容によっては関係各課との協働もあろうかと考えているところです。


 今後は、まちづくりの観点から企画政策課の方でも連携を深めていきたいと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  このコラボレーションの考え方といいますのは、大分早い時期から示されていたと思うんですが、今課長が紹介していただいたいろいろなイベントというのは、企業がかなり主導権をとって行っているイベントじゃないかと思うんですけれども、もう少し積極的に、余りリードする必要はないと思うんですけれども、行政のタッチするスタンスといいますか、どういったポジションで協働していくかというのがなかなか明確に見えてこないんですが、その点については、どのような認識を持っていらっしゃいますでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  この間、コラボレーションという姿勢は示されておったところですが、それにかかわるところの基本的なスタンスについての話し合いといいますか、そういったものがないままに来ております。ただ、企業としては、操業開始、それから花壇等の植え込みということで、観光商工課の方でそういった要請にこたえながら動かれるという形で来ておりますが、私どもといたしましては、協働の理念といったものもきちんとすり合わせをしながら、今後やっていきたいというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  コラボレーションの担当が今度企画に移ったという話なんですが、実は、この話はもう当然見学棟ができる前から構想としてはあったわけなんですが、どうしてこう遅く、なかなか進まないのかなと、五月七日にNPOえびのが一応主催という形でイベントをされましたけれども、民間と企業との間では、すぐにすり合わせができるわけですね。お互いのポジションもきちんとわかって、お互いの特徴を出しながらやるということがすぐできて結果も残ったわけなんですが、なかなか行政ということが後回しになっているといいますか、なかなかどっちももう期待しなくなっているんじゃないかという不安もあるんですけれども、もう少し積極的に自分たちのポジションというのを明確にしていただきたいというのも強い姿勢なんですが、その五月七日のイベントでは、一日で七千人を超える来場者があったという発表がありまして、非常に市外からもお客さんが多かったわけなんですけれども、こういったことの取り組みについても、どういったところからどういった形で人が来られているのかとか、観光客の動態の調査とか、そういったことも行政であればできると思うんですけれども、そういった取り組みとかはお考えにならなかったんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 今御指摘のとおり、グリーンパークえびのさわやかフェスタということで、フリーマーケットを開催し、その中で地元の特産品、物産品を販売したわけでありますが、来客者といたしましては、七千名以上ということで把握はしておりますが、地元の物産業者六業者、それと加工グループの方々、そしてフリーマーケットにつきましては、市内外から五十名が区画に分かれて百区画ぐらいということで計画されたわけでございますが、今言われましたように、来場者のどういう方がおみえになったかというアンケート調査までは、まだ今回の場合できませんでしたので、今後努力させていただきたいと思っております。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  市長は、この前の商工会の総会の中でも、この大きな誘致企業、企業の誘致に成功して、このグリーンパークえびのに来る観光客を地元の商工業者の皆さんにも利益が分配できるように頑張っていくというようなお話を総会の中でもされたんですけれども、そういったことを踏まえても、どこからどういうお客さんが来て、このグリーンパークえびのに来たお客さんがどこに宿泊されるのか、そういった調査というようなことが一番最初に行われるべきじゃないかなと、それも予算も使わずに簡単にできるようなことじゃないかなと思うんですが、そういった取り組みということに関しては、市長はどのようなお考えをお持ちでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 いわゆるコカ・コーラの敷地で開催するイベント会場にたくさんの方々がおみえになりますし、市外の方が来られたときにどのような形で、例えばどこに宿泊されるかというようなことを聞くなり、または調べることには別に予算も要らないのではないか、大型企業を誘致し、そして私もそのコカ・コーラのイベントに対しましては、地元の商工会とも十分話をしながら、このイベントにおいでになるお客さんに対し、いろいろこのお客さんを、表現は悪いんですが、利用していただきたいというようなことを申し上げた事実もあります。


 そのような形で、今後第一回目、五月七日でしたか、九日でしたか、第一回目が終わっておりますので、既にその計画をこちらの方で調査していないわけでございますが、次回のときにはぜひそのような形で調査をし、そしてまた商工会の方々とも連携をとっていかなければいけないなと思っておるところであります。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  そういった調査ということに関しましては、イベントのときに行うということも重要だと思うんですが、この南九州コカ・コーラボトリングさんとの調整が進めば中にアンケート用紙を置いていただくなり、それでえびのの物産が何か当たるとか、そういった企画も考えながら進められると思いますので、まず市民と企業と行政が一つのテーブルに着く場をぜひ一刻も早くつくっていただきたいと。その中で効率的なまちづくりがお互いの責任のある立場を認識したまちづくりができていくと思うんですが、その点については、市長、どのようなお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 ただいま、御提案いただきましたが、その点については、前向きに、いいことでありますので検討していきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  これは、行政が引っ張っていく必要もないと思いますので、そういった場を、機会をつくっていただいて、お互いの責任の携わり方といいますか、そういったことを確認する場をぜひつくっていただければと思います。


 先ほどの課長の説明の中でも、この南九州コカ・コーラボトリングさんが三つの柱でイベントを進めていくお考えだということだったんですが、NPOの方とはもう大分先の話までイベントの協力とか、そういったことが進んでおりまして、順調に進んでいるんですが、その中でももう少し行政と連携がとれないかなという話は出ているという声も聞いております。


 そこで市長に一つお願いがあるんですが、昨年の十二月議会でこの件を取り上げさせていただいたときに、湯田橋の下流北側河川敷、ちょうどコカ・コーラのコラボ棟の南側に位置する、以前水防訓練で整備した場所なんですが、この土地の敷地の、今、国土交通省が管理しているわけなんですが、敷地の占有許可についてお伺いしたときに、市長は、この河川敷は何とかしなければいけないと思っていると、河川法の第二十四条に基づく許可申請については、関係機関と相談をしながら決めていきますという答弁をいただいているんですが、その後、この関係機関と相談をされて何か結論が出たものか、お聞かせ願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  平野観光商工課長。


○観光商工課長(平野浩二君)  お答えいたします。


 具体的に計画とか方針とか、まだ具体的な検討はしておりませんでしたが、今言われました水防訓練跡の用地につきましては、国土交通省の川内川工事事務所、真幸出張所長、前小畑所長の方からお話があり、観光商工課といたしましては、スポーツ観光のグラウンドとして使用できないかということで検討はしてまいりました。しかし、球技競技でありますラグビー、サッカーと、そして野球、ソフトのグラウンドということでも考えて、いろんな関係競技団体と話し合ったところでありますが、延長につきましては、距離は十分あるが、幅について少なくとも百メートルないとグラウンドとしては使用できないということもありまして、その後スポーツ観光としての取り組みについては、現在進んでいないところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  スポーツ観光としては、断念というようなお返事だったんですが、これを河川事務所の方も一回整備した経緯がありまして、ぜひ市の方で管理してくださいという指導があったと思うんですが、企業側もぜひあそこを草ぼうぼうの状態にせずに、草を刈って管理をしていただきたいと。またそのNPOさんの方も環境学習とかカヌー体験とか、あの場を借りてコカ・コーラと協働でやりたいという願いがあるという話をお伺いしましたので、先ほど、その三者がテーブルに着く機会を前向きにつくっていくというお話でしたので、ぜひその点も含めて協議を進めていただきたいと思います。その点について、御見解をお聞かせください。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 この件については、ただいま質問がありましたように、ぜひ同じテーブルに着いて検討していきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この件につきましては、今回非常にこのまちづくりに理解がある、非常に力もある大きな企業が積極的にこのえびののまちづくりに参画されるということで、市民も引っ張られていっているような形でうまく市民のボランティア精神にも火がついていると言うような情況だと思うんですが、えびの市内の商工業者、商工会とかその青年部、青年会議所などとコカ・コーラの恩恵に甘んじるだけでなく、こういった商工業者と新たなまちづくりのコラボレーションといいますか、昔の花火大会とか、いろいろまちづくりのイベントを主催されていた経緯があると思うんですが、最近そういった若い人たちがイベントを主催する機会というのが非常に減っておりますので、地元の商工業者と新たなまちづくりのコラボレーションを考えていく、そういった考えはございませんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいま、質問いただいたところでございますが、非常にいいことであると思っております。以前は加久藤でも花火大会を行っておったところでございますけれども、このような時代になりまして、現在は行われておりませんが、いいことですからぜひ前向きにこれは検討していきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  これは具体的に花火大会ということに縛られなくてもいいと思うんですが、自分たちが苦労して一つのことをやり遂げるという、まちの担い手としての自覚を若い人に芽生えさせるいいきっかけになると思いますので、ぜひそこら辺も考慮していただければと思います。


 続きまして、協働のまちづくりについての二点目、まちづくり基本条例・自治基本条例について質問をさせていただきたいと思います。このまちづくり基本条例、いろんなところで自治基本条例とかいういろんな名前で呼ばれているんですが、北海道のニセコ町で条例化されてから住民の手による自分たちのまちのルールづくりとして、まちづくり基本条例、多くの自治体で策定されてきているんですが、これまで私を含め、ほかの議員さんもこのまちづくり基本条例の提言というのをこの議場でされてきたと思うんですが、改めてまちづくり基本条例に対する市長の御見解をまず最初にお聞かせ願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 地方が生き抜くためには、地方がその責任と知恵により特色ある施策を講じていかなければならない時代となっております。えびの市においても市民の責任と知恵をまちづくりに生かすため、市民参加と情報の共有、まちづくりにおける市民と行政との役割分担などのルールを規定することにより、市民が主役のまちづくりが実現できるのではないかと期待いたしておるところであります。


 また、市民が自分でできることは自分でやるという制度をつくることにより、地域での思いや責任感を養うことができ、地域に根差した人材育成が図れ、地域の活力が生み出されるということも期待できます。このようなことから、まちづくり条例の必要性については、十分認識しておるところでございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  完璧な答弁ありがとうございました。十分必要性はわかっていらっしゃるというふうに認識したんですが、これはつくるプロセスというのが一番大事だと思うんですけれども、えびの市で今非常に必要性が高いと市長がおっしゃるまちづくりの基本条例、これを取り組むというような計画はございますでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  まちづくり基本条例、自治基本条例の策定の取り組みにつきましては、私ども現在その基礎的な段階に着手いたしておりますが、市民の方々とやはり協働してかかわっていきたいというスタンスで、その方向性で具体的な研修とか、どういった形でそれを作業を進めるかという研究段階でございますが、平成二十年度をめどに一応やっていきたいというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  平成二十年度に何とかまちづくりの基本条例をつくっていただくということなんですが、実は、このつくるまでのプロセスが非常に大事なわけですね。かなりいろんな自治体で基本条例ができていますので、いい基本条例の見本というのはたくさんあると思うんですが、えびの独自でつくって、えびの市民が自分たちでつくったという認識がないと意味のない、行政の押しつけの条例になってしまうと思うんですが、先ほど、課長も市民の皆さんと一緒につくっていきたいという、そのための研究を今されているということなんですが、どのような点に配慮して進めていかれるおつもりなのか、その点をお聞かせ願えればと思います。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  今議員さんがおっしゃいましたように、条例策定までのプロセスが大事ということで、市民の皆様方が今後自治ということの認識というのを理念だけじゃなくて、やはり実践がある程度裏打ちされていかないと、なかなか言葉だけが先行しても意味がないと思っております。


 ただ、その自治の実践ということの具体的なスタイルが行政と市民との関係のあり方とか、そういったものを十分踏み込んで勉強しながら、また一方では、実践的なものも必要かと、だからそこの点を、私どももこうした方がいいですよというのをなかなかできないところ、手探りの点もございます。そういった意味では、市民の皆様方と本当に問題意識を共有しながら一緒に勉強して一緒に走っていきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  なかなか市民の方の自治に対する認識というのも高まらないと進んでいかない話だと思うんですが、その点が一番時間がかかるところだと思いますので、平成二十年度に条例を策定される予定ということですが、平塚市のホームページをちょっとこの前のぞかせていただいたんですが、やはり二年くらい前から、なぜまちづくりの条例が必要かというところから、ワークショップ方式というのはどういう方式かと、そういった基本的なところから毎月の広報に連載していまして、二十何回による連載で、一番最後で条例ができましたと。その間も見直しの意見を聞く時間も十分ありまして、なかなか時間がかかっているなという認識があったんですが、その二十年の策定を目指しても、今すぐに取りかからなくてはいけない部分に、市民と取りかからなくては、接点を求めなければいけないところが出てくると思うんですが、まずその市民会議みたいなものを立ち上げて、スタートされる予定なのか、そこら辺の計画が決まっていましたら教えていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  小崎企画政策課長。


○企画政策課長(小崎久美子君)  今すぐ取りかかるときだという御提言でございます。おっしゃいますように、えびの市の実情に合ったまちづくり基本条例にする必要がございます。


 現在の具体的な取り組み状況といたしましては、市民とともにそういったまちづくり条例の策定に取りかかりたいという趣旨から、行政とえびの市の元気なまちづくり市民会議という組織がございますが、そちらの方とで昨年度から、鹿児島大学における自治の研究会に参加をしてきたところでございます。ただ、内容的には、なかなか市民サイドの皆様方には難しい面もあるようでございます。


 しかしながら、市民会議では幅広いまちづくり制度研修も企画をされておりますし、そういった両サイドの研究成果を集約しながら、今後もう少し市民の皆様への窓口も広げるという試みをしながら、行政と市民による条例の策定をやっていきたいと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  しばらく休憩いたします。


                    休憩 午後 二時  二分


                    開議 午後 二時 十五分


○議長(宮崎和宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  今、まちづくり基本条例が二十年度に向けて進み出しているというところまでは答弁をいただいたんですが、まずは、情報共有ということが一番基本になると思うんですが、市長、先ほど地区の座談会を始められたということなんですが、ぜひ今後も市長、四年間の間、この地区の座談会というのを定例化していただいて、常に市民と情報を共有していく、そういった場にこの地区座談会もしていただきたい、このまちづくり基本条例についても、こういった取り組みがあるんだということも早目にそういった座談会でも呼びかけていただきたいと思いますが、その点については、いかがでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 大変いいことでございますから、市民の皆さんにもぜひそのように、地区座談会等を開催いたしましたところには、説明していきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この条例をつくるプロセスというのが一番協働のまちづくり、市民参画を促す一番いいきっかけになると思いますので、ぜひこれをきっかけに具体的ないろんな市民参画が進むような手だてをしていっていただきたいと思うわけですが、その行政の中でのプロジェクトチーム、このまちづくり基本条例、今までにない、新しい、本当に市民と一緒につくり上げていくという、新しい取り組みが必要になってくると思うんですが、思い切って若い職員の方々に任せて、このまちづくり基本条例をつくるプロジェクトチームを若い職員の方だけでつくっていただく。その監督義務というのは課長さんにあると思うんですが、もう少し若い人たちだけで責任を持ってプロジェクトチーム等をつくる、そういったお考えはございませんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 現在、若い職員の中にも鹿児島大学まで週に何回か行きまして勉強をしている職員もおるようでございます。ですから、若い職員を中心としてプロジェクトチームをつくったらどうかと、いいんじゃないかというようなことでございますが、この点につきましては、そのように考えるところもありますが、いましばらくの間、余裕をいただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  ぜひ、余り、一〇〇%中身がわからないくらいのうちにスタートした方が一緒に市民と考えて、汗をかいてつくっていけるんじゃないかと思いますので、なるだけこの判断を早い時期にしていただければと思います。


 きょうは、ここに北海道のニセコ町、先ほどちょっと紹介させていただいたんですが、もっと知りたいことしの仕事というニセコ町の予算の説明書を持ってきたんですが、これもこのまちづくりの基本条例に基づいて作成されておりまして、まず表紙に「ニセコ町まちづくり基本条例第四十一条(予算編成)」とありまして、「町長は予算の編成に当たっては、予算に関する説明書の内容の充実を図るとともに、町民が予算を具体的に把握できるような十分な情報の提供に努めなければならない。第二項、前項の規定による情報の提供は、町の財政事情、予算の編成課程が明らかになるよう、わかりやすい方法によるものとする」と、こういったことも書いて、非常にわかりやすい、一個一個の事業について、よその町の人が見ても非常にわかりやすい予算編成の、市民と情報を共有する方法をとっています。四千六百名くらいの小さな町で、予算規模もえびのの半分くらいの町なんですが、これを見るだけで、本当に小さくてもきらりと輝いているなと、自分もこの町に住んでみたいなと非常に思うわけです。えびのもぜひこのまちづくり基本条例等を通して、最終的には、こういった予算の市民への提示の仕方等も含めて市長、検討していただきたいと思うんですが、最後、その点について市長、どうでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 非常にいいことであろうと思いますので、勉強させていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  ぜひ、よろしくお願いいたします。


 続きまして、大きな質問項目の二点目、二〇〇七年問題について質問をさせていただきたいと思います。まず、二〇〇七年度から五年間の市役所の職員の方の退職者の見込みと市内の退職者の見込みを資料をいただいたんですが、これに基づいてちょっと質問させていただきたいと思います。


 まず、この資料によりますと、退職者見込み者数、これを見ますと、二〇〇七年度から五年間で、勧奨退職をした場合としない場合の二つ分けて表があるんですが、少なくとも六十人の退職者が予想されていますけれども、この五年間の退職金の総額の試算というのは出ていますでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 退職金の試算につきましては、十七年十二月現在の試算をいたしておりますので、その数値で御説明申し上げたいというふうに思います。総計六十名の退職金総額につきましては、十五億一千五百十七万九千円程度になるということでございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  えびの市は、この退職積立の基金がありまして、比較的よその自治体よりは多い方じゃなかったかなと思っているんですが、この基金の取り崩しだけでこの五年間は対応できそうでしょうか。積み立てをしなければ対応できないのか、そこら辺をお伺いしたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  栢木財政課長。


○財政課長(栢木美代子君)  三位一体の改革の平成十八年度の地方財政対策で実質終了いたしましたが、地方にとっては、大変厳しい改革でございました。


 さらに次の改革に向けて、いわゆる骨太の方針に対応するためのいろんな議論や検討が今加えられているところでございまして、次の改革の多いな柱も御承知のとおり、地方交付税総額の大幅な抑制にあるととらえられております。


 このような状況の中で、えびの市の財政状況とそれから後年度の財政運営の動向を見据えまして、緊急に改革をえびの市は進めているところでございます。このような中で、大変厳しい財政状況の中で、まず平成十四年度で財政調整基金の留保に努めたところでございます。定年退職者が二桁代になるのは、平成二十一年からでございますが、今先ほど総務課長が答弁いたしましたけれども、えびの市の場合は、平成二十一年度から平成二十八年度までを大量退職者が出るととらえておるところでございます。


 この点を考えまして、十五年度、十六年度で大変厳しい状況ではございましたけれども、約七億五千万円退職手当の方の基金を積み立てて、現在、約九億九千万円を保有できたところでございます。


 今後の定年退職者数をこの保有基金で賄い切れるものではございませんが、地方交付税が今後も大きく削減される可能性が高い現時点では、財政調整基金の留保に最善を尽くす必要がある、重要であるととらえております。特に経常的収入の約六割を占めているのが普通交付税でございます。先ほど申し上げましたとおり、地方交付税が今後も継続して大きく削減されることに加えまして、平成十九年度以降、地財法の第五条の特例債であります臨時財政対策債も十九年度以降は、その処置がされないということでございまして、また超高齢化の中におきまして、福祉医療等に係る扶助費や繰出し金などのこの人的サービスに今後ますます財政支出の比重がかかってまいります。


 したがいまして、今後につきましては、まずは一般財源の確保が最重要課題であるというふうにとらえておりまして、今後の積み立ては極めて厳しい状況にあるというふうに、そのようにとらえているところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  この退職金については、さらっと通る予定だったんですが、今、九億九千万の基金があり、五年間で十五億くらいの退職金が必要だということで、積み立てが難しいという答弁だったんですが、急に心配になってきたんですが、その財政的にはその点は大丈夫なんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  栢木財政課長。


○財政課長(栢木美代子君)  御答弁申し上げます。


 実は、この国の方が団塊の世代の大量定年退職者等に伴いまして、この平成十八年度以降の大幅な増加に対処しつつ、今後の総人件費の削減を進めるために、十カ年間の特例措置を平成十八年度より講じまして、この退職手当債の発行を拡充するということを総務省の方が方針として打ち出しております。しかし、いまだにその発行可能算定額についての詳細が示されない、実は、例年五月に当該年度の地方財政対策の確定における説明会が毎年行われるんですが、実は、本年度まだいまだに行われない状況でございます。


 えびの市は、この情報が入りまして、すぐ県の方に問い合わせをいたしまして、退職手当債の発行をお願いするということをやりとりをいたしております。しかし、たとえこの退職手当債を借りるとしましても、財源不足は、これは避けて通ることはできないと思慮しているところでございます。したがいまして、今後さらに改革が必要である、このようにとらえているところでございます。以上でございます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  その退職金につきましては、起債の状況がまだわからないということで、はっきりした答弁はいただけなかったんですが、その次に、その退職金だけじゃなくて、人材の流出ということも一つ変えなければならない問題だと思うんですが、この退職者の見込みを見ますと、単年度で二十人を超す退職者が予想されている年もあるわけなんですが、こういった方々の団塊の世代の退職者、大量の退職者に対する技術やノウハウを確実に次の世代に伝承すると、そういった具体的な政策を今お持ちなのか、まずその点についてお聞かせ願いたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 技術やノウハウを確実に伝承する政策ということでございますが、市の職員につきましては、民間と違いまして、定期的な人事異動等もございます。人事異動という視野の中でいけば、各課専門性の高いものについては、後継者の育成ということを行っているところでございます。


 行政事務等につきましては、特殊な業務というのは、民間等に比べまして、比較的そんなにないんじゃなかろうかというふうには考えておりますが、業務等に支障がある場合、もしくは住民サービスの低下につながる場合等につきましては、制度的には期限つき採用の部分、再雇用制度もございますので、必要があればそのような対応をしたいということで考えているところでございます。以上です。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  今その再雇用の話も出ましたが、またその点については、後で質問させていただきますが、何とかなりそうな答弁を今いただいたんですけれども、三月にいただいた、平成二十一年度までの集中改革プランによりますと、五年間の一番最後の職員の定数というのは、三百名という数字が一応五年間の目標では掲げられているんですが、これ以降の考え方といいますか、この三百人ということを一定の目標として五年間は進むわけなんですが、それ以降、六年後、七年後につきましては、どういったお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 御質問の五年間ということは、平成十九年度から二十三年度ということになりますが、集中改革プランとの期間とはずれが確かにございます。定員管理目標は常に見直していく必要がございますので、そのときの状況を分析しながら、対応していくことになるというふうに考えております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  先ほどの財政課長のお話にも、非常に厳しい状況だというお話、もっと改革を進めなければいけないというお話もあったんですが、となると、まさしく少数精鋭のスタッフで今まで以上の仕事をこなしていかなくてはならないと、そういったことが予想されるんですが、ほかの自治体、ほかの会社と比べると、それほど大きな団塊の世代、割と均一にえびの市の場合はなっているのかなと思うんですが、この大量の退職者が出るという事態を迎えて、若いスタッフが入ってきて、中身がまたかわってくると思うんですが、年功序列の考え方を少し切りかえて、これを機会に能力を重視したり、やる気を重視したり、そういった形での管理職の登用というのは、お考えはございませんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 本格的な地方分権時代に突入した今、これまでのように国・県の指導待ちの姿勢や、他市町村と横並びの行政運営だけでは、えびの市は取り残されることは明らかであります。そうならないために、新しい感覚を取り入れ、斬新で特色のある発想のできる人材を育成していく必要があると感じているところでございます。


 また、ここ数年のうちに団塊世代が退職することになりますが、必然的に若い世代への期待も高まってまいります。そのような意味で、たとえ若くても意欲ある熱意を持った人材であれば、どしどし登用していきたいと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  ぜひその点はよろしくお願いいたしたいと思います。


 あと一つ提案があるんですが、今若い職員であっても、能力があれば登用を考えていくという答弁だったんですが、先ほどの協働のまちづくりのところでも少し提案をさせていただきましたけれども、若い職員だけで構成する政策研究、政策立案ができるような、本当に意義のある自主研究グループ以上の政策立案グループ、こういったものを立ち上げて、一つの条例を任すとか、そういった動きをぜひしていただきたいと思うんですが、この若い職員だけでつくる政策立案グループを立ち挙げると、そういったお考えはございませんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 現在、自主研究グループということで、法律を中心とした研究グループもございます。それと地方自治法等を中心にして、政策立案の研究を進めていこうという若い職員の動きもございます。そういうグループを活用しながら、将来的には政策立案まで踏み込めるような職員の育成を図っていこうというふうには考えております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  その自主研究のグループがぜひ具体的な成果を発揮するような場をぜひつくっていただきたいと思います。


 この二〇〇七年問題につきましては、今、市役所の職員の方々のお話を質問させていただいたんですが、これは世の中には、退職される方はたくさんいらっしゃいまして、この資料によりますと、えびの市内でも五年間で二千人くらいの退職者が出るということなんですが、この非常に能力のある世代と呼ばれていますが、この人たちが退職された後、地域のリーダーとしての活躍も非常に期待されているところなんですが、地域での人材活用を促すような政策、そういったものはお持ちになっていらっしゃいますでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 団塊の世代の特徴は、みずから時代をつくってきたという自負があります。非常に気が若い、経済的に豊かで本物志向も有しているものの、老後に対する不安が大きいのでお金はむだに使いたくない、周囲から成熟、リッチと言われるより、先端的と言われたい、知的好奇心が非常に旺盛といったことが言われております。


 定年後、こうした団塊の世代の方々は、地域においては、その特徴をいかんなく発揮して、地域の活性化や新しい地域のあり方に一石を投じる影響力があると期待をされております。


 地域のリーダーとして、高齢化の進むえびの市の各地域にあっては、気の若い団塊の世代の方々にまさしく高齢者になる前の青年として、幾つになっても活躍していただきたいと考えます。地域には高齢者しかいないという状況の中、おのずと活躍の場が回ってくるかと考えますが、市のさまざまな役職もお願いしていくことになろうかと考えます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  積極的な政策というのはないのかなという感じがしたんですが、先ほど総務課長の方からも少し出たんですけれども、職員としての活用ということは、考えていらっしゃいませんでしょうか。再雇用の前に、まず退職者の方、えびの市内だけに限らず、よそにもそういった人材がたくさん出てくるわけなんですが、そういった方々をパートタイムで雇うと、知的財産を活用するという意味での活用は考えていらっしゃらないでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  お答え申し上げます。


 退職された方々につきましては、長年培われた知識と経験というのは、一つの財産であると、職員として採用すれば即戦力となり、あるいは民間で培った切り口の違う考え方が導入でき、行政にとっても大変プラスになるというふうには認識をしているところでございますが、現在、行財政改革に基づく定員削減を推進しているところでありまして、職員をふやす状況にはないと現時点では考えております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  当然、フルタイムでの採用というのは難しいと思うんですが、職員の方が退職されて、再雇用制度の話を先ほどされたんですが、現在は再雇用制度をとっていらっしゃる実績はあるんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  坂本総務課長。


○総務課長(坂本謙太郎君)  現時点では、再雇用されて、市役所に勤めている職員についてはいないところであります。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  その定員管理の中で、職員をふやすということが難しいというお話があったんですが、ぜひこの能力がある方々をパートタイムということで、安いと言いますと少し語弊がありますけれども、そういった形の活用というのは十分できると思いますので、その点は、十分また検討していただきたいと思います。


 次に、この二〇〇七年問題の最後なんですが、団塊の世代の定住策、先日、西原議員だったと思うんですが、一般質問の中で、移住策、定住策というのは、具体的にはえびの市にないというようなお話だったんですが、独自の移住、定住策というのは、今後お考えになる予定はございませんでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 都市から地方への移住や、都市住民が田舎に滞在拠点を持って生活するライフスタイルの促進策の検討をしなければならないと認識しているところでございますが、まずは、えびの市出身者で都会で生活している方々、例えば関東えびの会などの御意見等も拝聴し、都市住民ニーズにこたえる移住や、短期から長期に至る滞在に必要な対策のあり方を探り、農業体験などのグリーンツーリズムを利用した交流を促進させて、えびの市の活性化に結びつけたいと考えているところでございます。県でも地方移住促進などの企画を進めており、県とも連携をとり、団塊世代のふるさとへのUターン、Iターン、Jターンの促進を図りたいと考えます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  これを団塊の世代の方々が移住、定住、Uターン、Iターンするには、まずこのえびのの魅力をその方々に伝えなければ、幾ら制度とか県と連携をとっても、皆さん移住ということは考えられないわけですので、その情報をどんどんまず提供していただいて、こういった受け皿があるんだということを積極的にぜひ情報を発信していただきたいと思います。


 時間がございませんので、一個項目を飛ばしまして、公共サービスの考え方について質問をさせていただきたいと思います。


 今現在、いろいろな公共サービスを財政改革ということで民間委託を進められていらっしゃるんですが、一つちょっと疑問に思う点がございまして、今民間とか市民団体、今回図書館はNPOという形になったんですが、委託を進める際に、コストの問題というのは、非常にわかりやすくて安くで民間企業とかNPOが受け皿になって公共サービスを担っていらっしゃるんですが、どうもその点だけがクローズアアップされて、本当の民間の活力、市民の活力ということを対等な立場で認識されているのかなという点が一つ疑問なんですが、市長はその点についてはどのようにお考えでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 時代背景といたしまして、分権型社会が進展する中で、地方公共団体は、住民が望むような地域にふさわしい公共サービスをみずからの責任と判断で提供することが求められております。


 一方、地域のために活動することに生きがいを感じる住民がふえており、公共サービスを提供する意欲と能力を備えた多様な主体が登録してきております。これは住民団体、NPOなどでございます。


 このような状況のもと、住民は公共サービスを行政のみが提供するという考えから脱却する必要があり、地方公共団体は、住民団体等の多様な主体と協働して公共サービスを提供できるような仕組みを形成することが必要になってきております。公平と平等を原則とする行政には、おのおのの事情に合わせたきめ細かな迅速な対応が難しい場合がありますが、市民の立場ではそれができるということがあり、行政のスリム化や効率化が図られるとともに、市民の発想や行動を生かしたサービスが提供できるようになると考えます。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  今、対等な立場で行政だけが市民サービスを提供するんじゃないということがあったんですが、今までいろいろ民間委託、指定管理者制度の導入などで、公共サービスをある程度行政から離すという作業が行われてきたんですが、どうもこの対等な立場でのパートナーシップというのが自分は見えてこないわけですね。いろいろな職員団体との方々との交渉ということもあるんでしょうけれども、保育所の民営化にしましても、指定管理者の導入にいたしましても、その受け皿には、非常に窮屈な、本当に対等に意見を出し合って公共サービスを提供するといったところまでいっていないと、どうも委託をされ、委託をしている、そういった点での接点しか見えてこないんですけれども、本来であれば、指定管理者、今後まだ予定が集中改革プランを見ても、多くの施設がいろんな管理の仕方を検討するという項目に入っておりますけれども、この対等な立場でのパートナーシップということを考えたときに、少しでも早い時期に協議ができるような、本当にお互いのできる立場を理解し合えるような場が必要だと思います。


 この前、総務教育常任委員会では我孫子市に視察に行ったんですが、我孫子市では、市の公共サービスを事業別に千百三十一に分類しまして、その事業内容はもちろん、事業費や担当職員の人件費も一覧にしましてホームページで公開しています。その事業も今まで行政が行っていた公共サービスの事業の受け皿として民間企業でもNPOでも提案型で私たちであればこのくらいのコストでできますと、そういった形で公募を始めています。これは行政がこの業務については委託を考えるというより、一歩進んだ民間、市民が考えて、このサービスは自分たちでできると判断できるスペースができるわけなんですが、こういった形で市民サービス、市のサービスというのを考えていくべき時代に入ってきていると思うんですけれども、市長はその辺の考えは、どのようなお考えをお持ちでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 ただいま、議員さんが質問されたように、例えばNPOなどと指定管理者制度についても、今おっしゃいますような形で話し合いができることが一番いいのではないかというふうに思っておりますが、いましばらくこれにつきましては、勉強させていただきたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  ですから、コスト削減だけではなくて、本当の民間の活力、NPOの活力、行政にないそういったサービスが本当に出すことができるような、コストだけで縛られて、本当に下請になってしまっているんじゃないかなと思うところもございますので、ぜひその以前に、もっと調整をしていただいて、十分に能力を発揮できるような民間委託の公共サービスの担い手を育てていっていただきたいと思います。


 最後に、議会について質問をさせていただきたいと思います。


 議会と執行部は、よく車の両輪にたとえられて、一緒に市政発展を目指していると、ものの本には書いてあるんですけれども、なかなか自分はその点が実感できない部分がございまして、実際、宮?市長も長い議員の経験をお持ちで、市長の立場も、議員の立場も両方十分理解されている、この議場では多分唯一の方じゃないかなと思うんですけれども、本当にえびの市がよくなる方向へ頑張ろうと、そういった意識はこの議場にいらっしゃる方、皆さん一緒だと思うんですが、なかなか市長の考えに協力して一緒に汗を流すと、そういった実感がなかなか感じられないわけです。議案に賛成する、反対する、そういった議決という点でしか、自分たちの立場を認識することができないんですが、私たちこの十九人を単なる議決の要員ととらえるのか、対等な政策討論、政策の提案者と市長がとらえるのか、その点で大きな違いが出てくると思います。


 市民との協働の原点というのは、この議会との協働というのが一番最初じゃないかと思うんですけれども、私たちも現在、その議会の改革に向けて特別委員会を設置させていただきまして、いろいろと案を練っているところなんですが、もちろん私たちも積極的に市長と本当に力を合わせてえびの市の発展を願っております。


 そこでぜひ市長にも、私はこのえびの市を四年間でこういったところに持っていきたいんだと、そういった点をもう少し明確にしていただいて、この議場以外でも議員と積極的に意見を交換していただいて、私たちがもっと汗を流せる、そういった場をぜひ、市長の方からも環境をつくっていただきたいと思いますが、その点については、市長、いかがでしょうか。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えをいたします。


 議員がおっしゃるとおりであると思います。私もえびの市民のために、またえびの市の発展のために一生懸命努力し、頑張っていかなければいけないというふうに考えております。そのためには、議員の皆さん方の御協力が一番必要であります。ですから、これからいろんな場所で議員の皆様方ともお話をしながら、えびの市発展のために、そしてまたえびの市民の幸せを願うためにぜひ協力をしていただきたいと思っているところでもありますし、これから忌憚のない話し合いもしていっていただきたいと思っております。


○議長(宮崎和宏君)  村岡隆明議員。


○六番(村岡隆明君)  ぜひ協力してくださいという市長の意見なんですが、どうやって協力したらいいかというところを、ぜひもう少し明確にしていただければと思いますけれども。


 最後に、市長がこの議会に期待されること、その点を最後に聞いて、私の一般質問を終わりたいと思います。


○議長(宮崎和宏君)  宮?市長。


○市長(宮?道公君)  お答えいたします。


 住民の代表機関である自治機関として、地方公共団体の主要な意思決定をお願いするとともに、執行部と協働して、えびの市の適正な運営を図っていただき、合わせて住民福祉の増進を図っていただきたいと考えております。


○議長(宮崎和宏君)  お諮りいたします。


 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(宮崎和宏君)  御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。


 次の本会議は、十九日午前十時から開き、一般質問を続行いたします。


 本日は、これをもって延会いたします。


                    延会 午後 二時五十八分